逆転裁判エロパロ第8法廷

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1名無しさん@ピンキー
2名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 23:11:02 ID:nwy+VCLV
>>1
乙華麗に引導!
2get
31:2006/10/27(金) 23:21:26 ID:duZXlnlO
イトノコスレのURL違ってた…
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1138876471/
スマソorz


4名無しさん@ピンキー :2006/10/27(金) 23:37:08 ID:rFZvH3jp
>>1
乙!

5名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 02:31:24 ID:J8pXSIw6
おつかれい
6名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 05:07:32 ID:xVRCVPNZ
即死回避
7名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 06:38:37 ID:NMnR3PMi
職人降臨期待
8名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 10:16:34 ID:eHNASbIr
前スレで次スレに投下宣言して下さってた職人さんが何人かいたはず
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
三つ指ついてお待ちしております
9名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 22:37:56 ID:DC8GkKdv
>>1
10名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 00:37:32 ID:TM9RoVF9
ほっしゅほっしゅ

即死回避ってどこまでいけばおk
11名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 02:23:47 ID:qoMDf4oj
>>10
>>30までじゃなかったっけ?
12名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 02:55:27 ID:WHeh5B7i
じゃあ回避祈願
13名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 11:00:41 ID:D0+l/k1g
なかなか人が来ないものだな…
14名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 11:47:19 ID:YHksrwIf
>>10
縺薙?ョ譚ソ縺ッ蜑咲ィ句叉豁サ蛻、螳壼宍縺励¥縺ェ縺九▲縺溽ュ?
縺ィ繧翫≠縺医★逾槭r蠕?縺。縺、縺、菫晏ョ?
15名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 11:49:00 ID:YHksrwIf
↑うわ…
文字化けスマソorz
16名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 19:47:37 ID:2P2t61b0
>>15
何かと思ったじゃないかw
17名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 20:00:57 ID:lvBi3zEA
>>10
この板は即死判定前ほど厳しくなかった筈
18名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 23:54:10 ID:ITLxgMWS
兎に角、保守してりゃいつか即死回避できる。という訳で、保守
19名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 02:30:53 ID:6KX9iLkt
書き手さんいないし、俺が投下してみようかな…。
20名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 08:48:14 ID:G7TSMgGo
ktkr
21保守ネタ:2006/10/31(火) 22:07:34 ID:7Y/godN8
事後の成歩堂と真宵。
素っ裸の二人が布団の中に寝そべって、だらだらテレビを見ている。

ダイエット食品のCMが流れてきた。
浜辺で水着の女性が自分の腹をつまむ。

――――くにゅっ

この世が終わったような表情の女性が一言。
『ちょいヤバっ!?』


それを見た真宵が、成歩堂の腹をつまんだ。

――――ぐにゅっ

「「・・・・・」」

「・・・これは・・・ちょいヤバどころじゃないね。激ヤバだね。」
「うっ・・・」
「運動不足とビールの飲み過ぎでビールっ腹になってるよ、なるほどくん。」
「運動不足ったって、最近はちゃんとしてるじゃないか。」
「・・エッチはちょっと違うでしょ。それに、この頃あたしが上ばっかりじゃない。」
「だって楽だからさ。・・真宵ちゃんだって気持ち良いだろ?」
「そりゃ、そーだけど〜・・・。でも、ダイエットしなよ、なるほどくん!このゼーニク取れるまで、真宵ちゃんとのエッチ禁止!!」
「えええ〜〜〜!!?真宵ちゃんは腹にちょっと肉ついただけで、ぼくのことキライになるのか〜!?」
「・・・ゼーニクついて太鼓腹になろーが、白髪になってハゲ上がろーが、オヤジ臭くなろーが、あたしはなるほどくんが好きでいられるよ?」
「・・・ありがとう。でもさり気にヒドいこと言ってるね、真宵ちゃん。」
「まぁ、出来る限り努力したほうが良いんじゃない?さっそく、明日からあたしがトレーニングしてあげるっ!」
「・・・お手柔らかにね・・・。」
22名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 01:32:16 ID:/oKDvrAW
そのトレーニングとは滝にうたれるとか氷点下の部屋で一晩過ごすとか
そういうやつですかマヨイさん
23名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 02:10:26 ID:4GZcS2j/
それは運動なのか?
24名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 22:17:05 ID:M92sajBx
綾里家の女性は皆様どういうわけか肉体派…
25名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 23:37:01 ID:pELHBs3a
新スレオメ&乙。前スレでゴドマヨ投下宣言した者です。
今の今まで何とか短くしようとしたけれど結局まとめられず…OTZ
腹くくって投下します。

途中ナルホドーや千尋さんといった他キャラも絡んでくる、
そしてエロよりもだらだら女々しい他の話が長い、ゴドマヨが好きでない等々、
読みたくない人はタイトルの「似たもの同士」であぼんかけるなどして自衛を取って頂けると助かります。
26似たもの同士:2006/11/01(水) 23:40:20 ID:pELHBs3a
「お嬢ちゃん……もうちょっと他に、無かったのかい?」
「え?駄目ですかコレ……結構気に入っているんだけどな」
ゴドーの苦笑混じりの声を受け、真宵は不思議そうに数度瞬いた。
それからスカートの端を摘んでくるりとその場で踊るようなターンを決めてみる。
回転を受けてふわりと広がるスカート、そこから覗く白く細い足にゴドーは思わず視線を逸らした。
普段の霊媒装束ではなく可愛らしい服装に身を包んだ真宵は、そんな彼の動きを見て不満顔だ。
ぷっくり突き出された唇は艶やかで、彼女にしては珍しく口紅なんか塗っている。
(この娘も色気を出すような年頃になったのか……)
ゴドーはそんな彼女の姿を見て、また己のしみじみとした考えに小さく笑みを零す。
そして突き出された真宵の唇を軽く摘む悪戯を仕掛けた。
唇を摘む指から逃れようと真宵は軽く首を横に振る。そして何処か恨めしそうにゴドーを見上げた。
相手を気遣い、それでも抑え切れぬといった風に零れる微かな笑い声。
ゴドーの笑顔を見られる事は真宵にとって最大の喜びでもあったが、少し、ほんの少し不服でもあった。
「ジョウジョ……シャクリョ……とか、モハンシューとか何かそんなので」
「情状酌量な」
「と、とにかく。神乃木さんはもう、晴れて自由の身なんだから」
「…………」
「お祝い!お祝いしなくちゃ!今日はめでたい日なんですよ!」
「……色々と言いたい事はあるが、まずひとつ……」
27似たもの同士:2006/11/01(水) 23:44:39 ID:pELHBs3a
出所してから数日経った日の事。身辺整理だ何だと忙しい日々を送っていたゴドーの元に一本の電話が入って来た。
それは綾里真宵からの、出所祝いをしたいという誘いの電話だった。
最初はその気持ちだけでと断ったゴドーだったが、
結局真宵に押し切られ、今こうして待ち合わせの場所にて彼女と対峙している。
絶対にこの日じゃなくちゃ駄目なの。そう言う真宵にその理由を尋ねてもはぐらかされてしまう一方。
複雑な心境ではあるが、目の前で自分の事のように、いやそれ以上にはしゃぐ少女を見て口を噤んでしまう。
そんな彼が一拍の間を挟んでから指摘したのは真宵の服装について。
「だってお祝いなんだからおめかししなくちゃ」
「……それで?」
「だから、とっておきの服を」
今時の子はどうしてこうもスカートの丈を短くするのだろう。目のやり場に困る。刺激が強い。確実に。寒くは無いのか。
気が緩むと表情が崩れてしまいそうになる。ゴドーは成る丈真宵から目を逸らす事で耐えようとした。
真宵はいつだって元気だ。元気じゃない時が少ない。
少ないからこそ彼女が落ち込んでいたりすれば、ちょっとした騒ぎになる。
今もゴドーに会えた事が嬉しいのか歩くスピードは早く、時にはスキップまで混ぜている。
その度にひらひらとスカートが舞い、足が覗いてしまう。足どころかその奥まで見えそうだ。
成る丈目を逸らそうとしていたゴドーだったが、それは真宵の手によって阻まれてしまう。
真宵はゴドーの腕を掴み、早く早くと急かしてくるのだ。
腕を引っ張られればバランスが崩れ、つい前を向いてしまう。すると視界に真宵の姿が入って来る。
どうする事も出来ない……ゴドーは本日何度目かの溜息を零した。
真宵の若さ溢れるパワーには敵わない。腹を括って、彼女のしたいように身を任せる事にした。
28似たもの同士:2006/11/01(水) 23:48:30 ID:pELHBs3a
「お祝いといったらおめかし!そしてまずは美味しいご飯でお祝い、ですよねっ!」
「……で、此処か」
「此処ですよー!」
引っ張られ連れて来られた店を見上げ、ゴドーの肩から力が抜けていく。
風に揺られはためく布には大きく『ラーメン』の文字。真宵の笑顔が眩しい。
また腕を引っ張られるまま、ガラガラと引き戸を開けて店の中へと入って行く。
ヘラッシェーと店主の元気な挨拶、そして麺を茹でる熱気が二人を出迎えた。
真宵は元気の良さそうな笑顔を殊更明るく輝かせて、早速カウンター席へと腰を降ろす。
明るくハツラツとした少女に手を引かれるまま店に訪れた仮面の男。
異様な組み合わせに店主が怪訝そうな面持ちをするのも仕方の無い事か。
真宵から席ひとつ分離れて座るゴドーだったが、真宵はそれを許さず、
こっちだと言わんばかりに己の隣の席を叩いて示す。
ゴドーは少し戸惑いを見せたが、真宵には敵わないと腰を上げてその席に移動した。
「何にします?」
「んっとねー……ミソラーメン!神乃木さんは?」
「……コーヒーは無ェのかい」
真宵はメニューを広げて食いつきそうな勢いで眺めていたが、結局のところ好物のミソラーメンに落ち着く。
冗談か否か、ゴドーがぽつりと呟いた言葉を聞いて真宵はくすくすと笑い声を零した。
29似たもの同士:2006/11/01(水) 23:52:05 ID:pELHBs3a
矢張り今日の彼女は普段以上にご機嫌だ。
ゴドーは彼女の勢いに気圧されながらほんのり遠くを見つめる。
数分後、湯気が立ち昇る熱々のラーメンが二人の前に差し出された。
結局ゴドーも真宵に習うままミソラーメンを注文した。
いただきます、と元気な声が店内に響く。次いで、箸が割られる小さな音。
そんなに焦らなくともラーメンは逃げやしない。
そう突っ込みたくなる程の勢いを持って、真宵の口へと消えていく麺の動きをゴドーは黙って見つめる。
「あちあち……んぐ……うぐ、……ふぐ」
「お嬢ちゃん……そんなに焦らなくても誰も取りゃしないぜ」
とうとう我慢しきれずツッコミを挟んで、熱いラーメンと格闘する真宵を宥める。
己の言葉を受けて些か落ち着きを取り戻した風ではあるが、その勢い自体は衰えはしていない。
ラーメンと格闘する真宵を眺めるのは楽しかったが、自分の分が冷めてしまうと我に返ると、
ゴドーも箸を取ってラーメンと向き合い始めた。
麺の歯応えはなかなかのもので、それでいてつるりとした喉越しが次へ次へと食欲を誘ってくれる。
絡みつく味噌味もしつこくなく食べやすい。真宵が目の色を変えてがっつく気持ちがわかった気がした。
30似たもの同士:2006/11/01(水) 23:55:34 ID:pELHBs3a
「おやっさん……ふぐ……今日もいい仕事して……むぐ……るねっ!」
ラーメンの熱を受けてぽっと顔を赤らめる真宵。
口の中をラーメンで一杯にしながら告げられる感想を聞いて店主は嬉しそうに笑った。
そして、落ち着いて食えとゴドーと同じ事を言う。
真宵は双方から言われて漸く照れたか、それ以降は黙々とラーメンに集中していった。
「おいしかったー!ね、ね、神乃木さんもおいしかった?格別でしょここのミソラーメン!」
「ああ……そうだな」
「んもー素直じゃないなー神乃木さんは!そういうのをね、つんでれ、って言うんだよ!」
真宵の力いっぱい間違えた情報を耳に流しながら、ゴドーは席を立ち、
ポケットから財布を取り出して二人分のラーメン代を支払う。
それを見て真宵は慌て、自分が払うからと抗議するがゴドーは耳を貸さない。
このラーメン屋は真宵が気に入るだけあって客入りも多く、そして回転も早い。
ゴドーは長居無用だと見切りをつけてさっさと店を出て行こうとする。
真宵は慌ててその背を追い駆け、続いて店から飛び出していった。

【つづく】
31名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 08:56:24 ID:MGtUDIu8
ゴドマヨキターーー!!!
ラーメン屋の場面好きだな
続きwktkして待ってます
32名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 01:43:24 ID:NbTzYmgE
ゴドマヨ!イイ!
続きがたのしみだお
33名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 00:51:01 ID:I159Wfee
ゴージャス!
34名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 02:16:29 ID:vObIncXR
ゴドマヨ続き投下させて頂きます。
嫌な人はまた「似たもの同士」であぼんかけるなど対策をお願いします。
35似たもの同士:2006/11/04(土) 02:18:31 ID:vObIncXR
「か、神乃木さん!お金……払いますってばあっ!」
店が並ぶ繁華街は夜に向けての準備で騒々しい。
街へと向かう人の流れに反してゴドーの足は駅へと向かう。
その背には真宵の声が幾つもぶつけられてくる。これじゃお祝いにならないとか何とか。
振り向きはしなかったが声が聞こえるという事は真宵が傍に居るという事だ。
腹も膨れたし、今は真宵のペースに巻き込まれてもいない。
それでゴドーに油断が生まれてしまっていったのだろう。
ふと気付くと、ぎゃあぎゃあ煩い程降り掛かっていた真宵の声が聞こえなくなっていた。
雑踏に掻き消されたというワケでもない。ほっとけば一人でべらべらずっと喋っていた真宵。
声が聞こえなくなったという事は……ゴドーはここで初めて後ろを振り返る。
仮面で顔を隠す己に向けられるのは人々の疎ましげな眼差し。
そんな流れ行く人混みの中にどれだけ目を凝らしても元気な真宵の姿が見えない。
しまった、はぐれてしまった。ゴドーは少しばかり取り乱し、今来た道を引き返す。
人で溢れかえる繁華街、しかも今は夜。あんな格好の真宵を一人にしておくのは危険だ。
ゴドーは慎重に来た道を戻り、辺りを何度も確認しながら真宵の姿を探していく。
そうして漸く真宵を見つける事が出来た。
ビルとビルの間にある路地。まるでかくれんぼをしているように小さな身体をより一層小さくして。
ただのかくれんぼであれば良かった。しかしそれは叶わない。
真宵の前には柄の悪そうな青年が二人、彼女を囲むようにして立っていた。
真宵の表情からして、事態は悪い方向へ進んでいるのだろう。ゴドーは自分の軽率な行動を恥じた。
36似たもの同士:2006/11/04(土) 02:20:47 ID:vObIncXR
「―― 神乃木さんっ!」
ゴドーは場に割って入ると、一人の男の手を掴んでそのまま上へと捻り上げる。
無理な方向に曲げられ、男の口からは悲鳴が上がった。
脅しを掛けるだけだったのでゴドーはすぐに手を離す。男は捻られた己の腕を擦りながらゴドーを睨んで来た。
だが、結局はゴドーの気迫に押されてしまう。
繁華街のネオンを背に受けて、その迫力は通常よりも倍近くあった。
法廷での闘いとここに来るまで幾度も乗り越えてきた修羅場によって培われた精神。
それらを持ってすれば不良を蹴散らす程度の事、朝飯前というものだ。
一言二言脅しの文句を投げつけてやれば、不良達はそそくさとその場から逃げていく。
緊張も解けて真宵は思わずゴドーに抱きついてきた。
「神乃木さんっ、足……早いよ……帰れないって思った……こわかった〜!」
その柔らかな感触に、不良を蹴散らしたゴドーの気迫は何処へやら。
ゴドーにとって不良よりもやくざよりも殺人犯よりも、真宵の存在の方が強かった。
真宵からふわりと香るのは、香水でも何でもない。太陽の香り、石鹸の香り。
それらに似た、優しい香りだ。ゴドーにとってそれは下手に化粧で彩られた女性達よりも刺激が強かった。
己の腕の中でくすんくすんやっている真宵はか弱く、ちょっと力を込めただけで壊れてしまいそうだ。
成熟しきった大人とは違う、未だ成長中の身体つき。抱き締めてみればしかと柔らかい。
ゴドーは己の欲望を奥底へと押し遣って、すまなかったなと小さく謝罪を零した。
それでもまだ真宵は落ち着かない。余程怖かったのだろう。その様子が益々ゴドーの中の罪悪感を育てていく。
ゴドーはそっと真宵の小さな手を取ると、慰めながら路地へと抜け出て、道を進んで行った。
繁華街を抜けると喧騒は遠くなり、やがて二人の前には大きな公園が姿を現す。
まずは真宵を落ち着かせる事が先だと、ゴドーは迷わずその公園へと入っていった。
―― そしてすぐに、後悔した。
37似たもの同士:2006/11/04(土) 02:22:53 ID:vObIncXR
真宵の事ばかりが気がかりで深く物事を考えていなかった。再びゴドーはうろたえる羽目になる。
夜の公園は恋人達の天国だ。静かな場をこれまた静かにムードを持って照らす電灯。
その下で睦言を交し合う恋人達。己が居ていい場所ではない。
ゴドーは内心困り果て、すぐにもこの場から逃げ出したい気持ちで一杯になった。
しかし傍らで未だすすり泣く少女の存在を思い出すと、それも踏み止まってしまう。
一先ず彼女を空いているベンチへと座らせて、己もその隣へと腰を降ろした。
今度はラーメン屋の時のようには離れず、真宵を安心させる事だけを考えてすぐ隣に。
ゴドーの気持ちが伝わったのか、真宵は少し安心したようにゴドーへと肩を寄せてくる。
「……ごめ……ごめんなさい、びっくりしちゃって……」
「俺も悪かった。いや……お嬢ちゃんは悪くない、俺が悪かった。怖い思いをさせちまったな……」
ゴドーの声は優しい。真宵は漸く落ち着きを取り戻し、まだしゃくり上げてはいるが笑顔を見せる。
「そうですね、神乃木さんの足が早いのが悪いんですよね」
「……随分はっきり言ってくれるねえ」
「だって本当の事じゃないですか、それとも包んで言った方がいいです?本当に怖かったんだから」
「……参った。俺の負けだ。……すまなかった、お嬢ちゃん」
安心したのは真宵だけではなかった。元気を取り戻した真宵の笑顔と話を受けて、ゴドーもホッと安堵する。
園内に設置された電灯で辺りは明るいと言っても、時間帯が時間帯だ。
真宵に視線を落とせば、薄暗い中泣きすぎて少し疲れているかのような様子がぼんやりと見えた。
38似たもの同士:2006/11/04(土) 02:25:45 ID:vObIncXR
「ハンカチ……洗って返しますね」
「いいさ、そんな気ィ使わなくて」
「でも……」
真宵は手の内でゴドーから借りたハンカチを弄りながら口篭ってしまう。
先程までは少し取り乱していたゴドーだったが、座ってしまうと落ち着きも取り戻せる。
睦言を交し合う恋人達の存在も、視線を夜空へと投げてしまえば気にならなくなった。
「神乃木さん」
「んっ?」
ネクタイが引っ張られ、軽く息が詰まる。
声の主へと視線を落とせば元々近かった距離が何時の間にか更に縮められていた。
真宵はじっとゴドーを見据え、その表情はゴドーが見る初めての真剣な表情だった。
「あたしの顔、ちゃんと見えていますか?」
ゴドーはその問いに言葉では答えず、口端を軽い笑みで緩ませる。
そしてそっと手を上げてその指先で真宵の目元を擽り、それを答えとした。
指先の動きはそのまま滑り降りて顔の輪郭を辿っていく。真宵は擽ったそうに肩を小さく震わせた。
「可愛いお姫様に泣き顔は似合わねェな」
ゴドーの武骨な指が離れていくと、真宵は少し物足りなさそうな表情を浮かべる。
しかしその表情は次いでゴドーの口から飛び出した気障な台詞に消されてしまった。
照れてゴドーから視線を外した真宵。その視線は己の膝へと落ちていく。
39似たもの同士:2006/11/04(土) 02:28:08 ID:vObIncXR
「お祝い……したかったんだけどな。ごめんなさい、こんな事になっちゃって」
「その気持ちだけで俺は充分嬉しかったぜ。……散々言うが、怖い思いをさせてすまなかった」
照れ臭かったんだ。言いにくそうにゴドーが続ければ、真宵は一度落とした視線を再び上げた。
「お嬢ちゃんが俺を迎えてくれたのも、傍に居てくれるのも、祝ってくれるのも、何もかも照れ臭くてな」
ゴドーは真宵を見ず、その視線は宙へと投げられている。
余裕一色という感じの大人な対応ばかりしてきたゴドーが、照れて真っ直ぐ少女を見つめる事が出来ない。
真宵はゴドーには悪いと思ったが、それでも笑い声を抑える事が出来なかった。
「……お前さんにはどれだけ謝っても足りない事ばかりしているな」
しかしその笑い声は、続くゴドーの自嘲気味な呟きに消えてしまう。
真宵は何と答えていいかわからず、ただその場は首を横に振って返した。
「本音を言えば、お嬢ちゃんにはもう逢いたくなかった」
「……いやだ」
「生きて罪を償いたいとは思っていたが……」
「……いやだよ」
「……どの面下げて……俺は……お嬢ちゃん……チヒロ……何と言っていいか……」
「いやっ!」
ゴドーは真っ直ぐ前を見つめて喋っていた。
その声は普段の落ち着きを持って張りも良く、一変の曇りも無い言葉。
だが子供のように駄々を捏ねる、彼女自身の手に寄って塞がれた真宵の耳には途切れがちにしか届かなかった。

【つづく】
40名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 10:26:20 ID:iJFt0mZH
続き期待あげ
41名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 18:50:03 ID:tBXmMeA/
続きwktk

ゴドーに萌えたw
完璧と見せかけて人間臭いという原作通りでイイ!
42名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 22:53:10 ID:BVJg0PR3
突然流れぶったぎってスマソorz

今までの作品の保管庫みたいなんは、ないですか?
43名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 00:31:07 ID:LPyT055p
なぜ テンプレを 見ようと しないのか 明確に答えろ
44名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 02:09:50 ID:+Yh7WIxz
ゴドマヨ続き投下に参りました。皆優しいお……本当に有難うございます。
引き続き読みたくない人は「似たもの同士」であぼんお願いします。
スレ消費スマソです。

保管庫…更新止まっているし、他の方の作品ももっともっと読みたいですな。
書き手さんカモォォォン!!な心情。
45似たもの同士:2006/11/05(日) 02:12:24 ID:+Yh7WIxz
「あたしは神乃木さんに逢いたかった!ずっとずっと……ずっと待っていたんだもん!
 何でそんな事言うの……神乃木さんのばかあ〜……っ
 お祝い……楽しい思い……もう、わすれて……あたっ、あたし……あたしぃ〜……」
堰を切ったようにまくし立てる真宵。声は再び震え始め、涙混じりになっていく。
ゴドーの声を押し潰す、叫びにも似た悲痛な声は、徐々に掠れていって最後には完全に涙に代わってしまった。
「ああ……今日のお嬢ちゃんは悪い虫に好かれるようだな」
今度は泣き虫だ。ゴドーはからかいも含めて真宵を慰める。
そっと真宵の小さな肩を抱き寄せ、その髪を撫でてやった。
今度ばかりはそれでも落ち着かないらしく、真宵は暫く泣き続けた。
二人を撫でる夜風は涼しい。この年は冷夏だっただけあって冷え込みも早いもの。
しかしゴドーは寒さを感じる事は無かった。
腕の中でしくしくと泣き続ける少女のぬくもりに救われていた。
恨まれてもしょうがない、憎まれる事が正しい事ばかりやってきた。
だが少女は己を恨む事も憎む事もせず、己を笑顔で出迎え、己に逢えた事を一心に喜んでくれた。
それだけでも充分嬉しかった。救われた気がした。そしてそれが途惑いをも生んだ。
46似たもの同士:2006/11/05(日) 02:15:32 ID:+Yh7WIxz
好意には誠意を持って答えたいと思っていたのに、素直に受け入れる事が出来ず、
己が勝手に生み出した途惑いで再び少女を泣かせてしまった罪悪感。
「……お嬢ちゃんは天使なのかそれとも悪魔なのか……」
ゴドーが呟いた独り言は小さなもので、果たして真宵の耳に届いただろうか。
真宵を抱き締める腕に少し力が篭る。出来る事なら、叶う事ならこのぬくもりを永遠に味わっていたい。
(愛する人を守れなかった己が、もう一度愛情を求める事は……果たして罪になるのだろうか?)
ゴドーは己が中に生まれた疑問に葛藤を覚えた。
情けという愛情でも、縋りつきたくなってしまう弱さに自嘲が零れた。
いつからこんなに弱くなってしまったのだろう。ゴドーは真宵を抱き締めながら記憶の糸を手繰り寄せる。
少女のたった一人の母親を。自分も心から愛した、少女にとってはたった一人の姉を。
どこから弱くなったとかではない、自分は元から弱かったのだ。
自嘲は後悔を呼び起こし、寒さから来るものでは無い震えがゴドーを襲った。
「……ホントは、ゲーセンとかも行きたかったんだけどな」
真宵の掠れた声を耳にしてゴドーは我に返る。苦しそうにも聞こえたのは気のせいじゃない。
ゴドーはつい力の加減を忘れて抱き締め続けてしまった事を侘びる。
「そんでね、カフェとかで時間を潰すの。神乃木さん……コーヒー好きでしょ?」
何時の間にか真宵はゴドーの服を掴んでいた。離れようとしてもそれは叶わない。
せめてと抱き締めていた腕を解き、その代わりに己のシャツを掴んでいる真宵の手を取る。
まるで赤ん坊がするように、真宵はゴドーの指を握り返してきた。
47似たもの同士:2006/11/05(日) 02:19:34 ID:+Yh7WIxz
「今日はお祝いなんだもん……神乃木さんには沢山楽しい思いをしてもらいたい。……今何時!?」
それまでしんみりとした調子で話していた真宵だったが、その空気は一気に吹き飛ばされる。
勢い良く顔を上げて立ち上がってまで時計を探し始めた。
ゴドーは離れていったぬくもりを確かめるように、数度手を握ったり開いたりを繰り返してから、
袖を軽く引いて嵌めていた腕時計で時間を確認し、真宵に伝える。
「うわっもうそんな時間!?大変……終わっちゃう!終わっちゃうよー!」
「……帰るのなら今度こそちゃんと送っていくぜ、終電にはまだ間に合うだろう……」
現在時刻を聞いて慌てふためく真宵。いつもの彼女が戻ってきたが些か複雑でもある。
この年頃の少女はこう感情の起伏が激しいものなのか……ゴドーは口元を笑みで緩ませた。
真宵はゴドーの言葉を受けず首を勢い良く横に振り、詰め寄る勢いを持ってゴドーに手を伸ばしてくる。
そして彼の腕を強く掴むと、このか細い腕の一体何処にそんな力があったのか、無理矢理ゴドーをベンチから立たせた。
行き先を告げぬままゴドーの腕を引っ張り、公園を後にして行く。
ゴドーは真宵に引っ張られ、否、引き摺られる形でついていくしかなかった。
何処に行きたいんだ、少し落ち着け、待ってくれ。
色々言いたい事はあったが、真宵の放つオーラにその言葉は塞がれてしまう。
再び舞い戻ってきた繁華街。人混みも難なく掻き分けて突き進んでいく真宵。
ゴドーはというと、未だ真宵に引き摺られて何度も人とぶつかり、その度に謝罪を入れるの繰り返し。
漸く真宵の足が止まった。引っ張られた事で乱れた服を直し、軽く息を吐くゴドー。
しかし顔を上げて真宵の見据えている、眼前に聳え立つ建物を見て勢い良く噴出してしまった。
48似たもの同士:2006/11/05(日) 02:21:42 ID:+Yh7WIxz
繁華街のネオンからひっそりと身を隠すような作り。
料金表だけはその存在を強く訴え、煌々とライトで照らされている。
入り口は外の者にはすぐ見えないように薄暗くわかりにくい位置に置かれていて……
「ラブホじゃねえか!」
あまりの驚きに声の質を抑える事も出来なかった。ゴドーの声は静かな場に響き渡り木霊する。
ゴドーの声を受けて真宵はここで初めてもじもじと恥ずかしそうにする。
恥ずかしいのは真宵だけじゃない。混乱もあったがゴドーも充分羞恥を覚えた。
真宵とゴドーは親と子程まではいかないが、歳は一回りもしっかり離れている。
淫行罪なんかで再び刑務所送りにはなりたくない。それだけは勘弁願いたい。
本日何度混乱を覚えた事だろう。こんなにも取り乱し続ける日は生まれて初めてだ。
ゴドーは軽い眩暈を覚えながら、真宵に視線を落とした。
「お……お祝いなの。神乃木さんには……喜んでもらいたいのッ!」
さて。どこからどう切り込みつっこむべきか。
そんな一拍の間が隙となって逆に真宵に特攻されてしまう。
受けた攻撃のダメージを回復する前に、再び腕を捕まれてホテルへと連れ込まれるゴドー。
その口はさながら金魚の如し。ぱくぱくと空気を掴むだけで言葉が出てこなかった。
49似たもの同士:2006/11/05(日) 02:24:14 ID:+Yh7WIxz
部屋を選択する電光掲示板の前に立ってゴドーの腕を引き、彼の指で適当に選択した部屋のボタンを押させる。
「これで残る指紋は神乃木さんのだけだもんねっ!」
嫌な知恵をつけてきた真宵が、今日初めて恨めしく思えた。
取り出し口に転がり落ちてきた鍵を掴んで、エレベーターへと飛び込む二人。
ゴドーは相変わらず真宵に引き摺られるままだったが。
真宵は時間ばかりを気にしているのか、エレベーターが上がる間中地団駄を踏み落ち着きが無かった。
エレベーターが目的の階に着き、扉が開くと同時に飛び出す真宵。やっぱり引き摺られるままのゴドー。
ドタバタと廊下を忙しなく走り抜け、二人が無差別に選んだ部屋へと鍵を使って無事到着。
扉を閉めたところで、緊張の糸が切れましたとばかりに真宵はその場にへたり込んだ。
ゴドーも同じく、ずるずるとその場にしゃがみ込む。
「お嬢ちゃん……一体全体どういうつもりなんだい……」
息も切れ切れに真宵に疑問を向ける。真宵もぜえぜえと一頻り呼吸を繰り返してから、
「お……お祝い……」
「それはもう聞き飽きたぜ」
掠れる声で返って来た問いに、ゴドーは頭を抱えた。

【つづく】
50名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 04:49:37 ID:N9mXn5EC
ゴージャス!
51名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 16:24:06 ID:wgmklS4I
おおおおお モエスハゲモエス!
続き、全裸で待つ!
52名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 18:40:24 ID:z+Fv2ZSZ
ラブホに噴出したww
俺も続き、全裸で待つ!
53名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 01:40:36 ID:CnX/CTL4
>>50 再びマックス乙。

そして半裸で待つ。
54名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 20:12:42 ID:vFoJ2RR0
wktkして続き待ってる
やべぇ此処にきてゴドマヨモエスwww
55名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 01:04:08 ID:/YJQ1bXu
茜ちゃんよろ
56名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 18:18:24 ID:qkyPr5p5
全裸で…と言いたいところだが
寒いのでとりあえずパンツだけ脱いで待機中
57名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 19:30:25 ID:/YJQ1bXu
前スレありませんか?
58名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 19:50:26 ID:h4ROkTBy
59名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 01:37:24 ID:HNrl09DM
三連休よさようなら。ゴドマヨ続き投下に参りました。
スレ消費本当にスマソです。エロになかなかいかないのもスミマセン。
読みたくない方はタイトルの「似たもの同士」であぼんお願いします。
60似たもの同士:2006/11/08(水) 01:39:55 ID:HNrl09DM
暫く二人肩を並べたまま時間を過ごしていたが、ゴドーは諦めたように溜息を零す。
それから軽く腕を持ち上げ、再び腕時計に視点を合わせた。
「終電……無くなっちまったな」
「……今日が終わっちゃった」
どちらもどこか残念そうな響きを持ち、それぞれの思いを言葉にして吐き出す。
ゴドーはがっくりと肩を落としている真宵の頭をそっと一撫でしてから、立ち上がるように促す。
真宵は重たい腰を上げると、背後を振り返って扉の鍵を閉めた。
そして靴を脱ぎ、部屋へと上がっていく。ゴドーも黙ってそれに続いた。
「本当は今日……ううん、もう昨日か……昨日中にやりたかったのに」
ソファへと身を預けて、未だ残念そうに呟きを零す真宵。
ゴドーはそんな彼女を、ソファには座らず立ったまま見下ろす。
曇った表情はどこか色気を含んでいるように見えて――
……否、この場が醸し出す雰囲気に酔っているだけだ。ゴドーは自分の考えを打ち消すように頭を振った。
「……過ぎた事をくよくよしてもしょうがないっ」
真宵の無駄ポジティブが発揮される。本当に、落ち込んだ空気が続かない娘だ。
自分がぐだぐだ悩んでいるのがいっそ馬鹿らしく思えてくる。ゴドーは仮面の奥で数度瞬き、改めて真宵を見つめた。
「お祝いの最大の目的をこれから発表しまーす」
気のせいだろうか。その明るい声はどこか無理をして作られたようにも取れた。
61似たもの同士:2006/11/08(水) 01:42:03 ID:HNrl09DM
真宵は表情も明るく笑みを湛えて、胸の前で手を組む。
その組んだ手、作られた印はゴドーには見覚えがあった。降霊術を行う時の印。
瞬間、ゴドーの中でバラバラに散っていたパズルが音を立てて組み上がっていく。
真宵が次の句を告げるよりも早く、ゴドーは身を屈めて彼女の腕を取り、その印を解いた。
「……嬉しくなんかねえぞ」
「か、神乃木さん……?痛いっ……」
思わず掴んだ手の力は加減が出来ず、しかし真宵が痛みを訴えても解かれる事は無かった。
ゴドーは仮面をつけている。とある事件によって視力が失われ、それを補助するために作られたものだ。
その仮面によってゴドーの表情はわかりにくい。だが今彼は怒りを覚えている。怒りと、そして哀しみを覚えている。
真宵はゴドーの短いたった一言だけでもそれを悟り、息を飲んだ。
「そんな事をされても嬉しくなんかない」
「……で、でも……でも、あたしいっぱい考えたんです、それで……これが一番だって思いついたの」
真宵の返事を聞いて、彼女の手を掴むゴドーの力は更に強くなる。真宵は痛みに顔を顰めた。
「今は……今は、一番逢いたくない人物だ。だからそんな事をされても嬉しくもなんともない。やめてくれ」
どの面下げて逢えって言うんだ。
ゴドーは消えいるような声でそう続けて、漸く真宵から手を離した。
あまりにも力強く握り締めてしまったため、真宵の手は赤く染まってしまっている。
ゴドーの目にはその色は映らなかったが、真宵の表情を見て自分がどれだけ強く握ってしまったのかを知った。
すまなかった、と侘びを入れながら今度は彼女の手を優しく撫でて労わる。
62似たもの同士:2006/11/08(水) 01:44:37 ID:HNrl09DM
「神乃木さんは……もう、おねえちゃんには逢いたくないの?」
「……今は、だ。今は……逢えない。いや、逢いたいという気持ちは強い。だが……」
少し酷かとも思ったが、今はこう切り返す事しか出来なかった。
自分は何て愚かで罪深いのだろう。ゴドーは自分を恥じつつも、それでも止める事は出来なかった。
「アンタはそれでいいのか」
問題の中心を真宵へとずらしたのだ。
己はどれだけこの少女を傷つければ気が済むのだろう。内なる自分が自分を攻め立てる。
わかっていながら、ゴドーはどうしても目を向ける事が出来なかった。
綾里千尋。あんなにも愛おしく大切に思っていた彼女。
それなのに今、彼女に目を向ける事が出来ない。顔を見せる事が出来ない。
今は彼女に外見も中身も醜く変貌してしまった姿を見せたくなかった。
それが一番の理由であったが、それとは別に違う理由も産声を上げ始めている。
ただその声は、今のゴドーには届かなかったが。

「……コーヒーでも淹れよう。インスタントでも頑張りゃあそれなりの味は出る」
とうとうゴドーは真宵からも逃げ出そうとした。
今度こそ真宵はその動きを止める事もしなかった。――行動では。
63似たもの同士:2006/11/08(水) 01:47:42 ID:HNrl09DM
「あたしは……」
ぽつりと零れるような真宵の呟きがゴドーの耳に届く。
ゴドーは真宵に背を向けている状態だったが、その場で立ち止まり彼女の言葉に耳を傾けた。
「あたしは……悪い女の子です……
 おねえちゃんが……神乃木さんも……わかっているのに……」
懺悔にも似たそれはかなり聞き取り辛いもので、ゴドーは息をも止めるような心持で耳を澄ませる。
「こんなの……はじめてでどうしていいかわからない……
 あた……あたし……あたし、今日……神乃木さんに楽しい思いをしてもらいたかった……
 ただそれだけで、それだけを考えてた。なのに……あたし、今日凄く嬉しかった。
 神乃木さんに会えて嬉しかった。ラーメン一緒に食べられて嬉しかった。
 悪い人に絡まれた時も、神乃木さんが助けに来てくれて本当に嬉しかった。トノサマンみたいで格好良かった……」
ちょっとそれはどうなんだ。
ゴドーは思わず真宵の告白を遮ってでもつっこみたくなってしまった。
しかし真宵はゴドーの途惑いなど何処吹く風、俯いたまま話を続けていく。
「公園で抱き締めてくれた時、凄く恥ずかしかった……けど、あったかくて、落ち着けて……
 まるでデートみたい、って思ったら……でも、でも、……おねえちゃんの顔を思い出して……」
搾り出されるような真宵の独白は、掠れた小さな一言で締め括られる。

……好きになっちゃ、いけないのに。
64似たもの同士:2006/11/08(水) 01:50:11 ID:HNrl09DM
「誰がそんな事を決めたんだ」
張りを持ったゴドーの声が真宵の耳に入ってくる。
まるで叱られた子供のような表情で、真宵はおずおずと片手を挙げてそれを答えとした。
「誰がそんな事を決めたんだ?」
それは同じ問いではあったが、今度のものは印象が違っていた。それどころか声の距離まで違っていた。
真宵は我に返ったかのような勢いを持って顔を上げる。そして、きゃっ、と小さく悲鳴を上げた。
何時の間にかゴドーは真宵の傍に座っており、彼女の顔を間近に覗き込んでいた。
「……誰がそんな事を決めたんだ……」
三度目の、同じ問い。真宵が答えを探そうとする間に、ゴドーの手が真宵へと伸びていく。
くしゃくしゃと真宵の頭を数度乱暴に撫でると、その手は頭から滑り落ちて真宵の背中へと添えられた。
真宵はこのゴドーの仕草を――まるでおとうさんみたいだ――なんて思っていた。
「俺はチヒロを忘れてなんかいない。何時だって何時までだってあいつの事を想っている」
彼女はここに居る。そう言ってゴドーは空いている片手で真宵の手を取り、己の胸元へと添えさせた。
ゴドーの心音が真宵の手に伝わっていく。その暖かなぬくもりと音は真宵に少しばかりの安堵を与えた。
「心配するな……。お嬢ちゃん、今日は有難う。楽しかったぜ、充分楽しんだ。だからもう無理はしなくていい」
ゴドーの手は真宵の手から離れて、両腕を使って彼女を抱き締めてきた。
無理な力も無い、柔く相手を包み労わる優しい抱擁に、真宵はうっとりと溜息を吐き出す。
そしてこの逞しい胸板にいつまでも寄り添いたいと思った。
65似たもの同士:2006/11/08(水) 01:53:17 ID:HNrl09DM
「……俺は何時だって、何時までだってチヒロの事を忘れない……」
「……いやだ……」
「ずっと、アイツは俺の中で生きている……」
「いやだよ」
真宵は軽くゴドーの胸元を叩く事で、彼の話を遮ろうとした。
本当はもっと力を込めて叩きたかったのだろう、しかしどうしても力が篭らなかった。
そうやって数度、ゴドーの胸元を叩き続ける。顔を押し付け、その表情を隠そうとする。
「どうして?嬉しい事のはずなのに。神乃木さんがおねえちゃんを大事に想っていてくれる、嬉しい事のはずなのに」
「お嬢ちゃん」
「どうしてあたし、それがすごくイヤだって思っているの?」
己の胸元に顔を押し付けて表情を隠す真宵。
ゴドーは彼女が落ち着くよう数度彼女の背中を撫でてから、震える肩に片手を置いて、もう一方の手は彼女の顎へと添えた。
そしてゆっくりと、顔を上げさせる。
「まァた悪い虫に好かれやがって」
真宵の顔は涙に濡れていた。ゴドーは彼女の瞳から零れ落ちる涙を指先で掬い、拭っていく。
真宵は必死に涙を堪えようとしてはいるが、次から次へと溢れ出てきてしまう。
どうしても堪える事が出来ず、またゴドーも堪えなくていいと真宵を慰めた。
ゴドーの指先は真宵の頬から離れ、その代わりに唇が涙を拭い始めた。
真宵はその動きに驚き、何度も瞬きをする。その度に涙はゴドーへと零れ落ちていった。
66似たもの同士:2006/11/08(水) 01:55:45 ID:HNrl09DM
涙の線を辿り、ゴドーの唇は真宵の目尻へと辿り着く。そのまま軽く涙を吸い上げて漸く唇は真宵から離れた。
口元に悪戯ぽく笑みを浮かべるゴドーを、真宵は真っ直ぐ見つめる事が出来ず、視線を床へと落とす。
驚いた拍子に涙は止まったようだが、その表情は泣いた事以外で熱く火照っていた。
「あたし……不良になっちゃったんだ。悪いってわかっているのに……神乃木さんを独り占めしたいって思っている」
「俺もだ」
「ごめんなさい……ごめんなさい。おねえちゃん……あたし我慢できなかった」
「俺もだ」
「おねえちゃんを呼ぼうとしたとき……心のどこかで、神乃木さんに止めて欲しいって思った。あたしを選んでほしかった」
ゴドーは真宵をただ優しく抱き締め続け、彼女の気の済むまま話を聞き続けた。
時折自嘲気味な相槌を挟む以外はただずっと、真宵を抱き締め続けていた。
真宵の小さな肩はゴドーの大きな手ですっぽりと包めてしまう。
ゴドーが好きだと感じた真宵の香りは彼のすぐ傍で充分に楽しむ事が出来た。
どれだけの時間が経っただろう。真宵の懺悔はとうに終わっていて、それでもゴドーは真宵から身体を離す事は無かった。
二人の身体はしっかりと寄り添い、互いの存在感を確認し合っている。
ただ無言の、存在を確かめ合う沈黙はゴドーの手によって断ち切られた。
ゴドーは再び真宵の顎に手を添えて、顔を上げさせる。
そして彼女の目の前で、己の顔半分も覆う仮面を外して見せた。
真宵はそれから目を逸らす事無く、泣き腫れた眼でしっかりと彼の顔を見据える。
67似たもの同士:2006/11/08(水) 01:58:20 ID:HNrl09DM
視力の大半を失ったゴドーの瞳は濁りすらあり、左目のすぐ下には大きな傷跡が走っていた。
痛々しいその傷跡に真宵は脅える事も目を背ける事も無く、そっと指先を這わせる。
「神乃木さん……おねえちゃんの姿、見える?」
「ああ……今も俺の中で微笑んでいる」
「あたしの事は……ちゃんと見えていますか?」
ゴドーは声には出さず、唇だけを動かして返事を伝えた。
真宵はそれを受けて、またも泣き出しそうな程、表情を歪める。
喜びによってなのか哀しみによってなのか、それは二人にしかわからないだろう。
ゴドーは静かに顔を真宵へと寄せた。真宵は逃げる事もせず、そっと目を閉じて彼を受け入れる。
二人の唇が重なり合った。ただ互いの存在を確かめるだけの口付け。
唇だけを重ね触れ合わせる、初々しいキス。永遠に続けば良い、真宵の心は唯それだけを願った。

「……シャワーは先に女の子が浴びるもんだよね」
「お嬢ちゃん……そういうのは男に言わせる台詞だぜ」
真宵の願いも虚しく、ゴドーから唇を離されてしまった。
表情を隠すように仮面を付け直すゴドーを見て、真宵は膨れっ面をしながら言う。
真宵の言葉を耳にしてゴドーは軽く肩を竦めて見せた。

【つづく】
68名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 07:48:39 ID:1+V/pxnr
う〜ん、イイねぇ(悦)
実にイイよぉ〜ハァハァ(萌)
69名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 18:14:42 ID:ZKuAvBfL
ウザイ乙
70名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 19:07:05 ID:O4+yeOsi
切ねえ〜切ねえよ。ハアハアするのがなんか後ろめたいくらいだよ。

ところで、ここってエロなしの作品もOKでしたっけ?
ゴドマヨ連載が終わったらひっそり投下しようかなと考えているんですが。
71名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 19:18:31 ID:a/lNyH+Q
細かいことは決まってないと思うけど。

ただエロパロ板だし、そっちを期待している人が多いとは思うんで、
最初にエロなしですと宣言した方が良いとは思う。
72名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 20:05:18 ID:3LoZSwse
>>58
ゴージャス!
73名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 04:19:45 ID:Fndeu3mx
ようこそ!わが面会室へ!
74名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 17:38:29 ID:dI4yn/QE
>>71
エロなしでも俺は全然おk
いつでも投下してくれ。wktkして待ってる。
75名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 03:52:05 ID:U/mlBWfi
初公判が終わり、オレと先生は事務所に戻ってきた。
結果は先生の思惑通りとなり、先生はとても気を良くしていて
オレも荷が下り安心していた時だった。

「今日の法廷すごくよかったよ」

ありがとうございますとオレも笑顔で返すと
ふいに優しく微笑む先生の顔が徐に近づき、唇に柔らかい感触を覚える
それが口付けされているのだと気付いた時には先生は既にオレから距離を作っていた。
微かに薫る、香水の残り香が今一瞬の出来事が現実だったと困惑させられる。

先生にキスされた。これはなんの冗談なのだろう?
オレが呆然としていると次に先生はオレの首筋に唇を寄せてきた
さすがそこまでされたら声も荒げる。
「ま、まってください!!先生、なんの冗談ですか?」

動揺するオレの様子に先生が微笑む、いつも見せる笑顔と違ってた。
自ら首元のタイを乱し襟もとを肌蹴させる先生は隠微で妖艶で
…同性にそんな形容詞を当て嵌めるのはおかしいのかもしれないだけど今の先生はまさにそれだった。
勿論オレはいままで先生にそんな思いを抱いたことなんて一度だってないなのに酷く熱い衝動に駆られた。
「オドロキくん、私はキミにお礼がしたいのです」
オレの手をとってその手に軽く口付けるとそのまま先生の胸元に移動した
初めて触れるその肌は女の肌とそう大差がない、美しい顔立ち、金色の豊かな髪がオレを誘惑する。
そんなオレの心情を察してか先生はもう一度オレにキスをした。
それを合図にオレは先生を押し倒し気がつけば先生が意識を失うほど激しく犯していた。

ぐったりとした先生からペニスを引き抜くと、先生の太腿にオレの精液が滴り落ち
オレはなんだかとんでもない事をしてしまった気がして怖くなった。
76名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 02:11:54 ID:YKPHddMQ
ゴドマヨマダー?
77名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 23:35:58 ID:iAOiLbG7
最近冥たん萌えスレで俄かに人気の狩魔姉を絡ませたミツメイが見たい。
優しい目で暖かく見守る千尋さん系、茶化して騒ぎ立てるナツミさん系
無理矢理にでも結婚まで持っていこうと奔走するはみたん系等
どんなキャラでも良いんだけど所詮オリキャラだからやっぱり難しいかな?
78名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 01:07:02 ID:LSADNoL3
「ねえレイジ、赤ちゃんってどこからくるのかしら?」
「……そ、そういうコトはお姉さんにでも聞くといい」
「お姉ちゃんに聞いたら、怜侍さんに教えてもらいなさいって」
「……(あの人は何を企んでいるのだ……)」
79名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 12:16:21 ID:pB3PcFCX
>>77
>>78のように会話上で出てくる程度か、無難な性格で出番少な目とかなら
気にならないけど、やたら個性豊かなオリキャラとして出てきたり、
原作キャラを食ってしまうようなのは微妙かも。
80名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 12:47:24 ID:R6AMA7jr
原作キャラ×オリキャラってだけでも嫌だが
しかも他の原作キャラがそれを暖かく見守ったり応援したりなんてのは
ご免こうむりたい

オリキャラなんて、そのオリキャラを作った人の自己投影みたいなもんだから
痛くなりがちだし
81名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 20:56:09 ID:4jXrTCiA
>>75の牙琉を女キャラに変換したら萌えた
82名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 21:49:07 ID:j/zs/8ln
蜊?蟆九&繧薙↓螟画鋤縺励◆繧峨♀縺」縺阪@縺?
83名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 21:54:07 ID:kDuY7iv9
落ち着け
84名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 21:54:24 ID:j/zs/8ln
俺の携帯ダメぽ…orz
85名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 04:01:05 ID:I2I7oaY7
いいネタが浮かんできた。
ついに俺の時代が来たのかもしれない。
86名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 21:59:20 ID:XQ/PLhvp
>>85
ゴージャス!
87名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 19:53:02 ID:km8myKll
良スレあげ
88名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 00:35:55 ID:aKWubxpb
スレ占領しつつあるにも関わらず間を空けてしまって申し訳無い限り。
ゴドマヨ続き投下に参りました。
もうちょっと上手くまとめられんのかと考えていたのですが出来ず仕舞い。
今回の投下で一区切りとして一旦終わりにするとします。長々占領していてゴメンナサイ。
もう暫く考えて自分なりに納得がいったらまた投下に来るかと思います。

読みたくない方はタイトルの「似たもの同士」などであぼんをお願いします。
89似たもの同士:2006/11/16(木) 00:38:38 ID:aKWubxpb
「んんっ……」
「……嫌だったり痛かったりしたらすぐ言えよ」
シャワーを浴びた二人はすぐベッドの上で抱き合った。
ゴドーはベッドに向かうまでは仮面をつけていたが、今はそれを外している。
忌まわしい事件が起こったあの日から、ゴドーの視力は失われてしまった。
視力補助のための仮面。それを外すと、どんなに物を近づけてもその瞳は形を、色を認識しない。
今彼の瞳で捉えられるものはおぼろげな輪郭だけだ。
ゴドーは手探りで真宵の姿を捉える。彼女の肢体に手を滑らせて形を確認し、頬を摺り寄せて肌の滑らかさを知る。
「あたし……おねえちゃんみたいにおっぱいでかくない」
「だが、充分に柔らかい。温かくて、安心出来る……」
「おねえちゃんみたいに腰もくびれていないよ……」
「撫でていて心地良いの一言に尽きるぜ。女ってのは……どうしてこう、滑々してやがるんだろうな」
ゴドーの手は真宵の両脚を捉えた。足首を持ってそれを高く持ち上げる。
きゃっ、と真宵は小さく悲鳴を上げた。そして羞恥で言葉を詰まらせてしまう。
ゴドーには自分の姿が見えていない。彼の動きでそれは充分に解る。
だがそれでも羞恥を完全に拭う事は出来ない。足を開かされて、恥ずかしい部分を晒されているこの現状。
真宵は茹蛸のように顔を赤く染め上げていった。
ゴドーは彼女のそんな状態を知ってか知らずか。
足首に頬を寄せて位置を確認すると、そのまま顔をずらして肌に唇で触れていく。
真宵は肌に擦れるゴドーの髭がくすぐったく感じた。
ゴドーの唇はゆっくりと足のラインを伝い降り、秘所へと難無く辿り着く。
90似たもの同士:2006/11/16(木) 00:41:08 ID:aKWubxpb
「や、やだやだ、そんなトコ汚いよっ!」
真宵の声がゴドーの耳に届く。しかし態度や行動での抵抗は見られない。
羞恥から零れてしまった声なのだと受け取り、ゴドーは行為を止めはしなかった。
恥ずかしさや、下手すれば恐怖を感じているかもしれない。
ゴドーの吐息が秘所に降り掛かると真宵は再び身を強張らせて口を噤む。
陰毛の茂みに軽くキスを落とすと、舌を覗かせてまずは割れ目を大きく舐め上げる。
びくりと真宵の身体が跳ね上がった。それを宥めるようにゴドーは真宵の太腿を手で撫で擦る。
しかし今の真宵には何をしても逆効果だった。肌を撫でるその手の動きにすらぞくぞくと震えを覚えてしまう。
ゴドーは一度舐め上げたその箇所を、今度は丁寧に舌先で擽り始めていく。
(声が出ちゃう、聞かれちゃう……恥ずかしいよぉ)
真宵は声を抑えようと必死に口を結んだ。それこそ、息を止めて身を強張らせてまで。
しかしゴドーの巧みな愛撫に流され、どうやっても甘い喘ぎ声は口から零れていく。
ゴドーの手が、唇が己の肌に触れるたびに痺れにも似た快楽が全身を蝕んでいく。
(神乃木さん、今何を考えているのかな)
(あたしの事……いやらしい女の子だって思っていないかな)
ゴドーは指を使って割れ目を大きく広げ、そこに隠れていた箇所も余さず舌で辿っていく。
彼の舌が身を潜めていた肉芽を捉えるのもすぐだった。
舌を小刻みに動かして弄ぶように転がしていく。かと思えばきつく吸い上げてくる。舌の腹で芽を押し潰そうとしてくる。
真宵が悲鳴染みた歓喜の声を上げると、今度は労わるように口全体を使って肉芽を包んでやった。
91似たもの同士:2006/11/16(木) 00:44:39 ID:aKWubxpb
口の周りが己の唾液と、真宵が零す愛液とで濡れそぼってもゴドーは構わず舌での愛撫を続ける。
溢れる愛液をわざと音を聞かせる程大きく啜り上げ、真宵の気分を盛り上げていった。
「ぅう……や、ぁっ!あ!……ふぅっ……かみ、のぎさ、ん……恥ずかしい……っ」
ジュルジュルと耳に届く淫猥な水音に、真宵はきつく目を閉じて顔を隠すように頬に手を添える。
しかし真宵はその手で己の耳を塞ごうとはしなかった。
今ゴドーが自分の恥ずかしい箇所に食いついているというのに、厭らしい音を聞かされているというのに拒む事が出来ない。
もっともっと続けて欲しいという気持ちで一杯だった。
ゴドーは唇を秘所に添えて位置を捉えている状態で、今度はそこに指を宛がう。それから唇を離して、今度は指での愛撫を始める。
充分に濡れている真宵の秘所は、ヌルヌルと滑りを帯びてゴドーの指を弄んでいく。
指は柔らかく温かいその場所を充分に楽しんでから、ゆっくりと線を辿り降りて、ある一箇所を捉えた。
「……わかるか?」
明確では無い問いを向けられてもその意図を解っているとばかりに真宵は何度も何度も頷く。
今のゴドーの目にはその姿は捉える事は出来なかったが、不思議な事に真宵の気持ちはしっかりと彼に伝わっていた。
ゴドーは膣孔の入り口を指先で撫でてから、ゆっくりと指を中へと入れようとする。
「…………」
しかし、その指は中へ入り込む事は無かった。いや、実際はほんの少し中へと入り込んでいた。
「……?神乃木さ……、……ッ!」
ゴドーに何か問い掛けようとした真宵。だが己を襲う刺激に言葉が詰まってしまう。
甘く、切なさにも似た痺れを生むものはゴドーの指の動きだった。
「あ、ぁああ……」
ゴドーの指は真宵の秘所、肉芽を中心に置いて動かされる。
92似たもの同士:2006/11/16(木) 00:47:15 ID:aKWubxpb
彼から与えられる甘い刺激に最早真宵は喋る事すら出来なくなった。
口をついて出てくるのは切なく濡れた喘ぎ声だけ。
そんな中、耳元で荒い息遣いが聞こえるのに気付く。自分のものではない、これは。
「……マヨイ……」
荒々しく逞しい息遣いの中で、己の名が紡がれる。
この喜びをどう表せばいいのだろう、真宵は泣きたくてしょうがなかった。
真宵は縋りつくように、ゴドーへと腕を伸ばして彼に抱きつく。
ゴドーは空いている片腕を持って彼女を受け止め、その耳元で己の想いを吐き出し続けた。
「あぁ……ふあ、……っひ……ッ……あっ!」
びくっ、と真宵の身体が小さく跳ねる。彼女が達した事を悟ったゴドーはそっと指を秘所から外した。
濡れてふやけかかっている己の指を口元へと運び、咥える。
その味を確かめるように舐めていると、真宵の手がゴドーの腕を軽く叩いた。
「神乃木さんの……えっち」
「大人はいやらしいものなんだぜ、お嬢ちゃん」
ちゅっ、と小さく音を響かせて口から指を離し、不敵な笑みを湛えるゴドー。
彼のそんな表情を真宵は不服そうに唇を尖らせながら見つめた。
ゴドーの身体が真宵に重なる。暖かな重みに真宵はうっとりと溜息を零した。
ゴドーは手探りで何かを探しているようだ。彼の手の動きに視線を向ける真宵。
漸く目的のものが見つかったのか、ゴドーの表情は少し明るさを持つ。
93似たもの同士:2006/11/16(木) 00:49:19 ID:aKWubxpb
彼の手が掴んだのは掛け布団だった。それを引っ張り上げて互いの身体を覆い隠す。
布団の中で真宵はゴドーの腕にしっかりと抱き込まれた。
「神乃木さん……」
真宵は何か言いたそうにしていた。しかしゴドーはそんな空気を読みはせず、目を閉じてしまう。
じゃれつくように真宵の額、頬、そして唇へと己の唇を這わせてから、
「おやすみ」
優しい声で、そう真宵に告げた。
暖かな真宵の温もりは今もしっかりとゴドーに伝わっている。
与えられた愛撫と達した事での疲れか、暫くすると真宵から微かではあるが規則正しい寝息が聞こえ始めた。
ゴドーは暗い部屋の中、今は光も満足に受け止められない目を凝らして真宵の姿を見つめる。
「チヒロ……」
ぽつりと、ゴドーの口からある人物の名前が零れた。
その声は切なげに歪んだもので、表情を隠すように真宵の胸元へと顔を押し付ける。
小振りではあるがしっかりと柔らかさを持った真宵の胸に、ゴドーは心から安堵を覚えた。
「……すまねえ」
それは綾里千尋に向けられたものか、それとも真宵に向けられたものなのか。
ゴドーはそれ以上口を開く事をせず、ただ静かに心の中で泣き、一晩中真宵に縋り付いていた。

【終】
94名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 02:30:36 ID:5Aj+ygOr
GJ!
…せつなさみだれうち
95名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 18:07:48 ID:27wOS0bR
ゴドマヨキタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(`  )━(Д` )━(;´Д`)ハァハァ !!

>>93
GJ!!
長編乙!いつかまた投下してくれ。
96名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 01:07:09 ID:ovg5jkQb
泣けた!GJ!!!!
97名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 13:11:51 ID:0bryYyuK
昨夜の練習のし過ぎが祟ってオドロキの声が出なくなった。
「しかたありませんな。15分間の休廷とします。弁護側は早く喉の調子を整えるように」
裁判長がやれやれと首を振りながら叩く木槌の音を背に、しょんぼりと触覚ごと項垂れた驚きは控え室へ
向かった。

「あ、成歩堂さん、何をするんです」
閉まったばかりの控え室の扉に、自分の背中が突然激しい勢いで叩き付けられた。
頭一つ分高い位置にある依頼人が、驚きの胸倉を掴み上げていた。
「ぼくがどうして弁護士を辞めてうらぶれたレストランのピアニストになったか、君は知ってるかな?」
依頼人は朝会ったときと同じ皮肉な笑みを浮かべていた。しかし抑揚のない声の奥に潜んだモノが驚き
を慄然とさせた。
「はなして…ください」
襟元を掴まれ吊り上げられている。喉が絞まる。必死に爪先立って息苦しさから逃れようとしたが、依頼人
は躊躇無く驚きの襟元を更に上に引き寄せた。酸素が足りない。視界が急速に暗く狭まってくる。
先生、助けてください先生。
視線を左右にさ迷わせた。師は依頼人の背後の壁に背を預け、薄い微笑みを浮かべてこちらを見ていた。
その眼鏡の奥の平静そのものの目には、弟子を助けようという意志など微塵も感じられない。
見捨てられたんだ。
床を掻く爪先が萎えそうになった。
「君のせいだよ」
依頼人は顔を近づけ、耳元で囁いた。
「肝心の法廷で言葉を失うようなひよこ弁護士のために、ぼくは何もかも全てを失った。キャリアも…」
感情を伺わせなかった抑揚のない声に、一瞬だけ抑えようのない激しい怒気が閃いた。
「御剣も」
言葉と同時に、ぬるりとした何かが耳朶を這うのを感じた。まばらに無精髭の生えた依頼人の顎が頬を
ざらりと掠める。
成歩堂さん、やめてください。
その意志を音として発することが出来なかった。爪先はとうに空を切っている。喉は潰された蛙のような
無様な音を鳴らすだけだった。
98名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 13:13:59 ID:0bryYyuK
「成歩堂、私の教え子をこんなところで殺さないで欲しいですね。面倒なことは困ります」
「わかってる」
襟元を掴み上げていた手が突然放された。
オドロキは激しく咳き込みながら、その場にへなへなと座り込んだ。
「成歩堂、あまり時間がありません」
「10分もあれば十分だよ」
依頼人はへたり込んだオドロキを見下ろすと、手早くベルトを外した。
「しゃべれない弁護士なんて何の値打ちもない。あんな醜態を二度と晒さないように教えてあげるよ」
今にも泣き出しそうな情けない顔で見上げる驚きに、相変わらずの皮肉な笑顔を向けた。
「良い声で啼く方法をね」

オドロキは抵抗する間もなく、自分のベルトで両手を括られ下半身を剥かれた。その間わずか10秒。
「まいっちゃうね。この7年間でこんなことばかり上手くなって」
あの一瞬の怒気はとうに失せていた。ヘラヘラと笑いながら依頼人はスニーカーの爪先でオドロキの足を
割り開く。
「や、やめ、やめてくださ、ああああっ」
小さく縮こまったオドロキのペニスを容赦なく靴越しに挫く。オドロキは痛みのあまり絶叫した。しかし掠れた
悲鳴では室外からの助けを呼べそうもなかった。
「7年間もこんなことばかりやってたんですか?」
腕を組んで壁にもたれながら、まるで明日の天気を聞くようなどうでもよさげなそぶりで牙琉は声をかける。
「まぁ、やったりやられたりイロイロと。少なくとも弁護士を続けてたら絶対に体験できなかったことは山
ほど体験できたかな」
暴れもがくオドロキを押さえつけ、成歩堂は淡々まるで米袋でも持ち上げるようにオドロキの尻を抱え上げた。
「せんせい、せんせいたすけて」
「オドロキ君、一人前の弁護士ならそのくらい自分の力でなんとかするものですよ」
師は慈愛に満ちた笑顔を向けた。師が教え子に与えたのはそれだけだった。
成歩堂は己が一物を軽く扱くと、固く窄まったオドロキのアナルに捩じ込んだ。
99名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 13:15:20 ID:0bryYyuK
「アッー!!!」
「狭いな。先っぽしか入らない」
背後の声が酷く遠くに聞こえる。身を二つに裂くような圧倒的な灼熱感と異物感をもたらしているのが
成歩堂の一物の先端だけだなんて信じられない。オドロキのこめかみからあぶら汗が滝のように流れ落ちた。
「少しぐらい慣らしてあげたらどうです? その若さで痔主にするのはさすがに少々胸が痛むんですが」
「やだよ。めんどくさい」
「相変わらずですね」
痛みよりも。
法廷控え室で依頼人に縛られ後ろから犯されかけている、この異常な事態よりも。
敬愛する師が止めるどころか他人事のように眺め、あまつさえ揶揄さえ口にしている。その事実がなにより
もオドロキを打ちのめした。
先生の手で胸に金のバッジをつけて貰った日の誇らかな思いが無残に打ち砕かれていく。鼻の奥が熱く
なっていくのを止めることができなくなった。
「…オレが何したっていうんですか」
オドロキの目から涙がほたほたと溢れ出した。

「そうだね。君は何も悪くないかもね」
成歩堂はいっそ優しいとさえ言える手つきで、ガチガチに強張ったオドロキの背を撫でた。
「でも君のせいでぼくは弁護士の職を追われた。恋人も失い、ピアノなんて弾けもしないのに無理矢理ピアニスト
にされてあの地下室に放り込まれた」
淡々と語りながら両手でオドロキの腰を抱え直す。
「初めて客を取らされたときぼくも泣いたよ。今の君と同じように誰も助けてなんかくれなかった」
逃げようとするオドロキの腰を抑えると、拒む隘路に斟酌せず無理矢理深く捩じ込んだ。
100名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 20:31:14 ID:V//26uBa
死んで詫びろ
101名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 20:57:14 ID:uV+ByxJK
自分は801も読むけど、
>99みたいなのは殺意を覚えるな

内容も糞だし
102名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 21:23:09 ID:rDUrbYtm
スルー汁
難民板のキチガイどものせいだから
103名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 21:57:53 ID:0bryYyuK
これだから腐女子は・・・
100万回死ね。巣から出てくんじゃねーよ
104名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 22:16:09 ID:KxFVj0oE
>>103
志村ー!
ID、ID
105名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 03:26:30 ID:yj4iH0Ge
ここまで見事な自爆は初めて見たw
106名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 11:31:02 ID:toSBh2Xu
まあそれだけ腐女子は嫌われてるってことで
107名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 14:23:34 ID:Jxm9ppRc
いや、さすがに腐女子に同情するw
108名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 17:43:37 ID:xRHTi3tu
なんて自虐的なやつ…
109名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 01:14:19 ID:8llKUt7T
事情は知らんし知りたくもないが、
難民スレに余程の恨みを抱いてる奴がいるみたいだな
携帯ゲーキャラ板も荒らされてるし
110名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 03:07:53 ID:oxzgPYg8
ねじれた流れをなおすために投下してみたいけど、どうも勇気がない。

とあるスレで小説を書いていたが、
そこは5人ぐらいで書いてたからまだよかったけど……。

とりあえず気が向いたら投下します。
111名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 15:49:06 ID:LNa9fYVN
カプ名を名前欄にいれとくか、事前に注意書きしておく。
読み手を選びそうな内容(エロなし、死にネタ、凌辱、NTR、妊娠等)ならそれも明記しておく。

それらをきちんと守ってさえいれば、そうそうここでは叩かれないと思われ。

と、投下した事のある俺が言ってみる。
当然ホモネタは論外な
112名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 05:42:26 ID:AEXmfCbq
おお、しばらく見ない間にゴドマヨ完結してた。

…神ありがとう神(´Д`)
全裸で待ってた甲斐があったよ、
せつなくて珈琲のようにほろにがいよ…
ワビサビを心得た素敵な文章だなあ。
また投下してください!
113名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 10:43:08 ID:qATxfLto
文章のテンポや台詞一つ一つもいいな。
ゴドマヨは初めて見るけど、がっつり萌えてしまった。
可愛い真宵と格好いいけど弱い部分もあるゴドーイイ!

>>110
腐女子アンチが一人紛れてるだけだから、普通の投下は
そんな怖がることはないと思うよ。
>>111を守ってれば大丈夫。というわけで投下投下
114名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 02:25:50 ID:ky3abIgz
ゼニトラとうらみちゃんの新作キボン
115名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 19:26:54 ID:XrvyAOrh
茜タンキボンヌ!!!!!

「冥さんもおっぱい大きいんだね」
「も、って他に誰かいるの?
フ・・・まさか、貴女じゃないでしょうね」
「むっ・・・お姉ちゃんだよ。冥さんよりやわらかくっておっきいんだから!!」
「な、なんですってぇ?
フン、じゃあ見せて御覧なさいよ!」
「よぉーし!目にモノ見せてやるんだから!!」

「・・・ここは・・・、温泉ね。
一体どうしたの?」
「千尋さま!」
「あら、はみちゃん。お久しぶりね。
・・・ってことは、この体は真宵かしら。
なぜ私は呼ばれたの?」
「・・・ま、負けた・・・・・・」
「狩魔検事と千尋さまのどちらがおっぱいが大きいか競ったのです!
さすがですね、千尋さまの勝ちです!!」
「・・・真宵ってば、しょーもない事で呼ばないでよ・・・」
117名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 01:16:52 ID:+kyL1Nlt
全俺が萌えた

 ある日の狩魔家にて。
冥が御剣の部屋を訪れた。
 いつもの勝気な様子と違って、なぜか少し不安げだ。
 冥は御剣のそばへ寄って来た。

「レイジ・・・」
「メイ、どうしたのだ?浮かない顔して」
「私・・・あの・・・とても言いづらいんだけど・・・」
 あの高圧的な態度の少女が、自分を頼ってきてくれている。
 そんなくすぐったい気持ちがにじんできた。
 御剣はぎこちなく微笑み、再び冥に問いかけた。
「ム・・・なんだろうか?」

「パパにはナイショよ・・・。
わ、私・・・あそこから、血が出てきて止まらないの・・・。
もしかして、病気なのかしら・・・?」

 あそこ・・・?

 血が止まらない・・・?
 ・・・もしかして。

 御剣はその原因が思い当たり、顔を赤くした。
 こういうことは、女性のほうが説明しやすいだろう。
 だが不幸なことに、既に冥の母は他界、年の離れた姉は家を出て独立している。

「・・・それは、生理、といってだな、女性が大人になった証で・・・その、出血するのは・・・一時的なものなのだ。」
 たどたどしくも真面目に説明する御剣の言葉に、冥はホッと安堵の表情を浮かべる。
「そ、そうなの・・・?じゃあ、私、病気じゃなかったのね・・・」
「う、うム」
「でも、どうしよう。生理の間は血が止まらないんでしょう?」
「ム・・・待っていろ、冥。すぐ戻るから。」
「レ、レイジ、どこに行くのよ!?」

 御剣は財布を持って、一目散に部屋を出る。
 そして、これ以上ない恥ずかしい思いをして生理用品を買いに行ってきた。
(使い方も御剣が真っ赤な顔をしながら冥に教えてやった。)

119御剣、冥の修業時代2:2006/11/23(木) 17:52:38 ID:7PUy2QMx

「先生、今晩は赤飯にしましょう」
「御剣よ、どうしたのだ?何かメデタイ事でも・・・そうか!」

(しまった!)
120御剣、冥の修業時代3:2006/11/23(木) 17:54:57 ID:7PUy2QMx

 その晩の狩魔家の食卓では、赤飯が炊かれた。

「なあに?この赤いつぶライスは?」
 冥がスプーンで赤飯をすくいながら問いかけると、黙々と食べていた御剣は箸を止め答える。
「ム、これは赤飯といってだな・・・オメデタイ時に食べるものなのだ」
「オメデタイ時?・・・そんなの、あったかしら?」
 何この粘ついたライス、美味しくないわ、と言い、
 いぶかしみながら冥はスプーンで赤飯をつつく。
 その時、箸で赤飯を食べる豪が顔を赤らめて言った。
「・・・冥よ、・・・その、・・・大人になったのだろう?」
「!!もしかして、レイジ、パパに言ったの!?」
「すまん、冥!そんなつもりはなかったのだ!」
「冥よ、恥ずかしがることではないのだぞ」
 慌てる御剣と冷静な豪に対し、冥は真っ赤な顔をし涙目で怒りながら二人に鞭を振るった。
「もう、レイジとパパのバカバカバカ!!」
121名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 19:27:21 ID:FBS6JQ/K
薬局に走る御剣を想像してワロタwww
きっと必要以上にテンパったんだろうな
122名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 22:01:50 ID:z+kvFvYB
え、普通に生理だったの?
そう見せかけて実は…ってオチかと思ったのに。
123110:2006/11/24(金) 06:25:16 ID:ZYU6C1Au
じゃあとりあえず書いてみるわ。
でも…俺エロ系が苦手なんだ…orz
書けるんだが、書いてるとメチャクチャな展開になっちゃうんだよなぁ。

だからエロパートは他の人が書いてくれないか?
そういうSSでよかったら投下するけど…。
124名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 11:45:06 ID:mkF4fpRp
かつてエロが必要か否かって論争があったなあ。
まあ頑張れ。
125名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 19:51:56 ID:lK9CBhGA
ゴージャス!
126123:2006/11/27(月) 03:39:22 ID:DVNtdLNB
遅くなってスマナイ。ネタまとめしてた。
んじゃ、ナルマヨのSSね。よろしく。



…スレ消費スマナイが、次のレスからスタート。
127ナルマヨ:2006/11/27(月) 03:48:40 ID:DVNtdLNB
「やったあ!またストライク!」

……今、僕はボーリング場にきている。
依頼もないし事務所でゆっくりしていると
「ボーリング場に行きたい!」
と真宵ちゃんが言ってきた。
まあ最近法廷でピリピリ…と言うか、ムチで打たれたりコーヒーご馳走されたり
と、キツイのが続いてるから、たまには気晴らしもいいかな〜っと、来てみたのだが
急に真宵ちゃんが「負けたほうが勝ったほうの言うこと聞くルールね!」
といきなり賭け事をはじめてしまった。

もちろん止めようとしたが、いつのまにか登録もすましていた。
しかし、僕も学生時代友達のなかでは一番ボーリングが上手かった。
さっさと勝って今日のところはお帰りいただこうと思っていたのだが……

予想以上に真宵ちゃんの腕は上手かった。
立て続けにストライクを取りまくり、いきなり大差が広がっていた……。

128ナルマヨ 2:2006/11/27(月) 04:01:30 ID:DVNtdLNB
数十分後。
結果は、もちろん僕の敗北だ…。
いくら数々の裁判で『発想の逆転』をしてきた僕でも、この結果は逆転できなかった。

敗者に口なし。キッチリ全額僕のおごりだ。

…しかし、何より恐いのが真宵ちゃんがなにを頼むかだ。
『トノサマンイベントに付き合え』か、はたまた『修業に付き合え』か。

『トノサマンイベントに付き合え』は、行ったところまではまだいいんだ。
イベント後は、売店で買ったトノサマンスピアーで突かれたり、
トノサマンパンチにトノサマンキックにトノサマンチョップにトノサマンビンダの
コンボを決められる。

『修業に付き合え』なんかは想像しなくとも目に浮かぶ。
あのスペシャルコースはまさに地獄だった。
あのあと再び風邪が再発し、苦痛に一週間もうなされた。
それどころかあれから一ヵ月、法廷で他の人には見えない被害者に似た人物が
歩き回っていた。

しかも春美ちゃんいわく、あの葉桜院には『ウルトラコース』があるらしい。
スペシャルであれなのに、ウルトラとなればもう一生霊が見れる体になる可能性が…

しかも霊媒なんかができる体質になってしまったら、『霊を呼べる弁護士』…
いや、もし霊力がつよくなったら『弁護ができる霊媒師』かもしれない。
129ナルマヨ 3:2006/11/27(月) 04:18:26 ID:DVNtdLNB
「なるほどくん、どうしたの?」
僕が考え事をしていると隣から真宵ちゃんが話し掛けてきたので
「ああ、いや、別に…」
と、適当に答えた。

「あ、負けたほうが勝ったほうの言うこと聞くんだっね。じゃあ…」

き、きた!
お願いだから今後の人生に関わりのない頼みごとにしてくれ!っと、心の中で祈る。


「今夜、なるほどくんの家に停めて。」
「…ごめん、今なんて?」
「だから、今夜なるほどくんの家に停めてって。」
「ああ……って、えええぇぇぇぇぇぇ!!!」

今まさに僕の体に雷が落ちたような気がする。
「い、いや、なるほどくんの家に停めてって…。本気で言ってるの?」
「うん。」
速答してきた。

たしかに今後の人生に関わりのない頼みだが、事を誤ったら人生に関わりありまくりだ。

「いやいやいや…でもさすがにそれは…真宵ちゃんを汚すというかなんというか…」
「ああ、大丈夫。処女じゃないから。」
「…………え?」
素っ気ない返事を返してしまう。

「霊媒師はね。18歳になったら処女だと霊媒できないの。なんでか知らないけど。
だから、里に帰って非処女にならなきゃいけないんだよね。」
「はあ……」
また素っ気ない返事を返してしまう。
130ナルマヨ 4:2006/11/27(月) 04:25:19 ID:DVNtdLNB
「だから大丈夫。あんしんしてね、なるほどくん。」

安心って……まったく安心できる状況でもない。

………実は僕、童貞…だ…。
たしかにちいちゃ…いや、あやめさんとは付き合ってたけど、あやめさんはなんか…
神みたいな存在っていうのかな。何ていうが。
見えないバリアを貼っていた、みたいな。だから僕は手を出せなかったのだ。
…理由としてはちょっと変だけど。

「さ、安心したことだし。さっそく行こっか、なるほどくん。」
「あ、うん……。」

僕と真宵ちゃんは、僕の家にむかった…。


131名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 04:27:32 ID:DVNtdLNB
…ごめん、なんか眠い状態で書いたから誤字脱字無理矢理感は勘弁して。

とりあえず、あとは続きを書いてくれる神に任せる……。

では…後は任せたぞ。…相棒。みたいな。
132名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 13:06:58 ID:xnz5/UYP
処女じゃないことに裏切られた気分だ…

いやGJ
キャラの特徴掴んでていいと思った。
133名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 17:18:16 ID:jDR4XnuH
むしろ成歩堂の童貞がショックかも

エロを書いてくれる神に期待
134名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 23:08:19 ID:PCEZDQnI
え、成歩道が経験済みなのも違和感が…
あの3-1のデレデレっぷりだとちひろが初めて付き合った人だろうし、
ちなみが成歩堂とやったとも思えないし。
135名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 23:28:08 ID:xnz5/UYP
>>134
ちひろじゃなくてあやめな。
…いやちひろをあやめに変えてもこの文章はおかしいな。
136名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 23:49:26 ID:okGxQsqq
ここは一つ、逆裁キャラたちの下半身事情について
検証し議論を深めてみるのも一興かもしれない
一歩間違えれば泥仕合いになる恐れもあるが
137名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 00:58:01 ID:QWuUqsdY
あくまで個人的なアレだけど、
中身は常識人の成歩堂は24〜26で童貞ってのは考えにくいんじゃないか?
小学校の頃からチョコ貰ったり(ドリマガネタだが)、女の子と無縁だったわけじゃなし
ヤハリほどとっかえひっかえではないけど、そこそこ女の子との付き合いありそう。
ちいちゃんに関しては、ちいちゃんが別格でアイドルみたいなもんだったから
手は出してないような気がするけどw
138名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 02:28:55 ID:N5FVkoZS
御剣の素人童貞はガチだなw
いくら美形でも、会話もろくに出来ない男と寝てくれる程
最近の女は甘くないだろう

でも二次創作にもよくあるけど、
修行時代、異性に慣れるためにと
女性(プロ)をあてがわれた事はあるかもな

そして恐ろしい事に、その可能性は冥にもあるんだよな…
あのおっさん、勝利のためなら娘の処女くらい
平気で犠牲にしそうだし

139名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 09:47:22 ID:yg191p8V
>>138
見ず知らずの男に捧げるくらいならと、親父に内緒で御剣と初体験する冥たん。
140名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 09:52:49 ID:2ta8NVxV
>>137
でもあやめの方はちなみと勘違いされつつもなるほどとガチで恋人同士になりたそうっぽかったし普通にやってるんじゃないのか?
まあ回数はかなり少ないほうだと思うが、何もないというほうが正直信じられん
141名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 10:14:44 ID:gjJR5nF3
>>140
トイレ行かない発言を考えるとやはり何もしてないと思う。キスどまり?

法廷で彼女に痛めつけられて傷心のなるほどクンに矢張が女友達紹介したか
キャバ、ソープに連れて行ったあたりで初体験あたりだと思うのだが。

あと真宵タン処女はガチで。
142名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 10:35:50 ID:cDj2T++j
>>136
ナルホド:普通より少し大きい
ミツルギ:なんとなく普通より(゚Д゚)デカー
イトノコ:デ、デカー
ヤハシ:普通だが細そう
ニボシ:デカーでありミジカーでもある
ゴト:なんとなく色々パーフェクツ
アウチ:ハアハア
トラ様:真珠入り
フェニックス:とにかくでかい

143名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 12:48:17 ID:nwpheAyF
冥は性的な面で後ろ暗い過去がありそうなイメージ
レイープまではなくても何か人には言えない秘密を抱えてそう。
真宵は子供の作り方すら良く分かってなさそうだw
144名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 13:01:48 ID:YSlMhAgQ
>>143
冥意外と女に色々されてそうな予感
霧緒も寄ってくるくらいだし

真宵は認識あっても「男の人と女の人が合体すれば赤ちゃんが完成する」ってレベルかもしれんwwwww
145名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 16:40:41 ID:lxBrbIot
いやー真宵は人並みに知識も性欲もあると思うぞ。腐女子っぽいし。
146名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 18:04:21 ID:YSlMhAgQ
>>145
そこでやおい穴という変な知識ですよ
147名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 22:30:31 ID:N5FVkoZS
個人的には

千尋…非(コーヒーの人と)
春美…当然処(非だったらやばい)
あやめ…処?(でもあの芯の強さからして経験済のような気も)
ちなみ…非?(超絶テクニシャン…と見せかけて実は処女だったら凄ェ)
マコ…処?(不幸の人なんで騙された経験はあるかも、3以降はイトノコ?)
霧緒…非(過去何度か男で痛い目をみて、男性不信になりかけてるイメージ)
うらみ…非(トラさまと)
茜…処(なんとなく経験そのものは早そう)
巴…非(ガント、罪門が怪しいが、それ以前に普通に恋愛もしてるだろう)

オバチャン……非(ミッチャry…じゃなくて旦那がいる(いた?)らしい)
148名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 23:57:19 ID:QWuUqsdY
成歩堂…「トイレに行かない」発言からしてあやめとはしてなさそう
      でもそこそこ女と付き合って普通に済ませている感じ
御剣…あの口下手、生真面目さは童貞ぽい。でも冥とだけヤってそう
ヤハリ…ヤリチン。年がら年中女の子と付き合いまくりで、初体験も中学で済ませてそう
ゴドー…モテモテっぽいので中高で済ませてそう。千尋とも関係があったかもしれない
豪…完璧になるために童貞は早く捨ててそうw奥さんもいるしな
オートロ…食いまくり、ヤりまくり。ユリエに限らず多くの女を泣かせてきたっぽい。
       「彼女だけは落ちなかった」みたいなことを言ってたので、キリオだけはヤれなかったのか?
牙琉…アウチの「女の子にモテるための」って台詞や法曹界1クールという肩書きで女には困ってなさそう
アウチ…美人の奥さんといい、案外女にはモテていたのかもしれない
149名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 16:01:00 ID:sgztkE2k
千尋とゴドー(神乃木)の関係は性的なものまでは行って無いと思うが。
タクシュー自身が「(恋人になるのに)これからの関係」と言い切ってるし。
だからと言って、千尋が男性経験無いとは言い切れないのだが。
でも少なくとも、相手は神乃木では無いだろう。

成歩堂はあやめとは関係持ってないと思う。
ちなみも男性経験は無いだろう。体で男を操るのではなく、魔性の女で操るタイプだからな。
成歩堂はちなみ・あやめの件から軽い女性不信に陥って、女性関係どころではないような気が。
(プロの女相手に経験があるかもしれんが)
御剣は女性経験は無いだろうな。あの潔癖とトラウマ持ち。冥とすら、そういう状況にあったとは
考えづらいものがある(互いにライバル意識燃やしていたので)。
150名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 16:55:56 ID:XerTRPSK
御劔の童貞はオバちゃんに奪われたと思ってます
151名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 17:01:43 ID:NERIXHVT
俺が御剣なら自殺もんだな
152名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 17:59:46 ID:yUnU35Ew
26で童貞とかひくわ。
ちなみも普通にやってただろう。目的のためなら体くらい売るさ。
153名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 18:05:08 ID:g5Vz00Bt
成歩堂はちいちゃんの件で女性不信になったかもしれないけど、
それまでにヤってそうだけどな。コミュニケーション能力もあるし、
顔もあの世界では普通より上だろうし、何だかんだで優しいし
女にも人並みに興味はあったろうから、高校か大学で付き合った彼女と済ませてる予感
154名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 18:06:01 ID:g5Vz00Bt
>それまでにヤってそう

あ、ちいちゃん(あやめ)以外とってことね。どうでもいい訂正だがw
155名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 18:28:09 ID:B+ve0gfn
実際、ゲームの中でのモテ順位は
矢張>成歩堂>御剣=ゴドー
なんだよな
普通は逆になりそうなもんだけど

でも千尋や冥みたいな女が側にいるんなら
別にモテなくても…よくないか
156名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 19:59:14 ID:cCOXT87i
御剣は過去に押し掛け女房の一人や二人いたような気がするけどな。
勝手に惚れて勝手に彼女気取って勝手に世話焼いて
最後は御剣のあまりの甲斐性無さにキレて勝手に去っていく
みたいなオバチャンのソフトバージョンって感じの女に
押しまくられてDT喪失という事態も有り得るのでは。
御剣自体不器用ではあっても潔癖という印象はないし
私生活での押しの弱さも祟って状況に流されるまま
思わずヤっちゃったってこともあるんじゃないかと思う。
157名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 20:53:54 ID:sgztkE2k
つまり押し掛け女にヤられちゃったということか、御剣ww

…ある意味強姦か?被害者は御剣で。
158名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:14:00 ID:ySzerMOc
ここで空気を読まずにナルメイ、ミツマヨ読みたいと叫んでおく
159名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 23:33:57 ID:B+ve0gfn
>>157
それだと御剣が軽くない女性不信になるなw
でも交際迫られ→セクロス→「あんた意外につまんない人ね、バイバイ」
という展開はありかも
御剣も別に本気じゃなかったからフーンな感じで

俺は131の続きが気になる
ナルマヨの非処女×童貞設定はなんか新鮮
160名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 00:12:54 ID:ypa8W6ra
またいつかみたくリレー小説するか?
161名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 01:37:42 ID:DU3lhRS/
リレーそのものには賛成だけど、
前みたいに、いい所で水をさしてくる池沼が出てくるかも試練
今変なのが住み着いてるみたいだし
162名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 03:14:46 ID:gb4hByWq
リレーはなかなか区切りがつかないし
続いてる間は他の投下しづらいので
あんまりやって欲しくない。
できれば最初から完結した作品が読みたい。
続かない話が多すぎだ。
163名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 12:31:23 ID:f8hnxnOS
修行時代、御剣が家に彼女(ただの女友達でもいいが)を連れてきて
チビ冥がヤキモチ妬いて大荒れみたいなことはあったんじゃないかと思う。
逆に冥がボーイフレンドを連れてきて御剣焦りまくりも面白そうだけどw
164名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 13:00:49 ID:YW/+OJt7
あれからぼくには、仲間が増えたんだ・・。

そう、同じ趣味を共有する・・・仲間・・・戦友・・・同志、が・・・。


「いきましょう、リュウ」
「うん、キリィヌ」

ふわふわのすそが大きく広がった真っ黒なゴスロリドレスを着た牙琉霧人、
もといキリィヌと、ピンクで統一したドレスを着たぼく、もといリュウ。

あの時、偶然ぼくを見かけた牙琉が、ぼくに自分の秘密を打ち明けてくれた。
そしてぼくらは、秘密を共有する親友となったんだ。
美しい美しい金髪の縦ロールドリルのキリィヌには、とっても可愛いお洋服が似合っていて・・・
ぼくはすごく、ドキドキしちゃったな。キリィヌもぼくを見て、モジモジしてた。

クスッ・・・おそろい、だね?

ぼくとキリィヌはクスックスっと笑いあった。



小悪魔をイメージしたキリィヌと、お花畑を舞う天使をイメージしたリュウの二人が、今日も銀座を闊歩する。
その姿は艶やかで、美しく・・・見る者全てを、魅了したそうだ・・・。

                                        fin
165名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 13:07:41 ID:5sgWRfKX
噂をすればなんとやらだな
166名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 13:56:37 ID:r58TV7Lx
素でリュウって犬のほうかと思った。
キリ犬だし。
167名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 16:22:18 ID:1qEAIniQ
あまりの有り得なさにワロテしまったw
つか「ネット上の駄目なエロ小説」スレの邪神レベルだな
168名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 11:33:09 ID:jysq6AkY
そこ気になって覗いてみた。
死にそうになった。
169名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 16:40:45 ID:fxnZjsfX
>>168
邪神は仮にも“神”だからな
嵐とは破壊力がまるで違うw
ここの嵐のは普通につまらないだけだな
170名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 22:07:54 ID:T/PFY58B
つかここに貼られているホモ小説は、荒らしが書いたモンじゃなくて
数字系の人達が書いたのを荒らしが勝手に貼ってるだけだろ
ホモ小説は俺も苦手だけど、その書いた本人がここに投下してるわけじゃ
ないし、一応書いた人も被害者だから小説の中身を叩くのはやめた方がいいんじゃないか?
171名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 22:34:28 ID:jysq6AkY
ま、そうだね。すまん。
172名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 00:12:31 ID:ooAgWBB+
>>170
え?そうだったの
俺はてっきり全部荒しの自作自演かと思ってた
書いた人スマンカッタ
これからはスルーするよ
173名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 00:52:28 ID:otDINJo6
AAA はみ
A 真宵 由美子 茜
B ナツミ マコ ミリカ ちなみ あやめ うらみ 
C 冥 霧緒 美佳 キミ子 ケイコ
D のどか 希華 巴
E サクラ 舞子
F 響華 千尋(若)
G 梅世
H 千尋

I 真宵(26) …期待。

選考外 2名
174名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 01:06:04 ID:kW86ZB+N
サクラって誰だ?
175名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 01:51:30 ID:nQAkFsQl
姫神さん
176名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 12:15:50 ID:ooAgWBB+
>>173
いや、真宵Iは行き過ぎだろうw
体格からしてC〜Dくらいが丁度いいんじゃないか?
あんまりデカ過ぎても太って見えるし
177名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 12:55:41 ID:d6mRL2Pz
選考外ワロスw
178名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 15:27:14 ID:nQAkFsQl
オバチャンと…誰?ホンドボー?
179名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 18:51:23 ID:mic94EZ/
琵忌尼様だろ
180名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 18:53:00 ID:mic94EZ/
「び」の字を間違えた
×琵→○毘
181名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 04:48:04 ID:G5p6H1qy
>>138
そう?女は不器用な美形には弱いってタイプ多いよ
あくまで「美形」じゃなきゃダメだがw
この人の良さを解ってあげられるのは私だけ、みたいな
思い込み強くて、包容力ある年上の女に
もっと若い頃は惚れられてそうなイメージ
182名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 14:57:22 ID:SC/eBAcH
まぁ若手天才検事として有名人だしな
茜の他にもファンの一人や二人いるかもしれんな
183名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 15:15:24 ID:ro40AmKf
>>143
冥は男の反感と支配欲(性欲)を同時に煽り立てそうなタイプだから
過去にセクハラやレイプ(未遂)の経験はあるかもな

それでなくとも、思春期真っ直中に仕事柄
性犯罪者や猟奇殺人犯とも頻繁に顔をつきあわせている訳だから
男に対して多少の不信感を抱いていてもおかしくは無いな
184名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 21:23:18 ID:HFf8xWDt
冥たんの人には言えない秘密予想

レベル1:御剣とお医者さんごっこ
レベル2:姉貴の旦那と不倫
レベル2:姉貴とガチ百合姉妹
レベル4:豪たんと近親相姦
185名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 23:10:46 ID:KmidZ48e
予想っつうか妄想だあな。
186名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 00:42:33 ID:L/jQAUon
レベル4:父親と近親相姦
の可能性が高いと思う。あくまで妄想としては。
187名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 01:13:34 ID:gHziCbuz
>>182
俺も茜たんに「大ファンです!」言われたいぞ。御剣テラウラヤマシス

そういえばこのスレってあまり茜たんの話題出ないな
もしかして、このスレ的にはあまり人気ない?(´・ω・`)
188名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 12:12:34 ID:O2hBYpoZ
今まで出て来なかったのが不思議かも>豪×冥近親相姦
ただ限りなく冥の片想いに近そうな感じがするけど
189名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 13:01:15 ID:fMElWPIl
そういや前スレで宝月姉妹の百合書くと言っていた方は、もういらっしゃらないのだろうか?
結構楽しみにしてたんだが…

>>188
冥が豪を押し倒すのも、豪が冥にハァハァしてる図もいまいち思い浮かびにくいな
調教と割り切ってならアリかもしれないが、
それでも膜を破るには至らない気ガス
190名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 15:40:30 ID:PgFcnJQr
タイトル:二人で寝たいんです
「先生、先生」
「どうしたのオドロキくん?」
「一人で寝れないです。怖いんです」
「どうして怖いの?言って?」
「ガタガタ音がします」
「ふふっ、可愛い坊や。ぼくの布団においで?(それは風の音なのに)」
牙琉のふかふかした豪華で白木造りのダゥブルベッドにオドロキが忍び入った。
牙琉はオドロキの服を脱がせると、もうオドロキのペニスはぴょいんんっと
飛び出し、真っ赤にムキっとカリ擡げて元気良く欲していたのであった。
「可愛いペニス。どうしたい?」
「アン、いじめて。オレのいけないペニス、いじめて鳴かせて逝かせて」
「いいよ、可愛い坊やの頼みだから聞いてあげますよ」
ちゅううううっ・・・うううん・・ぐにずにぐにずに!ぺちゃありっ
くうちゅうん・・・ぺっちゃぐちゃああ・・・ぁぁ・・ずにいいん
淫美なコーラスを奏でるペニスは愛液ピュピュピュッと噴出していた。
「アンアハン、もう逝くアン」
「逝きなさい。可愛い私の坊や」
牙琉がちゅうっちゅうっと尿道にディープキスをするとペニスが破裂した。
どびゅううううっぴゅるぴゅるうっと真っ白淫乱精液が飛び出す。
「じゃあ次は私の番だね逝くよ」
ぶちっと牙琉がオドロキの引き締まっているアナルへ淫棒を突き刺す。
「あああん、すご大きいですアンオオン」
「オドロキくん、すごい名器だね。ぼくも、すぐイっちゃう!オオ!」
「くうん、みん。逝って、先生の精液、淫乱アナルが飲みたがってるウンアん」
「飲みなさい!ラブジュース飲みなさい!」
そして牙琉は大量の愛液ピュピュっと出してから、精液どくどくっと注ぎ込んだ。
熱いラブジュースがオドロキのアナルにぶち当たってはじけ飛ぶ。
「アハン、先生オレもう駄目」
「はい、お休みなさい私の可愛い坊や」
やっと眠りに落ちた。二人は次の日は遅刻せず起きれた。
191名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 23:10:09 ID:dMuP8E05
最近はネタとして楽しめるようになってきた自分ガイルw
流石に(属性が属性なんで)萌えられはしないけど
192初フェラ(ナルマヨ+α小ネタ):2006/12/07(木) 20:44:41 ID:fm0aZJqk
「――!んんっ?!ゲホッ、ゲホゲホ」
「!?だ、大丈夫?真宵ちゃん?…はい、ティッシュ」
「ん…ケホッ……あー、苦しかった。…もう!ナルホドくん、出すなら「出す」ってちゃんと言ってよね!」
「ゴメン…僕も口でしてもらうの初めてだったから、勝手が分らなくてさ」
「うん、これからはちゃんと気をつけてね。
うーっ、…それにしても、男の人の“せーえき”って全っ然美味しくないね。ニガいし、生臭いしさ、よくみんなこんなのが飲めるなぁ…」
「(そうハッキリ言われるとなんだかキズつくな…)うーん、まあ、元々飲む為のモノじゃないしね」
「他の男の人のとかもこんな味なのかな?」
「人によって多少の違いはあると思うけど、大体こんなものじゃないかな?」
「御剣検事とかも?…今度冥さんに会ったら聞いてみようかな」
「いっ…?!た、頼むからそれだけはやめてくれ、真宵ちゃん!鞭でぶたれちゃうから………僕が」
「それもそうだね。じゃあお姉ちゃんにしよっか、ちょっと待ってて、今呼ぶから」
「え……?僕が聞くの?っていうか僕ら今ハダカだしっ!第一まだ途中…って真宵ちゃあああん!!」

落ちないけど終わり
193名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 23:11:58 ID:NdGQRZxX
ちょwwwwwwww
194名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 00:31:58 ID:02DunfSM
終わるな!つづきを書け!
195名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 02:04:16 ID:jVsdTw9g
>>192
GJ!!!!!こういう小ネタ好きだwwww
196名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 02:04:24 ID:lHk3Kftg
とりあえず竹刀でボコられるななるほど。
197名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 01:38:53 ID:WaMpBPbY
>>192
急展開すぎwwwwww
198名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 12:40:22 ID:MswvBKG8
>>192
てんめぇー!いいところで終わりやがってーー!




  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄  )   グッジョブ!!
     /    /
199御剣×真宵(真宵×御剣寄り):2006/12/10(日) 02:09:31 ID:WzCd7hao

「君にはずいぶん……ひどいことをしたと思っている」

背後に彼女の気配を感じながら、御剣は独り言のようにつぶやいた。

「姉殺しの犯人に仕立てあげて追い詰めた次は、母親の所在を知りながら教える事もしなかった」

口から紡がれる懺悔の言葉。彼女は相槌も打たずにそれを聞いている。ただ黙って、御剣の次の言葉を待っていた。

「許して欲しいとは言わない。これは私の罪だ。だから君には私を断罪する資格がある。
……そうだろう、真宵くん」

永遠のような一瞬が二人の間に流れた。
一秒、あるいは一時間。揺らぐ時間感覚はやけに明るく発せられた真宵の声で正常に収束した。

「難しい話はよく分からないなぁ」
「シンプルな問題だよ。私を罰すればいいのさ。君の好きなやり方で」
「好きにしていいの?本当に?」
「誓約書でも書くか?」

「いらない。でもさ、御剣検事。それってそんなまどろっこしい問題じゃないんでしょ」

どういう意味だね、と振り返って―――絶句した。
目が合った。否、彼女とではなく。

黒い機関銃の、銃口と。
200御剣×真宵(真宵×御剣寄り):2006/12/10(日) 02:10:15 ID:WzCd7hao
日本で本物を目にするとは思わなかった。
しかも真宵の細腕がそれを持っているとなるとますます滑稽である。なにかの冗談だろうか。

「あたしにいじめてほしいんじゃないのかな?」


眩しい笑顔で、真宵はそう問い掛けた。御剣は彼女の全身を上から下まで見てから機関銃を見、そしてまた彼女を見る。

「その、真宵くん」
「ん?」
「その格好は罰を与える際には適切ではないんじゃないだろうか」

紺色のスカートから伸びるしなやかな足。少女というより少年のそれを思わせる。
赤いスカーフも、彼女にはよく似合っていたけれど。

だからといってセーラー服はないんじゃないだろうか。

「好きなくせに」

気がついた時には機関銃の銃口が顎に押し当てられていた。玩具やモデルガンとは明らかに違う、冷たい感触が伝わって来る。

「ま、真宵くん」
「罪がどうだとか罰がどうだとか……それは言い訳だよね?
ただあたしにいじめてもらいたいだけだよね?」
「違う、私は」

御剣の言葉は最後まで続かなかった。スーツのズボン越しに、彼女の細い指が這うのを感じ、思わず息を飲む。
201御剣×真宵(真宵×御剣寄り):2006/12/10(日) 02:11:16 ID:WzCd7hao
「だったらなんでこんなになってるの?矛盾してるよ」
「う……」

あぁ、なぜセーラー服なんだ。
なぜ機関銃なんだ。
異常だ。だが一番の異常は、こんな状況下で馬鹿みたいに興奮している私自身に他ならない。

「楽にしてあげる」
「……銃でか?」

真宵はいつもの無邪気な笑みを一層濃くするのみであった。
銃口を突き付けたまま、左手で下を指差す。
横になれ、という事らしい。
言われたとおりにしながら、仕方ないんだ、と御剣は何度も頭の中で繰り返す。

仕方ないんだ。機関銃の銃弾をぶち込まれたくなんかないから、仕方なくそうしただけ。
別に期待なんかしていない。期待なんか……。

仰向けに寝かされた御剣の腰の上に、真宵が乗ってきた。機関銃を下に置き、優しい手つきで彼の髪を撫でる。

スーツを脱がせられるのにさほど時間はかからなかった。真宵は慣れた手つきで御剣のシャツをはだけさせる。
まさか他の男にもこんなことをやっているのだろうか。

背中に悪寒が走る。おぞましい。真宵が自分の知らない他の男に抱かれている所など。
202御剣×真宵(真宵×御剣寄り):2006/12/10(日) 02:12:08 ID:WzCd7hao
ちゅ、と音をたてて、彼女は胸元に吸い付いた。押し殺せなかった声がつい漏れてしまう。

胸元から首筋、それから頬。そこに舌先が触れるキスをされるのはたまらなく甘美だったが、同時に物足りなかった。

その唇が御剣自身の唇に重ねられることはついぞないし、本当に吸い付いて欲しい場所に彼女は来る気配も見せない。

「足りないよね?」
「なにが、だ」

自分の息はとうに乱れていた。顔を上げた真宵は御剣をまっすぐ見据える。

「本当は……違うとこに来て欲しいんでしょ。バレバレだよ。
お願いしたら叶えてあげる」

「出来るわけない……」
「へぇ?こんなに興奮してるくせに?いつも冷静な御剣検事殿があたしのセーラー服姿で欲情してるって白状するのが嫌なの?
違うよね、だっていつもあたしの事考えて抜いてるんだもん。
頭の中は汚い妄想でいっぱいなのに、余裕ある大人のフリして」


どうしてそんな事を知っているのだと考えるよりも、稲妻みたいな快感が御剣の身体と頭を駆け抜けていくほうが早かった。口汚なく真宵に罵られているのに、それはそれは素晴らしい痺れを感じた。
203御剣×真宵(真宵×御剣寄り):2006/12/10(日) 02:13:05 ID:WzCd7hao

「興奮してんじゃねぇよ、変態」

ぞっとするほど鋭く冷ややかな声が浴びせられる。真宵だった。

「何嬉しそうな顔してるの?言葉でいじめられたのが嬉しいの?」
「真宵くん、私は」
「答えろ」

ぐい、と。真宵の華奢な手が首にかかる。

「興奮した?欲情した?舐めてほしいならお願いしなよ。妄想実現させるチャンスだよ」

首が絞まる。苦しい。
だが抵抗出来ない。小柄な彼女を突き飛ばすなど造作もない事の筈なのに。

「はぁ……どうにもならないね。このマゾは。罵ったらますます固くしちゃってるよ」
「あ……う……」
「御剣検事ー?お願い出来ないならこのまま絞めちゃうよー」

息が出来ない。真宵が笑っている。
苦しいけれど、今までにない快感が脳内から溢れている。

今ならきっと、笑って死ねる。

下半身が燃えるように熱い。せめて真宵の口の中で出したかったが、どうもそれは無理らしい。

まぁいいさ。御剣は前向きに考えることにした。

愛する彼女にこうして罰を与えてもらっているのだから、自分は幸せだ。

罵られ蔑まれ。あぁ、なんて私は幸せ者なんだ。

どうにでもしてくれ。
204御剣×真宵(真宵×御剣寄り):2006/12/10(日) 02:14:12 ID:WzCd7hao
―――

―――
「幸せだ……」
「何が?」

きょとんとした真宵の顔が、眼前にあった。

「―――ま、真宵くん!?」

御剣は文字通り椅子から飛び上がった。はずみで何枚かの書類がはらはらと落ちる。

「大丈夫?なんか、うなされてたけど……」

そうだ。ここは自分の家。真宵は今泊まりに来ていて、自分は仕事をしようと自室に入り……うたた寝をしてしまった。
とすれば必然的に、先ほどのあれは―――

「……夢」
「夢見たの?怖かった?」

心配そうに近寄って来る真宵の服装は、セーラー服ではなく彼女には大きすぎる御剣のワイシャツだった。

無論その手に機関銃は握られておらず、夢の中で御剣の首を絞めた手のひらは、何重にも折られて、それでも余る袖口から僅かに覗いているだけ。

「うム……悪夢だった」
「疲れてるんだよ。御剣検事、最近忙しそうだもん。無理しないで」

罵りの響きなど微塵も見出だせない優しいいたわりの言葉に、御剣は口許を緩める。

「ありがとう」

だが立ち上がろうとして困ってしまった。なかば予想はついていたのだが、情けないことこの上ない。
205御剣×真宵(真宵×御剣寄り):2006/12/10(日) 02:16:44 ID:WzCd7hao
腰を浮かせたままという中途半端な御剣の体勢に、真宵が訝しげな視線を送る。
慌てて椅子に座り直して、ペンを手に取った。

「あー、先に寝室にいてくれないか。私もすぐ行くから」
「え?あ、うん。いいけど。本当に平気なの?」
「安心したまえ。バカのバカげた妄想がバカげた形で具現化しただけだ」

冥の口調を真似ると、真宵はさもおかしそうに笑った。これだ。彼女はやはり天真爛漫に笑っていなくては。あの無邪気すぎる笑みはさながら凶器だった。


「分かった。でもちょっと待ってて」
「ん?」
「見せたいものがあるんだよ」

ぱたぱたと部屋を出て行く真宵の背中を見送ってから、御剣はこっそり溜め息をついた。

「(さて……こいつをどうしたものか……)」

呼吸を整え、邪念を取り払う。今のは夢だ。馬鹿馬鹿しい夢。

何度か繰り返すうちに、下半身の昂りは次第に落ち着いて来る。


「(よし。もういいだろう)」

あんな夢を見るなんて精神が乱れている証拠だ。すまない真宵くん。君があんな事をするはずもないのに、私の勝手な妄想のせいで。

でももう、大丈夫だ―――。
206御剣×真宵(真宵×御剣寄り):2006/12/10(日) 02:18:33 ID:WzCd7hao

「御剣検事ーっ」

彼女が戻って来た。笑顔で迎えてやろうと振り返った御剣は、すぐに振り返ったことを心の底から後悔した。


「……………」
「えへへ、似合う?」

戸口に真宵が立っていた。
可愛らしいセーラー服を着て、少し照れくさそうに笑いながら。

だがその手に携えられた機関銃は、こちらをまっすぐに向いている。まるで―――悪い冗談みたいに。


――――

夜中の電話ほど迷惑なものもない。
枕元の携帯から鳴り響く電子音に安眠を妨害されて不愉快極まりないが、仕方なしに手に取って液晶画面を改める。

「はい……ぼくだけど……」
『なるほどくん?』
「真宵ちゃん……君には一般常識ってのがないのかい。今何時だと―――」

『ねぇ、御剣検事ってセーラー服に何かトラウマでもあるのかな?』
「……はぁ?」

本気で困ったような声音の真宵に、成歩堂は思わず間の抜けた声を上げてしまった。

『今度の忘年会で着てみてってヤッパリさんがくれたセーラー服を着てみたら、御剣検事いきなり泣き出しちゃったんだよ』

「あぁ……あの機関銃つきの。銃口からビールが出るやつだろ」

207御剣×真宵(真宵×御剣寄り):2006/12/10(日) 02:19:28 ID:WzCd7hao
『ど、どうしよう。あたし嫌なこと思い出させちゃったかな』

「さぁ……ほっとけば?あいつ結構わけ分かんないとこあるし」
『うーん……』

悩む真宵の声を聞きながら、成歩堂は戯れにラジオのスイッチをいれる。深夜でも勢いを失わない、陽気なDJの声。


―――さぁ、次の曲行ってみよう!眠れぬ夜にはこの曲で懐かしさに浸ってみては?
いや、俺のトシばれちゃう?あはは……。

ではお聞きいただきましょう、『セーラー服と機関銃』から『夢の続き』……


【了】

たまたまビデオにドラマが撮ってあったのを見たらこんなネタが浮かんだ。今は反省している。
208名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 12:58:50 ID:Rec+sbzw
>>207
     *      *
  *     +  グッジョブ!ハァハァ
     n ∧_∧ n
 + (ヨ(* ´Д`)E)
      Y     Y    *
209名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 23:23:21 ID:D3ZblRm3
真宵「な…なるほどくん…そこはおしっこするところだよぉ…汚いよ…」
成歩堂「大丈夫だよ。僕はここが大好きなんだよ。
真宵ちゃん。すぐよくなるから。」
真宵「で、でも……」
成歩堂「ほら、ここなんてめったに触らないだろ?僕がやってあげるよ。」
真宵「う…うん…」

成歩堂「どうだい?」
真宵「す…すごいよ、なるほどくん!」
成歩堂「さ、トイレ掃除終わりだ。」
真宵「しっかしいくら掃除好きだといってもあれはやりすぎじゃない?」
成歩堂「いやいや真宵ちゃん。トイレの汚れは見えないところが発生の元なんだよ。」
210名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 12:56:16 ID:ms9QQbij
騙されたww
211名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 20:02:18 ID:POf5MsRG
>>207
GJ!!
最後の流れにワロタwwwwwww
だが萌えた

>>209
ちょw
212名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 21:02:10 ID:GjqAWW1W
>>210
ノシ
213名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 23:00:43 ID:km8S4CK/
そういや今月で肉ちゃんねる閉鎖らしいけど
保管庫の更新がないのが不安だ・・・

臨時で作ったほうがいいのかな?
214名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 02:55:45 ID:P38+8lPp
作れるなら是非お願いします。
215名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 16:14:48 ID:x92kfvB6
作れるものなら作りたいけど、
今月無茶苦茶忙しくてムリポ…orz
216名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 18:20:41 ID:t1QQc6VI
久々に保管庫覗いてみたら相当更新が止まってるな。
217名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 18:25:26 ID:C+vnuX02
Wikiにしてみんなで編集できればラクかもしれんけど、エロパロでWikiはヤバイだろうな・・・
218名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 18:45:43 ID:LmsKxpIl
この板のひぐらしスレは臨時のほうでwiki使ってるよ
219名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 19:01:31 ID:C+vnuX02
それじゃ@wikiでも使うか?
220名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 19:17:11 ID:Mv8gdfkZ
それでいいとオモ
誰か用意をば……俺全然詳しくない。
221名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 19:19:53 ID:C+vnuX02
ttp://www23.atwiki.jp/gspink/

とりあえず作成。
まずは保管庫の作品を移動してみます。
222名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 19:45:27 ID:t1QQc6VI
>>221
乙!
223名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 20:05:48 ID:x92kfvB6
>>221
ありがトン!
224名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 20:58:10 ID:C+vnuX02
保管庫の作品移動しました。
保管庫にはない新規の作品はまだありません。
誰でも編集できるんで気軽にやっちゃってください。
225名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 23:59:00 ID:Mv8gdfkZ
多分、第7法廷の分はやっといた……疲れた。

修正したかったらどうぞ。
226小ネタ:2006/12/13(水) 00:11:12 ID:N2MIv4Km
>>221 >>225
乙!今日はゆっくり休んで。

小ネタブームっぽいのでアメリカンジョークを逆裁キャラでパロってみた。


ある日真宵は、裁判所で成歩堂と亜内のこんな会話を聞いた。

「論理学ってのはどういったもんですか?」「やって見せましょうか。お宅には芝刈機があります?」
「ありますよ」
「ということは、広い庭があるわけですね?」

「その通り!うちには広い庭があります」

「ということは、一戸建てですね?」
「その通り!一戸建てです」

「ということは、ご家族がいますね?」
「その通り!妻と子供がいます」

「ということは、あなたはホモではないですね?」
「その通り!ホモじゃありません」

「つまりこれが論理学ですよ、亜内検事」

「ほほぅ、なるほど」
深く感心した真宵は、翌日御剣に言った。

「論理学を教えてあげるよ。御剣検事の家には芝刈機はある?」
「いや。ないな」
「ということは、御剣検事はホモだねっ!!」
227小ネタ:2006/12/13(水) 00:12:38 ID:N2MIv4Km

御剣が冥に生物学を教える事になった。

「人間の体で興奮時に6.2倍に膨張する唯一の器官は何かね、メイ」

メイは顔を真っ赤にしながら言った。

「どうして私がそんな質問に答えなきゃいけないの!」

御剣は深い失望を浮かべて冷ややかにこう言った。

「メイ、君に伝えておきたいことが三つある。
第一に、授業は真面目に聞くべきだ。
第二に、人間の体で興奮時に6.2倍に膨張する唯一の器官は瞳孔だ。
第三に、君が何を想像したか知らんが、人生に過度な期待は禁物だ」


御剣「あの木に登れたらトノサマンのフィギュアをやろう」
真宵「ほんと?じゃあ登るよ」

--数時間後--
真宵「さっきね、木に登ってトノサマンのフィギュアもらったんだよ」
成歩堂「やめときなよ。御剣はただ君の下着を見たいだけだ」

--次の日--

御剣「今日あの本棚の上まで登れたらトノサマンの秘蔵DVDをゆずろうじゃないか」
真宵「オッケー。楽勝だよ」

--数時間後--

真宵「今日は本棚に登ってトノサマンの秘蔵DVDもらっちゃったよ!」
成歩堂「なんで、また同じことをするんだい。彼は下着を見たいだけだって、昨日あれほど言ったじゃないか!」
真宵「いいのいいの、心配無用。今日はノーパンで登ったからさ」
228小ネタ:2006/12/13(水) 00:14:02 ID:N2MIv4Km

その辺の知識に疎い成歩堂がついに冥と結婚した。
ハネムーンのホテルで、成歩堂は春美を通して千尋に電話した。

ベッドでなにかしなけりゃならないことはわかっているのだが、それがなんだかわからないというのだ。


「まぁ……それじゃね、あなたの……あなたの一番固いところを、狩魔検事がおしっこするところにいれればいいのよ」

そしてその数時間後。
真夜中になって、ホテルは救急車に出動を求めた。
「トイレに頭をつっこんでとれなくなったお客さんがいるんですが……」


「御剣検事の最大の弱点は?」
「虚栄心だな。自分自身の美しさに惚れ惚れして、何時間も鏡の前で過ごしてしまうのだ」
「それは虚栄心じゃないよ。想像力だよ」

【了】
229名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 08:03:28 ID:cvOvpQFx
>>226-228
みんなバカでワロタ
ノーパンな真宵ハァハァ
230名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 10:30:30 ID:TMk4pd94
>>226-228
吹いたwwwwwwwwwwww
231名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 10:33:32 ID:MaF6ClS0
真宵祭だな
232名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 16:22:28 ID:oIWwT7rq
226 名前:枯れた名無しの水平思考[sage] 投稿日:2006/12/13(水) 16:03:06 ID:syZsnMaL0
おまいらきたぞ

「逆転裁判4」NDS カプコン 春
主人公のライバル「牙琉響也」登場。牙琉先生の弟ですが人気絶頂のバンドのボーカル兼スーパースター兼検事です
新システム「みぬく」はオドロキくんの腕輪から発動しキャラクターをズームで調べることが可能になります


228 名前:通りすがり[sage] 投稿日:2006/12/13(水) 16:05:49 ID:lpnIiF2D0
(´・ω・`)⊃ttp://www.uploda.org/uporg614736.jpg
233名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 21:38:19 ID:WEoUaMpq
カプコムっつーよりもS○Kっぽいな>新キャラ
つか新しい女キャラヒロインしかおらんのか!?
234名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 21:44:56 ID:k1t5tyU3
まだだ……

まだはみちゃん枠が残っている……
235名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 22:50:23 ID:xieKaJZZ
何か本当の「ビジュアル系」になっちまったなあ……。
236名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 23:24:18 ID:rmzkXNl7
>>226-228
ワロタ。アメリカンジョーク風味だな。
237名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 00:25:01 ID:DqWRNH7c
4は 〜ドキ★男だらけの逆転裁判〜 になりそうだな
腐女子は喜びそうだけど………
238名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 00:30:48 ID:61C4kkuV
いやもうむしろ男キャラはみんなムキムキのビキニパンツ着用にすれば、あるいは……
239名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 01:18:52 ID:cS50aip1
>>226-228
まーただの改変だけど逆裁キャラだとまた違って見えるな。
240名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 14:27:31 ID:9nOKm9mV
>237-238
頼むから怖い事を言わんでくれw
本当にそうなったらどうするんだ…ww orz

逆裁4は女性陣に飢える話になりそうなのに…
瑞々しさは何処行った…
241名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 15:20:16 ID:/o2FE1Uv
>>233
禿同。バンドっていうより格闘が似合いそう。
242名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 15:38:59 ID:LupeWsK6
>>240
そこで巨乳化真宵&冥ですよ

でもやっぱり女の新キャラ欲しいな
可愛い婦警とか期待したら駄目だろうか…?
243名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 19:25:49 ID:OQtZUcio
ところでもうハミイトノコ物語って続かんのか?
かなり楽しみにしてたんだが。
244名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 20:25:46 ID:nIjmu6Xk
俺は今でも楽しみにしてる
245名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 20:56:38 ID:LMzcOHR5
>>242
乳どころか腹までデカくなってたりしてなw
あ、太ったからって意味じゃないぞ
246名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 21:40:21 ID:8nqpz+NQ
冥の胸はかなり期待できるが真宵は……
真宵はあの脚線美で勝負してもらいたいな。
247名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 22:03:36 ID:WMCg5xFS
真宵はヒンヌーの方が萌える。(;´Д`)ハァハァ
248名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 13:19:53 ID:O7neXCpI
>>245
ダァーリンダアァーーーーーーーーリィン
249名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 18:57:41 ID:393DqwJ4
ゴージャス!!!!!
250名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 20:23:56 ID:4vwYsCSZ
微妙にミツメイが読みたいとか言ってみる自分。
251名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 21:20:30 ID:qJw0tI9x
>>250
ノシ
でもこのスレでは誰も書いてくれないので
自分で書いてみることにした

小説って難しいね…orz
252名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 23:25:32 ID:+IsFb9be
>>250
そうなん?過去ログ倉庫に結構あったような気がしたが…
253名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 10:39:19 ID:LM/HdT0Z
新しいのを読みたいってことだろ。
254名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 15:21:32 ID:IaSYNdSt
ミツメイを妄想するとどうしても
ドロドロしたものになってしまう。
この二人の関係はあまりにも鬱過ぎだ…orz
まあそれがまた面白いんだけどw
255名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 19:50:21 ID:jzDUAp03
3では普通に仲良しだったけどな。
ナチュラル過ぎてむしろ不自然なくらいに。
2〜3の間に一体ナニがあったのだろうか…?
256名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 13:52:39 ID:4uXjEJde
先生が殺された・・・。
事務所で事切れた先生・・・何故だ?
そして第一発見者であるオレが、逮捕されたのだった。

「ふぅん、君が今回の被告か」

検事が拘置所に現れた。今から調書を取るらしい。
オレは渋々とそいつを見て、驚いた。
先生が、いたからだ。

「先生!先生!!!生きてたんですか?!先生!」

オレがたまらず抱きつくと、無理やり引き剥がされた。
「勘違いするな」と、見たこともない冷たい瞳で睨まれて。

「ぼくは響也。兄さんが・・・殺されたと知って、仇をうつために検事に復職した」

彼はオレに指をつきつけ、「絶対に有罪にしてやる」と高らかに宣言したのだった。

          *      *     *  

「ふん・・・君みたいな犯罪者は、ぼくがヒートなロックに乗せて裁いてあげるよ。
 さぁ、観客たちも最高に盛り上がってきた・・・。もうアンコールはない、ぜ」

もう、駄目だ・・・。オレは自分で自分の弁護をしていたのだが、
絶望的な立場に立たされていた。どうしよう、どうしよう。

ーーー発想を・・・逆転・・・−−−

え?

ーーー大切なのは・・・真実ですよ、オドロキくんーー

ーー発想を、逆転させるんだ・・・−−−

せん、せぇ・・・!!!!!!!

オレを見守っているんですね。オレ、オレ・・・大丈夫です!!!!!

オレはたまらず机をたたき「異議あり!!」と叫んだ。
そう、オレの伝説はここから始まる。
逆転弁護士としての伝説が。
257名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 19:24:11 ID:DgYA7zDr
>>255
そりゃもちろんナニに(ry
そういう話誰か書いてくれんだろうか?
258名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 20:17:26 ID:Ze7eXkdo
>>257
まさに同じこと思ってた
259名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 20:28:51 ID:TRO/v2KG
やっぱり2のラストの「あれ」の後に
おいしく頂いちまったのか御剣!?w
260名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 20:49:55 ID:3y4J9qiv
そう、昔から気になってるんだが……
空港のあの場面は夜の十時近くなのに、飛行機は朝日に向かって飛んでるっぽいんだよなw
261名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 02:58:00 ID:HE3iH39I
同僚として一線引いた付き合いを続けるならともかく
恋愛や結婚ともなれば、親族身内は阿鼻叫喚、
世間様からは後ろ指さされまくりの
ハードな茨道を歩む羽目になるだろうな>御剣×冥

本人達が納得してて幸せならそれでいいけどね
262名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 09:02:10 ID:HHmJeHDt
20年近く前の事件だしなぁ
冷ややかな目で見られることはあっても
今更阿鼻叫喚ってほど熱い反応されないような気もするが…
263名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 09:08:34 ID:UCs8ROcC
昼メロみたいだな
フィクションのロミジュリは大体がハッピーエンドで終わる事が多いが…
悲劇は悲劇で味わい深いものがあるしな

その辺の葛藤に苦しみつつ、自分達なりの在り方を模索する御剣と冥
という話を読んで見たいと思った
264名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 13:25:38 ID:LyiY3M73
法廷で牙琉が微笑んでいる顔のシーンだけ見て
今度の千尋さんポジションは年上の女キャラだと思ってた
千尋×成歩堂みたいなエロイ妄想をしまくってたのに
公式サイト見てモロに男だし名前も男でガッカリ
あの紛らわしい髪型は酷すぎる・・・

先生役が男なんてロマンもエロも無いな
俺のwktkしたエロへの期待を返して欲しい
265名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 14:15:24 ID:ZAp1Rfez
>>264は難民ピンクのマルチコピペ
266名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 14:17:58 ID:LyiY3M73
ん?俺のこと?
そうならコピペじゃないけど
267名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 14:18:56 ID:ZAp1Rfez
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/pokechara/1158294366/

ここにコピペしてあったからまた糞難民のコピペだと思った
268名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 14:27:09 ID:LyiY3M73
ほんとだ、コピペされてる・・・
でもそのコピペ見れば書き込み時間やIDもあるから
俺の書き込みがコピペじゃないって分かるよな?
というかスレ見たけど、難民や数字の住人の書き込みを
コピペして各スレを荒らしてるやつがいるんであって、
難民自体を糞呼ばわりするのはどうかと思うよ
269名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 01:12:14 ID:dAMmeET/
まあ、あんまりひどいようなら削除依頼出すべ
悪金食らえば嵐も少しは反省するだろう…するよな?

それはそうと久々に千尋さんモノが読みたくなった

270名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 21:04:26 ID:VmiH0FBF
ナルチヒ!ナルチヒ!
271名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 02:04:52 ID:pJjWwCr6
これはいい千尋さん
エロ用絵板ttp://aeneas.halfmoon.jp/gsero/
272名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 19:20:51 ID:2dcSyQS0
ゴドーに抱かれたい
273名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 21:22:10 ID:0HaRBCFe
>>264は同性愛差別主義者、さっさと逮捕されろ。
同性愛者の方が数は少ないが、決して異常ではない。
むしろ実際に少ない例だから同性愛の方がロマンやエロを感じられる。
実際、千尋×成歩堂より成歩堂×御剣を推している人の方がずっと多い。
274名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 21:30:11 ID:mE8WNlcx
流石にそれはない
あ、釣りか
275名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 00:41:44 ID:gQBPl4G7
>>274
それ>>267のスレからのコピペ。
しかし段々と節操無くなってきてるね、荒らしも。
276名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 02:55:12 ID:qWW0Pc7W
あー、クリスマスネタ投下しようとしたけどもうクリスマス終わっちゃったよ。
いまからでもいいなら投下するけど、どうする?
277名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 03:37:46 ID:utWKeEga
是非
278名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 06:50:55 ID:ayIQx1gc
>>276
来年のクリスマスに向けて今投下汁
279名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 00:07:19 ID:J29anQ4o
異議なし!
280名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 01:37:52 ID:JuCIZcRS
おお、じゃあ来年のクリスマスに向けて投下!
あ、ちなみに内容は

・3から一年後ぐらい
・ゴドーは出所してるってことで。
・エロ無し。
281:2006/12/27(水) 01:58:19 ID:JuCIZcRS
「メリークリスマース!」
真宵ちゃんがクラッカーをならした。

ここは僕の事務所。
今日はクリスマスなので、春美ちゃん、イトノコさん、御剣、狩魔冥、神乃木さんと
クリスマスパーティーを開くことになった。

「いやあ、自分達まで誘ってくれるなんて、うれしいッス!」
「まあ、今日はクリスマスですから。パーっと盛り上がりましょうよ。
ほらほら、みんな飲んで飲んで!」

真宵ちゃんはもうすでに20歳になっているので、遠慮せずにお酒を飲んでいる。
…もう真宵ちゃんが事務所にきて4年か。早いなあ。

「ほら!なるほどくんも飲みなよ!」
「う、うん。」
僕もグラスにそそがれたお酒を飲んだ。

「神乃木さん、飲まないんですか?」
僕は神乃木さんに問い掛けた。
神乃木さんはコーヒーしか飲んでない。

「俺は酒は飲まない。
生まれてからコーヒー以外のものは飲んだことないからな。」
うそつけ!と心の中でつっこんだ。


━━━━━━━
ちょっと携帯(携帯から書いてるから)の調子がわるくて早く打てない…orz
ちょっとスピードが遅いからスマソ。
まあリアルタイムでみてる人はいないだろうけど…。
2822:2006/12/27(水) 02:14:47 ID:JuCIZcRS
「おまえだってペースが遅いぞ。飲むときはガッと飲め。……こんなふうにな!」
ごぶごぶと喉をならしてカップのものを一気に飲み干した。
「ぐぼぉぉぉぉ!」
しかし、なぜかそれを吹き出した。
「誰だ!俺のコーヒーを酒に変えたのはッ!」

…どうやらなかのコーヒーを酒にすり替えられたようだ。
「あ、あたしでーす!」
「……」
真宵ちゃんが答えると、神乃木さんは投げ付けようと構えたカップを戻した。
僕だったら投げてやろうと思ったのだろう。
「今日はパーティーなんだから!神乃木さんもコーヒーばっかり飲んでないで
お酒飲みましょうよ!」
「クッ……」
いつもの『クッ…』を言い、回転する椅子について机に足を乗せた。
僕がいつもクルクル回して楽しんでる椅子も、座る人が変わったら格好よく見える
のか……。


「あ…あの!みつるぎけんじさん!かるまけんじさん!」
「なんだい?お嬢ちゃん。」
春美ちゃんは御剣と狩魔冥に話し掛けた。
「あの…お二人って付き合っているのでしょうか!?」

春美ちゃんの言葉に二人は飲んでいた酒を吹き出した。
2833:2006/12/27(水) 02:32:54 ID:JuCIZcRS
「な、なにを言いだすのかしらおじょうちゃん。私はこんな男とは……」
「狩魔検事と御剣検事は検事局でも有名なカップルッスよ!」
イトノコさんが答えた。
…顔が赤く、酔っ払っているようだ。
「こらヒゲ!何を言うの!」
「うほぉ!」
どこからともなく現われたムチでイトノコさんを叩いた。

「へえ!御剣検事と冥さんって、付き合ってたんだね!」
真宵ちゃんが僕に話し掛けてきた。この子も酔っ払っている。
「まあ、御剣も狩魔の家にいたから、付き合いは長いのかな。」
「へぇー。なんか運命の出会いって感じだねえ。」
「ま、そんなところかな。」



それから数時間がたった。
もう時計の針は10時をまわった。

「あ…はみちゃん、寝ちゃったよ。」
「本当だね。所長室に寝かせてきなよ。」
「はーい。……あれ?御剣検事達だ。」
僕も真宵ちゃんの横で所長室を見る。
確かに二人が居た。
2844:2006/12/27(水) 02:58:13 ID:JuCIZcRS
「乾杯。」
二人はワインを持っていた。…僕は買った覚えはないけど。持参品だろうか。

「ふう…。にぎやかなパーティーはいつやっても苦手だわ。」
「きみはパーティーは嫌いだったのか?」
「いえ。でもあの子供みたいな騒ぎが苦手なのよ。」
「……あの春美君、私たちが付き合ってると思っているらしがな。
きみはどう思う?」
「……まあ、あなたがそう思うならそうでいいんじゃない?」
「そうだな。
…お互い、忙しくてもう今年中は会えないだろう。だからいま言っておく。
来年もよろしくな。」
「こちらこそ。」

二人は唇を重ねた。


「……いやあ、お熱いねえ!二人とも。」
「うう…。見ちゃいけないところ見ちゃったかな。」
「あ!何やってるッスか!」

イトノコさんがこちらに向かってきた。
「所長室に、御剣検事と冥さんがいるんですよ。」
「こら!のぞき見なんてダメッス!
というか…自分も見たかったッス!」

言ってることが真逆じゃないか!
2855:2006/12/27(水) 03:21:01 ID:JuCIZcRS
それからさらに数時間。今日はみんなを事務所に停めることにした。
時間はもう夜中の二時だ。みんな寝ている。

「さてと…」
僕はある袋を取り出した。

春美ちゃん…
イトノコ刑事…
御剣…
狩魔冥…
神乃木さん…

そして、真宵ちゃん。
みんな、僕の仲間達だ。

お世話になっているお礼として、みんなに内緒でクリスマスプレゼントを買って
あげていた。

「みんな、いつもありがとう…。」


そして、夜が明けた。

「うおおおおお!
朝起きたら素麺が置いてあったッス!
サンタさんからの贈り物ッス!」

イトノコ刑事、この年でサンタさんかよ!と心でつっこむ。

「ふ…サンタさん、か。」
「御剣…いつもありがとうな。」
「…礼を言われるすじあいはない。成歩堂。」

ビシ!
「あいてぇ!」
後ろからムチが飛んできた。
「成歩堂龍一…なぜあなたにプレゼントを貰わなければならないの?」
「べ、べつにいいだろ!たまにはありがたく貰ってくれよ。」
「ふん……。まあいいわ。」
2866:2006/12/27(水) 03:37:48 ID:JuCIZcRS
「成歩堂…」
「あ、神乃木さん。」
「ギザギザ頭のサンタは俺にもプレゼントをくれたようだな。…コーヒーの。」
「ははは…」
「じゃあな。成歩堂。」
みんなは帰っていった。


「なるほどくん!」
「あ、真宵ちゃん。」
真宵ちゃんが起きてきた。
「ねえ!起きたらトノサマンの冬セットが頭もとに置いてあったんだ!」
「へえ、サンタさんに感謝しなきゃね。」
「うん!ギザギザ頭のサンタさんにね!」
「えぇ!気付いてたの?」
「まあね。」

さすがの真宵ちゃんももう二十歳だからなあ。

「あ、そういえばなるほどくんにプレゼント買ってなかったんだ。」
「いや、別に僕はいいよ。」
「じゃあ、このトノサマンの冬セットの手袋あげるね。
貰ったものをあげるっていうのもなんだけど、手が冷えて人に指を指せなくなったら
困るしね!」
「真宵ちゃん…ありがとう。」
「お礼を言うのはこっちだよ。ありがとう、なるほどくん!」

真宵ちゃんは時計を見た。ちょうど9時だ。

「あ、そろそろはみちゃんを家に送らないと。」
「ああ、年末は家で過ごすんだっけ。」

「そう。…じゃあ、来年もよろしくね。」
「こちらこそ。」



終わり
287名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 03:41:05 ID:JuCIZcRS
中途半端でごめんw俺にはここまでしかストーリーを割り切る能力が無いんだw


あれ?日本語おかしいかな?
288名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 06:51:37 ID:s0QQnAYh
GJ!ギザギザ頭のサンタにほのぼのした
そしてミツメイに萌えた
289名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 10:56:07 ID:cF6MeD+z
いいねーいいねーGJ!
4あたりまでリアルタイムで見てたんだけどなー
290名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 13:17:07 ID:Fuffck/a
GJ!美しきミツメイをありがとう
291名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 13:17:12 ID:/HkXwTu1
一人一人にプレゼントを用意するナルホド君と、
ナルホド君にプレゼントを返す真宵ちゃんが、なんかほのぼのしてて良かった

やっぱりこのコンビ好きだ〜
292名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 18:08:58 ID:pVtLKWYU
乙〜
クリスマスネタみたいな節目的なものが投下されると何故だかホッとする。
ナルマヨもミツメイもいい感じで補完されてて非常にGJ
293名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 22:23:28 ID:F+3fWpaq
保守
294名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 15:16:50 ID:zTCBEh6C
>>264見て女体化(もともと女だったら、でも、いきなり女になる、でも)いいなあと思ったんだけど、
ここって女体化エロは投下しないほうがいい?
295名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 15:20:36 ID:0wOn3mZI
人を選ぶなそりゃ…
俺は苦手だ
296名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 15:22:59 ID:zTCBEh6C
おお、即レスどもw
やっぱ人選ぶよなぁ…投下するなら強制女体化スレいくか、
あぼーんしやすいように名前欄に「女体化」とか書いといた方がいいか
297名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 19:52:14 ID:EfTJ/qw2
絡む相手の性別によるんじゃないかな。

女体化した上で女キャラとレズるなら
ここでもいいかも知れないけど
男と絡むなら別スレに行った方が無難な気がする。
298名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 20:08:09 ID:yfD9+OBS
>>294
こういうスレもあるぞ

【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】4話目
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163930291/

とりあえず↑に投下してこのスレに報告、
というのはどうだろうか?
興味ある人は見に行くと思うし
299 【大吉】 :2007/01/01(月) 18:04:13 ID:zHWn9XmP
あけおめ
300名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 00:31:27 ID:rE0XnZ87
あけおめ言うにはちょいと遅かった。
301名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 01:28:54 ID:PleOxHSg
今更だがDSの1・2やった
ナルマヨ・ミツメイはどうしても家族愛に見えるな
1で侮辱罪に問われても御剣をかばう真宵と
2で真宵の誘拐を知って動揺しまくる御剣にかなり萌えたので
ミツマヨ期待してます
302名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 01:30:33 ID:PleOxHSg
あげちゃったスマソ
303名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 07:33:34 ID:RizyQUPU
最初の2行は余計
他カプ否定せずマターリミツマヨに萌えてればよろし
304名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 07:56:53 ID:eMU7d2EL
ナルマヨスキーの俺は
家族愛という事は「家族」になっても相性がいい
と前向きに解釈しときます
305名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 10:28:55 ID:Y3GJgokE
ナルマヨ、ミツマヨ両方スキーな俺はどっちも待ってるし寧ろ3pもおk
306名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 15:48:33 ID:tJuFfbxU
TGS2006の特別法廷じゃないけど、他の職業に転向している可能性も。
みったんはニュースキャスターwだったり、ナルホドは役者だったり。
法曹界から足を洗ってしまっているのかも。

しかし法曹界って簡単に言うけれど、本当は弁護士・検事・判事全ての「法律関係者」なのに…
みったんの設定も、せめて「地検の若き天才検事」で良かったような。
ガリュウ弟なんて…どう見てもみったん以下なのに。知性が感じられんorz
307名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 19:22:47 ID:dQiG0u4T
>306
ここにもコピペが…
元のものは携帯ゲーキャラ板の御剣スレの書き込み。
あちこち貼り付けた香具師、乙。
308名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 02:31:14 ID:6Xp0EWUx
また流れがおかしくなりそうなので
前に見つけたやつ貼っとく、ガイシュツかもしれんが・・・
携帯推奨

ttp://spot.pandora.nu/d.php?s=l&t=151&n=
309名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 12:20:45 ID:d7+8gXpG
ショー***だ
310名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 12:33:08 ID:2CFaaCW8
>>308
その真宵はちーと胸がでかすぎるな
311名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 19:43:51 ID:cQ77UYwx
>>301
ミツメイスキーにとったら家族愛は禁句ですわ……
でも家族愛なのでショか?
312名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 20:23:48 ID:JwhUgI3W
>>311
最終的には受け取る側の自由と言う事で。
あなたが違うと感じればそれは間違いじゃないと思うし、逆もまたしかり。
はっきりと結論が出た訳じゃないしね。
ちなみに自分はゲーム内では御剣は誰ともくっつかんと思ってる。
(2‐5も結局幻に終わった訳だし…)

でも、妄想だけなら

自 由 だ ー !!


…でも本当は自分もミツメイ好きやねんで
313名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 21:07:17 ID:ft1TzX/Y
ミツメイは鬱エロゲの王道をいく関係じゃねーの?
擬似的近親相姦+親が仇同士で背徳感バリバリ
人間、好きになっちゃいけない相手ほど好きになっちゃうもんだ
314名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 00:35:58 ID:xqE7Wpcx
その設定で家族愛を展開できるのもある意味スゴスw

俺は冥絡みなら大体おKなんだけど
御剣×冥には何故か他の組み合わせには無い
安定感のようなものを感じるんだが(冥関連では)

こんな際どい設定なのにな…
315名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 01:25:01 ID:iOmncdbc
個人的には
冥→御剣は恋愛で
御剣→冥は家族愛の延長ってイメージだ。
お互いに相手の気持ちが理解できなくてすれ違ってる感じ。

でも、そんなところに萌え。
316名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 10:43:51 ID:Ve00bTjh
冥と接する時の御剣はあんまり動揺しないからなぁ
なんとなく御剣は恋愛下手なイメージがあるから好きな人の前ではかなり取り乱しそう
御剣に執着しまくってた冥が成歩堂と接することで変わっていく
個人的にはそんな感じのナルメイに萌える
317名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 13:01:44 ID:Upnp9UPc
>>314
昼ドラ裸足の複雑な事情を背負ってるにも関わらず
「弟みたいなもの」とか「最高のパートナー」とか
言い切れる辺り、並の信頼関係ではなさそうだな

>>316
基本的にヘタレな御剣が冥に対しては妙に余裕綽々で
普段強気な冥が御剣に対しては今ひとつ押しが弱いのに
そこはかとないSM臭を感じてモエス

しかも御剣にとって冥は「神のような存在」である
師の実の娘という下剋上的要素で更に倍率ドン
318名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 16:40:39 ID:m6Zxnhk5
こんだけミツメイの話されたらミツメイ小説が読みたくナッテ北…
319名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 23:40:12 ID:rTM+LvfM
>>317
あの「キミは最高のパートナーだ」発言には禿げ萌えた
もう、そのまま人生のパートナーにもなってしまえw
320名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 22:36:42 ID:uW1BBhMf
そういやファンブックでもやたらディレクターに推されてたなw
321名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 22:41:09 ID:HgjuH4qk
プロデューサーの稲葉さんがミツメイ好きだった。
2発売のころとか雑誌でプッシュしまくってたな。
322名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 04:49:25 ID:qdJ6B3Dj
逆転裁判5 OP的解説


それは、「逆転裁判4」の世界から20年後の話…

「・・・・異議あり・・・っ!!ゴホッ!グフッ!ゲホォン!」
「お、オドロキ弁護士ッ!大丈夫ですか!?」
「心配ないさぁぁ・・・グッ・・・ただの・・・風邪・・・。」

バタン…――――

「おっ、オドロキ弁護士ィィッ!係官!すぐに救急車を!」




「・・・俺は・・・?」
「・・・ただの過労だよ。」
「あっ、先生‥!!裁判は!?有罪に!!??」
「オドロキ君…無理はするな・・・寝ていなさい。」
「何言っているんですかっ!法廷が…。」
「私が何とかします…それに相手は饗也です、彼なら事情を解ってくれるはずです。」
「・・・そうですか・・・。」
「君はもう、年だ・・・・・・・今月一杯で・・停年です・・・。」
「そんなっ!!早すぎる!・・・先生だってまだ働いてるのに・・・。」
「・・・・・。」

それから1ヶ月後、43歳にしてオドロキは法廷を後にした…。

323名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 04:50:19 ID:qdJ6B3Dj
「何・・・彼が停年退職・・・?」
「そうなのだよ・・・・。」
「おいおい・・・いくらなんでも早過ぎないかい?…彼はまだ40代じゃないか。」
「・・・・・・彼には‥荷が重すぎたかもしれない…。」

「え?…それはどういう‥。」
「20年前、キミの事件を彼に任したのは覚えているかい?」
「あぁ…心の片隅にひっそりとね。」


「彼はまだ、気にしているらしいんだ。」
「・・・ほぅ。」
「・・・それがかなりヘヴィらしい‥彼の精神状態はもう…。」


「なぁ牙琉、一つ提案があるんだけど。」
「・・一体なんだい?」
「彼はまだ「僕とあいつ」の事を気にしているんだろう?」
「・・・恐らくだが。」
「じゃぁ、もう決まりだね!・・・牙琉、彼のバッジ持ってる?」
「あぁ、しかしもう処分せねば・・・。」


「じゃぁ丁度いいや・・・・それ、僕に貸して。」






「オドロキ弁護士・・・・そのー・・・何か雰囲気が変わりましたね。」
「そうですか?気のせいだと思いますよ・・ねぇ牙琉先生。」
「そうですね、裁判長ももう年では?」
「フォッフォッフォッ・・・そうですかの・・・。」


(・・・僕自身が起こした過ちは、絶対に僕が解決してみせる。)

「では、ただいまより・・・・・」

(あんな悲しい結末、二度と引き起こさない様に・・・。)

「では準備をお伺いしましょう。」

「検察側・・・完了しているよ。」
(彼は十分頑張った…次は・・・僕が頑張る番だ。)

君が起きるまで
君が前を見て歩むまで
君が法廷に立ち上がるまで

それまで 「君」 をかりるよ・・・   オドロキ君

「弁護側、準備完了しております。」



逆転裁判5
ただいま開発中
(200X年春発売予定)
324名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 04:57:05 ID:1g4BT9sG
>(200X年春発売予定)


年より先に春が決まるとはこれいかに
325名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 09:13:57 ID:uwaww7+u
本命萌えはミツマヨとナルマヨだけど、
ミツメイにもミツハミにも
ナルマヨにもナルアヤにも
それなりに萌えられる自分はアレだ、得だなあ。
…とカプ話で荒れそうになってきたら思う。
326325:2007/01/07(日) 09:15:30 ID:uwaww7+u
失礼、本命萌えの所、ナルマヨではなく
ナルメイですた(´・ω・`)
327名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 10:31:22 ID:cra2B3yk
御剣と冥はテーマ曲もアレンジ違いの同じものだし(使い回し・手抜き説も根強いがw)
恋愛とかを抜きにしても二人でワンセット、みたいなイメージがある。
何より、この二人はただ並んで立ってるだけで画面が華やぐのが良い。
328名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 15:13:56 ID:QSKRkk3D
ヒラヒラ一族やね

と思ったが冥はリボンでちょっと違うのか
ヒラヒラも似合いそうだと思うんだけど
なんでリボンになったんだろう
329名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 20:00:16 ID:03RnJ992
単に笑えるから…では無いのだろうか。

呟き。
どうしても冥の服が、FSSのファティマスーツに見える…
リボンの所の宝石とか、袖のデザインとか。似合ってるから問題ないんだけどね。
330名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 23:12:57 ID:RPkgsIGZ
>>325
同意
自分はナルマヨ、ミツメイ、ノコマコスキーだが、
逆裁のキャラは皆萌えるし燃えるので
どんな組み合わせでも大抵美味しくいただけます
331名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 00:39:49 ID:HxXD7wJI
どーでもいいけど、ナルマヨとかミツマヨとかって美味しそうじゃないか?
料理名というか何かのマヨネーズあえみたいな
うん、ごめんヌルーして
332名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 02:24:41 ID:98xAU3Dz
保管庫も更新止まってるのか…
前スレってもう読めないんだねorz
333名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 18:08:19 ID:M0x0HYfh
>332
このスレの220辺りからROMると幸せになれるかもよ?
334名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 01:15:26 ID:KFepfyDm
>>331
確かにうまそうなのでスルーしないぞ
実際おいしいしな、いろいろな意味で
335名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 20:10:39 ID:mL6gCToQ
茜ちゃんよろしくお願いします
336名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 20:36:16 ID:6XA5pCgR
ナツミが1つもないのはどうしたことか
337名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 23:07:46 ID:J50On0b1
ナツミはなぜか抜けない
338名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 04:59:43 ID:mvb76H8R
>>336
そうおもったら自ら投下するんだ
漏れは無理wwwwwwwwww
339名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 13:16:06 ID:K9Z2tbom
ナツミの喘ぎ声とか聞きたくねえ
340名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 15:25:37 ID:il2ylqAg
ナツミより霧緒がいい
341名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 16:20:35 ID:eW0q7Dnw
まだオバチャンの痴態の方が抜ける
342名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 20:10:26 ID:qgpZWScp
>341
いや流石にそれは
343名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 21:20:22 ID:sJghOw7y
ナツミは誰と絡ませればいいのか想像つかない
オバちゃんなら、みっちーでも襲わせればいいと思うが
344名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 21:57:27 ID:fVCpOxEy
盗撮デバガメ役には適任だがナツミ自体のエロは想像しづらいな
345名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 22:27:02 ID:7nyTujvf
でも初期案のショートカットのナツミは可愛い。
顔のパースは可愛いのにアフロのせいで…。
346名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 01:25:55 ID:0+70muKI
・普段は口やかましくて勝ち気だけど、
 男が積極的に攻めると焦って弱腰になってされちゃうナツミ

・普段の調子のまま、強気で男を押し倒す
 エロの最中も口やかましいナツミ

どっちがいいんだろう
そしてやっぱり絡む男が思いつかない
347名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 01:36:28 ID:leCDIZ5P
個人的には下かなw

それなりに関わりのあるキャラといったら…
ナルホド、ミツルギ、ヤハリ、イトノコ、あとニボシもありか?
女なら
マヨイ、はみ、メイ、キリオ、オバチャン辺りかな
348名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 02:49:05 ID:zAAhFRgM
絡ませるキャラがいないと言えば、オカタカオもあんまりいないよな。
こいつ個人的に好きなんだが。

だから発送を逆転させて、ナツミ×タカオで。
349名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 09:32:14 ID:kBw6awt6
ホンドボーでいいじゃない
350名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 09:49:49 ID:es3bf7Gk
他ならコイケケイコか銭虎かうらみか…
351名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 10:32:35 ID:kBw6awt6
ゼニトラだとガチっぽくなるから嫌だ
352名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 13:05:24 ID:vajYY09l
>>346
後者で逆ハメ撮りとかどうかね
353名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 16:12:44 ID:0+70muKI
あのニボシがスキャンダルでも起こしたら面白いのにな、
そうやきっと起きるに違いない!
とナツミがいつもの如く思い込み、
スクープ写真狙いで数日ニボシを尾行するものの
スキャンダルのスの字もない地味な生活ぷりに呆れ果て
「あんた仮にも芸能人とちゃうんかい!もっと派手な事できんのか!」
と逆ギレしてニボシに迫り、
「スキャンダルっちゅーのがどういうもんか、ウチが体で教えたる!」
嫌がるニボシを押し倒して馬乗りになってヤってしまう

というのをとりあえず考えてみた
けどなんだか全然エロくなりませんよ
354名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 16:14:58 ID:NF616t1u
>348

オカ「ハァハァ…社長…」
コイケ「岡君の太くて固いのがお姉さんの子宮口をガンガン突いてるよー。
とても気持ちがいいんだなー」

こうですか?わかりません><
355名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 22:32:32 ID:4Eqv5jVe
>>354
なんかそれコイケケイコがすげえ怖いんです。
356名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 18:50:29 ID:zYw/gVG9
うむ
357名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 06:55:55 ID:mA35UIfk
テスト
358うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
359思い付きミツマヨ 1:2007/01/15(月) 07:52:09 ID:mA35UIfk
御剣が珍しく非番の休日を満喫していた。
明け方に目が覚め、ドライブがてら港を訪れた際に獲れたてのサザエが入手出来た。
御剣はサザエの壷焼きが大好物であった。
今夜は壷焼きに、冷蔵庫で眠ったままだった大吟醸で一杯…と想像すると、
不意に唾液が出て来た。

帰宅してサザエを冷蔵庫のチルド室に入れ、一息着いた所でインターフォンが鳴った。
数日前に特注で頼んでいた抱き枕二つが宅配で届いた。
一つはトノサマン柄、もう一つはそれより一回り大きなヒメサマン柄であった。
無論トノサマン柄は真宵にプレゼントする予定で、その旨も伝えてある。
御剣は真宵の携帯に連絡を取った。

「はい、もしもし。」
「真宵くんか?例のアレが届いた。多少大きい品物故、届けようと思うのだが…。」
「いえいえ、夕方にでもみつるぎ検事のお宅に伺います。久し振りにコレクションも見たいし。」
「うム。今日は一日自宅にいる。新しいトレカもフルコンプした。来たまえ。」
「わあ、楽しみです!」
「それでは待っている。」
御剣はそう言うと携帯を切った。
360思い付きミツマヨ 2:2007/01/15(月) 08:20:02 ID:mA35UIfk
真宵が単身で御剣の自宅を訪問するのはこれが初めてではない。
御剣が世間話が苦手とは言え、二人共トノサマンマニアである。
コレクションについて熱弁を振えるのは現時点で真宵しかいない。
今夜は抱き枕について楽しく会話出来る。御剣はそれだけでも幸福であった。

真宵に対する感情が恋愛感情と既に御剣は気付いていた。
だが彼女はライバルである成歩堂の助手で、未だ子供らしさを残している。
御剣自身も女性の肌を知らない。仕事人間で女性に興味らしい興味ももてなかったせいもある。
そのような自分が積極的に真宵にアプローチをかけられる筈もない事にももどかしさを感じつつ
これでも良いのだと自身を無理矢理納得させていた。
361思い付きミツマヨ 3:2007/01/15(月) 09:00:31 ID:mA35UIfk
だが御剣とて健康な男性である。疲労している時等は特に強い性欲を持て余して困惑する事がしばしば有った。
潔癖な御剣に自慰は抵抗が多少有った。行為の最中は強い快感を得るが、
射精後の罪悪感と虚しさに自己嫌悪に陥る。
自慰の最中に真宵の事を無意識に想像してしまう事も要因の一つであった。
あの穢れを知らぬ肢体を抱き締め、口付ける―それだけの想像で御剣は
全身に快感を覚える。
自慰の際律動させる己が手が真宵のものだと想像した途端、全身が痺れ、
声を上げて欲を吐き出した事を思い出して御剣は赤面した。
362思い付きミツマヨ 4:2007/01/15(月) 09:31:14 ID:mA35UIfk
夕刻に差し掛かり、御剣はサザエの壷焼きを調理する事にした。
幾ら不器用な御剣とは言え、この程度の調理は可能である。
サザエをキッチンのガスコンロに置いた網に乗せ、醤油を垂らして焼く。
その間に日本酒を取り出し、焼き上がるまでの間に食前酒としてちびちびと
呑んでいた。

丁度サザエが焼き上がった頃、不意にチャイムが鳴った。
モニターを見ると、にこやかに微笑む真宵が映っていた。
インターフォンを取り、御剣は真宵に
「今ドアを開ける。上がって来たまえ。」
と告げると、マンション入り口の自動ドアを開いた。
急いで玄関の鍵も開き、真宵の到着を待ちつつ焼き上がったサザエを器に盛った。
程無くして真宵が御剣の自宅のインターフォンを鳴らした。
玄関のドアを開け、御剣は
「入りたまえ。」
と真宵を自宅に招き入れた。
真宵は
「うわあ、何か良い匂い!お醤油と磯の匂いがしますね!」
と感嘆の声を上げた。
363思い付きミツマヨ 5:2007/01/15(月) 11:53:48 ID:mA35UIfk
真宵は山育ちで、サザエの壷焼きは食べた事がない。だが香りが食欲をそそる。
「良かったら食べるか?サザエの壷焼きなのだが…。」
「はい!遠慮なく頂きます!あたしサザエなんて食べるの初めてです!」
真宵は瞳をキラキラさせて頷いた。
焼き立てのサザエは食欲を誘う香りで真宵を刺激していた。

二人はダイニングキッチンのテーブルに着き、焼き立てのサザエを剥き始めた。
真宵ははじめてのおぼつかなさ、御剣は不器用な手付きでサザエ相手に悪戦苦闘していた。
鉄の串で何とかサザエの身を出し、口に運ぶ。
「味の方はどうかね?」
「うーん…緑色の部分が苦いです。でも香ばしくて美味しいです!」
「そう言えば君は二十歳になっていたな。旨い酒で苦味が爽やかになる。呑んでみたまえ。」
御剣は小さなグラスを出し、注いで真宵に勧めてみた。
364思い付きミツマヨ 6:2007/01/15(月) 13:01:27 ID:mA35UIfk
真宵は恐る恐るグラスの日本酒に口をつけてみた。
初めて口にする酒は思いの外味わい深く、口内の苦味を消していく。
「サザエのわたは存外癖があるが、良い酒が有れば旨い。」
御剣は二つ目のサザエを口にしながら、自らも酒を口にする。
「あのあの、もう少しお酒を頂いても良いですか?」
どうやら真宵はいける口であったらしい。辛口ながらもフルーティな味わいの日本酒の方が
サザエよりも口にあった様子であった。
御剣は多少の酔いも手伝ってか上機嫌で酒を真宵のグラスに注いだ。
真宵はにこやかにグラスの酒を呑んでいたが、御剣は突然抱き枕の事を思い出し、
「少し待っていてくれたまえ。」
と今やコレクションの収納場所になっている部屋に向かった。
365名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 13:45:05 ID:pWxS58fB
あの〜、一つ良いでしょうか。
せっかく頑張って書いて下さっている所申し訳ないのですが、もし長くなるようでしたら、
一度メモ帳かワードパットに書いてから、まとめてコピペで張り付けてはいかがでしょうか?
直打ちだと他の職人さんも書き込みにくいでしょうし、感想などもどのタイミングでいれたら良いか分かりにくいと思います。
出過ぎた事を言ってすみません。このスレの趣旨に会わない様でしたらスルーして下さい。
続きを期待しています。
366思い付きミツマヨ 7:2007/01/15(月) 13:48:57 ID:mA35UIfk
程無くして御剣が両脇に抱き枕を抱えて真宵の元に戻って来た。
だが今まで真宵がいた筈のキッチンに姿が見えない。
代わりにリビングの床に酔い潰れた真宵が横たわっていた。
「真宵く…!!」
御剣は真宵の寝姿に驚愕した。
短い装束の裾がすらりとした脚で開かれ、薄桃色のショーツが僅かとは言え
隙間から覗いていた。
いくら普段冷静な御剣とて動揺を隠せなかった。初めて目の当たりにする
エロティックな思い人の寝姿に、反応せざるを得なかった。

酔いが、御剣の理性を麻痺させていた。

御剣は真宵の傍に横たわり、幼さが残る肢体に顔を近付けた。
甘いミルクの様な体臭に混ざり成歩堂の煙草の移り香が感じられ、
御剣は強烈な嫉妬を覚えた。
367済みません。:2007/01/15(月) 13:56:34 ID:mA35UIfk
>>365
何分初心者なもので、コピペという高等技術が出来ません。
誠に申し訳御座いませんが、御容赦下さいませ。
368思い付きミツマヨ 8:2007/01/15(月) 14:26:17 ID:mA35UIfk
御剣は無意識に真宵を抱き締めていた。
「ん…みつるぎ…検事…」
真宵は抵抗しなかった。酔いのせいではなかった。真宵も御剣の身体に触れたかったのだ。

二人はどちらからともなく口付け合った。
まるで思春期の男女が行う様な、唇だけのキスだった。
触れ合う毎に愛しさが湧き上がる。御剣は真宵の頭を撫で、真宵は御剣の
背に腕を回し、互いにぎこちないながらも想いを伝えていた。
369思い付きミツマヨ 9:2007/01/15(月) 15:07:09 ID:mA35UIfk
やがて御剣の舌が真宵の唇を割り、深い口付けを行って来た。
それと同時に真宵の両脚の間に片脚を割り込ませ、太腿に自らの欲求を押し付けた。
御剣は真宵の装束の胸元から掌を滑り込ませ、肌理の細かく柔らかな乳房を
優しく擦る。真宵は恥ずかしさから僅かに身動きを取ろうとしたが、御剣が
その都度抱き締めて離さなかった。

乱れた装束を御剣が脱がせるまでに、時間は掛からなかった。
御剣も着衣を脱ぎ、素肌で真宵を抱き締めた。
体温が直に伝わり合い、それだけで興奮の度合いが先程とは比べ物にならない。
互いに羞恥の為、肌が染まる。だがもう後には引けない。
抱いて抱かれて、ひとつになる。
370名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 15:23:25 ID:b3fu+FsE
>>365
ただでさえ過疎なんだから
職人さんが気分を悪くするようなことを言わんでくれ
371思い付きミツマヨ 10:2007/01/15(月) 15:46:43 ID:mA35UIfk
御剣は真宵の秘所に指を這わせた。そこは瞳と同じく、いやそれ以上に潤っていた。
御剣も同様に自身の先端を粘液で濡らしていた。
「あ…あの…。あたし、こんな事初めてなんです…。」
真宵が羞恥を抑えつつ御剣に訴えた。破瓜の痛みに多少恐怖感がある様だった。
御剣は真宵の訴えに少し困惑した表情を一瞬浮かべたが、すぐに真宵を安心させる為に
「…私もだ。だが出来得る限り優しく勤める。安心したまえ。」
と微かな笑みを浮かべた。

御剣は真宵の身体に不器用な愛撫を始めた。
首筋、乳首、脇腹に指先や唇を使ってぎこちなく動く。
未開発の真宵の身体が愛撫が進む毎に艶かしく震え、御剣の興奮を盛り上げる。
御剣の顔が秘所に差し掛かった時、真宵は余りの恥ずかしさに
「そ、そこだけは止めて…!恥ずかし過ぎる!」
と悲鳴に近い声を上げた。しかし御剣が指で愛撫すると、先程よりも潤いが増していた。
372思い付きミツマヨ 11:2007/01/15(月) 16:31:38 ID:mA35UIfk
ぬかるみを深めた真宵の秘所は、もう既に受け入れが可能な程であった。
御剣も愛撫するだけにはいかない程、限界が近付いていた。
御剣は桃色に染まった真宵の太腿に腰を割り込ませ、上体を重ね合わせながら
未開の地へと侵入しようとした。
自身を握り、上下に動かしながら興奮で開き掛けの真宵の秘所の入り口を探る。
多少時間は掛かったが、御剣はようやく侵入口に辿り着いた。
このまま一気に貫きたかったが、真宵がこれから感じるであろう苦痛を考慮し、
先端だけを軽く挿入してみた。
「い、痛い、です…!」
真宵が苦痛に呻く。だが御剣の背に回している腕が、止めないでと力を込めていた。
御剣は徐々に真宵のぬかるみに侵入しつつ、苦痛を訴えられる度に腰を引いては真宵を慣らしていく。
だが御剣も限界であった。
「…真宵くん、我慢、してくれ…!」
切ない声を上げ、御剣は真宵の中に自身を根元まで押し込んだ。
{あああっ!痛い、痛いっ!」
真宵が破瓜の痛みに耐えかねて叫んだ。全身に力が入り、御剣の背に爪を立てた。
373思い付きミツマヨ 12:2007/01/15(月) 17:31:12 ID:mA35UIfk
御剣は腰を動かす度に全身が甘く痺れた。真宵が痛みで身体に力を入れると、自然に結合部も締まる。
御剣も絶頂が近付いてきた。真宵の身体を抱き締め、耳元で
「もう、いく…!」
と囁き、真宵の奥にぐっと自身を押し付け、果てた。

二人は御剣が果てた後も繋がったまま抱き締め合っていた。
このままひとつでいたい。
二人の想いは同じであった。
御剣は真宵に深く口付けした後、真宵から自身を抜き、ソファーにあったティッシュで真宵の秘所を拭った。
破瓜の血液と御剣の欲が混ざり合ったものがティッシュに付着した。
御剣は自慰では罪悪感を受けていたが、今は幸福感で一杯であった。
真宵が自分を受け入れ、抱き締めてくれた。こんな初体験を出来るとは思ってもみなかった。
真宵も同様の思いを持っていた。
想い人に抱かれ、これ程幸福感が得られた自分は世界一幸せなのだ、と感じていた。

御剣が
「シャワーを浴びないか?…一緒に。」
と真宵に問い掛けた。真宵は元気良く
「うん!」
と答え、御剣を抱き締めた。
374思い付きミツマヨ 13:2007/01/15(月) 17:52:27 ID:mA35UIfk
シャワーを浴び、着衣した二人は余韻に浸りつつもトノサマンネタで盛り上がった。
御剣が真宵用に発注したトノサマン抱き枕を見せると、真宵は満面の笑みを浮かべ、
「有難う!すっごく嬉しいよ!毎晩抱いて寝るもんね!」
と御剣の頬に軽いキスをした。
御剣は照れながら
「今日はもう遅い…それに、その、真宵くんを抱き締めて眠ってみたいのだが…構わないか?」
と問い掛けた。
真宵も照れながら
「…うん、それって凄く嬉しいかも…。」
と御剣の大きな手を握り締め、二人は再び深いキスをした。


長々と済みませんでした。これで一応終了です。
ご不快な思いをなさった方々に深く御詫び致します。
375名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 18:07:32 ID:WOdGc4yT
ttp://www23.atwiki.jp/gspink/pages/187.html

倉庫に転載しました。
376名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 19:17:49 ID:YNkFqLAv
>>359-374
GJ!!
不快なんてとんでもない。
久々の投下でハァハァして読んだお(;^ω^)

377名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 19:56:08 ID:2JOIfwMK
蝶乙!

ではあるんだが、コピペぐらいは出来たほうが良いのではないだろうか。
378名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 20:40:30 ID:goC8bi35
乙!真宵かわいすぎ、そして御剣うらやましすぎ。

コピペは簡単だよ。パソコンの説明書読めば載ってるはず。
379名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 20:50:11 ID:KmAGLgRP
いいねーいいねー可愛らしい!
文章もイイ(・∀・)GJ!
ちなみに「コピペ」は「コピー&ペースト」の略だよ。
380名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 22:18:38 ID:LoGmVwSj
ミツマヨ来てたー!!(*´∀`*)
個人的に大好きなカプだからめちゃくちゃ
嬉しかった!可愛い二人をありがとう。
サザエデート萌えw

コピペは、ウィンドウズなら切り張りしたい
文を反転させて右クリック→コピー
張り付けたい場所にポインタ置いて
右クリック→貼り付け、でできるお( ^ω^)
自分も小説投下したいんだけど、
今パソコン使えなくて携帯からなんだ…
やっぱ直書きは敬遠されますかね(´・ω・`)
381名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 22:46:27 ID:goC8bi35
>>380
携帯から投下してる奴がここにいるぞー

携帯からでも普通にメール作成するみたいに小説を打って、それをコピペすれば大丈夫。
ただ改行と文字数に注意
382名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 04:54:09 ID:LdpCl/yl
>>380
俺も携帯。クリスマスの話を投下した奴だ。
あのときはコピーとかしないで、頭の中で整理して直接書いた。
新しい携帯にかえたばかりだったからうまく書けなかったけど。
383名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 01:04:17 ID:zsEkAF8I
>>381、382
そっか、ありがとう!
メール画面をメモ帳代わりに書いて、
近々なんか落とします( ^ω^)

微妙にスレ違いな話題になってスマソ
384名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 04:50:39 ID:Fw/muDS7
こんな事言ったら怒られるかもしれないけど、
そろそろ真宵以外で何か読みたい…
385名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 05:01:57 ID:AXz+07eM
>>384
当たり前だが真宵・冥・千尋がどうしても多くなるよな。
漏れはミツメイキボンだけど、せっかくだからうらみちゃんとかマコくんとか脇キャラのも禿読みたい。
386名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 08:13:46 ID:otrsHvPY
でも、カオルちゃんだけはカンベンなw
387名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 08:35:22 ID:jrJM9Ngb
そこでナツミだろ
388名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 17:13:54 ID:m13jAdjF
今までも何度も逢瀬を交わしていたが、今回は異常だった。
仕事上、ストレスも溜まりやすく、それを不器用な御剣には
吐き場所が無いのは分かる。

有無も言わさず、冥はベットに押し倒され、彼女は狼狽していた。
今までならば互いの了承を得、はじまる筈なのだが部屋に入ってくる
なり、風呂上りの冥を御剣は押し倒したのだ。
強い力で押さえつけながら、彼女の手首は紐できつく縛られてしまった。
両手を後ろにまわすと言う格好上、胸を前に突き出すようになる。
白磁の様に白く美しい肌を、まるで見せ付けるかのようである。
「や…ねえ、レイジ…?」
真剣な表情で、彼は言った。
「愛している、メイ。」
嘘が真か等分からない。だが、冥は体中に力が入らない、と言った感じだった。
彼のその言葉に酔ったかの様に。
余りに粗暴過ぎる口付けを交わされ、彼の舌は鎖骨の凹みを舐め上げた。
桃の蕾の止まる乳房は乱暴に触れると、冥は妙に艶かしい声をあげる。
御剣は彼女が必死に声を堪えている事に気づいたらしい。
「声…出さないのか?」
それだけが最後の抵抗である。
手の自由を奪われ、組み敷かれた状態での抵抗を試みているのである。
「そうか。」
ならば、とでも言うかのように、彼の左手は冥の秘所に触れる。
乱暴な愛撫にだが、そこは確かに濡れていた。
「メイ…気持ち良さそうだな? こんなに濡らして。」
「っ…この変態…!」
「変態なのはどっちだ?」
見せ付けるかのように、指に絡めた彼女の愛液を顔面に晒した。
冥の顔が、恥じによって、より紅潮して行く。
「これはキミのだ。舐め取ってくれ。」
無理矢理に口内に指を突っ込まれる。
妙な味を、舌が感じる。そして指の温かさを。

「レイジ、もう、止めて…。何があったのよ…?」
彼女の問いかけに、答えは無い。
代わりに、と言っては何だが、彼女の秘所に男性自身があてがわれた。
「ぅあぁ!」
沈黙も、最早守れなかった。
乱暴な情事は初めてだが、今まで以上の快感を感じる自分を恥じていた。

「メイ、愛している…なあ、愛してる…。」
「ゃめて、やめて…! それ以上、言わないで!」
その言葉を続けられると、心の底からこの行為を許容してしまうのか、
御剣の言葉を冥は拒んだ。

多分続く。
389名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 18:12:49 ID:j3IFRkCW
待ってます
390380:2007/01/17(水) 19:32:05 ID:zsEkAF8I
連載中の所、空気読まずに
ナルメイ投下させて下さいませ…
初めて小説らしきものを書いたので、
あと携帯からでして何かオカシイ所
あるかもしれないのですが…
スレ消費失礼(´Д`)
391名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 19:34:42 ID:zsEkAF8I
「真宵ちゃんが最近大人っぽくなってきてさ、
恋愛ドラマ観てませた事言ったりするんだよね」

某月某日、検事局・上級検事執務室。
御剣に用事があったついでに、などと言って、最近、
成歩堂龍一は事有るごとに狩魔冥の部屋を訪れる。
冥が先日手がけた裁判をたまたま傍聴しての感想だとか、
やーぼくもそろそろ車の免許取ろうと思ってるんだけど
27にして今更教習所で若者に混じるのも何だか
気恥ずかしいね、だとか、どうでもいい話をして帰るのだ。
冥は、恋をしていた。
目の回るような仕事の合間に一息つく時に、
無意識に考えるのは決まって成歩堂の事ばかり。
顔を見たい。話がしたい。
…次はいつ会えるのだろう?

笑う時の声が好きだ。意外に男らしい、
骨ばった手に気付いた時にはどきどきした。
熱い性格と思いきや、たまに驚く程ものごとや人に
対して執着を感じさせないドライな一面を見せたり。
この男の何もかもが、今までの冥には縁遠かった
感情を与えて続けて最早どの位になるだろう?
本当は素直に、笑いたい。好きだと言いたい。
なのに口をついて出る言葉は、すげないものばかりで。
392名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 19:36:44 ID:zsEkAF8I
「…バカがバカみたいなつまらない話ばっかり」
「ここは私の城なのに、どうしていつもあなたが
我がもの顔で入ってくるのか説明して欲しいわね」

なんだかんだと理由をつけて成歩堂は足しげく
通ってくるのに、一向に発展しない
二人の間柄に、焦燥を感じずにはいられない。
しかしいつもの喧嘩じみたやり取りに、
冥はまた幸せを感じているのも事実だった。
このままの関係でも、別にいいじゃない?
そう思ってはまた蘇る恋慕の情。
誰にも見せない部分で、俊巡は繰り返された。
今日も、また。
成歩堂の軽口におざなりな相槌を打ちながら、
頭の中では堂々巡りをする。

何故、この男はさして来る必要のないここを訪ねる?
そしてくだらない事ばかり話して帰る?
成歩堂が時折、言葉が途切れた時に見せる
困ったような優しい笑顔に、戸惑った眼差しを
返すひとときに、まるで…そう、恋人同士、
みたいな、甘いものを感じているのは私だけなの?…
その瞬間、成歩堂が、「彼女」の名前を言ったので。
いつもならバカね、で流せたはずなのに、
たまたま、そう、たまたま、今日は、できなかった。
393名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 19:39:15 ID:zsEkAF8I
「…さっさと帰れば?」
「は?」
「その、マヨイちゃんの所へ。
待っているのでしょう、彼女。あなたみたいなバカを」

「え?なに急に怒ってるのさ、かるま検事…」
「お、怒ってなんかないわよ!」
「や、明らかに怒ってるじゃないか…」
正しい。成歩堂はまったく正しい。
自分は怒っているのだ。
甘やかに思える二人の時間を過ごしたあとに
一人になって、その存在を思い出しては
落ち込んでしまう、成歩堂の一番そばにいる、
かわいらしい彼女の名前を出された事に。
そして、その事で乱れてしまった自分の心にも。
「どうしたのさ、何を急に。そりゃ僕が、その…
用もないのにさ、ダラダラ居座って悪かったけど」
なによ。なんで怒るのか、全然わかっていない癖に!
そう思うが早いか、唇は次の悪態をひとりでに吐く。

「そうよ…用もないのに!さっさと出ていって。
つまらない話なんて…大好きなマヨイちゃんに
聞いてもらえばいいじゃないの!!」
まぶたが、熱い。だめだ、泣いてしまいそうだ。
誰よりばかばかしいのは自分ではないか。
真宵は自分とは違う。同じ女性の冥から見ても、
自分の気持ちに素直で可愛らしく、好ましく思う。
394名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 19:41:20 ID:zsEkAF8I
「…そりゃ、悪かったよ。忙しい君を捕まえて、
くだらない話に付き合わせて。でもね、
狩魔検事、ぼくはその…他でもない、…君と…」
わたしは、あの子とは、ちがう。「どんなくだらない話でもいいから、してい…」
「…黙って!うるさい!!!」

…しまった、と思った時には遅かった。
成歩堂はため息を一つ呑み込むと、
いかめしい顔で、つかつかと冥に近寄ってくる。
ああ、わたし、ぶたれるのかしら?
反射で目を閉じて、次に与えられた感触は、…唇。
「うるさいのは、君だ、狩魔検事」
そして、憎まれ口の二の句は永遠に
紡げなくなった。目と目も反らすことができない。
二回目のキスはどちらからでもなく。
先ほどより深く唇をついばみあう。
ひと呼吸置いて、三回目。成歩堂の舌が
差し込まれる。お互いの首に手を回し、
くちづけは徐々に深度を増してゆく。
お互い、やっと素直に、ならざるを得なかった。

執務室の上等なソファに倒れ込み、成歩堂は
唇を依然強く吸いあわせたまま、冥の胸に
手を滑らせ、ふくらみを確かめる様に撫でる。
そして襟元のリボンに手をかけ、それをほどく。
395名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 19:43:24 ID:zsEkAF8I
熱に浮かされた頭で、冥は考える。
何だか凄い事になってしまった。鍵は掛けたっけ?
抵抗、しなければ。私はまだ、セックスを
した事がない。初めての経験は、こんな、
仕事場なんかではなくて、そう…夜景の
見える様な素敵なホテルのスイートか何処かで、
こんな仕事場なんかじゃなく、ああ、
初めてなのに、初めてとまだ告げていないのに、
成歩堂は初めてなんだろうか、でもこんなに
器用にいつの間にかブラジャーのホックを
外されているし、ああ、そう、予定では…
ふかふかの大きなベッド、薔薇の花びらなんかを
散らしたベッドで、やさしくリードされて…

「…っ!」自分の発した息で、我に返る。
成歩堂の舌は首筋から鎖骨を経て
乳房にたどり着き、ふくらみの先端を
ちろちろと舐る。もう片方の乳房は
あの冥が好きな手で揉みしだき、指先が
敏感な突起を擦る。舐められていた
もうひとつは、今や強く吸いあげられていた。
脚のつけ根のあたりが、きゅんとする。
今度は声が押さえられなかった。
「あ…ああ…ん…!」
なにこれ。下品なポルノ女優みたい。
もっと、もっとって、お願いしてるみたいな。
淫らな。出そうと思っているわけじゃないのに。
396名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 19:46:02 ID:zsEkAF8I
成歩堂が、冥を見上げて嬉しそうにする。
「…狩魔検事、声、可愛い」
「や…!や…だ…!!」
恥じらいに身を震わせるが、成歩堂の
愛撫は止まらない。ちゅうちゅうと音を立て、
赤ん坊のように乳を吸いあげながら、
スカートをたくし上げ、ストッキングと下着を
降ろしてゆく。キスが深くなっていた時くらいから、
自分の下着が湿っていくのを、冥は感じていた。
今や、どんなふうになっているんだろう?
恥ずかしくて死にそうになった時に、
太股に当たった成歩堂のスラックス越しの感触に
気付いて、ああ、同じなんだと思うと、
冥は少し安堵した。

下着を脚に引っかけたままの恰好で、成歩堂の
指先はゆるゆると丘をなぞり、先ほどから
熱くてたまらなかった場所に触れる。
「…ねえ、すごいよ?」
「ば、バカ…!!」
蜜をすくい取った指先を冥の眼前に
成歩堂はつきつける。
「まだ、おっぱい触っただけなのに…、
めちゃくちゃ、糸ひいて、ほら…」
「やあ…、いじわる…」
「見て、かるまけんじ…」
成歩堂は蜜に濡れた二本の指を、
冥に見せつけるように、自身の口に入れる。
「もぉ…な、成歩堂、龍、一…!
そ…そんなの、きたな、いじゃない…!!」
397名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 19:48:22 ID:zsEkAF8I
「…汚く、ないよ。汚いもんか」
成歩堂は、そう言うと冥の脚を開き、
そこを覗き込もうとした。
「な、何をするの!!やめなさい!!!」
何が起きるかを察して、大きな声が
出てしまった。その時、ドア越しに足音が聞こえた。
成歩堂はもう一度体を起こし、冥に向き直り、
小さな子供にするように、静かに、と
指を口元で立てるポーズをしてみせる。
「人通り、あるみたいだから。
もうちょっと、声、がまんしてね」
ああ…。妄想の中での初体験では、
声、我慢しないで、と言われる筈だったのだが。
妄想の誰とも知れない相手ではないこの男は、
次に冥の耳元でこう囁いた。
「あと、本当にやめちゃって、いいの…?」

全面降伏、という言葉が冥の脳裏をよぎる。
端から見れば、男は自分の脚の間に顔を埋めて
犬のようにちろちろと水音を立てているのに。
きっと、したいようにされているのは、
冥の方で間違いなかった。
舌は円を描くように充血したそこを舐め上げ、
上部の突起を転がし、指は冥の中をかきまわす。
セーブしなければ、声は聞こえてしまう。
革張りのソファが溢れだした体液で滑る。
あとで、念入りに掃除をしなければ。
398名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 19:50:51 ID:zsEkAF8I
「…っ…!あ、はあ、あ…」
吐息にどうしても、声が混じる。
粘膜がひくひくと、悦びで震える。
成歩堂も指を入れたまま体勢を変えて、
再び冥の上の唇に唇を寄せる。
お互い、欲しいものは、もう、ただ一つ。

「狩魔検事…入れていい?」
成歩堂がかちゃかちゃと音を立てて、
自分のベルトを外し、スラックスをずり下げる。
「ばか、だめ…だめよ…」
「ええっ…どうして…?!狩魔検事も
びしょびしょだし、ほら、ぼくのも…」
成歩堂は冥の指を自分のものに
誘導した。
「や…すごい…」
痛い程なのでは、と思うくらい固くなったそれは、
先端に雫をたたえて反り返っている。
これが、自分の体内に侵入するのかと思うと、
頭がくらくらする。同時に、甘い、期待も。
「…ね?お願い、狩魔検事」
「だめ、よ。…まずその呼び方を改めなさい」

その言葉が起爆剤になった。
成歩堂は冥の上にのしかかり、激しく口付けながら、
途切れ途切れの息の間に名前を呼ぶ。
―――めいちゃん。
そう呼ばれたかった。ずっと。
成歩堂自身が冥の入り口にあてがわれ、
徐々に侵入を開始する。
思っていたよりそれは大きく感じた。
初めての異質な痛みに身体が跳ねる。
399名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 19:54:45 ID:zsEkAF8I
「冥ちゃん、痛い…?」
「いた…くないわよ、バカ…!」
精一杯の意地に、何の意味があるのか。
自分でも可笑しくなるが、反射のように強気に答えてしまう。
「うん…なんか、それ、冥ちゃんって感じで」
成歩堂は何だか、嬉しいような不思議な表情で。
「ごめん…燃える」
瞬間、圧力がかかり、二人の距離は、
名実ともにゼロになった。

ものすごい圧迫感。
痛みは、成歩堂がゆっくりと動き始めてしばしして、
せつない悦びに変わる。
「あ…あっ、やあ、あっ…!」
「冥ちゃん、可愛い」
「ばか…あん、ああっ…」
成歩堂の背中に回した手が、彼のスーツの布地に食い込む。
「ちゃんと、つかまっててね」
成歩堂の動きが速くなる。
「ああああ…や、何、これ、怖い…」
冥は未だ誰も触れさせた事のない最奥を突き上げられ、
かつてない快感が身に訪れようとしているのを、
本能で感じ取る。自分の指でいたずらに
得たそれとは異なる、最後の瞬間を。

「だいじょぶ、怖くないからね…
我慢、しないで…もう、ぼくも…」
「あ…ああああああ!!」
400名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 20:00:20 ID:zsEkAF8I
そして、冥の身体が大きくわななき、
成歩堂を内包した箇所はびくびくと痙攣して、
成歩堂をきゅうきゅうと絞め上げる。
「冥…!」
成歩堂が名を呼び、ずるりとした感触とともに
冥の中から出ていく。そして、冥の
はだけられた腹の上に、何度にも分けて、
あたたかい飛沫が降り注いだ。

ぎこちなく、後始末を終える。
お互い、照れたような、むずがゆい沈黙のまま。
「あの…め、冥ちゃん…」
成歩堂が何かを話しかけようとして、冥がさえぎる。
「成歩堂龍一…救いようのないバカだわ。
どうしてくれるつもりかしら?」
401名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 20:02:36 ID:zsEkAF8I
「ど、どうしてくれる、とは…?」
「私…こんなふうに処女を喪失するつもりじゃなかった」
「ご、ゴメンナサイ、いやその」
「素敵な男と、たくさんデートして、キスして、
完璧に順序を踏んで…完璧な部屋で、
完璧な記念日に、完璧に遂行するつもりだったのよ」
「順番、間違ったね…ずっと、その、好きだったんだ。
もっと早く、言えなくてごめん」
「大間違いだわよ…私はてっきり、貴方は綾里真宵と」
「ぼくが好きなのは、ずっと、冥ちゃんだよ。
…好きでもないのに、会いになんか来ないよ」
そして、冥は泣いてしまいそうになるのを隠して、
ずっと言えなかった言葉をやっと、放つ。
「好きよ、成歩堂龍一。…きっちり責任を取って、最初からやり直すことね」

(了)
402380:2007/01/17(水) 20:05:40 ID:zsEkAF8I
ひえー、コテとナンバリング忘れてしまいました…
ゴメンナサイ!
お目汚し失礼しました…
403名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 20:53:54 ID:tRMAbMoc
ID:m13jAdjF氏
ID:zsEkAF8I氏
の作品をWikiに転載しました。
404名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 00:46:54 ID:+FTLTk6h
>>388
是非続けてくれ

>>390
GJ!
年相応の女の子らしい冥が可愛かった
405名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 08:05:28 ID:5hWWym6v
>>388
(;゚∀゚)=3ハァ/lァ/ヽァ ノ \ア / \ ア
続き書かないと許さないんだからね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
406名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 00:44:40 ID:TusmIhWj
>>359-374
遅レス&スレ違いヌマヌが、もしかして女性か?
もし女性なら女神扱いになる!今後もネタ投下キボン!
407名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 01:37:30 ID:IfZiZdKs
>>403
乙です

この流れは冥たん好きの俺には嬉しいw
続きも期待してる
408名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 02:15:28 ID:rVsRe56Z
おいおい何だアレ
4ではキャラが美形男ばっかでかなり引いた。
先生とライバルはいらないだろ・・・男にする必要性あるの?
腐女子に媚び媚びしてるの丸見えで吐き気がするわ。
千尋やメイやキリオみたいなキャラがいてこその逆転裁判だったのに・・・。
ほんと腐女子のせいで、どんどん良いものが消えていくな。

腐女子しねや
409名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 09:36:14 ID:37EgrEPi
そういう事を書くとまたあちこちに貼られるぞw

一番金落してくれそうな層に媚びるのは仕方ないと思われ
向こうも商売だからな…

でも俺も先生とライバルイラネとは思わんが、もう一人か二人くらい女性キャラは欲しかったな
410名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 14:00:26 ID:SrQUWKtN
>409
本スレより

>96 名前: 枯れた名無しの水平思考 [sage] 投稿日: 2007/01/20(土) 12:26:58 ID:T2J+elsx0
>蘇る逆転でオキョウさんやザイモンやハラバイといった
>ぶっとび色物キャラに人気があんまり出ないってことが
>分かったはずなのに、4でもイロモノキャラ路線か・・・

>これも全ては腐女子のせいだな
>美形男だけ出せばいいって思ってるんだろ

>98 名前: 枯れた名無しの水平思考 [sage] 投稿日: 2007/01/20(土) 12:43:57 ID:T2J+elsx0
>当たり前だろ
>昔からゲームは男のもんだしソレが普通
>キャラだけで判断する女はゲームやるなよ

>105 名前: 枯れた名無しの水平思考 [sage] 投稿日: 2007/01/20(土) 13:10:05 ID:T2J+elsx0
>女キャラ好き=キモオタ

>じゃないだろ。腐女子のレッテル貼り乙
>俺が言いたいのはもともとゲームは男のものだったから、
>男が主人公で可愛い女の子がいるのが普通だったわけ。
>それが老若男女関係なく受けてたのに、最近は腐女子にしか
>媚びなくなってきて、女にだけ受ければいいって考えに失望したんだよ。
>先生役とライバルをわざわざソックリな美形の男にする意味なんかないだろ。
>ただでさえ男多いんだから、どっちかを女にすれば良かった。
>どうせ腐女子に兄弟をホモらせて関連商品で大儲けって魂胆なんだろうがね。
>あと、法曹界で一番クールとか天才検事で人気歌手とかどこの中二病設定だよw

>馬鹿な女のにわかファンのせいで、根強い男ファンを見捨てるなんて糞としか思えない
>女はゲームやるな。男の築いてきた文化なのに、どんどん薄っぺらいものにされていってる

元の書き込みは本スレ。408はコピペだよ。
しっかし痛い書き込み…
411名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 14:02:30 ID:SrQUWKtN
間違えた。コピペじゃなくて、同一人物の書き込んだ可能性が大、というところか。
書いてる内容と特徴が酷似してる。
それにしても痛杉なのは変わらんが…>408
412名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 14:07:00 ID:SrQUWKtN
連投スマソ。
>408の元書き込み、本スレにあったわ。
やっぱり何処かで見た記憶があったけど、やっぱりあったよ。

>78 名前: 枯れた名無しの水平思考 [sage] 投稿日: 2007/01/20(土) 01:55:09 ID:T2J+elsx0
>おいおい何だアレ
>4ではキャラが美形男ばっかでかなり引いた。
>先生とライバルはいらないだろ・・・男にする必要性あるの?
>腐女子に媚び媚びしてるの丸見えで吐き気がするわ。
>千尋やメイやキリオみたいなキャラがいてこその逆転裁判だったのに・・・。
>ほんと腐女子のせいで、どんどん良いものが消えていくな。

>腐女子しねや

この人の中の何が、“腐女子”に対する憎しみを煽っているのやら…
413388:2007/01/20(土) 14:53:03 ID:DS9WT9HL

手首は、痛むが、乱暴すぎるこの行為には心が痛んだ。
自分には勿論、心当たりは無い。
一体、御剣の何がこのような強姦紛いな事を駆り立てたのか。
打ちつけられる快感に朦朧としながら、必死に冥は考えていた。
しかし、達してしまう瞬間に、自分の中に彼の物が放たれる
のが分かりそんな考えも呆気なく消え失せてしまった。
「っあ…ナカに…」
いつもならば、きちんと避妊具を付け準備万端、なのだが
そんな事お構いなしに、冥の了承等彼は一言も得ずに
彼は冥の中に精を放った。

繋がりが解け、冥は御剣に凄い剣幕で怒鳴りつけた。
「はぁ…御剣怜侍…、貴方なんてやっぱり嫌いよ…
 こんな横暴な人だったなんて、知らなかった…!!」
「そうか、すまなかった。だが、私は愛している。」
「空虚な言葉…も、もう、騙されないっ!」
それでも、彼は汗ばんだ冥の髪を掻き揚げてやると、
額に優しく口付けるのだ。
今の彼の思考が分かる人物等、恐らく居ないだろう。
「手を解きなさい。」
「…タオルで叩かれては嫌だから、我慢しろ。」
鞭こそこの場所に無いが、風呂上りで体に巻きつけていたタオルは、
ベットの上に投げ出されている。
「解きなさい!」
きつく睨みつける瞳に涙を浮かべ、喚く冥を諭しあやすように
御剣は言った。
「メイは、優しい私が好きなのだろう?」
打って変わった優しい手つきで、もう一度、彼女の秘所に
触れた。達したすぐ後だからか、敏感になっている様で
触れるだけでも彼女は体をビクン、と反応させた。
「すまないが、今日は優しくしてはやれないようだ。
 君が、乱暴にしても気持ち良さそうに喘ぐからね。
 …妙に高揚した気分だ。」
「い…いや、止めて…」

その声は、冥の声は何とそそるものだっただろうか。
鞭を持った強気な態度等、微塵も感じられない彼女を御剣は何度も乱暴に抱いた。
414388:2007/01/20(土) 14:54:59 ID:DS9WT9HL
一応完結です。冥たん可愛いよ、冥たん。
次も、よければ名無しに戻って何か冥たん物を書きたいです。
お目汚し失礼しました
415名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 17:07:55 ID:RH1NUDdj
>>414
乙です!
続き書いてくれてありがとう
SミツMメイ萌え
欲を言わせてもらえば、なぜ御剣がああいう行動に
でたのか説明が欲しかったかな、と

でもハアハアした!これからも頑張ってくれ

416名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 19:47:35 ID:wotXv4CU
>>388
GJ!!
このスレはロムってるだけで逝けるなぁ(;´Д`)

それにしてもここの御剣は中田氏しすぎwwwwwwwwww
でもそこがかえって萌えるんだけどな
そのうち真宵や冥が孕うわなにをするやめ(ry
417 ◆K72EoYCTko :2007/01/20(土) 21:51:57 ID:i0IY5JcX
皆様乙です!!

えーっと、思い付きミツマヨ投下者で御座います。先日は乙を有難う御座いました。


>>406
な、何で女だとバレたのでしょうか…(汗)←宇在かよ
女だって801嫌いはおります…石を投げないでっ!変なモノ嗅がせないでっ(泣)。ゴメンナサイゴメンナサイ!!
まだコピペが出来ませんが、御許しを頂けましたらまた投下させて頂きます。
418名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 21:58:43 ID:MjnoLRyP
ミツメイ乙ー。ヘタレにもサドにもなれる、それが御剣クオリティだな

>>417
頑張れー。でもコピペ出来るようになってからの方がいいぞ。携帯からなら前のレスを参考に考えてみるが吉

文章を見てると女性も多いようだから安心するといい。前にいたミツマヨ愛好家さんも確か女性だったはず。
とにかく萌えれば男も女もオカマもなんでも来いだ
419名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 01:24:04 ID:YVWNJM1X
>>414
乙!!!!!!!!!!!!
やっぱミツメイはいいなぁ'`ァ'`ァ ('Д`*) '`ァ'`ァ

また投下お待ちしておりまーす
420388:2007/01/21(日) 10:56:15 ID:2xcb52Tr
>>415
すんません、精進します。orz

流れに乗って言うと、自分も女なんですがね。
>>417どうぞ、よしなに(´・ω・`)

421開花 ◆K72EoYCTko :2007/01/21(日) 17:53:24 ID:BZrHPs9n
御剣はこの数日間苦悩していた。
お互い初体験であったとは言え、避妊もせずに真宵と交わりを持ち、妊娠の恐怖を後に味わう
事になってしまったのだ。
当の真宵は
「だいじょぶだいじょぶ♪」
等とあっけらかんとしていたが、この先の行為でクリティカルヒットしてしまうかも知れない。
しかし御剣は避妊具の正しい装着法が判らなかった。
一度薬局で購入し、説明書をじっくりと読みながら装着を試みたが、どうやっても入らない。
生来の不器用さで装着出来ないのでは無かった。御剣が普通サイズのモノの持ち主ならば、
幾ら不器用でも装着が可能であっただろう。
問題は、御剣の持ち物であった。
よくもまあ処女の真宵に挿入が出来たな、と謂わんばかりの代物である。恐らく外国人が勃起時の
御剣を見れば「OH!UTAMARO!!」等と叫んでしまうかも知れない。
しかし御剣はこれが一般男性の普通サイズと勘違いしていた。更に薬局で購入した避妊具が
普通サイズの男性にも多少きつめの『う○う○』であった事も間違いの一つであった。
客観的に自分のサイズを理解していれば迷わずLLサイズの避妊具を購入すべきであったが、
残念な事に御剣はLLサイズの避妊具の存在すら知らなかったのである。
かなりの時間を費やし御剣が思い付いた結論――。

成歩堂に、相談する。

その様な苦悩を相談出来る友人が成歩堂だけ、という事に御剣の人付き合いの無さが伺える。
矢張の事も一応脳裏には浮かんだが、アイツだけは駄目だと御剣は頭を振って相談相手から
敢えて除外していた。

一方真宵はと言うと、ここ数日間下半身の痛みに耐えつつ成歩堂の助手を務めていた。
正直な所、歩行するだけで股間に何かが挟まっている様な違和感と苦痛が未だに感じられ、
『ホントにオンナになっちゃったんだなー…。』
と実感し、少女には戻れない寂しさと一つ大人になった満足感を併せ持っていた。
真宵は処女喪失した後、やはり多少女らしさが生まれていた。
今までは全くのノーメイクであったが、女になった次の日から桜色のグロスを口元に
引くようにする事にした。紅ではなくグロスである所が真宵らしい。
真宵には妊娠の可能性に対する恐怖は無かった。初めての性交の刺激のせいか、翌日には
月経が訪れたのだ。周期的にはほんの少し早く来た、といった具合であった。
御剣が妊娠について心配していたが、この分だと妊娠はほぼ無いと言っても良いだろう。
流石に御剣に『生理来たから!』とは恥ずかしくて言えない真宵は月経に関しては黙って
いた。


422名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:53:42 ID:1DM5w8zh
>>421
いかん、こいつは気になるw
開花氏、頑張ってくれ
これからの展開が楽しみだワクテカ

423開花 ◆K72EoYCTko :2007/01/21(日) 20:53:44 ID:BZrHPs9n
御剣が意を決して成歩堂の携帯に連絡を取ったのは、執務がようやく落ち着いた夜更けであった。
一応帰宅の準備を整え、いつ成歩堂の自宅マンションに押し掛けても良い様にしつつ御剣は
今夜の相談相手に携帯を掛けた。

「…もしもし。御剣、何時だと思ってるんだよ…。」
携帯で叩き起こされた成歩堂は不満気であった。
「ム…、済まない。今ようやくこちらの仕事が片付いた所なのだ。」
「で、何の用事?大体は判る様な感じなんだけどね。」
「…悪いが、深刻な相談なのだ…聞いてはくれないか…?無論、謝礼もする。」
「うーん、まあ礼なんかは要らないから、家に来いよ。ボクもお前に聞きたい事があるから。」
「うム、本当に済まない…。」
電話口の御剣は本当に済まなさそうな表情をしていた。

電話での会話の30分程度後に、御剣は成歩堂の自宅に着いた。
手ぶらも何だからと途中でコンビニに立ち寄り購入したペットボトルの緑茶とスナック菓子を
片手に、御剣は成歩堂の部屋を訪れた。
「来たか。まあ上がれよ。散らかってるけどさ。」
成歩堂の乱雑に物が積み重なっている部屋に御剣が入ると、
「真宵ちゃんの事だろ?」
と成歩堂から早速ツッコミが入った。
御剣が
「う…うム、流石だな成歩堂…何故君はいつも的確な発言が出来るのだ…。」
と苦虫を噛み潰した様な表情をした。
「だってボクだって真宵ちゃんに何があったのか位は判るよ。で、お前が抱いたのか?」
「うム…。」
御剣が赤面しながら頷いた。
「真宵ちゃん、ここ何日か可哀想だったぞ。歩くのも大変そうだった。普通そんなの三日も経てば
慣れるモンらしいけど、真宵ちゃん未だに座るのも痛がってる。」
成歩堂が御剣からの差し入れの緑茶をグラスに注ぎながら言う。
「ム…そんなに酷い状況なのか?私には大丈夫としか言ってはくれなかったが…。」
「それよりも御剣、お前きちんと避妊したか?」
またもや成歩堂が御剣の核心に触れる発言をした。
「そ、そうなのだ成歩堂!それが問題なのだ!」
「?」
慌てふためく御剣に、成歩堂はキョトンとしながらグラスの緑茶を飲んでいた。まあ御剣の事だから
避妊具の買い置き位はしているだろう、と思っていた所に、御剣が重大発言をする。
「…入らないのだ…。いやその、初めてだったから避妊具を持っていなくて、そのまま行為に
及んでしまったが、どうにか無事終了した…と、思う。しかし、後日いざと言う時の為に練習で
避妊具を装着しようとしたら、どうやっても装着出来ないのだ!」
「…はあ?着け方間違って、とかじゃないの?」
「いや!私は説明書通りに装着しようとした!だが…入らないのだ!」
興奮気味の御剣の発言に、成歩堂は飲んでいた緑茶を噴いた。
(どんなんだよ、御剣のナニは…。)
かつておぼろ橋を渡った後の時の様な緑色な顔色になりながら、成歩堂は御剣に
「…あの、聞くけどさぁ、御剣の勃起時って大きさどの位…?」
と力無く質問すると、
「ム、普通だと思うのだが…大体太さが私の手首程度で、長さは…そうだな、30センチには満たない
位か。」
と照れながら御剣は答えた。
424開花 ◆K72EoYCTko :2007/01/21(日) 22:37:07 ID:BZrHPs9n
「何だその凶器は!それ普通じゃないぞ御剣!」
顔色を深緑に悪化させた成歩堂が『異議あり!』と言わんばかりに指先を御剣の顔に突き付けた。
心の底から真宵に同情しつつ、成歩堂はツッコミを続ける。
「日本人の成人男性の平均は約13.5センチ位だぞ!普通それでも初めての女の子は苦痛を感じる!
それなのにお前って奴は…!」
「そ、そうなのか…?どうしよう成歩堂!真宵くんが私との交際を次から拒否して来たら、私は
生きては行けぬ!」
すっかり真宵に溺れ切った御剣が悲惨な表情で成歩堂に泣き付いて来た。
御剣の狼狽振りに多少落ち着きを取り戻した成歩堂が取り合えず今後の為の知識を教えてやる
事になってしまった様である。
「まず、真宵ちゃんに痛い目を見せたくないなら、アダルトグッズの店でローションを買え。
そうだな…そこならお前のサイズに合ったゴムも置いてあるだろうから、忘れず買えよ。」
「ロ、ローションとは何だ?」
「…簡単に言うと潤滑剤だよ。それを使うだけでも真宵ちゃんの負担がぐんと軽くなる。」
御剣は急いで鞄から手帳を取り出し、必死にメモし始めた。
「それに、お前のサイズだと普通のコンドームは使えないだろうから、今度きちんとサイズを
測ってLLサイズ辺りを買っとけ。…それと、最後に一つ。」
「な、何だ?出来る限りの事はする!」
「真宵ちゃんの機嫌を十分取っておく事をオススメする。」

一方真宵は、月経痛の為早目に床に就いていた。
そんな時でも頭の中は御剣の事で一杯であった。
『まだ痛いけど、何だか嬉しいな…。今度連絡が着いたら、きちんと生理の事も説明しなきゃ…。
うー、でもでも恥ずかし過ぎるっっ!』
等と御剣の苦悩を知らず、布団の中で軽くジタバタと健康的に悶えていた。
しかし真宵は知らない。
もしも御剣が一般的なサイズであったならば、その痛みはとっくに無くなっていた筈である事を。
そして、実際には膣口が破瓜では無い裂傷を起こしている事を。
425名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 23:46:05 ID:aMOrVJpR
キタキタァーーーーー!!
GJ!GJ!(・∀・)b
426名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 00:24:15 ID:56s+4WMc
面白い(n゚∀゚)η*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*(;´Д`)
シリーズ化キボンヌ
427成歩堂×冥:2007/01/22(月) 02:35:25 ID:YJw64+B8

「しっかりしてちょうだいね」

ふいに、腕を強く握られた。隣に視線を落とすと、いつになく不安げな顔の冥と目が合う。

続いて前方に目を向ければ、豪奢なドアとインターホン。はて、ここはいったい誰の家だろう。

「完璧なあいさつ、完璧なマナー。狩魔に認められるならばまずは完璧が条件なの」
「うん……」

とりあえず生返事を返したものの、成歩堂は今の状況に至るまでの過程をさっぱり忘れてしまっていた。

冥が何やら横でつらつらと述べているがとりあえずシャットアウトして、今朝からのことを順番に思い出してみる。


確か、今日は事務所を休みにしていつもより遅く起きた。起きてすぐ電話があって、相手は―――そうだ、冥だった。会ってほしい人たちがいる、といった彼女と待ち合わせの約束を取り付けて、午後に約束の場所まで行った。
芸能人が住んでいそうな豪邸の前が待ち合わせ場所。
表札には英字で“Karuma”と書いてあって……。

「―――そうだ」

そうだ。そうだった。
自分は冥の家族に挨拶をしに来たのだ。正確には、彼女との交際を正式に認めてもらい、なおかつ結婚を前提にしたお付き合いを公認してもらいに。

428成歩堂×冥:2007/01/22(月) 02:36:30 ID:YJw64+B8
いつの間にかこの冴えない弁護士である自分・成歩堂龍一が、最年少天才検事の呼び声高い狩魔冥とそんな関係にまで進展していた事実を成歩堂は今更ながらに思い出した。

最悪の第一印象から始まった二人がここまでやって来るなんて、多分誰も予想していなかったに違いない。

成歩堂だってこんな高飛車ですぐ鞭を振るう女なんかと最初は思っていたし、冥だってきっとこんな完璧とは程遠い男なんか、と思っていただろう。

それでも今彼らはここにいる。人生、何が起こるか分かったものじゃない。

思い出せばここまで来るのにかなりの紆余曲折を経験した。
ようやく恋人同士になれたはいいものの、どう接すればいいか分からず困惑する成歩堂を、愛想をつかされてしまったのだと勘違いした冥に泣かれてしまい、それを知った御剣が事務所まで殴り込んで来た。

赤い鉄バットを振り回す彼と約半日に及ぶ壮絶なる追いかけっこの末、ようやく冥の誤解を解いたと思ったら次は……やめよう。

心の自制機構がこれ以上はやめておけと警報を鳴らしている。
429開花 ◆K72EoYCTko :2007/01/22(月) 02:37:11 ID:l3QdSq0o
えーっと、先程書き忘れましたが、一応今回はこれで終了です。
下らないシモ話で誠に申し訳御座いません(つДT)
反省しております、ゴメンナサイゴメンナサイorz
430成歩堂×冥:2007/01/22(月) 02:37:40 ID:YJw64+B8

「……ちょっと、聞いてる?」
「聞いてる聞いてる……鳴らすべきは警報じゃなくてインターホンだよね」

え?と首をかしげる冥になんでもない、と笑ってみせ、彼はインターホンを押す。

意外に普通のチャイム音、一拍遅れて穏やかな女性の声がドアの向こうからわずかに聞こえてくる。


「ねぇ」
「なに?」

「家では私のことは、その……冥って呼んで。私も龍一って呼んであげるから。
か、勘違いしないで、その方がなんとなく聞こえがいいからで―――」

「分かったよ、狩魔冥」
「だから―――!」
「まだ玄関だよ」
「狩魔は玄関から狩魔よ!」
「わけわからん……」

そうこうしているうちにドアが開く。冥が腕を掴む手にぎゅっと力を込めたので、そっと腰を抱いてやった。


―――

出て来たのは妙齢の女性で、冥の姉だった。
案内された先はリビングで、見るからに高価な調度品が立ち並んでいる。その中でもひときわ目を引く革張りのソファに、彼女はいた。

「ママ」
冥が呼び掛けると、彼女は紅茶のカップからこちらへと目線を向けて来た。
431成歩堂×冥:2007/01/22(月) 02:39:25 ID:YJw64+B8

「連れて来たわ。……龍一よ」

ママ―――冥の母は話によると五十代に入ったばかりらしいが、それよりもかなり若く見える。だがけして軽そうなわけではない。年相応の落ち着き、品性、そして色気。さすがは完璧主義者・狩魔豪が伴侶として選んだだけはある。

「成歩堂龍一です」

頭を下げると彼女はこれまた完璧な笑みを称えて、どうぞ、と成歩堂たちにソファを勧めた。

「冥の母です。お話はいつも冥から伺っておりますわ。この子は最近、手紙でも電話でもその話しか致しませんから」
「マ、ママ!変なことをいわないで!」

耳まで赤くした冥に追い討ちをかけるように、母の隣に座った姉が、

「そうなの。だから話していたのよ、あの冥がメロメロになるなんていったいどんなひとなのかしらって」

「お姉ちゃんっ!」

くすくすと笑う姉と、本気で恥ずかしそうな冥。なんだか冥が年相応の可愛らしい少女に見えて、成歩堂は我知らず微笑んでいた。

「怜侍君からもあなたの話は聞いてるの。今や法曹界のトップ弁護士だって」

「い、いやぁ……」
432成歩堂×冥:2007/01/22(月) 02:40:14 ID:YJw64+B8

和やかな雰囲気の中、会話は続く。だが唐突に、母が切り出して来た。

「それで、成歩堂さん」

手を膝の上で組み直し、まっすぐこちらを見据えて来る。顔はいままでと同じ笑顔だが、漂う雰囲気は明らかにさきほどまでとは違っていた。

「今日はどういったご用件ですの?」

来た!

成歩堂もしぜん、背筋を伸ばして姿勢を整える。冥が緊張した面持ちで自分を見つめているのが分かった。

「挨拶だけじゃないんでしょう?何か他にいいたいことがあるんじゃないのかしら」

全身を緊張感が襲う。
当たり前だ、自分は今ある意味人生最大の勝負をしているのだから。


脳がうまく言葉を練れず、声帯からは「あー…」とか「えーと」とかいう無意味に間延びした声しか出てこない。

勇気出せ龍一!お前ならやれるぞ龍一!

そう自分を鼓舞しても、肝心の言葉が思い浮かばないのでは世話ない。

「龍一………」

冥の声が聞こえる。そうだ龍一、お前はこの子を一生かけて守ってやるんじゃないか。

こんな所でびびってどうする!男を見せろ、成歩堂龍一!!


「―――ぼくは」
433成歩堂×冥:2007/01/22(月) 02:41:09 ID:YJw64+B8

発した第一声。もうあとには引けないはず。
いや、引かない。


「冥をとても、愛しています。一生かけて、守りたいと思っています。
………だから、彼女を僕にください」

成歩堂の頭はひどく冷静になっていた。ちょうど法廷に立っている時と似た、静かな昂揚が押し寄せて来るあの感じだ。

沈黙。ややあって、狩魔夫人が口を開いた。

「……ならば、証明してくださいな」
それはまったくもって予想外の一言であった。思わず「はい?」と問い返してしまったほど。

「証明していただきたいのです。あなたが冥をどれだけ愛し、また冥がどれだけあなたを愛しているかを。今ここで」

なんだか話がおかしな方向になってきている。この展開は、もしや。

引きつった笑いもそのままに思わず身体を逸らしてしまう成歩堂と、ソファから優雅な動作で立ち上がる狩魔夫人。その細い腕が振り上げられ―――そして振り下ろされたのを見届けた瞬間、風を裂く聞き慣れた音がして、成歩堂の手首がぐいと拘束された。

434成歩堂×冥:2007/01/22(月) 02:42:03 ID:YJw64+B8
「いいっ!?」

手首に絡み付いているのは間違いなく鞭だった。しかもなお悪い事に、鞭はがっちりと彼の手首を拘束している。

「恐るべし狩魔夫人……じゃなくて!な、なんなんですかいったい!」

「言ったままですわ、成歩堂さん。……さぁ、冥。証明してもらいますわよ」
「ママ……私……」

「狩魔の女を娶るならば、それなりの覚悟が必要なのですよ。男も女も」

「め、冥……」

情けない声をあげる成歩堂に冥は近付き、彼女は心底すまなさそうに「ごめんなさい」とつぶやいた。何を、という前に彼女の手がズボンのベルトに触れた。

あっという間にズボンを、そして下着を引き下ろされて。成歩堂はついに狩魔夫人と冥の姉の前で陰茎を晒すこととなってしまった。

当たり前だが興奮してしまう。あっ、と思った時にはもう遅く、陰茎は固く大きく屹立してしまっていた。

「ご立派ですわね」

狩魔夫人が上品に笑った。口もとには手まで添えている。右手に鞭がなければ完璧なのに。

「ど、どうも……」
「社交辞令ですわ」
「うっ……」


あぁ、僕はどうやらエラいところに嫁いで……いや違う違う!
この場合嫁ぐのは冥のほうだ。
435成歩堂×冥:2007/01/22(月) 02:43:45 ID:YJw64+B8

「許して……龍一」
「……馬鹿だなぁ。このぐらいで怒るちっぽけな男じゃないよ。
むしろ嬉しい。冥にご奉仕してもらえるんだから」

言って自分で興奮してしたらしく、冥の手の中でそれがますます熱を帯びる。

「……バカはバカなりに、バカらしい考えをするものだわ」

「嫌いかい?」
「バカね」

そう言って自分を見上げて来た冥の顔は、手首さえ自由なら抱き締めてやりたくなるぐらいきれいだった。

「好きに決まってるじゃない」

言って彼女は、熱く固い成歩堂の陰茎をそっと口に含んだ。


【後編につづく】

436成歩堂×冥:2007/01/22(月) 02:45:11 ID:YJw64+B8

とりあえず本日ここまで。つづきは明日か明後日にでも投下します。冥の母親と姉は完全に想像なんだが……大丈夫だろうか。イメージではあんな感じなんだけど。(あの豪が子供ふたりもつくるぐらいはりきる奥さんだしw)


さっきひさびさにドリキャス起動したら懐かしくなったので、よく分からん次回予告もつけてみた。
ネタが分かった人は懐かしの太正浪慢ゲー風に読んでください。
タイトルは適当。


【次回予告】

真宵「なるほどくんと冥さんに与えられた試練……それはたがいの想いを狩魔夫人の前で証明してみせること!」
御剣「果たして二人はこの試練を乗り越え、真に結ばれる事ができるのか?」
真宵「なるほどくん、諦めちゃダメだよ!」
御剣「男を見せろ、成歩堂龍一!」

真宵「次回、逆転裁判エロパロ法廷」
御剣「『完璧美女は危険な香り・後編(仮)』」
御剣&真宵「法廷桜に浪慢の嵐!」

437名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 11:50:51 ID:rDpWNkUj
キターーー!GJ!
かるま家の女たちハァハァ
たじたじなようで決める時は決める成歩堂も萌え
438名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 11:56:36 ID:b/8QRgD/
オリキャラ…
439名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 13:04:41 ID:S4YaPLBy
別にこのくらいのオリジナル要素ならいんじゃね?
まったく原作に存在しないキャラでもないし

>>436
後編も楽しみにしてる
ざわざわしながら待ってるよ
440名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 18:35:33 ID:kJaVeJEC
>>436
その次回予告で「ニュースッス・ニュースッス」を思い出したwww
441名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 19:30:48 ID:l+iPFR0p
今北
開花氏のセンスに脱毛wwwww
シリーズ化よろwwwwww
442名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 10:42:58 ID:hBhplvig
>>436
>赤い鉄バット
>「社交辞令ですわ」
がツボったwww

御剣KOOLwww
443名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 22:01:15 ID:oOCU2qxV
冷静に考えりゃ、旦那の仇がやってきたんだよな。
ワッフルワッフルしながら続編を待つ。
444成歩堂×冥:2007/01/24(水) 01:48:58 ID:9mClw1MQ
>>345

暖かい口の中で、彼女の舌が踊るように先端を往復しているのがわかる。
根元をしっかり握った手のひらはそれでもまだしごくことはせず、指先でわずかに熱い肉棒を撫でるのみだ。

抑えていた感情をぶつけあうかのごとく、自分たちは相当過激なプレイも少なからず経験してきた。が、衆人環視、しかも家族の前でなど、こんな異常な状況の経験あるはずもなかった。むしろあったほうが怖い。

冥の前でなかったら泣き出していたかもしれない。

彼女は―――冥はどうなのだろう?血の繋がった実の家族に、こんな淫らな姿を見られて恥ずかしくないわけがない。事実、自分を見上げる冥の瞳はもうすっかり潤んで今にも涙がこぼれ落ちそうなほどである。

「(意外と泣き虫なんだよなぁ)」

成歩堂と付き合い始めてから、彼女は涙を見せることが多くなった。どんどん自分自身が弱くなってゆくみたいで嫌だ、と冥は言ったけれど、成歩堂はそれは違うと首を横に振った。

―――泣いてもいいじゃないか。人に涙を見せられるのは、その人をほんとうに信頼しているからだよ。

僕は君に信頼されてとても嬉しい。だから泣いてもいいんだ、と……。
445成歩堂×冥:2007/01/24(水) 01:49:48 ID:9mClw1MQ

先走りで濡れた先端にキスが落とされる。苦みを薄めようとして絡められた唾液がぬらぬらと光っていっそう卑猥な感じだ。

根元から下まで赤く湿った舌が滑り降りていく。

「はぁ、う」
「気持ちいい……?」
「……聞くまでもないと思うんだけど」

大きく息を吐く。狩魔夫人や姉のことも頭から薄れ、快感だけが脳を支配しはじめていた。

ただひとつ不満がある。陰茎へのキスも、それを頬張ってしゃぶることも惜しげなく与えてくれるのに、彼女はまだその手でしごいてくれることはしてくれないのだ。

射精のボルテージはガンガン上がっているのに、あとひと押しのそれが足りない。

だからといって冥を急かすのも格好悪い気がした。そして今この場には彼女の家族も見ている事実をも思い出す。

成歩堂は考えに考えたあげく、ついに衝動と欲望に降参の白旗を上げてしまった。

「あのさ、冥……そろそろ手、動かして……」
「だめよ」
「で、でもさ、これじゃ」
「まだイッちゃだめなの」

そして彼女はおもむろに根元に添えていた手を離し、器用なことにしゃぶりながら自分のブラウスのボタンを外し始めた。
446成歩堂×冥:2007/01/24(水) 01:51:07 ID:9mClw1MQ

現れた黒いレースのブラジャーは、彼女の一番のお気に入りのもの。白い肌にはよく映えている。

そのブラジャーすら彼女は取り去った。そしてしゃぶっていた成歩堂のものから口を離して、両手で乳房を寄せる。

「あーっ、と。冥、ひょっとして―――」

あれですか。パから始まって次にイと来る、あれですか。

「―――っあ、あぁ」
「んぅ……」

予想は大当たりだった。二つの乳房の間に成歩堂の男根を挟み、冥はそれを胸を使って擦り始めた。

美しい肌に、自分の男から滴る体液が染み付くようすに背徳感と征服欲が満たされるのを感じながら、彼は再度息を吐く。


「……冥が、ここまでするなんて」
「静かに。黙って見ていなさい」

狩魔夫人たちの声を遠く聞きながら、成歩堂は自分が着々と限界に近付きつつあるのを感じていた。固くたちあがった冥の乳首が亀頭に時折当たるのがたまらない。

「……出そう?」

上目遣いにこちらを見る冥に、成歩堂は苦笑しながら頷いた。少し早過ぎるが、この状況では致し方ない。

447成歩堂×冥:2007/01/24(水) 01:52:00 ID:9mClw1MQ
「じゃあ―――」

突然、柔らかな膨らみの感覚が消え失せた。
そのかわり、さっきよりももっと熱くほてった場所が陰茎を包み込む。再度彼女が成歩堂の陰茎を口内へ咥え込んだのだ。これには成歩堂も面食らう。

だって、これでは。

「だ、ダメだよ冥!もう、ほら、出ちゃうからっ」
「いいの」

すでに、冥の息は上がりきっていた。

「出してほしいの……口に」
「なっ……」

今までフェラをしてもらっても、必ず出すのはお腹か髪だった。口の中は怖い、と彼女がずっと拒否しつづけたからだ。
にもかかわらず、今彼女は自分から進んでそれを成さんとしている。

「認めてもらいたいから」

心中の疑問を見透かしたかのように、冥が言う。

「あなたのこと……本気で好きだって、認めてほしいから」

泣きたくなるぐらいに幸福な言葉を、気持ちを向けられて。
泣かない男がどこにいるだろう。

「……かっこわる、僕」

視界が滲んで、冥の姿がよく見えない。
ここには冥の母親も姉もいるのに、泣いてしまうなんて早漏以上に恥ずかしい。

448成歩堂×冥:2007/01/24(水) 01:54:06 ID:9mClw1MQ

でも、そうだ。僕は自分で彼女に言ったんだ。涙を見せられるのは相手を信頼している証拠だと……。


舌と根元をしごく動きがだんだんと激しくなる。呼吸の感覚が短く短くなって行って、頭が白くスパークし、それから―――。

「あ、あ、出るっ―――もう……あぁ……っ!」

冥の口内で震えたそれは、ごぼごぼと勢いよく精液を注ぎ込み続けた。注ぐ、というよりぶちまける、のほうが正しいぐらいかもしれない。

一度に咽下できるはずもない量を、それでも彼女は懸命に口全体を使って飲み干そうとした。最後は受け入れきれずに口から少し零してしまったものの、あとはほとんど飲んだといっていい。

「けほっ、やだ、苦い―――ごほっ……!」

苦しげに蒸せ込む冥の背中を急いでさすってやる。そしてその時初めて、成歩堂は手首の戒めが解かれていることに気がついた。

狩魔夫人は相変わらず宝石みたいな笑顔でこちらを見ている。

そして、一言。

「合格、です」

隣で姉が拍手を送っていた。
449成歩堂×冥:2007/01/24(水) 01:55:18 ID:9mClw1MQ

―――

姉に連れ添われて洗面所まで行った冥の背中を見送ったあと、成歩堂は前々から胸の中で大きなわだかまりとなっていたある疑問を、意を決して口にした。

「狩魔夫人」
「はい?」
「もう承知のことだとは思いますが……確認のために聞かせていただきます」

「まぁ……いったいなんですの?」

「あなたの夫であり、そして冥の父親………狩魔豪検事のことです」

狩魔夫人はその質問を、どうやら予測していたようであった。顔色ひとつ変えることなく、「あなたが告発したと聞いております」穏やかに言葉を返した。

「そうです。だから僕は……言うなればあなたから愛する人を奪った張本人。それでも狩魔夫人、あなたは僕に冥を任せてくださいますか」

質問しているこちらの胸が痛くなる。もちろんこんなことを聞くのはアンフェア以外のなにものでもないが、どうしても聞かずにはいられなかったし、また聞くには今しかないと成歩堂は思っていた。

「……確かに私は夫を愛していました。彼のやったことを知った時はとても悲しかった……でも」

そこで彼女は言葉を切り、成歩堂を真正面から見据えた。それは、法廷で冥が見せる顔とよく似ていた。
450成歩堂×冥:2007/01/24(水) 01:56:20 ID:9mClw1MQ

「夫は許されざることをした……それは揺るぎのない事実であり、断罪されるべきは当然なのです。だから私は……あなたのしたことが間違いだとは思っていない」

「僕も狩魔検事を告発したことは今でもまったく後悔していません。ですが」

そんな簡単に、狩魔夫人にとって割り切れる問題であるはずがない。
いわば自分は、仇ともいっていい存在なのだ。
それを言うと、狩魔夫人は初めて悲しげな顔をした。それでもなお笑おうとつとめているのが余計に痛々しかった。


「……たとえあの人が罪人であり、もう戻って来ない人であったとしても、あの人が私に注いでくれた愛情は消えてはいませんわ。
夫は……本当に私を愛してくれていた」

狩魔豪。
彼の犯した罪からすべては始まっていた。

自分の助手である綾里真宵と親友である御剣怜侍。この二人のみならず、多くの人間の運命の歯車をことごとく狂わせたのは他でもなくあの男なのだ。

しかし、すべてにおいて完璧と呼ばれた彼は最後まで完璧な鬼にはなりきれなかったのだ。
妻と子供を愛した、よき夫でありよき父親であった彼。

451成歩堂×冥:2007/01/24(水) 01:57:43 ID:9mClw1MQ

狩魔夫人の顔を見れば、その愛情がどれだけ深かったか推し量れようというものだ。

「だからね、成歩堂さん。私は正直ほっとしているんです」
「ほっと……している?」

「えぇ。だって冥はこんなに愛されているんですもの。父親がいなくなってからあの子は殊更に他人を拒絶していましたけれど……
凍て付きかけたあの子の心を開放してくれたのは怜侍君。
そして、誰かを愛することを教えてくれたのは……あなた。冥は、一人じゃありませんのね」

「えぇ……そうですね」

「きっと夫も喜んでいますわ。冥を愛してくれる人がいて」
「分かるんですか?」
もちろん、と狩魔夫人は優雅に微笑んだ。

「だって……私が心から愛して、長年連れ添った人ですもの」

その時成歩堂は、彼女の目許に小皺を見つけた。


「冥を……よろしくお願いします」


―――

お泊まりになればよろしいのに、という夫人の言葉を丁重にお断りして狩魔家をあとにした成歩堂と冥は、夕日に染まる住宅街を歩いていた。人通りはほとんどない。

「それにしても、びっくりしたよ」
「何がよ?」
「きみがあんなに大胆だったなんて」
452成歩堂×冥:2007/01/24(水) 01:58:45 ID:9mClw1MQ

みるみるうちに、冥の顔が夕焼けより赤く染まった。成歩堂は頬の筋肉を不気味に緩ませたまま続ける。

「ほんと、生きててよかったよ。最高だったもん、冥のパイズ―――」
「お、お黙りなさい!」

間髪入れず鞭が飛んで来たが、成歩堂は慣れたようすで回避する。

「ふふふ、見切ったぞ!」
「何ですって!?こしゃくなっ……!」

負けじと冥は華麗な手つきで鞭を振るうが、成歩堂のステップはそれ以上に素早い。

どうだ!と成歩堂が胸を張ろうとすると、なんと冥がいきなり嗚咽を上げ始めた。


「ええぇっ!?僕、何かしたかい!?」
「違うわよっ。……急に安心して泣きたくなっただけ」

「……そっか。でももう大丈夫だよ。僕もいろいろ吹っ切れたしね……。
だからほら、泣くのは帰ってからにしなきゃ。僕、また御剣に追いかけられる」

「うム、そうだな」
「ほら、本人もこう言ってるし……」

あれ?

なんか今、背後ですごく不吉な声がしやがったんですが。

ゆっくりと、ホラー映画の主役さながらの緩慢な動きで振り返ってみると―――。

453成歩堂×冥:2007/01/24(水) 01:59:42 ID:9mClw1MQ

御剣怜侍が立っていた。

夕日よりなお赤い鉄バットを携えて。

御剣怜侍は立っていた。

「貴様……メイを泣かせないという約束を……」

「ち、違うよ御剣!誤解だ!泣かせてなんかいないよ!」
「嘘だッッ!!」

あぁ、台詞と持ってるものが違う……。

今度こそまずい―――と目を閉じたが、しかし衝撃はいつまでたっても襲って来なかった。


「……あれ?」

目を開ける。眼前に、真っ白な箱が突き出されていた。

「あら、これ……ケーキ屋の」

冥は心当たりがあるらしい。

「御剣、これひょっとして……お祝いってやつかい」
「ち、違う!断じて違う!誰が君なんかに―――ただこれは、少し買い過ぎただけなのだ!」

買い過ぎた、ねぇ……。

本当に素直じゃない。
でも成歩堂は、この不器用な優しさが好きだった。彼と同じように冥を愛するものとして、とても。

「ありがとう。帰ったら二人で食べるよ」
「悪いわね、レイジ」
「いや……うむ、別にいいのだが」

御剣は照れているらしく、何度か咳払いをしながら去っていった。
どうやらこれを渡すためだけに来たらしいが、だからといってバットは必要ないのではないだろうか。
454成歩堂×冥:2007/01/24(水) 02:00:59 ID:9mClw1MQ

「……気にしたら負けか」
「え?」
「なんでもないよ」

空を見上げる。激動の一日を締めくくるように、そして新しい日の始まりを予感させるかのように―――日が沈み始めていた。


【了】
455成歩堂×冥:2007/01/24(水) 02:02:43 ID:9mClw1MQ
これにて完結です。ありがとうございました。
いやもう本当いろいろ言いたいこと山程あるんですけど、今日は眠いんで明日にするよ。
そして最初の安価ミスったwwごめん。

よし、思う存分寝てやるぜ!
456名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 06:48:28 ID:4iIl9lUK
GJ!
健気な冥に萌え尽きた
カコイイ成歩堂と狩魔夫人、それからツンデレ御剣も(w
よくやった!感動した!
ゆっくり休んでくれ
457名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 16:09:13 ID:pSTRIG5k
>「嘘だッッ!!」
ひぐらry

ハァハァしました。GJ!
458名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 18:14:22 ID:sxlxNgwU
冥たんのパ○○リ…ハアハア

オリキャラは賛否両論あるみたいだが自分はおk
本当に冥たんの家族がこんな人達だったらいいなー
ってオモタよ

御剣のにーにーっぷりも素敵ですた
GJ!
459名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 14:10:15 ID:3OPkgKdg
>ですた

マンセーしてる方も腐女子かよ
460名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 18:00:22 ID:fJGj+W34
腐女子だろうがキモオタだろうが面白ければどうでもいい
気に入らなければスルー
461名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 19:49:08 ID:Eam1Q2v8
夏の蝉の五月蝿い、午後の事である。

「ああ、冥。」
「わざわざこんな暑い日に来させてまで…そんなに重要な事件の資料でもあるの?」
明らかに苛立っている彼女をまあまあ、と宥め成歩堂は彼女をソファーへと
座らせた。
「安っぽいソファー…。」
「…知ってる。」
いつもと変わらず、高慢な態度で此方を睨みつけてくるが
話す内容が内容なのでその目にすら愛情が湧いてくる。
正直言うと、服装にも僅かな期待をしていた。
いつも見る服じゃなくて良いですよ!!と念を押していた。
彼女は違う服こそ着てきたが、真夏と言うのにキャミソールの上には
薄手の長袖カーディガンを羽織り、下はパンツスタイルだった。
一言で表すと、完全防備、が丁度良い。思わず、溜息を吐いた
「服って冥が決めてるの?」
「服とかにはあまり興味が無いから、たまにレイジと行って
 買ってくる位よ。結局彼が決めるし…って論点をずらさないで。」
あの過保護兄気取りめ、と心中で毒づいた。

「事件の資料と言うか、まあ、お願いがあって。」
「お願い? 狩魔は嘘は嫌いよ。」
「嘘については謝るよ。でもまあ、これも重要な事でして。」
「…また変な事をしたら、許さない。今日は鞭だって忘れずに持って…あれ?」
また――と言う言葉の通り、前科がある。
二人は互いに相思相愛の状態にあったが、それから一向に進展は無く、
むしろ度重なる他人からの邪魔によって後退している様な気がした。
例えば、真宵ちゃんがタイミング悪く事務所内に入って来たり、
御剣の冥に対する過保護なまでの親愛などである。
しかも彼女もまた初めてとあって、決心するまでに時間を要すのだった。
成歩堂も男である。そう何度も邪魔され、良い雰囲気と言うのに
前戯にすら到達しないと言うのは我慢の限界であった。だから
先日、酔った勢いとは言え、彼女を押し倒してしまったのだ。
しかし自分はまるでその事の記憶が無い。
証拠として冥の首筋につけられた痕を見せてもらったのだが
自分がそこまで溜まっているとは…とそれ以降焦っている。
462461:2007/01/25(木) 19:50:19 ID:Eam1Q2v8

今度こそ本当に犯罪沙汰を起こし、被告席に立つ羽目になるかもしれない、と。
そして彼女を呼んだ訳だった。

「鞭、忘れたみたいですね。」
「まま待ちなさい、成歩堂龍一。えと…痛いんでしょう…それは。」
「それ、とは何でしょう。」
「今更、畏まった様な敬語を使わないで!」
「論点をずらさないでくれるかな? 冥? それって何?」
冥は自分の言った言葉を反芻され顔を赤くした。
ああ、可愛いなあ。…真宵ちゃんが言ってた つんでれ って奴は
きっと彼女にぴったりと当て嵌まるのだろう。
「意地が悪い…。」
「知ってるよ。」
嫌々と、首を横に振る彼女をソファーに押し倒して、首筋を甘噛みしてやった。
初めての体験に冥は体を強張らせている。強そうにしていても
18歳の処女である事に変わりは無い。
「最初、痛いのは仕方ない。でも僕に任せてくれ。」
「ぅ…ん。」
頼りなさそうに冥は返事をした。その声から分かるように
もう拒絶をするつもりは無いようなので、ほっとする。
口では嫌がっていたが、彼女も一応はこうなるであろう事を予測し、
心構えをして来ていたのだろう。

恥ずかしそうにする彼女の服を脱がせると、思わず冥の身体に
釘付けになった。
普段の完全防備の時とのギャップが大き過ぎたのか
予想以上に彼女は艶っぽく、美しかった。
フランス人形の様な…いや、それ以上か。
「や…そんなに、見ないで」
「ああ、ごめんごめん。あんまりにも綺麗だったから。」
恥ずかしさに言葉を無くす彼女の頭を優しく撫で、口付け、
少しでも彼女の緊張を解す事に専念した。
463461:2007/01/25(木) 19:51:45 ID:Eam1Q2v8
ナルメイに感化されたんで突発的に書いてみた
続きはまた今度。
464名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 21:36:03 ID:ICN2jliC
えーと、タイトルにナルメイとか成歩堂×冥とか入れてくれんかな。
どのカプもそうだが、一応決まりごとだと思うんだ。
465名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 10:58:51 ID:1nrn8OOk
保守
466 ◆K72EoYCTko :2007/01/30(火) 21:45:09 ID:W8LUYE54
皆様乙で御座います!
取り敢えず性懲りも無く又小ネタを思い付いてしまったのですが、
流れ豚切りも申し訳無いので、>>461氏の続編投下後に投下した方が
宜しいでしょうか?
467名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 21:49:15 ID:IcMIYUOo
好きにしていいよ
トリップちゃんとつけてね
468名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 23:05:35 ID:u4E6oyjB
>>466
いつでもカモォォォンщ(゚Д゚щ) 
469 ◆K72EoYCTko :2007/01/31(水) 00:52:04 ID:X7S8llwy
御剣は成歩堂の助言を元に、アダルトグッズ専門店に訪れた。
地元ではまずいからとネットで片道一時間程度離れた郊外の老舗らしき店舗を検索し、取り敢えず
目的の商品を購入したらすぐにその店から出る…筈であった。
しかし、御剣が思っている程アダルトショップは甘くは無かった。
淫猥な形の大小様々なディルドー、バイブ、その他諸々が所狭しと並ぶ店内で、御剣の様なある意味
初心者にとってはローション一つ探すのも恥ずかしく困難な作業であった。
きちんと陳列棚に
『手動でアノ娘に!』
『太さがちょっぴり物足りない時の…極太!』
『後ろも可愛がって♪』
等と法に触れない程度の表示がされていたが、御剣には何の事やらさっぱり訳が判らない。
無論ローションが陳列されている棚にも
『ぬめぬめ〜ん♪ぬるぬる〜ん♪』
ときちんと表示はあった。だが、そこからが問題であった。
郊外だからこその品揃えに、御剣は圧倒されていた。何しろ『老舗』である。半端ではない種類の
ローションがずらりと並んでいたのである。
「な、何だこの種類の豊富さは…!私はどれを選択すべきなのか…!」
御剣が驚嘆の声を漏らした。量も色も様々、ましてや香りや味付きの物もあり、御剣を軽い混乱に
陥れていた。かと言って店員に質問する訳にもいかず、店員も客に懇切丁寧に声を掛ける事も無い。
御剣はふ、と目に付いたワインレッドのボトルを手に取り、説明書きをちらりと見た。
『ストロベリーの香りと味をお二人に♪』
と書かれてあり、御丁寧に『賞味期限』まで打たれている。
味はともかく御剣はその色が気に入ったらしく、二本手に取った。
次は避妊具である。これも又品揃えが凄まじかった。LLサイズだけでも薄さ、色、と事細かく分別
されており、店主の拘りがひしひしと伝わってくる。まさに漢の仕事であった。
御剣はここでは迷う事無く適正サイズのレッドを二ダース手に取った。つくづく赤が好きな男である。
ここまで来ると変な度胸が付いてしまい、店内の珍奇な商品を眺める余裕も出て来たらしく、御剣は
店舗の奥の一区画に目をやった。
『本格派!医療器具!』
と、表示には書かれてあった。非常にメジャーな聴診器から、現時点の御剣にはどう使用するのか
皆目見当も付かない金属製、ガラス製の器具から様々並んでいる。
物珍しさと、ここなら羞恥を覚えなくて済むと御剣は様々な器具を眺め、ある事に気付いた。
『そう言えば、私はお医者さんごっこなるモノをした事が無い…。』
御剣は幼い頃から頭脳面では早熟であったが、性的には未だ未熟と言わざるを得ない。
だが、その甘美な響きには多少憧れていた。そこで手にしたのが、一見アダルトグッズには見えない
聴診器であった。どうやら実際に医療現場で使用されている物らしい。が、値段も手頃である。
ついでに、と御剣は聴診器も購入する事にした。
470名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 01:15:04 ID:+arz6DBE
続きどうしたぃ
471ヘンテコ性教育 ◆K72EoYCTko :2007/01/31(水) 01:32:22 ID:X7S8llwy
>>470
済みません、間違えて続きを消してしまったので、現在打ち直し中です。
誠に申し訳御座いませんが、今暫く御待ち下さいませ。
472名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 02:03:30 ID:KLaD53Qy
>>471
自分のペースで投下すればいいよ
ここはもうあなたのスレだ
他の職人は多分もう来ないだろう
投下しても無視か腐女子扱いだしねwwww
473ヘンテコ性教育 ◆K72EoYCTko :2007/01/31(水) 02:47:51 ID:X7S8llwy
>>472
ひーっっ(脂汗)!!他の投下者様に失礼な振る舞いをしてしまいましたか?
誠に申し訳御座いませんorz
ゴメンナサイゴメンナサイorz
取り敢えずもう少しだけでも御付き合い下さいませ(吐血)。
474名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 03:49:23 ID:TrP3Gcfb
これは……>>472の煽りに反応しただけなのか
>>473自体が釣りなのか非常に迷う
475ヘンテコ性教育 ◆K72EoYCTko :2007/01/31(水) 04:09:34 ID:X7S8llwy
>>474
煽り耐性が無いので、素直に反応してしまいました…orz
ゴメンナサイゴメンナサイ…orz
476ヘンテコ性教育 ◆K72EoYCTko :2007/01/31(水) 04:17:22 ID:X7S8llwy
御剣が真宵に連絡を取ったのは、丁度真宵の裂傷が癒えた頃であった。真宵も御剣からの連絡を
心待ちにしていたらしく、携帯を数コールも鳴らさない内に取っていた。

「もしもし、あ、あのあの、みつるぎ…検事…。」
「真宵くん、連絡が遅くなって済まなかった。…その、体調はどうかね…?」
「今はもう大丈夫…です。お電話、すっごく嬉しいです!」
「丁度日曜に休みが取れたのだが、土曜の夜辺りから…逢えると有難い。」
「はい…。あたしも、逢いたいです…。」
「そう言って貰えて非常に嬉しい。…その、今何か食べたい物はあるかね?」
「えーっと、○○亭のみそラーメンが今の一番のお気に入りです!」
「ム、私と一緒に行かないか?無論御馳走しよう。」
「わぁ、いいんですか!もう今からヨダレ出ちゃってます!」
「君がそこまで言うのならば、さぞかし絶品だろう。土曜には迎えに行く。」
「じゃあじゃあ、ベツバラのベツバラまで空っぽにして、待ってますね!」
「うム、では決定だな。では私はこれから仕事に戻る。お互い頑張ろう。」
想像していた痛々しさが真宵からはすっかり消えていた事に安堵し、御剣は携帯を切って
執務を再開した。

金曜の午後、成歩堂弁護士事務所に大き目の紙袋を持って矢張が飛び込んで来た。
何やらいつもよりもニヤニヤしている矢張に、成歩堂が不信感を持ちつつ
「又何かやらかしたのか?」
と訊くと、ニヤニヤ度を増して矢張が
「いやあ、オレ今度カノジョと同棲する事になってさぁ!んで、独身カノジョ無しのお前にちょっと
預かっててもらいたいのよ!」
と成歩堂に紙袋を無理矢理押し付けた。中にはぎっしりとDVDが詰まっている。
「これ…何のDVD?」
成歩堂が妙な予感を強く感じながら矢張に問う。ケースにも入ってない、単なるスリーブに入った
DVDには番号だけが振られていて、怪しさ全開であった。
矢張は真宵に聞かれない様、成歩堂の耳元で
「オレ様秘蔵の裏モノだぜ♪まっ、お前も観てみろよ♪」
と囁いた。成歩堂の咽喉がごくりと音を立てたが、流石に自分の事務所で即上映会とはいかない。
成歩堂も矢張にこっそりと囁く。
「判った、一応預かってやるよ…。全く…。」
「んじゃま、ヨロシクな♪」
矢張は成歩堂の肩をぽん、と軽く叩いた。成歩堂は口調では渋々引き受けたかの様に聞かせていたが
久々に新鮮なオカズゲェェェェット!な表情をしてしまい、
「何だかお前無茶苦茶嬉しそうじゃん♪」
と矢張に突っ込まれ、慌てて顔の筋肉をを引き締めた。
しかし、二人共実物大の女の恐ろしさを知らなかった様である。真宵はデ○ル○ンも裸足で逃げ出す
地獄耳で全てを聞いていたのだ。
成歩堂が矢張を見送りついでにトイレに行った隙に、真宵はこっそり紙袋の中身を一枚だけ取り出して
袂に隠し、バレない様に成歩堂がトイレから出て来るタイミングを見計らってコーヒーを出した。
「あ、有難う。アイツが来ると嵐の予感、しない?」
成歩堂が呑気にコーヒーを啜りながら真宵に問い掛けると、
「う…うん!ヤッパリさんって何だかいつもバタバタしてるよね!」
等と白々しく真宵は答えた。
477名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 06:06:16 ID:V98eNUXh
続き楽しみに待つ、わくわくテカテカ
478ヘンテコ性教育 ◆K72EoYCTko :2007/01/31(水) 07:43:05 ID:X7S8llwy
>>477
お待たせして誠に申し訳御座いません。
もうちょっと掛かります…orz
479ヘンテコ性教育 ◆K72EoYCTko :2007/01/31(水) 08:06:48 ID:X7S8llwy
真宵は一枚のDVDを入手してから後悔していた。
『これ…つい取っちゃったけど…どうしよう…。何か一人で観るのが怖い…。』
心の中で好奇心と恐怖が絡み合っている。確かに一度、御剣には抱かれた。しかしその時は男性自身を
まじまじと見た訳では無く、御剣のリードに任せて初体験を迎えただけに過ぎなかった。
だが、DVDにはそれを露にした男女が記録されている。
一応真宵も性器の形状は学校の保健体育の時間に学習していたが、実物の記録に対しては及び腰に
なっていた。自分自身を鏡で見る事すら躊躇われるのに、他人の性器である。一人で観る事は
どうしても出来なかった。
真宵は暫く悶々と悩んでいたが、突然ピンと頭の中に突破口が見えた。
『そうだ!みつるぎ検事と一緒に観れば…!』
多少短絡的な思考ではあるが、真宵の現状ではその答えしか思い浮かばなかった。

そして、土曜の夜が来た。
御剣が派手な赤い車で待ち合わせ場所に着くと、既に真宵は到着していた。
お互い改めて顔を合わせると初体験の夜を思い出し、二人共林檎の様に赤面してしまった。
「…ム、久し振りだな…真宵くん…。」
「あ…は、はい、お、お久し振りです…。」
もじもじと真宵が返事をすると、御剣は
「その…まあ、立ち話もナニだし、取り敢えず車に乗りたまえ。」
と助手席のドアを開き、真宵を座らせた。
「ベツバラとやらは空かせて来てくれたのか?」
御剣が運転席に着き、車を発進させながら真宵に問う。
『良かった、いつものみつるぎ検事っぽいや。』
真宵はそう感じ、いつもの元気を取り戻しつつ
「はい!ペコペコです!」
と腹部を擦りながら答えた。丁度良いタイミングで真宵の腹の虫が『キュウ』と可愛く鳴り、二人は
くすくすと笑い合った。一駅分程度先の○○亭に着くまでの短い時間、笑いが止まる事は無かった。
480ヘンテコ性教育 ◆K72EoYCTko :2007/01/31(水) 14:30:58 ID:X7S8llwy

食事の後二人共すっかり満腹になり、○○亭を出て少しドライブする事になった。
「真宵くん…その細い身体のどこにあれだけの麺を収納出来るのだ?」
「みつるぎ検事だって凄かったじゃないですか!」
等と、再会した当初とはうってかわってかなり和やかな雰囲気で会話が弾んでいる。
ウィンドウを少しだけ開き、火照った頬に夜風を当てると非常に心地良かった。
そんな時、御剣がぽつりと
「…今日も、その、期待して…良いのか?」
と真宵に訊いた。
「は、はい…。」
真宵がこくりと小さく頷いた。

マンションに到着し、二人はぎこちなく車から降りた。御剣はマンション入口の自動ドアを
カードキーで開きながら、真宵に向かって大きな手を差し出した。真宵はやや俯き加減になりつつ
その手をぎゅっと握った。変にエスコート慣れしている御剣がその手をそっと自分の肘に移動させ、
腕を組ませる。エレベーターから降りて御剣の部屋に入るまではずっとその姿勢が保たれ、真宵は
何だか微妙にくすぐったい気分になっていた。
しかし御剣は自宅に帰るや否や、いきなり真宵を横抱きに抱え上げて
「やはり、軽いな…。」
と囁きながらそのまま寝室に連れて行こうとした。御剣の大胆な行動に驚いた真宵が
「まっ、待って待って!ちょっと待って下さい!」
と軽く抗い、勢い余って御剣の腕から盛大に落下して尻餅をついた。
「痛〜いっっっ!」
「あ、ああ、済まなかった…。つい、興奮して…。」
御剣は今までのスムーズに事が運んで行っていた展開からすっと醒め、おろおろと本気でうろたえ
真宵の身体を心配し始めた。
「う〜、もう、みつるぎ検事ってば〜!」
「いや、その…本当に、済まん…。そ、そうだ!酷く痛む部分はどこだ?腰は打っていないか?」
「…お尻、しこたま打っちゃいましたよ。あいたたた…。」
真宵は御剣の肩を支えにしてよろよろと立ち上がり、尾骶骨の辺りを擦っていた。派手に落下したが
それ程大した打ち身等は無かったのが救いであった。
しかし心配性の御剣が
「君はソファに横になってくれ!一応冷やさねば!」
と冷凍庫からロックアイスを出してビニール袋に移し、更にそれをタオルに包んで真宵の臀部に軽く
押し当てた。この場合、適切な処置であった。
「う、冷たいです…。」
真宵が氷の冷たさにもぞもぞ動く。その度御剣は
「こら、余り動いてはいかん!」
と叱りつつ、真宵の頭を余った片方の手で撫でていた。
そんな間抜けな状態の真っ最中、御剣の膝に何か触れる物があった。真宵の頭からそっと手を離して
足元を探ると、ソファから垂れている真宵の装束の袂に何かが入っているのが判る。
「ム…?これは、何だ…?」
「あ!それは…!」
一緒に観ようと思っていた裏DVDです、等とは言えず真宵は赤面して口篭った。
481名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 14:32:30 ID:RB7UdVw/
続き楽しみ!
頑張ってください!
482ヘンテコ性教育 ◆K72EoYCTko :2007/01/31(水) 15:24:19 ID:X7S8llwy
>>481
誠に有難う御座います。出来るだけ頑張ってみます。
打ち込み遅くてゴメンナサイゴメンナサイ…orz
483名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 18:17:35 ID:zzNBqWnj
開花の続編キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━(  ゚)━━(  )━━(`  ) ━━(Д` ) ━━(´Д`)━━(;´Д`)ハァハァ
484ヘンテコ性教育 ◆K72EoYCTko :2007/01/31(水) 18:40:21 ID:X7S8llwy
>>483
覚えていて頂けて光栄です!初っ端の駄文が腐臭でしたが、これは開花の
続編です。また宜しく御願い致します!
485ヘンテコ性教育 ◆K72EoYCTko :2007/01/31(水) 19:33:43 ID:X7S8llwy

赤面している真宵を見ている時、御剣は不意に先日購入して来たローション等が頭に浮かんだ。
真宵さえOKを出せばそのまま寝室で使用するつもりであった為、ベッドの上に包装も解かず
置いてあった事を思い出したのだ。御剣も先程の大胆さはどこに行ってしまったのか、真宵の方が
心配してしまう程顔色を紅潮させた。
「…みつるぎ検事、大丈夫ですか…?」
「ム、君こそ…。いや、恐らく私も君も同じ状態なのかも知れない…。」
「ひょっとして…何かエッチな秘密隠してるとか…?」
真宵はそう発言して、しまった!と慌てて口を閉じたが、後の祭りであった。
偶然とは言え誘導尋問になっていた御剣の呟きに、まんまと乗せられてしまったのだ。
「ム、君も、その…エッチな秘密とやらを…持っているのか…?」
「え、あのあの、そのぅ…。」
「質問に答えてくれないか…?答えなければ、無理矢理暴きそうだ…。」
御剣はそう言いながら真宵の顎をくいっと指で持ち上げ、強引な体勢で口付けた。
「んっ…むーっ、むーっ!」
今日は最初から舌を絡め、吸い取られて真宵は驚き呻いた。声を出そうにも御剣が口を舌で塞ぎ、
声にならない。たったキス一つで虚ろになって行く。
「んっ、んっ…んっ!」
「答えて、くれるか…?」
真宵からやっと唇を離した御剣が囁くと、真宵は多少ふらつきながら起き上がり
「これ…ヤッパリさんがなるほどくんとこに持って来た、エッチなDVD…。」
と袂からDVDを取り出して御剣に渡した。

DVDの再生が始まると、二人の目は点になった。
まず、いきなりフェラチオのシーンが唐突に始まったのだ。
「…こんな事しなきゃいけないんだ、あの松茸みたいなのに…。」
「な、何故あの様に色素が沈着しているのだ…。黒い、黒過ぎる…!」
率直な意見がつい口に出た。二人はこのDVD自体が違法な物であるにも拘らず、食い入る様な目で
見入っていた…思わず、正座しながら。
男優の性器アップシーンで、真宵が
「うわぁ…松茸に、松茸に血管が…。」
と呟き、御剣が
「うろたえてはいけないぞ真宵くん…っ!」
と励ます。それまで二人が盛り上げて来たエロ&ラブムードが一気にスポ根&コミカルムードに変化
していった。
TV画面が切り替わり、無駄に乳が大きなAV女優が登場した。バスルームでシャワーを浴び、呑気に
鼻歌を歌っている。そこに先程の男優が仲間らしき者を三人連れて現れた。合計四人が女優を囲み、
各々が手にしていたローションを女優に塗し始める。御剣はこのシーンで、購入して来たローションの
使用法の一つを学んだ。
ローションに塗れ、男達に愛撫される女優は最初くすぐったそうにけたけた笑っていたが、性感帯を
刺激され続け、明るかった笑い声を喘ぎに変化させていった。
「な…何かすっごくエッチ…。」
真宵がほうっと溜息を付くと、御剣が
「うム…い、いや、もうこれ以上観ない方が良い!き、切るぞ!」
と慌ててDVDプレイヤーの停止ボタンを押した。
486名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:50:08 ID:XNg91Nif
個人の掲示板じゃないんだからイチイチ個別レスしないでいいだろ
ここはお前の掲示板かよ。ウザ
487名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:57:41 ID:bjOSBmBy
>>486
釣れますか?w



職人さん、変なのは相手にすんなよ。
荒しはスルースルー
488名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:35:11 ID:N3DWInoj
文章上手いし話も面白い、まさしく神と呼ぶに相応しい逸材

なんだけど…
ムカついたら以下はスルーしてくれ





でもやっぱり、個人サイトでもないのに一人で何時間もスレ独占したり、
いちいち個別にレスしたりするのは、ちょっとやり過ぎかと思う
今投下したいと思っている人もいるかもしれないが、この流れじゃ難しいだろう
(それと、最近ここの住人の一部に、「ミツマヨ神以外イラネ」という空気が漂っている気がするんだが…、考え過ぎか?)
荒らしに同調する訳じゃないけど

ウザい事言ってすまん
自分はもう消えるから、神は気にせずに投下を続けてくれ
489名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 01:58:38 ID:nJUopacH
神よ、やはりコピペは覚えたほうがいい。
上に書かれている通りであなたは本当に素晴らしい。
故に、無駄に謝らずに自信を持ってほしい。

1人1人それぞれに返事を返す必要はない。
無視することも必要。
これだけは言わなきゃと思えば短い文で済ます。


とにかく今はコピペを覚えてほしい。
  
490名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 04:18:17 ID:2h6RsZyf
『バイオハザードの小説を書くスレ』で書き手だった奴だが。

コピペは確かに重要。コピペじゃなくても2〜3個は連続で投下してほしい。
偉そうなこと言って悪いが、書き手で一番大切なのは書き続けること。
批判があってもね。
491名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 04:58:43 ID:13dvwTkH
>>488
そんなこたない。
例えばミツマヨ駄目な人は連続書き込み中だからスルーしてるだけだろ。

しかし、なんで最近名前欄にカプ表記してくれない人が続いてるかな…
困るんだよなあ。
492名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 05:20:50 ID:5OchXGHG
>>486
同意。コピペは出来ねえ。カプ名は表記しない。
挙げ句の果てに無駄にペコペコした腐臭全開の誘い受け個別レス。
   な ん だ コ イ ツ ?
493名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 07:15:36 ID:5d6foBnG
まあ、できれば完成させてから投下してほしいけどな
494名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 10:53:15 ID:J9cnA+gQ
スレを盛り上げようとしてくれてるだけで、
悪気があってのことじゃないんだから
そこまで叩かなくてもいいんじゃないか

とりあえず、質問とかされたんでない限りは個別レスは不要
「orz」とか構ってっぽいのは嫌がられるから、そんな卑屈に
ならんでも普通に構えてればいい。
あと題名にカプ名追記よろしく
できれば、コピペして一括投下のほうがいい

これだけしてくれれば大丈夫かと
あ、この一連のレスにも1つ1つ返さなくていいよw
495名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 11:13:04 ID:SimCuZaD
スレ伸びてると思ったら変なのが降臨してたのか…
496名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 16:59:40 ID:xH3irtk6
確かにコピペが出来ないのはちょいまずいけど、腐がどうのこうので文句つけるのはおかしい。
最近腐女子に過剰反応する人多いけど、どこが“腐女子”ぽいのかよく分からない……
スレに迷惑かけてないうえにむしろ活力を与えてるんだからかえって歓迎されるべきでは?
497名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 19:27:54 ID:KGfrVt5E
腐女子っぽいのはわかる。小説の内容じゃなくてその人自身のレスで。
けどまあ一行目と三行目は同意。
498名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 19:53:13 ID:r8Ns0OL7
せっかく投下してくれてるのに
これでまた過疎化する方が嫌だな。
どのカプでも大歓迎だよ

>>488
消えるならそのままスルーすればいいじゃんw
それともカキコはしないでこっそり見ているの
ミツマヨ以外イラネなんて空気感じなかったけど。
あなたは他カプを投下したかった神なのかい?
気にせず投下すればいいのに…
499名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 19:58:28 ID:cafshhRn
>>486>>492から同じ臭いがしている件


このままじゃナルメイ職人に引き続き、ミツマヨ職人までいなくなっちまう悪寒。。。
まぁ、一部(1人)とはいえ執拗に叩かれたら、誰でも投下する気なくなるわな。
◆K72EoYCTko氏はコピペとか個別レスとか直せるところは直していったほうがいいけど
変な煽りとかには気にせず投下できるときにまた投下してくれ。

500名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 20:06:56 ID:SKS3hBQD
(汗)みたいなカッコ文字や駄文ってのも止めといたほうがいいな
どちらも2ch界隈じゃあまり好まれない表現だ
501名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 21:38:11 ID:5KlMLD8g
まあまあおまいら
ただでさえ過疎ってんだから仲良くしようよ(´・ω・`)
自分が望んでないカプだから余計に叩いてる奴がいるな…
やめれよ。スレ賑わしてくれてんだから。
叩かれてる職人さんも、もう直したほうがいい所
十分わかったと思うしな。

ミツマヨ職人さん、あなたの文章好きだよ
また気向いたら書いてな。楽しみに待ってるよ。
502名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 22:03:40 ID:Q3blf8YQ
>>501
三行目が余計
503名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 22:07:39 ID:fe6u1BJv
しかしナルメイ職人がいなくなるのはわかる
せっかく投下してくれたのにほとんど反応ナシ
(ちゃんとエロも入ってた)
GJつけた人に噛み付く奴までいる始末

結局好みの問題なんだろうけど
俺が職人でもここでナルメイだけは書きたいとは思わんな



504名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 22:23:24 ID:JboV+MPQ
>>503
そういう言い方もどうかと思うが。
505名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 00:00:23 ID:/DGUnOA9
とりあえずミツマヨ続きを楽しみにしてるヤツがここにいるのでよろしく。
本命ナルマヨだけどヘンテコ性教育面白いから読みたいよ。
506名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 00:45:19 ID:cHZoTvwv
ここまで騒ぎになるという事は、
裏を返せばそれだけ優れた書き手であるともいえるもんな。

自分はミツメイ好きなのに、思わず読みふけってしまった。
才能ある人間の力を思い知らされたよ。
物凄く悔しい。羨ましい。でも彼女の作品を読めて良かった。

ミツマヨ神様、いつか復活してくださる事を願ってます。
507名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 00:48:17 ID:r+wF0o9y
あーあ、◆K72EoYCTkoのせいでスレ荒れまくり

◆K72EoYCTkoってマンセーレスには反応するくせに
タイトルにカプ名入れてくれとかまとめて投下した方がいいとか注意はスルーなのなw
508名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 01:21:46 ID:5HBnNrkJ
なんでもいいから早く続き読みたい
509名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 02:49:27 ID:9R6cej5k
>507
書き方に問題はあるが…自分も実は同じような意見だ。
もういなくなっちゃったのかな?
叩かれたら凹む、マンセーされたらレス返す…個人所有物では無いんだから
(前のレスでそんな発言したヤシいたな)
一応、場のルールは守って欲しい。

それと、やっぱりまとめて投下よろしく。
書くのが大変なのは良く分かるが(自分も一応他のものを書いている身だから)、
読み手には優しくないぞ、特にここでは。
510名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 09:24:05 ID:hhItEx6u
>>503
この間ナルメイ投下した者だけど、そんな事はないぞ。

少なくともきちんと見てくれている人がいるわけだし、何か言われても「俺は書き上げたんだ!」って達成感の方がくだらないやっかみを吹っ飛ばすぐらい大きいし。

腐女子っぽいからとかで叩くのは「イタリア人が握った寿司は食わねぇ!」ってのと同じ気がする。誰が握ったって寿司は旨いぞ。ちなみに俺はトロと安いほうの海老が好き。

まぁ確かに職人さんにも責任の一端はあると思うよ。辛いかもしれないけどレスを一通り見返して、2chの事をもう一回学び直してください。叩かれて凹まない人は差があるにしろいないから安心して。
長文ゴメン、でもこのスレのファンだからどうしても素通り出来なかった。

さて、俺も新作書こうかな。
511名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 10:39:44 ID:fsACUKBy
>>510
頑張れ
スレがこんな有様だから、もしかしたら
便乗して叩いてくるのもいるかもしれんが。
期待しているよ。

◆K72EoYCTkoさん、もうここにはいないのかもしれないが
ここの住人の殆どは、あなたの作品を評価している。
評価しているからこそ「ここはこうして欲しい」という
要望がでたんじゃないかな?
場所が場所だけに言い方がきつくなってしまうのはアレだけど。

もし書く気があるのなら、ぜひ続きを書いて欲しい。
この一件でこのスレや2ちゃんに嫌気がさしたなら
自分でサイトを立ち上げるなり、外部のUpローダーに
うpするなりして、ここに報告してくれるという手もある。

とにかく、このスレを去るにしろ去らないにしろ、
このまま放置だけはやめておいた方がいい。
あなたの印象が悪くなってしまうだけだから。

512名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 11:36:21 ID:r+wF0o9y
つか◆K72EoYCTkoが叩かれてるのは腐女子だからだけじゃないだろ
初回は皆マンセー折りまぜつつ柔らかい言葉で注意したり
懇切丁寧にコピペの仕方説明したりしてあげてたんだから
だが、それらをシカトして「コピペなんて高等技術できませーん><」
なんてふざけたレス付けてテメェ勝手な投下を繰り返してりゃ
そりゃ叩かれもするわな

「ご容赦ください」ですみゃローカルルールは要らないんだよ、◆K72EoYCTkoよ
513名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 11:49:52 ID:wCFtdHVr
なんか一人必死なのがいるな
514名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 12:01:29 ID:a6++jbDd
叩く方も叩かれる方も大いにワロス
515名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 12:24:35 ID:XIScUmoi
てかコピペもできないってこのイタタ職人どれだけ頭悪いんだよw
俺の小3の従弟でもできるぞwwww
516名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 12:29:20 ID:EBmg80r1
もうそこらへんの話題は終わりにしとけや
517名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 12:45:37 ID:DZwRPfIZ
>>512
これか?

> 367 名前: 済みません。 [sage] 投稿日: 2007/01/15(月) 13:56:34 ID:mA35UIfk
> >>365
> 何分初心者なもので、コピペという高等技術が出来ません。
> 誠に申し訳御座いませんが、御容赦下さいませ。

なるほどこれは酷い…
518名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 12:58:32 ID:DZwRPfIZ
ついでに抽出してみた

> 367 名前: 済みません。 [sage] 投稿日: 2007/01/15(月) 13:56:34 ID:mA35UIfk
> >>365
> 何分初心者なもので、コピペという高等技術が出来ません。
> 誠に申し訳御座いませんが、御容赦下さいませ。

> 417 名前: ◆K72EoYCTko [sage] 投稿日: 2007/01/20(土) 21:51:57 ID:i0IY5JcX
> 皆様乙です!!
>
> えーっと、思い付きミツマヨ投下者で御座います。先日は乙を有難う御座いました。

> >>406
> な、何で女だとバレたのでしょうか…(汗)←宇在かよ
> 女だって801嫌いはおります…石を投げないでっ!変なモノ嗅がせないでっ(泣)。ゴメンナサイゴメンナサイ!!
> まだコピペが出来ませんが、御許しを頂けましたらまた投下させて頂きます。

> 429 名前: 開花 ◆K72EoYCTko [sage] 投稿日: 2007/01/22(月) 02:37:11 ID:l3QdSq0o
> えーっと、先程書き忘れましたが、一応今回はこれで終了です。
> 下らないシモ話で誠に申し訳御座いません(つДT)
> 反省しております、ゴメンナサイゴメンナサイo

> 471 名前: ヘンテコ性教育 ◆K72EoYCTko [sage] 投稿日: 2007/01/31(水) 01:32:22 ID:X7S8llwy
> >>470
> 済みません、間違えて続きを消してしまったので、現在打ち直し中です。
> 誠に申し訳御座いませんが、今暫く御待ち下さいませ

> 473 名前: ヘンテコ性教育 ◆K72EoYCTko [sage] 投稿日: 2007/01/31(水) 02:47:51 ID:X7S8llwy
> >>472
> ひーっっ(脂汗)!!他の投下者様に失礼な振る舞いをしてしまいましたか?
> 誠に申し訳御座いませんorz
> ゴメンナサイゴメンナサイorz
> 取り敢えずもう少しだけでも御付き合い下さいませ(吐血)。

> 475 名前: ヘンテコ性教育 ◆K72EoYCTko [sage] 投稿日: 2007/01/31(水) 04:09:34 ID:X7S8llwy
> >>474
> 煽り耐性が無いので、素直に反応してしまいました…orz
> ゴメンナサイゴメンナサイ…orz


> 478 名前: ヘンテコ性教育 ◆K72EoYCTko [sage] 投稿日: 2007/01/31(水) 07:43:05 ID:X7S8llwy
> >>477
> お待たせして誠に申し訳御座いません。
> もうちょっと掛かります…orz

> 482 名前: ヘンテコ性教育 ◆K72EoYCTko [sage] 投稿日: 2007/01/31(水) 15:24:19 ID:X7S8llwy
> >>481
> 誠に有難う御座います。出来るだけ頑張ってみます。
> 打ち込み遅くてゴメンナサイゴメンナサイ…orz

> 484 名前: ヘンテコ性教育 ◆K72EoYCTko [sage] 投稿日: 2007/01/31(水) 18:40:21 ID:X7S8llwy
> >>483
> 覚えていて頂けて光栄です!初っ端の駄文が腐臭でしたが、これは開花の
> 続編です。また宜しく御願い致します!

すみません殴ってもいいですか?w
個人的に宇在と優作を足して2で割ったようなうざさだと思った
519名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 14:28:54 ID:0ZK/9xuy
あやまれ!宇在と優作にあやまれ!

それはそうと、◆K72EoYCTkoは、謝るくらいならもう少し努力したほうがいい。
コピペを覚えて、誘い受けをやめれば済むことだ
520名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 15:26:06 ID:/EGJk1UR
鳥はつけられるのにコピペができないのは謎だ…
内容は面白いからまた投下してくれ
アンタの為にも忠告してる訳で
521名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 17:05:40 ID:9tP46zO8
そんないじめたかわいそうだも(´・ω・`)
522名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 20:26:07 ID:Vl6Con0a
スレ違いなんだが。
523名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 20:57:02 ID:TCZLk1G0
          ____         _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
       /_ノ  ヽ、_\      ( もう・・・ぼくのばか・・・・!!!
.     / (● ) (● )\   (  また本心と・・・・違うこと・・言っちゃったお・・・
    ///////(__人__)///\   ◯   ほんとは・・・◆K72EoYCTkoの投下読みたかったのに////
    |              | 。O   ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
     \           /
    ノ            \
  /´               ヽ
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))
524名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 01:41:05 ID:XBD3j1gG
507 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/02/02(金) 00:48:17 ID:r+wF0o9y
あーあ、◆K72EoYCTkoのせいでスレ荒れまくり

◆K72EoYCTkoってマンセーレスには反応するくせに
タイトルにカプ名入れてくれとかまとめて投下した方がいいとか注意はスルーなのなw
512 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/02/02(金) 11:36:21 ID:r+wF0o9y
つか◆K72EoYCTkoが叩かれてるのは腐女子だからだけじゃないだろ
初回は皆マンセー折りまぜつつ柔らかい言葉で注意したり
懇切丁寧にコピペの仕方説明したりしてあげてたんだから
だが、それらをシカトして「コピペなんて高等技術できませーん><」
なんてふざけたレス付けてテメェ勝手な投下を繰り返してりゃ
そりゃ叩かれもするわな

「ご容赦ください」ですみゃローカルルールは要らないんだよ、◆K72EoYCTkoよ



コイツも必死なのは分かった。
他カプを投下したのに、満足なレスがもらえなかった神なのかな?
しかも、叩きやすいネタも転がっているのでここまで盛り上がってしまったと…
何にしても性教育の続きは読みたいな。
525名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 02:32:05 ID:kdSKH7kS
>>524
最後の行だけでいいものを、お前まで叩きに参加してどうする
526名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 03:08:10 ID:hQi0CXHm
職人が痛いとそれに付く儲も痛いものなんだな
527名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 03:24:11 ID:Qda2GaFK
つーか明らかに2ch慣れしてなさそうな◆K72EoYCTkoが
どうやってこんな辺境のスレにまで辿り着けたのかが純粋に疑問だったり
528名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 04:55:12 ID:ukG7sgrm
上でも言ってたが
鳥のつけ方は知ってるのに
コピペを知らないのは不思議だ…
2ちゃんの技術的なルールは理解してたって事か?

しかしこのまま◆K72EoYCTkoがフェードアウトすると
一部の儲(を装った荒らし)に他の職人まで叩かれそうな悪寒

似たような流れで廃墟になったスレを
いくつか知っているので大いに不安

今すぐには難しいかもしれないが
騒ぎが収まったら◆K72EoYCTkoには復活して欲しい
いろんな意味で

529名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 09:16:19 ID:BrwD1aAW
つうか「出来ない」んじゃなくて調べようとしような。<コピペ
530名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 11:21:04 ID:LstCeTTO
コピペのやり方教えたヤシもいてたのにな。
そういうのは無視だもんな。
531名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 13:10:20 ID:OrOz99FS
コピペ(コピー&ペースト)の仕方

コピペしたい文章の一番最初のところにカーソル(矢印)を合わせて
左クリック(マウスの左ボタンを押す)してそのまま押しっぱなしにする。

それを押した状態でコピペしたい文章の一番最後のところまでカーソルを持っていく。
するとコピペしたいところだけが黒い四角で囲まれる。
そこでようやくマウスの左ボタンを離す。

次に黒い四角で囲まれた部分のどこでもいいのでそこにカーソルを合わせ、
右クリック(マウスの右ボタンを押す)する。これは押しっぱなしにしなくてよい。
すると『元に戻す』だの『切り取り』だの色々選択肢が出てくるので
その中の『コピー』にカーソルを合わせて左クリックする。

そして2ちゃんの書き込むところにカーソルを合わせて右クリックをすると
再び色々選択肢が出てくるのでその中の『貼り付け』を選ぶとコピペ完了。

あとは書き込むボタンを押すだけ。
素人が勘違いしやすいのは右クリックをしているつもりで左クリックしかしていないことなので注意。


ふと思ったがもしかして携帯じゃあるまいな。
532名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 13:32:54 ID:nG7x7Vju

同じの作ってたら先に書かれたw

携帯から書き込みは恥ずかしいことじゃないぞ。
もし携帯から投下していたのならちゃんと言っとくれ。
↑に書かれたやり方とは全然違ってくるからな。
533名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 14:10:10 ID:e7+f/MJi
携帯で書く時は、メモ帳が便利だよ。

メニュー画面→ツール(機能)と進むと出てくる。
大抵の携帯には付いているはず。

コピペの仕方は機種によって違うから何ともいえないが、
「テキストコピー」とか「範囲、ペースト」
と書いてある部分(多分右上か左上にあると思う)のボタンを押す。

あとはワープロと同じく、
コピーしたい文章の頭にカーソルを合わせて「始点」を押す。
するとその部分が黒く囲まれるはずなので、
そのままカーソルを文章の後ろまで持って行く。

決定ボタン(終点と書いてある所)を押すと、
「切り取り」や「コピー」等といった文字が出てくるので、
「コピー」を選択。

あとは携帯の書き込み画面で「貼り付け(ペースト)」を選んで決定ボタンを押せばおk。

あくまで自分の携帯の場合なんで、あまり参考にならんかもしれんが…。
534名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 19:36:28 ID:/SHsSomS
おまいらいい奴だな。・゚・(ノ∀`)・゚・。  
約1名を除いては。
535名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 21:47:21 ID:gAiUbauG
PCだったら、windowsだったらWordを、MacだったらAppleworks
を使って文章を作成し、あらかじめ書きためた文章がある程度まとまったら、
上記>>531を参考に、1レス4096バイト・60行まで書き込み可能です。


書き手は名無しさんよりも目立ってしまうので、時に叩かれてしまう事
もあります。
重要なのは、反省すべき部分を顧み、これからどうするかだと思います。
今回の一連の流れで、傷ついたかもしれませんが、あなたを待っている
人がいる事を、どうか忘れないで。(偉そうですみません…)
もし良かったら、下記HPも一通り目を通してみて下さい。
tp://knoria.e-city.tv/
536名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 01:11:29 ID:z9n4RZuY
とりあえず投下。
長くなるのが予想されるので数日ごとに分けて投下します。

御剣×真宵で、コスプレネタ。今回はまだ本番はなしです。苦手な方はスルーでよろしく。
537御剣×真宵:2007/02/04(日) 01:13:13 ID:z9n4RZuY

「似合う?」

笑顔で無邪気に問い掛ける真宵に、御剣はただ頷いた。
なんでこんなことになったのだ、とひたすら心中で繰り返しながら。

「えへへー、こういうのって一回着てみたかったんだよね」

黒いエプロンドレスと、ところどころにあしらわれた白いフリル。
ニーソックスからわずかに覗くすらりとした足はいろいろな意味でほぼ反則に近い。


メイド服。

それ以外にこの衣装をなんと言えばよいのか。数あるメイド服の中でも王道を地で行く、黒と白のスタンダードなカラーリング。最近はピンクや水色のメイド服も増えていると聞くが、やはりこの伝統的メイド服にはかなうまい。


「(……いや、何故メイド服について私が真剣に考えねばならんのだ)」

やたらにやにやした成歩堂から受け取った紙袋にまさかこんな物が入っているとは思いもしなかったから。
つい家に泊まりに来ていた彼女の前で中身を出してしまったのだ。

メイド服が出て来た時はかなり焦ったが、予想に反し真宵はとても喜んでいた。てっきり軽蔑されるかと思った御剣は安堵の息をついたのだが―――本当の問題はこの後だった。
538御剣×真宵:2007/02/04(日) 01:16:00 ID:z9n4RZuY
真宵のメイド服姿。興奮していないと言ったらもちろん嘘になる。

現に今だって、すぐにでもあのしなやかな足や太股を撫でたい衝動を必死の思いで押さえ付けているのだ。そんな彼の闘争など露知らず、ぱたぱたと駆け寄って来た真宵は御剣の隣りに腰を下ろした。

「ねぇ」
「な、何かね」

情けないことに声がうわずっていた。至近距離で顔を覗き込まれるのもいつもなら平気なのに、今はまるで勝手が違う。
足や胸にばかり目が行きそうになるのを堪えつつも、彼はなるべく平静を装わなければならなかった。
この無防備さが、欲望に拍車をかける。

「御剣検事はさ、メイドさん好き?」
「……は?」

いきなり何を言い出すかと思ったら。大体この娘は好奇心が強すぎる。少しは警戒というものを覚えたほうがいいと御剣はいつも思うのだが、首を傾げて尋ねてくる様子が可愛らしくてつい注意するのを忘れてしまうのだ。

「なぜそんな事を聞く?」
「なるほどくんがね、男にとってメイドは憧れなんだって言ってたんだ。どんな男の人でも一生に一度は“ご主人様”って呼ばれたいって」

成歩堂め、また余計なことを吹き込みおって。胸中で毒づいたが、それにもまして御剣の背筋を嫌な予感が走り抜けた。
539御剣×真宵:2007/02/04(日) 01:17:27 ID:z9n4RZuY

たぶん彼女がこの後言おうとしている言葉は、後の展開に望ましくない結果をもたらすだろう。
誰に教えられたわけでもないのに、御剣はそう確信していた。

「真宵くん―――」
「だからね、あたしも」

時すでに遅し。
真宵の言葉を遮ることは出来なかった。

「御剣検事のこと、今日一日だけ“ご主人様”って呼んでみたいな、って思ったんだけど」

その瞬間、心の自制機構は第二防衛ラインぐらいまで突破されたと思う。

第三、第四ラインを慌てて強化し、なんとか理性の陥落だけは防いだ。もし彼女が笑顔ではなくはにかむような上目遣いなんかでおねだりなんかしていたら、鉄の自制心と名高い御剣の理性はいとも簡単に吹っ飛んでいたに違いない。


―――メイド服の次はご主人様だと?それはつまり君を好きにしていいというサインか?
違うだろう、君はただ単に……いやいやいや、彼女は悪くない。彼女に悪気など1ミリもないのだ。
成歩堂から吹き込まれた馬鹿な知識を信じてしまって私を喜ばせようとしているだけなのに。奴の言うことなんか真に受けてあまつさえ実行するなんて―――

「あ、あの……やっぱりダメ、かなぁ?」

540御剣×真宵:2007/02/04(日) 01:21:18 ID:z9n4RZuY
「あー……なんだ、その、うム……」

とはいえ、いざそれを許可するとなるとどうしても“余裕ある大人の男”の自分が邪魔をする。

何を愚かなことを考えているのだ、私は。

真宵に気付かれないよう、御剣は組んだ腕の下で強く拳を握り締めた。

―――迷うことなんかない。

心の中で、甘く囁く声がする。

メイドだぞ、真宵くんがメイドなのだぞ。
しかも「ご主人様」呼びで今日一日ご奉仕してくれるとあらば、断る理由があるか?
否!ここで断るは男にあらず!


―――異議あり!

揺らぎかけた意識を引き戻すかのごとく、もうひとつの声が反発した。


―――真宵くんの前では常に紳士であるべきだ。「ご主人様」呼びを認めてしまうことは紳士であることに反する。男の欲望むきだしではないか!

―――ほほぅ?ならば貴様は真宵くんにご奉仕されたくないと言うのかね?

―――い、いやそれは……違うと言ったら嘘になるが……しっ、しかし!やはりこれは大人として……

―――えぇいうるさいうるさい!!私の意識は今!少年時代に戻っているッ!

541御剣×真宵:2007/02/04(日) 01:22:49 ID:z9n4RZuY

かのように御剣はさんざん悩み、自問し、苦悩したのだが、頭の回転が早いのが幸いしたのか実際彼が返事を出したのは真宵の問い掛けから十五秒経ってからだった。

「……わかった。一日だけならば、構わない」
「やったぁ!」

ぱん、と前で手を組み合わせる真宵。

「じゃあ早速お茶いれてくるね、ご主人様っ!」
「(……いきなり来たか)」

その言葉が持つ甘やかな響きに照れくささと想像以上の快感を感じながら、御剣はキッチンに消えてゆく小さなメイドを見送った。


今夜は楽しくなりそうだ……いろいろと。
542御剣×真宵:2007/02/04(日) 01:24:19 ID:z9n4RZuY
本日ここまで。
マターリいきましょう。
なんか趣味を詰め込みすぎて予想以上に長くなりそうだ…w
543名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 01:31:08 ID:auZPle9d
わー、殺伐としていた所に神が…!
続きすげー気になるよ、楽しみにしてます。
544名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 01:42:44 ID:v/vdjFOF
>>533
以前携帯から投下してたトラうら書きですが、
メモ帳よりもメールで作ったほうが長文作れるよ。
まあ、機種によるかもだけど。
PCにすぐバックアップとして送れるし便利。
545名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 09:44:55 ID:qv20WH2T
ミツマヨキタ!
御剣の自問自答ワロスw続きも楽しみにしてます!
546名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 10:24:19 ID:7kamr0M3
乙!マヨイかわええ…
続き待ってる
547名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 10:36:29 ID:HTsREv1k
御剣、脳内裁判かwww
続きも期待してる。
あと、あの重たかった空気ぶった切ってくれて感謝!ありがとう
他の職人さんの投下も待ってる。
548名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 13:44:56 ID:7O/qHaSs
ユリエ×キリオとか思い付いたんだが、
ユリエの性格が分からない…

勝手にこちらの想像で書いてもいいのだろうか?
549名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 18:36:11 ID:ZAxUgYxQ
>>548
全然おk。
すげー読みたくなってきた(;´Д`)
楽しみにしてるお
550名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 20:21:03 ID:27LYo/tm
視剣ワロスw
心の闘争の激化を楽しみにしてるよ!
551548:2007/02/04(日) 21:14:08 ID:7O/qHaSs
>>549
ありがとう。

>>542さんの投下が終わってから落とします。
552御剣×真宵:2007/02/05(月) 02:04:39 ID:pbIu8fs+

―――

カップとソーサー、それから御剣が土産に買ってきたケーキを真宵は慣れた手つきで手早くテーブルに並べていく。
成歩堂の助手として働いている彼女ならではだ。

動く度に艶やかな黒髪が揺れる。おまけに立て膝をしながら紅茶を注ぐものだからどうしたって太股に目が行ってしまう。座る角度を変えたらスカートの中も覗けるのではないか、なんて馬鹿げた考えが一瞬頭をよぎる。

「はい、どうぞ」
「ありがとう」

注がれた紅茶を受け取り、ひとくち啜る。渋めのアールグレイが緩んだ頭にほどよく渇を入れてくれた。

「今日もお疲れ様でした、ご主人様。他に何かご用はございませんか?」
「いや、特には。それより君も座りなさい。
紅茶が冷める」

「ありがとうございます」

トレイを抱えたまま頭を下げる真宵はいつになく淑やかで。いつも活発に駆け回っている、御剣にはお馴染みの彼女の姿はそこにはない。

ソファに座って、紅茶に砂糖を落とすしぐさひとつひとつですら繊細で美しく見える。
たぶんメイド服のせいだけではないだろう。

どうやら真宵は御剣の知らないうちに女性としての成長もちゃんとしているらしかった。
553御剣×真宵:2007/02/05(月) 02:05:24 ID:pbIu8fs+
自分より七つも年下で、それに輪をかけて幼い印象のあった真宵。

最初出会った時は何もかもが理解不能で、まるで宇宙人とフランス語で会話しているような気分だったし、実際彼女を恋人にした今現在でも、真宵は御剣の理解の範疇を大きく超えた言動を時折とることがある。

さながら陽炎稲妻水の花、今怒ったかと思えば次には笑っていて、子供みたいにはしゃいでいると思ったら大人びた横顔でどこかを見つめている。

先ほどのように。

何もかもが自分とは違っていた。笑う理由も悲しむ理由も。
御剣にないものを、あるいは御剣が必要ないと切り捨てて来たものを、彼女は当然のように、そして大事に持っていた。

だから―――。


「わっ、これおいしい」

苺ではなくメロンの付いたショートケーキに、真宵は感動の声をあげている。

「メロンが付いてるだけでゴージャス度三割増しって感じ。いやー、なるほど君のとこじゃお目にかかれない代物だよ」

「君も大袈裟だな。メロンショートケーキぐらいで」

ガトーショコラにフォークを沈めながら、御剣。
言葉こそ冷めているが、その表情は柔らかい。
554御剣×真宵:2007/02/05(月) 02:06:13 ID:pbIu8fs+

「だってメロンだよ?」
「苺がメロンに変わっただけじゃないか」

ごく当然のことを言ったつもりだったのだが、真宵はえらく感銘を受けたらしかった。
勢いよくソファから立ち上がり、立てた親指をぐいと突き出す。

「さっすが御剣検事……じゃなくてご主人様っ!あたしに言えないことを平然と言ってのける!そこにシビれる、憧れるぅ!」

このテンションについて行けるのは矢張ぐらいのものだろう。この無尽蔵なこの元気はいったいどこから来るのか。

「(……でも、私は)」

私は、彼女のそんな所が好きになったのだ。


数々の試練をその身に受けてなお、前を見据えるその姿に。

凛として、それでいてどこか寂しげなその背中にどうしようもなく惹かれた。それと同時に守ってやりたいとも強く思った。


再びソファに座ってケーキをぱくつき始めた真宵の肩をそっと抱き寄せる。驚くぐらいに狭い肩。ぴったりとしたメイド服のおかげで線の細さがよくわかる。

「あ……な、なに?」
「……紅茶を頼む」

空いた左手で空になったカップを出すと、真宵は顔を赤らめつつもきちんと紅茶を注いでくれた。

555御剣×真宵:2007/02/05(月) 02:07:03 ID:pbIu8fs+

だがそこで、ついぞ見ないようにしていた足に目が行ってしまった。

息を飲むほどきれいな脚のライン。胸は小さい真宵だが、形はとてもいい。
メイド服の内側に触れたい衝動が御剣の指先に一気にのしかかってくる。


真宵はといえば、御剣に身体を寄り掛からせて静かに目を閉じている。シチュエーションとしては最高、このまま一気に持ち込むことだって出来るだろう。

―――ダメだダメだ!今はまだ七時だぞ。こんな時間から真宵くんを抱いてしまうのは倫理上よろしくないッ!

―――はぁ、またか。怜侍よ、お前は大人だろう。時間なんかこの際どうでもいいではないか。

―――いやしかし、私はよくても真宵くんが。

―――貴様が今更何を言う!大晦日の日に朝から晩までベッドの中で真宵くんをいたぶっていた男が言う事か!

―――うム、懐かしいな。仕事が終わった解放感が……って違う違う!そ、そんなこと忘れた!

―――汚い大人はどっちだ、このロリコン!
―――ま、真宵くんはロリじゃない!確かにロリロリしてるが正真正銘の十九歳だ!
よって私はロリコンではない!
そんな大人、修正してやる!

―――はん!認めたくないものだな、若さゆえの過ちというものは!
556御剣×真宵:2007/02/05(月) 02:09:02 ID:pbIu8fs+
しばし両者(理性と欲望)一歩も譲らぬ壮絶な脳内裁判が繰り広げられたが、終わりは実に呆気なくやって来た。

「そうだ……食器洗わなきゃ」

空になった御剣と自分の皿を重ね、真宵は特に名残惜しそうでもなく御剣の手から離れていった。

あまりにもな展開に、さすがに御剣も絶句する。

キッチンから聞こえる水音と皿の触れ合う音。現実味のあるその音が、熱くなった頭に冷え冷えと響く。

やはり、耐えなければならないか……。
せめて彼女がメイド服を脱ぐまでは。
上品なメイドと紳士の関係でいよう。

しかし、男なんてそう簡単に耐えていられる生き物ではないということを御剣はこの僅か五分後に思い知る事になる―――。
557御剣×真宵:2007/02/05(月) 02:13:12 ID:pbIu8fs+
今日はここまで。>>551氏、こっちはこんな調子で投下はかなりスローペースなんで、先に投下しちゃって全然OKです。てかむしろ投下してください。
霧緒たんカモン!

本編、明日はようやく御剣が行動おこすまで落とせそうです。職人の趣味(主にメイド萌え)によりまだまだ長くなりますが、付き合ってやってください。
558名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 02:43:25 ID:U5+jYClE
>>557
GJ!前回に引き続き御剣の脳内裁判に腹かかえてワロタ
続きも楽しみにしてる
559名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 07:36:14 ID:lBzMzQqr
これはいいミツマヨですね
台詞・文章・シチュ全てがストライクです
続きも期待してます
560名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 10:28:00 ID:SSRCx5+6
>>557
GJ!!
御剣の理性が吹っ飛ぶところを早く読みたい!
頑張ってください!
561名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 15:32:23 ID:3wb9mrI7
友人の友人から性教育投下者の電話番号を入手した。
562名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 15:33:31 ID:3wb9mrI7
友人の友人から性教育投下者の電話番号を入手した。
かけたい奴はかけてみたらどうだ?
563名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 16:11:54 ID:NP+2IN5b
うわぁ………ここって18歳以下はいないはずだよね…?
まあこれが2chか。皆は哀れみを持って華麗にスルーしてやってくれ。
564名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 16:14:45 ID:AJdsgc2x
>>563
誤爆?
565名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 20:27:24 ID:86YeQkI+
>>562
いつまで粘着してんだ?お前は
566名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 22:18:52 ID:3OPkgKdg
>>562
いい加減腐女子いじりもそこら辺までにしとけ
スレが臭くてたまらん
567名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 22:33:30 ID:OrDrtMSH
>>557
乙!
さりげなくパロ入っててウケたw
568名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 13:29:10 ID:Y4SLknUC
霧緒タンマダー?(´・ω・`)
569名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 18:27:21 ID:YS0g6rL5
                  ______
               _,.-'",、-'``````"    "''-.,
              / .ミ゛             \
              /   彡               ;,
           /   彡                ヽ
           |   彡      ‐---,,.  !      |ヽ
              |   彡      ___  r' ̄ ̄) __ |::ヽ
           |   彡     _/,rェェ 、ソ/  〈:/::t 、:ヽ:::|
           {  .//」     / \_,ノ    ヽ___ノ::::::!
           .|  | !       〈〉        ヽ::::::......|:::::ノ
           V| ヽ 6ヽ   ||     / r,  ...::〉::::::::!:::/
             〉 Y  ;.    ||   /,、-、、:::::::::::::::::|:/
               〈,、,、,ヽノ!    ||   /'`'   ミ::::::::::::::::::|
                  `,、,|   |!   ハ ,r' ̄ ̄,:ヾ::::::Y
               /|   |!   /    : : :::::::::|
              ./ !   .||  ミ  シツ  : : ::::::::|
             _,.- \  \ .|| \ミ    ,、'`: : : :::|
        __,,..-―''"     \  ` |!_  '`,、  ミ: : : : : ツ_
     ̄               \ .|! ` ー- '`'`'`'`'`'`'' ノ   ̄` -.,_
                  \!     `Y''"  !  ヾ:::.....   ` -.,_
                     !\_   | 〔::..〕ヾ   ⌒ヽ:..
             キリ・オタンマダ閣下 [President Kiri=Otangmadeer]
                    (1950- イラク)
570御剣×真宵:2007/02/08(木) 01:07:20 ID:5mH/oCSc
>>556

中身のなくなったカップとソーサーをキッチンまで運んでいくと、真宵はらしくもなく恐縮した。

「ご主人様はゆっくりしててよ」
「そうはいかん。ここは私の家だからな」

頑固だなぁ、と笑う彼女の隣に立って、洗い終えた食器をタオルで手早く拭いていく。

真宵が何か鼻歌を歌っているのが聞こえたが、御剣の知らない曲だった。普段ならトノサマンのテーマがお決まりなのに。

相手のことを知るということは、ささやかな喜びと同時に新たな不安がつきまとうことでもある。

自分はどこまで彼女を知っているのか、彼女に何を知ってほしいのか、逆に何を知ってほしくないのか。


御剣の預かり知らぬところで、真宵は知ってほしくないことを知ってしまう。
ひどく、不安定な足場に立たされているようで。


真宵のすべてを知っていたい、というのはこれ以上ないエゴイズムの境地だろう。しかしそれでも彼がそれを望んでしまうのは、やはり不安だからだ。

本当に彼女がメイドならばよかったのにと思う。

一日中御剣の目の届くところにいて、ただ笑っていてほしい。それ以上は望まない。どこにも行かずにただそばにいてくれれば、それでいい。
571御剣×真宵:2007/02/08(木) 01:10:40 ID:5mH/oCSc

叶うはずもないことだと頭ではよくわかっていても。

―――だったら。
……だったら?


洗い物を終えた真宵は御剣に背を向けタオルで自分の手を拭いている。

今ならば。
メイド遊びにかこつけて、彼女を好きにできる。
真宵のすべてを知ることは出来ずとも服従させることだったら、不可能じゃない。

たとえ一時のゲームであっても、それで安心感は満たされる。彼女は自分のものなのだと再確認出来る。


もはや理性などカケラもなかった。残ったのは大きな征服欲だけだ。

かくもたやすく理性とは吹っ飛ぶものなのだ。何気ない瞬間の何気ない仕草や言葉で、ある時ふっと理性の境界線は消失してしまう。

真宵の背後に立つ。まったく自然を装って、まずは右の太股を軽く撫で上げた。

「ひゃっ!?」

当然彼女は声をあげ、御剣のほうを振り返る。だが彼は素知らぬ顔で今度は円を描くようにじっくりと太股をさすりはじめた。

すべすべで柔らかく、その上弾力に富んでいるとあったらすぐに手を引けるはずもない。

「どど、どうしたの!?と、とりあえずやめようよ!話はそれからっ!」
「やめない。こんな格好をしておいて、触るなというほうが無理な話だ」
572御剣×真宵:2007/02/08(木) 01:12:14 ID:5mH/oCSc

逃げようとする真宵の腰を引き寄せ身動きを取れないようにさせる。
そうしている間に右手は大胆にも太股から更に上へと移動し、下着越しに薄い尻を這い回らせる。
なるべくいやらしく、じっくりと感触を楽しむように。

「や、やだ!やだってば―――御剣検事っ!」

懸命にもがく真宵を見て、御剣は左腕の力をいっそう強めた。

そうだ、もっと嫌がれ。抵抗しろ。抵抗されればされただけ、それをねじ伏せたときの快感は大きい。


「御剣検―――」
「真宵くん」

彼女の声を遮って、御剣は口を真宵の耳に近付けた。

「違うだろう?……“ご主人様”だ」
「えっ?や、あん………」

耳を舌でなぞりあげ、吐息を吹き掛け、柔らかくふちを食む。弱点を攻められた真宵の身体はあっという間に力が抜け、御剣に全身を預けるかたちとなってしまった。

「は……ねぇご主人様、やっぱり……」
「異議は却下だ」

最後まで言葉を継がせない。冷蔵庫を背にして彼女を立たせ、そこでようやく真宵と向かい合った。

紅潮しきった顔と、不規則に乱れた息。不安げに潤んだ瞳はそれでも御剣を軽くねめつけている。

573御剣×真宵:2007/02/08(木) 01:13:19 ID:5mH/oCSc

いい顔だ。嫌が応にも言う事を聞かせたくなる表情に、御剣は自身がますます高ぶっていくのを感じる。

服の上から乱暴に胸を掴み、強めに揉みしだく。真宵は顔をしかめたが、どこか物足りなさそうな顔もちらりと覗くのをもちろん御剣は見逃さなかった。

黒いエプロンドレスのボタンを外すしていくあいだも、耳や首筋を舐めるのは忘れない。
こうすることで真宵の抵抗を封じることも出来るので、脱がせる手間が減るのだ。

ほどなく、はだけたエプロンドレスの合間から白いブラジャーが現れた。

「今日は白か」
「ばか…!」

「そこがいいのだ。黒やら紫やらつけられた日には多分失神するからな。―――ところで、主人に大して“馬鹿”はあまり関心しないな」

ブラジャーを押し上げた次の瞬間にはもう、彼の指先は胸の先端を摘んでいた。そのままぎりぎりと捻りあげる。

「痛っ……!」
「何か言う事は?」
「……っ、ごめんなさいぃ……」

「よろしい」

力を緩め、かわりにすっかり固くなったそこを指の腹で撫で回す。
「あぁぁっ……!」
「いやだと言うわりには興奮していたようだな」
「違うのっ、これは……あ、あ、あっ……!
やん、ご主人様、もう立ってられないのっ……」

574御剣×真宵:2007/02/08(木) 01:14:19 ID:5mH/oCSc

もどかしげに太股を擦り合わせ始めた真宵はついにぺたりと床に座り込んでしまった。

荒い呼吸を繰り返しながら、それでもまだ残っていた羞恥心で胸を覆い隠す。
床に手をつき、捲れ上がったスカートから太股を惜しげもなく晒した少女。なかなかに情欲をそそる光景である。

御剣自身もさる事ながら、自分を見上げる真宵の目にも明らかにこの先への期待が見え隠れしていた。

「……さて」

どうしてくれようか。
このまま行くか?

真っ先に本能はゴーサインを出したが、そこで意地悪心のご登場だった。

―――どうせならお楽しみは先延ばしにしたらどうだろうか。

何より今日は少し彼女をいじめてみたいし、たまには焦らしてみるのも悪くないのでは?

だとすれば、取るべき行動はひとつだ。


「……仕方ないな。君がそこまで嫌がるならば、今日は我慢するとしよう」
「えっ……?」

予期せぬ答えに真宵が声を上げる。
御剣はわざとらしく肩を落とし、いかにも残念なふうに溜め息などついてみせた。

「今日の君は確かに魅惑的だが、嫌だと言われてしまうと私としては困るのだよ。君の意見も尊重してやりたいし」
575御剣×真宵:2007/02/08(木) 01:15:23 ID:5mH/oCSc

極め付けに、法廷用の不敵な笑みを浮かべてやった。

「いや、すまなかったな真宵くん。君にも気がのらない日はあるだろうし……私も大人だ、今日は君の意見を尊重させてもらおう。頭もだいぶ冷えて来たしな……。冷やしついでにシャワーでも浴びて来るとするよ」

流暢にまくしたて、彼はくるりと何の躊躇もためらいも葛藤もないかのように真宵に背を向ける。

実際は頭が冷えてきたどころか更にヒートアップして脳内は最高にハイだが、それを何事もなく振る舞ってみせるのが自分の腕の見せ所だろう。


「ま、待って……ご主人様」

足早にキッチンを去ろうとすると、予想どおり真宵に呼び止められた。

不敵な笑みのまま振り返る。何か言いたそうにうつむく真宵がこの上なくかわいい。

「何かね?」
「あ……えっとね、その……」
「まだ何か言いたいことでも?それとも……お願い、かな?」

耳まで赤く染めた真宵は黙り込んだままだった。何が言いたいかなんて御剣には分かりきったことだが、もちろんそこは敢えて知らないふりを決め込む。

しばらくして彼女はゆっくりと首を振った。
縦ではなく、横に。

「なんでも……なんでもない」
「む。そうか」

576御剣×真宵:2007/02/08(木) 01:17:57 ID:5mH/oCSc


手短に応じて、御剣は今度こそキッチンを後にした。

今のところすべて順調。先ほど真宵が続きをねだらなかったのももちろん予想通りだ。

いい。何もかもが上手く行っている。

さらば、くだらん理性。今宵はもう退場願おうか。


真宵の視線を背中に受けながら、御剣怜侍は心中でほくそ笑む。

577名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 01:19:35 ID:5mH/oCSc
予定よりだいぶ遅れた投下になりました。スマン。
こんな感じで投下は続けます。
久しぶりにうらみたんものが読んでみたいなーとかわがまま言ってから去る。
578名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 19:39:59 ID:CQ38jaKB
>>570
乙!
微エロ突入で燃えた(;´Д`)クオリティ高杉
続き楽しみにしてるよ


>>568-569
まぁ、マターリと待ってみようジャマイカ
579名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 09:42:19 ID:6CEcxCEq
GJ!!
真宵タンかわいいお真宵タン
580名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 09:26:29 ID:A/Sqc+6E
もうこのスレだけが人生の楽しみです
581名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 10:50:26 ID:dlLoCqZV
逆転初心者の私だけど、ミツマヨいいねー………
まだ1ー4どまりなので、はやく続きをプレイしたいwww

ミツマヨ好きになった。私も挑戦してみます!
582名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 13:33:40 ID:sbqWzoZ8
先日、ユリエ×キリオを書くと言っていた者ですが、
身内に不幸がありまして、しばらくこのスレに来る事が出来なくなってしまいました。
楽しみにしてくださったかたには大変申し訳ないのですが、身辺が落ち着いたらまた投下しに来ます。
本当にすみません。
583名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 15:38:44 ID:LdmHoI6+
重々しいよ…
待ってます
584名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 15:39:27 ID:OBALxEpS
なんだかんだ言っても性教育の続きが読みたいよ…。
ミツマヨ神様、ROMってらっしゃったら
是非とも投下お願いします!
585名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 06:26:38 ID:BaI1nrMG
1しかプレイしてなくても投下していいかな?
586名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 06:33:20 ID:nfkljUMI
投下してください〜
587名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 10:30:23 ID:VSxJZSbR
マヨイ以外なら歓迎
多過ぎて萎え
588名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 12:05:36 ID:2oI596yy
>>582
そうだったのか。。。今は自分の身内の方を大事にな。
こっちは急がなくていいから、時間ができたときに書いてくれ。
投下待ってます。
589名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 16:33:43 ID:KAiP5loW
>>587
贅沢言うな!!
投下する職人さんがいるだけでもありがたいんだぞ!
590名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 18:20:18 ID:tRCPufPe
ナルマヨにも飢えてるくらいだってのに‥
591名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 18:31:24 ID:NlZImZh7
新年になってからナルマヨ投下されてないっつーかそれ以前も基本小ネタばっかか…
592名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 20:51:44 ID:r62sMZtN
死にたくなるぐらいにエロエロな千尋さんがみたい
593名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 22:20:49 ID:niTdmEnO
>>591
さあ、メモ帳を開くんだ。
君が新年の神になるときだ。
594名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 05:44:39 ID:gvl6A1Oq
小ネタや繋ぎ除いたら
まともに投下されたナルマヨは一年以上前が最後だという現実。
595名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 06:01:16 ID:PCNDjPwF
そんなに無いんだ‥逆転裁判でエロパロ書いた事ないけど、
何かシチュ
考えてみるか>ナルマヨ
596名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 12:22:17 ID:/cI/nkiA
メイド真宵たんマダー?
597名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 20:38:02 ID:a6ZbJYla
>>592
久々にゴドチヒをみたいな。

>>595
頑張ってください!楽しみに待ってます!
598名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 23:48:12 ID:4FaFje14
>>592
カミチヒだったら出来るかも。
ちょっと頑張ってみる。がダメだったらすまない。
出来たら落としに来るよ。
599名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 01:11:09 ID:ihtAlo/a
イトノコ×冥きぼん
600名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 09:55:53 ID:vAy87ox8
神が続々と降臨しつつある。wktk
601名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 13:28:32 ID:Y5QS9J/L
ナルマヨ読みたい!
602神乃木×千尋:2007/02/16(金) 00:55:10 ID:4fNbjj1q
>>598です。頑張ったら出来たので落としに来ました。

神乃木×千尋で、弱コスプレ風味です。
苦手な方はご注意ください。
603神乃木×千尋:2007/02/16(金) 00:56:00 ID:4fNbjj1q
 今日ももうじき終業という頃になって給湯室にいた私に声をかけてきたのは、あきれるくらい予想通りに神乃木センパイだった。
「なァ。今日が何の日か知ってるか、コネコちゃん?」
 …やっぱり。今朝起き抜けに情報番組を見てからずっと、絶対に来るだろうって思ってた。
 私は気づかれないように、そっとため息をついた。
「水曜日ですけど。それが何か?」
「…分かって言ってるな、アンタ」
 私をからかおうとするそぶりを隠しもしない、センパイのニヤニヤ笑い。
「2月22日、アンタのためにある日…だぜ。なァ、コネコちゃん?」
「…はぁ」
 もう、逃げることは出来ないらしい。
 私が背にした壁に手をついて、彼は私の顔を覗き込んで笑う。

「いいか、今日は本当にコネコになってもらうぜ…チヒロ」

 ものすごく不穏な台詞と、絶対に何か企んでいる微笑。
 そのまっすぐな瞳に射抜かれた私は、思わずこくりと頷いてしまった。


 すぐに家に連れ帰られるのかと思いきや、センパイは繁華街のある駅で途中下車すると言い出した。
 上機嫌で先を歩くセンパイの2歩後ろで、私は不安にかられる。一体、私はこれからなにをされるのか。もう、嫌な予感しかしない。
 …帰りたい…
 私は深く深くため息をついた。
 ここで立ち止まって、雑踏の中にまぎれてしまう事は簡単だ。けれどもそんなことをしたって、きっとセンパイは容易に私を見つけ出してしまうだろう。なんというか、そういう人なのだ、神乃木荘龍という人は。
「なあオイ、置いてっちまうぜ」
「…あ、ハイ」
 条件反射で返事をして、がっくりと肩を落とす。
 …やっぱり、帰りたいと言えばよかった。
 そんな私の後悔は、ぎらぎらとしたネオンが近づくごとにどんどんと大きくなっていった。
604神乃木×千尋:2007/02/16(金) 00:56:44 ID:4fNbjj1q
 妙に装飾の凝った廊下で、202と刻まれたライトが点滅している。
 ドアを開けるや否や、センパイは有無を言わさず私を抱き上げると大きなベッドへ運び、そして放り投げた。
「…せ、センパイ?スーツが皺になるので、あの…」
 愛用のブリーフケースのなかに手を入れてなにやらごそごそしているセンパイに、おずおずと進言する。だけど、センパイはまるっきり知らん顔だ。
「今日はコネコちゃんにいいものをやるぜ」
 鼻歌さえ交えながらセンパイが鞄から取り出した黒いモノは、まごうかたなき猫耳だった。
「え、コレ…」
「言ったろう?今日はホンモノのコネコちゃんになるんだ…チヒロ」

 身体の中に響く、甘い声。いつもの夜の声。
 こんな状況でこの声を聞かされるだなんて、思ってもみなかった。
 まさかとは思ったけれど、本気でこんなことをするとは。
 だいたい鞄からアレが出てきたということは、前々から用意して家から持ってきたっていうことで…それはイコール、これが計画的な犯行だっていうことだ。
 あまりの状況に発する言葉を思いつくことができず口をぱくぱくさせている私の頭に、あっという間にソレが装着される。
「なあ、見てみな。カワイイコネコちゃんが鏡に映ってるぜ」
 肩を抱かれて、ベッドサイドの大きな鏡へ身体を引き寄せられる。
 少しだけ乱れたスーツに、猫耳をつけた私。そしてそれを満足そうに眺める私の恋人が、そこにはしっかりと映っていた。
 逃れようもなく見せ付けられて、さっと頬に血がのぼっていく。

「クッ…可愛いぜ、チヒロ。すっかりコネコちゃんだな」
「い、イヤです、こんなの…」

 …イイだろう、たまには趣向を変えたって。
 そう囁かれて、思わず誤魔化されそうになる。まだ頭が混乱してて、うまく考えられない。
 赤味を帯びた照明のせいで、自分の肌が桃色に見える。
 でももしかしたらこれは照明のせいなんかじゃなくて、私の肌はとっくに快楽に染まってしまっているのかもしれない。
605神乃木×千尋:2007/02/16(金) 00:57:21 ID:4fNbjj1q
 センパイは猫耳のついたカチューシャをうまく避けて私の頭を撫でると、さらりと肩に広がる髪をひと房掬い取って、ゆっくりと唇に押し当てた。
 それは、いつもの『はじまり』の合図。
「…あ」
 条件反射で、私の肩から力が抜ける。
 それを察したセンパイが、私の身体をベッドへと引き倒した。
「大丈夫だ、安心しろ。そんなに無茶なことはしねぇよ」
「……」
 ちゅ、と頬に口付けを落とされる。その言葉を信じていいものか否か、まだ私は迷っていた。
「怯えたコネコちゃんよりなついたコネコちゃんと遊ぶほうが、オレも楽しいからな」
 また、口付けられる。今度は額に。こめかみに。添えられた手が頬を撫でる。
 その優しい手はいつもと同じで、私はようやく少しだけ警戒心を解いた。
「…ほんとう、ですね?」
「ああ、コーヒーの神様に誓ってもいいぜ」
 センパイは私に覆いかぶさったまま、瞳を閉じて恭しく胸に手を当てた。
「…そういうのは、私に誓ってください」
 指先で、ちょんと唇を突く。少しかさついた色の薄い唇が、ふっと笑みを浮かべた。
「クッ、違いねェ…誓うぜ。チヒロ」
 囁かれてすぐに降りてきた口付けはいつものように優しくて、もう疑う部分なんてどこにもなくて。
 だから私はすっかり安心して瞳を閉じ、センパイに身を委ねることにした。

 ベルトを外されスカーフを解かれ、スーツのチャックが性急に下ろされ袖を抜かれた。
 剥きだしになった下着は、何の飾り気もない黒。センパイが用意した猫耳と同じ色。
 センパイが、感嘆したようにほう、と息をついた。
「…綺麗な黒猫、だぜ…」
「や、だ…」
 急に恥ずかしくなって、脱がされたスーツを掻き抱いて身体を隠す。けれども、それはすぐに大きな手に阻まれた。
「こら、ちゃんと見せろ。せっかく綺麗なんだ」
「じゃあ…せめて、電気を…」
「消すわけねェだろ?」
 私の懇願は、ニヤニヤ笑いとともに、見事に瞬殺される。
「チヒロのコネコ姿、シッカリ焼き付けておかねぇとな」
606神乃木×千尋:2007/02/16(金) 00:57:52 ID:4fNbjj1q
「ば、馬鹿な事を言わないでください!」
「コイビトの可愛らしい姿を焼き付けておきたいって思うのは別に馬鹿なことじゃねェだろ」
 微笑んで、な?と小首を傾げられる。
「…あの、そんなことしてもかわいくありませんよセンパイ」
「ったく、つれねぇコネコちゃんだぜ…」
「つれなくて結構です」
 ぷい、とそっぽを向いた。視線の先には鏡があって、否応なしに自分の今の姿を実感させられる。うまく言いくるめられてしまったことを後悔したって、もう遅い。
 背後から、大きな手が私を抱きすくめてくる。
「そんな悪いコネコちゃんにはお仕置きが必要だな」
 喉の奥で、くつくつと笑う声。
 一体なにを、と振り返るよりも早く、首筋に鋭い痛みが走る。
「ひ…ッ!」
 歯を立てられたのだと気づいたその時には、もう強く吸い付かれていた。
「ダメ、センパイ…痕、が…っ」
「大丈夫だ、いつもの格好なら見えやしないさ」
「そうかもしれないですけど、んっ!」
 言うなり、またちゅうと音を立てて吸われる。今度は肩口。少し戻って鎖骨。
 体中にキスを降らせるその手順もいつもどおりなのに、部屋の明るさが、目の前の鏡が、私をどんどん追い上げてゆく。
 私を抱きしめていた手はいつの間にか太股をまさぐり、腰のラインを辿って脇腹へと上がってきていた。
 ぞくり、と快感に肌が粟立つ。
「ん、あっ…」
「なんだ?いつもよりもヨさそうじゃねえか」
「そんな、こと…な……はあぅっ」
 心底楽しそうな声も、もう霞がかかったようにしか聞こえない。
 私はぼうっとしたままそれでもどうにか言葉を紡ごうとして、そして失敗する。
 センパイの大きな手が私の胸を下着ごと包んだ感触が、すべての理性を断ち切った。
607神乃木×千尋:2007/02/16(金) 00:58:25 ID:4fNbjj1q
 目の前の鏡に映るのは、いつもの私じゃない。
 快楽に溺れた、ただの一匹の猫だった。

「や、あ…ふ…」
「やっぱりアンタ、感度上がってるぜ」
「や、ウソ…んううううぅっ…は、ああっ」
 下着越しの愛撫が、もどかしい。こんなにも先を焦がれたことは、今までになかった。
 鏡の中の私ははしたなく喘いで、与えられる快感にただ酔っている。
 でも足りない、これだけでは足りない。自分でも意識しないうちにすり合わせた脚の奥で、湿った音がしたような気さえする。

「どうして欲しい、コネコちゃん…言ってみな、聞いてやるぜ」
 下着に包まれた私の胸を捏ね回しながら、センパイが耳元に囁きかける。その声にさえ、感じてしまう。
「これ…はず、して…ください…っ」
 震える声で伝える。ホックを外して欲しいと背中を逸らす。
「よし、いいコだ…でも、そのお願いは聞けねぇな」
 センパイは肩口にキスをして、そのまま口でストラップを下ろした。
 力任せにブラジャーを押し下げられて、ふるんと乳房がまろび出る。
「あ…や…ああ…」
「何がイヤだ、こうして欲しいんだろ?」
 ふと気づくと、センパイは私の上に覆い被さっていた。
 もう鏡は見えない。それでも、恋人の熱い瞳は自らの痴態を思い知るには充分すぎた。
 下着越しにさんざん苛められたせいで、胸の頂はすでに硬い。
 きっと、今からピンポイントでソコを苛められる。想像しただけで、どくんと鼓動が跳ねた。
 熱っぽい瞳で私を見つめたまま、じっと動かない先輩。その視線だけでイかされてしまいそう。
 もう、たまらなかった。
「ね…お、ねがい…センパイ…ここ、触って…」
 自ら胸を摺り寄せ持ち上げると、触れられるのを待っているその場所を示す。
 センパイが、我に返ったようにはっと息を呑んだ。
608神乃木×千尋:2007/02/16(金) 00:58:55 ID:4fNbjj1q
「…クッ…凄いな、今夜のコネコちゃんは教えてないことまでしてくれるのか?」
 大サービスだ、と、熱に蕩けた瞳でうたうように囁く。
 そんな声にすら身体が震える。そうだ、私は今、とてつもなく恥ずかしいことを、自分から。
 でも、止められない。止めることができない。
 私の身体は今までの中途半端な刺激にとっくに感じきっていて、望むものが与えられたらきっとあっという間に達してしまう。
「あ、あ…ッ」
 耐え切れず、太股を擦る。今度は隠しようもなく、ぬちゅ、と湿った音がした。
 聞こえて欲しくはなかった。でもその期待は、センパイがごくりと喉を鳴らす音に脆くも崩れる。
「…チヒロ、今」
「い、イヤ…ち、違う、の…」
「違わねェだろ、なぁ」
 望んだ胸への愛撫は与えられないまま、先輩の手が私の秘所へ添えられる。
 蕩けきったソコを、無骨な指がすっと辿った。
「ひああああんっ!」
「すげェな…こんなに濡れたこと、あったかよ?」
「あ、ああ…っああっ」
 もうすっかり役目を為していないショーツを横にずらされ、ぐちゅぐちゅと無遠慮にかき混ぜられる。
 普段なら少し痛みを感じる荒々しい愛撫も、今の私には快楽のもとでしかない。
「あ、ん…んあああ…」
 頼りない弱々しい声が、引っ切り無しに喉から漏れ出てゆく。
 これだけ蕩かされているのに、さっきから望んでいるところには指一本だって触れられていない。
 …これで望んだ愛撫を与えられてしまったら、一体私はどうなってしまうんだろう。
 悦楽の底無し沼で、どんどんと溺れてゆくんだろうか。
「クッ…そろそろコネコちゃんの欲しいもの、くれてやるぜ」
 ひとしきり秘肉を弄ったあと、センパイは欲情した雄の顔でそう宣言する。
 
 …ああ、ようやく、ようやくだ。

 私はまたさっきのように、胸を抱き寄せた。
609神乃木×千尋:2007/02/16(金) 01:00:18 ID:4fNbjj1q
 だけれどセンパイは、私の期待とはまったく違う行動に出た。
 仰向けの私をぐるんとひっくり返すと四つんばいにさせ、顔を鏡のほうへと向けさせる。
 蕩けきった痴態が丸見えだったけれどそれでももう、恥ずかしさより快楽を求める気持ちのほうが強かった。
 早く触れて欲しい。早く、早く。
「…セン、パイ…」
「しっかり見ときな、コネコちゃん…きっと、トリコになっちまうぜ」

 後ろから覆いかぶさられ、熱いものが押し当てられる。
 え、と思ったときには、もう遅かった。
 ずちゅっと淫猥な音を立てて、センパイは私を後ろから貫いた。

「あ、ああああああああああああッ!!」

 さっきまで望んでいたものとは違う。それでも、彼の侵入を待ち焦がれていなかったといえば嘘になる。
 バババっと目の奥で火花が飛ぶ。今までとは質の違う、圧倒的な快楽。
 きもちいい、きもちいい…きもちいい!
 みっともなくひくひくと柔肉を震わせ、与えられたモノを噛み締めた。

「クッ…そんなに動くんじゃねえ、チヒロ…」
「あ、あああ…だ、って…っ」
 欲しいの、欲しいから、動いちゃうのに。
「もっとシてやりたいのに、これじゃオレが持たねえだろう?…そんなみっともないのはゴメンだぜ」
「ん…あはあああああああああああっ!」
 ぐっと押し込まれて、ひときわ大きな声が漏れる。
「…あ、ああ、ああああっ…」
「イイ、みたいだな、チヒロ…ッ」
 正確で深いストロークが、がくがくと私を揺さぶる。
 …もう、何も考えられない。
610神乃木×千尋:2007/02/16(金) 01:01:05 ID:4fNbjj1q
「…チヒロ、鏡。見てみろ」
「う、くぅ…ん」
 激しい交接の最中にぐいと頤を持ち上げられ、鏡を注視させられた。
「よく見ろ…いやらしいコネコだろう?これが、今のチヒロだ」
「あ…はぁ…ああああ…ん」

 涙で霞む視界と、ぼんやりと熱で曇った頭。
 それでも、目の前の光景がどれほどのものかっていうことくらいは、わかった。
 どうしようもなく乱れた髪。頭の頂上には、つくりものの可愛らしい耳が鎮座している。
 ブラジャーは押し下げされ、ショーツは履いたままクロッチをずらされて、ぐっぷりとセンパイの欲を受け入れていた。
 まるで動物のように四つんばいで。後ろから。

 …それはただの、淫らな雌猫。
 自分で認めた瞬間、身体に電気が走った。

「あ、ああ…っ」
 視界が真っ白になる。バチバチと火花が散る。
 私からは死角になっている秘肉。そこから、愛蜜がとろりと太股を伝うのがわかった。
「クッ…凄いな、今、少しイッただろう?」
「あ、あ…ああ…ん…」
 もう、まともな言葉が紡げない。ぐったりと力の抜けた身体で、掠れた声で喘ぎ続けることしかできない。

「そんなにキツくされたら、もう我慢できないぜ…」
「う、やああああぁん…っ!」
 ひときわ深く貫かれて、悲鳴を上げた。スピードは下がるどころか、どんどん加速していく。
「や、あ、やああ、こ、こわれ、ちゃう…っ!」
「壊れやしねぇさ、これくらいじゃ、な!」
 ぐいとギリギリまで抜かれたかと思うと、腰を回すように打ち付けられる。
611神乃木×千尋:2007/02/16(金) 01:01:47 ID:4fNbjj1q
 腰をつかんでいた手が片方離れて、私の胸を掴む。無骨な指先が、すっかり硬くなった頂を捻った。
 ようやく与えられたそれに、もう何度目かの軽い絶頂が訪れる。
「ひ、や…ああんっ!ああん!ああああっ!あ、やああっ!」
「クッ…凄ェ、キツ…いなァ、もう…イイ、か?」
「あっ、あああっ、わ、わたし、もっ…うん、ああぁっ!」

 がくがくと体が震える。それは、貫かれる衝撃のせいだけではもうなくて。
 身体の奥で、どくどくと脈打つものを感じる。
 もともとの圧倒的な質量。それよりもさらに膨らむのを、私は確かに感じ取った。

「く、ッ…ああ、チヒロ、チヒロ…ッ!」
「あ、あああ…んあ!あ、ああっ…そ、そうりゅ…そうりゅう、さん…っ!」

 こんな時にしか呼べない名前を、熱に浮かされたまま呼び続ける。
 必死にシーツを掴んで、行き場のない強すぎる快楽を享受した。

 汗ばんだ手が身体を這い回る感覚も、
 時折背中に落とされる唇も、
 不規則に漏れる吐息も、
 繋がった場所の熱さも。
 すべてを享受しようと、私は精一杯身体を開く。

「…は、そろそろ…イク、ぜ…、チヒロ…!」
「ん…きて、きて、きてええええっ!」
「ああ……く…うッ…!」
「ひ、ああああああああああああァァァッ!!」
 恥も外聞もなく叫んで、絶頂を迎える。
 同時に熱い情欲が身体の奥に注がれるのを、確かに感じた。


 意識を飛ばすその瞬間に、鏡が視界をよぎった。
 そこにどろどろに蕩けあった二匹の獣を認めて、ゆっくりと私は瞳を閉じた。
612神乃木×千尋:2007/02/16(金) 01:02:36 ID:4fNbjj1q
 まだ朧な意識のまま、大きく息をつく。目の前の肩にしがみ付きながら呼吸が整うのを待っていたら、大きな手が私をベッドに横たえた。
 後始末をしながら、頬に張り付いた髪を払ってくれる。
「…大丈夫か?コネコちゃん」
「だいじょうぶ、です…それと、いい加減そうやって呼ぶのやめてくれませんか?」
「クッ…さっきまでのアンタは完全にコネコだったぜ」
「…!!」
 センパイのやに下がった表情。なにを考えているかなんて、顔に全部書いてある。
 急に恥ずかしくてたまらなくなって、私はまだ整わない息でセンパイの顔面に枕を投げつけた。
「イテェな、何するんだ!」
「センパイが悪いんです!」
 布団を引き上げて、胸元を隠した。きっと私、真っ赤になってると思う。
 センパイはそんな私をやっぱりニヤニヤと見つめてくる。もう、耳まで焼けるように熱い。
 からかうのもいい加減にしてほしいなんて思うけれど、こんなふうにじゃれ合うのは本当のところ嫌いじゃない。
 こんなに大きなオトナなのに、まるで小さな男の子。好きな子ほどイジワルしたい…なんていうヤツだってことくらい、私だってわかってる。
 そんなセンパイがいとおしくて仕方ないから、私はいつも彼を許してしまうのだ。

 センパイもそのあたりは心得ていて、拗ねた私相手に本気で怒ったりはしない。
 さっき上げた怒鳴り声なんて忘れたって顔でぎゅっと抱きすくめられて、こめかみにキスを落とされた。
「…もう一度、コネコにしてやろうか?チヒロ…」
 耳元で、甘い甘い洋酒みたいなセンパイの声。
 条件反射みたいに、すぐにとろりと酔わされて蕩かされてしまう。
 唇が耳元から離れると、今度は額が合わさった。
 センパイの瞳の中に、みっともないほど蕩けた私の顔が映ってる。
 …ああもう、こうなってしまったら、どうしようもない。

 可愛がってやるぜ、コネコちゃん。
 くちづけながら囁かれ、私はふたたび陶然と瞳を閉じた。
613598:2007/02/16(金) 01:04:35 ID:4fNbjj1q
以上です。お粗末さまでした。

メイド真宵たんの続きを楽しみにしつつ、ROMに戻ります。
614名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 01:34:20 ID:poXAjDa3
大変エロくていいと思います!(`´ゝ
にゃんにゃんの日万歳
615名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 17:49:15 ID:+vaN1tLF
カミチヒ良かったよー!!
エロいのに雰囲気あって素晴らしい文章だなあ。
男らしいコーヒー氏カコイイ!
また是非書いて下さいね。
616名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 18:14:45 ID:TFE3yNk3
カミチヒの神が  ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ  キテタ--------------!!!!



激しくGJ。
次回作もキヴォンヌします。
617名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 00:11:28 ID:W6Rit9uE
>>613
乙!素晴らしい作品ありがトン!
すっかりカミチヒにハマってしまった。こいつめ・・・どうしてくれる!
618名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 08:21:55 ID:tMp4UX0F
攻めるときに、いちいち具合いを聞いてくる神萌え
619名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 08:03:07 ID:S1Pg02yv
流れを無視して、九太×春美なるものを書いてみた。
エチーも無しな純情系だが、投下しても桶?
620名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 10:47:46 ID:qlBl+Ndy
>>619
カモーン!
621九太×春美@うさじ:2007/02/18(日) 12:11:00 ID:djCaHtWH
ではお言葉に甘えて投下させてもらいます!



「おっはよーはみちゃん!あれ、どっか出かけるの?」

「真宵様!お早う御座います!」

朝早く、修行のため起き出した真宵は春美に声を掛けた。
しかし今日は春美の修行はないはず…

「今日ってはみちゃんの修行無いよね?どこいくの?」

真宵に聞かれ、春美は少し頬を染めた。

「きゅ、九太君のところですわ。」

真宵は目を丸くした。
九太とは、あのトノサマンが大好きな少年である。
一瞬この2人の接点が思い浮かばなかった真宵だったが、すぐに思いついた。

「あぁ〜、はみちゃん九太くんと同じクラスになったんだっけ、この春。」

春美は九太と同じ小学校へ通っていた。
しかし、小学校は里から通える距離に無かったので、いつも成歩堂の自宅からの通学だった。
今は1月の正月明け―つまり冬休みで本家に帰っていたのだった。
もう二週間以上も九太と会っていない春美は、そわそわと目を泳がしたり顔をさすったり…
真宵は初々しいその姿に笑みをこぼした。

春美は…九太が好きなのだ。

「うん、わかった行っといで!みんなには私が言っといてあげるよ。」

春美はぱっと顔を上げて、満面の笑みを真宵に向けた。

「ありがとうございます真宵様!では行って参りますね!」

言うが早いか、春美は雪の降り積もった軒先へ飛び出し、バス停のある道へと走っていった。
真宵は、遅くともどんどんと遠ざかる小さい背中を見つめながら叫んだ。

「はみちゃーん!九太君とはもうチューはすんだのー!?」

思い切り叫んだせいか、その声は周りの山々に反射し、木霊した。
春美は顔を真っ赤にして振り返り、

「まっ…まだですわー!真宵様こそなるほどくんとチューはお済みになられたのですかー!?」

多少ムキになっているのか、春美はそう返した。
まったく可愛いったら無い。

「ふふん、もうチューは終わってるよー♪」

そう呟き、真宵は再び早歩きを始めた春美の背中を見つめていた。
純粋に、ただひたすら純粋に一人の男の子を愛する少女。

「妬けちゃうなぁ九太君。泣かせたら承知しないぞ。」

真宵は春美の姿が見えなくなると、修行をすべく本堂の中へと入っていった。
622九太×春美@うさじ:2007/02/18(日) 12:13:14 ID:djCaHtWH
午前11時 ひょうたん湖公園前


「ひょうたん湖公園」と描かれたプレートの前に、春美はいた。
ここで九太と11時に待ち合わせである。
もうすぐ―もうすぐ九太くんと―

「よう春美、待ったか?」

春美の心臓が大きく跳ね上がる。
声のした方を振り向くと、そこには九太がいた。
彼はいつも独特な姿をしている。
頭にはトノサマンの髷のついた帽子をかぶり、首からは常にカメラを提げている。
鞄はいつもトノサマングッズであふれ、ポスターなどはチャックの隙間から顔を出している程だ。
しかし、春美はそんな彼が好きなのである。
何故かって、それは―

「おい、何ぼーっとしてんだよ春美!さっさと行こうぜ!」

「あっ、ちょっと…」

九太は春美の手を引く。そしてそのまま自分のジャケットのポケットに入れた
春美は火照っていた顔を更に赤くする。
そう、春美はこんな九太の優しさに惚れ込んだのだ。
九太は、もう片方の手にしていた手袋を春美に渡した。

「素手は寒いだろ。俺はジャケットのポケットがあるからそれしとけよ。」

そう言って九太は歩くペースを遅くする。
春美に合わせているのだ。
春美は一度九太から手を離し、手袋を手にはめる

あたたかい…

「…九太くん」

「な、何だよ…」

「ありがとうございます…っ!」

嬉しくて嬉しくて、春美はもう一度九太の手を握った。
今度は九太が赤くなる番だった。

「…おう。」

顔を真っ赤に染めたこのカップルは、この銀世界で少し浮いていたかも知れない。
しかし、どんな恋人達より初々しく、可愛らしいものだった。
623九太×春美@うさじ:2007/02/18(日) 12:15:06 ID:djCaHtWH




午後2時 某ファーストフード店内


「あぁーっ!!すっげぇ面白かったなぁトノサマン・ザ・ムービー!!」

春美はウーロン茶を飲みながら、舞い上がる九太をニコニコしながら見つめていた。

「あそこでよぉ、こーやってこーやってトノサマンがアクダイカーンを―」

九太は、トノサマンの話をしているときが一番輝いている。
春美はそれを眺めるのが大好きだった。
今日は、冬休み恒例となった「トノサマン・ザ・ムービー」を見に来ていた。
それが先程終わり、2人は遅れた昼食を取りにファーストフードに寄っているのだった。
変わらずニコニコと九太の話を聞き続ける春美。
例えトノサマンがどんなものなのかちっとも分からなくたって、九太がそこで笑っていてくれるなら―

「春美」

急に呼ばれ、春美は弾かれたように前を見た。

「何ですか、九太君?」

九太がまじまじとこちらを見ている。
そして口を開いた。

「お前…泣いてんのか?」

目尻にたまっていた雫が、春美の頬を伝い 落ちた。


624名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 12:17:10 ID:djCaHtWH
とりあえずここまで!
用事が出来たので続きはあとで投下しに来ます!
625うさじ:2007/02/18(日) 17:00:56 ID:UyrDQQ2E
どうも〜、用事が済んだので続き投下します!
何だか流れを止めて本当に申し訳ない、気に入らなかったら適当に読み飛ばして下さい

ではドゾ↓
626九太×春美@うさじ:2007/02/18(日) 17:03:51 ID:UyrDQQ2E
午後4時 ひょうたん湖公園内


ひょうたん湖には雪が積もっている。
ただただ一面の銀世界を前に、若いと言うには幼すぎる2人がベンチに座っていた。

「なぁ」

「はい…」

「寒くねぇか?」

「はい…」

さっきから春美は「はい」しか言わない。
九太は困ったように頭をがしがしと掻いた。
その様子にびくっと肩を揺らす春美。

九太が怒っている。

そんな先入観に縛られ、春美は先程からまともに話すことが出来ない。
どうしよう どうしよう
せっかく九太君が楽しみにしていたトノサマンの映画、これで台無しになってしまったかも知れない。
私が…私が泣いてしまったから…!
でも、何故あのとき涙が出てきたのか、自分でも分からない。
どうして良いか分からなくて、どうしようもなくて、春美の目からは再び大粒の涙が出てきた。
ずっと春美を見ていた九太は、ポケットからハンカチを取り出して春美の顔を拭いてやった。
どんなときにでも優しい九太君。
しかし、今の春美にとってその優しさは逆に苦しかった。
春美は急に立ち上がり、今にも再び泣きそうな顔を九太に向けた。
627九太×春美@うさじ:2007/02/18(日) 17:04:45 ID:UyrDQQ2E

「九太君…今日はすみませんでした。折角楽しみにしていたトノサマンだったのに…これでは台無しですね。私、もう帰ります。」

九太の顔が歪んだ。
そんな九太の顔を見て、春美は更に心に詰まったが、もうその場には居られなくて走り去ろうとした

瞬間


「待てっ春美!!」


がしっ


九太に腕を捕まれ、春美はそれ以上進めなくなった。
幼いとはいえ力の差はある。
春美はベンチに戻され、そのまま九太の腕の中に収まった。

「きゅっ、九太くん…!」

春美は九太を押し戻そうと胸を精一杯押した。
しかし九太は離れてくれない。
もうどうして良いか分からない―
春美はまた泣いてしまった。

「うっ…ぐすっ…ふっ…ふぇっうぅぅ…っ!」

腕の中で小さく震える春美を感じ、九太も切なくなった。
九太は分かっている。何故春美が泣いているのか。
そして今自分がすべき事も。
全て分かっていた。
628九太×春美@うさじ:2007/02/18(日) 17:05:28 ID:UyrDQQ2E

「なぁ、春美…」

呼びかけても春美は震えるだけ。
構わず九太は話し続けた。

「俺、今日は映画も楽しみにしてたけど、一番楽しみにしてたのは…お前に会うことだったんだぜ?」

春美の肩が一層大きく揺れる。
泣き声もやんだ。まるでこれから話される一言一句を聞きのがさまいとするかのように。

「映画だって、お前と一緒ならもっと楽しいだろうと思って…それで誘ったんだ。
 トノサマンだってそりゃあ大好きさ。でも…」


でも?


その次は?


早く早くと春美の鼓動が高鳴る。


「今一番大好きなのは、お前なんだよ…春美。」


今まで空っぽだった心に、何かあたたかいもので満たされていく。
春美はそんな気分だった。
涙もいつの間にか引いていた。
嬉しくて、あまりにも嬉しくて、春美は自分を抱きしめる九太を抱き返した。


「好きだ。好きなんだ、春美。」

「はい…!はい…っ!私も大好きです!」


また ぽろり と、春美の瞳から雫がこぼれ落ちた。
しかしそれはさっきまでの冷たいものではなく、とても温かいものだった。
629九太×春美@うさじ:2007/02/18(日) 17:06:48 ID:UyrDQQ2E


その後しばらく抱き合った後、他愛ないおしゃべりをして、2人は楽しんだ。
もう一時間は経ったろうか。
そろそろ帰らないと、春美は夜までに里に帰ることが出来ない。
名残を惜しむように2人は立ち上がり、不意に見つめ合った。
さっきまであんなに離れたかったのに、今ではもう、お互い片時も離れたくない気分になっている。
2人は公園前のバス停まで手をつないで歩いた。

「駅から1人で大丈夫か?」

「はい、今日はありがとうございました九太君、ではまた学校で…」

軽く一つ礼をした後、春美は九太に借りていた手袋を返そうと脱ぎ始めた。
九太が振り向くと、バスはもうすぐそこまで来ていた。
春美は慣れない手袋にもたもたと戸惑い、下を向いている。

「―ッ春美!!」

「は――ぅンッ!!」

春美が上を向くと、とたんに口を塞がれた。
目の前には九太の顔。
しかしそれも一瞬のこと。次の瞬間にはもう一定の距離を保っていた。
けれど、唇にはまだ感触が残っていて―
春美の顔にどんどん血が上っていく。九太も同じく真っ赤だった。

プシュー

バスの扉が開く音が聞こえる。
いつの間にかバスは横に到着していた。
630九太×春美@うさじ:2007/02/18(日) 17:07:55 ID:UyrDQQ2E

「あ…」

躊躇している春美を見て、九太は背中を押した。

「ほら行けよ春美、その手袋はやるから。」

「で、でも九太君、それじゃお寒いのでは…!」

「大丈夫だよ、お前が片方持っててくれんならそれだけで」


俺は温かいから。



プシュー…


扉が閉まる。
壁が2人を隔てた。
どんどんと遠ざかる愛しい人。
九太は春美が見えなくなるまで手を振り続けていた。
もちろん春美も同様に。

春美は最後部席でひざ立ちだった足を下ろし、行儀良く座る。
そしてさっきのあの感触を思い出す。
柔らかくて、温かくて、優しい あの感触
春美はそっと自分の唇に触れた。
まだ熱を持っているみたいに温かい。

「ふふっ、春美様もこんな感じだったのかしら。」

春美は、手元にある片方だけの手袋を力一杯抱きしめた。

「大好きですわ九太くん。いつか…いつか」



私をお嫁にして下さいね。




― END ? ―



631うさじ:2007/02/18(日) 17:09:02 ID:UyrDQQ2E
ごめん誤植、
春美様じゃなくて真宵様ね。すいません!
632九太×春美番外?@うさじ:2007/02/18(日) 17:09:56 ID:UyrDQQ2E


某時  ひょうたん湖公園内



「ったくよぉ、最近のガキはマセてるっつーか何つーか…って俺ガキにまで負けてんのかよぉぉ!!!」


ひょうたん湖のベンチ横で、カステラを売りながら一部始終を見ていた矢張。
その負け犬の遠吠えは、ひょうたん湖に哀しく響いたのであった。




― END ―
633うさじ:2007/02/18(日) 17:13:11 ID:UyrDQQ2E
一応これで終わりっす!読んでくれた人がいたら、最後まで読んでくれて有り難うございました。
九春はけっこう好きなCPなんですけど、なかなかやっぱり無いみたいで…
勢いだけでこの小説を書いてしまいました。ちょっと九太が大人になりすぎたかな。
初めてで緊張しましたが、発表の場を与えてくれて本当に有り難うございました!
また機会が有れば書かせて下さい。では
634名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 18:16:54 ID:hLCAIj1h
新カプktkr!(・∀・)
うさじ氏、職人デビューおめでとう。
ほのぼのしててよかった。いつかまた投下してくれ。
635598:2007/02/19(月) 00:03:16 ID:navrpY8u
先日はカミチヒにGJありがとうございました。
調子に乗って今度はナルメイを持ってきました。ナルマヨじゃなくてすまない。

ちなみに元ネタあります。わかった方は曲を聴いてにやりとしてください。
もしかしたらこのネタで身バレするかもしれないが (゚ε゚)キニシナイ!!
636ナルメイ「遠恋」:2007/02/19(月) 00:04:12 ID:9pittVAt
題名:こんばんは
本文:きみは今なにを考えてるかなぁ?
   ぼくは今さっき、真宵ちゃんを家まで送って家に帰って来たところだよ。
   こういうこと言うと馬鹿にされるかもしれないけどさ、
   ちょっと…ちょっとだけだけど、あれ?ぼくに気があるのかも?って思っちゃった。

題名:Re:こんばんは
本文:あら、それはどうもお疲れ様。
   私がそこにいたらねぎらいのムチをあげるところだわ。
   ところで、貴方は下心が笑い方にもろに出るのよ。知っていて?
   だから、次のチャンスがあれば気をつけなさいね。

 ぼくらのメールは毎日のように、海を渡る。
 どんなに忙しい日でも、お互いのことを思う時間をきちんと取れること。
 これはどんな言葉や贈り物なんかよりも、お互いがお互いを好きであることの証明だって思う。
 だからこそぼくらはそれに甘えないように、時にはお互いがお互いをちょっとだけ試すような言葉を送ってみたりする。今日が、ちょうどそんな日だった。
 軽い気持ちで送ったメールの返事を、さてどんな風に切り返してくれるかと携帯をあけて確認する。
 彼女らしい文面に思わず口元が緩んだ。

 そして、数行改行されたところにあった一番最後の文章を見つけて、絶句した。

   あ、そうそう。因みに私は昨日告白されたわ。

 …えーと。とりあえず落ち着こう。
 これは彼女なりに張り合って送ってきているだけのウソかもしれない。っていうか、ウソであって欲しい。
 だけど、よく考えよう。あれだけ綺麗で仕事も出来て、そりゃちょっとコワイとこもあるけどそれでもふとしたときに見せる年相応の顔がすごく可愛くて…要するにぼくがこれだけベタ惚れする彼女に、言い寄らない男がいないはずはない。
 …ってことは、これはホントの話だ。
637ナルメイ「遠恋」:2007/02/19(月) 00:04:45 ID:navrpY8u
 そう思った瞬間、ぼくは国際電話の料金のことなんかすっかり忘れて受話器を手に取っていた。
 彼女を疑ったんじゃない。一体どんなヤツがどんな顔をしてぼくの彼女を口説いたのかって思ったら、いてもたってもいられなくなっただけなんだ。


 彼女のアパートメントの番号をコールする。もう何度目だろう、だいぶ手馴れてきた。
 数回のコールの後、少しだけ不機嫌そうな声が聞こえる。

「…なあに?そろそろ仕事なのだけれど」
「うん。ごめんね、わかってたんだけどさ」
「わかっていたのなら後にしてもらえないかしら」
「いや、それは無理」
「…どうしてよ」
 少し、声に笑いが混ざる。きっとはじめから、ぼくがどうして電話をかけてきたかなんてお見通しだったに違いない。
「…どんなヤツだったの」
 唇を尖らせて聞くと、彼女はくすくす笑った。
「そうね…仕事は出来るしお金も地位もそれなりにあるし、顔も決して悪くはなかったわ」
「あ、そう…なんだ…」
 ぼくはちょっとだけ肩を落とす。
 そんな気配を察知したのか、電話の向こうで彼女がふう、と息をついた。
「まったく、そんなことで落ち込まないでほしいわね、成歩堂龍一」
「でもなあ…」

 こればっかりは、優秀な恋人を持つ凡人の悩みとして一生ついて回るものなんだと思う。
 彼女は優秀な人間と一緒にいれば、ぼくと一緒にいるよりもっとお互いを高め合うことが出来るはずだ。
 好きという気持ちひとつでは、この劣等感だけはどうしても拭えない。

「…いい?一度しか言わないからよく聞きなさい」
 彼女が、凛とした声でぼくに告げる。
638ナルメイ「遠恋」:2007/02/19(月) 00:05:21 ID:9pittVAt
「狩魔は完璧を持って良しとする。貴方も知っているでしょう?」
「うん」
「完璧な私が貴方を選んだのよ。この意味がわかって?」
 少し怒ったような、でも拗ねたような甘さのある声。
 ぼくの、大好きな声。その声が、ぼくを丸ごと肯定する。
「…冥、ちゃん…」

 見えないきみが、ぼくを救う。いつもいつも。

「だいたい…ちょっと妬かせようとしただけなんだから。そんなに本気で落ち込まれると、こっちまで辛くなるわ」

 …うわ。
 なんだか今、すごく可愛いことを言われた気がした。

 そう思うとたまらなくなって、聞こえるように受話器に音を立てて口付けた。
「ありがとう、冥ちゃん」
「…わかってくれたなら、それでいいわ。でも次はないわよ」
 そして向こうからも、キスのお返し。
 何度かそれを繰り返して、ふと、どうしようもないことを思いついてしまった。

「…ね。冥ちゃん」
「何かしら?」
「もっといろんなコト…しよっか」
「…バカね…本当に救いようのないバカだわ、貴方は」
「…でも、選んでくれたんでしょ?」

「…バカ。少し…だけよ」
 甘くとろけるようなその響きに、もう拒絶の色はなかった。
639ナルメイ「遠恋」:2007/02/19(月) 00:06:05 ID:9pittVAt
 出勤前の部屋で、仕事着を乱して、ベッドに横になる彼女を想像する。
 カーテンの隙間から差し込む眩しい朝日が彼女の白い肌を照らすのを想像する。
 それだけでもう、どうしようもなくたまらない。
 …まだまだ若いな、ぼくも。

 ベッドに足を投げ出して座ると、トランクスの中から己を引っ張り出した。
 もうすっかりソノ気になったそいつを、そーっと握る。彼女がいつかそうしてくれたように。
 だいじょうぶ、噛み付かないからさわってごらんなんて、困惑する彼女の頭を撫でてあげたことを思い出す。

 受話器の向こうでは、かさかさと衣擦れの音。
 前にふたりで過ごした夜に着ていた、レースのセットアップのインナーを想像した。
 濃いブルーのそれは、彼女の白い肌によく映えてとてもきれいだった。

「脱いだ?」
「…脱いだ、わ」
「じゃ、触って?」
「…え、え…」
 震える彼女の声が、いとしい。
「じゃあ、今からその指は、ぼくの指だから。ぼくを触ってるのも、冥ちゃんの指だよ」

 ぎゅっと目を閉じて、たった今言葉にした通りの状況を想像する。
 おずおずと握ると手を引っ込め、また伸ばし、今度はすこしだけ動かしてくれる。

「…ッ…」
「はぁ…ん、っ」
 お互いに、熱の篭った吐息が漏れる。
 遠い海の向こうで、彼女が今、ぼくを愛してくれている。
 ぼくも今、遠い海の向こうの彼女を愛している。
 そう思うだけでどんどん気持ちが高まって、気を抜けば暴発しそうなほどに欲が育ってゆく。
640ナルメイ「遠恋」:2007/02/19(月) 00:06:44 ID:9pittVAt
「もっと、いっぱい触ってね…?」
「わ、か…った、わ…」
 は、と息を乱しながら、指に蜜を絡ませながら、その指で体中を辿りながら、やわらかな胸をふにふにと揉んで。
 そんな姿を想像する。そこに覆い被さる自分を想像する。
 翻弄されるばかりは癪だとばかりに、乱れながらもぼくに触れてくる彼女。頬が赤く染まっている。
 小さな手で与えられる快感に一瞬ひるんで、それでも攻撃の手は止めない。ひときわ高い嬌声が漏れた場所を、何度も擦りあげる。強く弱く、何度も何度も。
 ひっきりなしに大きな声をあげて、もうだめと懇願してくる。瞳には涙が滲んでいるはずだ。
 とろとろのソコを容赦なく擦り、ざらついた内壁に指を押し付けるように刺激して。
 男の愛し方をようやく心得たばかりの彼女のつたない愛撫が止まってしまうだろうほどに、強く。
 そしてひときわ高くあがった嬌声で、彼女が一度達したことを悟った。

「もう、いい?」
「…きか、ないで…バカ、ぁ…」
 はあはあと乱れた息づかいが耳をくすぐる。
「指、まとめて。ソレが、ぼくだよ」
「あ、う…んっ、あ、ああ…っ!」

「…こら、もう入れちゃったの?」
 くすくすと笑って追い立てる。彼女の心はここにある。
 ぼくの心も、きっと彼女の元にあるはずだ。
「だっ、て…もう、だめ、なの…っあああっ」
 ちゅぷ、という音がかすかに届く。頭の芯から沸騰してしまいそうだ。
 先に滲むものを全体に擦り付けながら、ぼくも自分を追い立てる。
 根元をきつく締め付ける、ソコの感触を思い出す。

「あっ、ああ、あああっ、りゅ、い、ちぃ…っ」
「あぁ…冥ちゃん…冥ちゃん…メイ…っ!」

 名前を呼び合う。もう、お互いに限界だった。もう躊躇はしない。受話器に口付ける。彼女も同じように返してくれる。
 それを合図に、ぼくらは同時に高みへとのぼりつめた。
641ナルメイ「遠恋」:2007/02/19(月) 00:07:16 ID:navrpY8u
 …なんと言い訳をすればいいものか。
 久しぶりだったせいもあって、その後も大変盛り上がってしまった。もちろん、性的な意味で。
 気がつけば日付はそろそろ変わろうとしていて、彼女はしばらく言葉を失っていた。

「…どうしてくれるのよ、こんな、遅刻どころじゃないわ…」
「生理休暇くださいって言えばいいよ」
「相変わらずデリカシーのないオトコね。というか、そんな制度はこっちにはないわ」
「…ごめん…」
「謝るくらいなら、あんなこと言い出さなければいいのよ」
「それは無理だよ。だって冥ちゃんすごくかわいかったし」
「…なっ…!」
 思いのままを口にすると、電話の向こうで彼女が絶句する。
 こういうストレートな愛の言葉に、彼女は本当に弱い。
 遠く離れて、言葉で全てを伝えられなければならなくなって、ぼくははじめてそれを知った。
 彼女は、諦めたように笑う。見えないけれど、笑っていることくらいはわかる。

「…仕方ないわ。貴方ってそういう人よね」
「うん。そういう人なんです」
 くすくすとひとしきり笑いあって、そうして少し黙って。
 タイミングを合わせて、受話器越しのキスを交わした。

 次の休暇は、まだ少し先だ。
 お互いに長期の休みを取るって言うのはなかなか難しいから、先に休みが取れたほうが相手のところに行こうと決めてある。
 …たぶん、ぼくが行っちゃうんだろうね。

 いつだって次に会うことを待ち焦がれながら、ぼくと君はこの距離と一緒にずっと付き合っていく。
642598:2007/02/19(月) 00:09:24 ID:navrpY8u
以上です。お付き合いありがとうございました。
また何か出来たら持ってまいります。

遅ればせながら>>619氏、乙!
成長した二人かと思ったら小学生のままで
甘酸っぱさにほっこりさせてもらいました(゚∀゚)
643うさじ:2007/02/19(月) 01:24:32 ID:DisSZnMH
619です
何だか嬉しい感想頂けて本当に嬉しいです。有り難うございます!
598氏の小説はカミチヒもナルメイも拝読させて頂きました。
いやもうそれぞれカップルの雰囲気が出ていて切なくて、かなりドキドキしました。
これからも作品楽しみにしてます!
644名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 17:43:26 ID:A4PucGoK
>>619氏も>>598氏もGJ!
こういう組み合わせ&シチェーションもいいですね
645名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 12:40:26 ID:GCLN09BX
ナルメイ萌え。
やり取りにお互いのキャラが出てて凄くイイ!
646名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 20:09:23 ID:lN1yNbv4
>>636
神様最高だ…!GJ!
ナルメイ(ノ゚Д゚)ノ!!!ナルメイヽ(゚Д゚ヽ)!!!!ナルメイ(ノ゚Д゚)ノ!!!!!
高速盆踊りで次回作を待つ。
647名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 01:21:20 ID:/bk/2nri
流れ読まずにナルアカをリクッとく
648名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 01:30:48 ID:zLcvWD6R
まあまて。
4が発売したらオドアカがでるだろうから。
649名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 01:43:34 ID:/bk/2nri
オドアカか・・・苦手なジャンルになりそうだ・・・
ここはもうやさぐれナルホド×茜をリクする!
650名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 16:18:57 ID:cuWH6Hmt
ミツメイ分が足りない
651名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 16:34:52 ID:xi7HM4nt
せっかくだから俺は巴さんが見たいぜ!
652名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 21:27:45 ID:iApZ39hY
オドアカってふつーに出てきそうだけど、茜たんのが年上なんだよな。
お姉さんぶる茜‥‥ちょっといいかも。
653名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 21:31:00 ID:npAEP2kq
カガク的に性教育してくれる茜
654名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 03:00:23 ID:46gSU6/R
25にもなってナルホドに化学的に性教育されるのか

オドロキを化学的に性教育するのか
655名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 21:12:03 ID:OuukVpZk
アカネがオドロキのケツに試験管ぶっこめばいいとおもう。
656名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 22:19:10 ID:hI75TEIp
アンタ、ケツからもイヤらしい汁出して、変態ね!
とか?
657名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 22:55:59 ID:IIRwpviC
4の茜はドSっぽい顔してるよなw
658名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 00:52:05 ID:c4PabM1s
冥といい勝負だ
659名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 08:37:13 ID:zBaP4rrL
冥はSに見せかけたM
660名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 14:51:48 ID:z1jX6VDT
ミツメイ読みたいよー
661名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 17:25:16 ID:1NcCGtEm
俺の中でのサド度

千尋>>おキョウさん>>>真宵(天然S)>>>>>超えられない壁>>巴>>冥

綾里姉妹はタイプの違うサディストだと妄想
662名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 17:53:18 ID:DHWU67VN
綾里家はSの家系だな
はみちゃんもあの歳で既にその片鱗を見せてる
対する狩魔家は真性のM
完璧主義=マゾだとあの杉本彩も言っていた
663名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 19:41:03 ID:s+eb3pdG
あの杉本彩が言ったのなら間違いないな
664名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 20:29:33 ID:aUPTEg9p
一番説得力のあるお方のご意見だ…
杉本彩がそういうのなら、多分間違いは無いのだろう。

>662
綾里の女は皆Sだろう。
千尋、真宵は勿論、ビンタを喰らわす春美とキミ子、
どう見てもSのちなみ、そして隠れSッ気のある双子の妹のあやめ、
そして何気に仕込み杖などという危険な代物を持ち歩いている舞子。
…成歩堂は舞子以外には何かしらの暴力を喰らってる気がw
筆頭格は真宵と春美だろうが。
665名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 20:57:52 ID:kh0+77FX
そろそろ凌辱、想像妊娠ネタが読みたくなってきた。





と、何気に贅沢言ってみる。
666名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 21:55:28 ID:1NcCGtEm
『千尋ハード』

春美によってこの世に霊媒された千尋。
だがそれは成歩堂たちの巧妙な罠だった

「綾里弁護士の純潔は私に汚されるためにあったのだからな!」

「こんなフリル検事……木刀があれば……!」
「よかったじゃないですか、巨乳のせいにできて」

「クッ、ゴドースペシャルブレンド媚薬を出しな。天国を見せてやるぜ」
「(耐えなきゃ……!今は耐えるしかない……!)」

「生千尋様の生乳ゲ〜ット」

「(いけない!春美ちゃんのくまさんパンツがびしょびしょなのを悟られたら……!)」

「生綾里弁護士さまに生挿入してもよろしいッスか?」

「こんな刑事に……くやしい……!でも…感じちゃう…!」(ビクビクッ)

「おっと、お姉ちゃん達しちゃったか。甘い痺れがとれないでしょ?あははははっ!」



こういうのが読めれば俺はそれでいい。
667名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 00:00:30 ID:mT1JWsdf
普段はSっ子でも夜は成歩堂に逆転されちゃうMな真宵たんとかもイイ
668名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 00:15:32 ID:taMoRt6p
ドSな千尋とMな神乃木を想像したら何かえらい萌えた
MASK(爆れつハンターのEDテーマ)を思い出した
669名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 00:28:13 ID:KcPkgC+v
アニメのキャラクターだけで思い出して無いか?
670名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 01:49:44 ID:PMYD/dmP
>>668
よし、書いてくれ。
671名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 12:31:01 ID:BhUjpHxa
真宵「なるほどくん見て見て!おっぱい大きくなったんだよ!ほら!」
成歩堂「ぐはぁあ!」
オドロキ「エエエエエ!?」
サイバンチョ「証人!被告にばかり見せないように!」
成歩堂「っていうか法廷でみせるなよ!」

やさぐれクールな成歩堂を吹き飛ばす、そんな26歳真宵タンの逆転裁判4がみたいです
672名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 18:44:24 ID:W5y8Y1/2
ここ最近のレスを読んでると
逆転の男どもはみな総じてMっけあるように
思えてならなくなってきた…
杉本彩のせいかwww

〉〉675
想像妊娠ネタ…いいなあ(*´∀`*)
ミツマヨで良ければ書いてみたいのだが…
>>671
非常に見てみたい
673672:2007/02/26(月) 18:45:58 ID:W5y8Y1/2
ヒエッ、携帯から書いたらアンカーやら
改行間違ってしまった、スマソ!
674名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 19:48:01 ID:Tp+H6kax
絵掲保管庫から引っ張り出してきた。
4の真宵やはみはこんな感じになってるんだろうな
あゝ 俺の妄想が深まっていく。。。

ttp://gslog.fc2web.com/img/p1650/13.jpg
ttp://gslog.fc2web.com/img/p0550/35.jpg
ttp://gslog.fc2web.com/img/p1450/27.jpg
675名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 23:25:28 ID:A7FefCkM
>>674
3番目ワロタw
676名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 23:37:06 ID:XvPBhoQG
>>674
おまwww上2つのやつはともかく
一番下のは何だよwwww
677名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 00:07:14 ID:VpnxSBWw
>674
一番下のは…何というか

古きよき時代のかほり

とでもいうのだろうか…?ww
678名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 01:12:01 ID:spistODB
>>666
バロスwwww
つーか萌えてしまった。
そのネタを是非形にしてくれ。
679名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 15:09:26 ID:fvxg6JVl
>>672
成歩堂と御剣は相手によって属性を変えられるニュートラル。
狩魔豪はM一族の始祖だが自分自身が完璧であろうとするよりも
他人に完璧であることを強いるイメージが強いためSっ気を感じる。
キングオブマゾはあの冥にすら全く勝ち目がないイトノコだろう。
680674:2007/02/27(火) 18:13:51 ID:vaKMIsWo
スマン。3番目のやつは間違い。
Sっ気な真宵の絵を載せたつもりだったが、ミスってしまったorz
吾童川に飛び込んでくるノシ
681名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 21:07:45 ID:8ALy06Nx
>>666
>>668
>>672
神様、書いてください。
682名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 22:28:27 ID:a7wCVea1
>>674
面白かったから許す。
風邪ひかないうちにあがってこい
683名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 02:24:28 ID:Q7IrSnWa
674に萌えたwドンマイwww
684名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 17:24:11 ID:oQFSitlm
>>674
その保管庫初めて見たや
昔はノーマル絵もエロ絵もごちゃ混ぜだったんだな
つかエロ絵の冥たん率(御剣×冥率)の高さがすげえ
685名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 22:47:45 ID:PuOfa1vb
ほっしゅ
686名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 00:56:17 ID:6C6oxULx
まよいたんとかめいたんとかマダー
687名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 01:56:50 ID:mi4KrGqG
保管庫が見れないんだが…
688674:2007/03/08(木) 18:37:17 ID:Obzf7NO5
ΩΩΩΩΩΩ >ナ、ナンダッテーーーー!?
689名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 21:06:19 ID:Pn5t2QgU
>>687
見れたよ
690名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 21:18:26 ID:oShKYHyN
ミツメイ酒ネタ。
なるほど逆転裁判花見ポスターから思いついた作文。
季節は春→夏・同棲ミツメイ。
前置き長し・無理矢理なので注意。
691ミツメイ酒ネタ:2007/03/08(木) 21:19:46 ID:oShKYHyN
 酔っ払い成歩堂の杯に、桜の花びらが一枚舞い落ちた。
「うーん、桜酒なんて風流だなぁ〜。」
 成歩堂はそう言いながら、彼の膝枕で眠っている春美の頭を撫でる。
「オレはわかめ酒飲んでみてーな!」
花見弁当の海老争奪戦で真宵に勝った矢張が、嬉しそうに言った。
 満面の笑みで海老に食らいつく。
「う〜ん、それも良いなあ〜。」
「ううう・・・なるほどくんとヤッパリさん、オヤジだ・・・。」
真宵がジト目で成歩堂と矢張を見てつぶやく。
692ミツメイ酒ネタ:2007/03/08(木) 21:20:46 ID:oShKYHyN
一方、成歩堂達の隣で花見をしている御剣と冥。
「・・・レイジ、ワカメザケって何?」
ぶふふぉぉおおっっ!!
 冥の問いかけに、思わず飲んでいたワインを吹き出した御剣。
「もう、汚いじゃないの!」「ゴホッ、す、済まない。・・それは、だな・・、今度教えてやろう・・・。」
滝汗をかき赤面した御剣は、口元をナプキンで拭う。
「ズリーぞ、御剣!オレも冥ちゃんのわかめ酒飲みたい!」
「あはははは〜、もし御剣がやるんだったらマツタケ酒だね〜。」
ビシィィィィ!!
「「ぎゃあああああ!!」」
矢張と成歩堂が御剣に鞭打たれ、悲鳴をあげた。
「レイジ、私の鞭を勝手に使わないでよ!」
「この勘違いした酔っ払い共を打たずにはいられなかったのだ!!」
「ナイスです!御剣検事!」 鞭を持って怒り狂った御剣に、真宵が拍手を送った。
693ミツメイ酒ネタ:2007/03/08(木) 21:22:58 ID:oShKYHyN
 後日。
 ある暑い日の成歩堂法律事務所。
 主人の成歩堂は不機嫌な顔をしていた。
なんで、この暑い中(クーラーはついているが)、男三人揃ってムサ苦しい空間を作り出さなければならないのか。

「・・・ここを溜り場にするなよ。」
 成歩堂は客用のソファに座った御剣と矢張に向かって、溜め息混じりに言った。
「ここには皆、集まりやすい。暇そうだからな。」
 ちろり、と渋顔の成歩堂を見やり御剣が言う。
「・・・悪かったな、暇そうで。」
 しまりのないニヤケ顔で、脚を組んでソファにだらしなく座った矢張が話しかける。
「そーそー!お茶もタダだし、クーラーはあるし、可愛い女の子はいるし!・・・て真宵ちゃんは?」
「里に帰ってるよ。」
「ちぇーっ、残念!」
口を尖らせる矢張。
「ぼくは安心してるけどね。」
「何でだよ!死ぬぞ、オレ!」
「ハァー・・・ドーゾ、ご自由に。」
「その方がかえって平和になるがな。私らも、女性達も。」
「二人ともひっでーな・・。」
ふと、矢張はいいことを思いついたとばかりに表情を明るくする。
「あ、そういや、あの後教えてやったのかよぅ?御剣ィ?」
「「あの後?」」
 成歩堂と御剣は揃って“?”な顔をする。
「ほら、花見ん時のさぁ・・・」
 矢張が立ち上がって、成歩堂に近付き耳打ちする。
694ミツメイ酒ネタ:2007/03/08(木) 21:23:46 ID:oShKYHyN
「ああ!」
「・・・何をコソコソと話しているのだ?」
 二人はニヤニヤ笑って御剣を見つめる。
「矢張、成歩堂、そのイヤラシイ笑いはやめろ。一体何のことなのだ?」
「「わかめ酒!」」
「グッ・・・!ば、馬鹿なことを言うな!」
「あの狩魔冥にそんなことやったら鞭くらいまくるよなぁ〜」
「貴方達、何の話をしているの?」
ぎくぅ!!
 後ろからの声にビクつく三人の男達。
695ミツメイ酒ネタ:2007/03/08(木) 21:25:35 ID:oShKYHyN
 声の主は冥だった。
「いきなり入ってくるなよ、狩魔冥!無用心じゃないか!」
「いきなりも何も。成歩堂龍一、貴方がドアを開けっぱなしにしてたじゃないの?」
「ぼくは開けてないよ!・・・矢張、お前入るときにドア閉めなかったな?」
「まぁ、いーじゃん。ドロボーが入ったわけでなし。ところでよ、冥ちゃん、わかめ酒教えてもらったかよ?」
「なッッ!矢張!」
 御剣がそれを聞いて取り乱す。
「ああ、それね。日本ってめずらしいお酒が結構あるのね。この間、レイジがわかめ酒やマツタケ酒とか色々飲ませてくれたの。」
「・・・へ〜、良かったな冥ちゃん。」
「・・・御剣、出来なかったんだな?」
「うるさい!そんなことで冷ややかに見るな!!」
「バカ達のバカらしいからかいに、バカ丸出しで構わずに帰るわよ、レイジ。」
「ム・・・」
冥は何時もよりもしかめ面の御剣の袖を掴み、成歩堂法律事務所を出た。

696ミツメイ酒ネタ:2007/03/08(木) 21:27:07 ID:oShKYHyN
バタン!

御剣のマンション。玄関のドアを乱暴に閉める冥。
「もう・・・!日本の夏ってどうしてバカみたいに暑いのよ!」
「・・・うム。」
「汗でシャツがベタついて気持ち悪い・・・。シャワー、浴びてくるわ。」
「・・・うム。」
 むし暑い中、家に帰ってきた冥がシャワーを浴びる。
 その間、成歩堂らにからかわれて不貞腐れている御剣は酒を飲むことにした。

 部屋には冥のために取り寄せた、日本全国の様々な酒があった。その中の一本を開け、ロックアイスの入ったグラスに酒を注ぐ。ソファに深々と座り、黙々と酒を飲む御剣。

あいつら・・・人をトコトンバカにして・・・。
わかめ酒くらい・・・できる!

 だんだん酔いが回ってくると短絡的な思考になってきた。
 御剣の中でふつふつと怒りが込みあがってくる。
 酒と氷の入ったグラスを持ち、彼はすっくと立ち上がった。
 ゆらりゆらりと向かったその先は・・・

シャアアアアア・・・

冥のいるシャワー室へ。
697ミツメイ酒ネタ:2007/03/08(木) 21:28:53 ID:oShKYHyN
 シャワー室のドアを勢い良く開く。
「きゃっ!いきなり入ってこないでよ、レイジ!」
 冥は慌てて振り向き、自らの手で体をとっさに隠そうとする。
「恥ずかしがらなくてもいいだろう?初めてででもあるまいに。」
 冥はキッと睨み付ける。「だからって! 「以前、わかめ酒の話をしたろう?」 」
 目の据わった御剣が、間髪なしに冥に問いかける。
 水を滴らせ、訝しむ表情の冥。
「・・・それが、何?」
「冥。本当のわかめ酒を教えてやろう・・・。」
 御剣が、濡れた体の冥を冷たいタイルの上に無理矢理座らせる。
「何をするのよ!?」
「しっかりと股を閉じているのだぞ。」
「きゃ!」
 そう言いながら剣呑な笑みを浮かべた御剣は、冥の閉じられた股間に酒をとぽとぽと注いだ。
 なみなみと注がれた酒の中で、ユラユラ冥の陰毛が揺れる。

698ミツメイ酒ネタ:2007/03/08(木) 21:30:38 ID:oShKYHyN
 御剣はその三角地帯に満たされたわかめ酒に口付け、ゴクゴクと飲み干す。
 こぼれた酒が、冥の秘めやかな亀裂を流れ伝う。
 その感触が彼女にはこそばゆく、股を擦りあわせた。
「ぅ・・・」
 一方、御剣は酒を全て啜り込んだ後も、惜しそうに舌で舐め回す。
 だんだん舌は、冥の蜜の溢れる割れ目に辿り着き、ピチャピチャと上下にねめ上げてしゃぶったり、舌先を尖らせて突き入れる。
 舌の動きと共に、冥の体はしなり、足がピクピクと痙攣しはじめた。
「っはっ・・・、レイジ・・・やめて、あつ、い・・・。」
 それを聞いた御剣は冥の秘所から口を離した。


14
 傍らに置いたグラスから、氷を口の中に含み、御剣はガリガリ噛み砕く。
 そして冥の足を開き、蜜つぼの中に砕けた氷を口移した。
「ひっ・・・つめたぁ・・・!」
蜜つぼから粘ついた愛液と御剣の冷たい唾液が交じり合って流れ出す。
「どうだ?これで少しは冷えただろう?・・・私のも冷やしてもらおうか。」
 そう言うと御剣は自らの猛りきった一物を冥の中に抉り込んだ。
「ひ、あああ・・・」
 ぐっちゃぐっちゃと浴室に淫らな音が響く。

699ミツメイ酒ネタ:2007/03/08(木) 21:32:11 ID:oShKYHyN
「フ、こんなに涎を垂らして・・・おしおきだ、冥。」
ぱしん!ぱしん!
 御剣がストロークを繰り返しながら、冥の尻を叩いて膣を締めさせる。
「あっ、あっ、あっ、あぁっ、いやぁあ!」
「フフ・・・いいぞ、冥っ。」
 冥の頭の中は尻を叩かれる屈辱的な思いと、小股から来る切ない気持ち良さがない混ぜになり、だんだん真っ白になる。
「は、あ、あ、あぁあん!」
「クッ・・・!」
 冥が達すると同時に、熱く甘い締め付けに御剣はどろどろの欲望を冥の中に吐き出した。



 二人は浴室の壁にもたれ、ずるずる崩れる様にしゃがみ込んだ。
「はあ、はあ、レイジッ、重いわよ!」
 御剣に覆いかぶされ、動けない冥が声を荒げた。
「・・・くかー・・・」
 御剣は気持ち良さそうに眠っていた。
 冥は怒りで体を震わせる。
700ミツメイ酒ネタ:2007/03/08(木) 21:34:44 ID:oShKYHyN
 後日、成歩堂法律事務所。
 鬼気迫る勢いで冥がドアを開け、入ってくる。
「綾里真宵、成歩堂龍一は居るかしら?」
「か、狩魔検事、いらっしゃい。もーすぐ戻って来ますけど・・・?」
 真宵は背筋に冷たいモノを感じながら、冥の問いに答える。
 すると、ちょうどのん気な声が冥の後ろからした。「ただいま〜真宵ちゃん・・・って狩魔冥、何の用?」
「お礼に言いにきたのよ・・・わかめ酒のね!」
びしびしびしびしびしびし!
「ぎゃああああ!何でぼくだけ!?」
「すでにレイジもフラチな貴方の友人もお仕置きしたわよ!」
びっしびっしびっし・・
「うわぁあああ・・・真宵ちゃあーん、助けて・・・!」

「・・・あ〜あ、しーらないっと。」
 真宵は冥の鞭に巻き込まれないように、コッソリ奥へ引っ込んだ。

おしまい。
701ミツメイ酒ネタ書いた奴:2007/03/08(木) 21:41:17 ID:oShKYHyN
文中の段落番号(14)消し忘れてた・・。スマソ。
702名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 21:56:58 ID:tkT4O7tD
メイお仕置きしたらワカメ酒したって公然にしてるようなもんだぞw

GJでした!
ミツメイハァハァ
703名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 00:20:22 ID:0NV7e/vX
GJ!
馬鹿と酔っ払いは手に負えないのにその両方が内包されてる日にはもう。
704名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 00:21:59 ID:84LKBWmN
今の保管庫は>1のリンク先じゃなくてwikiだよ。
スレ内検索しる
705名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 03:15:22 ID:pxNR++lB
>>691-701
GJGJ!ミツメイ!ミツメイ!
わかめ酒くらいできる!じゃねえよ御剣w
706名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 08:04:39 ID:UXe6U3Ro
ミツメイキター!!!
これはいいバカエロ話ですね
冥たん、次は女体盛りに挑戦だw
707名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 16:58:19 ID:ZoqgbNf6
>>691-701

            \     _n               /
              \   ( l    _、_ グッジョブ /
               .\   \ \ ( <_,` )    /
                 \   ヽ___ ̄ ̄  ) /
   _、_  グッジョブ       \    /    / /   _、_   グッジョブ
 ( ,_ノ` )      n        \∧∧∧∧/   ( <_,` )     n
 ̄     \    ( E)       < の .グ >   ̄     \    ( E)
フ     /ヽ ヽ_//        <     ッ >  フ     /ヽ ヽ_//
─────────────< 予 .ジ >────────────────
    ∩          .     <     ョ  >
    ( ⌒)     ∩ good job! < 感 .ブ >.      |┃三
   /,. ノ      i .,,E      /∨∨∨∨\.     |┃   ガラッ  SSは読ませて
  ./ /"      / /"    /         .\    |┃ ≡    _、_  もらった
  ./ / _、_   / ノ'     /   グッジョブ!! \__.|ミ\___( <_,` )< グッジョブ!
 / / ,_ノ` )/ /     /|    _、_     _、_   \ =___    \
(        /    /\ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/\≡   )   人 \
 ヽ      |     /   \(uu     /     uu)/ \
708名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 13:02:48 ID:sz49ykVN
>>701
GJ!
次はマツタケ酒で一つ…w
709名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 23:40:15 ID:K9DtPrbx
わはは、御剣バカスwwwwwwwwww

超GJでしたー!
710名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 23:40:42 ID:/moV1Kad
>>701
GJ!GJ!
711名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 01:39:07 ID:wVtQAh+f
保管庫みれなくなってない?
712名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 08:08:56 ID:7jKBNgFC
713名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 21:45:48 ID:7IizG3kF
何で過疎るニダ!
ファッビヨーーーン
714名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 23:29:18 ID:oObSmA5J
何しろネタがないからなー
内容にもよるだろうが4が発売されれば
大なり小なり賑わうんじゃない?
それとも茜とかみぬきとか妄想のみで
4フライングネタでもやるか?
715名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 00:41:32 ID:JNG5yrFR
何故キャラを変えたんだ・・・。
社員はあのキャラ達の素晴らしさに気付かなかったのかっ!?
716名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 01:28:31 ID:8aVGH8BF
>>715
いや、俺はキャラを変えたことは別にかまわないけどな。
ナルホドシリーズは3で綺麗に完結したし、グダグダ続くのもどうかと思うし。
ただ俺は4で主人公を変えるなら、まったく新しい逆転裁判にしてほしかったな。
へたに成歩堂たちを絡ませないで、オール新キャラ、新設定、内容で勝負してほしかったかも。
エろタンならまだまだ新しい物を生み出せるとは思うんだがなぁ。
717名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 01:31:45 ID:8f3tnKuN
もう何度本スレで>>716と同じようなレスを見ただろうか……
718名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 03:18:04 ID:mMX1umda
エろ って 巧 かwww
初めて気が付いたw
719名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 11:57:53 ID:1Jbh/Eap
↑遅ぇよwwwww
720名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 12:42:17 ID:bmmBpfgR
>>714
フライングしようにも、現段階でその二人での妄想はやりにくいな…
何しろ人間関係がまるで掴めん

男の新キャラの先行801ネタは結構あるみたいだがorz
…見たくは無いが
721名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 19:36:53 ID:aME/pCof
新キャラ(男)×旧キャラ(女)は?
パッと思いついたのは検事繋がりのガリュー弟×冥だけど
722名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 20:53:29 ID:EoeR06K7
ヒゲの成歩堂に陵辱される熟女に育った冥が見たい。
723名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 00:35:55 ID:WC1XU47N
ヒゲの成歩堂を優しく受け入れる家元真宵が見たい。
724名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 12:50:15 ID:69nyVWPf
>>722
ちょwww
26で熟女は可哀想wwwww
725名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 12:57:43 ID:4cus6oHZ
>>722
馬鹿が馬鹿げた妄想を巡らせるだけでなく馬鹿馬鹿しい妄言まで吐かないで
せめて「大人の女」とか「いい女」と言いなさい
726名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 13:56:49 ID:Mi2La8mW
>>725
冥ちゃん、パイズリしてよー(;´Д`)ハァハァ
727595:2007/03/15(木) 19:14:33 ID:QPWMzIuh
ひと月前にナルマヨ考えてみるか…とか書いた奴です。
よーやく完成しましたんで投下にきました。
時期的には2と3の間くらいのネタ。よかったらしばしお付き合いを。
728成歩堂×真宵:2007/03/15(木) 19:16:43 ID:QPWMzIuh
恋愛の対象として意識したことはなかった。
ただ、彼女が修行の為に居なかった時は自分の胸の内にぽっかりと穴が
空いたような感覚に戸惑ったし、彼女が事件に巻き込まれて誘拐された
ときなどは、普段の自分では考えられないほどの動揺に襲われた。
知り合って二年の間に小さな真宵に大きな部分を奪われていたのだ、と
気付いたのはいつだったか。

だが、それに気付いた今でも彼女とどうこうなろう、という衝動は
成歩堂には無い。いや、無いといえば嘘になるが、彼氏、彼女という
関係を急いで形成しようとは思っていない。
真宵の恋愛に対する興味の無さ――言い換えれば幼さ――は十二分に
知っていたし、焦るほど餓えてもいない。
元々自分はタンパクなほうなのだ。
弁護士と助手事務員、気の合う親友、あるいは擬似兄妹(真宵に
言わせると姉弟らしいが)。その関係はどれも自分たちに正しく、
そしてどれも信頼し親愛のおける関係である。
そこに「恋人」、あるいは「男と女」は追加されていないが、
成歩堂にとっては「まだ」というだけの話であり、いずれは
「そうなっても構わない」と思っている。
ゆっくりと彼女が大人になるまで待つつもりであった。
そう、待つつもりであった…筈なのだが。
729成歩堂×真宵:2007/03/15(木) 19:18:31 ID:QPWMzIuh
ううう…マズいな…。

その日はいつもどおりの夜だったはずなのに。
事務処理に追われて真宵に書類の整理を手伝ってもらい、黙々と苦手な
デスクワーク。
漸く終えて顔を上げたら、テレビを見飽きた彼女はいつの間にかソファで
眠ってしまっている。成歩堂はやれやれ、と彼女に近づき幼げな彼女を
優しく揺り起こそうと手を伸ばす。
そんなありふれた光景なのに、今日に限って成歩堂はその手を一瞬躊躇
してしまった。
ソファの上に横になった真宵が、妙に色っぽい。
伏せた長い睫毛が、体のラインに沿って緩やかな曲線を描く艶やかな黒髪が、
短い装束の中から延びる白い脚が、可愛らしい寝息が。真宵の全てが成歩堂を
誘っているかのように見えるのだ。
いつもは肩へと手を置いて揺り起こすのに、今日はその肩すらもいつも以上に
華奢に見え、触れたが最後抱きすくめてしまいそうな気になってしまう。
伸ばした手のやり場に困り、成歩堂はそっと真宵の頬に指先を触れさせてみた。
やわらかく細やかな肌の感触。
成歩堂の指先から感じられたそれが彼の身体を駆け巡り、彼の男を刺激する。
730成歩堂×真宵:2007/03/15(木) 19:20:37 ID:QPWMzIuh
(なんだこりゃ…中学生かよ!ぼくは!)
半勃ち状態になったそれを心の中でなじるが、その手は真宵の頬に吸い付いた
ように離れる事を抗っている。
まずい。
そういえばここの所忙しくて、家にたどり着いた途端に敷きっぱなしの布団に
落ちていた。
最近抜いてないからか…。
真宵の頬に触れていた手は、いつの間にか彼女の柔らかそうな唇に浅ましく
移動している。
生暖かい寝息が指先に漏らされる。
気がつけば自分の顔も真宵に知らず知らず近づいていた。

いやいやいや、いかん。
「とりあえず、トイレに行って、落ち着こう。」
微妙な一句をぼそりと呟いて立ち上がった瞬間、

「んにゃ…」
子猫のような寝言を呟き、真宵がソファの上で寝返りをうった。
「あぶっ…!」
ソファから落ちかける真宵を抱きとめようと成歩堂はとっさに手を伸ばして
彼女を受け止める。といっても、抱えることが出来たのは上半身だけで、
真宵の腰の部分は成歩堂の腕を巻き添えに事務所の床に落ちてしまった。
「痛ぇ!」
幾ら真宵が小柄な身体とはいえ、人半分の体重が右手に落ちてきたのだから
成歩堂には堪らない。
思わず素っ頓狂な声をあげてしまった。
だが、真宵は右手のクッションで衝撃をほとんど受けなかったのか、まだ
目覚めることなく成歩堂の腕の中に居る。幸せそうな可愛らしい寝顔も
そのままだ。
「…てて…。やれやれ…」
731成歩堂×真宵:2007/03/15(木) 19:22:55 ID:QPWMzIuh
全く…と成歩堂は呆れた物言いで真宵を見る。もっとも、本気で呆れている
わけではなく、起こさなかったことにほっとしているだけである。
ささいな事ではあるが彼女の幸せのひとつを守れたのは男として誇らしい。
だが、男としての別の顔もまた成歩堂の頭の中に登場してきている。

まあ…いいよな…これくらいじゃ起きないだろうし…。
いやいや、ちょっとヒキョーじゃないか?ぼく。
でもなあ…ぼくの右手は真宵ちゃんのせいで負傷を負ったわけだし。

その手は今や真宵の可愛らしいお尻を撫で抱える、という役得を預かって
いるのだが、成歩堂はそこを棚に上げ
「これくらい、いいよな。」
と小声で言って、真宵の唇に口付けた。
軽く、触れるように一度。
しかし、それでは物足りなかったらしい。一呼吸おいてから唇と唇をしっかりと
重ね合わせていた。
沢山ごはんを食べるくせに小さくて愛らしい真宵の唇は、ぷるりと弾力があって
しっとりとしている。肌と同じくらいの温い感触が唇越しに伝わって、
成歩堂の胸が、下半身が疼く。
「ん…んぅ…」
息苦しさを感じたのだろう。真宵が眉根をよせてくぐもった声を漏らす。
耳に残るその声はなんとも艶かしく、成歩堂はキスをしたまま舌で真宵の唇を
探った。
「ん…ふ…んぅ……?」
漸く覚醒する彼女から唇を離し、眠り姫を笑顔で迎える。
「ふ…ぁ…?…なるほど…くん?」
「おはよう。真宵ちゃん。」
目覚めの、三度目キスをもう一度すると、真宵は大きな瞳をぱっと見開いた。
「んっ…!な……な…!」
「右手の分。」
「なにそれ…っん…!」
もう一度口付ける。真宵には二度目の、本当は四度目のキスで、成歩堂は舌を入れた。
732成歩堂×真宵:2007/03/15(木) 19:24:23 ID:QPWMzIuh
しっとりとした唇は生温く、蕩けるようだった。
「んっ…んぅ…んん!」
唇をふさがれて息が上手くできない真宵が苦しげに成歩堂の胸を叩く。だが
力ないそれは成歩堂を止めるには至らなく、真宵の唇は依然として彼の唇からは
逃れられない。歯を、舌を熱い成歩堂の舌に弄られるが、真宵にはどうして
いいかわからず、ただただ、挿入してくる異物に困惑するばかりだった。
「ん…ふぅ…!」
ようやく唇を離したときには、真宵の頬はすっかり熱を帯びて上気し、瞳は
苦しさに潤んでいた。
男の舌を味わった唇は小さく震えている。
思っていたよりもずっと女を感じさせる仕草に、成歩堂はまたも自分の中での
昂ぶりを感じた。

「真宵ちゃん」
優しげに声を掛けて真宵を見つめる。
「な…なに?」
「襲ってもいい?」
「な…なに言ってるの、なるほどくん!もう襲ってんじゃん!」
733成歩堂×真宵:2007/03/15(木) 19:26:16 ID:QPWMzIuh
真宵は大きな瞳をいっそう大きくして反論する。だが、ペースはすでに
この男が握っているのだ。
「そうか、そうだね。じゃあ遠慮なく。」
「わわ…ま、待った!」
真宵の下にあった右手を、そのまま装束の裾から中へと這わせようとする
動きを慌てて止める。
「どうしたの?」
確信犯的に不思議そうな顔をする成歩堂をひと睨みして、真宵は呆れたような
顔をしてお説教を始める。その仕草は少しばかり彼女の姉に似ており、
成歩堂は心の内で若干怯んだが、顔には出さずに話を聞いた。
「あのさ、フツーさあ、何かないの?こーゆーコトする前に、えっと…」
「キスならしたよ。」
「ち、ちがうよ!そーゆーのよりも前!」
成歩堂は真宵の太腿から右手を離し、いつもの考えるポーズをとってから、
ああ、ごめんと彼女に笑いかける。
「すきだよ、真宵ちゃん。」
それから
「君が欲しい。」
と言った。
「う…」
「他に異議は?」
余裕の表情で真宵を見つめる成歩堂は彼女がいままで見た中でもずっと大人で、
男で、真宵は言葉を返せなくなってしまった。
(ううう…なんかズルい…なるほどくんのくせに…)
その隙に成歩堂は右手を先ほどと同じ太腿へと忍ばせる。真宵は慌てて、
ま、まだあるよ!と声を上げた。
「だ、だいたい、なるほどくん、あたしの気持ちとか…」
だが、そこまで言って真宵は言葉を止めてしまった。
成歩堂がすかさず問う。
「そうだね。…真宵ちゃん、僕のこと好き?」
「うっ…うぅ…。」
734成歩堂×真宵:2007/03/15(木) 19:27:50 ID:QPWMzIuh
その問いから逃れようと止めた言葉だったのに、成歩堂は逃さずにきっちりと
突っ込む。さすがツッコミの第一人者である。

「か、考えたことないからわかんないよ…」
真宵が本当に困ったように答えにならない言葉を答える。
(その答え…予想してたけど結構キズつくな…)
成歩堂はそう思いながら、しかし真宵を逃がすことはしない。
「じゃあ、考えてみて。」
「うえぇえ!?」
驚いて見上げた先の成歩堂の顔は、さきほどと同じ大人の顔をしていたが、
その目はするどい。真剣な瞳に射られた真宵の胸が大きく脈打つ。
抱きかかえてくれている成歩堂の腕が熱い。
しっとりとした手の平を背中に感じて、真宵は初めて気がついた。
(なるほどくん…ひょっとして緊張してる…?)
それに気づくと同時に、動揺していて良くわからなかった身体の感覚が、
すこしずつ自分に戻ってきた。
触れている温もりに愛しさを感じる。
その感覚はイヤじゃない。さっきのキスもいやじゃない。
好きだと言われた言葉も、なんだかむずがゆい気持ちはあるけれども、
イヤなんかじゃない。
それはむしろ…

「う…うれしい…。」
真宵はぽつり、とそう答える。うれしい、と。
「なるほどくんが…すきだって、言ってくれて嬉しい…。」
今、自分に触れている温もりも嬉しい。
「だから…あたしも…んーと…す、す、すき…かも。」
735成歩堂×真宵:2007/03/15(木) 19:29:40 ID:QPWMzIuh
「真宵ちゃん、ほんとう?」
成歩堂の表情がぱあっと明るくなる。
そのあまりの嬉しそうな顔に真宵は思わず吹き出した。
成歩堂の表情が途端に曇る。
「え?な、なに?(まさか真宵ちゃん、冗談とか嘘だとか言うんじゃ…)」
真宵は成歩堂の腕の中でクックッ…と小さく笑ったまま言った。
「いやー、やっぱりハッタリだったんだね。余裕ある大人のフリ。」
「う…。」
あっさりと見破られて成歩堂は少々情けない顔になる。だが、気を取り直す
ように真宵を抱きしめる。
元々抱きかかえられていた格好だった真宵の小さな身体は成歩堂の腕の中に
すっぽりと入り込み、腕の中から「うわわ、」と小さな声が聞こえてきた。
成歩堂は抱きしめたまま、そんなことより、と言葉を続ける。
「もう一回言ってよ。」
成歩堂の鼓動が真宵のすぐそばで聞こえた。
早い。真宵自身の鼓動と同じくらいに。
「な、何を?」
真宵はそらとぼけるが成歩堂はやはり逃がさない。
「僕のこと。好きって…」
法廷で聞く良く通る張りのある声とは全然違う、囁くような甘い声に真宵は
湯にのぼせたような感覚に陥る。
(うう…なんで耳元で喋るかなあ…)
顔が真っ赤になってしまうのはどうしようもないが、努めて平静を保とうと
真宵は成歩堂から目を逸らす。
「へんなの。フツー女の子の方だよ。好きとか、アイシテルみたいな事
言われたがるのってさ。」
「確かに…そうかもね。」
それでも成歩堂はもう一度聞きたかった。
大好きな彼女が自分を好きで居てくれるという喜びは、何度聞いても飽き足らない。
その幸せの呪文をねだるように、真宵の頬に口付ける。
小さく「ん…」と声を漏らす腕の中の少女がこんなにも愛しいなんて思わなかった。
そして、こんなにも欲情を掻き立てられるなんて。
736成歩堂×真宵:2007/03/15(木) 19:31:31 ID:QPWMzIuh
「真宵ちゃん…」
頬へのキスを繰り返しながらネクタイの結び目に手を掛ける。
「ん…なるほどくん…なんか…」
「え?」
「なんか…腰に…」
「…ああ。」
真宵の腰の脇あたりに、成歩堂の欲情がそのまま形となって当たっていたのだ。
「えーと…まあ、そんな訳でこんなアレなんだけど…いいかな?真宵ちゃん。」
照れた様子で続きを促す成歩堂に、だが言われた彼女はきょとんとした様子で
言葉を返す。
「いいって…?あと、こんなアレって何?」

いやいやいや。ここまで来ておいてしらばっくれることはないだろう。
…まあ、照れてるのかもしれないけど。
「だから…続き。」
「え?な、なんでいきなりそーなるの?」
「いやいや、だってホラ、ぼくの方はもうほぼ準備が出来ているわけだし。」
「ジュンビ?」
「ほら…これ…」
そう言って成歩堂は真宵の腰に例のブツを擦り付けるように、くい、と
前方に腰を動かす。
だが、彼は次の瞬間ショーゲキ的な発言を耳にしたのだった。

「な…なんかカタイよ。ポッケに何入れてるの?」
「え…えええええ!?」
法廷でピンチの時に勝るとも劣らぬ脂汗が成歩堂の頬を伝う。
ま…マジなのか…?
子供っぽいとは常々思っていたけど…しかも女の子っていうより小学生男子
みたいな子供っぽさだと思ってもいたけど…まさか…まさかここまでとは!
成歩堂が言葉を失い、次の質問をするまでにたっぷり10秒は空白の時が
流れただろうか。
真宵が不安げな瞳でこちらを覗いている。
737成歩堂×真宵:2007/03/15(木) 19:32:58 ID:QPWMzIuh
ううう…その無垢(に突然見えてきた)視線が痛い…。
何か言葉を発して、安心させてあげなければ…。
「ま…真宵ちゃん…えーと、セックスは知ってる?」
かろうじて絞り出した声は、およそ19になろうかという娘に聞くものでは
なかった。声に出してから成歩堂は後悔する。
(な、何を聞いてるんだぼくは…動揺しすぎだろ!)
自分に突っ込んでいる最中で、真宵が声を張り上げた。
「ば、バカにしないでよなるほどくん!あたし今18だよ!18禁だよ!」
「いやいや、意味わかんないよ。(でも、まあ知ってるんだ…。)」
成歩堂は内心安堵する。
いやでも、それならこの意味だってわかるだろう。
「…SFXじゃないよ。」
「知ってるよ!」
バカにして、とぷうと頬を不機嫌そうに膨らます。しかし、成歩堂はまだ
信用できなかった。何しろ彼女は綾里真宵だ。どんな勘違いをしているか
判ったもんじゃない。
「じゃあ…セックスがどんなことをするか、教えてもらおうかな。」
「え…」
真宵は戸惑うが、答えなければ子供の扱いを受けることは目に見えている。
嫌なことは早く終わらそう、とばかりに早口で答えた。
「あ、アレでしょ。男のひとのアレを女のひとにナニするモノぞ、でしょ!
しってるよそれくらい!」

…まあ、合ってるような気はするが、何するモノぞはなんなんだ。
だが、そこで成歩堂の心の中に、少しばかり悪いものが忍び寄る。
成歩堂はいつもよりも一段声を低く、そして、こそっと真宵の耳に囁いた。
「男のひとのアレ…って?」
真宵の顔が湯気が出そうなほどにかあっと熱くなる。もじもじと恥らう仕草が
妙に色香があり、成歩堂は思わず唾を飲み込んだ。
(なんか…ヘンなプレイしてるみたいな気分になってきたな…)
738成歩堂×真宵:2007/03/15(木) 19:36:13 ID:QPWMzIuh
真っ赤な顔で言葉を紡ごうと口をもごもごさせていた真宵は、結局何も
具体的な名詞を出すことはできず、
「ううう…セクハラだよ…。」
とぽつりとつぶやいた。
まあ、確かにセクハラだ。少し心残りはあったが流石に悪いと思い、成歩堂は
「ごめんごめん、」
と素直に謝った。
だがその手は真宵の手を取り、ズボンの上から硬くなった男の「アレ」を触らせる。
「!!」
「僕のコレを、真宵ちゃんの…」
言いながら成歩堂は彼女の装束の下、形のよい太腿の間に手を入れ込み、
下着越しに指を這わせる。
「ここに…」
「あっ…!」
真宵が普段からは考えられない程、か細く声をあげる。吐き出された彼女の
息が熱く己の首筋にかかり、成歩堂はぞくぞくするほどの興奮を覚える。
真宵が慌てて成歩堂の手を止めようと、触れていた彼の股間から手を離そうと
するのを男は言葉で制する。
「そのまま。触ってて…真宵ちゃん。」
「え…う…うー…。」
逡巡しながらも真宵の細い指は成歩堂のズボンの膨らみに触れている。
「へ…ヘンなの…。な…なんか…さっきより大きくない?」
「んー、まあ、そりゃあ。真宵ちゃんのココ、気持ちいいし…」
「や…っ」
布越しに摩るその感触はふにふにと心地よく、そして湿り気を感じさせている。
成歩堂の男はそれだけでもう我慢ができないとばかりに布越しに屹立をみせてしまうのだ。
739成歩堂×真宵:2007/03/15(木) 19:38:25 ID:QPWMzIuh
すんません…仕事の打ち合わせ呼び出しが掛かった。
続きは帰って来てからで。
ざっと今半分くらいっす。
740名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 19:51:58 ID:mAhmyEyU
久々にリアルタイムで遭遇!
今の時点でめためたツボに来てるので
続き激しくお待ちしております。
741名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 20:29:12 ID:Vh9GWNMg
どなたか科学的にエッチな小説を書いてください
742名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 22:04:03 ID:x1IRdOcD
>>728
GJ!!
ナルマヨの神が降臨されていたのか。
いいぞ!いいぞ!ヤンヤヤンヤヤンヤヤンヤ!! 
743名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 22:58:07 ID:PEnxFDL1
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +


744名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 00:15:25 ID:75cincH4
ナルマヨきたー!祭りだ祭りだ!次も楽しみに待ってます。

ところで某スレの書き込みを見て気になったことがある。
今まで神作品が次々投下されてきたわけだけど、このスレの有志諸君はカプの関係なしにどの話が一番グッときた?
個人的に「色んな意味」で聞いてみたいな。
745名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 00:19:37 ID:KX28Itql
ハミトイトノコかな
746名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 00:21:59 ID:z3AwWtvw
GJ!
747名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 01:36:02 ID:l4Jt0uhR
ナルマヨ期待!!

>>744
沢山ありすぎて選べない…がハミイトノコはガチ

完結作品だと前スレのガン(テキサス)トモ、
05/09/09のミツメイ、06/01/23のナルマヨ辺りかな
…前スレから入った人間ですので
748名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 02:14:21 ID:o+moZsve
むう……
05/12/28のミツメイとか本番はないのにエロくて好き。
>>747と同じく06/01/23のナルマヨが話自体が好き。

なんていうか個人的にはエロよりストーリー性があったりとか挑戦的なものが好きだ。
それを言ったらナルメイのリレー小説とかなw
ハミイトノコはとりあえず完結してくれ。ハンタを待ち続ける読者気分だ。
749成歩堂×真宵:2007/03/16(金) 02:45:16 ID:9hLxuirj
続きを落としにきました。
楽しみにしてくれた奴ら有難う。
残りも楽しんで戴ければ幸いです。
750成歩堂×真宵:2007/03/16(金) 02:48:00 ID:9hLxuirj
「や…っ」
布越しに摩るその感触はふにふにと心地よく、そして湿り気を感じさせている。
成歩堂の男はそれだけでもう我慢ができないとばかりに布越しに屹立をみせて
しまうのだ。
「この中に入れると思うと元気になっちゃって。」
指でさきほどから緩く弄っているその部分。おそらくそこはとても狭いだろう。
この小さな身体にどこまで自分を受け入れられるか判らないが、己を締め付ける
であろう真宵のそこを想像するだけで興奮する。
「ええー…こんなおっきいのが入るの?」
真宵がありえない、とばかりに目を見開いてそこを凝視する。
(お、なんかいい気分。)
別に成歩堂のそれが他人と比べられての発言ではないのだが、それでも大きい
と言われれば男としてなんとなく嬉しい。そんな成歩堂の気分など関係なしに、
真宵は恐る恐る手をだして、指先で触れる。
ズボンの上からではなく、直に触って欲しいものだが見るのも初めてな状態で、
すぐに指を引っ込められてしまった。この状態では流石に無理だろう。
幼げな彼女をリラックスさせようと、成歩堂は下肢に触れていないもう一方の
手で彼女の髪を撫で、そのまま流れに沿って下降させる。
行き着いた先は真宵のつつましい膨らみだった。

装束の上から軽く胸を摩る。
「んっ…」
「真宵ちゃん…ブラジャー付けてないんだね。」
751成歩堂×真宵:2007/03/16(金) 02:50:06 ID:9hLxuirj
彼女の霊媒を見たときから密かに確信していたが、成歩堂は改めて口にしてみる。
真宵は触れる男の手の感触に戸惑いながら答えた。
「う…うん…なんか…邪魔だし、それにお姉ちゃんみたいにおっきくないから…
いらないかな…って…あっ…」
成歩堂は胸を優しく揉みしだきながら言う。
「でも…真宵ちゃんの胸…すごくいいよ…。柔らかくて…」
そう言いながら中心に手を差し入れて装束を左右に開き、柔肌に直接触れた。
「あっ…!」
「すごくすべすべしてる。」
下着を着けていない上半身はあっというまに成歩堂の前に露になった。乳房の
脇を摩りながら成歩堂はごくり、と嚥下した。
透けるような白い胸には静脈が艶かしく浮き出ており、白い肌の中心には朱桃の
彩りがふたつ。つつましやかに、しかし誘うように施されている。
まだ何の穢れもしらない初雪の降り積もった地のような光景に、自分が最初に
足跡をつけるのだ。
踏み荒らさぬように、そっとやさしく手を滑らせる。
「あぁ…っ」
真宵が小さく声をあげる。
少々小ぶりとはいえ、美しくみずみずしく張りがあって、そして信じられない
くらい柔らかい。そのまま成歩堂は包み込むように揉みあげた。
「ん…ふぁ…っ!」
ふにふにと男の手で形を変える自分の乳房を目の当たりにし、真宵は困惑の声を
あげる。普段の元気一杯の声とは違う、その弱々しさが堪らない。
触れたまま頬にキスをする。そのまま唇にも。唇を塞ぎながら真宵の小さな身体を
事務所の床から引き上げてソファに押し付ける。
「ん…んむぅ…!」
まだ呼吸のタイミングがつかめないのか、苦しそうに真宵はあえぐ。上気した
肌がほんのりと色づき、力なくソファに身を預けている。ひどく扇情的だ。
なんで今まで我慢していたのか不思議なくらいだ。
752成歩堂×真宵:2007/03/16(金) 02:52:42 ID:9hLxuirj
成歩堂はそう思いながら唇を真宵の唇から彼女の耳元へ、首筋へ、そして胸へ
とキスを浴びせる。
「あっ…あんっ…」
焦らすように頂きへは唇をよせず、絹のような白い胸を愛撫していく。
ゆるやかな円を描くラインを手で持ち上げ、乳首の下や脇の傍に口付けるたび
に真宵が悩ましげな声を上げる。下半身が痛いほどに疼くのを感じながら、
成歩堂は我慢強くじっくりと真宵を解きほぐしていく。
「真宵ちゃんのおっぱい、可愛いよ…。」
「やだぁ…ヘンなコト言わな…あぁあっ!」
成歩堂が真宵の言葉を待たずに漸く先端の桃色に甘く噛み付いたのだった。
「い…ぁあ…あぁん…」
焦らされていた分快感も大きく、真宵の身体は素直に快楽に反応する。下着の
上から宛がっていた指先に水気を感じて成歩堂が覗き込むと、白い下着は
しっとりと濡れ、薄く透けていた。
成歩堂はたまらずソファに凭れる真宵の両足を開かせる。
「あっ…や…やだぁ…なるほどくん…!あぁっ…あぁあ!」
真宵の静止の声が喘ぎに変わる。
成歩堂が下着の上からそこに唇を宛がったのだ。
熱く、濡れた女の感触がそこにはあった。真宵の下の茂みも、その奥の果実をも
浮き出さんばかりに、成歩堂は舌で縦に真宵の下着を舐る。唇を秘所に寄せた
まま両手を伸ばして真宵の胸を掴む。弄りながら美しい白桃は揉みしだかれ、
頂点はひねり上げられる。乳首は桃色から紅色へと充血していき、先ほどよりも
おおきく主張している。
「あぁっ…やっ…ぁあん!…だめ…なるほどくん…や…やらし…よ…ぉ」
「真宵ちゃんの声が?」
「ば、ばかぁ…!…あっ…あん!やっ!あし…そんな開いちゃだめ…!」
ソファの上で先ほどよりも一層大きく脚を開かれ、胸元は前がぱっくりと
はだけている。長い髪は乱れて白い肩に掛かり黒い艶やかさとのコントラストが
異様に艶かしい。
濡れ透けている下着の中心は大きく開脚されている所為であろう、黒い影の
下の赤い果実も浮き彫りにしている。
753成歩堂×真宵:2007/03/16(金) 02:53:56 ID:9hLxuirj
成歩堂はソファの前に跪き、真宵の胸から細く切り込みの入った小さなおへそ
あたりまで、つうと舌で撫ぜ、再び濡れた下着の上から舐りはじめた。
「あっ!あぁん!やっ…やぁあ…ッ!」
頭上に真宵のひと際高い声が響く。
事務所の鍵は掛けておいたが、この分では外に漏れているかもしれない。
そう思いながらも、成歩堂は初めて目にする真宵のあられもない姿態に釘付けに
なっており、止めることなどできない。
成歩堂の唾液と真宵の愛液でぐっしょりと濡れた下着はもう白とは呼べない色に
なっている。
広げられた脚を優しく撫で、太腿の付け根から彼女の下肢を守る下着に手を掛ける。
「だ…だめ…こんな…明るいのに…」
真宵がか細い声で言う。しっとりと濡れた瞳は恐くて涙しているのか、それとも
感じている所為なのか判らない。
だが、ここで止まれるほど優しい男でも、余裕のある男でもない。
そのかわり、できる限り優しい声で言葉を掛けてやる。
「大丈夫だよ、真宵ちゃん。僕しか見ないから…。」
「な…なるほどくんだから、はずかしいんだよ…。」
「え?」
「す…すきな人にこんなトコみられたら、恥ずかしくて死んじゃうよ…!」
好きな人ならいい…というのが普通ではないのか。
女の子ってのはフクザツなもんだな、と思う。
(でも、けっこう嬉しい言葉だな、それ。)
成歩堂は思ったままを言葉にして、そして真宵を促した。
「見せて…真宵ちゃん。全部見たいよ。」
その言葉に小さく彼女が頷く。
許しを得た成歩堂は、彼女の腰に掛けていた手を下着ごとゆっくりと引き
下ろしていった。
754成歩堂×真宵:2007/03/16(金) 02:55:53 ID:9hLxuirj
つう、と一本の真宵の糸が下着に付いて来て零れ落ちる。だが、それには
目をくれずに成歩堂は真宵の下着を片足から抜き取り、脚を開いて空気に
晒された彼女の奥を覗き込む。
まだ汚れをしらないとばかりに、美しいサーモンピンクのそれは、水気を
帯びて輝いており、甘い果実のように成歩堂を誘っている。
「や…だぁ…あんまり見ちゃ…やだよぅ…」
真宵が泣きそうな声でせがむ。成歩堂はだが、その声が聞こえないかの
ように、真宵のそこに口付けた。
「あっ!」
予想もしなかったらしい真宵は、大きく、高く声を上げてしまい、自分の
声の大きさに赤面する。だが成歩堂の口付けは続いており、その刺激に
真宵は再び嬌声を事務所内に響かせていく。
「あっ…!あん!…やぁ…あっ、あぁ!」
じゅん、という熱いものが成歩堂の舌の上に零れてくる。真宵の愛液をそのまま
舌で受け、舐め上げる度に彼女の身体がびくん、と跳ね上がる。
「だ…め…なるほ…くん…っ!ひぁ…っあぁ…っあぁ!」
真宵の可愛らしい両の膝小僧にそれぞれ手をつき、犬のように膝の中心を
舐りつづける。
漸く唇を離した頃には、真宵は息も絶え絶えにぐったりとしていた。
「ま、真宵ちゃん…大丈夫?(ちょっと、刺激が強すぎたかな…)」
少しして、息を整えた真宵がうらめしそうな顔でじろりと成歩堂を睨む。
「だいじょぶじゃないよ!もお…恥ずかしすぎて死ぬかとおもったよ!」
思ったよりも元気なしぐさに成歩堂は内心ほっとしながら、ごめんごめん、と謝り
「じゃ…じゃあ、そろそろ、いーかな?」
などと、間抜けな言葉で真宵に問うた。
「…ここまでしといて、今更いいも何もないよ…なるほどくん…。」
「まぁ、そうなんだけど…。」
755成歩堂×真宵:2007/03/16(金) 02:57:54 ID:9hLxuirj
「じゃあ、やめとく。こわいし。」
「ええええええっ!」
眉毛を盛大に八の字にして、これ以上ないほど情けない表情になる成歩堂を
見て、真宵はプッと吹き出す。
「ジョーダンだよ、ジョーダン。あんまりいじめるから仕返しだよ。…それに…。」
真宵は成歩堂に開かれていた両足を伸ばし、成歩堂の身体をえい、と
蟹ばさみのように脚で挟み込み、ぐいと手前にひきよせる。
「うわっ!」
そのまま近づいた成歩堂の耳たぶにキスをして、真宵はそっと囁いた。
「…あたしもしたいもん。続き。」
「ま…真宵ちゃん…。」
ニッ、と小悪魔のように微笑む少女の顔には、恥じらいと好奇が入り混じっており
堪らなく魅力的だ。さっきまでずっとペースを握っていたのに、あっというまに
この小さな少女に逆転されてしまった。
(まったく…敵わないなあ…)
きっと、一生真宵には勝てない気がする。
だが、それでも構わない。成歩堂はそう思う。
「じゃあ…挿れるよ…真宵ちゃん。」
「う、うん…どんとこい!」
少し場違いな真宵のセリフだが、その目は真剣そのものだ。言葉とは裏腹に、
少しばかり怖がっているかもしれない。
成歩堂は愛しそうに彼女の額にキスをしてやってから、濡れた秘所に
あてがっていた自分のそれをゆっくりと、ずぶ…と埋め込んでいく。
「……ッ!!」
想像していたよりもそこは狭く、先ほど舌でほぐしたときよりも一層
成歩堂を締め付けてきた。きゅうきゅうと異物の進入を拒むかのような
その激しい刺激に、成歩堂は息を詰めて瞳を閉じ、果てない様に自分を律する。
「いっ…たぃ…い…いた…ぁ…ッ!」
真宵が苦しげに声を漏らす。
「真宵ちゃん…力…抜いて…!」
「っ…!?ぬ…抜くって…どう…?」
「いやいやいや、フツーに。」
当たり前にできるはずのことが判らないほどに、真宵は痛みと羞恥の混沌の
中にいた。いつの間にか涙もぼろぼろと大きい瞳から流れている。
「大丈夫だから…ほら、し…深呼吸して…っ」
言われるままに、真宵は呼吸を整え、深く息を吸い、ゆっくりと吐く。
息が吐かれた瞬間に弛緩したそこに、成歩堂は容赦なく己を突っ込んだ。
756成歩堂×真宵:2007/03/16(金) 02:59:31 ID:9hLxuirj
「んぁあ!あぁッ!いたいー!いたい!痛いよぉ…!なるほどくんのバカぁ!」
「ご…ごめん…。でも、ほら…僕の…ちゃんと真宵ちゃんに挿ったよ…。」
「え…」
その言葉に思わず下肢に目をやる。
衝撃的な光景に迷い思わず瞳を大きくひらき、ごくり、と唾を飲み込んでしまった。
「うわ…す…っごい…。ホントだ…。は…入るもんだねぇ…。」
「うん…っ…ッく…!」
成歩堂がぐっと瞳を閉じる。
「い…いたいの?なるほどくんも…」
「ううん…き…気持ちよすぎて…出そう…。」
なんとも情けない言葉に、真宵も思わず情けない表情になり、そしてぷうっ、と
頬を膨らます。
「なにそれ!ずるい!あたしだけこんなイタい思いして…ぁ…んっ!」
真宵の言葉尻は成歩堂の手によって止められた。
暫く触れていなかった彼女の上半身の敏感な部分――両乳の頂にやわらかく
指を乗せたのだった。
成歩堂はそこを優しくこすり、ひねりあげて快楽を促す。
「あ…っ!ん…ぅ…!や…胸…だめ…」
人差し指と親指でつまんで弄くると繋がっている部分に熱いものが広がる
感覚がしてくる。
「真宵ちゃん…熱い…。」
「だ…だって…あッ…!」
「痛くない?」
「うぅ…い…いたい…けど…きもちい…」
少しずつ馴染んできたのか、真宵は先ほどよりは辛くなさそうだ。成歩堂は
それをみてゆっくりと腰を動かし始める。
「んんっ!」
抜き挿しに水音が絡み、真宵の短い悲鳴と成歩堂の熱い息遣いが事務所の
空気に溶け込んでいく。
「…ハッ…ッ…!」
「や…っあ…あん…!ぁあっ」
「真宵ちゃん…掴まって…っ!」
成歩堂はソファの座部に不安定に上半身を任せていた真宵を抱きあげ、立ったまま
ぐいと抱きかかえて一層深く繋がる。
「んぁああ!」
757成歩堂×真宵:2007/03/16(金) 03:00:34 ID:9hLxuirj
抉る衝撃に思わず声を上げた真宵は、溺れた子供のように成歩堂にしがみ付く。
成歩堂に正面から抱きかかえられ、お尻を大きく開かれて持ち上げられている。
前からとも下からとも区別の付かない突き上げが真宵の中にずんずんと侵食していく。
「んぁッ!あっ…あっ!あんっ!んぅッ!んん!」
身体の中で擦れる熱いものに、声に成り切らない悲鳴をあげて真宵は耐えぬこうと
唇をぎゅっと結ぶ。だがそれは数秒と持たなかった。
「あぁッ!な…なるほどく…っ!あぁッ!」
「真宵ちゃん…ッ!」
「あっ!ぁあっ!あぁあん!はぁん!」
(すごい…真宵ちゃん…溢れてる…)
破瓜の血の混じった愛液が二人の繋がりからぱたぱたと事務所の床に音を
立てて零れていく。
怒張に絡みつく熱いものに成歩堂もどんどん昇らされていく。
「ま…真宵ちゃ…もう…ッ…ぅっ…!」
「あっ…アッ!あぁぁー!」
自分の中で大きく脈打つモノを感じ取り、真宵の身体も大きく痙攣をした。
758成歩堂×真宵:2007/03/16(金) 03:02:01 ID:9hLxuirj
「…あー…いたた…」
「…なるほどくん、もうトシだね。」
「う、うるさいな。」
「オヤジだよ、オヤジ。」
成歩堂事務所のソファには、一刻前とはうってかわって、事務所の主である
弁護士が腰に手を当て、横たわっている。
ソファのへりにちょこんと座る助手を横目で睨んで
「可愛くないなぁ…さっきまであんなに可愛かったのに…」
などとぼやく。
「ナニよ。自業自得でしょ。ヒトの寝込みを襲っといてさ。」
「う…」
「あーあ。あたし、初めては夜景の見える高級ホテルとはいわないけど、せめて
ベッドだと思ってたんだけどな。」
じろりと真宵がにらみ返す。流石にそこを突っ込まれては返す言葉もない。
初めてである彼女にできる限り気を使ったつもりだが、所詮は寝込みを襲い、
ソファに押し倒した間男なのである。
「うっ…ご、ごめんなさい…。」
「しかも、すんごい痛いし。」
「うう…」
「おまけにトノサマンの再放送も見逃すし。」
「ううう…スミマセンでした。」
トノサマン、という単語を聞くと、成歩堂の中ではやはりまだ早かったのかな…
などという思いがよぎる。
だが、そんなことを考えている成歩堂の唇に、突然やわらかいものがぶつかってきた。
真宵がうなだれていた成歩堂の顔をあげ、キスをしたのだった。
759成歩堂×真宵:2007/03/16(金) 03:03:31 ID:9hLxuirj
「え…え?」
驚く成歩堂にえへへ、と笑って真宵はぺろりと唇を舐め取る。
「ジョーダンだよ。なるほどくんとエッチできたの、嬉しいもん。場所なんて
どこでもいーし、そんなの気にしないよ。」
(か…カワイイな…真宵ちゃん…)
その言葉に感動し、成歩堂は思わずぎゅっと細い肩を抱きしめる。彼女の為に
何かしてあげたい。愛情を持っている限り注ぎたいと成歩堂は改めて思った。
「じゃ…じゃあ、真宵ちゃん。今からホテル行こうか…。夜景は見えないけど、
綺麗な夕焼けは見えるよ。」
長い髪に半分隠れた耳元に、艶っぽく囁く。それくらい奮発してもいいだろう。
男として甲斐性のあるところも見せたいところだし。
だが、帰ってきた言葉は期待していたそれとは違っていた。
「なに言っちゃってんの、なるほどくん。腰ガタガタのくせに。」
「ぐぅぅっ!!そ…そうでした…。」
我ながら情けない。格好つけて低い声を出した分、一層情けない。
しょぼくれる成歩堂に真宵はもう一度、こんどは頬にキスをした。
「もー、そんな顔しないの。いつでもいいよ。ご飯と違ってあたしは
逃げないんだからさ。」
「ご飯は逃げるんじゃなくて、真宵ちゃんが食べちゃうんだろ…ぼくの分まで。」
的はずれな真宵の言葉に成歩堂は笑みをこぼし、そして彼女を見ながら思う。
確かに…焦ることはないんだ。
ゆっくりとぼくたちは恋人同士になっていくんだから。
真宵をもう一度抱きしめ、成歩堂は顔をあげた。
「あ…」
「ん?どしたの?なるほどくん。」
「真宵ちゃん、ごめん。」
「え?なになに?」
「僕しか見てないって言ったけど…真宵ちゃんのハダカ…他の奴にも見られてたよ。」
「うぇええ?うそうそ!ま、まさか向かいのホテル…」
焦る真宵に成歩堂はいやいや、と笑って彼女を窓側に振りむかせる。
「ほら、チャーリーくん。」
窓の傍には夕日になる前の西日を浴びたチャーリーくんが、
新しい恋人たちを見つめていた。



760成歩堂×真宵:2007/03/16(金) 03:05:55 ID:9hLxuirj
終了しました。
お付き合いくださった人ありがとうございます。
感想もぜひ。

しかし久しぶりのエロパロとはじめての逆裁…むずかしかった。
「らしさ」をもっと頑張りたい。
またなんかネタできたら落としに来たいものです。
761名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 03:08:56 ID:j0D7somj
>760
乙でした!
読み応えがあって、「らしさ」がとても良く出てたと自分は思いますよ。
リアルタイムで読めて幸せに浸らせて頂きました。GJ!
762名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 11:29:23 ID:l4Jt0uhR
GJ!
やはりナルマヨはほのぼの幸せなのがいい…。
763名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 22:03:20 ID:n4Zi1k1X
最後の台詞を見て、
「ほおーら、真宵ちゃん。チャーリーくんからもよく見えるように、
もっと脚を開いてごらーん。見られてると思うと興奮するだろうー?」
…とかオヤジと化す成歩堂が脳裏に浮かびましたが、それはそれとして、
GJ!次回もあったら期待しています。
764名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 01:47:43 ID:rHHOiLbG
>760
GJ!やりとりに"らしさ"が出てて終始大興奮ですた。やっぱりナルマヨはいいですね!!ナルマヨもっと読みタイ!!
765名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 20:43:42 ID:gkRQSPzW
結構長編になるかもしれんが、俺も投下することにした。
他のスレではいくつか投下したことがあるんだが、
ここのスレでは初めての投下だな。一応今月中にはうpできるようにしたい。
全体的にエロ描写は比較的少なくなると思われ。
カプ傾向はナルマヨの予定だったんだが、ミツマヨということで。
766名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 12:56:39 ID:S4gVnEiI
>>765
がんがってくれ!!
楽しみに待ってるぜ!!
767名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 21:38:53 ID:kGg6/YmD
>>760
GJ!!
やっぱナルマヨはほのぼのしてていい(・∀・)
またいつかよろしく。

>>765
職人は神様です。
wktkして待ってるよ。
768名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 03:54:16 ID:0nLBsKGE
ほす
769765:2007/03/27(火) 21:58:32 ID:kcB17yIl
前レスで長編ミツマヨ投下すると言ってた者だ。
一部だけできたんで投下しにきたお。

注意書きは、
・長編、基本カプは御剣×真宵
・3-5から1年後(4の設定は無視ってことで)
・HRネタ
・話の流れとしては、
  純愛→熱愛→ズッコンバッコン→テラヤバスorz→未定、で進めていく予定。


もし見たくない奴とかいたら専ブラであぼーんしてくれ。NGワードは絆
ちなみに元ネタは某エロゲと某少年漫画と某微エロアニメw

ではドゾー↓
770絆―きずな―(御剣×真宵):2007/03/27(火) 22:05:34 ID:kcB17yIl
  1

 葉桜院の事件から約1年―。綾里舞子の件は再び世間を騒がせたが、
最近になってようやく落ち着きを取り戻している。
そんな中、マスコミのごく一部は19年前のDL6号事件を引っ張り出し、
倉院流霊媒道はインチキだのペテンだのと煽っていたようだが、
真宵はさほど気にしていなかったようだった。
 季節は桜も満開なる春、4月上旬。季節が変わっても成歩堂法律事務所は
いつもと変わらぬ風景である。事務所の主成歩堂龍一と倉院霊媒道の家元で
自称カゲの所長綾里真宵、そしてたまに事務所に顔を出しては真宵とともに
仕事を手伝ってくれる小さな霊媒師(のたまご)綾里春美。
相変わらずの顔ぶれである。
「そういえば、彼女とはどうなったの?」
「彼女って?」
「やだなぁ、あやめさんだよ。去年出所してきたんだよね?あれからどうなったの?」
 真宵はその後の成歩堂とあやめの関係を毎日のように興味津々で聞いてくる。
「どうって、たまに会うくらいでまだ何も・・・ってどうしてそんなことばかり
聞いてくるんだよ。それもほぼ毎日。」
「決まってるじゃない。私は副所長である前になるほど君のお姉さん代わりだよ、これでも。
だから、なるほど君が幸せになれるその日まで見届けるギムがあるでしょ。」
「小姑みたいなこと言うなよ。真宵ちゃんこそ自分の幸せを見つければ?」
「私よりなるほど君が先だよ。それに私は今でも十分幸せだし。」
笑顔で答える真宵に成歩堂は安堵の表情を浮かべる。いつの間に彼女はこんなに成長したのだろう。
いつも一緒にいる時間が多い成歩堂でさえ最近まで気づかなかった。
彼女もいつか暖かい家庭を築いていくんだろうか。
成歩堂が物思いにふけっていると、机上のデジタル時計の時刻を見てハッとする。
「えぇっ!もうこんな時間!?依頼人の面会が入ってたんだ。真宵ちゃん、悪いけど留守番頼むよ。
あ、あと御剣のやつが来るかもしれないから。」
「え?・・・あ、うん。わかった。いってらっしゃい。」
成歩堂は残りのコーヒーをぐいっと飲みほし、「じゃ、いってきます。」と言い、足早に事務所をあとにした。
771絆―きずな―(御剣×真宵):2007/03/27(火) 22:09:18 ID:kcB17yIl

御剣が来るということ聞いて、真宵は一瞬気持ちが焦ったような気がした。
それが何故かは分からない。ただ真宵は御剣に対してどうしても聞きたいことがあった。
しかし、恐くてなかなか聞けずにいた。
 しばらくするとドアをノックする音が聞こえた。
「はぁい。どーぞー。」
「お邪魔する。」
 御剣がいつもと変わらぬ風貌で事務所に入ってきた。
今は、検事局に戻って仕事をしている。そういえば、来月あたりから
また数ヶ月間海外で研修に行くとか。真宵は特に焦ることもなくいつもどおりに接する。
「あ、御剣検事。いらっしゃい。今紅茶入れますね。」
「ああ。ところで成歩堂はどうしたのだ?姿が見えないようだが。」
「なるほど君なら今留置所の方に行ってますよ。多分しばらくは帰ってこないと思います。
あ、もしかして大事な用とか?」
「いや。大した用事ではない。過去の事件の資料を渡しに来ただけだ。
あとであいつに渡してもらえないだろうか。」
 御剣はかばんの中から大きめの茶封筒を取り出し、机の上に置いた。
「では、私はこれで・・・」
「ちょっと御剣検事!せっかく来たのにすぐに帰らないでくださいよー。
紅茶入りましたよ。」
「あ、あぁ、そうだったな。ではお言葉に甘えて。」
席を立とうとした御剣はまた座りなおす。真宵も紅茶を載せたお盆を運んでやってきた。
そのときだった。

ガタガタガタガタガタガタ

「きゃわっ!」
突然の大きな揺れに真宵はバランスを崩す。
転んだり尻餅をついたりはしなかったものの彼女が運んできた紅茶は
よろめいたときにお盆の上に見事にこぼれてしまっていた。
772絆―きずな―(御剣×真宵):2007/03/27(火) 22:14:18 ID:kcB17yIl
「うわぁ、ごめんなさい。また入れなおしてきますね、御剣検・・・・・」
 真宵が御剣のほうを見た瞬間、彼女は言葉を失った。
御剣が体を丸め、荒い呼吸をしている姿を目の当たりにしたためであった。
「御剣検事!」
真宵はお盆をテーブルの上に置き御剣の隣に座った。
そして、片手で彼の手を握りもう一方の手で背中をさすって御剣に必死で呼びかけた。
「御剣検事、苦しいですか?」
返事はない。真宵の握っている手からかすかに震えているのが分かった。
顔色も真っ青だし、短時間で冷や汗も多く出ている。
真宵の呼びかける声も次第に弱々しくなってきた。
(どうしよう。・・・・・・!)
真宵は何かを思い出したようにゆっくりと顔を上げる。
そして、背中をさする動作をやめ、席を立ち、御剣の正面に身をかがめて
彼をそっと抱きしめた。そして、再び背中をゆっくりとさすり始める。
「御剣検事。私の声、聞こえますか。もし聞こえてたら、そのまま聞いていてください。」
真宵は御剣の耳元で優しく語り掛ける。いつもの彼女からはあまり想像のつかない
大人びた女性らしい声。すると、さっきまで不規則だった御剣の呼吸が次第に
落ち着いた状態になっていくのが分かった。真宵はそのまま話しかける。
「地震はもう大丈夫ですよ。落ち着いたら紅茶一緒に飲みましょう。
あ、そういえば紅茶ひっくり返しちゃったんだ。あとでまた新しいの入れ直しますね。
それと帰るときは途中まで送ります。この近くにはサクラも菜の花も
たくさん咲いてるんですよ。一緒に見ましょう。」
 真宵は御剣を優しく抱きながら話しかける。しばらくすると、彼の両手がゆっくりと上がってきた。
無論、真宵はそんな彼の行動に気づくはずもなく、語り続けている。
上がってきた御剣の両腕は真宵の背中あたりでいったん止まり、そのまま軽く抱き返した。
お互いが抱き合う形となる。
「ひゃっ!・・」
ようやく気づいた真宵が驚きからびくっと体を震わせ、御剣の背中からぱっと自分の手を離す。
真宵は自身の鼓動が高鳴るのを感じた。しばらく沈黙が続く。が、真宵は御剣から離れることもなく、
またゆっくりと抱きしめた。


春の暖かい日差しとともに優しい時間が二人を包む。
真宵の腕の中で御剣がそっと口に出した言葉がある。
本人は分からないように言ったのかもしれないが、真宵にははっきり聞き取れた。


       「ありがとう」と―――――
773絆―きずな―(御剣×真宵):2007/03/27(火) 22:17:44 ID:kcB17yIl
今日はこれで以上。
次回の投下は約2週間後になるかもしれん。
久々の投下だったから、文体訛っちまったかも。さーせん。。。
774名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 22:29:13 ID:WjN2mQbN
続き楽しみにしてます!
775名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 23:35:01 ID:TEpORZ+6
>>770
GJ!!
新しいオカズワショーイ
続きに期待。
776名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 16:57:35 ID:nX13cBRp
保守代わりにその内投下してみたいと思います。
といっても執筆スピードが遅いことで有名ですが・・・。
777名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 18:19:39 ID:HYdSFFhb
>>770-772
GJ!
これからの展開が楽しみ。
次回もwktkして待ってるよ!
あとガタガタがカタカタに見えた俺は病気

>>776
いつでもおk。
ぜひ投下してくれ。
778名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 20:01:50 ID:6qlhJmT1
小説保管庫が見られないのは何故?
779名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 20:38:40 ID:enM0LRc+
780名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 00:52:54 ID:3nO4KVJZ
お久しぶりです。メイド真宵たん投下してたものです。
前置きもなく消えたりして本当にごめんなさい。仕事やら何やらが重なってなかなか執筆ができませんでした。
ようやく仕事は一段落ついたので、投下。

御剣×真宵が続いてしまってすまん……
781御剣×真宵:2007/03/31(土) 00:54:28 ID:3nO4KVJZ
―――

真宵をというより自らを焦らすようにじっくりとシャワーを浴びた。

楽しみはぎりぎりまで残しておく。好きなものを最後までとっておく子供そのものの考え方だが、今の彼にとってそれらは別段気になる事象ではなかった。
むしろ当然とも思ったぐらいである。


ワイシャツとスラックスを身につけ、リビングではなく寝室へと足を運ぶ。予想どおり、彼女はそこにいた。

浅くベッドに腰掛けて、置いてけぼりにされた子犬みたいな目をせわしなく室内へ走らせて。御剣が帰ってきたことに気がつくと慌てて背筋を伸ばしたのがおかしかった。

「ここにいたのか。リビングにいないからどこにいったのかと思ったよ」

最初から真宵が寝室にいることを見越していた御剣だが、もちろんそれは言わない。

「どうしてわざわざ寝室に?」

意地悪な質問だというのは重々承知の上だ。
彼女は望んでいる。
……先ほどの続きを。

真宵の隣に座って答えを待つ。だが御剣に出されたのは羞恥心のにじむような言葉ではなく、ナイトテーブルに置いてあったグラスだった。

どうやら彼がシャワーを浴びているあいだに、ウィスキーの水割りを作ってくれていたらしい。
782御剣×真宵:2007/03/31(土) 00:56:31 ID:3nO4KVJZ
水商売の女に相手をしてもらっているようでなんとも微妙な気分になったが、真宵はおそらくそんなことを狙ってやっているわけではないだろう。彼女なりの労い、といったところか。

おまけに御剣がウィスキーの水割りを作る際の比率を見て覚えていたようで、味もいつも彼が自分で作るものとほぼ変わっていないのが嬉しい。


「お口に合いましたか?」

メイド口調で、しかし不安げに真宵が尋ねてくる。

「あぁ、平気だ」
「よかった」

はにかみながらも、ようやく真宵は笑った。
相変わらずうつむいたままではあったけれど。

「……さて。真宵くん」
「何ですか?」
「私に頼みたいことがあるのだろう。遠慮せずに言いたまえ」

「あたし、別に何も」
「言いなさい」

真宵の肩がちいさく震える。それだけでこちらまで身震いするぐらい興奮してしまいそうだ。
無邪気で清純で、ついこの間まで男の身体など知らなかった真宵。

そんな彼女が、自分から男を求めようとすることに葛藤し、困惑する姿!膝に置いた手を強く握り締め、羞恥と欲望のあいだで揺れ動いている真宵を眺めることができるのは他でもない自分なのだ。
783御剣×真宵:2007/03/31(土) 00:57:56 ID:3nO4KVJZ

真宵はついに意を決したらしかった。所詮理性などいったん火のついた欲望の前では無力だ。か細い声で言葉を紡ぐ彼女の横顔に見知った少女の顔ではなく、男を知ってしまった女の顔が覗いていた。


「あたし……さっきの続きが……」
「なるほど」

たった今合点が行った、とでも言うふうに御剣は大きく頷いてみせた。

「君みたいな娘でもそういうふしだらなことを考えてしまうわけだ。勉強になったよ」

自分の言葉にいちいち恥ずかしがる真宵を心底可愛いと思った。最後の仕上げに、出来る限り優しく耳元でこう囁いてやった。

「そのお願い、聞いてやってもいいぞ」

えっ、と真宵が顔を上げた。
大きな瞳に羞恥とは違う期待の色がはっきりと伺える。彼女の髪を一房手に取り、御剣は更に真宵との距離を縮めた。

「ほんとうに……?」
「もちろん。ただし、それなりの働きはしてもらうがね」
「働き?」

従順で可愛くて、主人の言うことならばどんなことであろうと忠実に従うメイド。彼女たちを好き放題にしてしまいたいというのは健全な男性諸君なら誰もが一度は夢見るシチュエーションだろう。
784御剣×真宵:2007/03/31(土) 01:00:16 ID:3nO4KVJZ
だから、一応健全な青年男性である御剣怜侍がメイドに―――いや、純粋無垢な綾里真宵に望む働きはひとつだ。

「たっぷりご奉仕したまえよ、メイドさん」
「ごっ、ごほ……」

この場合、ご奉仕とは当然マッサージなどの類いではない。つまるところ大人のお兄さんが手放しで喜ぶ“ご奉仕”である。
その言葉の意味は真宵もわかっているようだ。ご主人様が自分に何を求めているのかぐらいは。

「なんだ、出来ないのか?」
「だ、だって恥ずかしいです」
「恥ずかしい!ご主人様にご奉仕するのはメイドの喜びだろう?
……それとも何かね、君は私のことが嫌いなのか」
「まさか!好きに決まってるじゃないですか……あ」

―――うム、なかなか便利な言葉だな。


多少(というかものすごく)ずるい手ではあるが、こう言ってしまえば大抵のことには従ってくれる。彼女が自分を想う気持ちをいいように利用しているみたいで微かに良心が疼いたが、顔を赤くしてこちらを見上げているメイドさんを見たらもうどうでもよくなってきた。


「ならいいじゃないか。ほら、早くしろ」

既に脈打つような硬さと熱さで、下半身は真宵の愛撫を待ちわびていた。
785御剣×真宵:2007/03/31(土) 01:01:34 ID:3nO4KVJZ

ベッドから降りた真宵が床に座り込んで“ご奉仕”を始めるまで、そう時間はかからなかった。


ゆっくりと柔らかな唇が降りて来て、先端に口付けが落とされる。
まだ恥ずかしいのか、舌は先端を少し舐めては引き、舐めては引きの繰り返し。焦らしているのか、と思ったがよもや彼女にそこまでの余裕があるなど考えられない。

「んむ……」

先走りの苦味に顔をゆがめながらも、真宵はだんだんと激しく舌を絡ませて来る。熱い吐息が亀頭にかかり、ざらついた舌の感触とあいまって腰にわずかながらも痺れを生じさせる。

漏れ出そうになる呻きを喉の奥でなんとか押し殺しながらも、御剣は足の間で揺れている真宵の髪をじっと見つめていた。本当はいますぐにでもその小さな頭に手を伸ばしてさらさらとした髪の感触を味わいたいけれど、今はまだそれをすべき時ではない。

今日は限界まで徹底的に苛めぬいてやると決め込んでいる。彼女からねだってくるまではいつものような甘やかな愛し方はしてやらないつもりだ。

長い間押し込めていた自らの嗜虐癖。それがこんなチープなコスプレ衣装ひとつで開放されてしまうなんて、やれやれ私もまだ若いななどと彼は自嘲的な気分に浸ってみる。
786御剣×真宵:2007/03/31(土) 01:03:04 ID:3nO4KVJZ

まぁいい。彼はすぐに考え直した。

別に全然構わない。私はいつも紳士的な大人の男で、真宵くんは純真無垢で活発な少女。
今夜ぐらいはサディストなご主人様と淫らなメイドであったとしても、誰も異議なんて唱えないに決まっている。ハロウィンみたいなものじゃないか。誰がどんな格好をしようが、一年に一度ぐらい別にいいかと他人は文句なんかつけやしない。

「……ちゃんと私を見ろ」

どうせ舐めてもらえるのなら彼女の顔をじっくりと堪能したいと思うのは当然だろう。

意外にも真宵の反応は早かった。御剣が言葉を発した次の瞬間にはもうこちらを見上げる彼女と目が合っていた。

薄暗い中でもはっきりと分かるほど頬が上気している。なまめかしく陰茎を行き来する舌もよく見えるようになった。

が、もちろんこのぐらいでは満足できない。
射精に至るには刺激が足りなさすぎるのだ。

当然だ、まだ真宵は舐めているだけで、手を使ってしごくわけでも口の中でしゃぶっているわけでもないのだから。

過去にフェラをさせたことは何度もあるけれども、ここ最近はめっきりしてもらっていない。記憶が正しければ例の大晦日以来か。

787御剣×真宵:2007/03/31(土) 01:04:42 ID:3nO4KVJZ

あの日あまりにも乱れ過ぎたから、お互い無意識のうちに欲望をセーブしていたのかもしれない。

二か月ぶりというわけだ。確かに少々ぎこちないのもうなずける。

「……はん。少し間を空けただけでここまで下手になるとはな。
ほらどうした、手も使え。もっといやらしくしゃぶってみろ!」

きつめになじってやると、真宵は小さな肩をびくりと震わせた。大きな瞳が潤んでいたが、真宵は健気にも、

「ごめんなさい……ご主人様」
と、本当に申し訳なさそうにあやまってきた。

「謝るぐらいなら行動で示したまえ。……いや待った、前言撤回だ。まずは謝ってもらおうか。『フェラも満足に出来なくてごめんなさい』とな」

「やだ、そんな」
「言えないのか?」
「う……ふぇ、フェラも満足に出来なくて、ごめんなさいっ……」

真宵みたいな清純な少女に卑猥な言葉を発音させるというのはなんとも言いがたい悦びがある。
御剣は胸中で満足げに頷いた。

「続けろ」
「はい……」

陰茎に真宵の細い指が添えられた。ためらいがちに握り締め、そのまま口の中へと時間をかけて咥えこんでいく。

「はぁっ……」
788御剣×真宵:2007/03/31(土) 01:05:56 ID:3nO4KVJZ

口内は熱く、粘膜の柔らかさは心地良い。

唾液をたっぷり含んだ舌がくまなく裏側を舐め回し、手のひらはゆっくりとした動作ながらも陰茎を上下にしごきはじめていた。

「ん……そうだ、恥ずかしがるな。躊躇など必要ない」

先端が頬の裏でこすれているのがわかる。
早くなる彼女の手の動きに比例して、背筋を駈け登ってくる痺れの間隔も狭くなって来る。

「んぅ……ご主人様、気持ち、いいですか……?」

顎が痛くなったのか、真宵は一度陰茎を口から抜いた。先走りやら唾液やらで濡れて赤い唇がこの上なく色っぽい。

「うム?さぁ、どうだろうな」

素っ気なく返してはみるものの、困ったことに身体は正直だった。
思ったより限界は早そうである。現に今だって、裏筋を這う真宵の指だけで達してしまいそうなのだ。

再び、怒張したものが口に差し入れられる。
今度は先ほどよりも深く咥えられて。

「くっ……」

矛盾してる、と御剣は思った。

こんなにぎこちない手つきなのに、前よりも限界が近付くスピードが速い。「ご主人様」と真宵が自分を呼んだときの、あの貫くように甘美な響きが耳の奥で反響している。
789御剣×真宵:2007/03/31(土) 01:06:53 ID:3nO4KVJZ

もう無理だ。彼としてはもう少し耐えられると考えていたが、今夜ばかりは勝手が違うらしい。

「……真宵くん。そろそろ出すぞ」

それを聞いて、真宵はほとんど反射的に陰茎を抜こうとした。だが御剣の低い声がそれを制する。

「そのままでいろ。全部飲んでもらう」

命令すると同時、彼は真宵に何をさせる間も与えず欲を開放した。

驚愕に見開かれた真宵の目が、次には予想以上の苦味に細められる。
今まで髪にかけることはあったが口の中で出したことはついぞなかったので、真宵自信初体験のはずだ。

彼女はここでも律義に御剣のいうことを守った。溢れ出した精液をこぼすまいと必死になって陰茎に吸い付いている。

こくん、こくんと白い喉が鳴って真宵は懸命に精液を咽下しようとするが、それでもやはり小さな唇はすべてを受け止めきれず、滴る白濁は黒いエプロンドレスに染み込んでいった。

「ん、んっ……けほっ、こほっ」

飲み干したと思ったら、今度は真宵は激しく咳き込み始めた。さすがに心配になり、背中をさする。

「……おいしかったか?」
「……おいしかったです。ご主人様の、すごくおいしかったですっ……」

真宵はもう隠すことなく泣き始めてい
790御剣×真宵(>>789はミスです):2007/03/31(土) 01:09:16 ID:3nO4KVJZ

もう無理だ。彼としてはもう少し耐えられると考えていたが、今夜ばかりは勝手が違うらしい。

「……真宵くん。そろそろ出すぞ」

それを聞いて、真宵はほとんど反射的に陰茎を抜こうとした。だが御剣の低い声がそれを制する。

「そのままでいろ。全部飲んでもらう」

命令すると同時、彼は真宵に何をさせる間も与えず欲を開放した。

驚愕に見開かれた真宵の目が、次には予想以上の苦味に細められる。
今まで髪にかけることはあったが口の中で出したことはついぞなかったので、真宵自信初体験のはずだ。

彼女はここでも御剣のいうことを守った。溢れ出した精液をこぼすまいと必死になって陰茎に吸い付いている。

こくん、こくんと白い喉が鳴って真宵は懸命に精液を咽下しようとするが、それでもやはり小さな唇はすべてを受け止めきれず、滴る白濁は黒いエプロンドレスに染み込んでいった。

「ん、んっ……けほっ、こほっ」

激しく咳き込み始める真宵。さすがに心配になり、背中をさする。

「……おいしかったか?」
「……おいしかったです。ご主人様の、すごくおいしかったですっ……」

真宵はもう隠すことなく泣き始めていた。

天才検事、御剣怜侍は考える。次はどうやって泣かせてあげようか―――と。
791名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 01:14:06 ID:3nO4KVJZ
御剣はひどい奴だと憤りながら本日は投下終了です。

本来このあとはもっと引っ張るはずだったんですが、さすがに長くなりすぎるのでこのあとの展開をみんなに決めてもらいたい。欲望赴くままに選んでくれ。

A:メイドな真宵たんを道具で攻めまくりハァハァ
B:言葉攻めでウッハウハ

ではおやすみ。
792名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 21:07:43 ID:Eya8ci2E
>>780
乙!
このまま未完になってしまうのかと思ってたけど、
続きが読めて良かった。正直チソチソおっきした。またよろしく。
あと今後の展開はBのウッハウハをキボンw
793名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 14:50:30 ID:Ck8ualA7
>>780-791
GJ!
また投下してくれ。
続き楽しみにしてる。

ちなみに自分はAかBか迷ってしまう。
もういっそのこと両方で(ry
794名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 20:41:17 ID:BSzSUnw7
>>793
道具で攻めまくられながら、言葉攻めにされる真宵タンかwwwww
でもやっぱり最後は
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 挿入!挿入!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J
795名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 02:18:28 ID:Rrj1KcQ8
>>793
俺はBだぜ!

最後はウッハウハに浮かれまくった御剣に真宵たんの反撃キボン
796名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 18:20:38 ID:QdKn+em5
この7年の間にマヨイちゃんがとんでもなくエロくなっている件
797 ◆K72EoYCTko :2007/04/03(火) 20:05:19 ID:bIlzLexs
皆様お久し振りで御座います。ヘンテコ性教育(ミツマヨ投下者)で御座います。スレ違いな話で済みません。
あの話を中断させた後父が入院、病死致しまして、色々と生々しい問題で
頭を悩ませております。
ですがあの続きを書きたく思っております。
コピペの仕方も覚えましたので、御許しが頂けましたら又書かせて頂きたく
存じます。
798名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 20:14:21 ID:a2H8JkC3
御父上のご冥福をお祈りすると共に、
続きキボンですよ。そんな訳があったのですか。
色々言う奴はいると思うけど、俺は待ってます。
復活して下さいね。
799名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 00:24:54 ID:qPlq8adl
>>797
おかえり!
こっちはいつでもおk。
投下待ってるよ。
性教育は高校のとき以来だ、ハァハァ。
800名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 00:38:52 ID:9TzZe//F
あともう少しで4発売だな
(主に人間関係面で)どんなドンデン返しが待ってるか
分からんから旧作ネタで妄想するなら今の内だぞー
801名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 09:12:07 ID:rLkTPRMA
成歩堂がパパになったとか冥の苗字が御剣になったとか
イトノコが専業主夫になったとか等のおめでたい変化なら大歓迎するけど
誰それが死んだとか行方不明とか7年間昏睡状態とかの不幸はマジ勘弁
802名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 10:25:04 ID:7r2u1EMy
逆転だぜ?
2話で成歩堂が死んでてもおかしくない
803名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 12:21:33 ID:ETlkuoMJ
>>797
自分語りウゼェ
804名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 14:18:22 ID:3Smc+gOD
>>803
待ち合わせに遅れたら理由を言って謝罪するだろ?それと一緒じゃん。自分語りじゃなく常識ある大人として当然だろ。
805名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 14:58:28 ID:MfoZ3ffS
散々非常識な行いをして勝手にトンズラこいたのを待ち合わせとは言わない
806名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 17:40:49 ID:x96WUXza
>>803>>805
いい加減しつこい。
てか、いつまで粘着してんだよwこれだから春厨は。

◆K72EoYCTko氏、 一部(一人)変なのがいるけど、
あんまり気にするなよ。
807ヘンテコ性教育(ミツマヨ) ◆K72EoYCTko :2007/04/04(水) 19:37:38 ID:+1giEgr0
DVDの再生を中断した後、二人の間に僅かな静寂が訪れた。しかしそれを払拭するかの様に
御剣が冗談めかして
「…その、まあ…私の身体はあれ程汚くは無い…と思う。安心してくれたまえ。」
と真宵から眼を逸らし、囁いた。真宵はそんな御剣の照れた顔を潤んだ瞳で覗き込みながら
「あ…みつるぎ検事…何だか可愛いかも…。」
等と御剣が更に照れてしまう様な発言をする。御剣はこういった真宵の言葉の一つ一つが
自身の反応を昂ぶらせる事に気付き、尚一層興奮していた。
真宵自身もかなりの興奮に身を包まれていて、御剣の拳をそっと掌で擦った。事実上
OKのサインを出したも同然であった。
暗黙の了解で二人はそっと口付け合った。だが今日は勝手が違っていた。御剣と真宵が深い口付けを
行っている際に、真宵の上体がくにゃりと力を失い、御剣にもたれ掛かる様に抱き締められた。
「どうした真宵くん!体調でも悪いのか?」
「ち…違うんです…さっきの興奮で、身体に力が入らなくて…。」
潤み過ぎた瞳が真宵の興奮具合を如実に表していた。DVDのお陰か、この状況では御剣が
望んでいた、寝室への連れ込みが可能になっていたのだ。
御剣は好機とばかりに再び真宵の身体を横抱きに抱え、今度こそ寝室に辿り着いた。
ここで、購入して来た聴診器の出番が来た。
真宵をそっとベッドに寝かせ、ローション等が入った黒い袋から聴診器を取り出しつつ御剣は
「君の鼓動を聞かせてくれたまえ。興奮しているのならば脈も速いだろう。」
と真宵に聴診器を見せた。真宵は
「あ、お医者さんごっこですね…じゃあじゃあ、最初はみつるぎ検事で、次あたし♪」
等と言いながら笑みを浮かべた。
御剣はベッドに横たわった真宵の装束の合わせ目からするりと聴診器のヘッド部分を差し入れ、
心音を聞く為に左胸の辺りを弄った。確かに真宵の心音は興奮の為か早鐘を打っている。
その心音が御剣にはどんな音楽を聴くよりも甘美であった。だがいつまでも聴いていたくとも
次のステップに進まなければ事は始まらない。御剣は
「多少脈が早い様だ…。薬を出すから、きちんと舐めなければいかんぞ…。」
と袋からローションを取り出して自分の指に塗り付け、真宵の口元にそれを差し出した。
真宵は疑いもせずに御剣の指を口に含み、味付きのローションを舐め取っていった。
粘度はともかく、甘い味のローションを気に入ったらしく、真宵は御剣の指を一生懸命
舐め続けた。御剣はこれが指でなく自身であったならば…と想像し、興奮からか自身を
スラックスの中でひくつかせた。
「じゃあじゃあ、今度はあたしがお医者さんの番しますね♪」
多少緊張感の解れた真宵がむくりと起き上がり、御剣が装着していた聴診器を半ば強引に取り上げ、
御剣のシャツのボタンを外し、左胸に聴診器を押し当てた。
「うっわー、みつるぎ検事って脈早いですねー…あ、そうだ!」
真宵は頭の中にピンと先程のDVDの『血管松茸』にヒントを得たらしく、聴診器のヘッドを
御剣の股間に押し付けた。
「ま、真宵くん…そんなはしたない真似をしては駄目だ…!」
御剣が興奮冷めやらぬ口調で真宵を叱るが、真宵はお構い無しに御剣の幹に聴診器を当てて
「ドクドクいってて凄い…!松茸って凄い!時々動くし!」
と嬉しそうに御剣の奏でる旋律に耳を傾けていた。

808ヘンテコ性教育(ミツマヨ) ◆K72EoYCTko :2007/04/04(水) 19:38:58 ID:+1giEgr0
御剣は真宵から聴診器を取り上げ、再び深く口付けながら装束の帯を解いて真宵を下着姿にした。
そして先程袋から取り出したローションを持って二人はバスルームに移動した。
「ここってお風呂ですよね?…さっきの寝室で、あんな事するんじゃ…?」
「いや、あそこは最後の行為の時に使用するが、ここは互いの身体をもっと知る為に使う。」
と御剣が脱衣所で真宵を全裸にする。ブラジャーのホックを外すのに時間は掛かったが、最後の
一枚を脱がせるのは容易であった。それに伴い御剣も全裸になって、浴室に入った。
「私の物は男優の色とは違うだろう?」
羞恥を抑えながら御剣は自分の性器を真宵に見せた。
「…はい、凄く色が綺麗です!でも、サイズが違う様な…。」
「人それぞれサイズが違うらしい…。だが、大は小を兼ねるとも言う。さあ、次は君の番だ。」
御剣は真宵に性器を見せるよう促した。真宵はバスチェアに浅く座り、羞恥に肌を桃色に染めながら
おずおずと両脚を開き、性器を露出させた。その足元に御剣が入り込み、真宵の秘所を指で
優しく開きながら
「…美しいピンク色だな…。生身の女性自身は初めて見るが、君はこんな場所まで美しいのか…。」
と舌先で真宵自身を舐め上げた。
御剣は真宵をバスチェアから降ろし、未だ乾いているタイルの上に寝かせると真宵自身を刺激
し続けた。指で、唇で、舌で真宵の潤いを掬い取っては味わう。
「や…やあぁ…んあっ…うあっ…。」
快感を覚え始めた真宵が甘い声で呻く。その時、御剣が顔を真宵から離し、真宵の身体に突然
シャワーで温水を掛けた。
「…?」
うっとりと快感に浸っていた真宵がいぶかしみながら御剣を見ると、御剣はワインレッドの
ローションを手に取り、真宵の身体に塗し始めた。ぬるぬるとした感触が真宵の身体を更に
敏感にさせる。先程のDVDの女優と同じ様なシチュエーションになっていた。
御剣は真宵の小振りな乳房、脇腹、秘所に念入りに愛撫し、ぬめりを帯びさせていく。真宵は
その感触とシチュエーションに酔いながらも人差し指を噛んでこれ以上声を上げない様に堪えた。
その最中に御剣が真宵の中に中指を挿入した。
「いやぁ…みつるぎ…検事…そんな事、もう…!」
「ここで耐えてくれねば、最後まで辿り着けないぞ…?もう少しだけ、耐えてくれ…。」
互いに中断は本意ではない。真宵は膣口の違和感に耐えてみる事にした。
御剣の指が一本増やされ、真宵の中に御剣の人差し指と中指が入った。御剣は真宵の中で柔らかく
指を動かしてみる。膣壁が強い弾力で御剣の指をぎゅうと締め付けて離さなかった。
御剣は親指で真宵の陰核を軽く刺激しながら又挿入する指を増やし、真宵を拡げる。その時真宵が
「お願い…みつるぎ検事…抱き締めて…。」
と哀願した。
809ヘンテコ性教育(ミツマヨ) ◆K72EoYCTko :2007/04/04(水) 19:40:14 ID:+1giEgr0
御剣は真宵の身体を抱きながら、秘所がもっと拡がる様に指を使っていた。ローション塗れで
抱き合う二人はさながら軟体動物の交尾の様に美しかった。
と、その時真宵の反応が変化した。御剣を抱く腕に力が入り、喘ぎを高めてきたのだ。膣口の締まりは
強くなったが、膣壁が先程よりも柔軟性を持ち、拡がりをみせてきた。
「あっあっ、もう駄目、何か変、変…!あああ…っ!!」
真宵は掠れた様な喘ぎ声を上げながら小柄な身体をびくびくと震わせ、初めての絶頂を迎えた。
「真宵くん…もしかして、いってくれたのか…?」
「…は、はい…そうみたい…。無茶苦茶気持ち良くて、訳が判らなくなって…。」
羞恥でもじもじとしている真宵が一層愛しくなり、御剣は真宵の身体を力強く抱き締めた。無論
挿入していた指は抜き取っている。
ローションが乾燥してきた事と、拡がった真宵の身体の事を考慮して御剣はシャワーの温水で
二人のぬめりを洗い流し、タオルで水分を拭き取ると真宵を連れて寝室に戻った。これから本当に
互いが繋がる時であった。
真宵がベッドに横たわり、御剣を待つ。御剣はその間購入してきたLLサイズのコンドームを装着し
予備に買ってきていたローションを真宵と自身に塗り付け、準備は整った。御剣の引き締まった
身体が小柄な真宵の上に被さり、深く口付けながら侵入していく。先日の初体験の時とは
うってかわって、侵入は容易であった。
「うっ…くっ…。」
流石に未だ多少残る苦痛に堪えながら真宵が呻いたが、先程の拡張と絶頂の余韻で裂傷を負う事は
無かった。ただただ御剣の圧迫感に身を任せ、ひとつになれる幸福感を御剣ごと抱いて真宵は
一粒だけ涙を流した。
御剣も初体験の時とは全く異なった感覚に身を震わせていた。コンドームを装着していたが、自身に
まとわりつき、締め上げ、蠢く真宵の内部に感じ、必死になって腰を律動させる。先程からの
興奮のせいで御剣は欲を吐き出さずにはいられなかった。
「い、い…いく、真宵くん…いく…!」
御剣は深く深く真宵を穿ちながらも抱き締め、欲を噴出した。
流石にコンドームを装着したまま繋がっている訳にもいかず、御剣は名残惜しげに真宵から自身を
抜き取った。事後処理をする為ベッドに腰掛け、コンドームをずるりと外している時に背後から真宵が
抱き付き、背中の汗をぺろりと舐めてきた。
「こ、こら、背中はくすぐったいからやめたまえ!」
「ヤダ。もっと舐めちゃうもん♪」
等とぺろぺろと御剣の首筋を舐めた。そんな真宵を愛しく思いつつ、御剣は自分の処理が終わった為
「又一緒にシャワーを浴びなければな。君の身体をじっくりと洗ってあげよう。」
と珍しくにこやかに微笑みながら後ろを振り返ると、真宵は
「う…そう言えばあそこが気持ち悪い…。洗って下さい!」
と難しそうな表情をして、慌ててベッドから降り、御剣を急かした。
やれやれと御剣が立ち上がり、全裸で真宵をエスコートしながらバスルームに向かった。
810名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 20:10:45 ID:qPlq8adl
リアルタイム遭遇!(・∀・)
じっくり読ませてもらった。グッジョッブ!
また投下してくれ
811名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 00:47:39 ID:jNs9GbfZ
ウシガエルに欲情する御剣はどうみても変質者です。本当にry
812名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 17:42:16 ID:yRalLU2x
成歩堂だろうが御剣だろうが、ここのスレに出てくるキャラたちは
ほとんど変質者のようなもんだがなwww



だが、そこがいい
813メイド真宵書いてる者:2007/04/05(木) 18:58:59 ID:KvUrWRtH
>>809
乙。さすがは>>809氏!俺に書けないものを平然と書いてのけるッ
そこにシビれるゥ!憧れるゥ!

でも何よりしびれたのはいろいろ言われつつも最後まで作品を書き上げたその心意気と職人魂。

お前の命懸けの投下!
僕は敬意を表するッ!

GJでした。次も待ってます。
814名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 21:16:19 ID:E4Cnai/W
真宵はブサイクだし、ミツルギはおっさん臭くて早漏だし、何この駄文・・・
815名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 22:30:25 ID:QYK1a7F4
荒らし目的は去れ
816名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 23:51:18 ID:jNs9GbfZ
つっこんで10行もしないで射精する早漏御剣カコワルイ
817名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 00:01:58 ID:rSlHK20D
自己投影腐女子乙
相手がミツルギってのがいかにも
818名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 00:14:00 ID:a0K4608o
ところでさっきから職人叩きに必死になってる奴





IP晒してもいい?
819名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 00:47:23 ID:e4oEEYrL
ウシガエルワロスwwwwwほんとそっくり
4では真宵って死んでるんだっけ?
まあ、あかねがいればブサイク役立たずの真宵は要らないよな
820名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 02:19:17 ID:HD4ezICW
伸びてると思ったら…ID変えてまでご苦労な事だなあ
821名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 04:37:17 ID:pApAvFHK
っつーか、やっと性教育の陽の目が見られたのに、
叩いてる奴等痛すぎ。俺は待ってたんだがな。
ミツマヨ神様、復活おめでとう。荒らしはスルー!
叩いてる奴等はミツマヨ三部作でもきちんと読め。
822名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 08:18:36 ID:Gg7zAG1o
        *'``・* 。
        |     `*。
       ,。∩      *    もうどうにでもな〜れ
      + (´・ω・`) *。+゚
      `*。 ヽ、  つ *゚*
       `・+。*・' ゚⊃ +゚
       ☆   ∪~ 。*゚
        `・+。*・ ゚
823名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 08:50:22 ID:QF6DE3oz
投下されたSSが糞なら信者も糞だな

糞SSでヲナッてるキモヲタきめぇぇぇぇwwww
824名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 22:21:02 ID:e33Xxw5v
          ____         _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
       /_ノ  ヽ、_\      ( もう・・・俺のばか・・・・!!!
.     / (● ) (● )\   (  また本心と・・・・違うこと・・言っちゃったお・・・
    ///////(__人__)///\   ◯   ほんとは・・・投下嬉しかったのに////
    |              | 。O   ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
     \           /
    ノ            \
  /´               ヽ
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))
825名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 00:45:13 ID:YFPTSvlT
ウシガエルはいくら何でも可哀想だ
せめてアマガエルと言ってやれ
826名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 01:16:08 ID:VECeGytS
作品をどう思おうがそれは個人の勝手だが、叩くのはやめろ

それと>>823、このスレに来てる時点でお前もヲタだ。おめでとう、歓迎はしない
827名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 22:17:14 ID:nYYcMSf4
>>811 819
ウシガエルに謝れ!泣いて謝ry
828名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 23:36:21 ID:WfuH0sE1
>>825
アマガエルが可哀想
829名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 17:47:46 ID:y+EHNxBV
遠恋に影響されて、ナルメイ投下…題「me me she」
です。やっぱとある曲イメージしてます。

今だけのぬくもりに身を埋め、目の前の肢体を貪った。
もう二度と彼女の体を抱けないと知ってるから、
いつも以上に精力が増す。所詮叶わぬ恋愛だったのだから
この落ちで返って良かったのかもしれない。かたや
弁護士かたや検事。ついでに言うと双方に恋人が
存在している。
そんなドラマのような浮気劇も今夜終わりを告げる。
乱暴な愛撫にも彼女は愚痴を零さなかった。
痛い訳ではなく、悲しみで泣いていたからだ。
強く揉みしだかれた胸は赤味、先端の蕾も咲き乱れる
寸前である。こんな痴態を彼女は未だかつて
見せなかった。
830名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 17:48:51 ID:y+EHNxBV
しかし今日は全く出し惜しみせずに
全てをさらけ出していて、それがまた淫糜であるが、
男にとって哀愁の方が強く感じられた。
「狩魔検事、例えば僕が他の誰かと結ばれたとしてさ、
その間に子供が出来るかもしれない。でもその子にもきっと
君の遺伝子が流れてると思うんだよ。」
息を荒げ、結合した状態でひしと抱き寄せると
冥も小さく頷いた。いつもの意地っ張りとは
違う今の彼女もきっと、他の男の子を孕むだろう。
互いに逢瀬はもう最後。これで背徳に苛まれる事もない。
今まで本当に有り難う。
今まで本当にごめんね。
831名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 18:06:10 ID:ETrgiSgN
>>829
名前欄にカプ表記
NTR・浮気ならその旨注意書き
832名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 18:36:34 ID:y+EHNxBV
すいません。本当にすいません。
拙い上に初歩的ミス…orz
修行積み直してきます…
833名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 19:19:05 ID:oewvqbRb
>>832
スレが変なふいんき(ryな所、投下してくれてありがとう。
珍しいシチェなんで続きがあるのなら読みたい。
834名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 12:29:27 ID:5VwlF31k
 ●
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▂▉█▀█●


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 █◥◣
▂▉█▅█●
835名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 19:57:40 ID:v2oC6+Jt
836名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 22:18:17 ID:D9kdy8s7
折角新作が出たのにこの静けさ…

まあ気持ちはわからんでもないが
837829:2007/04/13(金) 22:24:16 ID:j7pQsEbE
>>836
精進します…
838836:2007/04/13(金) 22:42:11 ID:D9kdy8s7
あ、俺は単に新作の〇〇〇と〇〇〇〇の関係がアレだから、
ネタにしにくいのかな〜?とか思っただけであって…
839名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 22:48:07 ID:whdGbcrz
オレはまだ攻略途中だからここには来辛い。みんなそうじゃないかなあ。
関係ないがダイソーで売ってた「こどもののみもの グレープ」を飲みながらやると
なんだかナルホド気分になれます。
840名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 00:43:52 ID:ILrM0qg1
下手にネタばれ見ちゃったら悔しいから、クリアするまで来ないだろ
推理物はネタが命だし
841名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 02:04:25 ID:uBvf0WXC
みんなクリアするまでは暫く来ないだろうねぇ
俺もたった今クリアしてここ見て過疎ぶりにワラタ
842名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 04:40:45 ID:GxTF1H45
4クリア記念あげ
843836:2007/04/14(土) 07:18:52 ID:MCK1OaqP
旧キャラでの妄想もちょっとやりにくくなっちゃったかな…
いっそ旧キャラ全カットにしてくれれば良かったのになぁ
あ、でも成長した茜の外見は好み
844名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 09:22:56 ID:KyvPkB3L
4-2の冒頭で旧キャラ妄想ネタが一本できたんだが…
全クリしたら作成して落としにくるよ。
845名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 09:27:09 ID:EpEQG+xh
成歩堂×旧キャラ妄想は難しくなったかも
つーか今回出てこなかった旧キャラも続編でどう転ぶか分からないしな
846名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 10:21:52 ID:QmDpJzDS
成歩堂×みぬきでいいじゃない
847名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 10:43:08 ID:37eH6BEm
近親相姦は勘弁('A`)
848名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 10:48:34 ID:1Qn19kdx
>>844
もしかして真宵関連?
だとしたら正直ちょっとほとぼりが冷めてからにして欲しいかも
最近このスレ含めて真宵絡みは変なのが沸いてるからな
849名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 11:17:47 ID:ILrM0qg1
1〜3と4以降は俺の中で完全別物、パラレルワールドみたいなものとして認識してる
これなら成歩堂×あやめも成歩堂×みぬきも妄想可だぜ

でも4で個人的に一番萌えそうなのは成歩堂×茜
850名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 13:22:41 ID:KqH/DOED
クリアした


牙琉弟×茜はダメか?
ケンカップルっぽい雰囲気をちらほら感じたんだが。
851名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 13:29:34 ID:0AlqW2Qj
ほんとに雰囲気だけで終わったからなぁ
852名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 13:46:05 ID:VE6SAmS7
>>843
アカネが上から見下ろすような視線になる絵が大好きだ。
見抜きもかわいい。
853名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 17:24:55 ID:ZLWWqk6l
成長した茜のエロさは異常
854名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 18:28:38 ID:ScysbuJ4
「検事はヒラヒラ〜」発言で、
アメリカでの茜と冥の絡みを妄想したのは俺だけでいい。
御剣×茜でもいいけど。
855名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 22:31:30 ID:nrZKWTo3
響也×茜はアリだと思った。
むしろ4の茜は攻めだった。
いつもの調子でちょっかいかける(or相手にしてない)響也に
ついムキになって年上ぶって仕掛ける茜とか。

でも見てみたいのは響也×みぬき。
856名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 00:01:27 ID:K0/Qt6eX
オドロキがカップリングに登場しないのに泣いた




みぬき除外が必然的になったのが痛いんだよな…
茜とも絡ませ辛いし
857名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 00:34:29 ID:UBgzJHMN
茜に科学的に体をいじられるオドロキくんとか

途中までオドロキ×みぬきで妄想してたから、確かに困った
まだ2人は知らされてないから、知らずに惹かれ合ってイタしてしまう、てのもアリだが
858名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 01:50:47 ID:I6QaX0pT
ある話でさ、恋人同士が実は腹違いの兄妹でした、ってのがあって。
本人たちは知らずに恋人になったんだけど、父親と母親たちがその仲を引き裂いてさ。
で、結局再会してしまって、焼けぼっくいに火、になってしまうんだけど。

結局母親達が男(兄)の方にその事実を知らせてしまって。
男が自殺してしまうんだよな。女(妹)はその事実を知らないままで。

オドロキとみぬきに事実を早く知らせないと、そうなる可能性もあるんじゃないかと、
ふとそんな事を思い出した。
859名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 02:18:58 ID:GuN30YcR
やさぐれナルホドが茜タソに口移しでカリントウ責めしてくれ!!!!
860名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 09:30:44 ID:4ZD4z560
茜はめっちゃその気でも成歩堂は相手にしないってイメージだな。
4の茜は襲うに足るいい女とは言い難い、と思う。比較対象は千尋やあやめね。
成歩堂の男女関係は、みぬきにナイショであやめと密会とか希望〜。
861名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 11:37:23 ID:Y/DJvMHC
ナルホドはまだマヨイフラグ立ちまくってたけどあやめの匂いが欲しかったなあ……。
ピアニストになってからのマヨイとハミとの付き合いは激しく知りたい。
あえて旧キャラをほとんど出さなかったんだろうけどなー。5に期待かーうぉー

4章で思ったけどナルホドって見た目からして頼りがいあったんだなー。
オドロキはまだまだ子供だ。
大人ナルホドと大人茜のスレっぷりはちょっと悲しくなったけどw

カップリング的には
オドロキ×ミヌキ
オドロキ×マコト
茜×オドロキ
響也×茜
響也×ミヌキ
ナルホド×茜
ナルホド×ミヌキ
ってとこか。キャラが少ねえ。
個人的にはオドロキ×マコトが最強。5でも出てきて頂きたい。
862名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 11:44:05 ID:CDQbmCoG
>>858
でもミヌキならすっごい簡単に割り切りそうじゃね?オドロキより大人だしwwwww
863名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 11:54:29 ID:UBgzJHMN
成歩堂×ラミロア
てのも悪くない
864名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 12:05:49 ID:DHf5MFty
牙琉兄が嫌がらせで成歩堂と親しい女性たちを
片っ端から陵辱みたいな鬼畜なことを考えたのは俺だけでいい
865名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 13:33:46 ID:/RIt7v+B
御剣の大ファンだった茜なので、成歩堂みたいな男は全然タイプじゃないイメージ
面食いの茜は牙琉弟の方が好みっぽい感じ
866名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 15:12:40 ID:FUkutqOm
御剣は海外で冥と暮らしている。
そんな妄想を抱いていた時期が俺にも(ry
867名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 16:12:48 ID:MmKjXEck
>>866
え、それ普通にありえそうじゃないか?
あの二人がやさぐれ成歩堂を放ったらかしなのは仕事と子育てがry
868名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 17:27:45 ID:GKEEnWWR
オドロキ×マコト(本命)

これは譲れないな、是非小説を書こうと思えるネタ。
以下次点

オドロキ×みぬき  (犯罪フラグktkr)
ナルホド×茜    (なるほど←茜も可、てか希望)
ナルホド×サカイ  (俺、逆居が結構好きなんだ)
響也×茜       (響也関連では一番本命)
響也×みぬき    (あんまり想像できないけど)

タキタ×ミナミ    (ストーリー的に一応)
ラミロア×マキ    (…保険の勉強的な何かで)
869名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 17:56:41 ID:5VZjYOSX
響也×みぬきは、けっこう好きなコンビだな。カップルではないけど。
何だかやり取りがほのぼのしてて、可愛いカンジがした。
870名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 19:03:15 ID:BXOuGOwY
オドロキ×まことは確かに萌える
871名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 20:19:40 ID:K+8KB83c
>>861
>オドロキ×ミヌキ
>ナルホド×ミヌキ



ちょwこれはヤバイだろwww
前者は一応兄妹だし、後者は血のつながりはないけど親子だしなぁ。
てか、たまにはハミガキのことも思い出しt(ry
872名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 20:24:59 ID:GKEEnWWR
>>871
妄想するのは自由、そう申した人がいます。
873名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 21:06:36 ID:Qbdd3UAx
>>868
近親相姦自体は犯罪ではないぞ!
874名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 21:11:35 ID:GKEEnWWR
>>873
ウィキペディアで調べて初めて知った。
文化的に禁止されているだけで、法律で禁止されてるわけじゃないんだな。
勉強になった。

参考までにウィキペディアから引用
>現在日本には文化的タブーとされているが、近親姦そのものを取り締まる法律はない。
875名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 23:00:28 ID:Y/DJvMHC
観察力が異常に優れたオドロキとミヌキ
不貞はできんなw
876名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 23:55:49 ID:ABPq2IPx
なるほどの帽子についてるバッジのせいで茜→ナルホド妄想が広がるぜ
アメリカに発つ空港でナルホドにバッジ渡してたりとかなんとか
877名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 01:51:45 ID:z1sah119
オドロキ×マコトはナルホド×アヤメみたいに賛否両論が来るだろうなぁ。

個人的には茜×オドロキかキョウヤ×みぬきが好きだ。誰か頼むぜ
878名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 03:53:05 ID:1ckJmx+V
ガリュウ兄×幼マコトとか……鬼畜極まりないがw
879名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 07:25:27 ID:uH7wTzQ1
>>866
娘持ちになったナルホドが羨ましくなって
結婚子作りを迫る御剣と腰が引けてる冥
なんてのを想像した
880名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 13:46:27 ID:MS8qtp2H
>879
名前は冥夜
……いやなんでもない
881名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 13:52:33 ID:SZ9/EADZ
御剣は親馬鹿になりそうな予感
仕事中に子供の写メを眺めてニヤついたり
誰彼構わず見せて回って自慢してそう
そしてそんな御剣を見て地味にショックを受ける茜w
882名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 17:32:20 ID:7jzVRpRr
ところでまるほどうが弁護士やめた時の話書こうと思うんだが相手だれがいいとオモ?
883名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 18:14:26 ID:+lF4dLwM
みぬきとか(まて
884名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 18:32:40 ID:7jzVRpRr
それは用意してなかったわwww
885名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 18:38:39 ID:qoXUR4TU
じゃあ俺もみぬきでwwwwwwww




いやマジで
886名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 18:45:56 ID:tAoEMygW
お前ら変態ばっかだな


じゃあみぬきで
887名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 18:56:46 ID:ocyHyl4J
お前ら・・・・

じゃあナルホド×みぬきで血つながってないし大丈夫だろwwww
888名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 18:58:01 ID:/9v32Qt1
みぬきだな
889名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 18:59:28 ID:7jzVRpRr
お前らこの野郎








任されようwwwwwwww
890名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 19:02:30 ID:+lF4dLwM
半分ジョーダンだったのに不覚にもワロタ
おまえらサイコーwwww
891名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 19:36:58 ID:M/QCKm2L
え、マジかよ
892名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 19:52:02 ID:7jzVRpRr
考えながら書いてるから時間かかるぜ?次からできたとこまで投下
893名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 19:54:02 ID:7jzVRpRr
某月某日午前11時3分
成歩道芸能事務所
?「……その時ぼくの理性はどこかへ吹き飛んでしまったようだった。
欲望に任せ、ミヌキのそのまだ子供としか言えない肢体を組み敷くと、
ぼくは自分の欲棒マラホドウをミヌキの四次元穴の中へと……




っていう内容にしようと思うんだけどな、ナルホドどうよ?」



成「お前の言ってる物は絵本じゃなくて、エロ本だ!!」




……この、ぼくの目の前で頭の沸いたような内容の話をしているこの男の名は、矢張マサヨシ。
事件の影にヤッパリ矢張と言われるほどの迷惑極まりない
事件誘発体質の持ち主で、ぼくとの関係は幼なじみとかいうやつだ……迷惑極まりないけど。
正直腐れ縁という奴なのだけれど、昨日電話があって
「親子愛について絵本のモデルになってくれ」と頼まれ、
さっきから話を聞いていた時から本気で縁を切る方法を考えている



………倉院の里って呪いとか請け負ってないのかな?
894名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 20:24:20 ID:7jzVRpRr
矢「甘い甘い、ナルホド。俺の目指しているのは全ての大人も楽しめる新感覚絵本…」
成「異議あり!それはお前の周りの
一部の特殊な趣味を持った大きなお兄ちゃん達だけだ!」



矢「まあ、そう怒るなって、そんなに本気じゃねぇからよ。
ま、ミツルギから電話があったから来てみたけど元気そうじゃねえか。ミツルギの奴
『ヤハリ!…ナルホドが…まあ、その…なんだ…大変なのだ!ガチャッ・ツーツーツー』
とか意味深な留守電残すから心配しちまったじゃねぇか」



成「…………………(…ある程度は本気だったのか…絵本の話)」


矢「…ま、安心しろ、食えなくなったらいつでも弟子入りさせてやるよ
…このマシス様に!」


成「ああ、いざとなったら頼むよ(一生来ないと思うけど)
…悪かったな心配かけたみたいで」


矢「いいって事よ、親友じゃねぇか!じゃあな」


成「ああ、じゃあな(…倉院の里の電話番号何処にしまったかな?)」
895名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 20:32:57 ID:7jzVRpRr
ところでまた相談なんだが、この後ギャグがいい?エロがいい?鬼畜的なのがいい?
896名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 20:38:24 ID:qoXUR4TU
正直書きにくいとは思うが俺はエロ展開希望
アンタが無理ならギャグでもいいが
897名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 20:46:19 ID:7jzVRpRr
おk、じゃエロで行くわ
898名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 21:44:07 ID:7jzVRpRr
なんだかんだでヤハリが出て行った後、
ボクは奥の部屋でトノサマンのビデオを見ておいてもらった
ミヌキちゃんを呼びに立ち上がった。ヤハリの事だからと先手を打って、
奥にはけてもらっていたけど………やっぱり矢張……危ねぇ!


成「お待たせ、ミヌキちゃん。ごめんね長い時間待たせちゃって」


ミ「あ、パパ!友達さんとのお話は終わったの?何かパパ叫んでたみたいだけど…」


成「今後の日本の政治について話してたら熱くなっちゃってね
(そういや今の総理ってだれだっけな?)



ミ「確か…」


成「ん?どうかしたの?」


ミ「…確か…『キンシンソーカン』って言うんでしたっけ?
さっきのお話の内容?」


成「!!!!!!……どこでそんな言葉覚えたの?」


ミ「ハイ、パパじゃない方のパパが昔教えてくれたんです!いつか役にたつからって!」


成「(…何の役にだよ!!ていうか何教えてんだあのオッサン!!)」


ミ「でもね、わたし思うんですけど…」

成「な、何?(…今度は何なんだ?)」

ミ「…パパは本当のパパじゃないから、
その『キンシンソーカン』というのにはならないと思うんです!」


成「いやいやいやいや!そういう問題じゃ…(何なんだよこの状況…)」

899名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 22:01:57 ID:bqbKO6Tn
エロい人妻最高!ってなわけでこの辺が見たい〜


バラン×ユーミ
なる×ラミロア
キョウヤ×ラミロア
900名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 22:03:44 ID:bqbKO6Tn
邪魔しちゃった。すみません。
901名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 23:09:49 ID:7jzVRpRr
ミ「でもパパが、こうも言ってたんです『人間、裸同士の付き合いが一番仲良くなれる』って」


成「いやいやいや、その言葉にそんな生々しい意味は無いから
(…あのオッサンねらってやってるのか?)」


ミ「それにいつもわたしパパに気を使わせちゃってるみたいだから…」


成「…そ、それは何で(嫌な予感が…)」


ミ「夜中にパパがわたしを起こさないように、こっそりビデオ見てるから気を使わせてるのかなって」


成「(…最近感じた視線の正体はこれか)」


ミヌキ「ねぇ、パパ?」


成「な、なにかな(今度は何なんだ…)」


ミ「パパって『フェラチオ』とか『オーエル』とかが好きなの?」


成「(…もうどうにでもしてくれ…)」





ヤバいミヌキの口調が分かんなくなってきたwwww
902名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 00:16:42 ID:zlvYj8GK
ミ「だからねパパ」

と、ミヌキはまだテンパっている僕に歩み寄り

ミ「普段のお礼に」

すばやくぼくのズボンのチャックを下ろすと

ミ「パパの好きな『フェラチオ』とか言うのを
してあげようと…ほぼうんえう(思うんです)」
ぼくの息子を…ほおばった。

その生々しい感触にふっと我に返り、止めようとするが………なぜか…体が…動かない。
そしてその間もずっと僕の不肖の息子マラホドウ(命名・マシス)は、
その十歳にも満たない女の子の口内で、懸命に舐められ吸われ続け
次第に硬さと大きさをを増していった。
成「み、ミヌキちゃん…動けないんだけど…何かした?」

ぼくが必死にその快感に耐えながら聞くと、
ミヌキちゃんは一旦口を離し、
ポーズ付きでにひひと笑うと
ミ「パパ、魔術師にタネを聞くのはルール違反だよ」
と言い、さらに激しくぼくのそれをくわえ込んだ。
そのぎこちないながらも懸命なしゃぶり方と、
大人とは違う、まだ幼さの残る口内の感触に、
理性に反してぼくのバベルはミヌキちゃんの口内に
収まりきらないくらいにそそり立っていくのだった。
903名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 01:01:30 ID:zlvYj8GK
ミ「ふぇえ?ふぁふぁひもひふぃい(ねえ?パパ気持ちいい?)」
ぼくのそれを口いっぱいに頬張ったまま上目使いでそう聞き、
成「だめだ…ハァ…ミヌ…キちゃん……止め…ハァ……るんだ」
と、ぼくが理性を振り絞って止めさせようとする度、
ミヌキちゃんはさらに奥までさらに激しく、
苦しそうに目に涙を浮かべながらも必死にくわえ込むのだった。

……そんな事を何回も繰り返した頃には、
ミヌキちゃんは息も絶え絶えで、頬には幾筋もの涙の跡が残り、
僕は僕でほぼ限界だった。

そして、ついに僕が限界を迎えようとしたその直前、ミヌキちゃんは
泣きながら、今までで一番大きな声で
「ふぁふぁ、ふぉうふぃうひをふぉいふぇはふぁいへ(パパ、もうミヌキを置いてかないで)」
と叫ぶと、驚くべきことにぼくのそれを全て押し込み、
ぼくが果てると同時に気絶してしまったのだった。
904名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 01:18:28 ID:zlvYj8GK
ミヌキちゃんが気絶すると同時に体の拘束が解けたぼくは、
ミヌキちゃんを綺麗に顔を拭いてソファに寝かせると、その寝顔を眺めながら
少なくとも本当の父親が帰って来るその日までは、
頼れる父親であり続けようと心に固く誓ったのだった。






なんというgdgd\(^o^)/間違い無く俺はエロい文章が書けない
905名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 04:30:17 ID:UAQtna/u
よくがんばった!
感動した!!


\(^o^)/
906名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 06:03:16 ID:jZtiWUue
\(^o^)/ 祝・逆裁4ネタGJ
冒頭のヤハリでなんかほっとしたオレはヤハリまだ旧キャラに心が惹かれてる。
こうして膨らんだりしぼんだり白いのが出たりする小宇宙的なパパのパンツにヒントを得て
ミヌキはパンツ芸に目覚めるんだね。
907名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 10:11:30 ID:i25+dsQU
ED後にオドロキとみぬきが
ラミロアとの関係を知ったら
みぬきが二人をパパ、ママと呼ぶことで
修羅場や騒動が起こりそうだ
908名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 11:09:45 ID:0e40Yo2k
軽く考えてみたのを序盤のみ投下します。 
オドロキと茜とナルホドの3Pになる予定。 
909名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 11:11:19 ID:0e40Yo2k
「えっと……成歩堂さん、みぬきちゃんに頼まれた物ってこれでいいんですよね?」
「ん〜?どうだろうね、それでいいんじゃないのかな?」
「しっかりして下さいよ、みぬきちゃんに買い物頼まれたのって成歩堂さんでしょ?」

 一連の事件も終わり、平穏な日々を過ごす成歩堂なんでも事務所の面々。
平穏な時間を楽しんでいた王泥喜は成歩堂に買い物をつき合わされていた。
みぬきから頼まれた品物を袋に入れて男2人トボトボと家路へと急ぐ。

「けど、人参にすりこぎ棒、苦瓜になすびって何に使うんでしょうね?」
「新しいマジックを思いついたみたいだよ?なんでも真っ直ぐなものがグニャグニャに見えるらしいね」
「……それって揺らした鉛筆が曲がって見えるってのと同じ原理の物なんじゃ?」
「……おや?もしかしてあれって茜ちゃんじゃないのかな?」
「あ、ホントですね。宝月さんあんなに急いでどうしたんでしょうね?お〜い、宝月さ〜ん!」

 2人の視線の先には買い物をした商品が入っているであろう紙袋を抱いた宝月茜が走っていた。
そんな茜に手を振る王泥喜。それに気づいた茜は二人に近寄ってくる。

「成歩堂さん、こんにちは。買い物ですか?」
「茜ちゃんこそ買い物かい?そんなに大事そうに抱えて、何を買ったんだい?」
「ちょっとした科学的な物ですよ。
科学の力で肩の凝りを取ろうかなって……マッサージ器を買ったんです。
前に使ってた分は壊れちゃったんで、新しく買ったんですよ」

 袋から電動マッサージ器『ハンドバイブ』を取り出す茜。
しかしそれを不審な目で見る王泥喜。
なぜなら彼は、自分の腕につけている腕輪があることを知らしているのに気がついたからだ。

910名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 11:13:05 ID:0e40Yo2k
(腕輪が反応している?何故だ?まさか、宝月刑事が何かを隠しているのか?
なんで隠し事をする必要があるんだ?……最近暇だしちょっと隠し事を暴いてみようかな?)

「どうしたんだい?腕輪を触ったりして……まさか彼女が何かを隠しているのかい?」
「うななな!な、何を根拠に!別に何も隠してません!」
「ならなんでそんなに慌てるんですか?まるで……そう、そのマッサージ器になにか秘密があるように」
「ふぐう!……ひ、秘密なんてないわ!言いがかりはよしてよね!」
「宝月刑事、今『秘密』という言葉を口に出した瞬間、目が泳ぎましたね?」

王泥喜の言葉に明らかに動揺する茜。それに気付いた成歩堂が勾玉を取出し茜に問いただす。

「茜ちゃん、何を隠しているんだい?錠は三つか……何を隠しているのか話してもらおうか」
「成歩堂さんまでいったい何なんですか!もう帰ります!」
「そうはいかないよ。サイコロックが君が何かを隠していると教えてくれている。
話してもらおうか……そのマッサージ器の秘密を」

成歩堂と王泥喜の迫力に負け、渋々話しだす茜。
二人は茜の些細な動きも見逃さないように目を凝らしている。

911名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 11:15:07 ID:0e40Yo2k
「あたしがマッサージ器を買ったのは肩こりを解すため。それ以外に使い方なんてないでしょ?」
「王泥喜くん、どうだい?彼女の証言、怪しいところはないかい?」
「……宝月刑事、『使い方』という言葉を話したとき、頬が少し赤く染まりましたね?
あなたはその『使い方』を想像しただけで頬を染めたんです。
普通の『使い方』じゃないんですね?」
「あわわわわわ!な、何言ってるのよ!」
「錠か一つ砕け散ったか……という事は普通の使い方をしていないんだね。
そういえば前に使っていた分は壊れたと言っていたね?
こういう機械はなかなか壊れないものだ。どんな使い方をしたんだい?」
「そ、それは……」

成歩堂の問い掛けに視線をそらす茜。茜の動きをじっと見ていた王泥喜はあることに気付いた。

「宝月刑事、使い方を聞かれたとき、太ももを軽く動かしましたね?
まるで太もも付近にマッサージ器を使用しているみたいに」
「はわわわわわわ!」
「どうやら正解のようだね。また錠が一つ砕け散ったよ」

明らかに目が泳ぎ、落ち着きのない茜。
そんな茜に成歩堂がトドメの一言を言い放つ。

「太もも付近でマッサージ器を使う。しかも壊れてしまうほど乱暴に。
この条件に当てはまる使い方が一つある。
茜ちゃん、君はマッサージ器を使い……オナニーをしているんだね?」
「ヒ……きゃああああああああ〜〜〜〜!!!!」

頭を抱え蹲る茜。成歩堂の目には最後の錠が砕け散ったのが見えた。
912名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 11:16:41 ID:0e40Yo2k
以上です。
二次を書くのは慣れてないので下手なのは勘弁してください。
913名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 11:47:34 ID:gbBlAb64
GJ
主人公2人無敵すぎワロタ
914名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 12:18:09 ID:zlvYj8GK
GJ
二人集まると無敵すぎwwwwwww
915名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 12:25:50 ID:uTbecA1L
このタッグは恐ろしいwww
916名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 12:44:44 ID:QqHkt4OC
これはすげえwwwwwwww
最強だなwwwww
917名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 13:28:01 ID:nXmxlULr
これはワロタwwwww
918名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 17:33:30 ID:fpnwm72c
このタッグならどんな女性も制覇できる!
919名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 17:49:33 ID:b6+N7GmD
ゲーム本編よりもずっと楽しめたw
GJ!
920名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 18:08:11 ID:YVkE+NOC
なんか>>919見てると(ry
921名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 18:30:39 ID:uTbecA1L
あの忌まわしい事件から、一ヶ月。俺は今、あの事件のある関係者の家にお邪魔している。
画家、絵瀬まこと。あの事件で俺が弁護した被告人。そして、哀れな"被害者"である。
法廷で起こった惨事。緊急搬送。・・・・思い出すだけでぞっとする。
彼女が一命を取り留めたという報告を聞いたときは、安堵のあまりちょっと泣いてしまったぐらいだ。
まことさんが不幸を脱し、幸せな未来を歩めるようになること・・・・俺はひとえに、それを願っている。

さて、前置きが長くなったが・・・・俺は今、彼女のアトリエに居る。
まことさんは、俺の突然の訪問に戸惑った様子を見せたものの、快く迎え入れてくれた。
挨拶だけのつもりだったけど、何だか流れで珈琲を頂くことになったので、ここで待たされているって訳。
「どうしたもんかな・・・・」
独り言。置いてあった完成済みの絵は既に見終わり、制作中の絵を見るような無粋な真似はしたくない。
よって今、俺は結構暇である。まことさん、珈琲淹れるのに随分手間取ってるなぁ。
ふと、机の上に目をやった。絵筆や鉛筆といった画材道具が散らばっている。
その中に、一際目立つ絵筆があった。柄の塗装が剥げ、毛先が妙にバラバラである。
「・・・・随分使い込まれてるなあ。」
思わず手に取ると、その筆は少々湿っていた。手入れの最中だったのかな?
922名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 18:31:12 ID:uTbecA1L
唐突にドアが開いた。カップを二つ乗せたトレーを慣れた様子で持ちつつ、まことさんが姿を見せる。
そして、わずかばかり目を見開いたと思ったら、トレーを机に置きこちらに歩み寄ってきて・・・・
・・・・俺の手から筆を抜き取った。
「・・・・」
まことさんは後ろ手に筆を持ち直すと、じっと俺の目を見据えてきた。
・・・・き、気まずい。何か話したほうがいいのかな?
「あ、えーっと・・・・ず、随分使い込まれた筆ですね、それ。」
口にする言葉が先ほどの独り言リフレイン。こんなだから法廷の最中に声が出なくなるんだよなぁ・・・・
俺が勝手に自己嫌悪に陥っている間、まことさんは、何か言いたそうな素振りを見せながらもぞもぞ動いていた。
沈黙が空間を支配する。・・・・と、そのとき。俺の腕が小さな鼓動を感じ取った。
法廷で、何度も感じたあの感触・・・・今この場で対象となるのは一人。
まことさんの不審な動作に俺が気付くのは、当然の結果である。
「まことさん。」
「・・・・はい?」
「何故そんなに、脚を固く閉じてるんですか?」
今思えば、少々・・・・いや、だいぶ不躾な質問だったが・・・・ともかく、まことさんは静かに動揺を見せた。
「・・・・な、なんのことですか?」
「いえ、そんな気をつけの体勢を維持しなくても・・・・と思ったもので。」
「・・・・」
いっそうぎゅっと身体を固くしたまことさんは、傍らのスケッチブックを取った。
サッ、カカカカカカカカ、シャッ
手馴れた様子でペンを走らせ、スケッチブックを広げる。口笛を吹いている顔のイラスト。
答える気はない、という意思表示・・・・ん?待てよ。
濡れた絵筆、閉じられた脚、口にしたくない事柄・・・・三つの事象が、俺にある発想をもたらした。
それはある種信じがたいことだったが、おそらく正解・・・・いや、でもまさかまことさんが・・・・
思いつきと、それを信じまいとする葛藤が顔に出ていたのだろうか。目の前の彼女は、おずおずと俺に尋ねた。
923名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 18:31:55 ID:uTbecA1L
「あの・・・・もしかして?」
「え?あ、いや、なんとなーくですけど・・・その絵筆、絵を描くのに使ってたんじゃない、とか?」
「・・・・」
縮こまるまことさん。やっぱりそうだったのか・・・・
彼女は、自分の絵筆を使って・・・・その、オナニーをしていたのだろう。
そこへ急に俺が訪ねてきたもんだから、慌てていて絵筆をしまい忘れた、と。
「・・・・あの。やっぱりイケないことなんでしょうか。」
唐突に口を開かれた。
「は、はい?」
「その・・・・絵筆をあんなふうに使うのは。」
あ、あんなふうにって。俺、見てたわけじゃないんだけどな。
「初めて気付いたのは、5年ぐらい前のことでした・・・・」
「気付いた、というのは?」
「特にお仕事がなくて、手持ち無沙汰だった時・・・・ちょっと、出来心で・・・・」
行為自体についてはあんまり口にしたくないようだ。いや、そりゃトーゼンだけど。
「それが、あの・・・・とても、気持ちよかったもので・・・・」
「あ、あの、まことさん?そんな、別に話さなくても!」
「・・・・?」
「え、えっと・・・・年頃の女の子なら一度は通る道ですから!多分!」
俺は何を言ってるんだろう。
「そうです!別にその・・・・は、恥ずかしいことってわけでは・・・・あるかもだけど、いえ、大丈夫ですから!」
さっぱりわからなくなってきた。
924名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 18:32:36 ID:uTbecA1L
「でも・・・・以前、お父さんに見つかった時、とても怒られて・・・・」
「見つかった!?」
「集中していたせいで、部屋に入ってくるのに気付かなかったんです・・・・」
「・・・・そ、それはそれは・・・・」
「だから、イケないことなのかな、と。そのときは思ったんですが・・・・」
どうにも止められなくて、などと呟いている彼女に対し、一体俺が何を言えるというのか。
それ以前に、目の前でもじもじしているまことさんに何か妙な感情が芽生えている自分もいるわけで。
だ、駄目だ!このまま話を聞いてたんじゃ、身体が勝手に・・・・何か、何か返答しなくては!

俺の答えを示すんだ!
・見せてもらえませんか?
・お手伝いしましょうか?

続かない
925成歩堂所長の女性関係について(1/3):2007/04/17(火) 18:41:19 ID:A5+pTpS1
「ところでさ」
「はい? なんですか、オドロキさん」
「成歩堂さんって……みぬきちゃんを引き取った時、カノジョとかいなかったのかな」

 それは何の気なしに思いついた疑問だった。
 王泥喜法介の何気ない問いに、成歩堂みぬきは「うーん」と可愛らしく人差し指を唇に
当てて考え込む。当時8歳の少女を引き取った、という成歩堂の行為。それは彼自身の責
任感やら何やらも入り混じった結果だっただろう。
 しかし、当時、もしも成歩堂に恋人が居たとしたら?
 突然8歳の娘のパパになってしまった男を、どう思うだろうか。

「カノジョ、はいなかったと思いますよ? パパ、そういうのあんまり興味なさそうだし」
「興味がない?」
「はい。……みぬきと一緒に、とりあえず事務所を立ち上げるので一杯一杯でしたし」

 みぬきの言葉に法介は首を捻る。興味が無いという言葉は今ひとつ信じられなかった。
小さな娘にそういう生々しい部分を見せないように成歩堂が気を遣った。そう考えるほう
が筋が通っているように思える。
 というか、当時20代後半の男性が女性に興味が無い、というのはいかがかと思う。二
次元が良いとか、男じゃなきゃ駄目だとか、そういう特殊な性癖の持ち主でもない限り。

「成歩堂さんって、そういえば特撮とか好きみたいだよな」
「? どうかしたんですか?」
「いや。なんでもない」

 あの病院のベッド脇に山積みにされたトノサマンシリーズDVD全集を思い出す。
 法介の頭の中で、なんだか事務所所長である成歩堂龍一に対するイメージが変わってき
たような気がした。夜毎ビデオデッキを数台駆使してCMカットとかしたりして。自選の
名場面集とか作ったりなんかして。行き着いた先では部屋中にポスターとフィギュアなん
かが溢れかえっていたりして。
「……いやいや。そんな。いやっ! 俺は趣味や嗜好で人を差別したりなんかしないぞっ!」
「どうしたんですか、オドロキさん。突然大声を張り上げて……あ、やめてくださいね! あんまり発声練習されるとお隣からまた苦情が――」

926成歩堂所長の女性関係について(2/3):2007/04/17(火) 18:42:16 ID:A5+pTpS1
 みぬきが顰め面、と呼ぶには可愛らしく頬を膨らませて人差し指を法介に突きつける。
 その辺り、なんだかんだ言って親子なのだろうなぁ、なんて暢気なことを考えた法介は
事務所のドアに人影が映ったのに気付いた。
「あれ、みぬきちゃん。誰か来たみたいだ」
「え? ――あ」
 途端、みぬきの表情が今度こそ『不機嫌』になった。
「また来たんだ……」
「え?」
 ドアが開く。そしてそこから顔を出したのは。
「こんにちは、成歩堂さん……はいないみたいね」
 そこには、細いフレームの眼鏡をかけ、どこか「ギョーカイジン」っぽさのあるスーツ
姿の女性がいた。後ろ髪をアップにまとめ、切れ者っぽさが漂っている。歳の頃は成歩堂
と同じくらいだろうか。20代以降の女性の年齢というのは、法介の目では今ひとつ見分
けがつかないのだが。
「こんにちは、みぬきちゃん。元気だった?」
 事務所を見回し、そこで不機嫌そうな顔をしたみぬきを見つけた女性は、にっこりと微
笑んだ。そして、その隣に立っている法介に視線が移る。
「……あら。もしかしてみぬきちゃんのカレシかしら? お邪魔だった?」
「だ、誰がカレシですか! オレ、こう見えても弁護士ですからっ!」
 法介の慌てふためいた抗弁に、女性が楽しそうに笑う。
「ふふ、ごめんなさい。えっと……確かダイジョーブ君、だっけ? 成歩堂さんから聞い
てるわ。ちょっと変な名前だけど、見所のある新人弁護士さんだって」
「いやっ、俺、その、オドロキホースケですからっ!」
「――それで。なんの用なんですか、華宮さん」
 そんな法介を他所に、みぬきは普段の愛想のよさは何処へ消えたのか、不機嫌極まりな
い声で尋ねる。
「……ふふ。そんな怖い顔しないの。成歩堂さんに頼まれてたチケットが手に入ったから、
渡しに来ただけなんだから」
 そういうと、華宮という女性は封筒をみぬきに差し出した。
「チケット、ですか?」
「ええ。トノサマングランドレジェンドショーのチケット」
 この人も特撮なのか――なぜか法介の中でそんな考えがグルグルと回った。凄い切れ者
っぽいのに。凄い美人なのに。何故に特撮。何故にトノサマン。
「それじゃあ、これ。成歩堂さんに渡してもらえるかしら?」
「……はい」
 みぬきが渋々という顔で頷くのを見て、女性は踵を返した。
「じゃあ、パパによろしく伝えておいてね、みぬきちゃん」
「――う〜」
 何やら消化不良な顔をするみぬきを他所に、女性はスタスタと事務所を出て行く。
 残されたのは、今も唸り声を上げ続けているみぬきと、事情がさっぱり分からずに呆然
とする法介の二人きりだった。

927成歩堂所長の女性関係について(3/3):2007/04/17(火) 18:43:34 ID:A5+pTpS1
 カチリ、と時計の針が動く音がした。
 法介はマグカップを口に運びながら、そっとみぬきの様子を窺う。
 先ほどの華宮なる女性の来訪以来、みぬきの不機嫌は変わらなかった。何やら難しい顔
をして封筒を眺めている。
「あー、あのさ」
「……はい。なんですか?」
「さっきの人って……誰なの?」
「……パパの知り合いです。華宮霧緒さんっていって。昔、芸能事務所に勤めていたこと
があるらしくて、成歩堂芸能事務所を立ち上げる時、少し手伝ってもらったって言ってま
した」
「はぁ。芸能界の関係者、なんだ」
「今は違うそうですけど、昔の伝手でこうして手に入りにくいチケットとか探してきてく
れるんです」
「……ふーん」
 みぬきの声はどこか低いままだった。法介は地雷を踏まないように細心の注意を払いつ
つ、情報を得るためにさらに先に進むことにした。
「みぬきちゃん、あの人が嫌いなの?」
 ――所詮、法介は法介なのであるが。

「嫌いっていうか……あの人、パパにすぐ近づくから」
「近づくから?」
「……別に、嫌いじゃないです」
 プイ、とそっぽを向いたみぬきを見て、法介はなんとなく合点がいった。
 要するに、父親を取られたような気になって嫌なのだろう。子供が親に持つ独占欲、だ
ろうか。法介自身にはよく分からない感情だったが。
「ところでさ! このチケットってどうするつもりなんだろ、成歩堂さん」
「あ。それはきっと、真宵お姉ちゃんたちのためだと思いますよ?」
「マヨイ? お姉ちゃん?」
 法介の顔に疑問符が浮かんだ。


-------------
ついさっき4をクリアした勢いで書きますた。エロもないです。
あと>>924の人ごめん。割り込んだかも。
928名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 19:25:37 ID:QqHkt4OC
お二方共、GJ!
できれば両方に続けて書いて頂きたいぜ!
929名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 20:55:19 ID:hVjfi/np
GJ!!
みぬき→成歩堂←霧緒って感じがすきだ
だがこれ確実に成歩堂ハーレムwwwww
930名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 21:01:50 ID:jZtiWUue
>>921
オドロキ×マコトキタヨー
これは続けて欲しい。ってか選択肢その2択ってろくなのがないなw

>>925
このままマヨイやらハミやら冥やらオバチャンやらが来て
オドロキの誤解がますます深まる展開は面白そうだなw
考えてみたら3年間でいろんな方面に人脈作ってるよなナルホド
931名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 21:19:09 ID:uTbecA1L
>>930
あ「あやめと申します」
王(この人が・・・なるほどさんの彼女、かな?)
真「真宵です」
王(あれ?なるほどさん、年下の子のが好み・・・?)
春「春美です」
王(やっぱり・・・!なるほどさん、ロリコンだったのか!)
冥「狩魔冥よ」
王(・・・鞭持ってる・・・なるほどさん、Mなのか?)
須「スズキマコッス!」
王(ウェイトレス・・・コスプレフェチ!)
オ「オバチャン、て呼んどくれ」
王(ま、まさか老け専・・・!)


成「ん、どうした?オドロキくん。」
王「俺、もうなるほどさんが信じられません・・・」



こんなんになったらワロスwwww
932名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 22:22:58 ID:3VsLsxor
オドロキ×みぬき
8レス程度
9331/8:2007/04/17(火) 22:24:34 ID:3VsLsxor
「ばいばい、みぬきちゃん。今日もステージ頑張ってねー」
「うん、ばいばい」

制服を着た成歩堂みぬきは、手を振りながら校門をくぐった。
吐く息はまもなく白くなるだろう。あの事件からもう一月近くが立っていた。

シルクハットをかぶっていないため、オドロキほどではないが髪のとがった部分が揺れる。
そろそろ進学の時期だが、出席日数は少ないのに妙にできの良いみぬきは、近くの高校に
受かる程度の学力は確保しており、毎日のステージと当番制の家事と
最近少しづつ増えたオドロキに来る依頼の手伝いなど、忙しい日々をすごしていた。

(今日はオドロキさんがまことさんの勉強を見に行く日だし‥‥
 パパは御剣さんのところで勉強してるし‥‥
 誰もいないね。ステージも遅番だから、どうしよう)
 
ぽっかりと空いた時間。今まではそんな時は魔術の練習を繰り返していた。
しかし今は、なんとなく事務所でひとりぼっちで魔術の練習をする気持ちにはなれない。
それはこの半年近く、毎日のように顔をあわせていたオドロキとの接触が少なくなりはじめた
ことにも関係があるかもしれないし、また、成歩堂が司法試験の勉強を改めて行っている
ことにも影響しているとも思われる。

絵瀬まことは、学校に通ったことがないということだった。それに関して、本人の希望や、
オドロキやみぬきも学校にいくことを薦め、年齢から高卒認定(旧大検)の勉強を
まずすることにしたのだ。それを喜んだオドロキは仕事の合間を見ては勉強を教えにいっている。

みぬきも同行したことがあるが、感嘆するほどの速度で記憶し、吸収するまことに、
オドロキもみぬきも賞賛を惜しまなかった。
そしてその笑顔にも、みぬきは感に堪えなかった。

(美人だな、まことさん。やっぱりあんな美人だと、オドロキさんも目が眩んじゃうね)

オドロキは厚意でまことの勉強の手伝いをしているのだとみぬきは思うが、そこにもちろん
好意が存在するのだろうと思っていた。なにしろ、15歳のみぬきは、もう子どもじゃないし
女の子でもあるのだったから。

少し考えてから、あえて口に出した。迷いでも吹き飛ばすかのように。
「みぬきもまことさんのところに行こう」
9342/8:2007/04/17(火) 22:26:11 ID:3VsLsxor
シルクハットとマントはともかく、その下の服装はこの季節には寒い。しかし、それでも
着続けるのが魔術師の心得であるとみぬきは思っている。
着替えたみぬきは、おやつ用にかりんとうを持ち、ずいぶんと早くどぶろくスタジオへと到着した。
ドアからは光が漏れている。その、人を受け入れることのなかったドアは、まだわずかな人数では
あるが、外へと開いている。

ノックもせずにドアを一気に引きあけた。挨拶の大きな声は途中で消える。
「こんにちは、まことさん、オドロキさん‥‥」

ソファーの上にまことが座っている。膝の上には手をそろえて。
その指にはマニキュアが光っている。もちろんあのマニキュアではない。
オドロキが、みぬきと一緒に選び、贈ったものだ。ついでに同じものをみぬきも贈って
もらっており、今もみぬきの指に同じ光を宿していた。

まことの上半身は見えない。赤いスーツの男が、覆いかぶさるように彼女の頭をささえていた。
ひどく近づけていたその頭から離し、ドアを振り返った。

「みぬきちゃん?」
「みぬき‥‥ちゃん?」
オドロキとまこと、二人の声がかぶさる。そのかぶさった声で、みぬきは我に返った。

「ごっ、ごめんなさい、みぬき‥‥」
乾いた返答を漏らすと、すぐに踵を返す。
不思議そうな顔をしている二人を視界の隅に捕らえて、みぬきは今来た道を走り始めた。
9353/8:2007/04/17(火) 22:29:07 ID:3VsLsxor
みぬきは泣いたりはしない。なんとなく足が向かった人情公園にたどり着いた頃には、
思考も落ち着きを取り戻していた。ショックなんかはちっとも受けていない。

(はあ、なんだかびっくりしちゃった)
(キス、してたんだね、あれ)
(うーん、オドロキさんてば意外に手が早いんだ。さすがはハラグロ)

ほうと漏らした吐息はわずかに白んでいる。そういえば、ずいぶんと気温も下がってきた。
みぬきは自分の露出した二の腕を抱え込む。その動作に呼応したように、携帯電話が鳴った。
サマンサマンのテーマだ。出ずに放置した。

しばらくなり続ける携帯に、いいかげんバイブモードにしようとした時に、声がかかった。
「携帯には出てくれよ、みぬきちゃん」

オドロキはそのままみぬきの前に立つ。
みぬきはふてくされるわけでもなく、オドロキの視線を受け止めた。
「それで、みぬきちゃんはひょっとしてなにか勘違いしてると思うんだけど」
「勘違いなんかしてないですよ。まことさん、綺麗だし」
「いや、前後の文脈が繋がってないから。いわんとしていることはわかるけど」
「良かったですね、オドロキさん。まことさん、いい人だし」
「さっきのは、まつげが目に入ったから、それを」
「異議あり! 今時、そんなベタな言い訳にはダマされません」

ガチャガチャとみぬきの背から機械が飛び出し、シルクハットをとりあげる。
そのままボウシくんは、普段とは違う立ち姿でオドロキを威嚇しはじめた。
「いや、スタンドじゃないんだから、ジョジョ立ちはやめようよ」

「それに、気にしなくていいのに。みぬき、祝福します」
「だから違うって。なんていったらいいんだよ」
「じゃあちゃんと証拠を見せてください! キスしてないっていう証拠を」
「わかった、じゃあまことさんを証人にして、オレ達がキスしてないってことを」
「ダメ。つきつけられるのは、証拠品だけです」

「厳しいしばりだな‥‥ だいたい、無茶言うなよ。してないんだから、それを証明するなんて
 無理に決まってる。それに、オレはまことさんにキスしたいなんて思ってない。
 そう思ってるのは、別の人だ」

ほんの少し、みぬきの表情が変わった気がする。オドロキはそう思った。
 
「じゃあ有罪です。証拠がないんだから疑わしきは罰すです。煙のないところに火は立たないんです。
 みぬきはそう判決を申し渡します」
「‥‥わかったよ」

今度は表情が固くなった。と思った。

「有罪を認めるんですね」
「違う。証拠がないんなら、結果を否定する別の証拠を作ればいいんだ。偽の煙を吹き飛ばす、
 本当の火が立てた煙を作ればいいんだよ」
「それって、ねつ造じゃないですか!」
「ねつ造じゃないさ」

オドロキはみぬきに近づく。
最後の言葉の後に、まだ紅をさしたことのない、その唇に口付けた。
9364/8:2007/04/17(火) 22:31:57 ID:3VsLsxor
しばらしくして唇が離れると、ことんと、オドロキの胸に力が抜けたようにもたれかかった。
「これで、無罪、かな」

胸元の赤い耳を見ながら、そう呟くオドロキの顔もひどく赤い。
まるでそのスーツみたいに、とからかわれるだろうほどに。

「‥‥異議あり」
みぬきの小さな言葉が響く。

「まだ、駄目なの」
「法廷は、証拠が不十分だと、思います」
顔を隠したまま、オドロキを掴んだ手に力を入れて、そう呟く。

「‥‥これ以上の証拠は、今すぐには用意できません」
「2時間の、猶予を与えます。その間に、証拠を用意してください」
「弁護側、了解しました」

オドロキは間髪をいれず、そう返した。




「本当にいいの? みぬきちゃん」
「オドロキさんは相変わらず土壇場に弱いのか強いのかわからないなぁ」

事務所にほど近いオドロキのアパート。みぬきは何回もきたことがある。
普段の仲の良い兄妹のように騒ぎながら歩く彼らを知っている人物が、ここに来るまでの
道行きをみかけたら、何をこそこそしているのだろうと訝しげに思っただろう。

「証拠を用意できないと、判決は有罪とします」
みぬきは本気のようだとオドロキは思った。だとしたら、自分に正直になるべきだろう。
もう何も聞かず、シルクハットをはずし、もう一度唇を重ねる。軽くついばむように。
オドロキはみぬきの唇をねぶる。そのまま舌を口内へと流し込み、舌を重ねた。
びっくりして引き下がったみぬきの舌。無理に追うことはせず、出てくるのを待つ。
やがておずおずと登場した頃に、あわせて手のひらをそっと胸に触れた。
ひくんと震える、目をきつく閉じるみぬきを、オドロキは目を開けて鑑賞した。

半年以上、一緒にいたみぬき。色々なできごとの中で、明るく元気な女の子という
言葉が見事に似合う彼女に信頼を持ち、惹かれはじめていた。
まだ15歳の女の子。成歩堂と違う方法で彼女の助けになり、また、彼女にとって
必要な男になりたいとも思っていた。
自分が求めるのはまだ早いと自制し、成長を待っていたつもりだった。
それでも、彼女が望むなら、とても途中で止められるものではない。
もう、オドロキは最後まで引くつもりはなかった。

長い、いやらしいキスが終わり、ぽうっとしているみぬきは、オドロキの手で自分の服が
脱がされはじめていたことにやっと気がついた。すぐに手を制す。
「あのっ、ボウシくんの秘密がバレちゃうので、後ろを向いていてください」
「はいはい」
素直にしたがったオドロキは、何かを片付ける不思議な音を聞きながら、自分の赤いスーツを
脱ぎはじめた。
9375/8:2007/04/17(火) 22:34:21 ID:3VsLsxor
「もういいです」
シルクハットも魔術師の服装もとりさり、清潔で飾り気のない上下の下着だけを
つけたみぬきは、オドロキもあまりみたことのない、それこそまだ少女の風景だ。
胸のふくらみも大きくはない。

「やっぱり、パンツはあれとは違うんだね」
「あたりまえです」
そういって笑ったオドロキは下着に手をまわし、顔を胸元に埋める。
その動作にすでに遠慮はない。

「おっ、オドロキさん」
強く鼻から息を吸い込み、みぬきの匂いをかぐ。化粧品の匂いはなく、ボディソープの
淡い香りとみぬきの肌の香りとに包まれる。
それに気づいたみぬきはみるみる紅潮させて体を離すようにした。
オドロキは離れない。やわらかな小さい凹凸により深く顔を沈ませる。
それとともに指先は下着のなかへと侵入を開始した。

目を白黒させるみぬき。オドロキはその慌てぶりをコントロールしながら、
体にキスをし、指先でくすぐり、全身でその滑らかな肌を楽しんだ。
もちろん経験のないみぬき。それでも、その絶え間のない柔らかなふれあいに、
触れている相手がオドロキであることに、やがて体の芯に感じたことのない火照りを
みつけていた。

「あんっ、ふあっ」
甘い呼吸音が部屋に流れ続ける。
耳、うなじ、鎖骨、ひじ、背骨、太もも、ふくらはぎ、膝の裏。
オドロキは少ない性経験の中からではなく、とにかくみぬきの体に触れたいという欲求から
全身をくまなくめぐる。そして、やがてその臀部の中心近くに到達した。

「やっ、ダメっ!」
あわててみぬきが荒い息と赤い体のまま、身をよじる。
すでに脱がされていた下着がなく、まだ薄い体毛の隙間から、成長しきっていない
秘所が口を覗かせていた。

オドロキはその言葉を聞いて、驚いた。腕輪がわずかに反応したのだ。
それの意図することに気づき、みぬきに軽く声をかける。
「みぬきちゃん、ここ、気持ちよくないのかな」
「そんなとこ、なんともないですよっ! 第一、触っちゃダメなところだよ!」
腕輪の反応は強い。
「それは嘘だね、みぬきちゃん」
「う、嘘なんてついてません!」
「残念、キミも知ってるだろ。オレには、わかるんだ」
みぬきが恐れの目でオドロキを見る。
「そこだ!」

沈着の少ない、美しいとさえいえる後門にオドロキの舌が伸びる。
9386/8:2007/04/17(火) 22:36:12 ID:3VsLsxor
「やだっ、きたない、きたないよっ、したいれちゃやだぁっ」
自分の汚い場所をオドロキの舌に触れられている。背徳感が心を揺らす。
また、事実として、その感触はみぬきの体に火照った圧力をより加えている。

(オドロキさんが、オドロキさんがみぬきのお尻なんて舐めてる‥‥!)
耐え切れず高まっていく体。はじめての感覚にみぬきは逃がし方がわからない。
必死で、弱々しく逃げるように体を動かすが、腰を捕まえたオドロキはそれを許さない。

逃げる体のままに、みぬきの体はオドロキの下半身へと近づいた。
ゆえに、それを至近で目がとらえた。幼い頃、両方の父と風呂に入ったときに見たものと
同じとは思えないほど、グロテスクにそそりたつそれを目の当たりにした。
それが、自分の体にはいってくるのだと思い、恐怖に戦慄した。

それでも、みぬきは逃げ出すことはない。いつものように、乗り越えようとして、
目の前のオドロキの性器を見つめる。そして、その変なものを掴んでみた。

ぴくんと、オドロキが反応するのを感じた。その瞬間、みぬきの心に、何か感じるものが
あった。オドロキは何もいっていない。それでも、わかることがあった。
みぬきはオドロキのそれを捕まえたまま、その自身の名のごとく、弱点をついた。
「ここだね」

唇で先端をくわえる。そのままちゅっちゅっと吸うように触れた。
「はうっ」
オドロキはオクターブの高い声をあげて反応した。その声にみぬきは満足する。
そのままちろりと尿道口をこじられる。

「みぬきちゃん、駄目だっ」
「はきに、えをだしたのはおおおきさんれふ」
口内にほおばったまま、オドロキの反応の強い場所を責めつづける。
オドロキも、指を使って秘所への攻撃を追加した。

オドロキの指先がみぬきの核をほんの少しこすりあげる。
みぬきの口蓋がオドロキの先端をこする。
口の中に果てたのと、みぬきが達したのは、ほぼ同時のことだった。
9397/8:2007/04/17(火) 22:38:46 ID:3VsLsxor
みぬきの口を綺麗にした後、オドロキは局部にコンドームをつけはじめた。15歳に手を
だしている時点でちょっとあれだが、それでも彼は自分の快楽とみぬきを守ることを
天秤にかけることはしない程度には紳士だった。

「それ、なんですか」
「あ、えーと、コンドームだよ」
「へえー、これがそうなんですか」
面白がって先端をくりくりする。
「ふふふ、へんなの」
幼い顔で笑う。それに、オドロキの心も、分身も、ガツンという擬音でやられた。

「みぬきちゃん、いくよ」
「‥‥はい、オドロキさん」
何度目か、唇を交わす。

オドロキは、ゆっくり、ゆっくりと分け入っていく。
痛い、とは一言もいわない。涙を流すことも、ない。
その表情にわずかに微笑みさえ浮かべながら、オドロキをうけいれていた。
オドロキも、それに言葉をかけることなく、自分を埋めつくした。

そのままみぬきを抱きしめる。細い。小さい。
コントラバスに5人くらい入るといったのが誇張ではないほどに。

こきざみに抽送を開始する。ただし、ゆっくりと。
痛そうな顔をしようとしないみぬきに、オドロキのほうが気を使った。
その中で、気づく。ある一点で、みぬきの体が反応をおこすのだ。
みぬくまでもない。
わずかに角度をかえ、その部分へ多く刺激がいくようにする。
ぴくん、ぴくんと反応する。

「ひょっとして、ここ、気持ちいい?」
必死で首を振る。腕輪に反応。その必要がないくらいにわかりやすい。

「そう、ごめん」
動きを開始する。まるで見当違いのところを擦る。痛くない程度に。
すこししてから、みぬきは何もいわずに背中に爪を立てた。

「んっ、んー、んっっ」
頑なに口を閉じて声を出そうとしない。いつしか抽送は滑らかに、オドロキのみつけた
場所と最奥を何度もこすりあう。

「はっ、はあーっ、あーっ、はっ」
声も高く、お互いをぶつけ合う箇所からは水音が混じり始め。

そして、最後が近づく。二人の顔が近づき、また、唾液を交換する。
互いの瞳には、互いが写っている。その姿は、どこか似たところがあるように思えた。
自分の姿が愛する相手の姿に似通っていることに二人は喜びを感じ。
その多幸感のまま、オドロキの精はゴムの皮膜越しにみぬきの体内へと放たれていた。
9408/8:2007/04/17(火) 22:42:24 ID:3VsLsxor
オドロキのベッドの上で、腕枕をしながら二人は至近距離で互いをみつめている。
その間にも時折、ついばむような口付けをかかさない。
みぬきから、一つ。お返しのように、オドロキから、一つ。

「なんだか、オドロキさんてみぬきの顔に似てますね」
「みぬきちゃんが、オレの顔に似てるんじゃないか」

「あの”力”も同じですよね」
「ひょっとしたら、この腕輪をみぬきちゃんがつけられたなら
 オレと同じことができるのかな」

「みぬき、オドロキさんのこと大きな弟みたいに思ってたんですけど、
 なんだか本当に姉弟みたいですね」
「オレが弟っておかしいって。
 ‥‥でも、そういえば、入院した成歩堂さんに事務所に入れって言われたとき、
 このおニイちゃんになんとかしてもらえ、っていってたな」
「そういえば、そうですね。みぬきも、なんとかしてよ、おニイちゃん!
 っていったかなぁ」
 
二人は笑いあう。
 
「オレたち、いけないことしたのかな、みぬき」
「おニイちゃんからみぬきに手をだしてきたんだけどね」

もう一度二人の唇が重なろうとしたときに、ガリューウェーブの曲が流れてきた。
オドロキの体が固まる。それを着信音で聞いたようなことがあったせいだ。
法廷のように汗を流しながら、

「‥‥ひょっとして、成歩堂さん?」
「ううん、アラームですけど。あ」
「そ、そう (助かった‥‥)」
「いけない、ステージが始まっちゃう!」

全裸のままベッドから飛び出し、あわてて用意するみぬき。
ボウシくんの色々が見えているような気がするが、オドロキにはなんだか良くわからなかった。

「ごめんね、オドロキさん! また明日!」
「う、うん、また明日」
ドアが大きい音とともに閉められる。静寂が戻ってきた。

明日。きっと朝からいちゃいちゃしてしまうのだろうとオドロキは思う。
感のいい成歩堂さんのことだ。戻ってきたら、すぐ気づかれるだろうな。
いっそ、こっちから先に電話で伝えておこうか。
いやいや、待てよ。そんなことを伝えたら、よし、じゃあ今日からぼくのことを
パパと呼んでくれ、なんていってきたりしないよな。
そこまで考えて、
「ハックショイ!!」
くしゃみをした。

そういえばもう冬も近い。さきほどまではみぬきちゃんが暖かすぎて
気づくことさえなかった。
オドロキはそこで一息つき、改めて裸の自分の姿に気づく。
(さてと、いいかげん着替えるとするか。 あ、あれ‥‥)


──その日、河津京作は、自分と同じ男物のパンツから
いろいろなものが飛び出すのを見て、パンツの奥深さを改めて知ったという。

                                                つづく
941名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 22:47:47 ID:3VsLsxor
つづく、ってあるけど以上です。
942名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 22:49:42 ID:uTbecA1L
>>941
GJが止まらない

パンツをオチに持ってきたそのセンスに敬服するwwwww
943名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 23:54:44 ID:QqHkt4OC
是非続けてほしいと思うのは俺だけだろうか
何はともあれGJ!!
944名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 00:01:48 ID:vZYorqmx
GJ
しかしこれを言っちゃなんだが原作よりキャラが立ってるなw
945名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 02:31:44 ID:nAJb1Ph4
そろそろ次スレかな。
テンプレには旧まとめと新まとめ両方乗せる?
946名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 12:18:47 ID:px520VH0
>>941
GJ× 100
947名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 16:13:21 ID:ktnRgtdo
4設定のナルホド×マヨイが読みたいなぁ


書けってことなのかなぁ
948名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 18:50:12 ID:25lvU9XR
>>947
さ、さ、ずずいっと奥に
949成歩堂所長の女性関係について 2(1/3):2007/04/18(水) 19:04:30 ID:W5DElpgM
「異議あり! 弁護人の論証はまったく意味が無い。検察側の立証は何一つ揺らぐものではない!」
「検察側の異議を認めます。弁護側はもう少し考えて反証するように」
「……ぐ、ぐぅぅ」
「御剣検事。やはり、あなたの立証は完璧としか言い様がありませんな」
「無論だ」
 フッと笑い、弁護席を見るのは御剣検事。検事局随一のやり手検事である。
「王泥喜くん。今回は残念でした。しかし、御剣検事の立証を参考に今後の糧とするよう
に。それでは判決を言い渡します!」

 木槌の音が、法廷中に響き渡った――。


「……ううう。惨敗だ」
 法廷からの帰り道、王泥喜法介は肩を落としながら歩いていた。
 今回の依頼人は誰も弁護の依頼を受けず、やむを得ず国選弁護人として選出された王泥
喜法介が担当したものだった。何故誰も受けなかったかといえば、明らかに、誰がどう見
ても犯人が被告以外にいなかったからである。
 担当検事は御剣怜侍。検察局きっての辣腕検事であり、あの牙琉響也ですら頭の上がら
ない主席検事らしい。彼の一分の隙もない立証を前に、法介はなす術もなく敗北したので
ある。
「……あれ」
 ふと、見知った背中が目に入った。
 ニット帽を被っているが、そのニット越しにすら分かるツンツン頭。少し無精ひげが生
えたままらしい顎。ポケットに突っ込まれたままの両手。
 成歩堂なんでも事務所所長、成歩堂龍一その人の後ろ姿である。
「……くそ、人が苦労して働いてたってのに、何してんだあの人は」
 敗北の苦さも手伝ってか、法介は機嫌悪そうにつぶやいて成歩堂を睨みつけようとして、
立ち止まってしまった。
 成歩堂の右腕に掴まるというよりは、絡めるようにして隣を歩いている少女の後ろ姿が
目に入ったから、である。
 背格好からして、みぬきと同じくらいだろうか。何やら着物じみた服を着た少女が、楽
しそうに成歩堂の腕に自分の腕を絡めて歩いているのは、ある種怪しさすら漂っていた。
 何せ成歩堂の今の見た目は、胡散臭い親父以外の何者でもないのである。
 傍目から見れば援交の現場とも見えなくもない。まあ、だとしても少女の装束は中々に
奇抜であるのだが、コスプレとも考えられる。
 ふと、視線が動いた。
 成歩堂と少女の少し前にあったCDショップから女性が出てきた。――途端、周囲の男の
視線がその女性に釘付けになったのが法介には分かった。
 成歩堂の隣に居る少女と同じような装束を着ている――けれど、なんというか、こう、
ボンキュッボーンな体型をしているのである。装束の裾から伸びている太ももの白さが目
に眩しい。
「……って、え?」
 その女性はにっこり笑って手に持ったビニール袋を掲げて見せたかと思うと――成歩堂
の空いている左腕に自分の腕をするりと絡ませてしまった。
「――は?」
 成歩堂はといえば、特に表情に変わりは無い様子で横を向いて話しているのが見える。
 法介はしばし呆然としたまま立ち止まってしまい、そのまま歩み去る成歩堂と女性二人
の姿を見送ってしまったのだった――。

950成歩堂所長の女性関係について 2(2/3):2007/04/18(水) 19:05:03 ID:W5DElpgM
「……た、ただいま〜」
 事務所のドアをそっと開ける。いつもなら五月蝿いとみぬきに怒られる声は、蚊の鳴く
ように小さい。
「あ、お帰りなさい。オドロキさん」
 宿題でもやっていたのか、教科書とノートを広げていたみぬきが、顔を上げて法介を迎
え入れてくれる。
「ただいま……あ、あのさ。えっと、成歩堂さんは?」
「パパ? パパならちょっと出かけてくるって言って、そのままですけど」
 娘をほっぽって何してるんだ、あの人は。心の中だけでそう吐き捨てる。
 よりによって、あんなコスプレした女(しかも二人)と街を歩いているだなんて。
「? どうかしたんですか? あ、今日の裁判どうでした?」
「……惨敗。元々分かってはいた結果だけど、検察側が手ごわすぎてどうにもさ……」
「あー。今回の担当検事って御剣のおじさまでしたっけ。それはオドロキさんには荷が重
いですよねー」
 みぬきのあっさりとした言葉に、法介は顔を上げた。
「知ってるの? あの、ひらひらした検事のこと」
「御剣のおじさま、ですよね? ええ。知ってますよ? パパのお友達だし」
「は?」
「おじさま、容赦ないからなー。あ、でも嫌わないであげて下さいね。おじさまもお仕事
なんだし」
「――はぁ」
 なぜ、味方であるはずの彼女が、こうもあのひらひらした検事をフォローしてるのだろ
う。そんな疑問を抱きながら、法介はカクンと頷いた。
「ただいまー。お、ちゃんと帰って来てるね。感心感心」
「あ。パパ、おかえりなさーい」
 そんな法介の背中にかけられた、気の抜けた声。振り返らなくても分かる。あれは、こ
の事務所の所長にして売れないピアニストな成歩堂龍一その人だ。
「……はぁ。おかえりなさい……って」
 渋々振り返った法介の目には、成歩堂の姿が映っていた。正確にはその両腕である。
 左右から成歩堂の腕を抱きかかえている、二人の女性。一人はみぬきと同年代らしい、
可愛らしい少女であり、もう一人は、なんていうかこう、色気すら漂っている美女である。
「な……」
 あの街中で彼と一緒に歩いていた二人である事は、間違いなかった。
 呆然としているオドロキを見て、成歩堂の左腕を掴まえていた年上らしい女性が、その
雰囲気から想像できないくらい闊達な笑みを浮かべた。
「お。君がオドロキくん? ふふん、後輩君は先輩に挨拶はなしなのかな?」
「え? あ、あの、王泥喜法介、です」
 なんとなく、冗談交じりながらも促された。呆然としたまま、それでも軽く頭を下げて
みせる。
951成歩堂所長の女性関係について 2(3/3):2007/04/18(水) 19:06:21 ID:W5DElpgM
「うん。はじめまして、綾里真宵です。君にとっては先輩、かな?」
「先輩……? あの、あなたも弁護士……なんですか?」
「あはは、違う違う。事務所の先輩。なんたってあたしは倉院流霊媒道の現当主にして、
この成歩堂……えっと、今はなんでも事務所なんだっけ? 成歩堂なんでも事務所の副所
長様なんだから」
「は?」
 豊かな胸を強調するように胸をそらして見せる真宵を前に、法介は口をガクンとロボッ
ト玩具のように開く。
「で、こっちが」
「……あの、綾里春美です。真宵さまの従姉妹です。霊媒を嗜んでおります」
 真宵に促され、ぺこり、と成歩堂の右腕を離して頭を下げる楚々とした美少女。
「あ、ど、どうも。よろしくお願いします……」
 何がなんだか分からないまま、法介は成歩堂の顔を見た。
 なんだか、ニヤニヤしている。
「いやぁ、それにしても今日のオドロキ君のやられぶりは爽快だったね!」
「あっはっは。まあ、御剣の奴が相手じゃ、今のオドロキ君じゃ相手にはならないだろう
ね」
 かと思えば、真宵の発言ににこやかに受け答えをし――。
「って、今日の法廷、見に来てたんですか、もしかして!」
「うん。ちょうど時間が合ってたから、二人を迎えに行くついでに」
「いやぁ、オドロキ君の法廷は、あれだね。昔のナルホド君の法廷よりも危なっかしいよ
ね。スリル満点!」
 笑い飛ばす真宵と、そんな彼女と法介を見比べて、困ったようにオロオロしている春美。
そして、そんな二人を一歩下がったところで見ている成歩堂。
「……なんなんですか、この人」
 思わずそう呟く法介であった。




--------------
真宵&春美。真宵はきっと千尋さんばりのナイスバディだと信じてる。
春美ちゃんは姉’sばりの美少女に育ってると信じてる。
……信じてるんだ。
952名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 19:28:05 ID:Ef8N4xFL
その真相は次回作でアキラカにっ!
…とかの展開にならないかな…
それはさておき続きwktk!
953名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 21:08:50 ID:vZYorqmx
これ普通に公式でいいぜ!

でもマヨイがボンキュッボーンだけは認めない
954名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 21:15:02 ID:YKwxWhol
こんな展開、欲しいなー。5楽しみだなー。
俺もマヨイはボンキュボンになってると予想。
ハミはどうなってるか想像もつかんな……。

マヨイはそのままでハミがボンキュボンだったりしても面白いかもなw
955名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 22:07:52 ID:EE0s77q9
>>954
ハミのぼでぃを羨ましげに見つめるマヨイ・・・・いい画よなーwww


ところで、成歩堂×雅香ってどうかね?
今ちょっと構想中なんだけども。
956名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 23:15:28 ID:NsLnTyH9
>>954
いいなそれw
957名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 23:21:09 ID:RfOg7K22
ハミガキたんのSSまだー?
958名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 23:23:12 ID:bN1ij3T5
ハミガキ×ザックハァハァ
959名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 23:34:00 ID:EE0s77q9
>>958
ゲテモノスレにお帰り下さい
960名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 23:52:44 ID:YKwxWhol
ハミガキの生理的嫌悪はハラバイを超えた
けど本編での扱いはハラバイより圧倒的に上だな
961名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 00:05:09 ID:atOimygk
>>909-911の続き書けたんで投下します。
茜×ナルホド×オドロキの3Pです。
962名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 00:05:41 ID:atOimygk
(何故こんな事になったの?マッサージ器を買いに来ただけなのに……)

 宝月茜は虚ろな目で自分を見下ろしている男達を見つめる。
ここは坂東ホテルの一室。
宝月茜は両手を縛られたうえ、足を開脚させられた状態で椅子に縛り付けられている。
スカートは捲れ、白い下着が丸見えとなっている。

「王泥喜くん、君はSEXの経験は豊富なのかい?」
「いやぁ〜、残念ながらあんまり経験してないんですよ。
そういう成歩堂さんはどうなんですか?」
「ははは、黙秘させていただくよ」
「……なんでこんな事をするんです?もう家に帰してください!」

 茜は自分をこのホテルに連れ込んで、自分を椅子に縛り付けた男達を睨む。

「やれやれ、君はまだ虚勢をはるのかい?
僕達にマッサージ器でオナニーをしていることを知られた後、君は帰ることもできた。
しかし君は僕達に言われるがままについて来た。それは何故なんだい?」

 懐に忍ばせた勾玉を触りながら問いかける。
茜は成歩堂から視線を逸らし、表情を曇らせた。

「そ、それは……」
「……錠は2つ、またサイコロックか。君は本心を隠しているね?」
「隠してなんかないです!2人についてきたのは秘密をばらされたくなかったからです!」
「……王泥喜くん。今の彼女の証言、どうだい?

王泥喜は腕輪が反応したのを確かめるように腕輪を擦り、そして茜を指差した。

「宝月刑事、あなたは『秘密をばらされたくなかった』この言葉を言った時、唾を飲み込んだ!
そう、まるで隠し事がばれるんじゃないかと緊張しているように!
あなたは本心を隠しているんだ!そう、僕達についてきた本当の理由を知られたくないために!」
「い、いやぁぁぁぁ〜〜〜!!」

王泥喜の揺さぶりに、頭をブンブンと振り、悲鳴をあげる茜。
成歩堂の目には錠が一つ砕け散ったのが見えた。
963名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 00:06:15 ID:atOimygk
「錠が一つ砕けたね。秘密をばらされたくなかったという理由はウソだね。
……そういえば君は何故縛られるのに抵抗しなかったんだい?」
「そ、そんなの怖かったからに決まってるじゃないの!
男二人に囲まれて、怖くない女の子が何処にいるのよ!」
「……君は自分では気づいていないようだね。
茜ちゃん、君は自ら進んで縛りやすいように手を差し出してきたんだよ。
そう、まるで以前からこのように縛られるのを望んでいたようにね」
「そ、そんなこと思ってない!縛られたくなんてない!」
「……宝月刑事、もういい加減認めませんか?
僕達も法を犯すよう様なやり方はイヤなんです。
どうせSEXするなら合意の下、楽しくしたいんですよ」
「ふざけないで!あんた達なんかと絶対にしないわ!訴えてやるわよ!」

茜の言葉にため息を吐き、首を振る成歩堂。
彼はやれやれといった表情で話し出した。

「ふぅぅ〜……茜ちゃんは強情だね。自分では気づいてないのかな?
君が縛られながら犯されたいと考えているのは分かっているんだ」
「な?なにを証拠にそんなデマを言ってるんです!成歩堂さん、見損ないました!」

成歩堂を睨みつける茜に、王泥喜が鏡を手に持ち話しかける。

「宝月刑事、証拠ならあなたが自信が身につけていますよ。
……あなたの下着、染みがついてるんです。ドンドン広がっているんですよ」

茜の下半身を鏡に映し、茜にも見えるように映し出す。
その鏡には茜の白い下着が写っている。白い下着の中心には小さな染みが付いていた。
その染みに気がついた茜。真っ赤な顔になり涙が零れ出した。

「……い、いやぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!!!」

成歩堂は錠が砕け散ったのを確認し、茜が買ったマッサージ器のスイッチを入れた。
964名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 00:07:09 ID:atOimygk
「女は怖い生き物だね。王泥喜くん、君はどう思うかな?」
「そうですね、今の宝月刑事を見ていたらそう思うのも分かりますね」
「みぬきがこうならないようにしっかりと教育しなくちゃな」
「はははは、確かにそうですね。
こんな風に……男の目の前で、一心不乱にオナニーするような女の子にはなってほしくないですからね」

 ブブブブブブブブブブブ……

マッサージ器が作り出す細かい振動が茜の下着に新たに染みを作り出す。
茜は二人に見られながら縛られた両手でマッサージ器を持ち、
自らの股間に押し付けるように当てて快楽にふけっている。

「あ、あはぁ……いいよぉ、気持ちいいよぉぉ」
「茜ちゃん、こうしたかったんだね?ずっと誰かの前でオナニーしたかったんだね?」
「きもちいいぃ、すごいぃぃ……あぁ、んああああ!」
「凄いですね、宝月刑事、もうイッちゃいましたよ。マッサージ器って凄いんですね」
「はぁはぁはぁはぁ……すごいよぉ、一人でするよりずっといいよぉ」
「茜ちゃん、もっと気持ちいいことしてあげようか?」

息荒く、虚ろな目をしながらも頷く茜。
そんな茜を見て成歩堂は満足げに頷き、もはや下着の意味を成さないショーツを剥ぎ取る。

「おやおや、下着に糸を引いてるよ。王泥喜くん、もう十分濡れてるから君からいきなさい」
「いいんですか?縛ったままでしたほうがいいんですかね?」
「う〜ん、勢いで縛っちゃったけど、もう解いていいんじゃないのかな?
茜ちゃんはもう解いても逃げ出さないだろうしね」

茜を縛り付けていたヒモを解き、強引に立たせてベッドに押し倒す。

「さぁ茜ちゃん、どうしてほしいかおねだりしてごらん?」
「はいぃぃ……ここに入れてくださいぃ、メチャクチャにして、犯してくださいぃ」

成歩堂に言われるがまま、自らを指で広げ、濡れそぼった自分を見せ付ける。
あまりの光景に唾を飲み込む王泥喜。
そんな王泥喜の肩をたたき、入れるように促す成歩堂。

「王泥喜くん、女の子がああまでして待ってるんだ。早く入れてあげなさい」
「けど成歩堂さんはどうするんです?」
「僕は僕で楽しませてもらうさ。茜ちゃん、口を開けてごらん」

自らを広げながら口を開け、成歩堂を喉の奥まで飲み込む茜。
ぐじゅぐじゅと音をたて、必死に舌を使い、喉で締め付ける。

「おお、気持ちいいよ。ほら、王泥喜くんもやりなさい。茜ちゃんが苦しそうに待ってるよ」

椅子に座り直し、茜の髪の毛を鷲づかみにしながら口で咥えさせ、喉を突き上げる成歩堂。
茜は苦しそうな表情で咥えながらも、自らを広げるのを止めようとはしない。
965名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 00:07:41 ID:atOimygk
「すっごいイヤらしい……これは興奮するなぁ。じゃあお先に頂きますね?」

ぐちゅ、ずぶずぶずぶ……ぐじゅ!

「ふぐうぅぅぅ!ごはぁ!すごいぃぃ!きもちいいぃぃ!」
「おやおや、入れてもらっただけで軽くイッちゃったんだ?」
「うぅぅ、成歩堂さん、すっごい締め付けですよ、最高だ!」

背後からパンパンと腰を打ちつける王泥喜。
茜はもはや成歩堂を咥えることができず、吐き出してしまう。

「あはぁ…犯されてるぅ、メチャクチャにされちゃってるよぉ!」
「茜ちゃん、ずっとこうされる事を夢見てたんだろ?
こうされる事を思いながら一人でしてたんだろ?」
「ん、んあ!そうだよぉ、ひゃん!は、はげしく犯され……んあああ!」

成歩堂の腰にしがみ付き、いきり立っている成歩堂に頬ずりをしながら喘ぐ茜。
王泥喜に後ろから犯されている茜の理性は快楽に支配され、もはや犯されることしか考えれなくなっている。

「ははは、まともに話せないのかい?じゃ、僕も参戦しようかな?
王泥喜くん、バックではめるのは止めて騎上位にしてくれないかい?」
「うぅぅ、いいですけど、どうするんですか?」
「女にはもう一つ穴があるだろ?そこを使わせてもらうさ」

成歩堂の言った意味を理解した王泥喜は一度茜から抜き、寝転がり茜自信に入れさせる。
茜はこれから自分の身に起こる出来事に気がつかず、王泥喜にまたがり一心不乱に腰を振る。

「いい!すごいぃぃ!奥に、奥に当って壊されちゃうぅぅ!」
「壊してほしいかい?」
「壊してぇ、茜を壊してぇ、メチャメチャにしてぇ!」
「許可かでましたね、成歩堂さん」
「そうだね、王泥喜くん。ではさっそく頂くとするよ」

下から茜を抱きしめて動きを止め、成歩堂がしやすいように協力する王泥喜。
動きを止められた茜は不満を漏らそうとしたが、その不満を口に出す事はできなかった。

ずぶ!ずぶずぶずぶ…ズグン!

「ひぃ!ひぎゃぁぁぁ!あがぁ…んあああ!あついぃ!お尻があついぃぃ!」
「っくぅ、キツキツだな。王泥喜くん、お尻もかなりの気持ちよさだよ」
「こっちもいいですよ。成歩堂さんが入った瞬間、ギュウギュウと締め付けてきましたよ」

下から王泥喜に子宮を突き上げられ、後ろからは成歩堂に腸壁を擦りあげられる。
茜は自分に入ってきた2本のオスに、狂わされ、喘ぎ、叫んでしまう。

「あああああ!いいいぃ、すごいぃぃぃ!いっくぅ!もうダメェェェ!」

よだれを垂らし、時折白目を剥いて喘ぐ茜。
しかし2人は意識が朦朧とする茜を無視するように容赦なく腰を動かし始める。

「ははは、入れてちょっと動いただけでこれだ。じゃ、本格的に動こうか王泥喜くん」
「そうですね、成歩堂さん。正直僕も早く出したいです」
「出せばいいさ、何度でも出したらいい。僕達が満足するまで茜ちゃんには体を貸してもらうとしようか」

喘ぐ茜を無視して腰を振る成歩堂と王泥喜。
2人が満足した頃には茜に意識はなく、ただ痙攣するばかりであった。

966名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 00:08:34 ID:atOimygk
「ちょっといいかしら!成歩堂さんと王泥喜くんいる?」

平日の平和な午後、成歩堂なんでも事務所に突然響く響く女性の声。
その声の主は誰であろう、宝月茜であった。

「茜ちゃん、どうしたんだい?」
「……どうやらみぬきちゃんはいないようね、好都合ね」
「宝月刑事、今日はいったい何のようですか?まさかまた3人で?」

王泥喜の3人でという言葉に一瞬唾を飲み込んだ茜だったが、頭を振りポケットから何かを取り出した。

「科学的に責任を取ってもらうわ!」
「はぁ?なんですか、科学的な責任って?」
「茜ちゃん、手に持っているそれはいったいなにかな?
……ああ!王泥喜くん、僕はこれから仕事があるんで後は任せた!」
「おっと、逃がしませんよ!」

慌てふためき逃げようとする成歩堂を止める茜。

「成歩堂さん、いったいどうしたんです?」
「どうしたもこうしたもないわ!二人で責任取ってもらうわよ……科学的にね!」

そう言って王泥喜の顔に持っていた物を投げつける茜。

「いたたた!科学的にってなんなんです………マジですか?」
「科学的には本当よ。で、どっちがパパなの?……科学的に証明しなきゃね」

お腹を擦りながらニッコリと微笑む茜。
王泥喜は妊娠検査薬を手に持ったまま固まる事しかできなかった。

「2人とも、黙ってないで何か言う事はないの?」
「……もちろんあるよね、王泥喜くん?」
「当たり前じゃないですか、成歩堂さん」

2人は頷き、せーのと息を合わせ大きな声で叫んだ。

「「異議あり!!」」

2人の叫びはビルの谷間に響いたという。




「……異議は却下します」


967名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 00:09:17 ID:atOimygk
以上で終わりです。
968名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 00:12:29 ID:+9hLihtC
リアルタイムレスktkr
久々になかなかハードなの見た気がする。まあ、とにかく。
あれだけやっておいてラストが「異議あり」なアホ二人に鉄拳制裁だなwwww
969名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 02:13:08 ID:R84SfMZe
すげえwww
ラストの異議ありが最高に笑えた!
何はともあれGJ!
970名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 19:08:59 ID:qWQ8CKTV
河津京作がみぬきのパンツの謎を解明しようとして
いろいろとみぬきの体を調べるという
みぬき×河津京作を読みたいと思うのは俺だけか
971名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 22:46:43 ID:yhK6Z3Ym
みぬき「タネも仕掛けも無いこのパンツ・・・」
河津「異議有り!! 弁護側には証拠品を調べる権利があります!!」
972名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 22:49:56 ID:wRIeAmoq
ここはパンツ×コウメで
973名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 22:52:25 ID:QS3UmKdg
ここはあえての ぼうしクン×ハラバイ
974名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 23:12:40 ID:+9hLihtC
いつからここはゲテモノも扱うようになったんだよwwww












亜内×サイバンチョ
975名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 00:17:16 ID:g9rS8CGR
埋めまでのスレ消費に、ちょっと投下していきますよ。
976成歩堂龍一×逆居雅香:2007/04/20(金) 00:18:17 ID:g9rS8CGR
初夏の日差しが照る中、僕はあるレストランへとやってきた。

【成歩堂龍一×逆居雅香】

「・・・・いらっしゃ・・・・あ、やっと来てくれましたね。」
室内は外と対照的に肌寒いため、出迎えのウェイトレスもぶあついコートを着込んでいた。
「もう、ここに来ることもないと思ったんだけどな・・・・」
「ふっ・・・・」
モコモコしたウェイトレス――逆居雅香は、そのコートを派手に脱ぎ去った。
「このイカサマサカイ、勝ち逃げは絶対に許さない主義なのさ!」
「やれやれ・・・・それで、今日の呼び出しかい?」
僕はズボンのポケットから、折りたたんだ紙切れを取り出す。
それは、彼女からの"呼び出し状"。いや、"果たし状"だった。
「その通り。前回はまんまとしてやられたからね。・・・・今日は、正々堂々決着をつけようじゃないか。」
「フッ・・・・イカサマ師が、正々堂々・・・・か。信用してもいいのかな?」
僕の問いには答えず、彼女は踵を返す。
「もちろん、勝負はポーカー。場所は《ナラズモの間》さ。異存はないだろ?」
「・・・・いいだろう。」
僕は異論を唱えず、彼女の後ろに続いた。
977成歩堂龍一×逆居雅香 :2007/04/20(金) 00:18:53 ID:g9rS8CGR
僕が座ったのは、あの日と同じ席。トーゼン、逆居雅香は僕の向かいに座る。
「さて・・・それで?どういう勝負にするんだい?」
「ディーラーもいないことだし、シンプルにドロー一回の一発勝負といこうじゃないか。」
彼女はゆっくりと、それでいて細かくカードをシャッフルする。その手つきに、怪しいところはない。
数回シャッフルを終えた彼女は、カードを僕につきつけた。
「もう十分だろうけど、そっちも一応やっとくかい?」
「・・・いいや、結構。」
今のシャッフルに、イカサマはない。七年間この小部屋で勝負を続けた経験から、それぐらいはすぐわかる。
僕が断ると、彼女は不敵な笑みを浮かべる。・・・・いまいち。貼り付けた感があるな。
「成歩堂龍一。今、アンタは客なんだ。今日のところはアタシのルールに従ってもらうよ。」
「へえ・・・・どんなルールかな?」
「勿論、ポーカー本来の目的に乗っ取って・・・・賭けをしようじゃないか。」
「・・・・賭博は違法だ。その申し出は・・・・」
喋らせたくないわけでもあるのか、彼女は僕の言葉を遮った。
「誰も金を賭けるなんて言ってない。そっちはこの《ナラズモの間》の主の座を賭ける・・・・どうだい?」
「・・・・オーケイ。別に未練があるわけじゃないしね。それで?そっちは何を賭けてくれるんだ?」
「アハハ、アタシが負けたら?そうだねぇ・・・・この身体を好きにさせてやろうか?」
勝ち誇った表情。なるほど。やっぱり何か裏があるな。・・・・ちょっとオシオキが必要かもね。
「・・・・まあ、いい。それじゃ、配るのは僕がやってもいいかい?」
「ああ、好きにしなよ。」
978成歩堂龍一×逆居雅香 :2007/04/20(金) 00:19:27 ID:g9rS8CGR
僕の手札は、AのワンペアとJ・Q・Kが一枚ずつ。カードの山をテーブルの中央に戻す。
「好きな枚数取りなよ。僕は後でいい。」
「随分と余裕だねぇ。流石はベテランってわけかい。」
不敵な笑みをたたえたまま、彼女は手札から4・5の二枚を捨て、山の上からカードを二枚取った。
続いて僕の番。僕はただシンプルに、三枚の絵札を捨て、新しく取った。カードを並べ替える。
数秒の沈黙のあと、口を開いたのは逆居雅香のほう。
「・・・・どうだい?」
彼女は自信ありげに手札を公開した。Q・Q・Q・3・3――フルハウス。
「さあ、手札を公開してもらおうか。」
自信を崩さずに催促してくる彼女を、僕は片手で制す。
「待った。」
「・・・・何さ。」
表情を崩さないその理性は立派なもんだけど。残念ながら、まだまだ甘い。
「イカサマ、したね?」
ピクリと眉を動かした。いや、実に自然な反応だ。
「言うじゃないか。いつアタシがイカサマをしたって?」
「僕がカードを取ったとき、君の視線が急に下がった。一瞬だったけどね。」
「・・・・それが、なんだい?」
「机の裏。カードを貼り付けておいたとかかな?」
今度は唇を噛んだ。図星みたいだ。ま、それでも・・・・
「証拠でも、あるのかい?」
「その様子じゃ、上手く隠しきってるみたいだね。ないんじゃないかな。」
「ハッ、難癖つけるだけなら誰だって出来るさ。早いトコ諦めて、手札を公開しなよ。」
再び、彼女の顔は余裕ある表情に切り替わった。僕はその目の前に、手札を散らす。
「・・・・Aのフォーカード。どうやら、今日の僕はツイてるみたいだ。」
979成歩堂龍一×逆居雅香 :2007/04/20(金) 00:19:58 ID:g9rS8CGR
「・・・・こ、こんな、バカな・・・・」
「自分の手札を揃えただけじゃ、勝負には勝てない。どうやら、まだまだ未熟みたいだね。」
彼女は少々呆然としていたものの、僕の言葉を挑発ととっていきり立った。
「い、イカサマだ!交換一度でフォーカードなんて・・・・」
「証拠、あるかな?」
「・・・・う。」
口をつぐんで黙り込む彼女。・・・・うん、自然な表情。こっちのが可愛いんじゃないかな。
「さて・・・・賭け金をもらおうか。」
席を立ち、彼女のほうへ歩み寄る。昔の僕では考えられないような態度。
まあ、無駄に裏の世界で生きてなかったってことだ。
「な・・・・え?」
先ほどまでとは打って変わってビクビクしている彼女に手を伸ばす。
肩に手をかけるだけで緊張しているのが伝わってくる辺り、意外にもそっちの経験はないのかもしれない。
「身体を賭けるだなんてのは気安く言うもんじゃない。いい勉強になるだろ?」
「う、うるさ・・・・んむ、んん・・・・」
反抗は、させない。無理矢理唇を塞ぐ。
「ん・・・・んっ!むっ!」
彼女が胸を叩く衝撃も、大して気にならない。性別の違いと12歳の年齢差は大きいものだ。
そのまましばしの間舌で口内の感触を楽しんだ後、解放してやる。
「っふ!はぁ・・・・っふう・・・・」
息遣いがすっかり荒くなっている。じゃ、抵抗する元気が戻らないうちに、やるべきことをやっておくかな・・・・
僕は素早く彼女のラフな洋服を脱がしにかかる。
「あ・・・・う。こ、こんな、ところで・・・・」
「賭けには勝ったんだ、場所を選ぶ権利は僕にくれてもいいんじゃないかな?」
「誰か・・・・来たら・・・・」
「・・・・ま、そのときはそのときだね。」
980成歩堂龍一×逆居雅香 :2007/04/20(金) 00:20:30 ID:g9rS8CGR
彼女がさらに反論しようと口を開いたのが見えたので、もう一度口を塞いでおくことにした。
「んむ・・・・ふ、ううう・・・」
今まで抵抗を続けていた彼女の両腕が、力なく下ろされた。
もう、抵抗をする気はなさそうだ。僕は、確信のもと、再び彼女を解放した。
「ふ・・・・はあ・・・・」
薄暗い部屋の中でもわかるぐらいに、彼女の頬は上気し、目は少々潤んでいた。その姿は・・・・
・・・・なんというか、艶っぽい中にどこか幼げな面影が見え隠れするといった感じの・・・・とにかく、魅力的だった。
徐々に服を脱がしながら、熱を帯びた身体を広くゆっくりと愛撫する。
「ん、あ・・・・あう・・・・」
「随分敏感だね。あんまり経験はないのかい?」
「ふっ・・・・あ、そ、そんなこと・・・・んはっ・・・・」
既に大きく自己主張している胸の突起を指で弄ると、それに合わせて吐息が零れた。
・・・・と、彼女は急に口を閉ざしてしまった。喘がされているという事実が気に入らないのかもしれない。
でも、抵抗されると逆に燃えてしまうから不思議だ。僕は、愛撫を続けていた手を彼女の下半身に滑らせる。
「・・・・!」
瞬間、彼女は身を固くするが、声は出さない。
僕は視線を彼女の顔に向けているため、作業は手探りだが・・・・なんとか下着の中に手を滑り込ませた。
その中は、既に彼女の愛液で十分に湿っており、身体とは正直なものだとかくも思い知らされる。
「は・・・・くう・・・・んん・・・・」
人差し指でそっと秘所をなぞると、彼女の口から小さな喘ぎが漏れる。行為を続ける。
「・・・・あ、あう・・・・い・・・・ん、んんん・・・・」
意地でも、「気持ちイイ」などとは言わないつもりらしい。
「まったく・・・・強情だな。」
どうせなら屈服させてみたいと、僕の中のサディスト的精神が囁く。
981成歩堂龍一×逆居雅香 :2007/04/20(金) 00:21:04 ID:g9rS8CGR
・・・・僕はその囁きに応じることにした。突如、秘部にあてがわれた指の動きを止める。
「・・・・え?」
彼女の顔に不満の表情がちらりと見える。やっぱり、根は正直なんだな。
「さっきから歯を食いしばってるから、痛いのかと思ってね。」
「・・・・」
「今日は、これぐらいにしておくよ。それじゃあ・・・・」
僕はあっさりと(見えるように)席を立つ。そのまま脇目も振らずに部屋の出口へ・・・・行けなかった。
後ろから、パーカーの裾を掴まれてしまった為。・・・・こうもあっさり上手くいくと、何だか妙に罪悪感に駆られるな。
「・・・・」
「どうかしたかい?」
答えを承知の上でする、意地の悪い質問。僕もすっかり悪役がはまってきてるな。
「・・・・」
彼女は、無言。勿論、自分が行為の続行を求めていることは伝えたくないだろう。・・・・と、思いきや。
コトは意外にあっさり済んだ。彼女は、椅子にもたれた体勢はそのままに、椅子の下からあるものを取り出した。
ゲームの前に脱いだ、ウェイトレスの制服・・・・その、帽子。彼女は素早くそれを被る。
「・・・・続き、してもらえないんですか?」
次の瞬間、彼女は強気なイカサマ師ではなく、弱気なウェイトレスへと成り代わっていた。
・・・・流石は、若干21歳でイカサマ師を生業とするだけある。どうあっても、本性で本音は言わないつもりらしい。
かと言って、このまま終わらせられたんじゃ中途半端。よって、仮面を被ってしまえばいい、と。
「・・・・オーケイ。わかったよ、僕の負けだ。」
「ふふ。やっぱり、大人しい方がお好みですか・・・?」
「まあ、素直な子の方が好きだよ。そりゃあね。」
言うが早いが、僕は再び彼女に覆いかぶさる。今度はもう半端に手を出すようなことはしない。
彼女の首筋に、続いて胸元にも口付けを落とす。その間にも彼女の腰に腕を回し、再び片手を下着に滑り込ます。
「はう・・・・ん。ああ・・・・そこ・・・・そこです・・・・」
棘の抜けた彼女はいまいち張り合いがないけれど、自分の指に合わせて腰を揺らすその姿は艶かしい。
強く抱きしめた身体がビクンと反る度に、一際高い喘ぎをあげる素直な彼女・・・・なかなか、乙なものだ。
気付けば彼女も、いつの間にやら僕の背中に腕を回している。・・・・ホントは、最後までいくつもりはなかったけれど。
据え膳食わぬは男の恥、ってね。僕はようやく自分のズボンを少し下げ、自己主張している僕自身を・・・・

(省略されました。本番を読みたい人は自分で補完して下さい)
982名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 00:28:03 ID:8Tc59iLM
ワッフルワッフル
983名無しさん@ピンキー
わっふるわっふる