【許嫁】和風美少女でエロパロ【家元】

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1名無しさん@ピンキー
和風美少女で、エロパロスレです。
和風美少女を、メインヒロインとする小説、SS、情報、なんでも募集中です。

シチュエーション、和風美少女以外の人物設定はなんでもOKです。
とにかく、和風美少女をメインとする恋愛を扱った作品をお願いします。

SMなどとの親和性も高そうですが、人を選ぶ可能性があるので愛のない場合は警告をして投下したほうが無難だと思います。

GJなSSには素直にGJと言いましょう。職人さんたちのやる気の糧になります
そしてみなさん、和の心を大切に
2名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 00:32:17 ID:HN5Ui0R0

しばらくは、即死回避、人呼びのためにage進行でお願いします。
十分、人が集まってきたらsage進行でお願いします。

エロゲ板
和服総合スレ 壱人目の大和撫子
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1091719851/l50

近い属性のスレ
【俺の】結婚&新婚萌えスレッド【嫁!】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1149503791/l50
3名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 18:59:25 ID:SxAgnx+t
age
4名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 22:20:30 ID:SxAgnx+t
保守
5名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 13:40:57 ID:GKsDSjnP
保守
6名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 17:20:39 ID:UiK4zoAD
保守
7名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 18:34:27 ID:FWc7/3Sw
着物の種類ってよく解からん
誰か詳しい人、解説plz
8名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 20:08:36 ID:Qt7paEhF
1 種類

 小袖 こそで
古くは礼装の大袖の下に着用した、小さい袖の衣服で、きものの祖型。安土桃山時代には男女ともに上着として着るようになった、江戸時代を経て日本独自の衣服として定着し、現在ではきものとよばれている。
 振袖 ふりそで
未婚の女性が着る礼装用の袖丈の長いきもの。
 留袖 とめそで
既婚女性の正式礼装で、無地裾模様・染抜きの五つ紋付である。
 襦袢 じゅばん
和服用の下着。長襦袢・半襦袢・肌襦袢などがある。
 行灯袴 あんどんばかま
袴の一種で、形が丸行灯(あんどん)に似ている襠(まち)のないスカート状の袴。襠のある馬乗り袴に対する語。明治時代の中ごろから女学生が着用し、後、男子も着用するようになった。袋袴。
 馬乗り袴 うまのりばかま
馬に乗る時に便利なように仕立ててある袴。マチの有る袴。(巫女さんの緋袴はこちらが多いようです)
 単 ひとえ
袷に対する語で、裏をつけず単仕立てにした衣類の総称。
 緋袴  ひのはかま
紅袴ともいう、女官が用いた深紅色の長袴のこと。
 呉服  ごふく
もともとは、中国華南の呉の国から来た職工を呉服といったが、その後、中国渡来の織物の総称となり、さらに絹織物全体を指すようになった。
 喪服 もふく
本来は喪中に着る服のことだが、現在は葬儀用の礼装となっている。
 紋付 もんつき
紋をつけた、礼装用として用いられるきものや羽織のこと。
 着流し きながし
男性の羽織や袴をつけない姿をいう。
 角袖 かくそで
丸みのない四角の袖形の、男物のコート。(刑事が着た事からデカの語源となったやつですね)
9名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 20:09:38 ID:Qt7paEhF
2 生地

 更紗 さらさ
南蛮から渡来した模様染めの綿布で、草花模様や幾何学模様を、総柄で捺染したものの総称。
 紗 しゃ
緯糸一本打ち込むごとに、二本の経糸を交差させた織物である。盛夏用の着尺地・羽尺地として、用いられる。
 反物 たんもの
大人用の和服一着分の用布を一反というが、この一反に仕上げてある布のこと。
 縮緬 ちりめん
緯糸に縮緬緯といわれる強撚糸を用いて、これを右撚りと左撚りの交互に織り込み、製織後に温湯の中で揉みながら糊を抜くと、撚りが戻ろうとする力が発生して、右撚りの糸は左、左撚りの糸は右に分かれて、表面にしぼが現れる布のこと。(黄門様の家業?)
 紬 つむぎ
経糸、緯糸とも真綿から手紡ぎした紬糸を用い、居坐機や高機などの手織機で念入りに織り上げた、平織の絹織物。
能率の低い手織機での製織のため長時間を要し、従って価格が高い着尺地。結城紬、信州紬など、産地名をつけてよばれているものが多い。
外見は素朴で独特の風合いがあり、軽くて丈夫で、趣味性が高く、外出着やおしゃれ着として広く用いられている。無地ものもあるが、柄は絣や格子、縞が主。
 錦 にしき
技法上の区別により経錦(たてにしき)と緯錦(ぬきにしき)がある、何色もの色糸を使って美しい文様を織り出した織物の総称。

3 模様

 絣 かすり
糸の染まった部分と、染まっていない部分とで模様を現す方法。あるいは、その織物のこと。
 矢絣・矢飛白 やがすり
矢羽根絣、矢筈(やはず)絣ともいう、弓の矢羽根に似ている絣柄。(女学生といえばこれですね)
 蜻蛉絣 とんぼがすり
とんぼの姿を絣文様で現した絣柄。小さいとんぼを布地全体に詰めたものが多い。 (子供の浴衣によくあるやつですね)
 友禅染め ゆうぜんぞめ
宮崎友禅斎が創始したと伝えられる染色法で、色彩的な染模様である。
10名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 20:45:54 ID:Qt7paEhF
着付け
http://g-iseya.jp/kituke/kituke.htm
写真付きで分かりやすい、当然のことだが脱がす手順ではない

浴衣の着付け
http://yukatalism.com/html/ktkv2_index.html
手軽で分かりやすい

男の着物
http://www.kimono-taizen.com/
和風美少女のお相手にどうぞ
11名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 20:54:30 ID:LnqA/gE9
和服って言ったら冬目ねぇさんが描いた羊のうたが最高
12名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 21:15:57 ID:Qt7paEhF
「ときどきシュガー」 芳生
「腐り姫」 蔵女
「狭間の月」 月乃
「真・瑠璃色の雪」
「顔のない月」 水菜 由利子
「プルミエール」
「神樹の館」
「僕と、僕らの夏」
「夏色小町」
「蝶ノ夢」
「巫女舞」

エロゲ情報、このスレ的には芳生が一番のお勧めなのでは?
13名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 23:08:54 ID:l81aNnGM
妻しぼりの雪絵さんもいいよ
14名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 23:22:46 ID:cYmNa3gI
神スレ
15名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 18:48:58 ID:G3RQnWKV
定期保守

職人がいないのが致命的だな。

vipみたいな台本方式とか単発ネタとかあらすじとか設定とかがあったら起爆剤になるかもしれんね。
16名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 18:56:47 ID:yYek/hMO
>>13
妻しぼりの咲良もいいよ
最後の喪服でアオカン中出しは萌えた
やっぱ和服が似合うね
17名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 11:38:42 ID:HRWyJc4y
保守
18名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 16:08:28 ID:gDOsfvlT
保守
19名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 21:08:36 ID:gDOsfvlT
保守


エロパロ板ってどのくらいのペースで保守すれば落ちんのでしょうか?
20名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 21:12:38 ID:OGj7UVG1
一ヶ月放置でも落ちないと思う。
っと、イマイチどんなもん書けばいいのか分からんな……
21名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 21:29:07 ID:gDOsfvlT
>>20
サンクス
vipから北からペース分からんかった。ビクビクしながら一日一保守くらいでやってたわ。


>>っと、イマイチどんなもん書けばいいのか分からんな……
大和撫子とかそんな感じの話で良いかと

1の想定したものがなんなのか分からんが、和服に拘る事はないとおも。和服は絵ならありだが、文はむずい。

茶道部の先輩とか良家のお嬢様で大和撫子な感じの性格とか、スレタイにある、許嫁、家元(お花とか?)みたいな感じの話が読みたい

vipの台本形式のSSでもいいのでwktkしながら待ってます。
22名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 21:30:00 ID:8dXizQlQ
このネタで書くのはかなり大変だよなぁ
23名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 21:56:41 ID:OGj7UVG1

男:「あの……飯は……?」

女:「ありまへん」

男:「どうして……?」

女:「……さっき買いモンいかはった時、胸の大きい子見てたんやよね?」

男:「あー……アレはね……」

女:「ふん、ウチなっとよりああゆーかっこーした子と付き合えばよかったやん! あぁ、えずくろしい!!」

男:「もしかして、羨ましかっ――」

女:「そんなことあらへんっ!」

男:「あぁもう可愛いなぁ、お前」

女:「頭、撫でるなっ!ウチ、アンタより年上なんよ!! 背、ちっこいけど!!」


こんなもんでどうかな? ちなみに京都弁は適当にやったから突っ込みよろ。
24名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 22:02:51 ID:gDOsfvlT
>>23
いいんじゃないかと、GJと言いたい。

ただ京都弁がディープ過ぎて所々分からん。

>>えずくろしい

ってw 状況から判断するに「いやらしい」とかそんな感じだと思うが。
25名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 22:54:18 ID:kiY1hxAR
>23
面白いんだけどw シリーズ化して欲しいくらいだ
京女は気位高いから、ツンデレ親和率高いな

ここで求められる和風ってのは、日本の何らかの伝統的文化と接点の深いキャラってことでいいのかな
23のような方言も伝統文化に含めるとして、京都弁は和風キャラっぽい雰囲気が出るけど
たとえば鹿児島弁少女なんかだと、このスレ的にはどうなんだろう?

あと、剣道や禅に勤しむ外人少女とかはあり?
26名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 23:21:09 ID:WWdYv8cn
>>25
俺の「和風美少女」に対するイメージは、物腰が柔らかくて、男を立てる、所謂大和撫子タイプだな。
>>25のいうツンデレも職人の腕次第って所かな?気位の高い大和撫子もいる?と思う。
旦那さまには、デレデレだけど他の人にはツンツンてのも乙かと。


日本の伝統文化、例えば和服とか剣道、禅はあくまで付属品だろ。それメインってわけじゃないと思う。
和風な心がけ、態度、見た目って重要だと思う。

方言は、どうだろ?京都弁は、確かに和風って感じだが例えば広島弁で「じゃけんねー」と言われても和風か?て感じ。
どっちかってと、方言スレ(あるのか?)の領域って感じ。

外人少女ってのは盲点だな。日本人より日本人らしい外人美少女はありだな。
つーか藍青の金髪浴衣は良かった。
27 ◆.4eBOh6z2E :2006/12/10(日) 00:05:16 ID:2cvwu+oE
昔書いた和風ファンタジーの一部を抜粋、加筆修正してみた。
このスレの求めているものは、こんな感じだろうか?
元が非エロなので、エロがないのは申し訳ない。

●後朝
 男は明け方にふと目を覚ました。
 隣では可憐な少女が寝息を立てている。寝顔もなんとも愛らしい少女だ。
 あれだけ激しく燃え上がった後だというのに、少女はきちんと寝間着を着込み、だらしない様子はない。
(さすがに育ちのよいお嬢さんってことかね?)
 ひきかえ、男のほうは素裸のままである。寝間着も脱ぎちらかしたまま、その辺りに‥‥と思った時、男は気づいた。
 下着まで含めて、彼の寝間着は綺麗に折りそろえられて枕元に置かれていたのである。おそらくは少女がしたものなのであろう。
(つくづく行き届いているものだ)
 苦笑いを浮かべた男はそっと布団を抜け出すと寝間着を身につけはじめた。
 少女は実際、地方の古い家柄を持つ家の息女である。今となっては、当たり前の平均年収の家庭に過ぎないが、
それだけに家柄の重みに対して、凛とした品格が厳しく求められてきたのだろう。
 そんな家庭に育った少女が、夢を追いかけて地に足のつかない生活をしているロックミュージシャンの家で、夜を過ごしている。
そんなことが家族に知れたら、ただではすまないだろう。
「・・‥ん‥‥光太さん‥‥?」
 少女が、寝起きの少し擦れた声をだした。
「‥‥わりい、起こしちまったか?」
「いえ、わたしこそ、気付かずに‥‥」
 身を起こそうとする少女を、男‥‥光太は制した。
「そのままでいいさ、俺ももう一眠りする。それに恵理子の寝顔は愛らしくて、見てて飽きないものだしな」
「ねっ、寝顔だなんて‥‥お見苦しいものを見せしてしまって、恥ずかしいです‥‥」
 真っ赤になって少女、恵理子は恥らった。
28名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 00:44:25 ID:8O24rNSg
>>27
1レスなのか?

めちゃ、GJ!もっと読みたい。元小説があるならうpろだでもいいから欲しい。

>>このスレの求めて

いるものは、俺個人には分からんが、この小説自体は、すげーと思うし、スレに合ってる。
まだ、立ったばかりで人もそんなにいないっぽいからこれが俺の和風美少女だーって思うものを投下すればいいのでは?
それが、重なって住人のイメージが出来てくんじゃない?
29名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 01:01:07 ID:gWImalaL
和風…なら巫女さんとか駄目か?
俺の趣味だが。
30名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 01:04:41 ID:w4YNR7xj
和風ならなんでも桶
31名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 01:10:33 ID:2cvwu+oE
>>28
すまない、最後に「終り」とか「了」とか書くのを忘れてた。
1レスで終わり。

元小説は・・・色々と憚りがあって、ここでは紹介できない。
一応、今でも公開されている作品。
32名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 01:58:24 ID:cZlBBAYC
巫女は当然ありでしょ。本来、巫女スレや退魔師スレあたりが引き受けそうなものだけど、今はどちらもないしね

>和風外人
モネ(印象派)の奥さんの絵を思い出すな
昔、ホームステイ先へのお土産に安物の簡易式着物とかかんざしとか持っていったのだけど、受け入れ先のお嬢さんが身に着けて写真撮ってた
金髪に着物も、なかなか似合っていたよ
娘さんがいると知らなかったので、本当は奥さんに持っていったものだったんだけどね。ちなみにドイツ

そういえば、日本人男性と外国人女性の交際は上手くいかない事が多い中で、ドイツ人女性は(ヨーロッパの例に漏れず)自立心が強いけど
日本的な美徳にも理解が深いらしく、日本人男性との相性が比較的いい方だそうな。あくまで、比較的、だろうけど

まあ、俺には全然縁のない話だったけどね
33名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 10:53:26 ID:wEAceMLZ
俺も巫女は当然ありだと思う。

>>31
残念、あなたの作品をもっと読みたいので、良ければまた書いてください。

>>32
ドイツ人女性は、日本文化に理解あるって話は聞いたことあるな。
WW2の影響?かなぁ。未だに同志って意識があるし、日本の国連常連入りの話が出たときドイツはノリノリだった。

>>ALL
武田日向の「異国迷路のクロワーゼ」って知ってる?雑誌掲載で単行本にはまだなってないんだが。
19世紀にパリに渡った日本人女性の話なんだが、大好きなんで紹介しとく。

桜庭一樹の「ゴシック」の短編集二冊目、に主人公の姉が登場するが、これが和風美少女。
ラノベだが、挿絵が武田日向。

34名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 02:45:07 ID:aX1KTbq4
>>33
俺も武田さんの絵は好きだ
35名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 02:58:48 ID:54ljlRSk
以前、サイトがあったんだけど、2chで晒されて消えたんだよね・・・<武田さん

段々話が逸れてきてるので、上げてみる
金髪和服娘の投下はまだかな
36名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 18:29:43 ID:EFIvqRd4
年末は、全体的に人いないね。
保守
37名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 17:47:04 ID:I2Z4Drp5
保守
38名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 08:56:45 ID:yaRATAgN
hoshuage
39名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 23:32:27 ID:GIzeu+yp
和風って先祖代々古武術ってものありなのか?
40名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 00:07:51 ID:AnHevKzi
>>39
あり

立ったばっかなんでみんな探り探りです。
41名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 00:42:18 ID:MoBzsRbu
すもものことかー!
42名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 01:19:24 ID:M/j8i/xF
hoshuage
43名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 12:08:23 ID:Za+mAejY
>>和風外人娘。
昔、ヨーロッパの夫婦が日本人に帰化したため、生まれた娘は金髪碧眼だけど日本人として育てられた。
親日家で、寺の坊さんになった父、茶道の師範となった母にそだてられ、高校生ながらバリバリの大和撫子。
寺の檀家で、幼なじみの主人公とは、親同士が交わした許嫁の仲。
主人公は、今時の若者で、古風なものは好きじゃない。
外国人の風貌を持つヒロインは好きだが、和風で地味な性格は気に入らない。
ヒロインも、昔の優しかった主人公は好きだが、今の軽薄な彼には落胆し始めている。
主人公が、とあるきっかけで、ヒロインの和風な部分に惹かれ始めていく。
そうなると、外国人の風貌と純和風の性格が絶妙なギャップの魅力となって、主人公ベタ惚れに。
ヒロインも、主人公のことを見直し、昔の恋心がよみがえる。

……というのはどうだろう。
もちろん私は書きません(書けません)が。
44名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 12:45:13 ID:MoBzsRbu
>43
最後の一行以外はイイと思うよ!
45名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 14:38:46 ID:AGm2XEjR
しばわんことみけにゃんこの擬人化エロは…(ry
46名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 18:54:18 ID:ehnMT+hP
女:「〜♪」

男:「機嫌いいですね」

女:「そら、デートさかいに……もせやけどて 、つまれへん? 」

男:「んー楽しいですけど、俺なんかが先輩の相手で良かったのかな……って」

女:「フン……ウチの目ぇ、節穴?」

男:「え?」

女:「ウチの目、節穴かて聞いとるの!」

男:「そんな事無いですよっ!」

女:「……そない力込めんでもアンタが言うならそうなんでっしゃろ……そやから、ウチの目ぇは節穴あらへん」

男:「むぅ」

女:「納得したら、胸のおっきぃ子と背のたこぉ子は目に入れへんでね? やったら晩御飯抜きやけど」

男:「……誠心誠意努力します」

女:「よろしい♪」


粗悪な燃料代わりの似非京言葉小ネタ。
方言ネタはやっぱり難しい。
一部呼び名が変わっているのは本編を見据えて……ですが、かなり遅くなりそう。
47名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 19:12:48 ID:8g8SnT9i
>>46
GJ!
地の文とか効果音(?)があると妄想の手助けになると思います。
48名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 06:17:09 ID:nCw4/69T
陰陽道の当主ネタおk?

十二神将従わせてて神将と恋に落ちる。
49名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 10:58:49 ID:+v5JnTna
>>43
今俺も似たようなことやろうとしたwww
そこまでは妄想できるけど、やっぱり書けないよな
50名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 12:05:20 ID:GDhIfC2M
>48
正直、その説明がよくわかんないけどオーケーだと思う

普通に陰陽師(女)と式神(男)なら、微妙に主従スレ向きっぽい気もするけど
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156941126/
男女逆の場合はこちら
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164197419/

あえて大和撫子っぽさを強調するなら、舞台が現代とかで、ちょっと時代錯誤な感じの
女の子なら良いんじゃないでしょか
51名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 12:20:05 ID:tYF9UHuI
Sだけど奥手
いじられるとすねる
恥じらいながら攻める
52 ◆.4eBOh6z2E :2006/12/17(日) 13:43:46 ID:iZ5kT+LO
「だ、駄目です。洋次さんは婿養子ですから・・・」
琴子はそう言って、自分にのしかかるようにして愛撫をしていた洋次を押しのけた。
「し、褥でも主導権はわたしにあるんです・・・ですから、その・・・」
真っ赤になって俯きながらも、ぐいぐいと洋次を両手で押してくる琴子。
古い家柄で女子に高等教育は必要ないと極めて保守的な義父の考えにより、
16歳ですぐに祝言を挙げた幼妻を力で押しかえすのは容易いことであったが、
洋次はあえてそのまま押し倒された。
「洋次さんは、わ、わたしの言うとおりにして下さいっ」
琴子は恥らいながらも、洋次の浴衣の裾を割り、トランクスの中から男性のモノを取り出す。
「婿養子なんて、こ、ここから、こ、こ、こ、子種さえ搾り取れれば、後は用無しですっ」
どもってしまう程に恥ずかしいのなら、言わなければいいものを琴子は懸命にがんばっている。
「なんだか、こ、こ、こ、って鶏みたいだな」
洋次がそんな琴子の様子にぷっと吹き出してしまう。
「く、口答えは駄目ですっ」
「いでっ!」
琴子は洋次のモノをぎゅっと握り締める。
「女を支配するような殿方はすぐに浮気をして、婿養子としてはよくないです。
ですから、わたしが・・・て、徹底的に・・・その、従属の喜びを教えてあげますっ」
琴子は相変わらず羞恥に頬を染めているが、その吐息にどこか甘いものが混じり始めている。
恥ずかしさに涙ぐんだ瞳の奥に、妖しい炎をゆらめきを見つけ、洋次は背筋が一瞬冷たくなった。
「で、では、子種を・・・わ、わたしの・・・・・・に注ぐ準備、を・・・」
恥ずかしさで、どこに、とは言えなかったが、琴子は襦袢の裾をわって洋次の顔の上にまたがった。
「準備を・・・して下さいっ」
琴子はショーツをはいていなかった。湯文字があったが、股下からの視線を遮るようなものでない。
間の前に秘所を晒され、子種を注ぐ準備をしろ。何を求められているか、当然洋次にもわかることだが、
男としてやっぱり主導権を握りたいという気持ちもある。
「琴子のどこに子種を注いで欲しいんだ? はっきりと言ってもらわないとわかんないなぁ」
琴子にもっとはっきりと淫語を言わせようと、洋次は意地悪く言ってみる。
「わぷっ!?」
「あふぅっ!」
その瞬間、琴子の秘所が洋次の口元に押し付けられた。その刺激で琴子は気持ちよくなった声をあげた。
「よ、洋次さん、まだ、ご自分の立場がわかっていません。今、思い知らせてあげますっ」
琴子の顔から羞恥で泣き出しそうな表情は消えない。
そんな恥らう幼妻が、夫の口元に自分の秘所を押し当て、
――放尿した。
「婿養子の価値は子種だけです。あとの部分は、そのかっこいい顔だって、
わたしの便器くらいの価値しかないんですっ!」
琴子はこの上もない恥ずかしさの中で、洋次に対する征服感にぶるりと体を震わせたのであった。

<了>
53名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 15:52:37 ID:rnUw0pp0
最高だ。
GJ!
54名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 16:04:00 ID:ndKK9s1P
こういうのを待ってた
GJ
55名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 16:22:56 ID:GDhIfC2M
方言ネタの人もそうだけど、どこかコメディというかコントっぽい雰囲気があるのが面白いね
やっぱり、今風の男キャラに大和撫子を絡ませると、ちょっとズレた女の子みたくなるのかな
56名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 17:54:09 ID:tYF9UHuI
>>52
おまえの引き出しはなん次元ポケットだ
リクエストしてよかった
57名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 18:10:20 ID:Q5AosTXG
>>52
さて、当然続きを用意しているんだろうね?
58名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 19:02:08 ID:7ieBKQba
火が着いてきた感じだな。
職人が出てくるとやっぱ違う
59名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 22:20:12 ID:8IS4BcTc
八百万の神(後続の職人)にも期待。
60名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 22:26:40 ID:utJa97g6
>>52
シリーズ化キボンヌ
61名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 08:57:03 ID:cxymUa2z
>>52
琴子かわいいよ琴子
62 ◆.4eBOh6z2E :2006/12/18(月) 13:46:39 ID:bojfkDAx
「は、はやく・・・その、準備してください」
自分の小水に塗れた洋次の顔から少し腰を浮かせて
琴子はもう一度要求する。
「なっ・・・あ・・・」
だが、洋次はアンモニア臭に包まれ、琴子の薄い陰毛に残る黄色い雫を見ながら、
何が起きたのかを頭で整理することができず、呆然としている。
「洋次さんは・・・ほ、本当に、その、何も出来ないんですか?」
琴子は何も出来ないでいる洋次に焦れてしまう。
自分の股下にある洋次の顔を恨めしく見下ろすうちに、ある行為が頭に思い浮かぶ。
それはとてもはしたない行為であり、琴子は羞恥心に頬を染めたが、
同時に琴子の胸を高鳴らせるものであった。
琴子自身は胸の鼓動が早くなっているのは羞恥によるものからだと思っているが、
思いついた行為は彼女の自覚していない性癖を満足させるものである。
「・・・洋次さんが・・・な、何もしてくれないなら・・・か、勝手に、しちゃいますっ」
琴子は洋次の額に両手を乗せて押さえつけると、再び秘所を洋次の顔に押し付けたのである。
「んっ・・・あっ、はぁ・・・」
琴子は自分で腰を動かして、洋次の顔を使う。
それが洋次とのセックスではなく、洋次を使った自慰である。
「よ、洋次さんは・・・つ、机の・・・と、とにかく価値なんてないですっ」
机の角ほどの価値しかない、と言おうとしたのを琴子は言い留めた。
洋次の鼻先に、あるいは敏感な突起を、あるいは花弁をこすりつける。
「ん、あっ・・・はっ・・・」
夫である人間をただの自慰の道具として使う。
琴子は直接の刺激以上にその倒錯した状況に興奮し、その股間に蜜を滴らせ始めた。
「今の洋次さんは・・・た、ただの道具です。でも、頑張ったらぺ、ペットくらいにはしてあげます」
洋次の顔は琴子の小水、そして愛液でぐちょぐちょになっていくのであった。

<了>
63名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 13:54:57 ID:cxymUa2z
洋次の逆襲に期待
64名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 15:17:35 ID:cnqwgqVz
>>62
うっは! ネ申 降 臨
65名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 19:03:25 ID:GeINUKEe
>>43のお寺というのを神社に置き換えた設定は、ありですか?
家の関係はどうなるのかわかりませんが
66名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 20:40:55 ID:OP2p409K
なしなはずがない
寺だろうが神社だろうが道場だろうがありでしょ
67名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 21:17:36 ID:7swrzxzN
道場いいねえ
68名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 01:30:34 ID:gJvZ0gNx
すげえ意地悪なM洋次を
目隠しして地獄車で調教する奥手S琴子
69名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 01:42:10 ID:bfe0CGVg
奥手Sイイ!!また自分の中の新たな扉を開いちまったよ…
70名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 07:59:08 ID:KJ2hlaU3
ようやく神が光臨なされたな。
71:2006/12/20(水) 00:16:14 ID:XIeCkAUS
俺は今京都に来ている。昔住んでいた懐かしい故郷だ。まぁ10年以上前の話なんだが。じゃあなぜ俺がここにいるかって?
まぁなんやかんやで色々あってな、説明するのは面倒だからここまでにしておこう。
京都に来たのは観光などのためじゃあない。ここにちょっと居座る事になったから出向いたのだ。しかも高校生の俺一人で!ふざけた話だよまったく・・・。
今江恭介それが俺の名前、16歳で高校2年生。ルックス普通、ほんとに普通だ。
そんな俺だがあても無くここに来たわけじゃない、何だか知らないが親の知り合いか何かの家で俺を預かってくれるらしい。
親にもらった地図とバックを抱え途方にくれてる俺・・・俺に明日はあるのかな・・・・。
とまぁ馬鹿なこと言うのもこれくらいにしといてさっさと俺を預かってくれる家を探さないとな。

恭介:「えーっと地図地図っと・・・なになに、目印は有名なお寺金閣寺、その周辺の家、家主の名前は有賀さん・・・んだよこれ!説明ばっかで道が分からねーじゃねーか!
あんのバカ親どんだけ適当に書いてやがんだ!・・・どーすんだよ、来て5分でもう最悪の事態を招いてるよ・・・。
仕方ない、聞いてみるか・・・」
俺は近くの交番に向かい道を教えてもらう事にした。生まれて初めて入った交番に少し緊張しながら道を聞いてみると意外と近くにある事が分かった。
丁寧に地図までもらい一応もう大丈夫そうだ。ここから20分程度で着くらしい。さすがは警察官、細かいところまでよく把握してる。
俺は警官にお礼の挨拶をし地図を見ながらそこへ向かった、途中地図を見ているのに迷ったりしながら進んだため倍の40分かかってやっと有賀さんの家に到着した。そこは家・・いやお屋敷と言った方いいか、とにかく大きな建物が目の前に現れた。
恭介:「ほんとにここであってるのか・・・?うちの親がこんなお金持ちの人と友達っていうのが信じられない。けど表札に有賀って書いてるしな・・・・・よ、よし!とりあえず入ってみ・・・」
?:「どちら様ですか?」
恭介:「え?」
不意にかけられた声に驚き体が止まる。一呼吸置いてから声のしたほうに振り返ってみる。するとそこには制服姿で弓道の道具らしいものを持っている今時に珍しい綺麗な黒髪のストレートヘアの女の子が立っていて、自分の事を少し怪しげに思ってるような目でこちらを見ている。
胸はC・・いやDはあるだろう。ルックスは抜群、これが美少女っていうのかな・・・?
そんな事を考えていると

72:2006/12/20(水) 00:18:08 ID:XIeCkAUS
不意にかけられた声に驚き体が止まる。一呼吸置いてから声のしたほうに振り返ってみる。するとそこには制服姿で弓道の道具らしいものを持っている今時に珍しい綺麗な黒髪のストレートヘアの女の子が立っていて、自分の事を少し怪しげに思ってるような目でこちらを見ている。
胸はC・・いやDはあるだろう。ルックスは抜群、これが美少女っていうのかな・・・?
そんな事を考えていると
美少女:「あのー・・・どちら様でしょうか・・・?何かうちに用でも・・・?」
恭介:「あ、えっと俺は・・その・・・あ、有賀さんに御用があって来た者でしてそれで・・その・・」
突然の事であって対応がきかずアタフタしていると
美少女:「ちょっと待っててください、今家の者を呼んで来ますから」
そういうと彼女は家の中に入っていった。その間俺は頭の中が真っ白でボーっとしているだけだった。数分後、彼女は自分の母親らしい女性を連れて家から出てきた。
母親:「えっと・・どちら様でして?」
恭介:「い、今江恭介です!名前を言えば分かるって親に言われて来たのですが・・・?」
母親:「恭介君!?恭介君なのね!大きくなったわねー、おばさんの事覚えてる?昔はよく遊びに来たでしょう」
・・・・・え?俺この人と知り合いだったっけ?よく遊びに来た・・・?
恭介:「あの・・・どこかでお会いしましたっけ・・・?」
母親:「あら、覚えてない私の事?まぁ仕方ないわよね、10年も前の話ですもの。ね、恭ちゃん」
その呼び名で呼ばれたとき一瞬にしてすべての記憶が蘇った。
恭介:「く、久美子おばさん!?」
母親:「そうそう!やっと思い出したみたいね。」
恭介:「じゃ、じゃあまさかあの子は・・・・」
彼女の方を見てみると彼女も何かを思い出したように驚いた様子の顔でこちらを見ている。
恭介:「み、美琴・・・?」
美少女:「恭介君・・・・?」
恭介:「お、お前・・な、なんで・・・」
もはや言葉にならなかった、彼女は俺の幼馴染の有賀美琴。10年前によく遊んだ女の子だった。
美琴:「きょ、恭介君こそ・・・な、なんでここに・・・?」
母親:「色々あってね、恭介君をうちで預かることにしたのよ。教えてなかったっけ?」
美琴:「そ、そんな事聞いてないよお母さん!何で教えてくれなかったの!」
母親:「いいじゃない、結果分かったんだから。びっくりした?」
美琴:「びっくりするに決まってるじゃない!もう、お母さんのバカ!」
そういうと美琴は家に走って入っていった。俺は呆然と立ち尽くすしかなかった。これから無期の時間、幼馴染の家に住む事になった事だけは俺の頭の中に刻まれていた。
恭介:「・・・・マジかよおい・・・」


とりあえず一旦ここまでです、続きは書いてみようと思うんですがどうでしょう?てか全然和風出てなくてすみません・・・
73名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 00:20:51 ID:RbDHTtCO
シナリオイラネ
74名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 00:30:05 ID:0vJMcGaz
迷わずに書けばいいと思うよ
75名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 00:34:15 ID:i92ViGpH
>>73に同意
書いてくれるのはありがたいが台詞の前に名前があるのはそれだけでダメだ
プロットはいいし萌えたからそれだけは直してくれ
76:2006/12/20(水) 01:04:40 ID:XIeCkAUS
>>73
すみません!気をつけます!
77:2006/12/20(水) 01:08:09 ID:XIeCkAUS
>>74
迷わず、ですか。アドバイスありがとうございます!
78:2006/12/20(水) 01:10:37 ID:XIeCkAUS
>>75
なるほど、参考になります!アドバイスありがとうございます!
何かすみません素人なのに調子に乗って・・・
79名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 01:12:32 ID:jTQv02EB
>>78
とりあえず、付いたレスに全部レス返ししなくてもOKだから。
指摘してもらったところは次から直せば、いちいちレスを返さなくても
ちゃんと判ってもらえるよ。
80:2006/12/20(水) 01:15:48 ID:XIeCkAUS
>>79
なるほど、次からそうしてみます!
81名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 01:22:05 ID:ftoLrAri
>>80
あと、メール欄に「sage」を入れるように。
いちいち、スレッドをageているのは鬱陶しいしね。
レス不要。次からそうしてね。
82名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 02:32:59 ID:Rd6JZ6cC
クマーのこうですかわかりませんを彷彿とさせる
83名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 10:00:01 ID:i92ViGpH
書く気もあるんだしあんま叩くなよ
ここの人で厨房を神職人に調教しようやww
84名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 14:35:10 ID:579gJrxe
書く気があるのはいいことじゃないか
85名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 14:39:47 ID:492KIUvV
もういいじゃん牛若丸女体化で
ベンケイと五条橋でズコバコ
86名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 18:35:04 ID:iKCpyKrR
みんな優しいなw
初心者くさい奴を育てんのも住人の仕事www
87名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 19:53:39 ID:N72bxPOE
>>73
調教はダメだろw
88:2006/12/21(木) 00:04:27 ID:XIeCkAUS
朝を迎えた。昨日の事があってあまり眠ることが出来なかったためか妙に体が重い。
重い体を無理矢理起こして辺りを見渡してみる、目についた時計はもう10時を過ぎていた。こんな時間まで寝ていたのは初めてだ、よほど疲れていたのだろう。
そんな事を考えながら部屋を出てみる。どうやら今日も天気は快晴のようだ、強い日差しが俺の瞼に差し込んできた。
目を擦りながら台所に行ってみる。
「あら、起きたのね恭ちゃん。よく眠れた?」
そこには和服姿で家事を淡々とこなす久美子おばさんの姿があった、寝ぼけているせいか反応が少し遅れる。
「あ・・はい睡眠はよく取る事が出来ました。けど何か体が重くて・・・」
「そう・・まだ寝てても良かったのよ?今日は特に用事があるわけじゃないでしょう?」
「用事はないんですけどあんまり寝てるのもあれかなと思って・・・とりあえずもう起きます、だいぶ体も軽くなってきましたし」
「ならいいんだけど・・・あ、朝食はここに置いといたから適当に食べててね。おばさんちょっと買い物に行ってくるから」
「すみませんわざわざ。あれ、そういえば美琴は・・・?」
「ん?ああ、あの子なら部活に行ったわよ弓道の、もうすぐ帰って来ると思うけど・・・」
「弓道・・・あいつまだ続けてたんですか?」
「そうなのよ。弓道の試合である人にどうしても勝ちたいって言っててね、かれこれもう10年以上続けてるのよ。
よく飽きないで続けられるわよね」
「そうだったんですか。そういえば・・・ある人ってのは一体誰なんですか・・・?」
「それがね、ある人っで誰なの?って聞いても教えてくれないのよ。約束したからとしか言わなくてね。あの子頑固だから」
「そうですか・・・頑固なのはあの頃から変わってないんですね」
そんな事を話していると玄関の開く音が聞こえてきた、どうやら美琴が部活を終えて帰ってきたらしい。
「ただいまー・・・あれ、恭介君その格好・・・もしかして今起きたの?」
「あ、ああそんなとこかな。それよりお前まだ弓道やってたのか・・?」
「うん、悪い?」
「いや・・そういうわけじゃないけどさ・・・ただ随分と長続きするなーと思って」
「色々あってまだやめたくない・・・いややめれないの方が合ってるかな」
「ある人との約束でか?」
「そうそう約束・・・って何で恭介君がその事知ってるの・・・?・・・お母さんね恭介君に話したの・・・!」
「お、お母さんちょっと買い物に行ってくるから」
「ちょっとお母さん!誰にも喋っちゃ駄目って言ったのに!」
美琴は苦笑しながらそそくさと家を出て行こうとする久美子おばさんに文句を言っている、すると久美子おばさんが何かを思い出したように
ぴたりと体を止めて俺の方に向けた。
「そうそう恭介君、明日からあなたも美琴と同じ学校に行ってもらうことになってるの。だからそのつもりでいてね、それじゃあ」
「え、学校!?ちょッ、久美子おばさん!そんな急に言われて・・・行っちゃったよ・・・明日から学校かよ、それに美琴と同じ学校か・・・
というわけだからそこんところはよろしくな・・」
美琴の方に振り返ると同じように驚いた様子だった。美琴は我に返り持ち物を持って自分の部屋に戻っていく
「学校で変なことしないでよ恭介君・・・私にも迷惑かかるんだからね」
「変な事って何だよ・・・別にそんなやましい事しねーっての。はぁ・・・とりあえず朝飯食っちゃお・・・」
俺は少し冷めた朝食を食べながらため息ばかりついていた・・・
89名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 09:15:54 ID:97lIy4+c
「和」があまりないぞ
90名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 10:12:50 ID:ho55orxc
>>88
「エロ」も足りないかも。
続きをwktk
91名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 17:07:12 ID:tl4R/UXS
>>88
頑張れ、神見習い
92名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 19:43:03 ID:t4CbsudL
>>71->72
>>88 名前: 暁 [sage] 投稿日: 2006/12/21(木) 00:04:27 ID:XIeCkAUS

【友達≦】幼馴染み萌えスレ10章【<恋人】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1161975824/331-333
331 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/12/21(木) 01:23:49 ID:aMKv4SSi

IDは違うようだがどういう事だろう?
93名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 21:25:37 ID:lxBr7hgj
つまりなにが言いたいんだ?
94 ◆.4eBOh6z2E :2006/12/22(金) 03:07:19 ID:h9pm/92f
場面転換/前作とは連続していません

釜で沸かす湯の音というのは玄妙で、味わい深いものである。
機会があれば、釜とまで言わずとも、ストーブに乗せたやかんの湯音に耳を傾けてもらい
たい。
きっと日本人が愛してきた風流の世界の一端を味わえることかと思う。

湯音が楽しまれる場所と言えば、やはり茶室が挙げられるだろう。
炉に据えられた釜の湯は随分前に沸いている。
少し炭の火勢が強いのか、湯音は少し大きく力強い。
茶を点てるのであれば、湯を注ぐ前に水を差すくらいがちょうどいいだろう。
「んっ……あっ、ふぅっ……ああっ」
だが、琴子はそんな湯音を楽しんでいる余裕はなかった。
「よ、洋次さん……いや……です……こ、こんな……乱暴、なっ」
狭い茶室の畳の上にうつ伏せに組み伏せられ、尻を高くあげさせられて、
後ろから洋次に激しく突き入れられているからである。
きちっと着込んでいた着物は見るも無残な状態になりはて、下半身はまるだしにされてい
る。
「琴子、たまにはこんな激しいのも……いや、琴子だけはいつも激しかったけな」
洋次は意地悪い笑いを浮かべて腰を振り続ける。
「し、知らないですっ、く……ひゃうっ」
琴子は頬を真っ赤にそめて顔を袖の中に埋めてしまう。
照れ屋でありながら、責めるほうを好む琴子はいつも洋次に対して一方的なセックスして
いる。
自然、琴子が一方的に激しいセックスをしているような状態が、この夫婦の関係であった

「けど、俺のほうもこう激しくしてやるのもいいもんだろ? ほら、ぎゅうぎゅう締め付
けてくるぞ」
「ひゃ……ふぁあっ……そ、そんなこと……あはっあ、あ、あ、あ……」
狭い茶室に響き渡る湯音、ぐちゅぐちゅという淫らな水音、そして琴子の嬌声のハーモニ
ーが奏でられる。
「うっ……く、で、でるっ!」
「あふっ! あ、あ……」
射精感の高まった洋次は肉棒を琴子の蜜壷から引き抜き、うつ伏せだった琴子を仰向けに
する。
「はぁっ、はぁっ……洋次さ……んっ」
洋次は最後は自分で肉棒をしごき、釜から沸き立つ湯気のような勢いで精を撒いた。
それは琴子の着物に、帯に、顔に、髪に、用意していた茶道具にまで、洋次の精が降りか
かってしまった。
「はぁ……はぁ……ああ、よかったぁ」
洋次は一人ご満悦といった様子で、どっかと腰を下ろした。肉棒を拭きもせずに晒したま
ま、両手を背後について体を支えるだらしのない座り方であった。
95 ◆.4eBOh6z2E :2006/12/22(金) 03:09:17 ID:h9pm/92f
「……」
琴子は仰向けになったまま、ちょっと拗ねたような顔をしている。
「どうした、琴子……その、ちょっと乱暴すぎたか?」
少し自分本位に過ぎたかもしれない。洋次は少しだけ反省したが、考えてみればいつも自
分本位のセックスをしているのは琴子のほうである。これくらいのこと、たまにはあって
もいいんじゃないかと思う。
「いえ、その……気持ちは、よかった、です……」
羞恥心からか、言葉は搾り出すように途切れ途切れである。実際、琴子はバックからの激
しい責めと夫に組み敷かれている屈辱感から、畳に染みを作るほどに感じ乱れていた。今
も仰向けのまま、起き上がれないのは激しい行為の余韻の中にあるからだ。
「ですけど……」
「そうか、琴子も気持ちよかったなら安心だ。あ〜、汗かいたから咽喉が渇いた。せっか
くだからお茶入れてくれよ」
気持ちよかったの事実だが、琴子には洋次に言っておきたいことがあった。それを洋次は
遮ってしまったのである。
「むぅ……」
その上横柄に茶を点てろという洋次に、琴子はむっとせざるを得なかった。
しかし、そこで琴子は思いついてしまった。
(「ですが、そ、そんなこと……してしまってよいのでしょうか……」)
彼女の倫理と性癖、羞恥と夫に対する征服欲がせめぎ合う。
「ほら、はやくしてくれよ」
洋次は気だるそうに足を伸ばして、琴子の蜜壷を足の指を使い弄った。
「んんっ……はぁっ……」
思わず声をあげてしまった琴子であったが、心の中では違った。
(「洋次さんは婿養子なのに、調子に乗りすぎですっ」)
洋次の分を弁えない行為に琴子の決意は固まってしまった。
「んっ、あっ、あっ、あああっっ!! い、今、点てます……からっ」
足で悪戯を続けていた洋次を嗜める。琴子も弄られること自体は気持ちいい。
(「ですが、お家の大事な跡継ぎを宿す場所を、婿養子が足蹴にするなんて許しては駄目
です」)
「ん、じゃあ、頼む」
そんな琴子の内心も知らず、洋次は足を離して、まただらしない座り方で待つ。
(「本当なら、水屋に戻って準備をしなおすべきですけれど……」)
琴子がようやく起き上がって周りを見回す。自分の着物や顔はもちろん、茶道具の一部に
も洋次の精が降りかかっている。
黒楽の茶碗の縁にかかった白など、見ようによっては風情があるかもしれない。
(「それでは私がしたいことができないです。洋次さんにはしっかり反省してもらいます
」)
そうしっかりと思い定めると、着物の裾を直すこともせずにそのまま下半身を晒して畳の
上に正座した。今からやろうとしていることにはそれが相応しい格好であるように思われ
たからだ。
琴子は茶碗の中にある茶筅を先に出して、茶巾を手にとる。
「先に、そ、それを清めさせてもらいます」
琴子は茶巾を広げながら、洋次に近づいた。そして、茶巾で洋次の肉棒を清め始めたので
ある。
「おっ、気が利くなぁ……」
すっかり主導権を奪取した気分でいる洋次は、水に濡らしてある茶巾でベトつく精をふき
取られる心地よさと、その茶巾の琴子の細く繊細な指の心地よさに気をよくしている。
「い、いえ、これくらいのことは……」
洋次の肉棒を直接見るのは、まだ琴子は恥ずかしいと思っている。アンバランスと言えば
アンバランスである。
琴子は目をそらしながらも茶巾で肉棒についた精をすくい上げていく。
96 ◆.4eBOh6z2E :2006/12/22(金) 03:11:05 ID:h9pm/92f
一通り終わったところで、体の向きを変えて茶巾をそのまま茶碗の中に戻した。
「! ちょ、琴子、今……」
洋次が驚いて声をあげようとしたが、琴子は両膝の横にちょこんと拳を置いて一礼する。
琴子の習っているのはどうやら武家茶道のようである。
建水を進めて湯杓を取る。左手で建水の中にある蓋置きをとり、右手で置く。その上に湯
杓をかけ、ことんと音を立てて畳の上に置いた。
茶碗をとって、自分の前に置く。
袱紗を捌く。本来なら埃を払い落とす為に端を折って叩くのであるが、帯のかけてあった
袱紗には着物同様に洋次の精を浴びている。これを落としてしまうのは勿体ないので、そ
の過程は省く。同様に袱紗を使った幾つかの手順を省いていく。
袱紗をたたんで、茶杓をとる。本来は茶杓を清める為に袱紗を使う。しかし、琴子は袱紗
についた洋次の精を茶杓に塗りつける。茶杓はぬめりとした輝きを放つ。
(「ああ、私、いけないことしてます」)
このような行為は茶道を冒涜するものであることは承知している。だが、その罪悪感を感
じる裏側で、
(「洋次さんには、ご自分の精を飲んでもらいます」)
そう考えて背筋が震わせている琴子がいた。それを想像して琴子は自分の蜜壷から蜜があ
ふれ出てくるのを感じた。
先ほど、洋次の肉棒を清めた茶巾を使って茶碗を清める。清めるというより、洋次の精を
塗りたくる。しかも最初に茶碗にかかった洋次の精はそのまま残している。
「……琴子……まさかと思うんだけどな」
洋次がおずおずと聞くが、琴子は手を休めることがない。
洋次の精がたっぷり塗りこまれた茶杓で薄茶器から抹茶を掬い上げる。それを洋次の精液
がたっぷりの茶碗にいれる。
「洋次さんは婿養子です。さっきみたいに子種を無駄にするような真似、しちゃ駄目です

湯杓で湯が注ぐ。琴子は茶筅を手にとって茶を点て始める。
茶碗の中を覗き込むようにした姿勢で、茶筅を小刻みに動かして茶を点てていく。すると
琴子の顔に浴びせられた精が流れ落ちて、茶碗の中に落ちた。
「ですから、少しでも体の中に戻して……つ、次は、その……こ、濃いのを、私の中に出
して下さいっ」
琴子はそう言って茶碗を洋次の前に差し出した。
「……うっ」
薄茶の上に白い精が浮かんでいる。洋次はつい顔をしかめてしまう。
「こ、これを……飲めって言うのか?」
「の、飲まないと、駄目です。子種を大切さをご自分で味わってくださいっ」
情けない顔つきになる洋次に、琴子は羞恥に頬を染めながらも、きっぱりと言った。
「さ、さあ、早く飲んでくださいっ」
琴子の蜜壷は、洋次を追い詰める度に、あついあつい密を溢れさせるのであった。

<了>
97名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 08:20:43 ID:eud7znHo
琴子かわいいよ琴子
98名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 10:42:22 ID:eatHF+Jg
洋次にも琴子さんと呼ばせて優しさを
ただエロさと和は完璧GJ
しかしSだなあ。攻めじゃなくほんとSだ。
99名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 21:27:35 ID:SpzcEFul
叶わない夢は、存在する。
そんなことは百も承知だ。
なら、どうして私はこんなことをしている?

部屋の障子戸を後手で閉めながら凜は思う。
目の前には暖かそうな布団にくるまって静かに寝ている青年がいる。
凜は音を立てずに彼の枕元に座る。
雪の降る深夜に白絹の襦袢一枚の格好。
しかし、通常なら寒さを感じるはずの体は、これから彼に行うことへの緊張からか、逆に熱ささえ感じている。
100名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 21:40:40 ID:SpzcEFul
「要様…。申し訳ございません」
長い黒髪が彼にかからないよう片手で束ねながら、凜は要の唇に自身のそれを重ねる。
唇が触れるか触れないか程度の、幼い接吻。
要の暖かい唇にどれだけ自分が冷えきっていたのかを感じた。
唇を離した後も、凜はそのままの体勢で彼の顔を見つめていた。
「お慕い申上げております」自分にしか聞こえないくらいの声で呟く。
どんなに恋い焦がれていても、自分と要が結ばれることはけしてない。
不意に涙で彼の顔が歪んだ。
「…っ!!」
凜は思わず起き上がり、今更ながら自分の取った行動に羞恥を感じて俯いた。

しばらくの間、要の寝息だけを聞き、そして立上がった。
障子に手をかけながら、ふと振返る。
「要様…。さよなら」
これ以上彼に迷惑をかけてはいけない。
その為に、私は…、消えてしまおう
101名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 00:17:09 ID:Hl+BjuJF
なんというGJ!
102名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 00:24:07 ID:LbJ9Sr8W
き、消えちゃだめだ!!
103名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 01:39:59 ID:A1D37ldh
>>99-100です。
序盤なので、全くエロがなくて、ごめんなさい。
このままおわらそうか、続かそうか、少し悩んでます。
とりあえず、創ったら書き込みます。
104:2006/12/23(土) 19:32:06 ID:pZsrHewS
なんか時間なくてここに来られませんでした、続きはもうちょっとしたら投稿出来ると思います
105名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 23:58:47 ID:UO6F9vur
なんてこったGJしかないじゃないか!
106名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 01:04:20 ID:eAP3PRZp
>>100
障子とをゆっくりと閉め、襦袢の上から、中に隠し持っている懐剣を握り締めて、凛は軽く息を吐く。
要様…、ごめんなさい…。
熱くなってしまった眼を強く瞑る。
「…こんなところで何をしている?」
背後から、聞き覚えのある声が聞こえた。
「っ!た、保様…」
何で、こんなときに!
凛は知らずの内にあとずさった。
要の兄であり、そして、生まれたときから決まっていた凛の許婚。
しかし、保の持つ、蛇の様に体をまとわり付く視線を、凛は婚約者といえど、どうしても好きになれない。
むしろ、生理的な嫌悪さえ生まれる。
「凛…」
「た、保様こそ、どうしてこんなところへ!?」
強引に話を奪い取る。
「どうして…とは。こんな深夜に自分の女がそんな下着同然の格好で廊下を歩いているのを見かけたからな。まさか、弟の部屋に入っていくとは思わなかったが…」
くくく…と保が低く笑う。
その目は、凛の華奢な肢体を嘗め回している。
「…っ」
自分の息を呑む音が聞こえた。
なにか、汚らわしいものを擦り付けられている感覚に陥る。
先ほどまで熱さを感じていた体を、急に突き刺すような寒さが襲う。
「…凛」
「な、何でもございませんわ…っ。し、失礼致します!」
襦袢の襟をかき合わせながら、凛は保の横を強引に通り過ぎた。
107名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 01:10:44 ID:0L80UKON
wktk
108名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 01:30:17 ID:eAP3PRZp
>>106
通り過ぎた…はずだった。
けれども、なにか強い力で腕を引かれたと認識した時には、凛の体は後ろから保に抱きとめられていた。
「…お、おはなしくださいませ。…あっ」
保の腕を掴んだ瞬間、保が力を込めて、凛の体を締める。
ミシッと肩の関節が軋み、思わず悲鳴を上げてしまう。
「もう一度聞こう。なにを、していた?」
耳元で呟かれ、総毛立った。
「なにも…、ございま、せん!」
身を縮めながら必死に答える。
だめ…。言ってしまっては、いけない。
言っては…
「そうか。なら仕様がないな」
ふと体を締める力が軽くなり、凛はほうっと息を吐いた。
体中にこめていた力を抜いた瞬間、それを狙っていたかのように、保の左手が襦袢の襟を割り、直接鎖骨をなぞり始めた。
「体に、訊くしかないな」
品のない薄ら笑いを含んだ唇で、保は凛の耳朶を噛む。
そしてそのまま、舌出を伸ばし、凛の耳をねっとりと嬲りだす。
「…ゃ!…っ、やめて!」
「観念しろ。婚約が決まってから、十四年も待ってやったのだ。」

すみません。本日はここまでです。
この後、要が助けるのか、それともこのまま保に陵辱されてしまうのかを決めかねてます。
希望などがあれば参考にしたいです
109名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 01:43:14 ID:cHyCxZN0
助けてください!に一票。幸せに終わらせやって欲しいところではある。
110名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 02:09:04 ID:oc8EKbX/
スーパーGJ!(*´Д`)
同じく助けるに一票。

もしこの兄弟が顔似てるなら入れ替わって保(スミマセン。なんて読むんですか…)のフリして陵辱とかおもろいかも。
111名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 02:38:24 ID:Lkkg5k/P
兄貴を刺してかけおち、とか…
罪だなぁ
112名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 04:24:50 ID:0vEK//e7
人気者の弟の影で誰にも愛されなかった保が報われて欲しいという俺ガイル。
113名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 09:41:44 ID:dY2O6b/M
助けてハッピーエンドもいいし
陵辱されてバッド(?)エンドもいいなあ…
114名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 11:39:54 ID:4k4eTTuv
凌辱に一票
115名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 16:17:48 ID:AWvxNtlb
ハッピーに一
116名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 17:27:41 ID:np5JbNRg
ルートは凌辱だけど、オチというか後日談でフォローしてハッピーエンド
117名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 17:32:10 ID:VUjBjTcm
>>108
頼みますから助けてください!
118名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 18:05:09 ID:NI0W4RLu
助けて欲しい
119名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 22:08:00 ID:eAP3PRZp
>>108
そう言いながら、保の手はゆっくりと鎖骨の下に進んでいく。
白磁のように滑らかな肌に、鳥肌が立った。
悔しいことに、全身が小刻みに震えているのに、気づく。
「寒いか?」
当然のようで、非常識な問い。耳の中で唾液がクチュクチュと屈辱的な音を響かせる。
「…く…ぅっ」
凛は下に降りてくる保の左腕を何とか阻止しようと、両腕に力を込めた。
しかし、鍛えてもいない十四の少女の力が、十も上の、しかも武家の家督を継ぐ程の力を持つ男の力にかなうわけがない。
それでも、左耳を舌に犯されながらも、凛は全身に力を入れる。
だが、圧倒的に力が足りず、徐々に両手の位置が下がっていく。
「ゃ、…ぃ、ゃぁ…!」
力の入れすぎからか、それとも恐怖からか、膝や肘がカタカタと笑い出す。
「凛。最後だ。何をしていた?」
「…た、もつ…様。何も…何もござ……っあ」
急に、全身から力が抜けた。
カクンと膝から倒れそうになるのを、保が片手で持ち上げて防ぐ。
「耳だけで、こうなるとはな」
寒さのためか、妙にはっきりとした意識の上から、保の嘲笑が聞こえた。
わたくしは…、床に倒れることさえ、できないのか…?
悔しさで、凛の両目に涙が浮かぶ。
「どうした、凛?」
血の繋がりからか、要の声質とよく似ている、保の声が耳元で聞こえる。
要…様…。
襦袢の下に隠し持っている懐剣の存在を不意に思い出す。

ごめんなさい。

そして、ありったけの力で、保の腕を跳ね除けた。


レスありがとうです。できるだけ、希望はかなえていこうと思います。
(そんな感じの展開ではないのですが、努力します)
120名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 23:09:02 ID:u+xh3NWm
>>119
GJ!まぁ、いちいち希望聞いてたら自分の好きなように書けなくなるからほどほどに

このテのスレは職人さんも楽しめないと意味ないしw
121名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 01:42:10 ID:zAVI6ZWR
>>119
GJ!
職人さんが書きたいように書きやすいように書けばいいと思う。

そして凛が14歳という衝撃の事実
122名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 13:38:58 ID:hoDda+3k
犯られる前に殺っちまうのかい
123 ◆FLU3nmaAXI :2006/12/25(月) 22:28:24 ID:mE8WNlcx
「…ん……ふっ…」
静かな夜の道場に激しい息遣いと、布の擦れる音が響く。
弓道着を身に纏った男女が抱き合い、互いの唇を合わせている。
青年の名は山内 翔太。
そして、少女の名は清水 葵。


自主練の筈だったのに、何でこんな事になったんだっけ…
目をぎゅっと閉じながら、彼女は思う。
…話は五分程前に遡る。

翔太は弓道部の部長で、その行動力により、皆から慕われている。
一方葵の家は、いわゆる旧家である。
別に許嫁がいるという程のものでは無いのだが…
家柄だろうか、彼女は恥ずかしがり家で、その美貌とは裏腹に周りからは近寄り難いと思われ、
親しく話し掛けてくる友人もいなかった。
しかし、彼は違った。
いつも寂しそうにしている彼女に、優しく話し掛け、下らない冗談で彼女を笑わせたり、相談に乗ったりしてくれた。
別に外見は目立って良いという訳では無いが、常に前向きでひたむきな彼に、葵はいつの間にか好意を抱いていた。
しかし彼女は、その想いを伝えられずにいた。
拒まれ、彼が離れていくのが怖かった。

…そんな彼が今日、一緒に自主練に残り、二人きりになったのを見計らって、こう言ったのであった。

清水さん……好きだ……
告白だった。
それを聞いた途端、涙が止まらなかった。
ずっと片想いだった人が、そう言ってくれて、本当に嬉しかった。
――そんな私を、この人はぎゅっと優しく抱き締めてくれた。

そして…今に至るのである。


で、続いていいの?
124名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 22:29:44 ID:j8QYTT+6
是非続きかいてくれ
125 ◆FLU3nmaAXI :2006/12/25(月) 22:58:05 ID:mE8WNlcx
始めはただ唇を合わせるだけの幼い口づけであったが、次第にそれは深いものとなっていった。
彼の舌が、葵の歯列を割って侵入してくる。
驚きのあまり、肩をぴく、と震わせる。
背中に手を回していた彼はその反応に気付き、そっと顔を離し、こう言った。
「清水さん、ごめん…いきなりこんなことして…。もう、やめる?…やっぱりこういうのは嫌?」
しかし、彼女は首を横に振り、震える声でこう言った。
「そ、そんなことありません…その…わ、私は山内さんの事が…とても好きです!だ、だから…そんなこと言わないで下さい…」
せめてもの配慮で、電気を消してくれてよかったと思った。
きっと…私の顔は真っ赤なんだろうなぁ…
そんな事を考えていたら、「じゃ、お言葉に甘えて」という声が聞こえた後、唇が再びくっついた。
舌が触れる。…とても、恥ずかしい。
翔太がぴちゃぴちゃといやらしい音を立てて唾液を啜ると、
葵は、月の光りが照らしているだけの暗い道場でも、はっきりと分かる程赤い顔をして、彼の背中に回していた手に力を込める。
彼は、目を瞑りながら羞恥心に耐える葵の顔を覗き込む。
可愛いい、というよりこれは…美しいと言うべきか。
『俺、本当にこんなことして良かったのか…?もしかしたら、全部夢かも知れないなぁ…』
そんな事を頭のどこかで考えながらも、二人は大人の口づけを続けていった。
126 ◆FLU3nmaAXI :2006/12/25(月) 23:28:41 ID:mE8WNlcx
翔太がそっと唇を離す。
すると二人の間にどちらとも区別のつかぬ唾液の糸がつうと伸び、消えていった。
ゆっくりと彼の手が、衿にかかった。
そして、そこをぐいっと引っ張るとそこには、美しい弧を描いた、豊かな二つの膨らみが姿を現した。
いつもは胸当てに隠されていたので意識してはいなかったが、中々の大きさである。
…それより何もつけていないとは、一体。
とりあえず、疑問を投げ掛ける。
「…胸、いっつも何もつけてないの?」
「い、いえ…弓道着のときだけ……その…動きづらいから…」
桜色の頬に両手を添え、恥ずかしそうに目を瞑りながら葵が答える。
それにしても、この人の外見といい、振る舞いといい、喋り方といい…どれをとっても美しい。
大和撫子とはまさにこれのことだろうか。
そんな葵の乳房を、ゆっくりと、優しく揉み始める。
「…………ぁ…!」
急いで口を手で覆う。
何、今の……もしかして…聞かれた…?やだ…恥ずかしい…
しかし、翔太の手は止まらない。
両手で両方の膨らみを揉み、手のひらを頂点に押し付け、回すように動かす。
「ふあぁ…あぁ…ん……あ、あん…やぁ…」
口を手で押さえている筈なのに、声が止まらない。……恥ずかしい。
すると突然、彼の指が乳首をぴんと弾いた。
「ひあぁっ!!」
一段と高い声が道場に響く。
葵の蕾はどんどん固くしこってゆき、それをしごく力も段々と強くなってゆく。
こりこりとした突起を攻められる度に体をよじらせ、初めてもたらされる快感に溺れる。
「あっあっ…やぁ…ふぁぁあ…あんっ…ああ!」
彼女は、もう何も考えられずに、翔太に身を預けるしかなかった。
127 ◆FLU3nmaAXI :2006/12/25(月) 23:47:41 ID:mE8WNlcx
翔太の手が止まったかと思うと、さらに下の方に進んでゆく。
そして、袴の横にある隙間から手を忍び込ませ、泌所に触れる。
既にそこは洪水状態で、ぬるぬるした液体が指に絡み付く。
…やっぱり下もつけていない。
「そこ…わ……やあぁ…ん!…はぁっ…だめ……」
必死の願いも、彼に届くことはない。
それもその筈、袴姿の美しい女性が目の前で喘ぎ声を上げながら泌所を漏らしていれば、
健全な男児の手が止まる訳が無い。
…しかし、突然指が引き抜かれ、葵は彼を見上げた。
「…袴のままだとしにくいらか、脱がすよ」
そう言って翔太は袴の帯に手を掛け、しゅるしゅると解いていく。
…しばらくしてそこに、葵のほっそりとした美しい足と共に、蜜で濡れた泌裂が晒された。
128 ◆FLU3nmaAXI :2006/12/26(火) 00:08:56 ID:fCXyHI3b
彼は葵の股の間に顔を埋め、泌裂をぺろりと舐め上げる。
「そん…なとこ……舐め……あ、やぁぁっ!」
肉壁の回りを舐め回したあと、舌をずぶずぶと侵入させていった。
狭い。葵の喘ぎ声とは裏腹に、鮮やかな桃色のヒダは舌を受け入れるように伸縮している。
そして、舌を腟中に伸ばしたまま、じゅるじゅると甘い蜜を飲み干してゆく。
「いや……あぁ…だめ…だめぇ…っ!」
葵の口から、唾液がぼとりと落ちる。
そろそろ大丈夫かな…?
翔太は顔を彼女のそこから離し、自分の袴をそそくさと脱ぎ捨て、葵と同じく、胸元がはだけた胴着と足袋だけの姿になった。
…そして、彼の股間には、欲望の詰まった男根が直立していた。

もう…いい?
翔太の低い声。
葵は彼の股間を脅えた表情で見つめていたが、
「大丈夫…です…。翔太さんの…好きなようにして…下さい…あ、でも優しく…して下さいね…」
と、仰向けに倒れながら微笑み、そう言った。

いつの間にか、彼の事を名前で呼んでいた。
それを、受け入れる合図と取った彼は彼女の足を優しく押し上げ、
股の間に入り込み、彼女の腰を両手でしっかりと掴んだ。
129名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 00:29:02 ID:fCXyHI3b
そして彼は、己の先端を泌所にあてがい、挿入していく。
「んん……くぅ……あぁ……!」
葵の苦しそうな声。
出来るだけ、優しく。
それを第一に考えながら、翔太はゆっくりと押し進む。
しばらくして、何やら壁の様なものに阻まれた。
彼は、腰に回していた手を葵の手に重ねてぎゅっと握り、
「ごめん…。痛いだろうけど、我慢して…」
…そう言って、彼女を一気に貫いた。
「…っぁぁぁああああ!!」
突き刺された痛みは、かなりのものであったようだ。
葵は、涙を流しながら息を荒くしている。
動きたいのをじっと耐えて、彼女の長く艶やかな髪をそっと撫でる。
破瓜の痛みがもう少し収まるまで、彼は待った。

「……翔太さん……動いても大丈夫ですよ…」
葵の優しい声が聞こえる。
先程に比べ、呼吸もかなり安定しているようだ。
「うん…痛かったら、言ってな…」
彼女の痛みが収まったのを確認して、彼は動き始めた。
性器を擦り上げる度に、腰が砕ける程の快感がこみあげて来る。
今にも果ててしまいそうなのを、弓道で鍛えた精神力で何とか耐える。
…こんなところで、役に立とうとは思わなんだ。
130 ◆FLU3nmaAXI :2006/12/26(火) 00:48:17 ID:fCXyHI3b
「あぁぁっあっ!やあぁ!…あ…んん…あぁ!」
腰の動きに合わせて、葵の甘い悲鳴が響く。
彼女の肉壁が、彼の陰茎をぴっちりと包み込んでいる。

「ああぁーーっ!あ、あぁっ!…しょうたさん…あっ…しょうたさぁん!もう…だめ!」
締め付けが一層強くなる。
あまりの気持よさに射精感が一気に高まり、精神力が負けそうになる。
…精神力、あんま役に立たなかったなぁ。
まぁ、いいか…そろそろ最後の仕上げといくか。
これまでとは比べ物にならない程早く、強く出し入れを繰り返す。
「あぁぁーーっ!あんっ!あっ!…あ、あ、ああああぁぁぁぁーーーー!!」
葵の体がびくびくと痙攣している。
そして翔太も、頭が真っ白になる。
彼が勢い良く引き抜くと、びゅくびゅくと白い液体が飛び散り、彼女の肢体に降り注いだ。
131 ◆FLU3nmaAXI :2006/12/26(火) 01:01:53 ID:fCXyHI3b
――それじゃ、また明日。
制服姿の葵が、優しく微笑む。
「大丈夫?家まで送ろうか?」
「あ、いえ…大丈夫です…」
少しぎこちない歩き方の彼女への提案は、優しく断られた。
彼女は校門を出て、左へと曲がっていった。
…俺も帰るか。
そう思った矢先、突然葵が振り向き、翔太に小さく手を振った。
彼もその仕草を真似て手を振り、そして二人は別々に帰宅の路についた。

翔太さん…ありがとう…
そんな事を思い、葵は涙を流しながらひっそりとした夜の道を歩き続けた。


―終―
132 ◆FLU3nmaAXI :2006/12/26(火) 01:05:01 ID:fCXyHI3b
終わりです。
誤字とかあったらすいません。
133名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 17:45:26 ID:DL/N8GV7
GJ!!

胴衣の下が裸とか最後の「ありがとう」等々、
微妙に伏線っぽい内容なところが気になります。

……続編、あるよね?
134名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 01:21:49 ID:V65BlpTQ
「ん…っ」
シュル、と衣擦れの音とともに腰紐が解かれる。
布団の上で、先ほどとは違う意味での緊張で体をガチガチに固くした凛の髪を、保が撫でる。
自分の物とは違う大きな手に妙な安心感を感じて、凛は口元をほころばせた。
今まで見たこともないくらい真剣な保の顔を見ながら、どうしてこんなに暗いのに、保様がしっかりと見えるんだろう、と心のどこかで思う。
多分、保様も自分が見えているのだろうとも思う。
思いながら、自然に腕が動き、保の頬に触れた。
「…凛」
「…ぁ…」
その手を握られ、そのままの状態で唇が重なった。
しばらくの間、位置を少しずつ変えつつ唇を何度も重ねあう。
「んぁっ」
唇を割って、舌が口腔内に入ってくる。
突然のことにどうしていいのかわからないうちに、抵抗する力さえも体から抜けていくのを感じる。
唇が離れ、透明な橋が出来るころには、くたりと身を横にすることしか出来なくなっていた。
「…ん」
襦袢を剥れ、ひんやりとした空気が熱い体を包んだ。
「保様、あの、あまり見ないでください。恥ずかしいです」
凛は自分の胸を手のひらで隠した。
もう少し、大きくてもいいのに…。
なぜか申し訳なく思う。
成長しきっていない膨らみは、小さな自分の手でさえも簡単に包み込めてしまうくらいの小ささだ。
「大きさなら、気にするな。じきに育つ」
「それは、そうでしょうけど…ひゃっ」
凛の手を退かし、保はこの小さなふくらみを大きな手で包む。
確かに、小さい。
そう思うが口には出さず、ゆっくりと揉みしだいていく。
「……!はぁ…。…っぅ。ぁ、ゃ…」
桜色の先端に舌を這わせるころには、凛の口から、必死に抑えている様な高い声が漏れ出す。
「我慢するな。きつくなったら、言え」
ぶっきらぼうに、それでも気を使いながら、保は片方の手を凛の下腹部に当てる。
薄らと毛が生えかかっている丘を軽く揉み、そっと割れ目に指を伸ばす。
「…っ!!ぃや…ぁっ」
凛の身体がピクリとはねる。
小さな花の芯は、僅かに、しかし確実に濡れていた。
「これでは、足りないな」
「?」
凛の疑問符を無視して、保は脚の間に顔をうずめた
「!!ぃ、いや…っ!そんなこと…っ。…ふぁ!?」
ざらりとした感触が身体の中心に触れた瞬間、四肢全体がしびれる。
しばらくの間、クチュクチュという音が部屋の中に響く。
その音に呼応して、凛の身体がビクリと縮む。
「…あ。や、ぁ…。んぅっ…ぅっ。たも、っ様…」
これ以上はしたない声が出ないよう必死に口を押さえながら、凛の身体は保の愛撫に反応していく。
「声を、出してもいいんだぞ?」
見かねた保の言葉に、凛は口を押さえたまま、顔をブンブンと横に振る。
だめ、こんな、はしたない…っ!!
こんな、声…っ、恥ずかしい…っ。



135名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 01:24:06 ID:V65BlpTQ
>>109

そして、ありったけの力で、保の腕を跳ね除けた。
「!!」
派手な音を立てて、床に倒れこむ。
顔を強か撃ってしまったが気にせず、襦袢の下から懐剣を取り出し、鞘だけを庭へ投げ捨てた。
「…ちっ」
保が一瞬、刀の鍔に指をかけようとするが、
「お下がりください」
それよりも先に、力の入らない足腰で凛はなんとか立ち上がる。
手近な柱に方手をかけふらつく体を支えた。そしてもう一方で指が白くなるほど強く懐剣を握り締める。
刃は、白い首の付け根にあるくぼみに、小さな珠玉を作ってた。
「これ以上、私に近づけば…」
小刻みに揺れる刃の先で、ぷつりともう一つ、血の珠が生れる。
その紅は、蒼白な凛の顔色を一層際立たせた。
それは、真剣を初めて持つ人間が見せる顔色。
保は呆れ、そのまま、ずんずんと凛に近づく。
「ぃやっ…、こないで…ください!!」
恐慌に陥りかけた少女はぼろぼろと涙をこぼし、思わず懐剣を保に向けて振り回してしまった。
「馬鹿が…!」
「…っ!!いやっ。…く、あぁっ!!」
振り回した利き手を掴まれると同時に、凛の小さな体は保に右手を掴まれた状態で宙に浮かんでいた。
容赦なく細い手首に力を加えられ、手のひらから懐剣が落ち、トスンと音を立て、廊下の床に突き刺る。
しかし、保は凛の手首を掴む腕の力を緩めず、逆に力を込める。
「う…っ」
「お前は、本当に、馬鹿だ」
保が低い声で言う。
どうしてだか、その声に言いようのない焦りが含まれているのを感じた。
痛みで飛んでいきそうな意識で、保を見る。
どうして…、どうして泣きそうな顔をしているんだろう。
私よりも、つらそうに。
実際に泣いてしまっているのは、私の方なのに…。
私のほうが、怖い思いをしているはずなのに…?
「どうして、お前は、俺を受けいれない…」
つま先が床につきはじめる。
そして、今度は正面から抱きしめられる。
先ほどよりも、強く。
だが、別人のように優しい抱擁。
体に回された腕からは、安堵感や切ないほどの愛情が伝わってくる。
「凛…。凛」
掠れた声で呟かれる。
嫌悪を感じていたはずのその呟きに、何故か切なさを感じる。
あぁ、そうか。
凛は気づく。
そして、ぎこちなさを残しながら、ゆっくりと保に体を預けた。
136名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 01:25:05 ID:V65BlpTQ
>>135

「ん…っ」
シュル、と衣擦れの音とともに腰紐が解かれる。
布団の上で、先ほどとは違う意味での緊張で体をガチガチに固くした凛の髪を、保が撫でる。
自分の物とは違う大きな手に妙な安心感を感じて、凛は口元をほころばせた。
今まで見たこともないくらい真剣な保の顔を見ながら、どうしてこんなに暗いのに、保様がしっかりと見えるんだろう、と心のどこかで思う。
多分、保様も自分が見えているのだろうとも思う。
思いながら、自然に腕が動き、保の頬に触れた。
「…凛」
「…ぁ…」
その手を握られ、そのままの状態で唇が重なった。
しばらくの間、位置を少しずつ変えつつ唇を何度も重ねあう。
「んぁっ」
唇を割って、舌が口腔内に入ってくる。
突然のことにどうしていいのかわからないうちに、抵抗する力さえも体から抜けていくのを感じる。
唇が離れ、透明な橋が出来るころには、くたりと身を横にすることしか出来なくなっていた。
「…ん」
襦袢を剥れ、ひんやりとした空気が熱い体を包んだ。
「保様、あの、あまり見ないでください。恥ずかしいです」
凛は自分の胸を手のひらで隠した。
もう少し、大きくてもいいのに…。
なぜか申し訳なく思う。
成長しきっていない膨らみは、小さな自分の手でさえも簡単に包み込めてしまうくらいの小ささだ。
「大きさなら、気にするな。じきに育つ」
「それは、そうでしょうけど…ひゃっ」
凛の手を退かし、保はこの小さなふくらみを大きな手で包む。
確かに、小さい。
そう思うが口には出さず、ゆっくりと揉みしだいていく。
「……!はぁ…。…っぅ。ぁ、ゃ…」
桜色の先端に舌を這わせるころには、凛の口から、必死に抑えている様な高い声が漏れ出す。
「我慢するな。きつくなったら、言え」
ぶっきらぼうに、それでも気を使いながら、保は片方の手を凛の下腹部に当てる。
薄らと毛が生えかかっている丘を軽く揉み、そっと割れ目に指を伸ばす。
「…っ!!ぃや…ぁっ」
凛の身体がピクリとはねる。
小さな花の芯は、僅かに、しかし確実に濡れていた。
「これでは、足りないな」
「?」
凛の疑問符を無視して、保は脚の間に顔をうずめた
「!!ぃ、いや…っ!そんなこと…っ。…ふぁ!?」
ざらりとした感触が身体の中心に触れた瞬間、四肢全体がしびれる。
しばらくの間、クチュクチュという音が部屋の中に響く。
その音に呼応して、凛の身体がビクリと縮む。
「…あ。や、ぁ…。んぅっ…ぅっ。たも、っ様…」
これ以上はしたない声が出ないよう必死に口を押さえながら、凛の身体は保の愛撫に反応していく。
「声を、出してもいいんだぞ?」
見かねた保の言葉に、凛は口を押さえたまま、顔をブンブンと横に振る。
だめ、こんな、はしたない…っ!!
こんな、声…っ、恥ずかしい…っ。





ごめんなさい。貼り付ける順番を間違えてしまっていました
ほんとにごめんなさい
137名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 01:46:00 ID:+DGsjWE1
>>136
ドンマイ
それよりも続きを楽しみにしてるよ
138名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 04:41:15 ID:jPVBfSef
乙……だがせめてsageようぜ。
変なのが寄ってくるかもしれないしな。
139名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 07:33:46 ID:umluZKM7
GJ!
140名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 10:57:41 ID:AqeNqiJs
GJ!

だが場所は弟君の寝室そばのママ、という状況
141名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 11:54:50 ID:A5KLYwBr
>>140
きっと弟の部屋でしてるんだよ
142名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 00:10:06 ID:T+UTGerK
ほす
143名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 00:14:54 ID:dMjYbOML
転校してきた学校でやけに馴れ馴れしく接する京都弁の彼女。
どうにもうざく感じた主人公は問う。

男「あんたなんなんだよ!さっきから抱きついたり変なことばっかり言って!今日始めて会ったばったかりじゃないか」
女「え・・・うちのこと覚えてないん?」
男「し、知らないよ」
女「昔なぁ、近所に小うるさい女の子いたの、覚えとりますか?」
男「いたけど・・・ええ!?」

女、にっこりと笑う

女「うちのことお嫁さんにしてくれる約束、ずっと待っとった」
男「えええ!?」
女「もう離さへん・・・」


どう見ても静留です。本当にすみませんでした。
144名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 13:34:32 ID:iJilP8GN
>>143
シリーズ化希望
145名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 16:47:44 ID:AvCEVoXZ
>>43和風外人娘。
名前の表記はどんなものになるのかわからない。
146名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 22:15:10 ID:k7kKMqcm
意表を突いてアラブ系


しまった金髪蒼瞳だった
147名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 22:54:32 ID:itKaIP+O
いいね。トルコ人とかは日本の文化や道徳に敬意を持ってくれるし、スレの趣旨に合いそう

ただ、問題はイスラム教徒は他教徒との婚姻は確か認めていないということ
エロパロ板で気にするのは無粋かも知れないが、日本の道徳を尊重してくれる外人キャラって設定なら
こちらも向こうの道徳を尊重してあげたい気分
148名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 01:00:11 ID:zhDGRH+L
>>145
帰化した、とあるならば、普通の日本人的な名前では?
149名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 03:27:15 ID:tQG/N9U9
山田ステファニー花子だろ
150名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 03:30:44 ID:2dH3FBNw
うんこまん前田
151名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 03:09:22 ID:UL3tge1S
いや、佐藤ジェニファー薔薇子だろ
152名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 22:17:38 ID:NYxq8x8X
ううむ、このスレ向きの時節のはずだが、それだけに時期的に過疎ってるな
保守
153名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 22:41:07 ID:3J2fpzgm
姫初めで何か書けそうだよな
154名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 13:49:02 ID:+6twciH/
旦那様、新年あけましておめでとうございます。

そ、それでですね。その…早速、その…お情けをいただきたいといいますか…

え?姫初…キャーッ!何を言わせようとしているんですか!?

と…ともかく、あの…こちらはいつでもいいですので…え?何がですって?
…そ、そのアレです。夫婦のアレです。
ッ!? わ、わかりました。ちゃんと言います。

わ…私と交わって…いえ、私とセ、セックスしてくださいまし!!!

これでよろしいですか?
…もう、旦那様はいつも意地悪です。
え?お前だからつい意地悪になっちゃうんだ?
私も、旦那様になら意地悪にされても…その…嬉しいです。

も、もうそろそろよろしいですか?我慢が…できそうにありません。

…はい。まずはお風呂ですね。お背中お流しします旦那様。

あ…あの、今年もよろしくお願いします。旦那様。





初めてなので、どう書いたらいいのかわからなかったのですが、書いてみました。
少し、遅かったですね。
155名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 23:17:14 ID:BKKOC1aG
勃った
156名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 23:44:50 ID:gxVE5c0v
ktkr
157名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 01:07:07 ID:ZHkRT7KM
(*´Д`)ハァハァ
158名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 22:24:23 ID:kU3cjql5
こんな時事ネタスレをこのまま終わらせるものか
159名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 08:16:17 ID:9/uFnW9x
成人式
160名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 00:14:49 ID:ixz0KP/e
このスレ、消えそうだな・・・
161名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 01:10:08 ID:yxfUwQwL
期待上げ
162ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2007/01/13(土) 05:30:35 ID:E8Be/LZm
ちょっと毛並みが変わった?奴を。

※レイプ、逆レイプ表現あります。(バッドエンドではありません)
苦手な方は 「ゲーパロ専用」 で弾いてください。
163ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2007/01/13(土) 05:31:12 ID:E8Be/LZm
<波璃が山から下りてくる>

「シンジロー・仁科、今日はヒマか? 食事でもいっしょにどうだ」
ラボの帰りに、リミア主任から声を掛けられた。
ブロンドがゴージャスな美女は、俺の上司だ。
「いや、今日は……」
用事があるといいかけて、俺はことばを切った。
そろそろ「あの時期」だったはずだけど、あいつが来るのは――明日かもしれない。
才色兼備の上司に食事に誘われるのは、はじめてだ。
「ええ、ごいっしょに……」
言いかけて、またもやことばが止まる。
――今度は自分の意思ではなく、外からの強制によって。
背中が熱い。
いや――痛い。
この、感覚は……。
俺は恐る恐る振り返った。
「……」
思ったとおりの人物が背後にいた。
きっちりとした青灰色の和服は、先月と変わらない。
いや、背はまた少し伸びたか。
艶のある髪の毛は、腰まで届く。
「よ、よお……」
俺は、こわばる舌をなんとかうごかして挨拶をした。一月ぶりにあう、その娘に。
「……その方と、ご夕食ですか?」
静かな声は、しかし、俺の危険察知本能を限界まで活発化させる。
「あ、いや、その――」
――俺の声は、他人の声のように遠くに聞こえた。
「……では、私はアパートで待っていますから」
――こいつの声は、こんなにはっきりと、こめられた怒りまでクリアに聞こえるのに。
164ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2007/01/13(土) 05:31:57 ID:E8Be/LZm
「……む、見たところ、君の恋人……か、シンジロー?」
リミア主任は、俺と波璃(はり)を交互に見ながら聞いた。
「いいえ」
波璃が即座に答える。
「私と慎二郎さんは、恋人同士ではありません」
「そうなのかね?」
リミア主任の青い目が、こちらを向く。
「ああ、ええと、まあ……」
俺はあたふたと肯定とも否定ともつかぬ答えを口にする。
「――私と慎二郎さんは、五年前、慎二郎さんが私を強姦してからの縁(えにし)です」
淡々と、波璃が言い放つ。
「……」
リミア主任が、形のいい唇を「O(オー)」の字に開けた。
20代で博士号をいくつも取得している才媛が唖然とする姿など、始めてみた。
「……本当なのかね?」
たっぷり三十秒、押し黙った主任は、ようやくそれだけを聞いた。
「……ああ、ええと、まあ……」
俺は、消え入りそうな声で返答をした。
「――五年前、慎二郎さんは、年端もいかぬ私を犯しました。
私は、そのせいで、毎月、ここに来なければならなくなったのです」
よどみなく答える、波璃の声。
「ふむ……」
リミア主任は、眉根を寄せて、それを聞き、それから俺のほうを向き直った。
バチッ!
猛烈な平手打ち。
「そんな女がいるというのに、のほほんとしているのはいい度胸だ。
――今すぐ、この娘と話し合い、場合によっては警察に行きたまえ」
憤然として睨みつけるリミア主任。
それすらも目に入らぬかのように、波璃は静かな声を俺にかけた。
「では――慎二郎さんのアパートに行きましょうか」
165ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2007/01/13(土) 05:32:29 ID:E8Be/LZm
「で、シンジローは、本当に君をレイプしたのか?」
リミア主任は、腕組みをしながら俺を睨みつけ、それから波璃に視線を移した。
「……しました」
波璃は、ちらりとリミア主任を眺め見、それから俺に視線を移した。
いつものように、まっすぐに。
俺は、首をすくめた。
波璃は何も言わないが、リミア主任が何故アパートまでついてきたのかを目で問いただしている。
(……お前のせいだろ)
たしかに、どう見ても十七、八の娘が「五年前に強姦された」と発言したのなら、
これはどう考えても、事件だ。
リミア主任のような正義感の強い女性なら、ついてくるだろう。
目で答えた俺の訴えが、波璃は気に入らなかったらしい。
居住まいをちょっと正した。
いままでも完璧といっていい正座だったのが、さらに文句も付けようのない姿勢になる。
「慎二郎さんは、はじめ、私を裸にしました。
そして、私の胸や女性器を観察し、手でさわり、舌で嘗めまわしました」
「あわわ……」
俺は波璃の口を押さえようとしたが、リミア主任にむこうずねを払われ、古畳の上に転がった。
――国際交流実践派のリミア主任は、合気道を習っている。
それも免許皆伝の腕前だ。
「慎二郎さんは、それから自分の男性器を取り出し、私に握るように命じました。
私の手に握らせると、それをしごくように命じ、そのうち口に含むように言いました。
――私がそうすると、慎二郎さんは、すぐに<うっ>とうめいて、私の口の中に射精をしました。
私がむせこんで吐き出そうとすると、慎二郎さんは怖い顔をして、<全部飲むんだ!>と言いました。
おびえた私は、慎二郎さんの出す精液を全部飲まされたのです。
生臭い汁を全部お腹に収めるまで、慎二郎さんは許してくれませんでした」
――みしっ。
リミア主任の万力のような手が、俺の首筋をとらえて締め上げる。
俺は悲鳴を上げそうになった。
166ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2007/01/13(土) 05:33:03 ID:E8Be/LZm
「――それで……?」
リミア主任は、俺の過去の過ちをすべて言うように促した。
波璃は、それに答える素振りでもなく、だが淡々と話を続けた。
「――その後、慎二郎さんは、私の太ももを両手で持って押し広げ、
私の女性器に、回復した男性器を押し付けました。
私が悲鳴を上げても、力をこめて、押し入れるのです。
生娘だった私の女性器からは、血が流れ、慎二郎さんの男性器を濡らしましたが、
慎二郎さんは、射精するまで私を離しませんでした。
何度も、何度も、気絶するまで私を犯し、――私は純潔を失ったのです」
──めきゃあっ。
俺の頚椎がいやな音を立てた。
折れた――いや、まだぎりぎり残っている。
だが、リミア主任がもう少し力を入れたら、確実に一生車椅子の人生だ。
「……女性器が限界になると、慎二郎さんは、今度は私の肛門に興味を持ちました。
ほとんど失神している私を裏返しにすると、そちらの孔のほうも犯したのです。
気がついたとき、私の身体は、どの部分も、生娘ではなくなっていました」
──波璃は、陵辱の過去を語り終えた。
「……で、きみは、この外道をどうするつもりなのかね?」
リミア主任が波璃に質問した。
このまま警察へ、という答えを予想していたのだろう。
だが、波璃は――。
「私は、慎二郎さんを強姦いたします。――今月も」
リミア主任の存在すら意識している風もなく、俺のほうをまっすぐに見つめている娘は、
青灰色の和服に手をかけながら言った。

「――お覚悟はよろしいですね、慎二郎さん……」
167ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2007/01/13(土) 05:34:58 ID:E8Be/LZm
「な、なにを──」
衣擦れの音をたてて裸になっていく波璃を見て、リミア主任が狼狽の声をあげる。
そりゃそうだ。
「強姦された娘」がその相手の前で自分から服を脱ぎだしたのだ。
しかも、相手を強姦する、と宣言して。
「シンジロー、これは……」
「邪魔です」
俺を押さえつける合気道免許皆伝の美女は、次の瞬間、するっ、と畳の上を転がった。
するっと、そういう擬音がふさわしい。
すべるように横にのけられたリミア主任は、青い目をぱちくりとさせた。
「……傷物にされた以上、慎二郎さんには責任を取ってもらわねばなりませんが、
世継ぎの子を産むまでは、正式に籍も入れられません。――今月こそは、授からせていただきます」
明治か大正の世の結婚は、そういうものだったらしいが、
今の世の中でそんなことを言い出すのは、波璃の家くらいのものだ。
「ちょ、ちょっとっ……」
青く静脈を浮かせた乳房や、漆のような艶やかな黒色の若草をさらして
俺の前で仁王立ちになる波璃を見て、リミア主任が身を起こそうとする。
「……」
俺のほうをじっと見下ろしたまま、波璃が軽く手を振った。
リミア主任は、また、すとん、と畳の上に座り込んだ。
「あっ……!?」
自分の意思ではなく「座らされた」リミア主任は反射的にもう一度立ち上がろうとして、
身体が動かないことに愕然とした。
多分、四肢の関節は、痛みもなく外されている。
免許皆伝の猛者を、一瞬で制圧する。
──北神流柔術、三十八代宗家の名を持つ娘なら、可能だ。
そして、その娘は、「三十九代目」を孕むべく、俺の上にのしかかってきた。
168ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2007/01/13(土) 05:35:36 ID:E8Be/LZm
首筋に痛みを残してうつぶせになったままの俺を見て眉をひそめた波璃は、
すっとしゃがみこんだ。
思わず見上げようとしてしまい、俺は首の痛さに悲鳴をあげた。
もっとも、波璃の太ももはつつましく重ねられ、
どの角度から見やってもその奥を拝むことは不可能なことは分かっていたが。
俺の上で波璃がさらに柳眉を逆立てたのは見えなくても分かった。
「……」
ぽんと、うなじに手が当てられた。
それだけで、俺の首の痛みはなくなった。
同時に、景色が百八十度かわる。
見えるのは──天井だ。
いつもながら、何がどうなっているのか、わからない。
波璃から理屈を教わったことはあるが、やっぱりわからない。
寝そべった状態の相手からさえ力と体重を利用できる技なんて、存在するのか。
するんだろうな。
今、波璃がやってみせたんだから。

波璃の性行為は、先月と同じく、ひどく単純だった。
最初に、軽く俺の男根に唇を近づけ、唾液をたらす。
透明な唾液を手でのばすようにしてこすりつけた。
すべすべした手は小さい──とても青竹を握りつぶせるものには思えない。
波璃に言わせると、筋肉ではなく、力の出し方も問題だそうだが。
──俺の男根を軽くミンチにできる繊手は、二、三度上下運動をして離れた。
あとは──上に跨るだけ。
「……っ!」
華奢な身体の、その部分だけは鍛える技もないのか、
小ぶりな女性器に俺のものを収めるときに波璃は小さい叫び声をかみ殺した。
169ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2007/01/13(土) 05:36:07 ID:E8Be/LZm
「……っ! ……っ!」
波璃が、俺の上で腰をゆする。
身体の柔らかい娘は、膝立ちではなく、足の裏をぺったりと着いて跨ることができるから、
動ける範囲は広いはずだが、波璃は、馬鹿正直に前後に身体をゆするだけだ。
はじめて波璃に犯されたとき、跨ったまま身じろぎもしない彼女に
そうすることを教えて以来、ずっとそれだけをする。
他の動きは──前後運動を教えたときの恥ずかしがりようと、それを紛らわすためか、
俺の身体の関節をいくつか外したことを思い出すと、ちょっと提案できない。
何より、波璃はそれだけで十分感じているようだった。
──そして、俺も。
「んっ、くっ……ひああっ!」
四、五回腰を動かしただけで、波璃は悲鳴を上げてのけぞった。
ひどく敏感なのは、ずっと変わらない。
「あっ……あっ……ああっ!!」
絹糸を漆で染め上げたような黒髪が、ばさり、と宙を舞う。
「だ、だいじょうぶか、波璃……」
毎月のことながら、心配になってしまう。
「……だ、いじょう…ぶ……です。……つ、続けます……」
息を切らした、ちっとも大丈夫そうじゃない声が答えた。
潤んだ目は、すでに焦点があってない。
深呼吸をふたつ、みっつ。
波璃はまた腰を動かし始めた。
「……子種をもらう、まで、慎二郎さんを、……犯します」
美しい強姦者は、陵辱を再開した。
何度もあえぎ、何度ものけぞり、何度も達する。
腰まで伸びた長い黒髪が、汗で背中や首筋に張り付くころ、
俺はようやく最初の射精にいたった。
「……くふうっ……!!」
子種を子宮に送り込まれた瞬間、波璃は、失神して俺の上に崩れ落ちた。
170ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2007/01/13(土) 05:45:23 ID:E8Be/LZm
「……」
五分くらい気を失っていただろうか、波璃は身を起こした。
「まだ、でき…ますね。続け…ます」
しゃべると息が切れるのか、もう一度深呼吸をしてから、交わりを再開しようとする。
「おい、本当に大丈夫なのか、先月より……」
反応が激しい、といいかけて、俺は黙った。
波璃は、身体が成長──成熟するにつれて、どんどん感じやすくなっている。
だが、それを指摘すると、顔中どころか、首筋まで真っ赤になるのだ。
……ついでに、俺の顔面も真っ赤になる場合も多い。
波璃が、我を忘れて当身技を使うのは、俺がいやらしいことを言ったときだけだ。
もっとも、俺は特に「いやらしいこと」を言った覚えがないのだが。
「ふう……ふぅん……」
目を閉じ、また腰を使う。
その顔を下から見上げているうちに、俺は、不意にものすごい衝動に襲われた。
「波璃っ……!」
つながったまま、がばっと状態を起き上げる。
華奢な少女を支えるくらいは、楽勝だ。
「きゃっ……!」
波璃が悲鳴をあげる。
その身体を抱きすくめながら、下から男根を突き上げる。
「くっ、……あっ、だ、だめっ……!」
波璃がもがこうとするが、腰に手をまわしてぐっと抱き寄せると、力がぬけていった。
「波璃っ!!」
夢中で唇を求め、それを自分のそれに重ね合わせたとき、俺はあっけなく達していた。
「ああっ……!」
──同時に波璃も、より深く達した。
171ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2007/01/13(土) 05:48:11 ID:E8Be/LZm
「……夫婦(めおと)になってもいないのに、唇を合わせるとはなんたる破廉恥ですか」
着物を身に付けた波璃は、柳眉を逆立てて俺を睨んだ。
「……あ、いや、その……」
子供ができるまでは、夫婦ではない。
夫婦でない以上、キスはおろか、手をつなぐことすら、ふしだら。
波璃のこの感覚を矯正するのは、もうあきらめた。
直せるとしたら、本当に結婚してからだ。
――子供をつくって。
しかし、いつになったらできることやら。
残念ながら、波璃は子供ができにくい体質らしい。
そうでなければ、毎月、危険日の週に俺を強姦しにくるようになって五年もたつのに、
一向に孕まないということもないだろうに。
「ところで、――リミア主任を元に戻してあげてよ」
俺は、畳の上でもがくことすらできないでいる金髪の美女のほうを示した。
「……この方は、どちらさまですか?」
<毎月のお勤め>を終えて、ようやくまわりを見る余裕が出来たのか、波璃は質問してきた。
同時に嫉妬心もぶり返したのか、俺とリミア主任を交互に見る視線が硬い。
「……俺の上司だ」
「まあ、……それは失礼を」
すべるように近づき、ほとんど撫でるくらいの力で触ると、関節はすべて元通りになった。
「……き、君は一体……」
下手に武道に通じている分、ショックは大きいのだろう、
留学生時代から日本在住十五年のブロンド美女は、あえぐような声を出すのが精一杯だった。
「申し送れました。私、仁科慎二郎さんの許婚で、波璃と申します」
ぺこりと頭を下げる黒髪に、金髪がぶれるようにかしいだ。
「……だって、君は、さっき、恋人ではないって……シンジローが強姦したって……」
172ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2007/01/13(土) 05:50:03 ID:E8Be/LZm
「――はい。<恋人>ではありませんし、まだ夫婦でもありません。
それに、慎二郎さんが私を手篭めにしたのも事実です」
「……ああ、初めて引き合わされた日に、こいつに秘伝の惚れ薬やらを飲まされてな。
それも分量一ケタ間違ってた奴を、だ……」
俺は、ため息をついて続けた。
親同士が親友だったために交わされた、冗談とも本気ともつかない婚約は、
会ったその日に「やってしまった」ことで正式なものにされてしまった。
──波璃の思惑通りに。
以降、俺の人生は、こいつに握られっぱなしだ。
「……そ、それでも責任は取っていただかないと……」
波璃が消え入りそうな声で言う。誰かこいつに法律知識を与えてやってくれ。
……それと、「強姦」ということばの意味を。
中学にあがる前に先代を打ち負かし、古流柔術の総帥の座に着いた娘を、
力づくで自由にできる男などいない。
今はもちろん、五年前の時点でさえキングギドラでも連れてこなければ不可能だ。
理性をなくして襲い掛かった俺の行為を、波璃が「強姦」と呼ぶのは、
子作り──結婚の前に、キスをしたり口や尻で性交をしたから、だそうだ。
今、自分がしている「強姦」は、何のつもりなのやら。
「……それでは、申し訳ありませんが、
これより、慎二郎さんと私は子作りの続きをいたしますので──」
有無を言わせず、波璃はリミア主任をドアの外に押し出す。
──主任、すみません。
明日の朝、ラボでどんな顔して会えばいいのか、俺はため息をついた。
まあ、どんな顔かって言われても、たぶん、憔悴している顔なのはまちがいないだろうが。
ドアを閉めて、カギまでかけて振り返った波璃は、ようやく今月はじめての笑顔を見せた。
「――では、続きをいたしましょうか、慎二郎さん」
波璃は、緊張が解けてからのほうが、営みが激しい。
俺は、もう一回ため息をつこうとしたが、
意に反してそれは熱い興奮の吐息になっているのに気がついた。
苦笑した俺は、今月もまた、波璃の餌食になる。
 
                                       終わり
173名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 11:36:33 ID:HbBdnkx6
GGGGGJJJJJ
174名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 16:52:15 ID:TVolv4Qv
ゲーパロさんキタ―――
しかもスゲー!!!!
175名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 17:13:27 ID:YPxhCLdS
保守
176名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 20:19:54 ID:hoJ4koJv
和服美少女というから美月さんのような正当派が来るかと思ったら
変化球で驚かされました。

速球から変化球まで七色の魅力的な女性を書き分ける
ゲーパロ氏はまさにネ甲
177名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 09:17:59 ID:/+LpzBVw
99さんの作品以外、変化球ばかりのような気もするw
178名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 09:31:32 ID:cOo8AjtY
美月さんも最初はともかく、後になってくると性格がどんどん変化してるし・・・
179名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 10:08:40 ID:Rpw5Trg6
なんというGJ!
変化球大好きです
180名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 15:11:35 ID:DBwUcwXx
ageときます
181名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 22:36:58 ID:DiLu2kk9
とってもGJ!
182名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 21:46:24 ID:w6YEBv1T
保守
183名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 20:18:22 ID:o2SwzaCQ
保守
184名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 02:32:18 ID:ckLYMzOF
和風のエロい言葉といえば「しっぽり」ですね。
だから何、ってこともないんですがね。
保守の一言じゃ味気ないかなと思いましてね。

そんなわけで、保守です。
185名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 17:03:22 ID:TftlKqPk
しかし、意外と盛り上がらないなあ、このスレ
需要はあると思うのだが、供給が難しいのか
186名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 17:29:51 ID:rNWlPayh
着物の種類とか、上で紹介されてるの見てもあんましよくわからんしなぁ……。

下着(?)は腰巻だと思っていたが、画像をみるとズボンのようなのを履いてるし……。
187名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 00:51:58 ID:itKaIP+O
書けそうなネタがあるなら、衣装とか細かいところは気にせず、やっちゃって欲しいところではある
スレ住人だって、気づけば優しく訂正してくれるだろうし、そんなつまらないところで煽るやつがいるほど盛況なスレじゃないし
188名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 04:29:29 ID:XwaMjmpP
保守age
189名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 23:19:11 ID:Xo6d/ulF
ホッシュ
190名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 22:18:38 ID:WVeSCq2r
文才が乏しい自分が恨めしい。
191名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 21:26:24 ID:3IO5fhab
今日も今日とて保守
192名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 00:28:14 ID:XB9xp67T
需要はある!需要はあるんだぁぁぁぁ!

お願いします。
193名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 01:03:51 ID:Mid+v+k3
良家のお嬢様でおっとりしてるけど、学級委員を勤めるくらいクラスの人望があって
誰からも好かれる非の打ち所のない大和撫子な女学生だけど
それはあくまで表層的なもので
本性は利己的で独占欲の強いサイコパスで
しかもレズビアンって娘はどうなんだ?
194名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 01:08:17 ID:Lz5QgR0S
書いてみようとは思うけど、どう考えてもパクリ入ぅてるのでためらっている・・・と聞いたら驚きますか?

195名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 02:30:52 ID:qpd8qxY0
>>193
全然問題なし
>>194
全然問題なし
プロが金とって書くわけでなし、王道的な設定でも何ら問題ないでしょ
196名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 10:25:26 ID:MdZB8zwZ
王道と言われるような普遍的なネタならためらう必要が無くね?
197名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 22:15:05 ID:7Zdq/oPO
ホッシュ
198名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 21:51:48 ID:zPo+T5cc
そろそろ琴子が読みたい
199名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 15:25:40 ID:WCxOjPaL
ホッシュ
200名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 17:49:36 ID:CCrStYcz
保守
201名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 11:10:00 ID:qWcekmDZ
くそぅ。ネタは簡単に思いつくんだがな・・・文章にまとめようとするとうまくいかねぇ。

<<ひどい話だ。難しいね>>
202名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 16:14:31 ID:9sBzeW5D
>>201
<<書け、臆病者!>>
203名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 16:36:32 ID:hIzMa0j9
だがソレができないのも人だ。
204201:2007/02/23(金) 18:39:52 ID:qWcekmDZ
>>201-202
まさかこのネタが通じるとはね。
とりあえずやってみる。思いついた部分をまずは書き留めておくか。

<<実はキャラ設定も考えてあるんすよ。大雑把な流れも出来てたりして>>
205名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 23:13:15 ID:nZh29eWg
リーンの翼のリュクスは和風美少女なんだろうか
ふと、コミック最終巻ラストの和服姿を見ながら思った
206201:2007/02/24(土) 10:57:21 ID:S11vmM12
昨夜、調子が良かったので割と書けたのだが(それでもエロの始めだが)。
よく見ると「和」なとこ無いよね、と気付いた。

なぎなた部の部室(のような所)で胴衣姿(脱いじゃうけどさ)の嬢ちゃんとえちぃするから
こじつけ出来なくもないわけだが。
207名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 14:14:48 ID:uGUzfTLr
かまうことはないさ、現状、それだけ要素があれば十分だよ
208名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 19:28:29 ID:iGZTxff9
ん?
209名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 00:31:58 ID:Hj78Z6Ix
きっと、気にせず投下してくださいまし、と言うことなのでしょう
210名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 10:01:20 ID:hlYiyaiH
つらつらと思いついたネタをエロ少なめです。

「刹那様……明日は決戦ですね」
そう言って、彼女は俺の横にそっと座る。
「ああ、明日は『門』を閉じる、最後の決戦だ。」
『人ならざるもの』魔獣との決戦を控え、俺達は体を寄せ合っていた。
我が名は蒼矢刹那、彼女の名は紅未来。昔から定められた許嫁だ。
「私は、怖いです。刹那殿が魔獣の戦いで死なぬかどうか……」
そっと肩を寄せてくる。肩を抱き寄せ、声をかける。
「安心しろ。俺はお前と契りを結ぶまでは死にはせん。」
「約束していただけますか?」
「ああ、当然だとも」
軽い接吻の後、俺は彼女の顔を。
優しく、気高く、そしてちょっぴり嫉妬深い彼女の顔を。

戦いは一方的に進む。俺達人間を優勢として。
「油断するな!かならず2対1であたれ!」
『ヲ・ノ・レェ!!』
魔獣王の叫びが戦場を振りまく。
奴を倒せば、この戦いは全て終わる。
俺と未来は魔獣王の元へと突進していった。
211名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 10:02:11 ID:hlYiyaiH
『ヨ・ク・モ・ヤ・ッ・テ・ク・レ・タ・ナ』
魔獣王の声が戦場に響く。
「消えよ!現世から!」
叫び声と共に、魔獣王に二人で攻撃を仕掛ける。
『コ・ノ・ジ・ダ・イ・ハ・ワ・レ・ラ・ノ・マ・ケ・ダ』
「ほう、諦めが早いな」
『ダ・ガ・ツ・ギ・ノ・ジ・ダ・イ・ハ・ワ・レ・ラ・ガ・カ・ツ』
その言葉と共に、魔獣王の体から妖気が発せられた。

「未来……?」
「あ……あ………」
うわごとのように呟く未来。左手に短刀、それが俺の背中の肩を貫いていた。
『ミ・ラ・イ・ヨ・オ・マ・エ・ハ・ナ・カ・マ・ヲ・キ・ズ・ツ・ケ・タ』
じわっと、未来の目に涙が浮かんでくる。
『オ・マ・エ・ノ・イ・バ・シ・ョ・ハ・ソ・コ・ニ・ハ・ナ・イ』
「違う!私の居場所は……」
『ナ・ラ・バ・ナ・ゼ・セ・ツ・ナ・ヲ・キ・ズ・ツ・ケ・タ?』
未来の体が苦しそうにもたげる。
『コ・チ・ラ・ニ・コ・イ』
ガタガタと震えながら、そっと立ち上がる未来。軽い催眠術か!
「未来……」
「私は……刹那殿を傷つけてしまいました」
くそっ!未来!行くな!お前は俺の伴侶だろう!俺が他の女に声をかけるだけで困った顔をするのに、
………他の男の所へ行くな!
「ならばっ!」
俺はそう言って上の鎧服を脱ぐ。
「傷には、人のつばが良く効くと聞く。ならば、未来この傷お前が舐めるのだ」
『ン・ナ?ナ・ニ・ヲ・カ・ン・ガ・エ・テ・ル?』
あまりのことに魔獣王が驚愕する。
「刹那殿?」
「お前が傷つけた傷だ。お前が治すのが道理だろう」
がたがたと震える彼女に俺は近寄る。
「わかりました」
彼女は涙を流しながら、俺の傷に唇をあて、ゆっくりと舐め始める。
『キ・サ・マ・オ・ン・ナ・ヲ・ナ・カ・セ・テ・ハ・ズ・カ・シ・ク・ナ・イ・ノ・カ?』
「俺からしてみれば、未来が貴様如きの為に笑うのが気に入らん。
 貴様の目的は未来を手に入れることだったのだろう?だがなあ!」
俺は刹那をしっかりと抱き寄せると、強く唇を合わせる。
『グ・グ・グ』
「ふふふ、悔しいか?お前がこうしていただろうと思ってた事を見せてるだけだ。」
「刹那殿……」
顔を赤らめて未来が俺に抱きよる。
「だがなあ……魔獣王……刹那……お前にとって俺はなんだ?」
「とても大切な……許嫁でございます。」
「と言う事だ。魔獣王!本当に未来を手に入れたければ、俺と一緒に手に入れる算段も考えるべきだったな!」
『オ・ノ・レ!!』
魔獣王が最後の雄たけびを上げる。だが、それは負け犬の遠吠えでしかなかった。
212名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 10:03:37 ID:hlYiyaiH
戦闘が終わり、戦士達は帰路に着く。
「あの、魔獣王の言っていた次の戦いとは?」
「49年後、再び新たな魔獣王が生まれる。その戦いだ」
「49年後……」
「未来殿と刹那殿は次の戦いの準備を始めておられる。国を作り、陣地を作りそして……」

寝室、そこで刹那と未来は体を合わせていた。
「お待ちしておりました。この時をこの日を」
艶かしく押し倒されている未来の体。その体の上から刹那は未来の秘所を貫いていた。
情熱で赤くなった体は忽ちの内に恍惚の表情になり、それがさらに刹那の征服欲を駆り立てる。
魔獣王を止め、正式に契りをなしたこの二人の情事を止めれる物はいない。
いや、誰も止めようとしない。交わりが子をなしまたその子が成長し、新たな子を作り、
次の戦士へと繋がっていく。その交わりを止められる存在など、この世界には存在しなかった。

〜終〜

以上です。
213名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 08:38:19 ID:WxrUeE4y
……それはマジで書いているのか?
214名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 12:08:15 ID:nQAdeRJx
突っ込んだら負けだと思った
215名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 17:38:24 ID:6NB15uNy
ここは地獄の一丁目だ これ以上どれくらい落ちるというんだね?
216201:2007/02/26(月) 22:04:54 ID:N4YVv0Vh
流れ読まずにチラシの余白投下

70%くらい書けたんじゃねーかな、と思う。まだ場面の繋ぎとか出だしを半端にしてるし、推敲も必要だ。
#異様な表現も多数あるだろうし。
##長すぎてここにうpできない悪寒。

後はここでジ・エンドするかどうかだね。
<<最後の最後で迷うなんて、全く俺らしいなぁ!>>
217名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 22:19:36 ID:fWtK8lAL
一人語りうざ
218名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 00:10:39 ID:baTneu4x

「……。始まったのね」
「始まった?なにが?」
「地下潜行型侵略生物兵器」
「地下潜行型……?」
「46億年前、やつらは地球の地下にいくつもの『シード』を埋め込んだの。
やがて人類が宇宙に進出するときがきて……実際、いまがそのときなんだけれど……
そのときに人類が『適格』でないと判断されたら、『シード』は目覚め、人類完殺の兵器として稼動し始めるの。
これは聖書とか様々な文献に終末とか悪魔とかいう形で明記されてる厳然たる事実なの」
「……」
「これは明白に、第四種生物兵器『ビッグ・エンケリュス』の攻撃だわ。
『ビッグ・エンケリュス』は地下から波動を送るの。自殺波動。この波動にシンクロしてしまった人間は、
自殺こそが幸福へ至る道だと信じ込んで……彼のように自殺してしまうの」
「……自殺波動?」
「そう!波動よ!エンケリュスムサベツエンカクジサツハドウコウゲキ!」
219名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 00:25:46 ID:JXp5pAn8
誤爆なのか、規制なのか、これから和風美少女が出てくるのか
220201:2007/03/01(木) 00:35:03 ID:fzDRYARr
先日から書いていた分がなんとか見られるようになったのでうpろうと思ったが、
ちょっとここにうpできるような長さではなくなっていた。

zipで固めてうpろだに上げてこようと思う。
でもあんまり期待しないでおいてくれ・・・
221201:2007/03/01(木) 00:41:20 ID:fzDRYARr
うpっておいた。

2号 upload20000029320.zip
DLパス:和風
解凍パス:なし

222名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 04:07:55 ID:RsVcXHLy
たとえ長くても、このスレの過疎状況を考えると、ここに投下して欲しかった気もする
ひとまずGJ。展開が急すぎて笑ってしまったが
223名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 07:21:35 ID:tzIR6XZx
エロっちぃ彼女GJ。
てっきり「肌を晒してしまった相手と結婚せねばならぬ」的な話だとか
最初思ったのは内緒です。

ところで私も投下しようと思うんですけど、
エロ無しはやはりエロくない作品スレの方にするべきでしょうか。
作品的に、プラトニックな方が合う二人だったので。
224名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 19:35:13 ID:Q8GaVBya
バグなのかロダが表示されない罠
225201:2007/03/01(木) 20:22:12 ID:fzDRYARr
>>224
なんだと?!

というわけで予備をうpった。
傘 hajime10484.zip
DLパス、解凍パスは変更ありません。
226名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 20:25:54 ID:mNE2Ova+
もう、ここに投下しちゃえばいいのに
227201:2007/03/01(木) 20:52:37 ID:fzDRYARr
>>226
正直、スレに絨毯爆撃かますのは気が引けるのよ・・・。
20レス近くも埋められたら、ウザがる人も居るだろうし。

いや、まぁここはそういうことが有る程度許容されているのはわかっているが。
228名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 21:03:46 ID:RsVcXHLy
ていうか、そういうことをするための板なんじゃないか?
まあ、作者さんが無理だと言うなら仕方がないけど
すっげえ過疎ってるこのスレには、何らかのカンフル剤が必要だと思う
投下がない代わりに雑談で盛り上がってるってわけですらないからね
229名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 21:28:24 ID:DiXMl90Z
投下してクレ
230結んで開い手(1/8):2007/03/01(木) 22:10:39 ID:tzIR6XZx
 秋陽高校、夕暮れの屋上。
 真っ赤な顔で告白をした南森与力(みなもり よいち)の前で、2年3組ク
ラスメイトの女の子は頭を下げた。
 長く細い黒髪が、肩から垂れ落ちる。
「申し訳ありません」
 出てきたのは拒絶の言葉だった。
 仲は決して悪くなかった……と与力は思う。
 一年生の時に隣の席になったのを縁に、お互い趣味が料理というのもあり、
親密になった。二年になってからも、肉体関係はおろか手を繋ぐ事すらなかっ
たが、二人が互いに友人以上の感情を抱いているのは明白だった。
 だが。
 少女は肩を震わせ、与力は拳を強く握り締めた。
「決して、南森君が嫌いな訳ではないのです……でも、どうしても駄目なんです」
「理由を……聞いてもいいか?」
 彼女は顔を上げた。涙目だった。
「……はい、親に決められた許婚がいるんです」
「い、許婚……? 今時?」
「はい……ですから……申し訳ありません……」
231結んで開い手(2/8):2007/03/01(木) 22:12:41 ID:tzIR6XZx
「待った! じゃ、じゃあ、俺のことは嫌いじゃない……って解釈はして、い
いのか?」
「はい……私、南森君の事は好きです」
 頬が赤いのは夕焼けのせいだけじゃないよな、と与力は彼女を見ながら思った。
 そして希望が出来た。
「だったら――」
「相手の事を断ろうにも、許婚の相手の事は私、まだよくは知らないんです」
 彼女は、与力の言葉を先回りした。
「……つい最近知らされたばかりで」
「最近雰囲気が暗かったのは、そのせいだったのか……」
「はい。でも、断ればきっと、理由を追求されてしまいます。そうすれば、南
森君にもご迷惑が掛かります……最悪、ご家族にも……私、そんな事にはとて
も耐えられません」
「そこまで、するのか?」
「私の家もそうですが……父の話では、相手方のお父様がそれは強烈な方らし
く、どうなるか分からないと……」
「……ふざけるな」
 与力は呟いた。
 もちろんそれは彼女に対してではなく、彼女の家に対してのものだった。
 だが、彼女の家が金持ちだという事は聞いていたし、おそらく力があるのも
事実だろう。一方与力の実家は、街の大衆食堂である。
232結んで開い手(3/8):2007/03/01(木) 22:14:45 ID:tzIR6XZx
 二人で駆け落ち――というのも一瞬頭に浮かんだが、現実的ではない。衝動
的に行っても失敗するのは目に見えているし、先立つものが何もない。
 しかし、こんな理由で彼女を諦めるのは嫌だった。
 与力は彼女の白い手を握った。
「あ……」
「何か、策を考える」
「でも……」
「正直、今は何の手立てもない。けど、絶対何か考える。だから、待っててく
れ」
 彼女は与力の顔を見つめ、
「……はい」
 手にわずかに力を込めて握り返してくれた。


 名南市でも指折りの高級料亭『清雨亭(きようてい)』は一見さんお断り、
政治家や著名人がよく利用する事で知られている。
 そんな料亭の座敷に、一組の親子がいた。
「さあ、見合いだ!」
 油まみれのエプロンをつけたガタイのいい体育会系親父。
 そして。
「……ロープをほどけ糞親父」
233結んで開い手(4/8):2007/03/01(木) 22:16:48 ID:tzIR6XZx
 父親の遺伝子を色濃く継いだのか、頑丈そうな身体の学生服の少年(ただし
ロープでぐるぐる巻き)。
 少年、というか南森与力は、どうしてこんな事になったのか、サッパリ分か
らなかった。昼下がりいきなり部屋に入ってきた父親に、問答無用でここまで
運ばれてきたのだ。
「美人だぞう! 瑠璃(るり)を娶った俺の保障つきだ!」
 ちなみに瑠璃とは、父親の嫁、つまり与力の母親だった。実家である食堂
『南森食堂』で、今も父から留守を預かった彼女は夕方からのメニューの仕
込みに追われているはずだ。
 彼女の割烹着姿を見に、近くの工場の男衆の大半(と一部女性陣)が常連に
なっているし、商店街にもファンが多い。
 だが、それは今の与力にはどうでもいい。
 こちとらつい昨日、仲の良かった女の子に衝撃の事実を突きつけられテンシ
ョンガタ落ちなのである。とてもじゃねーが見合いなんて気分ではないのだ。
どうやって彼女の両親を説得できるのか、考えなきゃならないってのに。
 今はこんな座敷にいる。
 あー、いい畳使ってやがるなぁ。
「お袋が美人なのは認める。ノロけはいいからさっさとロープをほどけ馬鹿親父」
「よかろう」
 どこから取り出したのか、与力の父親、南森同心(みなもり どうしん)は
柳包丁を一閃、与力のロープを切断した。
234結んで開い手(5/8):2007/03/01(木) 22:18:56 ID:tzIR6XZx
 同心のエキセントリックぶりは生まれた時からの付き合いだ。今更この程度
で与力も動じたりはしない。
「……で? 休みの日に俺を拉致った理由ってのが、見合いかよ」
 開かれた障子の向こう、見事な日本庭園に視線をやりながら与力は尋ねた。
 空は晴天、絶好の見合い日和である。
「おうよ。ここの主人とは昔、料理の腕で争った仲でよ、互いの腕を認め合っ
てお互いの子供が男と女だったら結婚させようって約束をしてたんだわ。だか
ら結婚しろお前ら」
 言ってることが無茶苦茶である。
「俺の意思完全無視じゃねえか!? ってーか初耳だろが!」
「今話しただろ?」
「考える時間を与えやがれ! もう相手が来るんだろ? どうすりゃいいんだよ」
 同心はカラカラと笑った。
「馬鹿だなーお前。だから結婚しろっつってんじゃん」
「ふ、ふ、ふざけるなー!」
 やべえ。
 こりゃやべえ。
 この親父が絡んだからには、事態は深刻だ。このままいけばほぼ確実にどこ
の誰だかわからない相手と結婚させられちまう。
 ……昨日の彼女じゃないが、なるほど泣くほど辛いのが良く分かったような
気がした。
235結んで開い手(6/8):2007/03/01(木) 22:21:00 ID:tzIR6XZx
「俺は結婚なんて――」
 なおも抗議しようとする与力を、同心は手で制した。
「おっと静かにしろ。来たみたいだぜ」
「――失礼します」
 静かに、襖が開いた。
『清雨亭』の名が刺繍された黒い作務衣の中年男と、色鮮やかな青い振袖の少
女が正座していた。
 与力の目は少女に釘付けになった。
 濡れ羽色の腰まである長い髪に、どこかおっとりした穏和な顔立ち。
 しかし、今の彼女の顔はやや暗く、俯きがちだった。
「どーだ、美人だろー」
 およそ空気の読めなさは天才的な親父が、与力の脇腹を肘で突付いた。
「す……」
 思わず声が出た。
「住之江……か?」
 その声に、それまで俯いていた少女――住之江美舟(すみのえ みふね)が
ハッと顔を上げた。
「……南森君?」
「「何だ、二人とも既に知り合いだったのか?」」
 両家の親が、息子と娘を見た。
 そして二人も同時に返した。
「「クラスメイト(だよ・です)!」」
236結んで開い手(7/8):2007/03/01(木) 22:23:03 ID:tzIR6XZx
「南森君、お茶です」
「あーもー……茶番もいーところだ」
 与力はテーブルに突っ伏し、その横に美舟が控える。
 屋上での彼女とのやり取りを思い出すと、与力は今でも顔から火が出そうだ
った。
 茶をすする。
 うまかった。
 ちなみに南森家住之江家両家の父親は、さっさと退席してしまった。
 どちらも仕事が忙しいようだった。
「でも、よかったじゃないですか。両想いで、しかも両親公認です」
「そーかもしれないけどさー」
「それにしても、噂通りのすごいお父様ですね」
「……ああ、確かに、住之江の言ってた通り『強烈な相手のお父様』だよ。あ
れは確かに敵に回すと恐ろしい」
「でも、味方になると」
「やっぱり恐ろしいぞ?」
「そうなんですか?」
 美舟はおかしそうに微笑んだ。
「やっぱ、そっちの方がいいな住之江は」
「え?」
237結んで開い手(8/8):2007/03/01(木) 22:25:50 ID:tzIR6XZx
「泣いてるのよりは、笑ってる方がいい。可愛い」
 美舟は真っ赤になって顔を俯かせた。
「……ありがとうございます。あの」
「うん?」
「先日の告白ですけど、改めて受け入れさせて頂きます。……喜んで」
「……ども。彼氏彼女を何段かすっ飛ばしたような気もするけどな」
「はい。でも私、南森君なら……」
「与力」
「はい?」
「俺の名前。南森君、だとウチに来た時、変だろ?」
「…………」
「はい、どーぞ」
 赤くなる美舟に、与力はニヤニヤと笑いながら促した。
「よ……」
 美舟が小さな口を開き、それからふと何かを思いついたようだった。
 そして上目遣いに与力を見ながら呼んだ。
「……旦那様」
「……っ!?」
 与力の顔面が、熱で沸騰しそうになった。
 美舟はくす、と小さく笑った。
「これから、末永くお付き合いお願いいたしますね?」
 湯飲み茶碗を持った与力の手に、美舟の手がそっと添えられる。
「ああ……よろしく美舟」
 与力は頷くと、彼女の指に自分の指を絡め返した。
                                     <了>

※223です。という訳で以上、エロなしSSでした。
 家に入ってからどうなるかは不明ですが。
238名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 22:27:29 ID:NSjNE5O8
これはGJ
239名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 22:33:34 ID:9cdGPrZL
なんつーか、ベタだがbutそれがいい。
末永く二人で幸せになってしまうがいいさ。
240名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 22:34:52 ID:HjI1GnvV
お魚氏GJ!!
241名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 23:16:30 ID:6c4fgy5B
GJ!
次回作にも期待してるぞw
242201:2007/03/02(金) 02:10:38 ID:4qGvHcfy
見事だ、>>223


確かにスレが過疎ってるとこあるな。
ま、どんだけやれるかわからんが、ここにもうpってみるよ。
20レスくらい使うが、勘弁してくれ。
243201:2007/03/02(金) 02:19:49 ID:4qGvHcfy
 6月のある日。緒方 傭司(おがた ようじ)は柄にもなく居残りしていた。といっても、図書室で見つけた本を貸り、教室で
読み耽けっていただけなのだが。
 ふと気が付けば、外は薄暗くなりつつあった。6月。夏至までにはまだしばらく日数があることを考えても、これはそうとうに
遅い時間である。下校時間を割っているのは間違いなかった。
「あん?もうこんな時間か・・・しゃぁねぇ、続きは家で・・・」
 ふと、窓の外に目を向ける。体育館の隣にある武道場の一角が明るかった。
(あー、だれか居残り練習してんのかね?もしかして、なぎなた部とか?)
 なぎなた部、から真っ先に浮かんでくるのはクラスメイトでもあり、憧れの君でもある少女。
(もしかして、居たりして)
 「見学」にでも行ってみようか、と彼がこの時思わなかったら、彼の人生もまた違うものになっていたかもしれない。


 居残り練習でもしているのかと覗いた道場の中は無人だった。天上の蛍光灯が一つ点されている他は部室の灯りがだけが
全てだった。
「なんだよ、誰も居ないのに着けっぱなしか?勿体無いぞ」
 妙なところ几帳面な彼はこういうことが許せない。ブツブツいいながら『なぎなた部部室』とプレートが掲げられた部屋の扉を
無造作に開ける。
 だが、気付くべきだった。何故この引き戸にはめられたガラスが磨りガラスなのか。そして、この高校のなぎなた部は女子
のみだということを。それ故にこの領域に男子が立ち入るのは実に危険極まりないということに。
「点けたら消しなさいよね・・・」
「・・・!!!」
 とスイッチを切ろうとしたとき声にならない悲鳴が聞こえた。ハッとした傭司が声のした方を見るとそこには着替え真っ最中の
少女の姿があった。
 その人物は今まさに胴衣を脱ぎ終えたところらしく、右手で胴衣を抱えている以外は下着のみ。
 少女の名は酒井 紫穂(さかい しほ)。腰まである黒髪の、学内では大和撫子なお嬢様として知られる存在。なぎなた部で、
シンボルの黒髪を束ね、いつものおっとりしたような表女をきりりと引き締めて道場で稽古に励む姿を「見学」する男子生徒は
少なくない。傭司も数回、見に行った事があった。
 そう、彼女こそが、傭司の憧れの君。その彼女が目の前に居る。ただし、あられもない姿で。
244201:2007/03/02(金) 02:21:01 ID:4qGvHcfy
「あ・・・酒井さん?」
「お、お、緒方、くん?」
「どう、したの?こんな遅くまで」
「居残り練習、して・・・たの。緒方くんは?」
「えっ・・・あぁ、図書室から借りた本読んでたら、日が暮れてた・・・」
「そう・・・なんだ」
「うん、そうハハハハ・・・」
「ふふふ・・・」
 やっぱり酒井さんはこんな時でも優雅だよなぁ、と妙な所に感心したとき、彼の脳が現実に立ち返り始めた
「もしかして、着替え中、だった?」
「もしかしなくても、そう・・・なの」
「・・・ごめん。邪魔しちゃったね・・・ごゆっくり」
「えっ・・・ええ・・・ありがと」
「じゃ・・・」
 そのままゆっくりと後ずさり、静かに扉を閉め、そこから離れる。が、一歩進んだだけでヘナヘナとその場にへたり込んでしまう。
(やべーよやべーよ!酒井さんの着替え見ちまったよどーすんだよ。これじゃ犯罪だよ停学もんだよどうする俺?!)
 頭を抱える彼の後ろで閉めた筈の戸がカラカラと開いた。
「緒方くん、まだそこに居るの?」
 びくっとなる傭司。恐る恐る振り向くと、そこには怒っているというよりは困り顔の紫穂のが立っていた。その姿は制服ではなく
慌てて脱いだものを身につけたらしく胴衣と袴姿だったが、その割にはキチンと整っている辺りに彼女の性格と育ちの良さが表れていた。
「えっ・・・あっ、そのごめんというかそんな気は毛頭無くて単に軽はずみ的な行動というかとにかく大変遺憾に思う所存なわけで・・・」
 焦りの余り、意味不明になっている傭司を見て紫穂は可笑しくなった。
「待って、待って。とにかく落ち着いて。ひとまず、中にどうぞ」
 
 招き入れられた室内は板張りの床に長机が二つ。折り畳みのパイプ椅子が四脚。部員が使うであろうロッカーがあるだけの簡素な風景。
 そんな中、向き合って椅子に座っている二人。にこやかな紫穂に対して傭司は冷や汗をかいていた。
245201:2007/03/02(金) 02:21:53 ID:4qGvHcfy
「ねぇ、緒方くん」
「なっ、なんで、ありましょうかっ?!」
「・・・私の着替え、見た?」
「いえっ、滅相もありません。自分は何も見ていません何も知りまっしぇん!」
「見たよね?」
 紫穂が笑みを崩さずに問う。声音も穏やかだ。しかし、それが逆に傭司の恐怖を煽る。
「なっ、何も知らんのでありますっ!」
「見た・・・でしょ?」
 にっこりと微笑み、小首を傾げながらふたたび問う。
「いえだからそれは決して見ようと思ってやったわけではなくて・・・あわわ俺は何を・・・あqwせdrftgyふじこlp;」
 慌てる余り、全く意味不明なことを口走る傭司。
「そっか・・・見られちゃったんだ・・・」
 胸を隠すように肩を抱きながら紫穂は顔を背けるが、チラ、と傭司を見る目が何故か流し目になっていること、その瞳に怪しげな光が
差し始めていることを傭司は知る由もない。
「ごっ、ごめん!!本当に悪気は無かったんだ。だから、この通りっ!勘弁してください!」
 紫穂の前に土下座する傭司。さすがにこれには紫穂が慌てた。
「そんな・・・私、怒ってないよ?ね、だから土下座なんてしないで」
「で、でもなぁ」
「私がいいって言ってるんだから、ほら、椅子に座って」
 そうまで紫穂に言われては仕方がない。傭司は椅子に座り直す。
 それをじっと見つめる紫穂。傭司が座ったのを確認したところで、にこやかに切り出す。
246名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 02:21:54 ID:cSD5v6/+
>>136

「…っ。ふ、ぁあっ」
「くそ、さすがにきついか」
突然、体の中に違和感を感じた。
何かを無理やりこじ開けるような感覚に全身に力が入る。
保の指が、自分の中に入っているのを、保の指の冷たさで理解する。
「…ぁ、はっ…あ。ぃ…ゃ。。っ、あ、ゃめ…」
あまりの痛みのせいか、拒絶の意思さえ、言葉になりきれない。
歯がガチガチと小刻みに音をたて、いやな汗がふきだしている。
涙さえ浮かべることのできない凛の様子に、保は嘆息する。
これでは、たとえ合意であっても、強姦のようだ。
相手はまだ、幼いといっても構わないほど小柄な少女で、さすがに無理強いは出来ない。
凛に負担をかけないよう、ゆっくりと少しずつ指を引き抜こうとするが、そのたびに、凛の押し殺しきれない悲鳴が部屋に響く。
凛の瞳の焦点がなくなり、虚ろな光を宿しはじめるその様子から、保は凛の体がそろそろ限界に近いことを悟った。
「凛、辛抱しろ」
そう言って、凛の華奢な体をしっかりと抱きかかえると、第二間接まで入っていた人差指を一気に引き抜いた。
「…っきゃぁああぁ…っ!!」
凛の体がビクリと大きく痙攣する。
そしてそのまま、意識を失ってしまった。
「…少しずつ、慣らせていけばいいか」
しかし、ためしに入れてみた人差指にあれだけの反応をするからには、かなりの辛抱が必要そうだ。
指を口に含むと、蜜の甘い香りの中に、微かに鉄の味がした。


早朝。
まどろんだ視界の中に、何か紅いものが映りこんでいるのを保は感じた。
そして、一気に覚醒する。
一つ布団のなか、自分の腕の中に紅い襦袢を纏った凛がいる。
「赤…?」
意識をなくした凛に新しい襦袢を羽織らせたのは、確かに自分だ。
だが、その襦袢は手近にあった自分の物で、色は白だったはずだ。
それなのに、凛は紅い、女性物の襦袢を纏っていて、そして、自分の枕元には、きちんとたたまれた男物の白襦袢。
「凛…?」
呼びかけてみるが、返事はない。
ただただ、健やかな寝息が聞こえるだけだ。
自分で着替えたのか…。
そう思い直して、腕の中の少女を軽く抱きしめると、保はまた、目を閉じた。





3ヶ月も放置していてごめんなさい!
しかも、何だか、保のキャラ変わってる気がするし…。
(もともと、へたれ設定の人だったのは確かなんですが…w)
次回からは、きちんと完結してから載せますね。

ちなみに、凛は自分で襦袢を着替えて、保の襦袢をたたみ、少し考えた後、保の布団(腕の中?)に少し照れながらもぐりこんだという設定です。
この子もキャラが変わってしまいましたねw
247201:2007/03/02(金) 02:23:10 ID:4qGvHcfy
「緒方君、あのね」
「な、何?」
「一つ、お願いあるんだけど」
「どうぞ、何なりと何なりと。俺でできることならなんでもするから」
「そっか、良かった」
 にこりと微笑む紫穂に傭司はドギマギしてしまう。
「あのね、お願いっていうのはね・・・」
「それは・・・」
 勿体を付ける紫穂。傭司は身を乗り出すようにして次の言葉を待つ。
「私と・・・エッチなことしましょ」
「・・・・・・は?」
 予想外というレベルを超越した発言に傭司の脳は完全に凍り付いた。
「今、なんとおっしゃいましたか、酒井さんは」
「だから、私とエッチなことしましょ、って」
「何か今とても不穏当な言葉が聞こえた気がするのですがっ」
「私が、エッチ、なんて言ったらおかしい?」
「いえそれ自体は別に問題ないと思うのですが」
「じゃぁ、いいじゃない。しましょ、エッチを」
「いやだからそれとこれとは別問題なわけで・・・」
 傭司の言葉を断ち切るかのように紫穂がスッと立ち上がった。躊躇う素振りも見せずに袴の帯をしゅるりと解く。
 微かな衣擦れの音と共に袴が足下に広がる。細く、すらりと伸びた白い足が剥き出しになる。
「ぇ・・・・・・・・・」
 傭司の口から喉の奥に貼り付いたような悲鳴が漏れる。それを意に介することなく紫穂は胴衣の合わせを
解き、静かに足下に脱ぎ捨てる。
248201:2007/03/02(金) 02:24:00 ID:4qGvHcfy
 白のブラとショーツに包まれた柔肌が傭司の目の前に晒される。下着の白とコントラストをなす程に白く
透明感の有る肌。腰まで届きそうな漆黒の髪。その強烈なコントラストが傭司の理性を焼き尽くしていく。
「あ・・・ぁあ・・・」
「緒方君、もっと、見て・・・私の体」
 紫穂が一歩近づいてくる。傭司は動くことも、視線を逸らすことすらできなかった。
「私の体・・・綺麗?」
「・・・(コクコク)」
 傭司は視線を逸らすことなく頷く。紫穂の表情は穏やかな笑みを浮かべていた。しかし、その瞳は欲情の光をたたえていた。
 紫穂が傭司の前に立つ。二人の視線が絡む。紫穂はふわり、と傭司に抱きつくと耳元で囁く。甘く、甘く。
「緒方君だから、いいよ」
 その一言が傭司の理性の最後のタガをはじき飛ばす。「緒方君だから」。憧れの君に耳元でそう甘く囁かれては(あまつさえ、
下着姿で抱きつかれて)理性に勝ち目など有ろう筈もない。
 傭司の腕が紫穂の体を抱きしめる。
「・・・私の勝ち、だね」
 その淫蕩な囁きの意味するところを傭司は深く考えなかった。いや、考える余裕が無かった。椅子から腰を上げると紫穂を床に座らせる。
彼女が脱ぎ捨てた胴衣と袴を床に広げるなおし、そこに体を横たえさせる。
「緒方君、優しいね・・・」
 潤んだ瞳でそう言われ、傭司は照れたように一瞬視線を逸らすが、再び視線を自らが組み敷く少女に戻す。
 先程は気付かなかったが、その曲線美が傭司の目を捕らえる。しどけなく広がった黒髪の上の白い肉体。ほっそりとしているようでも、
ガッチリ感を感じさせる肩や腕。キュッとくびれたウェストと対を為すように柔らかく張り出す腰骨と、そこに続く、見た目よりも引き
締まり、力強さに溢れた足のライン。
 そして何よりも彼の目を捕らえて離さないのは、制服や胴衣の上からは想像出来ない豊かさをたたえた胸。着痩せするタイプなのかな、
と思う彼の脳はその柔らかさと丸みを帯びた胸に意識を奪われようとしていた。
249201:2007/03/02(金) 02:24:59 ID:4qGvHcfy
「私だけじゃ嫌・・・緒方君も、脱いで」
 そう言われてハッとする。目の前の彼女は下着姿。対する自分は制服姿(と言ってもYシャツとスラックスのみだが)。
「う、うん・・・ごめん」
 立ち上がると着ている物を脱ぎにかかる。彼女が見ている事は承知だったが、彼女も目の前で脱いで見せた以上逃げる
訳にはいかなかったし、紫穂の表情もそれを望んでいた。ゆったりとした動作で一枚一枚脱いで行く
 傭司もトランクス一枚になる。その股間は既に紫穂に抱きしめられた時から限界まで怒張していた。それを見た紫穂は頬を少し赤らめた。
紫穂が無言で、「来て」と手を広げる。
 ゆっくりとした動作で傭司は紫穂の体に自らの体を重ね、互いの体温を肌で直に感じながら、互いの体をまさぐる。
「これが、緒方君の・・・男の人の体・・・」
「酒井さんの体・・・柔らかくてあったかい・・・」
「お腹に・・・熱くて硬いのが・・・これが、緒方君の・・・オチンチン・・・なんだよ、ね」
 紫穂が途中恥ずかしそうに、小声になった部分について、傭司は敢えて問いたださないことにした。
「うん・・・そう・・・ゴメン」
「やだ・・・謝らなくていいの。こうなってるってことは、私の体に興奮したからだよね?」
「・・・うん」
「嬉しい」
 紫穂が体を、擦りつけてくる。胸の柔らかい感触と滑らかな下腹部が擦れる感触が心地よい信号を脳髄に送り込んでくる。
「ぅふ・・・」
「ふふ・・・気持ちいいんだ?でも、もっと気持ちよくなりましょ」
「う、うん」
「ね、キス、しましょ」
 そう言って紫穂が目を閉じ、唇を少し突き出すようにする。一瞬、躊躇う表情を見せた傭司だが、じっと待つ紫穂の表情に意を決して
顔を近づけていく。
 チュッ、という音が二人の耳には聞こえたような気がしていた。唇を重ねるだけの、初歩のキス。
 ゆっくりと名残惜しむように傭司が顔を離す。紫穂も閉じていた目を開く。見つめあってしまう二人。紫穂がポッと頬を染めるのを見て
(かわいい・・・)
と思わず胸キュン(爆)してしまう傭司。紫穂が微かに口を開く。傭司にはそれが、「もっと、して」と声無き声で紫穂がねだっている
ように思え、もう一度唇を重ねる。
 ついばむようなキスの繰り返し。そしてそれは次第に深いものへと変わっていく。
250201:2007/03/02(金) 02:26:24 ID:4qGvHcfy
 先手を放ったのは紫穂だった。傭司の頭をギュッと押さえ込む。そして彼の唇を吸い上げたり時折唇を舌で撫でたりする。
 傭司も反撃に打って出る。隙を突いて自分の舌を紫穂の唇を間にねじ込む。ピクリ、と紫穂の体が震える。が、直ぐに唇を開き舌を
迎え入れる。傭司の舌が紫穂のそれを突く。最初はためらったように応じていた紫穂もいつしか傭司よりも積極的に求めて動く。
 舌が絡み合う音と荒い息の音だけが静かな室内に響く。たっぷりと互いの舌を舐り合った二人が唇を離す。二人の舌の間には唾液の、
銀色の橋が架かっていた。紫穂が満足そうな、それでいて名残惜しげな表情を浮かべる。
「キスが、こんなにも素敵で気持ちよかったなんて・・・」
「俺も・・・知らなかった」
 そして、二人はまた深いキスを楽しむ。たっぷりと舌を絡め合う。息の続く限り。
「はふ・・・・・」
 息苦しさに耐えかねて紫穂が逃げる。はぁはぁと二人の肺が酸素を求める音が嫌に大きく響く中を無言で見つめ合う。
 傭司が視線を下げる。そこに有るのは紫穂の豊かな胸。少し震える手をそこに伸ばしていく。紫穂はその手に自分の手を添えて自らの
胸に触れさせる。その瞬間、ビクリ、と傭司の体が震える。傭司の手に伝わってくる形容し難い柔らかな感触。その柔らかさに傭司は
どうしたらよいのかわからなくなってしまった。
 フリーズしている傭司に、紫穂は「こうするのよ」というように優しく微笑むと、重ねた傭司の手を使い、ゆっくりと全体を撫で回したり
やわやわと揉みあげたりする。
 それをなぞるようにして傭司の手が自らの意志で動き始める。丸みを味わうように撫で、揉む。
「あ・・・ふ・・・・・・」
 紫穂の口から吐息が漏れ出す。それは肯定を表す吐息。気を良くした傭司はもう片方の乳房にも手を伸ばし、同じように愛し始める。
「んぅ・・・ぁ・・・ぅ・・・・・・」
 傭司の手の動きが次第に大胆になっていく。強弱を付けたり右と左で別の動きをしてみせたり。紫穂の口から漏れる息の熱っぽさが
増していく。
251201:2007/03/02(金) 02:27:19 ID:4qGvHcfy
「ぁん・・・ね、緒方くん・・・直に、直に触って・・・・・・」
 紫穂がねだる。
「う、うん・・・あの、どうやって、外す、の?」
 傭司とて年頃の男であるから女体のことは(それなりに)知識は有るが、流石にブラの外し方までは知ろう筈もない。
「後ろに、ホックが有るから、それ、外して」
 紫穂が背を反らして隙間を作る。
「えっと・・・ここ?」
「そう、それ。それをちょっと引っ張りながら捻って・・・」
「んー、ん・・・んん〜??」
 モゾモゾと傭司の手が背中で動き回る感触がくすぐったく、紫穂は笑いを漏らしそうになるのを耐えた。
「あ、外れた・・・かな」
 ホックの外れた感覚が紫穂にもわかった。
「うん。そのまま、脱がせて」
 背を戻しながら紫穂が言う。傭司がゆっくりとブラを持ち上げる。紫穂は素直にその動きに従う。ブラを脇に寄せた傭司が息を呑む。
 柔らかそうな、たわわに実った二つのふくらみ。仰向けになっていてもその形を保つだけの張りのある乳房。その先端で薄紅色した
乳首が微かに震えている。
「綺麗だ・・・・・・」
 無意識のうちに傭司の漏らした感想に、紫穂の頬が赤味を増す。恥じらいに顔を背けるようにしながらも、彼女は視線で先程の
続きをねだる。
252201:2007/03/02(金) 02:28:17 ID:4qGvHcfy
 傭司が再び乳房に手を添えるとゆっくりと動きを再開する。
「ふ・・・・・・くぁ・・・・・・」
 紫穂の声が再び色を帯びる。傭司の指がそろそろとはい上がり、その頂きを優しく撫でる。
「んふぁ!・・・」
 紫穂の体がビクリと震える。
「ゴメン。痛かった?」
 傭司が心配そうにのぞき込む。
「・・・大丈夫。少しびっくりしただけだから。乳首、もっと触って・・・」
「うん」
 傭司の指が乳首をコロコロと転がすように愛撫する。乱暴にならぬよう。慎重に。
「ぁっ・・・ぅん・・・はぁ・・・ぁああ・・・」
 口に手を当てて声を漏らさぬように耐える紫穂だが、送り込まれてくる快楽信号にどうしても声を漏らしてしまう。
 撫で転がされた薄紅色の乳首は緋色に充血し、ピン、と勃起してしまう。
「酒井さん、乳首、立ってる・・・」
「ゃ・・・言わないで」
 傭司に耳元でそう囁かれて紫穂は恥じらいに身を捩る。それが更に傭司の劣情を刺激するとは知らずに。
 乳首と乳房への愛撫を続けながら、傭司は紫穂に口づける。
「ぅ・・・うん・・・むぅ、ん・・・くぅ・・・・・・」
 胸を攻められながら口腔内を蹂躙され、紫穂は身を捩る。
「そんなにされたら、せつないよ・・・」
 キスを中断した紫穂が半分涙目になりながら訴える。
「いいよ・・・もっとせつなくなって・・・」
 傭司はそう囁くと再びキスを仕掛ける。紫穂も吐息を漏らしながらそれを受け止める。
 傭司の右手がゆっくりと、胸から下りていく。脇腹を、ヘソを軽く撫でられ紫穂がくすぐったそうに体を震わせる。
253201:2007/03/02(金) 02:29:15 ID:4qGvHcfy
 そして、その手がヘソを離れ「ある一点」を目指して動いていく。ソロソロと動く手がショーツの端に触れた時、紫穂は気付いた。
「あっ・・・やだ・・・っ!」
 慌てて開き気味の足を閉じようとしたが一瞬早く傭司の手がショーツの中に潜り込んだ。
「は・・・んっ!」
 陰部全体を撫でられた感触にブルッと体が震える。
「ああ・・・凄い・・・」
 十分とは言えないまでもそこはしっとりと濡れていた。その感触と想像すらしなかった熱に傭司は驚く。
「だめっ・・・触っちゃ、だめ・・・」
「でも・・・・・・」
「ぃやぁ・・・ダメ・・・恥ずかしい。こんなになってるなんて」
 紫穂はもぞもぞと腰を動かして逃げようとするが、それはかえって刺激を招くことになってしまった。
「あぁ・・・んん・・・うぅ・・・・・・」
 傭司は紫穂の動きに合わせるようにしてショーツの中で全体を撫でるように手を動かす。
「は・・・ぁ、あぁ・・・やだ・・・動かしちゃダメ・・・」
 そう言いながらも紫穂の腰の動きは止まらない。送り込まれてくる快感に抗うことが出来ない。
「もっと、もっと感じて。いっぱい感じて」
 耳たぶを甘噛みしながら傭司は囁く。
「や・・・こんなにはしたないんじゃ緒方君に嫌われちゃう・・・」
 その本人にこんなことされてるのにそういうこと言うかな、と笑ってしまいそうになるのを堪え、紫穂の耳元に囁く。
「そんなことないよ。こんな酒井さん、俺は大好きだ・・・」
「ふぇ・・・・・・?」
 間の抜けたような反応にまた笑いがこみ上げそうになるのを堪える。
 手を休めて更に囁く。
「こんなふうに乱れる酒井さんも大好きだよ。俺のせいだったら尚更」
 紫穂が驚いたような顔で見る。
「いい、の?こんなに、えっちで乱れちゃうのに・・・いいの?」
「もちろん。俺も凄く興奮するから。ホラ・・・」
254201:2007/03/02(金) 02:30:06 ID:4qGvHcfy
 そう言って傭司は紫穂の手を自分の股間に導く。ペニスはどうしようも無いほどに張りつめている。
 紫穂がビクリと震えて手を離そうとするが傭司は無理矢理に触れさせる。
「酒井さんが可愛くてボクもどうしようもないんだ」
 その熱さと感触が紫穂の打ち砕く。傭司が紫穂の胸に触れた時のように。
「凄い・・・こんな、こんなに凄い・・・私が・・・私、だから?」
 静かに頷く傭司。
「私だからこんなに・・・」
 魅入られたように呟く紫穂。
「だから、いいんだよ。もっと乱れて。一緒に、乱れよう。思い切り」
 甘く、静かな囁き。それは互いの心の枷を解く悪魔の囁き。
「緒方君!」
 紫穂が笑みと共にギュッと傭司を抱きしめる。傭司も左手で紫穂を抱きながら右手を蠢かす。
「あっ・・・はぅ・・・あふ・・・ふぅん」
 単調な動きではあるが、全体を撫で回され紫穂の漏らす喘ぎが甘さを増していく。同時にピチャピチャという音が響いてくる。
「どんどん、溢れてきてるよ・・・」
「ゃぁん・・・言わない、で・・・」
 意地の悪い傭司の言葉に恥じらいながらも先程からずっと手を添えたままだった傭司のペニスをさわさわと撫でる。
「・・・・・・ぅ」
 気持ちよさにビクビクと震えるそれが面白いのか、紫穂の手が少しずつ大胆になってくる。
 傭司は自分の右手を更に蠢かしながら、耐える。しかし、若い、女を知らない牡の体は衝動を抑え切れない。
 紫穂の股間もだいぶ濡れそぼってきた事を確認した傭司が紫穂に聞く。
「酒井さん・・・そろそろ、い、いい?」
「んっ・・・いいよ。きて、来て、緒方君。私の、中に」
 傭司は体を起こすと紫穂の足下の方に回ると、紫穂の腰を覆う白い布に手をかける。そして意を決してそれをゆっくりと引き下ろす。
それに合わせるように紫穂が少し腰を浮かせる。ショーツのクロッチが股間を離れる時、ニチャ、という音が微かに響く。その音に
紫穂は頬を赤らめ、傭司のペニスはビクリと震える。
255201:2007/03/02(金) 02:31:10 ID:4qGvHcfy
 あっけないほどスムースにショーツは足首まで下りてきた。そのまま抜き取り、脇に置く。傭司も膝立ちになりトランクスを脱ぎ捨てる。
 傭司の手が膝に触れる。紫穂は瞬間的に体を強ばらせ、足を閉じる。少し怯えた目を向ける紫穂に傭司は「大丈夫だよ」と優しく微笑み
・・・かけたつもりなのだが実際は彼の顔も緊張で強ばっていた。だが、それがかえって紫穂を安心させる。互いに異性の体は初めてで
あり、緊張と恐怖に震えているのは彼も同じだ、と。
 紫穂の足から力が抜ける。ゆっくりと傭司は足を開かせるとその間に自分の体を滑り込ませる。
 目の前の光景に傭司は息を呑む。和毛の量は控えめながら、髪と同じ漆黒。花びらは十分に濡れ、男を迎え入れる用意を調えている
ように見えた。
 傭司が少し腰を進める。
「・・・ぅわ」
 剥き出しになった傭司のペニスに紫穂が驚く。見事に硬直し、ガチガチに上を向いているそれ。青黒い血管が薄く浮かび、獲物を今か
今かと待ちわびるかのように時折ヒクヒクと揺れ動くそれは紫穂の目には十分以上にグロテスクに映った。
「こ、これが・・・?」
「うん、そうだよ」
「やだ・・・大丈夫かしら・・・」
 不安そうな声を出す紫穂。
「怖い?もう、止めようか・・・」
 身を屈め紫穂に囁く傭司。
「あっ・・・ダメ。止めちゃ、嫌。続けて。私、頑張るから」
 健気に答える紫穂に傭司は今度こそ優しい顔をする。
「優しくするから・・・痛かったら、言ってよ?」
「うん・・・わかった」
「じゃ・・・入れるよ・・・」
「うん・・・来て。私の中に、来て・・・」
256201:2007/03/02(金) 02:32:10 ID:4qGvHcfy
 傭司は頷く。右手でペニスを掴み、紫穂の中心に先端をあてがう。チラ、と紫穂の顔をうかがうと紫穂が頷く。
視線を股間に戻し、再度確認するとグッとペニスを押し込む。
「んくはぁぁぁっ!!」
 その瞬間、眉をゆがめながら苦しげな声を上げる紫穂。一瞬、傭司は躊躇うがそのまま押し進んでいく。途中、プツリ、という
感触が伝わってくる。
「いっ・・・う・・・・・・っ」
 紫穂の顔が更に苦しげに歪むが傭司はそのまま奥まで押し込んだ。
 ぬめる肉壁がペニスを包み込む感触。その熱さと処女故のキツイ締め付けに射精してしまいそうになるのを傭司は必死に堪える。
 紫穂に自分の体重を掛けないように肘を付きながら、
「大丈夫?」
「うん・・・大丈、夫・・・」
 目尻に涙を浮かべた紫穂が精一杯に微笑みながら答える。
「・・・やっぱり、痛かった?」
「ううん、そんなに、痛くなかった・・・。おかしいね。私、変なのかな」
「・・・えっと・・・痛くない人も居るらしいから。別に変じゃない、と思う」
「そっか・・・よかった・・・」
 安堵の表情を浮かべる紫穂。目尻に浮かぶ涙の量が増えていた。傭司は自分でも信じられないくらい自然に、その涙をキスで
拭ってやる。
「緒方君、優しい・・・。抱き締めて。キス、して・・・」
 ぐっと傭司の体を紫穂が抱き寄せる。乳房の柔らかさと乳首のコリコリとした感触が伝わってくる。
 傭司も紫穂の体をきつく抱き締めると、深いキスをする。舌を絡め、互いの唾液を吸い合う。
 満足した二人が唇を離して見つめ合う。
「私たち、一つになったんだね・・・」
「うん。俺達、一つになってるんだよ」
 二人は互いの感覚をそこに集中させる。互いに「中にいる/受け入れている」幸福感が二人の心を麻痺させる。
257201:2007/03/02(金) 02:33:06 ID:4qGvHcfy
 紫穂の中は最初の頃のキツさも和らぎ、ぬめりながらも傭司のペニスにまとわりついている。
「動いても、いい?」
「うん。いいよ。緒方君の好きなように動いていいから」
 少し体を起こしながらゆっくりと腰を引いていく。
「んっ・・・はっ・・・は・・・んん」
 言うとおり、余り痛みを感じてはいなかったのだろう。声には苦しい感じはほとんど無く、甘い物が多く混じっている。
 亀頭の辺りまで引いた所で今度は突きに転じる。ゆっくりと、しかし、途中で止まること無く奥まで一気に。
「あっ・・・んふっ・・・ふっ、う・・・」
 やはり痛みは無いのか先程よりも声の甘さが増している。
「もう少し、早く動くね」
 返事を待たず、傭司がストロークのピッチを少し上げる。
「ん、あっ、はっ・・・はぁん、あ、あ、あ、あ・・・」
 傭司の動きに合わせ、紫穂が甘い声であえぐ。たぷたぷと音を立てて揺れる乳房の頂きで硬くしこった乳首が傭司の胸板を、
時には乳首に擦れ別の快感信号を送り込んでくる。
「はぁっ、あっ・・・ぅん・・・ぅむ・・・む・・・むぅ」
 傭司がキスをすると紫穂も少し息苦しそうながらそれを受け止め、自らの舌を押し込む。
 いつの間にか紫穂の腰もストロークに合わせてゆっくりと動いていた。静かな室内に二人が舌を絡める音と互いの陰部を
打ち付け合う音だけが響く。
「・・・ぷはっ・・・」
 限界まで舌を貪り合った二人の顔は息苦しさで真っ赤になっているが、意に介することもなくまた唇を重ねて貪り合う。
 紫穂の右手がすがるように空を掴む。その意味を理解した傭司は自分の左手を重ねる。指と指が絡み合う。紫穂がギュッと
握ってくる。それを床に押さえつけながら、傭司も握る手に力を込める。
258201:2007/03/02(金) 02:34:01 ID:4qGvHcfy
 傭司のピッチが上がり始める。限界が近づきつつあった。
「うぁ・・・俺、もう、イキそうだ・・・」
「あぁ・・・いい、いいよ・・・ぅふ・・・きて。このまま、きて」
「でっ、でも・・・」
 中に出したらさすがにマズくないか、ということなのだが、紫穂の答えは以外なものだった。
「あっ・・・はふ・・・大丈夫、だから。大丈夫だからこのまま・・・!」
 何がどう大丈夫なのかわからないが、麻痺した傭司の脳は「大丈夫」という言葉だけをきちんと認識した。
「あっ、もう・・・ダメだ・・・」
「き、来て・・・来てぇ!」
 傭司の腰がラストスパートをかける。
「ぅああっ!!」
 ぐっと腰を押し込むと紫穂の一番深い所で勢いよく射精する。
「あっ、あ・・・あああああああっっ!!」
 体の深奥で熱い精液を浴びせられた紫穂は傭司に力いっぱいしがみつきながら絶叫を上げる。同時に紫穂の肉壁も強烈にペニスを
締め上げる。
 ドクドクと、自分でしたときならこれほどまで出ないだろうと思える量の精液が紫穂の中に溢れ出す。脈動に合わせるように紫穂の
肉壁も締め付けと緩めを繰り返す。
 どさり、と傭司は床に広がる紫穂の髪の中に顔を突っ伏した。
 ハァハァという荒い息が部屋の中に響く。
 紫穂の頭を抱き寄せ、傭司は何度も髪を撫でる。紫穂もうっとりとしたようにしがみつき、傭司の胸板に頬ずりする。
259201:2007/03/02(金) 02:35:07 ID:4qGvHcfy
 どのくらいそうしていただろうか。紫穂が抱き締めていた力を緩める。傭司は体をゆっくりと起こすと、紫穂の中からペニスを引き抜く。
コポリ、という微かな音と共に半立ち状態のペニスが抜けた後から、にじみ出すように白濁した粘液があふれ出してくる。
「いっぱい、出たんだね・・・」
「あー・・・いや・・・」
 うっとりと言う紫穂にどう返事をしていいかわからない傭司は自分のズボンからポケットティッシュを出すとそれで溢れ出る粘液を
拭き取る。
「んっ・・・」
 まだ少し敏感な状態な所を擦られて紫穂が体を震わせる。綺麗に拭き終えたのを確かめると、傭司は自分の分にとりかかる。
その様子を体を起こし、横座りした紫穂に不思議そうに、面白そうに眺められ、バツが悪いような気になりながらも黙って作業を続ける。
 奇妙な沈黙が二人の間を流れる。そして、どちらからともなく、背中合わせになり衣服を身につける。
 互いに着替えが終わったことを確認すると振り向き、向かい合う。紫穂は胴衣ではなく制服に着替えていた。まぁ本来は制服に着替え
ようとしていたのだからそれが正解なわけだが。
 見慣れた筈の紫穂の制服姿にもかかわらず、傭司は魅入ってしまう。まだ微かに上気した頬。まだ少し濡れたような唇。確かに今、
ここで互いに快楽を貪り合ったことを示すで有ろう証。
「・・・・・・なぁに?」
「へっ・・・あ、いや、ゴメン。何でもない」
 少し驚いたような紫穂の声に慌てて視線を逸らす。
「わ、もうこんな時間。もう帰りましょ」
 壁に掛けられた時計を見た紫穂が驚いたように呟く。傭司もそれを見て驚いた。結構な時間が経っていたような気がしていたが、実際は
小一時間も経っていなかったことに。それだけ、二人の時間は凝縮されていたということか。
「そうだね。いい加減、帰らないとマズイ」
 カーテンが閉められていたので気付かなかったが、外も夜、と言って良い暗さになっている。
 床に放り出されたままの鞄を拾い上げ、紫穂を促す。
「あ・・・待って」
 戸口に立つ傭司を呼び止める。怪訝そうに振り向く傭司。
「・・・もう一度、抱き締め、て・・・キス、して・・・」
 囁くような声で紫穂がねだる。一瞬躊躇する傭司だが、小首を傾げながらら目を潤ませる紫穂を見て、鞄をそのまま床に落とすと彼女を
きつく抱き締める。そして、見上げる紫穂の唇に自らのそれを寄せていく。紫穂も少し背を伸ばして受け入れる。
260201:2007/03/02(金) 02:36:02 ID:4qGvHcfy
 ついばむようなキスを交わすと、紫穂の頭を傭司の手が優しく撫で、髪を梳いていく。紫穂も傭司も胸の顔を埋めながら、
されるがままになっている。
「酒井さんの髪って、ほんとに綺麗だ・・・」
「ん・・・そうかな・・・?」
「うん。こんなに真っ黒で、ツヤが有ってサラサラだし・・・。手入れとか大変じゃない?」
「うん、結構、大変・・・」
 顔を埋めているのでわからないが、紫穂は照れた表情を浮かべていた。
「そっかぁ・・・でもいいなぁ・・・毎日でもこうしていたひ・・・」
 思わず本音を漏らしてしまう傭司。
「うふふ・・・嬉しい、な・・・」
 その言葉に幸せオーラ全開にしながら更に顔を埋める紫穂。
 しかし、そこで二人の感情は現実に立ち戻る。
「いけね、ホントに帰らないと」
「あ、そうだった。いけない」
 慌てて体を離す二人。傭司は鞄を拾い上げ、紫穂も胴衣を入れたバッグを肩から提げると、慌てて部屋を出る。
「戸締まりは?」
「もう済ませて有ったから。後は電気消して、入り口に鍵かけるだけ」
 紫穂はもう一度室内を見渡して、異常が無いことを確認すると電気を消して、鍵をかける。その間傭司は戸の外で待つ。
「いいわ。さ、帰りましょ」
 紫穂に促され、歩き出す二人。最低限の照明しかない廊下は暗かったが、歩くのに支障を来すほどではない。
 並んで歩く二人。無言のまま。
 紫穂が歩みを止める。傭司も止まる。
「私、職員室に鍵を返して来なきゃいけないから。じゃぁ、また、明日・・・」
 そう言ってスッと離れると、身を翻して駆け出す紫穂。
「えっ?あ・・・うん・・・また」
 呆気にとられた顔で紫穂を見送る傭司。紫穂の姿が見えなくなったとき、彼は何かを思いついたかのように駆け出す。
261201:2007/03/02(金) 02:37:03 ID:4qGvHcfy
 紫穂が校門の所まで来たとき、そこに人影が見えた。その影が「酒井さん」と呼ぶ。
「えっ?緒方君?」
 傭司が立っていた。傍らに彼が通学に使っている自転車が有った。
「暗くなっちゃったから、途中まで送ってくから。乗ってく?」
 そう言って自分の自転車を指す傭司。
「ありがとう・・・でも今日は少し歩きたい気分だから・・・それでもいいなら」
「オーケーオーケー。それじゃバッグ、こっちに」
 籠の中の自分の鞄を寄せると紫穂から受け取ったバッグをそこに入れる。
「よし、じゃぁ、行こう」
「うん・・・」
 並んで歩き出す二人。西の空に微かに夕焼けの残滓を残し、空は宵闇に支配されていた。街灯の明かりが点々と夜道を照らしている。
 言葉無く歩く二人。奇妙な沈黙。
「ごめんね。遠回りさせちゃって」
 紫穂が声をかける。
「全然。2キロかそこらくらいノープロブレム。楽勝楽勝」
「そっか・・・」
 話の接ぎ穂を見つけ出せず、また無言になる二人。
 長い長い沈黙。前を見つめ、無言で歩く紫穂。傭司は気付かれないように顔を覗き見る。端正な横顔には何の感情も現れては
居なかった。
 大通りから脇道に入って5分ほど。住宅街に連なる分岐点で紫穂が足を止める。
「ここでいいわ。ありがとう、緒方くん。送ってくれて」
「大丈夫?」
「平気。ここからなら5分もあれば着くわ。途中にコンビニもあるし」
 場所が場所だけに街灯も多い。余り心配は要らなさそうだった。
「そう?なら、いいけど・・・・・・」
 また沈黙。道の真ん中で俯きながら向かい合う二人の姿は、見ようによっては破局寸前のカップルに見えないこともなかったが。
「・・・じゃ、じゃぁ、また明日、ね」
「うん、また、明日・・・・・・」
 後ろに二、三歩下がった紫穂がクルリと身を翻して駆け出す。その姿が見えなくなってから、傭司は自転車にまたがる。
「えーっと、帰りのルートは・・・」
 ライトを点けると今来た道を戻り始める。
262201:2007/03/02(金) 02:37:59 ID:4qGvHcfy
−その夜。酒井家、浴室。2330時−
「はぁ〜」
 湯気の立ちこめる浴室。桧作りの広々とした湯船の中で紫穂がため息をつく。
(どうして、あんなことしちゃったのかな・・・)
 傭司に下着姿を見られたばかりか、彼を誘惑し、セックスに及んでしまった。何故あの時そんなことをしたのか自分でも理解できない。
(・・・・・・嫌われちゃったかな。淫らな女だ、って・・・)
 見上げた灯りがじんわりと涙ににじむ。
 彼女にとって傭司は入学以来、ずっと想い続けてきた存在だった。何が良いのか、と聞かれると答えに困るが、とにかく、傭司を見た時に
紫穂の中に間違いなく「恋」が芽生えたのだ。それ以来、彼女の目は心は傭司ばかりを追うようになっていた。
 しかし、男友達のほとんど居ない彼女はその想いをどう伝えたらよいのかわからなかった。相談出来そうな人間も周りには少ない。
いわんや両親・祖母になぞ言えよう筈がなかった。
 結果、その想いは彼女の中に鬱積ししていくことになった。自分のようなつまらない女など傭司の好みじゃない、とさえ思い込むように
なっていた。そのくせ、自分で慰める時は決まって彼に抱かれる自分を想像していた。
 もう届かないとさえ思えてきたその彼と・・・である。嬉しくない筈はないのだが、本来なら「好きです」という告白以降に起きるべき
出来事の方が先に来てしまった。
(好きです。交際してください、ってなんで言えないのかな・・・)
 後悔ばかりが沸き上がって来る。それを振り払うように今日の出来事を思い浮かべてみる。
(傭司くんとのキス・・・・・・)
 指で唇を撫でる。唇を重ねるどころか、舌まで絡め合った。脳がとろけそうな感覚を思い出し、自らの指をくわえ、傭司の指に見立て
それに自分の舌を絡める。
「んっ、んっ、んっ・・・」
 些か物足りないけど気分くらいは味わえるわね、などと考える一方で、左手が乳房を掴む。
 傭司にされたときの感覚を思い出しながら胸を揉む。同時に人差し指で乳首を転がす。
「あ・・・いいよ、もっと触って・・・あぁ」
 今、自分が傭司にされているのだと想像しながら胸を揉み、口の中で指を舐る紫穂。その脳裏に、帰り道での出来事が浮かんでくる。
263201:2007/03/02(金) 02:39:01 ID:4qGvHcfy
 傭司と別れた帰り道。体の奥をから下りてくるぬるりとした感触に身を震わせた彼女は慌てて道すがらのコンビニのトイレに駆け込んだ。
 鍵を掛け、ショーツを下ろすとぬめる感触と共に股間とクロッチの間で何かが糸を引いた。それを指ですくう。白く、ネバついた物。
(これ・・・もしかして・・・)
 白く、牡の匂いを放つそれは傭司の精液以外有り得なかった。彼と自分が交わった、疑いようのない証。これが愛しい人の体内から
自分のために放たれた物だと思うと、何の嫌悪感も感じなかった。
 紫穂は躊躇うことなく自分の指を口に含み、傭司の残滓を舐め取る。
(んっ・・・これが、傭司くんの味・・・・・・おいしい・・・)
 その後、指と股間とショーツを清めた彼女は何食わぬ顔でトイレを出ると、アリバイのようにペットボトルの緑茶を一本だけ買い、
店を後にしたのだった。

 その事を思い出し、紫穂は体を震わせる。唾液に濡れた右手を湯の中に入れ、ソロリと股間に這わせる。
「んっ・・・」
 少しだけ湯がしみる気がしないでもないが、苦になるような痛みは無い。それでもゆっくりと慎重に膣口を撫でる。
「はぁ・・・あ・・・」
(ここに、傭司くんのが、おちんちんが入ったのね・・・)
 あの灼熱の感触と圧するような存在感を思い出し、紫穂の体の奥が疼く。股間に湯とも唾液とも違う物が溢れ出してくる。
「ふっ・・・ふ・・・ふ・・・」
 股間で蠢く手が激しさを増す。中指を第一関節辺りまで中に入れかき回す。親指でクリトリスを包皮の上から刺激する。
「あっ・・・傭司、くん、もっと、もっとしてぇ・・・」
 今や傭司に愛されているのだという錯覚さえ覚え始めた彼女の手の動きが激しさを増す。
「っ、っ、傭司、くん・・・・・・」
 喘ぎと湯をかき混ぜるパシャパシャという音が響く。既に両親は寝てしまっている。声を聞かれる心配は無いだろうが、それでも彼女は
声を漏らさぬように努力する。
「あ・・・傭司くん、イっ、ちゃう・・・私、イっちゃうよ・・・傭司くん・・・傭司!」
 愛する男の名を呼びながら最後のスパートをかける。
「っ!クぅぅぅぅ!!」
 口元を引き締めながら、ビクビクと体を大きく震わせて達する紫穂。
 静かな浴室に、湯気よりも熱く、荒い紫穂の呼吸音だけが響く。
「傭司、くん・・・」
 今一度、想い人の名を呼んでみる。いつもなら後ろめたさを感じることさえある自慰も、何故か今日ばかりは許されたような気がしていた。
264201:2007/03/02(金) 02:40:00 ID:4qGvHcfy
 一時、呆けたようになっていた紫穂は、湯船を出るとシャワーで体を洗い流す。脱衣所で体を拭き、水色のパジャマに着替え、静かに
部屋に戻る。
「ふぅ・・・」
 部屋の真ん中に敷いた布団の上に座り込み、髪をアップにしていたピンをほどく。彼女の象徴とも言うべき黒髪がふわり、と広がる。
 タオルで髪を挟み、残った水分を丁寧に取り除くと、傷つけぬように静かに櫛を通す。
 その長さ故に手入れは手間がかかっていた。余りの面倒さに短くしようかと思ったことも何度かあったが、結局は長いままを貫き通した。
 今日、傭司の言った事が思い出される。彼は自分の髪を「綺麗だ」と言ってくれた。指で梳きながら「毎日でもこうしたい」
とも言ってくれた。思わず笑みがこぼれる。傭司のこの言葉だけで、今までの苦労も報われるというものだ。そしてこれからも続く苦労も。
 仕上がりに満足した彼女は布団の中に潜り込む。
「明日、どんな顔して会おうかな・・・」
 そんな不安が頭をよぎる。それを押しとどめるかのように自分の肩を抱きながら、彼女は眠りに落ちていった。
265201:2007/03/02(金) 02:40:54 ID:4qGvHcfy
−同日同時刻。緒方家、傭司の自室−
「はぁ〜」
 ベッドの中で布団にくるまりながら傭司が盛大にため息をつく。
(ヤバイ、ヤバイよ、マジヤヴァイ。酒井さんとヤっちまったよ〜)
 布団の中で頭を抱えながら身もだえする。何せ相手は校内でも五指に入る美人、「酒井紫穂」である。
その彼女の下着姿を(偶発的出来事とはいえ)見てしまったばかりか、彼女に誘われるままにセックスしてしまったのだ。
大問題などというレベルではない。
 校内だし、生で中出しである。大丈夫とは言っていたが本当にそうなのか?もし万が一命中していたら?ごめんなさいでは済ませ
られない話である。何せ自分は高校生の分際。責任の取りようもない。
 それに、紫穂は傭司にとって憧れの君である。それなりに「お嬢様」である彼女は高嶺の花でもあった。気取らない所がある彼女なら
自分が「お嬢様」だなどとは認めたがらないだろうが、彼にとってはそうであった。
(なんですんなり受け入れちまうかな〜、俺。でもあんな風に迫られたら断れないよな)
 脳裏にあの時の光景がありありと甦ってくる。紫穂の唇とぬめる舌。透き通る白い肌。柔らかい胸としこった乳首。ペニスを包む肉壁の
感触。夢だったのでは?とさえ思える。しかし、自分の手には紫穂の体の感触が確かに残っていた。
(しかしなー、なんでちゃんと出来るかな。信じらんねー)
266201:2007/03/02(金) 02:42:08 ID:4qGvHcfy
 今日、あの時まで確かに傭司は童貞だった。にも関わらず、紫穂との行為の間中、どうやって愛すべきなのか(完全ではないが)
わかっていた自分が理解できなかった。もしかして変な電波に操られてたとか思いたくなるほどに。
 それでも、自分と紫穂がセックスした事実は無くならない。初めてにしては上等と言えるのかな、アレは、などと一部始終を振り返ると、
ドクン、とペニスが反応し、あっという間に硬くなる。
(ぐあ。なんたる素直さ。さっきあれだけ出したじゃねーかよ!)
 確かに、あの時の量は通常時よりも多かった。1日我慢しただけでも持て余す程出てしまうこともあるが、紫穂とのセックスの時は
それ以上だと言えた。
 傭司の脳裏に紫穂の体が、甘い声がうっとりを自分を見ていた表情が溢れ出す。
(あーもう我慢ならん!)
 股間に手を伸ばし、ペニスを握り、ゆっくりとしごき始める。
 あの時の事を思い出すだけで興奮が高まってゆく。
「く・・・っ・・・・・・紫穂!」
 無意識のうち紫穂の名を叫び、紫穂の中に放った時の感覚を思い出しながら、傭司は射精していた。いつもより射精量が多かった。
今日、既にたっぷり出したにもかかわらず。
「ぐは・・・出し過ぎだぜ、俺。ちったぁ加減しろよ」
 ティッシュで拭い取りながらブツブツと呟く。一通り満足したのか、ペニスは平常サイズに戻っていた。
「現金な奴・・・・・・寝るか」
 トランクスとパジャマのズボンを上げると再び布団にくるまる。
「明日、どんな顔で会えばいーんだ・・・」
 そんなことを考えながらも、彼はいつしか眠りに落ちていた。

第一部 終
267201:2007/03/02(金) 02:46:23 ID:4qGvHcfy
以上、第一部。ホントに20レス以上使っちまった・・・orz
うpってから気付いた誤字等もあったので、その辺り修正してます。
展開が急なのは仕様です。すみません。

二部も書いてます。ただし、和風のテイストほぼ皆無。
更に長くなりそうです。ここにうpするかどうかは、出来具合を見て考えます。
#できなかったらどうしよう
268名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 02:46:32 ID:K7XUYbaL
乙!
続編もwktkしてまってまつ
269名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 02:54:43 ID:L4KKAQQV
もし完成したら、封印して公開しないのでない限り、ファイルアップとかややこしいことせずに、今度は最初からここにアップしてくれると嬉しい
>>221->>229みたいな余計なやり取りは、二度はしなくていいと思う

でも、あなたが火付けとなって投下が始まったようで、心の底から感謝
270名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 18:09:25 ID:OYhPVnv/
Good Kill!!
20レスくらいの投下なら他のスレでもよく見るし、取り立てて問題ないかと。
271名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 08:03:27 ID:4vdqLK5O
長レスに完全に埋まってる>>246のことも時々でいいので思い出してあげてください
まあ空気は読むべきだったと思うけど正統派和風GJ
272201 ◆NAIADJsoTc :2007/03/03(土) 14:26:04 ID:yvOzB58F
おまいらありがd。続きがんがります。

二部はかなり長いっぽいので分割投下を予定(片方エロ無さそうだが)
「和」分が少ないので、それを盛り込んだ派生シナリオでも無いとダメかなと思っている。

>>246
Good Kill!いびつさを感じさせながらも惹かれ合う二人の関係に期待。
273名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 13:24:21 ID:KcwS2/XG
>>267
>ホントに20レス以上使っちまった・・・orz
気にスンナ
住人にとってちゃんと読める内容ならこの数倍でも文句は出ない
274名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 17:18:57 ID:/ysaYktr
なんだ、遠慮がちだったからひどいもんかと思ったら素晴らしいじゃないか
275名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 23:33:30 ID:UTzi3uh+
これはGJですな
276名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 11:33:51 ID:DB40fmlT
いいね〜、GJ!
277名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 00:45:50 ID:WfPSxi4i
201氏、GJです!
自分も明日、短いですが投下してみようと思います。京都弁の着物美少女で、一応エロ有りのヤツを…。
278名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 01:09:33 ID:icz68Ky4
>>277
誘い受けうざいっすw
投下したらスレごと潰すよ?
マジでw





















完全制圧完成記念age
279名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 02:08:36 ID:8ZMRscIz
>>277 楽しみにしてます
280名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 02:16:50 ID:icz68Ky4
>>277
マジ潰すからなw
具体的にはうんこ改変してホモSSにしたやつをあちこちに貼りまくってやるw
幸い今日は休みなんで一日中監視して相手してやるからw
覚悟しとけよ?
あと投下をずらしても同じこと
自宅と出先の携帯で常にチェックしてるからw

俺と戦争する気があるならどうぞw
荒れるのわかってて投下するやつは荒らしだからな?
いいか?
警告はしたからな?
281名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 02:16:53 ID:SKmjau5m
京都弁期待
282名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 02:18:20 ID:icz68Ky4
完全制圧完成記念w
























大勝利確定記念age
283名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 02:18:23 ID:IzaxNlfy
最近職人が増えてきたみたいだね。
誰か、腰紐使ってエロいの頼む!
284名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 02:54:24 ID:Tp0BIHUR
>>277
下手に挑発しないで、大人しくしておいた方がいいと思う・・・・

【ゴキブリ】男が女に犯されるやつ10【ホイホイ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155703177/l50

ブレンパワードのエロノベルで射精したい 2スレ目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098118906/l50

きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ part7
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/eva/1140444918/l50

メイド服+敬語+地下室でイジメられたい #3
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1138373977/l50

これらのスレのようにしたくなければ
285名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 03:48:58 ID:BAEDF5ie
このスレもようやく、荒らしに目をつけられる程度には活性化してきたか・・・
286名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 07:49:46 ID:VhDNDOwL
>>277
>>284は無視無視
頑張ってくれ!
287名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 07:52:08 ID:VhDNDOwL
そうそう、「反応が有る=歓迎されてる」って考えた方が良いよ
本当に「つまらない」と思われたら反応が無くなるから
わざわざ「つまらん」とか言うのは気にするな。荒らしだから
288名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 08:02:12 ID:VhDNDOwL
>>277
あ、そうだトリップ付けて

何だ俺3連レスかよ
289名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 09:13:18 ID:NRUXRbCs
なんでこのスレが狙われたのかが分かってきたぞ
290名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 10:10:45 ID:s1+goMZ5
毎日が日曜日なのか
ニー速みたいな奴だな
291名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 11:04:25 ID:jH8N2SG/
>>277
早く糞SS投下しろクズw

























糞SSかも〜んなw
292名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 11:50:16 ID:Tp0BIHUR
>>289
ID:WfPSxi4i=ID:VhDNDOwL
で自作自演の可能性高いな
こういうことするから・・・荒らしに目を付けられるんだよ
頼むからスレに迷惑をかけないでくれよな?
お前の駄文なんて誰も読みたくないから
293名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 12:16:22 ID:VhDNDOwL
>>277
誉めるレスは「自作自演」
自分で「お前のSSは誰も読みたくない」
これ、お決まりの手だからな。気にしない気にしない
ID:icz68Ky4=ID:Tp0BIHUR これは間違いない
>>284の全てのスレでID:Tp0BIHURの書き込みを見た
エロパロ板でSSを投下する事の何が悪いだろうか
ドンドン投下してくれ

>284 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/03/11(日) 02:54:24 ID:Tp0BIHUR
>277
>下手に挑発しないで、大人しくしておいた方がいいと思う・・・・
>これらのスレのようにしたくなければ
>92 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/03/11(日) 11:50:16 ID:Tp0BIHUR
>ID:WfPSxi4i=ID:VhDNDOwL
>で自作自演の可能性高いな
>こういうことするから・・・荒らしに目を付けられるんだよ
>頼むからスレに迷惑をかけないでくれよな?
>お前の駄文なんて誰も読みたくないから
294名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 12:21:20 ID:VhDNDOwL
ブレンパワードのエロノベルで射精したい 2スレ目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098118906/353,355,356,361,363,367
これが証拠ね
295名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 12:23:06 ID:Tp0BIHUR
>>293
せっかく警告してあげてるのにそういう態度とるかなあ
荒らしの手口をわざわざ教えてあげる荒らしがどこにいるよ?
ちなみに自作自演だろうがなんだろうが
荒らしに目を付けられた以上、その警告を無視すれば
廃墟になるまで荒らし尽くされるのは確実だから
上のログ読めばそれくらいわかるだろ?
頼むから賢明な判断をしてもらいたいな・・・
スレの平和を願えばこその言葉だから真摯に受け取ってほしい
296名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 12:40:33 ID:LGRpQ+L0
>>295
お前が荒らすんだろw
297名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 12:40:35 ID:VhDNDOwL
>>295
>荒らしの手口をわざわざ教えてあげる荒らしがどこにいるよ?
それがお前の手だからな
作者「SS投下するよ」
お前「投下したら荒らすからw」
お前「ほら作者さん、荒らされるからSS投下しないで」
作者さんがSS投下
住人A「GJ」
住人B「面白いよ」
お前「住人A、Bは作者の自演だからw」
お前「自演するなよ…」
お前「これつまんね…」
お前が荒らす
お前「ほら作者さん、荒らされるからSS投下しないで」
勿論お前は全部ID変えてる。これがお前の手です

>>277は「SSを投下する」というエロパロ板の目的に従った行動をしようとしています
何で「正当な行為」をしちゃいけないんですか?
298名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 12:44:37 ID:Tp0BIHUR
>>297
やけに荒らしの手口に詳しいな・・・普段自分でやってるからだろ?
どうみても難癖つけまくるお前が荒らしだろ

どうやら荒らしが墓穴を掘ったようです
ID:VhDNDOwL
はNG登録であぼーんしましょう
299名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 12:54:21 ID:VhDNDOwL
>>298
>やけに荒らしの手口に詳しいな・・・普段自分でやってるからだろ?
>>284見れば一目瞭然ですが
それを言うなら、荒らされたURLをサッと出せるのは何でですか?あなたの巡回先ですか?
>277:名無しさん@ピンキー :sage :2007/03/11(日) 00:45:50 ID:WfPSxi4i
>201氏、GJです!
>自分も明日、短いですが投下してみようと思います。京都弁の着物美少女で、一応エロ有りのヤツを…。
のどこが
>>下手に挑発
なんですか?
>どうみても難癖つけまくるお前が荒らしだろ
俺は「投下して」と言ってます
お前は「荒らされるからSS投下しないで」と言ってます
俺は荒らしの手段に詳しいです
お前は荒らされたスレのURLをサッと出せました
荒らしはどちらかな?簡単な問題ですね

で、次は「荒らしが必死に言い訳してる」ですか?
300名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 12:55:15 ID:i897UCcR
大勝利確定記念君は元職人。(昔は制圧君と呼ばれていた)
常連以上神未満までいったが書けなくなり、荒らしに転向。
IDをかえることができるのが自慢で、単発IDでひたすら自作自演の荒らしを繰り返す。
自分が書いていたシチュで
自分がかなわない神職人のいるスレを好んで荒らす。
301名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 12:56:06 ID:gUd2iTNA

>>277は「SSを投下する」というエロパロ板の目的に従った行動をしようとしています
>何で「正当な行為」をしちゃいけないんですか?

荒らしに目を付けられるような痛い行動をするやつが悪いからだろ

だいたい投下したら荒らされるってあんたわかってるじゃん。
荒らされるのを防ぐには投下を自粛するしかない。
これは事実。
302名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 13:01:07 ID:R+ot5xF6
>301
いいからアンタもなんか和風でエロイの書いてよ。
すべてはそれからだ。
303名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 13:01:52 ID:VhDNDOwL
>>301
>荒らしに目を付けられるような痛い行動をするやつが悪いからだろ
277 :名無しさん@ピンキー :sage :2007/03/11(日) 00:45:50 ID:WfPSxi4i
201氏、GJです!
自分も明日、短いですが投下してみようと思います。京都弁の着物美少女で、一応エロ有りのヤツを…。
のどこが「荒らしに目を付けられるような痛い行動」なんですか?

>だいたい投下したら荒らされるってあんたわかってるじゃん。
>荒らされるのを防ぐには投下を自粛するしかない。
>これは事実。
悪いのは荒らし。自粛する必要なんか無い
その辺は考え方の違いだな
荒らしは悪い奴。だから無視
荒らされるのは嫌だ。だから荒らしに従おう
304名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 13:07:49 ID:0d5mChRo
>>303
雑談やSS投下で荒らしを封殺する手口は
過疎スレでは通用しないな
明らかに人員不足だ
勝ち目がない戦いはしないいほうが賢明なのは大人の考え
305名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 13:17:46 ID:VhDNDOwL
>>304
で、板やスレの趣旨に合ったSSの投下を止めろと

板とスレの趣旨に合ったSSの投下は正義
荒らしは悪
これ以外は言うことありません
まぁここまで言い合ったら、277さんも投下する気が無くなっちゃったかもね
この荒らしの手段はホント有効だわ
306名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 13:26:26 ID:ya8dVKWe
>>305
別にここだけが投下可能なスレな訳じゃないし
他のスレに投下すればいいだろ
ただリンクはるのはやめろよ?
そこも荒らされるからな?
ここに投下したり、他の場所に投下してリンクを貼ったりしたら
故意に荒らしたと断定するから
307名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 13:43:34 ID:Tp0BIHUR
>>305

> 板とスレの趣旨に合ったSSの投下は正義
> 荒らしは悪
違うな
あくまで勝者が正義、敗者は悪
荒らしをはね返す力の無い職人は、スレの混乱を招く悪でしかない
結果的に
308名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 13:53:12 ID:VhoPqmLY
とりあえず>>1を10回読み返す事をお勧めしたいね
で、>>277待ってるから頼みますよ
309名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 13:56:56 ID:VhDNDOwL
>>306
だからこのスレの趣旨に合ってるだろ。
ID変えて変えて頑張るなぁ…


俺も>>277待ってるよ
荒らしてんのは一人だから気にしないで
待ってる人は何人も居るから
310名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:10:08 ID:BAEDF5ie
なんか馬鹿が暴れてるけど、投下を待つよ、俺は
ID:VhDNDOwLさんは、あんま馬鹿の相手しない方が良いと思う。反応があるとつけ上がるから
荒らしに来たら、報告してアク禁依頼すればいいかと
そのときに荒らしにレスしている人が多いと、削除対象になりにくいっていうから、無視するといいよ
311名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:10:36 ID:a6Y58uIc
糞SSかも〜んなw












まだああああああああ???









叩き潰したくてたまんな〜いwwwwwwww





糞SSかも〜んなw
312名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:19:37 ID:Tp0BIHUR
>>310
> 荒らしに来たら、報告してアク禁依頼すればいいかと
アク禁要請なんてねーよw
現実的に
コピペ大量爆撃くらいしか削除依頼は通りません
ついでに言うとピンク鯖の削除はほとんど機能してないから
会話が成立しているレスについては、アク禁どころかレス削除依頼も通りません
よって荒らしにアク禁依頼するぞという脅しは無意味
馬鹿ですか?
この程度でそんなに簡単にアク禁にできるなら
上記スレが2年にも渡って荒らされつづけるわけないだろ?
もう少し現実を見つめてください
まあここが廃墟になって、住人やほかの職人に迷惑をかけてもかまわないなら別に止めないけどな
間違い無く言えるのは>277が投下した場合
>277だけではなく、ほかの職人も粘着されて被害を受けるのは確実だということ
ここも上記スレのような末路をたどるだろうな
これまでの経験から行って確実に
荒らしは舐めたことをする奴には容赦しないから
313名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:22:39 ID:i897UCcR
春だねえ。
314名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:25:32 ID:CN3VADF3
これまでは荒らされる傾向なんてまったくなかったのに
>>277が来たとたん急に荒れ始めたな
なんなの?
315名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:27:30 ID:VhoPqmLY
>>313
春といえば花見かな
梅はシーズンだし、もうすぐ桜か

…いや、別に青姦話書いてくれってわけじゃないぞ
316名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:30:18 ID:VhDNDOwL
テロリストと同じだな
「言うこと聞かなきゃ酷い目に合わすぞ!」
ID変えて「だから言うこと聞こうよ」

職人さんは気にしないで、バンバン投下してくれ
317名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:31:56 ID:xXCjYPIB
>>314
つーかそもそも>>277自体が、馬鹿を釣るための荒らしの自演の可能性もあるな。
318名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:33:15 ID:SKmjau5m
裸体に桜の花びらが舞い散るシチュか
319名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:34:35 ID:Lx3kHg5k
静留厨はどこにいってもうざいな
320名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:39:03 ID:Tp0BIHUR
>>316
人質無視して突入して多数の死者を出すわけかw
まぁ別に廃墟になる過程をヲチするのもまた一興だしなw
そう言う意味ではガンガン投下すれば?
そう割り切ればある意味楽しみだw
がんばって廃墟にしてくれw
321名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:41:10 ID:w8dvVROj
糞SSかも〜んなw























糞SSかも〜んなwwww
322名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:42:24 ID:VhoPqmLY
>>318
花と共に散る純潔とかね
323名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:43:15 ID:w8dvVROj

糞SSかも〜んなw























糞SSかも〜んなwwww
324名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:44:57 ID:w8dvVROj
>>319
まったくですねw
レズ留厨ウザスwwww




















ハイ!糞SSかも〜んなw
325名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:48:00 ID:R+ot5xF6
>>315
緋毛氈の赤の上に黒い長い髪がこう扇みたいに散るわけですな。
イイ。美しい。
326名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:50:55 ID:ExYsGcAx
>>325
うんうんそうだねw





糞SSかも〜んなw























糞SSかも〜んなwwww
327名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:52:15 ID:ExYsGcAx
まだあああああああ?????









糞SSかも〜んなw























糞SSかも〜んなwwww
328名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:53:20 ID:sBGivnMT
和服で青姦って後が大変そうだな…
着付けとか
329名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:54:32 ID:ExYsGcAx
>>328
うんうん同意












糞SSかも〜んなw























糞SSかも〜んなwwww
330名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 14:57:47 ID:IrXRHbKO

まだあああああああ?????









糞SSかも〜んなw























糞SSかも〜んなwwww
331名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 15:02:29 ID:R+ot5xF6
>>328
着付けできるからノー問題
つか、むしろいつそうされても大丈夫なようにしっかり学んでいる訳ですよ
332名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 15:05:28 ID:VhoPqmLY
>>331
座右の銘は「常在戦場」とか
333名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 15:06:27 ID:kjNW5Q02
>>331

なるほどなるほど












糞SSかも〜んなw























糞SSかも〜んなwwww
334名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 15:07:35 ID:eOHzMQQ8
>>332
ほうほうそれで?












糞SSかも〜んなw























糞SSかも〜んなwwww
335名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 15:07:57 ID:SKmjau5m
酒飲ませたら性格そのままにエロくなるとか?
336名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 15:08:48 ID:Tp0BIHUR
面白い流れだw
必死な雑談作戦がどこまで通用するか見守ってるぜ
337名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 15:09:39 ID:eOHzMQQ8
>>335

うんうん同意












糞SSかも〜んなw























糞SSかも〜んなwwww
338名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 15:10:30 ID:eOHzMQQ8


まだあああああああ?????









糞SSかも〜んなw























糞SSかも〜んなwwww
339277:2007/03/11(日) 15:24:05 ID:x4abnq3p
風華征服を企画。文永十一年四度の国書を無視した風華に対し大軍を派遣した。

「あれが敵か……」
奈月は遥か海を臨んだ。海上には朱塗りの大船が無数に並び、
大小の小船を吐き出している。
奈月はエレメントを握って武者震いした。
奈月は貧乏御家人である。小さな畑に、普段は農耕戦時には槍持ちになる下人が数人いるだけ。
暮らしぶりは貧農とあまり変わらない。是非この戦で手柄を立てて恩賞を受けねばならない。
敵が上陸を始めた。早くも弓矢の撃ち合いが始まり、綿甲に身を包んだ敵が砂浜に上がる。
奈月は敵の直中に一騎駈けをした。
「我こそは玖我の住人、風華一の剛の者、玖我なつ……」
そこまで言いかけて、奈月は派手に落馬する。
初めは何が起こったか分からなかったが、すぐ馬を射殺されたのだと気づいた。
「馬を射るとは卑怯な……」
ぼんやりしている暇はなかった。すぐに敵兵が数人がかりで襲い掛かってきたのだ。
「くっ……」
慌てて敵の槍をよける。だが、槍の穂先は次々と襲い掛かってくる。
周りを視界の端に見れば、同じように一騎駆けしたものが次々と殺されていた。
「あっ……あぐっ!!」
太股に熱い感覚が走る。エレメントを落とした奈月は太股を突かれていた。
転倒した奈月に敵が止めを刺そうと迫る。
(殺される……)
そのとき、矢が飛来した。敵兵がのけぞる。
見れば百騎ばかりの味方が救援に駆けつけていた。
「無事どすか?」
大将らしい紫の鎧に身を包んだ武者が薙刀を持って騎乗していた。
「すまない……礼をいう。貴殿は」
「うちは藤野郷の御家人、藤野静留どす。挨拶は後や」
静留は敵に突っ込んでいった。
340277:2007/03/11(日) 15:25:09 ID:x4abnq3p
結局戦いは風華側の敗北に終わった。
慣れない敵の戦術と弓の射程の差や毒矢、火薬兵器等の武器の差だった。
月杜町は焼き払われ、御家人たちの信仰を集める風華神社も破壊された。
生き残った御家人たちは水城まで下がり、まんじりともせずに夜を明かす。
ところが、夜が明けると、敵の大船は一艘もなく消えてしまっていたのである。
理由については時化の為やられたのだとか、存外に損害が多いので大陸へ撤退したのだとか言われるが、明らかではない。

「なぜだ!?」
奈月はにじり寄って大声を上げた。だが、中年の武士はうるさそうな顔をするだけだ。
「なぜだ、迫水殿。私が一番槍を上げたことは明らかだ。なのになぜ恩賞がもらえない!?」
「証拠がない」
「証拠……証拠ならば藤野郷の静留殿が」
「いずれにせよ、貴殿は命令に背いた。手柄にはならぬ」
それだけ言うと武士はアフロを揺らして帰っていった。
「くっ……」
奈月は佇むしかない。

「奈月」
振り返ると静留がいた。
「藤野殿」
「静留でええよ」
静留は奈月の肩に手を置く。
「手負いまで抱えたのに、残念やったな……」
「手柄を逃したのは残念だ。だが、私の未熟ゆえ。仕方ないさ」
「あんたはあの後、頑張ったやないの」
静留に助けられた後、奈月は負傷した足を引きずりながら戦い、獅子奮迅の働きをした。
だが、所詮負け戦だ。手柄には入れられなかった。
「そう言ってくれると助かる。ああ、足が治り次第修行のやりなおしだな。敵はまたくる。次こそは必ず……」
「奈月はそないに手柄を立てたいの?」
「うちの家は母の代で没落してしまったんだ。私が立て直して母の名誉を回復したい」
「ほうか……」
「世話になったな、静留。また会おう」
奈月は静留に背を向けた。それから七年が経った。
341277:2007/03/11(日) 15:26:54 ID:x4abnq3p
懸案だった南カルデア征服を終えたナギ皇帝は二度目の風華遠征を企図。
全軍を二手に分け前回(約二万五千)を上回る十四万余を送り出した。弘安四年の事である。

だが、阿尓泰側は今回は勝手が違った。
風華側は侵攻を予期して六万余を結集し、沿岸には延々と防塁を築いていた。
その上合流を予定していたカルデア人部隊が大幅に遅れる。
阿尓泰勢は小規模で上陸しては撃退されるを繰り返し、沿岸を西航。
やむなく財前島を制圧して島民を皆殺しにすると、波の穏やかな内海に碇を下ろした。

「ロードシルバーカートリッジ!……てえっ!!」
大筒を抱えた奈月が咆哮する。
砲弾が敵の大船の横っ腹に命中した事を闇の中確認すると、奈月は大筒を捨て小船で敵船にこぎ寄せた。
阿尓泰側は島に拠点を据えながら合流を待ち、防塁のないここから上陸する積もりであったが、
風華武士の猛烈な夜襲に悩まされる事になった。
外洋航海能力のない風華側の小船でも少人数での襲撃には十分で、風華側のゲリラ戦に阿尓泰側は大きな損害を出していた。
阿尓泰勢がアルタイ・レムス・フロリンス等の諸民族の混成軍であった事も統制を悪化させた。
その隙に付け込み、奈月はこの一月十数回に亘って襲撃を繰り返していた。
今夜こそは大将首を上げる。

奈月は敵船に乗り込むと、エレメントで片っ端から敵を打ち倒した。
敵は夜襲にうろたえ、まともに抗戦できない。
手柄を求めて奈月が船内を探すと、ふと幼い少女の悲鳴が聞こえた。
342277:2007/03/11(日) 15:29:16 ID:x4abnq3p
「把手槍?捍下去、別抵抗! 不然我馬上殺害這個孩子!」
振り返ると、将校らしい軍装の男がさらって来たらしい子供の首に刃物を当て叫んでいる。
何を言っているかは聞き取れなかったが、手向かえば子供を殺すという事は明らかだ。
「くっ……卑怯な!」
見ればまだ十歳にもならないような女の子だった。恐怖の余り涙を流している。
奈月は大人しくエレメントを捨てた。
「あうっ!!」
武器を捨てたと見るや、敵兵は近寄ってきて奈月を殴りつけた。
奈月は血を流して倒れる。
『手こずらせやがって!』
将校らしい男が奈月を蹴りながら言う。
『こいつが風華のHimeですか。どうしますか、武田(ウーティエン)隊長』
『決まってるだろ。中々上玉じゃねえか。散々輪姦して……ぐぼ』
皆まで言いきる事なく、武田の言葉は途切れた。
武田の口内からは薙刀の刃が飛び出している。
「まったく、奈月はうちがおらんと駄目なんやさかい」
静留は薙刀を一閃させて敵兵を数人薙ぎ倒した。
「静留!」
「奈月、止めを!」
武田はふらふら歩くと、子供に近寄ろうとしている。
奈月は急いでエレメントを拾い上げると武田を射殺した。
「怪我はないか?」
子供の側に駆け寄る。子供は恐怖で震えていた。
「名前は?」
「亜莉沙」
「そうか亜莉沙、すぐに安全な所に連れ出してやる」
「おと……さ……」
「え?」
「お父さん……お母さん……みんな殺されちゃった……」
「……もう大丈夫だ」
「うわああああああああん」
奈月は亜莉沙を抱きしめた。
この夜奈月と静留は大いに敵を屠り手柄を立てた。
343277:2007/03/11(日) 15:30:47 ID:x4abnq3p
数日後、ようやくカルデア軍十万余が風華沖に到着した。
阿尓泰側の軍船は四千艘を越し、その威容は小さな内海をまさに埋め尽くした。
総勢が揃って上陸戦を開始しようという其の直後、だが、暴風雨が沿岸を襲ったのである。
台風の季節を知らない大陸勢の悲劇であった。
数千艘を数えた軍船はことごとく沈没し、遠征軍は文字通り消滅した。
生き残った敵の一部は大破した船や島にしがみ付いていたが、風華側のHimeに一人残らず討ち取られた。

翌年、水晶宮
馬上豊かに正装した貴人と伴侍の行列の前に、不意に一人の御家人らしい者が飛び出した。
御家人は見るからにみすぼらしい身形である。
「何奴!!」
「申し上げたき儀がございます」
「ええい下郎、この方は執権菊川雪之様ですわよ!! 控えなさい!!」
「遥ちゃん、いいよ。止めて」
棍棒を振り回して御家人を打とうとする伴侍を雪之が制する。
「その方、何の用事ですか?」
「私は玖我の住人、 玖我奈月という者です。私は二度の異国合戦で手柄を立てました。
先の戦いでは総把(中隊長)を一人討ち取りました。
なのに、論功行賞に遺漏があって恩賞を貰えません」
「それは本当ですか……?」
「はい」
胡散臭そうな目で奈月を見る遥とは対照的に、
雪之は思慮深そうな眼差しで奈月を見ている。
「分かりました。再審査させましょう」
奈月は深くこうべを垂れた。

「良かったなあ、奈月」
「ああ、小さな荘園一つと地頭の職を頂いた。これで胸を張って母さんの墓参りに行ける」
奈月は遊びに来た静留を縁側で迎えて一緒にお茶を啜っていた。
今や二人は掛け替えのない戦友になっていた。
「何だかんだ言って、お前には世話になったな。本当にありがとう」
「うちと奈月の仲やろ。水臭い事言いはるな」
静留がお茶をあおる。
「ところで、あの子はどないしたんの?」
「亜莉沙は妹としてうちで育てる事にした」
「……奈月ってそういう趣味があったの? ろりこん?」
「違うっ!! 身寄りがないからしょうがないだろ。それにあいつは歌が上手いんだぞ」
「ほんまか、なら今度聞かせてや」
「ああ」
奈月はにっこり微笑んだ。
344277:2007/03/11(日) 15:33:59 ID:x4abnq3p
崇禎十七年、アルタイ側の崇徳八年、賓都順天府は紅蓮の炎に包まれていた。
正確には広大な内城すべてが燃えていたわけではないが、赤赤と燃える火は天を焦がしていた。
三百年近く続いた真白朝が滅亡した瞬間だった。

風華を統一した強大な専制王朝真白朝は当初強力な統治をこの地のすみずみにまで敷いていたが、
創業百年を越す頃には各面で制度疲労が起こり矛盾が表面化していた。
相次ぐ無能な皇帝の出現や側近の専横、廷臣の派閥争いに加え、周辺民族の侵入が活発化し、
特に北部のアルタイ人は盛んに国境を侵犯した。
軍事費の増大は歯止めのきかない増税につながり、窮乏の極みに立たされた農民は次々と反乱を起こした。
最終的に国政はまったく破綻し、軍衛力は消滅した。
そしてこの日若き王に率いられたアルタイ軍が首都賓都を占領した。

「妹が……亜莉紗が……」
「駄目です、お嬢様。今はお逃げください……」
泣きながら踏みとどまろうとする少女を、男が引きずっていく。
そのまま燃え盛る屋敷を後に騎乗する。少女は何度も振り返るが、馬はそのまま城門を突き抜けていった。

それから五年が経った。

「ロード・シルバーカートリッジ!!……てえっ」
エレメントから弾丸が噴き出して捕り手の一人を倒す。
次も装填するが、刺突のため中断して後退せざるを得なかった。
敵は十数人で槍衾でこちらを壁に追い込んでいる。逃げ道はない。
「くっ……」
「殺すなよ。生かしたまま捕らえろ」
隊長らしき男が命令すると、一気に包囲が狭まった。
どうする事もできない。
まさに取り押さえられようかという時、突然血しぶきが上がった。
「なっ!?」
隊長の首が切断されて地面を転がる。
兵たちが唖然とする中女はあざやかに薙刀を振るった。
また首がいくつか飛ぶ。
「お前は……」
「話は後や」
我に返るとエレメントに次弾を送り込んだ。

「助かった……礼をいう」
あらかた片付けると敵は逃げていった。ものの五分も経っていなかった。
女は何事もなさそうな顔で汗一つかかずにいて、薙刀をしまう。
「お互い様どす」
「貴殿はいったい?」
「うちは紅藤郡の嬉卒兒、字は静留。静留でええよ」
「私は姓は娜、名は都勣、字は奈月だ。ところでなぜ助けてくれた? 分かっていると思うが、私はお尋ね者だぞ」
奈月は疑わしげな目で静留を見つめる。
345277:2007/03/11(日) 15:35:54 ID:x4abnq3p
「お尋ね者やからや」
静留は意味ありげな顔で微笑むと、背中を向けた。
「ついてき」

「ここがうちらのアジトや」
奈月は市外の一軒屋に通されていた。
ごく普通の平屋である。
「……で、私に何の用だ?」
奈月は多少疑わしく思ったが、静留についていく事にしていた。
房間に入り、お茶を出されると座って問いただす。
静留はまっすぐに奈月を見つめて言った。
「あんたは玖我公の娘さんやね?」
「…………」
「それだけやない、連中の官吏を殺害してはる」
「ああ、そうだ」
「うちらは封架幇といいます」
「封架幇?」と聞き返すと、静留はにっこり微笑んだ。
「えびすどもを封架(ふう)じるから封架幇。分かりやすいやろ?」
「胡散臭い連中だな」
「まあ、まだできたてなんやけどね。現在幹部はうちだけや」
静留は奈月をまっすぐに見つめて言う。
「単刀直入にいうけど、あんたにうちらの仲間になって欲しいんや。近く大きな行動を計画しておす。」
「このご時世にか?」
奈月は呆れたように言った。

首都に入ったアルタイ王ナギ・ダイ・アルタイはそのまま賓都順天府で百官の推戴を受けると、
皇帝に即位し、国号も阿尓泰に代わって黒焔とした。黒焔朝の世祖金緑帝である。
真白朝の百官はアルタイ軍が入城すると香を焚き、万歳を唱え、平伏してナギを迎えた。
自縊した皇帝のために死のうとするものは一人もいなかった。ちなみに皇帝は諡号を旦角という。
黒焔軍は退廃した風華人の協力を受けて順調に華南を平定すると、抗戦を薙ぎ倒しついに風華のほぼ全土を掌握する。
各地で抵抗運動も起きていたが、個々の連携が取れず、卵に石をぶつけるように潰されていった。
抵抗は絶望的だった。だが、静留は静かに言う。

「大丈夫どす。うちはこうみえても昔、藤乃衛という所で副指揮使をしてました。
戦の心得もありますし、そのときの縁で仲間は数百人ばかりおります」
「…………」
「娜将軍の遺児がおるということになれば、心強いどす。きっと有志が決起してくれはります。
せやったら先帝の仇も……」
「皇帝は暗愚だ!」
奈月は吐き捨てた。
「敵の流言に惑わされて長城の守将だった母さんを殺した。だから国が滅んだんだ」
「奈月……」
「だが」と奈月は続けた。
「奴らが憎いのは同じだ。正直、逃げ場もなくなっている。協力してもいい」
「おおきに!」
346277:2007/03/11(日) 15:37:55 ID:x4abnq3p
金緑五年、奈月達封架幇は蛋黄醤という寒村で蜂起した。
この事件を記した野史によれば閏六月乙亥の事とあるが、定かではない。
封架軍は付近の窮民や無頼の徒を糾合して数千に膨れ上がると、
県城である月杜を包囲した。月杜は小さな都市であったが、
この地域では唯一の商都であり、またこの国の都市の例に漏れず市壁を持っていた。
普通なら攻略はそう容易ではないが、静留が予め紛れ込ませていた間諜の手引きによって開門されると、
封架軍はなだれを打って城内に突入した。

「武田総兵!」
兵士が泡を食って駆けつけてくる。
「駄目です。賊は既に城内の大半を制圧しています。もうもちません」
「うう、逃げなければ……」
武田は脂汗をかいた。
賊に捕まった場合も勿論、城民に見つけられた場合も非常に不味い。
彼はアルタイ人に媚びへつらい人民を虐待して今の位を手に入れたから、殺されるのは確実である。
「動くな!」
武田が振り返ると奈月がエレメントを構えて立っていた。
「ひええっ!」
轟音が響くと、逃げようとした兵士の一人が撃ち倒される。
武田は剣を抜くと破れかぶれで奈月に斬りかかる。
奈月は素早く照準を合わせるが、不意に後から別の敵に斬りつけられた。
「うっ!!」
慌てて次の斬撃を避ける。幸い傷は浅いがこちらに気を取られてしまう。
「うおおおおおおおおおおおっ!!」
その隙に武田が剣を構え奇声を上げながら突っ込んできた。
「うちの奈月に何さらしますの」
「静留!」
薙刀が一閃すると、武田の首は斬り落とされて地面に転がった。
返す刀でもう一人も仕留める。
「すまない。また助けられた」
「気にしはるな。あんたのエレメントは遠距離戦用やからな」
「それに」と続ける。
「あんたはうちらの大切な大将やさかい」

日が落ちるまでに城内の制圧は完了した。守備兵は殆ど討ち取られるか、城外に脱出した。
奈月達は城民の歓呼の下、穀倉を開いて米を貧民に分け与える。
封架軍は勢いに乗って付近の数県を攻略すると、ようようと月杜に凱旋した。

「奈月?」
静留が本営の置かれている旧役所の一室に入ると、奈月は食事中だった。
「……何食べてはるの?」
「ん、知らないのか? 紅毛人が持って来たまよねーずというものだ。ご飯にかけて食うとうまいんだぞ」
「……それはともかく、お疲れさん。予定通りやね」
「そうだな」
静留は奈月の向かい側に腰を下ろす。
「奈月、ちょっといい?」
「ん?」
「どうして協力してくれたの?」
347277:2007/03/11(日) 15:41:09 ID:x4abnq3p
「変な事を聞くな。お前が誘ったからだろ?」
「そうやけど……」
静留は言い淀む。
「奈月は先帝に忠義を立てる義理はないんやろ。陛下はむしろお母はんの仇やったしな。
やったら何でアルタイに刃向こうたん? 風華人として夷狄に仕えるのが嫌やったん? 捕まれば処刑されるんは確実やのに」
「……私にはな、妹がいたんだ」
奈月が語り始める。
「歌が上手な子でな。いつもお姉ちゃん、お姉ちゃんとなついてくれたよ。
父親違いの子だったし、その当時はあまり好きじゃなかったんだがな」
「…………」
「アルタイ人が放った火の中で、逃げ遅れて炎に包まれるあの子を見て、初めて私はあの子が掛け替えのない存在だったと気づいた」
静留は黙って聞いている。
「逃げ延びた私を育ててくれたのは家宰の山田だったが、彼も私が十四のときにアルタイ旗人に殺された。
……今でもあの子の最後が目に浮かぶよ。悔しかった。あの日から、私は復讐だけを目的に生きてきたんだ」
「奈月……」
「つまらない話をしたな。もう寝よう。お前も帰れ。私達はのんびりしている暇はないんだ」
立ち上がり、寝室に入ろうとする奈月を静留が抱きしめていた。
「な、なにを!?」
奈月は暴れて振り払おうとするが、静留は離さない。
「泣いてもええんよ……」
静留はささやいた。
「心の中で泣いとるのに、無理に笑う必要ない。そうやろ?」
「…………」
静留は無言で奈月を抱きしめている。
そっとその髪を撫でると、奈月はかすかに震えた。
「静……留……」
やがて奈月は静留の腕の中で嗚咽していた。

二月が経った。

当初の予定では、この地に割拠し、蜂起に呼応する反アルタイ勢力の救援を待つ予定であった。
だが、彼女らの当ては裏切られる事になる。
まず、アルタイ側が予想より早く動いた。
ただの地方反乱なら今までも起きていたが、その首領が玖我公娜冴子の遺児となると勝手が違った。
娜将軍はアルタイに寝返った平西王珠遥などと違って、風華の民族的英雄である。
反乱が波及する事をまず防がねばならない。
それに民衆の参加が思った以上に少なかったのが痛手だった。
真白朝は末期には悪官汚吏がのさばって苛政を敷いていた。人民の怨嗟は深い。
それに対しナギ皇帝のアルタイは風華に入るやすぐに減税を実施したのでこれを評価するむきもあった。
月杜は間もなくアルタイの大軍に包囲された。
348277:2007/03/11(日) 15:43:17 ID:x4abnq3p
「あれは阿尓泰正白旗……」
奈月は包囲軍を望見して呟いた。
「叡親王セルゲイの親衛軍だ。あんなものまで出てくるとは、奴ら本気らしいな……」
「奈月」
静留が側に進み寄る。
「兵隊たちが動揺しておす。今は軍規を正してますが、このままではいずれ脱走が……」
「所詮烏合の衆だからな……」
封架軍は静留の旧部下を除くと食い詰め者の集まりだった。
勝っている裡はいいが、一度負け出すとすぐに崩れる。
「……どうやらここまでらしいな」
奈月はふと笑った。死を覚悟した笑いだった。
「奈月、逃げまひょう!」
静留は必死で奈月を諌める。
「諦めるのははよおす。夜の内に斬り切り込んで包囲を破りますさかい、奈月はその隙に……」
「何を言ってますの、姐姐」
城壁の上に一人青髪の少女が登って来ていた。
「巴……」
「姐姐が犠牲になる必要がどこにあるんです? 私達だけでとっとと逃げましょう。
なに、何度でも再起できますよ。当初の予定では……」
「巴!」
静留がきつく巴を睨んで制止するが、已に遅かった。
「……お前は静留の部下だったな。どういう事だ?」
奈月に問われると、巴は意地の悪い笑みを浮かべる。
「まぁだ分からないんですか? あなたは利用されていただけなんですよ。
姐姐が藤乃衛の副指揮使だったなんて真っ赤な嘘です。本当は私達は前王朝の錦衣衛(秘密警察)の者だったんですよ」
「な……に……?」
静留が無言で震えた。
短く漏らす奈月の前で巴は続ける。
「前王朝の寄生虫である私達は何としてでも真白を再興したい。そのために利用できるものは何でも利用する計画でした。
そこで娜将軍の遺児を祭り上げて、反乱の傀儡にするという積もりでしたわ♪ まあ、失敗した以上、逃げればいいんですけどね。
そのための傀儡ですもの。いや、それよりこいつの首を差し出して降伏すれば……」
そこまでで巴の言葉は途切れた。
びゅと巴の首を飛ばすと、静留は薙刀をしまう。
「奈月……」
静留は奈月に触れようとするが、手を弾かれた。
「触るな」
奈月の目はどこまでも冷たかった。
「う、うちは……」
「ようやくと、思ったんだ」
「…………」
「ようやく、信じられるひとができたと思った」
「う、うちは……うちは……」
泣き出す静留を背に、だが奈月は城内に去っていった。

総攻撃が始まった。
349277:2007/03/11(日) 15:46:47 ID:x4abnq3p
続きます。
エロに到達するまではもう少しかかりますので、少々お待ちください…。
あ、それと感想をお願いします。
350名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 15:50:33 ID:s3jWrxd/
ID:Tp0BIHURは、固定IPと動的IPのプロバを使い分けて自演しているだけの、荒らしとの同一人物に見えるんだが

>>314
どう考えても、>>278が来てからだろ

ていうか、>>277が投下しようがしまいが、既に荒らしまくってるし
      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
相手する必要はないというか、してもしょうがない
ID:Tp0BIHURの言う人質作戦どころか、すでに無差別テロになってるので、逆に>>277が投下を取りやめる理由は何一つなくなった

>>277
書き込もうと思ってリロードしたら投下があった
とりあえずお疲れ。これから読むよ
351名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 15:53:04 ID:VhDNDOwL
>>349
GJ
出来ればトリップ付けて
352名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 16:02:35 ID:SKmjau5m
>>349
今後の展開に期待
乙&GJ
353277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/11(日) 16:06:12 ID:x4abnq3p
トリップつけました
354名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 16:07:45 ID:m+A82UWH
糞SS乙wwww
:





続きまだあああああああ?????









糞SSかも〜んなw























糞SSかも〜んなwwww
355名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 16:16:53 ID:VhDNDOwL
>>353
ありがとう
ガンバレ!
356名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 16:17:14 ID:i897UCcR
>>349
GJ!
関西弁に萌え。
ここの荒らしは最初は威勢がいいけど、
神職人がどんどん投下して行くいるスレだと
テンション下がってやがて消えていく。
気にせずにドゾ。
357名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 16:30:30 ID:taWaDRwd
しかしまあ・・・なんつうか
「乙」「GJ」の1行レスだけの感想オンリーとはw
全然読んでないのがバレバレなレスだなw
どんなゴミSSでもとりあえず読まないでほめとけみたいなw
これが
このスレの本質だからw
358名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 16:32:44 ID:WfPSxi4i
なんか凄い火種をまいてしまったようで、今まで平和なスレだったのに申し訳ないです。
277ですが、別スレに投下します。本当にご迷惑をおかけしました。
359名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 16:41:00 ID:wMEMMpY6
>>358
それが賢明だなw
リンク貼ったりしたらそっちにも遊びに行くけど
自己顕示欲を露わにしたり
俺の目に付くところに投下しない限りはほっといてやるからw
感謝しろよ?
礼儀と身の程をわきまえるのは大切だからなw
360名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 16:49:39 ID:VhDNDOwL
オイオイ>>349>>277かよ
>>349は偉い!
361名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 16:58:21 ID:DYhFaqxr
>>358
あーそれとレス数100以下の過疎スレは全部チェックしてるし
レス数60以下のスレは
数時間ごとにチェックしてるんで
そこには投下するなよ?
該当スレにお前のSSらしいものを見つけた場合
全く同じ制裁を加えてやるからな?
362名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 17:05:12 ID:i897UCcR
>.>361
ちょwww、おまwww、ニートwww
363277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/11(日) 19:59:40 ID:x4abnq3p
「いやや、堪忍してぇ……!」
「ああ、おいどがぁ……そないなとこに入れるのあかんっ!!」
「なつき、なつき……ああ、もう赦しておくれやす……っ」

真性レズなのにマンコも糞穴もオトコのチムプオで犯されて、発狂する
レズルきぼんぬ。
十五六人の男に犯され、マンコからも糞穴からもザーメンが溢れ出す
レズルきぼんぬ。
チンポをしゃぶらされ吐き気が込み上げてくる
レズルきぼんぬ。
抵抗しようにも媛星消失によりHimeの力を失い、さらになつきを人質に取られ
(抵抗したら後でこの女を犯す云々)ザーメンを呑まされて嘔吐する
レズルきぼんぬ。
それでも抵抗したため顔がぶくぶくになるまで殴られた
レズルきぼんぬ。
生中だしされて泣き喚く
レズルきぼんぬ。
うんこを食わされ、また下剤でうんこを噴出す所を写真に取られる
レズルきぼんぬ。
輪姦の後、妊娠した事に気づいてヒステリーを犯した挙句飛び降り自殺する
レズルきぼんぬ。

即興で思いついたレズルの虐め方。
まずなつき/ナツキを人質にして静留/シズルを拘束監禁。
「これから毎日なつき/ナツキの糞を食え。食うのをやめたり食い残したりすればなつき/ナツキを殺す」と宣告。
涙を流しながらなつき/ナツキの糞を頬張るレズル。
でもなつき/ナツキの糞は最初のうちだけで、途中でなつき/ナツキを処分して漏れの糞にすり変える。
とっくの昔になつき/ナツキが殺されているとも知らず漏れの糞を二十年以上食い続ける静留/シズル。

(;´Д`)ハァハァ
犯して孕ませた場合、生まれてきたのが男の子ならまた静留/シズルとセックスさせて
さらに子供を作るのも楽しそう。
最後奇形ばかりで生殖ができなくなる迄男子直径子孫と戻交配させて遊びたい。
名前は上から順にぶぶずけ二世三世……

近親相姦の子供を妊娠した静留/シズルの腹を殴りたい!(;´Д`)ハァハァ

レズル惨死きぼんぬ(;´Д`)ハァハァ
364277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/11(日) 20:07:18 ID:x4abnq3p
シズルたんの犠牲精神とおっぱいに萌えた(;´Д`)ハアハア
ナイフで切ってもぎ取ってみたい
あの強靭な京女が残虐な拷問の末悲鳴を上げ、絶叫し、苦痛に涙を流すところが見てみたい。
目の前でナツキを虫けらのように殺されて嘆き悲しむ姿がみたい。
目を剥いて胃液を吐き、内臓が爛れて炎症を起こすまで腹をなぐりたい。
ま○こに拳つっこんでぐちゃぐちゃにかき回したい。
集団で犯されて黒々しいち○ぽしゃぶらされて泣くシズルたんが見てみたい。
手足を切断してダルマにした後性的玩具にしたい。
う○こやゴキブリを何日にも亘って食わせたい。
顔が膨れ上がってシズルと見分けがつかなくなるまで拳で殴りたい
ガスバーナーの青白い炎ででじゅうじゅうと顔を焼きたい。
直腸にスプレー缶くらいの異物を挿入したい。
髪を毛根から引っこ抜いて二度と生えなくしたい。
体中の皮膚をはがして塩をすり込みたい。
乳首を切りたい。
クリトリスを切りたい 。
指を一本ずつ切っていきたい。
何年も生かしたまま拷問し続けた末になぶり殺しにしたい。
ああ、シズルたんを殺したい(;´Д`)ハアハア

シズルたんの乳首とクリトリスを切ってみたらどうだろう。
やっぱりもうナツキとセックスできなくなるから悲しいかな。
シズルたんの顔を膨れるまで殴って潰した後、ナイフやガスバーナーで整形してみたらどうだろう。
やっぱりもうナツキに顔を見せられなくなるから悲しいかな。
シズルたんの手足を付け根から切断してみたらどうだろう。
やっぱりもうナツキに触れたり側にいられなくなるから悲しいかな。
シズルたんの目玉を抉り出してみたらどうだろう。
やっぱりもうナツキの姿を見れなくなるから悲しいかな。
シズルたんの耳を金属で鋳潰してみたらどうだろう。
やっぱりもうナツキの声を聞けなくなるから悲しいかな。
虫けらみたいになってもまだナツキのことが好きだろうか。
だったらナツキを殺してその臓物をシズルたんに食わせてみたいな♪
365277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/11(日) 20:08:36 ID:x4abnq3p

シズルたんはハードレズでナツキに惚れているから、
目の前でナツキをぶっ殺してみてどんな反応を示すかゆっくり見てみたい。
その前にまずはナツキを人質にしてぎとぎとに辱めたい。

まず真っ裸に剥いて乳首もマ○コも丸見えにする。
ただ裸にするだけでなく、大きく開脚させてマ○コの襞やクリトリスがはっきり見えるようにする。
秘所を下種な男共の目に曝されるシズルたん。
シズルたんは二十七(推定)で処女な訳だから、マ○コの襞はぴっちり閉じていて桃色で綺麗だろう。
乳臭い小娘と違ってお洒落に気を使う大人の女性だから、マ○カスも溜まっていないだろうし、
ただオナニー癖はあるだろうから乳房が発達してクリトリスも肥大化しているかも知れない。
シズルたんを散々視姦して楽しんだ後、衆人環視の下野外で大便をさせたい。
この日のために練りのきいたう○こが出るようにいもぼうをたっぷり食わせておき、
足を開かせてシズルたんの肛門からう○こがひねり出るさまをじっくり観察したい。
無論拒否すればナツキを目の前で痛めつける。
シズルたんはどんな反応をするだろうか。紅潮し屈辱に身を震わせるだろうか。
それとも淡々と陵辱を受けるだろうか。
やはりシズルたんの性格からしてナツキを守るならただ黙々と無表情で恥辱に耐えるだろう。
たっぷりう○こをしたらそれを食わせたい。
勿論拒否すれば即ナツキを痛めつける。
そうするとシズルたんは黙って地面に這いつくばり、自分が出したばかりのほかほかと湯気を立てるう○こに顔を埋めて、食べ始めるだろう。
いもは繊維が多いから宿便(尤もその存在は医学的には否定されているが)もこそぎだされ、
う○こをしたときには腐敗ガスが噴出し、出てきたう○このその臭いは強烈だろう。
憧れのマイスターとして衆人の熱い視線を浴びてきた麗人のシズルたんが顔中う○こ塗れになりながら自分の糞を食う様子はまったく言いようがないほど素晴らしい。
そのさまをギャラリーの嘲笑と嬌声の中で鑑賞するのはまったく夢のような心地だ。

最後はナツキの頭をマカロフで吹っ飛ばして虫けらのように殺したい。
頭が砕けて飛び散るナツキの脳味噌を浴びたシズルたんはどんな顔をするだろうか。
多分初めは呆然と後にはみるみる鬼面をつくりまさに鬼のようになって凄まじい声で絶叫するだろう。
その顔を鑑賞し、気が狂って漏れに襲い掛かってくるシズルたんを殺害したい。

ああ、シズルたんを殺したい(;´Д`)ハアハア
366277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/11(日) 20:12:07 ID:x4abnq3p
「惨めなもんだな、おい♪」
「…………」
漏れがにやにや笑いながら言っても、シズルたんは無視します。
ナイフの柄で軽く鳩尾を突きました。
「ぐはっ!!」
シズルたんは目を見開いて胃液を吐きます。
その髪を掴んで顔を上げさせます。

宰相閣下に背いたアホなオトメども。
このシズルたんもマイスターとして聞こえた女だったのですが、
GEMを無効化されては文字通りただの乙女です。
それでも懸命にナツキを守り犠牲になろうとしたシズルたんですが、あっさり捕虜になってしまいますた。

「そろそろ命乞いをする気になった?」
漏れがいうとシズルたんは荒く息をついていました。
全身を打たれ、服を裂かれて下着のみのシズルたん。
今は手足を拘束されて立たされています。
ローブをつければ捕まらなかっただろうに、今は暴行されるのみ。
こういう気合の入った女をいたぶるのは至高の悦びです。
「…………」
「ん、なに?」
「くたばりや、ごもくが」
シズルたんは漏れの顔に唾を吐きかけていました。
367277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/11(日) 20:13:07 ID:x4abnq3p
「…………」
漏れは苦痛の中強いて笑みを浮かべるシズルたんの前に金属バッドを取り出しました。
「ほい」
「ぐがっ!!」
シズルたんは頭を打たれてよろめきます。
そのまま頭や腹、腰、大腿などを滅多打ちにします。
「あああああああああっ!! あああああああああっ!!」
シズルたんは壮絶な悲鳴を上げますが、容赦しません。
十撃、二十撃、三十……百、二百……と打撃を加えます。
やがてバッドが歪むほど殴ると、シズルたんは血まみれになって痙攣していました。
「もう一度いうよ……ん、聞いてない?」
「う……う……」
シズルたんのお顔は殴られて腫れています。
頬骨や顎が折れているようです。
他に頭蓋や肩、あばら、脚なども骨折しています。
軽〜く折れたあばらをバッドの柄で突くと、血反吐を吐きました。
漏れはバッドを捨ててナイフを再び取ります。

「じゃ、まずはこのおっぱいからいこうか♪」
漏れはシズルたんのブラジャーを外すと、バストを剥き出しにしました。
真っ白で豊満な美しい乳房です。
その切っ先に盛り上がる大きめの乳首に漏れはナイフをあてがいます。
「な、何を……」
「じゃ、切ろうね♪」
「あぐううっ!! ぎゃああああああああああっ!!」
刃をめり込ませると、シズルたんがまた悲惨な悲鳴を上げました。
ごりごり切っていくと、乳首がどんどんもげていきます。
脂肪が歪んで切りにくいですが、片手でしっかり乳房を握ります。
取れかかった乳首を引っ張って切ると、やがて乳首が切り取られました。
「おいしい♪」
漏れはむしゃむしゃ切ったばかりの乳首を食べながら、
弱く息をつくシズルたんの切られたばかりの乳線が覗く乳首の断面をこすります。
すると途端シズルたんは泣き叫びました。
「うぎゃあああああああああああああああああああああああっ!!」
ああ、うるわしい泣き声。
「もう一方も切ろうね♪」
漏れがまたナイフを当てると、またシズルたんは泣き叫びました。
368277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/11(日) 20:14:23 ID:x4abnq3p
次にクリトリスを切断します。
ぱんてぃを剥がすと、シズルたんのマ○コが開放されて濃密な匂いをかもしだしました。
ラビアもクリも成熟した大人のアソコです。
シズルたんのクリトリスは大きめで、普段から包皮が剥けています。
漏れはぴくぴく震えるシズルたんのクリを掴むと、根元から切りにかかります。
「ぎゃああああああああああああっ!! があああああああああああああああっ!!」
シズルたんの普段は京都弁を奏でる艶のある声は今は絶叫という最も美しい音楽を奏でます。
やっぱり女が苦痛に漏らす喚き声ほど素晴らしい芸術的はありません。
シズルたんは良い楽器のようです。
クリを切り終えると、これもむしゃむしゃと生で食べますた。マ○カスはあまり溜まっていません。
「う……ううっ……うう……」
さすがのシズルたんも心身の激痛に泣いています。
漏れはその顔をにやにや見つめながらいいます。
「あーあ、乳首もクリトリスも切られちゃったね、これでもうナツキたんとセックスできないよ?」
漏れは「ぎゃははは」と笑うと、「まあ」と補足しました。
「どのみちナッキーとはもう会えないけどね」
「…………」
シズルたんが虚ろな瞳をこちらに向けます。
「ナッキーならもう撃たれたよ。まだ息はあったみたいだけど、
今頃ロイヤルハウンドの連中に順番で死姦されてるんじゃないかな?」
漏れがいうとシズルたんの目がみるみる濁っていきました。
これこれこれ。この絶望が堪りません(;´Д`)ハアハア
「ま、止めといこうか。本当はもうちょっと楽しみたいけど、宰相殿に報告しないといけないし」
漏れはナイフをしまうとサブマシンガンを取り出します。
しゃがみこんでシズルたんのマ○コの中に銃口を挿入しました。
「ううっ……ナツ……キ……ナツキ……」
悲しみのどん底で涙を流すシズルたんは一番美しかったです。
引き金を引くとマ○コから脳天まで弾を突き抜かせながら脳味噌を撒き散らしていました。

とっても楽しかったです(^^)
369名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 20:25:40 ID:NRUXRbCs
370277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/11(日) 21:07:33 ID:x4abnq3p
あ、感想待ってますね。
更に続編も考えてますので…。
371名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 21:16:42 ID:VhDNDOwL
グロならそう宣言してから書け
372名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 22:20:55 ID:0d5mChRo
自分が気に入らないとすぐに豹変するのが本性かw
373名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 22:36:58 ID:VhoPqmLY
>>227
火種もなにも年中春休みで燻ってる御仁が勝手に発火しただけだから気にする必要ないんじゃない?
まぁ適当にほとぼり冷めたらまた来て欲しいよ

>>370
じゃ、率直に感想言わせて貰うよ
339-349までは設定がイマイチ判り辛かったが、読んでて面白かった
正直、続編も読みたいと思ったし
ただ、勝手に277の名前を騙ったり、363-368みたいなそれこそスレ違いなものを投下したりと、荒らし行為以外の何者でもない行いには正直失望したね
それこそ下らない自己顕示欲をなくして礼儀と身の程とTPOをわきまえたらいい職人になれただろうに
374名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 22:48:29 ID:s1+goMZ5
こういう流れを見るたびに管理側の人間になってみたいと思うなー
「なんだこの必死な池沼www自演痛杉wwwwwww」
とか大笑い出来るんだろうなー
375373:2007/03/11(日) 22:58:27 ID:VhoPqmLY
>>227×
>>277
アンカーミス失礼
376名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 23:02:00 ID:A53Og4XH
a
377名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 23:03:02 ID:VhDNDOwL
>>372
×気に入らない
○板の常識外の行動を見ると
378277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/11(日) 23:15:48 ID:x4abnq3p
>>377
うざ…
つーか何様?
379名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 23:26:25 ID:CPJx31/d
>>373
>年中春休みで燻ってる御仁が勝手に発火しただけだから
残念ながら夏厨とかの期間限定の厨じゃないんでw
一年通して粘着可能だからw
他のスレでも実証済みだよ〜んw












いつでも迎撃可能なんでw
残念!
380名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 23:36:30 ID:VhoPqmLY
>>年中春休みで燻ってる御仁が勝手に発火しただけだから
>残念ながら夏厨とかの期間限定の厨じゃないんでw
>一年通して粘着可能だからw
>他のスレでも実証済みだよ〜んw

実社会を離れて引き篭もってると日本語すら不自由になるのだろうかねぇ…
憐れだ
381名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 23:38:05 ID:VhDNDOwL
>>378
板の常識又はマナーを指摘する人です
グロネタのSSを投下する時は、あらかじめ宣言する これ常識
382名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 23:49:56 ID:IrXRHbKO
>>381
人はそれを自治厨と呼ぶ・・・
自治厨がのさばるスレは必ず廃れるというのが常識
383名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 23:59:42 ID:VhDNDOwL
>>382>>330

ちなみに
自治厨とは
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%AB%BC%A3%BF%DF
>俺様ルールその他第三者的によく分からないルールで

>>381
>グロネタのSSを投下する時は、あらかじめ宣言する これ常識
これは
>俺様ルールその他第三者的によく分からないルール
ではありませんね
384名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:11:18 ID:OE8UxUq9
>当人は「妨害」ではなく「サポートしている」という意識がある分、さらにたちが悪い。
ID:VhDNDOwLのことじゃねえかw

つうか、自治厨を装った、ただの真性荒らしだと思うけどね
385名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:12:44 ID:IS7Hwwe9
ま、なんにせよ乞食がいくら偉そうにしようが
餌を与えるヤツいなければ餓死するだけだけどな
乞食は自給自足できねぇしw
醜い本性の乞食猿に不用意に餌を与えようとする
配慮の足りない神気取りの馬鹿を狩るのが俺の仕事だ
供給を絶てば乞食は自滅するし、乞食を潰すよりも効率的で理に叶ってるしなw
あと潰された職人気取りが逆恨みして荒らしに転向してくれるから一石二鳥w
さらに荒らしは無関係な便乗荒らしも呼び寄せるから、目に付くように常にage続けるのはポイントだなw
抵抗されればされるほど燃えるw
とにかく投下がないことには潰しようがないから早く投下しろw
386名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:24:17 ID:IkCuSFDw
>>277はA級戦犯だなマジで。
>>277さえこなければ平和でいられたのに。
387名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:25:07 ID:Om+lXC2E
>>俺様ルールその他第三者的によく分からないルールで
ここは無視ですね

都合のいい所だけ抜き出す ってのもありきたりだねぇ…
388名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:26:04 ID:Bl8jItbc
>>277は投下宣言をしただけ
何が悪いのか
389名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:41:56 ID:7d6uAAE/
>>388
ひとつ SSができてもいないのにレス欲しさの誘い受け
非常にムカつく

ふたつ 俺はレズ留が嫌いだしそれを語る人間はもっと嫌いだ
非常にムカつく

みっつ 俺は自治厨の乞食猿が嫌いだ
非常にムカつく
390277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 00:45:35 ID:h7EexewP
>>387
その言葉はお前にもそっくり当てはまるな…
なんで

>当人は「妨害」ではなく「サポートしている」という意識がある分、さらにたちが悪い。

の一文をわざわざ除外したんだ?
おまえ自身がそう自覚してるからわざわざ除外したんだろ?


都合のいい所だけ抜き出す ってのもありきたりだねぇ…
391名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:46:31 ID:Om+lXC2E
>>389
全部
>>俺様ルールその他第三者的によく分からないルール
ですね
1は「第三者的によく分からないルール」。SS投下宣言なんてあちこちで行われてる。それに文句言うのはお前位なもんだ
2と3は「俺様ルール」

なんだ、荒らしが「自治厨」だったのか
392名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:47:30 ID:asQuikgr
>>389
よっつ 俺はニートだが自爆して暴露してしまった
非常にムカつく

が、抜けてるんじゃないか?
393277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 00:49:51 ID:h7EexewP
>>391
ついでに聞くけどさ…
>当人は「妨害」ではなく「サポートしている」という意識がある分、さらにたちが悪い。
これをわざわざ除外したことの弁明はないの?
え?
394名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:49:56 ID:j9ZiwBUJ
こういう奴は自分より上の存在には絶対服従だから、力でねじ伏せてやるのが一番効果的なんだけどな
395名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:57:25 ID:Om+lXC2E
>>390,393
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%AB%BC%A3%BF%DF
をよく読みましょう

自治厨とは
ある種の運営システムを管理する人間・組織がいるシステム内の、ユーザーによるある行為に対し
俺様ルールその他第三者的によく分からないルールでそのシステムに「違反している」という判断をくだし(しばしば「うざい」という判断だけの場合もある)、管理・運営システムを妨害する人間(厨房)。
であり、
当人は「妨害」ではなく「サポートしている」という意識がある分、さらにたちが悪い。
は条件じゃありませんね。
SSを書いてる人が、そんな事も理解出来ないとはね

ちなみに
(しばしば「うざい」という判断だけの場合もある)
も、誰かさんにぴったり当てはまってますね
396名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 01:02:38 ID:GUkeclSt
ネタかと思ったらマジで真性かよ
397名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 01:04:02 ID:2sBlkZBL
前に同じ荒らしに荒らされたスレにいたけど一言言わせてくれ。
ここで論議すればするほど荒らしの思う壷ですよ。
論議すればするほど空気が悪くなり、投下し辛くなる。
荒らしはそれを狙ってるんですよ。
398名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 01:06:29 ID:Om+lXC2E
反論出来なかったら「真性かよ」
お約束ありがとう
399名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 01:08:44 ID:ovCUn7OW
なんかうざいのが自演してるようだが…
400名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 01:09:49 ID:GUkeclSt
>>397
スルーできない、荒らしの自覚のない自治厨が駐在してるから手遅れだろもう
馬鹿のせいで、もう完全に荒らしにマークされたから
>>397さんのいたスレと同じ運命をたどると思う
401名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 01:18:50 ID:Om+lXC2E
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%AB%BC%A3%BF%DF
自治厨とは
ある種の運営システムを管理する人間・組織がいるシステム内の、ユーザーによるある行為に対し
俺様ルールその他第三者的によく分からないルールでそのシステムに「違反している」という判断をくだし(しばしば「うざい」という判断だけの場合もある)、管理・運営システムを妨害する人間(厨房)。

まぁ「グロネタは投下前に宣言して」が、俺様ルールその他第三者的によく分からないルール
だと言い張るなら俺は自治厨だな
402名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 01:23:35 ID:TST+95DM
友達も仕事も無いような構ってちゃんなんだから放っておいてやれよw
403名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 01:23:41 ID:asQuikgr
自演してるヤツ(通称ゴッキー)、こんな性質らしい

・自画像(ゴキブリ)や自分の好物のAAを連投
・職人が来たらキチガイな文体で煽る
・そして職人を誉めるレスを自演扱い
・空気を読まず削除人に噛み付く身の程知らずな性格
・自我自賛を行う
・「荒らしをして職人を潰すのは最高の娯楽!」とスペースを開けて書き込み開き直る
・自分で他のサイトからSSをコピペし伏線を貼って、後に来るオリジナルSSをコピペ扱い
・他人に唾を吹きかけられてもそれを養分として活動する
・自分ひとりでIDを変えて自分を自分で煽り自分で叩いてスレをかき回す
・自分が叩かれれば相手を自演扱い
・口癖は『完全制圧完了』『ばーかw』
・自分の行いを全く省みずにむしろ「俺はあのじと微熱を追い出した功績者だぜw」と自画自賛
・スレが落ちても相手をしてもらうために新しいスレを立てる
・他の職人のSSをコピペ扱い(自分で他サイトからコピペして伏線を貼るなどの小細工)
・他職人に対するGJレスを自演扱い
・ヴァカ

ブレンスレじゃ2005年の8月頃から粘着してたみたい
正気の沙汰じゃねぇわ
404277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 01:26:22 ID:h7EexewP
>>403
ひどいな…
405277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 01:36:24 ID:h7EexewP
男が女に犯されるやつ 6
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098386502/

853 名前: 死刑執行人 ◆ErY2TknG0w 05/02/27 01:08:33 ID:DD8/VP93
書き手というものは、スレに無償の奉仕をしているにも関わらずいわれのない批評を受けることがある。
まっとうな批評ならば誠心誠意受け止めるが、ここの住人の其れは、全く当を得てない上に自分勝手すぎる。

自らの経験上、心ない些細な書き込みで創作意欲を失うことは実証されている。
ここの住人に投下する前に投下する前に芽を潰された怨みは忘れない。

よって、ここの住人の心地よい場所は徹底的に潰そうと思う。
幸い自分には書き手、読み手、荒らし、の総ての立場の経験がある。
その経験を生かして恨みを晴らさせていただく。

最近の荒れる様をみてこのスレの住人が腐敗しているのを確信した。
時は満ちた、いまこそ正義の鉄槌を受けるがいい。


調べてみたらもう2年以上粘着してるのか…
406名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 01:58:21 ID:Bl8jItbc
住人にムカついたなら黙って立ち去れよなと
407 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:23:21 ID:5qynLMcs
なぁんだ、このザマは?

という気がしないでもないが、前回の続きが出来たんで投下しときます。
相変わらず展開は急ですが(特に前半)。

前回よりも大規模です。
408 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:24:07 ID:5qynLMcs
 翌日。傭司の調子は良好とは言い難い状況だった。眠りが浅いうえ、一度覚めると寝付くのに時間がかかる。
明け方近くになってようやくまともに眠れたのでとにかく眠い。
 クラスメートからの挨拶にもぞんざいに応えながら傭司は席につく。今日の授業は厳しい戦いが予想された。
 と、カラカラと軽い音と共に戸が開いた。しばしの間の後、鈴を転がすような声が傭司の耳に届く。
「おはよう、緒方くん」
「ん・・・あ、あぁ、おはよう。酒井さん」
 にこやかに紫穂が挨拶する。傭司は妙にどぎまぎしながら返事する。
「どうしたの?」
 しれっとした表情で聞く紫穂。
「いや、寝不足・・・ちょっとしんどい」
 誰のせいですか、と言えよう筈もない傭司は、わざとだるそうに答える。
「読書家ね、緒方くんは」
 わざと誤解してみせる紫穂。くすっ、と笑いながら紫穂が自分んの席にむかう。昨日の事を微塵も感じさせない
その態度に傭司は舌を巻く。
「・・・女ってぇのは器用だな、ホントに」
 誰にも聞こえぬよう、口の中でモゴモゴと傭司は呟く。もしかすると昨日の事は事故として無かった事になるの
かな、とも思った。それは言いようの無い不安となって傭司の心に広がった。
 その日一日。傭司は睡魔のせいですっかり回らない頭に悪戦苦闘した。対して紫穂はいつもと変わらぬようで
あった(少なくとも外見は)
409 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:25:01 ID:5qynLMcs
−放課後−
 帰宅しようとした傭司が下駄箱を開け、中から靴を出すと、靴の中に一枚の紙切れが入っていた。広げた紙切れに
書かれていた内容に、傭司は驚く。
『放課後、6時半くらいになったらなぎなた部部室に来てください。 酒井紫穂』
 綺麗なはっきりとした文字で書かれていたそれは、紫穂の直筆だと十分に信用できた。
 傭司は震える。一体何が起こるのか?忘れてくれと言われるのか、それとも吊し上げを喰らうのか。どちらに
してもいい予感はしない。だが、逃げるわけにはいかなさそうでもある。
 傭司は靴を戻すと、教室に引き返した。

−なぎなた部部室。1835時−
 傭司は指定された時間より少し遅めに部室にやってきた。あの時と同じように、部室以外はほとんど灯りは
ついていないし、人の気配もない。
 控えめにドアをノックすると、中から「どうぞ」と返事が返ってきた。
 戸を開けると、胴衣に身を包んだ紫穂が椅子に腰掛けていた。
「どうしたの?入れば?」
「えっ?あ、ああ・・・」
 呆然と立ちつくしていた傭司は紫穂に促され部屋に入ると、戸を閉める。そして促されるままに椅子に腰掛ける。
 傭司の心臓は今にも口から飛び出しそうだった。昨日の現場で、その相手とこうしてまた一対一で向かい合っている。
平然と(しているように見える)紫穂が信じられなかった。
「あのね、緒方くん」
「な、何?」
 その語尾が微かに震えていたが、紫穂は気付いていたのかいないのか・・・マイペースで話を続ける。
「私ね、考えたの。緒方くんとの事」
 やはりそう来たか。緊張していても、傭司の心の中の冷静さを保ち続けている何処かがそう判断する。昨日の今日、
ここに呼び出すとくればそれ以外、何があるというのだ、と。
「一晩考えたんだけど・・・・・・おつきあい、しない?」
「・・・・・・?」
 傭司はそれが理解できなかった。何かタチの悪い空耳だったのではないのか、と。
410 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:25:50 ID:5qynLMcs
「もう一回、頼む」
「私と、おつきあいしませんか、って言ったの」
 予想外の言葉。てっきり突き放されるのかと思っていた。しかし、紫穂が続けた言葉が更なる驚愕をもたらす。
「その・・・私達、昨日・・・ちゃったし。その・・・凄く気持ちよかったし。緒方くんも気持ちよかったでしょ?」
「そりゃ・・・とっても」
「だからね、体の相性は良いと思うの。だから、そっちの方からおつきあいしたいな、って」
 畜生、予想外なんてレベルじゃねーぞ、と傭司の心が呟く。
「それは、肉体的な方面で交際をしよう、ってこと?」
「ええ、そうね。今どきは・・・セックスフレンド、って言うのかしら?それのことよ」
 クソッタレめ。やっぱりそうなのか?何故そんなことを言う?俺の気持ちを知ってるのか?傭司の心に怒りとも
悲しみともつかない感情が渦巻く。
 だが、それ以上に傭司を恐怖させたのは、自分がその提案に乗り気になっているということだった。昨日の出来事。
紫穂の声、柔らかい体、熱い肉襞の感触が思い出される。肉欲の甘い誘惑。
 想いの君である紫穂の体を好きに出来る。自らの意志のままに貪る。そして、彼女もそれを望んでいる。それは
確かに抗いがたい誘惑だった。
 どうする?という言葉が頭の中でぐるぐると回る。目の前の紫穂に自分が呑み込まれていきそうな感覚に陥る。
 しかし、ほんの、ほんの一瞬の差で理性が先に口をついた。
「それは、魅力的提案ではあるけれど・・・直ぐには返事できないよ・・・」
 一時保留、という曖昧な返事が傭司の理性の精一杯の産物だった。それ程抗いがたい誘惑だった。
「そうね。直ぐには返事できないよね・・・じゃぁ、少し待つわ」
 意外にも紫穂は引き下がった。その表情は穏やかでうっすらと笑みを浮かべている。
「じゃ、じゃぁ俺は先に・・・」
「・・・」
 逃げるように部室を出て行く傭司を紫穂は引き留めようとはしなかった。
 危ないところだった。傭司はドカドカと廊下を歩きながら思った。あのままあそこに居たら、自分は屈していた
だろう。本能の赴くまま、昨日よりも激しく紫穂を貪っただろう。
 だが、それは彼のプライドが許さなかった。この学校の男子生徒、それも彼女無しな連中なら二つ返事で承知
しそうな取り引きを保留したのは一重にそれによるものだった。
 自分はそんな男では有りたくない。少なくとも、好きな人の前では。ただ、それだけだった。
411 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:26:40 ID:5qynLMcs
−その夜。緒方家、傭司の部屋−
(畜生、一体何がどうなってんだ・・・)
 ベッドの中で寝返りをうちながら傭司は思案に暮れる。今日、紫穂が交際を申し込んできた。それだけなら
まだいい。よりにもよって、彼女自ら「セックスフレンドとして」と言ってきた時、傭司はわけがわからなくなった。
 昨日の出来事以上にそれは不可解であった。酒井紫穂という女性が理解不能の存在にさえ思えてくる。
(はぁ〜。困った。実に困った。ほんとにどーすりゃいいんだ、俺は)
 弱り目に祟り目。昨日の事だけでも頭が痛いのに、更に難事が降ってきた。事が事だけに相談もできない。
魅力的提案を受け入れても地獄、はねつけても地獄というのは容易に想像できる。
(俺はもうダメかもわからんね)
 そんなことをふと考えてしまう。悩む頭を余所に、股間は今日も元気だった。しかし、全く気が乗らない。
「あの時」の事もかえって意識を冷めさせてしまう。
(どうすりゃいいのよこの私、だよ・・・)
 まだ当分は眠れそうになかった。

 翌日、傭司は更に寝不足に拍車がかかっていた。紫穂の方は相変わらずスッキリとした顔をしていた。
 それはまるで消耗戦か何かのような様相を呈していた。

 そんな日が二日ばかり続いた後の昼休みの廊下。
「緒方くん?」
「あ?」
 呼び止められた傭司は振り向く。紫穂だった。
「今度の日曜、お暇?」
 小首を傾げながら聞いてくる。ここ数日、彼女の事で悩み通しの傭司は妙に身構えてしまう。
「・・・まぁ、果てしなく」
「そう、良かった。お暇なら、付き合って欲しいところがあるのだけど」
 来たか、と傭司は思った。返事を聞かせて欲しいということか。傭司は少し考えて、答える。
「・・・・・・いいよ。何所?」
「朝9時に、駅前に来て。いいかしら?」
「わかった。朝9時ね」
「じゃ、よろしくね」
 それだけ言うと紫穂は行ってしまった。傭司は彼女を見送りながら、ギュッ、と拳を握る。
412 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:27:31 ID:5qynLMcs
−土曜の夜。緒方家、傭司の部屋−
 電気を消した部屋のベッドの上に仰向けになり、傭司は考えていた。悩み続けていたこの問題に、明日は答えを
出さねばならない。それで全てが決まる。恐らく、二人の関係も。
 今一度闇を見据え、ギリッと奥歯を鳴らす。
「よし、決めた」
 そう呟くと布団を被る。結果がどうあれ、自分の答えは出た。それがどんな結果をもたらしてもそれを受け入れ、
責を負う覚悟が出来ていた。
 彼は久しぶりにまともな眠りに落ちていた。

−同じ頃。酒井家、紫穂の部屋−
「あっ・・・ぅん・・・傭司くん、傭司くん・・・」
 密やかな溜息が響く。布団の中で紫穂は自らを慰めていた。
 ここ数日、ずっとそんな夜が続いていた。夜な夜な、傭司に愛される自分を想像し、自らの胸を、花園を弄る。
 紫穂は疑っていなかった。傭司が自分を受け入れると。絶対に拒むことなどない、と。
 彼女は自分の傭司に対する感情が微妙に屈折していることに気付かない。積年の想いが先日以後、一気に吹き出し
それを自分で制御出来ずにいるということに。
「もっと、もっと・・・傭司くん、もっと来て・・・」
 膣の中に押し込んだ指を激しく蠢かせながら紫穂は呆けたように呟く。
「もっと、もっと・・・あっ、傭司くん!・・・・・・」
 ブルブルッと震えながら絶頂に達する。ほの暗い部屋に荒い息が響く。
 指と、股間を拭うと身繕いをして、布団を被り直す。
「傭司くん・・・」
 まるで愛しい人が隣に居るかのように甘えた声で呟くとそのまま眠りに落ちていく。
413 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:28:28 ID:5qynLMcs
 そして、日曜。傭司は駅前で紫穂と落ち合うと、彼女に導かれるままに電車に乗る。車中、二人は並んで座っていたが、
一言も言葉を交わさなかった。
 途中の乗り換えと合わせて30分くらいしただろうか、紫穂が次で降りると目で合図してくる。うなずく傭司。
 電車を降り、駅を出る。そこからバスで10分程。
「ここには、よく?」
「ええ。少し遠いけど、思ったよりは来やすいし。それに静かだから、時々来るの」
 二人が電車に乗って以来、初めて交わした会話だった。それまで自分達が何一つ喋らずに来た事に、傭司は驚く。
 どのくらい歩いただろうか?公園の奥の方の東屋の所まで来たところで紫穂が足を止める。その距離を保った
まま傭司も止まる。
「どう?考えてくれた?」
「ああ・・・」
 既に答えは出ていた。後はそれを自らの口から言葉にして発してしまうだけだ。
「・・・・・・」
 紫穂の顔を見つめる。意識的に無表情を保っているようだが、それは自らの勝利を確信するが故のものだと傭司
にはわかった。
「俺の答えは・・・」
 ギュッと拳を握りしめる。
「俺は・・・・・・ゴメン、俺は受け入れられない」
 紫穂の目を見据え、ゆっくり、ハッキリと告げる。
 そう告げられた紫穂がピクリ、と震える。
「・・・どうして?」
 平板なだが微かに震えている紫穂の声。無表情から更に表情がそげ落ちていく。
「おかしいよ・・・そんな、セックスフレンドだなんて。そりゃ・・・人の付き合い方には色々有るし、それは
当人達の自由だけど・・・・・・だからって、なんでそんな・・・。快楽さえ有れば何だっていいの?こんな・・・
こんなのおかしいよ」
 紫穂が凍り付いているのが傭司にはわかった。だが、言わなくてはならい事だった。愛する女が偽りの恋の中で
生きることを容認出来るほど彼は寛容ではなかったし、自分がその片割れにりたがる程無責任ではなかった。
 大きく見開かれたままの紫穂の目からポツリ、と涙がこぼれ落ちた。それは次から次へと溢れ出し、川となった。
 その涙に一瞬、傭司の心が揺らぐ。だが、グッと歯を食い縛る。ダメだ、それだけは譲れないのだ、と。
 紫穂が俯く。
414 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:29:26 ID:5qynLMcs
「そ・・・そうだよね・・・。私みたいな女の子に、緒方くんが振り向いてくれるはずなんか、ない・・・よね・・・
・・・」
 最後の方は明らかに涙声だった。
「う・・・・・・わかって・・・わかって、いたはずなのに・・・」
 口元をおさえ、俯きながらポロポロと涙をこぼす紫穂。
「違うよ・・・そう言うことじゃなくて・・・」
「じゃぁ、何だっていうのよ!」
 涙をこぼしながらも傭司の言葉を断つようにキッ、と紫穂が傭司を睨み付ける。
「私・・・好きなの・・・緒方くんのこと好きなの・・・。どうしようもないの・・・」
 傭司を睨み付けたのも束の間、紫穂の表情が悲しみに崩れていく。
「どうしようもないの・・・だって好きなんだもん。初めて緒方くんを見た時から。気が付いたら、緒方くんしか
見えなくなってた・・・寝ても覚めても。」
「今何してるんだろうとかどんな本が好きなのかとか、どんな食べ物好きなのかなとか・・・そんなことばっかり。
私の頭の中は緒方くん無しで終わらない日なんて無かった・・・」
 紫穂の告白。傭司は黙ってそれを聞く。
「夜だってそう・・・緒方くんの顔が浮かぶと体が熱くなってきて・・・そして自分で慰める時だって浮かぶのは
緒方くん。緒方くんに自分が愛されてるんだって想像するだけでどうしようもなく気持ちよかったの・・・」
「だから、私は嬉しかったの。この間、私の誘惑に緒方くんが乗って来たとき、やっと捕まえた。これで緒方くんは
私のもの。ずっと私を見てくれる・・・そう思ったの」
「あの時、『緒方君だから、いいよ』って言ったのは嘘じゃないの。緒方くんだから誘惑したの。他の人だったら、
絶対にあんな事しない。緒方くんだから、傭司くんだからなのよ・・・」
 いつの間にか、名前で呼んでいる紫穂。
「私、傭司くん以外の男の人なんて興味無いの。傭司くんが私にとっての男の人の全て。他の女(ひと)に渡し
たくない、渡すものですか・・・!。だから、私も誰のものにもならない。傭司くんのお嫁さんになるのは私だけ。
私も傭司くん以外の人のところになんか行かない!行きたくないの!」
 そこまで一気に離してから紫穂は顔を上げた。涙を流しながら、悲しそうな微笑みを浮かべて。
「でも、それももうお終い・・・。全部、私の浅はかさのせい。緒方くん、ごめんね。誘惑なんかした私が悪いの。
自分の体で貴方を釣ろうなんて考えて、ごめんなさい。許して貰えるとは思わない・・・でも、ごめんなさい・・・
・・・う・・・・・・」
 そこまで言って、耐えられなくなった紫穂が再び嗚咽を漏らす。
415 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:30:20 ID:5qynLMcs
 もし、今までの傭司だったら「バカにするな!ふざけるな!」と言っていたことだろう。だが、今の彼に紫穂を
怒る気持ちは無かった。いや、怒るわけにはいかなかった。
「バカだな・・・」
 紫穂から少し視線を逸らしながら、呟く。
「バカだわ・・・・・・俺。救いようもないくらい」
 俯いた紫穂が深く項垂れる。
「いや全く・・・どうしようもないよ、俺は・・・・・・。好きな人がこんなにも自分のこと思ってくれていたのに、
欠片も気付かないどころか、泣かせちまうし・・・」
 えっ?というように紫穂が顔を上げる。
「あ、あのね・・・酒井さん・・・・・・俺ね・・・・・・俺もね、酒井さんの事、好きだよ」
 信じられない、という顔をする紫穂。照れたような顔で傭司は続ける。
「友達とかクラスメートとか、そういうんじゃなくて・・・・・・一人の女性として、という意味で・・・」
 傭司の顔が真っ赤になる。紫穂の表情が何か信じられない物を見たかのような驚きを浮かべる。
「あのね・・・俺、酒井さんのこと、一人の女性として好き、なんだ・・・・・・。だから、その、セックスフレンド
とかそういうんじゃなくて・・・普通のこ、ここ、恋人・・・・・・として・・・・・・なら、大歓迎なんだけど」
 紫穂が目をしばたく。
「それって、どういう・・・」
 気恥ずかしさと意味不明の苛立ちを感じた傭司が叫ぶように言う。
「・・・・・・だから、俺も紫穂の事好きだ!大好きだ!っていうか世界で一番紫穂の事が好きなのは俺であって
誰にも渡したくないし渡すつもりもなければ、俺も他の女に興味は無いし付き合うつもりもないし、ハッキリ言って
紫穂以外の女を嫁にしたいとも思わない!」
 そこまで言って、自分が言ったことの恥ずかしさに気付いた傭司は湯気が出るほど真っ赤になりながら、後ろを向いて
しまう。
 沈黙が二人の間を漂う。たっぷり5分は経っただろうか
「緒方くん・・・」
 おずおずと紫穂が声をかける。
「な、何?」
 背中を向けたまま、傭司が答える。
「さっきのって・・・」
「俺の本音!二言はない!!」
 紫穂の問いかけを途中で遮って叫ぶように言う。その声には明らかに照れていた。
 紫穂が一歩、また一歩と近づき、あと一歩を残したところで止まる。
416 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:31:11 ID:5qynLMcs
「緒方くん?」
「何?」
「こっちを、見て」
 ゆっくりと向き直る。自分を見上げる紫穂がそこに居た。
「お願い、私の目を、見て・・・」
 視線を泳がせる傭司に紫穂が言う。ためらいながらも、紫穂の目を見る。
「・・・ほんとに、本当に、いいの・・・?私、なんかで・・・」
「・・・だから、二言は無い。酒井さんでなきゃ、ダメだ」
「私、ズルいことするかもしれない。また、誘惑するかもしれないよ?」
「上等だね、どっからでもかかってこい、さ」
「私が、緒方くんを軽く見てい・・・」
「別にいいよ、それはもう。酒井さんの本音を聞けたら、凄くどうでも良いことに思えてきた」
「ねぇ・・・ほんとに、本当に私で、いいの?」
「酒井さんじゃなきゃダメだ。絶対に・・・。酒井さんこそ、俺で、いいの?」
「・・・緒方くんと同じよ・・・」
 紫穂の目にまた涙が滲んでくる。それは、先程までとは違う、涙。
 互いに引き寄せられるように半歩を踏みだし、抱き合う二人。力一杯、抱き締め合う。
「やっと、やっと、捕まえた・・・」
 うわごとのように囁く紫穂。
「クソッ・・・離すもんか。離れるもんか。一生一緒だ」
 紫穂の頭を撫でながら呟く傭司。ポロポロと涙を流しながら、紫穂はそれに甘える。
417 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:32:01 ID:5qynLMcs
「傭司くん・・・」
「・・・酒井さん」
「・・・・・・嫌」
「え?」
「名前でなきゃ嫌・・・」
「えーと、紫穂さん」
「嫌」
「あー、でも・・・」
「さっきは呼び捨てにしてくれた」
 駄々っ子のような声と表情で紫穂が言う。言うまで絶対にダメ出しされるなと気付いた傭司は観念したように、
だが優しい声で、愛しい女の名を発する。
「・・・紫穂」
「はい」
 ぱあっと華やぐような声と涙を浮かべながら満面の笑みで紫穂が返事をする。
「紫穂」
「はい」
 ハッキリとした声音。紫穂が傭司を受け入れた証。
「紫穂」
「はい、傭司くん」
 見つめ合い、そのまま互いの顔を寄せ、口づける。長く、長く。快楽の為でなく、互いの愛情を確かめ合う
ために。
 永遠にも似た一瞬。
 ゆっくりと離れる唇。紫穂の目にまた涙が浮かんでいる。傭司はハンカチでそれを拭おうとするが、
「・・・ダメ」
「え゛・・・」
「この間みたいにして」
「・・・ぐあ」
 またしても駄々っ子になってしまう紫穂。先日、キスで涙を拭ってやったのが気に入ったらしい。
 意外な一面を見せられた傭司は、苦笑しそうになりながらも、望み通りにしてやる。
「・・・あ」
 そっと涙を拭ってもらい、紫穂が幸せそうな顔をする。
 綺麗に拭って貰うと、紫穂がまた笑みを浮かべる。
「傭司くん・・・」
 傭司の胸に額を当て、甘える紫穂。その肩を抱く傭司。二人は心が通じ合った幸福感に酔いしれていた。
418 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:32:51 ID:5qynLMcs
 どれくらいそうしていただろうか。
「・・・帰る?」
「・・・うん」
 傭司に手を引かれるようにして、頬を染めた紫穂が後を着いていく。黙って歩く二人。ここに来た時の、重苦しい
それではなく、互いに心が繋がっているが故の、それ。
 余りにも初々しく、微笑ましい光景。今時珍しい、とさえ言われそうな二人の姿。
 帰りのバスを降りて改札に向かう途中、紫穂が立ち止まる。
「・・・?」
「せっかくだから、寄り道、しましょ」
「うん」
「それにね・・・」
「・・・?」
 モジモジする紫穂に、傭司は黙って続きを促す。
「今日は、少しくらい遅くなっても、大丈夫、だから・・・・・・」
 その言外の意を悟った傭司は、肯きで了解の意を示す。

 乗り継ぎの駅で降りた二人は、駅前の商店街やデパートの中を眺め、昼食を共にし、また歩き回る。並んで歩き、
楽しそうに語らう。
419 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:33:40 ID:5qynLMcs
 日が少しだけ傾きかけてきた頃、二人は駅裏を歩いていた。そこは歓楽街に繋がる路。本来ならば二人が足を
踏み入れるには些かばかり問題のある地域。
 角を曲がり、小道に入る。派手な看板は無いが、そこはホテル街。どちらも自宅には両親が居る。心おきなく
二人になれる空間となればこんな所以外有り得なかった(屋外なぞ今の二人にとっては論外である)。
 ますます頬を赤らめて俯く紫穂の手を引き、傭司は手近な(ただし、予算と見た目を勘案しつつ)ホテルに入る。
 フロントで、自分達が未成年であることを見とがめられるのではないか、と心配した二人だが、窓口は向こうが
見えないようになっていたから、気付かれることはなかった。
 鍵を受け取り、部屋の有るフロア向かうエレベーターの中。紫穂は傭司と手を繋ぎながら、幸せそうに目を細め
ながら、傭司の肩に頭をもたれさせている。傭司もまた、自分の頭を軽くもたれさせる。
 部屋は華美に過ぎない、落ち着いた感じの部屋であったが、特大サイズのベッドと、そこに二つならんだ枕が
ここが何をするための場所なのかということを二人に思い知らせる。その何をするために来たのにもかかわらず、
妙に照れてしまう二人。
 そして、改めて二人は向き合う。ぎゅっと互いを抱き締めると、二人の唇が自然に重なる。
 存分に貪り合い、顔を離す。
「シャワー、浴びて来たら・・・?」
「うん・・・傭司くん、お先に」
「一緒に、入る?」
 ものは試し、と聞いてみる傭司。
「・・・ダメ。今日のところは」
「・・・残念」
「また今度のお楽しみ、ね?」
「わかった」
 傭司が浴室に消えていく。
 紫穂は手近にあったソファに腰掛ける。自分が震えているのがわかった。
(震えているの?・・・違う、震えているのは、体じゃなくて、心・・・)
 何故こんなにも?自問する紫穂だが、答えは分かり切っていた。
(そうか、初めてだから・・・)
 初めて。『恋人同士』としての初めて。キスをするのも、セックスするのも『恋人同士』としては今日が初めて
なのだ。先日のアレは何か?と聞かれたら、実に答えにくいが、こう答えるしかないだろう。
(練習・・・。そう、アレは私達が一歩を踏み出すための練習・・・)
 かなり屁理屈じみてはいたが、彼女はその答えに納得していた。そして、傭司がそれに完全に同意するであろう事
も確信していた。理由はわからないが、そう確信できた。
「お待たせ。次、どうぞ」
 腰にタオルを巻いただけの姿で傭司が出てきた。紫穂はソファから跳び上がるようにすると浴室に入っていく。
 シャワーの音に期待をふくらませる一方で、傭司も紫穂と同じ考えに浸っていた。
420 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:34:29 ID:5qynLMcs
 微かに戸を軋ませながら紫穂が出てきた。髪をアップにし、タオルを巻いた姿。肌が少し上気し、それが傭司の
欲情をそそる。
 静かに歩み寄る紫穂。傭司も立ち上がり、紫穂を待つ。傭司の前で立ち止まり、アップにしていた髪をほどく。
甘い香りと共に髪が広がる。
 ベッドの傍らで見つめ合う二人。そのまま狂おしい程抱き合い、唇を求め合う。ここがホテルの中だということで
安心した二人は遠慮無く、音を立てて互いの唇を、舌を貪る。貪っては息を継ぎ、また貪り合う。
 舌の感覚が怪しくなるほど楽しんだ二人は顔離して見つめ合い、黙って相手の体を覆う最後の一枚をはぎ取る。
 産まれたままの姿で向き合う。傭司のペニスは完全に怒張し、既に準備万端であることを示している。紫穂の体
も白い肌を薄ピンクに染め、隆起し始めている乳首が期待に震えている。
 体を重ねる二人。
「傭司くんの・・・この間のよりも硬いみたい・・・」
「・・・・・・少しご無沙汰だったから・・・溜まってるかも」
「ごめんね、私のせいで・・・」
「ううん、いいんだよ」
 許しを示すように頭を撫でる傭司。紫穂の表情がとろける。
「ねぇ、傭司くん」
「ん?」
「私、傭司くんの、見たい」
「え゛・・・」
「傭司くんの・・・オチンチン・・・見たい」
 真剣な顔で−でも肝心の部分は小声で−紫穂にそう言われては断れるはずもない。
「いいよ」
 許しを得た紫穂が傭司の前に跪く。目の前に(文字通り)そそり立つペニスが有る。
「凄い・・・こんなに、大きいの・・・。これが、私の、中に?」
 見上げる紫穂に頷く傭司。
「そ、そうなんだ・・・なんだか、怖いくらい・・・」
 半べそかいたような表情になっている紫穂に、傭司は意地悪をしたくなった。
「握って、みる?」
「えっ?」
「握ってみる?この間はあんまり余裕なかったでしょ?」
「え・・・あ・・・」
421 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:35:20 ID:5qynLMcs
 慌てる紫穂に更に意地悪したくなった傭司は、紫穂の右手を取ると、自分のペニスを握らせる。
「きゃっ!」
 その熱さと信じられない硬さに驚く紫穂。手を離そうにも、傭司に押さえられているのでそれも出来ない。
「すごい・・・熱くて、硬い・・・痛くないの?」
 半べそ顔のまま、傭司に聞く紫穂。
「痛いってことはそんな無いかな。ズボンとかに擦れたらまぁ別だけど」
「そ、そうなんだぁ・・・・・・」
 感心する紫穂におかしさと愛しさがこみ上げてくる。それに合わせてペニスがビクリ、と震える。
「わ、わっ・・・今、ビクンて動いた・・・」
 慌てる紫穂。
「紫穂が、可愛いから。紫穂のこと、好きだから。紫穂に触ってもらって気持ちよかったんだ」
「私のこと好き、だから・・・?」
「うん」
「そ、そうなんだ・・・・・・気持ち、いいんだ・・・・・・」
 改めてみると、グロテスクささえ感じさせるペニスも、これが傭司の体の一部であり男としての象徴なのだと
思うと、随分と可愛らしく、愛おしくさえ思えてくる。
「ね・・・もっと、触ってもいい・・・かな?」
「いいよ」
 緊張しながらも、そっと握り直す紫穂の手。やがて、硬さと熱さを確かめるようにしていた手をさわさわと動かす。
そのたびに傭司のペニスはビクビクと震える。
「やだ・・・なんだかほんとに可愛いかも・・・」
 泣き笑いともつかない複雑な表情で紫穂が言う。
「擦ると、気持ちいいんだよね・・・?」
 握る手に僅かに力を込めると、ゆっくりと手首を動かし始める。
「あ、く・・・」
 堪らず声を漏らす傭司。その声に紫穂は微笑みを漏らすと手の動きを速める。
「・・・むぅ」
 滑らかな動きに傭司が呻きを漏らす。
「もっと、気持ちよくしてあげるね・・・」
 そう言って紫穂は手を止めると、両手で優しくペニスを包み込むと、その先端に『チュッ』と口付けた。
「ぉわっ!」
 紫穂の、まさに『奇襲』に傭司は漏らしそうな感覚を、尻の穴に力を込め必死にやり過ごす。
「しっ・・・紫穂っ・・・何を・・・?」
422 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:36:10 ID:5qynLMcs
 チュパチュパと音を立てて亀頭にキスを繰り返す紫穂。形容し難い感覚に耐えながら、傭司はやっとの事で
言葉を絞り出す。
「んっ・・・傭司くんを、気持ちよくしてあげてるの・・・?気持ちよく、ない?」
「・・・そんなこと無いけど・・・くあっ・・・!」
 紫穂が亀頭をペロリ、と舐め上げる。思わず頤を反らしてしまう傭司。
「ううっ・・・あっ・・・ぉぉ・・・し、紫穂っ!」
 拙いながらもペロペロと舐め回され、更に鈴口を舐め上げられた傭司はブルブルと震える。
「どうし・・・て、こんな・・・っ」
 傭司に問われ、紫穂が舌を止める。しかし手はゆっくりと、快楽を途絶えさせることのないように微かにペニスを
扱きあげている。
「だって・・・最近自分でしてなくて溜まってたんだよね?可哀想だから、楽にしてあげようと思って」
 ペニスから目を離さずに言う紫穂。その目はうっとりとしていた。自らの手(口)で傭司を愛し、彼の快楽を
支配していることに興奮と押さえきれぬ愛おしさを覚えているのだった。
「だから・・・って」
「私にこういうことをされるのは、嫌?」
「嫌じゃ・・・ないけど・・・のあぁぁっ!」
 嫌じゃないけど、という傭司の言葉を、了解の意だととった紫穂が更に大胆な行動にでる。傭司のペニスをパクリ、
とくわえる。
 膣の中とは違う、生暖かい肉の袋に包まれる感触に傭司の神経が破裂しそうになる。歯を食い縛り、腿に爪を立て
て射精の衝動を堪える。
 くわえたまま舌を動かし、モゴモゴとペニスを愛撫していた紫穂は、ゆっくりとした動作で顔を動かし、可憐な
自らの唇でペニスをしごく。
「!ぅあぁ!・・・く、くぅ・・・」
 唇で扱きながらも時折舌を絡めてくる。動きそのものは拙くとも、紫穂がそれをしているということが傭司の
快感を刺激する。
「はっ・・・く・・・っ、紫穂・・・」
 ダメだ、と言おうとするが、言葉が続かない。理性の火はあとほんの一息で消されてしまいそうだった。
 紫穂が上目遣いに傭司を見る。快楽に歪む傭司の顔を見て満足そうに微笑むと、奥まで突き込まないように
注意しながらピッチを上げる。
423 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:37:00 ID:5qynLMcs
「あっ・・・あっ・・・ダメだ、紫穂、出る・・・出るぅ・・・」
 傭司が、情けない声で哀願する。流石にこのまま口に出してしまってはマズイと思っているのだろう。しかし、
それが紫穂の加虐心と、彼をこのまま受け止めたいという思いを後押しする。
「んっ・・・いひよぉ・・・このまふぁ。このまふぁだふぃへぇ・・・」
 くわえたまま喋ったのでまともな言葉になっていない。普通なら笑ってしまうところだろうが、もちろん二人
の脳は快楽を求めることに夢中で、そのことに気付かない。
 紫穂のピッチが上がる。傭司
「うっ、く、く・・・ダメだ、もうダメだ・・・出るっ、紫穂、出るっ・・・」
 切羽詰まった傭司の声。紫穂は一心不乱にしごき、舐め続ける。
「出るっ、出るっ・・・イクっ!」
 咄嗟に傭司は紫穂の頭に手を掛け、口から抜こうとするが、紫穂は素早く傭司の腰にしがみつき、抵抗する。
「イク・・・おぉぉぉっ!!」
「ん、ん゛ん゛んんっ!!」
 雄叫びと共に傭司が腰を突き出す。結果的に、自ら紫穂の喉奥に押し込むような形になってしまう。ペニスが
ドクン、と一際大きく震え、紫穂の喉奥目掛けて精を射ち放つ。
 頭の中を真っ白に焼き尽くされるような快感。傭司は腰をガクガクと震わせ、紫穂の頭を押さえつけながら放ち
続ける。受け入れる紫穂の喉が時折、コクリと動き飲み干そうとするが、それを上回る勢いで精液が口腔内を
蹂躙してくる。
「ハァ、ハァ、ハァ・・・」
「んぐ・・・ぐ・・・ぅぐっ・・・」
 ようやく射精が収まる。紫穂はペニスから顔を離す。口に手を当ててこぼれないようにしながら嚥下を続けるが、
余りにも大量の精液は口の端からツツ、と漏れ出す。
「ぅ・・・ゲホッ・・・ぅぅ」
 思わず咽せてしまう紫穂。口の中の精液を戻してしまい、それが手の隙間から垂れ落ちる。
「紫穂っ?!」
 咳の音に、焼き付いていた傭司の脳が正気を取り戻す。慌てて枕元にあるティッシュを掴むと、紫穂の手を
拭いてやる。
「こんな・・・無理して・・・だからダメだって・・・」
 たしなめられた紫穂は首を振る。
「ううん・・・無理なんかしてない。私は、傭司くんのが欲しかったの。口で受け止めたかったの。飲みたかったの。
だって、傭司くんのだもん。何だって受け止められるから・・・」
 涙目に成りながらもそう訴える紫穂。何も言わずに手のひらと口をぬぐってやる傭司。
「それに、おいしかった、傭司くんの」
「・・・なっ?!」
 フェラチオ初体験の人間とは思えぬ言葉に傭司は焦る。しかも、笑顔で言われては。
「本当よ。熱くて、ベタベタしてたけど、美味しかった」
「そ、そっか・・・ハハ、そりゃよかった・・・」
 数日分溜めてたんだから、そりゃそうとうな熟成度だわな、などと、つい馬鹿らしい事が頭に浮かんでくる。
余りに馬鹿らしくて笑う気にもならなかった。
424 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:38:14 ID:5qynLMcs
 綺麗に拭き終えると紫穂を立たせる傭司。そこで今度は傭司の嗜虐心が頭を擡げる。
「ねぇ、紫穂」
「はい」
「今度は、紫穂のを見せて」
「はい・・・・・・ええっ?!」
 返事をしてから言われたことの意味に気付き、紫穂が慌てる。
「どうしても見たい」
「えっ?あっ・・・で、でも・・・」
 恥ずかしいです、と言おうとした紫穂に傭司が追い打ちをかける。
「紫穂だって、俺の見たじゃないか。それに・・・」
「あぅぅ・・・それは・・・そのぉ・・・」
 今し方、自分がしたことを言われて紫穂は言葉に詰まる。顔を逸らし、左親指の先をちょっとだけ噛むと
「・・・はい」
 と傭司に恭順の姿勢を示す。
 傭司は紫穂をベッドの端に腰掛けさせると、彼女が自分にそうしたように、その前に跪く。そして、目で合図する。
『足を開いて』、と。
 いやいやと微かに首を振る紫穂だが、傭司にじっと見つめられ、観念したように、少しずつ足を開いていく。
 限界まで開くと、羞恥心に耐えられないかのように目をつぶり顔を背けてしまう。傭司はその足の間へと体を
入れると、紫穂の秘密の花園へと顔を近づけていく。
 艶めかしいような、悩ましいような女の匂いが傭司の鼻を、本能をくすぐる。
「や・・・恥ずかしいの。ダメ・・・・・・」
 羞恥に耐えきれなくなった紫穂が哀願する。
「そんなことないよ。紫穂のここ、凄く綺麗だから・・・」
 が、誉め言葉が紫穂の羞恥心を更に煽る。傭司は紫穂の花弁にゆっくりとを手を伸ばす。そして、うっすらと
濡れているそこをくつろげる。
 傭司の目の前に、鮮やかな薄紅色の花園が開く。フェラチオしていた辺りから既にそうなっていたのだろうか、
淡く露を帯び、傭司を誘っていた。
 紫穂は硬く目をつむり、顔を背けている。傭司の手が花びらを優しく、丹念になぞる。
「あ・・・・・・」
 ピクリ、と震える紫穂。それを合図にしたように、花奥からじわりと蜜が湧きだし始める。それに誘われる
ように、傭司が顔を近づけ、そして、口づける。
425 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:39:00 ID:5qynLMcs
「ひあ!」
 後ろに手を突いていた紫穂だが、カクリ、と腕を折り、肘立ちになってしまう。花奥からは更に蜜が溢れ出してくる。
 傭司はキスを繰り返す。そのたびにトクトクと蜜が溢れ出す。
「っ・・・やぁっ!」
 傭司の舌に花びら全体を舐め上げられ、紫穂が悲鳴を上げる。
「だっ、だめ!傭司くん・・・ダメ!」
「どうして?紫穂のここ、こんなに、綺麗なのに・・・」
 陶酔したような声で傭司が言う。
「きた、汚いよ・・・そんなとこ・・・」
「紫穂の体に汚いとこなんかない。紫穂の体だったら何所でも綺麗だ」
 そう言って舌での愛撫を続ける傭司。
「そん・・・ぅあ・・・くあっ・・・あああ」
 自分の指で慰める時とは比較にならない、ぬめる舌に溶かされていくような快感に紫穂が悶える。紫穂の喘ぎを
励みにしたように、傭司の舌使いが更に激しくなり、ピチャピチャと音を立てながら舐め回す。
「や、やぁ・・・音、立てないでぇ・・・・・・」
「だって、紫穂の、美味しいから・・・紫穂のジュース、もっと舐めたいから」
「ゃぁ・・・」
 自分も似たような事を言っていたことを忘れて紫穂は恥じらう。傭司は先程の仕返しとばかり、更に音を立て
ながら舐り回す。
 紫穂は今までにない快感に振り回され、自分自身のコントロールを失いつつあった。
 傭司の舌が一端止る。その手が花園の先端に触れる。包皮をくすぐるように刺激すると、それは震えながら包皮
の外に顔を出す。傭司はそっ、とキスをする。
「くはぁぁぁぁっ!」
 凄まじい快感に紫穂が身を捩る。普段なら包皮の上から弄り回す鈍い快感しか知らぬのに、勃起し、外に顔を出した
それに直にキスされる感覚は強烈に過ぎた。肘で支えることさえ出来なくなり、ベッドに倒れてしまう。
 傭司はそこにキスを繰り返し、時折舐めたり、舌で転がすようにする。そのたびに紫穂は身を捩り、大量の蜜を
溢れさせながら啼き声をあげる。
 傭司の舌がまた止まる。それは紫穂を許したのではなかった。今度は花びらそのものにむしゃぶりつく。
「ひぁ!そ・・・そんなっ!」
 自分の中、膣の中に潜り込んでくる何か。それは傭司の舌だった。大胆にも舌をねじ込み、中をかき回し、溢れて
くる蜜をすすり上げる。
426 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:39:51 ID:5qynLMcs
「あ、あ、ああ・・・ダメ、だめっ!そんなにされたらおかしく・・・ぅ」
 傭司に『女』にしてもらって以来、自慰するとき中に指を入れることを覚えた紫穂だが、指やペニスのように
奥まで届かない代わり、うねる舌に中をかき回される未知の快感に理性を焼かれていく。
「だ、だめっ・・・ダメダメ。もう、もうダメなのっ」
 哀願する紫穂。傭司は更に舌をうねらせる。時折傭司の鼻先がクリトリスを掠め、鋭い快感を送り込む。
「あっぁっあっあ・・・ダメ、わたし、もうダメ、い・・・っちゃう・・・」
 ガクガクと体を震わせる紫穂。傭司が抑えつけるように腰に腕を回す。
「だめっ!もうっ!・・・・・・くっ・・・イクっ!!」
 傭司の頭を両腿でギュッと締め付けると、はじけ飛ぶかのように体を震わせて絶頂に達する紫穂。どっ、と蜜が
溢れだし、傭司の口と、顎を濡らす。
「あっ・・・うう・・・くぅ」
 水から上がった魚のように体を震わせながら、絶頂の波の中を漂い続ける紫穂。失禁してるのかと誤解しそうな
くらいの蜜を溢れさせている。
 腿から力が抜けたのを見計らい、傭司が体を引く。口の周りを紫穂の蜜でベタベタにした傭司はそれを手の甲で
拭うと、それを舐めとる。
 紫穂の体の震えが収まってきたのを見計らい、傭司はその傍らに寄り添う。快楽の余りか、紫穂は口の端から
よだれを一筋垂らしていた。傭司はそれを舐め取り、ほつれた髪を撫でてやる。
「ふぁ・・・傭司・・・くん・・・」
 少し呆けたような声の紫穂。
「気持ちよかったの?」
「・・・うん。とっても・・・。体が、何処かに飛ばされたみたい」
 傭司の手に甘えながら紫穂が言う。傭司は紫穂をベッドの上に横たえ直すと、自分もその隣に横たわり、キスする。
「紫穂の、おいしかった」
「やん・・・言わないで。いぢわる・・・」
 拗ねる紫穂に、笑ってキスする傭司。紫穂は表情を和らげ、自分から唇を開いて舌をねだる。
 上になったり下になったり、先を突いてみたり・・・二人の舌が絡み合う。そのまま唇を重ね、相手の口腔内を
舌で舐り、舌の上で唾液をこね回し、飲ませる。
427 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:40:40 ID:5qynLMcs
 傭司が意地悪く唇を離すと、名残惜しげにしている紫穂の顎から首筋へと這い下ろしていく。
「ん・・・」
 くすぐったいような感覚に紫穂が息を詰める。傭司の舌は鎖骨の窪みを通り、その舌、紫穂の乳房へと迫る。
 傭司は円を描くように胸全体に舌を這わせる。そして、ゆっくりと頂きに向けて登っていく。
「ゃん・・・くすぐったいよ・・・あっ」
 少しだけ盛り上がったようになっている乳輪を攻められ、紫穂が震える。そして、傭司の舌が乳首を攻めにかかる。
「ふぁっ!・・・あ、あぁ・・・」
 ペロリ、と乳首を舐め上げられ、紫穂が震える。自分の手で触れ時、傭司に触られたのとは違う快感。再び未知
の快感が紫穂を襲う。
 突かれたり、転がされたり、唇で甘噛みされたり。同時にもう片方を手で愛撫され感じすぎてしまうのか、紫穂は
首を振り、体を跳ねらせながら快感を受け止める。
「あっあっ・・・ね・・・傭司くん・・・ぁん」
 紫穂が傭司の頭に手を乗せて制止する。傭司が動きを止めて顔を上げる。
「ねっ・・・来て。私の中に、来て・・・傭司くんが、欲しい・・・」
「うん。俺も、紫穂の中に入りたい・・・」
 傭司が体を起こし、紫穂の足下側に回る。膝に手を掛け、足を開かせる時、紫穂は素直に従った。
 腰を浮かし、先端を入り口に当てる。それだけでしとどに濡れた紫穂の花びらがはやくはやくと急かすように
張り付いてくる。
「んっ」
 紫穂が低く呻く。難なく傭司のペニスを紫穂の膣が呑み込んでしまう。
「・・・ぁむ・・・」
 互いを抱き締め、自然と唇を求め合う二人。繋がったことを確かめ合いながらキスを楽しむ。
428 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:41:39 ID:5qynLMcs
 傭司は、紫穂の中の感触に溜息を吐く。しっとりとペニスにまとわりついてくる紫穂の肉襞。寸分の狂いも無く
ぴたりとはまりこんでいる。鍵と、鍵穴。この世に一対しか存在しない組み合わせのように、一致したそこ。
 最初の時は感じる余裕すら無かったが、今ははっきりとわかる。
「凄い・・・」
「何、が・・・」
「紫穂の中、ぴったりで・・・俺のにぴったりで。俺専用みたいだ・・・」
「やだ・・・・・・。でも、嬉しいよ。傭司くん専用で。私は本当に傭司くん専用なのね・・・」
 陶然とした笑みを浮かべる紫穂。と同時に紫穂の肉襞の締め付けが傭司を襲う。一分の隙間も無いように思える
そこがうねり、締め上げてくる。
「っく・・・しま・・・る・・・」
 歯を食い縛り、息を詰めて耐える傭司を紫穂が心配そうに見守る。
「大丈夫?」
「紫穂の、中っ・・・締まって・・・」
 ブルブルと震えながら耐える傭司。一度出していなかったら漏らしていたと思える程の快感に傭司は襲われていた。
「痛い・・・の?」
 更に心配そうになる紫穂。
「違う・・・紫穂の中が、気持ち良すぎて・・・」
 首を振り、否定する傭司。痛い筈は無い。むしろ、その対極にある感覚。
「ごめんなさい・・・どうしたら・・・」
「いい。謝ることじゃないから・・・紫穂の体、本当に素敵だ・・・」
 紫穂を安心させるように、髪を撫でる傭司。甘えた表情になる紫穂。と、
「・・・ぐぅふ・・・」
 更なる呻きを漏らす傭司。髪を撫でられ、幸せな気分になった紫穂の中がまたゾワリ、と蠢いたのだ。
 このままでは何もしない内に搾られてしまいかねない。正直、あまり長く保ちそうになかった。
「動くよ」
 紫穂がコクンと頷いたのを確認してから傭司は腰を引き、突き上げる。
「ああ・・・ふあああっ!」
 ほんの1ストロークだけでビクビクと震える紫穂。一時も離れたくないとでも言うかのようにのたくり、引き
戻そうとする肉襞に、傭司も息を詰める。
429277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 02:41:50 ID:h7EexewP
>>407
ではこちらも新作を投下しますね

先日勝手な行動に走った婦警を捕らえた。
公安部の話によれば今までも目障りな行動を取っていたらしいが、
今回は事が事だけに容赦すべきでない。
さて、こいつは自分の立場が分かっていないらしく、取調べ室に入れても「こんな所に何の用ですの!?」などと喚いている。
取り合えず、男性警官五人程に警棒を使わせた。三十分くらいでぐったりと血まみれになった。
容疑のシュヴァルツとの内通について尋問するが、そんな事は知らないと肯んぜない。でっち上げだから知るはずがないが。
吐かないので電気ショックにかける事にする。体に電線を巻き、水をぶっかける。
水は電気の通りをよくするためだが、その濡れそぼった肢体を見て男性警官たちが下卑た目つきを浮かべるのを見逃さない。
警官に命令して50,000Vの電流を8秒程流した。
婦警は「ぎゃああああああああああああっ!!」と白目を剥いて絶叫した。
電流がとまると、湯気を立てながらびくんびくん痙攣している。
体中の筋肉が引きつるため、呼吸も苦しそうだ。吐く気になったかと訊くと、「くたばれ……」などと呻く。
再度電流を流す。そして尋問と電流を交互に繰り返した。
婦警は電流を流される度にのけぞってびくびく震える。ミニスカの下着からは小水が漏れていた。
電流を流してから一定時間休憩を与えるのが重要で、10秒ほど休ませてから規則的に8秒間電流を流す。
これを一時間くらいすると、服が焼けて破れた。膚もじかに焼け焦げている。
婦警は呼吸が困難になっており、このままだと窒息死するので止む無く休ませた。
十分後、尋問を再開。
この調子だと命が助かっても体に障害が残るだろうが、吐かない以上仕方ない。
やがて服がボロボロになったので、破けた服を脱がせ、真っ裸にする。
股を二人がかりで開帳させられると、「いや……」などと呻く。このとき初めて涙を見せた。
電気棒を膣口にあてがい、押し込ませる。婦警は泣き叫んで暴れた。
もともと女性器に挿入できる規格ではないので当然だろうが、すっぽり入ると電流を流させる。
婦警は聞くに耐えない声で喚く。性器から焦げた血が鼻をつく異臭を放っている。どうやら処女だったらしい。
そのまま電気ショックで性器を責め立てるが、夕方まで責めて一向に吐かないので今日の拷問は中止した。
その場の警官たちに好きなようにする許可を与えて取調べ室をでる。

二日目。婦警は高熱を出していた。数時間に亘る電気拷問で膣が焼け焦げた上、
公安部の男性警官総出で輪姦されて一睡もできなかったのだから当然だろう。
裸の膣口からは濃い膿が出ているが、すぐに死に至るものではないから治療は必要ない。
水をぶっかけて電線を巻く。乳首や陰核にも念入りに巻かせた。
これらの部位は敏感なので効果的だったが、すぐに焼け潰れてしまった。
三時間くらい電流を流すが、婦警は決して口を割ろうともしない。
そこで電気棒で乳房が焼き爛れるまで責めたり、警棒で滅多打ちにしてあばらを折ったり、何度も机に顔を打ちつけたりするが、
次第に水をぶっかけても意識が朦朧として、「お父様……」などとうわ言しか言わなくなった。
仕方ないのでもう一人の粛清対象・署長を呼び入れる。
署長は取調べ室に入るなり「ハルカちゃん……!」と婦警に駆け寄って、しがみついて泣き始めた。
本当はこのメガネも痛めつけたいのだが、試験をパスしたキャリアの権利は尊重されているので今は手が出せない。
署長に必死に揺さぶられて、婦警は意識をわずかに取り戻す。
「ユキ……ノ……」
「ハルカちゃんもう耐えなくていいんだよっ……お願いだからこれ以上苦しまないで……!」
お前が素直に罪を認めれば署長の管理責任は問わないと言うと、婦警は涙を流して罪を認めだした。
署長を下がらせて調書を取らせる。ようやく陥落させられた。
自白が完了次第二人は強制収容所送りにする。王国の施策方針に反対するものがどんな目に遭うか知らしめねば。
収容所は若い女が少ないので、さぞかし歓迎を受けるだろう。尤も婦警の方はもう女としては使い物にならないが。
430 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:42:30 ID:5qynLMcs
 射精感をやり過ごした傭司は肉襞の締め付けに抗うように腰をゆっくりとグラインドさせ、次第に動きを速める。
「あっ・・・傭司くん・・・そんな、ダメっ・・・・・・あぁ、いい、いいよぅ・・・」
 紫穂が腰の動きを合わせてくる。快楽を貪る本能の為せる技か、傭司と逆方向に動いてくる。
「ああっ・・・紫穂っ・・・!」
 たまらず傭司は腰をピストン運動に戻し、本能のままに腰を振る。パンパンと腰を打ち付ける音が響く。
「くっ、あっあっあっあっ・・・よう、じ、くん・・・・・・」
 傭司の名を呟きながら抱き締める腕に力を込める紫穂。
 ピッチが上がり始める。しがみつく紫穂の指先が傭司の背中に食い込み、爪を立て、傷つける。その痛みさえ
傭司の脳は快感だと認識する。
「うあぁぁ!紫穂、もう、もう俺はっ・・・!」
 ラストスパートに入った傭司が呻く。
「ああっ!かっ・・・ぁ・・・もう、少し・・・もう少しだけまっ・・・ぁあああっ!」
 首を振って哀願する紫穂。
「紫穂っ、紫穂ぉっ!」
 紫穂の名を呼ぶことで必死に耐える傭司。紫穂と一緒にいけるかもしれない、いや、いくのだ、と彼の脳はその
事だけを考える。
「くっ・・・来る。来るの・・・私も、もう・・・ダメぇ・・・」
 腰を持ち上げ、両足を傭司の腰に絡ませ、少しでも深く繋がろうとする。応えるように、傭司も絡められた
足を振り解かんばかりに腰を突く。
「ぉっ・・・いっ、いくぞっ・・・・・紫穂、っ」
「はっあっ、はっ・・・来て、一緒にっ」
 傭司がいよいよ最後と腰を突く。
「も・・・だめっ、だめ!・・・クン・・・傭司っ!!」
 絶叫する紫穂。絡ませた足に力を込め、傭司の腰を密着させる。同時にその中が握り潰さんばかりにペニスを
締め上げる。
 傭司もまた、子宮にめり込みそうなくらいに腰を突き上げる。
「紫穂っ!!」
 途方も無く巨大なフラッシュを焚いたかのような真っ白なスパークが二人の頭の中で弾ける。獣のごときおめき声
と共に、傭司が射精する。ドクドクという音が聞こえて来そうな勢いで吹き出す精液が紫穂の中に余すことなく流し
込まれる。
431277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 02:43:10 ID:h7EexewP
ハルカちゃんに根性を見せてもらいたい。
根性は英語でguts(米俗)だから、文字通りguts(内臓)を見せてもらいたい。
あの緑色の服ごと腹筋に沿って縦に腹を裂かれるハルカちゃん。
傷口を押し開くと破けた腹から内臓がどろどろこぼれて来ます。
「抵抗すればユキノを殺す」
そう脅されたハルカちゃんは大人しく分銅を捨て、されるがままになったのでした。
はらわたを引き出されると、初めは声を出すまいと思っていたハルカちゃんも余りの激痛に「ぐうっ」と呻きます。
「ハ、ハルカちゃん……!!」とユキノが泣きながら暴れるのでぶん殴ってメガネを叩き割りました。
すると「こらぁ……ユキノに、手を出すんじゃないわよ……ぐぶ」などと言います。
こぼれた大腸を靴で踏みつけてやりました。
ハルカちゃんは「げぼおっ!!」と血を吐いて痙攣します。
破れた腸を口の中に突っ込んで糞便を食わせます。
腹部大動脈を傷つけていないので、なかなか死ねません。
もはや立つ力もなく抱きかかえられるまま腸を垂れ流しているハルカちゃんを、
ユキノと部下が「准将……!!」などと泣きながら見つめています。
漏れが腹の中に手を突っ込んでかき回すと目を剥いて血を吐きました。
そのお口にキスをして苦痛を味わいます。
「や、約束どおり……ユキノは……」というので、頷いて今はの言を聞かせてやることにしました。
ハルカちゃんに駆け寄るとユキノは必死で内臓をハルカのお腹に戻そうとします。
ハルカちゃんは「私がいなくても……しっかり……」などと言い遺して絶命しました。
ユキノの絶叫が堪りません。
その後ユキノを輪姦して殺害しました。次はシズルたんを殺そうと思います(^^)

シズルたんをレイプしに行きますた。
漏れたちに囲まれると、「誰や?」とGEMに手を当て身構えるシズルたん。
「ハルカちゃんを殺したのは漏れだよ♪」というと、「ほうか、あんたがハルカを……」と声を低めます。
その殺気は肌に突き刺さるようです。ところが、漏れが犯して無力化した屁垂れを見せると、
「ナツキ!!」と色を変えて動揺します。ナツキの首にナイフを当てて促すと、大人しくGEMを捨てました。
その後、みんなに輪姦させます。
やはりシズルたんはハードレズらしく、犯されチ○ポをくわえさせられると涙を流して泣きます。
途中から解体レイプに移りました。犯しながらシズルたんのおっぱいをナイフでもぎ取ったり、
耳を削いだり、クリトリスを切ったり、手首をナイフで引いて切断したりします。
やがて犯し終わるとシズルたんは胸板が露出して血まみれで弱く息を吐いています。
ナッキーが「シズル、死んだらだめだ……シズル!!」などと泣き叫んでいますが、
シズルたんはそんなナツキを見て弱弱しく微笑みながら「あんたが無事ならうちは……」などと言います。
漏れが「何アホなこというてるねん。ナッキーも殺すよ?」というと途端に顔を曇らせひどく悲しみます。
「ならこれから声を出さなければナツキは生かしてやろう」と言うとこくんと頷くシズルたん。
「シズル、駄目だ!!」
「あんたはうちの分まで生きて……」
それからナイフで捌いて生きたまま子宮を取り出しましたが、シズルたんはとうとう最後まで一声も上げませんでした。
取り出したばかりの子宮をむしゃむしゃ食べていると、
絶命したシズルたんの遺骸にしがみついてナッキーが「どうして……どうして……」などと泣きじゃくります。
ナッキーはあっさりマカロフで頭を吹っ飛ばして殺しました。

とっても楽しかったです(^^)
432 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:43:15 ID:5qynLMcs
 傭司は力尽きたように紫穂の髪の中に顔を突っ伏した。紫穂の中にあるペニスはまだヒクヒクと震えながら精の
残りを吐き出している。
 紫穂は気怠そうに動きながら、傭司に頬ずりする。紫穂の体はまだ小刻みに震えていた。傭司を受け入れた肉襞も
最後の一滴まで搾り取ろうと、ペニスの脈動に合わせて震えている。
 はぁはぁと荒い息が響く。まだ息も整わないのに、二人は唇を重ね、深く口づける。
 下半身が熱されたバターのように溶けてしまい、ドロドロになったそれが互いに混じり合ったような感覚。体中が
歓喜に震えるような快感に傭司の脳は完全にとろけきっていた。
「傭司、くん・・・・・・」
 紫穂の声もすっかりとろけきっていた。
「好き・・・大好き・・・・・・」
「俺も、だよ・・・」
 また口付ける二人。思いの丈を込めるように舌をうねらせる。
 暫くして、傭司の腰を挟んでいた紫穂の足がほどける。許しを得た傭司は紫穂の中から去るべく腰を引く。
 しかし、許しを与えたにもかかわらず、紫穂の中は名残惜しいと言わんばかりにぴたりと吸い付いている。傭司は
紫穂を押しのけるようにしてペニスを抜き去る。
 独特の音が響く。例えるなら『コルク栓を抜いたような音』(少しオーバーではあるが)。その音に紫穂が
恥じらう。
 抜けた後から、白濁液が溢れ出してくる。二人の愛情の量に比例するかのように、どっ、と。傭司はそれを
優しく拭ってやる。
 綺麗に拭い終えた(もちろん自分のも)傭司は、紫穂の隣に横たわると、自然な動作で髪を撫でる。何度でも
髪を撫でられるのが嬉しいのか、紫穂が相好を崩す。
「すごかったね・・・」
「ん?」
「凄く、気持ちよかったの・・・。さっきよりもすごかった。ほんとに、何処かに飛んで行きそうな位。頭の中が
真っ白になっちゃった」
「ん・・・俺も、だよ」
 飽かずに口づけを交わす二人。二人の手が何とはなしに、相手の体をなぞる。愛撫するわけでもなく、ただ、
互いを確かめるかのように。
433 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:44:00 ID:5qynLMcs
 そうしている内に、紫穂がモジモジと両腿を摺り合わせ、上目遣いに視線を送ってくる。何を言いたいのか、傭司
にはすぐわかった。
「もう一回、したい?」
「・・・うん・・・傭司くんは・・・?」
「いいよ。紫穂とだったら、何度でも出来るから・・・」
 その言葉が嘘ではないことを示すように、休息モードに入っていた傭司のペニスがみるみる内に力を取り戻す。
「わ・・・凄い」
 『成長過程』を見るのは初めてらしい紫穂が驚くが、その声には悦びが混じっている。
 紫穂は身を起こすと、隣の傭司の体を仰向けにし、押さえつける。
「紫穂?何を・・・?」
「さっきは傭司くんがしてくれたから、今度は、私の番」
 上から傭司にキスする。そして、傭司がしたように唇を下に向かって這わせていく。
「ふっ・・・」
 くすぐったそうな息を漏らす傭司。紫穂の唇が傭司の乳首に到達すると、そこにキスし、ペロリと舐め上げる。
「ひふ・・・」
 普通ならば感じたことのない感覚に傭司が奇声を漏らす。紫穂の下はチロチロと乳首を舐め、転がし、胸全体を
甘噛みしたりする。
「ううっ・・・うふ・・・」
 むず痒いような感覚が次第に快感に切りかわってくる。想像だにしなかったところから送られてくる快感に傭司は
震える。そして、それが嘘ではないことを示すように彼のペニスもヒクヒクと震える。
「うふふ・・・男の人も乳首舐められると気持ちいいって、本当なんだね」
「紫穂・・・どこで、そんな・・・」
「ふふ・・・秘密よ・・・女の子の秘密」
 小悪魔のような笑みを浮かべて応える紫穂。傭司の背筋がゾクリ、と震える。快感と、如何ばかりかの恐怖に。
434277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 02:44:30 ID:h7EexewP
大量のマルタが送られてきた。我が軍がアスワドを撃破して捕虜を得たのだ。
今回のマルタはミドリとかいう紅髪碧眼の女。いたぶり甲斐がある美人だ。
手始めに輪姦してやったが、涙を堪えながら「私は絶対負けない!」などと言う。
こいつは楽しめそうだ。点呼番号は731。

731を凍傷実験に使う。両手両足にバケツで水をぶっかけ、
区画内の野外に抛りだす。外は氷点下40度。
一時間位して様子を見てみると、731は地面に横たわっていた。
顔が青い。手足を折り畳むようにうずくまって、震えている。
731を中に引っ張り込むと、手足に熱湯をかけた。
しゅわーという音とともに生皮が面白いように剥げていく。
731が七転八倒して泣き叫ぶ声が堪らない。

731の容態が悪い。両手両足が先端から腐り始めている。
昨日から高熱を出し、苦しそうにうんうん唸っている。
今死なれると他の実験に使えないので、手足を切断することにした。

切断手術。生憎切断に専門の器具がないので鋸を使う。
両足は付け根の辺りから、両手は肩の所で切断する。
まず切り易いよう関節を外してから鋸で引く。
途中麻酔が切れたらしく悲鳴がうるさいので顎の関節も外した。

手術は成功。出血が酷くて術後昏睡状態に入ったが、
三日目に意識を取り戻した。
だが、今や731はすっかり元気がない。
強い意志と誇りに満ちていた瞳は虚ろでくすんで、一人で南沙織の「17歳」を呆けたように歌っている。
だが、切断面の化膿も防げたし、抵抗力も付いてきた。次の実験に使う前に楽しむ。

731にチフス菌を静脈注射する。
一週間目から発熱、頭痛、悪寒などの症状が現れてきた。
2病日目には発疹ができ始めた。
7病日目に熱は41度まで上がり、ひっきりなしに震るえだす。
何やら譫言を言っている。聞けば「教授……」などと言っている。
14病日目、生体解剖に使うことにした。

麻酔を使わなかったので、暴れ方が凄かった。
泣き叫ぶ声が今も耳に染みついて最高の音色を奏でる。
子宮を摘出したとき、勿体なかったかなと思った。俺の子。
ホルマリン漬けにする。
435 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:44:50 ID:5qynLMcs
 紫穂は体を起こすと、傭司の腰を跨ぐ。ペニスを握り、自分の花びらに押し当てる。
 いきなりで大丈夫なのかと心配する傭司だが、亀頭に伝わってくる熱いぬめりが、それが杞憂であると告げている。
「傭司くんはそのままでいてね・・・私が、いっぱいしてあげるから」
 紫穂はそう言うと腰をゆっくりと下ろし、自分の中にペニスを導く。
「んはっ・・・くぁぁぁっ!」
 紫穂が身を捩りながら更に腰を下ろしていく。傭司のペニスを紫穂の膣が完全に呑み込むと、二人の間は一分の
隙すらない程に密着していた。
「はぁ〜・・・」
 微かに背を反らしながら、うっとりとした吐息を漏らす紫穂。その中は既にざわざわと蠢きながら傭司のペニスを
襲い始める。
「んぅぅ・・・深い、深いよ・・・傭司くんが、ずっと奥まで来てるみたい・・・」
「紫穂・・・」
 紫穂が優しい笑みを浮かべ、傭司の頬を撫でると、脚に力を入れてゆっくりと腰を動かし始める。
「んん・・・」
 紫穂が腰を持ち上げると、肉襞の締め付け具合を示すかのように傭司の腰も釣られて持ち上がる。が、それも
数センチのことに過ぎないが。
「はっ、あっ、・・・っ、あふ・・・」
 なぎなたで鍛え上げた下半身を振り立てる紫穂。そのストロークは実に滑らかで力強い。
 紫穂が腰を振るたびにニチャニチャという蜜を捏ねる音が大きくなっていく。それに煽られるかのように紫穂の
ピッチが上がってくる。
「ぁっ、ふっ、あっあっあっ、あぅ・・・いい、の」
 長い髪を振り乱しながら腰振りに熱中する紫穂。その瞳が倒錯的な光を湛える。
 基本的に傭司に従うことを自らの美徳と見なす紫穂にとって、愛する彼を見下ろすというのは実に新鮮かつ、
背徳的快楽に満ちていた。傭司の胸板に手をつき、そこに軽く爪を立てるようにして支えながら、更に腰を振る。
「いっ・・・紫穂っ」
 微かだが鋭い痛みに僅かに顔をゆがめる傭司。だが、たぷたぷと音を立てて揺れる乳房と紫穂の花びらを
貫くペニスが丸見えとなる光景にその痛みさえ忘れてしまう。
436277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 02:45:30 ID:h7EexewP
ヴィント市警がアスワドを一人捕らえてきた。
紅髪碧眼の若い女だ。抵抗する構えだったが、仲間のテロリストを
人質にすると大人しく投稿したらしい。

女を取り調べ室に連れ込む。部屋には市警の警官を五人ほど伴わせる。
女は黙りこくって何もしゃべらない。名前を尋問するが無視するので
顔面を拳で殴った。「あぐっ」と短く漏らすが、口から血を出しながら
きっとこっちを睨んで、やはり喋らない。目で他の警官に合図する。
警官たちは頷くと、警棒を取り出して女を取り囲んだ。

一時間後。女は警棒でめった打ちにされた全身を痙攣させて弱々しく椅子にへばりついている。
しかし、強情にもまだ喋らない。さらに一時間殴打する。女の顔はぶくぶくに膨れあがり、
腫れた瞼から血を流している。一発脇腹に叩き込むと、血を吐いて突っ伏した。
息が弱い。折れた肋骨が肺に刺さっているようだ。

髪をひっ掴んで上を向かせると、「殺……せ……」などという。
拳銃を口の中に思いっきり突っ込んだ。「ぐぎゃっ」と悲鳴を上げる。
前歯が折れたらしい。撃鉄を引くと涙を流しながら震えだす。
その絶望に彩られた顔は世にも美しい。

拳銃を抜くと、裸に剥かせた。警官たちが下卑た笑みを浮かべる。
女にはもう抵抗する気力がなく、すんなり裸になった。
なかなか均整のとれた美しいプロポーションである。
股を全開にし、警棒をあてがうと、弱々しく震えながら、「いや、やめて……」などと哀願する。

これから差し込もうというとき、扉が荒々しく開けられた。
「これは一体どういうことですのっ!?」
気の強そうな金髪の婦警が仁王立ちしている。婦警は中の様子に顔を顰めると、
こちらに向かってつっかかって来るや、これは違法尋問だの、わたくしたちは特高警察ではないなどとのたまう。
終いには規律と正義がどうたら語りだして鬱陶しいので、太股を拳銃で撃ち抜いた。
泡を食って駆け寄ってきた署長に脅しも含めて念入りに注意しておく。
署長は泣きながら何度も頭を下げて婦警を引きずって出ていった。

さて、楽しみを再開する。
女は助けが来たかも知れないと事の推移をじっと見守っていたが、
署長が出ていくと途端に絶望に真っ青になった。
警棒を膣口に挿入し出すと、どこにそんな力が余っていたかというくらい暴れて、
「教授、教授たすけてぇ……!」などと叫ぶ。力一杯警棒を押し込んだ。
女はおとがいを反らせ、声にならない声で叫ぶ。血が溢れ出してくる。
膣が裂けたらしい。しかも、どうやら処女のようだ。
たっぷり膣を蹂躙して警棒を抜いた。警棒は血糊でべっとりしている。
五人に好きなように女を陵辱させて尋問を再開する。
437277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 02:46:04 ID:h7EexewP
尋問二日目。昨晩は男性署員の殆どが参加した陵辱によって、
一睡も出来なかった女の顔は生気がない。留置場からふらふらと
警官に支えられながら取調室に入る。喋る気になったかと詰問すると、
こちらに唾を吐きかけようとするので制裁を加えた。
「ぐぎゃああ! ぎゃああああっ!!」という悲鳴が取調室の外にも響くらしく、
おずおずとノックして入ってきた署長が、どもりどもり被疑者を殺しては意味がないとか、
王国憲法ではいかなる犯罪者の人権も保護されているとかたわけたことをぬかす。
一発平手打ちを喰らわせて消えろというと、大人しく出ていった。
朝から尋問を始めたが、夕方ごろ警棒で頭を殴ったきり女が人事不詳になる。
頭蓋が陥没したとかいうので、仕方なく医者に診せることにして尋問を休止する。

尋問二日目。今朝穏健派貴族の一派が王立司法院を通じて容喙してきたが、
宰相大権で握りつぶした。どうやらあの署長と婦警が根回ししたらしい。
あとで懲らしめてやらねば。女は何とか意識を取り戻しているが、瞳が混濁している。
医者の話では脳内出血のため、至急手術をしなければ手遅れになるということだが、
そんな暇はない。まず、女の頭髪を全部剃らせた。紅い艶やかな髪が床に落ちる。
裸にして、陰毛も剃った。手錠で縛り付けられた女は文字通り素っ裸で弱々しく呼吸している。
何度も仲間の居場所や組織の詳細について尋問するが、一向に答えようとしないので
警官に警棒を使わせた。さらに絞め技をかけさせて窒息させる。一時間に五回くらい失神するが、
その度にバケツで水をぶっかけて正気に戻させた。
やがて女は高熱をだして痙攣し始めた。取調室内は寒いし、コートを着ている我々と違って
すっかんぴんの女にはきついだろう。やがていくら水をかけても意識を取り戻さなくなったので
尋問を休止して留置場に放り込んだ。

三日目。女は意識不明。やむを得ず尋問休止。

四日目早朝。女が留置場の格子の中で死亡しているのを看守が発見した。
今日、自白なしのまま王立検察院に送検し、拘置所内でもっと本格的な尋問に移る予定だったのだが。
楽しみがなくなって残念だが、女の髪が手に入ったのでよしとしよう。
死骸は警察犬訓練所に送って犬に喰わせた。
438 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:46:54 ID:5qynLMcs
 傭司の手が乳房に伸びる。さわさわとそこに触れていると、もっとして、とばかりに紫穂の手が傭司の手に
重なり、乳房を揉みし抱く。
「あん、あん、あん、んあっ・・・」
 傭司が胸を鷲掴みにすると、紫穂は体を少し前傾させる。紫穂の中は更にうねり、傭司を攻め立てる。
 ここまで紫穂にされるがままになっていた傭司が反攻をかける。紫穂の動きに合わせて、下からグッと腰を
突き上げる。
「ひあっ!」
 奥を突かれ、紫穂が悲鳴と共に跳ねる。傭司が更にズンズンと突き上げるたびに、紫穂の体に浮いた珠のような
汗が弾け飛ぶ。
 振りほどこうかとするように腰を突き上げる傭司。髪を振り乱しながら、激しい快感を貪る紫穂。
「はっ・・・はぁっ、はっ・・・傭司、くん・・・いい、の。いいのっ!」
「紫穂っ・・・俺も、いいよ。凄く、いい・・・」
「もっとっ、もっとよくなっ・・・ひあっ!あっ!」
 傭司の腰がぐいぐいと突き上げてくる。そのたびに紫穂の中はペニスをキュッと締め付ける。傭司は限界に
達しそうだった。
「ぃっ、ぅっ・・・傭司くん、イキそう?イキそうなのね?」
「くぁぁっ・・・イキそう、だ・・・」
 紫穂が腰のストロークを小刻みにして彼を受け入れる用意を調える。
「はうっ、ふぅっうっぁ・・・私も、私もイクのっ!・・・ゃっ・・・ああああああっ!」
「うっ、あ、紫穂っ・・・・・・ぉあぉぉぉぉっ!」
 彼女の体がブルブルと大きく震えながら絶頂に達するのに合わせて傭司も精を弾けさせる。
 紫穂が大きく体を仰け反らせる。精を受ける瞬間を楽しむかのように、傭司の脈動に合わせて震える。
 やがて紫穂はくたりと傭司の上に倒れ込んできた。
「んっ・・・んぁ・・・出てる・・・傭司くんのが、いっぱい・・・。出てる・・・」
 傭司の肩口に顔を埋めながらひくひくと体を震わせる紫穂。まだ少し震えているペニスを肉襞が優しく
なだめている。
「また、いっちゃった・・・傭司くんと一緒に、いっちゃった・・・」
「うん、嬉しい。素敵だった。とっても・・・」
「うん。私も・・・・・・」
 紫穂が傭司に触れようと、キスしようとするが体が言うことを聞かない。
「私、もう、うご、けない・・・」
「俺も・・・ダメだ・・・」
 二人がゆっくりと瞼を閉じる。溶け合うように、二人は眠りに落ちていく。
439277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 02:47:34 ID:h7EexewP
ニナに衆人環視の下でう○こをさせたい。
素っ裸に剥き、野外に設置された便器(丸見え)に
座らされるニナ。あまりの屈辱に震えるが、セルゲイを人質にとられ、
仕方なくう○こする。その様子をじっくり見られ、写真に取られる。
その後、便器の中に顔を突っ込んでう○こを食わす。
全部食べるまで許さない。抵抗すればセルゲイを痛めつける。

他に公開ニナニーさせたり、セルゲイとセックスやらせたりしたい。
ガル校生の前でう○こさせたりして、顔見知りの目の前で辱めてやりたい。
セルゲイとKIファイトやらせたい。
ファイティング・ポーズを取らせて「ファイ!」でスタート。
本気で殴り合いをやらないと殺すと脅す。
演技したりしたら即座にセルゲイを痛めつける。泣きながら血まみれになるまで戦わせる。

その後は観客に「皆様ニナに皆様のう○ち食べさせてください」と言わせて
うんこを食わせたい。勿論、「人間便器」と札をつけるのも忘れない。

ニナのような芯の強い娘の精神を崩壊させるまで追い詰めるのを想像すると萌える。
こういう場合弱点を攻めるのがセオリーだが、弱点はやはりセルゲイ。
したがって、いかにセルゲイを痛めつけてニナを苦しませるかが重要となる。

まず、セルゲイをすぐに殺してしまってはならない。
ニナなら「セルゲイが苦しむくらいなら自分が」と思うはずだから、
セルゲイをも苦しめることによって間接的に苦しめるのが上策。
殺すときは思いっきり絶望を与えてやろう。

次に女性の性をずたずたにすること。
衆人環視の下輪姦するのは基本。マ○コに拳つっこんだり、
犬とセックスやらせたり、う○こ食わせたり、ぎとぎとに辱めてやろう。

次に希望を奪うこと。拷問の後アリカやイリーナに看病に行かせて、
希望を与えてから、裏切らせる。アリカたちに拷問させるのもいい。
絶望の中わずかに希望を与えてそれを奪うとショックが大きい。

どんな精神が強い人間でも恒常的に激痛を与えられ、肉体的に疲弊させると壊れる。
昼間は激しく拷問し、夜は目にライトを当てたりイヤホンでガンガン音楽を聞かせて
眠らせないと効果的。五日もするとボロボロになる。
そして精神が壊れかけたところでセルゲイを虫けらみたいに殺すと
ニナは絶叫して壊れるだろう。その壊れる瞬間のニナがもっとも美しい。

ああ、ニナを虐め殺したい。
440 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:47:45 ID:5qynLMcs
「ん・・・?」
 傭司が意識を取り戻す。目を開けると紫穂が楽しそうにこちらを見ている。
「俺・・・寝てたか・・・?」
「うん・・・実は私もなんだけど・・・」
「そっか・・・」
「30分位だよ。傭司くんが寝てたのは」
「起こしてくれて良かったのに」
「だって、傭司くんの寝顔があんまり可愛かったから、なんだか勿体なくて・・・」
 そう言われると喜んでいいのやら、複雑な気分になる傭司。と、自分の股間がすっかり綺麗になっているの気付いた。
自分でそうした記憶は無いから誰かがやってくれたことになる。誰か、とは一人しか居ない。
「紫穂・・・ありがとうな」
「えへへへ・・・」
 傭司に頭を撫でられ、紫穂がまた相好を崩す。
 二人はシャワーで汗をながしてから、ホテルを後にする。時間をすっかりと過ぎていたので延長料金を払って。

 来たときと同じように、傭司に手を引かれる紫穂。言葉は交わさない。今の二人にそんなものは無くても十分
だった。
 帰りの電車内。椅子に座りながら肩をもたらせ合う二人。その姿は見ている周りの方に(好ましい意味での)
気恥ずかしさや微笑ましさを感じさせる光景だった。

 駅。二人の時間はここまで。
「ごめんなさい。今日はほんとに、ありがとう」
「いいよ。別に。紫穂と、その・・・」
 恋人同士になれたこと。心の底から愛し合えたこと。今日一日の様々な出来事がその沈黙に集約されていた。
「それじゃ、あした、学校で・・・」
「ああ、また、明日」
 すっ、と離れる二人。
441277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 02:48:21 ID:h7EexewP
セルゲイと結ばれたニナは愛娘と幸せに暮らしていたが、
ある日、何者かに子供をさらわれてしまう。
しかし、オトメの資格を失ったニナに為すすべはなく……

(その後、ガルデローべに救出を依頼するニナだが)

アリカたちが踏み込んだときには既に遅く、娘は無残な姿で転がっていた。
遺体には致命傷が複数あり、明らかに面白半分に虐殺された痕跡があった。
ニナに事を知らせることができず苦しむアリカたち。
一方、娘の救助を依頼するため、人口の多い都市部に現れていたニナは、
「逃亡中」と処理され全国に指名手配されていたためすぐに捕らえられてしまう。

ニナとセルゲイを隠匿した手前、政治的追及を恐れるガルデローべは干渉することができず、
エアリーズとカルデアは助命案を出すが、条約機構で却下され、処刑が決定。
もう一人の国事犯セルゲイの居所について猛烈な拷問を受けるニナだが、決して吐こうとはしない。
拷問の最中子宮を鉤で引きずり出され、ニナは二度と子供が生めない体になる。

一方、アリカ・ナオがニナを救出しようとするが、立場の違いからナツキ・シズルと戦うことになり、
誤ってナツキを殺害してしまい、シズルに重傷を負わせてしまう。
ナオは世界中に指名手配され逃亡し、アリカはこれまでの功績とマシロの裁量によって放免されるが、
オトメをやめさせられる。

処刑。ニナは複数人が首をちょっとずつのこぎりで切断していく方法で殺害される。
処刑執行人にはガルデローべのOBや現役学生があてられ、それぞれ数ミリずつニナの首を切断していく。
「痛い、もう殺して……」と泣くニナだが、数十人目でようやく絶命できた。

その後ニナの死のありさまを知ったセルゲイは自殺。
娘を殺害した犯人であるシュヴァルツの残党は逃げおおせる。

処刑の前日、拷問吏から娘の死を聞かされるニナ。
「ごめんエルス、また死なせた……」
既に酷い拷問によって気息奄々、か細く息をするだけだったニナはとうとうと涙を流す。
それを見て楽しむ拷問吏たち。

処刑場で観衆の話からアリカが自分を助けるために罪を犯し、オトメをやめさせられた事を聞く。
「あんたはほんとうにバカなんだから……」
また泣くニナ。そして処刑される。

(アリカ、エルス、天国では三人いっしょに……)

ニナの胸には三人で写した写真のロケットが掛けられていたが、
検死の役人にもぎ取られ、踏み砕かれる。死体は生前と同様散々陵辱された。
442 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:48:35 ID:5qynLMcs
 と、
「あっ・・・待って」
「?」
「携帯、持ってるよね?番号と、メールアドレスを教えて・・・」
「えっ・・・ああ・・・」
 ポケットから携帯を取り出し、番号とメールアドレスを教える。
「ありがとう。私のはね・・・」
 そういって自分の番号とメールアドレスを告げる紫穂。
「・・・いいの?」
「何言ってるの?私達、恋人同士でしょう?」
 紫穂にそう指摘され、ああそうだった、と改めて気付く傭司。
「ごめん、そうだったね。俺達は恋人同士だ」
 そうでしょ?というふうに紫穂が微笑む。それから一歩、傭司から離れる。
「それじゃ・・・」
「あ、待って」
 傭司は紫穂を呼び止める。サッと傭司が手を挙げると、待ってましたとばかりにタクシーが止まる。
「夜道の一人歩きは危ないよ。乗ってった方がいい」
「でも・・・」
「でももヘチマもないよ、ホラ」
 無理矢理紫穂をタクシーに押し込む。一人歩きもさることながら、実は二人ともヘロヘロになっていた。
特に紫穂は脚を使ったので(鍛えているとはいえ)疲労が大きかった。
「運チャン、悪いがこれで頼む。安全運転かつ迅速に。その代わり、釣りは要らないよ」
 住所を告げ、5000円札を突きだす。それだけで運転手は全て了解したとばかりに、ニヤリとする。
「あいよ、まかしときんさい」
 じゃ、と紫穂に告げて傭司が離れると、タクシーは出て行く。猛ダッシュで。
「・・・おいおい」
 人の話を聞いているのか居ないのかわからない運チャンに呆れつつ、傭司は帰路についた。
443277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 02:49:10 ID:h7EexewP
晶たんは忍者だから拷問に対してはやはり我慢強いだろうか。
多分捕まったら舌を噛んで死ぬよう訓練されているだろうから、
まず猿轡を噛ませて自殺阻止。その際猿轡を飲んで窒息しないよう気をつける。
顔をぶくぶくになるまで殴ったり、乳首や乳房を切り取ったり、
クリトリス切断したり、直腸鉤で引っ張り出したり、ま○こに焼き鏝入れたりしたい。
苦痛に耐えながら必死に歯を食いしばる晶たん(;´Д`)ハァハァ
今までは呻かず耐えていたが、腹を裂いて内臓をつかみ出されると、さずがに激痛に暴れまくって悲鳴を上げる。
そのとき目の前に縛って動けなくしたタクミを置いておくと萌える。
「晶くん、晶くん――っ!!」
「…………」(タク……ミ……)←泣いている
致命傷を与えた後、死ぬ前に猿轡を外してタクミと話させてやると
「タク……ミ……好……き……」(カクッ)
「晶く――――っ!!」
(;´Д`)ハァハァ
死体をゴキブリとタクミに食わせたい。

虐殺された晶たんの死体にしがみつくタクミ。
「晶くん、起きてよ晶くん……僕、晶くんのお陰で健康になって、
これからいくらでも晶くんのためにお料理できるようになったんだよ?
ケーキもいっぱい、いっぱい作れるようになったんだよ?
いくらでも、いっぱいいっぱい、晶くんの傍にいられるようになったんだよ?
やっとお返しできると思ったのに……やっと一緒に生きていけると思ったのに……ねえ、起きてよおおお」
しかし、胸を抉られ、内臓をはみ出させ、性器から膿を垂れ流している晶の死体は無表情で、
まったく顔の筋肉一つ動かさない。やがて腐る。
「よくも……よくも晶くんを……」
鬼の形相で突っかかってくるタクミだが、漏れのマカロフで太股を撃ち抜かれ転倒する。
その後タクミを再度拘束して食事を与えず監禁する。(死なないよう水は与える)
一週間ぐらいすると餓死しかけてひくひく震えているので、抱き起こす。
これ以上餓えさせるとものを咀嚼したり消化したりする力がなくなるので適度を見極める事。
そして腐乱して悪臭を放ち、ゴキブリが群がる晶たんの死骸を食わせる。
晶たんの腐肉を涙を流しながらむざぼるタクミ
やがて腹が満ちるとともにわずかばかり正気を取り戻して
「ごめん、晶くん……」と涙を流すタクミ
(;´Д`)ハァハァ

食事が終わった後、タクミもマカロフで頭を吹っ飛ばして掃除。
腐った上、ゴキブリが群がる晶たんをじっくり鑑賞したい。
美しくかつ強い意思を湛えていたお顔は腐って骨が見えており、
頬はこけて目玉はまっさきにゴキブリにかじられており髪の生え際をうじがうごめく。
その様を写真に何枚も収めてオナニーの道具にしたい。
勿論焼き増ししてあちこちにばらまきたい。
晶たんの親父殿や伊織くんに見せて悔しがり、泣き叫ぶ様を想像すると勃起する。
死体から焼き爛れたま○こを切り取ってオナニーグッズに改良するのを想像すると射精する。
まだ小さなふくらみが切り取られ、焼かれて漏れの舌づつみを打たせるのを想像するとお腹いっぱい(^。^)
殺す様をビデオに収めて「男装のくの一少女解体ファック」と名付けて裏販売し、マニアがそれでオナニーするのを想像すると心が温まる。
444 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:49:25 ID:5qynLMcs
−それから数時間後−
 風呂上がりの紫穂は自室でくつろいでいた。今日の事を思い出すたびに顔がにやけてくるのがわかる。
 傭司の口から拒絶の言葉が出てきた時はどうしようかと思ったが、それは単なる見解の違い。本当は傭司も自分を
好いていてくれた。自分が見当違いをしていただけ。
 自分の愚かしさが恨めしい。だが、だからこそ通じ合う事が出来た二人の心。そう考えれば少しは自分を許せる
気がしたし、傭司は許してくれた。ならば、もうこの事は考えまい。紫穂はそう決めた。
 そして、熱く、昂ぶった二人だけの時間。心ゆくまで互いを愛し合えた。思い出すだけで体が火照ってくる。初めて
した時とは比べものにならない程充実していた。体もそうだが、心までも。
 本当に愛し合うという事はああいうのを言うのだろう。体だけの付き合いなら、永久に知らないで終わっただろう。
それに気付かせてもらえたことを紫穂は感謝する。
 不意に携帯が鳴る。相手を確かめる。『緒方傭司』。紫穂はゆっくりと電話にでる。
「もしもし?」
『・・・紫穂?』
「どうしたの?こんな時間に?」
『ゴメン。もう、寝てた?』
「ううん。これから。傭司くんは?」
『俺も寝るかと思ってたとこだった・・・』
 傭司が沈黙する。紫穂は沈黙で続きを促す。
『無事に、帰れた?』
「ええ、大丈夫。ちゃんと無事に着いたよ。あ、運転手さん、お釣り返してくれたよ」
『えっ?ああ、そう・・・そりゃ良かった』
「『若い二人からなんか貰えねーよ』とか言って」
『・・・やってくれる』
 傭司が微かに笑ったような気がした。
「明日、返すね」
『ああ・・・いや、そのうちでいいよ。紫穂に預けておくから』
「わかった。預かっておくね。・・・傭司くん」
『何?』
「体、大丈夫?」
『大丈夫だよ。紫穂こそ、大丈夫?』
「うん。平気。お風呂に入ったら疲れも取れたから」
『そっか・・・。』
 しばしの沈黙。
「傭司くん・・・・・・」
『・・・何?』
「好き、って言って」
『好きだよ』
「もっと」
『好きだよ、紫穂。大好きだ』
「うん・・・私も、傭司くんの事、好き。大好き」
『ありがと・・・』
 また、沈黙。
『そ、それじゃ、もう夜も遅いから・・・』
「うん、おやすみなさい、傭司くん」
『おやすみ、紫穂』
 名残惜しげに電話が切れた。そこに傭司のぬくもりが残っているかのように、紫穂は電話機をキュッと抱き締める。
 それから紫穂は布団に潜り込む。
「傭司くん、おやすみなさい・・・・・・」
445277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 02:50:07 ID:h7EexewP
晶たんを拷問する楽しみといえば、肉体的に支配するのみならず精神的に屈服させる事にある。
最初はどんな苦痛を与えられても無言で耐えていた晶たんも次第に虐待が苛烈化するにつれ、
目をつぶり歯を食いしばってハアハア喘ぐようになり、ついには痛みに耐えかねて
「お願い、もうやめて」「助けて……」などと懇願するようになる。
その瞬間に凄まじいエクスタシーを感じます。
アリカは率直だから初めから痛がるし、ニナも精神が強く虐め甲斐があるけど初めから女。
それに対し晶たんは男として生きてきて男として振舞いながらつい垣間見せる「女」の部分を愛でるべき。
タクミに対して見せる女としての表情とともに拷問によって精神を打ち砕かれたか弱い姿は射精できます。
まさに拷問ツンデレ。
すぐに死なないように気をつけながらぐちょぐちょに拷問したい!
直腸を引っ張って内臓を引っこ抜いた後、腸内を洗浄されて絶叫する晶たん。
止めをささずに放置して、タクミに発見させます。
あまりに酷い傷に驚きながら晶たんに駆け寄るタクミ。
苦痛に喘ぎながらタクミを見て「タクミ、俺死ぬのかな……怖いよ……」と泣く晶たん。
タクミも泣きながら手を握りますが、やがて晶たんは息を引き取ります。
(;´Д`)ハァハァ
「ずっと生きていたい……俺、タクミと……いっしょに、生きていたいよ……」と涙とともに遺して
絶命する晶たんを想像すると軽く三発は抜けます。

「大丈夫だよ! 病院にいけば助かるよ!」
と泣きながらいうタクミですが、晶たんは内臓を全部お尻から垂れ流していて、とても助かる見込みはありません。
助かりはしませんが、致命傷も与えられていないので、何時間も地獄の苦しみを味わってきました。
やがて蟻が群がりだす腸から必死で昆虫をはね除けるタクミ。
ですが晶たんの剥き出しの内臓を痛めつけてしまいます。
「ぐぼっ!!」
「ご、ごめん晶くん! 死なないでぇっっ!!」
もう誰の目にも晶たんの死は間近です。緩慢な死は死そのものの恐怖を書きたてます。
古人曰く、死の恐怖は死そのものより恐ろしいと。
「死にたくないよ……ヒュッ……タクミぃ……死にたくない……よぉ……ヒュッ……」
「晶くん、死なないで! 死んじゃいやだよぉ!!」
やがてか細くなっていく晶たんの声。顔からはどんどん血の気が抜けていくし、
唇は紫色に、目は目蓋がふさがっていきます。
「晶くん……晶君! うわぁぁぁ――――っ!!」
そこへ登場する漏れ。
「やぁ、ボーイ、晶たんを殺したのは漏れだよ♪」
普段から温厚で柔弱なタクミたんの顔が姉よろしく鬼面に変わっていくさまは美しい。
怒り狂って突っかかってくる所をマカロフで射殺します。
どてっぱらを撃ち抜かれたタクミは銃創のショックで痙攣しながら、晶たんの横に倒れ臥し、血を吐きます。
「晶くん……天国では……いっしょに……」
二人の死骸に派手に射精しました。
その後、次の生贄に選んだ麻衣を自宅に招いて二人のもつシチューを食わせます。
「おいしいわね○○、これ何の肉?」
446 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:50:25 ID:5qynLMcs
−翌日−
 夢も見ないで眠っていた傭司はムクリ、と起きあがる。時計を見るといつもより僅かに早い時間。二度寝する
のも面倒だ、とそのまま起きる。
 教室についた時、いつもより15分以上早かった。教室の中はまだ出てきている人間が少ないので静かだ。自分の
席にどっかりと腰を下ろしその静けさを楽しんでいると戸が開き、誰かがまた一人登校してきた。
 その人物はさりげなく傭司の方にやってきた。そして
「おはよう、緒方くん。今日は早いのね」
 紫穂だった。
「おはようさん。何、今朝は少し早く目が覚めてね」
 さりげなく他人行儀な挨拶をする二人。もちろん、それは計算尽くのこと。二人は、交際していることを今
しばし秘密にしようと決めていたから。


 放課後。部活を終えて帰る紫穂を呼び止める声がした。傭司だった。
「どうしたの?こんな時間まで?」
「待ってた。なんか、一緒に帰りたくて」
「傭司くん・・・」
 紫穂が嬉しそうに微笑む。
「さ、乗りねぇ乗りねぇ」
 後ろの荷台をぽんぽんと叩く傭司。今風の彼の愛車には何故か「古色蒼然」としたそれが着いていた。もちろん、
ここに紫穂を乗せるのも夢の一つではあったわけだが。
「それじゃ、お言葉に甘えて」
 荷台に横座りする紫穂。
「準備はOK?お嬢さん」
「いつでもよろしくてよ、運転手さん」
 紫穂が傭司の腰にキュッとしがみつく。柔らかい感触が背中を通じて伝わってくる。
 その感覚に心地よさと気恥ずかしさとを感じながら、傭司は叫ぶ。
「OK,Let' GO!」
 スルスルと自転車が滑り出し、風を切って走る。
「ねぇ、私、重くない?」
「ぜ〜んぜん」
 傭司にしてみれば、紫穂一人くらいどうということはない。むしろ、その重さが心地よかった。
「なんだか、恋人みたいね。私たち」
「何言ってんの。恋人同士でしょ、俺達」
「・・・・・・そうね」
 そう言って捕まる腕に力を込める紫穂。頭を傭司の背中にもたらせる。頬に傭司の体温が伝わってくるのが
心地よかった。
 そのまま目を閉じ、傭司に語りかける。
「ねぇ・・・ずっと、一緒よね?」
「ああ、俺達は、ずっと、一緒だ」
「うん・・・・・・」
 紫穂の顔には幸せそうな笑みが浮かんでいた。
 ふと、見上げた西の空に一番星が輝いてた。紫穂にはそれが自分達を祝福してくれているように見えた。

−終−
447277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 02:51:17 ID:h7EexewP
ミドリちゃんが元気になってきたので、拷問を再開します。
いつものように熱湯に浸したり焼き鏝を当てたりすると、
「お願いっ……もう殺して」などと泣きます。
もう止めをさして欲しいかと確認するとうんうん頷くので、漏れは条件を提示しました。
「ならお前の代わりに陽子たんを拷問したい。お前が呼び出せ」
「!!」
それを聞くとミドリちゃんは声をつめますが、漏れがまた熱湯をかけ出すと、
「ああっ!! 分かったわ、言う通りにするからやめてぇっ!!」などと泣き叫びます。
早速陽子たんの自宅にTELしますた。
「もしもし、どなた?」
「よ、陽子……」
「碧!? あんた今どこにいるの!?」
陽子たんは心配げな声ですが、漏れの指示通りミドリちゃんは陽子たんを指定の場所に誘きよせてくれます。
陽子たんは本当に心配していたのでしょう、「すぐに行くわ」と承諾しました。
電話を切ると、ミドリちゃんは良心の呵責で嘆き苦しんでいます。
でも、それで死によって苦痛から解放されるのですから……なーんて、まだ当分死なすつもりはありませんけどね。
取り合えず、新しい玩具が手に入ったのでミドリちゃんの苦痛はまだ長引きそうです。

「碧……どこ?」
「こんばんは」
漏れの声を聞くと、ヨウコたんは咄嗟に振り向きます。
「誰、あなたたち?」と警戒した目でこちらを見るヨウコたん。
漏れは手で合図してヨウコたんを囲ませます。
「ちょ、なに……」と騒ぎかけたので頭を強打して黙らせました。

監禁して水をぶっかけると、ヨウコたんは「うう」と意識を取り戻します。
裸の自分に気がついて動揺するヨウコたん。
犯されるともっと混乱します。
漏れの前で穴という穴を塞ぎ輪姦され、泣き叫ぶヨウコたん。ザーメンを喉に注ぎ込まれると「うえ」と吐きます。
漏れも参加してま○こに拳を突っ込みました。握り拳のまま中で掻き回されると、痛みのあまり絶叫します。
三十分は楽しんで手を引くと、血がぬると糸を引きました。
荒く息を吐くヨウコたんを面白半分にみんなで蹴飛ばしますが、やがて動かなくなったので中止します。
お楽しみはこれからです。

ヨウコたんの肉体を削ぐことにしました。
隅で震えているヨウコたんを引っ張り出して、仰向けにします。
暴れるので抵抗できないくらい殴りました。
まずナイフで乳房をもぎ取ります。ヨウコたんの巨乳と言って良いおっぱいは、脂肪が多くて切りに食いですが、
ごりごり切っていくと全部取れました。プリンみたいです。
両方とももぐと、ヨウコたんは心身の痛みで泣きじゃくります。
女性のシンボルであるおっぱいを取られた訳ですから、精神的ショックは大きいと思われます。
次にクリトリスを切断しました。ヨウコたんのクリトリスは大きく、平時で包皮からはみ出すくらいです。
根元から切断しました。口に含んで噛みますが、独特の酸味が堪りません。
それから止めにま○こに焼き鏝を突っ込みました。止血ついでに胸の切断面も焼いて潰します。
ヨウコたんの絶叫はとてもすばらしい音楽です(;´Д`)ハァハァ
448277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 02:52:01 ID:h7EexewP
「ミぃぃドぉぉリちゃん♪」
ある日、漏れが顔を出すと、ミドリちゃんはぐったりとうな垂れていました。
「…………」
まだ息はあるようですが、もはや何も喋る気力もないミドリちゃんは淀んだ目をこちらに向けるだけです。
そこで良い物を見せてやることにしました。
「……うう」
「よ、陽子!?」
漏れがショルダーバッグから取り出したヨウコたんを見せると、ミドリちゃんがやっと声を出します。
「陽子、陽子ぉ!!」
まだそんな声が出せるのか、ミドリちゃんが叫びます。
叫ぶのもむべなることで、漏れの手に掴まれたヨウコたんは手足を失っていました。
それだけではなく乳房やクリトリスや皮膚のかなりの部分をも喪失しています。
「陽子、しっかりして!! 陽子!!」
「み……どり……」
答えるヨウコたんの声は、しかし友に対する暖かいものではありませんでした。
「陽子……?」
「言ったよね、ヨウコたん。君をはめたのはそこのミドリちゃんだよ♪」
「!!」
ミドリちゃんの目が大きく見開かれます。恐怖に。
「ね、ミドリちゃん。君がヨウコたんを誘きだしてくれたんだよね?」
「碧……よくも、よくもぉぉ……!!」
「あ……あ……」
ミドリちゃんのまなこが潤んで来ました。
「違うの……私は……」などと震えます。こんななよなよしたミドリちゃんを見れるとは、拷問冥利につきます。
「みどりぃぃぃっ!!」
「ひーっ!!」
その瞬間、ヨウコたんの頭をマカロフでふっ飛ばしました。
いらない玩具は処分するのです。
「あ……!?」
どさとミドリちゃんの前に頭部を失ったヨウコたんを捨てると、ミドリちゃんは泣き叫びだしました。
「陽子ぉぉ、ごめん、陽子ぉぉっ!!」
そのまま「ごめん、ごめん」と泣きじゃくります。思った通りの効果で満足でした。

「だって好きなんだもの……私はいま生きている……」
ある日監禁部屋を覗くと、ミドリちゃんは一人で南沙織の「17歳」を歌っていました。
栄養失調で痩せこけ、ストレスで頭髪が抜け落ちたミドリちゃんは変わり果てた姿です。
今はもう昔の幸せな日々を思い出して命を繋いでいるようです。Shininng☆daysですね。
「ミドリちゃん、ここから出してあげよう」
ぴくとミドリちゃんが顔を上げました。
空洞のようなまなこをこちらに向けます。
「もう、拷問はしないよ。ここから解放してあげる」
「……ほんと、に?」
ミドリちゃんは掠れた声で呟きます。漏れは勿論だと答えました。
「君の手も足も取っていないだろ? これからはまた幸せな暮らしに戻れるよ」
「う、うう……」
おやおや、ミドリちゃんは泣きだしてしまいました。素直だねえ。
「その前に力をつけなきゃ。お肉だよ」
ミドリちゃんの前にハンバーグを出すと、ミドリちゃんは貪るように犬食いを始めました。
久しぶりの哺乳類の肉なのだから当然かも知れません。
急に固いものを食べるとお腹を壊すので念入りにミンチにしてあります。
「うう、うう……」
ミドリちゃんは食べながらひたすら泣きじゃくっていました。
翌日、ミドリちゃんを解放しました。

え、警察に駆け込まれないかって?
大丈夫でしょう。彼女はまもなく自殺するのですから。ね、教授?
449277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 02:52:58 ID:h7EexewP
「ナオたん、こんばんは♪」
いつものように夜の街を徘徊していたナオたんを呼び止めます。
「……誰、あんた?」
「君のことを殺しにきたんだよ♪」
「!」
ナオたんの顔がさっと強張ります。
「もうハルカちゃんと(ユキノと)シズルたん(とナツキとついでにトゥモエ)は旅立ったよ」
「……そう、あんたなの、オトメをつけ狙ってるっていう野郎は」
ナオたんは余裕の笑みを浮かべました。
「いっとくけど、あたしに弱点なんかないからね。人質に取れるような相手はいないわ」
「そうかなぁ?」
漏れが手の中の頭髪を見せると、ナオたんはまともに顔色を変えました。
「そ、その色は……」
「真っ赤なのは遺伝なんだね。鮮血みたいだ♪」
「あんたぁ、ママに何したのよぉぉっ!?」
ナオたんは頭に両手を当てて叫びました。
「君のお陰で今は良い暮らしができているお母さんだから、大切にしないとね♪ 体とか 」
「やだ、やめて、やめて……」
かくかく震えるナオたんににっこり微笑みます。
「大丈夫、君が抵抗しなければ安全だよ」
「わ、分かったわ……」
なーんて、本当は同じ色の別人の髪なんですけどね。(本物はアルタイにいます)
思ったより効果があって助かりました。

素直にGEMを捨てたナオたんを拘束します。
まず手始めに手下どもに集団で輪姦させますた。
「ぶぐ、ぶぐ」と言いながら男どものチ○ポを咥えさせられるナオたん。
こうなれば五柱も形無しです。
どうやら男のモノは初めてらしく、涙を流してしゃぶらされています。
ま○こから精液がとろとろこぼれると、泣き叫んでいました。
あばずれぶってて純情なのがかわいい(;´Д`)ハァハァ

漏れも参加します。
まず鋏で指を一本一本切り落としていきます。
普通の鋏なら骨はなかなか切れませんが、これは精肉用なのでごりごりいけます。
指が落とされるごとに絶叫するナオたん。
涙を流して顔を歪め、鬼面をつくるナオたんはセクシーです。
やがてど○えもんのような手にされると、どさと地面に倒れました。
肩で荒く息をついています。
次にクリトリスと乳首を切断しました。皮や脂肪が動くので切りにくいですが、ざくりいきます。
最後はま○こに鉄パイプを突っ込んで殺しますた。
膣口いっぱいの鉄パイプをぐいぐい入れられると、ナオたんは気違いみたいに喚きます。
「今からお母さん殺して来るからね」
何度もそう吹き込みながらピストンを続けると、何かが破ける感触がしてナオたんがぴんと突っ張りました。
事後死体の中に思いっきり鉄パイプを差し込んで帰ります。楽しかったです(^。^)
450名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 02:54:26 ID:asQuikgr
>>446
GJ!!
紫穂の不器用なアプローチが実を結んでよかったw
451 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 02:54:28 ID:5qynLMcs
以上。第2部の投下完了っす。
この前より長いです。
あんまり和分が少ないのが難ですかね。まぁ、状況柄難しいとこでもあったのですが。
補完は考えてます。

あ、エピローグ忘れた(笑)
452277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 02:55:06 ID:h7EexewP
「くっ、離せ!」
ナツキたんはまだそんな事を言います。
荒縄で縛られ転がされたナツキたん。髪は乱れスカートが捲れて劣情を喚起させます。
「貴様、なんのつもりで……ぐぼ」
鳩尾に爪先をめり込ませると、ナツキたんは体を折ってびくびく震えました。
そのまま面白半分に腹を蹴り続けます。
三十分くらいでしょうか、足が疲れたので止めました。
「はぁ……はぁ……」
ナツキたんは胃液を床に撒き散らして痙攣しています。
苦痛に歪んだ顔もセクシーです。
「じゃ、まずはこれを食って♪」
と漏れは虫かごからゴキブリを一匹取り出しますた。
とびきり元気のいい奴です。
「な……?」
「だから食べてって」
ナツキたんの顔が引きつっていきます。
「ふざ……け……」
「大丈夫、マヨネーズつけて上げるから♪」
漏れはゴキブリにマヨネーズをたっぷりもぶすと、ナツキたんの口を開かせました。
そのまま口の中に放り込みます。
「いや、やめろ……うげえ」
口の中に入ると、無理やり顎を動かせて噛ませます。
中で虫の甲殻が砕ける音が生々しいです。
「うげええええええええええええっ!!」

「モナモナモナ!!」(AA略)
「ぎゃああああああああああっ!!」
漏れは馬乗りになってナツキたんの顔面を殴りまくっていました。
あれからゴキブリの他にゲジゲジやう○こなどを食わせて見ましたが、
やっぱりマヨネーズをつけてもお口に合わないようです。
食べるたび何度も吐きます。
そこで今はSMごっこをしています。
「痛い、もうやめてぇーっ!! 顔は殴らないでぇぇっ!!」
ナツキたんは涙で顔をぐしょぐしょにして懇願します。
もう二時間くらい殴っています。
ナツキたんの顔は打撲でおたふくみたいに膨れ上がって、ちょっとナツキたんとは区別がつかない顔です。
色恋沙汰に興味はない、と言いますが、女の子の大事な顔を殴られるのはやはり苦しいようです。
「じゃ、漏れのチ○ポをしゃぶれ。歯を立てたら殺すぞ?」
漏れはズボンを脱いで逸物をナツキたんに突きたてました。
ナツキたんは泣きながら漏れのチ○ポを口に含みます。
「うう、ぶうっ」
「あ、いくいく!!」
たっぷりザーメンを口腔内に出しますた(^^)
453名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 02:56:06 ID:asQuikgr
>>451
うぁ
割り込み失礼
454277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 02:56:12 ID:h7EexewP
今日は学校で盗聴して来た音声を聞かせます。
「なつきどうしたやろね……」
「……藤野さん」
「元気出せよ、玖我のやつならきっと戻ってくるよ」
「…………」
「なつき、あんなに元気だったんだ。ん、心配ない」
「またマヨネーズでも漁りにいったんじゃない? それか男よ。……心配ないって」
「ね。藤野さんもあんまり落ち込まないで。希望を持って待ちましょう」
「……あんたらは気楽でええな」
「き、きっと帰って」
「ええかげんなこと言いはるな! うちはそないな軽いことば聞きとうない!!」
一通り聞かせてスイッチを切ると、ナツキたんは「静留、舞、みんな……」などと言って涙を流します。
もう本人も彼らに二度と会えないことを分かっているのでしょう。
「今日はこんなものを使ってみようか♪」
漏れは工具箱を手に取りますた。

ナツキたんの死体を遺棄して来ました。
第一発見者が風華学園の生徒になるよう、学園の裏庭に捨ててきます。
顔は膨れ上がって爛れている上に、皮も剥がれていますから本人だと分かるように学生手帳を持たせて置きました。
まあ、真っ裸でま○こに鉄パイプが突き刺さった死体を見れば驚くでしょう。
他に骨が何箇所も砕けて疑骨折していますから、まるで奇形のようです。
司法解剖をすれば胃袋いっぱいに詰まった昆虫や汚物が見つかるでしょう。
遺体が発見される前に顔や性器、肛門などは虫に食い荒らされるかもしれません。
最後に小便をかけて数ヶ月いっしょに遊んだナツキたんに別れを告げました。

楽しかったです(^^)
455277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 02:57:24 ID:h7EexewP
セルゲエと結ばれて幸せに暮らしてゐるニナを襲つて殺したいなあ。
セルゲエの子供を妊娠してゐるところを腹を毆つて流産させたい。
目の前でセルゲエを蟲けらのやうに殺して絶叫させたい。
ごりごり手足を切り落として達磨さんにして一生己のうむこを食はせ續けたい。

嗚呼、しやせいしたい。

兎に角、ニナニーのマムコが味はひたい。達磨にしてマムコを味はひいたい。
マムコがどろどろ腐るまでしやうしたい。
セルゲエ吉野はオオヴイエイでそのやうな作品を作つては呉れないだらうか。
人氣投票では散々に提訴しておいたのだが。
せめてニナごゑで我慢するので、誰かこ○みづの住所を教へてくれないか。

ここで一首

セルゲエの子供孕みしニナニイの腹を毆りて流させまほし

セルゲエは嘗ては猛者として知られてゐたやうだが、
ナギに腦天を撃ち拔かれてからは片輪だらう。
意識は戻つても半身不隨だと思ふ。
そこに漬け込めばいくら手ごはいニナニイでもかた無しだ。
セルゲエを人質に取られて抵抗を止めるニナニイ。
セルゲエの目の前で犯され悔し涙を流す。
散々陵辱されてそれでもいづれセルゲエといつしよに解放されると思つてゐたが、
あつさりと漏れにセルゲエを殺されると狂つてしまふ。
お父樣で、育ての親で、愛する人で、全てと引き換へにした男が目の前で蟲けらのやうに殺された瞬間のをとめのかほはどんなだらうか。
それを想像するとほんたうに勃起するし、拔ける。
毎日三回はニナニイのまへでセルゲエを殺したり、セルゲエの子供を妊娠したニナの腹を流産するまで毆つたり、
達磨さんにされて漏れの糞を食はせられるニナニイでオナニイしてゐます。

ニナのまむこに鐵パイプ突つ込んで狂つたやうに突きまくりたい。
奧へ奧へと突つ込んで子宮口破つて卵巣を破壞したい。
そこからまた鐵パイプを引き返して膣を突いて膣壁を破つて大腸と繋げたい。

その際ニナがセルゲエの子供を妊娠してゐて、妊娠三ヶ月くらゐで大きくなつてゐると潰す感覺をより樂しめる。

その樣子を蟻や藝、へたれやレズル、エロス(死んでゐるけど)らに見せるとさらに樂しい。
特に蟻やエロが「ニナちゃぁぁん!!」と泣き叫ぶ樣子を想像すると最高に萌える。
そして鐵パイプを滅茶苦茶に突きまくつて子宮の上の膀胱をも破壞したい。ニナの膀胱が破けて小便が漏れるのは面白い。
最後は根元まで突きいれて内臟を貫通させて殺したい。

ああ、射精したい。(;´Д`)ハァハァ
456277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 02:58:24 ID:h7EexewP
最近はでぼちん(と中の人)を殺したくなつて來た。
でぼたん(;´Д`)ハァハァ
でぼちんの全身の皮を隈なく剥がしてみたい。
人體標本のやうに赤身が剥き出しになつたでぼちんは、想像するだけで性欲と食欲とをそそる。
あの綺麗なおつぱいを剥いて、丸齧りしたい。
どんな味はひがするだらう。
でぼちんの美しい顔の皮を剥がした時、そこから覗く桃色の筋はどんなにか美しい事だらう。
拷問の神である『ベルセルク』の拷問官(再生の塔の獄長)によれば、彼ほどの拷問のプラフェシュヌルになると、
上邊だけでない筋肉や骨の美しさも分かるやうになるといふ事だが、
きつとでぼたんの顔は、皮を剥がした後も剥き出しの赤身が美しく整つてゐてえも言えぬよそほひだらう。
頭皮もごりごり剥がして、髮といつしよに机の引き出しに入れて保存したい。
でぼたんを殺した後もそれでオナニイをする。
全身の皮を剥がしたら、でぼちんの剥き出しの肉に岩鹽を刷り込みたい。
筋肉や神經に直接鹽を塗りこまれたでぼちんは、きつと可愛いこゑで泣くだらう。
存分に樂しんで最高の音樂にしたい。
でぼたんのフルコオラスを聞き終へたら、仕上げにずる向けでぼたんを鹽漬けにする。
死なないよう暫らくみづだけは與えながら、でぼちんの體が急速にしぼんでいく樣子を樂しみたい。
すっかり干物になったら、七輪でやいて御飯といつしよに食べたい。
さうして出た糞を雪之に食はせたい。

嗚呼、しやせいしたい。
457277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 02:59:43 ID:h7EexewP
とりあえず、以上です
感想をお待ちしてますね
新作も執筆中ですのでご期待くださいw
458名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 03:06:57 ID:OEJq3fO0
投下直後にGJレスがつくのは何故や?
・・・えらい速読やな
あるいは・・・

なんつーか長すぎなんでちっと読む気が失せるわ
もう少し簡潔にまとめてくれると読む気も起きるんやけどな

ロクに読みもせんでレスつけてるのは証明されてたけどな
459名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 03:17:13 ID:TST+95DM
>>451
GJ!無事幸せになってよかった
清楚な女の子がエロくなるのは見てて楽しい
460277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/12(月) 03:25:49 ID:h7EexewP
392 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2007/03/12(月) 00:47:30 asQuikgr
>>389
よっつ 俺はニートだが自爆して暴露してしまった
非常にムカつく

が、抜けてるんじゃないか?


403 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2007/03/12(月) 01:23:41 asQuikgr
自演してるヤツ(通称ゴッキー)、こんな性質らしい

・自画像(ゴキブリ)や自分の好物のAAを連投
・職人が来たらキチガイな文体で煽る
・そして職人を誉めるレスを自演扱い
・空気を読まず削除人に噛み付く身の程知らずな性格
・自我自賛を行う
・「荒らしをして職人を潰すのは最高の娯楽!」とスペースを開けて書き込み開き直る
・自分で他のサイトからSSをコピペし伏線を貼って、後に来るオリジナルSSをコピペ扱い
・他人に唾を吹きかけられてもそれを養分として活動する
・自分ひとりでIDを変えて自分を自分で煽り自分で叩いてスレをかき回す
・自分が叩かれれば相手を自演扱い
・口癖は『完全制圧完了』『ばーかw』
・自分の行いを全く省みずにむしろ「俺はあのじと微熱を追い出した功績者だぜw」と自画自賛
・スレが落ちても相手をしてもらうために新しいスレを立てる
・他の職人のSSをコピペ扱い(自分で他サイトからコピペして伏線を貼るなどの小細工)
・他職人に対するGJレスを自演扱い
・ヴァカ

ブレンスレじゃ2005年の8月頃から粘着してたみたい
正気の沙汰じゃねぇわ


450 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2007/03/12(月) 02:54:26 asQuikgr
>>446
GJ!!
紫穂の不器用なアプローチが実を結んでよかったw



453 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2007/03/12(月) 02:56:06 asQuikgr
>>451
うぁ
割り込み失礼

402 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2007/03/12(月) 01:23:35 TST+95DM
友達も仕事も無いような構ってちゃんなんだから放っておいてやれよw


459 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2007/03/12(月) 03:17:13 TST+95DM
>>451
GJ!無事幸せになってよかった
清楚な女の子がエロくなるのは見てて楽しい


・・・・・・住人の本性が露骨に露になってますね

461名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 03:48:11 ID:TST+95DM
>>460
自分のSSにGJがもらえなかったからムキになってるのかは知らんが

・グロ注意書きがない
・割り込み投下
・そもそもSS自体がスレの主旨にあってない

こんな書き手にGJを送る気にはなれんよ
462名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 11:56:42 ID:HsVy9+qe
>>451
Good Kill!! もしやそのトリはディスイズザナイa(ry
463名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 13:40:04 ID:bcfkV9ey
>>277 ◆2q5jeL6s4M

なに、こいつ。
荒らしに構ったり他の職人の投下に割り込んだりしてるのはこのスレを荒らす目的でやってんのか?
464名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 15:17:56 ID:5D5Sl1ZK
なんという良SS・・・
全部読んだときドキドキしてしまった
この作者は間違いなく伸びる
       
   / ̄\
  | ^o^ |  
   \_/
465名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 15:52:11 ID:5q4LYhO2
嫉妬スレがここにいる自作自演のつまんね荒らしによる攻撃を受けたので
これから報復する


    __ノ \〈:::::||::://::::::/"     __  三、  .. :.: ::::/::/::,イ
   //  >=ゞ:::||/厶ー'゙      /     }:::::::::::/:::/:/:::l
   レ  /:::::::::rー''"       /      彡/::/::/::/:::::::::!   全力でオレンジーーーーーーー!!
   /  /::://:/        / ,.ィ≧ュ、    `ァ〃イ^ヽ::::::::::/  
.  {   ゝく〈_ヽ   、 // ,〃 ィ之ノ _.´     ∨ L  }::::::/
   ゝ_ >ー 〉::ト=ミュゝヾ彡=´ ̄ ̄´           〉 ,'::::∧`ヽ
     ヽ__/::/ ィ圦フ}  `ヾ´ ̄              ゝ/彡'::/ } \
    -=ニ二ノ|::ヽ  ̄ノ                   ┬'  ∨ /   ヽ
           |::::l  く  、                 {   / /     \
           |:::::',   ヽ  __,. -ー- 、            l  / /
         l:∧\  くr=' フ´ ̄ ヽ         ノ  / /
           !::∧ \  ',  /    /          , ' /
         \::ヽ /\ ∨__ /   /  r─//
         _\∨ ∧ ー─   /   / //   _
__  -ー ¨´ /  `  { ∧     ,.イ__    / 〈  \  { r'
            /     ヽ\` ̄「`Y´ 人_/  \  \! |
                ゝ 三ミ{  | { /      }\  ヽ|
466名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 15:54:32 ID:5q4LYhO2
    ` ー- .__ ,. 7′          _ .. -┴‐- 、
            / /|   _ -― ァ-‐  ̄          l
           /   / ! ! / |     |  /    _ .. -‐.、 |    /
        /  / / | |.!    / /| {   ,∠三三ミ. ヽ | /   -
         /   ! ! {_||  /{ /=!   {‐   ̄ `ヽヽ } |/ / _
      /    | | | /|  { ヽ._j_ -  } \、   `ハ/ 三三三 嫉妬スレを荒らした自作自演のバカはどいつだ!!
      _../   | | ! .|/l | \ ー‐ ,ィー\、 ト.      ̄ `‐z 三
  ,. ‐, -/      l  l |  ! !|′ ` ̄ ヾ 逝jヽトl         `>z
// イ       |  !| /  ! !     ヽ\  ト| V|    //
r'  /|  ⌒ヽ. |  ||V  | |         ` ̄、 ヽ.| /' /イ __ ノ
  /  |     } } !  |! V | !           ヽ、{z_/≦三テ/..-
 /  |   ノ//  }| V | l             /^辷'ノ/´
/  / |rー '/ _/ ノー、 V|.|  , <丶        /   /
  /  j   /ヽ/  ハ-V!V{′ \\  r--   イ
     く   /  /  /    Vト、    }`¨> .イ´ /
      ヽ |   /  /  /  ハ-へ ___/z</ /
        l |  ′  { /    >ミ_ /‐  イ  ̄
       | |    r__ュ  __ / -‐_.. ‐ ´ j
467名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 15:57:35 ID:5q4LYhO2
           /  / / lヽ、__ lト、    \ヽ
           ∠ 彡 '  ノ , l==、ミ llゝl`ヽ、 ハヽヽ`ヽ、
       ー=ニ''  ,ヘ-_''_ ,,,/ ム-゚-ゝ l  i 彡.> ハ  i ト、ヽ どいつがやったんだ
        ミ、  ̄/ ヘ    / 〉   ノィ ト゚ゝl  l  l l ヽ i
          i .l /i      , ==-''、_ヽ i   l //  il
     _ -‐ ' `ヽ.L/ /ヽ、__  //~`ー-イ//ィ il イl   l
    /       /,- 、 _  `ヽ//==-ミ 、. / /ノノイl〈    l 白状しろよぉぉおぉぉおっぉお!!
   /       /'  、_` ‐-- 、` --、`ヽl/
--- /       /` ヽ 、   '' - -- ̄´_ /
   ヽ       /     ` ヽ、  ,, - ― ''
    ヽ     i    /`ー 、 `> 、     , - 、
、    ヽ   l    '    i// ヽ/、__,,イ   ヽ
 ` ヽ、    ,ノ` 、     / /  /    /    / 
`ヽ   ` ー ''     `ヽ、 //〈__ `ヽ、 /    / 
 \ ` ー- ... __      l`i''7     /    /
468名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 15:59:44 ID:5q4LYhO2


            「ふうふう。これでこりたか。」
                       ∩   っ
                     ,-―――-、
                    ∨∨∨∨.| |
               ⌒     | +_(。) U | |
             (   =  ( `T`    6)
                こ  ,- l ) ̄二ヽ_ノ-、
                 /    ̄|_|_ノ    \
                 |  |    o     |  |
                 |__ |    o      |__|
                (__ |__o___ (-  )
                   |    ∩    |  ̄
                    |__| |__|
          ⌒       (__|  |__)
  ,−、   (     )   __
     \_ ___ /⌒―、ヾ
  / \/# / #  Σ| 〉 ○| ミ         へ、
    ̄ |  |#  / #.人_〉_'±ミ/       ┌―OO
  ――└ ξ_ヾ /
「なんどやっても同じことだぞ。はあ、はあ。いいかげんにあきらめろ。」
469名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 16:02:07 ID:5q4LYhO2

ここにいる荒らしは叩かないと
嫉妬スレには

                ____|__/
           , -―  ̄            ̄ ヽ〃
     \  /                   ヽ
       |/                     \
      /     ______         <
      /      /  __∠∠_  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄Τ
      |      |  [_____] #  /\  |
     /|     |   ∠/=≡x    |/      #|
      / |_  |    キミ   .||      ||    |
      /  ヽ_|    |ハ     キ     -||-    |
      | 6      メ    |ナ     ||     |
      \_     #  ゛ミ=/k゛  つ  #  -、  |
        |    # _________/  /
        ヽ  # /            /  /
     /   \ /              / / ___
           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「   | |  三|  _| /|  _L            /   _L_ヽヽ |
    |┌┬┐ ,|´  |   / _L \  |  \  /     /  _   |
   ノ  巾 / |   |_   ( 」    ヽ   | //\ノ /   _  ・ 」


470名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 16:04:08 ID:5q4LYhO2
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



  「いてて、やめろってば。わるかったおれの負けだ。ゆるせ。」
                   っ
                _ __  っ
               / ⊃vvv |  っ
               | C>。(:) 6)- 、 ))
              /~「(二つ ノノ^゙)ヽ           /  ̄ ̄ ̄ \
              |.γ  ̄ ξ/\ノ |         /・)―- 、     ヽ
              ヽ|    |/  / ./        q`´ 三三 \     |
              /^^^   / _/  ノノ     ( _ -――、 ヽ   |
            /      /| ̄ |            ___     ) |   /
  , ―、      /  ̄ ヽ /__||___|          ヽ_ 二二  /__/
 (__  ̄| ̄ ̄ ヽ/⌒)/(__(__|          /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
      ̄ ̄ ̄ ̄/ _ /                 (  )_        |○
           ( ̄| )                    )      -O.| _
           ̄ ̄                     /    _ -――(    )
                                (  ̄  )       ̄
                                   ̄
 


      /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ――――――
       |   荒らし、きみが帰ったらへやががらんとしちゃったよ。 ヽ
       |           でも……すぐになれると思う。           |
       |              だから………。                |
       \_           心配するなよ荒らし。    ____/
           ̄ ―――――――――――――――― ̄ ̄

                                          ___
                       __                   |\__ \
                   /  ̄ __\                 \\     \
                    | /,二 ,二Τ                   \\     \
                    |_|__|  /| ヽ|                      \| ̄ ̄ ̄||\
                 (6  `- っ- ´})                        ̄| ̄ ̄||
                   / \`――`ノ                          |   ||
                   ノ /^ /⌒l ~)_)                 l ====l  |    ||\
                  |  `、_^^ ノ  |                  | [    ]  |  |__||
                /__/⌒l |  |               |_||_||__|_     ||\
          XXXXXXX|     |― | | ̄ |_             / ||  ||  /l     ||
      XXXXXXXXXXXX` ― - |  | |     )           /__||_||_//     ||\
    XXXXXXXXXXXXXXXXXX|   ̄)  ̄            └―┬┬―┘     ||
             XXXXXXXX` ― ´                 _| |/7       ||\

--------------------------------------------------------------------------------
471名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 16:06:29 ID:5q4LYhO2
全く、荒らしの謝罪まだかよ? あん?
               ______,,,,,,,,,,,,,,,,______
             ,,,,:::::::゙゙゙゙、-‐‐-、::::::::-‐‐-、゙゙゙゙::::::,,,,
           ,,::"::::::::::::::/    ヽ/    ヽ:::::::::::::"::,,
          /::::::::::::::::;;;;l    ●|●    l;;;;::::::::::::::::\
        /:::::::::::: ''"   ヽ.   ,.-‐-、   ノ  "'' ::::::::::::\
       /::::::::::/  ー-、,,,_   ̄´l::::::::::::l` ̄  _,,,、-‐ \:::::::::ヽ
       i':::::,、-‐-、.     `'''‐- `‐-‐' -‐'''´    ,.-‐-、::::::::i,
       i'::::/      ──-----  |  -----──     ヽ:::::::i,
      i':::::{.     -----‐‐‐‐‐  │  ‐‐‐‐‐-----    }::::::::i
     .|:::::i ヽ.,         _____,,,,,,,,|,,,,,,,_____         ,ノ i:::::::|
     .|::::|   `'t‐----‐''''''´         `''''''‐---‐t''´  |::::::i
      i::::i    i                      i    i:::::i'
      .'i:::i    i                      i    i::::i'
  , -‐‐- 、::i,    ヽ.                     /   /::i'
 /     ヽi,    ヽ   /゙゙゙゙゙゙゙"'‐--‐'"゙゙゙゙゙\  /    /:i'
 {      } ヽ     \ /             i/    ./'´
 ヽ     ノ:::::::\     `''‐-、,,,,,,,,,_______,,,,,,,、-‐'´    /
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472名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 16:09:08 ID:5q4LYhO2
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    ヽ{| ||: : |{ 仁ヽ|: /  ̄`__..-=≠ヽ.  |: : : : : / |: : : / 嫉妬スレを荒らすなんて
     `ヽ\ ',└┴lヾ    ´_{‐-'::::} ミ |: : : :ノ } l: : / 内部から変えてゆけばいいのに
        `、|  /       ̄`¨ ̄ /: :/ /:/
         `、ヽ.         /-‐'´∠´: : /
          ヽ `_          ノ / /レ
           \ `二‐ 、    , '   '/ノ}
            \    _ -    ィ戈 彳
   ___ -‐== ̄r≧≦二_-─=彡冖 : : ト、
  / :/: : : : : : : : : : |: : : : : : :| | ̄∧: : : : : : :l: : ヽ
. /: : /: : : : : : : : : : : : :V: : : : : :| |.,-ヘ/‐、: : : /: : : :`丶
/: : /: : : : : : : : : : : : :/ V : : : : | /⌒)乢⌒:/: : : : : : : : : \
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ヽ |: : : : |\ : : : : : //: : : : : : l l: : : : :于: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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    ヽ{| ||: : |{ 仁ヽ|: /  ̄`__..-=≠ヽ.  |: : : : : / |: : : /
     `ヽ\ ',└┴lヾ    ´_{‐-'::::} ミ |: : : :ノ } l: : /
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473名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 16:11:20 ID:5q4LYhO2
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:|:.:.:.:.:.:.\`   \:.:.\:.:.:.\`ー一          ,  〉 ///// l:.:.:.:.:| 妄想の中で生きられない童貞君たち
:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.\    \:.:.\:.:.:.\        __         |:.:.:.:.:|
:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.ヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ー、    ̄`ヽ、:.:.:>、     /-、:::::::ア       ノ:.:.:.:::.! 本当にキモチワルイ!!
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:ヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|       ̄´      /  ヽ./        /:.:.:.:.:.:.|
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!   丶、          {   /     /:.:.:.:.|:.:.:.:.:!
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:.:._|     ヽ        ー- '    /.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:! 何、考えて生きているのかしら
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:./`ヽ! _       `丶      ー   /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/__   `ヽ、      ` 、     /:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:./   `ヽ    \      |`ー ' :.:.:.:.:.:.:.::.:.:|:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:|  
474名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 16:17:48 ID:IZ3i/jVd
>>465-473

嫉妬スレが荒らされたからってムキになるなよ
マジで
475名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 17:01:44 ID:bcfkV9ey
>>474

上のは荒らしだ。
他スレに対しても同じような荒らし行為をしでかした事がある。
476名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 17:07:13 ID:VLQk6Ui1
荒らしというと、あの日本語がおかしいトライデントとロボが
このスレにまで荒らしにやってきたということなのか?

どうする? 報復するか?
477名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 17:13:33 ID:TST+95DM
ここまで分かりやすい自演も中々無いよな
478 ◆NAIADJsoTc :2007/03/12(月) 18:32:34 ID:5qynLMcs
>>462
>もしやそのトリは
ていうかソレを狙ってましたw
479名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 18:52:17 ID:sIaQZnii
恥ずかしい……
480名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 20:10:50 ID:58CV9IdY
やれやれだぜ
481名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 22:24:06 ID:jM0zcUuy
>>478
大作GJ!!
482名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 03:04:53 ID:+Nm98aSh
>>451
NiceJob!
GodJobだぜあンた!!!

清楚でお淑やかだけど情熱的な紫穂が可愛かった!
また続きが読みたい気がするー
483名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 06:02:08 ID:XoPoiXEJ
>>478
GJ!!エロ描写が省略されずに書かれていたり二回戦があったり、とエロ成分も充実していて良かったです
三部があるならwktkしながら待ってます
484名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 13:13:44 ID:27SD5p+b
読まなくても書けるような単純な賞賛レス
単発idそしてSSに関する住人同士の会話が皆無
これの意味するものは・・・・・自衛?
485名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 13:15:05 ID:npHTqqcZ
自演な?
486名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 17:29:32 ID:MEuB4ILP
>>478
SSももちろんよかったんだが、鳥といい、「なんだこのザマは」といい、まさかエースの同業者だと思わなかったwww
続き期待してます。
487名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 02:26:57 ID:IscOfR4E
こんだけ長々とやってんのがあ全部自演なら逆に大したものだw
何はともあれ>>478さんGJ!!
488名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 03:24:21 ID:xO22QhK/
感想が馬鹿でも書けるGJのみというのが自演の証拠
姑息だねぇw
489名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 03:33:08 ID:qiyITGR6
ヒント:自演だとしたら自分の書いたSSの内容は完全に把握してる

釣りにならない釣りに今後も期待してますwwwwwww
490名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 03:58:30 ID:WsnsUidc
甘いエロスはいいな。
続編キモンヌ
491名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 12:20:34 ID:YSMOt+zn
                                 . -‐‐…‐‐ァ‐‐……‐- 、
                                 ,  ´.::.::.::.::.::.:-‐:.::´.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:}
                           /.::.::,::.-‐::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.r‐,、::.,′
                          /.::.::/.::.:,::.-‐::.::.::.::.::.::.::.::.r<::.::.}::レ':ハ
                         r‐イ::.::.::/:/.:/.::.::,::.-‐,::.:-‐::.::.::{ \}/.::'::.::..
                      _ノ.::.:ハ::.::.{/.:,イ::.:/7:/,::-‐::二ノ    ヽ::.::.::.::.
                       , ヘ{::.::.::_}::.::.V 」   イ::./::/   ,      `ト、::.::',
                     / , 、\廴::.::.::.::ノ ′●  、|{′          }::}::.::.}
                 r‐/ ∠ -‐ 、_}::`77                   |::|::.:/
                 |/   _ -‐ァ、 \{ j                ●     ハ:l::,′
                 /    └‐… ¬、仆1       /          /.ノ::〈
              /       r二7≧-'.::./!   , -‐r 、         /.::/.::.:}
____          ノ      ___ `V.::.:/:ハ  {'⌒ヽ、}       /.::/.::.:r′
__ノ´    _  -‐ ´      , 〈_/.::.:ヽ」::./ト、∧  ヽ、__ノ      .  ⌒L:ト、::.::.}    スザク!死なないで!
─…‥            /´.::.::_r‐</::」、 ∧ `     __,.イ_ ..r一ヘ、\Y´           生きていて!
         _   -‐‐::.::´-‐ァ ´    `ヽ、 >ri厶二二≦:/.::./~::ノ^ト---ヽ }
     _ .. r‐::.::._::.: -‐ ´ /    _\-‐`仭fシVヽ、__/{::.::{::f' _,ノーァ、  リ
-‐   r≧´ ̄        /-‐   ̄    }  `¨¨´ヽ、{::.::.:|::.::|/  ト、 ̄ ̄丶 j
‐=ニ二  ____  }⌒ヽ、           ,r─‐┼ \::|::.::|  `´ ̄}   }
::.:::.::.::.::.::.::.::.::.,::.-‐::.::>'    }`ヽ、              {.   ゙|::.::|   , -‐   /
::.::.::.::.,::.-‐::.:´::.::.::., '        \ト、              '.   |::.::l  /     , '
::.::./.::.::.::.::.::.::.::.:/                、.::/          '.   |::.::{       ィ
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::.::.::.::.::.::.::.::.::.::,::イ                    ̄ ̄`ヽ }  ヘ::.:'.      |
::.::.::.::.::.::.::.::/.::.:|                      <_ノ´   ヽ:'.    |
::.::.::.::.::.::/.::.::.::.:|                       {>、   }::}     |

492名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 16:02:49 ID:JliExX5Q
自演あげ
493名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 17:41:27 ID:EwY1gVYR
これって別にいつでも書いてもいいよな?
494名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 18:35:52 ID:NXnptOos
当然
495名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 19:33:52 ID:fI7AUkQJ
投下したら潰すけどなw




















いいか?警告はしたぞ?
496名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 19:55:22 ID:4PUniF5d
また、バカが書き込みしてきたか(´,_ゝ`)プッ
497名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 22:16:07 ID:Axo5C44V
なんという精神障害者…これは間違いなく病院行き
498名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 22:40:34 ID:VtjXqrhh
まぁ警告に従う義理もねぇしなぁ・・・
499名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 23:33:47 ID:9WRQGMHc
>>498
警告を無視した場合はこちらに宣戦布告したとみなして
徹底抗戦させてもらうからな・・・覚悟しろ!
500名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 23:41:37 ID:QHXFkvK3
俺はてっきり、このスレを一度落とすつもりで、みんな書き込まなかったのかと思っていたのだけど・・・
まあ、荒らしの要求に従っても従わなくても、どの道スレは荒らされているわけだから、従ってやる理由は何一つないわな

こいつは荒らしの中でも、特別、頭の悪い馬鹿なんだろうな
見境なしにしないで、もうちょっと荒らすタイミングを調整してやれば、脅しにも効果があったかもしれないのに

というわけで、以下、気にせず通常通りに投下を↓
501名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 23:48:51 ID:Bo/KENsh
他のスレでもこの荒らしが湧いてたけど、そのスレは今もある
ほっといて大丈夫
502名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 23:52:22 ID:4Vy3MZap
>>500
あいにくなめた真似をしやがる奴には容赦しないと決めてるんでな
ふざけた真似をしやがった奴はここで叩き潰すのはもちろん
同類スレもすべて調べあげて追跡して徹底的にあそんでやるよw
何年かかろうが絶対にやり遂げる自信があるんでな

いいか?

警告はしたぞ?

あんま舐めるなよ?
503277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/20(火) 23:57:39 ID:jGCVRpG4
>>501
> 他のスレでもこの荒らしが湧いてたけど、そのスレは今もある
> ほっといて大丈夫

確かに今でもあるけど・・・

メイド服+敬語+地下室でイジメられたい #3
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1138373977/l50

【ゴキブリ】男が女に犯されるやつ10【ホイホイ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155703177/l50

ブレンパワードのエロノベルで射精したい 2スレ目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098118906/l50

【舞衣】舞-HiME、舞-乙HiMEでエロパロ【アリカ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1166845155/l50

こんな状態になるけどなw
504名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 23:59:03 ID:QHXFkvK3
>>502=>>503
要するに、こいつはたいしたことが出来ないってことだね
自演までしてこのざまか・・・
505名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:05:57 ID:6jFWBtTQ
>>504
負け惜しみはいいからw

やれるもんならやってみろよw



俺と戦争してくれるのを楽しみに待ってるぜw



早く投下しろクズw
506名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:14:29 ID:5LkoreWh
>>502=>>503はこのスレの神になりたかったんだろうな
名無しで荒らして、頃合いを見計らってSS投下
が、調子に乗り過ぎて住人から見放されたって感じか

ちなみに
ブレンパワードのエロノベルで射精したい 2スレ目
http://same.u.la/test/r.so/sakura03.bbspink.com/eroparo/1098118906/l50
このスレ見れば分かるけど、今のゴッキー君はかなり笑える
そういう訳で、これからも君の活躍を期待してます^^
507名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:37:19 ID:eKGiX3ZT
投下されて感想で盛り上がったら居なくなって
盛り上がりが収まったら現れる人こんにちは

投下されるまで頑張って保守してくれ
508名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:44:05 ID:z6rVtwcd
潰されるためだけに頑張って投下してくれw


























これでこのスレを正式に狩り場にすることに決めたぜw
本腰入れて相手してやるよw
後悔しても遅いがなw
509名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:52:05 ID:eKGiX3ZT
まぁどんだけ頑張っても、トリップやID抽出でSSだけピックアップ出来るし
スレだっていくらでも立てれるし、SSを投下する神様は何も困らないし、SSを見る俺達も困らない


もう反応しない。神様頑張って下さいな
510名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:59:43 ID:lR7u59yb
>>509
それはどうかなあぁ?
乞食と罵倒のみあ埋め尽くされたスレで創作意欲がどこまで



続    く   か   な    あ  ?




言っておくが俺は蛇みたいにしつこいぞ?
ここでやる限りは何年だろうが相手してやるからなw
511506:2007/03/21(水) 01:05:59 ID:5LkoreWh
あ、やっぱ図星だったんだ
頑張ってね^^
512名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:08:25 ID:VwCjAest
>>510
何故?
513名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:09:36 ID:VwCjAest
…っと失礼。低脳に一々相手してしまった。
514名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:10:32 ID:3nuL3LmU
>>510
ようするにSSも書けないお子様か

くだらん・・時間の無駄だ
515名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:11:01 ID:f1nz9fb9
>>510=>>503
う〜ん・・・
>>503のリンク先見たけどさ
君が最も勘違いしている点は、君が思っているほど、どのスレでも、みんな君の事を重要視していないってことじゃないかな
むしろ、このスレが一番君のことを相手にしてあげてるよね。まあ、沸きたてだからだと思うけど

このスレに荒らしが沸いているってことを住人が定期的に報告すれば、罵倒レスがあっても作者は気にしないだろうし
むしろ、君以外の人間が普通に罵倒していても、君の仕業って事で処理されるから、実質賞賛レスしか出ない状態になってしまうかもね(それはそれで問題か?)

仮に無駄レスだけでスレ埋められても、最近じゃ、にくちゃんねるもあるから(運営危ういらしいが)、新スレ立てて過去ログはそっちで拾えば良いし
正直、君の存在がちっとも脅威に思えないんだ

というわけで、荒らしは気にせず、投下していきましょう
516名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:12:19 ID:ay6NiKjS
>>510
ハイハイワロスワロス。
517名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:13:41 ID:T36/a586
>埋め尽くされた
前回の投下である>>451以降、どう見てもまともな感想で"埋め尽くされてる"な
>>458,484,488が"埋め尽くす"か。恐い恐い


で、一週間経ったら現れる と
投下されたら「GJが早いから自演」「詳しい感想が無いから自演」「単発IDだから自演」
と、論破されたコピペで"埋め尽くす"

ま、頑張ってくれ
俺も今後スルー
518名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:20:11 ID:Cjlvxzk/
どうした?
スルーするっじゃねぇのかw
いくら詭弁をほざこうが俺がここをターゲットにした事実はうごかねぇぞw
たいして脅威に感じてないならほっとけよw
潰すのはおめーらみてーな乞食じゃねぇからなw
あくまで小説家気取りの馬鹿が標的なんでなw
馬鹿がw
519名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:28:10 ID:ncCc7vpa
…こんで、「投下するのを止めよう」と思う人って居るんだろうか?
520名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:32:24 ID:3nuL3LmU
荒らしの書き込みで受けるダメージ予想

こいつ、アホか?
ワロスワロス

と、作家の俺が言ってみる
521名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:32:56 ID:eKGiX3ZT
少なくとも◆NAIADJsoTc神には全く意味無いみたいですな
DJ神は
407 :◆NAIADJsoTc :sage :2007/03/12(月) 02:23:21 ID:5qynLMcs
なぁんだ、このザマは?

とか言っちゃう理想的なSS投下神だ
DJさんマジカッコイイぜ!
522名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:34:33 ID:Cfop+BAC
>>519
投下をやめさせるのが目的じゃねぇぞw
あくまで俺がここで楽しく「遊ばせて」もらうのが目的なんでなw




だから別に投下があろうが無かろうが関係ねぇんだよw
こっとはこっちで好きにやらせてもらうからw
俺のことは気にしないで勝手にやっててくれw








ヨロシクw
523名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:35:13 ID:3nuL3LmU
>>518
単発かよwwwwwwwwww
こいつ、チキン野郎だよwww

仕事はどうしたの? 早く寝ないと朝起きれないよwwww
524名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:37:40 ID:3nuL3LmU
おい、どうした荒らし
ID:3nuL3LmU様は逃げたりしないぜ
さっさと反論してこいよ
525名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:39:11 ID:rY+WNMUF
>>523
煽り屋も俺がここで遊ぶのに重要な要素のひとつなんでなw

頑張って俺の一挙手一投足に対して煽り文句を入れてくれw






期待してるぜw











ばーかw
526名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:40:43 ID:eKGiX3ZT
ID:3nuL3LmU、今のお前も完璧に荒らしだ
527名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:43:10 ID:VwCjAest
皆、ヌルーするです><
528名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:43:41 ID:ncCc7vpa
>>仕事はどうなの?
21日は祝日な気がします
529名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:45:47 ID:2cG/PDrk
何となく投下

舐めるべきか舐めないべきか…。それが問題だ。
ハムレットならどう決断するかなどと俺:鳥居康幸は今までの人生でかつて無いほど苦悩していた。
…だって、主家のご息女の松平恵子があられもない格好で寝入ってるんだよ。
しかも、大事な所を吟醸酒とその他諸々の液体でベタベタに濡らして…。


話は数分前に遡る。
ここ、大山城は桜の時期に合わせて花見祭りなどという催しを例年行っている。
この城の所有者は市であり、この祭りの主催者は商工組合や観光協会、そして【市民の有志】となっている。
ただ、商工組合を牛耳っているのはかつての城主の一族、松平家。
そして1000年近く松平家の郎党をやっている鳥居家は例年、【有志として自発的に】祭りの運営に参加しているわけだ。
もっとも、俺はこのしがらみを全部否定するつもりなど毛頭ない。
松平恵子。そこのお姫様とこうして巡りあい、幼馴染として同じ時を過ごしてこれた訳だから。

俺は露天のバイトをしている今、彼女は野点の手伝いに廻っている筈だ。
今朝、松平のオヤジさんに挨拶に行ったとき彼女にも会ったが、桜色の振袖が艶やかな黒髪によく似合っていた。
この客の波を捌ききったら彼女のお茶を頂に行こう…そう決意を固め気合を入れなおした時…。
「いっ!?」
野点を手伝っている筈の彼女が目の前で一升瓶を抱えてぐびぐび飲んでいたりする…。
「あ。康幸さん。」
感じた頭痛を必死に耐えつつ、仕事を全部相方に振ってとりあえず彼女の元へ走る。
「恵子!お前何やってるんだ!?」
「え?何ってお酒をのんでいるのですが?」
酒、飲んだのかよ。…過去の経験上、これは大層拙い。
「…とりあえずこっちに来い。」
「あの…足に力が入らないのですよ。運んで下さいます?」
まず、やたらと甘えたがりになる。
普段は凛とした雰囲気を醸し出しているくせに、エタノール成分が1mmolでも入ると性格が豹変する。
「…仕方ない。」
「うふふふ。康幸さんの抱っこ、久し振りです。…それにしても暑いですね。」
「ちょっと待て。着物を肌蹴させるな!」
次に、脱ぎ癖がある。
彼女を裸を公衆の面前に晒すわけには行かない。
恵子を抱きかかえ、とある場所目指してとにかく俺は走った。

城内にある管理人室。鳥居の一族は【この仕事】も割り与えられており、俺も月に何度かは関わっている。
鍵はその際に手渡されており、迷わず彼女をここに連れ込む。

「で、何でそんなに飲んでいたんだ?」
「だって美味しいお酒でしたので、つい…。」
「ほう。大吟醸の五段仕込みか…。確かに旨いだろうな。」
「美味しいですよ。あ、でも杯ありませんね…。…そうだ。」
「………」
最後に、思考回路がピンク色になる。
「いかがですか?私のわかめ酒。」
思わず頭を抱える。
桜色の振袖を脱ぎ捨て、ほんのり桜色に色づいてる恵子。
そのままちょこんと正座すると、ためらい無くデルタ地帯に大吟醸を注いでいたりする。
「あまりじっくり見ないで下さいよ。恥ずかしいです。」
恥ずかしいなら止めろと突っ込むべきか。でもちょっとだけ飲んでみたい気もする。
この問題の解を導き出す前に恵子が酔いつぶれて冒頭の選択肢に至る。

…なお、舐めるか舐めないかの選択肢を決定する前に事情を聞いた松平のオヤジさんが通販で購入したての備前長船を片手に乱入してタイムアップとなる。
今度は逃げるべきか、逃げないべきかそれが問題だ…。
530名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:49:14 ID:durWmZxH
誰もスルーできてねぇぞw
531名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:51:20 ID:durWmZxH
>>529
GJ!
532277 ◆2q5jeL6s4M :2007/03/21(水) 01:52:49 ID:JOGzYON2
>>529
GJ!
533名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:53:55 ID:Zipe8G9t
>>529
投下乙
GJ!
534名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:55:11 ID:Zipe8G9t

GJ!!!!
いいよぉいいよぉそれ超萌えるよ w
535名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:59:55 ID:JOGzYON2
そこで2chブラウザ。NGIDを指定できるので、
よっぽどヒマなガイキチが延々と串を変えて粘着しても
IDのところを右クリックしてNGID送りにすれば
運子もスッキリ爽快。オススメ。

今はopenjanenida使ってる。
536名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 02:00:14 ID:Zipe8G9t
うざいっすw
537名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 02:01:18 ID:MAL5Nae+
乙!
538名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 02:03:51 ID:MAL5Nae+
GOD JOBw
539名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 02:06:17 ID:JOGzYON2
GJ!乙です
是非続ききぼんぬと言ってみるテスト
私も後ほど新作投下しますね
540名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 02:52:06 ID:5hB3+leH
なかなかアリだね
段々と話を膨らませていってくれることを期待する
541名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 03:38:02 ID:NDXB/LDU
>>529
だからとっとと舐めろと言っただろうが!!!


次はちゃんと舐めるんだろうな!?
542名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 07:12:24 ID:cc8vmW7s
悪いがこのスレだけ
無駄に荒れて伸びてるような気がするんだが

こういう時は、とりあえずスレ上で争い合っている香具師それぞれを
美少女に萌え変換してしまうのが問題回避の定番だな

和風美少女同士のキャットファイト状態というのもアレだがw
543 ◆NAIADJsoTc :2007/03/21(水) 09:53:15 ID:DYWpAe/b
>>529
Nice Kill!!
酔ってエロス化というのは定番?なとこもありますが、そうであるが故に面白いわけで。
しかもお姫様というのであれば尚更でごぜぇますだよ。
544名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 01:25:28 ID:GMSn9h/h
>>542
つまり、着物少女と胴着少女と袴女学生と巫女さんのバトルロイヤルというわけだな
545名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 01:39:22 ID:VR2QvthB
>>544
あと割烹着姿のお姉さんと若い尼さん辺りも追加頼むw
546名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 02:05:48 ID:07MahryA
糞SSかも〜んなw















かも〜んなw

































糞SSかも〜〜〜〜〜んなw
547名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 13:15:35 ID:XdrbJz7j
ネタ閃いたんだけど、設定が神々とかなり被ってる事に気付いて凹んだorz

和風美少女に似合う武道系の部活って薙刀しか思いつかん
弓道は男に襲われた時とか役にたたなそう、剣道は防具臭という萎えポイントがある、素手系は男相手だと力負け、って感じなんだが
548名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 14:11:45 ID:4g+oHj79
>>547
合気道なんかは力より技術で、さらに柔道などよりも汗臭くないという極めて偏見に歪んだ清潔イメージがあるw
道着も袴みたいだし。
549名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 14:20:16 ID:tdVR5skp

糞SSかも〜んなw















かも〜んなw

































糞SSかも〜〜〜〜〜んなw
550 ◆NAIADJsoTc :2007/03/22(木) 16:41:05 ID:i69byR6S
>>547
別にいいんじゃね?武道系となれば選択肢が限られるのはしょうがないよ。
俺も弓道かなぎなたで迷ったが、それなりに動きが有って栄えるのはなぎなただろうし。
#剣道は面を着けると顔見えないからね。

でも俺の場合武道系をやってるシーンはさっぱり無いわけで。
むしろ鍛えた肉体をえちぃに活用するばかり・・・・・・
551名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 20:52:40 ID:Sl/U9TqY
>>547
変化球だが鉄扇術や杖術なんかはどうだろーか。
前者は優雅だし、後者なら杖術最大の利点である“自由自在な間合い”というパワーに頼らないテクニカルな武術として出せる。
552名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 21:02:40 ID:GMSn9h/h
そこで、どこかの黄金聖闘士のように、花で戦う華道娘・・・ごめんなさい
553名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 23:21:27 ID:VR2QvthB
残念ながらなぎなたも面を付けちゃったりしてる件
ttp://naginata.jp/jitugi/bougu.html

刀使いなら、現代剣道じゃなくて剣術とかならどうかな?
防具をつけるようになったのは北辰一刀流とかが乱捕り稽古を積極的に始めたからで、
それより古いヤツは型中心だったとか聞いた記憶が…

変化球系なら十手術とか手裏剣術とか…
あとは華道家の娘さんが剣山使ってヒールレスラーっぽく…ごめんなさい
554名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 23:26:01 ID:9jVjaq3I
SSなんだから面を付けない長刀で良いじゃないですか
漫画じゃないんだから気にならないよ
555名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 23:37:34 ID:9nHI0JrG
「旋風の橘」みたいなレベルにならなきゃ問題は無いと思うぜ。
556 ◆NAIADJsoTc :2007/03/23(金) 00:24:53 ID:U8N5a5He
>>553
そうなんだよな。調べたらなぎなたもしっかり面を着けるんだよな。忘れてた。
まぁ、型の練習とかだと着けなかったりするんだろうから、シーンを限定すれば・・・

>>554の言うことがやはり正論(というと変かな)だと思うっす。

557名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 00:41:03 ID:tbTtykHt
>>556
なんで面にこだわるの?
面を取ったら手ぬぐいで髪をまとめた凛々しい顔の女の子が出てくるとかじゃダメなの?
558名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 00:47:18 ID:bXRm8d2o
天上天下は胴衣、鉢巻に防具なしで木刀振り回してるのを思い出した
559名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 00:50:56 ID:AMgNRGWR
>>557
面を着けてると、ネプチューンマンとビッグ・ザ・武道に標的にされるんだよ、マスク狩りの。
560名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 00:52:34 ID:nTBfbbQU
そこで、鋏でライバルの着物を華麗に切り裂く、武闘活花の使い手のお嬢様がだな・・・ごめんなさい
561 ◆NAIADJsoTc :2007/03/23(金) 01:32:43 ID:U8N5a5He
>>557
ん〜、なんとなく(笑)。顔が見える方がいいな、って。
確かに面を外し、まとめた髪を首を振ってふわり、と広げるシーンなんかいいとは思うんだけどね。

562名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 01:37:09 ID:A8JFtFZh
>>560
らんま1/2に出てきそうな流派だw
563名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 11:59:48 ID:3gyBK59R
>>562
格闘茶道は実際出てきたしなw
564名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 18:07:31 ID:kB5kvHSZ
ライバルの穴という穴に花を生けるのか
565名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 22:58:59 ID:A8JFtFZh
普通に想像したらエロイ筈なのに何故か『剛田一輪挿し』を想像してしまった俺は負け犬orz
566 ◆.4eBOh6z2E :2007/03/24(土) 01:18:02 ID:4j2jRGtK
武闘活花は17世紀前半の吉原で遊郭客の始めた卑猥な遊びを起源としている。
女二人にくんずほぐれずの戦いをさせて、しかも女性器、ないし肛門を花器に見立て、
そこに花を突き刺させて終局という卑猥極まりないものであった。

しかし、この遊びで鍛えられた遊女達は、次第にその技を遊郭客に対して振るい始める。
暴力を振るう客や無理やり関係を迫る客に対する、遊女達の防衛手段となったのである。
床の中でもみ合いながらも、一瞬の隙を突いて男の肛門に花を活ける。
どんな大男も「アーッ」という断末魔を残し、倒れていったという。

やがて、これらの技は民間の女性の間にも貞操を守る手段として普及し、
上流階級の女性達の嗜みとなるに至って、既存の華道と融合して芸術レベルにまで昇華される。

門人はすべて女性であり、稽古も女性同士で行われるのが慣例である。
現代では、実戦的訓練よりも形稽古を重視する形式化が進み、往年の格闘技としての激しさは失われている。

「民明書房刊『武闘活花の歴史』より」
567名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 01:22:04 ID:UY7sIMau
>>566
駄洒落も入れとけ
568名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 01:26:51 ID:7fncNEsM
うぜぇ
569 ◆.4eBOh6z2E :2007/03/24(土) 02:27:05 ID:4j2jRGtK
『武闘活花』

二人の少女が、畳の上で向かい合って正座をし、礼をする。
二人は振袖姿であるが、その素材は紙で出来ている。稽古用の振袖は紙で作るのが慣例である。
一人は古流将闘会(こりゅうしょうとうかい)の家元の令嬢である桃子。
一人は同流派の門人で、学校でも桃子の後輩である桜子。
「桃子お姉様、今日は稽古をつけてくださり、ありがとうございますっ」
「いやだわ、桜子。わたくしもまだまだ修行中の身。家元の娘といっても、師範ではないのよ」
やや緊張し、頬を少し紅潮させている桜子を、桃子はやさしく嗜める。
「ですから、これは対等な立場でのお稽古よ。わたくしも勉強させてもらいます。
 今日は桜子が仕花をおやりなさい。わたくしが打花をやりましょう」
剣道形でいうところの、打太刀、仕太刀に相当するのが、打花、仕花である。
「えっ、私が仕花をっ? そんなっ、私なんかが桃子お姉様の花器に・・・」
顔を真っ赤に染める桜子。
「何事も経験ですよ。さあ、はじめましょう」
「はっ、はい! がんばりますっ」
二人はあらためて礼をすると、立ち膝になって鋏を構える。立ち膝が武闘活花の基本的な構えである。
「やぁ!」
打花の桃子が鋏を繰り出すと、桜子はさっと身を引いて避ける。
桃子の鋏は桜この振袖の袖をじょきじょきと斬り落す。
「とぉっ!」
仕花の桜子が、桃子の帯に鋏を入れる。紙製の帯は簡単に切り裂かれ、
桃子の着物の前がはだけてしまう。すぐには大事なところが顕わにならないが、
少し激しく動けば乳房や湯文字は見えてしまうことだろう。
そこで二人は一度離れる。
桃子はそのまま鋏を持っており、桜子は鋏を香合のような小さな器に持ち替える。
桜子が蓋を開けると中には膏薬が入っている。
再び正対する桃子と桜子。
「やぁっ!」
打花の桃子が鋏を繰り出し、その拍子にかわいい乳房が顕わになる。
鋏は今度こそは桃子の帯を切り落とす。桃子の着物も前がはだけてしまう。
「とおっ!」
仕花の桃子は片手で、その桜子の腕を掴んで引き寄せると、
残った手で膏薬をたっぷり桜子の花器に塗りつけた。
武闘活花ではショーツは着用禁止で、湯文字を下着としている。
故に着物の前がはだけてしまうと、下から潜り込ませるようにして
花器に直接触ることができるのである。
「ひゃっ、ああああんっ!!」
桃子が甲高い嬌声をあげる。桜子の使った膏薬は「姫の宝」という媚薬である。
花器に直接塗りつけても、口に含ませても強い作用を及ぼすもので、
花を活ける前段階として、武闘活花ではどこの流派でも様々な媚薬を使っている。
二人はここでまた、距離をとる。
570 ◆.4eBOh6z2E :2007/03/24(土) 02:27:42 ID:4j2jRGtK
桃子は鋏を媚薬の器に持ち替え、桜子は切花を手にとる。
「はぁ・・・ぁぁ・・・ふぅ・・・はぁ・・・」
花器に媚薬を塗られた桃子は、白い肌をほんのりと桃色にそめて、呼吸が乱れている。
ぽたぽたと花器から蜜から零れ落ちている。
(「少し媚薬の量が多すぎたかな?」)
桜子のほうが不安になるが、桃子が前にでるので桜子もそれに倣い、正対位置へ戻る。
「やぁっ!」
打花の桃子が媚薬を桜子の花器に塗りこむ。
「きゃふぅぅっ!」
突き上げてくる快感に桜子も声をあげてしまう。
しかし、仕花はそこでやられたままで終わるわけにはいかない。
脚をさっと伸ばし、相手の膝を刈って押し倒さなければならないのだ。
しかし、脚を広げると先に塗られた媚薬が空気に触れてスースーする。
桜子は自分の花器から蜜が零れ落ちるのを感じた。
「と、とおっ!」
それでも必死に耐えて、桃子を押し倒す桜子。
桃子を仰向けにして、桜子は桃子の顔の上にまたがって、花器を押し付ける。
激しい動きで二人の着物はどちらも前がはだけきってしまい、
二人の可憐な乳房はまる見えである。
「んん、はぁっ・・・ふぅ・・・」
「んんむっ・・・ぴちゃ・・・くちゅ・・・ちゅる」
「ひゃあんっ!」
桜子の花器を押し付けられた桃子は、その花器を舐め始める。
舐められる桜子は快感に身をよじらせる。
一方の桃子も桜子の花器に塗られた媚薬を口から摂取することになるため、
先に塗られた媚薬の効果も合わせて、花器を蜜の洪水状態にしてしまっている。
「お、お花・・・あひぃっ・・・い、いけ・・・させひゃあぁっ! させてもらいま・・・すうぅっ!」
桃子の愛撫に翻弄されながらも、桜子はそう宣言して切花を用意する。
「・・・んんっ・・・んふあっ・・・」
桜子が桃子の花器に花を活けると、桃子はびくんと体を震わせた。
しかし、桜子が顔にまたがって押さえているので桃子は逃げられない。
「・・・んふぅっ・・んんっ・・・むぅぅっ」
桜子が丁寧に花を活けるために桃子の体が大きく跳ねる。
やがて、桃子の花器に色とりどりの花が飾られたのである。
少女の蜜を吸った花々は心なしかみずみずしく見えるのであった。

<終り>
571名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 02:53:44 ID:DrIvWE/L
GJ!
相変わらずなマニアックなエロに感服
572 ◆NAIADJsoTc :2007/03/24(土) 09:48:28 ID:OlLrtFCi
ちょwww、Nice Work!
堪能させて頂きました。

直接的表現よりエロく感じるのは何故だろうw
573 ◆NAIADJsoTc :2007/03/29(木) 23:27:57 ID:+O+diFp8
さて、と。前回からだいぶ間が空いたようで。
一応、続きあるならキボン、ということだったので投下・・・の前に、
前回つけ忘れたエピローグ部分を投下。

エロ無し。単に二人の関係が両家でどのように扱われているかを示しておかないと
後の話が見えなくなるんで。
ま、ここはサラッと目を通すだけでよろしいかと。
574 ◆NAIADJsoTc :2007/03/29(木) 23:29:46 ID:+O+diFp8
〜エピローグ〜

 7月の月末が近づきつつ有る週末。傭司は緊張の余りガキガキに固まっていた。
「大丈夫よ。そんなに緊張しなくたって」
「だ、だがなぁ・・・」
 にこやかな紫穂に、半ば引きつったような顔で答える傭司。それはそうだ。何せ紫穂は一人娘。傍流とはいえ、
それなりに良い血筋の家である。
 その一人娘が、全然どうでもいいような家系の、とりたてて凄くもない男に文字通り身も心も捧げ尽くしているのだ。
下手すればその場でナマスに刻まれたり、ヘッドオンでミサイルをブチ込まれてもおかしくない。
 だが、ここは二人の未来のために乗り越えなくてはならない試練でもある。
 ままよとばかりに気合いを入れて顔を上げた傭司を、紫穂は頼もしそうに眺めていた。
    ・
    ・
    ・
575 ◆NAIADJsoTc :2007/03/29(木) 23:30:47 ID:+O+diFp8
「はぁぁ〜。どうなることかと思った・・・というかまさに予想外というか」
「ごめんなさい。私もあんなに舞い上がるとは思わなかったわ・・・」
 結論から言えば、予想外。あっさりと二人の関係は認められた。いや、認めらたどころではなかった。
 ウチの娘が彼氏を連れてきた、ということで興味津々の目で眺められた挙げ句、あれやこれやの質問攻め。趣味
から好きな食い物に馴れ初めまで。流石に告白より先にやっちゃいました、とは言えなかったわけだが。
「将来、どうするのか?」
 という父親の質問に、
「彼女と、紫穂さんを生涯の伴侶にしたいと思っております」
 などと、傭司が(半ば)ヤケ気味に大見得切ったのが良くなかった。もちろん、それは傭司の一点の偽りもない
本音でもあるのだが。
 両親はその一言にいたく感激してしまった。肝心の二人を置き去りにして「結納」とか「式の日取り」とか、勝手に
盛り上がり始め、終いには「孫の顔が」とか笑顔で嬉しそうに語るため、当人同士が逆に参ってしまう有様。
 血の雨を半ば覚悟していた傭司は拍子抜けどころか「違う意味で」顔を引きつらせ、紫穂は紫穂で、両親の想定外の
反応に内心頭を抱えてしまったのだった。
576 ◆NAIADJsoTc :2007/03/29(木) 23:31:47 ID:+O+diFp8
「でも、いいご両親じゃないの」
 自分が認められた事は素直に嬉しかった。少しだけ、ズレてる気はしたが。
「はい!」
 にこり、と紫穂が微笑む。
「そういえばさ、お祖母様って・・・」
「いつもは別の所で一人暮らしされてるんです。でも、今日は、その、特別だから・・・」
「そか・・・」
 離れの戸をノックすると、中から返事が返ってくる。
 紫穂がそっ、と戸を開ける。
「お祖母様」
 紫穂が声を掛けると、部屋の中央の少し大きめの籐椅子に腰掛けていた老婦人がこちらを向いた。老いてこそ
いるものの、紫穂によく似ていた。紫穂が年とったらこんな風になるのかな、と傭司は思った。
「おや、紫穂。もういいのかい?」
「はい。無事に・・・」
「そう、良かったわね・・・あら、そちらの彼が?」
「は、はい・・・」
 ポッと頬を赤らめて俯く紫穂。かわいい、と傭司は思った。
「そう・・・さぁ、先ずはお入りなさいな」
 促されて部屋に入り、向いの椅子に座る。
「はじめまして、緒方傭司です」
「酒井操(みさお)でございます」
 そう自己紹介すると、深々とお辞儀をする。釣られて傭司も頭を下げる。
 二人の馴れ初めから始まる、当たり障りのない会話。
 しばらくそれが続いたところで、操が急に紫穂に言う。
「紫穂、お茶を煎れてきてくれない?」
「はい」
 紫穂が部屋を出て行く。残った二人。微妙な緊張感が走る。
 操に真剣な表情で見つめられ、傭司は視線を泳がせそうになるが、堪え、見返す。
 また幾ばくかの沈黙。操の表情がフッ、と緩む。
「本当に、あの娘ときたら・・・」
 少しおかしそうに笑う操。
「・・・は?」
「あの娘が高校に上がってしばらくした辺りから、なんだか様子がおかしくてね。ああ、これは恋をしてるのね、
ってわかったのよ。でもね、なんだかこう、うじうじとしていて・・・本当にその人のことが好きなのに、でも
それを言い出せずにいたこともね。常に一緒に暮らしているわけじゃないけど、顔を見るたびにその想いがどんどん
深まっていて・・・でも何も出来ない自分がもどかしくているってわかったのよ」
 傭司は紫穂に告白された日のことを思い出しつつも、黙って聞いている。
577 ◆NAIADJsoTc :2007/03/29(木) 23:32:40 ID:+O+diFp8
「もちろん、私が手を貸してあげてもよかったのだけれど・・・あの娘の事です、そんなことをしたら怒りこそ
すれ、喜びはしなかったでしょう・・・」
 その言葉に傭司は軽く頷く。紫穂はおっとりしてるようでも結構プライドは高いのだ。
「でも・・・紫穂ったら。うまくやったわねぇ・・・・・・。今までの事が嘘のよう。貴方に愛されているという
自信と安らぎで、あの娘はずっと強くなりました・・・」
 遠い目をしている操。そこでフッと表情を崩した。
「それに、とても女らしくなりましたし」
 少し意地の悪そうな目で見られ、傭司は焦る。明らかに二人の関係はバレている。少なくとも相手は紫穂が『女』に
なったことを見抜くほど。容易ならざる相手だ、と傭司は感じた。
 だが、その意地の悪い目をしていた操が急に真面目な顔をして傭司を見る。
「緒方さ・・・いえ、傭司さん」
「はっ・・・」
「紫穂を、頼みます。あの娘は強い、いい娘です。ですが、ですがそうであるからこそ危うい所も抱えています。
どうか、あの娘を守ってやってください・・・添い遂げて支えてやってください・・・」
 真剣な表情でそういうと深々と頭を下げる。
 傭司も姿勢を正し、表情を引き締める。
「はい・・・誓って、必ず。最後まで、添い遂げてみせます」
 腹に力を入れ、大きくはないが良く通る声でそう宣言する。と、
「・・・ふぇ?」
 その間の抜けた声に傭司はゆっくり首を回す。そして、固まった。
 入り口に紫穂が立っていた。今の傭司の台詞を全部聞かれたことは明白だった。
 喜びと恥じらいと感激と幸福と。目を潤ませ、顔を真っ赤に染めて突っ立っていた。
「おっ、お茶、お茶を・・・お持ちしました・・・のです」
 給仕する手が震え、口調までおかしくなっている。
「ほ、ほ、ほ。紫穂や、良い旦那様ですね?」
 いたずらっぽい、愉快そうな笑い。紫穂は恥じらい、お盆で顔を隠してしまう
 紫穂が戻って来るタイミングを見計らっていたことは明白だった。文字通り「計られた」傭司だが、不思議と腹は
立たなかった。見事にしてやられたことにむしろ感心してしまっていた。
 更に、「ひ孫の顔は何時見せてくれるのかしら?」などと聞かれ、紫穂は真っ赤な顔を更に赤くしながら傭司の影に
隠れてしまうのだった。
 こうして、二人の仲は祝福と共に認められることになった。
578 ◆NAIADJsoTc :2007/03/29(木) 23:35:44 ID:+O+diFp8
 ちなみに、緒方家の反応はというと、
「了承」
 と母親が言い出せば、
「無問題」
 と父親。
「速っ!それしか言うことねーのかよ!」
「・・・わかりやすくていいんじゃないんでしょうか・・・」

 まぁ、何はともあれ、二人の仲は両家公認のもとのなった。ただし、二人にとって以外なのは本人達以上に両親
同士の交流が活発化したことだった。もちろん、二人はその恩恵に色々と与るのだが、それはまた別のお話。


-------------------------------------------------------------------------------------------------
以上、ここまで。

本隊は後ほど。またしても長いので二部制で投下予定。

その前にだな、風呂入ってくるわw

579 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:44:55 ID:tAuFsyJ2
俺達は俺達の仕事を片付けるまでだ

というわけで前回の続き、というよりは時系列的に後の話となります。
愛し合う二人の、二人きりの休日、というところで一つ。

580 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:45:46 ID:tAuFsyJ2
それは9月のある日の事・・・

 その日、傭司が目を覚ました時、時計の針は9時をとうに過ぎるどころか、10時に近かった。
 今日は土曜日。しかも休日。惰眠を貪るには最適というほかない。もちろん、昨夜は新たに手に入れた本が面白く、
随分と遅くまで読み耽っていたのも事実なのだが。
 意味不明な唸りと共にのっそりと起きあがった傭司はある「違和感」に気付いた。それはある事を予感させた。
 階下に降りた時、予感は確信に変わった。人の気配が無い。いつもなら両親は起き出している時間である。
TVの音やら何やら、なにがしかの音がする筈。それがない。ひっそりと静まりかえっている。
「畜生・・・またかよ」
 
『息子へ
 紫穂さんのご両親と温泉一泊旅行に行ってくる。帰りは明日の夜の予定。
 留守は任せた。
        父より』

 さらにその下に母の字で

『傭司へ
 そういうことですので、お留守番よろしくね。ご飯は食費置いてくのでそれで
 食べてください。
        母より』

「これだよこれだよ。これだからうちの両親は」
 呆れた声を出す傭司。以前からそういうことは有った。温泉巡りが趣味という「(傭司曰く)ジジ臭い」趣味の
有る両親は、時折こうやって家を空けるのだ。まぁせいぜい2,3日の話だから可愛いものでは有るのだが。
 ふと、書き置きに続きがあるのに気付いた。それは父の字だった。

『追伸:紫穂さんと仲良くやれよ』

「・・・・・・余計なお世話だバカヤロー」
 と、電話が鳴った。
581 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:46:35 ID:tAuFsyJ2
「もしもし」
『あ・・・傭司、くん?』
「紫穂か?」
『うん・・・あの・・・・・・』
「ごめん。ウチの両親が迷惑かけてる・・・」
『それは別にいいけど・・・・・・』
 二人の間に沈黙が流れる。
「あのさ・・・・・・」
『何?』
「良かったら、ウチ、来ない・・・?」
『・・・・・・いいの?』
「いいもなにも・・・ここは、紫穂の家でもあるんだし。なんなら泊まっていっても・・・」
 と、そこまで言ってから自分が恥ずかしいことを言っていることに気付いた傭司は真っ赤になってしまった。
電話の向こうの紫穂も沈黙している。恐らく、今の自分と同じだろうな、と傭司は思った。
『・・・それじゃ、お言葉に甘えて・・・』
「ああ、待ってる」
『今から準備してだから、お昼頃になると思うの。お昼、作ってあげるね』
「嬉しいな。待ってるから」
『うん、それじゃ後でね』
 そこで電話は切れた。
 とたんに気分が浮き立ってくる。土日の二連休。邪魔な両親は両家共に不在。紫穂と二人きり。そう思うと居ても
立っても居られなくなる。
 傭司はいそいそと着替えと洗顔を済ませると、家内の掃除をはじめた。
582 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:47:26 ID:tAuFsyJ2
 11時を幾らか回った頃、玄関のチャイムが鳴った。
「はいは〜い♪」
 父が見たら「アホか」と言いそうな程浮き立った声で傭司が玄関を開ける。
「こんにちは」
 そこにはにこやかな顔の紫穂が立っていた。シンプルなデザインのブラウスにプリーツのスカート。派手さは
ない代わりに紫穂の美しさ、かわいらしさを十分に引き立てている。
 肩から大きめのバッグを提げ、更にスーパーのビニール袋をぶら提げているのがミスマッチだった。
「随分と重装備だねぇ」
「だって、泊まっていけ、って言うから・・・」
 ポッと頬を染めて俯く紫穂。ああ、そういやそんなこと言ったな、とか思いつつも
「あー、その、なんだ。とにかく、入って」
「はい・・・お邪魔します」
 ペコリ、とお辞儀してから玄関に入ってくる紫穂。靴を脱ぐときもキチンと揃えている。彼女の何気ない動きが
育ちの良さを感じさせた。
「いや、ほんと悪いね。ウチの両親が」
「そんなことないよ。お父様もお母様も余り旅行とかには行った事がないから・・・。特に、誰かに誘ってもらって
っていうのがあんまり無いから・・・」
「そうなんだ・・・」
 あの『放蕩両親』も少しは人の役に立っているのか。ならばまぁ良しとしようか。
583 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:48:21 ID:tAuFsyJ2
「あっ、そうだいけない。お祖母様に連絡しておかないと」
 そう言って慌てて携帯を取り出す紫穂。
「そりゃまた何故に?」
「だって・・・電話頂いたのに不在じゃ・・・でしょ?」
「なるほど。で、なぜに電話じゃなくてメール?」
 紫穂が流麗ではないが、滑らかな動作で文字を入力している。
「ええ。お祖母様も最近になって携帯を買われたんですって。メールなんかは普通にやりとりできるようになったん
ですよ」
 嬉しそうな紫穂。傭司は、あの年でメールを使いこなす方が凄いよな、などと思ってしまったのだが。
 送信から数分後。軽やかな着信音が鳴り響く。返信が来たようだ。携帯を開いて内容を確かめていた紫穂の表情が
赤らむ。
「やだ・・・お祖母様ったら・・・」
「え、何が?」
 思わずのぞき込む傭司。
「あっ・・・ダメです」
 パッと携帯を隠す紫穂。余程見られたく無い何かが有るらしい。
 と、再び着信音。文面を確認した紫穂の顔がさっきとは比較にならないくらい真っ赤になる。
「な、何・・・?」
 突然の変化に戸惑う傭司に紫穂が携帯をスッと見せる。そこにはこう書かれていた。

『傭司さんへ
 紫穂のことをよろしくお願いします。
 たんと、可愛がってやってくださいね』

「よっ・・・読まれてる。読まれてるよ・・・orz」
 相手は百戦錬磨の元お嬢様。紫穂の恋を最初に見抜いたのは彼女。紫穂が女になったことを見抜いたのも彼女。
そして、熱愛真っ盛りなこの二人が日がな一日、しかも二人きりで過ごしていたら何をはじめるか位お見通し、
ということだった。
584 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:49:15 ID:tAuFsyJ2
「あっ、あの・・・そろそろお昼にしない?」
 色んな意味でぐったりモードの傭司に、務めて明るい声で紫穂が声をかける。
「あ・・・あぁ、そうだね。いい頃合いだ」
 今のことは忘れたとばかに笑顔をこさえる傭司。
「どこか、お部屋を借りて良いかしら?着替えするから」
「着替え?そのままじゃダメなの?」
「えっ?ああ、ええと・・・ちょっと、ね」
「・・・・・・じゃぁ、こっちで」
 そう言って案内する。
「はい、ここ。オフクロが使ってる部屋だから。そこら辺のに触らなければ、鏡台とかも使って大丈夫だから」
「ありがとう。じゃ、待ってて」
「あいよ。茶の間で待ってる」
「傭司くん?」
「何?」
「覗いちゃダメだよ?」
「しねぇよ、そんなこと(笑)」
 そういう手も有ったか、と今更のように思いながら茶の間に戻り、どっかりと腰を下ろす。

 数分後。パタパタという足音が聞こえた。どうやら済んだらしい。
「お待たせしました」
「おー、案外時間かかったね〜・・・」
 と、振り向いて傭司は固まった。目をしばたく。そこに見えた光景は意外、を通り越していた。
 入り口の障子戸のところにきちんと正座している紫穂。紺色の−違うな、藍色だ、と思い直した−和服に身を包み、
腰の位置に小豆色した帯を締めた紫穂が座っていた。
 いつもは自然に垂らしている髪も、赤い紐?のようなものをクルクルと巻き付け、先の方で結っている。
「どうしたの?」
 唖然とした表情で固まっている傭司に紫穂が不思議そうな顔をする。
「えっ・・・ああ・・・ごめん。つい、見とれてた」
「やだ・・・傭司くんたら」
 もじもじと照れる紫穂。
「ごめん。紫穂の着物姿なんて、初めて見たから・・・」
「着物・・・ん、ちょっと違うかしら。これはね、『紬』っていうのよ」
「紬?」
「同じ着物だけど、あれとはちょっと違う物、という感じかしら」
「そうなんだ・・・・・・・・・似合ってる。とっても」
「なっ!・・・・・・でもそう言われると嬉しいです・・・」
 ますます頬を染め、下を向いてしまった紫穂。誉められたことが余程嬉しかったらしい。
「あっ・・・そ、それじゃお昼、作ってくるね」
 はっとした紫穂が取り繕うように言う。
「わかった。ちなみに予定は?」
「ん・・・昨日、親戚からお蕎麦をもらったんだけど、量が多すぎて。残りそうだからそれ持ってきたの。それでも
いい?」
「あぁいいよ。俺、蕎麦好きだし」
「そっか。良かった。ね、お台所は?」
「ああ、そうだった。案内するよ」
「あ・・・待って」
 腰を上げかけた傭司を紫穂が制止する。
「な、何?」
 紫穂が居住まいを正す。そして大真面目な顔になって、こう言った。
「不束者ですが、よろしくお願いいたします・・・」
 深々を頭を下げる。そして、少しいたずらっぽい笑みを浮かべてこう付け加えた。
「あなた」
585 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:50:10 ID:tAuFsyJ2
 その台詞に吹きそうになる傭司。確かに、自分達は結婚を前提−というよりハナっからそのつもりなのだが−に
交際しているし、互いの両親もそれを許している。とはいえ自分達がまだ学生の身であることもわかっている二人は
その辺りは実にキッチリと線引きをしていた。
 とはいえ、折角二人きりなのだ。少しくらいお遊びがあっても良い筈。そう思い直した傭司は自分も居住まいを
ただし、こう切り返した。
「いやいや、こちらこそ・・・」
 と頭を下げる。プッ、と紫穂が吹き出した。傭司も釣られて笑う。二人でおかしそうに笑い合う。
「さ、はじめますから、お台所に案内して」
 紫穂が笑いを収めながら言う。
「よしきた」
 紫穂を台所に案内した傭司は、一通り何処に何があるのかを説明した。場所を把握した紫穂が、クルリ、と向き直る。
「では、これより取りかかりますので」
「うん」
「それじゃ、傭司くんは待っててね」
「いやいや、ここは俺も」
「駄目」
「え゛」
「『男子厨房に入るべからず』です。ここは私に任せて、傭司くんはど〜んと構えて待っていて」
 と、言いながら傭司を廊下に押し出す紫穂。
「あ・・・はい」
 等と間抜けた返事をしながら傭司は引き返す。
 自分の家なのに、そこに入れないのは何だか不条理だな、等と思いつつも、紫穂が張り切っている姿に思わず
にやけてしまうのもまた事実だった。
586 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:51:00 ID:tAuFsyJ2
 それから15分程して・・・
「お待たせしました」
 笊の上に盛った蕎麦とタレを入れた器をお盆に乗せ、紫穂が現れた。それらを手際よく、丁寧にテーブルに
並べていく紫穂。
 藍色の紬の上にエプロンではなく割烹着を羽織った姿は、傭司の目には新鮮に映った。口元がにやけている。
「・・・・・・どうか、したの?」
「いやいや、別に」
 納得が行かなさそうな顔をするが、気を取り直したように傭司の向いに陣取る紫穂。
「さ、どうぞ」
「では、頂きます」
 一口すする傭司。
「ん・・・うまい・・・」
「そうですか?お口に合ってよかった」
「うん、硬すぎないし柔らかすぎなくて丁度いいよ。蕎麦自体もいい感じ。それに、このタレも」
「あら、タレはお台所のを使ったんですけど?」
「うーん。全然いい。いつものより全然いい」
 唸りながらも蕎麦をすする傭司を微笑ましそうに眺めている紫穂。
「ん?食べないの」
「私が、傭司くんより先に食べるわけにはいかないでしょ?」
「そんなこと無いと思うけどなぁ・・・まぁいいや。早く食べよう」
「はい、それでは頂きます」
 手を合わせてから食べ始める紫穂。ちゅるちゅると控えめな音と共に少しずつ。そういう姿を見ると、ああ、
女の子なのだな、と傭司は実感する。自分が守らねばならぬのだ、と。
 部屋の中に蕎麦をすする音だけが響く。傍目に見ればなんとなくシュールさ漂う光景ではあるが、二人にして
みれば、十分に満たされた時間だった。
587 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:51:46 ID:tAuFsyJ2
「あ゛〜喰った喰ったぁ〜」
「はい、お粗末さまでした」
 腹が膨れ満足そうな傭司に紫穂が微笑みながらお茶を出す。
「ありがとさん・・・ん・・・これ、ウチのだよね?」
「はい、そうですが?」
「全然味が違うんですけど」
「・・・?そうですか?私はいつも自宅でする通りに煎れてますが・・・」
「そかー。紫穂はお茶を煎れるのも上手なのかー」
「まぁ。お上手ですこと。何も出ませんことよ?」
 妙に感心する傭司に紫穂が照れながらおどけてみせる。

 それから、二人は特に何をするわけでもなく時間を過ごす。TVを見たり、茶を飲みながら語らったり。二人きりで
あることを味わう。
588 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:52:30 ID:tAuFsyJ2
 日が少し傾きかけてきた。紫穂がスッ、と立ち上がる。
「そろそろ、お夕飯の支度をしますね」
「材料は足りそうなの?」
 口に指を当てて、考え込んだ紫穂が答える。
「そうですね、今日はいいとしても明日の朝の分が・・・ちょっと、待っててください」
 パタパタと台所の方に行った紫穂だが、2分程して戻ってきた。
「すみません。これを買ってきて頂けますか?」
 傭司にメモを渡す。ざっと眺めた傭司は
「オッケー。これ買ってくればいいわけね」
「お願いします」
 自室に財布を取りに戻り、そのまま玄関に向かう傭司。紫穂が見送りに出てきた。
「それじゃ、行ってきます」
「はい、行ってらっしゃい」
 玄関を開けようとした傭司がクルリ、と振り返った。
「紫穂」
 と、手招きする。
「はい、なんでしょう?」
 近づいてきた紫穂に傭司はチュッ、とキスの不意打ちを食らわす。
「じゃ、あらためて行ってきます」
「もう・・・行ってらっしゃい」
 バタン、と扉が閉まった。紫穂はその場に突っ立ったまま、指で唇をなぞる。
「キス、してもらっちゃった・・・」
 相好を崩す紫穂。キスなど今まで何度と無くしてきた。だが、今の光景はまるで新婚夫婦そのもののような光景
だった。出かける旦那様を見送る若奥様。行ってきます、のキス。
 ベタと言えばベタ過ぎる光景だが、やはりなんだか気分が浮き立つ。紫穂はウキウキとした足取りで台所に戻った。
589 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:53:20 ID:tAuFsyJ2
 近所のスーパーにたどり着いた傭司は絶句した。土曜日、夕飯支度前とくれば混雑は必至。しかも今日はデカイ
チラシが入ってきた。既に店内は大混戦だった。そこここでオバハン達が争奪戦を繰り広げている。
「よし・・・」
 ゴクリ、とツバを飲み込む。
「花火の中に突っ込むぞ!」
 誰に向かってでもなくそう言うと、傭司は店内に飛び込んだ。

 20分後・・・
「ただいま・・・」
 傭司が帰ってきた。パタパタと足音を響かせながら紫穂が現れた。
「おかえりなさい。ご苦労さま」
「なかなかご苦労だった・・・はい、これ頼まれ物ね」
 その声に苦労が滲んでいる。ちょっと所ではなく苦労した傭司だった。危うくオバハン軍団に(文字通り)揉み
潰される所だったのだ。
「そっか・・・ちょうど、混雑する時間だよね」
「チラシが入ってきたから。今日は」
「あー・・・・・・そうね。チラシが入った日の混雑は・・・」
 紫穂が苦笑する。
「え、何?この時間のあそこに行ったりするの?」
「そりゃ、私だってお買い物くらい行くわ」
「そうかー。紫穂があそこでねぇ・・・」
 傭司にはにわかに想像できなかった。あの大混雑の中を紫穂が買い物している姿を。
 いやいや、そうでもないぞ?紫穂のことだ、案外うまく立ち回るかもしれない。群がるオバハン共をひらりひらり
とかわしながら買い物していく・・・
「・・・違和感有りまくりだな・・・」
「えっ?何ですか?」
 紫穂が振り向く。思わず声に出してしまっていたらしい。
「っ・・・いや、なんでもない」
「??」
 不思議がる紫穂だが、それ以上詮索しようとはしなかった。
「それでは、今から支度するので、待っていてくださいね」
 買い物袋を受け取った紫穂はそう言って台所に消えていった。手持ち無沙汰の傭司だが、紫穂の言いつけには逆らえない。
「仕方ないな・・・」
 自分の部屋に行って読みかけの小説を持ってくるとページを開く。
590 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:54:09 ID:tAuFsyJ2
 随分と読み進んだ頃になって
「お待たせしました」
 お盆を抱えた紫穂が入ってきた。その上に乗る色とりどりの料理。慣れた手つきでそれを並べていく。
 テーブルを飾る料理の数々。いい香りが立ち上り、食欲を刺激する。
「凄いな・・・これ、全部?」
「はい」
 ニッコリと微笑む紫穂。その笑顔は『このくらいできなくては女は務まりませんわ』というプライドを漂わせて
いた。
「よし・・・では、頂きます」
「その前に、はい、どうぞ」
 と、紫穂が差し出したのはグラスと・・・
「ビール?!」
「はい。と、いってもノンアルコールだけど」
「本物なら冷蔵庫に有ったのに」
「私たち、未成年でしょ?ダメです」
 メッという顔をする紫穂。
「わかってるよ。それじゃ、一杯頂きます」
「はい」
 グラスを受け取ると紫穂が酌をしてくれる。
「ん・・・・・・あー、やっぱビールは最高だな」
「え?飲んだことあるの?」
「無い(笑)親父も舐める程度くらいしかくれないし」
「それなのに?」
「ん・・・なんか、本能的に」
「いやぁねぇ(笑)」
 ハハハと声を揃えて笑う二人。傍目に見れば、まるっきり新婚夫婦だった。
「それじゃ飯の方を頂きますかね」
「はい、召し上がれ」
 傭司が一つ摘んで口に入れる。
「ぬお・・・旨い」
「お粗末さまです」
 ペコリ、と頭を下げる紫穂。やったやったと喜ばない辺りも紫穂らしいよなぁ、と傭司は思う。
 それから一時間ほどして、テーブルの上の皿はほとんど空になっていた。
「うう・・・食い過ぎたかな」
「もう・・・無理しなくてよかったのに」
「いや、だってホントにうまかったし」
「そう言って貰えると嬉しいけど。『腹も身のうち』っていうから、食べ過ぎないようにね」
「はい、承知しております」
 その答えに紫穂が笑いながらお茶を出す。紫穂は器を集め、お盆に乗せると後かたづけのために部屋を出て行った。
 残された傭司はTVを点け、それを眺める。暫くすると後かたづけを終えた紫穂もそこに加わった。
591 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:54:59 ID:tAuFsyJ2
 時計の針が10時を半分くらい回った時、傭司は声を掛けた。
「紫穂、一緒にお風呂入ろう」
「え、一緒に・・・?」
 驚き、躊躇う素振りを見せた紫穂だが
「はい・・・いいですよ」
 ゆっくりと頷いた。
「じゃ、入ろう」
 二人は揃って脱衣所に入る。暗黙の了解のように背中合わせになりながら服を脱いでいく。しゅるしゅるという
衣擦れの音が気になるが、傭司は我慢する。
「傭司くん」
 呼ばれて振り向く。紫穂は少し恥ずかしそうに、体の前をタオルで隠している。いつもの黒髪は束ねられ、アップに
している。その脇に脱いだ物がきちんと畳まれていた。
「じゃ、入ろうか」
「はい」
 肩を抱くようにして浴室に入ると、傭司は蛇口を捻ってシャワーから湯を出し、湯船の蓋をどける。
「はい、傭司くん」
 紫穂がシャワーで傭司の体を流してくれる。
「ありがと、じゃ、お返し」
 今度は傭司が紫穂の体を流す。もちろん、いたずらは無し。
 紫穂が先に湯船に身を沈める。傭司が後に続いて身を沈めると、お湯が溢れだした。
「わ、一杯流れちゃった・・・」
「あー、すまん。重すぎて」
「ふふふ・・・」
 紫穂がおかしそうに笑う。それが傭司の気遣いだと知って嬉しかった。
 湯船の中で並ぶ二人。そんなに大きくないのでちょっと窮屈ではあるが、そんな事は気にもならなかった。
「いい湯加減・・・」
「そうかな。俺はもう少し熱い方が好きかな」
「そうね。でも二人でならこの位の方がいいわ・・・」
「そっか・・・そうだね」
 紫穂がもたれてくる。その肩を抱く傭司。その手が胸に這い降りようとする。
「・・・ダメ」
「いいじゃん、別に」
「今日は、ダメ。その代わり・・・」
 そこで言葉を切る紫穂。傭司の方を見る。その目が『ベッドでいっぱいね』と言っていることに気付いた傭司は頷く。
 二人は揃って湯船から出ると互いの背中を流し合う。もちろん、いたずらは無しで。
592 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:55:46 ID:tAuFsyJ2
 再び湯船の中で体を温めてから風呂場を出る。
 体を拭き終えて振り向くと、タオルを巻いただけの紫穂が立っていた。髪は下ろしている。寝間着に着替えていないのは
この後のことに期待しているからなのかな、と傭司は思った。
「じゃ、部屋に行こうか」
 コクンと頷く紫穂。
「連れてってあげるね」
「え・・・きゃっ!」
 傭司にいきなり抱き上げられて紫穂が悲鳴を上げる。いわゆる、『お姫様抱っこ』状態だ。
「あん・・・こんな」
「嫌?」
「・・・そんなわけないでしょ・・・」
 ポッと頬を染めながら傭司の首にしがみつく紫穂。
 そのまま脱衣所を出て、階段を上がり、自分の部屋へと入る傭司。
 紫穂をそっとベッドに横たえると、自分もその脇に腰をおろす。不安げな紫穂の髪を撫でてやると安心した表情を
浮かべる。
 タオルの合わせ目に手を添えると、紫穂が軽く頷く。傭司も頷き、合わせ目を解く。
 湯上がりで微かに上気した紫穂の裸身が晒される。抜けるような白い肌が、仰向けになっても決してその形を崩さない
乳房が。股間を飾る慎ましやかな和毛が。すらりと伸びた、鍛え上げられた足が。
 見慣れた筈なのに傭司は息を呑む。そして、立ち上がると自らの腰に巻いたタオルを合わせ目を解き、いきり立つ
ペニスを紫穂の目に晒す。既に限界と思えるほどに怒張したそれは待ちきれないかのようにビクビクと震えている。
 紫穂が目を潤ませる。それが自分への愛の証だと知っているから。
 傭司はベッドの上に乗り、紫穂の隣に身を横たえる。
 始めはキスから。いつもなら次第に深くしていくキスだが、既に興奮し待ちきれない二人は初手から舌を絡め出す。
 舌の上に載せた唾液をたっぷりと捏ね合い、相手に飲ませる。口の中を隅々まで探り合う。口の周りをベタベタに
しながら、鼻にかかった息を漏らしながら飽くことなく求め合う。
「「ぷはっ」」
 紫穂が息継ぎをする隙に傭司の唇は顎から首筋へと逃げていく。そして、乳房に添えた手をさわさわと蠢かせる。
「んん・・・」
 紫穂の首筋から肩へ、胸へと這い回る傭司の舌。舐められた所が溶けていくような感覚が紫穂を襲う。
「ふわぁぁあっ!」
 途中からスッ、と離れた傭司の唇がいきなり乳首に吸い付く。不意を突かれた紫穂が声を漏らす。唇で挟みながら
左右に擦ったり引っ張ったり、舌の先でグリグリと突いたり。反対側の乳首を摘んだり引っ掻くようにしたり。
 感じやすい乳首を攻められ、紫穂は頭の中が早くも真っ白になってきていた。彼から与えられる快感を得ること、
彼に快感を与える事以外考えられなくなってくる。
593 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:56:40 ID:tAuFsyJ2
 傭司の舌が這い下りていく。ヘソをくすぐり、更に下へと。同時に、体位を変え自らの股間を紫穂に晒すようにする。
慎ましやかな、だが髪に負けぬほど黒い和毛を軽く一撫で・・・では飽きたらずそれを舐め回す傭司。
 くすぐったいような感触に震えながら、紫穂は目の前にある傭司のペニスに触れる。嬉しそうにビクリと震える
それを紫穂は優しく撫でる。
 傭司が紫穂の足を開かせ、股間に顔を入れる。内股の白さと和毛の黒と花園の赤とが得も言われぬコントラストを
描いている。傭司はその花園を開く。
 ピクリと震えながら紫穂は期待に身を焦がす。その間もペニスを愛撫する手は止めない。
「はふぅっん」
 傭司に口づけられ、紫穂が喘ぐ。同時に花園からトロリ、と蜜が溢れ始める。紫穂もペニスを握りそれを扱く。
「紫穂・・・仰向けになるから、そのまま上に乗って・・・」
「は、はい・・・」
 言われるまま仰向けになった傭司の上に乗る紫穂。互いの陰部が目の前に晒される、シックスナインの体位。
「やだ・・・恥ずかしい」
 その言葉には恥じらいよりも未知の体位に対する興味の方が多く含まれていた。
「ちゃんと、舐めるんだよ」
「はい・・・」
 傭司の言いつけに従い、ペニスを口に含む紫穂。その感触に震えながら、傭司も花園に舌を這わせる。
 部屋の中に互いの陰部を舐め、啜る音だけが響く。熱心に舌を使う紫穂。尻たぶを撫でたり揉みながらやはり
丹念に舌を使う傭司。互いに晒しあうことは無かっただけに、劣情と羞恥とが入り交じりるこの体位は互いを燃え
立たせた。
 互いを舐り合う感触に酔っていた二人だが、傭司が止める。
「ね、紫穂・・・待って・・・」
 チュパ、と音を立ててペニスを口から出す紫穂。舌先から亀頭の間で唾液が糸を引いている。
「なんですか?」
 行為に酔っていたのを中断された紫穂が不満げな声を上げる。トロンとした目でペニスを握りしめながらこちらを
振り向く紫穂の姿に傭司は飲まれそうになるが、敢えてそれを振り切る。
「その・・・もう一つ、やってみたいことがあるんだけど・・・ダメ?」
「なんですか?」
 興味を覚えたらしい紫穂が傭司の提案に乗ってきた。
「今度は、仰向けになって・・・」
「はい・・・」
 傭司の体から降りて仰向けになる紫穂。傭司はその体を膝立ちで跨ぐ。自分の体の上でビクビクと震えるペニスを
紫穂が興味深そうに眺める
594 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:57:30 ID:tAuFsyJ2
「その、む、胸でして欲しいんだ・・・」
「胸、で?」
 紫穂がきょとんとした表情になる。
「どうすれば、いいの・・・?」
 傭司が腰を下ろして、紫穂の胸の谷間に唾液に濡れたペニスを埋める。
「両手で胸を寄せて、俺のを挟んで・・・」
「こう・・・ですか」
 紫穂は言われたとおりに自らの胸を寄せ、ペニスを挟み込む。口腔内とも膣内とも違う柔らかい感触が伝わってくる。
「ふは・・・・・・このまま、扱くように動かして」
「は、はい・・・それじゃ・・・」
 紫穂が寄せ上げた胸を動かす。唾液に濡れたペニスの上を乳房はスムーズに滑る。
「くぅっ・・・すご、い・・・」
「気持ち、いいんですか?」
 手を止めることなく紫穂が聞く。
「気持ちいい・・・凄く。紫穂のおっぱい気持ちいい・・・」
「ああ・・・こんな風に出来るなんて・・・」
 その声と瞳には悦びの色があった。
「いい・・・紫穂のパイズリ凄くいい・・・」
「パイズリ、って言うんですか」
「うん・・・くは・・・うううぅ」
 未知なる心地良さに傭司は喘ぎを抑えられない。そして更なる快感を求めて新たな指示を出す。
「はぅうう・・・出来るなら、先っぽも、舐めてみて・・・」
「はい・・・」
「頭を少し上げてごらん」
 頭を上げる紫穂の目の前に傭司のペニスの亀頭が有った。白い乳肉の間からペニスと赤黒い亀頭が覗く光景は
グロテスクさ以上に紫穂の劣情を刺激する。
 鈴口から透明な液を滴らせているそこに舌を這わせる。
「ほうっ!」
 傭司が一際大きく喘ぐ。傭司が気持ちよくなっていると知った紫穂は更に舌を這わせる。
「あっ、おっ、あっ・・・紫穂、俺も動いて、いい・・・?」
「あ・・・ん・・・いい、ですよ。私の胸でもっと気持ちよく、なって」
 傭司が腰を動かす。ゆっくりと引いて、突く。紫穂は胸から外れない用に胸を寄せる手に力を込める。
「おっ、おっ、あっ、はっ・・・」
「ん・・・む・・・へむ・・・あむ・・・」
 傭司の喘ぎと紫穂が亀頭を舐める音が響く。
 いつの間にか紫穂は自分の指で乳首を転がしていた。その目は劣情に潤んでいた。傭司に奉仕する悦びと傭司に
快楽を与えている悦びに。
595 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:58:20 ID:tAuFsyJ2
 傭司の腰の動きが速くなってきた。
「あっ、紫穂っ、イクっ、出るっ」
「ぁああ・・・いいですよ、このまま、口に・・・」
「あっ、出る、イクっ、出るっ!」
 傭司が一際大きく腰を突き上げた瞬間、紫穂はペニスの先端をくわえ込む。
「ん、んぅんんっっ!!」
 ペニスがドクン、と震え紫穂の口腔内に精を吐き出す。紫穂はそれを懸命に受け止めるが、フェラとパイズリで
十分に刺激されたペニスの射精量は膨大だった。
「んぷは・・・きゃっ?!」
 思わず口を離した瞬間に、残りの精が紫穂の顔面に降り注ぐ。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・ああ・・・」
 ブルブルと震える傭司。胸でいった快感に酔っていた。最後の一滴を放ち、射精が収まる。
「あぁ・・・なんて、凄い・・・」
 うっとりしたように紫穂が呟く。
「あ・・・あぁ?!ご、ごめん・・・」
 少しを正気を取り戻した傭司が、顔にかけてしまったことに気付いて慌てる。
「ふふふ・・・いいよ、気にしなくて。傭司くんの、こんなに熱くて・・・ん・・・素敵」
 うっとりとした表情を緩める事なく顔についた精を指で確かめるように拭う。
「紫穂・・・」
「ふふ・・・おいしい・・・」
 指についた精を丁寧に舐め取っていく紫穂の姿に傭司のペニスが反応する。射精したにもかかわらず、それは紫穂の
胸の間で怒張し続けていた。
「ねぇ・・・もっと、気持ちよくして・・・足りないの、これだけじゃ・・・もっと、私を愛して・・・」
 甘えたような、誘うような声と表情で紫穂がねだりながら物欲しそうに腿を摺り合わせる。傭司は魅入られたように頷く。
 素早く動き、開いた紫穂の足の間に体を入れる傭司。傭司にパイズリしながら自分も感じていたのだろう、そこは
既にダラダラと蜜を垂れ流していた。ペニスを掴み、花芯にあてがうと、ねだるように花びらが吸い付く。
 紫穂の目を見る。紫穂が頷くのを確認し、傭司は一気に突き刺す。
「はあああぁぁぁっ!」
 背を反らして傭司を受け入れる紫穂。強烈な締め付けが傭司を襲う。大きく息を吐き出してそれを凌ぐと、腰を
動かす。
「あっ・・・ああ・・・あっ、あっ、あっ、うっあっ」
 カリ首が襞を擦り、亀頭に奥を突かれ紫穂は喘ぐ。傭司は体を起こしたまま腰を突く。
 紫穂の手が伸びてくる。その手をギュッと掴み、指を絡ませると傭司はいっそう激しく突き上げる。
「やっ、あっ、そんなに、そんなに突いたら・・・あっ、くっ」
 紫穂が首を振る。それは快感に耐えているようでもあり、もっと快感を貪ろうとしているようでもあった。
596 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 00:59:10 ID:tAuFsyJ2
 二人の喘ぎと陰部を打ち付け合う音。いつしか紫穂も傭司に合わせて腰を振っていた。その動きはいつもながらに
調和が取れている。
 互いの動きが合い始めるにつれ、二人の快感もシンクロし始める。傭司は激しく突き、紫穂も激しく腰を振る。
 そして、それが二人を限界へと押し上げる。
「あっあっ・・・ふぁ・・・ダメ、もうダメ、私・・・イッ・・・クッ・・・」
「あぁ・・・紫穂ぉ・・・」
 傭司の頭の中に黒い感情沸き上がる。精液を浴びせかけられた紫穂の顔。その穢れた美しさを思い出し、紫穂の
肉体をも穢したいという思いに駆られる。
「紫穂っ・・・いくよっ・・・」
 傭司は腰を早く、小刻みに動かし、限界寸前でペニスを抜いた。
「あっ、ああああぁぁぁっ!」
 タイミングを合わせたように紫穂が仰け反りながら絶叫する。
 同時に傭司のペニスから精液が勢いよく飛び出した。それは紫穂の腹に、胸に大量に降り注ぎ紫穂の体を穢して
いく。それは神聖なものを穢す背徳感に満ちた行為。ペニスを手で扱くと残りが飛び出してくる。
「あっ・・・熱い・・・すごく・・・」
 絶頂と共に精を浴びせられた紫穂がビクビクと体を震わせ、更に絶頂を極める。
 自らの精で穢れた紫穂の体を見下ろしながら、傭司は奇妙な満足感と快楽に浸っていた。
「は・・・ふ・・・いっぱい、出たね・・・」
 自分の体に浴びせられた精液を呆けたような笑顔で眺める。
「ん・・・」
 ゆっくりとした動作で紫穂の手が精液を肌にすり込むかのように伸ばしていく。それが大切な薬か何かであるかの
ように丁寧に、丁寧に。
「し、紫穂・・・」
「ふふ・・・珍しいね。外に出すなんて」
 肌を塗りたくった精液でテラテラと輝かせながら紫穂が淫蕩な笑みを浮かべる。
「ご、ゴメン。なんだか、紫穂を穢したくなって・・・」
「いいよ。穢して、私を。傭司くんになら幾らでも穢されたい・・・」
「紫穂・・・」
「染めて。私を全身を傭司くんので染め上げて」
 その言葉に、傭司のペニスがビクンと反応する。それは二度射精したにもかかわらずほとんど衰えていなかった。
いや、今の紫穂の一言で更に力を増したように思われた。
「フフ・・・暴れん坊さんだね。もっと、暴れていいんだよ・・・」
「紫穂っ!」
 傭司は紫穂に飛びかかり唇を奪う。息苦しくなるほどのキス。そして、一方的に唇を離すと、傭司は紫穂の体を回し、
四つん這いにさせる。
597 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 01:00:05 ID:tAuFsyJ2
「あん・・・こんなの、恥ずかしい・・・」
 そう言って身を捩る紫穂。だが、言葉ほどに恥じらっては居ないし、その動きが逆に傭司の興奮を煽る。
 傭司は紫穂の尻に手を添え、その丸みと柔らかさを確かめる。
「はぁぁ・・・・・・」
 悩ましい溜息を漏らしながら、紫穂がねだるように尻を高く上げる。その花芯から蜜が誘うように溢れ出す。
「行くよ・・・」
 そう言って傭司は一気に突き刺す。
「んあぁっ!・・・あっ、あっあっあ・・・」
 紫穂の喘ぎに尻たぶを叩く『パンッパンッ』という音が重なる。
 傭司の律動を手をついて支えていた紫穂だが、子宮口をゴツゴツと突き上げられる快感に、肘をついてしまう。
が、傭司の激しい攻めにそれすらも出来ずに肩で自身を受け止めていた。
 傭司は紫穂の背に被さりながら、手を胸に回し揉みし抱く。同時に乳首を摘んだり、コロコロと転がしたりする。
「あひっ・・・や、やぁ・・・そんなに、そんなにされたら・・・ぅあ」
「いいよ、おかしくなって。もっとおかしくなっていいよ」
 そう言いながら、傭司は腰を動きをグラインドに変える。緩急をつけ、不意に方向を変えたりしながら動く。その
動きに紫穂の腰も追従する。中身もそうならば、二人の動きも完全にシンクロしていた。
「あっ、あっ、あっ・・・あひっ・・あひ・・・うぐぅ・・・」
 ベッドに埋めた顔を振りながら快感に耐える紫穂。傭司はピストンとグラインドを織り交ぜ、胸を揉み回しながら
更に攻め上げる。
「ひっ、あっ、あっ、ひあっ・・・・・・」
 シーツをきつく握りしめて耐え凌ごうとする紫穂。傭司はその右手に自分の手を重ね、指と指を絡ませて握りしめる。
「あっ・・・ふ・・・ふぁああ・・・」
 安心したかのような息を吐く紫穂。傭司は紫穂を振り向かせる。その表情はとろん、としていた。
 傭司は唇を重ね、舌をねじ込む。
「んっ・・・んむぅ・・・む、むむむぅ・・・んぅ」
 舌を絡め合いながらも傭司は腰の動きを止めない。むしろ煽られたかのように激くしていく。
「だめぇ・・・もうぅ、らめぇ・・・」
 本当に限界が近いのか、紫穂のろれつが少し怪しくなってきた。唇の端からはよだれが垂れている。
「紫穂・・・いくぞ、いくぞ・・・・」
「き、来てぇ・・・・・・いっぱい、きてぇ・・・・・・」
 『パンッパンッ』という音が更に激しさを増す。紫穂の中の締め付けも増していく。
「らめっ!もうだめっ・・・イク、イッちゃううぅぅ!」
「紫穂っ!」
 繋いだ手をギュッと握りしめ、ペニスが子宮にめり込む程グリグリと擦りつけながら、傭司は壮絶に射精した。
 先程を上回ると思われる程の量が紫穂の中に流れ込んでいく。体の中の全てが流れ込んでいるような錯覚さえ
覚える程に。
598 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 01:00:50 ID:tAuFsyJ2
 愉悦に震える傭司のペニスを紫穂の肉襞が柔らかく宥め、包んでいる。紫穂と癒着してしまったかのような感覚。
 紫穂の中を精でいっぱいに満たした傭司は
「紫穂・・・」
 とその名を呼んでみる。
「傭司、くん・・・」
 そう返事をしたものの、紫穂の体は弛緩していたし、それっきり何の反応もない。。
 傭司は紫穂の体を押しのけるようにして中から去る。聞き慣れた感さえある独特の音が響く。トロリ、と二人の
情交の証が溢れ出してくる。弛緩している紫穂の体の中でそこだけが蠢いていた。
 紫穂を仰向けにして、もう一度名を呼んでみるが返事が無い。
 良く見ると胸が静かに上下している。失神していた。
「やりすぎちゃった、かな・・・」
 ホッとした途端、凄まじい疲労感が傭司を襲う。もう目を開けていられそうになかった。
「し、ほ・・・」
 名を呼びながら、その胸に顔を埋める。柔らかい感触に酔いながら目を閉じると、傭司はそのまま深い眠りに落ちて
いった。
599 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 01:05:40 ID:tAuFsyJ2
ひとまずここで終了。つづきはまた後日。
出来てはいるのでうpじたいは可能なんですけどね。
#スレ容量の限界に達しそうな悪寒。

夕食の内容が手抜きなのは仕様です。メニューまで考えてたらキリがないので。
紬に関してはおかしいところがあるかもしれません。まぁ、イメージということで勘弁をば。
二人のエロさ加減を味わって頂けたら作者としては幸いであります。
600名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 02:27:14 ID:iEG7tTJ1
ちょw
エロさも文句なしだが、高校生カップルが新婚さん化していく様に萌えたw

…何気に操婆様の若かりし頃の容姿を勝手に想像してして萌えてしまったりもした
601名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 04:21:50 ID:g6z+veDP
GJッ…!
602名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 04:35:39 ID:O2tJBqcU
>599
エロイ・・・GJとしか言いようがない!
603名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 16:32:18 ID:yCwXQS6T
まだ前回のエピローグしか読んでないが、どうにも我慢できなくなったので書く

エピローグの一連の流れ、もしかしてコレって同……
いやまあ野暮な事は言わないでおくかwwwwwww

続き読んでくる
ノシ
604 ◆NAIADJsoTc :2007/03/30(金) 17:10:44 ID:zHBYBkDO
>>603
よう相棒。まだ生きてたか?
まぁこれだったら気付くヤツは気付くよな(笑)

婆っちゃんが一癖ある人物だと演出したかったのでやってしまった。
一応反省はしている。
605名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 22:59:09 ID:yCwXQS6T
続き読んだが……う〜ん、デジャヴwww
まあでも婆さんの写真と高級ワインは出てこなかったからおkでしょwwwwwww

一途でエロい和風お嬢様って最高だ、文句無しにGJ!!
すでに完成しているという続きに激しくwktk
606 ◆NAIADJsoTc :2007/03/31(土) 21:16:54 ID:wUTAQgtX
続きなのですが、どう考えてもスレ容量的に厳しいです。はみ出します。
#100KB以上あるので
次スレが立つまで待機しまつ・・・
607名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 00:33:25 ID:Bgocajt4
GJ!残り100KBてw
608名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 01:00:11 ID:GY4qX5cd
GJ!
続きが気になるなぁ……うpロダを使ってみたらどうかな?
609名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 01:52:43 ID:PkAAYXnE
うpロダ使うくらいなら新スレ建てちゃってもいい気がするけどね
610名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 14:17:02 ID:I7grC10C
可能なら全後半に分けて
このスレと次スレに分けて投下してもらった方が
良いと思うよ。
611名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 20:01:45 ID:g9uX4+bf
そうだね。100KBなら4回くらいに分割しても良いくらい。
あんまり長すぎるとせっかくのSSも読み飛ばしがちになるし、苦労の割に拍手レスも少なくなりかねないよ、経験則で言わせてもらえば。
612 ◆NAIADJsoTc :2007/04/01(日) 22:27:58 ID:hv7u6tvV
ん〜、と悩んだ挙げ句に、途中で分割して投下してみるテスト。
でも個人的には物量主(ry

・・・マァいいや。サァ投下するか。

613 ◆NAIADJsoTc :2007/04/01(日) 22:29:13 ID:hv7u6tvV
−二日目−

「ん・・・??」
 ゆっくりと意識が戻ってきた。少し重い瞼を開く。視線の先に見慣れた自室の天上があった。
「昨夜は・・・」
 思い出してみる。紫穂と、心ゆくまで互いを貪りあった。最後は力尽きて紫穂の胸の中に顔を埋めた所で意識が
無くなった。
「・・・紫穂?」
 慌てて辺りを見回す。と、腕の中の感触に気付く。
 首を下げると、紫穂が居た。傭司の胸板に顔を埋め、丸くなりながらすやすやと眠っている。
 傭司は裸一貫だったが、紫穂は白い襦袢を身につけていた。そんな慎み深いところが紫穂らしいな、と傭司は感心
してしまうと同時に愛おしさを覚える。
 そういえば、体もなんとなくスッキリした感じがする。だいぶ汗をかいた筈だし、股間も精液やら愛液やらで
結構凄い事になっていた筈のにそれもない。紫穂が拭いてくれたことは間違いなかった。
「ありがとうな、紫穂」
 気持ちよさそうに寝ている紫穂を軽く抱き締め、頭を撫でてやる。
「・・・うふふ」
 幸せそうな顔と寝言を漏らしながら紫穂がモゾモゾと動く。
 その姿に、傭司はいたずらをしてみたい衝動に駆られ、そっ、と口付ける。
「・・・・・・・・・・・・」
 紫穂がゆっくりと目を開いた。二、三度目をしばたかせてから傭司を見上げる。
「傭司、くん?」
「おはよう。起こしちゃったかな」
「・・・おはようございます」
 そして、唇に手をやりながら
「傭司くん、今・・・」
「ごめん。キス、しちゃいました」
「・・・ふふ。そっか、キスで目が覚めちゃったんだ」
 クスクスと嬉しそうな笑いを漏らす紫穂。その無防備な笑顔が何とも可愛らしかった。
 紫穂がモゾモゾと身を起こす。
「朝ご飯の支度、しますね・・・」
 ベッドから出ると、軽く髪を整える。白い襦袢姿が妙に艶めかしい物に見えた。
「傭司くんはもう少し寝ててもいいからね」
 微笑みと共にそう言い残すと部屋を出て行った。
 戸が閉まると傭司はベッドの上にうつぶせになる。微かに残る紫穂の温もりと残り香を楽しむ。知らず知らず、
顔がにやけてくるのがわかった。同時に、昨日派手に暴れた自分のが元気になっているを自覚する。
「おまえってホントに元気なのな」
614 ◆NAIADJsoTc :2007/04/01(日) 22:30:00 ID:hv7u6tvV
 15分程してから傭司はベッドを抜け出し、着替えと洗面を済ませて茶の間に現れた。
 昨日と同じ藍色の紬に身を包み、割烹着を着込んだ紫穂が支度をしている。
 テーブルの前の、「ここに座れ」と言わんばかりに置かれた座布団に傭司はどっかと腰を下ろすと、紫穂がお茶を
注いだ湯飲みをスッ、と置いた。
「もう少しで支度が出来るので、待ってて下さいね」
「ありがと」
 それから程なくして、朝食の用意が出来た。夕食の時と同じく、傭司の差し向かいに紫穂が座る。
 テーブルの上に並ぶ朝食は、ご飯にみそ汁。焼き魚に卵焼きと海苔。典型的な和食だった。
「パンの方が良かったかしら?」
「ん、普段はそうだけどね・・・ま、たまにはこういうのもいいさ」
「そう、良かった」
 安心した、という表情をする紫穂。
「それじゃ、頂きます」
「はい、召し上がれ」
615 ◆NAIADJsoTc :2007/04/01(日) 22:30:50 ID:hv7u6tvV
 食後のお茶を出すと紫穂はまた仕事に精を出し始めた。食器の片付けが終わった今は掃除機を掛けている。紬の袖を
白い襷でキリッと引き締め、キビキビと動く様は見ていて実に
 傭司は何度か手伝おうとしたのだが、その度に紫穂に断られた。何故?と聞く傭司に、紫穂はハッキリとこう答えた。
「これは女である私の仕事です。男の方は外での仕事を頑張る。だとすれば家事は家に居る女の仕事でしょう?
夫に外で働かせて、自分はのんべんだらりとしてる妻が居て?」
「今時にしちゃ珍しいよね・・・そういうのって」
「そうかしら?・・・そうかもね。でもね、傭司くん。これだけは知っておいてほしいの。確かに男女平等というのは
その通りだと思うし、私もそう思うわ。けれど、それはお互いのやるべきことをキチンとこなしてこその事だと思うの。
自分することもしないで『女性の権利』がどうこう、なんて馬鹿のやることよ。まさに、『女の腐ったような』よ。馬鹿も
休み休み言いなさい、だわ」
 珍しく興奮した紫穂が熱弁を振るう。それを傭司は半ば唖然として見ていた。
 あの紫穂がここまで言うとなれば、もうそれを翻させる事は出来そうにもない。傭司は覚悟を決めた。
「わかった、わかったよ。家事は紫穂に任せるよ。俺はどっしりと構えさせて頂くさ」
「はい。わかって頂けて光栄です」
 ニッコリと笑う紫穂に傭司は「それじゃお茶!」と言う。紫穂も笑顔で「はい」と答える。
 それから傭司は時折お茶を貰いながら、デーンと座り、新聞を広げたりTVを見たりしている。
「終わりました」
 紫穂が定位置?である傭司の向いに座る。
「はい、ご苦労様」
「いえいえ、お粗末様です」
 そう言いながら傭司と、自分の湯飲みに茶を注ぐ。
「はい、どうぞ」
「ん・・・・・・あぁ、紫穂の煎れてくれるお茶は旨いなぁ。」
「お粗末様です」
 ペコリと頭を下げる紫穂。
 再び、静かな時間が流れる。語り合ったり、TVを見ながら笑ったり。軽めの昼食を挟みながら、二人は寄り添い、語らう。
616 ◆NAIADJsoTc :2007/04/01(日) 22:31:45 ID:hv7u6tvV
 そうしていると、紫穂がキュッと傭司の腕を掴む。それだけで、紫穂が何を言いたいのか傭司にはわかってしまう。
 傭司はそれを口にすることなく、ソッと紫穂の肩を抱き寄せた。紫穂は逆らうことなくそれに従う。見つめ合い、
口づけを交わすと、紫穂を後ろから抱き締める。うなじに顔を埋めて彼女の香りを満喫しながら、そこに唇を這わせる。
「あん・・・」
 逃げようとする紫穂を抱き留め、耳を舐る。
「んふ・・・ふ・・・」
 傭司の手が胸の辺りをさわさわと撫でると紫穂が体を震わせる。同時に、傭司は妙な違和感を感じた。
「あっ・・・だめ・・・」
 ぴったりと合わされた前身ごろの僅かな隙間から傭司の手が忍び込み、外観からは想像もつかない丸みと柔らかさを
持った乳房に触れる。
「・・・?」
 傭司は違和感の正体に気付いた。下着の、ブラの感触がない。
「紫穂、もしかして・・・」
 真っ赤になった紫穂がコクンと頷く。
「今朝、起きてからそのまま・・・」
「和服の時ってやっぱり下着ってつけないの?」
「今は普通に着けますよ。今日は、その・・・」
 今日は特例ということらしい。
「そうなんだ。・・・もしかして、期待してた?」
 ちょっと意地悪したくなってそう聞いてみる傭司。
「・・・・・・」
 顔を更に真っ赤にしながら小さく頷いた紫穂。
「それじゃ、ご期待に応えて・・・」
「はっ・・・ぅふ・・・」
 傭司の手が容赦なく胸を攻める。掴んで揉みまわし、乳首を摘んで転がす。
「あぁ・・・あ・・・くぅ・・・」
 逃げようにも傭司に腰の辺りで押さえつけられていて逃げられない。紫穂の息が荒くなっていく。
「ぁん・・・ま、待って。待って・・・」
 紫穂は傭司の手を掴む。
「何?もう、止める?」
「違う、違うの。脱がせて・・・」
「え?どうやって?」
 流石に傭司もこれはわからない。すると紫穂は、「こうするんですよ」というように帯を解き紬を床に落とし、
襦袢姿になる。
617 ◆NAIADJsoTc :2007/04/01(日) 22:32:40 ID:hv7u6tvV
「おいで」
「あ・・・」
 傭司は紫穂の手を取り引き寄せると、紫穂を後ろから抱くような形で畳の上に腰を下ろす。紫穂は逆らうことなく
傭司に体重を預ける。
 左手で腰を抱き、右手を乳房に添える。
「ああ・・・」
 再びうなじに顔を埋め、そこを唇で撫でながら、ゆっくりとしたペースで乳房を愛撫していく。
 鼻にかかったような甘い声で喘ぐ紫穂。うなじから立ち上る微かな香りが傭司の理性を蝕んでいく。
 傭司は襦袢の前を開いて脱がせ、上半身だけをさらけ出させる。
 傭司は両手を乳房に添えると愛撫を再開する。下腹を撫でたり、すくい上げるようにしながら寄せたり離したり。
紫穂は後ろ手に傭司の首にしがみつきながら身を捩る。
「ああっ・・・も・・・って」
「何を、どうって?」
 どうして欲しいかわかっているが、敢えて意地悪く聞く傭司。
「・・・・・・乳首も・・・触って、欲しいの・・・」
 キュッと目を閉じながら恥ずかしそうに呟く紫穂。傭司はよく言えました、とでも言うように乳首に触れる。
「ふわぁぁぁっ・・・・・・」
 ピクリと震えながら声を上げる。指の腹で撫でたり、指の間に挟んで引っ張ったり。紫穂の二つの乳首は傭司の
手でいいように弄ばれる。
 紫穂の喘ぎに気をよくした傭司は、紫穂を抱えるように、脇の下から頭を通すと乳房にむしゃぶりつく。
「くは・・・っ!」
 紫穂の体が更に震える。傭司は柔らかさを堪能するかのように乳肌を舐め、音を立てて吸い付く。
「やぁ・・・痕が、痕が付いちゃう・・・」
 紫穂が哀願するが、傭司は聞かない。
「ダメ・・・。これは印。紫穂が、俺のものだっていう、俺専用だっていう印・・・」
 そう言って肌を吸いたてる。赤い染みが紫穂の肌に残る。
「印・・・付いちゃった・・・傭司くんの印、着けられちゃった・・・」
 呆けたような、だが、明らかに喜色を浮かべた声で呟く紫穂。その間も傭司はもう片方の乳房を弄るのを忘れない。
 その紫穂の尻に先程から伝わってくる感触。硬さと熱さを持ったそれを擦り立てるように紫穂は腰をくねらせる。
傭司は微かに呻きながら、それに負けまいとするように肌を吸い、乳房を揉む。
 傭司の片手がそっと伸び、襦袢の腰の辺りの合わせ目を探り、そこから忍び込みすべすべして張りの有る腿に
触れ、撫でる。そして、ゆっくりと紫穂の花園に向かってはい上がっていく
「ああ・・・」
 紫穂が体を震わせる。傭司の手は股上の、和毛の上を軽く一撫でする。そして紫穂が足を閉じるより早く、手を潜り
込ませる。そこは既にしっとりと湿っていた。
618 ◆NAIADJsoTc :2007/04/01(日) 22:33:30 ID:hv7u6tvV
「ああっ!だ、ダメぇ・・・・・・あぁん」
 傭司の手が一撫でしただけで紫穂はあっさりと陥落してしまう。緩やかに全体を撫で
 人差し指を薬指で器用に花びらを広げると、中指を使って花芯を愛撫する。
「はぁぁぁ・・・うぅ・・・は、う・・・」
 指が花芯をかき回すたびにクチュクチュという音が響く。それが紫穂の羞恥心を、傭司の興奮を煽る。
 知らず知らず、紫穂の足が開いていく。襦袢の裾は乱れ、そこから覗く脚と足袋の白さが目を射る。
 傭司の指が止まると、花園の先端に触れる。ビクリ、と一際大きく紫穂が震える。包皮の上から花芽を弄り
回す。が、それだけでは飽き足らないとばかりに包皮を摘んで剥き上げ、花芽を露出させる。
「あひっ!」
 今までにない感覚に紫穂が悶える。傭司はそれを、己のペニスを扱く時の用に、指先でコスコスとしごき上げる。
「くはぁぁぁぁ!!」
 経験したことの無い快感に絶叫する紫穂。大量の蜜を溢れさせながら、感電したかのように背を反らせガクガクと
震えながら絶頂に達する。
 そして、ぐったりと傭司にもたれかかってくる。
 その体を抱き締めながら、傭司は紫穂の髪を束ねていた紐をしゅるり、と解く。はらり、と髪が広がる。
 まだ荒い息の紫穂が振り向き、唇を重ねてくる。いつもより大胆に攻めてくる舌に傭司は防戦を強いられる。
 紫穂の目はとろんとしていたが、そこは燃えるような淫猥な光を湛えていた。まるで、髪を束ねていた紐が彼女の
中に眠る淫魔の封印をであったかのようだ。
 紫穂の変化に傭司は震える。それは恐怖よりも被虐心からくる震えだった。
「傭司くん・・・、・・・て・・・」
「ん?」
「舐め・・・て。私の・・・」
「ええ?」
「舐めて・・・私のアソコ、舐めて・・・いっぱい・・・」
 普通なら絶対に言いそうにない事を自らねだってくる紫穂に傭司は戸惑う。紫穂の瞳を見つめていると彼女の
淫欲に飲まれそうになる。そして、傭司はそれに逆らえない。いや、逆らおうという考えすら起きない。
「いい、よ。いっぱい、舐めさせて・・・」
「仰向けになって・・・」
 言われるがままに仰向けになる傭司。
「紫穂・・・?」
 紫穂が見下ろしている。はだけた襦袢は腰の部分で引っかかっているだけ。広がった髪がメデューサか何かのように
さえ見える。その表情は酷薄な笑みを浮かべている。
「ふふ・・・それじゃ、しっかり舐めてね・・・」
 そう言うと紫穂はやおら傭司の顔を跨ぎ、自らの花園を傭司の顔に押しつける。
「紫穂?!・・・んむぐぐぐ・・・」
「あふぅ・・・早く、早く舐めて・・・」
 花園に口が触れた刺激で紫穂は喘ぎを漏らすが、それだけでは物足りず、腰をくねらせ、ねだる。
「んん・・・むむ・・・・・・」
 傭司は口を開いて花びらにしゃぶりつき、舌で丹念に舐り回す。
619 ◆NAIADJsoTc :2007/04/01(日) 22:34:15 ID:hv7u6tvV
「はぁぁ・・・いい・・・もっと、もっと激しくぅ・・・」
 腰を押しつけるようにしながら紫穂が言う。
「ぅぐ・・・むぅ・・・ぅぷ」
 顔を蠢かしながらピチャピチャと音を立てて紫穂の蜜を啜る傭司。髪が紫穂の腿をくすぐり、それがまた快感と
なって紫穂を震わせる。
「あひっ!・・・ぁぁあ・・・そこ、いい。いい」
 傭司の鼻先が花芽をくすぐると一際大きく紫穂が震える。傭司の視線の先にあるそれは、先程散々嬲られたためか、
包皮から剥き出しになり、ビンと勃起している。
 艶やかなピンク色のそれが男性のペニス(というか陰茎)に相当するものである事を知る傭司は感心してしまう。
「凄い・・・紫穂のオチンチン、大きくなってるよ・・・」
「や、やぁ・・・そんな言い方しちゃいやぁ・・・・・・」
 恥じらいながらも叱るようにキュッと腿で顔を挟み込む紫穂。傭司はなんとか顔をズラし、紫穂の『オチンチン』に
しゃぶりつく。
「かっ・・・!!」
 ビクンと紫穂が震える。傭司が紫穂の花芽を唇で挟み、吸い、舌で舐め転がし、終いには甘噛みする。
「うあああっ・・・ぁくぅぅぅ・・・ひぃぃ」
 背を反らし、髪を振り乱しながら喘ぐ紫穂。女性器の中でも特に敏感な部分を集中的に攻められているのでは無理
からぬことだった。
「あっ・・・ダメ、来る、来ちゃう・・・ダメ、き、きちゃ・・・ああああぁぁっっ!!」
 傭司の顔を力一杯挟みながら、一際大きく体を震わせて紫穂が絶頂に達する。同時に大量の蜜がビュッと吹き出し、
傭司の口元を濡らす。
 背を反らしたままガクガクと震える紫穂。傭司は溢れ出す蜜を一滴も逃すまいと吸う。
620 ◆NAIADJsoTc :2007/04/01(日) 22:35:00 ID:hv7u6tvV
 やがて、反らした背を戻した紫穂が傭司に微笑む。
「んふ・・・気持ちよかったですよ・・・良くできました」
 それは淫魔の笑み。傭司の心を支配する笑み。
「ご褒美、あげますからね・・・」
 紫穂が腰を上げると、ニチャリ、という音と共に股間と口の間に愛液の橋が架かる。太く、粘った糸。傭司は
垂れてくる糸を口を開いて受け止める。
「ふふ・・・・・・」
 楽しそうに笑うと紫穂は傭司の腰の方へと移動した。そして躊躇うことなくズボンとトランクスを脱がせる。
 傭司のペニスは骨でも通っているかの如くガチガチになって反りかえり、先端に先走り液を滲ませている。
「こんなになってしまって・・・」
 紫穂はペニスを優しく上下にさすりながら顔を近づけていく。やがて来るであろう刺激に傭司は身構える。
「んん・・・むむ・・・ぅ」
「くはっ!」
 口付けるのかと思いきや、一気に飲み込まれて傭司はおとがいを反らす。紫穂はそれを上目遣いに見やりながら
薄く笑う。
「あくっ・・・う、うぅぅ」
 生暖かい口腔内の感触と、絡みついてくる舌の感覚に傭司は悶える。先端やカリ首を舐め回し、ネットリと竿全体
を這いまわる。
 自分の顔を跨ぐ紫穂の痴態と快感のツボを知り尽くしたフェラに傭司は限界が近いことを悟る。
「ああ・・・紫穂っ・・・で、出そう・・・」
 が、紫穂はそこで口を離す。チュポン、と音を立てながら。
「あ・・・紫穂・・・なんで・・・」
 あと少し、というところで行為を中断された傭司が情けない声をあげる。その声と表情が紫穂の加虐心を更に
煽り立てる。
「ふふふ・・・ご褒美、欲しくないの?」
「ほ、欲しい。ご褒美、ちょうだい・・・」
 子供のように哀願する傭司。紫穂が淫らな笑みを深くする。
「心配しなくても、ご褒美、あげますよ」
 そう言いながら傭司の腰を跨ぐ紫穂。自分の唾液にまみれたペニスを握り、自らの花芯にあてがい位置を確かめる
ように、焦らすように軽く動かす。
「あ・・・ああ・・・あぁぁ・・・」
 傭司が切なそうな声をあげる。
「さぁ、ご褒美ですよ・・・」
 そう言ってグッと腰を下ろす紫穂。ペニスが肉襞をかき分けて深奥を目指す。
「ぬああぁぁっ!」
「くはぁぁ・・・」
 喘ぎを重ね合わせながら、二人はブルブルと震える。傭司はからみつく肉襞の感触に。紫穂は灼熱の肉棒に奥を
突かれる感触に。
621 ◆NAIADJsoTc :2007/04/01(日) 22:35:47 ID:hv7u6tvV
「は・・・ぁ・・・私の中、どうですか?」
「き、気持ち、良すぎて・・・絡み付いてきて・・・ぅぁく・・・」
 歯を食い縛り、首を反らせながら快感に耐える傭司。紫穂の膣内はたっぷりと濡れている筈なのにぎゅうぎゅうと
締め上げてくる。少しでも気を抜けばその瞬間に果ててしまいそうだった。
「動き、ますよ。私に任せてくださいね、あなた」
 今、この状況下で『あなた』と呼ばれたことに悦びを感じる傭司。紫穂の腰がゆっくりと上下しはじめる。
「んん・・・はぁぁぁ・・・ああ・・・・・・」
「ふ、く・・・おぉ・・・ぐ」
 ゆっくりとした上下運動が次第に早くなる。時々腰を密着させて前後に擦りつけたり、腰を回したりする。紫穂が
首を振るのに合わせて黒髪が舞う。
 傭司からは二人が繋がっているところが良く見えた。ペニスは紫穂の垂れ流す愛液で白くコーティングされた
ようになってしまっている。その愛液が紫穂の和毛をも濡らし、同時に傭司の股間や睾丸までをも濡らす。
 愛液に濡れた睾丸が熱い。ぞわぞわと蠢きながら大量の精を拵え、送り出そうとしている。
「あっあっあっ、くふ・・・あっあっあっ」
 紫穂の喘ぎのピッチが上がってきた。イキそうなのだ。
 紫穂は腰を振りながらも身を屈める。そして傭司着ているシャツをまくり上げ、胸をさらけ出させ、そのまま
脱がせる。そして更に身を屈めると傭司の乳首にしゃぶり付く。
「あひっ?!」
 紫穂によって乳首の快感を覚えさせられた傭司の体は素直に反応してしまう。
 乳首を舐め回しながらも紫穂は腰振りを止めない。それどころか次第に激しさを増していく。ただひたすらに
己の快楽のためだけに。しかし、それは同時に傭司の快感を意味する。
「ああっ・・・ひっ、あっ、はっ、あふ、あふぅ・・・」
「おあ・・・ああ、おぅ・・・ぅお・・・」
 射精でもさせようかとばかりに乳首をしゃぶり、舌で突き回す。ちりちりとした感覚に傭司の射精感が高まってくる。
「紫穂・・・イキそ・・・ぅぐ」
 皆まで言わせまいとするかのように今度は唇を重ねてくる。
「ん・・・うぐ・・・ん、っ、んぶ」
「はぁ・・・ぁむん、んっ、んっ」
 静かな室内に響く、唇を貪り合う音と腰を打ち付ける音が激しさを増す。
「あっ、あっ、ダメだ、紫穂、本当にダメだ・・・」
 唇を振り払った傭司が辛そうに声を上げる。
「はあ、はぁ・・・いいですよ、イってください。いつでも」
「ぅああああ、紫穂、紫穂っ」
 傭司の腕に爪を立ててしがみつきながら紫穂の動きが加速する。
「あっ、イクっ、イクっ」
「あん、あっ、来る、来る、来ちゃう。も・・・ダメっ!」
 紫穂がグッと腰を押しつけながら絶頂に達する。紫穂は傭司の肩に歯を立てながら激しい絶頂に耐える。
「いっ?!あっ、あおぅぅぅ!」
 肩を噛まれた鋭い痛みを感じながら傭司も達する。紫穂の子宮目掛けてたっぷりと精を放つ。
 体中をバラバラに引きちぎられるような感覚にガクガクと震える二人の体。全力疾走後のように荒い息をしながら
快感の波が静まるのを待つ。
622 ◆NAIADJsoTc :2007/04/01(日) 22:36:40 ID:hv7u6tvV
「どうでしたか、ご褒美は?」
 傭司の肩に顔を埋めたまま紫穂が問う。
「気持ち、良かった・・・凄く」
「ふふ・・・私も、凄く良かったですよ」
「うん・・・」
 顔を上げた紫穂がハッとする。傭司の肩には見事なまでに紫穂の歯形が着いていた。よだれでべたつき、うっすらと
血を滲ませている。
「・・・ごめんなさい・・・痛かったでしょ?」
「いいよ、気持ち良かったから」
 頭を撫でてやると紫穂は安心したような表情を浮かべる。
 その紫穂がピクリ、と体を震わせる。
「ん・・・まだ、大きいまま・・・」
 傭司のペニスは射精後にもかかわらず全くと言って良いほど萎えて居なかった。紫穂の肉襞はそれにざわざわと
まとわりつき、刺激を与える。
 先程射精したばかりなのだが、傭司も我慢ができなくなった。
「あっ、何を・・・あ、ああぁぁ?」
 傭司が後ろ手を突いて体を起こす。気力を振り絞りながら座り直し、対面座位の体勢に移る。
「くぁぁぁぁ」
 傭司の足の間に腰を落とし込む姿勢になった紫穂が、しがみつきながら喘ぐ。
「ああ・・・こんな、こんな・・・」
 傭司の首にしがみつきながら紫穂が呟く。
「こんな・・・あふ・・・幸せ、なの・・・」
 うっとりとした声で繋がり合う感触を楽しむ紫穂。
「紫穂、動いてみて・・・」
「はい・・・」
 傭司促され、紫穂がゆっくりと腰を蠢かせる。
「は、は、は・・・あう、あうぅ、あふん・・・」
 腰を回したり前後に揺すったり。傭司のペニスを使って己の膣内を掻き回し、快楽を得る。そのたびに股間からは
グチョグチョと音が響いてくる。
「やだ・・・こんな、音・・・」
 恥じらう紫穂。
「どうして?俺と紫穂の愛が混じり合ってる音だよ・・・」
「やん・・・」
「ほら、見てごらん・・・」
「・・・・・・あぁ・・・こんな、こんな・・・」
 傭司に促されて股間に目をやった紫穂が呟く。二人の股間は交じり合った液で白く染まっていた。そして、二人が
繋がり合う様もがあらわとなる。それは余りにも淫靡な光景に過ぎた。
「凄い、の・・・」
 魅入られたように呟く紫穂。
「ああぁぁ・・・」
 視線を釘付けにしたまま、紫穂が再び腰を動かす。そのたびに花びらがめくれて、隙間から白濁液がペニスを伝って
落ちていく。
623 ◆NAIADJsoTc :2007/04/01(日) 22:37:30 ID:hv7u6tvV
「だめ・・・出てっちゃだめ・・・傭司くんの子種・・・」
 無意識にそんなことを呟く紫穂。だが、腰の動きは止まらない。
 紫穂が無意識に呟く淫らな言葉に傭司の興奮がまた高まる。
「あげるよ、紫穂になら幾らでも子種をあげる」
 傭司は紫穂の体を抱き寄せた。その目の前には豊かに実った乳房が有った。躊躇わず谷間に顔を埋め、乳房に舌を
這わせる。
「あん、あ、あぁん・・・もっと、もっと・・・」
 紫穂も突き出すようにしながら胸を振る。紫穂の上半身と下半身がそれぞれ別方向にくねる。傭司も紫穂に
合わせて腰を回し、揺れる乳房の頂きに、中腹に、舌を這わせる。ペニスがじんじんと痺れている。余りの快楽に
濃厚な精液が詰まったのではないかと思える感覚。
「んあっ、はっ、ひっ、あっ。そんなに、そんなに深くしちゃ・・・」
 傭司の腰はいつしか前後に動いていた。ピストン運動が難しい体位ではあるが、それよりも紫穂との快楽を
貪る悦びがそんな無理を当然のことにしていた。
「あっ・・・あ、なんだか、しあ、わせ・・・」
「紫穂・・・愛してるよ・・・」
「やん・・・ダメ、今そんなこと言っちゃ・・・」
 抱き寄せられ、耳元で甘く囁かれて紫穂が震える。その間も二人の腰は蠢き続ける。
「やだ。紫穂、愛してる」
「ぅぁん・・・私も、傭司くんを、愛してる・・・」
「うん・・・」
 二人は互いの耳元で愛の言葉を睦み合う。じわじわと炭火で熱されるように二人の快感が昂ぶっていく。
「あんっ、あんっ、あんっ・・・」
 ゆったりとしていた二人の腰の動きが激しさを増す。紫穂は傭司の頭を抱き、しっかりと胸に押しつける。
「おお・・・紫穂、げん・・・かい・・・」
「私も、あぅ・・・ダメ。もうダメ。死んじゃう!」
 傭司がグッ、と腰を突き上げる。紫穂も腰を突きだし、受け止める。
「ぅあああっ!」
「かぁぁぁぁぁっ!」
 二人同時に声を上げる。傭司はペニスが破裂するかのような感覚と共に射精していた。
 紫穂は抱き締めた傭司の頭を砕かんばかりに抱き締めながら背を反らす。口を魚のようにパクパクと動かし、
よだれを垂らしながら、呆けたような目で射精を受け止める。精が子宮口を叩くたびに紫穂の体と足がビクビクと
震える。
「ああ・・・いっぱい・・・傭司くんの子種・・・いっぱい」
「紫穂・・・紫穂・・・」
624 ◆NAIADJsoTc :2007/04/01(日) 22:38:30 ID:hv7u6tvV
 さほど激しかったわけでもないのに、長い射精だった。それは二人の想いの深さを物語っていた。
 ペニスが最後の一滴を吐き終えると紫穂の体から力が抜けて傭司にもたれかかってきた。
 魂まで射精してしまったかのように呆けていた傭司は、かろうじて紫穂の体を支え、繋がったまま背中から床に倒れ込む。
 傭司の肩に頭を乗せながら紫穂が浅く荒い呼吸を繰り返す。傭司の呼吸も荒い。無意識のうちに傭司の手が紫穂の
髪を撫でる。
 二人は暫くの間、動けなかった。いや、意識が半ば飛んでいたのだった。既に傭司のペニスは萎んで紫穂の中に
少し入っているに過ぎない。その隙間から二人の愛が混じり合った真っ白な粘液がドロドロと溢れ出し、流れ落ちて
いく。

 たっぷり5分はたってから、やっと二人は正気付いた。なによりも先ず互いの存在を確かめ、口づけを交わす。
 それを存分に味わったところで、紫穂が体を起こし、傭司の上から降りる。傭司も体を起こす。紫穂の方はそうでも
ないが、傭司の股間はドロドロになり、床には粘液の溜まりができていた。
 急速に現実に立ち戻った二人は慌てて畳を拭き、自分のを清める。幸い、畳に染みをつけずに済んだ。

 紫穂は立ち上がると襦袢を身につけ直し、てきぱきとした動作で紬を着付け、帯を締める。傭司はその様に見とれていた。
「な、何・・・?」
 傭司の視線に気付いた紫穂が照れながら言う。
「いや、着付けしているところ初めてみたから・・・凄いな、って思って」
「そうですか?このくらいはやはりできないと・・・」
「うん。だから凄いな、って」
「もう・・・おだてても何も出ませんよ?さぁ、早く服を着てくださいまし」
 そう言われて、トランクス一丁で床に座り込んでいた傭司は慌てて服を着込む。
「あなた、お茶にしませんか?」
「いいね。そうしよう」
「はい」
 その日、紫穂は緒方家から帰るまでの間、傭司のことを『あなた』と呼び続けた。
625 ◆NAIADJsoTc :2007/04/01(日) 22:39:16 ID:hv7u6tvV
 それから、二人は何をするでもなく時間を過ごす。ただ黙って寄り添い合う。時折見つめ合っては口づけを交わす。
ただ、それだけ。二人きりの時間をただただ惜しむように過ごす。
 日はだいぶ傾いていた。その二人の静寂を破るように電話が鳴り響く。心地よい時間を邪魔された傭司がブツブツと
文句を言いながら電話を取る。
「もしもし?」
『おーなんだ傭司か』
「親父か。なんだよ、一体」
『いや帰りなんだがな、遅くなりそうだ。10時くらいになる。なので夕飯は先に喰ってろ。こっちも食ってから
帰るから』
「はぁ?なんだそりゃ?」
『まぁ細かいことは気にするな。紫穂ちゃんとしっぽり出来る時間が増えていいだろう?』
 電話の向こうで父親がクックックッと笑う。
「てめぇ・・・」
『そういうことだ。じゃぁな。ちゃんと送っていけよ』
 そう言って電話は切れた。顰めっ面で受話器を睨む傭司。
「どうかしましたか?」
「あ・・・ああ、親父達、帰りが遅くなるってよ。10時くらいになるとか」
「まぁ・・・お夕飯は?」
「食って帰るから好きに食ってろとさ・・・」
「そうですか・・・それじゃ、お夕飯の支度をしますね」
 そう言って立つ紫穂を傭司は無理矢理引き寄せて口付け、半ば強引に舌をねじ込み激しく掻き回す。
 息苦しくなった所で唇を離すと紫穂もスッ、と離れる。
「もう少しだけ待っていてください。あなた」
 そう言って台所に行ってしまう紫穂。傭司は余裕のあるフリをしてTVを点けてそれを眺める。しかし、内心は
淋しくて仕方が無かった。

 夕食はご飯に鶏の唐揚げにみそ汁とサラダ。シンプルだが、それ故に心がこもっていた。唐揚げの味付けも何処で
覚えたのだろうか、傭司が好む味付け−緒方家の味とでもいうべきもの−だった。それだけに傭司の食も進んだ。
 食後の口直しに茶を出すと、紫穂は後かたづけを始めた。
 片付けを終えた紫穂が戻ってきた。定位置の差し向かいではなく、傭司の隣に座ると、黙ってもたれかかってくる。
傭司はその肩を黙って抱いた。
 ただ、何をするでもなく二人はそうした。
626 ◆NAIADJsoTc :2007/04/01(日) 22:40:01 ID:hv7u6tvV
 時計の針が9時に近づきつつあった。そろそろ刻限である。紫穂が、重い口を開く。
「そろそろ・・・帰りますね・・・」
「・・・うん。送ってく」
「すみません・・・。着替えてきますね」
 そう言って出て行く紫穂。10分ばかりして戻ってきた。昨日、家に着た時のブラウスとスカート姿で。何故か
それが新鮮に見えた。
「じゃ、行こうか・・・」
 灯りを消し、戸締まりをする。そして、自転車の後ろに紫穂を乗せて走り出す。
 無言の二人。傭司は黙ってこぐ。紫穂は傭司の腰に捕まり、その背にもたれている。

 20分ばかりして、紫穂の家の前に到着した。
 門の前で見つめ合う二人。
「ありがとう。楽しかった・・・」
「俺も、楽しかった」
「また、こんな風に・・・」
 できるといいですね、という言葉を紫穂が呑み込む。
「できるよ、きっと」
 代わりに傭司がそれを口にする。
「そうですね。きっと・・・。今度は私の家に・・・」
「うん。紫穂の家に、俺が行くよ」
「ありがとう・・・・・・それじゃ・・・」
 と、離れようとする紫穂を傭司は無理矢理引き寄せ、強引にキスする。最初は驚いた紫穂も傭司を抱き締める。
 存分に、互いの愛情と意志を確かめた二人はゆっくりと顔を離す。そして、互いに一歩ずつ下がる。
「それじゃ、また明日。おやすみなさい・・・」
「・・・おやすみ。また、明日・・・」
 紫穂がヒラリと身を返し門の中に消えていく。それを見送ってから傭司は自転車をこぎ出す。


 翌日。再び日常に戻った二人は、いつものようにその日常を過ごす。二人が本来有るべき位置に戻るその日まで。
627 ◆NAIADJsoTc :2007/04/01(日) 22:59:12 ID:hv7u6tvV
で、ここまでなわけで。最後まで投下してしまった・・・。
ていうか容量換算、桁一つ間違えてました。俺が<バカ


続きは・・・ありません。ネタが無い訳じゃないんですが。
ま、どうするかちょいと考えるとします。

628名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 23:16:11 ID:hXcXMUYH
書くしかないでしょう! GJです!
629名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 00:02:01 ID:0lfvahb5
うんこ
630名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 00:23:49 ID:+7IaAsZR
神速の投下 Nice Job!
馬鹿ップル→夫婦の移行だけでは物足らず、相手をパーソナルカラーに染める展開とは…w

ネタあるんだったら続き切望
631名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 00:52:18 ID:E+cq1X5V
>>627
「家の味付け」のとこで萌えた
かわいいなもー
632名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 02:26:59 ID:aielsvl/
うあーただひたすらにGJ!
まだ続きがあるのなら、是非ともお願いします
633名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 12:57:45 ID:OC3HPZTS
ほす
634 ◆NAIADJsoTc :2007/04/12(木) 16:03:26 ID:N16obZxL
お風呂でえちぃするならおしっこも有った方がいいのかねぇ・・・
635名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 18:28:00 ID:wP/DDkd+
お風呂えっちならば、何か特別な要素がほしいのも確か。
個人的には汚いのはいやなので、おしっこシチュやるならいんにょー
レベルまでお願いしたいです。
636名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 00:48:44 ID:CUE41vAx
のぼせた相手の介抱プレイとか…
637名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 01:50:16 ID:OyPc3yQg
お風呂えっちなら、泡踊りよりも女の子を泡まみれに洗ってあげる方がえろかわいい。
638 ◆NAIADJsoTc :2007/04/14(土) 22:53:17 ID:oVm6P3MG
ご意見サンクス。参考になるであります。
が、全部盛り込めないのがせつないところで。

というか、本来は「自宅の庭または縁側で花見をしながらえちぃ」だった筈なのに・・・
前座で盛り上がってどーすんのさ(爆)
639名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 00:47:10 ID:9AgOlErD
お風呂プレイに放尿をからめるなら、
・イチャイチャ中に尿意。トイレに行こうとするが放尿シーンを見たいと言われ、恥ずかしさを堪えながらリクエストに応える。
・本番中に尿意。我慢しようとするが激しい責めで力が抜けてしまい、結局我慢出来ずに漏らしてしまう。
って感じか。飲尿までいくとスカトロになっちゃうからそれは無しの方向で。
640名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 00:57:20 ID:ZzzT3OrZ
放尿シーンをみたいっていうのは変態的過ぎないだろうか?

尿シチュならば、フェラチオの時に女の子の口に出すつもりはなかったのに、
女の子の方が強引に口内に射精させるというシチュがあるが、それの変形パ
ターンを飲尿でやるのはありだと思う。
641名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 22:28:34 ID:Zknd7Cqp
期待age
642名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 12:29:04 ID:TZ7Jru5q
保守
643名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 01:49:27 ID:xd65NNq4
一人語りの誘いうけうざいんですけど?
644名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 02:59:48 ID:CaCDRSKz
>643
もっと和風美少女っぽく言ってくれ
645名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 07:11:12 ID:Y31RtD9F
このスレ、やばいね
646名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 01:39:05 ID:njymcz/s
圧縮回避保守
647名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 13:51:15 ID:4tOY1FM4
>>638
ネタの一つになるか分からないけど、入浴剤であわとろ風呂(だったような?)ってのがある
それは、泡風呂になる上にお湯にトロみがつく優れもの
本来は体に潤いと保温が目的なんだけど、H目的で使われたりする
普通のドラッグストアで売ってるから、ローションプレイをしてみたくても恥ずかしくって買えない
紫穂が持ってきたってシチュでお願いします
648 ◆NAIADJsoTc :2007/05/01(火) 23:14:37 ID:uTnrYyaB
>>647
ネタ、dであります。
紫穂タンママン辺りが買って来たのを・・・というのが自然ですかねぇ〜
649名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 07:55:51 ID:QxjaACzb
そんな感じイイ!
ママンが買ってきて、自分も初めて使ってびっくり
狙った訳じゃないのに、結果的にエロい方向にみたいな
650名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 20:34:14 ID:krzcbij+
過疎保守
651名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 17:04:02 ID:Rv6eeK/U
期待age
652名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 17:57:57 ID:5ki3at/E
過疎ってるし、荒らしもいないから出だしだけ投下しようかな?
653名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 20:35:41 ID:eETkx0s9
>>652
wktk
全裸で正座して待ってる!!
654652:2007/05/11(金) 21:10:19 ID:5ki3at/E
では投下

タイトル[紫陽花の人]

山賀忠人は今日から世話になる家の門前でひたすらあきれ返っていた。
幼い日にここへきた時は気が付かなかったが、なにせこの家でかいのである。
門は長屋造りで見上げんばかりのものだし、
その塀は白壁に瓦で造られこの町内の一角を占有している。
その門前では敷地内の物音は殆ど聞こえてこないという事は、
かなりの奥行きがあると言う事である。今日からこの家に住み込まさせて貰うとはいえ、
いったいどんな人間が住んでいるか少年には想像もつかなかった。

655652:2007/05/11(金) 21:12:28 ID:5ki3at/E
忠人は剣士である。彼の曽祖父、山賀忠久は大正時代、
武專(武道専修学校)で剣道・柔術を収めた武道の人であった。
祖父、 忠直もその薫陶を受け、剣を修めた人物である。しかし父、
忠行は厳格な祖父に反発し会社を設立した後、殆ど家に帰ってこなかった。
そのため忠人は殆ど祖父に育てられたようなものであった。


彼は幼少のころから祖父から剣の道を教わり中学を卒業する時点で相当の腕前に至っていた。
ただ彼は部活動などには所属せず、ただひたすらに祖父の道場で厳しい稽古を繰り返した。
これは祖父の方針で小学校後半や中学から剣道を始めた者と、
物心つく前からすでに剣を握り稽古を積んだ忠人では、その腕に差がありすぎる。
また仮にその様な場所で稽古を積んでも他の者の成長の妨げになると祖父は考えていたからである。
それゆえ忠人は常に自分よりも年上の者と稽古を積んできた。


656652:2007/05/11(金) 21:15:01 ID:5ki3at/E
そうしたわけで忠人は今日からこの祖父の昔からの剣を通じての知人の家に世話になるのである。
身長170cmあまりの少年が荷物を肩に掛け、門前でただ立っているのも間抜けな姿である。
ここでぼうっとしていても、ただ闇雲に時間が過ぎるだけだと考えて忠人は大門の脇にあるくぐり戸を叩いた。

「すいません、本日からここでお世話になる山賀忠人です。どなたかいらっしゃいませんか?」

返事は無く、静寂のみが返ってきた。聞こえなかったかも知れないと思った忠人は先程よりも大声でもう一度言ってみた。
657652:2007/05/11(金) 21:18:10 ID:5ki3at/E
「すいません、本日からここでお世話になる山賀忠人ですがどなたかいらっしゃいませんか?」
「そないに大声を上げはらんでも聞こえてます」

突然、若い女のやわらかい声が忠人の背後からやって来た。
忠人は思ってもみなかった方向から声をかけられ慌てて振り返り、驚いた。

可愛い子だったな。中学生ぐらいか。

今、忠人は屋敷内の座敷に通され、人が来るのを待ちながら先ほど案内をしてくれた少女のことを考えていた。
門前で大声を張り上げていた忠人に、突然声をかけたのは一人のセーラー服姿の少女であった。
忠人より少し年下であろうか、柔らかい目元に背の中ほどまである長い黒髪を持ったその小柄な美しい少女は、
忠人が自己紹介をしようとする前に、話は聞いているからと、柔らかな京都弁でこの座敷に案内し。
人を呼んできますと言って去っていった。これまで剣一筋、
同年代の女性とはあまり触れ合う機会が無かった少年は少女の美しさに一瞬心奪われた。
ただし彼は童貞ではない。つい半年前に道場の年上の女性にそれは奪われている。
いわゆるシュタの気があったその大学生の女性は忠人を散々に弄んだ後、
三ヶ月前何も言わずに姿を消したのだった。
658652:2007/05/11(金) 21:19:54 ID:5ki3at/E
「待たせてすまないね、忠人君」

殆ど足音をさせずに着物を着た優しそうな小柄な老人が座敷に入ってき、
忠人と卓を挟んで正面に敷いてあった座布団に座りながらそう言った。

「いえ、考え事をしていたものですから、気になりませんでした」
「ふむ、退屈していないならそれは良かった。昔一度会ったことはあるが、
覚えていないでしょうから、改めて自己紹介をしよう。私がこの道場の主人、
秋山隆久だ。君は好きに呼びなさい」
「はい、では先生と」

そう忠人が答えると、老人はじっと忠人の目を見つめる。
ふとその瞬間、忠人は呑まれそうになった。
単なる小柄な老人に見える人物から発している何かが一気に忠人を引き込んだのである。

あ、これはやばい

そう考えながら忠人は押し潰されるような感覚に必死で抵抗する。
どれだけ時間が経ったのであろうか、襖の向こうから

「おじい様、お茶をお持ちしました」

という声が聞こえ、その声に忠人は救われた。

「入りなさい」

その隆久の声と同時に雰囲気は霧散していた。
659652:2007/05/11(金) 21:23:49 ID:5ki3at/E
すいません今から外出するので今日はこれで。
質問なんでが、皆さんヒロインの名前は漢字とひらがなどちらが好きですか?

またエンディングはハッピーかバッドかどちらが好きですか。
それによってエンディング変えますんで。
660652:2007/05/11(金) 21:28:45 ID:5ki3at/E
すまん656と657の間段落一つすっ飛ばした。
やっぱりメモ帳からのコピペはこういうことが起き易い。

欠落部分

祖父、忠直は忠人の高校進学を機に他人との試合・稽古を許可することにした。
また、このまま自分の手元に置いていては双方に甘えが出て、
忠人の成長に悪いと考え手元から離し、忠人を遠くの高校に進学させることにする。
父、忠行は息子の進学を勝手に祖父と本人が決めていたことに怒ったが、
忠人本人が心を決めていたので半ば諦め混じりにそれを許可した。
661名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 21:34:32 ID:EPv3g60d
>>659
何ィ? これから出かけるから今日はこれで……だと?
バカ野郎!! 全裸で待ってるこっちの身にもなりやがれ! とにかくGJだこの野郎!!

……まぁそれはそれとして、私としては、ヒロインの名前は漢字、エンディングはとろーり甘いハッピーエンドがよろしい
かと思います。
662名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 22:37:09 ID:pe6Drqgu
読むからには幸せな気持ちになりたい。
663名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 09:41:20 ID:5PNmcXbW
名前はどっちでも萌えられる
EDは虫歯になるくらいの甘いヤツ頼む
664652:2007/05/12(土) 11:52:36 ID:FA4UxRWE
ただ今、帰宅。
続きを投下。

なお、当方は関西の育ちですが。京都は大学生活の間のみなので、
いんちき京都弁については、ご当地の方々、ひらにご容赦のほど。
665652:2007/05/12(土) 11:55:56 ID:FA4UxRWE
返事を受けて、襖を開け入ってきたのは、
先程忠人をこの座敷まで案内した少女であった。しかし、
その格好は先ほどまでの制服とは完全に異なっていた。
その少女が着ているのは見事な着物である、
上品な淡い紫地に季節の花々をあしらった振袖に身を包んだ少女が、
黒塗のお盆にお湯飲みをのせて入ってきた。
忠人はその先ほどとは違う少女の姿にまた一瞬、心を奪われた。

「いやすまなかった忠人君。先ほどは少し試すようなまねをして」
「まあ、いややはおじい
様。またしはったんですか?」
「いえ、僕は気にしていませんから」

お茶を持ってきた少女は隆久老に引き止められ、
その隣に座りながら話に参加している。
なんでも隆久老はたまに来る客人を試しては悪戯をしているらしい。
その話の中、先ほどまでの重い空気は消え、
明るく和やかな空気が座敷を満たしている。

「これは、私の孫の巴。君が通う高校の一年先輩になる」

年上だったのか、そうは見えないな。こんなに笑うと幼く見えるのに。
そう思いながらそんなことは表情には出さずに、

「山賀忠人です。これから三年間お世話になります」

忠人は体の向きを直し丁寧に頭を下げながら言った。

「秋山巴です。けどそないに畏まらなくても良いんですよ、忠人君。
私は昔、貴方にあったことあるんですから」

巴はやわらかく微笑みながら言った。笑った瞬間、片頬に笑窪が浮かんだ。

「そうでしたか?すいません、覚えていなくて」

ここへ来た記憶はあるが、誰に会ったかの記憶までは無く、
またその微笑んだ顔になぜか波立った心を隠して忠人はすまなそうに言った。
その忠人の返事を聞いた少女は微笑みながらも一瞬目元を堅くした。

「まあ忠人君は小さかったからな」

一口、お茶を口に含んだ後、隆久はそう言い、話を続けた。
666652:2007/05/12(土) 12:05:38 ID:FA4UxRWE
「忠直は元気にしているかね?」
「はい、祖父は後、二十年は生きると思います」
「まあ、あれはすでに一種の妖怪変化だ。そうそう死ぬものではないか」

隆久は湯飲みを下ろしながら言った。
忠人の祖父、忠直はすでに齢七十近くにして地元の警察などに出稽古をしては、
機動隊員などを叩き潰してくる、地元では有名な剣士である。
人格は清廉潔白、沈思の人で、その割りに洒脱な面も持ち合わせる。
その教えを受けようと昔から多くの人が祖父の道場に来ていた。
その中に件の女性もいたのだったが。

話は次第に、これからの忠人の生活に移っていった。

「朝稽古は本人が遣りたいだけすれば良いが、この家から学校までは徒歩で十五分ほどかかる。
まあ遅刻したくなければ八時十分までに家を出ていることだな。
あと放課後は部活動はどうするかね?剣道部に所属しても良し、
その他の部活に参加するも良し、その判断は君に任せよう。
ただ夕食の前と後の稽古、これはだいたい五時から六時、七時から八時ぐらいまでする。
細かいことは学校が始まってから詰めよう。
場所は家の裏にある道場だ、この後、早速だが短いが稽古をしよう」

「はい、部活はやはり剣道部に入るつもりです。
やはり初めて同年代の人間と稽古が出来るのならしてみたいですし、
最初からそのつもりでした。朝稽古は素振りと型を毎朝するのですが、
これは一人でも出来ます。だからその分、夕方の稽古で先生にお相手をお願いします。
先生、良いでしょうか?」

「ああ、それで良い。あと寝る場所は庭の離れを使ってくれ。
あれは私の父が隠居の後暮らすために立てたものだが風呂は付いているから好きに使いたまえ。
あと先に付いた荷物は、もうそちらに入れてあるから、
稽古の前に整理しなさい」

「はい先生」

667652:2007/05/12(土) 12:08:43 ID:FA4UxRWE
二人のやり取りにまるで口を挟めなかった巴は半ば呆れたように口を尖らせ言った。

「いややわおじい様、まるで山賀のおじい様と話してはるみたいに楽しそうにして。
でも、忠人さんは家につきはったばかりで、お父はんとお母はんにも挨拶も済んではらへんのですから、
お稽古は夕飯の後にしはったらどうです?」

「ああそうだね。すまないが巴、静江さんに忠人君を会わせた後、
彼の荷物の整理を手伝ってあげてくれないか?
稽古は夕食後にしよう忠人君もそれで良いね」

「「はい」」

忠人と巴の返事はまるで同時だった。

「はっは、二人とも声を合わせて仲がいいな。
ではここは若いお二人に任せて老人は退散するとしよう。
忠人君、巴を頼むぞ」

そんな冗談を飛ばしながら隆久は座敷を出て行った。

「もうおじい様、いらわんとって(*)」

照れたように巴は隆久が出て行った襖に言った後、
今度は忠人に向かってまるで甘えるかのように言った。

「ほな忠人君、お部屋かたす前にお母はんとこ行こか?
お父はんはまだ帰ってきてへんから、会うんは夕飯の時になるけどかまへん?」

二人っきりで部屋に残され、ほんのりと感じられる少女の色気に焦りながら忠人は、

「あっ、はい巴さん。ではお願いします」

と言った。

「そないに緊張せんでもええよ、
忠人君がこないにちんまい頃に会った事あるんやから」

巴はその可愛らしい右手で指の間に隙間を作りながら冗談を言った。
その笑顔に忠人はなぜか懐かしいという思いを抱いた。

(*)いらう(弄う) おちょくる、冗談を言うなどの意
当方は関西在住でしたが、京都は大学生活のみで様々な方言が混じっていますので、ご当地の方
いんちき京都弁はひらにご容赦のほど
668652:2007/05/12(土) 12:13:40 ID:FA4UxRWE
一眠りしてから続きを投下予定。

661から663様へ

とりあえず名前は漢字、エンディングは佐藤の塊みたいな奴のほうを。
けどね、書いてあった文、読み返すと思いっきり自分のセクロスの経験と
傾向が出ていて。死にたくなる。
669名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 13:43:56 ID:lnDZD+46
やっと◆NAIADJsoTc 以外のまともなSSが読めると期待していたのに
>>668で一気に萎えた……
余計な自己語りは不要
SSも締め切りがあるわけじゃなし書き上げてから一気に投下してくれ
それとsageしろ、初心者かお前は
670名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 13:47:57 ID:5PNmcXbW
投下完了までオナ禁および全裸待機中の663から661様へ

死にたくなるのは貴殿の勝手だが、俺の歯を虫歯にするまで死ぬことは許可できない。
むしろ読んでるこっちまで胃の裏側を掻き毟りたくなるような文章待ってる
671名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 16:13:29 ID:M9lxeBYQ
そないな大声、上げはらんでも聞こえとります

まあ、いややわおじい様。またやってはったんどすか?

秋山巴です。けどそない畏まらんでもかまいまへんで、忠人はん。
私は昔、貴方さんにおうとったんどすえ。


「いややわおじい様、まるで山賀はんのおじい様としゃべっとうみたいに嬉しそうにしとりおすな。
でも、忠人はんは家についたばっかりやさかいに、お父はんとお母はんにも挨拶しとらへんのですえ。
お稽古は夕飯の後にしはったらどうおす?」

「ほな忠人はん、お部屋なおす前にお母はんとこ行かはる?
お父はんはまだ帰っとらへんから、会うんは夕飯の時になるけどええね?」

「そない緊張せんでもええよ、
忠人はんは、こんなこまい頃に、うちとおうた事あるんやで」
672名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 21:16:40 ID:RWlLLy0I
>>668
投下が無くて過疎ってるのをいいことに、お手軽に神になれると勘違いして
あまり調子に乗らないほうがいい
お前程度の書き手は掃いて捨てるほどいるという現実を忘れてないか?
謙虚さを忘れた作家気取りの馬鹿はどこでもうざがられるっての分かってるか?
現時点でかなりうざいんだがお前
673名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 21:22:30 ID:a1tVDkFE
うんこSSかも〜んなw








ほれかも〜んなw


















うんこSSまだああああああああああw













うんこっこw
674名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 21:25:31 ID:a1tVDkFE
完全制圧完成記念w


























大勝利確定記念w
675名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 22:05:39 ID:CViaGYCh
まだ生きてたのか、お前……。
残念ながら、即NGIDに指定させてもらった。
676名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 22:37:01 ID:OacSRcL4
廃墟完成w























大勝利確定記念wwwwwww
677名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 22:37:49 ID:dSD91VgQ
>>668
初めての投稿だろうから、色々と知らない事が多く、こういう風に叩かれることも、これからもあると思う。

だが、俺はあなたが初めてのSS投下にこのスレを選んでくれたことを、嬉しく思う。

これからも頑張って良いSSを書き上げてくれ。俺はふんどし一丁で待ってるぜ! そして遅くなったがGJ!


ちなみにSSを書くにあたって、また投下の時の注意など色んなことが書いてあるし住人も相談にのってくれるから、
こちらを一度は覗いておくと良いかも


SS書きの控え室 61号室

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1177858577/l50
678名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 22:38:24 ID:OacSRcL4
静留厨うざw

























完全制圧完成記念w
679名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 22:42:24 ID:RWlLLy0I
>>677
277 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2007/03/11(日) 00:45:50 WfPSxi4i
201氏、GJです!
自分も明日、短いですが投下してみようと思います。京都弁の着物美少女で、一応エロ有りのヤツを…。

何を勘違いしているか知らんが、こいつはこのスレが荒れる原因を作ったA級戦犯
ほとぼりが冷めたと思って投下してきたんだろうが
こいつは自分が来ると荒れるというのを分かってて来た確信犯だぞ?
さっさと排除しないとスレの荒廃を招くぞ・・・
680名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 23:09:40 ID:9g2ggXCZ
排除も何も、スレ住人が荒らしを無視すれば良いだけのこと。
672=679は過剰反応し過ぎ。
681名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 23:12:57 ID:Cc8TH2jJ
>>680
無理うんこw



























うんこっこw
682名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 23:15:53 ID:RWlLLy0I
>>680
完全に制圧された結果廃墟化→DAT落ちで潰される

【ゴキブリ】男が女に犯されるやつ10【ホイホイ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155703177/l50

ブレンパワードのエロノベルで射精したい 2スレ目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098118906/l50

きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ part7
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/eva/1140444918/l50


現在進行形で廃墟化&復活のめどなし
メイド服+敬語+地下室でイジメられたい #3
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1138373977/l50


今度はここか・・・・
683名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 23:23:42 ID:whnq9uNU
>>680
のるな。 RWlLLy0I = Cc8TH2jJ なんだから。
684名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 23:33:09 ID:RWlLLy0I
事実がどうあれ件の馬鹿が投下する限り荒らされ続けるのは事実だからな
頼むから賢明な判断をしてもらいたいものだな
あいつが来ない間は平和だったという事実を忘れないでくれ
685名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 23:35:59 ID:CViaGYCh
もう喋んないでくれる?
あぼ〜んが増えると見苦しい。
686名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 00:38:55 ID:J5kGkm4x
このスレがFA4UxRWE が原因で粘着されているというのは事実なんだから
投下したら荒らされるのが分かった以上は、スレに迷惑はかけないで欲しい
どうすればいいのかは分かるよな?
687名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 00:48:16 ID:QFKkswLv
ここで荒らしの思うがままに職人排斥したら、それこそテロの論理で永遠に粘着されるぞ
職人に粘着すれば、そいつを追い出せるという先例を作るんだからな
688名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 00:51:51 ID:IVYqDTxC
ここで「2chにおける多くの問題はスルーする事で解決できる」という格言を思い出すべきですよ
689名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 00:56:39 ID:J5kGkm4x
>>687
だが、単純にFA4UxRWEが初めて現れたときに荒らしが出現し
スレが荒廃したが、コイツが去ってしばらく他の職人が投下している間は平和だったというのは事実
また、コイツが現れた瞬間荒らしが再開したというのも事実
なぜなら粘着されてるのはこのスレではなく、FA4UxRWE個人だから
一連の荒れはスレが、FA4UxRWE個人への粘着のとばっちりを受けているに過ぎない
どうすればこのスレが平和になるのかは明白

>>688
残念ながらスルーできる人間がこのスレには存在しないので、その対処法は通用しないのが分かってる
荒れる原因を排除するしかない
690名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 01:03:48 ID:mydn+sC5
>>688

そうですね。
じゃあ、以下みんなでスルーしましょう。

無駄に反応したヤツは単発ID乙ということで。
691名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 01:08:20 ID:TGT5Z5Vd
うんこSSかも〜んなw













うんこSSまだああああああ?

















うんこっこw
692名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 01:10:51 ID:TGT5Z5Vd
>>690
スルーしようがしまいがこっちは好きにさせてもらううんこw



















うんこS待ちきれないうんこw
















早く投下するうんこw











うんこっこw
693名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 01:17:28 ID:J5kGkm4x


652 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2007/05/11(金) 17:57:57 5ki3at/E
過疎ってるし、荒らしもいないから出だしだけ投下しようかな?


654 名前:652 投稿日:2007/05/11(金) 21:10:19 5ki3at/E
では投下

だいたい↑の発言からも見て取れるように
単なる自己顕示欲だけは一人前な姑息な勘違い野郎だよこいつは・・・
スレに迷惑をかけておいてなんの謝罪もないのかよ
どういう神経してるんだよマジで
694名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 01:18:58 ID:FZdQ7AZq
>>693
お前もいい加減スルーしろ
695名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 01:27:34 ID:oOhPgIf6
うんこSSまだああああああああああああああああああw


















早く汁クズ!











うんこっこw
696名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 04:18:16 ID:J5PcbRIn
>>689
とりあえず君がまずスルーしてみてくれ
それだけでだいぶこのスレの雰囲気が変わると思うんだ
697名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 04:40:48 ID:7EHvBLOp
職人を排斥して平和にしても意味が無い。
職人がいなけりゃ存在価値は無い。
存在価値の無いスレが平和でも何の意味も無い。
698名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 06:26:06 ID:w3AxE6Hp
なんか突拍子無さ過ぎてわろたw
699名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 13:42:40 ID:ufKOLTdU
勘違いしてる人もいるようけど、>>683も言っているように、ここの粘着荒らしの人数は、一人だけだよ

ID:RWlLLy0I
ID:a1tVDkFE
ID:OacSRcL4
ID:RWlLLy0I
ID:9g2ggXCZ
ID:Cc8TH2jJ
ID:J5kGkm4x
ID:TGT5Z5Vd
ID:oOhPgIf6

全部、同一人物。あ、このIDリストはあぼーん用に使ってくださいw
たまに、複数のIDを互い違いに使って、複数いるように見せかけているけど、単にこいつの入居しているマンションか何かに固定IP制のネット接続サービスがあって、
それとは別に、自分で加入したプロバイダからのIPと使い分けているだけ

というわけで、職人さんはアホは気にせずに投下してください
前の時も、結局、無視して投下して無事に終わったので

まあ、こいつが飽きるのを待つしかないってのがウザいんだけど、これはしょうがないね
700名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 14:18:41 ID:4AQeVP6a
>>699
ばーかw


















うんこっこw
701名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 22:14:52 ID:GMuY5IeG
>671
GJ
巴嬢とどんな風になるのか楽しみです。続き待ってます。
702名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 22:15:26 ID:J5kGkm4x
お話にならんな
703652:2007/05/14(月) 04:35:56 ID:3IFT1axR
やはり強かったな、先生は。

忠人は布団の中で今日一日のことを思い返していた。巴の母親に挨拶をし、
部屋を整理し終えると、すでに夕食の時間になっており、
帰ってきた巴の父親とは夕飯の場で忠人は顔を合わせることになった。
巴の両親の隆之と静江は共にあまり大柄ではなく、優しそうな人たちだった。
なんでも二人は、隆之が京都の大学に通っている時に、
当時高校生だった旧家の娘の静江に出会い、
隆之の大学卒業と同時に駆け落ち同然に結婚妊娠。その後に許されるという大恋愛だった、
と言う二人の馴れ初めを夕食の席で聞かされた。
二人とも若くして巴をもうけただけのことはあり、その容姿は半端なく若かった。
しかし、実際二十歳前に巴を生んだのならまだ三十半ばの歳でありその容姿にも納得がいく。
特に母親の静江は巴に年齢という布で磨きをかけたらこうなる、という姉妹でも通用しそうな容姿であった。
静江が地元を離れて何年もたつのに頑固に京都弁を使い続けているせいで、
娘の巴にも京都弁がうつった事や、巴が昔は体が弱かったために剣道はしていない事、
代わりに御茶やお花などを身に修めていること。巴の下に今年小学六年になる双子が居るが、
春休みの間は静江の実家に行って居ない事。
忠人の父は忠人には経営を学ぶために大学に進んでもらいたがっている事など
話題は尽きず楽しい夕食だった。

夕食の後すこしして、隆久と家の裏手の道場で一対一の稽古をした。
当初は小柄な隆久を忠人は多少なめていたが、稽古の中で散々に打ち込まれ、
此方の打ち込みはかわされ防がれ、体当たりで吹き飛ばそうとすると、
まるでコンクリートの壁にぶち当たったかのように此方が飛ばされる
と言うように実力の差をまざまざと見せ付けられた。
その後、一風呂浴び床についているところである。
704652:2007/05/14(月) 04:38:18 ID:3IFT1axR
忠人が用意されていた浴衣に身を包み、床についているこの離れは平屋で二間の座敷、
あと風呂があるだけの簡素な造りで、母屋とは屋根つきの廊下でつながっている、
その確りした造りはなぜか忠人に安心感を与えた。
通うことになる高校が四日後から始まるので、それまでに準備をしなければ成らないから
少し早いがそろそろ眠ろうかなと考えている時に襖の向こうに人の気配がした。

こんな時間に誰だと疑問に思いながら忠人は声を掛けることにした。

「誰ですか?」
「巴です。入ってもええやろか?」

巴さんが何の用だろう、一瞬忠人が考えているうちに巴は返事を待たずに襖を開けると入ってきた。

「山賀の家からお手紙預かってるんで、それに目を通していただこう思て」

そう言う巴の姿は白い浴衣姿であった。浴衣には淡く紫陽花が染め抜かれている。
巴の長い髪は束ねられ頭の後ろで丸く結われている。
その姿は昼間とは異なり忠人には女を感じさせるものだった。

「あっ、有難うございます」
「あ、もうお布団引いてはったん?」

忠人が布団から少しあせりながら身を起こしている姿を見ながら巴は言った。

「はい、明日からの準備とかを考えると早めに寝たほうがいいかと思って」
「そないなこと言わんと、少しお話ししようや、ね?」

巴は忠人の返事を待たずに布団の脇に座り込んだ。
705652:2007/05/14(月) 04:41:26 ID:3IFT1axR
取り留めの無い話をしながら時は過ぎる。忠人は内心のざわめきを上手く隠しながら高校のこと、
中学生活のこと、互いの話題を交互に聞いてゆく。ただ、巴は忠人の恋人がいるか執拗に聞きたがったが。
そんな中、唐突に巴が聞いてきた。

「ほんまにこの家に来たことなにも覚えてへんの?忠人君」

「はあ、すいません。来たことは覚えているんですが、
 何分四歳か五歳の頃ですからそこまではっきりとは」

「ほな、私と会った事も覚えてへんの?」

巴は少し怒ったかのように忠人ににじり寄った。

「とっ、巴さんそんなに身を乗り出さないでくださいよ」

上半身を巴に寄せられた忠人には、巴の浴衣の袷から見える肌の白さと
髪からの匂う甘いかほりは少年の下半身を直撃するのに充分だった。

「え〜?なんで?」

忠人の焦った物言いに、巴は悪戯っぽく笑うと膝立ちになり更ににじり寄った。

「いや、だから、その」

「こうしたら、忠人君は思いださへんかな〜」

そう言うと、巴はおもむろに身を引いていた忠人の首に手を回すと
優しく頭をその胸元に抱きこんだ。

「なあ、たっくん?うちと約束したよね」

柔らかいし、いい匂いがするし、甘くささやかれているし、
ああ頑張れ僕の理性。完全にてんぱっている忠人は、
その一言と温かさに一瞬にして過去へ記憶を飛ばした。

祖父に連れられてこの屋敷を訪ねてきた数日間、庭に面した座敷で布団の上に横になって、
庭で祖父や隆久老と稽古に励む自分を羨ましそうに見ていた幼い少女。
稽古が終わった後、竹刀で打たれた痕が痛くて庭の隅で泣いていたら
優しく今のように抱きしめてくれた女の子、
別れの時に泣きながら結婚の約束をしたその子の名が自然に口からこぼれ出た。

「ともちゃん?」

忠人の口からこぼれ出したその言葉を聞いた瞬間、
巴は目元に少し涙を滲ませながらうれしそうに微笑みながら言った。

「良かった〜。うち、もしほんまに忘れられてたらどないしよう思ってたんや〜」
706652:2007/05/14(月) 04:44:01 ID:3IFT1axR

昔の事を思い出せば後は簡単だった。布団の上に胡坐をかいた忠人の背中に
背を預けながら巴はちくちくと昔の事を忘れていた忠人を楽しそうに苛めている。
なぜか巴の口ぶりは昔のようにすこし幼く、
忠人にとっては昔を思い出す手がかりになっていた。

「ひどいな〜、たっくん。うちのこと忘れてるんやもん」
「いや、だから小さかったから。ね、それに十年だよ十年」
「うちは、覚えてたよ」
「ごめんなさい」
「素直で宜しい。じゃあ、約束のことも思い出したん?」
「あ〜、その、え〜、けっ、結婚のことかな?」
「あ、ちゃんと思い出したんや」

嬉しそうな巴の声を聞きながら、
なぜ自分はそんな大切な事を簡単に忘れていたのだろうか、
幼い日のちょっとした約束、
男の子は日々の稽古の忙しさにあっという間に忘れていたのに、
後ろの女の子は確りとそれを大事に胸のうちに留めていた。
これが男と女の違いか、それとも単に僕が薄情なだけか。
背中から感じる彼女の体温を紛らわすために、少し現実逃避をしながら
その様な埒も無いことを考えていると、忠人はふと気がついたことがあった。
707652:2007/05/14(月) 04:47:35 ID:3IFT1axR
「あ、手紙。実家からの手紙ってどこ?」

少しごまかしをかねて忠人は言った。

「ふ〜ん、ごまかすんや。でも、ええよ。これ読んだら、
 そないえげつないこと、もう言えななるんよ」

そう言いながら巴は肩越しに手紙をよこす。忠人は手紙の内容を読みながら
次第に頭の中が白くなって行く。手紙は昔ながらの和紙に忠直の手書きで
とんでもない事が書いてあった。

まず、忠人と巴の結婚の約束のこと。
次に忠直と隆久はその約束に便乗する形で、二人を婚約させていたこと。
もしこの十年でどちらかに好きな人が出来ていたら。
この婚約は自然に解消されていたこと。
もしこの住み込みの最初の一月のうちに忠人が約束を思い出さなかったら、
また婚約は解消であったこと。思い出した場合二人の間に結婚しない、
という合意が成立して初めて婚約は解消が可能であり、
片一方の申し立てのみでは婚約解消は不可である事などがずらずらと書かれている。
しかも最後には双方の祖父による血判まで押してある。

「どう、これでたっくん逃げられへんで。たっくんはうちのこと思い出したし、
 好きな人もおらへんみたいや、そしてうちはたっくんのことが大好きや」

そう言いながら巴は体の向きを変え、忠人を後ろから抱きしめた。

「いやいやいやいや、けど僕らはまだ十代だし。
 ね、ほらご両親の了解もいるし、結論は急がないほうが、
 ほら、ゆっくり考えることが何事も重要ですから、ね」

忠人は背に押し付けられた二つの丘の感触に焦りながらそう言うと、
巴は明るく忠人の耳元で答える。
708652:2007/05/14(月) 04:51:28 ID:3IFT1axR
「うちとこの両親は大丈夫や。だって、今ここへ送り出したのはお母はんやもん。
 抱きしめてもらえ、って。好きな男はんに抱きしめて貰うことが幾つの女にとっても
 一番の幸せや、って。この浴衣用意してくれはったのもお母はんやねんで」

「お、お父さんは?」

「お父はんは昔、山賀のおじい様に自分たちの結婚の時お世話になったし、
 たっくんのこと夕飯の時で気に入ったからええって」

「せ、先生は?」

「おじい様は試しと稽古をしてみて、たっくんなら大丈夫やって、
 太鼓判押してたわ。もう、たっくん、いややわ。
 そないにうちの事がいやなん?うちのこと嫌いなん?」

「いや、嫌いとか、いやとかじゃなくて、
 二人が会ったのって今日をあわせても一週間ぐらいでしょ」
「十年」

「はあ?」

「言葉にすると十年って短いけど、十年ってほんま長かったんやで。
 うちその間ずうっと待ってたんよ、たっくんが来るんを」

あの振袖は半ば見合いの意味か。しかし、確かに十年は長いよな。
うん、父さんと母さんが別れて七年だし。
あ、けど探査船カッシーニて何年前に地球を発ったんだっけ。
そんなことを緊張しながら忠人が考えていると、巴は甘えた声で小さく囁いた。

「そやからね・・・・、しよ、結婚しよ。ずうっと一緒にいよ、な?」
709652:2007/05/14(月) 04:57:57 ID:3IFT1axR

そう言うと、すばやく巴は忠人の正面に回りこみ、忠人の目をじっと見つめる。
胡坐をかいている忠人より、膝立ちに成った巴の顔の位置は少し高い。
巴はのしかかる様に忠人の頤に手をやり、少し忠人の顔を持ち上げると
意を決してキスをした。巴は目を瞑り必死に忠人の唇にしゃぶりつく、
その動きは稚拙で少女に何の経験も無いことを表している。
手は微かだが震えてい、その確りと瞑っている眦からは少し涙が滲んでいる。

その巴の動きを半ば呆然と身に受けていた忠人の胸中には、ある思いが湧き上がってきた。
何をやっているんだろうか僕は?十年も自分を待っていてくれた少女がいて、
その子が必死になって自分に身を捧げようとしている。
そんな状況で、なお煮え切らない自分に忠人は突然に腹が立った。
おもむろに行く場所も無く下げていた片手を巴の背に回して確りと抱きしめる。

息が続かなかったのだろうか、巴は唇を放し荒い息をしながら、
上から忠人の目をじいっと覗き込んだ。その瞳は確りと忠人の目を正面から見つめている。
巴はどもりながら恥かしそうに目から涙をぽろぽろこぼしながら
顔を真っ赤にしながら口を開いた。

「う、うちな、たっくんでな、女になりたいんよ」
710652:2007/05/14(月) 05:01:49 ID:3IFT1axR
唐突なその巴の言葉は忠人の心の内にあった理性最後の堤防をあっけなく押し流した。

「いいんだね?」

確認、でも、たとえここで巴が首を横に振っても、もう止まれない。
忠人は己の内に潜んでいた獣性をはっきりと自覚していた。
それは今まで自覚したことは無かったが、すでに忠人の五感をのっとり叫んでいる。
目の前の少女をお前のものにしろ、女にかえろと。

巴は涙でぐちゃぐちゃになった顔で嬉しそうに何も言わずに、
ただうなずいた。

もう一度のキス。今度は下になっている忠人が右の手のひらを巴の耳から
後ろにやりながら引き寄せるようにキス。
一度目とは違い忠人は今度は能動的に舌を巴の唇に差し入れると、
巴は少し驚いて身を一瞬堅くしたものの少しづつ忠人の舌に己の舌を絡める。
巴の呼吸が切れる前に顔を離すと二人の口の間に光る橋が出来た。

膝立ちになっていた巴の体を右手で抱きしめながら、
左手で少しづつ己の身を後ろに倒す。巴の顔の位置は少し下がり、
忠人の胸元に来ている。忠人は体を少し右に回しながら完全に倒れると
巴を布団の上に横たえた。

横になった巴は目を閉じ、じっとその身を堅くしている。
忠人はまず、そのすくんだ体を和らげることにした。
巴の頭の横に右ひじをつき、少しのしかかる様にして、
まだ少し涙が残る眦にキスをする。
自由になっている左手は巴のお腹から胸までを何度も優しく撫で摩る。
今度は軽く唇にキス。そこを起点に顔全体に満遍なくキスをしていくと。
緊張していた巴の体は段々と力が抜けてゆく。
711652:2007/05/14(月) 05:05:09 ID:3IFT1axR
体の強張りが抜けてきたのを見て取った忠人は、
浴衣の袷からお腹を撫でていた手を少しずつ差し入れていった。
その時巴の少し震える両手が、
少しづつ浴衣の内に入っていこうとする忠人の手を包んだ。
押し留められるかと思った忠人が、巴の顔を見ると
巴は嬉しそうに微笑み幼い口ぶりで

「なあ、たっくん。うちのことずっと大事にしてくれる?」

と聞く。その時、忠人の胸のうちにすとんと形容しがたい温かい感情が浮かんだ。
それは忠人の心のうちで寸前までは嵐のように荒れ狂っていた獣性をあっというまに鎮める。

たぶんこの温かみが愛おしいとか、そういう気持ちなんだろうな。
そう思いながら忠人は頷き、1軽く巴の少し震える唇にキスをした。
712652:2007/05/14(月) 05:11:02 ID:3IFT1axR
その頷きをみて巴の両のかいなの力が弱まる。
それを受けて忠人は少し片手で浴衣の袷を押し広げた。
広がったそこから見える巴の肌は部屋の白色灯の明かりを吸い取ったように白かった。
しかしその白いふくらみの上にはあるピンク色の突起はぴんと上を向き
本人の快感を強く主張して硬くなっている。

「あかんよたっくん。そないに見んといて。うちのそない大きいないから」
「そう言う意見は無視。巴、優しくするからいいね?」
「ん」

忠人が訊ねると、巴は目を瞑りながら微かに頷く。
忠人はまず首、次に鎖骨と少しづつキスでしるしをつけながら下がっていく。
次第に浴衣の袷は乱れその開きは大きくなっていく。
忠人は体を少し起こし巴の顔を見ると、巴は恥かしいのか顔を赤くしながら
目をつぶり、下唇をかんでいる。
そんな姿がやけに愛おしくて、可愛くて、
忠人は巴の頭の脇についていた右手で
巴の顔に汗で張り付いていた前髪を優しくよけてやる。
もう一方の手は巴の乳房の下の辺りから
腋の下にかけてをその頂点の突起へ向けて優しく撫でさすっていく。

次に忠人は撫で摩っているのと逆の乳房に軽く乳房に口づけをすると、
おもむろにその突起を口に含んだ。

「ひゃ」

突然の刺激に、巴があげた声を聞きながら、
忠人はまだ固さの残る乳房を口と手と舌で優しく愛撫し続ける。
そんな忠人を薄目を開けて見ていた巴は面白そうに

「んっ。なんや、あっ、そうしてるとたっくん赤ちゃんみたいやな〜」

などと甘い吐息を漏らしながら、巴は両腕で忠久の頭を包みながら言うので、
忠人はわざと少し強めに乳首を唇で甘噛みする。
713652:2007/05/14(月) 05:15:25 ID:3IFT1axR

「あっつ、ん」
 
次第に巴のあげる吐息がさらに甘く高くなってゆく。
その頃合を見計らって乳房を愛撫していた左手を
ゆっくりとわき腹から下半身の方へ下ろしていく。
最初は浴衣の外側から太股の外側をゆっくりと撫でる。
やはり緊張しているのだろう、その太股は固く閉じられている。
その足は時間をかけてゆっくりと撫でている内にその力が抜けていく。
そのタイミングで浴衣の前から手を差し入れ
少し足の隙間を空けさせると、
忠人は自分の左足を巴の足の間に上から差し入れ閉じれないようにした。

太股の内側を優しく撫で摩るてを次第に巴の中心へ向かわせる。
すぐには直接は触らない。まずは下着の上から下腹部と一緒に上から下、
下から上へとゆっくり撫で摩る。
次第に下着を透してあふれ出てきた愛液が湿り気として感じられるようになると。
忠人は身を起こし巴の太股の間に座り込んだ。

「下、脱がせるよ?」

そう言うと下着の両側に両指を差し込み少しづつ引き下ろそうとしていくと、
巴は恥かしそうに片の腕で自分の目を覆い隠しながら言った。

「あかん、たっくん電気消して。うち恥かしい」

その、巴の様を見て、自分が経験者だからから少し焦りすぎたかと思い、
忠人は巴の言葉に従うことにした。

立ち上がり部屋の入り口にある明かりのスイッチをオフにしようと思ったとき、
微かな衣擦れの音が聞こえた。振り返ると巴は着ていた浴衣を脱ぎ、
自分の体の上に広げてその裸身を覆い隠そうとしている。

「ともちゃん、何してるの?そんなことすると電気消さないよ?」

「やぁ」

「じゃあ、それ取る?」

「やぁ」

忠人が少し内心で面白がりながら意地悪げに問うと、
巴は広がった浴衣を目の下まで引き上げると上目使いで、
まるで聞き分けの無い子供のようにふるふると頭を振りながら言った。
その姿は妙に忠人の壷にはまる。
714652:2007/05/14(月) 05:19:44 ID:3IFT1axR
やばい、これはこっちが完全に友ちゃんに惚れ切ってるかもしれない。
そう思うと、とりあえず忠人は電気を消し、体に引っかかっているだけになっていた浴衣を脱ぎ、
少しづつ布団の場所まで戻っていくとそこには紫陽花を身に纏った巴がいた。
浴衣の背の部分に染め抜かれた淡い青の紫陽花が、
カーテンを透して入ってくる明かりにぼうっと浮き上がり、
よりいっそうその色を明らかにしているように見える。
その下にある乳房が浴衣を持ち上げることで、
本当の紫陽花がそこにあるように見えるのだった。

忠人は、横になり浴衣で体を覆った巴のそばに片膝を突き、

「灯りは消したよ、暗いからな、もう大丈夫」

内心では、一体なにがどう大丈夫なのだと考えながら優しく声をかけた。

「んっ」

そう目をつぶって返事をすると巴は体を覆っていた浴衣を、
しっかりと握っていた手にこめた力を少し弱め、体を少し起こした。
その巴の首と肩の後ろに手を回し抱き起こすと忠人は、
するりと巴の体の後ろに身を滑り込ませた。
巴は頭と背をを忠人の胸に預けるような姿勢で確りと抱きしめられたのだった。
忠人は巴の腋の下から前に回した両手で巴の乳房を優しく摩りながら聞いた、

「安心した?部屋暗いからもういい?」

そう忠人は巴の耳元に言うが、実は忠人はかなり確りと巴が見えていた。
幼少の頃から剣の修行をしてきた忠人の目は僅かな明りでもかなりはっきりと見える。
ただ巴の体の上には浴衣があり、それのふくらみの動きしか見えないが。
そんなことは解らない巴はこくこくと頷いた。
715652:2007/05/14(月) 05:26:54 ID:3IFT1axR
忠人の体温に安心したのか段々と忠人の体に体重を預けていた巴は
何か硬いものが自分の背に当たっていることに気が付いた。
それは熱く、時々びっくっと動き、まるで忠人とは別の生き物がそこにいるようだった。
巴は後ろ手でそれにそっと手を伸ばし、恐々とそれに触れると忠人は軽くうめいた。

「うっ」
「痛いん?大丈夫?」
「いや違うから、少し驚いただけだから」

忠人は巴を安心させようとそう答えながら、内心で驚いていた。
今までの彼の女性経験は一人しか居なかったが、
その女性にされた手コキに比べると、
巴がただ一瞬触れただけなのに何倍という快感が背筋を走ったので
驚いたのだった。

触られただけでこれなら、挿れたら僕は気持ちよすぎて気絶するんじゃないか?
そんなことを考えると、忠人は持たないかもしれないと思い。
身を更に起こし巴を抱き上げた。それは胡坐をかいた忠人の足の間に
巴がしりもちを付いているかのような姿勢になった。

「きゃっ」

この姿勢だと忠人より体格の小さく薄い巴は、
確りと忠人の両腕の中に抱き込まれてしまう。
巴はそれが恥かしかったのか、小さく悲鳴を上る。
その巴の右肩に後ろから顎をのせ忠人は囁いた。

「下・・・、触るよ」

返事を待たずに忠人は抱きしめていた右腕を腹から下へと滑らせる。
巴が反応する前に腹から下着のうちへ右手を差し込むと、
忠人は直接に巴の股間の亀裂に触った。

「んぃっ」

突然の刺激に驚いた巴はまるで息が止まったかのような声を喉の奥から出し、
瞬間に少し暴れたが、それは忠人の左手の拘束を解けるほどのものではなく
すぐに収まる。

忠人の触った亀裂はすでにしっとり濡れていた。
右の手のひらには下の毛の存在はあまり感じられず、
忠人は伸ばした中指の付け根辺りに確り自己主張する巴の花芯を感じる。
人差し指と薬指を使い亀裂を割り広げ、中指を更に動かし、
目的の窪みを感触だけで探し出す。

巴の両手は確りと、自分に回された忠人の左の腕を握り、
忠人の右手の指の動きに合わせてその握り締める力を変える。
716652:2007/05/14(月) 05:54:08 ID:3IFT1axR
「辛いんだったら、声出していいんだよ」

忠人は巴にそう囁いたが、巴は目をつぶり、口を閉じ、忠人の腕のうちで、
かぶりを幾度も振るだけだった。
忠人は探し出した窪みを少しづつ、少しづつ中指で押し広げるように動かす。同時に親指で割れ目の上にある花芯を優しく刺激し続けた。割れ目は、どんどんと愛液を生み出し、さらに指が動きやすいようにする。

指の感触と自分の股間の我慢の聞かなさと相談しながら、
忠人は頃合を見計らっていると

「うぅぅぅぅっ」

という、巴のうめき声と共に忠人の左腕を握り締めていた両手から突然に力が抜け、
巴は体を完全に忠人に預けてきた。忠人は左腕を握り締めていた巴の両手を右手でゆっくりと外すと、
巴の体をゆっくりと布団の上に横たえる。
そして自分はゆっくりと巴の足の間に位置を移した。

巴の体を覆っていた紫陽花柄の浴衣は、もうお腹の辺りを僅かに隠すだけであったが、
半ば朦朧とした巴はそれに気が付いていないようだった。
巴の下着を両手ですばやく脱がせると、初めて巴の一番大切な場所を眼にした。
ピンク色の割れ目はほんの少しだけ口を開けテラテラと僅かな光を反射している。
下の毛は申し訳程度にその上にあるだけで、その可憐さに忠人は思わず口付けしたくなったが、
初めての子にそれはさすがに酷かと思い直した。
717652:2007/05/14(月) 05:57:43 ID:3IFT1axR
自分の下着も脱ぎ去っると、忠人は巴の右足を持ち上げ軽く己の左肩に掛けるようにする。
右手は巴の足を軽く曲げさせると、自分の股間で主張している肉棒の位置を直しつつ、
すこしづつ巴の股間の割れ目に近づけた。
肉棒の先が、先ほどまで散々指で押し広げられた。窪みを見つけると。
巴はその感触に気が付いたのだろう、ゆっくりとつぶっていた目を開いて,
自分に全裸で半ばのしかかっている忠人を見つめた。

「いくよ?」

そう忠人が聞くと、巴ははにかむ様に小さく言った。

「うちのこと、ずうっと大事にしてな」

その返事を了解と取った忠人は少しづつ腰を進め、
狭い肉のトンネルを少しづつ押し広げた。

散々に指で愛撫していたおかげであろうか、
意外と痛がらずに肉棒を推し進めていくと、
その先に何かの感触があり動きを止めた。

「んっ」

「痛い?」

「ちょっとだけな」

「やめる?」

「そんなん言っても、たっくん我慢きかんやろ?」

「正解。一気に奥まで行くけど、いいね、力抜いといた方が辛くないって言うよ」

「んっ」

痛みえを我慢しながら健気にそう小さく頷いた巴が愛しくて、
そのおでこに軽くキスをした後、忠人は目で巴に合図を送り、
一気に腰を進めた。何かを突き破る感触がした後、
ついに先端はトンネルの奥底に到達すると、二人はじっと身動きをしなかった。
718652:2007/05/14(月) 05:59:59 ID:3IFT1axR
巴は自分が今までに感じたことの無い感覚に混乱していた。
入ってきた瞬間は叫びたいほど痛かったが、それもじいっとしていると、
次第に収まってくる。
確かに下っ腹の中からじくじくとした痛みが生じているのは確かなのだが、
同時に何か温かいものもその近くから自分には伝わってきている。

何やろ?これ痛いけど、なんやそれだけやあらへん、
そう思いながら巴は自分のお腹に手をやると、何かが、そこには感じられた。
なんや温っかいは。これが、たっくんが入ってるってこと何やろか?
そう思うと何故か巴は嬉しくなった。

きっ、きつい。

一方で、忠人は完全に身動きが取れなくなっている。
巴の中は忠人のもう一人の女性に比べると明らかに狭かった。
また奥に届いたとはいえ、忠人の全部が入ったわけではなく、
根本に指幾本分かの余りがある。
しかしその締め付けと精神的な高揚は間違いなく忠人を追い込んでいる。
719652:2007/05/14(月) 06:03:08 ID:3IFT1axR
やばい、これで動いたらすぐに出そうだ。
そう思うと忠人は取り合えず、その感覚を誤魔化す為に、
視線を巴の顔へ向けて、すこし驚いた。
忠人が痛みを必死に堪えていると予想していたその顔は何故か少し微笑んでいた。
忠人はほんの少し可笑しくなって聞いてみた。

「ともちゃん、何か笑ってる?」
「嬉しいんよ、うちな今、ほんまに嬉しいんよ。ずっとな、たっくんと、
 こんな風になるの思ってたんやから、たっくんが今な、
 うちのお腹の中いるんが感じられて、なんかもう嬉しすぎて訳わからんわ」

そう言うと巴は両の腕をゆっくりと忠人の首に回して引き寄せた。
忠人は抵抗もせずに両肘を巴の頭の脇につくと、
丁度巴の顔が忠人の顔の下に来た。巴は少し顔を上げ忠人の耳に

「ね、つらいんやったら動いてもええんよ」

と恥かしそうに囁いた。

忠人は腕を少し動かして巴の頭を抱え込むようにし、
足は両膝を突いて出来るだけ巴に重さをかけないようにする。
安定した姿勢が取れるようになると忠人は少しづつ腰に動きをつけてゆく。
ゆっくり、ゆっくりとあまり大きな動きで巴に痛みを刺激しないように動く。

巴の体は忠人の体に確りと包み込まれている安心感と。
ゆっくりした腰の動きによって刺激される花芯からの刺激で、愛液をさらに分泌する。
次第ぬめりを増す巴の中は、忠人と巴の双方に影響を与えてゆく。
巴は次第に頭の中がぼうっとしてきた。下半身から背筋を伝わってあがってくる。
痺れにも似た感覚は次第に次第に、巴の思考を鈍らせ、本能をむき出しにする。
密着したことによって感じられる汗の匂い、
耳から入ってくる水溜りの中を歩いているようなピチャン、ピチャンという音。
その全てが巴に何か大事なもののように感じられた。
720652:2007/05/14(月) 06:06:46 ID:3IFT1axR
忠人のほうは必死である。巴を気持ち良くして上げたい気持ちと、
他に何かを考えなければ直ぐにイってしまいそうに自分が心の内で交じり合っている。
自分の下にいる巴の顔を見ると、まだ痛みがあるのだろう、
忠人の腰の動きで時々痛みに耐える為か、眉間にしわがよったりする。
巴の中にある己はまるで両手でぎゅっと握り締められてるかのようで。
腰を動かすたびに自分の腰の中から何かが抜けていくような感じがする。
次第にぬめりを増す巴の中の膣壁は時に確りと握っているかのように、
ある時は亀頭の敏感な部分を態と刺激するかのように動く。

忠人は苦痛の色が消えていく巴の顔を見て、
次第に単純だった腰の動きを大胆なものに変えてゆく。
時に浅く、時に深く、あるは回すかのような腰の動きを組み合わせて、
巴を高みに押し上げようとする。
その努力のかいか次第に巴の中では痛みよりも、
気持ちよさが大きなものになってゆく。

何やろ、これ。
どれだけ時間が経ったのか解らないが、腰からあがってくる痺れにも似た、
気持ちよさでどんどん巴の頭の中がぼうっとしていく。
ただ、体に感じられる、忠人の体温が巴を思考に繋ぎ止めていた。
自分が何処かに行ってしまうような気がした巴は、
もっとそばに居て、
そう思い今まで広げていた足を本能的に忠人の腰に巻きつけ、
抱きついている腕の力をぎゅうっと強めた。
721652:2007/05/14(月) 06:10:46 ID:3IFT1axR
「と、ともちゃん・・・、出るっっっ!!」

「たっ、たっっっくん!!!」

巴の動きは忠人に止めをさした。
巴の腰の向きが微妙に変わったことと、膣壁がまるで忠人を吸い込むかのような動きをしたために、
一気に忠人は限界を超えてしまった。
腰の裏側から何かが抜けていくかのような感じと共に、
肉茎の中を精液が駆け抜けていく。

忠人が行く寸前に、ぐうっと堅さと太さを増した彼の肉棒は巴の思考も吹き飛ばした。
肉茎の鈴口から発している温かさが自分の下腹部にゆっくりと広がり、
次第に染み込んでいくかのような感じと、自分を包んでいる忠人の重さと温かさだけが
巴に己の存在を知覚させていた。

暖かい。
下腹部に広がっていたその感覚が次第に消えていくと共に、
巴の意識は浮上していった。次に感じたの自分の上にいる忠人の匂いだった。
次にその体が今まで気が付かなかったが、確りとした筋肉で作りあげらていることが見えた。

ああ、男の人なんや。
巴は初めて忠人が十年前のちっちゃな子供ではなく男であることを認識した。
722652:2007/05/14(月) 06:13:41 ID:3IFT1axR
このまま忠人の匂いをずうっと感じていたい気もしたが、
巴は一足飛びに幼馴染から恋人も飛び越えてこんな関係にまで至った、
経過とその中の自分の発言に気恥ずかしさを感じてしまい、
照れ隠しについ言ってしまった。

「たっくん重いよ」

「あっ、ごめん。重かった」

忠人は巴の声を聞くまで動けなかった。
巴の声で初めてを縛っていた拘束が解けたような感じがして、
慌てて巴の上から除けると、まだ少し堅さを残していた肉棒が、
ずるっと巴の中から抜け出た。

あ、出て行っちゃた。

巴は今まで自分の中に居た忠人が出て行ってしまった感じがして少しさびしくなったが、
その忠人が自分の横に横たわっているから、その喪失感を埋めるように体を摺り寄せた。

忠人はまだ腰に少し力が入らない。
腰の裏から何かが抜けていった、あの感覚は力も一緒に抜いていったな。
などと考えていると隣でまだ少し荒い息をしている巴が擦り寄ってきたのがわかった。
巴はまるで顔を見せないかのように忠人の胸板に乗せながらもあらぬ方向を見ていた。
そのそぶりがなぜか少し可愛くて忠人は思わず聞いてしまった。
723652:2007/05/14(月) 06:16:24 ID:3IFT1axR
「ん、ともちゃんどうしたの?」

「今な、私すっっごく恥かしいんよ」

「はあ?どうして」

「さっきまでな、私な、忠人君に逢えて嬉しくって
 ずうっとこれから一緒にいるんはどうしたらいいんかわからんくって、
 とりあえず全部言いたいこと忠人君に伝えなって思って
 この部屋にきたんよ」

「それで?」

「けどな、それいつもの私と違うんよ。
 なんであんな風に抱きついたりとか、キスしたりとか、普段の私やったら、
 あんなん絶対にしいへんのに、何でかしてしもうたんよ」

「じゃあ、こんなことして後悔しているからこっち向かないの?」

「それ違う。絶対に違う」

「じゃあどうしてこっち向かないの?」

「ちょっとな、今は恥かしくってな、忠人君の顔もともにから見られへん。
 ちょっとの間、私が落ち着くまでこのままでいてくれる?」

そう言うと巴は忠人の胸板に紅潮した頬をこすり付けた。
そんな巴の子供のような仕草が可愛くて、
忠人は巴の髪をゆっくりと指で梳いた。
巴の髪は二人が交ぐわっている間にすっかりほどけてる。
そんな忠人の指が気持ちよかったのか巴はゆっくりと眠りに落ちていった。

「巴さん?」

忠人が気が付いたときには既に巴は眠りの底に落ちきっていた。
そんな巴はすごく可愛いのだが、

「どーする?」

布団は二人の汗とかでグズグズ、
浴衣は布団の傍にくしゃくしゃになっている。
そして何より、裸で寝入ってしまっている巴本人。
忠人はもう一度口に出して言った。

「どーするよこれ?」
724652:2007/05/14(月) 06:30:54 ID:3IFT1axR
Epilogue


少し体が重い、踏ん張りも利かない。やはり昨夜のせいか?
朝日の中、トレーニングウェア姿で忠人は日課の素振りを離れの前の庭でしていた。
いつもとは違い、素振り用の木刀を振り下ろすと、踏ん張りが効かず、上半身が流れるのだ。
これ以上、振ってもあまり意味がないと思った忠人はそこで朝稽古を切り上げた。

季節は春とは言え、まだ明け方は酷く冷え込むこともある。
そう思ったので昨晩は重い体を引きずって、自分の荷物の中からパジャマを探し出し
裸の巴に着せ。押入れから予備の布団を出すとそれに巴をそのまま寝かした。
自分は送られてきた荷物の中に在った寝袋を使ったが、
そのためか今朝はかな早く目が覚めてしまって今に至っている。

縁側に準備しておいたペットボトルから水を一口飲んでいると、
半分寝た顔で巴が起き出して来た。

「ん〜、喉渇いたー」

ともちゃん、まだやっぱり半分寝ているなと考えながら、
忠人がその姿を見ているのに気が付いた巴は

「あ〜、たっくんやー」

と言いながら縁側にやってきた。

「はい、これ」

と、忠人が言ってペットボトルを渡すと、
巴は何も考えずにそのまま口を付けた。
水を飲んでいるうちに意識が覚醒してきたのだろうか。
一瞬にしてその顔が紅潮する。

「たっ、忠人君」
「はい、何ですか巴さん」
「あっ、あの私たち昨日は」
「忘れたんですか?ひどいな巴さん、いや、ともちゃん」

昔の呼び名で呼ばれたことで、一気に昨夜のことを思い出したのだろうか、
巴は襖の陰に飛び込んで、そうっと顔だけ覗かした。
そんな巴の慌てぶりが可愛くて、忠人は少し遊ぶことにした。
725652:2007/05/14(月) 06:34:06 ID:3IFT1axR

「たったっ忠人君、昨日は」

「ああ、巴さんあのまま寝てしまったんで、僕の服を着せました。
 少し大きいですが、裸で寝たら風邪引きますし」

「そうじゃなくって」

「ああ、お風呂なら沸かしておいたんでお先にどうぞ」

「そうじゃなくって」

「あ、水がもっと欲しいなら」

「そん何やない!!」

「ああ、約束ならちゃんと守ります。ずうっと大事にするよ、ともちゃん」

「そん・・・・?」

「聞こえなかったんですか?ならもう一度言いますよ。
 山賀忠人は、ずっと秋山巴、いやともちゃんのことを大事にします」
聞いた言葉がやっと脳に届いたのか、巴は腰が抜けたようにぺたりとそこに座り込んだ。
忠人は足に付いた泥を拭いて縁側に上がると、ゆっくりと巴に近づいて正面から巴を抱きしめて、
もう一度言った。

「ずっと大事にする」

「あっあっあっ、あのなたっくん」

「僕は返事をしましたよ」

すこし体を巴から離し、目を覗き込むように忠人は聞いた。

「ともちゃんは何て答えるの?」

答えは、たどたどしいキスだった。
726652:2007/05/14(月) 07:18:24 ID:3IFT1axR
以上で終わりです。
御免なさい。
もうしません。
677と701の優しさが身にしみる。
727名無しさん@ピンキー
いや、馬鹿は無視して、またするといいと思うよ
まあ、投下宣言して時間を空けると、馬鹿が張り付いてくるらしいから、>>652みたいな事前宣言はあえてする必要はないけど

というか、677と701だけじゃなくて、馬鹿1名以外はあなたを歓迎していたんだから、変に卑屈にならないほうがいい
逆に誘い受けっぽく見えるし、馬鹿がつけあがる