ひぐらしのなく頃に

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1名無しさん@ピンキー
ぐぎゃぎゃ
2名無しさん@ピンキー:05/02/15 10:24:29 ID:C47aaQVc
3名無しさん@ピンキー:05/02/15 17:59:28 ID:GW69alAm
二度も落ちたな…
4名無しさん@ピンキー:05/02/15 23:30:37 ID:UYOxMxXv
なんだかな
5名無しさん@ピンキー:05/02/16 00:39:56 ID:NZELt0ol
くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
6名無しさん@ピンキー:05/02/16 02:09:38 ID:AnGOVjBx

7名無しさん@ピンキー:05/02/16 05:03:38 ID:SyN6GyIm
本スレの小説書いてる奴こないかな。
8名無しさん@ピンキー:05/02/16 16:23:33 ID:8OIo+hH3
三度目の保守!
9名無しさん@ピンキー:05/02/16 21:46:11 ID:q06N/KQ6
老いてもなお沙都子萌え
10名無しさん@ピンキー:05/02/16 23:24:42 ID:NZELt0ol
老いてもなお梨花燃え
11名無しさん@ピンキー:05/02/16 23:39:45 ID:AnGOVjBx
老いてますますKOOL
12名無しさん@ピンキー:05/02/17 10:47:05 ID:RJakEV4a
沙都子にフェラされたい
13名無しさん@ピンキー:05/02/17 20:34:48 ID:UOsT8uIz
保守してみる
14名無しさん@ピンキー:05/02/17 21:03:19 ID:07WkdIuQ
じゃあ俺も
15柿の種:05/02/18 02:10:59 ID:ox7coNaP
…なんでこんなことになってる…
そんなことを思いながら、前原 圭一は階段をのぼる
時刻は九時を若干回ったところ。
階段の先は、多少行き慣れた感のある古手神社だ。
…昼に行くならまだしも、夜なんて初めてだが。

先ほどの圭一の自問に答えるなら、
それはいつもどおり部活で負けたからだ。
罰ゲームの内容は、夏も近いということで「肝試し」に決定した。
部長の魅音曰く
「古手神社の賽銭箱に封筒をくくりつけておくから、
 明日の朝にその内容を実行するってどう?」
とのこと。
本編どおり結構臆病な圭一はこれを激しく拒否したが、部活ルールは絶対だ。
かくして、圭一はこの状況に置かれているのである。
16柿の種:05/02/18 02:18:51 ID:ox7coNaP
「…回想終了…と
 いやしかしまいったな、こりゃ…」
苦笑するが、ぶっちゃけびびっているのが丸分かりである。
階段を昇り終える頃にはかなり精神力を削られていた。
「…っと、賽銭箱は…あぁあったあった」
駆け足で駆け寄っていく。
たったった ひたひたひた
「封筒ってこれか…よいしょと…って魅音め、こんなに硬く…ふんっ!」
封筒を(半ば破りながら)はがして、中身を…
「見ようと思ったけど、ここ明かりがないんだよなぁ…」
月明かりのある位置に移動しようとして振り向く
「こんばんは、なのです」
17柿の種:05/02/18 02:27:40 ID:ox7coNaP
「!?」
立っていたのは神々しい服を着た御八代様…
ではなく、巫女服を着たご存知梨花ちゃんである。
「…っ!驚かさないでくれよ…梨花ちゃん…っ」
尻餅をついて言う圭一。
「…驚かせてすみませんです
 でも、気付かない圭一もいけないのですよ」
その様子が面白かったのか、にぱーっと笑顔を浮かべながら答える梨花。
よいせと立ち上がりながら、圭一はふと気付いた。
「…って梨花ちゃん…なんで巫女服なんて着てるんだ?」
「作者にも色々あるのですよ」
18柿の種:05/02/18 02:34:45 ID:ox7coNaP
その答えに、溜息を漏らしながら質問をもう一つ。
「で、なんでここにいるんだ?
 もう夜遅いんだぞ…危ないじゃないか」
「…それは…圭一に聞いてもらいたいことがあるからなのです」
梨花は圭一にそっと歩み寄って
「…部活の仲間がいると、話しづらいのです…だから…」
「あ、ああ…なんだ?」
「…圭一…私を…妻に貰って欲しいのですよ」
…衝撃の告白をぶちかました。
19名無しさん@ピンキー:05/02/18 15:59:06 ID:vRF0ZAAH
オヤシロ様に保守するように言われました
20名無しさん@ピンキー:05/02/18 18:12:04 ID:n8Xe0B4B
>>18
続きはあるのカナ、カナ?
21名無しさん@ピンキー:05/02/18 19:14:12 ID:5fiAe+4y
キテタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
激しく期待

だが一つ指摘がある!梨花の一人称は『ボク』
22名無しさん@ピンキー:05/02/19 04:23:21 ID:VfMTQgdx
つまり何らかのトリックの予感がするわけですな。
実は沙都子だったとか
23名無しさん@ピンキー:05/02/20 00:47:13 ID:+cjJGwxx
ですわね
24柿の種:05/02/20 01:37:23 ID:UrLlodhX
………ああどうしよう、考えながら書いているから行き当たりばったりだ!

「…圭一…ボクを、妻に貰って欲しいのですよ」
梨花の口から今、衝撃の告白が…って
「なんで一人称変わってるんだ梨花ちゃん」
「作者にも色々あった様なのです…事は現在進行なのですよ」
よくわからない解説に、しかし微妙に納得する圭一。
ああ、きっと三個ほど上のレスに衝撃を受けたに違いない…
それはそれとして。
「圭一、納得もいいのですが、返事がまだなのです」
上目遣いで、真っ赤な顔で…おお、その趣味の人にはたまらないシチュですな!
「いや、年齢的に駄目な点が多すぎるだろ?」
「些細なことは気にしないで欲しいのです…」
25柿の種:05/02/20 01:49:43 ID:UrLlodhX
ん…と背伸びして、圭一の手から封筒を奪い取る梨花。
中に入っていた紙を広げ、その文面を読み上げる。
「この小説にでてくるキャラクターは、全員18歳以上です
 外見的に幼く見えていても、実年齢はループ現象で云々…」
「都合いいなおいっ!
 っていうか梨花ちゃんはいいとして沙都子はどうよ!?」
「ボクならいいというのも、それはそれで失礼ですよ」
不満そうに視線を上げるが、まだ全部読んでいなかったらしく、
文面を再び読み上げ始める。
「…というわけで、圭ちゃんには梨花ちゃんこと
 オヤシロ様と色々できる権利が与えられました
 頑張れ圭ちゃん!…とのことです」
26柿の種:05/02/20 02:07:28 ID:UrLlodhX
「わーい嬉しいね♪
 …でもそれでなぜ梨花ちゃん!?
 オヤシロ様って言うからには普通俺が婿に…っていうか生贄か?
 それにさっき『私を妻に…』って言わなかったっけ?」
「くれぐれも、ボクはボクが一人称なのですよ…
 で、その回答なのですが、作者にも…」
「それは分かったけどさ…
 つまり作者的には梨花ちゃんでえちぃが書きたいと」
「(こくん)」
「しかし…俺にロリコンの気はないぞ?」
「…本人を前に、ロリというのも失礼ですが…
 その気が無いなら、気を出してあげるまで…なのですよ」
梨花が巫女服の袂からおもむろにスプレーを取り出し、圭一の顔に噴きかけた。
「うっわー!何その無駄に本編活用な小道具!?」
ごろごろ転がって痛がる圭一に、注射器の針が迫る
「無駄に長かった前振りもここまでなのです…
 さあ、次回からえっちぱーとなのですよ…にぱ〜☆」
なぜかカメラ目線で、次回も行き当たりばったりか!?

27名無しさん@ピンキー:05/02/20 04:18:30 ID:8RzzNZNT
ワロタw
28名無しさん@ピンキー:05/02/20 23:45:46 ID:Zw3pI2rI
続き期待保守
29柿の種:05/02/21 00:39:18 ID:fqHMs23s
ぶすり。

「うっ…ぁ…」
二の腕に鋭い針が挿し込まれ、何かの液体が注入される。
「即効性のフィクション的媚薬なのです」
親切に解説ありがとう、だが圭一は未だに目が見えてない状態のままだ。
「それも狙いなのです…目が見えないと、とっても敏感になるのですよ」
「そんなのどこで習ったーーーっ!?」
目を押さえたままで、器用に突っ込みを入れる圭一。
「沙都子で実験済みなのですよ」
しかし梨花は一瞬もひるまず、暴れる圭一のズボンに手をかける。
「それに、膣内に出さなければギリギリ犯罪にはなりませんから」
30柿の種:05/02/21 00:49:11 ID:fqHMs23s
ベルトを外してズボンを一気にずり下ろすと、トランクスにテントが張っていた。
「ふふっ…圭一ってば、もうこんなになってるのですね…」
優しげな、それでいて見下ろすような、なんともいえない視線を注ぐ梨花。
ようやく目が見えるようになり、
その視線を股間に注がれていることに気づいて真っ赤になる圭一。
その様子を見て梨花も気分が乗ってきたらしく、
そっとテントの頂上に手を伸ばす…
「あ…熱くなってます…」
「うぁっ…!ちょ、ちょっと梨花ちゃ…っ!?」
媚薬によって火照った身体は、ろくに力も入らなくなっている。
圭一は梨花の行動を止めることも出来ず、流れに身を任せるしかなかった
31柿の種:05/02/21 00:58:12 ID:fqHMs23s
「うぁ…どろどろなのです…このままじゃ、パンツが大変なことに…ですね」
そういって、トランクスを下げ始める梨花。
「り、梨花ちゃん!それだけはやめ…っ!?」
下着が擦れただけで、先走りの量がどっと増える。
「ん…もう始まってしまっているのですから…圭一も楽しめばいいのですよ…?」
圭一の両足の間に更に深く潜り込んで、梨花が誘惑する。
巫女服の隙間から、当然だが下着を着けていない胸があらわになっている。
「………ん」
その年不相応な色香と勢いに流されるように、圭一は静かに首を縦に振った。
「…にぱ〜☆」
答えに満足したのか、梨花はいつもの笑みを浮かべたまま…
「………ぐっ!」
圭一のペニスを、まるで飴でも舐めるかのように、愛撫し始めた。
32柿の種:05/02/21 01:06:30 ID:fqHMs23s
にちゃ…と妖しい水音が境内に響く。
「ぺちゃ…ちゅっ…ちゅぱぁ…」
竿を根元から、先端に向けてゆっくりと舐め上げる動作を繰り返す。
その動きにあわせるように、圭一の投げ出された足がびくっと痙攣する。
「あっ…り、梨花ちゃん…すご…上手い…っ!」
「んぁ…はぁ、そうれふか…光栄なのですよ…♪」
梨花も、好意をもった男にこういう行為をするのは初めてらしい。
それでも健気に愛撫を繰り返すうちに、息が荒くなってくる。
「んぁは…けいぃひの…おいひぃ…の、れふ…」
顔中を唾液とカウパーでべたべたにしながら、梨花は更なる快感を圭一に与え始める。
「じゅる…ちゅっ」
「くっ…!り、梨花ちゃんもう俺…っ!」
早いなおい。
33柿の種:05/02/21 01:17:08 ID:fqHMs23s
梨花は圭一のペニスを優しく握りながら、今度は口に含み始めたのだ。
「んむ…ん…、んん…」
熱い口内で、爆発寸前の圭一の男根が暴れる。
梨花も、早く出せと言わんばかりに顔を激しく前後に揺らす。
そして、とうとう圭一に限界がきた。
「だ、駄目だ梨花ちゃん!ぬ、抜いてくれって…!」
さすがに口内射精には抵抗があったようだが、
梨花はその言葉を拒否し、あろうことか今までで一番深くくわえ込み、激しく吸いたてた。
「うああああっ!あ、あぐっ!?」
…そして、圭一の男根から、マグマのように熱い精液が噴出した。
「ん、んんんっ…!!」
梨花は暴れ回る男根を必死にくわえ、精液を飲み干そうとするが、
その量はあっというまに口内を満たし、梨花の口からあふれ出る。
そればかりか、その拍子に放してしまった男根からの精液を
梨花は顔中に浴びる事なってしまった。
34名無しさん@ピンキー:05/02/21 01:55:21 ID:BAT6iUcR
祟殺し終わったばっかで
鬱入ってたから癒されるわ
35名無しさん@ピンキー:05/02/21 19:56:24 ID:fI7UWMT7
>それに、膣内に出さなければギリギリ犯罪にはなりませんから

法律(刑法)上では……
中に出さなくとも男性器を女性器に入れただけで『姦通』となり、刑法適用で立派な犯罪なんだが……
昭和の時代にそんなの関係ないからいいか。(ぇ)
36柿の種:05/02/22 01:48:54 ID:LVezrxbN
「あぅ…べたべたなのですよ…」
言葉とは裏腹の、機嫌の良さそうな口調で梨花。
指先で器用に精液をかき集め、口に運ぶ。
その様子を見て、圭一の一物は再び首をもたげてしまう。
「あ…圭一はまだし足りないようなのですよ…」
まだ経験は浅い圭一…というか、女性にされるのは初めてらしい。
梨花の言葉に反応はしても、まだ力が入らないのでなすがままだ。
「今度は、こっちで…」
しかし、さすがに袴を下ろした梨花の、幼いそこを見て罪悪感にかられる。
「そ、それは…いや、梨花ちゃんがいいってならいいけど…まだ…」
「さっきも言いましたが、沙都子で…いえ、正確には沙都子と実験済みです」
なんてこった。
梨花の初めての…いやそれ以上の関係性を持った相手が沙都子だったとは!?
圭一は今度こそ観念した。
(駄目だ、この子には…追いつけん!)
37柿の種:05/02/22 01:57:26 ID:LVezrxbN
「初めからこの時のために準備を色々としてあるのです…抜かりはないのですよ」
相手の心を見透かすような、透明な視線で圭一を縛る梨花。
「さあ、一緒に気持ちよくなるのです…♪」
んしょ、と圭一の男根をまたいだ姿勢になる。
当然、このまま腰を落とせば…
「ってちょぉタンマ!さっき膣内に出さなければって…!」
「ああ、もうどうやっても犯罪だと上の人が指摘してくれましたですよ」
「開き直るなーーーっ!」
叫ぶ圭一を無視し、梨花が濡れそぼったそれを近づけてくる。
「では、圭一も祝・どぅてぃなのですよ、にぱ〜☆」
「ええいもうどうにでもなっちまえ…っ!」
やけくそになって、梨花の腰をつかむ圭一。
そのまま線の細い、可愛らしくも儚げな肢体を強引に引き寄せた。
「え、ちょっと圭一…っ!ひゃっ、んぃやあああっ!?」
38柿の種:05/02/22 02:09:57 ID:LVezrxbN
開き直ったのは圭一の方だったらしい。
標準男子より若干大きい主人公特権的な男根で、梨花を荒々しく突き上げる。
こうなると、不利なのは梨花のほうだ。
「け、圭一…っはげっ…激し…っ!」
圭一に腰をつかまれている都合上、
梨花は両手で身体を支えることが出来ない。
肩のはだけた巫女服を汗で濡らしながら、だらしなく涎を垂らしながら喘ぐ。
「梨花ちゃんの膣内(なか)…すっげ、きもち…ぃっ!」
「ひゃ、あひゃうあああっ!奥に、奥に当たって…っま、ますですようっ!」
先ほどのフェラチオで充分に濡れていて、痛みは無らしいい。
そして、なんだかんだで愛する男性に抱かれている喜びは大きいらしく、
荒々しく貫かれて、梨花は満ち足りた表情で絶頂へと駆け上がっていく。
「あ、圭一…っ!もう…だめです…っ!くあああぁああああぁっ!」
びくびくびくっ!と激しく痙攣する梨花に、しかし圭一は動きを止めない。
39柿の種:05/02/22 02:21:46 ID:LVezrxbN
「け、圭一…っ!?」
開き直りは、圭一の野獣を目覚めさせたらしかった。
梨花の腰を激しく上下させながら、叫ぶ。
「梨花ちゃんもへええええええええっ!」
「も、萌えはいいです…っ!また、したいならっ…い、いつでも」
「俺はまだ逝ってないもん!」
野獣ついでにわがままも炸裂させつつ、圭一は尚も梨花を責め続ける。
「ふゃっ!やはあああっ!け、けぇいち…っまたいっ……!?」
「も、もう少し我慢してくれって…っ!」
「ひにゃああああっ!も、もうらめ…け、けいいひ…らめええええええっ!」
無理矢理快感の渦に放り込まれた梨花は、
息も絶え絶えに目一杯背中をそらせて絶頂を繰り返す。
十分ほどもそうして、ついに圭一の男根が二度目の射精を行った。
「くっ……!」
「あにゃああああっ!け、圭一!圭一いいいいぃぃぃいいっ!」
がくんっ!
二度目とは思えない溢れるほどの精液を受けて、
梨花はようやく開放されたのだった。
40柿の種:05/02/22 02:33:05 ID:LVezrxbN
……


「ほあっ!?」
気づくと朝になっていた。
昨日の情事から後の事はよく覚えていない。
ただ、梨花ちゃんと…
そういう関係になったのだな、と思うと自然ににやけ顔になる。
いつも通りに起床する。
朝ごはんを食べ、歯磨き、着替えてから
「おっはよう圭一君!」「よっす圭ちゃん♪」レナや魅音と学校に向かう。
梨花ちゃんとは「二人きりのときには恋人」と約束を交わした。
それでも昨日、教室を前にして気合をいれ、勢い良く扉を開け放つ。
「おうっ!おはようみん…おっと」
それでもこれは読めていた。
上方から降ってきた(今日は普通の)黒板消しを受け止める。
「はっはっは、沙都子よ!
 いつものパターンを破るオーソドックスな逆転のはっそぶはああああっ!?」
目の前に立つ沙都子の手には、見覚えのある境内の写真が握られていた。
41柿の種:05/02/22 02:47:18 ID:LVezrxbN
「なになに?」
「んー?何そのしゃ…」
写真と沙都子を引っつかみ、教室の端へ移動する圭一。
「ほほほ、秘密の取引なのですわー♪」
「え、なんだろ?なんだろ?」
「おじさんも混ぜてー」
「付いて来るなよ!俺を放っておいてくれ!」

「で、なんだこれは」
「ふふふっ圭一には賢い判断をのぞみますわ」
「答えになってねえっ!」
とにかく、当事者の一人であるはずの梨花へ視線を送ると
「にぱ〜☆」
「うわなんだこの状況は!?」
「だから、圭一にはこれから梨花をよろしく頼もうとおもうのですわ」
「それがなんでデバガメなんだよ!」
「だって、他の人にフラグが立ったら大変ですもの」
「脅迫すんなああああああああっ!」
朝の教室に、圭一の叫び声が響き渡った…

「で、作者よ一ついいか?」
ぐるりとこちらを向く圭一。
「なんでこんな落ちなんだよ!俺ばっかり報われないぜ!?」
だってほらさ、結局黒幕はお輌で、気を利かせたのは魅音だから。
「どこまでが行き当たりばったりだったんだよ…」
…すみません、もうしません
42名無しさん@ピンキー:05/02/22 13:45:05 ID:suydAhPo
GJ!!
ひぐらし本編は圭一と梨花ちゃんのラブコメ(?)ありませんでしたからね
それと今日はにーにーの日ですよ皆さん
43名無しさん@ピンキー:05/02/22 17:49:51 ID:8kO7/ay/
お疲れ
楽しかったわい(・´ω`・)
44名無しさん@ピンキー:05/02/23 19:48:28 ID:uTIVo4wR
GJです ぐぎゃぎゃ
45名無しさん@ピンキー:05/02/25 23:41:12 ID:VXqriEzC
くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ



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46名無しさん@ピンキー:05/02/26 11:11:33 ID:7IRwn2yn
小都子きぼんぬ
47名無しさん@ピンキー:05/02/27 00:44:04 ID:OuROb8lA
鬼隠し篇でルパンダイブきぼん
48名無しさん@ピンキー:05/02/27 05:58:46 ID:oygBMFeV
やっぱり鬼隠しと言えば一人の時にレナが家に来るところか
49名無しさん@ピンキー:05/02/28 18:09:43 ID:VSSO5jLr
ひぐらしのなく頃まで保守
50名無しさん@ピンキー:05/03/02 01:09:42 ID:3C3Zj0tF
ほっしゅっしゅ
51名無しさん@ピンキー:05/03/02 04:24:54 ID:9rC2VNoY
誰か沙都子とか魅音とかを幸せにしてやってくれぇっ

それだけが私のry
52名無しさん@ピンキー:05/03/02 20:20:07 ID:TQHG8/C4
魅音おじさん萌え(´Д`;)ハァハァ
ところでぐ本スレはどこに?
53名無しさん@ピンキー:05/03/06 21:35:57 ID:7dH6hoUC
ほっしゅほしゅ
54名無しさん@ピンキー:05/03/07 13:47:14 ID:EUAkCuRs
園崎式いやらし拷問マダー?
55名無しさん@ピンキー:05/03/12 05:49:50 ID:jpG8C0PL
ほしゅ
56名無しさん@ピンキー:05/03/12 23:11:14 ID:AQgYcOFc
ここって非エロのSSでもうpしていいんですか?
57名無しさん@ピンキー:05/03/13 16:26:35 ID:VKKNYVYG
厳密にはエロ路線だが・・・

萌えるならなんでもおk ハァハァ
58名無しさん@ピンキー:05/03/14 02:21:23 ID:DO6wLsOY
沙都子!沙都子!
59名無しさん@ピンキー:05/03/16 09:18:17 ID:6ZevkWT6
うむ。
60名無しさん@ピンキー:05/03/18 00:03:39 ID:Ytid5mGv
で、結局>>56は書かないのか?
61名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 17:54:57 ID:DPvHZjhn
留美子せんぱ・・じゃない先生のエロまだー?
62名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 11:11:26 ID:QkkQfIDY
魅ょーんのエッチな拷問まだ?
63名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 12:44:21 ID:3/l76G5x
詩ぉーんのエッチな拷問まだ?
64名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 11:17:41 ID:yGRuyhyx
お魎ぉーのエッチな拷問まだ?
65名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 20:19:07 ID:2vlxrFSl
ここって目明しネタバレおk?
66名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 15:05:23 ID:5hCMlofQ
オケじゃね?
ネタバレ気にしてたら書けるもんも書けないし
67名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 15:40:34 ID:sX4FS+UM
OKだと思う。
68名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 14:43:33 ID:uFaJ1kcP
沙都子をおかしたい
69名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 04:16:35 ID:CrSdstQu
さっき体験版やったんだがよ。

レナが圭一羽交い絞めにしてるとこな。

魅「もう観念しなよ。」
圭「・・・・。」


魅「こんなに硬くして。」
レ「ホントだぁ、変態さんだぁ。」
圭「それは・・・。」
魅「精力剤」



ヒィュウウウィッ!!!!!

思わずニヤついちまったじゃねぇかこの野郎。
70名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 01:55:10 ID:xMq9abZ8
あげ
71名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 09:07:29 ID:AuzFwODf
だれもいない。

ぐぎゃぎゃ
72名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 08:36:56 ID:VlLjdW6L
あるあるw
73名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 05:34:05 ID:PvaDWpSq
みおんのえちぃのまだー
74名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 02:26:22 ID:hvzLjFQ9
泣きたくなってきた
75名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 17:56:40 ID:UxE9leIB
>>73
漏れの頭の中で詩音とのレズプレイが盛大に開催されています、攻殻の世界だったら君を招待できたのに・・・。
76名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 03:41:27 ID:hXidE0T+
生まれてきてごめんなさい
77名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 08:38:43 ID:g488PTqB
生まれてきてごめんなさい
78名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 11:49:49 ID:h+itK5O/
生んでごめんなさい
79名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 16:19:34 ID:Cf/9KRlM
詩音孕ませちゃった
80名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 19:59:36 ID:UYd0wXRY
    _.,., --''." ̄゛゛゛- 、
       , -'´           ゙ー- 、
   ,,//// /,//        ゙ヽ
  ,イ ///// /ソソ// ィ/ ゙|,,,,..,、  ノ゙、
 イノ从/,/ / イ//リ// //゛゛゛'ヾ.,lii トヽy'从゙、
 !ハ从! l! i! i! il i li il! / リ     l l 从ヾil lk i
  iハi l! il! lilハl>k从 イ, _,,..ィチ 从i li il! ll!リ
     ゙ミ il!从(( ::: )ハl <( ::: ) Yイ l / i! il リ
    ,,,彡爪ハ ミ -'" _____  `"-イノ /リ////リ
  ////从从ミ  [  ̄カ  彡ノノ/イ///
./////////ハ从ヽ、`ー-'_,,彡彳/リ///リ
: ' //イ iハリ´リ   ___゛77' "/////ソリ
  lリ lソリ   _∠派、  / ///ィ"/从
 ハノ リ   ,/  ヽトミ、__lミイ // /ソ< ̄ト,
      /_____ l,ゝ<゛<イノハノ リ  ゛i l l.    「嘘だッ!!!」」
     /,.==、>" ゝ /" /-- 、   ノ/ l
     k"ァ-y".:  /l /ァ==ミヽ / /  l
81名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 20:02:46 ID:0j4ButXD
拷問ネタ書こうと思ったんだが、詩×魅にすればいいのか
魅×詩にすればいいのかわからず挫折。
82名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 20:13:58 ID:UYd0wXRY
>>81
どっちも同じじゃない?
83名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 22:41:15 ID:Cf/9KRlM
じゃあ、綿流しのラストシーンをご都合解釈して一つ書くか。
84名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 23:28:04 ID:V7zWaDkK
>>81
普通は名前の通り、詩音がS(サド)で魅音がM(マゾ)みたいね。
81さんも、83さんも期待してますから、ぜひとも頑張ってください。
8583:2005/04/10(日) 01:00:58 ID:DtsQ/ovh
イントロ。


「・・・おねぇ!やめてぇ!おねぇえええええええ!」

うう、畜生、なんだってんだ。
「じゃあ圭ちゃんをあんたの目の前でイかせる、いい声で啼くかな?くけけ」
「おねぇ!あたしにも!あたしにもぉおおオオ!!」
何逝ってやがるこの女共は、畜生。
「おい。」
「!!」
「このアマが!何しやがる!放せ!放してください!」

あれぇ、手ぇうごかねぇじゃねぇか。
「圭ちゃん」
「ひぃっ!」
「この拷問はね?」

ジィーッ・・・・・・。
シュル・・・シュル

「ウホッ!いい胸」

「 や ら な い か ?」


 ひ ぐ ら し の な く 頃 に
                玉 潰 し 篇
8683:2005/04/10(日) 01:02:27 ID:DtsQ/ovh
バカな導入ですが、ただいま鋭意執筆中、多分圭ちゃんが目の前で百合を見せられて
でも縛られておあずけされてくけけけけけ

な、はなしになるとおもいますです。
87名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 03:24:41 ID:i9Gegil0
クケ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
88名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 17:59:36 ID:Wo6V5/3S
>>86
巧い導入だよ。

期待してまっとる
89名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 08:31:22 ID:HbQvJGQe
「………」
「沙都子…早く寝ないと明日起きられないですよ」
「ダメですわ、明日圭一さんにとびっきりのトラップを仕掛けてやりますのよっ」
「…沙都子?」
むぎゅ
「な、なななななんですのっ?」
「沙都子は圭一に構ってほしかったのですね
 でも圭一は日直で忙しかったのですよ」
「そんなこと…わかってますわっ
 ……って!私は別に圭一さんに構ってもらいたいわけじゃっ!」

「明日から、圭一のおうちは圭一一人なのです」
「そうですわね」
「沙都子?」
「う…そ、そんな目で見ないでくださいましぃっ」
「くすくす☆ 沙都子?明日は圭一のおうちで、ご飯を作るのですよ」
「……で、でも…」
「沙都子が美味しいご飯を作ったら、きっと圭一もびっくりなのです」
「…そうですわねっ、私のとびっきりの料理で圭一さんをぎゃふんと言わせて
 敗者のレッテルをこれでもかと貼って、そのまま地面を這わせて負け犬の遠吠えを吐かせてやりますわー!」
「いいこいいこなのです」


そして 物語はあの日へと動き出す
90名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 19:22:04 ID:Kgs2bjkw
魅音たんVS圭一まだ〜?
チンチン
91名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 03:45:56 ID:1tIunt9X
だれでも萌えるんだけど特に小都子まだー?
92名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 09:54:42 ID:CzKHkbM2
まだー?
9383:2005/04/22(金) 00:13:47 ID:TRUkzlj4
「詩音、いいよ。」
「おねぇ・・・おねぇえ。」

悪趣味な機械にセットされて十分ぐらいたった。
つまり漏れはあのお乳を見せられてから、はや十分ぐらいお預け中なのだ。
洞窟の中にはエスニックなお香の香りが漂っている・・・・こんな物で漏れをリラックスさせるつもりか?
女というのはつくづくわからない生き物である。
よく見ると洞窟の壁だと思っていた白い壁はA4版オフセットの本がうず高く積み上げられてできた物だった
見たところその壁の奥にはどうやら六畳ぐらいのスペースが同じような本で埋まっているようだ。

なんだあの女、腐女子だったのか。

それはさておき、魅音には散々胸を押し付けられたり擦り付けられたりして我が息子は大変なことになっているが。
当の魅音は牢屋のほうへ行ってしまった
いま奥の方では詩音が何かされているようだ、かわいそうに・・・。
妙な擬音が洞窟の奥から聞こえてくる

ちゅる・・・ちゅう、はぁ・・・はぁ・・・はぁ。

・・・すみません、何をなさってるんでしょうか?魅音さん。
「あ、あのぉ・・。」
「はぁ・・ぅ、まって・・・。」
「おねぇだめぇ、やめないでよぉ・・・もっとぉ。」
「あはは、こらぁ、だめだっtくぅ・・・あっ!」

ハァ?
この百合姉妹が、さっきあれだけ挑発しといて何してやがりますか?
9483:2005/04/22(金) 00:14:36 ID:TRUkzlj4
あぁあああっ!

・・・どっちだよ、イったのは。
糞ぉ、この変態拘束器具外れないかな・・・。

バキン!
おっ?
ばりばり・・・
おおお!
はずれたはずれた!ははははは!!
・・・左手だけだけど。

〜これでは*できない〜

「詩ぉおおおおおん!」
叫んでみた
9583:2005/04/22(金) 00:15:35 ID:TRUkzlj4
「だめぇ!きちゃだめぇ!来るぅ!来るよぉ!はぁあぁあああ!!」
逝けねぇよ馬鹿、おまいそれで今日の何度目だお?
「またぁ?ずるいぞ詩音・・・はむぅ!」
「ひゃぁん!いぃっ!いぁ!あっ!あっ!」
あのアマ、そんなところで夜のスールの契りなんぞ交わしてないで
今すぐ漏れのメガ粒子砲をオーバーホールしやがらないとテントの中で暴発してぐげげげげげ。


・・・それから少したって
奥から魅音が出てきた、服が乱れている。
「ふふふ、お・ま・た・せ。 圭ちゃん。」
「うぅ、詩音に何をした!詩音!詩音!!!」
「くっくっくっ!おめでたい男だねぇ、この期に及んでまだあの女のことを気にするのかい?」
「うるせぇ、あの子は俺の大事な友達なんだ!詩音!!」
「チOポおっ立てて吐く台詞じゃないね、瓜二つのあたしじゃだめなの?」
「詩音返事しろ!詩音!詩あぁっ!」
ジッパーが下ろされてしまった!
嗚呼!お父様お母様、圭一はもぉ・・。

「詩音にはね、イってもらったよ。」
ぼそりと、淫靡な笑い声の混じった声で魅音はつぶやく。
うそだ・・・嘘だ、うそだ・・・うそだ・・・うそだうそだうそだうそだウソダウソダウソダウソダ!!!!!!!!
詩音がイっちゃったということは、俺も・・・俺もイかされるのか?
ああああああああああああああああああああああああ!
9683:2005/04/22(金) 00:16:36 ID:TRUkzlj4
「この拷問はね、こうして・・・ここを・・・・。」
サイコガンが!ファイトレバーが!我が秘境、アマゾンが!右手しか知らぬその聖地がはぁあん!!
かぷっ

「ヒユゥウウウウウィイッ!!」
「あっはっはっはっはっ!!かぁいいいいいい!!けいちゃんかぁいいよぅ!はぁう」
狂ってる、狂ってやがる!
雛見沢の女共は皆イカれてやがる!
そんなことを言っている間に、魅音の手は俺の竿を、あふん。
「ちゅ・・・ちゅぅ、ん。ふぅ、おっきぃなぁ圭ちゃん・・・」
「やめろ!やめるんだ!お前は何人イかせたら気が済むんだ!詩音を!詩音を離してやれ!はなせぇええええええっ!!」
べきゃ!

おっ?
思い切り動かした手足を固定していた板がとうとう壊れ、左足を残したほとんどの自由が利くようになった
「あぁっ!圭ちゃんだめだよ!壊れちゃうょ・・・。」
「このアマ!なにが『だめだよ』だ幼馴染みたいな台詞はきやがって、離せこの!!」
「圭ちゃんってばぁ、ちゅ」
「を"〜〜〜、うぐぐぐうううぅ!まだだ!!まだ終わってない!」
左足外れろ、外れろ左足!左足ぃぃいいいいいい!!!!!!
ばきゃ!!
「あああああ〜!どけ魅音!どけぇ!」
ドサッ・・・。
魅音もろとも思い切り大の字のアホな格好で地面に倒れこむ、生き恥だ。
9783:2005/04/22(金) 00:19:06 ID:TRUkzlj4
「・・・いたぁっ!!!圭ちゃん!」

KOOLの漏れが頭の中で叫ぶ
『何が「いたぁっ」だ、可愛さプロデュースしやがって、頭にきた・・・我慢も限界だ、イかせてもらうとしよう。』

天使な漏れも負けじと叫ぶ
『馬鹿、やめるんだ圭一、いいか、スールになr・・・COOLになるんだ・・・。』


「・・・ギギギギ、おどりゃぁ許さんけぇのぉ・・・・フォォオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
そう・・・理性はたった今KOOLな漏れを前に敗北したのだ!

「フゥ〜ハハハハハァ!押し倒してやったぞ!シチュエーション構築完了!逝けェ魅音!!」
「圭ちゃん待って!まって!悪かったから!待ってぇっ!!」
「うるさい!性欲をもてあます。」
早速魅音の上着を破り捨てる、多少乱暴かもしれないが人類最強のKOOLなので気にしない。
ふと横を見ると詩音が呆然と立ち尽くしてこちらを見ていた
どうやってあの牢屋から出てきたか知らないが魅音とはスールなので気にしない。

「圭・・・ちゃん、やだよぉ、こんなん圭ちゃんじゃない・・・いやだぁ、ゃだぁ・・。」
魅音がとたんにしおらしくなりやがった、このメスネコめ、もう騙されないだもんね!
「発育発育!劇的乳爆発発育!革命的質量也!発育発育!!」
ぶつくさと呟きながらまるでプリンのようなおっぱいをふにふにと。
「いゃああああああ・・・あぁっ・・はぅ・・・ぁ・・・んっ。」
「梨花たんや沙都子たんの分もイってもらうぞ、覚悟はいいなぁっ!!」


つづく。
9883:2005/04/22(金) 00:20:15 ID:TRUkzlj4
当店はただいまおあずけキャンペーン中です。

それでは、また来週・・・までに出来上がるといいなぁ。
99名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 01:15:37 ID:ZhnfdnfZ
この馬鹿の達観があまりにも遅すぎるッ!!
100名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 01:17:22 ID:ZhnfdnfZ
ごめんなさい誤爆ですごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
101名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 01:22:29 ID:8nuFhU/G
>>98
おおう、GJ! 続きも楽しみにしてます!
102名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 19:34:20 ID:BqENuJd6
>>98
クーノレブッ飛びすぎ。
103名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 18:40:24 ID:CJe5qW6V
まだー
104名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 00:39:03 ID:yjHQzVtO
保守age
10583:2005/04/30(土) 01:42:11 ID:5UHOKwKY
>>103
ごめんよ、ゴールデンウィークいそがしいの
106名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 18:54:40 ID:uoOlbH16
たったいま後ろ振り返ったら










お母様がいた
107名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 09:46:24 ID:BctCUMml
ぺたっ ぺたっ
108名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 16:45:21 ID:FM1m44Dv
(゜∀。)
109名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 20:58:36 ID:WTSBcUQK
(。∀゜)
110名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 18:54:28 ID:BcNdo0Cq
(′∀.)
111名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 19:53:18 ID:sY/ohdmB
('Α`)
112名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 21:35:52 ID:cuJRSp5m
(´・ω・`)
113名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 21:55:19 ID:3GDBcXPB
(・´ω`・)
114名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 22:06:28 ID:jYNx6rVj
(´ω`)
115名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 00:01:16 ID:3GDBcXPB
(´ω、)
116名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 21:36:47 ID:b1R+hojq
(`・ω・´)
117名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 23:22:27 ID:v1FxSSWk
(´∀`)
118名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 03:15:04 ID:YhgLXMMb
くけけけ。何この流れっ!
119名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 21:13:36 ID:NrnPmglh
(´・ω・`)誰か燃料投下してくれないの?
120名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 22:57:23 ID:Cp90cHiM
目明し編パッチなんか良いネタになりそうだけど・・・
121名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 19:29:50 ID:8M4zc+/A
保守age
122チムリーSHARPはづかしんこ:2005/05/18(水) 09:53:11 ID:DRox1dIn
sageろオメー
スッゲーハツラツ
スッゲー
オメーバカジャねえの
スレ汚し氏ねいんきんたむしがむしばむ。オロゴンですが何か?
123名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 18:43:05 ID:5LqlSIFd
ん?
124名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 08:36:55 ID:kYHYHfqU
保守
125名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 02:49:06 ID:iJw2pfK5
「あ……っ。圭ちゃんっ、そんなとこ触っちゃ、やだ…っ。」
「わ、悪ぃっ!……でもよ、仕方ねえだろ…?」

今は体育の授業中で、ここは跳び箱の中。
なんでそんなところに若い男女が一緒にいるかというと、
……まあ、ありがちっちゃありがちなんだけどね。
いつものように部活モードに突入。今日はかくれんぼ。
さあ隠れよう、と倉庫の跳び箱の最上段を開けると…。
「け、圭ちゃんっ!?」
「わっ!み、魅音…っ!」
……………。
「ご、ごめん圭ちゃんっ。見つかるとヤバイから…っ。」
「え?ちょっ、待っ……、」
無理やり潜り込んでしまったけど、ちょっと…かなり軽率だったかも。

体操着で圭ちゃんと抱き合うように身を寄せ合う。
不安定な体勢に身を捩る度に、圭ちゃんの膝が私の……股間に当たる。
「んっ……。」
圭ちゃんの息が首筋にかかる……やだ、なんだか身体が熱い…っ。
「……魅音。」
「……け、圭ちゃんん……っ。」
どうしよう、このままじゃバランス崩れちゃうよっ。
こんなところをみんなに見つかったら、何を言われるかわからない…。
「圭ちゃん、つかまっても、いい……?」
「ああ。……大丈夫か?」
おずおずと、圭ちゃんの首に両手でしがみつく。
これでとりあえず見つかる心配はなくなった、かな…?
………あっ!?
「お、俺もつかまっていいよな…?」
私の背中に回そうとした圭ちゃんの手が、私の胸に当たった――!
126名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 02:49:24 ID:iJw2pfK5
「やぁ……っ。」
「わ、悪ぃっ!……あ、でも……もう手が動かせない…すまん。」
私が驚いて動いてしまったせいで、肘が跳び箱の内側に引っかかってしまったらしい。
「…私のせいなら、仕方ないか…。しょうがないね。特別に許すよ。」
ブラつけてないから、本当はかなり恥ずかしいし困るんだけど、
元々は私が無理やり跳び箱に入ったからだし…。
圭ちゃんと二人きりで、ちょっとだけくっつきたかったって気持ちもなかったとは言えないし。
胸の上にあてがわれた手が、熱い――。
気のせいだろうか、時々、ほんの少し、揉むように、掌で中心を転がすように
動いてるような……。
「んう……っ、あ……ん、」
小さく漏れてしまう声にあわせるように、私の足の間の膝も動く、気がする…。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

とりあえず書いてみた。規制中なんで続きは後日携帯からになるが許してほしい。
もう漫喫出ないといけないんで、また。
127名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 03:41:19 ID:U+TdIZ7p
キタコレ
128名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 23:13:02 ID:B7vshmce
魅ぃタン(;´Д`)ハァハァ
129名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 13:06:23 ID:lIyHBKYm
GJだッ!
130125-126:2005/06/02(木) 20:07:07 ID:qAz0IRMC
「あ……ダメだってば圭ちゃん…っ、そんなに膝動かしたら……あっ、」
小刻みに動いて、ブルマーの上から刺激を加えてくる。
圭ちゃんの手が大胆に動き回り、体操着ごと胸を揉みしだき、先端を指で弾く。
もう気のせいじゃない、これ絶対ワザとだよぉ…!
「――魅音、じかに触ってもいいか……?」
「え?………あっ!」
返事を待たずに体操着の中に滑り込んできた手が背中を撫であげる。
「んん………っ。」
くすぐったさに仰け反って無防備になってしまった胸を直接揉んでくる――。
「んん………っ。や、あ……っ。」
ちょっと、ここまでしちゃったらシャレじゃ済まないよ?「親友」なのに、「男同士」なのに、嫌じゃないの?
――私はいいよ、圭ちゃんなら。でも、圭ちゃんはいいの……?
おじさんだよ?「園崎」だよ?ただの好奇心のつもりが本気になられたら困るよね?
――でも、気持ちいいよぉ………っ。
ごめん、おじさん本気になっちゃうよ?圭ちゃんがあとで後悔したって知らないからね――?

圭ちゃんは私がそんなこと思ってるなんてきっと考えもせず、
息苦しさと嬉しさとドキドキとで火照っている私の身体をいいようにしてくる。
胸の先端を指で転がされるたびに身体が震え、圭ちゃんの膝が前後に動くたびにしがみつく腕に力が入る。
私も圭ちゃんも、呼吸が荒く、甘くなってくる……。
「――なあ魅音。オレの膝、すごく熱が伝わってきてるぞ…?ブルマー脱いだ方がいいんじゃないか?」
「――え?……や、やだっ、何言って……」
「だってさ、――ほら。」
「んふぅ……っ!!」
胸を弄んでいる手はそのままに、もう片方の手をいきなりブルマーの中に差し込んできた。
無遠慮な手が、一気にショーツの中まで侵入してくる――!
「――は、あはぁ……っ!」
――――――っ!!や、やだっ!私ったらなんて声……っ。
ぬる………くちゃっ。湿った音が私を煽る。やぁ……恥ずかしいよ圭ちゃん……っ!
131125-126:2005/06/02(木) 20:08:28 ID:qAz0IRMC
「ほら……熱いぞ、ここ…。」
「……や、やだあぁ……っ!」
「…声出しちゃダメだぞ魅音。見つかったらマズイだろ?」
「だって……だってぇ…っ。――んむっ!」
圭ちゃんの唇が、私の唇を塞いできた――。
あ……これって、キスだよね?うわぁ……っ。じゃあ圭ちゃん、私のこと、女の子として嫌いじゃないんだね…?
私の驚きも、喜びも、恥ずかしい声も、すべて圭ちゃんの口中に飲み込まれてゆく。
そのかわりにぬるんとした舌が私の口中に侵入してくる。その間も、胸や下半身を嬲る手は止まらなかった。
「んんっ、あむぅ……。………はぁっ。」
――つう、と糸を引いて唇が離れた。圭ちゃんの手も、いったん離れる。
「圭ちゃん……っ。」
「――魅音。」
荒い呼吸のまま、潤んだ目で見つめるしかできない私に、今度は触れるだけのキスをした。
そして耳元に口を寄せ、本当に小さな声で――。
「………***。」
………………っ!!圭ちゃん……っ。
――今度は私からキス。唇を離して圭ちゃんを見ると、顔中真っ赤だった。
圭ちゃんの手が、再び触れようとしたのを軽く制して、
私から、「圭ちゃん」に触れた――。
「………っ!――み、魅音っ……。」
「圭ちゃん」、体操着の上からでもはっきりわかるほどに硬く、熱くなっていた。
私で、こんなになってくれてるんだ――。
そう思ったら、愛しくてたまらなくなった。服の上からじゃ、もどかしすぎる。
「圭ちゃん……っ、直接、触れていい……?」
「ああ。………オレも、魅音に触れていいよな?」
「………うん、また触って………。」
狭い跳び箱の中、苦心して衣服をずらして、お互いを愛撫する。
圭ちゃんの首に片手でしがみつき、反対の手で「圭ちゃん」を撫でさすり、濡れた先端に指を滑らす。
触れるたびに漏れる荒い息と小さな声を、今度は私が口中に飲み込んだ。
圭ちゃんは再び私の胸を弄りながら、濡れた指で下半身を攻めてくる――。
132125-126:2005/06/02(木) 20:09:29 ID:qAz0IRMC
「ん……っ。……んふうぅっ!?……んっ、んうぅ……っ!」
……圭ちゃんの指が、私の一番弱い場所を見つけてしまった。
ああ…ん、ダメ……そこはっ…、そこ、そんなにされたら、私、わたしぃ……っ!
圭ちゃんの指が触れるたびに熱く疼き、ひと撫でごとに電流が走ったように身を震わせるしかできない。
同時に胸の先端を捩るように捏ねられ、さらに下半身に熱いものが流れてゆく。
そしてそれでさらに潤った指で、また剥き出しにされた敏感な部分を嬲られる――。
「圭ひゃん………らめっ、らめぇぇ……っ、」
快感の連鎖が、私を頂点へと導いてゆく。
私の拙い、それでも一生懸命な愛撫に応えて、「圭ちゃん」もどんどん硬度を増してゆく。
圭ちゃんも………一緒に、きて――!
「あ……んふっ、んふぅうぅううう……っ、………んうぅっっ!!」
「………ふ、………くうぅっ………!!」
びくん、びく、びくん……。
私の頂点の震えと一緒に「圭ちゃん」が私の手の中で何度も震え、そのたびに熱い液が放たれる。
唇を合わせ、互いの舌を貪りながら、私たちは同時に果てた――。

133125-126:2005/06/02(木) 20:10:10 ID:qAz0IRMC
カラン、カラーン……。
「「――あ、ヤバっっ!!」」
慌てて跳び箱を抜け出て衣服を整え、倉庫を出る。
みんなは校庭に集まっていた。
「――あ、魅ぃちゃん、圭一くん!」
「どこに行ってたんでございますのーーっ!?私、おかげで罰ゲーム決定ですわっ!」
「―――沙都子は校長の机の下まで潜り込んで怒られたのですよ。」
「沙都子がなかなか見つけてくれないから、隠れてる間に寝ちまったぞ。」
「――く、屈辱ですわ……っ。」
「――私も全然見つけてもらえなかったから辛かったよ。――ずっと狭いとこにいたからね。」
「魅ぃ、身体痛そうなのですよ。」
「圭一くん、どこに隠れてたのかな。……かな?」
「それを言ったら次に使えなくなるだろ?次回も勝たせてもらうからな。」
「沙都子はもう充分校長に罰ゲーム受けたみたいから、今回はナシでいいよ。」
………私たちだけ気持ちよくなっちゃったからね…。
「――だとさ沙都子。部長の粋な計らいに感謝するんだな!」
「むかー。圭一さんには言われたくありませんわっ!」
「それじゃあさ沙都子、次の体育もかくれんぼにしよう。
最初に鬼にしてあげるから、頑張っておじさんや圭ちゃんを見つけてごらん?」
――だからね圭ちゃん、また……。ちらりと圭ちゃんを見る。
「――おう、またお互いいい隠れ場所を見つけて最後まで隠れてような魅音!」
…うん、一緒に、ね。圭ちゃん……。
「次こそは負けませんわよっ!圭一さんを一番に見つけて差し上げますわー!」
「レナも頑張るよっ。」
「沙都子やレナが魅ぃや圭一を探してる間、ボクは一人でのんびり隠れるですよ。」

いつものやり取りに笑いながら、私と圭ちゃんは次の体育を期待して密かに視線を交わした――。
134125-126:2005/06/02(木) 20:20:40 ID:7kI9EVkC
>130-133は依頼スレでお願いしました。
携帯だと投下辛いので…。
Bまでが好きなんで本番ナシでごめん。
書いてて楽しかった。読んでくれてありがとう(* 'A`)ノシ
135名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 22:00:25 ID:J4Ryg0jV
>134
うむ、よくやった!
GJ!
136名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 10:23:41 ID:mcZVkvKG
また機会があったら新作も頼みます!
GJ!!!
137名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 19:42:01 ID:TEhabne8
ここはひぐらしSS掲載スレか?
138名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 19:53:23 ID:b12Odp0f
139名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 11:36:28 ID:Vqb/e8Ct
知らぬ間に神が降り立っていたとは。
GJ!!
140125:軽めのネタをば。:2005/06/08(水) 01:37:34 ID:aLdVJugP
「ケンタくんっ、ケンタくうぅん…っ!はうぅ〜。お宝発見だよぉ…嬉しいよぉ…。」
夕暮れの不法投棄所にレナの声が響き渡る。
「ケンタくん」が他のゴミに埋もれて横たわっていたのを発見したのだ。
しかもまだ捨てられたばかりなせいか、頭と下半身がタンスや洗濯機といった大物に埋もれてはいるが、かなりの美品だ。
頑張れば助け出せるかもしれない…と、白いワンピースが汚れるのも構わず、ゴミの谷に潜り込んだ。
「―――きゃっ!!」
「彼」の上に足をついた拍子に、そのツルツルした身体で足が滑り、前に倒れるように膝をついてしまった。
「いたた…。――ひゃうっ!?」
レナのワンピースの前スリットの中に、なにかを抱えるポーズの「彼」の手が挟まっていた。
起き上がろうと動いたレナのショーツ越しに、その感触が伝わってくる――。
「――や…っ。なにっ?なんだろ、これ…っ。」
身を捩るたびに、下腹部がきゅうっとして身体の力が抜けてしまう。
「はう……あうぅん…っ。」
この不思議な感覚の正体を知りたくて、何度も腰を揺すって確かめてしまう。
「…あっ!?はう…っ、や、やぁあぁん…っ!」
“そこ”に「彼」の手が触れた瞬間、レナは声を荒げて身を震わせた。
「うにゅ…っ、はうぅ…ん、ここ…ここだよぉ…っ。」
ショーツの上からでもはっきりわかるほど形を露わにした“そこ”に「彼」の手が当たるたび、
電流のような快感が全身を貫く。
「ケンタくん…っ、レナ、なんかヘンだよぉ…っ。」
「彼」に抱きつくようにして、何度も“そこ”をこすりつけた――。
「んん…っ、ふうぅ…っ。――あ、あふうぅぅん…っ。」
…ちゅっ。くちゅっ。にちゅっ…。

レナの甘い声と湿った音があたりに響く。
「あ、やだ…っ。恥ずかしいよぉ…っ。」
レナ以外誰もいないが、彼女のような物好きが来ないとも限らない。
もし不法投棄をするような不心得者がこんなレナを見つけたら、何をされるかわからない。
でも―――。
141125:軽めのネタをば。:2005/06/08(水) 02:03:15 ID:aLdVJugP
ショーツをずらして、濡れた「彼」の手が直接“そこ”をすべるように腰を押し付ける。
「ふうぅぅうんっ!!」
ぬるんとした「彼」の手が“そこ”を転がすと、より激しい快感が全身を包み込み、身体が熱くなってゆく…。
もぉいい…誰かに見られちゃってもいいよぉ…っ。
だってこんなに、気持ちいいんだもん……っ!

虚ろな瞳でうわ言のように「彼」の名を唱えながら、
腰を揺すって頂点を迎え入れた――。
「ケンタくんっ、ケンタくうぅん…っ。好きっ、好きぃ…っ!――ふ、あはぁぁあぁあっっ!!」



「―それでねっ、その宝の山にいるケンタくんがねっ、はうぅ〜☆」
「レナは本当にケンタくん好きだねえ…そんなに可愛いかなあ?」
「―ケンタくんはね、かぁいいだけじゃないんだよ♪」

とっても気持ちいいんだよ…だよ?

――――――――――――――――――
かちゅ不調のため、携帯から投下しました。
表示が変だったらスマソorz

>137
ごめん、自重します。
142名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 15:12:15 ID:JADwLFJT
おお再び神が…
GJ!
143名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 19:24:30 ID:+/uA6oxe
神GJ!! 自重なんてしなくていいです!!

>>137
お前さんはエロパロ板で何を言ってるんだ?
144名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 21:04:59 ID:cNM39zdk
Ψ(`∀´)ΨケケケΨ(`∀´)ΨケケケΨ(`∀´)ΨケケケΨ(`∀´)ΨケケケΨ(`∀´)ΨケケケΨ(`∀´)ΨケケケΨ(`∀´)ΨケケケΨ(`∀´)Ψケケケ
145名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 21:05:37 ID:cNM39zdk
Ψ(`∀´)ΨケケケΨ(`∀´)ΨケケケΨ(`∀´)ΨケケケΨ(`∀´)ΨケケケΨ(`∀´)ΨケケケΨ(`∀´)ΨケケケΨ(`∀´)ΨケケケΨ(`∀´)ΨケケケΨ(`∀´)ΨケケケΨ(`∀´)Ψ
146名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 09:04:04 ID:He+dZOrC
沙都子×悟志は需要があるかな。・・・・・・かな?


























うそ、うそっ!!
だって目明しやってないから悟志分っかんねえから!!
誰か悟志の性格や口調を教えて……
147名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 16:02:29 ID:PrSr4w4Q
>>146
やってからまたおいで。
原作やってない奴の二次創作ほど寒いものはない。
148名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 21:33:38 ID:pKUtG/YX
あげ
149名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 01:57:20 ID:EGKZrFRC
age
150名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 23:00:45 ID:QWRLgw7e
投下してよかですか?
151名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 23:04:53 ID:v4tvAsrS
よかですよ
152名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 23:34:25 ID:QWRLgw7e
見直してみたらあまりにひどかったので作り直します_| ̄|○スマソ
153名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 00:13:42 ID:o5jqp/2q
>>152
ちょwwwwまてwwwwwすぐ直せwww頼むwww
154名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 19:30:11 ID:z9LsOUEY
http://www.momo.dyndns.org/~grwf/
頭のおかしなサイト、電車男ではなく、2ちゃんねるを攻撃。
155名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 18:39:33 ID:H2Pt8UPj
>>154
( ´,_ゝ`)プッ
宣伝乙w
156名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 18:05:06 ID:EwDqKEVy
ハードアゲイ
157名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 16:04:07 ID:uddCdt15
age
158名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 21:57:09 ID:auiNFxNh
ここってめちゃ真面目なエロ無しもおk?
大丈夫なようだったら明日くらいには投下できるかな。…かな?
159名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 12:51:32 ID:nw9r1rdV
無問題
160名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 17:55:24 ID:wrxwPXD0
>>158
問題ないとは思うが
普通のは公式のほうに書いたほうがいいんじゃね?

って思ったわけだが
161158:2005/07/03(日) 19:32:12 ID:o2UikXME
「こ…公式のって何かな。…何かな!?」
って思ったわけだが。

本スレのこと? 解が未プレイだから自粛中、本スレがどうなっているのか知らないのですよ。
なのでこっちに。もうすぐ出来ると思います。
162名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 20:04:57 ID:wrxwPXD0
>>161
つ魅ぃ掲示板
163158:2005/07/03(日) 21:19:24 ID:o2UikXME
>>162
ごめん俺本当に無知でごめんorz
164名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 18:35:38 ID:21zim7HC
あははははははははははははははははははははははhage
165名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 08:02:17 ID:Cto1pZRg
サト子をバックから
お前らは指くわえてみてな
うひ
166名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 08:09:50 ID:3U6GgQtS
俺は悟志
167名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 22:35:12 ID:K3ubZmBb
             __ _
            ,,、 - ‐  ̄ /⌒\ ''' 、,
         /´/⌒ \ /     \  \
       / /     _  /| | \ ヽ  .\
      /  /  ./   ./ .|./ .| | .| \ ヽ ヽ .|
     /  /  ./  / .| |  ||  | | .| .| i ヽ .ヽ|
     |  / ./ . | |._,| ̄  ̄ ,|- |‐|‐|- | .| | |彡 ., - 、
     |  |  |  _,|‐'|__|,    ,.|ィr-リ、|,_ノ .| |  ||//ヘヽ
     .|  | | .'|,レ,'ィ'r。`    .! i:;;゚i.)ノ|  | |  ./ェへ_ァ/
      |  |. | .|ィ' '、'_ッノ    ‐'--.'‐ | .| / /\\ \
      \ .| .| ヽ`‐'''´`   " ' ゙ ゙゙ | | / ./ .| |⊥._| |
       \ト、 !i从" ' ゛  _     ノ.| //|  | |ー <
          \∧!i\    ̄   .イ |/ |  |  | |  /
             ソ| i|i`ktr、..  '´ ,|_ .| | | .|  | \|
          ,. --┴|、||/フヽ ̄ ̄ ̄ | .| | | |  |
         ,"     ./(  人     >、|__| | |  |
         | _,,    ∨`´  ヽ '^~´   `ヽ, |  |
        /´                   | |  |____
    、ゞ~^~/      .`y'´     '、       |ノ^~ゞ,, ノ フ
    jー /个 ̄\   ./ /个 ̄\. ゙、.入    |   ~^ゞ/_
    .i ̄ .l ゙  ,, ,, \._l_/      \ | ノ|  /Y~|    ~ノ 〉
    \ `、        ゙゙   "" .リ / l~~/   |   ~ミ/.,>
      'ヽ、゙'‐-r           ,ノレ',,.i~/    .ソ" ̄7___ヘ
         フ |            く´ .゙|        " _._/
       / ,,|            ノ   |    ,,┬ー^~
      /  /人          /ヽ   |     |
 ,ィ^、/i゙~ッ/   \       /      .|    |-、,
 |     ̄<\    \ ヽ  /ヽ       ッl,,、、-"^~ソ.|

168名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 05:09:55 ID:G4QpAVUf
AAは控えてくれませんか
パケッと代が厳しいので
169名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 05:23:19 ID:/6PJwCsS
        __    / (   ァー'-、 /,ッ-、-、. へ へ ___  \
       / \  (_ノ^~`-i、,,ィ-</゙// \\ \ \ヽ\ \
     /    /   l l⌒ヽi"  / / / |   |  |  |  |⌒ .|`j |
     / ._   ./    〉'~ ̄ ̄\| | |ル|、レ | |ハ ノ__|__  |  |  |
   ,_//ii\ /    /      \i |,>ァヘリノ,.=ニ、从  |ハ.|  |
   / |不丐/:::    | ,       lヽゝ(::リ  、(::リ)ノノ .  |,i ノ
  / |ゞ《》ヾ::::::: ::::::::::Y       | |\"   "` '''´゙ノ/)  |/
  ヽ  >::::::::::::::::::: '-ー'''" ゙゙̄"'''l__ノ ,|  .~\   ,,ノ/'   .|
    ̄::::::::::   ::::::l   .    ..|、,__ノ    ~>^   ./ . 入
  ,〆~~ ̄~~\  :::::l   ,    ...| \_  //  ./ /  く
/        \ :::l,   ,    ....∨クノ ゙∠/__/, |/ `ヘ   |
..__         \::l,   .:..........::::::::::゙、    ,ゝ―' ノュ   .|∧ノ
/、`i     \    ::|   ::::::::::::::::::::::.\、_  | ´ ̄`    ノ
 |./    _ \  ::::|   .:::::::::::::::::::::::::::\~^\     /
'、|.|∠二~__ ~^''-、_ ::::|     ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ ノ゙''ー'' "
..'Rz――-、^''i   ヽ :|:     ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\''^~ ̄ ̄\
../ |ニjπ>ー-'-、,  | ノ|:      ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; \     |
.| | ソノr┤~^''-、_l  Y ::::|:::     ;;;;;;;;;;;;;;;;,.-''^~ /    |
.| |. \| |二)     .| ::|::      ;;;;;,.-''^  ./__   |~^''-、,,_
.\l''^~ ` | |二)    ヽ/|:      /   /~^-、、,,_`) ノ
      .`、-| |--、 /:::::::|:     /  ,.-''     \ /
     / ゙ l |--'/ :::::::::ノ    / ,,,..-''^     |   \
    /   \ / :::::::/ ,..-''^~ ̄         ~|   ノ~''-
  /           ''^~
170名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 06:43:49 ID:99Ps4hUn
キモ
171名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 23:29:04 ID:+mWCosTd
仕事早いんだな。
172名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 14:28:20 ID:jPgnpbQ0
ちんちんおっきして治らなく成ったです。sageちんちん登録ちんちんみてまんまんみてまんまんおっきした。
治らなく成ったですが。
請求って約束したんだ神様…まあ、このままね、このままね、涼しくなかった場合は控えてくれませんか。
173名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 14:32:11 ID:jPgnpbQ0
ちんちんおっきして治らなく成ったです。sageちんちん登録ちんちんみてまんまんみてまんまんおっきした。
治らなく成ったですが。
請求って約束したんだ神様…まあ、このままね、このままね、涼しくなかった場合は控えてくれませんか。
174名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 16:20:42 ID:rBCzRlf7
誰か燃料投下してくれないの?
175名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 13:09:22 ID:3oaQp9Qy
職人いる?
176名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 20:16:38 ID:HuCowRjj
熱で脳味噌がぐちゃぐちゃに
なっている食べ痛い痛い痛い痛い
177名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 15:04:02 ID:4IrcKIsN
一昔前までは燃料投下のされた良スレだったのになぁ。
178名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 19:14:00 ID:IV24uSm+
>>150はいつになったら投下してくれるのかなと
179名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 23:07:15 ID:4IrcKIsN
今現在、このスレに残っている職人&読者は挙手汁。
180名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 01:45:30 ID:lPC4sx8l
職人(* 'A`)ノシ
跳び箱ネタとか書いた人です。
オンリーイベントに出る予定なんでそっちにかかりきりですスマソ_| ̄|○
エロはここでだけなんで、落ち着いたらまた書きに来たいです。
181名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 02:05:30 ID:sVHLWO+U
>>180
6回ほど抜かしてもらいました
次の作品お待ちしてます
182仮京極@逢い引き:1:2005/07/12(火) 16:02:59 ID:lPC4sx8l
跳び箱ネタの人です。便宜上よそでのコテハンで失礼orz
小ネタ浮かんだので携帯から投下します。
エロ度低いですが箸休めにドゾー


真夜中の神社裏。逢い引きにはうってつけの鬱蒼とした木々の中。
木にもたれるように立つ私に、彼は執拗な愛撫を加えてくる。
剥き出しにした蕾を乱暴に指で転がされ、痛みと快感に呻いた。
乾いた指で触れるなんて、普通の女性なら苦痛でしかないだろう。
でも私は、より強い、より激しい刺激的な行為を――快感を望んでいた。
悪いがあまり巧いとはいえない彼の、それゆえ強引な愛撫に、私は感じてしまうのだ。
私をあまり知らない人は私をSだと思うだろうけど、それは目的のための表の顔。
本当の私は―――。
彼が手を止め、ジッパーに手をかけた。
私は彼の前に跪き、そそり立つ楔に頬を寄せ、舌でねぶり、口一杯に頬張った。
それなりの技術は持ち合わせているが、わざとそれを披露しない。
――それをわかっているだろう彼の反応を期待して。
「もっと奥まで飲み込むんだ。…舌も使って…ほら。」
「おぐ……っ!」
髪を掴まれ、強引に喉の奥まで押し込んでくる。
――苦しい。嘔吐感に涙を零しながら必死に彼を受け入れ、舌を絡める。
「んん…っ、んふうぅぅうう…っ!」
苦しさと共に激しい快感が私を襲い、ガクガクと腰を震わせながら達してしまった――。
183仮京極@逢い引き:2:2005/07/12(火) 16:11:51 ID:lPC4sx8l
ぬぽ…っ。
余韻に身を震わす私の前には、唾液と先走りで光る、硬く張りつめた楔――。
「――お願い、もっと乱暴に……して。」
彼は私を木の前に立たせると片足を抱え上げた。
くぱ…っ。
いやらしい音をたてて潤う内部が露わになった。
そこへノックもなしに一気に奥まで貫いてきた――。
「あう……っ!」
無理な格好にもかかわらず、何度も何度も突き進んでくる。
「あくっ、あはぁ……っ!」
――そうよ、もっと…もっと!
「ああっ……駄目っ、もう私ぃ…!」
「ああ、いくぞ……っ!」
程なく訪れた「小さな死」に、私たちは何度も身を震わせた――。


「――ねえジロウさん。」
「――ん、なんだい三四さん?」
この人は、私の性癖を知っている。
知っていて合わせてくれる優しい人。
そしてそれを知っていて罠を仕掛ける私――。
「もうすぐ綿流し祭ね。…ジロウさんの腕前を披露してもらうわね。…くすくす。」
「あはは、参ったなあ…。――本気なんだね。」
「ええ。――知ってるでしょ?私は刺激に飢えてるの。」
もうすぐ――きっともうすぐ禁忌の扉が開かれる。
タブーを犯した私に何が起こるのか。

――セックスよりも、きっと、もっと気持ちいいはず?
184仮京極:2005/07/12(火) 16:20:04 ID:lPC4sx8l
ごめんなさい、最後の最後で文字化けしたみたいです_| ̄|○

三四の最後のモノローグは「?」じゃなくて「――」です。
お目汚し失礼しました(´・ω・`)
185名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 17:10:25 ID:gZDdPOcD
大作投下キターーー(゜∀゜)ーーー!!

どっかで見たなぁ。そのコテハン。
186名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 17:21:55 ID:sVHLWO+U
俺も見たことあるな

とりあえずGJでしたああ
187名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 02:18:01 ID:yjHEL3qo
悟史と大人の階段を昇る詩音か
鉄平にレイープされた沙都子を慰める圭一希望
188名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 20:24:02 ID:AoUIXPLI
後者キボーン
189名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 22:04:50 ID:EM91UB7f
 がたんと、俺の乗る自転車は未舗装の道路に踏み入った。
「ちくしょー、詩音のヤツ…」

 朝から、日が沈むまで。
 今日は詩音に散々からかわれ、こき使われた一日だった。
 元はと言えば、部活で完膚なきまでに叩きのめされた俺が悪いのかも知れないが…まあそれは割愛する。
 つまり、部活の罰ゲームの内容が「一日詩音のお手伝い」だった、と言うわけだ。

 …で、今の時刻は夜の8時半くらいだろうか。
 俺は雛見沢入り口の急坂をえいこらひいこらと登っている。
 …あぁ、やっと坂が終わる…

 傾斜が平坦に変わった瞬間、自転車のライトが何かを照らした。
「……あ…?」
 ひゅぅ、と微かに聞こえた息を呑む音。前方の光の輪の中には、見慣れた明るい金の髪…
「沙都子!?」
 見間違えるはずがなかった。びくりと身を凍らせた、のろのろと自転車を押す少女は、確かに北条沙都子だった。
「お前、こんなとこで…」
 何やってんだよ…?
 気安く飛び出た言葉が、途中で喉に詰まる。
 沙都子の自転車のハンドルに、大きな買い物袋がぶら下がっていた。それも、4つ。どれも重そうだ。
 買い物帰り? 今頃、興宮から?
「………圭一さんですの……?」
 明るい声を出そうと、努めている。すぐにそう判断できた。その声はそれほどまでに弱々しかった。
「…ああ、俺だ。ちょっとした用事で興宮まで行ってきてさ」
 言い方がぶっきらぼうにならないように気を付ける。
 身の緊張を解き、沙都子はゆっくりと俺に振り返る……

「………つっ……!?」


 ……その瞳に、いつもの明るさはなかった。
190189:2005/07/15(金) 22:05:52 ID:EM91UB7f
>>187
後者頑張ってみる。
気が向いたら続き書くかも。
191名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 23:54:11 ID:AoUIXPLI
(´・ω・`)出来れば気が向いてほしいがな。馬路で。
192名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 00:45:14 ID:VOSTVi6L
ワクテカ
193名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 02:18:40 ID:kdoEK8A6
年齢に関して、
魅音・詩音・悟史は58年時点で16歳以上だと
思ってたのだけれど
本家掲示板の進学校発言に関する考察読んでたら
ヤパーリ厨房っぽいなぁ…

じゃあ一つ下の学年の圭一は14歳(誕生日が4月)
レナは13歳(誕生日が7月)がMAXかよ…
あと56年時の沙都子の保護観察処分関連文書で
年齢が1X歳でなくX歳ってなってるから58年時には最大でも
11歳(誕生日が6月末)…

なんか幼すぎて萎えてきた
194名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 12:57:47 ID:7s1OUWVN
>>193
ロリ的思考で考えてみれば、多分萌えられるはずだ。
195名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 20:23:16 ID:IFRq5oov
押すなよ、沙都子 絶対押すなよ 絶対だぞ!
196名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 23:53:50 ID:X6hkBDiC
保守
197名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 00:15:47 ID:kqm3tH74
>>194
クラウドが目明し編のお疲れ様会で
「園崎姉妹はナイスバディですからねぇ〜んっふっふ」
とか言ってるのがキモく感じてきた
198名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 04:45:43 ID:BM6WO5c7
まだ解を終わらせてないんで
どうなってるのかわからんが
「事件」にしても「祟り」にしても
周りの環境に対して疑問を持たない(持ったとしても抗えない)厨房くらいがプレイヤーは一番怖いんじゃないかな

これより下だと蚊帳の外か、もしくは踊らされてる感が強くなりすぎる(ミィミィ言ってる人はたぶん例外だろうがw
工房までくると考える頭ができるし回りからも相応に扱われるだろうからさ。
共謀者扱いとか下手したら主犯格にまでなりかねん。 まぁ今でもその可能性はあるわけだが。

逃げようにも圭一少年一人じゃどうにもならんし、抵抗してもタカが知れてる
この一種の無力感がひぐらしの醍醐味だろう







鷹の人やらナイスバディ姉妹ストライクな俺には年齢など無関係だがなw
199名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 02:12:43 ID:vonLPZkq
>>198
( ・∀・)人(・∀・ )ナカーマ
その上、ミィミィと言ってる漏れは…orz
200名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 13:44:53 ID:X58r9LAT
>>193
>>194
前に本スレでメインキャラたちが厨房だろうが工房だろうが
プレイヤーである自分より早く生まれてる=年上なんだから
自分はロリではない、という書き込みがあってワロタ
201198:2005/07/21(木) 19:40:26 ID:yxC+3gUn
>>199
安心していい。 
ストライクがどうのと言ったが、白状するとレナ以外なら誰でもイイ。


圭一も例外ではな(ry
202名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 00:37:06 ID:N9tibsec
赤坂と
超箱入り温室栽培美少女病弱令嬢・雪江さんの初夜キボン
203名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 20:44:51 ID:cMq+qTfW
ミィミィキボンヌ
204名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 04:21:07 ID:p+/UGuG6
園崎姉妹ま〜だ〜?
205名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 05:25:38 ID:QxbXA9Bx
>>201
しまった。俺レナにストライクした事あった orz
206名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 10:02:24 ID:j9gwVEfx
>>205
お前は俺か
207名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 14:11:35 ID:QxbXA9Bx
>>206
( 'A`)人('A` )ナカーマ
208名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 21:47:35 ID:j9gwVEfx
>>207
何でそんなに嫌そうな顔するかなw
209名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 22:04:19 ID:yPcCbCKc
むしろひぐらしモードのレナが怖さストライクだった俺ダルシム
210名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 02:18:20 ID:tPTN2ka3
>>208
嫌ではないんだ。ただ悲しいんだ・・・
211名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 01:27:07 ID:fK9BBbS3
>>209
( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ナカーマ
あれに萌えるのは辛いぞ…
212名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 18:04:18 ID:H0wrXkzl
>>202
赤坂の顔はみんなどんな顔を想像してるんだ?
俺は痕の柳川をものすごく優しくした感じを想像してるんだが
213209:2005/07/29(金) 23:24:10 ID:1is4xs7L
>>211
萌えっつーか…うん。
教室って安全地帯だと思ってたから。悲鳴上げた程だ。
祟殺し編のレナは怖いわ、マジで。場所を選ばない所が。

>>212
赤坂はバイオハザードのレオンと境遇が似てる希ガス(新米→現在は一流とか
顔は…53年時は脳内で勝手に眼鏡かけさせてたけど。
やっぱヤサ男じゃまいか?
214名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 03:00:27 ID:1XNqygos
>>211
>>213
あまり言わないでくれよ・・・
萌えた俺がおかしいみたいに聞こえるから orz
215名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 22:11:05 ID:ZkTlJTHF
関係ないがひぐらしはバイオハザードというよりSIRENのほうが似合う希ガス
216名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 06:15:44 ID:IwU2LRzV
どちらにしろ怖い事には変わりない。
217名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 00:09:59 ID:ZF3jhosd
連続怪死事件の悪意を潜り抜け、無事に大きくなった雛見沢の面々。
大学への合格が決まり、東京へ行くことになった圭一の送別会が
園崎邸で開かれていた。

・魅音と一晩の思い出
・圭一に適わぬ想いを馳せる沙都子のひとりエッチと、それを慰める梨花とのレズーリ

あたりをおながいします。
218名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 02:34:24 ID:hTaK+geF
>>217
そこまでネタが出来ているなら自分で創ってしまえ。
そしてうpキボーン
219名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 12:16:30 ID:x3c8KrPm
シレン?
まあ各編で内容が違うのは
毎回ダンジョンが変わるのと共通点?
イマイチわけわかめ
220名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 19:55:20 ID:duvOGlEU
SIREN
サイレンだろ
221名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 00:47:34 ID:4a6QfcUM
>>219天然ワロスw
222名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 01:03:11 ID:pIiG5SN+
      _
    '´ lヘヽ
  , {{i ノノメ ))〉 圭ちゃ〜ん
  i.l ヘ|l.゚ ヮ゚ノ|!
  lilノ/ソ V)
  liゞ(ヾ../
  リ  〉 〉|
    し'し
223名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 21:35:19 ID:pIiG5SN+
↓のお絵かき掲示板(18禁)マジで( ・∀・) < エロいな
http://oyashiro.jp/
224名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 15:42:47 ID:6QVv41OS
保守
225名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 00:16:58 ID:cbjC/0Td
ホシュ
226名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 03:30:01 ID:5B2NXqkH
ほしゅ
227名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 16:23:46 ID:ynaQtV5I
結局続きが来ないってことは、気が向かなかったってことか。
228名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 18:27:36 ID:/J/VTOmZ
鬼隠しに遭っちゃったのかもねぇ。
229名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 01:26:28 ID:ryB7ek4t
黙祷しつつ保守
230名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 02:40:35 ID:BHV7sy+F
続きが来る事を祈りつつ保守
231名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 15:48:59 ID:oDmTRt4i
hoshu
232名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 16:22:08 ID:SRq1I3rv
233名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 17:57:09 ID:ZTmeZcRW
新作もうプレイしてる奴がいるなんて。
234名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 12:00:44 ID:WXcgwqAL
14日がくればいっきにここも賑やかになるだろうか…?
235名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 15:26:34 ID:w4+zYM6L
鬼曝し編えろ希望・・・
236名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 15:48:36 ID:HuZ4KOR3
圭×魅で一本書いてみたんだけど賑やかになる前に投下していい?
237名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 15:57:03 ID:CqDTiOuo
職人キタコレ! 魅ぃちゃん激しく気体ハァハァ
238名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 16:55:46 ID:HuZ4KOR3
>>237氏の即レスに感謝しつつ、とりあえず半分くらい投下してみる。
予定してたより長くなった事もあるんで残りはまた明日にでも。
239圭×魅(1):2005/08/13(土) 16:58:08 ID:HuZ4KOR3
「つきあい始めてから1年」、っていうのが世間から見て
長いのか短いのか、俺にはよく分からない。
ナニが?って、そりゃあ、その……初Hまでにかかった時間のことだ。
って言っても、少なくとも俺にとってはかなり長い時間だったんだ。
これまでに何度もそういう雰囲気にはなってたんだけど、
その度にアイツに……魅音に、いつもそれとなくかわされ続けてきた。
けどさすがに実は嫌われてる、ってオチは無いと思う。
俺の両親が泊まりで出かける時にはいつも自分から晩飯を作りに来てくれるし、
……別れ際のキスが拒まれることは無いし。
他に何か理由でもあるんだろうか?とも考えた。
例えば「自分達にはまだ早い」って考えてるとか……そういう理由ならハッキリ言うだろうし、
それとも痛いのを怖がってるとか……だとしたら俺には対処のしようが無いし……
ああもう!だいたいこういう経験の無い俺にそんなこと分かるわけがない。
少し前に恥を忍んで一度だけ詩音に相談してみたら妙に嬉しそうに、
「……まぁ、だいたい見当はつきますよ。
 でも、それを彼氏である圭ちゃんが自分で気付いてあげられなくてどうするんですか?
 そうやって圭ちゃんが鈍感だからお姉はいっつも苦労してるんですよ!」
とかなんとか言われて結局教えてもらえず終い。
というか、どうしてこう俺の周りの連中は俺のことを鈍感扱いしたがるんだろう?
……今までが今までだけに反論はできないが。
240圭×魅(2):2005/08/13(土) 17:00:50 ID:HuZ4KOR3
しかし、ついに今日、というか今夜、こんな現状に別れを告げる時がやって来たんだ。
例によって俺の両親が今日からまた2日間家を空けることになり、
3日ほど前にそれを母さんから聞かされた俺は思い切って自分の気持ちを正直に魅音に打ち明けた。
後々になって考えればさすがにもう少し気の利いた言い方ができなかったもんかと思うけど、
ズバリ「したい」と。もうド直球で。
「………………わかった、いいよ。
 じゃあ、放課後にまたそのまま圭ちゃんの家に行けばいい?」
「……へ?」
ほとんど玉砕覚悟のつもりだったから最初はその返事の意味が理解できなかった。
その時の魅音は顔を赤らめてうつむき加減だったからどんな心境の変化があったのかは分からない。
だけど、確かに魅音は「いいよ」って言ってくれた、OKが出たんだ!
それからというもの、俺は自分史上類を見ないほど徹底的に自室を掃除したり、
逃亡中の犯罪者みたいな気分でコ……コンドームを買いに行ったり。
浮き足立っていたせいで矢のように過ぎていく3日間をあらゆる準備のために費やした。
魅音の方は今日、詩音に協力を得てあいつのマンションに泊まるという「設定」になっている。
万が一誰かが電話をかけてきても詩音が魅音のフリをして応対してくれるという手筈だ。
3年ほど前にこのなりすましがバレて色々と大変だったらしいのだが、
「あの事件のことも終わったし、前みたいな警戒はされてないと思う……」とは魅音の弁。
とにかく、準備はすべて整って、遂に、今日という日がやって来た。
いつものように魅音が家に来て、いつものように晩飯を作ってくれて、
いつものようにそれを食べながらとりとめのない話をして。
……それから、いつもとは違い夜の9時を回っても魅音は帰り支度をせず、
いつもとは違い徐々に2人の口数が減っていき、
いつもとは違い俺の後に魅音が風呂に入って、

「お、お待たせ……」
…………そうして、俺の部屋に風呂あがりの魅音が入ってきた。

241圭×魅(3):2005/08/13(土) 17:03:15 ID:HuZ4KOR3
……………………………………………………?
お、落ち着け、クールになるんだ前原圭一。
この程度は修正可能な範囲だ、ペースを乱されちゃだめだ。

……コトが決まってからというもの、
この日のためにそりゃあもう緻密なシミュレーションを重ねてきた俺の目の前で
さっそくイレギュラーな事態が発生している。
もちろん、その目の前にいる魅音のことだ。
風呂あがりのせいかこれからのことを思ってからか、彼女の顔は上気して赤く、
頭は、きっとわざわざ乾かしてきたんだろうけど
普段どおりのポニーテールが結ってある……と、ここまではいい。
だけど、その魅音が……制服を着ているのだ。
別に制服自体におかしな所があるとかいうわけじゃない。
俺とレナも通ってる興宮の高校の夏服で
チェックのスカートにオーバーブラウスという上下。
今考えるようなことでもないけど、魅音によく似合ってると思う。
……でも、風呂からあがった後なのに、
することしたらシワがつくかもしれないのに、なぜ今になってまた制服?
気になって仕方がない俺。とりあえず直接聞いてみた。
「な……なぁ、なんでお前、制服なんか着てるんだ?」
「え?……あ、ああ、心配しないで。
 ちゃんと上は新しいのに着替えたから、あの……汗くさくないと思うよ」
「いや、そうじゃなくてだな。
 これから、その……布団に入るってのに、制服って変じゃないか?」
「あ……えっと、それは、その…………」
もしかして触れられたくない所だったんだろうか、なんか魅音がうろたえている。
……っていうかどう見てもツッコミ待ちみたいなもんだろうそれは。
俺もこの予想外の展開にどう対応しようか迷っていると、再び魅音が口を開いた。
「あ、あの、こ、コスプレ……コスプレなのっ!」
「……はぁ?」
「だ、だってさ、圭ちゃんって中学の頃からネコミミだのスク水だのって大騒ぎしてたでしょ?
 だから、その、せっかくの初エッチなんだし、こういう格好の方が喜ぶかなって思って……」

242圭×魅(4):2005/08/13(土) 17:05:58 ID:HuZ4KOR3
………………………………………………
「…………魅音、それ、本気で言ってんのか?」
「あ、当たり前じゃない!おじさんは圭ちゃんの夢をかなえてあげようと……って、
 ど、どうしたの圭ちゃん、頭でも痛いの?」
魅音の言葉に俺は布団の上で思わず頭を抱えてしまった。
そりゃ、部活のメンバーに加わった頃からそういうことも言ってきたし、
罰ゲームでそういう格好になった魅音たちを見て大喜びもしてきたけどさぁ。
だからって、自分の彼女と初Hの時にそんなのを要求するほど俺は怖いもの知らずじゃないっての。
って、自分ではそのつもりでも、そうは見られてなかったってことか……
ま、まぁ、人生についての反省は明日からでもできる。ここでつまづいてても仕方ないし。
「あのさ魅音……気持ちは嬉しいけど
 さすがに俺も今日みたいな日にそこまでワガママ言わねえって」
「へっ?」
「待ってるから、隣の部屋で着替えてこいよ。ちゃんとした着替えあるんだろ?」
ショックから立ち直った俺はあらためて魅音に声をかけた。
(今までこっち方面の話題を避けてたのに、どうしてこんな大胆なこと考えたんだ?)
そんな疑問もあったけど、とにかくあんまり無理なことはさせたくない。
「だ、だけどっ、圭ちゃんこういうの好きなんでしょ!?」
「……あー、否定はしないけどな。
 けど、明日も学校あるのにスカートでも汚したら大変だろ?だからいいって、な?」
うん、これでいい。もちろん惜しいという気持ちが無いわけじゃないけど、
正直そういうことに気を回せるほど今の自分に余裕があるとも思えないしな。
そうだ、今まで罰ゲームで散々学んできたじゃないか。
やっぱり最初から多くを求めるとロクなことにならな……
「な、な、何でよ!何で圭ちゃんがそこで断るわけ!?
 は、半脱ぎエッチよ、半脱ぎエッチ!男の夢なんでしょ!?
 圭ちゃんなら絶対飛びついてくると思ってたのに、
 そ、それとも圭ちゃんってば据え膳も食えない××××の※※※※野郎な…………モガッ!」
「わーーーー!!このバカ、いきなりナニ言い出すんだよ!
 近所に聞かれたらどうするつもりだっての、
 お、おいコラ、暴れんな!頼むから落ち着けってば……!!」
「モガーーーーーーーー!!」
突然取り乱した魅音を俺はとにかく押さえつけた。うわ、目玉がぐるぐるマークになってるよ!
っていうか、緊張してるのは分かるけど何でコイツ今日はこんなに混乱してるんだ!?

243圭×魅(5):2005/08/13(土) 17:07:51 ID:HuZ4KOR3
しばらくドタバタやった後、ようやく魅音は正気を取り戻した。
「……ゴメン」と、代わりに一気にテンションが下がってしまったようだが。
「いや、いいんだけどさ。
 でも、今日のお前いくらなんでもちょっと変だって。何かあるんじゃないのか?」
普段あれだけポーカーフェイスの得意な魅音がこんなになるんだもんなぁ、
もしかしてまだ心の準備ができてなかったのか?だとしたら、今日はやっぱり……
「……あ、あのっ!『私』は……ホントに大丈夫だから。
 だから、お願い圭ちゃん。私と、このまま…………して」
「あ……」
……出た。魅音の「女の子モード」。
意識してやってるのかそうでないのか分からないけど、
魅音は俺と2人でいる時に雰囲気がそれっぽくなってくると
自分のことを「おじさん」じゃなくて「わたし」と呼ぶようになる。
まるでそれが何かのスイッチであるかのように。
ちょうど今みたいに少し目を潤ませて、顔を真っ赤にしながら。
レナのかぁいいモードみたいに劇的な変化があるわけじゃないけど、
……だけど、こうなった魅音の言葉に、俺は一度だって逆らえたためしが無い。

「魅音……」
「あ、圭ちゃん……」
結局魅音が何を考えてるのか分からないままだけど、さっきからペースを狂わされっぱなしだけど、
呟いて、肩を抱いて、俺はそのまま吸い寄せられるようにキスをした。

さっきまでの雰囲気もなにもあったもんじゃない騒がしさが嘘みたいに、
俺の皮膚は急に夏の夜特有の濁ったような蒸し暑い空気を感じるようになった。
「……ん、んん…………ッ……はぁッ、圭ちゃ……んむ…………」
キスをして、空気を吸って、それからまたキス。
2人とも少しぎこちないけど、それでも俺は夢中で魅音の口を塞ぐ。
「あ……圭ちゃん、好きぃ……んっ…………」
しばらくすると魅音の方からも求めてくるようになってきて、俺もそれに応じる。
……今日まではここで終わりだった、だけど、今日はこの先がある。
早く、その先に行きたい。そんな気持ちを込めるようにして
俺は魅音の下顎に指を添えると、そのまま舌を差し込んだ。
「ッ!?………………えぁ……んっ、ちゅ……む…………」
さすがに最初は驚いたみたいだったけど、素直に俺の舌を受け入れてくれた。
……あ、歯磨き粉の味がする。
口内を清めるはずのものなのに、それは俺の頭を興奮と欲望で黒く汚していくみたいだった。
そうして、お互いの舌を絡めあいながら、高まる口内の熱を感じながら、
俺は背中に回していた左手を魅音の胸へと動かした。

244236:2005/08/13(土) 17:12:42 ID:HuZ4KOR3
この辺でいったん止めときまつ。
245名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 18:53:46 ID:mYirA8n5
激しくGJ!
246名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 21:48:01 ID:6EIfx/oY
age
247名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 21:58:37 ID:CqDTiOuo
くぅぅぅう やっぱ魅音は極端なうらおもてなくてかぁいいなぁ〜
248名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 22:25:48 ID:lS4G9gBA
GJ!!
249名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 00:29:39 ID:mSIBmYDN
GJ!
激しく続き希望!
魅音かわいいよ魅音
250名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 05:58:57 ID:mk9Mt54v
コスプレ魅音ムッハー( ゚∀゚)=3
251名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 11:34:34 ID:UbBdfD9n
GJ!
つ、続きを〜
魅音かぁいいよ〜
252名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 14:34:31 ID:qlsjNKCu
バッドエンドになったら(脳内で)主人公を最強にしたり
国家権力を動員したりして意地でも結果をくつがえすひと(脳内で)ノシ
253名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 17:58:26 ID:w4gQvjQJ
罪滅し発売記念age
254名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 11:34:31 ID:egDKNUAY
age
255名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 07:12:01 ID:17iAIIob
何故盛り上がらないのか!
256名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 08:18:05 ID:7a4hlnj3
ヒント1:(・∀・)イイ!!ネタが無いから。
ヒント2:職人が少ないから。
ヒント3:住人も少ないから。

もはやヒントじゃなくて答えだなw
257名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 09:35:39 ID:KHyXpX6I
同人もなかなかもりあがらないからねえ
なまら謎が多すぎるだけに、なかなかパロりにくいんかもな
258名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 11:06:31 ID:X9uHzgyP
でも罪滅しで鬼隠しは解けたわけだし、14日目のレナあたりで書いてくんねぇかな…
259名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 12:33:31 ID:17iAIIob
解けてねーよw

でも、ある意味推理としてはどーでもよくなってきたから
エロいので発散したい気分
260名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 13:19:18 ID:lUvLYeig
結局、最後は夢落ちで終わるんでしょコレ?w
261名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 07:01:53 ID:T2byh3ZE
>>243の続きを読むことだけが俺の願い
262名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 17:31:06 ID:umMpBQi1
全く関係ないけど学園ソドムを思い出した。

ので、レナに脅されてクラスメートに囲まれる中、魅音を教室で犯す圭一はどうだろう。
「しってる?魅ぃちゃん、圭一くんのこと好きだったんだよ」的な言葉攻めされつつ破瓜する魅音萌え。
いや、処女かどうか知らんけど。
263名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 19:58:27 ID:/dwPoMUg
age
264名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 21:56:19 ID:E2Xj3w+n
>>262でカモーンЩ(゚∀゚Щ)
265名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 22:04:35 ID:4NXFohh7
238氏の続きが気になってしかたない
魅ぃちゃんとのラブラブエッチまだかいな
266名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 22:22:18 ID:ZAl9qb5T
退けないようにここで宣言するぜ。
>>262のアイディアで書いて投下します。出来れば週末ぐらいに。
267名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 22:23:27 ID:ZAl9qb5T
ちなみに>>262とは別人なので、問題あったらよろ
268名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 15:16:23 ID:5cZdOPzF
レナパパとリナの情事を見て激しく鬱なレナを慰める圭々キボン
269名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 16:31:37 ID:2xrK2LwC
age
270262:2005/08/18(木) 17:52:46 ID:7vb7NTV1
>>266-267
問題ないのでドゾー。楽しみに待ってるぜ。

シチュエーションは結構思いつくんだけど文章として形に出来ないのが辛い。
私服のスリット深すぎなレナは誘っているとばかりにゴミ山で陵辱とか
段々罰ゲームのエロ度が増していくけど、誰もおかしいと言い出せないまま、ついには乱交に至る部活とか
目明しとかの最後で牢屋の中の魅音に見せつけるように圭一を逆レイプする詩音とか

ともかく何が言いたいかっていうと魅音はエロいと思う
271名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 14:51:49 ID:Gmh6DooL
>段々罰ゲームのエロ度が増していくけど、誰もおかしいと言い出せないまま、ついには乱交に至る部活とか

すばらしい。
272名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 18:13:39 ID:NMfPB3fW
>段々罰ゲームのエロ度が増していくけど、誰もおかしいと言い出せないまま、ついには乱交に至る部活とか
>目明しとかの最後で牢屋の中の魅音に見せつけるように圭一を逆レイプする詩音とか

上なんて自分もかなりツボ。ちなみに下は自分もネタとして考えた事がある(w
273名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 22:38:10 ID:NHYxhHYv
なまらって北海道訛り?
274名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:30:01 ID:AOgXJ9MS
>>273
自分は北海道在住だが、なまらは多分北海道弁。
だけど、今じゃまずご年配の方ぐらいしか使わないな
275名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 03:24:31 ID:qvgSYZbF
>274
俺は16の弟がいるんだが、なまらはなまら使うぞ。弟の友人も使ってる。
今の大学〜高校生以下には逆に多用されてるみたいだ。
以上、道南より。
276名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 16:47:29 ID:3iMa+YW0
>>266ですが、長くなったので最初の方を投下します。罪滅し編ネタバレあり、少し痛いです。
NGワードはmionで。
277罪隠し編1・1/3:2005/08/20(土) 16:49:37 ID:3iMa+YW0
「裏切らないよね? 圭一くんは、レナのこと」
 そう言って、圭一を見るレナの瞳はこの上なく不信に彩られていた。
 手に持ったライターを弄ぶようにして、教室にいるクラスメイトが思わず恐怖に身を竦める。

「あ、当たり前だろ! 信じろよッ、仲間だろうが!!!」
 どもりそうになるのを必死で抑えて、圭一は必死でレナに叫ぶ。だが、それを聞いてもレナの表
情はますます猜疑の色を深めていくだけだった。
 今のレナは不信の塊だ。下唇を噛むようにして、圭一は自らの行いを悔やんだ。
 たまたま一つの縄跳びの結び目が緩かっただけだった。土台、古ぼけて半分伸びたビニール製の
縄できつく結ぼうという方が難しいに決まっている。しかし、レナはそう受け取らずに、圭一が本
当に自分を裏切ろうとしたのではないかと判断したらしい。

「……本当に? ワザとじゃないのかな?」
「違うっ!! 俺がレナのこと裏切るわけないッ!!!!」
 誤魔化すように大声になっていたが、レナの中で一度芽吹いた不信が消えることはなかったよう
だった。すっと目を細めると、その後に酷く冷たい声で笑った。
「信じられないなぁ。あははははははははははは。圭一くん、魅ぃちゃんとも仲良いもの」
 圭一は目の前が真っ暗になる錯覚に襲われていた。
 どうして――その結び目が緩かったのが、よりによって魅音だったのか。偶然だった。意図した
ものなどではなかった。ただそれが、最悪の結果を生んでしまっていた。

「じゃあ、証明して。圭一くんがレナの味方だって」
 悔やむように目を下に向けていた圭一は、その声に頭をがばっと振り上げる。
 レナは口元だけが笑っていた。
「もし圭一くんがレナの味方なら、レナの言うこときっと聞いてくれるはずだよ?」

「ああ、もちろんだ。俺だけはレナの味方だからな」
 考えるより先に口が出ていた。このままでは、自分が原因で魅音が酷い目に遭う。魅音だけじゃ
ない、自分を含めたクラスメイト全員が死ぬのだ。圭一には従うしかなかった。
 レナは少し考えるような素振りを見せると、名案を思いついたような仕草を見せた。
「じゃあね、圭一くん、魅ぃちゃんのこと×して欲しいな」
「――え?」
 あまりに当たり前のように言われたからか、圭一は自分が一瞬何を言われたのか理解できなかっ
た。口を呆然と開けながら、馬鹿みたいに放心していた。

『魅 ぃ ち ゃ ん の こ と 犯 し て 欲 し い な』

 レナはいつものような笑顔で、狂った要求を圭一に突きつけていた。
278罪隠し編1・2/3:2005/08/20(土) 16:51:18 ID:3iMa+YW0
「い、今何て言ったんだ、レナ?」
 脳がそれを認められなかったのか、聞き返す圭一に、レナは噛み砕くようにしてもう一度説明す
る。その視線は既に圭一でなく、その後ろで無様に教室の床で横たわる魅音の方を眺めていた。
「だからね、魅ぃちゃんが黒幕なのはもう間違いないの。こいつは、私たちの仲間のふりをしてレ
ナと圭一くんのことを騙していた!! 許せないっ!!! 信じていたのに裏切ったの、だからお
仕置きしようと決めてた。レナはね圭一くんを信じて、それを譲ってあげるの」
 レナは自らの言葉に興奮したように、瞳には危険な光を湛えていた。

「圭一くんが本当にレナの味方なら出来るよ。出来ないわけがないんだ、もし出来ないなら圭一く
んもレナの敵だって証拠だからね」
 その論理に圭一は抗弁することすらできない。元々の大前提がおかしいのだ。どうレナを説得す
ればいい? どうすればレナに自分は味方だと信じさせられる? 圭一は異常な世界に呑み込まれ
かけた頭で必死に考えるが、打開策は出てこない。
「……もしかして、出来ないのかな……?」
 顔色を真っ青にして全身を震えさせる圭一に対し、レナは呟くように問い掛ける。
 それはまさに、自分の敵か味方かの決断を迫る悪魔の問いだった。

 圭一はわずかに振り返り、不安そうな顔をした魅音を確認する。圭ちゃん――と魅音が小さく漏
らすのを見て、そんなことが出来るわけがないと思った。魅音もレナが何を言ったのか理解できな
いといった風で戸惑っている。ただ、確かにその瞳は恐怖で揺れているのが見て取れた。
 出来るわけがない。けれどやらなければ、今のレナは――
 思わずごくッと喉を鳴らして、圭一は唾を大きく飲み込んだ。

 目を見開くようにして、魅音を凝視している圭一にレナは満足そうにしていた。
 駄目押しをするように追い討ちをかける。
「もちろん、優しくなんかしちゃ駄目だよ? そうしたら、圭一くんの目の前でまず魅ぃちゃんか
ら殺すからね。その後、裏切り者だって分かった圭一くんもレナが殺してあげるよ」
 笑う。笑い声が聞こえる。
 喉から空気が漏れ出でるような音に、圭一の理性は次第に溶けて行くような気がした。

 そうだ。自分がやらないと魅音が――
 もう一人の自分が必死で静止しているような気もしたが、今の圭一にそれは聞こえていない。
「やだ……やだなぁ、やめてよ、圭ちゃん。冗談キツいよ……」
 普段は気丈な魅音が、珍しく弱々しげな笑みを見せて圭一に訴えかける。圭一はそれを無視する
かのように一歩、一歩近づいていった。それに従って、魅音の笑みがどんどん乾いていく。
 圭一にはどうして魅音が拒否するのか分からなかった。これは魅音のためなのだと、頭が上手く
働かないままの圭一の背後に回ると、レナはそっと後ろから耳元に囁いていた。
「魅ぃちゃんを助けられるかは圭一くん次第だから……頑張ってね」
279罪隠し編1・3/3:2005/08/20(土) 16:52:24 ID:3iMa+YW0
「やだッ、やめてってば圭ちゃ……」
 騒ぐ魅音の声を無視するようにして圭一が上から覆いかぶさった。
「こんなの……嫌だよ……っ!!」
 魅音は悲痛な叫び声を上げるだけで、体を小さく身じろぎさせることしか出来ない。逃げように
も、逃げたらレナは自分のことを殺すだろう。そんなことは理解している。だが、無抵抗でいられ
るわけなどなかった。思考より先に本能的な嫌悪感だけで圭一から逃れようとする。

「……ひっ!」
 強引に仰向けにさせられると、圭一は制服のブラウスを引きちぎるようにする。魅音の咽から思
わず恐怖の悲鳴が漏れた。羞恥心より、恐怖心の方が先に立った。
 圭一は一瞬その手を止めかけるも、熱に浮かされたように脳はただその先を急かす。圭一にはど
うして魅音が抵抗するのかも理解できないまま、脳の命じるままひたすら従う。
 下着を強引に上に取り去ってしまうと、あらわれた白い二つのふくらみを凝視していた。
 魅音は絶望とともに、取り憑かれたような圭一の姿をすがるように見た。

 圭一はのしかかるようにして、魅音の胸に手を這わせる。
 魅音は既に叫ぶことはしなかった。ぐっと下唇を噛み締めて、何かにひたすら耐えるようにして
いる。魅音からは、圭一の頭のてっぺんの部分しか見えていない。何かを願うようにして、ひたす
ら自らを襲う圭一を見つめるようにしていた。
「魅ぃちゃん、嬉しいでしょ? 願いが叶ったんだから、そんな抵抗しなくてもいいんだよ?」
 嘲るようにしてレナは魅音のことを笑う。
 ――そんなわけがない。嬉しいなんて、そんなわけがない。
 レナだってそんなことは分かっているはずだった。魅音は決してこんな行為を望んでいない。け
れども、圭一の前で議論などしたくはなかった。今の圭一だけには知られたくない。今みたいな圭
一だけは大嫌い。魅音は必死で奥歯を噛み締めるようにして耐える。

 それがレナには気に入らないようだった。
 圭一の舌が魅音の胸の突起にと下りてくるのを、虫でも観察するように二人の姿を見ている。
「魅音……」
 ふと上げた圭一の顔は、とても欲望にギラついた目をしていて、浅ましくて醜いばかりで吐き気
がした。何を勘違いしてるんだ、この馬鹿男は。悔しくて哀しくて、情けなくて、鼻の奥がつんと
するのを魅音は必死で我慢すると、圭一のことを思いっきり心の中で罵っておいた。
 圭ちゃんの――バカ――

 視界が滲んだのは、自分の気のせいだと思った。
 前原圭一の友人の園崎魅音は、異性というよりも同性の友人のような感じで。だから、こんなこ
とで反応してなんかいけないんだ。
 本当に、何勘違いしてるんだろう、私も、圭ちゃんも。魅音は泣き笑いの表情になった。
280名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 16:53:35 ID:3iMa+YW0
次回からエロ突入の予定。月曜ぐらいには投下できるかと。
281名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 19:03:04 ID:kLr8mxm8
まさか同人誌で鬼頭えんの「ひぐらしエロ」が
読めるとは思わんかった・・・・
282名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 19:11:39 ID:DPTPSkb2
本当魅音はいい目みないな
祭囃し編では幸せになれるといいですね
283名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 22:40:51 ID:Gy8/0KoZ
GJ
284名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 04:04:50 ID:bvpJRKIT
ttp://www.imgup.org/file/iup72531.jpg
アカン!オバチャンスクーターや!!
285名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 11:16:10 ID:wgxpcYqa
今日は月曜日だな。
286名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 21:22:25 ID:tABx2miE
>>277-279の続きを投下。NGワードは前回と一緒です。
287罪隠し編2・1/3:2005/08/22(月) 21:23:31 ID:tABx2miE
 圭一は魅音の胸に顔をうずめながら、その柔らかさに酔っていた。初めての経験に、強制されて
いたのか、自ら積極的にしていたのかの区別さえつかなくなりそうだった。
 揉む胸は手のひらに応じて自由に形を変える。
 肌はしっとりして手に吸い付くようでいて、男性と女性の違いを否応なしに思い知らされた。
 魅音のためだとか、レナに疑いを持たせないためだとか、そんなことはどうでもよかった。関係
なくなっていた。圭一は魅音の体に完全に心を奪われていた。

 舌を桜色をした突起に絡める。柔らかだったものが、舌先を跳ね返すようにして弾力を持ってく
る。反応して固くなっていくのを見て、圭一は自分自身も激しく猛るのを感じていた。魅音のふと
ももに擦り付けるようにして、圭一は自らの分身を魅音に密着させる。
 粘着質な水音が教室の中に響く。ワザと音が立つようにして、圭一は舐めていた。
 ここが教室だということはとうに頭から抜け落ちていた。
 複数のクラスメイトが見ていることも、梨花が無表情に眺めていることも、沙都子が嫌悪感を隠
せない様子で、顔を真っ青にして吐き気をこらえているのも。レナが笑いながらそれを見物してい
るのも、何一つとして視界には入らなかった。

「あははははははははは、凄いよ、凄いね。圭一くん犬みたいだね。魅ぃちゃん分かる? 皆が魅
ぃちゃんのこと見てるんだよ? 魅ぃちゃんの恥ずかしい姿を見て興奮してる子もいるよ!?」
 心底愉快そうに、レナは魅音を辱めて喜んでいた。
 クラスメイトの好奇と嫌悪の視線を受けて、魅音の顔が赤く染まる。意識してしまったらもう駄
目だった。女の子が理解できないもののように自分を見ることも、自分たちより遥かに小さい男の
子が股間を興奮に膨らませ、教室の床に擦り付けるようにしているのも。
 少しでも顔を隠すようにしてその目つきから逃れようとする。
 だが、あらわになった胸に対して、無遠慮な視線が絡みつくのだけは感じてしまう。

「魅ぃちゃん、顔が真っ赤だよ。興奮してるのかな? 恥ずかしいだけ? もう、園崎家次期当主
のプライドなんて粉々だよね。だって、ここで見ている皆が魅ぃちゃんの恥ずかしい姿を知ってい
ることになるんだもの。すぐに家族や村の人にも流れるよ。そうしたらおしまいだね、全員知って
るんだもん。魅ぃちゃんが何を言っても、変態さんの言うことになっちゃう。従っていた人も表面
上はそうだとしても、みんな魅ぃちゃんのことを好色や好奇の目で見ることになるんだね」
 レナは自分で喋っていて興奮したように、脚を摺り合わせるようにした。
 瞳は熱っぽく、尋常でない光を湛えているのが分かる。
「襲われちゃうかもしれない。慰み者になっちゃうかもしれないね。でも安心して、レナを魅ぃち
ゃんが裏切っていても昔は友達だったことは忘れてないから。宇宙人の手先は殺すからね、そのあ
とに辱めるようなことはしないよ」

 レナもそこまで言うと、自分も目の前の光景に我慢できなくなったようだった。
 鉈から手を離すと、圭一と魅音が絡み合う姿に近づくと、そっと膝を付いて手を伸ばした。
288罪隠し編2・2/3:2005/08/22(月) 21:24:14 ID:tABx2miE
 思わず圭一がくぐもったうめき声を上げた。
 レナは跪くようにして、パンパンに張ったズボンの前の部分に手を伸ばす。その細く白い指に撫
でられるだけで、圭一のモノは今にも暴発しそうだった。早く開放して欲しいと、充血しすぎて壊
死してしまうのではないかという恐怖さえ感じるぐらいだ。レナの指先に表面をそっとなぞられる
だけで全身の神経がそこに集中したかのように、思わず快感に身を震わせてしまう。
「圭一くんのここ……、ぴくぴく動いていてとってもかわいいね」
 口調だけはいつものまま、表情だけは恐ろしいまでに妖艶な顔をして。
 レナは圭一をお預けをするように焦らしていた。

 本当に気が狂いそうだと思った。
 自らを保つように、目の前の胸にむしゃぶりつく。そのほのかに桜色に染まった肌に、圭一は魅
入られたようにして舌を落とし続けた。吸い付いた場所が、他の場所より更に赤く染まって跡にな
ることに興奮を隠せない。あの気丈な魅音を自分の下に組み伏せていると、そう思うだけで射精し
そうになる。もっと魅音を泣かせてみたいと、自分だけのものにしたいと強く思う。
 必死で抑えている声がそれでも漏れるのを耳にして、既に圭一は、自分が何でこんなことをして
いるのかさえ分からなくなりつつあった。

 カチャ、カチャと、レナの手がベルトを外すのがもどかしい。
 焦れったくなり、圭一は少しでも快感を得ようとレナの手に自分の分身をこすりつけるようにす
る。自分の先走り液でトランクスは完全に濡れていて、それがレナの手に当たってぬるっと滑った
ときには思わず射精しそうになっていた。
「あはははははははは、圭一くんったら慌てちゃ駄目だよ」
 たしなめるようにレナが言う。
 そんなことは知らない、関係ない。圭一の頭の中では、一刻も早くそれを解き放って欲しいとい
う一念だけだ。わざと失敗しているかのようなレナの行動に、圭一の頭は焼ききれそうだった。

 トランクスがゆっくり引き摺り下ろされる。
 冷たい外気に晒されたと感じた瞬間、先端に感じたぬめっという感触に、圭一のものは白濁とし
た液体を吐き出した。うめくと同時に快感が全身を奔り、飛び出した液体はレナの顔に掛かる。驚
いたようなレナの顔の上に白い線が引かれていくのを見て、圭一は全身が獣欲に支配されるのを感
じていた。粘性のある液体がレナの顔の上を伝わっていくのを見て、圭一のそれは衰えるどころか
ますます滾っていくばかりになる。
「凄い臭いなんだね……圭一くんの。初めて嗅いだよ」
 圭一の視線は、白い液体を指で拭うと興味深そうにしているレナの顔ではなく、小さく濡れた桜
色の唇とその奥を凝視していた。わずかに笑うと見えた白い歯に、圭一の思考はますます歪んだ方
向にと向かっていった。
 圭一のモノの先端から垂れた白濁が、魅音の穿く赤いスカートを淫らに汚していく。
 レナはそんな光景を見て、とても嬉しそうにしていた。
289罪隠し編2・3/3:2005/08/22(月) 21:25:02 ID:tABx2miE
「圭一くん、気持ちよかったかな?」
 蠱惑的な瞳をしたレナに、圭一は吸い込まれそうな錯覚さえ覚える。
 気持ちよかったか? レナは何を馬鹿なことを聞いてくるのだろうと思った。そんなことは当た
り前じゃないか。彼女の瞳から、唇から目を離せぬまま、圭一はただ何度も頷く。
「ああ、凄く……気持ち、良かった……」
 まるで口さえ自分のものではなくなったようで、頭には靄がかかったようにぼうっとしている。

「じゃあ、圭一くん。魅ぃちゃんにもして欲しいよね?」
 ――魅音に?
 圭一はその単語を聞いて初めて思い出したように、先ほどまでずっと覆い被さっていた魅音を見
ていた。魅音は胸を大きく上下させて、荒くなった息を苦しそうに吐いている。
 その唇に目を奪われた。
 普段はきりりと引き締まったその口元。こうして凝視したのは初めてで、今はしゃくりあげるよ
うにしてわずかに閉じたり開いたりを繰り返している。濡れた唇はレナに負けず劣らず紅くて、圭
一の咽が自然と鳴った。唾液が、魅音の口元から垂れているのさえ扇情的だった。

「魅ぃちゃんに同じことして欲しくない? 圭一くんのアレを咥えてもらって、小さな舌で一生懸
命舐めてもらうの。気持ちいいんじゃないかなぁ、ううん、絶対気持ちいいに決まってる」
 催眠術のように繰り返し、繰り返し、レナの小さな声が圭一の耳元に届く。
「俺は……、お、俺は……」
「ねぇ圭一くん? 魅ぃちゃんの綺麗なお口を――犯したくない?」
 それが決定打だった。悪魔の誘惑だろうが何だろうが、その言葉に逆らえるはずもなかった。
 あの強気な魅音が自分にかしずき、圭一自身に奉仕している。濡れた瞳で圭一のことを見上げな
がら、苦しそうにその大きなモノを口の中にうずめて、一心に頭を動かすのだ。
 甘美な妄想は頭から離れるわけもなく、圭一はレナに何度も頷いていた。

「それなら、レナが手伝ってあげるね!!」
 まるで放課後に掃除でも手伝うかのような気安さで答えると、レナは魅音に手を伸ばす。
 そっと微笑みながら、魅音の体の上になだれかかるようにした。
 母親が赤子の頬を撫でるような優しい手つきなのに、残ったもう片方の手は魅音の胸を握りつぶ
すように揉みしだいていて。圭一はその光景を見て、ますます自らが昂ったのを感じていた。

「ほら、魅ぃちゃん起きて。起きないと殺しちゃうよ」
 そう言って、後ろからレナは優しく魅音の体を抱き起こす。
 魅音はもう抵抗しなかった。恐怖で身をよじることも、泣くこともせず、ただ早く過ぎ去ってく
れるように願い、一刻も早いこの悪夢の終焉を望んでいた。
 口元が何かを呟くようにわずかに上下する。
 圭ちゃん、嫌だよ……そんな魅音の願いとは裏腹に、圭一の耳に届くことはなかった。
290名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 21:26:28 ID:tABx2miE
相変わらず続く予定。一応、次は水曜日ぐらいに。
291名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 21:31:12 ID:D/pQxDK1
乙。エロいな。
なんかレナまで参加しそうな勢いですけど。
292236:2005/08/23(火) 04:29:00 ID:r0cE9/PG
>>266氏に対する失礼を承知で残りを投下。
割り込むようなかたちになってしまって申し訳ない…
作品の方は…まだ罪滅し開けてないんで終わってから読ませてもらいますorz

それから前半を読んでくれた人達にも遅れたことへのお詫びを。
一応今回の投下分で終わりなんで、また読んでもらえると嬉しいです。

…では、罪滅しやってきまつ。
293圭×魅(6):2005/08/23(火) 04:32:54 ID:r0cE9/PG
「…………!ちょッ、ちょっと待って!!」
「うわっ!……どうしたんだよ急に?」
「あの……圭ちゃん、これから私の……その、む、ムネ、触るんでしょ?」
「あ、そ、そのつもり……だけど……」
魅音は突然弾かれるように俺から飛びのいてそう聞いてきた。
今度は何だってんだろう?
「あの、あのね……私、ブラウス自分で脱ぎたいんだ。
 あ、ぬ、脱ぐって言ってももちろん全部脱いだりしないよ。ボタン外すだけだから安心して、ね?」
「い、いや、別にいいけど、安心ってお前な……」
言うが早いかいそいそとした手つきでブラウスのボタンを上から外していく魅音。
相変わらず顔が真っ赤だったからてっきり後ろでも向くのかと思いきや
しっかり俺が見ている前で自分の肌を晒していった。
そして3つめか4つめのボタンを外したあたりから淡いミントブルーのブラジャーが現れると、
俺はもうそこから視線を動かせなくなって、頭がボーっとしてくる。
「えっと……じゃあ、横になるから…………」
うわ……なんか、似合ってる……っていうか、すっげえ可愛い。
魅音の言葉じゃないけど、普段あれだけ男の夢について熱く語っているこの俺が
今まで女の子の下着の色なんて白かピンクくらいしか想像できなかったとは。
ああ、俺は何て無知で何て未熟だったんだろう。そもそも俺という人間は……
「あの、圭ちゃん……どうかしたの?」
「え!?……あ、ああ、悪い。なんでもないから」
我に返ると魅音はとっくにボタンを外し終えて、布団の上に横たわっていた。
……これ、準備はできてるってことだよな。これから俺、あのブラジャーの中身に触れるんだよな。
くそ、一度流れが途切れてから仕切りなおすのって結構難しい……
でも、魅音だって覚悟を決めてるのに俺ができないでどうするんだ。
「魅音、それじゃあ、その、触るからな……」
俺は自分に言い聞かせて、外すのは忍びないそのブラジャーを上にずらし上げた。
はずみで少しだけ揺れながらあらわになった魅音の膨らみに息を呑む。
……やっぱりコイツ、大きい。
分かってたことだし、何度も想像してきたことだけど
実際に目の当たりにするその存在感にはかなわないみたいだ。
なんだ、こんなもの見せられたら仕切りなおしとか関係なくなるじゃないか……
「ひゃっ!……そんな、いきなり……なめない、で……よぉ……」
魅音が抗議の声を上げたけど、俺は構わず胸元へ顔を近づけ、乳首に舌を伸ばして舐め始めた。
舌先で乳首が固くなっていくのを感じる一方で、乳房に手を添えてゆっくりと揉みしだく。
「うう……ッ、んん…………は、ぁ……あ、あぁッ」
アダルトビデオの女優とは違う、押し殺したような声。だけどその声は今までにないくらい俺を興奮させる。
ふと、魅音の体から、石鹸やシャンプーとは違うレモンみたいな匂いがするのに気付いた。
さっきからあまり細かいことが考えられなくなっていた俺はつい疑問をそのまま口に出してしまう。
「……なに、この匂い?」
「………………ふぇ?あ、これ………………あの、せ、制汗剤……
 途中で……汗くさく、なるの……んっ、やだったから……」
……ついさっき風呂に入ったばっかりだってのに。
そんな魅音のピントのズレ具合が愛しくてどうしようもなくなってくる。
同時に、目に見える肌の質感とか、手のひらに感じる乳房の熱と不思議なくらいの柔らかさとかが
俺の脳をますます麻痺させていく。
なんだかいつまでもこうしていたい気分になってくるけど、そういうわけにもいかない。
まだこの先があるんだから、俺はこの先に行きたいんだから……

294圭×魅(7):2005/08/23(火) 04:33:51 ID:r0cE9/PG
今更って感じもするけど、俺は今日まで重ねたイメトレを思い出して
胸への愛撫を続けながらスカートの中に手を伸ばした。
そうだ、確認の言葉も忘れずに「えっと……下、触るけど……」
「ぁ…………うん……」
この短い時間の内に魅音も羞恥心とか興奮とかが高まってるんだろう、
赤く染まった頬は言うに及ばず、視線も定まっていないような表情になっている。
魅音が乱れ始めているのに嬉しさを感じつつ、俺は軽く唇を重ねてから
両足の間に移した手でそこ、と思われる窪んだあたりを下着の上から擦ってみた。
「ひあッ!……や、やだ……ぁ……は、ん、ぁあッ……!」
さっきまでとは明らかに感じの違う、声を抑える余裕もなくしてしまったような声。
ここってそんなに敏感な場所なんだ……
「は、あ……あぅ…………けい、ちゃ……」
試しに一度指を離してみても魅音はまだ少し震えている。
予想以上の反応に躊躇する気持ちもあったけど、それ以上に強く迫る欲望には勝てなかった。
「……ぇ?ちょ、ちょっと、待…………や、やぁっ……!」
俺は衝動に促されるままスカートを上にめくり、ブラジャーと揃いのショーツに手を掛ける。
実を言うと、「予定」よりもけっこう早いんだけど……
「圭ちゃん、待って……その、まだ心の準備が……!」
「悪い……でも、魅音のココ、早く見たくて……」
まるで力の入ってない抵抗をさえぎってそのまま強引に脱がせてしまった。
「こ、ここまで来たんだからさ、いまさら隠すなって……」
「だ、だって、やっぱり恥ずかしいってば…………!」
閉じようとする脚を太ももの辺りで抑えて、俺はそれを目の当たりにした。
「………………うわ、ダメだ、なんか凄すぎて言葉が浮かばない……」
「ぅ……うぅ、なによそれぇ……圭ちゃんのバカぁ……ッ」
初めて見る女の性器。
かすかに覗く内部は鮮やかなピンク色で、本当はキレイだって褒めてやりたいんだけど、
俺はその見たこともない形状に心を奪われて口がうまく動かせなかった。
男と同じ排泄と生殖のための器官なのに、何でこんなに不思議なカタチをしてるんだろう、
そしてその複雑で奇妙なカタチを俺は何でこんなにいやらしく感じるんだろう。
「…………っく……う、ぅぅ〜っ…………」
「…………あ、魅音……えっと、その、触るけど……痛かったらちゃんと言えよ?」
抵抗を止めたかわりに半泣きになってしまった魅音を見て思わずそう言ってみたものの、
ここまでかなり無理矢理に進めてしまった今となってはかなり白々しい。
さっきからコイツのこと全然気遣ってないもんな……
焦ったらだめだ。できるだけ優しく、優しく。
俺は心の中でそう強く念じながら魅音の亀裂に指を伸ばし、直接触れた。
最初はそっと撫でるように、それから少しだけ力を込めて今度はこすりあげるように。
「………………ゃ……やあ…………ん、あっ、はあぁぁっ」
……下着越しに触った時からもうそれっぽい感触はあったけど、
魅音の秘所は想像していた以上に透明な蜜で潤んでいた。
まだ入口を弄っているだけなのにいやらしい水音がしている。

295圭×魅(8):2005/08/23(火) 04:35:33 ID:r0cE9/PG
「なぁ、魅音……もしかして気持ちいい?」
「わ、わかんない…………んあッ……けいちゃんに、触られる、の……っ
 きもち……よく、て…………あたま、熱くて……ゾクゾクし……やぁああッ!」
魅音の言葉はもう矛盾だらけだったけど、感じていることは充分に伝わってきた。
「もしかして、自分でいじったり……してるのか?」
「……え?…………い、いきなりなに言いだすのよぉ…………っ!」
「だ、だってさ、『俺に触られるの』とか言ってるし、今もこんなに濡れてるし……」
「あ……ぅ……そんなの……ひゃうぅっ!…………い、言えるわけ、ないでしょ……」
「……否定しないってことは、やっぱりいじってるんだよな……?」
「……………………ッ!!」
言い返さないのが墓穴を掘ってることにも気付いてない様子の魅音はとうとう両手で顔を隠してしまった。
……あの魅音が、俺の前でこんなにも弱くて脆い部分をさらけ出している。それを見ていると
さっき優しく、って思ってたばかりなのについ調子に乗ってもっと意地悪なことを聞いてみたくなってくる。
「…………あ、あのさ、それって、どんなこと考えながら…………?」
……声が少し上ずってしまった。
それはきっと、訊ねている半面で『自分に都合のいい答え』を期待しているせいで。
いや、もう期待というよりも身勝手な確信かもしれない……
「その……こっ、答えてくれないと、嫌いになるぞ…………」
……………………………………うわ
だっ、ダメだ!さすがに自分で言っててバカみたいだ。
「そ、そんなの……」
こんなこと言ってたら俺の方こそ嫌われちまう。呆れられる前に弁解しなき……
「そんなの…………そんなの、圭ちゃんのことに決まってるじゃない!
 中学の時から、ずっと好きだったんだから……!!」
半ばヤケになったような言い方だったけど、俺が望んだままに返ってきたその答えは
砂の城が波にさらわれていく様にいよいよ俺の理性を完全にかき消していった。
「あ……ありがとな、魅音……俺も、俺もお前のこと、本気で好きだから…………っ!」
一度魅音に軽いキスをしてから、俺は再び魅音の秘所に手を這わせた。
指で両方の壁を押し開けて、現れた肉の芽を舌でねぶり、
わき出す蜜を舐めまわしながら、少しだけ中に挿れてみた指をかき回す。
「ゃ……や、だ……また舐めて…………きゃ、あ、あ、あ、あああッ!
 けいちゃ……んんッ!……はぁ、はぁ……あ、あうぅ、
 ち、ちょっと、まって…………わたし、なんか、ヘン……ひああああぁっ……!」
魅音がまた何か言ってるような気もしたけど、いまさら止められない。
もっと気持ちよくなってもらいたいから。俺の魅音を、もっと可愛がってやりたいから。
今度は舌の方を魅音の中に無理矢理もぐり込ませて、指を使って一番敏感な所を押しつぶすようにしごく。
「あ、あ、あ……ああ、あんッ…………わた、し……もう、ダメ……
 も、もう……とまん、ない、よ……ぅ、んん、んあ、あ、あ、あああああああああッ……!!」
ひときわ大きな声があがったかと思うと、一瞬魅音の全身が腰を浮かすほどにこわばる。
その後すぐに力が抜けてぐったりしたように布団の上に沈みこんでしまった。
「あ……魅音……もしかして、イったのか……?」
「……はぁ、あ……あぅ…………わかんない、けど……ぅ……た、たぶん…………」
まだ息も整わないまま、魅音はそう答えた。
……魅音を最後まで気持ちよくさせたという事実は、
俺に感慨めいた気持ちと、ちょっとした安心感を与えてくれた。
情けない話だけど、昨日までいくら頭の中で考えていても
魅音と一つになるための『準備』がどれくらい必要なのか予想できなかったから。
けれども現実の魅音は想像以上に俺で感じてくれて、
彼女の中は一度達した今もなお愛液を溢れ出させている。
……それに、そろそろ俺自身も我慢ができない。
さっきから下半身が別の生き物みたいに今にも暴れ出しそうなほどの勢いで俺を急かしていた。
たぶん、これで大丈夫。今なら、魅音を抱くことができる。

だけど、その前に……

296圭×魅(9):2005/08/23(火) 04:37:11 ID:r0cE9/PG
魅音の呼吸が整うまでのあいだ、俺は横たわる彼女の脇で頭を撫でてやりながら待った。
「えっと……落ち着いたか?」
「あ、うん…………ごめんね、圭ちゃん」
上目遣いで謝られても、なんと言うか……嬉しくて仕方がない。
「たぶん、もう大丈夫だと思う……
 それで、あの……そろそろ、するん……だよ、ね……?」
……もちろん俺だってそのつもりだ。
だけど、その前に俺は魅音にどうしても頼みたいことがあった。
「ああ、そうなんだけどさ……
 魅音、その前に制服、やっぱり脱いでくれないかな……」
「……えっ?」
一瞬、魅音は何を言われたのか理解できないような表情になって……
「な、なんで……そんな、今になって急に……」
「その……さっきから魅音の体触ってたら、なんかお前、メチャクチャ……可愛くってさ、
 無理して色々考えてくれてたのは嬉しいんだけど、やっぱり俺、お前の体全部見たくなっちまって……」
……ついさっきまで体に力が入らなかったみたいだったのに、急に体を起こそうとする。
「…………っ!だ、だけど……私、どうしても恥ずかしいし…………」
「だ、だったら俺も全部脱ぐよ……!な、それでおあいこだろ?」
「こ、コスプレHなんだよ……!?もったいないって思わないの?」
「それはだな……その……そう、あれだ、その娘の体を全部知りつくしていてこそ、
 初めて身にまとう服装が生きてくるもんなんだってば……!」
……俺はといえば、緊張と、そして戸惑いが邪魔をして口八丁をうまく活かせない。
やっぱり、そうだ。さっきから魅音は何かを焦っている。まるで本当に自分の体を見られたくないみたいに。
最初はてっきり照れ隠しで言ってるのかと思ってたけど、まさか本気でそう思ってるのか……?
「で、でも……やっぱり、やだ。脱ぎたくない、よ…………」
「なぁ、頼むよ……!魅音のこと好きだから、だから、全部見たいんだ…………」
もしかしたら本当にやめた方がいいのかもしれないと、頭のどこかで警鐘が鳴っている。
だけど、魅音の焦りが俺にまで伝染したように、俺は強引に魅音の肩に手を乗せてブラウスを脱がそうとした。
「い、嫌……やめて……………………やだ、やだ…………いやだあぁぁっ!!」

パァンーーーーーーーーーーーー
俺の家どころか近所にも届いたんじゃないかと思うくらいの乾いた音が響いて、
そう思った後で、ようやく魅音に頬を叩かれていたことに気付いた。
「あ……ご、ごめ……ん…………」
(待て、落ち着くんだ前原圭一!きっと魅音は……)
頭の片隅が更に強い警告を告げようとしていたけど、それ以上に頭に血が上るのを抑えられない。
「な……に、するんだよ!……お前、俺の彼女なんだろ?これから俺とセックスするんだろ?
 なのに、そんな…………そんなに俺に裸を見られるのが嫌なのかよッ!?」

……そう、言葉にした瞬間。突然頭の中に一つの『答え』がひらめいて、
それがさっきまでの俺の疑問すべてを串刺しのように一つに貫いていくのを感じた。
「あ…………ま、まさかお前…………背中の………………!?」
一瞬、肩がピクッと跳ねたものの、魅音は自分の肩を抱いたまま顔を伏せて何も言ってくれない。
だけど、その沈黙は俺の答えが正解だということを教えているようなものだった。
「み、魅音……俺、その…………」
「……ごめん、な、さい…………っ、わたし……ずっと前から、圭ちゃんの気持ち、知ってた……けど、っ
 だけど私っ……普通の女の子じゃ、ない、から…………こわくて…………
 だから、隠せばいいなんて…………バカみたいなこと、考えて……」
蚊が鳴くように小さな声でそうつぶやいた後、
声を殺して泣き続ける魅音に返事もできないまま、俺はただ無力感に打ちのめされていた。
……ああ、やっぱり俺は皆が言うとおりの、どうしようもなくバカで、鈍感な奴だったんだ。

297圭×魅(10):2005/08/23(火) 04:38:45 ID:r0cE9/PG
あれからもう、2年が経つ。
表面上はもうみんなすっかり普通に暮らしてて、立ち直ったようにも見えるけど、
あんなことが起きた心の傷がそう簡単に消えたりするはずがない。俺だって、そうだ。
ましてや魅音はずっと前から心だけじゃなくて背中にも『傷』を背負って生きてきたんだ。
こんな簡単なことにも気付かないで、自分のことばかり考えていた俺は、
「お前を全部見たい」なんてどこかから借りてきたような言葉で、
……また、魅音を傷つけてしまった。
「み、おん…………ごめん、本当にごめん!俺……俺、なんてこと…………」
俺は、どうしたらいいんだろう。言葉が、言葉が見つからない……
「ちがうの、わたしが……私が、いけなかったの…………!
 やっぱり私……圭ちゃんのそばにいる資格なんて、なかっ……」
「……バカ!言うなよ、そういうこと…………ッ」
魅音が最悪の言葉を告げようとするその前に、思わず俺は魅音を抱きしめていた。
腕の中の魅音は、俺を拒むように小さく震えている。
「………………なぁ、魅音……このまま最後まで、しよう」
とにかく、何か言わなくちゃ……
「……だめだよ……わたし、見せられない……ぜんぶ、見せてあげられないもん…………!」
「見せたくないなら、見せる必要なんてないから……」
どうすれば伝えられる?何て言えば、魅音は分かってくれる……?
「だけどっ……!わたし、ずっと隠してたんだよ……
 圭ちゃんだって、嫌でしょ……?汚いところを見せない相手となんて。
 気持ちをひとつにすることもできないのに……セックスなんて、しちゃいけないんだよ……!」
「……………………ッ!」
……だめだ、言葉なんて選んでられない。そんなことしてたら、魅音が俺の前からいなくなる。
「……そんな、そんな順番、誰が決めたんだよ!
 体の後に心が来て、何がいけないんだよ!?他人のこととか、常識がどうとか関係ないだろ!!」
「け、圭ちゃん……?」
「俺……いま、本気で魅音とセックスしたいって思ってるんだ!
 もちろん性欲とか、そういうこともあるけど、
 今日このまましなかったら、きっと俺たちもう一緒にいられなくなる……そんなの嫌なんだ!!」
もしかしたら、俺がいま感じていることは間違いなのかもしれない。
魅音の言うとおり、心も重ねられない奴らが体を重ねるなんていけないことなのかもしれない。
……だけど、もしもセックスが本当に『ひとつになる』ってことなんだとしたら、
カタチだけでも、真似事でもいいからそうなりたい、って思った。
この先も魅音が消せない傷に苦しむっていうのなら、それでも俺が一緒にいてやるからって、
いつも強がってばかりいる目の前の泣き虫に、ままならない言葉以上の何かで教えてやりたかった。
「お前、俺とするの……本気で嫌か?」
「そんなわけ、ない……!けど…………っ」
「俺さ、待つよ……いつかお前が『背中』、見せてくれるの」
「……っく…………けいちゃ…………ん……」
「それまで、お前のそばにいるって約束する……だから、それまで2人でゆっくり待とう」
「…………ぅう……ひっく…………あ、あぁ……ひぅっ……」
「……それにホラ、お前んちの両親って……アレだろ?
 そんな家の娘を傷ものにしちまったらさ、
 どうしたって責任取らないわけには行かなくなるって、な……?ハハ……」
「ふ……ふえぇ…………っ、圭ちゃん……けいちゃあぁぁん………………!!」
こらえ切れなくなった魅音が今度は自分から俺の胸に抱きついてきて、
今度こそ声を我慢せずに思い切り泣き出した。
「ばっ、バーカ……!いつまでも泣いてんじゃ…………ねえっ、つの…………」
「ひうっ……う、うえぇぇ…………っ、けいちゃんは……ほんとに、ほんとにわたしでいいの……?」
「だ……からっ!何回も……いわせんなよぉ……お前とだから、したいんだってば…………」
そういえば、今まで何度も魅音の泣き顔を見てきたけど、
こんな、赤ん坊みたいに泣きじゃくってるのは初めてかもしれない。
あ、やべ……なんか俺まで魅音のポニーテールがにじんで見えてきた…………

298圭×魅(11):2005/08/23(火) 04:40:10 ID:r0cE9/PG
「んん……はぁ、ちゅ…………ぁ……けいちゃ、ん、む……」
……抱き合ったまま、俺たちはいつしかキスをしていた。
互いを遮るものがひとつだけ無くなったから、縮まったその距離を確かめるように。
「んんんっ……んく、ん…………っ、あむ……は、ぁ、ああっ……
 はあっ……はあっ…………ぁ、あの、あのね……圭ちゃん、私もう……今度こそ、大丈夫だよ……」
「…………ああ、わかったよ。でも、本当に大丈夫か?
 なんだったら、もう一回、濡らしたほうが……」
「ん…………で、でも……さっきから、圭ちゃんのが私の体に当たってて、なんかすごく苦しそうだけど……」
「ッ!!…………いや、これはっ!えっと、その、決して不埒な目で見てたわけじゃなくて、
 あ、違う……不埒な目でも見てたんだけど、それだけじゃなくって!
 だって、その、そんな格好のお前とこんなにくっつくなんて初めてで、だから、えっと…………」
魅音の指摘どおり、俺の下半身はさっきからずっとガチガチに張り詰めたままだった。
ったく、萎えるよりはマシだけどなんて恨めしい……
「……プッ、くく…………あははッ……!
 もう、圭ちゃんってば……ムード台無しじゃない…………」
「あ、魅音……」
魅音が、笑ってくれた。たぶん、いまはそれがなにより嬉しい。
「圭ちゃんは……やっぱりエッチなんだよね」
「う、うっせえ。スケベで悪いかよ……」
……だから、俺もいつものように軽口で返す。
「ううん、嬉しいよ……だって、私のカラダで興奮してくれてるんでしょ……?」
「…………ああ、すっげえ興奮してる。
 もう一人じゃ収まんない。だから……魅音の中、入りたい」
「うん、いいよ。来て…………圭ちゃん」

魅音が再び布団の上に横たわる。俺はその隣でとりあえず上半身裸になってから、
用意していたコンドームを、昨日の夜に嫌というほど練習した通りにペニスにはめた。
「その、痛いとは思うんだけど……」
「うん……でも、今日はぜったい……我慢するから」
「わかった……じゃあ、挿れるからな」
その言葉を合図にして、ペニスの先を魅音の入口にあてがう。
自分の大きさに自身があるわけじゃないけど、
あらためて見ると魅音のそこは俺が入るのを別にしてもずいぶんと小さいような気がする。
まだ少し不安はあったけど、それでも俺は一度大きく息を吸ってから、魅音の中に入り込んだ。
「ひっ……!うあぁっ……ぅぁぁあああああっ!!」
……最初は割とすんなり入ったのに、それから突然嘘みたいに強い肉の抵抗に襲われる。
本当にこのまま先に進めるのか怖くなってくるくらいだ。
「くっ……魅音、ちから、抜いて…………!」
「ひうっ……く、あ、ああっ、ん……くぅううっ」
魅音が力を抜いているのかも分からないし、それで本当に効果があるのかも分からない。
だから俺は仕方がないと覚悟を決めて、無理矢理押し込むように奥へと進んだ。

299圭×魅(12):2005/08/23(火) 04:41:42 ID:r0cE9/PG
ようやく根元までを魅音の中に侵入させると、動くのを止めて魅音に声をかけた。
「これで、全部、入ったけど……っ、大丈夫か…………?」
「ん、ううっ……だいじょうぶ、じゃ、ないい……っ、いたい…………いたい、よおっ……」
目を向けると、さっきやっと笑ってくれた魅音がまた涙を流していた。
さっきまでの涙とは違うって分かってるのに、どれだけ痛いって言っても退いちゃいけないのに、
その辛そうな表情に、つい余計な言葉が口をついてしまう。
「その……どうしても我慢できなかったら、一度抜くから……」
「ちがう、の…………っ!いたい、から……いたいから、キス、してよぉ…………」
「…………わかった。じゃあ、もうちょっとだけ我慢しろよ……んっ…………」
「……ん、んんっ……んぷ…………ちゅっ、ぅ、ふうっ……ん、ああっ……!」
これまででいちばん激しいキスを交わしながら俺は再び魅音の中で動きはじめた。
ゆっくりと腰を引いて、まためりめりと音がしそうなほどの圧迫の中を進む。
「あ、む…………ちゅぷ……ん、んっ!ふぁ、ぁ…………やだ……もっとぉ……」
魅音の中は、何もかもが想像以上だった。
ペニスが手の中で握り潰されてるみたいにキツくて、人間の体温とは思えないくらいに熱い。
……なのに、頭が痺れるほど気持ちいい。
これは、絶対にまずい。こんなこと本格的に覚えたら、間違いなく溺れちまう……
「あ、あああっ!…………くっ、うぅ……ううううっ…………」
出し入れしているペニスに破瓜の血が付いているのに今さらになって気付いた。
だけど、動きが自然と早くなってしまうのをどうしても止められない。
せめて少しでも痛みが紛れればと思い、胸の膨らみに手を伸ばして優しく揉みしだく。
「ふあああっ、あっ、あんっ……圭ちゃん…………やぁ、あ、あ……!」
「魅音、みおん…………っ!」
コイツに、俺の気持ちが届いていますように。俺が、そばにいるって信じてくれますように。
快感に全てを任せてしまいそうになって、後はもう祈るようにそれだけを考えながら魅音を貫いていた。
「あぅ……んんっ、ねぇ…………っ、わたし……きも…………ち、いい?」
「くっ…………っていうか、気持ちよすぎて、そろそろやばい…………っ」
……実を言えば最初に挿れた時からかなり危うかった。なんとか我慢してたけど、もう限界が近い。
ペニスの先っぽの感覚が痺れてきて、今にも弾けそうになる。
「……ごめん、魅音。最後だけ……あとちょっとだから……」
「……ぇ?…………ん、んうっ!ああっ……ああああぁぁっ!!」
俺は魅音の腰をおさえつけると、一切の加減をせずに速度を上げた。
「魅音……ぜったい、忘れんなよ…………
 お前は俺の彼女なんだから……何があっても、俺はお前のこと好きなんだからな…………!!」
「うん…………うんっ!ぁ、ああっ……わ、わたし……もっ、けいちゃん、だいすき…………
 すき、だいすき……ふぁああっ、あっ、あ、あ、あああああああああっ!!」
最後に力の限り魅音を抱きしめて、突き刺すように腰を押し入れる。
……そうして全身が強張り、目の前が真っ白になりそうなほどの快感を伴いながら、俺は魅音の中で果てていた。
「……ぁ、ぁ…………けい、ちゃん……終わった、の…………?」
「……………………ああ、ホントに気持ちよかったよ……ありがとな…………」
それだけ言葉を交わすと、俺たちはまだ繋がったままでキスをしていた。

300圭×魅(13):2005/08/23(火) 04:44:09 ID:r0cE9/PG
「……結局、制服にシワついちまってたな」
「そうだね……でも、アイロンかければ平気だから。朝になったら、圭ちゃんちの借してくれる?」
「そりゃあいいけどさ。けど、ああいうスカートにアイロンかけるのって、なんか大変そうだよな」
「あはは……まぁ、コツはあるけどね。そんなに難しいわけじゃないよ」
あれから俺たちは最低限の後始末だけを済ませて、今は明かりを消した部屋の中。
2人で寝るにはちょっと狭い布団の上で、眠気がやってくるのを待ちながらあれこれと喋っていた。
昨日までの俺だったら、女の子とひとつの布団で寝るなんて言われても
とにかくガチガチに緊張しちゃって眠れるわけがなかったと思う。
でも今は、完全とまではいかなくとも満ち足りてるから、隣にいる魅音の体温がすごく心地いい。
なにより、魅音と今までと同じように話ができているのが本当に嬉しかった。
「ふぁ…………」
……さすがにこんな安心感の中にいると、まぶたが重くなってくる。
「あ……そろそろ、寝る?」
「そうだな…………明日は早起きしなくちゃだし……」
なにしろ今日のことは詩音にしか教えてない。レナ達には……まだ少し言いづらいから、
朝の待ち合わせまでに魅音は一度家へ帰ることになっていた。
「じゃあ、寝る前に……さ、圭ちゃん…………」
「ん…………?」
魅音が体ごとこちらに向けて話しかけてきた。
今は頭のポニーテールを解いている。こうするだけで詩音と見分けがつかなくなるはずなのに、
俺にはもう、目の前にいる女の子が魅音以外の誰かだなんて思えなかった。
「今日は、本当にありがとう…………私、圭ちゃんのこと好きになってよかった」
「……俺の方こそ、ありがとな、魅音」
「いつか……いつか、ぜったい圭ちゃんに見てもらうから。だから……」
「……あんまり意気込まなくてもいいんだからな。俺、ちゃんと待ってるから」
「…………うん」
それだけ言うと、魅音は俺の手を握ってきて満足そうに目を閉じた。
このまま幸せだけに包まれていたくなるけど、俺は俺で考えなくちゃいけないことがある。

……これからは、もっと魅音のこと気遣ってやらなきゃ。
でないと、コイツはきっとまた今日みたいな無理をするだろうから。
魅音の『背中』を受け入れられるようになるまで、
今度こそ本当に2人が繋がる日が来るまで、俺がしっかりしなくちゃだめなんだ。


…………………………………………あれ?でも、そうすると…………

………………………………………………………………………………

301圭×魅(14):2005/08/23(火) 04:48:10 ID:r0cE9/PG
「なあ……魅音」
「……………………ふぇ?」
魅音に声をかける。半分眠りの中なのは分かってたけど、どうしても気になることがあった。
「……あぁ、ごめんな、起こしちゃって。あの……ちょっと聞きたいんだけどさ、
 ええと……魅音がだな、その、背中を見せてくれるまでには……まだ時間がかかるわけだよな?」
「……それは………………ごめん…………」
「い、いや、違うんだ!責めてるんじゃなくて……!
 その間に、その、今日みたいにだな……したりってのは、できないのかなって思ったんだけど……」
「え……っ?それは、その…………
 圭ちゃんが、したいんだったら…………あ、ぁぅ……私も……いいよ…………」
「う……そ、そっか。でも、裸になれないってことは……」
「あ、うん…………服は、着たままにして欲しい」
「………………よ、よしっ!」
……思わずガッツポーズをとってしまった。
「え、なに……?どうしたの?」
「な、なんでもないっ…………なんでもないから、お休みっ!!」
さあ、俺も寝よう寝よう。なんたって明日は早いんだから……

「ねぇ…………圭ちゃん」
……と、その時、空気の匂いが……変わった。

「圭ちゃん、いま……なに考えてたの…………?」
「べっ……べべ別にっ、なんにもっ!」
「本当かなぁ…………だったらどうして嬉しそうな顔してたの…………?」
……ま、まずい、気付かれた!?
でも、言えるわけがない…………こないだ親父の仕事場でメイド服見かけたなんて……!!
「正直に言ったほうがいいよ……おじさんに分からないことなんてないんだから」
い、一人称が元に戻ってる……
っていうか魅音はどこだ?ここにいるのは一匹の鬼だけ……って、え?鬼!?
もう、だめだ……心の防壁がまるで意味を持たない。このままじゃ…………
「さあ、隠さないで……一体なにを考えてたの…………?」
「…………その、魅音さんもああ言ってくれてたことだし……
 次こそはコスプレHを楽しもうかなあなんて…………ハハ……は…………」
そう答えた次の瞬間、魅音が……跳んだ。

「……いでででででッ!!ごっ、ゴメン、俺が悪かったって!!」
「私がっ、あんなに、悩んで、考えたのにっ……!
 なんでっ、さっきは、いらないなんて言っといてっ……!
 どうしてっ、今になって、そういうこと、言い出すのよおおっ!!」
「だ、だ、だけどっ……いちおう合理的だと思って…………
 いでえええええええぇぇっ!!っつーか、苦しい!……死ぬ、死ぬってば!!」
「圭ちゃんなんか……圭ちゃんなんか、いっぺんあの世で反省してきなさあぁぁぁぁい!!」
……その後、エキサイトした魅音を静めるのは本当に大変だった。
だけど、後ろから絞められてる間も、
俺は背中に感じる膨らみとかすかに漂うレモンの香りにドキドキさせられっ放しだった。

302236:2005/08/23(火) 04:53:02 ID:r0cE9/PG
…以上、 >>239-243の続きですた。
303名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 04:56:18 ID:wOis1MGq
リアルタイム遭遇キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
じゃあ次は、コスプレ魅音ver.をキボ(ry
304名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 08:30:34 ID:zvI0SGTw
両氏ともGJ!
305名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 14:53:43 ID:wf1Kai6b
>>302
完結乙&GJ!
よし次はメイド魅音だ(*゚∀゚)=3ハァハァ 
306名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 20:10:29 ID:wQoyWjZ9
レナはアホで生まれてきちゃイケナイ娘
307名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 01:06:57 ID:ZY3sKv+i
祟殺しで、鉄平を*して帰ってきたK1と鉢合わせしてしまい、
口止め料としていろいろサービスしてくれるマジカルナース鷹野さんキボン
308名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 21:06:21 ID:QKwgZ82W
>>236氏の気遣いに感謝しつつ、>>287-289の続きです。NGワードは同じです。
309罪隠し編3・1/3:2005/08/24(水) 21:07:19 ID:QKwgZ82W
 魅音の口の中に、強引に圭一は自分のモノを捻りこむ。
「ん、……んんーっ!!!」
 咽を突かれるようにして、魅音は苦しさのあまり涙目になる。魅音のことなど関係なかった、圭
一は自らの欲望に突き動かされるようにして、快感のままに腰を前後に動かす。
 咳き込むようにして、魅音は顔を苦痛に歪めるとくぐもった悲鳴を上げていた。
 レナはそんな魅音の顔をすぐ真横で眺めていた。

 生暖かい、表面がぐにゃりとしたものが自分の口の中を犯している。鼻につく臭いと醜悪なまで
の形が喉の奥を直撃する。嫌だ、嫌だ、嫌だって言っているのに。吐き気が止まらない。今すぐに
でも胃の中のものを全て床にぶちまけてしまいそうだ。なのに、それさえも口の中のものが邪魔し
て、吐き出すことすら出来やしない。
 見上げるようにした圭一の顔は熱に浮かされたようで、とても醜く見えた。
 こんなの嫌いだ、噛み千切ってやりたい。圭ちゃんの馬鹿、なんでコイツなんか――

 暖かく濡れた感触に包まれて、圭一の分身は今にも暴発しそうだった。押しのけようとしている
のか時々絡みつく舌でさえ、今は快感しか呼び起こさない。一生こうしていたいと思わずにはいら
れなかった。魅音は虚ろな瞳で呆然と天井の方を見上げている。額には汗で貼り付いた髪が艶かし
く、さらに自分のは固く硬直していくのが分かる。
 圭一は魅音のこんな姿を初めて見た気がした。男っぽいとかそんな風に思っていたのに、弱々し
くて別人のようにしか見えない今の魅音を見ていると、嗜虐心や征服欲ばかりが肥大していく。
 耳はつんざくようにして、何も聞こえなくなった。

『――だ■ら、…いつか魅■■何かの不■が訪れたら、俺は絶■■■を賭けて助■るからな。■対
だ。約■■る……!!』
 そんな約束をしたのは、いったい誰で、いつのことだったか。
 呼び起こしかけたのさえ一瞬で、すぐに圭一の頭からはノイズとともに消えていった。

 吐き気をこらえて必死で我慢する魅音のことを、レナは興奮に濡れた瞳で見ていた。本気でゾク
ゾクした。本当はとっても女の子らしい魅ぃちゃん。本能的に、自分の圭一くんへの思いを牽制す
るところは凄くずるいとレナは思う。だから、今のこの行為は魅音にはとても堪えただろう。信じ
ていた、好きだった男の子から乱暴されているのだから。
 レナは思わず体の奥から快感が湧き上がって行くのを感じていた。突き刺しされる魅音の口の横
に、指をそっと差し込む。こんなことをしなくても魅音が圭一のモノを噛み切ることなんて出来る
はずもないのだけれど。唾液で濡れていく自分の手を見て、レナは酔った風に微笑んでいた。

「……うっ!!!」
 圭一はうめき声を上げるようにして、欲望を魅音の口の中に吐き出す。自分のモノを魅音から引
き抜いた。口とアレの先端で、白濁した粘着質の液体がアーチを描くように繋がっていた。
310罪隠し編3・2/3:2005/08/24(水) 21:07:51 ID:QKwgZ82W
 魅音は呆然としたままで、視線は天井をさ迷うように、あらぬ方向を見ていた。
 必死で何度も奥歯を噛み締め、血が滲むほど下唇に歯を立てながら、それでもなお耐えるように
してレナと圭一のことを視界の外に置いていた。気持ち悪かった。早く家に帰りたかった。全部こ
れは性質の悪い夢で、起きたらいつものように朝で、学校に行って放課後は仲間と一緒に部活が出
来ることを何度願ったことだろう。
 泣きたくて、でも泣いてしまったら負けだと思った。
 助けてよ、圭ちゃん――なのに自分が助けを求めているのは、目の前にいる憎くて大嫌いでたま
らなくなったはずの少年で、自分の馬鹿さ加減に魅音は思わず自虐的な気持ちになった。

「はい、圭一くん、ここがね、女の子の一番大事な部分」
 レナが笑う。
 動くことすら出来ない魅音の両足を広げ、ふとももをレナは両手で押さえるようにして、下着を
あらわにさせた。白いショーツは濡れていて、その奥の茂みを浮かび上がらせている。
 圭一はそれを凝視するように、舐めるようにして見ていた。
 初めて見る女性の、しかも親しい仲間の秘所。外に捨ててあった本を拾って写真を見たことはあ
っても、実物を見るのは初めてだった。思わず荒げてしまった息を隠すようにする。

「綺麗だよね、もっと近くで見てもいいんだよ? もう魅ぃちゃんは圭一くんのものだから」
 その声に誘われるようにして、圭一は顔を魅音の股間に寄せた。
 つんとした臭いに、くらくらするのを感じていた。魅音の下着は見て分かるほど濡れている。表
面に楕円形の染みのようになっていて、そこに鼻を近付けるようにしていた。
「魅音……、その、感じてたのか……?」
 本で読んだだけの中途半端な知識をもとに質問する圭一に、魅音は殺意を持った。
 こんなの単なる生理反応だ、勘違いするなと怒鳴り散らしたくなるのに、顔は真っ赤になって茹
だったようになり何も言い返すことが出来ない。思わず俯いてしまう。

「……ッ!! ……ん、んん……ぁ」
 指でそっと秘裂をなぞるようにした動作に、魅音は思わず声が漏れそうになる。
 それを聞いて、大人しくなっていた圭一のモノが再び天を向く。この変態と思わず叫び散らした
くなる。そんな風にでもしてないと泣いてしまいそうで、けれど調子に乗った圭一の無遠慮な指の
動きに対して、魅音は必死で口を真横に結んで耐えていた。
「うふふふ、魅ぃちゃん、もしかして自分でしたことがあるのかな? 反応いいよね」
 耳元で囁かれると、魅音は顔が真っ赤に染まるのを自覚した。

「じゃあ、そろそろ実際に圭一くんに見せてあげるね。女の子の大切なところだよ」
 圭一はその言葉に、恐る恐る出していた指をさっと引っ込める。
 魅音の腰を浮かせるようにして、レナはショーツをそっと脱がしていいった。圭一は邪魔するわ
けでも、手伝うわけでもなく、魅音の秘所が次第にあらわになっていくのをじっと眺めていた。
311罪隠し編3・3/3:2005/08/24(水) 21:08:50 ID:QKwgZ82W
「……あっ! ……ん、っ!」
 今度はレナの許可を待たずに、圭一は舌をそこに這わせていた。
 舌の動きや、その強弱に沿って魅音が体を跳ねさせ、抑えたくぐもった声を上げる。それが楽し
くて、圭一はまるで小動物のように一心不乱に割れ目の部分を舐めていた。
「やぁ、……や、ぁ、……嫌だよ、ん!!」
 魅音が弱々しく拒絶の声を上げるのが、圭一には何故なのか理解できなかった。
 自らの一挙一動にあわせて、魅音が上げている声は嬌声というものなのだと直感する。それなら
ば、魅音は気持ちいいということではないのか。その証拠に、舐めるだけで秘所の奥からは、唾液
とは全く別に液体がにじみ出てきているのが分かる。
 それなのに何故、魅音が自分を拒絶するのかが圭一には分からない。

「お願い……やだぁ……、や……ぁぁ、んー!!」
 圭一の口元は自らの唾液と、魅音の愛液で既にべたべただった。
「魅ぃちゃん意地っ張りだから、なかなか素直になれないんだよね。本当は気持ちいいのに、それ
を認めたくないの。ホント、かぁいいねぇ。そう思わない? 圭一くん?」
 ……そうなのだろうか?
 圭一にはよく分からなかったが、レナがそう言うのならそうだという気もした。レナの言葉は毒
薬のように徐々に圭一の頭の中に浸透し、少しずつ感覚を麻痺させていく。
 そうかもしれない。本当は凄く気持ちいいのに、クラスメイトが見ていると思って必死で我慢し
ているのだろう。なら、そんなこと忘れるぐらい気持ち良くしてやろう。あれ、でも確かこれはレ
ナに強制されているはずのこと。でも今は自分の意思? 優しくしちゃいけないんじゃ、魅音が愛
しい、もっと乱れた姿を見てみたい。そもそも、何で自分は魅音のことを襲って――
 ああ面倒くさい。今は、目の前の彼女に溺れたい。圭一の思考を占めるのはそれだけだった。

 レナの導きに従って、秘所の上の方の小さな膨らみに舌を這わせる。魅音が白い首筋を見せるよ
うにして、息も絶え絶えに喘いでいるのを圭一は喜んでいた。
 まるで電流でも流されているかのように、魅音はぴくぴくと細かく全身を震わせる。
 差し込んだ舌は下手したら引き千切られそうだと圭一は思った。舌を丸めてストローのようにし
て、愛液を啜り、音を立てて鳴らす。
「ッ……、あ、ぁ……ん、んんー……」
 魅音が自分の舌で喘いでいる。興奮している、悦んでいると思うだけで脳が破裂しそうだった。

 圭一のモノがはちきれんばかりに膨張して、今にも暴発しそうになる。
 それを見て、レナは陶酔したように、壊れた笑い声を上げて圭一にそれを促す。
「ねぇ、圭一くん。そろそろ魅ぃちゃんのアソコに圭一くんのモノを入れてみたくなった? クラ
スメイトが見ている前で、魅ぃちゃんの処女を奪ってみたくなったでしょ? 自分のアレで園崎魅
音が喘いでいるのを皆に見せ付けたくなったよね? うふふふ、ね、遠慮しなくていいんだよ」
 圭一は自分を制止していた、最後の留め金が外れていくことを自覚した。
312名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 21:10:54 ID:QKwgZ82W
一人で連投しすぎっぽいですが、一応続きます。金曜日に投下の予定。
313名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 21:35:49 ID:ZY3sKv+i
GJ
恐ろしい描写なのに
なぜかすごくしっくり来る
これがひぐらしクオリティか...
314名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 22:34:23 ID:J9XzsCQ4
うお、素晴らしい! GJ!!
エロいもーのもさることながら、三人の心理状況が
読み応えあっていいです。続きも楽しみ!
315名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 17:26:03 ID:PhPGazqP
期待age




さて、おもちゃ屋の決勝戦で乱交に発展する話を書いてみるか
316名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 20:36:48 ID:u/x1UkHq
>>309-311の続きです。NGワードは(ry
317罪隠し編4・1/3:2005/08/26(金) 20:37:43 ID:u/x1UkHq
 躊躇する気持ちはほとんどなかった。
 早く自分が気持ちよくなりたいと、魅音も悦んでいるではないかと自己正当化した。口で拒絶す
るだけで、抵抗しないことも口実にした。それが抵抗しないのではなく、抵抗出来ないのだという
ことは考えもせずに、抵抗しないことで一方的に、それは魅音も望んだ行為だと解釈することで自
らに対し蓋をした。

 だから――
 弱々しい抵抗を無視して、魅音の秘所を自分のモノで貫いたとき、魅音が取った反応に圭一は理
解出来なかった。理解しようとしてこなかったという方が正しいかもしれない。
「……おい、何で……泣いてるんだよ、魅音」
 呆然と、我に返ったような声で圭一は呟く。
 魅音は泣いていた。
 しゃくりあげるだけでなく、瞳からは涙がこぼれて頬をつたう。
 分からなかった。これは魅音が望んでいたはずのことではなかったのか。いや、それならいつ魅
音はこれを望んだというのか。そんなのは全部自分の一方的な言い訳で。違う!!! こうしない
と魅音がレナに殺されるからそれに従っただけで俺は別に――いいから止めろッ!!!

「何で、何で……泣くんだよ、……魅音」
 そう訊いた圭一の声も、泣きそうだったかもしれない。
 魅音はまるでか弱い少女のように一人で泣いていた。鼻をぐすぐすと鳴らして、溢れる涙を耐え
るように目を閉じ、それでも耐え切れなくなった涙が頬を濡らす。
「ばか……、……圭ちゃん、のばかぁ……っく」
 そこにいるのは、前原圭一の知っている園崎魅音ではなく、知らない一人の女の子だった。
 繰り返す魅音の弱々しい声に、圭一の胸は切り裂かれる。一体自分は何をしていたのか。従わな
ければ殺されると言い訳をし続けて、最後はそれすら忘れて自らの意思で目の前の少女のことを傷
つけた。傷つけたなんて言い方さえ逃げだった。魅音のことを“犯した”。

 頭が白く染まって、意識が遠くなるような錯覚がした。
「魅ぃちゃん、圭一くんのこと好きだったんだよね。どう満足した? 想いが叶ったから満足して
るでしょ。レナのことを騙してでも、遠ざけてでも叶えなかった恋だもんね。あはははははは」
 侮蔑しきった声。こんな醜い声を出すのは誰だろうと圭一は思った。

『だから、…いつか魅音に何かの不幸が訪れたら、俺は絶対に命を賭けて助けるからな。絶対だ。
約束する……!!』
 唐突にそんな約束が思い返される。違う、こんな約束は知らない。この世界の圭一にはこんな誓
いを交わした思い出はない。でも、たとえそうだとしても――
 どこかの世界で、前原圭一は園崎魅音と約束したのだ。命を賭けてでも、絶対に助けると。
 圭一は自分の馬鹿さ加減に、自らの存在ごと消し去りたくて堪らなくなった。
318罪隠し編4・2/3:2005/08/26(金) 20:38:25 ID:u/x1UkHq
 ゆっくり、なるべく負担にならないように腰を動かして引き抜く。
 圭一のモノがわずかに血に濡れている。それはもちろん自分のものではなくて、魅音の血で、圭
一が魅音を傷つけたという何よりの証拠だった。胸の奥が掻き毟られるようになる。
「……どうして、止めるのかな?」
 不信な面持ちで、咎めるような声の調子でレナは圭一に訊く。

「…………。圭、ちゃん……?」
 魅音が呆然とした様子で、わずかに目を開けて圭一の方を見上げている。
 自分で自分のことを殺してやりたいと思った。もし少し前に戻れるとしたら、圭一は何の呵責も
なく自らのことを刺し殺しただろう。刺すだなんて生ぬるい、金属バットで脳天から叩き割ってや
りたいとさえ思った。
 けれど、今だけは魅音を助ける方が先だ。その後でいくらでも償いは受けてやる、圭一は掻き毟
られて出血しそうな胸の奥で、それを叫ぶようにして誓う。

「どうして止めるか? だって。ふざけんな、いつまでもお前みたいな誇大妄想狂の言うことなん
かまともに聞いてられるか、とっとと夢から覚めて現実を見やがれ、この馬鹿」
 深く考えるより先に言葉の方が出ていた。
「レナのこと、裏切るのかな……?」
 圭一の唐突な変化についていけずに、けれど不快感を隠さずにレナは顔を険しくする。
「ああ、お前みたいな変態女に誰が着いていくかっつーの。馬鹿じゃねえの。顔に精液なんてべっ
たり付けて、それで凄んでも全然迫力ありませーん。わっはっはっは」
 その変化についていけないのはレナだけでなく、魅音や沙都子、クラスメイトも同じだった。い
きなり馬鹿笑いを始めた圭一に呆気を取られているというほうが正しい。

「圭一くんもレナのこと裏切るんだね……殺してやるっ!!」
 冷静さを欠いて、顔を真っ赤にするレナに圭一は飄々とした様子で指摘した。
「いいけどさ、鉈が無いのにどうやってやるんだ? お前、向こうに置きっぱなしだぜ」
「そんなの、このライターで皆もろとも――」
 脅すようにして、床に置いていたライターを掲げるようにして上げる。
 ――それが余計だって言っているんだよ、レナ……!! 圭一はその瞬間、その手を払うように
してレナの手に自分の手を叩き付けた。床でそれ自体もガソリンにまみれて滑るようになったライ
ターは、強く掴んでいたはずのレナの手から離れて空中を飛ぶと、床を滑っていく。

「……!!!!」
 声にならぬ叫びを上げるレナに、圭一は即座に飛び掛る。同時に大声を出していた。
「沙都子ッ!! ――梨花ちゃん!!!!」
 自分の名前を呼ばれて、咄嗟に意味がわからなかった様子だったが、圭一の意図をすぐに理解す
ると、沙都子は床に落ちた凶器の確保に走る。ライターを奪うと、すぐに鉈も掴み取っていた。
319罪隠し編4・3/3:2005/08/26(金) 20:39:58 ID:u/x1UkHq
 後はそのまま揉み合いだった。奇声を上げて抵抗するレナを押さえつけ、後ろ手に拘束しようと
する。どこから沸いてくるかという力で必死に両手を振り回すが、クラスメイトに武器を預けた沙
都子が加勢すると、圭一が血を出しながらも何とかレナを押さえ込むことに成功した。
「チェックメイトだな、レナ……!!!」
 一転して、レナの手を縄跳びで結びながら圭一は勝利宣言をするようにしていた。

「……あれ、って、何で沙都子が動けるんだ?」
 自分が呼んでおいて、圭一は不思議そうに声を掛けていた。慌てて立ち上がっている姿が見えた
ので、つい声を掛けてしまったのだが、彼女たちにもしっかり縄は結んであったはずだった。
「梨花が外してくれましたのよ……どうやったのか、あの娘が自分のを外してましたの」
 自然と感心した声を上げる圭一に、沙都子は何故か目を逸らし気味だった。怒りか羞恥心か、顔
を真っ赤にと染めている。ついに耐え切れなくなったのか声を荒げた。
「いい加減、その粗末なモノを隠してくださいまし!! レディの前ですのよ!!!」
 気付いたように圭一が自分の下半身を見ると、出したままになっていたのを慌てて隠す。沙都子
は怒っていたが、そこに圭一を見下すような、軽蔑するような素振りは無かった。圭一は自分がそ
れで許されたとは思わなかったが、少し気が楽になったのも事実だった。

「あはははははははははははははははは……」
 レナの哄笑が響く。警戒するように圭一はそちらに向き直った。
「もうこの茶番劇は終わりだ。悪いが、俺と一緒に警察で頭を冷やしてもらってくるんだな」
「終わってる? ううん、まだ終わってないよ。宇宙人を全員殺すのがレナの役目だもの。圭一く
んが仲間なら嫌だったけど、宇宙人の同類だってもう分かったからね。遠慮なく全員殺せるよ」
 その目は自分が拘束されているというのに、自身の勝利を確信して疑わない目だった。
 嫌な予感がする。沙都子もそれは同じようだった。二人が考えるより前にレナは、嬉々として自
らそのネタを明かし始めていた。

「七時にね、爆発するようにタイマーをセットしてあるの。ライターなんてあってもなくても関係
ない。その時間になったらドカンだもの、あはははははははははははは」
 一瞬で汗が引いた。顔が真っ青になって、代わりに冷や汗が出てくるのを感じていた。
 時計を見る。七時十五秒前。間に合うはずがない。逃げることさえ不可能。圭一は襲ってくる絶
望とともに悪態をつく。沙都子もその場に立ち尽くしていた。

 魅音と圭一の視線が合う。圭一は心底後悔するように、ちゃんと謝ることも約束を守ることも出
来なかったことを謝罪するように、魅音に対して『ごめん』と、口だけ動かした。
「あはははははは、爆発しちゃうね、4、3、2、1、……0ッ!!!!! ……え、あれ?」
 ――カウントダウンが終わっても爆発は起きなかった。呆然とした様子でレナは放心する。
「発火装置と言うのはこれのことなのですか?」
 教室の入り口、そこにはおもちゃみたいな時計を持った梨花が立っていた。
320名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 20:42:54 ID:u/x1UkHq
・補足
もっとねちょねちょした話の予定だったんですが、魅音があまりに不憫なので、少し展開を変えますた。魅音かわいいよ魅音。

続きは9割書いてるんですが、連投しすぎなのでしばらく控えます。来週火曜以降で。
321名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 04:47:11 ID:EpI+ZxRW
しかし、このスレはよく此処まで保ち直したな。
つい一昔が嘘のように思える。

>>320
マターリと待ってまつ。
322名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 20:40:23 ID:BWqcEQGh
>>320
乙です。
ホントは続き見たいけど、320氏がそう言われるなら、
気長に待ってます

魅音幸せになれるのかな、wktk
323名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 21:58:33 ID:MBMagRHK
さりげに>>315にも期待
324名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 21:52:10 ID:Vx5KxLH5
罪滅ぼし編の雛見沢村が滅びないストーリーで、レナがメイドでご奉仕するシチュを書いてみた。
少々、というかかなり暴走してるしエロ小説を書いたことがない漏れが挑戦した処女作を受け取ってくれ。ちなみにまだ全部書き終えてないんだけどねorz
325天使の脚本:2005/08/28(日) 22:00:38 ID:Vx5KxLH5
朝。うーんと背伸びをする。気持ちがいい。
昨日あれだけの死闘を演じたにもかかわらず、心体共に絶好調だ。いや、演じたからこそだろうな。
あんなに面白いと思ったのは今までになかった。そしてあの出来事を通じて仲間というかけがえのないものを完全な意味で手に入れ、理解出来た。
今日からは以前と違う世界が始まる。みんなと笑い合い、手を取り合いながら幸せに生きていける世界。
この世界では幸せは有限じゃない。望めば望んだ分だけ幸せが手に入る。
そんな世界なんだ。
「圭一、早くご飯食べなさい。遅れるわよ〜」
よく見ればもうこんな時間だ。世界が変わってすぐ遅刻なんてしたくない。
俺は手早く着替えて下に降りた。
326天使の脚本:2005/08/28(日) 22:14:16 ID:Vx5KxLH5
ピンポーン。
朝ご飯を食べ、学校の支度を終えたところへちょうどチャイムが鳴る。
「はいはい、レナちゃんおは…」
身仕度を整え、玄関へ向かうとおふくろが固まっていた。その理由はすぐ分かった。
「おはようございます。ご主人さま。お母さま。」
ぶはっ。俺は鼻血をぶちまけた。それも盛大に。
なぜなら、エンジェルモートで沙都子が着ていたメイド服と同じ物を装備したレナがいたからだ。ご丁寧に真っ白なカチューシャも標準装備。
頬をうっすらとピンク色に染めたレナに男の本能、萌えを感じない奴はいないだろう。いたら殴る。
「レ、レナ。おまえまさか…」
「けい…ご主人さま。これは約束だよ?朝から晩まで私はあなたのメイドさんなのは。はぅ…レナ、似合ってるかな…かな?」
おおおおもおもお持ち帰りいいいいいいハァハァ、と叫びたいのをこらえる。
「似合わないはずはないさ。ああ、断言できる。俺が言うのだからな。間違いない。レナ、とっても似合ってる。可愛いよ。」
「はぅはぅ〜…」
真っ赤になり、頭から煙があがるレナ。
俺も思わず赤面だ。
「ほ、ほら。二人ともおけれちゃうから早く行きなさい。」
お袋にせかされ、はっと顔を見合わせる。時間ぎりぎりだ。
「はぅ〜魅ぃちゃんきっと待ってるよ〜。ご主人さま、早く行こう?」
「それには激しく同感だが、ご主人さまはやめてくれ…」
言われているこっちまで恥ずかしい。
「でも…」
「ご主人さまの命令だ。普通に呼べ」
「は、はい。け、圭一くん」
何か破綻している気がするが無視。俺たちは魅音との待ち合わせ場所まで走った。
327名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 22:16:03 ID:Vx5KxLH5
始めはここまで。後はラストまで書けたら一気にアップしまふ。おそらく明日の昼辺りには…
お目汚しスマソ
328名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 23:47:33 ID:kuYfP2tk
うほっ い い メ イ ド
や ら な い か?
329名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 23:53:41 ID:Vx5KxLH5
うほっ、初めて書いたからびくびくしてただけに嬉しいぜ
330名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 00:26:50 ID:Xks2+zA2
うほっ やっぱ圭一×レナはえぇのぉw
331名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 04:06:50 ID:KIPesMId
うほっ 萌 え 尽 き た orz
332天使の脚本:2005/08/29(月) 13:27:24 ID:Q4mowNgD
ごめんエロまでは無理だったorz
お昼にうpするって書いてしまったんでここまで・・・

333天使の脚本:2005/08/29(月) 13:28:58 ID:Q4mowNgD
おはよう魅音」
「おはよう魅ぃちゃん」
「もう、二人共遅いよ〜。このままじゃ・・・」
魅音はレナの装備を見て呆然とする。それもそうだろう。学校にメイド服を着てくるような変人はうちの学校にはいないからな。まあどこの学校にもいないと思うが。
「魅音、興奮してもいいがするのは教室に行ってからだ。このままじゃ遅刻してしまう。」
「ちょ、おじさんはね・・・」
魅音は何か言いかけていたようだが、既に俺たちが走っているのに気づいて、遅れまいとして魅音も走り始めたようだ。
必死に走っている俺達とメイド。傍から見たらどんな光景なんだろうな。
それは2階の教室から俺たちを見ている沙都子の表情からよく分かる気がした。

「ふー、ぎりぎりセーフだな。」
「間に合ったねぇ〜」
トラップを難なくクリアした俺とレナ。あの日の戦い以来、なんだか強くなった気がする。世界最強の主人とメイド、雛見沢にあり。魅音とは違うのだよ魅音とは。
「なあ、レナ。お前はクラス中から好奇の視線を集めているんだが、大丈夫なのか?」
「はぅ・・・大丈夫だよ。レナ、ちゃんと約束通りにするよ。こちらがレナのご主人様です。とっても優しいご主人様です。はぅ〜」
うああああああああああ俺に突き刺さる視線が痛い。こいつ痛いよ、って目をしてやがる。畜生。こら沙都子。憐れみの視線を向けるな。
「圭一、ファイト、おーなのです。」
「おじさんも応援してるよ。がんばれチェリーボーイ。くっくっく・・・」
「圭一くん・・・」
梨花ちゃんは同情、魅音はいやらしく、レナは熱を帯びた視線を向けてくる。
「畜生。俺は仲間というものを完全に理解していなかったようだな・・・」
どうやらこの世界も都合よくいかないようだな。上等だ。本気を見せてやる。世界最強のご主人様の本気をな。今日の部活が待ち遠しいぜ。おまえら首を洗って待ってろよ!
「ほらほら、机をくっつけて〜」
お昼の時間。俺たちはいつものように机をくっつけ、バイキング形式のお昼ご飯にありつく。
「さて・・・」
さっきから梨花ちゃんがこちらを凝視してくる。気があるんだろうか。
「圭一。」
334天使の脚本:2005/08/29(月) 13:31:53 ID:Q4mowNgD
いつもの梨花ちゃんのようでどこか違う響き。ああ、あの時の梨花ちゃんか、と納得する。
俺は黙して話を聞く体制を作る。みんなも俺に習う。
「昨日は言えなかったが、礼を言う。ありがとう。本来なら起こるはずの大災害まで圭一は脚本から破ってくれた。今私たちがここにいて、一緒にお弁当をつついている。それはとってもすごいこと。
確率でいったらサイコロを振って7の目が出ること。つまり絶対ありえない事だった。迷路には出口は一つしかない。つまり大災害は必ず起こるはずの未来だったんだ。」
梨花ちゃんの話をみんなは静かに聞いている。理解できるにしろ出来ないにしろ、ここで口を挟むのは良くないとみんな分かっているようだった。

「でも、圭一の場合は違った。迷路の壁を壊して、本来あるはずのない出口を創った。
それもみんなが幸せに生きていける未来に繋がる出口。これは確率の問題ではない。
起こるはずのない奇跡を圭一が叶えた。そう思う。そのおかげで、私が超えてきた数々の死は報われた。圭一。ありがとう。」

ぺこり、と梨花ちゃんがおじぎをする。そしてにぱ〜☆と満面の笑みを浮かべた。
そこで言葉を繋げるのは無粋というものだが、俺はあえて言うことにした。
「俺だけじゃねえよ。みんながいたから、仲間がいたからこそ、だろ。
俺一人じゃ、タイマーさえ見つけられずにでかい花火打ち上げるしかなかっただろうな。」
俺は一呼吸置いた。

「さあみんな、今日という日を楽しもう!遊んで遊んで遊び倒そう!俺たちでつかみ取った世界だ。どんな事したって文句は言わせない。
俺たちにはその権利がある!そうだろうみんな。だから今は飯を食おう。腹が減っては戦は出来ない。部活という名の戦争を勝ち抜く為にはあらゆる努力を、だ。」
「さすがは口先の魔術師ですわね。確かに言うことは立派ですけど、実力もそれに伴わないとお話になりませんことよ?」
「はいはい、続きは放課後!それまで勝負は無し。今はご飯。いいね?」

梨花ちゃんとレナが笑い、俺と沙都子が目と目で火花を散らし、魅音がそれを抑える。
これでいいんだ。これこそが俺たちの在り方ってもんだ。
幸せを実感している俺の横から沙都子がミートボールを奪っていく。
「てめええええええブロッコリーとカリフラワーの違いを言ってみろこの野郎がああああああ」


335天使の脚本:2005/08/29(月) 13:32:43 ID:Q4mowNgD
放課後。ついに部活の時間が始まる。

「部活の時間は私たち対等だからね?圭一くん。手加減はしないよ〜」
「はっ、上等だ。おまえら全員叩きのめしてやるよ。」
「ふっふっふ、おじさんに勝つなんてまだまだ甘いね。」
「トラップは最後に一つだけあれば十分ですのよ。」
「にぱ〜☆」
それぞれがそれぞれ、お互い火花を散らしあう。
くっくっく。どうやらおまえらは前原圭一をなめているようだな。罰ゲームに関係無く専属のかぁいいメイドさんがいるだけで俺の強さは格段にあがるのだよ。
思い知るがいい、男の萌えパワーを。そしてひれ伏すがいい。もはや俺に敵はいない!
「よおし、罰ゲーム決めるよ。そうだねえ・・・誰か提案ある?」
手が上がったのはレナだ。
「えっと・・・敗者が勝者の言うことを聞くのはどうかな・・・かな?」
「OK。それでいこう。やるゲームはこれね」
魅音はトランプの束を置く。それが何を意味するかは俺にはまだ分からない。
「内容はハイエンドロー。まず一番上のカードをめくる・・・”5”が出たね。
そしたら次のカードは5より低いか高いかを当てる。単純でしょ?それゆえにいかさまもトラップも出来ない。」
「はぅ・・・それじゃ運任せなのかな・・・かな?」
シャッシャッと慣れた手つきでカードを切る魅音。
「運も実力のうち・・・そうでしょ?」
「そうだな。だからこそ俺に負ける要素なんて微塵もないんだがな。」
「ほえづらかいていられるのも今のうちでしてよ!」
ふん。トラップが使えない沙都子は敵じゃない。もし障害になるとしたらそれは・・・
「はぅ・・・そのトランプかぁいいね。お、お持ち帰りいいいいいい」
レナしかいない。かぁいいモードのこいつなら運を味方につけることも不可能じゃない。
だが・・・勝つのは俺だ!
336名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 21:04:04 ID:Y0HTRwAH
レナのご奉仕マダー。

GJ!
337名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 21:07:59 ID:GtSk6dlj
>>336ごめんな。明日うpする予定の人いるみたいだから、被らないように投下するわ
338名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 16:54:24 ID:049OqnnY
うpは夜かな?
339名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 18:31:48 ID:rSIAXWl1
じゃあ俺の今日思いついたことを。
分校も一応学校なんだから身体検査あるじゃん。
つーことは校医でもあるイリーがヒロイン達の
柔肌に聴診器プレイとかするわけじゃん。

KOOL
340名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 22:02:09 ID:xe5ADVp7
>>317-319の続きを投下します。残り2回、NGワードはいつもの。
341罪隠し編5・1/3:2005/08/30(火) 22:03:14 ID:xe5ADVp7
 圭一が診療室から出ると、ちょうどそこには魅音が座っていた。
 振り向くようにした魅音と視線が合ってしまう。圭一は何かを言おうとして、それまで必死で頭
の中で考えていたはずの言葉が、何一つ出来ないまま消えて行ってしまうのを感じていた。
 大丈夫か、の一言すら口には出来なかった。
 魅音を傷つけたのは自分なのだから、そんな言葉を出しても上滑りするだけだった。圭一は悔や
むように俯くと、誰も罰してくれない罪の重さを知った。

 クラスメイトは誰一人として教室内で起きた事件のことを警察には話さなかった。それが園崎家
の意思によるものなのか、各自が考えて行ったことなのかは知らない。魅音自身も話そうとはしな
かった。警察も、中で何が起きていたのか薄々感づいてはいたのだろう。だが、圭一の犯したはず
の罪は親告罪ということで裁かれることはなかった。
 誰も罰することのない罪。けれど、決して許されることはなくなった罪。

 そんな自分が魅音にどう声を掛けろというのか、圭一には分かるはずもなかった。
「悪かった……本当に、悪かった……。たぶん、いくら謝っても許せないことは分かってる。だか
ら、死ねと言うなら死ぬし、自分の前から姿を消せというなら消す、それでもう二度と魅音の前に
は姿を現さない。だから、許してくれ……お願いだ」
 泣いていたのかもしれない。けれど泣く資格はないから、涙だけはこぼさなかった。
 圭一は魅音が自分をどう見ているのか顔も上げられないまま、見下すようにされているのか、侮
蔑の視線で見ているのか、既に興味をなくして目の前から去っているのか、そのどれだとしても自
分から頭を上げることなど出来なかった。
 土下座をすれば許されるならば、それこそ何時間でも頭を地に擦り付けただろう。

 魅音はその圭一の姿を静かに見つめていた。
 真面目にしていた顔をわずかに崩すと、座ったまま圭一に声を掛けていた。
「本当はね、ずっとあの時殺してやりたいと思ってた。これが終わったら、警察の手なんか借りな
いで、自分の手でぶっ殺してやるって。そう考えることでさ、ずっと我慢してた。お前なんか大嫌
いだって思い込むことで、耐えようとしてたんだと思う」
 笑い事のように冗談めかして言うことが、さらに圭一の胸の奥を抉る。自分がそれだけ魅音のこ
とを傷つけていた、何よりの証拠を突きつけられてしまったのだから。

「なのに、何でなんだろうね……ホント、不思議だわ」
 真実、自分でも訳が分からないといった様子で魅音は苦笑した。
「全てが終わって警察にやっかいになって、簡単な治療も終わって、気付いたらあんなにあったは
ずの憎しみがどこかに消えちゃった。圭ちゃん、もしかして何か魔法でも使った?」
 魅音はいつものように笑うが、反対に圭一には笑うことなど出来なかった。
「……私ね、本当に圭ちゃんのこと恨んではないよ。もちろん、すぐには許せないことだってあっ
て。でも、いつかは許せると思う。だからさ、別にそんな負担になんて思わなくていい」
342罪隠し編5・2/3:2005/08/30(火) 22:03:52 ID:xe5ADVp7
 そんなこと言われても、はいそうですか、という気分に到底なれるはずもなかった。
 魅音を傷つけた責任。それを前原圭一は取らなくてはいけないのだから。
「圭ちゃんさ、レナが私に最後に言ったこと覚えてる?」
 どれのことを指しているのか分からず、頭を上げた圭一は無言で首を振る。
「私もレナのこと裏切ったんだ。レナは言ったよね、『レナのことを騙してでも、遠ざけてでも叶
えなかった恋だもんね』って。うん、私もレナの気持ちは知ってた。知ってて、わざと知らないふ
りした。圭ちゃんのことを相談するふりをして、レナのことを牽制してた」
 自らも咎人のような声で、罪を告白するように魅音は自嘲した。

「レナも圭ちゃんのこと好きだったんだよ。途中でレナの目を見て気づいた、本人さえ意識してな
かったかもしれないけど、最後はずっと、裏切った私のことを責めてた」
「……分かんねえよ。そんなこといきなり言われても」
 圭ちゃんは鈍感だからねー、と茶化すように言う魅音に、圭一には何と言えばいいのか分からな
かった。魅音が何を伝えたくて、いきなり自分にこんなことを言っているのか。
 魅音はすっと立ち上がると窓の方を向き直り、小さく息を吐いた。

「私、圭ちゃんのこと好きだよ」
 それは不意打ちだった。
 いつものように微笑んで、何でもないことのように魅音は告白した。

「もっと早く伝えるべきだったんだよね。ずるいことなんかせずに、レナとも部活みたいに正々
堂々と勝負するの。恨みっこなし、選ばれたもの勝ちってね」
「止めろよ……」
 圭一の声が震えていた。それを無視して、魅音は淡々とした声で続ける。
「そうすれば、たぶんこんなことは起きなかったかもしれない。レナが仲間を信用できなくなった
のも、心の弱みに付け込まれるようになったのも、私が裏切っていたからかもしれない」
「止めろって言ってんだろッ!!!!」
 思わず圭一は絶叫するようにして、魅音の腕を掴んでいた。
 魅音は泣いていた。溢れる涙を止めるすべを知らないといった様子で、頬を光を反射する筋が流
れていく。泣いているのにやせ我慢するように笑って、それがまた圭一の胸の奥を掻き毟る。

 反射的に圭一は魅音にキスをしていた。
「……。……同情は止めてよ」
 目を見開いて、圭一がゆっくり離れた後、魅音は拒絶するように首を振った。
「そんなの、惨めになるだけだよ」
「同情じゃないっ!!! 俺がしたいからした、俺が魅音としたかったんだ」
 自責の念に囚われ続ける魅音を抱きしめるようにして、圭一は真正面から見つめる。魅音が男み
たいだなんて、どうしてそんなことを思ったんだろう。こんなにも、女の子らしいじゃないか。
343罪隠し編5・3/3:2005/08/30(火) 22:04:37 ID:xe5ADVp7
「私、性格悪いよ。負けるの大嫌いだし、そのためなら何でもするし、ずるいことも何でもしちゃ
う。皆を騙すこともしてきたし、自分でも何で本当にこんなに醜いんだと思っちゃう」
「知ってる。魅音がずるいやつだってのは前からよく知ってる」
 あっさりと肯定した圭一に、魅音は何それといった感じで泣きながら笑った。
「だったらさ、この辺で縁切っといた方が幸せになれるんじゃないかなって、おじさんは思うわけ
ですよ。そこのところいかがかな、前原圭一くん?」
 この馬鹿と圭一は思わずにいられなかった。それで本当に否定されたら傷つくくせに、そんな言
い方しか出来ない魅音のことが圭一には愛しくてたまらなかった。

「俺だって昔はろくでもなしだったからな、魅音の方がまだマシじゃないかってぐらいの凶行を繰
り広げてきた男だぜ。なら似たようなもんだろ」
「それは確かだね。あっはっはっは」
 こんなときまで口が減らないのが嬉しくて、思わず圭一は魅音を抱きしめるようにしていた。

「まあなんだ。俺はそんな魅音のことが……好きなんだと思う」
 顔が真っ赤になるかと思った。どうしようもなく背中がむず痒くて、それこそ途中で言うのを止
めてしまおうかと思ったほどだったけれども、圭一はちゃんと最後まで言い切った。
「信じられない。……物好きだね、圭ちゃんも。取り消すなら今のうちだよ?」
「こんなときぐらい真面目に聞けよ、魅音」
 抱きしめたまま圭一が耳元で魅音を叱り付けると、魅音は真っ赤な顔を更に赤くした。
「……信じちゃうよ? 今更嘘だって言っても遅いからね……」
 信じたいのに信じきれない様子で声を震わせている。そんな臆病な姿も、魅音の本当の姿の一つ
なのだろう。もう二度と傷つけてたまるか、圭一はそう固く誓う。
「馬鹿、だから信じろって言ってるだろ。俺は――魅音のことが好きなんだ」

 言葉はもう要らなかった。魅音の手がおずおずと圭一の体を抱き返す。
 圭一もずっと魅音のことを強く抱きしめていた。

「ねえ圭ちゃん……もう一度、キスして欲しい、な……」
 途切れ途切れになりながらも、魅音は圭一を見上げるようにして求める。
 圭一は無言で頷いた。頬を流れる涙は止まっていた。まだわずかに濡れた瞳で、おずおずと見上
げる魅音のことが、圭一には大切で仕方がなかった。
 このまま時間が止まれと、明日よ来るなと、安直でもそう願う。

 唇と唇が触れ合うだけの軽い口付け。何から何まで逆なところが自分たちらしいと思った。
「……ても、いいよ」
 魅音が小声で呟いた。圭一が思わず聞き返すと、顔を更に赤く染めて俯いてしまう。繰り返し聞
き返す圭一に、魅音は更に小声になって――しても、いいよ。そう照れたように呟いた。
344名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 22:07:02 ID:xe5ADVp7
J( 'ー`)し ごめんね。おかあさんじゅんあいにがてだから、ごめんね

こんなデレは魅音じゃない!という感想は、胸の奥にしまってそのまま飲み下すといいよ?
次回で完結、投下は金曜日の予定。
345名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 22:42:01 ID:t718NuwI
魅音、可愛いよ、魅音。
本編じゃさんざんだったから、幸せな魅音が
見られて、俺、すごく嬉しいよ、かーちゃん
346名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 23:38:57 ID:m2i++Hos
GJついでに質問いいかな?
隠しTIPS以外で詩音と茜が話してるシーンあったっけ?
詩音が母親に対しても変な丁寧語使うのかどうかが気になる。
347名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 00:17:34 ID:y7JPLUM8
GJ!
もうね、神さんですよ、あなた。
魅音はやっぱこうでなくちゃ。
348名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 01:08:00 ID:V4RKFyRW
ヽ('A`)ノ カーチャン
349名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 03:42:38 ID:2uvWlZFf
GJ!
かーちゃん、俺、首を長〜くして待ってるよ
その内、とぐろ巻いて千切れちゃうかもしれないけど
350名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 20:06:06 ID:S+M8//4P
>>346
ない希ガス
ただあやふやな記憶なので、本スレで訊いた方が確実では。

>>315とか、>>324の続きマダー?
351346:2005/08/31(水) 23:13:28 ID:1C/UVI7l
>>350
流れ速いからヤダナーふぉんぐしゃ

そうだな、向こうで聞いてみるよ。トンくすくすくすくす。
もしかしたらそのうちここに投下する日も来るかもな…
352名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 15:31:22 ID:R27EQ8M/
>>324です。
肺炎で死にかけててまだ書けてません・・・>>335のを投下した辺りでもう危険ですた。
なんとか明日投下できるように頑張ります。
あれ、足音が一つ増えて
353名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 17:04:07 ID:RwMpwAmD
>>352
いや、ゆっくり休んだ方がいいんじゃないの?
そんなに無理しなくても・・・・・
体は大切にして下さい。
354名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 22:22:41 ID:q574+m6v
>>341-343の続きです、今回で完結。今までご応援いただきありがとうございました。今回のNGワードはHeUHMWWB。
355罪隠し編6・1/4:2005/09/02(金) 22:23:29 ID:q574+m6v
 確認するという野暮なことは、もう圭一もしなかった。
 照れたように怒ったように顔を真っ赤にして、言葉にした魅音の気持ちは理解出来たから。分か
らないこともたくさんある。今日あんなことされたばかりで、魅音は嫌ではないのかと、圭一は恐
くなる気持ちもある。抱きしめた魅音が細かく震えているのを見て、圭一は躊躇った。

「うん、恐いよ、すごく恐い。でも……今でなきゃ駄目なの」
 震えている自分に気がつかれたことが気まずかったのか、舌をちろっと出して魅音は微笑んだ。
「私は圭ちゃんのことが好きだよ。力いっぱい抱きしめて欲しいって、ぎゅっとして欲しいって胸
の奥から感じてるぐらいに好き。だから、今、圭ちゃんのことを拒絶したら、私が圭ちゃんを好き
だって気持ちまで否定してしまうことになっちゃうから」
 そう言った魅音は、最後の怯えを振り切ったように目を閉じて、小さな声ではっきり言った。
「もう一度、一緒に最初からやり直そうよ。二人で協力して、初めて同士たどたどしくでいいから
さ、ずっと思い出に残るような初体験をしよう。ね?」

 その言葉が、圭一に残っていた最後の躊躇を消し去った。
 喉の奥まで出掛かっていた謝罪の言葉も、今日は止めようという言葉も、その方が魅音に失礼な
ると気づいて止めた。代わりにもう一度強く抱きしめて、この幸せを逃さないようにした。
「好きだ……魅音」
「私もかな。どうしてこんなに、圭ちゃんのこと、好きになっちゃったんだろうね」
 困ったように魅音が、頬を赤く染めて圭一の顔を見上げていた。
 そんなことは決まっていた。ここの到るまでに幾多の選択肢があったか分からない。互いに想い
合うこともなく、すれ違った結末だってあったかもしれない。お互いに別の人のことが好きになっ
た道もあったかもしれない。けれど、それさえ乗り越えた自分たちが得た想いが、ただの勘違いで
あるわけがないと、圭一は心から確信していた。

「絶対逃がさないからね。浮気も厳禁、レナにも、沙都子にも梨花ちゃんにも絶対譲らないよ」
「お前。こんな雰囲気のときに言うことか、それが」
 二人で顔を見合わせると、同時に吹き出すようにして苦笑する。それがまた自分たちらしいと思
って、圭一も魅音も素直に楽しくて仕方なかったのだろう。
 そのまま、しばらく窓の外、月明かりに照らされるようにして見詰め合う。
 どちらがともなく手を取るようにして、人気のない倉庫らしき部屋に二人で入っていった。

 それからは二人とも無言だった。
 もう一度だけ、キスを交わす。前回までとは違う、長い、長い口付け。舌を絡めあうことも、唾
液を交換するということも知らない、稚拙な唇と唇を押し付けあうだけのキス。呼吸をすることさ
え忘れて、息が続く限り口付けを交し合った。
 ぷはっと、どちらがともなく息を吐くと、口を離してお互い微笑み合う。
 それから更にもう一度、今度は軽く触れ合うだけのキスをした。
356罪隠し編6・2/4:2005/09/02(金) 22:24:14 ID:q574+m6v
 圭一は魅音が服を少しずつ脱いでいくのを、隣で背を向けるようにしていた。
 まじまじと観察するように見ていると、強引に壁の方向を向かされた。どうせ見るんだからいい
んじゃないのかと圭一は思ったのだが、魅音が激しく抵抗したので従わざるを得なかった。
「……いいか?」
 焦れったくなって、思わず圭一は背後に確認する。
 しばらく逡巡する気配が伝わってきたが、覚悟したように魅音が大きく息を吐くのが聞こえた。
「いいよ。振り向いても大丈夫」

「…………。何で下着姿なんだ?」
 圭一がそれを指摘すると、魅音はきょとんとした様子だった。魅音の横の机みたいな形をした物
置に、綺麗に畳まれた普段見慣れた魅音の制服がある。その横で、所在無さ気に胸と下半身を手で
隠すようにして、靴下に下着姿だけの魅音が立っていた。
「変かな? もしかして……」
 失敗したのかと思い、魅音の顔が一瞬崩れる。圭一は慌ててそれを否定した。
「違うっ!!! そ、想像してなかったら、驚いただけで……、その綺麗だ……凄く」
 そう言った圭一自身も、言われた魅音の方も両方、お互いがお互いの顔を見れないままだった。

「腕、どけてくれないか?」
 ごくっと、喉を鳴らすようにして、魅音の白い肌に目を奪われるようにしていた。薄暗い部屋の
中で、閉じた窓から入る月明かりに照らされる裸身に、圭一は固唾を呑むようにしていた。
「おじさんのなんか見ても、何もいいことなんかないよ」
「……違うさ。俺は魅音のだから見たいんだ」
 卑下する魅音に対し、圭一は真正面から否定していた。しばらく悩むようにして考えていたよう
だったが、隠していた手を魅音はそっと体の正面から外していく。
 綺麗だと思った。背後に明かり取りを置いて、光を浴びる魅音の姿から目を離せなかった。

 圭一は静かに魅音に近づく。
 近寄ると、絹のように染み一つ無いように見えた魅音の肌の上、そこに自らが付けたうっ血の痕
を見つけてしまい、後悔に囚われた。自分の犯した罪の証拠。それが幾つもあることが圭一の顔を
曇らせた。どうして――俺はこんなことを。
「……圭ちゃん、また悩んでるね。今だけは忘れてよ。その代わりに優しく抱いて欲しい」
 包み込むような魅音の声、圭一は反対に自分が気遣われてることに気付いて苦笑した。

 魅音の望みに従うようにして、下着姿の魅音のことを優しく抱きしめる。
 壊れないように、決して傷つけないように、その柔肌を丁寧に包み込むようにした。この得た掛
け替えのない時間と、相手を、もう二度と失うことはないように。
 ぎこちない手つきで圭一は魅音の下着を外す。上手く行かない所はさり気なく魅音が手伝った。
 圭一が安心させるように笑いかける。魅音も首を傾けるようにして、静かに微笑んだ。
357罪隠し編6・3/4:2005/09/02(金) 22:25:01 ID:q574+m6v
 圭一が魅音と繋がったとき、魅音の頬に涙が一筋流れた。
 一瞬、体を止める圭一に対し、止めないでと魅音は無理に笑みを作って言った。痛くないわけが
ないのだろう。けれど、この涙はそれだけではなかったから。止めて欲しくはなかった。
「好きだよ、圭ちゃん……」
 瞳に涙を湛えたままで魅音は安堵したように、小さく息を吐いた。

 痛みを堪えるようにして、魅音は圭一の背中に強く手を回す。
 圭一も負担を掛けないようにして、最初は挿入した姿勢のまま動かずにいた。秘所は見て分かる
ほどに充血しており、圭一のモノを強く挟み込んでいる。痛々しい光景かもしれない。けれど、本
当に二人が繋がりあったという証拠だった。前回とは違う。体だけでなく心まで一緒に繋がってい
る確信がある。痛みさえ愛しくて、忘れたくないと思わずにはいられない。
 その姿勢のままどれだけの時間が経っただろう。
 次第に魅音の中も柔らかく圭一を受け入れるようになると、分泌された潤滑液で、圭一は少しず
つ体を前後に動かし始めていた。

 まだときどき顔を歪めるが、魅音も最初の頃に比べればだいぶ楽になったようだった。
 圭一の動きに合わせて静かに体を揺する。二人分の荒い呼吸だけが、静かなはずの部屋の中を満
たしていく。魅音の中は暖かくて、圭一は今すぐにでも果ててしまいそうだった。
 それを、この大切な時間を終わらせてしまうことが恐くて必死で我慢した。早く魅音に出したい
としか考えられなかった前回が、信じられなかった。今だけは本気で心と心なんて、あやふやなも
のが触れ合う感触を実感できてしまう。

 魅音もまた、こんな感覚があるだなんて全く知らなかった。圭一が動くのに合わせて、感じる鈍
痛すら今は愛しい。圭一が自分を大事に想ってくれているのが分かる、自分がこんなにも圭一のこ
とが好きなのだと知ってしまう。その不思議な感覚に、体は酔ったようにふわふわになる。
 体が高揚する。自慰したときに感じる快感とは全く別の種類のものだった。
 自然と呼吸が荒くなった。圭一の動きに合わせて、心も体も高まっていくことを理解する。

「――音!! 魅音……ッ!!!」
 圭一が繰り返し、自分の名前を何度も呼ぶのが聞こえた。
 昇り詰めて行っているのが分かる。自身もどこまでも昇って行くのが分かる。答える代わり、魅
音はもう一度だけぎゅっと強く、爪を立てるようにして圭一の背中を抱きしめた。
 脳髄に電流でも流れたと思った。頭の中は痺れて何も考えられない。
 圭一もそれは一緒だった。もう頭の中は霞がかかったように上手く回ってくれない。このまま死
ねたらどんなに幸せだろうか、そんな思いすら浮かんできそうなぐらいで。二人で溶け合って一つ
になってしまえばいい、それを本気で願わずにはいられない。
 脳の中で爆発する。次の瞬間に圭一は、魅音の中に白濁とした液を放出していた。
 意識が遠くなる直前に圭一と魅音は、最後にもう一度、キスをゆっくりと交わしていた。
358罪隠し編6・4/4:2005/09/02(金) 22:25:53 ID:q574+m6v
 圭一が目を開けると、覗き込むようにした魅音の顔が見えた。
 いつの間に横になっていたのだろう。後頭部には床の冷たい感覚の代わりに、柔らかな温もりが
あった。それで、圭一は自分が魅音に膝枕されていることに気がついた。
 魅音は圭一より前に意識を取り戻していたらしく、畳まれていたはずの制服を既にきっちりと着
込んでいる。その姿を見ていると、先ほどまでのことが夢のような気がして、圭一は戸惑った。

「どうしたの? ぼやっとしてさ」
 目を明けたまま沈黙を保ったままの圭一に、魅音は不思議そうに問い掛けた。
 その頬がまだわずかに朱に染まっていて、それでやっぱり今までのことが夢でなかったと気付い
てほっとした。圭一は体を大きく休めるようにして、長く息を吐く。

「……夢じゃなかったから、安心した」
 何それって、魅音は訳が分からないといった様子で笑う。
 ひとしきり笑ってから、魅音は普段のような表情に戻った。表情は和らげたまま、圭一の髪を撫
でる。飽きぬように、赤子の髪を梳くようにして、髪の毛の間にゆっくり指を通していた。
「ねぇ、圭ちゃん」
 その呼びかけに圭一は視線だけを動かして、魅音のことを見る。
 魅音はもったいぶったようになかなか話さず、もう一度圭一の視線に促されるようにしてから静
かに口を開いた。話すべきか話さないべきか迷ったような仕草だった。

「もしさ、明日世界が滅びるとして、そしたら圭ちゃんは私を助けにきてくれるかな?」
 唐突な質問に圭一は訝しげに首を傾げる。
「どうしたんだよ? まさか魅音までレナみたいなことを言い出さないでくれよな」
「仮定の話だよ、たとえばの話。……助けに来てくれるかな、圭ちゃんは?」
 もしもの話としながら、魅音は頑強にそれを確認したがった。その瞳は真剣だったので、いつし
か圭一も真剣な表情になっていた。頭を掻いて照れくさそうにする。

「助けるよ、当たり前だろ。魅音が困ってたら何度でも助けてやるよ。今回だけじゃないぞ、次回
だって、その次だって、そのまた次も助ける。ずっと力になるよ」
「――次も助けてくれる?」
 からかうようにした魅音の口調。圭一はそれに乗せられるようにして答えていた。
「ああ何度だって助けてやる。魅音は俺の仲間で、……恋人なんだからな」
 嬉しそうに微笑む魅音はどこか儚くて、とても綺麗だった。

「少し疲れちゃったな、ねぇ、一緒に寝よう。ここでいいからさ」
 圭一が反論する間もなく、魅音は膝をすっと引き抜くと、圭一を引っ張るようにして壁まで連れ
て行くと圭一の肩に寄り掛かるようにした。目を閉じてすぐにも寝息を立て始めた。
 呆気に取られていた圭一だが、魅音の寝顔を目にすると溜息をつき、自らも目を閉じた。
 次に顔を合わせるまでしばしの休息を。
 ただ――今だけはどうか、この握り締めた手を離さないで。そう、小さく願うと手を重ねた。


END
359教えて! 知恵先生:2005/09/02(金) 22:31:38 ID:q574+m6v
・FAQ
なんで圭一くんは、魅ぃちゃんの背中の入れ墨に対して何も言わなかったのかな? かな?

1.単純に気がつかなかった。
2.作者が書き終わるまでど忘れしていた。



3.実は詩音。

……正解は1ですよ? ほ、ホントだよ?
というわけで、連載にお付き合いいただきありがとうございました。また気が向いたら投下させていただきます。
>>324氏はお大事にということで。またしばらく名無しに戻ろうかと思います、では。
360名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 09:04:30 ID:WGXtAnYi
GJ!
よかたよ〜、魅音(*´д`*)ハァハァ
361名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 09:22:07 ID:UGqcOQ/F
出かける前にちょこっと見に来てよかった!
魅音が幸せでよかったー! GJ!

入れ墨のことは自分も忘れてたよ……
362名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 10:25:45 ID:HWo3ixqi
GJ!

ここの職人さんたちは話完結してくれるし、定期的に投下してくれるから大好きだ!
363名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 17:03:21 ID:KaiA/vQG
萌えた〜
魅音イイヨ魅音。GJ!
364名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 18:46:34 ID:jMx9591D
大先生ゴッジョブ!
まじでクオリティが高いぜ…

俺もちょい頑張ってみっかなあ…
365名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 03:20:58 ID:rZZw3IS2
29 柿の種 sage 05/02/21 00:39:18 ID:fqHMs23s
ぶすり。


「うっ…ぁ…」
二の腕に鋭い針が挿し込まれ、何かの液体が注入される。
「即効性のフィクション的媚薬なのです」
親切に解説ありがとう、だが圭一は未だに目が見えてない状態のままだ。
「それも狙いなのです…目が見えないと、とっても敏感になるのですよ」
「そんなのどこで習ったーーーっ!?」
目を押さえたままで、器用に突っ込みを入れる圭一。
「沙都子で実験済みなのですよ」
しかし梨花は一瞬もひるまず、暴れる圭一のズボンに手をかける。
「それに、膣内に出さなければギリギリ犯罪にはなりませんから」



30 柿の種 sage 05/02/21 00:49:11 ID:fqHMs23s
ベルトを外してズボンを一気にずり下ろすと、トランクスにテントが張っていた。
「ふふっ…圭一ってば、もうこんなになってるのですね…」
優しげな、それでいて見下ろすような、なんともいえない視線を注ぐ梨花。
ようやく目が見えるようになり、
その視線を股間に注がれていることに気づいて真っ赤になる圭一。
その様子を見て梨花も気分が乗ってきたらしく、
そっとテントの頂上に手を伸ばす…
「あ…熱くなってます…」
「うぁっ…!ちょ、ちょっと梨花ちゃ…っ!?」
媚薬によって火照った身体は、ろくに力も入らなくなっている。
圭一は梨花の行動を止めることも出来ず、流れに身を任せるしかなかった


出典 ひぐらしのなく頃に
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108430147/
366柿の種:2005/09/04(日) 10:45:53 ID:9/iFhFEs
なんかすごい久しぶりにスレ見つけて
ああもうこんなに伸びたか、でもまだ500いかないのな
とか思ってたら最後のほう見て吹いたよ!
いや本当頼むから過去の物はやめてくれーっ!
夜の眠気で発生した異様なテンションで書いたんで
冷静に見るとすごい恥ずかしいんだよーっ!
367名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 19:27:02 ID:H8XLlnC2
元神降臨キタ―――――(゚∀゚)―――――!!!!
368名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 19:46:24 ID:UFm+a+FC
>>366
むしろ落ちてない事が奇跡
369名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 23:01:04 ID:Qz5WLITm
>>366
まだ100レスもいってなくてもっと落ちそうなスレにも再来して下さいまし。
370柿の種:2005/09/08(木) 03:16:58 ID:GAachz3g
ちょっ…!
まさかあの某剣のやつか!?
い、今は…今は厳しいんだ…ごめんっ!
っていうかごめんなさい、折を見てぽつぽつ書いていきたいんだけど…
371名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 16:00:05 ID:oZ4h6Ojy
>>324氏の投下マダー?本格的に死んでる予感
372名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 18:49:15 ID:J1fB7CYf
俺は今でも>>335の続きをかたずをのんで待っております。
373名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 21:47:26 ID:yVjRd4n6
じゃあ、俺もゴミ山で遊んでたらものごっつい台風がやってきて、
帰れそうに無いからしかたなくレナが隠れ家に部活メンバーご招待。するものの、

五人も一緒にいるとあんなところやこんなところに触れるくらい狭いし、
雨が降ってて服が濡れてるから脱がないと大変だし、っていうか脱いだし、
散々羞恥の坩堝にハマった後に眠りにつこうとするものの側で半裸の女の子がいて
もはや一人マックスエレクトなKOOLが臨界点突破しようとしたところで
梨花ちゃまに「かわいそかわいそなのです」とか哀れみの目で言われつつ手コキされて魅音の頬に射精する

そんな妄想をしながら>>335の続きを待つぜ。
374名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 22:12:26 ID:AXwpr4Er
体験版を見たところで今の女キャラランクは
1位 レナ
2位 梨花
3位 沙都子
なんですが、続きを見ていくうちに変わっていくと思いますか?
ていうか今かなりレナがストライクなんですが(*´д`*)
ひぐらしモードでもかなりツボなんだけど・・・ここのみんなの評価は低そう。なんでかな?かな?

と言いつつ俺も>>335の続きを待つ。
375名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 22:28:43 ID:tID0G2fZ
俺の好感度増減表

鬼隠し 魅→レ↑梨→沙→
綿流し 魅↑レ→梨→沙→詩↑
祟り   魅→レ→梨→沙↑↑詩→
暇つぶし 魅→レ→梨↑沙→詩→
目明し  魅↑↑レ→梨→沙→詩↓↓
罪滅ぼし  魅↑レ↓梨→沙→詩→

魅4レ0梨1沙2詩-1
376名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 23:00:42 ID:rV9O5RNO
>>373 それイイ...キミが書くんだ!

 (´Д`;)、  コノトオリデス
   ノノZ乙

>>374
出題編と解やっとかんと 基本的に全てのひぐらしスレはネタバレだらけだぞ
377名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 23:19:42 ID:xB93BPtw
そろそろ纏め人出てきてほしいよな…?と言ってみるテスト。
378名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 23:23:58 ID:78ePFWw4
>>374
そうだな…
ここで見たくもないネタバレ見るよりは解までやっとくのが吉。
絶対に後悔しないってんなら何も言わんが…
379名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 23:44:45 ID:kV4VY0XY
>>375
俺版

鬼隠し レナ+2(コエェ)魅音+1(コエェ)沙都子+1(後半デネェ)梨花+1(後半デネェ)
綿流し レナ+2(カッコエェ)魅音+1(コエェ)沙都子+1(後半イネェ)梨花+1(後半イネェ)詩音+1(好きジャネェ)
祟殺し レナ+1(コエェ)魅音+2(人殺し呼ばわりカワイソス)沙都子+2(カワイソス)梨花+1(ヒデェ)詩音±0(一回しかデネェ)
暇潰し レナ±0(デネェ)魅音±0(ビミョー)沙都子±0(デネェ)梨花+1(ビビッター)詩音±0(デネェ)
目明し レナ+1(コエェ)魅音+2(カワイソス)沙都子+2(ガンバッタ)梨花+1(デターけど死ンダー)詩音−2(キュンキュン☆)
罪滅し レナ+2(最後イイ!)魅音+1(カワイソス)沙都子+1(ヨクヤッタ)梨花+2(カッコエェ)詩音±0(一回しかデネェ)
総評  レナ+8 魅音+7 沙都子+7 梨花+7 詩音−1 圭一+8(罪滅しだけで+8な勢い)

>>377
まだいらないんじゃないか?
レスが600くらいになったら作り始めてもいいと思う。
380名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 00:24:54 ID:854JzPW+
まぁメインヒロイン四人は好みが分かれるだろうからな。
381名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 03:38:19 ID:/c2aR5t1
やっぱ梨花だろwwwまあ意外と人気1位は魅音
382名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 11:40:48 ID:dq/0p+mO
>>335氏と>>324氏が同じ人物だと気付いたorz
祟り殺しの主人公の壊れっぷりで何か出来ないもんかな。
383名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 19:21:58 ID:XiCR8Coc
>382
最後の日、KOOLが熱中症の沙都子を犯す

ってな鬱で破壊力の強いものを考えてる香具師がここにいるぞ
384名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 15:04:10 ID:mjOYBpKa
>>383
それイイよ!!頑張って書いてくれ。
ワクワクテカテカしながら待ってるぜ。
385名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 23:38:06 ID:vD+k1h2m
>>377
保管庫作り始めてみた。
infoseekの貸し鯖で試験公開予定。おそらく2〜5日後になるけど。

さっき確認はしたが、虹板にはひぐらしのスレはなかったはず…だよな?
386名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 00:09:43 ID:NLfsbeDX
半虹はあるけどな
【ひぐらしのなく頃にのエロ画像 2】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1120621189
387筆下し編:2005/09/14(水) 01:00:35 ID:NLfsbeDX
「あっはっはっはっ!
 しかし圭ちゃんがまさか大学生とはねぇ!
 正直おじさんは受かるとは思ってなかったよ!」
 
「ひどい言われようだな。私大は全部受かってんだぜ?
 まぁ補欠で引っ掛かったんだけどな。」

俺が東京に行く前々夜。大学に受かった俺と、
春から調理師の専門学校に通うレナの為に
祝賀会&同窓会が園崎家で開かれていた。

「あっら〜?2月になってから、毎っ日
 神社に通いつめて願掛けてたのは誰でしたかしらね、
 お姉!」
「ちょっ、詩音ってば!」
「魅ぃは信心深いのです。檀家の規範ですよ☆」
「あ、、、あっはっはっはっ!
 まぁ、その、どこにも届かなかったら
 無気力化してニートになるんじゃないかと心配で!」
「圭一さんなら充分あり得そうですわね...笑えませんわ。」
「て、てめぇら...!」
どこまでも失敬なやつらだ。...でもそんなやり取りも久しぶり。
ここ最近は追い込みのせいで予備校に通い詰め、
魅音たちと喋る機会も少なかったしな。
388名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:10:06 ID:NLfsbeDX
「あははは。でも圭一くんはすごいすごい!
 研究者とかになって、発明とか発掘とか
 しちゃうのかな?かな?」
「うーん。実はまだ決めてねぇよ。理系ってだけでさ。
 俺の能力が活かせる分野ってのがビビッと来れば...
 ...その点レナはすごいよ。
 初めから調理師になるのを決めてたのか?」

「うん、そうだよ。かぁいい料理を作って
 みんなに食べさせてあげるんだょぅ。
 給食のお姉さんもいいなぁ〜☆」

...レナの凄いところは、高校の頃から普通科
じゃなくて家庭科専攻だったところ。高校受験時にはもう
ある程度自分の進路を決めていたということだ。
そう考えると、何だか余りビジョンが定まらずに
大学へ行く自分が少し気恥ずかしい。

そんなことないよ、とレナは言ってくれるのだが。


「あははは。レナは昔からお料理とか上手だったもんね。」
「えー!?悟史くん、私は、私はぁ?」
「にーにー!私も、私も!」
「み〜☆」
別に他のメンバーを貶してるわけではないが、
悟史の不用意な一言で火が付きかける。
俺は慌ててフォローを入れた。
389名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:11:00 ID:NLfsbeDX
「いや、悟史も凄いって!
 今や鹿骨の市役所職員さまさまだからな!
 ...仕事は大変なのか?」
「うん。大変だけどやりがいがあるよ。
 今は市の児童福祉関係の関連施設に
 出向して窓口と調査やってるんだよ。
 うちは昔から、家族のことで苦労したからね...。」
そういう人の力になってあげたいんだ。
そんなセリフが素で出てくる悟史もカッコいい。

魅音は園崎の当主修行をする傍ら、
夜学で観光業系の資格の勉強をしてる。
詩音は短大。沙都子と梨花ちゃんは4月から興宮の高校へ通う。
みんなと在学期間が被らなかったのが残念なのです、
と梨花ちゃんは言っていた。


「よしよし、それじゃあ乾杯するかね!
 はいみんなコップ回して〜!アルコールダメな人はジュースね!
 ...コホン。それでは、圭ちゃんとレナ、沙都子と梨花の
 卒業と進学を祝って...
 
  か ん ぱ 〜 い!」

「「「かんぱ〜い!」」」
「婆っちゃは検査のため興宮の病院に入院しているからね!
 潰れても全然平気!みんな泊まる準備はしてきたね!?
 さぁガンガン飲んでね〜!」
390名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:12:02 ID:NLfsbeDX
....それからどれくらい飲んだのだろうか...。
うう..頭が痛い...。当然ながらゲーム大会...
もちろん高校卒業組の罰ゲームは一気飲み...。
部活メンバーに加えて、魅音よりも手強い詩音と、
絶対的な運の良さを誇る悟史が加わっているのだ。
そうそう勝てる訳がない。

俺はしこたま飲まされてフラフラだった。

「圭一。男の子から順番にお風呂入れってさー」
「うーい悟史、今行く〜」
391名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:16:27 ID:NLfsbeDX
風呂から上がった俺は一人、涼を求めて縁側に出て、
3月の冴え渡る空に輝く早春の月明かりを眺めていた。
東京に行ったら、こんな夜空は見られなくなるんだろうか。
そう思うと、"雛見沢を離れる"という現実感が
急に心の中に押し寄せてくるのだった。

...俺の故郷は...ここなんだな...。


A.縁側でそんな感傷的な想いに浸っていると、
B.三月の肌寒い風が湯上りの身体を冷やす。...もう一回風呂を浴びてくるか。
C.ふと、庭を散歩してみたくなった。
D.喉が渇いた...広間にソフトドリンクまだ残ってなかったかな...

うはwwww選択肢適当wwwwゴメスwwwww
392TIPS 園崎家風呂 (1):2005/09/14(水) 01:23:30 ID:NLfsbeDX
カポーン...
「しっかし魅音んとこの風呂はでかいなー!しかも檜風呂か...」
「あははは。確かにすごいね。ほら、圭一。
 これガス釜じゃなくて二十四時間風呂ってやつじゃない?」
「ホントだ!っかぁーッ!
 贅沢だな!さすが園崎本家だ!」
「まぁ、魅音のとこにはお客さんも沢山来るみたいだしね。」

口々に園崎家の風呂を褒めちぎりながら、二人して風呂に入る。


悟史は厳密に言うと俺より一つ年上なのだが、
それが全然気にならない。悟史もタメ口で全然気にしない。
出会ったときには「タイプの違う人間だな」と思っていたのだが、
普通に仲良くなった。
詩音や沙都子に言わせると、俺たちはどこかしら似ているのだそうだ。


それにしても...悟史のヤツ...でかいな...。
負けた...

「ん?圭一?どうかしたの?」
「いや、何でもない...」

「ふー。いい湯だねぇ。」
「なぁ、悟史。」
393TIPS 園崎家風呂 (2):2005/09/14(水) 01:24:32 ID:NLfsbeDX
「ん?何?」
「お前と詩音っていつから付き合ってるの?」
「え?え?..あははは。」
「別に照れることじゃないだろ。教えてくれよ。後学のために」

「むぅ。あははは、一昨年からだよ。」
「へーっ!じゃあ悟史が帰ってきてすぐじゃん!
「あははは..照れるな...いやぁ、バレちゃってたか...」

あのなぁ...悟史。
詩音は雛見沢中に公言して回ってるんですけど。
つーかバレてないと思ってたのか、コイツ...。

「それはそうと、どっちから言い出したんだよ!」
「あははは。僕からだよ。」

...へぇぇ。意外だった。
悟史激ラヴの詩音が口説き落としたのだと
ばかり思っていたのだが...。

「圭一が引っ越してくる一年前ね。
 北条のうちは色々あって凄く大変だったんだよ。
 それで僕は少し雛見沢を離れてたんだけど、
 その直前に詩音と知り合ってね...
 色々助けてもらってるうちにね。」

そう言って悟史は恥ずかしそうに笑った。
394TIPS 園崎家風呂 (3):2005/09/14(水) 01:26:42 ID:NLfsbeDX
そうか...悟史は要領のいい方でない。
だから逆に、悟史はやらなければいけないと
思ったことに対して時期を逸しないのだ。
そういうところ、よく分からないけれど
やっぱり悟史はカッコいいと思う。

「で、で?告白のセリフは?」
「....。『ずっと側にいて欲しい』」

「っかぁーッ!聞いてるこっちが恥ずかしくなるよ!」

悟史、おまえ..。その約束を違えたら
詩音に縊り頃されちまうんじゃないかな...。
でも、幸せそうな悟史の顔はすごく輝いていて、
そんな心配とは無縁のように見えた。

「圭一は?好きな女の子とかいないの?」
「え?俺?いや、別に...。」
「例えば魅音とか。レナとか。」
「えぇぇッ!?う〜ん...」
「?」

そういえば俺はあの娘たちのことをどう思ってるんだろう?
あんまり考えたことがなかったけれど...。

そう言って俺は風呂の天井を見上げる。

蒸発した湯気が天井のタイルに結露して波打ち、
雨だれのように落ちてきては時折水面を打っている。
数滴が落ちる間の沈黙は、
俺に少しだけ考えをまとめさせてくれた。
395TIPS 園崎家風呂 (4):2005/09/14(水) 01:27:57 ID:NLfsbeDX
「...正直、さ。」
「うん?」
「あんまりそういうの、考えないようにしてたんだと思う。
 あいつらは、俺の家族みたいなもんだから。」
「...。」
「ここに越してくるまで、俺は頭でっかちで
 高慢なガキで、学校とか友達付き合いとか本当に苦手だった。
 だからあいつらと友達になって、仲間になって、
 本当に楽しかったんだ。
 中学の2年間、数少ない心安らげる場所だったし、
 もちろん高校になって新しい仲間と付き合いだしても、
 その思い出は心の奥の一番大事なところに取っておいた。
 だから多分、そこでは誰が好きとか、そういう心苦しい
 想いを抱かないようにしてたんだと思う。」
「むぅ...。分かる気はする。
 ...でも圭一、圭一は東京に行っちゃうんだよ。
 もしも言わなきゃいけないことがあるんだったら、
 言っておかないとダメだよ?」
「ははは..分かったよ。...いや〜場合によっては?
 悟史をお義兄さんと呼ぶことになるかもなぁ!」
「むぅ...沙都子のこと?それはなぁ...
 圭一の趣味は特殊だからなぁ...不安だなぁ...
 あははは」

「あっはっはっ!何気に失礼なことを言ってやがる!この!この!」
じゃばじゃば!
「むぅ...やったなっ!あははは。」
じゃばじゃば...。


「お〜い魅音!上がらせてもらったぞ!」
どたどたどた。「...!あっ、圭ちゃん?
分かった〜はい次、女の子〜入っちゃって〜!」
396名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:54:19 ID:FM1VABld
>>387-395 GJ!続きが凄くキニナル。
397名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 08:06:50 ID:SZeU59YP
GJ!!
できれば魅お…
いえ、作者さまの好きなカップリングで
398名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 16:09:14 ID:ErRsAqKz
俺はレナがいい、と言ってみるテスト。まぁ気長に待っておくか。
399名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:26:59 ID:3kQn4kjv
唯一投下されてない沙都子を…
400名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 21:11:20 ID:y1MsmY2e
魅音プリーズ!もしくはNTR
401385:2005/09/15(木) 00:08:59 ID:6a6MZ0U7
おおすげぇ、これは続きが楽しみだ。

…俺が書いてる話がこれの補完的なものになっちまうぜ…orz

>>386
すまねぇ。見落としてた。

http://custody.hp.infoseek.co.jp/when_they_cry.html
保管庫、とりあえず試験公開。現在閲覧できるのは柿の種(>>15)氏の圭一×梨花のみ。
色々批評してくだされ。
402柿の種:2005/09/15(木) 02:25:52 ID:nYrAEGiu
はいどもー、柿のっす。
……最初に書いたのが仇になった!?(恥ずかしくて悶絶、でもちょっと快感
ともあれ、保管ご苦労様です。
ぜひともがんがってほしい所存っ!
「…というわけで、柿の種製梨花から花束贈呈なのですよ、にぱー☆」
403名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 13:02:24 ID:fAyqWqls
GJ。
漏れは魅音とレナとKOOLで3うわちょっjgmtpajgtrm
404名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 19:45:40 ID:i193sgp0
圭一とレナの純愛物か、レナと梨花が組んで圭一を責め立てる小説がいいな。

ところで、柿の種さんの次回作は何かな?かな?
期待してみるw
405名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 21:09:53 ID:y0ot0rvp

『もっと沙都子を』

             ゲーテ

406名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 22:01:06 ID:H32ArmXA
圭一にイカされてばかりの沙都子が、トラップを活用して優位に立とうとする小説キボン。
或いは、KOOL化した沙都子が圭一をにーにーだと思い込んで、あらゆる手段を用いて自分のものに
しようとする小説キボン。
407筆下し編 〜兄試し編〜 (表):2005/09/17(土) 01:54:13 ID:tpu8MF9w
縁側でそんな感傷的な想いに浸っていると、後ろから声をかけられた。
「圭一さん。」

「沙都子か...。他のみんなは?」

俺は縁側のガラス窓を閉じ、後ろの畳部屋に戻って座布団に座る。
「ええ。お風呂や寝支度でお忙しいみたいですわ。
 ...緑茶は如何です?」
「お、サンキュー。」

そう言って沙都子はちょこん、と俺の隣に腰を下ろした。

沙都子のお茶を受け取って、ずずーっと啜る。

「悟史は?」
「詩音さんと夜のお散歩に。」

えぇッ!?それって散歩じゃないだろ、間違いなく...。
いやでもこの春先に野外はないよな...
「ま、まぁ悟史も久々の休みだし...
 詩音も一分一秒でも長く居よう、って
 感じだったしな。」
沙都子は全然その可能性を
疑っていないようなので、俺もフォローに回る。

「ったくラブラブ状態のカップルはお熱いことで...。」

「全くですわよ。詩音さんは良いお姉さんだったのに、
 にーにーが帰ってきてからは私も完ッ全な小姑扱いですわ。」

...。悟史が戻ってきてから、沙都子は梨花ちゃんの
ところから出て北条の家に戻った。
その悟史ももう勤めに出ていて、たまの休日は詩音と過ごす。
沙都子も家で一人のことも多いのではないだろうか...。
408筆下し編 〜兄試し編〜 (表):2005/09/17(土) 01:57:28 ID:tpu8MF9w
「...寂しいか?にーにーが構ってくれなくて。」
幾分冷やかすように俺は言ったが、沙都子は受け流す。

「にーにーと詩音さん、本当に幸せそうですし...
 一時期、お家の事情で離れ離れだった分、
 反動が凄いのかもしれませんわね。」

「...沙都子も大人になったな。偉いぞ。」

わしわしわし。沙都子の髪をくしゃくしゃと撫でてやる。
昔のように。

「きゃっ...!もー圭一さん、お風呂あがり
 なんですから余り掻き乱さないで下さいまし!」
「おっと、すまんすまん...。」

「圭一さんも、、、綿流しのお祭りの時には帰ってきてくださいね。」
「あぁもちろんだ!簀巻きにされても這って戻ってくるぞ!」

「帰ってこなかったら
 パンジステークからベトコンスパイクまでの
 コンボトラップをお見舞いしましてよー!!」
「年頃の娘が嬉々としてトラップの妙を語るなよ...。」

そう呆れて見せたが、これが沙都子の本調子。
少し元気になった沙都子を見て安心する。
それにしても、トラップマスター・沙都子の
絶技は中学時代に痛いほど部活で味わって
いるからなぁ..。

6月という食べ物に優しくない時期なだけに、
腹を下したりしないようにしないとな...
409筆下し編 〜兄試し編〜 (表):2005/09/17(土) 01:59:46 ID:tpu8MF9w
「そうだ、沙都子や梨花ちゃんが卒業したら
 我らが『部活』はどうなるんだ?なくなっちまうのか?」
ふと。気になったことを聞いてみた。

「そんなことありませんわ。後輩にも骨のあるのが
 入ってますから、まだまだ歴史を刻みましてよ。

...まぁ私と梨花、富田・岡村が抜けるのは
 大きな戦力ダウンの感が否めませんわねぇ...。」

「富田君と岡村君か...今ごろは手強くなってるんだろうな。
 最もこの俺にはまだまだ遠く及ばんだろうがな!」
キラーン!
部活の懐かしい思い出とともに、ハッタリと虚勢がよみがえる!

すると沙都子も挑戦的な眼差しをこちらに向け、高らかに笑い出す!
「おーっほっほっ!圭一さんがその才を見出し、
 私と梨花が鍛えに鍛え上げた精鋭中の精鋭でしてよ!?
 部活だと言われれば死に者狂いで掛かって来ますわ!
 舐めない方がよろしいですわよ...!」
 
「はーっはっはっ!興宮高校の伝説の生徒会長、園崎魅音の
 懐刀にして後継者、前原圭一さまにはまだまだ適うまい。
 お前も例外でないぞ沙都子ぉッ!」

「あら?それは挑戦と受け止めてよろしいのですかしら?
 部活のブランクが長い圭一さんには
 ハンデが必要かもしれませんわね〜。」

売り言葉に買い言葉。一見乱暴な言葉も、
お互いを傷つけることはなく、
傷つけまいと距離をおくことも要らない
心の通じ合ったケンカだ。
410筆下し編 〜兄試し編〜 (表):2005/09/17(土) 02:01:19 ID:tpu8MF9w
「では道具もありませんし、これにしましょう。」

そう言って沙都子は両手をグーにして
胸の前で合わせる。

ほほぅ。

正式名称未だに不明、片方の掛け声とともに
お互いに親指を0本〜2本立てて、
立っている親指の合計を予測し、
合っていたら片手を収める。
先に両手が収まった方の勝ち、というアレだな。

「罰ゲームは勝者の言うことを聞く!よろしいですわね?」
「望むところだぁぁぁぁッ来いやぁぁぁッ!」

...
「いっせーのーせっ 3!」
「ぐぁぁぁああああッ!?バ、バカな...み、見切られたッ!?」
無様におっ立てた両手の親指は、
沙都子の右手の指の形と全く同じ...合計は3。
沙都子の完封勝ちだ...。

「おーっほっほっほっ!
 勝負のカンが鈍っておられるようですわね!
 それに先ほど冨田と岡村の話になりましたけど、
 ...圭一さんは重大なことを一つ忘れていましてよ。」
 
 な、なんだそれは一体?
411筆下し編 〜兄試し編〜 (表):2005/09/17(土) 02:02:26 ID:tpu8MF9w
「在部2年、在任1年の2代目軟弱部長に、
 在部5年、在位3年の3代目部長・北条沙都子が
 負 け る は ず が あ り ま せ ん わ ー!!
 キャリアの差ですのよーーー!!」

「ぐ...そういえば卒業時に沙都子を
 部長に指名したのは俺だった...。」

うなだれる俺を見て、沙都子が勝ち誇った声を上げる

「さぁ参りましたとお認めなさい!」
「く..私は沙都子さんに負けましたぁッ!
 前原圭一という負け犬ですぅッ...!!」

「おーっほっほっ!ほんっと、圭一さんは変わってませんのねー。」
「う、そんなことはねぇよ!」

すると沙都子は勝ち誇った表情を和らげ、
にっこりと笑って繰り返した。

「いいえ、全ッ然。ホントに。ちっとも。変わっていませんわ...」
その大人びた表情に、一瞬ドキッとしてしまう。

俺は照れ隠しに、下を向いて言った。
「ひでぇなぁ。俺だってちったぁ成長してるんだぜ?」

すると沙都子はむくれて言い返す。
「...私にそれを確認する術はありませんでしたもの。」

「え?」
412名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 02:04:06 ID:tpu8MF9w
「圭一さんたちは興宮の高校へ。
私たちは雛見沢の分校へ。特に最近は、
圭一さんは予備校でお忙しくて接する
機会が全くありませんでしたわ。」

「...。」

「今日圭一さんとお話ししたのだって3ヶ月ぶり。
 予定も分からないから前みたいにお宅にお邪魔することも
 できませんでしたのよ?」

そう言いながら沙都子はこっちに寄って来て隣に座り、
俺の右手にしがみつくように腕を絡ませてきた。

「...すまん。」
「...圭一さん。
 変な事を言ってると思わないで下さいましね。」
沙都子は、前を向いたまま話を続ける。


「最近私思うんですの。時間が立って、色んな物が
 移り変わっていってしまう、それがすごく寂しい、って。」

「...。」
413筆下し編 〜兄試し編〜 (表):2005/09/17(土) 02:05:44 ID:tpu8MF9w
「圭一さんが越してきた次の年からずっと感じて来ましたわ。
 魅音さんが卒業し、圭一さんとレナさんが卒業し、
 どんどん皆さんと会える日々が減っていってしまう。
 みんなで楽しく遊んだ日々は本物なのに、
 もう同じようには過ごすことが出来ない...。
 最近、そういうことが凄く辛いんです。
 
...私の言っていること、分かりますかしら?」

「...仕方ねぇさ。俺たちはもう雛見沢分校の生徒じゃねぇ。
 この4年の間に、みんなそれぞれ楽しいことや辛いことを経験して、
 ちょっとずつ成長してるんだ。
 
 ...でも沙都子の言うことも分かる気がするよ。
 俺も時々思い出しては、懐かしい、って感じるんだ。
 お昼をみんなで食べたことや、
 登下校時の他愛ないお喋りとかがな。」

「...最近は梨花も物思いに耽ることが多くて...。
 にーにーと詩音さんにも甘えてばかりはいられないし...。」

そう言うと、沙都子は俺の肩をぐっと引き寄せる。

「今日は皆さんと過ごせて本当に楽しかった。
 このままに、日の歩みが止まればいいのに...。」

そうか...沙都子も色々悩む年頃になったんだな...
414筆下し編 〜兄試し編〜 (表):2005/09/17(土) 02:07:09 ID:tpu8MF9w
でも俺は言わなくてはならない。
それでも俺たちはお互いを大切に思っているということを。

「そうだな。でも一つだけ言わせてくれ。
 俺たちがみんなが忙しくて、お互い会う機会が
 少なくなっているとしても、仲間が苦しんでいたら
 必ず駆けつける。昔みたいにな。
 そしてきっとそいつを救ってやれる。
 誰かをより早く、より安全に守ってあげられる力を...
 俺たちは過ぎ行く時間の中でそんな力を身に付けて
 大人になっていくんだ。だからそれは今は辛く
 思えるけれど正しいことなんだ。
 
...沙都子は俺が本当に困ってたら助けてくれるよな?」
「も、もちろんですわ!でも...ひゃっ!」

その答えを聞いて俺は満足し、再びわしわしと
沙都子の頭を撫でてやる。

そう言えば風呂上りだから撫でるなと言っていたか
...でも沙都子は今度は抵抗しなかった。
俯いてじっとされるがままにしている。
「そう...ですわね...。」




釈然としない表情を浮かべていた沙都子は、
急にニヤリと笑うとこちらを悪戯っぽく見つめた。
「そうそう、肝心なことを忘れていましたわ。
 罰ゲームは何でしたかしら?」
415筆下し編 〜兄試し編〜 (表):2005/09/17(土) 02:09:51 ID:tpu8MF9w
ぐっ...!このまま逃げ切るという考えはやはり甘かったか...!
「勝者の言うことを一つ何でも聞く...です...。」

「潔い覚悟ですわ...では目を閉じてじっとしてて下さいね。」

沙都子が俺の前に座り、わきわきと両手の指を動かす。
くっ...マジックで顔に落書きか?
観念して俺は目を閉じる。

「ズルはダメですわよ。しっかり閉じましたかしら?」
「ああ...さぁ煮るなり焼くなり好きにしろッ!」

沙都子の両手が俺の両肩にかかる。??両手?

洗い髪のいい匂いが俺の鼻をくすぐり、温かい息が俺の顔に近づき...

柔らかい感触が唇に触れる。...

え?これって...

しばらく何が起こっているのか分からなかった。

つい閉じていた目を開いてしまう。
目を閉じた沙都子の顔が俺に密接しているのが分かる。
あ....。俺は、しかしその状況にどぎまぎして、
あれ、鼻息ってやっぱマズイよな。でもこれだと息ができねぇぞ。
どうしよう....じゃなくてじゃなくて...えっ?えっ?
――混乱が止まらない。

どれくらい時間がたったのだろうか。
やがて、目を開けた沙都子が唇を引き、身体を離した。

「お土産、楽しみにしてますわよ☆」

そう言って沙都子は悪戯っぽく微笑み、客間へと戻っていった。
416名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 03:42:09 ID:eQnDi8PE
サァートゥォーコォォー!
>>407氏テラGJ!
417名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 07:26:15 ID:gfcdqG6u
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 さとこ! さとこ!
 ⊂彡
418名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 09:41:17 ID:HWj2sfKK
萌 え 尽 き た

やばい、この感動をどう表現したらいいのかわからない。
とにかくGJ!!
419名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 14:39:11 ID:kGTU6zCR
うぉぁああああぁ!!!!
ネ申キテタ━━━(´∀`)━━━!!
萌えたよ、GJ!!
420名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 19:44:33 ID:MUiTptQo
超GJ!!!
421赤坂と梨花の新婚初夜(1):2005/09/18(日) 01:08:16 ID:yl9O5Spj
 えっと、Yといいます。なんだか、皆さんに触発されて僕も書いてみました。
 つたないですけど少しでも楽しんでもらえればうれしいです。
 赤坂×梨花ちゃんのお話です。たぶん、純愛です。
422赤坂と梨花の新婚初夜(2):2005/09/18(日) 01:12:02 ID:yl9O5Spj
あらすじ。五年目の初夏。赤坂さんは梨花ちゃんを救うために帰ってきました。
梨花ちゃんの言う惨劇を回避する方法はひとつ。古手の性を捨てて新しくなること。
ぶっちゃけ、赤坂梨花になればいいとの事です。初めから梨花ちゃんを引き取る気
だった赤坂さんは二つ返事で了承してしまいました。

「ふつつかものですがこれから末永くよろしくなのです」……あれ?
 
 というわけで夜に赤坂の寝室へゴーなのです。
 

「エート、えっと、梨花ちゃん。どうしたんだい、こんな夜中に?」
 目が踊る。赤坂はそわそわと梨花を見ては目をそらす。心臓が早鐘のように鳴り響く。
顔の奥が熱い。不覚にも己の分身が熱くなっている。梨花は大きめのタオル一枚で己の
裸身を隠すだけだった。ショーツ一つ身につけていない。垣間見える肩や太ももの白さ
には目を奪われる。しかし、一番怖いのは表情だ。幼い少女とは思えぬ妖艶な表情で
こちらを見ている。その視線にクモのように絡められる。動けない。一歩、近づかれる。
離れないといけない。諭さないといけない。子供のたわごとなのだ。自分は梨花を守る
ために来た。確かに引き取る気ではあった。両親を無くし、けなげに生きているのは
知っていたから。だが、子としてだ。梨花の保護者になろうとは決めた。妻にしよう
なんて思っても居ない。

 ──しかし、
423赤坂と梨花の新婚初夜(3):2005/09/18(日) 01:16:07 ID:yl9O5Spj
「あら、怖がることはないわ。殿方の喜ばせ方ぐらいは嗜んでいますわよ」
 そういって、梨花は微笑んだ。ぴちゃりと舌は自分の唇をなめる。赤く紅く。
そっと屈んでくる。タオルで胸元を隠し、ゆっくり伸ばしてくる。手を。理性で
なく本能にたぎる己の分身に。
「いけないよ梨花ちゃん。君はまだ……子供だ」
 動けない。自分の腰が根を張ったように動けなくなっている。やわらかい指先が
迫る。
「ふふっ、私も梨花もあなたより人生経験は積んでいるわ。もう、年なんて無意味な
ほど重ねてきてるのよ」
 笑う。静かに。誘うように。年を経たクモのように絡められる。寝巻きのやわらかい
生地に張った己のテント。細い指が這い回る。
「──くっ」
 静かにそっとなでまわされる。やさしく丁寧にゆっくりと。壊れ物を扱うかのように
指を擦り付けていく。おぼれていく。堕ちていく。許されない倫理の壁がとろとろに溶けていく。
「駄目だ!」
 あえて、強く梨花の手を払いのける。大きく息を吐いて整える。
「梨花ちゃん。気持ちはうれしいけどやっぱり駄目だよ。こういう事はもっと、大人に……」
 型どおりのせりふで嗜めようとする。しかし、梨花の顔を見て何もいえなくなる。涙目で
見つめている。先ほどの妖艶な雰囲気は消えて年相応の子供の顔になっている。
「ボクは大人になることは出来なかったのです」
 ポツリと呟く。
「生きてきた年数と経験だけなら衛。あなたよりはるかに多いのです。けど、大人になることは
なかったのです。あの綿流しの日以降、僕は生き延びることは出来なかったのです。
何とかしようとしました。何度か打ち破ろうと努力しました。ボクの望みはみんなと平凡に楽しく
過ごすことだけなのに……。けど、衛。あなたのおかげでボクは大人になれます。あなたのおかげで
みんなと楽しく生きていくことが出来ます。だから──少しでもお礼をしたいのです」
 慟哭だった。聞いてはいた。信じられないが彼女は何度も同じ生を繰り返したという。何度も何度も……。
ゲームのようなものだろうか。バットエンドの多いゲーム。選択肢を一つ間違えれば死につながる。
言葉にすれば簡単だ。プレイヤーにしてもまたやり直せばよい。けど。ゲームの登場人物とすればどうだろう。
何度も繰返される死。何度も繰返される悲劇。分かっていても止められない。その生は絶望と恐怖に飾られている。
それでも足掻いていた。這い上がろうと努力してきた。未来永劫に続く連鎖の地獄は断ち切られたのだ。

 小石を池に投じる。小さな波紋が大きな波となる。

 蝶の羽ばたきが竜巻となる。

 永遠昇る事のない太陽が光を照らす。星すら見えない夜に月が輝く。

 ささやかな偶然ときっかけ。絶え間ないみんなの努力が幸せを掴み取った。
424赤坂と梨花の新婚初夜(4):2005/09/18(日) 01:20:47 ID:yl9O5Spj
「衛。ボクはうれしいのです。けど、不安なのです。これから先はボクには分からないのです。
箱庭から出ることは出来ました。でも、これからどうなるのですか? 不安なのです。だから、
安心させて欲しいのです。ボクを繋ぎとめて欲しいのです」
 何を言えばいい。何を。
「──キス。して欲しいのです」
 何もいわない。赤坂はゆっくりと梨花の小さな肩を抱いてキスをした。小さく震えていた
梨花の体がキスをしたとたん収まっていく。梨花の手に持つタオルが落ちていく。白い裸身
が赤坂に曝け出される。細く、小さな体。今までどんな不安をためてきたのだろう。梨花の身を引
き寄せ抱きしめる。ほとんど感じられない体温。熱く暖めたい。
「……衛」
 どこで覚えたのだろう。梨花は赤坂の口の中に舌を入れてきた。咥内をねぶる舌。赤坂も梨花の
口の中に舌を入れる。くちゅりくちゅりと音がする。互いの唾液をすすり舐めまわす。熱く激しく
情熱的に。お互いをむさぼりあう。強い衝動のままに突き動かされていく。声が漏れる。吐息が漏れる。
だんだん強くなっていく。どれだけキスという名の交じり合いをしてたのだろう。互いの唇が離れるとき
唾液の橋がかけられる。
「……梨花ちゃん」
 夢うつつに赤坂が呟く。クスリと梨花は笑うと屈みこむ。
「もうパンパンに張っているのです。出してあげないとかわいそかわいそなのです」
 ズボンを下ろす。下着も一緒に。赤坂の肉棒がそそり立つ。赤黒く醜い。けど、
いとおしそうに梨花は見つめると息を軽く吹きかける。
 ふうー。
「うっ」
 もう赤坂は溶けていた。けして許されない倫理の壁も。禁断の味の前には足掻くことすらできない。
「やっぱり、赤坂は大人なのです。思ったよりも大きいのです」
 そう言って梨花はぱくりと赤坂のそそり立つ肉棒を口に咥える。まるでアイスキャンディーを
頬張るかのように。
「あっ、ああっ、だめ、駄目だよ」
 赤坂は喘いでいた。想像を超える快楽に翻弄されていた。梨花の咥内は熱い。赤坂の肉棒を
溶かしてしまうほどに。
 梨花は歯を立てないように咥えるとゆっくりと頭を動かす。あえて舌は使わない。口だけで
しゃぶる。たっぷりと唾液をたらして肉棒にすり込ませていく。ぐちゅぐちゅズボズボと音を
奏でていく。口の中で舌を蠢かす。ぺろりと先端を舐める。ぺろぺろと嬲った後は舌の先端で
肉棒の先端をつつく。肉棒の先端の穴の中に進入しようとこじ開けていく。
 赤坂は倒れこみ悶えていた。シーツを掴み堪えていた。腰が逃げようとしている。痛みではない。
圧倒的な快楽の波が赤坂を翻弄させる。どこで覚えたのか、梨花のテクニックはこれまで赤坂が
体験してきた物より遥かに凄かった。
 梨花は肉棒から口を放す。しかし、すぐに肉棒にキスをする。唇だけで肉棒を吸い寄せる。
「うおっ、あっ、だっ、あぁっ」
 悶える。それしか出来ない。梨花は赤坂の腰をしっかり掴み動かせない。天国のような快感ではない。
悪魔のような地獄の快感だ。ヒルのように梨花の唇が赤坂の肉棒に這い回る。何も出来ない。
何も考えられない。頭を占めるのは快楽に耐えることのみ。
 んぐんぐと梨花は赤坂をむさぼる。唇は赤坂の玉袋に向かう。チュウ―と吸い付く。舐めまわす。
筋に舌を這わせる。赤坂はうめき、手も、足もばたつかせる。射精感はない。あまりの気持ちよさに
射精すら出来ない。ただ、翻弄されてかき回されるだけだ。
425赤坂と梨花の新婚初夜(5):2005/09/18(日) 01:25:29 ID:yl9O5Spj
「──衛」
 不意に梨花は赤坂の性器から口を離して立ち上がる。
「そろそろ、ボクも我慢できないのです」
 梨花は自分の秘裂に手をやる。軽くめくる。幼い小さな筋から蜜がこぼれている。
禁断の青い果実。まだ熟していない。ああ、熟してない実は毒だという。これから口
にする禁忌の実。毒に満ち溢れている。溺れてしまう。引き返さない。
「──本当にいいのか。痛いぞ」
 赤坂の忠告に梨花はこう答える。
「だからほぐして欲しいのです。痛くないようにじっくりと」
 赤坂はゆっくりと梨花を見上げる。胸板は薄く隆起はなきに等しい。それでも乳首は
硬く尖っている。恥ずかしそうに顔を赤らめる梨花にそろりそろりと近づいていく。

 口にする。

 梨花の小さなお尻を掴み、秘裂にキスをする。びくりと梨花は動く。そのまま舐めまわす。
ゆっくりと丁寧に。壊れ物を扱うかのように。「あっ、あぁっ」
 軽く梨花は身もだえする。幼い秘裂からはとめどめもなく蜜があふれていく。一滴一滴を舐める。
すする。
「──いいのです。凄く気持ちいいのです」 
 梨花は喘いでいた。赤坂の愛撫にじっと耐え、悶えていた。赤坂の手はお尻を掴み、太ももを這う。
舌は秘裂のふちを這い、軽く先端は中に入れてうごめく。小さな肉芽を発見。キスをする。
「あうっ。そこはっ」
 指の腹でゆっくりと秘裂を撫で回しながら肉芽をキスして舐め回す。梨花は嬌声をみっともなくあげていた。
 梨花の脚の力が抜けていく。がくりとうなだれていく。それでも赤坂の愛撫は止まらない。
ゆっくりと梨花を寝かせて舐めていく。禁断の果実を。
「いいのです。そこがいいのです。あぁ、ああっ」
 手が伸びていく。赤坂の手が梨花の胸に向かう。薄く、揉むというより撫でまわすしか出来ない。
それでも乳首をこりこりと摘み、弾くと梨花は面白いように反応する。舌は唾液の道を
作りながら梨花の体中を這い回る。まずは太もも。内側から外側をゆっくりと舐め回す。
強い快感は薄れるがしびれるような快楽が心地よい。ひざもひざの裏もふくらはぎも舐めていく。
「衛。そこは──?」
 驚く。赤坂は梨花の足の指も舐めていく。一本、一本、丁寧に。
「みぃー、そこは汚いのです」
 梨花はいやいやをするように首を振る。
「梨花ちゃんに汚い所はないよ」
 赤坂はそういうと舐るように足の指を唇で愛撫する。
「みぃー」
 全部の指を舐め回すと赤坂は梨花の小さな体をうつぶせにひっくり返す。
「みっ、みぃ?」
 梨花は戸惑いの声をあげる。赤坂はゆっくりと梨花のお尻を掴み、割れ目に指を這わせる。
「まさか、衛──」
 梨花の予想は当たった。赤坂の舌は梨花の菊を舐めていく。羞恥で体が真っ赤になる。
さすがに指は淹れられたりはしないがそれでも恥ずかしい。
「やめて、やめて欲しいのですよ、衛」
 梨花の抗議の声にも、
「いやだよ。梨花ちゃんを全部味わい尽くすんだから」
 そう言って嬲る。梨花がじたばたと手足で抗議しても聞かない。散々なめて舌は上に這い上がる。
背中の背骨にそって舐める。手はわき腹をなでる。くつぐったいと思ったら乳首を強く摘まれる。
「きゃはっ」
 痛みと快楽に梨花は喘ぐ。赤坂の舌は梨花の首筋を這い、耳たぶを嬲っていく。ただ、喘ぐしかない。
暗い部屋の中で梨花の嬌声が響き渡る。
 再び、梨花の体が赤坂に向き直る。舌は梨花のおへその辺りをゆっくりと嘗め回す。ぺろぺろと舐めまわし、
最後の楽しみに取っていた梨花のもうひとつの果実。乳首へと向かう。すでに硬く尖っている。
期待にそそり立っている。ぱくりと咥えた。
「あはっ」
 ひときわ大きな声を梨花は上げた。赤坂はぺろぺろと舐める。唇だけで嬲り、軽く歯を立てたりもした。
幼い果実をゆっくりと丁寧に味わう。時にはやさしく。時には激しく。指は下の果実──秘裂をほぐしていく。
ただ、梨花は喘ぐ。恥も外聞も無くして喘いで乱れていく。ただ、曝け出していた。
426赤坂と梨花の新婚初夜(6):2005/09/18(日) 01:28:07 ID:yl9O5Spj

「本当に良いのかい?」
 自分の下に居る梨花に赤坂はもう一度聞いてみた。これから最後の儀式を行う。
二人は本当に結ばれる。ひとつになる。 
「もう、赤坂はひどいのです。散々、もてあそんで、ここで躊躇するなんて──いいのよ。
これは私たちの望みなんだから」
 ゆっくりと微笑んでいた。
「来て、衛」
 微笑んで誘う。やさしく。意を決する。
 梨花の秘裂、すじに赤坂のそそり立つ肉棒が迫る。赤坂の経験上、ゆっくりと
淹れるより、一気に淹れた方が痛みが少ないのは知っている。だから──突き入れた。
「ひぐぅっ」
 それでも梨花は身もだえする。涙を流す。痛みを堪えているのが分かる。梨花の中は
熱く狭くたぎっていた。動くのが困難だ。
「やめなくていいのよ。うれしいから。この痛みがいいのよ」
 無理して梨花は微笑む。躊躇する赤坂に「もっと動いて」と懇願する。
 ゆっくりと動く。秘裂から蜜と血が零れ落ちる。ひと突きごとに梨花は悲鳴をあげる。
「痛くないのかい?」
 心配そうな赤坂の問いに、
「痛いです」「痛いわよ」
 二つの返事が返ってきた。
「痛いわ。けど、これは幸せな痛みよ。今まで痛みは死へ繋がる冷たいものだったわ。
ねえ、生きながら腹を切り裂かれて臓物を引きずり出されたことある? 人間は腹を割かれても
中々死ねないのよ。指に大きなくぎを打たれたことは? 手には神経が集中していて凄く痛いの。
自分で首を切り裂いて抉るのはどう。まだマシかしら? 炎で焼かれたこともあったわ。
一気に爆発したからそんなに苦痛はなかったけど。気を狂うほどの痛みを経て私は何度も死んだわ。
今も痛いわ。けど、これは死でなく生の喜びなの。あなたを感じることが出来る。私は生きている。
実感できる。衛。あなたと結ばれて私は幸せなの。だから──来て。もって来て」
 梨花の独白に言葉はない。ただ、動かす。腰を動かす。赤坂も実感している。梨花に包まれている。
熱く暖かく強く激しく。だから放つ。自分の生のほとばしりを梨花に与えるために。
「ボクは幸せなのです」
 梨花のその言葉とともに赤坂は解き放った。

427赤坂と梨花の新婚初夜(7):2005/09/18(日) 01:31:10 ID:yl9O5Spj
ゆっくりと梨花の黒髪をなでる。自分の脇で休める少女。小さく幼い。
後悔がないといえばウソになる。罪悪感がないといえば嘘になる。
それでも──よかったと思う。
「ひとつだけ聞いていいかい?」
 赤坂は静かに問い掛けた。
「君は誰なんだい?」
 梨花の中にもう一人別の誰かが居る。初めて出会ったときにも感じた。
今回で確信した。
「ふふっ。さあ、女の子には秘密が多いから」
 もう一人の梨花は妖しく微笑むだけだった。
「夫婦の間に隠しごとは無しだと思うけどな」
 軽い口調だが認めた。赤坂は梨花を自分の妻としてきちんと受け止めた。
「──もう少し。もう少しだけ時間を頂戴。私のことをあなたに話すのは」
 だから、梨花も真剣な表情で答えた。「……そうか」と赤坂は梨花の髪をなでる。
梨花は顔を赤坂の胸板に押し付ける。
「今は──」
 ポツリと胸の中で梨花は呟き始めた。
「今は幸せなのです。けど、これからも続くのでしょうか? それが不安なのです」
 やさしく赤坂は微笑んで、
「なあ、幸せを幸せと実感しているうちは本当に幸せでないよ。空気のように何も感じずに
生きることが出来てこそ本当に幸せなんだ。大丈夫。約束するよ。梨花ちゃんを幸せにすることを」
 梨花はぎゅっと、赤坂の手を掴んで、
「うれしいです」
 と答えた。
「ところで梨花ちゃん?」
 赤坂は戸惑うように声をかける。
「私の手を掴むのはいいとして、もう一方はどこを掴んでいるのかな?」
 梨花はもうひとつの手で赤坂の肉棒をこねくり回していた。
「みぃー。夫婦の幸せの秘訣はやはり子供なのです。ボクは赤坂の子供を産みたいのです。
だから、赤坂はがんばるのです」
 勘弁してくれよ―と思う。
「ごめん。もう限界だから。ねっ」
 そんな懇願にも。
「むぅー、赤坂は情けないのです。圭一は何度も何度も発射しているのですよ。
レナと魅音相手にハッスルハッスルしているのですよ」
 いや、彼は若いから。というか、そんなことしているか、彼は!
「というわけで、もっと、がんばるのです」
 にぱーと微笑みながら梨花は覆い被さってくる。とほほと呟きながら思った。
自分は捕らえられたのだろう。けど、

 そんなに悪いものではないかもしれない。

 梨花の舌が赤坂の胸を舐める。赤坂の心にある抉られたままの傷を癒すかのように。

                                  終わり。
428名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 01:33:11 ID:QXa8AlMI
なにこの連続のGJ
429赤坂と梨花の新婚初夜(8):2005/09/18(日) 01:36:01 ID:yl9O5Spj
 どうも、お粗末さまでした。ささやかなものですがこんな感じでよろしいでしょうか。
 なお、次回作は本編にちらりと触れてる魅音×レナ×圭一で行きたいと思います。
 あまり期待せずに待っててくださいね。ではっ。
430名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 01:43:43 ID:XTjEUJgq
サトコに続き次はリカか…
こんな短期間に、俺は幸せだよ。ネ申GJ!!


さて、流れからしてあとはレナだけだが、誰か書いてくれるネ申はいないものかなぁ(´ρ`)
431名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 01:46:17 ID:XTjEUJgq
と思ったらいた!!
頑張ってくださいね、期待してます。(個人的には圭一×レナを強くしてほしいものだが)
432名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 04:16:37 ID:SwkcFjjh
漏れは逆に魅音×圭一を強めにしてほしい
433名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 08:16:13 ID:t64EOUMr
つたない…?


嘘だよね…?



嘘でしょ。




嘘だッ!!!
434名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 14:35:34 ID:2WAMEmKD
超GJでした。
次は魅音×圭一×レナですか。
漏れとしては圭一×レナを推奨して欲しいものだな。
435名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 15:09:42 ID:9fP/UTPw
梨花 ェ[] ぃ ハァハァ
436名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 16:07:52 ID:pr66ADkl
やはり梨花×赤坂はいいものだ!
個人的には梨花がもっと攻めてもよかったかも。
年下の女の子に攻められるオジサン…
エロイ
437401:2005/09/19(月) 00:59:33 ID:0asOhsP3
つまりあれだ、赤坂は実の娘が生きていたら同じように手を出す可能性もあったかもうわなにをフォングシャ



保管庫、全作品保管完了しますた。リンクは>>401に。
438名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 22:22:37 ID:3naQGDpD
>>437
お疲れ様でした。

さて、次は>>325氏と>>387氏の続きを期待して待ちますか。


ところで、筆下し編 〜兄試し編〜 (表) ってことは次は裏なのか?
439名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 23:11:54 ID:hmo9KJwY
間違いあるまいよ。

初・沙都子のエロマダー?
440名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 21:21:35 ID:NreCoc1l
(#^ω^)ビキビキと獣姦したいお^^
441名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 11:33:25 ID:7DFJ1qOf
>>440
狂おしく同意
442名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 23:36:03 ID:czkhATjN
早く続き来ないかなぁ…
443名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 02:50:01 ID:R+smOQv/
 ごめん。もう少しまっててね。他にもいろいろ手を出しているので。なるべく早く書きたいです。
 他の方々のも僕は楽しみに待ってますよ。
444名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 08:46:31 ID:/NXVrOfK
>>443
頑張ってくださいよ。待ってますので。

それにしても、今まで未完のSSを書いてくれた職人様は今ここにいるのだろうか…?
445天使の脚本:2005/09/24(土) 11:45:23 ID:RcZi0CJ3
未完のレナ圭一書いてた者ならここに。
入院してますたorz
そして続きの構想を忘れてしまい、ネタ詰まりしてるとこです(´・ω・`)
446名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 21:11:29 ID:9++vQ4nu
>>天使の脚本さん
レナ×圭一のSSは結構貴重な気がしますからね、レナ圭一好きとしては頑張って欲しいです。

けど入院ってどうしたんですか?あまり無理はしないでくださいね。
447柿の種:2005/09/26(月) 02:03:06 ID:VFw23rdc
書きたくなる時は、本当に突発的で困ります、柿の種です。
短編的なものですけど、本家の雛見沢案内を斜め読みしていたら
短編がやりたくなってきたのですよ?(誰に確認してるんよ
ではでは…

私たちが、雛見沢をご案内します☆
レナ「これは私たちが住んでいる雛見沢を紹介するssです」
梨花「雛見沢のお隣、興宮の色街もちょっと紹介しているのです」
魅音「興宮はおじさん達も行くからね〜。
   雛見沢にはない店なんかが…ってちょっと梨花いま何か…」
梨花「にぱー☆」
沙都子「…みなさん不潔ですわ…っ!いつにも増して不潔ですわっ!」
魅音「べっつにぃ?行くなんて言っ…」
梨花「ボクは行ってみたいのです。魅ぃ、連れてってください☆ 」
魅音「…ええと、それじゃエクストラステージで」
沙都子「なんでこの作者はこんなにも梨花をいじりたがるんですの…」
448柿の種:2005/09/26(月) 02:21:36 ID:VFw23rdc
前原屋敷
レナ「うん、毎度お馴染みの圭一くんのお家だね」
魅音「今日は圭ちゃんが留守の間に部屋を物色しようと思うわけ」
沙都子「うっわ、よくこんな空間で寝起き出来ますわね…」
レナ「お、男の子の部屋ってそういうものじゃないかな、かな?」
沙都子「布団も敷きっぱなしでまったくだらしのない…ってひゃあっ!?」
梨花「ベッドの下じゃなくて、布団の下だったのですよ」
魅音「ほうほう…あー、この時代年齢低くても違法じゃなかったしね」
沙都子「け、圭一さんのけだものーっ!」
レナ「お、男の子ってそういうものじゃないかな、かな?」
沙都子「鼻血ドバドバ流しながら言わないで下さいませっ!」
梨花「…レナの目がすごい怪しい光を放っているのですよ」
レナ「はぅ…さ、沙都子ちゃんや梨花ちゃんがこんなになったら…」
梨花「…ていっ」
沙都子「っとと、梨花なにを突然突き飛ばして…ってきゃあああああっ!」
梨花「危機回避なのです、沙都子…ふぁいと、おー」
沙都子「えーいきなり私からですのーっ!?」
レナ「その場でお召し上がりいいいいっ!」
449名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 18:42:50 ID:6VuBd3Kq
続きを激しくキボンヌ(`・ω・´)
450名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 21:36:02 ID:RzdcEgRwO
閑散としたこのスレに(略

明日、長編の最初の部分を投下してみたいと思うのだがどうか。
ちなみに最後の最後でエロありの予定。

――――――――――――――――――――――――――――――
日暮し編 〜最高の仲間たちと共に〜

ついに雛見沢は惨劇から開放され、真の平和が訪れました。
物語の各所で起こる「事件」は血塗られた狂気ではなく、確かに見える幸福への道標。
あなたには、平穏を喜ぶ彼らの笑顔が見えますでしょうか?

この物語にはいかなる謎も存在しません。
彼らの希望に満ちた人生を、どうかあなたの目で見届けてください。
451柿の種:2005/09/27(火) 21:45:21 ID:7jnryJ720
うぃ、風邪を引いてテンションと性欲が著しくダウンしてますので
どうぞお先に…
452名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 23:26:30 ID:I7w37wh5
↓神降臨
453名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 03:08:09 ID:WwiTw8+1
       |`丶、,、 -──- /´|
       |            ヽ
     / ,. -‐ニ´   ` ,二 .、ー ヽ  < 体温ですニャ
    /   /|  |〉   ヾ!_!ノ  ヽ
   ,'       ̄           ゙,
   |        、___人.、ィ      |
   |         l  ノ       |
   ヽ          `´        /
     \              /
     / `  _     _   イ
     /       ̄ ̄  ___  ヽ
   /   _r‐-、f⌒r─┤  |  ヽ
   /   |   |  | ̄|  |  /   ゙,
  ,'   ´ ̄ ̄ ̄ ̄`/  ̄ ̄     |
  |          /         |
   ヽ 、_____ゝ、____ イ
   |  /      ヽ/      ヽ |
    |  /        |       | |
    | ,'           |        | |
   | !         |         | |
   ヽ |        ハ       | |
454名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 12:23:11 ID:pQL43VPa
>>452-453 ワロタ
455名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 16:40:21 ID:jgZkMhLe
ワロタw 確かに神だww

で、神候補マダー?
456日暮し編:2005/09/28(水) 22:42:23 ID:QVX718dt
▼6月8日(火)詩音:自宅にて

 受話器を手に取った。
 私の部屋にある電話はダイヤル式の黒電話ではなく、新型のプッシュホン。
 とうに暗記した番号を押しながら、私は何と切り出そうか考えていた。
 呼び出し音が鳴る。…一度、二度、三度、四度、五…出た。
『はい、園崎でございます。』
 聞き慣れない声だった。瞬間、雇われているお手伝い…沁子さん? だと認識する。

 …そうだった。
 帰宅部でしかも半ば不登校をやっている私と違い、魅音は毎日「部活」と称するゲーム大会とやらをやっているのだ。
 早退でもしない限り、魅音が私よりも先に家へ戻っているなんてことはありえない。

『…もしもし?』
 訝られるほど無言だったっけ? とりあえず、電話は切ろう…
「…あ、もしもし。園崎詩音ですけど。」
『あらぁ…魅音さんに御用でしたか?』
「えぇ、まあ。まだ帰ってないみたいですね。」
『伝言致しましょうか?』
「いえ、そこまでしていただくほどの用事でもないんで。また夜にかけ直すとだけ伝えておいてください。」
『わかりました。では…』

 受話器を置き、またすぐに持ち上げる。
 今度の番号はまだ暗記できていない。以前に即席で作った電話帳をめくり、目的のページを探し当てる。
 6桁の数字を間違いなく叩き、再び呼び出し音を聞く。
 一度、二度、三度…今度は三度目だった。

『もしもし。園崎でございますが。』
 聞き慣れた、凛と通る声。私の母、園崎茜だ。
「もしもし、詩音です。」
『詩音? 珍しいね、あんたから電話してくるなんて。』
 そう言われるだろうとは思っていた。事実、私の方から家に電話をかけたことなど数えるほどしかない。
「うん。ちょっとワガママを言いたくてさ。」
『…久々にあんたから電話が来たと思ったらいきなりそれかい?』
 怒ってる、というよりは呆れてるような声だ。
 …まあ、確かに私が母の立場でも同じ反応を返したと思うけど。
『昔から、あんたのワガママが“ちょっとしたこと”だった試しがないけどねぇ。』
「とりあえず聞くだけ聞いてほしいんだけど…」
『はいはい。言ってみな。』
「私、雛見沢の学校に転校したいの。」
457日暮し編:2005/09/28(水) 22:43:13 ID:QVX718dt
『…学園を脱走して、無理言って興宮に住み始めて、今度は学校に飽きたから転校したいってかい? 本当にあんたのワガママには際限がないね。』
 そう話した。…だけど、それは理由の半分以下でしかない。
「さすがに無理?」
『いつ転校したいか、それ次第だよ。』
「なるべく早く。私は明日からすぐにでもいいんだよね。」
『本当に自分本位に育ったねぇ…。』
 半分は育てた親の責任でもあるでしょ、と心の中で突っ込んでみる。…言ってみても一蹴されるのがオチか。
「早くて何日で転入できるの?」
『そうだね…場所は近いから、3日あれば十分だと思うけど。』
「じゃあ…」
 頭の中に暦を描き、パラパラとめくる…までもない。3日後なら11日。
「…からってことになる?」
『まあ、そんなところだね。ところであんた、まさか興宮から通うつもりじゃないだろうね?』
 ここで、今まで黙殺していた問題が浮上した。なぜ黙殺してたかって?
「……わかってるよ。本家に引っ越せって言うんでしょ?」
 雛見沢の子供たちのように普段から体力を培ってきたわけじゃない。
 興宮と雛見沢を結ぶきつい坂を毎日上って学校に通うなんて、考えただけで挫折しそうだ。
『明日、鬼婆さまに会いに行くよ。母さんがついててあげるから、あんたからお願いしな。』
「げ、直訴!? …爪、今回はちゃんと拾ってよね?」
『あっはっはっは!! へその緒と一緒に大事に取っておくよ!』

 ……この会話が笑い事でなくなる可能性は高い。
 だからこそ、今のうちに笑えるだけ笑っておこうか。

「…それじゃ、お母さん。」
『安心しな。ちゃんと手回ししといてあげるから。』
「うん。」
『ああそうだ。後で魅音にも話しておくんだよ?』
「そのつもり。じゃ、また明日ね。」
 電話が切れたことを確認してから、私も受話器を置いた。

 まだ魅音は戻っていないだろう。
 まずは隣で本でも読んでるであろう忠臣に今の話を聞かせなきゃ。
 そう考え、私はサンダルを履いて部屋のドアを開けた。
458日暮し編:2005/09/28(水) 22:44:12 ID:QVX718dt
▼6月10日(木)圭一:新しい朝

 ………………………


 ………………



 ………


 …目を開けると、そこにはいつもの見慣れた天井があった。



 悪夢を見ていた。恐ろしい夢だった。

 地獄に巣食う悪魔が、俺たちに惨劇を踊らせていた。
 疑心暗鬼が雛見沢を覆い、やがて全てが狂っていく。
 救いようのない結末を何度も繰り返し、そしてまた惨劇を踊らされる。
 時に俺が、時にレナが、時に詩音が殺人鬼と化し、雛見沢を血にまみれた地獄へと変えていく。
 …俺たちの行く先には、絶望しかなかった。

 だけど、ふとしたきっかけで奇跡が起こった。
 それは初めあまりにもちっぽけで、悪魔たちにとっては飽きるほどに観た物語の味付けでしかなかったけれど。
 俺たちにとっては、絶望の中に見出した、確かな希望だった。

 この奇跡から全てが変わっていった。俺たちは惨劇に立ち向かう術を手に入れ、最後には悪魔の書いた脚本を破り捨てることができた!
 確かに悪夢ではあった。でも、目覚めた俺の心は今までのいつよりも晴れ、澄み渡っていた。

 サッとカーテンを開けると、窓越しに朝の日差しが射し込んでくる。
 雛見沢は今日も快晴だ…!


「おはよう、父さん、母さん。」
「あら圭一、おはよう。」
「どうした? 今日はいやに早いな。」
 そう、俺はいつもより30分も早く起きていたのだ。
「まだ朝ご飯できてないから、今のうちに学校に行く用意しちゃいなさい。」
「わかった。でもその前に外の空気吸ってくるよ。」
 言いながら靴を履き、玄関のドアを開け放った。

 ……朝から日差しが眩しい。今はまだ清々しい涼しさだけど、今日もきっと暑くなるだろうな。
 光を浴びて、体のまだ眠っていた部分も一斉に覚醒した気がする。胸いっぱいに朝の風を吸い、肺に溜まった澱んだ空気を吐き出した。
 …大丈夫。今度こそ、俺たちは平和に生きていける。
「その権利があるんだもんな、俺たちには。」
459日暮し編:2005/09/28(水) 22:46:52 ID:QVX718dt
 朝飯がうまい。
 白い湯気を上げるご飯に、朝から具沢山の味噌汁。きれいに焼き上がった目玉焼きも瑞々しいほうれん草のおひたしも黄金色のたくあんも、全てがうまい。
 目の前の幸せを文字通り噛み締めながら、俺は新しい朝が来たことを実感していた。
 実に模範的な朝食を平らげてから時計を見る。…お、そろそろ出なきゃな。

「それじゃ、行ってきます。」
「ああ圭一、レナちゃんにお漬物ありがとうって伝えておいてちょうだい。」
 なるほど…今日のたくあんはレナ作だったか。どおりでうまいわけだよ。
「わかった、伝えとく。」
 靴紐をぎゅっと結び直し、俺はいつもの待ち合わせ場所へ向かった。


「圭一くーん! おっはよー!!」
 木陰でレナが手を振っている。その姿を見つけ、俺は駆け足になる。
「悪いなー、いつも待たせちまって!」
 そう謝るが、レナは笑顔で首を横に振る。
「ううん、待つのは嫌いじゃないから!」
「んじゃあどんどん待たせる。ずぅっと待たせる。」
「はぅ…レナはいいけど、魅ぃちゃんが怒っちゃうんだよ?」
「別に、たまにはあいつを待たせてもいいんじゃねーか?」
「あははは、たまには…ね☆」
 いつもと同じ掛け合いも、何だか輝いて見える。
「圭一くん、今日はなんだか機嫌良さそう。なんでかな? かな?」
 一目で看破されるほど今日の俺は浮かれて見えるのか。…こういう時は考えてることが顔に出るんだよなぁ、俺。
「ふふ、気をつけないとね!」
「あぁ、まったくだ……って、いきなりか!?」
「今日の部活は圭一くんがビリかなぁ……はぅ〜、罰ゲームが楽しみだよ〜♪」
「おいこら! 勝手に頭の中で人を負かすなっつーの!!」
 ポンポンと軽快に駆け出したレナを追うために、俺も走り出す。


「魅音、遅ぇぞーー!!」
 道の向こうから走ってくる、明るい緑色のポニーテール。笑顔で俺たちに走り寄ってくる。
 いつもの場所で魅音と合流。これだって今までと何も変わらない。
「ごめんごめん! っていうか2人がいっつも早いんだよー!」
「へん、たまには俺たちを待ってろってんだよ!」
 何を言うか頭で考える前に口から言葉が飛び出す。
「圭一くんもたまにはレナを待っててほしいな…ほしいな。」
「なんだなんだ、圭ちゃんも待たせてんじゃんか! この色男がー!」
 くそ、いつもの掛け合いが妙に楽しいぜ!
「うるせぇ! ほら、もう行くぞって!」
「圭一くん、色男…はぅ……」
「そこ、赤くなる所じゃない!」
 辺りに笑い声を響かせながら、俺たち3人は登校路を駆けていく。

 ……何気ない日常こそが最高の幸せなんだと、かつてレナに教えられたから。
 この幸福が永遠に続くのならば、俺はいかなる努力もいとわない。

 ただし……うん。人を殺してしまうこと以外の努力、だ。
460日暮し編:2005/09/28(水) 22:47:37 ID:QVX718dt
 学校の昇降口。
 上履きに履き替えながら、俺はこれから起こる戦いを予感していた。
「…沙都子、今日はどんなトラップを仕掛けてくるか……」
「くっくっく! まったく、毎朝毎朝見せてくれるよねぇ!」
 悪笑いを浮かべる魅音を尻目に、廊下を歩き出す。2人は巻き込まれないように俺の後ろについている。
 …教室からは、普段通り子どもの笑い声が聞こえてくる。だが、それに油断してはならない。
 俺があの教室の中に何事もなく入れる保障など、どこにもないのだ……!

 ドアの前に立った。
 まずは視線を上へ。今までで一番登場回数の多い「黒板消し」は……ない。
 いやいや、ここで油断したら沙都子の思うツボだ。すかさずドアの取っ手を睨む!
 だが……む、画鋲がびっしり貼り付けてあるわけではない。
 まだだ、まだ油断は禁物。こんな時は床に何か仕掛けられているはず!
 足元に細心の注意を払いながら、一気にドアを開け放つ…!
 ……何もない? バケツもネズミとりも濡らした雑巾も、何も…?
「圭一くん、前っ!!」
 レナの声! 咄嗟に俺は前を向く…


 すこーん……


 額に何か命中する…。
「………痛ぇ…」
 呟きながらもう一度前を見ると、教室の窓側の壁に何かが取り付けられているのが見える。
 よく目を凝らすと……パチンコ? くっ、最近は足元のトラップが多かったから…
 だが、まだまだ終わってはいない!
 チャチなトラップに引っ掛けやがって! あの生意気お嬢にデコピンを喰らわすまで、俺の戦いは終わらない!!
「沙都子、覚悟しろぉっ!!」
 もはや警戒すら忘れ、俺は怒鳴りながら足を踏み入れる!
 だが…

 くんっ!

 足首に奇妙な感触。
 …糸? くっ、まだあったか!
 それに気付いた直後、サイドステップを決める! 沙都子敗れたりィッ!!
461日暮し編:2005/09/28(水) 22:48:39 ID:QVX718dt
 ガァンッ!!!


 脳天に……

 タライ……!? くそ、横に動くことすら読まれてた!?
 予想外の衝撃に思わず膝をつく。
「をーっほっほっほ!!!」
 甲高い哄笑! その声の方向に沙都子がいた。口元に手を当てて笑ってやがるッ!!
「いいこと、梨花? こうなると圭一さんは扱いやすいんですのよ♪」
「くっそおおおぉ!!」
 ヤツが隣の梨花ちゃんに何か言っているが関係ない! 俺は立ち上がり、沙都子に向かって突進する!

 くいっ。

「お、おおおぶっ!!?」
 顔面を床に打ち付けた…まだ、まだあったのかぁッ!
 ……ん? あれは……
「次で最後ですわ。圭一さんのことだから見事に引っ掛かりますわよ!」
 …ふん、もう見えてるぜ。
 ピンと横に張られた紐。そしてその先、紐に足を取られて倒れた俺のスネの位置に例の画鋲の山!
 クリーンヒットした時のことを考えると世にも恐ろしいトラップだが、知ってしまえば取るに足らないぜ。
「敗れたり! トラップマスター沙都子、今度こそ敗れたりィィィッ!!!」
 素早く体勢を立て直し、紐を踏み付けて沙都子を見据える。
 …なぜだ。なぜヤツは追い詰められたと言うのに余裕の笑みを浮かべている…?

 ――なら、どうぞこの画鋲をまたいで歩いてみてくださいまし。
 沙都子の目が雄弁に語る。…面白い、なら受けて立ってやるさ!!
 左足で紐をまたぎ、一歩近づく。まだ沙都子は表情を変えない。
 右手はフルパワー・フルチャージ。いつでもベニヤすら割るデコピンを放てる状態だ。

 俺は!
 俺に降りかかる惨劇を回避するッ!!

 ――その時、世界がぐるりと回転する!?
 右足が不自然に宙を飛ぶ。またも体勢を崩し、眼前に床が迫る――!


 ツプッ。


「いってえええぇぇぇッ!!!」
 スネに、スネに! 画鋲が!! 画鋲が―ッ!!!!!
「をーーっほっほっほっほっほっほっほ!!!」
 これはもう、タンスの角に足の小指ぶつけたとか額に鉈の峰打ちを喰らったとかそういうレベルじゃない。痛い痛い痛い痛いッ!!
「おおおぉぉいいぁあああぁ………」
 声にならぬ絶叫を上げながら悶絶する俺。かっこ悪い。かっこ悪すぎ。
「あっははは! あーっはっはっはっはっは!!」
 そんな俺に追い討ちの如く爆笑がのしかかる。畜生、他人事だと思って!
「笑うな魅音んんんんああぐぅあ……」
「圭一、かわいそかわいそなのですよ。」
 小さな手が俺の頭を優しく撫でる。顔を上げるとそこには少女の満面の笑み。…いいよいらねぇよ、慰めなんてよ……。
「…さ、みんな! 先生が来る前に片付けるよ〜☆」
 レナはレナで完全に割り切ってクラスメイトたちにてきぱきと指示を出す。一見じゃ俺の心配なんかしちゃいない。
 ……なけるぜ。
462日暮し編:2005/09/28(水) 22:49:17 ID:QVX718dt
 …からん、からーんと校長先生の振鈴が鳴り響く。やっと放課後か…!
 知恵先生が何やら書き込んでいた出席簿をパタンと閉じ、立ち上がる。
「はい、それでは今日の授業を終わりましょう。委員長!」
「きりーつ! きょーつけー! 礼!」
 クラスメイトの何人かは待ってましたとばかりにカバンを引っ掴み、我先にと教室の外へ飛び出していく。
 間もなく、校庭で遊んでいた沙都子と梨花ちゃんが入れ違いで戻ってきた。
「いよォし! 部活といきますかぁー!!」
「圭一くんも気合十分だね!」
「今日も私の圧勝でしてよー!!」
「みんなで、ファイト、おーなのですよ。」
 4人は気力充実! さあ、今日のゲームは一体何だ!?
「ごめん、今日は部活なし!」
 こけっ。
 魅音に振り返ろうと動かした足が盛大に空回りする…。
「おじさん、今日はちょいと忙しいんだぁ。悪いけどさ……」
「…まぁ、部長がいないなら仕方ないか…」
「ほんっとゴメン。明日はちゃんとやるからね!」
「では、今日のところはゆっくりと休んで、英気を養うことにいたしますわ。」
 ……そうだな。気合を新たに入れ直してから次回に挑むってのも悪くないかな。
「じゃあ、レナは宝探しに行こうかな☆」
「いいさ。俺はきたる時に向けて体力作りだ!」
 最近、学校から悟史のバットを借りて素振りに励んでいる。
 部活の内容が運動系の勝負だった時、都会育ちの俺は今のままでは苦戦必至。それを克服するための努力というわけだ!
「圭一くん、今日も素振りかな?」
「確かに今の圭ちゃんは気合MAXだよねぇ!」
「それはいいですけど……大切にしてくださいましよ?」
「おう。…俺にとっても思い入れが深いからな、こいつは。」
「………………………。」
 梨花ちゃんが神妙な顔で頷く。…“過去”に悟史のバットがどう使われていたか、知っているからこその表情だった。
「さ、そしたら今日は解散!」
 魅音の一言で、全員が帰り支度を始める。俺もカバンに教科書ノートを詰め込み背負った。
「また明日なのです。」
 梨花ちゃんの声。
「ああ、また明日な!」
 3人で手を振りながら、教室を出て行く2人を見送った。
「んじゃ、私たちも帰ろ。」レナと魅音が隣に並ぶ。
「っし! 帰るか!」

「んで、何があるんだ?」
 魅音の用事のことだ。
「ん〜…今はダメ。明日になれば忙しかった理由もわかるから。」
「魅ぃちゃん、それって楽しいことかな? かな?」
「きっと楽しいよ? 少なくともおじさんは嬉しいね!」
 そう聞いて、レナの顔が一層明るくなる。
「わ…何かな、何かな!」
「あっはははは! きっと2人とも驚くと思うなぁ?」
「ほー、ならばせいぜい度肝を抜かせてみろっての!」
 言ってみせると、ニヤリと例の悪笑い。
「圭ちゃん、開いた口がふさがらなくなるだろうねぇ……くっくっく!」

 そうこう言っている間に魅音と別れる場所まで来た。
「ほんじゃ2人とも! また明日ね〜!」
「おう、また明日な!」
「明日を楽しみにしててよ〜!!」
 何度も振り返り、手を振りながら道の向こうに消えていく緑のポニーテール。
 それを見送ってから、俺とレナは再び歩き出した。
463日暮し編:2005/09/28(水) 22:50:21 ID:QVX718dt
「…なぁレナ。」
「どうしたの?」

 ………実を言うと、不安だった。
 北条鉄平と間宮リナ。俺たちの平穏を壊す2人。
 惨劇は終わったかもしれない。でも、あいつらがいる限り本当の平穏は訪れないと、心のどこかで警鐘が鳴っているのだ。

「ん……そのさ、もし何か悩みがあったら…話せることなら俺たちに話してほしいんだ。」
 レナはきょとんとした顔で俺を見つめていた。まあ…あまりに唐突すぎるもんな。
 ……やがて、笑顔が戻ってくる。
「うん。困ったことがあったら、きっと圭一くんたちに相談するね。」
「…ああ。必ず力になってみせるからな。」
 いつしか、レナの顔はぽうっと赤みを帯びていた。…見てるこっちも恥ずかしくなる。
 それを誤魔化すために、俺はわざと声を大きくして言った。
「今日、宝探しに行くんだろ? 俺も手伝ってやろうか?」
「え…でも圭一くん、素振りは?」
「そんなのいつでもできる! それに宝探しもいい運動になるしな!」
 見る見るうちに笑顔がはちきれんばかりとなる。…うん、レナはこっちの方がいいよ。
「はぅ…ありがと、圭一くん!」
 気付けば、雛見沢には似合わない俺の家が見えてきていた。
「それじゃあさ、後でレナの家に迎えに行くから。」
「圭一くん、場所知ってたっけ?」
「ああ、知ってるぜ。大丈夫、迷いやしねぇよ。」
「…うん、じゃあうちで待ってるね。」
 手を振って一時の別れを告げ、家の前まで続く道に入る。
 ………渋る理由はわかってる。俺とリナを会わせたくないからだろう。
 でも、だからこそ。
 俺は俺たちの…いや、レナの平穏を脅かす奴らと戦う。


「ただいま!」
 勢い良くドアを引き開け、言い終えてから数秒もしないうちに階段を上り始める。
 ドタドタと廊下を駆け自分の部屋へ入り、カバンを床に下ろしたら即着替えだ。

 ――所要時間、ものの1分!

 時計の秒針が一回りするよりも早く、俺はラフで動きやすい服装に早変わり!
 タンスから汗を拭くためのタオルを引っ張り出し、もう片方の手で自転車の鍵を引っ掴む。
 どうせ汗だくになるんだ、シャワーを浴びるのは帰ってきてからでいい。
 さっさと部屋を出て、階段を今度は段々抜かしに駆け下りた。
 まったく、何で俺はこんなに急いでるんだろうな?

「圭一、遊びに行くの?」居間からお袋が顔を出す。
「ちょっとレナの手伝いにさ!」
 そう言うと、お袋はアラアラと嬉しそうに笑った。
「気をつけてね。晩ご飯までには帰ってくるのよ?」
「わかった。それじゃ、行ってきます!」

 ほんの2、3分前に開けたばかりの玄関のドア。それをもう一度勢い良くバタンと開ける。
 ガレージに入り、今ではもう欠かすことのできない愛用の自転車を出す。
 その時、ふと近くにあった鉈に目が行った。
 ……ははっ、こいつも色々厄介事に巻き込まれたよなぁ!
 それを自転車のカゴに放り込む。きっと宝探しで使うだろうからな。
「…いよぉし。行きますか!」
 景気付けに大声で言い、俺はサドルにまたがった。
464450:2005/09/28(水) 22:56:39 ID:QVX718dt
…はい、というわけで日暮し編1日目でした。
連載は全15回予定、つまり15日目まで。
エロは最後の日にしかない…つまりまぁ、エロしか読みたくない方はしばらくスルーしてください。
それでは、また数日後に。
465名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 23:04:10 ID:GqTfGp+I
とりあえずGJ
一日目ということで控えめにw
ってか15日までか・・・頑張ってくださいね〜(*゜ω゜)ノシ
466名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 00:36:30 ID:wIMkQowF
GJ!
文章上手いし、続きを超期待。
467名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 18:58:52 ID:ymNO6Gc3
鬼曝し編で書いてくれる神キボン
夏美はやりがいのある娘だとおもうのだが
468名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 23:36:29 ID:uvWor9Su
鬼曝しってどこ
469名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 23:38:54 ID:vMTYiRaD
鬼曝しってどう読むの?
470名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 23:49:25 ID:gAHz7ROu
おにばくし
471名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 06:55:40 ID:Sf0aUqAb
マジレスすると おにさらし
472名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 10:09:50 ID:mkEY8DDu
ttp://www.comptiq.com/release/ace/

鬼曝し(おにさらし)編。
角川コンプエースで連載中の番外編。
舞台は雛見沢ではない、どこかの街。主人公は公由家の分家の娘、公由夏美。
物語的には祟殺し編の後に続く話で、例の大災害を皮切りに平和な日常が崩れていく。
竜騎士監修の公式オリジナル。本編の大石・赤坂の警察コンビも登場してる。
得に赤坂は鬼曝し編で初めて顔が出た。テラコッコヨス。
作画の力のせいか、ゲーム本編よりもエグい恐怖感が満載。人間の狂気がよく描けてるとおもう。

…と、マジレス。知らない奴いるんだな。
ちなみに、雑誌表紙の左下にいる緑の髪の娘が公由夏美。
制服はガードが固いが、私服はエロカワイイ。
473名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 17:08:53 ID:cwJneURa
正直、鬼曝し編を知らない俺としてはつまらないことこの上ないんだがな…
できるだけ本編のSSを書いて欲しい。
474名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 18:18:24 ID:Cr74SyQb
ん?
475名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 20:03:11 ID:kBzQa+me
鬼曝しはコミックスが出てからでいいんじゃないかな…
476名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 12:20:11 ID:1pjwtEzG
>>475
俺も鬼曝し編読んでないから個人的にはその意見に賛成だけど、
書きたい人は書けばいいと思うよ。
俺はスルーすればいいだけだし。
477名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 13:27:47 ID:raY6Zigm
…確かにそうだな。
基本的にこういう板だったら職人様の意見が第一だしな。
478Tips:2005/10/02(日) 14:38:44 ID:l0pvIT+h
園崎、北条、古手らは腹を切って死ぬべきだ。また、彼らはただ死んで終わるものではない。
唯一神公由イエスが鬼ヶ淵の火の中に投げ込む者達だ。彼らの支持者も同様だ。
理由は他人を殺すなら自分がしぬべきだからだ。詳しい理由は雛見沢回覧板等で熟知すべし。

キミヨシ
479名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 15:24:00 ID:eHLJFbyw
オヤシロ様=神=唯一神
480名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 16:22:37 ID:N817Yon/
唯一神=又吉イエ(ry
481名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 16:56:38 ID:1pjwtEzG
白梨花ちゃま=オヤシロ様=神=唯一神=又吉イエス

つまり
梨花ちゃまは又吉イエスだったんだよ!
482名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 20:17:29 ID:kHtBTgN7
         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・
ミミ:::;,!      u       `゙"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  /
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i
483名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 20:47:49 ID:adJJOrpS
>>479-482
ちょwww
484名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 23:50:35 ID:l0pvIT+h
「こいつは血をすい ニクをくらう悪魔の斧 デビルアクスじゃ。決して使ってはならぬぞ」

あははははは
485名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 01:18:10 ID:6JRAtpI6
>>484
あははははは
486名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 11:02:43 ID:EpFwleIt
詩音希望とか言ってみるテスt(ry)
487名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 17:55:17 ID:ghNZjmfo
綿流し編と目明かし編以来詩音が嫌いになってしまいました…OTL
488名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 10:09:50 ID:5M4J1kdy
>>487
さあ、早くVIPへ行って「とみたけのなく頃に」をやるんだ
489名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 10:26:35 ID:GKnoZBgK
圭×レナの人はいつ帰ってくるんだろう
490名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 14:44:07 ID:KZJtlHKH
>圭×レナの人

今も頑張って物語りを思案中か、それとも入院中か…
491名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 18:27:29 ID:GKnoZBgK
ああああああああ俺のちんこ壊れちゃうよおおおおおまだああああああああいがぎきあかああうあああああ
492名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 19:10:07 ID:AwRfuure
誰か>>491の死体を処分してくれ
493名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 19:31:34 ID:iQrUUNwl
俺は >>492 の罪を許す!
みんなもそうだろ!?
494名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 19:56:33 ID:GKnoZBgK
私を抱き締めてくれるまで許さないんだからっ
495名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 20:12:56 ID:dQ6FzVjM
>>494
てっぺい☆乙
496名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 20:49:53 ID:QH/YdE47
なんだこの流れは…
497名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 21:15:08 ID:GKnoZBgK
ごめん自分で書いておきながら笑った。ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんみなさいごめんみなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
498名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 23:02:11 ID:5M4J1kdy


353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2005/10/04(火) 22:50 ID:m+mqgrOuO
レナ=SM両刀使い
沙都子=極度のM
魅音=貴方の為にM
詩音=わたしに任せて☆的なS
鷹野さん=ふふ、ここをこうすればいいのよ☆的なS
梨花ちゃま=優しく愛撫されるM
クラウド=一人で
お魎=見れたもんじゃないっす
圭一ママ=夫を裏から操るMのふりをしたS
圭一=誘われれば誰とでもトミー=鷹野さんから求めてくるまで我慢
鬼詩音=あなたを、エロ拷問です
KOOL圭一=1500秒以内にイかせてやる。
てっぺい☆=わりゃ、股開かんかい
悟史=ほら沙都子、こっちおいで
鬼礼奈=あはははは、何このちっこいの。あれ、大きくなってる。感じてるのかな?かな?と言いながら足コキするようなS
罪滅ぼし編レナ=あぁ…圭一君もっと…もっと続けて……


354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2005/10/04(火) 22:57 ID:+0Tnw68d0
>>353
なんか脳内で魅音シナリオと詩音シナリオと沙都子シナリオが出来上がりそう
ってか適当なプロットが湧いてくる。

…いや、エロゲやったことないんだけどね。
499498:2005/10/04(火) 23:04:33 ID:5M4J1kdy
つーわけで一番下のシチュ
罪滅しのラストバトル
レナの目を覚ますため or 興奮のあまり
衆人環視で屋上セクロスに至るK1×レナを規模宇
500名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 02:08:14 ID:PvbOQPhZ
いや、俺はそれよりも罪を認めた後に屋上から戻る途中で「ちょっと待って、圭一くん」みたいな感じで一番下みたいになっていくのがいいな…と言ってみ(ry
501名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 02:12:31 ID:b84YbhAe
まぁなんだ、筆下し篇の梨花ちゃまver.マダー?
502名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 07:43:10 ID:tqdUv/uk
梨花はSだと思うのだが。
503名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 13:26:32 ID:DzmpsPx1
>>502
ノシ 俺もそう思う

と言うわけで、梨花ちゃんの言葉責めプリーズ!
504名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 17:38:51 ID:ZiLNs63m
本スレで誰かが言ってたが、梨花ちゃまは白梨花ちゃまの飴と黒梨花ちゃまの鞭で合理的調教が
出来る天性のS。
505名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 19:23:26 ID:GUi4pWoo
KOOL圭一とM圭一で一人でもヤれると
506名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 20:53:03 ID:rw2saYwg
>>463の続きマダー

メチャ気になってるんだが。
ワクワクテカテカ
507名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 01:50:17 ID:NCzmB/zx
え〜っと、今までに投下されてまだ未完な作品って

>>325氏  天使の脚本

>>387氏  筆下ろし編(表は完結?裏に期待)

>>447 柿の種氏 雛見沢紹介SS

>>450氏  日暮し編(一日目は終了)

とまぁこんなところですかね?たぶん見落としは無いと思うけど・・・
まぁまとめたとこで何もならないんだが(´・ω・`)
508名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 04:13:16 ID:n07nU9LK
うん。
509名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 07:12:32 ID:TqByRUHy
個人的にはハゲワラタ玉潰しの続きも読みたいが…
作者もういないか、やっぱ(´・ω・)
510名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 11:43:58 ID:n07nU9LK
>>509ちんこ痛そうだから読みたくない
511名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 19:49:31 ID:JieFQb8R
 どうも、すみません。なかなか原稿が進まなくて……。途中で投下するのも
なんだしなー。気長にお待ちください。ちなみに書いてる作品はレナと魅音と
圭一の三人のプレイ。魅音がスカートを捲り上げて圭一に縞パン見せたり、
レナが圭一のオットセイを舐めたりしてます。というか、
そこで筆が止まってます──。
512名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 21:41:07 ID:uo6Wc9B3
ぱ、ぱんつ脱いで待ってます
513名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 22:18:55 ID:1/GAv3pd
おぉ、職人がまた一人増えた(゚∀゚)

ふぁいと、おーですよ〜
514650:2005/10/06(木) 23:39:41 ID:TqByRUHy
生存してまーす。
3日後までに2日目書き上げたいところ…
無理だったら何かTIPS書いて投下しておきますノシ
515:2005/10/06(木) 23:43:18 ID:TqByRUHy
なんだ650って…OTL
正しくは450ですハイ。
2日目はシオニストに謝らなきゃならん内容かも…
516名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 00:03:51 ID:n07nU9LK
なんだと
517名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 00:38:04 ID:vpm+3Uo2
安心しろ、俺はどちらかといえば反薗崎一族だから(目明し編以来)
518名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 05:19:47 ID:CajsSCMP
なんだと
519名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 11:13:49 ID:nZ2jnUNj
なんだと
520名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 14:13:07 ID:Rd0x0GYM
なんだt……すじ派の俺には関係ないな。
521名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 15:41:48 ID:hVz1MDp3
なんd……オールラウンダーの俺には関係ない。
522名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 17:19:54 ID:zjMhWIPJ
なn………圭一派の俺には関係ないな。
523名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 17:25:13 ID:ZmXMnVI8
n……まあ、人それぞれ好みがあるってことだ
524名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 18:31:20 ID:nZ2jnUNj
な、なんだってー(AA略
525名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 18:55:34 ID:y4KldKmy
な・・・・・何このスレ・・・・・・・
526名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 19:44:10 ID:ymQLDaOs
一連の流れにハゲワラw
527名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 22:24:12 ID:nZ2jnUNj
なんやて?
528名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 02:44:14 ID:NP/wwTlJ
「うふふ、魅ぃちゃん。そんな顔してると余計にいじめたくなるのが分からないのかな?かな?」
 戦 慄
「きゃ、れれれレナさんその大きなモノはなんですのーっ!」
 衝 撃
「次は沙都子ちゃんだよ♪さすが園崎の地下室。エロ拷問道具もたくさんある☆あははははははははははははは」
 惨 劇
「あぁっ魅音んんっ…!」熱に浮かされたように魅音を突きまくる圭一。
「あははははははは。魅ぃちゃん。嫌って言いながらあんあん喘ぐってどういう事?はしたないと思わないのかな?…かな?」
 恐 怖
「それじゃあ圭一君はレナを思い切り犯して。レナは魅ぃちゃんを犯すから」
ひ、と悲鳴ににた声を発する魅音。
「うふふふ、魅ぃちゃん観念したら?圭一君はもう私の虜なんだから☆さ、素直にしてくれるとレナ嬉しいんだけどな。」
 裏 切 り
07erospansionが送る超感覚学園ホラー。
魅音の泣く頃に
〜それいけ☆ふたなりレナちゃん♪〜
全6部のうち3部までを収録。値段は1500円。初回版は限定365枚。特典にレナの使用済みパンツとブラ、てっぺい☆の精子が付いてきます。
皆犯し編:ようこそ雛見沢村へ。あなたはこのシナリオで雛見沢村がどんな場所なのか知る事になります。推理不能、グロ度ゼロ。
ノーマルな淫獄の日々をお楽しみ下さい。
尻流し編
ここであなたは裏の雛見沢村を知る事になります。
園崎家の地下室とは?そこと魅音の関係とは?
捕まった魅音のお尻に、レナと注射器が襲い掛かる。推理不能、ノーマル度ゼロ。あなたはぶちまけられた魅音のあらゆる物を見る事になるでしょう。
想喘ぎ編
視点は圭一。想うだけで相手を意のままによがらせる力を持った圭一。
踊らされる雛見沢村。そして雛見沢大災害。発生したガスには強い媚薬の効果があって…
推理不能。道化たちによるあらゆるプレイをお楽しみください。あなたは、この物語を拒否する権利があります。
529名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 21:48:21 ID:7exOekFK
いろんなバリエーション見たいってことか
530名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 23:26:52 ID:XOp3qd89
Okkishitao
531名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 23:42:49 ID:dW5m/puf
〜それいけ☆ふたなりレナちゃん♪〜

なんでそんなに明るいサブタイトルなんだよw
532名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 00:31:39 ID:BJDd9rrd
〜それ逝け(・×・)ふたなりレナちゃん^^;;;;;〜
こんな感じ?
533筆下し編 TIPS「寝る所」:2005/10/09(日) 01:56:55 ID:C3zKRfpT
「はいは〜い!1次会はお開きだよ!
 眠くなった人は奥の客間に布団敷いてあるからね!
 男の子は台所の横の部屋!夜這いする時は間違え
 ないでね!風呂は順番で男の子からまとめて入ってきてー!」

「魅ぃがさりげなくとんでもないことを言っているのです。」
「さ・と・し・く・ん☆私の寝巻きは水色ですからねー!!」
「ちょっとー!!詩音さん!?にーにーを誑かさないでくだ
 さいですわー!!」
「はぅ...間違えると大変だよぅ...。」
「む、むぅ...じゃあ圭一と入ってくるよ。あれ、圭一は?」
「あ、圭ちゃんはさっき気持ち悪いとかいいながらトイレ
 に行った。...まったく圭ちゃんもまだまだだねー!!」
「悟史くぅん!圭ちゃんにお姉はいつも下着とシャツだけで着て
 寝てるから、って伝えてください。」
「ちょ、詩音んーーー!!」
534筆下し編 〜色直し編〜 (表) :2005/10/09(日) 01:58:53 ID:C3zKRfpT
月明かりに誘われて庭を歩いていると、庭木の向こうに
明かりが見えた。...そういえば魅音が、婆っちゃの
お気に入りの離れには、何かと面倒だから近づくなって
言ってたな...

あれ?魅音のばあちゃんは検査入院してるんじゃなかったか?
...じゃああの庵には誰が...?


好奇心に抗えず、庵の方に近づくと先客がいた。
窓の下から中を覗き込んでいる。

「...レナ?」

「ひゃっ!」
レナは俺に気づくとびっくりして素っ頓狂な声を上げた。


「けけけけ圭一くん?だめだよッ!庵の中見ちゃだめだよッ!?」
...まるで悪いことをしているのを見咎められたかのように
珍しく取り乱してそう言った。
535筆下し編 〜色直し編〜 (表) :2005/10/09(日) 01:59:24 ID:C3zKRfpT
「どうしたんだよ?庵には近づくな、って魅音に言われてたろ?
 中に誰かいるのか?」
「そそそ、そうだけど...とにかくっ!中見ちゃだめぇ!」

「ん?庵の中に誰かいるのか?おーいムグッ!」
「しーーーー!!静かに!!」

レナの手が俺の口を塞ぐ。

「(分かった、分かった!とにかく何があったか教えてくれ!)」
「(はぅ〜...。中をそーっと覗いてみて...絶対声出し
 ちゃだめだよ?だよ?)」

そう促されて俺は窓の下からそっと中を見てみる。
....!


「あっ...あっッ...!悟史く、ん、そんなに」
「あっ...詩音ッ...!」

薄明かりに照らされて、睦み合う一組の男女。

四つん這いの詩音のすらりとした細いお尻を掴み、片手は乳房を
揉みしだきながら覆い被さるようにして悟史が後ろから腰を振り
立てている。股間を打ち付けるたびにぱんッ、と小気味よい音が
鳴り響いて....。
536筆下し編 〜色直し編〜 (表) :2005/10/09(日) 02:00:04 ID:C3zKRfpT
「...。」
「すごいよぅ...詩ぃちゃん、自分から腰振ってるよぅ...。」
見られているとも知らずに、いや、彼らは見られていてももう止ま
らなかったに違いない。
「あっ...し、詩音、もう、僕...むぅ..」
「さ、悟史く、き、来て、中に、私のッ!あぁ..っ!あぁ...んン!」
「「あぁぁぁぁあッ!」」
悟史ががくがくと震え、詩音は一瞬ぴんと張り詰めたように反り返り...
二人は床に突っ伏した。


「はぅ...」ふっと。レナが膝から落ちた。
「だ、大丈夫か、レナ!?」
俺は倒れそうなレナの脇に手を回し、支えて抱き起こしてやろうとして....


「ひゃぁあんッ!」
力を込めてとっさに伸ばした右手は、レナの柔らかい胸を掴んでいた。
「うわわわ、ご、ごめん!」
肩を掴み直して、レナを支えてやる。

...まるで中学生の男女のような一コマ。

でも、俺もレナも、悟史と詩音の情事を見て興奮してしまっていた。
「け、圭一くん...。」
「レ、レナ...。」
お互いの目を、熱に浮かされたかのように見詰め合う。
顔が近付き、レナの大きな瞳が潤んで....

その綺麗な眼が、ふいに深い青を宿してぎらりと光ったような気がした。
537筆下し編 〜色直し編〜 (表) :2005/10/09(日) 02:01:33 ID:C3zKRfpT


そしてそれは急激に狂気の色を帯びてゆく!

レナの、一言。

「気持ち悪い」

「え...!?」俺が危険を察知するよりも早く。

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああッ!」
どしん!突然凄い力で突き飛ばされた。
「レ、レナ、何を!?」
「いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやぁぁぁぁッ!!」


レナは狂ったように空を掻き毟りながら嗚咽した。

「うおぇぇッ!おえッ!いや..気持ち悪い...ふぁぁぁぁんッ!!」
「しッ!レナ静かに!悟史たちが気づくぞッ!!」
「触らないでッ!!放してーーーッ!!!」

俺はやむを得ず、レナを後ろから羽交い絞めにし、口を塞いだ。
「んんー!!んーんー!!」
そのまま半ばレナを引きずるようにして庵から離れた。
538筆下し編 〜色直し編〜 (表) :2005/10/09(日) 02:02:40 ID:C3zKRfpT


「むぐー!!むぐむぐー!!!」
「落ち着け...!!頼むから落ち着いてくれレナ!」
口と身体を後ろから手で抑える。しかし捕え切れなかったレナの両手が
滅茶苦茶に俺の顔を引っぱたき、掻き毟る。
痛ぇ!でもレナがこのまま落ち着いてくれるとも思えねぇ!どうする!?

俺はいちかばちか...レナの身体を放した。
レナが振り返り、敵意の篭った眼差しを俺に向けた―――
その瞳はもう俺を映していない...。
俺は意を決して、レナの横っ面を張り飛ばす!
パ――ン...
俺はそのまま踏み込み、レナの右手を掴んで、レナをもう一つの手ごと抱き寄せる。
「ッ!!」
「目を覚ませッ!!!」そう言って俺はレナの手首を強く握り締めた。
――手を振り解こうとする力が...弱まった。
539筆下し編 〜色直し編〜 (表) :2005/10/09(日) 02:03:35 ID:C3zKRfpT


――瞳に生気が戻ってくる。

「け...圭一、くん...。」
「大丈夫。ここにいるぞ。...どうした。...いや、いい。」
「ご...ごめんなさい..また..私、うっく....うっ...ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめ」
「喋るな。...胸ぐらい貸してやるから、ほら。」
「圭一くん...」
「カッコつけさせろよ、久しぶりによ。」
「えっく...うぅぅ...ふぁぁぁぁんッ!けい、いちくんッ...!」
レナは俺の胸に顔を埋めて泣いた。
540筆下し編 〜色直し編〜 (表) :2005/10/09(日) 02:05:31 ID:C3zKRfpT
「...圭一くん。...私ね...。」
しばらくたって、レナは口を開いた。
俺にはレナがこれから話そうとしていることが
なんとなく想像がついた。だから言った。
「無理に喋んなくていいぞ。」

「ううん。聞いて欲しいの、圭一くんに。お願い。」
「....うん。」
「うちのお父さんとお母さん、離婚した話したよね。
 お母さん、浮気して出て行っちゃったの。
 ...妊娠してた。」
「....。」
「それで私、精神的に不安定になっちゃって...色んな人を
 傷つけて...それで私はお父さんと雛見沢に戻って暮らし
 始めたの。雛見沢はいいところだった。私はようやく心安ら
 げる生活を取り戻したと思ってたのだけど...あの時。」
「...間宮リナか。」
「うん。お父さん、寂しかったんだと思う。お金を湯水のよう
 に使って、いいようにあの女に貢がされてた。でも、私見ちゃ
 ったの。あいつらが美人局の仕上げに、気の弱いお父さんに、
 同衾の事実を作ろうとして...間宮リナと、お父さんが、
 うちで.....セックスしているところを」
541筆下し編 〜色直し編〜 (表) :2005/10/09(日) 02:06:23 ID:C3zKRfpT
レナは汚らわしいものをようやく吐き出すかのようにして、
敢えてその言葉を言った。

「気持ち悪かった。ああお父さんも私を捨てるんだ、って思ったの。
 圭一くんや魅ぃちゃんたちのお陰であいつらはいなくなったけど
 ...私、ダメなの。さっきみたいな状況...。私にとって
 あれは不幸の前触れなの。」
「...。」
「漠然とした予感がある。私、きっと幸せな家庭は作れない。」

「そんなことないぜ!」
俺はレナに向き直り、両手を掴んでまくし立てた。
「レナは最高のお嫁さんになる!最高のお母さんになるさ!
 あんなに美味しくて心の篭った料理が作れるんだから自信を
 持てよ!この俺が保証するぜ...」
542筆下し編 〜色直し編〜 (表) :2005/10/09(日) 02:08:46 ID:C3zKRfpT
「でも...。」
「仕事に疲れて帰ってくるマイホーム...
 新妻のレナがおいしい夕餉の匂いと共に迎えてくれてこう言うんだ。
 『おかえりなさい、あなた。お食事にする?お風呂にする?
  それとも...私にする?』くぅぅぅぅぅぅぅッ!!これぞ萌えだ!
 王道だ!これを萌えと言わずしてなんであろう!?」
「...?ちょ、圭一くん?」
「この時果たして嫁さんは一体何を着ているべきであろうかについては
 我々ソウルブラザーの間で激論が幾度となく繰り返されたが決着がつかん!
 クラウドはバニーガールなどと邪道な衣装を主張して止まなかった!
 トミーはチャイナドレスの一点張り。マニアックすぎる!
 そしてイリーは今回もまたメイド服しか推さねぇ!

 しかししかァァァしッ!!家庭が本来唯一真に心安らげる聖域である
 以上!心清らかにここは裸エプロンとするのがまっとうではないか!?」
「圭一くん...裸は余計じゃないかな...。どこがまっとうな衣」
「否!断じて否ッ!!配偶者に萌えて何が悪いのだッ!!
 世に遍く男性の、一番健全な妄想だ!
 手強い相手だがこの漆黒の魔王Kの名にかけて!千言を以ってあいつらを
 論破してくれる!!!
 ...なんか話が逸れたが
 そういうことだ!レナを嫁に貰って幸せな家庭が作れない甲斐性なし
 なんざこの俺がぶちのめしてやるぜ!!!」
543筆下し編 〜色直し編〜 (表) :2005/10/09(日) 02:09:57 ID:C3zKRfpT

「....ぷっ..あはははははは!」
レナは腹を抱えて笑い出した。
「圭一くんは相変わらずだね...。うふふふふ
 ...圭一くんがそう言ってくれると、少し安心するよ。あはは。」
 
「私、覚えてるよ。昔もこうやって、圭一くんが
私の手を取って目を覚ましてくれたときのこと...。
少し痛くて、掴まれた手首が燃え盛るように熱かった。」
レナは、レナの右手首を掴んでいた俺の手を両手で包むと、
目を閉じて自分の頬に押し当てた。
「あったかい...。」
とっ...そのままレナは再び俺の胸に頭を預けた。


「レナ...」俺はその髪を撫でてやる。

そのまま、しばらくそうしていた。そうしていたい、と思った。
544筆下し編 〜色直し編〜 (表) :2005/10/09(日) 02:10:43 ID:C3zKRfpT
「すー....すー....ん...けいいちくん...」
見ればレナは泣きつかれたのか、寝息を立てていた。俺はレナを抱き上げて、
布団の敷いてある部屋へ戻った。レナを床に横たえ、布団をかけてやる。
レナの安らかな寝顔を見てそっと、言った。
「レナ...やっぱりお前には笑顔が一番似合うよ。
 ...ガラにもないことばっか言っちまったな..。
 おやすみ、レナ。」
 
「....すー...けいいちくん..ありがとう...。」
「...!...おいレナ、お前もしかして起きてるんじゃないか?」
「....すー。」
「.......ちぇっ。」


レナにはまだまだ適わない。

俺は苦笑いして客間を後にした。
545名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 02:13:20 ID:C3zKRfpT
裏編予告〜
「はぅ...お帰りなさい...圭一くん...お食事にしますか、
 お風呂にしますか...それとも、わ、私に...。」
 頬を真っ赤に染め、消え入りそうな声で恥ずかしげにさっき俺が言った
 台詞を繰り返すレナ。フリルのついた可愛らしい白いエプロンの下は、
 ...一糸まとわぬ裸。
546客間にて:2005/10/09(日) 02:22:06 ID:C3zKRfpT
「あれ?そういえば魅音も沙都子も梨花ちゃんもどこに行ったんだ?」
547名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 11:14:55 ID:+RJqqqDA
楽しみねぇ。。。
548名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 12:30:15 ID:JBO6pV63
やっぱり圭レナはいいなぁ(*´∀`*)
549名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 15:29:02 ID:quzYdk4i
神 様 が 降 臨 な さ れ た
550名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 16:36:30 ID:BJDd9rrd
オヤシロ様だろ
551名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 03:04:13 ID:su3BEO8Y
俺は>>1なんだが
肖像権侵害で訴えてもいいのか?
とりあえず火曜日までには決めるつもり
ここの住民の誠意ある謝罪を期待するよ
552名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 03:11:59 ID:qk7T6KOr
誤爆?

もしかして又吉先生ですか?
553名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 08:50:28 ID:hB/1/0Sa
>>551・・・詩音だ・・・!
554名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 12:36:23 ID:DZFV5BLB
……まじか。つまり小説読んで描写を頭の中に浮かべる。その時に無断でレナとかを想像した場合、肖像権の侵害に当たるわけか……いや、園崎の力を持ってすれば十分可能かもしれないな……
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
555名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 16:19:38 ID:7AzFzvdQ
そんなときの【メイド・イン・ヘブン】
556名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 20:57:32 ID:v7Aev1cr
 ふうー。やっと完成させました。短くてあまりエロエロと
いうわけでないかもしれませんが、ぜひ読んでみてください。
 さて、次は何を書こうかな。
557罰ゲーム。あなたをイカせて:2005/10/10(月) 20:59:46 ID:v7Aev1cr
        罰ゲーム。あなたをイかせて。




 罰ゲーム。ビリは一位をイカせる事。
 
 ……
 …………
 ………………
 ……………………

 なんじこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。

 教室に圭一の絶叫がほとばしる。今日も今日とてみんなは楽しい部活に励んでいた。
今回の罰ゲームは少し変わっていて、他のクラスのみんなに書いてもらった。だから
内容はまったく分からない。
 ちなみに今回は一位が魅音。ビリが圭一。ということは──?

「なんなんでしょうね、これ? 不適切でしてよ」
 沙都子は眉をしかめて文句を言った。ちなみにレナと魅音は呆然と凍り付いている。
梨花だけはニコニコと笑っている。
「どこに行かせるかぜんぜん書いてありませんでしてよ。これでは罰ゲームのやりよう
が無いではありませんか……ちょっと、梨花。何で私の頭を撫でますのよ?」
 ぜんぜん分かっていない沙都子の頭を梨花は撫でてくれた。
「魅ぃ。それでどうするのです? 罰ゲームは実行させるのですか?」
 ニコニコ笑いながら梨花は魅音に聞いてみる。魅音は顔を真っ赤にして慌てふためいて
「えっ、いや、あの……」と要領のえない返事を繰り返している。
558罰ゲーム。あなたをイカせて:2005/10/10(月) 21:02:32 ID:v7Aev1cr
「出来るわけ無いだろ、こんなの!」
 圭一がきっぱりすっぱりと一刀両断する。
「あの……圭ちゃんは、その──イヤなの──? 罰ゲーム……するの?」
 少しだけ、泣きそうな顔で魅音は聞いてきた。圭一は思わず息を飲む。普段は気楽
な親友として異性は感じることは無い。しかし、こういうしぐさをされると意識してしまう。
オンナを。
「いやとかそんなのじゃなくて。あー、けど、やっぱりおかしいよ、罰ゲームでこんな
事するの」
 圭一も、もごもごと口を動かす。少し口調が弱くなる。
「……ねえ、レナも罰ゲームしないといけないのかな。かな」
 今まで黙っていたレナが口を開いた。手には前回のゲームで引いた紙をくしゃくしゃに
握り締めている。ちなみに前回は一位が圭一。ビリがレナだった。罰ゲームの内容は‘次の罰ゲーム
を受けること。たとえ、何位になっても’となっている。そのときの話し合いで一位に奉仕する場合は
今回のゲームの一位の圭一か次のゲームの一位かを話し合った。結果、そのとき一位だった圭一に
対してとなった。ということは──?
「みい、レナが圭一をイカせて、圭一が魅ぃをイカせるのです。これで万事解決なのです」
 にっこりと梨花が微笑んだ。
「そんなわけあるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
 やっぱり圭一は絶叫した。
「しかし、部活の掟は絶対なのです。魅音、破りますか? 自ら定めた掟を」
 梨花の言葉には魅音は言葉を詰まるしかない。きょろきょろと辺りを見つめ、
圭一を見て顔を真っ赤にする。
「ふふっ。罰ゲームを行うかどうかは当人たちで決めることにした方がいいようね。
沙都子、帰りましょう。ここからは当人たちの問題ですから」
 そう言って、梨花は沙都子の手を引いて帰っていった。「ちょっと、私には何のことか
ぜんぜんわからないでしてよー」という叫びは木霊していた。
559罰ゲーム。あなたをイカせて:2005/10/10(月) 21:06:02 ID:v7Aev1cr
 赤い夕日に照らされた教室。少女たちが大人びて見える。
 沈黙だけが漂っていた。互いの顔を見て、何か言おうとして言えない。そんな
もどかしい空気に包まれていた。
 一息吐いて、圭一は、
「とりあえず、帰ろうぜ。いくらなんでも出来るわけ無いよな。なーに、実現不可能
な罰ゲームなんて実行しなくていいさ」
 気楽に笑って場を和ませ、帰ろうとする。
「まって!」
 止めたのは魅音だった。
「……部活の掟を決めたのは私。──この罰ゲーム、実行不可能では無いよ。
──それにビリの圭ちゃんに拒否権は無い。だから」
 そっと自分のスカートに手をかける。するりするりと持ち上げていく白い足が夕日に
照らされる。太ももがあらわになる。その先も──薄い緑と白の縞々ショーツが圭一の目
に飛び込む。

 ごくり。つばを飲み込む。ただ、見つめるしか出来ない。目を離すことなんて出来やしない。
 震えていた。魅音の方はかすかに震えている。頬が赤い。夕日に照らされてではない。自らの
行為に羞恥を覚える。首筋まで真っ赤に染め、精一杯の勇気を込めて言った。
「────圭ちゃん、…………して。私を────イカせて」
 魅音の指はスカートの端を力なく握られている。それでも大きく掲げられ、全てを露にしていた。
どれだけの思いを込めているのだろうか。どれだけの勇気を込められているのだろうか。圭一に全て
を曝け出す。いまだ、他の異性に及んだことの無い行為。定められた人にしか許されない行為。
夕日に照らされて飛び込む。魅音の縞々ショーツ。
 動けずにくぎ付けになっていた。圭一はじっと魅音を見ていた。目が離せない。親友だった。
気の合う仲間だった。今まで異性はほとんど意識したこと無い。可愛い女の子という認識は確かに
あった。だがどこか頭の隅に追いやられていた。何も言わずに見つめる。動くことも息も瞬きすら
許されない。
「圭ちゃん……早く。すごく──恥ずかしいんだからさ」
 魅音の言葉に圭一ははっと顔を上げる。かすかにうつむき加減に圭一から目をそらす。
さらに頬は赤く染まる。目から涙がにじみ出ている。どうすればいい? 何の冗談だと
笑い飛ばすべきか。いや、それは駄目だ。魅音に恥をかかせることになる。

 だったら──、

 よろよろと圭一は近づく。いまだスカートを掲げたままの魅音に近づき、ひざまずく。そっと。
顔を近づけていく。魅音の縞々ショーツに。
「……くっ」
 かすかに魅音はうめく。びくりと体を震わせる。けど、圭一は気が付かない。魅音の濃密な
匂いが頭を狂わせる。縞々ショーツからかすかに漂う匂い。手を伸ばす。舌を伸ばす。熱い体温が
触らなくても感じられる。魅音も感じる。自分の縞々ショーツに圭一の熱い吐息が──。
「駄目だよ」
 触る直前に声をかけられた。レナだ。そう、レナも教室に居た。圭一も魅音もはっとして
レナのほうを見る。無表情になっている。いや、違う。かすかに顔は赤くなっている。ぎゅっと手を
胸の前で握り締めている。
「駄目だよ」
 もう一度呟き、二人に近づいてくる。後ろめたさに重く感じる。

 だが──。
560罰ゲーム。あなたをイカせて:2005/10/10(月) 21:08:28 ID:v7Aev1cr

「レナも罰ゲームをしないといけないんだよ。魅ぃちゃん。圭一くんがそんな
体勢だとレナは罰ゲームに参加できないよ」
 圭一に仰向けに寝てくれとレナは言った。戸惑いつつも圭一は寝そべる。
「それじゃあ、レナは圭一くんをイカせるね。圭一くんは魅ぃちゃんをちゃんと
イカせてね」
 がちゃり。レナは圭一のズボンのベルトを外した。ボタンを外し、
ジッパーを下げる。
「おい、レナ!?」
 圭一のあせった声もレナの「動いちゃ駄目!」という強い口調と視線に遮られる。
とうとう、パンツまで下ろされた。
「わあー、圭一くんのオットセイだー」
 すでに圭一の分身はそそり立っていた。魅音のおかげで興奮していた。

 ぱくりとレナは咥えた。

 圭一の腰が一瞬、動こうとするがレナの手がしっかりとしがみ付き、動けない。肉棒の
先端が熱い。レナに咥えられている。信じられない。熱く蕩けるほど気持ちがいい。ぬるぬると
した感触。柔らかく蠢く舌。今まで感じたことの無い快感が圭一を襲う。手淫では決して
味わえないレナの口淫。ただ、翻弄されていた。
「あむ……圭一くんの美味しい──」
 ずポずポとレナの頭が上下する。かすかに唾液で濡れそぼる己の分身が見える。自分の汚く
醜い肉棒がレナに咥えられる。信じられない出来事。本当に気持ちがいい。
「あれ、魅ぃちゃん、どうしたの? 早く、圭一くんにイカせてもらわないと」
 ふと、レナは圭一の肉棒から口を離し、そばで呆然と立っている魅音に話し掛けた。
魅音は顔を真っ赤にしてレナの行為に見入ってた。
「ふえっ……でも、どうやって?」
 魅音のポツリとした呟きに、レナはアドバイスをする。
「圭一くんの顔の上にまたがって腰をおろすの。後は圭一くんがしてくれるよ」 
 とんでもないことを言って来た。二人の顔はさらに赤くなる。
 
 だけど──。

 もう酔っている。

 だから──、

 魅音は静かに圭一の顔の上をまたがって腰を下ろす。圭一の視界に
縞々ショーツがドアップで映る。
561罰ゲーム。あなたをイカせて:2005/10/10(月) 21:11:29 ID:v7Aev1cr

「?────魅音!」
 くぐもった声が魅音の下の方から聞こえる。体の奥が熱い。羞恥と興奮で我慢できない。

「ほら、圭一くん」
 レナが促していく。
「じゃあ、圭ちゃん。──私をイカせてよ」
 返事の代わりに舐められた。縞々ショーツに暖かい何かが食い込む。舌だ。圭一の舌が魅音の
アソコを舐めていく。ぬらりとしている。初めての感触に戸惑い、そして──、
「くふぅ──」
 声が出る。
「すげー、とろとろだー」
 圭一の声が聞こえる。くちょくちょと水音も聞こえる。
「……いやー、いっ、言わないでよ。そんなこと。あふっ」
 縞々ショーツの上から舐めているだけだ。薄絹一枚に感じる圭一の体温。ただ、興奮する。圭一は
魅音のあそこを嘗め、指で弄くる。
「それじゃあ、レナも圭一くんをイカせるのを再開するね」
 魅音と圭血の様子を見届けるとレナは再びぱくりと圭血の肉棒を咥えた。
「うおっ」「きゃふっ」
 レナに加えられたため、圭一は身じろぎする。それが魅音ヘの責めに変化を与えた。レナが
圭一の肉棒のうら筋をちろりと舐める。カリの周りをぐるりと舐める。先端の穴を舌でちょんと突く。
玉袋を舐めて、ぽにぽに揉む。再び襲う快感に圭一は言葉にならないうめき声をあげるだけだ。
「──圭ちゃん。指……止まってるよ?」
 上気した顔で魅音は催促する。圭一の顔にこするように腰を動かす。
「……うっ。悪い」
 再び圭一が舌と指で魅音を責める。「あぁ、はぁー」断続的に起こる快感に魅音は身じろぎする。
レナが圭一を強く刺激するたびに圭一の体は跳ねて魅音に更なる快楽を引き寄せる。ある意味理想的な
コンボといえる。
 はあはあと荒い息をはきながら魅音は圭一の刺激を感受する。アソコから起こる快感に身は蕩けそうだ。
胸が張る。制服に包まれた乳房が苦しい。体が熱くてたまらない。ボタンを一つ。二つ。三つ、外していく。
外気にブラに包まれた身音の胸が曝け出される。それすらも引き千切るように外されて魅音の胸は大きく
弾んだ。
「──もっと。もっとだよ、圭ちゃん」
 自分の大きく膨らんだ胸を激しく揉みしだき、硬く尖った乳首をひねる。それだけで胸の奥の快感は
強く激しい。しかし、それでは足りずに圭一の片手を取ると自らの胸に導く。柔らかい感触に驚く圭一に、
「揉んで。圭ちゃん、揉んでよ──」
 叫ぶように懇願した。少し戸惑ったが圭一の手は動く。円を描くように動き、自由自在に形を変えていく。
乳首を見つけると摘み、ひねり、弾く。自分の手では味わえない感触に魅音はただ、泣き叫ぶ。もどかしく、
激しく、痒い所に手が届かず、思いがけない快感を引き出される。太ももまで濡れている。圭一の顔まで
びょしびょだ。圭一もレナのフェラチオに必死に耐えながら魅音を責めていく。ときよりの身じろぎが
魅音への刺激となる。
 魅音が視線を向けるとレナは必死で舐めて咥えていた。四つんばいで一心不乱に舐めている。お尻が高く
突き上げられている。体全体を使って上下に動いている。髪がばさりと乱れている。
562罰ゲーム。あなたをイカせて:2005/10/10(月) 21:15:07 ID:v7Aev1cr
……いいなー。

 そんな魅音の視線に気づいたのか、レナはちらりと視線を魅音に向けるとカリッと歯を立てた。
圭一は「あうっ」とうめく。ちょうど魅音の肉芽を縞々ショーツの上から摘んでいた。レナからの
刺激に激しくひねる。
「あはっ! あぁ、あぁぁぁぁぁ! はあー」
 堪えきれずに魅音はひときわ高い声をあげた。力が抜けていく。頭の中が白くなる。
目の奥が眩しい。
 圭一も果てていた。レナの口の中に白い精液をぶちまけていた。飲み込みきれず、
レナの口から少しあふれる。
「……圭ちゃんの精液」
 にがーいと顔をしかめるレナに寄ると魅音はレナの顔についた精液を舐め始めた。
「魅ぃちゃん!?」
 驚くレナを封じて、一心不乱に舐める。頬についた白い精液を舌ですくい飲み込む。
「これが圭ちゃんの精液か……」
 そう呟くとレナの顔や鼻を舐めていく
「ちょっと、魅ぃちゃん。くすぐったいよ。あん」 
 レナの制服の上にも精液は飛び散っていた。魅音は手でこすりつけるように触る。
「あぁん」
「ふふっ。レナの乳首、尖っているよ。全然触られてないのにね。制服の上からでも
分かるよ」
 そう言って、魅音はレナの胸を揉む。自分より小さいが柔らかく、手ごろな大きさだ。
制服も下着も押し上げるようにレナの乳首は尖っていた。摘んでひねる。レナの口から
嬌声が漏れ、圭一の精液が唇の端からこぼれる。それをぺろりと舐めるとレナの制服の
脇のジッパーを開く。
「あんっ、だめ」「駄目でないよ。ほーら、脱ぎ脱ぎしないとね」
 魅音はレナの制服を脱がす。レナの小ぶりの胸を包む白いブラが露わになる。それも簡単に
剥ぎ取ると乳首に口をつける。
「ああん、魅……魅ぃちゃーん」
 レナの乳首を唇だけで含んで舐める。舌で蹂躙するようにむしゃぶる。硬くて歯を弾く。
レナはいやいやするように首を振って、喘いでいた。
 圭一は呆然と見ていた。二人は圭一の上でまたがって行っている。腹の方に魅音。ひざのほうにレナが
またがっている。二人とも濡れている。レナの蜜で圭一のひざは濡れていた。
 むくむくと圭一は回復した。こんな光景見せ付けられて興奮しない方がおかしい。ゆっくりとひざを
曲げていく。必然的にレナのアソコににこすりあげられる。
「きゃあ、ああん。だめだよ、圭一くん」
 そんな抗議の声は聞こえない。スカートに包まれて見えないが、レナのアソコをひざでぐりぐりする。
スカートの生地がなんともいやらしく動く。
「オッ、圭ちゃんも乗ってるね、──あんっ」
 圭一は同時に魅音も責めた。太ももを撫で、その奥をまさぐる。「……だめ、ちょっと」
たじろいだ隙をレナは見逃さない。すばやく、魅音の胸を顔を押し付けると、
「いいなー、こんなに大きくて」
 と呟くと同時に舐めた。
「……だからー、だめー、ああっ」
 レナが舐めてチュウチュウ吸い付く。もう片方は後ろから圭一が掴んで乳首をひねる。同時攻撃に
魅音は高く嬌声を響かせる。
「くうー」
 快感に必死で耐えながら魅音は視線をめぐらせる。レナと自分の間に圭一のそそり立つ肉棒があった。
掴んだ。
「うおっ?」
 肉棒の先端をこねくり回してしごく。圭一の責めが弱まる。
「おじさんを翻弄させようなんて、まだまだ早いよ。さてと、そろそろ終わりにしようか。
私も少しだけど……イッタしね。圭ちゃんもイッタでしょう」
 そう言って、魅音は立ち上がる。少し不満そうな圭一に魅音は少し笑って、
「そう、罰ゲームは終わり。これからは──」
 縞々ショーツに手をかける。ぐっしょりと濡れて用の足さなくなったものを脱ぎ捨てると、
「恋人同士の語らいをしようよ──」
 そう言って、圭一の肉棒にまたがろうとした。
563罰ゲーム。あなたをイカせて:2005/10/10(月) 21:16:21 ID:v7Aev1cr
だが────。

「ねえ、魅ぃちゃん、恋人同士の語らいってなにかな。なにかな?」
 レナが無表情で立っていた。手には脱ぎたての白いショーツを握っている。
「いつから、圭一くんは魅ぃちゃんの恋人になったのかな。かなー」
 ぞくりとするほどこわい。
「へぇー、じゃあ、レナが圭一の恋人だっていうのかい?」
 魅音も怖くなっていた。
 
 いやな予感がする。

 圭一がそろりそろりとその場から離れようとするが──。

「じゃあ、圭一くんに決めてもらおうか」
「そうだね、それがいいね」
 ぎろりと顔を向けてきた。
「さあ、圭一くん(圭ちゃん)どっちを選ぶの?」
 迫り来る二人に圭一は────?







 ……どうしてこうなったのでしょう。俺には分かりません。

 圭一はレナとくちゅくちゅとキスをし、魅音は圭一の上で跨って腰を動かしていた。


 ああ、これを読んでいるあなた、どうか助けてください。


 圭一は「両方好きだ!」と答えた。レナにファーストキス。魅音には童貞を捧げる事にした。
平等に愛すると口先三寸でごまかしてしまった。


 それだけが俺の願いです。


 そんなわけで今日も圭一はレナと魅音を抱いていた。「圭一くん」「圭ちゃーん」
毎日毎日のご奉仕に精も根も尽きかけていた



 さて、あなたは圭一を言ったことを許せますか? 許せないなら思いっきり罵倒しましょう

 ちなみに私は許せません(笑) 

                                                    終わり
564名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 22:37:41 ID:/RlNPatb
キタ-?
565名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 22:42:52 ID:MsQfJa1G
100万回抜いた
566名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 23:22:09 ID:5XzE6URO
GJ!!いいもん読ませてもらったよ。

>>565
おまえは1時間30分もの短期間の間に100万回も抜けるのかよw
567名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 03:04:08 ID:1/husvmk
>>557 写 生 大 会
568名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 07:27:47 ID:pRREuAuY
レナにファーストキス、魅音に童貞を捧げたんだったら
梨花にはアナルをお供えするしかありえないから
俺の沙都子は清らかなままですね。GJ!
569名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 08:02:14 ID:29tWr4Qa
>>565ほんとに百万回抜いたんだろうな?
570名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 08:41:50 ID:2YNRdg0H
>>568
その流れで行ったら、沙都子に捧げるのは尿道じゃね?
571名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 15:21:05 ID:v228u12y
>>570
こんなのが浮かんだ。


「そ、そんな不潔なもの、いりませんわ〜!
 だいたい、にょ・・・尿道なんて貰って、どうするんですの!」
「大丈夫なのですよ。正しい尿道の攻め方をボクが教えてあげるのです。にぱ〜☆」
572名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 16:00:10 ID:7+yLLXEB
うっほ
573名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 22:16:40 ID:29tWr4Qa
うっほっほ
574名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 23:32:46 ID:aEr+UYon
ところで、>>450氏はどうなってんだろうか?

10月6日に「3日後までには〜」と言いながらすでに5日がたったぞ?
ネタ切れか、はたまた何かあったのか、それとも忘れているのか?
鬼隠しにでもあったのか?


・・・・・・静かに待つしかできないよ(´・ω・`)
575名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 01:04:18 ID:Rz4Lr10i
みんな病欠?(´・ω・`)
576名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 06:18:28 ID:Di4397fo
ひぐらしスレには未知なる謎が隠されている。
まず、指定した時間からかなり時間が経ってからの投下もしくはレス。相次ぐ書き手の失踪。
本編と類似してないか?
きっとみんな井戸の底さ
577名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 09:16:57 ID:9cTxRnjm
>>574
>>450くんは「転校」したの。
578名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 09:37:04 ID:O8AqdT9X
>>577 そ、そうか「転校」したのか……

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

なあ>>579>>450って「転校」したんだよな?
579名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 11:52:02 ID:2/VcQUPe
嘘だ!
あははっはははっはっははははははははははは
ははははははhははははははははh
580名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 15:29:29 ID:Di4397fo
転校って誰が言ったの
581名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 16:20:33 ID:eLqfhyhx
オヤシロ様
582578:2005/10/12(水) 22:45:14 ID:lyBilVQH
>>580
えっ?い、いや誰っていうかさ
みんながそう言ってるぞ
583名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 22:59:52 ID:ATDjU2aG
……て、転校……





嘘だ!!
584名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 01:26:08 ID:M2T5TG4u
さとしおにいちゃんは、わるいことをしたからてんこーしたんだって。
585名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 02:08:48 ID:4sG6wyLX
どうしても転校したいなら
この俺を倒してから行け!
586名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 02:41:26 ID:Ju8CWANU
>>585は転校しますた……
587名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 05:59:30 ID:M2T5TG4u
ちなみに、ゲーム作る時に画像使う場合、無料配布なら勝手に使っても大丈夫かな?
588名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 06:31:54 ID:Y65eV+17
著作権やらなんやらのことはわからんが
無料だからOKかもという思考はどこからくるんだ?
とりあえず打診しとくのが無難じゃね。
589名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 07:10:00 ID:M2T5TG4u
>>588だよね。メール発射したとこだ。
590名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 12:49:12 ID:6q7HyZ3g
うぅ、職人様達はいったいどこにいったんだ…いや、冗談とかはなしで(;´д`)
591名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 13:11:10 ID:2N7blGZP
そりゃもちろん、井戸・・・

じゃなくて、皆忙しいんじゃなかろうか?
592名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 21:28:52 ID:M2T5TG4u
そろそろ忙しくなるしな。
593名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 23:21:16 ID:M2T5TG4u
http://e.pic.to/56k7t
見にくくてスマソ
こんなん作ったらみんな使う?
エロパロ板+他サイトで許可取れたTIPSと小説と作者名載せる予定。一応演出入れる予定だけど、絵も曲も不足してるからあまり期待出来ない。
知り合い用に作ってるんだけど、もしエロパロ住人も必要ならうpするよ。あまりセンスのいいもんじゃないけどorz
594名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 23:29:13 ID:CSNOZXf1
……???
スクリプト組んでるってことかな?

某○想お疲れさま会とか、とみ○けのなく頃にみたいなもんか。
プレイできるもんなら、そりゃぜひしてみたいところだけど。
595名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 02:38:03 ID:3IPQkNac
今、圭隠し編(仮題)ってのを書いてるんだが・・・
ここって純愛以外はNG?
596名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 06:16:05 ID:PFnd2Xuy
>595
んなこたーない。と思うょ。
597名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 16:45:32 ID:9rKCtZOp
>>593 >>595
両方期待
598名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 18:13:31 ID:wZAOkJA6
VIPの作ろうぜスレの保守ネタ
圭一が罰ゲームで怪しげな注射投与される
 →ショタ化(または乳児化)
   →部活メンバー狂喜
がハァハァ

420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2005/10/13(木) 23:05 ID:cDqPqzfK0
保守。
ところで>>405の乳児プレイってなんじゃそら?
他の人たちは容易に想像できるが

「はぅ〜〜〜〜!!!ちぃっちゃい圭一君かぁいい、お持ち帰りぃ〜〜〜!!!」
「ほほほ、沙都子お姉ちゃんの言う事には絶対服従でございますわよ〜〜〜!!!」
「圭ちゃん、困ったら私を頼ってね。よしよし」


「うーん、かわいいガキですねー」(足蹴にしながら) (※投稿者注 ←クラウド)
「ショタメイドもいいですねぇ…。さあ!このメイド服を(ry」(※投稿者注 ←イリー)
「わしを、信じて」(※投稿者注 ←てっぺい☆)


421 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2005/10/13(木) 23:06 ID:H34973+D0
おっぱいの時間なのですよ
599名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 20:56:27 ID:IHu9PPDU
レナも幼児化すればなおよし
600名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 23:29:17 ID:myk/j6Fw
それを覗き見る詩音
601名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 01:11:16 ID:NWrqXBxM
「梨花さん。そのクスリ、ちょっと私にもください」
「...詩ぃ。悟史に使ってはダメなのですよ?」
「ちっちっちっ。私が使って悟史くんの愛妹の座を沙都子からぶん捕るんですよ!」
「...(この女...いつも最悪の予測の斜め45度上を行く....!)」
602名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 16:27:30 ID:mTkatsEP
悟史「妹が二人も出来て僕嬉しいよ!」
詩音「これでもいいか」
沙都子「……」
てっぺい☆「どうみても精子です。ありがとうございました」
603名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 18:33:55 ID:FZBV6ved
>>602
悟史「……」
悟史くんは押入の襖を開けるとナニかを取り出した。ソレについている紐を引く。
ブルォォオオオオオン! ドッドッドッドッ……。
てっぺい☆「ちょ! おm」
ぐじゃじゃじゃびぴびぎゃぎゃぎゃめきめきごきごきゃじゃじゃびしゃあっ!
図太い物体が前のめりにどうと接地し、赤黒い液体が同心円状に広がってゆく。
ハーッハーッハーッハーッ……。
呼吸を整えた悟史くんはさわやかな笑顔で
悟史「本当に大切な妹は沙都子ただ一人だよ。欲張った自分が馬鹿だった。ごめんね」
と、返り血をもろに浴びた格好で頭を下げた。
604名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 19:21:11 ID:yiKFZVSh
…ワラタ?
605名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 20:00:00 ID:mTkatsEP
>>603
待って…この人はだれ?
にーにーの姿をしたこの人は誰なの……?
「にーにー…なんて目をしているの!?」
「大丈夫だよ沙都子。もう何も恐くないから」
帰り血を浴びた悟史に確かな恐怖を抱く沙都子。
「ひっ……いやああああああああああああ」
一目散に駆け出した沙都子を不思議な目で見つめる悟史。
「あ、待ってよ沙都子…」どうしたんだろう。邪魔な奴を×××しただけなのに。沙都子だってうれしグゲェッァァァ
「ねええええええなんでなんでなんでナンデなんでなんでなンでなんで?」
ざくざくざくざくざくざくざくざくざく。
もう肉の塊となった悟史をひたすら刺し続ける詩音。「あたしのあたしのあたしのあたしのああああ悟史君スキスキスキスキスキスキスキぐげげげげげげげ」
ガチュガチュガチュガチュガチュガチュ裂く。破る。斬る。ひたすら繰り返す。
てっぺい☆「……」
606名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 20:42:32 ID:E4JLD2FL
てっぺい☆とベジータを同じ部屋に閉じこめてみた
607名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 21:30:50 ID:NWrqXBxM
てっぺい☆...カカロット・・・凄い奴だよお前は・・・俺にはとてもかなう相手じゃなかった・・・
608名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 22:29:37 ID:MkGWbs/q
>>598
足蹴にしてるの詩音のつもりだったんだが…w
まぁ、おもしろいからいいか。
609名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 00:28:45 ID:8Qv1wxtz
>>605
ジーカタカタカタカタ……
映写機にはもう何も映されない。
暗い室内に蛍光灯の無機質な白色が広がった。壁には「反省会」という幕が垂れ下がっている。
誰もが無言だった。彼らの視線は二人に集中している。その二人、悟史はひたすら首をひねり、詩音は視線を泳がせ口笛を吹いている。
大石「いやあ、悟史君、あの対応はまずいでしょう」
レナ「そうだよ。*した後が特にね」
魅音「どうしてあそこで「詩音が好きだ~」なんて言わないかな?」
圭一「いや違う、違わないけど違うぞ。*すのもまずいだろ。てっぺい☆はそっちのけでも構わないだろ」
鉄平「*されたのはドタマにきたが、うっかりクスリ飲まされたんが失敗やったわ」
沙都子「にーにーがチェーンソー持ち出しててっぺい☆を唐竹割りにしたのは怖かったですわ……」
梨花「ボクはあそこまで裏表ないです」
ほぼ全員「黙れ二重人格」
梨花「みー、それは詩音に言って欲しいのです」
610名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 06:05:45 ID:9nnKa0LG
>>609
次なる惨劇の幕開けへ。
―TIPSを入手しました―
「詩音と魅音はどっちが巨乳?」
「北条一家及び園崎詩音惨殺事件についての鑑識報告と考察」
んふふ〜私の出番ですかねぇ〜
611TIPS:詩音と魅音はどっちが巨乳?:2005/10/16(日) 09:38:10 ID:8Qv1wxtz
>>610
園崎本家。言わずと知れた雛見沢村及び興宮市などに影響力を持つ家である。
その家の一室に跡継ぎ娘とその片割れ、そして同級生たちが思い思いの姿勢で漫画を読みふけっていた。
この村は興宮市街地まで行くのに前原圭一が自転車で一時間かかる。田舎育ちとはいえ体力の劣る女子ではなおさらだ。
国内外のゲーム蒐集家である園崎魅音は通販を頻繁に利用する。自然と運搬業者にコネができ、代金と引換に漫画も運んでくれるようになった。
ただ、部屋に山積みとなっている漫画は全て魅音の物、というわけではない。跡継ぎとはいえ、小遣いは決まっている。
金銭感覚を身に付けさせるのはどこの家でも同じらしい。
なもので、あらかじめ読みたい漫画を雑誌から選び、同級生たちが注文書と単行本代を魅音に渡し、彼女が仲介役で取り寄せていた。
612名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 10:28:40 ID:8Qv1wxtz
>>611
レナ「ね、魅ぃちゃん、詩ぃちゃん」
魅音「ん~?」
詩音「?」
レナ「…………」
詩「どうしたんですか? 顔赤いですよ?」
魅「おじさんたちと知らない仲じゃないんだし、遠慮はいらないよ~」
レ「あ……えっと…………二人の胸って、どっちが大きいのかな、って」
魅詩沙梨「は?」
沙都子「……なんですのいきなり」
梨花「レナの読んでる漫画にはそういった描写はありませんですね」
レ「ひゃ!? り、梨花ちゃん、いつ後ろに回り込んだんだろ、だろ!?」
梨「今のレナは注意力散漫で隙だらけなのです」
613名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 11:12:01 ID:0t8RI3tZ
>611
雛見沢も興宮も鹿骨市(ししぼねし)内にあるんだぉ。
614611:2005/10/16(日) 14:41:18 ID:8Qv1wxtz
>>613
うぁ、素で間違えたorz
615名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 14:47:08 ID:8Qv1wxtz
>>611
園崎本家。言わずと知れた雛見沢村及び鹿骨市内の興宮など〜
に訂正。
興宮市街地も不適当かな?
616名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 18:31:10 ID:8Qv1wxtz
>>612
詩「いきなりそんなこと聞かれても…」
魅「あたし測ったことないよ」
詩「同じく。双子なんだからサイズなんて一緒ですよ」
魅「だねえ」
レ「でも、いくら双子でも、ここまで成長したら違ってくると思うの、思うの」
沙「……何なら今測ってみます?」
梨「巻尺、持ってるのですか?」
沙「そんなの無くても測れますわ」
魅「へえ、そんな趣味があったなんておじさん知らなかったなあ……」
沙「?」
詩「悟史君、こんな妹の言葉を聞いたらどう思うんですかねえ?」
沙「何でにーにーが関係してくるんですの?
あたくしはただ魅音さんと詩音さんの服を互いに取り替えたらどうかと聞いているのですわよ?」
魅「詩音の……」
詩「お姉の……」
ジーワジーワジーワジーワワワワワワワ……ミーンミンミンミンミンミンミン……
レ「どうして静かなんだろ、だろ」
詩「お姉……ここらで白黒つけておきませんか?」
魅「くっくっくっ……そろそろ決着するのも悪くないねえ……」
617名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 19:03:25 ID:8Qv1wxtz
>>616
詩「レナさん」
魅「あんたも加わりな」
レ「え……何でだろ、だろ?」
魅「言い出しっぺがやんないでどうすんの」
詩「ですよねえ……」
レナ、後退る。双子、両手を胸元の高さでワキワキしながらレナに近づく。
レナの背後は壁。魅音の背後に廊下に繋がる襖、詩音の背後に外に繋がる窓。
逃げ場、無し。
レ「沙都子ちゃん、梨花ちゃん、助けて……!」
沙「わたしたちにはどうすることもできませんわ」
梨「にぱー☆」
レ「え……う……」
魅「ほらあ」
詩「捕まえた」
ガシッ
レ「あ、あの、ここじゃなんだし、また後日ということにしたらどうかな、かな!?」
ジタバタゴソゴソ
詩「往生際の悪いこと。それに、興宮に住んでるから、都合つけるの大変なんですよ?」
魅「まあそういうことで、観念しな!」
スカートが落ち、
レ「あうあう、わぷっ」
上着が脱がされ、レナは下着姿+靴下のみとなった。
618617:2005/10/16(日) 19:07:53 ID:8Qv1wxtz
で、続きます。
正直、泥縄式に書き込んでるんで、エロに突入できるか自信ありません。
あまり期待しないで下さいね。
619名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 19:58:16 ID:9nnKa0LG
俺の投下した燃料が、こんなに熱くなるとは思わなかった。おまいら最高
620名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 20:13:23 ID:rpn2P3Aj
ただのシチュ投下でここまで盛り上がるとはw
621名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 21:40:45 ID:8Qv1wxtz
>>617
魅「へえ、水色の下着かあ。なかなか似合うじゃん」
詩「ん~でも貧相ですね~(チョンチョン)」
レ「(ムカ)そういう二人はどうなのかな、かな」
双子、顔を見合わせ同時にニヤリと歪める。
詩「ふふん、見て驚かないで下さいね」
詩音、シャツのボタンを外していく。
魅「見よ、このデカパイ!」
魅音、普段着ている黄色のTシャツを捲り上げ、一気に脱ぎ去る。
沙梨「おお~」
傍観を決め込んでいた二人も目を引かざるをえない。
レ「お、大きい……」
沙「わたくしもあと4、5年もすればあんなになるのかしら……?」
ほんの少し膨らみかけの胸に手をやり、将来に思いを馳せる沙都子。
梨「百年以上の歳月を過ごしたこの体で、夢にまで見た体型が……!」
血を吐きたくなるような低い言葉の前半の意味を、この場にいる者には理解出来なかったので無視した。
622名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 22:14:12 ID:8Qv1wxtz
>>621
双子の胸の大きさにうなだれるレナ。
ちなみに魅音は上下薄桃色、対する詩音は上下グレーである。
魅「どうよ、羨ましかろ」
詩「勝負ありですね。まあ、当然でしたけど。くっくっくっ!」
沙「あ、ウサギとオッシー」
そのとき、双子の胸から視線を下げていった沙都子が思ったことをそのまま口にした。
漫画を置いてある部屋は日光に焼けないよう、北東に位置している。
南側の廊下に出る襖、東側の掃きだし窓、その間、南東側で沙都子はさっきまで寝そべっていた。
レナに近寄っていった双子は沙都子に自然と背中を曝していたのだ。
どこで聞いたかは忘れてしまったが、由来は記憶に残っていたので、彼女は魅音の背中に刻み込まれた「鬼」について何も言わなかった。
さっきまで優位を保っていた表情はどこへやら、慌てて両手で尻を隠す双子。
魅音は可愛らしいデフォルメされたウサギ、詩音は雛見沢と鹿骨市一帯で局地的な知名度を持つ、鬼ヶ淵沼のマスコットが「がおーっ」という台詞付きでプリントしてあった。
623名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 22:16:10 ID:0d20mbOf
ぱんつはかわいらしいまんまなんだな(*´Д`)
624名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 22:53:52 ID:8Qv1wxtz
>>622
沙「あらあら? 二人とも、あたくしたちより大人な体の癖して、精神的にはまだまだ子供ですのね~!」
レ「……沙都子ちゃん、私のも見て?」
沙「レナさんは……ウナギですの? この辺りでは見かけませんわね。どこから見つけてきたんですの?」
レ「引っ越す前、茨城で買ったんだよ、だよ。かぁいいでしょ、でしょ」
沙「可愛いいかどうか微妙ですが……っ!?」気づいたとき、沙都子は双子に両脇を抱えられていた。
魅「ナイスだレナ!」
詩「そういう沙都子ちゃんはどんなパンツを穿いてるのかな~? くっくっくっ!」
沙「お、囮!? トラップマスターと言われるわたしがなんという不覚……!」
沙都子の背後に回ったレナがしゃがんでスカートを捲る。
レ「んと、暗くて良く見えないよ」
魅「よし、脱がせ脱がせ!」
ジタバタゴソゴソ
沙「嘘嘘、嘘ですわ、そんなに暗くありませんことよ~!」
園崎家も雛見沢地区の住宅の中では古い日本家屋に分類されるため屋内は暗い。しかも北東に位置している部屋ならなおさらだ。
かといって、レナが見えないと言うくらい暗いというわけではない。どちらかといえば、「お前も仲間入りだ」的な意味合いが強い。
625名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 23:03:09 ID:0d20mbOf
幼年二人組は逆にすんげー食い込みだったりハァハァぐぎゃ
626名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 23:29:20 ID:8Qv1wxtz
>>624
抵抗虚しく、三人によってたかって服を剥ぎ取られた沙都子は最後の意地を見せた。
女の子座り。
そう、正座から両足を外側に向け崩して座る状態のことである。この体勢だとパンツのバックプリントは全体の3分の1くらいしか見えない。
だが、相手は三人。両脇を抱えた双子に無理やり立たされると、レナに両足首を掴まれ、引き下ろされた。
魅「は~い、ご開帳~!」
詩「お姉、口調がオヤジですよぉ。くっくっくっ!」
沙「鬼ー!」
レ「白地に黄緑の横縞……そ、それに……」
魅詩「それにぃ?」
沙「いーやー!」
レ「ぴよこ……はぅ~、かぁいいよ~!」
レナは足首から手を離すと、太ももに手を回し、沙都子の尻に頬ずりし始める。
沙「ひゃっ!? く、くすぐったいですわ、止めて下さいまし!」
魅詩「ぴよこぉ?」
双子はしゃがめなくなった沙都子を解放ししゃがみ込んだ。
レナが頬ずりしているので分かりづらいが、なるほど、確かにアクドナルドのマスコットのひとつ、特に幼児に大人気のヒヨコをデフォルメしたぴよこが魔法のステッキを構えて決めポーズをとっていた。
627名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 00:18:40 ID:1dW6OVuQ
>>626
魅「なんだ、あんたも人のこと言えないじゃない」
詩「ですねー」
レ「はぅ~、かぁいい、かふぁひぃひぃふぉ~」
沙「ひっ!? 何をなさってるんですの!? 顔を埋めないでくふぁんっ」
尻の間に鼻から下を突っ込んだレナがくんくんと呼吸する。沙都子は両手でレナの顔を引き離そうとするが、体勢に無理があった。
詩「さて、残るは……」
魅「梨花ぁ? 準備できた?」
いつの間にか東側の窓が開いていた。そこから梨花は逃げ出……せなかった。時すでに遅く、魅音に首根っこを掴まれていた。
梨「……みい。お手柔らかに頼みますです」
詩「潔いですね~、好感が持てますよ」
魅「さぁ、脱ぎ脱ぎしようねぇ、ぐへへへへへ」
梨「魅ぃ、鬼ではなく、もはや獣なのですよ……」
沙「こちらなんてケダモノですのよ~! レナさん離して~はぅんっ」
レナは……沙都子の穿いていたぴよこがお気に召したらしい。舐めていた。
ペロペロではなく、ベロベロでもなく、レロレロと。
レ「フーッフーッフーッ……」
沙「ぅんっ……止めて……お願いですぅんっ……」
この時点で沙都子は体を支えきれなくなり、腰の高い四つん這いになっていた。心なしか抵抗も弱々しくなる。
628627:2005/10/17(月) 00:21:01 ID:1dW6OVuQ
眠くなったんで続きはまた今度。
629名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 01:38:54 ID:xgDIWeqa
オヤシロ様万歳!!
630名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 02:35:10 ID:4PkHOmJg
「はぁはぁ…ここさえなんとか出来れば出せるのに…」
ケンタくん人形。
レナの為にもなんとかして出してやりたいのだが、なかなか思うように作業がはかどらない。
「圭一くん。一旦休もう?」
そう言ってレナは麦茶を差し出す。
「ああ…さんきゅ」
冷たくて美味しい麦茶。
一息に飲み干すが、俺の体の火照りは収まらない。
「ふふ、圭一くん熱そうだね」
俺が頑張っているのが嬉しいのか、レナはにこにこしながら俺を見ている。
「はは、シャレにならないなぁこの熱さは…」
よく見るとレナも少し汗をかいている。まあ炎天下の中ずっと座っていたのだから当然なんだろう……汗で頬に張りついた髪が艶めかしく、とてもじゃないが直視できない。
「ねぇ圭一くん」
呼ばれて振り向く。
ああ、その髪を掻き上げる仕草がたまらない…って俺は何を!?
「圭一くん、どうしちゃったのかな…レナの事嫌いになっちゃったのかな…かな」
「いや、そんな事はありえない。というかどうしたらそんな結論になるのか分からないぞ」
慌てて立ち上がる俺。
「あ……」
「ん?」
レナが何かを見つめ、呆然としている。そして見る見るうちに顔が真っ赤になる。
「レナ、どうした…?」
視線を辿る。レナが見ているのは俺の下半身。そして三角テント……
「ああああ、っていつのまに俺のオットセイは!?
違うんだレナ。これは俺の意志じゃないんだ。オットセイ。つまりこいつが勝手に…」
慌てて弁解するがそれで収まるはずもなく、レナの顔前にオットセイは立派に自己主張をしていた。
「圭一くん…」
ぐっ…もうだめだ。明日から俺には、クラスメイトに男の象徴を突き出した変態としてみんなに罵られるに違いない。
「あら、変態な圭一さんが来ましたわよ」沙都子
「みぃ、圭一はいやらしいのです。にぱ〜☆」梨花ちゃん
「ふふ、圭一くん。どうせなら最後まで××すれば良かったのに」詩音
これぐらいならまだいいだろう。
「てめえええええレナに何汚ぇもん見せてんだ。その醜悪なモノ切ってやる。逃がすか…!」魅音
「さすがの私でもこれは庇えませんねぇ〜」クラウド
そうして俺は雛見沢中の人達に追い回され、最後には…
631名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 02:57:52 ID:4PkHOmJg
待て。落ち着くんだ前原圭一…!まだ決まったわけじゃない。やれる事はあるはずだ。今それをやらないでどうする!
KOOLになれ!思考を限界まで巡らせろ!無駄な行為は省け!やるべき事が見えてくるはずだ―――!
まずやるべき事は下半身の猛りを静める事。一人でしてもいいが、それを見られた場合言い逃れ出来なくなる。
つまりレナに協力させればいい。それなら同意の上での行為となり、たとえバレてもちゃんと理由を付けれる。これでいこう。
「レナ」
「は、はぅ。どうしたのかな圭一くん」
おどおどと視線を彷徨わせるレナ。この様子なら好都合だ。言うことを聞かせるのは容易いな。
「俺のオットセイ。少し腫れてしまったみたいなんだ。これを治すには誰かに舐めてもらわないといけない…」
「え、お、オットセイって何かな。レナには分からないよ、はぅ…」
顔を赤らめ、動揺するレナ。
「頼む。こんな事を頼めるのはレナしかいないんだ…」
うなだれて見せる俺。同情を引く作戦だ。
そして顔をあげ、視界の隅に涙を設置、必殺の上目遣いで…!
「俺にはレナが必要なんだ。レナじゃなきゃ駄目なんだ。俺は……」
一息置く。
「レナの為に、そして俺の為に…俺は、あなたが欲しい」
――撃ち抜いた。寸分違わず撃ち落とした。
うるうると涙を浮かべ、それでもにっこりとレナは笑った。
「圭一くん…レナで良ければ…その…お願いします」俺は表情をそのままに、ありがとう、とレナの肩に手を置いた。
「それじゃ、俺のオットセイを出してくれ」
632名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 03:51:42 ID:4PkHOmJg
ああああああ続きが消えちまったorz
3000文字も書いたのに…吊ってくるわ
633名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 07:24:49 ID:AzahjJYz
>>632
だが吊ってくるまえにお前にはやる仕事があるだろ?
さあ、頑張ってもう一度続きを書くんだ!!
634毎度ツッコミレスでスマンが。:2005/10/17(月) 07:45:35 ID:jNhHm02s
詩音も二人称は「圭ちゃん」だ
635名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 15:51:11 ID:4PkHOmJg
>>634サンクスコどうやら寝呆けてたようだ。そしておはようおまいら。続きはなんとか夜にうpするお
636名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 16:05:19 ID:DrPdvMeJ
最高の振りのまま終わらせないでくれ!
637名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 16:56:52 ID:cm7uKRFA
>>631
俺のオットセイもKOOLになりそうです
638名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 17:20:52 ID:4PkHOmJg
思えば寸止め
639名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 18:39:25 ID:cm7uKRFA
>>631 オヤシロモードだと噛み切られそうな悪寒
640名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 19:53:48 ID:4PkHOmJg
>>639
それも有りかな、と言ってみるテスト
641名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 19:54:44 ID:AzahjJYz
オヤシロレナはそこまでひどくないと思う。
それでもSだろうけど。
642名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 22:55:24 ID:cm7uKRFA
◎レナ→とあるトリガーでオヤシロモード/かぁいいモードが発動
◎魅音→空気は読めないのに場面を選んで部長モード・頭首モード・女の子モードを使い分けてる
◎梨花→未だに謎な黒梨花人格
◎沙都子→鬱状態
◎詩音→悟史が絡むとぐぎゃ状態ときゅんきゅん☆状態が交互に発動
643名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 23:47:17 ID:1dW6OVuQ
>>627
梨花はまず最初にスカートを脱がされた。だが、肝心のパンツの上半分がシャツに隠されていて、観察するには不便だ。
詩音は梨花の前、魅音が後ろに移動し、シャツを捲り上げる。
詩「うわ~、この子いっちょまえにシルクの白穿いてますよ!」
魅「てゆうか、これ……勝負下着って言わない? 何でこんなの穿いてんのよ」
魅音たちは学生だ。学年は違えど少人数学級で一緒のクラスにいる。放課後の部活動で、様々な衣服に着替えなければならない罰ゲームがある。
そのときは白の木綿だったと魅音は記憶していた。ただ、本格的な夏に近づくにしたがい、汗で蒸れやすい衣装が多く、自然と敬遠されがちになり、綿流し以降、使用されなくなっていた。
蝉がやかましく鳴く季節になったとはいえ、まだ7月上旬。
魅音は思った。この1ヶ月の間に何かがあったのだ、と。
綿流し以降に起きた事を振り返る。
富竹さんと鷹野さんの死。レナを巡るいざこざ。圭ちゃんの涙と温もり。レナの学校占拠。屋根の決着と告白。圭ちゃんとレナに問い詰めたけどはぐらかされた。
警察はレナを連行しようとしたが、学校の皆や圭ちゃん、雛見沢の住人たちが庇ってくれた。
園崎家はもちろんのこと、大石までも尽力してくれたおかげで、レナは異例の速さで保護観察処分という結果となった。
またいつも通りの日常に戻り、それから今日ここまで、大した変化はなかったはずだ。
けど、何故だろう、漠然とした不安が胸中をよぎる。
梨花はあの日以来、時折見せるようになった「笑顔」をあたしたちに向けてきた。
644名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 00:08:52 ID:/fOiujxJ
>>643
すごいお 一気にシリアスになった wktkwktkワクテック
645名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 00:23:00 ID:53s9kV64
>>643
梨「好きな人が出来たからに決まってるじゃない」
詩「へぇ。……でも、その口振りからするとまだ告白してないんですよね?」
梨「ええ」
詩音は「彼女」と会うのはおそらく初めてだろう。そのことを敏感に感じ取ったのか、詩音の口調に冷静さが戻る。
……いけない。よく分からないけれど、いままでの流れを変えちゃいけない気がする。
魅「なら、そんなに急ぐことないんじゃない? 先は長いよ~」
梨「私には永すぎたわ。 相手の返事なんて待てない。いっそ押し倒して添い遂げたくなるくらいに」
些細な反撃はあっさりかわされた。
梨花の変化に気づいたのか、沙都子が虚ろな目で彼女を見やる。レナは気づかなかった。
詩「羨ましくなるほど情熱的ですね。私なんて悟史君にまだ告白できてないのに」
……いけない。本当にいけない。
梨「あなたはこの先どうするか決められるけど、私には時間がないの」
詩「なら、どうして今すぐしないんですか?」
梨「知らせておきたくて。何も知らされないまま進められるのは、癪でしょう?」
気に触ったのか、詩音が梨花に近寄ろうとするのを、あたしが肩を掴んで留める。
詩「……お姉?」
流れを止められない。止まらない。
魅「じゃあ」
違う、あたしは、
魅「それは、誰?」
止めたくないんだ。
梨「前原圭一」
646645:2005/10/18(火) 00:30:21 ID:53s9kV64
今日はここまで。
……どうしよう、私の構想を無視してキャラが勝手に動いてる。
……書き込み速度が落ちるので了承下さい。
647名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 00:31:39 ID:/fOiujxJ
黒梨花純情派キター━!!━━(゚∀゚)━━!!━――
648名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 00:49:24 ID:ZCGQ9E8u
昨日消えたのと正反対な出来になりました。
貴方はこの物語を拒否する権利があります。
649名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 00:50:27 ID:ZCGQ9E8u
――大胆だな
さして緊張した様子もなく、かちゃかちゃと俺のズボンをパンツごと下ろす。
――ああ…レナはこんなモードもあったのか…
痛いくらいに張り詰めている俺のオットセイを、レナは割れ物を扱うように優しく手で包み込む。
「ふふ、さすがに本に出てる男の人よりは小さいけど…かぁいい…」
レナは包み込んだ手を、そのままゆっくりと上下にしごき出す。
「どうかな…?よくここにそういう本が落ちてるから、それを見て勉強したんだけど…ダメかな…かな」
自分でするときの数倍の快感を受け、思わず腰がはねてしまう。
「くっ……いいよ、レナ。気持ちいいよ。そのまま頼む」
喘ぐ俺を見てレナは嬉しそうに、手をしごくスピードを一層早くする。
やがてレナは舌を、アイスを舐めるように下から上へとペロペロと舐めあげ始める。
舌が触れるたびに腰がとろけるような快感が襲い、背筋がぞくぞくと震えてしまう。
「くぁっ…」
レナの肩に置いた手が落ちそうになり、なんとかこらえる。
俺の反応にレナは更に気を良くしたのか、舌をのばして裏すじから袋へと丁寧に舐めあげ、より一層俺を責め立てる。
「レナ、そろそろ出るかも…」
「ん……出すときはそのままでいいからね」
限界に近づいた俺のオットセイをレナは根元まで口に含む。
舌、唇を使ってオットセイの全身をくまなく愛撫、そして勢いよく吸い上げる。それが引き金となり、俺のオットセイはマグナムへと姿を変え、その白い弾丸をレナの口へとたたき込んだ。
650名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 00:51:29 ID:ZCGQ9E8u
レナは俺のマグナムを口に含んだまま、ごくりごくりと白濁弾を飲んでいく。
俺の銃身に残弾が無いのを確認すると、ぷはぁと口からマグナムを解放した。
トロンとした目で余韻に浸っているレナを後のお楽しみ用にそのままとっておき、俺は思考をKOOLへと切り替える。
ざわ……一陣の風が吹き、世界が変わったような錯覚。
俺はレナの鞄から大きめの包丁を取り出す(いつも持ち歩いてるらしい)。
「レナ…よく見ておけ」
突然話し掛けられたレナは我に帰り、
「は、はぅ…?」
と返事みたいなものをする。
目標はケンタ君人形への障害となっている三つの材木。目を凝らすとうっすらと「線」が浮かび上がる。
「教えてやる。これが…モノを殺すということ!」
線を素早く断ち切る。
「殺された」材木は崩れ、…ケンタくん人形はゴミ山の中へと消えた。
――ああ、そういう事。
あれは障害なんかじゃなく…ケンタくん人形の命をつなぐ生命線だったわけだ。理解した時にはもう遅く、背後から迫る殺気に体が硬直する。
「圭一くん…どういう事かな?かな?」
見れば、レナの手にはいつのまにか斧が握られている。
「…レナ、その…ごめオゲェッ」
斧の柄の部分から俺の腹にめり込む。
「あはははは、圭一くんは約束破らないよね?」
倒れこんだ俺の腹に何度も何度も何度も何度も柄を突き立てる。
ぐげ、ぐぎゃ、がふ、ごぷと音が変わっていき、俺の口から漏れるのが声から真っ赤な真っ赤な血へと変わっていく。
「ケンタくん人形はもう無いから……圭一くんを人形にするね☆はぅ、それはきっとかぁいいよ?」
あははははと凄惨な笑みを浮かべたレナの顔を最後に、俺の意識はぷっつりと途絶えた。
651名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 00:53:20 ID:ZCGQ9E8u
すまんかった。今は反省してる。
…ちなみに題名は異質な脚本。天使の脚本に詰まってて、適当に書いてた話です(´・ω・)
652名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 01:03:55 ID:ltkgv42+
今日、ちょうど定年退職をむかえた初老の男が
ひとり、駅前の立ち食いそば屋で一杯のそばを食べている。
エビの天ぷらが一尾のっかった一杯500円のそばだ。
男は30年も前からほぼ毎日昼休みこの店に通っているが、
一度も店員とは話したことがない。
当然、話す理由なども特にないのだが、今日
男は自然に自分と同年齢であろう店主に話しかけていた。
「おやじ、今日俺退職するんだ。」
「へぇ・・・。そうかい。」
会話はそれで途切れた。
ほかに得に話題があるわけでもない。
男の退職は、今日が店を訪れる最後の
日であることを表していた。
すると突然、男のどんぶりの上にエビの天ぷらが
もう一尾乗せられた。
「おやじ、いいのか。」
「なーに、気にすんなって」
男は泣きながらそばをたいらげた。
些細な人の暖かみにふれただけだが涙が止まらなくなった。
男は退職してからもこの店に通おうと決めた。
そして財布から500円玉を取り出す、
「おやじ、お勘定!」

「700円。」
653名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 01:07:30 ID:ZCGQ9E8u
>>652それ見たことある
654名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 01:18:12 ID:GVALwTdv
>>325氏=>>651氏だったんだ。
655名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 01:20:03 ID:ZCGQ9E8u
>>654うん。エロシーン直前までは一応出来たけど、その後が進まないorz
656名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 06:44:32 ID:iutnKBaO
>>651
GJと言うつもりだったが
…何かあったのか?
657名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 18:34:05 ID:vuWXFK0t
>>655
とりあえず今できてるだけでも投下してみたら?
658名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 22:40:21 ID:ZCGQ9E8u
>>656>>657
分かった。とりあえずキリがいいとこまで投下してみる
659名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 22:40:40 ID:/fOiujxJ
wktk
660天使の脚本:2005/10/18(火) 22:54:12 ID:ZCGQ9E8u
勝った。圧勝だった。
まるで俺の出した答えになるようにトランプの数字が変わっているような感覚。
今の俺に勝てる者はいないだろう。運も味方につけた俺は無敵。
魅音には肩を揉ませ、沙都子にはお菓子やジュースを買いにいかせ、梨花ちゃんは膝にのっけて撫で撫でにぱ〜☆することにした。
「うああああ、羨ましいっす」
頭をかかえ、こちらを見ている某二人組に見せ付けるように圭一はハーレムを楽しむ。
「はっはっは。…おい魅音、もう少し強く。手を抜いていいなんて誰が言ったんだ?」
さすが魅音。表面上はにっこりしているが、内に秘めた怒りを感じ取らずにはいられないぜ。
俺がハーレムを堪能し、沙都子に買ってこさせたジュースを飲みながら梨花ちゃんを撫で撫でしていると、バン、と勢いよく教室の扉が開いた。
「はぅ、ただいま戻りましたご主人さま」
そう、レナには新しいメイド服を監督に貰って着てくるように指示したのだ。
いつもの私服をそのままメイド服にしたような、白を基調とした服装のメイドさん。顔が赤く染まっているのが余計に際立っている。
恥じらっている姿と合わさり、そのまま抱き締めて×××したくなる。
「レナ、とっても似合いますです」
「うんうん、おじさん萌え死んじゃいそうだよ」
「とっても可愛いですわ、レナさん」
俺たち全員がレナを褒め、見つめていることにまた赤くなるレナ。頭から煙があがり、壊れたように突っ立っている。萌え。
「…よし。時間も時間だ。俺も十分堪能したし、罰ゲームはここまで!レナ以外終わりにしよう」
661天使の脚本:2005/10/18(火) 23:01:52 ID:ZCGQ9E8u
終わってほっとしている魅音たちだが、何かに引っ掛かったのか「え?」と聞き返してくる。
「屋根の上で俺とレナは約束したんだ。レナが負けたら俺にメイドでご奉仕、夜も帰さないよ☆って」
魅音達の時間が止まったような錯覚。固まっている奴らが動きだす前にここを離れるべきだ。なぜなら、罰ゲームが終了した時点で俺はただの前原圭一に戻ってしまったのだから。
「レナ、行こうか」
レナの腕をぐっとつかみ、問答無用でそのまま引っ張って学校を後にした。この時のスピードはモーリス・グ○ーンが「キミ、スゴイヨ」って拍手してくるくらい早かったに違いない。
レナも引っ張られるスピードで足が宙に浮いていたし、学生じゃ絶対ありえないスピードだったな。
でも、ここ雛見沢ではありえないなんて事はないんだ。やろうと思えばなんだってできる。
家に着いた後が楽しみだぜ!
662天使の脚本:2005/10/18(火) 23:12:50 ID:ZCGQ9E8u
そして早くも圭一の家。
別名前原屋敷と呼ばれるこの家には、なんと両親が仕事の関係で家にいないというドキドキなシチュエーションが待っている。
「レナ、突っ立ってないで入れよ」
「は、はい。おじゃまします」
リビングに入り、テーブルに置き手紙があるのを見つけた。
―ご飯作る時間無かったから適当に食べて―
なんてこった。レナ(メイド☆)のできたて手作りご飯を味わえるというイベントまで用意されていたとは。
「あれ、ご両親はどうなされたのですか?ご主人さま」
律儀にメイド口調で話すレナ。意外と本人も楽しくなってきたのか、口調や仕草がだんだん柔らかくなってきている。
「ああ、仕事で東京に行くとか言ってたな。それに、どうやら夜ご飯を作って無いらしい」
「はぅ…二人きり…よるごはん…」
ぼん、と頭から輪っか型の煙がもくもくと立ち昇り、真っ赤に茹で上がるレナ。
「確かに想像できなくはないが、思考が飛躍し過ぎだレナ」
普通のメイドはこんな思考はしないだろうな。
俺の言葉を聞いたレナは、あたふたと
「はう、れ、レナは何の事かさっぱり分かりませんです」
と慌てて言うが、
「あ…やっぱり分かります。レナがご飯を作る…作らせて頂きますね。ご主人さま」
「うん、期待して待っているね」
にっこりとほほえむ俺。いつの時代も(?)優しい主人にメイドは恋心を抱いてしまうもんだ。
それが現実の話かどうかはさておき。
663名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 23:16:06 ID:ZCGQ9E8u
とりあえずはこんな感じだけど、無駄に長くなってるなぁ。
いらない事をたくさん書くの癖になってるかも。
664名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 23:26:52 ID:53s9kV64
>>663
他の人はどう思ったか知らないけど、私には「いらない事」なんてなかったと感じた。
ほのぼのとしてて、クスリと微笑んでしまった。
665657:2005/10/19(水) 00:10:02 ID:IY4DbsZ7
俺も同感。ただエロシーン書くよりも、こういうおもしろい描写も入れたほうが読む気は起きると思う。
んで、こっから先に悩んでると。
実際、もーちょっとほのぼのといってもいいと思うし、エロに入ってもいいと思うし。
自由に書いたらいいと思う。文才もあるし、頑張って続きを書いてくれ。
666名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 00:20:22 ID:ZaY+YJFg
>>645
あたしの震えを抑えた、しかし隠しきれない問いかけに、彼女は淀みなくあっさりと返答した。
詩「あ、悟史君じゃないならいいです」
険しい顔は瞬時に消え、にこやかになった。
その後、漫画本でいっぱいの部屋は静寂に包まれた。
先ほどまで沙都子に夢中だったレナはかぁいいモードが解け、あの日のあの事件の「あの」虚ろな目で梨花を見ている。
無論あたしも……今のレナと同じだったのではないだろうか。
でなければ、
梨「魅音もレナもそんなに怖い目をしなくてもいいじゃない」
という言葉が投げかけられなかったのだから。
余裕の彼女に怯んだ。
あたしは、圭ちゃんが…………好きだ。梨花が圭ちゃんを好きになった訳は知らない。ただ、今の彼女なら、そのことを訊けば教えてもらえそうな気がする。
という思考と同時に恐怖を覚えた。他ならぬ、あたしに。
『魅音もレナもそんなに怖い目をしなくてもいいじゃない』
『魅音もレナもそんなに怖い目を』
『魅音もレナも』
『魅音、も、レナ、も』
あたしがレナと同列に並べられた。梨花は同じ「目」をしていた、と指摘したのだ。
知恵先生が出かけ、護衛が離れ、大人たちがいなくなった直後、教室に入ってきたときの彼女の、「目」。
アレトオナジ目ヲアタシハシテイタ。
いつの間に、……いつの間に、あたしは嫌な女になっていたんだろう?
667名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 00:25:38 ID:UCGM6KYs
>>664>>665
おまいらいい奴だな(つ∀`)
>>666
ワクテカ
668名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 01:10:45 ID:ZaY+YJFg
>>666
背筋を悪寒が走り、思わず両腕で自らかき抱きたくなった。
駄目だ、後ろ向きになっちゃ。……そんなことより、今は梨花から訊きたいことがある。
レ「梨花ちゃん、どうして? どうして圭一くんが好きなのかな、かな?」
あたしの言葉をレナが代弁してくれた。
正直、助かった。今の不安定な状態だと、あたしは何か良くない言動をしてしまいそうだったから。
自分だけならまだしも、他人にまで不快な思いはさせたくない。
沙「それは、わたしも是非訊かせてほしいですわね」
沙都子もずいぶんと落ち着いたらしく、脱がされた服を抱えて前を隠した。唾液塗れの下着が気持ち悪いのか、お尻をもぞもぞと動かしている。
梨「きっかけは……圭一が思い出したとき」
沙「確か、前世、のことでしたか?」
梨「前世、と呼ぶのはおかしいかもね。同じ場所、同じ時間、同じ人達と繰り返し過ごしてきたんだもの」
梨花がしみじみと語る。特に「繰り返し」の部分は重みがおかれていた。
あの事件の後、あたしたち仲間だけに梨花がほんの少しだけ打ち明けてくれた。そのときは「前世を知ってる」などと断片的にしか語ってくれなかった。
圭ちゃんがあたしにしたように、レナにも謝った。レナもよく分からない顔をしながらも彼を許した。
ただ一人、あの場にいなかった詩音だけが取り残され、何おかしなこと言ってるんだこいつら、という表情を浮かべている。
669668:2005/10/19(水) 01:20:52 ID:ZaY+YJFg
今日はここまで。
何故か>>666の「目」の辺りを書いてる途中、涙がにじんだ。
よほどゲーム中のレナが怖かったんだろうな~。
670名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 01:29:15 ID:UCGM6KYs
緊迫した空気がやべええええ
671名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 00:01:58 ID:ZaY+YJFg
>>668
梨「わたしは独りぼっちだった。一応、沙都子たちがいるから完全ではないのだけれど。
……そうね、誰かに悩み事を聞いてもらいたいのに、理解してもらえず、それどころか村八分にされてしまうので、その悩みを自分自身で解決しなければならない。
あるいは、死ぬまで抱え込まなくてはならない。
……としたら、どう思う?」
想像してみる。
悩み事はばっちゃに打ち明けることが多いので、それができないとなると…………辛い。
仲間に打ち明けられない悩みもあるので、一人いつまでも悶々としてしまうだろう。
レ「まるで、レナの家庭事情みたいだね」
彼女の幾分張りのない言葉にはっとする。身近な具体例がいた。
あの事件の前、不法投棄場でレナ本人から一部始終を聞かされた、悩み。
あれをたった独りで、死ぬまで。
…………あたしには、できない。
梨「圭一がいたから、あなたは救われた。
今度はわたしが救われる番」
梨花ちゃんは穏やかな表情でレナを諭す。
詩「その、繰り返し……生きることが、悩み……ですか?」
成り行きを眺めていた詩音が、置いていかれまいと話しかけた。
沙「わたしもそこが良く分かりませんわ。いつまでも生きられるのは……もちろん辛いこともあるでしょうけど……、楽しく暮らせるのではなくて?」
梨「飽きたわ」
沙都子の疑問をばっさりと切り捨てた。
そのときの彼女の暗い目と抑揚のない声に、思わず身震いせずにはいられなかった。
672671:2005/10/20(木) 00:05:16 ID:Y2gIYGiJ
ごめん、朝早いんでここまで。
673名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 01:53:52 ID:4m0CN/aJ
まったり頑張ってくだしあ
674名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 19:35:51 ID:+S20fvk+
よく考えると話の内容はシリアスなのにみんな半裸状態なんだなw
675名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 19:41:02 ID:4m0CN/aJ
>>674雛見沢じゃありえないなんて事はないんだよ
676672:2005/10/21(金) 00:34:25 ID:5viSPplO
>>674
書いてる最中そのことに気付いたよw
投下、明日以降にする。すまん。
こないだから温めてる場面をどの時点で書くべきか、迷ってる。
投下したSS読み直した。……流石に泥縄式に書いてきただけのことはある。
文体が変化しまくり、不安定だwww
自分自身、今の文体にも疑問感じてる。まだ変化するかもしれない。
677名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 01:37:22 ID:V6BFTUIX
漏れは半裸の方が(ry
678名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 02:10:15 ID:ACQL8MOJ
>>676気になるなら半裸になって書いてみたらいいよ。そしたら上手く書けるかもわからん。
679名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 12:43:12 ID:0Ky6EIMz
全裸になれば半裸の二倍上手く書けるんじゃね?
680名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 15:26:07 ID:ACQL8MOJ
>>679 そ れ だ
681名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 16:14:46 ID:Tm4h7GQe
待て。靴下は穿いておけ。
682名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 18:19:20 ID:w5VoPWoR
お前らってホント合理的だよな。
683名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 20:09:36 ID:ACQL8MOJ
正直、下着と靴下だけでいい気がする。
だぼだぼのTシャツだけでもいいかも。
あれ(゜∀。)
684名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 22:29:27 ID:gf3umkwY
俺のターン!
だぼだぼYシャツに靴下だけ!
685名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 23:05:08 ID:FaQnuKxu
ふと仕事中によぎったフレーズ

舌先の魔術師
686名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 23:07:12 ID:ACQL8MOJ
>>685なら俺は指先の魔術師
687名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 23:52:46 ID:5viSPplO
>>671
レ「それって、どういう意味だろ、だろ?」
あたしと違って、レナは悲しげに問う。
梨「……ごめんなさい、きつい言い方だったわね。
事の始まりから説明するから、聞いてくれるとありがたいわ。
ちょっと想像してみて?
昭和58年の綿流しの数日後に、私は必ず誰かに殺される。それもお腹を切られて内蔵を引きずり出されて。」
レ「え」
魅「な」
沙「ちょっと、それどういう意味ですの!?」詩「……」
思考が停止する。停止せざるをえない。
この子は……。
梨花はあたしたちの反応を一瞥し、構わず話を続ける。
梨「……そして翌日までに、雛見沢に住む人は皆殺しにされる」
誰もが彼女の台詞に戸惑いを隠せない。長い沈黙が降りる。
…………この子は…………何を言ってるんだ? 雛見沢が? 圭ちゃんが? みんなが? 婆っちゃが? ……全員?
信じられない。
梨花は話を続けようとしなかった。あたしたちが理解するまで待ってくれてる?
詩「……そんなこと、誰がやったの?」
しばらくして、詩音が異様に低い声で尋ねた。
あたしら双子が離れ離れになる前でも、ううん、今まで生きてきて、この声を聞いたのは生まれて初めてだ。
梨花はゆっくりと左右に首を振った。
梨「大抵は眠って、あるいは眠らされてから殺されるから。……殺される前に聞こうとしたこともあったけど、答えてくれなかった。」
…………あ。
魅「待った、なら何であたしたち生きてるの? さっき梨花は『必ず』って言ったよね? 綿流しからもう1ヶ月たってるじゃない」
あたしの言葉にみんなの口からあ、と声が漏れる。
688名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 00:44:10 ID:W98ayllp
>>687
梨「……話を続けるわよ」
あたしの指摘に満足したのか、話を再開する。
梨「そして私は物心がついたころの幼い私に戻される。前世で殺されるまでの記憶を持ったまま、ね。何故か雛見沢のみんなは覚えてないようだけど。
昭和58年の綿流し後に再び殺され、繰り返す」
ここで彼女は語るのを止め、あたしたちをじっと眺める。
訊きたいことがないか待っているようだ。
魅「でも、圭ちゃんは、記憶を取り戻した。」
梨「そう。あれは奇跡以外の何者でもないわ。でも、ひとつだけしか思い出せなかった。
わたしはこれまでの百通り以上の全てを覚えてる。……ここまでくると数えるのも億劫になるし、一々覚えてられないけどね」
それは、確かに奇跡だろう。百回以上繰り返し生きてきて、そのことに気付いて、ひとつだけでも思い出せたのは凄いことだ。
梨「繰り返し生きることを知った最初の内はね、わたしだけで頑張らなくちゃいけないと思ってたわ。誰もこの先に起こる出来事なんて知らないから。
あっさり殺されたわ。
今度は大人たちに助けを求めた。初めは誰も信じてくれなかったけど、綿流しの日に起こる連続殺人事件を予言し、当ててみせたら信じてくれた。
裏目に出たわ。私の両親が死んだ後、疑心暗鬼に陥った人達に殺された。次は自分たちじゃないかって。北条鉄平らに。」
レナが鉄平という言葉に反応する。だが、口出しするつもりはないらしい。
689688:2005/10/22(土) 00:49:17 ID:W98ayllp
今日はここまで。

>>678-684
あー、まことに申し訳ないが、先週の金曜から風邪気味なので薄着はもってのほか。
マジで勘弁して下さい。
690名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 01:26:29 ID:yBzMtGw6
>>689なぜかひぐらしの小説書いてる人って体調崩すよね。
体に気を付けて続きを頑張って(´∀`)
691名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 03:02:17 ID:QUnh7PAV
梨花の心理描写はかなり正鵠を射ていると思う
てかこれ真相の一部じゃね?
ハイクオリティに期待wktk
692名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 12:29:37 ID:uWt5/uBy
祟り
693名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 14:36:29 ID:yBzMtGw6
祟りを鎮める為にも、レナ達にはだぼシャツ靴下で過ごしてもらいますか
694名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 06:09:54 ID:1b3ST7of
やな夢見た

レナと沙都子に血の繋がりがあると判明し
それがきっかけで二人が豹変&錯乱そして惨劇へ。

レナの母親の浮気や、沙都子の父親が
何度か変わっていた点から連想して夢に出たんだと思うが
我ながら心臓に悪い。
695名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 06:17:39 ID:1b3ST7of
やな夢見た2

失踪直前の精神的にやばい悟史が沙都子を襲ってレイプする。
実は虐待をしていたのは悟史でした。
沙都子は無意識下に忌まわしい記憶を封じ込める。
叔父の帰還と共に記憶が甦り、
信じていた者に裏切られた事を知り絶望する沙都子。

祟殺し編で圭一が頭を撫でた瞬間に
沙都子が壊れた部分から夢に(略
696名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 06:31:42 ID:Az3Ix/cV
>>688
梨「気にしなくていいわ。あいつら、毎回わたしたちの生活を乱してはレナや圭一に殺されてるから」
レナを思ってか、梨花が慰める。
魅「圭ちゃんも!? ……あの野郎はどこまで邪魔するんだ?」
梨「仕方がないわ、そういう役割だったんだもの。わたしでさえ手に余った。
……とにかく、それからのわたしは、生き残るためなら何でもやった。味方にしたり、誘ったり、騙したり、*したり」
あたしだけでなく、みんなの顔色が明らかに変わる。特にある言葉に大いに動揺した。
魅「み、味方ぁ!?」
レ「もしかして、レナたちは単なる『駒』なのかな、かな!?」
沙「そうだったとしらただじゃ済みませんわよー!」
詩「まー分からなくもないですね。私だって悟史くんのためなら、あらゆる手段惜しみませんでしたから」
ただ一人の例外を除き、思わず梨花に詰め寄ったあたしたちの抗議に、彼女は横に首を振った。
梨「違うわ。断っておくけど、わたしが一番最初に死ぬ前から、沙都子たちとは仲間だったわ。そこは信じてほしい」
安堵した。もし、今までの関係が偽りだとしたら……考えたくない。
梨「……ただ」
何かを口に出そうとして、言いよどむ。
魅「……言っちゃいなよ。あらいざらい、一切合切」
沙「そうですわ。情報の出し惜しみは死に至るかもしれませんことよ?」
レ「正直に話してほしいな、ほしいな」
あたしたちに促されて、彼女はようやく伝えたかった言葉を声に出した。
梨「圭一はいなかった。ダム闘争のとき訪れた彼の父を誘わなければ、この雛見沢には来なかった。
圭一たちが来るようになったのは、わたしが3、4度目の人生を歩んでいた頃。
この繰り返しの輪から抜け出したくて、可能性を増やしたくて、選択肢を広げたくて、したこと」
697696:2005/10/23(日) 06:39:44 ID:Az3Ix/cV
昨日の夜に投下するつもりだったのに、気づいたら携帯握ったまま寝てましたorz
辻褄合わせのため私的捜査ファイル読んでたせいもあるけど。
698名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 00:20:34 ID:QVLCzRgC
>>696
沙「……それ、圭一さん本人に言うべきではなくて?」
困惑した顔で指摘する。
……ああ、このやり取り、前にもあったね。
梨「もう打ち明けたわ。彼の運命を弄んでしまったことに、申し訳ないとも」
魅「『気にすんな。俺はここに来てかけがえのない仲間と出会えた』」
すかさず圭ちゃんの口調を真似てみる。うん、我ながら良い出来だ。
梨花はきょとんとした目であたしを見て、くすくすと笑う。
梨「ええ、その通りよ。……彼が加わったことで選択肢が広がった。良い方向にも、悪い方向にも。覚えていないでしょうけど、そのせいであなたたちにも」
魅「ああもう、言わなくていいって」
レ「過去に何があっても、昔は昔。今は今。それでいいんじゃないかな、かな」
沙「ですわね。で、話を聞いたのは、『今』なんですけど」
詩「その先を聞きたいんですけど~」
あたしたちの意見に梨花はぺろりと舌を出す。
梨「失敗失敗、辛気くさい話題でごめんなさい。話を戻すわね。
学校占拠事件の後、その日の夜遅くに何者かにわたしは殺された」
魅レ詩沙「…………はい?」
彼女のあまりにも唐突な発言に耳を疑う。
沙「あれ? けど、でも……ええっ!?」
詩「事件のあった日って、……6月21日ですよね?」
沙都子が柱にかけてあったカレンダーに目をやり戸惑う。対する詩音は冷静だ。
レ「じゃ、じゃ、じゃあ、梨花ちゃん幽霊さん、幽霊さん!?」
魅「大災害とセットで起きるから、あたしら死んでるよ~?」
混乱するレナに突っ込み入れた。
レ「え、ということは……」
魅「そう」
レ「丹波さんの大霊界!?」
魅「違う」
ごすっ、と割と容赦ない拳骨でレナの頭を叩いた。
699名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 01:02:53 ID:QVLCzRgC
>>698
レ「うう~、魅ぃちゃん痛いよ~」
魅「悪い、強すぎた」
梨「レナさん、いたいのいたいのとんでけなのです」
レナの抗議にあははと流す。梨花がいつもの口調に戻って彼女を撫でる。
そんな様子に、自然とみんなから笑みがこぼれる。気がつけば、先ほどまでの緊迫感は失せ、日常に戻ったように思えた。
梨「……さて」
梨花はひとしきり撫でた手を名残惜しげに頭から離す。
梨「実は、あの学校占拠の場面、今回で3度目なの。で、必ず同じ時を繰り返すわけではないから、別の道をたどったこともあった。
そしてある日、確信した。この輪を抜け出せるのはこの道しかないと」
感嘆するしかない。決して諦めずに、気の遠くなるような年月を重ねて、同じ、いやさらに良い状況に運ぶとは、恐れいった。
梨「21日夜にわたしを襲ってきた奴らは撃退したわ。でも、倒したわけじゃない。まだ終わってはいないの。
それで、これ以上はわたしだけで解決できない問題でもあるの。みんなの力を貸してほしい」
そう言って右手を差し出す。
魅「雛見沢の危機ってのは、あたしだけじゃなく、園崎家としても見過ごせないね」
躊躇いなく、あたしは彼女の手に手を重ねた。
詩「悟史くんの帰ってくる場所がなくなってしまうのは許せません」
沙「大切な親友を守るのは当然ですわ」
レ「せっかく見つけた居場所を壊されるのは嫌だな、嫌だな!」
みんなの意見が一致した。
700名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 01:04:49 ID:QVLCzRgC
>>699
今回はここまで。
701名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 01:22:27 ID:PUCKbmFc
>>700
GJです!
なんか、凄い話になってる・・・
702名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 02:37:50 ID:/nX7VUlx
みんなGJ!
703名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 13:00:09 ID:kcgqOjtc
なぜ
わたしは
ころされれ
704名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 20:39:20 ID:/nX7VUlx
>>703TIPS「我輩はとみたけである」
705名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 22:04:14 ID:ctt0eLCU
生存ルートはまだない。
706名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 22:06:56 ID:eAnEuw5f
>704
TIPS「トンネルを抜けるとまた時報だった」
707名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 04:36:19 ID:cQxotouW
小さな頃から無鉄砲で、いつも時報ばかりしている
708名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 21:53:04 ID:jgtpuPYO
すみません、今まで書いた分読み返したら間違いがありました。
>>698の魅音の台詞に「大災害~」とありますが、
魅「雛見沢住人皆殺しとセットで起きるそうだから、あたしらも死んでるよ~?」
に訂正します。
梨花、「大災害」なんて言葉、魅音たちに言ってなかったorz
709名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 00:01:36 ID:mZ7BjAQ8
いいってことよ
710708:2005/10/26(水) 00:51:54 ID:C3ZWWR2l
>>709
ありがとう。
投下は早くても週末。多分、切りのいいとこまでまとめてから。
原因
・何故か詩音は書きにくい。原作で一度ぐぎゃったんで、下手すると惨劇不可避になりかねない、って不安がある。遅筆になりがち。
・ネタ集めてた。ファンブック読んだけどまだネタが足りない。下手に話進めると惨劇直行。
頑張ります
711名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 02:28:50 ID:IBAbWNUq
いいってことよ
712名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 13:59:29 ID:ea9v4FIW
理解してくれるのは 冬の秋葉原
ってやつ、大したことじゃないのにあっさり叶ってしまう

渦巻きが腐ってたのか、誰かが泣いてたのか?
じゃあしょうがねえ

そうさここはしゃくれアゴ天国
そうさここはしゃくれアゴ天国
行こう

未来が満たされないから?タダマン足出来ないから?
それでも 続きを見るのか?

それでも 続きを知るのか?

そうさここはしゃくれアゴ天国
そうさここはしゃくれアゴ天国
行こう

俺は思う、誰かが笑っても
力やら未来やら正義やら何も関係なかった

そうさここはしゃくれアゴ天国
そうさここはしゃくれアゴ天国
行こう一緒に
そうさここはしゃくれアゴ天国
そうさここはしゃくれアゴ天国
そうさここは…
713名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 17:09:17 ID:1nF8vnc3
今秋葉にいる漏れ orz
714名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 18:03:13 ID:2RfXY9ZR
Σ(´Д`)
715名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 21:20:22 ID:+EH6QOxu
わけわかんねえよなんだこのながれは
716名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 00:43:27 ID:67eh5yJe
>>712
グッジョブ
717名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 01:47:55 ID:pJ3h6Y8r
TIPSか!
718名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 02:41:39 ID:K4fazoAZ
飾りじゃないのよ包丁は はっはーん
普通じゃないのよ雛見沢 ふっふーん
719名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 02:42:55 ID:K4fazoAZ
思えば保管庫更新止まっとるがな
720名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 07:42:31 ID:AfsMe/ln
(´・ω・`)知らんがな
721名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 09:20:55 ID:67eh5yJe
(#^ω^)と獣姦したいお^^
722名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 12:46:42 ID:N/0yMGMr
『沙都子は僕のものだッ!』



ってTVから聞こえてきてマジびびった。
723名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 17:27:45 ID:K4fazoAZ
>>722てっぺい☆乙
724名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 17:32:02 ID:JKjI0dM6
>723
マジな話、虐待はなかったと思う
725名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 19:20:18 ID:K4fazoAZ
>>724てっぺい☆乙
726名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 21:37:33 ID:0nKWJ7bb
t(ry
727名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 02:36:03 ID:MXkKRslh
>>724てっぺい☆乙
728名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 03:05:20 ID:ebifjwFx
俺は鉄平じゃねえ
729名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 04:24:11 ID:MXkKRslh
>>728酔っ払いも自分は酔ってないって言いますから。
てっぺい☆乙
730724:2005/10/29(土) 10:00:29 ID:CcXy71vW
証明の仕様もないが728は俺じゃない……話的においしくないだろうが
実際本編中で暴力はふるってないと思うって言っただけ、とネタにマジレス
731名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 11:24:14 ID:ifDsforz
>>730
てっ・・・実は俺も、そう思う。
732名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 16:59:49 ID:MXkKRslh
>>730てっp
そ、そんな餌に釣られないクマー(AA略
733名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 17:45:45 ID:XX/dzFM5
>>730
罪編での鉄平の所行見れば、一目瞭然、
「顔は跡が残る。やるなら腹だ」だろう、多分。
……でも、竜氏は処女性重んじてるみたいだ。
734名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 18:17:37 ID:CcXy71vW
>>733
果たして小学生に手を出す性的嗜好があるだろうか。
ないと思う。
735名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 20:01:14 ID:MXkKRslh
>>734てっぺい☆自演乙
736名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 03:46:10 ID:rjJq2UJG
鉄平はゲイ。
737名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 09:53:54 ID:4O+n+zo8
>>736
悟史乙
738名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 19:16:36 ID:V9kk21g5
>>736-737な、なんだってー(AA略
739名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 02:16:57 ID:RI4hDEqN
>>734
>果たして小学生に手を出す性的嗜好があるだろうか。

本スレでは、沙都子が教室で嘔吐したのは鉄平に無理やり
カボチャを食べさせられた記憶がよみがえったからと推理
されています。くそっ、酷いことしやがるぜ。
740名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 06:33:57 ID:6vdj7/nQ
>>739
じゃあてっぺい☆はホントは無実なのに
Kに殴り殺されたんだね...まるで鬼隠し編のレナみたいだ つД`)
741名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 12:56:59 ID:RI4hDEqN
Kの暴走の引き金は、沙都子の教室での錯乱が原因。つまり、
なにからなにまで沙都子の思うツボにハマったって訳さ。
イジワル叔母をぬっ殺さなきゃと追いつめられた悟史も、
案外沙都子の計画なのかもしれん。沙都子、怖い子。
742699:2005/10/31(月) 16:13:02 ID:up1qMxtL
ほぼまとまったので深夜に4レスくらい投下します。
743名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 17:30:21 ID:6vdj7/nQ
wktk
744名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 18:33:39 ID:oCNslNub
沙都子がカボチャのお化けにうなされる夢を見た。
745名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 18:40:16 ID:qrLnQeSK
>>742
狂ってしまったこのスレに、どうか光を。

>>744
ミントを思い出した。
って言ってもここの住人には通じないかな…
746名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 19:16:25 ID:rsvvpQTc
でゅーぷりナツカシス
747名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 21:04:41 ID:/FW676ET
wkwkwktk
748名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 23:12:58 ID:qrLnQeSK
通じてるし…
749名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 23:19:36 ID:up1qMxtL
>>699
詩「ところで、先ほど説明して頂いた部分に不足している箇所がありますよ。
ひとつ目。襲撃されたと言われましたが、どうやって撃退したんですか?
二つ目。何故、あなたが殺された後、雛見沢の人たちが残らず殺されてしまうのが分かるんですか?
そして最後に、梨花ちゃんの言う前世って、私にはいまいち信用できないんですが」
魅「……そういや、その辺り詳しく訊いてなかったね」
こういう揚げ足とるのは上手いなあ、詩音。
梨「ひとつ目と二つ目は答えられるけど、三つ目はどうしたら信用してくれるのかしら?」
詩「そうですね……。……百回以上も繰り返し生きてるなら、私が過去にどんな道を歩んできたか、知ってるんじゃないですか?
『今』と重なってない部分もあるかもしれませんけど」
まあ、無理もない。
確信してるのは梨花と圭ちゃんだけみたいだし。
あたしも正直、与えられた役になりきって演劇でもやっているのだろう、と思いたくなる。
梨「ああ、それなら。……ちょっと、歩いてみて? …………ええ、お願い」
沙「梨花? 誰に話しかけてるんですの?」
あらぬほうを見ながらの梨花の発言に、一同首を傾げる。
ぺた、ぺた
唐突に梨花の足下から音がした。
ぺたぺたぺたぺた
その音源は一定の間隔で部屋の畳の表面を移動していく。
750名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 23:27:44 ID:up1qMxtL
>>749
例えるなら、小学生くらいの子供が裸足で板張りを歩くような……。
『足音』?
視線をあたしたちの足に移す。みんなにも聞こえたらしく同様の行動をとった。
……誰も歩いていない!?
詩「……まさか、……あれは悟史君じゃないの!?」
レ「そ、そんな……。梨花ちゃんがオヤシロ様だとでもいうの?」
二人には思い当たることでもあったのか、幾分顔色が青ざめ、ひどく狼狽し、二人とも発言が食い違うことに気づき、顔を見合わせる。
というか、悟史? オヤシロ様?
梨「幼い頃、わたしの母親から聞かされたことがあるの。
元々、双子として生まれてくる予定だったんだけど、姉は死産したわ。妹がわたし。
それで、死んだはずの姉が、何故かわたしの側にいるようになったの。
姉とわたしは体を貸し借りしたり、幽霊の状態のときは離れて歩いたり、足音をたてたり、叩いたりできる。
わたしはよく村人たちに囲まれて身動きがとれなかったけど、何か困ったことや心配事があったとき、姉に頼んでレナや詩音の様子を見に行ってもらったわ。
それが三つ目の答え」
レ「じゃ、じゃあ、あの夜電話ボックスでわたしが感じた気配は……」
梨「わたしの姉」
詩「悟史君がいなくなってから、足音が聞こえてきたのも……」
梨「ええ、そうよ。元気を取り戻したかな、と判断したときに離れさせてもらったわ」
751名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 23:35:07 ID:up1qMxtL
>>750
詩「…………ありがとう、と言いたいんですが、何でそんなことを?
私は悟史君と思ってた。その内、いつまでたっても戻って来なくなったので、とても寂しかったんですよ。
あれならいっそ、私に構わないでほしかった!」
梨「あれがわたしがとれる最善の方法。
以前は放置したり、つきっきりにさせたけど、どちらも不幸な結末を迎えてしまったから。
……どんなことが起きたか、聞きたい?」
彼女の問いに詩音は沈黙した。
悟史に夢中な詩音のことだ。
溜まりに溜めた鬱憤を『それもこれも園崎のせいだ』なんて言って、怒りを爆発させかねない。
詩「…………内容は聞かないでおきます。恐らく、私は人としての道を踏み外してしまいますから」
梨「賢明で助かるわ」
一、二分に及ぶ黙考の末、出した結論がそれだった。
詩音のことだから、せっかく組んだ同盟を、いきなり内から崩したくない、と考えたのだろう。
梨「幽体の方は誰にも触れない。もう一人は肉体だから殺される。
残された幽体は本体の後を追うように、少し遅れてこの世界から消えてしまう。
その少しの間だけ、ここに留まれる。
ただ、本体が死ぬと幽体の力が鈍る。視力が極端に落ちたり、聞こえなくなったり。
その後、常に人生をやり直す度、幽体で残された方は前世で体験した最も重要ことが何故か抜け落ちてしまうの。
わたしは数々の失敗を繰り返さないため、記憶を持ち越すことにした。
代わりに姉にはわたしが殺された後の雛見沢の観察をやってもらってる。
村人たちが死んだのは姉が見ていたから。
これが二つ目の答え」
752名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 23:46:55 ID:vY7GvbJt
>>751
レ「……うん、理解したよ。電話ボックスにいた私に近寄ったのは心配だったからだよね?
あのときの私は世界全部を疑ってた。
ごめんね、気づいてあげられなくて」
魅「そりゃあ無理だ!」
レナの謝罪に即座に突っ込む。止めに入ったら殺されてたよ、絶対。
沙「足音だけでは、誰であろうと怯えてしまいますわ」
詩「私は悟史君だと思い込んでいたので幸せでした」
魅「うわ、前向き」
梨「ひとつ目の答え。
本体の代わりに幽体、つまりこのときはわたしが襲撃者を引き寄せた。
わたしから触ることができることを利用してね。応用すれば力を消耗しやすいけど、やったかいはあった」
詩「……ああ、それなら納得できますね」
魅「ぇえ? でもさっき、他人には見えないって言わなかった?」
沙「あらあら? 魅音さんらしくもない、先ほどの話の中にヒントがありましてよー!」
んん? ええっと、幽体は触る、叩く、本体から離れられる……。他人には見えない、触れない、足音が聞ける。
…………見えない、触る? ……触れる?
魅「……もしかして……」
あたしのこれしかないだろうという確信を口にすると、
梨「正解よ」
と返事が来た。そして、彼女が語り出したのは次のような内容だった。
753名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 23:53:23 ID:vY7GvbJt
>>752
今回はここまで。
えー、今回から先は原作で解明されていない謎も、私なりに推理したひぐらしを書いていきます。
これしかないだろう! という思い込みで進めるので、ご了承下さい。

……いつになれば乳比べに戻れるんだろう。頑張ります。
754名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 01:30:13 ID:qQl9FPEZ
Can't stop fall'in ワクテカ
755名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 10:09:52 ID:9RtV4MhH
wktk
756名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 10:24:21 ID:Kdnd/iPO
アナル企画な
757名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 10:48:20 ID:julVu3aI
セリフの前にキャラ名があると台本を延々と読まされてる気になる
758名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 17:59:11 ID:KH6oBYwi
>>757
そうか?読みやすくていいと思うが
759753:2005/11/02(水) 00:17:52 ID:6NghUrAH
>>757
自分でもそこはどうしようか、悩んでた。
二、三人ならともかく、多人数の台詞書き分けるの大変。
で、キャラ頭文字。原作やったことのある人なら、ある程度まではキャラ動作を端折っても脳内で補完してくれそうだから(ぉ
原作は絵ついてたから、表現削れたんだよね……。

>>758
書き込んだ文、読み返すとき便利だったので。
760名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 18:17:56 ID:+gqvoWxa
自分も書きたいが、他に優先事項があるので略〜
って人は多いよねきっと
761名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 15:31:09 ID:GYV+4bO4
アナル企画アンリミテッド
ザ・フォーエバー
いちぢく
ラストダンジョン
遥かなるアナル企画アンリミテッド
死ねよ
死ねよ
死ねよ死ねよ死ねよ死ねよ死ねよ死ね
よ死ねよ死ねよ死ねよ死ねよ死ねよ死ねよ
死ねよ死ねよ死ねよ死ねよ死ねよ死ねよ死
ねよ死ねよ死ねよ死ねよ死ねよ死ねよ死ねよ
762名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 17:20:08 ID:jVcEp0Vw
>>761
?
763名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 17:42:28 ID:a4lX4sqO
皆殺し編が出たら黒沙都子のSSが投下されるに1000トラップ
764名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 18:35:03 ID:nja66P+n
祟殺し編の謎は殆ど全く明かされてないんだよなぁ...

かろうじて鉄平(もしくは鉄平じゃないやつ)の死体については
罪滅し編の類推から誰か(詩音?沙都子?)が犯行現場を目撃して
魅ぃちゃんが気を利かせて組で処理してくれたんだろう、という程度。

圭一を突き落とした後のサトコゥーの行方とか、詩音の自殺の理由、
三四は富竹を殺したの?リサって誰?山狗って何?
入江と梨花を殺したのは誰?
765名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 19:54:41 ID:a4lX4sqO
祭りの途中で沙都子は帰宅。雨が降り始めて祭りは中止。
で、同時刻に圭一が鉄平を追いつめて殺している。
叔父殺害現場を沙都子が目撃していた可能性が高い。
沙都子は多分、魅音に電話した。圭一が電話した時に出たのは詩音。
二人がそれぞれ得た情報を統合し、圭一が鉄平を殺害したのはほぼ間違いないと判断。
但し沙都子には何かの間違いだと説明して、皆で口裏を合わせる事にした。
次の日の教室での会話から感じた違和感は、圭一だけを庇うのではなく、
沙都子に圭一が祭りに出たと納得させるためのものだった。
実際、圭一が自分は祭りに出ていないと言おうとする度に阻止されている。

富竹や入江の自殺に関してのキーパーソン・共通点は鷹野。
実は二人とも鷹野の寄生虫説にかなり毒されていた。
二人とも恐らく分別のある大人ではあるが、
雛見沢という特殊な地域性などもあって内心かなり影響されていた。
富竹の死の真相は不明。現実的な物だと毒ガスを注射器で噴霧され窒息した説。
刺すのではなく噴き掛ける。だから針の痕がない、とか。
或いは祭具殿に侵入した詩音同様に物音を聞いている事から、
精神に異常をきたしていて幻聴を聞いたのかも知れない。
(但しこれは梨花が演舞を失敗した際の物音の可能性もある)
この場合、うじ湧きの幻を見て自ら首を掻き毟る事もあるか。
入江は古手一族の体内に寄生虫が居ると思い込み、数年かけて一家を殺害。
しかし何処にも寄生虫は存在せず、最後は精神的に追い込まれ自殺。
766名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 20:12:26 ID:a4lX4sqO
祟殺し編冒頭の間宮リナの死因は、公由家で行われた拷問。
レナに殺人を阻止させるため、梨花が憂慮し公由が実行した。
根拠は園崎・古手には祭具殿が存在するのにむしろ公由家にない方がおかしいのと、
公由家に関しては未だに多くが明らかにされていない事から推理した。
村長である公由は梨花を溺愛している。同時にオヤシロさまを盲信していると思われる。
で、梨花が詩音以外の誰かに予定調和で殺されると、鬼ヶ淵に生贄を沈めようと考える。
生贄に選ばれるのは沙都子。目明し編での描写を見る限り、公由は北条家を未だに敵視している。
梨花を実の孫のように可愛がり、引き取って自宅で共に暮らそうと考えただろうが、
梨花は頼みを断り沙都子と一緒に暮らす事を選ぶ。公由はますます沙都子を憎む。

圭一が捨てた金属バットは沼に沈んだ。
金属バットは中は空洞になっていて本来は水に浮くので、この時既に毒ガスが沼から噴き出す予兆はあった。
そこへ悟史のバット、叔父のバイク、最後に沙都子。
沙都子自身が巨大なトラップとなってガス災害発生。

まだ他にもあるが長いので略。
書いてて疲れた。
767名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 23:49:33 ID:WUtMOx3O
沙都子が生き残ってると大災害が発生して、沙都子が死んでると大災害が発生してないみたいなんだが。
真犯人は沙都子?
768名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 01:27:59 ID:IbZRml/U
>>767
鬼隠し→不明・・・生存
綿流し→起きず・・・死亡
崇殺し→発生・・・生存
暇潰し→発生・・・生存?

目明し→起きず・・・死亡
罪滅し→発生・・・生存


比べてみた・・・鬼隠しあたりが微妙だが・・・
梨花の死を目の当たりにしてから、
(沙都子が)行動できる時間がある回のみ発生なのかも・・・
769名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 06:21:51 ID:7mrm5T3W
エロパロですら考察とはww これがひぐらしクオリティか
770名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 06:49:48 ID:Oh0hYMjp
昨日の続き。

寄生虫を含む風土病説。
オヤシロさまは医者的存在。
古手家の人間はこの風土病を治す、或いは沈静化させる抗体を保持している。
では何故完全に治療しないのか。→村人が雛見沢を離れぬようにするため。
もしもこの抗体を使い血清を作り出せれば……
こっちの方が面白いかしら? ……くすくすくす。

エンディング及び近辺で流れるテロップのネタバレローマ字の羅列によると、
入江や鷹野は「殴られる役」と表記されている。
これは悪い事をしているが、根っからの悪人ではない事の裏付けじゃないだろうか。
罪滅し編のロールにおける沙都子の欄には
「大っぴらに泣くので素直に本心をさらけ出してるという安堵感がありませんか」と書かれている。
そこにちょっと引っかかった。つまり、沙都子にはそういう裏がない、という風に
いかにも見せられているだけで本当はそうじゃないんだよ、って事じゃないのだろうか。
梨花の正体もおぼろげながら判明してきて、
未だに沙都子の過去だけがヒロイン勢で唯一多く謎に包まれている。
何か巨大な爆弾が仕掛けられているのは間違いない。
771名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 07:22:56 ID:Oh0hYMjp
犬飼建設大臣の孫誘拐事件について。
方言を使っていたが、公由があの時の老人である可能性も捨てきれない。
これまで公由の描写は本編では親しい間柄の園崎家に対するものしかない。
もっと腹黒いとか怖いとかあっても(次回作で描写されても)おかしくないと思うのだが。

誘拐犯の正体が何者かについては、大きく分けて二つ。
一つ目は公由とその一派、二つ目は政府の組織。
大石刑事は「園崎は一枚岩じゃない」と言っていた。
だから、お魎が憂慮しそのお魎も与り知らぬところで何者かが気を利かせた、と考えた。
日本政府についてはどうだろう。
政府、それは即ち日本で最大の組織という事に他ならない。
故に一枚岩であるわけがない。
政府には雛見沢にダムを造る事で利益を得る者も居れば、逆に損失を被る者も居たのでは。
だから政府が絡んでいると考えてみた。
政府と公由家が結託している、というのは考えすぎか。
入江診療所共々、その辺りの繋がりや因果関係も明らかになると期待している。

富竹が赤坂同様、公安などの特殊な機関の人間だとしたら……
鷹野の話に毒された富竹が雛見沢の危険性を上に伝える。
始めは訝っていた上層部だが、諜報員として送り込んだ富竹が怪死しその説が信憑性を増す。
そして紆余曲折を経て、雛見沢を住民ごと滅菌する作戦(ロール参照)を実行に移してしまう。
鬼ヶ淵からガスは噴き出したが、その量は微々たる物で村全体を巻き込むには程遠いものだった。
圭一がガス流の通り道に居たにも関わらず無事だったのはそのせい。
こうして誤解が誤解を生み、沼から発生したガスを隠れ蓑にして、雛見沢村全住民皆殺し作戦は完了。
なむなむ。
772名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 07:42:52 ID:Oh0hYMjp
もっと単純に考えると
祟殺し編で入江は「祟りなんてあるはずがない」と言っていたが、
内心相当に動揺していたのが読み取れる。
その時には、本当に祟りは存在するんじゃないかと思い込んでいたのだろう。
それほどまでに追い詰められた、そこに至るまでの経緯は不明。
兎も角、オヤシロさまの生まれ変わりである梨花を殺せば
祟りは止まると信じ込もうとして、梨花を殺害。
こう考えれば殺人の動機になるか。

つまり何が言いたいかというと、イリーもKOOL。
773名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 07:51:46 ID:erzWo+xC
エロパロ読みたいんだが。
774名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 07:52:12 ID:Oh0hYMjp
話は変わるが、俺は魅音萌えだ。

あんな巨乳で勝ち気でオヤジくさくて、
その実純情で人に気を遣ってばかりいて、
ヘタレで苦労人で依存的で泣き虫な甘えん坊。
いい。最高にいい。

長々と想像と妄想を述べてしまったので、
これで一旦締めとさせてもらおうかな。
駄文、長文、乱文な上に散文で申し訳ない。
脳内汁垂れ流し綿流しとも言う。
775名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 07:53:06 ID:Oh0hYMjp
>773
書かなきゃダメディスカ?
776名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 10:01:13 ID:Py+xC2FH
>>775
いや、だめというかスレ違いじゃないかなあとか
777名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 11:27:49 ID:jdCfjfX+
778名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 21:39:01 ID:4i+3uPHZ
誰かが泣いていて
誰か笑っていて
建てて壊して
例えば誰かが笑って
また壊して

これが魔法と言うのなら
死ぬまでとけないでしょう
779名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 21:24:28 ID:azQgFuV0
なんだそれは


考えたくないがフレデリカの真似事か
780名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 20:23:32 ID:z5IgLPO/
歌詞だろ
781長文考察投下莫迦:2005/11/08(火) 17:25:44 ID:LfLKll4L
じゃー書いてみるかな。
782長文考察投下莫迦:2005/11/08(火) 18:03:22 ID:LfLKll4L
徒然なるままに書き殴って蹴ってふぉんぐしゃ。
ひぐらしSS初投下。してみるりん。
今日も日が暮れ、いつものように沙都子と一緒にお風呂へ入った。
沙都子の意地悪叔母が死に、極道くずれの叔父が村から居なくなり、そして……悟史。
私と沙都子がその小さな手と手を取り合い、寄り添って暮らす事を決めたあの日以来、
二人は常にと言っていいほど行動を共にしてきた。
朝起きて、顔を洗って、着替えて、ご飯を食べて、歯を磨いて、並んで登校。
万事こんな感じなので、当然それは風呂場でも同じという事は想像に難くないと思う。多分。いやさ絶対。
お湯が沸くのを待って二人で一度に入浴する。服を脱ぐのも体を洗いっこするのも二人一組、ツーマンセル。
湯船に浸かるのだって一緒だ。浴槽は狭いが子供二人ならばなんとか入れる。
さて、前置きが長くなったが、つまり私より北条沙都子に関して詳しい者は現時点で雛見沢には存在しない、
これは理解してもらえただろう。
私が本気を出せば沙都子のスリーサイズだって調べられる。いや、既に知っているが。
断っておくが沙都子の服を買うにも裁縫するにもその方が便利だからであって、決して口実などではない。
勘違いされるのは甚だ心外である。いわば生活の知恵だ。カレーだ。埋葬機関だ。
784〜浴場の攻防〜 -最低の趣味-:2005/11/08(火) 18:04:59 ID:LfLKll4L
些か脱線しすぎた。そう、今正にこの瞬間、私は沙都子と一緒にお風呂に入っている。
軽く湯浴みしてから二人で湯船に浸かるところまではいつもどおりで、
普段と違うのは今日は沙都子が先に一人で体を洗うと言い出した事だった。
「まだ出るには早いのです、沙都子。百数えるまでボクと一緒に入りましょうなのです。」
「え、えぇ。…せっかくですけど、今日はのぼせてしまいそうな気がしたので、先に上がらせてもらうことにしますわ。」
そう断ろうと試みる沙都子の声には、こちらを警戒するような複雑な色が混じっていた。
理由は分かっている。昨夜入浴した時に、沙都子の体を洗うという名目で少し無茶をやりすぎたのだ。
子供の成長を確かめるのは保護者の義務だというのに。時として真理とは他者に理解されないものだ。
「それは良くないのです。なら、ボクも出ますですよ。さぁ、イスにかけて下さい。ボクが体を洗ってあげるのです。
 心配しなくても、昨日みたいな事にはならないから安心していいのです。」
沙都子が入りたがらないのなら、私が出ればいい。
相手の意思を汲み取り、自分が譲歩したと見せつつ要望もきちんと織り込む。
「で、でもそれでは梨花が風邪を引いてしまうかも知れませんわ。わたくしの事は気にせず、ごゆっくりお浸かりあそばせ。
 …ですから、ですから! その手をわきわきさせるのをやめて下さいましー!?」
尚も食い下がる沙都子。昨日の今日だから仕方がないのだが、ここまで警戒されると流石に内心落ち込む。
「ボクなら平気なのです。それより沙都子は、なんだかお風呂から早く出たがっているように見えるのですが、ボクの気のせいですか?」
「ち、ちっともそんなことはありませんわよ。あぁ、ゆっくりしたいけどなんだか気分が優れませんわ。とっても残念ですわねぇ……。」
身の危険を感じたらしい沙都子、今度は言い訳してそそくさと浴室から出ようとする。甘い。
私はここぞと攻め立てる。ボロを出した時の沙都子には押しの一手に限る。
「…ダメなのです、沙都子。ちゃんと体も髪も洗ってキレイにしないといけないのですよ。」
「そ、それは、そうですけど……。」
「明日学校へ行った時に、魅ぃやレナ達にくちゃいくちゃいされるのです。これが本当の鼻つまみ者なのです。にぱ〜☆」
「…か、構いませんわ。そうなったらなったで、レナさんにお持ち帰りされずに済みますもの。」
鼻をつまんでニ、三度首を横に振ってやると、沙都子はいやいやをしてベソを掻き始めた。
「レナの事ですからきっと、『はぅ☆ お姉ちゃんがお家でツヤツヤになるまで洗ってあげるんだよ〜! お持ち帰り〜!』
 …という風になると思うのです。ボクが洗うのと、レナの慰み者にされるのと、一体どっちがいいですか?」
「そっ、そんなの、そんなの……ッ! ふ、ふわあぁぁぁぁぁあぁあぁん!!」
これだから沙都子をからかうのは止められない。病みつきになりそうだ。否、
……病みつきだ。

私は大泣きする沙都子の頭を撫でながら、至福の一時を過ごしていた。
785長文考察投下莫迦:2005/11/08(火) 18:08:04 ID:LfLKll4L
適当にふぉんっと書く。
続きも浮かんだら書く。
体洗いっこしたいし。
けどえろかいたことねぇよ。
786名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 01:03:28 ID:tzQfrRIy
>>785
乙!
とにかく続きを書いてみたら? もしかするとエロに突入できるかも。
というか、前の風呂で何があったかも書いて下さい。
787TIPS:営林署占拠事件当日、深夜:2005/11/09(水) 01:11:53 ID:tzQfrRIy
>>752
……あそこか。
高台にある神社に至る石段を使わず、裏手にあった石段を登り、目的の場所が視界に入った。
俺の他に、名前も知らない初対面の二人がついて来る。
先ほど彼らと組んだばかりだ。……計画序盤で頓挫しそうだ。
忍び足に切り替えた俺たちは、みすぼらしい総二階の建築物を見やった。
幼い少女二人が暮らしているのは聞かされてはいたが、実際に目の当たりにするとあまりにも不憫である。
古手梨花と呼ばれる子は生きていた頃の両親と一緒に普通の住宅にいたそうだが、子供一人で管理するには広すぎたのが主な理由だと聞いた。
聞けば、地元の老人たちに大層可愛がられているとか。おそらく、彼らから進んで掃除をしてくれるに違いない。
さらには、村長に彼の家に住まわないか、とも誘われたらしい。
ならば、どうしてその好意に甘えない? なぜ断る? 何を好き好んでこんな所に住む?

少女らが住まいとしている建物の前まで来た。
一人が周囲を見張り、俺ともう一人が侵入する手筈だ。

彼女が両親と死別したのは一昨年、そして去年、村八分にあっていた家族の生き残りが加わった。
名は北条沙都子。あの忌々しい鉄平の義理の娘だという。
何という運の巡り合わせか。奴とはつくづく因縁があるようだ。

俺は扉のノブに手をかけ、ゆっくりと、ゆっくりと回す。完全に回しきると、左手で扉を支えながらじりじりと引く。
…………鍵は掛かっていなかった。いくらなんでも不用心過ぎる。これだから田舎というのは……。
内心、愚痴を垂れているが、動作は慎重だ。既に10時を回り、とうに寝静まっているとはいえ、気づかれたら計画に支障をきたす恐れがある。

今月上旬、奴は愛人と共に興宮から姿を消し、以来、音沙汰がない。
この仕事が片づいた後、奴を*る予定だったのだが、足取りが掴めない以上、沙都子とやらに訊く他あるまい。
788名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 01:20:21 ID:tzQfrRIy
>>787
一階の星明かりすら届かない、暗く狭い通路を足元に注意しながら進む。階段にたどり着くまでの短い距離だったが、意外と疲れる。
懐中電灯は持っているが、点けたら位置がばれてしまうので使用していない。
自主的に訓練していた効果もあり、少しは夜目に慣れた。

……それにしても、大人の庇護を断ってまで、ここに住み続ける理由は何なのだろうか?
……社の管理。……古手家の巫女としての義務。
付け加えるなら、今も村八分状態(といっても、それを律儀に行使している村人は老人が大半で、子供は気にもしていないそうだが)の沙都子を庇護下に置くくらいだろう。
……いや、有り得ないな。沙都子を引き取るのは一人暮らしを始めてから一年も後のことだ。

俺が先頭になる。木造階段にそっと足を乗せ、徐々に体重をかけていく。
……キシ……
「……音を消すのは無理だ。俺と同じ様に上がれ」
小声で告げると移動を再開した。
…………キシ…………キシ…………キシ…………キシ…………
外界の虫の音は多少壁に遮られているためか、軋みの方が大きく聞こえてしまう気がする。

…………だが、…………本当にそれだけだろうか?
何となく、何となくだが、誰も巻き込まないよう、わざとここに居続けているようにも見えた。
まるで、この日が来るのを知っていたかのような……。
…………ふん、考え過ぎだ。

ここまで来れば、もし二人が目を覚ましても、……窓から飛び降りる勇気を持っていたら別だが……、逃げられない。
一応用心にこしたことはないので、開き直ることはしない。
俺たちが二階に上がると目の前に壁、そのすぐ脇に襖があった。
まず靴を脱いでそっと板間に上がり、襖に耳を近づける。
…………虫の音が大きくて内部が聞き取れない。今度は襖に手をかけ、そろそろと開ける。部屋の窓にカーテンはかかっていなかった。
部屋の中央に大人と比べて小さな布団が二つ。二人とも就寝中のようだ。
789名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 01:30:45 ID:tzQfrRIy
>>788
俺たちは二人に近寄る。用意されていた麻酔薬を染み込ませたハンカチを取り出し、左手で古手梨花らしき少女が寝ている掛け布団を掴む。
北条沙都子は眠らせない。
布団をゆっくり剥ごうとしたとき、違和感を覚える。
……この娘、呼吸していない!?
まさかと思い、一気に剥ぐ。
「おい!?」
急な動作に連れが戸惑うが、すぐに異変に気づいた。
敷き布団の上に座布団が二つ折りになっていた。時代劇で見るような仕掛けに、よもや俺が引っ掛かるとは……!

もう、忍び足の必要はなく、慌ててもう片方の布団も改める。
いなかった。
二つの布団に手を当てるが、温もりは感じられない。
俺たちが来るのを知っていたのか!?
布団に二人がいないと確認した連れは押入を調べ始めた。俺も便所や風呂を覗き込む。
……いなかった。
念のため、蓋として使われていた板を何枚かどけて浴槽内を見やったが、駄目だった。
「いたか!?」
「いない」
「どこに隠れやがった」
俺が首を横に振ると、連れは苛立たしげに布団を蹴った。
「おい、何してんだ、うるせえぞ!」
階下で見張りをしていた男が、俺たちの遠慮ない物音を咎める。
「それどころじゃねぇ、女がいねえ!」
「何ぃ!? 探したんだろうな!?」
連れが幾らか浮ついた返事をすると、不信げな言葉が来た。
……ここで慌てても事態は改善しないな。
「ああ。二階にはいない。そっちにシャッター付きの倉庫があったよな? そこは?」
「ちょっと待ってろ」
俺が落ち着いた口調で問うと、階下にいた男は懐中電灯を点け、通路奥へ向かった。
「俺も行く!」
連れはいてもたってもいられず、階段を降りていった。
俺は一人、部屋の窓際に立って外の暗闇を眺める。人影らしきものすら見えない。
おそらく、二人の少女はこの建物にいない。探しても無駄だと分かっていたが、念のためだ。
二人はどこに消えた? いつ、どこで、どうやって、俺たちの行動を知った?
790名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 01:44:25 ID:tzQfrRIy
>>789
「…………駄目だ、いないぞ!」
「おいおい、話が違うじゃねえか。 捕まえて終わりじゃなかったのかよ!?」
階下から結果が来た。
……やはり、計画を綿密にしなかった弊害が出たか。
俺は早足で二人が待つ階下に行く。
「予定にはなかったからな。とりあえず連絡する。指示を仰ごう」
トランシーバーを取り、スイッチを入れる。
ガー
「こちらA班、どうぞ」
ガー
「B班だ、どうした?」
ガー
「目標1及び2がいない」
過程そっちのけで結果を伝えると、半ば予想通り相手は沈黙した。
ガー
「……いないとはどういうことだ?」
ほんの少しの間の後、戸惑いの声が通路に響く。
ガー
「言葉通りの意味だ。目標の家を捜索したが誰もいない。指示をくれ」
「待て、今、C班にも連絡をとる」
……今度は長い沈黙だった。予定外の出来事に向こうも慌て、今頃は仲間と協議中だろう。
暗闇の通路にいるのも何なので、俺たちは二階に上がって休むことにした。
「この後、どうなるんだ?」
「今夜は中止ってとこだろ」
やる気が殺がれたのか、連れと見張りの会話は気楽なものだ。
「馬鹿言うな。見ろ」
俺は布団に顎をしゃくる。
「こんなの仕掛けていくんだぞ。俺たちの行動が目標にばれてる。早いとこ捕まえないと……」
ガー
「こちらB班、どうぞ」
俺が二人の危機感の無さを叱ろうとした矢先、傍らに置いたトランシーバーが雑音混じりの声が漏れた。
ガー
「A班だ、指示を」
ガー
「神社周辺を探せ」
ガー
結局、俺たちもあいつらも具体策は思いつかなかったようだ。
「了解。……時間は大丈夫か?」
ガー
「後一時間以内に見つけられない場合は中止だ。こちらからも人員を送る」
ガー
「A班了解」
田舎の人々はとにかく朝が早い。午前4時に起き出すなんてことはざらだ。
梨花を誘拐した後もやることが色々ある。
やれやれとぼやきつつ、俺たちは腰を上げた。
791名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 01:45:55 ID:tzQfrRIy
>>790
今回はここまで。またまとまったら投下する。
792名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 04:05:58 ID:ptao/FsQ
あなたは想っていられる?
あなたは微かに吐息を殺した 汚い
あまりに眼下の陰が傲りすぎて
形無し 恥ずかしい 私は雨宿り

事件あれど 日暮し 私は笑う
されど笑う

闇が想像する 曙 誰かを嘲り
素通りした 謎 助けて誰かさん
されど笑う?

騎士が仮面の中で泣く
祖酌せよ新しき世界に下界に 悪魔でも
明るい朝など来ない願わくば
またとない 春買い さらば遥かに

闇がまた想像する 帝王 姿を遺棄して
カス取り 繰り返し 助けて愛を歌う人
されど笑う?

所以変わる?
793名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 10:52:54 ID:/Sf1tDqT
意味不明なうたで流れがわからん
794名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 16:13:52 ID:o7ud5x5X
板違いのオナニー作品ばかりだな
795長文考察投下莫迦:2005/11/09(水) 20:11:14 ID:/Sf1tDqT
そうかもな。
みんなオナニーだ。
その、他人のオナニーでオナニーするのさ。
どれ、俺がお前の物を鎮めてや(ふぉんぐしゃ
796名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 15:46:52 ID:7yh6seWk
俺のキンタマを見てくれ、こいつをどう思う?
ひゃはあぁぁぁぁぁああ、一撃で叩き割ってあげるよおおぉぉおお!
797長文考察投下莫迦:2005/11/12(土) 06:02:41 ID:9JpE4acX
レナスゲー怖いな……
とにかくえろ書いてみる、まー待っててけれ
798名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 02:13:08 ID:SNJEYPex
ああ、待ってるぜ!
799名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 04:29:38 ID:fPpa5MqL
叶うことが無かった悟史詩音読みたいぽ
800名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 18:27:50 ID:FvC+TIPW
>>799 悟詩音は普通のセクロスになっちまうんだよなぁ...
魅音が急にしおらしくなるとか、
明らかにロリなアレとかそういう要素で勝負できない分、構成がかなり難しいのでは
801名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 11:50:19 ID:zjHK8gA1
覗いてみた 貴方のその裏、果てを
覗いてみた よどんだ河の、裏を

新しき世界で 殊更新しき貴方へ

そしてジエンド

802名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 18:26:55 ID:kIhMj0OV
よくサトシオンてきくけど沙都子詩音じゃないんだな。
沙都子攻め、想像つかんか。
803名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 18:37:57 ID:tcGNIf8W
本家のお絵描き掲示板にあったなそういうネタ。
かぼちゃを食べさせようとして
「詩音さんきらいーー!!」
「...ぞくっ(あぅ...悟史くんに怒られてるみたい...)」
以降言葉Mに目覚めるというもの

いずれにしても詩音は誘い受け。
804亀レス。:2005/11/14(月) 19:51:08 ID:Ca+7H2DB
>>719
旅に出てた(本当)
更新完了しますた。
805名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 03:20:43 ID:xV2dJDkK
お帰りなさい
806名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 04:55:14 ID:oujT0GNJ
807名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 05:04:49 ID:oujT0GNJ
すみません誤爆しました
>>806の画像は綿流しの目が平気な人しか見ないで下さい。
お願いします。
808名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 05:45:26 ID:ifv7Fa8O
>>806-807
あれとはまた別物だと思うのだが。
嫌いな人は嫌いだろこういうのは。
やな予感がする人はスルー推奨。
809名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 07:08:34 ID:giS75UVI
鑑定キボンと言ってみる
810名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 09:14:29 ID:+BTT9rOz
アレな人が書いた女(?)の絵画
ちょっと極まっちゃってるから避けるほうが無難
PC無害

くけけけけは急に来なければ何ともないが
>>806はじっくり見てもイヤな物
811名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 10:47:25 ID:oBo989aZ
>>806
女性を描いた油絵(?) 首が長くて目が大きい
この怖さっつーか逝っちゃってるぷりは...

しかしツンデレ
812名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 13:15:24 ID:qErNPiqk
伸びてるから期待したのに・・・

>>799
悟史を想って、夜な夜な自らを慰める詩音・・・じゃ駄目?
813名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 16:47:58 ID:oBo989aZ
>>812
( ・∀・)< エロいな 

まぁ詩音は悟史が側にいる状態ならぐぎゃらないからな
レナとかセクロス中でも突如ひぐらしモードに移行しそうでコワス 
「あはははは 何で中にだしてるのかな?かな?」
814名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 00:07:51 ID:CMXg4kIE
>>806
メンヘル板で一時期有名になった絵だよね。これ。
815長文考察投下莫迦:2005/11/16(水) 17:00:59 ID:nemh+u+6
気が乗らなくて途中まで書いてさぼってる。
昨日仕事が休みで酒飲んで17時間寝てた うぃー
816名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 00:17:52 ID:sWcI2QH+
サト子って誰?
817名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 07:11:16 ID:evqtBPVQ
ピカチゥの彼氏
818名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 07:12:28 ID:evqtBPVQ
ピカチゥの彼氏
819名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 16:24:15 ID:qDpbnbGb
良いシチュエーションは思いつくが文章に出来る力が無ひ。
820名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 17:12:01 ID:/T1z4mFe
>>819
とりあえずそのシチュエーションだけでも書いてみるべし
誰か文章にしてくれるかもしれん
821名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 09:55:34 ID:veNhiEc5
スレ違いだと思うが
ひぐらしのキャラを仮面ライダー剣でいうと
沙都子→オンドゥル
レナ→ムッコロ
梨花→虎太郎
魅音→ダディ
詩音→レンゲル

こんなところかな?
822シチュエーションだけ考えたので:2005/11/20(日) 19:09:22 ID:CYP+Mgai
「圭ちゃ〜ん、陣中見舞にきたよー!」
威勢のいい声と共に、我らが部長殿が現れる。勿論後ろには最精鋭の部員を
引き連れての登場だ。
「腕へし折ったんだってー!?まだまだ鍛え方が足りないね!
 あっはっはっは!」
「み、魅ぃちゃん..そんな言い方はかわいそうだよ?圭一くんは轢かれそうな男
 の子を助けたんだよ?」
「そうだね。圭ちゃん偉い偉い〜」
「魅音、もう少し他に慰め方はないのか...」そう言いながらも、口の端が持ち
上がってしまうのが自分で分かった。
なんだかんだで魅音たちはすぐにお見舞いに来てくれた。それが嬉しかった。
823名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 19:11:46 ID:CYP+Mgai
「...でも、もう少しスマートな助け方はありませんでしたの?
 赤信号で交差点に出てって立ち尽くしてる男の子にいきなり
 ダイブして転げるなんて、ドラマの見すぎですわ!」
俺の両手のギプスを突っつきながら沙都子が言った。
「ふっ...沙都子よ、しかしあの男の子はいずれ大きくなり思い
 出すだろう!幼き日に、自動車事故の脅威から自分を勇敢にも
 身を挺して救ってくれたその男のことを!」
「...そのまま自分でガードレールに激突して両腕を折った前原圭一
 という中学生がいましたわ、って思い出になると思いますわよ...」
「男の子のお母さん、感謝はしてたけど怪我に関してはコメントし辛そう
 だったよね...よね。」
「うあああああああッッ!それを言うなー!!!」
「...圭一はミイラ男みたいなのです。」なでなで...
824名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 19:16:21 ID:CYP+Mgai
「はぁ〜ん、、、でも手が使えないと色々不便なんじゃないの〜?
 特に思春期の男の子にはちょいと酷なシチュエーションかもねぇ...
 くっくっく」
「はぅ...不便なことって何かな?かな?」
「???何のことですの、梨花?にーにーが野球で脱臼したときも
 不便でしたの?」
「...沙都子はまだ知らなくて良いことなのですよ、にぱ〜☆」
「年頃の女の子が昼間っからそんなこと口走ってんじゃねぇ!!」

「しっかし、魅音?随分早く来てくれたんだなぁ。6限が終わって
 すぐくらいじゃないか?部活はお開きだったのか?」
ちっちっちっ。魅音は指を振っている。
「圭ちゃん分かってないなー。沙都子。」
「おーっほっほっほ!圭一さんの恥ずかしい罰ゲーム抜きには
 部活は終われませんでしてよー!!」
「そういうこと!」
「ま、まさか両手骨折の俺相手に部活をやろうってんじゃないだろうな....」
「ご名答!あ、やらないって選択肢はなしだかんね。その時点で不戦敗、
 罰ゲーム決定!」
くっ...!そんな予感はしていたが...認識するのが怖かった...。
だが!窮地に追い込まれれば真価を発揮するのがこの前原圭一サマだ!
腕の故障くらいハンデとしてくれてやらぁ!!
825名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 19:17:45 ID:CYP+Mgai
と、威勢良くタンカを切ってみたものの、そう簡単に
ゲームで勝てるわけがない。
早くも俺はみんなのペースに嵌り、連敗モードだ。


あっという間に最下位決定した俺は、みんなからギブス
にマジックで落書きされていた。
「くっくっく..."私前原圭一はナースフェチです。"と」
「ぐはぁっ!?魅音、そんなこと書かれたら看護婦さんが引くだろうが!」
「"なぜ、どうしてナースなのかはわかりません。"、にぱ〜☆」
「"ただひとつ判る事は、オヤシロさまの祟りと関係があるということです。"
 あははは。」
「...もうどうにでもしてください...。」
「...私でしたら本当にこんな患者がいたら包帯でぐるぐる巻きにしてベッド
 に縛り付けておきますわ。」
「はぅ〜包帯でぐるぐる巻きの圭一くん、かぁいいよぅ〜☆」
「どこがかわいいんだよ!」
「お持ち帰り〜!!」「ぎゃああああ痛い痛いレナ!落ちる!落ちる!」
826名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 19:23:30 ID:CYP+Mgai
「はいはい。みんな、圭一くんをあんまりいじめちゃダメよ?
 一応病人なんだからね。くすくすくす...」
そんな騒ぎを聞きつけてか、鷹野さんが部屋に入ってきた。

「「ええーーーーーッ!!」」

みんなが驚くのも無理はない。ここは興宮の総合病院なのだ。
入江診療所には充分な入院設備がないから、ここに鷹野さん
がいることに最初は俺も驚いた。
「た、鷹野さん?なんでかな?かな?」
「あらレナちゃん。知らなかったかしら?入江先生のとこの看護婦は
 常勤は少ないの。普段は興宮の非常勤もやっているってわけ。」
「はぁーんそうなんですか。てっきり監督のところで毎日毎日メイドメイド
 聞かされて嫌になって逃げてきたのかと思いました。」
「くすくす。当たらずとも遠からずかしらね。
 圭一くん、そろそろお薬と検診の時間よ。」
「あ、そうなんですか。じゃあおじさんたちはそろそろおいとましようかね。」
「ええ。それでは圭一さん、お大事に...復活後のウェルカムトラップ、
 楽しみにしていてくださいまし。」
「沙都子...おまえサラリとひどいこと言うな。」
そう言って魅音たちは帰り支度を始めた。

俺たちのそんな様子を鷹野さんは面白そうに見守っていた。

「それじゃ鷹野さん、圭一くんのこと、よろしくお願いしますね。」

「もちろんよ。圭一くんはちゃぁんと私が手取り足取り面倒みてあげているから、
安心してお帰りなさい?くすくす。」


ぴきっ。
帰り支度を始めた部活メンバーの手が止まる。
827名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 19:30:09 ID:CYP+Mgai
「はい、圭一くん。お薬よ?あーんしてごらんなさい?」

ぴききっ。
「た、鷹野さん...あんまり屈むと...その..前が」
「あら、圭一くんたら☆」

ぴきききっ。

「ひっ...!」俺は、完全に場の空気が変わったのを感じた。帰り支度を終えドアに向かっている
はずのメンバーの足元から、寒々とした冷気が染み出しているのが分かる...!
おいおい、もう部活は終わったぜ!俺は負けた!だから罰ゲームを甘んじて受けた!
な!?そんな言い訳が心の中に湧き出るが...た、頼むからこっちを振り返らないでくれ...

いや...自分をごまかすのはやめろ...前原圭一...もう...気づいてるんだろ?
原因はわからないが。きっと彼女達は恐ろしい形相をしている...!俺にはそれがなぜか分かる!


「圭 ち ゃ ん 。」そう言って、魅音が振り返った!
...ヤバい!部長モードをジャンプして園崎当主モードだ!
おいおい、鷹野さんの冗談だっての!分からないのか?
「へぇぇぇ...。圭ちゃん?良かったね。看護婦に付きっきりで看てもらえるなんてさ?」
「いや、魅音、俺は...」
鷹のような目に射すくめられて、そのあとの言葉が続かない。
救いを求めるようにレナの方を見るが、レナはレナでかぁいいモードをとっくに解除し、
目をすっと細めてこちらを見ている。
「ふ〜ん。圭一くんよ か っ た ね。あははは。鼻の下が伸びてるよ?」
「そんなことは...」
「...圭一くん、鷹野さんのこと、どうして最初に教えてくれなかったのかな...?かな?」
「そ、それは...別に他意があったわけじゃ...」
「嘘だッ!」「う、嘘なんかじゃ...さ、沙都子..。」沙都子の方を見るが、沙都子も汚らわしい
ものを見るような目つきで俺を見ている。
「圭一さんのご趣味は特殊でしたわね...念願適ったりといったところですかしら?」違う、俺はそんな..。
確かに鷹野さんに食事を食べさせてもらったり夜にナースコールでシモの処理をしてもらったりするのは
ちょっとドキドキだったけど、それは14歳男子としては健全な感情なんだ!別にみんなを裏切って破廉恥
な行為をしているわけじゃないんだ!

俯いてみんなの視線を逸らす俺。
そんな俺の頭に、すっと手が翳される。梨花ちゃんだった。
「魅ぃ。レナ。沙都子。圭一は"病人"なのです。余りいじめてはダメなのです。」
「「...。」」
「そうよ?くすくす。圭一くん、モテる男の子は辛いわね。」
「三四もです」「...。」鷹野さんの方に向き直ると、梨花ちゃんはぴしゃりと言った。
「あら?私が圭一くんをいじめてるっていうのかしら?」鷹野さんも、冗談めかし
ながらも言葉にトゲを滲ませる。
「...圭一はボクたちの大切な仲間なのです。くれぐれもよろしくなのです。」
「......。」「....」
828ここまで:2005/11/20(日) 19:32:25 ID:CYP+Mgai
で、夜になって鷹野さんが圭一の病室にやってきて
あんなことになるんだけど、実は部活メンバーが潜んでいて...というもの。

「あら?」「魅、魅音...」
「鷹野さん!これは職務違反でしょう!圭ちゃんから離れて!」
「くすくすくす。嫌だ、といったら?」
「人を呼びます...!患者の部屋に侵入して性的な行為をしていたことが分かれば、タダでは済みませんよ」
「あら?それはあなたも同じじゃなくて?おおかた、詩音ちゃんのところに
泊まるとでも行って本家を抜け出してきたのでしょう?それが深夜、同級生の男の子の病室に潜んでたなんて知れたら大変よ?」
「くっ...!」
「それにこれは治療行為の一環よ?ほら、見て御覧なさい。圭一くんの
こんなに苦しそうなのに、放っておけないわ。」

「ならば三四は必要ないのです。ボクたちでやるのですよ。」
「あら、あなたまで。面白そうね。どうやってやるのか知っているのかしら?」
「...みぃ。」
俯いた梨花ちゃんの白い頬が少しだけ朱に染まる。
顔を上げた梨花ちゃんは心を決めたようだった。
「...圭一。」
そういうと梨花ちゃんはベッドによじ登り、おもむろにプリーツとシャツを脱ぎ始めた。
「り、梨花ちゃん...!」
ぱさっ。脱いだ制服を丁寧に折りたたむと、梨花ちゃんは
白のハイソックスと、可愛らしい花柄のショーツの他は何も纏わずに、両足の上へ跨り、俺のモノに手をかけた。
「圭一の...びくびくしてるのです...ボクが楽にしてあげるのです...だから...」
829名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 20:31:16 ID:YlQdwVyM
生殺しかYO!
830名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 20:37:24 ID:mimrAKHR
フォォォォォッォー!
831名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 00:02:15 ID:F6da62yz
イイ(・∀・)!!
832名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 20:13:25 ID:5DOfybLs
終わるな!そこで終えるな!!
833名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 20:45:06 ID:N9M4Ze6a
>>822
これはあれか、誰かに続き書いてほしいって事か?
834名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 23:44:28 ID:UNJ1SnAf
一向に続きが投下されないとはどういうことだ!_|\○∠))バンバン
835822:2005/11/22(火) 00:08:34 ID:SkDKYyeQ
某板のスレが両方落ちてしまっててヒマなんで書いてみました
童貞なんでエロシーンはむりぽ 誰か↑のシチュでサトコゥー編にして
書いて欲しいお
836名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 00:45:55 ID:K9bCll+t
>>835
なにぃ、貴様、梨花ちゃん派の俺を焦らそうって魂胆か?


三四さんなら書いてもいい。
繰り返す。三四さんなら書いてもいい。

少し、時間をくれ。
837836:2005/11/22(火) 02:14:14 ID:K9bCll+t
宣言どうり、書いたよ。
駄目駄目だと思うが・・・ドゾー

>>827から


「う・・・?」
 深夜、下半身に妙な感覚を感じて、俺は目を覚ました。
(なんか・・・寒い?)
まだボーっとしている頭を振り、上半身を起こして・・・
そこで俺は信じられないものを見た。
闇夜に目立つ、白いキャップ。
そこから流れる、綺麗な髪を揺らしながら・・・
鷹野さんは一心不乱に、俺のモノを舐めていた。

「た・・・たた、鷹野さん!?」
「あら、やっとお目覚めなのね・・・」
「な、何してるんですか!」
 俺の絶叫に、静かにとジェスチャーをする鷹野さん。
そして、そのまま人差し指を俺のアレに近づけ、その先端をくすぐる。
 それだけで、俺の背筋をゾワッとした感覚が駆け上がった。
「くっ・・・」
「くすくす・・・敏感ね・・・」
「な、何で・・・こんな」
「気持ちいいでしょう?」
 俺の疑問に答える気は無いのか・・・
指を根元へと移動させながら、鷹野さんは楽しそうに微笑む。
そして、そのまま目の前のモノに顔を近づけて・・・
 次の瞬間には、俺のモノは暖かい感覚に包まれていた。
838836:2005/11/22(火) 02:14:48 ID:K9bCll+t
「・・・たかの、さん・・・やめ・・・」
 抵抗らしい抵抗も出来ぬまま、流される俺。
鷹野さんは根元に手を添えると、ゆっくりと頭を上下しはじめる。
口内の暖かさと、絡みつく舌。
なによりも、女性が俺のモノを咥えているという、
その状況のいやらしさに、俺ははやくも限界を迎えた。

「・・・!」
 下半身を走る快感に声無き声をあげる。
鷹野さんは、嬉しそうに微笑むと、
先端からでるソレを、喉を鳴らして飲み始めた。
「あ・・・」
 驚いた顔の俺を、鷹野さんは上目遣いに眺める。
やがて、吐き出されたモノをす全て飲み干したのか、
鷹野さんは、俺のものから口を離すと・・・
「・・・くすくす・・・圭一君の、濃いわね」
 と言って、いやらしく微笑んだ。
その唇の脇から、糸を引くように白い液体が流れでている。
 その光景を目の前に、俺のモノは再び硬度を増していった。
「まだまだ、元気そうね・・・」
「は、はい」
「そうね・・・今度は胸で、なんてどうかしら?」
 その言葉に反応して、俺のモノがびくんと跳ねる。
俺の目は、既に彼女の胸から離せなくなっていた。
「じゃあ、胸でしてあげる・・・」
鷹野さんが、そう言って俺に近づくのとほぼ同時に・・・
病室のドア―――廊下の外からゴトンと言う音が聞こえた。

 その音に驚き、俺は身を竦める。
「誰か、いるのかしら?」
 鷹野さんの声に、ドアが開く。
そこから入ってきたのは、よく見知った四つの顔だった。


>>828


うわーん!全然、エロくないよー!
839柿の種:2005/11/22(火) 02:14:49 ID:39HA4mM/
う わ あ
久しぶりに保管庫見たら「雛見沢案内」ちゃんと保管されてるっ!
「2ちゃんは未完の小説って多いしね…よし、一度書いたら最後までやろう!」
というわけでしばしお待ちください…
余裕が出来たらちゃんと続き書きます…
840名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 10:10:38 ID:o/WsTpAK
>>838
僕も鷹野さんの祭具殿に侵入したいですハァハァ( *゚∀゚)=3
841名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 21:39:31 ID:np09fSwS
アニメのひぐらしのOPってどんなのなんかな?
キャラの魅力を前面に立てた、
朝日のなか笑顔で駆けてくるレナ
扇状に差し出してくるカードの向こうで不敵な表情の魅音
しょーもないイタズラを成功させ高笑いをしているところで圭一に拳骨されて泣き出しす沙都子
炎に照らし出された舞台で巫女装束で舞いを踊る梨花、最後にミステリアスな表情のチェンジしてアップになりつつ部活のドタバタ場面…
とかいうありがちなお寒いギャルゲーアニメのOPみたいなのはなんか嫌だな。
象徴的な意味不明の場面とかオブジェを瞬間的に垂れ流すエヴァとかケイゾク、テレビの着信アリのEDみたいなのが良いと思うんだが。
長文スマン


842名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 23:40:23 ID:PG0Zijdz
>>841
その意見をなぜここで?
843名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 23:43:28 ID:8qGU2F7r
(;^^ω)
844名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 02:36:31 ID:XqSBj6h7
お寒いかどうかは演出によるとして、
賑やかなギャルゲー風の「ありがち」の方が
後々の日常の変化を感じられるんじゃないかと思ってみる。
一話ずつシーンにノイズが入っていくとか。(走ってくるレナ、一瞬ひぐらしとか)
845名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 12:31:56 ID:oz0FTgJ/
846名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 19:02:40 ID:xbvWhrtj
OPで早々にひぐらしモードでは本編の怖さが激減すると思うんだ。
ARIAみたいにOPアニメなしもいいかも。
847丼兵衛:2005/11/23(水) 21:23:11 ID:4l2C3AQc
スレ住人の皆様、始めまして。
富竹級と自負しているSS職人の端くれでございます(爆

所で、「圭一×梨花(?)」のSSを投下したいのですが、如何でしょうか?
848名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 21:46:18 ID:71bvailu
投下!投下!さっさと投下!ぐぎゃるぞ
849名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 21:49:52 ID:llns63Ja
( ゚д゚ ) キタコレ
850丼兵衛:2005/11/23(水) 21:55:11 ID:4l2C3AQc
「ベルンカステルのハエ取り機」

「よいしょ・・・、これで最後かな」
前原圭一は、雑貨の入った重い段ボール箱を押入れにしまい込んだ。
「お疲れ様なのです。とってもとっても助かったのです」
頭に三角巾を被った古手梨花が、ぺこりと可愛らしくお辞儀をした。
分校で、今日は自宅のガラクタの整理をしなくてはならないので大変なのです
・・・という沙都子と梨花の愚痴交じりの言葉を聞いた圭一が手伝いに来ていたのである。
「あ〜、喉渇いたな。沙都子の奴、セブンズマートの買出しにしちゃ遅過ぎるぞ」
「沙都子を責めてはいけないのです。今日はお買い物が多くて大変なのです」
三角巾を取った梨花は、台所の収納庫で何か探している風であった。
丁度、圭一に背中を向けた格好で四つん這いになっていたので、黒のスカートの裾から
白い下着が丸見えとなっていた。
・・・テディベアの刺繍の入ったパンツである。
(あ・・・、熊さんかぁいい・・・って何見てんだ俺!)
熊柄のパンツに見とれていた圭一は、慌てて頭を振ると真っ赤な顔を背けた。
梨花は、何かを手にして戻ってきた。
どうやら、飲み物を持って来た様だ。
851丼兵衛:2005/11/23(水) 21:56:47 ID:4l2C3AQc
「圭一、お手伝いのお礼なのです。飲んでみるのですよ」
梨花は、赤い液体の入ったガラスの杯を差し出した。
「おい、これは・・・。まさかと思うけど、これ、葡萄ジュースだよな?」
「にぱ〜☆」
圭一の問いに対して、梨花は笑みを返すのみであった。
「・・・聞くなってか。まあいい、こういう機会でもないと飲めないしな・・・」
圭一は、杯を一気に飲み干した。
「苦ェ・・・、ワインって、こんなに苦いもんかよ」
「にぱ〜〜☆」
飲酒初体験にして、初めて飲んだワインの味に顔をしかめる圭一を、梨花はいつもの笑み
を浮かべながら興味深そうに眺めていた。
「あ・・・早速・・・酔った・・・かな?」
重労働でエネルギーを使った後、空きっ腹で一気に飲んだのが効いたのかも知れない。
早速、視界が揺らいだかと思うと足に力が入らなくなった。
「圭一、こちらに寝床があるので休むといいですよ?」
梨花の指差した寝室らしき居間には、ご丁寧にも布団が敷いてあった。
「あ・・・あぁ・・・」
よろよろとした足取りで布団の方へと辿り着くなり、そのまま倒れ込んだ。
(助かった・・・、待てよ、何か変だぞ?)
・・・就寝の時間でも無いというのに、何故敷布団だけ敷いてあったのか?
その答えはすぐに分かった。
852丼兵衛:2005/11/23(水) 22:00:20 ID:4l2C3AQc
「梨花・・・ちゃん?」
突然、仰向けに寝ていた圭一に梨花が覆い被さってきた。
余りに不自然な行動に、圭一は最初は梨花が何をしているのか理解出来なかった。
「・・・こうでもしないと、圭一は押し倒せないと思ったのよね」
梨花はくすくすと笑ったが、その笑みは普段のものとはかけ離れていた。
悪意のある笑みはむしろ鷹野三四のそれに近い、と圭一は思った。
(まるで、別人じゃないかよ・・・)
そう圭一が思ったのもつかの間、梨花は圭一の唇を奪った。
「ん・・・」
おまけに、何処で覚えたものか圭一の口内に舌を入れてきた。
・・・完全にフレンチスタイルのキスである。
「ん〜!」
余りに異常な行動に、圭一は白黒させてじたばたともがいた。
だが、手足は奇妙なまでに重かった。まるで鉛でも仕込まれているかの様だ。
思い当たる事は一つしかない。

(あのワインか・・・!)

「梨花ちゃん、まだ早すぎるって・・・」
圭一の言葉をよそに、梨花は吐息が直接肌にかかる距離まで迫ってきた。
「つるぺたの身体の感触も案外悪くないものよ、ふふふ・・・」
梨花は圭一の懇願にも耳を貸さず、ブラウスのホックを外した。
853丼兵衛:2005/11/23(水) 22:02:01 ID:4l2C3AQc
「うわ・・・」
徐々に膨らみ出した乳房が露となり、目のやり場に困った圭一は顔を背けた。
魅音やレナは元より、沙都子程ではないが同年代の少女にしては発育が良い方だ。
「圭一、あなたの好きにしていいのよ?。
 ・・・どうせなら、これから圭一の手で揉んで膨らましても宜しくて?」
梨花は赤面して顔を背けた圭一を見てくすくすと笑うと、乳房を圭一の顔に近づけた。
「こら、梨花ちゃん、止め・・・むふっ!」
圭一はそれ以上言葉を続けられなかった。梨花が圭一の顔を小さな双丘で埋めたのだ。
「どう?、それなりにあって柔らかくて気持ちいいでしょう?」
「むふ、むふぅ・・・!」
圭一はそれこそ茹でダコの様に、顔を紅潮させながら必死にもがいた。
「あら、こちらは口の方と比べて正直ね?」
梨花はズボンの中で三角テントを張っていた圭一の剛直をみてくすくすと笑った。
「仕方が無いわね・・・」
胴を圭一の顔から離すと、逆の向きに座り直った。69の体勢である。
台所の“チラ見え”とは比較にならない程に梨花の臀部が圭一の眼前に迫ってきた。
可愛げなテディベアの刺繍の縫い代や、秘所の割れ目まではっきりと分かる近さである。
「梨花ちゃん、今度は何を・・・うはっ!」
梨花はズボンのファスナーを開くと、圭一の剛直をむき出しにして齧り付いたのである。
「はぅぅ・・・、梨花ちゃん・・・」
おまけに、先端部を包み込む様に咥えて舌で下部を撫でる様に愛撫してきたのである。
熟練の娼婦ならばともかく、年端の行かない少女にしては異常な程の舌技だ。
「梨花ちゃん・・・駄目だょ・・・うぁぁ!!」
梨花の白い肌の顔と艶のある長い黒髪に、圭一の白濁液が勢い良く吐き出された。
「・・・あらあら、沢山出たのですね。流石に若いだけあるわね」
梨花は白濁液をぺろりと舐めると、くすくすと笑った。
854丼兵衛:2005/11/23(水) 22:04:22 ID:4l2C3AQc
余りに異常な事態に、圭一の灰色の頭脳は妄想を繰り出しては現実逃避を図っていた。
(これは悪夢だ・・・きっと本当の俺は疲れて寝てるんだ・・・。
いっその事、夢なら好きにやっちまえばこんな悪夢、直ぐに醒めちまうぞ。
圭一!、ヤッチマイナァ―――!!)
半端自棄になった圭一は、梨花の秘所にむしゃぶりつき、パンツの上から舐め始めた。
「やっと、やる気になりましたか・・・とんだ手間をかけさせるわね」
野獣と化した圭一に答えるかの如く、梨花は小さな手で剛直を扱き始めた。
「はふぅ、むふぅ、んぐぐ・・・」
白のパンツは唾液と愛液で濡れて半透明となって皮膚に張り付き、刺繍だけが白色の肌に
張り付いている状態であった。
「いい加減、私も楽しませて貰うわ」
梨花は再び圭一の前に向き直ると、パンツの裾を片手で器用に捲くり、
秘所を剥き出しにすると圭一の剛直を当てがった。
「くおっ・・・!」
「ん・・・」
855丼兵衛:2005/11/23(水) 22:05:30 ID:4l2C3AQc
流石に、それまで余裕の笑みすら浮かべていた梨花の顔も、異物が侵入する痛みに歪んだ。
梨花の小さな身体では入口も狭かった様で、圭一の剛直は半分しか入らなかった。
「くっ・・・、私もあと10年成長していれば・・・もう少し楽になるのに・・・」
意味不明の言葉を口にしながら、梨花は身体を捩って剛直を銜え込んだ。
「あふぅ・・・、凄いよ・・・梨花ちゃん」
「く・・・気に入って貰えて嬉しいわ」
梨花は乳房を圭一の胸元に押し付けると、小さな身体を揺すり始めた。
「うぉぉ・・・キツキツだぁ・・・」
「圭一の・・・アソコも結構固くて・・・いい・・・」
圭一と梨花は顔を寄せると、再び熱い口付けを交わした。
剛直が秘所に出入りする音と、舌が交わる淫らな水音が部屋中に響き渡った。
「梨花ちゃん・・・梨花ちゃんっ!」
接吻で更に理性がすっ飛んだのか、圭一は梨花の乳房に齧り付いた。
「いいですよ圭一・・・、あの子達もきっと喜ぶわ」
梨花は再び意味不明な言葉を漏らしたが、理性を失った圭一の耳には届いていなかった。
「梨花ちゃん・・・中に・・・」
「いいですよ・・・この身体では・・・出来そうも無いから・・・」
「あぁ・・・あああ!!」
「ん・・・うぅ・・・」
圭一の剛直は、梨花の小さな中に収まり切れない程の白濁液を注ぎ込んだ。
「これであなたは私達のものよ・・・圭一」
精魂果てて昏倒した圭一の頬に、梨花は口付けをした。
856丼兵衛:2005/11/23(水) 22:07:44 ID:4l2C3AQc
                *

「・・・・・・っ、圭一、気が付きましたか?」

圭一ははっとして目を覚ますと、そこは古手家の物置小屋の寝室であった。
流石に、敷布団は敷かれておらず、畳の上に座布団の枕に寝かされている様であった。
(あれは・・・夢じゃなかったのか!?)
年端も行かない少女、おまけに村の生き神様と姦通・・・しかも中出しまで。
夢とも現実とも付かない体験であったが、圭一は自らの行いに背筋が凍る思いがした。
もし、これが現実であり、これが魅音やレナに知られたならば・・・その先は想像したくない。
「ったく、梨花ったら圭一さんに料理用のワイン飲ませるなんて何考えてるんですの!?」
「みぃ・・・」
聞き慣れたキンキン声と共に、圭一を心配そうに覗き込む梨花と沙都子の姿が目に映った。
「あ・・・しかも、俺、どうしたんだ?」
「・・・ボクが葡萄ジュースと間違えて渡したワインを、圭一が飲んで目を回して倒れたのです」
「そうか・・・」
圭一はあの白昼夢が夢と分かってようやく安心し、ほぉと息を付いた。
「あ、圭一さん、どうかしたんですの?」
「あ・・・いや、何でも無いんだ」
857丼兵衛:2005/11/23(水) 22:13:08 ID:4l2C3AQc
あの“夢”を思い出した圭一は咄嗟に股間を隠そうとしたが、流石に前屈みになった。
「圭一さん、一緒にご夕食でもどうです?今夜は奮発して“牛肉の赤ワイン風酒蒸し”ですのよ。
 ・・・そのお陰で、圭一さんがぶっ倒れた様なものですけど」
未成年の所帯でワインを使うとなれば、大体その様な用途でしか有り得ないだろう、
・・・と、圭一は自分自身に納得付けた。
あのワインだって、きっと村人からの貰い物に違いないだろう。
自分でそう納得付けながらも、何処か腑に落ちない点が脳裏を刺戟していた。

「そうか・・・どうしようかな」
「僕は圭一と一緒に汗をかいたので、一緒にお風呂に入りたいのです」
梨花はそう言うなり圭一の方を向いて、にぱ〜☆ と微笑んだ。
・・・まるで、あの出来事が夢では無かったとでも言いたげな笑みであった。
「ふ、風呂?!」
“夢”での梨花のあられもない姿を思い出した圭一は、再び前屈みの姿勢を取った。
「梨花ったらずるいですの!、私も圭一さんに背中流して貰うのですよ!」
「では、沙都子も一緒に入るのです。・・・圭一はとってもとっても優しいのです」
梨花は再び圭一の方を向いて にぱ〜☆ と満面の笑みを返してきた。

圭一は確信した、あれは夢などでは無かった。
・・・もう、逃げられない。

「お・・・俺で良ければ」
観念した圭一は、畳の上に敷かれた布団の上に座り込んだ。
「・・・それでは、準備に取り掛かるのですよ」
「・・・そうですわね!」

2人の少女はお互いの方に向き直ると、少女には似つかわしくない懈怠な笑みを浮かべた。

                                    [続?]
858名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 22:13:59 ID:llns63Ja
GJ
859丼兵衛:2005/11/23(水) 22:28:16 ID:4l2C3AQc
・・・フレデリカ(梨花)の勝負パンツは熊柄でしたとさ(爆

因みに、ボジョレーとモーゼルワイン飲みながら書いたので、
所々妙な点が散見されます(汗
追々修正致したいとは思いますが・・・。

お次で宜しければ、体操着&スク水姿の魅音をネタにしようかと思います。
勿論、今回も含めてエロ絵大歓迎でございます。
むしろ、それが目当てだったりしますが(爆
860名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 23:43:07 ID:w29rTKAa
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

もうちっとだけ続くんじゃよ(AAry


魅音期待age
861名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 23:22:25 ID:s+XBOyx8
>>860
後何年続ける気だw

>>859
GJ。フレデリカ様テラエロス。
862名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 01:54:36 ID:sXelxcPv
GJ
863名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 01:56:01 ID:WallPa0W
GJ
864名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 07:05:45 ID:YQrvpZiE
>>859
GJ

>>862
惜しいな…
865名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 12:45:26 ID:AeaiPo3A
GJよ。このロリコン。
866丼兵衛:2005/11/26(土) 19:41:34 ID:mLis1f37
スレ住人の皆様、黒梨花は如何だったでしょうか?

某HP様のネタに触発されたのと、スレの埋め草に丁度良い長さ(1エピソード・不定期)
という事で書いてみた「SIREN」+「ひぐらし」ネタ、『サイレンがなる頃に』です。
気分転換にお楽しみ下さい。
867丼兵衛:2005/11/26(土) 19:51:42 ID:mLis1f37
「サイレンがなる頃に」

・前原圭一 1983年6月22日 2時22分22秒 雛見沢ダム建設現場跡

「いて・・・、何が起こったんだよ、一体・・・」
圭一は、まだ痛む頭を抱えてよろよろと立ち上がった。

真夜中、突然村中に地響きと地鳴りが響き、慌てた住人は分校や古手神社や診療所に
避難し始めた。その時、ひぐらしの鳴き声が響き渡り、村人達は次々と倒れていった。
圭一は神社まで避難しようとしたが、川原で気を失っていたのだった。

(他のみんなは大丈夫かな?)
ふと、茂みの中から見慣れた影が歩み寄ってくるのを見つけた。
「あれ、魅音かな? 俺を探しに来たんじゃ・・・?」
「圭・・・ちゃぁぁん・・・」
安否を確かめるべく魅音に歩み寄ろうとしたが、近くまで来た圭一は足を止めた。
魅音の様子は明らかに奇妙であった。
肌は血の気が引いたように真っ青で、眼孔や鼻腔から赤い液体を流していた。

「おい・・・どうしたんだ、魅音・・・」
「けぇちゃぁぁぁん・・・鬼ごっこしましょぉぉぉ」
魅音は奇怪な笑い声を上げながら、肩掛け式のホルスターから“安物の玩具”を取り出し、
圭一にまっずく銃口を向けた。
圭一は初め、何かの冗談かと思ったが、すぐに冗談では気付いた。

向けられたそれは、玩具の水鉄砲などでは無く、本物の五四式自動拳銃
・・・密輸された中国製トカレフであった。
868丼兵衛:2005/11/26(土) 19:54:01 ID:mLis1f37
「うわ、うわぁぁぁぁぁぁ!!」
圭一は突然の事に腰を抜かしそうになりながらも、脱兎の如く駆け出した。
後ろから、トカレフを乱射しながら魅音が追いかけてくる。

「けぇちゃぁぁぁん、大人しく・・・出て・・・きなさい」

勿論、大人しく出てくれば即射殺である。焦った圭一は、粗大ゴミがうず高く積まれた
山の陰、冷蔵庫の陰に隠れ、必死に息を殺した。

「けぇちゃぁぁぁん・・・何処ぉ・・・げてげてげて!」

魅音は圭一が隠れた辺りまで来た…このままでは見つかるのは必至である。
(え〜い、どうにでもなれ!)
圭一は冷蔵庫の陰から飛び出すなり、ゴミ山のてっぺんまで登ると粗大ゴミを蹴り上げた。
たちまち、雑に積まれた粗大ゴミの山がバランスを乱して崩れ、魅音の頭上に降り注いだ。
不意を突かれた魅音はテレビに頭をぶつけ、そのまま動かなくなった。

「おい…、大丈夫か、魅音?」
流石に心配した圭一は、倒れた魅音の傍に近寄り、息を呑んだ。
・・・首がほぼ直角に曲がっていた。
(どうしよう…110番、いや119番か!?)
慌てふためく圭一は気付かなかった。ほぼ即死の状態に近かった魅音が、むくりと起き
上がって圭一の胸元にトカレフの銃口を向けたのだ。

「!!」

鈍い発射音と共に、胸を撃たれた圭一はそのまま川に転げ落ちていった。

「くけ、くけけけ、くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ!」

誰もいなくなったゴミ捨て場に、魅音の調子が外れた笑い声が木霊した。
869丼兵衛:2005/11/26(土) 20:02:44 ID:mLis1f37
<補足訂正>
圭一は初め、何かの冗談かと思ったが、すぐに冗談では無いと気付いた。

・・・「ひぐらし」の元ネタ作品という事もあって、あまり違和感が無いですね(汗
なお、「こんなシチュが読みたい!」という方はご希望を頂ければ幸いです。
870名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 20:08:00 ID:/oAgV6A/
おかぁさぁん、おかぁさぁん、あけてよぉ


GJ!!!
871名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 07:44:00 ID:gUQFhwjd
あっそ
872名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 06:25:52 ID:KcYuFpgF
今月のコンプエース、夏美は陵辱されたとしか見えないんだが
873名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 00:30:48 ID:6ServIZI
ああそう
874名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 15:38:56 ID:j6X00Z68
皆殺し編裏ジャケ ナース服鷹野さんキター━!!━━━━(゚∀゚)━━━━!!━━
875名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 17:22:40 ID:RTp7JEqb
赤坂の立ち絵は二の次か?




…ああ、ここはエロパロ板だもんな。悪い。
876名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 15:21:28 ID:uFUMNKgt
>>845
おまけの方に熱く燃えた俺は負け組だろうか
877名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 02:09:43 ID:niehSDbO
>>876
ひぐらしという作品を楽しみつくしてる。お前は間違い無く勝ち組。
878名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 20:05:34 ID:7eIOLyxA
なんか人がいない。
雛見沢大災害を生き残った圭一の気分。
879名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 01:46:25 ID:YnB3AeSx
特命捜査員只野赤坂
880名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 11:16:46 ID:3B9WiVGU
魅音の妄想投下するよー。あと少しで書ける。
881名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 11:24:58 ID:3B9WiVGU
「ただいまー。」
って。あれ、ばっちゃがいないや。
そういえば、今日は監督の所に定期診断だったっけ。
今日は部活もないし、退屈だな…。
今頃あの二人…ゴミ山で発掘作業中かぁー。
あの二人。レナと圭ちゃん。あんな誰も通らない所で二人っきり。
レナの事だから別に何もないと思うけどさ。
胸にモヤモヤした気持ちが溜まり出す。

…レナ、いいな。

昨日は部活だったから私も一緒だった。でも今日はレナが独占。
882名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 11:25:30 ID:3B9WiVGU
…圭ちゃん…
昨日の部活での出来事を思い出す。
バツゲームの結果私はスクール水着で圭ちゃんを膝枕していた。
メイド口調はなし。今は。
ちなみに沙都子はメイド服、梨花ちゃんは猫耳と尻尾。レナはブルマ姿。
圭一の独壇場だった。
圭ちゃんが出すバツゲームなら受けても楽しかった。
さっきから圭ちゃんが頭をごろごろするからももに当たって…
ちょっと嬉しいようなくすぐったいような…
いや、本当は気持ちいい。…恥ずかしいからとても態度に出せないけど。
「ちょっと圭ちゃんー?、あんまりおじさんの膝枕が気持ちいいからってあんまりごろごろしないでもらえるかなー」
「へっへっへ、魅音。注文はゲームに勝ってからにしてもらおうか!」
「っと、おらっしゃー!次のバツゲームは梨花ちゃんか!何してもらおうかなー」
「みー…」
梨花ちゃんにメイド口調が追加される。いいな、それ私もちょっと受けたいかも。
ごろごろ。圭ちゃんの頭が私の足に…。
883名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 11:26:01 ID:3B9WiVGU
昨日は楽しかったな。
そっと、手を自分の胸に当ててみる。
(…圭ちゃん)
あ、コレはやばいかも…。魅音はそっと布団の中に潜り込んだ。
目をつぶって昨日圭ちゃんの頭が触れた太ももの辺りをなでる。
「ふぁ…圭…ちゃん…」
圭ちゃんになら…何されたっていやじゃないよ。圭ちゃん。一緒にいたいな。
(何だよー、魅音。そんなに俺が好きか)
別に、圭ちゃんの事なんか好きじゃないよ。
(魅音もさ、カワイイ所あるよなー)
圭ちゃんの手が私の胸を触る。
気持ちいいよぉ。
指をアソコの中へ入れる。
そっと動かすと頭がぼうっとしてきて…もう止まらなかった。
圭ちゃんが私のそんな所をさわってる。
「あっ…ぁ…けいちゃ…んっ…」
(何、魅音気持ちよくなっちゃってるの?)
気持ちいいよぉ。圭ちゃん。
(困るなー。バツゲームだからさぁ。魅音には泣いてヒイヒイ言ってもらわなきゃな!)
にやーって笑う圭ちゃん。
アソコに入れていた指を二本にする。動きもさっきよりだいぶ大きくなってきた。
(魅音、入れるよ)
妄想の中ではいつの間にか二人っきりになっていた。
私は制服が半分脱がされてて。
あっ…圭ちゃんが私の中に入ってきた…!
「ああっ…あん…やだ、圭ちゃん!あん……」
自分の指がけいちゃんのアソコだったら。そう思うと快感が急に増してきた。
(ほら、魅音、気持ちいいって言えよ)
圭ちゃんの悪戯な笑顔。
「気持ちいいよ…圭ちゃん…もっとして…」
圭ちゃんの動きはもっと大きくなる。
「あん…ぁ…んんっ……あ……」
「圭ちゃんっ!好き…あん…好きだよぉ…」
(魅音…俺も…)
「イっちゃう…あ…あん…あぁっ!!」
体が小さく痙攣して柔らかな絶頂感でしばらく動けなかった。
圭ちゃん…いつか圭ちゃんとこんな事できたらいいな。
しばらくの間は部活で、だけど。
あ、そうだ、コスチューム追加しよう!

こうして後日、ロッカーの中にナースやエンジェルモートなど大量のバツゲームグッズが追加されましたとさ。
884名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 11:50:15 ID:mlp0hinE
エロスwwwwwwwwwwつーかこんな時間に何投下してんだwwwwwww
885名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 16:03:32 ID:sNHVlwXk
みぉーんゥ!ハァハァ(* ´Д`)=3
886名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 09:11:36 ID:hMLukaut
神だ…ありがとう!
887名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 11:31:42 ID:rBxw6k20
エロ過ぎるっ!
888881:2005/12/11(日) 02:38:29 ID:V6pQFaGS
きっと罵声ばっかりだろうなと思って今まで怖くて来れなかった。
>>884-887どうもありがとう。

もうすぐ皆殺しだね。また何か浮かんだら書いてみます。
今度はもっとエロシーンが長くなるように頑張ります。
889名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 15:53:12 ID:+CZudUXn
補修
890名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 17:09:03 ID:quZTLBuw
かつての神たちはどこへ…
891名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 23:01:17 ID:fF6b7Qm7
このスレの歴史についてまとめてみるか。そうすれば謎が解けグシャ
892名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 17:19:20 ID:/UDnTAen
>>891
歴史に触れる事はタブーだぞ。





オヤシロ様の怒りに触れてグシャドピュ
893名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 19:20:57 ID:bPSkgudo
>>790
「前は目標1があの母屋にすんでたんだよな? あそこに隠れているんじゃないのか?」
「どうだろうな。そこらの木々に紛れ込まれたらきついぞ」
「最悪、園崎本家や公由家に泊まっていたらお手上げだ」

まず、一番近い旧古手家の周囲を調べてみたが、まるで生活感が感じられない。はずれだった。
次に神社と祭具殿を回るが、これといった成果は上がらなかった。
そうこうしているうち、三人の増援がやって来た。
「おい、こっちだ」
「何だぁ? これだけか?」
同意見だった。暗闇の中をたった六人で探せと言うのか。
「こっちだって忙しいんだ、割ける人数はこれが限界だ」
「……分かったよ」
見張り役が舌打ちしながら渋々頷いた。
「で、どうだ?」
「この神社にはいない。これ以上、どこを探す? 手詰まりだ」
俺の台詞に増援たちが苦い顔になる。まあ、気持ちは分からないでもない。
「残り40分か……」
「目標2も見つからないのか?」
「ああ。両方いなくなるなんて聞いてなかったぞ」
目標1が逃亡しようとした場合、人質として利用したかったんだが…………?
「……どうした?」
「…………ああ、いや、誰かに見られているような気がした」
「何だと?」
「どこだ?」
俺が周囲を見回すと、他の五人もあちこちに視線を走らせた。
感じた視線は少ない。ひとつか、多くても二つ。古手梨花本人であればいいが……。
「いたぞ!」
「あそこだ!」
「む……」
増援の二人が指し示した方に、髪の長い小柄な人影が神社から出るためだろう、石段に向かって走っていくのが見えた。
おそらく古手梨花本人で間違いないだろう。
俺を含めた六人が一斉に駆け出した。
誰も彼も、石段を踏み外さないよう、小刻みに下りる。
梨花は馴れているのか、階段を二段跳ばしで駆け下りると俺たちを見上げる。
怪我の怖さを知らないガキだからできる技だ。学生時代と違い、運動量が著しく低下する社会人には到底真似できない。
「あのガキ、舐めやがって!」
連れの他二、三人には彼女の態度を余裕、そして挑発と感じたようだ。
距離が心持ち縮まったところで、彼女は再び走り出した。
次々と路上に出た俺たちも彼女を追う。石段と違い、上下の少ない平坦な道ならこっちに分がある。
子供と大人の歩幅では明らかに俺たちが有利だ。すぐに追いついて終わりだ。
894名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 19:24:21 ID:bPSkgudo
>>893
「……くそっ、何でだっ」
「おかしいぞっ」
確かに変だ。とっくに捕獲しているはずなのに、タバコ屋の前を通り過ぎた今ても、誰も少女に追いつけない。
このままでは、集落に入られてしまう。

「……どうしたものか」
呟いてはみるものの、お手上げだった。
周囲では、残る五人も似たような事態に陥っていた。
「ああ、糞っ!」
「外れねえっ」
……罵声を上げている者はまだいい。喋れなくなった者もいた。
……結果を言わせてもらう。
計画中止だ。
あの後、集落に向かうと思われていた梨花が学校として使われている営林署へと足を向けた。
民家は集落ほどではないにしろ、誰かに助けを求められたら逃げるしかなかったが、彼女は建物の裏手にある山へ駆け入った。
自ら人気のない場所を選ぶとは、とせせら笑った。
……誰か予想できるだろう、その山丸ごと、ベトコン顔負けの罠の宝庫だったことが。
全部とは言わないが、どれもこれも、一歩間違えばあの世逝きのデストラップ。
俺はかろうじてそれらを回避できたものの、怪我人続出。最後は一人、また一人と捕獲用の罠に引っかかっていった。
……よくもまあ、誰も死者がでなかったもんだ。
俺は四番目に捕らえられた。現在、右足首を縄で括られ逆さ吊りになっている。
……俺がガキだった頃、ここまでえげつなく、本格的な罠は仕掛けなかったよな。
……短時間での脱出が困難と判断し、どうでもいい事を思い出してながら、トランシーバーを取り出した。
案の定、B班にさんざん怒鳴られた。計画は延期となり、俺たちの所に回収班をよこしてくれることになった。
正直、ありがたい。
目標1の殺害に失敗した今、この雛見沢からの撤退が優先されることになった。
五人に内容を伝えると、各自待機することにした。
895名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 19:27:57 ID:bPSkgudo
>>894
ぺた
足音……!
ぺたぺたぺたぺた……
他の五人と距離をとりながら足音は俺に向かって近づいてくる。
「……こんばんはです」
「……ああ、こんばんは」
やがて俺の真上(真下か?)に来ると、小声でのん気な挨拶をした。どうやら俺以外には聞かれたくないらしい。俺は小声で挨拶を返した。
「単刀直入に聞きますです。どうしてわたしを殺そうとするのですか?」
……こいつ、明らかに俺たちの目的を知っている! どこから漏れた!?
「…………」
目標1こと古手梨花は俺を見たまま黙っている。
さて、どうしたものか。俺らを雇った連中は、もし雛見沢の住人に話したのを知ったら、俺をどうするのか? ぶっちゃけ殺されるんだろうが、……ただ今捕らわれの身だしなあ、黙秘権使えるといいんだが。
「何故、俺に訊く?」
「あなた達を観察していたけど、比較的冷静に話せる人っぽいからです」
……ふ、とんでもない餓鬼だ。侮っていた。こいつの知能、俺より上か……!?
「いいだろう。ただし、他の奴らに聞かれたら俺の身が危うい。ヒントだけ教えてやる」
「……全部は駄目なのですか?」
「駄目だ。ちなみにな、お前を殺すのはついでだ。目的はこの雛見沢の住人全てを、だ」
「……わたしが殺されるのは嫌ですが、それも嫌なのです。……で、どうして全員殺すのですか?」
「梨花ちゃんは探偵ドラマは好きかい?」
「好きですよ」
「推理も?」
「得意なのですよ」
「ふむ。……なら、問題だ。殺人事件が起きるのは何が原因だ?」
「…………怨恨と……お金、ですか?」
「大正解。……それがヒントだ」
……俺は何をやっているのだろう。ついさっきまで捕まえて殺そうとしていたのに。
下方から懐中電灯の光が見えた。罠に捕らえられた連れたちにも見えたのか、位置を知らせる声を上げ始めた。
「助けが来た。……行け、今夜は梨花ちゃんの勝ちだ」
「そうしますです。さよならなのですよ」
梨花はまだ訊きたそうだったが、ゆっくりと離れていく。
「ああ、そうだ、どうして梨花ちゃんは俺たちのこと知っていたみたいなのに、村人に助けを求めなかったんだ?」
「……みんなを巻き込みたくなかったからです。でも、次からは違いますですよ」
「覚悟しておくよ」
こうして、古手梨花は闇夜に消え、俺たちは助け出された。
896895:2005/12/19(月) 19:32:27 ID:bPSkgudo
今回はここまで。
897ななしさん@ピンキー:2005/12/20(火) 12:28:45 ID:zq/wS2rC
GJ!

いいなぁ、この作品。
素直に読んでいて面白いよ。
898名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 19:09:16 ID:JaCY0A8r
どうみてもオナニーです。
本当にありがとうございました
899名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 00:23:08 ID:ZXtz8c/I
圭一のオナニー
900名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 23:08:17 ID:f8o+/E03
保守
901名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 10:03:20 ID:V7J31rqV
過疎ですか?
902名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 15:03:28 ID:4UEYZO7n
過疎ですね
903名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 15:33:06 ID:RrSD0Ep5
900まできて保守とか過疎言われるこのスレに乾杯
904名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 15:36:12 ID:xpH9MFpf
皆殺しが出れば萌え分も補給されようさ

鬱サトコゥーや
相変わらずカワイソスな魅音
白黒梨花も見られるか
905895:2005/12/27(火) 22:06:32 ID:asd4CcG/
続き……というか、皆殺し編発売まで時間がないから過程をすっ飛ばしてエピローグの一部を投下します。
私なりに推理しましたが、お粗末な出来なのでご容赦を。
906名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 22:09:55 ID:asd4CcG/
>>895
……祭囃しの喧噪に耳を傾けている。
雛見沢連続怪死事件に終止符が打たれた後、以降の綿流しは急速に勢いを失っていった。オヤシロ様の祟りに遭わないよう、半ば脅迫観念にかられた自発的参加をしなくていいと知った後ではなおさらだった。
しかし、ここ近年は綿流しが盛んだ。事件のあったそれと比べられば劣ってしまうけれど。
その発端と言えるのはあの人だ。私はやらなくていいと言ったのに、あの人は強引に推し進めた。騒ぎをどこで知ったのやら、旧知の友たちも駆けつけて来てくれた。
……内、何人かは鬼籍に入ってしまったが、ここ数年会っていなかったことを考えれば、嬉しいこともまた事実。
もはや起きることも叶わなくなったこの身を横たえ、曾孫たちの舞をただただ静かに眺めている。
あの人は寝たきりの私の側に座り、微笑んでいた。
ようやくここまで来た。あの、長い、長い死の連鎖という呪縛から逃れること数十年、本当に長かった。
事件の五年目、私だけでは解決できないと知ってからはあらゆる可能性を試した。掛け替えのない友たちとの協力に始まり、最後は園崎家だけでなく、雛見沢全村民を巻き込んだ騒動へと発展した。
私は大事を好まなかったのだけれど、それによって事件に幕を下ろしてしまったのは素直に喜んだ。
907名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 22:13:50 ID:asd4CcG/
>>906
五年目の事件の犯人は雛見沢村民ではなかった。一年目から四年目までの事件に便乗して起こそうとしたものであること。
犯行は未遂に終わった。完遂では私たちはこの世に存在していなかっただろう。
犯行動機は復讐と金。
殺害対象は雛見沢全村民。
凶器は希塩酸と石灰と思われる物による化学反応で発生した、二酸化炭素と二酸化硫黄。どちらも人間にとって有害な毒ガスだ。
犯行場所は診療所と鬼ヶ淵沼の二ヶ所。
診療所地下に溜めておいた希塩酸に石灰と思われる物を放り込み、発生した毒ガスが気体自体の重みで集落に向かう予定だった。
鬼ヶ淵沼にも放り込み、ここで犯行が行われた……というよりも、火山活動による自然災害のせいにするつもりだったそうだ。
お魎や喜一郎など、生き字引に訊いてみたところ、過去に火山活動らしきものは鬼ヶ淵沼はおろか、雛見沢村で起きたという話は聞いたことがない、と口を揃えて言われた。
事件を起こす原因となったのはダム工事中止が全ての始まりだった。
本来、ダムが完成していれば手元に多額の金が転がり込んでくるはずだったが、工事が中止されたので、準備しておいた設備や機材が無駄になり、少なくない会社が潰れ、多くの人間が路頭に迷った。
ある者は職を失い、ある者は借金を背負い、ある者は一家離散し、ある者は首を吊った。
908名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 22:18:46 ID:asd4CcG/
>>907
そんな彼らの内、主犯の一人は一家が経営していた会社はかろうじて倒産を免れたものの、彼の母は体調を崩し他界した。父も病に倒れ妻の後を追うようにこの世を去った。
残された息子は社長となり、以前の水準になるよう再建に努力した。
その内、雛見沢に高速道路が通る計画が持ち上がっている噂を耳にした。もし、それが実現すれば、再建どころか更なる成長も可能だった。
しかし、不安がある。
園崎だ。
ダム工事と同じく反対運動を起こしたりしないだろうか。
もし、実行されたら、今度こそ会社がなくなる。

ある日のこと、男はとある居酒屋である話を耳にした。雛見沢にまつわる話。男も鹿骨市出身なのである程度は知っていたが、この話をしていた若い女はもっと詳しかった。
なんとなく興味を覚え、若い女に話しかけた。女は酔った男の絡みにも嫌悪することなく、それどころか喜々として数々の話をしてくれた。

「今年で三年目か」
「……何がだ?」
「オヤシロ様の祟り」
女の呟きにまたか、と男は眉を寄せた。正直、彼女の話は面白半分に聞いていただけで、維新後に廃れ、戦後に潰えた綿流しなどの凄惨な儀式にこだわる彼女の話題だけは好きになれなかった。
「……今年はまだ起きてない。決まったわけじゃないだろう?」
男は今まで言わなかった事をはっきりと口にした。一昨年と去年の殺人事件は偶然かたまたまだ。そんな都合よく、
「起きるわ」
……即答された。
909908:2005/12/27(火) 22:32:18 ID:asd4CcG/
今回はここまで。
本当はもう2レス投下したかったんだけど、構成間違えてたのに気づいた。
そこ修正してから残り投下します。
910名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 00:18:11 ID:ljKKKG8A
>>909
GJ

過疎杉age
911名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 07:54:48 ID:BG6CnrTd
>>910
まぁそのうち復活するさぁ・・・(´ー`)

誰か保管庫のウラルプリーズ(^^;;
912名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 22:49:17 ID:cG/Vs0Sc
>>908
その後、三年目の殺人事件が女の予想通り起きた。
ここまでくると、半信半疑だった男はオヤシロ様の祟りを信じざるをえなかった。
そのとき、ふと思いついた。
雛見沢の老人たちの間では、古手神社の娘がオヤシロ様の生まれ変わりだ、と信じられているらしい。
あの女はその娘が自然死でない、つまり殺された場合などに、オヤシロ様=仮にも神様=汚す→神の怒りを買い、災いをもたらす、ということになるのではないか、と言っていた。
仮にその娘が殺されたとして、……どんな災いが起きる?
もし、村人が全員死ねば、反対運動そのものがなくなり、邪魔者はいなくなる。工事ができる。
もしも、それが人間に可能な事なら。
男は奔走した。
興宮の図書館で山間部で起きる自然災害に、火山ガスが相応しいと判断する。
火山ガスの成分は生成しやすい二酸化炭素と硫化水素。人間に効果的に作用するのは二酸化炭素らしいこと。
手っ取り早く二酸化炭素の塊であるドライアイスを買おうかと考えた。
その為に、どのくらいの量が必要になるだろうか。村とはいえ、人家が散在し、高低差もある。
図書館の本ではビデオテープ2本(10*19*5.2cm)2kgで一時間辺り350g流出とあった。1立米辺り濃度20%もあれば人間にとって十分危険のようだ。
計画を行うには、村人が寝静まる夜間に実行するのが望ましい。
計算してみる。
仮に高さ6Mで1K四方、濃度20%で覆うには12000t、4t車に無理に積めば8t、積み卸し3人で3時間。…………ざっと1500台分必要となる。
……1500台!? 待った。そんな数でいっぺんに運べるか! 即座にばれる!
そもそも、ドライアイスはどこで手に入れることができるのか。
電話帳で探してみたところ、あっさりと見つかった。

富山(*)**ドライアイス

富山市**町*-*-*


男は迷うことなく電話をかける。
まさか業者に本来の目的を言うわけにはいかない。
913名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 22:52:40 ID:cG/Vs0Sc
>>912
「はい**ドライアイスです」
「もしもし、私、**と申しますが、物書きを生業としておりまして、ドライアイスについて詳しくお訊きしたいのですが、詳しい方を呼んでいただけませんか?」
「はあ、少々お待ち下さい」
二分ほどして初老の男性が出た。
「もしもし、電話代わりました」
男はもう一度、己を物書きと紹介し、本題持ち出した。
「実は今、推理小説を書いておりまして、犯行にドライアイスを使おうと思っているのですが、規模が大きいんです。村一つ丸ごとなんですよ」
「はあ」
「で、その村まで、ああ、山奥にあるんですけど、ドライアイスを運ぶのにトラックで運びたいんですよ」
「はあ」
「で、一度に何t運べますかね」
「……6t車が限界ですね」
「6t?」
……無理に積めば10tはいけるだろうか?
……いや、待て。
「それって、どのくらいの大きさなんですか?」
「ダンプくらいですね」
「……大きいですね」
「その村の道路の幅はどれくらいなんですか?」
……雛見沢に行ったことはあるが、それほど広くなかったことは覚えている。
「4Mくらいですかね」
「それじゃあ無理です。4t車が限界ですね」
「……そうですか……」
…………最低でも1500台必要なわけか。
夜間に運び込んで倉庫に保管。時期を見計らって雛見沢へ。
となると、倉庫に冷凍機が必要だ。
さぞや凄まじい電力量になることだろう。維持費が思いやられる。
「それでですね、そちらの富山から小説の舞台を予定している飛騨の山奥まで運ぶのに」
「うちじゃないですよ」
「かかる……はい?」
「うちじゃないです」
「……ええと、それって……」
「うちは『販売所』です」
「……製造していない?」
「してません。日本ではですね、それぞれブロックに分けられているんですよ。関東なら東京、近畿なら大阪、中部なら名古屋といった具合に」
「はい」
「ですから、うちに注文した場合、製造拠点の名古屋から運搬されるんです」
914名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 22:55:13 ID:cG/Vs0Sc
>>913
「ということは」
「ええ」
「お客が販売所に注文すると、中継して名古屋へ伝えられ」
「ええ」
「二酸化炭素をドライアイスに加工して運ばれる、と」
「違います」
「違う?」
「二酸化炭素はドライアイスから作られてません」
「え? じゃあ……」
「原料は液化炭酸ガスからです。海外から船で運ばれて、名古屋にある工場で加工されるんです」
「港に横付けして、工場に直接?」
「ええ」
「そういうことでしたか、ありがとうございます。それでですね、小説の舞台になる村を丸ごと包んでしまうほどの量が必要なんですよ」
「はあ」
「4t車、……保冷車ですよね?」
「はい」
「その保冷車で最低1500台分は必要なんですが」
「無理です」
「…………無理?」
「無理です」
「いや、今すぐ必要というわけではないんです。1日一台運んで」
「無理です」
「…………無理なの?」
「毎日4t車分のドライアイスは生産できません(作者注・昭和55年頃)」
「……なんてことだ。せっかくのアイデアが……」
「あのう」
「……何ですか」
「小説家ってそこまで調べなくちゃいけないんですか?」
「ええ。読者の中には感想の手紙に、現実のことを持ち出してきて、『ここがおかしい、あそこがおかしい』と指摘する方が少なからずいるんですよ」
「はああ……」
こうして、自称、物書きはドライアイスの使用を断念した。
915914:2005/12/30(金) 23:15:21 ID:cG/Vs0Sc
今回はここまで。
ちなみに、販売所と犯人との会話ですが、私が電話で確認したことをほぼ再現していますw
この会話したの、通話履歴調べたら10/26……時間たちすぎやんorz
ちなみに、実際の会話では相手に怪しまれて最後はろくな挨拶もせずに切られましたw
916名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 00:07:06 ID:bipgCLpv
wkwktktk
917名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 03:26:39 ID:3buOLLy3
>>915
妙な話になってきたがとりあえず今後に期待

それにしても、新キャラ出たな…
梨花×羽入で面白いものが書けそうだ
918名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 08:49:58 ID:5uqeZMug
( ゚Д゚ ) ハァ?
919915:2005/12/31(土) 09:24:50 ID:Nsm/gtyE
>>917
羽入? ……あ、新作の皆殺し編に出る方?
予約してなかったんで買えませんでしたorz
というか、羽入って何て読むの? はねいり? うにゅう?
920919:2005/12/31(土) 14:38:02 ID:Nsm/gtyE
今、とらのあなで皆殺し編買えました。
運が良かった。
921名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 05:23:39 ID:+f4KkzFD
あーはにゅーとおまんこしてー
922名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 10:50:01 ID:RR99ff/l
「...新婚の夫婦の閨にまで入り込むものじゃないわ...悪趣味よ、羽入。」
圭一に聞こえないような小声で私は羽入をたしなめる。気配を消していても
近くにいるのは分かっているのだ。
「あぅあぅあぅ.......」
案の定、困惑したようなあぅあぅが聞こえてきた...
はぁ、と私は小さく溜め息をつく。
「第一あんた、男女の夜の営みなんて、これまでにいくらでも見てきたでしょう。
 あなたは他の人には見えないのだから。」
「あぅあぅ...ち、違うのです。そ、その、梨花を依代にしてる僕が
 梨花と味覚を共有するのは知っているはずです...だから」
「....まさか...!」
「はい、そうなのです。性感も共有してしまうのですよ...梨花が自慰を覚えて
 からはそ」
「やめてちょうだい!」
「あぅあぅ...。あの、それで、依代が性行為を行なうのは180年ぶりで」
「...。」
923名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 11:00:30 ID:RR99ff/l
今回一番萌えたのはたかのん羞恥プレイでもみみみみ閣下でも
羽入たんでもなく、


「はじめましてなのです。圭一のにゃーにゃーをしてます梨花なのです。」
924名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 11:44:02 ID:RR99ff/l
>>1のにゃーにゃーなのです。
このたびは、圭>>1がこのようなスレッドを立ててしまい、
皆様には大変ご迷惑をおかけしているのです。
深くお詫び申し上げるのです。
>>1は幼い頃に幼女をガス銃で銃撃し、転校してきたものの
雛見沢症候群で猜疑心の塊になってしまったのです。
そのせいか、鬼隠し編では祟りにあっていたのです。
ゲームの主人公だというのに、恋人はおろかフラグ
さえも立たないようで、大変心配しておりましたが、
罪滅し編以来、圭>>1もついに覚醒したようなのです。
「別世界の記憶でね、魅音のおはぎがさあ...」
と、とても楽しそうに昼食の時に話してくれるのです。
どうぞ皆様、圭>>1を暖かく迎えてやってくださいです。
出口無き惨劇の迷路を、壁ごとぶち破れる存在なのです。
よろしくお願い申し上げるのです。。
925名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 20:37:08 ID:TD/KD6yE
皆殺し編やってから圭一×梨花が俺の中で天井知らずの上がりっぷり。
926名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 22:44:35 ID:iawiqUHB
あれでもしハッピーエンドだったら梨花は間違いなく圭一にベッタリになってる
927名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 09:02:33 ID:/HMsh8Rr
928名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 11:20:11 ID:5OBP5ue9

『もっと沙都子を』

             ゲーテ

929名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 15:06:42 ID:JicomPJm
圭一×梨花は萌えた
「圭一は運命なんて金魚掬いの網より簡単に破って見せると言ってくれた....
 だから、圭一の口から、諦めるなんて悲しい言葉が出てくるなんて、信じない....
 お願い、圭一...助けて....沙都子を....。」
930名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 13:24:44 ID:rfBexgyy
確かに今回の圭一かなりありえない程カッコよかったからな。
俺の中で3×3EYESの八雲に匹敵する主人公っぷりだった。
実際、梨花ちゃま作中通しで圭一萌えだったし。
931名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 20:53:31 ID:gOff3NcL
罪滅し編での滅菌作戦、レナは興宮署に移送されていたからいないけれど、
家の近い魅音と圭一、避難所に集められたときも必死に抵抗したんじゃないかな
(沙都子は梨花と一緒にあぼーんされたと思う)

死を前に圭一への想いを告白する魅音キボン
932名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 22:33:02 ID:B2g6d89F
>>915
は凄いのです。
ここに書き込むだけの行動に色々な所に情報収集もしてくれているのですよ。
>>915に拍手なのですよ。にぱ〜☆パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
933名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 01:50:32 ID:4OYc3KfD
ちょwwwNHKwww
934名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 16:48:04 ID:Ouci0n9l
俺ん所のNHKは高校の地学ってのをやってた・・・orz
935名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 18:07:13 ID:4gCW+YUe
>>934
それはNHK教育だ

俺といっしょだな…OTL
936名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 21:19:16 ID:Ouci0n9l
>>935
仲間よ!!!!!
俺達はあれを二度と見ることはかなわないのか!!!!!
・・・と言ってみるorz
937名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 23:33:52 ID:Dm4QQ2rC
何だ?
NHKで何かあったのか?
938名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 23:39:43 ID:IZmvz5GV
ピコピコポンが最終回だったんだって
939名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 00:11:12 ID:RU45N8p1
何だそれはw
まぁ、見れなかった人がorzしてるくらいだから面白かったのだろう…
940名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 01:27:02 ID:4/2/grX+
竜騎士07氏が出てたのよ<NHK秋葉原特番
941名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 01:43:05 ID:cnZlg6+l
俺鹿児島なんだけどやらんかなぁ・・・orz
942名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 02:00:14 ID:oIhWq+7n
誰か録画したのを流してくれないものか…
943915:2006/01/06(金) 11:37:49 ID:YT4l4PsC
>>932
あ、どうもありがとうございます。
続き書くのにネタ集めしなければいけないので、しばらく投下できません。
944名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 13:20:08 ID:4/2/grX+
http://warking-touhou.hp.infoseek.co.jp/higurasi.html

こことかか?
他にもありそうだが、まぁぐぐれ。
945名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 21:54:57 ID:WHy7wxz2
そろそろ次スレ立てる時期だけどタイトルに〜編って入れるのはどうかな?
946名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 10:46:44 ID:kkAT3piB
いや、次立てるのは990くらいでいいとおも。

「〇ループ目」とかでもアリかな?
947 ◆orz...yrbU :2006/01/07(土) 21:58:13 ID:s6wwtMc/
萌え殺し編弐ループ目
948 ◆orz...yrbU :2006/01/07(土) 21:58:58 ID:s6wwtMc/
なんちゃって(;´ー`)
949名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 23:09:26 ID:6rcjW8ni
34になら綿流されてもいい
950名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 23:16:11 ID:9YMWk/Ww
K1がオットセイさんを文字通り”お持ち帰り”されるエログロきぼん
951腹黒屋丼兵衛:2006/01/07(土) 23:27:37 ID:dv3I5Bjb
スレ住民の皆様、今晩わ。
スレの埋め草に「サイレンのなる頃に」第二段を投下致します。
952腹黒屋丼兵衛:2006/01/07(土) 23:30:36 ID:dv3I5Bjb
・竜宮レナ 1983年6月23日 19時07分04秒 営林署倉庫

「沙都子、逃げて!」
レナは鉈を構え、鬼達に向き直った。

カナ・・・カナ・・・カナ・・・カナ・・・。

又しても、あのひぐらしの鳴き声が木霊した。
「うぐっ…」
ひぐらしの鳴き声と共に、割れる様な頭痛がレナを襲った。
その間にも、復活した鬼達は起き上がると、レナを取り囲む様に迫ってきた。
レナはじりじりと後ずさりしていると、靴の踵がポリタンクにぶつかった。
ポリタンクにはガソリンがたっぷり詰まっている様だ。
レナは頭痛で動きが上手く取れなかったが、倒して中身をこぼした。
ポケットを探ると、富竹のジッポーに火を付けた。
「私の仲間には・・・絶対に・・・触れさせない!」
レナは意を決すると、ジッポーをガソリン溜まりに投げ入れた・・・。

ようやく逃げ切り、肩で息をしていた沙都子の背後に、遠くから爆発音が響いてきた。
「レナレナぁ!!・・・」
沙都子は腕で顔を拭うと、廃屋の一つに入り、押入れに身を隠した。
953腹黒屋丼兵衛:2006/01/07(土) 23:32:38 ID:dv3I5Bjb
・北条沙都子 1983年6月23日 6時31分51秒 

沙都子は、押し入れの中で目を覚ました。
疲れ切っていたので、隠れたまま寝入っていた様だ。
(レナ・・・大丈夫かな・・・)

ふと、外の方から沙都子の名前を呼ぶ声が聞こえた。
(レナ?)
耳を澄まして聞いてみると、確かにレナの声だ。
レナの事だ、きっと群がる鬼共を叩きのめしてここに来たのだろう。
そう思った沙都子は、押入れの戸を用心しながら開けると、玄関まで駆けて戸を開けた。
「レナレナ・・・!?」
・・・沙都子の希望は絶望に変わった。

レナは確かにそこに居た。薄ら笑いを浮かべ、片手に鉈を持って立っていた。
爆発で半分焼けた髪から覗く顔は青白く、瞳から流れる赤い涙は白い服を赤く染めていた。
「さ・・・とこちゃん・・・、迎えに・・・来たよ・・・、あは・・・あはははは・・・」
「い・・・嫌ぁぁ!!」

沙都子は泣き叫びながら、必死に駆け出した。
954名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 00:45:11 ID:njwTpt/f
うん。
955名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 18:07:39 ID:st+EAyMv
アンタ色んな所で見かけるが、クロスものが好きなのか?
956名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 18:44:18 ID:4rKeiqe4
「りっ、梨花ぁぁ〜ッ!!たっ、大変ですわーッ!!」
「....落ち着くのですよ、沙都子。どうしたのですか。」
「す、すごい量のち、け、血尿?が....どうしましょう、きっと監督の仰ってた
雛見沢症候群なんですわー!!ふぇぇん...うわぁぁぁぁぁあんッ!!」

ん...?成長期の女の子の血....ってことは。
「梨花...きっと沙都子は...あぅあぅ、しょ、初潮なのですよ」
「....。」
おのれ、沙都子...。私と肉体年齢は変わらないのに相変わらず発育がいい。
しかし100年の魔女たるこの私も、情報過疎の雛見沢で身寄りもない暮らしを
してきたので、詳しい対処の仕方を知らない...。

仕方ない。明日レナにでも相談するか....。
狂喜して世話を焼くレナの姿が今から見えるようだ。
「さささ沙都子ちゃんが〜♪つっ、月の、ツキノワグマ〜♪はぅ〜今日はお赤飯だよぅ〜」
957丼兵衛:2006/01/09(月) 01:09:56 ID:DSaRk03J
>>955
該当するスレは一箇所しかないぞw

>>丼兵衛
どうせならこっちに来ない? あんな奴等ほっといてさw
以前予告したスク水魅音キボンヌ
958腹黒屋丼兵衛:2006/01/10(火) 00:32:34 ID:6tbv9byq
スレ住人の皆様、今晩は。
以前予告していた「魅音×圭一」が完成致しましたので投下致します。
959腹黒屋丼兵衛:2006/01/10(火) 00:35:12 ID:6tbv9byq
「とある日の罰ゲーム」

雛見沢分校の明日の体育は初の水泳、つまりはプール開きである。
分校は営林署の建物を間借りしている関係で、水泳の授業には村営のプールを借りる。
プールは露天式で一年を通して半年以上もほったらかしにされているので、苔やら藻やら
緑色の水面と化している。
という訳で、大掛かりな掃除が必要だった・・・想像通り、時間も手間もかかる重労働なのだ。

今日の部活は「ブラックジャック」・・・当然、負け組の罰ゲームはプール掃除である。
結局、出たとこ勝負に弱い魅音と俺は同率ビリの大敗を喫した。
勝負に勝った沙都子は
「お二人さん、これから大変ですわね〜」
と冷やかしていた。
・・・その横では、梨花とレナが顔に笑みを張り付けたまま、沙都子の頭を撫でていた。
感の鋭い梨花とレナの事だ、きっと俺達の企みを見破ってるに違いない。
「沙都子ちゃん、子供らしくてかぁいいよ」
「沙都子ももう少しオトナになれば分かるのですよ。かわいそかわいそなのです」
「な・・・、一体何なんですのぉ〜」
梨花に突然頭を撫でられた沙都子は困惑していたが、梨花に半端強引に手を引かれる格好
で早々と教室から退散した。
「さて・・・圭ちゃん、さっさと水着に着替えよ!」
魅音は体操着袋を持つと、しれっとした顔で圭一の方を向いた。
・・・口元は半円状に歪んでいた。

もうお分かりであろう。
魅音は“お楽しみ”の為に、わざと負ける種目をお膳立てしたのだ。
960腹黒屋丼兵衛:2006/01/10(火) 00:38:15 ID:6tbv9byq
放課後、村営プール場では・・・。
かつては緑色の苔に覆われていたプールの底も、デッキブラシで磨かれて水色に塗装
されたペンキの地を現していた。
そして、プールサイドには苔の付いたデッキブラシが2つ、無造作に放り出されていた。

「ん・・・ふぅ・・・う・・・」
シャワー室では、スクール水着姿の魅音が短パン姿の圭一の唇を貪っていた。
感じているのか、魅音の胸元は突起が2つ突き出していた。
圭一の方も、紺の布地の見事な三角テントを突き立てている。
お互いにサポーターも胸パットも外してきたのである。
「こっちも可愛がってやるよ」
スクール水着の紺のナイロン生地越しに、魅音の双丘を力強く揉み上げた。
たっぷりとした双丘だけに、圭一の掌では包み切れない程のボリュームを誇っていた。
更に、圭一の手が魅音の水着の裾をめくると、桜色の蕾がツンと突き立った大きな乳房が
“ぽよん”というアニメの擬音が聞こえてきそうな位の勢いで飛び出した。
(やっぱ、魅音のはデカイな・・・)
すかさず、圭一はむき出しの乳房の片方にむしゃぶりついた。
「圭ちゃん・・・もっと・・・歯を立てて・・・」
魅音も更なる快感を貪るべく、更に圭一を挑発した。
(うおおお、クールになれ・・・ない!)
理性が半分すっとんだ圭一は、魅音を跪かせるなり剛直をたっぷりとした双丘に挟んだ。
魅音の双丘は、若さ故か大きい割に弾力があった。
魅音は、自らの腕で双丘を締め付け、更に剛直を圧迫した。
(うおおおお、アソコ並の締め付けだぜ・・・)
秘所並の締め付けに、剛直は魅音の胸元と顔に白濁液を吹き付けた。
「ん・・・、圭ちゃんのミルク・・・、おいひいよ」
魅音は自らの双丘を押し上げ、白濁液を舐めていた。
挟まれたままの圭一の剛直も、魅音の舌でちろちろと嘗め回された。
先端の裏側を舐めると、先端を丸ごとぱくりと覆い込み、残った白濁液を吸い上げた。
「魅音・・・、そんな舌使い、何処で覚えたんだ・・・?」
「『洗濯屋ケンちゃん』を観て・・・」
どうやら、婆っちゃことお魎が床の練習教材としている様だ
・・・恐るべし、園崎家。
961腹黒屋丼兵衛:2006/01/10(火) 00:39:32 ID:6tbv9byq
愛液でぬるぬると濡れた当て布をまくると、程よい具合にほぐされた秘貝が露となった。
粘つく愛液がとろりと垂れた秘所の様子に、圭一の剛直は再び元気を取り戻した。
「圭ちゃん、来て・・・」
「・・・行くぜ」
圭一は大きく息を吐くと、魅音の腰を掴んで自らの腰を打ちつけた。

「あぁ!!」
「うぉ!!」

程よくほぐされた魅音の秘所は、圭一の剛直をすんなりと受け入れた。
だが、圭一にとってこれからが大変であった。

「ぬおお・・・、魅音、すげぇよ・・・」
「圭ちゃんのも・・・、固くて・・・イィ・・・」

魅音の双丘以上の秘所の締め付けに、圭一は逆に責め立てられつつあった。
962腹黒屋丼兵衛:2006/01/10(火) 00:42:31 ID:6tbv9byq
「あぅ・・・、圭ちゃん・・・もっと奥に来てよぉ!」
「魅音っ・・・行くぜぇ!」
圭一が魅音の求めに応じ、体勢を直すと更に深く魅音の腰に打ち付ける。
腰を打ち付ける度に、ぱんぱんと子気味良い音が狭いシャワー室に木霊した。
「あぁ・・・あああ!!」
「うぁ!!」
「あぁ、圭ちゃん、圭ちゃん!」
「みおん・・・、うおおおおおおおおお!!」
2人の絶叫と共に、紺色のスクール水着の生地に白い斑点が飛び散った。

「圭ちゃん、水着がぐちゃぐちゃになっちゃったね・・・」
2人は素っ裸になって、シャワーに当てながら粘液や白濁液に塗れた水着を洗っていた。
「あぁくそ・・・、蛋白質だからお湯をかけると固まるんだな」
シャワーを湯にして洗い流そうとしたが、却って逆効果となった。
水着にこびり付いた汚れは簡単に落ちそうに無い様だった。

「俺の家で洗濯すればいいさ。丁度、俺のお袋も親父も出張中で俺だけなんだ」
「じゃあさ、一緒に・・・圭ちゃん家のお風呂に入って、背中流しっこしない?」
「・・・いいな」

2人の唇が、湯気の立つシャワーの中で重なり、1つとなった。
963腹黒屋丼兵衛:2006/01/10(火) 00:47:18 ID:6tbv9byq
                  *
翌日の放課後、教室ではいつもの5人組が雑談していた。
当然ながら、話題はプールの事になった。

「圭一達のお陰で、綺麗なプールで泳げましたですね」
「とってもとっても綺麗だったよ!」
元気に騒いでいる仲間達の横では、ぐったりとした表情の圭一と魅音が机に座っていた。

「・・・とっても疲れた」
「・・・うん」
・・・何故か、2人はとても疲れ、おまけに目の下には隈が出来ていた。

「魅ぃと圭一だけのお掃除だと、とってもとっても疲れるのです、にぱ〜☆」
「大変そうだから、今度は私もお掃除を手伝おうかな・・・かな?」
梨花とレナは、魅音と圭一が“掃除”と称して、実は何をやっていたか知っておきながら、
こういう事を口にしてきた・・・大したタマである。
案の定、芝居や誤魔化しが大根役者並の魅音は、顔を真っ赤にして慌てた。
「いいい・・・いいよ!、第一、教室の掃除なんて独りで出来るでしょ!?」
更に突っ込めば、魅音の頭から湯気が ぽん! と立ちそうな勢いである。
「魅音さん、何で顔が赤くなってるんですの?」
只一人、状況が理解出来ない沙都子は魅音の顔を訝しげに見つめた。
「沙都子、これ以上魅ぃをいぢめるとかわいそかわいそなのですよ」
梨花がにぱ〜☆、と微笑みながら、沙都子の頭を撫でた。
「あぁもう!、何でマズイんですの〜!」

初夏の、ある快晴の日の出来事であった。
                          [完?]
964腹黒屋丼兵衛:2006/01/10(火) 00:52:03 ID:6tbv9byq
・・・果たして、圭一は魅音の刺青を拝めたのでしょうか?
これはこれでネタになりそうな・・・。

しかし、>957の偽者さん(恐らく某所の方)、当方に化けて一体何を
やろうとしたのでしょうか?
・・・謎です。
(まぁ、スルーすれば良いだけなのでしょうが・・・)
965名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 01:27:12 ID:128v+8Fj
うわーGJです。
シャワー室ってのが萌えるし
前後の仲間達との会話も面白い!
966名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 08:40:21 ID:tWcxUc0o
1.雛見沢出身だということが近隣にばれて、夏美が近所のおやじ達に襲われる
2.雛見沢出身だということが学校にばれて、夏美が男子生徒達に襲われる
3・暁に若い欲望のままに夏美が襲われる
4.その他

こんな鬼曝し編キボン
967名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 21:13:19 ID:dpHrowbR
腹黒屋井兵衛さんおつかれさまです(o^_^o)
でも脈絡なくHに突入したのでびっくりしました(^^;;
968名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 17:08:34 ID:tydrJSk5
気になるのが、村営プールレベルの施設で
昭和58年にお湯の出るシャワーがあったのかどうか。(汗
969名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 17:54:55 ID:Q2MdJE8m
なぁに、オヤシロ様の力で(ry

そろそろ次スレの時期ですね
970あさひ:2006/01/12(木) 19:06:20 ID:Errm85Hb
ななな!!
971名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 14:09:30 ID:4Eu+bLhH
次スレは誰が立てるのかな、かな?
972名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 16:53:10 ID:gpFx0rKF
>>975次スレよろ
973名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 00:30:54 ID:9M3Jyv+v
次スレカモ〜ン(o`∀´o)
974名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 19:02:24 ID:dwvjpMuZ
次か
975名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 02:52:38 ID:oExf71bN
>>800ヨロスク(*´∀`)
976名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 02:53:43 ID:oExf71bN
>>980の間違いだった・・・orz
頭がぼ〜っとする(´・ω・)
977名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 13:53:58 ID:XlBAJL9d
977
978名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 19:37:58 ID:9eAXu33J
ひぐらしりとり!

「おやしろさま」
979名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 19:44:46 ID:csqM4TxU
「まんまん」
980名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 01:26:02 ID:nIQdY4oO
↑ワロタw

さて、今日が終わる頃にでもスレ立てしとく。

↓テンプレ&タイトルよろ
981名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 02:44:52 ID:8bK4MyGl
前スレ 

【ひぐらしのなく頃に】 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125638235/

まとめサイト

【エロパロ板「ひぐらしのなく頃に」保管庫】
ttp://custody.hp.infoseek.co.jp/when_they_cry.html


>>980 ヨロ
他にリンク等あったっけ

エロパロ板は気楽にSS書けるのがいいよな 別にエロなくても怒られないし
982名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 15:40:27 ID:nIQdY4oO
>>981
thx
983名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 20:16:18 ID:xcp8HKe5
新スレ立てた
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1137410049/l50

名前欄ミスったけど気にしないでくれ。
984名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 20:22:00 ID:tXW0baOo
>>983
985名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 22:20:10 ID:HNCsCswW
>>983
乙カレー先生
986名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 01:25:32 ID:spKjv4Ku
987名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 01:27:54 ID:rJRia5gr
うめ
988982:2006/01/17(火) 17:20:38 ID:X+2gapt/
テンプレの前スレ間違ったオルズ
989988:2006/01/17(火) 17:21:26 ID:X+2gapt/
しかも↑981だった⊂⌒~⊃。Д。)⊃ もうだめだ俺
990名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 18:31:33 ID:Z2qKtC5p
どぅのっとまいんど

うめ
991名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 11:23:12 ID:0Jf/ngwB
くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ
992名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 16:26:26 ID:nCUThtL/
1000取り合戦、
    いくぞゴルァ!!
  \∧_ヘ
   /\〇ノゝ∩
""" /ニ√゚Д゚)/
  /三/|゚U゚|\ """
  U(:::::)
""" //三/|三|\"""
   ∪ ∪
 """    """
  \オーーーーーッ!!/ ""
"" ∧_∧∧_∧∧_∧
 (   )  (   )
"∧_∧∧_∧∧_∧_∧
(   )  (   ) )
993名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 16:28:47 ID:aP3m975+
994名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 23:03:19 ID:xjwV7S9Y
うめ
ついでに>>993は精神時ブラクラ?
10分以内にこのurl貼り付けなければ・・・な感じのやつ
995名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 03:03:33 ID:sPYwpfZu
>>993
怖いって(笑)
揺れてる揺れてる(・∀・)
996名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 04:40:12 ID:DAsPFm79
997名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 08:42:52 ID:9FW6TpCc
ツミ子かわいい
998名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 10:49:55 ID:oVgs0BSF
999名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 11:32:02 ID:RKDCrFOj
999
1000名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 11:38:14 ID:dTYA2NeP
10011001
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。