【FFXI】ミスラとまんこしたい10夜目【エロ総合】

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1名無しさん@ピンキー
題字はミスラですが、FFXIエロパロ総合スレッドです。
「総合」というのはSSだけでなく、画像神も光臨マンセーということです。

sage進行でいきましょう。
次回スレは>>950あるいは、書き込み480KBヒットのときにお願いします。

前スレ
【FFXI】ミスラとまんこしたい9夜目【エロ総合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138609405/

【FFXI】ミスラとまんこしたい8夜目【エロ総合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1127320399/
【FFXI】ミスラとまんこしたい7夜目【エロ総合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1117534498/
【FFXI】ミスラとまんこしたい6夜目【エロ総合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1111363522/
【FFXI】ミスラとまんこしたい5夜目【エロ総合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101740526/
【FFXI】ミスラとまんこしたい4夜目【エロ総合】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085891273/
【FFXI】ミスラとまんこしたい3夜目【エロ総合】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074018616/
【FFXI】ミスラとまんこしたい2夜目【エロ総合】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1063/10634/1063477459.html
ミスラとまんこしたい1
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1034/10349/1034986837.html

【ミスまんスレ保管庫】 ………現行SS保管庫、更新頻度が高く 信頼性が高い
ttp://yellow.ribbon.to/~pktn/

【ヴァナ汁保管庫】 …………旧保管庫、SSの他に画像保管も行っている
ttp://fruit.chips.jp/ffxi.html
21:2006/08/10(木) 20:13:53 ID:qWbDZsTL
おお・・・無理かと思ったら立った
92氏続きよろ
3名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 21:41:26 ID:gMhw85TN
1スレ立て乙!

即死回避のエロ妄想垂れ流し。

最近のビシージでNMラミアに魅了された冒険者達が、
五蛇将に向かっていく光景はよく見られることになったが、
特に、ナジュリスやミリ・アリアポーに喜んで飛び掛っているのが大勢見受けられる。

「ちょ、やめて下さいっ!正気に返ッ・・・いやぁっ!」
「こ、こんなトコで何するんだ!だから傭兵なんか・・・ああッ!」

(*´д`)ハァハァ
4名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 21:49:07 ID:gMhw85TN
IDがgMhwだった。
GM、Hw

[+]<…。
[+]<GMがHなのは仕様です!それではよいHを!
592:2006/08/10(木) 22:42:00 ID:kUTjOaiA
埋めちゃいましたすみません(´д`;)
一応アレで終わりです。
デジョン2がなぜ使えるのかとかは華麗にスルーでお願いします。
書きあがっているものがいくつかありますが、それはまた後日貼らせてもらいます。

ちょっと鬼畜ぃですが…
6名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 06:45:12 ID:Pgqb6gwI
7名無しさん@ピンキー:2006/08/14(月) 15:13:18 ID:wJ8WVNs9
こっちが本スレ?
8名もなきタル好き:2006/08/15(火) 00:00:52 ID:GccfhrgL
ごめんなさいorz前スレがいっぱいになってたので、ここがあることに
気づかずに新しいのを立ててしまったのです。封印する方法が分からなかった
ので、放置して、落ちるのを待とうと思いますorz

こっちが本スレだと思うので、あっちに載せたヤツをもういちどうpしますね
しばらくお待ちくださいませ
9名もなきタル好き:2006/08/15(火) 00:40:40 ID:SBe/tWwJ
では、まずは「白い心」タルナ♂視点です。

「おい!今日1日で何回パーティーを危機に晒したと思ってんだ!!」
 1日の狩りが終わり、タルタル専用にあてがわれた小さなテントに入ってすぐ。腰を落ち着けるひまもなく、ぼくは1日の不満を、その元凶である
タルタル黒魔道士の少女に思い切りぶつけていた。
「…何よ。」
 つーんとそっぽを向く反抗的な態度に、ぼくはますますいきり立つ。
「肝心要のところでいっつも精霊魔法全開にしやがって、お前自身も死ぬとこだったじゃないか!分かってんのかよ!?」
「ナイトのあんたがしっかりかばってくれないからでしょ?」
「それにだって限度ってモンがあるんだよっ!!」
 自分自身も攻撃をするし、他の魔道士や詩人達にも気を配らないといけない。そうそう彼女1人をかまってなどいられないのだ。それくらいは
分かっているだろうと思ったのに…。と、思い切りキレた後、一気に脱力してしまったぼくの脳裏に、このモヤモヤを解消するいい案がひらめいた。
「…まあ過ぎたことだ。明日はしっかりしてくれるよな?ぼくもできるだけ気は配るから。」
「…それはあんた次第ね。」
「…ほう?」
 あくまで冷たくぼくを見下す態度をとる少女に、ぼくは不敵な笑みをうかべ、にじりよった。
「ぼく次第か。なら、明日ぼくがちゃんとお前をかばうかどうかは、これからのお前の奉仕次第ってことでもいいんだよな?」
 黒魔道士の少女が、タルタル特有の長い耳をぴくりと動かして反応した。
「…何よ?奉仕って?」
「決まってるだろ?…ぼくを、満足させろ。」
 そう言ってぼくはガラントコロネットをはずし、サーコートを脱ぎ始めた。震えたりとまどったりせずに言えてよかった…実は内心、かなり不安
だったのだ。ぼくは、ソッチの経験がゼロだから。いくら若い男だといっても、タルタルの男を一夜の相手として承諾してくれる女性はめったに
いない。だから、当然溜まってしまう。今までずっと1人で「処理」していたのだ。今日のパーティーに、同じタルタルの女の子を見つけた瞬間、
チャンスだと思ってしまった。どうやって誘おうかとか、休憩中はそんなことばっかり考えていた。でも、奉仕とか言ってやらせる案は予想以上に
うまくいってるみたいだ。第一自分が悪いわけだから、反抗のしようもないしな。
 少女は、ヨロイと服を脱ぐぼくをぼうっと見つめていたようだが、やがて背中を向け、ウイザードペタソスとグローブをはずし始めたらしい。
しゅるっという衣擦れの音と、ガチャガチャというヨロイの金属音がしばらく交互に響く。服を全部脱ぐと、ぼくのモノはこれからもたらされるであろう
快感への期待できっちりと立ち上がっていた。まあ、ここしばらく「処理」するチャンスもなくて溜まっているというのもあるけど。さて、こっちの
準備は万端だ。ぼくはテントで仕切られた空間のほぼ真ん中に座った。そして彼女の背中に問いかけた。
「…心の準備はできたか?」
 少し声が震えたが、威厳を保つため、あえて冷たい口調で言い放つ。すると、彼女の背中が少し動き、先ほどまで彼女を包んでいたマントが
はらりと下に落ちた。…ところが。
「…なっ!?」
 マントの下から現れたのは、少女の裸体だった…。いつの間に脱いだんだろう?脱いでるってことは、まさか、最後までデキるのか?いや
まさか、ぼくは「奉仕」って言っただけだしな…いやいやしかし、何も言ってないのにもう脱いでるってことは、最初からソノ気だったのか?いやいや
いや、さっきまであんなツンとした態度だったじゃないか…。ぼくの思考がぐるぐると回転している間に、彼女はぼくのそばに近づいてきて、
ちょこんと座った。そしてぼくの目をのぞきこみながら、ささやいた。
「…奉仕なんて言って、ホントはこうされたかったんでしょ?」
「!?」
 なななな何言ってんだそんなワケないだろ!?ただクチでいいから奉仕して、キモチよく出させてもらいたかっただけだ…!そう思ったのだが、
心に浮かんだコトバは、ついにクチから出ることはなかった。
「む…ぐっ?」
「んっ……ちゅ…。」
10名もなきタル好き:2006/08/15(火) 00:42:47 ID:SBe/tWwJ
 ぼうっとしていたぼくの口が、彼女の唇でふさがれたと自覚するまで、ちょっと時間がかかってしまった。彼女の髪の甘い香りと、唇や舌に感じる
ぬるぬるとした感触、そして、直に触れ合っている肌の滑らかな感触…立ち上がっていたぼくのモノはますます血管を浮き立たせてギンギンに
張りつめだした。もちろんぼく自身もヤバイくらい興奮し始めている。顔が熱くて、脳がとろけそうな感じだ。
「ぁ…はぁ…はぁっ……はぁ…。」
 しばらくして唇が離れると、どちらのものともつかない透明な液体がつーっと糸をひいていた。ぼくはすっかり息を荒げ、とろけたようなまなざしで
彼女を見つめることしかできなかった。彼女の目もまた、うるんでとろけていて、先ほどからはとても想像できないくらい、色っぽかった。ぼくの
とろけきった目と、張り詰めたモノを見つめてふふっと笑みをこぼし、自分の手をレローっとなめてから、ぼくのモノに手をあてがってゆっくりと
こすりはじめた。
「っ……ぁあ……っは…。」
 上目遣いにぼくを見つめながら、手で強弱をつけてこすってくる。ソコからしびれるような甘い快感が立ち上ってきてて、しかも、「奉仕して
もらう」と言い放った相手からソレをされてるわけで…。キモチイイんだけどすさまじく恥ずかしくて。顔がカーッと熱くなるのを感じて、ぼくは
思わず上半身をひねり、顔をそむけようとした。しかし、
「あたしの舌で、あんたのが気持ちよくなるの、ちゃんと見てて。」
 少女はそうささやき、最も敏感な先端部分にちゅっとキスをした。びくりっとモノが震える。
「ぁぅっ。」
「あんたのをしゃぶってるあたしのこと…ちゃんと…見てて…。」
 うるんだ目でぼくを見つめながら、彼女はぼくのを奥まで飲みこんだ。同時に手で袋をやわやわともみながら、顔を上下させてじゅぷじゅぷと
丁寧にしゃぶってくる。ぼくのをくわえているその顔は、たとえようもないくらい、艶かしかった。
「はっ…ぁあ…んっくぅ……ぁう…。」
 自分の手でスルのなんて、比べ物にならないくらいの甘く激しい快感。すぐにイッてしまいたい反面、もっとこの快感を感じていたい気持ちも
あって、ぼくは結局後者を選んでいた。でも痺れるような快感が連続で襲ってきて、もっともっとと思いながらも、もう限界は近かった。
「ぁ…は、離れて!イクっ…出ちゃうよ…っ!!」
 片手で半ば彼女を突き飛ばすように押しのけ、同時にもう片方の手で身体を支えて下半身を横に傾ける。びゅくびゅくと飛び出た大量の
白濁液は、瞬く間に地面にすいこまれ、黒っぽいしみとなった。
「…はぁっ……はぁ…っ……。」

「すごい…いっぱい出てる…。」
 息を整えるのに必死なぼくの横で、彼女が呆然とつぶやく。そりゃそうだよな。1ヶ月くらい溜まってたんだもんな。ぼくの息が整うのを待っていた
少女は、再びぼくの正面にきた。うるんだ目がぼくをじっと見つめている。もう、言葉はいらなかった。彼女はぼくの首に腕をまわして抱きつき、
長い耳にゆっくりと舌をはわせはじめた。耳がぼーっと熱を持ちはじめると、彼女の唇と舌は、ぼくのほほに移動を始めた。やわらかくて暖かい
唇がぼくの顔に触れたとたん、その箇所が甘い熱を帯びる。その熱に酔ってしまって、身体を動かすどころではなかった。
「耳の先まで真っ赤になってる…かわいい…。」
 吐息交じりにささやかれ、ほほに何度もちゅっちゅっと熱い唇がはう。逃げ出したいくらい恥ずかしいのに、身体が全く動かない。やがて、熱を
持った顔を両手で包まれ、彼女が顔を正面に持ってきた。目を半眼に閉じ、そのまま近づいてくる。やがて、顔が見えなくなるくらい近づいてきて、
彼女の唇がぼくのと重なった。さっきよりも激しくついばまれ、舌をまさぐられ、吸い付かれ、思う様蹂躙される。顔の熱よりも、脳のとろけるような
感覚の方が強くなってきた。

 やがて、彼女の唇と舌は、ほほ、うなじをとおり、胸に到達した。いつのまにか地面に押し倒されたぼくは、胸板をなでまわされ、立ち上がった
先端を指でつままれ、舌でまさぐられた。
11名もなきタル好き:2006/08/15(火) 00:43:18 ID:SBe/tWwJ
「ぁっ…は……ぁあっ…ん…。」
 まるで女みたいな喘ぎ声が漏れ、羞恥でさらに真っ赤になるぼく。くやしまぎれに手をそろっと動かし、彼女の胸をゆっくりとこね、先端部分を
指先でくにくにといじめてやった。
「あん……やぁっ!…ぁはっ…。」
 眉根をよせて、切なげに喘ぐ顔が色っぽくて、さらに乳首をこねて甘く鳴かせてみる。涙がうかんだその顔をそっと抱き寄せ、ぼくの方から
キスをして涙をなめとった。再びぼく達は唇を重ねた。今度はさっきよりも激しく、ちゅくちゅくといやらしい水音がテントにひびいた。
「んんっ…ふぅっ……ちゅっ…ちゅるぅっ…。」
 ぼくのモノは、ついさっき出したにもかかわらず、萎える様子も見せずにそびえたっている。…この子の中に、入れたい…そんな本能の呼び声に
したがって、ぼくの手は彼女の下半身へと伸びていった。それを察した彼女は、ぼくの手をとって、秘所へと導く。近づけるだけで、すごい熱気だ。
「ここよ…ここに入れるの…。」
 今までの行動ですっかり欲情していたのだろう。彼女のソコは、すでに彼女自身の分泌液でとろとろにとろけていた。指を近づけると、つぷっと
音を立てて指先が埋まる。ゆっくりと指を曲げながら溝にそってなぞると、さらに分泌液があふれてくる。
「…や…っあぁん…。」
 耐え切れないような甘い喘ぎ声をあげた。その溝の端っこに、こりっとした感触の肉芽があった。指先でつんつんつついたり、つまんでこねたり
してみると、彼女の腰がガクガクとはね、たまらないくらい甘い鳴き声が口から漏れた。
「ぃやん…あっ…ダ…メっあああぁっ!」
 …も、もう、ダメ…。ガマンできそうもない…。ぼくは自分のモノをつかみ、もう片方の手で彼女の腰を抱き寄せようとした。すると、彼女は自分から
ぼくの腰の上に移動してきて、そのまま腰をおろそうとした。
「いいの…?」
 一応、そう聞いてみる。彼女は笑みを浮かべながらこくりとうなずき、ぼくのモノの上でゆっくりと腰を沈めてきた。熱くてぬるぬるのソコに、ぼくの
モノが少しずつ包まれていく。愛液がたっぷりとまぶされ、すべりがよくなったところで、彼女は一気に腰をおとしてきた。
「ぁっ…はぁああああっん…!!」
「うっ…くぅぅっ!?」
 …熱くて、ぬるぬるしてて、それでいてぎゅーっとぼくのモノをしぼりあげてくる、この感触。ただ入れているだけなのに、ものすごく、キモチイイ。
彼女は痛くないんだろうか?と表情を見てみると、切なげに眉根をよせ、汗にまみれて熱い吐息を吐いている。と、いきなり彼女が、ぼくの上で
激しく腰を振り始めたのだ。ただでさえしめつけられてるのがますますしぼりあげられ、激しくこすられる。
「はぁっ…あんっ!やぁん……ぁっは…ああっ!キモチイイよ…!!もっと突いて…突き上げて…ぁん!」
 ぼくもいつのまにかカクカクと腰を振っていたようだ。あらためて彼女の腰を両手で支えて固定し、激しく突き上げ、彼女の中をかきまぜてこすり
上げ始めた。断続的に聞こえていた鳴き声が、さらに甘さを増す。ぼくの方も、腰にきゅうんと甘い快感が集中してきて、出口を求めて暴れまわる
感じだ。さらに激しく腰を振り、2人の肌がぶつかりあうぴたんぴたんという音とぐちゅぐちゅとという水音がリズミカルに聞こえる。
「あんっあんっやぁんっぅんっ…イイよぉ…ぁダメっ…もうイキそう…!」
「ぅあうっ…ちょ、中に、出ちゃうよ…離れて…っ。」
「大丈夫、今日…ぁあっ…安全日だか…んあぁっ…。」
 喘ぎ声まじりにそう言われ、ぼくはラストスパートとばかりに腰を撃ち込んだ。ぴたんぴたんぴたんぴたんぴたぴたぴたぴた…
「ぬぁあイクッ…出ちゃう…ああぁっ!!」
「やぁっ…ぁダメイッちゃう…イクぅっぁはあぁあああっ!!」
 その瞬間、彼女の中がゆるみ、直後に不規則にぎゅうぎゅうと締め付けられた。まるでしぼりとられるみたいに、ぼくは自分の白濁した欲望を
大量に彼女の中に吐き出した。キモチヨサが全身を突き抜けていく中、ぼくは断続的に何度も吐き出し続け、やがて気を失った…。

 おぼろげな意識の中、ぼくの上に彼女がもたれかかり、何かを言ってるような気がした。そして、ほほに優しい唇の感触がして、そのままぼくの
意識は再び幸せな色にとけていった…。
12名もなきタル好き:2006/08/15(火) 00:44:49 ID:SBe/tWwJ
で、「黒い瞳」タル黒♀視点です。

「おい!今日1日で何回パーティーを危機に晒したと思ってんだ!!」
 1日の狩りが終わり、タルタル専用にあてがわれた小さなテントに入ってすぐ。リーダーのナイトの少年がえらそうな態度でどなりつけてきた。
「…何よ。」
 つーんとそっぽを向いてやる。たかが臨時のパーティーで、何そんないばりくさってんのよ?
「肝心要のところでいっつも精霊魔法全開にしやがって、お前自身も死ぬとこだったじゃないか!分かってんのかよ!?」
「ナイトのあんたがしっかりかばってくれないからでしょ?」
「それにだって限度ってモンがあるんだよっ!!」
 あたしは、たかが臨時パーティーのリーダーだからといって権利を振りかざしていばりちらす、こういうタイプの男が大嫌いだった。どなりまくって
いた彼は、やがて息を落ち着けたようだ。そりゃずっといばってたら、疲れるかもね。
「…まあ過ぎたことだ。明日はしっかりしてくれるよな?ぼくもできるだけ気は配るから。」
「…それはあんた次第ね。」
「…ほう?」
 あたしの挑発の言葉に、彼はにやっと不敵な笑いを浮かべた。でも、何でか目はちょっと不安そうな印象を受けた。
「ぼく次第か。なら、明日ぼくがちゃんとお前をかばうかどうかは、これからのお前の奉仕次第ってことでもいいんだよな?」
「…何よ?奉仕って?」
「決まってるだろ?…ぼくを、満足させろ。」
 不敵な表情を浮かべたまま、冷たく言い放った、つもりなんだろうな、彼の中では。でも、その目は明らかに心配そうというか、不安そうだった。
あたしが反抗することを恐れてるんだろう。あたしが気づいてないとでも思ってんのかな?…多分、言ってみたいセリフを言ってみただけなんだと
思う。そして、これは推測だけど…彼は多分…ソッチの経験が、ない。
 彼がガチャガチャと音を立ててガラントサーコートを脱ぎ、小手やクツ、アンダースーツを取り去っていく。ぽろりとこぼれでた彼のモノは…その…
かなり大きかった。貧弱なモノであったなら、適当にしゃぶってイカせて、それで終わりにするつもりだったけど、あんな大きさのを見たら、あたし
だってしたくなってしまった。タルタルの男を一夜の相手に選ぶ女性といったら、同じタルタルの女しかいないんだから。
 あたしは彼に背を向け、マントで身体を隠したまま、器用にウイザード装備をはずしていった。…あ、やっぱり。彼のモノを見て、欲情しちゃった
みたい。すでに胸の先端は立ち上がり、アソコはわずかに潤いをたたえていた。

「…心の準備はできたか?」
 少し震えてはいたものの、冷たい(つもりの)口調で問われ、あたしは最後にまとっていたマントをはらりと下に落とした。彼が息をのむ音が
はっきりと聞こえた。自分の手でする代わりにしゃぶってもらうだけのつもりだったんだろうけどね。あたしの方に火がついちゃったのよ。それに、
ホントはこういうの希望だったんでしょ?あたしはゆっくりと、テントの真ん中にすわる彼のそばに近づき、耳元にささやいてやった。
「…奉仕なんて言って、ホントはこうされたかったんでしょ?」
 はぅっと息をのみ、ぱくぱくと口を動かして異をとなえようとする彼。でも、全ッ然説得力ないよ。モノは立ち上がっちゃってるし、顔、すっごく
赤くなってるし。あたしは耳元によせてた顔を彼の正面に戻し、そのままゆっくりと彼の唇を唇でふさいだ。
「んっ……ちゅ…。」
 彼がうなり声を上げるのもかまわず、キスを続けながら身体をすりよせてやると、立ち上がってた彼のモノに血管が浮き、さらにギンギンに
張り詰めはじめる。驚きで見開かれたままだった彼の目も、だんだんと快楽を追うように細くなっていった。
「ぁ…ふぅ…。」
 しばらくして唇が離れると、どちらのものともつかない透明な液体がつーっと糸をひいていた。彼は息を荒げてあたしの口元を見つめている。
にこっと笑いながら、いやらしく舌を出して自分の手をなめ上げ、上目遣いに彼を見つめながら彼のモノに手をそえてゆっくりとこすりはじめた。
「っ……ぁあ……っは…。」
 すぐに気持ちよさそうな吐息がもれ始めた。きっとよっぽどタマッていたんだろうな。多分、女の人に自分のモノをさわられるのはおろか、見られ
るのも初めてなんだろう、彼は顔を真っ赤にして上半身をよじり、必死で目をそらそうとしていた。うぶだなぁもう。
13名もなきタル好き:2006/08/15(火) 00:45:32 ID:SBe/tWwJ
「あたしの舌で、あんたのが気持ちよくなるの、ちゃんと見てて。」
 そうささやいて、先端部分にちゅっとキスをすると、敏感なのかうめき声を上げてびくびくと震えた。
「ぁぅっ。」
「あんたのをしゃぶってるあたしのこと…ちゃんと…見てて…。」
 一気に全体を口に含み、片手でやわやわと袋をもみしだく。先から既に液体がこぼれはじめているのをなめとりながら、全体をじゅぷじゅぷと
しゃぶり、丁寧に筋に舌をはわせてやる。
「はっ…ぁあ…んっくぅ……ぁう…。」
 甘く喘ぎながら、ぴくぴくと腰を震わせている。すっかり膨らみきった彼のモノが、急にびくんびくんと脈打ちはじめた。きっともう限界が近いの
だろう。と同時に、彼がせっぱつまった声を上げてあたしを押しのけた。
「ぁ…は、離れて!イクっ…出ちゃうよ…っ!!」
 あたしが離れた瞬間、彼は身体をひねって、自分の白濁液を地面に吐き出した。びゅくびゅくびゅるーっとすごい音がしている。
「すごい…いっぱい出てる…。」
 よほど溜まっていたのか、大量に白濁液を吐き出し、彼はぜいぜいと息をきらせていた。でもまだ、彼のモノは萎えてなどいなかった。息が
整い、ようやくこちらを向いた彼の目をじっと見つめ、ゆっくりと彼の首に腕をまわして抱きつくと、それだけで耳がちょっと赤くなったのが見えた。
耳の先に優しく舌をはわせてみると、それだけでもう顔も耳も真っ赤になってる。かわいい。
「耳の先まで真っ赤になってる…かわいい…。」
 吐息交じりにささやきながらほほに何度もキスすると、もう顔は真っ赤になり、目がすっかりうるんでいた。熱くなった顔を支えて正面から見つめ、
ゆっくりと唇と唇を重ねる。始めはちょんと触れるだけ。それからは優しく何度も唇をついばみ、少し開いた口から舌を差し込んで思い切り蹂躙
してやる。彼はもうすっかり快楽に身を任せているようで、その目は快感に細くゆるんでいた。

 なおも激しく口付けを交わしながら、あたしはゆっくりと彼を押し倒し、ほほ、うなじへと順に唇をはわせて胸に到達した。手でたくましい胸板を
ゆっくりとなでまわした後、ぷっくり起ち上がった先端を優しく舌で愛撫した。
「ぁっ…は……ぁあっ…ん…。」
 まるで女みたいな喘ぎ声が漏れ、彼はさらに赤くなった。それがどうもくやしかったらしい。彼はそっと手を伸ばしてきて、あたしの胸をゆっくりと
丁寧にこねまわし、先端を指先でくにくにいじめてきた。ぴりぴりと電流が走るみたいに快感が走り、あたしも喘ぎ声を漏らしてしまう。
「あん……やぁっ!…ぁはっ…。」
 調子に乗った彼がさらに乳首をいじめてくるので、キモチよすぎて涙が出てしまった。それを見た彼はゆっくりとあたしを抱き寄せ、まぶたに
不器用に唇をはわせて、涙をなめとってくれた。再び優しく唇にキスして、今度はさっきよりも激しく互いをむさぼりあう。
「んんっ…ふぅっ……ちゅっ…ちゅるぅっ…。」
 どうやら彼は限界にきているみたいだ。自分のモノをつかみ、あたしの腰を抱いて導こうとしている。あたしはその手をとり、ゆっくりと濡れそぼつ
秘所に導いてあげた。
「ここよ…ここに入れるの…。」
 すっかり欲情してぐっしょりと濡れたソコに、彼は指を近づけた。つぷっと音を立てて彼の指を飲み込んだとたん、また新たな愛液があふれ出る。
彼は溝にそってゆっくりと指をなぞらせた。びくんと腰がはね、愛液がさらにあふれ、甘い鳴き声が漏れてしまう。
「…や…っあぁん…。」
 その声にさらに興奮したのか、彼は溝をなぞるスピードを上げた。そして、溝の端にある敏感な肉芽を指でつつかれた。もうピンピンに立ち
上がって張り詰めたソレをつつかれ、指先でこねまわされたのだ。電撃が走ったみたいに、快感があたしの全身を貫いた。
「ぃやん…あっ…ダ…メっあああぁっ!」
 あたしの喘ぎ声に、彼はガマンの限界を迎えたらしい。再び自分のモノをつかみ、先ほど指を入れたその場所に入れようとしている。あたしは
自分で彼のモノの真上に移動し、腰をおとそうとした。すると、彼があたしの方に目をむけた。
「いいの…?」
 …こんなになってて、今更ダメなわけないじゃない。あたしは笑顔でこくりとうなずき、秘所を彼のモノにゆっくりと擦り付けた。あたしの淫らな
液体がまぶされ、ぬらぬらと濡れ光っている。あたしはそそりたったモノに一気に腰をおとした。
「ぁっ…はぁああああっん…!!」
「うっ…くぅぅっ!?」
14名もなきタル好き:2006/08/15(火) 00:46:41 ID:SBe/tWwJ
 熱く濡れた肉壁に締め付けられ、彼は快感とも苦痛ともいえるうめき声を上げた。あたしも大きな彼のモノに貫かれ、高く鳴いた。しばらくの間、
入っている感触を楽しみ、ゆっくりと腰を振り始めた。彼も快感に呆けた顔のまま、無意識にカクカクと腰を動かしている。
「はぁっ…あんっ!やぁん……ぁっは…ああっ!キモチイイよ…!!もっと突いて…突き上げて…ぁん!」
 あたしの声で我に返ったのか、理性の戻った目で彼はあたしを見た。彼のモノで奥まで貫かれ、淫らに鳴くあたしを、彼が見ていた。彼は
おもむろに手を伸ばしてあたしの腰をつかんでがっちりと固定し、激しく突いてきた。中が思い切りこすられ、かきまぜられて…も、ダメ…。
すごく、キモチイイ…。あたしもさっき以上に淫らに鳴き、激しく腰を振った。
「あんっあんっやぁんっぅんっ…イイよぉ…ぁダメっ…もうイキそう…!」
「ぅあうっ…ちょ、中に、出ちゃうよ…離れて…っ。」
「大丈夫、今日…ぁあっ…安全日だか…んあぁっ…。」
 気持ちよくて気持ちよくて、彼に貫かれてるソコに切ない快感の塊がぎゅぅんとふくらんでくる。2人とも、快感をもっと感じたくてただひたすらに
激しく腰を振り、粘膜をすりあわせ続ける。ぴたんぴたんぴたんぴたんぴたぴたぴたぴた…
 彼の腰が打ち付けられるたびに快感の嵐がつきぬけ、頭の中がだんだん白い光で染まってくる。そして…
「ぬぁあイクッ…出ちゃう…ああぁっ!!」
「やぁっ…ぁダメイッちゃう…イクぅっぁはあぁあああっ!!」
 快感が爆発した瞬間、ぴーんと背中が伸び、真っ白な意識の中であたしは高く高く鳴いた。中で彼のモノがいっそう大きく膨らみ、吹き出した
熱い液体が中を満たしていく…。

 くったりと彼の身体にしなだれかかり、あたしは快感の余韻を楽しんでいた。気だるげに身体を起こすと、彼は快感のあまりか、半ば気を失って
いるようだった。あたしはくすりと笑い、身体をすりよせて彼の耳元にささやいた。
「ムチャして、ごめんね…すごく、気持ちよかった…よ…。」
 彼のほほに優しく口付け、あたしは彼のマントを毛布代わりに、彼自身を抱き枕代わりにして、夜を楽しむかのようにゆっくりと目を閉じた…。
15名もなきタル好き:2006/08/15(火) 00:47:30 ID:SBe/tWwJ
と、以上でございます。2重スレで惑わせてすいませんでした…orz
16名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 18:55:09 ID:G/HMJ0kk
GJ タルエロを書かせたらさすがですなw
17名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 23:45:32 ID:k7SFu/Mg
あげ
18名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 00:36:31 ID:mZrY/JlS
19名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 02:41:36 ID:bQw4hEA4
保管庫更新されてたね。見やすくなって(゚∀゚)イイ!
20某猫好き:2006/08/18(金) 06:04:56 ID:KcmXnCBl
タル好きさんに続いてみるてすと。
ということで、猫×タルのSSを投下します。

     〜注意〜
・甘々の純愛です。苦手な方はスルーよろ。
・細かい事にはつっこみを入れないお約束。
・キャラ設定も同様。作者の趣味です。

フェイス:ミスラF3A
     タルF5A
ということで、投下開始いたします。
21某猫好き:2006/08/18(金) 06:06:01 ID:KcmXnCBl
それは、あるミスラとタルタルの小さな物語。

     〜変わり者ミスラと物好きタルタル〜

じめじめとしたオンゾゾの迷路に、二人の人影がある。
一人は、露出の高い衣装を着け、弓をつがえているミスラ。
もう一人は、白魔道士のアーティファクトと呼ばれる衣装に、ごつい棍棒を持ったタルタル。
ミスラが狙っているのはコカトリスという大鳥。
これの肉は美味で、調理の材料として人気が高い。
それを得るため、二人はここでコカトリス狩りをしているのだった。
ミスラが矢を放つと、タルタルが標的の顔面めがけて突進する。
矢は標的の首の辺りに命中するも、致命傷には至っていない。
耳障りな叫び声をあげながら突進してくる標的に、タルタルが頭に渾身の一撃を放ち、コカトリスは昏倒した。
とどめとばかりにミスラが魔法を詠唱、エアロIIIが発動し、首を切断する。
「ふぅ、これで15匹目っと。今日も大猟だわ」
彼女の名はフィム。
赤魔道士でありながら弓を使い、その腕前も確かである。
「ま、僕らにかかればちょろいもんでしょ。さ、次行こう」
彼の名はマルド。
とてもタルタルとは思えない怪力を持つ白魔道士である。

22某猫好き:2006/08/18(金) 06:07:03 ID:KcmXnCBl
彼らは腕利きの冒険者で、変わり者としても有名である。
その理由はパーティ中の奇抜な行動にあった。
フィムはいつも弓を携帯し、手が空いている時は弓で敵を撃ち抜く。
マルドは率先して敵に殴りかかり、ウェポンスキルで敵を葬る。
しかも二人はいつも一緒で、初めて彼らを見たものは驚くという。
しかし、職の役割は全うしており、面白いという者もいれば嫌う者もいる。
そんな型破りな二人は付き合いが長く、よくこうして二人で狩りに来ていた。
「さて、もう何匹か狩ったら帰りましょうか」
「そうだね。持ち物も整理しないと」
フィムは再び弓をつがえ、新たな獲物に狙いを定めた。


一時間ほど後、彼らはホームポイントに帰還した。
そこは、ジュノの下層。
競売でクリスタルを買おうと競売所に行くと、ヒュームの軽薄な男が声をかけてきた。
「よう、ネーチャン。オレとお茶しないかい?」
言いつつベタベタとフィムの肩や腰などを触る。
露出度の高い服────ジャリダペティという近東様式の服───を着ているため、嫌でも男の注目を集めてしまうのだ。
23某猫好き:2006/08/18(金) 06:07:37 ID:KcmXnCBl
しかし、当の彼女は慣れているのか、すぐに魔法を詠唱し発動させる。
「ファイア」
「!!??」
ボッ、と男の顔面に火が点き、うずくまる男にフィムは言う。
「汚い手で触らないで。次は全身ズタズタになるわよ」
さらにギロッと睨むと、男はどこかへ行ってしまった。
ざわつく周囲を後目に炎のクリスタルを買い、モグハウスに向かう途中に呟く。
「…やれやれ。よくいるのよね、ああいう変態」
「…君の格好がいけないと思う」
隣で成り行きを見ていたマルドはため息を吐く。
「このカッコじゃないと落ち着かないのよ。ああやって追っ払えば済むことだし」
当然のように言うと、自分のモグハウスに消えていった。
それを見て、マルドはまたため息。


フィムは持ち帰ったコカトリスの肉を取り出し、先ほど買った炎のクリスタルを使って合成を始めた。
程なくしてミスラ風山の幸串焼きが出来上がる。
競売に出品する商品であり、彼女の大好物でもあった。
狩りの帰りにモグハウスで山串を食べる、というのが彼女の趣味なのだ。
今日は調子が良く、HQが沢山できたため、思わず呟いた。
24某猫好き:2006/08/18(金) 06:08:13 ID:KcmXnCBl
「ふふ、今日はついてるわ」
合成を続け、数ダースの串焼きが出来た。
そのうちの六本を食べ、残りは出品用と宅配用に分ける。
これはマルドの好物でもあるため、毎度のようにお裾分けしているのだ。
「ふぅ。やっぱり作りたての山串は美味しいわ…さてと」
外に出て宅配しようとモグハウスから出ると、マルドが待っていた。
「…フィム。ちょっと話があるんだ…僕のモグハウスに来ない?」
「…突然ね。まぁいいわ。山串を宅配する手間が省けるし」
何気なく装ってフィムに声をかけるが、実は内心かなり緊張していた。
なぜなら、今まで秘めていた想いをぶつけるためだから。
そうとは知らず、フィムは串焼きを持ってマルドのモグハウスへ向かった。


二人がマルドのモグハウスに着くと、フィムは串焼きを置いて聞く。
「で、話って?」
「ええっと………」
(頑張れ僕!まずはさりげない話題から…)
緊張でうまく口がまわらない。
しかし、マルドは自分を奮起させ、会話を切り出した。
「…前から気になってたんだけど、どうしてフィムは弓を使ってるの?」
突然の問いにきょとんとするフィム。
25某猫好き:2006/08/18(金) 06:08:47 ID:KcmXnCBl
「あれ、言わなかった?私が弓を使ってるのは、昔狩人だったからよ。
その時もよく一人で狩ってたんだけど、ちょっと危ない目に遭ってね。
弓が使えてソロが出来るジョブが、赤魔道士だったわけ」
マルドはフィムの話にうんうんと頷く。
話し終えると、フィムはマルドに聞き返した。
「私も聞くけど、マルドは何でそんなに力があるの?」
問いには一度頷いて答える。
「僕も君と同じような理由さ。タルタルの利点と打撃を考えたら、白魔道士に行き着いたんだ。
僕は元々戦士だったから、力には自信があったし」
話しているうちに緊張が解れたのか、饒舌になるマルド。
通常、魔道士は単独行動を控えるが、この二人は違っていた。
魔道士なのに物理攻撃が得意、というのも二人の変人たる所以である。
「ふふ、やっぱり僕たちって変わってる」
「ユニークって言って欲しいわ。これも一つの可能性なんだから」
可笑そうに笑うマルドと、拗ねたように言うフィム。
そんな彼女に、自然に“本当に言いたいこと”を言った。
「でも僕は…、そんな君が好きだよ」
自分でも驚くくらい、自然に。

26某猫好き:2006/08/18(金) 06:09:22 ID:KcmXnCBl
突然の告白に、フィムは冷静に答える。
「それは…友達として?それとも、恋人として?」
「もちろん…恋人として」
マルドの毅然と態度と言葉に、フィムはポッと頬を赤く染める。
時が止まったかのように、しばらく二人とも動かなかった。

先に動き出したのはフィムだった。
彼女はゆっくりとマルドに近づき、優しく抱きしめる。
「ありがとう…。あなたの気持ち、何となく気づいてはいたんだけど…確信が出来なくて…」
そのままフィムは続ける。
「私も、あなたが大好きよ。恋愛対象として」
今度はマルドの顔が真っ赤になっていた。
信じられない、という風に彼は呟く。
「僕の片思いだと思ってた…フィムも…僕が…?」
「ふふ…こういうことは鈍感なのね。マルドは」
真っ赤な顔が愛おしくて、小さな顔を両手で包む。
そしてゆっくりと自分の顔を近づけて、唇をマルドの唇へ。
彼も、目の前にある彼女の顔にどきどきしながら目を閉じる。
やがて、唇が触れ合った。
唇が離れるまでの数秒が、どれだけ長く感じられただろう。
そんな不思議な感覚に酔いしれつつ、未だ間近にあるお互いの顔を見つめあう。
27某猫好き:2006/08/18(金) 06:09:53 ID:KcmXnCBl
再び二人の唇が重なるのに、さほど時間はかからなかった。
今度は啄むように何度も。
何度目かのキスで、フィムがマルドの口に舌を入れ、さらに激しいキスになる。
お互いの舌をからませ、激しく相手を求め、唇が離れたときには透明な橋が出来ていた。
それが崩れると、熱っぽさの混じった瞳で再び見つめあう。
「服…脱ごう。えっち、したい…マルドが…欲しいの」
「ん…」
熱に浮かされ、頭がぼーっとなっている。
理性など、とうに吹き飛んでいた。
お互いに向き合ったまま服を脱ぎ捨て、二人とも生まれたままの姿になる。
「きれいだ………」
思わずそんな言葉が漏れるほど、フィムは美しかった。
綺麗に浮き出た鎖骨に、小振りながら形のいい乳房。
程良くくびれた腰、淡い恥毛。
それらをまじまじと見つめていると、
「そんなに見ないで…恥ずかしい…」
か細い声で言われてしまい、マルドはハッと我に返る。
「ご、ごめん…でも、ほんとに…きれいだ」
「………ありがと」
改めて言うと、またか細い声が返ってくる。
フィムは自ら備え付けのベッドに身を倒し、両手をのばしてマルドを迎え入れる。
28某猫好き:2006/08/18(金) 06:13:25 ID:KcmXnCBl
マルドはそれに吸い寄せられるように、フィムの上に乗った。
まずマルドは、小さな手で胸の先端辺りを揉む。
その際に先端が指に挟まり、丁度よい刺激になっていた。
「んっ…んぁ…」
しかし、フィムはくすぐったそうに呻く。
ならばとそこを口に含んでみると、ぴくっと身体が震えた。
「ひゃっ…あ、ん…」
ちゅっちゅっとしゃぶってみたり、ぺろぺろ舐めたりして反応を確かめる。
すると、どうやらそこは敏感らしく、声にも快感の色が混じってくる。
「うぁんっ…はぁ…んん…あ…」
夢中になって吸っていると、フィムが喘ぎ混じりに言う。
「んっ…マルド…おっぱいだけじゃだめ…下も…おねがい…」
乳房から口を離すと、マルドは謝った。
「ごめん…。気持ちよさそうだったから…つい興奮して」
するするとマルドは腹伝いにフィムの下半身に移動する。
その際に舌を這わせるなどはしない、というよりできなかった。
そこまでの技巧と余裕が無かったのである。
閉じている脚を少し開かせ、自分が入るスペースを作ると、秘部を覗きこんだ。
29某猫好き:2006/08/18(金) 06:14:24 ID:KcmXnCBl
そこは汗と女性の匂いの混じった、不思議な空間。
和毛はしっとりと濡れていて、秘部を晒け出していた。
初めて間近で見る女性器に見入ってしまうマルドだが、またもフィムから注意が。
「恥ずかしいんだから…あんまり見ないで…」
「ん…ごめん…」
今度は口先だけ謝って、そこへ触れる。
独特の湿った感触があり、ほんのり温かかった。
少し指を入れると、小さな指は楽には入った。
すっかり興奮している自分の体温と混じるようで、溶けていきそうな錯覚に陥る。
「ひゃっ…ん、はぁぁっ…いいよ、マルド…好きに、してぇ…」
追い打ちのような一言で思考も麻痺し、ただフィムを求めるように指を動かした。
「ふぁっ、んはっ…あぅ…んっ、あぁっ…」
フィムの声も大きくなり、彼女もまたマルドを求めるように身体をくねらせる。
指を二本にして激しく動かしていくと、くちゅっくちゅっと淫猥な水音がし、さらに二人を高ぶらせる。
「すごい音がしてる…」
「くはっ、ひゃうっ…あふ…ぁ…んはっ…ふぁぁっ…!」
その時、ぎゅっと脚に力がこもり、マルドは挟まって動けなくってしまった。
「わぁっ!?」
びっくりした彼が素っ頓狂な声をあげる。
30某猫好き:2006/08/18(金) 06:15:22 ID:KcmXnCBl
彼女もその声に驚き、同時に自分のしたことを知り、謝った。
「ご、ごめんね…今度は、私がしてあげるから…」
脚の力を抜き、身を起こすと割と大きなマルドの肉棒に手を伸ばす。
手の中にすっぽり入るほどの、しかしそれなりの太さを持ったそれ。
「あ…さっきから見えてたけど、近くで見ると結構おっきいんだ…」
確かめるように握られると、マルドは急に照れくさくなり、顔全体が真っ赤になった。
「う………」
フィムはゆっくりと手を上下させ、ひくひくと僅かに反応するそれを弄ぶ。
すべすべした彼女の手に包まれ、軽くしごかれただけで快感が全身を駆け巡る。
「うぁ………」
思わず呻いてしまったことを恥じ、口をつむいだ。
それに気づいたフィムは、彼に優しく囁く。
「声、出してもいいのよ…?これからもっと気持ちいいことするんだから…」
まず手で茎を握って、先端を舐めた。
ミスラ特有のざらざらした舌が、彼の亀頭を刺激する。
「………ッ!」
瞬間、ぞくっとするような快感に襲われ、声にならない声をあげる。
手でやわやわとしごきながら、フィムは先端をぺろぺろと舐めた。
31某猫好き:2006/08/18(金) 06:16:22 ID:KcmXnCBl
ざらついた感触とぬるぬるした感触が同時に襲い、マルドは堪えきれず呻いてしまう。
「くぅ………うぁっ」
フィムはそれが嬉しくて、肉棒を口に含んで顔を細かく上下させた。
それによって、マルドの肉棒はさらに硬度を増した。
「うぁあ…っ!フィ、ム…っ!」
全身が快感に支配され、身体が動かない。
ただ彼女の為すがままになっていた。
「んっ、ふ…んん…ん、ん…んむ…」
強すぎる快感に、とうに彼の肉棒は限界を超えていた。
マルドはそれを彼女に告げる。
「フィム…っ、僕、もうっ…!」
「んん…」
亀頭の辺りを刺激して射精を促すと、すぐにマルドは精を放った。
「うぅ………ッ!!」
どくっどくっと注ぎ込まれる白濁液を、フィムはこくりと飲み下す。
マルドのそれは未だ萎えておらず、まだ残っていた白濁を舐め取るのに都合がよかった。
「ぷぁっ…ごめんねマルド…。私より先にイカせちゃって…」
口の端に白濁液を付着させて、フィムはすまなそうに言った。
絶頂の余韻で息を荒くしていたマルドは、ゆっくりと応える。
「…いいんだ。この後、二人で、気持ちよくなれば…さ」
32某猫好き:2006/08/18(金) 06:17:19 ID:KcmXnCBl
その言葉に、フィムは弾むような声で応える。
「うん…♪」
フィムはまたベッドに身を倒し、脚をMの字に開いた。
マルドは気だるい身体をなんとか動かし、未だ大きくなっている肉棒をフィムに押し当てる。
そのまま前に身体を進め、ゆっくりとフィムの秘裂に進入していく。
ぬるぬるした膣内が、舌とは別の快感を与え、さらに締めつけた。
根本まで入れると、マルドは呻きつつフィムの締めつけを味わう。
「うぁ…フィムの中、かなりきつい…」
「んぅ…私も…いいよ…マルドの、予想、以上に…おっきいから…」
しっかりと自分の中に収まったそれを確認しつつ、フィムは息を荒げた。
それでも、本能的になのか、腰を揺すってマルドを求める。
それに応じるように、彼も動き始めた。
ぐちゅぐちゅという淫猥な水音と、ぴたんぴたんと腰がぶつかる音が部屋に響く。
「んぁっ…あっ、ん…はっ…あぅっ…んんっ…」
それにフィムの喘ぎがプラスされ、より一層淫らな空気を作っていた。
「くっ、うっ…フィム…フィム…ッ!」
愛する人の名を呼びながら、マルドはひたすらに腰を打ちつける。
33某猫好き:2006/08/18(金) 06:18:30 ID:KcmXnCBl
「ふぁっ…んく…ふぅっ…んぁ…あくっ…んうぅっ!」
脚を閉じてしまいそうになるが、懸命に抑えて喘ぐフィム。
彼女は今までタルタルとは経験がなかったので、ここまで快感を得られるとは思わなかった。
そんな別の意味での初体験に、フィムはマルドでよかった、と秘かに思う。
とうとう抑えが効かなくなり、脚が閉じかけたところでマルドが呻く。
「フィム…っ、そろそろ…イケそう…?…っ、僕も、もう…っ、すぐだから…っ」
「んっ…あっ、あっ…たし、も、すぐっ…んぁっ!」
フィムの喘ぎが大きくなり、部屋に響く音や、腰の動きもそれにつれて大きくなる。
やがて、二人の快感が極まった。
「フィム…ッ、でる…よ…っ!」
「んぅっ!マ……ド……んぁぁっ!!」
二人はびくびくと大きく痙攣し、フィムの膣内に精が注がれる。
腹の中が妙に温かい。
それすらも心地よく感じ、フィムは絶頂の余韻に浸っていた。
ふとその時、股間の辺りから声が聞こえる。
「うぅ…フィ、ム…くるし…」
またも両足に挟まれ、苦しむマルドだった。
「きゃっ…ごめん、大丈夫…?」
心配そうに声をかけて足をどけると、フィムは彼を抱き上げた。
34某猫好き:2006/08/18(金) 06:19:35 ID:KcmXnCBl
ようやく解放されたマルドは、ため息をつく。
「大丈夫じゃないよ…危うく死ぬところだった」
力の入らない身体をどうにか動かして、フィムの中から肉棒を抜く。
お互いの体液を拭き取り、後始末を終えると、マルドはお互いの顔が見える位置に寝た。
「ごめん…次はバックでしよっか。そうすれば挟まないで済むし」
「ん…また今度…ね」
力なく言うマルドにキスをして、フィムは微笑む。
「うん。また今度…」
程なくして、二人は眠りに落ちてしまった。
二人の雰囲気を察して家具に隠れていたモーグリが起こしに来ても、二人は起きなかったという。


かくして、変わり者達の恋は実り、この物語は終わりを迎える。
いずれまた彼女達の活躍を、ここに記そう───。

     〜fin〜
35某猫好き:2006/08/18(金) 06:22:36 ID:KcmXnCBl
以上です。
SS自体は結構前に書きあがっていたんですが、規制で書き込めずorz
しかし、我ながらヘンなキャラ設定だな・・・( ̄▽ ̄;)
実際に居たら晒されてそう。
まぁ、SSのラストにもあるとおり、続編も考えてます。
ではまた、いずれ。
壁|ミサッ
36名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 19:14:47 ID:NZQ5GZ/U
GJです。続編期待しています
3792:2006/08/20(日) 15:44:53 ID:DN0PhmKv
あげついでに一つ投下します。
鬼畜いかも知れません。オーク×ミスラの4Pになります。
苦手な方は爽やかスルーをお願いします。
3892(1):2006/08/20(日) 15:46:42 ID:DN0PhmKv
ゲルスバ野営陣で木材の伐採をしている途中、見慣れぬものを見つけた。
普段はテントのようなものがはってあっただけの場所だったが、今はそのテントがなく、少し下がった坂が洞窟のように続いている道があった。
少し考えてから地図を広げ確認するが記されておらず、覗き込んでみた。
中はオークが一匹通れる程の広さで、一定の間隔をあけてうっすら明かりがともっていた。
伐採にきてたとはいえ冒険者、であるミコの冒険心をくすぐる状況に焦る気持ちをおさえて装備品を確認する。
熟練者にしか扱えない大鎌にワーカー装備一式のみで一瞬不安になったが、ここ、ゲルスバ野営陣と言えば駆け出しの冒険者が訪れるような場所でもあるので大したことはないと判断した。
木材を入り口にまとめて置き、中へと進んでいく。
湿度が高いのだろうか、じめじめした空気に包まれながら歩いていくと、鉄の柵がついている、少し開けた場所に出た。
3992(2):2006/08/20(日) 15:47:34 ID:DN0PhmKv
そこよりも先にまだ道が繋がっていたので、また歩きだそうとした時

カチィッ

弓の動く音を聞き、とっさに横へ飛ぶ。
「うああっ!」
飛んだはずなのに何故か太ももを矢が射った。
確かに避けたはず、そう思いまわりを見渡すとさっきまで立っていた位置の地面に矢は深々と刺さっていた。
太ももの痛みは歯を食い縛っていても耐えられるものではなかったが、なんとか矢を抜いて投げ捨てる。
大鎌に手をかけた瞬間に地面に引き倒された。
「ミスラ…ミスラのメスか。」
片手に弓を持ったオークがミコの頭を押さえ付けていた。
「ククク、馬鹿なメスだ。仕掛け罠に簡単にかかりやがった。」
ニタニタと笑いミコの頭を掴んで上へと持ち上げる。
「あく…痛…は、放せ!」
爪先で立たせられているが、オークを睨み付ける。
しかし、頭を掴む力は想像以上に強い。
「スタ……」
スタンを唱えようとしたが途中から声が出なくて詠唱が中断された。
サイレスがかかったと気付くまで時間は掛からなかったが、何故沈黙させられたのかがわからなかった。
魔道士のオークがいたとしてもこの程度のレベル相手ならば体が無意識に抗うことができるはず。
まさか、と冷や汗が頬を伝い、次の言葉で先程抑えられなかった冒険心を悔いることになる。
「バルドニアの駐屯地から帰ってきた甲斐があったな。ぐへへ…美味しそうじゃねぇか。」
オークはミコを引き摺りながら鉄柵を開け、さらに奥へと連れていった。
サイレスを唱えたオークが鉄柵を閉めて後へつづく。
4092:2006/08/20(日) 15:48:46 ID:DN0PhmKv
ミコの太ももの傷は出血はとまったものの、疼いていた。矢に毒か何かが塗られていたのであろう。
担がれて奥へと移動する間必死に逃げようと藻掻いたがオークがそれを許すはずもなく、ただ肩の上で揺れていた。
(ああ……こいつらどうみても格が上だよう…)
幾多の死戦を経験したからわかる力の差に怯え、絶望感が押し寄せた。
一番奥の部屋着き、乱暴に肩から落とされるとすぐに腕を捕まれ頭の上で縄を括り付けられた。
足の自由は片足しかきかず、毒に侵された方の足は地面に少し擦れただけで痺れたような感覚がしていた。
「またメスだったぞ。」
狩人のオークが言うと、物陰から一回り大きいオークが姿を現した。
「ミスラか。初めてだなぁ。」
「そうだったか?覚えてねぇや。」
腕を縛られ天井から膝をついて吊られる体勢をとらされているミコの体を舐めるように見る。
その視線に堪えられず、ミコは俯くと前髪を捕まれ上を向かされた。
「ひぃっ……」
サイレスが解けたのか、息を呑むような声が漏れた。
顔を上げさせられて視界に入ったのが巨大でグロテスクなオークの男根だった。
「しゃぶれ。死にたくなかったら俺らを満足させろぉ。」
嫌らしく口の端を吊り上げて笑い、男根をミコに近付けていく。
 やだやだ…オークのなんて……死にたくないよう…死にたくないよ……
瞼をぎゅっと閉じて舌をのばし、先端を舐めた。
饐えた味と苦み、獣の匂いを感じ、舌を引っ込めたが顎を掴まれて大きく口を開けられてしまった。
「んぐぅ……んぅ……」
肉棒を押し込まれた悪臭に吐き気を催し、涙が溢れた。
「下手くそが…人間のオスのを銜えるみたいにやってみろ。」
周りで観ているオークの低く嘲笑う声を聞き、惨めで悔しくて涙の量は増したが、死への恐怖からか、舌を這わせはじめた。
亀頭に沿って舐め、鈴口を舌を尖らせて刺激する。
オークの肉棒はみるみる硬くなり、血管の筋が浮き上がった。
頭を掴まれ、前後に激しく揺すられる。先走り汁と唾液が混ざりいやらしい音が部屋に響く。
「うぐぅ…げェッ!!ぶっ……がァっ!!……」
喉の奥まで肉棒を突き刺され、苦痛の声がでる。
頭を揺さぶられる動きにあわせてオークが腰を振る。
口腔内でビクビクとオークの欲望が出口を目指して暴れるかのように動く。
「うおおぁぁ全部飲めよおおお!!!」
深く刺さった肉棒が痙攣し、ミコの喉へ直接流し込むようにドロドロの濃い、悪臭を放つ精液がぶちまけられた。

4192(4):2006/08/20(日) 15:49:41 ID:DN0PhmKv
「げほッ…うげぇ………ぐぅ……」
喉に張りついている精液に不快感を覚えるが為す術はなかった。
ワーカー装備は破られ、形の良い乳房と薄い陰毛に覆われた秘部が露になった。
二匹のオークがごつごつした指で乳房を弄ぶ。
乳輪を指で円を描くように撫で、乳頭を親指と人差し指で磨り潰し口に含んで吸い上げる。
「あぁ…やめてぇ……はぁっ……」
嫌悪感でいっぱいのはずなのに、体は正直なもので、次第に快感が沸き上がってくる。
「淫乱なメスだ。つんつんに勃たせてやがる。」
「ちがぁっ…ぅ……」
「メスの匂いがしてきたぞ。おもしれぇ。」
「やだぁぁ…いやぁ!……んぅぅ……」
乳房を弄ぶ手が下へと降り、膣口を捜し当てると勢い良く指が突っ込まれる。
「にゃあ!!…やぁぁ……はぁ…ん…」
「ドロドロじゃねぇか。キモチいいか?ここか?」
指を激しく出し入れし、膣のある一定の場所を突き上げ責めた。
「あぁあああ!!……ひぁぁ…にゃぁあああ!!」
かぶりを振り、腰を浮かせて背を反らし襲い来る快感に堪えようとする。
床にはミコから出た愛液で水溜まりが作られ、それはまだ広がっていく。
顔は涙と涎、精液でべた付いており、喉を反らせ、呼吸を乱しながらも嬌声を飲み込もうとする。
「あうっ…う…かはっ………うくっ……」
唇を噛み締め、脚を必死に閉じようとする。
しかし、秘部を指で掻き回しているオークにしっかりと捕まれているため効果は得られない。
乳頭は硬く反り上がりオークに噛まれ、吸われる度に目の前が白くなるような感覚に陥り、口がぱくぱく動く。
「はっ…ああ……にぅ……はう……」
頭にまで響くような快感が背骨を駆け上がる。
「締まってきてやがる。いやらしいなぁ…ククク…」
 もうだめ……イっちゃうよぉ……オークにイかされるなんて………
大きく体を弾ませ、歯を食い縛りながらも絶頂を迎える。
オークによって絶頂へと導かれたことが屈辱で、ミコは生きる気力が無くなってしまった。

4292(5):2006/08/20(日) 15:50:42 ID:DN0PhmKv
「おねがい……ころして…………」
整った乳房に点々と赤く吸われた跡が残り、秘部からは止め処なく愛液を垂れ流している。
ミコは膝立ちするほどの力がなく、腕を吊られながら俯いて懇願した。
「もう…ころし…て………」
霞んだ声が涎や精液と共にこぼれ落ちる。
「がははは!!身の程ってヤツがまだわかんねぇのか!!」
一匹のオークがミコを吊っている縄を切ると、ミコはその場に力無く崩れた。
無理矢理抱き起こすと寝そべっているオークの上へミコを乗せた。
「お前飽きたらいつでも喰ってやるよ。ぐへへ!よかったなぁ!!」
寝そべるオークが自らのそそり勃つ肉棒をとろとろにとろけたミコの秘部へあてがうと先端を擦りつけた。
「あふっ……いやぁ……」
「フンッ。淫乱なメスめ。涎をだらだら垂らして喜びやがって。」
肉芽を突き、息をのんで反応するミコにオークは興奮し、膣口に先端を挿入する。
「ああぁぁぁあ!!いやぁぁ!!」
ミコの体を支えていた体をゆっくりとおろす。
ミコの狭い膣口を巨大な肉棒が壁を掻き分けて進入する。
愛液が大量に分泌されていたとしてもなかなか入らない事に気の短いオークは苛立ち、ミコの脚をつかんで一気に引き寄せた。
「はあああああ!!!………うっ……く……」
一気に奥まで銜え込んだが、内蔵を圧迫するような質量に息が止まる。
苦しくて体に力が入らず、オークの腹の上へ倒れると、オークは腰を動かしミコを突く。
「ああっ…あくっ…ふぅん……んんん…やぁ……」
中に差し込まれる度に嬌声が漏れる。抵抗する力も残っておらず、ただオークの慰み者として犯され続ける。
「はっ……う……ああん……いやだぁ……たすけ……あぁぁ…」
「お前だけ楽しそうじゃねぇか。」
先程までミコの体を支えていたオークが腰を落とし、尻尾を掴み上げてセピア色の窄みを晒す。
指をその窄みへ押し入れると、苦悶の声が聞こえた。
初めて逆流する感覚にミコはもう何も考えることが出来ず、息を乱すだけ乱して喘いだ。
「ひゃぁぁ…あああ……はぁ…っ……んん…くうぅ…」
膣内と腸内の刺激にミコは快楽の底へ墜ちる。
窄みから指を抜き取ると、オークがミコへ進入する隙間から溢れた愛液をすくい、一度舐めて自分の唾液を絡ませてから窄みへと塗り込む。
後ろからミコを抱き、膨張した肉棒を窄みへ一気に押し込んだ。
「がっ……かはっ……あか………」
必死に空気を吸い込み途切れながらもはき出す。
「おおお、お前のチ●コが動くのがわかる!!面白れえ!!」
興奮した二匹はものすごい早さで突き上げる。
「やぁ!ああ!!いやああ!!ああんっ!はぁっ!!!し、しんじゃぅよぉ!!」
4392(6):2006/08/20(日) 15:51:27 ID:DN0PhmKv
涙を流し、嗚咽を交えながら高い嬌声を上げる。
もう一匹のオークが近寄り、再度口腔内を犯す。
ミコは既に二度目の絶頂を通り越し、止まらない刺激に何度も何度もイかされ続けた。
「うぐぉおおおぉぉ!!!」
雄叫び、それぞれがミコへと欲望を吐き散らす。
長い、長い射精中、ミコは気を失っていた。
オーク達は一服でもするかのような息を吐いて肉棒を抜き出す。
ミコの腹部は少しふくらんでいたが、秘裂や肛門から白濁液を大量に吐き出すともとへ戻っていった。
腕の縄を解き、代わりに家畜用の首輪をはめ、鎖で繋いだ。

ミコが意識を取り戻したのは二日後だった。
陰毛は剃られており、恥骨の上にまがまがしい獣人の焼き印が施されていた。
檻の中から外を見るとオーク達が遠征に行く用意をしているのが分かった。
「ノルバレンへいく。お前も連れて行く。」
にたりと笑い、涎をすするような音が聞こえる。
「ノルバレンの奴らにお前を貸してやろうと思ってな。」
鎖を引かれ、首に痛みが走る。
外はうっすら暗くなっており、そろそろ木工ギルドが閉店する頃だなぁと、ミコはオークに犬のように引かれながらそんなことをぼんやり考えていた。
4492:2006/08/20(日) 15:55:43 ID:DN0PhmKv
以上です。

ゲルスバがいつまでたっても陥落しないのは奥になんかいるという勝手な妄想です。
そのうち自サイトを作る予定なのでできたら宣伝にやってくるかもです。

投下失礼しました
45名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 18:27:36 ID:Y/PTLWK5


前スレと言い、ここは自サイト宣伝するところになったのか
46名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 19:41:19 ID:Pvp6EFPP
でもサイト作ったら見に行かせてほしいw
某猫好き氏・92氏おつです!!
47名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 19:49:58 ID:XkxKTw3w
乙です

作者さんがサイト教えてくれるのは助かるがな
読みたいし
48名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 03:47:53 ID:Yfy/n6Tw
おお最近アップ多くて感激。しかも良質な豚陵辱モノ・・・ごくり。

サイト誘導は別に良いんじゃないかな。貼ってるの本人だし。
別人が宣伝とかは、何か利権構造が二重にも三重にも絡むのが見えてもにょるが。
気に入ったサイトなら是非まとめて読みたいしね。
もう端っから自サイトの宣伝ありきな文面で、
自分の嗜好に合わないジャンルを貶したりするヤツは【かえれ】だが。
49名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 22:53:24 ID:BFppk4LI
乙です
最近アップされる方多くていいですね!サイトの方も期待させていただきます。
私もまとめて読んでみたい派なので。

自分はいつも読んでいるだけですが以前に書きかけた話あるので、書き上げてアップしてみようかと思ったり
書きあげることできるのかなぁ・・・
5092:2006/08/22(火) 17:47:16 ID:5XOal53S
ありがとうございます。
連続になるのはアレかな、と投下は無しですがサイトができましたので…
ttp://www.mithra.to/~92/
今読み返すと誤字ばかりでしたw近日中になおしますorz
51名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 10:45:31 ID:8A7lZsvP
保管庫二箇所とも見れないんだけどorz
52名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 11:54:35 ID:4OVZfrUW
>>51
ミスまんスレ保管庫は前スレでアド変更依頼してたがこのスレでは採用されてないな
ヴァナ汁保管庫は俺も見れん

【ミスまんスレ保管庫】 ………現行SS保管庫、更新頻度が高く 信頼性が高い
ttp://www.mithra.to/~manko/

【ヴァナ汁保管庫】 …………旧保管庫、SSの他に画像保管も行っている
ttp://fruit.chips.jp/ffxi.html
53名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 00:27:18 ID:90NVjByg
イラストですが、暇つぶしにどうぞ。
蛮族軍に拉致されて、人体改造されて快楽貪りまくり〜とかいう設定w
※微妙にスカトロ表現があります(露骨にしたつもりはないですが…。)
 そういうのが嫌いな人は見ない方がいいと思います。

(´・ω・`)つttp://tune.ache-bang.com/~vg/modules/up/img/1953.jpg
54名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 08:12:06 ID:toI/WxnY
乙であります
新作期待あげ
55名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 11:12:03 ID:caFDvQF6
56名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 22:30:38 ID:lx4g4vLN
っしゃん
57名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 22:32:53 ID:RHKUTOO0
寂れ気味?
種族別スレとかに流れてるのかなー
58名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 00:58:35 ID:XyjIU+3S
書き手さんが少ないからな〜、執筆開くと一気に減速するのよね
スレ人口はそんな変化ないと思われ
59名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 01:14:31 ID:kFntfHRb
種族別スレってここんとこずっと見てないがSSとかも出るようになったのか?
俺みてた頃、つっても数年前だがイラストばっかだった気がするが…。
SSあるなら覗いてみようかな。引退した身だが未だにヒュム♀たん(*´Д`*) ハァハァから抜け切れないぜ!
60名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 08:24:00 ID:xkhW8eYj
種族別スレってネ実にあるスレの事?
あっちはSSは全然無くてイラストが多いよね。
てか、この板以外の場所だとあんまりスレに長文書き込んだりとかっていうのは
やりにくいってのもあるかも。
61名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:58:38 ID:izGxnpic
エロSSだとwwwスレのR指定小説スレとかもあるね
62名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 06:27:59 ID:3tJJjzQ0
書きあがったら投下してみようかな。
63名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 07:16:21 ID:k0b8cpcc
wktk
64名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 15:51:18 ID:IUsxHgL1
夏休み末で、皆宿題か?
65名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 22:24:48 ID:4qeHWY5s
20禁のここで宿題は無いと思われ
みんな自サイトを持って投下する必要がなくなったんじゃ?
66名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 14:29:59 ID:53OoXfT4
もともと此処は緩急のあるスレだったろ
深く考える必要は無い
67名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 03:15:12 ID:MlYmGCfe
ヴァナ汁保管庫は閉鎖されましたよ
68名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 10:21:12 ID:w+Jy8g63
む、閉鎖されたのか〜
ログとっておけばよかった。誰か保存してる人はおらぬものか
69名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 12:23:33 ID:MlYmGCfe
ログは2次元板のFFXIのエロ画像希望スレであがってたよ。
今は残ってるかわからないけども。
多分何人かログ取ったと思うよ。
70名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 12:51:07 ID:nL0gU86b
ヴァバ汁保管庫のミラー板がここにあった。
画像は見れないが、一応な

ttp://moemi.mithra.to/~manko/vana/ffxi.html
71名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 22:46:35 ID:OYSA1yq6
ほし
72名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 08:46:15 ID:5jNUefVj
age
7392:2006/09/06(水) 18:44:41 ID:Dhz2r99d
久々に書き上げました。
少し短めですが、読んでいただけたらと思います。

グラッド エル♂ニヤケのレッドモミーF6B
ケーティ ミスラF5A
7492@:2006/09/06(水) 18:45:50 ID:Dhz2r99d
雨で濡れた草原の上を水しぶきをあげて、エルヴァーンの男がミスラの女を追うように走っている。
「グラットはやく!!もうやだああー!」
ミスラは鞄を頭の上に乗せ、下を向きながら必死に走っていた。
「レインコートくらい忘れるなよ…」
「雨降るなんて聞いてなかったもん!」
文句を吐きながら坂を下るとそこにはオルデール鍾乳洞の入り口が口を開いていた。
「雨宿りー!ちょっとだけいいでしょ?」
「はいはい。」
洞窟の中に入ると雨が地面を叩く音が響いているのが聞こえる。
鞄を地面に降ろし、髪の毛を握って水滴を落とす。
「見てみて、こんなに濡れちゃったよ。本当、雨やだなあー。」
ミスラの女、ケーティはそういいながら落とした水をグラットに見せる。
着ているガンビスンはずぶ濡れで、細いがメリハリのあるケーティの体に張り付いて離れない。
その姿は一般男子であるグラットの欲情に火をつけるのに苦労はしなかった。
「走って疲れた!休憩しよー。」
座ろうとしたケーティの腕を掴み、座ることを阻む。
「ちょ、グラッ……」
出てくる言葉を唇で塞ぎ抱き寄せる。
「んぅ………」
一瞬驚いたが、すぐにグラットの舌の進入を許し、瞳を閉じる。
「…んっ…どうしたぁ?」
唇がわずかにはなれたとき、抱き寄せられたままグラットを見上げ、顔色をうかがう。
「あー…くそっ、お前エロ過ぎ。」
溜め息を吐き、額にキスを落とす。
7592A:2006/09/06(水) 18:46:33 ID:Dhz2r99d
「なに?発情期になっちゃったぁ?」
「発じょ…まあ、そんなもん。」
グラットはケーティのガンビスンの止め具を器用に外し、中にきている中の下着を捲りあげて乳房を露出させた。
「ここじゃまずいよ…誰かきちゃうよ…」
「来ないよ。知らないけど。」
「あっ……」
やわらかいケーティの乳房を下からすくうように揉み、感触を楽しむ。
雨に濡れて冷たくなった乳房の先端には少しだけ顔を持ち上げた乳頭がある。
腰を折り、少し屈んでそれを口に含み、赤ん坊が乳を吸うように少し歯をたてて転がす。
「ああっ…んっ……ゃ……はぁ…」
ケーティの唇からは絶えず色めかしい声が漏れ、小さく体を震わしている。
少し体を離し、ケーティのブレーを下着ごとずり下げ、秘裂に指を這わせるとさらさらとした粘液が中指にまとわりついた。
「やぁ……はぅん…んにゃぁ……あぁ…ん……」
秘肉を不規則に、ゆっくりと弄ぶ。
秘裂にそってなぞり、肉芽にもやさしく刺激を与える。
「あはぁっ……あ、ん…グラットのも……んっ…」
手を伸ばしてグラットのベルトを外してホーズを掴み、ファスナーを下げて欲を出し始めた肉棒を握る。
そのまま上下に扱きながら、親指と人差し指を使い亀頭を擦った。
「く……っ…」
込み上がる快感に耐えながらも負けまいとケーティの愛撫を続ける。
「あはぁ…グラッドの、大きくなってるぅ…」
火照った頬をゆるませてグラッドをみる。
グラッドは微笑む唇を貪るように味わい、秘壺に指を挿れてかき回す。
7692B:2006/09/06(水) 18:47:15 ID:Dhz2r99d
中はとても熱く、あふれ出る愛液は指を伝って地面に落ちた。
「ねぇ…あんっ……もういいでしょぉ…んんっ……」
「だーめ。もうちょい我慢しな。」
膣内を激しく掻き回すとケーティは肉棒を擦る手が止まり、顎を上げて快感に浸る。
「んぁ…あぁっ……ふぁ…っ……ああぁ……イ、クぅ…」
肉棒から離した手がグラッドの洋服の袖を掴み、ぐっと力を込めたところで膣内への責めが中断し、いやらしい水音を洞窟内に響かせながら指が抜かれた。
「はぁ…はっ…ちょうだ、ぃ…はっ…ぁ……」
ケーティは背伸びをしてグラッドの肩に手を回し、さらなる快感を欲する。
ケーティのブレーを脱がせると、右の膝裏に腕をいれて持ち上げ、そそり勃つ男根を秘裂にあてがうとゆっくり挿入を開始した。
既に愛液で潤っていたそこは貪欲に飲み込んでいく。
「いくよ。」
そう一言声をかけ、先端だけしか飲ませていない肉棒を力強く射ち込んだ。
「かはぁっ…ああぁっ!……んゃあ……」
一瞬大きく体を反らせ震えた後、甘い息を吐きながら刺激を味わう。
下から突き上げられるような感覚は頭まで響き、快楽の虜になっていた。
「あぁっ!イィよ…お!……グラッド……はぁっ!あああん!いいよぉ……」
亀頭は子宮まで届き、ぐいぐいと押し上げてゆっくり引く。
その度に尻尾がぴんと伸びたりしながら忙しなく暴れる。
7792C:2006/09/06(水) 18:48:09 ID:Dhz2r99d
「うくっ…はっ!ああん…あぅ……んはぁ…あぁ…はん……」
壁に預けていた体を離し、肩に回した腕を引き寄せてグラッドにしがみ付く。
身長差があり、二人を繋ぐ位置は高く、ケーティは爪先で辛うじて地面に足を着いている程度だった。
しかしその足もグラッドが突き上げるたびに浮き、体の奥深くまで突き刺さる。
「あはあっ!んぁ……きもちぃ…はぁん…にぁう……ああっ…」
強い刺激にケーティの膣はじわじわとグラッドを締め付け、荒く息を吐き出す。
深々と奥まで刺さり、内蔵をすべて引き摺りだされるような感覚に溺れ、艶めいた鳴き声をあげる。

宙に浮いたもう片方の足をすくい、一旦奥まで突き挿れてからゆっくりと腰を下ろし、ケーティの足を自分の腿に乗せたまま再度ピストンを開始した。
「あはっ…あああっ……かふぅ……んぁ…あぁ……ひぅ…」
「あー…やっぱいいわ…。…どこに欲しい?」
「なか…ぁあっ…なかが、いいょ……んぁ…」
「中がいいの?」
「うん…グラッドの、あったかいか、ら……はぅっ…」
雨に濡れた前髪を梳き、目蓋にキスを落としてから舐めるように乳房を愛撫する。
乳頭に触れるたびにグラッドの肉棒は圧迫され、急せる。
ケーティの愛液とグラッドの先走り液が掻き混ぜられ、辺りに淫乱な水音を響かせている。
「んあああ…もう……もぅがまん…っ…できなぃよぅ…」
閉じた目尻に涙を浮かべ、耳をぴくぴくと動かす。
「イッていいよ…俺も、もう……」
腰を動かす速度を速め、絶頂へと誘う。
グラッドからも時折嬌声が漏れ、歯を食い縛って耐えようと試みるが、ケーティの乱れた肢体を前にしているため叶わない。
「ああああ…!グラッドぉ……はぁぁああぁ…」
腰が浮き、体を大きく反らせて息を呑むように体が強ばる。
「ぅ、あ…でっ……ぅっ…」
これ以上ないほど締め付けられ、ケーティの最奥で呻き声と共に溜まっていた欲望を吐き出した。

濡れた洋服を脱ぎ、着替えたケーティはグラッドに抱かれている。
その目からは眠気が見て取れ、グラッドもそれに気付いていた。
がしがしと頭を撫でてやり、しっかりと抱きなおす。
「雨やんだら起こしてやるよ。」
「…うん。」
しばらくすると、洞窟内は二人の寝息だけが流れていた。
7892:2006/09/06(水) 18:53:41 ID:Dhz2r99d
以上です。
ちなみに雨は途中ですっかりやんでいます。

……どうでもいいですが、ガダラルLOVEです…w畜生ッ…w
79名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 19:02:43 ID:ocoL/Yy7
GJ
軽いエロイイ
8092:2006/09/06(水) 19:26:34 ID:Dhz2r99d
ちょw仕事はやいww
いつもお疲れさまです(●´д`●)お世話になります!
81名もなきタル好き:2006/09/06(水) 20:54:49 ID:49YGHm7w
GJ!!
82名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 01:27:23 ID:lT/m5oQ9
GJ!!

グラッドがグラッdに見えたのは内緒w
83名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 01:45:35 ID:Dq9PchH0
>>82
ナカーマ
てかまとめサイトは更新早いなw
84名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 10:54:06 ID:6jeGnqCe
FF11の二次はNPCものよりオリキャラで書いていった方がいいのかな?
他のジャンルのはその作品のキャラ同士が基本だと思うけど、FF11はネトゲなせいもあるのか
逆にNPCが絡んでくる話は少な目だよね。
85名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 17:18:15 ID:hFU1Xu0p
実在するNPC+ノーネームな冒険者という絡みのが
リアリティあって好きと言う人も多いと思うぞ。
オリキャラ絡みが続いたのはたまたまじゃないかな。
作者の好き好きもあるからね。
傾向として、感情移入の観点から純愛モノがオリキャラ(人物設定を細かくする為)
陵辱モノがヒュム♀4Aとか、そういった表記で
後は読む人の想像で楽しんでもらうみたいなのがあるね。
8692:2006/09/08(金) 17:52:27 ID:t9CCXkxW
NPCも楽しそうだなーっと思いますが、ミッションとか進めてないほうなのでなかなか…(´д`;)
あと、このNPCにあんなことやこんなことさせていいのか!?ってのがあります。
逆にオリキャラだとそのキャラだけの設定だけで、世界観はヴァナを舞台にするので書きやすいと私は思っています。

ちょっと頑張ってみようかな…w
87名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 16:58:38 ID:UfIbyNg6
NPCやノーネームな冒険者の絡みは、
ケダモノネコさんの作品とかリアリティ細かいと言うか
描写細かくて好きだったな。
初期の頃のサンドの民家のNPCに対して
あそこまで妄想を書き立てれるのはスゲエ!とちんちんおっきして見てたw
(料理長の妻と宿屋の主人+従業員の奴隷調教ネタ)
この人の作品、かなり多いんだけど保管庫ではなぜか名無しなんだよね。
本人の意向もあるのかな。サイトも辞められちゃったみたいだし(_ _)残念
88名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 18:49:36 ID:wrrLyeGB
>>87
サイト普通にあるぞ
確かめに行ってしまった
FruitCatでググれ
89名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 19:18:51 ID:/FqQwNFv
NPCものってNPCxNPC以外の話しだと無理矢理やられちゃうみたいなのが多そうだけど
さすがにNPCとオリキャラが仲いい設定とかだったらもにょりますか?
90名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 13:26:48 ID:1496Pl+I
べつに
91名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 20:14:21 ID:UUBzjeeL
>>87
保管庫の管理人さんは書き手がサイト持ちだと分かるときちんと掲載許可を取る人です。
クダモノ猫さんも本人の希望で保管庫では名無しで掲載になったと記憶しています。
保管庫にリンクのないサイト持ちさんも何人か名無しで掲載されていますよ。
92名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 19:13:56 ID:rHZCmfmQ
>>89
むしろ君が「もにょる」という表現を使う人種であることのほうが不安。
93名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 15:05:45 ID:9wbulkG8
エル♂×ヒュム♀
エル♂×ラミア(少しだけ)

◆◇◆◇◆ 注   意 ◆◇◆◇◆
1.クトゥルブによるヒュム♀捕食シーン(エログロ)があります。
2.微妙に各種ミッションやクエのネタバレがあります。
苦手な方、知りたくない方はスルーお願いします。
※2〜4だけを読むと上記を回避できます。

ユージン:エル♂フェイス7B
セシリア:ヒュム♀フェイス4A
94【亜都流岸奇譚1】:2006/09/16(土) 15:06:35 ID:9wbulkG8
コンコン、コンコンコン。
真夜中もかなり過ぎた時間、遠慮がちに頑丈な造りの木戸をノックすると
中からゴトンガタンと閂を外す音が聞こえ外を窺うように僅かな隙間が開いた。
「もう大丈夫、蛮族は追い払ったわ」
いつものように声を掛けのろのろと開きはじめたドアの隙間に身体を滑り込ませ中にはいる。
ドアの前には蒼い瞳いっぱいに不安の色を浮かべたエルヴァーンの青年が立っていた。
「随分と掛かったから心配で…」
「やっぱり起きていたのね、先に寝ててって言ったのに…?」
言い終わらないうちに細い彼の腕に抱き竦められた。
「ごめんよ、ここは僕の街なのに君ばかり危険な目にあわせて」
「何言ってるの、これでも腕利きの傭兵なんだから」
軽く受け流して身体を離そうとする私を逃がすまいと彼の腕に力が篭った。
「…っぅ」
強がってみたものの本国では最高ランクに属する冒険者出身の傭兵がバタバタと倒されていく皇都防衛戦、
素早さが身上のシーフと言えども無傷ではいられないのだ。
「やっぱり怪我してるんだね?」
彼の胸に顔を埋め、尖り帽子で彼の視線を遮る。
「ユージン、何度も言わせないで。私は傭兵で冒険者、これが仕事なの」
「セシリア…ごめん」
邪魔な帽子を払い除けて私の顎を持ち上げる彼の指は微かに震えていて、
言葉に表せない程の深い哀しみが伝わってくるようだった。
95【亜都流岸奇譚2】:2006/09/16(土) 15:07:06 ID:9wbulkG8
遠慮がちに唇が触れた瞬間、私の中で燻っていた欲情に火が点いた。
敵を屠る度に感じる絶頂にも似た興奮がまだ醒めていなかったのだ。
彼の唇を舌で押し開き歯列をなぞる。
「…んっ…」
男の甘い呻きに背中がゾクゾクする。
腕を伸ばして長い首に腕を巻きつけ、更に深く舌を差し入れ彼の舌を絡め取った。
…愛しい…汚したい…
相反する感情が溢れて苦しくなるが、こんな時は考えても無駄、己の欲望を開放するのみ。
溢れた唾液を啜り上げて唇を離す。
つつーっと唾液が糸を引いて切れるより早く緩んだ彼の腕をすり抜け
スロップスごと下着をずり下ろし膝立ちになると目の前にある彼の分身に手を添えた。
「セ…シリァ…あっ…!」
一瞬の出来事にうろたえる彼を尻目に裏筋を舐め上げ、ぱくりと咥える。
エルヴァーンのモノは大きくて根元まで咥え込むことは出来ないから
舌を転がすようにして先端を丹念に愛撫し、両手で根元を包み込むようにして扱く。
「んっ…ぁ…」
ユージンの身体がぴくんと跳ねる。
膝に力が入らなくなったのか、身体を支えようと私の肩を掴んだ手に力が入る。
ちろちろと尿道口を嬲ったり、舌全体で亀頭を擦ったりしてたっぷりと彼を味わう。
「っは、あぁ…くっ…」
切なそうに目をつぶって眉をしかめる彼の顔がたまらなく私をそそる。
肩に食い込む指が、彼の絶頂が近いことを伝えてくる。
口を離して先っぽから溢れる先走りをちゅっと吸う。
彼がちょっと残念そうな顔をしたのを確認して、一気に入るところまで咥え込んだ。
喉の奥に当たると苦しくて涙が滲むが、我慢して頭を上下させ続ける。
ぢゅ、じゅる…
暗い玄関にくぐもった水音が木霊する。
「だ、だめ…セリシァ、あぁ…」
96【亜都流岸奇譚3】:2006/09/16(土) 15:07:49 ID:9wbulkG8
彼が達しようとする直前、私は口を離して右手で彼の足を払い、左手でぽんとお腹を押した。
どすんと尻餅をついて彼は床に座り込む。
あっけに取られて私を見詰める彼にはお構い無しにサラウィルと下着を脱ぎ捨て、
彼に向き合うようにお腹の上に座わり、尻餅をついたままの格好の彼の足に背を預けると脚を大きく開いた。
私のソコは熟しきった果実のようにたっぷり蜜を含んでいた。
指で開いて中の果実を晒す。
「ほら…こんなに溢れて…」
滴り落ちる蜜を掬って彼の頬に擦り付ける。
幼さを残す顔がぼさぼさの髪と同じ朱色に染まる。
恥らう彼を見るとムラムラと嗜虐心が湧き上がってくるのだ。

襞を押し分けて蜜をたっぷり塗した指で顔を出している豆粒を摘み、転がし、擦る。
待ちかねた刺激に身体が喜びに跳ねる。
サンドリアで育った私は、ヒュームであるというだけで虐げられてきたから
エルヴァーンは好きではないけど彼は愛している。
愛しているから?意趣返し?分からない。
分からないけど彼を焦らすのはすごく気持ちイイ。

「んんぅ!」
堪らずに声が漏れると欲望が燃え盛る炎のように意識を焼き尽くした、もう止まらない。
右手でクリトリスを嬲ったまま、左手で襞の奥にある秘所に沈めた。
「…あっ、あぁ…んっ」
くちゅ、くちゅ、ちゅぷ…
可愛らしい水音はあっという間にじゅぷじゅぶという汚らしい音に変わった。
彼の視線がソコに釘付けにになっている。
それがまた身体を熱くさせる。
意識することも無く、抜き差しする手が速くなる。
お尻の辺りで彼の分身がぴくぴくと動いた。
「…わ、私のぉ…みてぇ、感じてるのぅ…?」
ごくんとユージンが唾を飲み込むのが分かった。
97【亜都流岸奇譚4】:2006/09/16(土) 15:08:30 ID:9wbulkG8
「ねぇ…ここにぃ、んふぅ、入れたぃ?」
本当は私が入れて欲しいのだ、もうドロドロに惚けて指では物足りない。
彼は頷き、淫靡な水音と飛沫をあげるソコへと
床についたままだった右手を伸ばしてくるのを豆粒を弄る手を止めて払いのけた。
「…だめっよぅ…ちゃん、と…どうし、た、いかぁ…いわないっと…」
「あ、う、うん……セリシアの中に…いれたい」
顔から湯気が噴き出すんじゃないかというぐらい彼は真っ赤になっている。
私は首を振る。
「ぼぼぼくの、ち、ちちちんちん……セリシアの…お、お○こ…いれた…い…ですぅ…」
しどろもどろになりながらも、彼は何とか言い切った。

オナニショーを打ち切り彼の膝に両手をついて腰を持ち上げ、
天を仰いでそそり立つ肉の楔にゆっくりと腰を下ろしていく。
熱い塊がぐっと肉を押しのけて私の中に入ってくる瞬間が最高に好き。
それだけで意識が弾け飛びそうだ。
「あ、あ、あぁぁっ!ユゥジィンッ…」
子宮口に先端が当たる感覚に背筋を電流のように快感が駆け抜けていく。
彼のモノを中に全部納め、私を貫く熱い肉の感覚に酔いしれた。
少しでも動かせばすぐさま上り詰めてしまいそう。
なのに。
彼は私の腰を両手で掴むと下から突き上げてきた。
「セ、リシ、ア…僕、もう、我慢できな…い」
「…わ、たしがぁ…イクまでぇ、は、イっちゃあぁっ、ダメぇえええ!」
返事はなかった。
荒い息遣いと壁を擦り肉を穿つ刺激に、私の限界も迫っていた。
「ん、ん、ん、ぁ、ぁぁあ、…っくぅ……ィイ、ィィのぉ!イクょぅ、イッちゃうぅぅっ!」
光連携のような輝きが脳裏で爆発し、意識を真っ白に染めていく。
「あ、あ、あぁぅ!セシリアァ、熱い、熱いよぉ!」
ビクンビクンと膣の中で跳ねる肉を感じながら、私は彼の胸に倒れこんだ。
98【亜都流岸奇譚5】:2006/09/16(土) 15:09:06 ID:9wbulkG8
シャワーを浴びてベッドに潜り込んだ途端、眠気が一気に襲ってきた。
彼の温かい腕の中でまどろむ幸せに蛮族との争いは夢ではないかと錯覚してしまう。
「僕の名前…」
「……ん?」
「古い言葉で“高貴”って意味なんだ」
「貴族みたいね」
「家は貴族の末裔だって、亡くなった父が言ってたよ」
「…貴族は嫌い…」
「僕は貴族じゃないよ…」
「…そんなの関係ないわ、私は好きよ、ユージンが…」
「セシリア…」
「なぁに?」
「同じ綴りの言葉があったはずなのに意味が思い出せない」
「思い出したら教えてね…」
「うん…」
「きっとよ」
「…うん」
「愛してるわ…」
「…僕と………よ…」
「……」
眠りに落ちる寸前だった私は、彼の言葉を最後まで聞くことが出来なかった。
99【亜都流岸奇譚6】:2006/09/16(土) 15:09:46 ID:9wbulkG8
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腕と暇を持て余し傭兵募集に飛びついた私がこの国に来て何より驚いたのは
昼夜問わずに発令される第一級戒厳令だ。
獣人が大挙して街に攻め入ってくるということが俄かには信じられなかったが、それがこの国の現実だった。
日常的に繰り返される皇都防衛戦も、冒険者あがりの傭兵の参戦で好転してはいるらしい。

蛮族は撤退する際に捕虜を連れて行くことがあった。
時には五蛇将と呼ばれる将軍すらも浚われてしまい、
本国の馬鹿王子の方がよっぽど使えると思ったりもした。
囚われた捕虜は傭兵兼冒険者たちが探索や狩りのついでに救出している。
私も単独で敵地に潜入して何人もの捕虜を解放したことがある。
敵を倒さずとも牢の鍵を解除できるシーフならではだ。

ユージンは私が助け出した捕虜のひとりだ。
ラミアという不気味なキメラたちが徘徊するアラパゴ暗礁域の最奥に囚われていたため、
なかなか助けてもらえなくて途方にくれていたんだと彼は疲れきった顔で笑い、
私がいくら要らないと断ってもお礼がしたいと食い下がった。
それならばと、彼にこの国のことを教えてくれるように頼んだ。
100【亜都流岸奇譚7】:2006/09/16(土) 15:10:20 ID:9wbulkG8
街に戻った彼は街の人々が語る以上のことを私に聞かせてくれた。
傭兵として受けたミッションから少しばかり聞き知っていたこともあったが、
イフマラド王国に関するユージンの話は当事者しか分かりえないようなものが含まれていた。
「もしかしてイフマラド系移民なの?」
「移民だって?!冗談じゃない!僕らは先祖代々ここで暮らしてきた正真正銘のイフラマド人さ!!」
「え?!」
「もっとも旧イフラマド人は市民権がないから人民街区以外の居住は許されていないけどね」
「市民権?」
聞き慣れない言葉だった。
「皇民街区、壁の内側に住むことが出来る権利のことだよ」
城壁の向こう側は豪奢な皇宮や軍施設や大邸宅が建ち並んでいたっけ。
「行ったことがあるのかい?」
「ええ、まぁ…ナジャ社長とね」
「サラヒム・センチネルの?それにしたって…まさか皇国軍の依頼で僕を嵌めようと…?」
ユージンはありありと疑いの色を浮かべて私を睨み付けた。
そういえばナジャ社長が幽霊船の話をした男が不滅隊に引っ張られたというようなことを話していた。
皇国が旧イフマラドの民に対して警戒心を持っていることは既に分かっていたのに、
つまりその逆もしかり、迂闊だった。

「ねぇ、タブナジアって知ってる?」
「クリスタル戦争で滅んだ中の国のひとつだろ?それがどうしたって…」
「私はあなたと同じ、亡国の民なの」
「……?」
「祖国タブナジアはこの国に見捨てられてヴァナ・ディールから消滅したのよっ」
正確には3国とジュノの共謀によって戦争を終結させるための囮にされたのだが、
もしもあの時、タブナジア侯からの援軍要請を聖帝が受けていれば、
あの方が聖剣を抜くことは無く、今もザフムルグの真珠と謳われる美しさのままあったに違いないのだ。
隔絶された厳しい環境に耐え、生き残った同胞たちがいたことを知ってどれだけ嬉しかったか。
「疑ってごめん…」
「私こそこの国の事情が知りたいばっかりに無理を言ってごめんなさい」
お互いの境遇を打ち明けあったことで私たちの距離は縮まり、男女の関係になるまでそう時間は掛からなかった。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
101【亜都流岸奇譚8】:2006/09/16(土) 15:11:05 ID:9wbulkG8
===死者の軍団が最終防衛ラインを突破!===
===戦闘員は皇都まで退き敵を迎撃せよ!===

遅めの朝食を口にしようとした途端、蛮族の襲来を告げる警報が鳴り響いた。
「くっ、朝食もゆっくり食べさせてくれない訳!?死者の軍団か…長引くかも」
「セシリア、あの…」
「戸締りをしっかりね!」
「セシリア、聞いて…」
「外に出てはだめよ!」
「セシリア!」
慌しく身支度していた私は彼の強い口調に驚きハーネスを着込む手を止めた。
彼を見上げる私の頭にふわりと何かが被せられる。
それは隅に金糸で小さく海豚の紋章が縫い取られたダマスク織りのヴェールだった。
海豚の紋章−それが何を意味するか私は知っている。
彼の家が亡国の王家に繋がる家系であることは間違いない。
「僕と結婚してくれないか」
「こんな時に何を…」
いや、こんな時だからこそかもしれない。
私たち傭兵が捕虜になることはない。死ぬか生き残るか、どちらかひとつだ。
「返事は帰ってからでいいよ」
「このヴェール、預かっておいていいかな」
「母の形見なんだ、きっと君を守ってくれる…」
「行ってくる」
今すぐ彼にYESと返事をして、ベッドで抱き合っていられたら…
挫けそうになる心を叱咤して彼の家を飛び出した。
102【亜都流岸奇譚9】:2006/09/16(土) 15:11:46 ID:9wbulkG8
丸1日にも及ぶ攻防戦の末、ようやく死者の軍団を退けることができたが、
被害は甚大で街のいたるところに敵味方入り乱れて死体が転がっていた。
私も戦闘不能状態から顔見知りの魔道士に命を繋いでもらったばかりで、
一刻も早く彼の元へと帰りたいと気は焦るものの、立ち上がる体力すら残っていない有様だった。
「おい、あんた」
声がするほうに顔を向けると老エルヴァーンの義勇兵だった。
「ユージンってのが連れ去られるのを見という者がおっての、あんたに伝えてくれじゃと」
「なっ、なんで…!?」
あれほど出るなと言ったのに、ユージン!
「まず殺されることはないんじゃ、気は揉めるじゃろうが」
「…知らせてくれてありがとう」
「まぁ無理はせんようにのう」
諭すように呟き老兵は足を引き摺りながら凱旋門へと歩いて行った。
開門と同時に向こうから人影が駆け出し老兵に縋り付いた。きっと奥さんだろう。
「…私が迎えに行かなきゃ、ね」
パウチから取り出した帰還魔法の施された呪符を空に放り投げた。

彼は最初に出会った最奥の牢にいる、そんな予感めいたものがあった。
最奥の牢の入口には番人のラミアがいて、姿を隠していても見破られるので厄介なのだが
皇都襲撃部隊として出撃でもしていたのが見当たらなかった。
幸運をアルタナ女神に感謝しつつ、そっと牢の中を覗く。
やっぱり、彼はここいた。
「ユージン!」
呼びかけても彼はピクりとも動かない。おそらく眠らされているのだろう。
ツールを取り出し開錠にかかる。
カチッという音に安堵した瞬間ふしゅっと霧状の何かが鍵穴から噴出した。
慌てて口を押さえたが間に合わず吸い込んでしまう。
焦るあまり罠を解除し損ねるなんて、だめだ、意識が遠くなる…
103【亜都流岸奇譚10】:2006/09/16(土) 15:12:23 ID:9wbulkG8
背中にごつごつした岩の感覚がする。
どれくらい気絶していたんだろう、とにかくユージンを助けなきゃ…
身体を起こしきる前に首に食い込む何かが私を引き倒した。
霞む目を擦ろうとした手も途中までしか持ち上がらない。
意識の覚醒を促そうと頭を振るとジャラジャラと鎖の音がした。
両手と両足も同じだった。
おかしなことに頭にはユージンから預かったヴェールが被せられていた。
それ以外は何も身につけていない状態で、岩の台らしきものに鎖で繋がれているらしい。

冒険者の殆どの末路なんてこんなものだ。
獣人に嬲り者にされようが命があれば何とかなる。
でもここはアラパゴ暗礁域、死者の住む国。
囚われれば生きて戻れる可能性はゼロだ、生きたまま貪り喰われる前に死のう。
返事、できなかったな…

覚悟を決めた私の耳が信じられない声を捉えた。
それは熱に浮かされたようなユージンの嬌声だったから。
声のする方に首を廻らして見たのはラミアと睦みあう彼の姿だった。
「ユージン!!!」
私の声が聞こえないのか、ラミアの乳房を捏ね回し赤ん坊のように吸いついている。
魅了されてる?
相手はナンバーズのようだし有り得ないことではない。
私の声に反応したのはラミアの方だった。
勝ち誇る女の目をして口の端を釣り上げ笑ったように見えた。
104【亜都流岸奇譚11】:2006/09/16(土) 15:12:59 ID:9wbulkG8
ラミアが何かを囁くと、彼は乳房から口を離して石の寝台に腰掛けた。
彼の股間のモノは張り裂けんばかりに大きく屹立している。
意味深な視線をこちらに投げてラミアは彼の足元に蹲った。
「あぁぁあっ!」
私の時よりも激しく声をあげて、彼はラミアの頭を掴んだ。
じゅ、じゅとラミアの頭が足の間で上下する度に淫靡な水音が大きくなる。
明らかにラミアは彼のモノを根元まで咥え込んでいる。
「ユージン!ユージン!目を覚まして!!!」
私の絶叫にまたも注意を向けたのはラミアだった。
顔を上げてこちらを向こうとするのを、ユージンが押さえつけた。
ラミアが嫌がるように首を振っても意に介さない素振りで上下させ始める。
イ、イラマチオ?!
ユージンが主導権を握ってる?どういうこと?
自分のモノを愛撫するラミアを恍惚とした表情で見下ろしていた彼が顔を上げた。
そうして私と視線を合わせるとはっきりと言ったのだ。
「セシリアより、ずっとイイよ…」
彼は魅了された訳でも魅入られたのでもない、己の意思でラミアに奉仕させているのだ。
「どうして、どうしてなのよー!!!」
私への興味は失せたとばかり、彼はラミアの頭を激しく振った。
「いくぞ、全部飲めよ…っ、く、うっ!」
大きく身体を震わせて彼はラミアの口で果て、満足そうに寝台に寝転がった。
いつも私の思うまま恥じらいながら愛し合った彼が、信じられない…
立ち上がったラミアは長い舌で唇の白い液体を舐めるとにやりと笑った。
105【亜都流岸奇譚12】:2006/09/16(土) 15:13:32 ID:9wbulkG8
“ククククク…新鮮ナ肉ハ、久シブリダロウ。サァ、オ前タチ、楽シムガヨイ!”

いつの間に集まっていたのだろう。
ラミアの高らかな宣言と共にクトゥルブが私に群がってきた。
「お前らの思いどおりになんかなってたまるかぁああ!」
舌を噛み千切る寸前で、私は硬直した。
スタンだって?!ちくしょう、こいつらの中に黒魔道士がいたのか!
包帯だらけの腐った指が私の口を抉じ開ける。
腐ってるくせに硬くいきり立った肉棒が喉の奥へと突っ込まれる。
足も割り開かれ腐汁を潤滑油にぐじゅぐじゅ汚らしい音をたてて秘所にも進入してくる。
「ぅぐぅっ、がぁっ!」
気が狂いそうな生理的嫌悪と猛烈な吐き気に襲われる。
いっそ息が詰まって死ねればいいのに!

がら空きの乳房を鷲掴みにされる。
ダラダラと涎を垂らしながらそいつは乳房に噛み付くと肉を引き千切った。
飛び散った鮮血と臭いはやつらの僅かに残るもうひとつの欲望を強く刺激したらしい。
包帯だらけの醜い顔の奥でぎらつく目は餓えた獣と同じ光に満ちていた。
もう一方の乳房だけでなく、わき腹や太股にもやつらの歯が立てられる。
なまじ冒険者として修羅場をかい潜った精神は、
生きながら喰らわれる激痛にも狂いはしなかった。
まあいい、出血量からして意識が途切れるのが先か、心臓を抉り出されるのが先か、
何れにしろ死は速やかに訪れるだろう。

彼が何か言っているけど、もう私には彼の言葉を聞くことが出来なかった。
暗く冷たく閉ざされていく世界で、ガリガリと肉をこそげ取る音が骨を伝わってくる。
それだけが知覚できる全てだった。
女神アルタナよ、私の魂を導きたまえ……
106【亜都流岸奇譚13】:2006/09/16(土) 15:14:09 ID:9wbulkG8
…僕の母はラミアなんだ、ふふ、驚いたかい?…
…何故だか男の子はキメラじゃないんだよ、まぁ滅多に生まれないけどね…
…生まれた男の子はカターバ浮沼の墓地に捨て置かれ…
…イフラマドの旧家が引き取り育てるのさ…

…イフラマドの民は今も古い記憶と盟約を受け継ぎ守っているんだよ…
…いつかイフラマド王国が復活する日を信じてね…

…僕の役目はね、忠実なクトゥルブや姉妹たちに餌を与えてやることなのさ…
…君のような余所者や皇国の犬たち、獲物には事欠かなくて助かるよ…

…最後に教えてあげる…
…Caecilia…の古い言葉で“幻惑された”って意味さ…
…君にぴったりじゃないか…
…君の愚かさは愛するに値したよ…

…あははははははははははははははははは…


木霊スル、嘲笑ハ、怨嗟トナリ、
母ナルくりすたるヘト、還ロウトスル、
私ノ魂ヲ、コノ地ニ、留メタ、
ヒドイ、ヒドイ、ヒドイ…
魂スラ、開放シテ、クレナイ、ナンテ…
107【亜都流岸奇譚14】:2006/09/16(土) 15:14:48 ID:9wbulkG8
**************************************************

--アラパゴ暗礁域にいる青いゴーストが美しい織物を持っているという噂を聞いたことはないかい?
--その化け物が女の成れの果てかなんて、そんなことはアタイの知ったこっちゃないさぁね。
--アンタ、冒険者かい?じゃあ、確かめに行ってごらんなよ。
--もしかしたらアタイの話も愚か者を誘き出す罠かも知れないけどねぇ。くすくすくす…

こんな寝物語を聞かせてくれるミスラの娼婦がアルザビ人民街区に住んでいるという。







お久しぶりのルナの中の人です。
救いのない話でごめんなさい。
題名は全くの当て字です。笑って見逃してください。
今後のミッション追加でアトルガンエリアに関する詳細が明らかになるかもしれませんが
あくまでも現段階での情報を元に私が妄想したものであることをご了承下さい。
エピローグはアラパゴのBhootがダマスク織物を落とすという噂があったことをネタに書いていますが、
実際には落としません。

文中ではイフラマド王国の古語としました名前について
Eugeneはギリシャ語のEugenios(高貴な、家柄の良い)から、
Caeciliaはラテン語のcaecus(盲目の)からそれぞれ派生した名前だそうです。
※caecus には、幻惑された、暗い、計りがたい、不確実な、などの意味もあるそうです。

楽しんでいただけたならば幸いです。それではまた。
108名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 17:35:30 ID:MOYUTM3Q
(*´Д`)GJ
109名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 19:06:00 ID:3N18X2FU
GJ!

個人的嗜好だけど、オメコって言われるとどうも萎える
きっと昔読んだ官能小説を思い出すからだろうけど
110名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 05:30:15 ID:yNoIJHwM
セシリアなのかセリシアなのかどっちやねん、と。
クオリティの高い作品の投下は嬉しいですが、主要人物名とか重要な部分でミスがあるとせっかくの作品が台無しになってしまう気がします
111久弐:2006/09/18(月) 15:31:55 ID:Pgc/fKjw
書き上がったので投稿します。

戦士猫7A
忍者男(設定お任せ)

・暴力的なのを含みます。
・イラマチオっぽいかもなので苦手な人はスルーで…w

ちょ、今から少しでかけることになっちゃったのでしばし時間をください…すみませぬ…
112久弐:2006/09/18(月) 16:32:30 ID:Pgc/fKjw
皇帝羽虫の髪飾り。前衛の職に身をおく者なら一度は手にしたい代物だ。
流通量は少なくはないが、その優れた効果を発揮する髪飾りは高値で取引されている。
まだ駆け出し冒険者ではあるが、ミスラの戦士、ツィーもその髪飾りを欲していた。
「162万ギル…今日こそ買えるんだ…」
街の人の使いっ走りやガラクタを売りをしてこつこつ貯めてきたお金を握り締めて競買を覗く。
「在庫1…!最終取引は140万…よしっ!!皇帝羽虫の髪飾りを140万で!」
「皇帝羽虫の髪飾り、140万ギルで落札できませんでした。」
「うう…143万ギルで!」
「143万ギルで落札できませんでした。」
こんなやりとりが10分近くも続き、所持金全額をかけても落札はできなかった。
悔しさにまみれながら在庫1という表示を睨む。
諦めて帰ろうとしたとき突然耳元で聞き慣れない男の声がした。
「皇帝羽虫の髪飾り、欲しいの?」
「えっ?」
驚き、辺りを見回すが声をかけてきた人物は見当たらない。
「100万で譲ってやるよ。俺にはもう必要が無いから。」
「本当ですか!?」
突如舞い込んだ美味しい話に飛び付き、心がおどる。
「ああ、ただし―――…」

113久弐:2006/09/18(月) 16:33:46 ID:Pgc/fKjw
5分後、ツィーは酒場の横の狭い裏路地を、無造作に置いてある木箱を乗り越えながら奥へと進んでいた。
突き当たった角を曲がると少し開けた道が店の裏口へとのびていた。
その途中の木箱に腰掛けているヒュームの男がいる。
見るところ、中堅の忍者だろうか、その腰には二本の刀が吊ってあった。
男はツィーの姿を確認すると頭上で手をひらひらと振った。
「よぉ。早かったじゃねーか。」
「先に…髪飾り、見せてください。」
「疑うなよ、ほれ。」
鞄から美しい輝きを放つ髪飾りを取り出して見せ付ける。
「見た?…引き返すなら今のうちだぞ。」
腕を反対側の手で握り、少し迷いがあるような素振りを見せるツィーを見ながら言う。
「大丈夫、です。」
「よし。んじゃ、いただきますっと。」
体の前で組んでいた腕を強引につかまれ、ツィーは男に引き寄せられた。
素早くチェーンメイルとホーズを剥ぎ取られ、肩を押さえ付けられてしゃがまされる。
「っい、たぁ……!」
すぐに前髪を鷲掴みにされ膝立ちにされた。
目の前には赤黒く照った男根があり、口を開けられ、すぐにそれを咥えさせらる。
「ぅぐっ…むぁ…うぅ……ぅぶっ!…」
前髪を掴まれたまま頭を前後に揺さ振られ、肉棒の先端は喉奥深くまで到達し、抉る。
「んんぅ!ぐぇ…がぁ……うぐ……んう!!っうう!……」
いきなりの暴行に戸惑い、怯えたツィーは必死で抵抗を試みる。
男に放られた剣を取ろうと精一杯腕を伸ばしたところで耳元で男がささやく。
「皇帝羽虫、いらないの?」
口の端を嫌らしく釣り上げ、にたりと笑う。
その言葉に止められ、ツィーはぐっと堪える。
男はそれを確認するとまた頭を掴んで前後に動かし、深々と咥えさせた。
114久弐:2006/09/18(月) 16:35:15 ID:Pgc/fKjw
「うんんっ…むぅぅ…ぐぶッ…ううゥう……」
はち切れんばかりの肉棒を強制的に咥えさせられ、さらに喉を突かれて何度も何度も嘔吐しかけたが、栓をされるように咥えさせられているため、こみ上がった度に飲み下さなければならなかった。
ツィーの限界が近付き、意識が飛びかけたそのとき、多量の粘ついた液体が喉を勢い良く伝っていった。
「がはぁっ……ゲほっ…がっ……げほッ……」
掴まれてはいたが、肉棒を吐き出し、今出された精液を押し出すようにむせる。
糸を引いて零れた精液はツィーの胸や顎を汚しながら石畳に落ちた。
真っ赤な目をして涙を浮かべ、苦しむ様をみて男の欲情を掻き立てる。

「壁に手ェつけて尻をこっちに突き出せ。」
ツィーは男に命令されるがままにその通りの姿勢をとる。
一度射精した後だというのに反り勃つ肉棒はさらなる快感を求めてヒクついていた。
立ち上がった男はツィーの腰を掴み、乾いた秘裂に精液と唾液で濡れた亀頭を摺りつける。
狙いを定めるように先端を壺口にあて、一気に突き刺した。
「あああァあ!!!――ッァああああっ…!」
受け入れるための愛液が出ていない膣に男の肉棒は容赦無く侵入し、抉るように肉壁を押し退ける。
「い、痛いぃぃ…!!やぁあああ……!!やめっ、た、すけてぇぇ………」
「っ…はっ!たまんねェな!いいよ、あんた…もっと鳴けよ……」
痛みに顔を歪め、壁を引っ掻くが、男に与えられる苦痛は大きい。
接合部からはぎしぎしと摩擦する音だけが生じ、ツィーは堪えきれない涙を流した。
「あッはぁっ!嫌ぁあ……はァっ!!あああっ!やめ、ぅああ…」
自己防衛のための膣液が滲み出て、摩擦を軽減する。
それは肉棒の滑走を促すものでもあり、今まで届かなかった子宮まで到達させてしまった。
「ようやく濡れてきたか…エロ猫ちゃんはそうやって男を悦ばせていればいいんだよ…」
下品に笑い、突き動かしながらツィーの引き締まった尻を平手で叩く。
「ああっ!!やっ…ぃや…はぁ……んぅ…っあああ!!」
叩かれるたびに尻尾がぴんとはり、身を強ばらせるため、連動して膣も男根を締め付ける。
しかし、奥まで突かれて快感を確実に得ているツィーは叩かれる痛みも快感へと結び付いていた。
115久弐:2006/09/18(月) 16:38:31 ID:Pgc/fKjw
「あっ…はっ……はぁん…うぁ…ああん……っん……」
快感で自分の体を支えることができず、壁をずるずると伝い、石畳に手をついた。
臀部を高々と上げたその姿は、盛りのついた牝猫の様に肉棒を貪っているようにも見える。
男はツィーの両肩を持ち、上体を起こさせるとさらに抽挿の速度を上げ、追い込む。
「あぁああー!!ダメ…だめだめ…ああっ!!ひやぁあっ!!イッちゃうっ…ああっ…イッちゃ……ああぅん!!」
涎を垂らして高く鳴き、どんどん膣が収縮していく。
「あああっっ!もぅッ!いやぁァ!!……はぁぁっ………」
背中を大きく反らして体が緊張し、不規則にビクンッ…ビクンッと震える。
絶頂を迎えたツィーなど見向きもしないでなおも責める男は、ツィーが脱力して膝を着く動きにあわせて膝を立て、肩から滑るように手首を背中で掴み、突き上げる。
「あひゃぁ…ひぁ……ぃぁ…はぅん……ひぃ……」
達して過敏になった所への鋭い刺激に耐えられず、イかされ続けた。
「ああーっ…ん………にゃ……」
甘ったるい鳴き声と共に透明な液体が滝のようにこぼれ出て止まらない。
その時、男もようやく絶頂を迎え、ツィーの中に熱い欲を長々と吐き出し、ツィーの意識は闇に落ちた。

肌寒いさで意識を取り戻すと男はもういなかった。
驚いて辺りを見回すとツィーの鞄がぱっくりと口を開いて落ちている。
しまった…そう思い、中を確認すると最悪の事態が起きていた。
せめて皇帝羽虫の髪飾りはと振り返ると、そこには所々が千切れてとても売り物にはならない、無数の虫の翅が散らばっていた。
11692:2006/09/18(月) 16:45:19 ID:Pgc/fKjw
以上です。

92で投下するつもりがうっかり久弐でやってしまいました(´д`;)

援助交際…なんですか、やっぱいけないと思います。騙されちゃう、てのもあると思うので…
買っちゃダメだし売っちゃダメダヨ!(説得力無)

ところで、サンド港の魔法屋にいる姉妹…ルジヌともう一人誰でしたっけ…?
覚えている方【助けて!】【くれませんか?】
117名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 05:34:22 ID:KQO8ua1J
んー、92さんは普段FFやってない人なのかな?
調べようと思えば、フツーにサンド行くだけで
すぐ解ることだとは思うけれど(・ω・)
なんでもかんでもすぐ他人に聞いて解決するタイプなのかと、ちょっと気になった。
ちなみにサンドの魔法屋姉妹は、姉:ルジヌ(Regine)妹:ルジエッテ(Rugiette)だね。
NPC参照に話し書くのなら、実際の台詞とかも参照にしたほうが良いから
自分の足で行ってセリフログとか拾って資料の参考にしたほうが絶対良いと思うが。

かくゆう漏れは、「七つの精密なトリックを」で
失敗するとスケベそうな大臣と屈強なガルカにさらわれるルトの
その後抜け出すまでに受ける陵辱ネタを構想中。。。
ルト、絶対にあのネコは淫乱だ('A`*)
118名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 06:50:04 ID:rSukHKhz
んー引退してしまったとか
話題の提供になっていいと思うけどな

久々に連続で投下が、2つともエロな部分がGJ
117氏にも期待

しかし陵辱が流行なのかw
11992:2006/09/19(火) 06:50:38 ID:PaA/cWQy
>>117
ありがとうございます。助かりました。
ご想像のとおり、と言うか年末まで仕事が忙しくてログインできそうにないので課金していません。

台詞のほうは大丈夫だと思います。ただ、名前が思い出せなくて悶々してましたw
ありがとうございました!
120名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 13:51:28 ID:S77yDqgq
>>117
どうでもいいけど「七つの緻密(ちみつ)なトリックを」だったとオモタ
間違ってたらスマソ
壁|ミサッ
121名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 15:11:27 ID:8yp6vDcv
>>117
むしとガルカに襲われるタル♂ハァハァ
あ、ちがうかw
122名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 12:23:44 ID:fpt8gIeS
支援あげ
正座して待っていますw
123+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:13:06 ID:rvL5rrQz
大変お待たせいたしました。
病は完治したものの、なかなか筆の進まなかった愚者です。
前スレ386氏のビシージ妄想話がようやく完成いたしました。

属性:強姦陵辱系、苦痛なし、NPCもの

では、投下致します。
124+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:15:05 ID:rvL5rrQz
すみません、これを張り忘れました(汗

チャヤヤ 射的屋タル♀
アラード 織物屋ヒュム♂
ザフィフ 魔法屋ヒュム♀ f2A 金ポニ
カハ・ホビチャイ 金物屋ミスラ f8B 金
アルーア 記者エル♀ f3A 金
ジューン ヒュム♀ f1A
所長 タル♂f3A
125+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:16:48 ID:rvL5rrQz
慣れない蒸気船に揺られ、はるばるやってきた、この地。
近東の皇国、アトルガン。
突き抜けるような青い空は夕暮れになると、鮮やかな赤を混ぜながら色を落としてゆき、藍色に染まる。
どことなく埃っぽい空気を感じるが、それはレンガと石で造られた建物が、そう感じさせるだけだろう。
要所要所の壁に描かれた、蛇のようなレリーフは、皇国の独自の文化から生まれた芸術性なのか、力の象徴として扱われる。
街に灯る街灯も、行灯と呼ばれる東方の物に似ている。
そしてなにより目に付くのが、扉の多さだった。
蛮族の侵入を防ぐための重扉に監視塔。
街と要塞が織り込まれた、戦闘用都市なのがよく解る。
余談だが、この国の兵士達は戦闘訓練に槍や両手剣を用いるのが基礎のようであり、近衛兵以上から片手持ちの武器を扱う事が多いようだ。

     = アルーア・シュドリアンヌ =

ふう、と一息つく。
手帳に書いた文を読み返し、まだまだ言葉を付け足さないとな、と耽る。
冒険者達の喧騒の最中、アルーアは手帳を手に、一人佇んでいた。
元は冒険者であったが、今は身を引き、ジュノに本社を構える広告会社、ヴァナディールトリビューン社で働いている。
彼女の担当する部署の編集長が「アトルガン皇国特集を作りたい」と口にしたのが事の始まりだった。
そこで、元冒険者であるアルーアにその役の白羽の矢が立ったのだ。
ペンの尻でこめかみをカリカリと掻く。
どうにも俗っぽい、と胸中で己を叱咤しているのであった。
126+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:17:49 ID:rvL5rrQz
編集長は一時期ウィンダスに出張しており、それを終えてから「スクープの鬼」と呼ばれるようになった。
平和なウィンダスでの記者経験で身に付いたことは「大衆の心を掴むのは意外性」との事。
そんなことは誰でも解っている事なのだが……と、私を含め社員達は呆れ顔をせざるを得なかった。

椅子に腰掛け、チャイを啜る。
紅茶に黒糖とミルクを混ぜて造るものらしいが、強烈な甘みが舌に刺さる。
だが同時に、疲労で失われた力を取り戻してくれるような、甘露物独自の浸透感を腹に感じた。
最近になって解禁された皇国には冒険者以外にも、様々な者達で賑わっている。
なかには、ヤグードも混じっている、と言うのには驚いた。
獣人である彼もまた、国に追われ、傭兵になるべくこの国に赴いたと言う。

獣人。

それはここヴァナディールでは忌み嫌われる存在。
アルタナの女神から生まれし我等とは、相反する存在。
だが、私は裏を返してみようと思う。

獣人がこの世界に居るお陰で種族間の大規模な紛争は無くなり、共通の敵を見定め、アルタナの民は互いに愛し、協力しあう事を約束し、今に至る。
もし獣人がいなければ、この世界は各地で種族間の争いは続き、狂気の渦巻く世界となっていたであろう。
ヒュームはガルカを奴隷とし、兵に仕立て領土を広げ続け、エルヴァーンとタルタルはそれを打ち破るために同盟を組む。
もっともその同盟は仮初の存在で、敵対種を滅ぼしたら、すぐに条例は破棄されるだろう。
そして、全ての種が互いに潰しあい、最後に残るのは中立寄りの立場に居たミスラが国を築き、全ての民を支配していたかも知れない。
もし獣人が居なかったとすると、世はこうなっていたのではないかと私は想像している。

     = アルーア・シュドリアンヌ =

手帳に己の思考した架空の未来を書き綴り、ピンと閃く。

  そうだわ、近東の獣人を特集した記事なんてどうかしら……。

アルーアは手帳を仕舞うと、チャイの料金を払い、店を後にした。
127+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:18:36 ID:rvL5rrQz
アルーアはアトルガン白門から、アルザビへと場所を移した。

造りこそ居住区の白門に酷使しているが、所々に欠けたレンガの壁が獣人の進攻の爪跡を物語る。
遠くまで見渡せるように建てられた監視塔は、いち早く敵の進攻を知るためのものだ。
ここアルザビには「魔笛」と呼ばれる不可思議なものが存在し、どうやら獣人はそれを求めて、進軍してくるらしい。
詳しい話は聞けなかったものの、それはとても重要な物と同時に皇国の機密事項であり、そこいらの兵士に軽々しく話を聞いてはならない。
皇国没落の企みをもつ者として、牢屋に放り込まれかねないからだ。
なお、この区域にはアトルガンきっての将が布陣されており「五蛇将」と呼ばれる武勇誉れ高き者達が存在する。
この五蛇将達が居る限り「アトルガン皇国の守りはアルザビウーツの如く堅い」と言う兵士も多い。
だが私は、何物をも容易に貫くレリックウーツの存在を尋ねると、兵士達は揃って首を傾げ、怪訝な顔をする。
つまりはそういう実態だと言う事なのだろう。
五蛇将達が、兵士のことで頭を悩ませる姿が容易に想像出来た。
傭兵が募られたのは、義勇兵志願の減った時代の流れではなく、将に頼りきった微温湯(ぬるまゆ)の現状から生まれた必然なのであろう。

     = アルーア・シュドリアンヌ =

口舌の刃さながらの文体。
この記事は没になるわね、と顎に手をやり考える。
まあ、あくまで己の視点から見定めた事を書き殴っただけにすぎない。
いずれ個人のエッセイの参考文にしようと思い、手帳に書き殴っただけの記事は腐る程あるのだから。

さて、本題の獣人の記事に取り掛かる事にしよう。
ここアルザビは、ビシージと呼ばれる皇都防衛戦が行われる。
傭兵や義勇兵が街を防衛するのだが、その戦闘の際はアルザビに住まう一般市民すら巻き込まれる。
無論、市民の方々もそれを覚悟の上で、ここに住まうのだから感服せざるを得ない。

早速インタビューを開始するアルーアであった。
128+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:19:36 ID:rvL5rrQz

雑貨屋を営む、女主人に尋ねる。
「え? インタビュー? 獣人について? あたしに? あらイヤだ、お役に立てなくてごめんなさいね。私はビシージの時には白門に避難しちゃうもの。何も答えられないわ」
ギルドを営む、ガルカに尋ねる。
「獣人について、ですか。私達はいかんせん専門馬鹿ですからね。近東の獣人は他の地には存在しない異形の者・・・と言う知識しか、ありませんので」
大通りに店を構える主人達を尋ねる。
まずは、射的屋を営む、チャヤヤ氏。
「んー、獣人についてですか? うーん、凶暴としか答えられませんねー」
織物屋、アラード氏。
「何だ? インタビュー? うちは近東随一の織物屋を目指してるんだ。宣伝よろしく頼むぜ」
魔法屋、ザフィフ氏。
「………」
金物屋、カハ・ホビチャイ氏。
「……」


一通り聞いて回った所、街の人々は獣人について詳しく知らないらしい。
獣人達はどこから来たのか、何故魔笛を欲しがっているのか。
どう言った状況から進攻を決めるのか、まったく有益な情報が聞けなかった。
ちなみに戦闘に巻き込まれるのは逃げ遅れた一般市民であり、皇国の戦略に「市民を囮にする」と言う方法があるのかと予想したが、反した結果となった。
市民は攫われるだけで、殺害される事は稀有なようだ。
それは兵士達にも言える事であり、戦闘において命を落とす者は居ても、捕虜となって虐殺されるのはあまり無いとの事。
オークやヤグードに攫われた者達の末路は聞くまでもない。
だが、何故近東の獣人は、わざわざ攫った捕虜を生かしておくのだろうか。
私の憶測では、近東の獣人達は

「あのー」

手帳に文を綴っているアルーアに、声がかかる。
129+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:20:22 ID:rvL5rrQz
声のした方に顔を向けると、そこには先程インタビューした二人。
大通りに店を構える、ザフィフと、カハ・ホビチャイだった。
「何の、御用でしょうか?」
アルーアは何事も無く、感情を押し殺して返事をする。
インタビューしたにも関わらず一言も答えてくれなかった二人が何の用だ、と言う言葉を胸に秘めて。
「……貴方………近東の獣人について………調査してるんですって…?」
ザフィフが押し殺すかのような声で、語りかけてくる。
「ええ。この地に潜む獣人はアルタナやプロマシアとか、そういった神々の事と一切関係なく動いているようだから」
淡々と言葉を返す。
「それじゃあ、その調査結果を記事にするって事?」
カハが探るような視線を送る。
「別に記事にするとは限らないわ。時として、世に発表してはならない真実もあるって事くらい理解してるわよ」
記者としての本音をぽろりと溢してしまった。

ザフィフとカハは、互いに顔を見合わせる。

まずい事言ったかな、とアルーアは少し後悔した。
記者と言うのは一般人に本音を語ってはならぬものだと言うのに、つい洩らしてしまった。
内心焦るアルーアをよそに、ザフィフとカハの二人は何処か楽しそうだ。

「じゃあ……記事にしないと……約束してくれるなら………」
「とっておきのお話、お姉さんに聞かせてあげよっか?」

一瞬間を置き、アルーアは

「約束するわ」

と答えた。
130+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:21:01 ID:rvL5rrQz
三人は場所をアルザビから、白門へと移した。
アルーアは船宿と呼ばれる貸し切り可能な宿とは別の、一般の宿で話を聞くことにした。
取材費で落とすにしては船宿は高くつく。

「さてと、それじゃあ聞かせてちょうだい。貴方達の知ってる範囲の事で良いから」
狭い部屋に二つの対のベッド。
間には窓の下に備えつくように設置されたコモード。
アルーアはカハ、ザフィフと対極のベッドに腰掛け、話を聞き入る姿勢に入った。
「では……私から……お話しましょう………」
ザフィフは被っていたフードを脱ぐと、首を振るい、長い髪を解放した。
「まずは……アラパゴと呼ばれる暗礁域に潜む……ラミア達について………聞かせてあげるわ……」

ラミア。
それはヒュームの身体に、大蛇の下半身を持つと言われる獣人。
ラミアに対しての噂は様々で、元々は人間だった者たちが、皇国の錬金術の実験台とされた結果、ああなったとか、
とある魔道士の禁忌の術によって作られた合成獣人だとか、色々な逸話があるようだ。

「まず……近東の獣人達の共通の目的は……知ってるわよね……?」
「ええ。アルザビに置かれた魔笛と呼ばれるものを奪いにくるのよね」
アルーアの答えにザフィフとカハは頷く。
「……では………何故人を攫うのか……教えてあげる……」
うふふ……、と楽しそうに笑うザフィフに、寒気を覚えるアルーア。

「第一に……ラミア達は……男達を攫い………魅了するわ……」
一拍間を取り、更に続ける。
「そして……ラミアの魅了に心まで囚われた哀れな男は……魂を抜かれ……死してなお生きる、屍生物となるの……」
アルーアはごくりと息を飲む。
「……攫われた女は、と言うと……ラミア達の配下の……狂宴の贄となり……貪られるのよ………」
ザフィフの言葉を聞き、背中に氷柱を差し込まれたかのような気分になった。
131+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:21:45 ID:rvL5rrQz

剥き出しの岩の床。
本来なら、素手で触れるだけでズタズタに切り裂かれてしまう程の鋭利な岩肌だが、綺麗に平らに整えられている。
暗く、寒い、アラパゴ暗礁域は風が吹くと、洞窟内を突き抜けて、低い唸り声のような音が響きわたる。
そして……その中で、彼女達との狂宴が始まるのだ。

ラミアやメロー達の声が洞窟に木霊する。
普段声に出す相手を威圧する叫びでは無く、軽快で艶やかな響きだ。
同時に男達の唸り声。
男達は主に、ヒュームのようだ。
「うああ……」
「ああ……」
「で、出るっ!」
全裸の男達がラミアとメローに圧し掛かり一心不乱に腰を振っていた。
「アアアァァ……」
先端が二股に分かれた舌で、上に乗った男の顔をちろちろと舐める。
ラミア種の人間の身体は下腹部の辺りまである。
そこから下は蛇の胴体だが、境目より少し下の窪んだ所に男を受け入れる肉穴があるのだ。
このラミア種の鱗は網目状になっており滑らかで、地肌を行き来させても逆らうことがないので男が鱗で傷付く事がない。
「あうぅ……さ、最高だ……」
一人の男がそう呻くと、露になったラミアの豊満な乳房にしゃぶりつく。
「アァァン……モットモット、イッパイダシテ……」
「ソウヨ、スキナダケダシテェ……」
「ア……アッ、アッ…………」
魅了された男達にとって、ラミアとの交わりは最高の快楽であり、中には涎を垂らしながら腰を振る者も居た。
「ううっ!!」
一人の男が身体を弾き反らせ、ラミアの膣内へと精を流し込む。
ブヂュッ……という音と共にラミアと男の結合部分から精液が溢れた。
「ア………ァン……」
精を受けたラミアが恍惚の笑みを浮かべ、絶頂の余韻を味わう。
男はぐったりとし、乳に顔を埋めている。
132+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:22:28 ID:rvL5rrQz

シュルシュルと長い下半身を男の腰に巻きつけ、両腕で頭を抱きしめ、口付けを交わす。
「ネェ……モット、シテ……」
男は息を荒げると、まだラミアの膣内で固いままの男根を再び動かし出す。
「ア、ア、アアアアア……スゴイ……サイコウヨ、アナタ……」
絞り、吸い込むように蠢くラミアの膣をかき回す男の快楽は、抗えぬ。
「ン……ンハッ……ムムムン……」
ラミアの唇を奪い、舌を絡ませ唾液の交換。
藍色の乳首を執拗に指でこねくりまわし、摘んでは弾く。
「アアア………ダメ……マタ……!!」
顔を反らせ、快感に喘ぐラミア。
煽情的な首筋に吸い付き、舌を這わせる男。
これではどちらが獣人なのか解らぬくらい、男は荒々しくラミアを貪る。
「うおおぉぉ……!!」
ラミアの腰を掴み、高みに向かうため一気に激しく動き出す。
「出すぞ、出すぞ、出すぞぉぉ!!うおおおおおおっ!!!」
「アアアァァ! ウウウウ、アアアン!!」

 ブヂュッ!! ブヂュルッ!! ブヂュッ!!

ラミアが絶頂し、男が獣のように叫ぶと同時にラミアの膣内から精液が大量に溢れた。

ここは、ラミア種と男の交配場所。
ラミアはヒュームの男を好み、気に入った者を選んでは魅了してその男と交わり、子種を体内に受け止める。
繁殖力の強いヒュームの男はラミアの絶好の交配相手であり、一族の繁栄に大いに貢献してくれる。
交配のために進化した特別なラミア種は、男達を喜ばすために人間の言語を解し、己の性感度を高め、肉厚で分泌液のよく出る膣と豊かな乳房を持った。
魅了されているとは言え、獣人を犯す快感、征服感は男達をこの上なく虜にする。
快感に溺れて、死ぬまでラミアと交わり続けた愚かな者はクトゥルブとして、生きる屍と化すのだ。

欲望の権化、クトゥルブ。
交配にて死したゾンビには、食欲と性欲が異常なまでに強く、時にラミア達ですら抑えきれない。
そのクトゥルブを抑えるため、ラミア達は………
133+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:23:19 ID:rvL5rrQz

交配の場より、幾分離れた場所。
丈夫な鉄格子を付けられた、一つの部屋。
ラミア達との交配の場とは違い、鋭くはないものの凹凸の多い岩が地となり、空気も淀んでいた。
辺りには、腐肉の噎せ返る臭気、精液の鼻につく匂いが漂っている。
喉の奥から搾り出したかのような唸り声と、女の悲鳴。
時折聞こえる、ラミアのけたたましい声。
「ハァ……ハァ……」
「ハヘ……ハッ」
クトゥルブの歓喜の吐息がこの空間の空気であり、音であった。
半腐乱しているにも関わらず、性器だけはまったく崩れることなく残っている。
喜びにカチカチと歯を鳴らせる。
その身体の下には、うら若き乙女達が組み敷かれている。
大きな声で泣き喚く者、すでに絶望の闇を携えてされるがままの者、ただひたすらに快楽を貪る者。
それを見つめるラミア達。

その狂宴の最中、鉄格子が開く。
ビシージによって囚われてしまったザフィフが、ラミアに連れられて。

ザフィフは眼前の光景に圧倒される。
その様子をラミアは楽しそうに見ているようだった。
「……ゲヘェェ………」
新しい贄に歓喜する、クトゥルブ達。
「……うっ……」
部屋を包む悪臭に、顔をしかめる。
胸にこみ上げる吐き気をよそに、ラミアはザフィフの腕を取ると、ゴミでも放るかのように投げた。
134+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:23:56 ID:rvL5rrQz

「つっ!!」
凹凸の多い床に放られ、痛みに尻をさする。
むわっと辺りを包む、突然の腐敗臭に鼻を通り越し、眼まで痛くなる。
「ギヘヘ……ニグ……」
数匹のクトゥルブが、ザフィフを囲む。
「……くっ……」
舌なめずりをし、クトゥルブは一斉にザフィフに襲い掛かった。
「いや……! やめ、なさい……!!」
ザフィフの服を噛み千切り、手で引きちぎり、まるで花占いで一本一本花弁を千切るかのように、少しずつ服を裂いてゆく。
「ゲヘへヘ……」
胸部に手が掛かり下着ごと剥ぎ取られると、ザフィフの形の良い乳房がふるんと揺れた。
「い……いやぁ………!」
羞恥に頬を染めたザフィフだが、そんな事など歯牙にもかけず、その頂点にある桜色の突起に長い舌を這わせる。
「ひいぃ……!!」
粘り気の強い舌が乳房全体を這い、そして頂点の突起に舌を這わせ、執拗に攻める。
ブルル、と身体を震わせるザフィフ。
「……あぁぅ………ん……」
二匹のクトゥルブが豊かに実った二つの果実の蕾を、舌で堪能する。
「あ、ああ……はっ……」
柔らかかった桜色の突起はみるみる固くなりピンと張ると、長い舌を巻きつけ、ニュルニュルと扱く。
「あ……あぁんっ……あ……!」

その間にも服を裂く手、口は止まらず、悶えている内にザフィフは一糸纏わぬ姿にされていた。

五匹のクトゥルブに囲まれ、ザフィフの貪りは開始された。
135+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:25:34 ID:rvL5rrQz

「あ……あ……」
身体を押さえられ、舌が身体中を這う。
耳、首………胸、腹、尻、腿、足首。
強烈な臭気のする粘液に塗れ、意識が遠のく。
舌の貪りの快感にザフィフは酔いしれ、恥らう事なく声を出す。
しばらくして身体中を舐め尽くしたクトゥルブは、メインディッシュへと狙いを定める。
「ひっ……!!ああっ!!」
すでに蜜で溢れていた、そこへ舌を這わせる。
ザフィフの反応に、まだ身体を舐め回していたクトゥルブ達が気付き、一斉に舌を集める。
「ああっ、だ、ダメ……そんなに沢山……!!」
幾つもの舌がザフィフのそこを舐め、我先に貪ろうとする。
まるで触手が、水分を求めているかのように。
「ひああっ!!」
敏感な蕾にも巻きつき、這いずり回ると、ザフィフの身体は弾け、反り返る。
白い身体から放つ妖艶な香り。
クトゥルブ達もそれに釣られ、欲望の肉塊を隆起させ、直立させる。
二匹のクトゥルブがザフィフの腕を持ち、そして脚を掴むと、大きく開かせた。
薄い金色の毛を指で弄び、反り返った肉塊がザフィフのそこに狙いを定める。
「や……やめ、なさい……」
拒否の言を向けたザフィフだったが、頬を染め、艶かしい吐息をするその様は、オスを求める淫乱なメスでしかなかった。

「はぐっ………!!」

ずん、と一気に最奥まで入ってきた。
136+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:26:23 ID:rvL5rrQz
「はぁぁ……あ、あっ……や、やめ………て……」
強い腰使いに肢体は揺れ、豊かな乳房も一緒に揺れる。
「ギヘへ……ハ……ハ……」
クトゥルブの、力の抜けただらしない声。
ザフィフの内部の快感に呻き、溺れているのだ。
グチュッ、グチュッと粘液が混ぜ合う卑猥な音がザフィフの情欲を一層煽る。
「あぁ……き……きもち、いい……」
手足を掴んでいたクトゥルブは、ザフィフを地に降ろし、猛った性器を取り出す。
両手にそれを持たされるが、ザフィフは拒む事なく握り締め、扱き出した。
 『人間のとは違い、熱くない……冷たい………なのに、こんなに勃起してる……』
ビクビクと快感に蠢くその様は、屍生物とは無縁な物体に見えた。
一匹のクトゥルブがそそり立つ肉棒を、ずい、と顔に押し付けてきた。
腐肉の匂いはしなかった。
「……んんっ……」
飲み込むように咥え、舌で先端を転がし、感触を楽しむ。
「ん……んん……ん……」
四匹のクトゥルブを相手にし、快楽に身を堕とす、ザフィフ。
さながら、女を貪るクトゥルブと大差は無く、唾液に塗れた白い肢体は、艶やかに妖しく光る。
クトゥルブはその光に呼びつけられた、快楽の使者にすぎない。

ザフィフの口に含んでいた肉棒が跳ねだすと、クトゥルブは欲望の汁を思い切り放った。
突然の事に驚き、眼を見開くザフィフ。
しばらくし、全て放出し終えたクトゥルブは腰を引き、ザフィフの口を解放した。
「ゲホッ、ゲホッ……な、なんて匂い……なの……」
放出された半分腐った精液を、咳と共に吐き出す。
137+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:27:05 ID:rvL5rrQz
「んはぁっ……ああっ………!」
クトゥルブの腰の動きが早まる。
やはり元人間なせいか、動向が似るのだろうか。
射精が近いと、動きを早く、そして激しくするのは人間とまったく同じだ。
「ああ……ん……は、激しすぎる……」
子宮を揺さぶるほどの激しい突きに、ザフィフも酔い、乱れる。
思わず、扱く手にも熱が入り、亀頭を指で扱いたり、裏側に指を這わせたりなど、射精を促す。

身体を大きく震わせると、クトゥルブはザフィフの膣内に挿入したまま、精を放った。
「くあぁ……!」
凄まじい量の精液に、思わず身を震わせる。
同時に両手に持ったモノからも精が放出され、ザフィフの顔や胸を汚す。

身体に付着した、粘つく精液を指で弄ぶ、ザフィフ。

  ………私はまだ……イってないわよ………。

新たに群がるクトゥルブ達を見て、ザフィフは妖艶に微笑んだ。


138+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:28:05 ID:rvL5rrQz
「か、官能話?」
うろたえるアルーアをよそに、ザフィフは興奮を隠し切れず、腰をもぞもぞ動かしていた。
「クトゥルブ達を監視するラミア達は……性欲を発散しつくした奴を抑えるためにいるのよ……」
あはぁ……と艶かしい吐息をつくザフィフ。
「……そうしないと……クトゥルブは次に食欲が湧いちゃうから……せっかく捕まえてきた捕虜が食べられちゃうでしょ………?」

はぁっ、とため息をつくアルーア。
「き、聞いて損したわ」
「……そうかしら……?」
ザフィフの声に、頬を染めながら睨むような視線を送る。
「ええ、ちっとも獣人に関係ないし」
「まあまあ、そんなに怒らないでよー。次は私が、トロールについて話してあげるからさぁ」
カハの言葉を聞き、アルーアは姿勢を正す。
「……解ったわ、オッケー。ではカハさん、トロールについての話、聞かせてちょうだい」

トロール。
ゼオルム火山一帯に割拠し、アトルガン皇国に敵対している大柄な獣人で恵まれた体躯と勇猛さからか、数多くの傭兵を輩出してきたと言う。
かつては皇国に傭兵として生きていた者も居たと言うから驚きだ。
だがそれは昔の話。
今を生きるトロール達について、何か興味深い事が聞きたい。

「えっと、トロールはですね……」
139+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:28:53 ID:rvL5rrQz
ゼオルム火山。
バフラウ段丘の岸から拝める絶景の山の一つであり、今も尚活発な活火山。
その麓にある、軍都ハルブーン。
トロール達はそこを根城とし、近隣一帯の地へと手を伸ばし、住み着いていた。

レンガを積み重ねたかのような建物が立ち並ぶ、トロール達の住処。
その家屋の中には、捕虜として連れられてきた男達が強制で働かされていた。
トロールの身に付ける甲冑に装飾を施すためだ。
もともとモブリン達から授かった鋳造技術だったが、肉体の大小の都合からかトロール達は細かい作業等が苦手だからだ。
武器の打ち直し、鎧の修復……。
とてつもなく暑い室内鍛冶での労働は、人間にとって地獄だろう。
しかし倒れる事は許されず、もし気を失ってしまったら、ゼオルム火山に住むケルベロスの餌にされてしまう。
そして陽が暮れると、食事と水を至急され、深い地下壕に閉じ込められる。

夜の帳が下りると、広場に火が焚かれ、宴が開かれる。

後ろ手に縛られ、裸に剥かれた女達が牢屋から広場に連れてこられる。
冒険者、傭兵、義勇兵にアルザビの市民と様々だ。
女達の倍以上の背丈に体躯をしたトロールに歯向かおうとする女は一人として居ない。
武器があるなら、市民以外の女は抵抗するだろうが。

ローブのような布で身を包み、神官のようなトロールが、女達の前に立つと、連行してきた兵が女達を押さえ込み、神官のトロールに対して尻を向ける様な体勢にさせる。
140+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:29:46 ID:rvL5rrQz
「やめろ! 離せぇ!!」
「いやぁぁ! 何する気!?」
女達の声などトロールが気にする事はない。
神官のトロールが、人間には理解出来ない言葉で何か呟くと、トロール達が一斉に騒ぎ出す。
おそらくは、鼓舞のようなものだろう。
神官が大きな瓶を取り出すと、その中に手を入れる。
粘液のような、ドロリとした液体をたっぷり手に取ると、それを最初の女……カハに塗りつける。

「あ………くうう、あ、うあぁぁぁ……!!」
尻を撫で回してたっぷりと塗りつけ、秘所や後門に指を差し込んで内部にも染み込むように、奥まで指を捻じ込んでくる。
「あぁぁ……あっ、はぁん……あん」
ごつごつして太い指を抜き差しし、暫く両方の穴への愛撫が続く。
「はぁぁぁぁん……あっ、あぁぁ」
神官がカハに塗っているのはトロール特製の薬で、筋肉を柔らかくする薬だ。

トロールの巨大な生殖器は、人間の女に差し込むと、いとも容易く陰部が裂けてしまう。
かつてはトロールに捕まった女は、強姦の際に秘所が裂けて、激痛の後に死んでしまったと言う。
宴の度に捕虜の女全てが死んでしまっては、トロール達も楽しめない。
だから、モブリン達から学んだ医術をもとに、筋肉を弛緩させる薬を開発した。
これによって、複数のトロールが、一人の女相手にも楽しめるようになったらしい。
後に傭兵ゴブリン達が、そう教えてくれた。

「……あ、ん……」
ぬぽっ、と卑猥な音と共にトロールの指が抜け、同時に縛めから解放される。
ヒクヒクと物欲しそうに蠢くカハの肉穴を見て、他のトロール達から野性の吐息が漏れた。
141+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:30:40 ID:rvL5rrQz
神官から身を離され、一匹のトロールに引き寄せられる。
「……あっ」
トロール特製の薬を馴染ませたゴツゴツとした手が、後ろからカハの身体中を舐め尽くす。
ヌチュヌチュと粘質な音を立てトロールは更なる愛撫を続ける。
胸、尻と、女の柔和な感触に酔い、「ゲフフ」と野卑た声で歓喜する。
「はっ……う、うぅ…ん……あうっ……」
カハの秘裂に差し込まれた指が、振動し、旋回して少しずつ少しずつ肉穴をほぐし、広げてゆく。
「だ、だめ……そんな、かき回さないで……!」
差し込まれた指が二本に増えると、内部で指を開いたり、入り口の辺りを揉まれたりして、本格的に拡張が始まるのだ。
そしてその様は周囲のトロール達にもよく見えるように両脚を持たれ、開脚させられる。
「いやぁ……見ないでぇ……!」
食い入るような視線を感じ、カハは恥辱と快感に身を震わせた。

……しばらくして、トロールの愛撫が止む。

無論、それは恥辱の終焉を意味するのではない。
甘美にも似た悪夢の始まりだ。
愛撫をしていたトロールが、両膝の裏に腕を挿し込み押さえると、観衆に向かって、粘液に塗れて光るカハの秘所を突き出した。
「ヴッ!!」
『犯せ!』と言う合図。
「ウォォォォォォ!!!」
観衆の中から一匹の若いトロールが、垂直に屹立した雄を片手にし、前に出てきた。
固く猛ったソレをカハの入り口に宛がうと、何事も無くソレは内部へと飲み込まれていった。
「あああぁぁぁッ!!」
142+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:31:28 ID:rvL5rrQz

「グォッ!! ヴッ!! ヴゥオォォ!!」
女肉の快感に歓喜の声。
「うっ……! あ、あああ……あうぅ、ぐっ!!」
太く長い男根に貫かれて、呼吸がままならぬ、カハ。
荒々しく激しい腰の動きは、より高い快感を得たいだけのオスの身勝手な行為。
カハの尻肉とトロールの骨盤がぶつかり、パンパンパンパン……と弾ける音がこだまする。
逃げようにも、後ろからのトロールによって拘束され、動けない。
肉人形にも等しい、ただ犯されるだけのメス。
被虐心の強いカハは、いつしかこの状況に酔いしれ、熱い吐息を吐く。
乳房を弄び、その柔らかい感触に悦び、更に男根を猛らせてくる。
「ヴッ……!!」
膣内で最高に固く猛ったその瞬間、
「ああッ!!」
凄まじい勢いと共に、夥しい量の精液がカハの内部へと放たれた。
ドクン、ドクンと盛大に跳ね回り撒き散らし、結合部から濃厚な精がドロリと垂れる。
「……あぅぅ………」
だがトロールは射精している間も、その固さは衰えることが無く、再び腰を振り出す。
「あっ! す、すごッ……! 出しながら…… 動くなんて……!!」
腰を打ち付けられる度に、内部から精が溢れ、カハの股間を精液塗れにしてゆく。
  ぶぴゅっ  ぶぴゅっ   ごぷっ
一突きする度に収まりきらぬ精液が音を立てて、零れ落ちる。
長い時間をかけ、トロールは大量に己の子種をカハの子宮へと流し込む。
獣人が性行為を楽しむのはアルタナ一族のメスに対してだけで、オークやトロール等は特にその傾向が強いらしい。

だから、獣人は行為でより強い快感を得るために絶頂の時間を長くさせた者も居るとか。
143+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:32:23 ID:rvL5rrQz

 ずぽっ……

射精を終えたトロールが己の一物を引き抜くと、カハの膣口はすっかり広がっており、ドロドロと黄ばんだ精液が垂れ落ちる。
「あ………うぅ……」
身体をヒクヒクと震わせ、意識を消し飛ばしそうな快感に酔う。
頭を掴まれ、粘液に塗れたソレを突き出される。
「ん……」
カハは先端を咥え、強く吸い、トロールと自分のが混ざった粘液をしっかり味わう。
手を添えて根元から扱き、尿道に残った残滓を吸い上げると、口を離して幹に舌を這わせて付着した粘液を掃除する。
まだまだ物欲しそうなカハの膣口に、他のトロールが猛ったモノを宛がう。
そして、ゆっくりと挿入してくると、カハの身体は悦びに震え、尻尾に力が入った。
「んはぁ……あっ、き、気持ち良い……」
最奥まで容易に到達したトロールのオスの器官が、内部を隈なく刺激する。
今度のトロールは行為に慣れた者らしく、腰を旋回させては抜き差しし、相手にも快感を与えることを喜びとしていた。
敏感になった陰核を指で擦り、時に弾き、適度に腰を休めたり。
さながら人間の行為と変わらぬようにして、弄んでいる。
カハもその快感の律動に委ね、トロールからの刺激に甘い声で答えていた。
「ああぁ……もっ……とぉ………もっと、犯してぇ……」
軽い絶頂を繰り返し、宙に漂うような感覚に溺れる。
オスの器官が膣内を行き来する度に、徐々に固く太くなってゆくのを感じ、射精の兆しを教えてくる。
「グヴヴッ・・・・・・!!」
遠慮のない大量な放出を、最奥で行うトロール。
ドクドクと脈打つ度に最深部へと精子が注入され、カハの胎内へと染み込んでゆく。

トロール達の饗宴は、まだまだ終わらない。
144+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:33:19 ID:rvL5rrQz
「はぁ……」
頭を抱える、アルーア。
「でねでね、もっとスゴイのはその後でね……ワモーラの成虫と交尾させられちゃったり」
「もういいって、カハさん。だから私はそういうのを聞きたいんじゃなくて……」
熱のこもった声で語るカハを、手で制する。
「はぁ……無駄な時間を費やしたわ、ほんと。」
大きくため息をついて、大袈裟に呆れ帰る。
ん? と首を傾げるカハ。
「もういいわ、帰ってちょうだい。今日聞いたことは全部忘れるとするわ」
「えー」
不満そうに口を尖らせるカハ。
「えー、じゃなくて……私が聞きたいのは」
「……まだ、とっておきの話が……終わってないわ……」
突然の背後からの声に飛び跳ねる、アルーア。
ザフィフに、きゅっと乳房を掴まれていた。
「ちょ、ちょっと……」
薄い生地に覆われた乳房が揉まれ、ザフィフの手の中で形を変える。
「うふふ……後ろから近寄ってたのに気が付かないなんて……実は話に聞き入っていたわね……?」
ふーっ、とアルーアの耳に息を吹きかけ、耳を甘く噛む。
「ほら……乳首も……ちょっと固くなってるわ……」
「や、やめてよ……お、怒……」
おこるわよ、と言いかけた口をカハの唇に塞がれる。
柔らかく、すこしざらついた舌が口腔内に侵入してきて、アルーアの舌を絡み取る。
「ちょ……あ、あふっ……」
恋人同士のような熱いキスを終えると、
「そうだよ、まだマムージャの話を聞かせてないよ」
と言い、ザフィフとカハは妖艶に微笑んだ。
145+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:34:09 ID:rvL5rrQz

マムージャ蕃国。
近東皇国に目立つ雄大な自然環境を利用し、洞窟や森林などを開拓して作られた集落にも似た生活空間。
元々は「マムージャ」と言う呼称は存在しないものだったが、彼等一族が自分達で「マムージャ」と名乗り始めたのが呼び名の発祥だとか。
古の伝え曰く、マムージャ蕃国とアトルガン皇国は友好関係にあったらしいのだが、近年マムージャ一族を統べる者が独裁者となってから、対立が始まったらしい。

マムークと呼ばれるマムージャ達の部落。
主に石材や木材、時に銅や鉄を用いられた建造物。
辺りには苔や蔓がびっしりと生え、どこか湿っぽさを感じさせる空気を持つ。
ここにいる捕虜は主に鍛冶製法が得意な者が多く、マムージャ達からは客人さながらの対応を受ける。
獣人に捕らわれ、死の恐怖に脅えながら辿り着いた先に、こんな待遇が待ち受けているとは夢にも思わないだろう。
マムージャは手先がそれなりに器用なものの、指の本数が極端に少ないため、人間のような細かい装飾や製法が苦手らしい。
世間から疎まれて落ちぶれた製鉄士や鍛冶職人が、ここには捕虜として多数居た。
無論、皇国への陥落に加担する行為だと捕虜達も理解していたが、己を見捨てた者達への義理など無く、マムージャ達の武器防具の生成に汗を流しているようだ。
今日も職人達の金槌が、工房でこだまする。
男の捕虜は、それだけで済んでいた。

だが女の捕虜は例の如く、マムージャのオスの性欲処理に使われている。

銅の格子が開く。
三匹の戦士型のマムージャが、洞窟を改良して作った牢屋へと入る。
壁にはランプ型の松明が置かれ、それに次々と点火し洞窟内を照らす。
最深部にまで進むと、そこには先程ビシージに置いて連れ攫ってきた捕虜、カハとザフィフが居た。
一般人である二人は、手錠をはめられる事無く牢に放り込まれている。
マムージャ達はカハとザフィフの姿を確認するや、衣服を脱ぎ始める。
身体を動かす度に唸る筋肉の繊維がマムージャの膂力を思い知らせ、無言の威圧感。
全ての衣服を脱ぎ終えると、マムージャはトカゲそのものの裸身を晒した。
股間は少し盛り上がっているが男性の性器のような物は無く、蛙の口を思わせるような真一文字の線がある。
そして、ゆっくりと二人に近寄っていった。
146+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:35:02 ID:rvL5rrQz
戦士に生まれたマムージャは水中に潜る事をせぬ方針で育ち、一定の体温を保つ肉体を持つ。
見た目から想像はつくだろうが、爬虫類の生態によく似ている。

ザフィフとカハからの噎せ返るような熱気が牢を包む。
二人は既に全ての衣服を剥かれ、三匹のマムージャにされるがままになっていた。
いや……されるがままと言うよりも、進んでマムージャ達の行為を受け入れていた。
長い舌による口腔内の陵辱。
乳房を揉まれ、先端の突起を舌で転がされる。
淫液で濡れそぼった秘裂を焦らすようになぞられると、二人は歓喜の声を発した。
「お前ら、また来たか」
「ケハハッ、知ってるぜ。この女たち、わざと獣人にさらわれてる」
「そんなにいいか、獣人とするのが」
三匹のマムージャは執拗な愛撫を続けながら、しゃがれた声で、二人に語りかける。
「うふふ……」
問いかけに、妖艶に微笑むザフィフ。
マムージャの股間へと手を伸ばし、真一文字の亀裂に指を差し込む。
「グ……」
うめき声と共に、赤黒い肉塊が『二本』現れる。
ザフィフの親指程にしかなかったソレは、みるみる大きくなり、十秒もしないうちに限界まで張り詰めた。
その様子を見たカハも、残りの二匹のマムージャの股間に手を伸ばし、亀裂をこじ開ける。
同じように二本の肉塊が露になり、ピンと張り詰めた。
「ああっ……」
カハはうっとりとした瞳でソレを見つめる。
147+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:35:52 ID:rvL5rrQz
爬虫類と同じ生態を持つマムージャは、生殖器を二本備えており、どちらも同じ機能を果たす事が出来る。
もちろん本来は片方の一本だけで事足りるのだが、女の捕虜に対しては両方の生殖器を使用するのだ。
単純に快感が二倍になり、マムージャ達が楽しめるから。

蟹の鋏のように、横に少し広がるように並んだモノはこれから始まる宴を心待ちにしてか、固く張り詰めていた。
ザフィフの頭を押さえ、ぐいと腰を突き出す。
「くわえろ」
「んん………」
片方の肉棒を咥え、もう一本のモノは手で扱き、両方を攻め立てる。
「そうだ、もっと舌をつかえ。さすがにうまいな」
「ぢゅぱ……ぢゅるるっ」
咥えていた口を離すと、今度は手で扱いてほうのモノを咥える。
「いいぞ、もっとだ」

「ほら、おまえもだぞ、ネコ女」
「あっ」
ザフィフを熱く見つめていたカハの顔をこちらに向かせ、股間に埋める。
「ン、んんん、んむむ」
頭を押さえ、半ば強制的に咥えさせて快感を貪る。
しばらくしてマムージャが手を離すと、カハは己の意思でオスの器官を吸い付き、咥えていた。
「よしよし、素直だ」
子供を褒めるかのように言ったが、マムージャへの吸引に没頭し聞こえていないようだった。
もう一匹のマムージャがカハの後ろに周り、突き出した尻を掴むと秘裂を指で広げる。
「くわえてるだけで、もうビチャビチャだ。淫乱なメスネコだ」
ケハハ、と笑いながら物欲しそうな秘口を食い入るように見つめている。
148+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:36:30 ID:rvL5rrQz
「おっ、粘液がナカから溢れてきたぞ? 見られて感じてるのか?」
被虐心を煽るかのように、後方のマムージャはカハの秘裂を広げたまま語る。
吸引に、更に熱が込められる。
「うぉっ、このネコ燃えてきたな。さっきより断然上手くなったぜ」
口腔性交を受けているマムージャが、快感の吐息を漏らす。
秘裂に添えられた指が秘口に移り、弄ぶように広げ、カハの内部を覗き込む。
「トロール達に散々突かれてガバガバか。良い眺めだな、ナカの一番奥まで見えるぞ」
「ケハハ、あいつらのでヤられたら無理ないだろ」
ザフィフに咥えさせているマムージャが会話に加わる。
「まったくだな。まあ後ろを使わないだけいいだろ」
そう言い終えると指を秘口から臀部へと移し、横に開き、菊門を盛り上がらせる。
「んんっ……!!」
思わず身じろぐカハを、咥えさせているマムージャが押さえる。
長い舌を菊門の周りに這わせ、丹念に舐め始める。
「ん、んんーっ」
おぞましさと快感と背徳感を織り交ぜた感覚が、カハを包む。
細い舌先でほじくるようにしながら、固い菊門に唾液を染み込ませ、徐々に柔らかくほぐしてゆく。
「ん……んんん……」
被虐心と共に少しずつ快感が交じってゆき、カハの腰は振るえ、尻尾はピンと垂直に立っていた。
「んっ……!!」
マムージャの舌が菊門を開通させ、ぬめりながら直腸に侵入し、奥へと進む。
「はっ……だ、だめ……お尻は、だめぇ……」
咥えていたモノを離し、懇願する。
「そうか、お前は尻が一番感じるんだったか」
舌を抜き、再度入り口周りに舌を這わせて唾液を塗りこむ。
「……カハ………気持ちよさそう………」
ザフィフが恍惚たる微笑を浮かべ、カハを見つめた。
149+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:37:05 ID:rvL5rrQz

舌での焦らすような攻めを終えると、
「横になれ」
と、カハを横向きにして、側位のように寝かせる。
カハを攻めていたマムージャが張り詰めた己の器官を宛がう。
挿入せず、粘液と唾液に塗れた秘口と菊門を先端で嬲り、擦り合わせていた。
「チカラぬけ」
そう言い終えた瞬間カハの秘口と菊門に、マムージャが二本のモノを一気に押し込んだ。
「う、うにゃぁぁぁっ!」
カハの尻尾がピンと張る。
「ケハハ、いい声だ」
腰を大きく動かし、浅く深く隅々まで刺激し、快楽を楽しむ。
心地よいすべりの前と、引っかかるようにぬめる後の穴を同時に堪能し、マムージャは満悦していた。

「おい、こっちも始めるぞ」
ザフィフと戯れていたマムージャも己の器官の滾りを堪えきれなくなっていた。
「うふふ……」
その言葉を待っていた、といわんばかりに寝転がり、二本のモノが入るよう側面を下にし、脚を開く。
白く美しいヒューム独自の裸身は興奮と性感で、うっすらと紅がかかっている。
オスをまどろみへと誘う入り口が、濡れそぼった花弁のように、妖艶だ。
マムージャがハアァッ、と感嘆と喜悦の吐息を一つ。
そこに狙いを定め、入り口に宛がうと、ザフィフの肉の味を堪能するようゆっくりと挿入した。
「あっ……あっ、はあああっ………アソコとお尻の両方に……入ってくる………」
乳首が勃起し、快感の度合を示す。
「くうう、いいぜ。オマエのナカよ」
「すごっ……太い……」
150+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:37:44 ID:rvL5rrQz
艶やかな喘ぎ声と、獣の声が壁に跳ね返る。
牢屋の洞窟は既に熱気に包まれ、発情した雌雄の体臭に満ちていた。
挿入しているマムージャは一心不乱に腰を動かし、カハとザフィフを貪る。
「あうう、あ……にゃぁぁ…・…」
「あん……す、スゴイ………」
前後の穴を交互に擦られ、快感に蕩ける二人。
それはマムージャも同等であった。
内部では壁一枚隔てて肉棒が互いに刺激しあい、同属のメスとの行為より何倍も強い快感が味わえる。
だから、捕虜は大切に丁重に取り扱うのだ。
カハとザフィフの間に、行為からあぶれたマムージャが入り、二人の頭を掴み己の器官を一本ずつ舐めさせる。
挿入し、行為を楽しむマムージャと、犯されるカハとザフィフ、向かい合う二人の間に一匹のマムージャ。
その様は連結された機械のようで、一つに形を成していた。
「くっ。でるぞ」
カハに腰を打ち付けていたマムージャが快感に唸りながら、呟くと同時、
「んあっ!!」
甘い声と共に、オスの絶頂の証が放たれた。
しばらく静止し、身体全体を震わせながら勢いの良い射精を続けているマムージャ。
カハの股間から許容量を超えた精が、トロトロと溢れ出し、白く染める。
マムージャ特有の純白の精液が、名残惜しそうに地に零れた。
「まだまだでるぞ……!」
逃がさぬように、カハの腰を掴み、精液を子宮と腸内に注入し続ける。
「あぅ……あああ……い、一杯出てるよぉ………」
「くおお」
マムージャは口をだらしなく開け、放出の快感に酔いしれていた。
151+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:38:20 ID:rvL5rrQz
「よし、こっちもだすぞ」
ザフィフに挿入していたマムージャが、一気に腰の動きを早める。
「あ、くぅっ! は、激しいっ………!!」
結合部分から、ぐちゅぐちゅと粘液が卑猥な音を立てる。
「お……お尻が……こわれ、る……」
ザフィフの呻きなど聞く耳持たず、ひたすらに腰を打ち付けているマムージャ。
「ほら、おまえたち。こっちも忘れるなよ」
ぐいと頭をおさえられ、もう一匹のマムージャの肉棒が唇に押し付けられる。
カハに視線を移すと、射精の快感に溺れ、愛しいモノのように丹念に、ねちっこく舌で愛撫していた。
「だすぞ!」
激しい打ち込みが止み、同時にオスの欲望の権化が吐き出される。
「うっ……」
熱い奔流が体内の奥底深くで弾け、溶けた。
挿入されたままのマムージャのオスの器官が強張る度に熱が放たれ、前後の穴から零れる。
「くうっ、舌だせ」
カハとザフィフの間のマムージャが息を荒げると、二本の器官の先端から白い粘液が放たれ、二人の顔を汚した。


「ふう、すっきりしたぜ」
三匹のマムージャは装束を身にまといながら呟く。
カハとザフィフは白濁に塗れたまま地に伏し、肩で息をしながらも恍惚の笑みを浮かべている。
性器と肛門からは止め処なくマムージャ達の精液が溢れていた。
「あしたは違うやつらがくるからな、しっかり相手しろよ」
吐き捨てるように言い、マムージャ達はその場を後にした。
152+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:43:14 ID:rvL5rrQz

「冒険者さんに……助けられるまでは………毎日犯されるのよ……二本のペニスで……気が遠くなるまで………」
「どっくんどっくんナカにも出されちゃってね。マムージャの精子はデロデロで気持ち悪いんだけど、またそこが燃えるんだよね」
「はぁ……はぁ……」
アルーアはカハとザフィフに裸に剥かれ、官能話を聞きながら好き勝手に弄ばれていた。
既に幾度と絶頂に導かれ、陶酔の域に達している。
「ふふふ、私達の話聞きながら何回もイっちゃったね。記者なんて働きすぎてたまっちゃうんじゃない?」
カハはアルーアの敏感な蕾を優しく擦りながら尋ねる。
「ち、違うわ……あ、貴方達が、上手なだけで……あっ、あぁ……」
ザフィフが耳を甘く噛み、うなじをもどかしげに愛撫する。
「アルーアさん……実体験してみたくないかしら……?」
「え………?」
耳から首筋へと口を移す。
「……ビシージ………」
「そうだよ、アルーアさん。獣人のアレ、一回味を知ったら病み付きになっちゃうくらいイイんだから」

「……あっ……はあぁ……」

「さぁ……どうなの………?」

「ほらぁ、ちゃんと答えてよう」


「わ……私は…………」

153+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:44:18 ID:rvL5rrQz
  ――ジュノ。

全世界に向けて発行される新聞、ヴァナ・ディール・トリビューン本社。
チーフデスクにはタルタルの男性が腰掛けており、傍らにはおさげ髪のヒュームの女性が立っていた。
アルーアからの「近東の皇国、アトルガン」の報告書を手にし、にらめっこしている。
「うーん、近東に住まう獣人達についての報告……か」
「さすがアルーアさんですね。都市部に攻め入る獣人達の不可解な行動、生態について詳しく書かれてます」
うんうん、とおさげ髪を揺らしながら感心する女性。
「非常に興味深いレポート……ではあるけど。ちょっとこれは世間に発表するには時期早急かもしれん」
「所長、せっかくアルーアさんが危険を冒してまでまとめてくれた記事なんですよ?」
所長と呼ばれたタルタルを、口を尖らせて睨む。
「ジューンくん、確かにこれは面白い記事だとは思う。でもボクは夜道に気を付ける生き方はしたくない」
ふう、と所長が一息。
「この記事によると、皇国は敢えて獣人に攻め入らせている事が解る。もうこの時点で皇国のキナ臭いと世に知らしめてしまう」
黙って聞き入る、おさげ髪の女性、ジューン。
「我が社の記事は四国全土に発行される。この記事を見た各国の首脳陣も皇国に立ち入りを開始すると思う」
首を傾げる、ジューン。
「後は想像にお任せするよ。四国の首脳をおびき寄せる罠なのか、皇国のスクープなのか、ね」
「所長は、どちらだとお思いで?」
ジューンの問いに首を傾げて返す。
「さあ? ……ところで、アルーアくんはまだ皇国に滞在してるのかな??」
「ええ、なんでも手が離せないことがあるとか……」
「そうか。仕事熱心、感心感心」
「あ、所長。アルーアさんの件で思い出したのですが、私もアトルガン皇国に取材にいっても構いませんか?」
ん? と首を傾げる所長。
「アルーアさんから手紙が届きまして。皇国での取材が忙しくて仕方ないから私にも手伝って欲しいとの事なんです」
「ん……そうかい。ジューンくんの好きにしたまえ、私は一向に構わないよ」

「ありがとうございます」
154+2/QpyXn:2006/09/27(水) 18:50:13 ID:rvL5rrQz

以上です。
アトルガンについてはまったく解らないので、情報サイトを閲覧したり
本を読んだりして、内部事情の妄想をしました。
今はミッションも実装されているとの事ですので、相違点が多々あると思います。
その点に関して、気に障る方々がおられましたら申し訳ございません。

前スレ386氏、ビシージ妄想 感謝!!
155名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 11:09:46 ID:Al9IMX63
ちょっなんでGJが無いのよ

作者さんGJ!帰宅したら自家発電するね・・・orz
156名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 11:24:47 ID:WbBTTajQ
>>155
最近住人自体減ってるみたいだからねー
自分も引退してから日参はしなくなってるよ…
職人さんにはGJ!
157名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 20:44:38 ID:/TmfRy9c
GJ。
すっかり虜になってる二人にハァハァしますた。(*´Д`)
158名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 23:02:27 ID:3DH1C22H
GOD GJ!

つでにage
159名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 15:17:48 ID:sShnku3L
god job
160名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 14:09:35 ID:EropvdXA
GJ!
で安芸
161+2/QpyXn:2006/10/05(木) 15:08:59 ID:yDtpsXj2
この場で質問するには板違いだと重々承知でお聞きしたいのですが
私も自分のサイトを持ちたいなと思ってますが、どこか良い所はないでしょうか…
162名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 15:33:08 ID:lbbVzwP3
とりあえずh.fc2あたりで建てたらどうだ?広告デカいけど。

広告ウザかったらfc2ブログのアダルトカテゴリに登録すれば
少しはマシになるだろうし。
163名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 18:13:42 ID:TllVqcqE
どこをとっていい所なのかが・・・
有料無料・サーバー軽めとか、広告少なめとかいろいろあるなあ

ttp://pc8.2ch.net/test/read.cgi/hosting/1155927839/
無料ならここら辺で聞いたほうがよさげ

新しい保管庫の所は個人っぽいがどうだろ?
164名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 09:32:13 ID:SRxixdHR
どうも、投稿させて頂きます。
思いっきり獣○ですが許容OKな方はお楽しみください・・
それでは。
165我輩はチョコボである。:2006/10/08(日) 09:33:10 ID:SRxixdHR

「おめでとうございます。元気な雛が生まれましたよ。」
「キャッ!ありがとうございますぅ!」
我輩はチョコボである。名前はまだない。
どこで生まれたかと問われればまるで定かではない。
なんども薄暗いザワリザワリとした藁の中でクエックエッと鳴いていたことだけは覚えている。
我輩はそこで初めて人間という種族を見た。

我らより遥かに首が太く長く、手がドルンと長い体系をした者
その姿は(成長した)我らより遥かに小さくズングリと巨大な頭をもった者
頭から耳がとんと飛び出し、しなやかな尻尾をもって夜目がきく者
明らかに肉食獣のそれと思わせる風貌をした者など

いや、これらを人間と呼ぶべきなのかは別として(むしろこれは亜人種と分類されるべきだと思うが)
彼奴らはこれら全てを人間と区分化しているようであるから(存外大雑把な種族である)
我輩は彼奴らを纏めて「人間」と呼ぶことにした。
「うわ!フカフカしてるぅ・・可愛いなぁ・・」
そして今現在、我輩を擦っているのが
我輩の遺伝的情報伝達から知りえている人間と最もと肯定するに
相応しい種族ヒュームと呼ばれる種族である。
166我輩はチョコボである。:2006/10/08(日) 09:33:42 ID:SRxixdHR

そもそも我輩が如何にしてこのような状況になったのか話さねばなるまい。
まず我輩の親権者についてだが
必然どこからこのヴァナディールに来たのかも皆目覚えておらぬが、
さいわい我々チョコボは生来旅人の性で土地柄などをあまり気にしない。
トレント達のように、余所者が根を下ろそうものなら総出になって
これを排斥するというようなことはないので、慎ましやかに暮らしていたのであろう。
だがしかし転機はやってきた。
母親の産毛の中で安穏と放眠していた我輩を余所から何者かがやってきて
我輩の包んだ殻を持ち上げて場所を移動された。
(後で)聞けばヴァナディールの人間達は我々の好むは木の実や野菜などから
雑穀や虫や魚、果てや甲殻類まで食べる雑食性であるらしい。
我輩にとってまずいのはタンパク源となる肉やタマゴを人間達は好んで食べるらしい。
これは生物的見地からいってもこれははなはだ折り合いが悪い。
タマゴの中の我輩ももう駄目だと観念しかけたそのときに天佑が下った。
天佑とは即ち人間である。

「ははは、大切に育ててくださいね。」
「は、はい!私、がんばります!」
何やら勝手なことを言っている。
彼らがどういう用事でここで知り合ったのかその時は知らなかったが、
しばらく話しあった末、今我輩を抱いている者が我輩の世話役を勤めることになったらしい。
かくて我輩は今の主人、リカと出会ったのである。
167我輩はチョコボである。:2006/10/08(日) 09:34:14 ID:SRxixdHR
主人リカが何をしている者なのか、どういう素性のものなのか
我輩には今もってよくわからない。
どこぞの国の偉い騎士であるとか魔賢者であるとか銃士であるとか
それなりの身なりの風体であるから何かしら身分のあるものであるらしいのだが、
イマイチ要領が掴めない。
だがしかし、一つだけわかっていることがある。それは今この目の前にいる者が
一人の可憐な少女であるということである。

ある深夜のことである。
我が主人リカが引き戸を開けて我々の住居に入ってきた。
そしてこの住居の管理人と何やら一言二言交わすとリカは厩舎の戸を開けて
我輩の番号がふってある個室まで歩みを進める。
少し話が逸れるが我らがチョコボ(それも仔チョコボ)の寝床は全て個室である。
これは人間達が我輩達を繊細な生き物であると認識しているが故の処置であるらしいのだが
我輩にとっては他の仲間とコミュニケーションが出来ないのが不満である。
だがしかし、居心地はいいので気にはいっている。そしてそのその中にリカが入ってきた。

「ねぇ・・君?おきてる?」
我輩の住居におずぞずと入ってきたリカは我輩の現在状況を確かめようと声色を使って話かけた。
その時は存外夜であったので大分眠かったのだが仮にも目の前にいる者は主人であるので
無視する訳にもいかぬ。肯定を込めた意味でキュエッと鳴いてやると彼女は嬉しそうに頬を綻ばせた。
「よかった・・起きてたんだね・・ねぇ少しだけここにいてもいい?」
我輩は鳥目なのでよく表情はわからないが声の調子から考えて何か心配事でもあるのだろう。
また一つ肯定を示す意味でクーと鳴いてやると
「ありがとう、じゃぁちょっとだけ私の話に付き合ってもらえるかな?」
彼女は嬉しそうに我輩の籠の横に腰掛けた。
やはり何やら悩みがあるらしい。
話だけなら聞いてやらんこともないのでまたクゥ〜と鳴いてやる。
168我輩はチョコボである。:2006/10/08(日) 09:34:50 ID:SRxixdHR
「あ、ありがとう・・実は・・私ね。」
人の中には追い詰められると、我々のような獣を相手にしたがる者がいる。
人界の事情に囚われぬ我々に、安らぎのようなものを見出すのであろう。
しかし獣界には獣界の事情があるのであって、勝手に安らぎを見出されても当惑するのだが、
事ここに至ってそんな冷たいことを言うほど吾輩も軽薄ではない。
「それでそいつが酷い男でね・・私精一杯頑張ったのに・・」
話を聞いてみるとどうやら色恋沙汰であるらしい。
なるほど。どこの種族にも生殖期には活動をせねばいけないという事実は変わらんということか。
「私・・それでね・・言ってやったのもうあんたとはやっていけないって・・」
彼女の震える手が我輩を包みこむ。
気づくと我輩はリカに持ちあげられて額を頬に押し付けられていた。
額には汗とは違う湿り気のある水がポタポタと振ってくる。
「振ってやったのに・・なんでこんなに悲しいんだろうね・・」
そう言うとリカは我輩を豊満な胸に押し付けてワンワンと鳴き始めた。
先ほどまでにポロポロと落ちてきた水がタラリタラリと我輩に落ちてくる。

そこからはもう止まらない。リカは肩を震わせてワンワンと鳴き始めた。
ここが防音であるからこそ良いようなものの洩れれば係り人が血相変えて戻ってくるであろう。
それにその胸に押し当てられて我輩も少し呼吸が苦しくなってきたところだ。
この状況は我輩には歓迎しづらい。
だがしかしながら、今の彼女をほおっておく訳にもいかぬ。
169我輩はチョコボである。:2006/10/08(日) 09:35:26 ID:SRxixdHR
「ひっく・・・うぇ・・ひぃ・・ん?キャっ!」
我輩が舌を出してリカの胸を舐めるとリカは体を震わせて驚いた。
その後も舌の先で乳房をチョンチョンと突付いたり舐めたりしてみる。
「え・・ちょっ・・やめ・・やめて・・ぁ」
まずは泣き止ませることに成功したようである。
引き続き舌で乳房を刺激してみる。
幸いにも我輩は舌の根が長いので対象が大きなものであっても問題はない。
ベロリベロリと範囲を広げて乳房を愛撫していく。
「あ!はぁ・・ん・・・ふぅ・・ん・・」
いつしかリカの声は涙声から喘声に変わりつつあった。
頬はほんのりと朱に染まり豊満な乳房はピクピクと痙攣しそれはなんとも淫猥であった。
こうなってくると異種族とは言え我輩も多少は嬉しい。
ペロリと舌を乳首に回し、まわりをゆっくりと時間をかけて舐めてやると
リカは嬉しそうに喘声を漏らした。
充分に溝口を舐めると今度はプックルと勃った乳首に嘴をつけて軽く噛んでやる。
「あ・・!はぁ!!ぁぁぁあああああ!!」
背筋をビクビクと震わせてリカは声を漏らした。
どうも彼女は性の愛撫に対して他の者より感受性が強いらしい。
嘴の間で乳首を軽く挟み、中から伸びた舌で乳首の先をチョンチョンと軽く触ってやると
あっけないほど簡単に昇天してしまった。
「はぁ・・はぁ・・ぁ・・はぁ・・」
肩を震わせて荒い息を吐くリカを見ながら
我輩はチョコチョコと彼女の頬まで移動し、気付変わりに頬も軽くペチャペチャと舐めてやった。
ほどなくリカは起きた。
「ぁ・・はぁ・・はぁ・・お前・・慰めてくれたの?」
厳密的に言うとそうではないのだが結果的にそうらしいので、
クエっと軽く鳴いてみると彼女はそれを肯定と受け取ったらしい。
「あ、ありがとう・・ちょっと乱暴だと思っただけど嬉しかったよ・・君優しいのね・・」
そういって彼女は我輩の額をなでてくる。
先ほどまで感じていた震えはもうない。どうやら安心してよいようである。
170我輩は(ry:2006/10/08(日) 09:36:22 ID:SRxixdHR
「あ、あのね・・じゃぁもう一度だけいいかな?」
「く〜?」
不覚にもとんと理解できない。我輩をリカは再び手にとって胸に押し付けてきた。
そして我輩の額に一つ接吻をすると
「あ、あのね・・私の大事ナ・・ココ・・君に慰めてもらいたいの・・」
そう言って我輩が導かれたのはリカの精器であった。
そこは先ほどまで我輩が愛撫していた為かジンワリと濡れており、
我輩がリカと同じ種族であれば正気を失いかねない淫猥な光景であった。
「あの・・君お願い・・あれだけやられて私・・もう我慢できないの・・」
リカの潤んだ声と熱っぽい視線が同時に我輩を捕らえる。
我輩としてもここで止めるのはいささか問題である。
ここは大人しく彼女の言い分を聞いておいたほうがいいような気がする。
我輩がソロソロと舌をだして秘所を愛撫するとリカは盛大に嗚咽をもらした。
「そ・・そう・・ソコ・・ひゃぁぁあああ!?」
秘所の中は思った以上にじんわりと濡れていて、我輩の幼稚な舌であっても
すんなりと奥にまで進むことができる。
我輩の舌がリカの膣の内側の肉をクルリと撫でたとき一層大きくリカは喘声をあげた。
「あ!だめ・・そこ・・は! だ・・めぇl!」
舌に絡みつく濃密な性の味と鼻先に篭る異臭に多少頭がクラクラとしたが
それほど問題はなく我輩は舌を秘所にさし進める。
ほどなく時間がたつと秘所は我輩の小さな肢体を濡らすには充分なほどの
愛液を垂らし、秘所の上にはプックラとした陰茎ができていた。
その陰茎を秘所から出し抜いた舌でチョロと舐めてやる。
「ひゃ・!ら・・らめ・・お・・お豆は・・だめぇぇ!!」
リカの口からさらに大きな喘声が洩れる。
存外、精器というのはオスもメスも関係なく陰茎が性感帯であるから、
おそらくここがリカの最も弱点とするところであるのだろう。
舌でゆっくりと上に下に陰茎を弄びつつ、嘴の先でチョンチョンと突付くと
嬉しそうにリカは悲鳴をあげた。
「ああああ・・・!らめえええ!そ・・そんなことしたら・・らめぇぇ!」
ここが防音であって本当に良かった。
我輩は心底感嘆しながら、最後に仕上げにかかる。
先ほど乳首でやったように陰茎を嘴の先でゆっくりと摘み舌の腹でチョンチョンとつついてやると
リカは盛大に突っ伏した。
「あああああああ・・・!らめぇぇ!本当にらめぇ!イッひゃうぅ!」
最後の仕上げに嘴を思い切り秘所の中にねじり込んでグリグリとねじ込んでやると
「らめえぇええ!気持ち・・イッヒャ・・!アアアアアアアアアアア!」
リカは一際大きな喘声をあげて昇天した。
171我輩は鳥男である。:2006/10/08(日) 09:37:06 ID:SRxixdHR
・数日後


「リカさんそろそろチョコボの名前を決めて頂かないと困りますよ。」
「ああ・・ご、ごめんなさい。なかなか決まらなくて・・」
あれからすっかり色恋沙汰を吹っ切れたのかリカは元気に我輩の世話をするようになった。
最も時々世話と称して夜間に忍び寄り何やらよからぬことを我輩にさせるのは
本意ではないのだが・・・そこを抜かしてもいい主人であると思う。

「とりあえず今日は期限なんですからしっかり選んでくださいね。」
「えーー・・そんなぁ・・どうしよう」
かくして我輩の名付けを今悩んでいる彼女がいる訳だ。
「名前の変更はできませんから、ちゃんとしたの決めてくださいね。」
「う、うーーん・・うーーーん」
どうも人間というのは種と個の固定の為に名付けをする習慣があるらしい。
まぁそれはそれで構わないのだが我輩としては是非大いに悩んで
それらしい修習な名をつけてくれたいと思う。

「あ・・!決まりました!今お渡ししますね!」
「はい、わかりました・・え、えーとこれでいいんですが?」
「はい!これでいいです^^v」

どうやら我輩の名が決まったようである。
何やら管理人の目が不安の色に染まっているような気がしないでもないが
そこは我が主人がつけてくれた名である。有難く受け入れてやるとしよう。

「よろしくね♪ 鳥男(とりお)!!」

我輩はチョコボである。名前はまだ無い。
172名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 10:10:12 ID:9IueB3De
GJ!
オチワロタw
173名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 15:00:43 ID:VFhk7pR1
エロもオチもGJw
174名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 21:53:57 ID:pWsCWyU7
失礼だが、ヴァナ汁にクァールの設定で似たようなものなかったっけ?
まったく無関係でネタ被ってただけならスマソ
175名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 00:43:45 ID:eFnOgw2C
名前は

もう無い。

のやつだね。漱石ネタが被ったようだ。
176名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 21:27:10 ID:bQPMWR4/
汁保管庫見れないから不便だな
記憶辿ってやっと見つけた

ttp://red.ribbon.to/~mandragora/windurst/orastery/courl1.html

せつねぇー!
177名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 13:01:31 ID:L1aaxxPW
登場人物:エル♂F6赤毛、ヒュム♀F2黒髪、その他


俺は彼女の前に座り、目の前の胸へと手を伸ばした。
柔らかな感触が手を押し返してくる。
少し手を動かすと彼女は、気持ち良さそうに喉を鳴らした。

その表情があまりに気持ち良さそうなので声をかけた。
「気持ちいいだろう……このへんはどうだ?」
手を胸から腹、さらにその先へと伸ばしていく。
彼女は呻くような声を漏らして、俺の肩へ頭をもたげてきた。
熱い息が俺の耳へとかかってくる。

ふと彼女の顔を覗くと、潤んだような瞳がこちらを見つめている。
俺は、見つめ返してフッと笑みを浮かべた。
「そんな目でみるな。もう欲しいのか?」
そう声をかけると、彼女から手を離して立ち上がる。
彼女を座らせるように軽く頭を押しやった。丁度、俺の股間のあたりだ。
俺は自分のズボンへ手を入れると、中から取り出したものを彼女の顔へと近づけた。
「まだだ、舐めるのもダメだぞ」
なのに不満そうな顔が俺を見上げ、わずかに口を開き、舌でそっと舐めてくる。
「く…」
俺はわずかに声をだし、彼女の頭を手で抑えた。
「まだ…まだだ……」
俺が彼女にさらに声をかけると、反論の声があがった。
「もう…ねぇ……もういいじゃない…」
「そんなにやりたいのか…?」
「お願い…早く…」

「仕方ないな……あぁ…!!」

そのとき、ショリショリと音をたてて、俺の子チョコボが手から野菜を食べてしまった。
それを見て、呆れたようにフレのヒュム♀が俺に目を向けた。
「あ〜あぁ〜…。食べちゃった〜だからサッサッとあげればいいのに」
「ふん、俺の子チョコボに文句つけるのか」
「いいからっ! 餌やりさせてくれるって言ったんだから、早くその子見せてよ!!」
「ちっ、自分の育てりゃいいじゃねぇか…」
「めんどくさいもーん、でもちっちゃいチョコボってカワイイなぁ〜」
「たくっ……」
フレは俺を押しのけると、チョコボの前へ座り込んだ。

まぁ、俺のチョコボが一番だがな!
178177:2006/10/14(土) 14:51:44 ID:L1aaxxPW
あー、しまったぁ。
直前の我輩氏がチョコボネタだったんだっけ…。
うっかりしてたわorz

かぶるようなの書いてしまってすみませんでした。


orz
179名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 16:54:28 ID:Zx8aAAwS
  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄  )   ノープロブレム!!
     /    /
180名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 22:06:06 ID:KUaQGsxH
面白かったwww
GJ!
181名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 00:07:40 ID:Dw7py3CN
盗〜過去ノヒト〜

※注意事項
グロ・鬱系が苦手なら見ない事をお勧めします。


ttp://tune.ache-bang.com/~vg/modules/up/img/2083.txt
182名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 05:00:28 ID:5nuEmh+I
  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄  )   GJ!!良い出来!!
     /    /
183名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 12:32:17 ID:iyzrMbC5
>>181
力作乙!ストーリー部分がしっかりしてたから、あまりグロ部分は気にならなかった。
セーラが幸せになりカナが報いを受けたのが、救いといえば救いなんだろうけど
できるなら「俺」も幸せになってほしかったな…
184名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 19:53:18 ID:NBBk+7O0
>>161の+2/QpyXn氏の自サイトってできたのかな
wktkしているんだが
185名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 04:13:32 ID:UBIX2jMJ
>>181
普段なら感想書き込んだりはしないんだが・・・。
良かった、良い物をありがとう。
186名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 15:22:25 ID:B2vNyonu
前スレで騒ぎの種を蒔いてしまったものです。
注意書き不足で申し訳ありませんでした。この場を借りてお詫びします。

以前から執筆していたものの続きで百合物ですが需要があれば賑やかしに...

【失ったものの大きさ】
□内容□ 百合物
 エルヴァーン♀xミスラ♀

アリシア......エルヴァーン♀ F6B
リッカ.........ミスラ♀ F4A

今回はアップローダーを使わせてもらいました。↓のアドレスにて 
ttp://tune.ache-bang.com/~vg/outitem/up/img/10884.txt

文中の[ミスラの○色の髪が風も無く揺れた。]の○部分はミスです。
スルーでお願いします。
187名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 20:47:49 ID:OlnCsLFu
エロイ GJ
188名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 01:52:06 ID:sq9mu3+V
>>176
10日以上前のレスだけども……


いい話だ…せつねぇな……
189名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 10:09:27 ID:Kd2cji8e
GJです。

ガダラル受けって需要あるのでしょうか?
19092:2006/10/22(日) 13:17:07 ID:Kd2cji8e
返事を待たずに投稿。書きおわってしまいました。

ナジュリス×ガダラル

初NPCです緊張…
暴力表現ありませんたぶん…。
19192:2006/10/22(日) 13:17:56 ID:Kd2cji8e
嫌な予感がする。

普段あれほど騒がしいアルザビが今は不気味なほど静まりかえっている。
嫌いな傭兵の姿が見えないのは喜ぶべきことなのに、不愉快な「何か」を彼は感じていた。
しかし、この感じは何度か味わったことがあるため大体の予想はつく。
「ガダラル様…「いつもの」です。」
側近のShayadarから予想どおりの報告を受ける。
「…やはりな。わかった、行ってくる。」
「お気を付けください。御武運を。」
市街戦の時以上に緊張が背骨を駆け上がる。
持ち場を離れ、向う先はナジュリスの家だ。

ナジュリスの家に近付くにつれて胸が詰まる程の匂い、表現しづらいのだがあえて言うと甘ったるい匂いと血肉の匂いが感じられた。
(これは急がないとな…)
ガダラルは歩く速度を速め、ナジュリスのもとへと急いだ。
通路を抜け、角を曲がったところでガダラルは自分に向けられた殺気を捕えた。
将軍を名乗る以上、相応のリスクを負う。
もちろんこのような体験も初めてではないため即座に鎌を抜き、標的を探す。
殺気は強いが気配がしない。
しかし、一瞬見えた影から居場所を特定した。
(上だ!)
「スタン!バインド!!」
詠唱の短い黒魔法を打ち込むと、確かな手応えがあった。
二階への階段の影へと消えた影を逃すまいと次の詠唱に入る。
ゾクゾクするような感覚を確かめるように言葉を紡ぐ。
「イーグルアイ。」
「なっ……!!」
全身に衝撃が走り、ガダラルはその場に崩れ落ちた。
19292:2006/10/22(日) 13:18:36 ID:Kd2cji8e
ガダラルが深い闇から這い上がって来た時、体の自由が利かないことに気付く。
ゆったりとしたソファーに座り後ろ手に縛られ、ソファーの足と彼の足がきつく縛られていた。
(畜生…なんなんだ…)
イラつきながらも辺りを見回すと見慣れた台所だった。
「ナジュリス、何のつもりだ。さっさと放せッ!」
彼をこのようにした張本人と思われる人物の名前を叫ぶ。
「ふふ…怒鳴らないの。すぐご飯にするね。」
後ろから声が聞こえ、なにか良からぬ物を焼くようなつんとした刺激臭が部屋に充満する。
「放せと言っている。それに飯の気分じゃない。」
「なら、なんの気分なの…?」
ソファーをくるりと回転し、着衣が多少乱れたナジュリスと緊縛されたガダラルが向かい合う。
様子がおかしいのは明らかだった。
ナジュリスは彼のターバンを取り上げ床に放り投げると目蓋にそっとキスをした。
「…何がしたい…っ…」
唇に吸い付くように接吻され、ガダラルは素早く引き離した。
媚薬の香がしたのだ。
しかも相当な量だった。
「な、おまえ…なにを食べた…!?」
「なんだっていいでしょ…」
ナジュリスの手がガダラルの衣服にかかり、脱がされてゆく。
「ば、馬鹿か!!ちょ!止めろ!ナジュリスッ!!」
下衣にも手がのび、ガダラルの一物が外気に晒された。
19392:2006/10/22(日) 13:20:18 ID:Kd2cji8e
「あは…かわいいね…」
「馬鹿!そんなモノ、さ、触るな!!なにを考えている!」
たらんと情けなく頭を下げているそれを優しくつかみ、指の腹でくるくると撫で、ガダラルの反応をうかがう。
「耳、赤くなってる…かわいいわね…」
「うるさいッ!止めろ!!ばっ…触るなッ…」
「んふ…大きくなた……」
縛られたガダラルの前に座り、徐々に質量が増してきたそれをナジュリスは一気に咥え、ガダラルの腿の間に顔を埋めた。
「うっ…やめ、ろ……ナジュリ…ス…!」
生暖かい唾液とその狭さに良からぬことを想像させられる。
吸い込むようにしながら頭を前後にスライドさせるとたちまち肉棒は存在を誇張しはじめる。
唾液に媚薬が交じっているのか、恐ろしいほどの快楽がガダラルを襲う。
ナジュリスの舌は血管が浮き上がった肉棒の裏筋を往復し、先端の返し部分をひっくり返すような勢いで舐め、這いずり回る。
19492:2006/10/22(日) 13:23:41 ID:Kd2cji8e
「見て…こんなに大きくなっちゃったね。ガダラルってえっちなんだ?」
すっかり固くなり、天を突くガダラル自身から口を放し、上目遣いで恍惚の笑みを向ける。
「っ…放せッ…嫌だ……くそっ……」
「イヤ、じゃないでしょ?ガダラルかわいいょ。」
二、三度手で扱き、亀頭だけ咥え、鈴口に尖らせた舌を強く押しあてる。
ゆっくり、時には速く、不規則に刺激を与える。
「ああっ…ち、畜生……っ…うぐ…」
歯を食い縛り耐えるがその行為はナジュリスを喜ばせるだけであった。
うっとりとしたような瞳で見上げながら責める。
「ぐっ…は…止めろ…ッあ……」
肩で息をし、冷や汗で額や頬に髪を貼りつけた頭を振った。
肉棒の根元を強く握り、爪を軽く立てて根元から先端へと滑らせる。
行き場のない肉情が出口を求めて暴れるように脈打つ。
「うう…っは…かはッ……で、る……」
許さない、そう言うかのように目を伏せさらにきつく根元を締め、陰嚢を握り潰す。
「あああァアあッ!!」
目の前が真っ白になり、ガダラルの顔からみるみる血の気が引いていく。
喉を反らし、開いた口が小刻みに震え、痙攣を繰り返す。
不意にナジュリスの両手が離れ、が飛びかける直前だった意識が引き戻される。
「うっ…ナジュ…離れっ……でる……」
腰を引こうと試みるが、まだ肉情を咥えたままのナジュリスに腰を掴まれ叶わない。
「ッはぁ!ちく、しょ……っ……」
暴れる欲を抑えきれず、散々焦らされていたモノが勢い良くナジュリスの口腔内へ飛び出してゆく。
19592:2006/10/22(日) 13:25:42 ID:Kd2cji8e
こくこくとナジュリスの喉が上下するが、相当溜まっていたせいか唇から溢れ、白濁して粘り気のある液体は糸を引いてナジュリスの胸元へ落ちた。
管に残ったものまで吸い上げ、ようやく口を離す。
ガダラルはがくりと頭を垂らして動かない。
ナジュリスは口に含んだガダラルの精液と自分の唾液を混ぜるように口を動かし、ガダラルの額と顎を掴み、上を向かせる。
額に貼りついた髪と、息を切らして虚ろな目をし、小さく口を開けたガダラルの端正な顔が見せる表情は異様な色気があった。
少し開いた口からは小さく畜生、と繰り返しているのが聞き取れる。
その口にナジュリスは近づき唇を捕える。
巧く舌を使い、ガダラルの口を押し拡げると先程彼が放った、彼の印を注ぐ。
「げェッ!がはっ…うェ……」
苦みと痺れるような刺激、さらに媚薬が混じり、なんとも形容しがたい味と、粘つき口腔内に貼りつくかのような感触に思わず吐き出し、自らの肩とはだけた薄めの胸板を汚した。
「おぇェ…まずっ……」
「おいしいよ。ガダラルの…」
「狂っている……」
上着を脱ぎ、ズボンをずり下げて脚を抜き取り放る。
19692:2006/10/22(日) 13:26:37 ID:Kd2cji8e
座らされたままのガダラルにまたがると脚のうえへ座り、ガダラルが吐き出した胸板の上の精液を猫がミルクを飲むようにして舐める。
首筋から乳首、へそへと音をちゅっ…ちゅぱ…と立てながらゆっくり下りていく。
「い、いい加減にしろ…」
「素直じゃないわね…欲しいんでしょう?」
再び熱を帯始めた彼自身に指を絡ませ、鈴口を指先で擦る。
「ふざけ…やめッ……」
「あげる…私を……私も欲しイの…限界。」
ソファーに膝立ちになり、両サイドで結ばれた紐を解き、下衣を脱ぎ捨てるとガダラルの膨張した肉棒を自身の秘裂へとあてがう。
なぞるようにすりつけ、快楽を貪る。
「あはっ…んん…ここ好き…ああん……」
肉棒で愛撫をしながら自分で乳房を揉み乱れている。
「ああん…欲しいの!ガダラルの欲しいの!っはぁ…んぁう…」
愛撫を続ける中、突如蛮族の襲撃を知らせる警笛が甲高く響いた。
「ナジュリスいるか!?」
ザザーグの熊みたいな声が聞こえる。
その声にナジュリスの手が止まる。
19792:2006/10/22(日) 13:28:12 ID:Kd2cji8e
「ナジュリス?いないのか?」
助かった…ガダラルはそう安堵したが事態は悪いほうへ急速に進む。
「ガ、ガダラル…?なにやって…」
「え?…は?」
焦点のあったナジュリスがしげしげとガダラルを見つめる。
はだけた身体に、反り勃つ男根…下着を付けていない自分…
「きゃああああああああああああああ」
ソファーから飛び降り、近くにあったブランケットで身体を隠す。
「なっ…!?ちがっ…!」
ナジュリスの眼差しを慌てて否定するが遅い。
「どうした!?まさかもう奇襲部隊が?!入るぞ!!」
「来るなザザーグ!!」
「ガダラルもいるのか!?なんだ今の悲鳴は!」
「何でもない!問題ない!…ちょ!ナジュ…!!?」
ナジュリスが玄関へ向かい、大きな音を立ててドアを開ける。
「な…お前さんなんちゅう格好…」
「ん?どうしたザザーグ、それにナジュリス。」
後ろからひょっこり顔を出したのはルガジーンとミリだ。
「ガ、ガダラルが……」
泣きそうな顔、着衣の乱れや震える身体をみてその場にいた三人は奇襲部隊が現れたととった。
「弱いのに強がるから…入るぞ!」
ルガジーンが剣を抜き、ナジュリスの家へ入る。
「大丈夫か!?…ん?」
ルガジーンが構えたその先には椅子に縛られ絶望の顔をしているガダラルがいた。
振り返り、ナジュリスの胸元にかかっていた白濁液をみてからガダラルの反り勃つそれを見る。
「誤解だ。話を聞け。」
剣をおろし、ルガジーンはため息を吐いた。
19892:2006/10/22(日) 13:30:00 ID:Kd2cji8e
「ああ、わかるよガダラル。君はまだ若い。色々と興味があるだろう、うん。
夜な夜な…その、なんだ、女性が淫らな格好をする文献を読んでみたり、それを隠したり…
あー、つまりマスターベーションすることもあるよね。
大丈夫、異常なことじゃない、誰もがその道を通り、男という生きものは死ぬまで迷い込むんだよ。
確かにナジュリスは可愛くてやさしい、いい子だ。胸も大きくて華奢な腰まわり、きれいな体躯をしている。抑えられないのもわかるよ。
しかしね、ガダラル、よく聞きなさい。君がどんなに彼女を愛しているとしても強引に愛を示すのは良くないことだ。
若い者は強く反発するだろうが、順序というものがある。
まずは目が合ったら恥ずかしそうに目線を斜め下に向かって外し、その次にパーソナル・スペース、あー、すなわち個人的領域に入ってみるとかね、段階があるんだ。わかるかい?」
「誤解だといっているだろう!!これは…」
「言い訳は見苦しいぞガダラル、最後まで聞きなさい。
愛するものを自分の物にしたい、その気持ちは痛いほどわかるよ。本能だ。仕方のないことだよ。
だけどそれは切ない恋なんだ、シヴァのダイアモンドダストのように儚く美しく、しかし同時に危険なものなんだ。わかるね?
私は君とナジュリスがこんな形でお互いに辛い思いをすることに非常に胸が痛んでいる。
まるで私のうさぎが死んでしまったかのように…。ガダラル、わかっているね?
今からは市街戦が始まるから時間がない。終わってからちゃんとナジュリスにごめんなさいするんだよ?わかったね?ほら、すぐ支度をしなさい。」
そういうと、ナジュリスの家をあとにし、他の三人に持ち場につくよう指示した。
「くそ…動けん……畜生…畜生…畜生…畜生…畜生…」
いつもどおりの悪態をつき、誰もいなくなった台所でガダラルは自分が誇り高き黒魔の使い手だということを忘れていた。
19992:2006/10/22(日) 13:36:52 ID:Kd2cji8e
以上です。
ガダラル大好きです。
絡みにいっちゃうと私がナジュリスに嫉妬で狂うので絡みなしですw
精液の味…よくわからないので想像です。体辞典みたいなのでアルカリ性と見たような気がして痺れるのかなぁっと
200名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 13:41:12 ID:Kd2cji8e
ああ!最後「黒魔の」じゃなくて「黒魔法の」です…
201名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 16:46:17 ID:SfLWnySX
ワロス GJ
202名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 18:31:33 ID:NeZ3L1Gu
ちゃんとせいじんになってからきてくださいね
ふじょしさん
203名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 19:22:17 ID:ZPvQ/8Rq
やっぱ腐女子いわれるのかw
がだらー以外には受け入れられにくそうだなww

GJ!!
204名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 01:00:49 ID:t6zOakZz
作品にはGJを送る

が、まずsageを覚えてくれ
全部上げられてると荒らしか煽りかと勘ぐってしまうから
205+2/QpyXn:2006/10/23(月) 04:53:45 ID:ug7E/ijR
>>184さん
こんな時間で書き込むのも何ですが、
頑張って作成しております(- -;;)
HP作成はほぼ初心者なので、もう少し時間かかりそうです(汗
206名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 00:08:46 ID:85KGgK3P
作品にはGJ!
だが、特殊設定が入ってるので、ネ実の「ガダラルを愛でるスレ」や、
「ナジュリスを愛でるスレ」を読んでないと解らない事が多いと思われ。

〜ガダラルとナジュリスの特殊設定〜
・曰く、風蛇将ナジュリスは料理下手で、作る料理は錬金術スキルで作られており、強力な毒を発している。
・曰く、炎蛇将ガダラルは料理上手で、何故かナジュリスが作る有害物質の後始末をさせられている。

上記はスレ設定であり、公式設定ではないことを追記しておく。

と、作者を差し置いて設定解説にきた俺ナジュリスト(=゚ω゚)ノ
207名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 05:09:54 ID:ioQAQBRB
FF5A記念ということで投稿させて頂きます。
ヘンにテンションが高い出来ですが楽しんで頂ければ幸いです。では
208FF5A発売記念 ネクロさん:2006/10/24(火) 05:11:02 ID:ioQAQBRB

暗がりの洞窟の中を音を立てないように慎重に進む。
ひたひたと落ちる水滴でさえ浴びると音を出しそうで気が気じゃない。
俺は最大限の感知能力を働かせて洞窟の奥に入っていく。
俺が今いるのはユタンガ大森林にある海蛇の岩窟の奥
密貿易から天晶堂のお膝元、果ては海賊どもの拠点となんでもござれの犯罪者の巣窟ノーグにきている。

なんでこんなところに来ているかって説明すると長くなるからはしょるが、
国家、組織、果てや個人の資産家から熟練の冒険者に至るまで
ノーグの秘密を知りたいなんて奴は腐るほどいるということだけ教えておこう。

最近じゃ俺らシーフも大変で昔はよく出来たオズでの家捜し…ならぬ
金策もできなくなって久しいし、今の世間じゃ「えいとのーとりあすもんすたー」だの、
「あさると」だのが主流で人付き合いの寂しい俺にはなかなかキツイのよ。

そこで今回の依頼だ。

何しろノーグに潜入して最奥部のSS一枚につき10万ときたらこりゃ旨い仕事だなwと思ったね。
確かにノーグはやばい所だし、もし見つかったら今まで貯めた経験値がゼロになるまで
ぶちのめされかねないけど、いくら見張りだってインビジやスニークが見破られる訳がねぇ。
オズでのノウハウもあるしTHF75/NIN37の俺は自身満々でクエストをオファーした訳さ。
209名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 05:11:32 ID:ioQAQBRB

「デ…コウナッテルワケカ」
「うるせぇえええええええ!!!!」

不覚だ…実に不覚だった。
確かにスニークとインビジのタイミングは完璧だったしできるだけ慎重に進んだつもりだった。
でもようやく最深部に到達したと思ったら体が重くなって…
いつの間にか体力が激減していることに気づいた俺は慌てて物陰に潜んだんだが
呪いが解けたときには生命探知で寄ってきた大量の骨に群がられて後はもう言わずもがな…

「ん〜やはぁりベトーから特注した呪いの発生装置は最高だねぇ」
「ソウダネ マスター」

見上げるとそこにはフードをかぶった陰気臭い奴らがゴマンと並んでいた。
ただそれだけなら俺も驚かないがソイツラの傍らには骨だの屍犬だの幽霊だのが傍に張りついてる。
無論普通にいる骨や幽霊の類じゃぁない。これはコイツラが呼び出してる「ペット」なのだ。

「ユーもついてないねぇ〜よりによってミー達ネェクロマンスァーの居住区に入ってきてしまうなんてねぇ。
実についてないねぇ〜」
「マスター ハナシナガイヨ スコシダマレ!」

ネクロマンサー…
ノーグが裏で糸を引いている海賊の構成員だ。
主に貨物船を狙って船に死霊を送りこんで乗組員を混乱。その隙に荷物を強奪することを生業としている。
奴らのついているネクロマンサーという能力はノーグの秘伝の中の秘伝で
一般には公開されてないから情報はほぼない
あるのは死霊を呼び出して従わせるくらいで冒険者にもその存在はほとんど伝わっていない。
迂闊だった…! これくらいの罠は予測しておくべきだった。
210名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 05:12:11 ID:ioQAQBRB

「あれぇ?もしかしてユー話を聞いていないのではないかぁ?いかんなぁ若者がそんなことではいかんなぁ〜」
「マスター アンマリウザイト ドツクヨ。」
「だあああ!うるせぇんだよ! お前ら!!」

だーもう…
今、俺は俺の目の前で喋っている2人組(といっても片方は骨だが)を観察してみた。
俺の周りにいる他の陰気臭い魔導師達は一般冒険者も着るような黒いクローク姿だが
この男だけは常軌をいしていた。まず格好が変だ。

顔にはノッペリとした髑髏の仮面、体にはバーミリオクロークを羽織り
肩にはいかついショルダーガードを、オマケにフードをとった頭には
オポオポどもから認められた奴だけに与えられるという「王冠」をかぶっていた。
これで頭がおかしくないと言ったらソイツは一度モンブロー先生あたりに見てもらったほうがいいかも知れない。

「でだ。ユーはほらぁ〜スパイなのだろう?それならいいんだがこうなってしまった以上ユーを逃がすワケにはいかんのだよ」
「ワオ、マスターガ ワルノ カオニ ナッテル」
「へっ…こうなった以上覚悟は出来るてるよ。殺すなりなんなりしやがれ。」

当然の反応だと思う。
俺はこの時殺されると絶対思っていたし、いくらコイツが馬鹿そうな子悪党でも
まさか助けてくれるとは思ってもみなかった。

「ん〜そうくるだろうと思ったけどねぇ〜生憎死体処理ってミーは苦手なのよ〜骨は大丈夫なんだけどね〜」
「マスターハ シタイガ セイリテキニダメナノヨネ」

どんなネクロマンサー(死霊使い)だ。お前は
ともあれどうやら風向きはいい方に俺に向いているらしい。
周りの根暗供も反論しねーところを見るとここではコイツが頭みたいだし。

「だからさぁ〜ミーはもっとインタラスティングなオシオキがしたいわけよ〜という訳で…」

パチン!と指が鳴る。
それに合わせて傍に控えていた根暗供が一斉に魔法詠唱を開始した。
呪文の類から言って俺の記憶にはない。たぶんネクロマンサー専用の魔法なんだろう。
211名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 05:12:41 ID:ioQAQBRB
「これに耐えられたらニガしてあげてもいいかもぉ〜」
「マスター ヤサシイナ ワタシホレチャイソウ!」
「ぐははははは!(´°∀°`)骨なんぞに好かれても吐き気がするだけだがな!」
ベキン!!

あー…なんか首があり得ない方向に曲がってますよ。
さらに「ぐははは!」と笑いながら一人で首の骨戻してますよ。
全部…アンデットか何かかコイツラ…

「突然ドツくのはやめろと言っただろう。前なんか脳髄がはみ出て大変なことに」


もういい考えるのはやめよう。
こいつらの訳のわからん漫才(?)を見ているうちに周りの根暗供の詠唱が完了したようだ。
周囲に展開する魔力の本流から何かが生まれてくる。

それは。

それは4体のフォモルだった。

しかも全員「女」の
212名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 05:13:17 ID:ioQAQBRB

フォモルは最近冒険者によって開拓された故タブナジアを守るために配置された
警備兵達の馴れの果てだ。その外見はアンデットながら本物と肌の色は違えど
ほとんど変わることはないし、質感も触ったやつらの話ではほとんど人間と違わないらしい。
そんな奴らと切ったもんだするのはコッチとしてもいいもんじゃないが
まさか遠い異境でそのまた遠い異境のモンスターを見ることになるとは思ってもみなかった。

「イッツショータイムだ!淫乱タ〜イム!(゚∀゚)アヒャ アヒャヒャ ヒャヒャヒャヒャヒャ!」
「マスター イチドシンドケ」
グショ!!!

なんか近くで水風船が割れるような音がしたけど気にしないでおこう。
そんなことより召還されたフォモルたちは俺の周りにジリジリと擦り寄ってくる。

そいつらの1体、ミスラのフォモルが俺の耳にフっと息を吐きかけた。
「うひゃぁ!」
「うフ、ケッこうカワいい声だスネ。あンた」
思わず声をあげてしまった俺に目もくれずミスラフォモルは俺に唇を近づける。
咄嗟に口を閉じる間もなくミスラ特有のざらついた舌がにゅるっと音を立てて侵入してくる。
「ちょっ待っっ!…ん…ふ……」
「ぁ!ファ…む…フゥ…」
俺の口はミスラのざらつく舌に思う存分嬲られる。
それは始めゆっくりと口の中を這うように舐めていたのに
ジョジョに蹂躙するように口の中を暴れまわり俺の中の体液を絞り出さんとジュルジュルと吸い上げていく。
その得も言われぬ快感に思わずうっとりしてしまうと、
間髪いれずに俺の股の中にすっぽりと嵌っていたタルタルフォモルが
俺のズボンのチャックを開けて息子をスゴスゴと引っ張りだした。
当然いまのフォモルミスラのキスのせいで俺の息子は傍目でも分かるくらいカチカチな訳で
それをアンデットとはいえジーと見られるとさすがに恥ずかしい。
213名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 05:13:48 ID:ioQAQBRB
だがそんな俺の気持ちを知ってた知らずか
「気持チ悪かっタラ言ってクダさいね。」
そう言うとタルタルフォモルは俺の息子を一通り眺めたあとさも当然のように俺の息子をしゃぶり始めた。
じゅるじゅるじゅるじゅる…ジュル
タルタルの口は普通の他の種族に比べてでかいから丸々俺のモノを咥えこむような形になる。
「ペチャ…ちゅ…気持ちイイですカ?ぺちゃ…チュ」
「む…むぅー…ふ…」
やヴぁいこいつアンデットのくせに慣れてやがる。
タルタルフォモルの口の中は妙に暖かくてそれでいてのっぺりとした大きな口が
俺のモノを優しく包み込んでいく気がして正直少し気持ちがいい。
思わずほぉ…と息を吐きそうになった俺の口をすかさずミスラフォモルの口が塞ぐ。
ざらざらとした舌がぬちゃぬちゃと淫靡な音を立てながら俺の口を蹂躙する。
咄嗟に息をしようとしていた俺の脳は突然訪れた苦痛と快楽に対応できない。
「むー…むーー!」
「あラあラ、こいツ、きスされテるから声出セないでイルよ。」
「キャー!感じテテ カワいい☆」
それを横から眺めているヒュームとエルヴァーンのフォモルたちがくすくす笑っている。
傍から見てるとすごくムカツクが今は息がうまく続かないのでそうも言ってられない。
なんとかミスラフォモルの舌技から逃れて上体を起こして顔をそむけた。
「…ぶはぁっ!!」
新鮮な空気がいっぱいに口に入ってくる。
「あアー…逃ゲラてちっタよ。やっパり生身だト苦しイのかネ?」
「あら、姐さン、生きてタ頃のコト忘レてそんなこト言っチャ駄目デスヨ。」
ちょっと涙目になってしまった自分が恨めしい。
「ゴホ…ゲホっ! ぜぇぜぇ…」
必死で肩で息をする俺を見ながら今まで傍観を決め込んでいた
ヒュームとエルヴァーンのフォモル達が目にとびこんできた。
そいつらはゾッとするような笑みを一瞬浮かべて
「じゃァ 次はアたシ達の番デスね☆」
「そうダね。久しぶリに現世に帰っテこれタんだし楽しマなキャね。」
そう言うとヒュームフォモルのふっくらした唇が俺に迫ってきた。
いきなり襲い掛かってくる激しいキス。
突然に熱っぽい目をした女がいきなり唇を押し付けてきたのだ。
のたくる舌はのたくる舌は口をこじ開け、無理やり侵入してきた。
恥ずかしいことに歯茎をなぶられると一瞬力が抜けさらに奥まで押し入れられる。
死人の青唇を見た目 赤に染めた女は幸せそうに目を細め
ニチャニチャとやらしい音を出しつつ舌の根を包んでトロトロ出てきた唾液をすすり上げる。
(や…やヴぇぇ…気持ちええ… 意識飛んじゃいそう。)
決して瑞々しいとは言えない唇に嬲られながらも蹂躙されるに任される口が異様に気持ちよかった。
まるで俺のモノを加えられたときの快感が口まで届いたようだった
214名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 05:14:18 ID:ioQAQBRB
「ぺちゃ…ちゅ…すゴいでシュ…もっと硬くなっテきまシタ。」
恥ずかしいことにキスで感じてしまった俺は素直に反応してしまったらしい。
さっきから絶妙な舌かげんで愛撫しているタルフォモルが心なしか嬉しそうにそう評価した。
「じゃァ そろソロ限界そうナのでたっプリ出してくださいネ^^」
チュルチュルチュル……ジュル!ジュルジュルジュルジュルジュル…!!!
タルフォモルの口が急激に早くなってきた。
今まで半端な刺激で押さえつけられていた衝動が一気に加熱する。
それは今の濃厚なキスと相まって凄まじい刺激が俺の全身に麻薬のように回ったみたいだ。
「ふフふ…もう終わりですか じゃぁ最後ニ」
ビクビク!と息子が痙攣する。
それもそのはずだろう。タルフォモルは最後に舌を回転させながら
息子の頭の先端にある溝をグリグリと勢いよくねじり始めたのだ。
それは今の敏感になった体にはあまりにも刺激的で
(や…やヴぇぇ…出る、出ちまう!こんな死人どもに!!)
奥歯をギリと噛んで忘れたくともぴったりと密着されてキスされている状態じゃそうもいかない。
あっという間に感度は高まっていって、それで
「ん…ぐぅぅ! ぐぐぐぐぐぐぅぅ!!!」
俺は盛大にタルフォモルの馬鹿でかい口に自分のモノを吐き出した。

俺が吐き出した体液を口の端から溢れさせながらもにっこりとタルフォモルが呟いた。
「キャー人間のクせに濃いでスねぇ。こんな濃いの久しぶリでス。」
「あ!ズるい!私にも飲ませてヨ!」
まるで精液を蜜のように租借しているタルフォモルから口移しでそれを飲ませてもらうヒュムフォモル
ペチャペチャという隠微な音だけが響き、糸を引いてそれを貪るように咀嚼しているその光景は
とても淫猥で少し恐ろしかった。
215名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 05:14:49 ID:ioQAQBRB
それをゆっくり見る暇もなく
「ふふ、これで終わりじャナいよネ?」
そう言いながら今まで蚊帳の外だった、エルヴァーンフォモルが俺の傍に近づいてきた。
やや放心している俺を横目で見ながら尻を見せながら俺の上に跨る形になる。
いくらアンデットとは言え。フォモルになってもほとんどの種族は元の体系を維持したままだ。
このエルフォモルもその例外に漏れずエルヴァーン♀特有の丸みをおびたでかい尻をしていた。
ぷっくりと盛り上がった柔らかそうな肉。
割れ目から垂れている愛液
ぬらぬらと光る尻の穴

その全てが萎えた俺のモノを生き返らせるには十分だった。
ムクムクと元気よくそそり立つ俺の息子を嬉しそうに見つめながらエルフォモルは言った。
「あラ、マダまだ元気そうダネ。よかった、じゃぁもう少シ楽しませてくれなくチャネ」
柔らかい柔肉が俺の息子に当たる。
ヌプっ!という擬音と共にそれはゆっくりと包みこみながらも
体重をかけて勢いよくズブズブと降りていく。
気持ちのよい肉の壁に包まれて失神してしまいそうな恍惚感が俺を襲った。
「ホラ、もうコンナになっチャって…これからもっと気持ちヨクしてあげるカラね。」
包み込まれた肉の壁がジュルジュルという音を出して摺れていく。
その度に包まれる肉のビラに愛撫されている息子が嬉しそうな悲鳴をあげる。
俺の目の前でたぷんたぷんと揺れるのは胸ではなくて尻。
いてもたってもいられなくなった俺はそれをむんずと鷲づかみにしながら必死でこの快楽に抵抗していた。
ピタピタと揺れる肉ビラ、ゆさゆさと揺れる大きな尻。
そして止め処なく溢れる愛液
その快楽の海に抗う術などない。
「ほラ?もう限界なんデショ?あンデッとだから膣に出しテもいいよ。早くしナさい。」
先ほどの射精で敏感になっていた俺の息子はもう居てもたってもいられなくなってきた。
それはその言葉と共に限界を向かえ そしてー
「うぐぅ!出すぞ…! しっかり飲みこみや!この野郎!!!」
「ァ…は…いいよ。出しナサイ!…ァァアア!!!」
俺は二度目の体液を射出した。
216名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 05:15:38 ID:ioQAQBRB

それからどうなったかは覚えてない。
正直何回ヤッたのかも記憶が曖昧でなんとも言えない。
ただわかるのは 俺はすっかり搾り取られるまでたっぷり楽しんでいたらしい。
気づいたときには俺の周りにはあのフォモル達はいなくて
丸裸にされた俺の周りにはあの陰気なネクロマンサー達がいるだけだった。
これからどうなるかなんて考えたくもない。

「はい!どうも楽しんでくれたかなぁ?ちょっとミーも頭修復するまで時間かかちゃっていやホント脳って再生するのに時間かかっちゃうのよねぇ。」
「マスター ソンナコトドウデモイイカラ ハヤクシャベレ。」

そういえば、いたな…こんな奴ら

「で、だ、ユーは大人しく考えを改めてくれたかなぁ?まさかあれだけいい思いシテ何もしゃべらない訳ないよねぇ」
「ムリヤリ オカシトイテ セットクリョクナイネ マスター。」

まったくだ。

「その骨の言うとおりだ。俺は何も喋る気もねぇし。こんなこと頼んだ覚えもねぇよ。」

それを聞くと王冠かぶったネクロはやや顔を顰めながらこう切り出した。

「あら、そう 残念だなぁ じゃぁミーもちょっと手荒な方法をとらなきゃいけないじゃない。こんな手、本当は使いたくなかったんだけどねぇ」
「コイツニハ オニアイデスヨ マスター」

どうやら俺を拷問する気らしい。
はっきり言ってこれは想定の範囲内だ。拷問なら例え意識を失ってもなんとかなるし
俺ら冒険者は生命が危険にさらされれば自動的に街のホームポイントに戻れるようになっている。
もちろん相手はギリギリまで俺を追い込むだろうが俺も瀕死になったら
奥歯に仕掛けた毒薬を飲めばジワジワいたぶられることもなくホームポイントに帰還できる。
と楽観的にかまえていた訳だが

「じゃぁチョーアンラッキーだけど、ユーには痛い目にあってもらいましょ。」
「ドキドキ ワクワク」

パチン!とそいつがまた指を鳴らすと傍にひかえていた根暗どもがまた一斉に召還魔法を詠唱し始めた。
グングンと高まっていく魔力濃度と共に形成されていくアンデット。
次はなんだ、骨か?屍犬か?それともレイスか?
217名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 05:16:18 ID:ioQAQBRB
「さぁ!惨劇の夜の始まりだ!ふはははあはははグヒャヒャアヒャヒャハy!(゚∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ」
グショ!
「ア ゴメン マスター ウルサイカラ ツイ」

もうこいつら知らん。


ドロン!とそこに現れたのは
先ほどと変わらないフォモル達だった。
完璧なフォルム、煌びやかな肉体美、完璧に整った顔
煙と共に出てきた四匹のフォモルは薄ら笑いを浮かべながら俺の周りに集まった。
一糸まとわぬ姿をしているフォモルたち
その裸体はアンデットといえどもしっかり特徴を表していた。

全員男の勲章をぶら下げながら



「え?」


一瞬そこに現れた物体がなんなのか想像がつかない。
真っ白になる思考。
だが次の瞬間 凄まじい悪夢が俺を襲う。

「「「「ウホっ!いい男。 や ら な い か ?」」」」

俺は死を覚悟した。

「ああああああああああああああ!!いやあああああああ!やめてえええええええええええ!!」

俺の目の前に現れた
全裸のタル男、首男、ヒュム男、そしてガルカ

全員がいきたった勲章を俺に向けて笑いながら突撃してくる。
その光景はまさしく悪夢 ああ!助けてアルタナ様!!!
タル男「大丈夫♪ハジメはキツいけどナレレば平気だよ♪」
首男「優しくしてヤルよ。ポッ」
ヒュム男「ハァハァ…」
ガルカ「パワーーーーーーーー!!」

「アーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!」

ノーグの大空洞に絶叫が響きわたった。
218名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 13:06:57 ID:77Y3xINt
うーん、、、突っ込みも無粋かもしれないけど
一応ヤマジュンファンとしては見過ごせないので
ココだけはちゃんと指摘しておく。

「や ら な い か ?」の語尾は「?」ではなくて
「や ら な い か 。」 だ。

ともあれGJ
219名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 16:03:23 ID:ws2PiROs
それと叫び声はアッー!だな。まあどうでもいいがw
220名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 21:41:59 ID:STv+5NiV
こーいう笑えるオチは好きだwGJw
221名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 22:59:32 ID:0UZS6+5w
画面前で噴いたwwww
GJ!
222名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 01:43:06 ID:GzktF0+a
ほしゅ
223(・∀・):2006/11/01(水) 05:39:34 ID:tZxzN5uP
ホッシュ
224名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 06:22:55 ID:K1U4lGST
保守。

それだけじゃなんなので。
アプルルにも「おにいちゃん、見ちゃらめえ」とか言う時期があったのだろうか、と思う秋の朝。
225名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 10:29:19 ID:ghx2w/0f
おお…ちょっとアプルル挑戦してみようかな…
226名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 17:26:55 ID:9Dcs0bk8
がんがれー。
応援してみるてすと
227名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 14:44:10 ID:RTfRK8zg
アプルルってなんですか?
228名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 00:17:05 ID:JRlhcKa1
「あんっ!ああん・・らめ・・・もうらめえ!ビクンビクン




変わり果てたザザークの姿を見て、俺は自分のした事の重大さに気が付いたage
229名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 19:43:16 ID:u37QxG0K
アプカル受けハァハァ
230名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 22:54:32 ID:XfMzUmi+
保守
231名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 18:23:58 ID:r9QfTIXr
アプカルはペンギン(´Д`)
アプルルは元祖?萌えキャラの樽(´Д`)
232名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 06:32:40 ID:Ues7p6v3
これはいい過疎スレですね。






そんなことよりミスラとまんこしたい
233名無し@ピンキー:2006/11/16(木) 12:28:10 ID:cpXZIT9z
>>232
御意
234名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 12:59:11 ID:hktpB3yx
漏れはルト・ミュラーとまんこしたい。


ルト・ミュラーのトリッククエに監禁陵辱小説、まだだろうか・・・
もうアレ言ってた人、見てないのかなぁ(´Д`)
235名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 02:54:56 ID:W0y7tzSV
職人さん、まだ見てるかなぁ・・・
自分には文才がないのでネタ投下。(ビシージのコラボの前例もあるし)

曹長アサルト:謝鱗祭襲撃作戦
脱皮直後のマムージャが集い、新鱗の獲得を
神に謝する祭典「謝鱗祭」が催されている、
との情報が入った。脱皮と舞踏でマムージャ
は疲弊している模様。アサルト要員は会場で
ある訓練所に急行。彼らを殲滅せよ。

まあ、200体近くのマム他が襲ってくるワケなんだが
シナリオの中で、奥の小屋のなかに一人のマッパのエル♀が捕虜になってる・・・
設定は祭りの最中に捕虜になって、余興に喰われる(ここの住人なら、解るな・・・?)前だったらしい。
フェイスタイプ、エル♀の銀のロングヘア 黒豹旅団のルマ〜ユという名前らしい。
以下実際のセリフ解析(ストーリーの設定用によかったら最高までに)
0480 いやぁ、助かったわぁ〜/ウチは黒豹旅団のルマ〜ユ。もうちょいで、/マム〜ジャに喰われるとこやってん。お〜きに。
0481 ほんでなぁ……わるいんやけど、/これもなにかの縁やと思うんやわぁ。 ついでに、/ウチを安全なトコまで連れてってくれはらへん?
0482 ねぇ〜待って〜な〜。/ウチほったらかして、ドコ行かはったん〜?
0483 なんでやのん……/あんさん、おらんようになったら、/ウチ、どないしたらええのん……?
0484 あ〜っ! 居てはった〜っ!!/ひどいわぁ、ウチおいて行かはるやなんて〜っ!
0485 ここまできたら、もう大丈夫やわ。/そのうち、旅団がお迎えに来はるし。/ほんま、お〜きに。
0486 ねぇ〜っ!
0487 ダレか、おらしまへんの〜っ?
0488 ココ、えらい臭いねん……
0489 ウチを助けてよし〜っ!?
0490 あかん……/ウチ、もう……
0491 お〜きに♪
0492 えらい、お〜きに!
0493 はうっ!/も〜っ、ウチの玉肌に〜っ!!
0494 ちょっ……痛ぁ〜っ!/あんさん、なにしまんのっ!!
0495 あ痛タタタ〜〜ッ!/も〜、もうカンニンやわぁ〜っ!!
0496 ハァ、ハァ……/ウチ、丸腰やさかい……、助けてくれはっても、/あんさん、バチあたりまへんえ?
0497 ハァ〜……ハァ〜……/ウ、ウチ……もう……/あかんかもしれへん……

さて、、、チンコ長くして待っておくとするか
236名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 12:55:28 ID:bKK6pkVA
>>235
【謝鱗祭襲撃作戦】

ねぇ〜っ!
ダレか、おらしまへんの〜っ?
ウチを助けてよし〜っ!?
ココ、えらい臭いねん……

どこからか女性の声が聞こえきた。
この任務で捕虜が囚われているなんて聞いてなかったが…。
首を傾げていると、他の仲間たちも不思議そうな表情で会話をしている。
「なんか…声、聞こえるよな……?」
「罠…?」
「もうマムージャ居なさそうだし、ちっと探索してみっか」
そこで俺は先ほど見かけた小屋を思い出した。
「俺、向こう見てくるわ。さっき小屋みたいの見かけたんだよ」
俺の言葉にリーダーのガルカがうなずいた。
「おう、頼んだ。他のみんなも散開してくれ」
「おk」
「うーい」
メンバーがパラパラと散らばっていった。

俺もみんなと離れて、目的の小屋へと足を向けた。
罠の可能性も考慮して陰からそーっと近づく。

『はぁ〜〜
もう、こんなとこいややわ〜』

先ほどと同じ声が聞こえてきた。
マムージャが真似しているとも思えず、小屋の中を覗き込むと人がいる。
その背中に声をかける。
「おい、あんた」
女がこちらを振り返った。

エル♀じゃないか…。
しかもほとんど裸。エル♀(・∀・)イイ!!

俺がニヤけていると女が俺に気付いた。
「あ! あんさん、こないなとこで何してはりますの」
「あんた、捕虜なのか?」
「ウチは黒豹旅団のルマ〜ユ。もうちょいで、マム〜ジャに喰われるとこやってん」
「そうか、俺は任務で仲間たちとマムージャ殲滅に…」
言い終えぬうちにルマ〜ユが、俺の胸倉を格子越しに掴んで引き寄せた。
「お、おい…苦し……は、離せって…」
「助けてくれはっても、あんさん、バチあたりまへんえ?」
「助け…るから……この手を離して…」
苦しげな俺にルマ〜ユはにっこりと笑みを向け、
「お〜きに♪」



ごめ、関西弁で挫折。関東人なのよ。
しかもアサルト未経験だし…(´-`)
23792:2006/11/18(土) 22:54:42 ID:0ri6E1UD
久々に書きあがりましたので投下させてもらいます。
以前のアプルルネタにアイディアをいただきまして書きました。
想像のものと違った場合はお許しください。

カーディアン×アプルル
23892:2006/11/18(土) 22:55:46 ID:0ri6E1UD
手の院最奥、封命室。
誰もいないその部屋で院長であるアプルルは一人頭を抱えていた。
「どうしてこの子だけ動かないの…?」
一台のカーディアンの前で屈み、ため息を吐く。
彼女は彼此三時間ほどこのカーディアンに付きっきりであった。
もう一度、製造の行程が記録されている記帳に目を通すが、変わった点も無く、さらに悩みこんだ。
「うーん、もうこれ以上やってもだめなのかしら…そうだわ…続けても赤字の山がウルガランを超えるわ…」
独り言をぶつぶつと漏らし、このカーディアンの処分を決定した。
しかしアプルルの力だけでは組み立ておわっているカーディアンを運ぶのは容易ではない。
一旦外へ出て手伝いを頼もうかと思い、後ろを向くとその小さな体に鈍い衝撃が走った。
アプルルはそれがなんなのかわからないまま床へと叩きつけられる。
「な…なに!?」
痛む箇所を小さな手で押さえながら振り向くと、そこにはさっきまで動かなかったカーディアンが武器としもたせた杖を構えていた。
誰がみても明らかだった。
―――暴走している…
23992:2006/11/18(土) 22:56:37 ID:0ri6E1UD
「うそ…そんなはずは…!」じりじりとカーディアンはアプルルを追い掛け、アプルルを壁へと追いやる。
「ひっ…こ、こないで!」
無表情にただならぬ恐怖を感じ震えながら怯える。
そのアプルルをつまみ上げると高々とかかげ、作業台の上へとアプルルを乗せる。
「やめて!放してっ!」
作業台の上に置かれていた、カーディアンを組み立てるのに使うロープを器用に動かし、簡単にアプルルの腕を縛り自由を奪う。
さらにカーディアンはアプルルの首へゆるくロープをかけ、その先端を作業台の足へと結んだ。
「やっ…どうして……」
半ば泣きそうになりながらなんとか逃れようと懸命に体を捩るが無駄だった。
カーディアンがアプルルをとらえ、足を開かせてロープをかけ、作業台の左右の脚へ結んだ。
首を括られ、両手は後ろ手に縛られて股を大きく割られた格好で固定される。
カーディアンはアプルルのズボンを一気に破り、布切れになったズボンを床に投げ捨てる。
24092:2006/11/18(土) 22:57:18 ID:0ri6E1UD
「やめて!いやッ!だれか…だれか!」
大きく開いた股の中央には細く小さなスジが引かれていた。
それをゆっくりと指で押し広げ、縦に擦る。
「いやっ…いたぃ…はぅ……いやぁぁ…」
目を閉じて責めに耐える。
カーディアンがなぜこのようなことをするのかを必死で考えるが、その考えは次第に沸き上がる快楽に流される。
「あっあッ…ひゃぁん…あはぅ…くふん……」
普段の真面目で努力家なアプルルとは思えない、甘く熱に浮かされた嬌声があがる。
つい先程まで閉じていたスジはすでに割れ、口をぱっくりと開いて悦びの蜜をあふれさせている。
「はぁっ…んん……きもちいぃ…あふ…っん……」
うっとりと快楽の海を漂い、腰を動かし始めた。
「もっと…ああん…もっと……中に…ひぅん…」
それを理解したのか、カーディアンは指を蜜壺へと侵入させる。
「あはっ…あん……はぁ…はいってく、るぅ…あっ…」
指をさらに奥へと進めるために、カーディアンは指を少しずつ伸ばすとやがて再奥の子宮へ辿り着いた。
「んっ…あっ…あはっ……ふぁ……ひぁっ!ら、らめぇっ!そこ…ひぅん!」
涎を垂らして悶えるアプルルに構いもせず、子宮をぐいぐいと突きあげる。
あまりの快楽で発生すらままならず、ただひたすらによがり続けた。
24192:2006/11/18(土) 22:57:58 ID:0ri6E1UD
やがてカーディアンは指を抜き、杖を持つと間髪いれず秘裂へと押し込んだ。
「あああああ!ぁああアぁあぁァあ!!」
指と比べものにならない杖を突っ込まれ、悲鳴に近い声をあげる。
杖は先端が太く、括れたり膨らんだりが何回か続く形の為、文字通り膣内を抉った。
不規則にピストンをし、時折杖を回して与える刺激に変化をつけた。
「ああ!ひゃはぅ!きもちぃいの!あはっ、もっとやって!あァん!あふっ!」
作業台の上で小さな体はカーディアンによって弄ばれて踊った。
紅潮し、興奮と快楽に溺れたアプルルの顔はどこか艶やかで色気に満ちていた。
引き出された杖の括れ部分には彼女の愛液が溜まって掻き出され、作業台を汚していく。
「ああん!イクぅ…いやぁ…イクイクイク!やぁああ!イクイっちゃぁぁ!!」びくびくと大きく痙攣して嬌声が一段と激しくなる。
カーディアンはひたるらピストンを繰り返す。
「あああああああ!イクぅ―――――…!」
身を強張らせてぶるぶる震え、息を吐き出すとくたりと力が抜け、意識を失った。
闇に堕ちる前に耳にした音はカーディアンが崩れる音だった。
この事件を機に、アプルルは新しい研究に打ち込むことになる。
彼女の部屋が夜更けまで明るく、物音がするのは新製品の試作品を試しているという。
もちろん、自らの躰で。
24292:2006/11/18(土) 23:02:29 ID:0ri6E1UD
以上です。
真面目な努力家って感じの人は淫乱っていう脳内設定がなぜかあるのでこうなりました…w

それにしても、よくわからないカーディアンもいるものですね(゚Д゚)y─┛~~
そしてこっそり自サイト宣伝…wぜひ遊びにいらしてください
ttp://www.mithra.to/~92
243スレ汚しかも(名前は変えます):2006/11/21(火) 00:23:11 ID:trL8N5Zm
92氏素晴らしいです
手マン・大人の鈍器物は2D・3D問わず大好物なので

しかしミスまんスレは最近の作品も保管庫所蔵品も独特の味があっていいね

自分もヴァナならでは、ヴァナでしか出来ないといった、他作品では実現できない
ヴァナプレイを妄想しようと日夜FFにログインしております(なかなかネタ思いつかないけど)
読んでくれた方のヴァナ世界が、どこもかしこもやらしく見えるようになる、
そんな作品を書きたい今日この頃です


244名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 07:15:57 ID:LyjN1BJH
GJ
軽く読めていいお
245名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 11:33:53 ID:Sjx+GbdL
GJ!
アプルルは淫乱だと思ってました。
246224:2006/11/23(木) 18:15:33 ID:YmJeB8xu
以前、アプルルネタを投げてみましたが、92氏、GJ!!であります!
タルっ娘のエロは隠微な感じがあってたまりませんな。

そして保守ついでにもう一投。
アトルガンエリアで何かネタは、と思ってみたら。
アフマウとアヴゼンが居たな〜、と今回の92氏の作品を見て思い出した秋の夜。

そして236さん、関西弁は地域によって話し方が変わってくるので地元民でも扱いにくい罠。
235のセリフ解析を見ると京都系とみたけど、さてさて。
247名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 07:54:50 ID:NmUXvolp
92氏GJです!
短くてエロい作品いつも楽しませてもらっていますw
248+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:07:54 ID:1cCHtXWM
最近近東の方面にも足を延ばし始めました。
アサルトやビシージを経験して『ああ、まだFFは大丈夫だな』と思ったりしてます。
さて、久しぶりの投下ですがが出来ました。
お楽しみ頂ければ幸いです。

―アルーア・シュドリアンヌの手記2、ジューン・ラウリンドの広告―

ブラッド:ヒュム♂F4B
ナリーマ:カダーバの浮沼にいる不滅隊、ヒュム♀F2A
アルーア:エル♀F3A
ジューン:ヒュム♀F1A
249+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:08:51 ID:1cCHtXWM

乾いた風が吹き、温暖な気候。
さんさんと照る太陽は、青空を一層蒼く彩って見せる。
水不足にならないのかと心配する程の雨量だが、水源はしっかりと保たれており、それはないようだ。
この国に住む人々は鎖国状態が続いていたにも関わらず、来訪者に優しい。
娯楽施設のようなものは少ないが、この温和な気候と国の人々。
訪れた者は、人それぞれ何かしらの新しい発見があるだろう。
個性的な人々に、独創的な文化。
そして美味しい料理の数々。

帰りの船に揺られる中、『アトルガン皇国にまた来たい』と言う思いに駆られる人は多いはず。
無論、獣人が攻め入ってこなければの話だが。

     = アルーア・シュドリアンヌ =


アトルガン白門、茶屋シャララト。
店内の座敷に座る、二人の女性。

ジューンはチャイを啜りながら、文面に眼を通している。
アルーアは膝を立てて、そこに頬杖をつき、眼を宙に彷徨わせていた。
ふーっと大きな溜息。
「ダメだわ、やっぱり私にはこういう当地自慢みたいなものは書けないわ」
気を滅入らせながら、アルザビコーヒーを一口。
「それで、私を呼んだんですね?」
「そういうこと」
ジューンの持ってきたロンフォールマロンのシロップ漬けを口に放る。
250+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:09:28 ID:1cCHtXWM
「一応、会社から滞在費は支給されてはいるけど、色々出費が多くて……副業持たないと辛いのよ」
口の中の物を飲み込み、またコーヒーを啜る。
「で、アトルガン皇国観光会社から、皇国の宣伝文を書いてくれないかって話が持ちかけられて……僥倖と思って二つ返事で仕事を請けたわ」
でも……、と語尾に付け加え、
「思った以上に難しくて困ってるのよ………いつものノリが許されないから」
頭を抱えるアルーア。
「いつもの『アルーア節』は辛口塗れのトゲトゲ文ですもんね」
くすくすと笑う、ジューン。
「ええ……安請け合いした自分が怨めしいわ」
「うふふ、アルーアさんらしいですね」
ジューンの眩しく可愛らしい微笑みにつられて、思わずアルーアも口元が緩む。

「解りました、私なりにアトルガン皇国の宣伝文を書いてみます」
「ありがとう、助かるわ」
チャイを飲み干し、懐をまさぐるジューン。
「お茶代は奢るわ」
アルーアがそう言うと、
「ありがとうございます」
と、深々とお辞儀して答えた。
ポニーテールがふわっと舞う。
「では早速、街を取材してきますね。夕方までには戻りますから」

そう告げるや否や、ジューンは小走りで店を出て行った。
251+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:10:12 ID:1cCHtXWM

近東の皇国、アトルガン。
近年まで他国との交流を絶っており、この国に出入りが許されるようになったのは、つい最近の事。
元々はタブナジア候国との交流が深く、諸国との通商も盛んだったようですがクリスタル大戦時、アルタナ連合諸国からの再三にわたる援軍要請に承諾しなかったとのことです。
宗教的な思想、世俗的思想の違いからか孤立主義主体の国であり、アルタナの女神の名の下の戦いには赴きたくなかったのかも知れません。
皇国にとっての絶対の存在は『聖皇』であって、女神ではありませんから。
そのため、近年に至るまで国交が疎かったのでしょう。

港町マウラからの船に揺られ、この地に降り立った私の眼に先ず飛び込んだのは、青空でした。
爽やかな風が吹き付けると、皇国のレリーフがはためいて存在を誇示するかのようです。
皇国の街の模様はと言うと要塞都市のような造形になっていて、一階の屋根を通路とした多層構造になっています。
レンガが主体の建物は、何処となく懐かしい淡い色……黄昏てゆく夕陽のようでした。

なお、皇国は大きく三つの街、皇民街、人民街、辺民街に分かれているようで、私は「辺民街」と呼ばれる場所に居ます。
この街は、商人、傭兵、冒険者、そして私のような国外からの人間から織り成されているようです。
皇民街は、聖王様からの許可と市民権を持たない者は立ち入りを禁じられているため、まずは辺民街から、ご紹介したいと思います。


     = ジューン・ラウリンド =

こんなところかな? と胸で呟く。
あまり沢山語りすぎても、観光客の人々の新しい発見の楽しみを奪ってしまうかもしれない。
慎重に、人の興味が湧きそうなことを仄めかしていかないと……と、ジューンは頭を悩ませる。
252+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:10:59 ID:1cCHtXWM
辺民街は大きく八つの区画によって分けられています。
南北に備える他国、他島への玄関である港。
雄大で見事な噴水の置かれた中心部には、冒険者の方々が集まって露店を開いています。
北西の区画には天晶堂との提携によってジュノ大国と連結した競売所もあり、南東の区画にはオシャレな茶屋がありました。
皇国を訪れた際は是非、ここでティータイムを楽しんでみてください。

中心部から西に進むと、バルラーン大通りに出られます。
この通りには、商人の露店が並び、様々な人々から織り成された、辺民街で最も栄えている場所です。
からくり士と呼ばれる大道芸士が人々を和ませ、鼻をくすぐる美味しそうな香りが、お祭りを思わせるかのようでした。
露店に並ぶ近東の名物料理、『シシケバブ』に舌鼓を打つ御方も多いのではないのでしょうか。

中心部より東に足を運びますと、前方の奥に大きな塁壁が望めます。
この先に皇民街があるらしいのですが……残念ながら、今の所は取材が認められていません。
この区画には傭兵の公務代理店、ワラーラ寺院、六門院と並んでおります。
六門院は許可が取れず、取材断念となりました……残念です。
公務代理店には、傭兵派遣会社である「サラヒムセンチネル」にて傭兵として認められた方々が、今も忙しそうに公務をこなしています。
噂によると、サラヒムセンチネルの社長はかなりのやり手だとか。
ワラーラ寺院には、宗教学と哲学を融合させた独自の研究施設となっています。
ワラーラ哲学を体現する謎の秘宝『ゴルディオス』の拝観は、一般の者にも認められてますので、一度お立ち寄りしてみては如何でしょうか?
その特殊な形状は、見るもの全ての頭を捻らせてくれるでしょう。

     = ジューン・ラウリンド =

手帳に書き収め、ふうと一息。
もうちょっと綺麗にまとめたいな、と人差し指の腹を唇に当て、考え込む。
253+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:11:39 ID:1cCHtXWM

まばらに浮かぶ雲が徐々に彩られ、陽が傾き始めた事を教える。
大きな街灯にうっすらとした炎が燈され、風が吹くたびに揺らめいている。
「夕方までに戻るって、アルーアさんには伝えたんだっけ……」
まだまだ街の様子を細かく見て廻りたい気にもなったが、自分でそう告げた手前。
ジューンは手帳を閉じ、鞄の中に仕舞うとアルーアの宿泊している宿屋へと足を向けた。


 所変わって、アルーアの部屋―――

対になったベッドに向かい合うように腰掛けた、アルーアとジューン。
アルーアはジューンの手帳に書いた文章を食い入るように見、黙読する。
外はもうすっかり真っ暗で、夜も更けていた。
「うん」
長い沈黙を終わらせたのは、アルーアの張りのある声だった。
「私のよりも良い感じ。ありがとうね、ジューン」
アルーアが頭を下げると、それに倣ってジューンも頭を下げた。
「いえいえ、おそまつさまです。まだまだ修正点は沢山ありますけど」
「ええ。締め切りまで、まだまだ余裕あるからジューンの気の済むまで書き綴ってちょうだい」
「はいっ」
嬉しそうに返事をするジューン。
手帳を返すとそれを枕元に置き、チャイを口にする。
「アトルガン皇国に来て……どう? ジューン」
コーヒーを手に持ち、アルーアは訊ねた。
「んー……やっぱり新鮮ですね。文化、風習、宗教概念とかが全然違いますから」
にっこりと、優しい微笑みで返す。
「楽しい?」
「はい」
ジューンが即答すると、アルーアは口元だけで微笑む。
微笑とも見て取れるその顔は、目元にどこか妖艶な色を浮かべていた。
254+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:12:19 ID:1cCHtXWM

コンコン。

不意に、部屋のドアをノックする音。
アルーアが立ち上がり、ドアまで歩み寄ると、
「こんばんはー、あのー……アルーアさん、の部屋ですよね?」
ドアの向こうから、幼い男性の声。
「ええ、ブラッドさんね。どうぞ」
アルーアはドアの向こうの男性とは知り合いなのか、何のためらいも無く鍵を開け、客人を招きいれた。
栗色の髪の毛をした若いヒュームの男性。
少し気弱そうな眉に、幼い顔立ち。
アルーア以外の存在に気が付くと、どうも、と頭を下げる。
それに倣って、ジューンも頭を下げた。

アルーアはジューンと同じベッドに腰掛け、ブラッドと言う青年は対になるように腰掛けていた。
一体何が始まるんだろう、と疑念に駆られたジューン。
落ち着かない様子の相方を見て、アルーアは優しく微笑む。
「緊張しなくていいのよ、ジューン。この人はブラッドさん。私の手記作成に協力してくれる人よ」
「ども、ブラッドって言います。よろしくっす」
「は、初めまして。ジューンと言います、以後お見知りおきを」
二人の挨拶が終えたのを見て、アルーアは話を切り出す。
「私は編集長に任された特集作りの他に、個人的な手記を書いてるの」
ジューンの顔を真っ直ぐ見つめる。
「近東の皇国には各地で奇妙な出来事が起きてるわ。で、ブラッドさんは自分の体験談を私達に語ってくれると言うわけよ」
「奇妙……ですか」
ブラッドの顔に二人の視線が集中する。
青年が「いいですか?」とでも言うかのような眼で見つめると、アルーアはそれに頷く。
255+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:12:52 ID:1cCHtXWM

「それじゃ、改めまして……オレの名前はブラッド。まだまだヒヨっ子のしがない青魔道士です」
二人に向かって、一礼。
「今から語るこの話は一ヶ月くらい前の話っす。オレは冒険者として皇国にやってきて、傭兵になるためにサラヒムセンチネルって言う傭兵派遣会社を訪ねたときのことでした」
部屋の空気が静寂に包まれ、ブラッドの声だけが音となる。
「色々問題はあったんですけど、何とか傭兵にしてもらえるところまで話を持っていったんです。すると社長から小包を渡されたんっすよ……なんでも、アズーフ島監視哨の不滅隊に差し入れを届けてくれって言われまして」
アズーフ島。
皇国の港から船で北へ進み、アラパゴ諸島の中で最も大きな面積を持つ島。
島の付近には暗礁が数多く存在し、座礁した船の破片が今でも浮かんでいるらしい。
波も激しく、霧が濃いせいで、アラパゴ諸島に向かう幾つもの皇船が沈められたという。
自然の洗礼を無事に抜けた先に、ナシュモと呼ばれる港町があり、皇国と繋ぐ海の玄関となっている。

「で、オレは社長に言われるがままに……船に揺られて、ナシュモに着きました」

アラパゴ諸島にある唯一の港町、ナシュモ。
かつては皇国軍の補給基地として利用されて栄えていたものの、疫病が流行した際に町ごと放棄されてしまったとの話。
今は疫病も影を潜め、ナシュモの空気を吸っても害はないと言うが、町は人間に代わって住み着いた獣人……キキルンが住み着いているらしい。
アラパゴ諸島を訪れる冒険者等を対象に商売をしており、コルセアと言う海賊もどきの者達との交流もあるとか。
昨今ではモーグリも住み着き、ナシュモを訪れた冒険者達の世話も賄っているとの話だ。

「カダーバって言う、そりゃもう恐ろしい沼地を何とか超えて、ようやくアズーフ島監視哨にたどりついたんですよ……」
256+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:14:17 ID:1cCHtXWM

噎せ返るような濃霧が辺りを包んでいる。
島全体を覆うかのような瘴気は空は濁し、太陽の光を通さない。
水分を存分に吸った植物達は、深い緑色に身を染め、垂れ下がる様はディアボロスのカギ爪のように不気味だ。
思わず身震いしてしまう。
歩くたびにべチャべチャと湿った大地が音を立て、いつか足を取られてしまいそうだ。
ブラッドは地図を片手に監視哨へと向かう。

東方の絵巻で見た「餓鬼」と言う怨霊に酷似した、インプ。
タルタルの握り拳の大きさしかないが、恐ろしい俊敏性と細菌を備え持つ、チゴー。
アンデッドである骨……ドゥルガーの身体には、解読不可能な呪文が刻まれており、その能力を飛躍的に伸ばしている。
舌先をチロチロと覗かせ、獲物を探すラミアとメロー。
噂以上の恐ろしい場所。

歩き回ること、数十分。
ブラッドはモンスター達の眼を潜り抜け、ようやく目的地らしき所に辿り着いた。
大きな木造の塀に囲まれ、さながら軍の休憩地のように見える。
特殊な魔法でもかけられてるのか、辺りにモンスターの影が無い。
門を押すと、湿気で太くなった木が擦れ合い、ギギギ……と不快な音を立てながら開いた。

松明の赤が霧でぼやけて見える。
墓場のような不気味な空気が漂い、背筋を震わせる。
霧の先に藍色の布が見える……テントの屋根だ。

ブラッドはそのテントらしきものの方へと歩いていった。
257+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:15:15 ID:1cCHtXWM

「……誰……」

突然の呼びかけに驚き、身体が跳ねる。
声のした前方を見ると、そこには一人の人間が立っていた。
まったく気配がしない。
「ど、どもっす」
その人物に近付いてゆく。
目の前に来て、ブラッドはようやくその人間が女性である事に気付いた。
青いターバンを被り、目元しか露出しないように顔全体をビロードのようなもので覆っている。
ターバンの端からは美しい金色の髪が、止まった流水のように垂れ、鈍く曇った蒼い瞳は死人のように曇っていた。
街中で見た兵士達と似た服装からして、皇国の人間であることは確かだろう。
目の前に佇む女性に言い表しようの無い恐怖感を感じ、思わず息を呑む。
ブラッドのたじろぐ姿を見て、女性は乾いた声で笑う。
「アハハハハ……聖皇の御ため……昼も夜も問わず……アズーフ島監視哨を監視してる……ナリーマよ……」
不滅隊の者、と解るや否やブラッドはペコリと頭を下げる。
「ご、ご丁寧にありがとうっす、オレはブラッドって言います。しがない新米傭兵っす」
ナリーマは不意に笑いを止め、眼を見開いて睨む。
「この地は……皇国軍の作戦領域……立ち去る……ことよ……さもないと……」
人形のようにカクンと動き、力なくブラッドのことを指差す。
「消すわよ……」
氷のように冷たく尖った声……いや、そんな声ではないのだがナリーマの身体から発する殺意めいた空気が、ブラッドにそう錯覚させている。

『あ、あの、オレは別にアナタの仕事の邪魔しにきたわけじゃないんすよ。ウチの社長からの命令で、アナタに差し入れを届けてくれって……』

……と、言いたいのだが、身体全体が凍り付いて動けない。
258+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:17:07 ID:1cCHtXWM
「あら、貴方……何か……こう……言いたそうな顔……してる……そうよ、そうだわ……なんなの……?」
殺意を潜めるナリーマ。
好機と踏んだブラッドは、社長から渡された小包を見せる。
「こ、これ……ウチの社長からの命令で、アナタに差し入れを届けてくれって」

小包を見た瞬間、ナリーマの眼が変わり、顔を隠す布の上からでも解るくらいに頬を染める。

「そ、それは……不滅隊への差し入れ……貴方……なんなの……よ……」
身体全体を小刻みに震わせ、小包を受け取る。
「ああ、不滅隊への差し入れ……華美で……妖艶で……それでいて清楚な香り……み、身も……心も……洗われる……流される……」
中に何が入っているのかは知らないがとにかく助かった、とブラッドは一安心した。
「とても……とても……貴重な品よ……それを……届けてくださるなんて……あああ……なにか……貴方に……そう……お礼をしなくては……いったいなにが……」
小包をその腕に抱きしめ、ナリーマは夢うつつのような顔で喋る。
259+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:19:00 ID:1cCHtXWM
「あ、いえ、いいっすよお礼なんて。じゃあオレはこのへんで」
あまりの恍惚ぶりに不気味になってきたブラッドは、そう告げると踵を返す。

「あら……遠慮なさらないで……そうよ……そうだわ……よいこと……そう、よいこと……教えてあげる……」
肩をがっしりと掴まれ、歩みを止められる。
「貴方の後ろ……青く……そう、青く光る……紋様が見えて?」
ナリーマの指差す方を見ると、紋章のようなものが浮かんでおり、青く淡く光っている。
「『移送の幻灯』というの……我が国の……皇国の……そうよ、誇り……」
一拍間を置く。
「偉大な……錬金術師たちが……開発した……人を……ばらばらにして……飛ばし……また……つなげる……装置なの……」
ブラッドは話が見えない。
「怖い……? そうよね……あたしも怖い……どんな仕組みか……よく分からないから………でも……世の中の……装置なんて……ほとんど……そうじゃなくて?」
ふうぅ……と妖艶な吐息を吐く。
「これを使えば……一瞬で……分解され……粒になって……王都の……
そう「六門院」に……飛ばされ……また、ひとつに……えと、再構成されるの……
しかも……こちらから……あちらへ行けば……あちらから……こちらへも……
来られるようになる……怖いけど……分からないけど……便利よ……」
260+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:20:03 ID:1cCHtXWM
「い、いや、いいっすよ。オレは徒歩ります、健康のために。それじゃっ!!」
ナリーマの手を解いて走り去ろうとする。
が……いくら離そうとしても、ナリーマの手はがっちりとブラッドの肩を掴み離れない。
「……いるのよね……たまにこういうボーヤ……でも……それがまた……愛しくて……美味しくて……」
「な、何言ってるんすか? あの、離してもらえますかね? お、オレ、まだ新米なんでサボってるわけにはいかないんすよ」
「まだ……解ってないのね……貴方の仕事は……移送の幻灯を使うこと……」
しどろもどろになるブラッド。
「い、いや、オレ船に揺られて帰りたいんっすよ。釣り人なんで。ははは、だ、だから」
「ああ……可哀想な人……だけど……愚鈍……貴方は虫……あたしを無視……」
ナリーマは空いた手で、己の顔を覆っていた布を下げる。
「な、何を」
思わず、ゴクリと喉がなる。
整った鼻筋……切なそうな目つきが、長い睫毛をより目立たせる。
不気味なまでに白いその肌は、きめ細かく滑らかで、美しい。
少し小さい唇は柔らかそうにふっくらとして、艶かしく潤っており、桃色のゼリーのようだ。
舌がゆっくりとなぞられると、ぷるんと震えたかのように見えた。
キュッと唇が窄められる。

「ふーー……………」

「うわっ」
ナリーマの吐息が、ブラッドの顔に吹きかけられる。
すると、首の座らない赤子のように身体を揺らした後、そのまま崩れ落ちた。

「ここは……あたしの巣……あたしは女郎蜘蛛……貴方は胡蝶……可愛い……美味しい……愛しい……餌……贄……」
261+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:20:53 ID:1cCHtXWM

鼻につく甘ったるい香りで、意識が呼び戻される。
ブラッドの眼に映ったのものは、上から釣られたランプの淡い光。
柔らかい敷布団に寝かされ、青い垂れ幕のようなものがテントの骨組みから垂れ下げられている。
紫色の煙は、御香のものだ。

どうやらテントの中で眠っていたらしい。

「……気が付いたのね……」
声のした頭上へと視線を向ける。
そこにはナリーマが立ち尽くしていた。
「な、ナリーマさん」
ふと、肌寒いことに気付く。
ブラッドは己の身体へと眼を向けると、心底驚いた。
「えっ!? お、オレ裸!? な、何で……どーして!?」
一糸纏わぬ裸体に剥かれ、尚且つナリーマのいるこの状況を理解出来なかった。
「はあぁぁ………」
首を擡げ、恍惚とするナリーマ。
すると、上着から順に不滅隊の服を脱いでいった。
「ちょ、な、ナリーマさん!?」
特殊な着付けにも関わらず、器用に一枚一枚脱ぎ捨ててゆく。
そして、金の装飾のついた小手、首飾り、脛当を残し、最後にターバンを外す。
美しいブロンドの髪が露にされ、ふわりと舞う。
ブラッドは、ナリーマの肢体を呆然と見つめ、視線が逸らせない。
「うふふ……」
小さな笑いと共に、頬を染める。
ゆっくり、ゆっくりと、ブラッドの許へと歩み寄る。
「あ、ああ」
ブラッドは起き上がろうとしたが、身体に力が入らない。

ふわり、とブラッドの隣へと座り、横になる。
262+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:21:44 ID:1cCHtXWM
人形のように、整った顔立ち。
ふくよかな唇は端が持ち上がっており、楽しそうな表情だ。
ナリーマが息遣いするたびに、その身体中から引き寄せられそうな甘い香りが匂ってくる。
雪のように白い肌はうっすらと朱が差され、桃色をしていた。
筋肉がまるで無いかのような、ムチムチと熟れた肉付きをしており、乳房はかなり豊満で少し垂れている。
見た目の若さと均整がとれていない妖艶な身体つきだが、それがまた不思議と美しい。
「若くて……逞しくて……ふふ……美味しそうな餌……ああ……良い匂い……」
舌先を覗かせ、唇を舐めるその様は、ラミアの行ったそれよりも遥かに獣じみていた。
ナリーマはブラッドの顔を両手で持つと、その唇を奪った。
脳天を突き抜ける甘美な感覚に、酔い痴れる。
舌と舌がお互いを洗い合うかのように、擦れ合う。
「はふっ……はふぅっ……」
ナリーマの切なそうな吐息が零れる。
ブラッドの胸板にその豊満な乳房を押し付け、一瞬で猛った男根を股に挟んで己の秘裂になぞらせる。
「あぅ……」
「うあっ」
敏感な所同士が擦れ合い、舌の愛撫にも熱が篭る。
ナリーマの舌を絡めとるかのように蠢きだし、不意に口を離した。
唾液の細い綱が二人の間に垂れる。
「貴方は……あたしの餌……でも……あたしも餌……若い野獣に無残に貪られる……白兎……」
「な、ナリーマさん、オレ、この状況がよく解らないんすけど」
「ナジャ社長からの……本当の差し入れ……それは……若いオス……そう……青臭い汁を沢山蓄えた……可愛い……美味しい……甘美な……オス……」
ナリーマの言葉に驚く、ブラッド。
「さあ……若くて……乱暴で……無慈悲な……野獣……あたしを……貪って……引き裂いて……潰して……喰らい尽くして……」
大きく口を開ける、ナリーマ。
暗い青の瞳が、いつのまにか真紅に染まっている。
舌を延ばしてくる。

その舌の上には、蠢くゼリーのような物体が乗っていた。
263+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:22:54 ID:1cCHtXWM
「んっ!?」
ナリーマはブラッドの唇に舌を差し込んで抉じ開けると、その物体を口内に流し込む。
物体は己の意思を持っているらしく、スライムのように這いずりながら喉へと進んでゆく。
音を立てて喉を通り、胃に落ちる。
即座に唇を離す、ナリーマ。
「う、うごっ……げほっ、な、なんだコレ……」
身体の自由が利かないため、顔を逸らせて咳き込む。
「……蛇の……印……」
「な……? う、うぐぐぐっ」
ブラッドは腹が焼けるように熱くなり、血液が沸騰しているかのような感覚を感じ、苦痛に呻いていた。
「う、うがぁぁっ……!」
自分の下で苦しむブラッドを見て、ナリーマは楽しそうにその様子を見つめていた。
「ぐあっ!」
つま先から脳天に電撃が、一閃。
次の瞬間に、痛みは消え去っていた。
そして苦痛に替わり、激しい欲望が腹に渦巻きだすのを感じる。
己の分身が膨張しすぎて破裂するのではないかと思うくらい痛む。

ナリーマは猛り行く男を愛しそうに見つめる。
そしてブラッドの身体から降りると、無防備に腹を見せて寝転がる。
「あぁ……偉いわ……よく……耐えぬいたわよ……さぁ……あたしを……壊して……」
自分の腕で柔らかそうな乳房を寄せ上げ、オスを誘う。
「はぁっ、はぁっ」
ブラッドは呼吸を荒げ、ナリーマの白い裸身に吸い込まれるように覆いかぶさった。
264+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:23:40 ID:1cCHtXWM
「そ……そうよ……本能のままに……あたしを……貪って……」
ナリーマが求める前に、ブラッドは既にその柔らかい肉体の感触を楽しんでいた。
「は……あんん……んむむ……!」
ブラッドはナリーマの頭を押さえつけて強引に唇を奪い、舌でねじ開くと、そこに潜んだ舌を絡め取る。
弄び、舐め尽し、吸い尽くす。
「あぁぁぁ…………」
肉食獣のように頬を舐め上げ、そのまま耳朶へと進み、執拗に舌で攻める。
ブラッドは押さえつけていたナリーマの頭を離し、両手で豊満な乳房を堪能する。
「あっ……」
その実が熟れて垂れ下がり、捥がれるのを待っているかのような果実……まさに最高の柔らかさ。
型の崩れないゼリーのようにぷるぷるとした桃色の突起を、指でこね回す。
「はぅん……!」
シャリン、と首に着けられた金の装飾が音を鳴らし、身体を弓なりに反らして白い扇情的な喉を露にする。
思わずその喉に喰らい付き、その肌を舌で蹂躙した。
「ああぁ……喉に……喰らい付かれ……今……あたしは……喰い殺される……哀れな草食獣……」
ブラッドはそのまま下りていって、鎖骨から乳房へと口を移す。
「あ……」
突起を口に含み、強烈に吸い上げると、
「はああぁん!」
ナリーマが快感の嬌声を放つ。
突起から甘い果汁でも吸い出すかのように強く吸引し、テント内にその音が響く。
「あ……ああ……」
吸引を止め、今度は舌で突起をころころと弄び始めた。
舌に弾かれる度に滑って逃げる突起を、また舌が追いかけては捕らえて舐め回す。

まさに好き勝手に弄ばれる、という様だった。
265+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:24:42 ID:1cCHtXWM
左右の突起が唾液に塗れて光っている。
その周辺には吸引の強さを物語る、赤い痕が点々と印されていた。
ブラッドがナリーマの身体を更に下る。
金色の茂みの下にある、綺麗な紅色の秘裂に眼を向けた。
「ああ………」
恍惚としながら、自ら脚を大きく開いて女の器官を見せ付ける。
視線が釘付けになった隙にナリーマは少しずつ身体を動かし、ブラッドの身体の下に潜り込む。
まるで別生物のように猛った男根へと手を伸ばし、しっかりと握り締めた。
一瞬身体を弾くブラッド。
先端の鈴口から漏れる露を見て、喜悦の吐息をするナリーマ。
お返しと言わんばかりに、紅色の秘裂を指でなぞる。
「はうっ……」
その行為に悦びの声で応えた。

卑猥な粘着質な音。
ナリーマが上となり、互いの雌雄の器官を愛撫しあう。
耳まで赤く染め、熱心にブラッドの男根を吸い上げる。
口を離し、舌で先端を舐め回しながら幹を手で扱く。
「この……絹のような……舌触り……ああ……なんて甘美……永遠の……至福の……一時……」
ナリーマは執拗に先端を攻め続け、粘膜の滑らかな感触に酔い痴れていた。
「う、うううっ」
苦痛にも似た呻き声。
膨張しきって痛みを生む器官が、ナリーマの舌と手によって苦痛から甘美なる感覚へと変わっていく。
「はあ……愛しくて……熱くて……凶暴で……素敵……」
口内や手の内で弾ける男根を弄ぶ。
射精へと近付いていく様を楽しんでいるようだった。
266+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:25:42 ID:1cCHtXWM
「うっ!!」
ブラッドが身体全体を弾かせ、跳ねた。
同時に男根の先端から絶頂の証である白濁した粘液が大量に放たれる。
丁度良く尿道口を舌で舐っていたところだったので、それはナリーマの口内へと飛び込んでいった。
突然の射精に驚く様子もなく、先端をしっかりと咥えて受け止める。
二度、三度、四度と身体を弾かせ、そのたびに発射する。

萎えることを知らぬ男根から口を離すと、ナリーマはブラッドの方へと顔を向ける。
つるー……と、先端と唇を濃厚な白濁液が結んだ。
勢い良く発射されたそれは、ナリーマの顔にも飛び散っており、胸元にも幾らか垂れていた。
妖艶な微笑みを浮かべると、喉を上下させ、口内に溜まっているであろう粘液を飲み込む。
「あああ……久しい……男の精気……何て……濃厚で……青臭くて……元気で……熱くて……美味しくて……」
飛び散った粘液を指で弄び、己に塗りたくる。
「何よりの……差し入れ……ああ……」
悦に浸り、艶かしく舌を覗かせる。

その様を見たブラッドの肉欲は更に燃え上がる。

ナリーマの尻を掴み、掲げさせると火照った秘部へ口を付ける。
「あ……あぁぁ……」
貪るような舌の動きに腰を振るわせ、喘ぐ。
潤滑液に塗れた秘裂がブラッドの唾液に濡れ、唇、陰核、すべてに塗りたくられていた。
男を受け入れる肉穴から更に潤滑を促す粘液が分泌され、淫靡なる花が香り更に勾引かす。
存在を誇示するかのようにぷっくらと立った雌蕊を舌で転がすと、歓喜の悲鳴を上げた。
「はぁうっ!!」
敏感なその突起を更に弄ぶと、秘穴はひくひくと物欲しそうに蠢き、男根を受け入れるべく潤滑液を溢れさせた。
秘裂から口を離すと、ブラッドはナリーマと向き合うようにし、腰を掴む。
凄まじい硬度を保ったままの男根は、己の発射した白濁液に塗れて半透明に透けて見えた。
「そんな……非道い……精液に塗れたままのを……でも……何て官能的で……背徳的な……行為……」
ナリーマは己の秘裂を指で開く。

「あ……はぁっ……!」
267+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:27:07 ID:1cCHtXWM
性欲に熱された肉棒が柔らかい膣内を開拓し、深奥へと進む。
充血して赤みを帯びた男根が秘裂を切り裂くかのようにめり込み、幾重にも襞を纏った肉壁を掻き分けてゆく。
「か……硬い……太い……熱い……」
唇の端から涎をだらしなく垂らし、夢幻の境地に達しているナリーマ。
脚をブラッドの腰に廻すと、逃れられないようにしっかりと捕まえると、それを合図に艶なる伽が始まる。

内部から大量に分泌される潤滑液のおかげで、ブラッドは己の分身を思うままに暴れさせていた。
狭い膣内と男根は、分泌された粘液によって寸分の隙間も作らず、密着しあった粘膜同士は音も無く行き交う。
「あああ……はあああ……か、快感……」
うっとりとした笑みを浮かべ、悦に浸っているナリーマ。
ブラッドは吸い付くような柔らかい双房を弄び、張った頂点の突起を指で擦り上げる。
腰が振られる度に二人の結合部が女の蜜に塗れてゆく。
「あたしが……こんな……坊やに……犯されて……あっ……ああぁぁぁ………」
思い切り深くまで挿入しては、一気に引き抜かれて。
膣内の至る所を亀頭の鰓で蹂躙され、ひたすらにナリーマの肉体を貪るブラッドの様は、さながら強姦の構図に見えた。
「あぁぁ……もう……イキそ………はうっ!!」
身体全体を弾かせ、シャランと装飾が鳴る。
だが性の野獣と化したブラッドにはどうでもいい事だった。
絶頂と同時に、内部が更に締まった。
「ぐうっ……!」
快感に呻きながら歯を食いしばり、動きが早まっていく。
「しゃ、射精の兆し……? ああ……中は駄目よ……そ……外に……」
ナリーマが拒絶の言葉を続けようとしたが、
「ううっ!!」
「あっ……」
膣内の男根が最高に太く硬くなり、弾け、そして跳ね回る。
最深部へと、大量に精を撒き散らした。
268+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:28:39 ID:1cCHtXWM

「酷い人……躊躇もせず……大量に……子宮が……熔けそう……」
最奥に精液を流し込まれながら呟く。
被虐の快感に燃えながらも脚をしっかりと絡ませており、どの道ブラッドが男根を抜く事は能わなかった。
絶頂の放出を終えたブラッドは、怒張の収まらぬ己の一物を引き抜くと、それをナリーマの顔に持っていく。
ナリーマは白濁液と潤滑液に彩られたモノを手に取ると、二人の欲望の残滓を舌で綺麗に舐め取る。
「美味しい……」
上の空のように呟くと、己の乳房を寄せ上げて男根を包み込む。
そしてそのまま亀頭を舌で舐め、乳房で幹を愛撫し始めた。
「熱い……まるで……炎に焙られた……鉄の棒……」
上下させ、捻って包み込み、極上の柔らかさを堪能させる。
ビクビクと胸の内で痙攣する肉棒を愛しそうに見つめ、喜悦の吐息。
「気持ち……良いのね……? あはは……そうよ……欲望に……身を任せて……」
ナリーマの愛撫の速度が上がり、柔肌に液が染み込んで粘質な音を立てる。
ブラッドの震えが大きくなってゆく。
「ぐっ」
くぐもった呻き。
同時にナリーマの頭を掴み、強引に先端を咥えさせた。
電撃に打たれたかのように身を大きく弾かせ、再び欲望を吐き出す。
「んん……」
口内で放たれる精液を、当然のようにして舌で味わってから飲み込んでいた。

「ぷはぁ……」
たっぷりと味わい、満足そうに口を離す。
「三発目の射精……なのに……まだまだ濃厚……凄いわ……」
余韻に浸るナリーマだったが、ブラッドはお構いなしと言った様子だった。
その細くて美しい腰を掴むと、身体の向きを変えさせる。
「あん……」
尻を掲げさせ、家畜の格好をさせた。
269+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:29:45 ID:1cCHtXWM
紅色の形の良い秘裂から濃厚な白濁液がドロリと垂れ、金色の茂みを卑猥に彩る。
秘裂を広げて膣口を開くと、男根を一気に奥底まで打ち込む。
「くうぅ……深い……」
ナリーマの形の良い尻にブラッドの骨盤がぶつかり、乾いた音を放つ。
亀頭は子宮をゴツゴツと叩き、激しく腰を打ちつけると嬉しそうに尻肉が跳ねる。
「あはぁぁぁぁ……こ、壊れる……」
両脇の腰をしっかりと掴み、逃がさない。
快感の赴くまま、本能の赴くままに、ただひたすらにナリーマの内部を掘り続ける。
一突きごとに結合部から二人の交じり合った粘液が零れ落ちてゆく。
ブラッドはナリーマの背に圧し掛かり、魅惑的に揺れる双房へと手を移す。
「あん……あぁん……あ……っ……もう……駄目……」
耳まで紅が注し、息も絶え絶えで己の限界を感じる。
早く絶頂に導かれたい一心で、ブラッドの動きに合わせて腰を振るナリーマ。
引き抜かれるときには、男根が抜けてしまわないように無意識に締め付け、打ち付けられるときには己の最も感じる場所に当たるように腰を捻る。
同時にナリーマは、膣内のブラッドが徐々に硬さと太さを増してゆくのを感じた。
「も……うっ……いっ……イ……ク……!」
下半身から生まれる快感の奔流に脳内は支配され、溺れる。
「ぐぅっ!!」
一際強烈な打ち込みと同時に、男の煮え滾った欲望が最奥で噴出された。
「あっ……あっ……はあああぁぁぁぅぅんんっ!!」
溶岩の如く熱い精が子宮を快感で溶かす。
涎を垂らし、舌をだらしなく覗かせて、絶頂を迎える。

結合部からは精を流し込むたびに、収まりきらなかった精液が溢れ出ていた。
270+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:30:47 ID:1cCHtXWM

「あ、貴方が……また……あ、あたしに……用があるなら……使って……あの、あたし……つぶつぶな……貴方でも……見つけるわ……ええ、きっと……」

はっ、と我に返る。

先程と変わらない、陰鬱とした湿地帯。
木々が風もないのに揺れる。
ブラッドは辺りを見回し、しばらく惚けた。
「どうしたの……?」
ナリーマの声。
紛れも無い、声。
頭の中に残って離れない、妖艶で美しい嬌声。
夢、だったのだろうか……と、頭を捻らせる。
「大丈夫……?」
綺麗に澄んだピジョンブラッドのような瞳から、冷ややかな視線を感じる。
「あ、は、はい、大丈夫っす。ちょっとボーっとしちゃいまして……そ、それじゃ……オレは失礼します」
一礼し、場を去るブラッド。

……数歩分離れてから、気が付いた。

ナリーマの青鈍色の瞳が、血のように真紅だったという事を。
ブラッドは恐る恐る振り返る。

視界を濁す、濃霧の先に妖しく真紅なる二つの眼光が、そこにあった。
だがブラッドはその眼を見つめると、不思議と恐怖感が消えていった。

何故なら、あの甘美なる肉の感触が身体に染み付いて離れないのだから。
脳髄が蕩けてしまうかのような、あの性本能の野獣に再びなれるのなら……またあの光に魅入られたい、と思ったから。
271+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:31:32 ID:1cCHtXWM

「本来、俺の体験はカダーバに差し入れを持っていった人間なら、誰もが経験することらしいんす」
ジジジ……と、行灯の中の炎が揺らめく。
「でもこの事を覚えてるヤツってのは、ほんの一握りの限られた男だけっすね。淫夢の記憶は消されちまうみたいなんです」
視線を落とし、大きなため息。
「で……その不滅隊のナリーマさんに気に入られたヤツだけは、記憶が残ったままだとか」
そわそわとするジューンとは対照的に、アルーアは落ち着いた様子だった。
「なるほどね。それじゃあ貴方が青魔道士になった理由は、もしかして……?」
「ええ……あの時の快感が忘れられなくて、気が付いたら青魔道士になって、アズーフ島監視哨に通って……」
バツが悪そうに頭をがりがりと掻く、ブラッド。
アルーアは熱心に手帳に文字を綴る。
しばらく執筆に専念し、綴り終えると筆を躍らせて、ふうっと一息つく。
「貴重な体験談をありがとう、今日はもう遅いわ。帰ってゆっくり休んでちょうだい」
「はいっす、それじゃあ……おやすみなさいっす」
ブラッドは深々と一礼すると、腰掛けていた寝台から立ち上がり、そのまま部屋を後にした。

静寂が二人を包む。
アルーアは書き綴った内容に誤字脱字が無いかチェックしている。
一方ジューンは、俯いたまま反応がない。
「ア、アルーアさん」
「ん?」
「な、何なんですか……今のお話」
下半身をもぞもぞさせて、頬を赤く染めているジューン。
「言ったでしょう? 編集長に任された特集作りの他に、個人的な手記を書いてるって……」
うろたえる事無く、さらりと返した。
「いつかジューンにも手伝って貰いたいからね。今のうちに耐性つけておかないと、って思ったのよ」

え? と驚くジューンに、アルーアは身を摺り寄せると不意に唇を奪い、そのまま後方に押し倒した。
272+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:32:19 ID:1cCHtXWM

  ――ジュノ。


全世界に向けて発行される新聞、ヴァナ・ディール・トリビューン本社。
チーフデスクには所長のタルタルが腰掛けており、その傍らには栗色の髪を後ろで結んだミスラが身を屈めて立っていた。
ジューンが担当したと言う「近東の皇国の魅力、ようこそアトルガン」の広告を手にし、にらめっこしている。
「うーむ、鎖国同然の皇国が観光チラシを作るとは……意外に皇国の台所は火の車か?」
「さすがジューンちゃんですニャ、皇国の見所や人口数、名物料理、皇国独自の諺……よく調べましたニャ」
所長の後ろから広告チラシを覗き込んでいるミスラが、瞳を輝かせている。
「まったく……けしからん。こんなものを作るためにジューン君は皇国に向かわせたんじゃないんだぞ」
鼻息を荒くついて憤っているように見せるが、内心は『よく書けている』と誉めているのがよく解った。
「面白そうですニャー……所長、わたしもアルーアさんの所に行って、皇国の取材を手伝いたいですニャー」
満面の笑みを浮かべる、ミスラ。
「うーん、構わないが……ナダ君」
ナダ、と呼ばれたミスラが「ん?」とでも言うように首を傾げる。
「副業は表立ってやらないように。いいね?」
所長の楽しそうな顔に、ナダは
「はーい」
と、子供のような良い返事をした。
273+2/QpyXn:2006/11/30(木) 16:38:57 ID:1cCHtXWM
以上です。
最初は不滅隊の男性陣にジューンが……と言う具合で考えていましたが、
ナリーマというナイスなキャラがいる事を知り、急遽変更と致しました。
次の手記シリーズは五蛇将をテーマに出来たら良いなと思ってます。

では良い旅を[+]
274名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 17:20:07 ID:jSGYzO+0
:+2/QpyXn氏長編乙です!GJ!!

いや前でビシージ妄想ネタしてた者ッス。
自分の妄想を名文にして作品にしてもらうだけではなく、
それがキッカケで職人神がFFに戻ってきてもらって
まだまだ執筆意欲出してもらった事が、なによりうれしいなぁ・・・

次回作も是非是非、期待してオリマス!
275名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 01:46:36 ID:EsdP2JJo
そうそう、五蛇将をテーマといえば今月のパッチで
五蛇将それぞれに関するクエストが追加されるとか何とか。
それにまつわるアザーエロストーリーなんぞも
なかなか良いかもですな。(*´з`)
276名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 04:26:33 ID:4rnOLHaz
いつもながらGJです!
次回も楽しみにしています。
277名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 01:21:43 ID:nMWqJvu8
hossyuhosyu!
+2/QpyXn氏の次の作品も楽しみにしてます!(*ノノ)
278名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 23:28:35 ID:iBrCYq18
92氏サイトのキリバンリクに書き込めないチキンが保守です
で、できればメルフォが・・性癖が・・ww
279名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 00:37:11 ID:YoIRmwpm
>>278
( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ナカマー!
てかあまりにもキリ番から離れすぎて葛藤がw
280名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 14:34:22 ID:ZFLpaj78
ナリーマ!ナリーマ!
281名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 15:20:32 ID:RrgfM1Ix
挙げ揚げage
282名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 21:32:45 ID:Gu9r1p6r
age
283名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 16:37:12 ID:owghglvb
廃れてますな
284名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 01:05:36 ID:IZQn/mKU
ネ実のヒュム♀とかミスラとかのスレは伸びているようだけど
こっちは過疎り気味なのはやっぱりスレの存在を知らないからなのかな。
まあでもあっちは全年齢対象だからこのスレを宣伝したりとかはできないけど。
285名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 05:58:51 ID:7ZsO46DQ
ポリゴンいぢりの18禁画像板とかは盛り上がってるんだけどねえ・・・
ポリゴンで陵辱シチュ妄想するだけでは飽き足らず、ストーリー作って
ここと同じ位のクオリティタカスな陵辱小説添えたりとか。
神はそっちよくいってるのかなぁ。。。
28692:2006/12/22(金) 18:36:00 ID:u2FcBOpw
現在七割までクリスマスネタで書いていますが…
今日中に書いて明日にあげられるように頑張ります
クリスマスってもうすぐじゃないですか…!
287名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 18:49:00 ID:WHE/KQGu
>>285
kwsk
半角二次元のFFXI板は小説とか無かったように思うのだが・・・
ドコのことですか

>>286
乙であります!
師走はほんとに早いですね
気がつけばあと二日・・・!
プレゼント代準備してなかったプギャー
28892:2006/12/22(金) 23:43:10 ID:u2FcBOpw
書きあがりました…
いつもどおり短いですが、あげさせていただきます。
場所はサンドリア
♀はナターシャという合成用倉庫エル♀
28992:2006/12/22(金) 23:43:52 ID:u2FcBOpw
今年の冬も街には華やかなイルミネーションが夜を飾る。
普段は世界各地に散らばって生活する冒険者達が故郷へと戻り、この時期特有の催しに参加するのである。
そう、星芒祭が近づいてきたのだ。
皆白と赤の鮮やかなローブを着て、モーグリのイタズラを楽しんでいた。
そんな中、冒険者達の輪に入れず壁に隠れながら眺めているエルヴァーンの女がいた。
着ているのは赤い王国の礼服にサブリガと寒そうな格好をしていたが本人は気にせずにじっと盛り上がる冒険者達をみていた。
彼女、ナターシャは木工の腕は師範と凄腕だが、戦うことに関しては疎かった。
決心したのか、赤い帽子をかぶり、ローブを着ていた女性に声をかける。
「あの、そのローブってどうすれば手に入りますか?」
まわりの騒がしさもあり、女性はナターシャに気付かず走ってモーグリを追っていってしまった。
「あ、あの…」
「欲しいの?ドリームローブ。」
女性を追おうと駆け出したが腕を捕まれ、そう聞かれる。
驚いて振り替えるとエルヴァーンの男性が自分の腕を掴んでいた。
「え?あ、はい…でも」
「まずあそこにいるおっさんの話を聞いておいで。俺ここで待ってるから。」
「わ、わかりました。」
男性へおじきをして言われたとおりに話を聞き、また戻ってくる。
「これで食器がもらえるから、次にローブね。おっと…お出ましだ、行こうか。」
29092:2006/12/22(金) 23:44:42 ID:u2FcBOpw
街中に突如あらわれたトレントに圧倒されながらもみんなの真似をした。
順調にイタズラを止め、食器をもらうと要領が掴めたのか楽しむ余裕が生まれた。
「では私もう一度子供たちにプレゼントあげてきますね!」
「もうだいぶあげたから大丈夫だよ、もらっといで。」
「はい!」
男性の言うとおり、念願のドリームローブを手に入れて早速着てみる。
可愛らしい装備で少し照れながらも嬉しくて仕方ない様子だ。
「本当にありがとうございました!」
「似合ってるよ、おめでとう。」
「では私、これで…」
「ついでにドリームローブのハイクォリティも貰いなよ。すぐだから。」
「ハイクォリティもあるのですか?」
ハイクォリティと聞いて胸が躍る。
「んじゃ、こっちきて。」
再度腕を掴まれて引きずられるように工人通りへと連れていかれる。
「あの、ちょっと…!あのっ。」
男性はいつもに増して人気のない材木置場の影へ追いやられる。
「ハイクォリティはね、もっと夢を与えなきゃ貰えないの。」
後退りをするナターシャを追い詰めるように近づいていく。
「こ、こないでくださ…」
「そろそろ俺に夢与えてくれても良いんじゃない?」
29192:2006/12/22(金) 23:45:31 ID:u2FcBOpw
ナターシャの拒絶の片手を、指を絡ませるように握り、唇を封じる。
逃れようともがく頭を押さえ付け、口づけを続けた。
「なあ、そんなサブリガはいて本当はヤってほしいんだろ?」
「そんなこと…!やっ……」素早く背後に回られ、太ももに硬く冷たい指が這う。
ローブの上から乳房を揉まれ、首筋を吸われる。
「ひゃ…ぁ……やめっ……ふぁ…」
「大丈夫だよ、すぐ気持ち良くなる。」
ローブの隙間から手を滑り込ませ、直に揉みしだき始めると次第にナターシャの体が淡く紅潮してくる。
「だめぇ…あっ…やぁん……」
足の力が抜け、男にもたれかかるとゆっくりとサブリガがおろされる。
前から男の右手が秘裂へと向かい、左手でローブの止め具を外され、たくし上げられた下着がきつそうに胸へ乗っている。
つんと空を向いている乳首を弄び、秘裂をなぞるとイヤらしい水音が鳴る。
「ああっ…はぁ…んっ……ああ…」
見ず知らずの男に犯されながらも、その状況に性的興奮を覚え、自ら腰を振る。
躰をくの字に曲げるとうまい具合に両腿に隙間ができ、男は肉芽を捜し当てた。
「ひゃぁあ!あああう!やああああ!!」
躰をくねらせて高く鳴き、男の手の動きにあわせてビクン、ビクンと震える。
「ほら、気持ちいいだろ?ん?」
膝を石畳へつかせ、豊かな臀部を突き出させるように上半身も倒し、空いている手でナターシャの両手首を掴む。
冷たい石畳に四つんばいになりながらも体は火照り、汗ばんでいた。
29292:2006/12/22(金) 23:46:21 ID:u2FcBOpw
「気持ち良いだろ?ほら、言ってみなよ。」
「あはぁああ!イイっ、キモチイイです…ああっ!ひゃぁああ…」
嬌声をあげて愛液を垂れ流し石畳にぽたぽたと落ちる。

男は自らの膨張した一物をナターシャの秘裂へとあてがうと自身で撫でるように滑らす。
「あふっ…ああぅ…んふ……」
「ほら、いくぞ。もっとケツあげろ。」
小さく震えながら快楽を求めている膣が男根を飲み込んでいく。
赤く充血し、ぷっくりと膨らんだ秘部は唾を呑むほどのものであった。
「あああ…はぁあん…」
子宮を押し上げ、奥まで到達したことがわかると男はゆっくりと活塞を始める。
「ああっ!はぁ!あうぅん!奥にィ!奥にあたってるぅ!はぁあ!うぁん!」
とろけた瞳で彼方を見つめ、涎さえも垂れ流しながら快楽を貪る。
「ひゃああ中が、あああん!あはぁ!あああ…!いいょおぉ…」
「もしかしてすっげー痴女だったりする?喜びすぎだしw」
「はぅん!あああっ!いいの…!奥が好きなのぉ…もっとぉ…」
精一杯、快楽に溺れた顔を男に向けねだるように熱い息を吐きだす。
男が腰を打ち付けるたびに肉と肉が勢い良くぶつかり合い、その音がリズミカルに寒空の下に響く。
「あはぁぁ…ふぅん…ああっ…ああー!」
「っは…イきそう?こっちどんどん締まってきてんだけど。」
「んああっ!イきそう、イッちゃうう!ああああっ!!」
29392:2006/12/22(金) 23:47:17 ID:u2FcBOpw
膝がガクガク震え粘り気のある愛液が男根に絡み付き絶頂へと導く。
男はナターシャの肩を掴んで上体を起こし、さらに活塞を早めていく。
上体が起きたことで一層深くまで突き刺さり、躰の中心から責め立てる。
「あああああん!だめええぇぇぇ!!ッイクイクイクイクああああああああああ!」
男が強く腰を打ち付けるとナターシャは大きく反り返り、痙攣を繰り返しなが荒い呼吸を繰り返した。
「…ふーっ…よかったわ…」余韻を楽しむかのように数回擦ってから男根を引き抜くとすぐに多量の白濁液がゴポゴポと溢れ、糸をひいて石畳へ落ち続けた。
ナターシャは尻を高く上げたまま絶頂を迎えた満足感の中を泳いでいた。

「なぁ、俺のツレが来てくれるから夢与えような。まだローブのハイクォリティには足りないからさ。」
木材のうえに座り、煙草を吹かしながら男は言う。
「あんたも与えたりないだろ?よかったなぁ。」
「はぃ…皆さんに夢を…夢をあげます…」
男の前に座り、一度射精して萎えたモノを咥え、吸いながら頭を前後に動かす。
「はは、すっげー貪欲。相当の好き者だな。」
男は口元を歪めて笑い、モノ欲しそうなナターシャの頬を撫でた。
陽も暮れかかり、イルミネーションが華やかに輝く。

星達が眠りから覚め、星芒祭の長い聖夜が訪れようとしていた。
29492:2006/12/22(金) 23:50:31 ID:u2FcBOpw
以上です。
季節にあわせて書いてみようと思ったのが昨日。
今日になってようやく明日明後日がその日という事に…w
なのでちょっと短くなってしまったけれど、お読みいただいた方ありがとうございました。
295名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 05:33:49 ID:znaGfsaR
>>287
板のURLは別に構わないと思うから・・・
MMO18禁
ttp://tune.ache-bang.com/~vg/modules/gsbbs_five/index.php?page=10

ここのページの下のほうのポリゴンの挿絵と
小説つきでファイルにまとめた陵辱神とか。

92氏乙です。
短めでくどくもなく、それでいてエロくて良いですな!
296名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 08:28:53 ID:+jMeHRj+
92氏GJです
一日でとかスゴスw

なにげに保管庫に+2/QpyXn氏のサイトが
今日気付いた(*´д`*)
297名もなきタル好き:2006/12/27(水) 01:33:48 ID:yKuZhiTF
お久しぶりです…久々にUPしますね
「はじめてのひと」

・登場人物
男…全種族対応
シャンルル…タル♀青ポニテ


「ふー、疲れた…。」
 サラヒム・センチネル社の業務代理店から出た俺はぐーっと伸びをした。ここ数日、傭兵の業務とアサルト(潜入作戦)にずっと狩り出されっぱなし
で、ようやくちょっと休めそうなところなのだ。とはいっても、まだしがない二等兵の身。突然いつ召集がかかるか分からないんだけどな。
 とにかく久しぶりにモグハウスに帰ってのんびりしようと思い、夕闇せまるアトルガン白門中央通りを足早に駆け抜ける。階段を一段飛ばしで
駆け上がると、そこに、にこやかに笑いながら客引きをする1人のガルカの姿があった。
「傭兵の皆さん、毎日お疲れ様です!ぜひ私共の船宿をご利用になってください。満点のサービスをご用意させていただいております!」

 …船宿?
 ぜひどうぞ、と微笑むガルカから、チラシを1枚受け取って仔細に見てみる。おそらく店の女の子であろう数人の女性の写真が、濃淡のある
セピア色に彩色されてちりばめられていた。ヒューム・エルヴァーン・ミスラ…どの娘もけっこうかわいかったし、美人ともいえる娘もいたんだけど、
俺はどの娘にも興味がもてなかった。冒険者仲間の中にも、この娘達と同じくらいの容貌の娘なんていくらでもいるからだ。
 しかし、俺の目は1枚の写真に吸いつけられた。1人だけフルカラーで彩色されていたその娘は、タルタル族だった。あどけない顔で、無邪気に
笑っている。かわいい…。めっちゃかわいい…。抱いたら、どんな声で鳴くんだろう?胸やアソコの手触りはどんなだろう?俺の頭の中は、既に
そんなイケナイ妄想でいっぱいになっていた。アサルトの疲れなんてどこへやら。いや、疲れているからこそ余計にか?とにかく、俺の男としての
欲求が、むくむくと立ち上がってきていた。
「こっ…この娘をホントに抱けるのか!?」
 すっかり興奮した俺は、チラシのタルタル娘のところを指差しながら、客引きのガルカにたずねていた。
「えぇ。その娘がお気に入りですか?彼女は店のNo.1なんですよ。指名なされますか?」
「あぁ、もちろん!するする!」
 笑顔を絶やさないガルカに聞かれ、俺はこくこくと即効でうなずいていた。

「シャンルルちゃん、ご指名でーす!」
 ガルカは店の奥に叫び、俺をそのシャンルルというタルタル娘のいる部屋へ連れて行ってくれた。その途中、俺は妙なことに気づいた。他にも
娘がいて、お客を待っている、もしくはお客を迎えているはずのたくさんの部屋から、人の声もベッドのきしむ音も聞こえてこないのだ。いぶかしんで
ガルカに聞いてみると…。
「あぁ。そのことでしたらご心配なく。全室完全防音となっておりますので。」
 なるほど。そういうことか。俺は納得した。
「さて。こちらでございます。全室食料庫・台所及びトイレ・お風呂完備となっておりますので、どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。」
 そうにこやかに言ったガルカは、うやうやしくドアを押し開けた…。
298名もなきタル好き:2006/12/27(水) 01:34:39 ID:yKuZhiTF
「いらっしゃい♪」
 さっきの写真で見た以上に、ホンモノはかわいかった。青く輝く髪をポニーテールにまとめ、髪と同じ青い瞳で無邪気に俺を見つめてくる。
「こ、こんばんは。よろしくな。」
 緊張というか照れで、ちょっと声がうわずる。きっと、ちょっと赤くなってんだろうなぁ。ぎこちなく装備をはずし、シャツとズボンだけのカッコに
なって、ベッドの上の、シャンルルのとなりに座る。シャンルルはにこっと笑って俺に身体を寄せてきた。
「おにいさん、こういうとこ、初めて?」
「え、い、いや、その。船宿ってヤツは、初めてなんだ。こういう店自体はジュノでも似たようなのはあったんだけどな。」
「ジュノ?」
 ちょっと首をかしげるシャンルル。そうか。アトルガンで生まれ育った娘だから、遠い中の国であるジュノ公国のことを知らないんだな。
「うん。俺な、こっちで言うところの…中の国…から来たんだ。俺も含めて最近多いんじゃないか?船で西からやってくるヤツら。」
「ん…そうね。最近、聞いたことのない国から来た人、すごく多いの。あなたもそうなのね?」
 俺はうなずいた。シャンルルは少し躊躇してるみたいに考えるしぐさをして、おそるおそる俺に聞いてきた。
「ねぇ…中の国の人達は、何でわざわざアトルガンまで来て戦うの?自分の国でも戦いはあるんじゃないの?」
「もちろんあったよ。でも、一応の終結を見たからな。こっちの国では、蛮族が攻め込んできたりとか、色々あるだろ?俺達の国でも最初はそんな
感じだった。冒険者たる者、そんなの見て放ってなんておけないからな。」
 シャンルルは一応納得してくれたようだ。
「で、アトルガンでも日々戦いの毎日を過ごしてるわけだ。サラヒム・センチネルの傭兵さんになったんでしょ?」
「ん。俺はまだしがない二等兵だから、大した仕事をしてるわけじゃないけどな。人は誰しも冒険者になれるわけじゃない。日々の生活を守ることで
精一杯のヤツらがほとんどだ。俺達冒険者の使命は、そんな人達の日々の生活の不安をちょっとでも取り除いてやることだよ。戦うことでしか
助けてやることができないのが歯がゆいけど…。」
 ここで俺はハッと顔を上げた。シャンルルを抱くためにここに来たのに、いったい何を語りモードに入ってんだ?ちらりと横を見ると、彼女はその
青い目をくるりと輝かせて俺をじっと見つめていた。テレ隠しに頭をバリバリかきながら、俺はあわてて弁解した。
「…ご、ごめん。何か語りに入っちゃって。その。なんかさ、こうやって俺の話長いこと聞いてくれるヤツ、めったにいないもんだか…ら…っ!?」
 俺の弁解は、シャンルルの唇にふさがれてしまったらしい。ほてった両手で顔を包まれ、小さくて熱い唇と舌が俺の口内をこね回して蹂躙する。
「っ…ぅん…。」
「んっ…ふぅ……ちゅっ…。」
 キスしていたのは多分1分半くらいだったはずなんだけど、突然のことに動転してた俺には、10分〜30分くらいにも長く感じられた。ようやく唇が
離れると、か細く光る銀色の液体がつーっと糸をひいて2人の唇をつないでいた。
「…ぁっ…?」
 シャンルルはタルタルとは思えないくらい大人っぽくて妖艶な笑みを浮かべて俺を見つめて言った。
「いいのよ。ここにやってくる冒険者さんも傭兵さんもみんな同じだから。冒険や戦いに明け暮れて、人のあたたかさとか、人肌が恋しいから、
みんなここにくるの。私をひざの上に抱いて、頭をなでながらよもやま話だけして帰っていく人もいるのよ。きっと故郷に小さな娘さんでもいるん
じゃないかな。」
「…。」
 きょとんとして俺が見つめていると、シャンルルは妖艶な表情を浮かべたまま笑ってうなずいた。そして実に自然な動きで俺のズボンのチャックに
手をかけ、さっきのキスですでに臨戦状態に突入した俺のモノをとりだす。
「あなたも、淋しいんでしょ…?」
299名もなきタル好き:2006/12/27(水) 01:36:08 ID:yKuZhiTF
 そう言って俺のをつーっと指でなでる。それだけでぞわぞわっと背中に快感の波が走る。俺は壁に背中をもたせかけるように、ベッドの奥に
座り直した。シャンルルも座り直した俺の脚の間に入ってきて、準備万端の様子だ。
「はむぅ…ん…んふぅ…っ……ぅん…。」
「…ぅあ…っ!」
 艶かしい視線で俺のモノを眺めた後、シャンルルはおもむろに俺のを口に含んできた。上目づかいで俺の目をのぞきこみつつ、唇全体でモノを
包み込むようにじゅぷじゅぷとしゃぶり、さらに手で竿から玉までしごいて刺激をくわえてくる。すごい、熟達してる…メチャクチャ、キモチイイ…。
「ふふっ…先走り、いっぱい出てるよ…かわいい…。」
 手で激しくしごきながら、舌先でチロチロと鈴口を刺激されてはたまらない。しかし、すぐにも放出したいのを、唇をかんで耐える。
「…ぅは…っあぁ…っく!シャンルル…入れて、いい?」
 ここでシャンルルは、なんと首を横に振ったのだ。
「ごめんなさい…。私ね、するならホントに好きになった人に、初めてをあげたいの。」
「…え。」
 その切なそうな瞳。俺は自然とうなずいてしまった。そりゃそうだよな。女の子だもの。初めては特別なモンだよな。好きな人にあげたいよな。
「…だから、私の口でイッて。思い切りイッてくれていいよ。」
 膨らんだ俺のモノを咥えたままのせいか、涙目のまま、上目づかいで俺を見つめて言うシャンルル。そんな目をされたら、俺もう思いっきり
イッちゃうよ?思いっきりシャンルルの口の中に出しちゃうよ?シャンルルは俺を見つめながら、舌をモノ全体にからませ、鈴口にキスをして、
さらにちゅうっと吸うような動きを始めた。ちょ、それ、ヤバイって!マジでイク…あ、もう…!
「…っあぁ…シャンルル、い、イクよ!出るっ……ぅうああぁっ!!」
 びゅくん!と腰が震え、俺は白濁した精を思い切りシャンルルの口に放った。シャンルルは一瞬苦しそうな表情を見せながらも、俺の精を全て
飲みほし、なおもちゅっちゅっと俺のモノを吸って残りの精液を吸いだしてくれた。
「はぁ…はぁ……。いっぱい出たね…。しかもまだ、こんなに元気…。」
「…シャンルル、すごいよ…俺、いくらでも出せそうだよ。」
 彼女の上気したほほ、うるんだ瞳。俺のモノはそれだけで復活し、再び熱く脈打っていた。
「じゃ、一度キレイにして、それから続きいっぱいしよ?お風呂の準備が整ってるよ♪」

 そんなわけで俺は、シャンルルに促されていったん風呂に入ることになった。そういやアサルトの帰りだったんだもんな…。
300名もなきタル好き:2006/12/27(水) 01:36:43 ID:yKuZhiTF

 部屋の片隅の、カーテンと板で仕切られた一角に、浴室が作られていた。結構広くて、どの種族にも対応してるみたいだ。俺はこの後に訪れる
のであろう快感への期待で胸とかそれ以外の場所とか膨らませながらいそいそと服を脱ぎ、体を流して浴槽につかった。
 浴室の片隅には、大きな鏡があった。最初は、女の子が自分の身だしなみを整えるために置いてあるんだと思ってたんだが、風呂につかって
みて分かった。鏡の反射を利用してるんだろう、そこにはさっきまで俺がいたベッドルームの様子が映っていた。シャンルルが鼻歌を歌いながら
ベッドメイキングをしている。さっきまで淫らな表情で俺のモノをしゃぶっていたとは思えないくらい、快活な表情だった。
 やがてシャンルルは、こまごまとした整理もすんだのか、ベッドの上にちょこんと座り込んだ。ん?表情がヘンだぞ?こころなしか赤くなって、
息も乱れてる感じが…。彼女はベッドの上で両脚をもじもじとすり合わせ、その小さな手は胸をまさぐっていた。え?まさかオナニー?俺は
浴槽の中で身を乗り出し、鏡をじっと凝視した。鏡の反射で映ってるってことは、シャンルルもどっかの鏡で入浴中の俺の姿を見ているのかも
っていう考えは、すでに俺の脳にはなかった。
「…んっ…ぁあっ…。」
 指が胸の敏感な突起に当たっているのだろうか?手が胸をまさぐるたびに切なそうにかすかな吐息がもれる。もどかしい刺激にたえられなく
なったのか、ローブのボタンをはずしてはだけさせ、スロップスをぬいで、小さな手で自分を慰めはじめた。指先をそっとなめ、その濡れた指で
こりこりと乳首をこねると、ぴくんぴくんと上体をのけぞらせて震えている。
「すごい、敏感なんだね…。」
 俺は思わず知らずつぶやき、自分の指で彼女の乳首をこねる妄想にひたっていた。
「っは…ん…ぁっ……ぁはあぁっ…やぁ…ん…。」
 シャンルルは片手で胸をこねながら、もう片方の手で内腿をつつーっとなぞったり、敏感な秘裂には触れないように注意深くゆるゆるとなで
まわしたりしている。顔はすっかりピンク色に上気し、切なげに眉根をよせた目は、艶かしく潤んでいた。きっと、さっき言ってた、まだ見ぬ「ホント
に好きになった人」のことを思っているのだろうな…そう思っていた俺は、次にシャンルルの口からもれた声に驚くことになる。
「ん…ぃやぁっ…ぁん……っ…お願い…して…いじって……んはぁっ!」
「!!」
 明らかに喘ぎ声の中に俺の名前が混じっていた。いやいやまさか、そんなはずあるわけが…そう思ってあらためて耳をすませて聞きなおして
みるが、気のせいなんかじゃない。シャンルルは切なげに俺の名前をつぶやきながら、もどかしそうに自らの濡れそぼつ敏感な秘裂をいじって
いた。くちくちと淫らな水音がひびき、甘い鳴き声とあいまって妖艶なハーモニーを奏でている。
「ぁん…ダメェ…もっとして……メチャクチャにして…も…イキたい…ぁああんっ…!」
 手でくちゅくちゅと秘所をかきまわし、愛液を飛び散らせながら、シャンルルは淫らに腰を振って鳴いていた。…もう、ダメ。ガマンできん。俺は
音を立てないように湯から上がり、用意されていた布で素早く身体をふいた。その間にも、淫らな喘ぎ声がとぎれとぎれに聞こえつづけている。
すでに俺のは臨戦態勢バッチリ!こんなにも俺の名前を呼んで悶えてる娘を、今いただかなくては俺の男がすたる!!

 ――バタバタバタッ!
301名もなきタル好き:2006/12/27(水) 01:37:20 ID:yKuZhiTF
 俺がベッドルームに戻った時、シャンルルはまさに今イクところだった。自分の愛液に濡れた指が淫らに秘所をかきまぜ、クリの皮をむいて
激しくしごいていた。腰がびくんびくんとはね、甘い鳴き声を上げてイクところだったのだ。
「…ぁん…あぁっ!?……イヤ、ダメ、見ないで…ぃやあぁあぁっダメイクッ…ぁあぁあっ!!」
 俺がアソコをギンギンに勃ち上がらせて見守る中、シャンルルは大声を上げて絶頂に達した。
「…。シャンルル…。」
 はぁはぁと息を荒げて上下するシャンルルの全身を見つめながら、俺はフラフラと吸い寄せられるように彼女のベッドに近づいていった。やがて、
絶頂を抜けたシャンルルが我に返って顔を上げようとした時、俺は彼女の身体を背後からギュッと抱きすくめていた。耳たぶに唇が触れんばかり
に顔を近づけ、至近距離で耳元にささやいた。
「俺に、こうされたかったんだよね…?」
「…っ……。」
 自分の淫らな姿を見られたこともあってか、シャンルルは俺の腕の中で顔を真っ赤にして首をふるふると横に振った。彼女の脚の間にそっと
指を滑り込ませると、そこは熱くとろけていて、なおも泉のように愛液が湧き出していた。わざと音をたててぐちゅぐちゅとかきまぜてやる。
「ちがうの?でもさ、こんなにアソコが濡れてるよ?息も荒いし。」
「ひゃぁん!……ひぅっ…。」
「乳首もこんな立ってるし…腰も動いちゃってるよ?」
「…っは…ぁ……ぁああああんっ!!…っ。」
 乳首を指でころころと転がしながら秘所をかきまぜ、舌でタルタル特有の大きな耳を愛撫してやると、シャンルルはびくびくと全身を震わせて、
腰を振って甘い鳴き声をあげた。…かわいい。もっと鳴かせてみたい。もっと感じさせてやりたい。そんな思いが俺の脳を支配していく。と、
シャンルルが身体をよじって俺の方を向いた。快感にとろけて潤んだ瞳で俺を見つめる。
「ねぇ…お願い。私の初めて、もらって…。」
 もちろんOK♪俺はうなずき、彼女の脚をM字に開いて、準備万端なモノを秘所にあてがった。先端で軽くくちゅくちゅとかき回してやると、それだけ
で愛液がとろとろとあふれ出し、俺のモノにまぶされていく。
「いくよ…?」
 そう言って俺は、ゆっくりとシャンルルの中に熱くそそり立つ自身を埋め込んでいった。熱くてぬるぬるのソコがきつく締め付けてきて、ただ腰を
押し進めてるだけでもとろけそうなくらい気持ちいい。
「ぁっ…あぁ…ん…!」
「痛くないか?」
「…うん…。」
 シャンルルが目の端に涙を浮かべたまま答えたのを確認して、俺はさらに腰を進めていく。やがて、いちばん奥にこつんと先端があたった。
「ぁ…いつの間にか、全部入っちゃったな。」
 きつい締め付けに耐えながら俺がつぶやくと、シャンルルも、快感(もしくは痛み?)にふるふると身体を震わせながら、涙の浮かんだ目を細めて
笑いながら返してきた。
「…ぁ…ぜんぜん…痛くなかった…よ…。」
「…はぁ…っ…シャンルル…動くよ…?」
 彼女がこくりとうなずくのを確認して、俺はゆっくりと腰を引き始めた。引き出された俺のモノは、シャンルルの愛液をまとってぬらぬらと淫らに
濡れ光っている。濡れ光るグロテスクな俺のモノと、快感に悶えるタルタルの幼い身体。その視覚的ギャップは、俺をますます興奮させた。少し
性急気味にぴたんと腰を打ち付けると、愛液がかきまぜられて、ぱちゅん、という音をたてた。

 ――ぴたん、ぱちゅん、ぴたん、ぱちゅんっ…!
302名もなきタル好き:2006/12/27(水) 01:38:00 ID:yKuZhiTF
「…っ、ぁんっ、ゃぁっ…んぁあっ!」
 …なんという気持ちよさか。シャンルルの中はとろけるほどに熱く、やわらかくて、それでいてぎゅうぎゅうとしぼるように俺のモノを締め付けてくる。
そして、俺が一突きする毎に彼女は甘く鳴き、ソコは喜びの涙をあふれさせ、快感にびくびくと打ち震え、締め付けはますますきつくなっていく…。
「…シャンルル…すごい、気持ちいいよ…。」
「私も…ぁん、気持ちいい…いゃん…ぁはっ…ゆ、夢みたい…っあぁんっ!…もっと、もっと…ぁん…奥まできて…!」
 切なげに眉をよせて、潤んだ瞳でそんなことを言われて、俺はますますたまらなくなってしまった。それまでゆっくりと出し入れしていた腰を、今度は
軽くグラインドしながら高速で最奥部まで一気にねじ込むように打ち付けていく。ぴたんぴたんぴたんぴたん…!

「あぁっ!…んぁはっ…ゃん…奥に、ズンズン当たって…はぁん…ぁ…私…おかしく…んぁあんっ!!」
「はぁっ…いいよ…シャンルル…。俺がついてるから…安心しておかしくなっていいよ…っ。」
 甘い声で淫らに鳴き、腰をくねらせるシャンルルを、俺は優しく抱きしめた。体が密着した状態で、さらに激しく腰を打ち付けると、俺のモノの先端が
ますます彼女の最奥部をこすり、シャンルルはますます乱れていった。そして、そんな彼女を見ながら腰を激しく振り続けてる俺にも、自然と限界が
訪れつつあった…。

「…っく!…シャンルル、俺もう…出そう…!!」
「はぁん!…ぃやん、ぁあっ…いいよ…中に出して…!!」

 ――ぴたんぴたんぴたぴたぴたぴたぴた…!!

「んぁはっ…ぁああんっ!ぁんダメっイっク…イッちゃ…ぁあああああぁんっ!!」
「ぅわ、シャンルルそんなに締めたら…出るっ…ぅぁああっ!!」

 ――びゅくっ!どくん…どびゅうっ!びゅるううう…!!

 びくんびくんと不規則に収縮を繰り返すシャンルルの胎内に、俺の白濁した欲望が大量に放たれた。
「ぁう…っく…。シャンルル?気持ちよかった?」
 射精を終え、絶頂を抜けて頭が冷静になった俺は、ちょっと心配げにシャンルルに訊いてみた。すると彼女は、まだちょっと涙の粒が残ったままの
目で、実に無邪気に笑ってくれたのだ。
「…うん…ありがと…。もっともっと、いっぱいあなたを感じたくなったよ…いい?」

 俺はうなずくと、シャンルルを抱きしめてゆっくりと唇を重ねた。シャンルルも俺の頭に手を回して抱き着き、自分から舌を入れて俺の口の中を
ゆっくりと、そして時には激しく蹂躙し始めた。

 俺とシャンルルの長い夜は、まだ始まったばかりだった…。



 翌朝。白い朝日が差すアトルガン白門の一角にある船宿から、1人の冒険者の男が、ほぼ空になった財布を手に鼻歌交じりで出てきた。彼は
ちょっと疲れた様子ではあったものの、実に満足げな、さわやかな表情をしていた。そして、そんな彼の姿を、船宿の窓からこっそり見ている者が
2人…。どうやらガルカとタルタルの女らしい。

「姐さん、お疲れ様でした。」
「…ふふ。なんてことないわ。」
 先ほどまでシャンルルと呼ばれていたタルタルの女性は、コトが終わってシャワーを浴びてきたらしく、すっきりとした顔をしていた。
「初めては好きな人にあげたい、ってほのめかして、彼がお風呂に入っている間にこっそりと財布を調べた後、仕掛け鏡に向かって彼の名前を
呼びながらオナニーして見せるだけで、あんなにも男は燃えるのよ。一晩楽しんだ後は、彼の財布のギリギリの料金をふっかけてやる、と。」
 彼女の言葉に、ガルカはにやりとした。彼はもちろん、最初に男にチラシを渡した客引きのガルカである。
「まったく。姐さんの考えた作戦は百発百中ですね。おもしろいようにひっかかるんですから。いいカモですよ。」
「でしょう?当分はこれでボロ儲けできるわ。…さて、ご飯を食べたら、また夕方までたっぷり眠りましょう。」

 船宿でそんな会話が行われているとはつゆ知らず、夜毎男が迷い込んでは、全財産に近い金額を巻き上げられていくのであった…。
303名もなきタル好き:2006/12/27(水) 01:39:43 ID:yKuZhiTF
うわ、あげてしまった…
シャンルルとガルカに全財産巻き上げられて逝ってきますorz
304名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 12:51:54 ID:6buWeTK3
名もなきタル好きさんGJ!
305名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 19:47:20 ID:jJxhT2/W
hoshu
306マンドラゴラとミスラ:2007/01/04(木) 04:42:03 ID:cyvVs91r
スレ汚しかも改めミスリルに賭けた裸属です
タル♂ トンソブンソ
ミスラ ソイ       どちらも好きなフェイスでどうぞ

俺はトンソブンソ、ウィンダス出身の華麗なるシーフだ。冒険者になる気なんてサバンナララブの
フン程もなかったけど、シノギでへた打っちまって国に居ずらくなっちまったんだな。
ほとぼりが冷めるまで流行の冒険ゴッコでもして国を離れていようと、広い世界に飛び出したのが
きっかけで、才能ってやつかな、今では義賊の中の義賊、世界の英雄、大怪盗トンソブンソ様ってな扱いなわけ。
主なシノギはゴブリンのクセぇ鞄から財布をスったり、女冒険者の下着を盗んで売ったりと
華麗なモンよ、まあ俺に盗めないもんなんて無いね。
で、俺っちには頼れる相棒がいて、モンクのソイ・ダナンっていうんだ。何でも世界一の格闘家を
目指すとかで腕っ節は立つんだが、格闘のことしか考えてねえんだな、全くギルに無頓着で路銀も
持たずにうろついてやがる。飯を買う金もないとかで、サルタバルタの川で手掴み漁に勤しんでいるところを
俺様が餌付けしてやったってわけ。ちょっと装備を買ってやったりすりゃ、メキメキと強くなって、
冒険者としては俺よりちょっとだけ優秀なわけ。俺はこいつのスポンサーみたいなもんで・・・
まあ平たくいえばソイにオンブにダッコでクォン・ミンダルシアに辺境・アトルガンと所狭しと冒険して来たが、
そろそろ俺も故郷に錦をかざっていっぺん凱旋してえなと思ってたところなのさ。
307マンドラゴラとミスラ:2007/01/04(木) 04:43:53 ID:cyvVs91r
だがウィンダスで一目置かれるってのはなかなか難しくてね、ダルメルランドや穴堀ワームの巣と違って、
ウィンダスじゃあインテリがもてはやされるのよ。インテリ、ああなんてソイには無縁の響きだろう、
こいつがいくら頑張った所でウィンダスじゃあちっとも認められない、だからここは一つ俺っちの
知恵ってやつが入用なわけで。ちょうどインテリってやつにアテが有るのよ、大して興味も無いのに
辺境のカザムにアトルガンくんだりと旅をした甲斐がってもんだ。冒険者の集まる所ってのは
情報も集まるってもんで噂だけは真贋問わずよりどりみどりでな、ほかの冒険者じゃあ大して
気にも止めねえが俺っちにはピーンと来たやつがあったのよ。
“マンドラゴラはアトルガン皇国が生み出した合成獣”
“ウィンダスにミスラが本格移民し始めた頃からミンダルシア大陸にマンドラゴラが増え始めた”
これだ!確か本国じゃあ偉い学者先生達が国を挙げてマンドラゴラの研究をしてるとか(よっぽど暇なんだろうな)で、
マンドラゴラのルーツに関する資料なんかにはスゲエ額の報奨金が出るとか出ないとか。
学者先生に認められるとくりゃあインテリ間違いなしだ、しかも多額の報奨金が出るとなりゃあ、
こそ泥がばれて国に帰れなくなった俺っちでもおっかさんに真っ当に顔向けできるってモンよ。
善は急げといつものようにソイをつれてカザムに飛んだ。
308マンドラゴラとミスラ:2007/01/04(木) 04:44:30 ID:cyvVs91r
「よし!実験開始だ、俺が合図をするまでマンドラゴラと戦い続けてくれ。」
わかった!と元気にマンドラゴラと戦い出すソイ。マンドラゴラだらけのヨアトル大森林で俺は観察記の1ページ目を綴りだした。
「オッケーオッケー!もういいぜ、帰ろうソイ。」
しばらくソイとマンドラゴラ達の戦いを観察していたが、十分な成果が得られたと考え引き上げを指示する。
「わ、わかりません!」
ソイの口癖だ、きっとソイには世界は不思議の国に見えるのだろう、何一つわかる事が無いのだから。
「今ので何かわかったの?実験って普通に戦っただけじゃ・・。」
いいからいいから、ソイの言を遮って帰路につく。実はこの実験、ある事情があってソイにも詳細を説明していない。
だってソイ自身が実験台なんだもの。
309マンドラゴラとミスラ:2007/01/04(木) 04:45:59 ID:cyvVs91r
俺が各地で入手した情報や実際観察したことを纏めるとこうだ、
・ マンドラゴラは植物らしいが動物のように行動できる、知性も若干ある。
・ サルタバルタには元々生息しておらず、20年程前から増えだした。
 (20年前といえばウィンダス復興のためにミスラが大量に移民した時代)
・ エルシモ島にも大量に生息しているが原生ではない。
 (つまり短期間に長距離、しかも海を渡る程生存権を広げる特性がある)
・ キメラの一種として研究開発された人工生命らしい。
・ 身の危険を感じると種をまいて子孫を残そうとする。
以上から俺の推測では、帰化植物に多い、種子を動物にくっつけて運ばせる類の植物の一種を、
奇天烈な錬金術で獣人(樹人?)に進化させた生物がマンドラゴラで、おそらくミスラの体にくっついて
運ばれているのではないかという結論に達した。ミスラはヒュームと並んで遠洋航海を得意とする種族だ、
そこかしこの国と交易があったとかいう話だし、サルタバルタでの繁殖時期とミスラ大規模入植の時期の辻褄は合う。
さらに!ここからが重要なのだが、何故ミスラなのかという点である。今の所、同じ海洋文化を持つ
ヒュームの文化圏にマンドラゴラが繁殖したという話は無い、これは主な船乗りが男であるヒューム属か
女のミスラ属かの違いがあるからだと推測できる。マンドラゴラが何らかの動物(タルタルなんて噂もあるが)と
植物のキメラである以上、種子の育成環境も動物と似た特性、つまり、子宮を必要とするのではないか、
というのが俺の推論ってわけよ。
310マンドラゴラとミスラ:2007/01/04(木) 04:48:09 ID:cyvVs91r
ヨアトル大森林の戦闘ではソイががんがん種まきを食らっていたのを確認して、俺は観察の第一段階を切り上げた。
胞子状の種をハンターに噴射し、個体が息絶えても、その子孫は新天地で繁殖するというなかなか狡猾な
生存術であるように思う。問題はその成長プロセスだ、ひょっとしたらオナモミのように衣類や体毛に
種をくっつけて遠くに運ばせるだけかもしれないが、動物とのキメラであるという噂とミスラの種族的移動と
リンクした生存権の広がりがどうしても気になる。カザムについた俺はソイに、久々と言える
ごちそうを振る舞ってやった。財布は寂しいが、やっぱお母さんは栄養つけなきゃね、なんちゃって。

さてさて、タルタルなら十月十日なんていうけど、マンドラゴラはどれぐらいで発芽するのだろう。
海を渡った実績があるなら、それなりに長い間潜伏しているのかもしれない。妊娠・・か?
こんな実験を始めてしまった手前、なんというか、ソイを今までに無い目線で見てしまう。
そう、ちょっと“女”を意識しちまうのだ。タルタルは女性の股の間に立つことを唯一許可されている
種族であるから問題ないといえば問題ない、そう例えば、白魔導師♀の股の間に立って
ピョンピョン跳ねることもタルタルなら許される、どんなに邪淫な動機があったとしてもだ。
だからソイの脚の間に何食わぬ顔で入り込み、大空を見上げるがごとく爽やかに股間を仰ぎ見ても普段なら
そう大事にはならない、が、どうしてもその奥が気になってしまい、いつもの爽やかさが出ない。
じとーっと股間を眺めているのにソイが気が着いた、
「あ、ちょ、、」
ソイは何か言いたげな言葉を押さえたようにつぶやくと気まずそうな顔でそっぽを向く、
ああ、違う、そうじゃないのに、、
311マンドラゴラとミスラ:2007/01/04(木) 04:49:47 ID:cyvVs91r
「い、一緒の部屋に泊まろうか。」
ひょっとしたら今晩生まれてしまうかもしれない、そう思ってジュノに帰った夜ソイに提案した。
「・・・いいけど。」
案の定ソイは乗り気ではない。絶対にソイは勘違いしている、いや、勘違いするのも当然なのだが、
ああもう!そうではない、というか俺はタルタルだし。自分の取り繕った笑いが不自然で、
逆に卑猥な顔になっているのではと不安になった。
ようやくソイが寝付いた後、とても複雑な思いで、観察記を更新した。
『本日も変化なし』

ジュノを立つ。逃げるようにして飛び出して以来の祖国に向けて俺たちは歩き出した。ソイは
全くもって問題なくウィンダスを行き来できたはずだが、俺にあわせてくれていて川で魚を捕っていた時以来の帰国である。
メリファト南下中に日が落ちて来たので二人で焚火を囲んで休んでいた。母体(?)が心配なので
ソイを休ませて火を起こすのも夕食の支度も全部俺が用意すると、またソイが怪訝な顔をする。
「ねえちょっとわからないんだけど。ブンソ最近なんだか優しいね、それに・・」
その先は喋らなかったが、何とも力弱い、何かを探るような声色だ。わからないと言っておきながら、
本心何かをわかってしまっているようだった、いや、誤解だけど完全に。いつも何もわからないんだから、
今回もわからないでほしかった、わかってないけど。俺がしまった、と思いつつ答えに困って
歪に微笑みかけていると、ソイはハッとした表情になって道着の胸元を正し、襟を掴んだまま胸の前で腕をクロスした。
普段の彼女は服装にだらしない、というかミスラ全般がだらしないのだが、完全に誤解されている事がよくわかった、
俺は引きつった笑みに深い悲しみを湛えるというジュノの演劇家クラスにしか出来ない複雑な表情でそっぽを向いた。
その夜はそれ以上会話も無く、観察記に特別記すような事も無かった。
312マンドラゴラとミスラ:2007/01/04(木) 04:51:09 ID:cyvVs91r
とても微妙な関係のまま旅は進み、ついにウィンダスに到着した。自分の気にし過ぎかもしれないが、
どうもソイが自分の下腹部を撫でる事が多くなった気がする、観察記に俺の鋭い洞察を記す。
さあいよいよウィンダスだ、予想通り門をくぐった瞬間俺は衛兵にマーク、、されなかった。
そりゃそうだ、ただのこそ泥だし、もう誰も事件の事を覚えちゃいないさ、ガードに追い回されたあの日が懐かしい・・
「よかったねブンソ、泥棒ばれてなさそうだよ!」
全然ダメ、全くダメ、ソイの機嫌がいいのはうれしい事だがコイツは時折俺の理解を超える言動を平気でする。
ガードの目がきらりと光った気がして走ってモグハウスへ逃げ込んだ。しばらくモグハウスに身を隠す、
こいつはちょうどいい、今日はこのまま夜だ。
「ああもう、これじゃあ部屋から出れないだろ?俺はこの端っこで寝るから、ソイはベッド使え。
あと!勘違いしてるみたいだけど、俺は無類のタルタル好きなんだぜ?」
「ブンソ・・。」
ソイがにっこり微笑む、とても嬉しそうだ、今の会話でお互いをわかり合える、だって相棒だもの。
ソイは二人の冒険仲間としての関係が変わってしまうのが怖かったのかもしれない、俺だってそうだったのだから。
よかった、ようやく胸の支えが、とれてない。ああ、マンドラゴラがまだ生まれてないんだった・・
ソイが寝息を立てだした頃俺は一人頭を抱えていた。
313マンドラゴラとミスラ:2007/01/04(木) 04:52:21 ID:cyvVs91r
「ふっ・・うん、はぁ・・」
悶々として眠れないでいた矢先、突然ソイが苦しそう、というか、気持ち良さそうなうめき声を上げる。
来た!自分の仮説は正しかった、ほんとは間違いであってほしかったが、ソイの艶かしい吐息は、
出産(?)の合図以外に考えられない。シーフ持ち前の身のこなしでソイに決して感づかれることなく、
起こさないようにベッドに忍び込む。チャンスだ、ソイは下着姿で寝ている、つまり下着一枚おろせば、
ソイの、なんというかアレがアレのはずだ。なおもソイは艶かしい吐息を漏らしている。決して気が着かれてはならない、
掛け布団やシーツの摩擦に偽装しソイの股ぐらに接近する、下着に手を伸ばし、指をかける。
よし、まずはここまで来た、後はゆっくり脱がすだけ、数分の時間をかけて子供のタルタルの小指ほど下着をおろす。
このペースでは間に合わない、シーフとしての経験が警告する。数々の女性冒険者の下着を盗んで来たが、
中でも難しいのが“装備されている防具を盗む”という限界への挑戦である。
「うん・う・・ぁ」
ソイの吐息が荒くなる、いったい何が起きているんだ?と焦った瞬間、吐息にあわせてソイが脚を艶かしく動かしだした。
314マンドラゴラとミスラ:2007/01/04(木) 04:54:28 ID:cyvVs91r
ぬすむ

俺の心臓は今、確実に数秒止まった。手にはソイの下着がしっかり握られている。やった、俺の冒険者としての経験が、
盗みのテクをここまで昇華させたにちがいない。緊張で不整脈を打っている心臓を押さえるように、ソイの下着を懐にしまう。
よし、マンドラゴラは・・!ソイのま、まん、女性の女性k、あー、恵みの雨降りミズバショウ咲き乱れる
パシュハウ沼に隠された湿潤なクゥルンの大伽藍で何かが確かにうごめいている。マンドラゴラの幼生が
今まさに出てこようとしてるのか。普段は胴回りが胸の二倍程もあるふくよかなタルタル女性を好むこの俺ですら、
目の前の光景には息をのむばかりだ。いくら相棒のアレだとはいえ、いくら手足がひょろりと長い痩せっぽっちの
ミスラ族とはいえ、男として、血行が良くならない訳が無い。ぷちゅ・・ぷちゅ・・という音を立てながら、
出てきそうになったり奥まで引っ込んだり、その動きにあわせてソイのシャル貝が膨らんだり開いたり閉じたり縮んだり。
相変わらずソイは艶かしい息づかいをしている。一際勢いよく飛び出そうとしたのか、マンドラゴラの真っ白な
頭のてっぺんが穴からのぞき、ソイの粘膜が吸い付くように頭部を包む。プチュ!っと一際大きい音が立ち、
マンドラゴラの動きに掻きだされた液体が、波打ち際の小石に砕かれた優しい波のように水しぶきを上げる。
ガクガクと震える俺の指をなんとか沈め、目の前の光景を正確に観察記に綴る。
「エー・・恵みの雨降り・・パシュハウ沼に隠された・・クゥルンの大伽藍で何かが確かにうごめいて、と・・。
彼女は切ない吐息を、エー・・輝くような水しぶきが、と・・。」
あまりに写実的、かつ、優美な文章に俺の新たな才能を感じつつ、ソイの楽園の扉を見守る。
扉は既に半開きとなっており、覗き込めばアルタナをチラ見出来そうな状態だ。もどかしい、早く出てこい、
ソイが苦しそうだ、いや気持ちがいいのか?
「はぅ・・ダメだよ・・ブンソ。たまごナス・・。」
すげえ夢を見てるようだ、一言一句逃さず観察記に記載する。マンドラゴラ自身も相当頑張っているようで、
だいぶ動きが激しくなって来ている。もう頭が半分飛び出す事もある、当然動きが激しくなれば刺激も激しいようで、
ソイの過激な夢はエスカレートしているようだ、最早普通に喘いでいる。
315マンドラゴラとミスラ:2007/01/04(木) 04:56:34 ID:cyvVs91r
ピキィ!「あ!」「はぁう!」
しまった、あまりに一瞬、マンドラゴラ特有の奇声と共に幼生が飛び出してベッドから転がり落ちんとしてる。
そうはさせない、こいつは捕まえて標本にしなければ!さっとマンドラゴラを追撃しようとした瞬間、
俺の頭は万力に挟まれるように、ソイの膝に挟まれた。しまった、今目覚められたら、もういい訳は不可能、
というか自分がイタズラをしてたようにしか見えない。ジタバタと抵抗してみるものの、すごい力で締め上げられている。
「たまごナスはだめらってぇ!」
屈強な巨獣とも渡り合える鉄拳が俺の顔面にめり込んだ。

次の日の朝、俺はヨランオランとかいう博士の家を訪ねていた。俺の渾身の観察記を博士はマジマジと見つめている。
「おお・・おお・・これは!ふむふむ・・パ、パシュハウ沼!」
俺に背を向けて、でかい円卓に資料を広げている博士だが背中が妙に寂しい。
「なるほど。これは、確かに調査の必要がありますね……。こういったものが、また手に入りましたら、
かならず私の元へ持ってきてください。」
観察初日から今日まで毎日欠かさずイラスト入りで詳細に綴られたこの観察記とソイの下着のセットはなかなかの額で取引となった、
マンドラゴラの幼生には結局逃げられたのが痛恨で、それさえそろっていればたいした額になる所だったのだが・・

ソイの朝は遅い、ボギーと同じくらいに朝を嫌う彼女は昨夜の事など全く覚えていなかった、覚えられてたら困るけど。
「あれ!?ブンソ顔にオオアザが出来てるよ?」
腫上がってガルカのごとき酷い顔になっている俺だが、満面の笑みでソイを出迎えた。
「ハイハニー、さっき階段から滑り落ちてね、朝食に行こう。大金が手に入ったんだ。」


この冒険者の時代に、女性冒険者なんてちっとも珍しくない、エルシモ島だって今じゃ冒険者の方が獣人より多いくらいだ。
だからひょっとしたらこのヴァナディール上すべての地域でマンドラゴラをお目にかかれる日が来るかもね?
                        めでたしめでたし
316名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 22:59:43 ID:O2ZzMgTb
GJ
俺だったらタル好きであっても襲うなw
ソイかわいいw
317名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 01:00:49 ID:gc3ZkDiR
初めまして 今から エル近親相姦 投下します 嫌な方はスルー願います
文章 内容 ともに下手ですがなにとぞよろしくおねがいします
318名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 01:03:13 ID:gc3ZkDiR

ユリエル(姉)エル♀F1A
ロアルド(弟)エル♂F4A



ある屋敷での夜・・・
キイッ
音を立ててユリエルの部屋の扉が開いた
「!・・・・・誰?」
「姉様・・・少々いいでしょうか?」
ユリエルがドアの方に視線を移動させたそこには、自分の弟であるロアルドが立っていた
「ロア?どうしたの?」
ロアルドはいつにも増して真剣な目でユリエルを見据える。その目にユリエルは
何事か大事な話があるのだろうと感じて、真剣な表情でロアルドを迎え入れた
「・・・・・」
部屋に入ったロアルドであったが、何事も話せぬ緊迫の空気で数分間静寂が続いていた
ロアルドは上目遣いにユリエルを見ていたが、結局何も言い出せない状態が続いていた
「ロア・・どうしたの?話があるのでしょう?」
未だ部屋に入ってから何事も言い出せぬロアルドに対してユリエルが優しく声をかける。
その声はいつも厳しいサンドリアの神殿騎士としてではなく、一人の姉としての優しい語りかけであった
「その・・・実は・・・」
そこまで言いかけてロアルドは下を向いて再び止まってしまう。既に極度の緊張からか
ロアルドの体は小刻みに揺れ、目を強く瞑っている
「何か言いたいことがあるのでしょう どうしたの?」
「じっ・・実は・・・その・・・ねっ姉様のことが好きなのです!!」
歯を食いしばり、ロアルドは今まで喉の奥につっかかっていたものを全て吐き出すように
思いっきり胸のうちをユリエルに打ち明けた
「ロ・・ロアルド?・・・その・・・落ち着いて・・あなたは・・私の・・」
一方それを聞いたユリエルは動揺を隠せなかった。思わず動揺が顔に出てしまう
「姉様、私は本気なのです!」
動揺しているユリエルに対し、ロアルドは追い討ちをかけるかのごとく言葉を続ける
「ずっと・・・ずっと好きでした・・私たちは血の繋がりがある姉弟・・・でも私はそれでも姉上のことが!」
ユリエルは動揺を見せながらも真剣にロアルドの話を聞いていた
そしてロアルドが顔を真っ赤にして興奮しながらも言葉を言い終わった
319名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 01:04:14 ID:gc3ZkDiR
「姉様・・・私は・・」
わずかな沈黙の後、ユリエルが口を開いた
「ロアそれ以上は言わないで。私たちは姉と弟それ以上でも以下でもありません。
 あなたの気持ちは・・・」
そこまで言いかけた時ふいにロアルドがユリエルに抱きつく。
「きゃっ・・・何を・・や、やめなさいロアルド!私たちは・・ひゃ・・」
「分かっています!それでも私は姉様が・・」
そう言ってロアルドはユリエルをベッドに押し倒すと、姉の唇に自分の唇を重ね合わせる
「んっ・・・んんっ・・・!」
ユリエルは無理矢理自分から引き離す
「あ・・・姉様・・・申し訳ありません・・・」
ふと我に返ったようにロアルドが申し訳なさそうに謝ってキッと地面を睨み付ける
「ロア・・・女性をそんなに乱暴に扱ってはなりません。こういう行為は
 相手の同意をきちんと得てからするものです」
「え・・・姉様?」
姉の不可思議な言葉にロアルドは不思議そうにユリエルを見つめる
そんなロアルドに対し、ユリエルは顔をいくらか綻ばせてロアルドの股間へと自らの手をもっていき、そして
ズボンの上からロアルドのモノを握る
「ぅあ・・・姉様、なっ何を?」
突然の姉からの行為にロアルドは驚きを隠せない
「あら・・・もう既に大きくなっているのですね」
ユリエルの手には既に十分な大きさを誇っているロアルドのモノが服の上から握られていた
ロアルドは突然のことに何も言えずただ黙って立ち尽くしているしかなかった
「・・・ロア・・・責任はとってもらいます・・・」
「せ・・・責任?」
今までみたことのないような妖艶な笑みを浮かべたユリエルに対し、ロアルドは思わず
恐怖を感じてしまう
「・・・実は私も前々からあなたのことが好きだったのですよ」
「えっ!?」
姉の思わぬ発言にロアルドは目をパチパチさせて驚く
320名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 01:04:56 ID:gc3ZkDiR
「今までは姉と弟、適わぬ恋と考えて抑えていましたが先程のキスで私も自分を抑えられなく
 なりました。ですからその責任をとってもらうということですよ・・・いいですね?」
するとユリエルはロアルドの下半身のズボンと下着を脱がし、ロアルドの下半身をさらけだす。
そしてそのままロアルドのペニスを直に握り締める
「ぅあ・・姉様・・・」
「どうしました?まだ、握っただけですよ・・ふふ・・・」
「ね、姉様の手が暖かくて・・・」
「ふふ、まだまだこんなものではないですよ・・・。」
ユリエルはペニスを握った手を、慣れた手つきでゆっくりとしごいていく
「はぁ・・うぅあ・・・。」
ユリエルの手から与えられる今まで体感したことのないような刺激によりロアルドのペニスは
既に限界まで張り詰めていた
「ふふ・・・ロアどうです?気持ちいい?」
ロアルドの快感を堪えるような表情を見て、ユリエルは満足したようにさらに手コキの
スピードをあげてゆく
「あは・・先端から何か液体が出てきましたね」
ロアルドのペニスから先走り汁がたまらなそうに、顔を出してくる
「あ、ああぁ・・・」
ユリエルはゆっくり身をかがめるといきり立ったペニスを口に含んだ。そして
「ちゅっ・・・んむぅ・・・ちゅう」
唇でロアルドの亀頭を締め付け、舌を裏筋までまわし絡み付けた
「はぁっ・・・ううう・・・姉様・・ダメですって・・あああ」
早くもロアルドの顔が快感に震えだす
ユリエルからの刺激によりロアルドの快感はとめどなく高まっていった
「ちゅぷちゅぷっ、ひょっとひてはひめて?」
ユリエルがロアルドのを銜えながら喋る
「は・・はいっ初めてで・・・気持ちいいです・・」
それに対してロアルドはコクッとうなずき答える
321名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 01:05:42 ID:gc3ZkDiR
「ちゅうっ・・はぁ・・そうなんだ・・・我慢しなくていいのよ姉さんの口に出しても・・・」
そう言ってユリエルはさらに激しくロアルドのにしゃぶりつく
「んんん〜じゅっぽ・・じゅっぷ」
先程までとは比べ物にならない刺激をロアルドを襲う
「うああああっ・・ね、姉様、も・・もうっ・・・」
「ひぃわょ、このまま出ひても・・・」
ユリエルの声をきっかけにロアルドは自分の欲望を一気にユリエルの口内にめがけて放出した
「ううああっああ・・・出しちゃった・・ね・・姉様・・・」
「うふふ・・・いっぱい・・・」
その瞬間ユリエルは上を向き大きく喉を鳴らして飲み込んだ
「ロアの・・・すっごい濃いね・・」
「す・・・すみません姉様。姉様・・」
「良いのよ、ロア。これだけたくさん出してもまだ元気なんですね・・・ 」
「あ・・うぅ・・・姉様」
「ね・・・しよっか・・」
そうしてユリエルはペニスから手を離しつつ、自分の服を1枚1枚脱いでいく
そして体を隠すもの全てを失ったユリエルの体はとても美しかった
サンドリア神殿騎士として鍛えた筋肉をつけつつも、とても豊満な胸の体に
ロアルドは目をそらすことができず、じっと見とれていた
「は・・・凄く綺麗です・・姉様」
ロアルドは無意識のうちに言葉を発していた
「ありがとう・・・さぁロアも脱いで横になって」
ユリエルはロアルドに同じ姿になることを促す
「ね、姉様・・・」
そう一言放つともくもくと脱ぎだす。そしてお互い裸でベッドに横になる
「ロア・・・お願いがあるの・・・キス・・・しよ・・・」
「は、はい わかりました」
姉の言葉におどおどしながらも、ロアルドは自分の唇をユリエルの唇に重ねる
そしてゆっくり舌を絡ませる
「んっ・・・ふう・・・ちゅっ・・・」
「(ん・・・苦い・・あぁこれは私のか・・・)」
「はぁ・・ごめんね・・・嫌だったでしょ自分の出したそこにキスなんて・・」
「え、ええと・・そんな事より姉様とこうなれたのが嬉しいです」
322名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 01:07:25 ID:gc3ZkDiR
「嬉しい・・ありがとうロア」
そう言ってお互い抱き合う
「ねぇロア・・・仰向けになって・・」
「え・・・あ・・こうです?」
戸惑いつつも仰向けになるロアルド。そしてその上に抱き合うように乗るユリエル
「ね、姉様ぁ・・。」
「私からしたいの・・・いれるよ・・」
「あっ!」
そう言った瞬間ユリエルはゆっくり腰を浮かすと、自らロアルド自身の上に腰を沈めた
ユリエルに大きくいきり立ったロアルドのそれが深く刺さる。熱く濡れた器官にくわえ込まれ強く締め付けられる
「んっ!んはぁっ!」
たまらずユリエルから声が漏れる
「あ・・ぁ・・」
ロアルドが優しくユリエルの腰に手を回すと、ユリエルはゆっくりロアルドに倒れ掛かった
なおもユリエルが動き続けロアルドに刺激をあたえていた
「はぁっ・・・はぁ・・姉様・・・」
ロアルドも負けじとユリエルのエルヴァーンにして豊満な胸をやわやわと揉み始めた
ユリエルはロアルドの胸への愛撫に、思わず声を出す
ロアルドの方も、さらにその声に興奮を高めてさらに指のスピードをあげてゆく
「ああぅんっ・・・ひゃう・・好き・・・好きよロア・・」
「くっ・・はぁ・・俺も・・姉様の事・・愛してますっ」
その言葉と同時に二人の動きは激しくなり絶頂へ向かう
「ううぁ・うっく・・姉様・・で・・出そうですっ」
「んっあんっうう・・私も・・イきそうっ・・ねぇ一緒に・・」
「もう・・・ダメッ・・イく・・・!姉様ぁっ」
「わ・・私も・・・ロア・・あっ!んあああっっっっぁぁああ」
ビュクビュクッ!
「あぁぁぁぁぁっ!!ロアのが出てるぅ!!」
ロアルドがイったと同時に弓なりに腰を反らしながらユリエルは声をあげて絶頂へ・・・
「はぁーはぁー・・・・・ぐす・・・」
「だ、大丈夫ですか?姉様」
「うぅ・・ぐず・・・嬉しいの・・ロア・・・」
ゆっくりロアルドに倒れ込み抱きつきながら静かに泣いていた
そんなユリエルを強く抱き寄せ耳元で
「私も嬉しいです・・・愛してます姉さ・・ユリエル・・・」
「私もっ・・・愛してるわ・・大好き・・・ずっとこうして・・」
二人泣き、笑い、朝までこうしてるのでした
FIN
323名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 01:08:18 ID:gc3ZkDiR
以上です すいませんでした
324名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 06:53:05 ID:fjDjGqo5
お、2つも投下されとる
>>裸属氏
からみなくてもえろかったw GJw
>>317
あんまり卑屈にならなくてもいいかと
おねえさまええわ(*´д`*)b
325名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 12:39:38 ID:nG6GmHFB
姉、妹は萌えのポイント!
ただ母親とのHは許せないというか、ありえない俺がいる
自分の母親となんてかんがえられんのだが、どうだ?
326名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 13:40:23 ID:qp8k+wBi
妹とだって考えられねえ
327名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 15:22:23 ID:UldNakYR
>>317
個人的こういうの好きだわぁ
328名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 17:17:44 ID:FcJz5Hlf
近親相姦が悪なんてのは勝手に人が作ったルールであって、
世界ではそういうことが普通に行われている地域もあるわけだ
遺伝的にマズイとかいうけど1・2世代くらいなら大して問題ないらしい
329名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:13:38 ID:KqIpdBOL
2作品ともGJ!

>ソイの楽園の扉を見守る。
> 扉は既に半開きとなっており、覗き込めばアルタナをチラ見出来そうな状態だ。
タルシのこのへんのノリが最高ですw
エロもグッド

近親相姦も背徳的な感じがよく出ててそそられました、今後も作品投下お待ちしてます
330名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 15:45:54 ID:yyh+0Lbz
hosyu
331名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 09:37:28 ID:+LPmzeUg
しとらん
332名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 22:04:45 ID:pYs3Nh7U
私 ヒゲヒューム
ヴィヨラ エルメスf8銀
ラモン エル男

サンドリア王国内の一角、家中の窓が固く閉じられ、月明かり一つ漏れて来ない石と木で組上げられた部屋。
質素だが丁寧に作られた夕食の残り香が薄らと漂う。灯りは小さなロウソク一つ残してすべて消され、
その弱々しい火の揺らめきに室内の情景が揺れるように浮かび上がっている。ベッドの上で若い男女が
お互いを力強く抱きしめあっている。夫は若き王国騎士であり名をラモン、その妻は尊い生まれも
あって神殿騎士団に手習いとして従者をしており名をヴィヨラといった。ヴィヨラは半ば形だけとはいえ、
夫婦互いに騎士の端くれであり、彼らの親族友人達は二人をサンドリア王国の誉れ高い伝統を引き継ぐ
理想の夫婦と称し、質素だが幸せな家庭を築いていた。遠征も多く家を離れがちなラモンだが、
二人でいられる時間はよく妻を守りよく愛し、ヴィヨラはよく家を守りよく信仰を守り貞淑であった。
二人でいられる時間はすべてが幸せであったが、唯一、床に入り一日を終える前の数分間だけ、
夫は妻に試練を与えなければならなかった。
333名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 22:06:15 ID:pYs3Nh7U
サンドリア国教の熱心な信徒であり、同時にこの国の正統な伝統を粛々と受け継いで来たヴィヨラの家の教えは、
彼女を実に貞淑に育てた。御家を紡ぐために数分間だけ、彼女はそれらの教えに背いて姦淫を甘んじなければならない。
彼女を誰よりも理解するラモンは、心苦しく思いつつも、夫婦の義務としてヴィヨラを辱めなければ
ならないと考えていた。当然若い男であるから、もっと愛欲を満たしたいという思いはあったが、
愛しい妻のためにはその情けない衝動を抑えるのがサンドリアに生まれた騎士としての有り様だと信じていたのである。
ヴィヨラも、自分の世界を形作る教えに背く重大な背徳を感じつつも、愛する夫と御家のために、
その一時を耐え忍んでいた。揺れる火に汗ばんだ二人の体がてらてらと映し出され、息さえ押し殺した
静かな部屋の中では唯一、夫の腰だけが急ぐように動く。行為が終わると、お互いその罪深い行為を内省し、
眠りにつくのだが、ヴィヨラは胸が高鳴りなかなか寝付けない。股間がずくずくと疼くのを感じると
自分の淫らさにおののき、固く目を閉じ早く寝てしまおうとするのだった。
それが生として自然である事を認めようとはせずに。
334名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 22:08:09 ID:pYs3Nh7U
幸せな生活の始まりより1年がたった頃、しとしとと小雨降る中、玄関の前に夫の剣を携えた老騎士が訪れ、夫の最後を告げた。
それから3年―――

「あきらめるな!」
私は大声で叫び、急ぎ短弓を引き絞り、醜悪なオークに狙いを付け矢を放つ。首筋に矢が突き刺さり、
オークは断末魔の叫びを上げる。一人の剣士がオーク共に囲まれ、奮闘しつつも明らかな劣勢に追い込まれて
行くのを目撃したのが事の発端だった。よく訓練された剣閃だが上品すぎる、あの剣士、ここダボイで
大立ち回りをするにはまだ実力不足だ。私は走り寄りながらもう一撃弓を引き、数匹のオークが
いきり立ち私に矛先を変えた所で、使い込んだ二本の手斧を両の手に抜き、突撃の勢いでまず一匹頭を
かち割ってやる。別の兵が白刃を打ち込んで来たのを左手の斧で弾き、逆に右の斧を打ち込む。
攻め手は木盾で防がれたが、斧は盾を半ば叩き割りしっかり食い込んだため、そのまま鈎の要領で強く引き寄せると、
オークが前のめりによろめく。これはしたり!剣を弾いて振り上げていた左の斧を、渾身の力でオークの
肩口に叩き込む。骨肉を断った手応えに、討取ったと確信し、追撃はせず直ぐさま別のオークに構え直す、
一匹を相手に時間をかければ側面背後から致命傷を食らいかねない。
335名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 22:09:23 ID:pYs3Nh7U
「か、かたじけない!」
一気に敵の数が減り、流れが変わったのを読み取ったのだろう、剣士は即座に反撃に出る。タックの類だろう、
刺突向けだが細剣よりは剛健な剣を器用に操り、オークの肺や心臓といった急所を貫いてゆく。戦況の読みに武芸、
いいセンスだ、サンドリアで正規の訓練を積んだ者に違いない。思わぬ増援に、オークの一匹が雄叫びを上げる、
仲間を呼び集める彼らの合図だ。
「奥から手練が出て来れば命は無いぞ、川に飛び込め!」
既に後方からも敵兵の雄叫びが聞こえていたため、咄嗟の判断で川に飛び込みダボイ脱出を計る。
幸いこの川は、まだ自分が駆け出しの頃に、仲間と共に幾度もダボイに忍び込んだ時に用いたものだ。
川をうまく使いダボイ内部を行き来しオークの裏をかき、また水中に身を潜め騒ぎをやり過ごした甲斐が有り、
ようやくジャグナー森林に逃げ出す事が出来た。長らく水中を移動したため、体温と体力を奪われクタクタになってしまった。
私は安全そうな場所を確保し火を起こしながら剣士に喋りかける。
「いや危なかったな。こんな危険な冒険は久方ぶりだよ。よし帷子と下衣を脱げ、乾かそう、凍えちまうぞ。
干し肉があったかな、一応酒なんかも有るが、あ〜ポーションが必要か?」
336名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 22:10:32 ID:pYs3Nh7U
本当にこんな危険な思いは久しぶりだ、昔はよく獣人どもに追い回されたものだが。興奮で次から次に言葉が出てしまう、
まるで独り言だ。火の側に濡れた装備を置くが、剣士はなかなか装備を外そうとはしない。
「本当にかたじけない。ですが、ここで帷子を外すのは・・」
!?ここに来て初めて気が着いた。半日以上も一緒にいたはずなのに、よっぽど焦っていたのだろう、
そうこの剣士、女だ。サリットを被っており顔が見えなかったのと、戦場で敵味方大声を出していたので
その地声に気が着かなかったのか、いやなんと私は間抜けなのだろう。剣士がゆっくりとサリットをとると、
いかにもエルヴァーンらしい凛とした美女で、銀髪を片側は垂らし、もう片側は耳の後ろで編み込んでいる。
「名乗り遅れましたね、わたくしはヴィヨラと申します。」
火を囲み、唖然としている私に実に丁寧に礼を言うと、ヴィヨラは今回の騒動のいきさつを説明してくれた。
平たく言えば、夫の敵討ちだそうだが、敵の本拠地まで乗り込んで来るとは、なんとも行動的というか無謀というか。
さすがに全軍を相手にする気では無いようで、仇にアテがあり暗殺を、というつもりが警備が険しく見つかってしまったようだった。
337名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 22:11:56 ID:pYs3Nh7U
「このような騒動に巻き込んでしまい、命まで救って頂いて、本当にお礼のしようがありません・・。
家を離れ、神殿騎士団にもいとまを頂きここまで来てしまった手前、今は手持ちがありません。」
ああいや、と私は彼女の言をさえぎる。なるほど名家の出身らしく、今でも国に帰れば家なり神殿騎士団なりに
戻れるようだが、彼女はそれらを置いて覚悟を決めた身であるから、敵討ちが成し遂げられるまでは戻るつもりは
無いそうなのだ。まあ私もしがない冒険者だが、ギルに飢える歳でも無し、とあご髭を擦る。それでも何か
彼女は礼がしたいと言っており、逆に私が困ってしまった。別に礼など要らないが、いかにもエルヴァーンらしい
頑固さを持った女性だ、なんとか引き下がって貰えないかと思い、難題をふっかけて引き下がって貰う事にした。
「いやはや、冒険者というのは何かとギルだモノだと集まるものなのです。
ですから私の場合、不足があると言えば女性ぐらいですかな、ハハ。」
要求は体だ、よもや彼女が体を開くはずもあるまい、そう思ったのだ。長い沈黙の後、彼女の返答が帰って来た。
「そ、それは・・。いえ命の御恩には変えられません、
それに私は既に夫を失い誰からも必要とされない身、家も信仰も国において来たのですから、、」
むしろ彼女本人に言い聞かせるような口調で、カチャリカチャリと鎖帷子の留め具を外しだす。
338名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 22:13:27 ID:pYs3Nh7U
しまったと思い彼女を止めようとするが、覚悟は決めたと言って聞かない。しかし、体は完全に震えている。
もはや恥をかかすわけにもいかない、それにこれは思ってもみない幸運かもしれない。私も据え膳に手を付けない程、
育ちが良いわけじゃあ無い。さすがにサンドリアの騎士、度胸がある、男の前で裸になる事も覚悟を決めれば
ためらわないといったところか。焚火に当てられて、真っ白な体が赤く染まっている。年の頃は26と言ったか、
鍛え締まった体に女性特有の丸みがあり、まだ若いと言っても実に熟れた年相応の色香がある。
震える声で、一度だけなら、と丸岩の上に座り込む。私は彼女の脇に手を差し入れ、徐々に押し倒す。
本当にいいか、まだ取り返しのつく所で最後の確認をする。
「貞操は夫に捧げ既に汚れた身、いまさら一度睦んで何を失いましょうか。
それに貴方は真剣に私を救ってくださった。卑劣漢でない事はわかっています。」
最早止める理由も無い、丸岩の上に完全に寝そべった彼女の脇から手を滑らせ、胸と脇の境を撫でる。
「な、なにを!?」
ヴィヨラが驚いたような口調で叫ぶ。なにをとはいったい、と思いながら愛撫を続け、胸も揉み上げてやる。
「おお、はぁ、お、お止めください。なにをなさるのです!」
敏感なようで、一気に息が荒くなったヴィヨラが嘆願するように言う。どうも愛撫をされた事が無いようだ。
これはひょっとするといい拾い物をしたかもしれない。ふ、と笑うとそのまま彼女の乳頭を口に含み、吸い、嘗め、甘噛みする。
339名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 22:14:54 ID:pYs3Nh7U
「い、いや、このような辱めは・・お、おお!ん!」
空いている方の乳頭も摘んでやり、口に含んだ方は細かく丁寧になめ上げると、彼女は言葉を途中でやめ、嬌声をあげた。
乳首から口を離し、首に口づけをし、体をぴったり寄せ合い、手は両の脇から乳房の麓をよく擦ってやる。
初めての行為にヴィヨラは仰天してしまい、体が硬直してしまい言う事を聞かないようだった。ヴィヨラは性交に
数分耐え忍べば終わりと考えていたが、既に時間の感覚も無く、上半身に絶えず与えられる快楽に理性をかき乱されている。
「いや、いやぁあ、なにをウブっ。」
彼女の言を口づけで塞ぎ、舌を差し入れると、彼女はパニックに陥ったようだ。そのまま彼女の舌を犯してやる。
愛撫をしていた手を彼女の耳を塞ぐのに使い、引き続き口内を犯す、ヴィヨラの側は耳を塞がれ口内で舌が
絡み合う淫らな音が頭に籠り気がおかしくなりそうにすら感じる。この調子で上半身への攻めを続けた後に
いったん体を引き離し、彼女の太ももに手をかけ陰部の状態を確認する。そこは既に潤沢に潤ていた。
股の中を見られているのに、ヴィヨラは惚けたままぐったりと横たわり荒々しく息をしている。
効いているな、私は内心ほくそ笑む。
340名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 22:17:17 ID:pYs3Nh7U
彼女はエルヴァーンらしい、やや太めの脚と肉付きのよい尻をしている、年相応によく熟れており、
それらは実に頃合いのよい柔らかさになっている。やや大造りの下半身に程よい肉付きの股ぐらがあり、
逆にそれらと比較して小振りな秘部が股ぐらの中に見えており、白桃色で良く潤ったそこの中心に小さく
彼女の入り口が構えていた。本来なら丹念に愛撫してやる所だが、私の下半身も、久しぶりだからだろうか、
はち切れんばかりに充実しており彼女を性急に求めている。私は再び彼女の上にのしかかり、柔らかい乳房や
熟れた柔肉が直接押し付けられ、お互い体を求め合う限界まで興奮していた。ゆっくりゆっくり腰を
彼女の脚の間に沈めて行く、私の先端が濡れそぼった彼女の秘部に当たるのがわかり、丁寧に入り口を探る。
「イヤァ!やめて、あ、ああ!あああ!」
ゆっくりゆっくり差し入れて行く、亀頭が、陰茎の腹が、ヴィヨラの体内に包まれて行くのがわかる。
一気に突き込んでしまいたい衝動を堪え、徐々に徐々に差し入れる。久しぶりの性交にはこれが一番こたえるだろう
という目論みは、ヴィヨラを完全に捕える。今まで味わった事の無い挿入感、ちょっとした絶頂のようなものに
彼女は見舞われていた。ヴィヨラは早く挿れてと喉まで出かかった言葉をなんとか制する。
341名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 22:18:49 ID:pYs3Nh7U
私は挿入し終えた所で彼女の中を確かめていた、外から見るとだいぶ小振りだったが内壁が非常に柔らかいため
そこまで締まりは感じない、年なのだろうか、少し出し挿れしてみるとよく絡んで来るがやはり締まりは並だ。
少し残念に思いつつ、柔らかさに合わせた手を考える。丁寧に腰を動かしてやり、複雑にかき混ぜると、
よく絡む内壁がひしゃげる、腹に向けて突き上げたり、子宮に向けて強く押し込んだり、斜めに突いたりと、
その動きを変えると、その都度彼女の中もそれに合わせて柔軟に私に吸い付こうとする。
「お、お止めください!こんな、はしたないのはァ、耐えられなァい」
強く口をつぐんで刺激に耐えていたようだったが、だいぶまいっているのだろう、嬌声を押し殺せないでいる。
「ひぅ!ひっ、ああ。ダ、ダメ!」
私はなおも腰を激しく動かし、徐々にあらわになって来るヴィヨラの弱点を責め立てる。彼女が知っている
性交は亡き夫との単調な交わりだけであった、短く終わらせるために夫に刺激が強いよう激しく突き立てて終わる、
彼女に淫らな思いをさせないために単純なピストンの繰り返し。その行為とは全く違う、淫らな本能の赴くままに
自分の体を貪られて、抗い難い快楽が体を支配する。
342名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 22:20:18 ID:pYs3Nh7U
面白いようによがるヴィヨラを見て、このまま終わらせるのももったいない気がして、私は唐突に自分を引き抜いた。
夫が済めばそれで終わりだったヴィヨラにとって、性交が突如終わるのは当然の事だったのでようやく終わったと
安堵したが、すぐにそれが間違いである事に気付く。
「なにを!?いけません、ダメぇ、ああああ!」
私は頭を彼女の股間に埋めて、彼女の入り口からその上の芽まで、丁寧に嘗め上げてる。彼女は勢いよく
起き上がり、私の頭を抱え、脚をきつく閉じる。
「お止めください!アア、そんな所、はしたない、ああっあっ・・ひぃ」
一段と濡れそぼる秘部、頃合いか、彼女をもう一度寝かせ次は秘部に指を捩じ込む。中指と薬指を挿入し
人差し指と小指は彼女の豊満な尻の柔肉に食い込む。
「あああああァ!ダメェエ!後生だからあああ!許してぇえ!」
激しく彼女の腹に向かって擦ってやると腰を激しく上下に揺らし絶叫するように懇願して来る。
淫靡な水音が激しくなり、手の動きに合わせて尻の肉がたぷんたぷんとひしゃげる。
一際大きな嬌声に合わせて飛沫を噴き出し、痙攣するヴィヨラ。
「どうだい気持ちがいいだろう、今までずっと体を持て余していたんじゃないのかい?」
私の問いにヴィヨラは顔と耳を一際真っ赤にしてかぶりを振る、だが間違いなく、夫と別れて以来、
いや夫と一緒にいる頃からだろう、この娘は自分の性欲を否定し、その体を持て余して来たに違いない。
343名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 22:22:18 ID:pYs3Nh7U
これからしばらく私の元に置いて、その体の正しい扱い方を教えてやろう。そう考えつつ、私は、
仰向けになって動けないでいる彼女の両の尻を鷲掴む。磁器のようにきめの細かい肌に、暖かく、
柔らかく弾力のある肉質、この尻こそエルヴァーンの、そして人妻の醍醐味だ、掴めば指の間から柔肉が溢れる。
私は彼女の尻を引き寄せ、再び挿入し、彼女の中を激しくかき混ぜる。
「うっ・・何かが、込み上げて・・助けて・・!お!おぁ、ああああ!ラモンン!許してぇぇああああ!」
ヴィヨラの肢体が激しく波打ち、膣が急激に締まりを帯びる。女の悦びを知ったか、まずまずの滑り出しだ、今回はここまでかな。
私のものも一段と膨らむと敏感になり、快楽に耐えられなくなる。激しい絶頂感とともに彼女の最奥に欲望を流し込む、
いったん噴出が停まると、また細かく腰を振り、最後の一滴まで、力を込めて絞り出す。
ヴィヨラは涙を流しながらそのすべてを受け止めた。

翌日以降、いったんジュノに引いた方がいいという私の忠告に従い、徒歩でジュノを目指す事になった。
道中日が沈みだすたびに私は彼女を組み伏せた、だが私を払いのけようとしたり口で嫌がっても、
行為が始まってしまえば全く抵抗をしない。回を重ねるごとに次第に組み伏せる時の彼女の抵抗は弱くなる。
そしてついにジュノで、
「どうかな、私のハウスでお茶でも?サンドリア製のいい茶葉があるんだが。」
ヴィヨラは、私のモグハウスに入る事がどういう事か理解しているようで、うつむき細かく震えており、
彼女の葛藤がよくわかる。しばらく沈黙が続いた後、彼女はうつむいたまま返答した――
344名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 22:27:10 ID:pYs3Nh7U
モグハウスに嬌声が響き渡る。
「あああ!もっと!そこぉ突いてえ、あふぅ!」
私は彼女の銀髪の三つ編みを握り、もう片腕で彼女の腰を揺さぶる。大きな尻が私の体に打ち付けられる音が規則的に鳴り、
獣のように四つん這いになって体を揺さぶる堕ちたヴィヨラの姿があった。

数ヶ月後―――
サンドリア大聖堂前

「ヴィヨラ、案内してくれないか。君はこの聖堂に詳しいんだろ?」
先行する私に蒼白の顔でヴィヨラが着いて来る、
「ここは、ここはだけはおよしになって。後生だから・・」
私はそんなヴィヨラの言葉にやれやれといった具合でかぶりを振り、周囲に人がいないのを確認して、
ヴィヨラの股間に手を差し伸べる。彼女のトラウザには不自然な膨らみがある。それは彼女の膣に収まりきらなかった
モルボルのツルの一部分で、私はそれを強く彼女の体内に押し込む。強引に押し込まれたツルは行き場を求めて
激しく動き回る、まだ活きがいい。
「ぐっ・・!やめぇ・・・てぇ」
タ・・タタ・・パタタ・・
ヴィヨラの脚下、歴史あるサンドリアの石畳に、小雨のような水音と水跡がいくつも連続的に黒く生じ、そしてすぐ蒸発するのか色が引いて行く。
「ずいぶん吹いたね。すっきりしたろ?じゃあまず君のお友達に挨拶でもしようか。」
若干内股になり、膝を細かく痙攣させるヴィヨラ。
おびえた目をしつつも、淫靡な笑顔を紅潮させてサンドリア大聖堂へと入って行った。
                           
                                おしまい
345名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 22:31:04 ID:pYs3Nh7U
ミスリルに賭けた裸族でした
最近になって脳がエルメス支配で、脳から煩悩直出ししてみましたよ
346名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 23:49:38 ID:J3I440FD
GJ!
貞淑なのが快楽におぼれるのは個人的に好きだw
347名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 02:38:51 ID:nS7esu7D
スバラシイ!超GJ!っす!

  ( ;´Д`)ハァハァ 
 Σ⊂彡_,,..i'"':
     |\`、: i'、
     \\`_',..-i
       \|_,..-┘
348名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 00:33:22 ID:GrBlJN4d
エル♀萌えの俺にはたまらん作品です GJ
349名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:01:39 ID:Q4jBQE65
ジャハン  ヒューム♂
マルアーム ヒューム♀F8

大きく崩れた塁壁に焼けたばかりのレンガを運び込み職人達が組み直している。塁壁はアトルガン皇国の守りの
象徴でもあり、同時に住居や商工施設を一体収容する独特の建築様式のため、その修復はこの町の最重要課題だ。
崩れた塁壁ごと住居が半壊した住民達が心配そうに見守る中、職人達はじつにちゃきちゃきと仕事を進める。
ここ最近の獣人軍の猛攻は目に余るものがある。精鋭五軍に西国から渡り鳥の群の如く大挙したる傭兵部隊を
投入しても、アルザビの疲弊は目に見えていた。人民街区、辺民街区中から塁壁職人が集まり、そこかしこで修復、
増強工事が行われても街の傷は癒え難いものになっている。そんな街でも、住人達はしたたかに、活気を帯びて
生活している。工事現場の木組みの足場の下で露店を開くものもあれば、武具の修繕屋など戦争そのものを食い扶持に
したたかに生きるもの、盗人になるものもいれば、それを追うものもあり街は賑やかだった。塁壁の上三段、
つまり最上部で作業をしていた男が眼下に何かを見つけたのか木組みをスルスルと器用に下り、二段に降りて大声で叫ぶ。
「おーいマルー!マルアーム!人民街区には来るなって、オジームさんが心配するぞー。」
声の先には、半ば難民と化したアルザビ住民達の集まりがあり、その真ん中に炊き出しの女達がせっせと備蓄食を
配っていた。先ほど叫んだ男に気が着いた女達の一人が、自信たっぷりな歩調でつかつか階段を上がって来る。
歳にして22のその娘は栗毛色の髪に翠のピアスが映え、赤地に羊乳色の複雑な刺繍の入ったチュニックが、
活発そうでいながら可愛らしい顔によく似合っていた。
「何さぼってんだ!」
マルアームと呼ばれた女は、先ほど自分の名前を叫んだ職人の胸をドンと突く。
「ジャハン!午前の仕事は?終わったの?」
なおもつかつかと歩きながら、職人、名をジャハンという20とまだ若い男の胸を
小気味よい口調に合わせてドン、ドンと突く。
「う、よせよマルアーム。仕事してるって、それに、こら、押すな、あぶな・・」
マルアームにつかつか歩み寄られ後ずさりしていたジャハンは足下の建材にかかとを引っかけそのまま後ろに尻餅をつく。
ぷっと笑うマルアームだがその笑顔は、面白いという笑顔より、勝ち気な笑顔といった具合だ。
あわてて起き上がったジャハンにドンと胸を張り体当たりするマルアーム、
「おいおい、仕事に戻らなくていいのか〜?」
もどるって、グイグイ押されたジャハンはすごすごと持ち場に戻る。マルアームもすぐに炊き出しに戻り、
持家を失った人々の面倒を見るのだった。
350名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:03:25 ID:Q4jBQE65
夕暮れ、今日の仕事が一段落した頃、ジャハンは塁壁の上三段の中でも一際高い部分を選んで腰掛け休憩した。
この下は民家なのだろう、高窓の木板が少し開かれており、そこから家庭の灯りと夕食の準備の匂いが漏れている。
バカと煙は何とやら、などと自分で思いながらも塁壁の上部は彼がこの街で最も愛する場所だ。自分の足下で、
自分の築いた建築物達の中で人々が生活し幸せを育んでいる。また眼下に広がる町の景色、商人に町人、
笑いに喧嘩と人々の活気を感じる事が出来る。そんな所がたまらなく好きなのだ。今日も一日作業を終えて背伸びで
体を伸ばしていると、地平線へ降りんとしている夕日が、街と、街を形作る塁壁群、そして最も高い白壁の奥に
そびえる豪奢壮麗な宮殿や邸宅群を真っ赤に染めて行く。ぼーっと考え事をするには最適な一時、
ジャハンは今日の出来事を反芻していた。
(いつもとかわらねえなあ・・ああ、マルアームが白門からこっちに来てたな、オジームさんも婆達も
止めろっつってんのになあ、まあでもそれも“いつもの事”かあ。アイツ面倒見が良いよなあ、
いっつも走り回って他人の世話焼いてやがる、俺にはわからねえ生き方だけど、それも小気味良いよな。)
ジャハンとマルアームは辺民街区に住んでいる、ジャハンは職人で、マルアームは職人座の頭領の娘だ。
二人はジャハンがその職人座に師事するようになってからのなじみだが、マルアームは生まれてこのかた職人達に
育てられて来たのでガサツで無鉄砲で気が強くてアホだが責任感があり男勝りで、というかもうほぼ男で、
可愛い、ジャハンはそう認識していた。
351名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:06:14 ID:Q4jBQE65
(ああ、胸でかかったなあ・・結構大胆だよな。慣れてんのか、な・・)
昼に胸を押し付けられぐいぐい押された事を思い出す、柔らかい双房が当たった肩口に感覚が蘇るが、ジャハンはすぐに
神妙な面持ちになった。マルアームの事を意識すると、この国の病理も同時に意識せざるをえないからだ。
(仮に、マルアームと一緒になれたとして(そんな気はないけど)も、日に日に強力になる蛮族共の襲撃におびえて
暮らさなきゃあならない。白門だってアルザビ程じゃあないにしろ、何かと物騒だし。さらに最近じゃあ、
西国の傭兵達が新しい不安の種になってやがる。冒険者なんていうらしいが、確かにあいつらはこの国の商業を大きく
刺激するし、何より蛮族軍撃退には最早あいつらの力は欠かせない所まで来ている、まあなにかとおせっかいなり
良い奴も多いみたいで大なり小なりこの国の人民に貢献する仕事もやってはいる。だが、裏を返せば、
真っ当じゃあない奴も流れ込んで来てるって訳で、傭兵絡みの事件は最近特に増えてるありさまだ。自分の利益のために
動いてる連中で、本心からこの国のために動くような奴らじゃあ無い。まあどれもこれも元をたどれば蛮族の侵略が
根本って訳ではあるんだが・・)
冒険者を不安視するジャハンの考えは何も保守的なものでもなく、
この国に生きる者達皆の心の奥底に沈殿する重い澱みのような不安であった。
(商売の邪魔やら、若い女が傭兵に絡まれるなんて、上から見てればしょっちゅうだ。マルアームだって・・顔のせいか
傭兵達に声をかけられる事も多いし、たちの悪そうな傭兵達に連れ込まわされてる事なんてのも何度かあったな)
マルアームの大胆な態度を、“慣れ”と推測した根拠はこの辺にある、もしかしたら経験豊富なのかもしれない。
元々、見栄えはするし、俺や職人衆以外には性格の方も受けが良いマルアームだ、傭兵風情でなくとも
市井にもてるのかもなあ、などとジャハンは思いもするが、
(さすがにあんな奴だけど、アイツが好きになった相手と幸せになってほしいよな。暇つぶしに手込めにされるなんて、
ろくでもねえ事になんねえように・・)
彼の心が少し沈んだように、今日という日もちょうど沈もうとしていた。
ハッと我に返ったように工具を片付け、帰宅の準備を急ぐ。
(さすがに夜のアルザビはあぶねえからな、日が沈む前までには白門にでねえと。
マルアーム、もうしっかり白門に戻ってるか?)
352名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:08:41 ID:Q4jBQE65
いつもとかわらぬ日々が続いたある日の事、ジャハンはいつものようにアルザビに入り、職人達と塁壁の修繕に
当たっていた。しかし今日はなんだか様子が変だ、アルザビに傭兵の姿が目立つ。胸騒ぎがして、作業の傍ら、
ちらちらと地段や二段に気を配る。
「おーい、ジャハンの奴、またマルアームの御嬢を探してますぜ!」
「好きだねえ、まあやめとけって、あの女と床に入ったら、一物食いちぎられちまうぞ。それに親方が
それを知ったら杭の代わりに塁壁の土留めにブッ刺されて、頭を木槌でぶったたかれらあね。」
ガハハ、と他の職人達が大笑いしている、ジャハンは顔を真っ赤にしながら違うやいと怒鳴る、が、やはりしっかりと
マルアームの姿を見つけ出していた。特に変わり無さそうだなと思い、塁壁の縦柱の取り付け工事に取りかかる。
作業に没頭し、日が低くなりつつなったころ、やはり何か様子がおかしいと思いもう一度マルアームの方に目をやると、
彼女は必死に住民達を誘導しているようだった。
「あっ!?兄弟子方ァ、マルアームが!下の様子が変ですぜ!」
おいおいまた御嬢にみとれてんのかと他の職人達があきれ顔をするが、その表情はすぐに驚きの表情に変わる。
「住民共が混乱してらァ!傭兵どもも駆けつけてやがる、こいつぁまちげえねえ、市街戦だ!蛮族共がきやがる!」
ガルカの現場監督が大声で撤収を促す、まだ警鐘は鳴ってねえ、切り上げられない所だけ作業を終わらせて工具をしまえ、
その後白門に撤収だ、指示通りに職人達はきびきびと動くがジャハンは胸騒ぎを押さえられない。
(おかしいぞ、五軍も傭兵もこれだけ急ぎ集まってるんだ、警笛こそ鳴っちゃいねえがもう蛮族はそこまで・・)
ジャハンは工具もしまわず木組み足場を一気に降りる、他の職人に呼び止められるのを聞かず、マルアームの元へ走る。
あちらこちらと走り回る兵士達に、混乱で人の渦と化した非戦闘員達が邪魔でなかなか前に進めない、上から見るのと違い、
マルアームの姿も見えない。そんなおり凄まじい爆音がアルザビの奥から地鳴りを伴い響いて来た。白煙の尖塔が立ち、
直後黒煙がそれを包む。バラバラと音を立てて木屑や石片が降り注ぎ、ようやく街中に警笛が響き渡った。
「敵襲!敵襲!敵種別不明!皇都が奇襲を受けて・・」
奇襲だって?胸が一段と高鳴る、あたりを見回しても住民の避難はまだ終わっていないように見える。
ああ、マルアーム!ジャハンは胸が締め付けられ、人波をかき分けるように強引に進む。先ほどと同じような爆音と
煙の柱が二回連続で打ち上がり、そこかしこで悲鳴が聞こえる。沈み始めた夕日が都を真っ赤に染めていた。
353名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:11:16 ID:Q4jBQE65
「マルー!まて、停まれ!」
ようやく見つけた、もう日がほとんど沈む直前、ジャハンはマルアームの肩を後ろから掴む事に成功した。
ジャハン!そう叫ぶとマルアームはジャハンに抱きついて来る、ジャハンもギュッと彼女を抱きしめる。
「逃げよう、白門まで出られればひとまずは安心だ。」
マルアームの手をしっかり握りしめグイグイ引っ張って走り出す、何故まだ逃げていなかったのだ、
走りながら問いつめると住民の誘導をしていて自分は逃げられなかったというのだ。馬鹿やろう!声には出さないが
ジャハンは心の中で叫ぶ。だけどそんな生き方も気味が良い、絶対に生きて帰らなければ。
ドーン、ドーンと低い音が連続的に聞こえる、何事かと二段を仰ぎ見ると、隣の区画とこちらを隔てている塁壁の
通路の扉に木材や家財が積み上げられ、それを兵士や傭兵達が必死に支えているところだった。もうとなりの区画まで
敵兵が迫っている、ドーンという音に加え、木材がひび割れひしゃげる音が混ざりだす。職人の勘でもう扉の木材がもたない事がわかる。
「マルーまずい離れ、、」
その瞬間木材が砕け散る音とともに二段より木片と傭兵数名がバラバラと降り落ちて来る。
ぐしゃりと受け身を取れずに墜落したエルヴァーンの傭兵にマルアームが駆け寄り、魔法による治癒を試みる。
マルアームにこんな事が出来るなんて、いやそれより、早く逃げないと、この調子では彼女は最後の一兵が死ぬまで
戦場に残るはめになる、その先にあるのは過酷な運命だけだ。
「すまない!君たちは戦闘員ではないようだね。早く逃げるんだ、奴ら奇襲部隊少数で監視をかいくぐって都を
目指していたんだ、冒険者が移動中の部隊を発見はしたものの・・散兵が都を目指すと予想出来たのはほんの一握りの
連中だけだった、残念ながらね。遅れて本隊が殺到している、到着前に早く・・!」
助けた傭兵の言葉は絶望的としか言いようの無いものであった、特にこの街を愛し、そこに住まう二人にとっては。
354名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:13:24 ID:Q4jBQE65
二段では既に戦闘が始まっている、ジャハンは再びマルアームの腕を引っ張り走る、がその先にあったものは絶望だった。
退路が塞がれている、最初の数回の爆発は白門とアルザビの連絡を絶つ為の攻撃だったというのだ。
行き場を失った住民達が右往左往しており、瓦礫をどかしてできた僅かな通路は軍と傭兵の突入孔として利用され、
脱出はまだ禁止されていた。まだ出口はある、再び駆けたジャハンの先でトロールの走狗のボム族が火球となって破裂し、
直後全てを白煙と続く黒煙が包んだ。黒煙は凄まじい刺激臭で鼻や喉、胸に突き刺さるようで煙に巻かれた二人は
激しく咳き込んだ。まさか、ここも塞がれたか、口を押さえて煙を避けるように腰を屈めて進むジャハンの目の前に、
血まみれの傭兵の姿が見えた、西国の板金鎧は無惨にひしゃげ、腰から下はあるはずの脚が奇麗になくなってしまっている。
「マルー見るな!ここはダメだ、下がるぞ」
殺してくれ、殺してくれとつぶやく傭兵を尻目に最後の心当たりを目指す事にした。惨劇を見せまいと
マルアームの頭を抱きしめて視界を塞ぎ彼女を引きずるように走る、先ほど来た道を戻る。トロール共の
雄叫びが次々と増えて行くのがわかり、兎に角がむしゃらに走る。
よし、ここはやはり大丈夫だ、袋小路になった区画、こんな場所には敵兵も味方も居ない。
「塁壁職人でよかった、ここには水路を引く為の仕掛けがあるんだ。こっち側からでも流れ込んで来る水を止められる、
整備用にね、水路の先は白門だ。」
マルアームの顔が少し明るさを取り戻す、さすがの彼女も怯え、涙目で震えていたのだ。
「わかったわジャハン、私に何か手伝える事ある?」
いや、とジャハンは答える。そして・・
「逃げるのは君だけだ。」
マルアームが唖然とした表情になる、彼女の性格を考えれば言いたい事はわかる、だから彼女の言をまたずに説明を始めた。
「この金網の下に水路用の閂がある、水路本流との引き込み支流の弁を塞いで閂で支えなきゃならないんだ。
要は水を止めている間、閂を支持する人間はそこを動けない。」
「俺が支えている間に水路をくぐってくれ、頼む、マルー君に生きていて欲しいんだ。」
マルアームの顔が真っ赤になる、まるで激高したような表情でジャハンに怒鳴る。
「ダメ!ふざけないで、二人で助かる道じゃなきゃ・・」
「いいんだ!生きてくれ、俺の為に・・・愛しているんだ。」
355名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:16:18 ID:Q4jBQE65
マルアームは突然な、そして意外な言葉に唖然とした表情に変わる。
「君の生き方に、君のこの街の人々への愛に、
俺にはその生き方は出来ないけれど街を愛するその心は痛い程わかる。そして魅かれるんだ。」
落ち着いた口調でジャハンは続ける、
「俺だってこの街を造り、治す栄えある職人の端くれだ。
この街を愛している。だからこの街に必要な君も誰よりも愛している。」
マルアームはその言葉を聞いて、一語一句噛み締めると、紅潮し震える言葉を紡ぐ。
「私も、私もよジャハン・・大好き。あなたはいつも、この街の人々をいたわってくれた、
表現の仕方は直接じゃあ無かったとしても、あなたの仕事は、あなたの目はいつもみんなを見守ってくれていた。
あなたにうまく向き合えなくて、私、女の子らしくする仕方がわからなくて、あなたに自分を伝えられなかったのに・・。」
泣き出すマルアームの言葉を聞いて、ジャハンも信じられない気持ちでいっぱいだった、まさか愛し合えていたなんて。
マルアームの肩をそっと抱きしめる、最後に一緒に居られてよかった。
「さあ、行ってくれ。敵軍が近づいて来ている。」
しばらく無言の時間が続き、ついに、マルアームが首を縦に振る。辛い決断だった、折角通じ合えたのに、
通じ合えたからこそ進まなければならない道に。グイッとマルアームが体を寄せて来る、
「わかった、でもその前に・・私を抱いて。」
死の影が濃いアトルガンの地に、新たな生命を引き継ぐのが女の責務だとマルアームは言った。
「考えたくもないけど、あなたが戻って来るって信じてるけど、私・・子供はあなたの子じゃなきゃ嫌!」
ジャハンはマルアームをなだめるように、生きて帰ったら結婚しよう、そう伝えるがマルアームは引かない。
「だめよ、もう嫌なの!傭兵や蛮族に襲われたらと思うと、私・・。ううん、傭兵達は良い人もいっぱいいる、
でも怖い目にも何度も遭った!それに、蛮族にさらわれた娘達がどんな目にあったか、あなただって知ってるでしょ!?」
ジャハンとの子供をもうけられるのは今だけかもしれない、マルアームはそう考えていた。蛮族軍に虜囚にされた
娘達がどうなるかはジャハンも知っている、手ひどく犯された上に子を生せなくなった娘も居る。
たちの悪い傭兵の事だって知ってる。マルアームの心配はよくわかった、彼女を抱いていた手をすっと下ろしチュニックの
裾から内側に差し入れ、ズボンの腰紐の結び目を探る。紐をほどくと赤布のズボンはストンと落ちマルアームはそれに
反応してビクンと震えた。下着に手をかけるとマルアームは細かく震えだした。上着もブーツもそのままに、下半身だけ
裸になったマルアームを抱いたまま、その背中を塁壁に押し付ける。
356名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:18:21 ID:Q4jBQE65
「マルー始めるよ、いいんだね?」
コクリと首を縦に振ったマルアームの背中に回していた腕を下ろし、手をそのまま後ろから彼女の臀部に下ろす。
ここが暖かい我が家の寝屋だったら、この大きく柔らかい絹のような肌を愛せるのに、今は時間がない、
さらに手を進め彼女の尻側から股に手を差し入れる。その周囲は既に熱く、水気も帯びている、すぐ始められるなと
ジャハンは思い、尻から差し入れた手の人差し指と中指で彼女の割れ目を開き、膣口を晒す。その動きに湿った
吐息を漏らすマルアーム。ジャハンは自分のものをシャルバルから出し、彼女の股に差し入れる。既に自らの手で
彼女の入り口は開けてあるので、挿れるのは手間ではないと思っていたが、うまく刺さる部分が無い。不思議に思い、
割れ目を開いていた人差し指を曲げ、入り口がありそうな部分を探る。指先が孔を見つけるがずいぶん小さく、
そこに自分の鈴口を誘導し押し込むがなかなか入らない。一連の行為にマルアームが震える声と体で、
まだ生娘である事を告げて来た。初めて他人に触られた部分をまさぐられだいぶまいっているようだ。
(まさか、まだ綺麗な体だったとは・・。)
だが、市街の戦闘音は着実に迫って来ている。
「ごめん、急ぐよ。乱暴になるから痛いと思うけど・・。」
「いいわ、わからないから、好きにして。」
グイッと、突き上げるジャハン、マルアームは無意識に逃げるようにつま先立ちとなるが下からの突き上げに
逃げ切れないまで脚を伸ばすと、自分の入り口が裂けだすのがわかる。
「ひぃぐ!いったぁ・・・いった・・」
可哀想だが止める訳にもいかず、もう一息と判断し、グイッと突き上げる。ヌチッっと粘液と粘膜が擦り合わさる
小さな音がして、ジャハンはすっぽりと彼女に収まったのを感じた。後方から怒声と金属音、獣の咆哮が聞こえて来る。
(待ってるわけにはいかないか、ごめんマルー)
突き刺したばかりだがすぐにストロークを始める。強引に貫かれ、痛みが最高潮のうちからジャハンに
かき混ぜられたマルアームは大粒の涙を目に溜める。
「いったぁい、痛い、痛いよぉ、ジャハァン、ウッ、グッ、ハゥ」
突かれるたびに言葉が詰まるマルアームを気の毒に思いながら、自分の具合を気にする。このペースなら射精出来そうだ、
あまり優しくしすぎて出ないようなら意味は無い。
357名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:21:32 ID:Q4jBQE65
空いている手で彼女の片膝を抱え股を開かせる、誰もいない真っ暗な区画で、塁壁に押し付けられた男女が激しく貪り合う。
人間死を感じると性本能が活発になるというのは本当のようで、ジャハンのものはいつもより膨れて充実しており、
マルアームは未開発の体でありながら徐々に性感を見出しつつあり、非常に粘りの強い粘液が止めどなく溢れる。
ぷっくりした頬に女らしい丸みのある体、食べたら肉汁が多そうだなんて妄想した事もあったが、
およそ期待通りのものが自分を締め付ける。
マルアームもズン、ズン、と突かれるごとに、結構な痛みが股間に走るが、また何か別のものも込み上げて来るのがわかる。
「!、!、!?、あっ!、はぁ、ん!?なんか、いい・・、あっ、あぅ。」
痛みに涙をぽろぽろながしながら、自分が女へと変わって行くのを感じる。職人衆に育てられ、自分でも男勝りだと
認識し、町娘達のように女らしく愛する人と一緒になるなんて事は自分には無い事だとどこかで思っていたのに。
いま体を寄せ合い、愛するジャハンに求められ、女の悦びを知りいとおしい感情が胸にあふれる。
が、もしかしたら、それもこの一瞬で終わりかもしれないのだ、死が二人を分とうとしている。
「いやだよう、ジャハン、死んじゃいやぁ・・」
彼女の言葉にジャハンの胸が痛い程に締め付けられる。
(こんな、こんな愛し合い方で終わりなのか・・?)
「死ぬもんか、絶対に生きて帰る。だから一緒になってくれマルー。」
感情の高ぶりに合わせて、子種が激しく込み上げて来る、もうすぐだ。獣のように唸るジャハンから
精子が吹き出すのを感じると、マルアームもしっかりと組み付き合った下半身をさらにすりつけ最奥に全て受け止める。
まるで恥女だと思いつつも、ジャハンを貪る。そのままの姿勢で、二人とも激しい呼吸を整えていた。
そうしている間にも戦闘音はさらに迫り、様々な足音まで聞こえるようになっていた。
さあ・・とジャハンが言い出したのを遮るようにマルアームが強い口調でいう。
「まだよ、まだ時間はある。恋人同士の愛の確認じゃあ無い、そんな睦み合じゃないの。もう一回私を犯して、男でしょ?
私を孕ませなさい、どんな恥辱でも耐えてみせるから。」
マルアームの意思はしっかり伝わった、もう反論はすまい。いったん彼女から引き抜くと、今度は壁の方を向かせ、
両手と上体を壁につけるよう指示する。一瞬考えたような表情になり何をするのか理解したのだろう、マルアームは顔を
真っ赤に染めた。それでもいわれた通りの体勢になり、そして、自ら脚を広げ、膝を少し曲げ、尻が上向きになるように突き出す。
(すまないマルー、こんな恥をかかせてしまって。)
むき出しになった股を見ると、結構な血に驚く、乱暴にしすぎたか。すまないと思いつつも、既に口を開いている彼女の
陰部から先ほど流し込んだ子種が漏れ出ようとしていたのが目に入り、男の本能が体を塞げと命令する。
子種を押し戻すように彼女を貫き、二度目の射精に向け、一気に腰を振り立てる。
「はあぁぐ、あ、あ、あ、ジャハンンン、さっきのが、溢れないように、気をつけ、はぁう!」
やはりまだ痛むのだろうか、しかし確実に悦びも感じているようだ。細かく早く腰を振ると彼女の膝がガクガク振るえ、
体勢を安定させる為に、上体をより塁壁に押し付けて伏しているようであった。それはマルアームは、快楽に顔が歪むのを
ジャハンに見られたくなかったのもあった。脚が自分の意志から離れ快楽に崩れそうになり行為の邪魔をしてしまい、
彼女は思う、私はなんて淫らな女なの、こんな時に、ジャハンは頑張ってくれているのに、快感に耐えられないなんて。
性器に与えられる刺激に、嬌声を止められない、また下半身はだらしなく愛液を流し続け、時折膝から力が抜け、崩れそうになる。
358名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:23:21 ID:Q4jBQE65
「大丈夫、女の子だもの、仕方がないよ。」
ジャハンが彼女の意図を汲んだのか、優しく語りかけ、彼女の腰をしっかり押さえ支えてやる。自分が腰を
打ち付ける度に、彼女の豊満な尻は柔らかく形を崩す。立てばシャクナゲ座れば牡丹とはよく言ったもの、
まあ今は突いて牡丹の形になっているが、そんなマルアームを自分一人のものに出来るなんて、
誰もがうらやむだろうと自慢に思う、絶対に生きて帰らなければ・・。
先ほどよりだいぶ早く、込み上げて来たのをジャハンは感じる、
「出すよ、これがすんだら必ず逃げるんだ。急いで下着とズボンをはいて、水路を止めるから、急いで通り抜けるんだ。」
喘ぎながらも、うん、うん、と返事をするマルアームに安堵し、自分の下半身に集中する。
動かしやすい体勢の甲斐有って、彼女の膣がよく絡み、敏感になって来た自分のものが快感に耐えられなくなる。
獣のような行為の終わりに、彼女の最奥を目指してさらに分け入ろうとする。マルアームもそれを手伝い、
ジャハンの鈴口は、彼女の底にある少し固い肉壁の小孔に押し当てられる。激しい絶頂感とともに、ジャハンの全てが
マルアームの中に流れ込んだ。ギュッと膨張しては吹き出すのを繰り返す、男性器の生々しい感触にマルアームは
もう子供には戻れないと痛切に感じる。
アトルガンを支えて生きて行く一人になる、そういう決意をジャハンに注ぎ込んでもらった気がした。
359名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:24:53 ID:Q4jBQE65
「よし、すぐに水が停まる、もう水路に降りて!」
引き込み水路の木弁がギシギシと軋みながら水を止める。大きな仕掛け閂を抱えるように押さえ込みながら
ジャハンが叫んだ。別れの挨拶は無い、振り返りもしない、脚が止まってしまうから。マルアームは水が引いた
水路を中腰になって駆け抜ける。街区を隔てる大型の塁壁は分厚い、どれぐらい時間が経っただろう、数十秒か数分か、
ジャハンには全くわからないが、水音を立てて走って行く愛しい足音はもうしない。
「ジャハーン!必ず、必ず帰って来て。もういいわ、逃げて!隠れるのよ!ジャハン!」
湿った水路に木霊した
声がくぐもって聞こえて来る。蛮族共が水路を伝ってしまわないように閂を元に戻し水を再び流す。
隠れたり逃げるわけにはいかない、自分で築いた街と、マルアームに未来の為に。
戦闘は熾烈を極めていた。至る所で乱戦が繰り広げられ、既に将軍も討取られたなどという情報も飛び交う。
そこら中に落ちている戦死者の曲刀を拾い上げ、義勇兵の戦団に加わる。
「炎蛇将配下の軍団、近隣の街区を制圧との報あり!歓呼斉唱にて迎え入れよ!」
激戦のさなか、伝令が我軍の局地的勝利を伝える、沸き立つ兵や傭兵達が歓呼の雄叫びを上げる。
ウラーーーーーー!次々に上がる歓呼を遮り炎蛇将が姿を現す。
「者共聞けい!これより敵主戦列を攻略する。ここからが胸突き八丁、鍔迫り所よ!命など惜しむなッ!
退く者あらばこれを切る、ゆけ!奴らと我々の屍を山と築くのだッ!」
突撃命令!なおも兵士達は沸き返る、
ジャハンも、これが最後になるかもしれないと思いつつも曲刀を振り上げて雄叫びを上げた。
360名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:25:51 ID:Q4jBQE65
数ヶ月後、お腹の子供のために病院に通うマルアームは、負傷者収容室に立寄っていた。
兵士に傭兵、民間人と戦争で傷ついた者たちが苦しそうに並んで寝ている。
「おい、まーだ治ってないのかよう。仕事さぼりたいだけじゃないのか〜?」
ニヤニヤ笑いながらジャハンの包帯で締め付けられた右足をつつく。
「痛てぇ、ひでえ嫁だ!」
悲鳴を上げるジャハンに、周りの兵士達が寝込んだままゲラゲラ笑う。
塁壁で待ってるよ、楽しそうに笑いながらマルアームは勇敢な夫に口づけをした。
              
                 おしまい
361名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 20:00:14 ID:+RqRLrDW
>>349
GJ!!!
純愛ものktkr
362349:2007/01/21(日) 23:26:34 ID:Q4jBQE65
おっと、ミスリル裸族ですた

>>361
ご愛読ありがとうございます!皆さんのご声援があれば今後もまだまだやってけますお
363名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 04:16:57 ID:IKuW81nL
GJ!!!!!!!
364名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 18:53:19 ID:4YWw9KBw
>>349
GJ!!!!!!
ヒュム♀F8スキーのフレに教えてくる!!!!
365名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 19:02:57 ID:zFglRnAC
GJ杉!!!( TДT)

防衛戦の生々しい描写もgood!

最後は切なエロで終わらなくて本当に良かった
次回作も楽しみにしています。
366名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 06:08:37 ID:cW4fxno4
立てばジャグダナ、にみえた俺はこのビシージがおわったら国に帰って結婚するんだ。
367名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 23:22:13 ID:l+4X70kU
>>360
GJ!すげえ良かった!
ぶっちゃけジャハン死んだかと思ってしまったぜ
文章うまいな〜
ごちそうさまでした
368名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 03:02:09 ID:U4zclnFo
立てばジャグダナ>巨乳なイメージ

死亡フラグが立ちまくりつつも
生き延びるジャハン萌

369名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 14:42:46 ID:HFJPzImA
みんな文章うめえなあ
370名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 16:33:09 ID:pwVXRCAV
皆うめぇなぁ、オラ、ワクワクしてきたぞ!w
371名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 20:56:29 ID:8jn/cl4c
裸族氏連続投降GJでした!

結構ロムってる住人多いのね、もうほとんど残ってないかと思ってたよ
372名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 01:03:02 ID:4I3gPTM7
普通に良かったw
設定もしっかりしてるってのは凄いな
373名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 19:50:45 ID:lyW+RIMC
ここって基本的にエロSSのスレだよね?
374名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 19:51:59 ID:KT4pAqCk
>>1
375名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 21:54:39 ID:aJHS18bB
>>373
挿絵でも何でも投下しなされ
376名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 02:59:07 ID:ymtQOpR5
保守しておきますね、、、(iдi)
377名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 18:15:47 ID:GWq1XiW1
保守ばかりの引き際は美しくない
378名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 15:19:36 ID:mY/9As8a
あえて上げておく
379名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 21:06:59 ID:dVIwKJkz
じゃあ俺も
380名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 18:34:20 ID:ThTEdxax
SS書いた事ないんだが、書いてみたい
381名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 00:21:45 ID:uG9HY7Co
がんがれ(`・ω・´)b
応援してるお
382名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 01:01:07 ID:cm0VqvYz
もし自分のSSに挿し絵とか描いてくれる人とかいたらもう凄い喜んじゃいます。
383名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 18:03:57 ID:tKht0/o9
きょぬうミスラのミカたんの挿絵がみたい
384名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 17:50:34 ID:IgRQ3FIf
姉妹丼レズ物の挿し絵が見たい
オネーチャンが妹に食われるやつ
385名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 18:28:41 ID:6PBE1Nqm
みんながんばれ
386名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 20:38:29 ID:zPdC/aEV
そんな事より、タルタルとニャンニャンしたい!
387名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 01:59:30 ID:jEE55T3i
「急いで〜はMTH

「急いで急いで、早くしないと集合時間に遅れちゃうにゃ〜!」
「にゃ〜、先輩、待って待って〜」
「にゃー」

荒野を三匹のチョコボが駆ける。そのチョコボには、ミスラが騎乗していた。
彼女達は、裏LSに所属するミスラだが、その日、セルビナでの釣りに夢中になり、
集合場所であるジュノへと向かうため、バストゥークへ向かっているのだった。

「あとちょっとで飛空艇が来ちゃうにゃ…!」

先頭を走っていた一番年上のミスラは、後輩ミスラA、Bがちゃんと着いて来ているかどうか、
走りながら後ろを振り向いて確認した。
そして、その時である。何か強烈な衝撃を全身に受け、気がつけば彼女は空を仰ぎ、次には
全身に激痛が走っていた。

(あ、あれ…なんだにゃ…?)

「せ、先輩ー、大丈夫ですかにゃ!?」
「ああ、大変だにゃー事故だにゃあ!」

(え、え、…何何?)

そして…意識を失った先輩ミスラが目を覚ましたとき、彼女達は見知らぬ複数の女達に囲まれていたのだった。


「ふ〜ん、それで、急いでいたから前方不注意になっちゃったってわけ?」
「お転婆なのね」

プークスクスと、彼女達を笑いながら囲んでいるのはヒュームの女性達だった。

(せ、先輩やばいにゃ…この人達、有名な廃LSの人達だにゃ)
(893っていうLSらしいにゃ。何人もつぶされたって噂にゃ…)

怯える後輩二人が、先輩ミスラに耳打ちする。

「あら、こそこそ何話してるの?」
「い、いぇ、なんでもないにゃ。それよりもごめんなさい。こちらが悪かったのは百も承知にゃ…」

「あらあら、いいのよ別に?こっちはそんな大した事無かったし。…あ、そうだ。ねぇみて。
これ何かしら?」

リーダー格のヒュームの女が、何やら手帳らしきものを彼女達の前で振り回す。

「!…それは…!」

そう、彼女が振り回しているのは、ミスラの飛空挺パスだったのだ。
「あ、あの…それ私のですにゃ。返してもらえますかにゃ…」


「そうねぇ…フフフ、それじゃ、四つん這いになってもらおうかしら?」
「へっ…?」
「四つん這いになれば返してあげてもいいわ。どうかしら?」
「なればパスを返していただけるんですにゃ…?」
「ええ、約束するわ。さあ、四つん這いになりなさい」


こうして先輩ミスラは893LSの言うがままに、彼女達と後輩ミスラ二人の前で四つん這いになったのだ。
388名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 02:01:39 ID:jEE55T3i
「え、えっと…四つん這いになったにゃ…これでいいのかにゃ?」
「ウフ…やっぱり獣ね。その格好が似合うわぁ〜」

そういうと、リーダーの女は、部下のヒューム女に目で合図を送る。彼女は無言で、
先輩ミスラの背後に回り、ナイフで彼女のつけているサベジロインクロスを切り裂いた。
「にゃっ!?」
突然の事態に困惑する先輩ミスラ。部下の女は、怯えるミスラをよそに、破れたクロスを剥ぎ取る。
そして、彼女達の前に、先輩ミスラの全てが曝け出されたのである。

「あ、あの!?」
動こうとするミスラの首筋に冷たい感触が。先ほどのナイフが、彼女の首筋に当てられていたのだ。
「動くと怪我するわよ〜?」
リーダーの女は、妖艶な笑みを浮かべ、四つん這いになっている彼女の尻の前にしゃがみ込んだ。
次の瞬間、先輩ミスラの体に電撃が走る。それは、今までに感じたことの無い未知の感覚だった。
「にゃっ…!?にゃぁぁあ!?な、んにゃああ…」
「やっぱり獣ね…汚い穴ねぇ」
「な、何をしてるのにゃ…んにゃあっ…!?」
リーダーの女の指が、ミスラのアナルにずぶずぶとめり込んで行く。

「んっ…はにゃぁ…い、痛いにゃ…抜いてぇ…」
「あなた初めてなのここは?力抜きないよ」
「んぅぅっ」
「ほら、一番奥まで入ったわよ…どうかしら?」

リーダーの女は、その指を挿入したまま、後ろで怯えている後輩ミスラを見て言った。
「あなた達、先輩がこんなになってるのに見ているだけかしら?こっちへ来なさい」

部下の女のナイフは、今も先輩ミスラの首筋に当てられたままである。
後輩ミスラ二人は言われるがまま、前に出る。
「それじゃあ、先輩を感じさせてもらおうかしら?…口でしなさい」
「あっ…やめて…んにゃぁ…!?」

四つん這いになっている先輩ミスラの下に一人が潜り込み、乳首を口に含むよう強要された。、
もう一人はそのまま後ろから、充血したクリトリスを舐めさせられた。
その間も、ヒュームの女は、指のピストン運動を繰り返している。

敏感な部分を、それも女性に弄ばれるのはこの上ない屈辱だった。
しかし、それとは裏腹に、彼女の体は素直な反応を示している。

「ニャッー!ニャッー!ニャッニャッ…ンニャァー!」
「あらら、こんなに濡らしちゃって…どうしようもない獣ね、ミスラって」
「ニャッー!ニャッニャッニャッ…いや、だめにゃあ、ンニャッ…アッ…!」

「もう脅しはいらないようね…あなたも混ざりなさい…私のを舐めなさい」

リーダーの女は、部下の女に指示をだす。部下の女はナイフを捨て、リーダーの女の背後に回り、
そして彼女の秘所に命じられるままにしゃぶりついた。
ぐちゅ、ずず、にゅちゅ、と、淫靡な音が狭い室内にこだまする。
「あぁ…はぁ…そうよ、上手ね…次はこの可愛い後輩の子猫ちゃん達にしてあげなさい?」

部下の女は静かに頷くと、次は後輩ミスラ達を攻めに掛かる。
彼女はしなやかな両手をそれぞれの秘所に伸び、すでに濡れているそこへ、指を伸ばす。
「んにゃっ!?…あ、ひゃああ〜」
「んにゃぁ!にゃああ」
「にゃっ…だめにゃん…きもちいにゃぁっ…!」
「はぁ…いいわ…かわいい…んっ…んっ…」
こうして、絡み合う4人の女の夜は更けていった…
389名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 02:02:53 ID:jEE55T3i
後日、このチャット内容のログが晒され、この事実はヴァナディール中に広まることとなった。
ミスラの族長は
「なんだこりゃあ…たまげたにゃぁ…」
と驚きの様子を隠せないでいた。
「なぜ Hum♀なんだ」
というヴァナディールレポーターの問いかけに大しては、
「Tar♀ともしました」
と、答えたそうである。




MTH −完−

390名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 10:44:27 ID:5HijkUas
んーとんーと、GJ
391名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 01:10:49 ID:/4UXMiHB
ほす
かなり前から+2/QpyXn氏のサイトの
ジールとベルーシ『その後の二人』(仮称)に禿期待してるんだが
なかなか難しそうですなあ(´ω`)
392名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 03:18:09 ID:S6FSJo/M
ジール ベルーシはあれで完結じゃない?俺も見たいけどね あのシリーズは神作品
393名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 03:46:45 ID:+tvjN0ae
なんか保管庫みてて、リリってミスラの話で泣きそうになったぜ
394名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 11:00:25 ID:Fx50LJg7
初期からFFやってる私

ココのスレはすっごい最初の方で見た。
「うはw糞スレwwww」って思った。

数年ぶりに来てみれば…なんだこのクオリティの高さはw
395名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 19:17:31 ID:PL2wzkwJ
>>392
なんか作者さんのサイトに構想中って書いてあるんだよね
396名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 01:51:20 ID:92Bj9J5u
誇り高きミスラの騎士リリ だよね
2年位前にそれを読んですっげー不思議な気持ちになって、思わずナイトのレベル上げちゃったよ
罪を償いに行ったリリのその後が気になる・・
397名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 08:13:03 ID:5/XeBH9x
>>396

その続き 作者さんのサイトで見れるよ
残念ながら、もう更新は停止されているんだけど
この方の作品が FF&ミスラに格別の思いを与えてくれた
きっかけになりました。

ttp://nanamaru.easter.ne.jp/

398名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 09:13:01 ID:UyevDZjO
>>397

「気になる」と言っておきながら、作者さんのサイトがあるとは知りませんでした。
保管庫で見たっきりだったので・・
397氏に感謝します。ありがとう!

399名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 11:14:29 ID:VHwpkPnL
誰か

らせつ→_
↑    ↓    兄貴
ナジェ←首   

なやつ書いてくれ
俺は文才がまるでないのでむりぽ
400名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 17:57:50 ID:gBPX/ibo
というか純愛モノはそれの良さもあるが、それを踏まえたうえで
そろそろ良質な陵辱モノが見たい気もする。
くだものネコさんのシリーズとか、最近だと水蛇将軍救出のミリ捕虜陵辱ネタとか
+2/QpyXnさんのビシージネタとかディティールの凝ったヤツ。
獣の絆さんのは賛否両論あったが、アレはアレで描写が細かくリアリティあって
漏れはかなり好きだったな。。。
401名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 23:02:33 ID:Bg6mb1H7
ほしゅ
402名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 19:04:16 ID:CtPT444J
保守
403名もなき戦士の人:2007/03/19(月) 04:59:19 ID:lLa6F7bu
『ムバルポロスの虜』

プロローグ 〜ベイベー!逃げるんだ♪〜

「思ったとおり。かなり上質なミスラだな。」
薄暗い洞窟の中に響くのはくぐもったようなモブリンの声。
「予想以上に、胸に、脂肪分が集中しているな。人間の雄は、気に入るだろう。高い値が、付きそうだ。」
気を失っている『獲物』をまじまじと値踏みするように観察するモブリン。
商品とするべく捕らえた『獲物』はミスラ。
短めの、逆立つ銀髪。種族を象徴するしなやかな尻尾と猫耳。
だが彼女が持つ、他のミスラにはないもっとも顕著な特徴は、たっぷりと肉の詰まった豊かなバストであった。
彼女の名はミカ。
故郷のウィンダスを発ち、新たな修行の場を求めてバストゥーク方面へやってきたばかりの新米冒険者である。

モブリンとミカのいる場所はモブリンたちの地下都市『ムバルポロス』。
その都市の片隅にある木材で組み上げて作られたこの住居が彼のアジトであった。
彼-このモブリンの職業は奴隷商人。地上をうろつく人間(主に女性)を捕らえて売り飛ばすことを生業としている。
取引先相手は、たいてい金持ちの人間。奴隷の使用用途は性欲処理、愛玩用の肉奴隷が主である。
彼の『商品』は特に上質なものが多く、お得意様である人間達からは常に高い評価を得ている。
彼は自分の目にかなった女しか商品として取り扱わないポリシーを持っていたが、
そんな彼をして唸らせるほどの魅力をミカという娘は兼ね備えていた。

彼がミカを見つけた経緯は―普段は地下都市で過ごす彼が『商品』となる素材を求めて、地上へとやってきた時であった。
彼は仕事の一環として定期的に、日よけの分厚いフードをすっぽりとかぶり行き交う旅人や冒険者たちを物色するのである。
その日、彼が現れたのはコンシュタット高地。
彼は蜂を相手に戦っていた彼女を一目見て気に入ったのだ。
404名もなき戦士の人:2007/03/19(月) 04:59:58 ID:lLa6F7bu
澄んだ宝石のように煌きながら、強靭な意志を秘めた瞳。
溢れんばかりに輝く笑顔は、異性同性問わず見る者の心を捉えて離さない。
ほとばしる元気を抑えきれないと言わんばかりに躍動するしなやかな肢体。
そして…無邪気な美少女にはあまりにも似つかわしくないボリュームを誇る胸。
健康美とグラマーさが同居したアンバランスな肉体は獣人の彼が見ても強烈に惹きつけられるような魅力を醸し出していた。
彼は長年の経験から、あのような見事な肉体ではあるが、
彼女には男性経験は無い、あったとしても一人程度だろう…という推測を立てていた。
ほぼ手付かずの状態であれだけの輝きを放つ少女である。
自分が調教したならばこれまでにないほどの質の高い『商品』ができるはずだ。
―決まった。今回のターゲットはあのミスラだ。
ぴゅい、と彼は口笛を吹いた。
口笛を聞きつけて、どこからともなく数人のゴブリンが現れる。
彼の見つけた獲物を捕らえるために、毎回雇っている協力者達である。
普段は仲がいいとは言えないモブリンとゴブリンではあったが、商売となれば話は別。
彼らの仕事は獲物として定められた相手を所定の場所に追い込むことだ。
報酬の獣人銀貨を受け取ると、数人のゴブリン達は蜂との戦いに夢中になっているミカを
囲いこむような陣形をとり、ゆっくりと範囲を狭めていく。
ミカの方はといえばまだゴブリンの接近には気づかず、今まさに目の前の蜂に止めを刺さんとしているところであった。
「ファストブレーーーード!とりゃあっ!」
ずしゃしゃっ!戦士にとってもっとも基本的なウェポンスキルが華麗に決まると、切り裂かれた蜂の亡骸がボタリと地面に落下した。
「―うん!絶好調!」
蜂に止めを刺し、さてヒーリングでもしようか…と一息ついたところでようやくミカは自分に近づくゴブリン達の姿に気が付いた。
「う、うわわっ!?いつの間にこんな近くに!?」
かつて冒険者の先輩である幼馴染のタルタルから教わった忠告がミカの脳裏に蘇る。
―ゴブリンはかなり遠くからこっちを見つけて走ってくるぜ。
「まいったなぁ、もう…」
幸い、このあたりのゴブリンなら今の自分にとっては丁度いい強さといったところである。
蜂と戦って消耗した今でもギリギリで勝てるだろうと踏んでいたミカは慌てて片手剣を構えたのだが。
正面からではなく、左右から、ぐぶぅ、というゴブリン独特の唸り声が聞こえて顔色を変える。
405名もなき戦士の人:2007/03/19(月) 05:00:30 ID:lLa6F7bu
「ええぇぇ…!?」
横からも狙われていた。しかも挟撃である。
まずい、これは勝てない。そう判断したミカの行動は素早かった。
剣を収め、ゴブリンに背を向けて走り出した。
ゴブリンを撒くのはかなり難しい。奴らは姿を見失っても、匂いを辿ってどこまででも追ってくる。
水溜りでもあればそこに飛び込んで匂いを消すこともできるだろうが、あいにく辺りにそんな場所は見当たらない。
なんとか奴らの目を、匂いを、ごまかせる場所まで走らなければならないのだ。
今走っている方向にこのまま突き進んでいいものかどうか、迷いはあったが立ち止まることは許されない。
少しでも速度を緩めれば捕まってタコ殴りの憂き目に遭う。
―ああもう、今日はいい感じで戦ってたのに。
内心舌打ちしながら、ミカはとにかく走る。背後から迫る気配は消えていない。
彼女は気づいていなかったが、ゴブリンたちは彼女の逃げる方向をグスゲン鉱山へと向かわせるよう、
巧みな追い込みを仕掛けていた。彼らの思惑に嵌っているにも関わらず、彼女は鉱山の入り口を見つけて顔を輝かせた。
「あ、あそこへ!」
さらなる罠が待ち構えているとは露知らず、ミカは洞窟の暗闇へと飛び込んでゆくのだった。

「ちょっとおおおーーーーー!なんでまだ追っかけてくんのよーーーー!?」
あろうことか、洞窟に飛び込んだ後でもゴブリンたちの追跡は続いた。
「な、なんなのこいつら…いくらなんでもしつこすぎない!?」
普通、獣人たちは自分たちの縄張りから逃げ延びた相手はそれ以上は深追いはしない習性のようなものがあるはずである。
にも関わらず、ゴブリンたちは未だミカを追いかけている。なぜなら、彼らの仕事はまだ終わっていないからだ。
もちろん、ミカにそんなゴブリンの都合などわかるわけもなく、ただただ奥へと逃げることしかできない。
そして、ミカの顔に絶望の色が宿る。足が、止まった。
「行き止まり…そんな」
どうしよう、と途方に暮れるミカの背後から奴らの足音が迫ってきた。
もうダメだ…と全身が脱力し、行き止まりの岩壁にもたれかかったその時。
ぼこん、と妙な音がした。
「へっ?」
もたれた岩壁が、脆くも崩れた。その奥にはどこまでも続く暗黒の世界が広がっているようにミカには感じられた。
新米冒険者のミカにはわからなかった。その暗闇の先に、モブリンたちの移動する地下都市、ムバルポロスがあるということなど。
ゴブリンが迫っていることも忘れ、ぽかんと口を開けて暗闇の先を見つめるミカ。
そんな彼女の頭に、勢いよくフライパンが振り下ろされた。

ぱっこーーーーーーーーん!!
「もきゃあ!」

実にいい音がした。そして変な悲鳴をあげて倒れこむミカ。
フライパンの主は、モブリンの彼であった。
岩壁の向こうの闇に潜んでいた彼はくるくると目を回して倒れているミカを満足気に見下ろすと、
マスクの内側でニヤリと会心の笑みを浮かべるのであった。
406名もなき戦士の人:2007/03/19(月) 05:06:45 ID:lLa6F7bu
…えー、そんなわけで、ミカさんシリーズの新作、『ムバルポロスの虜』をお届けいたします。
今回のテーマは、『なんでミカはあんなにえろえろになっちゃったの?』です。

『へなちょこミカと爆炎のギース』の少し後のお話ということなので、
今回のお話がミカさんシリーズにおけるエピソード2、という位置付けになるのかな。

今回の話はちょいとばかり長めです。
何回かにわけて発表していきます。
よろしければ、少々お付き合いくださいませ。
407名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 08:20:49 ID:5bnvgoAr
期待してます。
ギースしりーずにもお世話になりっぱなしです(;´Д`)
408名もなき戦士の人:2007/03/19(月) 19:01:06 ID:lLa6F7bu
なんかプロローグの部分がいきなり保管庫にあったのでびっくりしました。
管理人さん早いなぁ。

それでは『ムバルポロスの虜』弟1部の始まりです。
捕らえられたミカの運命やいかに。
409名もなき戦士の人:2007/03/19(月) 19:02:26 ID:lLa6F7bu
ムバルポロスの虜
第一部 調教師は素敵な商売 

地下空間に在りながら広大な空間を有する地下都市ムバルポロス。
そこに暮らすモブリンの一族は連日の掘削によって都市全体を移動させるという驚嘆すべきライフスタイルを築いている種族である。
今日も大勢の獣人達がそこかしこの作業現場で汗水流して労働に励んでいる。
土砂や岩を運ぶバグベア―肉体改造を受けたモブリン奴隷―や、鉱石の採掘に関して話し合う現場監督とその部下たち。
そんな彼らの間をぬって、大きな荷物を抱えて運ぶ奴隷商人の彼。
彼の運ぶ荷物をみて、現場で働いていたモブリン達が声をかける。
―いよう、活きのいいのは手に入ったかい。
―また都合が良ければお相手させてくれよ。最近溜まってるんだ。
労働者達と下品なジョークを交し合いながら、彼はアジトへと向かう。
彼―奴隷商人の名はジャボアティクという。

ムバルポロスの片隅に、木材で組まれた彼の簡素なアジトがあった。
アジトへと到着すると、すぐに彼の部下である数匹のバグベアたちが出迎えた。
彼らはジャボアティクが自ら製作を手がけたバグベア達である。
―『素材』だ。準備を、しておけ。
モブリンの言語で命令すると、バグベアが彼の持った大きな袋を受け取った。
バグベアが受け取った荷物を奥の調教部屋へと運んでいくのを見届けると、
ジャボアティクは様々な薬や正体不明のアイテム、ゴトゴトと音を立てる不気味な水槽などが所狭しと置いてある怪しげな部屋に入り、
いそいそと調教の為の準備を始めるのだった。

ベッドに横たわった荷物=ミカは先ほどから穏やかな寝息を立てている。
彼女は装備品はおろか下着までバグベアによって取り去られ、生まれたままの姿でナイスボディを曝け出していた。
褐色がかって艶やかな肌。引き締まったウェストと豊満なバスト。毛並みの良い尻尾。
見れば見るほど良い『素材』である。
―まだ、手は出しておらんだろうな。
こっくりと、バグベアは頷く。彼らは育ての親であるジャボアティクには絶対服従なのだ。
よろしいと頷くと、ジャボアティクは倉庫で準備した小瓶を取り出し、蓋を取り外した。
中にはどろりとした、独特の匂いがする透明な粘液が入っている。
モブリンたちの錬金術によって作られた特殊な薬液だ。
ジャボアティクは瓶の口を傾けると、内容物を横たわるミカの股間へと垂らしていく。
そして、眠る彼女の股を広げさせると、デリケートな女の部分に、先ほどの液体をすりこんでいった。
410名もなき戦士の人:2007/03/19(月) 19:03:09 ID:lLa6F7bu
「う〜ん…」
眠りながらも下半身に違和感を感じてか、ミカが反応した。
「っ…あ…れ…?」
今の刺激で意識を取り戻したらしい。うっすらと半目をあけて、ぼーっと天井を見上げている。
「ん…と…あたし…ゴブリンに追われて…鉱山のなかにとびこんで…それから…」
「お目覚め、かな。」
「…えっ!?」
がばっ!と起き上がるミカ。
「ここ、どこ!?って!きゃああああーーーーっ!なんであたし裸なのぉーーーーっ!?」
大きな胸をむぎゅっと押さえつけるように両手で隠すと、甲高い悲鳴をあげる。
そのあまりにも巨大な胸は乳輪を手のひらで隠すのが精一杯で、その部分を押さえつけると
手のひらからはみ出した乳肉がむにゅんとたわんで、なんともいやらしい光景を作り出した。
「ふむ、見れば見るほど、大したモノを持っているな。鍛えがいが、ありそうだ。」
「じ、じろじろ見ないで!…あ、あなた…ゴブリン!?」
冒険者としての経験が浅いミカにとってモブリンは初めて見る種族であった。
「ゴブリンではない。私はモブリンの『ジャボアティク』。ここは我らの住まう、地下都市だ。」
獣人にしては流暢な人語を話すジャボアティク。
獣人の商売人にとって人間相手に円滑な商談を行なうには会話は重要なスキルの一つだ。
「地下都市…!」
ウワサには聞いたことがある。遥か地面の下を移動する、獣人たちの街があるという話を。
「まさか…本当にあったなんて。…で、あたしをどうする気?まさか食べるとか言うんじゃないでしょうね…」
「私は食肉業者では、ないのでな。人間のオモチャが欲しいという、人間どもを相手に商売をしている。ようするに…。」
淡々と、ジャボアティクが語る。
「肉奴隷を、育てて、売る。それが、私の商売。」
「なっ…!」
ミカは絶句した。
「肉奴隷…って、この場合あたしのこと!?冗談じゃないわ!」
ジャボアティクに殴りかかろうとするミカ。
だが、丸太のような巨大な腕がミカの前に立ちふさがり、ミカをベッドの上に突き戻した。腕はバグベアのものだった。
「ひっ…!?なに、こいつ…!?」
脅えた目で、バグベアの巨体を見上げるミカ。こいつも彼女が初めて見るタイプの獣人である。
コロロカの洞門の中で遠くから見かけた巨人族ほどではないが、それでもでかい。
「逃げるとか、戦うとか考えんほうがいいぞ。
貴様の頭を、一瞬にして潰れたミスラントマトのように、してやることもできるのだからな。」
たった今殴りつけた獣人の腕の感触を思い出す。拳を受け止めた筋肉の塊からはこれまで感じたことのない凄まじい腕力を感じさせた。
モブリンの言葉はハッタリではない…ミカは歯噛みした。抵抗は無駄に寿命を縮めるだけだ。
だが自分はまだここで死ぬわけにはいかない。彼女には目標があるのだ。何が何でもやり遂げたいと願う目標が。
今は…チャンスを待つしかない。
411名もなき戦士の人:2007/03/19(月) 19:03:46 ID:lLa6F7bu
「そんなに硬くならなくても、いい。まあ、とりあえず、我々は仲良くなることが先決のようだ。」
「なにが…仲良くよ…」
あまりにも白々しい台詞を吐くジャボアティクに、腹立たしさが募る。
それにしても、どうもさっきから身体が熱い。ミカは自分が怒っているからそう感じるのだと思った。…この時は。
「我々はオスで、お前はメス。オスとメスが仲良くなるために、もっとも適した方法。それは」
ミカは嫌な予感がした。
「身体と身体の、ぶつかり合いだ。」
「!」
「正確には、腰と腰、だな。もっと正確にいうと、男性器と女性器、だな。」
「ちょっと…!」
(あたし…犯される!?獣人に!?)
ミカは顔面蒼白となって震え上がった。
「そう、脅えなくてもいい。スムーズに結合できるよう、既に準備は済ませておいた。」
「なによぉ…準備って…」
身体の熱さはなおも増していく。下腹部がちりちりと甘く疼き、唇からは切なげな吐息が漏れ始める。
「今、身体が熱くなっているだろう。さっき、お前の股間にタップリと催淫作用のある薬を塗りこんでおいた。」
「っ!?」
じゅわっ…お腹の奥で、熱いお湯が湧き出るような感覚がうまれる。
「!ちょっ…なに…これっ…」
自分の肉体に起こり始めた異変に戸惑うミカ。
股間に奇妙なむず痒さのようなものを感じ、もじもじと内股をすり合わせるとピチャッという僅かな水音が聞こえた。
(うそ…濡れてる…)
すり込まれた媚薬ローションの効果で、ミカの女の部分からはねっとりとした愛液が流れ出していた。
「さて、お前のセックスの相手は、このバグベア1号だ。たっぷりと、可愛がってもらうがいい。」
ジャボアティクに促され、1号は一歩前に進みでると、おもむろにズボンを脱ぎ始めた。
びょこん!と勢いよく、巨大な一物がそそり立った。
青黒い血管がビクビクと脈打つ、おぞましい肉棒だ。
「ちょ…そんな大きいの、だめ…」
「いや、十分入る。私の特製媚薬ローションは、潤滑液としても、効果は抜群だからな。」
先ほどの小瓶の中身を、むき出しになったバグベア1号のペニスに垂らすジャボアティク。
1号は自らの手でシュシュっとペニスをしごき、媚薬ローションを肉棒全体に行き渡らせた。
ローションに濡れたペニスがてらてらと輝き、凶悪なシルエットをさらに際立たせた。
「一日目となる今回は、たっぷりとバグベアのペニスの感覚を味わってもらうことがテーマだ。
まずは1号のペニスで、じっくりとおまんこをほぐしてもらうがいい。」
いよいよ陵辱の時が始まる。ミカはがたがたと恐怖で震えながら、必死に懇願する。
「お願い…やめて…怖い…」
「さあ、始めろ。」
ジャボアティクの命令に従い、バグベア1号の巨体が、ミカの身体の上に覆いかぶさっていった。
412名もなき戦士の人:2007/03/19(月) 19:04:26 ID:lLa6F7bu
「い…いやあああっ!!」
のしかかろうとするバグベアから逃れようと必死にもがくミカであったが、悲しいかな今の彼女の力量で獣人の腕力には到底敵う筈も無い。
両足を掴んだバグベアがミカの股を難なく開くと、媚薬ローションの効果で潤いきった秘部があらわになった。
「どれどれ…」
ジャボアティクはミカの股間に手を伸ばし、指先をほんの少し女の部分に沈めてみる。
「ひぅ…」
くちゅりくちゅり…少し指を動かしただけで淫らな水音があがる。
「うむ、予定通り効いているな。これなら、十分入るだろう。」
ジャボアティクが満足気に肯くと、ペニスの先端をミカの股間に向けて狙いを定めているバグベアに向かって指示を出す。
「まだ、入れるなよ。まずは、こすれ。」
バグベアは肯くと、亀頭部分をミカの花弁に押し当てる。
バグベアのペニスは人間のそれ以上にグロテスクだ。
こんなモノで、自分はこれから蹂躙されてしまうのだ…
そう考えるだけでミカの全身は恐怖に震え上がった。
バグベアが腰を揺らし始める。ジャボアティクの指示通り、ペニスの先端がミカの花弁を優しくマッサージするかのようにこすり上げた。
「あ…あああ…」
媚薬効果で敏感になっている花びらからはそれだけの刺激でとろとろと蜜をこぼし始めていた。
(熱い…あたしのあそこを…すごい熱さのあれが…こすってる…!)
女の部分に刺激が与えられる度に、ミカの体に小さな快感の波が走る。
(いやぁ…こんな気持ち悪いモノに…気持ちよくさせられるのやだぁ…!)
ミカは感じてたまるか、とばかりにきゅっ、と口をへの字に結んで耐えようとした。
それでも快感の波は容赦なくミカの精神を飲み込まんと押し寄せてくる。
(感じてない…感じてない…っ!)
心の中で呪文のように繰り返してみても、肉体の反応は正反対であった。
媚薬ローションの効果はミカのメスとしての感覚を必要以上に高め、経験の少ないはずの花弁がぴくぴくと震えている。
ペニスによる摩擦愛撫によって花弁からはさらに蜜が溢れ出し、男を迎え入れる準備を完了している。
ミカの意思とは裏腹に、女の部分は完全に獣人のペニスに蹂躙されることを待ち望んでいるのだった。
「よし、頃合だ。入れろ。」
「ま、待ってぇっ!や、やめてぇぇえええええっ!!」
犯される。あの、人間以上に醜悪でグロテスクなペニスに犯されてしまう。
ビクンビクンとおぞましい脈動を繰り返しながら、ペニスの先端はミカの穴を探り当てる。
「やめてくださいいいいい!!お、お願いしますううううぅううっ!いやあ、入れられるなんていやああああーーーーー!!」
(助けて…!ギース…助けて!!)
心の中で、ミカにとって最も頼りになる少年の名を叫ぶ。
サルタバルタで修行していた頃、何度も自分を助けてくれたタルタルの少年。
不埒なヒューム達の毒牙から守ってくれた天才魔道士。
大切な幼馴染にして、憧れの冒険者。

だが、地の底深くで捕らえられた非力なミスラの願いは…誰にも届くことは叶わなかった。
413名もなき戦士の人:2007/03/19(月) 19:05:06 ID:lLa6F7bu
ずぶっ…!
「っあ…!」
ずぶぶぶっ…
「あ…あああ…いやぁ…」
巨大な異物が、自分の中に侵入していた。
下腹部に感じる、押し広げられるような感覚と、強烈な圧迫感。
ビクビクと、自分の腹の中で熱い何かが脈動しているのを感じた。
―自分の膣内に、巨大なペニスが入ってきている。
それを実感として受け取ったとき、ミカの双眸からぽろぽろと涙が零れ落ちた。
「…おかされ…てる…」
ぼそぼそとミカが呟く。
「…あたし…おかされてる…獣人なんかに…おかされちゃってる…やだぁ…」
あまりにも、あっさりと。自分の秘部は男の侵入を許してしまった。
待っていました、とばかりにズッポリと、バグベアのペニスを咥えこんでしまったのだ。
自分の肉体の浅ましさが恨めしかった。どうしてこんなにあっけなく入ってしまうんだろう。
情けなくて、屈辱に打ちのめされて、ミカはグスグスと泣き出した。
(どうしよう、ギース。あたし、こんなやつに犯されちゃったよ…)
そんなミカの思考を打ち破るかのように、バグベアが新たな行動を開始する。
バグベアが腰を動かし始めたのだ。
ずぶぶぶ…ゆっくりと、奥の方からペニスを引き抜き…
ずんっ!と再び奥まで一気に突き入れる!
「ひあああああっ!」
いきなりの衝撃に、打ちひしがれていたミカが一気に我に返る。
「わかっているとは、思うが…挿入、するだけでは、セックスはおわらんぞ。」
ジャボアティクは淡々と語る。
「オスは入れて、こすって、気持ちよくなって、出す。メスは入れられて、こすられて、気持ちよくなって、出される。そういうことだ。」
あまりにも冷酷なジャボアティクの言葉に、ミカの心は再び恐怖に襲われる。
(だ、出されるって…精液を、出される!?)
獣人に、射精される。当然、膣内に、であろう。
バグベアはさらに動く。オスの本能に従って、気持ちよくなるために、射精を促すために、ミカのおまんこにペニスを出し入れする。
―ああ、獣人とミスラって子供とかできるんだっけ?種族が違うから、できないんじゃなかったかな?
いや、子供ができるできないだけの問題では無い。
「いやぁあああ!絶対いやああああ!!獣人に中で出されるなんていやあああーーーーっ!!!」
人間としての尊厳の問題である。獣人に犯された上、胎内を精液で汚される。こんなおぞましいことは無い。
ミカの叫びなど聞こえぬかのように、ずっぷずっぷとピストンを繰り返すバグベア。
灼熱の肉棒がミカの胎内をゴリゴリとこすり上げながら激しく行き来を繰り返す。
「ひぃっ!あああっ…いやあっ…あついぃぃっ…熱いのがうごいてるうっ…」
414名もなき戦士の人:2007/03/19(月) 19:06:05 ID:lLa6F7bu
押し広げられた膣壁にズリズリとペニスが擦れる感覚、胎内の奥までズンズンと貫かれる熱い衝撃にミカの女の感覚はさらに反応し始めた。
(なに…?なんなのこの感じ…)
自分の中に新たに芽吹き始めた新たな感覚に、ミカは困惑していた。
先ほどの、ジャボアティクの言葉が蘇る。

―メスは、入れられて、こすられて、気持ちよくなって、出される。

(ああ、そうだ…気持ちいい、感覚なんだ…)
ぼんやりとミカは思った。
(あたし、メスなんだ。おちんちん、いれられて…ごりごりこすられて…きもちよくなって、そして…)
そして、出される。精液を。

ぞくん、と身体が、そして心が震えた。今までに感じたことない震え。
精液を。獣人の精液を出される。女の子の大切な器官を、汚される。
それってきっと、メスとして、最高に気持ちいいことなんじゃないのかな。
女としての本能が理性を激しく侵食する。
だが、理性の部分は決してそれを許さない。

「いやあ…やだぁ…気持ちよくなんてなりたくないぃっ…あああっ!」
ミカの内側で、激しい葛藤が起こっていた。
獣人との行為などで快感など感じたくない、という理性の部分と、
新たに生まれた『獣人の精液で汚されたい』というマゾヒスティックな欲望とのせめぎ合いであった。
バグベアの興奮は最高潮に達し、ピストンの勢いもこれ以上ないほどに強烈な動きを見せている。
「あああっ、くはぁああっ、ああ、んああっ!」
胎内への刺激も最高潮に達する中、喘ぎながらもミカは決してイくまいと覚悟を決めていた。
もはや膣内への射精は止めようがないだろう…なら自分はせめてもの抵抗として、この快楽に耐え切ってみせよう。
「ああっ…み、みてなさいっ…ぜ、ぜったいにこらえてやるんだからっ…」
ばふうばふうとマスクの下で荒い息をつくバグベアの顔をにらみつけながら、宣言するミカ。
そして、ついにその時は訪れた。
ガンガン腰を振っていたバグベアの動きが一瞬とまり、がくんがくんとその巨体を震わせた。
そして、力を振り絞るかのように肉棒をずずん、と膣奥へと突き入れると。
ずぐんっ…どっぐんっ…びぐんっ…
ペニスが今までにない強烈な脈動を起こし、大量の精液が先端から溢れさせた。
(き、きたっ…)
膣奥に感じる灼熱の濁流はミカの快感を増幅させ、理性を押し流そうと襲い掛かる。
(たえて、あたしのカラダ。こんな気持ちよさに負けないで…!)
ギリリと美しい顔立ちが歪むほどに歯を食いしばり、爪が皮膚を食い破るほどに拳を握り締め、ミカは耐える。
415名もなき戦士の人:2007/03/19(月) 19:06:53 ID:lLa6F7bu
この射精の衝撃に耐えることができれば、もう大丈夫。ミカはそう考えていた。
バグベアの手が動いた。感極まったバグベアがミカのタプンタプンゆれるおっぱいに掴みかかった。
射精の快感に打ち震えるバグベアは知らずにその太い指先でミカの左右の乳首を押しつぶしていた。
乳房の先端から全身に駆け抜ける快感と言う名の強烈な電流がミカを襲う。
「んひぃっ!お、おっぱいだめっ…あ…あああ!?」
その瞬間、ミカの中でなにかが崩壊した。

「あああーーーーーーーーーーーーーっっっ!!!!!!」

今まで手付かずであった最大の性感帯である巨乳をこのタイミングで刺激されたことで、
せき止められていた快感の波がビッグウェーブとなって一気にミカに襲い掛かった。
無論、射精の衝撃にも耐えられるはずが無く。
「あああっ、しゃっ、しゃせいっ、きもちいいいいいいいいっ!!!!!いいああああっっ!!!」
この間にも、バグベアの射精はまだ終わっていなかった。
かれらの放出する精液の量は人間のそれを遥かに上回っており、ミカの胎内をあっという間に満たしきってしまった。
「ああああっ、まっ、まだでてるぅ、まだでで出てるうううぅぅぅっ!ひぃぃぃんんんっっっーーーー!!」
初体験の時とは全く違う強烈な絶頂に到達し、あられもない叫びを上げるミカ。
そんなミカの脳裏に、女としての本能がそっと囁いた。

―ほら。なかに出されるって、すっごく気持ちいいでしょ?
その囁きを聞きながら。
ミカは目の前に、新たな世界が開かれたような、そんな気がしていた。

「―予想以上の、逸材だ。」
ぐったりと横たわるミカを見下ろして、ジャボアティクが呟く。
「すばらしい。すばらしいぞ。間違いなく、最高の商品になる。いや、最高の芸術品だ。」
言葉の端々に、興奮がにじみ出ている。冷徹な彼にとっては珍しいことである。
「ああ、調教計画を、練り直さなくては。これまでのやり方では、いかん。
彼女の素質を引き出し、さらに伸ばすには、より慎重かつ強引な手法が必要となるだろう…
ああ、育ててみせようとも、このジャボアティク、一世一代の最高傑作となる肉奴隷を…!!」
ミカはただ安らかに眠っている。
明日より始まる、今日よりも遥かに淫猥なる日常のことなど夢にも思わずに。

第2部へ続く…

次回タイトル 絶頂地獄猫娘悶絶蚯蚓風呂(イキじごくねこむすめもんぜつみみずぶろ)
ご期待ください。

416名もなき戦士の人:2007/03/19(月) 19:09:31 ID:lLa6F7bu
第1部終わりです。この調子で第5部まで続きます。長いなぁホント。

まだまだレベルの低いころのミカなので
ちょいと弱気な感じが残ってます。
そんなミカがこれからどんな風に責められちゃうのか…はてさて。

417名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 19:37:13 ID:gJ8KO5cV
(;゚∀゚)=3ウホッ GJ
418名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 20:30:09 ID:3c40YRUV
相変わらずのエロさ!GJです!
しかも全5部なんて…wktkが止まらないジャマイカ!
419名もなき戦士の人:2007/03/20(火) 16:36:24 ID:sop7tk0f
ムバルポロスの虜
第2部 絶頂地獄猫娘悶絶蚯蚓風呂(イキじごくねこむすめもんぜつみみずぶろ)

薄暗い部屋の薄汚いベッドの上で、ミカは目を覚ました。
―あれ。ここ、どこだっけ。レンタルハウスじゃないよね。
なんか、へんなにおいがする。あたしの汗のにおいと、あたしのじゃない汗のにおい。
なんか、きもちわるいかんじ。おふろはいろうかな。
ああ、おふろなんてないか。だってここは…

「…あっ」
ようやく、ぼーっとしていた頭がはっきりしてきた。
そうだ、ここは獣人たちの地下都市。あたしは地上で追いかけられて、捕まえられて、そして…犯された。
「…!…うぐっ…!」
思い出した途端、涙がこぼれ、ミカは小さく嗚咽した。
「あんなやつに。獣人なんかに…ううぅ」
シーツに顔を押し付けて泣きじゃくる。ミカの頭の中は陵辱された悔しさと、これから自分はどうなってしまうのかという不安で一杯だった。
「…ギース」
ミカが呟いたのは、幼馴染のタルタルの少年の名だった。
小さな頃はいつも近くにいて、今はどこか遠くの地で冒険を繰り広げているであろう少年。
サルタバルタで修行していた時は、モンスターや不埒な男どもから守ってくれた頼もしい少年。
「ギース」
もう一度呟いて、静かに目を閉じる。閉じられた瞼の奥に、あの頼もしい彼の姿が浮かんできた。
―どうしよう、ギース。あたし今とんでもないことになっちゃってるよ。もうあたしここから出られないのかな。
心の中で、彼に語りかけてみる。心の中のギースは何も言わない。
彼はただ、怒ったような顔でこちらを睨みつけている。
彼の唇が少し動いた。

―お前は、この程度なのか。
そう言っているように思えた。
420名もなき戦士の人:2007/03/20(火) 16:37:18 ID:sop7tk0f
「お目覚めのようだな。身体の具合は、どうだ?」
物思いにふけるミカの思考を遮ったのは、モブリンの調教師の声であった。
「…最悪の、気分よ…」
そうはき捨てて、睨みつける。ささやかな抵抗のつもりであった。
「まだまだ、活きのいい目をしている。そうでなくては、おもしろくない。
さて、今日の予定だが…お前には水槽に入ってもらう。少し、待っていろ。」
いそいそと部屋を仕切るカーテンの向こうへと消えるジャボアティク。
「水槽って…次は何をされるわけ…?」
バグベア達に見張られながら、ベッドの上で不安げな表情を浮かべるミカ。
なにやら仕切りの向こう側ではゴトゴトと大きな荷物を動かすような音がしている。
「うむ、活きがいい。ああ、こら、水槽から、でるんじゃない…」
(活きが…って。な、なんか激烈にやばそうなこと言ってる…)
台詞からして、ヤツが向こう側で『何か』と一緒にいるのは間違いなさそうだ。
「この、ああ、つかみにくい…いよっ…と」
何やら悪戦苦闘しているようで、仕切りの向こうからはゴトゴト、パタパタといった音が聞こえてくるばかり。
(い、いったい何と遊んでんのよ…っ…!)
「ふう、準備できたぞ。またせたな」
「べつに…いくらでも時間をかけてくれて良かったのに」
「多少の、遅れは、計算に入れている。…さて、ここからの、お前の相手を紹介しよう」
ザァ、っと開いたカーテンの向こうにあるソレを見て、ミカは―

「ひいいいぃぃぃぃっっ!?」

甲高い悲鳴を上げずにはいられなかった。
ソレは…
バスタブのような水槽にぎっちりと詰め込まれた
夥しい数のワームであった。

「そ、そんなモンであたしをどうしようっての……!」
ウネウネと水槽内で蠢くワームどもから必死で視線を逸らしながら、バグベアの腕の中でもがき、叫ぶミカ。
「うむ、このなかに、お前をいれて、ワームどもに責めさせるのだ」
淡々と答えるジャボアティク。
「ひぃっ…」
ミカの肌はおぞましさのあまり、鳥肌が立った。表情には引きつった笑みさえ浮かんでいる。
「こいつらは私がグスゲン鉱山の『アンフィスバエナ』を品種改良したワームでな。
水槽にとびこんだ獲物を全身くまなく嬲ってくれるのだ。」
421名もなき戦士の人:2007/03/20(火) 16:38:11 ID:sop7tk0f
「あ、悪趣味…」
「趣味の為ではない。あくまでも、奴隷養成の為の、機能だ。
さらにこいつらの、体表から分泌される粘液は、女を発情させる効果もある。
ちなみに、お前に以前、塗った薬。あれは、このワームの粘液が材料だ。
…まあ、おしゃべりはそこまでにして、効果のほどは、身をもって味わってもらおう。」
「うう…っ」
身動きのとれないミカの身体を軽々と抱え、バグベアはズシズシと水槽へと歩み寄っていく。
「さぁ、ワームの洗礼をタップリと、楽しむがいい」
「や…だっ…」
「放り込め」
ジャボアティクの命令が下されると同時に、ミカの身体は無数のワームが蠢く水槽の只中に放り込まれた。
「ひぃっ!?あぁああーーーーーっ!!や、やだぁーーーーーーーーーっ!!」
おぞましい感覚に対して悲鳴をあげるミカに、早速ミミズたちは襲いかかる。
ヌメヌメとしたひょろ長い体をくねらせながら、ミカの身体を這いずり回るミミズの群れ。
「き、きもちわるいっ…!だ、出してよぉっ!」
ミミズの大群に埋もれながら必死に叫ぶミカ。
「まだ入ったばかり、だろう。ほれ、ワームどもも、お前と遊びたがっているぞ」
水槽内のワームたちは、ミカの身体の敏感な部分を撫で回すように蠢いている。
「あああっ…!へ、へんなトコ、さわる…なぁ…ひぃうっ!」
発情効果のある粘液を分泌する胴体で秘部や乳房を擦られるたびに、ミカの身体を電流のような快感が走り抜ける。
「だ、だめぇぇぇ!胸のところ…動かないでっ…!ひゃああぁっ!?」
ワーム族の頭部に生えている触角のような器官が器用に動き、まるで人間の手で行うように、ミカの巨乳を鷲掴みするとそのままムニュムニュと揉み始めた。
「あ、ああっ…も、揉むなぁっ…ミミズのくせにぃっ…」
ミカの双巨乳にはそれぞれ一匹づつワームが取り付き、柔らかな感触を楽しむかのように、執拗な愛撫を行っていた。
力のこもった触覚部分が巨乳に食い込むと、触角と触覚の間からむっちりとした豊かな乳肉があふれ出し、隙間から覗く乳首をいやらしく際立たせ、
さらにプクリと勃起したその乳首を別のワームの触覚が摘まんで擦り上げるような動きをみせる。
「や、やぁっ…み、ミミズにちくび…こすられてる…んくぅ…」
「気にいったか。よく訓練されているだろう」
「気にいってなんかぁ…ふぁ、あ、あああーーー…!」
「我慢しなくてもいい。この調教は、まずお前の身体に、イク喜びを徹底的に覚えさせることが、目的なんだからな」
「そん…なぁ…ああ、ひぃぃぃぃ!」
コロコロと乳首を転がすような触角の動きに、たまらず嬌声をあげるミカ。
さらに、ミカの下半身でもミミズの動きが活発化し始め、閉じられたミカの内腿の間にニュルニュルと滑り込んでくる。
狙いは既に愛液が溢れて洪水状態になっている彼女の花弁だ。一匹のミミズが、頭頂部を花弁に押し当て、ぐいぐいと侵入を試みようとする。
422名もなき戦士の人:2007/03/20(火) 16:39:06 ID:sop7tk0f
「そ、そんな…入ってこないで…!え…あ…い、いやぁぁああ」
ミミズ自身が分泌する淫液と、ミカの内側から溢れてくる愛液が潤滑油となって、次第にミミズの頭部はミカの中へと沈み込んでいく。
「おか…されるぅ…ミミズにぃ…おかされちゃうよぉ…」
昨日は獣人に犯され、今回はミミズに犯される。なんという惨めな状況だろう。
さらに、ミカの膣内へ進入したワームは頭頂部をそこへ埋め込んだまま、例の触覚を伸ばすと膣壁をまさぐり始めた。
「!?な、なかで…なにして…ぁ、あああああーーっ!?」
触覚はミカの膣壁を柔らかい先端で優しくなぞりながら、分泌した淫液をデリケートな粘膜に刷り込んでいく。
催淫効果のある液体が膣内の粘膜から直接吸収されることで、ミカの体はますます追い詰められていくのだ。
進入したワームはさらなる快楽を与えようと、蛇のような胴体をさかんにくねらせ、ミカの胎内で動こうとする。
その度に、ぐちゃっ、ぐちゃっと淫らな水音が彼女の股間から聞こえてくる。刺激が増すたびに新たな愛液が生み出され、噴出しているのだ。
膣内と巨乳に対して行われるミミズたちの激しい愛撫。それによって生み出される蕩けるような快楽の奔流にミカは必死で抗っていた。
「い、いくっ…ミミズのせいで、いくぅっ…いやあぁっ…」
こんなおぞましい生き物の愛撫なんかでイきたくない。
しかしミミズによる全身愛撫は否応なくミカの身体を追い詰めていくのだ。
「ところで、このワームは、まだ他にも得意技があってな。…本来のワーム族は、地底の岩盤や土を、口や歯で砕きながら地中を進むのだが」
「…っ」
快楽に必死で抗うミカには、ジャボアティクの解説を聞く余裕はほとんどない。だがジャボアティクは続ける。
「この改良されたワームは、その口と歯を生かしてだな…」
そこまでジャボアティクが言った途端、今まで触覚で乳首を愛撫していたミミズが動きを変えた。
触覚を引っ込め、頭頂部にポコリと穴(これがワームの口だ)を開かせると、その部分でミカの乳首に吸い付いた。
そして、本来は岩盤や土を噛み砕く為に使用される細かい歯を…ミカの充血しきった乳首に、優しく突きたてた。その瞬間。
「ひぅ…っううううああああああーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!」
突如、乳首に生まれた微かな痛みは瞬時に強烈な快感に変わり、激しい絶頂の波がミカの全身を走り抜けた。
「どうだ、ワームの歯は?…いや、聞くまでもないか」
「あ…ぁああ…」
強烈な絶頂の余波で、呆然としているミカ。だが、それでワームの責めが終わるわけでもない。
ミカの乳首に吸い付いたワームは、そのままカプカプと甘噛みしながら、さらに彼女を責め立てる。
「ああっ…だめっ…そんなに優しく噛まれたらぁ…あ、あたし、またぁ…」
ミカは拒否の声を上げるが、その声色には、明らかな期待の色が含まれていた。
「なら、もう片方の乳も、嬲ってやるか。…ほれ、いけ」
別のワームが、ミカのもう片方の乳首に吸い付き、そして、噛む。
カリカリと細かく歯を振動させながら、ミカの乳首に激しい快感の波を送り込んでいく。
「うああああああっ…!!お、おっぱいがぁっ…!両方とも…吸われて、揉まれて、噛まれて…すごいよぉ…!」
423名もなき戦士の人:2007/03/20(火) 16:39:52 ID:sop7tk0f
巨乳への激しい愛撫は、ミカを再び絶頂へと押しやっていく。一度決壊した堤防は再度発生した巨大な波に抗う術もない。
「ああん、ふぅああ、お、おっぱいでいくぅぅぅうううううううーーーーーっ!!いくうううううううううっっっ!!!」
びくんびくんと身体を痙攣させながら再び達してしまうミカ。
「はぁ、はぁ…だめぇ…ゆるして…こんなの続いたら、ほんとに…変になっちゃう…」
声を震わせながら、これ以上の責めを懇願するミカ。だが、ジャボアティクは容赦しなかった。
「…乳首にしたことを、クリトリスでやってみたら、どうなるかな?」
「おなじ、こと…?」
瞳をトロンとさせながら、霞がかったような思考でジャボアティクの言った台詞の意味を考える。
ミミズ体液によって性感を極限まで高められたクリトリスに、あの小さな歯で噛まれたら?
「え…あ…!だ、だめぇ…そんなことしたらぁあ…しんじゃうう、だめぇぇぇぇ!」
一匹のミミズが穴のような口を開き、ミカのプックリ膨らんだ陰核をくわえ込み、そして。
ミカは稲妻にうたれたかのように激しく身体を痙攣させた。
「ッああアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」
膣内が激しく収縮し、胎内を犯していたミミズを絞め殺さんばかりに締め上げる!
これにはミミズも溜まらないとばかりに、淫粘液を全身より激しく噴出して潤滑効果を発揮させ、
絞め殺される前にミカの膣内から素早く脱出する。
この時に膣内にブチまけられた大量の淫粘液は頂点にあったミカの快楽をさらに増幅させ―
「はああ、ま、またぁ、き、キちゃううう!!と、とまらない…イクのがとまらないのぉ〜!!」
ぷっしゅうぅぅぅぅぅぅ…!!
ミミズが引き抜かれてパックリと開いた膣口から大量の愛液が潮となって噴出した。
セックスの経験の少ないミカにとって、これほどの連続絶頂の嵐はこれまでに経験したことのない強烈なものであった。
「あ…あは…はぁぁあ…あがぁああ…」
ぱくぱくと唇が動き、喉の奥から声にならない声が漏れる。
「おお、イキっぱなしだな。だが、こんなものでは、終わらないぞ。」
「ゆる…ひて…だめ…これいじょう…だめぇ…」
ミカは恐ろしさを感じていた。こんなことを続けられたら自分の身体は、心は、一体どうなってしまうのだろう?
「だめだ。まだまだ何十回でも、イってもらう。あと5時間は、そこに入っていて、もらおう。」
「ご…ごじか…ん…!?」
ジャボアティクの非情な宣言に、気が遠くなる。
「そ…そんなにイかされつづけたら…ほんとに、しんじゃう…」
「まだまだ、ワームどもは元気だぞ。たっぷりと、嬲られるがいい。」
ビクビクと震えるミカの身体をまたミミズどもは這いずり始めた。
「い…いやぁ…ああん…また…おっぱいすわれて…うあああーーーーっ…」
「さてと、この間に別の仕事を、片付けるとするか。5時間たったら、またくるからな。」

そして…ジャボアティクが部屋を出て行った後も、
ミミズたちによるミカへの快楽調教は容赦なく続けられたのだった…
424名もなき戦士の人:2007/03/20(火) 16:40:22 ID:sop7tk0f
―そして5時間後。
「いま、戻ったぞ。…おお。順調に、調教は進んでいたようだな。」
別の仕事から戻ったジャボアティクは、ミミズ水槽の中のミカの様子を見て満足そうに頷いた。
「う…あ…」
数時間もの間、ミミズ責めに翻弄されて数え切れないほどに絶頂を迎えたミカはさすがに体力の限界か、
喋る気力さえも起きない様子だった。そんなミカの身体をバグベアに命じて水槽から引っ張り出させるジャボアティク。
全身はミミズの不気味な粘液で濡れててかっており、
弛緩しきった股間はミカ自身が漏らした様々な液でドロドロになってしまっていた。
「気分は、どうだ?なにか言ってみろ。」
「え…あぅっ…」
肩で息をしながら、ゆっくりと首を振るミカ。
その表情は虚ろで、涙と涎と汗でべとべとになっていた。
「いや…ぁ…ちょっと、う、うごくだけで、だめ…ああん…」
「ふむ、ここまで敏感に、なってしまうとはな。快感漬けにする、時間が長すぎたか。」
(それにしても、これほどにイきまくっているというのに、精神が壊れずにいられるとは)
これほどまでの逸材は、何百人もの肉奴隷を育成し続けてきたジャボアティクにとっても今までに見たことがない。
「うむ、いいだろう。今日の調教は、おしまいだ。食事が終わったら、睡眠薬をやる。ぐっすり眠るがいい。」
その言葉にミカは心底安心した。この連続絶頂地獄からついに開放される…
(良かった…今日はこれで休める…)
しかし、次に放たれた調教師の言葉はミカの心を再び絶望の底へと突き落とした。
「明日も今日と同じメニューを、繰り返すぞ。これは、一週間ほど続ける予定だ。」
(!!)
「や…やめえ…そんにゃの…ひぬぅ…く、くるっひゃう…」
「狂わせはせんさ。狂ったら調教に支障をきたすからな…。」
冷徹かつ冷酷なジャボアティクの言葉に恐怖と絶望を覚えながら、ミカの意識は薄れていった―。

第3部へ続く…

次回タイトル お風呂で猫を洗うって大変だよね
ご期待ください。
425名もなき戦士の人:2007/03/20(火) 16:45:44 ID:sop7tk0f
あげちゃった…orz

えー、そんなわけでミミズどもにいろいろとやられちゃうミカでした。
FF11のエロパロにおいてミミズ姦というのはやはり一つの基本かなぁと。

それにしてもキノコに犯されたりミミズに犯されたり大変ですね彼女。どんな人生だよ。
そしてミカの調教はまだまだ続くのでありました。続く。



426名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 23:09:47 ID:Jk4YKvUb
エロ杉wwGJww
427名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 10:59:45 ID:IQIlExV+
ミカさんにミミズとはなんという・・・・恐ろしい子!
(;´Д`)ハァハァ
428名もなき戦士の人:2007/03/21(水) 18:38:38 ID:wAyNcmIv
ムバルポロスの虜
第3部 お風呂で猫を洗うって大変だよね

ぬちゅり…くちゅっ…ぬちゅうっ…
「あああっ…くっ…はふう…」
薄暗い調教部屋のベッドの上で、ミカが身体をくねらせる。
「ゆっ…指が…止まらない…あんっ…」
艶かしい嬌声を上げながら、ミカは自らの指で自分の秘所を慰めていた。
ここ五日間ほど、あのミミズ風呂調教は続いていた。
一日5時間程度、ミミズどもに媚薬粘液を塗りたくられながら、身体をまさぐられてイキまくっている。
おかげですっかりイキ癖がついてしまった身体は、ミミズ風呂から開放された後でさえも、敏感すぎてまともに眠ることすらできない。
「だめぇ…おさまらない…熱いのが収まらないよお…ああんっ」
先ほどから必死に自分を慰めてはいるのだが、肉体のほてりは冷めるには程遠い。
「…っ…だめ…おかしく、なっちゃってる…カラダ、変になっちゃってる…」
ぐちゅぐちゅと、指で花弁をかき回す度に、ねっとりとした液体が奥のほうからトロトロとあふれ出してくる。
(ああ…あたしのここ、こんなに…いやらしくなっちゃった…)
自分の垂れ流した液体で濡れた指先を見つめながら、ミカはなんだか悲しくなってしまった。
「―ほう、凄い匂い、だな。」
ジャボアティクが部屋に入ってきた。部屋の中は、ミカの汗や愛液が放つ女の匂いが充満している。
一緒に入ってきた部下のバグベアがその匂いで興奮し、バフバフと息を荒げた。
自分の匂いをかがれている…そう思うとミカの顔が羞恥に染まった。
(この部屋、そんなに匂うんだ…あたしの身体から匂いが…)
汚され続けている自分の惨めな境遇を改めて実感し、また涙が滲んできた。
お風呂に入りたい。汚いもの全部洗い流してしまいたい…痛切にそう願った。
「ふむ、では風呂にでも入れてやるか。」
「…は?」
まるで自分の心を見透かしていたかのようなジャボアティクの言葉に、思わず間抜けな声が漏れてしまう。
「今日はミミズ風呂ではない。普通の、風呂に入れてやる。」
ジャボアティクの言葉から意外な言葉が飛び出した。
「ふ、ふつうの?」
「そうだ。汗やら、汁やらで汚れているだろう。風呂で洗って、さっぱりするがいい。」
今まで自分を責めていた男の口から出る優しい言葉に、不覚にもミカは安堵感を覚えた。
普通の、お風呂。まさに地獄に仏である。
日常からかけ離れたこの状況において、ほんの僅かでも人間らしい時間が取り戻せる、ミカはそう思った。
「既に湯は沸かしている。こっちだ。」
ちょいちょいと、指を動かして誘導するジャボアティク。
ミカはふらつく足取りながらも、心なしか嬉しそうな表情で『普通の風呂場』とやらに案内された。
―そしてこの後、少しでも安心感を覚えてしまったことを後悔することになるのである。
429名もなき戦士の人:2007/03/21(水) 18:39:23 ID:wAyNcmIv
(ああ、本当にお風呂だぁ…)
目の前には、ほかほかと湯気の立つ大きな岩風呂があった。
ここに来てから、何度お風呂に入りたいと思ったことだろう。
今まで辛い目にあっていた反動ゆえか、ミカは本気で感動していた。
「ああ…」
熱い湯に肩までつかると、ミカの口から思わず安堵のため息が漏れた。
これまでの疲れが吹き飛んでいくようだった。
体中にこびり付いたミミズの粘液、獣人どもの匂い、自らの汗や分泌物…それら全てがさっぱり洗い流されていくような気がした。
きっとこれからも、やつらの調教は続くのだろう…だが今だけはそんなことは忘れて、この心地よい感覚を味わっていよう。
久々の安らかなひと時の中、ミカはゆったりとした気分に浸っていた。
だが。そんな安らかな時間はそう長くは続かなかった。
「いい、湯加減だろう?随分と心地良さそうだな。」
ジャボアティクが、バグベアを引き連れて浴室へと入ってきた。
「は、はい…お、おかげさまで…」
バグベアは衣服など纏わず、醜悪な裸体を曝け出している。
ミカは猛烈に嫌な予感がした。
「そんなに、警戒することはない。なに、カラダを洗ってやろうというのだ。」
「…えっ…」
「汗やら、ミミズの汁やらで、気持ち悪いだろう。この、バグベア3号に、お前の体を隅々まで洗わせてやる。」
マスクの下からぐふふぅ、と、いやらしい吐息を噴出すバグベア3号。
「ひ…一人で、洗えますっ…」
「遠慮することは、ない。さあ、洗ってやれ、3号」
指示を受けて、3号と呼ばれたバグベアが一歩踏み出す。
そいつの股間は既に黒々とした巨根が激しく勃起しており、ただミカの身体を洗う、
という行為だけ行なうつもりはないという意思をはっきりと主張していた。
「いや…いやぁ…!」
恐怖に震えるミカの身体を湯船から引っ張り出し、液状の石鹸を身体に振り掛ける。
さらにその無骨な指で、ミカの身体の石鹸を伸ばし始めた。
「は、離してぇ…!いやぁっ!」
もがくミカをものともせず、ぬるぬるとした液体石鹸を体中に塗りつけるバグベア3号。
手、足、太腿、シッポ、足の指の間、腋の下、臍、尻、股間、乳房、乳首…
たちまちミカの身体は泡まみれになっていく。
「あっ…ああっ!そ、そこ触ったら…やぁん!」
全身をバグベアの指が這い回る感覚に、調教によって高められたミカの性感が再び目を覚ました。
興奮したバグベアはタプタプ波打つ巨大な両乳を円を描くように優しく揉みあげる。
泡まみれになった巨乳の先端はピンク色の乳首が充血し、ピンと硬く勃起していた。
指先でころころと転がされ、押しつぶされ、ひっぱられ、コリコリとしごかれ、乳首は弄られまくった。
ぷるんぷるんと大きな乳が弾むたびに、小さなシャボンが飛び散った。
430名もなき戦士の人:2007/03/21(水) 18:40:12 ID:wAyNcmIv
「お、おっぱい、洗わないで…ぬるぬるしないでぇっ…!」
感じやすい乳房や乳首を弄られているうちに、股間が熱くうずき始める。
女の部分からは石鹸のぬめりとは違う、新たな粘液が分泌され始めた。
「せっかく、洗ってやっているというのに。また、股が汚れ始めているな。…3号、股ぐらの穴も洗ってやれ。念入りにな。」
ぐふふぅ、と頷くと3号はいきなり太い指先をミカの膣穴に突っ込んだ。
「んひぃい!」
いきなりの指の挿入に、ミカが声を上げる。
そのまま指先はグニグニと動き、ミカの穴をかき回した。
「ゆび、ゆびいやあああっ…!うごかしたら、うごかしたら…あ、あ、あああ…!」
ぷるぷると震えだすミカの身体。なおもぐちゅぐちゅとかき回される膣内。
「い…いやああぁっ!!」
ぷっしゅうううううううっ!!
絶叫とともに、股間から勢いよく絶頂の飛沫が噴出した。
「あああ…だ…だめ…お、おしっこ…でるうう…!」
ちょろっ、ちょろろろろ…
黄色味がかった、つんとした匂いのする液体が股間から流れ落ちた。
「うぅ…ぐすっ…もうやだぁ…」
獣人に指でイかされて、おもらしまでしてしまった。恥辱と屈辱に打ちのめされながら脱力するミカ。
「調教を休ませて、風呂にもいれてやったというのに。どうやらすっかり発情してしまったようだな。」
「ううっ…違う…」
(何が…休ませて、よ…これも調教の続きじゃないの…!)
お風呂という飴で釣られて、調教という鞭で叩かれる。
ささやかな希望をあたえてから絶望へと突き落とす、ジャボアティクの計画であった。
「そんなに汁を垂れ流して、何が違うというのか。これではどんなに洗ってもきりがない。
仕方が無い、3号よ。お前のペニスで慰めてやりなさい。」
待ってましたとばかりに、バグベアがミカを四つんばいの格好にして押さえつける。
花弁は既に挿入に十分なほどぬめっており、男根を迎え入れるための準備を完了していた。
「うぐぅっ…ま、待ってぇっ…今イッたばかりで…」
ミカの声など無視して、3号はペニスの先端をミカの股間へと向けさせると、そのまま一気に貫いた。
「…ああああーーーーーーーーっ!!!」
敏感になっている女の穴を貫かれ、ミカが歓喜と絶望の入り混じった悲鳴を上げる。
バグベアのペニスはズッポリと胎内に収まり、膣道はそれを歓迎するかのようにキュッと締め付けた。
「ほう…前に犯した1号より太いモノを銜え込んだか。調教は順調のようだな。」
じゅっぷ、じゅっぷとピストンの度に淫猥な水音が浴室に響き渡る。
「ああうっ、あああっ、はああああっ!」
(あああ、いやらしい音がでてる…!おちんちんが出入りする度に…ぐちゃぐちゃ凄い音がでてるぅ!)
ぐちゅ!ぐちゅ!ぐちゅううっ!
容赦なくミカの女の穴をピストンする肉棒。膣道はキュキュっとそれを嬉しそうに締め付けた。
ペニスの侵入、大歓迎だといわんばかりに。
連日のミミズ責めによって感度が数倍にアップしたミカの身体は、以前のバグベアとのセックスの時以上に
貪欲に快楽を受け入れようとしていた。
431名もなき戦士の人:2007/03/21(水) 18:40:50 ID:wAyNcmIv
(突いて欲しがってる…!あたしのおまんこ、太くて固いおちんちん入れてもらってよろこんでるぅ…!)
「あああ、い、いくううっ…も、もうちょっとで、いくううう…!!」
女の悦びが頂点に達しようとしたその時。
「よし、止まれ3号。」
そのジャボアティクの一言で、3号のピストンがピタリと止まった。
「…えぇっ…?」
押し寄せていた快感の荒波が突然収まってしまい、ミカが怪訝そうな声をあげる。
(ど、どうして…いま、止めるの…?)
「…動け。」
その声で、再び動き出す3号。
「あ、ああんっ…また…んんっ…」
再び押し寄せる快感の波。しかし。
「止まれ。」
またもや絶頂の直前で止められてしまう。
「…あううっ…!」
名残惜しそうな、残念そうな呻きをもらすミカ。
「動け」「止まれ」「動け」「止まれ」…
停止、再開、停止、再開、停止…繰り返される命令。
ジャボアティクの命令通り、3号はそれを忠実に行なった。
たまらないのがミカである。
(どうしてっ…どうして、ずっと動き続けてくれないの…)
もう少しでイクことができるという寸前で突然動きを止められてしまう。
イキたいのにイケない。行き場の無い快感が全身を駆け巡り、ミカは身体をぶるぶると震わせた。
「どうした、ミカ。不満そうだな?」
ジャボアティクのかけた言葉に、ミカがうろたえる。
「…いかせてほしいのだろう?ならばいかせて下さい、とお願いしろ。
私のいやらしいマンコ穴にたっぷりと獣人のザーメンを出してください、と」
ジャボアティクの言葉は、ミカのプライドを大きく揺さぶった。
獣人の精液を出してほしい。そんなこと言える筈がない。
「本当に。言わないのか?」
ゆっくり、ゆっくりと。バグベアがペニスを動かす。あまりにももどかしい動きに、ミカは苦しげな喘ぎを漏らす。
「こんな、こんなの、ひどいよっ…カラダも、頭も…おかしくなっちゃうぅ…!」
「ならば、言え。言えばしっかりとイかせてスッキリさせてやろう。
我慢に我慢を重ねた末のアクメだ。きっと最高の気分だろうな。」
ああ、すっきりさせたい、カラダの奥にせき止められた快感を一気に感じてしまいたい…!
「わ、わたしのいやらしいまんこあなに…たっぷりと獣人のザーメンをだしてください…っ」
ああ…言っちゃった。だって、ダメだよ…もう耐えられないよ…
あたしのおまんこ、ものすごくおちんちん欲しがってるの。
獣人のおちんちんなんて嫌でたまらないのに、ずんずん突いてほしくてたまらないの。
身体じゅうが、気持ちよくなりたいってさけんでるの…!
432名もなき戦士の人:2007/03/21(水) 18:41:27 ID:wAyNcmIv
「…ふむ。もうちょっとオリジナリティが欲しいな。自分で語彙を継ぎ足してもう一度言ってみろ」
なによ。まだ言わせるの?ああ、これ以上は言えない。でも、いわなきゃイケない。
もっと、はずかしいこといわなきゃ。おちんちんがほしいってきもち、せいいっぱいつたえなくちゃ…!
「わ、わたしはっ…獣人様の精液が欲しくてたまらないスケベミスラですっ!
どうかいやらしい汁でグチョグチョのエロマンコをドロドロの獣人ザーメンで一杯にしてくださいぃぃっ!!
あ、熱くて濃くて、ネバネバのお汁を奥にぶっかけてえええええええっっっっ!!!」
屈辱で半泣きになりながら、恥ずかしい懇願を口にしてしまった。
「うむ、いいだろう。最後までやってやれ、3号。」
待ってましたとばかりに、3号が激しいピストンを再開した。
彼も動きたくてたまらなかったのだろう。がっしりと腰を掴んでズコズコとミカを犯しまくる。
「あああああああああーーーーーっ!!!す、すごいいいいいいっ!!!
ま、まんこすごいのおおおっっっ!!!熱くて太いおちんちん様が出たり入ったりしてるのおおおおっ!!
いやらしいミスラまんこをじゅぶじゅぶ犯してるのおおおおっ!!!」
恥も外聞もプライドも捨ててしまったかのように、歓喜の叫びを上げるミカ。
もう何も我慢することはない。絶頂目指して一直線に突き進むのみである。
「あああ、い、いくぅ、いくいくいくいくいくううううううううっっっっーーーーーーー!!!
おまんこいくううううううーーーーーーーーーーっっっ!!!」
どびゅびゅびゅびゅびゅううううううっっっっ!!!!!
「おおおおおうっ、でてるうううううっっ!!熱いザーメン、出てるううーーーーっ!!」
汚らわしくってたまらないと感じていたはずのザーメンの発射をミカの胎内は受け入れた。
彼女の望みどおり、熱くて濃くてネバネバの精液がミカのおなかがパンパンになるほどに満たしていくのだった。
やがて射精が終わり、ジュッポンとマンコから肉棒が引き抜かれると、肉棒の先端からマンコまでどろりとした糸を引いた。
(きもちいい…せっくす、きもちいいよぉ…)
この瞬間、ミカはセックスでイクことの喜びを嫌と言うほど知ってしまっていた。
「また股間をよごしてしまったな。3号、念入りに洗ってやれ。」
3号が指でおまんこをグチュグチュかき回すたびに、注ぎ込まれた精液がどろどろと流れ出してくる。
(こんなに…だされちゃってたぁ…)
絶頂後の恍惚感に浸りながら、自分の膣穴から流れ出していく白濁液を眺めるミカであった。

「次は…よし。尻の穴を洗ってやれ。こっちも奥の奥まで、じっくりとな…」
「えっ…」
入浴タイムは、まだまだ終わりそうになかった。

第4部へ続く…

次回タイトル おっぱいでいっぱい
ご期待ください。
433名もなき戦士の人:2007/03/21(水) 18:53:14 ID:wAyNcmIv
そんなわけで、第3部お届けしました。
…もうちょっと風呂場というシチュエーションを生かしてみたかったなぁ。

ミミズにねっちょんねっちょんにやられまくって敏感になっちゃったミカ、
今回はせっくすで気持ちよくなることを覚えちゃったようです。順調にえろくなってます。

さて、次回は…予告タイトルが実に間抜けだな、こうして見ると。


434名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 09:20:21 ID:r9XligQx
ワクワクテカテカ
435名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 15:09:45 ID:6jJlWzD+
エロイヨーエロイヨー(*´Д`*)ハァハァ
436名もなき戦士の人:2007/03/22(木) 17:03:31 ID:p4GKILMH
第4部 おっぱいでいっぱい

ミカが拉致されてから3週間ほど経過しようとしていた。
ジャボアティクは部下のバグベア達とともに、様々なやりかたでミカに調教を施していた。
一日5時間の蚯蚓風呂、媚薬浣腸、工事現場のモブリンたちの性欲処理、
5人のバグベア達が交代で休まずに犯し続ける24時間耐久セックス…
淫猥なる調教メニューがこれでもかとばかりに続けられた。
無論、後々商品にするための調教なのだから、ミカの健康状態や抜群のプロポーションはしっかりと保たれていた。
そこは、一流の調教師であるジャボアティクの腕の見せ所である。
どこで休ませるか、どんな食事をあたえるか、そのタイミングを見誤れば
せっかくの体型は見る影も無く崩れ去り、美貌は損なわれて二目と見れない姿を晒すことになるだろう。
あるいは狂ったり、最悪死んだりするのだ。
そういう意味では、ミカの調教は順調に進んでいた。
様々な調教を経て、ミカの身体は捕まったころとは比べ物にならないほどに開発されてしまっていた。
バグベアの太い肉棒をぐいぐい咥えこむ膣穴。
媚薬浣腸その他によるアナル開発の結果、アナルファックも可能となった。
もともと高い感度を有していた胸は乳首から乳房全体にかけて、さらに数倍の感覚を獲得した。
ザーメンへの抵抗がほぼ無くなり、今では獣人の精液を楽々飲み込めるほど。
ミカはジャボアティクの思惑通り、確実に肉奴隷への道を突き進んでいる…。

だが、ジャボアティクは奇妙な焦燥感を感じていた。
日々エスカレートしていく調教メニューだが、その内容に対するミカの順応が妙に早いのである。
モブリンたちの性欲処理をさせたときもそうだった。
ある日、ジャボアティクは日々労働に勤しむモブリンたちを口での奉仕によって慰労するようにミカに命じたのである。
わくわくそわそわと順番を待つモブリンの列は20数名にも及んだ。
最初、ジャボアティクは5,6人程度を相手にし終わった頃にミカは音を上げて、やめさせてほしいと自分に懇願する…
と、思っていたのだ(無論、お願いなどされても続けさせるつもりではあったが)。
そして奉仕が始まり、ミカは始めの方こそ顔をしかめて嫌そうに口での愛撫を行なっていたのだが、
5人目を数える頃にはコツを覚えたかのように指先で丹念にペニスを愛撫し、肉棒全体に唇を這わせ、
さらに亀頭部分を咥えこんでちゅぽちゅぽと音を立てながらおしゃぶりをするようになったのである。
顔面、および口内射精すら受け止めながら、次々とモブリンの肉棒を『処理』していく。
最終的には、肉棒にキスの雨を降らせながら、上目遣いにモブリンの顔を見上げ、
熱に浮かされたような潤んだ瞳で、
「…きもちいい?」
などと聞いたりするのだ。
これにはジャボアティクは心底驚いた。
これまで攫ってきた女たちの中にも積極的に彼の調教を受けようとする連中はいた。
しかしそれは地下世界への拉致という異常な状況下において自分の行く末に絶望を感じた、
言うなればヤケクソ気味の行動であった。
だが、このミカという娘は違う。目に、妙な輝きがあるのだ。
獣人の汚らしいペニスを唇で愛撫しながら、うるうると獣人の顔を見上げて甘えたような声を出しながら。
この少女の目は、獣人の顔よりももっと遠いところにある何かを見つめているように見えるのだ。
437名もなき戦士の人:2007/03/22(木) 17:04:18 ID:p4GKILMH
もう一つ、気になることがあった。
彼の部下であるバグベアたちが、ごくたまに反抗的な視線をこちらにおくるのである。
これまでにもそんなことが無かったわけでも無いのだが、この数日というものその頻度はかなり多くなっているようで、
それもジャボアティクの気分を苛立たせる要因となっていた。
変わりつつあるのはミカだけではないのか。
何かとんでもない重要な変化が、自分の周囲で起こっているのではないか?
ジャボアティクはぶんぶんと首を振った。そんなわけはない、自分の調教は完璧に進んでいるはずだ。
そう自分に言い聞かせながら、彼は今日も調教部屋へと入っていった。

「あ…」
ミカはすでに目を覚ましており、『ふうん、今日もきたのね』と言わんばかりの視線を調教師に向けた。
―そういえば、こいつの脅えた顔も最近見ていないな…
そんな考えが頭に浮かぶと、冷めたミカの表情がまるで余裕に溢れているかのように見えてくる。
妙な腹立たしさを感じながら、ジャボアティクは本日の調教について話し始めた。
「―今日は、それだ。その胸だ。」
ジャボアティクが、ミカのむきだしの胸を指差して言った。
この異常な状況下において、相変わらず見事な威容を誇るミカのたわわなバスト。
ジャボアティクによる栄養管理のたまものである。
「ミカ、お前のその乳はなんだ?」
よくわからないジャボアティクの問いかけに、ミカは小さく首をかしげる。
「そういう時は、こう言うんだ。…私の乳は、男のペニスをこすりあげて、精液をしぼりとるためにあるいやらしい乳です、とな。」
「…っ」
冷めていたはずのミカの表情に赤みが指す。
張り出した大きな胸を持ち上げると、ジャボアティクの言葉に自分なりのオリジナリティを加えて言った。
「わ、わたしの…」
恥ずかしさと恍惚感が交じり合ったような表情。
「わたしの…おっぱいは、男の人のおちんちん様をはさんで、いっぱいきもちよくなってもらうためにあります…」
ミカは自分の胸を優しく揉むように手を動かす。たぷんたぷんと手の中で躍動する巨乳。
熱に浮かされたような表情でミカは続けた。
「おっぱいをおまんこみたいにして、おちんちんをこすります…おっぱいで、セックスするみたいに、
精液を、いっぱいだしてもらいますっ…ああんっ…」
今、口で言っている情景を頭の中で再現しているのだろうか。
むにむにと胸を揉みながら次第に興奮を露にしていくミカ。
「わたしのおっぱいは、とってもおちんちん大好きないやらしいおっぱいです…んっ…
しこしここすって…どぴゅどぴゅだしてもらって…よろこんでしまうえっちなおっぱいですぅっ…」
「く…もういい」
ジャボアティクの静止の指示に、言葉を止めるミカ。
『もうやめちゃうの…?』とでも言いたげな名残惜しそうな表情をしている。
呼吸は僅かに荒く、身体は火照ったかのようにピンク色に染まっていた。
「…今日はその乳で、奉仕する術を身につけるのだ。」
「…はいっ…」
ジャボアティクの言葉を受け、ミカは小さく微笑んだ。
438名もなき戦士の人:2007/03/22(木) 17:05:01 ID:p4GKILMH
今回の相手はバグベア2号である。
2号はいそいそとズボンを脱ぎ捨てると、どすんとベッドに腰を下ろした。
「2号くん…今日は、胸でするんだって」
ミカはベッドの上で、獲物を狙う肉食獣のような、四つんばいの姿勢を取った。
大きな胸の深い谷間が遠慮なく2号の視界に飛び込んでくる。
ふるふると柔らかそうに震える大きな胸。その先端にはピンク色の綺麗な突起。
ときおりプルルンと大きく弾みながら、それはゆっくりと2号の股間へと近づいてくる。
2号の股間はこの見事な光景を目の当たりにしただけでギンギンにそそり立っていたのだった。
「もう、おちんちん…すごいことになってるね…じゃあ、いくよ?」
むにゅん、と圧倒的質量を持った巨乳を持ち上げると、バグベア2号の巨根をその深い谷間へと沈めていった。
(すごい…熱くってかちかちになってる…)
柔らかな乳肉に分身を包まれているだけで心地よいのか、2号は嬉しそうに身体を揺する。
「あ、やん、動かないでっ…」
胸の間からスッポ抜けそうになった巨根を逃すまいと、慌てて両手の力を込めるミカ。
むぎゅっ!やわらかくも暖かい圧迫感がペニスを襲い、2号はぞくりと身体を硬直させた。
「んっ…じっとしてないと…ちゃんとしてあげないんだからっ…」
そういうと、ミカは上目遣いで2号を見上げた。
2号はミカの言うとおり、じっと彼女の巨乳奉仕が始まるのを待っている。
「そんなに、あたしのおっぱいで…して欲しいんだ…」
ふがふがと興奮した様子で、2号が頷く。
そんな獣人の様子を見て、なんだかミカは嬉しくなる。
乳の間からほんの僅かに先端を覗かせているペニスですら、可愛らしく感じるような気がした。
大きな胸が好きな男はマザコンだ、と聞いたことがある。男は母性を求めて胸に甘えたくなる、ということか。
なら、こんな風に自分のおっぱいに甘えてくる男に可愛らしさを感じるのは、もしかしたら母性本能の発露と言えるのかもしれない。
「いいよ…おちんちんを…おっぱいで、甘えさせてあげる…」
ミカはその大きな母性の象徴を、ゆっくりと左右からこね回す。
左右からこね回されて乳房に生み出された波は暖かく包み込まれた肉棒へと向かって進んでいく。
暖かく、優しい衝撃がペニスに到達すると、その柔らかな刺激が2号の感覚を震わせた。
むにゅむにゅとなおも乳房の波を生み出すと、次々と新たな優しい刺激へと変換され、2号のペニスを翻弄した。
2号はこれまでにもたくさんの奴隷調教に携わってきたが、これほど暖かく優しい快楽を感じるのは初めてだった。
「ふふっ…じゃあ、ちょっと強くするね…」
ミカは唇からとろりと唾液を垂らすと、そのまま胸の谷間へと流し込ませた。
そしてペニスを挟んだまま、自分の乳房を掴むとゆっくりと上下に動かし始めた。
豊かな乳肉は肉棒の根元の部分から先端の部分まで、全体的に優しく擦り上げる。
唾液は良質の潤滑油となってスムーズな上下運動を可能にし、たっぷんたっぷんと乳肉が豪快に波打っている。
柔らかく、激しい摩擦は2号の射精衝動をどんどん高めていった。
439名もなき戦士の人:2007/03/22(木) 17:05:58 ID:p4GKILMH
「はぁ、はぁ…うああ、お、おっぱいのあいだ、熱いっ…おっぱいやけどしちゃう…」
2号はこのまま出してしまいたいと痛切に思った…だが、ジャボアティクからはまだ指示は出ていない。
決して高等とは言えない頭の中で、2号は激しく葛藤する。
―ああ、出させてほしい。この大きくて優しいおっぱいの間で、思い切り射精してしまいたい。
ジャボアティク様、まだですか。どうして、こんな気持ちいいおっぱいで出させてくれないんですか。
主であるジャボアティクの方を見ても、彼は苦虫を噛み潰したような顔(マスクに隠れてわからないがおそらくそんな表情なのだろう)で
ミカの様子をじっと観察しているだけであった。
ジャボアティクとしてはミカがノリノリでパイズリに励んでいるのが逆に気に入らなかったのだが、
その様子は2号を激しく苛立たせた。
「あ、あああっ…2号くんっ…遠慮しないでんんっ…いっちゃって…いいよっ…おちんちんから、いっぱいだしてぇ…!」
ぞくん、と2号が震える。今の言葉でタガが外れたのか…ペニスが射精の前兆を見せた。
「んあああっ、い、イッてぇっ!あたしの、えっちなおっぱいで、いっぱい出してぇぇっ!!」
「ま、待て、2号っ…」
だが、ジャボアティクの静止の声も空しく。
どびゅるるるるるるううううっ!!どびゅっ!!どびゅうっ!!
「お、おっぱいの間ででてるううううっ!!!熱いお汁がでてるのおおっ!!」
顔で、胸で、大量の精液を受け止めながら感極まったようにミカが叫ぶ。
(く、くそ…これでは調教にならんではないか。)
「おい!他の連中も、こいっ!」
狼狽の色を隠すこともなく、命令の言葉を放つと4匹のバグベア達が部屋に入ってきた。
「ミカ!この連中も、相手にして見せろ!全員のペニスを乳奉仕するんだ!」
「み、みんなのおちんちんも…おっぱいで、してあげればいいんですね…?」
「そ、そうだ…」
「じゃ…じゃあ」
ミカは乳房の下で両腕を組むと、そのまま大きな肉饅頭をタプンと持ち上げて言った。
「みんなも…おいで」
バグベアたちはたちまちミカを取り囲み、屹立したペニスを突き出した。
「それじゃあ…1号くんと、3号くんは…ここね…んしょっ…」
胸の谷間の上からは1号。下からは3号。
2本のペニスを、ミカの巨乳は包み込んだ。
「で、4号くんと5号くんは、ここね…」
4号と5号はミカの両サイドから突き出されたペニスを、左右の乳房に押し付けた。
乳房がたわみ、それぞれの肉棒の先端が乳肉に沈み込む。
圧倒的な乳肉の海は片乳だけで一本のペニスを包み込んでしまうことが可能なのだ。
人並みはずれた爆乳を持つミカだからこそ成し得る究極奥義であった。
4本のペニスを受け入れる乳…その光景に、4人のバグベアたちはこの上も無く興奮した。
「みんな…動いていいよ…あたしのおっぱい犯して…きもちよくなって…!」
440名もなき戦士の人:2007/03/22(木) 17:06:42 ID:p4GKILMH
そして4つのペニスは動き始める。胸の谷間を1号と3号がズポズポと犯し、
柔らかな乳房の感触を味わうべく4号と5号のペニスがぐにぐにと押し付けられる。
「す、すごいっ…おっぱいが、おちんちんにいじめられてるみたいっ…」
4つの熱い塊を押し付けられてミカが感極まったような声を上げる。
先ほど2号が放った精液の為に胸の谷間の潤滑効果はじつに滑らかで、
1号と3号がペニスを出しいれする度にぬちゃぬちゃと粘液質な音が出て、ミカの精神をさらに高ぶらせる。
4号、5号も片乳に一本づつ押し付けているだけなのに、十分乳肉がペニスを包み込んでくれるのだから堪らない。
「あ、あつい…おっぱいが、あついよぉ…」
押し付けられたペニスの先端がこりこりと充血した乳首を転がし、押しつぶす。
男の象徴によって女の象徴を嬲られる快感に、ミカは打ち震えた。
「はぁ、はぁ…いい、いいよぉ…おっぱい犯されて…きもちいい…」
そしてついに、4本のペニスは最高潮を迎えようとしていた。
それぞれが堪えきれないとばかりに、ビクビクと脈動を起こし始める。
「い、いくの?みんな…いいよっ…みんなで…あたしのおっぱいに精液だしてぇっ…
ネバネバですっごく濃いザーメンで…おっぱい汚してぇっ…」
―射精が始まったのは全てのペニスがほぼ同時であった。

どぴゅうううううっ!どぴゅんっ!どびゅううっ!びくんびくんっ!!

「ひあああああんっ…あ、熱いいいいいいっ!」
4本の肉棒の先端から、灼熱の精液が迸った。
大量の精液がシャワーのようにミカの上半身に降りかかり、真っ白に染め上げていく。
どろどろと自分の両乳を流れ伝う大量の精液を眺めながらミカがうっとりとした様子で言った。
「す…すごいよぉっ…おっぱいの上で…ぴちぴちの精子がいっぱい跳ね回ってるのがわかるくらい…
ああん…みんなの精液のにおい…おっぱいに染み付いちゃう…」
くらくらするような強烈な匂いを放つ精液ですらも、今のミカにとってはいとおしくてたまらないようだ。
あまりにも淫らなその様子に、バグベアたちの肉棒はまたも上を向き始めた。
「んんっ…ジャボアティクさん…みんなまだ…あたしのおっぱいでしてほしいみたいですから…
もっとしてあげて…いいですか…?」
ミカは余裕たっぷりである。彼女の態度にジャボアティクは歯軋りした。
「ぐううっ…か、勝手に、しろ…!」
どすどすと不機嫌そうに足を踏み鳴らして、ジャボアティクは精液の匂いの充満する調教部屋から出て行った。
その背後ではミカの乳奉仕を受けるバグベアたちが嬉しそうな唸り声を上げている。
彼にとっては今回の調教は屈辱の以外の何物でもない。
調教が調教にならなかったのだから。これほどの敗北感はこの商売を始めてから一度たりとも味わったことが無かった。
だが…彼はまだ知らない。
さらに絶望的な敗北感が後日、彼を襲うことなど…
そう、逆襲の時は刻々と迫っていたのだった。

第5部へ続く…

次回タイトル 第5部 逆襲×脱出×大輪姦
ご期待ください。
441名もなき戦士の人:2007/03/22(木) 17:15:29 ID:p4GKILMH
第4部、お届けいたしました。
いよいよ調教師の想像を遥かに超えて覚醒し始めたミカ。
現在の彼女に近づいてまいりました。

そして次回、ムバルポロスの虜、ラストです。
はてさて、どうなることやら。
442名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 19:17:30 ID:Q+l7tOrS
お見事としか言いようのない作品。
wktkが止まりませんよー
443名もなきタル好き:2007/03/23(金) 00:06:29 ID:UECQCsiK
すごいですねー。続き、楽しみにしてます^−^

あ、こっちは今、NPCもの3本立てを企画しております。
楽しみにお待ちくださいませm(_ _)m
444名もなき戦士の人:2007/03/23(金) 18:50:05 ID:gxa6N/1g
第5部 逆襲×脱出×大輪姦

その時は突然訪れた。
「はあ、はあ、なぜだ!何をするんだぁああ!!?」
ミカの調教を手伝わせるために呼びつけたバグベア1号が突然自分を殴りつけてきたのだ。
殴られた横顔に激痛が走る。奥歯がぼきりと折れているのを彼は感じた。
「わ、私に逆らう、のか!」
激昂して叫ぶ。彼は混乱していた。なぜ1号が突如としてこんな暴挙に出たのか、まったく原因がわからなかった。
「…今まで手塩にかけて、育ててきてやったというのにぃ!」
ジャボアティクはピュイ、と口笛を吹いた。それに答えるかのようにバグベア2号と3号が現れる。
「お前たち!狂った1号を取り押さえろ!」
その命令に頷くと、2号、3号はがっしりと取り押さえた。
「…へ?」
ジャボアティクの身体を、である。
「ち、違う、私じゃない…!」
おろおろと、無様にうろたえながら2号と3号の顔を見た。2号と3号は答えない。
「ま、まさかお前たちも狂ったのか!?なぜだ!?」
いったい私のバグベア達に何が起こったというのだ。こいつらを狂わせた要因は何なんだ?
「―別にバグベアくん達は狂ったわけじゃないよ」
「!?」
声をしたほうに顔を上げ、ジャボアティクはあっと声を上げた。

―そんな、馬鹿な。なんで、この娘が。
ジャボアティクは信じられないものを見ていた。

短めの、逆立つ銀髪。種族を象徴するしなやかな尻尾と猫耳。

調教中であるはずの、ミスラの少女―ミカの姿がそこにあった。
捕らえたときに奪っておいたはずの装備品を身につけ、余裕綽綽の表情で彼女は立っている。
その傍らには、バグベア4号と5号が従者のように控えていた。
445名もなき戦士の人:2007/03/23(金) 18:50:57 ID:gxa6N/1g
「…どういう、ことだ…」
おそらく、覆面の下の素顔は蒼白になっていることだろう。
喉から搾り出すような声で、ジャボアティクが問うた。
「そりゃ簡単なことよ」
ミカはにっこりと微笑むと、傍らに佇む4号のマスクの頬にキスをした。
「この子たち、あんたよりもあたしのことを好きになっちゃったみたいよ?」
ガツンと頭を殴られたような衝撃が走る。
「私の…バグベアを手なづけた…だと…」
ありえない。バグベアには強烈な刷り込みによって自分に揺るがぬ忠誠心を植えつけてあるはずだ。
他人に懐くなど、考えられない。
「まあ、その…あたしといろいろしてる間に好かれちゃったみたい」
―自分を調教していたバグベアたちを、魅力で服従させたとでも言うのか?
―獣人すら惹きつける魔性の魅力とでも言うのか?なんと馬鹿馬鹿しい話か!
だが、現にバグベアどもは自分を裏切り、ミカに寝返ってしまったのだ。
「予定では…」
ジャボアティクが悔しげに語る。
「現時点での段階で…貴様の精神は屈服し…あとはそのまま調教の最終段階へと進んでいく筈だった」
調教師はきっ!とミカを睨みつける。
「なぜだ!?なぜ貴様の抵抗の意思は消えなかったんだ!?
数々の恥辱を与え、尊厳を奪い、それでも何故貴様の心は折れずにここまで来れたのだ!」
「―追わなきゃいけない奴がいるから。」
激昂するジャボアティクの問いに、ミカは即答した。
「追いつきたい奴がいるから。追いついて、あたしを認めさせたいって思うやつがいるから。
だからあたしは這い上がった」
ミカの瞳はここではない、遥か遠くの何かを、じっと見つめているように見えた。
それはモブリンたちへの性欲処理を行なっていたときにも見せた目でもある。
「こんな穴倉の中で閉じこもってるわけにはいかないのよ」
ジャボアティクはミカの瞳をじっと見つめた。

―ああ、そうだ。この小娘は、初めて見たときもこんな目をしていなかったか。

澄んだ宝石のように煌きながら、強靭な意志を秘めた瞳。
コンシュタット高地の蜂を叩き落しながら、こいつはやはり遠くを見つめていた。
追いつきたい奴を求めながら、見つめていたのだ。
446名もなき戦士の人:2007/03/23(金) 18:52:14 ID:gxa6N/1g
「んっふっふっふっふっふっふっふっふっふっ」
「へっ…!?」
いきなり含み笑いを始めたミカに、敗北感に打ちひしがれていたジャボアティクがハッと顔を上げる。
「これからあたしはここを脱出させてもらおうと思ってるワケだけど。
今までこのいたいけな美少女に対して…そりゃもういろ〜んなことしてくれたわよねぇ、あんた?」
ミカはにこにこ笑って話しかける。
だが、その目はまったく笑っておらず、お尻から伸びる尻尾はピンピンと毛を逆立てて張り詰めている。
「何をする…気だ…」
「じゃじゃ〜ん。これなんだ?」
胸元から透明な液の入った小瓶を取り出すミカ。
「び…媚薬ローションか…そんなものでなにを…」
ミカは瓶の蓋を取り外すと、ジャボアティクの口に瓶を突っ込んだ!
「も、もがあああっ!!??」
粘性のある薬液が喉の奥に一気に流し込まれ、ジャボアティクは激しくむせた。
「げぶっ、ごはあぁあっ!き、貴様あああ!な、なんてことををを!!」
薬液をモロに飲み込んでしまい、パニックに落ちいるジャボアティク。
「これ、皮膚に塗って使うものらしいけど…媚薬成分を直接飲み込んじゃったらいったいどうなるのかなぁ?」
「ちょ、直接飲んだら…効果は…ぐぐわあああ!!??」
びきいいいいいんん!!
効果の程は彼の身をもって示された。いきなり股間が充血し瞬時にして一気に張り詰めた。
「お、おがああああ…!!は、破裂する…!ぺ、ペニスが壊れるっ…ぐおおおおおっ!!」
パンパンになった股間を押さえて悶絶するジャボアティク。
「あーらあらぁ♪たーいへん!んじゃあ、この子たちにいっぱいヌいてもらいましょー!」
ミカが明るい声で言うと、バグベア1号2号が大きな水槽を持ってやってきた。
水槽に入っているのはもちろん例の調教用ミミズである。
「きっとおちんちん気持ちよくしてもらえるよ〜?これで破裂しなくて済むね(はぁと)」
自分の運命を悟ったジャボアティクはバグベアの腕の中で必死にもがき始めた。
まるで、これまでに捕らえられた哀れな女達のように。むろん、バグベアの腕力を振りほどけるはずも無い。
「いいいいいいいやだあああああーーーー!!こんなもんにチンポ嬲られるぐらいなら破裂した方がマシだあああああ!!!!」
無駄な抵抗とはわかっていても、ジャボアティクは叫ばずにはいられなかった。
「問答無用ーーーー♪いっつ入浴たーーーいむ!」
妙にハイテンションなミカの号令で、バグベアたちがジャボアティクを放り投げた。
「いいいいやあああああああーーーーーーーーー!!!」
悲痛な叫び声を上げるジャボアティクの身体に、無数のミミズたちが絡まり始め…

どぴゅっ。どぴゅぴゅっ。
「あ、ああああ、いやああああ、ちんぽにまきつかないでうああああ」
どくんっ、びゅるびゅるるっ。
「あ、ああっおしりにはいってこないでいやああああ」
びくんっびくんっ。
「あひいいいいミミズきぼぢよくなってぎだあああああはあははははぁ」
……
(お聞きぐるしい音声があったことを深くお詫びもうしあげます)
……
地獄絵図はジャボアティクの勃起が収まるまでの数時間程度続いたのだった。
447名もなき戦士の人:2007/03/23(金) 18:55:18 ID:gxa6N/1g
薄れ行く意識の中でジャボアティクは完全なる敗北を認めていた。
あの瞳の奥にある強い決意を見抜けず、御しきれない強靭な心を秘めた娘を捕らえてきてしまった自分が愚かだったのだ―。

イロイロな意味で燃え尽きたジャボアティク(再起不能:リタイア)の姿を見届けると、
ミカはバグベアたちの案内で地上世界へと向かった。

「おおぉー…こんなところと繋がってたんだ…」
おそらくは北グスタベルグのあたりなのだろう。眼前には岩山と、まばらな緑が点々と存在する荒涼とした景色が広がっていた。
久々の地上の空気を胸いっぱいに吸い込むと、ミカがしみじみと呟いた。
「あー、なんかもう2度とお日様を拝めないかと思っちゃったよ」
地下世界の3週間。度重なる快楽と調教の日々。自分の中の様々な部分が作り変えられてしまった…
それでも、変わらない気持ちはある。きっとこれからも、その気持ちに従って自分は進んでいくんだろう。
「…さて、と。バストゥークにでも戻って、一休みしようかな…」
そう言って歩き出すミカの腕を、何かががしっ、と掴んだ。
「…お?」
掴んだのは、バグベア1号だった。
「1号くん?…え、なに?」
ぶほう、ぶほう…
なんだか名残おしそうにこちらを見ている1号。
他の2〜5号のバグベアたちも何だか寂しそうに見える。
「ああ…そっか。あたしのこと、気に入ってくれてたんだよね…」
そう、彼らが協力してくれたからこそジャボアティクに逆襲できたのだし、
ムバルポロスからここまで逃げ出すことができたのである。
「でも…あたしはやらなきゃいけないことがあるし。地下世界に戻ることもできないし…
みんなを連れて冒険するわけにもいかないの。ごめんね…」
しんみりとした口調で語りかけるミカ。
1号は無言のまま、自分の下半身を指差してみせる。
「…ひゃっ!?」
指差した箇所を見て、ミカの顔が真っ赤になる。1号の股間の部分が、パンパンに隆起しているのである。
「ま…まさか…」
その時、ミカは彼が何を言いたいのかを理解した。即ち。

助けてやったんだから、犯 ら せ ろ 。

「ええええっ、ちょ、ちょっとお!ここはホラ、しんみりした気分でお別れしようよ!ねっ!」
わめきながらもがくミカを5人がかりで押さえつけながら、ひょいひょいと装備品を脱がせていくバグベアたち。
異様に手際のいいバグベア達は、あっという間にミカの天性のナイスバディを曝け出してしまう。
「ちょ、待ってったらっ…ああっ!?」
バグベア達がいっせいにミカの身体を愛撫しはじめる。
おへそのまわり、内股、お尻、シッポの付け根、おっぱい、首筋…
体中を這い回る無骨な指の感覚に、ミカはゾクゾクと身体を震わせた。
448名もなき戦士の人:2007/03/23(金) 18:56:14 ID:gxa6N/1g
(そっか…あたしの身体の弱いとこ…みんなにはわかっちゃってるんだ…)
―じゅわっ。突如生まれる、熱い水が溢れ出すような感覚。
おなかの奥で何かが疼き始め、胸の先端には血液が集中しプクリと盛り上がる。
瞳は潤み、吐息は小さな喘ぎを含んでいた。
ジャボアティクの調教により目覚めたミカの身体は、オスの獣欲を迎え入れるための準備を既に開始していたのである。
「そ…そうだね…みんな…あたしの恩人なんだから」
(お礼…だよね。うん…みんなにお礼しなくちゃ…)
獣人たちの勃起した股間を見つめながら、ミカは思った。
「はぁっ、はぁっ…じゃ、じゃあ…最初は、1号くんね…」
(あたし…ここにきてから最初にコレ入れられて…イかされちゃったんだよね…)
初めて調教部屋でバグベア1号と交わったことを思い出す。
(入ってた…あたしのあそこに…こんな大きいのが…)
「いいよ…きて…1号くん…」
そしてついに、辛抱たまらんとばかりに、1号が吼えた。
「ブホォーーーーーーーーーーーーー!!!」
ビリビリビリィ!
激しく自らのズボンを引き裂くと、その下から凶悪なほど反り返ったペニスがビョン!と飛び出した!
「ああっ…!」
ゆっくりと、仰向けに地に横たえられるミカ。1号は彼女の両足を広げると、その間に巨体を割り込ませる。
1号はそのペニスを自慢げに見せつけると、シュッシュッと硬度を確かめるように擦り上げた。
日光の下で見る彼のペニスは、茎にはどす黒い血管が浮き出ており、亀頭は赤黒く膨れて、ビクビクと激しく脈動している。
「ああ…1号くんの…おちんちん…凄い形してる…」
(これ…つっこまれたら…あたし、それだけで…)
ぐちゅっ…
「あ、ああ、あっ!」
少しづつミカの花弁に埋め込まれていくペニス。
次から次へと溢れ出る熱い愛液のおかげで、難なく膣奥へと進んでいく。
「あーっ…入って、くるぅ…ああんっ!」
やがてペニスは根本まで埋まり、先端がこつん、とミカの子宮口を突付いた。
「っ…!あ、あはぁあぁあああん!」
ミカが悲鳴をあげ、身体が硬直する。膣が収縮し、ペニスをギュっと締め付けると、1号が小さく呻いた。
切なそうに息を継ぎながら、申し訳なさそうにミカが言う。
「はぁっ…あう…ごめん、いきなり…イっちゃったよぉ…」
(あうう…まさか、本当に入れられただけでイッちゃうなんて…)
だが、1号は『そんなことは気にするな』とでも言いたげに首をふり、ゆっくりとピストンを開始する。
くっちゅ、くっちゅ、くっちゅ…
グショ濡れの花弁にペニスが出し入れされるたびに粘着質な水音が聞こえる。
「んあ…きもち、いい…はぁっ、あん…」
ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ。
リズムよく刻まれる軽い衝撃が、ほんの少し強くなる。
「んあっ、はぁっ!や、やん…ま、またキそう…んんっ」
その台詞を聞いて激しく鼻息を荒げる1号。どうやら、ミカがイクところを見るのがうれしいらしい。
「んんっ、くううっ…んはぁ、ひゃああああん!」
再びイってしまうミカ。その様子を見て1号は満足そうに頷くと、より強い衝撃をミカの膣奥に叩き込んだ。
449名もなき戦士の人:2007/03/23(金) 18:57:12 ID:gxa6N/1g
ずぶううっ!!ぐちゅん!ずちゅうっ!
「あ、ああーっ!つ、つよいっ…ひゃはぁん!」
最奥をズンズンと突かれながら、善がり、喘ぎまくるミカ。
そして腰が打ち付けられるたびに、ミカのボリュームたっぷりの巨乳がたゆんたゆんと暴れまわる。
「んんっ…い、1号くんのおちんちん、おなかのなかぁ、あ、暴れてるぅっ…あんっ!」
ずりゅずりゅと膣壁を摩擦しながら、胎内を蹂躙する1号のペニス。
「…ぶほおぅっ!」
どぴゅうっ!どくんっ!
「…んあああっ!!」
熱いお湯が胎内にぶちまけられるような感覚がミカを震わせる。
1号は気持ちよくミカの膣内に白濁液を注ぎ込んだ。
「ん…いっぱい、だしたねぇ、1号くん…」
下腹部を手のひらでさすりながら、うっとりした表情でミカが呟く。
「次は…2号くんね…」
2号は地に仰向けに寝そべってミカを待ち受けていた。
股間の肉棒はすでに臨戦態勢をとっており、天に向かって垂直にそそり立っていた。
それを見てミカは、2号がどうしてほしいかを悟り、にっこり微笑んだ。
「じゃあ…あたしが上になってあげる…」
2号の上に跨ったミカが腰を落とすと、ずぶずぶとペニスの先端がミカのおまんこに飲み込まれていった。
「あああっ!と、届くのぉ…おちんちんが、奥までぇ…!」
ぐりぐりと膣奥に肉棒の先端を押し付けられる。その圧迫感にミカは身悶えた。
「動くね…んっ」
腰をゆっくり上下させながら、2号のペニスを膣内でしごきあげる。
「んふぅ…2号くん、きもちいい?」
ぶほうぅ、と肯定の意を示すバグベア2号。
ミカは腰の動きを早めていく。
「あっ、ああっ!ごつごつ突付いてるう!おちんちんが、あたしの奥までぇ!」
2号の上で楽しそうに乱れるミカの背後から、5号が近づいた。
2号とミカの交わりを見て興奮したのか、彼のペニスもまたギンギンに勃起していた。
「んんっ…ご、5号くん、もう我慢できない?そ、それじゃ…」
ミカは少し動きを止めると、手で自分のおしりを掴み、大きな膨らみをそれぞれ左右に引っ張った。
「お、おしりに来ていいよ…」
露になったおしりの穴を見て、5号がさらに鼻息を荒くした。
彼はズボンの中から小さな小瓶を取り出すと、ペニスを露出させ瓶の中身をそこに垂らし始めた。
「…え?5号くん…それってあの媚薬の…」
ペニスに媚薬ローションを塗りつけ終わると、尻尾の付け根の下にあるミカのお尻の穴に狙いを定める。
ずぶずぶずぶっ…!
「ひゃあああっ!お、おしりぃっ…!」
おまんことおしりに一本づつペニスを突っ込まれながら、ミカは身悶える。
「お、おまんこも、おしりもいっぱいになっちゃってるぅ…!一緒に犯されちゃってるぅ…」
やがて、5号もお尻の穴でピストンを開始する。
「あああああっ…お、おしり…きてるううっ…!」
ペニスに塗りつけた媚薬ローションのおかげで、ずっちゅずっちゅと実にスムーズな抽挿がアナルで行なわれる。
「ひあああっ、おしりの、あなぁ…じんじんしてきたぁ…媚薬、効いてきてるぅっ…」
尻穴がめくれるような勢いで、ずっぽずっぽとリズムよく抜き差し5号のペニス。
「おお、おしりもぉ、おまんこもぉ…いっぱいになってるよぉ…」
獣人肉棒による二つの穴を深く貫かれ、ひぃひぃと喘ぐミカ。
5号は背後からアナルを貫いたまま、たっぷたっぷと暴れるミカの乳を鷲づかみにし、こね回した。
巨大な二つのマシュマロはズッシリとした量感でありながらも、太い5本の指先がズブズブと沈み込むほど柔らかい。
5号は手中でもにゅんもにゅんと変幻自在に形を変える乳房を弄びながらたっぷりとその感触を味わった。
450名もなき戦士の人:2007/03/23(金) 18:58:16 ID:gxa6N/1g
「ああぁっ…おっぱい、いいっ…むにゅむにゅされるの好きぃっ…もっと触ってぇ」
獣人たちに犯されながらも、さらなる責めを望むミカ。
それに答えるように、3号と4号がミカの両乳にそれぞれ肉棒を押し付け、たっぷりとした乳肉に沈み込ませた。
コリコリに充血しきった乳首をペニスの先端で転がすと、ミカの喘ぎ声がまた跳ね上がる。
「ああう、おっぱいもおかされてるぅう…おっきなおちんちんでぐにぐにされてるうぅ…!」
膣穴、尻穴、両おっぱいを4本の獣人チンポに犯されながら、全身に駆け巡る悦楽の波に打たれ続ける。
「あああん、すごい、よぉ…み、みんなに調教されてぇっ…あたしのカラダ、こんなにやらしくなっちゃったのぉっ…!」
4本のペニスを受け入れて悶えるその姿は、かつて獣人に犯されて泣き叫んでいたあの少女のものとは比べものにならない淫らさであった。
「ああん、み、みんなのせいなんだからぁ…みんながあたしを、こんなにえっちなカラダにしちゃったんだからぁっ…」
膣穴を、アナルをほじくられながら。おっぱいをいたぶられながら、ミカは激しくおねだりをする。
「も、もっとしてぇぇっ!おまんこも、おしりもぉ、もっとじゅぽじゅぽしてえええ!
やらしいおっぱい、もっといじめてぇぇえええっ!」
その淫らな懇願に応えるかのように、胎内で、直腸内で、巨乳で、さらに暴れまくる獣人肉棒。
バグベア達はとり憑かれたかのように腰をふりまくり、ミカを犯しまくる。
ミカの興奮も、バグベアたちの興奮も、最高潮に達していた。
「うああん、い、いくぅっ…からだじゅうおかされて…いっちゃうっ…ふひゃああっ」
悦楽に蕩けきった表情で、ミカが身体を振るわせる。
バグベアたちも、射精衝動が高まってきたのか、マスクの下で必死に歯を食いしばる。
(あ、ああ…みんな、がまんしてる…みんなで、いっせいに射精すつもりなんだ…)
4本のペニスからタイミングを合わせて、一気に出されたら…想像するだけで達してしまいそうになる。
(みんなの精液ぃ…いっぺんに出されたら…すごいことになっちゃうぅ…!)
「ひゃっ、あふああん、い、いっしょにぃ、みんないっしょに、きてぇええええっ!
あたしの、なかにぃ、おっぱいにぃ!いっぱいながしこんでぇっ!ぶっかけてぇえええええっ!!」
バグベアたちが一斉にうめき声を上げた。
精巣で増産され、睾丸にたっぷりと溜め込まれた獣人精液を、ペニスの激しい脈動は強力なポンプのような役割を果たし、
尿道を一気に駆け上らせ…
そして、ミカの予想通りに。望み通りに。
4本のペニスは、同時に大噴火を起こした。
どびゅううううううううっ!!!!
どびゅっるるるるっ!!どっぴゅうっ!
ずびゅびゅびゅっ!
どぴどぴどぴぃぃいいっ!!
「ああああああああああぁぁぁぁああああっっーーーーーーーーー!!」
胎内に、直腸内に、おっぱいに、夥しい量の精液が発射された。
膣内に流し込まれた大量の精液はあっさり膣内の許容量をオーバーし、肉棒の突き刺さる膣穴の僅かな隙間から、
ごぽごぽと溢れ出した。
アナルに発射された精液は内臓に届かんばかりの勢いで奥まで流れ込み、腸内の肉壁を汚しまくった。
おっぱいで発射された精液はミカの上半身にシャワーのように降りかかり、銀髪も、猫耳も、真っ白の液体でべちょべちょになった。
ミカの極上ボディに対する欲望と輪姦というシチュエーションによる興奮は、いつも以上に濃厚な精液を作り上げた。
精液はミルクというよりヨーグルトのように半固形のゲル状になっており、強力な粘着力でミカの身体にまとわりつき、
強烈な匂いを放っていた。
驚くべきことに、射精は数分間、続いた。
2号も5号も、恍惚とした表情で膣内射精、アナル射精を続け、
3号、4号もペニスを自ら擦りあげながら、残った精液をミカの身体にぶっかけ続けた。
いずれの射精も、人間の雄相手では決して経験できないであろう、激しい射精であった。
そして、ようやくペニスがおまんことアナルから引き抜かれ、ミカは開放された。
451名もなき戦士の人:2007/03/23(金) 18:59:01 ID:gxa6N/1g
「はあ…ああ…あひぅ…ひぁあっ…」
快感に蕩けきっただらしない表情のまま、ミカは脱力し、地面に横たわった。
開ききったマンコとアナルからはゴボゴボと特濃精液がこぼれだし、地面の上に大きな液だまりを作り出す。
ミカの身体はぴくんぴくんと小さな痙攣が起こり、未だに軽い絶頂を繰り返しているのが見てとれた。
「あー…あうぅ…」
(みんな…まんぞく、できたかなぁ…)
ピンク色のもやがかかったような頭の中で、ぼんやりとミカは思った。
むにゅっ…
胸を、掴まれるような感触。
(…ほえ?1号くん?)
いつの間にか復活した1号が、ミカの巨乳に自分の一物を挟みこんでいた。
そのまま、にゅるにゅるとミカの胸の谷間を犯し始める。
(まだ…するつもりなんだ…)
くすっ、と小さく微笑んで。
ミカは両手で、自分の胸を掴み上げる。
「いいよ…とことん、おっぱいでしぼり取っちゃうから」
悪戯っぽい笑みを浮かべながら、ミカはその巨乳を躍らせた―。

―事が終わって。

ミカは空を見上げた。
そろそろ夜空は白み始め、グスタベルグの荒野を新たな日の光が照らし出そうとしている。
その光景を眺めながらミカは、かつて夜明けのサルタバルタで幼馴染に誓った言葉を思い出していた。
―いつか、絶対に追いついてみせるから。
「こんなことくらいで、くじけるわけにはいかないもんね」
遠くを見つめながら、ミカは力強い笑みを浮かべた。
どんな目にあっても、汚されても、踏みにじられても、あたしは進んでいこう。
いつか、出会う時のために。

そして、ミカは歩き出した。
452名もなき戦士の人:2007/03/23(金) 18:59:49 ID:gxa6N/1g
おまけ的エピローグ 〜とある新米冒険者の予感〜

「なんだ、これ…」
北グスタベルグの荒野で、一人のヒュームの若者が唖然として呟いた。
彼の名はタク。
父親の反対を押し切って旅に出たばかりの新米冒険者である。
今、彼の目の前で、5つの巨大な人影が大地に横たわっていた。
「見たこと無いモンスターだけど、獣人かな?ゴブリンに似てるけど…」
まだ新米でバストゥーク出身の彼はクゥダフ族とゴブリン族しか獣人の種類を知らなかったので、
その倒れた連中がムバルポロスのバグベア族であるということは気づくべくも無かった。
そのゴブリン似の獣人たちは干からびたようになっており、ぴくりとも動かない。
「なんで干からびてるのかはわかんないけど…きっとどこかの冒険者にやられたんだろうな」
それにしても、こんな馬鹿でかい奴らをこんな風にのしてしまうなんて、どんな強い冒険者なんだろう?
「でも、おれだっていつかはこんな奴らをあっさり倒せるような凄い冒険者になってやるんだからな!」
うんうんと一人頷いて、その場を離れようとするタク。だがその時。
かさかさに干からびていたはずの獣人のうちの一匹が何事か小さく呟いた。

「…み…か…」

ぞくぅっ。
タクの背中を、強烈な悪寒が走り抜ける。
「い、生きてたっ!?」
思わずその声を発したと思しき獣人に駆け寄るタク。
なんだかその言葉を聴いた瞬間、とてつもなく嫌な予感がしたのだ。
「な、なにっ?なんだ、『み、か』って?」
だが、獣人は2度と言葉を発することはなかった。
「な、なんだかよくわからないけど…すっごく危険な何かのような気がする。
絶対に関わってはいけないような、何かの…」
この時、タクの心の奥底に正体のわからない不安な気持ちが生まれていた。
将来、その『危険な何か』と出会ってしまうのではないか、という運命めいた予感である。
「ま、まさか…なぁ…」
わけのわからない恐怖が、小さく彼を震わせるのだった。

タクがポンタという白魔道士とともに、サンドリア方面へと旅立つのは、これより半年ほど後のことである―。

『ムバルポロスの虜』 おしまい

第一話 『ミカさんの受難』 に続く…
453名もなき戦士の人:2007/03/23(金) 19:10:37 ID:gxa6N/1g
終わったぁああああ。
長かったぁあああ。
燃えつきたぁああああ。

まあ、こんな感じでエロエロなミカさんが完成してしまい、
様々な男どもを惑わし地獄のどん底へと突き落とすことになるのです。なんてこったい。

長々とお付き合いしていただきありがとうございました。
またいつかあいましょう。
…また1年後くらいかな?

>443
名もなきタル好きさん、期待しております〜。
454名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 22:04:34 ID:+qtDZez4
禿しくGJでした><
モブリンのミミズ責めハゲワロwwwwwwwwwww
455名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 09:58:09 ID:t0IRRSSw
最高でした!
最後にタクが出てきてワロタwwwwwww
456名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 10:45:26 ID:ig17j36d
タクなつかしすwww
457名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 08:40:58 ID:phmIwf0+
あの人の新作が(;´Д`)ハァハァ
458名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 21:19:51 ID:xHBVcWWI
ハァハァハァハァハァハァハァハァ(*´д`*)
459名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 01:46:22 ID:lqpnP3GH
あぐる
460名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 17:02:58 ID:ZJXuRbtc
天才は忘れた頃にやってくる。
461名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 19:50:55 ID:4fc71M/M
オートマトン工房のガルカも言ってるしな。
おいおい、マトンだって合成品で出来てるわけじゃないんだ。
そんな早急に出来るものじゃない。オマエさんだって
急いで仕上げた粗悪品のマトンなんか欲しくなかろう?
シャラトトでチャイでも飲みながら、気楽に待つと良い、ってな。
462名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 01:08:26 ID:LFI/6Nfs
次はどの作者さんが来るかな?
463名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 01:51:38 ID:pPf3VRCa
保守
464名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 00:23:45 ID:fQE2CUMh
ミカさん懐かしいな…ロンフォ時代からお世話になりっぱなしです…
テキスト保存したのは後にも先にもミカさんだけだ。。
465名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 06:17:46 ID:MR6UOMjJ
うおお!ミカさん来てたのか(*´Д`)ハァハァハァ
466名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 08:55:07 ID:sPTQ+zxI
ミカさんキテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
エロエロミカさんはこうしてできたわけですね(*´∀`)
テラGJ!
467ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:24:30 ID:Rm2woYop
久々の故郷、冒険者用に国が割り当てた小部屋とはいえ自らのモグハウスの玄関をくぐる瞬間は、異国のレンタルハウスでは味わえない
郷愁と安堵感を感じるものだ。・・同時に、少々やり場の無い怒りを覚える事もある。
チッ
モーグリを呼び戻す手続きを忘れた。冒険者の皆さんなら一度は体験した事があるであろうこの感覚。時間をかけて、わざわざ戻って
来た我が家で直ぐに踵を返し、アホめ、とでも言いたげなガードに話しかけてモーグリを呼び戻す手続きをする。さっき擦れ違い
ましたよね、なんて口には出さないが心の声ははっきり聞こえるあの瞬間。それに寒風吹きすさぶこの季節、表を行ったり来たりも
おっくうだ、もういい、ちょっと休んでから何食わぬ顔で手続きをすればいいさ。
暖炉に火を起こし、ベッドにどさりと横たわると部屋を懐かしみながらぐるりと眺める。大分痛んでるな。人が住まない家は思った
以上に早く傷むというのは本当のようだ。特にモグハウスは、レンタルハウスや民間の賃貸住宅と違い、所有者(つまりお国だ)が
手入れをする事はない。冒険者奨励の為に無料で割り当てる代わりに、自分で手入れをしろという算段なわけだ。同じく冒険者に
割り当てられるモーグリが非常に器用で几帳面なハウスキーパーの役割を与えられている事も大きい。しかし、この政策には
誤算があった、冒険者は便利で仲間が集まり易い町に群がるという点だ。冒険者達がジュノやアトルガンに集まるようになると、
ここバストゥークの居住区の冒険者用に急造された安普請な集合住居エリアはかつての喧噪もなく閑散としている。家主を失った、
元々堅牢には作られなかった安宿達はずいぶんと疲弊していた。
468ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:26:22 ID:Rm2woYop
ベッドでぼんやり休んでいたら、知らずのうちに寝てしまっていたのだろう、しかし寒さのあまりブルッと震えて目が覚めた。
窓から差し込む赤い光が、今ちょうど日が沈もうとしている事を伝えている。暖炉はなかなかの勢いで燃えているが・・
すきま風が酷いのかもな。これはたまらないと立ち上がり、部屋の隅々を回り痛んだ箇所をチェックする。すぐモーグリを呼び寄せて、
修繕させようと思ったのだ。木造の骨格に石材やレンガを積み上げ漆喰で固めたバストゥーク様式の家屋だが、造りが粗いせいだろう、
古くなった漆喰が柱や石材から剥離し隙間を作っている。さっさと埋めないと、何カ所もある空気の通り道にうんざりしつつ、
頭上から冷たい空気が流れているのに気が着いた。

見上げると石材の輪郭に沿って黒い筋がある。ひび割れだ、自分の頭一つ上あたりから天井に向かって、石材の間を縫うように走っている。
やれやれ、作業台をひび割れの下に移動させ、少々行儀が悪いが踏み台代わりに使う。背の低いこの机の高さは件のひび割れを
確認するのにちょうどいい。下から見るより大きいな、と確認していると、思ったよりも重大な傷みである事に気が着く。
大きな石材から完全に剥離した部分があり、なんと隣の部屋がちょっと覗けるのだ。こりゃまずい、すぐにモーグリを呼ぼう、
と思ったはいいが・・この穴からすぐ目を離せなくなった。確かずいぶん前はお隣さんはヒゲ面のオッサンだったはずだが、穴から
覗く世界に、美人と表現すべきか、可愛いと表現すべきか、どちらにしろ見応えのあるヒュームの女性が飛び込んで来たのだ。
ああ、俺は何を考えているんだ、ヒゲ面か女性かに関わり無く、覗きなどまともな人間のする事ではない、どっちみちすぐに埋めないと・・
と思ったが、女性の手が肩口にかかりするりと上着をはぎ取った事で、理性に反して脚は作業台の上に調度品の如く居座り動こうとしない。
ちょっとだけ、ちょっとだけなら、僅かな穴から向こう側の世界を少しでも広く知るため顔を上下左右に動かし、穴をのぞく角度を変える。
不味い事に気が着いてしまった。ベッドが見える角度がある。
469ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:28:07 ID:Rm2woYop
上着を脱いだ彼女は、何か作業をする為に部屋の中を移動し、死角へと消えた。その事で冷静さを取り戻し、静かに作業台を降りると
一思案する。覗きなんていうのは、数あるインモラルな行為(特に性的な行為)の中でも、最もある種堂々としていないというか、
小心者のやるしょうもないものだと思っていたが、しかし、いざこうして“覗き穴”と相対するとそれが神秘の世界への扉のように
思えて来る。今ここでモーグリを呼びつければ優秀でおせっかいな彼らはあっという間に穴を塞いでしまうだろう、なんというか、
それはとても惜しい気がする。悶々としている頭に先ほどちらりと見えたベッドがちらつく、妙齢の女性はベッドの上で何を
するのだろう・・頭を冷やそう、そう思ってすっかり日の落ちた商業区に出ると、ガードの脇を素通りし、競売でパテを買った。
まあ、モーグリを呼ぶまでもないだろう、なんというか、壁ぐらい自分で直せるし・・。
その日以来、アルザビを拠点にしつつ、時間がある日の夜は、バストゥークの部屋で過ごすようになった。大半の、そう、
9割以上の痛んだ壁は修復したのでもう十分だろう、たまたま手の届きにくい高所のヒビは残ってしまっているが、生活に支障が
ないレベルまで部屋は修繕された。たまたま、だ。いや正直に言えば、あの穴の魅力に俺は屈したのだ。たいしたものは見えないさ、
そんなつもりで覗いていたがそれが大間違いである事にすぐ気づかされる事になった。
470ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:29:50 ID:Rm2woYop
覗き穴から見える世界は自分の部屋とは全く違う。落ち着いてはいるがエレガンスを感じさせる家具を揃え、雰囲気のいい部屋に
仕上げてある。しかし、妙な事に彼女も部屋にモーグリを呼び寄せていない。モーグリが居るのを見た事がないし、実際呼んで
いればこの穴はたちどころに修繕されてしまうだろうから、呼んでいない事は確かだ。モーグリの居ない部屋は普通の冒険者
にとってほとんど意味がない、にもかかわらずなぜモーグリを呼ばないのか。理由は簡単だった。彼女はモグハウスをいかがわしい
目的で使うセカンドハウスにしているのだ、モーグリが居てはマズいような行為のね。俺が正直期待していた光景は、思ったより
ずっと早く目にする事が出来た。ある日、やけに身なりのいいヒュームの騎士と一緒に部屋に戻って来た彼女は、とても嬉しそうに
二人の時間を過ごしていた。一緒に食事をとり、仲睦まじく寄り添い愛でも語らったのだろう、そうした時間を過ごすうちに男が
辛抱出来なくなったのか彼女の肩を抱きベッドに押し倒す。その後は二人裸になり、彼女が男に貪られる時間が続いた。
激しく攻める男に、彼女はただただされるがままだ、まだ経験が少なく積極的にはなれないのだろうか?しかし彼女の体は魅力的だ、
男がエキサイトするのもよくわかる。大きく開いた脚は健康的で、太ももの筋肉と脂肪の付き具合がよくわかる。さらにその付け根、
最も肝心な部分は男の腰が行ったり来たりしており見えそうで見えないのがもどかしい。男の腰が引くと、まん丸い尻と脚の境や、
内股の脚の筋が作る健康的な凹凸が秘所に向かってすらりと伸びているのが見えるが、脚の付け根から内側にかけてはどうしても
見えない。たわわな胸は振動に合わせて激しく揺れているようだが、たいがい男が抱きついておりやはりよく見えない。覗き穴を覗く
角度を変え、必死にいろいろと観察しようとするのだが、見えそうで見えないのがもどかしい。一人で大いに盛り上がっている男が
最高潮に上り詰めたのだろう、彼女から体を引き抜き、こちらからは背面しか見えないが男が自らのイチモツを擦っているのが動き
でわかる。ビクと痙攣した男の背中は妙に寂しい、性交を第三者の視点から見ると、つくづく男というものは情けない生き物よなあ
と感心してしまいそうだった。彼女は行為が終わってもやはり動かない、満足出来たのだろうか?
471ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:31:30 ID:Rm2woYop
観察する事さらに数日、どうやら彼女はものぐさのようだ、彼女の部屋は片付いている時と散らかっている時の差が極端に激しい。
散らかっている時はやたら値の張りそうな装飾品や服、装備などが部屋中に散乱していた。名のある合成職人なのか、はたまた
大冒険者なのか、そう思う程金目のものが多い。よくよく観察すると装備、服飾の傾向から彼女が吟遊詩人である事がわかる。
さて散らかっている時とそうでない時の差は何であろうか。とても単純な解答だ、男が来る時と来ないとき。例の騎士が現れる
日は部屋がこざっぱりしている。なかなか抜け目ない。
時間が空いた晩はバストゥークに帰るのが俺の日課になりつつあるが、その晩は今までに無く衝撃的であった。彼女が今までとは
別の男を部屋に連れ込んだのだ。初めは我が目を疑ったが・・実用一辺倒の無骨な装備に身を包んだエルヴァーンの戦士を
招き入れ、やはり騎士の時と同じように、とても嬉しそうに過ごした後、体を開いた。又、彼女が性交に消極的なのは、
経験不足だからではなく、行為自体に飽きが来ているからであるようにも見えてきた。大きく脚を広げ、男の下でほとんど
動かないが、時折気怠そうに髪をかきあげている。しかし、どうしても覗き穴のアングルからだと、男の尻と背中ばかりが見え、
正確な所がわからない。この男もエキサイトしているのはわかるが彼女はどうなのだろう、どうもさめているように見えるのだが。
彼女の私生活を覗きだしてそれなりの日が過ぎ、彼女の謎も大分わかって来た。前回のエルヴァーンの出現は衝撃的だったが、
覗きを継続すると実際のところ、騎士と連続して寝る事の方が彼女にとってはレアケースだったのだ。たまたま浮気したとかいう
レベルではなく、彼女は複数の男を取っ替え引っ替えで部屋に招いていた。さらに彼女はただ男漁りに執心している訳ではなく
なかなか戦略的なのだ、部屋に散乱している服飾などは、ほぼ男達の貢ぎ物や、それを売った代金で購入した品であるとかね。
彼女の部屋を訪れる回数が多い男の中に、ヒゲのヒュームがいるが、彼が情事の終わりに、キザったらしく彼女の指に
高価そうな指輪をはめて去って行った事などからもそれが推測出来る。男達の事もわかって来た、知り合いではないがどこかで
見た顔だなと思う男も混ざっていてピーンと来たのだ。どいつもこいつも結構名の売れた冒険者だ、例の騎士は有名な
ハンターLSのエースだし、エルヴァーンの戦士は腕っ節で右に出るものはそう居ない、ヒゲのオヤジは彫金職人の師範だ。
彼女は金を持っていそうだったり、ステータスが高いような男を選んで漁っているということだろう。
472ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:32:58 ID:Rm2woYop
そうやって金と人脈を作ることで、彼女自身も吟遊詩人の中では有名人の部類に入ったらしい、凶悪な魔物の討伐やら何やらで
なかなか名声が高い。元々吟遊詩人自体重宝される存在だが、優れた容姿と、気だての良さ(明らかに演技だろうが)があれば
そういった男達もうまくたらし込めるのだろう。騙されている男達からすれば最低の女だ。まあ端から見ている分には結構
楽しい女だけどね、ベッドシーンも頻繁にあるし覗きをするのに彼女はネタに困らない。
ベッドシーンといえば、覗きだしてからと最近ではずいぶんと様変わりして来た。初めのうちはベッドに横たわると、さっさと
入れとばかりに脚を広げてあとは動かなかったが、最近は大分激しい行為もしている。例えば、騎士の男のしつこい前戯に
我慢しかねたのか、おもむろに相手に跨がり、見事な体を弓なりに反らせて腰を激しく上下させていた。体を反らせているので
たわわな胸は突き出され、激しく揺れる。騎士は嬉しそうに胸に手を伸ばし、攻められながら胸をもみしだく、同じ男として
気持ちはよくわかるというものだ。やはり最初の頃は経験不足だったのか?体が慣れて色々な体位を試しているのだろうか?
その後二人の間で何かやり取りがされたようで、彼女がおもむろに男のモノを引き抜き、手で搾るような動きを始める。
そうなったら覗きは終了だ、他人の射精シーンなんて見たく無いし。
473ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:34:32 ID:Rm2woYop
今日も、自分のモグハウスに帰って来た俺は、そろそろかなと思い作業台の上にそっと上る。部屋が散らかっている、
今日は男が来ない日か、こういう日はもう覗いてもさして特別なことは起こらない。普段なら覗くのを止めるところだが、
彼女の様子がいつもと違う気がする。ずっと何かを気にするように落ち着きのない雰囲気だったが、やがてこちらに背を向けて
じっと立ちつくし何事か思案しているように見える。部屋の片付けでも迷っているのか?そう思っていると、おもむろに彼女が
服を脱ぎだす。今までにあまりなかったパターンだ。彼女はついに下着にまで手をかけ、するすると下ろすと丸裸になり
ベッドの上に寝転んだ。大概、見たくもない男の裸で隠されていたので、丸裸を拝むのはほとんど初めてかもしれない。
ベッドの上は掛布団も無く、彼女の体を隠すものは何もない。何をするのだろう、様子を見ていた俺はいつに無く興奮している。
彼女は股間に手を差し入れ秘部を隠しつつ、いつものように脚を広げて行く。自慰か、これは初めてだ、股間を手で隠して
いるのが実に残念だ、彼女の秘所が見れる最大のチャンスが来たというのにもどかしい。彼女は股間にあてがっていた手の
中指から順番に、ゆっくりと指を折って行く、折られた指は彼女の中へ。空いた手は胸にあてがわれ、搾るように揉み上げている。
どちらも非常に緩慢な動き、ゆっくりゆっくりと指が出入りし、しばらくすると腰を浮き沈みさせるように振りだす。体を反らせて
いて顔は奥の壁の方に向けているので表情は読み取りにくいが、時折苦しそうに右へ左へ首を振る。初めは一本だった指を、
今では三本挿入し、かなり奥まで差し入れているようである。しかし、自慰行為にしてはやたら扇情的だ。あんなゆっくりの
動きでは彼女にとって物足りないのではないか?秘部をまさぐる指の動きはむしろ他人に見せつけているといった風であり、
腰の動きもわざとらしい、ゆっくりと楕円を描くように上下している。まさか、という予感が頭をよぎる、俺に見せつけて
いるのか?そんな事を思った瞬間、彼女の体がびくっと揺れた、膝が、脚を閉じるように痙攣し、足の指がシーツを掴み、
手は動きを止めている。絶頂か。彼女はゆっくりと指を引き抜き、その指で自らの裂け目を大きく開いた。明らかに、
こちらに見せつけている。ばれているのか?不安が俺を襲う。胸をもんでいた方の手がこちらに伸ばされ拳を握る。
その手が、ヒュームの間では割とポピュラーで、親が子供に最も覚えてほしくないジェスチャーの形になる。

Fuck you (クタバレ下衆野郎)
474ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:36:42 ID:Rm2woYop
ピンと天井に向かって伸びた中指、勃起した男性器を模した下品なジェスチャー。完全に覗きがばれている。
背筋が凍る感触に続いて、いやな汗が体中の毛穴から噴き出す。彼女が覗きを通報すれば、しがない冒険者である俺は
一巻の終わりだ、どうする?どうする?頭が混乱して考えがまとまらない・・しかし、彼女は次のアクションに移る。
Fuckジェスチャーは形を維持したまま、中指は徐々に下に向けられる。自分で開いた裂け目の中心にピンと伸ばした中指を降ろし、
遂にはゆっくり差し込んで行く。握った拳に立てた中指のまま、露骨なピストンをする、このジェスチャーが何を示しているのか、
混乱した俺の頭でもうっすら理解出来る。そして数回のピストンの後、引き抜かれた指は再び天井を向き、
手招きのようにクイックィッと折り曲げられる。
Fuck me (犯しに来て)
彼女は何を考えてる?来い、しかも犯しに来い、そう言っているのはわかるが真意が掴めない。従うべきか?俺の下半身は正直に
賛成の挙手を上げているが、どうしたものか。しかしこっちは立場上劣勢だ、従わずに彼女の意図を無視し機嫌でも損ねれば
通報されかねない。相手の意図が分からない以上、彼女の部屋に行ったらそのままガードに連行されるなんて事も想定出来るが・・
やはり彼女の部屋には行くべきだろう、相手の指示通り動いている分には交渉の余地もあるはずだ。かくして俺は覗きがばれた
変態野郎となったあげく、許しを乞いに相手の元に行くヴァナディールで今一番惨めな男と成り下がった訳だ。
475ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:38:18 ID:Rm2woYop
「どちらさまかしら?」
俺がお隣の扉をノックすると彼女は裸にシーツを巻き付け、胸元でそれを押さえながらモグハウスの扉を開けた。
彼女は隣人である俺の顔を知らないようだ、かくいう俺も覗きを始めてこの娘が隣人である事を知ったわけだが。
バストゥークを拠点に使わなくなって数年経つ、時々帰っては来ていたがその間隣人が入れ替わっていたなど知る由もない、
冒険者なんてみんなそんなもんだ。
「あ〜・・穴を塞ぎに来たんだけど。」
俺は極力冷静を装って落ち着いた口調で返事をする。ああ、と彼女が吐息のような声で了解の意を表すと
「あなたが変態さんね、こんなかっこだもの、配達屋か何かだったらどうしようかと思ったわ。ふふ、とりあえず部屋に入って・・」
そういうと彼女はくるりと振り向き部屋の奥に歩いて行く。シーツで隠していたのは体の前面だけだったようで、
背中から尻が丸見えだ、もう見慣れてるけど。豊満な尻が彼女の気取ったジュノの女優のような歩き方のせいでムチムチと
左右に弾ける。逆らうべきではないだろうと素直に彼女の部屋に入る、生活感溢れる部屋だ、そこら中に服やら何やらが
転がっている。俺は普段彼女が部屋に招く男とは数段扱いが劣るらしい。
「わかってるとは思うけど、あなたのやった事はガードなりあなたのご友人に知れたら、それは大変な事よね?」
なるほど、目的は脅しか。
「脅し、ねえ?まあ間違いではないけど。う〜んわかりやすくいうと協定をしたいの、私は。」
協定?何の事だ。
「あなたが私のプライバシーを無遠慮に覗いていた事に問題があるのよ。見られたく無いものって誰にでもあるでしょ?
私生活なんて特にそうだわ。」
ああ、わかりかけて来たぞ。つまり、有名どころの男を漁ってるのがバレるのがマズいんだろう。彼女は貢がせたり何なりを
目的に、その男達の“最高の女性”を演じているんだから。
「そういうこと。だから変態さん、私はあなたが何をしたのか、黙っててあげるわ。そのかわりあなたは
私の事を絶対喋らないの、いいかな?」
かわいらしい口調だが語尾に何ともいえない迫力がある。対等な約束に聞こえるがそうではない、本来覗きをしたというのは
一方的に俺に非がある行為だからだ。そこで彼女は私生活を暴かれ、絶対に知られては行けない事を知られたのだ、
“対等”という力関係は成立しようもない。むしろ、はらわたが煮えくり返えるほど激怒しているのが普通だろう。
彼女からは約束を守らなかった時は通報ですむ話では無くなると言いたげなすごみを感じる。
「あら変態さん、なかなか頭が回るじゃない、そういう事。まあ激怒はしてないけどね。」
俺の返事は考えるまでもなくyesだった。即答だ、見逃してやると言われている以上、それ以外の答えはない。
476ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 01:40:33 ID:Rm2woYop
「ふふ、よかったわ。私これでもすごい緊張してるのよ?あなたが気持ち悪いオッサンだったらどうしようって
気が気じゃなかったし。」
たしかに、俺がどんな人間か、歳はいくつでどんな容姿でどんな性格なのか解ってもいないのによくこんな呼び出し方を
したもんだ。彼女はゆっくりベッドに近づきながら、
「普通に呼びつけたら逃げられるかもしれないじゃない?少なくとも敵対的じゃあない事をアピールする必要があったし、
意表をつかれたら誰だって真意を確認したくなるでしょ。それに男の釣り方の一つよ。ヤれると思ったら、
どんなに頭の切れる男でも馬鹿になるものよ。」
悔しいがおっしゃる通り。こうしたやり取りの中でも、俺の下半身は萎縮するどころか、ふくれっぱなしだった。
「それに私ね、男を見る目にはちょっと自信があるの。経験ってやつかしら?扉を開けて入って来た男がどんなやつか、
ちょっと話せばすぐに見抜いて相手に合わせた交渉が出来る自信があったの。あなたは小利口で、現実的だけど悪い
やつじゃあないわ。利害関係が一致すればグリップ出来るタイプね。お互い持ちつ持たれつほどほどに、そういうの好きでしょ?」
御名答、あっぱれな女だ。呆れを通り越して感心していると、彼女がベッドに上りだす。腰を曲げ、右手をベッドに着き、
左足の膝をベッドの淵にかける。いざ上らんという体勢でぴたりと彼女は動きを止めた。彼女は空いている左手をするりと
桃尻に当て、そのまま左の尻肉をギュッと握る。俺の視線は彼女の臀部に釘付けになり、がっちりと固定された。鷲掴みされた
柔肉が指の隙間からムニっと溢れ、陰部は引っ張られた事でパカリと開いて彼女の穴を丸見えにしている。なおも彼女は握った
尻を左に引っ張る、柔肉がひしゃげその柔らかさを存分にアピールし、尻に合わせて引っ張られた恥丘とその内側の桃色の
粘膜が左側に歪に広がる。穴も左にゆがんで開き、彼女の体内を覗き見る事が出来る、既にしっかり潤っている。
彼女は首を左に折り、尻越しに挑発的な視線を送って来る。少々わざとらしいまでに吐息をはくが、その声とぷくっとした唇の
動きは男の誘い方を熟知している。わざとらしい、とは思うものの俺の股間は思春期駆け出しの頃の勢いを取り戻していた。
流石だ、これに逆らえる男はそう居ないだろう。
「協定も成立した事だし、どう?“穴”を塞ぎに来たんでしょ、なんてね、ふふ。あんな誘い方をして期待だけ持たせるのも
可哀想だしね。自分でいうのもなんだけど、悪く無いわよ。」
断る理由はどこにもない。だがこれも彼女の戦略なんだろう、一度寝れば知らない仲では無くなる、口約束だけよりずっと
固いというわけだ。そしてその算段は俺相手には正解だ、女っていうのは怖いね。
477ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 02:03:06 ID:Rm2woYop
前戯はさっきの自慰があるので必要がないという、したければどうぞとの事だったが折角なのでお誘い通りにすぐ挿入する。
彼女は先ほどの姿勢のままであり、バックでのスタートとなったが、この女予想以上だ。中は熱く肉汁で溢れている、
そして突くたびにタイミングよくニュクッと締めて来る、たいした腕前だ。あっという間に敏感になって来た俺は、
さすがにここまで早いのはしゃくなので、余裕があるうちに深々と差し込んで落ち着きを取り戻すまで待機の戦術に出る。
彼女がクスリと笑みをこぼし、その間ずっとニュクニュクリズミカルに締めて来る。まるで吸い上げられるようだ、
俺のものが彼女の奥に吸い込まれ伸びて行くような感覚、実際普段より勃起が激しいのだろう、下半身が久々に
全力を出している気がする。ベッドにあがりたいと言われたので、フォークで刺した果物を持ち上げるような
腰の動きで彼女をベッドの上にあげる。おもしろい、と彼女が笑う。
「覗かれてるって、確信したのはごく最近なの。穴を実際探した日ね。でもあなた、多分大分前から
私の部屋を覗いてたんじゃない?」
挿入したままベッドの上を這い、ポジションを確保しながらお互い今回の事件の種明かしを始める。
「やっぱり大分前からなのね。違和感はずっとあったの、私だってそれなりの冒険者なのよ?視線を感じるっていうか、
よからぬ気配ぐらい感じるわ。」
今度覗く時は素人の町娘にしておくよなんて軽口を叩きながら、彼女に体重をかけ胸を後ろから揉みしだく。
柔らかい、サイズも多きすぎず小さすぎず、下の感触を楽しみつつアクセントに最適だ。彼女と寝た男達が皆激しく
興奮していたのが解る、油断するとうっかり腰を激しく動かしてしまい、余裕が無くなりそうになりペースを慌てて戻す。
「実はね、あなたにはちょっと感謝してるの。多分、相当な回数、私の情事を覗いてた変態さんだから気が着いたと
思うけど、私最近夜の調子がいいの。」
確かに気がついてたさ、覗き始めの頃は水揚げされたググリュートゥーナみたいだったが、日を追う毎に激しく
なっていたし。しかし感謝されるような事をした覚えは全くない。
「最近は男と寝るのもすっかり飽きてたの。まあ気持ちはいいんだけどね、いちいち相手をするのが
面倒で相手に任せっきりだったわ。」
飽きる程とはお見それするね。そんな事を言いながら、後ろから彼女の中をほぐすように突く。
「ふふん、男女の仲って結局巡り合わせじゃない?初めてだって結構早かったし、本気で愛し合ったり、
体目当てで遊ばれたり、私はいろいろ経験出来たのよ。で、火遊びの仕方も自然と覚えちゃった訳。」
なるほど、じゃあこの後は期待していいようだな。ぜひ手取り足取り手解きしてもらいたいね。
けど、結局感謝してるってのは何だ?
「ああ、そうね。マンネリの打破っているのはやっぱり刺激が必要なの、大恋愛とか、絶体絶命のピンチとか、
浮気とか、アブノーマルな仕方とか。で、今回は覗かれてる気がするってのが刺激的だったのよ。」
この女、ぜひお友達になりたい気がして来た。色々とすごい話が聞けそうじゃないか。
478ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 02:05:30 ID:Rm2woYop
「最初は気のせいかって思ってたんだけど、あんまり何度も視線を感じたから覗かれてるんじゃないかって思うようになったのよ。
一番プライベートな時間が筒抜けになってるって、すんごいゾクゾクしたんだから。ちょっと怖かったけど。
で、壁の向こうの男が今私のどこを見てるのか想像しながら寝ると、男を覚えてきた頃みたいに体が敏感になるの。
気持ちよかったわ〜、久しぶりよ、だからちょっと感謝してるの。」
俺は素直に感心した、大物だよ。男漁りする女は好きじゃない(大半の男がそうだろうけど)が、別に俺の彼女でもなし。
突然、彼女の体がビクビクと痙攣する。
「あん・・、気持ちよくなっちゃった・・。あなたも遠慮しなくていいわよ、時間あるし。」
自分の女じゃなくても、抱きかかえている腕の中で果ててくれると愛おしい気がして来る。今のもアブノーマルな関係だから?
「うん、名前も知らない変態としてるんだし。覗き事件の集大成って感じかしら?すごくイイよ。」
変態扱いはいただけないが、イイと言われて悪い気がしない男はいないだろう。息を荒げながらも会話は続ける、
喘ぐ時はほとんど演技で行為の最中に会話する事ぐらい普通に出来るらしい、だいたいの女は演技で声を出してる
だけだって誰かが言ってたね。彼女をひっくり返し、大股を開かせて貪る。ああ、結局俺も彼女に騙されてる
男と同じで必死に腰を振っている。男という生き物はすべからく馬鹿なのか、この女の体に魔力があるのか。
多分両方か、なんて思っていると一気に上り詰めて来る。激しい射精感、吹き出すたびに腰を捩じ込むように振る、
自分ではコントロール出来ないほどだ。同族同士はマズいよなあと思いつつも、頭が真っ白になり、
オポオポのように腰を振ってしまう。
「あらぁ、まだまだ若いじゃないの、アッ!まだ出るぅ。・・はんっ。」
最初からかなり我慢していたので、一回抜けて大分楽になる、これからたっぷり楽しもうじゃないか。
上になると彼女が言い、体位を直すと腰を振り始めた。激しく複雑に腰を振り、柔肉が俺によく絡み付いて来る、
混ざり合った二人の精液がよく粘り、長くは持ちそうに無い。彼女の暴れる胸をたまらず両手で捕え揉み回す。
彼女にとって俺程度の男など征服するのは赤子の手をひねる程度の事なのだろう。
479ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 02:07:53 ID:Rm2woYop
まだ本気じゃないけど?と言いいたげな表情で、二度目の射精を少しも堪えきれずに吹き出している俺を見下ろしている。
精子を膣で受け止めながら彼女がのしかかる、射精が終わると体をスライドさせ、自らの胸を搾るように俺に突き出して来た。
吸え、と言っているのだろう、俺はガキに戻ったように吸い付くと、顔面に胸が押し付けられて来る。
ああ、ダメだ、この女には勝てない。
そう思いながら、彼女の胸に必死に吸い付く。結局この後は、彼女の言いなりになる形でめくるめく時間を過ごす事になった。
体位や腰の振り方を指示され、既に出し尽くして普段なら立たないはずの俺の性器も、忠誠を誓う相手を俺から
彼女に鞍替えしたようで、力を振り絞って立ち上がっていた。対面座位で嬲られ続けながらも、彼女の言う通り、
胸や脇を撫上げ彼女に奉仕する。柔らかい尻が俺の股間に打ち付けられる感触がたまらない。耳元で卑猥なささやきと
吐息を吹きかけられ、彼女の絶頂の感想を聞いてると、もう限界のはずの自分の股間がまた無理をして固くなる。
永遠に停まらない彼女の腰の上下動、よく絡み付く膣に搾られ、最早射精しようにも種を出し尽くした俺の性器が
快感だけの絶頂を感じる。絶頂で敏感になったものを膣にねぶられ、俺は情けない事に、ギブアップを懇願した。

ベッドを降りた彼女がすたすたとテーブルに近づくのを、ベットの上で惚けながらぼんやり眺める。
「じゃ今日の事、よろしく頼むわよ。」
彼女は何事もなかったように、ドライな口調である。彼女は少し背中を丸め、自分の下半身を見ているようだった、
二人の愛液に汗が混ざり、膣内で激しくかき混ぜられた事で泡立った液が、股中、太ももまで汚している。
腰を打ち付け合ったので、液は股間中に飛び散っており、俺が今まで見たどんな女性よりも淫らな状態に見える。
彼女はめんどくさそうに手でその液を救い上げ、そのまま指を膣に入れ、かき混ぜだした。後ろで俺が見ている
事など全くおかまい無しだ。ブプッ、っと小さな音がして、彼女の股から俺が流し込んだ精子がドロドロと流れ出て来る。
それを先ほどの手で受け止める、手の平いっぱいの精液が出て来ると、彼女は少し手の上で転がすようにして観察し、
さっとちり紙で拭き取って無造作にゴミ箱へ捨てた。その後ちり紙を何枚か掴み、今度は椅子に座ると股を半開きにして、
股間を拭きだした。女性の事後処理は初めて見る、何か生々しく、あろう事かまた自分のものが反応を始めている、
我ながらあきれんばかりだ。
「ね、ちゃんと穴を埋めてってね。さっきの冗談じゃなくてさ。」
自分の性器を拭きながら、こちらも見ずに彼女が言う。そうだった、そっちが本題だよな。干涸びるかと思う程
搾り取られて、彼女にとっては冗談だったとは、本気でされていたら不能にされていた事だろう、女って怖い。
480ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 02:09:08 ID:Rm2woYop
簡単に着替えて、部屋から持って来たパテを壁の穴に埋め込んで行く、相変わらず素っ裸の彼女はテーブルに
肘立てしながら眺めていた。
「ふーん、器用じゃん。やっぱモーグリはたまに呼ばないとダメなのねえ。ついでに他の壁とか直してよ、
家具とかもさ。お隣でしょ?思うんだけど冒険者も近所付き合いぐらいはするべきじゃない?ねえ、あなたはどう思う?」
いやいやごもっとも、などと適当な返事をしながら作業を進める。
「私の穴にはさんざんパテを流し込んで塞いだんだから、それぐらい丁寧にしてよね。夕飯ぐらいおごるから。」
彼女は発言がオッサン臭い、普段は演技をしてるんだろう。俺の前でも多少は油断せず女性らしくあってほしいね。
一通り作業を終えると(という程大げさな作業でもなく数分かからず終わったが)、彼女が用意した軽食にありつけた。
初めて会ったのに、旧知の友人のように自然と会話が出来る、彼女の社交性のおかげだろう。食事が終わって
最後の最後にお互い自己紹介する、順番はめちゃめちゃだったが、俺にはお隣さんという新しい友人が出来たわけだ。
帰り際、修理代に何でも良いから持って帰ってくれという彼女の申し出を断る。
「どうせ競売にかけちゃうんだから、いいのに。ま、今後ともよろしくね?」
ああ、もちろんいいとも。

遠国の偉い方と知り合う大冒険も良いけど、たまには近所付き合いも悪くは無いかもな、意外な人が住んでるかもしれないしね。
                             
                             おしまい
481ミスリルに賭けた裸族:2007/04/23(月) 02:13:33 ID:Rm2woYop
お久しぶりです。
最近忙しくてヴァナにも滅多にログイン出来ませんですよ。
久々にログインしたら、所属国に居たのでとりあえずモグハに入ったら白豚が居ない。。

そんな感じ(?)が今回の元ネタでしたとさ
482名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 08:52:49 ID:AmvSk7n+
ああ、いいなあこういうの。
軽妙かつ濃厚で、ご馳走様でしたGJ!!
モグ戻すの忘れたあの空しさは確かによくわかるw
483名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 20:38:47 ID:jIiYAGJF
いいね、いいね。
堪能しました。でもこの主人公とお隣さんの関係は一回きりで終わりなんだろうな。
面白かったです。あと、白豚仕事しろ!
484名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 01:06:04 ID:k3ebpNk2
裸族氏キター
相変わらず視点が独特ですな
エロも毎度濃厚でゴチになってます
485名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 20:45:52 ID:+RY5VCUA
裸族氏GJ!
モグ戻し忘れからお隣さんとのエロまで完成度高くてよかった。
私も放置してるSS書くかな・・・このスレは神がいぱーいなので
気後れしますが。。(´・ω・`)
486名もなきタル好き:2007/04/30(月) 21:37:27 ID:AJ/cJahj
お久しぶりですm(_ _)m
ウインダスNPCモノ、最初3部作って言ってたんですが、なんと5部作に
なっちまいました。

博士の異常な愛情?

第1話、どうぞお楽しみください^−^
487名もなきタル好き:2007/04/30(月) 21:39:14 ID:AJ/cJahj
・シャントット博士の淫らな失敗(モルボル×シャントット)
 ウインダス石の区・シャントットの庵。今日も「週刊魔法パラダイス」の記者ヒウォン・ビウォンが、彼女に取材を申し込むチャンスをつかもうと
周辺をうろうろしていることを含めて、極めていつもどおりの、平和な日であった。
 
 しかし、それはあくまで外面だけの話でしかなかった。庵に1歩入るとそこには、この庵の主であるシャントットと、何と…巨大なモルボルが
1匹居座っていた。その大きさは、ほぼこの部屋を埋め尽くすほど。いったいどうやってこの大きさのモルボルを育てたのか、どのようにして
この部屋に持ち込むことができたのか…?それは、このモルボルを育成した鼻の院の研究者と、シャントット本人しか知らなかった。

「ホホホ。これなら、最近とみに忙しいアジド・マルジドの手をあまり煩わさずとも、毎日楽しめそうですわね。」
 モルボルの立派なできばえに、シャントットは感嘆の声をもらした。弟子のアジド・マルジドがお使いから帰るまでには、まだたっぷりと時間が
ある。今のうちに楽しんでしまおう。そう考えたシャントットは、ゆっくりと、まるで目の前のモルボルに見せ付けるかのように連邦軍師制式
コートを脱ぎ、触手の下に仕込まれている、魔法機械じかけのモルボルを動かすスイッチに手を伸ばそうとした。

 ところが。

 まだスイッチに手も触れていないというのに、モルボルの触手がぴくりと動いたのだ。…まさか、暴走?
「あら。まだスイッチも入れていませんのに…っ!?」
 シャントットのつぶやきが驚きの声に変わる前に、触手の1本が彼女の右手にくるくると巻きついた。程なくして他の触手も伸びてきて、左手・
右足・左足をそれぞれ捕らえ、彼女のズボンや肌着を乱暴にむしりとった。シャントットは大の字のように両手足を広げられたまま、空中高くに
持ち上げられてしまったのだ。

「あ…っ……んぁあっ…。」
 まだ裸に剥かれて空中に持ち上げられただけだというのに、既に火のついたシャントットの肉体は、暴走した機械じかけのモルボルに好きな
ように弄り回されるというこのシチュエーションに早くも酔っていた。長い耳から顔、果ては全身までピンク色に染まり、いやらしく腰を振って
モルボルを誘う。蠢く触手達がその挑発を受けないわけがなかった。

 1本の触手がシャントットの胸に伸び、先から生ぬるい粘液を分泌しながら這い回り始めた。更に数本の触手も伸びてきて、申し訳程度に
ふくらんだ胸を揉みほぐしたり、すっかり立ち上がっている桜色の敏感な突起をつんつんつついたりすると、シャントットの口から、普段の
高飛車な口調からは想像すらできないような甘い鳴き声が上がった。
「ぁん…や……あぁっ!…はぁん……っ。」
 その声に気をよくした(?)のか、触手はますます激しく彼女の身体を弄り始める。触手の先端から染み出している生ぬるい粘液は、どうやら
催淫の効果があるらしく、塗り込められる度に全身が性感帯と化していくようだ。
「ぁ……んぁはっ…ぃやぁん!…ぁあぁあ…っ……。」
 催淫粘液でぬらぬらと光る触手が不気味に蠢くたびにシャントットの腰が空中でガクガクといやらしく跳ね、あふれた愛液がぽたぽたと
床に落ちて模様を描いていく。やがてぬらぬらの触手は、その愛液があふれる泉へと突き進んでいった。内腿をにゅるにゅると這い回り、
先端部分で泉の周辺をつつっと撫で回す。ぬるぬる、ぐちゅぐちゅと湿った音が、部屋全体に響き渡る。
488名もなきタル好き:2007/04/30(月) 21:39:57 ID:AJ/cJahj
「あぁっ…は…はやくぅ……はやく来てぇ…!ほしいの、ぬるぬるのがほしぃの…!!」
 自分でも信じられないくらいの淫らな台詞が口から出たことに気づき、シャントットは今さらのように、この魔法機械じかけのモルボルの
暴走が、既に抜き差しならない事態にまで発展していることを悟ったのだ。まずい。理性が残っているうちに何とかしなければ…。しかし
催淫粘液を全身に塗り込められたせいで、ちょっと触れられただけでも全身に電撃が走るほどに感じてしまう。この状態でできることなんて
あるのだろうか?常人であればよがり狂って精神が壊れてしまいかねないような快感の中、シャントットが思いついたのはただ1つ。この庵
もろとも、モルボルを<ファイアIV>で焼き尽くすのだ。印を結ぶために、触手に巻きつかれた両手を頭の上であわせようと両腕を持ち上げたその
瞬間、シャントットの秘裂にもぐりこんでいた触手が、催淫粘液をほとばしらせながら敏感な肉芽をこりこりともてあそび始めたのだ。
「…ぁあっダっメぇ…ぁはあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁ〜っ!!」

 脳裏で真っ白な光が何度も爆ぜ、小さな身体を弓なりにそらせてシャントットはイッてしまった。一度イッたらもう止まらない。触手は嬉しげに
催淫粘液を出しながら、絶頂を迎えてひくひく痙攣している秘裂をかきまぜ、ピンピンにいきり立っている肉芽を何度もこねまわす。
「あぁあぁ〜〜っ!!…はっ……あぁん…ぁはあぁあぁ〜〜ん!!」
 イキッぱなしになったシャントットはもはや理性などひとかけらも残ってはいない。淫らに身体をくねらせ、がくがくと腰を振りたてて、彼女は
触手にもてあそばれるままに何度も何度もイキまくった。と、そのとき。

 ――ガチャ!

「えぇい、お前ごときに話すネタなどない!失せろ!!」どしん!
 お使いに出ていたシャントットの1番弟子にして口の院の院長、アジド・マルジドが帰ってきたのだ。玄関前で彼にすがりつくヒウォン・ビウォンを
突き飛ばし、彼は扉を押し開けた。しかしその瞬間、彼は固まってしまった。
「…!!シャントット博士!?」
 アジドが驚いたのもムリはない。部屋全体を埋め尽くさんばかりの巨大なモルボル。そしてその触手に四肢をつかまれて固定され、さらに
秘所まで触手に侵食され、催淫粘液まみれになっているシャントット。彼は一瞬、何がどうなっているのか分からなかった。
「ん、これは…。」
 アジドの足元に、1本のネジが転がっていた。そして目の前のモルボルをじっと観察して考えをめぐらせる。こいつは本当に生きてるヤツじゃ
ない。おそらく魔法機械の応用で作られたものだ。きっとこのネジが外れたせいで暴走したのに違いない…。
「いったい何に使う気だったんだ…?」
 思わず首をかしげてひとりごちてしまうアジド。しかし、まずはこの目の前の惨状から博士を救わねば。アジドは、モルボルを暴走させている
機械に狙いを定め、素早く魔法の印を結んだ!

「<サンダーIV>!!」ズガシャァーーン!!

 機械部分を激しい電撃が直撃し、モルボルはその動きをとめた。触手もダラリと力を失い、床にドサドサと落ちる。
「うぉっ!…と。」
 間一髪で、シャントットの裸体をお姫様抱っこで受け止めたアジド。とにかく彼女を寝室に運び、粘液を拭いてやらなくては。気を失ったまま
であるにも関わらず、ひくひくと痙攣を繰り返すシャントットの身体を自分のマントでくるんでベッドに横たえた後、アジドはモルボルの間を
くぐりぬけ、暖炉へお湯を沸かしに行ったのだった。
489名もなきタル好き:2007/04/30(月) 21:41:51 ID:AJ/cJahj
相手がモルボルなもんで、第1話は短め…^^;
この週末に、第2話

・アジド・マルジドの贅沢な憂鬱(アジド・マルジド×シャントット)

をうpしまっすO(≧∇≦)O
490名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 07:01:41 ID:jdE4hre4
タル好きさんGJ!
続編も期待してます(・ω・´)
491名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 03:25:19 ID:KomhY3DX
こんばんは。
ヴァナ汁保管庫を読んでたらつい懐かしくて描いてしまいました。

しらかんさんのSSに出てくるティナとジェネです。
ttp://tune.ache-bang.com/~vg/outitem/up/img/15219.jpg
492名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 12:22:59 ID:F4hTg2BO
>>491
超GJ
これでご飯3倍はいけそうでつ(;´Д`)
493名もなきタル好き:2007/05/05(土) 02:24:38 ID:g6p17VLM
ども(゚Д゚)ノでは早速第2話

・アジド・マルジドの贅沢な憂鬱(アジド・マルジド×シャントット)

いきまっすw
494名もなきタル好き:2007/05/05(土) 02:25:42 ID:g6p17VLM
・アジド・マルジドの贅沢な憂鬱(アジド・マルジド×シャントット)

 ――パチパチ…パチッ…!

 暖炉の火が爆ぜる音がして、シャントットは目を覚ました。裸のままではあったものの、身体はきれいに拭かれており、彼女は、何とか自分が
助かったことを悟った。
「…博士?気がつかれましたか。」
 聞き慣れた低い声。アジド・マルジドが部屋から顔をのぞかせた。
「…帰りが遅いですことよ!」
 ホントは危ないところだったのだが、わざと眉根を寄せてアジドをにらむシャントット。しかしアジドは謝らなかった。
「びっくりしたのは俺の方です。これはいったい何なんですか?」
 彼が指しているのは、もちろん先刻の巨大モルボルのことだ。
「わたくしがあのモルボルで何をしていたか、見たのでしょう?」
 シャントットが逆に質問で返すと、アジドは口ごもった。しかし、逃げたい気持ちを何とかこらえる。

「…俺が、忙しいからですか…?」
 最近色々と忙しくて、シャントットの連日連夜のお誘いにも、ろくに応えられない。そんな後ろめたさは、正直あったのだ。しかし、シャントットは
ホホホッと笑って答えをごまかした。
「わたくしが呼べば、あなたは口の院の仕事が立て込んでいるのでない限りはやってきてくれますわ。最近は忙しくてなかなかこちらには
来られないようですけど。」
「…。」
「それはとてもありがたいことだと思っていますわ。でもね、わたくしを大切にする以上に、あなたには大切にするべき人がいるのではなくて?」
 アジドは、シャントットが、自分に恋人がいるのではないかと言っているのかと思った。あわてて首を横に振り、否定の意を伝える。
「じょ、冗談じゃないです!俺にそんな人はいません。女なんてうるさくて煩わしいだけのイキモノなんざ、妹だけで充分です!」
「…うるさいとか煩わしいとか、そんな考えだから、妹さんの気持ちはおろか、ご自分の気持ちすら、分からないのじゃなくて?」
 シャントットの言葉は、とても重要な意味を含んでいたのだが、残念ながら今のアジドには通じなかったようだ。
「い、妹の気持ちなんざ、分からなくたって俺は生きていけます!」
 なぜか真っ赤になって言い捨て、庵を飛び出そうとするアジド。しかしそれを、シャントットの見えない強制を含んだ声が追いかけた。
「アジド・マルジド。こちらへいらっしゃい。」
 さすがにその声に逆らうことはできない。アジドは「失礼します」とつぶやいて、シャントットのベッドがある寝室に足を踏み入れた。彼女は
裸の上半身を布団で隠すように持ち上げ、ベッドに座っていた。
495名もなきタル好き:2007/05/05(土) 02:26:33 ID:g6p17VLM
「…わたくしは…。」
 シャントットがここで珍しく口ごもった。怪訝な顔をして自分を見るアジド。この鈍感な弟子に分からせるには、まずは今の自分の気持ちを
包み隠さずさらけだすしかない…。彼女は改めてアジドの目を見つめ、自分の気持ちを吐露した。
「わたくしは…怖かったのです。鼻の院特製の魔法機械じかけのモルボルが、まさか暴走するなんて。そしてわたくし自身が、それによって
追い詰められていることに、ぎりぎりまで気がつかないなんて。そして、もしあのタイミングであなたが帰ってこなかったら…わたくしは、博士と
いう地位も名声も、一瞬の内に失っていたかもしれません。」
「…。」
 アジドは呆然と師匠の気持ちを聞いていた。天下無敵のこの方が、怖がっていたなんて…俺は全然知らなかった…。
「だから、わたくしには、あなたが必要なのです。くだらぬ民衆のゴシップから、全力でわたくしを守ってくださる、あなたが必要なのです。」
 民衆や冒険者の間では、シャントット博士がアジド・マルジドと連夜お楽しみ、という噂が既に流れていた。それが未だにただの噂だけですんで
いるのは、ひとえにアジド・マルジドがぎっちりと報道規制をしいているからだ。「週刊魔法パラダイス」の記者ヒウォン・ビウォンがずーっと
張り付いていることも知っている。しかしアジドは、彼の取材の申し込みを、今後も一切受けるつもりはなかった。シャントットの名誉を守るため
には、あらゆる取材を受けずにいるしかないのだ。

「俺は、博士を守るためなら何だってします。」
 アジドの言葉は、シャントットに対して「だけ」は、いつも素直だ。シャントットは上半身にかぶっていた布団をはらりと下に落とし、アジドの
浅黒い手に自分の白い手を重ねた。
「わたくしは、怖かったのです。…実を言うと、今も震えが止まりません。アジド、いつものように…。」
 「いつものように」それは、2人の合言葉のようなものだった。彼は、「結局博士は、自分が淋しくて、俺に抱いて欲しかっただけだったのか…」と
頭の中でつぶやきながらも、シャントットの手を握り返しながら、やわらかく唇を奪った。帽子とローブのフードを器用に片手で脱ぎ捨てながら、
アジドはシャントットを巻き込むようにベッドに倒れこむ。ローブをはだけながら彼女を抱きしめ、その長い耳に唇をつけんばかりにささやいた。
「シャントット博士。俺がついています。どうか、気弱なことはおっしゃらないでください。」
「ぁふん…アジド…今日もまた…元気ですことね…。」
 シャントットの手は、アジドのズボンの上から、既にいきり立ち始めているアジド自身を優しくさすっていた。彼は素早くローブとズボンを脱ぎ
捨て、改めてシャントットを抱きしめて唇を貪った。
「……ん。…んふ…ぅんっ…。」
 唇からほほ、長い耳へと順にキスして行きながら、アジドの手は、ゆっくりとシャントットの身体の敏感な部分を的確に刺激し始めていた。胸を
ゆっくりともみしだき、桜色の先端をくりくりと指先でこねてやると、耐え切れないような甘い鳴き声が上がった。
496名もなきタル好き:2007/05/05(土) 02:27:31 ID:g6p17VLM
「ぁ…んはっ……あぁん…。」
「怖かったって言いながら…すごく、敏感じゃないですか…。」
 アジドが長い耳に舌をはわせながらささやくと、シャントットの身体がびくんと快感に震えた。
「ぁ…さっき…んっ……モルボル…に、いじられてたから……ぁああんっ!」
 実際、モルボルに塗り込められた催淫粘液がまだ体内に残っているせいだろうか。シャントットは確かに普段より敏感になっているようだった。
「ここも、すごく、濡れてる…。」
 アジドの片手は、既に愛液がわきでる泉に達していた。ぬるぬる、くちゅくちゅと、わざと音を立ててかき混ぜてやると、シャントットは唇をかみ、
頭を振って快感に耐えている。それを見たアジドは、人差し指でぐちゅぐちゅと泉をかきまぜながら、中指でぷっくり立ち上がった肉芽をこりこり
こねたり、ピンと弾いたりしてみた。
「っはぁん!…はあああああっそれダメぇ…ぃやぁん!…ぁん…。」
 固くかみしめていた唇がもろくもほどけ、甘く淫らな鳴き声がもれる。この方以外に、大切にして守るべき人なんて、いるわけないじゃない
か…。自分の下でびくびくと身体を震わせて悶え乱れるシャントットを見ながら、アジドは思った。その思いを表現するために、あらためて
シャントットをやわらかく抱きしめ、未だ淫らな吐息がもれるチェリー色の唇を、自分の唇でふさいだ。片方の手をずっとシャントットの秘所に
あてがい、敏感な肉芽をこねたり弾いたりしながら、もう片方の手で乳首をこね、さらに互いの舌をからめあわせて蹂躙する。シャントットも
それに応えるように、両手でアジドの頭をぎゅっと抱きしめ、自分から唇をついばみ、舌に吸い付く。そして、もうガマンできないというように、
自らの腰をアジドにすりつけ始めた。

「博士、俺…もう……いいですか?」
 アジド自身ももう待ちきれないようで、ギンギンにいきり立ち、先から透明な露がこぼれ始めていた。それを見たシャントットは、潤んだ瞳の
まま、こくりとうなずいて、身体を開いた。
「きて…。…早く、なさい。」
 いつもの、高飛車な口調が少しずつ戻ってきている。アジドはそれにちょっと安心したのか、彼にしては珍しく、笑みを浮かべた。いきり立った
自身を握り、先端部分でゆっくりとシャントットの入り口をこねてやると、くちゅ、ぬちゅ、といやらしい粘液の音がひびいた。
「博士…いきますよ…。」
 アジドは低くつぶやき、シャントットが力なくうなずいたのを確認してから、彼女の腰を抱いて一気に撃ち込んだ。先程までモルボルの触手が
蠢き、催淫粘液を内側と外側の両方から塗り込められていたシャントットの秘所は、泉のように愛液があふれ、新たな刺激を求めてひくひくと
蠢いていた。博士とモルボルの痴態を見ていたせいか、アジドはいつもより大きく固かったのだが、シャントットのソコは、いともたやすくその口を
開け、アジドのモノを根元までくわえ込んだ。
「ぁっ…ん……いつもより…おっきぃ…ですわっ…!んあぁあっ!やぁぅ…。」ぱちゅん、ぴたん、ぱちゅん、ぴたん…
 いつもよりも余計に淫らな気持ちになっていたシャントットは、今日は自ら貪欲に腰を振って、アジドのモノを締め付け始めた。アジドはいつもなら
自分が動いてシャントットを気持ちよくするべきところだったので、彼女の意外な動きに驚いている。しかしそれはもちろん、彼にとって今までに
ない、とてつもない快感であったことは想像に難くない。
「…はっ…く……っ…うぅ…!」
「イ、イイ、ですわ…アジド……んんぁあっ!…ぁ…わたくし…もぅ…!」
「ぅあっ…く……お…俺…も……っくぁ…!」
 その後、少しの間、2人の肌がぶつかる音と、激しい息遣い、そして、シャントットの甘い鳴き声が部屋に響いた…。
497名もなきタル好き:2007/05/05(土) 02:28:29 ID:g6p17VLM

 ――ぴたんぴたんぴたんぴたんぴたぴたぴたぴた…。

「…っはっ…くぅあっ……出る!!」
 シャントットの中が急激に締まり、アジドは激しく搾り取られるのを感じながらシャントットの中に白濁した欲望を放った。
「んあぁん…やぁイクッ…イッちゃ…ぁ…ぁはぁあぁあぁあぁあぁんっ!!」
 アジドの熱い精が放たれるのを感じながら、シャントットは目の前が何度も激しくフラッシュして弾けていくのをおぼろげに見ていた…。自分
でも信じられないくらいの甘い鳴き声を上げて果てながら…。


…☆…☆…

「…で、このネジが外れていたから、機械部分がうまく制御されてなかったのですよ。」
「ネジ1本であんなことになるなんて、機械もあてになりませんことね。」
 コトがすんで落ち着いたシャントットは、アジドからモルボルの暴走原因を聞き、呆れたように鼻を鳴らした。
「これは、即刻鼻の院に突き返してしまいましょう。」
「そ、それがいいと、俺も思います。」
 シャントットがあっさりとモルボルをあきらめたことに、アジドは内心ほっとしていた。これを使われるたびに、自分も毎回彼女の性欲処理に
借り出されるかもしれないのでは、たまらない。
「…本当は、これがあれば、アジドの手をこれ以上煩わせずにすむと思っていたんですのに…。」
「俺の手を煩わせる…?俺、そんなこと思ってないですよ。」
 シャントットのつぶやきに、アジドは首をかしげつつ、ごくごく素直に返してくる。
「…。あなたのその素直さは、わたくしにではなく、あなたを本当に心配し、思ってくれている方にこそ、見せてあげるべきではなくて?」
 何も分かっていない彼には、今はこのくらいのヒントしか与えてやれない。シャントットは意味ありげにウインクして見せたが、アジドはやはり
首をかしげたままだった。
「…俺には、そんな人、いません!」
 胸を張って言い切ったアジドに、シャントットは呆れつつも高笑いした。
「ホーッホッホッホッホッ!なら、今はそれでもよござんす。…さ、アジド・マルジド。これを鼻の院へ運ぶのに付き合ってもらえて?」
「かしこまりました。シャントット博士。」


…☆…☆…

 ウインダス森の区。手の院の裏庭。
「えぇっ!?カーディアンをそのように改造するのですか?」
 シャントットの極秘の提案を聞いた手の院の院長アプルルは、思わず声を上げて驚いてしまった。対するシャントットは冷静そのものだ。
「そうですわ。わたくしがあなたのお兄様を酷使し続けると、あなたにも『色々と』支障があるのではなくて?」
「…っ?」
498名もなきタル好き:2007/05/05(土) 02:29:16 ID:g6p17VLM
 シャントットが意味ありげに笑いかけると、手の院の院長アプルルは、どういうわけか自分の顔がぽーっと赤くなるのを感じずにはいられな
かった。ややあって、アプルルは真っ赤になったまま、手をぶんぶんと振って言い訳を始めた。
「おおおおおにいちゃんは、シャントット博士がお元気なのが、いちばん幸せなんだと思います。…ウインダスの平和を守るカーディアンを、
そのようなことに使うのは、私にはちょっと…できません…。」
 それを聞いたシャントットの目が、邪悪な光を放ったのをアプルルは見逃さなかった。シャントットはにやりと笑みを浮かべながら、
アプルルの耳元にささやいた。
「なら、アプルル。あなたの秘密にしているネタを、お兄様と、わたくしの庵の周りでうろついている新聞記者にばらしてしまうつもりですけど、
それでもよろしくて?」
 アプルルは一気に青ざめてぶんぶんと首を横に振った。
「いいいいいいいやです、それだけはやめてください!……わかりました。シャントット博士のご期待に沿えるものを、作ってみます…。」

 シャントット博士が高笑いと共に去っていった後、アプルルは一気に憂鬱な気持ちに落ち込んでいた。
「何で私の秘密を、シャントット博士がご存知なの…?おにいちゃんにバレたら、きっとタダじゃすまない…。」
499名もなきタル好き:2007/05/05(土) 02:31:29 ID:g6p17VLM

さて、やっとこの話の一応の主役、アジド兄さんが出てきましたw
次、第3話は、もう1人の主役・アプルルの話です。

第3話

・アプルルの淫靡な実験(カーディアン×アプルル)

こうご期待!
500名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 06:35:41 ID:MxfpR8Xj
やばい、タル好き氏超GJ。
次回のアプルルタンにも期待。
鈍感なアジド兄さんもヨカタ(・∀・)b
501名もなきタル好き:2007/05/11(金) 00:17:04 ID:P43G3acx
第3話、週末にアップの予定だったんですけど、作者が胃を悪くしちゃった
ので、大事をとって休ませていただきますorz

できるだけ早く治しますんで、hktkしながらお待ちくださいませ〜OTL
502名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 00:25:34 ID:EDiCd6qQ
ポン太<お大事にでやんすよ〜
503名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 05:22:57 ID:pESZrB1B
>hktkしながらお待ちくださいませ

…ハクタク!!?wwwwwww





タル好きさんの作品の投下を気長に待ってます、お大事に。
(´∀`)
504名もなきタル好き:2007/05/19(土) 09:00:20 ID:gp/Dh/NI
おはようございます(゚Д゚)ノ
胃の方も落ち着いてきており、治療も今出てる薬を飲みきれば終了という
とこまできました^−^

さて、第3話イキますよー(=>ω<)ノ
505名もなきタル好き:2007/05/19(土) 09:01:22 ID:gp/Dh/NI
・アプルルの淫靡な実験(カーディアン×アプルル)

 ウインダス森の区。そのほぼ中央に、手の院はあった。ウインダスの都を警護し、時にはマスコットキャラクターともなる、通称「カカシ」と
呼ばれる機械人形・カーディアンを製造、教育する政府機関である。
 夕方。戯れにカーディアンにヘンな言葉を教えにくる冒険者達の数もまばらになり、職員達も今日の業務の仕上げに入る頃。手の院の
奥まったところにある院長室の扉はきっちりと閉められ、ご丁寧に内側からカギまでかけてあった。その中では…。

「…よし、これでいいわ。」
 手の院の院長、アプルルが1人でカーディアンの調整を行っていた。しかし、彼女が調整しているカーディアンは、普通にウインダスの街中を
闊歩しているそれとは違う。人間でいう股間に当たる場所(カーディアンは足の代わりに車輪を用いて移動するので、この場合は胴体と駆動
部分をつなぐ場所を指す)に、人間の男性のソレを模した大きな張型のアタッチメントがそびえ立っていたのだ。
「最後は…。…やっぱり私自身で確かめなくては…。こんなこと、他のスタッフには絶対に頼めないものね…。」
 調整を終えたアプルルが部屋の中央にでんとすえてあるベッドに移動すると、カーディアンもついてきた。この特製カーディアンの使い心地を
自分の身体で確かめる。ベッドによじ登ったアプルルは、覚悟を決めてカーディアンに背を向け、帽子とフードをはずしてローブを脱ぎ始めた。
 切なそうに瞳を閉じながら、徐々に一糸まとわぬ姿になっていくアプルル。彼女の脳裏では、後ろに控えているカーディアンが、かつて彼女と
愛し合い、婚約寸前までいった恋人へとその姿を変えていっているところだった。

(…そういえば、あのときもこんな感じだったっけ。彼がこっそりとここの窓から入ってきて、このベッドの横に控えていて。そして…。)
 …そして、存分に愛し合った後、彼はアプルルの頭をなでながら、すまなそうに言ったのだ。
「君とは、これで終わりにしよう。やっぱ俺、あの方の義理の弟になる覚悟なんてできないんだ。身内になるからって決して甘くなんてしてくれ
ないだろうし。いつ死ぬかわかんないってコトになるだろ?俺そんなのイヤだから。」

 いつも忙しくて、いつも赤字決済の山に囲まれている手の院の院長とはいえ、アプルルとて妙齢の女性。しかも優しくて気立てもいいときて
いる。思いを寄せてくる男性は、決して少なくはなかった。…しかし、1つだけ重大な欠点があったのだ。―それは、彼女の兄、口の院院長に
して戦闘魔導団長のアジド・マルジドその人であった。アプルルと結婚するという事、それはつまり、あのアジドの義理の弟になるということ
なのだ。彼の恐ろしさを知る男達は、アプルルが彼の妹であると分かるが早いか、その顔にあいまいな笑みと明らかな恐怖の色を浮かべて、
彼女の前から去っていってしまうのだった。あの婚約寸前までいった彼で、もう何人目であったろうか…?
506名もなきタル好き:2007/05/19(土) 09:02:31 ID:gp/Dh/NI
(あの日も…いつもみたいに、こうやって私が服を脱ぐと、彼も同じように脱いでて、私を抱きしめてくれた…。)
 恋人との在りし日を思い出したアプルルの、何もつけていない股間がじゅんと濡れた。ここはアプルルの大事な研究室。神聖なる仕事場だ。
いくらシャントットから頼まれたことのためとはいえ、スタッフや冒険者達に、自分がこんなことをして甘い声で鳴いているところなんて見せ
られるわけがない。そう思えば思うほど、彼女の股間は熱い液体を徐々に滲ませてくる。…あぁ、私、こんな状況でこんなことして、感じ
ちゃってるんだ…。その確信は、アプルルの理性をただ溶かし、あの時と同じような淫乱な雌へと堕としていくのみであった。

 生まれたままの姿になったアプルルは、ベッドにしどけなく横たわった。身体をはすに開いて誘う仕草をすると、カーディアンはかすかに
車輪の音をさせながらベッドの際に寄ってくる。(当然のことながら)無表情のままアームを伸ばし、アプルルのほのかにふくらんでいる
胸に小さなボールのような指をあてがった。それと同時に、そのボールに仕込まれたバイブレーションが作動し始めた。ウイーーンという
かすかな音を響かせながら、カーディアンはアームを回転するように動かし、アプルルの胸を揉みしだき始めた。時々バイブの仕込まれた
指先が彼女の乳首の周辺をそっとなぞったり、乳首自体をねっとりとこねたりすると、アプルルの口から甘い吐息がもれた。
「…っ…ぁはぁっ……っん…ふぅっ…。」
 窓を閉め切り、扉にカギをかけてあるとはいえ、快感に突き動かされるままに甘い喘ぎ声など出しでもしたら、好奇心旺盛な冒険者は
おろか、スタッフ達に示しなんてつくわけがない。…ここでスル場合は、どんなに気持ちよくても喘ぎ声を出したり、ましてやヨガリ鳴くなんて
ことは絶対に許されないのだ。アプルルは身体が冷えないように毛布を軽くお腹にかけ、角を丸めて口に押し込んだ。しかし、そうしている
間にも、想像の中の彼(カーディアン)はゆるゆると胸全体を撫で回したかと思えば、すっかり立ち上がった敏感な乳首をやや乱暴にこね
まわす。絶妙な力で乳首をこねられるたびに、アプルルの口から耐えきれないというような淫らな吐息がもれる。声を決して出さないように、
彼女は毛布に爪を立て、腰をくねらせる。しかし、その動作も今は、カーディアンがさらに彼女を攻め立てるようにする誘いの行動にしか
ならなかった。
「ふ…っ…んん……はぅっ…ふーっ。」

 快感のあまり腰をくねらせるアプルル。その腰をカーディアンのアームががっちりと押さえ込んだ。残ったもう片方のアームは、当然のごとく
アプルルの下半身へと伸びていく。指のバイブレーションが空気を震わせながら秘裂の周辺をゆっくりとこね始めると、声を出すことができ
ない分、余計に興奮が高まっているアプルルの腰が、激しい快感にびくんびくんと跳ねた。
「ぅふっ!!…ん…はふぅ……ふっくぅ…ん…!」

 オレンジ色の夕日が差し込む院長室で、冒険者やスタッフに見つからないよう声を殺しながら、シャントット博士から頼まれた実験と称して、
かつて愛し合った彼氏に見立てたカーディアンと淫らな行為に耽っている…その事実は、アプルルをどうしようもなく濡らし、感じさせていた。
カーディアンの方も、それをわかっているのだろう。仕込まれたバイブを小刻みに動かしながら、ぬらぬらに濡れた秘裂をゆっくりなぞったり、
執拗にこねまわしたりして、余計にアプルルを濡らし、感じさせていく。やがて、その指先が、もうはちきれんばかりにぷっくりとふくらみきった
敏感な肉芽に狙いをつけた。軽くバイブした指先が、そっと肉芽にふれた、その瞬間。
「はぅっ!!――――ッ!!!」
 アプルルはきつく毛布をかみしめてツメを立て、腰を無意識にびくんびくんとはねさせてイッてしまった。しばらくの間彼女が絶頂の余韻に
ひたっている間、カーディアンはアームで両脚を割り開いたまま、表情のない目でアプルルを見つめ続けていたが、下半身にそびえ立った
アタッチメントだけは全体からぬるぬるとしたオイルを染み出させ、彼女の中に進入していく準備を万端整えていたのだった。
507名もなきタル好き:2007/05/19(土) 09:03:27 ID:gp/Dh/NI
 絶頂を抜け、ようやく息を整えたアプルルの潤んだ目に映ったのは、オイルで全体をギトギトヌルヌルに光らせた、カーディアンのそそり
立ったアタッチメントだった。カーディアンは両腕のアームでアプルルの脚を押さえ込み、張型の先端部分をゆっくりと彼女の秘裂に埋め
込んでゆく。ずぷり、ぬちゅり…。
「…っん……んふ…っ…。」
 先程の指などとは比べ物にならない程の大きな質量がゆっくりとねじ込まれてくる…。実際の人間のモノとは違う明らかな異物感と、それに
よってこれからもたらされるであろう快感への期待で、アプルルは腰をくねらせた。それは傍から見ているだけでもぞっとするほど色っぽい
光景であった。
(…私がこんなことしてるなんて、おにいちゃんは絶対知らないんだよね…。)
 アプルルは、自分がなかなか結婚できない本当の理由を、兄であるアジド・マルジドにだけは知られたくなかった。あの兄がいるから、
自分を好いてくれている男性達が恐れて近づいてこないなんて、その本人に言えるわけがないのだ。きっと「妹を泣かせたのはお前らかぁ
あああああ!!」と怒りの叫びを上げて男達を真っ黒な消炭にしてしまうに違いない。兄は何だかんだいって自分をいちばん心配してくれて
いる。それだけに、結婚できない本当の理由を知ったらどうなるか…。もしシャントットがそれを兄にバラしてしまったらどうなるか…。それを
思うとアプルルは、兄が心配なあまりに余計に結婚や交際ができなくなっていくのであった。
「んふぅっ…はぅ……ふーっふーっ…。」(こんなことになってるのって…おにいちゃんのせいだよ…おにいちゃん…。)
 彼女の思考は、だんだんと甘い快感の波に押し流されていこうとしていた。喘ぎ声だけは出すまいと毛布に噛み付き、ツメをたてて意識を
新たにするが、カーディアンは張型をゆるく回転させながら、ズン、ズンと的確に奥の方まで突いてくる。最奥部の最も感じる場所を、これ
でもかというくらい、的確に突いてくるのだ。

(…おにいちゃん…責任…とってよぉ…!)
 とろけきったアプルルのこんな思考が脳裏をよぎった瞬間、アプルルの身体の奥底で、快感が爆発した。目の前が真っ白にかすみ、思わず
毛布をかんだまま白いのどをのけぞらせ、腰をびくんびくんとはねさせる。
「…っんふぁっ…ぁはぅっ!!――――――ッ!!!」
 カーディアンのアタッチメントは、アプルルがイッた後も数分間、ゆっくりと回転しながら彼女の敏感な部分を抉り続けていた。アプルルは
毛布をかみ、ツメを立て、腰をくねらせながら数分間、満足するまでイキ続けたのであった。


…☆…☆…

 元通りにローブをまとい、張型のアタッチメントを丁寧に水で洗っているアプルル。いとおしむように手でなでて洗っているうちに、彼女の表情
には再び赤みがさしてきている。(…最近何かおかしい…私、また欲情してきてる…?)窓からは先程よりかは幾分弱まった夕暮れのオレンジ
色の光が差し込んでいる。彼女から見えない位置、窓のそばのしげみで、録画用の水晶玉を手に、感嘆のため息をもらす男が1人いた。
「…こ、こいつはスクープだ。世紀の大スクープだ。喘ぐ吐息もつぶやきも、全部鮮明に入ったぞ!」
 「週刊魔法パラダイス」の記者ヒウォン・ビウォンだ。ずーっとシャントットの庵の周辺に張り付いていたはずなのだが、ちょっと腹ごしらえにと
いつもの場所を離れたついでに、港の口の院、森の区の手の院と順番にのぞいて見たらば…まさに棚からぼたもちであった。水晶玉に映る
アプルルのあられもない姿を見ているうちに、ヒウォンの脳裏にあるアイデアが浮かんだ。
「…そうだ。こいつをそのままスクープとして使うんじゃなく…利用してやろう。」

 そうと決まれば善(?)は急げ、だ。ヒウォンは水晶玉の映像がきちんと保存されているのを確認してからカバンにしまいこみ、一路石の区、
シャントットの庵へと急いだのだった。
508名もなきタル好き:2007/05/19(土) 09:06:18 ID:gp/Dh/NI

声じゃなく、吐息だけの喘ぎを表現するのって難しいです(/ω\)

さて、シャントット邸に突撃するヒウォンの運命は…?

第4話

・ヒウォン・ビウォンの甘美な受難(シャントット×ヒウォン・ビウォン)

こうご期待!
509名無しさん@ピンキー
乙!
やばいこれ続きが楽しみだ。
wktkして待ってます。