女の子が女の子をいじめるお話 その3

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1名無しさん@ピンキー
上履きを隠してみて反応を楽しんじゃうようなのから
無理に笑顔をつくらせてHな写真をとってみたり
授業中に自分の意思でお漏らしさせてみたり
放課後の学校で犬のお散歩をしてみたり
全裸でラジオ体操をやらせてみるなど

ソフトからハードまでなんでもいけますように

どんどんイジメましょ〜!!

【前スレ】
女の子が女の子をいじめるお話 その2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1132744786/

女の子が女の子をいじめるお話
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1092212174/
2名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 15:24:10 ID:eIPOBRXK
>>1


さて、少し書いてみるかな。
3 ◆b/7r/zZtvk :2006/07/30(日) 03:36:37 ID:FvjfqYD5

 人は、嫌な事をされたらやり返しても良い。
 嫌な事をした人はされる事を覚悟している。

「いや……」
 現に、この生徒は私の言葉に逆らう事が出来ず、今体育館の裏に居る。
「助けて下さい…お願いします。」
 殴っても、殴っても…反抗してこない。言う事と言えば『助けて』だの『ごめんなさい』だの『許して』だの、
同じ言葉しか聞かない…いや、私がそれしか言わなくしたのだ。
「ごめんなさい…もう、無視しません、だから…助けて下さい、小百合様…。」
 それなら無視しなければ良かったのに。
 そう思ったけど口には出さない。ただ私は殴り続けるだけ。
 殴られている子もそろそろ慣れて来たのか反応も薄くなってきた。殴る度に「ひっ」とか言うけど。
 でも、仕方ない。この学園では無視したら殴られるものなのだから。
 私は私の事を無視したこの子を殴っているだけ。


 私がその事を知ったのは高等部に上がってすぐだった。
 少し前の授業の事に頭を巡らせていたせいか、私はその声が聞こえなかったのだ。
「さっきから呼んでいるんだけど、舐めてるの?」
 クラスの子、確かサチコさん…が私の事を呼んでいたのに、私は気付かなかった。
 私は無視する気は無かったから、しっかり謝ったのだけれど、サチコさんは許してくれなかったみたい。
「放課後…体育館裏に来なさい。逃げたら殺すから。」
4 ◆b/7r/zZtvk :2006/07/30(日) 03:40:06 ID:FvjfqYD5
 私は何で体育館裏に行かなくてはいけないのだろう、と思ったけれど、
呼ばれてしまったので仕方なく帰り支度をして体育館裏に向かった。
 体育館裏は当たり前だが人気が少なくて、あまり長居したくはない。

 少し待っていると、サチコさんが来た。しかも、他にも二人連れてこっちに向かってくる。
ただ、サチコさんが笑顔だったので、少し安心した。


 サチコさんが私の前に立つと、急に頬が熱くなって私は後ろ向きに倒れていた。
 コンクリートの床に叩き付けられるように倒れたので、身体中に痛みが走り息が一瞬出来なくなる。
 私には、何故殴られたのか分からなかった。
 殴られたのも初めてでショックだったが、ただ、理由が知りたいと思っていた。
「あなた世間知らずみたいだから、良い事教えてあげる。」
 私が立ち上がると、またサチコさんが私の顔を殴ってきた。
 今度は倒れなかったけど、体育館の壁にぶつかる。
「嫌な事をされたら、やり返して良いの。」
 また殴られる。今度は今までよりも痛くて、思わず変な声を出してしまった。
 お母さんに聞かれたら女の子らしくないって怒られてしまうかもしれない。
「私は無視されたから、あなたの事を殴っているわ。」
 やっと、私が殴られている理由が分かった。
 サチコさんは故意ではないにせよ私のサチコさんを無視した行為を許せなかったんだ…。
5 ◆b/7r/zZtvk :2006/07/30(日) 03:42:36 ID:FvjfqYD5

「ちょっとサチコ…あまり酷くやらない方が…理事長の孫って聞いてるし…。」
「チクる度胸なんて無いわよ、さっきから何も言わないで殴られているだけだし。」
 しばらく殴られていたら、サチコさんの友人が止めに入った。
 やっと終わるかな…って期待したけどサチコさんはまだ怒っているみたいで、また殴られてしまった。
 私は、横になって目を瞑ってサチコさんに殴られるのをひたすら耐えているだけだった。

「そういえば、私が来たときガンつけてたわよね?」
 ガンって何だろう…何かは分からないけど、きっと私がまた何かやってしまったんだ。
「今からカイボウしてあげる。ミカ、サツキ、腕を押さえて。」
 また分からない言葉が出てきた。
 意味を考えていたら、サチコさんのお友達に押さえ付けられて動けなくなってしまう。
 私はサチコさんのお友達には何もやってないのに、何で…?
「嫌な事をした人はね…逆にされる事を覚悟しているの。…だから、抵抗したら殺すから。」
 そう言うとサチコさんは制服のボタンを外し始めた。
 かなり恥ずかしかったけれど、サチコさんに悪い事をしてしまった自責の念が有るので
黙ってサチコさんの好きにさせる事にする。
 そしてサチコさんにブラジャーも外されて、私は上半身が何も着ていない状態になった。
6 ◆b/7r/zZtvk :2006/07/30(日) 03:45:15 ID:FvjfqYD5

「小さい胸…子供みたい。」
 結構気にしている事を言われて少しショックを受けたけど、サチコさんが笑っていたので少し嬉しくなった。
 しばらく私の胸を眺めていたサチコさんは今度は紺色のプリーツスカートに手をかける。
 私はサチコさんが脱がせやすいように下半身を浮かせて手助けた。
 少しサチコさんが変な顔をしたのが気になったけど、これで脱がしやすくなるはずだ。

 ついには、完全に私は裸になってしまう…床のコンクリートがとても冷たい。
「抵抗しないのね…次に何されるのか分かっているの?」
 言われなくとも、私は恥ずかしくて逃げ出したかった。
 でも、サチコさんは逃げたら殺すと言っていたし、私もサチコさんに悪い事をしたので何も言う事が出来ない。

 そんな私の様子を見たサチコさんは舌打ちをしたかと思うと、胸ポケットから一つのペンを取り出した。
「何とか…言いなさいよっ!」
 サチコさんがペンを握って私を下半身から串刺にするように突き入れるのが見えた。
 同時に下腹部に違和感と激痛が走る。
「あぁっ……!!」
 鋭い、痛み。
 思わず首を上げて見ると、ペンが半分くらい私のに埋まっていた。
「く…うぅ…。」
 激痛で口から声が漏れる。
 でも、そんな私の声を聞いて、サチコさんは笑顔になっていた。
 サチコさんは美人なので、怒っているより笑っている方がずっと良い。
「やっと声を出したわね…どう?女になった感想は。」
 サチコさんが私に聞いてくる。
7 ◆b/7r/zZtvk :2006/07/30(日) 03:52:31 ID:FvjfqYD5

 女になったと言われても、私は何にもかわらないし、その前に私は元々女なのでサチコさんの言っている事が良く分からなかった。
 ただ、今回は黙っているとサチコさんの気分を損ねるような気がするので今の私の状態を言っておいた。
「…普通です。」
 言った途端、サチコさんの顔がまた怒った顔になる。
 握っていたペンに力を入れたかと思うと、サチコさんは私から勢い良くペンを引き抜いた。
「…あああぁっ!」
 後に襲うのはまた激痛。
 サチコさんが握っているペンを見たら私の血で赤く濡れていた。
「サチコ…私もう見てられないよ。」
「私もそろそろ…。」
 私の腕を押さえていたサチコさんの友達が辛そうな表情をしていた。
「そう…なら私一人でこいつをやるから帰って良いよ…。」
 サチコさんが顔を私に向けたまま呟いく。
「う…うん…。」
「…じゃあね、サチコ。」
 腕が解放されて、サチコさんの友達は遠くに行ってしまった。
 押さえ付けられていたのが無くなったけど、サチコさんに動くなと言われているような気がして、私は動かない。
 そんな私の姿を見てサチコさんはまた私の事を殴った。
「どうして…あなたはそんなに無表情なの!?」
 また殴られた、でも、痛みが麻痺してきたのか最初の頃よりは痛くない。
「まるで自分の事が他人事のように…。」
 今度は立ち上がって私のお腹をサッカーボールの要領で蹴り始めた。


 そろそろいつもなら家に付いてる頃かな…?
 日が傾き始めた空を見ながら、私は思った。
8 ◆b/7r/zZtvk :2006/07/30(日) 04:04:28 ID:FvjfqYD5
以上。
エロ成分少なくてゴメーヌ。
9名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 12:39:46 ID:i1LWucc8
>>1乙。
そして◆b/7r/zZtvkもナイスジョブ!!!
これからも気が向いたら書いて下され〜

ついでにage
10名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 00:01:39 ID:9kUXOO5w
>>1
おつ。

>>8
萌えたよ・・・・
11名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 13:25:03 ID:x6RIfAE4
誰か紅葉のまとめを作ってくれないかな?
12 ◆vJEPoEPHsA :2006/08/06(日) 10:44:09 ID:Q7DBiyPr
>11
すみません。少し待ってください。
私生活が忙しくなってしまい、以前のような頻繁な更新ができなくなるかも知れませんが、作業は進めています。

更新が済んだら報告しに来ます。
それでは。
13名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 12:41:37 ID:qA+YeExR
保管人さんありがとう保守っ
14名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 02:51:12 ID:12WA/FyZ
過疎スレを毎日覗く少女に萌える保守
15 ◆vJEPoEPHsA :2006/08/17(木) 01:47:32 ID:IAcm4qi7
お待たせしました。
前スレ(女の子が女の子をいじめるお話 その2)の作業が終了しましたのでお知らせします。
TOP:ttp://rinrin.saiin.net/~library/
からPukiWikiの方へ移動してください。
FreeStyleWikiの更新は停止しています。

スレごとにまとめページを作っていますので参考までに…
ttp://rinrin.saiin.net/~library/pukiwiki/index.php?%3A%BD%F7%A4%CE%BB%D2%A4%AC%BD%F7%A4%CE%BB%D2%A4%F2%A4%A4%A4%B8%A4%E1%A4%EB%A4%AA%CF%C3%A1%A1%A4%BD%A4%CE%A3%B2

それではよろしくお願いします。
16名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 21:53:11 ID:R3TdXdAF
>>15
激しくありがとう
17名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 12:07:56 ID:qifA086H
保管人さんありがとうage
18名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 21:23:27 ID:z83ee2RA
age
19名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 13:58:42 ID:AqodiiaW
悲しいほどの過疎
20名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 17:19:57 ID:yz36gmGv
SSじゃないけど、こんな話があったよ。

ttp://sakura01.bbspink.com/test/read.cgi/hneta/1138821582/53-79
ttp://sakura01.bbspink.com/test/read.cgi/hneta/1138821582/115-130

上のは、女同士のリンチでマソコにリレーのバトンを突っ込まれて
子宮の中に棒を突っ込まれた話と、
丸めたティッシュとショーツを大量に詰め込まれた話。

下のは、先輩にいじめられてマソコに石を入れられた子が、
身体・健康板の質問スレで書き込んだ話。

「体験談」・「聞いた話」として書かれているけど、
あまり信憑性はないと思う。

ここの人たちなら、こんな話でも萌えれるのでは?
21名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 17:30:41 ID:e5kU3bhk
マジで言ってるのかどうかは知らんがここまでえぐいと気持ち悪さしかない
22名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 19:41:36 ID:eCqnjihP
なるたるで性器に試験官を突っ込まれるシーンや
ミミズを食わされるシーンで興奮したのは内緒だ
23名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 19:44:47 ID:lGeoAdOo
>>22
軽くトラウマ馴れたら興奮したのは秘密だ
24名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 02:33:34 ID:kcMqCkSb
わすかでも活性化して嬉しいのは内緒だ
25名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 12:43:13 ID:8bLCDdkw
リレーのバトンおにゃのこの菊門につっこませたい
26名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 03:49:30 ID:HiJY12o9
あれ結構太くね?
27名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 03:37:43 ID:3JoA3ouH
hutoooiiiiiii
28名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 01:55:01 ID:BR+YpBBI
hoooo
29名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 01:59:13 ID:/t86Ii3L
syuuuuuuuuuuuuuuuu
30名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 13:39:42 ID:HVKcwjUz
>22を見て、なるたるを探し求めたのは秘密だ。
31名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 00:28:53 ID:/G9VPgZ+
ようつべにOPしかなくて原作本買おうとしてるのは内緒だ
32名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 17:39:40 ID:WoVGRbGB
女医が女の子をいじめるお話
ttp://life7.2ch.net/test/read.cgi/body/1157120866/591-
33名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 20:56:40 ID:EdZG0Twe
『ほら見てお姉さん』

『うぅ…』

『ほらちゃんと見て?…こんなに濡れてる』

『いや…』

『ふふ…小学生にいじめられる気分はどう?』
34名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 18:59:07 ID:GWn5VwV1
>>30,31
ttp://cclemon.ath.cx/nijiura/src/1159782104683.jpg


>>32
婦人科の検査ってエグイことするよね。
35名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 20:17:49 ID:eIzg7Afn
コチョコチョ…
36名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 20:55:28 ID:5byCDCCy
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news002.htm

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news003.htm

こんなひどい高校生を生む福井の高校、福井の中学って…
37名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 01:17:21 ID:sE0Ep0Q0
ほらほらageイジメよほほほほほ
38名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 06:19:21 ID:/z6JfZ1y
やめてくださいお姉様ぁ…
39名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 12:17:08 ID:InGUEgM3
>>15
この保管庫、正直言って滅茶苦茶見辛いんだけど。

つうか、”見せる”ことを前提にして作ってる?
”隠す”ことが最優先になってるようなんだが。
40名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 22:05:48 ID:ZNMdCao5
ほらあれだ、世の中にはこう言うのを血眼に捜してISpに報告する馬鹿が居るからな
その予防だろ
41名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 21:51:56 ID:Lyvz1E/O
>>39-40
なんだ知らないの?

この保管庫の奴って、他人が作ったあちこちの保管庫を無断でコピペして、
各スレ住人のリクエストで作った総合保管庫ですよとか言ってた奴だよ。
(うえきスレ参照)

当たり前だがばれて袋叩きにあって、削除して姿を消したと思ったらそのままの垢で復活したんだなw
今度は事前に住人の了解をとってて成長したみたいだけど、
何のスレの保管をしてるかを隠してる辺り、まだまだ後ろ暗い所がありそうだw
42名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 05:31:06 ID:jP5sNCgq
>今度は事前に住人の了解をとってて成長したみたいだけど、
みんなそうやってオトナになっていくんだよw
43名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 18:19:44 ID:iTP6KI+G
まとめてくれるなら何でもいい・・
そう思っている時期が俺にもあります
44名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 22:57:44 ID:+jMr6/9X
レズものSSを書き始めた。近々ここに投下するかもしれない。
45名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 13:40:30 ID:dUS8LZLy
期待age
46名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 12:00:34 ID:CoS5iZQL
>>41
保管庫を潰そうとしているのは分かったが、その後に何かしてくれんのか?
なにはともあれ保管してるスレを検索表示できない5年生に乾杯だw
47名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 12:03:31 ID:jL8jk0oT
age
48名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 20:24:54 ID:zz2dOQYR
>>46
この見当外れの擁護は本人乙か? (w

とりあえず、検索しないとコンテンツが表示されないサイトなんて、
ちょっと知識をかじった厨坊の作る隠しページ並みに胡散臭い。
ましてや、ひと様の作品を預からせて貰ってる保管庫としては論外だ。
49名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 21:40:50 ID:ZDMBmEPZ
言いたいことはわかるが、煽り口調は止めようぜ?
ネタを投下できないふんいき(←何故か変換したくない)を作るのは良くない。
ここはクールに決めようぜ。
50名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 20:03:04 ID:q3kBvdsC
オナクールAGE
51名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 19:14:21 ID:7ELGhSDD
この流れで
52名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 19:16:10 ID:7ELGhSDD
失礼。
この流れで書き込んだら荒れるんだろうなぁと思いつつ…
http://rinrin.saiin.net/~library/cgi-bin/1092212174/
こんな風にすればいいのでしょうか?
53名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 08:19:56 ID:glDcBg4Y
>>52
GJ
54名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 23:12:15 ID:GjvSuP39
保守
55名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 07:11:03 ID:eS9YA2Bi
保守
56名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 16:24:00 ID:IELdkykr
保守
57名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 04:34:44 ID:q7rQKNP8
ho
58名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 12:15:48 ID:/jBKLDTC
mo
59名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 05:18:20 ID:B+FawuS0
えっと、いいですかね。軽めでほのぼの。
60伝えるすべを知らない私(1):2006/12/30(土) 05:18:58 ID:B+FawuS0
「さっちゃーん」
登校中の通学路、私は、後ろから名を呼ばれて振り返った。
遠くに小さく、ぶんぶんと手を振りながらこちらに走り寄ってくる少女が見える。

「さっちゃーん」
近づいてくるが、その姿はさほど大きくはならない。同じ中学二年生だというのに、頭二つ分は小さい。
セーラー服を脱がせて、ランドセルを背負わせれば、立派な小学生のできあがりだろう。
私はすぐに脱げるよう、右足のかかとを、靴の中から半分だけずらしておく。

「さっちゃーん」
目の前でジャンプされる。このまま抱きつかれそうだ。
右腕を突き出し、向かってきた少女の頭をぐっと掴む。

「さっちゃん、痛い痛い」
頭をがっちりと握られたまま、両手をバタバタさせて、彼女はなおも抱きつこうとしてくる。
しかし、身長同様、腕も私の方が長い。彼女の手は空を切るばかりで、私の体に触れることはない。
彼女の頭を突き飛ばす。こてんと、尻餅をつく少女。

「ちぃちゃん。大声で呼ぶなって、いつも言ってるよね」
「うぅ、さっちゃん、冷たいよ、愛情がないよ」
私の冷たい物言いにも負けず、彼女はお尻をさすりながら、立ち上がろうとしてくる。
右足で、彼女のお腹をぐりぐりと踏みしめる。

「さっちゃん、さっちゃん、ひどいよー」
私の足元で、のたうち回るちぃちゃん。あぁ、なんて可愛いんだろう。
一通り踏みしめたあと、私はしぶしぶ靴を履く。
あまりのんびりしていると、遅刻してしまうのだ。

「さっ、いくわよ」
「えっ、まっ、待ってー」
きびすを返して歩き出すと、起き上がった彼女が私の腕にしがみついてきた。

・・・

私、佐知子が、ちぃちゃんこと千明と出会ったのは、お互い小学生の頃だった。
当時から、小柄だったちぃちゃん。
クラスの男子数人にいじめられていたところを、かばったのが馴れ初め?だ。
いや、かばったわけではない。
男子達にランドセルを取り上げられて、半べそでワタワタしている彼女に、私は一目惚れしたのだ。

そのときの私は、後ろから男子達を続けざまに殴り飛ばし、ランドセルを奪った。
反抗してくる男子に、呪いの眼光を向ける。
子供の世界というのは、動物と同じ。睨み合いに勝った方が勝ちだ。
死ね死ねと呟きながら、睨み続ける。
ほら勝った。少年達は、いそいそと逃げ出していった。

「あっ、ありがとう」
などと、気楽な言葉を向けてきた少女に、優しい笑みで取り返したランドセルを手渡す。
いや、手渡そうとしたところで、バンザイをして頭の上に掲げる。

「えっ?」
「ほらっ、とりなさいよ、あなたのでしょ?」
驚いた彼女に、満面の笑みでいじわるな台詞を言う。
しばらく彼女は当惑した顔で私を見つめていたが、
しょうがなさそうに、ぴょんぴょんと飛び跳ねて、ランドセルに手を伸ばそうとする。

あぁ、ちょうかわいいっ!

当時はそんな言葉知らなかったが、私は生まれて初めて、恍惚と愉悦の中にいた。
61伝えるすべを知らない私(2):2006/12/30(土) 05:19:55 ID:B+FawuS0
ちぃちゃんの瞳から、再び涙がこぼれ出してきた。
悲しみに歪む顔を見て満足した私は、彼女の背にまわり、ランドセルをかけさせる。
ぴたりと泣きやんだちぃちゃん。私の方を向いて、困った顔でこういった。

「やさしい人? いじわるな人?」
さぁ。自分でもわからんわ。

数日後、再び男子生徒にいじめられていた彼女に遭遇した。
ちぃちゃんは、男子生徒と私を見比べる。

こい、こい、こっちへこい。

私は満面の笑みで彼女を見つめる。
しばらく悩んでいたような彼女だったが、私の方へ走り寄ってきた。

・・・

以来、数年来の付き合いである。
昔はおとなしくて引っ込み思案のちぃちゃんだったが、今は明るくよく笑うようになった。
あれ以来ずっと、私にいじめられるというのに、彼女は私にべったりだ。
もう、一人でいてもいじめられないというのに、どうしてべったりなのだろうかと思うこともあるが、
その点については、あまり深く考えたことはない。
私こそ、表向きはつれない態度を取ってはいるが、今はもう、ちぃちゃんなしでは生きられないのだ。

「さっちゃん、いこうよ」
休み時間、ちぃちゃんが私の腕を引いてくる。

「どこに?」
「お手洗い」
「私は別にいきたくないけど」
「えーっ、仲良しの女の子同士は、いっしょにお手洗いに行くものだよ」
「そんな連れション文化、滅びてしまえ」
「いこうよーっ」
「仲良しの女の子同士は、お手洗いに一緒にいくのね?」
「うんっ!」
「一人で行ったりしないのね?」
「もっちろん!」
「私とちぃちゃんは、仲良しだよね」
「えへへへへ」
照れ笑いをするちぃちゃん。可愛いなぁ。

「じゃ、私が行きたくなったら、一緒にいきましょう」
「へっ?」
彼女の顔が固まる。

「一緒にいくんでしょ?」
「えっ、えっと、うん」
「じゃあ、私が行くときについてきてよ。一人で行っちゃイヤよ」
「……さっちゃん、もしかして」
「えぇ。お手洗い、さっき済ませたところよ」
「……」
色つやの良いちぃちゃんの顔が蒼白になるのを堪能してから、私は次の時間の教科書を開いた。

・・・
62伝えるすべを知らない私(3):2006/12/30(土) 05:21:29 ID:B+FawuS0
「さっ、さっちゃん、わ、私、もう、だめ……」
ホームルームも終わり、生徒達が三々五々に散っていく放課後の教室で、
ちぃちゃんは、私に話しかけてきた。
小刻みに震える体。くねらせる内股。何かを堪えているように紅潮した頬。最高です。

「そうね。私もそろそろ行きたいし、いきましょうか」
「うんっ! はっ! 早くっ!」
「ゆっくりいった方がいいんじゃない?」
「……とにかく!」
「じゃあ、仲良く手を繋いでいきましょう」

放課後とはいえ、学校には部活で多くの生徒が残っている。
あまり人がやってこない、校舎の一番奥にある女子トイレに、のんびりと向かう。

トイレの中に入っても、繋いだ手は離してあげない。
「さっちゃん、も、もう、ついたよ」
「まだ個室に入ってないでしょ?」
「だから、はっ、入りたいんだけど」

彼女の腕をがっちりと握った私の手を、恨めしそうに見ながら話すちぃちゃん。

「うん。だから、入りましょう?」
「はっ?」
「仲良しの女の子は、いっしょにトイレに行くんでしょう?」
「こっ、個室の中までは一緒じゃないよっ!」
「そんなの仲良しさが足りないわっ!」
「そっ、そんなの変態さんだよ〜っ!」
「あらぁ、そんなこと言っていいのかな?
 今ここで、ちぃちゃんのお腹、思いっきり殴ったら、どうなると思う?」
「ひっ!」
「このあたりかな〜」

私は彼女の下腹部を、やさしくやさしくなでさする。
実際、軽く叩かれただけでも、彼女は失禁してしまうに違いない。

「はっ、入りますっ!」
「よろしい」

個室に二人で入り、内側から鍵をかける。
狭い密室。息もかかるほどの距離で、私はちぃちゃんに話しかける。

「さ、スカートと下着邪魔でしょ。全部脱いだら? 持っててあげるよ」
「その、下ろすだけでいいから」
「ううん。うそ。私の中のちぃちゃんは、下全部脱がないと、おしっこできない子だったわ〜」
「そんなこと……ない」
「あ・る・わ・よ・ね」
「ひっ! はいっ! そうですっ!」
「さっ、早く脱ぎなさい。おねーさんが持っててあげるから〜」
「同級生じゃん……」

ぶつぶつ言いながらも、彼女は制服のスカートを下ろしていく。
スカートを受け取り、私は自分の腕にかける。
ちぃちゃんの可愛らしい下着があらわになり、もじもじと動く下半身がよく見える。
63伝えるすべを知らない私(4):2006/12/30(土) 05:22:52 ID:B+FawuS0
「あのっ……」
「早くしないと、その可愛いパンツがおしっこまみれになっちゃうよ〜」
「うっ、ぐすん」
瞳の端に涙を浮かべて、彼女はするすると下着を下ろしていく。
薄くささやかな茂みが見えて、私は満足だ。
いや、いまいちだな。今度剃ってしまえ。うふふふふ。

うつむいた彼女が、脱ぎたての温かいパンツを私に手渡す。
「あらら、ここ、なんか染みついてない?」
「そっ、そんなことないっ!」
「いいから座ったら? 立ったままだと足にかかるわよ」
「……うん」

私の目の前で、便座に腰掛けるちぃちゃん。
うつむいたまま、いっこうに動こうとしない。

「どうしたの? もう我慢も限界でしょ?」
問いかけると、ちぃちゃんは顔を上げた。

「そのっ、み、見られてると、で、でない」
「あら、それはいけないわこのままでは膀胱炎になってしまうわまあ大変
 ここは一つ私が手伝ってあげないといけないわね」
「さっちゃん早口っ! ってゆーか、そのわきわき動かしてる手はなにーっ!」

わきわきと指を動かしながら、彼女の股間に右腕を伸ばしていく。

「さっちゃん! 私っ、出すっ! 出すからっ!」
「出てないじゃん」
彼女の女の子として、とてもとても大切なところ、そこから生えている茂み。
私はそれをむんずと掴んで、くいくいと引っ張る。

「きゃんっ!」
ちぃちゃんが鳴き声をあげる。鳴けっ、鳴けっ、もっと鳴けっ。
毛を引っ張り、その奥にある窪みに、指先を這わせていく。
こするように、押し広げるように、差し込むように。

「あっ! あっ! さっちゃんっ! さっちゃんっ!」
窪みの端についている、小さな突起をつまみ上げると、
さっちゃんの体はぷるぷると震え、私の手のひらに、しぶきがかかった。

「ああああ」
排泄できたことによる安堵感と快感。
私の手におしっこをかけているという羞恥と罪悪感。
私のせいでこんな目にあっているという怨嗟と憎悪。
彼女の口から漏れる、言葉にならない音は、
じょぼじょぼという液体の流れる音と共に、私の耳に心地よい。
つんとした匂いが鼻につき、私は不快感に陶酔する。
64伝えるすべを知らない私(5):2006/12/30(土) 05:24:25 ID:B+FawuS0
「ぐすっ、ぐすん」
放尿が終わったあとに聞こえるのは、ちぃちゃんのすすり泣く声だけだった。
「ほらほら、泣かないで」
愛おしい彼女の頭を、濡れてない方の手で、そっと撫でる。

「ちょっと跳ねちゃったね。私が拭いてあげるね」
私の手があったため、ちぃちゃんのおしっこは、彼女の内股に跳ねとんでしまった。
私は自分の手と、彼女の内ももを、持っていた布で丁寧に拭いていく。

「ほら。きれいになった。さっ、もう泣きやんでね」
「ぐすっ……うっ、うん」
頬に伝う涙をぬぐって、ちぃちゃんは顔を上げる。
彼女が見たのは、優しく微笑む私と、ちぃちゃんのおしっこをいっぱいぬぐった布。
というか、さきほど脱がせたちぃちゃんの可愛いパンツ。

「びえーんっ!」
また泣き出した彼女を、慌ててなだめる。

「あっ、あらごめんなさい。私としたことが」
「えーんっ、しっ、しらじらしーっ!」
「そんなことないわよ、不可抗力よ」
「ぜっ、ぜったいわざとだーっ!」
「まあまあ、これはちゃんと私の方で洗っておくから」
「ぐすん」
「ちゃんときれいに洗濯しておくから」
「ひっく」
「だから今日はノーパンで帰ってね」
「びえーんっ!」

ちぃちゃん、ちぃちゃん、わかってる?
今一番濡れてるのは、涙が溢れるちぃちゃんの頬でも、拭いてしまったちぃちゃんの股間でもなく、
私のあそこだって、わかってる?

・・・

とぼとぼと歩くちぃちゃんの背中を眺めながら、私はのんびりと彼女の後ろを歩く。

「今日のさっちゃんは、いつもよりいじわるだよ……」
「そうかしら」

ちぃちゃんはちらちらと後ろを向いて私にいじけた顔をしながら、スカートの裾を気にしながら歩く。

「そうねぇ。きょうのちぃちゃんが、いつもよりちょっとだけ可愛いから、
 私もちょっとだけ、いじわるをしたくなるのかも」
「どこがちょっとなんだか……」
「えぇっ! ちぃちゃん、自分がいつもよりすごく可愛いなんて、うぬぼれてはいけないわっ!」
「そのわざとらしい口調、なんとかしてよ……」
「あはははは。えい」

盛大に、彼女のスカートを後ろからまくり上げる。
舞い上がる紺色のスカートから覗く、ちぃちゃんの白くてかわいいお尻。
はぁ。これはもう芸術的だわ。

「きゃーっ! さっ、さっちゃんのバカーっ!!」

慌ててスカートを手で押さえるちぃちゃん。芸術のわからない子ね。
65伝えるすべを知らない私(6):2006/12/30(土) 05:25:33 ID:B+FawuS0
「もっ、もうっ!」
「ごめんなさい、ちぃちゃん」
「謝っても許してあげないっ!」
「今日のあなたはうぬぼれていいくらい、すごく可愛いわ」
「……はぁ」

今はこんな悪態をついていても、明日になるとけろっと忘れて、この子は私に抱きついてくるのだ。
もう、萌え萌えだ。

「……で、今日、どうするの?」
「ちぃちゃんちで遊びたい」
「えっ、そっ、そう?」
こんなにひどい目にあったというのに、一瞬だけ嬉しそうな顔をしてから、考え込むちぃちゃん。

「でも、今日のさっちゃん、いじわるな日だし……」
「ちぃちゃん、部屋の中でいじめられるのと、外でいじめられるのと、どっちがいい?」
「……中」
「外もたまにはいいと思うけどな〜。恥ずかしい格好のちぃちゃん、誰かに見られやしないかと……」
「中っ! 中でいいからっ!」
「じゃ、早くいきましょ。風にスカート、めくられないうちにね」
「めくってるの、さっちゃんじゃない……」
「さっ、早く早く」
「ちょっ、引っ張らないでっ!」
私はちぃちゃんの手を引いて、楽しくて仕方ないというように、はしゃいで駆け出した。
6659:2006/12/30(土) 05:27:49 ID:B+FawuS0
とりあえず今日はこのへんで。部屋で何して遊ぶか考えます。ではでは。
67名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 10:30:18 ID:wPEwbCoI
>>66
ハァハァGJ
68名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 18:27:21 ID:3kYyc52n
オオオォ久々の作品じゃー!!!
ぐっじょび続き奇胎っ
69名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 02:57:40 ID:DhLhwH6H
GJ!!
70名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 10:43:28 ID:tYwi5N6w
ここがAGE時と見たわ
反論は許さないのだわ
7159:2007/01/03(水) 01:19:28 ID:nASmMhKf
あけましておめでとうございます。皆様ありがとうございました。
では続きなど。
72伝えるすべを知らない私(7):2007/01/03(水) 01:21:45 ID:nASmMhKf
彼女の部屋に上がり込む。ちぃちゃんのご両親は共働き。なので二人きり。うふふふふ。

「さっちゃん、紅茶でいいよね?」
「ええ」
お盆にティーカップをのせて、ちぃちゃんが部屋に入ってきた。
二人、小さなテーブルに向かい合って座る。

「ねぇ、さっちゃん、今日は何して遊ぶ?」
「そうね。どうしようかな」

私はカップに口をつけながら考える。
ちぃちゃん、あなたまだ、ノーパンよね。てゆうか、普通に遊ぶわけないじゃない。
いやいや、そのあたりは、ちぃちゃんもわかってるのかな。
彼女の顔を見つめる。にこにこと、こちらを覗き込む純真な瞳。

あぁ。スカートをまくり上げて、頭の上で結ぶ、俗に言う“きんちゃく”にして、
下半身をあらわにした彼女のお腹を、つま先でぐりぐりしようかしら。
でもそれだと、羞恥と苦痛に歪む彼女の表情を堪能できないわ。

はぁ。スカートの裾を自分で咥えさせて、空いた両手で自分のあそこをいじらせようかしら。
私にオナニーを見られて、頬を真っ赤にさせながらも感じちゃうちぃちゃん……。
うひゃー、エロい! エロいよ私っ!

「さっちゃん?」
気がつけば、ちぃちゃんの顔が目の前にあった。
放心状態に突入していた私の顔を覗き込む、ちぃちゃんの瞳。
私は慌てて顔を引く。いかんいかん。このままちゅーしてしまうところだった。
いや、別にしてもいいんだけど、一応段取りとかあるし。

「どうしたの、さっちゃん?」
ちぃちゃんが首をかしげて聞いてくる。そうね。今日はこれでいきましょう。
私は、右手を自分の顔の前に持ってくる。

「なにか、匂うんだけど」
「え?」
「そっかー。さっき、ちぃちゃんにおしっこかけられたからだわ」
「でっ! でもっ、拭いたじゃない! わ、私の……パンツで」
「じゃあこれ、ちぃちゃんのパンツの匂いかな?」
「そっ、そんなわけないっ!」
「じゃあやっぱり、おしっこの匂いね。ふふ、どっちでも大して変わらない気がするけど」
「に、匂いなんてしないもん!」
「そう? でも味はすると思うの。舐めてみようかな〜」
私は人差し指を伸ばしながら自分の口に持って行き、舌を突き出す。

「味がしたら、あとでちぃちゃんにも舐めさせてあげるね」
指先を、口の中へと入れようとすると、がしりと腕を掴まれた。

「あっ、洗ってくるといいよ。洗面所、あっち」
「そう? じゃあ、いきましょ?」
「さっ、さっちゃん一人でいけばいいんじゃないかなー」
「私におしっこひっかけたの誰?」
「……お供します」
「よろしい」

勝手知ったる他人の家。私はちぃちゃんの前に立ち、階段を下りていく。
うしろでちぃちゃんが“手、伸ばしてきたのさっちゃんじゃない”とか、
ぶちぶち言っているのが聞こえるが、聞こえないふりをしてあげる。
73伝えるすべを知らない私(8):2007/01/03(水) 01:23:14 ID:nASmMhKf
「どうしてさっちゃんまで脱ぐの?」
洗面所に入ったとたん、いそいそと制服を脱ぎ始めた私に、ちぃちゃんが問いかける。

「どうしてって、シャワー浴びるからに決まってるじゃない」
「手、洗うだけじゃないの?」
「何言ってるの? あのとき、おしっこ、ちぃちゃんの太ももにもついたじゃない。洗わないと」
「わ、私は別に……」
「ちぃちゃんがおしっこくさいままなんて、私が許さないわ」
「そう……ですね」
ぴしゃりと言い放つと、しぶしぶ言うことを聞くちぃちゃん。
だったら初めから、素直になんでもハイハイ言えばいいと思うが、
それはそれでつまらないので、ちぃちゃんは素晴らしい。最高だ。

「さ、わかったらちぃちゃんも脱ぎなさい。それとも私が脱がせてあげようか?」
「自分で脱ぎます……」

全裸になった私は、一足先に浴室の中に入る。シャワーを出して、温度を調節する。
おずおずとちぃちゃんが入ってきた。いつみても裸のちぃちゃんは可愛いわ。

ちぃちゃんの体にシャワーのお湯をかけていく。
手にしたボディースポンジを、ちぃちゃんの胸に当て、こすっていく。

「さっ、さっちゃん、そこは別に汚れてない」
「あら、ちぃちゃん、お股から洗ってほしいの?」
「そっ、そうじゃないけど……」
「心配しなくても、あとでとてもとても念入りに洗ってあげるわ」
「あっ、あっさりでいいよ」
「そう? まあ、今は別にちぃちゃんを洗ってるわけじゃないの」
「へ?」
ちぃちゃんのおっぱい。ささやかで小さくて、でも真っ平らではない。
十分泡立ったら、そのまま腕をお腹に伸ばす。ぽっこりお腹を泡立てていく。

「よし。こんなもんかな」
「あっ、うん」
「じゃあ、ちぃちゃん、そこで横になってね」
「へっ?」
「だから、あおむけに寝ころんで。頭打たないように気をつけてね」
「あっ、う、うん」
洗い場にお湯を流してから、そこにちぃちゃんを横たえさせる。
狭いので、足は曲げたままになるが、別に支障はないだろう。
私は浴槽に腰掛け、ちぃちゃんを見下ろす。

「えぃっ!」
自分でも信じられないような可愛い声を出して、ちぃちゃんのお腹を踏みつける。

「うひゃっ!」
私の足の指先が、ちぃちゃんのお腹をぐにぐにと這い回り、彼女は素っ頓狂な声を上げる。

「んー、このぐにぐに感がたまりませんな〜」
「ちょっ、さっ、さっちゃん、何するの?」
「見ればわかるでしょ。足を洗ってるの」
「ひゃふっ、さっちゃん、洗うのは手でしょーっ!」
「うるさいっ! 私はちぃちゃんの体で、足を洗いたいのっ!」
「さっちゃん、ひどいよーっ!」
「ほれほれ」
「うひゃん!」
74伝えるすべを知らない私(9):2007/01/03(水) 01:25:08 ID:nASmMhKf
両足をちぃちゃんのお腹の上に置き、ぐりぐりといじる。
ぽっこりしたお腹が、足の形に凹んでいく。
泡で滑るので、思わず力が入ってしまい、そのたびにちぃちゃんから、可愛いうめき声が上がる。
片足の指先を、胸の方へ伸ばしていく。なだらかな丸みを確かめるように、足の裏を滑らせていく。
ピンク色の乳首を、親指と人差し指の間に挟み、つまみ上げる。
ちぃちゃんから、子犬のような鳴き声が上がり、世は満足じゃ。

私は、はしたないくらいに自分の股が開くのにも構わず、ちぃちゃんの体を踏みにじっていた。

「どれどれ、きれいになったかな?」
「はぁっ、はぁっ」
シャワーのお湯を上からかけて、私の足とちぃちゃんの胸やお腹についた泡を流していく。
彼女の顔にもお湯がかかってしまい、彼女はげほげほとむせ込んでしまった。

「さっちゃん、もう、いやー」
涙目になった彼女が懇願してくる。いやいや、まだ始まったばかりだろう。

「うーん、まだ、指の間とか、きれいになってない気がするのよね〜」
「こんな洗い方で、きれいになるわけないよ……」
「じゃあ、舐めてきれいにして」
「えっ!?」
足の先を彼女の顔の方に向ける。とっさに彼女の腕が伸びてきて、私の足を掴んだ。

「私の足、舐めてくれないの?」
表情を出さないようにして、じっとちぃちゃんの顔を見つめる。

もう少し悩むかと思ったら、わりとあっさりと、ちぃちゃんは手に持った私の足先を
ぺろぺろと舐め始めた。

「くっ、きゃぅん、くすぐったい〜」
きゃぅんてなんだ。きゃぅんて。自分でもどんだけ甘い声出してるのかと呆れてしまう。

ちぃちゃんは、小さな口を精一杯開いて、私の足の指先を頬張ってくれる。
少しだけ歯が当たるのが、それも心地よい。
彼女の口の中で、せっせと動き回る舌が、指のすきまに差し込まれる。
一本一本、丁寧にしゃぶってくれるのがわかる。
耳を澄ませば、聞こえてくるぺちょぺちょという音。
右足が済んだら、左足へ。
せっせと私の足を舐めるちぃちゃんを見下ろしつつ堪能しながら、
私は自分がもう、べとべとに濡れているのを感じていた。

「ありがとう、ちぃちゃん。とてもきれいになったわ」
ちぃちゃんが口を離したので、私はつま先を揃えて足を上げ、確認をする。

「私の唾がついただけでしょ」
そっぽを向いたまま、ちぃちゃんがぼそりと呟く。

「わかってないなぁ〜。それがいいんじゃない?」
「さっちゃんって、ほんと変態だよね。こんなことさせて、何が嬉しいんだか」
「何よ。トゲのある言い方ね。じゃあ、
 ちぃちゃんが、きれいになったって言うまで、何度でも咥えさせるわよ」
ちぃちゃんの頬を、足先でぐりぐりと凹ませる。
彼女は私の足を握って、押し下げたあと、手元にあるそれを見つめてぼそりと続ける。

「汚いと思ってたら、口に入れたり、できないよ」
75伝えるすべを知らない私(10):2007/01/03(水) 01:27:01 ID:nASmMhKf
あぁもう、きゅんきゅんきた。
きゅんきゅんという擬音語は、今、私が使うために存在すると言っていい。
この子は反抗的な態度を取ってるくせに、
私の足はきれいだから舐めても構わない、とか思ってるのだ。

私は自分の胸に手を添えて、彼女の言葉を反芻する。神に祈りを捧げる。
神様ありがとう私にちぃちゃんをくれて。

「さっちゃん?」
私が奇矯な態度を取るので、ちぃちゃんは起き上がってきた。私の顔を覗き込んでくる。
目の前にある彼女の顔を見つめたまま、彼女と視線を絡み合わせたまま、
彼女の両手を、自分の両手で包み込み、胸元まで持ち上げる。
私の手の中にある彼女の指先に、そっと口付けをする。
大事な大事な宝物にするように、唇を当てる。

「ねぇ? さっちゃん?」
少しばかり照れくさそうな彼女を見つめながら、そのまま両手を自分の下腹部に下ろしていく。
彼女の指先が、私のあそこに触れるように、押し当てていく。

「さっちゃん!?」
「あんっ!」
指先が触れた瞬間に、ちぃちゃんはその熱さと湿り具合に驚き、私は嬌声を上げる。
彼女の視線が、触れたものに注がれる。
私はちぃちゃんによく見えるように、めいっぱい股を開いていく。

「さっちゃん、その、さっちゃんはやっぱり、変態さんだよ」
ぬるぬるになった私のあそこを見ながら、ちぃちゃんは確認するように言う。

「ちぃちゃん」
呼びかけて、彼女の顔を上げさせる。

「ちぃちゃんのせいでこうなったんだから、責任とってね」
笑顔でそう告げる。

「責任……って、どうすれば」
「いかせて」
「……いかせてあげたら、もう、いじめない?」
「ううん。いじめる」
「じゃあ、やだ」
「今いかせてくれないと、欲求不満が溜まって、
 もっともっと、ちぃちゃんをいじめることになると思うよ?」
「うっ……それは、確かにそうかも」
ちぃちゃんが考え込んでいる間に、私は深呼吸をする。

「お願いします。いかせてください」
可能な限り、心を込めて丁寧に、ちぃちゃんの瞳を見つめて、おねだりをする。
そのまま、彼女の唇に、キスをする。

唇を重ねて、離れる。彼女の瞳の奥を覗き込む。
もう一度、吸い寄せられるように、唇をついばむ。
ちぃちゃんの小さな唇を、ちゅうちゅうと吸い、はむはむと噛み、ぺろぺろと舐める。

舌の先をちぃちゃんの口の中に差し込む。彼女の前歯を舐めていく。
ちぃちゃんの口の中に溢れてくる唾液を、啜っていく。

ちぃちゃんの指先が、私のあそこを撫でるように動いてくれる。
遠慮がちに、さするように、ぬるぬるのあそこを撫でてくれる優しい指先。
嬉しい嬉しい。気持ちいい。ちぃちゃんが大好きだ。
76伝えるすべを知らない私(11):2007/01/03(水) 01:29:05 ID:nASmMhKf
唾液を伝わらせながら、口を離す。
「おっぱいも舐めて」

照れたように顔を赤くしたちぃちゃんの表情は、とてもかわいい。
彼女の瞳に映る私の表情は、さぞ淫靡なものであろうと、自分でも思う。

しゃがみ込んだちぃちゃんが、おずおずと私の胸に吸い付いてくる。乳首の先を甘噛みする。
ちぃちゃんの指の動きが少しだけ激しくなり、私は歓喜の声を上げる。

「さっちゃんは、おっぱい大きくていいな」
私の胸に顔を埋めながら、ちぃちゃんは目を合わせてくる。

「うらやましい?」
「うん……」
「ちぃちゃんも私みたいにエッチになれば、おっぱい大きくなるかもよ」
「それはちょっと……」
「私、エッチ?」
「うん。エッチで変態。今も、すごいいやらしい顔してる」
「エッチで変態な子は、嫌い?」
「そう……でもない」

言い終わると、ちぃちゃんは舌先を、私のお腹まで這わせてくれる。
私はちぃちゃんの頭を優しく撫でる。つやつやした髪の感触を楽しむ。
私はゆっくりと腰を浮かせて、そのまま立ち上がる。
彼女の頭を両手で掴んで、自分の股間に押し当てる。

「うぷっ! さっ、さっちゃん!?」
「ちぃちゃん、お願い」
私は自分の股間にあるちぃちゃんの顔を見下ろす。

彼女は視線を外し、目を閉じて私のあそこに口をつけてくれる。
ぬるぬるしたものを舐めとるように、舌を這わせてくれる。
私が先程ちぃちゃんの口にしたように、割れ目の中に舌を差し込んでくれる。

「きゃんっ! くぅっ! ちぃちゃんっ、ちぃちゃんっ!」
私は恍惚の中にある。ちぃちゃんをかしずかせ、股を舐めさせる。
掴んだ頭を少しばかり乱暴に揺すると、ちぃちゃんの舌が私の中で暴れる。
今のちぃちゃんは、私のオナニーの道具だ。
私の性欲を満たすためだけに、私の股間で、息苦しさと屈辱感に喘ぐ、バター犬だ。
あぁ。私はいきそうだ。ちぃちゃんが可愛くて愛しくていきそうだ。

「ちぃちゃんっ! あのねっ! もういきそうなんだけどっ! あんっ!
 そういえばっ! くっ! 私っ! さっき、お手洗いっ、済ましてないっ!」
「えっ?」
慌てて顔を上げたちぃちゃんの頭をぐっと掴んで、むりやり股間に押し当てる。

「うぷっ、むぐっ」
「ちぃちゃん! 目、つぶっててねっ!」

ちぃちゃんの頭を、激しくガクガクと揺する。
ちぃちゃんはうめき声を上げて、口を開いた。
ちぃちゃんに私のあそこを食べてほしくて、口の中に押し込めたくて、私は腰を前に突き出す。
クリトリスを噛まれて、私は絶頂に達した。
77伝えるすべを知らない私(12):2007/01/03(水) 01:31:26 ID:nASmMhKf
「くぅっ!!!」
そのまま失禁する。ちぃちゃんの顔に、じょぼじょぼとおしっこをかけていく。

「ぐっ、ぷはっ、うぐっ!」
ちぃちゃんが激しく咳き込むが、私はもう立っていられない。
おしっこを漏らしながら、ちぃちゃんの上に崩れ落ちるように覆い被さる。
ちぃちゃんの胸やお腹におしっこをまき散らしながら、ちぃちゃんに抱きつく。

「げほっ、ごほっ」
「はーーーっ」

私とちぃちゃんは、抱き合ったまま、違う理由で上がってしまった息を整える。
少しずつ、呼吸と意識を戻していく。

「さっちゃん……」
目の前にあるのは、私のおしっこを頭からかぶったちぃちゃんの顔。

「いくらなんでも、ひどすぎるよね?」
「はぁ。ちぃちゃん、最高だったわ」

べしんと音がして、私はきょとんとする。
頬が熱くなったのを感じてから、自分がちぃちゃんに頬を張られたことに気がついた。

「え?」
「……もう、さっちゃんなんか、さっちゃんなんか、だいっきらいっ!」
「……え?」

ちぃちゃんは、ぶるぶると震えながら、私を睨みつけている。
私が怖くて震えているのではない。私が憎くて震えているのだ。
彼女の頬が紅潮しているのは、私に対する怒りのため。
彼女の目からは涙がこぼれているが、瞳に映る色は憎悪のそれだ。

どうしよう。嫌われてしまった。

私は張られた頬を押さえながら、途方に暮れる。嫌われてしまった。

「えっと、私のこと、嫌い?」
「うん。もう嫌い」
「えっと、ごめんなさい?」
「謝っても許さない」
「えっと、どうして?」
「……だって、さっちゃん、私のこと、好きじゃないでしょ」
「大好きよ」
「うそ。こんなの、好きってことじゃない」
「大好きよ」
「だったらどうしてひどいことするの!? 私をいじめるのっ!?
 こんなっ!、おっ、おしっこかけたりっ! 私、のっ、飲んじゃったんだよっ!」
「それは、えっと、好きだから」
「……ついていけない」
「……ちぃちゃんにはわからないだろうし、わかってもらおうとも思わないから」

ちぃちゃんを抱き寄せようとする。
「いやっ! 離してっ!」

私の腕を振り払おうと、彼女は暴れる。私は彼女を押さえ込もうとする。
彼女に思い切り、突き飛ばされた。
78伝えるすべを知らない私(13):2007/01/03(水) 01:33:11 ID:nASmMhKf
ごつんと鈍い音がして、私は浴室の壁に頭を打ち付けられる。

「あっ」
「……つ、痛たたた」
「さっちゃん、大丈夫?」
恐る恐る伸ばされた彼女の手を、遮る。

「嫌いでいいから」
「え?」
「おしっこ、流すから、そこ、座って」
「えっ、あっ、うっ、うん」

私はシャワーを手に取ると、ちぃちゃんにお湯をかけていく。
彼女の体から、私のおしっこを洗い流す。
自分の体についた分も流していく。

「背中向けて」
「うん」
ボディースポンジを手に取り、泡立てていく。ちぃちゃんの背中を流していく。

「べ、別に石鹸つけて洗わなくても」
「おしっこかかったんだから、ちゃんときれいにしないと」
「かけたの、さっちゃんじゃない」
「そうね。さぁ、前向いて」
「……うん」

彼女の腕を取り、指先からスポンジを当てていく。
爪の先から、指の付け根、腕の関節、脇腹へと、順に洗う。
左腕が済んだら、右腕へ。首筋を洗い、なだらかな胸を洗い、柔らかいお腹を洗う。

「足、洗うから、そこに座って、足伸ばして」
浴槽の縁に視線を向ける。

「べ、別に、そこまではいいよ」
「最後まで、させてちょうだい」
「……うん」

ちぃちゃんは、縁にちょこんと腰掛け、足を伸ばす。
しゃがんだ私は、膝の上にちぃちゃんの足をのせ、指先から洗っていく。

「ちぃちゃんの、言う通りね」
「えっ?」
「ちぃちゃんのこと、私、好きなんかじゃないわ」
「……」
「私は、ただ、ちぃちゃんが、ほしい」
「……」
「ちぃちゃんを食べたい。ちぃちゃんと眠りたい。ちぃちゃんとセックスしたい。
 おしっこはちぃちゃんにかけたい。ちぃちゃんの吐いた息だけを吸って生きたい。
 ちぃちゃんをきれいに洗うのは、あとでちぃちゃんを汚すため。
 優しくするのは、ちぃちゃんに言うことを聞かせるため。
 ちぃちゃんの気持ちなんか考えない。泣いても叫んでも、ちぃちゃんをいじめるのを止めない。
 ちぃちゃんがどこへ逃げても、地の果てまでも追いかけて、ちぃちゃんをいじめる。
 それは、ちぃちゃんが好きだとか、ちぃちゃんに好きになってもらいたいのとは違う」

ちぃちゃんの腕が伸びてきて、指先が私の頬を撫でる。
「さっちゃん、自分が泣いてるって、わかってる?」
79伝えるすべを知らない私(14):2007/01/03(水) 01:35:04 ID:nASmMhKf
「えっ? あら?」
私は自分の頬をぬぐう。濡れているのがわかる。

「はぁ……どうしてこんな変な人好きになったんだろう……」
「ちぃちゃん?」
「さっちゃんさあ。私洗ってるとき、自分がどれだけ嬉しそうな顔してたかもわかってないでしょ」
「私、そんなに嬉しそうだった?」
「鼻歌出そうなくらい」
「そ、そう?」
「そのくせ、私のこと好きじゃないとか言いだしたら、ぽろぽろ泣き出すんだから、
 ほんともう、わけわかんないよ」
「わ、わかんなくて悪かったわね。そっちこそ、私のこと好きなのか嫌いなのかはっきりしてよ」
「優しいさっちゃんは好き。いじわるなさっちゃんは嫌い」
わかりやすくて結構だこと。私は彼女に問いかける。

「キスする私は?」
「……好き」
私は彼女にキスをする。

「おっぱい触る私は?」
「……まあ、好き」
私は彼女の胸に触れる。

「おっぱいにキスしても?」
「……えへへ。好き」
私は彼女の乳首を舐める。

「おっぱい舐めながら、ちぃちゃんのあそこに指を這わせて、
 くちゅくちゅと優しくかき回しながら、耳元で、ちぃちゃんかわいいよって囁く私は?」
「すーき」
私は彼女の胸を舐め、指を這わせ、耳元で囁く。

「裸のちぃちゃんに犬の首輪だけをつけさせて、深夜の街角で電柱におしっこしろって命令する私は?」
「すき……なわけあるかっ!」
「あら?」
「はぁ……どうしてこの人はこうなの……」
頭を抱え込むちぃちゃん。困ったちぃちゃんも可愛い。

私はちぃちゃんをどう思っているのだろう。
ちぃちゃんは私をどう思っているのだろう。
はっきりとわかっていることは、私はちぃちゃんなしでは生きられないということだけだ。
泣いても叫んでも、ちぃちゃんをいじめるのを止めないし、
どこへ逃げても、地の果てまでも追いかけて、ちぃちゃんをいじめるのだ。

私は最後に問いかける。
「ベッドの上で、ちぃちゃんを犯して犯して、足腰立たなくなるくらい、
 何度もちぃちゃんをいかせる私は?」

顔を赤らめたちぃちゃんがこちらを見つめる。
照れくさそうにこくんと頷くので、私は彼女の手を取った。

「じゃあ、行きましょうか?」
「うん」
80伝えるすべを知らない私(15):2007/01/03(水) 01:38:50 ID:nASmMhKf
二人、裸のまま、手を繋いだまま、浴室を出て階段を上がり、彼女の部屋に向かう。
裸のちぃちゃんを、裸の私はベッドに優しく押し倒し、体中を舐めていく。

「あんっ! さっちゃん! さっちゃん!」

「さっちゃん! だめっ! そっ、そんな大きいのっ! だめっ!」

「いくっ! いくっ! さっちゃん、私、もう、いっちゃうっ!」

「はぁっ、はぁっ、さっちゃん、もっ、もう、許して」

「ひくっ……けはっ……も、もう……」

気がつけば、さっちゃんは口から泡を吹いていた……あれれ?

「びえーん!!」
「そんなに泣かなくても……」
「さ、さっちゃん、あ、あんなに大きいのっ!」
「入ったんだからいいじゃない……」
「ぐりぐりって、ぐりぐりって、ねじるようにっ!」
「気持ちよさそうにしてたじゃない」
「もっ、もうっ! 私、お嫁に行けないっ!」
「まあまあ、旦那様が巨根でも、これで安心よね」
「さっちゃんのバカーっ!!」

彼女にぽかぽかと殴られて、私はとても気持ちいい。

「どうしてそんな気持ちよさそうな顔してるのー!」
「いじめるのもいいけど、いじめられるのもなかなか」
「さっちゃんの変態っ!サドマゾっ!」

・・・

「さっちゃーん」
登校中の通学路、昨日あれだけひどい目にあったというのに、
彼女は笑顔で駆け寄ってくる。
私は靴の中から半分だけずらしておいた右足のかかとを、彼女に振り上げる。
ちぃちゃん、毎日いじめてごめんね。
ちぃちゃん、毎日可愛いよ。
ちぃちゃん、大好きだよ。

「さっちゃん、痛い痛いっ! お腹ぐりぐり蹴らないでーっ!」

                                      おしまい。
8159:2007/01/03(水) 01:42:46 ID:nASmMhKf
えーっと、最後横着しちゃいました。ごめんなさい。でもまあ、想像の範囲です。
ではでは。
82名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 03:27:05 ID:uAOI18Dq
GJ!!
お疲れ様でした。
83名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 06:13:39 ID:Dh3la+HN
ローリングGJ!!

個人的には、これぐらい甘い方が好きだったりします。
またのお越しをお待ちしております〜
8459:2007/01/04(木) 01:17:03 ID:bZVZlMSo
お読みいただきありがとうございました。
まあ、たまにはだだ甘も、ということで。では失礼いたします。
85名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 01:22:24 ID:nU1eujrd
お疲れ様でした。
時間があればまたお願いします。
86名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 19:56:33 ID:RYamTIRN
保守。
87名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:59:53 ID:I8klypAm
駿河のAGE責め
88名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 10:13:19 ID:c7b64qC/
だれか
89なんとなしに書いてみた代:2007/01/27(土) 15:51:08 ID:H2qNK9hU
もうわたしの好きなあやちゃんじゃないんだね
ごめんね、あやちゃん



あやちゃん




あやちゃんは、わたしのお友達です
大切な大切な、お友達です
あやちゃんはとても優しくて、通信簿はいつも生活のとこが満点です
でもあやちゃんはちょっとぽっちゃり(お母さんが、デブって言っちゃいけないよ、とこの前言ってたの)で、肌が浅黒くて、ちょっと勉強が苦手です(特に、七の段)


あやちゃんとは児童クラブで会いました
わたしのお母さんも、あやちゃんのママ(あやちゃんがママと呼ぶのでわたしもママと呼んでます)も、仕事が忙しいので、学校が終わったら児童クラブでお迎えを待ちます
初めてあやちゃんと会ったとき、あやちゃんはみんなとお外で遊ぶわけでもなく、教室の隅でマンガを読んでました
わたしは風邪をひいていて、お外で遊べなかったので、あやちゃんとお話しよう、と思いました

なにを読んでいるの、と聞いたら、モンキーパンチ、とあやちゃんは答えました
少し貸してもらったら、裸の女の人が男の人に助けを呼んでいる場面でした
それからわたしとあやちゃんは仲良しになりました


4年生になり、わたしたちは児童クラブを卒業しました
あやちゃんとはまた違うクラスになってしまいましたが、わたしたちは同じ部活に入ることにしました
でも、あやちゃんはその年の夏休みになる前に幽霊部員になってしまいました
5年生、6年生もわたしとあやちゃんは違うクラスで、だんだん会う機会もなくなり、お互いに親友と呼べる友達もできました
わたしはあやちゃんのことを、忘れてしまいました
あんなデブで頭の悪い子と、なんで仲良しだったんだろう、と感じて、無理矢理忘れました
90なんとなしに書いてみた代:2007/01/27(土) 15:53:43 ID:H2qNK9hU
中学に入学して、私は小学校の時とは違う部活に入部しました
1年生は私と、もう一人背の高い子しかいませんでした
初めまして、よろしくね、と自己紹介を済ますと、相手はくすりと笑いました


「覚えていないかな?ほら、児童クラブでよく遊んだ綾子だよ。」


背の高い子は、私のよく知る名前を名乗りました
まさか、目の前の子があやちゃんだなんて
信じられなくて、私は本当に?と何回も繰り返してしまいました


「だって、あやちゃん、私よりも背低かったのに……!」


160センチあるの、とあやちゃんは照れくさそうに笑いました
そのほっぺには女性らしく肉が乗っかっていて、あやちゃんはとてもきれいに、可愛く笑いました
セーラー服の下で胸が苦しそうにしているのがわかりました
スカートの下から伸びる脚も、棒ではなくて、ちゃんとふくらはぎに肉があって、大人っぽい脚でした
悔しくなって、お腹をつつくと、昔のような感触はなくて、指がすぐに跳ね返されました
びっくりしてセーラー服とその下のオシャレな下着を捲ると、すっと縦に伸びたおへそがありました
全部全部、私にはないものでした
あやちゃんは、あやちゃんじゃなくなっていました
唯一、肌の色を残したまま、あやちゃんは私の知らないあやちゃんになっていました


なにするの、やめてよ、やめて、と何回も叫ぶあやちゃんを尻目に、私はあやちゃんの折れそうな細い手首を引っ張って普段あまり利用されない体育館のトイレへ連れ込みました
あやちゃんを突き飛ばすと、あやちゃんは汚れたタイルに派手に尻餅をつきました
あやちゃんのほっぺは濡れていて、セーラー服にも何点か染みをつくっていました
なんで泣くの、と聞くとあやちゃんは怖いんだもん、と20秒くらいかけて答えました


「あゆみちゃんなんか、大嫌い。」


べそべそと涙を拭いながら、大声で言ってきたので、私はついむきになってバケツに張ってあった水をあやちゃんの頭の上から被せてあげました
あやちゃんはびしょびしょに濡れて、さっき見たオシャレな下着も透けてました
スカートは水を吸ってあやちゃんの細い脚にべったりと吸い付いてました
泣きながら咽せるあやちゃんを見て、もっともっと困らせたい、泣かしてやりたいと思いました
すごく不思議だけれど、あやちゃんを見ているとそんな気分になったのです


「や、やめてよ………っ!」


91なんとなしに書いてみた代:2007/01/27(土) 15:56:34 ID:H2qNK9hU
引き攣った顔であやちゃんは懇願しましたが、私はあやちゃんのスカートを捲り上げてパンツの中に手を入れました
やめて、せーりちゅうなの、とあやちゃんは叫いて必死で脚を閉じようとしましたが、ばちんとほっぺを叩いてあげるとすぐに大人しくなりました
パンツの中もバケツの水でぐちゃぐちゃに濡れていましたが、水ではなく、ぬめぬめとした所がありました
その中心に穴があったので思いっきり指を捩じ込むと、あやちゃんはひいっ、と声にならない音を出しました
すごくきつくて狭い穴だったけど、ぬめぬめのおかげで指は全部埋まりました
穴の中はあったかくて、柔らかくて、なんだか変な気分になりました


「痛い、痛いよあゆみちゃん!」


あやちゃんが私の腕を強く掴んできたので、私は仕方なく指を抜くと、ごぷっ、と汚い音がして何かが穴から溢れてきました
改めてあやちゃんのパンツを見ると、血だらけになっていたので、私は慌てて自分の指を確認しました
私の指は所々血で濡れていて、親指で擦り合わせるとすごくぬめぬめしました
おかしいな、と顔を近付けるとむわっと生臭い臭いが漂い、私は、汚い、と叫ぶとあやちゃんの(ry
マンドクセ('A`)
92なんとなしに書いてみた代:2007/01/27(土) 16:07:03 ID:H2qNK9hU
頑張って書いてみたよ^^
93名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 18:55:58 ID:c7b64qC/
おいおいブラザー、ちょうどズボンを脱いだ所なのに寒いじゃないか
94名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 19:50:16 ID:Mwr93g37
おおおおおおおおおおおいいいいいいwwwwww
そこで(ryかよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおwwww
95名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 23:50:07 ID:QURqjZ1X
ワッフルワッフル
96名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 05:40:31 ID:kNn6GS1c
生殺しにも程があるよおおおおおおおおおおお
お願いだ、続きを…!続きをおおおおおおおおおおお!!!
97名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 08:23:26 ID:SqbNCq0a
ちょ、おまふざけるなああああああああああっ!!!









時間ある時で結構ですので続き書いてくれ!
98(Φ。。Φ):2007/01/28(日) 16:54:49 ID:S6KryxLS
抜けるような青い空の下、早瀬裕美子は校舎の屋上に出て、タバコをぷかりと
やっている。十七歳にして喫煙癖のある彼女は、昼食後はいつもここへ来て、
一服飲むのを常としていた。
「あー、うまい」
成績はいたって普通、教師からも特に目をつけられる事は無いが、裕美子はど
ちらかといえば進んだ女の子の部類に入る。

見た目は中の上ぐらい。男性遍歴は片手で収まるが、濃密なお付き合いばかり
を経験してきたので、そっち方面には中々、明るく、喫煙癖もその過程で覚えた
物だった。ただ現代っ子らしく打算的で、そういう付き合いがあっても決して道を
踏み外す事は無く、まったくもって当たり前の高校生活を楽しんでいる。

「そろそろ戻るかな」
二本ばかり飲んでから階下へ戻ろうとした時、扉付近の物陰から不意に人の
気配がした。裕美子は喫煙を見られたと思い、青ざめた顔を気配の方へ向ける。
「誰?」
「あ、あの・・・私・・・」
裕美子の問いかけに気圧されたのか、小さくなって物陰から出てきたのは、同じ
クラスの高畑夏海であった。

「なんだ、高畑か」
裕美子とは勿論、顔なじみではあるが、同級であってもほとんど話などをした事
は無く、あまり存在感が無い生徒だった。細身で華奢な体つきで、しかも眼鏡を
かけた顔はまさに優等生のステレオタイプであり、実際、成績優秀でもあった。
ただ、その性格は柔和にして繊細、要するに裕美子とはまるで反対の存在なの
である。
99(Φ。。Φ):2007/01/28(日) 17:10:27 ID:S6KryxLS
「あんた、何時からそこにいたの?」
「さっき・・・から」
「ふーん、じゃあ、私がタバコ吸ってる所も見たんだ」
「私、誰にも言わないから、安心して・・・ね」
その言葉は本心からのようだが、裕美子は夏海をそのまま帰す訳には行かなく
なった。

弱みを握られたも同然の今、たとえば夏海がこの事を友達にでも漏らしたとしよ
う。それが人づてに担任や生活指導の教師の耳に、辿り着かぬという保証がどこ
にあるだろうか。裕美子は表向き、真面目な生徒を装っており、来年は大学受験
を控え、内申が悪くなるような事は万が一にも避けたかった。そうなると、何らか
の方法で夏海を黙らせておく必要がある。

(ちょっと脅しとくか)
裕美子は物も言わず、壁を背にする夏海に迫った。そして、いきなり足払いをか
けたのである。
「あっ!」
足元に注意を払っていなかった夏海は、バランスを崩して倒れ込む。すると、すぐ
さま裕美子は馬乗りになり、夏海の制服のスカートを捲り上げたのである。

「何をするの?やめて!私、誰にも言わない!」
「悪いけど、私、あんたの事、信用してないし、弱み握られるのも嫌なのよね」
裾の乱れた夏海の太ももをまさぐりつつ、裕美子は白い下着に手をかけた。見る
からに清純そうなショーツは捻れながら、暴漢さながらの裕美子の手によって、
太ももの辺りまで下ろされる。
100(Φ。。Φ):2007/01/28(日) 17:27:50 ID:S6KryxLS
「あんた、写真映えは良い方?」
にやつきながら、裕美子は携帯電話を取り出した。今時の携帯電話にはほとん
どの機種にカメラがついており、下半身を晒している夏海は、この動作が何を意
味するのかを瞬間的に悟って恐怖した。

「嫌だ!やめて!」
「黙りなよ。痛い目に遭いたいの?」
夏海が暴れるのをものともせず、裕美子は背面に携帯電話を向けてシャッター
を切った。すぐに画面で確認すると、黒々とした若草の繁った少女の下腹部が
しっかりと映っている。

「虫も殺さないような顔してるくせに、やたらと毛深いね。今度は可愛いそのお顔
を激写しとくか」
「やだ、やめて!」
抗うも裕美子の手管によって、シャッターは無闇に何度も切られてしまった。こ
の一連の画像を他人が見れば、誰だって夏海がモデルだという事が分かるであ
ろう。裕美子はこうして、口止めの証しを手に入れたのであった。

「これで良し。間違っても、先公になんか告げ口しないでね」
「ううっ、ひどい・・・どうして、私がこんな目に・・・」
「私は先に帰ってるから、あんたは後で来な」
涙ぐむ夏海を放置し、裕美子は一足先に屋上を出た。罪悪感は募るが、保身の
為には止むを得ないという気持ちの方が強く、また、夏海の持つ被虐者特有の
悲哀が裕美子を逞しくもした。
101(Φ。。Φ):2007/01/28(日) 17:41:19 ID:S6KryxLS
はたして五分もすると夏海は教室に戻って来たが、目は泣き腫らし、顔もくしゃ
くしゃだった。それを見咎めた彼女の級友が事情を聞いたが、夏海は無理に
笑顔を作って何でもないと答えていた。ちょっと転んでとか、そういう風に級友
の質問をいなしていたが、それを聞いて裕美子は何故か心のうちで笑いがこみ
上げてきて仕方が無かった。

翌日も裕美子は昼食後に屋上で喫煙をしていた。教室を出る時、夏海にそっと
耳打ちをして後からついて来いと言ってある。昼食を摂っていた夏海の顔は青
ざめ、昨日の事を思い出させるのか肩を震わせていた。

屋上の扉が開き、夏海がやって来る。今日も空は青く、裕美子の機嫌同様、好
天であった。
「来たか」
「あの・・・何か用?」
「まあ、こっちへ来なよ」
夏海を手招きし、二本目のタバコに火をつける裕美子。ライターをしまう時、ちょ
っとタバコを勧めてみたが、夏海は横に首を振った。

「昨日は悪かったな」
裕美子が言うと夏海は怪訝そうな顔をした。あんな酷い事をしておいてとでも
言いたそうだったが、さすがに黙り込むだけである。
「写真のメモリー、消しといたから、勘弁してくれよ」
「え・・・?」
「見るか?ほら」
裕美子は携帯電話を放り投げ、夏海に渡してやった。ファイルを開けると、夏海
の映った画像はどこにも無くて、裕美子の友人と思しき男女のショットしか残って
いない。
102(Φ。。Φ):2007/01/28(日) 17:59:20 ID:S6KryxLS
「あんたが告げ口するような奴じゃないって、後から思い直してね。悪かった」
「・・・うん」
夏海は携帯電話を裕美子へ返した。これで、取り敢えずは一安心という心持
ちだが、そうなれば裕美子とは縁を切りたいのが本音であろう。夏海はすぐに
でもこの場を離れたくなった。

「話はそれだけ?」
「うん」
「じゃあ、次の授業の準備があるから・・・帰るね」
そう言って夏海が背を向けた時、扉付近の物陰から──昨日のこの時間、ちょ
うど夏海がいた場所から、見慣れない女生徒が数人、現れた。皆、口元を歪め、
自分に対して悪意を持っている事が明らかなのを、夏海は悟る。

「な、何?」
「まだ、昼放課は長いよ。ちょっと、遊んでいきなよ」
気がつけば夏海は裕美子に羽交い絞めにされていた。それを合図にしたかの
如く、物陰から現れた女生徒たちも夏海に迫る。
「何をしようっていうの?私、もう関係ない」
「あんたになくっても、私の方にあるの。いいから、黙ってな」

ほとんど強引づくに夏海は引き倒され、両手足を大の字に押さえつけられた。
何せ相手は裕美子を含めて四人もいて、力の差は歴然、抗いようが無い。
「やめて!私、私・・・うむむッ・・・」
口を抑えられ声を上げる事もかなわなくなり、夏海はいよいよどうにもならなく
なった。そして、下半身に何やら怪しい動きを確かめた時、少女は昨日受けた
あの辱めの事を思い出す──
103(Φ。。Φ):2007/01/28(日) 18:12:49 ID:S6KryxLS
「パンツ、脱がしといて」
裕美子は冷徹に言いながら、指にコンドームをはめていた。そして、他の女生徒
は命令に従い、夏海の足からショーツを脱がし去ってしまう。

「ンーッ!ンンーッ!」
「何言ってるか分からないよ、アハハ・・・」
口ごもる夏海の下半身の方へ回り込み、裕美子は穢れを知らぬ場所を凝視し
た。若草は外気に触れ、さわさわと風にさらわれて良い心持ちであるかのよう。

「やっぱり毛深いね。中身はどうかな?」
「ンーッ!」
裕美子の指が無防備な花弁を掻き分け、女肉に伸びた。まだ薄紅色のそこは
まるで異物の侵入の痕跡がなく、まるっきりの無垢である事が窺える。

「処女だ。間違いない」
「裕美子、あんた、こいつどうする気?私、そっちの気は無いんだけど」
女生徒の一人が尋ねると裕美子は笑って、
「私だって無いよ。ただ、ちょっと遊んでやろうと思ってさ」
そう言って、懐から中細のマジックペンを取り出したのである。

「そいつで膜、破っちまうのかい?」
「それはいくらなんでも可哀想だから、まあ、お尻の穴で勘弁してやろうと思う」
「アハハ。そりゃ、楽しい」
裕美子達の下品な会話を聞き、夏海は慄いた。今から自分の菊蕾に、直径三セ
ンチほどの筒が入れられると知り、体を震わせていた。
104(Φ。。Φ):2007/01/28(日) 18:27:26 ID:S6KryxLS
「ケツの穴、解してやるか?」
「そんな時間無いわ。無理矢理入れるのよ」
裕美子はコンドームをはめた指で夏海の菊蕾を、ほとんど強引にこじ開けた。その
瞬間、夏海は目を見開いて身を捩ったが、体を押さえつけられているため、排泄穴
に受けている暴力から逃げる事は出来なかった。

「漏らしやしないかな。糞まみれは嫌だよ」
「その為に栓をするのよ。ウフフ・・・ほうら、入っていく」
「ンーッ!ンーッ・・・」
冷たいマジックの感触が、夏海の菊蕾から背骨を通って脳に達した。コンドームに
付着していた粘液のせいで、排泄穴をいくら食い締めてもマジックはずいずいと中
へ入って来る。そうして、異物は先端を僅かに残しただけで、そのほとんどを夏海の
胎内へと埋められてしまったのだ。

「入った、入った。皆、もう良いよ。ちょっと、この子を立たせてやって」
膝が震えっぱなしの夏海を無理矢理立たせ、裕美子はご満悦のご様子である。
「ああ・・・お尻が・・・お尻が・・・」
無理強いをされた尻が疼き、今にも号泣しそうな夏海。しかし、そこへ手をかけようと
した時、裕美子の怒声が飛んだ。

「抜くんじゃないよ!」
「ひッ・・・」
恫喝され、夏海は怯んだ。四方を女生徒たちに囲まれ、ただでさえ生きた心地が
しないというのに、この一言で彼女の心は完全に萎縮してしまう。
「それを入れたまま、午後の授業を受けるんだ。パンツはその後に返してやる」
「そ、そんな・・・どうして、こんなひどい事するの・・・?」
「理由なんてないさ。ただ、あんたいじめやすいからかな」
それを聞き、夏海はその場にしゃがみ込んでしまった。
105(Φ。。Φ):2007/01/28(日) 18:40:52 ID:S6KryxLS
屋上から教室へ戻るまで、裕美子は夏海の背後にぴったりと張り付き、その
おかしな挙動を見ては笑った。当たり前の話だが夏海は尻をしきりに気にして、
やけに内股で歩くのである。また、下着を奪われている事も不安に拍車をかけ、
万一にでもスカートが捲れぬよう、裾を抑えていた。

「あんた、歩き方がおかしいよ。アハハ・・・」
「・・・酷いわ」
小さくなって歩く夏海に対し、裕美子は堂々たるものである。時に歩みの遅い
夏海の背を突付き、急かしつけたりするのが楽しかった。
「今、スカート捲られたら、あんた終わりだよ」
「お願いだからやめて・・・」
男子生徒の近くを通る時などは、わざとそう言って夏海を嬲るのである。

そうして教室まで辿り着くと、級友たちがこの不自然な組み合わせに不信感を
抱いたのか、全員の目が夏海と裕美子に注がれた。夏海はうつむき加減で席
まで戻り、殊更すました風に次の授業の用意を始め、裕美子はその様子を腹
の中で笑うのである。

「珍しいね、裕美子。あんた、高畑と仲良しだったの?」
裕美子の級友が話し掛けると、こちらも取り澄まし、
「まあね。ちょっと、気が合ってさ」
などと言って、問いをいなすのである。夏海と違ってこっちは役者、どうにでも
受け答えが出来るのであった。
106(Φ。。Φ):2007/01/28(日) 18:57:13 ID:S6KryxLS
午後一の授業は数学、夏海は優等生という事もあり、普段、教科の担任からも良
く問題を解くよう名指しされている。今日も例外ではなく、授業が始まってすぐ、夏
海は指名を受ける羽目になった。

「高畑。問ニを前に出てやってみろ」
「は、はい」
席を立ち、教壇までの距離、約三メートル。座っていれば菊蕾を締めずともマジッ
クが落ちる心配も無いが、緊張を伴う授業中に、しかも歩いていかなければならな
いのが辛い。

実際、歩くと尻肉が揺れて、マジックの先端が顔を出してきそうだった。せめて下着
があれば心強いが、それすら裕美子の手中にあっては如何ともし難く、夏海は精々、
菊蕾をしっかりと締めて黒板の前に立つしか法が無かった。
「どうした?気分でも悪いのか?」
「いいえ。大丈夫です」
異変に気づいた教師が気遣うのを見て、裕美子はそれこそ腹が捩れるほど可笑し
かった。

まさか担任も夏海が尻の穴にマジックを入れて、授業を受けているとは夢にも思う
まいと、今にも噴き出しそうになる。
「先生、出来ました」
「正解。さすがだな。席へ戻れ」
問いを解き、席へ戻る夏海は歩き方こそぎこちないが、無理に作った澄まし顔が
いつもの優等生然としており、裕美子を楽しませてくれた。彼女が今、必死で尻の
穴を締めている事は、自分以外誰一人として知らぬのだ。これほど愉快な事があ
ろうかと、笑いをこらえるのに必死なくらいであった。
107(Φ。。Φ):2007/01/28(日) 19:10:35 ID:S6KryxLS
放課後になると同時に、裕美子は夏海の席へ詰め寄った。大分、尻の刺激にも
慣れたのか、顔を赤らめるでもなく澄ました顔で椅子に座っている。
「トイレに付き合ってよ」
「・・・うん」
もはや抗う術はないと、観念した夏海は椅子から立ち上がり、裕美子の後につい
て行った。

トイレの個室へ入ると、裕美子は夏海に壁に手をついて尻を向けろと命じた。夏海
がその通りにすると、すぐさまスカートが捲られ、裕美子の手が尻の肉を掻き分け
て、マジックが入っている場所へと及ぶ。
「あった、あった。ちょっと、頭出てきてるな」
力んだのか、それとも歩いて落ちてきたのか、マジックは先端を覗かせ、それと
共にほのかな異臭を放っていた。

「もう、抜いて良いでしょう?それと、ショーツを返して」
「慌てなさんな」
裕美子がマジックを掴み、そっと引き出した。少し汚物にまみれ、今度ははっきりと
異臭も漂ったが、それほど不快には思わなかった。
「いや!悪戯はやめて!」
「大声出すと、誰かが飛んでくるよ。黙ってな」
「ああ・・・どうして、こんな・・・」

裕美子はほとんど無意識の状態で、マジックを出し入れし始めた。可憐なすぼまり
が異物で捲られ、閉じたり開いたりする様を、飽かずに見ているのだ。
「クリトリスをいじるけど、声出すなよ」
「もう、やめて・・・ああ・・・」
実を言うと、夏海の体には異変が起きていた。尻の穴に異物を入れられてから数時
間、じくじくと悩ましい疼きに苛まれ、女肉に湿り気を帯びていたのだ。
108(Φ。。Φ):2007/01/28(日) 19:25:52 ID:S6KryxLS
「濡れてる。感じてるんだ」
「嘘、嘘よ、そんなの・・・はあッ・・・」
夏海は首を振って否定した。しかし、女肉をまさぐられてる今、その言葉には空しさ
ばかりが響く。

「私も何か、変な感じ・・・」
同性の尻穴をいたぶる裕美子も、下半身に激しい疼きを覚えていた。異性との性交
では得られぬ、新たな快楽の目覚めであった。
「嫌よ、嫌!早瀬さん、やめてくれないと・・・私・・・」
「いくの?いくのね?」
裕美子はマジックの出し入れをする手を早め、クリトリスを弄る指も激しく揺さぶって
いた。

「ああ、駄目!やめてえ!」
「やめない!そのまま、いって!」
夏海が壁に体を預け、下半身を震わせた時、裕美子は本能的に彼女の体に抱きつ
いている事に気がついた。そして、涙を零す夏海の頬に口づけをしていたのである。

「高畑・・・いや、これからは夏海って呼ぶわ」
目を細め、いやいやと首を振る夏海から、今度は唇を奪う裕美子。その時、彼女は自
分の中に燻っていた嗜虐心を掘り起こされ、怒りのような慈愛のような、その相反す
る矛盾の心地良さに酔い、このまま狂い果てるのではないかと思った。


おすまい
109名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 20:20:02 ID:jY6LkmLX
支援
110名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 20:59:46 ID:jY6LkmLX
間違ったわGJ
111名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 23:28:53 ID:IWIGNL9e
おちまい神キタ━━━━ヽ(゚Д゚ヽ)(゚∀゚)(σ゚Д゚)σ━━━━ッ!!


おっきしまくりんぐです。
112名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 23:16:34 ID:r97YYPex
保守
113名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 02:14:23 ID:bOpiXoyh
hosyu
114名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 18:22:21 ID:vmUeKM2h
ほっしんぐ
115名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 02:30:53 ID:Yg6wBxJa
はじめてこのスレに来た者です。
小説を投稿したいと思うのですが、いじめの内容の中に性的なものがなければ、
ここでの投稿は認められないでしょうか?
116名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 03:07:28 ID:+Fjl+hDO
エロパロ板だけど、以前にエロなしのSSもあったからいいと思う。
117名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 16:45:44 ID:WKOAUCWp
でもエロありのほうが俺は嬉しいw
118名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 20:15:59 ID:4BhI3rsS
誰も書かないよりエロ無し投下のが遥かに嬉しい!
人が増えるのはいい事だぁ
119名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 00:51:42 ID:Of3XXM4o
hosyu
120名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 15:46:03 ID:ZwxWk43q
捕囚
121名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 15:51:37 ID:ZwxWk43q
ってゆかAGE
122名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 11:17:51 ID:+jqy0xGU
まとめサイトが見られないって、俺だけ?
123名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 12:47:15 ID:Dch3O/92
俺は普通に見れるなぁ
一応
ttp://rinrin.saiin.net/~library/cgi-bin/1092212174/
コレだよ?
124名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 21:56:23 ID:+jqy0xGU
ありがとう。
見られた。
125名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 01:28:49 ID:b/k5BzOi
保守
126名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 22:08:28 ID:MIRdj44q
127名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 22:46:55 ID:tnRmB9kL
保守
誰か職人さんは来ないものか…
128名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 04:48:52 ID:4aIDPuLW
保守
129名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 22:36:25 ID:+HZE7xFa
いじめ増長→嫌々男とセクスさせられる少女
という話でもいいのかな?
130名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 02:21:43 ID:Q3deb5ZU
そっちがメインになるとややショボーンだがプレイの一環としてならOK
131名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 07:09:15 ID:tHn6zUmv
そうか、じゃ止めとくわ
132名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 03:26:11 ID:O9zhH/1r
投下したいんだけど、一回につき何文字で投下すればいいかとか、そんなことをぐだぐだ考えてしまうと止まらない俺はチキンorz

1レス何文字で書けばいいんだろう…?
133名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 04:24:21 ID:lsXKVny1
多い人で>>101>>103ないし>>101>>104くらいの量。
134名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 16:27:43 ID:jHzIN/o4
wktk
135132:2007/03/24(土) 01:20:11 ID:YTOak1Zj
>>133
ありがとう、じゃぁちょっと仕上げてきます。
136132:2007/03/24(土) 02:13:58 ID:YTOak1Zj
少しだけ書いたんで、保守代わりに途中まで投下してみます…。

入学シーズンに合わせた話。
137132:2007/03/24(土) 02:14:52 ID:YTOak1Zj
今日から高校生。
憧れの私立高校に無事入学出来た愛(めぐみ)は、期待と不安でいっぱいになりながら、早足で廊下を歩いていた。
歩く度に、肩までのストレートの黒髪が揺れた。
この高校は女子高で、小等部から大学までがエスカレーター式になっているお嬢様学校。外部からの入学は毎年少ないのだが、愛はその可愛らしい制服と魅力的な学食に憧れ、厳しい受験戦争を乗り越え合格したのである。


途中先生に道を聞きながら、やっと自分のクラスを見つけ、立ち止まる。
「…最初が肝心って言うよね。」
勢いよくドアを開け、大きな声で元気に挨拶をした。
「みんなっ、おはよー!!」
教室では、もう既にいくつかの仲良しグループが出来ていた。
みんなが一斉に、ドアに手をかけている愛の方を見た。
「あら、ご機嫌よう…貴女、外部からいらしたのかしら?見ない顔だけど…」
その中で、金髪のパーマに首にはネックレス、そしてモデルでもやっているのではないかと思われる長身の、一際目立つ女生徒――と言っても女しかいないが――が愛の方へ歩み寄ってきた。
「あたくしは麗奈。以後、お見知りおきを…。」
138132:2007/03/24(土) 02:16:50 ID:YTOak1Zj
「う、うん…私、愛。これからよろしくね!!」
今までとの雰囲気の違いに多少カルチャーショックを受けつつも、愛は笑顔で答えた。
「うふふっ。まだ慣れないのね、仕方ないですわね。安心して、あたくし達が慣らしてさしあげますから…」
そう言うと、麗奈はパチンと指を鳴らした。
するとどういうわけか、数人の女子が愛を取り囲んだ。
「えっ、な…なに?」
「うふふふふ、言ったでしょう?慣らしてさしあげる、って。」
その言葉を合図とばかりに、女子達は一斉に愛の手足を掴んだ。
「何を…ぅむぐっ!」
無理矢理ハンカチを口に当てられ、愛は意識が遠のいた。
ヤバい…そう思った時にはもう遅く、どんどん視界が狭くなり、自然と愛を押さえていた女子に体を任せる形になった。



気が付くと、見知らぬ薄暗い場所にいた。
動こうとした…が、それは叶わなかった。何故なら、愛の手首には手錠がはめられ、上からぶら下がる鎖にくくりつけられていたのだから。
驚くのはそれだけではない。なんと、着ていたはずの制服は無く、恥ずかしい部分を隠す下着も無く、ただ紺の靴下を履いているだけであった。
139132:2007/03/24(土) 02:19:00 ID:YTOak1Zj
「あら、お目覚め?」
いつの間にか目の前には麗奈が腕組みして立っていた。
「れっ、麗奈!これはどういう…うぐっ!!」
ピシャリ!!
後ろから、激しい痛みが愛を襲った。麗奈の取り巻きらしき女子に尻を棒で叩かれたのだ。
「麗奈様とお呼びなさい、失礼よ!!」
「れ…麗奈…様…っ!?」
すると今度は麗奈が愛にずいと顔を近付け、囁いた。
「あら、随分と聞きわけがいいのね…可愛い」
「ふぁっ!?」
突然、耳に感じたことのない感覚が走った。
麗奈が愛の耳を舐めたのであった。
愛は耳を真っ赤にして、どうにかこの状況を打開しようと、足をばたつかせた。
「放して!ここはどこなの!?どうしてこんなことをするの!!?」
「…ウザイ」
「え…?」
「足がウザイわ。ちょっと、この子の足どうにかして?」
麗奈がそう言い放つと、女子数名が愛に近付き、都合よく上から垂らされていた縄で縛り上げてしまった。
「ひっ…」
「あぁーら、いいポーズ。まるで赤ちゃんがおしっこするみたいね。ほら、折角だから出したら?」
「やっ、やだ…」
愛は顔を更に真っ赤にして、涙目になっていた。
すると、どこからともなく麗奈は剃刀を取り出した。
140132:2007/03/24(土) 02:21:23 ID:YTOak1Zj
とりあえず、ここまで。
誤字脱字は勘弁してやってください。
141名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 03:07:13 ID:8H9TDe+L
>>140
続き気になる!!GJ!


何で明日から4月まで日本とさよならしなきゃならないんだ…続き気になるよ…
142名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 23:10:12 ID:XzzRp0Q0
GJ!!!
続きに期待。
143名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 23:10:33 ID:fKplIbn8
GJ!!!

続きに期待。
144132:2007/03/25(日) 01:05:23 ID:PGw7ALco
>>142
どんまい(;´・ω・)
海外ですか…帰ってくる頃にはもっと素敵なSSが投下されてるといいですなぁ。

みんな、GJコールありがとう。俄然やる気出ます(`・ω・´)
ってことで、続き(途中まで)投下。
145132:2007/03/25(日) 01:07:13 ID:PGw7ALco
「でもちょっとこれが邪魔ねぇ…」
「なに…が…」
言いながら、愛は嫌な予感を感じた。
「こ の 毛 。見えないじゃない、大事なトコが」
「いやああぁぁぁあぁぁ!!!!」
もう抵抗する術を持たない少女は青ざめ、狂った様に笑う女を前に、今までの人生最大の辱めを受けるしかなかった。

「うっ…うぅ…」
すっかり綺麗に陰毛を剃られ、愛はとうとう泣き出した。
しかし彼女の周りに立つ女達は、ただただ冷たい視線を送り、堪えきれないようにクスクス笑うだけだった。
「恥ずかしい?ねぇ、恥ずかしい?」
心底楽しそうに麗奈は聞いた。
しかし愛は黙ったまま、ただ泣くだけであった。
「…そう、それじゃぁ、まだ足りないみたいね?」
麗奈が傍にいた取り巻きの一人に耳打ちすると、暗がりから何か機械のようなものが運ばれてきた。
その箱の様な機械には、ボタンがいくつかと、線が3本、その先にはそれぞれ洗濯バサミのようなものがついていた。
「これで如何かしら?」
「今度は何を…あっ、やだぁ…!!」
146132:2007/03/25(日) 01:08:59 ID:PGw7ALco
言葉の抵抗は虚しく、愛の乳首は機械から伸びたハサミで挟まれた。
「っ……!!」
「あ〜こいつ感じてるよぉ」
「マジでぇ?」
「あはっ、乳首硬くなっちゃってるー」
取り巻きの数人がはやしたてた。
その言葉を否定するように、愛は首を振った…が、取り巻きの言う通り、愛の薄桃色のそれは硬く勃起してしまっていた。
そうして愛は得体の知れない機械と繋がってしまった。
「きゃはは!すごく滑稽!!」
「ちょっと動かせば…ほら」
言いながら、取り巻きの女子は乳首に繋がった線をくいくいと引っ張った。
その刺激に耐えられず、愛はびくっと体を震わせた。
「また感じてる!」
「麗奈様、どうなさいます?」
「ふふっ…それじゃぁ、始めますわ」
その台詞と同時に、麗奈は機械のスイッチを押した。
「ひっ、あっぁああ!!あっあぁん!!!」
乳首に繋がった端末から、いきなり微力な電流が流れ出したのだ。
その光景を、女子達はおかしそうに見ていた…まるで試合か何かを観戦するかのように。

「はぁ…は…ぁ…」
やっとスイッチを止められ、疲れきった愛は肩で息をした。
147132:2007/03/25(日) 01:09:57 ID:PGw7ALco
今日はここまで…明日か明後日また続きを投下します。
148名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 01:38:40 ID:YMuuTwr7
くそう、焦らしプレイとは……。
149名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 01:51:36 ID:AA4i7n6i
>>147
海外から帰ってきますた141です。わざわざレスどうもです
GJ!焦らされながらも続き楽しみにしてまつ!
150 ◆vJEPoEPHsA :2007/04/05(木) 10:19:26 ID:fyx4TG8i
お久しぶりです。
サーバ引越しのため保管庫も移転します。
tp://library.s12.dxbeat.com/ijime/
旧保管庫URLにも移転リンクを残しておくのでブックマークされている方は変更をお願いします。

多分携帯もいけると思いますが、サイト内検索はちゃんと動くか分かりません。
151名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 23:53:38 ID:2aJ0e/Cg
>>150
報告乙です。
相当下がってるので噂のAGEイジメ
152名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 23:54:40 ID:2aJ0e/Cg
失敗
153名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 14:13:52 ID:tONFc8DT
ttp://library.s12.dxbeat.com/ijime/

どれ、試してみるか
154名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 14:16:59 ID:tONFc8DT
携帯でも問題無く作動した
ファルシークを通しても同じく
155名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 22:47:32 ID:RAkMnuP2
保守
156名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 14:35:58 ID:HG1qWwRw
いじめぇぇぇ!
157名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 18:52:53 ID:8IGjm+7D
(・∀・)イクナイ!
158名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 19:10:23 ID:YI6sU4dk
(・∀・)コトハナイ!
159名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 01:43:00 ID:zw+jEm5K
(・∀・)カモシレナイ!
160名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 20:46:16 ID:t7ml07zw
いじめられてる娘しか愛せない。
161名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 23:31:12 ID:+J/A5NxF
でも正直、いじめられてる子って不細工だよな。
162名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 10:45:16 ID:9gMRjoHb
可愛いから妬まれるっていう
163名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 04:38:16 ID:QUI/IWGT
女の子が女の子をいじめる時のシチュを考えるだけでも結構萌えられるな
とりあえずお尻ペンペンは大好物
164名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 21:44:36 ID:pcGxzj2O
保守あGE
165名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 05:10:57 ID:4anJ7qiH
ho
166名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 18:26:09 ID:luT3/u1v
mo
167名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 00:49:16 ID:ensRfrCs
これはひどい
168名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 22:37:25 ID:2aa7aMkn
ho
169名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 05:38:56 ID:JCv9PjkB
ri
170名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 23:29:22 ID:OsJcsg04
e
171名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 01:28:47 ID:Semt3w50
mo
172名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 01:45:34 ID:3pDguyNe
e
173名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 06:04:53 ID:hmOXAdI/
・・・
174名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 09:20:54 ID:Zow8aBWd
ho
175名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 17:17:35 ID:w5PMqOjo
shi
176名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 23:29:31 ID:iK2paXhO
bhvsどlsfkさ;fkじゃふぁ
177名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 02:39:45 ID:k5bBzVeE
178名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 04:25:24 ID:GKiNPisD
くぁwせdrちゅj
179名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 23:19:34 ID:zNjePhNL
お前たちは何を言っているんだ
180名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 01:02:37 ID:qFu+wjoC
誰か短いので良いから女の子が女の子をいじめるお話を…
181名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 01:29:16 ID:J3HmZ8MM
久々に来たので活気付けAGE
182名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 23:04:01 ID:10T+IfO9
下手でもいいなら、今週中に一本かきまつw
183名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 23:30:18 ID:Pj7srq7m
全裸ネクタイで待ってます
184名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 01:36:02 ID:1UO0FE40
靴下だけで待ってるぜ
185名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 00:17:53 ID:8YPKG5e0
メガネ一丁で待ってます
186名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 00:29:10 ID:9CjzEkPw
貝殻ビキニでお待ちしております
187名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 23:01:02 ID:dGEeoLQ6
手袋一つで待ってます
私、岡田さやかは今、猛烈に腹が立っている。
え、何でかって?
っったっく、語るも涙、聞くも涙のお話よ!
バイトに同期で入った超ドジっ娘、加藤智子のせいでドえらい迷惑を
こうむってるんだから…

智子は、顔はまぁ、そこそこ可愛いし、スタイルも良いはずなんだが
妙におどおど、ビクビクとしてて常に自信なさ気に生きてるって感じ。
同期で入ったよしみで、私が彼女の尻拭い的な存在になっちゃった訳!

バイトってゆーのが、まぁ、普通のカフェなんだけど、ここいらじゃ
カフェの存在が珍しくて(どんな田舎よ!)結構、繁盛してるわけ。
まぁ、店長も若い女性でその人目あてに来るっていうお客が
多いのよね。
189名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 01:20:16 ID:mcWXGfDc
ゴクリ・・・
190名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 02:08:52 ID:JmImmNfc
こりゃあ楽しみだ…
191182:2007/06/18(月) 00:06:59 ID:broBXo5D
「つまらない。」
昼休みに瀬暮 優華は生徒会に置かれているソファに座り伸びをしながら言った。
「"ブス美"を呼び出しましょうか?」紅茶を入れたカップを盆にのせそれを優華の前に置きながら林道 美恵が媚を売るような笑顔でたずねた。

ブス美というのは大鳥 琴美という少女だった。
優華が気に入らないと言った、ただそれだけの理由で目をつけられた少女だ。
もともとは器量も良く活発だったので友人も多く、後輩からも慕われていたが、たった2ヶ月も経たないうちに彼女は全てを失った。
優華が一瞬にしてそれらを奪ったのだ。

「そぉおねえ。」
優華は机の上に置かれている花瓶に刺さっている花を抜き取り花びらを一枚一枚取りながら考えた。
「何か新しい芸でも覚えたの?」
花びらを全部取り終わってから美恵とは目も合わせず独り言のようにたずねた。
「宿題はいくつか課しました。“私たちを笑わせる芸”を覚えて来なさいと。」
「いつ?」
「昨日です。」
サディスティックな笑みを浮かべた優華は満足そうに肯いてから言った。
「へえ。それじゃ、発表会でもしてもらいましょうか。」
「では呼び出しますね。」
そういうと美恵は放送マイクを取り出し、スイッチをオンにして放送を流した。

『ブス美、ブス美。命令です。今すぐ"私たちがいる場所"に来なさい。』

1年校舎全体に流れる放送でわざとそう呼ぶのはもちろん琴美に恥をかかせるためだ。
そして、十分に間を置いてから続けた。

『それと笑いを求めている方は"メールで送った場所"までいらしてください。先着25名です。』
『ブス美を見かけた方は、汚くて嫌かも知れませんが、連行してきてください。』

そして美恵はマイクをオフにしてから優華に尋ねた。
「何分位出来ますかね。」
「さぁ?でも放送してから1分立つごとに1ランクずつキツイ罰ゲームを用意しておいてね♪」
優華は茎をクルクルと回しながらソファに寄りかかってそう言った。

5分ほど経ってから、1人そしてまた1人と集まり、生徒会室に芸を見るための観客が集まってきた。
集まっているのは優華と同じクラスにいる女子たちばかりだった。
彼女たちは一部を除き決して琴美の"芸"を見に来たわけではない。
集まらないことによって優華の反感を買うのを恐れているのだった。
それだけ琴美を貶めた優華の恐ろしさを知り尽くしていたのだ。

そして暫くしてから廊下の方から「おらぁっ!早く歩けよっ」という叫び声が聞こえてきた。

「とろいなぁっ!早く入れよっ!」
女子たちの一人に強く押された琴美は前のめりになりながら生徒会室に入ってきた。

「ブス美を連れてきました。」
琴美を突き飛ばした
「ご苦労様。」優華はわざとらしい優しい声でそのクラスメートに声をかけてから本性を表したような冷たい声で「ずいぶん遅かったのね。」と琴美に言った。
「うぅっうぅ、、、」クラスメートに引きずられ、多くの生徒達に晒し者にされてつれてこられたことの悔しさと、優華の恐ろしさから抑えきれない唸り声を上げるので精一杯だった。
そして、沈黙を維持する優華の重圧に目を合わせることが出来ず、「も、申し訳ありませんでした。申し訳ありませんでした。」と只管謝った。



ごめんなさい。私が投稿する前に188さんが作品作ってしまったようです。
私は遅筆なので、少しずつ投稿しようと思っていたのでが188さんを邪魔するようであれば、188さんが完結してから投稿します。
192名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 02:36:02 ID:ua/xDp35
どっちの作品も超wktk
>>191
気になるならある程度まとめて投稿でも良いんじゃないかな
193188:2007/06/18(月) 22:39:48 ID:mz7cQVWc
>>191さま
ストーリーをまとめずに勢いで書き出したので、きちんとした形にするのに
時間がかかりそうです。
当方の事は考えずにお先にどうぞ。

続きをwktkで楽しみにしております。
194名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 05:58:44 ID:ByfcY7xc
楽しみにせざるを得ない!
195名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 03:20:01 ID:Jw3znYDU
ここはふたなりっ娘をいじめるのはおk?
196名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 04:51:29 ID:PB6ld5Bs
ふたなりはこっちの方がいいと思う↓
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1170608122/
197名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 14:42:07 ID:Vm1y7krs
>>196
らじゃ
198名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 13:21:30 ID:AIsUmBaT
wktk
199名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 00:21:00 ID:HA7lqm84
182氏と188氏、マダー?
200 ◆UFOzdkZrms :2007/07/06(金) 02:21:31 ID:ytwTML78
自分も小説を書いているのですが、こちらのスレの趣旨に合うと思いますので
リンク貼らせていただきます。
「小説読んでくれ 第9章」
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1159169013/
感想やご意見などお気軽にどうぞ。
201名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 01:47:52 ID:9QT5m0ML
だれかいるか
202名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 01:57:32 ID:advruivK
いるぞ
203名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 23:24:44 ID:3T0VXTcb
保守age
204名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 00:49:20 ID:xuxQMAeD
>>200
ちょwこんなスレあったなんて5年間気づいてなかったw
205名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 10:15:45 ID:AHwXjlYS
保守
206名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 02:37:04 ID:wDsYTVYQ
保守
207名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:13:41 ID:VgauvXcP
誰かいるかい?
208名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:42:22 ID:plBsH1yW
>>207
いるよ。しっかりと更新のリストに入ってるから動きがあればすぐ分かる
たまには自分がネタを振るべきなんだろうけど
209名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 03:10:29 ID:7wGNkdkg
久しぶりに愛のあるいじめが見たいな…こう、好きだからいじめるみたいな
210名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 05:03:51 ID:ZTaXJEdk
211名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 17:38:53 ID:9yoX+sYj
エロいイジメね
212名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 00:33:35 ID:tPxqJmUD
オリジナルがあるが
自作はどの様に貼るの

誰か、オオ シエテ クダサイ マセ
213名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 13:00:28 ID:NAYkFCG3
>>212
なんで?30行くらいで区切ってけいばいいのでは?
214名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 16:19:14 ID:xeC14ch8
あの、SSがあるんですが長いです。
もともと大勢に見られながら尋問って状況を書いてたので、後から板に沿わせた形ですが、よろしいでしょうか?

衝動で書いたんで矛盾や「ありえない!」っていう指摘も多々あると思います。
適当なところまで載せるので、まぁ試しにってこと読んでみてください。
215名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 16:21:53 ID:xeC14ch8
『女子校裁判』


ある日、トモと呼ばれる女子校の生徒が万引きしたかもしれないと、彼女の同級生から学校に報告があった。
学校側はその真偽を問いただすために『裁判』を行うことにした。
『制裁裁判』というお仕置きの伝統に従って…


その『裁判』は特殊で、誰にでも開かれるものではなかった。毎回被告人として選ばれるのは可愛いくて先生や規則に従順な生徒ばかりだった。今回6年ぶりに行われる『裁判』でも、可愛いくていつも友達にいじられていたトモが標的となった。
(もっとも、今回は生徒会長の強い要望で、『裁判』のためにトモは仕組まれて無実の罪を着せられた)

裁判長はその年度の生徒会長が担い、裁判官には裁判の「事情」を知っている生徒や先生が50人集められた。(危ないクラブの集会みたい)
216名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 16:25:07 ID:xeC14ch8
トモは裁判の日、心配でたまらなかった。親友のミオたちに打ち明けたが、「大丈夫よ」とどこか嬉しそうに言うだけだった。

裁判は放課後に「法廷」と呼ばれる裁判のための建物で、密かに行われた。

「それでは、尋問を行います」
裁判長の声が広い法廷に響いた。
「被告人は前へ」
トモは黒い椅子に腰掛けた。緊張して背筋がのびている。
「被告人は昨日●月○日午後5時30分頃、アカフジスーパーマーケットでハサミ、女性用の下着、帽子の3点を万引きした罪に問われてます。被告人はその罪を否定しています。そうですね?」
「…はい」トモは頷いた。
50人の裁判官がトモを見下ろしている。
217名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 16:27:22 ID:xeC14ch8
「盗んでいない証拠はありますか?」
トモは俯いた。
「ありません…」
「では、罪を認めるということですね」
「…違います!あたし、確かに商品を持ってたけど、それを持ってレジを探して歩いてただけなんです」
「同伴者は?」
「…いません」
「ちょっといいですか?」
国語の美人な先生が挙手した。
「あそこのレジは比較的分かりやすいところにあると思うんですけど。被告人は初めてあのお店へ?」
「いいえ」
「だったら不自然じゃない?本当に知らなかったの?探してたんじゃなくて、物色してたんじゃないですか?」
「ち、違います…!」
トモは立ち上がろうと腰を浮かした。すると仲良しのマユとミオが後ろから現れて、紐でトモの手足と体をぐるぐると拘束した。
「マ、マユちゃん、ミオちゃん…?」
「被告人は席を立たないように。証拠がなければ、被告人の無実は確定できませんね」
マユとミオはトモの両わきに立っていた。トモは困惑しながら呟いた。
「でも、やってないんです…」
「こういうものを盗む行為って、癖になってる場合が多いじゃない。他にも盗んでないか、調べてみたら?」
同じテニス部のカオリが言った。
「そうですね…」
裁判官たちの視線がトモの体を舐めまわした。
「他に何か罪を裏付ける証拠が見つかるかもしれません」
218名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 16:30:53 ID:xeC14ch8
マユとミオが手を拘束していた紐を解いて、今度は腕を持ち上げて背もたれにくくりつけ、万歳の格好に固定した。
「…な、何するの」
「持ち物を調べるんですよ。何か隠していないかをね。調べながら質問をいくつかするので、きちんと答えてください」
ミオがトモの後ろに立つと、手をトモの両脇に当てた。そして脇から腰にかけてさすり始めた。
「…あ…」
トモはくすぐったくて声が出そうになった。さすっていた手が、だんだんと激しく、脇腹や脇をもんだり、さすったりして刺激する。
「あ…あははっ、ミオ、やめっ…」
くすぐったくて出た声が、法廷に響く。
「被告人は他に商品を盗み、隠し持っていますか?」「あっ…持ってな…」
「シャツの胸ポケットにある棒状のものは何ですか?」
「…くっ、口紅…っ」
「確かめてください」
ミオは胸の膨らみの淵をなぞるようにさすって、トモの胸はフニフニと谷間を作ったり、上下したりした。手は少しずつ膨らみにかかり、トモは後ろから胸をもまれる形になった。
「…っ」
トモは恥ずかしくて俯いた。いつも悩みを聞いてくれるミオの手が、胸をもみまわす。ポケットの周りを指で探るように触って、乳首をクリクリと指でつまんだ。しつこくつままれて、ビクンと体が動いた。トモは逃げるように体をくねらせた。
そのうちようやくミオは胸ポケットから口紅を取出し、裁判官に見せた。
「商品ではないですね?」
トモはこくんと頷いた。顔を赤くして、何とか快感で声が出ないよう奥歯を噛んだ。(ミオ、うまいよぅ…)
「もしかしたら、他にも下着類を盗んでいるかも」
219名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 16:35:57 ID:xeC14ch8
一応ここまで載せてみました。萌えたぜ〜っ今後萌えそうだぜ〜って声があったら、続きを…
携帯から失礼しました。
220名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 19:32:44 ID:kXdfJAlR
書きなれてない感じはするが、そのうち慣れるだろうから楽しみに待っておく。
(もっとも、今回は生徒会長の強い要望で、『裁判』のためにトモは仕組まれて無実の罪を着せられた)
(危ないクラブの集会みたい)
この部分は括弧つきにせず、普通に地の分に組み込んでも良いと思う。
それから、ここまでの過疎スレなんだから、読み手の反応を窺う必要はないよ。
投下があるだけ有難い。頑張って。
221名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 00:08:39 ID:Cueyvffm
慣れてないって分かるものなんですね。小説書くの初めてです。

じゃあ、続きです。
222名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 00:14:01 ID:Cueyvffm
「トモの持ち物からは他に見つからなかったらしいけど?」
「身につけているかもしれないよ」
裁判官が話している間にも、トモはまた胸の周りや脇腹を小刻みにもまれ、喘いでいた。
「あぁ、あっ…」
くすぐったさがだんだんと快感に変わってきて、あそこが少し濡れてきたのを感じた。
「…トモ可愛いよ。胸の横が弱いみたいね」
耳元で、ミオがささやいた。
「ミ、ミオちゃ…」
「では、下着を調べてみましょう」
裁判官の声で、今度はマユがトモのシャツのボタンを外していった。
後ろのミオはシャツを左右に開いて、ブラを見えやすくした。下はミニスカートをまくられ、下着が丸見えになった。
ほとんど下着だけの姿を50人余りに見られて、トモは泣きそうになった。
両手は万歳状態で、さっきのくすぐりで呼吸は乱れていた。
裁判官が3人席を立ち、トモの周りに集まって下着をしげしげと観察した。
「ピンクね」「見て、濡れてない?」「どうかな?」「調べてみないと…」
と股を開かされて匂いを嗅がれた。鼻先が股間につんつんと当たる。
「アカフジの商品ではないみたいだけど、念のためね。撮影して業者に送りましょう」
その時、トモは初めて自分の正面に小さなレンズが光っているのに気付いた。今の自分の姿を撮られていると知って、恥ずかしさがこみ上げてきた。
カオリが別の場所からカメラを持ってきて、胸や股間にレンズを近付け、ゆっくりと撮影した。
レンズが足の間に入ってじっくり自分の股間を映しているのを見て、なぜか恥ずかしさと同時にムズムズした感覚が沸き起こった。
「もしもの場合があります。被告人が他に商品を隠し持っていないか、調べてみてください」
トモはまさかと思った。
223名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 00:22:26 ID:Cueyvffm
すると案の定、ミオはブラの中に手を入れた。親指で脇をくすぐりながら、残りの指で胸をもんだ。
「…ミオ、やめて!」
抵抗したら、ミオは激しく胸を揺さ振って、プルンと胸を露にした。
薄茶色の乳首が、突如巨大なスクリーンに映し出された。
「こうした方が見えやすいでしょう?」
カオリの持つカメラが、至近距離でもまれている胸を撮っている。
「や…やめて!」
しかし、クリクリと乳首を弄ぶ指も、カメラもとまらなかった。
マユがトモの前にしゃがんで、股間に手を当てた。
足を閉じようとすると、他の生徒に紐を足に巻き付けられて阻止された。
「くっ…あ!」
マユはものすごい勢いで股間をこすり始めた。指先を割れ目にそって上下に動かす。
「あ、あぅ、やめ…」
クリトリスに指が当たるたび、腰が無意識に動いた。喘えぐ自分の顔と、揺れる胸、股間が順番に映される。
「商品を持っていないと断言できますか?」
「あ、あ」
「どうなんですか?」
「もっ、持ってないっ」
「ではなぜ『やめて』などと抵抗したのですか?」
「あぐっ、う…」
トモは股間が熱く、意識がもうろうとしていて考えられなかった。
マユは緩急をつけてトモの股間を小刻みにこすった。(き、気持ちい…)
「答えられませんか?」
「い、いえ…んっ、…あ、あっ!」
マユはクリトリスを引っ掻くように刺激し始めた。今までにない強い感覚がトモの股間を襲った。
「あっ、やだ、や、め…」
「どうしましたか?」
「あっ、あ!」
「答えてください」
「あっ、あぃ、い…いぁ、…やめっ、あぁ、あぁっ!」
50数人の視線を感じながら、トモの体はビクン、ビクンと跳ねた。
224名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 00:27:23 ID:Cueyvffm
「イっちゃったね」
「ヒクヒクしてる」
「…答えられないとなると、仕方ありませんね」
裁判官が合図すると、ミオたちはトモの下着をハサミで切った。
ついでにブラも切られて、シャツとスカートの他には何も体を隠すものがなくなった。
イったばかりの濡れた股間が露になった。
「順番に下りてきてください」
大勢の裁判官が、トモの周りを囲んでいく。
「何らかの手がかりが見つかるかも知れません。各自で十分に撮影して、後の会議で発表してください。必要があれば直接調べても結構です」
トモの撮影会が始まった。
フラッシュがたかれる中、みんなの手が体をなでまわした。
「あ、あっ、あ」
誰かがクリトリスをつまんでクリクリしている。
「やぁ…めて、あっ」
「トモちゃん、万引きしたんでしょ?認めたらやめたげるよ」
「カオ…あぁっ、あぁぁ!」
「またイっちゃったぁ…今度はミオっていっぱい呼んでー」
ミオはペロペロとクリトリスを舐めた。
「ひぃん…っ、も、おねが」
「万引きしたんでしょ?ほら」
ミオはクリを甘噛みした。
「あぅっ!あ、あ、あぁぁ!」

何度も噛まれ、トモはまた絶頂を迎えそうになった。
「ミオって呼んで」
「ミオちゃん…ミオちゃ…あ、あ」
「毎日噛んであげるね、トモ」
「あぁぁあっ!あぁ!」


…こうしてトモは何時間もイかされた。後日からいろんないたずらの標的になったのは言うまでもない…



(´ω`;)終わり方微妙ですいません。
むずかしー
225名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 00:51:28 ID:EeZ8I6J8
GJ!
最初としてはかなり良い物だった。せがれが反応したよ。
文才あるタイプだと思うんで、これからも書きたい物があったらどんどん書いてみて下さい。
ここであっても無くても。
成長に期待しております。
226名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 02:43:11 ID:1/MfxCPY
面白かったよー。
衆人環視は興奮するねw

書きなれてない感じはするけどけっこう読書してるのでは?
言葉のセンスはこなれてるからちょっと練習すればすぐ形になると思う。
成長していくあなたとその作品を見たいなぁ。
227名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 03:29:10 ID:zC6v4mDQ
ho
228名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 02:55:03 ID:YU+pFJB2
mo
229名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 14:55:52 ID:rmZRyk1K
ま た ホ モ か 
230名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 00:31:54 ID:I1owz0Np
>>229
阻止すれば良かったじゃんか
231名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 03:42:41 ID:T84W/cJ4
ho
232名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 16:25:18 ID:SlRFoj8f
mo
233名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 01:03:16 ID:PGo3c6KS
>>231-232
牛乳
234名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 12:09:10 ID:O+STiLGR
ほしゅりますつ
235名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 00:34:09 ID:Dznp4S1A
ビンタっていいよな
236名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 23:50:11 ID:rRIoEkNS
顔は止めておきな、ボディにしな
237名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 20:33:24 ID:1K2n9WZ/
お尻が一番影響ないとか…。
238名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 04:17:17 ID:lC2P16FJ
ほしゅ
239名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 20:19:53 ID:Tj7FJzvW
182の続きは?
240名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 23:03:30 ID:RKF49nIY
ない
241名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 01:20:50 ID:npLuVRQk
>>240
なんと!非情な…
242名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 04:08:55 ID:sj8zFcuJ
>>240
そ、それは暴言でございましょう!!
243名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 14:01:55 ID:ShmLwpee
好きな相手は…いじめたくなるの
244名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 22:58:58 ID:iJHSSOuU
>>243

(*´Д`*)ハァハァ
245名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 23:06:01 ID:U2JuLC5c
このスレは百合板でないのに大丈夫なの!?
246名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 16:36:05 ID:UfRxudL2
性的に大丈夫じゃないです
247名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 22:46:00 ID:QGjU3zV/
続きまだかなぁ
248名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 02:42:55 ID:y0o8djJx
保守
249名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 15:25:35 ID:qG/CJtHa
>>245-246
エロパロ板って基本ノーマルと百合のみ、おkな板かと思ってたけど違うの?
250名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 16:55:13 ID:33jkubT9
小説媒体であればノーマル百合SMグロ何でもあり。
ただ801は荒れやすいから専用板でどうぞ、という感じ
251249:2007/10/08(月) 22:18:55 ID:ALhWfC7/
>>250
そっか、マリガd
252名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 23:35:03 ID:yOuxITlS
もう何でもいいからネタをくだしあ
できれば甘目がいい
253名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 22:58:44 ID:FkNppOe0
もうここには誰もいないのか…
254名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 23:08:40 ID:cU0VkeWN
私は恐懼してお答えした エロ書きを全力を投入します。
255名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 01:18:11 ID:HUO+6GdW
>>252
ちゅっ
A「うわっ!何するのよ!」
B「よくもいつもいきなり脱がせたり変な事したりといじめてくれたわね!仕返しよ!」
A「はぁ?何でいきなりキスすんのよ、最低!ていうかあんたなんかに何が出来るのよ!」
B「貴方を愛するわ!」
A「…は?」
B「どう、悔しいでしょう!いじめの対象の私なんかに愛されるだなんて、屈辱でしょう!」
A「……」
B「私は貴方を全力で愛し続ける!それが私が考えた貴方へのいじめ!どう、言葉も出ないでしょう?」
A「…あほらし」
B「な、何ですって?」
A「貴方の事嫌いだったら、貴方の事なんか気にかけないわよ」
B「え…?」
A「私だって人くらい愛せるわ。その…貴方の事が好きなのよ」
B「そ、そんな…!私が…2ヶ月もかけて考えた作戦が…お、覚えてろよー!」
A「あ、ちょっと」
ガラガラ、ピシャン


A「せっかく勇気出して告白したのに…」

こうですか?分かりません(><)微妙にずれてる気がするけど
文章思い浮かばねー。ss書きって凄いね
256名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 02:16:36 ID:7HJWOS5E
そこに少しの状況説明と心理描写を加えれば立派なSSさ
257名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 17:21:29 ID:Rhwm9pAM
好きだからいじめちゃう
自分もいじめてほしいからいじめちゃう
258名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 05:22:57 ID:KrnBKbaq
誰か書き手はおらんのかー
259名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 17:18:40 ID:AwN5BsV4
いないようですネ
260名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 19:07:49 ID:Frav23IW
うわーんそんなの嫌だー
261名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 00:37:14 ID:Rz5Z3OaU
そんな ことは い や だ
だから きみは かくんだ SSをー♪
アッー!アッー!アンパンマn
262名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 01:26:42 ID:Jay1oBwK
263名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 03:02:52 ID:S+Bl+MS+
>>262
シッ! 目を合わせちゃいけません!
ほら、指もささない!
264名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 00:15:34 ID:VKiaEkrF
すごいどうでもいいけど、バンブーブレード見てるとなんか楽艶祭を思い出してまう。
タマちゃんは結花っぽいし、ミヤミヤは灯っぽいし、メンチカツネタ出てきたし
265小説に挑戦者:2007/11/15(木) 00:35:16 ID:t6K1I6ny
柳 佐奈にとって、学校というものは辛いもの以外何者でもなかった。
それは幼馴染であり親友でもあった、佐野里香による執拗なイジメが原因だった。

柳佐奈と佐野里香は以前は親友同士だったが、中学生の頃、『ある事件』が原因で里香と溝が出来始め、大人しかった佐奈の性格が災いして、いつの間にかいじめっ子といじめられっ子という構図が出来上がってしまった。

その日も佐奈にとって憂鬱な一日だった。
「おはよう。柳さん。」
佐奈が玄関で上履きに履き替えているところで声をかけられた。
「お、おはよう。佐野さん。」
声の主が里香であることを悟ると、語尾がかすれて聞こえなくなるような声で挨拶を返した。

「この間はごめんね。掃除当番を押し付けちゃって。彼氏と約束があったから。」
言い訳になってない言い訳をしながら、佐奈に歩調を合わせながら、教室へ向かっていった。
「うん、いいよ。気にしないで。」
佐奈は里香の言い分を気にしないそぶりを見せながらフォローした。
これは佐奈にとって本音でもあった。
“掃除当番の代わりをする。”この程度、中学時代から2週間前までのいじめないように比べるとなんでもなかった。
むしろ、この程度の代償で、里香の機嫌が保たれるのであれば、安い代償だと思えた。

そんな佐奈の内心を知ってか知らずか、里香は調子に乗って軽く言った。
「そっ?良かった。それで悪いんだけど、今日の掃除番も変わってくれないかな?」
「理由は?」
肯定の返事のみを期待し、それ以外の返答はないものと決め付けて言葉を発した里香は、思わぬ方向から声のしたので視線を向けた。
佐奈も里香同様、声の主のほうを見た。

「委員長。」
先に声を発したのは里香だった。
「佐野さん。昨日も柳さんに掃除当番を押し付けてたでしょ。今日も柳さんに変わってもらう理由はなに?」
背筋をピンとのばし、鋭い詰問口調でそう里香に迫った。
里香は内心のおびえを隠すように、さやかに切り替えした。
「委員長、それは誤解よ。」
「私の名前は仲井さやかだっ!委員長なんて名前じゃない。」

さやかは、委員長と呼ばれるのを嫌っていた。
それは仲井という苗字と、さやかという名前に対する誇りが人一倍あったからだ。
そのことを知る者達は基本的に仲井さん、さやかさん。と呼ぶが、一部、仲井さやかのことを快く思わない生徒達は揶揄した意味で委員長と言った呼び方を本人のいないところでしていた。
里香もそのクチで、影でいつもさやかのことを委員長と呼んでいた。

「ごめんなさい。」
習慣で思わず本人の前で、さやかのことを委員長と呼んでしまったことを後悔した。


「でも、仲井さん。誤解なんです。べつに私は佐奈さんに掃除当番を押し付けるような真似はしていません。」
言葉に気をつけながら里香はさやかに弁解を進めると、
「そうなの?」
疑いをこめた口調で、佐奈にそう確認した。
さやかの後で鋭い視線を送っている里香に内心の怯えを交えながら、小さくうなづいた。

「そうか・・・悪かった。でも、今日の掃除当は大野さんが自分でやれよ?」
佐奈は里香の報復に怯えて、真実とはことなることを口にしたことを一瞬で見抜いたが、それ以上は追求しなかった。
それは事実を言うことの出来ない、佐奈への非難も少なからずこめてそう言った。
そして、さやかは踵を返し、自分の教室へと戻っていった。

さやかの姿見えなくなると、里香は態度を一変させた。
どうしてくれるんだ?お前のせいでアイツに怒られただろ?
さやかの姿が見えなくなるなり、憎しみをこめた視線を佐奈に送りつけ、どすの利いた声でそうつぶやいたのだった。
266名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 16:31:36 ID:B0NE5rnM
お、投下キテルー!
期待期待
267名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 23:54:46 ID:Qv2gwhjC
これは期待せざるを得ない
268名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 00:12:53 ID:Usser50v
勇気を振り絞ってAGE
269名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 03:28:31 ID:m38pMVmQ
続き待ってる〜
270小説に挑戦者(第2話):2007/11/17(土) 22:25:23 ID:XaWh9+nY
「あ〜っ!!、委員長のヤツ邪魔ぁっ!」
放課後、里香を中心とした3人組に里香は机の上に座りながら愚痴をこぼしていた。
当然教室の掃除など全く行っていない。

もともと掃除を押し付けられる役目だった佐奈は、放課後さやかと共に帰宅してしまった。
今朝の一件から、授業中できる限りさやかの目のつかないよう佐奈に対する嫌がらせを続けていたが、さやかは目を光らせ、ことあるごとに介入してきた。
今年の春に高校生になってから知り合ったさやかは里香たちが佐奈をいじめているのを全く知らなかったようだ。
しかし、その事実を知るようになった最近は今朝のように気づかぬところから現場に現れ、佐奈たちに釘をさしていくのだ。

そんなことを考えていると里香と仲良くしている3人組の一人、金城が里香の表情を伺いながら言った。
「あいつ、委員長に守ってもらえると思って調子に乗り出してんじゃない?」
里香は、つと金城を見ると脱色した長い髪をかきあげながら鋭い目つきをしていた。
一応手に箒を手にしているが、掃除をする気はさらさらないようだ。

その言葉を受けて、一人で掃除らしきものをしていた大衛も調子を合わせるように言った。
「そうですよっ。帰り際もなんかもう、、、口元に笑みとか浮かべてましたよ。」
里香は大衛の言葉は聞こえないフリをした。
あまりにもばかばかしい発言内容で里香の機嫌を取ろうとしているのが見え見えで不愉快だったからだ。
自分の発言が無視され、里香の機嫌を取ることが出来なかった大衛は雑に目立つゴミを箒で掃きながら、ごまかすよう掃除を続けた。

大衛の発言を無視してから、一拍置いて
「おもっっしろくないなぁっ!」
そう里香が叫んだ。
大衛は自分の発言が原因で里香を起こらせたのかと一瞬びくっとしたが、金城は一呼吸置いてから言った。
「仲井のこと私の知り合いの男達に襲わせようか?」
とんでもないことを平然と言う金城を驚いたように里香と大衛は見て冗談っぽく言った。
「無理無理。委員長は合気道で全国大会ベスト8に入ってるし、」
「うん、それで有名で、知り合いの馬鹿共があーいう女を凹ましたいとかよく言ってるよ。」
金城は付き合っている友人の悪さが原因か、生まれの悪さが原因か、こういうことを平然と口にするのだ。
里香は一瞬唖然としたが、すぐに自分もそのうちの一人か・・・。と含み笑いした。
「でも委員長は絶対に泣き寝入りしないよ。」
「それに、私は別に犯罪者になりたいわけじゃないの。沙那の仲間に襲わせたところで私達に火の粉が負う可能性もあるでしょ。」
「なんでよ。」
「男達に襲わせたところで段取りした段階でかかわるわけだから、事件になったら絶対に警察にばれるよ。」
「日本の警察は無能だって聞いてるけど?」
金城は里香の被害妄想が過ぎているというような目つきで返すと
「日本の警察が無能だといえるのは犯罪を犯そうと思わない一般人がそう思ってるだけ。犯罪を犯そうとするものが警察を舐めたら一発でつかまるよ。」
里香はすぐさま切り替えした。
ばかばかしいと、言うように金城は軽くため息をついてから
「じゃぁ、佐奈にその段取りを組む犯人に仕立てるのは?」
と言った。
「へ?」
「例の彼氏に薬貰ってきてよ。」
だんだんと金城は目を光らせてきた。
「委員長は男共の慰み者に。そして佐奈は中学のときみたいにクラス全員のイジメられるようしむける良い案があるんだ。」
金城は、そのとき悪魔のような笑みを浮かべていた。



イジメの話になかなか入っていけないっす・・・
271名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 22:43:47 ID:2vn4V/hA
イイヨイイヨー
272名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 14:47:05 ID:FUlVTShq
激しくwktkッ!!
273小説に挑戦者(第3話):2007/11/19(月) 01:07:29 ID:3Sarq872
〜翌日〜
「佐っ奈ちゃん。」
翌日登校すると再び下駄箱で声をかけられた。
反射的に佐奈は体を震わせた。
そして後を振り向くと上機嫌そうな表情の金城が立っていた。
「ちょっと、こっち来てくれる?」
疑問形だったが、口調は命令形だった。
金城を目の前にした怯える佐奈に断ることは当然出来るはずもなく、目を伏せ、おそるおそる金城の後ろに従ってついて行った。
金城は佐奈のほうを振り向きもせず、当然ついてくるといったように、旧校舎のほうへ向かって歩を進めていった。
目の前が暗くなるような嫌な予感に襲われつつも、金城のあとを歩く佐奈は突然昔の記憶が蘇ってきた。
中学の頃、散々いじめられた記憶だ。

『今日は佐奈ちゃんに告白したいと頼まれたのぉ。』
中学時代の金城が意地悪そうに笑いながら言った。
『こっちこっち。』
大衛が個室のドアを開けて手招きをする。
何かあるかと恐れながら、足を震わせている佐奈の背中を突き飛ばすように里香が押した。
『ほらっ照れてんじゃねえよっ!』
『ぐっ』
背中を押されてうめいた佐奈に金城は嬉々としていった。
『じゃーんっ!便器君です。』
金城がオーバーアクションで言うと、里香と大衛が馬鹿みたいに大きな声で笑いたてた。
佐奈はまだ状況が飲み込めず、呆けていると里香が佐奈の髪を掴んだ。
『せっかく私達がお前に彼氏を紹介してんのに感謝の言葉もないのかよっ!?』
『痛っ』
急に髪を引っつかまれて声を上げると、金城が顔を近づけてきて「嬉しくないのぉ?」とわざとらしく聞いた。
体が恐怖を覚えてしまっている。金城と里香に逆らうことは出来ない。
髪を引っ張られながら、佐奈は徐々に状況が理解できてきた。そして蚊の鳴くような声で呟いた。
『嬉しいです。』
そういうと、里香は佐奈の髪から手を放し、機嫌良さそうに笑った。
『よかったぁ』
『私達も引き受けた手前、断られたら立場ないもん。』
里香がそういうと、金城は言葉を引き継いだ。
『それじゃ、せっかくのカップル誕生を祝ってキスしてもらいましょうか』
佐奈が絶句していると、大衛が鞄からカメラを取り出した。
『よかったね。大衛サンがちゃんと愛の記録を残してくれるって。』
『そ、それと、素敵なクリスマスソングをかけてあげる。』
そういってテープレコーダーを流した。クリスマスシーズンになると必ず流れる曲だ。
『良かったねぇ。これからこの音楽が流れるとたぶん絶対このファーストキスのことが思い出として蘇るよ。』
金城の悪魔のような笑み。
事実、テレビを通してこの音楽を聴くたびに、この記憶が佐奈には蘇ってきた。
『早くキスしてくれないと待ちくたびれるわ。』
金城と里香にこびへつらい、佐奈をいじめることで優越感に浸った大衛の笑み。
『ギャラリーをあまり待たせるもんじゃないよ。』
佐奈をいじめることを至上の喜びとしている里香の笑み。
『さぁっ!やりなっっっ!』
金城と、里香の命令が下った。
逃げ場はない。この場を治めるために出来ることはひとつしかない。
中学時代の佐奈は諦めて、徐々に唇を、便器に近づけていった・・・

274小説に挑戦者(第3話つづき):2007/11/19(月) 01:08:11 ID:3Sarq872
一瞬フラッシュバックして流れてきた中学時代の事件から、現実に戻したのは金城の言葉だった。
「無視するとはずいぶん偉くなったなっ!」
目の前には鋭い目つきで睨んでいる金城が立っている。
「えっ?」
辛い記憶が蘇り、その記憶の渦に飲み込まれていた佐奈は青ざめた顔で目の前の人間の皮をかぶったモノを見た。
呆けた返事から金城の機嫌はいっそう悪くなったようにみえた。
「昨日は委員長と、どんな話をしたのか聞いてるんだよ。」
旧校舎の中で、階段を上がりながら見下ろしている金城に対し、あわてて佐奈は手を振り、弁解した。
「何もっ、何も話してない。」
そういうと金城は佐奈の首下を掴みかかろうとした。しかしすぐに思い直し、侮蔑したような視線だけを投げかけた。

「ほらっ。ここだよ入りな。」
金城が立ち止まり、案内された場所は、旧校舎の女子トイレだった。
来年取り壊すことで殆どの人は寄り付かない。しかも掃除は全くされていない場所だ。
急激に膨らみ一瞬で爆発した中学時代の恐怖と屈辱から佐奈は叫び声をあげた。
「いやああああああああああああああ」
しかし、金城はその反応を楽しむように佐奈の背中を強く押した。

275名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 06:58:52 ID:JbAPzApS
わくわくが止まらない!
276名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 19:22:07 ID:3NVEd46s
wktkwktk!
277名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 19:57:30 ID:C3sCngZ6
wkkr!wkkr!
278小説に挑戦者(第4話):2007/11/22(木) 23:25:16 ID:Xur9ArAW
ピシャッ、ピシャッ
金城に押され、つんのめる様にトイレの中に入れられると、中は不自然なほど水浸しだった。
「柳さん。私とても残念だわ。」
頭越しにそう聞こえ顔を上げると、いやらしい笑みを浮かべている佐野里香と大衛千裕が立っていた。
「私達お友達だと思っていたのに。」
妙に猫なで声で話しかける里香の言葉の意味を佐奈は分からなかった。
(友達・・・?)
「ねえ?どんな'デタラメ'を委員長にチクったりしたの?」
猫なで声から、低いどすの利いた声にビクッと体を震わせ佐奈は手を振りながら
「わたっ私何も悪いことなんて言ってない」
と弁解した。
「そうよね?私、"裏切り者"の柳さんにひどいことしていないもの。そうよね?」
佐奈の慌てる様をいたぶり楽しむように、里香は笑顔でそう言った。
その台詞は佐奈の自尊心をひどく傷つけた。
ここで反論する勇気がないことを自分で認めることに直面させられたからだ。
里香の横に立っている大衛が"はい"と言えという感じで問いかける。
「そうよね?」」
佐奈は叫びだしたい気分だった。
頷いたら、何度も砕かれた自尊心を、自分でさらに壊すことになる。
過去に何度も経験したが、それが他人に打ちのめされるよりも自分で自分を打ちのめすのが一番つらかった。
そう葛藤していると
ガシッ
背中越しに力強く両肩をつかまれ、金城がさらに問いかける。
「そ・う・よ・ねっ?」
「うぅっっっ」
一度金城の顔を見たがその鋭い視線に押され、一瞬で視線を下に落とし、かすかに頷いた。
満足そうな顔を浮かべる金城と、優越感に浸るような笑みを浮かべる大衛が目を合わせると、里香が明るく言葉を続けた。
「あ〜っ。良かった。それでプレゼントがあるんだけど、友情の思い出って言うのかな。」
里香のその台詞と仕草だけを見ると雑誌のモデルをしていた容姿からとても可愛いものに見えたが、佐奈にはその仕草からいやな予感しか浮かんでこなかった。
そういうと、大衛に視線を向け、大衛がかばんの中を探りだした。
悔しさと情けなさで一杯になりながら必死に涙をこらえながら、これから何が起きるのか不安になった。
「あ、あった。」
大衛が一冊の手帳サイズのノートを取り出し、里香に渡す。
里香は、中をパラパラめくり、苦笑しながら、それを佐奈に手渡す。
見下すような笑い方を浮かべる里香からそのノートらしきものを受け取ると、佐奈は絶句した。
それは携帯サイズのアルバムだった。
中には先ほど突然思い出した「トイレでいじめ」の記録だった。
タイトルには“私の彼氏♪by柳佐奈♪”と書かれている。
「どうしたの?せっかくのプレゼントなのに。」金城が不思議だ。といった表情を作って問いかける。
「う、う、ウレシイで、、、す」
「あ、そっっか。うれしくて固まっちゃったんだ」
馬鹿にしたように金城が言葉を続け、ボロボロに打ちのめされたように佐奈はまた小さく頷いた。
「いいわよ。ゆっくり見ていて。彼氏の便器君とのお・も・い・で♪」
大衛が、そういうと
「だからゆっくり見てなってっ」
里香がいらだつ様な口調で言った。佐奈は泣き出したく正常な判断が出来なかった。そして里香が苛立つ意味が分からなかった。
「立ってちゃゆっくり出来ないでしょ?座りなよ。」
金城がそういうと、ごみが水の上に浮き、茶色く濁った床を指差してそう言った。
出入りのない旧校舎の女子トイレが水浸しになっていたのは、そのためだったのだ。



次は11月24日の予定です。
279名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 03:20:30 ID:mEZuvve5
お!来てた!
楽しみにしてるぜー
280名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 13:03:48 ID:sQf1M2I2
同じく。半裸で待ってる
281小説に挑戦者(第5話):2007/11/24(土) 16:15:22 ID:5JeymmIW
スカートと靴下、そして上履きに床のにごった水が染みこんでくる不快感が襲ってくる。
5月下旬で平年と比べ気温は暖かかったが、それでも佐奈の中では酷く寒く感じた。
それに加え、例のアルバムを最後まで見なければならない。
さらにその写真の横には佐奈の神経を逆なでするようなコメントがご丁寧に乗せてあげる。

便器を抱させられ、無理やり作らされた笑顔の写真の横には「これが私の自慢の彼氏ヾ(*'-('-'*)ノピトッ 」、
便器に口をつけさせられた写真の横には「初めてのファーストキス(〃д〃)きゃ〜♪ 」

悔しさと屈辱で気が遠くなりそうになりながら、涙で震えた。
正座をする佐奈が悔しさを十分に噛み締めるだけの間を十分においてから、里香を中心とする3人は例のニヤニヤ笑いを浮かべながら口々に言い出した。
「どう感想は?」
「懐かしくない?」
佐奈にはどうにも答えられなかった。
口を開けば、涙を堪えきる自信がなかったからだ。
そんな内心を知ってかしらずか、里香が追い討ちをかけるようなことを言い出した。
「でも私、付き合いが長い佐奈さん達はそろそろ次の段階に進んでもいいと思うんだよなぁ〜」
佐奈は里香のその妙な台詞にビクっと顔を上げた。
すると金城も大衛も言葉を続けた。
「そうそう、私も思ってた。」
「いまどきの高校生にしては遅すぎるくらいよね。」
うんうん、と、そう頷きながら満足そうに聞いている里香は佐奈に視線を向けかわいらしい笑顔を向け命令した。
「ってことで柳さん脱いで」
いったい何を言っているのか分からなかった。ただ絶句して呆けた顔をしながら里香の顔を見た。
「呆けた顔してないで、ほらほら脱ぎなって」
そういうと後から正座している佐奈を引っ張り床に倒してから、スカートをグイっと引っ張り上げ、強引にスカートを引き抜いた。
「きゃぁっ、やだっやだっ」ブレザーにも床の水を染みこませながら必死に抵抗するもいとも簡単に脱がされた。
「ぷっ、色気ない下着。小学生かよ」そう笑いながら、大衛は佐奈の姿を写真に収める。
「こいつもう塗れてるじゃん」金城が佐奈の下着を指差しながら嘲る。
当然塗れているのは床の水が染みこんだからに過ぎない。
けれど彼女達にとってそれは侮蔑する言葉を投げかけることが出来ればどんなものでも良かった。
「や〜らしぃ。興奮するの早過ぎっ」大笑いしながら金城は続いて佐奈のブレザーに手をかける。
佐奈は金城から這うように逃げながら「やめてっ許してっやだっ」と叫び許しを乞うが金城はその様を楽しむように佐奈を追い回し
ブレザー、ベスト、YシャツにTシャツと次々と佐奈を剥いていく。
むろん大衛もそのつどパシャっパシャっと必要もないフラッシュを炊きながら写真に取られているということを認識させていた。
282小説に挑戦者(第5話)つづき:2007/11/24(土) 16:15:55 ID:5JeymmIW
佐奈はそれでも逃げながら必死に抵抗し、写真を回避しようとするが、逃げ道を絶妙に里香に抑えられ、結局は無駄な抵抗に終わり、とうとう下着も剥ぎ取られ全裸にさせられた。
「うぅっあぁぁっあああああああああっっっ」
佐奈は恥ずかしさにどうすることも出来ず、顔を両手で必死に押さえながらとうとう号泣をした。
しかしその行為は、里香も金城も大衛も何一つ罪悪感も感じず、かえって加虐心が一層あおられるだけだった。
その間、里香ほど大人びてはいないが、普通の高校生並みの発育をしている佐奈の裸体を大衛は写真に収め続けた。
それから、ひとしきり佐奈に屈辱感と恥辱感を味あわせた後で金城は、泣き崩れる佐奈の髪を引っ張り上げた。
「おらっ」
「うぅっぅっぅ、もうっもうやだぁぁあぁ、やめて下さいぃ」
涙で顔をゆがめ哀願する佐奈の顔を満足そうにしながら満面の笑みを浮かべた。
「それじゃ入って」里香がトイレの個室を開けると、駄々っ子のように泣き叫んだ
「やぁーーっいやぁぁぁっ、やーーーーーーーっっっ」
金城と里香は泣き叫ぶ佐奈を完全に無視して、トイレの個室に押し込み、ドアを強引に閉めるとすかさず大衛がドアを釘で打ちつけた。
「いつまでも泣いてたら"彼氏"が引いちゃうよぉ」
「それに私達も他人のセックスシーンに立ち会うほど野暮じゃないから安心して」
「そうそう、個室で存分に・・・ね♪」
「お願い返してっ許して、許してぇっ」
里香は、トイレの個室の中に閉じ込められた後もドアを叩き必死に許しを請い続ける佐奈にさらに追い討ちをかけた。
「あ、そうそう、あまり叫ぶとそのうち用務員のオッサンが見回りにくるよ。」
その言葉を聴いた瞬間、佐奈が息を呑むのが顔を見ずともわかった。
「誰も来ない旧校舎で全裸の女子高生がトイレにいるシーンか・・・」
そういいながら里香は蛇口でバケツ一杯に入れ始めた。
「何かAVに出てきそうなシチュエーションね」
金城と大衛は、佐奈が現実から目をそらすことが出来ないように丁寧に説明を加える。
里香はバケツに一杯にたまった水を金城と大衛に手渡すと二人は反動をつけ中の水を佐奈の入っている個室の中へ浴びせかけた。
バシャーーーンッ
勢いよく落ちる大量の水音と佐奈の悲鳴が響いたのを聞くと金城は「はいっ!おまけっ。それじゃ、ごゆっくりい♪」とバケツを中に放り投げ入れた。
バケツの音が響き渡るのを後に、もはや許しを請うための叫ぶことも出来ずに全裸で個室に閉じ込められた佐奈をそのまま残し、3人は佐奈の制服を紙袋に入れ旧校舎から持ち去っていった。
283名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 23:52:40 ID:bqKBJWe5
エレクトしてしまう!
284名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 00:33:19 ID:fNGKjXqJ
仲井さやかは2時間目の授業終了間際、ふと窓の外を見ると、
佐野 里香、金城 沙那、大衛 千裕の3人組が、大きな紙袋を
抱えながら焼却炉のほうへ向かっていくのが目に入った。
(なんであの3人が?)
ハッとしてさやかは授業中であることも忘れ、窓の外を食い入るように見た。
今朝、佐奈と別れてから、柳佐奈の姿が消えたその日に、里香たち3人も教室に居らず、
しかも3人が群れて歩いている。
さやかは、一瞬物凄く嫌な予感がした。
もし、今が授業中でなければ、真っ直ぐ3人のところに飛んで行き問い詰めるところだ。
しかし、今は授業中なのでそうするわけも行かない。黒板のほうへ視線を戻すと、
担任の大野が面白そうに、さやかを眺めていた。
「仲井。窓の外に面白いものでもあるのか?」
優等生のさやかが、授業中に放心して窓の外を眺めているのが珍しかったのだろう。
他の生徒達も注目していた。
「あっ、すみません。」
さやかは授業中だということを思い出し、恥ずかしそうに謝った。

そっか、「仲井が余所見するのは珍しいからな。何かあるのかと思ったよ。」
そう言ってわざとらしく大野も窓の外を眺めた。

おそらく3人の姿は見えただろう。
「佐野達か?」

もともとは、さやかに対する皮肉のつもりで外を眺めたのだけろう。
しかし、素行の悪いグループ3人が目に入ったためか、大野の顔色が変わった。
「あいつら・・・」
さやかは、大野の反応を訝しげに見ながら、罰の悪そうに大野に声をかけようとした。

「お前ら、2時間目の残りの時間は自習だ」
そう言って、大野は教室から走って出て行った。

さやかは、すかさず大野について行こうとしたが、教室から出た瞬間、
「仲井、委員長として静かに自習するように注意しておいてくれ」
と大野に釘を刺された。
教室内は急な自習に驚き一瞬静寂が訪れたが、すぐに騒々しくなった。

「え?なになに?何が見えたの?」
「佐野さんたちがいたんだって」
「まじでー?」
「高校になって授業エスケープって、、、」

確かに、さやかは自分がいなければ教室内の喧騒が酷くなるだけだと諦め、
騒々しいクラスメート達のまとめを行うことにした。



焼却炉前にて、そんな教室内の小事件など知らぬ里香たちが佐奈の制服や
鞄を色々漁り、不要なものはどんどん焼却炉の中に捨てていた。

金城は佐奈の携帯をいじっていた。
「里香、面白いものあるよ。」
金城は心底楽しそうに里香に声をかけた。
「なになに?」
佐奈の鞄を漁っていた里香は金城の方を向き、興味を示した
「委員長の携帯の番号」
「え、まじで?」
大衛と里香は、金城のほうへ近づき、佐奈の携帯を覗き込んだ。
そして、心底楽しそうに笑みを浮かべ顔を見合わせた。
「委員長にも面白い経験プレゼント出来そうじゃん」
金城はそう言って底意地の悪そうな目つきで笑みを浮かべ里香と大衛の顔を交互に見た。
285小説に挑戦者:2007/11/26(月) 00:36:09 ID:fNGKjXqJ
うが、焦って投稿してしまった。
上の話は第6話です。

一応、かなり長い小説にする予定ですが、読者いるかな?

もし読んでくれている人がいるなら聞きたいのですが、
大体どの程度で完結したほうが良いでしょうか?

↑ちょっとしたアンケートさせてください↑
286名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 00:48:59 ID:3WRTC8D/
GJ!

自分はどんだけ長くてもいいけど、未完放置だけは勘弁・・・
聡美より速いペースで投下してもらえるならwktkしながら待ってる
287名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 01:24:49 ID:GuIJ+pYU
終わるまで絶対生存しますから!
288名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 01:37:30 ID:yWrV/UR0
グッジョブ、おもしろい!
1000までに完結くらいでいいんじゃない?
でも書きたい事を削ってまで短くする事はないと思うよ
289名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 16:35:28 ID:qqvyBnFg
このスレを全て使い切っても何ら問題なし
いつまででも読みますよ
290名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 21:21:49 ID:Jj7pcADK
GJだ!!!
マジで楽しみ
書きたいことを書いてくれればいい
そうすればあなたもおれもハッピー

291名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 23:36:48 ID:fNGKjXqJ
お〜5人もいたw
了解っす。
未完放置はしないんで、生暖かく見てやっててください。

一応週2〜3本、最低2本で1本1000〜1500字を目処に進めます。
ただ、年末年始は無理かもしれないけれど、それ以外はそのペースは守りますね。
292小説に挑戦者(第7話):2007/11/28(水) 00:05:04 ID:eDKBF0rR
「どうするの?それ、出会い系のサイトにでも投稿する?」
大衛がそう尋ねると、金城は'ちっちっち'と大げさに振る舞い、一拍置いてから言った。
「もちろん、それ"も"するけど、他の用途もあるんだ♪」
金城の言葉に里香と大衛は顔を見合わせた。
「それと、"順"から面白い情報貰ってるから、まぁ、お楽しみ♪」
里香は金城がこの顔をするときは、何か泥沼のような策略を巡らしているときだと知っていたし、
下手に追求しても怒り出すことも知っていたので、何を企んでいるか追及をやめることにした。

里香たちが佐奈の所持品の物色し終え、手帳と財布、携帯を除きすべて焼却炉に放り込み終わると、
ひと仕事終えたように手を叩き、これからどうしようかと相談始めた。

「私は授業に出るわ。」
金城が宙を見ながらつまらなさそうに言うと、
「そ?」
と気のなさそうに里香が相槌を打った
大衛は里香と金城の、どちらかの意見に従うだけだったので待ち
順の顔を立ててあげないと。サボってばかりじゃね。
金城がそう言うと、“お前らぁっ。”と声が飛んできた。

その声3人は、一瞬タバコを見つかった学生のようにビクッとして声のしたほうを同時に顔を向ける。
しかし、そこに立っている人物を金城が見止め、
「あっ、順っ。」
と、先ほどの陰湿な表情から、年頃の少女らしい可愛らしい笑顔に豹変した。
そこには担任の大野順也が立っていた。

大野は訝しげに金城達を眺めてから、蓋の開いている、焼却炉の中身を覗いた。
里香たちは、そろってばつの悪そうな笑いを浮かべたが、反省している様子は見せなかった。

「また、柳にちょっかい出してたのか?」
大野は焼却炉に捨てられている、制服を見て仕方なさそうに言った。

「まぁまぁ、気にしなさんな。」
金城は軽いノリで恋人の大野の肩をたたきながら、
「順には迷惑かけないって♪」
と世間話のように言った。
まったく悪びれた様子はない。
仕方のなさそうに、大野はため息をついてから、金城の頭に手を置き、「頼むぜホントに」と言った。

「まったく、仲居がお前らを見つけて、今にも飛び出しそうだったから抑えて俺が先に来たんだけど
良かったよ。」
独り言のようにそうつぶやくと
「委員長が?」
里香が耳ざとく聞き返した。
「ああ、処分するなら燃やしておかないと、次の休み時間にでも探しに来るぜ」
大野は目を焼却炉の中に向けてそう言った。
「んじゃ順也は焼却炉の中身が燃え終わるまで適当に理由つけて委員長の足止めしててよ。」
甘えるように大野の腕の中に納まりながら金城は上目遣いにそういっている。
大野は肯定も否定もしなかったが、委員長の足止めは確実にやるだろうと思えていた。

里香は、このとき、仲居さやかという存在を今までとは比較にならないほど、邪魔に思った。
そしてそれと同時に、この鬱陶しさから来るストレスのはけ口として、佐奈に対するイジメを
一層エスカレートさせてやろうと理不尽な憎悪を膨らませていった。
293小説に挑戦者(第8話):2007/11/28(水) 20:59:30 ID:eDKBF0rR
柳 佐奈が旧校舎の女子トイレに閉じ込められてから、2時間近くが経過していた。
学校という環境の中で一糸纏わぬ姿で閉じ込められ、酷く無防備で得たいの知れぬ不安感に襲われる。
あれも見ているものはいないのに、何百人もの瞳に見られ晒されているような無防備感に加え、
この2時間の間、佐奈は一人で絶望のループを何度も繰り返して過ごしていた。
(もしこのまま里香たちが戻ってこなかったら、このまま朽ち果ててしまうのかな。)
(まさか、そんなことはない)
(でも、こんな格好じゃ助けを呼ぶことも出来ない)
(万一、男子が来たら何されるか分からないし、女子はもっとヤダ。怖い)
不幸にも佐奈にとって女子の知り合いで、一番付き合いが長いのが里香であった。
そして、里香を基準とした判断材料しかないから男子に見つかる以上に女子に見つかることを佐奈は恐れていた。
(先生だって信用できない。誰かに助けてほしいけど、誰にも来てもらいたくない)
どうしようもない絶望感に襲われ、葛藤を続ける。
(それにしても、里香たちなら本当に戻ってこない可能性もある。)
(里香たちに制服を持っていかれたのは知っている。どこかに隠したのかもしれない。自分が慌てふためくのを見るために)
(深夜になって学校から誰もいなくなったら。教室にジャージを取りに行こう)
(ジャージ姿で帰ったら叔母さんになんて言われるだろう。)
(それより、深夜に見回りの先生とかに見つかったらどうなるんだろうか。)
(万一事件になっても警察にも深夜で全裸でいた自分が悪く佐奈が悪いことにされる可能性もある。)
(それに何よりこんなことが世間に知られてしまったら生きていけない。)
誰もいない旧校舎、女子トイレの個室の中で孤独に押しつぶされそうになりながら佐奈はそうした無意味な
自問自答を繰り返していた。
「なんで、なんでぇ、、、っうっぅ」
佐奈はそんな言葉が口から漏れる。涙があふれて止まらない。悔しい。
泣き叫びたくて仕方がなかった。けど声を出して泣くことも出来ない。
『あまり大きい音出すと用務員のオジサンが見回りに来るよ〜』
去り際にそう吐いた金城の呪いの台詞が、佐奈の絶叫を封じ込めていた。
そんな救いのない葛藤は高校になったばかりの少女にはあまりにも辛い拷問だった。
当然のごとく、佐奈の孤独と不安感と戦い続けていた緊張感も限界に近づいて来ていた。
(マサル君が助けてくれたらなぁ))
佐奈はもう何度も自問自答を繰り返し続け、神経がすり減らし尽くした佐奈が、中学時代恋めぐらせていた男子が
颯爽と助けてくれるような支離滅裂な夢のような想像をした直後には
(駄目だ。もう駄目だよ。どうせ、どうせなら反撃しよう。そうだ。次に里香たちが来たら毅然とした態度で接してやる)
(そう、そうよ、どうせ抵抗しなくたって酷いことされるんだもの。だったら、思い切り抵抗してやる。そうしよう!)
まとまらない思考をぐるぐる思考を巡らせていると、トイレのドアから地獄の門が開く絶望の音が聞こえてきた。
"コンコン"
「佐ぁ〜奈ぁ〜っちゃん」
便座の蓋の上で体育すわりをしながら丸まるよ格好で新たな決意と葛藤を続けていた佐奈は数秒前の強気が一瞬で消え失せ
心臓が口から飛び出てくるほど驚いた。
里香の声だ。佐奈の意識とは裏腹に足が震え出した。
"コンッ、コンッ、、、ドンッッッ"
「シカトこいてんじゃねえよっっぅt」
ドカッドカッとトイレのドアを思い切り蹴りつける音と金城の怒声が響き、佐奈は体全体をビクッと震わせた
「は、はいっ!」
せめて、気丈に構えようとしながら、脅えを隠し切れない泣き声が混ざり合った発音でで返事をすると
「どう?お楽しみは終わったぁ?」
と金城は猫なで声で聞いてきた。
その口調での聞き方が一番佐奈の心を傷つけると知っていたからだろう。
佐奈に答えられるわけがない。
「ちょっとぉ質問してるんだけどぉ」
語尾のイントネーションを上げ、苛立ちを表現しながら金城が繰り返し聞いてきた。
「終わり、ました」
先ほど芽生えた気丈さは金城の声、現在の立場を認識すると泡のように消え去っていき、消え入るような声でそう答えた。
瞬間、ドアの外側がドッと湧き上がった。
「聞いた聞いた〜?」
「佐奈ちゃん、便器とヤったんだってっ」
「やっだぁマジでサイテ〜♪でもお似合いだね♪」
金城と大衛が次々と嘲笑の言葉を浴びせる。
佐奈はギュッと膝を抱きかかえ、ひたすら今が過ぎていくのを待ち続けた。

しかし、さやかの介入によって高まったストレスを解消すべく現れた里香は、佐奈をさらに貶めるつもりでいた。
294名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 22:23:34 ID:i/ul73Wd
期待
295小説に挑戦者(第9話):2007/11/29(木) 23:57:14 ID:ZeeObsjB
3人は柳佐奈を囲み大声でひとしきり笑った後、金城沙那は楽しそうに言った。
「そっかそっか、佐奈ちゃんも漸くヴァージン卒業したんだ」
「それじゃ、出てこようか。どんな風に大人の表情になったのか見せてぇん」
金城がそういうと、大衛千裕は個室のドアに打ちつけた釘を引き抜き、乱暴に個室のドアを開けた。
「ごたーいめーん☆」
佐野里香と金城沙那がわざとらし過ぎるほど明るくそう言った。
便座の蓋の上で体育座りで脅えるように震えている佐奈の姿があった。
佐奈のその姿を見て里香は満足そうに微笑んだ。
先ほど委員長に溜めさせられたストレスがスーッと消えていく心地だった。
「あ〜れぇ〜?佐奈ちゃんヴァージン捨てたのに全然変わってないじゃん。」
大げさに不思議だとか言わんばかりに金城が大声でそういう。
(なにが、何が"変わってないじゃん"よ。ふざけないで制服返してっ!)
と佐奈は震えながらも先ほど決心した気持ちに従い、強く返そうとした。
しかし今までに受けた恐怖と屈辱で佐奈の心は里香と金城に対して刷り込みを植え付けられていため
言葉にならず。結局「なっ、、ぁ、、ゃ・・・」と蚊の泣くような声が漏れるだけだった。

金城は、そんな佐奈の言葉を完全に無視し、侮蔑に満ちた目つきで佐奈を睨みつけた。
「まさか、あんた"恋人"と裸で密室に二人でいて、何もさせなかったんじゃないでしょうね?」
里香は金城の話の持っていこうとする方向を敏感に察知し、すかさず話を合わせた。
「沙那。柳さんがいくら奥手で純情でも、それはないよ。」
金城は里香が、話を合わせてきたのを幸いと、わざとらしい小芝居を演じ始めた。
「あ、そっかぁ〜。わたしてっきりウブでカマトトぶって焦らしてんだと思ってた」
「まっさかぁ、中学時代は私と一緒にモデルにスカウトされたのにさ。落ちたけど。」
そう言って自分は合格したけど、と侮蔑するような目つきで佐奈を見下ろす。
佐奈はこの言葉に過剰反応した。里香と決別した原因、いや里香が佐奈をいじめるようになった原因だからだ。
けれど、そのこと以上に佐奈には里香たちの話の方向性が見えず、いやな予感が増すばかりだった。
「だよね。控えめだけど顔とスタイルそのものは結構いいし、男好きそうだものね」
金城は佐奈のそんな心理など関係ないと言ったようにそう言ってから舐めるように佐奈を眺め回した。
「でも可能性は捨てきれないじゃない?」
「なんの?」
「オトコの喜ばせ方を知らないって可能性」
「まっさかぁ〜でもそれだったら"彼氏"が可愛そう過ぎるよ」
里香は笑いをこらえながらそう言った。
「だったら、後学と彼氏君の為に私たちが教えてあげよっか。」
金城と里香のやり取りから、佐奈に何をさせようとする意図が明確になると佐奈は顔を真っ青にした。
二人の腰巾着役の大衛は、今までぼーっとしていたが、里香たちの行動に移る気配になると
鞄からデジタルビデオカメラを取り出した。
「千裕、今回は写真じゃなくて動画の方で録画してね。」
金城は、大衛にそう指示をした。
296小説に挑戦者(第10話):2007/11/30(金) 23:50:32 ID:pxQ4XwhH
「っっっ!や、やだぁぁああっっっ」
佐奈は裸であることも忘れ、必死に逃げようと出口へ走り出したが、金城がすばやく足を掛けた。
びしょ濡れになっている床の水がとび散り、佐奈は汚れで茶色くなった水床の上に豪快に転がった。
「そんな色っぽい格好でどこ行くの?わいせつ罪でつかまっちゃうぞぉ」
金城が佐奈に自分自身の現状を認識させるべくそういうと、一瞬佐奈は羞恥の表情を浮かべたが、それでも
目先の恐怖に脅え、隠すところも隠さず、今は必死に逃げようと這って出口に向かおうとした。
「もう、佐奈ちゃんたら、女の子がはしたない。丸見えじゃん♪こっちに来ましょうねぇ」
芋虫のように這って逃げようとする佐奈は、両足を金城に掴まれ先ほどまで閉じ込められた個室トイレの
ところまで引きずり戻された。
「あああああ、っあっあわああああ、誰かぁっ誰かぁああっっ」
佐奈はがむしゃらに叫び、必死に助けを求めたが、もちろん誰も来ない。
「素っ裸で引きずられながら、叫び声あげて、間抜けもいいとこ」
里香は笑いを必死にこらえようと耐えながら、そう呟いた。もちろん佐奈の耳に入るような大きさの声で。
「もう♪佐奈ちゃんったら、いま人に来られたら一番困るの佐奈ちゃんでしょ?」
そういって、ペシッと佐奈の尻を叩くと、その間抜けな音に3人が噴出した。
「ああああ、ああああっっうあああああっっっ」
惨めで、情けなくて、絶望的でどうしようもない感情に飲まれとうとう佐奈は駄々っ子のように泣き出した。
それでも泣き暴れる佐奈に同情を示さずトイレの個室の中まで引きずり戻していった金城は、トイレの個室に
押し詰めるように佐奈の足首を持って投げ飛ばした。
その乱暴な扱いに佐奈はバランスを崩し、悲鳴をあげ便器を抱きかかえるように倒れこんだ。
「やっぱり彼氏にすぐ抱きついちゃうんだね」
珍しく、一番初めに大衛が口を開いた。
悔しそうに佐奈が大衛の方を見ると、まだ起動し終わっていない大衛の持っているビデオカメラが視界に入り、
さらに惨めな感覚が増した。
金城は佐奈を引き起こし、再び髪を引っぱり顔を上げた優越感に浸りきった目つきで佐奈の目を覗き込む。
「うぅ、、、うううぅっ、。いっ痛ぃっ」
痛みと恐怖に襲われている佐奈は先ほどとは異なり全力で金城の手を振りほどこうとしたが、女子の中でも
非力な佐奈の力では、一般男子並みの腕力の金城の手はビクともしなかった。
大衛がビデオのスタンバイが整い終わったという合図を出すと、金城は。
「それじゃレッスン始めるねぇ。まず!」
そう掛け声を掛け、必死に叫び助けをあげ続ける佐奈の髪を強く引き上げてから
「体の汚れを落とします。」
そう言って、便器の中に佐奈の顔を便器の中に沈めた。
「やぁあああっやめっがぐぼぼヴぉぶぉぶぉぼ・・」
必死に叫ぶ佐奈に金城達は余計に攻め甲斐を感じたのか、金城は心底楽しそうに便器の水槽の中で
もだえ声をあげる佐奈を見下ろしていた。
297小説に挑戦者(第11話):2007/12/01(土) 23:13:50 ID:SY7UXtYh
「げほっっげほっっぅええっっっごぼっ」
金城沙那が便器の中から髪を引っ張り上げ柳佐奈の顔を上にあげると佐奈は激しくむせこんだ。
「うぅぅうっぅうううう、ごほっごほっ」
顔中が塗れているが、涙と鼻水のあとははっきりと分かる。
「どう?綺麗になった気がする?」
金城が佐奈の顔を佐野里香のほうに向け、確認すると里香は悩ましそうな顔をした。
「そうよね。もう一回位洗わないと汚いよね?」
里香の表情を勝手にそう解釈し、もう一度沈めようと手に力をこめる。
「もっ、やぁっ、やなのぉぉっ、ゅるして」
顔を涙でクシャクシャにしながら哀願し、髪を引き上げる金城の腕を必死に離そうとする。
しかし、力勝負ではまったくかなうはずもなく金城は容赦なく再び便器の中に佐奈の顔を沈める。
「や゛め゛っぶぁぁぼぼぼぼぼぼっ」
またも便器の水の中に溺れるように咽び声を上げながら、便器の両淵を両手で支え何とか顔を出そうと抵抗した。
金城は、頭を何とか便器から顔を上げようと力をこめる佐奈をものともせず片手で押さえつけ、空いたほうの手で
トイレの水を流した、

ジャァーーーーーーー

ただでさえ溺れて水に溺れて辛いのにさらに強い水流があふれ出て来たため佐奈は大量の水を飲み今まで以上に
大きく咽び声を上げた。
「ん゛っーーーーーーがぼぼbヴぉおヴぉあqgqふえqぴq」
トイレの水流に流され、声にならない叫びを上げる佐奈を強く抑えながら加虐的に金城は喜びの声を上げた。
「あはははははは、髪が、髪が流されてる〜〜〜気持ちわりぃぃぃワカメみてぇ」
佐奈の長い髪がトイレの奥のほうへ吸い込まれるように漂っていく。
その様を目に涙を浮かべ爆笑しながら、里香と大衛の表情を伺い見る。
大衛はその様を金城同様に笑いながらビデオに収めていた。
しかし、里香の表情からは外見的には笑っていたが、それでも数瞬前と異なり別の気配が浮かんでいたのを金城は読み取った。

事実、里香は例えようのない感覚に襲われていた。
里香は今まで積極的に佐奈のいじめに参加していた、いや、率先的に主犯として佐奈いじめていた。
そして、今回初めて従犯として佐奈のいじめに加担している。
確かに少し前までは金城が佐奈を貶めていくことでストレスが解消されていく爽快感があった。

今回は、仲井さやかに対するストレスのはけ口として佐奈を選び、酷い行為を平気ですることが出来る金城に全てを任せたのだ。
しかしその結果、金城が今やっている行為をだんだんと客観的に見てしまえ、不意に魔が差したように冷静になってしまった。

それでも今回さやかに邪魔をされ、ストレスが溜まって金城に"容赦なくやろう"と持ちかけたのも里香だ。
だから、里香は佐奈の惨めな姿を見て優越感に浸ろうと内から沸きあがるわけの分からないそんなモヤモヤを強引に押さえつけた。
298名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 00:06:27 ID:x0BAKT/t
まさかこんな良作が投下されてたとは・・・
超GJです!
299名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 04:42:50 ID:0FFoUaH2
汚辱に期待せざるを得ない!!!
300小説に挑戦者(第12話):2007/12/03(月) 00:39:33 ID:Qh7Viy/x
金城は佐奈を便器の水槽の中から引っ張り出し、乱暴に髪から手を離した。
「げほぉっ、ぜぇっぜぇっ、げほっごほっ、、、、はぁっはぁっ、うぅっおぇぇぇぇ」
便器の水槽の中に溺れていた時間は15秒ほどだったが、大量の水を飲まされた佐奈は便器にもたれながら飲んだ水を
吐き戻した。
佐奈の口から吐き戻された液体は佐奈の体を汚し、床を汚し、便器周りを汚した。
「きたねぇぇぇ」
金城は侮蔑の念をこめた口調で佐奈の耳元でそう呟き、屈辱に満ち溢れしゃくり泣き、金城を睨み返す気力も失せた
佐奈を突き飛ばして里香のほうに向き直った。

「里香」
「ん?」
「どうしたの?つまらない?」
「そんなことないよ」

里香は心外だという表情を大げさにつくり返事をするが、金城は訝しげに里香の顔を見つめた。
「そうよね。もともと先行して始めたのは里香だもの。」
里香は頭の中で分かりきった事実を指摘され、いらだちを感じたが、あえて黙ってうなずいた。
「まだまだ、これからが楽しみの始まりなんだから、もっと楽しそうにしてよ」
金城は里香に釘を刺してから、言葉を続けた。
「どうせ、こいつは私たちのストレス解消のための玩具であって暇つぶしのペットなんだよ?」
金城は里香の顔を見据えて、まだ便器に寄りかかり、むせ続けている佐奈を指差しながら
「里香がストレス溜めたのなら、そのストレスを解消させるのは、こいつの当然の義務なんだから」
と平然と言い切った。

そして今度は佐奈の耳元に口を近づけ金城は猫なで声で言った。
「佐奈ちゃんが今、こんな目にあってるのは全部委員長のせいなんだよ。」
佐奈は咽びながら(なに?)と視線だけを金城に向けた
「思い出してごらんよ。もともとは私たち掃除当番の交代を頼んだだけなのに委員長が絡んできたのが始まりなんだから」
委員長こと仲井さやかを貶める算段をつけている金城は、佐奈にもさやかに対するマイナス感情を育てようと
佐奈の心の隙間に呪いの言葉を吹き込んでいく。
「恨むんなら、"委員長"を恨みな♪」

金城が楽しそうに佐奈を洗脳している姿を見ながら里香はなんとも言えない感覚が沸き続けた。
里香も金城の言うことはその通りだと思い続けていていた。何の疑いもなく。

「それじゃ、掃除用具の中から雑巾持ってきて。あとバケツに水入れて、とホースも持ってきて。」
金城は佐奈に引き続き、里香の葛藤を押し込めるよう里香にそう指示した。
それに従い、ボロボロになった雑巾とさび付いたバケツ、黒い汚れがこびり付いたホースをを用具箱から取り出し、
金城に手渡し、金城は受け取った雑巾で塗れた床を拭き、雑巾をさらに汚し湿らせてから
「それじゃ、洗った体を拭き拭きしましょうね♪」
と言って佐奈の顔に近づけていった。
水にぬれたため、雑巾特有のいやな臭いがツンと佐奈の鼻をかすめ、涙でクシャクシャになった顔をさらに歪ませて
何度も叫び、全てを無視され続けた絶叫を再び繰り返した。
「っっッっい"やあああああああああああああ」



追伸
長くても構わないということなので、溜めてた分を圧縮せず毎日投げ込みましたが
今後このペースは多分ないと思います。
一応私も仕事があるんで…
今後、週2くらいを目処に更新していけたらなぁと思ってます。
といっても、調子良いときは一気に書けるんで、書き溜め出来たら、コンスタントに投稿しますけどね
301名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 06:39:18 ID:lPJf1APx
3行目あたりでパンツをおろした俺
302名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 14:30:49 ID:U/bA2c2w
久しぶりだもんでチンポ扱きつかれた
303小説に挑戦者(第13話):2007/12/06(木) 23:12:56 ID:Z589NWBR
金城は、嫌がる佐奈を強引に押さえつけ、汚臭のする雑巾で佐奈の体中を拭き終わると汚そうにその雑巾を床の上に捨てて言った。
「うっ、ぐっ、あぁぁ、ああああああああああん」
佐奈は肩を震わせ、両手で目頭を押さえ、声を抑えることも出来ず駄々っ子のように泣き崩れた。
言葉による哀願も抵抗も全てを無視された佐奈にとって泣くことは自分の感情を表現する唯一の手段だった。

どんなに頼んでも決して責める手を緩めない金城達に
抵抗する術も力も勇気も持っていない自分自身に対して
雑巾に染み付いていた嫌な臭いが自分の体から漂ってくることに
全てが佐奈にとって悔しくて、情けなくて、惨めで、悲しくて、絶望的だった。
その様を金城はどこ吹く風といったように楽しそうに見下ろし、
里香は自分の葛藤を押さえつけるために、こうなった原因は佐奈にあるのだと思考を強引に押さえつけ、
大衛は、ただ自分より惨めな佐奈の様を優越感に浸りきった満足そうな笑みを浮かべ、ビデオをまわし続けていた。

佐奈の号泣が始まってから、佐奈の嗚咽以外は誰も声を発しなかったが金城がポツリと吐き捨てた。
「もう、うるっさいなぁ」
そして、佐奈のほうへ歩み寄りドス聞かせて言った。「なに嘘泣きで被害者ぶってんだテメーはぁっ!?」
「うぐっぅっうぅっ」佐奈はしゃくり上げながら、もの凄い目つきで睨みつける金城の顔を見た。
そして今の自分が被害者でなければ、何だというのかといった目つきで睨み返したが、言葉に出すことは出来なかった。
「あっ?何その目つき。ガン飛ばしてんだ…」
言葉のトーンを下げながら、黙って佐奈の目に睨み返し続ける。数秒後、視線をはずしたのは佐奈だった。
すると金城は佐奈の髪を引っ掴み、大きく振り回しながら怒鳴った。
「も・と・は・と・い・え・ば、お前が里香を裏切ったのが原因だろうがっっっ」

そう、中学2年のとき、佐奈は里香に対して大きな裏切りを働いた。
中学入学の頃から、スタイルもよく顔もよく目立っていた里香と佐奈は意気投合し親友同士だった。
そして、この年代の女子によくある例に漏れず里香も佐奈も芸能界という華やかな舞台で活躍したいと夢見ていた。
互いに夢に向かい努力し、芸能プロダクションのオーディションで二人は順調に審査を通過し、最終選考まで勝ち抜いた日のことだ。

佐奈の自宅に一通の封筒が届いた。
中には数枚の写真が入っていて、そこに写っているものを見て佐奈は息を呑んだ。里香の喫煙シーンが克明に写っている。
これを選考会の審査員たちが知れば、里香が合格することは、まずない。
芸能人の未成年喫煙飲酒は珍しいことではないが、それは選考オーディションに通り、事務所に金を運ぶことの出来る人間である。
合格する前、ましてオーデションの途中にもかかわらず不祥事を抱えている人間など特別なコネがない限り、大抵の審査員にとって
世間知らずな田舎者以外何ものでもない。
(里香だったら、里香だったら今回駄目でも次回絶対通る。)
(それに引き換えスタイルで里香に劣る佐奈は次回最終選考に残ることすら厳しいかもしれない。)
精神的に幼かった佐奈は、何かに取り付かれたようにその悪魔の囁きに耳を貸してしまった。
将来に対する夢があまりにも強すぎたことと、年相応の浅はかさが働きかけていたのだ。
当然佐奈はその行為に対し、激しい後悔に襲われ続けた。
最終オーディションを棄権し、芸能界での夢も捨て、里香に謝罪しようと思いながら月日が流れていった。
しかし結果的に、里香はオーディションに通過した。
実際に通過した里香以上に佐奈は喜び、里香に心からの賛辞を送った。
304小説に挑戦者(第13話):2007/12/06(木) 23:14:01 ID:Z589NWBR
芸能プロダクションに入りモデル活動をしながら、学校生活と両立している里香と佐奈は親友同士のままだったが、
そんな中、佐奈は里香に対して常に罪悪感を持ち続け、自分の罪を告白し、里香に許しを乞おうと思っていた。
しかし、その日は来なかった。
芸能活動を続ける里香は、当時審査員をしていたという人間と知り合い、密告文書のことを聞かされたからだ。
『最終オーディションのときさ、里香ちゃんの'酷い'写真が密告文として送って来たんだよ。』
そういってタバコを口にくわえた元審査員から渡された写真を里香は見た。
佐奈のような素人には見抜くことが出来なかったが、プロから見れば簡単に見破れる合成写真だったのだ。そしてその関係者は言った。
『最終選考会、ドタキャンした娘がいたでしょ。あの娘が怪しいって話なんだ。やった後、罪滅ぼしで棄権するのはある話だからね。』

その事実を信じたくなかった里香は後日佐奈を中学の屋上に呼び、問い詰めると佐奈は白状した。
それを聞いた里香は愕然として『裏切り者…私、絶対に許さないから』とだけ言った。
このとき佐奈と里香は完全に決別し、2人の間に決して埋めることが出来ないほどの深い溝が出来た。
その後しばらくして、里香は金城と付き合うようになり、それから佐奈にちょっかいを出すようになったのだった。
里香と金城を中心とした、佐奈に対する嫌がらせ行為はクラス中からすんなり受け入れられ、積極的に参加する者も多くいた。
生まれ持った容姿と、控えめななため人気があり、嫉妬の対象であった佐奈は、転落することを祈っているクラスメート達から見て
格好の餌食だったからだ。



んじゃ、こっから10日ほど連続投稿で行きますね
話を進めないとまとまりがつかないんで。
305名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 04:16:14 ID:gUqXefkQ
楽しみに拝読しますです
306小説に挑戦者(第14話):2007/12/07(金) 23:32:40 ID:67a5FmpJ
金城が口にした、「こんな目にあうのは佐奈に原因がある」という言葉より、佐奈と里香は同時にその記憶が鮮明に蘇った。

これは、佐奈には2年たっても軽減されることのない自分自身の罪の意識を増大させ、
里香には自分には"こうする権利がある"という見当違いの正当性を主張させた。

もとより佐奈は気弱な性格も祟って何も言えなくなってしまった。
明らかにただの理不尽で陰湿ないじめであるにもかかわらず、罪の意識から"全ての原因は自分にある"という被害妄想と
クラス中から受けた、いじめの経験から何年もかけてそんな妄想が佐奈の意識化に根付いてしまったのだ。

「分かったら、とっとと彼氏の掃除しな。」
金城はそういって佐奈を恫喝した。
「テメーが吐いた薄汚いゲロでびしょ濡れだろ」
先ほど大量に飲まされた便器の水を吐き散らしたことをワザと侮辱的に思い出させた。
「それとも佐奈ちゃんは始めての相手とスカ吐露プレーでも楽しんじゃうの?」
大衛のあまりに下品な言い方に佐奈は屈辱感で一杯になり、顔をあげられなくなり、唇を噛んで下を向いた。
「うっっわ、マジ?可愛い顔してえげつねぇ〜。」
大げさに演技しながらちくちくと口撃をする金城と大衛の言葉に、大衛が声を立てて笑い出した。

(死んじゃいたい・・・)

あまりの屈辱と恥ずかしさから、そう思いながら、おずおずと先ほど金城が床に捨てた雑巾に手を伸ばした。
「おいっ!」
その怒声にビクッと佐奈は手を引っ込めた。金城が馬鹿にしたように佐奈の頭の上から言った。

「おめー自分の彼氏をそんな、くっっっさい雑巾で拭こうっつうの?」
先ほど佐奈の体を拭いた雑巾が汚いことを強調するつもりで金城は言葉を続けた。
「どこの世界に自分の彼氏を雑巾で彼女がいるんだよ?」
金城の言わんとしているところを理解出来なかった佐奈は脅えた子犬のような目つきで震えた。

「里香ぁ。この頭の弱いペットにどうすりゃ良いか教えてやってよ。」
先ほどから、妙な倫理観で葛藤している里香を無理やり自分側に堕とすべく金城は里香を参加させた。
一瞬、妙な間を空けたが里香は頷いて今まで通りの醜悪な面に支配されて佐奈に指示した。
大股で佐奈に歩み寄ると、腕を取り、引き起こしてから便座の上に佐奈を押し倒し、
「こうやって、顔で拭くんだよ」と、便座に佐奈の顔を顔をこすりつけた。
「ぶっぐぅぅっ」
あまりに奇抜な方法だったので顔を押し付けられた佐奈は反射的に必死に顔を起こそうと力をこめるが、上からの圧力は増すばかりだった。
307小説に挑戦者(第14話):2007/12/07(金) 23:33:27 ID:67a5FmpJ
「そうそう、あっはははは。でもぉもっとこう、体全体を使ったほうが良くない?」
金城はほころばせ、今度はこの場の支配権が自分にあることを強調すべく、引き継いだ。
急に里香の力が緩んだので危うく後ろに倒れそうになったかと思うと、今度は体が浮くような感覚がした。
「よっ」
金城はするっと佐奈の両膝の裏に手を滑り込ませ、赤ちゃんにおしっこさせるポーズで抱きかかえた。
そしてそのまま、ビデオを撮っている大衛の正面の方向に振り返り、静止して「ハイっちーず☆」と小馬鹿にした口調で言った。
「〜〜〜〜っ!?」
一瞬のことで言葉の出なかった佐奈の思考がまとまる前に金城は佐奈を抱きかかえたまま、再び方向転換すると力強く佐奈を突き落とした。
「ぎゃっ」突然の衝撃に佐奈がうめき声をあげるのを構わず金城はレッスンを再開した。
「そうそう。そうやって大切な彼氏にしっかりと抱きついてぇ」
佐奈の体全身で便器を抱き抱えさせるような体勢をとらせてから、手を離し、
「はい、ごっし、ごっし、ごっし」
と声を立てながら、佐奈の両肩を掴み、お尻の上を上履きを履いた靴で押さえつけながら、佐奈の体を上下に揺らすように動かした。
体全体に感じる不快な冷たさと、湿気に悪寒が走るのを感じ、
「いっがっ、うっいやっ、あ」混乱し意味不明な言葉を漏らしながら体を便器から剥がそうと力をこめて抵抗した。。
「ほらほら、もっと足開かないとタワシ(陰毛)があたらないでしょ?、もうっ鈍いなぁ!」
と佐奈の抵抗などモノともせず佐奈のお尻を上履きで強く踏みつけ両足を大きく開かせられる。
金城に押し付けられ、一瞬、股間を掠めた刺激に佐奈は短い悲鳴をあげ、ビクッと反射的に海老のように上半身をのけぞらせるが
「一人で猿みたいにさかってないで、ちゃんとその少ない胸も使ってぇ、はいっ!!」
すかさず金城に上半身を押さえつけられ便座に密着させられた。
カエルのような格好で便器にしがみつかされた佐奈に金城はすかさず
「はい、オイッチニィオイッチニィ」とリズムを取りながら佐奈の体を便器に密着させ、上下に揺らさせた。
それはまるでソープ嬢が客の体を全身を使って洗うサービスをそのまま便器相手に佐奈にさていた形だった。
佐奈は不快で気持ち悪い感覚が全身を駆け巡り、佐奈はもはや思考の混乱を超越した感覚に陥っていった。
308名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 01:10:41 ID:E2qWomKV
佐奈の反撃キボン
309名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 10:28:41 ID:WcqBVvF2
毎回乙であります!

今後里香の心がどう動いていくのか楽しみです。
310小説に挑戦者(第15話):2007/12/09(日) 01:05:13 ID:NTHCt+lf
「はーい。佐奈ちゃんの彼氏さん気持ちいいでちゅかー?」
金城は佐奈が胸を便器から少しでも離そうとすると頭からバケツに入った水をかぶせ、足を閉じようとすると金城が上履きで踏身ながら言った。
また、里香と大衛もここぞとばかりに、
「蛙みたいな格好で便器相手にパイずりしてるなんて人間として終わってるぅ」
「佐奈ちゃん笑顔笑顔っ」
「ほらほら、ここ汚れてるよ。佐奈ちゃんのタワシでこすらないと落ちそうもないよ♪」
「これさっき佐奈ちゃんがはいたゲロじゃない?汚いから早く綺麗にしてよっ」
といった感じで、はやしたて佐奈の惨めさを増す演出を担っていた。
佐奈には、口から漏れた悔しさのうめき声と泣き声以外で応じることは出来なかった。

佐奈の便器に対する奉仕活動は1時間近くに及んで続いた。
ようやく解放された今は、無機質の陶器相手に馬鹿みたいな風俗行為を延々とさせられ、精魂も果てたといった感じで佐奈が
黒ずんだ汚れがこびり付いたホースで後ろ手に硬く縛り付けられた姿で息を切らせてもたれかかっている。
もはや佐奈にはプライドも、意地も、涙さえもボロボロに根こそぎ奪われていかれていた。

今は、佐奈の痴態がどのよう撮影されたか、佐奈の目の前で3人が大衛のビデオカメラを眺めている。
どっという笑い声が断続的に聞こえ、「やだ〜」「さいてぇ」「蛙みてぇ」という単語がこれ見よがしに佐奈の耳に届き、佐奈の
神経を蝕んでいった。

なぶり続けた時間をそのままゆっくりビデオ再生して佐奈を十分に傷つけた後で金城は
「あ〜っ笑った笑った。」
飲み屋の中年親父のような台詞を吐きながら、金城が立ち上がり佐奈の元へ歩いてきた。
「彼氏も満足してくれたかな?」
「はぁ、、、はぁ、、、」金城の馬鹿にした問いに答える気力もない佐奈は息をあえぎながら下を向いてただ、黙っているだけだった。
自分の質問を無視された金城は、特に気を悪くした様子もなく、精根尽き果てた佐奈を見下した目つきで微笑んで里香を見やった。
「佐奈ぁ、無視は良くないな」
里香が、金城の視線を受け、言葉を引き継ぐ。

つい先ほど、いじめられる佐奈を見て襲われた罪悪感は、過剰に佐奈をいじめることでまともな感覚が麻痺してしまい、完全になくなっていた。
311小説に挑戦者(第15話):2007/12/09(日) 01:07:32 ID:NTHCt+lf
その瞬間何かにはじかれたように佐奈は涙目で、金城と里香を見やり、頭を地面に付けた。
「もうしわけありませんでした。もうしわけありませんでした。」
大屋敷に住み込みで働いている、下男下女が主人の宝物を壊してしまったかのような平謝りに、里香たちも一瞬呆けたが、
金城はすぐに我に返り、佐奈にやさしく言った。
「どう?楽しかったでしょ?」
「楽しかったです。」
言葉とは裏腹に佐奈の顔には涙がとめどなく流れ出ている。
もはや完全に佐奈の心は折れてしまい、里香たちに逆らうことが出来ないことを体に刻み込まれてしまっていた。

「そっか、それじゃ私達も佐奈ちゃんに男の人の喜ばせ方教えた甲斐があったね」
「いいことした後は気持ちいいね」
里香と金城は極上の笑みを浮かべて、自画自賛しながら佐奈の目の前でとぼけた会話を交し合った。
そして金城は、佐奈を見下ろしながら
「じゃ、私達は飽きたからもう帰るけど、風邪引かないうちに帰ったほうがいいよ。」と易しく言った。

「え?」
呆然と聞き返した佐奈に、金城と里香は今までの陵辱を行っていた女子トイレからでて行こうとしながら佐奈に言葉を投げかけた。
「一晩中彼氏と個室で過ごしたいというのも分かるけど、」
「旧校舎の4階の部屋全部に電気つけといたから。」
と金城と里香がひとつの文章を前半と後半に分けて、打ち合わせたように滑らかに言うと
「夜に電気が目立って絶対に見回り来るよ」
ビデオカメラを鞄にしまい終わった大衛がいやらしい顔で補足説明を加えた
絶望に打ちひしがれた佐奈は完全に腰が抜けてしまい立ち上がることが出来ないまま何とか声だけをひり出そうと努力した。
「あ、あ、あの」
消え入るような佐奈の声に本気でこの場から立ち去ろうとしている3人がゆっくり振り返った。
「ん?なに?」
金城がまるで友達同士の世間話に相槌をうつような軽い返事を返すと、佐奈は体をこわばらせながら言った。
「せ、制服っ、、、返して、、、ください」後ろ手に両手を縛られた格好のままどうにか頭を低く下げようと努力しながら佐奈が言うと
予想通りの台詞に里香と金城は顔を見合わせて笑い、大衛は何か言いたそうに口を動かしながら我慢したように耐えていた。
「佐奈ちゃんの制服?捨てて燃やしちゃった☆」金城がペロッと舌を出してウィンクしながら、とんでもないことを佐奈に言った。



>>308さん
佐奈の反撃はもう少し先・・・に行ければいいなぁなんて考えてます
>>309さん
里香はもう少し悪役を演じてもらうことにしてます。
312名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 07:31:09 ID:ohDQRHQK
スレを開く前からパンツ脱いでました
313小説に挑戦者(第16話):2007/12/10(月) 00:13:20 ID:dA+CnKOk
「も・・・燃やしたっ、、、て?」佐奈は予想していなかった金城の答えに唖然としながら聞き返した。
里香はもう悪びれなく金城の言葉を継いだ。
「だって裏切り者の菌がうようよしてる制服なんて触ってたくないし」
ついで金城も間を置かず、続ける。
「ちゃんと焼却炉の中で燃え尽きるのを確認したから安心して」
そう言って、佐奈が唖然としているのを尻目に、「じゃぁねん♪」と金城が指をピっと立てながら今度こそ本当に出て行ってしまった。

「あ、はっは、ははは、あはははは・・・」
3人が消え去ってから少し時間が経過して、佐奈がまともに考えられるようになると、笑いたいと思っていないにも自然と笑い声が漏れた
「どこまで、いったいどこまで人のことをいたぶれば気が済むのよぉぉぉ」
一糸纏わぬ姿で、ホースで後ろ手に縛られた状態で旧校舎の女子トイレに取り残された佐奈は心の底からそう叫び、先ほど散々陵辱行為を
させられた、その個室の中の便器に寄りかかって、空しく響く恨み言を吐いて途方にくれた。


金城達が旧校舎から出て行くと、担任で現在付き合っている大野の携帯に電話をかけると、午後は受け持っている授業がない大野は
3コールで電話に出た。
「終わったよぉ」
金城は何でもなさそうに言い、電話の向こう側からの声に2,3頷きながら笑って答えていた。
大衛は先ほどの佐奈の痴態を楽しそうに何度も繰り返し再生して見ている。
電話を切ると金城は安心しろとばかりに言った。
「とりあえず、委員長は順がずっと足止めしててくれたから、旧校舎には近づいてないって」
先ほど陵辱されている佐奈が唯一助けに来てくれる相手が仲井さやかだったのだが、そのさやかは、担任の大野に無理やり仕事を
押し付けられていたため、旧校舎に近づく機会がなかったのだそうだ。

「で、どうするの?」
里香が聞いたのは、全裸の佐奈をそのままにしておいて本当に大丈夫かという意味だった。
いくら気弱と言ってもあそこまで追い詰めてしまったら、窮鼠猫を噛むとまで言わぬがやけくそになる可能性もある。
「とりあえず、6時間目が終わる前に順也に助けさせるよ」
金城が不機嫌そうに言った。自分以外の裸を大野が見るのが気に入らないのかもしれない。
しかし、あの格好でいる姿を"男に見られることのほうが佐奈にとってショックだろう"という理由で我慢しているようだ。
何しろ、佐奈の姿は全裸で、黒ずんだホースで縛られ、佐奈の嘔吐物が撒き散らされそれが体中にこびり付いている。しかも先ほど便器相手に
陵辱させたときに、便器の蓋に愛液が蓋についていたりもする。
それらを掃除させることを許さないためにも佐奈をホースで縛ったのだ。
しかも万一、佐奈が大野に金城達にやられたと密告したところで、大野はその事実を知っていたので間違いなく不問にしてもみ消すだろう。
そう考えると大野以外にこの役を任せられた人間はいない。

「私達は6時間目の途中からは授業に出て、久しぶりに"あの"アルバイトしようか。」
後始末は大野順也に任せておき、自分達のこの日の予定を話し合い、上機嫌そうに笑いあった。
314小説に挑戦者(第16話):2007/12/10(月) 00:14:06 ID:dA+CnKOk
 6時間目の授業終了ベルが鳴ると同時に、仲井さやかがまっすぐに里香の下へやってきた。
「5時間目、どこ行ってたの?」
そういうさやかの顔は明らかに怒気を含んでいる。
その高圧的な詰問調に里香は不愉快さをあらわにしたが、後ろから金城と大衛が近づいてくるのを見て平常心を取り戻した。
「ちょっとした用事」
里香はそっけなくそういうと、さやかを無視して金城達に声をかけて帰ろうとした。
「待ちなさいっ。まだホームルームがあります。それにっ!」
そう区切って言うと、さやかは逃げようとする里香の肩を掴んで厳しい目つきで言った。
里香もにらみ返し、金城は今にも飛び掛ろうと言う雰囲気だった。
しかし、さやかは合気道で全国大会ベスト8に入っている実力者でもある。そんな二人の雰囲気をものともせず質問を続けた。
「今朝から佐奈がいないんだけど知らない?」
予想外にストレートな聞き方に里香は驚いたが、そんなそぶりを見せまいと気を取り直し無視を決め込もうとした。
遠巻きにクラスメート達も里香たちの様子を伺っている。
「どうした?」
さやかが口を開こうとした瞬間後ろから大野の訝しげな声が飛んできた。
さやかは口惜しそうな顔をしてから、「佐野さんたちが5時間目どこにいたのか質問してました。」と端折って答えた。
すると、大野は機転を利かせて「俺と一緒にいたぞ。」と言った
「授業態度が酷いから3人まとめて生徒指導室で指導してたんだ。」
そのもっともらしく、さやかの望みそうな言葉にさやかは毒を抜かれたようになり、「そうですか。」と小さく答えた。
里香と金城、大衛の3人は憎々しげに、さやかを睨み、「この女は情状酌量の余地なしね」と無言の会話を行って頷きあった。
315小説に挑戦者(第17話):2007/12/11(火) 00:30:29 ID:j/wK+Iww
教室ではそんな小さな揉め事があったとき、佐奈は旧校舎の家庭科室にいた。
佐奈は目をつぶるたびに先ほどのショックな光景を思い出してしまう。
便器相手に、面白半分に陵辱されたこと、そして男、それも自分のクラスの担任に醜態を見られたこと。
佐奈は家庭科室で毛布に包まり身を固くしながら思い出していた。
『おいっ誰かいるのか?』
(先生!?)佐奈は女子トイレの入り口から担任の声がするのを聞き心臓が飛び出そうになった。
(なんで、先生が)金城と大野の関係を知らないので旧校舎に現れたのが酷く驚いた。
(今、今見つかったら私。)佐奈は慌てて隠れたが、きつく縛られた両手でうまく隠れることも出来ない。
『来ないで下さいっ』
佐奈はこの担任が自分の姿を見ずに助けてくれることを祈りながら、勇気を振り絞って頼んだ。
『、、、柳、、、か?』
心臓が口から飛び出そうなほど大きな音で鼓動し、「いやぁっ来ないでっ!」と叫んだ。
佐奈は不自由に慌てて隠れようとしたが、あえなく大野に見つかってしまった。
(いや、いや、っっっ)あまりの恥ずかしさに固く目をつぶり現実から意識を切り離そうとした。
佐奈を見た大野は唖然とした表情をした、その間ショックのあまり佐奈は声が出てこなかった。
数秒大野は唖然として佐奈を凝視ししたが、すぐに意識が戻ったらしく大野は目を逸らし、自分のコートを脱いで佐奈に羽織らせた。
佐奈はボロボロの姿で、しかも全身から雑巾の酷い臭いを発しながらぺたりとトイレの床にしゃがみこんだ。
(こんな、こんなぁぁああ)

里香たちにいじめられていたとき以上の惨めさと恥ずかしさが内側から膨れ上がり爆発するかのごとく襲い掛かってきた。
金城が予想した以上に佐奈はショックを受けていた。
これから先、教室で大野と顔を合わすたびにやりきれない思いに駆られるだろうと。



先ほどのさやかと里香たちの小さないさかいは大野によって治められたが、当人達の間の火種は燻っていた。
ホームルームが終わると、仲井さやかが先ほど因縁つけたことに対し謝ろうとしてきたが、里香たちはそれを完全に無視して帰宅した。

「仲井」
背中越しに声をかけられ、振り返ると大野が立っていた。
「あいつらの生活態度に腹が立つのは分かるが、お前はあまり立ち入るべきじゃないよ」
仲井は何か言いたそうにしたがそれを制して言葉を続けた。
「お前の言い分は十分に分かるが、あいつらはまだ子供なんだ。指導は俺に任せておけ」
さやかは、担任にそういわれると、それ以上何も言えなかった。
確かに今日の昼、サボっているのを見たとき真っ先に注意しに言ったのはこの大野だし、5時間目に指導室で注意していたのもこの教師だ。
教育熱心な印象を大野に抱いていたさやかは、素直に応じた。
若いさやかには、この教育熱心を演じている大野の裏を見抜くだけの経験はこの時はまだ持ち合わせていなかったのだ。



3人組は学校から出ると、ファストフードショップに立ち寄り、仲井さやかへの不平不満を散らしていた。
そして、その不満も一段落したところで里香は金城に問いかけた。
「そろそろ、委員長を嵌める作戦教えてくれても良いんじゃない?」
里香が聞くと、大衛も待ってましたと口を添えて質問する。
「佐奈と違って思い切り抵抗するだろうし、クラス中にも信頼されてるから、、、」
不安を隠せない様子でいる大衛は語尾をしっかり言い切れずに口ごもった。
金城はファストフードショップで頼んだジュースをかき回しながらもったいぶりながら笑った。
「そうね。ここだけの話よ」
そういって身を乗り出すと、里香と大衛も秘密を聞く体勢のように身を乗り出した。
「アイツは長期間作戦で可愛がってあげるんだけど、、、」
と言って作戦を語った。
里香と大衛もニターっと笑い、顔を見合わせた。
「いいね、それ。」
「でしょ、あぁいう性格ってのは案外陰のほうで妬まれてるからね。」
金城はジュースを飲みながらそう言った。
「中学校の頃の佐奈みたいにね」
妬まれた人間が決定的なスキャンダルを露呈したときに攻撃されて堕ちること以上の喜びは無いといったような表情で大衛は言葉を継いだ。
「ま、1ヶ月もしないうちに味方はいなくなってるだろうさ。」
昔の佐奈の話をすると、一瞬だけ迷ったような表情をする里香はの癖を、先ほどトイレで佐奈を陵辱したときに知った金城は見つけていたので
金城は、里香の表情を探りそこから何かを読み取ろうとしていた。
316小説に挑戦者(第18話):2007/12/12(水) 00:06:41 ID:ngADXrBJ
金城は里香の目に迷いの色が見えなくなっていることに気分を良くしたのか、この後いつも以上によく喋るようになった。
昼間の佐奈の惨めな姿を嘲笑しあい、委員長こと仲井さやかへの不平不満から始まり、里香の活動についての相談、
金城と大野ののろけ話など学生の帰宅時間が過ぎ行き、サラリーマンの帰宅時間に差し掛かる頃になるまで3人はフ
ァストフード店で雑談をし続けた。

大衛が会話の区切りを見計らって外を見やり、鞄から携帯を取り出して時刻を読み上げると金城と里香は外を見やった。
駅からは大量のサラリーマン達が広がり現れ始めた。それを見やった金城は大きく伸びをして
「んじゃ、そろそろバイトに行きますか。」
と言いながら立ち上がると、里香と大衛も立ち上がった。

混み合う駅のホームで3人はターゲットを物色していた。
大衛は一人のサラリーマンを見つけ、里香と金城に伝えると2人はその男を見た。
お腹が脂肪で膨らんでおり体力のなさそうな男でまだ春先だというのに額には汗がビッショリかいている。
しかし着込んでいるスーツは安物ではなく、身に着けているものも高級そうだった。
それに用意している写真によく似た腕の太さをしていることで、まさにうってつけの相手だと二人は顔を見合い笑って
「あっいいねぇ。最高っ。アイツにしよう」
「それじゃ準備は良い?」
と打ち合わせて、電車に乗った。
帰宅ラッシュでギュゥッギュゥッに混雑した電車の中に揺られること十数分、ターゲットの男が降りるのを見計うと金城がその男の後ろから腕を掴んだ。
「ちょっとっ!」
腕を急に掴まれた男は驚いたように金城の顔を見た。
「なっ?」
相手が悪そうならここでやめる事にしているが、いきなり女子高生に腕をつかまれたことに口ごもりっている男を見て金城はますますほくそ笑んだ。
しかしその胸の内を悟られないように鋭い目つきを男に向けて言葉を継いだ。
「さっき痴漢してたでしょっ」
「なっ!?」男は死刑でも宣告されたような顔をして周囲をキョロつかせてから再び金城の顔を見た。
顔色は悪くなってるが、顔中の汗は滝のように流れ出している。
「なにをっ」
「ねぇ?この人で間違いないんだよね?」金城は振り向いてしおらしく泣いている里香に尋ねた。
芸能プロダクションでトレーニングを積みある程度の演技力を身につけている里香は痴漢に脅えた気弱な女子高生を演じ、小さく頷いた。
「な、なっなな」
男はまったく身に覚えのない事実を突きつけられ酷く動転し、言葉に詰まったようにただオロオロとしている。
ここぞとばかりに金城がダメ押しをするように「私見てたんだからね」といった。
すると後ろのほうから大衛が現れ「私、現場を写真で撮って増した。あとで警察に出そうと思って」と勇気を出して申告する女子高生を演じて現れた。
そういって出された写真は男の腕から下のみが撮影されて、里香の下半身を弄っている。
もちろんこれはインチキの写真で、腕から下は別人のものを用意しておき、スーツの柄と腕の太さが似ている被害者の方を選んでいるだけなのだ。
しかし、その写真を見た金城が嬉しそうに大衛に声をかけ「どうするのっ?証拠まで出てきたよ!」
すこし冷静になれば、あまりにタイミングの良さにこの3人はグルだと気付けるのだが、男はもう思考がまわらずただうわ言だけを繰り返した。
美少女と呼んでも良い二人組と冴えない女気のない男に周囲の思惑は用意に想像できる。
男はしどろもどろになって自分の置かれた立場に青くなり始めた。
「ちょっとこっち来てくれる?」男の頭が完全にまわらなくなったとき金城がそう声をかけ奥へ人気のない方向へ誘い込んだ。
一刻も早く人目のない方向へ行きたかった男は、見当違いにも救われた思いで金城の誘導に従い駅のホームの階段を降りて行った。
317小説に挑戦者(第18話):2007/12/12(水) 00:07:12 ID:ngADXrBJ
「な、俺は痴漢なんてしてないぞ。人違いじゃないのか?そ、その写真だってインチキだ」
人目がなくなり、少し頭が回転し始めてから、金城、大衛と泣いている里香に文句を言い始めた。
しかし金城はその反論はなんどもされてきたもので、親切を気取って里香に大丈夫?などと労わる振りをしながら男のほうに鋭い視線を投げた。
「おっさん。証拠まであるのに、警察にそういって言い訳すんのかよ?」
警察という単語で男の頭は真っ白になった。
「わたしずっと見てたんだよ。この娘のスカートの中に手を入れてるの、そしてこの写真っ!」
「俺はしてない。俺じゃない。」男はもうそれしか言うことが出来なくなっていた。
「名刺出して。」金城は男のうわ言など完全に無視してそういうと、にじり寄った。
この時点で男が冷静になれれば、金城が恐喝していると分かったのだが、混乱を極めていたため助かりたい一心で金城に懇願した。
「たのむ。それだけは勘弁してくれ。」
「いいから、早く出せよ!」金城が懇願する男をよそに宣告どおり大声を上げると、男は一か八かの賭けに出るといった思いで財布から1万円札を3枚き出して示談を持ちかけてきた。
ここまで予想通り事が運んだことに里香たちは爆笑したかったが堪え、金城の話術と大衛の言いがかりで結局この男から5万円を強奪することに成功した。
このアルバイトは元々大衛が考案したもので金城が実行に移し、金城以上に演技力のある里香が成功率を飛躍させていったものだ。
被害者達はそれぞれ対応の仕方に違いがあるものの里香の演技力が使えるようになってからこの方、このアルバイトに失敗したことはなかった。

月に二度三度行っているこの"アルバイト"によって1時間にも満たない時間で大金をせしめた3人は祝勝会と称し、それで豪遊し、繁華街へ溶け込んでいった。
318小説に挑戦者(第19話):2007/12/13(木) 00:13:24 ID:qWM3WvWW
一方、里香たち3人が詐欺まがいの犯罪行為でせしめたお金で豪遊している時刻、佐奈は夢から覚めた。
精神的に疲労していたこともあり、いつの間にか寝入っていたらしい。
「目、覚めたか?」
頭の上から声が飛んできた。
佐奈は、ビクッと脅えて体を震わせてから声の主の顔を見た。
「せんせぇ…」
担任の大野が立っていた。
瞬間、大野に助けられたときのことが頭の中にフラッシュバックして佐奈は顔から火が出そうな思いがした。
そして佐奈は大野に見つかったときの姿を思い出し、まともに大野の顔が見れず、下を見て俯いた。

大野は子犬のように脅える佐奈の前まで歩いてきて、家庭科室の冷蔵庫からジュースを取り出し佐奈に進めてから静かに尋ねた。
「何があったんだ?」
佐奈は思い出すことが辛すぎて、涙を堪えるので精一杯だった。
大野は佐奈の感情の変化をすぐに捉え、今は質問に答えられる段階ではないと判断したのか話題を変えた。
「本当は保健室で休ませたかったんだがな。」
大野はそう言い淀むと、佐奈は保健室では原因追求をされるだろうし、ことが大きくなるだろうと大野なりに気を利かせたのだと分かった。
「いえ、一人でいたほうが楽でしたから」
本当は誰かのぬくもりに埋もれていた方が良かったと思うが、残念ながらそんな相手が佐奈にはいなかった。
知らない人間と比べるなら一人のほうが有難かったのは本心だった。
大野は極上の爽やかさと、演じ続けていた熱血教師という皮をかぶりながら、佐奈に気遣う振りをした。

だが、さやかと比べ感の鋭い佐奈は、この大野という新人教師に対しどうしても好意的な印象を持つことが出来なかった。
もちろん、佐奈は大野と金城が付き当ていることは知らない。
しかし3年以上もいじめにあい続け、周囲に脅えることで危機察知能力が上がったのか、いじめの主犯格の一人である金城と付き合っている
ことによって大野が無意識に行う動作が金城と似ていることが原因か、その気配の正体は不明だったが、どんなに親切にされても大野に心を
開こうとは思えなかった。
319小説に挑戦者(第19話):2007/12/13(木) 00:13:54 ID:qWM3WvWW
だから、送っていこうかという大野の誘いには佐奈は乗らず、大野が教室からとって家庭科室に置いておいてくれたジャージに着替えそのまま
大野に礼を行って帰ろうとした。
(制服を燃やされたくらいだ。どうせ鞄を含む自分の所持品全ても処分されたのだろう。)
教室に戻っても日常生活の残り香が残っているのを感じ辛いだけだから、そのまま帰ろうと思っていたその矢先、大野に呼び止められた。
「そういや、放課後佐野と金城がお前の携帯を持ってきたぞ。」
忌わしい二人の名前を聞き、身に刻まれた屈辱に足元から寒気が襲ってきたが、なんとか平静を保ち大野のほうを振り向いた
(何で携帯だけ…)
いい予感なんてしないが、中身を見ていないことを証明するためか封をした袋の中に入れられている携帯を受け取り、再度礼を行って今度こそ
旧校舎の家庭科室から出て行った。

時刻は18:00前だった。部活動を行う生徒や委員会を行っている生徒を除き、一般生徒は学校に残っていない。
忌わしい思い出を刻まれた旧校舎から出ると佐奈は振り返らずに自校舎の下駄箱へ向かい誰にも会うまいという意識で家まで走って帰っていった。



佐奈は家に帰ると、両親がまだ帰宅していないことにホッとした。
もしいたらなんて言い訳をしようか良い案が浮かばなかったからだ。
その後、体に染み込んだ嫌な臭いを落とすべく風呂に入ろうとしたが、手洗いが目に入った。
日常生活で誰でも使うその場所を見るたびに昼間の陵辱劇が佐奈の望む望まないに関わらず思い出されて目の前が暗くなるのを感じていた。



一方仲井さやかは夕方部活動の練習が終わると本日7回目になるが佐奈の携帯に電話をかけた。
しかし、やはり呼び出し音が流れるだけで応答はない。
さやかは、ため息をつきながら携帯を鞄にしまった。
今朝、佐奈と途中で待ち合わせ一緒に登校したにもかかわらず姿を消したまま、行方不明だ。
自宅にいって確かめたいと思っていたが、あいにく佐奈の家は知らない。
(明日学校に来なかったら先生に佐奈の家を教えて貰って事情を聞いておこう)
さやかはそう思い、律儀に自分を待ってくれている部活動の後輩達と共に帰路に着いた。
320名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 15:36:46 ID:W5Z8lqWn
盛り上がってまいりました
321神無月:2007/12/13(木) 15:41:30 ID:QzFVQYRh
こんにちは。悩み解決診療所の神無月です。私のサイトの主旨は貴方の抱えてる悩み事を解決します!恋愛からいじめや学校の悩み、友達関係の悩み、心の悩みも責任も持って、最後まで神無月が解決します!悩んでいる人はぜひ、神無月に相談してください。待ってます
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322名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 23:12:52 ID:pvOoFFFy
佐奈ちゃんガンバレ!ティッシュ片手に見守ってるよ!!
323小説に挑戦者(第20話):2007/12/14(金) 00:04:14 ID:qWM3WvWW
「おはよっ」
翌朝、仲井さやかは柳佐奈の通学路の途中で、待っていたらしく佐奈が現れるとすぐに声をかけてきた。
その生命力に溢れているさやかを見て佐奈は昨夜からの重い気持ちがさらに重くなるように感じた。
「おはよう」
それでも佐奈はさやかに悪意は欠片もなく、純粋に自分を心配してくれていることが分かったので精一杯の笑顔で挨拶を返した。
さやかの感の鈍さは多忙のため、周囲に気を配る余裕のなさから来るもので、頭の悪さからではない。
そのため、佐奈を気にかけているさやかは佐奈の気持ちの沈んでいる様子をすぐに悟り、「昨日はどこに行っていたのか」
という言葉を飲み込んで別の言葉を口にした。
「風邪ひいたの?」
佐奈は、力のない笑顔を浮かべ「ちょっとね。」と返した。
昨日、金城達に制服を燃やされたため、一回り厚い冬服と膝下までの長いスカートで登校しているので、さやかは佐奈が風邪をひいた
と勘違いしたようだ。
重い空気のまま、2人は会話もなく登校していたが、さやかは佐奈の異変が尋常でないことに不安を感じ、里香たちに対する警戒を
一層強めようと思っていた。

二人にしては珍しく、授業開始直前に学校に着き、教室はその時間特有の喧騒に包まれていた。
特にこの日は、2年生の不良生徒達が羽目をはずして、居酒屋に寄ったところを教師陣に見つかって、両親ともども学校に呼び出しを
されたという噂が流れていて話題に欠いていなかったようだ。
こんな噂で幸せそうに話が出来るなんて幸せだなと佐奈は静かに思った。
さやかは、クラスメート達とも親しげに挨拶をしており、佐奈は一層寂しくなった。
(自分も何年か前までは友達に囲まれていたんだ)
教室に入ると、佐奈のその日常を壊した主犯格の金城と大衛がニヤニヤしながら佐奈のほうを見ているのに気がついた。

2人でこれ見よがしに井戸端話をして、大声を立てて笑いたててから、大衛が佐奈に近づいてきた。
「おはよう、柳さん。」
「・・・・・おはよう。」
佐奈とは対照的に嬉しそうな顔をしている大衛は、手に持っているDVD-ROMを佐奈に渡した。
「はい、柳さんが欲しがってた動画。"バックアップ"で"何枚でも焼ける"から自由に使っていいよ」
もちろん、昨日の佐奈の醜態を記録した動画のことだろう。
タイトルは、"お笑い劇場"と印刷されている。
「あ、あ、ありがとう」
大衛の言葉の節々から感じる優越感と侮蔑に佐奈は打ちのめされる思いでそう言った。
「絶対観ないと駄目だよ。明日観た感想を聞かせて欲しいし。」
そういうと、大衛は鼻で笑うようにチラッと、さやかを一瞥してから金城達のほうへ戻っていった。
佐奈はこんなもの今すぐ叩き割りたかったが、マスターデータが金城達の手元にある限り、逆らうことは出来なかった。
さやかは佐奈から感じられる気配から、大衛たちと何かがあったかということは悟ったが、今はDVDを渡す以外別段おかしい様子も
なかったので警戒態勢を解いた。
ただ顔面蒼白になっている佐奈を見て、今、渡されたDVDが何なのか疑問に感じたが、佐奈は全てを拒否するような固いオーラを出して
いるのを感じ、そっとしておくことにした。
佐奈は蒼白になったまま自分の席に向かっていき鞄をかけて泣き沈んだように机に伏した。
(もう、もう止めてよ。なんで私ばかり、私ばかりがこんな目に合わせられなくちゃいけないのよっ)
佐奈は頭の中でそう必死に何度も繰り返し大声で泣き叫びたい気持ちだったが、金城達のいじめはエスカレートするばかりだった。
324小説に挑戦者(第20話):2007/12/14(金) 00:04:53 ID:qWM3WvWW
昨日佐奈が帰った後、途方にくれたまま寝入った後のことだ。
深夜目が覚めたときに何故か無事だった携帯電話を思い出したように見てみた。
(もしかしたら、さやかが心配して電話でもしてきているかも知れない)
佐奈が何気なく二つ折りの携帯を開き、着信履歴をたどると案の定さやかから何通も着信履歴が残っている。
自分にも心配してくれている人がいる。そう感じただけで佐奈は満たされる思いがしていた。
しかし、そんな気持ちを一蹴したのが一通のメールだった。

件名:飼い主より
明日学校休んだら今日の動画を一堂昌とインターネットに流出させるから
あ、ついでに今後私達に逆らっても同じことするんでよろしく
だけど明日限定で次のゲームのどれかひとつにでも勝ったら、マスターデータを返して自由にしてあげる。
ゲームの内容は…

どこまでも人のことを馬鹿にしている内容に普通の状態であれば、相手の精神を哀れみ悲しくなるのだろうが、今まで辱められてきた
記録という鎖で雁字搦めにされていることや、抵抗するだけの力を持てずにいるものに対して絶対的優位に立っている立場の人間へは
自分の無力感に打ちひしがれるしか術がないことに佐奈は吐き気と眩暈を起こして夜が明けるのをひたすら待っていた。
325名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 02:28:15 ID:ZD6mN41w
超期待!
326小説に挑戦者(第21話):2007/12/15(土) 00:02:57 ID:HvV4xBfK
佐奈が指定されたゲームのうち一つを決行する決心がついたのは4時間目、大野の授業の時間だった。
「今日、佐野は欠席は休みなのは知ってるが、金城と大衛はどうした?」
里香は芸能プロダクションでの仕事があるときは学校を休むことにしているのだが、大野は担任なので、里香が休みと
いうことは事前に連絡を受けている。
学校側も、有名人が生まれれば知名度に貢献されるという計算もあり、出席数に問題がない限り大目にみるスタンスを
取っていのだが実のところ大野はあまり快く思ってはいない。
「佐野さんは今日仕事があるとかで休みです、金城さんと大衛さんは2時間目以降見てません。」
大野がクラスの誰ともなく、質問すると仲井さやかがクラス代表といった感じで返事をした。
「ったくしょうがねえなぁ」
大野はあからさまに参ったというポーズを大袈裟にとってから「じゃ、ほっとくか」と呟き授業に入ることにした。
「じゃぁ、みんな国語の教科書だせ。51ページから始めるぞ。」
その声をかけられると同時に鞄から教科書を出し始める生徒達もまばらにいたが、大野はその生徒達を無視して、黒板への
板書をはじめ黒板に授業のテーマを書き、
「それじゃ、誰か51ページ目から読んでくれ。」
(来たっ!)佐奈は昨日のメールにあった"ゲーム"を実行すべく意を決して"指示通り"目を固く閉じ、震えながら手を上げた。
昨日醜態をさらけ出した大野の前で、さらに積極的に参加するのは身を引き裂く思いであった。
大野は一瞬驚いたような顔を見せあと、佐奈を指名した。
佐奈は緊張した面持ちでおずおずと立ち上がり
「す〜〜〜〜〜〜っ」
カバーのついた教科書サイズの本を持ち、佐奈が緊張気味に大きく息を吸うと、クラス中が予想していなかった文章の朗読を始めた。
「あ、あ、あっ、厚かましいお願いでございますが、この卑しいメイドの'サヤカ'に旦那様の○○○を頂けないでしょうか。」
と一気に読んだ。
クラスメート達は唖然として、耳を疑ったような顔をして顔を見合わせ、沈黙が覆っている間佐奈は顔を真っ赤にしながら
続きを朗読し始める。
「漆黒の森に囲まれている屋敷に屋敷に住み込みで働いているメイドは、その屋敷の主人の下を誰もが寝静まった深夜訪れた」
佐奈はこれ以上ないというほど、顔も目も真っ赤にして、何も考えるなっ何も考えるなっと念じながら続きを読み続けた。
「ち、っちん○!ちん○!旦那様のおいしゅうございますっ!むほぉぉぉ」
佐奈の朗読の仕方が余りに気持ちが入っていることと、佐奈の容姿からはあまりにかけ離れた下品な言葉の連発から、クラスメート
達は爆笑するでもなく、ただただどうリアクションをすればいいのか判断に困り、固まって佐奈に視線を釘付けになっていた。。
327小説に挑戦者(第21話):2007/12/15(土) 00:05:19 ID:HvV4xBfK
そのゲームを立案した金城と大衛は、指示通り佐奈の携帯を通して外から教室の様子を聞いており、芝生の上でのた打ち回るように
大笑いをしていた。
「ぶっっぎゃははははははは」
「しっっ死ぬ、死んでしまうぅ」涙目を浮かべながら大衛が笑い転げ、
「み、みんな、皆、ノーリアクションかよっ!だ、だれか笑ってや、わらっ、ひぃっ、笑ってやれよ」
芝生の上から床を何度も叩き、金城が笑いを押さえ切れずに発散させ、教室の様子を思い浮かべて1年分の笑いを繰り出すが
ごとく笑い続けていた。
「ひっひーーーーっあ〜〜〜っはははははははは」

そんな金城達の爆笑をよそ一瞬の恥ずかしさに耐えさえすれば、首枷が外れるという自由を信じている佐奈は羞恥心を麻痺させようと
必死になって朗読を続けるが、それにも限界が来ることに多くの時間は必要なかった。
「だ、旦那様の、、ふ、太、くて固くて大きいおちん○が、私の・・・・ぐっ、くっっわ、わたしの…」
クラス中が水を打ったように静まり返る中、一人孤独に馬鹿な真似をさせられているという現実の中で惨めで情けなくて馬鹿みたいな
ことをしている自分の姿が頭の中で鮮明に写ってしまった佐奈は、押し寄せる羞恥心にとうとう耐え切れず言葉につまり、涙を流して
立ち尽くした。
もし、電話を通して爆笑している金城達のように誰かが爆笑でもしてくれていれば、屈辱感や惨めさは変わらないだろうが、今感じて
いるような孤独な気持ちにはならなかっただろう。
現在の佐奈の心境を表すのに適切ではないが、佐奈の頭の中には何故か
「お笑い芸人が芸を行ったとき、野次を飛ばされるよりもノーリアクションが一番辛い」とコメントしていた言葉を思い出した。
「ぐぅっぅっぅっ、わ、わたしの、、、、、」
クラスメート達の大半は、
中学の頃からクラスが同じで事情を知っているものたちがパラパラと金城達が裏で糸を引いているのに気付き始めたようだ。
“ぷっ”
誰かがついに噴出したのをキッカケに、男女を問わずドッと雪崩のような勢いで爆笑の渦が教室内を襲った。

里香や金城がいない教室で、佐奈がこんなわけの分からない行動をとるとは予想していなかったさやかは呆気にとられていたが、
大野が騒動を治めようとしているのを見て、我に返り、顔を真っ赤にして蹲っている佐奈の元へ駆け寄った。

事情を知っているもの、何かのギャグもしくは罰ゲームだと勘違いしているもの、騒ぎたいものを含め教室中の騒動全てが佐奈の耳から
直接心臓をえぐるような鋭い刃となって襲い続けていた。




書き溜めてた分がなくなりかけてます。
20日〜22日くらいまでは連日投稿する予定ですが、今年はそこらへんでストップしますね。
年末年始は用事があるので、投稿できないと思います。
328名前:小説に挑戦者(第22話):2007/12/15(土) 23:43:22 ID:HvV4xBfK
高校入学して数ヶ月、そろそろクラスメート達と馴染んで気の合うもの同士がグループを作り始める時期。
佐奈の取った奇行は彼彼女らの話題を独占するだけのインパクトが十分にあった。
授業妨害ということで大野に呼び出され、生徒指導室で屈辱に圧されながら教師達の説教を続けられる佐奈をよそに
陰口、嘲笑、侮蔑教室内の全ての話題を独占していた。

そして、中学時代から佐奈がいじめに逢っていたということを知っている者たちの口から、佐奈が受けた仕打ちが
背びれ尾ひれをついて生徒達の耳に伝播して行った。
暇な学生達はその話題、特に佐奈は美少女に分類されるタイプだったので、嫉妬心をそのまま反感材料に変える女子生徒、
歪んだ欲望のはけ口にする男子生徒も少なくなかった。
もちろんクラス内でそうした馬鹿げた噂を鵜呑みにせず、佐奈に同情する者や、いじめを行っていたという連中に対して
怒りを覚える者もいたが、スキャンダルを楽しむ数のほうが圧倒的に多かった。

「みんなっいい加減にしてよ。」
佐奈が教室から消え去った後で、暴徒と化したクラスメート達にさやかは怒り心頭といった感じで怒鳴った。
「小学生じゃないんだから、それに今は授業中でしょっ」
さやかは、そう叫んだが新鮮な話題で盛り上がっている生徒達には何の効力もなかった。
「だってぇ〜」
「ねえ?」
「『情欲のメイド〜ご主人様おち○ぽで汚してください〜』だよ。」
調子に乗った男子生徒が、佐奈が先ほど朗読させられた本のカバーをとり、そのタイトルを読み上げると再びクラス内はドッと
笑いの渦が覆った。
「可愛い顔して、学校に持ってくるだけじゃなくてそれを朗読するなんて」
笑いを押し殺しながら一人の生徒がそう口にすると
「羞恥プレイって奴?露出狂なんじゃないの?」
と別の女子が続けた。
この2人の生徒はともに佐奈の中学時代を知っており、佐奈が華やかだった時代に特に妬んでいたので、金城達に便乗して佐奈を
貶めていたグループだった。
佐奈の高校時代金城達の影に隠れながら、佐奈の高校生活を壊していこうと同意を取るようにクラスメート達を見渡す。
その視線に何を感じたのか「柳って他にも面白いもの持ってきてるんじゃね?」
そういって先ほど、佐奈が読んでいた本のタイトルを読み上げた男子生徒が調子に乗って佐奈の机の中を漁ろうとした。
329名前:小説に挑戦者(第22話):2007/12/15(土) 23:43:53 ID:HvV4xBfK
次の瞬間
ーーーーーーパァンッッッ
「いい加減しろ貴様ッ!」
さやかはその男子生徒を思い切り平手打ちした。
先ほどまでの教室内の喧騒は嘘のように静まり返って、さやかとその男子生徒に視線があつまった。
「人を貶めることの何が楽しいんだ!」
さやかが鬼のような形相で仁王立ちしながらその男子生徒の胸倉をつかみそう詰めると、殴られたことに我を忘れた男子生徒は、自分の
非を棚に挙げて、さやかに向けて怒鳴りながら思い切り拳を叩きつけようとした。
しかし、武道の心得のあるさやかは簡単に男の手首を捻って押さえつけるとクラス中を見渡し牽制した。

半ば強引に荒業でクラス中を押し込めたさやかだったが、それと同時にクラス中にある反感の情がさやかに集まっていった。
“せっかくクラスみんなで団結して楽しめる出来事があったのに空気の読めない女”と。
中学時代から、目立って真面目な優等生だったさやかはこうした反感には慣れていたが、高校生にもなってこうした感情を隠さず自分に
向けてくるクラスメート達の幼さにうんざりした。


一方佐奈は、生徒指導室で大野が見つめる下で生徒指導教諭たち3人に囲まれながら、
「何故あんなことをしたんだ?恥ずかしくないのか?」
「授業妨害をして何が楽しいんだ?」
「このことを家族に連絡されてもいいのか?」
など、佐奈にとっては拷問に等しい尋問をずっと続けられていた。
その都度佐奈は「ごめんなさい」「もうしません」「ふざけてました」と蚊の鳴くような涙声で耐え続けるだけだった。
どんな説明も惨めになるだけだし、金城達に強要されたといったらその原因になった動画にも手が伸びるのは明らかだったから、佐奈には
黙って耐える以外の道は残されていなかったのだ。
逆に佐奈を攻め続ける教師達は、ところどころで
「最近の女子高生は恥という感覚がなくなっているの?」
「大人しそうな顔して、最近の若いもののやることはわからんよ」
「先生達は黙って聞いててあげるから是非最後までここで読んでみてくらないか?」
などと、ステレオタイプの戯言とセクハラまがいの言葉で生徒に対して日頃から溜めさせられているストレスを素直でひたすら謝り続けるだけの
佐奈を相手にこき下ろして発散し続けていた。
330名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 03:59:15 ID:D9l5k7dJ
なんというGJ

これには期待せざるを得ない
331小説に挑戦者(第23話):2007/12/17(月) 00:25:43 ID:CP/T4ILW
結局昼休みを通り越して5時間目の途中まで、生徒指導室での佐奈の尋問は続いていた。
「【何故、国語の授業中に官能小説を朗読したのか】という主題でレポートを原稿用紙3枚以上書いて来い。」
その上で、授業担当の大野への謝罪と始末書提出。これが結局生活指導の教師陣が出した結論だった。
佐奈は昨日大野に晒した醜態に加え、今日の官能小説の朗読。
目の前の男が自分のことをどういう風に思っているのか。
それを考えただけでも佐奈は穴があったら入りたい気分で今すぐどこかに逃げたかった。
佐奈が生活指導の教師達に怒られている間、終始憮然とした大野の表情をまともに見ることが出来なかったが、
「ちゃんと目を見て謝れっ!」と教師の一人に怒鳴られ、
佐奈はどうしようもない気持ちで「すみませんでした。」と謝った。
昨日はこの罰ゲームに勝てれば、金城達の自分を縛っている鎖から開放され、何とかなると思っていたが、結局は
クラスメート全員に醜態を晒すだけの結果だった。
さらに教師陣にも恥知らずな淫乱女子高生と認識されているのだろうと、どうして良いか分からない気持ちで一杯に
なった。
そして自分の高校生活に明るい未来を、到底望めそうもないと諦めながら、憔悴した面持ちの佐奈はようやく
生活指導室から開放された。

「惜っしかったねぇ♪佐奈ちゃん♪」
ご丁寧に生活指導室の前で待っていたのか、意気消沈している佐奈の目の前に、佐奈がこの世で一番見たくない人間
金城沙那と大衛千裕が立っていた。
金城達は佐奈を人目のつかない屋上へ連れて行き、さっそく佐奈を馬鹿にしだした。
「携帯で聞いてたよ。佐奈ちゃんの朗読。もう迫真の演技♪」
笑いを堪えているということを強調するかのようなわざとらしい表情で大衛が佐奈の傷口に塩を塗った。
「いやぁ〜、、、もう少し朗読できてたら合格だったのにねぇ」
そういって、携帯のメールを読みながら金城はルールの確認をした。
『ゲーム・壱
勝利条件:国語の授業中に教科書を朗読するチャンスがあったら、立候補し、私達が用意して佐奈ちゃんの机の中にいれた本を
「"先生が止めるまで"感情をこめて朗読し続ける。芸能人志望だったんだから演技力に自身あるよね?」
ただし、私達は教室にいないから携帯でその様子を流してね♪
相当大きい声で朗読しないと携帯を通して聞こえないし、感情がこもってないと判断したら無効だよ。』
332小説に挑戦者(第23話):2007/12/17(月) 00:26:13 ID:CP/T4ILW
「ん〜♪ざ、ん、ね、ん。どれだけ好意的にルールを解釈しても佐奈ちゃんの負けだね♪」
佐奈は悔しげな表情を浮かべて金城と大衛を睨みつけた。
しかし、2人はそんな佐奈の視線をどこ吹く風と流し、さらに佐奈に追い込みをかけようとする。
「でも、さっすが里香を裏切ってでも芸能界に入りたかった女っ!」
「朗読だけは上手だったよぉ。私達笑いが止まらなかったもの。読んでるとき"彼氏の便器君"のこと思い浮かべてた?」
「ぐぅっっっ・・・・・」
佐奈は屈辱に身を震わせ、震える足を必死に押さえつけるのに精一杯だった。
「どぉするぅ?まだ指定したゲーム二つ残ってるけど」
「チャンスは今日だけだよ♪」
佐奈はついに感情を耐えることが出来なくなった。
「・・・・だけ・・・ょ」
「んっ?なぁに?」
ぼそぼそと言った佐奈の台詞に大衛が興味深そうに耳をわざとらしく立てて感に触る口調で聞き返すと、佐奈はついに
感情が爆発したように叫んだ。
「どれだけ、私を馬鹿にすれば気が済むのよっ!」
「私が、あなた達に何をしたっていうの!?」
「なんでこれだけ人のことを侮辱できるのよ。」」
「私のことをいったい何だと思ってるのょ。。。」
「わたしが、わたし、、、を、わ、た、、」
「もう、、ゅ、、してよぉぉ!私に構わないでよおおおおっ!!!」
一気に感情を吐露した佐奈は叫んでいる間も屈辱の思い出が頭に流れ込んでいて最後はもう涙で言葉にならないほどだった。
佐奈が、大声で絶叫するのを今まで見たことがない大衛は衝撃だったようで少しだけひるんだ様子を見せていた。
しかし、金城はそんな佐奈を見ても何一つ感じず、満面の笑みを浮かべた表情で佐奈を見下ろして言った。
「い・や♪」
キっと顔を上げる佐奈を悠然と見下ろし、金城は整った顔を佐奈に近づけて静かに言った。
「別に私達はあなたのことをなんとも思ってないし、馬鹿になんかしていないわよ。もちろん人なんて思ってないわ」
「ただ、"あなたが恥をかく"のを見て楽しみたいだけ。」
「ペットが、"みっともない真似"をして、"皆から蔑まれて"生きているのを笑いながら楽しんでるだけ。」
「それ以上の理由なんてないから許すも許さないも何もないの。」
理由も何もない、やりたいからやる。まさにその通りだろう。
ただ、佐奈にとってこの宣告は抜け道は何もないという事実を突きつけられることによって目の前が真っ暗になった。
333名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 22:33:43 ID:wJEy6gxT
うおー胃がキリキリしてくるぜ
ゆっくりでいいので続き期待してまつ
334小説に挑戦者(第24話):2007/12/18(火) 00:09:57 ID:BPsMbHEr
「それより、どうする?一番簡単そうなゲーム負けちゃったけど、残りの奴にも挑戦してみる?」
と金城がわざとらしくゲームを指定したメールを見せながら、佐奈に問い詰めた。
「私達からしたらサービスみたいなゲームだったのにね。」
大衛も金城に続くよう、補足を加え佐奈を追い詰める。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
残り二つ。金城が手にした携帯にはゲームの説明が書かれている
●中野 耕也に教室で告白して、高校生活の間ずっと付き合い続ける。
別れたら負け。もちろん告白が受け入れられなくても負け。
その代わり、告白が受け入れられた時点でマスターデータを半分返してあげる。
●委員長の弱みの写真を10枚以上撮る。
着替えでも、トイレでもなんでも可。ただし、使えるものかどうか私達3人の判定する。
委員長と最近仲良くなってるから、簡単でしょ♪
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
金城達は残り二つのゲームと言ったが、佐奈には絶対に二つ目を選ぶことは絶対にないと決めていた。
たとえ自分のあの写真や動画が世界中に流されたとしても、一度友人を裏切った経験がある佐奈には同じことを繰り返す気はなかった。
特に、家族を除き、世界中でたった一人の友人であるさやかを売るような真似は絶対に出来ない。
となると、中野耕也に告白して高校生活中ずっと付き合い続けることしか残されていない。

佐奈はそれを考えただけで気が滅入った。
中野耕也というのは、先ほど調子に乗って、佐奈の机を漁ろうとして仲井さやかに叩かれた男子生徒である。
太っていて不潔なため女子生徒には人気がなく、お調子者で強いものには媚びへつらい、弱いものにはひたすら強くなれるタイプの
典型のような男だ。
中学時代、佐奈と中野は3年間ずっと同じクラスだったが、まだ里香と仲がよくクラスからも人気があった時期は、佐奈を恐れるかの
ように媚びへつらい、ニコニコと接して時々佐奈の機嫌取りをしてきたが、佐奈がクラス中から孤立しいじめの対象になった瞬間に、
佐奈を体を売ってオーディション最終審査まで漕ぎ着けた売春婦だと決め付け、侮辱し続けていた。
佐奈に対する接し方が大きく変わった生徒の中の一人だった。
335小説に挑戦者(第24話):2007/12/18(火) 00:10:28 ID:BPsMbHEr
「佐奈ちゃんどうする?」
金城は、佐奈にゲームを続行して自由を手に入れるチャンスに賭けるか、もしくは金城達から開放され中野と高校生活を
過ごすか、それともさやかを売って自分が助かる道を選ぶか。
「私としては委員長の弱みを握ってくれるほうが助かるなぁ」
「ねっ。委員長最近うざ過ぎるし、アイツの凹んだ顔が見たいしね。」
「どうだろ。ねぇ佐奈ちゃん。委員長を売れば、佐奈ちゃんはもう自由の身よ。もちろん里香にも手出しさせない。」
「裏切りは佐奈ちゃんの十八番でしょ。」
大衛のその台詞に佐奈はカッとなり、睨みつけた。
「何よ。」
無力な佐奈に睨みつけられること自体が癇に障ったのか大衛は前に踏み出て佐奈に威嚇をしたが
「まぁまぁ千裕、佐奈ちゃんがゲームするんだから私達は楽しもうよ」
と金城は大衛をなだめるように諭すと、どうするの?と言った感じで佐奈に視線を送った
「さやかを売るような真似はしない。絶対に。」
佐奈はずっと折れていた心に強い精神を蘇らせ、そう言った。
「えっぇ〜?」
「それじゃ、佐奈ちゃんのお宝データは返ってこないよぉ。」
金城は"中野に告白する"と言う選択は意識的に避けているという感じで佐奈を追い詰め、
「まさか・・・」
金城が佐奈を馬鹿にするさまを見て溜飲を下げたのか、大衛は金城の台詞に相乗りして大げさに言った。
「えっえっ?もしかして中野君に告白する方選んじゃうの?」
信じられないと言った表情で、笑いを抑え切れていない表情で聞き返す。
あまりにもわざとらしい小芝居に屈辱に耐えながら、その選択が正しいのかと自問し、そして小さく頷いた。
いっそのこと、この瞬間学校に隕石でも落ちてきてくれればと願いながら。
「えええええええええええええっ?私達が紹介してあげた便器くんを振っちゃうのぉ?」
「信じられない昨日あれだけサービスした相手を振って、あんなキモ男に告白したいなんて…」
金城と大衛は、それが楽しくて楽しくて仕方がないといった感じで大げさに驚き佐奈の傷口に塩を塗る台詞を言った。
「でも、まぁ佐奈ちゃんがそうしたいなら仕方ないか。」
金城はそう呟き、佐奈の肩に手を置いた。
佐奈は、その手を振り払うことで精一杯の抵抗の意を示した。
「あ〜あ〜、嫌われたものね。」
金城は払われた手をさすりながら挑発的に、佐奈を見据えると、佐奈は視線を逸らしながら拳を握り締めていた。
「告白の仕方は自由で良いと思ってたけど、さっきから佐奈ちゃん生意気な態度取ってるから"私達の決めた方法"で
告白してもうよ。大丈夫、100%上手くいく方法だからさ。」金城は残忍な表情でそう言った。
336小説に挑戦者(第24話):2007/12/18(火) 00:15:25 ID:BPsMbHEr
>>333さん
とりあえず、22日までは毎日更新しますよ。
その後は来年1月中ごろ再開ですかね。
今年中に佐奈編からさやか・里香編に移る予定だったけど佐奈編すら終りそうもないです。

展開スピードアップ希望者いるのであれば気軽に言ってくださいね。
長くて良いということなので殆ど文章の圧縮してないので・・・
337名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 00:34:11 ID:NYy3Ci8B
>>336
作者さんのペースでいいよ。


いつも素晴らしい作品ありがとうございます。
338名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 03:45:33 ID:xzfyq6x0
高品質だ・・・・
しかも毎日投稿なんて神杉!
339333:2007/12/18(火) 22:01:46 ID:c+yRKCuK
毎日更新お疲れ様です。
337さんのお言葉お借りしますが作者さんのペースで全然OKですよ。
というか他キャラまであったんですか!これは裸ネクタイせざるを得ない…
340小説に挑戦者(第25話):2007/12/18(火) 23:34:35 ID:BPsMbHEr
6時間目の終了を告げるチャイムが鳴り、ホームルームまでの小休止の時間、未だに昼前の佐奈の事件で盛り上がっている
生徒達も多数いた。
「柳さんまだ生徒指導室で説教されてるの?」
「とっくに終わったらしいよ。」
「恥ずかしくて帰って来れないんじゃない?」
「えぇ。だってあれは自分から進んでやってたんでしょ?」
「喜んで帰ってくると思ったんだけどねぇ」
仲井さやかは、このクラスの一部の生徒達のレベルの低さにうんざりしていた。
それと同時に佐奈がなんであんな行動を取ったのか聞こうとも思っていた。
金城と大衛はその場にいなかったが、あの2人が関係していないなんてとても思えなかったのだ。

そんなさやかの意中とは裏腹に、佐奈の滑稽な奇行の余韻に浸っている女子生徒たち何人かが、メールが届くのに気がついた。
「あっメールだ。」
「ん、私も来てる。なんだろ。」
そう言ったのは、どれも中学時代から金城達の影に隠れて、佐奈のいじめを楽しんでいた女子生徒達だった。
「金城さんから?」
「私も」
そう言いながらメールの本文を読んだ彼女達は、一斉に吹き出した。

「なんですかぁ?委員ちょ、、、じゃなくて仲井さん。」
今、吹き出した女子生徒に仲井さやかが近づいてくるのに気がついたので、気だるそうに間延びをした口調で言った。
「今のメール何?」
"金城"という単語と、メール内容を見た後に吹き出すのを見て、佐奈に無関係だと思えなかったさやかは、まともに返事が返ってこないと
分かっていながら、手がかりを求めて尋ねた。
案の定、その女子生徒は不機嫌そうな顔を露骨にして文句を言い出した。
「はぁあっ?なんでそんな事、言わなくちゃいけないの?」
遠巻きに殆どのクラスメート達が興味深そうに、さやかとその女子生徒たちの動向を見つめている。
「今、金城さんからメール来たって言ってたでしょ。」
「それが?」
「どういう内容だったの。」
341小説に挑戦者(第25話):2007/12/18(火) 23:35:18 ID:BPsMbHEr
「はぁあ?だぁかぁらぁ、なんでそんなことをアンタに言わないといけない訳?」
だんだんイライラしてきたということを示すべく、鋭い口調でその女子生徒は聞き返した。
さやかは、険しい表情のままその女子生徒を見下ろしているが、相手も憎々しげにさやかをにらみ返していた。
「私には、授業に関係のない携帯を持ってきてるってことで、没収することも出来るんだよ。」
出来るだけ使いたくはなかったが、さやかは学級委員の権限を突きつけさらに問い詰めた。
「わかりました、仕舞います。これでいいでしょ。」
と乱暴なしぐさで自分の携帯電話を鞄に仕舞うと挑戦的にさやかを睨み上げた。
「いくら学級委員長さんでも、プライバシーを覗く権利はないはずよ。」
感情的になっているその女子生徒の隣にいた、もうひとりの生徒が、フォローするようにそう言われると、さやかにはもう返す言葉が
なくなってしまった。
そんなピンと緊張感に張られた中であらぬ方向から声が飛んできた。
「“情欲のメイド”は学校の授業に関係あんの?」
その言葉がキッカケで教室内を覆っていた緊張の糸が切れたように爆笑した。
「あははははは、そうだよ。"情欲のメイド"だって、学校に関係ないじゃん。」
「しかも授業妨害までしてたし」
「委員長、柳さんには注意しなかったじゃん。」
「委員長の癖に贔屓してんじゃねえよ。」

さやかは下らない事に盛り上がるクラスメート達に頭に血が上ったが、この手の話でもりあがるようなタイプの連中には、何を言っても本人達に
都合よくしか解釈しない。
諦め踵を返したが、その際、先ほどこの騒動を引き起こすキッカケの台詞を吐いた人間がすぐに分かった。
してやったりという顔でさやかの方を睨みつけているからだ。
中野耕也、昼前に、さやかに平手打ちを食らって以来ずっとさやかに一矢報いたいと思い続けていたのだろう。
暴力ではとても歯が立たないことをに歯軋りしながら、そのチャンスが訪れ、達成されたことに満悦といった表情をしている。
「器の小さい男…」
仲井さやかは中野耕也に軽蔑した視線を思い切り投げつけて自分の席に戻った。
(人を貶めて楽しんで、自分の非を認めずいつまでも根に持ってる最低男っ)
さやかが心の中で毒づいたが、中野の方は一矢報いたことに有頂天になっていてそんなさやかの内心など考えが及ばなかった。
「中野くーん。ちょっと来てー」
そんな中、先ほど金城からメールを受け取った佐奈いじめに関わっている女子の一人が中野を呼んだ。
342名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 03:51:29 ID:IpOaqWuZ
何でこんな神作品に出会ってしまったんだ‥

完結するまで気付かなければ1度に読めたものを。これじゃあ毎日wktkせざるを得ないじゃないかぁ!!
343名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 16:13:49 ID:7GSC04Vr
毎回乙であります!

>>333さんが言ったように、私も読むたびに胃をキリキリさせております。
佐奈の反撃や里香の心情に変化はあるのか等など妄想しながらお待ちしております。
344名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 18:54:50 ID:J2Rqwjnh
イイネイイネーーーー
345小説に挑戦者(第26話):2007/12/20(木) 00:15:22 ID:LOhYpjf5
教室の女子生徒たちが金城からメールを送る十五分ほど前、金城と大衛は佐奈を体育館倉庫に連行していた。
半分引っ張るように屋上から佐奈を連行したのだが、6時間目の授業中ということもあり誰にも見つからなかった。
もっとも誰かが佐奈たちを見ていようが、結果は変わらなかっただろうが。

体育館倉庫につくなり、佐奈を乱暴に中に押入れると、金城は佐奈に、制服を脱ぐよう命じた。
そこで金城は佐奈が抵抗の気配を示すのを敏感に察知し
「別に抵抗してもいいよ。」
と釘を刺した。それに引き続き
「そうしたら、昨日みたいに無理やり脱がすだけだから」
と大衛が言葉を継ぐ。
腕力で佐奈は金城にはとても勝てない。必死に抵抗しても無駄なのは昨日経験している。
逃げたところで、結局はつかまるし、逃げ切れたとしても佐奈を縛っているデータをばら撒かれるだけだ。
佐奈は諦めたようにブレザーを脱ぎはじめた。
「そうそう、素直が一番。でも安心して。昨日みたいに全裸になんかしないから。」
金城が何の慰めにもならないことを、さも恩着せがましく言いながら、佐奈の反応を楽しむ。
同姓が相手だとはいえ、侮辱することを目的としている相手の前でストリップを演じさせられている佐奈だったが、
金城達に逆らった後でやられるであろうことを考えたほうが気が重く、その恐怖に負け、渋々ストリップを演じ始めた。

ブレザーが脱ぎ終わり、Yシャツに手をかけ、シャツから腕を抜くのを鑑賞しながら、金城と大衛が当然のごとく野次を飛ばす。
「ひゅーっひゅーっ」
「もっと色っぽく脱げないのぉ?」
大衛が佐奈の羞恥心を煽り、金城が下劣な言葉を投げつける。
佐奈がYシャツを脱ぎ終わり、スカートに手をかけようとした瞬間「はいっストップ」と金城は佐奈を静止させた。
佐奈はスカートのホックに手をかけようとしたまま訝しげに金城を見返すと
「先にシャツ脱いで。」と指示をしてきた。
佐奈は、怪訝な感じがしたが、ここで下手に逆らっても意味がない。
裸にはしないと言っていたものの最低でも下着姿には、させられるのだろうと佐奈は極力何も感じないよう努めながらも消し去れない
羞恥心の結果、顔を真っ赤にしながら、Tシャツを捲くり上げ脱いだ。
346小説に挑戦者(第26話):2007/12/20(木) 00:15:56 ID:LOhYpjf5
「昨日も思ったけど、やぁっぱ佐奈ちゃん胸ねえなぁ。小学生並み?」
金城が佐奈の上半身がブラジャー姿になるや否や佐奈のコンプレックスを攻め立てる。
佐奈は無意識で胸を手で隠し、歯を食いしばり、その屈辱に耐えながら、金城の次の指示を待った。
「じゃあ千裕、やろうか」
佐奈が何を?と思った瞬間、いつのも間にか佐奈の後ろに回っていた大衛が後ろから一気にスカートを下から上に捲り上げた。
「きゃぁっっっっっ!!なっっ!?」
いきなりの出来事に佐奈は反射的に悲鳴をあげ大衛の方に身を捻ったが、その隙に今度は前から金城がものすごい力でスカートを
捲くり上げ、佐奈を上から押さえつけた。
目の前がいきなり自分のスカートによって視界を覆われ混乱した佐奈は、とっさにもがき始めたが
「おらぁ!暴れんじゃねえよ!」
金城の怒号が外側から響き頭を押さえつける。
そうは言っても不意打ちに近い形で下半身をむき出しにさせられ、自分のスカートで視界をふさがれたため、大人しくすることは
出来ず、なにやら分からぬ未知の恐怖に、もがき続けた。
しかし、上半身で自由に動かせるのは手を通す隙間のないスカートの内側のみ。
「えっ!?えっ!?えっ?!」
佐奈は上半身も下半身も束縛されていないにも関わらず、まったく自由に動けないことに恐怖を感じながら自然に漏れる声を上げながら、
下半身のみ威容に風通しが良すぎる感覚を味わい、自分が今どんな姿をしているのか想像して、今までにない恥ずかしさに襲われた。

「はい。こうしてプレゼント用の可愛いリボンで頭の部分をしっかり結んでっ!これで完成っ」
そんな佐奈の気持ちを内心に構わず金城は大衛から渡された無駄に高級なリボンで、頭の上まで持ち上げられたスカートの余った部分を何
重にも巻き、しっかり縛り挙げた。
それはスカートの内側、つまり佐奈からは決して解くことの出来ないものだった。
佐奈はパニックに陥り、何とかしようと必死にもがいたが、時すでに遅し
「あーーーっははははは」
「さ、佐奈ちゃんっもがいて動き回ると余計笑えるっ!!ぷっあはははははは」
「た、玉ねぎから人間の体が生えてるみたい。すっげー不気味!あはははは」
「ち、ちょっと千裕。そ、その例え的確すぎっ、きゃはははははは」
といった金城の大笑いと、大衛の嫌味な野次が飛び交い、佐奈の耳に鋭く突き刺さるだけだった。
「茶巾縛りっていうらしいんだけど、佐奈ちゃんが今日長めのスカート履いて来てくれて助かっちゃった。」
佐奈は、へそから下は下着一枚の格好で丸出し状態になっている今の自分の姿を想像し、背筋にぞっとするような感覚が走りだした後、
今までにない恥ずかしさに襲われ腰が抜けペタッと床に崩れ落ちた。
347名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 00:33:44 ID:nO/zz46X
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 !!
 ⊂彡
348小説に挑戦者(第27話):2007/12/21(金) 00:25:52 ID:8KZy2tc1
「これって、昔の学校ではよくあったって、じゅ・・・彼氏から聞いたときから一度やってみたかったんだよね。」
金城は、危うく順也と口走りそうになったが、自分が担任と付き合っていることは里香と大衛以外には秘密にしているため
危うく言い直した。
もちろん、佐奈にはそんな言葉の端を捉えるほど冷静ではなく、どうにかして脱出できないかと床に崩れ落ちたまま喘いで
上半身をくねらせたり、スカートの中から抜け出そうともがいたが、蜘蛛の糸にかかった蝶よろしく、無駄なあがきでしかなく
金城や大衛の嗜虐心をそそるほどに見たその様子は滑稽なもの以外何者でもなかった。
「あーっははは、やめてぇ。マジで笑い死にしそう。」
「話に聞くより、実際に見たほうが数百倍惨め。」
「じゃ、恒例の写真撮影に行きましょうか。皆にメールで送るから携帯で撮るよ。」
佐奈は"写真"、"皆にメールで送る"という単語に反応して体全身を震わせた。
「や、やだ・・・」
上半身、お腹の上から頭部にかけてはスカートでカッポリ覆われているが、へそから下は下着一枚の半裸で全て露出されている。
そして今の佐奈には隠すことすら出来ない。
スカートの中で必死にもがいているが、その姿は金城達のシャッターチャンスを増やすだけの効果でしかない。
「だーいじょーぶだって。スカートで顔は隠れてるし下半身だけじゃ佐奈ちゃんだって分からないから♪」
金城はそういって、ワザと大きい音の鳴るフラッシュをたいて佐奈を携帯の写真で撮る。
佐奈は逃げようとして何とか起き上がろうとするが、先ほど抜けた腰に力が入らず上手く立てず、床に転がる。
「ぷっっっ、佐奈ちゃん、そんなに笑いとろうと頑張らなくても十分に笑えるって♪」
必死に逃れようとする佐奈に金城が可笑しそうに言葉で追い討ちをかける。
「それとも私達を笑い死にさせようとしてるの?くっははははは」
そういいながら、床に泣き崩れる佐奈を何に対して何の慈悲もなく、パシャッパシャッという音を立てながら何枚もとり続ける。
「ま、こんなもんなもんかな。動画のほうは千裕が撮っててくれてるんだよね?」
けたたましく佐奈の心を傷つけていくシャッター音が止まると、金城には聞かずとも見えて分かっているが、それを見ることが
出来ない佐奈に分かるよう、ワザと説明口調で大衛に尋ねる。
「うん、爆笑動画がまたひとつ追加されたよお♪」
「ひ、卑怯者ぉっ」佐奈は自分を縛る鎖を増やし続ける金城と大衛をそう罵倒するが
「う〜ん。佐奈ちゃん。その台詞負け犬の遠吠えっぽくて素敵だわ。」と金城はその言葉を言われるのがさも勲章のごとく
満ち足りた笑みを浮かべて返した。
「そっれじゃぁ、佐奈ちゃんの玉ねぎ星人コスプレ、通称"茶巾"姿をメールで送信しまぁす。」
「やっやだぁっやめっっっ」
佐奈が一層もぞもぞと暴れながら何とか金城を止めようと這いずるが何の効力もなかった。
「ざぁんねん☆たった今、送っちゃった♪」
金城が佐奈にそう言ったのとほぼ同時に6時間目の終了を告げるチャイムが校舎のほうから聞こえてきた。
349小説に挑戦者(第27話):2007/12/21(金) 00:26:24 ID:8KZy2tc1
きーーーーーん、こーーーーーん、かーーーーーーん、こーーーーん
「うぅぅぅあ、あんまりよぉぉぉぉお」
佐奈は金城のあまりに酷い仕打ちと、自分自身の今の姿の惨めさ、そしてこれから先やろうとしている"ゲーム"。
全てがあまりに酷い出来事のため、日常的なチャイムの音を聞いただけでどっと負の感情に押し寄せ泣き崩れた。
「佐奈ちゃん、泣いている暇なんてないよ。中野君への告白イベントが残ってるんだから」
「ああああああああああああっっ、もういやっ、いやなのぉおおおお」中野という人間を思い浮かべ、佐奈は叫んだ。
金城は暴れる駄々っ子に手を焼いた保母のような困り顔を見せ、佐奈になだめるように言った。
「いいの?佐奈ちゃん。やらないと佐奈ちゃんのお宝動画全部公開しちゃうよぉ」
佐奈はもうやけくそになっていた。もうこれ以上そんな応じても応じなくても玩具にされ続ける取引に何の効力が
あるというのだろうか。
「もう、もう全部公開しちゃってもいい、皆から白い目で見られてもいい。だからほどいてっ!告白なんかしない」
茶巾姿のままそう叫んだので、佐奈の表情は分からなかったが、焦った大衛は金城に視線を送り、困ったような顔を見せた。
もちろん、追い詰めればいつかは佐奈が吹っ切れるだろうということは分かっていた。
しかし、佐奈は本当に後戻りが出来なくなるまで、そんなヤケになることはないだろうと高をくくっていたのだ。
だが、金城は冷静な表情のまま佐奈に静かに言う。
「佐奈ちゃん分かってないなぁ。佐奈ちゃんのお宝映像が流れたら、どうなるか分かってるの?オナペットにされて終わりじゃないよ。」
佐奈は、もうこの場を乗り切ることだけしか考えられなかったが、冷静に先のことを指摘されて頭の血が一瞬にして下がってしまった。
「このネット社会で個人のお宝映像が流れたら佐奈ちゃんの家族揃って、一生ストーカー被害に逢うわよ。
特に昔佐奈ちゃんが芸能オーディション最終審査まで残ってたでしょ。つまり普通の人よりは少しは知名度が高いの。
佐奈ちゃんの知らないところで敵がうじゃうじゃしてるのよ。それに里香から聞いたんだけどオーディション受けた娘達の
個人情報ってその手のところにずっと残ってるんだって。事務所がやばくなったときに副業でやってるAV勧誘リストとして残すためにね。
だから佐奈ちゃんの動画は普通の人より数百倍裏に回りやすくて、変態おじさんたちの目に入りやすいのよ。
人身売買とかされて、一生奴隷のように過ごすことになるだろうけど、それでもいいなら喜んで流出してあげる」
金城はまともな精神状態の者が相手だったら、鼻で笑い飛ばされるようなことをもっともらしく一気にまくし立てた。
しかし、もともと佐奈は酷く混乱していて、半分ハッタリ交じりのヤケになったことを言ったに過ぎない。
心の隙をつかれ、頭に上った血が下がったものの混乱したままのタイミングで言われたこの言葉は、佐奈のマイナスの被害妄想を加速度的に
拡大していき、先ほどまで決めていた覚悟が泡のように消えていき、簡単に佐奈の決心は折れていった。
350小説に挑戦者(第28話):2007/12/22(土) 00:36:38 ID:fkHir0hd
「これでホームルームも終了だ。気をつけて帰れよ」
大野順也が毎日の決まりきった手順に従って、ホームルームを行い、教室内の生徒達に解散を宣言する。

仲井さやかは、教室内の生徒たちの動向を注意深く見守りながら、何か動きがあれば監視しようと内心決めていた。
先ほどの女子生徒達が中野耕也を呼んだのは、金城が絡んでいるだろうという推測は立っていたし、金城が絡んでいる
以上、佐奈もなんらかの関わりがあるだろうと考えていたからだ。
もちろん、金城達があれほどまでに悪辣な仕打ちを佐奈にしているなど想像すら出来ていない。
数日前はじめて話をしただけだが佐奈は、さやかにとって一緒にいて楽しいと思えた相手だ。
だから、少しでも佐奈の助けになり、金城達に屈しないだけの勇気を与えてあげられたら・・・そう思っていた。

「仲井ぃ」
さやかが、そう思案しているときに担任の大野がさやかを名指しで呼んでいた。
「ちょっといいか?」
さやかは、これから何かが起こるという嫌な予感を持っていたので、クラスメート達からは目を離したくなかった。
今日は委員会活動はないし、部活動は中学時代全国大会上位に入っているという実績のあるさやかは優遇されていて、
1年ながらも理由さえあれば遅れても厳しいことは言われない。
出来れば断りたかったが、大野はさやかが断れない台詞で呼び寄せた。
「四時間目の授業のことでちょっと話があるんだ。」
四時間目の授業。佐奈が授業中に官能小説を朗読した件以外何もない。
さやかは、何かしらの情報をこの教師から得られるかも知れないと思い、先ほどの女子や中野を監視し続けるか悩んだ。
結局、さやかは大野から話を聞くことを選択してしまった。
佐奈と異なり、さやかは大野のことをある程度、信頼してしまっている。
熱血教師の仮面をかぶり、体育会系の雰囲気を持っている大野は里香や金城達の素行の悪さにも気にかけている。
だから、さやかは大野を自分の味方に引き入れ、佐奈を助けるため手を貸してくれるかも知れないと考えていたのだ。

もし、大野がさやかを呼びつけたり、用事を言い渡して身動き出来なくしているのが、いつも金城が佐奈にちょっかい出して
いるタイミングと一致しているということに気がついていれば、また自分や佐奈の未来は変わっていたかもしれない。
しかし、いくら理想的な生徒であるさやかとはいえ、人を見る目は普通の高校生程度にしか持っていなかったため、ましてや
信頼を置いている相手を疑うという行為に慣れていないために自分が重大な過ちを選択したことに気付いていなかった。
351小説に挑戦者(第28話):2007/12/22(土) 00:37:09 ID:fkHir0hd
大野に呼び出されて、さやかが教室から消えると、先ほど金城からメールを受け取った女子生徒や彼女達に佐奈いびりに興味を
持ち出した生徒達、そして中野耕也も大野がタイミングよくさやかを連れ出してくれたタイミングの良さに歓喜し、それぞれ顔を
見合わせ、邪魔者がいなくなったと打ち合わせどおりに金城達が待つ体育館倉庫へ向かっていった。

「準備はこんなもんでいいかな?」
金城は体育館倉庫に置かれている跳び箱の上に腰を下ろしながら、クラスメートが集まるのを待っていた。
「ぅぁああっ、、、ぁっっあああ、、、」
金城は漏れてくる佐奈の声にうんざりした顔を作って、わざと同情的な口調で佐奈に言った。
「佐奈ちゃん、いつまで泣いてるのよ。下手な泣きまねしてないで、彼氏作るお膳立てしてあげたことに感謝しなよぉ」
あまりにも勝手な金城の言い分に佐奈は情けなさのあまりどうしていいか分からなくなってきた。
「それに、中野君と付き合うだけで佐奈ちゃんの縛りが半分なくなるんだよ。前向きに考ようよ。」
「そうだよ。そんなネガティブ思考だからいじめに逢うのよ」
金城が佐奈にチクチクと言葉のとげを刺しているところへ、先ほど出て行った大衛が戻ってきて言葉をかぶせて言った。
「おっ、千裕。用意できた?」
「ばっちり」
金城が大衛が戻ってきて手に持っている備品のステレオCDに目をやりながら尋ねると、大衛は嬉しそうに親指を立てポーズをとった。
「それじゃ、あと10分もすりゃ皆が来るから、始めてよっか」
「そうだね。」
そう言って大衛は、金城が座っている横にCDを置き、再生のスイッチを押した。
この場に似つかわしくない綺麗な音楽が流れだした。
この年代の普通の女子生徒達なら聞き馴染みがあって憧れでウットリすることが多い音楽だ。
佐奈も当然この曲のことを知っていた。憧れていた曲だ。
しかし、佐奈はその曲を聴いたとき奈落の底に落ちるような感覚に襲われていった。
「気付いてもらえたかな?佐奈ちゃん」
金城は、佐奈のいる場所へ向かって声をかける。
「そう、結婚式の入場曲よ。」
「あぁぁ、あっあっぁっ」佐奈は言葉にならぬ衝撃から口から声だけを漏らしながら呻いていると金城と大衛は、
「告白が完了して中野君がオッケーするまで延々と結婚式の定番ソングをたっくさん流し続けてあげる♪」
「今後佐奈ちゃんが中野君と別れて、誰か素敵な人と結婚したときでも、式場で曲が流れるたびにこののことを思い出せるようにさ。」
と、これからのことを佐奈に決して忘れられない思い出にさせるため、用意した小道具を使いながらそう言った。
352名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 01:27:26 ID:eM8VULlP
これは中野君にとってもちょっとつらい・・・

いいぞもっとやれ
353小説に挑戦者(第29話):2007/12/22(土) 08:15:17 ID:fkHir0hd
「やっほー。来たよ」
金城が体育倉庫で、佐奈のために結婚式定番の曲を流し始めて2曲目が終わりかけた時に佐奈のクラスメート達が
金城、大衛そして佐奈たちが待つ体育館倉庫に集まってきた。
「ずいぶんたくさん来たね。」
金城は予想よりはるかに超える人数に驚き、はにかむような笑みを浮かべてそう言った。
「他のクラスの人も」
金城から送られてきた茶巾姿の佐奈を見て、その面白さを広めずにはいられなかったのだろう。
その女子生徒はご丁寧に他のクラスの友人達も集めてきたようだった。
全体の7割が女子生徒で残りの3割が男子生徒だった。
そして集まった人物の大半が中学時代から佐奈にちょっかいをかけていた人物であり、少数の新規参入者は興味本位で集まった
者達、自分より圧倒的に弱いものを知っておこうとしているタイプの人間、そして佐奈の容姿に惹かれていた男子生徒達だった。
「良かったねぇ〜佐奈ちゃん。17人も集まってるよぉ」
「男の子達も、1、2、・・・5人もいるじゃん。佐奈ちゃんのえっちぃ姿に引かれたのかもね♪」
金城の言葉に佐奈はビクッと体を震わせたが、佐奈からは外界の世界は完全に閉ざされていて、その光景すら見ることが出来なかった。
「ん?で、柳さんはどこにいるの?」
先ほどから疑問に思っていたが肝心の佐奈が見当たらなかった野次馬達は金城に問いかけた。
「プレゼント箱の中よ。」
金城が答える前に大衛が我慢しきれないといった感じで答えた。
「そ♪もっとネットリジックリやろうと思ってたけど、これだけ多かったら人が集まりかねないからちゃっちゃとやろうか♪」
そういって、金城は腰掛けていた跳び箱から跳ねるように降りた。
「それじゃ、中野君前へ」
人ごみにまぎれた状態で騒ぎ立てることは得意だったが、自分が注目の的になって、多くの視線に晒されていることに慣れていない
中野はおどおどとまごつきながら、その横に膨れた巨体を小さく縮めて周囲をキョロキョロと見回した。
そんな仕草を見て金城を筆頭に多くの女子達はイラっとしたが、この男が佐奈と付き合うことになるという事実の方に強く引かれていき
一層愉快な気持ちがしていた。
「さ、どうぞどうぞ。」
金城は内心を完璧に隠して中野の緊張を和らげるような口調でいうと、白熱急に引かれる虫のようにフラフラと中野は照れながら前へ
進み出てきた。
354小説に挑戦者(第29話):2007/12/22(土) 08:15:48 ID:fkHir0hd
「本日、中野君に告白したいという女の子にお膳立てをしてくれと頼まれました。」
金城は中野から出来るだけ自然に距離をとるよう、結婚式の仲人のような演説口調で周囲を見渡しながら言って続けた。
「その女の子とは、なんと柳佐奈さんです。」
金城は、周囲がノリよくどよめくのを聞き、笑顔を浮かべながら収まるのを待った。
「私は普通に告白すれば大丈夫だよ。佐奈ちゃん顔は良いんだから。とアドバイスしました。」
"顔は"ということを金城は強調して、顔以外に何の取り柄もないんだよということを言外に含めて、佐奈の容姿に嫉妬している女子
達の心を掴んでさらに続けた。
「だけど、佐奈ちゃんは言うんです。私絶対にふられたくにゃい。奇抜な方法で告白したいのん。」
金城が似て似つかぬ佐奈の口調を物真似し周囲の笑いを誘いながら、演説を続けている。

視界を完全に覆われている分、より鋭くなった聴覚から金城の佐奈を貶めることに終始している演説を嫌でも聴きながら佐奈は人目を避ける
ことは不可能だと分かっていながら、一瞬でも人目につくのを遅らせたいことに一心で声も出せず涙を流し、首を横に振りながら誰にも分か
らない必死の弁解をしていたが、誰もそんなことは想像しない。
金城に指示され、集まってきたものたちは“全員”が佐奈が辱められれているのを期待しているものたちだったからだ。

「私はこんな"馬鹿"な方法で、告白したって笑われるだけだよって一生懸命アドバイスしたんですが佐奈ちゃんは我侭で聞き入れてくれません」
「そこで、大衛さんと手伝って、ウェディングソングを用意してまで演出してあげました。」
まるで、この舞台は全て佐奈が考え、金城達に手伝わせたかのごとく説明しているのを全員が嘘であることを知りながら進める金城の演説に、
楽しみたいことに心を奪われて集まった連中は「金城の言うことは本当である」と無理やり思い込み、時には笑い、時には呆れ、時には佐奈
を侮辱する発言をしながら、聞き入っていた。

「そんな告白なんだから、中野君。ちゃんと受け入れてあげなきゃ駄目だよ。」
先ほどから周囲の注目が中野から金城に完全に移っていたため、人影に隠れてさえいればどれだけでも卑怯に振舞ってきた人生そのものを表す
よう、リラックスしながら薄汚い笑みを浮かべて中野は頷いた。
「それじゃ、プレゼントの箱をあけてちょうだい」
金城が先ほどまで腰掛けていた跳び箱がプレゼントボックスだというように顎で示すと、佐奈のような可愛い女の子を彼女に出来ることに有頂天
になっていた中野が照れよりも期待に満ち溢れた顔で跳び箱の一段目をあけた。
「だめっっっ」
佐奈が固く目をつぶり頭の上で蓋が開く気配を感じてそう叫んだが、誰一人止めるものはいなかった。
我こそはとその跳び箱の中身の中身を覗きこもうと犇く中、佐奈の姿は周囲に晒され、一瞬の沈黙の後、爆発するような笑いの渦が広がった。
佐奈は下半身は必死の抵抗の末かいた汗で透けた状態の下着を丸出しの状態でと、上半身を覆ったスカートは場違いなほど可愛らしい高級なリボン
に包まれ、『中野君。私がプレゼントよ。受け取ってね by柳佐奈』と書かれたラベルを張られていた状態で跳び箱に閉じ込められていたからだ。
355小説に挑戦者(第30話):2007/12/22(土) 08:16:32 ID:fkHir0hd
「何これぇ〜。超ウケル」
「ばっかじゃない?」
「なにが『私がプレゼントよ』よ。っっさぶっっ」
「どれどれ?うぁっイタタタタタ」
「ちょっと記念に写真撮っておこ」
「あ、私も私も」
カチャッカシャッ
面前に現された佐奈に、集まった生徒達が口々に勝手なことを言い立て、携帯の写真で撮ったりしながらざわついている中。
金城は予想通り、皆が佐奈を侮辱することに団結しているのを見て口の端を挙げてほくそ笑んだ。
「ねぇ?佐奈ちゃん、私の言ったとおりでしょ。こんな告白の仕方じゃ笑われるだけだって。」
「あぁっああああっあああああああああああ」
佐奈は今の気持ちを言葉で表すことが出来ないほどに混乱を極めていたので、とにかく叫んで少しでも気持ちを軽くしたい
と茶巾姿のまま前かがみになり地面に顔をつけて泣き声を思い切り上げた。
その佐奈の反応に一堂はシンと静まり返ったが、金城は佐奈のこうした反応こそが求めていたものであるといった感じで軽く
あしらい、「あんまり嬉しいから泣いちゃったのね」と言って、リボンの部分を掴んで佐奈を引き起こした。
「はい、中野君。佐奈ちゃんと付き合うつもりがあるなら、このリボンを解いてキスしてあげて。」
「いやああああああああああああああっっっ」
佐奈はおぞましさから必死に逃げようともがいたが、それでも自由に動けぬ上半身と金城の腕力に阻まれ、何も出来なかった。
「はぁい、佐奈ちゃん、大好きな中野君はそっちよ。」
金城は、暴れる佐奈をものともせずあしらい、みんなの前で優劣の差を見せ付けた後、中野のほうへ突き飛ばすように佐奈を
押しやった。
「あうっっ」視界がないため、どこから押されるか予想が出来ず、金城の押し出す方向そのままうめき声を上げながら押しやられ、
ぶつかったのが中野耕也の体だった。
ぶにょっとした中野の腹の感触に佐奈は生理的な嫌悪感が背中に流れるのを感じると同時に、中野の股間から固いものが自分の体に
密着するよう当たり、中野を押しやろうと自分を包んでいるスカートの中から全力の力で中野を押し返した。
「ほぉらぁ、照れてないで引っ付いて」
そんな佐奈を金城は中野に密着させようとグイグイとおし寄せ、「早くプレゼントのリボンほどいてあげてよ。」と指示した。
佐奈のやわらかい小柄な体に密着され、自分の意識とは無関係に固くなる下半身が佐奈に当たっているのを感じながら、中野は
絶頂気分で恐る恐る佐奈の頭の上で結わかれているリボンに手をかけた。
356小説に挑戦者(第30話):2007/12/22(土) 08:17:03 ID:fkHir0hd
「いぇええええええええええい」
「佐奈ちゃん、ごたいめーーーん♪」
自分のスカートで覆われていた暗闇から急激に広がる光に目を細くしながら、涙でクシャクシャになり、恥ずかしさで真っ赤に
した顔を両手で隠した佐奈が現れ、中野の心臓は飛び跳ねるような衝撃が走った。
上半身はスレンダーな体にブラジャーのみ。
中野はその周囲の注目が集まる中にも関わらず、全身の血が股間に集まるほどの興奮を起こした。
十代の危ういこの時期に魅力的な同級生が、下半身丸出しで現れ、上半身を拘束しているものを払ったら下着姿一枚で現れたのだ。
中野はこの場で佐奈を襲いたかったし、襲っても“自分に非はないのではないか”という解釈さえしていた。
「う、、ぉっぉおぅっ」そんな意味不明な言葉を漏らしながら我を忘れて佐奈を舐めるように眺め回した。
そんな中野の反応を周りの女子生徒や、金城はゾッとした表情で見ていたが、その視線が自分に向かっているのではなく自分達の
したの立場の人間(そう思い込んでいる)である佐奈に対して向かっているのであるのだから、同情というより興奮する感覚を楽
みながら見下していた。
一方、その視線を直接に受けている佐奈は恐怖すら感じ、周囲を見渡したが、この状況を楽しんでいる冷たい反応しか見受けられず
足に力が入らず震えながら脅える子猫のような反応をしていた。
先ほどまで頭の中がいろいろな思いで埋まっていたため、耳の中にウェディングソング集が耳に入っていなかったが、この場に似つ
かしくない綺麗なメロディーがより一層佐奈の心を汚していく。
金城は佐奈の背後から両脇に腕を通し、強引に引き起こし、飢えた獣のような目で佐奈を視姦する大衛の前に立たせる。
「さ、じゃぁ、誓いのキスでもしてもらって解散にしましょうか。」
これ以上、長引けばこの狭い体育倉庫から溢れている人ごみに誰かが気付いて、教師達に密告される恐れもある。
ここが潮時だろうと判断して、「キースッ!き〜すっ!き〜すっ!き〜すっ!」とはやし立てる音頭を取り出すと、この場では佐奈を
侮辱することを目的として集まった連中なので、金城のキスコールに続いた。
その集団の声が佐奈の心臓を直接掴み絞りとるように締め付ける。
「ぁっぁ、ゃ、ゃだ、、、」佐奈はもう自分のものだといった表情で必死に顔を背けた。
佐奈はもうどうしようもない状況にあるが、目の前にいるこの男とキスするのだけはどうしても耐えられなかった。
下手すると便器と口付けするほうがマシだとすら思えた。なぜなら、目の前にいる男は、佐奈を物としか見ていない。
佐奈に対して少しでも愛情なり、誠意なりがあり、好きな相手としての感情がこもって見られているのであれば、たとえ
醜い容姿であろうと外見の判断だけで相手を判断するようなことは佐奈はしない。
しかし目の前の男は佐奈を侮辱し、見下し、劣等種のように扱い、これから彼女になる(強制的にだが)相手ですら、性欲の処理の相手、
単なる欲望のはけ口、そして、プライバシーを含め佐奈の全支配権が自分に移ったとしか思っていないのだ。
なまじ人間の姿形をしているだけ、より一層佐奈は中野を嫌っていたし、この男に自分が支配されるなど考えるだけで人生の泥沼に落ち
ていく感覚になっていった。
357小説に挑戦者(第30話):2007/12/22(土) 08:17:54 ID:fkHir0hd
とりあえず、今日で今年はラストです。
明日から来年1月の前半まで、私用があってネット出来ないので投稿出来ません
お詫びに2話分収めときますね。

希望するシチュエーションがあればどしどし書いていただければ、話の膨らむと思うので、軽いのからエグイのまで募集させてください。
全部は無理かもしれないけど、出来るだけ佐奈、さやか、里香いずれの誰かに演じてもらいます。

来年は伏線の回収を中心に出来るだけ佐奈が幸せになる方向で完結するべく、そして毎日投稿するよう頑張ります。

といっても、ココまでも随分はじめ決めていた人物設定からずれていったので保証はしませんけが。
当初設定では佐奈は腹黒キャラで、さやかはもっと表舞台に出てきて、金城より里香のほうが目立つはずでしたw
最終的には佐奈には幸せになってもらうことには変わりありませんが

そんな理由もあり、矛盾が目立つのは勘弁。
スピード重視で投稿したため、推敲一切なし、誤字脱字・言葉の誤用もご勘弁を
ではまた来年
358小説に挑戦者(第30話):2007/12/22(土) 08:21:52 ID:fkHir0hd
>>352さん
中野君への辛さは金城さんの話術で佐奈ちゃんに右から左へ流してあげましたw
ま、これ以上はちょっと思いつかなかったので・・・
359名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 00:42:39 ID:lkf0uY4Y
とてもスピード重視、推敲なしとは思えないクオリティの高さ。
お疲れ様、そして来年もよろしく。


360名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 00:57:26 ID:6qYGhqnd
GGJ!
最初から計画通りよりも途中で脱線した方が書き手自身も先見えなくて面白いよなw
来年も期待しておりますだよ
361名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 14:46:32 ID:fRpVc7Ex
アップアップ
362名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 03:50:09 ID:ny2Aq7wc
金城さん天才すぎる・・・・
GJ!
363名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 21:41:32 ID:M+useQKk BE:219840544-2BP(1000)
hssh
364名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 22:11:35 ID:8eiNzTaf
小説に挑戦者もう来なくていいよ
読んでやったけどこれだけグダグダでへたくそな小説久しぶりに見た
せめて2、3話でまとめろよ。長くても10話程度にしとけ
お前が書き込んでる間、他の人が書き込めないって分かってる?
時間軸が飛びすぎてて読み手完全放置で書きたいだけのオナニー野郎の落書き場所じゃねえんだよ
GJも全部自演臭いしwwwwwwwwwwwwwwwww

しかも全然話が進んでないし、誤字脱字ばっか
人に読んでもらってるのに推敲していないって何様?
毎日登校しなくていいから文章の勉強してからやれや
365名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 23:44:36 ID:nNQ2WqDx
みんなそうやっていいSS書きになっていくのです。
漏れも4年前はぺーぺーでしたよマジで。
366名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 00:50:55 ID:Ylp0YTNo
読んでやってるってお前は何様だよwみたいな。
読み手は取捨選択の自由がある立場なんだし嫌なら見るなよ、みたいな。
まあ、十人十色って言葉もあるくらいだし世の中には
善人、悪人、変人いろんな人が居るわけだから
こういう人が居ても不思議じゃないか。みたいなw
367名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:15:51 ID:DfjasmxU
366は小説に挑戦者?
自己弁護ご苦労様です。

あれ?私用でネットできないんじゃなかった?
368名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:43:27 ID:9ou1pDIH
>>367
少なくともこのSSは、
マスコミの(ときに意図的な)誤報や偏向報道のように、
多数の人間に迷惑をかけるような情報を流すのとは違うのだから

イヤなら読むな

でFAだよ。
それとも>>367はもっと素晴らしいSSでも投稿するのか?w
369名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 10:21:52 ID:dQtl8+e7
「小説に挑戦者が女」……
>>364>>367も女」つまり
スレタイにピッタリ合致する形になるな…
370名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 10:29:32 ID:pw5KqWX8
男は出さんでいいから
371名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 17:16:09 ID:gu1owjR5
最初はみんな上手くないよ。
ここをSSの練習場にするのもいいんではないかな。
ただ、もう少し纏めて書くべきって指摘は一理あるかもね。
そういう意味でもここで成長していくといいんじゃないかな

と、ここで初投稿して良い勉強をした奴が思う
372名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 19:17:41 ID:fHfpFVNY
同意、そしてゆくゆくは自分のサイト立ち上げるのが目標だね。
ただ、今は昔より厳しいからな<運営 訪問者は一ケタでどこまで頑張れるか
373名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 08:52:55 ID:TEjUbg5y
俺はお気に入りに入れて通うよ!
374名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 17:13:28 ID:TU7ed28j
そして、更新が止まってもトップだけは踏むぞw
375名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 18:20:06 ID:xKUzVdyk
僕は画像メモに保存してこっそり見るよ!
カウンター回らなくても気にしないで!
376名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 00:55:24 ID:0zXfls5V
でも時々生存報告してね!
377名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 13:46:59 ID:THmgyRtb
あげましておめでとうございます
378名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 00:25:33 ID:h1WIBNqh
俺は誰かがくすぐりメインの話を書いてくれないか期待してるんだ
379小説に挑戦者:2008/01/08(火) 00:42:37 ID:3CbDULiR
久しぶりにネットできる環境に移行できました。
続き書こうかと思い覗いたのですが歓迎されていないようでしたね。
364氏の言うとおり書き込むことはやめておきます。
ただ言わせてください。
私は、自演をしたことはありません。
また、普段は、ストーリーを決めて書き上げてから5分の1〜10分の1くらいに圧縮して投稿しているのですが、
皆様が長くて構わないと仰るのことと、過疎化していたのでスレッドを盛り上げようと思いスピード重視の
ほぼ無圧縮投稿と甘えさせてもらいました。

残念ですが、この物語は打ち切りにしておきます。
380名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 00:57:01 ID:PptOMccB
挑戦者の小説見返してみたけど、やっぱり面白かった
スレも活性化してたし、もったいないなぁ
381名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 01:16:38 ID:FAoKkLn/
ごちゃごちゃ言い訳するよりも投下汁
推敲無しにしてたのが甘えなら推敲すれば良いじゃない
ゆっくり自分のペースで良いってレスもされてただろう

読みたくない人はNGなり何なりで読まないという選択が取れるんだから
382名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 01:49:05 ID:XUhM8Yzy
>>379
バカヤロウ!俺たちがどれだけ貴方の小説を楽しみしてたと思ってんだ。
悪意あるレス一つで折れてんじゃないよ!
それまでにどれだけwktkレスがあったと思ってるんだ!

>残念ですが、この物語は打ち切りにしておきます。

「残念」と思ってるなら、マイペースでいいので是非とも完結させてください。



>>364は「文章の勉強してからやれや」って言ってる辺りツンデレなんかもしれないNE☆(ゝω・)vキャピ
383名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 09:52:21 ID:EO8xW2yR
>>379
コラ!
そんなこと言わないでくれ!

楽しみにしてるんでゆっくりでいいから最後まで続けて下さい。
384名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 18:22:06 ID:qQ+tau8t
>>379

楽しみに待ってたのにそれはないよ…

是非とも続けてください。
385名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 00:24:56 ID:58FE/hGp
>>379
頼む!!
続けてくれぇぇぇ!!!!
386名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 03:10:00 ID:TLnFcgoA
一つだけ・・・ 一つだけ約束してくれないか・・・!
いままで6人の人間が、そしてこれからも何人かの人間がそれぞれのやり方で
おそらく引きとめるだろう・・・・
打ち切りなんて止めろ・・・と・・・!
その時、意地になって欲しくねえ・・・!
なって欲しくねぇんだっ・・・!

ちょっとでも続けよう・・・再開しようと思ったら・・・
恥ずかしくないから再開してくれっ・・・・!
意地で止めないでくれ・・・!心が引き返したら・・・
>>379での姿勢をかなぐり捨て・・・・
引き返してくれっ・・・!挑戦者っ・・・!
387名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 08:26:02 ID:jLGbihFX
打ちきれ
388名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 10:03:17 ID:Z73hvhB7
釣りでした。
389名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 12:47:36 ID:Hie+1Q/v
>>379
後味の悪いとこで終わらせないで
ハッピーエンド聞かせてくれよう
390名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 20:56:09 ID:AAS0CqDG
きも。
見え見えの自演でなにやってんの?こいつ
消えるなら黙って消えろ。

書いてぇとかいうお世辞期待してんのバレバレです。
391名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 22:33:44 ID:jLGbihFX
単発IDの宝庫と聞いてとんできますた
392名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 23:26:17 ID:paOjwVIr
>>391
おまいは朝に来ただろw
393名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 16:39:55 ID:temH/t6k
続き期待アゲ
394名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 19:11:38 ID:UIYpaTe7
まあ永遠に続けられると他職人が投下にしくいのは事実だよな
でも気に入らないレスは全て自演扱いって考え方はどうなん?
395名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 22:35:13 ID:Q18MWGWv
つか、挑戦者が来るまで半年近く誰も書いてないじゃん。
そんで書き始めたら、他の人が書けないからどっか行けって、挑戦者去ってからずっと書き込みないし・・・

誰でも良いからなんか書いて
396名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 12:33:15 ID:deEUjecU
女同士で集団リンチやレイプやら…
投下はしたいがこの流れでは…空気もあれだしな
397名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 12:38:43 ID:SVceUehy
俺は投下して欲しい
398名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 12:39:57 ID:SVceUehy
>>396
それか、どうしてもこのスレじゃ嫌なら

[レイプ]鬼畜陵辱[スカトロ]第11章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199817686/

こっちはどう?
399名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 16:05:45 ID:vsWinZIG
俺も投下希望

400名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 18:26:43 ID:sxsu7KKB
このスレの序盤の空気が一番よかったな…
まあ俺百合集団レイプとか好きだし
気分がむいたら遠慮なく投下するよ
401名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 23:55:42 ID:my6Fm6fV
よろしく。期待してるよ。
402名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 18:19:03 ID:ru9hRulo
とにかくこのままじゃらちがあかんから
簡単なのでもいいから誰か投下してくれると
流れも変わりそうだがな
403名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 21:18:13 ID:PWLRh3XW
404名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 23:38:27 ID:ru9hRulo
「痛っ!」
「ご、ごめんなさい…」
学校内の廊下で肩をぶつけてしまった真由美は謝ったが…。
「あんた…わざと?」
早乙女涼子に問われ、怯えながらも「ち、違います」と応えた。
「ちょっと顔良くて頭いいからって調子に乗りやがって…」
冷たい表情で覗き込んでくる涼子、彼女は美人だが目が少し尖っているため迫力があった。
以前から彼女は自分を目の敵にしてくる節があったが…最近は風当たりがさらに強い。
自分は恨みを買った覚えなどないのに…。
「今日の放課後…体育館裏に来な、逃げたら…どうなるかわかってるよね?」
「え?は、はい…」
体育館裏…昼休み以外は人がいない場所だ、以前は不良の溜まり場だったらしい。

「早乙女さん」
放課後、体育館裏に来た私は少し怯えた。
そこに居たのは涼子と他にも女生徒数人。
なぜ取り巻きまでいるのか、それだけが疑問だった。
といっても女生徒達も自分と同じ小柄でそんなに身長も変わらない。
何処にでも居る女子高生だった。
「あ、あの…話って」
405名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 23:41:07 ID:ru9hRulo
「あんた…前から気に入らなかったんだよね」
「え?」
「いつも私のこと見下してさ…自分が優等生だから、クラスの委員長だからって調子乗ってるよね!?」
という言葉と同時に頬が熱くなった…無意識に頬を押さえ…平手打ちを食らったと認識するのに時間がかかった。
「あっ!」
と、体制を崩しそうになるがなんとか立ち上がると体全体を震わせながら声を放つ。
「私…こ、こういうことなら、か、帰ります!」
と背を向け歩き出そうとしたが…「どこ行くの?逃げ道なんてないんだけど?」
と、いつのまにか他の女生徒二人が背後に回りこんで来ており帰り道を塞いでいた。
「や…」
涼子の合図により女生徒達がが動き出すと真由美を囲い始めた。
そして、涼子を含めた五人の女生徒に周りを囲まれ。
そのままコンクリートで作られている敷地に無理矢理押し倒された。
「あっ!痛っ」
そのまま涼子以外の四人にガッチリ両手両足を押さえられ身動きが取れなくなる。
押し倒されて見上げている真由美を冷たく見下ろすと笑みを浮かべる涼子。
「いい眺め…くす」
「いやっ…な、なにするのよ、やめて!放して!くっ!」
暴れようにも四人がかりで抑えられては圧倒的に分が悪く逃れられなかった。
「姫子、あんたって確かそっちの気あったよね?」
と、真由美の右足を押さえている女生徒に問う涼子。
姫子と呼ばれた女生徒、眼鏡をかけていて小柄だ。
真面目で大人しそうなタイプの可愛い女の子である。
406名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 23:47:39 ID:ru9hRulo
姫子という女生徒は同性愛者だとでもいうのか?真由美は耳を疑った。
「うん、まあ…一応ね」
「で、こいつどう?タイプ?」
「うーん…そうね、ま、可愛いんじゃない?」
姫子と会話のやり取りをしていた涼子はくすりと笑みを浮かべ…。
「私が代わりに押さえておくからさ、こいつやっちゃっていいよ」
と、再び耳を疑う言葉を吐く、え…?いま、なんて。
「うん、最近彼女と別れたばっかで退屈してたし…貰おうかな」
「久しぶりにやるんだ、姫子」
「うん、弥生」
涼子と入れ替わりに立ち上がった姫子は真由美に覆いかぶさった。
そのまま唇を近づけていく。「い、いや…」
キスされるという恐怖を感じ…顔を背けるが顎をつかまれ。
顔を戻されると唇を強引に押し付けられた。
「んっ……やっ」
両腕は押さえられているため動かせずキスから逃れようと顔を動かすが。
逃すまいと姫子の唇も追ってきて…ファーストキスを長いこと奪われてしまった。
キスに満足したのか唇を離した姫子は…「うん、甘いね…」
そう告げると真由美の制服に手をかけはじめた。
「いや…っやめて!」
「ほら、じっとしてな」
必死に体全体で暴れるが大の字に両手、両足を押さえられ…やはり四人がかり、逃げ出すなど到底不可能だった。
その間にも姫子に制服とシャツは脱がされ…ピンク色のブラが覗く。
「いやあぁぁ!!」
真由美の悲鳴が喚くがこの時間帯だと聞く者などだれ一人いない。
「あら、可愛い物つけてるのね…くす…美味しそう、でもまあ貧乳だわ」
姫子は口元でくすりと笑うとブラのホックを外す。
そしてトロンとたれた乳房を欲望をむき出しにして被りついた。
「はあっ…ぺちゃ…ちゅるるん…はあ…はあ…」
真由美の乳首を吸いながら、片方の手で乳房を撫でる。


407名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 00:07:44 ID:pl23ouBW
もう自分がなぜこんなことをされているのか記憶があいまいになった。
なぜか女生徒…同性に犯されている事実。
ぬるぬるという感覚が乳房を襲う…。
「柔らかいわ…ふふ、いい身体ね」
「はぅ…あう…ひゃあ……いや」
真由美の体を拘束している涼子含めた四人の女生徒の含み笑いが聞こえた。
姫子は唾液を乳首に垂らすと再び噛み付く。
その感覚を何度も味わうと一度顔を上げた。
「はあ…はあ…はあ…」
「や…もうっやめて…」
姫子は真由美のスカートの中に手を入れると、股を無理矢理こじ開け…。
ショーツに手をかけた。
「美紀、うるさいから口を押さえてて」
「やだっ…!やめ………んん!」
涼子の声と同時、右腕を押さえてた美紀に悲鳴は塞がれた。
「んん〜!んぐ…!!」
足をばたつかさ抵抗を試みるが押さえられているため動きが鈍い。
その間にもショーツは姫子に抜き取られる。
陰部を無防備にさらけ出し、いいようのない悪夢が真由美を襲った。
姫子は二本指で割れ目を開く。
「んん〜!!!」
「へえ、もう濡れてるんだ…」
人差し指を割れ目に当て、中で指が暴れだす…。
じゅぶ…きゅんと水気のような音がする。
「これが貴女の音なのね」
「んん!」
真由美の陰部から液が滝のようにたれ落ちていく…。
姫子はそれを飲み物のように飲みこみ…一息つく。
姫子は中指をクルンと動かしながら綺麗にこすりあげる。
異様な音と共に蜜壺からトロトロと愛液がこぼれ落ちた。
それを綺麗に飲んだ姫子は…顔を上げ「ここまでだね」
と、涼子に合図した、それと同時に涼子達も真由美から放れる。
「いや…ぐすん、どうしてこんなこと…」
「ふふ、楽しいからに決まってるじゃない、姫子、また今度頼むよ」
と同時に去る五人の女生徒…真由美は涙をこぼしながら服をつける。
しかし濡れているため下着をつけるのに苦労した。
また明日もこういう地獄が続くのかと思うと現実を逃避したくなった。

俺が簡単なの投下してみた、まあ流れを変えないとな
408名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 03:02:59 ID:+zyw348m
ちょw
もういっそのこと全員巻き込んでネチョな展開に発展してほしいんですけど
たまにはラブラブな方向に発展してもいいよね
そして俺は真由美になりたい
409名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 09:37:18 ID:J+GOoe+w
こういうの好きだよGJ
どういう展開でも楽しめそうだな
俺は姫子になりたい
410名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 11:56:47 ID:KG++YaOa
GJだっ!
続きの展開が気になるー
411名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 04:45:19 ID:dbF76PUa
気づいたら竿を握っていたよ・・・・
412名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 10:35:02 ID:mDzY6rDK
GJ、女同士の苛めやレイプに萌える俺にとってこのスレは神的存在だ
413名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 01:48:43 ID:BymzKkKG
「で、そうするの?その子に告白するの?」
「え、そ、そんなわかんないよ…私」
頬を染めてぼそぼそと話すさつき。
「でもさつき可愛いからいけるよ!」
「うん、さつきならね…4組の涼宮だっけ?可愛い子じゃん」

楽しそうに会話している4人娘…黒田あい、鷹野さつき、上田則子、橘佳奈は…無言だが
4人とも美人だが佳奈以外授業の成績はあまりよろしくない。
「そういえば、加藤が涼宮と前話してたの見たよ、さつきの好きな相手って知ってて横獲りする気じゃないの?」
その様子を見て加藤亜矢はため息をつく。全く身に覚えのない事実だ。
加藤亜矢…クラスの学級委員で成績優秀に容姿端麗、その上胸も大きいが女友達は皆無。
完璧すぎるため同姓に嫌われていた、特にあい率いる女子グループに徹底的に敵視されている。
特にこの学校自体女子高なため、亜矢はクラスで浮いている存在ともいえる。
「てかあいつ真面目に恋愛したことあんのかな?人の男、誘惑し放題だろうし」
と、亜矢を冷たくみつめる則子。

視線を感じた亜矢もそちらを見た「なによ加藤、なんか文句でもあるわけ?」
さつき達も一斉に睨みつけてくる。「あ、い、いえ…」
「いまは先生がいなくて自習だから、真面目に勉強を…」
「はあ?なに言ってんの?てか、私等以外も皆自由にやってんじゃん」
「優等生だからってむかつくよね〜私等だけ注意してさ」
亜矢は慌てて弁論した「そ、そんなつもりじゃ…っ!」
「あーあ、私やる気なくした…しめよ、あんた、ちょっと来な」
と、あいが亜矢の腕を乱暴気味につかみ教室を出ようとする。それに続く3人。
414名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 02:11:03 ID:gDm3lEsr
浮上w
415名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 02:27:07 ID:BymzKkKG
佳奈とさつきが亜矢の両腕を押さえつけ則子があいの指示通り亜矢の制服を強引に引き裂き始める
「いやぁ…」
身動きも出来ず脱がされていく制服を涙目で見つめる亜矢
制服は脱がされワイシャツもすぐさま脱がされる。
「やめてっ!!」
「はいはい、やめないよ………と。一応脱がしたよあい、こいつどうする?」
「ちょっと遊ぶだけよ、代わって」
則子と入れ替わるように亜矢の胸元に覆いかぶさるあい。
「ふーん…可愛い下着つけてるじゃん、くす」
「いやあぁぁ!!」
目から涙を流しながら抗議する亜矢。
「こいつ泣いてるよ、おい」
吹き出しながら亜矢を見下ろすと、ブラの上から、亜矢の乳房をわしづかみにした。
「柔らか…最高♪」
「もう、やめて……おねがい」
亜矢の…いままで誰にも触れられることのなかった…大きなそれは。
ブラからはみで小さく揺れていた。
「はぁ…ぺちゃ…んん…ちゅる…じゅるる」
あいは無防備な乳房に噛み付く、乳首を吸いながら左手でもう片方の乳房を撫でる。
「い、いやっ!黒田さんに皆さんもうやめ…っ!」
「ふふ、乳首が立ってきたよ、やっぱこいつ女相手でも感じるみたい」
「違っ…!」

416名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 02:27:54 ID:BymzKkKG
隣に居た則子が亜矢のスカートの中に手を入れ太股をこじ開ける。
「やだっ…やめてっ!」
起き上がろうと抵抗するがさつき、佳奈に2人がかりで両腕を押さえられては動けない。
思い切り足をばたつかせ抵抗したが一気に下着は則子に取り除かれる。
「おお、こいつこんなに胸が熱くなってる、キモ」
「いや、やめて…うう」
「声出しても無駄だからね、どうせ誰も来ないし」
乳房をあいに堪能されただでなく則子にショーツまで抜き取られた。
いまの亜矢はほぼ全裸状態だ、スカートをはいてるだけ。
陰部が完全無防備状態なため、恐怖と不安でいっぱいになる。
「ほら、動くと痛いよ」
則子はスカートをめくると割れ目を指で開いた。
「やぁ…っ!」
「こいつ、もう濡れてるよ、べとべとだ」
陰部をとる…亜矢は下半身全体が痙攣を起こしているのに気づく。
則子が人差し指を割れ目にあて…中で暴れさせた。
きゅん…ちゃぷという水気のような音が保健室の一部の場所から聞こえる。
「いい音…」佳奈が小さく呟く…。
「もうやめてくださっ!」
則子はさらに奥まで指を進める、陰部から液がこぼれていくのがわかる。
そして指を優しく回しながら同じ動作を繰り返す。
すると亜矢の蜜壺から液が綺麗にこぼりおちていた。

それを遠くから確認したあいは離れるよう命じた。
「今日はここまでにしてあげるよ、明日は先まで進むからね」
あいと一緒に去っていく3人…
もはや亜矢は声を出す気力すらなかった。
417名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 02:41:02 ID:BymzKkKG
>>413>>415の間。

「ど、何処に行くんですか?」
「いいから来なよ」
黒田あい、美人でスタイル抜群な彼女。
友達が多く、クラスのリーダー的存在だった。

「ここは保健室?」
保健室前で足を止めたあい。
「さ、入りな先生は休みで誰もいないよ?」
則子に無理矢理押し込まれた亜矢、同時に4人も入り込んでくる。
比較的無口な佳奈が最後に静かにドアを閉めた。
「く、黒田さんあの…」
「言ったでしょ?あんたをしめるって!」
あいの合図と同時に他3人が亜矢を取り囲む。
そのまま無理矢理ベッドに押し倒した。
必死に抵抗するも1対3では分が悪く押し倒されてしまった。
418名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 06:03:31 ID:K/5tfQsQ
いじめレズってなんでこんなにいいんだろう・・・
419名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 15:28:47 ID:29o6hEoa
女集団が女をいじめる…最高、GJ
420名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 04:03:20 ID:wy0gsoGi
>「今日はここまでにしてあげるよ、明日は先まで進むからね」
続き期待してもいいか?
421名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 14:24:53 ID:FJskVAX5
では少しだけ続き書いてみる

「おはよう」
「え…あ、お、おはようございます…黒田さん」
加藤亜矢の机を取り囲む黒田あい、上田則子、鷹野さつきの3人、橘佳奈は自分の机で勉強中だ。
「昨日楽しかったよね?」
「え?」
「ほら、昨日のあれだよ、わかるでしょ?」
「え、ええ…」
亜矢の脳裏を悪夢が襲う、体全体が震えているのが自身にも分かる。
「でさ加藤、今日のお昼私達と一緒に食べない?」
「え?」
「どうせ、今日も一人で食べるんでしょ?あんた友達いないしね」
「それは……は、はい」
あいや則子と話すたび声が震えている、これは恐怖だ。
「よし、じゃ来いよ、うち等いつも屋上で食べてるから」
「で、でも…」
「なんだよ、それとも私達と食べるのがそんなに嫌?」
「そ、そんなこと」
「ならいいじゃん、、さてと、これ代わりにやっといて」
と則子がノートを亜矢に差し出した。
「え?」
「ほら、今日までやっとけって言われた数学の宿題だよ、うち等やってないし」
「で、でも…そういうのは自分でしないと意味ないと思います」
「なによ、なんか文句あるの?なんなら昨日の続きやってもいいんだよ〜?」
さつきに言われ…亜矢は凍りついた、震えた声で「は、はい…」と呟く。
「じゃ、後よろしくね〜」
ノート3冊を放り出され亜矢は大きくため息をついた。


422名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 14:27:25 ID:FJskVAX5
そして昼休み、屋上を目指し階段をのぼって行く亜矢がいた。
「はあっ…」
当然だが気は進まない、食事といってもなにを話していいかわからないし。
いや、そもそもあの4人娘とでは食事になるのか?という不安もある。
屋上などあい達以外使う者はいない、本来は天文部が活動時に使用しているが。
部活動以外のときは一般生徒のも立ち入り自由である、しかしあまり人はいない。

亜矢は屋上のドアを開けると静かに中に入る。
「あの、黒田さん?」
お弁当を持ちながら進むと辺りを見渡すが無人だ。
「あ、あの…」
すると。ドア付近の影に潜んでいたさつきが入ってきた亜矢を突然羽交い絞めにした。
「やっ!な、なにするの!?」
同時に。付近に隠れていたあい、則子、佳奈も現れ、亜矢の手に持っていた弁当は脆くも崩れ落ちる。
すると、あいはまるでゴミのように扱いながら亜矢の弁当の中身を無残にもその場に投げ捨てた。
「いや、やめてっ!」
「さ、お楽しみの時間だよ」
さつきが亜矢を3人娘の前に放り込むように押すと。3人が亜矢を取り囲んだ。
「あ、あの…?」
「あのね、なんで私があんたなんかと一緒に食べなきゃいけないの?」
「そんな…」
そして、昨日と同じように…両腕をさつきと佳奈に背後から押さえつけられる。
「いやっ…やめて!」
亜矢の脳裏に昨日の…保健室でのあの悪夢が蘇る。

423名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 14:30:51 ID:FJskVAX5
亜矢はその場に押し倒され4人に囲まれる。
大の字にされ、両腕はさつきと佳奈に両手づつてガッチリ固定される。
「いやっ!離してっ」
「則子、そいつあんたの好きにしていいよ、私は弁当食べるから」
「うん、ありがと」
あいは少し離れて座ると弁当箱を開けていた。

則子は亜矢の制服に手をかけ乱暴気味に脱がし始める。
「やめて!」
「ほらほら、どうせ誰も来ないって」
非難の声を発するが、さつきと佳奈に上から押さえられ身動きは取れない。
ワイシャツもはがすと亜矢の胸元がはだけた。下着が見える。「やぁっ!」
則子の手が乳房に触れる。巨乳…亜矢の胸はほんとに大きい。
「あい、こいつまじ大きいよ、嫉妬するくらい」
自分の胸と見比べながらそうあいにそう告げる則子。だが声だけで。
手はゆっくりと露になってる亜矢の乳房を揉んでいく。
「んく…や、やめて…」
「ああ、気持ちいい」
女の則子でも感じてしまうほど亜矢の胸は大きくそして柔らかいのだ。
「ひぁ…んっ……やだ、上田さん」
亜矢の首筋を舐めながら両方の乳房を揉み始める。
そのまま、則子の手は胸元に降りていき、ゆっくりと撫でていく。
そして両手で両方の乳房を掴みながら、乳首を優しくしゃぶり始める。
「だめ…いやぁ…上田さん…そこは、んふぅ…うう」
複数にかけて乳首を口に含みながら舐めていく。
「ふふ、やっぱりこいつ大きいわ」
乳房から則子の手が外れるとそのまま下半身へと下りていく。
「いやあぁぁぁ…!!!」

下半身に下りていった手は則子のスカートの中に入ると小さな下着にかかる。
そして乱暴気味に亜矢のショーツを手前にずらした則子は自然に割れ目の中心に指を当てる。
「やだっ…………」
424名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 14:39:30 ID:FJskVAX5
則子は陰部の中心に中指を当ててきた、あいを覗く3人娘の前で自分のそれが晒されている。
亜矢は生きた心地がしなかった、いや…こんな屈辱を受けるくらいならいっそ…。
「ほら、大人しくしな!」
腰を動かしている亜矢を責める則子。
「おお、こいつもう濡れてきてる」
そう呟くと則子は黒長い髪を束ねながら体を下げ始め顔を下半身に近づけた。
そして亜矢の股を無理矢理こじ開けると顔を陰部へ埋める。
「やっ……もうやめて上田さんっ…」
逃げようと体をずらすが、脚をがっちりと固められ逃げられない。
その上両腕はさつきと佳奈に押さえられたままなので身動きとれず露になっていた。
その間にも則子の舌が亜矢のあの場所に直接触れていた。
「ああっひゃあ…!!やめっ」
則子の舌は奥へ奥へ進もうとしている。
「んぷっちゅぱ…はあ…はあ」
「いやだっ…だめよ…そこは…上田さん」
午前中にトイレに行っており、汚れているわけがない。
いや、もはやこれはそういう問題ではなく…恥ずかしさという言葉では表せない。
則子は亜矢の反応を楽しむかのように割れ目を舐めている。
彼女の目的は自分が感じるよりも亜矢の反応が楽しいのである。
亜矢の瞳から大粒の涙が零れている。
「また、こいつ泣いてるよ〜」
さつきの声など届かない。
「ちゅぷ…ぷは、べとべとだよ加藤、ほらこんなに溢れてきてる」
「いやぁ…うう…やめっ」
亜矢の内股は液と液でべちゃべちゃになっている。
「加藤、奥入っているのわかる?かなり熱いんだけど」
「そんなの…いやっ」


「もういいよ則子」
弁当が食べ終わったのかあいが立ち上がっていた。
「ほら、もうそいつ限界みたい…」
「うん、駄目駄目だね〜」
「もう…無理と判断」
涙で顔がべとべとになってもう声すら発せない亜矢がそこにはいた。
下半身が異常に濡れているのがわかる。

「さて、私戻るわ」きびすを返した則子、そして去り際に。
「加藤…このこと先生に言ったら…どうなるかわかってるわよね?」
そう言いながら屋上のドアを開け去っていく則子をあい達が追っていく。

「は……はい」涙目でそう呟きながら…犯された亜矢は絶望の中に居た……。


よく考えるといじめってもレイプだけじゃなくていいのか
まあこの板的にはこうなるんだろうがね。
425名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 00:22:01 ID:q139RU9Z
やっと見つけた・・・
426名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 00:45:51 ID:wgRRUIYZ
>>424
GJ!
個人的にはレイプじゃなくてもセクハラみたいに
ちくちくいじわるするのも好きかな。
427名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 05:29:48 ID:VNawJplG
一年生の時からライバル同士だった麗佳と沙耶が、ついにテニスで決闘をすることになりました。しかも、
「負けた方は明日の午前10時から午後10時までの12時間は勝者の命令に絶対服従!勝者には何をされても逆らわないこと!」
という条件付き。もう7年もお互い憎みあい、隙さえあればお互いを攻撃し合っていた敵同士。どちらが勝っても容赦なんてしてもらえっこありません。負けた方はもう二度と立ち直れないほど心をズタズタにされるに違いないのです。
二人とも勝負の前の日まで自分の勝ちを一瞬も疑いませんでした。でも勝負は無情。負けたのは沙耶でした。
日曜日、午前10時5分。誰も来ない森のなかの秘密の小屋で、沙耶は両手を上げて、後ろからくすぐってくる麗佳の指に耐えています。
「はい、ちゃんとバンザイしてね♪もし手を下ろしたら、あなたの大事なラケットをこの手でへし折ってあげるわ」
沙耶のラケットは小学生のときに死んだ大好きだったお父さんに買ってもらった宝物です。
麗佳の言いつけどおりにノースリーブの服を着てきた沙耶のむき出しの脇を、指がかき回します。
沙耶は唇を噛んでじっと耐えようしていますが、体が震えてきます。
「敏感なんだねー」麗佳がつんつんと沙耶の脇腹をつつきました。「……!……!」沙耶が体をのけぞらせます。
「ねえ、さーや、くすぐったい?」沙耶の脇腹をぐにぐにと揉みながら、麗佳は大きな目で沙耶の顔を覗き込みます。沙耶は目をつぶって全身に力を込めてます。沙耶の返事がないので麗佳は口を尖らせました。
「あれー?無視しちゃうの?」ぐにぐに。「悲しいなあ」ぐにぐに。「あれいいラケットだね」ぐにぐに。「で、くすぐったいの?くすぐったくないの?」ぐにぐに。
麗佳が指をやわらかい肉にめり込ますたびに、沙耶の眉間にしわができます。「うぅ!」とときどき小さいうめきが漏れます。
沙耶は息切れしながらやっと「こんなの、くすぐったいわけないわよ!」と答えました。強がりです。麗佳はニマリと笑って
「ふーん、そうなの、一言『くすぐったいです、やめてください』って言えたらやめてあげようと思ってたのになー。それじゃもっと続けるね」
といって沙耶をくすぐり続けます。バンザイしている二の腕、脇、あばら、脇腹、おなか、背中、腰骨、どこもかしこも。
沙耶は歯をくいしばって耐え続けます。麗佳なんかに屈服するわけにはいかないのです。「くっ!・・・くぅ!」でもうめき声だけはどうしても漏れてしまいます。
麗佳はあれだけ生意気で、手ごわくて、口が減らなかった、にっくき沙耶を思いのままに苦しめるのが嬉しくて楽しくて、幸せの絶頂でした。麗佳は嬉々として沙耶の腋を指先でくにくにとつまみます。
「知ってる、沙耶ちゃん。脇の下には体中の神経が通ってるんだよ。腕や胴体に繋がる神経がみんなこの脇の下に集まってるの。どういうことか分る?ここって人体で一番敏感な急所なんだよ?そこをこういうふうにいじられ続けるのって辛くない?」
沙耶はがくがくと震えながら、「…全然………ぅっ!……こんなの……何でもない……!」と言います。
「いじっぱりだなあ」麗佳はそれでこそいじめがいがあるとにっこり笑って沙耶のあばらをコリコリ揉みます。そこが沙耶の弱点であるようでした。
背中側に爪を立てて、ゴリゴリ指を上下に動かすと反応がひときわ大きくなります。麗佳が覗き込む沙耶の顔がますますに真っ赤になってきました。
「弱点その一。残りも一個一個見つけてあげるね」麗佳はにまーっっと笑います。麗佳は立っているのもやっとという消耗ぶり。
「沙耶ちゃんはスタイルいいねー。知ってる?脇腹はやせてる人ほど弱いんだよ」麗佳が沙耶の脇腹の固い筋肉をこねくると沙耶が体を大きくねじりました。
「あれ?くすぐったいんじゃなかったの?ちゃんと立っててよ」麗佳はしめたとばかりに、沙耶が反応した場所を執拗にいじります。
沙耶の息はすっかり荒くなっていました。
428名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 13:04:12 ID:GmfWOoKC
>>424
GJでした!!!やはり集団レズレイプはいいね
>>427
GJ!!!ただ、内容は面白いけど少し読みにくいな
何レスかに分けてくれると嬉しいが
429名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 12:54:22 ID:QQDoFweA
「…………ぁぅ……ぅぅっ……!」
沙耶は首をのけ反らせて、きつく結んだ唇の隙間から声を洩らします。
「もう15分くらい経つかな?そろそろ限界?」
麗佳は今では沙耶の正面に立って、沙耶の腋に指を突き立て延々と掻き回しています。
「汗びしょだね、どうする?「くすぐったくて沙耶はもう我慢できません、どうか許してください麗佳様」って、10回
言えたら許してあげても良いけど?私は沙耶ちゃんがそう言うまでずっとくすぐり続けてあげるからね。
あと11時間45分ずっと耐え続ける気かな?」
そう喋る間も沙耶が一番我慢出来ないようなやり方で皮膚を刺激するのは休みません。
もう5分間も、沙耶の汗ばんだ脇の下を手を替え品を替え様々な手つきでいじり回しています。
沙耶の息はすっかりあがって、とろんとした目からは涙が零れていますが、それを拭うことも許されません。
膝はがくがくと震えて今にも倒れそうです。
「どうしようかにゃあ、このまんまだと何時まで経っても埒が明かないよね。ルール追加する?」
「追加する?」のところで、沙耶の脇を、つん!とつつくと、沙耶はビクリと震えました。
「これから5分経つごとに、「どうか許してください」って言わなきゃいけない数を5回づつ増やすってどう?
強がれば強がるほど後で大変だよ、屈伏するなら早くしなきゃ、私が許可する前に手を下げたら
ホントにラケット折っちゃうからね〜」
そう言いながら麗佳は「沙耶の弱点その7・あばらとおなかの隙間」に指をめり込ませ、沙耶は
体を左右によじってもがくのでした。
430名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 22:47:40 ID:MzHhNJqt
これは良作だ・・・・!
GJ!
431名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 01:57:30 ID:3FhgRXHL
我慢できずに保存しました
432名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 05:56:03 ID:MdovYAF2
沙耶は少しの間黙って、無防備なお腹を勿体ぶった手つきで摘みくにくにと揉み込む麗佳の
指先に耐えていましたが、とうとう負けを認めました。
「判っっ……た!言うわよ!」
その絞り出すような声は震えていました。
「ええ?もう?もっと頑張ると思ってたのになぁ」
麗佳は上目使いで沙耶の悔しそうな顔を見ながら言いました。
「「くすぐったくて沙耶はもう我慢できません、どうか許して下さい麗佳様」だよ。
それと、もし言い終わるまでに笑っちゃったら最初からやり直しだからね、頑張ってね」
そう言いながら面白がるように沙耶の首筋を両側から撫で上げ、撫で下ろしました。
沙耶が細い両腕を高く上げたまま、
「……く、くすぐったくて沙耶はもうっ……!」
と言い始めたとき、素早く麗佳が沙耶のあばらの背中側に手を移し、ゴリゴリと爪を
肋骨に走らせました。沙耶が激しく息を吸い込みました。笑い出さないよう堪えるのが精一杯。
「もう、何かな?」麗佳は言って指をさらに早めます。
「我慢でき……くぅぅ!」
麗佳がわざと一瞬爪を強く食い込ませると、沙耶は反射的に左腕を下ろして体を庇おうとし、
すぐまた高く上げました。麗佳はその瞬間を見逃さないでピアノを弾くように指を動かします。
「……ません!どうか許してくだ、さい、れ、麗佳様!」
沙耶は一気に言い終えました。しかし麗佳は息をつく隙も与えず、指を沙耶の胸の脇に滑られます。
「あと9回。頑張ってね」
「ぃッ!!!沙耶……は!もう、くす……ぅ……ぐったくて、我慢んんんん!!」
麗佳が親指に力を込めてぐりぐりと苛むと、沙耶は背中をいっぱいまで仰け反らせます。
「できま……ぁぃっ!!! せん!!どうか許してください、ひゃ、麗佳様!!」
荒い息をつく沙耶を見て麗佳はくすくす笑いました。
「残念でした。今「沙耶はもうくすぐったくて我慢できません」って言ったでしょ。
私が言えっていったのは「沙耶はくすぐったくてもう我慢できません」だよ。やり直し」
そう言って楽しそうに指を動かし続けます。
433訂正:2008/02/07(木) 05:59:06 ID:MdovYAF2
×→「残念でした。今「沙耶はもうくすぐったくて我慢できません」って言ったでしょ。
私が言えっていったのは「沙耶はくすぐったくてもう我慢できません」だよ。やり直し」
○→「「残念でした。今「沙耶はもうくすぐったくて我慢できません」って言ったでしょ。
私が言えっていったのは「くすぐったくて沙耶はもう我慢できません」だよ。やり直し」
434名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 13:16:11 ID:HgeOHlY7
可愛い話が落ちてきた。
435名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 21:21:04 ID:2ht7WGN9
萌えるー
436名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 00:54:19 ID:Bd7WMYBa
最近若妻にハマったんだけども、このスレ的には「女が女をいじめる」のはアウトだろうか。
女の子ではなく…。
437名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 11:00:09 ID:KSJQZLJh
二十代はどうだろう。熟女が嫌いな人は多そう。
438名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 11:48:25 ID:XWRAHLqq
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
439名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 14:38:44 ID:7eod4P5F
百合ならたいていは自由でしょ、でもやはり俺は女子高が舞台がいいな
特にお嬢様学園内でのイジメやレイプって萌えるんだが…
440名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 16:36:03 ID:6RJiV1lT
>>439
よう俺
441名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 20:58:11 ID:2XlRSEcM
あれ、俺書き込んだ覚えないのにな……。
442名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 23:35:17 ID:eorPx2Xk
でも学園物だけだとマンネリに陥る可能性あるからねー。
次からは「女が女をいじめるお話」にして門戸を広げると職人様も集まり易いかも…

なんて生意気言ってごめんなさいお姉様方
443名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 13:22:30 ID:zt1ENJ74
マジレスすると、熟女もので書いている職人はそんなに多くないんじゃ
444名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 15:45:38 ID:A7m/wePR
私立源女学園…すっごいお嬢様学園で…。
制服は可愛く女の子なら誰しもが一度は憧れる環境だ。
私なんかが来てよいものか戸惑うけれど。
胸を張らないと、ん、大丈夫だよ。
ポニーテールはいつもより念を入れて結い上げてきた。
梨花は少し緊張した面持ちで教室の前に立った。
今日からここに通うんだから、編入生としてだけど…。
容姿は普通より少し上くらい、一応可愛い部類に入るだろう。
梨花は大きく息をつくと教室の入り口を開けた。

「今日からこちらに編入することになりました橋本梨花です、よろしくおねがいします」

紹介などを終えると担任の先生に促され挨拶する。
パチパチと…クラスの全女生徒(といっても女しかいないが…)。
から拍手が起こり梨花はほっとした。
「じゃ、橋本さんの席は…」
先生が見渡していると…。「先生、私の隣の席が空いてますわ」
と、一人の女生徒が声を発した。「そうね…じゃあ橋本さん、桂さんの隣へ」
「あ、はい」促され梨花は正面から四番目の席へ鞄を置くと静かに座る。
「よ、よろしくおねがいします」と梨花は声をかけてきた女生徒に頭を下げ挨拶する。
「橋本さんね、ごきげんよう。桂…百合子よ、以後よろしく…」
笑顔でそう紹介する百合子に梨花はみとれていた…。
なんて綺麗な子なんだろうと、すらりと背は高く。
制服の上から見てもわかるくらいスタイルも良い。
まぶしいほどに綺麗で黒長い髪。
顔は…美人だった、大きな瞳は輝いていて。
まさに容姿端麗の美少女だ。

「ん?」

気づけば小さな紙切れを手渡されていた。
『今日の放課後、放課後にて…学園内をご案内致しますゆえ…この教室でお待ちしております』
内容を見て、梨花はほっとした、彼女が自分の口元ばかり見ていたのは気になるけれど…。
もしかしたら最初のお友達が出来るかもしれない。
胸の鼓動が収まらずにいた。

その向こうで、二人のやり取りを見ていた女生徒二人が静かに会話する。
「ねえ、確か桂さんって同性愛の…」
「し、私達まで狙われるわよ…いままで何人の子がレイプされたと思ってんの?」
445名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 15:46:35 ID:A7m/wePR
放課後、生徒が下校した後、百合子との約束通り梨花は教室に残っていた。
「あら、約束通り残っていてくださったのね、嬉しいわ」
教室に入ってきたのは百合子と…女生徒二人。
彼女らも可愛い顔立ちだが百合子ほどじゃないだろう。
ん?二人きりじゃないの?少し気になったが梨花はやめた。
「じゃ案内を…」と、梨花が椅子から立ち上がったと同時に百合子の取り巻き二人が教室のドアを閉めた。
「あ、あの?」
それを確認した百合子はゆっくりと梨花へ歩み寄っていく。
そして梨花の下に歩み寄ると戸惑う梨花の肩に手をかけた。
「か、桂さん…なにか…!」
梨花の言葉と同時、戸惑う梨花を腕の中へ抱き寄せると…突然口付けした。
「んっ!」目を大きく開け体全体を震えあがらせ、梨花は百合子を精一杯の力で突き放した。
「な、なにをなさるんです!?」
唇に手をやり百合子を睨み付ける。
しかし、百合子は答えることなく梨花へ再び歩み寄ってくる。
「いやっ!」
背後を振り返るとドアへ向けて走り出す梨花。
だが百合子のほうが足が速いらしく簡単につかまると上手く回転されそのまま押し倒された。
「あっ!」
最も出口は取り巻き二人が居るためどちらにしろ出られないわけだが……。
梨花を押し倒した百合子は顔を上げると険しい表情で見上げる梨花に顔を近づける。
梨花の髪をかき乱しながら頭を抱え上げ唇を無理矢理塞ぎ…今度は軽くではなくじっくりと長いキスをした。
「んっ……」
キスから逃れようと唇を動かすが百合子が逃すはずもない。
なんとか突き放そうとするが女同士でも百合子のほうが梨花より力が強い。
梨花のキスの味をじっくり堪能すると百合子は満足そうに顔を上げた。
「ふふふ…期待通りだわ、貴女の唇って柔らかくて甘いのね」
「やだ、いや……やめてっ!」
百合子の一瞬の油断をつき突き放すと起き上がる梨花。
「私、貴女のこと気に入ったわ、抱いて差し上げてもよろしくてよ」
「え?なにを言ってるの」
百合子の視線が自分の胸元にあると感じた梨花は慌てる。
「なに?どうしてこんなことするの?いやよ私!」
百合子に強く主張し拒む梨花。

446名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 15:49:37 ID:A7m/wePR
すると、取り巻きの一人、眼鏡をかけた女生徒が梨花を睨みつけた。
「ちょっと橋本さん、その態度はなに?」
「え?」
「百合子様が抱いてくださるとおっしってらっしゃるのに…その態度は失礼ではなくて?」
なにを言ってるの?と梨花は思った「百合子様に抱かれるなんて光栄なことですのに」
と、もう一人のショートカット(肩まであるため少し長いが)風の女生徒が言う。
「いやよ、私こんなことしにきたんじゃないわ、帰してっ!」
「仕方ありませんわ、私…あまり乱暴なことはしたくないのだけれど…ゆかり、凛」
ゆかり、凛…百合子の手下(?)である女生徒二人の名前なのだろうか。
「少し、大人しくいていただきますわ」
気がつけば背後から百合子の取り巻き二人に両腕を押さえられ羽交い絞めされていた。
「なっ!?なにするの?放して!」
逃れようと暴れるが二人がかりで押さえられては逃げられるすべなどなかった。
「はあ…はあ…いやっ」
一息ついた梨花に歩み寄る百合子。
逃げようと暴れる梨花を抱きしめる。
「やめっ…やめてっ……!」
くすりと微笑みながら百合子は梨花のスカートをめくり上げる。
そして、そのまま梨花の制服を脱がし始める。
「いやぁ!いやあぁぁ!!やめてっ!」
梨花の悲鳴を凛の手が塞ぐ。
「うるさいお方ね、少し黙って頂けないかしら」
凛の声と同時に百合子の手は進み梨花の乳房をつかんだ。
「んぐっ〜!んぐぅ…!!」
「ふふふ…唇と同じで柔らかいのね」
凛の手を噛み逃れると必死に声を放つ!
「誰か助けて!おねがい」
「くす、騒いでも結構ですが誰も来ませんわ、放課後ですのよ?」
ブラを外される「あら、子供みたいに可愛いのね…くす、貧乳って言うのかしら」
「いやああぁぁっ!!!」
ブラに隠れていた梨花の乳房が百合子とゆかり、凛の前で露になる。
「はあっ…ちゅるる…ぺちゃっ……じゅるっ」
梨花の乳房に欲望のままかぶりつきながら、乳首を吸う百合子。
そして右手はもう一方の乳首を撫で始めていた。
447名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 16:05:30 ID:A7m/wePR
「やだっ……桂さんっ…やめて」
梨花はなんとか抵抗をしてここから逃げようとするが。
ゆかりと凛に羽交い絞めにされたままではどうしようもなかった。
「うふふ、乳首が立ってますわ、興奮してるのね橋本さん…貴女…」
「ち、違っ!そんなんじゃ…うう」
ゆかり、凛は助けるどころか欲望むき出しのままに妖しい笑みを浮かべていた。
この学園には百合の子が多いとは聞いてた梨花だが…こんな。
百合とは親友みたいなもんだと梨花は思っていたのだ。
「ひぃあ…うああっ……うぐっ…!」
「やっぱり目をつけといて正解だったわ、こんなに可愛いもの、ほら、乳首も温かくなってて」
「いや、やめてください…おねがいだからっ」
「橋本さんの声、好きよ…大好き、もっと叫んでもよくてよ?誰も来ないもの」
百合子は乳首に飽きたのか一度起き上がると無防備なスカートに手を入れ始める。
「いやあぁぁ、お願い、やめてっ」
暴れようにも力が入らず、簡単にショーツは取り払われてしまう。
梨花のはいてた下着を見つめる百合子。
「これどこで買ったのかしら?可愛い柄ね…くす」
「やめてっ……」
448名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 16:30:26 ID:A7m/wePR
百合子はごくりと唾を飲み込むとなにもつけてない梨花の下半身に目をやり。
一気にスカートをめくり上げた「いやっ!」
百合子は割れ目を、指でゆっくりと開く。
「あぅ……!」
ゆかりと凛に両腕を拘束され抵抗すらできず…。
梨花は涙をに流しながら百合子からされている行為を見つめていた。
編入初日でこんな目に合うなんて…悪夢だった。
「くす、濡れてるわね…」
陰部まで到達され下半身はもはや自分の体ではないように思えた。
百合子の中指が割れ目に当て始め…中で指をくるっと回転させ始めた。
じゅぶ…と水の滴り落ちるような音が教室内で静かに響く。
「んんっ!んぐ〜!!」
再び悲鳴は凛に封じられている。
「ほら、聞こえるかしら?これが貴女の音よ?いい音色だと思わない?」
泣きじゃくる梨花に同情すらなく、甘い声でそう問いかけている百合子。
そしてそのまま、さらに奥へ指を始める。
陰部が蜜があふれ出ている…そのまま先ほどと同じように指を回転させる百合子。
すると梨花の蜜のそれから…とろとろと液がおこぼれながら落ちている。
「くす、感じてるのかしら?いいわね、編入初日からこんな幸せな目に合えるなんて」
「いや、そんなことっ…!」

そしてすっと百合子は立ち上がった「とても楽しい時間だったわ」
声も出せず涙を流している梨花、下着は全部外され…これ以上の屈辱はないだろう。
「橋本さん、明日もこの学園にお越しなさって、もし来ないようなことがあれば…貴女の寮部屋を直接訪ねさせていただきますわ」
「いやっ…!」
梨花はその言葉に怯えた、逃げ場などないのか…しかし。
百合子は梨花が寮に入ったこともチェック済みの様子なのか。
「まだ、編入初日ですもの…時間はたっぷりありませんこと?…」
「…ぐすん、どうしてこんな…」
泣きながら見上げている梨花を微笑んだ百合子は取り巻き二人に声をかけ鞄を取ると教室の出口へ歩み始める。
「では皆様ごきげんよう……くす」
そう告げながら出て行く百合子に梨花は絶望を覚えていた。

>>439
こんな感じでどうだ?
449名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 19:38:04 ID:CLjCduVh
オナ禁の邪魔すんなよ
一緒にズボン拭け
450名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 20:21:16 ID:1FUVMaI/
当然編入数日後もあるよな?
451名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 08:57:12 ID:APFMaIyP
>>444
GJ!!てか俺は百合子になりてえよ
保存するわ
452名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 23:02:48 ID:tU/Udzgp
>>444
HD-DVDに保存した
453名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 12:24:28 ID:bGvY95ml
>>444
GJです!
しかし自分ごとなんだが
百合子って母親の名前…
454名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 14:02:56 ID:wwPXOcQq
>>453
それはw

さて、そろそも新作投下希望する
455432の続き:2008/02/22(金) 22:13:02 ID:luQQheLS
沙耶は唇を噛んで麗佳を睨み付けました。麗佳の親指の爪が肋の隙間に食い込み、揺すぶります。
「くすぐったく……て……沙耶は、も、う、我慢できません、どうか、許して下さい……麗佳様」
麗佳の責めは先ほどまでの激しいものからソフトなものに変わったようでした。沙耶がそれを
(手加減しようってつもり? それともいきなり激しくして脅かす気かしら……)と訝しみながら、
「く、くすぐったくて、沙耶はもう……我慢できません。どうか許して下さい、麗佳様」
言うと、麗佳はくすりと笑って、
「この程度で?」と言いました。そしてカリカリと十本の指で腋の下を引っ掻きます。
時々指が強く食い込み、そのときは体がピクンと反応しますが、それを除けばギリギリ耐えられる
程度の攻撃でした。この程度なら何とかあと8回、言い終えるまで我慢できそうです。
「……くすぐったくて沙耶はもう我慢できません……どうか許して下さい、麗佳様」
ところが、下手に冷静になってしまったためでしょう、沙耶は自分の言っていることがにわかに恥ずかしく
感じられてきました。先ほど自分が麗佳の指に耐えかねて見せた狂態のことを思い出すと、
羞恥心がこみ上げて泣き出したくなります。
そしてさっきまでは自分でも意味も考えずただ復唱していた言葉に含まれる屈服の意味が、
はじめて重くのし掛かってきたのでした。
麗佳はそんな沙耶の心の動きを見透かしたように、
「どうしたの?あと6回だよ〜?」
と笑って、がら空きの沙耶の脇腹に、そうっと、軽く指を添え、挑発するようにやさしく揉み始めました。
そして、だんだん、ゆっくりと、指に力を強めていきます。
「……っ、くぅっ!」徐々に激しくなってゆくくすぐったさに沙耶が焦りの表情を浮かべ、慌てて早口で言います。
「く、くすぐったくて、沙耶はもう我慢できません!どうか許して下さい麗佳様!」
沙耶が言い終えるのと同時に、麗佳は指の力と早さを緩めました。その隙を狙うように
「くすぐったくて……」
沙耶が続けざまに言い始めると、また、手を徐々に激しくしてゆきます。指は時々あからさまに
沙耶の弱点を狙って刺激し、強烈なくすぐったさを送り込み、少しでも気を抜けばすぐに笑い出して
しまいそうになります。
「沙耶はもう我慢できません、どうか許して下さい、麗佳様!」
言い終えると手はまた緩められ、沙耶はこの緩急に良いように踊らされます。
(完全ななぶり者だわ……)
そう思ってもどうすることもできません。
456名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 12:14:53 ID:YNhy0qn2
沙耶モエス
457名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 22:39:01 ID:rbO8DdEh
展開が気になるよGJ
458名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 02:04:05 ID:qh5+Oxbn
「くすぐったく……てえぇ?!」
また前と同じように徐々に激しくなるくすぐりを予想していた沙耶は、さわさわと腋の下を
いじり回してた指が急にきつく食い込んだのを驚き、身を縮めました。するとまた指は
サワサワと優しく肌をなぞります。
「沙耶はも……くぅっ! もう……、もうぅ……!」
今度は沙耶が口を開いた時だけ強く指を食い込ませる作戦のようでした。沙耶がくすぐったさに
口を閉ざし、体に力を込め耐える度指は弱まり、口を開くとそのとたん力が強まります。
これではいつまでも台詞を続けることが出来ません。
「いっ……手加減してよ!!!」思わず沙耶は叫びます。
「だーめ。あと4回。今のは最初から言い直し〜」麗佳はそういいながらも沙耶の汗ばむ腋の下で
指を滑らせています。
「くす……ぐっ! た、く、てぇ! さ、やはも…う、がまっ!!! あぁぁぁぁ!!」
沙耶が身を激しく捩ります。ただ強めのくすぐりが続くより、喋っている時だけくすぐったいほうが、
心理的に苦しいようでした。口を閉ざしてじっと弱いくすぐりを耐えているほうが楽…と心が思ってしまうのです。
「がま……んっ、できません! ゆっ、……許して……許し、て、ください、許して下さい、麗佳様!」
麗佳はこのやり方が思いのほか効いているので大喜びです。今度はさらに露骨に、喋っている時意外は
くすぐる手を休める事にしました。
「く! す、ぐったくて……沙耶はもう我慢……んんん!」
沙耶はそこまで言うとハアハアと息をつきます。麗佳は沙耶の脇腹から指をほんの数mm浮かせて
わきわきと動かします。
「で」言い始めると同時に一番敏感な場所を突きます。沙耶は唇を噛んでまた中断。
「きっ……」つんっ。
「ませ……んん!」つん、つんつんつん。
「どうか許し……て、くだ、さい。れい、か、様」
沙耶の目はもう虚ろ。心身ともに限界は近いようでした。ラケットを守りたいという意志さえ無ければ、
彼女はとっくにくずおれていたでしょう。汗はマラソンで何キロも走った後のように服を濡らしています。
そんな沙耶の痛ましい様子を見て麗佳は一層興奮するのでした。
「ふふ、そろそろトドメを刺してあげなくちゃカワイソウかな……」
麗佳は沙耶の耳元で囁きかけます。
459名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 02:18:16 ID:qh5+Oxbn
「後は思いっきりやるから、絶対手は下ろしちゃダメだよ・・・・・・笑ってもラケット折るからね……」
そう良いながら沙耶の目の前に
手をかざし軽やかにヒラヒラと動かしてみせます。
「ひっ……」沙耶は怯えながら全身に力を込め、勇気を出して始めます。
「くすぐったく……」
始まりました。
「ううううううううううううぅぅぅぅぅぅぅッっ?!?!」 
とても喋るどころではありません!
「ひ……、ひぃ……っ、あっ!!!! あアぁ・・・・・・!!!! あいっ! ひっ!
くすぐったく……てえええ!!!!!! ああ! さ、沙耶、沙耶はもう!!
もう……………………続き忘れちゃったああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
沙耶が絶叫します。笑いを堪えるのが精一杯。頭が真っ白になって何も考えられません。
麗佳は今迄に見つけた沙耶の最大の弱点を最悪の意地悪さで最高に我慢できない方法で責めます。
「ううううぅぅぅぅ!!! あうっっ!! あうっ!」
沙耶の体は小刻みに痙攣し、口を一杯に開けて激しく息を吸います。まるで体に焼きごてでも
当てられているような苦しみ様。
「くすっ……がっ!あッ……いぃぃ!!」
「そんなにくすぐったいんだぁ。もっとやってあげるね?」麗佳はくすぐる場所を目まぐるしく替えて
沙耶を刺激に慣れさせません。
口調はことさら冷静にします。
「くすぐったく……ひぃぃ!!!やめて、やめて、お願い!!」
「余計なコト言っちゃダメ、やり直し♪」
「やめてぇ、や、やめてええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
「そんな事ゆわれたらもっとやりたくなっちゃうよ?」
「ああ……ああああっ!!あは、ひぃあ、あ!ああ、あ!!!」
涎が顎を伝います。
「くすぐったく……て!!!!沙耶はもう……うううううううっっっ!!!!がま、んんんん!
ひゃ!! ひゃ!!ひゃああ、き、くぅぅぅ!!!く!!くぅ!我慢できま……んんんんんん!!」
噴き出して笑い転げそうになる口を必死にこらえます。
「でき……あああっ、あ!ま、せん!お……ひあっお……お、くぃぃぃいいぃぃ、おゆる……ぐぅぅ!?
お許し……くだあ…あ・・・・・・・さいっ、麗佳様ああああああ!!!」
「あと1回、言えるかな〜〜〜?」
全身でガクガク痙攣する沙耶の真赤な耳へ麗佳は息をフウフウと吹きかけます。
460名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 04:29:14 ID:qh5+Oxbn
(これ……)
麗佳は沙耶の耳へ息を吹き込み、指では沙耶の弱点を次々に突つきながら、最初の時、
沙耶がバンザイをした瞬間に生まれて、それからずっと心にある新しい感情が、最高潮に強まるのを感じてました。
(すごい!……すごいすごい!!……すごい可愛い……!!!!萌え……超萌える!)
最初のうちは復讐心の悦びがメインでした。沙耶にはシューズに画鋲を入れられた事もあります。
ある時は大嫌いなゲジゲジを持って追いかけ回され、またある時はドッジボール中、顔に
ボールをこっぴどくぶつけられました。恨みは数え上げればキリがありません。そんな沙耶を
好きに出来るのは信じられない幸せです。沙耶が苦しむ分だけ復讐心が満たされる悦びが巻き起こりました。
しかし今感じているのはそれと、明らかに異なる感情です。自分がただ指を動かすだけで、あの沙耶が、
あの沙耶が、絶叫し悶えながら許しを乞う、無防備な姿………
……沙耶ってこんなに可愛かったっけ……?
無害になって、完全に負けを認めた沙耶が、髪を振り乱して助けを求めます。
その様を見ていると麗佳の指先が勝手に動き出して、ますます沙耶の反応を引き出そうとします。
「あはぅ……うううぃぃいぃ……、きぁ、くすぐったく………………っっっっって!!」
(ちょ……ちょっとあたし……すごい事してないかしら?)
初めて「敵」ではなく「少女」として認識した沙耶はいつもの毅然としたムードの影もありません。
乱れに乱れて涙を流して居ました。
麗佳はそんな沙耶の腰骨を、力を込めて容赦なく、コキコキと円を書くように揉み回します。
沙耶はそれに麗佳の方が驚くくらい、激しく反応しました。体を突っ張らせ、背を仰け反らせて叫びます。
「いあああぁぁぁぁぁぁぁうっっっ、くうぅぅぅぅぅぅぅぅ!我慢できませえええぇ…………ん!!!!!」
叫びながらも自分の命じた台詞をいじましく続けようとする沙耶。
彼女の麗佳の心臓が鐘を打つように高鳴ります。
「あら……?」
沙耶の長い髪が踊るのを見ていると麗佳の口が、勝手に動き始めました。
「『沙耶は』が抜けてたわよ……?やり直しね♪」
そう言ってあげた時の沙耶の表情! 麗佳は思いました。こんな事があっていいの?!
沙耶は下唇を幼児のように噛み、眉間を限界まで寄せながら、
「くぁうあぅ…うううぅぅすぐっらくっえ、てえぇぇぇぇ……さ、あやはもう……うぅぅくううううううん!!」
と呂律の回らない台詞を言い直します。麗佳が目を見開かないよう懸命に努力してその顔を
記憶に焼き付けます。
「がっ!!!!!!!!!!!!!まん………………え!!!!!き!!ませ、あひ、
はあぁぁぁ……あかっ、かぁ……できま…………せ……ええぇぇぇ……んあ……くはっ!!」
麗佳の指は絶好調の猛スピードで沙耶の体を暴れ回ります。
(大丈夫かしら……大丈夫だよね……)
「ゆる…………ひぃぃぃぃ!!!!!!!え……あぇぇ……て、てぇぇああくぅあはっ!!ぎ!
く…………つうぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!くぁ……でぁ、さぁぁぁ…………あああ、ぃあ!!」
「何言ってるか判んないよ。「許してください」からやり直し」
そう言うと沙耶がまた絶望と無力感で顔を歪めます。
麗佳はその顔を見ると背中をゾクゾクするものが駆け上がるのを感じます。
「許し…………くあぁう!て!!くだ……はああっ、さい!!!れ……ふぁ、ひゃ、いか、
さ、まあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
沙耶が叫ぶと同時に、麗佳は彼女の体から手を離しました。
沙耶はその途端、震える腕を下ろして、カクンと糸が切れたように膝をつきます。
461名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 05:10:43 ID:qh5+Oxbn
麗佳は地に手を突いて項垂れ、必死で呼吸する沙耶を見下ろしました。
(言おうかしら……無理カモ……)
暫く迷いましたが、どうしても言いたいという欲求には逆らえません。
「あら?誰が手を下ろして良いなんていったのかしら?」麗佳は言い放ちます。
沙耶は顔を上げ、縋るような目で麗佳を見つめました。
「5分たつ毎にあたしに許しを請う数、5回増やすって言わなかった?」
沙耶が真っ青になりました。
「とっくに5分は経ってるわねぇ・・・・ほら、立って、バンザイして」
(もう死んでもいいわ……)
立ち上がり、歯をガチガチ鳴らして両手を上げる沙耶を見て、麗佳はそう思いました。
「ま、まぁ……あたしの説明不足のせいもあるから、ラケットだけは許してあげるわ……
あなたが後10回今の台詞を言えれば、だけど。どうする? 嫌なら手を下ろしていいわよ」
沙耶は大粒の涙を零して手を上げ続けます。
「あら……忘れてたわ、ちょっと待って?そんなに汗をかいたら喉渇いたよね?」
麗佳は床の彼女のリュックへ屈み込んで水筒を取り出します。
「どうぞ……飲んでも良いわよ」
沙耶は軽く頷いて受け取ると口をつけコクコクと飲み始めました。
「……全部飲んだ?なら、またバンザイしてね」
沙耶が暫くして口を離して水筒を差し出すと麗佳は聞きました。
沙耶が頷いて手を上げると、麗佳はゴクリと唾を飲んでから、言いました。
「良いこと教えたげよっか。その水に何入ってると思う?」
「……え…?」沙耶が聞き返します。
「カフェイン。沢山入れたから、全身の感覚神経がすんっっごく敏感になると思うよ。
くすぐられたら、どうかなっちゃうくらい苦しいはずだけど……どうしよっか?続ける?」
沙耶は無言で手を上げ続けたので麗佳は承諾として受け取りました。
麗佳はバンザイする沙耶にジワジワ近づくと、両腕で彼女の体を抱き抱えました。
沙耶の細い、華奢な汗ばみ火照った今にも折れそうな体に腕を巻き付け、両手の指先を
腋の下に食い込ませた時。麗佳の腕の中で沙耶の体がピクンと飛び跳ねました。
沙耶の吐息が麗佳の耳の辺りへ当たります。「…ぇ……」沙耶は麗佳の思わぬ行動に、
羞恥が混じる目で麗佳の顔を見つめています。
「お次は抱きしめたままのくすぐり……悶える所をたっぷり楽しませてね?」
麗佳は言って、優しく沙耶をいたぶり始めるのでした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これで終わりです。
462名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 08:04:00 ID:JwR9DMD9
ふう・・・・
朝からオギンギンになった
463名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 23:59:17 ID:xfMHwISD
よかったよ〜!GJ!!
464名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 07:12:09 ID:vGBPTebf
>>461
乙です。
できれば、沙耶と麗佳の外見のイメージとかあったら教えてください!
465名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 10:32:22 ID:5dihYDkp
>>464
そうだねぇ……そいつが、実の所、ろくろく定まっちゃおらんのだぜ……いま慌てて考えてる所さ……
沙耶は、いつもは物腰柔らかで、顔も大人しそうに見える。口さえ開かなければね。
身長は中学1年生としてはほんの少し低めかな? 和服着たら似合いそう。
長い真っ直ぐな黒髪の持ち主。ややミステリアス系美少女? 痩せてる。
露出の多い服は嫌いだけどこの日は例外で肩を剥き出しに。

麗佳は……麗佳は対照的に茶色っぽいウェーブがかったショートヘア。背は沙耶よりわずかに高い。
普段は活発で高飛車。なのに沙耶が乱れてくのに比例して落ち着いてくるw
実はオシャレ好き。

毎日のいがみ合いでは大体沙耶が優勢。麗佳は今回でやっと雪辱を晴らしたってところ。
こんな感じ?
466名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 20:24:26 ID:Fa2Y6/XC
中学生だったのか!?なんとエロイ…
467名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 22:03:28 ID:vGBPTebf
>>465
参考になりました!!
ありがとうございます。
468名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 23:29:23 ID:H0czaXrX
しかしDJだった!!!
キャラ設定まで書いてくれるとは参考になった
萌えたぞ職人さん!

てか>>448の続きも希望だ
せめて編入数日後を
469名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 09:15:00 ID:yZMaYNgM
「とっくに5分は経ってるわねぇ・・・・」

この展開は絶対くると思っていたw
470名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 23:12:51 ID:9/8oZcmt
>>465
先生、とりあえず私の貧困な想像力を膨らまして描いてみました。
スレ違いかもしれませんが、どうぞお受け取り下さい!

ttp://218.219.242.231/~kuroneko/imgboard1/img-box/img20080228231006.jpg
471名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 00:19:28 ID:lGUo8OEF
さて、ヌくか
472465:2008/02/29(金) 01:24:06 ID:WcJ3n/3Z
>>470
悶え殺す気か……沙耶の顔を覗き込む麗佳の、一見無邪気な、だがくっきりと底意ある顔がたまらん。
まさに小悪魔。麗佳にして貰いたかった表情そのものだぜ。
ことさらにおどけるような身のこなしと、弱点にあくまで軽く当てられた手が、目の上の
タンコブだった相手を好きにできる悦びと優越感をこれでもかと見せつけてくる。
世界で一番弄んでやりたい相手が、世界で自分にだけは絶対弄ばれたくないと思ってくれている、
それに勝る喜びはない、そんな顔をしてるぜ。
473465:2008/02/29(金) 02:59:44 ID:WcJ3n/3Z
宣伝で恐縮だが只今電気あんまスレに連載中だ。
女の子が女の子をいじめる話だから沙耶と麗佳を気に入ってくれた人は読んでくれ……
474名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 06:25:03 ID:65mbax1a
やっぱりサイコロの人と同一人物だったか。
更に訊くと、去年の11月ごろブログやってなかった?
475名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 09:02:45 ID:CFRt5bHE
>>474
いや。ブログは作ってないな。
作風似てるのか? 気になるな。
476名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 18:45:09 ID:C+jq9XLA
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
ttp://monitorguide.biz/2ch/01_info.html
477名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 14:04:26 ID:WwhELfPk
お嬢様学園でいいなら投下…>>448の続きもいいかな
478名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 20:55:10 ID:pFZWHvfB
是非
479名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 05:41:02 ID:wcNpGoeJ
頼む
480名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 13:05:09 ID:v1DedBgb
まあ気が向いたときでいいよ
481>>448の続き:2008/03/08(土) 15:20:36 ID:9/hAPsK3
「……ぐすっ……うう」
下着をつけながらも涙が止らない梨花。
いつもより時間をかけながらも下着をつけ制服を着る。
そのまま机の鞄を手に取ると教室を出た。
この場からとりあえず離れたかったのだ。
この空気が嫌だったから…早く女子寮に向かわなければ。
しかし編入初日からこんな目に合うなんて想像すらしてなかった。

「あ、はい…橋本…梨花さんね、ええ、聞いてるわ」
この声は、寮長である、私立源女学園は言ってしまえば全員が女性なのだ。
ちなみにこの学校は修道院も存在する、つまりはカトリックである…。
あと、同姓ということもあり寮部屋は全部が相室となっている。
つまり梨花にもルームメイトが存在することになる…。
「ではこの部屋の鍵を…あら?」
「あ、あの…」
「いえ、貴女の部屋は……っ」

寮長から部屋の番号を聞かされ、目的地を目指す。
「ええと……15号室…と」
番号順にそって歩いていく。
自分の部屋が近づく度に梨花の鼓動は高鳴っていく。

「ふう…」
部屋に前に差し掛かると小さく息を吸い部屋の鍵を開ける。
が…「あれ?」と思った、開いてるのだ…「もう一人の子が居るのかな?」
と呟きながら…ドアを開け…驚愕した。

482名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 15:21:17 ID:9/hAPsK3
「んふふ…ごきげんよう……橋本さん」
「なっ!…あ、か、桂……さん」
部屋の中に居たのは百合子だった、隣にゆかりと凛も居る。
奥にあるベッドに足を組みながら…。
いわゆるお嬢様座りをしながらこちらを見つめている。
「あ、あの、どうしてここに?」
涙目でそう問う梨花に百合子は微笑むと。
「あら、言ってなかったかしら?そうよね、私が勝手に決めたことですもの」
口元でクスリと笑みを浮かべながら呟いている。
「私も…ここに住むことになったわ、代わって頂いたの」
梨花は頭の中が真っ白になった…嘘よ…そんな。
「言ったでしょ…?私、貴女のことを気に入ったって」
梨花は夢なら覚めてくれと思った、冗談じゃない…こんな。

「ちょっと貴女、百合子様がこうおっしゃってるんですのよ?よろしくお願いしますと言うのが当然ではなくて?」
「え?あ、は…はい」ゆかりの声に怯え…百合子に頭を下げる。
「桂さん、よ、よろしくおねがいします」
目に涙を浮かべながら梨花はそう言った。
「ふふ、素直で結構ですわ…これからよろしく」
梨花は百合子の声を悪魔に見えた。
483名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 15:22:50 ID:9/hAPsK3
「それじゃ…ルームメイトになった記念に…」
「え?」
ベッドからゆっくりと立ち上がった百合子が梨花へと歩み寄っていく。
その目が教室のあの悪夢の出来事と同じだと感じた。
「やだ……っ」
瞬間的に後ずさりするがいつの間にか背後にはゆかりと凛が居た。
「え?」
「あら、どちらに行くつもりですの?橋本さん」
「いいこと?私達から逃れられるなんて思わないことですわ」
凛、ゆかりの声の同時に背後から二人に羽交い絞めされ…両腕を拘束される。
「いや…っ放しっ…んんっ!」
押さえられた梨花を抱きしめると百合子は強く口付けする。
先ほどと同じだ、必死に暴れるがゆかりと凛の腕を解けず。
その上、百合子にも抱きしめられているため3人がかりで拘束されてるのと同じだった。
当然ながら力の差など歴然だ、そもそも桂百合子は容姿端麗なだけでなく文武両道でもあるのだ。
普通に梨花よりも腕の力が強いのも当然ではある。
そもそも梨花自体あまり力が強いほうではない。
編入初日ではあるが。クラスの中でも弱いほうであろう
はっきり言うと普通の女生徒…ゆかりや凛以下の腕力である。
「お、おかしいわ……女同士なのになんでこんなっ」
キスからは開放されたものの両腕は押さえられ。
百合子に抱きしめられた状態で必死に声を出す梨花。
「あら、そうかしら…私達もそうだけれど…この寮では結構居るわよ?そういう子」
梨花に息を吹きかけながら色気ある声を出す百合子。
「では……行くわね」
百合子の手が梨花の胸に移動し優しく撫で始めた。
「やっ…やめて」
「心配なさらずに、優しくして差し上げますわ…」
百合子の色気ある吐息と声に息苦しくなる。
胸を揉んでいた百合子の手が梨花のスカートをめくり始める。


484名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 15:24:58 ID:9/hAPsK3
「あっ…やん…」
百合子の手が梨花の尻を下着の上から触っている。
そして当然かのように梨花のショーツは外され百合子の指が中へ進入していく。
「いやっ…おねがいやめてっ…!」
陰部へ到達した百合子の指が割れ目に当てられる。
梨花は絶望を感じていた、憧れの女学園だったのにこんな。。。
女の子ならば誰もが憧れるお嬢様学園である私立源女学園…。
それなのにこんな仕打ちを…。
「この方感じてますわ…」「あら、ほんと」
ゆかりと凛の声など梨花の耳には届かない。
「くす、暖かいわ…凄いのね橋本さん」
「ダメよ、そこはっ…ああ…うう」
百合子の人差し指は割れ目にねちねちと沈んでいく…。
「はあっ……はあっ…ああっ!!」
陰部から大量の液が流されていく。
「いやっ!!!もうやめっ…」
「ほんとうるさいお方ね、ゆかり…別の方法塞いで頂戴」
別の方法…?なにそれ。。。
震えていた梨花はくるっと背後を振りむかせられ、突然ゆかりに唇を奪われた。
「や……んっ」
悲鳴の全てを唇で封じられ、梨花は目を大きく開けた。
こんな愛情のないキスをされ涙が流れてくる。
「…ん……ぷは」
キスから開放された梨花はもうまともに声を発することが出来ない。
また百合子からキスをされると、そのまま同時にまた陰部に触れられる。
陰部をいじられながら滝のように続く百合子のキス、百合子はキスが上手なのだろう。
舌を入れられてるわけじゃないのに口の中まで百合子のキスによって暖かいのだ。
百合子の手が梨花の制服を脱がしシャツまで手がかるのは自然だった。
485名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 15:26:31 ID:9/hAPsK3
上手くシャツの中に入りブラのホックを外す百合子。
梨花は抵抗しようにもゆかり、凛から両手を封じられてはされるがままになるしかなかった。
そのまま3人で床に梨花を強引気味に押し倒し素早く覆いかぶさる百合子。
そして同時に梨花の両腕を拘束する取り巻き二人。
クスッと笑みを浮かべた百合子は…梨花の陰部に手を触れたまま…。
露になった梨花の乳房に吸い付く。
「はあっ……やめてっ吸わないでっ…うう」
当然梨花の非難の声など無視し執拗に乳首を吸っている。
「凄いわ…ほら、橋本さん…こんなに乳首が立ってるもの、クス」
太股の内側がもうべとべとに濡れていた。気持ち悪くて早く抜け出したいが。
拘束されているため逃げられるはずもない。
蜜壷に百合子の入り込み秘から蜜が流れ落ちた。
そして小さく息をついた百合子はたれた蜜を舌でトロッと舐めながら指を陰部から戻した。
「はあっ…はあっ…うう」
快感など覚えるはずもない、梨花の脳裏のあるのはただ絶望だ。
「どうですの?私からの記念品は…ふふ、今後ともよろしく…」
まさしく魔女だ、百合子は…。

そしてその夜「あら戻ったの…橋本さん」
入浴を終え部屋に戻った梨花にベッドの中から声をかける百合子。
「あ、はい…じゃあおやすみなさい桂さん…っ」
食事中も涙の止らなかった梨花…入浴してやっと落ち着いたところだ。
ゆかり、凛は部屋に戻っているため事実上の二人きりである。
左側のベッドに入り布団を被る梨花…やっと一日目が終わる、そう安堵した瞬間…。
いつの間に移動していたのか、ベッドから降りていた百合子が梨花のベッドに入り込んで来る。
「きゃっ!な、なによ!?」
「んふふ…いいこと?まずは一日目よ」
声と同時に梨花のパジャマに手がかかる。
「いやっ!」
突き放そうとぱたぱた手足を暴れるが百合子の体はびくともしない。
「抵抗なさっても結構だけれど貴女が不利になるだけではなくて?」
大粒の涙を流しながら絶望の顔を浮かべる梨花を微笑む。
「長い夜はこれからよ…」

すみません、新作ネタが思いつかなくて
続きってもかなり遅レスですし


486名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 19:32:27 ID:AP5U1u/v
otsukaresama
age
487名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 20:22:32 ID:C62wWtso
エロイなまったく!
ゆっくりでいいよー
488名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 02:14:52 ID:asux/ysR
普通のノーマルな可愛い女の子が自分を狙うレズの女に弱みを握られて
その女とレズの関係を受け入れて他の女とかも入ってきて弄ばれる話とか大丈夫ですか?
いきなり途中から始まっててしかも3Pでひたすらエロシーンなんですが・・・
あと強引に2人の女から愛撫されてるだけで「いじめる」とは違うかもしれないです。
多分一回きりの投下になります。
489名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 02:47:33 ID:4A8zf54Z
さぁ、来たまえ。
俺はすべてを受け入れるっ!
490488:2008/03/09(日) 03:57:45 ID:asux/ysR
>>489
ありがとうございます。お言葉に甘えさせて頂きます。

この話は「HL(ハードレズ)の女に目をつけられたノンケの可愛いOLが弱みを握られて
HLとレズの関係を受け入れさせられる話です。いきなり途中からです。そして途中で終わってます。
濡れ場しかありません。レズ調教が進んでる頃で、ノンケ女子は体は敏感に開発されまくってるけど
心がいまいちついていけない戸惑ってる状況です。
HLの名前→猫・ノンケ女子の名前→ありさ になってます。
途中バーテンのHLが出てきますがややこしいので「バーテン」「女」にしておきました。
あとレズの集まる秘密クラブのバーで衆人の前で2人に嬲られるという設定ですが
自分はリアルでそういう場所は知るところではなく、あくまで想像の産物です。
このスレを覗くリアルなレズビアンの方には違うと思われる箇所がぼろぼろあると思いますが、
架空のものとして読んで頂けると幸いです。
あと、この説明書き読んで苦手そうだ、嫌いそうだと思われた方はスルーお願い致します。
勢いで思いつくままに書いた話なので多分続きはもうないと思います。すみません。
491488 その1:2008/03/09(日) 03:58:25 ID:asux/ysR
調教がかなり進んだ頃に猫はありさをレズビアンバーに連れて行った。
ありさには「知人がチーフをしている会員制バーに行こう」と説明しての事だ。
店に入った瞬間から飛びぬけて可愛くスタイルもいいありさは
店内の「そういう」女たちの視線を独り占めしていた。
それをわかっててほくそ笑む猫。ありさは全く気付かない。
猫はカウンターへ座ると、グラスを拭いているバーテンの女が挨拶してきた。
「猫じゃない!お久しぶりね」
「そうね、ここ暫くはここに来れなかったから・・・」
2人はどうやら気心の知れた仲のようだった。
ありさは挨拶をするタイミングを逃し、傍らで2人のやりとりを聞いていた。
こういう地下にある会員制のバーに来るのは初めての経験で、
さっきから独特の雰囲気に飲まれてしまい少々心もとない。
振り返って暗い店内を見渡してみると客は普通の女性達でそれぞれの席で酒を飲み交わしている。
流行の店とは違って、しっとりとした空気が漂う。バーテンの女はふとそんなありさの存在に気付いたようだった。
「あら・・そちらの可愛らしい方は?」
ありさは突然声をかけられ驚いて余所見していた目を戻した。
「ああ、この子ありさよ。前に知り合った可愛い子。」
咄嗟に応えられずにいると猫がすかさず助け舟を出す。
「ああ!この子がありさちゃんね?ごめんなさいね、ご挨拶が遅れてしまって。私猫の友人でここのバーテンです。
貴方の事は猫から聞いた事あるの。年下の可愛いお友達ができたって。」
「あ・・・はじめまして。鹿島ありさといいます。」
ありさはどうやら自分の事を知っているらしい相手に動揺しつつ、
短いながら挨拶をした。猫がどこまで自分の事をこのバーテンに話しているのか気が気でならない。
今すぐ店を飛び出したい衝動に駆られたが、隣にいる猫がそれを許すはずもないのは知っていた。
492488 その2:2008/03/09(日) 03:59:02 ID:asux/ysR
バーテンの女は固いありさの様子に気を悪くするでもなく、
「噂には聞いてたけど想像以上に可愛くてびっくりしたわぁ」と感じよく笑っている。
「可愛いでしょ?優しくて性格もすごくいいんだから」
「猫はこんななのにね。どういうめぐり合わせかしら。」
「こんなって何よ」珍しく猫が冗談っぽく口を尖らせ、バーテンも思わず噴出した。
ありさはこんな猫は初めて見る。
乱暴ではないが強引で、いつも自分の要求を自分に通してしまう猫はありさにとって威圧的な女だった。
しかし今目の前で和やかに友人と談笑している猫を見て
新たな一面を発見した驚きと共に、自分は猫にとって何なのだろうと複雑な気持ちになる。
バーテンにありさの事を「友達」だと紹介していたが、猫とありさは実際はそうではない。
いつも猫が命令し、ありさは握られた弱みの為にどんな恥辱も受け入れさせられる。
その歪んだ関係は友達からは程遠い所にあると思えた。
ぼんやりとそんな事を考えていると、カウンターを挟んで談笑していた2人の間で3人で今から飲もうと話が纏まっていた。
バーテンはホールに出ていたアルバイトに「ちょっと席はずすからここお願いね」と言い残し、
猫とありさに「カウンターじゃ目立つから、テーブル席行きましょ」と笑いかけた。
突然来た友人の席に付き合う事が許されるこの女は、この店ではそれなりの地位にいるらしい。
店の奥にある角のテーブル席に座ると、女はワインを2人に振舞った。
ありさが危惧していたような事には女は一切触れてこず、たわいもない話ばかりしている。
猫との昔話に華を咲かせながら、ありさが孤立しないように要所要所で話をふってくれる。
さすが客商売を仕事にしているだけあって態度も洗練されていた。
仕事という事を差し引いてもありさは純粋に感じのよい人だと思う。
最初の緊張もいつの間にかほぐれ、酒と会話を楽しむ事ができた。
女は嫌味にならない程度にありさの外見や物腰を褒め、
時折愛しそうに目を細めている事を猫だけが敏感に察知していた。
「すみません、お手洗い行ってきます」女に場所を教えてもらい、ありさは席を立った。
493488 その3:2008/03/09(日) 04:03:43 ID:asux/ysR
ありさが化粧室に消えると女がやや興奮気味に言った。
「すごい可愛い子じゃないの。だと思ったら体つきも最高だし。
その気のある子であんな上玉に会えるとは信じられないわ。」
「元々はノンケの子よ。男もいたみたいだし。私が調教したの。」
「すごいじゃない、一度でいいからあの柔らかそうなおっぱい揉んでみたいわぁ」
先程と違ってかなりあけすけな事を口にするが、下品にならないのがこの女の良さだと猫は思う。
こういう趣向の者同士長い付き合いだとセックスもするし、性に関しては2人共貪欲な方だった。
猫と寝た女は何人もいたが、体はあっても中身が美しくないと猫は深く付き合う気になれないのだ。
こんな店のチーフを長年勤める位逞しい女だが、根本的な部分では品もあり節度もある。
だからありさを心置きなく紹介できたのだ。
ただ性への趣向はややアブノーマルでお互いを交えて盛大なレズビアン乱交もした事がある。
「身を滅ぼさない程度に探求する」という考えは女と猫は共通していた。
「いいわよあなたなら」
「でも彼女が嫌がるんじゃない?」
「大丈夫よ、最初は嫌がってるけど触ってる内に抵抗しなくなるの」
「なるほど・・・貴女が調教したんだものね」
そう言ってる内にありさが化粧室から帰ってきた。
ふわふわとした栗色のセミロングの髪は愛くるしい顔立ちによく似合う。
白いブラウスと黒の膝丈のスカートという、いかにもOLといったシンプルな服装なのに不思議と華があるのだ。
猫は自分が選んだ女が間違いなかったと改めて確信し、内心ほくそ笑んだ。
リラックスしきったありさは猫と女の間に招き入れられても何も疑う様子がない。なんと甘い。
しかしその甘さ故に猫はありさを可愛いと思う。
「ありさこっち見て」
振り向いたありさの唇を猫が奪う。ほらやっぱり固まってる。猫は笑いそうになるのを寸でで堪える。
もうここでは何も心配ないと思い込んでいたのだろう、
咄嗟の事に何も反応できずにありさはされるがままだった。
「ん・・・いや・・っ、人が見てます・・っ」
やっとの思いで振り切ると、まだ信じられないと言った風に口をぱくぱくさせている。
「大丈夫よ、ここはそういう所なの」
「え・・そういうって・・・うんっ」
再びの強引な猫のキスで次第に力が抜けるありさ。
キスされながら胸、太股を撫で回されて公共の場にも関わらず感じてしまう。
「きゃ・・・」
後ろから女の手に胸を包まれる。バーテンの女だった。
494488 その4:2008/03/09(日) 04:08:41 ID:asux/ysR
「2人でいい事してるのね・・・私にもさせてよ」
「あ・・あなた、なに・・・はぅ・・」
ねちっこい慣れた手つきで乳房を揉みほぐされて思わず声が出てしまう。
「いいじゃない、ありさの事好きみたいよ」
と猫が耳元で囁きつつ舌を耳に入れてくる。
「ふ・・ぁ・・・」
「まぁ・・・見た時からいいおっぱいだと思ってたけど触ってみると想像以上だわ。
大きくて柔らかくて・・・ずっと揉んでいたいくらい。感度もいいのね。」
「あ・・・あぁんんっ」
後ろからは更に激しく女が乳房をせめてくる。
(いや・・・2人からなんて・・・人前なのに・・・おかしくなっちゃう・・・)
「猫さ・・・おねがいやめて・・・ここはいや・・・はぁ・・」
「言ったでしょ?ここはそういう所なのよ」
見てみなさい、と店内を見るよう促される。
客は皆女で、ありさや猫の他にも所所の席で女同士から見合っている客がいる。
お互いに人前だという事は気にもとめず、むしろ興奮して行為をわざと見せ付けるような女達ももいた。
「あ・・・」
「猫、ありさちゃんに説明してなかったの?怖がってるじゃないの。
大丈夫よありさちゃん・・怖いことなにもないのよ?」
「んん・・・」
後ろの女が言うなり唇を重ねてくる。猫に劣らず情熱的な舌使いで咥内を貪り、
手も胸を揉んだり太股を撫でたり休ませてはいない。2
人の女から性感を蕩かしにかかられてすぐにありさの体は反応しだしてしまう。
「本当に可愛いおっぱいね・・・」
「あぁ・・・ぁ、ん・・・」
後ろから執拗に乳房を揉み上げられてビクビクと背筋が反ってしまう。
「ありさ、直接触ってもらいなさい」
猫が前から大きな乳房に押し上げられているブラウスの胸もとのボタンを外していく。
「あ!いや・・・」
「ちょっとぉ、そこまでしちゃっていいの?」
「いいのよ、ありさも貴女が気にいったみたいだし」
「まって・・・待ってください・・・」
ありさの抵抗は弱弱しい。僅かに体をひねって逃れようとするが
その悩ましい仕草が女二人を本人の意思とは裏腹に誘ってしまう。
「いい子ね・・・ありさちゃん」
ブラウスのボタンが胸の下まで外されて白い細かいレースに覆われた丸い乳房が露出した。
品の良い光沢を放つブラジャーに豊かな乳房は深い谷間を作って包まれていく。
血管がうっすら透けるほどに色が白く肌のきめが細かかった。
「すごい・・・これ本物よね・・」
女がしばし触れる事も忘れて2つの完璧な半球に見入る。
495488 その5:2008/03/09(日) 04:14:00 ID:asux/ysR
「ありさに失礼じゃない、本物よ。直接触ると本当に柔らかいんだから。」
「あんっ」
下着の上から猫に直接胸を揉まれて思わず嬌声が出る。
「感度も段違いによくなるみたいね・・・私もさせて」
「あ・・・あぁ・・だめ・・・」
後ろからも乳房に手が伸びてきて、前から後ろから4本の手に揉みほぐされる。
決して乱暴ではなく、女のツボを心得たような優しいながらねっとりとした愛撫の仕方である。
「はぁ・・・あうぅ・・・」
女は後ろから両脇から胸全体を持ち上げるように大きく揉みあげ、
猫は前からブラジャーの布地を突き上げる中心に指を這わせる。
「揉まれながらコリコリされるといいでしょ?」
「うぅんっ、あぁっ、だめ・・・だめです・・・はぅ・・」
「直接してあげる」
猫はおもむろにブラの谷間部分に手をかけた。
「あっ・・や・・」
そのままフロントのホックを外すとブラのカップが左右にわかれ、白い重量感のある双の乳房がこぼれ出る。
「可愛い乳首・・・想像以上だわ」
「ふぁ・・」後
うしろの女が我慢できずに後ろから桜色の両の突起に指をからませる。
「ありさはどこも最高なのよ」
そう言いながら猫はありさの太股を撫でている。
さっきからの愛撫でスカートが太股の半ばまで捲くれ上がって白いむっちりとした太股があらわになっていた。
猫は両足の間のその奥を想像してにやりと心で笑う。
「そろそろここが寂しくなってきたんじゃない?」
猫の手がスカートを一気に捲り上げる。
「いや・・・!」
「だめよありさちゃん、猫の言うとおりにして」
すぐにスカートを戻そうとした手は、後ろの女によって掴まれて自由を奪われてしまう。
猫の強引な手がそのまま両膝を割り拡げて、ショーツに包まれた股間があらわになった。
閉じようとする脚の間に体を割りいれられて、完全に開脚させられてしまう。
「いや・・・いやぁ・・・」
女相手といっても集団レイプに変わりない状況だった。しかも衆人の前なのだ
。絶対にいや、と心では思っても、頭のどこかそう思い切れない自分がいる。
擦られて尖った乳首や、ショーツの中で濡れた秘部が、
ありさの理性を裏切ってもっと激しく愛撫される事を期待してしまう。
落ちてくるスカートの裾を腹まで捲り上げられて、
ブラジャーとお揃いの白いレースをふんだんにあしらったショーツがあらわになる。
女らしく、ほどよく肉のついた下半身にその下着は清楚ながら不思議といやらしくも映った。
「可愛い子の下着姿っていいわぁ。こういうむっちりしたスタイルのいい子大好きなの」
素肌の胸を愛撫し続ける女がうっとりとありさの下半身に見入る。
尚も体をひねって逃れようとするありさの両腿をおさえつけながら、猫の指がショーツの秘部を押し込んだ。
くちゅ・・と僅かに水音がたつ。
「あぁうっ!」電流にうたれたかのようにありさがビクビクと体を震わせて硬直した。
496488 その6:2008/03/09(日) 04:14:33 ID:asux/ysR
「やっぱり濡れてるんじゃない。いやいや言いながらここはよく濡れるんだから」
「うぅ・・」
ありさはたまらず顔を背ける。
「この姿勢じゃ奥がよく見えないわ。もう少し後ろに倒して頂戴」
「こうかしら?」
猫に命じられて後ろの女がありさを抱えて後ろにもたれるように上半身を倒す。
同時にありさは下半身を突き出す格好となった。脚は相変わらず開いたまま猫を挟んだ形である。
公共の場で想像を超える羞恥な格好を取らされてありさの脳にかあっと血がめぐる。
「いや・・・おねがい・・もうやめてください・・・」
ありさは涙を滲ませた声でそう哀願する。今まで猫に陥れられてから信じられないような羞恥を強いられてきた。
考えられないような過激な愛撫も受けたし、
恥ずかしい姿にも応じたのは猫に支配権を握られているほかに、あくまで2人きりの密室だったから耐えられたのだ。
こんなそういう趣味の店とはいえ、衆人の前で2がかりで嬲られるなんて事はありさには理解できない状況だった。
胸だけの軽い愛撫やキスなら羞恥に耐えながらも受け入れる事ができたが、
本格的にレズセックスの体勢に入った今ありさは錯乱寸前である。
ストッキングを穿かずに素足にミュールにしろと猫に命じられた時から外で悪戯される事は覚悟していたが、
まさかこんな事態が待ち受けていたとは。
そういえばこの女は会う前から自分の事を知っていると言った。
猫と2人で予め予定されていた事だったのだ。知らないのは自分だけだった。
そこまで一気に考えるとありさは目から涙をこぼした。
この状況と、そして易々とこんな事まで受け入れている自分の情けなさへの涙だった。
「ごめんなさいね・・・ありさちゃん・・・泣かせるつもりじゃなかったの」
女が後ろから顔に手を添えて頬を伝う涙を舐め取る。
「・・・・」
「私ありさちゃんに嫌われちゃったかしら?本当に怖がらせるつもりなかったのよ・・・
ありさちゃんがあんまり可愛かったから気持ちよくしてあげたかったの・・・」
頬の涙を舐め終わるとそのまま唇を塞がれる。
497488 その7:2008/03/09(日) 04:19:26 ID:asux/ysR
「ん・・・んん・・・」
舌使いが細かい、情念の篭ったキスを受けてありさの体の芯がまた蕩けだす。
舌が咥内を探り出すうちに次第に唇の間から切ない吐息が漏れてしまう。
それを確認すると女は緩めていた手を再び胸へとのばしやさしく撫で回す。
時折尖った先端に当たる指に腰が甘く震える。
だめ・・・流されてはだめ・・・。
そう思った瞬間にありさの秘部に甘い衝撃がはしった。
「ああぅっ!」
猫がショーツごしに濡れた秘部を捏ねていた。
優しく、強く緩急をつけてくちゅくちゅとこね回される感触にありさの官能がびりびりと震える。
「いやっ・・・いやぁああっ」
「ちょっと擦っただけですぐに溢れてくるわ・・・もっと気持ちよくなってココ濡らして頂戴」
「あ・・・っ、あぁぁんっ」
可憐な下着はそれだけで中心に愛液を滲ませて濡れ透けていた。
「あら・・・猫ったらずるいわ。ありさちゃんをこんなに感じさせて。」
「しばらくしたら貴女にも触らせてあげるわよ」
「おっぱいも最高だけどそこも触ってみたいわ・・・沢山イかせてあげるから」
「あ・・・あぁ・・やぁん・・・」
乳房と秘部を2人かかりで本格的に愛撫されてありさは自分でも驚く程に悶えた。
股間で指が動く度に、乳首を転がされる度に甘い衝撃が全身を走りぬけて
逃げ場のない快感に体がくねってしまう。
皮肉にもその姿が余計に誘うように女たちには扇情的に映ってしまうのだった。
「ありさはクリと中どっちが好きだったかしら・・・両方してあげるわ」
ありさの完全な変化に遠慮を止めた猫は、濡れて秘部に張り付いたショーツ越しに
真珠と入り口のある場所をそれぞれ違う手ででそっとおさえる。
「あっ、あぁあっ、うんっ」
優しく、小刻みに指先でそこを刺激されてありさの体がピクピク震える。
脚を閉じる事も忘れて眼を閉じて快感に夢中になっている様が艶かしい。
ショーツ越しでは入り口よりも上部分の突起の方がやはり感じた。
しばらく布越しに執拗に擦ったかと思うと、焦らすように指が割れ目を行き来して
無意識に触ってほしいと腰がくねってしまう。
乳房は開かれたブラウスの間から完全に露出し耐えず揉まれ、
スカートが捲くれ上がってむき出しになった下半身は股間の愛撫に合わせてひくひくと震える。
唇からは耐えず甘い嬌声が漏れて、いまや店の女たちの殆どがその淫らな光景に見入っていた。
498488 その8:2008/03/09(日) 04:22:34 ID:asux/ysR
「猫ばっかりに感じてずるいわ・・・私ももう遠慮しないわよ」
そう言うと女はありさの背後から抜け、ありさの上半身を仰向けにソファーに寝かせるてから横にまわった。
脚をひらいて、正常位でセックスするときとなんら変わりない体勢になる。
女は横からありさの乳房をしばらく弄んだあと、その尖った桜色の中心を口に含んだ。
「あぁんっ!」
「ほら・・・クリもいいけどココもいいでしょう・・・?」
「あ・・・あ・・・あぁうん・・・」
舌先で飴玉をねぶるように乳首を転がされて、新たな快感がビリビリとありさを蝕んでいく。
執拗に舐めまわされたり、唇全体で吸い付かれたり、
優しく甘噛みされたりして口の中でそれはどんどん尖りを増す。
片方の乳首も耐えず指で捏ねられて、双方の胸の快感が、秘部へと伝わり愛液を溢れさせるのだった。
それを感じてか、猫の秘部への愛撫も余計にねっとりと執拗さを増す。
「ぁん・・・やぁ・・・イくぅ・・!イっちゃよぉ・・・」
「イっていいわよ・・ほら・・・」
「あっあぁんっ」
ありさの白い豊満な肉体に、花蜜に群がる蜂のように2人の女が一層に吸い付き、指を這わせる。
ビクビクと反応する体はいまや2人の愛撫に火照らされて、そうとうな熱をもって乳房や太股には汗が吹き出ていた。
「可愛いありさ・・楽にしてあげるわね・・・」
そういうと猫はショーツの上から手を滑り込ませ、直接秘部をこね回した
。一層の水音がショーツの中で起こり、指が白いレースの中で卑猥に蠢く。
「やぁっ、やぁぁぁっ!」
ありさはビクンビクンと体を反らせながら、意識が白い靄で覆われていくのを感じている。
やがて靄は濃くなり、思考は寸断され、体に耐えず起こる強い快感のみが身も心も飲み込んでいく。
猫の親指が真珠を捏ねた時が最後だった。
「あぁぁっ!イくぅぅ・・・っ!」
もう己が制御できず、うわ言のようにイくと喘ぐありさの凄絶に妖艶な姿に
今や店中の女達が目をギラつかせて見入っている。
そうとも知らず、ありさは見事な肢体を何度も痙攣させた後、
「はぁ・・・はぁ・・・」
と喘ぎながらぐったりとソファーに弛緩するのだった。
499488:2008/03/09(日) 04:27:35 ID:asux/ysR
とりあえずここで終わりです。
初投下で尺度がわからず思ったより長くなってしまい、長々とスレ汚しすいませんでした。
コピペして投下中にテンパって何度があげてしまったのもすいませんでした。
なんかもう・・・すいませんでした。
自分はこれ一個しかSS持ってないのでこれ一回の投下で終わりです。
またいち閲覧者に戻ります。神の皆さん、本当に応援しています。
深夜に失礼いたしました。
500名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 09:50:53 ID:bOgiN6Z0
え、えろいな!!
文章も上手いしかなり興奮した!レズが本当に好きなんだな。
ぜひまた何か思いついたら書いてくれ
501名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 19:32:49 ID:SSg92/bZ
一気に読んでしまったGJ!
品のあるエロさがまたいいな。
502名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 20:54:24 ID:CMj007b2
これは良いものだ!
情景がしっかりと浮かんだよGJ
503名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 21:55:33 ID:asux/ysR
>>500>>501>>502
レスありがとうございます。
投下してからびびって今初めてスレ見たんだけど、今めちゃくちゃ嬉しいです
投下するの全く初めてでかなり迷ったんだけど
思いきって投下してよかったです
本当に皆さんありがとうございました。
あと、きっかけをくれた>>489さんありがとうございました。
読んでくれた事に心から感謝しています。
504名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 08:51:27 ID:k0GpQp4E
イジメ物でも考えるか、女の子同士のイジメの舞台はやはり女学園が最適
505名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 14:09:49 ID:kdXTSIGx
凛としたキャリア系女子大生が中学生ヤンキー集団に辱められるのも悪くない
506名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 08:49:53 ID:yMGQ4FpG
それもいいな、何も知らずお嬢様学園に入学してきた平穏な子がお嬢様風のお姉様方から苛められるもいいが
507名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 12:42:05 ID:TMvnIdfK
女子高のイジメにもレベルがあるからな、低いのはクラス全体で無視や言葉の暴力
次がリンチ、数人の女子が一人の子を押さえつけてタバコの火押し付けとかね

まあやはり一番酷いのはやはり集団レズレイプ
この板的にはやはりレイプになるんだろうが…
508名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 13:22:26 ID:DL2ySn/l
>>507
>まあやはり一番酷いのはやはり集団レズレイプ
>この板的にはやはりレイプになるんだろうが…

タイムリー・・・と言っていいかどうかはともかく、
こんなのがあったよ。
861から最新の895までこの話題なんで最初のレスだけ引用。


中学の時に見た女子の全裸リンチ
http://venus.bbspink.com/test/read.cgi/hneta/1138821582/861-

861 名前:えっちな18禁さん[sage] 投稿日:2008/02/21(木) 08:48:21 ID:bqvekFEQ0
ちょっとスレチだけど高校のとき一度だけある
もう誰も居ないと思った部室の裏の用具倉庫に人の気配が有るから見に行ったら
数人の女子の輪の中に下半身丸裸でボール入れるかごに縛り付けられた子がいて
彼氏を寝取ったとかしてないとか言ってて縛られてる子はしてないとかまだ処女だって言い張ってたけど
他の子が調べるって言って指をあそこに入れて動かし始めて最初嫌がって痛いとかやめろとか言ってたけどたけどだんだん声が変わってきて
他の子がやっちゃいなって言った瞬間縛られてる子が絶叫したと思ったら暴れだして少ししたら動かなくなった
指をいてれる子が体の向きを変えたら手首あたりまで縛られてる子の中に入ってるのが見えて
やっぱりやったんじゃないか言って抜いた後私のほうをみてお前も男寝取るとこうなるぞって言われて
怖くて高校生の頃は彼氏作れなかった
509名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 17:31:27 ID:NT/E5HRW
勃った
510名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 23:23:31 ID:TMvnIdfK
>>508
うわ…酷え…かなり逝けるが
SSにするにはきつい内容だな
511名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 23:37:55 ID:Xe5VosH3
私立桜女学院…いわゆるお嬢様学校という所だが。
水樹理恵はここの生徒である。
容姿は…端麗、無邪気な性格で…。
学校の成績はあまりよくない。
まあどこにでもいる可愛いだけの平凡な女子高生である。
その理恵にとって衝撃的な日が来た。

「瞳子様、ごきげんよう…」「瞳子様、本日もご機嫌麗しく…」
「本日も大変お綺麗でいらっしゃいますわ」
「ああ、朝から瞳子様にお会いできるなんて幸せだわ!」
黄色い声が過ぎていく…その先には3年で学園のアイドルである姫宮瞳子が居た。
名家の生まれで容姿端麗、頭脳明晰、文武両道と非の打ち所の無い彼女。
その上、高飛車ではなくクールで無口なため、皆にとっては色んな意味で憧れる女生徒である。

当然ながら取り巻きも多い、が…理恵はただ傍から見つめるだめである。
いや、もはや自分とは生きてる世界が違うから…口を聞く機会など一度もないだろう。
そう思っていたのだが…「貴女…よろしいかしら?」「え?」
学園内へと向かっていた瞳子の目に理恵が止った。
「ハンカチが落ちてらしてよ」と瞳子が理恵の落としたハンカチを拾い届けてくれたのだ。
瞳子の…全生徒の憧れである黒長い髪がさらりの流れる。
「え…?あ…あああ、ありがとうございますっ!ひ、瞳子様…」
「くす…では、ごきげんよう」
当然ながらその場面に周りは騒然とする。
「ひ、瞳子様が…」「流石ですわ、なんて親切なお方なのかしら」
との声。
だが一部では「なんなのかしらねあの子」「わざと落としたんじゃないの?」
「瞳子様の手を煩わそうなんて…不愉快だわ」
と瞳子の取り巻きらしき数人の女生徒から嫉妬と非難めいた声が理恵に集中していた。
512名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 23:40:38 ID:Xe5VosH3
その昼の食堂にて…桜女学園は食堂完備で寮生の子がよく利用している。
普段は理恵も弁当を持参だが今日はたまたまである、
友達の少ない理恵は一人で食事を食べていた。
もう朝から随分経過したいまですら背中に非難めいた声が突き刺さる。
瞳子は皆の憧れであり女神のように讃えられる存在なのだ。
それを…ハンカチを拾って貰えただけとはいえ。
瞳子を独り占めしてしまった理恵は非難の対象になってしまう。
場の空気が怖くてろくに食事にすら手をつけられない理恵の下へ。
「こちら、よろしいかしら?」と食事を手に持つ瞳子が声をかけてきた。
「え?ひ、瞳子様?」
「くす、そんなに動揺する必要はなくてよ」
「は、はい…」行儀よく席に座る瞳子に見とれる理恵。
食堂内に居る全生徒の視線が2人にそそられる。
「あら、食べないの?」
「え?い、いえ…」
特に話をすることなく食は進む。
この無言の緊張感が理恵には堪らなかった。
なぜ、自分を瞳子が気にかけているのかわからない。
だが、理恵はいまの時間を楽しんでいた。

「おそまつさま……では、ごきげんよう」
理恵と少々会話をすると食事が終わり席を立つ瞳子。
食器を片付け食堂を後にする瞳子を理恵は片時も目を離さずに追っていた…。
しかし、その理恵を食堂内の全生徒が冷たい目で睨んでいた。

513名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 23:46:25 ID:Xe5VosH3
当然ながら瞳子と理恵のことは理恵のクラス中でも広がっている。
「水樹さん…貴女これから大変ね」
この声は隣の席の上川美紀である。
「え?」
「3年のお姉様方から目をつけられてるわよ、貴女」
「……」
この学園は上下関係が厳しいことで有名なのだ。
「どうなさるおつもりなの?」
「でも、私…そんなつもりじゃ」
「自覚がないのね」
はあとため息をつく美紀。
「あの、どうしたら」
「知らないわよ」
「え?」
美紀の以外な言葉に驚く。
「私、変な騒動に巻き込まれたくないの」
その言葉に理恵は寂しそうに顔を背けた。

514名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 23:50:46 ID:Xe5VosH3
「貴女、ちょっと…よろしいかしら?」
放課後、下駄箱で理恵は3人の女生徒に声をかけられた。
「え?」
3人とも美人で理恵も見惚れるほどだが…。
「少し、お時間頂けない?」
「あの、私…用事が」
「あら、どのようなご用事かしら?」
唐突に問われ言葉につまる理恵。
嘘だとわかったのか女生徒がくすりと笑う。
「あまりお時間は取らせませんわ、さあ…こちらへ」

どうせ、逃げられないと悟り…理恵は「は、はい……」
と頭を下げ、静かに応じた。
理恵が連れてこられた場所は学校の裏庭だ。
修道院の先にあるあまり生徒が来ることのない場所。
強引気味に連れられた理恵は…影から姿を表してきた数人の女生徒に周りを囲まれる。
そう、3人以外にも生徒はいた、全部で10人程度か。
「さてと……」
女生徒達の中で目立った生徒、まあ一番美人といえばそうか。
そう、来栖川真琴…瞳子の取り巻き内でリーダー格の女生徒である。
その真琴が理恵に声をかけながら歩み寄って行く。
「一体どういうおつもりなのかしら?」
「どういうって…私は別に…」
「貴女に瞳子様を独り占めされると私達が困るの、わかるでしょ?」
「え、ええ……でも」
「でももなにもないわ、瞳子様と私達の前から消えて頂戴、目障りなの」
「なっ!?目障りって……あんまりです!」
「まあっ!」
理恵の言葉に真琴が口に手を当て驚く。
「貴女、上級生に向かってその口の聞き方はなんなのかしら?」
515名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:09:39 ID:7zud4tJt
  _   ∩
( ゚∀゚)彡 連投支援!連投支援!
 ⊂彡
516名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:10:04 ID:FHm1v/nX
「え?あ…す、すみません私、そんなつもりじゃ…」
「まあ、なんて下品な口の聞き方ですこと」「ほんとですわ」
周りから理恵に対する批判が集中している。
真琴は周りを見渡し自分達以外の生徒がいないことを確認すると…。
「で、貴女…どのような行為で瞳子様を誘惑なさったの?」
「え…?」
誘惑?そんな言葉が飛び出して来るなんて。
「私達ならまだしも、貴女程度に瞳子様が興味をもたれるなんてありえないもの」
「誘惑なんて…私、してませんっ!」
「嘘はおやめなさい、瞳子様がそういうお方だとしって…そうね、その太股かしら?」
と真琴は理恵の生足に触ると太股を撫で始めた。
「な、なにするんですかっ!?」
「この太股でも見せて誘惑なさったんでしょう?」
そして理恵のスカートに手をかけようとする。
「やめてっ!」
「綾、佳奈、腕を押さえて頂戴」
理恵は慌ててめくられそうになったスカートを戻そうと手をスカートにやるが。
2人の女生徒が理恵に近づくと両腕を押さえつけ両手の自由を奪う。
「いやっ…やだ」
くすりと笑みを浮かべた真琴の手が進み理恵のスカートを下ろした。
「あら、まあ…なんてはしたない下着を…こんな方瞳子様とお話する資格もありませんわ」
自分のショーツが囲んでいる数人の女生徒に露になっていることを改めて思い出した。
「いや、放してっ!!!」
死に物狂いで抵抗するが、ただでさえ上級生と自分とでは力の差がはっきりしてるのに。
それが2人ががりでは暴れても身動きすら取れなかった。
「んふふ…上はどうなってるのかしらね」
両手の自由は奪われ絶望の淵に居る理恵は目に涙を溢れさせていた。


517名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:27:56 ID:FHm1v/nX
真琴の手が理恵の制服に迫り多少乱暴気味に制服を引き裂き始める。
周りの女生徒は笑いをこらえるのが精一杯の様子だ。
「いやっ…やめてっ……」
両腕の自由が聞かない理恵はされるがままになるしかなかった。
制服にシャツなど簡単に脱がされ下着が露になる。
つまりいまの理恵は制服を着てない状態だ。
「うふふ…では、頂くわ」
声と同時に真琴はブラを剥ぎ取り無防備の理恵の乳房の間に顔を埋め感触を味わう。
「やあっ…いやっ…」
「瞳子様に比べれば泥沼の差だけれど、結構大きいわ」
自分で周りに説明しながら乳首を口に含みながら舐め始める。
そしてちゅぱちゅぱぱ…と吸い付く。
「ひあっ…あああっ…うぐぅっ!!」
「んふふ……ちゅぱ、ちゅるる…」
微笑みながら乳首を吸い、もう片方の乳房を全体的に揉む真琴。
当然ながらこんな経験は理恵も始めてだ。
中学時代も女子中でいまは女子高なため男性との付き合いはないのだ。
でも、まさかこんな経験相手が女だなんて…。
当然真琴に愛なんてないだろう、これは嫌がらせのレイプだから。
相手の主張を無視し仲間に拘束させ強引に行う愛のない行為。
「もっと声出して構わないのよ?皆に声をわけてあげたらいかが?水樹さん」
にやつきながらそういう来栖川真琴…彼女は綺麗だ、だけど…レズである。

「あの、やめてくださっ…!」
「あら、瞳子様に対するみたいにいつも誘ってらっしゃるんでしょ?なら構わないのでは?」
「ち、違っ、誘ってなんか…」
518名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:42:29 ID:FHm1v/nX
「そうかしら、では…拝見させて頂こうかしら」
と乳房に飽きたのか理恵の下半身に移動する真琴。
すると綾、佳奈に命令その場に理恵を押し倒す。
「ううっ…痛っ!」
理恵も抵抗するが相手は同じ女とはいえ上級生3人だ。
歴然とした力の差は抗えようがなかった。
そのまま大の字に押さえられ両手足を綾、佳奈に拘束され身動きが取れなくなる。
真琴は理恵のショーツを綺麗に剥ぎ取る。「じっとなさって、でないと痛くなるわよ」
真琴は唾液を垂らし割れ目を指で開いた。
「あぅぅ……!」
「あらあら、もうこの方濡れてますわ…感じてらっしゃるのね」
陰部を捕らえられ、言いようのない悪夢が理恵を襲っていた。
これはレイプだ、そう…女生徒2人に拘束されてる時点でそうだろう。
そして真琴は中指を割れ目にあて、じゃぶと水気の音を鳴らす。
そう周りの女生徒に聞こえるように…。
「もうやめてっ!!…うう」
「なんで私が貴女のいうことを聞かなくてはならないのかしら?」
「そうですわ、貴女そもそもお姉様に対する態度がなってなくてよ?」
真琴と綾にそう告げられ力が抜けていくのがわかる。
真琴はさらに奥深くまで指を入れる。
「ああぁっああっはぁ…」
理恵の陰部から蜜が溢れ、土にべたべたと流れ出る。
真琴は中指を中で回転させる、すると蜜壷から液がこぼれだした。
「んん〜んっ!!」
綾に口を塞がれ悲鳴すら出せない理恵をあざ笑う真琴。
「瞳子様に馴れ馴れしくするとこういう目に合うの…理解できて?」
「………ぐすん…うう……は、はいっ……」
まともな声すら発せずに声色だけでそう涙を流しながら呟く理恵。
「わかって頂いて光栄だわ、では…ごきげんよう」
と、立ち上がる真琴。これで帰れる…最低限の嬉しさを感じる理恵。
しかし両腕を拘束された状態は相変わらずで不安も残る。
そして真琴が理恵を微笑むと…「くす、貴女達?後はご自由にどうぞ」「え?」
「そうね、私…最近やってないから」「私も頂こうかしら」
「私達もこの子に恥をさらしたいもの」「幕でも破ってみようかしら?」
「いやっ……やぁ…」
去っていく真琴を背中に理恵へと近寄る女生徒達。
皆美人だが…目が欲望の渦にあり恐怖を感じる。
皆小さな輪になると理恵に覆いかぶさり…
「いやああぁぁあぁぁ!!!」大きな理恵の悲鳴が裏庭にこだました。


学園物しか出来なくてごめん。。。。(><)
519名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 00:51:04 ID:7zud4tJt
>>518
乙!!
520名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 10:52:49 ID:xOv0PexZ
まったくもう、オナ禁の邪魔すんなよ…
521名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 13:53:08 ID:Hdfkac4f
>>520
エロDVD屋に行ってボッキさせずに帰ってくるくらい難しいことをやろうとしてる
PCの電源入れた時点で負けw
522名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 01:37:41 ID:tIn2lndx
「私とお付き合いしてほしいのだけれど」
屋上で藤村桜にそう告げられる上川涼子。
私立百合女学園での…屋上の風景だ。
周りは桜の友達数人に囲まれ生きた心地がしない。
「あ、あの…でも私」
「付き合って頂けないかしら?私…以前から貴女のことが好きだったの」
桜の友人には周りを囲まれたままだ、断れば…どんなことをされるかわからない。
女子高は男子の目がないため、イジメの度合いも酷いという噂がある。
特に友達が少ない涼子にとって最悪の事態だけは避けたかった。
「えっと、じゃあ…その、は、はい…」
小さな声でぼそぼそと…そう告げた。

がしっ!「やっ…」付き合いだして数日後のことだ。
廊下を二人で歩いていると突然腕を組んでくる桜。
「あら、どうかなさったの?」
「い、いえ…」
頭まで押し付けられ…べっとりつかれる。
「私達、恋人同士ですのよ?これくらいは当然ですわ」
当然だが女性と付き合った経験など涼子にはない。
友達感覚で接すればいいという考えが甘かった。
523名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 01:41:23 ID:tIn2lndx
涼子の容姿は普通より上くらいだが桜はかなりの美人だ。
黒長い髪は腰付近まで伸びている、足はスラリと伸びていて。
小柄な涼子とは背の高さも頭一つ分の差があった。
どうしてこんな綺麗な子が…とは思ったがやめておく。
「あ、あの…こんな人が居るのに」
「あら、見せ付けて上げればよろしいではありませんか」
当然ながら周りの視線が気になる…。
遠くからは二人の様子を見る桜の友人達である女性等の姿も見える。
「あ、あの藤村さん…私、その…お友達から始めたいと」
「お断り致しますわ、私は貴女とこのようなご関係になりたいの」
と、さらに強く腕を絡めてくる桜。
「やっ……」
控えめな性格で気弱な涼子はあまり人にべたべたとつかれるのが苦手だ。
「そんなに皆さんのが気になさるの…わかりましたわ、ではこちらへ」
と涼子をトイレで強引に連れ込もうとする桜。
「あ、あの藤村さん…っ」
「なんですの?人目につくのはお嫌なのでしょう?さあっ」
524名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 01:42:59 ID:tIn2lndx
無人状態であるトイレの中へと連れ込まれ…。
「涼子さん」
「藤村さ……ん…っ」
桜へと振り向いた涼子ははそのまま唇を奪われていた。
「やっ!」
「ここでは…こういった行為も可能でしてよ」
慌てて放れる涼子にそう告げる桜。
軽く振られただけとはいえ唇の感触は残ったままだ。
「な…なにをするんですか?」
慌てて唇を押さえ真っ赤にしてそう抗議するが…。
「なにをって…キスですわ、私達恋人同士でしょう?」
「でも…こんなこと私」
「でも…なんですの?」
妖しい目で涼子に近寄ると腕を差し出し…無意識に下がり始める涼子に追いつく。
「いやっ……やめっ」
そして摑まえると逃げようとする桜を強引に抱き寄せると腕を頭に絡めさせながら再びキス。
「んんっ!!」
唇は塞がれているため声を出すことも出来ない。
さらに桜のリーチの長い両腕でガッチリ固められているため身動きが取れない。
顔を動かしキスから逃れようとするのが精一杯だった。
「んん……」
目を大きく開けしどろもどろになりながらも精一杯の抵抗をする涼子とは正反対に…。
桜は静かに目を閉じ、涼子の柔らかな唇をじっくりと味わっていた…。


525名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 01:44:53 ID:tIn2lndx
「ふふ…それにしても…貴女の唇…とても甘かったわ」
自分の唇に触れながら思い出すように告げる桜に怯える。
と、同時に先程の…トイレで強引にキスされた行為を思い出し…涼子は背く。
ここは涼子の寮室だ、桜から強引気味に押し入られてしまった。
「もう…あんなことはやめてください」
静かに搾り出すように…そう告げる涼子。
二人はベッドの上で座るような体勢をしている。
「あら、どうしてですの?」
「私達…まだそんなに進展してないから…」
「まだそのようなことを…涼子さん、いいこと?もう数日も私我慢してたのよ?」
数日も…?自分の想いとは裏腹な言葉に困惑する。
「涼子さん…私達…やっぱり私がエスコートしたほうがいいと思うの」
と桜が腰を寄せ急接近してくる。「やっ……」
「ほら、そういうふうにすぐ逃げようとするんですもの…ね」
「いやっ…きゃああ!」
ベッドから立ち上がり距離を取ろうとした涼子を強引に抱きしめる桜。
先程と同じだ。いやこれは抱きしめるというより拘束に近い行為だろう。
足をばたつかせ暴れるが逃げられない。
「やだっ…やめてっ!!」
「ほら、暴れないで頂けない?ね」
と涼子の制服のスカートをめくり上げる桜。
「いやああぁっ…ああ」
涼子に悲鳴は塞がれそのままベッドに押し倒されてしまう。
桜に…ゆっくりと制服を脱がされていく。
「やめてっ!!」
しかしそのまま制服は脱がされるとシャツも脱がされ…。
涼子の清純そうな下着が覗いた。「いや…」
そのまま桜の手は進みブラの上から乳房を掴む。
「んんっ!!!」
体全体に痛みが走る…。
526名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 01:46:35 ID:tIn2lndx
「あら…なんて可愛い胸かしらね…ふふ」
小さな乳房をじっと見つめられ涼子の瞳から涙がこぼれる。
「もうやめてっ…おねがい」
ブラウスのボタンを外され涼子の乳房がはみ出し…強引にまくしあげられた。
「いやああぁぁ!!!」
「はあっ……ぺちゃぺちゃ…ちゅる……くすっ」
桜の鋭い噛み付きが乳房を…そして舌は乳首を襲っていた。
「やっ!藤村さんやめてっ……!!」
涼子は精一杯の抵抗をこころみるが…。
桜に両腕を左手一本だけで簡単に封じられされるがままになる。
藤村桜は弓道部に所属しており軟弱な涼子とは腕の強さが違うのだ。
「感じてらっしゃるの?ほらこんなに乳首が立ってて感激ですわ、ふふ」
「や、やだぁ…やめて」
留守になった桜の右手が涼子のスカートの中に進入していく。
「いやぁ…おねがいだからもうやめてっ!」
足をばたつかせるも簡単にショーツは取り外され割れ目を中指で開かれる。
「やっぱり感じてらっしゃるのね…もう濡れてらしてよ」
そのまま指を割れ目にあて…キュンキュンと音がする。
「いやっ…」
「ふふ、いい音…さてと…これを使いますわね」
と桜はポケットからペンを取り出す。
「な…なにをっ…」
「これで膜を割ってみたいと思いませんこと?初体験ですわ」
「いやぁ……もう別れてっ!こんなの違う」
「あら、いいのかしら…?私に逆らうとクラス全体が貴女の敵になるのだけれど」
その言葉に涼子は絶望を覚えた。
涙を枯らしている涼子の耳に小さく囁く桜。
「別れるなんて言葉を口になさらないでね…貴女もイジメられるのは嫌でしょう?」

綺麗な顔立ちでそう告げる桜を…涼子は魔女に思えた。
「さ、では…破ってみましょうね…うふふ」
桜のペンが涼子の下半身に近づいてくる…抵抗すれば明日からイジメに遭う。
涼子は受け入れるしかなかった。。。。



527名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 01:58:44 ID:Kw+MXBH8
ふう…
除膜式も頼めるかな?
528名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 00:33:57 ID:4a9cvkwi
ここは新規作者って受入れあり?
529名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 00:46:41 ID:4P9ZPN3k
大あり!!カモ〜ン!!!
530名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 08:48:51 ID:sYGINZ0e
作品投下する力量はないので他スレで貼られたSSのリンクだけでも

http://venus.bbspink.com/test/read.cgi/hneta/1138821582/927-933
531名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 14:49:24 ID:bPa4kzEU
>>528
ありありあり・・・!!
ついでに阿下
532名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 23:24:05 ID:8ACskZJn
このスレ読み返したんだけど、小説に挑戦者ってもう終ったの?
533名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 23:56:09 ID:SEVih5O9
大きなお屋敷内での出来事。

ここには綾子お嬢様にメイド長である私、朝倉則子。
それに、数人の使用人が住んでいた。
ご主人様はお仕事で海外に居るためほぼ私の主人はお嬢様になっていた。

「お嬢様…お気をつけて行ってらっしゃいませ」
「ええ、お留守番…おねがいするわね」

使用人に見送られるお嬢様の行き着く先は…私立雪野女学院。
女子高の中でもかなりの名門校である、お金持ちのお上品な生徒も多く…簡単に言えばお嬢様学校である。
そう、才色兼備で文武両道と非の打ち所のないお嬢様は学院内でも人気者だとか…。
お嬢様の特徴である黒い長髪に憧れる子もいると聞きますね。
はい、侍女としては誇れる限りですが…お友達(取り巻き?)も多いお嬢様との時間が少なく。
この想いが届くことはない…いえ、主人と使用人という立場上、そのようなことを考えてはいけないのですが。

ですが、私は綾子お嬢様を愛してます、誰よりも…心より。
幼少の頃よりお嬢様の専属侍女としてつくしてきたときからずっと…。
あ、私の容姿ですか?申し訳ありません…自分で言うのもなんですが美人に入るかと思われます。
いえ、そうよく言われますので…金色のサラサラ風にしたパーマのお陰かと。
私が二十歳になったいまでも愛しております、使用人としてではなく女として。
そのため、お嬢様がご友人様方をお屋敷に連れてくる旅に嫉妬が渦巻く。
当然、顔にも言葉にも出さないが…心の中ではいつも震えていた。
534名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 23:58:26 ID:SEVih5O9
「お帰りなさいませお嬢様っ!!」
使用人の声が屋敷内に響く。
「ええ、いま帰ったわ…ふう、そうね、まずは部屋に戻るわ、夕食まで少し独りにして頂戴」
「お嬢様…」
「よろしくおねがいできるかしら…則子さん?」
「かしこまりましたお嬢様、お鞄をお持ちいたします」
綾子お嬢様を部屋に連れ…私は厨房に入った。

一般使用人の前では完全な立場を考えているが、二人きりのときは少し違う。
「お二人のときは呼び捨てで結構よ則子さん、貴女が私より四つも年上ですもの」
「なっ!?い、いえ、とんでもございません、私などが…お嬢様を」
「おねがい則子さん、呼んで頂戴、ね?」
「で、ですがお嬢様…」
「則子さん」
「あっ…お……綾子……綾子」
「ふふ、そのほうが私も気が楽だわ」
この会話が半年前でのこと。

ですがお嬢様は知りはしないだろう、私が使用人としてでもなく。
一人の友人としてでもなく、女としてお嬢様を好きだということを。
私はお嬢様に近づく物を許さない、それが同じ使用人だとしてもだ。
一度、新入りの使用人を地下牢で拷問したこともあるし。
使用人数人にイジメを行わせたこともあった。
それほど私はお嬢様を溺愛していたのだ…そしてその夜。

お嬢様の就寝を見守っていた、「すう……すう……」と、小さく息を吸いながら寝息を立てている綾子。
もう深夜の十二時を過ぎており、使用人は一階で皆就寝している。
いま、起きているのは若きメイド長である則子だけ。

535名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 00:03:03 ID:SEVih5O9
綾子の部屋は二階だ、深夜以降この部屋の出入りが許されるのはメイド長だけである。
眠りについている綾子は相変わらず綺麗で美しい…着ているピンク色のネグリジェが神秘的だ。
令嬢の部屋なためスペースも広い、綾子が趣味で弾いているピアノも置いてある。
しかし、趣味と言ってもピアノの腕も天才的で…もう、ほんと何をしても完璧お嬢様である。

「お嬢様…おやすみなさいませ」と起こさぬように立ち上がる則子…の前に「さと……こ……」
という綾子の寝言が聞こえた…。「…っ!」誰?さとことは誰のことだ?
聡子?里子?沙都子?どんな女だ?おそらく学院内の子のことだろうが、則子の脳裏に嫉妬心が浮かんだ。
お嬢様は渡さない…お嬢様は…渡さないわ。

則子は綾子が眠っている大きなベッドに入ると綾子に覆いかぶさる。
そのまま眠りについている綾子に顔を近づけ……一瞬の躊躇の後…欲望のまま…自らの唇を綾子の唇に軽く触れた。
そのまま強く押し付ける…綾子の唇からは薔薇のような香りが広がっている。
一方的とはいえ初めて交わした綾子とのキス…則子はその余韻にしたるように何度も何度も押し付けた、その時。

「んっ………」

何事かと静かに綾子が目を開ける…少しぼやけていた様子だが。
自分がいまされている行為といまの状態を確認し「のり……っ!?」
と、目の前の人物の名前を呟こうとしたが…則子言葉を遮るようにキスで強引に塞いだ。
「んんっ……!?」
振り払おうとしてきた綾子の手を掴むとシーツに押さえつける。
いくら、文武両道といえども所詮は女子高生の力。
同じ女とはいえまだ自分のほうが力は上だ、その上状態的にも則子が有利である。

「ん……はあっ…はあっ…お、お嬢様は私のもの…はあっ…大人しくなさってくださいね」
「はあっ…はあっ…」
同じように反対側の手も押さえつけると綾子の首筋を舐め始める。
「いやぁっ……」
普段の綾子からは考えられない言葉を聞き微笑む。
押さえられている手から逃れようと綾子の両腕に力を感じる。
しかし、それは微々たるものだった。
「では、舌を入れさせていただきますわ、お嬢様」
普通のキスでは満足できなくなった則子は促す。
「うぐぐっ…」
それだけはたまらないと口を堅く閉ざす綾子。
覆いかぶさっているという断然有利な体制を利用する。
右手だけで綾子の両手首をガッチリ拘束すると左手は綾子の鼻に伸びた。
「んっ!?」
「うふふ……いつまで耐えれますか?お嬢様…くす」
そのまま鼻を閉じ息を止めさせる。

536名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 00:10:04 ID:uAfSYJTM
「ううっ……ぷはぁ…はあっ…んんっ!!」
苦しくなったのか空気を求めて綾子の口が開く。
それを待ち構えていたかのように則子の舌が入り込んだ。
流れるように、則子の舌が綾子の口内でダンスを踊るように回転している。
「ちゅるる……ぺちゃぺちゃ…はあっ…よかったですわ、お嬢様」

綾子の唇を唾液でべとべとで濡らしたこと快感を覚える。
だが、それに満足などせず次の行為を求める。
「やめなさいっ…則子さんやめてっ!」
悲鳴に近い声で非難してくる綾子を冷たく睨み付ける。
「お嬢様、泣いても叫んでも聞く者など誰もおりません、大人しくなさってください」
釘を打つと、強引気味にバリバリと綾子のネグリジェを引き裂く。
「い…いやあぁぁぁっ!!」
無残にも着ている物が引き裂かれ、着けている下着が露にされ…。
綾子が絶望した眼差しで泣きじゃくる。
「んふふ……好きですわお嬢様」
自分が綾子に用意した服を引き裂くなんて因果なものだ。
内心でそう思いながら綾子のブラに手を伸ばす。
「ううっ…ぐすっ……」
あの才色兼備で令嬢でもある綾香が泣きじゃくるなんて…ありえない光景だ。
綺麗に下着を取り除くと乳房に飛び込んだ。
いまの綾子はもはや抵抗すら出来ない状態だ。
「はあっ……ぺちゃっ…ちゅる…じゅるるっ」
537名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 00:32:39 ID:uAfSYJTM
乳房をまんべんなく優しく揉んでいる。
「あっ……やだっ…だ、だめ…則子さんっ…」
綾子は巨乳である、女子高生のものとは思えないほどかなりでかい。
「くす、お嬢様…乳首が立ってまいりまいりましたわ…こうやって…
無理やりされるのがお好きではありませんの?」
「ち、違うわっ…」
「嘘はおやめくださいっ…体は正直でございます」
乳首の味をたっぷりと堪能しながら、唾液を乳房に垂らすと、再度味わうかのように。
光輝くそれにそうようにしゃぶりついていく。
「ひぁう……うぐっ!!」
「ふふ、可愛いわお嬢様…こんなに乳首を熱くなって…私、侍女として嬉しい限りにございます」
「やだっ…だめよっ則子さん」
「お好きにお声をお出しくださいね、使用人は皆下の階の部屋でそれぞれ休んでおりますし、誰にも聞こえませんから…くす」
則子は下半身にまだ残っていたネグリジェの残りを完全に取り除きベッドから放り投げる。
そして、そのまま強引に綾子の股を開き小さな下着に手をかける。
「いやあぁっ!おねがい、やめてっ!」
則子は割れ目を二本指で綺麗に開く。
「くす、もうこんなに濡れておいでですわお嬢様」
「やあっ…」
則子は割れ目に人差し指をあてる。
「やだっ……も、もうやめて則子さんっ!」
「遠慮なさらないでください…お嬢様のお望みを提供するのも使用人の務めでございます」
則子は欲望のままに奥深くへ人差し指を入れた。

538名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 00:36:51 ID:uAfSYJTM
「はあぁ…ああっ…」
綾子の陰部から蜜が溢れ出す…。
則子は中指を上手く回転させ上下に転がした。
すると、妖しい音と共に蜜壷綺麗に液が零れ落ちた…。
「あうっ…ひ、ひゃあ」
「凄いわ、敏感でございます…やはり感じておいでですね?」
「ち、違うわ…か、感じてなんかっ!」
「ではお嬢様…これはどのように説明なさるおつもりですか?」
則子は陰部から完全に指を引っこ抜く、そして液まみれになった指を綾子に見せる。
「くす、こんなに濡れてるんですもの…否定できませんわお嬢様」
「もう、やめてっ!!」
「かしこまりましたお嬢様、ではさとこという女性はどなたですか?」
「あ、貴女に話す必要はないわ…っ」
いつもなら「そうね…今度お連れするわ」とでも答えるとこだろう。

「ふうっ…とってもよかったですわお嬢様…では、おやすみなさいませ、明日は私も脱ぎますので」


しかし、処女まで奪う勇気はないな、俺…あんまりエロくなくてごめんね
539名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 12:30:16 ID:p7IraaJI
許さんもっとエロいのお願いします
540名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:01:39 ID:0YiO8VK0
西武のピッチャー思い出した
541名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 01:28:09 ID:gVgTXhdk
>>583
処女は奪わんでもエロくなるさ!
ということでGJ!
542名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 23:19:08 ID:oMHIjgF2
age
543〜恵理子編(001/012)〜:2008/04/04(金) 22:36:59 ID:+eni3K5o
「お疲れ様でした」
練習を終え、江登道場の門から元気良く挨拶して出てきた恵理子は、靴の紐を結びなおし走り出そうとしたとき、後方からクラクションが鳴った。
振り向くと、「今帰り?」そう言いながら、車の中から若い女性が顔を出した。
「甲野先生」
恵理子は嬉しそうな顔をしてその女性に近づいていき、「どうしてここへ?」と尋ねた。
「里美と夕飯の約束をしてたから迎えに来たの。松木は今帰り?」
「はいっ」
恵理子は子供のような人懐っこい笑顔を浮かべて返事をした。
「一緒に食事に行く?」
「そうしたいんですけど、文化祭の打ち合わせをしないと」
心底残念そうに答えると、「この時間から?」甲野は腕時計を見ながら、尋ねた。
時刻は7時半を少し過ぎたところだ。
あたりは暗くなっているが、恵理子の感覚からしたら特に遅い時刻ではない。
甲野が心配するのが少し過保護に感じられたのだろう。恵理子は屈託なく笑顔を浮かべながら、頷く。
「8時半から班の人たちで集まって打ち合わせをするんです」
そう言いながら、恵理子は甲野と5分ほど談笑してから、走り去っていった。

それからしばらくして
「お待たせ。」
江登道場から、甲野の親友江登里美が出てきた。
「師範代、お疲れ様です」
「うむ。お迎えご苦労」
二人は冗談交じりの挨拶を交わし、里美は甲野の車に乗り助手席に座った。
「さっきまで松木と話してたよ」
何気ない会話。話のとっかかりとして甲野はそう言い出した。
「ん?だったら食事に誘えば良かったのに。」
「ふられちゃった」
「そなの?」
里美は、助手席の背もたれにゆったりともたれかかりながら甲野の冗談に相槌を打つ。
「これから文化祭の打ち合わせなんだってさ。」
「若いっていいねぇ」
そう言いながら甲野は苦笑した。
「もう、まだ22歳でしょ?年寄りみたいに」
「あははは。24のオバさんから見たら若いよ」
里美はいつもこういう言い方をするが悪気というものはない。ただこういう性格なのだ。
「でもこの時間から打ち合わせ?」
里美も7時半は女子高生が夜一人歩きするには遅い時間帯として考えているようで甲野と同じ質問をした。
「そうみたい。」
「危ないよ。生徒たちの噂じゃ、変なのが出没してるみたいだから」
移り行く外の景色を眺ながら、里美は心配そうに呟く。
「でも護身術を習ってるから、万一のときも松木なら平気でしょ」
しかし、里美は答えず甲野の軽口に静かに思った。
『そういう自惚れが一番怖いんだよ』
544〜恵理子編(002/012)〜:2008/04/04(金) 22:37:21 ID:+eni3K5o
事件が起きたのは道にあらざる道、いわゆる獣道を恵理子が歩いているときだった。
近道として便利ではあるが、夜の一人歩きは通るなという暗黙の了解はある通りである。
しかしそれでも時間を大幅に短縮できるた便利な通りであるし慣れている恵理子にとっては、深い考えもなくその通りを歩いていた。

「おね〜いさんっ」
「きゃぁっ」
その通りで恵理子はまさか人に声をかけられるとは思っていなかったのだろう。
小さい悲鳴を上げ、振り向くと3人の少女がニヤニヤと下品な笑みを浮かべて恵理子を囲むように立っていた。

恵理子が怪訝な顔で相手の少女たちの顔を見ると一人がズイと恵理子に近づいてきて唐突に「お金頂戴」と詰め寄った。
関わり合いたくないタイプの人間だ。
恵理子は直感的に感じた不快感を押し込め3人の少女を無視して走り去ろうとしたが、その少女たちに背を向けた瞬間、恵理子の背中に重い衝撃が走り倒れこんだ。
「かはっっっ」
いったい何が起きたのか一瞬分からなかったが、恵理子の背中に向かって石を投げつけられたことに気づいた。
手のひらほどの大きさのある石だ。
「な、なにっ、、を」
恵理子は信じられないといった顔で急に襲った痛みに顔を歪めながらそう言った。
「シカトこいてんじゃねえよっ!」
石を投げた少女は、すごい剣幕でさらに恵理子に走りよってきて、恵理子の髪を掴んだ。
そしてわけの分からないことを罵倒を並べ、凄みを利かせて言う少女に恵理子は空恐ろしさを感じた。
「へっ」
恵理子の髪を掴んだ少女は、恵理子が怖気づいたのと思ったようで鼻で笑って勝ち誇った表情を浮かべる。
545名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 22:58:03 ID:H/+Rp0YL
これはハードになりそうな予感
546名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 20:52:26 ID:UkffWAN6
>>544
続き正座して待ってます
547〜恵理子編(003/012)〜:2008/04/06(日) 22:38:41 ID:/JpZYEYw
このとき、少し前の恵理子であれば、このとき必死に逃げる手段を考え、死に物狂いで逃げることを考えただろう。
しかし、今は曲がりなりにも武道というものを習っている恵理子は別の思考が働いていた。
「逃げるなっ立ち向かっていけっ」
という考えが恵理子の中に渦巻いていたのだ。


そして、それと同時に恵理子は、数年前を思い出していた
中学時代、激しいいじめにあっていた経験だ。
そのときいじめられていた姿が、今の自分に重なり、恵理子の髪を掴んでいる少女の姿がいじめを楽しんでいたクラスメートに重なっているのを感じた。
無抵抗を良いことにどこまでも残虐になっていくクラスメート達。
そして、攻撃するものは相手が無抵抗であればあるほど、攻撃が激しくなっていく、

でも、今は違う。担任の甲野の勧めによって通いだした、江登道場。
やさしい師範代に、仲間として一緒に汗を流す門下生達。
まるで自分に元気を与えてくれるかのような活気のある環境
そこで生まれ変わることができたんだ。

『もう無抵抗にいじめられていた私じゃっないっ!』



恵理子が過去のトラウマを断ち切るため、そう決意し立ちあがった。

548〜恵理子編(004/012)〜:2008/04/06(日) 23:10:28 ID:/JpZYEYw
その後、数秒間恵理子には記憶がなかった。
ただ恵理子が次に気がついたときは、恵理子の髪を引っつかみ、罵倒の言葉を吐いていた少女の一人は「かはっ」と空気を求め倒れている。

「リっ、リリアっ!」
そう叫んだ、二人目の少女は血走った目で恵理子に向かっていき、手に持っていた鉄パイプを勢い良く、恵理子の頭の上に振り下ろした。
しかしそれを恵理子が避けたために、宙を切り激しい音を発し鉄パイプは地面とぶつかる音が響き渡る。
その音からすると本当に殺すつもりだったのだろう。
「避けてんじゃねぇ」
そう叫びながら少女が第2撃を放っとうとしたとき、恵理子は習った護身技で相手の持つパイプを落とし、足をかけてから少女を綺麗な円を描かせて投げ飛ばした。
嵐のような一瞬だった。
気がついたときには、3人いた少女たちのうち2人が倒れ1人が怯えたように立ちすくんでいる。

恵理子は、習った護身術に自分自身がこれほど強くなっていることが信じられなかった。
不良に絡まれて一瞬で2人を撃退するほどの力が自分についていたのだ。
努力の成果を喜ぶ以上に、自分の力に恐ろしさを感じた。

「ごめんね。ちょっとやりすぎた。」
目の前の少女に謝罪しながら、とりあえず自分が最初に当身を当てたほうの少女の介抱に当たろうとした。
本気で入れたわけではないが、息が詰まるような苦しさは感じているはずだからだ。
「そっちの女の子のほう介抱してくれるかな?」
そう言いながら恵理子が、少女に振り向いたとき、目の前に黒い小さな缶のスプレーが飛び込んできた。

「え?」
自分の中では、もう終わったつもりでいた闘争でも相手にとっては続いていたのだ。
恵理子が戦闘態勢を解き、一人を介抱している姿を油断としてしか相手には映っていなかったのだ。
549名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 00:14:07 ID:up1+yWrn
>>548
まさかフィストか・・?
ついにイジメでフィストまでやるのか・・・?!

+   +
  ∧_∧  +
  (0゚・∀・) ワクワクテカテカ
  (0゚∪ ∪ +
  と__)__)   +
550〜恵理子編(005/012)〜:2008/04/07(月) 00:48:56 ID:dDihEskO
「うそっ」
恵理子は信じられない表情でその状況を混乱しながら現状を認識しようと努めた。
そして、認識すると同時に蒼ざめる表情、次の瞬間、白い霧が恵理子の顔中を覆った。
「きゃあああ」
痴漢撃退スプレーだった。通信販売で手に入れたものだろう。
その強力な効果に涙が止め処なく出てくるの恵理子は、視界を奪われ、無防備な状態をさらした。
そんな恵理子に追い討ちをかけるように、胸元に何かが押し付けられた。
「なに?、、、ぅぁっっっ!!!」
と思った瞬間、静電気のはじける音が周囲に響き渡り、その衝撃に恵理子は声も出ず気を失った。

その場には左手には痴漢撃退スプレーを右手にはスタンガンを持ち、気を失ってピクピクと痙攣する恵理子を見下ろす少女が立っていた。



「益美、大丈夫?」
「ぃってええっ」
先ほど鉄パイプで恵理子を襲い、投げられた少女は介抱受けながら、体に残る痛みを悔しそうに呟きながら起き上がった。
「り、リリアっってアイツは?」
そういってすぐさま恵理子の姿を探す。
「あそこ。茜が"やった"みたい」
電気ショックで気を失った恵理子は、ピクピクと体を痙攣させながら倒れている。
一撃目を食らった後、今度は恨みを晴らそうとしたリリアが茜からスタンガンを奪い、もう一撃恵理子に電気ショックを見舞ったからだ。
「殺してやる!」
そういきり立ち鉄パイプを求める益美を抑えるようにリリアはなだめた。
「んでだよっ」
「折角だから、こいつ倉庫に拉致っていこうよ」
いまこの場でいたぶるよりも余程面白いとリリアは言った。
「え?」
「あそこには、杏さんたちもいるでしょ。私も殴られた恨みあるから、コイツ玩具にして遊ぼうよ」
その台詞に益美は、数秒間考え、残虐な笑みを浮かべながら「いいね」と楽しそうに笑った。

「私は帰るわ」
そんなやり取りから一歩はなれたところで茜は腕時計を眺め、なんでもないようにそう言った。
「この玩具で遊ばないの?」
玩具というのはもちろん恵理子のことだ。
益美とリリアは怪訝な表情でたずねるが、茜はとくに興味もなさそうにうなずいた。
「うん。塾がある。それよりコイツの痴態ビデオに撮っておいて明日見せてよ。」
そう言いながら、茜は携帯を操作しながらウィンクしてそう言った。

痙攣しながら恵理子は聴覚だけは自分でも驚くほど鋭くなっている自分に覚え、異国の地にいるような錯覚に陥った。
目の前の会話がとても現実とは思えなかったのだ。
「パパを迎えに呼ぶから、、、コイツ倉庫の近くまでは連れてってもらおうか?」
551〜恵理子編(006/012)〜:2008/04/07(月) 00:49:38 ID:dDihEskO
茜の父親の車の中。
茜の父親は眉間に皺を寄せながら苦言を吐いた。
「まったく、何考えてるんだ。」
迎えを待っている間、リリア達は恵理子の体にアルコールの臭いを染み付かせたからだ。
「酔っ払っている、姉を家まで送って行く」という名目にしたのだ、
「この子、リリアちゃんと益美ちゃん、どっちのお姉さん?」
「はぁい」
リリアは恥ずかしげに手を上げた。
「まったく、高校生が酒盛りか。」
舌打ちをして、毒々しげにそう言った。
「日本は一体どうなっちまったんだ。」
一種中年の愚痴をこぼしながら運転をする茜の父親。
朦朧とした意識の中で、必死に助けを請う恵理子だが、未成年が酒を飲んでる時点で、この父親は嫌悪感を示している。
恵理子の最後の救いの源であるこの男は、必死に求める恵理子の助けを請う言葉を酔っ払いのうわ言ととらえ耳を貸さない。
メディアの作った醜い若者像を恵理子に当てはめているのだろう
そして、車は恵理子にとって地獄の門。その少女たちのたまり場となっている倉庫の近くまで恵理子を運び、そして走り去っていった。

「私たちのお城へようこそ」
「さっきのお礼、たっぷりさせてもらうね」
そう笑顔を浮かべる二人の、人間の顔をした悪魔がそう言った。
552名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 15:27:32 ID:up1+yWrn
>>43
気絶するほど痛いらしいよ。
リンク先にも書いてあるけど、陣痛より痛いし、
IUD入れるときに嘔吐して失神という人もいる。


子宮口を開かれるのは、辛いものですか?- Yahoo!知恵袋
ttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1313238883

子宮口を開かれるのは、辛いものですか?
昨日、クスコで開き子宮口に指を入れようとしたら「きつい…止めて!」って言うので、
綿棒を無理矢理入れたら、「ギャーっ! 」って叫び、腰がどうにかなるくらいのけ反り、
失神してしまいました。目覚めたときに「きつかった。苦しくって、もう…」って、いって
いたのですが…。
553552:2008/04/07(月) 15:28:53 ID:up1+yWrn
すいません、誤爆しました。
554名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 16:06:22 ID:Ps27n+Ie
そのスレに誘導してくれ(;´Д`)ハァハァ
555名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 20:49:51 ID:up1+yWrn
556〜恵理子編(007/012)〜:2008/04/08(火) 20:42:39 ID:6gEBZ7vL
「おらぁ、入れよっ」
電気ショックとアルコール、ろくに抵抗できずに車から降ろされてから両腕を後ろ手に縛られた恵理子は為す術もなく縺れた足取りで倉庫に押し入れられた。

倉庫の中は、恵理子が今まで関わってきた世界とは別の世界が広がっていた。
そこにいる人間、全員恵理子と同年代かそれ以下の年代だったが、誰もが荒んだ目をしている。
当然誰も今の恵理子の状態を気遣うようなそぶりは見せていない。
それどころか、恵理子を人間だと思っているような気配もまったくみえないのだ。
まるで、本当に玩具のようにしか見ているようだ。

そんな群れの中から一人が立ち上がり、なにやら反応を示して立ち上がり近づいてきた。
「杏さん。」
リリアと益美はその近づいてきた相手に、半分畏怖した声色で声をかけた。
杏と呼ばれた人物は肌は荒れ、とても未成年には見えなかった。
しかし顔立ちと声から見ると、やはり若いようだ。

杏は、鼻がつくほど無遠慮に恵理子の顔を覗き込む。
恵理子は、わけも分からず胸の動悸が早くなるのを感じた。
「お前、松木じゃね?」
「え?」
見知らぬ場所での、予期せぬ事態。
恵理子はパニックに陥ったが、すぐにわけの分からぬ、高まる動悸の正体が分かった。
(あんず、杏?御堂 杏!)
「あっっっ!あぁぁっっっ」
恵理子の顔は急激に蒼ざめていき、瞬間的に目の前の人間が記憶によみがえった。
中学時代、恵理子を苛めていた主犯だ。
そして、それが原因で退学になった人物…
「久しぶりね、覚えてる?」
一瞬気を失ったかのように口を開けている恵理子に対して、確認するように杏が尋ねてきた。
「ぁっぁっ…
(忘れるわけ、いや、忘れられるわけがない。)
その怯える子猫のような反応をする恵理子を、リリア、益美は面白そうに眺め、また興味深々と杏に聞いた。
「杏さん、コイツのこと知ってるんですか?」
「中学ん時の同級生だよ。エリートお嬢様中の。んね?」
「私は誰かさんのせいで退学になったけど、その誰かさんは県下最難関の高校通ってるもんな?」
557〜恵理子編(008/012)〜:2008/04/08(火) 20:43:16 ID:6gEBZ7vL
一方の恵理子は青白い顔で震え中学時代の悪夢を思い出しながら、杏の顔を固まったように見つめている。
そんな恵理子を蟷螂をいたぶる猫のように嘲笑し、リリアたちに問いかけた。
「ところで、あんたら何かされたの?私の旧友を拉致って来たりして」
杏の何気ない質問に怒りがこみ上げてきたのか2人は叫ぶように言い出した。

「そうなんすよっ道ですれ違っただけで、私思い切り投げ飛ばされました。」
「私は当て身を食らって失神させられた」

そのときの光景を自分たちに都合が良いように作り変え、自分たちが被害者であるという主張を叫び続けると杏は、
「わかったわかった。」
と、2人のマシンガントークを遮り、恵理子の前にしゃがみながら声にどすを聞かせて言った。

「私の可愛い後輩たちを苛めてくれたんだ」昔同様、冷えた恐ろしい目つきで恵理子に詰め寄った。
護身術を習い強くなったといえども、体に刻み込まれた恐怖は消えるものでもない。
しかも、今は両腕を後ろ手に拘束されているため抵抗らしい抵抗はとても出来ない。
恵理子はそんな相手に対し、この御堂杏という人間はどこまでも残虐になっていくことを知り尽くしている。
「ぁっぅぅっ」
搾り出すように出した声は言葉にならないものであった。
そんな恵理子に杏は衝撃の事実を告げた。
「小学生相手に暴力ふるって恥ずかしくないの?」

「えっ?」
杏を前にして初めて恵理子が思った言葉を口に出来たのがこれだった。
あの荒み方をした人間が小学生だという事実がよほど衝撃的だったのだ。
恵理子は二人を見つめたが、すぐさま杏の平手打ちが飛んできた。
「うっっっ」
叩かれた頬を押さえたくとも両手が拘束されている。
恵理子は頬を腫らせたまま涙目に杏を眺めると、鬼の形相をしている。
「話している相手から顔そらすんじゃねえよ」
そういって、恵理子の両側の頬を抓りながら「わかったのか?」と一字一句区切りながら問いかけると
何も出来ない悔しさから涙をこぼしながら恵理子は「はい」とうなずいた。
そんな恵理子を見て、ざまあみろといった表情で笑って眺めるリリアと益美。
そしてしばらくは杏は、震える恵理子の顔を睨み続け、ふと表情を緩め「そういや恵理子ちゃん」と猫なで声で言った。
「手品が得意だったよね。」
その言葉で、恵理子は鈍器で頭を打たれたような衝撃に陥った。
「火消しの手品やってよ」
「なんですか?それ」
「ん?それは、なんと手も息も使わずにライターの火を消すっていう手品」
「や、やあぁっ。」
「なんで?立派な手品じゃん。この場にいるみんなを喝采させたら家に帰してやるよ」
ありえない条件の取引。絶望の色を見せる恵理子。
それを合図にリリアも益美も顔を合わせ「見たい見たい」と声を合わせていった。
ただでさえ情けない、あの痴態を小学生の前で演じさせられるという屈辱が恵理子には耐えられなかったのだ。
558〜恵理子編(009/012)〜:2008/04/08(火) 20:43:51 ID:6gEBZ7vL
手品の準備として用意されたのは椅子一脚だけだった。
そこに恵理子の下着を剥ぎ取られ下半身むき出しにさせて大股開きに座らせる。
当然、その姿からしっかりとビデオに収められながら。
そして後ろ側から、恵理子の右足、左足を閉じることの出来ないように二人係で押さえつけ、恵理子が暴れても動けないようにキツク椅子に座らせられたときには、その手品の種はその倉庫内の誰にでも分かった。

「それじゃぁ、汚れ役になる可能性があるから私はやりたくないからぁ、リリアっ!益美っ!」
「手品の助手とカメラの撮影役やって」
二人は杏の言葉に頷いて復讐開始の狼煙と考え嬉々とするのを見てから「それじゃ始めてっ」と言った。

乗りが良いのだろう、ライターを手にしたリリアがピースをしながら益美の持つビデオカメラのほうへ向かっていった。
「これから、エリちゃんが手品を見せてくれるそうでぇす」
恵理子以外の人間全員が乗りよくそれに答える。

「なんと、手を使わずにライターの火を消してくれるそうです」
「わたしには、どうやるのかわかりませえん」
「そこで頭の良いエリちゃんに実演してもらうことにしましたぁ」
そう言って無駄だと分かりながら逃れようと泣き喚いている恵理子の目の前にライターを近づけて火をつけた。
見る見るうちに恵理子の顔が恐怖の表情に変わる。
「ほぉら。」
「ひっ」
「ほぉら、ほおら」
動物の本能として火を恐れる恵理子の鋭い悲鳴を上げるのを楽しむように、顔の近くで火をゆらゆらと数回揺らし、リリアは手品の進行を進めた。
そう、そのライターの火を、恵理子のむき出しになった下半身、陰毛へと近づけて行ったのだ。
「ほらほら、早く工夫して消さないと、お毛毛燃えちゃうぞぉ」
楽しくて仕方がないというリリアの表情と、泣き叫ぶ恵理子。そして
ボッ
「きゃああああああ」
恵理子の陰毛の一部に火がつきチリチリと黒い塊になった。
「なにやってんの?エリちゃん。昔みたいに手品見せないと燃えちゃうよ?」
「ひっひっひぃぃっぃ」
「もう一回♪」
ジュッ、、、ボッ、、、ジュッ、、、ボッ、、、ジュッ、、、ボッ
リリアは小刻みに恵理子の陰毛を燃やしてはライターを遠ざけ、遠ざけては近づける。
559〜恵理子編(010/012)〜:2008/04/08(火) 20:44:12 ID:6gEBZ7vL
そうやって、恵理子の恐怖心を満たしていき、7回目の動作時に恵理子から情けない泣き声が漏れ渡った。
「やっっああぁぁあぁ」
チロ…チロチロチロ…
シャアアアアアアア
ジュっ
恵理子の失禁と同時にリリアが手にもつライターの火が小気味よい音を立てて消える。
手品の成功に拍手喝采、、、そんなはずもなく、倉庫内の見物人たちが一気に声を立て騒然とした。
「うぅぅぁああ、さいてーーー」
「汚ぇぇ、コイツ小便漏らしやがった」
「なになに?もしかして、今のが手品?」
「もぉっ!どうすんだよ。小便が手についただろっっっ。しかもビール臭ぇ」
「うあぁぁああっぁあああああ」
「泣きてえのはこっちだよ」
「拭けよ」
リリアは恵理子の小水に塗れた手を黙って見つめてから、恵理子の顔を思い切り平手うちして、柔らかそうな頬を力一杯つねった
「むぎぃっ」
「ほらぁ、口開けて舐めるように拭けって言ってるだろ!」
「拭ぅっけぇっよっ」
強引に開けさせられた口にその汚れた手を入れて、舐めさせようとした
「うぅげぇっっ」
放心している恵理子はなす術もなく、頬を抓られた痛みから涙を流しつつ、舌を使ってリリアの手を舐めだした。

「おいおいおい。コイツまじかよ。小便漏らして、しかも舐めてんだけど」
「うっわぁ、きったねぇええ」
「誰か、タオル持ってきて。」
「バイキンがついちゃった」
「ねえ、皆ひいちゃってるよ。エリちゃん?」
恵理子を貶め盛り上がる周囲と、恵理子の責任を追及する杏。
「ローソク消すほうの芸で汚名返上してみる??」
今度は、手品ではなく、芸との表現。
事実今度のほうは先ほどのライター消しとは比べ物にならない屈辱を伴うものだ。
560〜恵理子編(011/012)〜:2008/04/08(火) 20:44:33 ID:6gEBZ7vL
恵理子は、放心状態にあったが、その言葉にビクっと揺らし、無駄と分かりながら必死に暴れる。
「やっ、それ、それだけはやだぁっ!」
しかし身動きをほとんど拘束されている上に、多勢に無勢。
杏の指示によりあっさりと地面に這いつくばるように押さえつけられた。

「あんた、いつから私に逆らえるほど偉くなったの?昔クラスのみんなの前でやってたじゃん。」
杏は、先ほど剥かれ、リリアによって所々燃やされ黒い塊になった恵理子の陰毛にいピタっとスタンガンを押し当て、どすの利いた声でそう言った。
茜とリリアに食らった電気ショックが余程恐怖だったのだろう。
しかも今あてがわれているのは、恵理子の一番敏感なところだ。
恵理子は羞恥以上の恐怖に目を見開いて「やっやります!やりますっ!!やらせてくださいっ」と懇願した。

しかし杏には一方的に苛められるだけの獲物ごときに逆らわれたのが余程頭にきたのだろう。
「やるのは当たり前なの。」
冷めた目で恵理子を見下ろし、「ご主人様に逆らったらどうなるか思い出す?」といった。
「やぁっやあっあっっっ!あっっっ!」
目を見開き恵理子の震える股間にぴったりとスタンガンを当て付け、スイッチに力をこめた。
「ばちっっっ!」
「きゃあああぁぁ、、ああ…あぁ?」
想像を絶する衝撃と恐怖を覚悟していながら、衝撃は襲ってこない
「?」
襲ってこない電気ショックに
「何ビビッてんの?」
「だっせぇ」
「ぷっくくく」
冷静に突っ込む杏、爆笑するリリアと益美、その他観客達。
「私って優しいでしょ?」
恵理子の顔が屈辱のを満足そうに見て、恵理子に屈辱の言葉を言わせようとした。
「どう?」
「はっは、、、はひいっ!」
「それじゃ、10回以内で消せよ?」

こんな屈辱は立ち直ってから今まで考えたことすらなかった恵理子だ。
しかし、今度逆らったらスタンガン攻撃を本当に食らうことになることは明白であった。
脅しではなく、本当にやるということは中学時代の経験でいやというほど知っている。
中学時代の不良たちの前でやらされたのと同じことを、今度は年下の少女たちの目の前でやらされるのだ。
しかも、ビデオに撮られながら。
「益美たちは、しっかりビデオ撮っててやれよ。超笑えるからっ」
「ハイッ!」

恵理子は羞恥の極みに顔を真っ赤にして、両手で尻の肉を広げ先ほど自分で火を付け立てたローソクの方へ尻を向けた。
これが、杏の言っていたローソクの火を消す"芸"だ。
561〜恵理子編(012/012)〜:2008/04/08(火) 20:44:54 ID:6gEBZ7vL
「ぷっくくく」
滑稽な姿に含み笑いをするもの。
「うあぁ」
眉を寄せてあからさまに汚いものを見るような目つきで恵理子を見るもの
それぞれの見守る中、恵理子は感情を消して数え"芸"を始めた。
「い〜〜っっっっち。。。んんっ」と下腹部に力をこめる。
「おいおい!どうした?ローソクの火は揺れてもねえぞぉ」
「どうやって消すんだよ」
「力むだけで消えるのかぁ?」
何をやろうと知りながら野次を飛ばす者達の前で屈辱をさらす。
「くっくくく。ねえねえオバサン。いまどんだけみっともない姿晒してるか分かってる?」
「私だったら、こんなことさせられたら死んじゃう」
「リリ、マス。無理言うなよ」
「そいつは人間じゃなくて、動物なんだから」
侮蔑の言葉を投げる二人に杏は笑いながら恵理子に精神攻撃をする。
それに乗るように益美が「何休んでんだよ。続きやれよ」ピシャっと大きな音を立てて、むき出しの恵理子のお尻を益美が叩く
「ひぃっ、うぁあっあああ」
もう逆らう気力も失せた恵理子は屈辱と羞恥に過敏に反応し、情けない声を上げる。
「小学生にお尻ペンペンされるのってどういう気分?」
「ほらっ次っ」
「うっあぁっ!に〜〜〜〜〜〜いっっっっっ」
一回目以上に下腹部に力を込めて衆人の見守る中、恵理子さらに目一杯下腹部に力を入れた。

それらの作業を一回、一回繰り返すごとに、丁寧に恵理子の精神を蝕んでいく侮蔑の言葉を全員で投げつける。
「ろっっ〜〜〜っっっっくっっんんぅっ。んぁぁあああっ」
顔を真っ赤にする恵理子の顔が蒼く変わる。
ぷすぅぅぅ
空気が抜ける音が倉庫に響いたからだ。
「くせぇ」
「おいっどういうことなんだよテメエっ!!」
「何食ってればこんな臭いの屁が出るの?」
「っていうかぁ〜。火が消えるどころか、さっきより強く燃えてね?」
「ぎゃははは、マジだマジで勢いすげー」
「よっスカンク女っ」
罵倒の嵐、しかし杏はやめることを許さない。
悪魔の笑顔で「続き♪続き♪」と促す。
「はっはんんんっっぅぅ」
屈辱と羞恥の涙に顔を歪ませ、涙を零しながらも晒し者の芸は続く。
そして八回目。そんな努力の甲斐?あってか
ブッブーーーーゥッッッ!!
という大きな音とともにローソクの火が揺らいで消えた。

「うっあああ」
「ちょっと何コイツ?」
予想通りの侮蔑と軽蔑と蔑み、そして罵倒。

「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。」
そして完全に折られた恵理子の精神。
そこには、以前いじめから立ち直った精神力の強さと武道を身につけた強さを持つ少女はおらず、
恵理子の昔の姿よりさらに惨めな境遇に堕とされた、「大きないじめられっ子」がいるだけだった。
562名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 14:55:46 ID:zeDQw8+q
GJ!よかったです
563名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 20:43:27 ID:dSk4DxLc
乙。超乙。
564名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 23:16:21 ID:MqwYjc9l
どストライクすぎる・・・
565名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 02:03:12 ID:UjLknBsq
お願いだ・・・。
続きを・・・。
566561:2008/04/13(日) 10:48:33 ID:4mOooojc
一応完結だったんだけど・・・

んじゃ、続き考えますね。
ちょいと構成まとめてから話考えるんでしばらく時間ください
567名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 00:09:36 ID:XJLG/Gg8
凄いです
568名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 12:11:47 ID:x7Nryvgv
>>566
遅くなったが続き期待
569名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 10:36:03 ID:pG7y/Ybo
保守
570名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 23:36:16 ID:M0gQpAkt
保守あげ
571566:2008/05/20(火) 00:07:04 ID:/K3Wx/ki
遅くなったけど、まとめたんで今週末にupしますね
572名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 14:27:12 ID:6Yg6PZb9
まったり待ってます
573名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 20:59:55 ID:LcvkeerS
>>571
お、やった。期待してまつ
574名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 21:15:39 ID:629anuzW
マダカナー
575名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 09:27:10 ID:XmVQTfjk
まだかしらー
576名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 13:42:09 ID:sLW6zEeV
つりか?
577名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 18:26:55 ID:ZDyOexnB
一日は、まだまだこれからだぜ
578第2話(001/012):2008/05/25(日) 20:04:45 ID:PsCYqucw
恵理子が杏たちの前で
「小便垂れ流しのスカンク女!早くこっち来いよ!てめえ武道やってるから根性あるんだろっ!?」
「ぜぇっ、ぜぇ、ひい。」
益美は恵理子の首に付けた首輪の手綱を強く引っ張り恵理子の体を倉庫内で引きずり回している。
練習として長距離ランニングを毎日こなしている恵理子にとって如何に広かろうと、倉庫を何週走らされても息切れなどしない。
しかし、今の恵理子のように四つんばいで犬のように歩かされ、その背中に杏とリリアに全体重を乗せられて跨がれている状態では話は別だ。
体中に大汗を浮かべ、屈辱と惨めさに顔を涙でぐしゃぐしゃにしながら恵理子はヒイヒイと喘ぎながら手綱を引っ張る益美に良いようにあしらわれている。

「やだぁ、汚い背中からキモイ汗がどんどん流れて服が湿ってくるぅ」
リリアが全身に汗を浮かべ犬歩きする恵理子を馬鹿にしながらそう言うと、杏は恵理子のむき出しになったお尻を手で叩きながら、「ねえねえ、恵理子ちゃん。汚い汗どうにかならないのぉ?」と無理な注文を付ける。
しかし杏はすぐに「うわっ汚ねぇ、ケツも汗まみれだった」と分かりきったことで恵理子の耳に入るように告げ、「うわぁっ」と言いながら恵理子の髪でその汗をごしごしと拭き取る。
「うっうぁあああああああ」
それと同時に恵理子は二人を背中に乗せたまま地面につぶれた。
「ぐえっ」
情けないうめき声を上げ、二人分の体重をモロに受け力尽きたのは回数にして3回目だった。

二人の体重を支えるだけの力を女子が持っているわけない上に、小一時間犬歩きで倉庫内を這いまわされ続けているのだ。
体力的にも精神的にも限界だった。
それは恵理子の背中にのっているリリア、杏にも恵理子の心拍音から十分に分かっていることだった。
ただ、いじめをしている側からしたらすべてが楽しいのだろう
背中越しに伝わってくる恵理子の心拍音が早くなればなるほど快感を感じてきていた。
しかしそれももう限界だと悟った杏は恵理子を休ませることにした。夜はまだ長いのだ。
まだまだ楽しめる。
それに今は壊れかけている恵理子も休ませるのと同時に、また自尊心が復活するかもしれない
そうすれば無駄な抵抗にもがく恵理子を貶める楽しみも出るものだ。
そう考えた杏は、リリアと益美に休憩させることを告げながら、わざと恵理子の顔を足で踏んで、仲間に撮らせていた恵理子の痴態のビデオを大音量で再生し、心底楽しそうにそれを眺めた。

下品な笑い声を立てる杏を背景に、リリアと益美のほうは、恵理子に当身を食らったり投げ飛ばされた恨みがある分、まだ仕返しが足りないのだろう。
「ぐぇ、とか言って蛙みたいに潰れるなんて惨め過ぎるね。きゃはははは」
「休ませてくれる杏さんに感謝しろよっスカンク女!」
579第2話(002/012):2008/05/25(日) 20:05:32 ID:PsCYqucw
「ぜぇっぜぇっ、」
喘ぎながらも、(私はスカンクなんかじゃない・・・)とそう考えれば考えるほどいっそう惨めになり、悔し涙すら枯れはじめている今の状態であっても本来気高い性格のため恵理子には、そんな陰湿な口撃は精神を深く傷つけていた。

一方、当身を食らった仕返しとして、年上の、しかも男受けしそうな容姿と、武道で鍛えた強い精神力を持った恵理子をここまで惨めたらしい存在に貶めている自分や杏の力に酔い浸り、これ以上の楽しいことはこの世にないのではないかという感覚にリリアは浸っていた。

ちょうどそのタイミングで“チャラララーンチャラララ♪”とリリアがお気に入りのバンドの着信メロディが倉庫内に鳴り響いた。
リリアは上着の内ポケットの中から慣れた手つきで携帯を取り出し、着信表示されている名前を見てから、うれしそうな顔をして通話ボタンを押した。

「あっかねぇ?」
『はぁい♪』
歌うような陽気な声で電話口に出たリリアと、それに応じて軽い口調で答える茜は電話越しに挨拶を交わした。
『どうしてる?あの女』
茜は期待のこもった声でリリアに問いかけてきた。
それを敏感に感じ取ったリリアは、おそらく茜が期待している以上の醜態を晒している恵理子を馬鹿にしたような目で見下し、口の端を上げながら答えた。
「いま、蛙みたいに潰れてるよ」
リリアにとっては今の恵理子の状態を人間を醜い例えで表し、恵理子を貶める比喩を使ったが、その場にいない茜には上手く伝わらなかったようだ。
電話越しに疑問を感じた妙な間があいた。
リリアはその場の状況を上手く表現するような能力を持っていないためか、言葉による説明を諦め、益美に声をかけ、恵理子の醜態を撮影して伝える手段に出ることにした。

オバンの今のみっともない姿、友達が知りたいみたいだから撮影してあげるね。
「あぁっ、ぁう」
多少、体力は回復したようだが、精神的な傷は全くいえていない恵理子は力なく抵抗したものの、結局は益美のなすがままになるように、M字開脚の状態でリリアの携帯の正面に晒された。

ピーカシャ、ピーカシャッ

携帯カメラ特有の大きな音を立てながら、恵理子の姿が携帯におさめられていく。
「うっわ。きたねえ画像!」
リリアは恵理子の裸体を納めたカメラを見ながらわざと大声でそう言って、「こんな画像携帯に残し続けたら携帯が壊れそうだよ。ぎゃははは」と笑いながら、送信ボタンを押して、茜に送った。

その数分後、茜から再度電話を受けた
「見た見たぁ?」
『超うけるぅっ♪』
「でしょ?マン毛とか海苔みたいにべたっとしてるし、全身汗だらけだし、臭ぇんだよコイツ」
『こんな姿、リリアや益美たちの前に晒してんの?』
「こんなの全然序の口だよ」
そう言って馬鹿に仕切った笑いを浮かべてから、
「杏さん達がが今日の出来事を一部始終ビデオに収めてるから明日、茜にも見せてあげるよ」
580名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 18:44:08 ID:8T32l2hv
続きキテター\(^o^)/
というわけで支援
581名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 20:00:48 ID:3MLRPafi
これから何をされるのか…ハアハア
582名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 23:25:32 ID:Ymi6C3Pl
これはスゴイ!!
ぜひとも続きを・・・
583名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 23:57:07 ID:7Hd5LW0A
このスレ、必然的に長編はとことん長くなるよね

第2スレは凄かった
584名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 23:01:35 ID:qbuw++Os
期待して待ってます!!
585名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 23:19:40 ID:ywQeMaS4
いや、一応話し完成させたんだけど、
手違いで書いたファイルを削除してしまいました。

完結させるまで投稿するんで続きもうしばらくお待ちください
586名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 00:53:56 ID:Xt4F7Jhe
それは切ない(´・ω・)ゝ
587名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 18:52:50 ID:RqWAb/9a
個人的に剃毛と無理矢理バイブorローターイカせがあるといいなあ…
588585:2008/05/31(土) 20:10:31 ID:m1TTk5Xy
>>587
お詫びにそれ入れて、書き直します
589名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 20:24:02 ID:QzaAlL0E
変に話しゆがめることは無い、納得の行く感じでね
590名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 22:37:49 ID:fWOmhPVy
AGEEt
591名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:53:55 ID:TGeZ5uvD
続きを今か今かと待ち望んで一日三回このスレを開く俺がいる
592名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:21:59 ID:uAvQwMRE
>>591
150くらいのスレを1日最低でも10回は更新させて見てるオレは廃人
593名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:30:48 ID:unOvoh0Q
女が集団暴行してます。
可哀想で仕方有りません。
誰かようつべかニコ動へ転載して下さい。
http://www.yourfilehost.com/media.php?cat=video&file=76.wmv
594名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:48:38 ID:uAvQwMRE
>>593
これ前からよく見るがAVなら最高
でも残念ながらリアルだから怒りの感情しか出てこない・・・
595名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 21:08:38 ID:VvmJk256
すんません。仕事が忙しいのとじめじめ蒸し暑くて書く気力が出ないのと、馬鹿みたいにファイル消したショックとで・・・
ってことで再来週21日に完結するまで一気に書き込むんで勘弁してください。
つか他の職人さんに埋めてもらってください・・・m(__)m
596名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 22:53:06 ID:N5PKudcu
恵理子の顔嬲られが見た〜い。
597名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 01:31:15 ID:+vu0DPmA
正太郎というのは・・・
598名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 06:19:30 ID:uo98N5Pf
ついに来た…この日を待っていた!
599名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 07:41:50 ID:BxTXvWd8
俺も待ってたよ
600名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 17:02:35 ID:c/assKir
こんどはウッカリ消すなよ?
601名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 19:59:35 ID:jnmrw/1B
まってるぞ、まだかwww
602名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 21:21:32 ID:mjL0cr0X
俺も待ってまーす
603名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 16:26:32 ID:2VMGSzll
604名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 23:40:24 ID:49z/6YEY
まさか…釣りだった?
605名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:18:33 ID:ynFX4PRC
週が開けたな

釣りじゃなく、何か事情があったと思いたいが・・・
606名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 05:29:34 ID:WLxhHmRY
虐めは虐められる側に欠点があるので、そこを叩かれるのだが、
だからと言って、虐めは絶対にいけない。人の痛みを知れ。
「憎まれっ子世に憚る」この諺を使用禁止にしろ。
あらゆる場所でも絶対に言うな!書くな!
悪い子ほど出世すると言う意味だが、
この諺が表す「憎まれっ子」は生まれつきのものでなければなれない。
少年の虐め、犯罪を助長してる。
よって、今後、絶対に使用禁止。
607名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:46:26 ID:+fgbNTcM
今週こそ
608名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 17:58:34 ID:Y6krn6Bs
作品がまだ続いてるようですが、投稿してもよろしいでしょうか?

いつもみているだけで書くのは初めてなんで、そしておまけに頭も悪いから
誤字脱字や不適切な日本語表現など沢山あるかと思われますがorz

609名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 18:49:47 ID:8QPDrudM
>>608
おKおK!
お待ちしてます
610608:2008/06/29(日) 21:04:58 ID:Kv/N7ILi
>>609
ありがとございます。
何かあればご指摘おねがいします。
では、今日のところは”プロローグ”だけ投下させていただきます。


”プロローグ”

日曜日

ある一軒家2階にある9畳ほどの部屋。
その部屋の主、月島ミサトは勉強机に向かって開いてあるノートパソコンと指を絡めていた。
その脇にはUSBフラッシュメモリーやマイクロSDなど、その机で勉強していないことを証明するかのようにちらばっていた。
その勉強机上の棚には”FXで儲ける本””初心者の株取引”といった本が並べられ大人の女性を匂わせるがミサトはまだ高校2年生。
進路というものをそろそろ意識していかなければならない時期である。
「あー、暇」
パソコンとにらめっこしているミサトに聞こえるよう、その後ろにあるベッドで横になっている真島里美が声を出した。
「なにか面白いことないかねぇ〜」
真島里美は腰まである長い茶色の髪に、耳には見てくださいといっているかのように派手なイヤリングが飾られている。
どこからどう見ても、不良という言葉が似合っていた。
それに対してミサトは、肩に届くくらいの黒髪。しかしその黒髪は起きたままの形で女性らしい気遣いがみられない。
女子高生という華の時期にパソコン・FX・株・・・詰め込んでいる知識は女子高生とは思えない。
対照的であるミサトと里美、ここまで聞くとなんで里美は少し気味の悪いミサトなんかとつるんでいるのかわからないだろう。
しかし、すぐ”暇”という里美にとってはすぐに悪知恵が働くミサトが最高の連れであると感じていた。

カタカタ・・・カタカタカタ・・・

里美の言葉に振り向きもせずミサトはパソコンを触っている。
そんなミサトに肩を回し、里美はパソコンの画面を覗き込んだ。
「これ、学校の裏サイトっていうんでしょ?まだ運営してたんだ。」
パソコンから目を離さずミサトが口を開く。
「うん、調子がいいからね。アフィリエイトって知ってる?広告で収入を得るやつ。」
アフィリエイトとは自分で運営するwebページに広告を載せ、誰かがその広告をクリックしたら収入が入るという一種のネットビジネスである。
ポカーン・・・という顔で里美はミサトをみた。どうやらなんのことかわかってないらしい。
しかし、その反応は女子高生といえば当然の反応でもあった。

「確かに、調子いいよね。その裏サイト今となっては学校中に広まってるもんな!」
里美のその言葉と同時に、ミサトはパソコンをうつ手を止めた。
目が疲れたのか、心なしかまばたきの数が多い。ミサトは指で目をこすりながらこう言う。
「さっき、暇っていったよね?」
「お、おう・・・なんだよ?」
「私も暇。」
だからどうした・・・そういう顔で里美はミサトをみた。そしてミサトが口を開いた。
「暇つぶししよ、人の嫌がる顔がみたくなった。」
里美はその言葉をきいて、キターーーーーーと心の中で叫んだ。。強く握っているこぶしと歪んだ笑顔がそれを証明している。
ミサトは勉強机の引き出しから、クラス全員の顔写真がプリントアウトされてある紙をとりだし、その紙を机の向かい側にある壁に貼り付けた。
次に、机からダーツを取り出してミサトはそれをくるくるペンのように回し始めた。
「へんな奴にあてんなよ〜」
「まぁみててよ、ダーツ得意だから。」

シュッ───

空を切ったダーツは目にもとまらぬスピードで壁に貼られてある紙にささった。
ささったダーツはしばらく振動し、静かに動きを止める。
そのささったダーツの先にある顔写真見た二人は、ニヤ〜っと黒い笑みを浮かべた。
容姿端麗、成績優秀、優等生という言葉がよく似合う───

「松下りか」
611名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 22:28:04 ID:32GCGE4F
おお、いい感じじゃん
612名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 03:13:03 ID:w7eYPBva
凄い期待できるわ
続きが楽しみ
613名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 17:38:21 ID:w7eYPBva
age
614名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 21:42:34 ID:+fHXJ77a
面白そうですな。続き期待してます!
615608:2008/07/01(火) 16:37:49 ID:7qg0N/td
では、投下させていただきたいと思います。
今後投下は不定期になるかとおもいますが、書き溜めてありますので未完放置は避けられるかなと・・・

短くする予定が書きたいことがどんどん浮かび長くなりましたorz
みなさんお付き合いよろしくお願いします。

では、 前編”信頼” を一気に投下します。
616608:2008/07/01(火) 16:40:22 ID:7qg0N/td
前編”信頼” 1/11
松下りか

身長は155cm
ガリガリに細いというわけでもなく、かといって太っているわけでもなく”丁度いい”という言葉が本当に丁度いい位の体系だ。
肩まで届かないくらいの少しパーマをかけた短い黒髪、顔は整って誰もが可愛いと口を開く。美人系というよりは可愛い系だ。
成績は学年で10本の指に入るほど優秀、明るくて周りから頼りにされ信頼もある。
サッカー部のマネージャーを務めており、1つ上の先輩と付き合っている。

「はぁ〜」

ミサトと里美は同時にため息をついた。
松下りかは自分達が持っていないものすべてを持っているからだ。
「ミサト、お前も松下が羨ましくてため息ついたのか?」
自分がそういう意味でため息をついたのでミサトもそうではないかと思ったが、ミサトは静かに首を振った。
「そのもってるもの、全て失っちゃうから可哀想と思ってため息ついた。」
「すべて・・・っておい、どういうことだよ?」
「全てだよ全て、信頼も彼氏も成績も・・・」
「でもよぉ〜、周りからすごく信頼されてる人から信頼をなくすとかそれこそ難しくないか?」
里美も冷静に考えてみた。お金を取ることや性的にいじめるのであればそりゃ簡単だが、信頼など形のないものを奪うなんて簡単なことではない。
「嫌がる顔がみたいんだろ〜?トイレにぶちこんで衣服剥ぎとりゃあそれだけで気持ちよくないかー?」
喋りながら里美は顔がにやけてきた。女子の中では、なにもかも持っている松下りかを嫌う人も居るのだ。
そういう人たちに声をかければいじめることくらい簡単である。

「そうしたいならすればいいよ、でも私は彼女のすべてを陥れた上でそういうことしたい。」
「でも、それが難しくない!?っていってんのよ!確かに、みんなに嫌われる松下なんてみれたらそれこそ気持ちいいんだろうけどさあ!」
「できるよ。」
ミサトの言葉に里美は驚いた。ミサトは酷いことをあっさりと口にする。非情──と言う言葉が似合うほど酷い人間だ。
しかし里美はミサトのそういう所が気に入っていた。
ミサトは自分の寝癖を指にくるくる巻きつける。ミサトはなんだか、寝癖がパーマだと勘違いしているようだ。

「信頼なんてもろいもんだよ。いざとなったら簡単に裏切る。」
「かっこいい言葉だけどさー、具体的にどういうことよ!?言葉だけじゃ簡単じゃん!」
「私が運営している裏サイトだよ。あそこなんか心の底が現れてるでしょ?裏サイトつかえば信頼くらい、簡単になくなるよ。」
里美はミサトの考えが全く読めなかった。
「私は管理人だから、あそこに書き込んだ人が大体誰なのかわかるんだよ。」
ミサトは一呼吸置いて続ける。
「そのことを知ってか、時々管理人宛に連絡がくることがあるの。”あの書き込みは誰だ?”ってね。」
「それがどうしたんだよ?」
「私が書き込んで煽るんだよ、裏サイト住人をね。」
「あー、なるほど!すると管理人宛にくるんだ!”あの書き込みは誰だ?”って!」
「フフッ」

ミサトは不気味な笑みをこぼす。
「そして、”あの書き込みは松下りかだよ”って言うんだな?」
「そうそう、そして書き込みが誰か聞いてくるのは恐らく同じクラスの”松嶋絵里香”」
「あの、典型的ないじめっこね。多分あいつが一番松下りかを嫌ってるんじゃない?」
「うん、そして松嶋にターゲットにされた松下りかの肩なんか誰ももてやしない。」
そういうとミサトはまたパソコンと向き合った。
「早いな、もう行動に移すのか?」
「善は急げっていうでしょ。」
「アハハッ!!善か〜?」
「松下を嫌ってる人のためきっかけをあたえるんじゃん、善だよ。」
617608:2008/07/01(火) 16:41:19 ID:7qg0N/td
前編”信頼” 2/11


月曜日

松下りかはみんなより少し早めに学校に着く。
教室に入ってくるみんなに元気よく挨拶をし、教室に元気を与えるのだ。
成績優秀、人望も厚く、誰にでもやさしいりかはそれこそ温かく大きな存在であった。
しかし、光させば影もできる。人望厚いりかを嫌う者も当然いた。

朝早く、まだ教室には彼女一人。身の回りの整理を終らせ席についた時、教室のドアから複数の女子が入ってきた。

「おっはよ〜う♪」
「おはよう!どうしたの松嶋さんと、朝日さんと米田さん、朝早いって珍しいね。」

いじめっこで誰も逆らうことが出来ないくらい恐れられてる松嶋絵里香に、何も恐れずに挨拶をした松下りか。
このあたりさすがだといいざるをえないがこういう所がまた松嶋率いる女子不良集団は嫌いだった。

「たまには朝早くくるのもいいもんでしょ?気持ちいいよね。」

りかは鞄から手帳とペンを取り出し、なにか書こうとしていた。
日記だろうか予定だろうか・・・開かれた手帳にはびっしりと文字が書かれていた。
その手帳に「隆盛とのデート♪」とかかれていたのをみて、松嶋は顔の表情が一気に崩れた。

「あーあ、松嶋を怒らせちゃったよ・・・」
「こりゃ松下も終わりだね。」
「へ?」


ガシャーン──

松嶋は突然、手帳を奪い窓の外へ投げ、松下の机を強く蹴飛ばした。

「ちょ、ちょっとなにすんの!?」

松下は突然のことに戸惑い、あわてて外に投げ出された手帳を拾いにいこうと教室をでる。
玄関に向かおうとするりかの腕を松嶋は強くつかむ。

「いたっ!」
「お前がいくのはそっちじゃねーだろ!」

そして朝日と米田二人でりかを抑え無理やり屋上へ連れて行かれる。
その様子を、クラスメイト数名が目撃した。そのクラスメイトは顔をあわせ、信じられないという顔をしている。
いつも優しい松下りかを助けたい、そんな気持ちが表れながらも松嶋達をみてその足はとまってしまった。

屋上への階段は人が滅多に通らないため、薄汚れて不気味である。
もう使われてない古く錆びたロッカーがその不気味さを際立たせていた。
その階段を一歩一歩上っていく。
その光景はまるで処刑場へつれていかれる羊のよう・・・。でもこの時点でりかは、自分が羊だということに気付いていなかった。
618608:2008/07/01(火) 16:42:27 ID:7qg0N/td
前編”信頼” 3/11

快晴──
雲ひとつない夏の青空に、セミの鳴き声、そして青空をを作り出している太陽。
まだ朝とはいえ、太陽が夏の暑さをつくりだし、屋上へでた4人ははやくも額から汗を流す。


「松嶋さん、これはどういうこと?」
「どうもこうもないでしょう?ケンカ売ってきたのはあんたからだし・・。」
「え?」
「とぼけるな!昨日裏サイトで私につっかかってきたのはあんたでしょ?わかってんだよ!」
「う、裏サイト・・・?なにそれ・・・。」

バシッ──


松嶋はりかの頬を思いっきり叩く。
りかは頬をさすりながらうずくまった。どうやら殴られたのは初めてで、予想以上の衝撃に驚いたらしい。

「いったぁ〜・・・松嶋さん、どうなっても・・・しらないよ?あなた停学に・・・」

ドカッ!!

松嶋はうずくまったりかを蹴飛ばす。りかは仰向けに倒れた。
それでもりかは冷静に現状をみつめなおした。私がなにをしたのだろうか、この人たちはなにか勘違いしている。
誤解をとかなければ。

「わ、わたしはしてない!なんのことだかわからない!」
「わかってないのはあんたの方だよ」
「え?」

りかの訴えはまったく聞いてくれなかった。少なくともりかはそう感じたが、実は違った。
松嶋はりかの言ってることもちゃんと聞いたし、理解もしていた。

「もう関係ないの、裏サイトのことなんて。まぁあんたがしたとは思うけどさ。」
「そうそう、私たちはきっかけが欲しかったの!あんたをいじめることのな!」
「あれがあんたじゃなくても、あんたのことは嫌いなんだよ!」

りかは言葉が出ないほど驚いたようだ。なんせ、人から嫌いといわれたことはこれがはじめてであるからだ。
周りから信頼され、尊敬され、誉められてきた。
もちろんりかは、尊敬されるに値する努力をやってきた。当然のことといえば当然だった。

しかし、その顔は?体格は?それは天性のものである。そしてりかは色々な意味で綺麗過ぎた。
確かに周りにいいことをしてきたのだが、自分の光でできる”陰”をみようとはしていなかったのだ。

「さーて、りかでおかずをつくろうかー。」
松嶋のその言葉に、りかは背筋がゾッっとするのを感じた。
619608:2008/07/01(火) 16:44:25 ID:7qg0N/td
前編”信頼” 4/11

快晴の夏、学校の屋上でりかはこれ以上ない恐ろしさを感じていた。

(松嶋さんはいじめっこってことで有名、そんないじめの対象が私・・・。私、なにされるんだろ・・・。逃げなきゃ・・・)
りかは勢いよく立ち上がり、全力疾走で屋上の唯一の出入り口へ向かった。しかし、相手は3人、アメフト選手でもないんだから簡単にりかは捕まる。

「は、放して!」
「放すかよ!ほら、お前ら抑えつけろ!」

松嶋のその声で、朝日と米田がりかを仰向けにし地面に抑えつけ自由を奪う。万歳のように上げられた両手を朝日が、両足を米田が抑えつけた。

「うっ・・・放して!」

まだ朝ではあるが、夏の太陽で熱しられた屋上は、りかの体を温めるまるでフライパンのよう。
腕から、足から・・・体全体から汗が滲み出してきた。


「あ、暑い・・・お願い、逃げないから・・・地面から放してください。」

りかの鼻の頭にはいくつもの汗の粒が光っている。りかを上から見下す松嶋にお願いをするが松嶋はそれを聞き入れる様子は全くなかった。
松嶋はしゃがみ、抑えられたりかの体を隅々まで見渡す。そして膝、大腿部を完全にあらわにしている短いスカートの裾をつかみ、松嶋が口を開く。

「おまえ、優等生と言われる割にはスカート短いよなぁ。これで男を誘惑してるんだろ?」
「そ、そんな・・・私はそんなつもりじゃ・・・」
「この太ももでどれだけの男を誘惑したんだい?」
「だ、だから私はそんなこと・・・!」

松嶋は汗で光る美味しそうな太ももをじっくり眺め、手でさすり始めた。
その美味しそうな太ももはまるで、ナイフを入れればストンと落ちるようなステーキ肉のよう。

「ん・・な、なにするの・・・!?」
「この太ももが生えてる短いスカートの中を、どれだけの男が覗き込もうとしたかわかるか?」
「そ、そんなこと、誰もしないってば・・・!」

抑え付けられながら、強気にりかは発言した。
その言葉は本心からであるし、この学校の男子達がそんなことするなんてこと一度も考えたことがなかった。

「りかはわかってないね。」
「いたっ!」
松嶋はりかの太ももを強くつねった。

「ルックスよくて、みんなに明るく頼りにされる・・・そんな子のパンツこそ男どもは見たくなるんだよ。」
「そ、そんあわけ・・・」
「今度階段上るとき確かめてみな、私たちの学年の男どもなら皆お前をほしがってるとおもうぞ。」
620608:2008/07/01(火) 16:45:47 ID:7qg0N/td
前編”信頼” 5/11

ヒラッ・・・

松嶋はそのスカートをめくり上げた。真っ白な下着が姿を現す。松嶋はそのまま完全に姿を現すまでめくり上げる。

「いやぁあぁぁ──!!」

りかは抵抗しようと体を動かすが、両手両足を抑えられ、ただ身をくねらせるだけ。
顔や手足に光らせる雫が弾ける。
その様子だけで男だったら高級なご馳走であるだろう。

「松嶋〜、上も脱がそうぜ〜!」
「や、やめてぇえぇぇえぇ・・・」

やれやれ、と松嶋はしぶしぶセーラー服にも手をだす。
ボタンを一つずつ外していく。ひとつ外すたびにりかからは「いやぁ・・」と声が漏れる。
そしてすべてのボタンを外し、ガバッっと両側へ服を開く。

「いやぁああ、やめて!!」

ショーツ同様真っ白なブラが姿を現す。
上半身も汗が噴出し、まるで肉を焼いて油が滲み出しているようだった。

「Cってとこか・・・全く、どこを見ても非をうてねぇな!」
「い、いやぁ・・・」

そしてそのブラをずり上げる。

「いやぁああああああああああああ!!」

美しい果実が姿を現す。その瞬間りかの目からは汗ではない水分が溢れ出し顔をぬらした。
間もないうちにその果実からも汗が滲み出してき、その果実を見ながら朝日が口を開く。


「松嶋料理長!焼き加減はいかがですか?」

そう聞かれた松嶋料理長は、その果実を念入りに触りながら柔らかさ、火の通しを確認する。
「ひっく・・ひっく・・・や、やめ・・・はぅ・・ん」
「ん〜、そうだなぁ、まだ甘いな・・・もうちょっと火を通そう。」
「こりゃ、いいおかずができそうだ・・・。」

松嶋は入念に果実を確認する。そのたびに体をくねらせるりか。この様子はまるで踊り食いのよう。
二つの果実も生きてるかのように夏の太陽の下、元気よく踊りだしていた。
二つの果実を確認した後、次は食材のだしがでているかどうか、その割れ目へとターゲットをうつす。
621608:2008/07/01(火) 16:47:54 ID:7qg0N/td
前編”信頼” 6/11

「や、やめ・・・そこは・・・あぁ!!」

松嶋は下着の上から割れ目を指で遊びはじめる。
「い、いや・・あぁん、んふぅ・・・」

指を動かすたびにクチュクチュといやらしい音が聞こえ、その音がりかの羞恥心にも火をつける。
下着が段々透け始める。それは汗のせいか、それとも溢れ出してる出汁のせいか、もしくはその両方か。
事実は誰もわからない。


ミーン・・ミーン・・ミーン・・・
クチュ・・クチュ・・クチュ・・・
はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・


暑いと鳴くセミの声 
それに連動してるかのような松嶋の指の動きとそこから発せられるいやらしい音。そしてりかから発せられる声。
夏の太陽はりかの体を火照らせ、すべてをさらけ出せと日が照らしているよう。
そして米田が口を開いた。

「料理長!出汁の出具合はどうですか!?」
「ん〜〜」

松嶋は指についたその出汁をりかにみせる。
「ほーら、こんなに美味しそうな出汁がでてるよー。」
「い、いやぁ・・・見せないで・・・」
「なーんだ!りか感じてるんじゃーん♪それなら料理しがいもあるよなぁ!」
「はうん・・はぁ、はぁ・・・」

りかに見せるよう、その出汁を舐める松嶋。それと同時に顔を伏せるりか。
夏の暑さ、地面に押さえつけられ吹きでる汗、そして自分の体を食材として遊ばれているこの現状。
まるで現実とは思えないこの状況で、りかは意識を朦朧とさせていた。

体全体から汗が噴出し、乾いた屋上へと滴る。
目から溢れ出す涙は砂漠にあるオアシスのよう。
割れ目からでる出汁こそが、心の涙と言えるだろうか。
すると、何かを思い出したかのように米田が口を開く。
622608:2008/07/01(火) 16:48:47 ID:7qg0N/td
前編”信頼” 7/11

あ、松嶋、私の左ポケットにデジカメ入ってるから。」
「おお、わかった!」

その会話に、りかは朦朧としていた意識が吹き飛んだ。一瞬汗も止まりそうなくらい寒気がした。

「な、なにするの!?やめて!」
「はーい、りか、わらって〜♪」
「いやぁああぁああああぁぁ!」

りかは、まるで魚が最後の抵抗をするかのように、そしてまな板の上で抵抗するかのように暴れる。
が、それも無駄な抵抗だった。所詮まな板の上、抵抗するだけ無駄なのである。
むしろ、見ているものに楽しみをあたえることとなった。


パシャ──
パシャパシャ──

「ああああああああああ・・・」
いろんな角度から写真を撮る。その写真には汗の粒からりかの嫌がる顔、透けた下着と汗だくの二つの果実まで鮮明に映し出される。
最近のデジカメの性能のよさをりかは恨んだ。
この写真をもたれることによる意味は瞬時に理解できた。脅しでもあるし、たっぷり今日は”料理”され”おかず”ができあがったのだ。
もし写真が出回ることになったら、それこそ”おかず”にされてしまうのだ。


「よーし、料理はそろそろ終わりかな・・・。」
「え?まだまだ肝心なとこ料理しきれてないじゃないか松嶋!?」
「そろそろ時間だ・・・。」

松嶋がそういった瞬間、チャイムがなった。朝のホームルームが始まるチャイムだ。
りかはそのチャイムに救われたのか、それとも遅かったのか・・・。写真を撮り終わるまで待った悪魔のチャイムとりかは感じた。
623608:2008/07/01(火) 16:50:39 ID:7qg0N/td
前編”信頼” 8/11


「まーでも、またいつでも料理できるだろ?これがあるから。」
松嶋はデジカメをりかに見せびらかすように掲げる。
りかはデジカメから目線をそらした。

「さて、今日の戦利品でももらっていくかねぇ。。。」
米田がりかの脚を放し、ブラの役目を果してないブラに手をかけた。
そして、そのブラをりかのもとから引き抜く。

「い、いやぁ!かえして・・!」
「なに寝ぼけたこといってんだよ?今日はこいつが戦利品だ、もらってくよーん♪」
「おーい米田、お前にはそのブラでかいだろー。」
「おい朝日、さりげなく気にしてるこというんじゃねー!」

戦利品を奪った米田は満足そうだった。
朝日も松嶋も、今まで手をくだそうにも理由がなくくだせなかったりかを料理できてとても満足そうではあった。
不良といいながらも、理由無しにいじめることをしないところにまだ人道を感じるが同情のよちはまるでない。
そしてそれは、松嶋達がりかにいいたいことでもあった。

「じゃ、りかもホームルームに遅れるなよ?今日も一日頑張ろうな♪」
「今日からりかはみんなの”おかず”だよ♪」
「ま、これからもよろしくよ!抵抗したらこれがあるからねー!」
デジカメをまたちらつかせる松嶋。
米田と朝日による拘束がとけ、3人は満面の笑みで屋上を去っていった。

りかはしばらくそこで動けず、じっとしていた。まるで客が食べ残した料理のように。
624608:2008/07/01(火) 16:52:07 ID:7qg0N/td
前編”信頼” 9/11

りかは制服のボタンを一つ一つつける。付け終わったのはいいものの、胸あたりが寂しい。着ていた物が一つ足りなくなったからだ。
その後りかは遅れて教室に戻る、外に投げ出された手帳を拾って。
そんなりかに担任の先生は声を荒げる。「いくら優等生でも規則に反する行動はいけない」と。

そんなりかの落ち込んだ様子を、クラスのみんなは気付いてはいるが気付かぬ振りをしていた。
屋上に連れて行かれるところを目撃した数名が、クラス中にそのことを話し、さすがに松下りかはいい人でも松嶋に目をつけられたくない。
そんな気持ちから、ホームルーム終った後誰もりかに近づこうとしなかった。
松嶋達はそんなりかをみてとても嬉しそうであった。
りかに朝言われた「たまには朝早く来るのもいいでしょ」その言葉を松嶋達は思い返していた。
りかとは別の意味でとらえただろうが、松嶋達は朝早くきてよかったと今思っていた。

りかはただ、机にうずくまり泣いているだけだった。
そんな様子を、ミサトと里美が笑って見ていた。

「さすがミサトね!予想通りに事が運んじゃったよー!」
「いったでしょ?信頼なんて脆いもんだって。みんな自分が可愛いんだから。」
「んで、次はどうすんだよ?私たちはまだいじめられた様子すらみてないんだよ?」
「松嶋たちだったら多分写真かなんか撮ったんじゃないかな?多分譲ってもらえると思うよ。」
「ヒュ〜♪その写真で脅すんだね!」
「私たちは直接手を下さないよ。周りが松下をいじめ、私たちがそれをみるんだ。」
「さすがミサト、悪どい・・・」

ミサトはあまり表情を表に出さない方だが、机にうずくまってるりかを見てとても嬉しそうだった。

「まぁ里美はみてて、次なる手はもう打ったから。」

ミサトの癖でもあり、いいところでもあった。
1の手を出す時には2,3まで既に手を打っている。
ミサトは相変わらずの寝癖を指にくるくる巻きつけ、りかを見下すよう遠くから眺めていた。
625608:2008/07/01(火) 16:53:01 ID:7qg0N/td
前編”信頼” 10/11

掃除

りかはモップを取り出し、教室の掃除にかかる。
いつもなら周りのみんながきをつかってバケツに水を汲んでくれるのだが、今日は誰も汲みに行かない。
そして、りかを明らかに避けて掃除をはじめようとしていた。
しかし、そんな中ある人がバケツに水を汲みにいく。
その光景をりかは見たわけだが、尚更りかの顔が曇る。

松嶋だった。松嶋がバケツ一杯に水を汲み教室に戻ってきた。教室は他に7〜8人いる。

「松嶋さん達、教室掃除ではないでしょう?」
「いやさぁ、朝酷いことしたからね、手伝ってあげようと思っ──」
「きゃっ」

松嶋はとてもわざとらしく転んだ。バケツ一杯の水が、容赦なくりかに降りかかる。頭からかぶってしまった。
その様子を教室掃除の人たちがみんな見ていた。助けるでもなく、見てみぬ振りするわけでもなく、傍観するだけ。
松下は険悪な表情で塗れた髪を整える。松嶋はにやけながら立ち上がった。

「ごっめーーん!松下さん、大丈──松下さん?」
「え?」
「おおおおお!」

教室中の人、特に男子が大きく目を見開いてりかをみた。いや、りかの胸元というほうが正しいだろうか。
りかはみんなの目線に気付き、自分の胸元に目をやる。
そこには、水によって肌に張り付いたセーラー服から透ける二つの甘い果実が浮き上がっていた。

「い、いやぁああぁぁ!!」

りかは咄嗟に、両手で胸を隠ししゃがみこんだ。
(みられた・・・男子に私の・・・みられた・・・。)

「おい、みたか・・・?」
「まじかよ、松下さん・・・ノーブラ?」
「ひえー、優等生な振りして・・・そんな人だったんだ。」

男子の話声が聞こえる。
りかは顔が焼けるように熱くなった。目を閉じ、そこにうずくまることしか出来なかった。
626608:2008/07/01(火) 16:55:32 ID:7qg0N/td
前編”信頼” 11/11

「りかまじでーー!?ノーブラ!?」
「なんでブラつけないのー?」
「あ、もしかして、それで男子を誘惑してるんでしょ。」

ブラを奪い取った張本人たちがわざとらしくりかを馬鹿にする。
しかし、何もいえなかった・・・。
あまりにも突然で衝撃的な出来事に、りかは慌ててしゃがむことしか出来なかった。
しかし、あまりにもおもむろにしゃがみこんでしまった為に、また別のものが姿を現していた。

「松下さん、今日白だぜ・・・。」
「よかったー!俺教室掃除で!」
「風邪だったけど無理して学校にきててよかった!」

「え?」

りかは自分の状態を冷静に見直した。
しゃがんだせいで、短いスカートから白い下着が覗き込んでいた。

「りか〜、男子を誘惑しすぎでしょー。」
「いやっ─!」
りかは慌てて立ち上がり、両手で胸を隠しながら教室を出た。
3階にある人気のないトイレにいこう・・・服を乾かさなきゃ。

階段を上り3階を目指す、その時朝言われた松嶋の言葉が頭をよぎる。

──「今度階段上るとき確かめてみな、私たちの学年の男どもなら皆お前をほしがってるとおもうぞ。」

ふと、りかは後ろを振り返った。

「きゃっ!!」
「うおお・・」
「やっべ、にげろ・・・!」

りかはすぐにスカートを抑えたが、多分遅かっただろう。
悔しいけど松嶋の言うとおりだった、男子は私をそんな目でみてたんだ・・・。
りかは人間の汚い心をみた気がして、尚更心を痛めた。
しかし、こんなものこれから起こることからしてみれば
まだまだ序の口・・・これからが地獄の始まりであった。

ミサトと里美は遠くからりかの一部始終をみて、
これから起こることが予想してるかのように黒く汚い笑みを浮かべていた。

ダーツ一本で、運命が変わる──りかは一日で”信頼”を失った。

前編”信頼” 終わり。
627名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 21:29:47 ID:RAa4w5FB
GJ
後編にも期待
628名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 21:43:06 ID:zNAEhgMu
これはGJ!!
久しぶりに神が降り立ったな
629名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:24:46 ID:5AGMKecr
GJ!!これはいいー暗さだ。実に俺好みだぜい
630名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 00:51:03 ID:bES+Khkg
神過ぎる!!!
後編も期待してるよ!!!!
631名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 18:22:34 ID:LgLS6g6G
人気者が痛い目に遭うのを見るのはなんで面白いんだろう。
そんなオレは、なんて(ry
GJGJ!
632名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 20:56:01 ID:Si1tzyCd
続きwktk
633名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 19:24:36 ID:oms12oOr
これはおっきせざるをえない・・・!
634名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 23:34:33 ID:cer2YWTK
早く続き来ないかなあ
635名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 02:49:50 ID:T2CBmeeo
続きマダー
636608:2008/07/06(日) 02:31:07 ID:Ngve8icK
書き溜めてたものの、納得いかずに書いては消したり繰り返して遅くなりましたorz
いろんなシチュエーションが浮かんだものの、一番りかを陥れる方向で行くことにしました。

前編後編で終わるつもりでしたけど、長くなりましたので中篇にしたいと思います。
では投下いたします。
637608:2008/07/06(日) 02:32:06 ID:Ngve8icK
中編 "彼氏" 1/11

「りかぁ〜、スカート丈あと5cm短くしなよー。」
「だねぇ、そのほうが絶対かわいいよ!」
「ご・・5cmも短くしたら・・・」

次の日の朝、同じように早く登校したりかに松嶋達がからみ、また屋上へ連れて行かれた。
昨日と変わらないくらいの快晴。遠くに見える入道雲が夏だとアピールしているかのよう。
りかは昨日の事があり朝早く来ることに抵抗があったが、
家族に心配されたくないといつもどおり朝早く登校してみればこの通りだ。


あれから、周りのりかに対する視線が大きく変わった。
今までは、尊敬の眼差しでみられていたりかが、松嶋にいじめられることによって軽蔑の目へ
そして前日の掃除の時間のアクシデントによって、軽蔑の目から性的な対象へと変わっていった。
もっとも、最後のは男子だけであるが・・・。


「ふーん、短くできないんだ。」

松嶋はスカートのポケットへ手を入れる。
りかは松嶋が何を取り出そうとしているのか一瞬で察した。

「わ、わかった・・・短くしてみるから・・・」

そういうとりかは、セーラー服を少しめくり上げ腰の部分からスカートを折り始める。
折る度にりかの大腿部がより姿を現す。
よくみると鳥肌が立っているそれは、りかが怖がっているということを教えていた。

「おおー、いいねー!可愛いよーりか!」
「これからはその長さでいかないとねー♪」

りかは自分の短くなったスカートを見る。
自分で見るからどうなっているのかわからないが、明らかに脚がいつもより露出していることはわかる。

「み、みえてない、よね・・・?」

屋上に胡坐をかいてちょっと低い視線でりかのそれをみる米田と朝日。

「うん、大丈夫!見えてないよ!」
「白いのがちょっと姿を出してるくらいだね〜♪」
「きゃっ」

急いでスカート丈を戻そうとするりかではあったが、松嶋のポケットに入っている手を見て戻すのをやめた。


「てか、また白かよ。好きだなぁお前。」
「さーっすがりかちゃんは純粋だね♪」
「や、やめてください・・・。」

今日はそれで満足したのか、三人は屋上から去っていった。
638608:2008/07/06(日) 02:32:32 ID:Ngve8icK
中編 "彼氏" 2/11


教室に戻ったりかの変化に、クラスの男子達はいち早く気付く。
その視線にりかもいち早く気付き、両手でスカートを押さえる。

通常の視点であればぎりぎり見えないくらいではあるが、ちょっとした動作で中が見えてしまいそうな短さだ。
りかはなるべく無駄な動作を抑え自分の席に戻る。そして、足りないものに気付いた。

「りか〜?あれってりかの手帳でしょ?」
「どうしてあんなところにあるんだろうー。」

朝日と米田の視線の先を見る。すると、自分の手帳が黒板の上、学校の教訓が堂々としているその横に手帳の姿が見える。
身長の低いりかは、椅子を使わないと届かない高さである。

しかたないのでりかは椅子を持ち黒板へ向かった。
クラス中の視線は明らかにりかのスカートに視線を送っている。
りかは細心の注意を払い、黒板の前に椅子を置き両手でスカートを押さえ椅子の上に立つ。


「うわ〜、すごいいい眺めだ。」
「手で押さえてるけど、あとちょっとだよな・・・。」

男子の声がりかの耳に入ってくる。
太ももに視線を感じ、体中が火照る。
でも見えていない!そのことにりかは安心した。でもここからが大変である。

手帳を取るためには片手を伸ばさないといけない。
りかは意を決して右手をスカートから放し手帳を取るために伸ばした。

「くそ!おしいっ!」
「松下って男の心をくすぐるのがうまいなぁ!」
「っく・・・」


りかは男子の声を聞きながらも我慢して手を伸ばし、そして右手が手帳を掴んだのを感じた。
しかし、手帳の表紙が画鋲で貼り付けられており、取ろうにも取れない!
このまま強引に引っ張れば手帳は取れるだろうが表紙が破れてしまう。
しかたないので手帳から手を放し画鋲を取ろうとするが、深く刺さってなかなかとれない。

「両手つかえば〜?」

後から松嶋の声が聞こえる。まるで悪魔のささやきだ。
しかし、取るにはそうするしかなく、りかはガードしていた左手も伸ばし画鋲をとりにいく。

639608:2008/07/06(日) 02:33:12 ID:Ngve8icK
中編 "彼氏" 3/11

「あ、見えた!」
「今日も白か〜、もしかして昨日から履き替えてないんじゃないの?」
「うわ、きったねぇ〜!」
「い、いやっ─」


りかは焦り手がおぼつかない。なので深く刺さっている画鋲がなかなか抜けない。
そしてその間りかはみんなにか弱い下着を露出させている。
まるで画鋲が、りかの心に深く刺さり傷をつくっている様だ。

「うわぁ、すごい光景だな・・・」
「朝はやっぱ早く来るもんだね。」
「早起きは三文の得っていうもんな。」
「ん、んんっ─」

りかはなかなか抜けない画鋲と格闘。
後からは男子のやらしい声と松嶋たちの笑い声が聞こえてくる。
そして慌てながらもりかはやっとのことで画鋲を外した。
急いで手帳を取り椅子から降りた。真っ赤な顔を伏せながらりかは自分の机に戻り、書く事はないがペンを取り手帳を開く。
恥ずかしくて周りを見ることができない。

周りからのざわめき声、りかを笑う松嶋たちの声。
聞きたくなくても入ってくるその音がうるさく、りかは思わず両手で耳を塞いだ。

「松嶋たちすげぇな、予想以上の働きじゃないか?」
「うん、そうだね。」

りかを陥れた張本人といえる二人が、またもや遠くから様子を見ていた。
「でも、ミサトが言っていた次なる手ってこのこと?それにしては甘いと思うんだけど。」

ミサトは、ワックスをハンドクリームと勘違いしているのか、手に塗りはじめる。
その手をパーにして掲げ、満足そうに見ながら口を開いた。

「いやぁ、松嶋達の行動は全部想定してないよ。あれは彼女らが勝手にしてるだけ。」
「ふーん、じゃあ別の面から松下を攻めようとしてるわけ?」
「まーね、いじめは周りがするからさ、私は松下の支えを一つずつ崩してるだけだよ。次はねー・・・あ、やっぱいいや。」

里美のキラキラした顔が、一気に老けた気がした。
しかし、言われなくても想定できる。今の彼女を支えているのはあれしかないだろう・・・。


”彼氏”
640608:2008/07/06(日) 02:33:38 ID:Ngve8icK
中編 "彼氏" 4/11

金曜日の放課後。真夏の天気は続き、セミ達が元気よく歌っている。
あれから数日がたった。
りかにとって今週は地獄のような一週間だったに違いない。

毎日のようにりかは松嶋たちに汚されていた。
今の光景を見たら、りかがみんなに信頼されていたなんてこと誰が信じるだろうか。

みんなの目が冷たい。いつしかその視線はクラスだけでなく学年中に広がっていった。
りかの足取りは重く、ゆっくりと部活に向かう。軽蔑の目は部活だって例外ではなかったが、
サッカー部のマネージャーをしている松下りかには部活の先輩である”竹本隆盛”という彼氏がおり、その影響か大変なマネージャー業も楽しく務められていた。
私には隆盛がいる・・・それだけでいじめにも孤独にも耐えられる。いや、孤独なんかじゃないと思えていた。


竹本隆盛は身長183cmと高く、サッカー選手のようにスポーツマンにしては比較的細身のスタイリッシュな体格。
りかとの身長のギャップがまたこのカップルを際立たせていた。

「おう、りか!」

隆盛が落ち込んでいるりかに声をかける。
りかは隆盛にいじめのことを話した。具体的にどんなことされたかは伝えてないが、いじめられているということだけを伝えた。
隆盛にまで嫌われるのではないかと心配していたが、隆盛はそんな様子を少しも見せなかった。

むしろ今まで以上に温かく、りかの心を静かに慰める。
そんな隆盛にりかは溶けていくよう隆盛の優しさに触れた。

「なぁ、明日昼にまたお前のパソコン使わせてくれないか?」
「うん、いいよ!いつでも好きに使ってよ♪」
「わりぃな!俺も早くパソコンかわねぇとなぁ。」

隆盛は金銭に困っており、パソコンを買うお金がない。もしあったとしても、通信料を払うことはできないくらいの状況だ。
それに対してりかの家は金銭に困ったことがないくらい裕福であった。
金持ちというまでではないが、この不況の中金銭に困らないのは裕福といえるだろう。
641608:2008/07/06(日) 02:34:05 ID:Ngve8icK
中編 "彼氏" 5/11


次の日の昼 土曜日

カタカタカタ・・・

隆盛はりかのパソコンでオークションをしていた。いいサッカーのスパイクがもう少しで落札できそうである。
りかの部屋は6畳ほどで、あまり広くはない。
しかしその部屋には木のぬくもりが伝わる高級感あふれる机に、その上においてあるデスクトップの新しいパソコン、すごく寝心地のよさそうなふかふかのベッド。
部屋は白を基調とし、とても清潔感のあふれる部屋だ。
夜になると、部屋のいたるところにある淡い照明がムードを作る。

机の上には隆盛との写真であったり、1年の時の修学旅行の写真であったりと人の温かさも伝わる部屋だ。
しかし、その修学旅行の写真に写っている友達は今となっては話しかけても相手にしてくれなくなっている。

過去に戻りたいと思ったことがないりかはここ最近初めて心から過去に戻りたいと感じていた。


りかは隆盛の肩から顔を覗かせパソコンの画面を覗き込む。

「かっこいいスパイクだね。高いの?」
「うーん、ちょっとね・・・。でも最近臨時収入が入って手が出せるんだ。」
「へぇ〜!そのスパイクでフィールドを走り回る隆盛をみてみたいなぁ。」
「もうすぐ、引退だけどねー。だからこそ頑張りたい。」

そう言うと隆盛はりかの頭にポンッっと手をのせる。
大きな手はりかの頭をすっぽりと覆う様、そしてりかを守っているようにも感じられた。

「応援頼むぜ、元気よくな!悲しい顔で応援されて負けたらりかのせいだぞ?」

最近笑いを忘れかけているりかの顔に満面の笑みがこぼれる。
「うん!わかった♪隆盛も応援に答えてよ!」

そういうとりかはベッドに体を預ける。窓から差し込む太陽の光がりかの体を照らし出す。
隆盛の温かさに触れ、曇った心に光が差し込んだようだった。

そんなりかを横目で見て、隆盛はまたパソコンに向かう。
オークションのページとは違うページを新しく開いた。
隆盛はキーボードを見ずに指を滑らせる。

りかはベッドで横になったまま、キーボードの音に耳を傾ける。
静かな午後に温かい空気が立ちこめ、このまま時が止まってくれればいいのにと、りかは思った。


「ねぇ隆盛、アメリカいくってほんと?」

隆盛の指が止まった。
642608:2008/07/06(日) 02:34:30 ID:Ngve8icK
中編 "彼氏" 6/11

「ああ、やっぱり夢を追いかけようと思ってね。」

りかはすこし顔を曇らせる。その心が反映されたのか差し込んでいた光も心なしか明るさを失っている。
実は、一週間前りかがいじめにあう数日前にアメリカにいくことを話していた。
隆盛には大きな夢、起業したいって夢があり、そのためにアメリカの大学へ行き勉強をし夢を追いかけようと考えていた。
でも、金銭の面で・・・そしてりかの悲しい顔を見てその夢を諦めた、はずだった。

「ごめん、りか。でもアメリカに行ってもりかには寂しい思いにはさせない。」

りかは納得できない顔だった。気持ちは分かるが、離れることには他ならない。
「起業したら、りかには俺の会社に勤めて欲しい!」

差し込む光が強くなる。りかはその光の先を見つめ続けた。
りかは夢を追いかけ続ける隆盛の背中をいつもみてきた。

その背中がたくましくて、隆盛を好きになった。
そんな隆盛にはまだまだ夢を追いかけて欲しい。
隆盛を好きになった原点をりかは見つめ続け、一つの答えに導く。


「約束だよ?」

りかの言葉は優しく、隆盛はそのままベッドの上にいるりかに抱きついた。
夢をいつまでも追いかけさせてくれる、それがりかであり、りかなしには夢もなかったと思っている。

「りかが彼女で本当によかった。」
「私も、隆盛が─んぐ・・」

隆盛がりかの口を口で塞いだ。りかは、隆盛の温かい気持ちが唇を通してりかに流れ込んでくるのを感じた。
ここ一週間、りかはいろんなことがあった。
いじめられる前日に、隆盛が部屋に来てパソコンをしていた時は・・・そして同じように抱いてくれた時はすごく温かかった。
けど、それ以上に今は温かい。

いじめにより冷えきった体を隆盛があたためていく。
一週間の出来事から例えるならば、いじめによってりかの体はおかずになり、冷たさから冷凍食品へ、それを今隆盛が解凍しているよう。


その後、二人は真昼間から深く溶け合うのだが、彼氏彼女同士・・・プライベートのことは触れないでおこう。
643608:2008/07/06(日) 02:34:57 ID:Ngve8icK
中編 "彼氏" 7/11


それから何分たっただろうか。
ベッドの上に横たわる二人。
高級そうなこのベッドはそのためにあるのかとこの現場をみるとそう思われても仕方ない。

カーテンから差し込む光は色を変え、二人の頬を赤く染める。
夕陽がささずとも真っ赤な顔をしているりかは、隆盛の欲求を気持ちよく受けいれた。

りかは性的行為に多少なりとも抵抗をもっていたりかだが、ここ一週間のいじめによりこういう行為で傷をぬぐっていた。
ぬくもった体と心が現実から目を背けさせる。
しかし、差し込んでいた日が無くなった時、ふと快楽から目が覚める。
先にベッドをでたのは隆盛だった。


立ち上がった隆盛はスクリーンセーバーになっているパソコンのマウスをすこし動かす。
起動したパソコンからUSBを抜き取りページをとじて電源を切った。


「隆盛、もう帰るの?」

握っているUSBをポケットに入れる隆盛、りかはそのUSBに何か書かれていたの目にしたが、
一瞬の出来事で文字まで確認できなかった。

「明日も、来てくれる?」
りかは寂しそうだった。そして何より、月曜が怖くてそしてその前日である日曜を迎えることすら恐怖であった。
学校が嫌だと言う事をりかは初めて味わう。
そんなりかにもう一度隆盛は抱きつく。

「りか、明日はサッカー部の部室にいかない?」

日曜日に部活はなく部室には大して用もない。いや、大してというか全くだ。
なにかあてを考えてみるが全く思い浮かばずりかは隆盛に聞く。

「いいけど、なんで?」
隆盛は机の上にあるりかとツーショットで写っている写真を手に取る。
その写真をみた隆盛は、なんだか懐かしいようなそんな表情を見せた。

「1年前くらいに、あの部室でふたりっきりになったことがあったよな。」
隆盛は写真をおき、りかを見つめる。
その表情は真剣で、りかにも真剣さが伝わってくる。
644608:2008/07/06(日) 02:35:22 ID:Ngve8icK
中編 "彼氏" 8/11


「その時、夢を語った。あまり話したことがないお前にな、ははっ。」

りかはその時のことを、まるで昨日のことのように思い出した。
あまり話したことがないのに、自分の夢について熱く語って。
部活でも輝いてるけど、その時のほうが何倍も輝いてて。
ある意味純粋で、大きな先輩に心を打たれた・・・。

「あの時に戻ろうよ、そして今度はりかの夢をきかせて!」
「うん!」

りかは昔の笑顔を取り戻した。
アメリカに行って悲しいのは私だけじゃない、隆盛だって。
辛いことがあって当然!そこを乗り越えてまた自分を磨きゃなきゃ!
りかはこれ以上なく前向きな気持ちになっていた。

「じゃ、りか明日は朝10時に部室でいいな?」
「うん、わかった!」

隆盛はスポーツで使うような大きなバックを肩にかけりかに手を振ると、部屋から出て行った。
玄関まで送ろうと立ち上がるが隆盛の歩くスピードがよそうより早く、りかが玄関につく頃には扉の閉まる音が聞こえてきた。
その玄関の音がなんだか、とても遠く感じられた。

そして次の日、約束の10時にサッカー部の部室へ到着するりか。
サッカー部の部室はそこまで広くなく、9畳ほどの広さで畳が引いてある。
入って左手にはロッカーが並び、りかはその散らかったロッカーをみて、片付け始める。
それはマネージャー業の癖ともいえるだろうか。
ロッカーの反対側の壁には、賞状やら写真やらいろんなものが貼られており、そのなかにはりかが写っている写真も少なくはない。
それをみてりかは少し微笑み、奥にある窓を開け外を見る。
もともと、小高い丘の上にある学校なので眺めはいいのだが、2階にある部室からみる眺めはなおよい。
窓から吹き込んでくる風をうけ、自分も風になったような気がした。

その時、部室のドアが開くとともに人が入ってくる、隆盛だ。

「すまん、待たせたな!」

隆盛は手軽な黒い手提げ袋を部室入り口横に置き、りかが覗いている窓へと近づく。
隆盛もこの眺めが好きのようで、吹き込む風に包まれながら隆盛は深呼吸した。

すると突然、隆盛はりかに抱きつき、畳の床に押し倒した。
645608:2008/07/06(日) 02:35:48 ID:Ngve8icK
中編 "彼氏" 9/11

「ちょ、ちょっと・・・隆盛?」
「たまにはいいだろう?こういうところでも・・・」

りかは突然のことで驚き、あわてて隆盛を押しのけようとするが力が及ばなかった。
すると、隆盛はポケットから黒いアイマスクを取り出す。

「な、なにこれ・・・?」
「りか、目隠しして。頼む。」

そういうと、半ば強制的にアイマスクをつけられた。りかの視界は今真っ暗で何も見えない。
無理やり外そうとしたが隆盛にとめられ、外すなといわれた。
窓から吹き込むさわやかな風の音と、隆盛の吐息だけが聞こえてくる。
快晴の空はまだ続くが、珍しくせみの声は聞こえてこない。
時間はゆっくりと流れている。

りかにまたがっていた隆盛が自分から離れるのを感じる。
足音が遠のき、また足音が近づいてくる。真っ暗なりかには隆盛の動作がわからなかった。

真っ暗な視界に戸惑い、身動き一つとることができないでいるりか。
足音がどんどん近づいてき、自分の腰あたりに重さを感じた。おそらくまたがったのだろう。
すると、セーラー服を引っ張られる感覚がつたわる。おそらくボタンを外しているようだ。

そして、涼しい風が自分の体を直接撫でる。セーラー服が両側へ開かれたのだろう。
(今日は確かみずいろだったかな・・・。)

りかは暗闇の中で自分の下着を想像した。昨日白を穿いていて馬鹿にされたのを気にしていたからだ。
セーラー服はりかの腕をとおり、静かにりかの元から離れていく。

「りゅ、隆盛・・・部室の鍵は?」
「大丈夫、誰も来ない。」

耳の横から聞こえてきたその声は、なんだか冷たく聞こえたが、そんなこと気にするまもなくブラを外された。
ぷるんと拘束から開放された二つの膨らみを風がくすぐり、りかの体がうずく。

「ちょ、ちょっと、鍵を─ん、むぐぅ─」
言葉を言い終わる前に口を塞がれる。
そして舌が進入してくるのを感じるとともに自分の胸を揉まれる感覚が走った。

「ん、むぐぅ、はぁ、あ、あん、んぐぅ─」
緩やかな丘の上に立てられた学校でりかの緩やかな丘の上にある蕾をせめられる。
そして腰に感じていた重さがなくなり、スカートがずりさがっていく感覚を、暗闇の中でりかは感じた。
646608:2008/07/06(日) 02:36:19 ID:Ngve8icK
中編 "彼氏" 10/11


スカートがひざを通っていくのを感じた。静かな風がりかの大腿部を通り過ぎる。
風が吹き込み涼しいとはいえ真夏、りかの体からはいじめられていた時同様少しずつ汗がにじみ出ていた。
真夏に涼しさを請うようなりかの水色のショーツが姿を現し、その上から指が絡まってくるのを感じた。

指が強く割れ目を刺激し、りかの体は思わずビクンと跳ね上がる。
舌が進入していた口は開放され、次は左の胸の上で湿ったやわらかい感触がする。
右は5指により完全にとらわれまるでイカが獲物をとらえるように絡みつく。

下半身はクチュクチュと鳴き、りかが感じている証拠を吐き出す。
快晴の夏に闇を作り出しているアイマスクは、次ぎどこが責められるかわからない不安感をつくり、りかには確実に効果がでていた。

下着の上から責められ、十分に湿ったそれが少しずつりかの秘所から離れていく感覚が走る。
それは大腿部を通り過ぎ、ついには膝まで下げられる。

窓から吹きこむ風はりかの全身をなでる。
特に、責められ湿った秘所は敏感に感じりかの気持ちを高揚させる。
しかし、人はいないといえ部室内で、しかも目隠しというこの状況でりかは恐れも感じていた。

しかし、りかへの執拗な責めはそんな気持ちを忘れさせる。
りかの秘所へ指のようなものが深く入り込むのがわかる。

「んん、はぁっ、ん─!」

りかの体は砂漠でオアシスを求めるよう、欲求におぼれていった。
りかはあくまでも抵抗するものの、傷ついた心は正直で欲求を飲み込む。
クチュクチュといやらしい音は、窓を通して広く町まで聞こえてるのではないかというくらい大きく感じた。
それに連呼して二つの膨らみもゆれ、それを指が絡める。

「りゅ、隆盛・・はぁ・・ちょ、ちょっと・・・ん、んふぅ・・は、激しくない?」
「なにいってんの、りかだって感じてるくせに。」
「ん、んん─!」

隆盛の言ったことに反論できなかった。
りかはそのまま深く、欲望におぼれていくようだった。
647608:2008/07/06(日) 02:38:21 ID:Ngve8icK
中編 "彼氏" 11/11

秘所に出し入れされていた指が抜け、その代わりに指よりも一回りもニ回りも太い異物の進入を感じる。
「ちょ、ちょっと隆盛─!」

りかの抵抗は受け入れられず、異物はどんどん深く進入してくる。
しかし胸で踊っている指の勢いも止まることがない。

「んふぅ、ああ、むぐぅ─」

火照る体をやさしく風が冷やし、漆黒が不安を煽りながらも隆盛と体を寄せ合うことで安心が与えられる。
出し入れされる異物の動きが激しくなる。

「あっ、あっぁあん、んぁ、あっ、ああーーっ!!」
9畳ほどの部室、窓は全開にあけられその外には夏を彩る青空と雲が見える。
そんな広い世界で一生懸命生きてますといってるかのように、りかは体をびくつかせ、絶頂の瞬間を迎えた。
しかし、そんなりかへの責めは終わらなかった。

「屋上で作られた傷を、俺が癒すからな。」
耳元で隆盛の声が聞こえ、その途端に各責めが激しくなる。

しかし、りかはここで疑問を覚えた。

(隆盛にはいじめの内容は話してない。屋上のことも松嶋さんたちが話してない限り知るはずもない、なんで隆盛が??)

「ねぇ、なんで屋上のことを隆盛が知ってるの!?」
りかはそう言って、闇を作り出しているアイマスクを勢いよく取り外した。
久々に日の光を感じるりかの目には、驚くような光景が入ってきた。

「はーい、おっけーでーす♪」

松嶋はそういうと、右手でかまえていたビデオカメラを顔から離し屈託のない笑みでりかをみる。
その両隣で朝日と米田も笑みをこぼす。
その隣にも女子が複数いて、りかを囲っている。もちろん同じように笑いながらこっちを見下していた。
奥には複数の男子がちらほらみえる。

自分の胸には知らない男子の手が絡まっており、まだ動作をつづけている。
状況を読み込めないりかに、朝日が声をかける。

「りかはね、これでイッたんだよー♪」
朝日が持っていたのは、棒に少し太めのソーセージが刺さっている物だった。
段々状況が理解できてきたりかは、隣に座っている隆盛に声をかけようとしたが、そのまえに隆盛が口を開いた。

「目隠し外すなっつったろ?」

冷たい隆盛の言葉に戸惑うりか。
「ど、どこからこの人たちは・・・」
「最初からだよ、俺はりかにアイマスクさせただけだ。」
なんでこんな状況になったかわからないが、一つだけはっきりしていた。


りかが静かに”彼氏”を失った瞬間だった。


中編 ”彼氏” 終わり。
後編といっても、この続きのシチュエーションからはじめたいと思います。
648名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 03:47:10 ID:DCLph4RQ
GJ!!!!!!!
後編の予定はいつ?
649名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 13:10:46 ID:rvONzJjL
ひゃああああやべええええGJ!!
650名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 13:01:08 ID:8iBz0kT6
うはああああああ
651名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 18:35:27 ID:Xh1QU/6F
続き!続き!
キボン!キボン!
652608:2008/07/07(月) 23:32:56 ID:9C5T0uEu
中編の大きな書き換えの影響もあって後編も大きく書き換えてます。
あと、今就職活動まっただなかでこのままだとニートになっちゃいますorz

りかをいじめてニートなっちゃったら元も子もないので後編投稿は1週間〜をみておいてください。
もちろん早く書き終えれば早く投稿します。

という感じで理解していただけると幸いです。
653名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 01:49:10 ID:a+HRlGHX
期待して待っておりますぞ!
654名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 01:57:49 ID:eex6y6h8
そろそろ続きお願いします(><)
655608:2008/07/17(木) 00:44:20 ID:QOG38d6Y
風邪引きましたorz
書き終わりましたが頭がもやもやしているせいか、うまくまとまったかどうか(´・ω・`)

後編ちょっとながいですが、投下します。
656608:2008/07/17(木) 00:45:03 ID:QOG38d6Y
後編 ”成績” 1/15


1年ほど前に、今では彼氏である竹本隆盛の夢を聞いた思い出の部室。
彼は子供のように純粋な笑顔と夢があふれ、話したあの時。

それから少しの時間が経ち、二人は付き合うこととなった。
隆盛はりかに尽くしてきたし、りかも隆盛に尽くしてきた。
紛れもなく二人は幸せな恋人だった。

しかし、アイマスクを外してみると予想だにしない光景が目の前に広がった。
自分自身を囲む同じクラスの女子達。
隆盛にしか触らせていない私自身の体をなんの躊躇もなく遊びつくす知らない男性。

奥にも知らない人たちが複数こちらをみている。
こちらを見ているのは人だけではなく、ビデオカメラという機械もずっとりかを見ていた。
そのビデオを回し続けている張本人、松嶋が口を開く。

「アイマスクを取ったということは、素顔OKということですね〜?」

りかはそう言われ、ビデオカメラのレンズをみた。撮られている・・・裸を・・私の裸を・・・!

「や、やめてーーーー!!」

りかは勢いよく起き上がり松嶋に突進しようとするが、周りの女子達に両手両足を押さえられ身動きが取れない。
すると、ビデオを回す松嶋がその女子達に言った。

「紐で両手両足をパイプ椅子に縛りな、大の字にしろよ。」

そういうと周りの女子達は一斉に動き出し、りかの4肢を紐でパイプ椅子にくくり大の字に拘束される。
4つのパイプ椅子には女子が1人ずつ座り、重さが加わることで全く身動きがとれなくなった。

「いやっ─やめてぇえぇぇ!どういうこと!?隆盛・・・どういうことなの!?」
座っていた隆盛は立ち上がり、全裸のりかを上から見下してこういう。

「すまんな、りか。仕方ないんだ。」
「し、仕方ない・・・?」
「昨日、臨時収入が入ったっていったろ?」

昨日隆盛がパソコンを使っている時のことを思い出した。
サッカーのいいスパイクをオークションで落札しようとしていた時のことだ。
あの時の隆盛の嬉しそうな表情を鮮明に思い出す。あの時の温かさも・・・。
りかは心なしか、涙目になっているようだ。

「結構な金額でな、その金のお陰でアメリカ行きの夢も復活したんだよ。」
「で、でもなんで・・・こんなこととなにか、関係あるの・・・?」
「ま、お前に言うつもりはなかったが、その金をもらうための条件さ。」
「じょ、条件・・・?」
「この先は言わなくてもわかるだろ。まぁ一年間、俺は楽しかったぜ?」

信じられなかった。
お金のために私を売った。そりゃ、隆盛にとって夢は大切なものってことはわかっていた。
でも、こんな形で夢を追いかけるなんて・・・。
657608:2008/07/17(木) 00:45:32 ID:QOG38d6Y
後編 ”成績” 2/15


「ほんと、夢を追いかけられるのはりかのお陰だぜ!?だからこうやって金が得られたんだからな。」
りかは言葉が出なかった。嫌な意味で、りかは隆盛の夢の助けとなったのだ。いくら隆盛のためと入ってもこういう形では望んじゃいない。
そしてもう、隆盛は私の前からいなくなるのに─。

「昨日した約束、覚えてるよなぁ?俺が建てた会社に勤めてくれよ?」
隆盛は顔を、りかの顔に触れるか触れないかまでに近づけ言う。

「最近、現代人のストレスはすごいからなぁ・・・俺の会社に入った暁には、りかは社員達のストレスを解消させてくれよ?ここでね。」
「あぁん─」

隆盛はりかの秘所を一撫ですると、立ち上がって部室の出口に進む。

「まー、あとはお前らの好きにしてくれ。」
「ひゃーーっほーーう!!」

奥に居た男子達は歓声をあげ、りかの元へ近づいてきた。

「おい、待ちくたびれたんだからよ、俺からさせろよ!」
「馬鹿いうな、この話しお前に教えたのは俺だろ!?」
「おいおい・・・俺はまだ胸だけで挿入はまだなんだ、俺からさせろよ!」

りかの目からは涙が溢れ出した。隆盛に追いつこうと手足を動かすが、むなしくバタバタして終わるだけだった。

「りゅう─せい─・・・」
muuw
後ろ手でばいばいと手を振る隆盛の姿が、自分の上にのしかかってくる男子でさえぎられる。
しかし、救いの手を差し伸べるかのように松嶋が言った。

「ちょっと待てよお前ら!」

その一言で男子達の動きが止まった。
「あとで好きなようにさせるからよ、まずは私らに遊ばせろ。」

そういうと、りかにのしかかっていた男子は体を起こし10人くらいの女子達がりかを囲む。

「松嶋、なにするってんだい?」

松嶋除く女子達は松嶋のほうをみて様子を伺っていた。
後ろにいる男子達も同様だった。

「これから、りかの全てを調べ上げようと思う。」
「調べ上げる?」
「そう、本を作るんだ。名づけて”松下りか解体新書”」
658608:2008/07/17(木) 00:46:00 ID:QOG38d6Y
後編 ”成績” 3/15

「身長155cm・・・体重45kg」
「トップバストとアンダーとの差が15cmだから、Cカップってところか。だろ?りか」
「い、いや。。。」
「ちゃんと答えろ!」
「は、はい・・・そうです。」

松嶋はメジャーでりかの体のいたるところを測り始めた。
例えば、胸であったらバストはもちろんのこと、乳輪の直径、円周、面積、色。
メジャーがりかの胸に沈む。高校生では申し分ない胸が、メジャーと会話しているように形を変える。
ぷるぷると揺れる胸は見ている人の心までも揺るがす。

その測定箇所を朝日がデジカメでとり、その測定の様子を米田がビデオで撮影する。
周りにいる女子の1人が測定結果をノートに記載。
そしてもう1人が持ってきたノートパソコンで解体新書のレイアウトをしている。

そのほかの女子達はその光景を眺めて会話したり笑ったりと、りかの羞恥心をかきたてる。
その声がりかの耳に静かに入ってくる。鳴き始めたセミの声と共に。

「乳輪の円周の長さはでたかよ?」
「ちょっとまて、円周って2πrだったよな?」
「馬鹿、πr2乗だろ!」
「ちがうちがう、逆だろ!」
「胸だけにパイってか?うまいねーきみたち!」

松嶋はわざとらしくメジャーでりかの乳首を擦る。
その度にりかの体はビクンと反応した。

「あらりかちゃ〜ん、測定されて感じてるの〜?」
「うわぁ、りかちゃんってやっぱり変態だったんだ・・・」
「ち、ちがっ・・・んふっぅ・・・」


松嶋は執拗に胸を調べ上げる。谷間の深さであったり、形であったりとその胸の持ち主以上に知り尽くしたかもしれない。
すると、松嶋はりかの二つのふくらみの頂にある突起物を人差し指と親指でつかんだ。

「さて次は、どのような触り方が一番感じるのか検証しよう。」
「わかりました、ドクター松嶋!」

松嶋は、指で消しゴムのカスを練るように突起物をこねり始めた。

「んっ、や、やめ・・はぁん、ふぅ・・ん」
「ふむ・・・じゃあこれならどうだ・・・。」

松嶋は、マウスで下にスクロールするように人差し指でコリコリしはじめた。

「ちょ、ちょっと、やめて・・・んふぅ、はぁん・・」
「体は正直だね〜、みてみなよりか。」
「え・・・?」

りかは自分の胸をいやいや見た。信じられなかった・・・心なしかりかの乳首が大きくなってるような・・・
そんな自分にりかは腹が立った。しかし、拘束されどうしようもできずなるようにしかならない・・・。
このまま自分のすべてを調べ上げられそうで、そしてその本ができた瞬間自分が壊れてしまいそうな気もした。
もしその本が出回ったら、私の全てを知られてしまうことになる。
659608:2008/07/17(木) 00:47:00 ID:QOG38d6Y
後編 ”成績” 4/15


「なぁ、松下の下着の種類もまとめようぜ。」
「あ、なら私手が空いてるしそっちやるわ。」
「私が知ってる限り、二日連続で白だったときがあったよ。」
「なぁりか、お前の下着全部ここ持ってきなよ、写真に収めるからさ。」
「い、いや─」
「それなら俺がもってこようか?」

出口付近にいる隆盛が口を開いた。

「りかんちの家族とも仲良くて、勝手に上がれるまでの関係になったんだ。
 りかの家は遠くないし、部屋から全部持ってくるよ。」
「りゅ、隆盛・・やめて!」
「じゃあな、行ってくる。」

そういうと隆盛は走って部室を去っていった。
その姿をりかは目撃することができず、足音だけがむなしく聞こえた
その間にもりかの体が調べ上げられていく。
女子が4人くらいでりかの脇であったり横腹であったり、いやらしくりかの体をくすぐる。
しかし、くすぐるってのはりかがそうされているように感じているだけで、
実際は”指によるやわらかさの確認”という抽象的でもあるデータを取っていた。


その間にも、パソコンでのレイアウトが作られていく。
撮影した乳輪の写真を早速貼り付け、その隣に色や直径などのデータを書き込んでいく。
そのパソコンの画面をわざとりかにみえるようにしているところにまた松嶋達のいやらしさが感じられた。
りかは一瞬パソコンの画面が目に入ってしまうが、一瞬で目をそらした。

目をそらした先には、きれいな青空が広がる。地球の鼓動を感じさせるその空はきれい過ぎてこの世の奇跡を表してるかのよう。
世界は広い─地球に比べたら自分なんてちっぽけなもの─ちっぽけな自分がただ地球上の片隅でいじめられているだけ・・・。

いろんなことがありすぎて、りかは一瞬気が遠のくのを感じたが、突然窓から吹き込んだ少し強めの風に意識を戻される。
それは、いじめを、苦しみを、現状を味わえと、地球が囁いているようだった。

「さて、松嶋が測定している間にりかちゃんの中身についての調査をしましょうか。
 周りの人たち、なにかりかちゃんに聞きたいことある〜?」


ハーイ、ハーイ・・・

周りに居た女子達、そして奥にいる男子達からも手が上がった。
「はい、植山さん!」
「りかちゃんの初体験はいつ?そして今まで何人の人と付き合ってやってきたの!?」

植山さんといわれた女子がりかに質問する。松嶋達のつくる”解体新書”はなにもりかの体だけではなく中身まで、
全てを丸裸にしようという魂胆でつくるようだ。その質問にりかは顔を背ける。

「おーい、どうなんだよ!?答えろよ!」
「いっ─」
植山がりかの横腹を小突く。りかは少し体をねじらせる。
それでもりかは答えようとしなかった。

「しゃーねーな、答えないならこの画像を─」
「あ、はいっ・・・答えます・・答えますから・・・」
「よろしい。」

今まで付き合った人数は3人だが、性行為を体験したのは隆盛が初めてである。
その情報をノートに記載していく。こうしてりかが一つ一つ暴かれていくこととなる。
660608:2008/07/17(木) 00:48:09 ID:QOG38d6Y
後編 ”成績” 5/15

「オナニーをしたことは!?」
「い、一回だけ・・・」
「どういう風に?」
「・・・を指で・・・」
「聞こえない!どこを!?」
「マ、マン・・・」
「はい!?」
「マ、マンコを・・・」

厳しい尋問が続く。
初恋の相手は?今まで好きになった人は?屋上でいじめられた感想は?
クラスのみんなに乳首見られたこととパンチラみられたことの感想は?
先ほどソーセージでイった感想は?
りかは全てを正直に吐き出していく。自分でも何を言っているかわからないくらい自然に口から言葉が出てきた。
それをメモする音やタイピングする音、松嶋のメジャーの音や女子達、男子達の声が部室内にあふれ出す。
そこは動物の実験をしているような様子で、りかを同じ人間として見ているものは居ないと思われる。
質問することがなくなってきたのか、質問が途切れ途切れになってきた。
しかし、各部位の測定を終わらせた松嶋が最後に測定する場所、今まで隆盛にしか許さなかった秘境に遂に捜査のメスを入れる。

「はいはい、まずは写真を撮ろう。多いと思うくらいで十分だ」
「はいよ。」
「いやぁああぁあ、やめてえぇぇえぇ─」

りかの言葉は空を走り、むなしいシャッター音が響く。
デジカメでの撮影や、奥からは男子達がケータイで撮っている。
完全にりかのプライバシーはなかった。大股開きにされたそこを、なにも遮るものがないないそこを容赦なくデータとして残していく。

「さて、まずは縦が・・・」
「はぁあん─」

メジャーが少し触れただけでりかの体がビクンと跳ねる。そして腕や脚から汗が弾けた。
松嶋は器用にメジャーを動かしていく。屋上の時同様にりかの体がまな板の上の魚のよう虚しく跳ねる。

「りかちゃーん、メジャーは物を測るために使う道具だよ?小学生で習うよね?」
「そ、そんなの・・・あたりま・・・ぁふん・・」
「やだぁ〜、メジャーで感じてるの!?本当に変態だね。」

りかは言葉が出なかった。反抗しても見ている人を楽しませるだけだ。
しかし、そんなことは気にもせず松嶋は淡々と作業を進める。
撮られた写真は早速パソコンに取り込み、メジャーで得られたデータをその写真の隣に記入していく。
徐々にだが”松下りかの解体新書”ができあがっていく。

「おい、もって来たぞ。」
その時、汗だくで隆盛が戻ってきた。
スポーツ用の大きなバックをあけると、そこには色とりどりの下着が詰められていた。
少し前まで彼氏だった人が・・・りかはまだ信じられないようだった。
男子がその一つを取り上げ、手で広げる。そして顔に密着させる

「あー、きもちええ〜」
「いやぁあぁあぁぁ─」
「淡い色ばっかだな、白・水色・ピンク・・・」
「よし、全部写真に撮りデータ化しよう。」

隆盛がバックを逆さにすると、サッカー部の部室にりかの下着が散乱した。
そしてハエのようにその下着に群がる。
「んじゃ、俺は用あるから帰るわ。解体新書できたらみせてくれよな。」
そういうと隆盛は部室をでていく。
661608:2008/07/17(木) 00:48:31 ID:QOG38d6Y
後編 ”成績” 6/15


「よし、次は味だ。おい男子達─。」

松嶋は下着に群がる男子達を呼ぶ。男子達はやっとのことで獲物にありつけるようだ。
松下を見下す男子達の視線は下品そのもの・・・。しかしその下品に今から犯されるのかもしれない。
りかはこれが夢だったらなぁと何度も思った。

「松嶋ドクター、あとはこの被験体をゆずってくれるんですかい?」
「まぁ、好きなように責めてくれ。しかし、松下の体の味やら使い心地など客観的に感想をくれ。」
「りょーかい♪」
「いやぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁ─!!」

そういうと男子の1人が急いでズボンを脱ぎりかにまたがる
松嶋は、少しでもいいアングルをというようにカメラを動かす。
デジカメやケータイのカメラのレンズがりかに注目する。
そして上にまたがった男子は、おぞましい姿をした男特有のブツを出すとそれをりかの性器近づける。
今度はソーセージなんかじゃない─

「いやぁあああぁあっぁあぁ─!!」

部室からでた隆盛の耳に、りかの悲鳴が入ってくる。それを聞いて隆盛は少し笑った。
そして、ポケットからUSBを出すと、部室前にいた二人組みの女子に渡す。

「どうも、これで仕事全部だよな?」
「うん、ありがとう。」

ミサトは左手で”ミサト”と書いてあるUSBを受け取った。
右手は相変わらずの寝癖と絡めている。
パンッ、パンッ、パンッ─という腰を打ち付ける音が部室外まで聞こえてくる。
それと連呼してりかのやらしい声も聞こえてきた。周りの野次馬で姿は見えないが、なにをされているのか容易に想像がついた。
ミサトと里美、そして隆盛はその音に耳を傾けつつ、話をつづける。

「礼を言うのはこっちだ、50万という大金ありがとな。」
「いいえいいえ、あれくらいならすぐ集まるし。」
「50万!?」

その金額に里美は驚く。無理もない、一女子高生がなぜそんな大金をもち、それを他人に軽く渡せるのだろうか─。

「私、株やFXしてるからね。そして負けないし、それくらい簡単に手に入るよ。」
「い、いやぁ・・・数々の疑問がでてくるが・・・まず未成年でできるのか?」
「そこはあれだ、聞くな。」


「でもよぉ、今まで私らは直接手を汚さずにいじめてこれたのにさぁ、ここで姿現したら意味なくない?」
里美の当然の疑問だった。いじめの範疇を超えたこのいじめに関わったとなれば、いくら脅してるといえ
これが先生にばれると軽く退学になるのではないだろうか。
そう考えると、今回も姿を現さずに松嶋のとっているビデオをどうにか入手してそれを見るほうが、より完璧な形だと里美は思った。
662608:2008/07/17(木) 00:49:10 ID:QOG38d6Y
後編 ”成績” 7/15

今まで、自分達が考える中では完璧に動いてきた。
直接手を汚さず、周りにいじめさせ自分達は安全なところでぬくぬくとしてきた。
しかし突然、ミサトは現場に行こうと言ってきた。

「確かに、やられるとこまでやられた松下は、もうなにも恐れることはなくなってしまう。」
「だったらなおさら、先生にチクられるんじゃないのか?」

ミサトは野次馬から目を離し里美を見た。
そして、ふふっと笑ってみせた。

「大丈夫。むしろ、こっちの方を先に手つけてたからさ。最後の支え”成績”まで落とす伏線としてね。」
余談だが、里美がこの言葉を理解するのはもっと後のことである。


パンッ、パンッ、パンッ、パンッ─
元気のいい音は続き、りかの体がおもちゃのようにもてあそばれる。
どんどん激しくなっていく突きはりかの体も心も汚し、それによって排出される白濁液がりかの顔にかけられる。
そんな様子すらもビデオは鮮明に映し出す。

「ふぅ〜、きもちかった。」

もう満足したのか、ズボンを穿き始める男子に松嶋が聞く。
「どうだった?」
「んー、胸はよかった。見た目どおりのやわらかさで扱いやすい、一度は味わっておく価値はあると思う。
 ただ、膣はよくねぇなぁ・・・。宣伝しすぎた映画みたいに、期待しすぎてガッカリした。まだ使い慣れてない硬いグローブのようだ。」
「どうもありがとう♪」

感想を一言一句間違えずにタイピングし、データを記載していく。
その男子はもう用済みといっているように何も言わず去っていった。

「はーい、お次の方〜♪」
松嶋は病院で待つ患者を診察室に呼ぶかのように男子に声をかける。
診察を待ちくたびれたかのような男子は勢いよく服を脱ぎ、全裸で拘束されるりかに乗る。
すると、その男子が口を開いた。

「あの時はよくも俺をフってくれたよな・・・」

りかは冷静になってその男子の顔を見る。そして記憶がよみがえってきた。
1年以上も前、入学したばかりのことだ。
りかは放課後呼び出され、今のしかかっている男子に告白された。
しかしりかはあまり話したことないその男子の気持ちにはこたえることができず、その場では断った。

「俺は超傷ついたんだぜ〜?」
「あ、あの時は・・・ご、ごめんなさい!」
「いいよ、許してあげる♪」

男子は前の男子同様、りかと一体化しようとしてきた。
りかは涙を流しながら男子にやめてと訴えかけるが、男子は全く聞こえていないのか、容赦なしにりかを犯しはじめる。

「あん、あっ、ぁふん、んっ─」

我慢してるのがきつかったのか、男子は勢いよく腰を振る。

「やーーっと、お前を犯せたぜぇ・・・こんなんならあの時告白すんじゃなかったよ。」

告白した時の男子のりかに対する気持ちは軽かったのだ。
りかの体が欲しいだけ。その男子の本音をりかは受け入れたくなかった。
663608:2008/07/17(木) 00:49:35 ID:QOG38d6Y
後編 ”成績” 8/15

「いいよいいよ〜りか!」
「こういうの向いてるんじゃない?就職先はきまったようなもんだね♪」
「面接で、こういう体験があったことを強く押せば、自己PRはばっちりだねぇ!」
「ビデオでももってってこりゃ内定確実だ!」
「いやぁぁあぁぁーーーー!」

腰を打ち付けられるたびにりかの上半身に生る二つの果実がおいしそうに弾ける。
りかは顔を左右に振り抵抗するが、なんの抵抗にもなっていなかった。
気付けばりかの体には無数の汗が光っていた。
この汗が屋上の記憶も呼び起こす。

勢いが強すぎたのか、男子はもう満足し同じように白濁液をりかの顔にかける。
りかは火照った顔にまた熱いものがかけられるのを感じた。
異様な臭いが鼻をさし、不快感がりかの心を満たす。

「どうだった?」
「さっき、佐々木が言ったとおり胸はよかったな。弾力性があって病みつきになりそう、覚せい剤のようだ。
 下半身はそうだなぁ、いつもスカートから覗く太ももみてたから、太ももはおいしそうだけどそのおいしさがマンコに伴ってなかったな。
 だけど俺はそこまで悪くないとは思う。使い慣れてない感が、新品を使用している気持ちにさせる。
 それに、こいつの胸と顔が楽しさを増幅させてくれるからな。」


長い感想を言い終えると、その男子も用済みというようにそそくさと部室を後にした。
その後、並んでいる男子達が順々に犯し始める。
胸を執拗に攻める者もいれば後ろの穴を攻める者も、そして記念に写メを撮るものもいた。
感想はみなそれぞれだったか、全体的に満足したようで評価は高かった。
並んでいた男子の列もなくなり、部室にいる人は同じクラスの女子が10人、そして奥には2人がみえる・・・。


「さてりかちゃん♪プールにいこうか!」
「プ、プール!?」

松嶋は腕時計に目をやり、その後あいている部室の窓に近づく。
松嶋の髪が風に煽られひらひらと空を泳ぐ。
部室からはきれいな町並みもだが、目の前に青々ときらめくプールがあった。

「水泳部から鍵を拝借してきた。りかちゃんは遊びすぎて暑かっただろうし、顔がそれだもんね・・・」

松嶋が椅子に座っている女子4人に目線で合図をすると、その女子達はりかの手足を拘束する紐を解く。
しかしまだ自由にはしてくれないのか、両手を左右にいる女子達が抑え無理やり立たされる。

裸のままりかは部室の外に連れ出される。
部室外にはいじめの現場には相成れない二人の姿があった。
同じクラスの・・・ミサトと里美・・・?
664608:2008/07/17(木) 00:50:34 ID:QOG38d6Y
後編 ”成績” 9/15

プールは金網に囲まれており、網の上には有刺鉄線があって普段は進入することができない。
プール唯一の出入り口には鍵がしてあり、その鍵は水泳部か体育の先生しか所持していない。
松嶋が鍵を開けると、普段授業でしかしようしないプールが目の前に現れた。

真夏のプールはオアシスのように輝き、体育の授業ではそのプールで男子達は楽しそうに泳ぐ。
女子は日焼けを嫌って見学する人が多い。

そんなにぎやかなプールが今は誰一人いない。
25mのプールになみなみ注がれた水が風に揺られ波を立てる。
太陽と青空、大きな白い雲と夏を代表するシチュエーションがそこにはあった。
しかし、心が躍りそうな夏ではない。
ただ1人裸にされ、誰も居ないプールは家畜を放し飼いするにはもってこいの場所。
いつもはりかも楽しく入るプールが、処刑場にみえる。
「さ、汗臭い体、イカくさい顔をプールであらいな!」

両手の拘束がはずれ、松嶋に背中をかるく押される。
りかは松嶋のほうを少しみて、そのままプールに歩き出した。
まるで海に向かって歩き心中する人のように。
しかし、目の前でりかは脚をとめる。

「お、おねがい・・・もぅ、やめてください・・・」
「さっさと入れ!」
「きゃっ」

ザッパーン─

松嶋に押されたりかは背中からプールに落ちた。
慌てて水上に顔をだすが、こころなしか、暑い体が冷やされ気持ちが落ち着いた。
悔しいが、気持ちよかった。
しかし、松嶋達がりかをいいようにするわけがない。

「今は11時50分・・・水泳部はいつも12時くらいから練習を始める。何がいいたいかわかるか?」
「ちょ、ちょっとまって─」
「じゃあね♪りか、水泳部くるまで使わせてもらいなよ?すぐに出れば大丈夫だからさ!」
「い、いかないで──!」

りかは急いでプールからあがるが、朝日に羽交い絞めにされる。
その目の前で米田が、隆盛が持ってきたりかの下着全部をプールに投げ入れた。

「いやぁああぁぁぁぁ!」

拘束を解かれたりかは急いでプールに飛び込んだ。
沢山ある下着をりかは集めていく。
青空の下、プールの中で裸の女子と下着が乱れる。
これ以上ない豪華な光景だった。

「りかの制服はサッカー部の部室においておくから♪」
「あ、今日穿いてたパンツは戦利品としてもらうね♪」
「い、いや─ちょ、ちょっとまって─!」

りかは慌て、集めていた下着を散らばしながらプールの出入り口へ走った。
しかし、目の前で施錠の音がむなしく響き、見えたのは松嶋達の笑顔だけだった。
松嶋達の姿が消えると、別の方向から不特定多数の声が聞こえてくる。男の声・・・水泳部だ!
りかは慌ててプールの中に飛び込んだ。
665608:2008/07/17(木) 00:51:39 ID:QOG38d6Y
後編 ”成績” 10/15

「あ、やっぱり・・鍵がないと思ったら・・・。」
「誰だよ昨日施錠忘れたのは!」

その声にりかは耳を傾ける。松嶋は最後まで冷静だった。
慌てるりかの目の前で松嶋は、施錠したあと静かに鍵を開け鍵を差し込んだままにして帰ったのだ。
りかがプールにいるとはいえ、鍵を閉めて去ったらりかが閉じ込められてると気付かれる。
しかしこの状況は、完全にりかが1人でプールに忍び込んだと思われるだろう。

りかはプール内に散らばる下着をなるだけ集めて、そのうち一セットの白いブラとショーツを身に着ける。
裸を見られるよりマシだろう。
しかし、この状況を回避する術はもうなかった・・・。
どんどん入ってくる水泳部男子は合計20人。さすがに、プール内の異変に気付く。

「お、おまえ・・・プールでなにしてんだよ?」
「い、いや・・・これは・・・」
「水着・・・いや下着で泳いでたのか・・・?」
「いやでも、なにこの下着の量・・・。」
「な、なんか、エロイ光景だ。」

白い下着だけを身に着ける松下りかと、その周りにぷかぷかと浮かぶさまざまな下着。
水着の男子達の心の中が分かるよう・・・水着が下の物でどんどん押し上げられていく。

「おい、許可なしにプール使用したのか?」
「い、いや、これはちがうんです!」
「何が違うんだよ変態女!」
「こりゃお仕置きが必要だな。」
「い、いやぁああぁあぁぁああぁ─」

プールの真ん中へ逃げるりかに、水泳部はさすがのうまい飛込みでどんどんりかへ迫っていく。
泳ぎが得意ではないりかにあっというまに追いつき、20人に周りを囲まれた。

「お、おい・・・ばれたらまずいんじゃないのか?」
「ばれるかよ!それに勝手に使ってたこいつが悪いんだ。」
「そうそう、こんな格好で俺らを誘ったに違いない。」
「い、いや─そんな・・・」
「おいみてみろ、下着で泳ぐから乳首やマンコ透け透けだぜ?」

水泳部みんなゴーグルをつけ、水中からその様子を見た。
白い下着はりかの体にピタッと密着し、胸にある蕾が堂々と姿を見せている。
ショーツはおしりの形をそのままにあらわし、うっすらとみえる茂みがまるで海草のよう。
下着を脱がすとワカメのように水中を踊りだしそうだ。

「おーい、お前らなにしてるんだ?」

水泳部全員はびくっと驚き水中から顔を出した。
水泳部顧問の村上先生だ。
日曜のプールに浮かぶ奇妙な光景に、村上はすぐに気付く。

「せ、先生!この女子が勝手にプールに入って泳いでたんです!」
「ち、ちが・・・私は・・・」
「しかも、下着まみれで!」
イマイチ状況がつかめない村上は、水泳部の生徒にはいつもどおり練習をしろと指示し、プールの中で怯えるりかを呼んで話を聞くことにした。
666608:2008/07/17(木) 00:53:00 ID:QOG38d6Y
後編 ”成績” 11/15
りかはなにもしゃべらなかった。
両腕でいっぱいに下着を抱えうつむき、ただ震えているだけのりかを見た村上はただごとではないと悟った。

村上はポンッっとりかの背中を叩き、話したくなればいつでも話しにきてと言ってプールに戻る。
りかはその場にしゃがみこみ泣き始めた。
湿った下着から水滴が落ちる。冷たくて付け心地が悪い。
両腕にぎゅっと力をこめると、抱いている下着からボタボタボタっと絞れた水が滴り落ちる。
りかはしばらくそこから動けなかった。

そのころ
帰ったと思われたミサトと里美は、プールの様子をずっとサッカー部の部室の窓から見ていた。

「あー、これはひどい・・・松下、自殺するんじゃない?」
「そんな弱い人間じゃないよ。」

褒め言葉なのかどうか疑わしい。
ミサトはプールで戯れるりかを見ているとき、ずっと小声でプールに入りたいといっていた。
それが里美にはうっとうしく感じた。

「ミサトの言ってた成績落とすっての、松下が落ち込めば勉強もできなくなり成績落ちる・・・って狙いなのか?」
「まぁね。それもあるけど、もひとつ大きな爆弾がある。」
「大きな爆弾?」

ミサトは大きく目を見開き笑顔になる。
「誰かに助けを請うと、りかは根本的に成績が落ちる。」

その後りかは、自分の下着を全部コインランドリーに持っていった。
家族には心配させたくないから、たくさんの下着を持って帰ってくる姿をみせないようにの心遣いだった。
りかの帰宅に笑顔で母が迎え、それを笑顔で返すりかはさすがだった。

しかし部屋に入った瞬間、ドアによりかかりそのまま泣き崩れる。
西日が寂しくりかを映し出す。
なにもかも失った・・・汚された・・・。
りかは1時間、そのままの状態で泣き続けた。

そして西日もなくなった頃、りかは静かに体を起こす。
もともと前向きなりかは、一つの答えにたどり着く。
真っ赤に腫れた目は見るに耐えないが、その瞳には大きな決心がついたようだ。

先生に言おう─
次の日の月曜。りかは朝早く職員室に向かい、水泳部の顧問の先生に今までのこと全てを話した。
先生は最初全く信じてくれなかったが、優等生である松下の言うこととその真剣な表情でことの重大さを認識した。
いじめを超したこの行為に憤慨し、松嶋達を含むりかのいじめに関わった者全てを集めた。
しかし、松嶋達は口裏を合わせたかのようにりかのいじめを否定するばかりだった。

同じクラスの生徒にも聞いてみたが、松嶋がいじめた光景をみたという人は1人もいなかった。
もし言ったら松嶋にいじめられるかも、その気持ちが率先したのだ。

いじめたという証拠もなく、その場は先生もしぶしぶ松嶋達を解放した。
生徒指導室をでた松嶋が口を開いた。

「とうとうチクりやがった・・・。」
「画像、ばらまくか?」
「おう!やってやろうじゃねぇか!」
「んじゃ、大量に印刷して・・・」
「いや、画像は裏サイトに貼り付けよう、そのほうが目に入り保存するやつもいるかもしれん。」
「おお、さすが松嶋!あくどい。」
667608:2008/07/17(木) 00:53:50 ID:QOG38d6Y
後編 ”成績” 12/15


その日の夜、学校の裏サイトには静かにりかの裸の写真が投稿された。
それをみたりかは最初こそ驚いたが、何もかも失い、汚されたりかはそのことでは何も感じなくなった。
ただ、しずかにりかは笑った。

「警察は、ネット上の書き込みから検挙することだってできる!裏サイトの管理人だって退学になるだろう!」

投稿された写真はサッカー部部室で、4肢を拘束されているものだった。
はっきりりかの顔が写されている。

こうなれば学校側も警察沙汰にするだろう。りかは松嶋達に仕返しする覚悟を決めた。
じつはこの時はじめてりかは裏サイトをみた。
りかがいじめにあうまでの書き込みをみる。松嶋らしき書き込みを煽っている書き込みがあった。
これを松嶋はりかと勘違いしてりかをいじめる。もちろんこれはミサトの策略なのだが・・・。

「私がプールに連れて行かれるとき、部室外に二人いた・・・
 その片方ミサトさんはパソコンが強いことで有名。多分彼女がこのサイトを・・・。」

りかは強くこぶしを握った。
─退学にしてやりたい!


次の日先生は、状況の重さを理解し警察に連絡する。
りかの反撃が始まった。


しかし、それと同時に”松下りか解体新書”が密かに広まる。
欲しがる人はそれに群がって、一つ1万円と高額で購入する。

「うひゃひゃ、松嶋〜!こりゃぼろもうけだねぇ!」
「ああ、先生にさえ言わなきゃここまでみんなに売りつけることもなかったんだけどなぁ。」

諭吉を眺める松嶋と米田に、朝日があわてて近づいてきた。

「─はぁっ・・・はぁ、はぁ」
「おいおい、どうしたんだよ朝日?」
「─け、警察が・・・」

松嶋と米田から笑顔が消える。ここ一週間で初めてかもしれない。
その話を聞いた瞬間放送が流れた。松嶋を呼び出す、悪魔の、いや、正義の放送が─。

生徒指導室に向かう松嶋の姿をみていたりかは勝ち誇ったかのようにガッツポーズをしていた。
そして生徒指導室に入る松嶋にまちうけていたものは、険しい顔をした先生達と警察だった。
裏サイトの書き込みから松嶋までたどりついたのだ。
668608:2008/07/17(木) 00:56:18 ID:QOG38d6Y
後編 ”成績” 13/15

「あなたの携帯電話から書き込まれたと通信の記録が残ってるんですよ。」
「だから、しらねぇっつってんだろ!?」
警察と松嶋の話しは食い違ったままだ。しかし、しらばっくれても無駄なのは松嶋もわかっていた。
先生達は松嶋を疑うという段階ではなく、どういう処罰にするかを考えている。

自分達のリーダーがさらわれ、朝日と米田はりかのもとへ向かった。
ゆうゆうとしているりかにつかみかかる。
「テメェ、ただじゃおかねーぞ!」
「もうこわくないから、散々ひどいことされてきたし。」
「クッソ!」

りかを突き飛ばした朝日はりかの元を離れる。米田もそんな朝日についていった。
勝った、そして全てが終わったんだとりかは確信した。
しかし、失ったものは大きかった。心の傷が癒えるのも時間がかかるだろう。
すると、再び放送が流れる。

”2年1組松下りかさん、至急生徒指導室へきてください。”

りかは松嶋にされたことを詳しく話そうと決意した。
そういう意味でも、この放送で呼ばれたのは嬉しかった。そしておそらくだが、裏サイトの管理をしているミサトのことについても・・・。

席に座ってねぐせを触っているミサトに、りかは不敵な笑みをおくる。
それに対しミサトも不敵な笑みをおくり返す。

(ふん、あんたももうすぐ退学になるんだから・・・!)

りかは強気に、生徒指導室のドアを開けた。
そこには松嶋と、相変わらず険しい顔をした先生と警察がいた。

「先生、どうしたんですか?」

椅子に座っている松嶋はりかをにらみつける。
その松嶋をりかは微笑んで返す。
そんなりかに、険しい顔をした先生が声をかける。とても低い声だった。

「お前に教えてもらった、裏サイトのことなんだが─」
「管理人わかりましたか?」
思わず声が弾んでしまったりか、しかしそれと相対して先生の声は低い。
そして今まで以上に険しい顔でりかをみた。

「松下、お前が管理してたんだな!?」
え・・・?

りかはきょとんとした。言っている意味が分からない。
きょとんとしたのはりかではなく、その場で静かにしている松嶋もだった。
すると、その先生の後にいる警察が資料をみながら口を開く。
「通信の記録ですが、このサイトの運営はあなた”松下りか”さんのパソコンからとなってます。」
日本の警察はここまで無能なのか?りかは言い返す。

「え?違います!調べなおしてもらえませんか?」
「松下─」

先生がりかに迫りながら話す。近づいてみると大きく、とても威厳があるようだ。なにもしていないが自分が悪いことした生徒のような、そんな錯覚をおこさせる。
「お前が言ってた”松嶋を煽った書き込み”なんだが、あれもお前のパソコンから投稿されたものらしい。」
669608:2008/07/17(木) 00:57:11 ID:QOG38d6Y
後編 ”成績” 14/15

りかは先生の顔を見上げて強く言った。
「何かの間違いです!私がそんなことするわけないじゃないですか!!」
「ああ、私もそう思ってたが・・・。」
「なんなら私のパソコンを調べてください!運営に関するデータなんてなにもでてきませんから!」

そういうと、警察の1人が見覚えのあるパソコンを持ち出す。間違いない、自分のだ。
「な、なんでパソコンがそこに?」
「母から許可をもらいました。」

パソコンを起動する。見覚えのあるデスクトップ。隆盛とのツーショット。
それをみてりかは前日の、部室のことを思い出し背筋が震えた。

警察の人が慣れた手つきでりかのパソコンを操作する。

マイドキュメント─
そのなかに見慣れないフォルダがひとつ目に入った。

”裏サイト”

そのフォルダの中には、サイトを構築するHTMLファイルであったり、画像ファイルであったりと、サイトを運営している証拠がそこにあった。
「う、うそ・・・こんなのなんで・・・?」

先生はりかの肩に、ポンッっと手をのせる。

「今学校では、裏サイトを運営している人には厳しく処罰を下している。
 いくら優等生の松下だからって処罰の対象外にはならない。」

「ちがうちがうちがう!!わ、わたしは──!!」
哀れみの顔で先生や警察がりかをみた。松嶋は少し嬉しそうな顔でりかをみる。
否定するりかの言葉は生徒指導室に響き渡った。

場所は変わって2年1組の教室。
「はーん、なるほどね・・・。」
これで何度目だろうか、里美は納得してばかりだった。

「つまり、隆盛に”50万やるからりかと別れろ。”ってだけじゃなかったんだ条件は!」
ミサトは自分の爪に、ネイルのつもりだろうか、赤い絵の具を塗りながらしゃべる。

「隆盛には私のUSBを渡した。その中にはサイト運営のデータがあってそれをりかのパソコンに入れさせた。」
赤い絵の具を塗った人差し指をみて嬉しそうにする。里美は不気味がってその様子をみていた。
ミサトは中指に塗り始めながらまたしゃべる。

「そして、りかのパソコンで隆盛に運営を任せた。松嶋の書き込みを煽ったのも、りかのパソコンからね。」
「なーるほど!ダーツで獲物決まった後、私はてっきり松嶋を煽りに言ったと思ったけど、まずは隆盛から手をつけてたんだね!」
「そうそう。これで、運営してたのは松下りか。その事実を知った先生は松下に処罰を下す。
 松下はまぁいままでいい子だったから、退学ではなく停学くらいかな?」

赤く塗った中指をみる。とても綺麗に塗れているようで嬉しそうだ。
「でもこれで、りかの内申書に傷がつく・・・根本的なところから成績を落とすことになる!」
670608:2008/07/17(木) 00:58:11 ID:QOG38d6Y
後編 ”成績” 15/15


その後りかはミサトの言うとおり停学となった。
テストの成績は一旦は落ちてもまた頑張れば元に戻るが、内申書の傷は消えることがない。


ここ一週間でりかは、
ミサトの思惑通りに”信頼””彼氏””成績”の三つを落としてしまった。
もう取り返しのつかないダメージを、りかは負った。
その後りかは停学の喪があけ、静かに学校生活をおくるのだがそれは少々後の話。

松嶋は退学となり、朝日と米田までは手が回らなかった。
口を割らない松嶋は、友達おもいだという一面をみせた気がした。


竹本隆盛は、50万の資金をえることができてアメリカへ向けて準備を整える。
アメリカでの勉強が功を成すかは、彼次第。
その後りかと隆盛が顔をあわせることはなかった。


ミサトは、松下りかの解体新書のデータを手に入れ、USBに保存していた。これをみてミサトは思った。
学校中の可愛い女子みんなの解体新書を作れないだろうか。
捻じ曲がった目標が、ミサトの心を躍らせる。


ある日の日曜日、壁に貼られた写真にまたダーツがささる。
次の獲物を求めて、ミサトと里美は動き出すこととなる。

ダーツの先には、また不幸となる女子がいる。
ミサトたちが学校中の可愛い女子達全員の解体新書を作り上げるのは、もうちょっと先の話しだ。


後編 ”成績” 終わり。

読んでくださった方ありがとうございました。
671名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 00:59:12 ID:v24sMVH/
GJでした!!!!!!
これで完ですか?
672608:2008/07/17(木) 02:59:10 ID:QOG38d6Y
>>671

読んでくださってありがとうございました。
私の中ではもうこれで完なのですが、一応続けられるような書き方をしましたw
無理に続けるのであれば今回のは”松下りか編”ということになると思います。

続きを書きたいという方がいれば書いてもらってかまいません。
私は今回初めてだったんで色々課題等見えたと思います。
次書くことがあればもっと腕を磨いての投稿にしたいと思います。

長く付き合ってくれてありがとうございました。
673名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 01:51:03 ID:8kn1DCnR
保守。
674名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 15:28:31 ID:x6WLwcAL
なかなか面白かったですよん
675名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 19:58:21 ID:PuMRr2n9
恵理子の話はもう続きはアップされないのかな?
読みたくてたまりません!
676名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 21:21:28 ID:HWKBta1K
ほす
先日、愛知県の中学校で、18歳の卒業生(フリーター)の少年が母校に上がり込み、
「先生にイジメられた」「人生を狂わされた」との動機で、他の中学生らが見てる前で、当時の担任教諭(34歳)をナイフで刺すという事件があった。
調べに対し、少年は痩せていることを理由に、教諭から学校で「もやし」などとののしられていたために恨んでいたことが判明。

2年前の福岡県の公立中学で、元担任教師(当時47歳)が「からかいやすかった」という理由で、男子生徒に他の生徒たちからのイジメの扇動をして、男子生徒(当時中2)を自殺に追い込ませたという事件があったが、
この教師も授業で「出荷できないイチゴ」などと生徒個人を平気で誹謗中傷する発言をしていたとの事。
そう考えると、近年に限らず、管理教育(平成5年頃まで)の時代から、この手の事件(先生が生徒をいじめる)って、どうして中学に多いのだろうか。

秋葉原での無差別殺人事件なども、あながち無関係とは言えないはずだ。

今の時代、こういう教師の特徴として、だいたい女子生徒(気も腕っぷしも強い、ボス的存在)に「デブ」「豚」(この手の女子は太目の体格が多い)などのあだ名とかは一切つけず、
反対に立場も体格も気の弱そうな男子生徒をイジメている。
たぶん、わがままな女子生徒たちに嫌われたら終わり(常に反発されて授業も学級経営も成立しなくなる)という見かたをして、ご機嫌取りに走っているんだろう。

そういう腹黒さが、大分での教員採用試験での汚職事件(公文書偽造・収賄・贈賄)などに繋がっているんだろう。

逆に言えば、この手の女子生徒って性格が悪く、陰湿でワガママで、陰で立場が弱い女子・男子生徒らをイジメている場合が多いのに
(保護者や教師などの前ではイイ子ブリッ子の善人を装うが陰では配下の女子と教師の不満や悪口ばかり漏らしている)、
教師たちは見て見ない振りをしている。
こんな我儘な女子生徒が社会に出たら、職場のイジメなど、また同じ悪さをすることになるが、実際の学校教師は、このような女子生徒を育てている。
また、こういう性格が悪い女子生徒と波長が合うと、いい先生と評価されるのも矛盾している。だから、教師が平気で不正を犯すのだ。
本当のいい先生とは、こういう太目な女子生徒らと常に反目する(反目しやすい)のが特徴である。
678名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 22:58:56 ID:4S27VJUI
恵理子カムバ〜っク
679名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 01:37:27 ID:fowe58Ve
気分転換に投下するか…

「あ〜ら、ごきげんよう可南子さん」
「ご、ごきげんよう…乙羽さんに皆さん」
自分の机で教科書を整理していると声をかけられた。
相手は乙羽とその取り巻き2人…イズミとキョウコである。
女子高において…苛めとは陰湿なものである。
なにより男子がいないのが大きい、やり放題なのだ。
ただ、可南子の通う女子高は完全なお嬢様学校なので。
そこまで汚れてはいないのではあるが。

だが、お嬢様学園…乙女の園では。
少しでも地位の低い者、貧乏っ子はお嬢様方から目をつけられやすいのだ。
お嬢様学園ということもあり皆美人ではあるのだが、イズミ、キョウコも。

可南子もそうである、家が少し貧しいだけで…苛めの標的にされている。
特に家がお金持ちで令嬢である乙羽には…。
乙羽は成績優秀で容姿端麗と非の打ち所がない。
容姿は端麗だがそれ以外に取り柄のない可南子はいつも…。


680名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 01:38:23 ID:fowe58Ve
「ちょっと可南子さん、それだけですの?乙羽さんがご挨拶なさっておいでですのに」
「え?」
「ちゃんと椅子から立って頭を下げてご挨拶するのが筋ではなくて?貴女貧乏娘の癖して何様のつもりですの」
イズミとキョウコにそれぞれ非難され可南子は慌てて立ち上がった。
「ご、ごめんなさい…私、そんなつもりじゃ、ごきげんよう皆さん」
しかしプライドの高く可南子を嫌う乙羽には通用しない。
「あ〜あ、私大変不愉快な思いをしましたわ、可南子さん、ちょっといらっしゃい」
「え?あっ…で、でも」
「いいから来なさいよっ!」
教室から強引気味に連れ出される可南子。
それでなくともイズミ、キョウコ以外にも女生徒が付いてきたため生きた心地がしなかった。
クラスメイトもそのやり取りを見ているが見知らぬ降り、これが…女子高である。

可南子が連れ出された場所、そこは礼拝堂から先にある体育館裏である。

681名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 01:39:22 ID:fowe58Ve
体育館裏、あまり人は通らず静で暗く近づくたく場所である。
「あ、あの…」
相手は乙羽を入れて5人、皆が可南子に対して敵意の眼差しを向けている。
突然乙羽は可南子の頬を平手で叩いた。「あっ!」可南子がよろける。
「私と貴女は立場も地位も違うのよ、二度と失礼な真似はしないで」
「ご、ごめんなさい。。。私そんなつもりじゃ」
「相変わらずはしたない口の聞き方ですこと…」
「あ、あの…それじゃ」と立ち去ろうとする可南子は乙羽の取り巻きの女の子達に囲まれ逃げられない。
「な、なに?」
「皆、押さえて頂戴」
「いや、きゃああっ!!」
可南子は4人の少女に力ずくでその場に押し倒され大の字に両手両足をガッチリ押さえられた。
なにせ地面はコンクリート、熱も半端ではない。

682名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 01:40:10 ID:fowe58Ve
「いやっ!放してっ」
可南子は精一杯の抵抗を見せるが相手は4人も居るため一切身動きが取れない。
乙羽は身動きの取れない可南子をいいことにしゃがみこむと可南子の制服に手をかけた。
そしてそのままボタンの一つ一つを外し始める。
「いやっな、なにする気っ!?」
「お黙りなさい」
全てを外し終えると制服を脱がし…可南子のブラが露になる。
「い、いやぁ!!!」
「んふふ…こういう古臭いのつけてるのね…貴女の家柄が知れますわ」
可南子を押さえつけている4人の女生徒からも笑みがそれぞれこぼれている。
「さて、では生を拝見致しますわ」
「い、いやあぁぁぁ!!!」
そのままブラはめくり上げられ…炎天下に二つの果実が晒された。
「や、やだ…」
「はぁ…ぺちゃ…ちゅるる…はぁ…はぁ…」
乙羽の容赦ない噛み付きが何度も可南子の乳房が襲った。
そして右手はもう片方の乳房に向けられ…痛いほど何度も激しく揉み回された。
「お、乙羽さんやめっ…んふっ!」
しかし、乙羽の突然のキスによって全ての言葉を封じられる可南子。
男子のいない女子高では…百合も多いのだ。
「ちゅ…んふ…はあっ…くす…この方、乳首が立ってきてますわ」
「い、いやぁ…」
可南子の小さな悲鳴だけが空しく響く。
何度も何度も容赦なく乳首を口に含む乙羽。

すると味わい終わったかのように舌を舐め回すとカメラを取り出す。
「な、なにする気?」
「あら、わかりませんの?記念撮影ですわ」
「い、いやあああぁ!!!やめてっ!!」

そのまま何度も乳房が晒された胸元に容赦なくシャッターを切られる。


まさしく可南子にとっては地獄の炎天下である。




683名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 01:41:33 ID:fowe58Ve
「うふふ、下はどうなってらっしゃるのかしらね…」
「えっ!?や、やめてっ」
可南子は精一杯の力で何度も抵抗するが4人もの女生徒に押さえられては…
体をすらすことだけしかできずそのままスカートをめくり上げられる。
「いやぁっ…酷いわ」
そして、そのままショートも脱がされ…割れ目に容赦なくシャッターが切られる。
「いいこと?二度と私の機嫌を損ねないことですわ、でないと…写真を学園全体にばら撒きますわ」
「は、はいっ…以後気をつけます」
「ふふ、いいこと思いついたわ…貴女、キョウコさんとお付き合いなさい」
「え?」
「この子まだ百合の味を知るのに経験が浅いんですのよ…お願いできるかしら?」
「で、でも私…」
「あら、写真がどうなってもよろしいのかしら?貴女明日から学園に来られませんわよ?」
「は、はい…」

そう言われてはあきらめるしかない。
「キョウコさん、どうぞ…」
「え?」
「せっかくですもの、お遊びくださいな」
「い、いやっ!」
キョウコはゆっくりと割れ目に中指を触れ…。


少なくてごめん、つい女子高を連想しちゃってさ。
684名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 06:44:28 ID:xJa8YDuY
つい柳原可南子を連想してもた
685名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 09:02:54 ID:ClpRcTtl
GJだったぞお前…さて、親友2人を引き裂く虐めっ子達を妄想すると萌えるな
場所は女子高でも共学でもいい…親友だから女子高のがいいかもしれんが
686名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 00:43:26 ID:S+nkjhM2
女子数人が女子一人を囲み押さえつけ嫌がる女子の服を強引に脱がす…
単純な行動なのになんでこれだけで萌えるのか…
687名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 23:02:53 ID:xaDILWHH
そうか?
688名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 23:07:47 ID:KQ9VeQFR
女の子が水泳の前に脱いだ下着を隠されて
制服の下は裸という羞恥の辱めをうけるもの希望
689名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 23:40:24 ID:iZbZoWp3
平凡な女の子が学園のアイドルでお嬢様に苛められるの希望、もちろん取り巻きも加勢で
690名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 00:15:43 ID:Es2K2xYl
以前に別のすれで途中まで投下し、合わないかもと思ってやめたもの。
とりあえず保守代わりに。
691名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 00:16:19 ID:Es2K2xYl
何となく入った女子校。それなりにお嬢様学校として
知られてて、校則も結構厳しい。
女の子ばっかりで楽なとこもあるけど、やっぱり退屈になってくる。
そんな日に変化をくれたのが同じクラスの嶋田さやかさんだった。
692名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 00:16:39 ID:Es2K2xYl
高校から入った私とは違って、嶋田さんは小学校からここの学校の生徒。
明るくて、誰にでも普通に接してくれるし、お嬢様っぽい嫌みなところもない。
育ちがいいってこういうことなんだろうなぁって思う。
でも何となく苦手だったんだよね。いい子すぎるっていうか。

それを初めて見たのは放課後の教室だった。
暗くなって、誰もいない校舎に入り、忘れ物を取りに教室の戻ろうとして、
誰かいるのがわかった。
小さく聞こえる吐息っていうか、甘い声。
ガタ…ガタって机が動かされる音…不審に、っていうか何だろって思って
ドアのとこからそっと覗き見ると、中にいたのが嶋田さんだった。
こっちに背を向けて、両手を机について…ガタ…ガタ…
うそ…まじで?この年でありえなくない?あのこ、教室でオナってるよ。
しかも子供みたいな方法で…
693名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 00:17:17 ID:Es2K2xYl
あの嶋田さんがねぇ…いいひとだけど、えっち系には疎いかもね。
結構かわいいし、何よりも女の私たちですら目がいってしまう巨乳ちゃんw
でも彼氏がいるような話は聞かないし、私たちが男の話で盛り上がってても
輪に入ってくることはない。
そんな嶋田さんの、予想すらしなかった性癖(って言っていいんだよね)を
友だちに話してみた。かなり食いついてきたよw
次の日には、その友だちから友だちへ、クラスの中で話はかなり広がってた。
もちろん嶋田さんには知られずに。
で、みんなで放課後またのぞきに行ってみたけど、今日はいなかった。
「そういえば、いつもクラスで一番早く登校するよね。まさか朝もやってたりして。」
文化系の部活で残ってる生徒もいる放課後より、朝のほうが誰にも見られずに済むだろうし。
盛り上がった友だちのひとりと、明日の朝いちで待ってみることにした。
私もひまじんだよね。

でもその甲斐はあった。やっぱり早く登校してきた嶋田さんは何か火照ったような顔してた。
机に鞄を置いた音が聞こえた後、廊下の方を一度確認して…
私たちが教卓に隠れてて、隙間から見てるのも気付かずに…信じられない。
制服脱ぎ始めたんだもん。下だけだけど…
スカート、ショーツと脱いでしばらく目を閉じて立ち尽くしてた。
上は制服着てるのに、下半身は裸、っていうか靴下と上履きだけ履いてる…
ぶるって震える…それが余計にやらしい。
思わず声を出しそうになってる友だちの口を手で塞いで声を潜めていると、
はぁ、とため息をついた嶋田さんは床に手をついて四つんばいになっちゃって…
うわ…なんていうかエロぃ…
そして私たちは聞いたのだ。彼女が言った恥ずかしい台詞を…
お尻振って、机の脚にあそこを擦り付けてる。
もう夢中って感じ。
私たちは顔を見合わせて嘲笑をこらえた。あの子、
オナニーの仕方知らないんじゃない?
694名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 00:18:06 ID:Es2K2xYl
嶋田さんがその恥ずかしい行為をしたあと、脱いだものを履いて、
(たぶんトイレだと思う)教室を出てくまで、私たちは気付かれずに隠れていたんだ。
10分もなかったと思う。
嶋田さんに気付かれないように教室を抜け出し、玄関にダッシュしたあと、
ここなら大丈夫って思った私も友だちも興奮しっぱなしだった。
速攻みんなにメールしまくり。「やっぱりそうだったよ」って。

こうなると女はタチが悪いよね。相手がどんなにいい人でも、嫌いなっていうより
合わない部分とかも理由になっちゃうし、いい子すぎたってのも余計に妬まれちゃう。
嶋田さんは上手くやっていたと思うけど、これは恥ずかしすぎるよ。
こんなおもしろいネタ、っていうかオモチャ、私たちが見逃すわけないし。

そして翌日。今度はみんなで早く来て、隣の教室に隠れてた。
みんなで位置を確認して、ビデオカメラをわからないように
嶋田さんを撮っちゃう場所にセットまでしてね。
そしてまた嶋田さんがきた。毎日来てたんだと思う。
癖になっちゃってるって感じ?
ちょっと可哀想かも、と思わなくもなかったんだけど、
タイミングを計る役目もある私はまた教卓の中で覗き見…
昨日より更に早く来た嶋田さんは昨日と同じような、
廊下を確かめることをしたあと、
また脱ぎ始めた…毎日してて、エスカレートしちゃってたんだろうね。
あ〜ぁ、止まんないって感じ。今日は下だけじゃなくて、全部脱ぐみたい。
うわ…こうして見るとすっごいわ…ほんと「巨乳」
妬まれてもしょうがないって思ったりもする。
そして昨日みたいによつんばいに…好きなんだねぇ。
みんなに見られてるの想像しながらしてるんでしょ?
だから教室なんだよね?手伝ってあげる…
私が送ったメールを合図に、
みんなが一斉に教室に入ってきた。
「おはよぉ!!あれぇ、何やってるの!嶋田さんっ」
695名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 00:18:40 ID:Es2K2xYl
びくっと反応してそのばにうずくまった嶋田さんは、一瞬、理解できずにいたみたい。
ていうより、信じたくなかったんだろうね。だってこんな恥ずかしい格好で、
恥ずかしいことしてたのみんなに知られてたんだもん。
「素っ裸だけど、何してるの?嶋田さん」わざとらしく聞く。
「そうだよ、なんで?さやかちゃん。」笑いを堪えながら意地悪く。
普段は「さやかちゃん」なんて呼ばないくせにw
「大好きな机で遊ぶためだよね〜?毎日してたんだって?」
「っていうか恥ずかしくないわけ?ほら、答えなよ」
質問しているその間に、もうひとりが嶋田さんの脱いだものを取り上げる。
しゃがみ込んで両手で体を隠そうとしてる…
うそ…うそ…って小さな声をあげながら私たちを見ている彼女の目は、もう泣きそう。
だめだよ。そんな顔見ると余計にいじめたくなっちゃうよ。
隠し撮りしていたカメラを見せながら、
「今日は言わないの?『さやかは悪い子です。お尻ペンペンして』って」
って言ってみた。昨日聞いた嶋田さんの言った恥ずかしいオネダリ。
我慢していたみんながいっせいに笑い出す。嶋田さんは…?
あ〜あ、泣いちゃった。かわいい。
696名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 00:19:08 ID:Es2K2xYl
いっせいに教室に押し掛けてからずっと、私たちは嶋田さんの写真を撮りまくっている。
だめだって、抵抗すると…
相手が一人じゃないから、ケータイ押さえようとするとほら、他のみんなが
あられもない格好のあなたを撮っちゃうじゃない。
おっきなオッパイも、お尻も、あそこも…もちろん私もビデオを止めたりしないし…
抵抗しなくなった嶋田さんに、続きをさせるのは結構簡単だった。
一人一人が、裏サイトに貼っていき、それを見せてあげたから。
697名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 00:19:42 ID:Es2K2xYl
「あ…あぅう…こんなの…いやぁっ」
ガタ…ガタ…友だちの何人かに手を添えられて、嶋田さんの手が机の端を掴んでる。
他の人たちは前から顔を覗き込んで笑ったり、大きなおっぱい指で突いたり、揉んだり…
「かわいいお尻〜」
「ほらほら、見ててあげるから遠慮しなくていいよ?さやかちゃん」
って言いながら、嶋田さんのお尻をなで回したりして、あそこを机の角に押し付けさせる。
それでもまだしゃがんで、やめようとするから、いい加減むかついてきちゃって、
ついつい叩いちゃった。嶋田さんのお尻を思いっきり平手で。
「ひぅっ!!」
背を反らすみたいにしてびくって震えて…一瞬みんなも驚いて沈黙…
続けてお尻を叩いていくと、私だけじゃなく、みんな嶋田さんの様子がおかしいのに気付いてく。
叩かれると太ももを閉じて、びくびくって震えるんだけど、その後自分で机の角に
あそこを擦り始めたの。
叩けば叩くほど、体を机に預けるみたいにうつ伏せて、でもお尻はねだるみたいに
小さく、でもイヤラシクくねる嶋田さん…
はぁ…はぁって、こっちが恥ずかしくなるような声だしながら、
「…ごめんなさい…ゆるして…はずかしいよぉ」
あははっ。この子、マゾだったんだ。
もうみんな遠慮なんてしなくなっちゃった。
698名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 00:28:44 ID:Es2K2xYl
そんなわけでまた。
699名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 08:03:07 ID:XcDGeIgQ
期待!!がんばって
700名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 01:07:13 ID:4WUsNyTB
私…涼水智代と中原杏は中学の頃からずっと仲良しだった。
高校も同じ学校を選んだ、女子高だけど…。
他に友達はほとんどいない、お昼休みもいつも2人だった。
だけど…クラスで2人だけ孤立すると…女子高は怖い。

「ねえ、あの2人…いつも一緒に居るけどレズなのかな?」「キモ〜イ」

そんな声はしょっちゅうだ、それも私達にわざと聞こえるように言ってくる。
特にクラスのリーダー格である高町奈々…お嬢様で容姿端麗でもある彼女は。
よく私達…特に杏につっかかってくる、自分の取り巻きにならない私達を気に入らないのだ。
もちろん理由はそれだけではないけれど、弁当箱に鉛筆削りのカスをばら撒かれたり。
体育の時間でもバレーやドッチボールなどは杏が集中的に狙われている。
杏のシューズに画鋲を仕込むなんて朝飯前の茶番時であった。
私はなんとか耐えられるけど…気が弱く、無口で暗い杏はいつも辛そうにしていた。

そんなある日。
別のクラスの子と中庭を歩いていた私は目撃した。奈々に苛められてる杏の姿を。
「きゃあぁっ!」
取り巻きの子達に両腕を押さえられ奈々に頭からバケツの水をかけられていた。
「杏…大変、助けなきゃっ!」
「駄目よ、涼水さんっ!やめておいたほうがいいわ」
隣の子に止められる。
「あの奈々って子…いじめっことして有名なの、社長令嬢で友達も多くて誰も逆らえないわ
ほらここ女子高でしょ?男いないしやりたい放題なのよ…助けたら貴女まで酷い目に合うわよ?」
「で、でも…見捨てるだなんて」
「とにかくいまは我慢したほうがいいわ」
「…」

701名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 01:07:57 ID:4WUsNyTB
「あ、あの…高町さん」
「なにかしら?」
「杏に嫌がらせするのやめてほしいのだけど」
我慢ならなくなった私は放課後、直接奈々に言った。
奈々たちに苛められ泣いていた杏を見ると耐えられないのだ。

「くす…そう…わかったわ」
「え?」

意外な言葉に驚く…「友情は大切だものね…」
「でも条件があるわ…中原さんをいじめるのは私の日課なの、その日課をとられるんですもの
それ相応の条件を出すのは当然でしょう?」
「なっ…!」私は日課という奈々の言葉に顔を強張らせた。
彼女にとって杏はいじめの道具、日課でしかないのだ…。
「貴女が身代わりになったら?」
「え?」
「当然でしょ?どうなの?」
私をターゲットに…。
「出来ないの?なにが友情かしら」「さっさと答えなさいよ」「早くしなさいよっ!」
奈々の取り巻きから非難の声が飛ぶ…。
「わかったわ…」
小さく頷き呟く私を…妖しい笑みを浮かべた奈々が見つめていた。

702名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 01:08:38 ID:4WUsNyTB
次の日から私へのいじめは始まった。
机への落書き、わざと肩をぶつけてくる。
酷いときには階段から突き落とされたこともあった。
もはや…杏を除いたクラス中の子が私を敵視していた。
「智代…私のために…ごめん…ごめんね」
私が酷い目に合うたびに涙を流しながら謝る杏を私は微笑んで頭を撫でる。
「いいの…私達親友でしょ」
そんなある日。

「ねえ涼水さん、貴女の今日の下着の色を教えて頂戴」
「え?」
私の下半身をジロジロ見ている奈々からの質問に戸惑う私。
「これから毎日教えて頂戴…いいでしょ、ここ女子高だもの」
「い、嫌よっ!」
「いいから教えなさいよ、もっと酷い目に遭いたいの?」
「やっ……」
言えるわけない…私にだって女のプライドくらい持っているつもりだ。
「そう…言えないの…なら力ずくで教えてもらうしかないわね」
「え?」

奈々の取り巻きである女生徒…綾と渚に押さえられた私は…。
「嫌っ!放してっ!」
必死に抵抗するが相手は2人…逃げられない。
「放してってば〜っ!」
教室を出た瞬間恐怖に襲われていくのがわかる。
私が奈々と取り巻きに連れて行かれた場所は屋上だった。


703名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 01:09:12 ID:4WUsNyTB
屋上…生徒がほとんど出入りすることのない場所。
はっきりあまり長居したくはない所だ。

ドンッ

私は綾と渚に屋上へと強引に入れられた。
続いて奈々、それに他の数人の女生徒達。
「ここならいいわ、一応場所くらい考えてあげたわ…貴女だって皆の前で服を脱ぐのは嫌でしょ?」
気を使ってくれたと思いたいが…酷いことをすることには変わりないのだ。
屋上…逆に言えば人目の無いここではなにをしてもいいと言うこと。

恐怖を感じた智代は出口へ向かい駆け出す…が相手は奈々を含めて6人。
簡単に捕まると地面へと押さえつけられしまう。
「嫌っ放してって帰してっ!!!」
智代の非難の声も虚しく響くだけ、コンクリートの上へ強引に押し倒される。
そして大の字になった智代の体の手足などを女生徒5人がかりで押さえつけた。
「放してっ!!」
智代が身動き取れないのを確認した奈々は静かに智代の近くへ座る。
「くす、うちの学校のスカートって短いのよね、だから…少しめくればすぐ見えるわ」
「な…なにをする気なの?」
「言ったでしょ?貴女の下着に色を教えなさいって」
くすっと口元に笑みを浮かべた奈々はヒラッと智代のスカートをめくった。
当然下着が丸見えの状態になで…「「いやあぁぁっ!見ないでっ!!」
「あらあら…黒じゃない…貴女、随分と凄いのをつけてるのね」
「いやぁ……」
スカートの裾を戻したくて堪らないが両腕は押さえられたままなのでどうしようもない。
「んふふ…ブラはどうなってるのかしら?」
「嫌だっやめてっ!!!」
「大丈夫よ、この学校に男はいないわ」
両手足の自由の利かない智代にはどうすることも出来なかった。
なにせ右腕を綾に、左腕を渚に押さえられ…2人とも当然両手を使ってるため抜け出せるはずはない。

制服のボタン一つ一つを奈々に脱がされていく度、智代の瞳からは涙が溢れ出していく。
「いやぁ……」制服の間隔が少なくなってい度に悲鳴も大きくなる。
全て脱がされワイシャツを外され…智代のキャミソールが覗き…奈々とその取り巻きの前で露になる。
「いやあぁぁぁっやめてっ!!!」
「ふふ、可愛い下着つけてるじゃないの…Bカップって所ね…キャミを剥がせばどうなるのかしら?」
「や、やめて…おねがいっ!」
死に物狂いで抵抗するものの手足を押さえられては体だけをひねらせるのが精一杯の動きだ。



704名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 01:10:45 ID:4WUsNyTB
奈々はキャミソールを一気にずらすと取り払った。
「いやあぁぁぁっ!!!…やめっ…うう…ぐすっ…」
プルン…。

キャミールに隠れていた智代の2つの生乳房が奈々の目の前に姿を曝け出し…その場でプルンと揺れた。
あの強気な智代はどこへやら、一人の女の子が泣いている…この状況に絶望して。
「まだ泣くには早いわよ…ふふ、お楽しみはこれからなんだから」
奈々がスカートのポケットから取り出したのは携帯だった。
「な…なにするつもり!?っやめてっ!!」
奈々は智代の非難に対して微笑むと智代の顔まで見える形でシャッターを切った。
カシャッ…。

「やぁ……ああ…」
「くす…とってもいい絵が取れたわ…あとわね」
智代の下半身へ目をやりショーツを剥ぎ取る。
「いやぁっ!!」
その場を隠そうにも両手足の自由が利かない状態では無理だ。
陰部は何度もシャッターを撮られ…奈々はその度に登録した。

「ど、どうしてこんな…っ」
「ふふ、これ懲りたら二度と私に口答えしないで、意見も言わないで…中原さんで遊ぶのも自由でしょ?ふふ…」

再び杏への苛めが…しかし逆らえば…。
「理解できたかしら?さて…せっかくだもの…頂きたいわ」
「え?」

奈々は智代の体全体を眺めると…欲望の眼差しを向け…乳首にしゃぶりついた。
「やぁっ!!」
忘れていた……奈々はレズでもあったのだ…ここは女子高。
そういう人間が居てもおかしくはないのである。

705名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 01:11:50 ID:4WUsNyTB
「だめっ…ああっ…そ、それは…」
容赦なく何度も智代の乳首を舐め味わう奈々。
身動きの取れない嫌がる相手を犯す…これほど快感なことはない。
「んふふ……ちゅぱ…んふ」
乳房に満足した智代が下半身へと降りていく。
そのまま陰部の割れ目へ人差し指を差し込んだ。
「あっ…………!」
智代の頭の中が真っ白になる…。
「ううっ……も、もうやめてっ…」
「まだよ…最後の締めが残ってるでしょ」
「え?」
「綾…渚、しっかり押さえてなさいよ」
奈々は絶望の表情を浮かべる智代に対し口元に笑みを浮かべ…。
左ポケットからペンを取り出した…それがなにを意味するか智代は察する。
「いやっ…それだけはやめて…放してっ!!!」
この場から逃げようと必死に暴れるがしっかりと5人がかりで押さえられ体を揺らすだけが精一杯だ。
その間にも奈々のペンは近づいてきて…智代の一番大事なその場所を守っていた膜へと刺さり…。
破るのには数分とかからなかった。
「いやあああぁぁぁっ!!!」



自分へ逆らうものはこうなると戒めた…いじめっ子奈々お嬢様の勝利である。
706名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 01:56:52 ID:/RXPGCcL
『〜かしら』『〜よ』『〜だわ』
とかって、この手のものに出て来がちだけど、冗談にしか思えない。
その登場人物は女ならか『ふふっ』って笑うか、男ならやけに気取った丁寧語で話す。
707名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 09:36:16 ID:5rm/EGWo
夏はエロ
708名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 16:48:17 ID:tgWmqyM4
涼水、中原、高町という命名は、もしかすると元ネタがある?
709名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 20:33:47 ID:Sc0rXqLl
>>706
エロにそんな無粋なつっこみする方が萎えるわw
710名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 12:32:31 ID:KezTX4mE
純粋な恋愛小説じゃないんだよ、エロ…それもレズレイプだぜ?
>>700
ぬいたよ
711名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 21:20:27 ID:IWjj3LTG
>>710
>ぬいたよ
なら文句言うなよw
712名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 21:35:02 ID:1tmerQxn
>>711
誰が誰に文句を言ったの?
713名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 11:49:03 ID:v5zIv7KG
>>708
別に元ネタは無いんじゃない?
杏、智代はクラナド。
高町は、なのはさんかな?
後は何処にでもいそうな名字や名前だけど声優っぽい
714名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 12:14:51 ID:SfDbk3z8
渚もクラナドだろ、後は涼水は玉青ちゃんじゃないか?

まあ登場人物の名前とかは好みで決める職人も多いしな
715名無しさん@ピンキー
男性恐怖症の私…姫宮文香の中学は女子中で、高校も女子高を選んだ。容姿は普通だ。
以前から女子高に憧れていた私、乙女の園…清楚な雰囲気を想像していた。
けれど……毎日、地獄の日々が続いていた。理由もないのに皆からイジメに遭っている。

「おはよう」
登校して教室に入ると自分の机の異変に気づいた。
数冊の教科書が机の上に置かれている、
「……」
何気なく教科書をペラペラとめくる、すると…。
ほとんどのページが「バカ」などマジックで落書きされていた。
落書きはまだいいほうで、酷い所は破られたりもしていた。
「おはよう、姫宮さん♪」
「あ、お、おはよう…如月さん、恩田さん、北条さん」
顔が震えている文香に3人の女生徒がくすくすと笑みをこぼし声をかけてきた。
「あら、どうしたの?まあ…酷いわ、一体誰がこんなこと……くす」
如月凛、恩田麻紀、北条みゆき…そう、文香を直接イジメているグループ3人だ。
皆可愛いのに…特に凛は家が大金持ちのお嬢様で容姿もかなりの美人である。

「なによその顔、私達がしたとでも思ってるの?」
「い、いえ…そんなこと」
「心配しなくてもあんたを嫌ってない子なんてこのクラスにはいないわよ」

女子高…女だけだから楽だと思われがちだが…。
男子がいないため連携が組みやすい、文香はクラス全員からイジメられているのである。
こちらから声をかけても当然無視だ。

教科書を買い直そうと席を立つ文香…だが。
その隙に凛に鞄を取られる「は〜い、皆注目♪」