ネタはシリーズ全タイトルOK。
皆でマターリとスパロボ関連のエロを語り合うスレです。
煽り、荒し、厨は無視の方向で。
950レスまたは450KBを超えたあたりで次スレ建ておねがいします。
テンプレ失敗してた
ゴメン
>>1乙 ドンマイ
即死防止のために、
俺がエロパロ読みたいカップリングでも挙げてみる
・マサキ×ウェンディ
年上のお姉さんにリードされるマサキとか
マサキの若さをぶつけられるウェンディとか見たいんだが
この組合せ、全年齢向けSSでもほとんど見たことがない
そりゃぶっちゃけ、ウェンディが人気な(ry
そもそも外伝しかやってない人はマサキの嫁候補だってことすら知らないんじゃないか?
魔装機神ではキスまでした仲だというのに
エロい方法でプラーナを分けるウェンディとか想像してみる
>>11 それどっかで見たことある。まだ未完だったけど…。
>11
そこまでなら、寺田先生がどっかの同人誌でやってた。
あ、キスでプラーナを分ける、ってとこまでね。
ウェンディ×リューネ
レイン×アレンビー
>レイン×アレンビー
これだとガンダム系のスレでやれ、てなっちゃうから
このスレでやるなら、どっちかは別版権キャラかオリキャラにしないと
よく知らないから間違ってるかも知らんが声優ネタなんじゃないかと予想してみる
ウェンディは声優さん決まってないんじゃなかった?
外伝でも声ついてなかった気がする
確かに未だ未設定だな。
天野さんなら別にいいかな?とも思うが。
……これ以上は板違いになるか。
電撃スパロボのピンナップがすっげーエロかったんで
古林姉妹の百合希望してみるテスト
同作品同士でも設定背景がスパロボになってれば投下場所はここになるんじゃないの?サルファ設定のキララクとか
>>21 問題はそれがスパロボでないと書けない物なのか、ということだな。
原作のままでも可能な内容ならそっちでやれという話。
>20
姉妹がプールサイドに寝そべって
水着の上をはずしてお互いの乳をこすりあわせてるって
どんなシチュエーションなんだろうと色々考えてみたんだけど、
どう見てもアヤによるマイ調教です。本当にありがとうございました
前スレ
>>997 ずっと待ってんだ!待ってんだぞ!
>>8は見たことないとぼやいているが、結構良く見る気がするぞ
マサキ×リューネ好きな俺が言うんだから間違いない
何スレも昔に書かれてたアラド×イルイ、あの続きが読みたい
たしか戦闘シーンで放置されたままだっけ
どういう風にエロに持ってくのか楽しみにしてたんだけどな
イルイはロリのままでもいいが
急に大人イルイになってアラドを驚かせるシチュも見てみたい
あったなあ、「ビルトビルガーX」だっけか
俺は女教師ヴィレッタ×リョウトの続きを今でも待っている
もう何年経ったけな。ヴィレリョウ
インヴィレも待ってるぞ俺
一時再開しそうだったのにねえ>ヴィレリョウ
まだ待ってます
夢オチで途中中断だっけ?>ヴィレリョウ
俺は未だにラァァァァイの続(ry
俺は俺とて姉妹丼を(ry
前スレ埋まったし、そろそろ職人さん達集結して来るのかな。
誰であろうとお待ち申し上げておりますぞ。
夢をみた、ひどく懐かしい夢だった――ような気がした。
どんなに懐かしくても、これは夢だ、ただの夢だ。何度となく言い聞かせる。
――もう、あの日々はよみがえらない。
「……ン」頭に柔らかな感触を感じ、目を覚ます。「なにをしているんだ?」私
が訊くと。聖母子の如き笑みを浮かべたカトライアは、くすりと笑い。私の髪を
手ですくい。
「エルザム、アナタの髪って女の人みたい」笑いながら言う。
「なよなよした男は嫌いかな」
「ううん。でも、アナタはなよなよしてるのではなくて、優しいだけよ」
カトライアの指先が、幼子をあやすように髪を撫でる。少し気恥ずかしい。
「優しい、か。戦士には不要な資質だな」だからこんな言い訳をしてしまう「戦
士とは常に厳しくなければならない。そこに甘えや優しさは不要さ」
「そうかしら」
「そうさ」
カトライアはうんと唸り、私の髪に顔を埋め、後ろから抱きつく。それだけな
のに私の心は少年のように踊った。
カトライアの香りが鼻腔をくすぐる。
「なら、別れましょう」耳元をくすぐった言葉が、私の心臓を張り付けにした。
思わず「なぜ」と怒鳴っていた。
カトライアはくすくすと笑いながら。
「だって、いくらアナタが強い戦士でも。優しくないのなら、良い旦那様にも、
子供の良い父親にはなれないもの」
言われて、私はからかわれたことを悟る。
口元に笑みを滲ませながら、私はカトライアの腕の中もぞもぞと動き、向き合
う。私の女神はいつも微笑をみせ、私の心を穏やかにしてくれる。
「ならば、私は誰よりも優しくなろう。きみの夫として、きみと私の子供の父と
して」
そう言い、横に寝るカトライアに顔を寄せ、静かに唇を重ねた。
ルージュの塗られた口唇を味わうようについばみ、その柔らかさを楽しむ。
「ふふ」カトライアは息を漏らし、私の身体を強く抱きしめる。
私は一糸纏わぬカトライアの背に腕を廻し、その身体を強く求める。
重ねた口唇で、心を確かめ合う。普段は淑女のカトライアとは思えぬ、舌の動
きに私は魅了され、子供のように更なる強い快楽を求め。張りのある尻を掴み、
その弾力と肌のきめ細やかさを感じながら、揉む。
「ん……んぅ……」
舌の動きが少し緩慢に、しかし直ぐに烈しさを取り戻す。
感じやすい部分が側にあるためか。カトライアは時折、身をよじらせ、甘い吐
息をはく。
陶磁のような肌にうっすら朱色が差す、舌をからませる、瞳はいつにもまして
輝いてみえた。
唇をどちらからともなく離す。
「子供はサッカーチームが組めるだけ欲しい」
「あら」カトライアは鮮やかな色をした口唇を尖らせ「誰が産むと思ってるの、
そんなに。それに十一人も男の子ばかりだと、たいへん」小さく肩をすくめる。
もう一度唇を重ね、「しかし、女の子が産まれては困ったことになる」
「なぜ?」
「きみに似た子が産まれては、娘に手をだしてしまいかねない」冗談めかしてい
うと。カトライアは朱混じりの頬を膨らませ。
「あら、年を取ったら私なんか用済みというわけかしら?」
私は、こつんと額をカトライアの額にあてて。
「いや、きみと共に過ごして理解したよ。きみは年を重ねる度に魅力的になって
いくのだと」
「それ、褒め言葉?」
「いや」と私は首を振った。「口説き文句さ」
そう言うとカトライアはくすくすと笑い。
「なら、がんばりましょ。サッカーチームは無理でも、フットサルはできるくら
いに」
「ああ」
「やさしくね」
「ああ、もちろん」
もう一度キスを交わしてから、カトライアは身体を起こす。
ベッドの上をゆっくりと動いていく。肢体のなめらかな動きに見とれていると。
カトライアはくるりと振り返り
「あまりジロジロみないで、恥ずかしいわ」
顔を赤くしたカトライアに、私は微笑み頷き返しながらも。
「尻はこちらに向けていてくれ」と頼む。
カトライアは私の意地悪な頼みにも、赤みを増させながら承諾し。私の身体の
上にまたがり、その魅力的なヒップを間近で見させてくれた。
私は顔を埋めたくなる衝動をこらえ、大きく、形のいい尻を両手で円を描くよ
うに撫で廻し。柔らかな陰毛に囲われた秘部に触れる。
「きゃっ」少女のように悲鳴をあげるカトライア。
「そんなに驚かなくともいいだろう」私がいうと。
カトライアは私の股ぐらに顔を埋めるようにして。
「だって、恥ずかしいんですもの。そんな、汚い場所。アナタに見られて」
「綺麗だよ、カトライア。綺麗だ」
「…………もぅ」
カトライアは、それでも尻を私の顔へ寄せ、よく見れるようにし。
私の陰茎をその小さな口でくわえた。
根本を細くしなやかな手で擦りながら、口唇で亀頭を揉むようにして唾液をか
らませる。ちろちろと舌先が先端をからかう。
「むぅ」
ちゅぱっ、ちゅばっ、と淫らな水音を聴きながら。私は甘露のごとき、カトラ
イアの秘唇にキスをする、カトライアの体がびくりと反応する。
指で押し開き、未だ鮮やかな色を保つそこを舌で刺激する。
カトライアの動きが乱れる。きゅうっと私の陰茎を掴む。
舌で濡らした秘唇に指を差し入れる、きゅっと締まったその感触。柔らかであ
りながら、とても弾力があり、暖かい。
私は第二関節まで指を押し入れ、膣の中を指先で擦る。
「んっ……うんっ…………ぁ――んんっ」
カトライアは口に陰茎を含んだまま、鼻から息を漏らす。
脈動する膣壁を傷つけないように指を動かす。
押しつぶすようにして淫核を弄くる。
カトライアは幼子のように、陰茎というキャンディをしゃぶる。たまに腰を突
き上げると、それだけで悲鳴をあげる。
「気持ちいいか」私の問いに。
カトライアはたぎる陰茎を口からだし、頬を寄せ。
「……はしたない女と思わないで」
私は無言で頷く。
「欲しいの、アナタの、コレ」
「なら、どうすればいいか。分かるね」
カトライアの照れの分だけ沈黙が流れたあと「はい」と答えが帰ってきた。
カトライアは陰茎を掴んだまま、膝立ちになり。ベッドの上を移動する、その
間、湿った茂みから一筋の滴が垂れていたのは私だけの秘密。
太股のうえに一旦腰を降ろすと、カトライアは空いた手で顔を隠しながら。
「はじめてした時から、そう、いつもこの瞬間はドキドキするの」
「私もだよ」
私たちは微笑みをかわすと。
カトライアは腰をあげ、亀頭とクレバスをキスさせた。顔を隠していた手を離
し、私の胸に手を置いた。
「やさしくしてね」
そうして、ゆっくり割れ目を押し開いていった。
「はッ……ぁ――ああっ!」
カトライアの顔が快感に強ばり、蜜でいっぱいの膣の中に納めると、少し身体
から力を抜いたが。まだ身体は強ばっていた。そのせいか締め付けは強い。
「ふふ」なのにカトライアは笑ってみせた「私のなか、アナタでいっぱい」
「ああ、私もきみを感じている。きみの想いを」
「どんな?」
私はフッと、熱っしたカトライアの両目を見据えて笑い
「気持ちよくさせてあげたい――違うか?」
カトライアは一瞬だけ唇をもじもじさせた後。
「あたらずも遠からず」ふふと笑む「気持ちよくさせるだけじゃなく。なにより
私が気持ちよくなりたい」
そう言ってカトライアは腰を動かし始める、ゆっくりと。
蜜壷のうねりとあわせるように、ゆっくり、ゆっくり、絡ませてくる。膣全体
が生き物のように、私の陰茎に絡んでくる。絡み、そして――絞るように。
最初はキツすぎるように感じた膣も、動く度に陰茎の形に合わせるように変わ
っているように錯覚してしまう。
毛先の柔らかなブラシでくすぐられているような気分。
カトライアは自分の指を甘噛み、必死に声を押し殺そうとしていたが。
「んっ、んっ、んぅっ、あっ、あんっ、うっ」
甘い吐息はどうしようもなく漏れる。
たわわな乳房は、身体を上下に動かす度に揺れ。私は片方を掴むと、乳首を重
点的に責めるようにして揉んだ。吸いつくような肌に、若さを感じる。
だんだんとペースをあげていくカトライアの腰の動き、私も突き上げるように
すると、カトライアは更に淫れる。髪を振り乱し、涙をほろほろと流す。甘噛み
している指はわずかに充血している。
じゅぱっ、じゅぷっ、じゅぱぱっ、じゅぷうぅ。
水音がカトライアのかわりに激しくあえぐ、カトライアの身体を抱き寄せ、体
温を身体に感じながら。耳元で囁く。
「我慢しなくていいんだよ」
そういうとカトライアは私の唇を強引に奪い、
「私は、大丈夫、あはっ、だからっ、ん、あんっ」
「いや、私がもう。だがきみがまだなら、ペースを速める、いいね?」
今度は頷いてくれた。
豊かな乳房越しに響いてくるカトライアの鼓動はとても早い、それは私も同様。
私は突くようにして腰を振る、カトライアの身体が腕の中で暴れる。
「だめ、だめなの、いく時は一緒に、エル、ああっ、いく、ごめんなさい。でも
――んぅっ!!!」
起きると、目から涙がこぼれていた。
「……カトライア」
〜了
本場のガンカタ初見記念、勢いで書き上げた。
反省はしていない。
トロンベ…
亡き妻を思い出して夢精しちゃったんだね…(´;ω;`)ウッ
>>38 GJ
・・・トロンベはいい奥さんもったな
>>39 お前それは台無しwwwww
>34-38
これは良いものだ
GJ!
>>39 うおぉぉ〜い!オチ着けるなよ!wwwww
エルカトGJ!
キョウスケは風呂場での出来事をさほど気にしていなかったが、さすがにクスハの方はそうもいかないようだった。
一緒に夕食を摂っている間も全く目を合わそうとせず、終始俯いたまま実に居心地が悪そうだった。
何もそこまで落ち込まなくともとは思ったが、如何せん、見た側と見られた側との意識の差は埋めがたい。
ましてクスハは、元々気の強い性格ではない。
どうやら、色々考えてはネガティブな結論に至り、そして余計に気分が落ち込んでゆくという悪循環に陥ってしまっているようだった。
結局気の利いた慰めの文句も浮かばず、殆ど言葉も交わさないまま夜は更けていった。
まあ、放っておけばそのうち立ち直るだろう。そんな楽観的なことを考えながら迎えた、次の朝。
朝食を摂って入浴した後、クスハは一人で旅館を出ていった。
昨日ここに来る途中、旅館街の外れで、地元の人間が使う共同浴場の前を通りかかった。
そこに行ってから土産物屋に立ち寄って、夕方頃戻ってくる予定だという。
相変わらずぎこちない接し方のクスハに、ついでに土産の温泉饅頭でも買ってくるよう頼んで、キョウスケは一人宿に残った。
本当に久しぶりの、何もすることがない、何もしなくていい一日である。
誰にも憚ることなく、のんびりと休日を満喫したかった。
昼食を食べてひと眠りした後、露天風呂で汗を流し、周辺の散策に出た。
昨日と同じく空は快晴。夜になれば、月と星が綺麗に見えることだろう。
燦々と降り注ぐ日の光に、海沿いの田舎独特の、土と草と潮の混じりあった匂いが立ち込める。
海。山。磯。森。見渡す限りの自然である。
旅館以外には何一つとして人工物の見当たらないその風景には、何とも言えない清々しさと同時に、何処となく懐かしさを感じさせるものがあった。
やがて宛てもなく歩き回っている内に、空の色が赤みを帯びてきた。
砂浜に腰を下ろす。丁度、太陽が水平線の向こうに落ちようとしていているところだった。
ハガネやヒリュウ改に乗って洋上を飛んでいた時に、何度か目にしたことのある景色ではある。
しかし、こんな風にくつろいだ状態で眺めるのは初めてのことだった。
寄せては返す波の音が、意識を視線の先に引き込んでゆく。
夜の訪れを告げる朱一面の空と、その光に照らされながら風に揺れるちぎれ雲。
この上なく雄大で、何よりも美しい光景だった。
だがキョウスケに去来したのは、感動や感激の類ではなく、どうしようもない虚無感と深い悲しみであった。
まるで、暮れてゆく太陽に心をえぐられるかのように、激しく胸が疼いていた。
真っ赤な雲。
真っ赤な夕日。
真っ赤な空。
――夕焼けの色は、血の色に似ている。
テンペスト・ホーカー。イングラム・プリスケン。テンザン・ナカジマ。ガルイン・メハベル。
アクセル・アルマー。ヴィンデル・マウザー。ウォーダン・ユミル。アーチボルド・グリムズ。
過去の戦争で自分達の前に立ちはだかり、そして散っていった敵の兵士である。
すぐに思い出せるだけでも、これだけの名前が挙げられる。
名も知らぬ兵卒も加えれば、一体何百人、何千人を打ち倒してきたかわからない。
中には、直接自分の手に掛けた人間も多い。両手両足の指を使っても、とても足りないほどだ。
何度も死にかけた。だが、その度に生き延びてきた。
何故、今まで生き延びることができたのか。それは、自分に人よりも多少優れた技と運があったから、それだけである。
だがそれもいつまで続くかわからない。年齢を重ねれば体力は確実に低下するし、死ぬまでこの強運が衰えないという保証も全くない。
近い将来か遠い未来、まず間違いなく、誰かの手に掛かって戦場で倒れる日が来るだろう。
しかしそれがわかっているからと言って、今更ここから逃げ出すことはできない。
戦場に背を向けて生きるには、自分はもう、多くの命を背負いすぎている。
目の前で、何人もの敵が死んだ。何人もの味方が死んだ。
不意の戦闘に巻き込まれ、何の落ち度もないのに人生を終わらされてしまった一般市民もいる。
そして、士官学校時代のシャトル事故。
そんな過去に目を瞑り、全てを忘れて幸せに笑っていられるほど、自分は強くない。
無理にでも闘志を奮い立たせて戦い続け、過去に目をやる余裕を失くし続けなければ、心が押し潰されてしまう。
それに、もし戦いに明け暮れる生活から抜け出したところで、一体自分に何があると言うのだ。
ゼンガーのように剣術ができるわけではない。エルザムやライのように誇れる家柄でもない。
リンのように会社を束ねることもできない。リョウトのようにエンジニアとしての能力に長けているわけでもない。
PTの操縦技術、訓練と実戦で得た戦術・戦略論、そして鍛え抜いた肉体。自分は、この他には何も持ち合わせていないのだ。
もう、死ぬまで軍人でいるしかないだろう。
それが悪いことだとは思わないし、後悔しているわけでもない。
だが、引き返したいと思っても引き返せないところまで来てしまったことについての感慨は、決して小さいものではなかった。
人並みの幸せが、羨ましくないと言えば嘘になる。
だがそれは最早叶わないものだろうし、たとえ手にすることが出来たところで、その幸せが長続きするとも思えない。
自分の体は、戦いに慣れすぎている。
何の刺激もないありふれた日常に、果たしてどれだけ喜びを感じ続けていられるか――
「……やめだ」
キョウスケは自分に言い聞かせるように、口に出してそう呟いた。
深く息を吸い込み、大きく吐き出す。軽く握っていた手は、暑さのせいもあって汗で湿っていた。
真っ赤だった夕焼け空は、もう墨を流したように暗く染まっている。気付かない間に、随分長い時間が経っていたらしい。
じっとしていて色々考えを巡らせてしまうことは珍しくなかったが、時が過ぎるのも忘れるほど深く考え込んだのは初めてのことだった。
何もする事がなくなり、精神的に余裕ができたために、内側に溜まっていたものが表に出て来てしまったのだろう。
もう一度深呼吸をして、掌を開いてじっと見つめる。
よくよく考えてみれば、随分と濃い人生を送ってきている。
普通の人間が一生かかっても体験できないような出来事を、このたった数年で、怒涛のように味わってきた。
生き延びるために我武者羅に戦い続け、そして、誰よりも強くなった。
だが、急激な進歩や成長は、必ず何処かに歪みをもたらす。それはキョウスケとて例外ではない。
キョウスケの場合は、今までそれがはっきり自覚できる形で現れてこなかっただけなのだ。
鋼の心の持ち主と自惚れていたわけではないが、自分にもこういう弱さがあるとは想像だにしなかった。
思わず自嘲の笑みが漏れる。
『ほらほら、そんな落ち込んだ顔してても、いい事なんて何もないわよん?もっと気楽にいきましょ♪』
ふと脳裏に、エクセレンの声が聞こえたような気がした。
もし横にエクセレンがいたとしたら、きっとそんな言葉で自分を慰めようとしただろう。そんな気がする。
――ああ、そうか。
自分が今までこんな風になることがなかったのは、いつも傍にエクセレンがいたからだ。
いつでも隣にいて、くだらないことで自分を楽しませてくれていた。だから、余計なことを考えずに済んでいたのだ。
時には、あの明るさを鬱陶しく感じることもあった。
しかしこうして離れてみて初めて、それが自分にとって本当に必要なものであったことに、痛いほど気付かされた。
(帰り際に、ちゃんとした土産を買って行くか……)
エクセレンの顔を思い浮かべながらそんな事を考えたその時、ふと背後に気配を感じた。
ゆっくり振り向くと、小声で呼びかけても十分に聞こえるほどの距離に、クスハが立っていた。
手には土産の入った袋を提げていたが、たった今帰って来たという感じではなかった。
どうやら考えに集中していたために、さっきからそこにいたことに気付かなかったらしい。
「あ……」
クスハは戸惑ったように小さく声をあげた。
何か様子がおかしい。まるで何かをこらえているかのような切ない表情で、じっとこちらを見つめている。
お帰り、とキョウスケが声を掛けようとしたその瞬間、
「……先に、帰ってますね」
そう言って顔を逸らし、そそくさとその場を走り去っていった。
一人取り残されたキョウスケは、ただぼんやりと、その後ろ姿を見送っていた。
呼ばれてないけど登場。というわけで、遅れ馳せながら乙です。
>>1
>>38 カトライアさんがどんな人だったかよく覚えてないのだけれども
芯の強さと聡明さと可愛さを併せ持ったステキな若奥様な所が文面からヒシヒシと伝わってきます
あとエロさも併せ持ってるよ(;´Д`)ハァハァ
>>46 お風呂ではちあわせしてその夜エチーな流れと思いきや
ずいぶん焦らしますね(;´Д`)ハァハァ
続きに期待
>43-45
キョウスケがエクセレンを必要としている事に気づく辺りがツボ
エロはまだだが、ここまででも満足してしまった
でもエロも見たいけどな!職人さんがんばれ!
>テンペスト・ホーカー。イングラム・プリスケン。テンザン・ナカジマ。ガルイン・メハベル。
アクセル・アルマー。ヴィンデル・マウザー。ウォーダン・ユミル。アーチボルド・グリムズ。
おいおいwwなにこれ、踏み台数の自慢か
流石に他人の因縁まで背負わんでもいいと思うけどな。
イングラムやテンザンはリュウセイの宿敵だし
ウォーダンはゼンガーの、アーチボルドはトロンベ兄弟の仇だし。
背負う、というかとりあえず敵だった連中の名前を列挙しているだけであろう。
まぁ、実際に止めをさす場面でその場にいなかったその二者の名前が挙がるのは不自然と言えば不自然だが気にするほどのことでもない。
ということでICEMAN殿GJ。
OGだとイングラムは背負っても良いんじゃないか?
アルトの片腕と引き換えにいったん撃墜したり因縁もあるし。
COMPACT2から知ってる俺には、キョウスケの主人公ぶりとアルトの主人公補正になんかムカムカする。
強すぎないか? ただの軍人と試作機なのに。
と、思っちゃうわけだな。
スーパーロボット大戦ってタイトルなのに。
>>55 ただの軍人と試作機って……
それ言ったら、スパロボでいわゆるリアル系って分類されてる奴はほとんど同じな様な希ガス(´・ω・`)
NTとか異常に運がいいとかが違うだけで…
あ、スレ違いか。すません…。
α主人公のどれか1組を主人公持ってくるとそれぞれのファンが・・・
でもF主人公はさすがに古い&キャラが薄いし・・・
そんなかんじで白羽の矢がたったんじゃなかろうか
まぁある意味被害者だな
>>54 そりゃ、OG本編の話だろう?
エロパロに文句を言うのはあまりにも筋違いだ。
まあ、もしインパクトで師匠との因縁背負だらGガンのファンきっと怒る
OGだてそんなもんだろう?
昔のキョウスケはこんなキャラじゃねぇよ……でも、スレ違い
ではあらためてGJと言っておこ
いっそOGオリジナルを主人公に添えれば良かったんだよな
ジャーダとガーネットとか
この手の文句が出るとスレが過疎る。まあ仕方ないんだろうが(いろんな意味で)
なんだろう、なに書いてるんだろう、俺
午後、非番のライディース・F・ブランシュタインが義手の調整をしていると、
バダンッと扉が開き。リュウセイが飛び込んできて、叫んだ。
「大変だ、ライ」
「どうしたっ、リュウセイ」
「聴いてくれっ」
「いや。だから訊いているだろう、なんだ」
「大変なんだ、俺が――
俺、部屋で寝てたんだけどさ。そしたら、こんこんってかわいらしいノックの
音がしてさ。なんだろうなぁって思って、扉開けたわけさ。なんだと思う?
『知るか』
女の子が居たんだよ、女の子。ラトとかマイくらいの女の子が立ってたんだよ。
しかも可愛いんだよな、モロ俺の好みっていうか。
青みがかった短い黒髪に、黄色いカチューシャつけててさ。翠の瞳が綺麗で、
吸い込まれる感じって言うか。ハハ、俺なにいってるんだろうな。
『待ったくな』
んでさ、アヤと同じチームの制服着てたんだよ。
でもよぅ、初めてみた子なんだよな。なのにさ、なんか見覚えがあるんだよな。
誰だっけなぁって思いだそうとしたんだけど、思い出せなくてさ。きみ誰?って
訊いたら、なんて言ったと思う。
ふふんっ、おっどろくぜぇ。その子が言ったんだ
「わたしは“あーるわん”です」ってよ。
あーるわんて、あのR―1かよって訊いたら。ほっぺた真っ赤にしてさ、照れ
たみたいに
「はい、そうです。いつも優しくしてくれて、ありがとうございます」
だってさ。びっくりしたね、ホント。
『……ああ』
んでさ。なにしに来たのって訊いたら。あーるわんたらよぉ、
「お礼しにきました」
なぁんて、かわいいこと言うわけよ。鶴の恩返しって奴だな。昔話の世界だよ
な、まったく。
俺は訊いたわけよ、お礼ってなにくれるのって訊いたら。あーるわんがしゅる
るるるぅって服脱いで、
「わ、私です」
なんて言ったわけよ。
そんなこと言われたらもう、ウハータマランてなるだろ? なるよなぁ、そう
だよな。したらさ、俺全裸なんだよ。靴下は履いてたけど、他にはなにも着てな
くて、あーるわんはベッドにねころがってる訳だ。
もう準備は万端てやつだな。
俺はあーるわんの脚を開いてやって、あーるわんの接続ジョイントを舐めてや
ったんだ。そしたらさ、アールワンのやつが、
「いやっ、ひっ、リュウセイさぁん、ジョイントぬるぬるしちゃいます、あーる
わんの大事なとこ、気持ちいいですぅ」
ってさ、かわいい声でなくんだよな。
そうなったら、もう迷いはないっていうか、することは一つっていうか。
「ヴァリアブルフォーメーション」するしかないわけで、
「ああーっ、うらぬす☆しすてむ、いっちゃいますぅ」ってなるわけよ
『そうか。ところで一ついいか、リュウ』
あ? なんだよ。
『俺たちは、こんなことをこんなタイミングで言うのもなんだが。友だな』
あったり前だろぉ、なーに言ってんだよ。
『そうか…………』
んで、続きなんだけど――そうそう。
「リュウセイさんの破砕剣すごいですぅ、とってもヴァリアブルで、Tリンクツ
インコンタクトって感じで」
すっげ、かわいくてさ。なんか絡まってくるかんじだし、全部吸い取られそう
で、すっげぇ気持ちよくてさ。
つまり
「あっあっあっ、んっ、んぅっ、いく、いっちゃう、リュウセイさぁん」
「イくぜ。天上天下一撃必殺砲」
てなったわけよ。
――おい、聴いてんのか?
『あ、はい――えぇ、救急車を一台……はい、黄色い奴を』
了
腹痛くなるくらいワロタ
アホやあんた最高のアホや(褒め言葉)
三木&置鮎ボイスで全部再生されちまったじゃねぇかwww
ライのリアクションは正しいなw
寝酒吹いた。
笑い殺す気か」w
OK.後々あんじゅるぐちゃんとか大きさ以外何も変わってないう"ぁるしおーねちゃんとかともリュウセイは出会うんですな。
南極、ほんとの意味で凍ってるな
スレの流れ、ぶった斬るようで悪いが…前スレで色々言われていた
版権キャラ×バンプレオリジナルキャラを投下してみようと思う。
注意書き
・キャラクターの性格が少し壊れているかもしれない
・原作原理主義者、もしくはバンプレオリジナル原理主義者は読む事をを控えた方が良い(読むなら自己責任で)
では、物語を開始させて頂きます。
こんな風になったのはいつの頃からだろう。
彼をただの他人では無く、一人の男性としてみるようになってしまったのは。
彼とは、ザフト軍の戦艦ヴェサリウスで出会った。
私はザフトの精鋭部隊、クルーゼ隊に傭兵として雇ってもらった。
けれど、仲間を見れば議員のお坊さま(プラントの法律では彼らの年齢が大人というらしいけど)ばかり。
…彼らは完全には私を信じなかった。
それは当然。
私は「血のバレンタイン」で核をプラントに放った犯人であり敵側ののナチュラルの人間(私は直接の加害者では無いが)であって、彼らは被害者であるコーディネーター。
信用される筈は無かった。
特に、銀髪のおかっぱ頭の子には色々言われた。
ここで張り倒してもいいと思ったけど、彼らにはメトロポリスで開発されている新型MSを強奪する任務がある。
それに彼らは御曹子。
もし、張り倒すような事をしたら私が更迭される事もあるだろうからそうはいかなかった。
その中に、彼は居た。
名前はアスラン・ザラ。
プラント国防委員長パトリック・ザラの息子。
静かに「お前を信用しているわけではない」と言った子…。
でも、彼は子供には見えなかった。
大人、と言っても良いのかもしれなかった。
…私はその時、気付かなかった。
私がかつて所属していた「チームジェルバ」…今は崩壊して、もういないけど…での最後のミッション、ミッション・ドールの謎を探っていた。
だから気が付かなかったかもしれない。
彼に、惚れていた事に。
考えさせられたのは…あの時。
私がスペクトラに撃たれた、あの時。
私はここで死ぬと思った。…その瞬間、脳裏に思い浮かんだ人物が一人いた。
その人物はパートナーのスレイでは無かった。
…アスラン・ザラだった。
友か名誉の二者択一で悩んだ末に、前者を選択しザフトを離反した彼。
私はその時、軽く挨拶をしただけだったが…。
だが、思い浮かんだのは一瞬だけだった。
撃たれて少し経った後、私は意識を失った。
後から聞いた話だが、輸血が必要なほど出血が酷かったらしい。
輸血と言う事は、今の私の体にはαナンバーズの人達(嫌われ者の私にやる血なんて一滴も無いだろうに)の血液が流れているのだろうか。
これは余談だが…私は何で急に良い人と認識されるようになったのか。
私はそんな善人的な行動なんてしていない。
それなのに急に良い人だなんて…謎だった。
私はここに対して二度も裏切り行為をしたのに。
それなのに、何故良い人と認識されるのか。
全く解せなかった。
αナンバーズとは改めて「摩訶不思議な部隊ね」、と思った。
…それはさて置き…私は意識を取り戻した後、早速戦闘になった。
スレイやアイビスは私と今まで通りに付き合ってくれれば問題無いと言った。
けど…アスランは何も言わなかった。
これも後からスレイに聞いた話だが−−−私が倒れたと聞いて、「セレーナ!」と格納庫から医務室へ慌てて来て、昏睡状態の私に駆け寄ってきたと言う。
「輸血が必要」と聞いた時は、すぐに「俺の血は使えないか!?」と軍医に駆け寄ったと言う。
それも相当慌てて。
彼らしくも無い行動、と後に思った。
いつものアスランは、こういう切迫した状況は「冷静に対処」するタイプなはずなのに、何故この時はこんなに慌てたのだろう?
私には解らなかった。
けど、一つ疑問があった。…何で目覚めた私には何も言ってくれないのか?
そう、彼は目覚めた私に対しては何も言ってくれなかった。
何か一言でも良いから…。あえてそれは口には出さなかったものの、私はそれ以来暇があればアスランを目で追うようになってしまった。
食事をしている時。
各小隊ごとのミーティング(ちなみに別々の小隊だ)の時。
訓練をしている時。
実践形式の訓練中、アスランの機体を集中して盗聴したり。
女の子と話している彼を見ると苛立ちを覚えたり…。自分の見れる限りのアスランの行動を全て、盗み見するようになった。
…何故自分がこんな行動をしたり、感情に駆られるのか。
自分の行動なのに、理解出来なかった。
一回、考えてみた。
その結論は驚くべきものだった。
まさか…この感情は…恋心なのか?
だとしたら…これが恋をすると言う事なのだろうか?最初、彼に会った時は少し興味があった(相談相手にもなったし)程度だったのに。
なら何故、目覚めた私に何か言って欲しかったのか?認めたく無かった。
あの日…チーム・ジェルバが崩壊して以来、封印していた「他人と深く係わり合う事」。
その封印が彼に対しての恋という呪文(?)によって解かれようとしている。
恐怖が私を襲った。
私が私でいられなくなりそうな恐怖が。
だから、私は極力彼を見ないようにした。
そうすれば少しは気が楽になると思えたからだ。
それに…彼にはカガリがいるみたいだし。
封印を解いてはいけない。私の中の何かが、私にそう囁いていた。この時は。
だが、それはかえって逆効果だった。
そうすればする程、彼が気にかかり彼を愛しく感じてしまうのだ。
終いには、カガリを謀殺しようかと思ったくらいだ。…私はそんな悪魔的思考を持ってしまう私自身に対して嫌悪感を抱いた。
封印したい。
これは永久に封印しなければならない。
さっきも言ったが、私の心の中の「何か」が私をそうさせる。
ならば、どうすればこの心を封印出来るのか。
アスランを抹消…するわけにはいかない。
こういう場合は元から断つのが1番だと思うが、そんな早まった事をする訳にはいかない。
加えて今は戦時中だ。
さらに付け加えると彼は貴重な戦力である(もちろん、一人で戦況を変えるなんて馬鹿げた事は出来ないけど)
それに…身勝手な理由で彼を失いたくない…。
ではどうする?
自分なりに考えたが、答えは見つからない。
いや、「結論を出すのが怖い」と言う方が正しいのかもしれない。
何故かは解らなかったが…。
私はかなり悩んだ。
そこで、彼の悪い点について考えてみた。
悪い所を減点…つまり彼を冷静に分析して、悪い所があれば容赦無く減点して行く減点方式でいけば彼を諦められると思ったからだ。…性格。優柔不断。
ぐずぐずしていて、きっぱりと決められない様子を言う。
おまけに趣味が電子工作(ちなみにラクスにはハロを三十五個献上したそうな)なんて少し根暗なイメージ(電子工作が趣味な方々、ゴメンナサイ)…減点。
ついでに頭の生え際。
ダイヤモンドフォースのガムリン木崎までとは言わないけど…あのままだと将来は確実に禿げる?
痛い所。減点。
だが…それを除けばかなり優秀だ。
(こんな結論が出てしまった…今思えば、そんな事を考えないでおけばよかった)
戦闘においても、頭のキレの良さにしてみても。
それに、彼はザフト軍のアカデミーでは首席で卒業したと聞く。
おまけに高身長で美形だ。…そうだ。
悪い考えを思い浮かんだ。
アスランと肉体関係を結んで、こっちのものにすれば…。
…「思いを封印する」という考えに対して、大いに矛盾しているでは無いか。
…分かっていた。
だがこの事について考えれば考える程、彼に対する思いが強くなってしまった。考える事がかえって彼への思いを膨脹させてしまった。
…今思うと…だから私自身の悪意を止める事は出来なかったのだろうか。
私が思っていた事なんてもうどうでもいい。
彼を独占したい。
彼を私の物にしたい。
彼の心の深層領域に侵入したい。
他の女の子(もちろんカガリでも)なんて見ないで私だけを見ていて欲しい。
そんな「悪意」が私の中で渦巻いていた。
…そんなトチ狂った事を自室で考えていたら、下の方が濡れてきてしまった。
……ドアを開け、外を見回した。
誰もいない。
あ、ちゃんと防音出来るように造られているわよね?それと、今エルマはいない。
「スレイさん達の所へ行ってきます」と言っていたので、彼女達の所にいるのだろう。
そして存分に可愛がられているのだろう。
ふと、思った。
もし、エルマが人間だったら…。
想像してみる。
やはりキラ君やカトル君みたいに、美少年なのだろうか?
女性には対しては一途なのだろうか?
外見だけでかなりモテるタイプなのだろうか?
それに、彼(?)は一通りの家事もこなせる。
…一瞬、某カラオケ人魚と某中毒のキャラが思い浮かんだ。
月光の少年と、アヤカシが見えて困っている青年が。
女性にとって、そういう男性は大いに大歓迎するが…けど、私は違った。
アスラン・ザラ。(生え際がちょっと気になる)
私が今、思っているのは彼一人だけだった。
何故なのかは分からない。自分でも。
私は改めて付近に誰もいない事を確認し、ドアにロックを掛けた。
…そして服を脱ぎすて、すでに熱くなっている私の股間に手を伸ばした。
触ると頭に快感の信号が走る。
「あっ…」
熱くなっている所を触り、いじると頭に快感の信号が送られる。
そして、誰かに聞こえないように押し殺した甘い喘ぎ声を出す…。
…自慰とは、たいてい好きな人やアイドルなどを思い浮かべながらするものだ…そう。
私が思い浮かべているのは、アスラン・ザラ。
彼と私がしているのをイメージし、それを自分の自慰に使う。
すると、自然に相手の名前が出る。
甘く、色っぽく。
「…あ、アスラン…ダメ…そこは…。」
甘い蜜の出所を指でいじると、蜜が流れ出す。
(…実際は甘くないのだが…)
そして、胸をいじる。
彼が胸を揉んで頂きをいじるイメージして。
私の胸は…我ながら大きいと思う。揺れる程。
それは自慢の一つだけど、戦闘中に激しく揺れるのは勘弁して欲しい。
操縦に支障が出てしまう。おまけに肩も凝る。
アスランは、この胸に対してどんな感想を持つのだろうか?
もし彼とするなら、彼の一物を挟んで私だけのアイスキャンデーにしちゃおうかしら?
…そんな事を考えてたら、さらに山の頂きが固くなり、余計に股が潤って来た。
私はぷっくりとした部分の皮を剥ぎ取り、突出した物を触りながら山の頂きをつまみ、優しく捩った。
「ああ…いい…」
ああ、こんなにも気持ち良い自慰があったのか。
いじると、びちゃびちゃといやらしい音がする。
気分が高まると、どうも我を忘れてしまう。
私は自分の性器を広げ、指を一本中に入れた。
「ん……!」
私をさらに歓楽へと誘う。さらにもう一本。
ぐちゃ…
入れる時に水音が鳴ると言う事は、私のアレは相当ぐちょぐちょに濡れているのに違いない。
二本の指を使っていやらしく膣を掻き回す。
さらにそれをピストン運動させて、彼のアレが出し入れされているのを想像した。
それをどんどんスピードアップさせていく。
くちゃくちゃとピストン運動を激しくすればする程、いやらしい音がどんどん大きくなっていく。
それがトドメになったのか「ん…あああ…イク…ア、アスラァァン!!」
体がビクン、とエビ反りになり…イッてしまった。
「ハァ…ハァ…ハァ…」
久々の自慰だった為、息切れを起こしてしまった。
私は深呼吸をして息を整え、すぐに自慰の後始末に取り掛かった。
(…さっきの叫び声、聞かれなかったでしょうね?)
この事を気にしながら。
あ…そうだ。
そろそろピルを飲まなくちゃ…。
女性パイロットは戦闘中に生理が来ないように、ピルを服用している。
ピルとは、旧世紀のアメリカ食品医薬局(FDA)が、世界に先駆けて開発した物である。
女性が服用することで人工的に妊娠中と同様の状態をつくり、排卵を停止させて妊娠を回避する。
旧世紀の欧州などでも相次いで認可された。
ちなみに旧世紀の日本国は最初、服用を禁止していたが後になって許可された。
しかし、これを飲めば百パーセント避妊出来るとは限らない。
完璧な避妊薬など、この時代になっても存在しない。
そして、これからも無いだろう。
ちなみに、これを服用すると副作用として高血圧状態になるという欠点があるが…それはさておき…彼を手に入れるにはどうしたものか。
もし、手に入れたら私は泥棒猫扱いだろう。
「相手に恋人がいるなら、これを奪ってはならない」。
少し憲法の条文みたいな言い回しだけど…これは恋愛に関しての…他人(赤の他人とも?)と交わされた暗黙の了解と言える。
だが、私はそれをあえて侵す。
断定の言い方。
それもわかっている。
私はわかっているから、侵すのだ。
みんなはわかっているから、侵せない。
人間関係の崩壊が恐いから…。
そうだとしても、私は諦めきれなかった。
彼に対する思いが強すぎて。
ふふふ…絶対にカガリからアスランを奪い取ってやるわ…覚悟しなさい…。
じゃあ、まずは何から手をつけようかしら…?
何か策謀を考えようとした時、ドアをノックする音がした。
全自動の時代とは言え、ノックは礼儀の一つである(それがあるか無いかだけで面接などでの評価が変わる)。
私に用なんて、誰かしら?開いてるわよ、と言うとドアが開いた。
すると、そこには…私が今、愛しいと思っている人がいた。
そう、アスラン・ザラがいた。
今日の投下はこれで終わりです。
ちょっと捏造混じりですが…こんな奴で良ければ、最後まで付き合って下さい。
では…雨があがるのを祈りつつ、おやすみなさい。ノシ
職人さん乙です
gj
>お坊さま
ここで剃髪した赤服の連中が浮かんで噴いてしまった
>>80 こういう版権×オリなら大歓迎です。GJ!
>>82 俺はむしろアヤカシの見える少年で噴いた。
なんかマサキ×アイビスを読みたくなった。
冥王×アイビスか。面白そうだな
マサキ「ふはははははっ、どうした、負け犬っ? もっと良い声で鳴いてみろっ」
アイビス「や、ひ、ひぃぅッ!?」
こうですか、わかりま(ry
アイビス「んんっ……だ…駄目だよこんなところで、誰か来たら…」
マサキ「俺に口答えするなと言っただろう!
だがどうしてもと言うならお前の部屋に行ってやらんでもない」
こうですか、わかり(ry
マサキ「まだ俺は満足してはいない!さあ、股を開け!」
アイビス「ちょっ・・・もう駄目、これ以上は・・・休憩させて・・・」
マサキ「チャァァァジなどさせるかぁァァ!!」
(パンッパンッ、ウッ、ドピュッ)
こう(ry
>89
ちょww冥王クソハヤスwwwww
想像して噴いたw
ここは普通に緑マサキとアイビスのはずなのに
>>84から
>>90の流れにワロスw
マサキ「これも次元連結システムの応用だ」
>>90 ちょww俺も思ったけど言わなかったことをwwwww
冥王が作品を越えたハーレムを営んだそうな。
めでたし めでたし
原理主義者呼ばわりわろすw
98 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/24(月) 01:34:27 ID:YeIyXlom
最近、ロボゲ板で流行ってる全裸ネタでひとつ
100get
101 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 13:25:59 ID:2+nAn499
>101
マサキでツヤツヤ、マサトでゲッソリ?
[やってる事は同じだけど正反対]
なんかリュウセイ×ヴァルシオーネRを読みたくなった。
サイズ差をどうするべきかな
マイクローン技術の応用でリュウセイの体をでかくするか
R−1かSRXに陰茎つけて、メカ同士ガッチョンガッチョンさせるか
(でもその場合、ヴァルシオーネに比るとR−1は小さいし、SRXはでかすぎるという問題も出るが)
別に人間サイズのままのリュウセイがヴァルシオーネの全身をはいずり回っても構わないけど
>>105 >R−1かSRXに陰茎つけて、メカ同士ガッチョンガッチョンさせるか
松本ドリル研究所のスーパーロボット大戦IMMORAL思い出した。
スパロボなんだから戦闘中は見かけの大きさは無視されるんじゃないか?
つまりリュウセイが駅弁することも可能と
統夜×カティアのSSキボン
寧ろカティア×カルヴィナを
むしろ統夜×カルヴィナ
ここでカルヴィナがシャナ・ミア姫を激しくスパンキングするエロSSを希望
ヴァルシオーネRの姿を模したAI型アンドロイドにリュウセイが欲情
とかなら大丈夫じゃね
他スレの話を持ち出してなんだが、
OG萌えスレのオリカプ、統夜×スレイを誰か・・・
いや、正直無理ってのは(ry
>>113追加
あとリュウセイに乗られて「男の人が乗ったの初めてなんですw」みたいな会話を
>>114 煽りでもなんでもなく、自分でやるしかないと思うよ
マイナーだと自覚があるならなおさらだな
>>114 当の萌えスレですら嫌がってる人がいるんだからそれはやめとけ
>>113 つまりサイズは人間サイズってこと?
だとしたらヴァルの性格はどんなのにするよ
>>114 君が書け
面白いか、萌えるか、抜けるものなら俺は賞賛レスをするだろう
ここの住人も萌えスレで何かやらかしたようだが…。
あれは荒らしの仕業だと判断してスルーするが吉
ここでフィオナ×ラウルで激しく責められるのを深く希望したい
>>122 自分達を棚上げするかのような考え方だな、それ。
なぜ皆はヴァルシオーネのSSを書かないんだっ!!
相手役を誰にするかで悩むからさ
アインスト
希望するなら自分で書けばいいと思うが
一般的なカップリング以外でネタ作るとしたら、どんなのが好み?
あくまで顔無しは無しで。
作品を越えて通常ありえないカップル作るとか、
大昔のアンソロのネタのように強化資金やパーツをかけて一戦とか、
多数対多数でくんずほぐれつとか、
捕虜の一般業務としてとか。
ヴァルシオーネ×R-3とかダメ?
サルファ、おっぱいルートクリア目前記念、スレ×ビス
注意事項
・百合がだめな人はNGにトリを突っ込んでください
・フタナリがだめな人はNGに鶏を(ry
・いきなり猫耳がはえてたりするのに嫌悪感がある人はN(ry
STMCやバッフクラン、バルマー帝国、そして地底勢力。様々な敵と戦い。
一度は別れ別れになったアイビスとも無事再会できたある日。
久しぶりにゆっくりとシャワーを浴び、溜まっていた洗濯物を洗って。宇宙を
彷徨っていた頃は考えられなかった、人間らしい食事を堪能した後。割り当てら
れた部屋へ戻ると、部屋を出た時と同じ格好のままアイビスは寝ていた。
子猫のようにくるんと体をまるめ。何か食べている夢でもみているのか、シー
ツの端をあむあむと甘がみしている横顔に、呆れ半分顔を綻ばせながら。洗った
服を小さなクローゼットの中へとしまいこみ。ついでに洗ってやったアイビスの
服を、枕元に置いた。
スレイはふらりとベッドに体を倒し、横になった。冷房が禁止されているせい
で、艦内は少し蒸し暑い。掛け布団要らずなほどだ。
隣のベッドに寝ているアイビスは、穏やかな寝顔でかじかじとシーツをはみ続
けている、その口が
「…………すれい」小さくとはいえ、名を呼ばれて、ハッとしたが。寝言だと分
かると、微笑ましくさえある。一体どんな夢を見ているというのだ、全く。
「仕方のない奴だ」
スレイの口元は、柔らかな笑顔に緩められていた。
天才でありながらも、努力を忘れない緋の彗星の名を持つアストロノーツは。
疲れを休めるため、僅かな時間も要らず眠りに堕ちた。
隣のベッドに眠るアイビスの口元は、もにょもにょと動き続けていた。
「すれい…………おいしぃ……」
と。
胸元で何かが蠢く感触を感じたのは、寝入ってからどれくらいの時間が経って
からだろうか? スレイは寝ぼけた思考のまま、長いまつげに彩られたまぶたを
半分開くと。
見目に綺麗な赤毛が、子猫が親猫にそうするように、スレイに甘えていた。
いくらアイビスよりかは、ある、といっても。母乳が出るわけもない乳首を、
柔らかでいて弾力のある、おそらく口唇がはんでいた。
寝ぼけたスレイはアイビスの行動に、深い疑問を持たず、目を閉じた。おそら
くこれは夢だろう。
アイビスがいくら抜けた所があるといっても、こんなことをするわけはない。
そう、するわけがないのだ。だから、これは夢であり、どうせ夢ならもう一度見
ておこうと目を開ける。
やはりアイビスはそこにいて、まだスレイの乳首をかんでいた。そんなにして
もおっぱいはでないぞ、ふふふと口元が綻ぶ。
それにしても気のせいだろうか、着ていたはずの服を着ていないし。何故かア
イビスも服を着ていない。ということは。
やはり、夢なのだろう。
少し考えれば分かることだ。
アイビスは変わってきたとはいえ、まだ気が弱く、押しが弱いオクテな所があ
る。そんなアイビスが、いくらスレイが寝ているとはいえ、こんな大胆な真似を
するわけもなく。第一、私たちは女同士なんだから。これは夢だと結論づける。
夢ならば、と。スレイは手を伸ばし、アイビスの髪に触れる。
猫のようなクセっ毛に手を入れ、くしゃくしゃと撫でてやる。アイビスはおっ
ぱいに吸いつくのに精一杯なようで、気にした様子はない。こうして誰かの頭を
撫でることなんて無かったが、お兄様もこんな気分で撫でていたのだろうか?
と幼い頃を郷愁していると、アイビスの髪の毛の中に異物をみつける。
なんだろうと、触ってみると。アイビスの体がビクンッと跳ねて、目が合う。
夢だと分かりながらも、一瞬気まずい思いをしたが。アイビスはスレイが起き
たことに嬉しそうに瞳を輝かせ、その赤毛をスレイの頬にこすりつけてきた。
「こらっ、アイビス。やめろっ」
くすぐったい甘えかたに、スレイは身をよじらせ。アイビスの華奢な肩を掴ん
で、引き離そうとするが。アイビスはスレイのしなやかな腰に腕をまわして、い
やいやと首を振りながら、抱きついてくる。
髪の毛の中で、それはぴくんぴくんっと動いていた。
「ふふっ、仕方のない奴だ」スレイは引き離すことを諦めると、アイビスの女性
的な丸みを帯びた細い腰に腕を廻し、抱いてやる「いったいどうしたんだ」
触れている感じは、見ている通りに肌と肌のそれだったが。これは夢なのだと
思えば、あまり不思議なことではなかった。
離されることがなくなり、安心したのか。アイビスはスレイの首もとに鼻先を
埋め。ぺろぺろと首筋を舐める、それがこそばがゆくてスレイは首を離そうとし
たが、うまくいかず。耐えられないというように、声無く笑い。
「やめろったら」アイビスの猫っ毛の中に顔を埋める。アイビスの髪は、ハイペ
リオンの中と同じにおいがした。「シャワーにも行ってないのか」とは言ったが。
その臭いは、スレイにとっては心安らぐものだ。
お兄様を失った後、アイビスたちと別れた後。コクピットにいれば、一緒に居
るような気がして心が安らいだ。
お兄様が造った機体だからということもある、アイビスとの戦いの経験がある
からということも、一緒に飛んだコクピット中だからということもある。それら
の記憶が、スレイを優しくしてくれるような気がして、好きだ。
ハイペリオン、アイビスの臭いは。
アイビスの頭がもぞもぞ動いて、いつの間にか目を瞑っていたスレイの弾力の
ある唇が、柔らかな感触に塞がれる。
「ん……むぅ」
ちょっと息がしにくいと感じたのもつかの間、はんでくるアイビスの唇に口元
が解かれていく。
唇が重なり、求めあうようについばみあう。小鳥と小鳥のキスのような、小さ
く小刻みなふれあい。
アイビスの身体に押し潰されていた乳房に、アイビスのアストロノーツとして
は細い手があてがわれ。乳房と掌の体温を馴染ませるように、むにっむにっと動
く。
揉まれたことなどなかったミルク色の乳房は、敏感すぎるほどスレイに、感じ
たことのない不思議な感覚を伝えてきて。頭をぽーっと熱くさせていく。それが
まだ覚醒しきらないスレイの意識を、微睡ませていく。
これは夢だ。だってアイビスがこんなに甘えてきてくれることなんて、ないの
だから。
スレイはぼやけている思考で、そんなことを考えながら。円を描くようにアイビ
スの腰を撫で、ゆっくりと下へずらしていく。
アイビスはスレイのミルク乳を揉みながらも、スレイの頬に自分の頬を擦りつ
け、ふにふにと甘えてくる。
耳たぶを舌先で舐めてやり、唇ではむ。アイビスは小さく震えて、ぺろっとス
レイの頬を舐めてきた。
「あまえんぼさんだな、アイビスは」
耳元でふふっと笑ってやると、アイビスは身体を擦りつけてきて。乳首と乳首
がキスして、胸のあたりがふわっとした感触を感じた。
スレイはアイビスの小振りな尻肉を掴むと、揉む。そこに、変な物があった。
かわいらしい蕾の少し上、毛がふさふさとした縄のような何か。よっと腰を起
こして見ると、そこには猫のような赤毛のしっぽがあり。スレイの手に甘えるよ
うに絡まってくる。スレイはそのしっぽを親指の腹で撫でてやりながら。やはり
これは夢なのだと思った。
だって、そうだろう。なんで、アイビスに猫のような耳としっぽが生えている
のだ。そんな馬鹿な、これが夢でなければ、一体誰のせいだというのだろうか。
「ん……?」
一瞬、心当たりがあるような気がしたが。おそらく気のせいだ、彼女はそんな
馬鹿な真似はしないだろうし。そう、これは夢だ、夢なのだから。きっと私の望
みも叶う。
アイビスがぺろっとスレイの右目を舐め、スレイは自分がボーッとしていたこ
とに気づいて。謝る代わりに、耳の付け根をくすぐってやると。猫のような耳は、
ふにゃっとだらしなくなった。
アイビスがごろごろと喉を鳴らしながら、スレイに甘えてくる。次の遊びを催
促する、猫のように。
スレイは小さく息を吐くと、
「仕方のない奴だ」と微かに笑い。アイビスの顎を掴んで、引き寄せると、静か
に唇を交わした。重ねただけのキスでも、気持ちが通じるようで嬉しい。スレイ
は唇を離すと腕を伸ばしてアイビスの腰を掴み、力いっぱい引き寄せる。
身体の上を通り過ぎていくアイビスの身体、「ふぇっ」というアイビスの驚く
声に、笑みを深める。
腰を顔近くまで引き寄せ、顔の上に座らせる。甘い香りがした。
手を無毛の恥丘にあてがい、人指し指と中指でゆっくりと押し開く。鮮やかな
色の花弁に、スレイはキスし、舌の先端でクレバスをなぞる。
充血した花弁をざらついた舌先が、這っていく感触にアイビスの身体は電流が
走ったように身体を仰け反らせた。
「ン」見上げた先にあるアイビスの顔はぽーっと赤く染まっていて、猫みみはぺ
たんとしていた。
押し開いていた指を割れ目の中へ潜らせていき、指に肉襞を感じながら、くい
っと人指し指と中指の第一関節を折り曲げ。砂糖細工を扱うように、優しく、細
やかな指使いで中を擦ってやると。
「あうっ、んんっ」
アイビスは身悶えた。その反応が愉しくて、スレイは指をゆっくりと、速めて
いく。あくまでアイビスのペースにあわせて、少しづつ、すこしづつ、速める。
アイビスは身体が、それに合わせるかのようにどんどんと乱れていく。はやく
はやくとせき立てるよいに、自分からも腰を振り始める。もう一本指を加えると
「ひにゃんっ」とよく分からない悲鳴をあげて、アイビスはスレイの身体の上に
倒れてしまった。
少しの間はこの体勢のまま、していたが、動かし難く。スレイは身体を起こし
て、アイビスをベッドの上に四つん這いにさせ、先ほどまでの遠慮した動きから。
一気に、動きを速め、力を強めて激しく擦り続ける。
アイビスは何かを求めるように腰を小さく左右に振り、シーツを噛んで。スレ
イから与えられる一方的で、彗星のように激しい快感に身悶える。目尻から涙が
溢れて、体中が汗で湿り、蛍光灯の光を反射して煌めく
そして、アイビスの背中が大きく仰け反り、動きを止め。ぐったりとベッドに
倒れ伏す。
大きく息しているためか、アイビスの背中は揺れていた。
スレイはアイビスの秘唇から指を引き抜くと、指先についたアイビスの糖蜜を
舐め。それだけでは物足りないというように、倒れ伏すアイビスの腰を持ち上げ。
「ひゃんっ」アイビスのかわいらしい悲鳴に、唇を舌先で舐め。アイビスの濡れ
た秘部に顔を近づけ、蜜壷から溢れてくる、蜜を舐めてやった。
「やぁっ、んんっ、あ」
敏感になっているためか、アイビスはじたばと悶え、それがスレイの下腹部を
高鳴らせた。
アイビスは小さい、喘ぎのような吐息の中で。
「スレイの……ちょうだい」と短く言った。
なにを? それは直ぐに分かった、直ぐに分かったからこそ。これは夢であり、
ソレが自分の下腹部についていることへも、なんの疑問もない。
スレイの下腹部には、本来あり得ない、あってはならない物が雄々しくもそそ
り立っていた。
スレイはアイビスの身体に、自分の身体を沿わせ。アイビスの小さな胸を片手
でまさぐり、もう片方の手で薄い口唇を無理に開かせて指先に涎を絡ませながら。
猫みみを軽く噛み、濡れた声で。
「いいんだな?」
そう訊くと。アイビスは小さな顎を縦に動かし、横顔で微笑んだ。
スレイはアイビスの頭を撫でてやり、頬にキスしてから。「少し、痛むものら
しいからな」とアイビスの割れ目を指で押し拡げ、雄々しい逸物の先端をアイビ
スの秘唇にキスさせ。中を傷つけないようにと、優しく押し込んでいく。
アイビスは自身が広げられていく感触を感じながら、少しの痛みと広がってい
く快感を堪えるように、シーツの端を掴んで必死に堪えた。
アイビスの蜜壷は、スレイの雄々しいソレさえ、当たり前のように飲み込んで
いき。
一瞬何かに当たったような錯覚をしたが、スレイは躊躇いなく押し込んだ。
「んンっ」
アイビスは一瞬だけ顔を強ばらせたが、スレイの「痛かったか」という言葉を
聞くや。直ぐに弛め「ううん」と首を振り。
「あたしの中、スレイでいっぱいだよ」と呟き、えへへと笑った。
「アイビスの中は、あたたかいな」そう囁き、ふふっと微笑み「動かすぞ」と返
事を求めずに言った、返事はもう心の中にある。
「うん、いいよ」
それ自体が性感体とすらいえる逸物を、きつく締め付けてくるアイビスの中で
動かすのは、少しばかり大変だったが。それも動かし始めるまでで、動き始めれ
ば。ソレに突き動かされるように、もっともっとと腰が勝手に動く。
「あっ、あっ、あっ。んぁっ、んうっ、んんっ」
アイビスは激しく突き立ててくるスレイの肉棒に、身体が二つに裂かれるよう
な錯覚を覚える。口では冷たかったり、厳しかったりするスレイ、でも、優しい。
そんな彼女の情熱をそのままぶつけられているようで、心が沸き立っていく。
敏感過ぎるとすら思える肉棒で、細やかな肉襞を擦り。その瞬間はあっさりと
訪れた。
「すまないっ、アイビス」スレイが叫ぶ。
「あっ、ああっ、ひっ、ひゃあぁんっ!!?」
「ごめんね。スレイ」
その小さな呟きに意識が覚醒する。
何か愉しい夢をみていたような気がするが……スレイはハッとして、顔をあげ
ていた。
そこにはスレイの寝間を脱がせているアイビスが居た。
声をかけるにかけられずにいると、アイビスはスレイの真っ赤なショーツに手
を合わせ「ごめんっ」と断りをいれ、ショーツの上から、触れた。
もにょ、もぞ、もぞぞ。くにっ、ふに、ぐぐぐっ。
「やっ、やめろ、アイビス」
アイビスの巧みとすらいえる手の動きに、スレイが思わず声をあげると。
アイビスはずささささっと、猫のように飛び退いて「へっ、スレイ。起きてた
の」分かりやすく驚いた。
二人は見つめ合ったまま、しばしの間硬直していたが。
スレイはフッと笑うと。
「こっちへ来い」ちょいちょいと手招きされ、アイビスは怯えているような様子
で慎重に歩を進め、ベッドの脇に立つと。スレイがアイビスの腕を掴み、思い切
り引っ張った。
「へ」
ベッドの上に引き倒されたアイビスは、スレイの上に倒れ込み。何故か顔を真
っ赤にすると、慌てて飛び退こうとしたが。スレイがそれを引き留め。腰に手を
廻して、強引に抱きしめると。
スレイは怯えるアイビスに、不適な笑みをみせ。
「まだ起きるには早い」そういって目を瞑った。
アイビスは一瞬、きゅとんとしこそすれ。直ぐに表情を緩めると。
「もしかして、あたし、抱き枕?」
「悪いか? このスレイの抱き枕になれるんだ、光栄に思え」
その言葉に、二人はどちらからともなく笑い。
一頻り笑いあうと「分かったよ。スレイ」アイビスは、スレイの胸に顔を埋め
た。
星の海をゆく、彦星と織り姫は静かに寝息をたてた。緋と銀の翼を休めるように。
〜完
このスレ入ってから三本目(´・ω・`)ヒマだな、俺。
ちゃんとスレイっぽく書けてりゃ御の字。
では、またいずれ。
>>129 好き嫌いはあるかもしれないが
姉×弟、兄×妹のような本編では起こらなく、妄想でしか補えないような組み合わせが良いよね。
>>131 GJ!百合は久々だ。
いやいやGJ。じつにGJだよ。
しかしアイビスはネコミミよりイヌミミの方がいいな〜などと思うのは贅沢だろうか。
>>139 いや、俺もそう思ってたんだが。霊帝的な何かから「猫だ、猫で行け」という電波を(ry
だから、アイビスが猫化したのも、スレイにおにんにんが生えたのも、
全部、ケイサル・エフェスのせいなんだよっ
ああ、ケイサルおじいちゃんじゃあしょうがないな。
だからスレ限定ネタを他の人にリクするのはよせと
イルイ×五飛がどうエロイかとか、どう萌えるかとか、
こんなシチュでこんな会話でするのを妄想したとか、
そんな風に書いてくれればネタふりになるんだけどね
なんか五飛がイルイにお兄ちゃん言われて慕われてるスレらしいな
アラドはどうしたアラドは?
そのスレ内独自の設定だし、別にいいんじゃないの?
その組合せでエロパロ書くなら、多少の説明は欲しいかなとも思うが
(なぜ五飛がイルイに慕われてるのか、とか)
五飛はイルイがクワトロに襲われていたところを助けたらしい
まぁここは改変してもいいような気がする
部屋割りネタでクワトロがイルイとプルプルズがいる部屋になったが
諸事情により入れ代わりごひになったことから
ごひがクワトロの魔の手から幼女達を守るようになる。
その後イルイがごひのことを「おにいちゃん」と呼ぶようになり
それに対して照れながら「お兄ちゃん言うな」といいつつ
なんだかんだで保父さんライフを充実させている。
というのが
>>142のスレでのごひだ。だいぶ端折ってるけど。
倉庫って更新してる?
5月で止まってるけど
最近はイルイだけじゃなくてアベルにもお兄様言われてるぞ
あっちでライトなエロを投下してる人多そうだよなw
OG萌えスレに至っては最近ライトどころですまないエロが投下されてるから困る
例えばどういったエロがあるの萌えスレってのには?
おっぱいを吸いたくる。ひたすら吸う
いつもの似たもの系同人じゃねいの
・・・にしちゃあ随分とマイナーどころだが
愚妹の妄想であると主張してみる。
いや、こっちのスレでは実はラキとタメを張れる出演回数(助手との絡み)なんだが
不躾で申し訳ないんですが
前スレと前々スレ持ってる方いませんか?
キモの資料がなかっただけってオチじゃないか?
スレイの兄様のことかー!
どうでもいいが
>>155の男の方、ジッパーが開いてないように見えるんだが
本当に挿入してるのか?
アベル(ガガガの)に虐められたい私がきましたよ
166 :
音ゲーマー:2006/08/07(月) 12:01:53 ID:xTYJ1BI/
ジョン=スミスって…ポカホ○タスかよ!?
いや、確かに古澤氏だけど…んなマイナーな奴持って来られてもww
>>166 読んだよ。GJ!
αイングラムがSHO世界に行ったら、というif部分が前回より強くなってて
SRXトリオとの関係がいつもと少し違うのが面白かった
あと、ひんぱんに笑える箇所が出てくるのはなぜだw
ごめんねジョンスミスはブリットじゃん!とか思ってごめんね
>>169 もうね、最近はブリッドの中の人のやる役全てジョンスミスになっちゃうんだよ。
つまり、クスハに引きづり廻されて困り果てるブリッドが見たい。
こうですか?わかりません。
>>166 長編乙
遅漏イングラムにワロタw
この後ユも参加で3Pでくんずほぐれずという妄想をしておきます
>>166 こ、この甘酸っぱい背徳感は一体…?
いや…ゴメン。それ以上にお腹がかなり痛いんですけどw
エロなのか馬鹿なのかどっちかにしてくれww
南極、干されっ放しだな
>>173 干されっぱなしってのが何を言いたいのかちょっとわからないが、
もし「最近南極にSSが保管されないな」という事であれば、
元々あそこはガンダム系SS保管庫であってスパロボSSは管理人が好意で
保管してくれているだけ
だからこのスレのSSを保管してほしいなら、こちらから
保管希望スレurlとレスナンバーをまとめて
管理人さんに送った方がいい
dat落ちのやつ、補完されてないやつが多い…
ブライトさん追悼記念SSもとむ
エロパロですることじゃない
そうだな。
>>176 自分が何をほざいたか考えろ。人が死んで嬉しいのか?
忌念(きねん)SSの間違いじゃないのか?
鈴置さんがいらっしゃらないと、また大事な作品群が消えていくなぁ。
スパロボに限らないけど、鈴置さんが演じられたキャラクターたちの
オリジナルボイスでの新録がもう見られないと思うと・・・。
声優さんがなくなられると、たくさんのキャラが同時に死んでいくような
気がする。
俳優が死んでも特定のキャラクターが死んだとはあまり感じないんだが。
それだけ声とキャラクターが一体となって存在を形作っているのかな。
ケーブルでゴーショーグンやってるので心に焼き付けておこう。
追悼記念って何か変かな?
死者を惜しんでその思い出を記すってことじゃないのか
まぁこのスレですることでは無いけどさ
記念ってのはめでたいことに使う言葉だと思うんだ
頭の弱い子か……
ヴァルシオーネ×リュウセイSSマダー?
無理
追悼、って言葉だけでその思いを記憶することも入ってるからな
追悼記念式典とかは何周忌とかでやるもんだな
おまえら釣られすぎ
こちらアルビオン!
弔砲用意!!
192 :
リュウセイ・ダテ:2006/08/12(土) 17:20:42 ID:3mIk2EQA
ヴァルシオーネRはまだかぁぁぁぁぁぁぁ!!
流れは読まないことにする。
統×シャナを製作中なんだが、ここに落っことしていい?
ばっちこーい
OK.
来週の土曜日までに投下する。
……こうやって自分を追い詰めんといつ完成するかわかったモンじゃない。
既にして製作開始から三ヶ月が経過しているし……。
>>195 >……こうやって自分を追い詰めんといつ完成するかわかったモンじゃない。
( ・∀・)人(・∀・ )ナカーマ
オレもレポートとかはそうだな。
最終日はプレッシャーで吐きそうになる。
ロボゲ板のあれいくら板違いだからって何があそこまでさせるんだろう…
こっちでまで話題にするなんて何がそこまでさせるんだろう
どのスレか聞きたいが、スレ違いだからやめておくダス。
dat落ち倉庫も更新されていないし、過去スレhtml化もされていないのな
公約どおり、完成。そして、これより投下開始します。
そして今更ながらに言わなければならないこと
・設定改変多数。
・エロは比率的に少なめ。
以上のことが許せない!と言う方はスルーでお願いします。
それは、どこかでありえたかもしれない話。
ちょっとした違いで、こうなっていた並行世界。
紫雲統夜。
中学を卒業する直前、彼は死んだとばかり思っていた父に呼び出された。
そうして連れられた世界は全くの別物だった。
まるで中世ヨーロッパのような社会に、軍でも最近ようやく配備されている
という戦闘ロボット。
そして――
「よろしくお願いいたします。紫雲統夜、ラ=セルダ・シューン」
それこそ御伽噺みたいな、お姫様。
FATE/Moon Knights
「王女妃殿下」
報告のために自らの主の前に傅く。
ここ三年近く繰り返してきたおかげで既に体に染み付いた騎士の振る舞いだ。
「アル=ヴァンからの報告によりますと、彼女たちは無事のようです」
「そうですか、あの方の献身も無駄ではなかったのですね」
「はい……」
数ヶ月前、統夜は父を失った。
今しがた話に出てきた少女たちを助けるために。
彼女たちは、地球人もフューリーのようにサイトロンが扱えるのか調査する
ために地球から攫われて来ていたのだが、その扱いに胸を痛めたシャナ=ミア
・エテルナ・フューリアや統夜の懇願、何より統夜の父エ=セルダ・シューン
自身の良心の呵責により、フューリーの母艦ガウ・ラ=フューリアより脱出さ
せられていた。
そしてその際、彼女たちの囮となるべく大戦の英雄と呼ばれたエ=セルダは
その身を散らしていた。
「さらに、何者かは知りませんがヴォルレントを動かせるパイロットも居たよ
うで、戦闘になったらしいです」
「! それで、彼女たちは?」
「地球軍の増援が出てきたため撃破には至っていないようです。それと……」
ひとつ息を呑み、シャナ=ミアの耳元に口を近づける。これはおおっぴらに
出来ることではないのだ。
「ラースエイレムの、ステイシスが確認できなかったようです」
「……そう、ですか」
少女たちの無事を聞いたときの安堵の表情とは違って、気まずそうな表情を
浮かべるシャナ=ミア。
「……ラ=セルダ、私にはまだ判断がつきかねます。……本当にあれを世に出
してよかったのでしょうか……」
「王女妃殿下には申し訳ありませんが、自分は既にフューリーではなくあの星
の者です。良かったのかと問われれば、はいとしか申せません」
フューリーの騎士機以上に組み込まれる時空間兵器、ラースエイレムは標的
を任意に選んで時の流れを止めることのできる代物であり、これを使われては
現在の地球の科学力では滅びを待つだけであったが、エ=セルダ・シューンは
かの少女たちが逃げる際にラースエイレムの機能を抑制するラースエイレム・
キャンセラーとも呼べる代物を機体に組み込んでいた。
「そして、仮にあれを否定するなら、それは父の為したことを否定することも
同義。自分にはそんなことはできません」
「……すみません、失言だったようですね」
「いえ……こちらも言葉が過ぎました。申し訳ありません……」
すっと、そのまま退出しようとする。
「統夜」
「なんだ?」
口調から、ラ=セルダ・シューンではなく紫雲統夜が呼ばれていることを感
じ取り、返事を返す。地球名で呼ぶのは私人としての応対の始まりであること
を決めていた。
「最近、あまり一緒にいられませんね」
「すまない。近々、俺も実戦に出るらしい。フー=ルー・ムールーの訓練も厳
しくて……」
「そう……。死なないでください。アル=ヴァン従兄様もいますが、彼は騎士
としての規律を重んじて、グ=ランドンに殉ずるやも知れません。そうなって
は頼れるのは統夜一人です」
「わかった」
シャナ=ミアの部屋から一礼をして退出する。
「妬けるねぇ」
「ジュア=ム……」
横合いからかかった声に振り向くと、ジュア=ム・ダルービがニヤニヤとこ
ちらを見ていた。
「死なないでください、か。大戦の英雄の息子様は違うよなぁ。女の撃墜もお
手の物ってか?……いや、違うな。裏切り者の息子だから、王女様を貫いて流
血ざたかぁ!」
あははははと、笑い声をあげるジュア=ムに統夜は極力感情を抑えて答える。
「……それぐらいにしておけ。俺はともかく、殿下に対しての不敬罪でアル=
ヴァン殿に知られれば降格では済まされんぞ」
「なぁにいい子ぶってんだよ……ああ?半端モン。未だにサイトロンもまとも
に扱えねえ癖して、アル=ヴァン様を殿呼ばわりで同格気分か?ああ?」
こいつとは搭乗訓練を開始してから会い始めたのだが、どうもとことん反り
が合わない。向こうは向こうで半分地球人の統夜を嫌いらしいが、統夜として
も地球人を人と思わぬジュア=ムを心底嫌悪していた。
「アル=ヴァン殿については、同じ師の元、弟弟子として気兼ねはしなくても
良いという事で了承は得ている」
いっそのこと、普段は呼び捨てにしていることもぶちまけてやろうかとも思
ったが、よけいややこしい事になるのは火を見るより明らかだったのでひとま
ず伏せておく。
「ハッ!アル=ヴァン様もなぁ、なにが悲しくてこんな奴を庇ったんだか。ど
ーせ、親子共々裏切るのは目に見えてるのによぉ」
「……俺の忠誠は常に主と共に在る」
「そりゃあそうだぜ。なにしろ、お前のご主人は同時にお前のペットなんだか
らなぁ!お前の意思は主人の意思さ」
「……ジュア=ム、殿下に対してこれ以上の暴言は看過出来んぞ」
目の釣りあがり始めた統夜にジュア=ムは楽しそうに言葉を続ける。
「はぁ?何言ってんの?俺はぁ、ただ単にどっかの半端野郎に手篭めにされて
いる殿下もお気の毒だ……」
「ジュア=ム」
ジュア=ムの言葉は最後まで続かなかった。後ろから、彼の敬愛する師の手
が肩に置かれたためだ。
「あ、アル=ヴァン様……」
紙のように白くなっていくのは滑稽を通り越して哀れですら在る。
「後日、実験体の少女たちが持ち出した機体についての調査のため再度仕掛け
る。その準備を怠るな」
「は、はひっ……」
もはや歯の根も合わぬ状態でジュア=ムは廊下を駆けていった。
「アル=ヴァン……」
「すまんな。あいつには後でよく言って聞かせておく」
「いや、助かったよ」
そこで、アル=ヴァンはじっと統夜を見た。
「? 何だ?」
「あ、いや……何でもない」
「……では、俺はこれから演習があるので」
「ああ……」
◇ ◇ ◇
ガウ・ラ=フューリアの中は十分に戦闘行為も行えるほどの広さがある。伊
達に後々二隻以上の戦艦に乗り込まれる大きさはしていない。余談だが。
さて、その有り余る広さでもって機動兵器の演習場も艦内に作られている。
「流石はエ=セルダ様の嫡男ね。素晴らしい戦闘技術だわ」
皮肉や嫌味ではなく、純粋に感動してフー=ルーはうっとり恍惚とした表情
で統夜に告げた。
「フー=ルー様の教えが良いからです」
「あら、おだてても何もでないわ。それにむしろ、サイトロンを扱いきれてい
ない分を自らの腕で補っている貴方のほうがずっと凄いのではないかしら」
フー=ルーの元で切磋琢磨する従士達の内、統夜は最も優れた成績を出して
いた。正史では被検体の少女たちの助けを受けたとは言ってもヴォルレントで
持ってアル=ヴァンの乗るラフトクランズに対抗しうるのだから当然と言えば
当然か。
「しかも、徐々にサイトロンのリンケージ率は上がってきているのでしょう?
楽しみだわ。あなたがフューリーの騎士となるそのときが。是非ともお手合わ
せしてみたいものだわ!」
美人だが、つくづく変な人だと統夜は思う。
実際、フューリーの中でも結構変わり者扱いされてはいる。何しろ、ラース
エイレムによる戦いを美しくないと評するのだから。
演習場、ブリーフィングルームを後にして統夜が自室へ向かっていると、ア
ル=ヴァンから呼び出しが入った。
応じてすぐに格納区画へと行く。
「ジュア=ムが命令を無視して例の機体の所属する部隊と交戦を開始してしま
ったらしい」
「!……例の機体と言うと、ラースエイレムを無効化するとかいう」
「そうだ。……一兵たりとも無駄にできん状況ゆえ偵察を命じたのだが……」
ごくり、とつばを飲む。
……大丈夫だ。前回、アル=ヴァンも出ていながら劣勢に撤退を余儀なくさ
れた部隊だという。これぐらいはなんでもない。
「ひとまず、ジュア=ムを連れ帰る。それを手伝ってほしい」
「了解した。でもアル=ヴァン、俺が行けばジュア=ムはますます意固地にな
らないか?」
「その辺は私が抑える。それに、あれを説得するのに時間がかかるかもしれな
い。生半可な者では敵を押さえられんし、数を連れて行けばそれだけ大事にな
る。ならば君を連れて行くのが最も効果的だ」
「わかった」
「それと、君の機体は使えるのか?」
不意に、まるで刃物でも押し付けられた感じがした。
「俺の?」
不安を押し隠し、何もわからない、という顔をする。
「そう。エ=セルダ殿から君に託された機体だ」
「……言ってる意味が良くわからないけど……とりあえず父さんが俺に残した
のは騎士としての在り方だだよ、アル=ヴァン・ランクス」
しばしじっと視線を絡めあう。
「……そうか、そうだったな」
◇ ◇ ◇
準騎士である統夜もヴォルレントを与えられていたが、サイトロンを扱いき
れていないため、長距離跳躍はアル=ヴァンに連れられて行う。
そうして移動した先では、ジュア=ム達が追い詰められていた。
「そこまでだ。ジュア=ム、私の指示を無視するとはどういうつもりだ。退け」
「アル=ヴァン様!?しかしッ!!」
「いずれ必ず、あれは抹消する。今は退くのだ。それとも、この上まだ私の命
令に背くつもりか。準騎士ジュア=ム」
「アル=ヴァン様……」
ジュア=ムは退いた。すかさず統夜はガードに入り、その他フューリーの残
存機を背に立ちふさがる。
「来たな、アル=ヴァンっ!!あたしはずっと待っていた。お前をこの手で撃
てるときを!」
正面の蒼いヴォルレントから凄まじいまでの殺気が吹き付けられてくる。…
…いや、殺気の中に何か、別の感情が、ある……?
「カルヴィナ……」
「その名前で呼ぶなといったッ!あたしはあの頃のあたしじゃない。お前の、
敵だ!お前がそうしたんだ!」
「……そうだな。その通りだ」
「さあこいつを破壊しに来い。あたしを殺しに来い、アル=ヴァン!ここでお
前が死ぬか……この機体と共にあたしが死ぬか。結果はどちらかだけだ!」
「どちらでもない。私は今、君たちと戦うつもりはない」
「ふざけるなァッ!!」
一括と共に切りかかってきたヴォルレントの剣を受け流しつつ、通信回線か
ら響き続ける言葉に耳を傾ける……何なんだ?この二人。
「クーランジュ、私と君はここではない場所で戦う。私にはそれが見えた。な
らばここで私も君も死ねない。戦う意味はない」
「なんだと!?」
未来がみえた、つまり
「サイトロンが……?」
黒髪の実験体の少女が呟くのが拾えた。
「そうだ。サイトロンが運ぶ未来の断片も絶対ではない。だが私は、君がその
場所に至るまで戦うつもりは無い。そのときまで、君が無事であることを願う。
ラ=セルダ、引くぞ」
「了解」
鍔迫り合いを押し切って、後方に跳躍した。
「待て、アル=ヴァン!」
追いすがる蒼のヴォルレントを振り切って残存兵力で跳躍した。
◇ ◇ ◇
「あの機体のパイロット、アル=ヴァンの事を?」
ガウ・ラ=フューリアに帰還後、ジュア=ムに自室謹慎を命じたあとのアル
=ヴァンに統夜は訊ねた。
「そうか……君は指導を直接エ=セルダ殿から受けていて、面識は無いか」
少し言い辛そうにアル=ヴァン。
「アシュアリー・クロイツェル社については君も知っているな」
「リュンピーやドナ・リュンピー、従士達の機体開発を行ったペーパーカンパ
ニーだよな」
確か、父も書類上そこの勤務だった筈だ。
「……確かにフューリーの作り出した建前の会社だったが、社員には多くの地
球人も加わっていた。そんな中、元連邦軍人のカルヴィナ・クーランジュとい
う女性がいて、ジュア=ム達のような、君を除く戦後生まれの教官をやってい
た」
「それが……」
「そうだ。我々の証拠を残さないためアシュアリー・クロイツェル社を破壊し
た際に関係者は全て真の死に呑まれたはずだったが……彼女は生きていた」
そこでふと、先程感じたカルヴィナから発せられる違和感を思い出した。
「アル=ヴァン、そのカルヴィナ・クーランジュとは親しかったのか?」
「……なぜそう思う?」
「あの女性からは殺気以外に他の感情も感じられたし、彼女の話をするときに
はアル=ヴァンが嬉しそうな、同時に悲しそうな顔をするからだよ」
つまり、その……
「アル=ヴァンは父さんと母さんのように、フューリーと地球人の壁を越えた
んじゃないか?」
じっと、再び視線が絡み合う。
「……私も君と君の父上のことについて余計な詮索はしない……その代わり君
も他言無用にしてくれ」
ハッと、出撃時の会話が思い出された。……知りすぎることは己の身をも滅
ぼしうるらしい。
◇ ◇ ◇
シャナ=ミアの部屋に行くと侍従に既に就寝中であることを告げられたので、
統夜は仕方なく翌日の朝に出直した。
「昨日、就寝後にいらしたそうですね。起こしてくだされば応じましたのに」
「いえ、そのような恐れ多いことは……それよりも、お話したいことがありま
す」
再び近づいて密談を開始する。
「アル=ヴァンはグランティードのことを薄々感づいているようです」
「! 大丈夫なのですか?」
「傍観に徹してくれているようです。それに、事が上手く運べばアル=ヴァン
をこちら側に引き込むこともできるかもしれません」
パッとシャナ=ミアの顔が輝く。
「本当ですか」
「はい。ラースエイレム・キャンセラーを積んだヴォルレントのパイロット、
アシュアリー・クロイツェル社にアル=ヴァンが潜伏中懇意にしていた者の様
です」
ム、と一瞬シャナ=ミアの顔が暗くなったように見えたのは気のせいか。ひ
とまず、気にせずに報告を続ける。
「……ただ、同時にその者が自身を裏切ったアル=ヴァンに激しい殺意を向け
ていて、現在の状況ではいささか難しいかも知れません」
「そうですか……」
残念なのか、そうではないのか、いささか曖昧なシャナ=ミアの反応であっ
た。
◇ ◇ ◇
あれから数週間、困った事態となった。
先ごろの戦闘によって、アル=ヴァンが地球人に過度の情報を与えたことに
よって失脚してしまったのだ。
しかも、アル=ヴァンの部隊の後釜隊長に収まることとなるのはあのジュア
=ムだ。
このままではいけないと思いつつも、気ばかりが焦ってろくな考えが浮かば
ない。
場は御前会議。グ=ランドン・ゴーツを初めとした騎士たちと各文官達で構
成されているが実質はグ=ランドンの独壇場と言っても良かった。
文官達は所詮子供の戦後生まれとシャナ=ミアを侮っているし、武闘派の
グ=ランドンの力は強大だ。
……子供?そう……彼らは皆、自分を侮っているのなら……
「それでは、これにて本会議は終了ということで……」
「待ってください!」
慌てて制止したが、いささか声が大きすぎたか……いや、しかしこれくらい
の注目が集る方が、都合がいい。
「その……準騎士であるジュア=ムが騎士になるのですよね?」
「はい。アル=ヴァンめは己の立場を弁えていなかったようですからな」
……ともかく、今はそういうことを話しているのではないと怒りを抑える。
「それでは、同じく準騎士のラ=セルダを……」
「殿下、えこひいきはよろしくありませんぞ。いかにお気に入りといっても、
ジュア=ムは相当の技能と功績で持って騎士へと昇格するのですからな」
グ=ランドンが掣肘する。これも、予測済みだ。
「いえ、その……彼を私の手元に起きたいのです」
ざわざわと場が騒ぐ。やれ、やはり子供だの、この時勢に色恋沙汰とはだの
……。聞こえないと思って好き勝手言ってくれる。まぁ、そう思わせておくに
越したことは無い。
「こ、これからは戦いも激しくなるのでしょう?今後、私が陣頭に立つことも
ありうるでしょう。そうしたとき、私の剣が必要だと思うのです」
できるだけ子供っぽく、さも、少女の我が儘のように……。
あざ笑うかのような周囲に対して、グ=ランドンは一人黙考している。……
気づかれたのか?
「よろしいのではないですかな?」
一人の文官が告げた。
「そうですな。お年の近い者のほうが殿下も心を許せるでしょう」
次々と賛同していく者たちの中で、未だしばらく黙っていたグ=ランドンだ
がやがてこう告げた。
「では、そのように取り計らいましょう。殿下と『騎士』ラ=セルダ・シュー
ンの御乗機についてはまた後ほど……」
「いえ、それには及びません」
そこで、シャナ=ミアはこの会議場でこれまでで一番の笑顔を見せてやった。
◇ ◇ ◇
フー=ルーから話を聞かされたときは何の冗談かと思った。
「どういうことです?」
「ですから、王女妃殿下直々の御下命によって貴方は聖騎士団員の任を解かれ、
新設される近衛騎士の位を賜ります」
残念そうにフー=ルーは言うが統夜としてはそれどころではない。一体何が
どうしたのか。
「ともかく、ひとまずは殿下にお目通りいただきなさい。聞きたいことは直接
尋ねればよろしいでしょう」
「は、はい……」
ブリーフィングルームを後にし、一路シャナ=ミアの部屋へ。
「来ましたね、ラ=セルダ・シューン」
「ど、どういうことなのです?」
挨拶もそこそこに本題に入る。自分はよほど慌てているらしい。
「アル=ヴァンがいなくなってしまった今、貴方をあのまま騎士団に置いてい
てはいつ謀殺されるかわかりません。特に、ジュア=ムが騎士の位についてし
まった以上貴方の安全を確保するためにはこうするほかは無かったのです」
「ジュア=ムが?」
目を見開く。自分の身分のことなど、どうでも良くなった。
「馬鹿な……あのものが騎士の器かどうかも解らないというのか……」
「おそらく、承知の上でしょう。グ=ランドンとすれば自らの意思のままに動
く者を付ければ其れで良かったのです。貴方を引き抜くことに同意したのもエ
=セルダの色を一掃しようとした矢先の出来事だったからでしょう」
「く……」
ギリ、と歯軋りする。
「それから、私の権限でグランティードの存在を公的に認めさせました。これ
以降、グランティードは皇家の機体として認識され、私の乗機となり、貴方は
機体搭乗の際の専属従者となります」
「な、それは……」
「たしか、グランティードは副座でしたね」
「は、はい。あの少女たちの誰かと共に乗るのが最初の予定でしたから」
「その役目は、私が行います」
断固として、譲る気の無さそうなシャナ=ミアだった。
◇ ◇ ◇
その日は、シャナ=ミアを後部座席に乗せての完熟飛行が行われていた。
もちろん、あれからも乗る、乗らない、の論争もあったのだが、危険だの何
だのという統夜の主張は
「近衛騎士である貴方が守ってくださるでしょう」
というシャナ=ミアの言葉で効果を示さなかった。
「これが、宇宙、あれが今の地球なのですね……」
軍団の門から出て、シャナ=ミアは惑星の青さを目に入れた。戦化粧が施さ
れ、彼女の凛々しさを引き立てていた。新しいパイロットスーツもぴったりと
体に張り付くタイプだが、いやらしさは微塵も感じさせず、気高さが前面に出
る。
「ご気分は悪くありませんか?」
「はい。大丈夫です」
「少しずつ慣らしていって戦闘速度にまで上げますが、今日はひとまず無重力
に慣れてください」
周辺には護衛のリュンピー達がついている。
無理な機動はせず、慣性で軽く流すのみにとどめる。
「統夜」
「あの……通信回線を閉じているとはいっても、周りには他の者もいるのです
が……」
「この機体に乗っている限り、私と統夜はパートナーでしょう?それなら対等
であるはずです」
別にパートナーという取り決めがあるわけでもないのだが……まぁ、今はほ
んとに二人きりの空間なのだし。
「シャナ=ミアがそういうのなら、わかったよ」
「はい」
楽しそうに、頷いた。
と、すぐさま二人とも視線を巡らせる。頭の中で、何かが呼んだ。
「敵か!」
異星人の使う虫型の機動兵器だ。
「ラ=セルダ様、帰還してください。こいつらは我々で抑えます」
「わかった、こちらは門の向こう側まで後退する」
グランティードを下げていく。
「手助けしなくていいのですか?」
「ああ。虫たちぐらいなら、ラースエイレム無しの従士たちでも遅れはとらな
い」
既に何度か統夜も交戦を経験している。大した強さではなかった筈だ。
「…………」
しかし、何だろう?この不安感は?虫たちを彼等だけで倒すことに何ら問題
は無いはずだ。その間に、自分達はガウ・ラ=フューリアに帰還する……。
「?……まさか……」
たらり、と汗が流れる。
「どうしました?」
シャナ=ミアの問いに答えるより早く、統夜は機体を急降下させた。
一瞬送れてビームが空間を貫いていく。
「きゃぁっ!」
「嵌められた!」
すぐさま相手を確認する。地球の人型機動兵器の量産型部隊のようだ。あれ
の試作機と系列機がカルヴィナ・クーランジュのいる部隊にも居たはずだ。
「グ=ランドン・ゴーツ!地球の偵察部隊が通るのを予想していたな!」
「え?」
「そうでなきゃ、あの時従士全員が異星人の機体の相手に回った理由の説明が
つかない!」
「ま、まさか……いくらグ=ランドンでも……」
オルゴンブラスターで牽制をかけつつ距離を置く。
「虫型機と地球の人型、従士達の不自然な動き、三つの偶然って言うのは出来
すぎだ!」
現在の地球圏は外宇宙からの脅威にさらされながらも地球人同士で抗争を続
けている。地上から地球人を失くすため、フューリーが裏で手を回し、火に油
を注いでいると聞くが、その関連で地球のトップとパイプが繋がっているとす
れば……?
反戦派の殿下が、未熟な騎士のために痛ましくもお隠れになられた……。
ギリ、と奥歯をかみ締める。出来すぎたものだ。
オルゴン・クラウドで攻撃を受け凌ぐがそれも限界に近い。
「すまない、シャナ=ミア。初搭乗からいきなりだが、最大戦速まであげる!」
「は、はい!」
不用意に接近してきた敵機に問答無用で爪を突き立て、貫く。
そのまま、放り投げて別の機にぶつかったところをオルゴンスレイブで纏め
て破砕した。
ビームの刃で切りかかってきたのをオルゴンランサーで受け止めて、押し返
そうとするが、それより早く他の機に後背から射かけられ、被弾する。
「ぐうぅ……」
オルゴン・クラウドを後方に集中展開し、マント型を形成して改めてランサ
ーを押し切る。
体勢を立て直す暇を与えず、ランサーを突き立て、刃のみを残してその場で
破砕させた。
「く……ようやく三機……」
ラースエイレム・キャンセラーの積まれたグランティードにラースエイレム
そのものは存在しない。……自分一人で切り抜けられるか?
「こ、後方のスラスター、推力80%まで低下しています」
「!あ、ああ。わかった」
初めての重力加速にも関わらず、必死に自身の領分をこなすシャナ=ミアに
統夜は一つ深呼吸する。
……自分はどうかしていた。守るものがあるのならば己の身が朽ちるまで剣
を取る。それこそ、騎士の本分!
「出力、上げて!」
「オルゴン・クラウド、出力70%」
「オルゴンブラスター!」
包囲する敵機の動きを乱し、オルゴン・クラウドで短距離跳躍を行い、目前
にジャンプアウトしてランサーをぶっ刺す。たこ殴りに遭う前に再跳躍して距
離を置く。
フォーメーションを組んで射掛けてくるのをオルゴン・クラウドで受け流し
つつ、一気に距離をつめて抜き手で屠る。
しかし、こうちまちま削っていては一方的な消耗戦だ。敵は応援を呼んだだ
ろうし……。
「なにか……なにか手は無いのか?」
その余計な思考が、敵を呼ぶ。
「オルゴン・クラウド、出力維持できません!」
「くっそぉおおおお!やれって言うならやってやるさ!」
フィールドへの出力を全面カットし、機動と武器に全振りする。
「オルゴンスレイブ!」
自身の移動と発射軸の変移で掃射していく。二機は屠ったが、こちらにも二
発ビームの直撃がある。
「うく……テンペスト・ランサー!」
先程の技でもう一機屠るが、カウンターでコクピット付近にきれいな一発を
もらう。
「ぐ……だ、大丈夫かシャナ=ミア」
「は、はい……」
元々おとなしいシャナ=ミアだがすっかり気圧されてしまっている。無理も
無い。周りは敵だらけだ。
「……統夜」
「何だ?」
顔は向けず、声だけで応じる。顔を見ている余裕など無い。
「言っておきたいことがあるんです……」
「よしてくれ」
きっぱりと応えて、そこだけは振り返って顔を見る。
「こんな所で死ぬつもりは無いんだ。後で聞くよ」
圧倒的に不利な状況に、自信と尊厳に満ちた笑顔。
「!……は、はい」
……ふぅ、いけない。当の本人を信じることが出来ずに、こんな気持ちを抱
くのは、失礼というものだ。
オルゴンスレイブで敵の砲撃を吹き飛ばす。
「まぁ、厳しいのは確かだけどね」
「信じています……貴方のことを」
「うん……」
改めて、操作系を摑み直した。
と、二人の脳裏に閃光が閃く。
「!ラ、ラースエイレム・キャンセラーが反応してる……?」
直後、停止した地球軍の機体が次々と破壊されていく。
「王女殿下、御無事ですか」
黒いラフトクランズが覗き込むようにしてきていた。
「フー=ルー……助かりました……」
「フー=ルー様、どうしてここに……」
「あら、騎士ラ=セルダ・シューン。救援に遅れてしまったとはいえ、その言
い方はいささか品が無いのではありませんこと?」
「す、すみません……」
少しだけ不機嫌そうなフー=ルーに頭を下げる。
「まぁ、かまいません。しかし、護衛の従士たちは何をやっていたのだか……」
モニターの中のフー=ルーを見つつ、ああ。と統夜は納得した。
グ=ランドンが謀ったとしか思えない今回の事態に、フー=ルーが救援に訪
れたのを不思議に思ったが、彼女の性質を考えれば何も不思議なことは無い。
彼女はあくまで、自身の主が追われているのに気づいて助けに出たのに過ぎ
ないのだろう。
◇ ◇ ◇
結局、この事件は護衛についた従士数名の謹慎処分で片がついた。
不用意に後退したため敵の火砲に殿下をさらした件について、統夜にまで追
及の手が伸びかけたが、統夜自身はあくまでシャナ=ミア預かりの地位である
ため、彼女の裁決により何のお咎めもなしとなった。
「しかし……本当に今回の件はグ=ランドンが仕組んだ事だったのでしょうか?」
その日の艦内時間の夜。自室に招き入れられた統夜はシャナ=ミアと話して
いた。
「確かに、確たる証拠が有るわけではありませんが、状況を見る限りそう考え
なければ説明がつきません。特に地球軍の戦力展開を考えると、偵察というよ
りは攻撃目標を索敵していたと考えられます」
発見から、支援部隊の到着までが早すぎるのである。待ってましたとばかり
に……。
「……ともかく、この件についてはくれぐれも他言無用です。この推測が事実
であったとしてもそうでなかったとしても、あなたの身柄を拘束する材料とし
ては十分です」
「はい……」
無論、そんな事は百も承知だ。
「ところで……統夜」
「何だ?」
何か言いづらそうに言いよどむシャナ=ミア。じっと辛抱強く待っていると、
意を決したように、しかし、それでも顔を近づけて小声で尋ねた。
「統夜は……夜伽の経験は……ありますか?」
「…………」
夜伽といえば、アレである。男女の夜の営みである。
「い、いや……な、無いよ……」
突然何を言い出すのかと言いたげに統夜は顔を引きつらせる。
「あの……では、今夜は……私と一緒に居ていただけますか」
…………
OK。状況を整理しよう。
先程彼女はエッチの経験があるのかと尋ねて、今度は今夜一緒に居てくれ、
と言った。つまりこれは、お誘いなわけだ。その……事の。
「…………」
恭しく一歩引きつつ統夜は頭を下げた。
「その……『殿下』」
殊更にその部分を強調する。
「かような御年齢で、しかも定まった伴侶も居らずにそのような……」
「『統夜』やはり、私ではその気にならないのですか?フー=ルーのような大
人の女性がよろしいのでしょうか……」
こちらも押す。
「い、いえ。御身はとても魅力的……ってそうじゃない……このようなことを
話すこと事態恐れ多いことで……」
「私は『統夜』と話しているのですが?」
「……はい」
観念して頷く。
「それで、今夜は一緒に居てくださいますか?」
「け、けど……その……こういうのは間違っても勢いでやるもんじゃなく、本
当に好き合ってる者同士がやるもんで……」
「解りました……統夜は私のことが嫌いなんですね……」
もの凄く残念そうに顔を伏せるシャナ=ミア。
「い、いや、そんな事は無い!」
大声で否定してみて、少女のように統夜は頬を染めた。
「それなら、問題ありませんね?」
くるりと笑顔に転じ、統夜の腕を掴んで、シャナ=ミアはにっこりと微笑ん
だ。
◇ ◇ ◇
シャナ=ミアの寝室で、統夜は固まっていた。
ちょっと待っていて下さい、と言ってもう五分か……。
よもやこんな時が来るとは思ってもみなかった。
初めて会ったとき、父から幼馴染だったと教えられたが、自身の記憶は操作
されていたし、シャナ=ミアにしてもそれ程覚えていたわけでもなく、私人と
して接するときだってあくまで同年代の者としてだった。
「お待たせしました」
と、薄手の夜着を身に着けたシャナ=ミアが入ってきた。
「!?」
思わず目を逸らす。その……薄過ぎて下着が透けている。
「統夜、こっちを見てください」
「う、あ、ああ……」
いつの間にやらすぐそこまで近づいていたシャナ=ミアの体が密着する。自
らの腕の中で自分を見上げるシャナ=ミアの顔に、体の感触に、眩暈がするほ
どの幸福感を覚える。
そっと彼女に押され、背後のベッドに腰を落とす。彼女自身も統夜にもたれ
かかる。
「私も経験はありませんが……殿方の相手をする手段は心得ているつもりです」
ネグリジェのような薄手のドレスを脱ぎつつ、そのまま統夜の体を倒していく。
シャナ=ミアの手がチャックを下ろし、中から統夜の一物を出す。
「うぁ……」
よもやシャナ=ミアの手で己自身を捕まれるとは思ってもみなかったため、
脳内で電撃がスパークする。
彼女も一瞬それを目にした事に怯むが、すぐに自身の口で統夜を捉えた。
「し、シャナ=ミア……」
想像の外であったシャナ=ミアによるフェラチオに鼓動が早まっていく……。
じゅぷ、じゅぷと淫靡な音が辺りを支配する。
統夜を咥えたまま上目遣いでこちらを見るシャナ=ミア。ちゅぷっと口を離
しつつ手の動きは止めない。
「統夜、気持ちいいですか?」
「あ、ああ」
にっこり微笑み、再び咥える様は淫靡に過ぎた。
「……シャナ=ミア」
「ふぁい?」
声が喉を伝わって振動を与え、新たな刺激になる。
「っ……腰を、こっちに向けてくれるか?」
「え……?」
今の格好で統夜のほうに腰を向けると言うことは、秘所まで阻むものは一枚
の下着だけと言うことになる。
「は、はい……」
羞恥心に頬を染めながらも言われた通りに統夜の一物を基点に体を半回転さ
せ、下半身を統夜のほうに向けた。
統夜はシャナ=ミアに自分の顔を跨ぐようにさせる。女性の陰部が目の前に
あることに興奮を覚えつつ、布越しにその秘所に口を付けて、舐め始める。
「ふあっ!?」
予期せぬ攻撃に体を仰け反らせ、口から離してしまう。
「と、統夜!な、何を……」
「いや、俺ばっか気持ちよくされるのも不公平だし……それとも、気持ちよく
ないか?」
シャナ=ミアの口が離れたおかげで幾分余裕を取り戻した統夜が困惑顔で尋
ねる。
「そ、それは……で、でも、統夜は経験が無いと……」
「どうすればいいかぐらいは知ってるさ」
一応、中学時代までは普通の日系少年だったのだから、そういった代物に目
を通すことはけっこうあった。
「ただ、実際にやったこと無いから、気持ちいいのかがわからなくて」
「……それならそうって言ってくれれば……」
少し悔しそうなシャナ=ミアの呟き。
「……で、気持ちいい?」
最初の反応と言い澱んだのとで大方の見当はついていたが、あえて尋ねる。
シャナ=ミアのほうは羞恥心から顔を真っ赤に染めてしまっていたが
「気持ち、いいです……」
と、辛うじて聞き取れるくらいの声量で答えた。それに気をよくし、再び統
夜の方も責めを再開する。
「ひゃんっ」
可愛らしい声を上げるシャナ=ミアに狂おしいまでの愛しさを覚えた。
地球に居た頃、名前が夜を統べる者だから女の子は紫雲に気をつけろよ、な
どとからかわれていたが、あのからかっていた連中の言っていたことはあなが
ち間違いではなかったのかもしれない、なんて下らない事を考える。
まあ仮に、名前によって力が与えられるのならば、意中の少女を悦ばせるこ
との出来るこの名前はなかなかに捨てたものではない。
「シャナ=ミアが気持ちよくなってくれてると俺も嬉しいけどさ、俺のほうに
はもうしてくれないのかい?」
ひとしきり、秘所を堪能した後で意地悪くそんな事を言ってみると、ごめん
なさいと一言告げて、シャナ=ミアの奉仕が再開された。
「――っ」
間を置いての刺激に思わず声を上げそうになるが、我慢。
せっかくイニシアティヴを獲得できているのだから、もうしばらく維持しよ
う。
先程まで舐めていて、濡れそぼったシャナ=ミアの秘所を下着をずらして露
出させた。初めて見る濡れそぼった女陰の美しさに純粋な感動を思えた後、小
指を入れてみる。
「んふぅーっ」
「うぐ……」
歯は立てないでくれたようだが、シャナ=ミアの口に強烈に圧迫された。快
感というより痛みに近い。
「ご、ごめんなさい……」
「いや、こっちも予告無しでごめん……」
危ない……危うく男性としての生命が終わりを告げるところだったかもしれ
ない。
結構責めるのが楽しくなってきていたが、文字通り急所を握られている状況
での攻勢は相応の危険が伴うらしい、と夜を統べる者は結論付ける。
そこで入れっぱなしだった小指を、動くよ、と一言告げて一泊置いた後、抽
送を開始する。
「んんぅぅぅ……」
先程のような目には遭わなかったものの、シャナ=ミアの動きがぎこちなく
なったのを感じた。
と、今まで触れなかった部位がある事に今更ながら気づいた。
「シャナ=ミア……こう言うのはどうだ?」
フリーになっている左手で、ちょんっと陰核をつつく。
「ぷふぁあ!」
一応、声をかけておいたのが幸いしたのか、彼女自身が意識していたからか
、噛まれる事は無く、そのかわりあられもない声を響かせた。
「やっ……!それ、駄目です!」
にんまりと意地の悪い笑みを浮かべ、統夜はシャナ=ミアへ刺激を与え続け
る。
強くして傷つけぬように、しかし確実に快感を与える。
「はぁ……ん……」
もう奉仕どころではなくなってしまったシャナ=ミアが恨めしそうに統夜の
ほうを向くが、統夜にはねだっているようにしか見えていなかった。
「シャナ=ミアはさ、自分でこういうことしたりするの?」
「ふぇ?」
「だからさ、自分でこうやって」
中の指をくにくにと動かし、陰核を指で弾く。
「ああああああっ!」
「自分で、弄ったりするの?」
恐らく自分は凶悪な顔をしているんだろうなー、とは思うが、いまさら止め
る気は無い。
「そ、それは……」
恥ずかしげに目を逸らすシャナ=ミア。
「多分、してるんだろうね。こんな風に俺を気持ちよくさせようっていやらし
い事をしてくれるシャナ=ミアだ。きっとしてるんだろうね」
いかん……恥ずかしげに非難の目を向けるシャナ=ミアが……可愛、過、ぎ、
る。
秘所から指を離し、シャナ=ミアの体を仰向けに、頭をこちらにして倒す。
「あっ……」
「そういえば、戦闘中言いたいことがあるって言ってたよね」
「え?」
「ほら、俺がここで死ぬ気は無いから後でって言ったやつさ」
自分の勘に従えば、これはここで突っ込むべき話題だ。
「あれ、何言おうとしてたんだ?」
「…………」
言おうか言うまいか思い悩んでいるらしく見えるシャナ=ミア。
「今は言えない?」
「それは……」
「じゃ、俺も言いたいことがあるから、俺から言うよ」
ぎゅっと、後ろからシャナ=ミアを抱きしめる。
「俺、君のことが好きだ」
ずっと、心に抱いていた想い。ここ数分の黒い自分は一度捨て去り、紫雲統
夜として語りかける。
「君の返事が聞きたい、シャナ=ミア」
しばし、沈黙が支配する。
「ず、ずるいです。私から言おうって、思ってたのに……」
目が潤んで、少し半泣きだ。
「そうだったのか、よかった」
「な、何がよかったんです!」
「これで違ってたら俺、ただの自意識過剰じゃないか」
まぁこんな状況、半裸で抱き合ってて違っていたら、彼女の倫理観に大いに
問題ありである。
「……こういう意地悪な統夜は嫌いです」
「意地悪って?」
「い、いやらしい事を聞いてきたり、いたずらしたり……」
「ごめん。男ってのは好きな子には意地悪したくなるものみたいだからさ」
まるで他人事のようにそう言うと、そっと耳たぶをあまがみする。
「んっ……」
くいくいと引っ張ってみる。耳の裏側を舐めてみる。
「あふっ……」
潤んだ瞳で非難の意を伝えようとするが、そんな顔で睨まれても統夜には劣
情を加速させるものでしかない。
後ろから手を伸ばして下着をくぐって二つの乳房に手を這わせ、先程触れた
臀部とはまた違った軟らかさに感銘を受けた。
「は……ん……あ、あんまり大きくありませんよね……」
「そうかい?」
自分としてはシャナ=ミアの胸であるなら大きさなど大した意味を成さない
のだが、そう言った事を気にしているのもまた、好ましい。
「ふ……フー=ルー達と比べると……」
「歳が離れてるんだし、当然だろ?それに、揉んでたら大きくなるって言うし
さ」
もにゅもにゅとその感触を楽しみながら言う。
「それじゃあ……んっ……統夜が大きくしてくださいね?」
うぐ……
今のはもろに入った……そんな純真そのものって顔していやらしい事言わな
いでくれ。
「あ、ああ……」
何か言いたいことは胸中でぐるぐる渦巻いていたが、結局言葉にはならず、
あいまいに頷けるだけだった。その分、手のほうに意識を集中させ、双球の頂
点をつまむ。
「んっ……やぅ……だめ……です」
軽く引っ張りながら、親指と人差し指の腹で優しく押しつぶす。
「ふぁぁぁぁ……ん……?」
統夜の与えてくれる快感の海に漂っていたシャナ=ミアだが、太腿に何かの
感触を感じ、それを掴む。
「うぁ……」
とたんに統夜の動きが鈍り、シャナ=ミアの手の中で統夜自身が震えていた。
「あ……」
先程まで口に含んでいたそれを今更ながらに思い出し、統夜の手を解くと、
体の向きを変えて向き合う形で寝転んだままの統夜の上に跨った。
「すみません。私ばっかり気持ちよくさせられちゃって……」
「い、いや……でも、初めてなんだろ?」
「でも……統夜と一つになりたいですから……」
赤くなりながらそんな事を言ったシャナ=ミアに、統夜は上体を起こして口
付けを交わした。
舌を交わらせることも無く、ただ唇を触れ合わせるだけの、いやらしさの欠
片も無いただ長いキス。
「……あんまり、無理しないでくれよ。シャナが苦しくったってこっちはちっ
とも嬉しくないんだ」
唇を離しながらそう言って、髪をなでた。
「はい……」
一つ頷いて、腰を動かす。
「いきます……」
「うん」
ゆっくりと、シャナ=ミアの中に統夜が飲み込まれていく。
「っ……あ……」
苦痛に顔を歪ませながらも懸命に腰を落とすシャナ=ミアを統夜はじっと見
ていた。彼女がそういった痛みを伴いながらも必死に自分を愛そうとしている
ことを、ちゃんと目に焼き付けようとしていた。
「っはぁ……っはぁ……」
苦しげに喘ぎながらも、ゆっくりと統夜は飲み込まれていき、やがて何かに突
き当たった。
ともすれば突き破ってしまいそうなささやかな抵抗。
「と、統夜……」
不安げに伸ばされる手をつかむ。
「シャナ……」
名前を呼ばれて安心したのか、小さく微笑むと意を決したように腰を落とし
た。
「〜〜〜〜ぁぁぁ……」
慣れぬ痛みに目をぎゅっと瞑り、弱弱しく声にならぬ悲鳴を上げた。
前屈状態になった体を、抱えるようにして軽く抱き締める。
じっとしばらく時が過ぎ、ようやくシャナ=ミアの方から話しかけた。
「あの……もう、大分楽になりましたから……」
「ん……」
頷き、反対側にシャナ=ミアを倒す。
「う……あ……」
「じゃあ、動くよ」
「はい……」
恐怖と期待がない交ぜになった表情でこちらを見上げるシャナ=ミア。統夜
はゆっくりと抽送を開始した。
「あっく……う……」
無論、楽になったと言っても初体験でそうそう痛みが無くなる筈もない。
まるでそれが贖罪であるかのように口付けをする統夜。
「んっ……あ……統夜ぁ……」
今度は先程とは逆に舌をシャナ=ミアの中に進入させ、その中を蹂躙してい
く。
「はふ……」
まるで蕩ける様な目をするシャナ=ミアの舌を唇で甘がみしながらゆっくり
と自身を引き抜く。口の中を弄りながら、それを五順ほどしたとき
「あ……あああ……ああ!?」
いきなりビクンッと体を跳ね上がらせながら一際甲高い声を上げる。唾液の
糸でかかる橋を見ながら口を離し、統夜がにんまりと笑う。
「……もしかして……感じてるの?」
「…………」
ばつが悪そうに視線をずらす彼女の耳元で統夜は囁く。
「初めての時、女の子は大抵痛いだけだって聞くけど……シャナは違うのかな?」
「い、意地悪な統夜は嫌いだって言いましたっ」
「でも、気持ちいいんでしょ?」
よく、わからないのもまたシャナ=ミアにとっての事実でもあった。
自分の中に統夜が入り込んでいるという、ただそれだけで満たされたように
感じて、内から統夜をこすり付けられる事によってどうしようもないほどの歓
喜の念が起こされるのだ。
「んんんん――――あ!?」
いきなり再び奥まで突きこまれて、背筋をゾクゾクと走り抜ける快感。
破瓜の傷に擦り付けられるのも何か背徳的な悦びを覚える。
「統夜ぁっ、そ、それ!ダメですぅ!」
先程よりも幾分か早くなった統夜の動きに翻弄されるシャナ=ミア。
「でもさっ……そんなシャナも……大好きだよっ」
「は……う……あっ……も……もっと……もっと、ゆっくりぃ!」
「ごめんっ!そんな……余裕……ないっ!」
なんだかんだ言っても統夜とて初めての体験なのだ。余裕など有るほうがお
かしかった。
統夜は好きな女の子の中を蹂躙している事実に脳が焼ききれる感覚を覚え、
シャナ=ミアはずっと恋焦がれてた少年の熱を胎内に感じて、熱病にかかった
かのように意識が朦朧としていった。
もはや容赦のない腰の動きとなったとき、統夜がうめいた。
「シャナ……俺……もうっ!」
「統夜……統夜っ……統夜ぁぁぁっ!」
シャナ=ミアの中に統夜が想いの丈を迸らせた後、両者とも力尽きてベッド
の上に倒れこんだ。
「はぁ……はぁっ……シャナ……」
「統夜……ふふふ……気づいていますか?私のことを、シャナと呼んでいます
よ」
「え?あ……ゴメン、シャナ=ミア」
額に手を当て決まりが悪いのか視線をはずす。
「いいえ、かまいません。むしろ、今後も二人っきりのときはそう呼んでくれ
ると嬉しいです」
にっこりと微笑んでくるくると統夜のくせっ毛をいじる。彼の体は重たいが、
その圧迫感も今は心地いい。
「愛称と言うのですよね、とういう呼び方は」
「ああ……シャナ」
微笑み返し、そこで自分が彼女にもたれていたのを認識する。無意識に体重
を逃がしていたからまだ良かったものの重かったのではなかろうか。
「ご、ごめん……重かったよな」
あわてて体をどかすと、これまで繋がっていた部分が外れて中から破瓜の血
が混じった精液があふれてきた。
「あ……」
中から引き抜かれたのとかかっていた体重が無くなったので少し寂しさを感
じていたシャナ=ミアは自分の中からあふれ出るその液体を見て、ちらりと統
夜に目をやった。
「う……まずかった、かな……」
「いいえ。統夜がちゃんと責任を取ってくださるのなら、何も問題はありませ
ん。ええ」
いたずらっぽい顔をしてそう告げると、自分の横に移った統夜の顔に近づき、
口づけをした。
――愛しています、統夜。
◇◇◇
「統夜」
あの運命の日、父は依然として父のままだった。
「一緒に出るの、父さん」
「ああ。ラースエイレム・キャンセラーの中核があちらに移っていると気づか
れてはいけない」
「けど、機体を調べられたら結局は……」
「だから、最後まで抵抗するつもりだ」
最後まで……
「!……父さん……」
相変わらず泰然とした父だが、そこはかとなく感じられるものがあった。
「いいか統夜。アル=ヴァンか、フー=ルーか、あるいはグ=ランドンが出て
くるかは解らんがその者を憎んではならない。今後、刃を交えることがあって
も決して憎悪で剣を取るな。憎しみの剣は諸刃の剣。己を傷つけずにはおかん」
「…………」
そうして、父は帰ってこなかった。
◇ ◇ ◇
目が覚めて、目前には抱きしめている意中の少女がいた。
彼女を起こさぬように、自身の記憶へと思いを馳せる。
ならば父よ、今の自分はただ彼女への愛と、忠誠のみで剣を取ろう。
◇ ◇ ◇
数日の後、地球圏の大半の戦乱も集結し、もはやグ=ランドンも共倒れを狙
って機を待つ状況ではなくなってしまっていた。ラースエイレム・キャンセラ
ーを有するカルヴィナ=クーランジュの乗るあの蒼のラフトクランズを総攻撃
すると言う話も出てきていた。
「ラ=セルダ」
そんな中、今まで瞑想していたシャナ=ミアが統夜を呼ぶ。
「何でしょう、シャナ=ミア様」
「もうじき、カルヴィナ・クーランジュさんたちが月に来ます」
「あの部隊が?通じたのですか」
シャナ=ミアが日々瞑想していたのはサイトロンを通じて、カルヴィナに呼
びかけるためであった。それが、ようやく通じたらしい。
「はい。そこで、あなたにはアル=ヴァン従兄様を呼んでもらいたいのです」
「し、しかし……クーランジュ殿はアル=ヴァンを憎んでいたのでは?」
「大丈夫です。従兄様の真の思いを、受け取ったあの人ならば悪いことにはな
らないはずですし、アル=ヴァン従兄様の存在はあの人をより力づけうるもの
となるはずです」
「わかりました。ではすぐに……」
以前より、アル=ヴァンが謹慎している場所は判っていた。ただ、下手な接
近は敵にいらぬ猜疑心を与えることになるので避けていたのだ。
「アル=ヴァン」
事前にこちらのシンパから入手していたコードで電子キーを開錠し、座敷牢
に入った。
「ラ=セルダ……なぜここに」
侵入者にすぐさま気づく。
「アル=ヴァン、地球圏の戦乱も大半が収束した。残り火も沈静化に向かうだ
ろう……総代騎士は未だあのラフトクランズを、カルヴィナ・クーランジュを
倒す気でいる」
カルヴィナの名が出たとたんに統夜から目を外す。
「……私にどうしろと言うのだ」
「っ……手を貸してもらいたい」
床を見つめる力無い瞳に苛立ちを覚えながら言う。
「悪いが私は騎士だ。たとえ今、暇を出された身であろうと忠節を曲げる訳に
はいかん」
「!……その忠節のために、愛した者すら捨てると言うのか、あんたは!」
応えぬ背中。
ギリ、と奥歯が鳴って統夜の目つきが険しくなる。
「そんなに忠義が大切だと言うのなら、そもそも自分が誰のための剣なのかを
あんたは考えたほうがいい!今はそれすらも見えていないだろうからな!」
それだけ言い放つとくるりと部屋を出ようとする。
「……ではラ=セルダ。君は誰がための剣なのだ?」
統夜が足を止め、顔だけアル=ヴァンに向け、平然と告げた。
「決まっている。俺は殿下……いや、シャナ=ミア・エテルナ・フューリアと
いうただ一人の少女のために剣を振るう」
そして、今度こそアル=ヴァンの部屋から統夜は退出した。
◇ ◇ ◇
統夜とシャナ=ミアは総代騎士グ=ランドン・ゴーツの乗機ズィー=ガディン
が敗北して浮き足立っていた隙を突き、カルヴィナ・クーランジュのいる地球
人の部隊と合流を果たした。
そして、地球人の部隊と共にガウ・ラ=フューリアに舞い戻った統夜たちは、
ガウ・ラ機動の鍵となる二体のラフトクランズに相対した。
「まぁ、何て事。あなた達が……死神からのプレゼントかしら」
「てめえら、どう言うことだ!何でてめえらがこんな所まで来やがる!?」
フー=ルーがうっとりと言の葉を告げ、ジュア=ムが目を吊り上げて絶叫す
る。
「フー=ルー・ムールー、ジュア=ム・ダルービ!剣を納めなさい!」
眼前に躍り出たグランティードに流石の二人も目を見開く。
「王女妃殿下!?」
「シャナ=ミア様……ま、まさか貴女様が!?な、何という事を為されます!」
「グ=ランドンの計画は、既に潰えました。おわかりでしょう?もう戦うのは
止めて下さい!」
彼女の言葉も、彼らには遠い。
「お気は確かであられますか、シャナ=ミア様!こやつらは、我が同胞を……
あまつさえ、アル=ヴァン様を!」
「何を……!」
言い返そうとするカルヴィナを統夜はグランティードの腕で制する。
「それも、為さしめたのは私たちでしょう?憎しみの連鎖が何をもたらすか、
一番知っているのは、私達フューリーのはずなのに!」
「いいえ!いいえ聞けませぬ、こやつらだけは!」
「王女妃殿下……残念ながら、ここで退くことは出来ません。お許しを」
「フー=ルー、貴女まで!」
「総代騎士の命令は絶対ですの。ですが、ご好意には応えさせていただきます
わ。敵と戦って死ねるなんて、素晴らしい賜り物を下さいました……ふふ、も
う諦めてましたのに」
心底、心底嬉しそうな笑みを浮かべる。
「フー=ルー……」
「他の方々もお聞きなさい」
通信をオープンにし、外部出力も入れてフー=ルーが告げる。
「フューリーの船、ガウ・ラ=フューリアは、既に起動の準備に入っています
。後は最後の鍵を発動させるだけ。その鍵とは……私とジュア=ム」
「フー=ルー様!何のつもりです!?」
「私たちの乗る、このラフトクランズ……私の機が舳先の鍵、ジュア=ムの機
が艪の鍵。この二つとも破壊すれば、ガウ・ラの起動は止まるわ。ただし、も
う時間が無くてよ。そうね、残り10分ってところかしら」
「どうしてそんなことまで、私達に教えるんですか!?」
「騎士として、散り際に華が欲しくなったと言うことかしら?今まで任務のた
めだけに、父祖の武名を省みない事をやってきたんだもの。最後くらい、自分
の事を考えてもいいでしょ」
「フー=ルー、あなた……」
やるせない表情を浮かべながらシャナ=ミア。
「フー=ルー様!血迷われたのですか、これは裏切りです!」
「ジュア=ム、あなたも楽しみなさいな!本気の敵と切り結ぶことが騎士の本
懐、そうじゃなくて!?」
目を見開き、最大の歓喜を全身で表現しながらオルゴンソードのライフルモ
ードを起動するフー=ルー。
「どうして……どうしてなんだ!奴らと戦うと、誰も彼もおかしくなっちまう!
一体何なんだよ、あいつらは!」
もはや悲鳴の域でわめきたてるジュア=ム。
「さあ、行きますわよ!フューリア聖騎士団一番隊長、フー=ルー・ムールー、
推して参る!いざ、勝負っ!」
その銃口がぴしりとグランティードに向く。
「……見事な覚悟だと思います。それなら、全力を持って!」
「くっそおおおお!ラ=セルダぁ!てめえが!てめえがいるから、何もかもが
あああっ!」
その爪がグランティードを捉えるより先に蒼のラフトクランズが押さえる。
「各機!この二機はあたしとラ=セルダで押さえるわ。他の連中の相手をお願
い」
「カルヴィナさん!」
「いい加減出来の悪い教え子の始末は自分の手でつけなきゃならないもの。メ
ルア、Fモードで飛ばすわよ!」
「了解です!」
「こんな形であんたと決着が付くなんてね!ジュア=ム!」
「くっそぉおお、カルヴィナぁ!邪魔するんならてめえも!てめえも殺すっ!
死ね死ね死ね死ねぇっ!」
オルゴン・クラウドの碧のフィールドを纏ったまま高速戦闘に移った二機か
ら正面へと視線を移す。
「あはははは、天国も地獄も興味が無いわ!死ぬ瞬間こそ最も華やかに!見せ
て頂戴、最強の騎士と謡われたエ=セルダ様の因子を!」
「よもやあなたの願いどおりになるとは……エ=セルダ・シューンが子、ラ=
セルダ・シューン、御相手仕る!」
距離を取らせては負ける。フー=ルーの本領は射撃戦にあるのだ。
ラフトクランズの両肩より放たれるオルゴンキャノンを回避し、跳躍して一
気に距離をつめてランサーを突き出す。
寸でのところでフー=ルーも跳躍し、当たらない。
「オルゴンスレイブ!」
迸るオルゴンライフルの閃光に頭部からの閃光を重ね合わせるが、直後に後
ろからも熱源がぶち当たった。
「うわぁぁぁ!?」
「きゃぁぁぁ!」
背部メインスラスターが大破する。
発射直後にグランティードの後方に跳躍し、射掛けたのだ。
「どうしたの?こんなものではないでしょう!」
「く……このっ!」
機体を反転させるが、なお上回るフー=ルーの速度。オルゴン・クラウドの
跳躍も利用し目視でも追うのがいっぱいいっぱいだ。
(だめだ……目で追ってたんじゃ……!サイトロンを汲み取れ。敵の動きを先
読みしろ!)
「統夜っ!」
シャナ=ミアの声と共に統夜の中に思惟が打ち込まれる。
それに従いグランティードの頭部を廻らせ、一閃。一瞬早く現れたラフトク
ランズはもうそこから移動している。
「流石!さすがよ!もうこちらの動きを読んでくるだなんて!さぁ、もっとあ
なたの力を見せてちょうだい!」
距離を詰め、今度はこちらがランサーで突くが、メインスラスター大破のた
め十分な速力が付かず、ソードで切り払われた上カウンターでクローを胸部に
受ける。
「うぐ……ぁぁぁあああっ!」
逆に突き刺さったクローをグランティードの左腕で握り、そのままシールド
と左腕の肘から先を潰してしまう。
「素晴らしい力だわ!流石は王家の乗機!いえ、エ=セルダ様の遺産!」
「し、知っていたのですか?」
「ええ!それをエ=セルダ様の嫡子が操り、今や最強の騎士の名を継ごうとし
ている!そのような相手とやりあえるとは!」
再び距離がとられる。
「ほらほらほらほらぁ!」
出力を絞った代わりに雨のように降り注ぐオルゴンライフル。
「オルゴン・クラウド全開!」
「このまま突っ込むぞ!」
跳躍して、目前に現れる。
突きつけるランサーが瞬時に変形したソードに切り払われ、跳躍して逃げら
れるより先に、既に用意していた左腕が突きぬけた。
「あ……?」
「フィンガァァァバスタァァァ!」
叫ぶと共に動力部を引きちぎりながら左腕を引き抜いて、頭を突き出す。
「オルゴンブラスタァァァ!」
頭部より発せられたエネルギーに押され、両腕を失った灰色のラフトクラン
ズは床に落着した。
「ふ、ふふふふ……どうやらこれで終わりみたい。我が騎士の血、一滴残らず
燃やすことが出来ました。もう、動けそうにない……感謝するわ……」
「フー=ルー、脱出なさい!今ならまだ間に合います!」
「あら?ふふ、ご冗談を。せっかく最高の散り方ができそうですのに」
「フー=ルー……」
統夜はシャナ=ミアの方を向き、涙を浮かべている彼女に対して首を振った。
……あれは彼女なりの、けじめなのだろう。先程言ったとおり、父祖の武名
を辱めたことに対しての。
「楽しかったわ、ラ=セルダ。エ=セルダ殿に伝えてあげる。あ、あなたの息
子は……最強の、騎士に……」
「フー=ルー様……」
「あははははは、さらば、全ての愛すべき敵よ!」
爆光。
目を伏せ、黙祷する統夜。
「統夜っ!」
シャナ=ミアの声とアラームで戦場に引き戻され、紅のラフトクランズのク
ローにフィンガーバスターをとっさに鬩ぎ合わせる。
「ラ=セルダァァァ!」
「ジュア=ムっ」
力任せに押し切って、床に落着し跳ねるラフトクランズ。
「あんたの相手は私だ!ジュア=ム!」
上空から蒼のラフトクランズが爪を突き立ててくるが、寸でのところでかわ
して、グランティードに再び肉薄する。
「貴様さえ、貴様さえいなけりゃあああ!」
「何がっ!」
ランサーでオルゴンクローFモードを払いのける。
「シャナ=ミア様に、お前みたいな半端野郎がくっつかなけりゃあ!」
「ジュア=ム……お前!」
「ラ=セルダァァァ!」
「ぱ、パワー負けするっ!?」
再度突き付けられたクローを受けた左腕が圧壊しようとしていた。
「オルゴンスレイヴッ!」
左手の指がクローに持っていかれたがラフトクランズを引き離せた。
「おおおうあああ!」
理性を感じさせぬ雄叫びを上げるジュア=ム。再度突撃してこようとするが
それよりも先に蒼のラフトクランズが迫っていた。
「メルア!」
「はい!カルヴィナさん!」
ジュア=ムの深紅のラフトクランズと同じ爪を展開し、上空から一気に襲撃
して逆に放り上げた。オルゴンクリスタルに閉じ込めたジュア=ム機を蒼のラ
フトクランズがそれごと引き裂いていき、やがて地面に叩き付けられ、完全に
機能を停止した。
「や、やられた……のか……?し、死ぬのか、俺が?嘘だろう、おい!」
「覚悟を決めなさい、ジュア=ム!貴様はさんざん死を弄んだ、逃げられやし
ないわ!」
カルヴィナの声が響く。
「い……いやだ、いやだあああっ!こ、こんなの認めねぇえええぇえ!」
「ジュア=ム……」
そのあまりにも無残な最期に、統夜の口も彼の名を紡いだ。
「こ、怖いよ……俺には、まだ……う、うわぁあああああぁあっ!」
爆散した機体の破片をチョッパーアーマーで防ぎつつしばらくジュア=ム機
の有った場所に統夜はしばらく目を落としていた。
◇ ◇ ◇
ガウ・ラの艪の鍵と舳先の鍵である二機のラフトクランズを下した統夜達は、
なお抵抗を止めぬグ=ランドンを止めるため中枢部へと向かい、彼の機体ズィ
ー=ガディンを中破にまで追い込んでいた。
「グ=ランドン、剣を収めなさい!今ならまだ……」
「……民が……同胞が、死んだ……」
シャナ=ミアの言葉に答えるでもなく焦点の合っていない目で、そんな事を
呟きだす。
「グ=ランドン……?」
「星団を出る時、既に半数……この銀河にたどり着いたのは、さらにその一握
り……この地で眠りについたのは、このガウ・ラ=フューリア……ただの一隻
のみであった!」
「ま、まさか……」
一気に後方に跳躍し、何かのユニットと繋がるズィー=ガディン。
「私は、私は憎い!我が偉大なる星団、祖国の民を滅ぼした者が!既に奴らも
また、滅びの果てに去って行った……そう知った今でも、憎まずにはおれん!
もはやこの宇宙におらぬからこそ、以前にも増してぇぇ!」
ズィー=ガディンの四肢が分離して宙に浮き、先程までとは比較にならない
エネルギーレベルとなる。
「いやああああ!」
悲鳴を上げるシャナ=ミア。
「グ=ランドン・ゴーツ!我らが民の命を吸ってまで、何を為そうとするので
すか!?」
「あ、あんたは……!」
既に統夜も青ざめている。よもやここまで周りが見えなくなるか!
「そして……我等が手でこの地に蒔かれながら、またしても戦の穂を実らせて
我等に刃向かう、地球人があっ!」
「止めて!その者を止めてください!」
「何!?何なの!?」
「ステイシス・ベッドの……同胞達の時をつなぎ止めるエナジーが、逆流して
流れ込んでいる……グ=ランドンは母艦と同化して、艦の全エナジーを集めよ
うとしています!」
「それって……!」
先程話していた事象が現実となったことにカルヴィナも顔をしかめる。
「グ=ランドン、やめなさい!やめて!全ての未来が滅んでしまう!」
「たとえ未来を焼き尽くそうとも、地球人を滅ぼさずにおかぬ!奴らを宇宙に
残しておいて、われらフューリーの世界など来ないぃぃぃっ!」
「やらせるものかよ、グ=ランドン・ゴーツ!」
ランサーを展開し、距離を詰め一撃の下に宙に浮く右腕部を破壊する。
「これでっ!なにっ!?」
オルゴンクリスタルが爆砕してズタズタになった右腕が修復していく。空気
中から物質化されてきている。
「くくくく……効かん、効かんよ!もはやこのガウ・ラは、我がズィー=ガデ
ィンと一体となった!我が同胞の血の一滴、肉の一片が刃となり貴様等を切り
裂くであろう!く、くくくく……くはーっはっはっはっはっはっは!」
「そんな……そんな……」
「サイトロン粒子が物質化されて……この技術……」
何か、脳内に閃く気がしたが、気にかけている余裕が無い。
「滅びを甘受せよ、地球人共ぉ!ガウ・ラの胎内にて死ねぇ、そは安らぎなり
ぃぃぃ!」
「やらせないと言ったろう!?エ=セルダ・シューンが子、ラ=セルダ・シュ
ーンが!」
再度、ランサーを構えたとき、
「その意気や良し!だが、それだけでは奴を倒せぬ!」
聞き知った声が響いた。
「あ……あの声は……?ま、まさか!まさか、あなたなの!?」
「何!?き、貴様ぁあああ!」
黒のラフトクランズが格納庫の方向からやってきた。
「遠き古の罪業をまたも繰り返すか、グ=ランドン!」
「アル=ヴァン従兄様!」
「……ア……アル=ヴァン……」
「この者を倒せ、カルヴィナ!奴のサイトロンの源を断つのだ!」
言葉と共にオルゴンランサーでガウ・ラとズィー=ガディンの中継点となっ
ているオルゴンエクストラクターに攻撃する。
「うおおおおっ!アァァルヴァァンッッ!貴様もまた我をぉぉぉっ!」
「源を……そうです!ズィー=ガディンがエナジーを取り込んでいる、ガウ・
ラの方を破壊すれば……それしか手段はありません!」
「アル=ヴァン……アル=ヴァン、なぜ……」
蒼のラフトクランズに寄り添うようにある黒のラフトクランズ。
「これは我らの罪だ、カルヴィナ。つぐなわせてくれ」
「アル=ヴァン……」
「私を許してくれなくてもいい。だが、君を死なせたくない。もう二度と……
傷つけたくはない。すまない、カルヴィナ」
「いいえ……いいえ!言わないで、アル=ヴァン!だって、私は……私はもう、
あなたを……」
一区切り付いたのを見て取り、声をかける。
「アル=ヴァン」
「私は……私は常に民のために剣を振るってきた。だが……」
「あなたの忠義がフューリー達全てに向いているんなら、例え相手が総代騎士
だろうと誇れる行動だ。あれは過去の妄執でしかなくなっている」
「ラ=セルダ……」
「みなさん!基点となっているオルゴンエクストラクターの破壊を!その間の
グ=ランドンはグランティードが押さえます!」
カルヴィナと、彼女たちと共にここまで戦ってきた人々にそう呼びかけ、グ
ランティードはグ=ランドンの前に躍り出た。
「エ=セルダの小倅がぁぁあああ!」
飛んでくる両腕をランサーで弾き、距離を詰める。
「オルゴン・クラウド出力正常」
「ああ。このまま距離でかく乱する!」
至近に跳躍し、ランサーで頭部を薙ぐ。
あらためてズィー=ガディンは大きい。通常のフューリー機と比べ大型のグ
ランティードよりも大きいのだ。
「これなら……」
視界の端でカルヴィナたちが残り三基のオルゴンエクストラクターを破壊し
ている。準騎士機や従士機が妨害しようとしているがそれには至っていない。
大丈夫、これなら保つ。
「呪いあれかし……我らフューリーと諸共にぃいいぃいぃ!」
そこでグ=ランドンの呪詛と共に、サイトロン粒子から錬成された無数のラ
フトクランズの幻影が現れ、それらが一斉にグランティードを見た。
「あ……」
無数の銃口に同時に狙われて、シャナが微かに挙げた悲鳴も、加速した粒子
の空気を裂く音とそれがオルゴン・クラウドに干渉する音、そしてそれを抜け
て装甲の表層を削っていく音にかき消される。
ようやくエネルギーの奔流から解放されたと思うと今度は無数の爪が襲い掛
かった。
「ぐ、このぉ!」
ランサーを振り回し、必死に振り払おうとするが払っても払ってもなおもし
つこく喰らいついてくる。
「ラ=セルダ、シャナ=ミア様ぁ!」
慌ててアル=ヴァンがサポートに回ろうとするが準騎士機、従士機が行く手
を阻む。
「気づかれよ、我が同胞よ!理に逆らってまで、我等は生き残るべきではない!」
だがそんなアル=ヴァンの言葉も届かず、他の面々も援護に向かおうとする
ものは阻まれていた。
「あうっ……左腕部脱落!」
「ぬ……ぐっ……」
片腕だけとなり、うつ伏せに倒れた状態となったグランティードをランサー
を杖代わりにして立ち上がらせる。
「絶望せよぉぉぉぉぉぉおおおお!」
「と……統夜ぁ……」
弱弱しく、サブパイロット席から呼びかけられても、ギリと奥歯を鳴らした
だけで、返事をする精神的な余裕が無い。そして、なお健在の幻影のラフトク
ランズたち。
「……?」
そこでふと、見慣れぬウィンドウが開いていることに気づいた。
「何だ……プログラム・ドラコデウス?」
「え……?」
囁かれた言葉にシャナ=ミアが聞き返すが、答えを受けるより先に突如グラ
ンティードが浮き上がった。
「と、統夜?何を!」
「わ、わからない!俺じゃない!オートパイロット?くそっ!何だってこんな
時に!」
後方で凄まじい轟音が響いた。あれは……五頭の龍?
「登録……ユニット・バシレウス?何でグランティードは知ってる!」
味方部隊も、準騎士たちもすり抜けて接近してくる五頭龍。
「合体シークエンス?」
「あれと合体するのですか?」
「そうみたいだ……でも、このままじゃ狙い撃ちにされる!シャナ!マニュア
ル合体のサポートを!」
「はい!」
オートを切り、放たれたエネルギーの奔流をかわす。
「どけぇ!」
オルゴンスレイブでバシレウスの進行方向の敵を蹴散らし同一軌道上に乗る。
「ドラコデウス、軸合わせ!」
「バシレウス、ドラコデウス形態……統夜!」
ズィー=ガディンが、こちらに向いていた。
「死よ至れぇええぇぇえ!我と統べての者共の天蓋にぃいいぃいい!」
「間に合えっ!」
バシレウスと、繋がる。
「オルゴン・クラウドぉっ!」
そうしてグランティード・ドラコデウスは、耐え切って見せた。
「シャナ、状況は!」
「各部接続、異常なし。バシレウスのオルゴン・クラウドとの接続、良好!」
「ドラコデウスならやれるか!」
「ラ=セルダ、無事か!」
ラフトクランズから呼ばれる。
「アル=ヴァン、俺もシャナも大丈夫だ!」
「そ、そうか……」
「オルゴンエクストラクターは?」
「じきに終わるわ。シューン、もう少し押さえていて頂戴」
「了解!」
カルヴィナからの返事に、気を持ち直す統夜。
「?……新着メッセージ?」
「え?」
シャナ=ミアのつぶやきと共に映像が現れた。
「聞こえているか、統夜」
「父さん!」
「エ=セルダ様?!」
若干ノイズが走るものの、それに映っているのはエ=セルダ・シューンだっ
た。
「このバシレウスはグランティードが危機に陥ったとき現れるようにセットし
てあった。これを見ているということは助かったのだろうな」
カルヴィナのラフトクランズで再生されると言うフランツ・ツェッペリンは
簡易AIだったと聞くがこちらはただの映像のようだ。
「グランティード・ドラコデウスにはある程度の自己修復機能が備わっている
。あくまで試験的なレベルだが、有効活用しろ」
そこでメッセージは終わった。
「自己修復……グ=ランドンと同じか。シャナ」
「はい。サイトロン物質変換効率値ノーマルドライブを維持。完全修復まで…
…あと三時間も?」
「左腕だ。現物があればもう少し修復は早められる。どこだ?」
脱落した左腕を拾い上げ、右腕で支えつつ損失部分に宛がう。
「メインシャフトの修復を優先して!そうすれば右腕が空く」
「はい!」
サイトロン粒子が凝縮していき、固着する。まだ動きはしないが繋がった。
迂闊に接近してきた準騎士機に頭部を向ける。
「オルゴンっ!ドラコ・ブラスタァァァ!」
文字通り蹴散らす。
「外部装甲はいい。左腕、今度は操作系!」
「もうやってます」
「そ、そうか、ありがと」
最後に残っていたオルゴンエクストラクターが火を上げる。
「これで!」
「おぉぉぉおおぉぉのぉぉおおおおぉれええぇぇぇえ!ちぃきゅうぅじんども
ぉがぁぁあ!」
やけっぱちに再び放たれるエネルギーもこの距離では早々当たりはしない。
「アル=ヴァン!シューン!」
蒼のラフトクランズが合流する。
「他の連中はあいつらが抑えてくれてる。その間に決着をつけるわよ!」
一瞬だけ後方で従士、準騎士たちと競り合いを続ける仲間を見、カルヴィナ
が言った。
「うむ。カルヴィナ、ラ=セルダ、メインボディに攻撃を集中させるぞ!」
二つのラフトクランズとグランティード・ドラコデウスが正面にズィー=ガ
ディンを捉える。
「ああ!」
「わかったわ、テニア!」
「うん!オルゴン・クラウド、出力ミリタリーからマックスへ!オルゴンソー
ド、ファイナルモード!」
「不忠の大罪、あえて犯す!このためだけに私は生きてきた!」
ガウ・ラの天井に届かんばかりに伸びる二本の大剣。
「グランティード・ドラコデウスで……ヴォーダの闇に帰してやる!……シャナ!」
「はい!オルゴン・ドラコスレイヴ発射!」
エネルギーの奔流がズィー=ガディンに直撃する。その流れを挟んで二機の
ラフトクランズが迫る。
「キャリバーン、展開!」
グランティードのランサーにバシレウスのプラスパーツが組み合わさり、そ
れが刀身を生み出す。
「バシレウス、龍神形態!」
分離したバシレウスにグランティードが跨り、ズィー=ガディンに突撃する
先で
「はぁぁぁあああ!」
「これで、決めてぇぇぇぇぇ!」
二本の大剣が交わり、クロスしたままズィー=ガディンに切りかかっていた。
オルゴン・ドラコスレイヴでしたたかに負ったダメージから体勢を立て直す
より先に二つの切り傷を受けて完全に無防備となった。
「統夜、今です!」
「インフィニティ・キャリバァァアアア!」
グランティードの振りかぶった切っ先は過たず、動力部を断った。
宙に浮いていた四肢が落下していき、ノイズ交じりの通信機から声が聞こえ
た。
「これが……真の、死……私が、死ぬのか……ここで消えるのか、私が」
「そうだ、消えるんだ。永遠に……今度こそ終わるよ、辛い旅は」
「運命を受け入れよ、グ=ランドン総代騎士。千億の素粒子となって宇宙へ還
れ……そこで同胞と相まみえるがいい」
「……闇が…………」
上がる爆光。
ここに至ってようやく準騎士、従士たちも剣を収めた。大きく息を吐き出す。
「終わった……な」
「はい……」
「……待て、ラ=セルダ……シャナ=ミア様、艦のエネルギーが」
「え?……流出が……まだ続いています。コントロールが失われている……?」
サァッと血の気が引く三人。
「動けるか、ラ=セルダ」
「ああ。止めなきゃ」
いい加減肉体の方の消耗が激しいが言ってる場合ではない。
「シャナ=ミア様には地球人の方の艦で待っていただいて……」
「いえ、私も行きます」
「シャナ=ミア様!?」
「今回の情勢を招いてしまったのは私の不徳とするところです。その私が一人、
安全な場所にいるわけにはまいりません。そのためのグランティード・ドラコ
デウス」
毅然とした態度で言い放つ。
「し、しかし……」
「無駄だよ、アル=ヴァン。シャナの頑固さはどうしようもない」
「わ、私はただ、責任を考えているわけで、別にわがままでは……」
「わかってるよ。だから、アル=ヴァン、俺たちで決着をつけよう」
「……わかった。ラ=セルダ、シャナ=ミア様を頼む」
「ああ」
奥へのハッチを開放する黒のラフトクランズ。
「アル=ヴァン?」
「すまないカルヴィナ。やるべきことが出来た」
「すぐに戻ります。カルヴィナは待っていて下さい」
「ちょっと、どこに!」
カルヴィナの声を後目に二機は深部へと進む。
「帰ったら、後が恐いな、アル=ヴァン?」
「…………」
「アル=ヴァン?」
「すまなかった。エ=セルダ殿のこと、謝るどころか今まで君の前では口に出
すことすら出来ずにいた」
「……別に好きでやった訳じゃないんだろ。それに、アル=ヴァンでなくとも
フー=ルーかグ=ランドンがやっていただけだ。第一、命令を拒否してあの時
点でグ=ランドンに左遷されていたら今こうして話せていたかも怪しい。アル
=ヴァンの後ろ盾の無い俺なんて、消されても何も言えないからな」
なおも黙りこくるアル=ヴァンに話し続ける。
「父さんは地球人を救おうって決めたときから、ああなるのは覚悟の上だった
んだ。それに、最後の最後教え子のアル=ヴァンの成長振りを見れて嬉しかっ
たと思う。……ううん。嬉しかったんだよ」
「ラ=セルダ……記憶が?」
「ああ……父さんの。だから、あんたは胸を張っていいんだ。俺が保障する」
つぅ、と涙が零れ、アル=ヴァンの戦化粧を溶かした。
「……あの方は……」
「あれかっ!アル=ヴァン、感動を噛み締めるのは少し待ってくれ!」
「う、うむ、あれだ。ラ=セルダ、合わせるぞ。覚悟はいいか」
ぬぐったせいで化粧が凄まじい事に成っているが突っ込むのは後にする。
「ああ!シャナ、オルゴン・クラウド最大放出!」
「はいっ!」
「行くぞ!母なる船、ガウ・ラ=フューリア!我が愛機を捧げる、今一度眠れ!」
サイトロン粒子で黒のラフトクランズと接続されるガウ・ラの動力部。
「ターゲット視認、目標値入力、ロックオン完了です!」
「うおおおおっ!」
「今だラ=セルダ、撃てえっ!」
「オルゴンッ・ドラコスレェェェイヴ!いけええっ!」
「きゃああっ!」
「むうっ!」
「や……やったか!」
「うむ、見事だ……中枢部は破壊された、まもなくこの場所も吹き飛ぶだろう。
行け、ラ=セルダ。巻き込まれる前に逃げろ」
「ああ。アル=ヴァンも早く」
そこで彼はこう告げた。
「……私は行けない。シャナ=ミア様を頼む」
「な、何だって!?」
「アル=ヴァン従兄様!?」
「ステイシス・ベッドのある中枢部への影響を押さえるためです、シャナ=ミ
ア様。やらねばなりません」
「アル=ヴァァァン!」
追いついた蒼のラフトクランズが降り立つ。
「カルヴィナ!」
「ここは、何なの?どうしてあなたはここに?」
「カルヴィナ、ラ=セルダの言葉が聞こえなかったか。待っておけと!」
「サイトロンが呼んだのよ、ここに来なさいって」
明確にカルヴィナは言い放った。
「アル=ヴァンは動力部の爆発を抑えるため、ここに残って、ラフトクランズ
に乗ってるつもりなんだよ!」
苛立って叫ぶ統夜。
「な、なんですって!?そんな……そんな事したら、あなたが!」
「これはつぐないなのだ、カルヴィナ。騎士団の犯した罪、友への裏切り、愛
すべき者へも剣を向け、そのあげく指揮官への不忠……剣を預かる者として、
許されるものではない」
「いやよ!またあなたを失えって言うの!?また一人になれなんて、そんな残
酷なこと、どうして言うのよ!?」
「カルヴィナ……君の言うとおり、残酷なことを言っているな。だが、君に死
んで欲しくないんだ」
「どうして……どうしてわからないの!?私が今日まで生きてきたのは、あな
たがいたからなのに。敵でも仇でも、殺したいほど憎んでも!あなたがいたか
ら!」
カルヴィナの言葉が鼻声になり、嗚咽が混ざり始める。
「カルヴィナ……」
「お従兄様、カルヴィナの想い、おわかりになりませんか!?」
「あなたに死なれたら……今度こそ私、生きていけない……!アル=ヴァン、
どうしてそんな、ひどいこと言うのよ!お願い、一人になんかしないで!お願
いよ!」
「頼む、カルヴィナ。つぐなわせてくれ。騎士団の犯した罪……多くの地球人
を、そして同胞を殺戮した、この血塗れの体……剣を預かる者として、自らを
罰さなければならない」
「アル=ヴァン……アル=ヴァン……!」
「すまない。だが、君が許してくれて、本当に嬉しかったよ。これで救われた
……ありがとう」
「……だったら、私も一緒にいさせて」
「何だと!?」
「カルヴィナ!?」
「そっちに行くわ。テニア、ラフトクランズ、動かせるわね。あんたは行きな
さい」
「ちょ、ちょっとカルヴィナ!?」
赤毛の少女が狼狽した声を上げる。
「……それが、君の望みか……」
「ええ、そうよ。もう二度と離れない」
「い、いけません!お従兄様、フューリーの罪ならば、責はこの私にも!」
「それはなりません。貴女には同胞を導く義務がございます」
「お従兄様……そんな……そんな事……」
「シャナ……」
「何をしているラ=セルダ、早く」
そこで、黙り気味だった統夜が切れた。
「ああもう!そんなに死にたいのかよ!アル=ヴァン!カルヴィナの機体にあ
んたが移るんだ!」
先程からカルヴィナとの当事者同士に任せようと思ったが、見ていられない。
なんでこの大人たちは死ぬことから目を逸らさないのか!
「何!?」
「そうすれば、あんたの機体はここに残していける。みんなで脱出出来る!」
「ラ=セルダ……言ったはずだ、私は」
「生きてつぐなえよ、アル=ヴァン!あんたには守る人がいるんだろう、俺と
同じだ!」
「ラ=セルダ……」
「だったら生きろ!守るべき人を残して簡単に死ぬのが、あんたの騎士道か!?
父さんなら、きっとこう言うはずだよ……アル=ヴァン・ランクス、騎士道不
覚悟!」
「…………」
「アル=ヴァン!」
「ふっ……名など捨てるか、いっそ、それも良し」
「お従兄様?」
「アル=ヴァン……?」
「カルヴィナ、君と生きてみよう。許してくれるか」
「え……わ、私と……生きる?」
「ラ=セルダ、君の叱責、肝に銘じよう。決して忘れぬ」
「あ、ああ。それは無事に脱出できてからにしよう、アル=ヴァン。さあ、早
く!」
「承知した!」
「アル=ヴァン、それじゃあ!」
「お、お従兄様!逃げて下さるのですか!?」
「カルヴィナ……君を死なせないと、約束していたな。最後の約束も守れない
ような騎士では、死ぬ価値すらない」
近づいた蒼のラフトクランズと黒のラフトクランズのコクピットが開かれ、
一年以上を経てようやく両者は肉眼でお互いの顔を見た。
「アル=ヴァン……」
「生きてつぐなおう。百万の贖罪が待っているとしても……耐えてみせるよ」
「ええ……ええ!」
ラフトクランズの掌を足場にカルヴィナ機に移る。
「愛している、カルヴィナ」
「アル……!」
「テニア……さん?とりあえずアル=ヴァンにハンカチ貸してやってくれ!」
笑い出しそうになるのを、状況を考えろと自分を戒めつつ頭の中から戦化粧
が崩れたアル=ヴァンの映像を消すことに腐心する。
当の本人は言われて気づき、テニアに一つ例を述べて頬をぬぐい、泣き笑い
になったカルヴィナに苦笑して見せた。
「出すぞ、シャナ!機関全開、全速離脱!」
「はい!」
「いくぞみんな!俺たちは生きて帰るんだ!」
飛び立つグランティード・ドラコデウスと蒼のラフトクランズ。
その背後で黒のラフトクランズに押さえきれなかったエネルギーが滾り始め
ていた。
「後方から高圧エネルギー、接近します!」
「パワーを上げて!限界まで!」
「これでもう、精一杯です!」
「もう少し、もう少しなんだ……くっそおおお!」
「カルヴィナ、そのまま上だっ!」
「ええ!」
◇ ◇ ◇
……カルヴィナの仲間たちのナビゲートもあって、どうにかエネルギーから
逃げ切り、二隻の母艦までたどり着いた。
そうしてハンガードックの中で、コクピットから出てきた二人が周囲の目も
気にせず抱き締めあったときには自然と頬の筋肉が緩んでしまうのを感じた。
「ようやく、元の鞘か……」
「ええ……そうですね」
「?……シャナ。何かカルヴィナを見るとき様子がおかしいよな」
「え!?」
あからさまに慌てるシャナ=ミア。
「わ、わかりますか?」
「……そりゃまあ」
なにやら返答に窮した様子である。
「あ、あの……怒らないで下さいね?」
「……うん」
何か、怒るようなことなのか。もしこれで『あんなお姉さまが欲しいなって』
とか頬を染めて言われたら俺はどうすればいいんだろう。
「じ、実はその……以前は統夜とアル=ヴァン従兄様、どちらがより好ましい
男性かと……」
「…………」
それはつまり、あれか。
「俺とアル=ヴァンで両天秤に掛けられてたって事?」
「はい……」
申し訳なさそうに俯くシャナ=ミア。がっくりしゃがみ込む統夜。
「す、すみません……怒りますよね」
「怒りはしないけど……ショックだよ」
しかし、まぁ。彼女からのアプローチでこの関係となったのだから……。
「でも、俺のほうを選んでくれたんだよな、シャナは」
「そうです!」
立ち直り、立ち上がった統夜にきっぱりと告げる。
「光栄だよ。改めて、君に選んでもらえて」
そうして、大半の者の興味がアル=ヴァンとカルヴィナに向いているのをい
いことに、彼は再び愛する者との接吻を果たした。
Fin
長々と駄文失礼しました。
むぅ、エロは難しい……日々是精進あるのみ……。
未読レス数を見たとき、SSが投下されたのはわかったが、まさか全部だとはおもわなんだw
読むのに時間がかかりそうなので、まだGJは言わない。
気合入っとるな〜。
今はちょっと無理なんだが、時間の取れた時にまとめて楽しみに読ませてもらうよ。GJ!
あんたは男の中の男だな!GJ!
大作激しく乙!
これからじっくり読ませてもらうよ。
皆読む前にGJってどうして判るのさ……w
うん、面白かった。
抜きネタというよりはエロもある読み物系かな。
このスレで自分が興味わくSSはこの手のタイプが多い気がする。
このタイプでエロいと感じるレベルになると問答無用で「いい作品」に分類されるな。
ここってどのくらいの鬼畜はOKなんでしょうか?
>>248 人にもよるので貴君が構想している鬼畜を教えて欲しい。
妊娠とか、堕ろされたりとか?あと男の方がダルマになります。
>>250 個人的には全く問題は無いな、まあ投下する時の前書きにそんな表現があると注意書きしておいた方がいい気はする。
あんまり長かったり読む人を選ぶようであれば
>>166さんのように
違う場所にうpしたほうが賢明かもよ
長い作品はそのほうが読みやすいし
>>250 男がダルマかよw
やべ、三人娘統夜監禁ENDが思い浮かんだ。
うーむ、自信なくなってきた。シチュエーションの概要だけ書こうかしら。
256 :
晴れの舞踏、獅子の正義 ◆dveRzfz2Xs :2006/08/20(日) 21:55:19 ID:h70SFsRF
…珍しいわね、彼が私を訪ねてくるなんて。
「何の用かしら?」と私は問うと、彼はこう言った。
「ブライト艦長たちより通達だ。これは本来、艦長の誰かが言うべき事だが…今、艦長達は急な用事で通達する暇が無いから俺が口頭で伝える事になった。小隊のメンバーが変更になった。これからはセレーナ・レシタール、お前と組む事になった。」
私は「え…」って思った。
突然の小隊変更。しかも、彼と組むなんて…夢にも思っていなかった。小隊変更の理由を聞きたかったが、どうでもよくなってしまった。
だが…彼は「命令なら仕方無い」と顔をしていた。
私は「…そう」と素っ気なく答えてしまった。
嬉しい筈なのに…。
私は感情を押さえてしまった。
表に出すわけにはいかない…そう思ったからだ。
あ…そういえば…他は誰と組むのかしら?
「ねぇ、小隊変更なら私たちの他に二人いるんじゃないの?」
「ん、ああ…それはだな…カガリと……(後はお好みの人を決めて下せぇ。BY沖田○吾(未来の部下?)だ。」
…カガリがメンバーに入ってるのね。
そう思った時、胸にちくりと痛みが走った。
だけど私はそんなそぶりを見せずに「わかったわ。じゃあ、これからはよろしくね、アスラン。」と答えた。
「………」
一応、流儀に沿って彼に挨拶をしたが、彼は顔をしかめた。私はその表情を読み取り、「まだ何かあるの?」と問うと、彼はワンテンポおいてこう答えた。
257 :
晴れの舞踏、獅子の正義 ◆dveRzfz2Xs :2006/08/20(日) 21:57:26 ID:h70SFsRF
「……忠告しておく。俺はまだ、あの時から仲間として…全くとは言わないが…信用をしていない。」
…それは言えてるかもしれない。
α3をすでにプレイした(英語と日本語混じり…なんか変な言葉ね)読者は解ると思うけど、私は前にバルマーに忍び込む為にαナンバーズを裏切ってスレイを撃墜した。
だから、私がバルマーを脱走して戻っても誰も暖かい歓迎をしなかった。
そう…私がバルマーを脱走したのがバレて追撃された時、αナンバーズが到着。
覚悟はしていたけど…冷たい目で見られた。
私が軽口を叩いても誰も答える人は居なかった。
しかし彼は唯一、私に対しての怒りを言葉で表した。「セレーナ・レシタール…お前と言うやつは…!」と。
これ以上何かを言うかと思ったけど、ディアッカが「やめとけ、アスラン」と彼を諌めた。
私に対しての皮肉も言い忘れずに。
戦闘が終わった直後、私は謹慎処分をくらった。
それを経て今に至る。
やはり、今でも信用してない人がいるのね。
ま、今の私にとってはどうでもいいけど。
この状態で私が仮に死を迎えても、誰も悲しむ人はいないだろう。
だからこそ、命知らずな行動が出来る。
この身体が朽ち果ててでも、守りたいものが出来てしまったから。
たとえ、その対象の人たちに嫌われていても。
「なくてぞ※1」という古い歌がある。
今の私には、その歌には合わないだろう。
いや…決して、合ってはならない事。
私は普段通りの顔で「…その忠告、有り難く受け取っておくわ。」
と言った。少し嫌みっぽく。
アスランはまだ顔をしかめいたたが、すぐいつもの顔を戻して「…一時間後に第二ブリーフィングルームへ来てくれ。小隊長選定、それと戦法について話し合う。…とりあえず、俺が話したい事はそれだけだ。」と言った。
「わかったわ。」と返すと、「では、また後でな。」と言うと、アスランは去っていった。
他の用があるか、それとももう一人の人にさっきと同じ事を言うのだろうか…。
258 :
晴れの舞踏、獅子の正義 ◆dveRzfz2Xs :2006/08/20(日) 22:00:13 ID:h70SFsRF
………。
何なの、この気持ちは。
アスランは私に興味があって部屋に来たわけでは無く、ただ私に艦長からの伝言を伝えに来ただけだった。奇妙な気持ちになってしまった。
これで彼は私に対して何も興味が無い事が判明した。
…では、彼に興味を持たせるにはどうするか。
私にとうとうチャンスが恵んで来たのだ。
(せっかくやる気になったこの時を逃すと、「後でするよ」と何回も言ってその代償が夏休みの最後の日に宿題がドッサリ貯まってそれに追われる子供みたいになってしまう。
読者の中にはこのような経験がある方もいらっしゃるだろう。
筆者も何度か経験した。)
私はそうならないように深く考える。
場当たり的な行動する者は全てを失うのだ。
まず、アスランが一人になるのを待つ。
そして背後からアスランがいつも持ち歩いているもの(財布とかの小物)を素早く盗み取り、普段人が滅多に来ない所(尚且つ暗い所)へ誘い込みむ。
誘い込むのに成功したら素早く姿を消してアスランが探している間に背後に回り、睡眠薬を嗅がせて気絶させる。
その後は人がいない事をいい事に…(以下は読者の想像でお願いします)
だが…アスランはコーディネーター。
体力面などの身体的能力の差は大きいが、私だって特殊工作部隊の所属していた身。
これぐらいこなせなければチームジェルバの名が廃る。
プライドを守る為のベクトルの方向が大いに間違っているように思えるが、この際だから気にしない(そうじゃないと話は進まない)「アスラン、ゲットだぜ!」……脳裏にリル○ーラのの声がしたのは気のせいだろうか?
そんな悪意ある作戦を考えているうちに、時間が過ぎた。
人間は行動をすると必ず時間が潰れる。
その行動は読書でも勉強でも仕事でも何でも良い。
何をするにしても、必ず時間という取り戻せない貴重な物を消していくのだ。
そしてさらに数分後、エルマが帰ってきた。
「アスランさんから聞きましたよ。小隊変更で一緒になったんですね。」
とエルマは問う。
私は「うん。小隊変更で組む事になったのよ…いきなりの変更でビックリしたけどね♪」と私は笑いながら答えた。
私の素直な感想だった。
読者も私の立場に立てば、笑いながらでなくても、誰だって(多分)そう思うだろう。
中には「組みたくないなぁ…」と思う人もいるだろうが、どうか私の気持ちを汲んで欲しい。
念のため、それだけ言っておく。
さて…エルマと話をしているうちに、時間が近づいてきた。
そろそろ部屋を出てブリーフィングルームへ向かわないと指定された時間に間に合わなくなってしまう。
軍人(元工作員としても)は常に時間厳守で行動しなければならない。
昔は時間通りに動かないだけで殺される事もあったらしいけど…。(筆者は今の軍隊ではどうなのかと言う事はわからないので御勘弁を;)
投下中すまんが、とりあえずsageないか。
260 :
晴れの舞踏、獅子の正義 ◆dveRzfz2Xs :2006/08/20(日) 22:02:22 ID:h70SFsRF
そんな事を考えながら、私はエルマと一緒に第二ブリーフィングルームへ向かった。
第二ブリーフィングルームは戦闘が小隊制になってから出来た部屋らしい。
人数が多くなってきた為である。
ならブリーフィングルームを大きくすれば良いのでは?
と、思ったそこの人。
そう、あなたよ。
取りあえず、気にせずに読んで。
理由?話が進まないからよ。
話を戻すけど…敵襲などをかける場合、作戦の説明、重要な知らせなどはまとめて第一ブリーフィングルームでブライト艦長(…彼が指揮をするのはこれで最後かしら?)達がしてくれる。
ちなみにこれに出席する義務があるのは小隊長のみだ。
私は小隊長になる事が多いのでよく出席していた。
他にはアムロ・レイ大尉(アダイではない。漢字にするとア台)、獅子王凱、ムゥ・ラ・フラガ少佐、流竜馬、サウス・バニング大尉など。
ちなみに、小隊員は第二ブリーフィングルームで待機している。
各小隊長は会議を終えると即、第二ブリーフィングルームへ行く。
そこで小隊ごとに集合し作戦などについての話し合いをする。(「壁」役の小隊は今回はこういう敵が出てきそうだから、この敵にはどんな壁を造るのが最善策か、など)
話がまとまり次第、速やかにリーダー(小隊長)は艦長の誰かに報告する。
そして機体に搭乗。
出撃命令が下るまで待機。ただし、すぐに出撃しなければならない場合、各自小隊の準備が出来次第、出撃する。
これが出撃の流れだけど…でも、前者は時間に余裕がある時のみ。
圧倒的に後者が多い…のかもしれない。
さて…そんな事をとやかく考えながらエルマと話をしていたら、第二ブリーフィングルームに着いた。
そこには彼は居なかったが、すでにカガリともう一人の小隊員がいた。
カガリは私を見ると、軽く手を振った。
私はそれを笑顔で返して普通に席に座った。
時間をみた。約束の時間5分前。
彼の性格からしてこの時間に来てもおかしくないのだが。
「…アスランは?」
私はカガリに問いた。
「ああ、アスランはもう少ししたら来る。」
と彼女は笑顔で答えた。
…彼女は親を失って悲しいはずなのにどうして気丈でいられるのかしら?
いつまでもそんな事でメソメソしていられない…そういうところかしら?
しかしそれでも、泣きそうな時があるだろう。
そんな時にアスランという彼女にとって安心して接せる存在がある。
>>259 …失礼しました。気をつけます。
うらやましい。
…話とは関係無いけど…彼女は…人を信じすぎていると思う。
敵兵であるアスランがこちら側につくと聞いた時、あっさりと彼を信じた。
その際にその事で少し咎められたらしいけど。
でも…その人を信じる事は良いのかもしれない。
この時代に人を信じる事はとても難しい事だ。
人間不信に陥りやすいこの時代。
彼女のような存在は悪意を持つものにとって利用されやすいが、その純真さに心惹かれる人は多くいるのだろう。
アスランも多分(推測系)、その一人だと思う。
…彼女が羨ましい。
…私はチームジェルバに所属していた頃、仲間が全てだった。
優しくもあり、厳しかった隊長。
無口できまじめな仲間。
女たらしな仲間。
紳士の鑑だった仲間。
女酒豪だった仲間。
…色々な仲間がいた。
少人数で構成された特殊部隊だったが、だからこそ結束意識が強かった。
彼らがいたからこそ私は部隊での任務が生き甲斐となり、生き延びられた。
でも、それは長く続かなかった。
それは一つの理と言えるのかもしれないけど…。
それが一瞬で奪われた。
私は復讐を誓った。
あの女…スペクトラを捜し、仲間の仇をうつ事を。
私はそれ以来、復讐の為に全てを捧げた。
パートナーのエルマと共に。
私は…あの事件以来、人との接触は単なる情報交換に過ぎなくなってしまった。信じられるのも自分と情報、それとエルマだけになってしまった。
今は少し違うが…時々人の心を信じない事が多い。
彼女と私は全く対照的な存在ね、と私は自分を嘲笑した。
…そう考えると、私がアスランと付き合うより彼女の方が彼と付き合うのに相応しいと思えてくる。
やはり、あの計画はやめにしようか…。
そう思えてくるのが普通かもしれないが、私にも意地というものが存在する。
アスランを奪い取る。
絶対にぜーったいに奪い取ってみせる。
…そうなると、一つ気になった事が一つある。
アスランとカガリはどこまで関係が進んでいるのか。気になった。
少し聞いてみよう。
「ねぇ、カガリ。一つ聞きたい事があるんだけど、いい?」
「何だ?」
「アスランとどのくらい進んでるの?※2A?B?それとも…C?」
と私は少しニヤッとした顔で聞いた。
すると彼女は「なっ…!わ、私とアスランはそんな関係じゃ…!」
と顔を真っ赤にして答えた。
(ちなみにもう一人の小隊員は…机に頬杖をつきながら眠っていた。)
「あら?そう…違ったのね。じゃあ、何で人気の無い所でアスランとあなたの声が聞こえたのかしら…?」
「…そ、そんな馬鹿な!私は声を押し殺して……!」
カガリは「はっ」となって口を塞いだ。
口は災いの元、と良く言うけどこんな簡単な誘導尋問に引っ掛かるなんて思いもしなかったわ(笑)。
「…と言う事はCまで進んでるのね。最近の子は早いわね〜」
と少しオバサンっぽい事を笑顔で言った。
しかし、心は穏やかではなかった。
私の心の中では大火事となり、今、私の中の消防士達が鎮火活動を行っている。
その甲斐があり、心を鎮める事が出来た。
しかし、それでも手が奮えた。
今にもこの場でカガリを愛用の鞭でいたぶり、揚げ句の果てには絞殺してしまいそうだった。
それを押し殺して、私は話を続けようと思ったがそうはいかなかった。
アスランが来てしまったのだ。
彼は「楽しそうな話をしているようだが…後にしてもらおう。」と真剣な表情で言った。
こういう時のアスランは理知的でカッコイイと思う。
が、こういうタイプは悩みを持つと誰にも相談せずに自分だけ背負い込む癖がありそうだ。
その度合いは…深海より深く…山より深いのだ…。
光が射すか、闇に埋もれるか…大体は後者になってしまう。
だからこそ、他人が必要なのだ。
人は一人では生きていけ無いから…。
糖という漢字は人と人が支えあって十字架担いで唐の国へ…
じゃなくて。
…そんな下らない話はさておき、会議はすんなりと終わった。
戦術はアスランと私は出来るだけ前線に出る。
カガリともう一人の小隊員はひたすら支援攻撃に専念する。隊長はアスランではなく私になった。(これは意外だった)
会議終了。
隊長は艦長に会議の内容などを報告をしなければならない。報告書の作成はエルマに任せるが…それが終わったら作戦開始よ。
エキストラミッション、アスランの拿捕を。
今日はここで終わりです。
最後は※印の解説をしておやすみなさい。
※1「なくてぞ」
ある時は ありのすさびに 憎かりき 亡くてぞ人は
恋しかりける(源氏物語・桐壺の章より)
訳;そいつがいる事で全ての現象が憎かった。
いなくなってからだなぁ、そいつが恋しくなるのは。
※2ABC
A:手を繋ぐ Bキスをする C性行為
…だったかなぁ;
うろ覚えで失礼; では、おやすみなさいませ。
ぐっじょぶ!
続き楽しみにしてます
A.キス B.ペッティング C.本番
のはず。
Aアナル、Bバスト、Cプッシー、を使った性行為と聞いたことがあるw
Aのレベル高すぎだろソレw
トップ部隊の中ではリアルタイムに使われていた用語ですな。
>>202-242 読み終えた。GJ!
こういうif展開って最初は思いついても最後まで話を考えるのが大変なものだが、
よくきれいにまとめたものだ。素晴らしい。
くっ無性に
ハザル×ルリアのハザル坊へたれ受けが読みたくなってきたorz
272 :
271:2006/08/23(水) 21:39:21 ID:LDujrRIB
そしてへたれ攻めと囲うとして間違えた罠
そっちの印象強いのか…w
えーとつまり
ハザル「な、何をする気だ、ルリア」
ルリア「私は明日からアルマナ様にお仕えする事になりました。
だからせめて最後の務めとして、ハザル様を大人にしてあげます。
さあ、力を抜いて、私に任せてください」
ハザル「ままま待て、服を脱がすな、上に乗るな、わ、わー!」
こんな感じか
>>272 つまり、こう、だな
「る、ルリア。ちょっとこい」
ある昼下がりのこと、いつものように私はハザル様のお部屋に控えさせていた
だいていると。
広い室内とはいえ、手招きなんてしなくても良いのではないだろうか。という
か、一体なんの御用なんだろう。
「なんでしょうか?」私が訊くと、ハザル様は何故か潤んだ瞳で私を見上げてく
る。――熱でもあるのだろうか? ならばバラン様を呼ばなくては。
しかし、どうやら違ったようで。
「む、むむ、む胸を触らせろっ」
「……はぁ?」
突然何を言い出すのだろう、まあいつもの気紛れのご戯れだろう。
私は服を手早く脱ぎ、裸になったが。何が気に食わないのか、ハザル様は顔を
そむけられていて、プルプルと震えている――やはり風邪なのだろう。
プルプルしていたハザル様は、プルプルしたまま。
「ルリアっ、お前には恥じらいというものはないのか」などと怒鳴った。
恥じらい、恥じらいか。
…………つい最近まで、一緒にお風呂に入っていた幼なじみへ言う台詞だろうか?
「ないです」キッパリと言っておこう。「少なくとも貴方へ向ける恥じらいは」
だが、やはり何かが気に入らないらしく。
「黙れっ、お前まで私を馬鹿にするのかっ」
ハザル様はそう叫ぶと、手を二度ほど叩き。
「エイス、手伝えっ」
いつのまにか、影のように現れた仮面姿の少年へ
「ルリアを羽交い締めにしろっ」
「……」エイスは頷くと、私の後ろに回り、私の動きを封じた。
ハザル様は私の様子に満足したのか
「ハハハ、ハハハハハ」と馬鹿笑いし「いい格好だなぁ、ルリア」
ようやく私の胸にふれた。
男の子にしては冷たい手は、私の胸を揉むが、弱々しくてこそばがゆいだけ。
まあそれでもハザル様は楽しいらしく。
「ハハハッ、気持ちがいいだろう。ルリア」
「あっ、はい」
「ハハハ、そうだろうとも」
などと楽しげで、見ている私も楽しくなってくるが。私の顔の真横にある、複
眼のお面が、ぽつりと。
「……後三十分、バラン様、来る」
「わかった。もう終わらせる」
今日はバラン様と共に、帝王学の一端である生身での熊狩りに赴くと、そうい
えば言っていたな。
私はエイスの拘束をするりと抜けると、はたと側にあるベッドへ倒れ。
「は、ハザル様。わたし、もう」
甘えた声で言うと、
「フハハハハ、仕方のない奴だ」
調子に乗るのは昔からだ。
「む、入りにくいぞ」
そりゃそうだろうと考えていると、エイスがハザル様になにかを耳打ちし、ハ
ザル様はエイスを突き飛ばした。
「わ、わかっている」
そう言うと、指に涎をつけて。グイグイと私の割れ目を擦り始めた。
痛いだけだが、ハザル様が楽しそうなので良しとする。
「よし」
そうこうしていると、後十五分でバラン様が来てしまう。五分で射精させて、
十分で後始末して。ギリギリくらいか。
――いや、そんなにかからなかった。
十分に塗れておらず、閉まっている膣に挿入した。そのキツさのせいでか、ま
さかと思いたくなる事態が起きた。
腰を二三度も振ると、ハザル様の熱い物が私の膣の中にでた。
嫌な沈黙
私は場を繕おうと、
「すみません。ハザル様に手でしていただいたのが、効いていたのか。直ぐにイ
ってしまいました」私はぽかんとしたハザル様へ、微笑みかけ。
「私に合わせてくれたのですよね?」言うと。
ハザル様は僅かな黙考の後。プルプル震えたかと思いきや
「ハッハッハッ、ハッ、――ゲホッ、げほ…………そうさ、そうだろうとも。
私はせっくすにおいても頂点に立つ男だからな」
こう言うと意外に思われるが、
「はい、ハザル様」
私はハザル様のことが好きだったりする。
30分で勢い任せに書いた、反省はしない。
ちょっとした冒険だったとは思う。
もっと読みやすい文章にしてくれ。
それについては30分で〜なんて言い訳にならん。
典型的な夏厨ってことでいんじゃね。
GJ、と言っておく
ただ行をかえるときは、できるだけ話の切れ目でな
ハザルたんの一人称が違いますっ(><;)
>>274-275 淡々としてるしエロさを感じないけど、
なんか好きだ。なぜだろう。GJ。
>>202 まあ、今更であっても構うまい。
GJ過ぎる。
てか、萌えて燃えた。
すっげぇ笑えたwww
いいな、こんなのも。また読みたいぜ。ハザルのヘタレっぷりwwww
283 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:30:12 ID:qFutKWHf
ほしゅ
284 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 08:57:34 ID:GKzsvkNW
ほす
別に保守だからってageなくてもいいんだぞ?
書き込みがあればそれだけで保守になる
ageられると逆に投下しづらくなる職人さんもいるようだし
そんな玉無し野郎に気を使うこともあるまい。
でも、別に上げない。
今週サルファでトウマルート初めてやった。
宙さん関係はなぜかウホッねたがおおいが、
宙×ルネとかあってもいいんじゃなかろうかと思った。
人間サイズになったヴァルシオーネRとリュウセイ…
まぁ望む声はないな
>>288 人間サイズで、ってことだったのか?
随分と希望してた人らが居たが。
ヴァルシオーネ可愛いからぜひやってほしいな
書いてほしいではなく自分で書くものだと思うがな
>>292 そういうあなたは?
ループになるけどね、こんなこと言い出すと。
なんかオリジナルがメインになってからスパエロスレも廃れたな
>>294 あれは版権のネタが無くなったから作りやすいオリに移動しただけの事
おいおい、ここでオリと嫌オリの論争は止めてくれよ?
ただでさえロボゲではひっきりなしに荒れてると言うのに
そもそも初代スレの頃にはすでに
オリジナルがメインになってたしな
サルファが出た時が凄かっただけで大体こんな感じじゃなかったっけ
ニルファが出た時もかなりのもんだったぞ
トロンベさんとか今どうしてるんだろ
まぁ、年内にはOGsが出るわけで、声付きになればきっとみんなハァハァしてSSが書きたくなるよ。
それまでまったりしてよー。
アスセレマダァー?(AA略
個人的にはOG2直後の熱気が忘れられない。
スレで言うとIMPACT〜F完ぐらいの頃。
SS投下→GJ!俺も書いてみたいなぁ→書けばいいじゃん、待ってるよ→最初に戻る
の流れが出来てたし、硬軟エロ非エロ長編短編あらゆるジャンルがそろってた。
OGsが発売されたらあの時期の職人さんたち戻ってくるかなぁ・・・・・
追加エピ次第だと思われ
ウィンキー時代のネタも見たいなぁ・
また昔のSSの感想付けでもするか?
「月と灯」は神だった
あれでアーク×セレインにはまった
エロシーンだけでなく、そこに至るまでの日常や状況の描写が
すごく良かったんだよな
トリガーハートがスパロボに参入する日が来るのだろうか?
バーチャロンが参入したくらいだし
ヴィレッタ×リュウセイを希望してみる
>>308 外伝のときとか、あんなエロスなおねぃさんと二人きりだぞ?
いくらリュウセイでも溜まるもんは溜まるし、町で商売女捕まえるキャラじゃないしきっと隊長さんが処理していたんだろうな。
え、身近にPTという格好のおかずがあるじゃないか
…いくらリュウセイでもそこまではイってない…と思いたいが…
さすがにPTではやってないだろうが、ヴァルシオーネがいたらやっちゃってたかもしれんね。
>310
何を言う。奴は先行者で飯が食えるんだぞ?
ウィンキーで思い出したが前スレ997は何やってんだ
待ち続けてはや2ヶ月弱
・・・・・・キョウスケ×クスハの続きはまだかッ
まあ落ち着け
俺は「ラァァァァァァァイイ!!」 の続きを4年間待ってるぜ
そうなのかな・・・・・
まぁ俺はいつまでも待つさ
どこ探しても
ヴィレッタ×リュウセイがみつからない
きぼんぬ
タスレオをまだ待ってる俺キャプテンサワダもいるぜ
ギリヴィレよりはマシな状況だな、ヴィレリュウは
>>321 ちょっとHなネタは見かけたが
何故か本番が無い不思議なカップルだよな
>>322 どっちの事言ってるんだ?
と言うより、ヴィレッタものがあったら大抵相手はリュウセイだからなぁ
α外伝でのシチュエーションがエロすぎるからな
リョウトモノも見た事ある
他に誰か忘れてる気がするが…
ああ、イングラムだな、うん
イングラムは良かった
若干キャラがちがうけどそれでも良かった
ぶっちゃけ、セクロス前の良い感じな雰囲気とセクロス後の会話だけでヌケる。
同じく。
何つーか、さいこどらいばぁずやら、某少女漫画の心宿(役名)を思い出してならなかったけど、それでも実用性は高かったと思う
窓から差し込む光に彼女は目を細める。
ふと、不思議に思う。
――なんで窓から光……?
それはおかしなことだった、窓の外には光を飲み込むような宇宙――いや。
彼女はそうではないことを思い出す。
「……ああ」
今、彼女がいるのは、昨日までいたエルトリウムの中ではなく。地球の極東地
区基地だと思い出す。
そうだとわかると。
ただ眩しいだけだった光に対し、“彼”に抱かれていた時のような安らぎを感
じ。彼女の思考は、微睡みの底へと落ちていく。
まだ、目覚ましのアラームは鳴っていない。もう少し寝ていよう。堅いベッド
に身をゆだねたが。
目覚めの時間を告げるアラームではない、電子音が鳴り、部屋の扉が開かれ。
彼女は覚醒を余儀なくされた。
「失礼します」侵入者は律儀にもそういった。「……イングラム少佐」
少し前まで戦いの中に身を置いていた彼女は、目が覚めると直ぐに思考をハッ
キリとさせることができたが。侵入者の言葉を聞いて、まだ寝ぼけているのだと
思った。
――馬鹿な。
彼女は侵入者の言葉を否定する。
この部屋を“訪問”する者など、彼女以外いないのだから。
この部屋は使われなくなって、もはや二年以上も経過している。彼女が少佐権
限で保存しているものの、既に元の持ち主の痕跡など消えている、今更訪れたと
ころで得る物などなにもない。
彼女は枕の下に手を潜ませながら身を起こすと、有り得ぬ訪問者を見る。
暗闇に慣れていた目には眩しい通路の灯りをバックに、シルエットしか見えぬ
訪問者は、ヴィレッタをみてわずかに身じろいだ。
「……隊長?」
短い電子音が鳴って、扉が自動的に閉じた。
室内が暗闇に落ち、微睡む光が訪問者を照らす。
その姿を見て彼女はわずかに驚いたが、直ぐに警戒を解き、枕の下から手を抜
いた。
汗で濡れた前髪をかきあげ、訪問者――部下の目を見据える。
「どうした? リュウ」
「隊長こそ、なんでここに」
二人の訪問者は顔を見合わせ、互いがそこにいることへ不思議そうにした。
新たな訪問者は扉横のスイッチに手をかけ、灯りをともした。
あまり使われていない蛍光灯は、久々の役目とはりきり。彼女の目を眩ませる。
彼女は一瞬だけ顔をしかめたが、直ぐにいつもと変わらない表情に繕い。新た
な訪問者に向き合い、首をわずかに傾けた。
「なんだ、変な顔をして」
訪問者は、光を灯した理由が、自分の驚き顔を彼女に見せたかったかのように
破顔していて。彼女の不思議そうな視線が、その大きく見開かれた目をとらえる
と。慌てたように背を向けた。
ヴィレッタは少しだけ顔を曇らせる。
「……なにか、用があったんじゃないのか?」
「い、いや。そーいうわけでもな――いや、まあ確かに、用事といえば用事と」
意味不明なことを繰り返す、訪問者/彼女の部下/リュウセイ・ダテに、ヴィ
レッタは困惑した。
「何が言いたいんだ」口の中で呟く。
リュウセイは自身ですら何を言っているか分からない、誰かへ向けた言い訳を
繰り返している。
一発殴ってやれば、少しは落ち着くだろうか?
冗談ともいえない思考を弄びながら、リュウセイの言い訳が途切れるのを待つ。
ふぁ、と欠伸をかみ殺す頃に、あることに気がついた。
リュウセイはいつものように、官給品を一揃いまとっていて、普段と変わらな
いように見えたが。一点だけ、そう言えないところがあった。
リュウセイが花を持っていたのだ。
地球の花の名前など知らないヴィレッタより、花について知らなさそうなリュ
ウセイが花を持っている。それが不思議に思えた。
「花か」
聞くとはなしに呟いた。
「だからプラズマとゲッPー線が地軸に――へ?」
「珍しいな、花なんて」
「ああ」リュウセイは背を向けたまま、花を後ろ手にし。「きれいでしょ、結構
高かったんすよ。一束でリボルテック買えるくらいで」
「……そうか。それにしても、なんで花を?」
ヴィレッタは口元に微笑を浮かべ。
「誰かにプロポーズしに行くのか」
からかうように言うと、リュウセイは浮かない笑いをあげた。
「そんな相手いないですって」
「なら、どうして――」
「きまぐれですよ、ただの」
リュウセイは笑いを引っ込め、肩をすくめた。
「少佐に――イングラム少佐に、花でもあげようかなって。でも少佐の墓なんて、
どこにあるか知らないんで、ここに」
「……ああ」ヴィレッタはわずかに首を傾けた。
「忘れてたわけじゃないんですけど、そういうこと一度もしてなかったなって」
「そうか」
「それに、心の中じゃどっかで」リュウセイは軽く笑い。「まだ、生きてるって
考えてたもんで。あのイングラムが死ぬわけねぇ……って」
「……そうか」
「だから、今からでも弔ってやろうと思って」
「そうか。……そう、だな」ヴィレッタは頷いた。
「弔ったところで、喜んでくれるわけないのは分かってますけどね」
「そうでもないさ」
ヴィレッタは立ち上がると、リュウセイに歩み寄り、後ろからそっと抱きしめ
た。
「な、ななな」
リュウセイは硬直した。
ヴィレッタはふっと笑い。
「喜ぶさ、あの人だって。私たちと変わらない“人”なんだから」
首筋に顔を埋めるようにして、身を預ける。
堅い肉の感触が、似ているような気がした。
似ていたからこそ、選んだのかもしれない。……惹かれるのかもしれない。
「……なぁ、リュウ」
「う、あ……な、なんですカ」
リュウセイの声は、なぜか裏返っていた。
「私が死んだら、同じようにしてくれるか?」
「……へ?」
「花の一輪でもあげて、たまに思い出してくれ」
「…………生きてる内から、んなこと言わないでくださいよ」
「――ン?」
「まだ、その」リュウセイは舌で唇を湿らせる。「隊長に模擬戦で勝ててないっ
てのに。勝ち逃げするのは卑怯っすよ」
ヴィレッタはかすかに身じろぎし、腕に力を込める。
「もし、の話だ」
「……それならいいですけど」
掠れるような声で呟くリュウセイに、居心地の良さを感じながら目を閉じる。
服一枚ごしに伝わってくる体温に、心がゆるめられていく。
こうして人と触れ合うのは何時ぶりだろうか?
数えるのをやめた時が、動き出したように、鼓動が聞こえる。
「そういえば。隊長はなんで、ここに」
思い出したようにリュウセイが聞いた。
ヴィレッタはリュウセイの呼気にあわせるように、胸を上下させる。
「おまえと同じだ」微かに口端を上げる。「ここで、あの人がつかっていたベッ
ドで寝たら、夢の中でくらいなら逢える。そう思ってな」
「逢えました?」
ヴィレッタは首を振った。
「……そうですか」リュウセイは意気消沈したように呻き。「それで、そんな格
好なんすね」
「……ん? ああ、そうか」
ヴィレッタはようやく、リュウセイが背を向けている理由を理解した。
「見たくない物を見せてすまないな」
「いあっ、そんなっ。綺麗で――じゃなくて、俺の方こそ、その……すんません。
見ちまって」
いつもそうしている訳ではなかった。
ただ、そうしていた方が。より身近に感じられると思ったからこそ、一糸もま
とわず、産まれたままの姿で寝ていたのだ。
「きれい、か」ヴィレッタは笑うように呟く。
「なら、なんで背を向けるんだ」
「それは、その……」
リュウセイの体が堅くなっていくのが分かる。
「見たいなら見てもいい――いや、見ていてくれないか、私のことを」
寝起きだから、だろう。ヴィレッタはそう納得した。
普段なら言えないような言葉がでてくる。
「私にはもう、何も、ないんだ」
リュウセイが息をのむ。
「イングラムから与えられた、託された使命が、私を動かしてくれた。なにも考
えていなくても、すべきことをしていればよかった。それでよかった。
……だが、それも、終わった」
少し汗くさいリュウセイの臭いが、鼻孔をくすぐる。
口から笑いがこぼれていた。
「そうなってから気づいたんだ、することがない」
「……隊長」
「いや、分かっている。まだこの世界にも敵は残っている。――だが、それが
私のすべきことか? あの人に作られ、あの人のための物でしかなかった私が。
それは私の役目じゃない、私のすべきことは終わっている……そんなことを考え
てしまう。私の役目は、使命はおまえたちを導くこと、それはもう果たせた」
リュウセイは何かを言おうとした、その機先を制してヴィレッタは言う。
「リュウセイ、おまえがいった言葉だったな。『俺たち四人でSRXチームだ』と
リュウ、ライ、アヤ。それに、マイ。もうおまえたちの中に、私の居場所はない」
「あれはっ、そういう意味じゃなくて」リュウセイはもどかしげに言う。
「違うというなら、私はなんなんだ? おまえたちにとって、おまえにとって。
わたしは、なんだ?」
「大切な、仲間です」リュウセイは即答した。
「あの時は、SRXに乗り込むチームとして、SRXチームって言っただけで。隊長
を忘れたわけじゃない」
「……本当か」
「嘘いうわけないでしょ」
ヴィレッタは沈黙した。
窓から差し込む光が、少しずつ目覚めていく。
二人は蛍光灯の下、沈黙し続け。どちらからともなく、いった。
「それで、不満なら」
「不満なら?」
「……隊長が、特別な、自分なりの使命をみつけるまで。俺に支えさせてくださ
い。終わった使命の代わりになるかは分かりませんけど、つらい時には頼ってく
ださい」
「……そう、だな」 花が光を浴びて、色を輝かせる。
「いいのか? リュウ」
「いいに決まってます」
「そうか」
*
「――いいんすね」
怯えを隠した声で、裸のリュウセイは言う。
「したくないのなら、しなくていい。任せる」
ベッドに横たわるヴィレッタは、投げやりにも聞こえる言葉をいった。
「そんなこと」
リュウセイはその先は言わず、ただ、覆い被さるようにしてヴィレッタの唇を
ふさいだ。
ぎくしゃくとしたリュウセイの愛撫を、ヴィレッタは操り、どうすればいいの
かを唇で教える。
太鼓をただ打ち鳴らすのではなく、ゆったりとした吹奏楽のリズム。
互いの手のひらを合わせるように。
指を一本一本絡ませていくように。
体温をとろけさせ、呼気を重ねて、リズムを同調させる。太鼓を鳴らすのは、
それからだ。
首に手を廻し、頭を引き寄せる。
かさなる身体に重力を感じながら、舌を弄ぶ。
リュウセイは我慢しきれないというように、手から少しはみ出す、掴みやすく
揉みやすい大きさの乳房に手をあて。その感触を確かめる。
宇宙生活が長いためか、星の瞬きのような白さの肌が、強い力に赤くなる。そ
れは、久しぶりの感触を楽しむ素直なリアクション。
形のよい乳頭に触れると、重ねた唇から吐息がこぼれる。
本能のまま求めるリュウセイを、窘めるように。ヴィレッタは空いている手で
リュウセイ自身を探りあて、掴む。
マグマのように熱い陰茎は、今も射精への欲求に激しいビートを刻んでいる。
それは、ヴィレッタを姦したいという、リュウセイの素直な情熱であり。それ
を握りしめながら、ヴィレッタはそれに答えたいと子宮に感じる。
だが、まだ早い。
ヴィレッタは教えた通り以上に唇を操ってくる教え子に、唇をさせたいように
させ。意識を陰茎へ向けた。そこから吐き出される、熱い情欲に。
ヴィレッタの細い手がこする度に、うぶな反応を返してくる肉棒。
重なり合う体の狭間で、ヴィレッタに求められるまま操られる陰茎は、不幸な
ようで。その実、幸福なものだった。
ヴィレッタはリュウセイ自身をよく理解し、いく寸前の崖でアップビートの激
しいダンスを踊らせる。目眩がしそうな、限界の直前を弄ばれる感覚に。キスを
疎かにすれば寸止められる。
目の前が真っ白になりながら、リュウセイは踊る。
厳しい教官から合格の判をもらうため、少しの無茶もかまわず攻める。
若さでテクニックの足りなさを補う。
激しさこそ、至高のテクニックだというように
「……ん……あ」
重なる唇から漏れる呻きが、掠れた笑いをこぼす。
「…………ク――」
マグマがこみあげ、もう溜まらず、止まらず。一気に吐き出す。
重なり合う体の狭間をより強固に、別々な二人を一人にするよう、あふれる。
リュウセイは身体から力を抜き、ヴィレッタは背中に手をまわして強く抱きし
めた。重力が二人を近づける。
空気を求めるようにリュウセイの顔が離れ、ヴィレッタの肩にのっかる。
その重さと、荒い息づかいを心地よく想いながら、背中をさする。
汗ばんだ背中は、熱く、上下を繰り返している。
下腹部にあたっているそれは、まだ吐き出し足りないように、こぼしている。
ヴィレッタはまぶしそうに微笑むと。
「意外と上手いな。すごいな、リュウは。なんでもできる」
年下の青年を褒める女のゆとりは、年の離れた姉のようであり、優しい女教師、
なにより母性を感じさせる。
さながら、それに刃向かいたくなるリュウセイは、まだまだ未熟な子供。
「……そっすか? なんかずっと、リードされてたような……」
「気のせいだ」ヴィレッタは頭と頭をこつんとぶつけ。「まだ、いけるな」
当然のようにいった。
リュウセイは、わずかな沈黙の後。情けない声をあげた。
「……できれば、少し休憩を…………」
出し尽くしたと感じるほどの射精感に、リュウセイの腰は小刻みに震えていた。
ヴィレッタは聞こえるようにため息をつくと。
「ダメだ」
そういって、真っ赤な舌で唇を舐めた。
「――え、でも」
リュウセイに反論の隙を与えず、身体の上からリュウセイを突き飛ばす。
ベッドから転がり落ちたリュウセイは、突然のことに困惑しながらも、この後
なにをされるのかは理解していた。
覚醒した朝日を浴びたヴィレッタの姿は、女神のように美しく、現実味を伴わ
ない。
いや、そういう意味では、今の状況こそ考えられないものだと。リュウセイは
考えた。隊長と自分が――
「すぐにイくなよ、リュウ」
酷薄な笑みを浮かべたヴィレッタ。
「……が、がんばりまーす」
自分は狩られるばかりの獲物に近い。
それでも、隊長と自分が交わる日がこようとは、考えもしなかった。
だが。
だしたばかりで熱く燃える陰茎を掴む、伸びやかな指先が、朝日を反射して輝
くほど期待している密壷の中へ誘われる。
その感触は確かにリアルだ。
微動を続ける肉壷の中は、リュウセイの到来を歓迎し、歓待してくれる。
根本までいれるころには、既に達しそうだったが。リュウセイは堪えた。
腰に手をつき、座るヴィレッタは余裕ありげな笑みを浮かべていて。
「まだ、なにもしていないのに。びくんっ、びくんって動いてる」
「……説明しないでくださいよ」
とほほ、と情けない顔をするリュウセイ。
ヴィレッタは満足げにほほえんだまま、下腹部に力を込める。
すると、先ほどより膣の締め付けが強くなり。蜜に濡れた肉襞が波打つ。
「くぁ……く……」
「おもしろいだろう?」
楽しげなヴィレッタに反し、リュウセイは浮かぬ顔で。
「…………もう、その、ヤバいです」
「もう、射精るのか?」
リュウセイはプライドなど忘れて頷く。
「そうか」ヴィレッタはリュウセイの胸板に手をおくと、ゆっくり腰を動かし始
めた。
「イキたい時にイっていい」
「そんな、そんなことして、万が一……」
ヴィレッタはわずかに苦しげだが、微笑むだけの余裕をみせたまま。
「その時は、夫婦になろう」
「――え?」
「終わってしまった使命の代わりになってくれるのだろう?」
「でも、それは――」
突然の展開に、リュウセイは驚き。
ヴィレッタは拗ねたような顔した。
「私では、いやか?」
「そういうわけじゃ」
「なら、いい」
ヴィレッタの手が、リュウセイの堅い胸をなぞる。
「私とあの人は二人きりだった、肉親といえるのは」
「……」
「だから、私は家族がほしい。終わった使命を、そんな感情で埋めたい」
流れる汗が、涙のようだ。
「……隊長」
リュウセイの唇に、ヴィレッタの指先があてがわれる。
「名前が、いい」
その一言をいうのに、リュウセイは自身の肩にはまだ重い、幾つ物決断を必要
とした。しかし、
「ヴィレッタ」
その重さが、ヴィレッタとリュウセイを、つなぎ止めてくれるのだから。
朝日が降り注いでいた。
ヴィレッタはまどろみへ落ちていく、暖かな抱擁の中。
ささやく、彼の声が聞こえた。
「子供ができたら、名前は――」
ヴィレッタは静かに頷いた。
〜fin
べ、べつにリクに答えようとか考えたわけじゃないんだからっ。
GJでした!何かリュウヴィレにも萌えてきた(*´Д`)
>>329-335で説明し忘れたことがあったんで、ちょいと。
・舞台はサルファ後
・四人でSRXチーム云々は、アヤ復帰後の台詞から
んで、これだけじゃなんなんで小ネタ(というにはあまりには長いが)
注意点
・エロなし
・SRXチームしか出てない
妹に買ってやった少女向け雑誌を読んで、アヤは驚いた。
そこに書いてある内容は、明らかに少女向けなんかではなく。下手をすれば、
アヤすら知らない知識が書いてあった。
「まったく」
アヤはため息を吐くと。頬をほんのり染め、誰かへいいわけするように。
「これは没収ね」などと呟き、また読むのに没頭した。
当の妹は、部屋をでたままなかなか帰ってこない。
「キスをしよう」
リュウセイ・ダテはすすっていた掛け蕎麦をそのままに、氷付けにされたよう
に硬直した。
意味が分からなかった。
ここは、彼らが所属する連邦軍極東地区伊豆基地の士官用食堂。
でる飯の旨さが違うと聞ききつけ。正面に座り、同じように硬直したままのラ
イディース・F・ブランシュタインとともに。確かめに来て、世の不公平を嘆い
ていたところだった。
しかし、どんなに思い出しても。なんでそんなことを言われるのか、リュウセ
イには覚えがなかった。
少なくともリュウセイには。
「なぁ、リュウ。はやくはやく」
たんぽぽのように笑いながら言うマイは、リュウセイの腕を引くが、リュウセ
イは動かない。
「キスをしよう」
士官用食堂に入ってくるなり、唐突に言われた言葉。
その衝撃から、リュウセイはなんとか逃れると。
「はっはっはっ」と笑いだした。
ライは同僚の突然の笑いに、ガタガタッと椅子ごと逃げ出す。
「マイも冗談を言うようになったんだなぁ」
「冗談ではないぞ。私はキスをするんだ」マイはにっこり笑い。「リュウと」
リュウセイはそう言ってのける、妹のようなマイの唇を見て、凝視して。言葉
を失う。
小振りな唇は、最近アヤに買い与えられたという、色つきリップが塗られ。魅
力的に光っている。 リュウセイは震える手を、マイの肩に置いた。
目は明かに常軌を逸した色を宿している。
「マイ、いいんだな」
「うんっ」マイは元気よく答える。
リュウセイは微かに震えながら、顔を――
「やめろ」
思い切りライの左腕が殴りつけた。
リュウセイは殴られて真っ赤になった部分をおさえながら。
「冗談だよ、冗談」
「……そうは、みえなかったが?」
「ウッ、いや、そんなことはねぇよ」リュウセイは口の中でぶつぶつと言った。
「してくれないのか?」
二人のやりとりを見て、マイはそう訊いた。
リュウセイはライににらまれながら。「ああ」頷いた。
「そうか……」
しょんぼりして立ち去ろうとするマイを、ライは引きとめていた。
「一体、どうしたんだ。なんでキスがしたいんだ?」
「それは」
マイは上目づかいにライを見上げ、その腕を掴んだ。少女のほのかな香りが、
ライの鼻孔をくすぐる。リンゴの臭いがした。
「本を読んだんだ」
「……本?」
「うん。アヤに買ってもらった本に、書いてあった」
小さな唇が一生懸命に喋り、子犬のような瞳がライの瞳を覗き込む。
ライは頭を振った。
「なにを読んだのかは知らないが。キスは好きな人とだけ、するべきものだ」
さとすようにライが言うと。
「知っている。だから、リュウとすることにしたんだ」
「なっ――」傍観者に徹して、逃げようとしていたリュウセイは椅子から転げ落
ちるほど驚いた。「なんだって!?」
「馬鹿なことを言うのはよせ」ライは思わず叫ぶ。
「こんな二次元ロボットオタクで、部屋がおもちゃに埋め尽くされ。あまつさえ、
自分が乗ってる機体で抜けるような奴を、好きなんて言えば。どんな格好をさせ
られるかわかったものじゃない。考え直せ」
「……なぁ、ライ」
「なんだ?」
叫び疲れたのか、肩を上下させるライが振り返ると、リュウセイが拳を握りし
めていた。
「俺たち、ダチ、だよな?」
こめかみを痙攣させながら言うリュウセイ。
ライは涼しげな顔で髪をかきあげると。
「ああ」爽やかに笑った。どこかスッキリしたように。
「ということは」マイは舌足らずな声で言った。
「リュウは、だめなのか?」
「ああ、ダメだ。感染るからな、色々」ライが即答した。
「そうか……」マイは残念そうにしたが、直ぐに顔を上げ。
「なら、ライと――」
「ダメだぅあぁっ!!」
全てを言わせず、リュウセイは獅子吼をあげて、身を乗り出す。
「こんな無愛想で無口で、その上義姉に欲情するような変態野郎。ダメに決まっ
てる」
「誰が、変態だと?」
「兄さんの奥さん相手に、欲情するような。ってそういや、おまえ、あの娘どう
する気だよ。王女様。ああそうか、ロリならなんでも――ゲフゥッ」
鋼鉄の義手が、エンジンをフルドライブさせ、リュウセイを吹き飛ばす。
「黙れ。それ以上言う気なら、殴るぞ。それにお前も人のことは言えないはずだ」
「……くそ、もう……殴ってんじゃ……ねぇか……」
二人が互いの理解を深めるのに、マイは立ち入ってはいけないと、食堂を出た。
後、頼れるのは――
「マイ? いないわよ」
リュウセイとライは、より仲良くなったところで、マイがいなくなったことに
気づき。二人はマイの行く末が心配になり、アヤとマイの部屋へと赴いたが。
本を読みながら、だらだらとしていたアヤは、いないと言い。
二人から話を聞くと、顔色を変え。二人に謝ると。
「探しましょう」
そういって二人の背中を叩いた。
「……ところで、あなたたち、なんで……血だらけなの?」
ボロ雑巾のような二人は決して答えなかった。
この基地内でマイが頼れるような人物など限られている。
レビの呪縛から時はなってくれたリュウセイ。
姉妹であるアヤ。
それとライ。
残るは、三人は迷わず、彼らの隊長の元へと走った。
「隊長っ」
三人はヴィレッタの私室になだれこみ、自分たちが遅過ぎたことを知った。
一つの影は、重なる二つの影。
背伸びをする小さなマイ。
膝を曲げるヴィレッタ。
三人の顔が真っ赤になり、注視してしまうほどのディープキス。
ヴィレッタが三人に気づいたのは、男二人が気持ち前かがみになったころ。
「どうした?」
どんな事態でも慌てぬ氷の美貌は、息を切らす部下たちに緊急事態の気配を察
し、引き締められた。つっとこぼれた涎を、なにごともなかったように手の甲で
拭う。淡いピンク色が甲にこびりついた。
「いや、その……」
三人が説明しあぐね、気まずげに視線を交わしあった。
「あっ」
棒立ちになっていたマイは、ふらっと倒れた。
三人から説明を受けると、ヴィレッタは爽やかに笑い。
「なんだそんなことか」と言った。
ヴィレッタは、ベッドに寝かせているマイに向き合うと。
「マイ。私はしてやったが、本当ならキスというのは、相思相愛のものがすべき
なんだ」
ライが無言で頷く。
「ヴィレッタは、私のこと、きらい?」
掠れるような声で呻くマイに、ヴィレッタは首を振った。
「なら、」マイの言葉を、ヴィレッタは指をあてて、言わせなかった。
ヴィレッタはベッドの端に腰掛けると、マイの身体を持ち上げ、膝の上に座ら
せた。優しく頭をなでた。
「私もマイのことは好きだ」
そういうヴィレッタを不思議そうにリュウセイはみていた。
とろんとしたマイの瞳に見つめられながら、ヴィレッタは微笑む。
「だが、そういう好きと、キスをするような相手へ向ける好きは違うんだ」
「そうなのか?」
「ああ、私はお前たちを家族のように思っている」
マイは嬉しそうに目を細める。
三人は気恥ずかしい視線を交わす。
ヴィレッタはマイの頭をなでてやりながら、言う。
「キスをするような好きというのはな」
「うん」
「簡単に言えば。○○○を▲▲たり、▼▼▼に■■■を※※※※※り、◆◆◆◆
に☆☆☆☆☆☆☆り。♪♪♪な×××を@@@@@@することや。●●●を¥¥
¥で〒〒あったりすることなんだ。分かるな」
マイは少しの間ぽかんとしていたが、やがてにっこり微笑み。
「わかんない」
「そうか」ヴィレッタは笑みを崩さず、口に手をあてて熱に浮かれたような瞳を
したアヤへ視線を向け。
「アヤに聞くといい」
「わかった」マイは元気よく返事をした。
なぜか明後日の方向を向くライ。
椅子に腰掛け、靴ひもを結び直すリュウセイ。
口に手をあてて、内股で立つアヤ。
マイは膝の上で嬉しそうにしている。
ヴィレッタは、ああいい家族を持ったなぁ、と一人ごちた。
GJしたいのに短く纏められない自分が邪魔してGJ出来ない
皆に愛されてるマイマイテラカワユス
GJ!!
GJ!!
このマイでエロも書いてくれ〜
後、セリフと地の文は行をわけてもらえると読みやすくて助かる
GJ!
作者さんすごい絶好調だなw
GJ!まさにGJ!
ロボットで抜けるリュウセイワロタ。このスレの冒頭でも……
今回のSSを読む上での注意点(QAA形式)。
Q01.あれ? マイとレビの設定おかしくね?
A01.仕様です。
Q02.伏線が意味をなしてないような……
A02.仕様です。
Q03.おい、結果的になにが言いたかったんだよ、このSSで。
A03.…………てへっ
>>349 それ、俺。
最初のころ、彼女はその感情がなんなのか分からなかった。
ただ、胸がもやもやして、頭がぽーっとなる。
見ているだけで胸が締め付けられるのに、目が離せない。
どうしたらいいのか分からない。
――いや。
ただ、一緒にいれるだけでよかった。
そう、最初のころは。
久しぶりの極東地区への帰還、ぼろぼろになった艦を修理するため、整備班の
者たち以外は休日を与えられ。慌ただしく艦から出ていく者たちの様子を、マイ
はハンガーに固定されたR1の足に腰掛けて、見るとなしに見ていた。
リュウセイがコクピットから出てくるのを待ちながら。
アヤは特脳研に帰ってR1とR3に積まれた、T-rinkシステムの調整。
ライは墓参り。
リュウセイはきっと暇だから、一緒にいてくれる。そんな期待を持ちながら、
人を待つのは楽しかった。
「あれ? どうしたんだ」
リュウセイはコクピットから降りてくると、不思議そうにしてマイに話しかけ
てきた。
マイはリュウセイの側に駆けより、頭二つ高い位置にある顔を見あげた。
しっぽがあったなら、はたはた振っていたであろう喜びようで。
「リュウは、今日ひまだなっ」
リュウセイはどんと胸を叩いた。
「おうっ、今日は休みだからな」
と言ってマイを喜ばせたのも束の間。
「だから、ラトとゲーセンに行ってくるぜ」
「…………え?」
「マイも、ついてくるか?」
「……いや、いい」
「ん、そっか。お前も色々用事あるだろうしなぁ」
しみじみと頷くリュウセイ。
マイはうつむいて、拳を握りしめていたが。リュウセイはそれに気づかない。
「あ、そうだ。これアヤに渡しておいてくれるか?」
差し出されたのは、一枚のディスク。
「ラトが待ってるから、早くいかねぇとな」
そういって少年のように笑う。
マイはディスクを受け取る。
「……わかった」
「へへっ、わりぃな」
顔を上げた時には、もうリュウセイはいない。
ほかの子のところに行って……
「マイ。聞こえてる?」
扉の外からアヤの声が聞こえたが、マイは枕に顔を埋めて、聞こえないふりを
した。
「なにかあったの? マイ、言ってくれないと分からないわ。聞こえてる?」
「わたしは」
ぐすっと鼻をすすり、ごしごしと枕で涙を拭う。
「わたしは、寝てる」
マイはそうとだけ叫ぶと、毛布にくるまって、沈黙した。
「……そう、分かったわ」
アヤの靴音が離れていくのを聞こえた。
……アヤもわたしを置いていく。
わたし……ひとりぼっちだ……
『一人ではないさ』
声が聞こえた。
誰の声だろう? マイは考えたが、分からなかった。
『酷いな、忘れるなんて。この、私を』
その声には、聞き覚えがあった。
いつも聞いている声だ。
……誰だろう?
女の声だから、リュウセイとライは違う。
アヤはこんなに冷たい言い方をしないし、ヴィレッタはこんなに邪悪な気配を
まとっていない。
となると、後、考えられるのは一人。
――だが。
「うそだ。おまえはもういない、でてくるなっ」
マイは叫んだが、声の主は湿った声で笑う。
『つれないな。私は、こんなにおまえのことを思っているのに』
「うるさいっ」
後ろから手が伸びてくるのが分かる、分かるが動けない。
冷たい手が、マイの身体を抱きしめる。
「さわるなっ、わたしは、わたしは、おまえなんかきらいだ」
『そうか』
魔女のような妖艶な笑み。
二つの影は、一つになっていく。
『――だが。私はおまえだぞ? おまえは自分が嫌いだというのか?』
「わたしはおまえじゃないっ、わたしは、マイだ」
『そうだな。私もおまえのことが嫌いだ』
「なら、わたしに構うな――レビッ」
『早とちりするな、マイ。私が嫌いなのは、お前のうじうじした性格だ。好きな
のだろう? あの男のことが』
「――っ!?」
『フフフ、私はお前なんだから、分かっていて当然。なにを驚く必要がある』
二つだった影は溶けていく、溶けて、混ざる。
『あの男に、抱かれたいのだろう?』
リュウセイの笑顔がよぎり、マイは顔を赤くする。
「――違うっ、わたしは、ただ」
『ただ? ただ、なんだ?』
浮かぶリュウセイの笑顔。
でも、それはマイへ向けられていない。
リュウセイの笑顔は――あの子に。
「…………リュウと一緒にいたいだけだ」
――誰かが笑ったような気がした。
バーニングPT最新作バーニングPT4を、気が済むまでプレイし、気分よく帰っ
てきたところだというのに。
「聞いてる? こっち見なさい、リュウ。怒るわよ」
「聞いてるよ」
リュウセイは暗鬱たる気持ちで、ため息を吐いた。
基地のゲート付近で待ち伏せしていたアヤに捕まり、引きずられるまま、どこ
かへと歩かされる。
アヤはなぜか怒っていて、道すがらずっと怒鳴り続けているのだが。
その内容は、リュウセイにはさっぱり理解できなかった。
なんでも、マイになにかをしたらしいが、そんな心当たりはリュウセイにはな
いというのに。
「黙ってないで、なんとか言ったらどうなの」
「……だから、俺しら」
「黙りなさいっ。言い訳なんて聞きたくないわっ」
この通り聞く耳を持ってくれず、リュウセイは基地内をひきずられていき。マ
イとアヤの部屋まで連行された。
「ほらっ、謝りなさい」
背中を思い切り蹴り飛ばされ、扉に激突した頃にようやく電動扉は開き、もう
一度背中を蹴られた。
「……ミニスカート履いてるくせに足上げんなっての」
ぶつぶつつぶやくリュウセイ。
「なんか言ったっ」
「言ってねぇよ」
しかし、マイは部屋の中にいなかった。
リュウセイはマイを探すよう命じられたが、その前にアンダーシャツを変える
ため一旦自室へ戻ることにした。
パスコードを入力し扉を開き、中へ入る。
その瞬間、ズキンッと頭が痛み、その場に膝をつく。扉は自動的に閉まった。
頭痛は続く、頭が締め付けられるような激しい痛み。
この感触を、リュウセイは知っていた。
「……共震? PTにも乗ってないのに――なんでだよっ」
それに、リュウセイの念動波と共震したのは、今まで一人しかいない。
しかし、その相手は既に喪われている――はずである。
だが。
「久しいな。リュウセイ・ダテ」
親しい少女の、声。
「どうした? 苦しいのか?」
リュウセイは自分の身体がうずくまっていたことに気づき、身体を起こす。
顔を上げた、そこにいたのは、マイ――ではない。
「冗談だろ……」
そこに居たのは、戦爵/ジュデッカの巫女/エアロゲイター/ホワイトスター
の指導者/マイと同じくする者。
「レビか、レビ・トーラーがなんで目覚めてる」
リュウセイは叫ぶ。
白き星の魔女は、身体に見合わぬ妖艶な笑みを浮かべる。
「私たちは二人で一人、といっても、お前には分からぬだろうな」
レビは服を着ておらず、マイの幼い身体をリュウセイに見せつけてくる。
四肢は細く、満足な筋肉もついていない。砂を二掴みこぼしたような、対の平
らな胸。少しだけふくっとした下腹。陰毛はなく、ぬらぬらと濡れた土手が光っ
ている。
未発達な身体、だというのに、蠱惑的な魅力を放っていた。
レビはリュウセイの前に膝をつくと、その頭に細い腕をまわし、抱きしめた。
薄い肉の感触ごしに、肋骨の堅さが伝わり。その奥から、壊れたように鳴る、
鼓動を聞いた。
少女の汗のにおいが、脳を麻痺させる。
「リュウセイ、リュウセイ。聞こえるか? 私の、私たちの心音が」
「……ま、マイはどうした?」怯えた声でリュウセイは問う。
レビはリュウセイの髪に顔を埋め、頬ずる。
「いったろう? 私とマイは二人で一人、一心同体だと」
「……なんで、こんな、こんな真似するんだ」
「お前のことを愛している」
親しい少女の口から放たれた、衝撃的な言葉に、リュウセイは困惑する。
「――どうかしてる。マイはまだ子供だぞ」
「だから?」
レビの手が頭から落ち、背中をなぞり、下へと向かう。
その小さな手は、服越しにリュウセイの股間を撫でる。
「フフッ、正直なものだな」
「――やめろっ!!」
リュウセイは声を荒げ、レビを突き飛ばして、頭を振った。頭痛は消えない。
「マイは、そんなことは言わない」
リュウセイは力の限り怒鳴った。
――頭が痛い。
レビは壁に叩きつけられたまま、ぴくりとも動かない。
「お前がマイなら、なんでそんなバカげたことをいうんだよ」
「ばか……げた……」掠れる声で、言った。
「そうだろっ。マイが俺にそんなこと想うわけない、兄さんみたいに慕ってくれ
てるだけだ。違うかっ」
「リュウ……わたし、わたしは……」
つっと、瞳から涙がこぼれ落ちた。
「わたしは、リュウのことが好き。それはほんとう」
喘ぐように言う『 』に、リュウセイは言った。
「マイに変わってくれ――レビ」
“レビ”の顔が悲しげに歪み、“マイ”が現れる。
マイは、リュウセイに抱きついて、泣いた。
「リュウセイ。レビが、私を、リュウセイ」
嗚咽するように繰り返すマイ。リュウセイは、その背中を撫でてやった。
マイが落ち着くまで、リュウセイはそうしてやり。やり場のない視線をさまよ
わせた。
壁際に座る二人は、どうにもちっぽけだ。
枕元に置いたままだったミネラルウォーターのボトル、飲み口を拭いてから手
渡すと、マイは四分の一ほど飲んだ。
「……落ち着いたか?」
「うん」
マイはリュウセイに身体を寄せて頷いた。
リュウセイは聞くべきなのか迷ったが、聞いた。
「なんでレビが表に?」
「…………」
「――分かるわけねぇよな」
ぽりぽりとこめかみを掻きながら、リュウセイは考えたが。
いくら自身が強念者であろうと、リュウセイは専門的なことは分からないし。
マイとレビ、異なる二つの人格については、もっと分からない。
「……レビが言ってた」
マイが小さな声を震わせて言った。
「リュウセイがあの女と仲良くしてるのが、気に食わない。って」
「……あの女ぁ?」
心当たりはなかった。
マイは言う。
「ラトゥーニのことだ」
「……へ?」
「リュウセイがあの女に構いすぎるから、レビは怒ったんだ――と、おもう」
「構いすぎるって」リュウセイは慌てた。
「ゲーセンに行っただけじゃねぇか」
「それでも、嫌なんだ」
悲しげにマイは言う。
リュウセイは何事か考えた後。
「なぁ」
「……ン?」
「どうしたら、レビは赦してくれると思う?」
“マイ”は直ぐに答えた。
「リュウセイと、セックスしたい」
「――なっ!?」
マイは妖しい笑みを浮かべて、リュウセイの目を覗き込む。
「そう、レビは言ってる」
※
「ねぇ、リュウ。探すの手伝ってよ、お願いだから」
扉の向こうにいるアヤに、申し訳ないと思いながら。リュウセイは汗に濡れた
赤い髪を撫でる。
「アヤ。一時間待ってくれ」
リュウセイはなんでもない風を装って大声でいった。
「そんな。その間にマイに何かあったらどうするのよ」
アヤのヒステリックな声も、リュウセイが黙ると。
「マイに何かあったら、ただじゃおかないわよっ!!」
扉のフレームが歪むような蹴りに、リュウセイは身を竦め、アヤの足音が去る
のを待った。
――わりぃな、アヤ。
心の中でそうつぶやきながら。
「緊張したな」
全然そんな感じのしない声色で、レビはリュウセイをからかった。その唇から
は、レビの涎と我慢汁との混合液が、どろりとこぼれた。リュウセイは指先で、
拭ってやった。
レビはくすぐったそうに、リュウセイの指に甘え。指先についた、どろりとし
た汁を舐め、指を口に含む。
強い吸いつきが、指を口腔へと招く。
舌がうねり、ざらついた表皮で涎をからませる。
そうしながらも、レビの手はリュウセイの陰茎を掴み、上下に動かす。
指と陰茎。敏感な神経をもった、二つのポイントを同時に攻められる。
レビは幼い体に見合わぬ技巧で、リュウセイを楽しませてくれるが。罪悪感が
先立つリュウセイは、早く済ませてしまいたいばかりに。
「まだ、いれたら駄目なのか?」
レビはリュウセイの指を歯で挟んだまま、少年をさとす妖女の笑いをみせ。
ちゅっと、一つキスをして、指を放した。
「射精そうなのか?」
「あ、ああ……」
レビはフフンと笑うと、リュウセイ自身の亀頭を爪で弾き。
「なら、駄目だな」
そういって、再び陰茎を口に含んだ。
レビの口の中は暖かく、陰茎はそれ以上に熱くなっていた。
レビは中途半端な技巧は使わず、力技で射精まで高める。
小さな口は、リュウセイのソレでも、先端が喉に触れるほど狭かったが。吸う
力は、そのどん欲さは、並大抵ではなく。絞られているといった方が正確だ。
リュウセイは、それでも最後の一瞬まで射精を堪えようとしたが。下手に力ん
だのは逆効果となり、リュウセイはあっさりと果てる。
「――っ!」
喉を突くような射精と、その濃さに、レビは眉尻を下げ顔をゆがめた。
ねばつく濃い精液を嚥下しながらも、陰茎をくわえて離さず。リュウセイも、
レビの頭を押さえつけて、一滴も逃させないよう飲み干させる。
細い喉が、一生懸命に働く姿は、健気で愛らしい。だが、そこを通るのが男の
精液なら話は別。淫乱でやらしいとしか、いいようがない。飲ませている男が、
だが。
レビは射精された精液を飲み干すと、リュウセイに合図し。ぢゅるるると、陰
茎にまとわりつく汁をすすりながら、顔を離し。最後に、亀頭の切れ目に残る精
液をすすり。唇にからこぼれるものを、舌先で舐め。貴婦人のような笑みを見せ
た。
「これで、少しの間は射精ないな」
「こんなこと、誰から習ったんだよ」
「……言ってほしいか?」
蛇のような舌なめずりに、リュウセイは怯えた。
「いや、いい」
「そうか」
「お、おい。なにするんだよ」
レビはベッドに腰掛けるリュウセイの、片膝に腰掛けた。
「ひまつぶし」
いって。顎にキスをした
首に腕を廻し、キスしたばかりの顎に、頭頂を押し当てる。少女特有のフェロ
モンは、麻薬のようにリュウセイの心を罪悪感から遠ざける。
妹のような少女と、こんなことをしている罪悪感から。
膝に柔らかな感触を感じた。
レビは腰を動かして、自身の下腹部を、膝に押しつけていた。
「気持ちいいのか?」
リュウセイはなにげなく聞く、少女の髪を撫でながら。
レビはリュウセイの顎に、髪を押し当てながら、フフっと笑い。
「まあまあだ」
「その――指でいじってやろうか?」
リュウセイの提案に、レビは首を振った。
「おまえは下手くそそうだから、余計なことは考えるな」
「あー、はいはい」
しかし、この間なにもしてないのも、手持ちぶさただったので。リュウセイは
レビの小振りな尻を掴むと。
「手伝ってやるよ」
そういって、レビがクレバスを押し当てるのを手伝った。
「や、い……てつだうな」
不器用なリュウセイだが、力の限り手伝い。
腰を動かすのと同期させ、膝も動かし始めた。
それはまるで、幼い割れ目に、蹴りをいれるような衝撃を与え。小刻みに連続
するものだから、段々と痛くなってくる。
「や、やめろっ」
「そんなに気持ちいいのかよ」
リュウセイは得意げになって、動きを激しくする。
蕾のような姫芽は叩き潰されるようにされ、痛みでわけが分からなくなる。
「ひあっ――やめっ、ちきゅうじんのくせに。……やめろっ」
バカ――ではなく。リュウセイは、よがるレビを喜ばせようと更に白熱。
尻肉が赤くなるほど強く握りしめ。人差し指の爪などは、かわいらしい菊門に
食い込み、腰を振らせるたびに杭打ち機の要領で食い込んでいく。
レビの愛液にまみれた膝は、少女の性器を蹴るのが趣味のように、ガクガクと
動き続ける。
気丈なレビが目元を滲ませるほど、痛いというのに、バカは楽しそうだ。
そして。
ぷっしゃぁぁぁぁ。
激しい音とともに、尿道から黄金水が飛び出し。リュウセイの膝どころか、脚
を濡らし、床を汚す。
レビは涙を流しながら、尿を漏らし続ける。
リュウセイはレビの体を持ち上げ、尿がでるのを間近に見ながら。
「あーあ」と嘆息した。
「見るな、見るな」
レビが呪詛のようなつぶやいたが。リュウセイは気にせず、滅多に見られない
放尿シーンをみていた。
「ガキだなぁレビは」
「――ッ!? くぅ……ぅぅ。馬鹿奴がっ!!」
レビはそうと叫ぶと。糸の切れた人形のようになった。
「……気絶したのか?」
レビによって奥に追いやられていたマイは、レビが泣いていたような気がしな
がらも、意識を取り戻せたことを喜び。瞳を開けると。
「……え?」
ひっくり返されたカエルのようなポーズをしていて。
割れ目を、リュウセイがティッシュで拭いていた。
「……な、なにをしているんだ?」
マイが訊くと、リュウセイの目がマイを見て。
「どっちだ?」
「わたしは、マイだ」
「逃げたな」リュウセイは呟いた。
「そ、そうか」
リュウセイから話を聞かされ、マイはもう一人の自分の失態を、自分のことの
ように恥ずかしく思った。それはそうだ、身体は共通しているのだから。レビが
お漏らししたのを見られたら、マイが見られたのと同じなのだから。
そう考えると納得できた。
自分がレビであり、レビが自分であるということに。
なんのことはない、彼女も自分と同じ少女なのだ。
「なぁ、リュウ」
雑巾で床を拭くリュウセイにマイは言う。
「まだ、いれてくれないのか?」
リュウセイは一瞬なにを言われたのか、理解できないといった顔をしたが。
「でも、あれはレビが」
「わたしはレビだ」
マイは少しだけ尖った胸を反らしていった。
「――へっ」
「わたしはレビだし、マイなんだ。どんなにわたしが、違うといってもな」
自信満々に言い張るマイに、リュウセイは驚き、そして笑った。
「なぜ笑う」マイは頬を膨らませた。「わたしはまじめだ」
リュウセイはひとしきり笑い。
「いや、マイはつぇぇなぁって」
「強い?」
「ああ、そうさ」
マイの頭をぐりぐりと撫で、リュウセイはマイを抱え上げた。
「マイは強い」
リュウセイの言葉の意味が分からなかったが、マイはにこにこと笑い。
「するぞっ」
リュウセイに抱きついた。
負けない。レビは思った。
負けるわけがない。マイは思った。
なぜなら、あの子は一人でわたしは二人なのだ、負けるわけがない。
そんな、自信ではなく確信が、マイとレビを強く結びつける。
はんぶんこだから、そんな約束が取り交わされたのをリュウセイは知らない。
――だが。
「も、もういいだろ?」
ベッドから逃げるリュウセイを、マイが捕まえて、押し倒す。
「つぎはわたしの番」
そういって、女へと変わり始めた割れ目に、バカになった陰茎を挿入。
入ってくる快感にマイは顔をひきつらせるのも僅か、すぐにとろけた表情をし
て、腰を動かし始める。
既に、この一時間射精を連続させられているリュウセイは、ぐったりとして動
かない。バカになった陰茎は、律儀に射精を繰り返し。
マイはレビに替わる。
レビは一旦抜くと、大事そうに陰茎についた精子を舐めとってから。
押し入れる。
少女二人と青年は、少女の姉が押し入ってくるまで、行為を続けた。
それ以来、小林姉妹妹の部屋から若い男の悲鳴が聞こえるようになったとかな
んとか。
だが、それはまた別の機会に――
〜fin
A:マイ→リュウセイ←ラトゥーニ U B:ゼオラ→アラド←イルイ
↑ U
ヴィレッタ U
↑こんな感じの小説(ラブコメ風味)書こうかと思うんだけど、どっちが需要ある?
Aだな。
Aで
Bを取りたいけど流れを読んでAで。
所で、ヴィレッタ→マイで良いのかな?
>>366 これも一重に、俺のおかげだな。
いや、冗談だよ。冗談だから石投げないで。
修羅場ルートでA
>>360 正直どっちでもいいんで、職人さんの書きやすいほうにしてください。
どっちかというとAがいい。
最近アラド見てないんでBで
C: テュッティ
↓
リューネ→マサキ←ミオ
↑
ウェンディ
マサキ死亡フラグつきのCで。
A
リュウセイ
↑
ヴィレッタ
じゃあDの
グラキエース
↑↓
ジョッシュ
↑↑
リム(×2)
で。
いや、無茶だとは思うが見てみたくも……
EXの
テュッティ→ミオ
で。
正直、今一番見たいのは。
ヤンロン→モニカ
アルヴァンとの単調なセックスに飽きてしまったカルヴィナは統夜に相談を持ちかける。
すると統夜はラースレイエムを利用した快感をせき止め、そしてサイトロンを利用し一気に解き放つことでとてつもない快感を得られる道具を貸す。
さっそくアルヴァンを呼び出してその道具を付け互いに相手の道具を作動できるようにした。
まずはフェラで試してみると、中々に好調。
そして本番!しかしおかしな事に感覚がせき止められているはずなのに、段々と感じ始めてしまうカルヴィナ。
実はカルヴィナのしていた方のそれは一定の快感をせき止めると少しずつ漏れ始めてしまう物だった。
しかし完全にイクことはできないのでアルヴァンに懇願するカルヴィナ、しかしアルヴァンは拒否。
そこでカルヴィナは相手側のせき止めている感覚を流し、自分の方の感覚が流れるのを誘発しようとする。
しかし起動するのに必要なサイトロンはフューリーであるアルヴァンの方が強い。
一体どうなってしまうのかっ!!という同人誌が書きたい。結果見えてるけど。
あとJの最終2話でカルヴィナが、フールー倒すもジュアムが倒せず負けてしまい、
嬲られたり孕まされたりした挙げ句、五感を失ってしまい、
最終的に戦闘でダルマになってしまったアルヴァンと互いに相手が誰かわからない状態でヤルが、
途中サイトロンによって互いを理解し合い、イった瞬間にオルゴンクラウドの結晶で固められてしまい宇宙に放棄されて共に行かん。で完。そんな鬼畜同人誌も書きたい。
だが同人誌描ける程度に絵が上手くなっているときにはきっとカルヴィナの事なんてみんな忘れて居るんじゃないか・・・。
それでもog3ならog3なら何とかしてくれる!
age
>>378 やあ いいもうそう してるね
げったーちーむに はいらないかい ?
ほら、あれだよ。俺のSSにも、GJくれるエリート兵がいるスレだから。
SSにしてみるんだ。
いや、最初は赤字覚悟で同人やるなら、それはそれでいいけど。
>>378 なんて鬼畜な、俺だったら産ませて最後はラブX2で〆てしまうのに。
>>380 だって俺が書いたら
カルヴィナ「ああっ、あなたのオルゴンソードFモードすごいっ!私のラースレイエムじゃあもう止められない!。」
アルヴァン「君のオルゴンクローFモードだってすごい締め付けだ、もうオルゴンキャノンFモードが出てしまいそうだ!
共にイかんっ!!」
とか言うことになりそうで。
と言いつつ後者の方はアルヴァン視点で再開した辺りから何とかSS書いてみようと思う。
PS
先ほどDSのタッチペンで尿道オナニーしていたら収束ビーム砲がバグで拡散ビーム砲になりました
360だけど、どうやら需要があるみたいだから、とりあえずAの方を書いてみるよ。
しばらくおまちを。
384 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 22:37:27 ID:LsszBm5+
>>382 最後の一行でリアルにコーヒー吹いた
どうしてくれる
ageてしまってごめん
おとなしくこの惨状の片付けに入ります
386 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 00:26:46 ID:nrN3Mc3e
>>378 >ラースレイエムを利用した快感をせき止め
だいぶ前に同じ電波を受信していたな〜
今思い出しても何にもならんが。
カルビスレで同じようなレスみた気がするが
同一人物か?
なんだマルチかよ
1.リョウトXヴィレッタ<スパヒロの記憶を受け継いで。貴方が望むならなんでもやるわ編>
2.リョウトXリン<イルムが浮気!?目には目を、浮気には浮気を。寝取り編>
3.リョウトXレオナ<タスクよりいいでしょ。新型機の協力するからお礼は身体で編>
基本的にリョウトは黒、寝取り・調教・近親なんでもござれ。他にもカチーナ、ラミア、エキドナも予定。
強気っ娘、年上お姉さんはすべて僕のものと思ってます。(例外はいるけどね)
リクエストがあればUPします。
>>389 面白そう、興味を引かれるシチュがそこには無いので、ここはひとつ
リョウト×リオで。初々しくてちょっと青くてべったべたに甘いやつ。
なんか最近はアンケが流行なようなので、俺も
1.SSを書く
2.SSを書かない
4.死ぬ
どれがいいよ。個人的には3で行こうかなって、思ってるけど。
>>392 3?
ああ、SS書いて自分で抜くという修行の文字が見えたよ
>>389 OK、1や3も捨てがたいがここは2を選ばせてもらうぜ
>>392 お前の意見など聞いていない!1を選ぶ!
毛布の人ならばヴィレがふたなりだろうから、多分それはない
そしてもし毛布の人だとしても、
本人がそう名乗るまでは黙っておくのがマナーってものだぜブラザー
398 :
389:2006/09/24(日) 16:38:16 ID:momjTAms
期待を裏切るようで申し訳ないが私はその毛布の御方ではないですよ。
私ではあの人の足元にも及ばないでしょう。あのように書けるのを夢見ながらここに投稿させてもらう次第です。
基本的にダークなのは嫌いなのでリョウトはHのみ黒で、最終的にはほのぼのを目指そうかと(寝取りにほのぼのもクソもないか)。
私自身前から興味があったリョウトXリンからはじめようとおもいます。
マオ社で酒池肉林って話ね。あと少しお待ちを。
>>398 OKブラザー、wktkしながら待たせてもらうぜ+(0゚・∀・) + ワクテカ +
よし、ここは対抗して頭巾男×おでこ娘の話を・・
ごめんうそ;
ビジュアル的には合うかもしれんが展開が思いつかねー
社長ハァハァ
名前が変わったことだし、
GC主人公同士のエロなんてのも来るかな
>>400 タスクがリオを挑発
負けず嫌いのリオがそれに乗ってしまい→合体
みたいなのしか思いつかないな
リョウトのアレを入れられるようにする為にバイブを入れて特訓中のリオ
股間にばかり意識が行き、前方不注意になってタスクと正面衝突
すっ転んだ拍子にじっとり湿ったスパッツを見られ、
「特訓なら本物でした方が」とか「言いふらされたくなかったら」とか言われて以下略
みたいなの
をいw
クルー「私の場合、こっちが一回であっちが三回よ。しかも演技入ってる」
クルー「まだいい方じゃない?向こうなんて四回で相手がダウンしちゃって、
自分は一回も駄目だったんだって」
クルー「何それ、弱〜。別れた方がいいんじゃない?」
クルー「そういえばゼオラの方は?」
クルー「聞きたい聞きたい!アラド君強いの?」
クルー「どうなの!?」
ゼオラ「え……あの、私が……三、四回に、アラドが……一回、です……」
クルー「え、何それ!?」
クルー「逆じゃないの!?」
ゼオラ「いえ、私の方が何度も……」
クルー「もしかしてゼオラって、いん…」
ゼオラ「違いますッ!!」
クルー「じゃあ、向こうはどれくらいいくの?」
ゼオラ「よく覚えていません。その、いつも私が途中で意識をなくすので……」
クルー「うっそ!?」
クルー「マジ!」
クルー「何で!!」
ラトゥーニ「アラドは……かなり強化されてたから……すごいの。
スクールでは……いつも姉様や私も一緒に相手をしてもらってたくらい……」
クルー一同『!!!』
アラド「かんちょおーーーッ!!
もうオレ、セクハラの数々に耐えられませーんッ!!」
艦長「う〜ん、何でこんなことが…?」
クルー「そういえばさ、最近オペレーターに復員したメイロンさんってどうなのかな?」
クルー「ああ、あの整備班の可愛いコと付き合ってるっていう?全然だと思うけどなー、すぐにカレシの方がギブアップしちゃってそう」
クルー「いや、分からないわよ?ああ見えて実は絶倫…とか」
クルー「マンガの読みすぎーwいくらなんでもそんな事あるわけないじゃんw」
クルー「だよねーw でも、やっぱり気になるかも…」
リョウト「ふう…今日も疲れたなー」
クルー「お疲れ様ー、ヒカワ少尉♪」
リョウト「え?あ、はい…お疲れ様です、○○伍長」
クルー「ちょっと込み入った話があるんだけど…お時間、いいかな?」
リョウト「別に、後はもう自室に戻って寝るだけでしたから構いませんけど…?」
クルー「(キタ――(゚∀゚)――!!)じゃあ、私の部屋でいいかな?こっち、付いてきて」
次の日
クルー「あれ?○○まだ来てないの?」
クルー「ええ、なんか酷く疲れた様子で…とても仕事が出来る状態じゃないみたいなんです」
クルー「ふーん…あの子、元気なのだけが取り柄なのにねー」
リオ「聞いたわよ…昨日○○伍長の所に行ってたんですって?さぞかしお楽しみだったんでしょうねえ…?」
リョウト「そ、そんな…出す頃には気絶しちゃってたから、全然…」
リオ「ふーん…まあ、いいわ。
…今夜はちゃんと私の所に来て、しっかり満足させる事!いいわね?」
リョウト「分かったよ、リオ。たっぷり愛してあげるから、楽しみにしててね」
リオ「〜ッ/// ほ、ほら!早く仕事に行きなさい!」
クルー「( ゚д゚)゚д゚)…
(゚д゚)(゚д゚)」
ところでOGs、1月中旬になったらしいよ。それまでは大して盛り上がらないんだろうな、このスレ。
>>408さんを心の支えにします、GJ!
>>410 んなこと言われたら、俺の書き書きスピリッツが騒ぎだして。
やっつけ仕事でも投下しかねな(ry
いや、でも。投下予告は二人もしてるし、まだ中途で止まってるSSはこのスレで二本あるし
悲観しなくていいた思うけどね。
>412
やっつけ上等
書ける人うらやましす
捏造混じりの組み合わせは思いついても
なかなか文章になんないよウワーン
>>407について
よく考えたらラトゥーニやオウカはスクール時代に姿を消したから
OG2劇中になる頃にはそれなりに時間が経過しているはず。
四人が一緒にいられた時期はかなり限られていることに。
その頃のアラドやラトゥーニの年令はOG2劇中から結構逆算されて…
ネタにするにしてもすごく犯罪っぽいですな。特にラトの方が。
思いついた勢いで書くものじゃないっスね。
反省するのでなかったことにしてください… orz
415 :
412:2006/10/02(月) 11:54:55 ID:OgUtS7t0
>>413 というわけで。やっつけ上等、ねつ造混じりで書いてみた。クエルボ×ゼオラ。
・劇中時間はOG2アラド撃墜後
・クエルボの一人称が「私」なのは、文章を硬質にするため。
・ゼオラが地の文で徹底して「少女」呼び。
・なんか全体的に鬱臭い
・エロシーンが一番鬱なのは仕様
んじゃ、投下。
どんなに言葉を繕っても、言い訳にもならないことは理解していた。
たまたま向いていたというだけで、自分には才能などないことも。
何度、後悔したことだろう。
何度、軽蔑したことだろう。
何度、謝罪したことだろう。
私にできることなど限られている、その中で最善の手を尽くしてきた――つも
りでいた。
――今日、“彼”が死んだ。
「アラド、わたっ、わたしを庇って……ぅぅ……ごめんね。ごめんね、アラド」
少女の嗚咽だけが狭い室内に響いていた。
私は“彼”のベッドの上でうずくまる少女の隣に腰掛け、少女の小さな背中を
さする。
微かに震える背中は、私を責めているように思えた。
「ごめんね……ごめんね……ごめんねぇ……」
涙はまだ枯れないのか少女の頬を濡らす。
私はハンカチすら持ってきていない自分の無能を呪う。
死んでしまった“彼”へ謝罪を続ける小さな少女に、私はどう声をかけたらい
いのか分からない。
――私は、自分の無能を呪う。
「ゼオラ、アラドの仇を討ちたかったら強くなるんだ、強く」
厭になる。
こんなことしか言えない自分が。
少女を再び戦いの場へ放り込まなければならない自分が。
まだほんの十五、六になったばかりの子供を戦場にやり。悲しむその瞳を、戦
場へ向けさせなければならない。
「……つよく」
化粧っ気のない口唇がつぶやく。
「そうだ。アラドのことを思うなら、泣いていたらいけない。アラドの分まで強
くなるんだ」
背中をさすっていた手を、肩に廻し、抱き寄せる。少女の汗の臭いがした。
少女は再び泣き始めた。
人肌に触れたからかもしれない、抱きしめたせいかもしれない。
私の胸に顔を埋めて少女は泣く。
銀色の髪はまだ汗に濡れたまま、少しべたつき始めている。その髪を丁寧に撫
でた。長い髪のほうが女の子らしいと、“彼”が言っていたのを思い出す。戦闘
時に邪魔になると、バッサリ切ったことを思い出した。
アレは、“彼”が模擬戦で初めて彼女に勝った時のことだったろうか。………
よく思い出せない。
何十分経ったのだろうか、私が彼女に胸を貸してから。
ようやく彼女は、涙を拭うと、照れたように笑った。
「ダメですよね、わたしが泣いてたら。アラドに、笑われちゃう」
「……ああ」
私は小さく頷いた。
『……落ち着いたのだな』
通信機の向こうから聞こえてくる声に、私はイエスと答えた。
「はい、アラド――いえ、ブロンゾ28を失ったのは痛手ですが。ブロンゾ27はそ
れをバネにできそうです」
損得勘定した自分に嫌気が差しながらも報告する。
できるだけ少女が有利になるように言わなければならない、少女の命を握って
いるのは私ではない。通信機の向こうにいる老婆なのだから。
『フム』
老婆――アギラ・セトメは黙考の後、言った。
『今日の夜はついていた方がいい』
「はい」
『それと、まだ泣くようであれば』
「はい、調整ベッドに――」
『そうではない』
「……は?」
『あんな安物では、どうにもならんだろうから。一時的な快楽を与える方がいい。
パターンEで対処する方がな』
私は耳を疑った。
パターンE、それは……
私は少女が穏やかに眠る、その隣のベッドに腰掛け、少女の様子を伺った。
泣かないでくれ。
そう願いながら――しかし、神ならぬ無力な私では、少女の悲しみを止めるこ
となどできはしない。
寝ていたと思われた少女は、小さくすすり泣き始めた。
モルモットのように丸くなって、小さく震える。
段々と大きくなっていく涙声に、私の心は締め付けられる。
――これから、自分がしようとしている行いに。
私は枕元に置いた錠剤を手に取り、立ち上がる。
「ごめんね……ごめんね……ごめ――えっ」
泣いている少女の肩を掴み、仰向けにする。
アンダーシャツとパンティしか着ていない、少女のボディラインが薄明かりの
中露わになる。二つの大きな乳房は、重力と自重に負けず、ツンとしている。
私はその胸に手で触れた。
怯える少女の心音を掌で聞く。
少女の体の上に跨ると、少女は怯えながらも私の名を呼んだ。
「く、……クエルボ博士?」
「ゼオラ、痛くはしないから、せめて抵抗しないでくれ」
「なにを――むぐっ」
少女の唇に唇を重ねる、柔らかな弾力に魅力を感じながらも、私は彼女の唇を
舌で押し開く。横から先ほどの錠剤四粒を彼女の口の中へ押し入れ、無理矢理嚥
下させる。
薬物に高い耐性をもっていた“彼”と違って、少女は常人より優れている程度
に過ぎず。あっさりと錠剤は効果を発揮する。
唇を離し、少女の前髪を上げ、額に手をあてる。
少女は真っ赤になった顔で、濡れた瞳で私を見てくいる。
その薬はスイッチだった。
その薬はアギラ・セトメ以外製法を知らぬ媚薬。
それを飲むと、少女たちブーステッドチルドレンは、あるスイッチが入る。
調整をする時のため、暴れた時のため開発されたその薬は、いっさいの抵抗を
できなくしてしまう。
私はアンダーシャツを脱がせてやり、火照った体を一度、強く抱きしめる。
「直ぐに終わるからね」
耳元でささやく、瞳から流れた滴を、私は見なかったことにした。
私は体を起こすと、少女の下半身の方へ移動した。
少女の肉付きのいい脚を持ち上げ、クマがプリントされたパンティを脱がせる。
脚を大きく広げさせ。様々な検査のため、剃毛している無毛のクレバスを露わ
にする。
「……みないでぇ」
抵抗できないだけで、自我が保たれたままの少女の切願を、私は聞こえなかっ
たフリをする。
弾力のある割れ目を指で押し開き、優しく舌で愛撫する。
アンモニア臭と汗の味にクラクラしながらも、私は姫芽に吸いつく。
「ひぁっ――ぁぁ……いゃぁ」
少女の敏感な部分を責める様は、あまり考えたくない。
俯瞰すれば自己嫌悪に陥りそうな状況を、祓うように私は口唇を動かす。
度重なる調整のために、少女にしては大きめな姫芽に歯をたてる。
すると少女は獣のように悲鳴をあげ、すすり泣き始めた。
私は失敗を感じながらも、少女を黙らせるため、その口に少女自身が穿いてい
たパンティを咬ませる。
それから少女の膣の中を指でこすり、何度も出し入れして濡らすと、ようやく
最後の仕上げをするだけとなる。
私はズボンの前を開け、――厭な話だが――興奮している陰茎をひっぱりだし、
少女のクレバスを指で押し開いてあてがい。さぁ、という段階になって。少女と
目があった。
少女は泣いていなかった。
ただ濡れた瞳で私のことを見ていた。
いつものことだった。
こうすれば精神的苦痛はわずかながら解消される。
私は言い訳を頭の中で並べ立てる。
実際、少しばかりは効果があるのだ――あるはずなのだ。
こうした後は、子供たちは素直に言うことを聞いてくれる。
効果はある。
しかし、私は少女の瞳に負け。
少女をうつ伏せにすると、腰を持ち上げ。無言で、少女に挿入した。
少女は悲鳴もあげず、ただ息を漏らす。
少女の中は私に吸いついてきた。
濡れた密壷は、早くしろと言っているようだった。
早くこんなこと終わらせて、と。泣いているようですらあった。
私は責めたてられるように、腰を動かした。
無我夢中で、なにも考えず。ただ少女を攻めた。
少女の肉壷は早く射精してでていけといわんばかりに、絡みついてくる。
少女は声もあげず、私がするままになっている。
無抵抗の少女に腰を打ちつける私は、どんな言葉を持ってしても赦されない。
少女の膣は私を締め付ける、非難するように。
それでも私は、私という男は、本能のまま射精していた。
気持ちよかったのだろう、私はずいぶんと少女の膣に吐き出した。
陰茎を抜いた時には、こぼれ落ちるほどに。
私は少女の膣をシーツで拭い、替えの下着を取り出すと、少女に穿かせてやり。
口からパンティを吐き出させた。
とてもその瞳はみれなかった。
私は自身のベッドに潜り込むと、一人、泣いた。
自分のしている下劣な行いに。
そうだとわかりながら、してしまう自分に。
――私は絶望した。
私はどうやらそのまま眠っていたらしい。
目が覚めると、腕の中に体温を感じた。
「……ン? ゼオラ?」
少女が、裸のまま私の腕の中でまるくなっていた。
どうしたのだろうと思いながら考える。
眠ったフリをしていた少女は答えた。
「博士、おねがいがあるんです」
「なんだい?」
少女はわずかな逡巡もなく、答えた。
「だっこしてください。わたしが眠れるまででいいんです」
「……え?」
「眠れないんです。だから、眠れるまで」
少女の腕が、背中にまわされ、強く抱きしめてくる。
「でも、私なんかの――」
少女は私の言葉を遮っていった。
「お願いします」
私よりも強い少女はそう言った。
私は、ただの誤魔化しだとわかりながら、それでも少女を抱擁した。
どんなに言葉を繕っても、言い訳にもならないことは理解していた。
たまたま向いていたというだけで、自分には才能などないことも。
何度、後悔したことだろう。
何度、軽蔑したことだろう。
何度、謝罪したことだろう。
それでも私は、私にはもうこれ以外の道がないことを理解していた。
怨んで当然だというのに、私を慕ってくれる子供たちのためには、私は逃げる
ことなどできなかった――いや。
言い訳はしない。
ただ、私の罪が裁かれるその日を待つだけ。
――百舌鳥が、鳴いていた。
>>415-419 GJ!
クエルボが終始自分を責めてたおかげで陵辱っぽさが薄れてたからかな
陵辱や鬱苦手な自分だけど、面白く読めた
>>410 一応アニメ始まるよー
燃料になるできかどうかはわからんけど
422 :
413:2006/10/02(月) 20:16:23 ID:y+Pwn+7i
>412殿
こういう展開もあるかもしれんと思わせる
すごいですな
エロというよりあほネタ(痴話喧嘩から3P)しか思いつかん俺ヒビキダン
>>422 >(痴話喧嘩から3P)
よし、分かってるな?
書いて、投下するんだ。
425 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 05:13:52 ID:ZzegDQ7o
アニメが・・・OPがサイバスター対グランゾンなら良かったのに・・・。
アストラ対ディストラだったっけ
アニメ、イングラムのついでにヴィレも起き上がればよかったのに
全裸で
428 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 09:08:08 ID:eL/BtAZ7
最近Dをやったのでビッグオーとかチェンゲのエロパロが読みたい……。
ヤマサキさんとあの歳でピンクのシャツ堂々と着る神指令の大人な関係のSS呼んでみたいなぁ。
カチーナ×アラドかリューネ×アラドみたいな
アラドなら何でもいいのか?
じゃあ俺アギラ×アラドで
スパロボって熟女がいないよな。
熟女と呼ばれると怒るような微妙な年齢の人じゃなくて、ほんまもんの熟女。
エルデ女史じゃいかんのか?さもなきゃサフィーネとか、エツィーラとか、レモンさんとか
いやいや、36歳じゃまだまだでしょ。好きだけど、ユキコママン。
……というか40越えの女性が熟女どころか老女しか居ないという罠。
サフィーネはいい熟女になるぞ
ラドム博士は?
アラド×リューネ とかみたい
まあ二次元作品じゃ三十路入ればじゅうぶん熟女扱いだろ
一応該当すんのはユキコママン、マリオン、ミッテ先生あたりか?年齢不詳なネート博士も土井さんの声のせいか三十路いってそうに見えるが
>>439 リューネ「喉渇いた、精子飲ませろ」
…あれ、いつの間に俺の中でリューネがタカさんに
>>434 待て待てレモンはエクセレンと同一キャラなんだから、年齢も一緒だろ。
同一人物と似たようなものだが同じとは限らない
転移した時間がアクセルと本隊では全然ちがうし同一時間軸の別世界とは限らないわけで
今さらだけど
>>329-335 ものすごくGJ
リクエストしててよかった。
やっぱリュウヴィレはよいものですわ
パラ…
カティア「……」
テニア「もぐもぐもぐ」
パラ…
カティア「……」
メルア「ぽりぽりぽり」
カティア「ねえ、二人とも?」
テニア「ん?」
メルア「はい?」
カティア「シてる最中の言葉責めってキくのかな?」
二人『げほげほげほ』
メルア「な、何で!?」
テニア「カティアの方がくわしいんじゃないの?」
カティア「私もよくはわからないわ」
メルア「黙々とそんな本を見ていたんだ…」
カティア「勉強のために」
テニア「うわ、卑猥な台詞がいっぱい」
カティア「でも、あまりにも説明的すぎるから」
メルア「たしかに…」
テニア「うわ、『○○が◆◆だろっ!?』とかいちいちしゃべってる」
メルア「たしかにここまでいくと嘘丸出しっぽいわ」
カティア「でしょ?」
テニア「『□□が▼▼っ』の方がまだ実用的じゃない?」
メルア「それよりも…」
統夜「ただいまーっと。ん?何か大きな声で話してるな」
カティア「『●●がこんなになるなんて…』」
メルア「『◆◆が△△と◎◎てる!』」
テニア「『◎◎がこんなに※※だったなんて…』」
統夜(あいつらってそういう関係だったのか………どうしよう)orz
>>446そ
の後、実践してくれと三人娘にせがまれる統夜
…と言うSSが見たかったりする。
カティアは実況系淫語キャラだと信じている
449 :
446:2006/10/10(火) 19:46:37 ID:KqvEp1tW
>>447 自分も端くれとはいえネタ書きの一人。
続きを書いてみました。
カティア「あ、統夜」
メルア「ちょうどいい所に」
統夜「へ?」
テニア「実はこういう本を見て言葉責めの実用性について討論してたんだけどぉ」
統夜「何してんだか…」
テニア「らちがあかないから統夜が見本を見せてよ」
カティア「お願いします」
統夜「へっ!?」
メルア「あ、もちろんお相手は統夜に選ばせてあげますから」
統夜「え、選ぶって…選べるわけないだろ!」
テニア「そう?」
カティア「じゃあ私達が決めちゃいますね」
統夜「え、あー、いや…」
テニア「鉄也さんなんかどうかな?」
統夜「は?」
メルア「相良さんの方がよさそうだけど」
統夜「おい!?」
カティア「やっぱりキラ君でしょ」
統夜「待たんかい!!」
三人『はい?』
統夜「な・ん・で、俺がホ○プレイをせにゃならんのだ!?」
カティア「○モじゃありません。○ーイ○ラブです」
統夜「知るかーーッ!どっちにせよお断わりだッ!」
三人『えーー?』
450 :
446:2006/10/10(火) 19:48:03 ID:KqvEp1tW
統夜「そもそもボー○ズラ○だと非現実的じゃないか!」
カティア「いいんです!乙女の妄想は現実を超えるんですから!!」
統夜「ええい、わけわからん。とにかく俺は嫌だ!お前等でやれ」
カティア「私達に汚れろと?」
メルア「セクハラです!」
統夜「俺が逆セクハラをうけとるわー!!」
テニア「男はいいじゃない。取り返しがつかなくなったりしないんだから」
統夜「●られた日にゃ一生ものの傷がつくんだよっ」
テニア「それくらいリアリティがないと…痛い痛い痛い!」
ぎりぎりぎり(頭を掴む)
メルア「頭が割れそうですぅ〜」
ごつごつんっ(左右からカティアにぶつける)
カティア「痛いッ!」
統夜「今でもたまーにお前等と出会わなければよかったと思うことがあるぞ」
メルア「ひどいですぅ〜」
統夜「やかましい」
カティア「協力してくれないんですか?」
統夜「俺の存在の全てをかけて断るッ」
テニア「どうしても?」
統夜「しつこい!」
メルア「じゃあ仕方がありませんね…」
カティア「こうなったら…」
統夜「ん?」
カティア「私達が統夜の相手をしてあげます」
統夜「え、相手って、相手?」
メルア「はい」
ウイ〜ン
テニア「いい声で鳴いてね」
ピシッ
カティア「楽しみー」
ガラガラガラ…
統夜「ちょっと待て、何だその怪しい物品の数々は!」
メルア「もちろん勉強道具の数々です」
カティア「私達が道具で統夜をいじめる分には誰も傷つきませんしOKですね」
統夜「いいわけあるかー!」
三人『問答無用!!』
統夜「いやー!汚されるー!!」
合掌
まさかこれで終わった訳じゃないだろうな。
萌えスレじゃないんだからここからが本番だぞ
>>446
>>451 だが…この構図だと、
三人娘にSMされる、統夜の喘ぎ姿が披露されることになるぞ?
そんなん見てもなあ…
統夜が超絶倫モードになった三人に逆襲…なら見たいけど。
統夜「らめぇ…そんな大きいの入らないよぅ」
てこずってるようだな・・尻を貸そう
…いい尻だな、少し借りるぞ。
お前らはまとめてレイヤードと戦国時代に帰れ。
ジャック…どうして…
それがYouのMaximumですカ?
>>459をみて
ジャック×メリーを突発的に想像してしまった。
「Oh!マイシスター、brothersペニスの味はDOデスか?」
「まるで綿棒のようだわニイサーンヌ」
パスチャーキング並の地下格納式大型ライフルが火を吹くぜ!
何の脈絡もないが
「時空を超えた」が
「借金を抱えた」に見えた
・・疲れてるのかな(負債はねーけど
>>460 萌えも燃えもなくギャグにしかならないような気がするのは何故でしょうな
スパロボ補正のかかったジャックのせいだな。
465 :
389:2006/10/14(土) 16:33:27 ID:MS4Co15N
>>389です
遅ればせながら投下します。
リョウトXリン編です、
それでは・・・・ジェロニモー。
マオ社にて
ちゅぷっ・・・ぷは、あむ、んんむぅ・・ちゅちゅうう・・・
暗がりの中、淫猥な音が響いていた。
ソファーに身を沈めている影に四つん這いの全裸の女性が股間に顔を埋めて、しきりに動かしている。
「ちゅ、ちゅ・・・ぷはっ、はぁ・・・あ」
「・・どうかしました?・・リンさん」
咥えこんでいた長大なモノを放し男を見上げる女性…リン・マオは切なげに瞳を揺らめかす。
「・・いつまで、・・いつまでこんなことをさせるつもりだ・・・リョウト・・」
リンの媚びが多分に含まれた問いにリョウトは普段見せる邪気のない笑顔で答える。
「それは、もうこんなことはやめろ!という意味ですか?・・・それとも・・・・」
リョウトは自分の脚の間にあるリンの髪を愛しげに撫でる。
「はやく次に進めてくれ!という意味?」
「あ・・・そ、それは・・」
リンは普段のキリっとした顔つきから想像できない様な煩悶とした表情で顔をうつむかせる。
そんなリンを見ながらリョウトは考える・・・
リン社長のこんな姿、他の社員は想像も出来ないだろうな。ただのいち社員と社長の逢瀬・・・最も、これは逢瀬とは言わないか…。想像もしなかったな・・まさかここまで堕ちてくれるなんて・・・・イルムさんには感謝するべきかな・・・
己の裡にある黒い炎がさらに燃え盛るのがわかる・・・
こうなったらもうトメラレナイ・・・目の前にいる女性を・・・そのカラダを完膚なきまでボクのモノにしたい・・・
このヒトのカラダの全てにアカシを刻み付けたい・・・・
目も、口も、鼻も、耳も、胸も、手も、足も・・心も・・子宮も・・・・ボクだけの・・・モノに
リンの小振りな顔を優しく持ち上げて上に向かせると、
「あ・・リョ、リョウ・・んむ」
上から覆いかぶさるように唇を被せる。
すぐに舌を差し入れ、口内をくまなく蹂躙する。己のモノの味がするがまるで気にならない。
戸惑いがちにリョウトを見ていた切れ長の目がすぐに潤み・・・瞼を閉じる。
恐る恐る舌を伸ばすとすぐに絡み付いてくる・・・ネトネトと・・・蛇のように・・・。
少し口を離すと舌を突き出させて空中で絡ませる。
垂れ落ちる唾液でリンの乳房が濡れたころに舌を開放する。
「はぁ・・はぁ・・・・ば、馬鹿め、お前の・・アレの味がしただろうに・・・」
ウットリとしながらも目で叱る。
「全然気にならない・・・」
リョウトは汗と淫液で濡れ光るリンの白いスレンダーな肢体を膝の上に乗せるとスラリとした首筋に顔をうずめる。
「あっ、はぁ・・なに?」
「あなたの・・カラダは全部が・・綺麗だもの・・・。全てを・・味わいたい」
唾液の線をなぞりながら舌を徐々に下げる。
手に少し余る乳房を揉みしだきながらピンク色の乳首を咥える。
「んっ!・・・ああっ、う・・」
ビクンっと身体を震わせると思わずリョウトの頭を抱き締めると顔を仰け反らせて喘ぎ声を空中にばら撒く。
(怖いな・・・・)
そう思うと己の乳房に喰らいついている幼げな風貌を、薄目を開けて見下ろし考える。
この青年(少年といっても通じる童顔)に抱かれるのは・・いやカラダを好きにされるのはこれで三度目だが、まるで嫌ではない。
・・・むしろ、イルムとの想いが通じ合っていた蜜月の時分のような充足感がある。
・・・いや、それ以上かもしれない。こんな・・自分より年下の・・・数日前までは将来有望な社員であり戦友・・としか思ってなかった筈のオトコに・・・リョウト・ヒカワに、ワタシは・・・っ!!
「リンさん・・」
「・・・・・・・ぇっ」
胸の間から情欲とは無縁そうな瞳が顔を覗かせている。
「・・・・なんでこういう時にそんな瞳で見る?・・っぁ!」
それには答えずにリョウトは乳首を咥えながら喋る。
「(ちゅぱちゅぱ)・・綺麗ですね、その顔」
・・・・オンナの乳首を咥えながら言う言葉か?というか咥えながら言うな!・・吐息が・・・当たっ・・て!!
「はぁ・・・そうやって他の女性社員も堕としているのか・・」
「・・・・どうでしょうね」
「・・・・・少しは否定しろ、馬鹿者」
ピンク色に上気した顔で睨む。
・・・このオトコに抱かれて、その姿が自然と視界に入るようになってから(・・・忌々しいことだが)気付いたことがある。
リョウトを見る女性社員の目が時折、オンナの表情をすることだ。それも一人や二人ではない。その数は日を追うごとに増しているようだ。
しかもあのラーダ自身、彼の毒牙(一概にそう言えないのが哀しいが)にかかっているという。
・・・これは彼女から聞いたのだがもうかなりの数が手篭めにされたようだ。
何故知っているのかと彼女の部屋で問えば、
「よく相談に乗ったりしてますから・・・彼女たちも最初は悩んでましたし・・・」
「・・最初は?」
「いまじゃもう虜ですって。ふふふふ」
「・・・・いやそこ笑うとこじゃないぞ」
これはもう社長としてリョウトを首にするのも止むを得ない!と話していたら(ラーダは微笑みながら聞いていたが)なぜかリョウトが部屋に入ってきてラーダと一緒に際限なく嬌声を上げさせられた。
おまけにレズ行為もさせられるし・・・ラーダはラーダでリョウトと一緒に私を責めるし・・・いろんな意味で人生観を変えられてしまった・・・・
「あのときのリンさん、可愛かったですよ」
「・・・・念動力者はヒトの心も読めるのか?」
「フフ、さっきから一喜一憂って顔してますから・・それよりも」
ズンっ!!と濡れそぼったアソコに剛直を捻じ込む。
「ひっ!ぁああ・・・は!!」
一気に入り口から子宮までみっちりと埋まる。衝撃で頭が真っ白になる!
「・・・・・イきました?でも、まだですよ」
グン!グン!!と腰を上下させてリンの身体を持ち上げる。
そのつどリンの口から嬌声が迸る。
対面座位の状態でリンの締まったヒップを撫で回しながら陵辱する。
顔はリンの口を塞いでは唾液を送り込み、目の前でぷるぷる揺れる胸に甘ガミをしていく。
「う、あん!!くうあ!!!ひうう!?や、やめ・・リョ、リョウトやめぇ、んむ!?」
「(ねとねと・・・ぷは)リンさん、わかりますか?さっき注いだ精液が・・・貴方の子宮から漏れてきてますよ!」
「あ、だ・・めだ!」
「そうですよね。駄目ですよね、折角流し込んだのに!ですから、またたっぷりと流し込みますよ!!貴方の子宮の中にね!!!」
「ち、ちがっ!そういう・・・あん!!意味で言ったのでは・・く、ぁぁぁ!!」
「リンさん!!!」
「っえ!?」
リョウトはリンの頬を両手で優しく包むと涙を流しながら潤んだ瞳をみつめて優しく微笑む。
「・・・射精しますよ」
「・・・・あ、う」
真っ赤になって目を逸らそうとするが・・・逸らせない。至近距離にあるリョウトの瞳に映る・・自分の、別人かと思える様な顔から・・・
最後には自分からリョウトの後頭部に手を廻して引き付け、腰にスラリとした長い両足を絡ませてしまった。
「・・・あ、ん(くちゅ)」
雌が雄にやる最大限の受け入れを感じ、リョウトは舌を絡ませあいながらリンを強く抱き締め更なる極めつけの一撃を子宮口に見舞う。
ドク、ドク!!ビュルビュルウウウ!!!ドパピュ、ドビュウウウウウウウ!!!!!
「ンアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
子宮の内部に先を埋まらせて次々に三回目とは思えない量の生殖液を送り込む。
子宮の中にはまだかなりの量の先達がいたがそれを卵巣に流し込む勢いだった・・・・
「ふう・・」
失神したリンを優しくソファーに横たわらせるとリョウトはリンの下腹部に手をやる。
はっきりと膨らんでいるのが傍目にもわかるそこにさわさわ触ると膣から少し精液が押し戻されてきた。
「妊娠しちゃうのは、リンさんはまだ不味いよね・・・貴女はまだイルムさんを忘れられないんだもの」
そう呟くとリョウトは彼女の身体を横抱きにしてシャワー室に向かう。
ジャーーーーーー!!!
自分の胸にリンを寄り掛からせ、足を大股開きにすると膣口を開き子宮を圧迫しながら精液を掻き出す。
ごぼっごぼっと粘度を保ったままの液体を掻き出していると、
「・・・・なにをしている・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・
とものごっつい声色が自分の腕の間からしてきた。
「エ!?あ、あの・・妊娠したら困るだろうから・・・掻き出して・・」
「ほう、それは気の利いた配慮だな・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
「あ、あの・・なんか変な効果音が・・・・・」
「・・・・いつまでヒトのアソコを弄くってるつもりだ?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・!
「え!?・・・・妊娠してもいいんですか!?」
「・・・・・・・・・・!!!!!!!!」ぷっつーーーーーーーーん!!
以後、シャワールームで第4ラウンドが起こったかどうかは・・・知らないほうがいい・・・
続く
469 :
389:2006/10/14(土) 16:46:53 ID:MS4Co15N
以上、リョウトXリンでした。
すっげーマイナーですね・・・・
まあでも昔から気になってたカップリングなんで思い切って投稿しました。
好評なようなら
1.リョウトXレオナ、カチーナ
2.リョウトXツグミ、アイビス
3.リョウトXラミア、エキドナ
などもUPしようと思ってます、感想よろしく
ちなみに私はリョウトしかオトコは出しませんよ(ああでも、スパロボMXのアムロXベガもいいなぁ)
これがはじめてのエロ書きアンドエロパロ投稿なんで拙い文章に平謝り
どうぞよろしく
>>469 GJッス
久しぶりの投下、しかもかなりの良作ということで大いに楽しませていただきました
個人的にはもう少しリン社長がどうやってリョウトに堕とされたのか、とかリョウト×ラーダはどんな風だったのか、とか
そこらへんの補完をお願いしたかったりします、余裕があるなら、ですけど
因みに、リスト内で一番気になるのは3だったりしますw
俺はカチーナがほしい
3かな
俺はアムロ×ベガが見たい
1希望
OGのタスクとレオナで書いてるからレオナは後回しが良いなぁ。
476 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 02:50:58 ID:46FER6su
カチーナ書いてくれるなら断固1ですわ
カチーナは希少だから是非見たいです・・・
ベガ×アムロを見てみたいです。
欲求不満になったベガさんがサイサイシーの作った盛のつく料理で
ムラムラトシテ…。
>>478 それはサイサイシーが喰われるんじゃ(ry
・クォヴレーにヴィレッタとセレーナが迫る
・アラドとオウカ姉さんが初々しく…
・カティアとテニアとメルアの3人娘だけ
・シロとクロを可愛がるスクール組のほのぼの非エロ
というのを見てみたいです
久しぶりに王道のマサキとリューネの絡みを読みたい!
>>469 GJ
珍しく勝負に勝ったリオがリョウトに女装させて羞恥プレイ、
堪え切れなくなったリョウトが「ちんぽ舐めていいよ」で
リュウセイ×ヴィレッタきぼんぬ
常識知らずなヴィレッタにアレコレエロい知識を仕込むアヤ希望
度々話題にでる『アーク×セレイン』ってどこにあるの?
探しても見つからん…
長くなったので、今日と明日の二回に分けます。
前編である本日はエロなし、長い割に意味はない。
後編はOG2版TDチームの乱交(ふたなり)
なんだか。フィリオが良い性格なのは仕様。
深夜二時、彼――フィリオ・プレスティは“あること”に気がついた。
それは、まさに若き天才の名に相応しい閃きであった。
彼には夢がある。
プロジェクトTD――恒星間航行計画、人の身で果てなき銀河をゆく、壮大な
夢だ。
――その閃きは、彼の夢に冷や水を浴びせるような事実であった。
けれど、彼は天才らしくすぐさま打開案を脳内で構築しはじめた。
ここ最近は調子がよかった。
だから致命的な事実に気づけたのであり。
打開案も一週間ほどで完成した。
……しかし、そのアイディアは奇抜すぎた。
アイビス・ダグラスは浮かれていた。
犬ならば、しっぽをちぎれんばかりに振っていただろうが。犬ならぬアイビス
は、早足で――よくみれば、ダンスのようなステップを踏みながら――鋼色の連
邦軍基地内をゆく。
「ふふふー、ふふふんふふ、ふっふふー」
鼻歌なんかも歌いながら。
同僚でありあこがれであるナンバー01が見れば、侮蔑の言葉を吐きそうな有
様である。普段の彼女を知っている者ならば、彼女が壊れたと思うほどだ。
それも仕方のないことではあった。
ナンバー04、流星、負け犬、落ちこぼれ、貧乳、地平線胸――蔑称には、こ
と欠かないアイビスは、そこからも分かる通りにチーム内での立場が弱かった。
実力が足りないからであり、なにより自分の気の弱さが原因なのは理解してい
たが。理解したところでどうしようもない。
実力が足りないならば努力する他ない。
気が弱いならば、自信をつければいい、ナンバー01のように威風堂々胸を張
って歩けばいいのだ……張るには少々心許ない胸ではあるが…。
そんな彼女にとって。
神業のようなマニューバを、いとも簡単にやってのけるスレイ・プレスティは、
同性ながら憧れの存在であり。
その兄であり、負け犬アイビスを優しい言葉で励ましてくれる、フィリオに対
しては少女のように心をときめかせるばかりだ。
そんな、フィリオから
「相談があるんだ、来てくれないかい?」
などと言われれば、犬は犬でも子犬のようなアイビスは、連絡を受けてすぐに
部屋を飛び出したのだが。
フィリオが、妹であるスレイでもなく、タカクラチーフでもなく。このアタシ、
このアタシにっ、相談を持ちかけてくれた。
その事実が嬉しくてたまらなくなり――現在に至る。
心は浮かれ、相好は弛みきり、頭の中は桃色蟻地獄。
子供の頃に観たハリウッド映画を思い出す。
冴えない女の子でも努力すれば綺麗になれて、ステキな彼氏と結婚できる。
そんな映画によく似た妄想――もとい、ストーリィが頭の中に浮かんで深みに
ハマる。
ニヘラッと笑い、すれ違った軍曹を驚かせ、微笑ませる。
おちこぼれや負け犬と呼ばれているとは思えない、魅力的な笑顔だった。
フィリオがいる、TD計画に与えられた会議室の前まで来ると、アイビスは扉
の前で立ち止まった。
手鏡を取り出して、跳ね放題の髪と、衣服の乱れを直す。
鏡に写る顔は――美人とは言わないのかも知れないが、かわいい部類だ。……
そうアイビスは自分を励ます。
何事も気合いからだと、フィリオが師事するジョナサン博士も言っていた。
「んっ。んんっ」
喉の調子を確かめ、口臭を確認し。
準備は完了!
いざ、ノックをしよう
――としたが、手は空中でもがいた。
「ふぇっ!?」
「――なっ?」
部屋から出てきた人物にぶつかり、足腰の鍛え方の差か、アイビスは弾きとば
された。
「いたたたた……」
尻餅をついて痛がるアイビス。
不意な衝突なせいで、バランスを失った相手もまた、倒れた。
扉の枠にぶつかり、跳ねて、……アイビスの上へ。
「――フニャッ!!?」
人一人分の体重につぶされたアイビスは、ぐったりと体から力を失った。
潰した方はと言うと。
「……つぅ……なんなんだ、一体」
呻きながらも立ち上がろうとして手を着く、アイビスが悲鳴をあげた。
潰した者が手を着いた場所、そこは小さく無いに等しいとは言え、乳房――と
いうか胸板。未だに清い身体のアイビスが悲鳴をあげるのも当然というものだ。
潰した者は長い黒髪をなびかせ、一跳びに跳びずさり。ぶつかって潰した相手
がアイビスだと分かると、謝らずに、ふんと鼻を鳴らし。
「気をつけろ、ナンバー04」
そう言って。一度だけ部屋の中へ視線を向けた後、早足に立ち去ってしまった。
アイビスがなにがなんだか分からないまま、呆然としていると。その眼前に手
が差し伸べられた。
男性的でありながら、華奢な手。
「大丈夫かい? アイビス」
「あ……、はい」
アイビスは頬を染めて、その手を取った。
その手の主はアイビスを立ち上がらせると、緩やかに微笑んだ。
室内はなぜか荒らされていて、フィリオの他には誰もいなかった。
いつもならば、タカクラチーフがフィリオの側にいるというのに、今日に限っ
てその姿はなかった。
「スレイが失礼をしたね、怪我はないかい?」
「あ、いえ、ないです」
もにょもにょと答えると、フィリオは頬を弛めた。
「よかった。――あ、ほら座って座って」
「あ、はい」
薦められるままに、大画面モニターの前に置かれたパイプ椅子に座らされ。フ
ィリオはモニターの横に立った。
「あの子はツン――じゃないや。その、ツンケンした所があるけど、仲良くして
くれたら嬉しい。悪かったね、突き飛ばしちゃって」
「はい」
アイビスは素直に頷いた。
スレイは自分のことを嫌いなようだが、自分としてはスレイのようになりたい。
前から、仲良くなれるならなりたいと思っていた。
フィリオは満足気に頷いた。
「じゃあ、早速だけど本題に入ろう――」
***
深夜のシャワールーム。
「――スレイ」アイビスは喘いだ。
「アイビス」スレイは呟いた。
二人はそそくさと着替えると、隣あったボックスに入った。
心許ない仕切りがあるだけで、横を向けば相手の顔が見える。
二人は視線がぶつかる度に、顔を逸らす。
二人は喋らず、シャワーの音だけが響く。
背の高いスレイは仕切りの上から見下ろし、アイビスの小ぶりな尻を見て、舌
打った。まるで見られるのが分かっているように、アイビスは決して振り返らな
い。
シャワーが虚しく歌う。
****
二人だけの密室、フィリオは楽しそうに話し始めた。
「まず今回の計画について、話さなければならないことがある。プロジェクトT
D、恒星間航行計画に問題があることが発覚した」
アイビスはとろけていた瞳を見開いた。
それはフィリオにとっての夢であり、アイビスの夢でもあるのだ。
淡々と――いや、どこか嬉々としてフィリオは語る。
「だが、解決策をぼくは思いついた。なに簡単な話だったよ」
アイビスは固唾を飲んで聞く。
「惑星間航行、長い旅だ、気が遠くなるほど」
フィリオは、まるでそこに星空が広がっているかのように、天井をみつめた。
つられてアイビスも見たが、蛍光灯の眩しさに目を眩ませただけだった。
「長い間帰ってこられない、場合によっては一生……」
「……」
それはTD計画に関わる者すべてが理解していることだった。
銀河の海をゆくのだ、どんなトラブルがあるか分からないし、なくともフィリ
オたちとは二度と会うことはない。
だから、フィリオへの恋心も持たない方が後々楽なのは分かっている。
フィリオは続ける。
「そうなると食料や排泄物の問題がでるが、これは解決済みだから心配ない。―
―しかし、問題はこれだけではなかった。数年、数十年に渡り別星群で暮らす可
能性もでてくる。問題はその時だ」
アイビスは息を飲んだ。
「航行中は冷凍催眠していればいいかもしれないが、他星群の人たちとコンタク
トをとり、そこで暮らす。そうなれば、歳を重ねることとなる」
息を飲んだはいいが、フィリオがなにを言いたいのかアイビスにはよく分から
なくなってきた。
「となれば、子孫をつくる必要性がでてくる」
「――へ?」
「他惑星の人と生殖できるかは分からない、ならば地球人同士でするしかない。
だが、我がTDチームのパイロットはみんな女性。そうなれば生殖できない」
断言するフィリオに、アイビスは――納得した。恋は盲目だ。
「どうするんですか……?」
その言葉には、フィリオがついてきて朝昼問わずしてくれるの? という期待
が込められていたが。アイビスの期待はあっさり――そして思い切り、打ち砕か
れた。
「フフフ、説明しよう。こんなこともあろうかと開発しておいた――」
モニターが短い機械音の後――起動。 大画面モニターに灯が点る。
モニターが映し出したモノを直視して、アイビスは声を失った。
フィリオは高笑う。
「プロジェクトTD純正、フタナリンΩ77!!!」
「……ふ、ふたなりん、おめが」
「そうっ、たった一粒の錠剤で染色体レベルまでいじくりまわし、精巣と陰茎を
産み出す、画期的な薬だ」
フィリオがアイビスの両肩をつかむ、痛いほどに。
「しかも、膣と卵巣、胎盤のスペースは残したままだよ。キレイな形で陰茎が生
えてくるんだ、陰茎が」
……わけわかんないよ。
アイビスはそんなことを思いながら、モニターに映る、リアルな服用後イメー
ジCGをみる。
女性的な身体、その下腹部から生える黒黒とした陰茎。
CGモデルの頭は、スレイに似ていた。
アイビスは隙をついて逃げ出した。
***
二人は背中を向けあったまま、スレイは身体をスポンジで洗い始め、アイビス
はシャンプーで頭をあわあわにした。
沈黙の後、アイビスは口を開いた。まだ頭をかき乱しながら。
「今日さ、フィリオ少佐に呼び出されたんだけどさ」
「……知っている、私も呼び出された。それに部屋の前でぶつかっただろう」
「ああ、そうだっけ」
アイビスは軽く笑った。
「……なにか、その、少佐に言われなかった?」
ちらりとフレイの方を見たが、フレイもアイビスに背を向けていて、その表情
は見えない。
「ああ、意味の分からないことを言われた」
「はは、奇遇だね」
「……というより、同じ話だろうな」
「うん、たぶんそうだと思う」
沈黙。
アイビスは頭の泡を洗い流し、スレイを見る。
スレイは身体の泡を洗い落とし、アイビスを見る。
視線が交差し、逸らす。
沈黙しそうな気まずさを紛らわすため、アイビスは言った。
「なに言われたの、スレイは?」
スレイは苦々しい顔をすると。
「私に言えというのか?」
「あ、や、……ごめん」
言葉だけでアイビスを黙らせた。
横目でアイビスの弱々しい背中を見て、スレイは苛立ち、声を荒げる。
「――どちらにせよっ。こちらが首を縦に振らねばいいだけの話だ、兄様は強引
なやり方はしないからな」
「……そうだよね」
翌日、二人はフィリオの前に立つと。その計画の中止と変更を要求した。
やせ細ったフィリオに、そんなことを言うのは酷に思えたが。だからといって、
自分たちがわけの分からない――両性具有とでもいうのか?――者にさせられる
のはお断りだったのだろう。
スレイはもとより、気弱でフィリオに頭の上がらないアイビスでさえ、言葉を
譲らなかった。
***
そんなことがあってから一週間が経過した。
TD計画の基礎体力訓練、テスト飛行と報告書、それに基づいた機体改良。
地味だが、充実した日々だとスレイは思う。
着実に進んでいるという実感がある。
DCと、それに伴う組織が解体された時には、どうなるものかと思ったが……
まあ母体組織が変わったからといって、大差はない。
ただ“東京宣言”以降、外宇宙探査用に『使える』と判断されたからか、DC
にいた頃より予算は増えたとスレイはフィリオから聞いた。
そのおかげで、“αプロト”の骨組みは既に完成している、とも。
完成予想図はすでに見ていた。
あの美しい姿が自機になるとは、身悶えしそうになる。
試作機であれほど美しいのだ、完成型、そしてその先にある――“Ω”
スレイは人知れず、その神話の女神のように美しい顔を穏やかに弛め、ふふと
短い吐息を漏らす。
漆黒の銀河を緋色の翼が飛翔する姿を考えると、身体に火照りを感じる。
「…………ああ」
「どうしたの? やけに色っぽい声だして」
「――ッ!!?」
イイ感じに妄想――いや、将来予想図にトランスしていたスレイは。突然、背
後から声をかけられ、現実に引き戻された。
「ああ、フィリオを見てたのね」
引き戻した張本人納得したように言った。
「……誤解するな、タカクラチーフ。そういうわけではない」
スレイはすぐに我を取り戻すと、背後から隣に移動したツグミ・タカクラを睨
めつけて言った。
本人としてはドスを効かせたはずなのだが、ツグミはさして気にした風もなく、
苦笑すると。
「なにがあったかは知らないけど。流石に、そろそろなんとかしないとね」
「……できるのか?」
「ま、任せておきなさい。……それより、何か知ってるの?」
フィリオを見ていたツグミの眼が、スレイを捕らえる。
蛇に睨まれたカエル。
そんな言葉がよく似合う光景だった。
「い……いや、知らない」
なんとか、絞り出すように吐き出す。
ツグミはにこりとほほえみ。
「そう、ならいいわ。フィリオに訊くから」
そう言って、部屋で落ち込みベッドに伏すフィリオの元にツグミはむかった。
スレイはその背中を見て、ため息を吐いた。
「――かなわないな…………だが」
小さく、拳を握った。
***
翌日。
アイビスがテスト飛行のため、格納庫へ向かうと。
いつもならば先に来ているタカクラチーフがおらず、昨日までの陰気さが嘘の
ように元気なフィリオがいた。
アイビスをみとめると、足早に近寄ってきてその背中を叩いた。
けほっけほっと蒸せるアイビスにかまわず、フィリオは話しかけてくる。
「やぁやぁ、がんばってくれよ、我がチームの誇るナンバー4」
「……どうしたの少佐」
「どうしたもこうしたもないさっ、今日は最良の日というだけだけだよ」
「そ、そうなんだ」
「まさか、本当にあの薬が効果を出すとは」
もう一度――思い切りアイビスの背中を叩き、よろめかせ。
フィリオは笑いながら去っていった。
アイビスは膝を着きそうになりながらも、なんとか転ばずにすんだ。
フィリオが元気になったのは喜ばしいことだが、それにしても『まさか、本当
にあの薬が効果を出すとは』というのはどういう意味だったんだろうか……。
そんな怪しげな薬を飲まされそうだったとは…………いや。
効果が確認されたということは、誰かがあの薬を飲んだ、そういうことだ。
――誰が?
あの話を聞かされたのは二人。
一人はアタシで、もう一人は……
「……まさか」
***
二人きりのシャワールーム。八つのボックスに分けられているのに、二人は並
んでシャワーを浴びていた。
「いいな、二度と今日のような飛行を見せるなよ」
「……わかってる」
「βプロトを海に突っ込ませて、機体の洗浄作業がどれだけ大変か分かっている
のか?」
「…………ごめん」
「分かればいい」
「…………」
シャワーの音が耳を支配する。
アイビスはちらりと横目で、半透明の仕切り板に透けて見えるスレイのボディ
ラインを見てみたが、背を向けられているせいで分からない。
本当に飲んだのかどうなのか。
訊けば早いが、違っていた時には、その胸の膨らみ並に大きなスレイのプライ
ドを傷つけるかもしれない、それは避けたかった。
ようやく友好的になれてきたのに、それをご破算にしたくはない。
だから、できるだけ、穏健な方法で知りたい所だった。
着替える時に見ようとしたが、先にスレイがいた。
となると、着替えを外においてあるスレイより早くシャワーを終え、先回りし
てバッチリ見るしかない……のだが。
「ム……身体はしっかり洗え、カリオンに臭いをつけられてはたまらん」
「……はいはい」
「はいは一回だ、ナンバー04」
「はい…………ったく」
背中に目でもついてるんじゃないかととか、あんたはアタシの母さんかとか、
口の中でもにょもにょとつぶやく。ついでに、おっぱいお化けと嫌みになってい
ない嫌みも。
「……なにか、言ったか? 負け犬」
「な、なにも言ってない」
「なら、いい。……しっかり洗えよ」
「分かってるよ」
こんな調子で、早く終えさせてくれず、覗く間すらくれない。
どうすればいいのだろうか?
そんなことを考えていると――
「なぁ……アイビス」
スレイが話しかけてきた。
「なに。改まって」
「いやなに、その、思ったんだが――」
「……なに?」
火照り、ピンクに染まる白い背中を見せたまま、スレイは呟いた。
「……兄様は本気だったんだろうか」
「へ?」
「その、そのような行為の必要性があるならば」
「……そのようなコーイ?」
小さく首を傾げるアイビス、背を向けたままスレイは言葉を続けた。
「なにも私たちの身体を改造せずとも、男を入れればいいだけの話ではないのか?」
「それは……確かにそうだよね、なんでだろ」
「わからん」
スレイは水に濡れた碧の髪を翻し、振り返ると。
「それにだ。兄様がいくら天才とはいえ、それは機械工学の上でだ。遺伝子学な
ど専攻してはいなかった。その兄様が――いや、いくら遺伝子に関して天才と呼
ばれる者でも、錠剤一つで染色体レベルに干渉し、実際肉体を変化させることな
ど可能なのか?」
「……それは」
確かにそうだった。
考えれば分かる話だ、そんなことは不可能だと。
染色体を直接どうこうする技術は確率されておらず、できた所で肉体レベルで
女が男に変わることはない。
一般の性転換手術を考えれば分かる。 性器を切除して、ホルモン注射を行い、緩やかに変化させる。
急激な肉体変化は起こり得ない。
アイビスはスレイの言葉に納得したが。
ならば、なぜフィリオはあんなに浮かれていたのだろうか?
最良の日だとすら言っていた。
てっきり誰かで実験を行い、成功したものかと思ったのだが……
スレイの下腹部に、ソレはなかった。
――しかし。
フィリオは少女たちが考えていた以上に……
続く
携帯で書いて投下してるんですが。
メモ帳が全角で約500字。
数えてみたら。400字詰原稿用紙で約50枚分になってた嫌展
乙。変なところで切ると思ったら
>携帯で書いて投下してるんですが
この根性、男塾だねえ
>>497 >変な所で切る
携帯の入力画面が全角9文字、表示画面が全角18文字なんだけど。
PCで見るには短いかなぁと思い
9文字×4行で改行して36文字で1行で考えてるんだ。
んじゃ、後編投下。
いつも以上に趣味全開。
翌日。
スレイは兄フィリオに呼び出され、彼の私室を訪れた。
――そして。
「……馬鹿な」
スレイはフィリオの研究成果を見て、言葉を喪失した。
――研究成果。
スレイ自身が昨晩否定した、有り得ないモノがそこにあった。
「おまえやアイビスとは違って、ツグミは快く被献体になってくれたよ」
そういうフィリオの隣には、ツグミが立っていた。
「…………」
その姿は、決して快く被献者になってくれた者の姿ではなかった。
いつもは髪を結んでいるリボンで目隠しされ、猿ぐつわを咬まされ、手足には
手錠が巻かれている。服はまとっておらず、長いあま色の髪がのれん状に白い肌
に垂れてはいたが、その程度では隠しきれず。どことなく母性を感じさせる、丸
みを帯びた女性的な肢体。その下腹部に、“ソレ”はあった。
誰が結んだのか、根本にはリボンが巻かれていた。
興奮しきったソレは、熟れた肉の先端から欲望そのままな白濁した液体が溢れ
出て、糸を引いている。
「そんな……これが…………ツグミ?」
スレイは驚きを通り越し、自失しそうな意識で呻いた。
フィリオは哄う。「そう、変化は一瞬だった。あの小さな錠剤を飲みこんだ瞬間から、変化は始ま
り、たった一時間でここまでに成長した」
「そんな……馬鹿なっ」
「だが、事実だ」
フィリオは荒い息を吐くツグミの口唇から垂れる涎を、舌で拭い、口に戻す様
を妹に見せつけながら、哄う。
「性能テストも行ったよ、ちゃんとね。その結果分かったことなんだが――ああ、
射精はちゃんとできるから、安心していいよ。……ただ、問題が一つ」
ツグミと触れ合ったままフィリオは、手でツグミから生えるソレを掴む。
それだけで、ツグミは激しく身悶える。いつもは冷静な彼女とは思えない姿だ。
「陰茎が生えた反動か、薬の副作用か――まあどちらでも変わらないけど。どう
やら、性欲が強くなってしまうみたいなんだ」
スルッとリボンを解くと、熱い迸りが勢いよく出、床を汚した。
フィリオは肩を竦めた。
「ほらね」
床を濡らす白濁としたツグミの精液を、スレイは恐れるように見つめた。
フィリオに呼び出された理由が、分かったような気がした。
スレイは身を翻し、部屋から出ようとする――鍵がかかっていて出られない。
「兄様――いやっ、少佐っ。私をここから出せっ」
目隠しがはずされる。
「悪いね、スレイ」
猿ぐつわが解かれる。
「……いや、被献体ナンバー02」
手錠が、はずされる。
スレイは扉を背にして、叫んだ。
「私になにをする気だっ、プレスティ少佐ッ!」
フィリオは、――哄っていた。
「余所様の娘さんを、勝手にするのは、ぼくの良識に反するんだ」
「だからっ………私の、妹の身体を改造するというのか」
「……ツグミ、スレイを取り押さえてくれ」
ツグミは真っ赤になった瞳で涙をこぼしながら、スレイに飛びかかった。
逃げ場のないスレイは、易く取り押さえられ、そして…………
絶叫が室内を満たした。
***
夜。
突然の休みですることもなく、基地内でブラブラ過ごしたり、本を読んだりし
て過ごしたアイビスは。夕食の後、軽く眠ってしまい、そのまま本格的に眠ろう
かとも思ったが。汗をかいていて、気持ち悪かったためシャワーを浴びることに
した。
シャワールームにほかに人はおらず、いつものように引け目を感じてコソコソ
することもなく、すみっこのシャワーボックスに入った。
頭を洗い、身体を洗っている最中に、シャワールームの扉が開いた。
誰だろう?
アイビスは仕切り板の上からひょっこり顔を出し、開いた扉の前に立つ、フィ
リオ・プレスティを見て、絶句した。
フィリオはきょろきょろとシャワールーム内を見渡し、アイビスを見止めると、
にっこりほほえんだ。
「やぁ、アイビス」
「……フィリオ」
フィリオは笑顔のまま、アイビスに歩み寄る。
仕切り板一つを隔てて、怯えるアイビスと向き合い、フィリオは何気ない動作
で仕切り板を開いた。
「――へっ!?」
フィリオは泡だらけの肢体を見て、くすっと笑うと、扉のほうを向き直り。
「ほら、二人もおいで」
見られたとショックを受ける間も、隠すことを考える間もなく。
開いたままの扉から、見知った顔の二人が現れ――思考が停止した。
廊下から来たはずなのに、二人とも裸で。しかし、そんなことよりもアイビス
は二人の下腹部から生えた二者二様/アイビスには同じように見える/父親の以
外で初めて見た/そそり立つ陰茎。
フィリオがすぐ隣に立ち、アイビスの腰に手をまわす。
「アイビス、きみなら分かってくれるだろ? あの二人の綺麗な姿を、ぼくの研
究成果を」
「ふぃ、フィリオ…………」
「きみにも、かわいい陰茎をプレゼントしてあげたいけど」
フィリオは言いながら、アイビスの下腹部を円を描くように撫でる。
恐怖に支配されたアイビスは抵抗すらできない。
「きみには役目がある、とても大切な役目だ」
下腹部を撫で回す手は優しく、こんな状況でなければいくらでも受け入れてい
た、そうフィリオなら……
しかし、今はその手に言いようのない不快感があった。
「きみには銀河を往く人類の、最初の母になってもらう」
「…………ゃ」
「父はスレイかツグミだ、好きなほうを選ぶといい」
「……わかんないよ、フィリオ」
その言葉をどう取ったのか、フィリオは優しくほほえむ。
「まだ時間はあるんだ、たっぷりとね」
アイビスはふるふると頭をふった、髪についていた水が跳ねる。
「じゃあ、練習しよう。なにごとも着実な積み重ねが、成功の秘訣だからね。
さあ、最初はどちらがいい? スレイかな? ツグミかな?」
アイビスは怯えた瞳でスレイの、ツグミの顔を見て、視線を下ろす。異様に猛
る二人の陰茎が、アイビスを向き、時折痙攣を繰り返す。
どうしようもない興奮を表すように、スレイのソレから先走りが飛び散り、ア
イビスのつま先にかかった。
アイビスは顔を歪め、しきりに頭を振った。
「いやいやいや」
「どうしたんだい?」
フィリオの言葉は優しい、残酷なまでに。
「なんで……なんでアタシなの、なんで二人ともそんなのになってるの、なんで
なんで」
「落ち着くんだアイビス」
「触らないで」
腰を掴むフィリオの手を払い、腕の中から逃げる。勢いが殺し切れず壁にぶつ
かり、よろめき、尻餅をついた。
おしりが痛かった。
今の状況がわけがわからなかった。
なんなんだ。
なんでこんなことに……。
押さえきれない感情が、涙になって溢れ、アイビスはうずくまった。
震えるその姿を見て、スレイは唇を噛んだ。
フィリオはしゃがんでアイビスの背中を撫でてやりながら、静かに語った。
「ぼくの知識では、両性具有とまではいかなかった。確かに膣は残ってるけれど、
胎盤が失われてしまったんだ、二人は母になれなくなってしまったんだ……だか
ら、きみが」
「そんなの、ぜんぶ、ぅぅっ、フィリオの勝手じゃない……」
「それは違う。みんなの夢のためだ、銀河をいくために仕方なかった」
「仕方ないって、そんなこと、……ほかに方法だってあったんじゃないの?」
「ないよ、ない」
「……それでも、二人の意志を無視して、そんな姿にするなんて……最低だよ」
アイビスがそう言うと、フィリオはわずかにショックを受けた顔をした。
断られるとは、自分の考えが否定されるとは考えもしなかったのだろう。
湿った空気に沈黙が伝播していく。
スレイが重い口を開いた。
自分のプライドに、アイデンティティーに関わることだったが。今のスレイに
は言わずにはいられなかった。
「なぁ……アイビス」
「…………」
アイビスは答えない。
スレイは狭いシャワーボックス内に入り、アイビスと同じ目線になる。
「アイビス」
「…………」
「アイビス」
「……なに」
スレイは――珍しいことに――ほほえむと、アイビスの手を取り。
「確かにこうなったのは、納得いかない――だが、今はそんなことどうでもいい」
「……すれい?」
掴んだ手を手繰り、身体を重ねて行き、覆い被さるようにスレイはアイビスを
抱いた。
フィリオはボックスから出た。
「なぁ、アイビス」
肌と肌が触れ合う感触が、とても心地よかった。
「……スレイ」
「しよう」
「――え?」
「おまえの姿を見ていたら……貴様がいけないんだ、貴様が。したくなった」
「なに言ってるの? スレイ」
逃げようにも抱きつかれていては逃げられない。
「抵抗するなよ、負け犬」
言うや、スレイはアイビスの肩を掴み、床に押し倒す。
抵抗しようとするアイビスの手を、身体またいで膝で押さえつける。
小刻みに震えるアイビスの立場は、いまやまな板の上の魚よりも低い。
スレイは額にかかる髪を払い、腰を曲げ、アイビスの唇に自身の唇を重ねた。
半開きの唇に舌を入れる。
アイビスはその舌に噛みつく。
「――っ」
スレイは顔を離すと、しかし、強がりを見せ笑う。
「曲がりなりにもTD計画に関わる者――ということか」
フィリオの視線を感じた。
アイビスが刺すようにスレイを睨みつける。
しかし、その眼光はスレイを竦ませることはない。
むしろ、スレイは恍惚の表情を見せ。艶やかな唇に自身の舌を這わせ。
「いいな、抵抗するなよ」
と言った。
伸びやかな手をアイビスの胸元に置き、床に押しつける。
跨いでいる身体の位置をズラしていき、脚でアイビスの股を開かせる。
スレイは熱くたぎる欲望そのままの物を掴むと、アイビスの柔らかな薄毛に囲
われた秘唇に先端を押しつけ。
「フフ、いいな。暴れるなよ」
「――やめっ」
一気に、押し込む。
「ぅ、ああァぁぁあアあッ!!?」
拒む締め付けを押し切ったスレイは、奥の奥まで突き立てると。荒く息を吐き、
頭を振り、そしてほっとしたように口元を歪めた。
「いい、いいぞ」
「いやぁァっ! やぁっ!! いあいあっ、いたいよぉ……抜いてぇ」
泣き叫ぶアイビスはスレイをぽかぽかと叩き、脚を動かす。
フィリオは微笑んだまま、フィリオのソレを口淫していたツグミを引き離し。
「ツグミ、アイビスを黙らせてくれるかな」
ツグミは残念そうに、しかし頷いた。
「やぁっ、やっ、やめてよ、いやぁっ」
スレイは抵抗するアイビスをもてあまし、どうしたものかとしていると。
ツグミがアイビスの顔を跨ぎ、叫ぶアイビスの口に――
「やだよ、こんなの、やだっ、やだっ、やッ――――グッ!!?」
太く堅い陰茎を突き立てた。
口淫をさせるのではなく、陰茎でのどを突き、アイビスを白黒させる。
アイビスは、それでも、のどを突き刺す淫槍に噛みつこうとした。
のどを攻める連撃に、その意志はあっさり挫かれ。
スレイを殴りつける手からも、力が抜けた。
ツグミはそれを確認すると、一旦口から陰茎を抜いた。
自らの手で陰茎を掴むと、自慰するように手淫し、半開きになったアイビスの
口へ、濃い精液をぶちまけた。
「――うっ!?」
「……吐いたらだめよ、アイビス」
吐こうとするアイビスの口を閉じさせ、鼻をつまみ。
「苦しい?」
アイビスは濡れた瞳で抗議する。
ツグミは同情するように眉尻を下げ。
「なら、飲んでね」
「………………っ」
細い喉が、小さく脈打った。
アイビスの顔はその味に、しかめられた。
「あら? 美味しくなかった?」
ツグミが不思議そうに言う。
アイビスは自由になった口を開くや。
「美味しいわけな――もがっ!!?」
文句を言う暇なく、ツグミの陰茎がたたき込まれた。
「おいしいと思えるようになるまで、いっぱい飲ませてあげるからね」
その様子にただただ圧倒されるフレイの腰を、後ろからフィリオが掴んだ。
「に、兄様?」
「やり方がわからないのかい?」
「……そういうわけじゃ」
口の中で言うスレイの、耳元でフィリオはクスクス笑い。
「なら手伝ってあげよう」
「えっ――ヒっ!?」
フィリオは妹の女性器としての役目を奪われた膣を、指でおし拡げると、難な
く挿入してみせた。
「くぁ……あ……」
喘ぐ妹に、フィリオは満足し。腰と腰を密着させると、妹の膣を突き、妹の陰
茎でアイビスの蜜壷を貫いた。
二人の少女はその衝撃に、脳天まで貫かれたような電撃を感じた。
「ちょっと、噛まないでよ、アイビス」
とばっちりを受けた形のツグミが文句を言う。
フィリオは腰を動かしながらも、余裕たっぷりに。
「ツグミ、こっちを向いて」
「なぁに?」
喉に押しつけられたまま、回転され。アイビスの身体が脈打つ。
フィリオは振り返ったツグミを抱き寄せると、唇を重ねあい、その胸を揉んだ。
ツグミは胸を揉ませながら、フィリオの頭に腕を回すと、スレイの顔がツグミ
の豊かな胸の間に埋まった。
「あらあら、おっぱいがのみたいの?」
クスクス笑いながらツグミは言った。
「――誰がっ」
スレイは声をあらげて反論したが、気持ちいいことには変わりなかった。
「フィリオ」
再び唇を重ね合う。
兄とツグミの唇が重なる音は、しかし、スレイの耳には届かなかった。
アイビスの口が鳴らす、じゅぽっじゅぽっという水音。
ツグミの激しく高鳴る心音。
愛しい兄様が自分を責め立てる音。
なにより、アイビスの蜜壷のはしたない音が、スレイの耳を満たす。
熱い陰茎よりも熱くなっている蜜壷、締め付けは緩まず、どんどんねばっこく
しつこくなって、絡みついてくる。
産まれてまだ一日の陰茎は、アイビスの膣へ精液を吐き出し。
それと同時に、フィリオからスレイへ、熱い物が勢いよく射精る。
「ふぁっ――あああぁあっっ!!」
ミルク色の乳房の谷間で、スレイは絶叫する。
貫かれたと錯覚してしまうほど、烈しい射精が肉壷を穿ち。
昨晩は結果として一度もいかせてもらえなかった陰茎が、待ちに待った待望の
瞬間に荒れ狂い、アイビスの膣がいっぱいになるまで精液を吐き出す。
その快感に頭が白む。
射精がこれほど気持ちいいとは思わなかった、身体を駆け巡る快感に身悶えし
てしまう。
はじめての射精は止まらない。
処女であったはずのアイビスの蜜壷が、貪欲に精液を求めて脈動する。そんな
動きで、高まったままの陰茎は更に更にと射精する。
陰茎で蓋をしているというのに、膣からは呑み込めなかった精液が、溢れでて
しまう。
いつ止まったのかは気づかなかったが、スレイはアイビスと引き離されていた。
うつ伏せに寝かされているのは分かった。
誰かの手によって引き締まった尻肉が掴まれ、持ち上げられる。
「……う………ぁ…」
まだ射精感から抜けきれず、意味のない言葉を漏らす。
それを聞き、スレイの背後に膝立ちするツグミは笑った。
「さっきはまんこだったから、次はおしりの穴に入れてあげるからね」
優しくツグミは言った。
ツグミはゆっくりとスレイのアナルをマッサージし、受け入れる準備をさせる。
それだけでもスレイは、手に余る乳房を床のタイルに擦りつけて悶える。
手は自身の陰茎に伸び、まだ充電状態の陰茎を擦る。今はアイビスの相手をし
ているフィリオがみれば、薬の副作用が正確に働いてると満足するところだ。
植物ならぬ人間が、身体から何かを生やすとなると苦痛が伴う、それを緩和さ
せるために。以前とある組織経由で入手した、TIn―604K。
脳の快楽中枢を刺激し、それだけを考えさせるようにする薬は、スレイの自我
を正確にはぎ取っている。
今のスレイならば、それが気持ちいいと教え込めば、ナイフの刃を陰部に押し
当ててもおかしくはない。
そして当てた所で痛みを感じないだろう、痛みすら快楽に変わるのだから――。
ツグミはスレイの尻穴を指で押し広げると、豪傑というにふさわしい陰茎を、
根本近くまでスレイのアナルに突き立てた。
「ひアっ、アア――!!」
「フッ、ふふっ。気持ちいい? スレイ」
スレイの直腸は素晴らしい滑りと締め付けをしていた。
まだキツかったが、動かすには十分だ。
ツグミは焦らすように腰をグラインド。
瑞々しい尻肉の感触を味わいながらもツグミは、地面に顔を押しつけて喘ぎを
漏らさないようにしているスレイを、正直にしてやろうと考え。
腰を動かしながら、身体を折り、スレイの顔へできるだけ近寄って呟いた。
「もぉっと、気持ちよくしてあげるからね」
そういうツグミの顔には、妖艶な笑みが刻まれていた。
ツグミはスレイの手を剥がして、スレイの陰茎を強く握る。
「――ひっ」
「ふふ、かぁーわい」
フィリオのより小さく、アイビスの膣圧でも剥けなかった、産まれて一日の子
供ちんぽは。それでも猛っている、皮もめくれていないというのに。
ツグミは、思い切りよく――皮を剥いた。
「――ヒギッ!!!? いゃ、うウぅぅヴヴうっ」
そのまま、烈しく擦りあげる。
強く強く痛むように。つよく、つよく。
身体全体が痛いんじゃないかという痛みが、スレイにとって気持ちよくなって
いた。
前後、前後とツグミの手が子供ちんぽを擦る度に。作為的な親指の爪が、食い
込むように突き立てられ、削る。
がりがりがりと音が聞こえてくるような、痛みに、スレイは口端から涎を漏ら
す。
それをみてツグミは満足し、尻穴を烈しく突き立て、陰茎を削る爪をできるだ
け深くする。
開いている手で、膣に指をつっこみ激しくしてやる。
二つの穴と一つの肉棒を同時にレイプされ、スレイはされるがままになってし
まう。
「イきたい? 射精したいんでしょ? 変態だもんね、スレイは。さっきはお兄
さんにまんこ攻められて嬉しかったんでしょ? 気持ちよかったのよね?」
スレイの最後のプライドを、言葉で破壊していく。
「兄様の見ている前でいけて、イヤラシイ姿見せて、気持ちよかったよね。だっ
てスレイ、変態だものね。まんこよりおしりの坑の方が気持ちいいんでしょ?
ほら、なんとか言っ――あら?」
ツグミは膣に入れている指から、陰茎を擦りあげる手から、その脈動を感じ取
った。
そしてそれは直ぐに解き放たれた。
スレイの子供ちんぽが荒波のように脈打ち、先ほどより濃い精液をびゅっ、び
ゅーっと吐き出す。
それを見て、ツグミは眉をつり上げた。
射精にくたっとなるスレイの身体を、太く逞しい陰茎で突き上げ。
「一人でいくってどういうこと?」
すべての爪を、敏感な陰茎に突き立て、その状態で擦り――いや、絞りあげる。
「わたしと一緒にいこうとか考えなかったの?」
「うっ……ひッ……ぁ…ごめっ………ツグぃ」
「赦さないわ」
言うと、ツグミは突き立てた指に力を込め、抉るように擦る。
「らぇっ……うぅ……そんなこっさえたぁああああっっ!!」
更に射精。
ツグミの怒りは高まってしまう。
「ちあう……ちあうのぉっ」
「黙りなさいっ」
ツグミは膣を攻めていた手で、スレイの頭を床に押しつけ。
「おしりをもっと絞めなさいっ、もっと」
そう言われてもやり方など分からない、ツグミの怒りはスレイの直腸に激しく
突き刺さる。
その衝撃だけでいけそうだが、いったらツグミが更に起こるから、いけるわけ
がない。
「もっと、もっとよ」
地面に撃ちつけられるように、ツグミに突かれ、スレイの身体は全身が尻穴に
なったように震える。
ツグミがいくまでには、スレイがもう二回イキ。
それでも、まだ攻めあげられ。スレイが半ば意識を失ったころ、ようやく――
「射精すわ」
ツグミはスレイから陰茎を抜いた。
突然のことにスレイが驚いていると、仰向けにされ。ツグミが顔を跨ぎ、その
マグマをすべてスレイの女神のような顔に叩きつけた。
顔中に精液をかけると、ツグミは満足したように、スレイの乳房をざぶとんに
して一息ついたが。直ぐに立ちあがると、まだ自失しているスレイの手をつかん
で、シャワールームの中央に置かれた長いすまでひきずり。
ツグミは長いすに座ると、その脚の間にスレイを座らせ。
「汚れちゃったから、舐めて」
「――へ?」
「ほら、いいから。じゃないとぉ」
ツグミの小さな足が、スレイの陰茎を踏みつぶした。
「ひやっ――!!! 」
口が開いた所で、ツグミはスレイの顔を掴み寄せて、親切にも陰茎を口にいれ
てやった。
ツグミはスレイの陰茎を踏みつけたまま。
「痛くしたり、やめたりしたら、潰すから」
こともなげに恐ろしいことを言った。
スレイは、
ちゅばっ、ちゅっ、ちゅぶっ、じゅぱっ。
涙目になってツグミの陰茎に奉仕した。
スレイがどんなにがんばっても、気をつけても、ツグミはスレイの陰茎を強く
踏み続けた。
――痛かったけれど、気持ちよくないわけではなかった。
スレイがツグミに尻穴を責められているのを、アイビスはフィリオの膝の上に
座らされて見させられていた。
フィリオはアイビスの細くしなやかな身体を、愛おしそうに抱きしめながら、
妹が悦ぶ姿を見て微笑んでいた。
美しさ、気高さ、そして女性であり男性――両性具有となって。本物の女神に
なった妹の姿は、彼の心を震わせた。
実の妹ながら、美しいと思った。
本当なら、腕の中にいる少女も完璧な存在にしてやりたかった。――胎盤が失
われたというのはブラフであった――だが、アイビスは、織り姫は女でなければ
ならない。
牽牛、ベガである妹には精巣が必要だが。
織り姫、アルテミスであるアイビスは女のままでなければならない。
フィリオは天才という狂気なる頭で、決めつけていた。
「フィリオ……」
アイビスの呻きが、フィリオの思考を妨げた。
「なんだい?」
未発達なままの胸板をなでてながら、フィリオは答えた。ちょっと力をかけれ
ば、肋骨の形までわかってしまう。
ツンと勃起した乳首、まだウブな桜色に吸いつきたくなる。
「……スレイを元に、スレイたちをもとに戻して」
フィリオにはアイビスの言っていることが理解できなかった。
だが、そんなことで簡単にキレるフィリオではないし。
アイビスはまだ未熟なのだから、自分の思考に追いつけないのは仕方ない。ま
だまだ自分たちが導いてやらないといけないのだから。
「計画のために必要なことなんだ、説明したろう? 分かってくれ」
いあいあ。アイビスは小さく首を横に振った。
「あんなの変だよ、スレイが可哀想だよ」
「……変? 可哀想?」
「だって、だって、あんな姿、おかしい」
フィリオはどう説明したらいいか考えながら、アイビスの肩に顎をおいた。
その瞬間、アイビスの心臓がドクリと跳ねた。
「アイビス、見てごらん。ちゃんと見るんだ」
促され、スレイが何度も何度もツグミにいかされるのを見て。スレイの下腹部
に生えた“変なの”からいっぱい出てくる白い液体をみて、アイビスの瞳から、
涙が溢れでた。
「…………スレイ」
その言葉を聞いて、フィリオはどう勘違いしたのか。
「後でまた、させてあげるよ」
と言ってきた。
アイビスは顔を横に振ったが、フィリオは無視して、言葉を続けた。
「スレイをみてごらん」
「あんなに悦んでいるだろう? あんなに楽しんでいるだろう? ならいいこと
なんだよ。そうは思えないかな?」
スレイはまた射精した、ツグミはスレイを怒鳴り続けている。じゅぽっ、じゅ
ぽっと淫美でヤラシイ水音が室内に響いている。
「セックスするのはいいことなんだよ」
「――わかんないよっ」
アイビスは暴れ、フィリオの腕から逃げる――シャワーボックスの一つへと。
しかし、そんなところに逃げたってどうにもならない。
仕切り板の下の隙間から、フィリオが入ってきて、アイビスを床に押し倒す。
「分からないなら教えてあげるよ」
そう言って、アイビスの姫芽を強く摘んだ。電流のような痛みの快感に、アイ
ビスの身体が跳ねる。
フィリオはアイビスの乳首に吸いつき、その小さいが堅くコリコリしたのを弄
ぶ、少女の味がした。
「いや、いあ。……うぅ……うぁ、あぁ」
嗚咽を繰り返すアイビスに、フィリオは語りかける。
「いいことを教えてあげよう。フタナリンΩは女性が服用すれば、陰茎が生える。
なら、男が飲んだらどうなると思う」
「…………うぅ」
「答えて、アイビス」
アイビスの薄毛を指先に絡めながら、フィリオは急かす。
「知らないよっ」
アイビスが頑なに答えることを拒否すると、フィリオは肩を竦めて。
「なら――教えよう。フタナリンΩを男が飲むと……二本になるんだ」
アイビスは耳を疑い、フィリオの下腹部をみた。
確かにそこには陰茎が二本ぶら下がっている。
フィリオは笑った。
「だから、こんなこともできる」
そう言って右手で姫唇を、左で菊門を拡げ――同時に
「――ひっ! イヤァァアアアアアアッ!!?」
二本のフィリオが同時にアイビスに突き立つ。
「どうだい?」
しかし、アイビスは獣のような悲鳴をあげるばかりで答えない。そんな姿も愛
おしかった。
フィリオは腰を振り、同時に攻める。
同じ早さで、同じ強さで、同じ太さで攻めてくるその肉圧に、アイビスは激し
くもがく。もがく度に痛みが――快感が身体を頭を絞めていく。
痛いだけ。
違う。
痛気持ちいい感覚に、頭が痺れ、口からは悲鳴が溢れ続ける。
フィリオの首に腕をまわす、いつのまにか自分の腰が動いていた。
弱々しく。
だんだんと強く、自分でもわけがわかんなくなるくらい、とにかく腰をふって
いる。アイビスはその事実を認めたくなかった。
まるで自分がイヤラシイ女だと認めてしまうようで。
まるでスレイたちがされたことを、許してしまうようで。
認めたくなかった――アイビスの腰の動きに捻りがくわわる。
蜜壷が、直腸が、フィリオの陰茎を欲しがる。
もっと強く。
もっと激しく。
そうせがむように、アイビスのいやらしい部分がキツく締まっていく。
「凄いね、アイビスは」
フィリオはそれでもまだ余裕を見せるように、アイビスのはらっぱのような胸
に萌える姫芽をついばみ、甘く噛む。
「ひっ――」
その度に締め付けてくる。
じゅじゅぽっ、じゅじゅぽっ。攻めたてられる二つの穴、同時に奏でられる卑
猥な音。
アイビスは必死に首を振る。
ちがう、チがウ、違うっ!
アタシはこんなこと望んでいなかった/なのに躰は切ないほどにフィリオを求
める。
スレイやツグミがあんな姿なわけがない、あの二人がこんなことするわけがな
い――だが現実は…………。
アイビスは激しく首を振った、なん度もなん度も。
「そんなに気持ちいいのかい」
――そうじゃないっ。
「なら、もっと気持ちよくしてあげよう」
――やめてよ。
水音が激しさを増す。
こんなこと、したくない。――彼とこんな形ではしたくなかった。
フィリオのことが好きだった。
フィリオと恋人になりたかった。甘い言葉をかけてほしかった。優しくしてほ
しかった。アタシだけを、見ていてほしかった。
甘いキスを夢想した。
初めてをあげる瞬間を空想した。
二人で飲む、朝のコーヒーを……。
――総てが、切り裂かれた。
熱い異物を腹部に感じる、こぽこぽと音をたてるようにこぼれていく。
フィリオの顔が直ぐ側にあった。キスされていた。
アイビスはその朝焼け色の瞳を、暗闇に落とした。
一条の涙が溢れた。
――――E N D――――
というわけで、本日26時から祝アニメ放送記念SSでした。
んじゃ、originalgenerationS発売くらいまでROMってます。
乙、面白かった
でも牽牛はアルタイルで、織姫がベガだと思うんだ
GJ
フィリオの狂気と天才紙一重な描写が好きだ
「天才と何とかは紙一重とゆうかむしろ完全に向こう岸」だからな。
それ、なんて破壊ロボ?
フィリオが超怖い。
フィリオマジクレイジー(良い意味で)
520 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 20:54:54 ID:dnEu6XZ1
カーラものってどこかになかったっけ?
遅レスだがクエルボ博士はラーダさんとラブラブしててほしい。
研究者とサンプル時代と再開後の二通りで。
カーラが喰われるのが想像できないな…
どう考えても罠にはまったユウが喰われてる方が自然だwww
ジェグナン卿の行動原理を「必死で紳士してたけどもう辛抱ならん」にすればおk。
カチーナ×タスクきぼんぬ
525 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 18:29:30 ID:V3yDvq2G
お前が書けよ
「震えるぞハート 燃え尽きるほどヒート 刻むぞ血液のビート 山吹色の波紋疾走!!」
いつにも増して力んだタスクが叫ぶ。
眉を顰めて、緑と赤、二つの眼が刺すような視線を送る。
静寂が、二人きりの格納庫へ広がる。ほんの数秒だったろう、開きかけた唇を固く結び、カチーナは
決めポーズのまま固まったタスクへ背を向ける。
ヤバイ。本気でヤバイ…少年の背に、冷や汗が流れる。
赤いパイロットスーツの背に向け、静寂を打ち破るべく、言葉をかける。
「あ・・・あの女の目・・・・・・養豚場のブタでも見るかのように冷たい目だ…
冷徹な目だ・・・<かわいそうだけど明日の朝にはお肉屋さんの店先にならぶ運命なのね>って感じの!」
ほんのコンマ秒だけ動きを止めた足が、再び冷たく動き始める。
仕舞った…胸中で後悔が沸き立つ。もっと他に言うべき台詞があったのでは無いか…と。
青ざめ、俯いた顔を上げるタスクの瞳へ、離れた筈のオッドアイが映る。
カチーナの唇が開き、そして…
「スピードワゴンはクールに去るぜ」
ポツリ、一言を残して背を向けると、きょとんと眼を見開いたタスクを残して艦内へと消えた。
姿の消えた扉を、見つめるタスクの口からポツリと言葉が漏れる…やれやれだぜ…と。
Fin
俺は今、ピンチだ。
カーラが持って来た、トロンベ艦長の特製デザートを秘蔵の紅茶とともに頂いたまではよかった。
だが、それを食べた今の俺の下半身は、ズボンの中を猛烈に暴れ回ろうとしている。
食べた瞬間、カーラがニヤリとしたのは気のせいだろうか。
さらに悪いことに、横で俺に話し掛けてきているカーラの服は露出が高く、
スラッとした太もも、突き出た胸が生々しく目に映る。
「ねー、ちょっと話聞いてんの、ユウ?」
カーラが体を近付けてくる。紅茶ではないがいい匂いがする。
ゴクリ、と唾を飲んでしまう。ここは俺の部屋なので、周りには誰もいない。
艦長のデザートに釣られてカーラを部屋に入れたのが失敗だった。
食堂か艦長、ゼンガー少佐の部屋で食すべきだった。
「この部屋、少し暑くない?」
えぇぃ、上着のボタンを外すな!
ヤバイ!下半身のトロニウムエンジンがオーバードライブになりつつある!
あ、コラ!寄り掛かるな、胸の谷間を見せるな、あぁぁあぁあああぁ!
どうする、どうするよ、俺!どうすんの!?
続かない。
というかここまでが俺の限界orz
>>527 どっかのCMを連想させるな。
ユウの取り出すカード
『紳士は我慢』
『据え膳食わぬは男の恥』
『この場は退却』
534 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 23:30:47 ID:JgEWXzfZ
宙×ルネって無いなぁ
結構良いと思うんだけど、この二人
握手すら出来ないけど
五飛×ルネ
ツンツン同士ならおもしろいと思うんだ
オルゴンエネルギーっていうヤッてる男女から発生する生命エネルギーがあるらしい。
……あれ? そういえばオルゴンって……
さてはそういう仕組みなんかなぁ、あいつ等の機体。
だから女の子の同乗者が必要だとか……
>>536 よし、それをネタにして統夜×カティアで一本書いてくれ。
あ、カルビ×カティアでも構わんぞ?
>>537 前から統夜、後ろからカルビに責められるシチュが見たい。
ならテニアは頂いていく。
クエルボ「明日はPT操作の実技だったな。どれでもいいので適当な機体を決めておけ」
アラド「へーい」
アラド「んー、どれにすっかなぁ」
オウカ「ラト、今日の検査はどうだったの?」
ラト「問題なかったわ…」
ゼオラ「よかった」
ラト「心配してくれてありがとう…」
アラド「む〜」
ゼオラ「姉様は無理はしないでね。ただでさえ細いんだから」
オウカ「大丈夫よ」
ラト「…姉様、お願いだから無理はしないでね」
オウカ「ありがとう」
アラド(グルンガストはパワーはでかいけど重すぎて趣味じゃねえし。
ヒュッケバインはまとまりすぎてんだよな。堅実だけど面白くない…。軽さが売りってのもなぁ。
ゲシュペンストは全般に小さくまとまっちまってる。他と比べるとステークはオレ向きか?)
ゼオラ「アラド?」
オウカ「さっきからどうしたのかしら」
アラド「ん〜〜む〜(グルンガストの剣ででっかくいくか?でもゲシュをマスターできりゃ底上げになるんだよな…)」
ゼオラ「悩み事かしら」
アラド「……大中小どれにすっかな〜」
三人『………』
ゼオラ「やっばり大きいのがいいわよ!男はみんな大きいのが好きなものでしょ!」
アラド「うーん、そうかもな」
オウカ「ほどよく整ってるのが一番よ。扱いやすいくじっくり長持ちするわ!」
アラド「そりゃそうだ」
ラト「小ぶりなのはいいことだと思う。なんといっても扱いやすさが一番で目的に専念できるし…!」
アラド「そうか?」
三人『どれにするの!?』
アラド「な、何事!?」
マサキ×リューネを待っているのは俺だけじゃないはず
545 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 03:14:31 ID:wlo5TVrW
アクセル×ラミアを待っているのは俺だけだな。
……だって好きなんだもんよォ!
OG2でアクセルが生き残ってたらとか思うともうね……
過去スレに三本ほどあったけどな>アクラミ
あったな。あれらはどれも良いものだ。今でも時々読み返すよ
だがもっと読みたいのがファンのサガってものさ
その欲望が過剰に高まった時、人は時分で書き始めるものなのさ
552 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 16:46:57 ID:wlo5TVrW
んじゃみんなで書いてみる?
……俺はPCぶっ壊れてるから携帯でちまちま頑張るよ!
やはりマサリュー待ってるのは俺だけなのか…
555get
トウマ×ミナキものを待っているのは私だけだろうな…
リューネ×ヤンロンを待ってるのも、私だ。
ギリヴィレ待ってるのも俺ぐらいだろう
アスセレとアラアイを待っているのは俺だけだろうな…
五飛×セレーナ
甲児×クスハ
アイビス×キンケドゥ
ヤザン×ゼオラ
アクア×ライト
オリと版権のSSがみたい
>>561の上から三番目とリョウヴィレを待ち焦がれているのも私だ
待つのは良いが、黙って待てよ
アピールくらいいいじゃないか
保守代わりにもなるし
ふと目を覚ますと、ベッドの上だった。
真っ白な天井をぼーっとしながら眺めていると、隣から小さな話し声が聞こえてきた。
ふとそちらを見遣ると何時も見ている、二人の女性が自分の方に向いてクスクスと微笑む。
何故かその女性達は既に下着しか身に纏ってはおらず、白い肌を露にしていた。
「…どうしたの?」
軽いウェーブの掛かった髪を弄りながら、青い瞳の女性はもう一人の女性の方に近づいていく。
「タスク…後でちゃーんと…」
肩辺りの金髪が外側に跳ね、左右違う色の瞳がタスクと呼ばれた青年を舐めるような視線で見入っている。
「カチーナ中尉、こちらを向いて下さい」
その言葉に、カチーナと呼ばれた女性は視線を女性に戻した。
クスリと笑みを零すと、カチーナはその女性を抱き寄せ、首筋に口付けた。
「レオナ…」
「ん…中尉…」
目の前で起こっている光景が信じられず、タスクは呆然と二人を見比べていた。
レオナとカチーナはそんなタスクの事など全くお構いなしに、口付けを交わしている。
女性同士で下着越しに胸辺りに触れながら体を寄せ合うと、再びクスクスと笑みを零し始めた。
「ちょ…二人共!?何やって…」
タスクは我に返ると、顔を真っ赤にしながら顔を逸らす。
二人は一瞬顔を見合わせるが、横たわったタスクの方に寄ると、同時にタスクの頬に口付けた。
「…見て分からないかしら?」
レオナが頬から唇を離し、冷たく告げるとカチーナが苦笑いを浮かべながらタスクの唇を奪う。
「ん…んっ!?」
突然のことでタスクは目を白黒させ、その行為に困惑する。
カチーナは相手の事などお構いなしに、口内に舌を差し入れると、相手の縮こまった
舌を突付きながら悪戯っぽく微笑んだ。
「…ふぁ…んむ…」
ちゅ、ちゅと何度も音を立てて口付けを繰り返していると、レオナがカチーナの頬に手を遣り、自分の方を振り向かせる。
カチーナが顔を上げてレオナの方を見ると、さっきタスクとしていたような濃厚な口付けを彼を上から挟むようにしてし始めた。
真上で起こるものを現実とは認めることが出来ず、タスクは眉を潜めながら二人を眺めた。
「ん…ふ…」
わざとらしく水音を響かせながら、何度も口付けを交わす。
流石に痺れを切らしたのかタスクは二人の腰辺りに手をやると、そのままヒップの方に手を下ろしていき、二人がその感覚にびくりと体を震わせて堪らずに唇を離した。
>>538 それはもしかして・・・「教えてクーランジュ先生」のノリか!?
カルビ「大丈夫よ・・・前の方は統夜に譲るから。」
>>561の2番目イイな
そして1番目は逆ではないのか…
「ん、や…」
びくりと震えながら二人の動きが止まる。
小さく吐息を吐き出すと、潤んだ瞳でタスクの方を見つめていた。
「レオナ…カチーナ、中尉…?」
名前を呼ばれると、二人はタスクの傍に寄ると、指でシャツ越しに肌に触れる。
つ…と指を伝わせると、カチーナがタスクのズボン越しに掌を寄せた。
同じようにレオナがタスクの正面に顔を寄せ、唇を重ね合わせる。
くすりとカチーナが微笑むと、ズボンの上からタスク自身を撫で上げた。
「……んっ!」
レオナに唇が塞がれ声は出せなかったが、小さく呻くとレオナの頬を両手で軽く挟んだ。
上でレオナとタスクが口付けを交わしているのを見ると、微妙な表情を浮かべながらタスク自身を扱く。
「んっ…くぅ……っ」
自分自身を弄られると段々と熱を持ってくる。タスクはびくびくと体を震わせ、必死にそれに耐えていた。
「ん…タスク。脱がせていい?」
既に窮屈そうにしているタスク自身を擽りながら、カチーナが問い掛ける。
「…んぅっ…」
タスクは軽く頷くだけだったが、カチーナはこくりと頷くとタスクのズボンのベルトをかちゃかちゃと弄り始めた。
そしてジッパーを降ろすと、窮屈そうにしているそれに下着越しで触れた。
その度にビクビクと反応を返してくるそれに、カチーナは笑みを浮かべる。
暫くするとタスクのズボンを下までずり降ろし、その上から馬乗りになって下着越しで秘部を擦り合わせた。
「あんっ……」
「ん…。中尉…ずるいです。私にも…」
タスクと口付けを交わしていたレオナが顔を上げ、タスクの腹部に馬乗りになると、カチーナに抱き付きながら相手自身と擦り合わせる。
「あ、あんっ…タスクぅ……」
それだけで既に興奮してきたカチーナが、下着を愛液で濡らし始めた。
「ねぇ、タスク。どちらにして欲しいかしら」
ふふ…と笑みを零し、レオナは後ろに振り返りながら問い掛ける。
「うっ……そんな、酷な質問っ……」
「欲張りだな。あたしら…こんなに……」
カチーナがタスクの股間から足を退ける。レオナもまたタスクの上から体を退けると、カチーナとは彼を隔てて向かい側に座り込んだ。
「…今日だけよ?」
目を伏せレオナが小さく呟くと、隣ではカチーナがタスクの腰に手を掛けて下着を剥ぎ取っていた。
露わになったタスクのモノに、レオナとカチーナは同時に口付ける。
既に先端は先走りの液で妖しく濡れていた。
「ん……」
亀頭の先を唇で軽く口付けると、レオナがその上から唇を被せ、口内でそこを刺激し始めた。
「レオナ、ずるい…」
その行為を物欲しそうに見つめているカチーナは、ぼそりと呟いて拗ねてしまった。
「カチーナ中尉…こっち……」
それに気付いたタスクはカチーナを呼ぶと、腰に手を当てて抱き寄せる。
今度はタスクの方からカチーナの唇に口付けると、さっき彼女がしたように深い口付けを与えて来た。
「ん、ん……」
レオナがタスクの股間に顔を埋め、懸命に奉仕する。筋に沿って舌で辿ると、タスクのモノがヒクヒクと震えた。
再び先走りの液が溢れ、先端を濡らしていく。
続きはまた後日。
フォルカ×リィナ
を待ってるのは俺だけのようだな
「ん、ぷぁっ…レオナ、今度はあたしがやる」
満足気に笑みを零すと、カチーナはレオナに唇を寄せた。
ちゅっと軽く音を立てるだけの短いキスを終えた二人は、ポジションを入れ替えて再びタスクに奉仕をし始めた。
「んむ…ふ……」
レオナと入れ替わりにタスクの股間に顔を寄せ、彼女と同じようにそれに口付けると、根元の袋を軽く掌で包んだ。
それを軽く揉むと、タスクが眉を寄せ、くぐもった声を上げ始めた。
「く、うぅっ……ちゅ、中尉!?」
「んむ…?」
そこを何度も刺激すると、タスク自身がビクンと震える。
カチーナはビクンと震える相手自身に歯を立てた。
「くっ、うぅっ」
その瞬間、タスクはカチーナの口内に自らの欲望を吐き出す。
顔を上げタスクの表情を見遣ると口を離し、それを懸命に飲み込む。
カチーナはそれを半ば飲み切った所で口を拭った。
「ご馳走さん」
「って、え…!?」
満足そうに口許を緩めると、カチーナはレオナの側に寄っていった。
そしてそのままの格好で部屋の外へと出て行ってしまった。
「ちょっ、え!?」
一人取り残されたタスクは呆然としたまま二人が去って行った方向を見つめていた。
タスクはベルの音でふと目覚めた。隣には6時にセットされた目覚時計。
「……ゆ、夢…!?」
乱れたシーツを呆然と眺めると、溜め息を吐いた。
「何だ…俺、あんな…夢を。相当ヤバいんじゃ…」
冷や汗を拭いながらベッドから起き上がると、何事も無かったかのように身支度を始めた。
暫く二人の顔を見る度赤面とする羽目になる、タスクだった。
無理矢理纏めてみた。
吊って来るわ。
夢オチだぁーっ!?ガビーン
でもGJ
今度は正夢になったやつを…
続きがみたいっす
>>574 d。
書いてる途中で気持ち悪くなったんだwゴメw
>>575 三人はキツい罠。
2Pならおk。
>>577 おk。話は別物になるが許せw
文章上手く纏まって無いけど各自で妄想汁。
何時からだろう。アイツを意識し始めたのは。
女は誰も居ない静かな自室で、自嘲気味に笑った。
眉間に手を当てて俯くと、頬に一筋の涙が伝う。
飲み掛けだったワインを一飲みするとふらふらとしながら立上がり、訓練のままの格好で自室を後にした。
部屋を出たのはいいが特に何もする事がない女は、細長い廊下をふらふらとしながら歩いて行く。
廊下はしんと静まりかえり、人一人いない。時間で言えばもう深夜だ。
けれど戦艦内、ヒリュウ改は動き続けている。
時折ゴォンと振動が起こると、女は壁に背を預けた。
ふと横を見ると、自分の考えていた男の部屋があった。
女は深夜だというのに、その男の部屋のベルを鳴らした。
表には何も聞こえないが、ボタンを押すと部屋の内部でベルが鳴る。
インターフォンも付属では付いているが、殆どの者はそれを使わない。
女はそのドアに身を預け、頭を抱えた。酒のせいで段々と体が熱くなる。
何も反応が無かったが、暫くするとシュン、とドアが開く。
支えるものが無くなった女の身はが、そのまま後ろに倒れていった。
「…ちょっ!?」
突然の来訪者、もといいきなり倒れて込んで来る女に男は彼女を支える形になる。
しかし勢いで倒れて来た女の体を支える事が出来ず、床に倒れる形になってしまった。
「っつー……カチーナ中尉?いきなり…んむっ!?」
自動でドアが閉まると、カチーナと呼ばれた女はいきなり目の前の男に口付けた。
息苦しくなるほど激しく口付けると、外に跳ねた髪が揺れる。
縮こまっている相手の舌に自分の舌を絡めると、それに何度も吸い付く。
ぴちゃぴちゃと口内を犯す音が、部屋までの道に響いた。
「はふぅ……タスク…あたしと…しよ?」
一通りキスを終えると、カチーナは男の体の上に馬乗りになる。
タスク、と呼ばれた男は訳が分からずに困惑した。
「中尉?もしかして酔っ払ってます?」
酒の味が残る舌に、苦笑いを浮かべながらタスクはカチーナに問い掛けた。
カチーナは首を横に振り、既に濡れたそこをタスクの股間に擦り付けた。
「…仕方ない人っスね。ほら、床なんかでしたら痛いでしょ。せめてベッドまで行きましょうよ」
タスクはカチーナの体を姫抱きすると、自室のベッドに向かう。
カチーナはタスクの首に軽く腕を掛けると、目の前にある彼に再び口付けた。
「ん、っ…ちょ、前がっ…むっ……」
「んっ…タスクぅ……あたし、タスクの事…」
一旦唇を離すと頬を赤く染めて笑みを零す。
タスクはカチーナをベッドまで運ぶと、彼女をベッドの上に放り投げた。
弾みでスプリングが軋む。タスクもまたベッドに乗ると、カチーナの方へ近付いていく。
「そんな事言って…俺を煽りたいんスか?」
既に乗り気になっているタスクを見ると、ふるふると首を横に振った。
「タスクが、好きなんだよぉ……だからぁっ…」
言いかけていた言葉が続くと、タスクは息を飲んだ。
普段は淑やかな素振りすら見せず、乱雑に扱って来る彼女。
今は顔を真っ赤に染めながらも、自身に好きだと訴えてくる。
それが真実なのか否か、既にタスクにとってはどうでも良い事だった。
「…俺もっスよ?」
何が、とは言わなかった。否、言えなかった。
素面に戻った時、嫌われたくはない。
酒のせいにしてしまえばどうにでも言い訳は聞く筈なのに。
カチーナは、その言葉に少々不満があったようだ。
熱で潤んだ目を細め、タスクを睨む。
「タス……んっ…」
言葉を発そうとした彼女の唇を塞ぐと、今度はタスクから仕掛けて来た。
タスクが懸命に延ばして来る舌を啄むと、それに合わせるようにして舌に吸い付いて来た。
暫くして唇を離すと銀色の糸を引いていた。
途中でぷつりとそれが途切れるとそれがカチーナの胸元に染みを作った。
既に欲望で潤んだ瞳に、タスクの背中にぞくりと何かが走る。
タスクはカチーナの体をぎゅっと自分に抱き寄せると、そっと軍服越しで胸の窪んだ部分に口付けた。
「タス、ク…っ」
カチーナは、彼の頭を自分の胸に押し付けた。
タスクの顔面に柔らかい感触に、自分から顔を埋めていく。
暫くその感触を堪能した後、軍服越しから彼女の胸を揉み始めた。
手に少し余るくらいのその乳房を、根元から優しく揉みしだく。
次第にカチーナからは上擦った喘ぎ声が聞こえてきた。
「んっ…ふぅ、ぁ…駄目だってぇ…」
「駄目、じゃないでしょ?」
飾りをきゅっと摘むと、カチーナが身体を退け反らせた。
「あんっ、…駄目…」
「じゃ、止めます?」
彼女が甘い声で制止すると、タスクが手の動きを止めた。
カチーナはびくりと震えながらタスクの方を見つめる。
タスクはその視線に気付いてはいるものの、手を出そうとはしなかった。
581 :
389:2006/10/28(土) 16:49:25 ID:0a6+cm1B
アムロって考えるとスパロボで結構いろんな女性と絡んでる。
・今となっては懐かしい新スーパーのアヤ、チェーンとの三角関係。
・αのクリスとの上司と部下以上を匂わせる会話。
・第二次αのツグミとのパロネタでの掛け合い(台詞のメモを見るとかなり親密げだった)
・MXのベガ、遙とのお食事(しかもクワトロに仕事押し付け)
アムロXアヤ、アムロXツグミを先にUPしようかなぁ。
リョウトXレオナ、カチーナは今やりずらいし・・・・
>>567ぐっじょぶです
>今となっては懐かしい新スーパーのアヤ、チェーンとの三角関係
Dでもこういう関係があったぞ
アムロ×アヤ
アムロ×クリス
セレーナ×アスラン
セレーナ×五飛
セレーナ×トロワ
つアスラン×エルマ
Fの時にミサトがアムロのことを
「ピンチになったら助けに来てくれそうな声ね」と言うんだが(要はセーラームーンネタ)
それを受けて、富士原が同人誌で
アムロが本当にミサトをお姫様抱っこで救出ってシーンを描いてた
あれを見て以来、俺の中でなんとなくこの2人はカップルぽい
スパロボアムロってCCAアムロ以上に頼れる大人として描かれてるからな。
CCAイベントが入ると原作準拠で大人気なくなるから逆にびっくりする。
シャアが大人気ないからアムロも自然に苛立ちが募るのさ。
>>581 >アムロXアヤ、アムロXツグミを先にUPしようかなぁ。
早めのUPを待っています。
>>584 「ふふ、さぁ…君のすべてを見せてもらうよ」
「や、やめてくださいッ!いや…いやだ…助けて!助けてセレーナさ…!ひっ!」
アスランの手に持ったドライバー、ピンセットが的確にエルマの外装を引き剥がしていく。
エルマは自分の体の中の回線、回路などが直接外気に晒されて冷却される感覚に今自分に起きていることが現実だということを教える。
「ふふふ……綺麗だよ、エルマ…君の中は…きらきら光って…回線が複雑に絡み合って…」
「嫌…いやだよぉ……助けて…」
「もし、今手を滑らせてこの回線をすべて断ち切ったら君はどうなっちゃうんだろうな…」
こうですか!?わかりm(ry
「意地悪、すんなよぉ…」
カチーナはタスクの側に寄ると、自分の体を擦り寄せた。
タスクはカチーナのその姿を見るとクスリと笑みを浮かべる。
「何時もこうなら、可愛いんスけどね」
そしてカチーナの体を一度抱き寄せると、その場へそのまま押し倒す。
カチーナの腕を右手で固定し左手で器用に軍服を剥ぎ取ると、後ろ手でブラジャーのホックに手を掛けた。
プツ…と小さな音を立ててブラジャーが外れると、形の良いバストが露になった。
「結構中尉の胸、柔らかいんスねー」
わざとらしくからかいながらタスクがカチーナの胸に吸い付いた。
飾りを甘噛みし吸い上げると、カチーナからくぐもった声が聞こえて来た。
「あ…んぅっ……んふっ…」
「声、もっと出していいんスよ?…もうこんなにしちゃって…カチーナ中尉って感じ易いんだ」
片手と口で乳房を貪りながら、開いた手でカチーナのホットパンツに手を掛けた。
ズボン越しに割れ目を撫でるとカチーナの体が震え出した。
「ち、違うっ…」
「へー…そうなんだ」
カチーナは必死に否定してはいるが、タスクは全く動じなかった。
むしろ調子付いたのか、割れ目に指をぐりぐりと押しつける。
するとカチーナの股間に、小さな染みが出来始めた。
「カチーナ中尉…ここに染みが出来てるっスよ」
相手に足を開かせ、執拗にそこを弄る。
カチーナは頬を真っ赤に染めると、タスクから顔を逸らした。
タスクはその反応を見ているうちに自分も高まっている事に気付くと、小さく溜め息を吐いた。
そして乱雑にベルトを引き抜くと、ズボンのジッパーを開いて既に高ぶっている自身を取り出した。
「中尉……」
自分の分身をカチーナの顔の前に寄せると、彼女は黙ってそれに視線をやった。
ごくりと生唾を飲み込みひたすらそれに見入っていると、タスクは彼女の目の前にまで自身を持っていった。
「カチーナ中尉。…中尉からねだって来たんスから…、俺だってしてもらってもいいっスよね」
駄目だと言われたら無理矢理にでもやろうと思っていたタスクだったが、カチーナは小さく頷くと照れくさそうに微笑んだ。
?スコ?セ橸セ抵セ昴∫嚀orz譌ゥ繧√↓邨ゅo繧峨○繧九?
皆、ゴメンorz早めに終わらせるな。
カチーナは亀頭に軽く唇を寄せ、ちろりと舌を出して舐める。
それだけでもタスクびくりと体を反応させた。
「んむ……ふ…」
カチーナはタスクのズボンのホックを外してズボンをずり下げると、根元を軽く揉みしだきながら口の中に相手自身を含む。
舌で何度も吸い上げながら、今度は袋を軽く揉み始めた。
「う、くっ…中…尉っ」
堪らずカチーナの頭に力を込め、奥深くまで含ませる。
「む……ふぅっ、ん」
ちゅ、ちゅ…と何度も音を立てて吸うと、一度口からタスク自身を離す。
そして手で扱きながら、今度は裏筋を擽るように舌で舐めると、ビクビクとそれが脈打った。
既に限界に近いモノに、カチーナは軽く歯を立てた。
「ちゅ…い。出るっ」
刹那。
タスク自身がビクビク震えると、カチーナの口に自身の欲望を吐き出した。
「…んっ!」
咥えた位置が浅かったのかカチーナの口からタスクのモノが外れると、彼女の顔面に白濁が掛かる。
カチーナは反射的に目を閉じると、それが止まるまでじっと待った。
暫くしてカチーナが目を開くと、タスクがまじまじと彼女を見つめていた。
「カチーナ中尉…すっげぇ、やらしく見えるぜ」
「…んふ…そ、か?」
ちゅるちゅるとタスクの欲望を口に入れながら、彼を見つめる。
時折指にまで付いた白濁をぺろりと舐めると、熱っぽい視線でタスクを見つめた。
「そんなやらしい中尉には…」
今度はタスクがカチーナを押し倒す。
ホットパンツに手を掛け、それを下ろすとショーツの上から割れ目を舐め始めた。
「や…タス……脱がせて…」
「こっちの方が恥ずかしいでしょ?」
既に濡れそぼったそこを、指でぐちゅぐちゅと弄りながら時折舌で舐めてやる。
「タスクっ、お願……脱がせてぇ…」
カチーナが下腹部をヒクヒクとさせながら訴えると、タスクは暫く考え込んだ。
「じゃ、足をもっと広げてくれるんなら脱がせてあげることにしましょっか」
タスクはカチーナの両腰からショーツに手を掛けると、そのまま下にずり下ろした。
カチーナは太股に力を込め、そこを必死に隠そうとした。
しかしタスクはそれを許さず、カチーナの足を掴むと、膝に手を挟んで両手で足を開かせた。
「あっ、あ……タスク、見ないで…やだっ、恥ずかしいっ」
割れ目から既に蜜を零し、尻に力を込める度にくちゅくちゅと音を立てるそこをタスクは視線を逸らす事も出来ずに見入っていた。
カチーナはその視線に気付いていたがどうする事も出来ず、ただ目をぎゅっと瞑るだけだった。
ワクワクテカテカ
タスクは指でそこを押し広げながら舌を差し入れる。
「ひっ…い、あっ……タスっ……」
ざらりとした舌の感覚にカチーナは体を震わせる。
触れる度敏感に反応を返して来る彼女のそこから舌を引き抜くと、今度は右の人指し指を差し込んで時折内部で指を折り曲げた。
「ひっ……んはぁっ…」
飲み切れなかった唾液が口端を伝う。
タスクはそれを舐め取ると、再びカチーナの割れ目に口付けた。
「んっ……タス…ク…」
カチーナはビクンと体を震わせ、タスクの方を見つめる。
とめどなく溢れて来る蜜がタスクの指を濡らすと、カチーナに見せつけるようにして人指し指を親指に擦りつけるとゆっくりと引き離した。
「ほら、中尉…カチーナ中尉のココ、凄い事になってるっスよ?」
タスク少し粘りのある液体をカチーナの頬に擦り付ける。
それに興奮し始めるカチーナは、無意識に腰を揺らし始めた。
「ホントにやらしい中尉だな。何時も俺をそんな風に見てたんスか?」
「違ぁ……そんなんじゃ、ねぇってばぁ…」
真っ赤な顔をしながら必死に否定をするものの、タスクは更に意地悪をする。
「腰を振りながらココをヒクヒクさせて言われてもな…さて…どうして欲しい?」
言いながらタスクはカチーナには見えないように自身に手を掛け、そこを自分で扱く。
「あんっ……タスクの…が……欲し…」
「よく出来ました。じゃ、そんなカチーナ中尉にはご褒美をあげないと…」
彼女が答えると、タスクはさっきから扱いていたモノをカチーナの前に見せつける。
まだ挿れてもいないのに、カチーナはそれを見つめたまま息を乱し始めた。
「…力、抜いて下さいよ」
タスクはそう言いながらカチーナの割れ目を指で押し広げた。
右手で自身を握ると、そこに自分自身をあてがう。
そして少し力を込めて先端を含ませると、内部のキツさに思わずタスクが呻き声を上げた。
「あ…あぁっ……タス…タスクぅっ」
「ちょっ、中尉…キツ…」
まだ先端しか入ってないと言うのにカチーナの内部はキツく締め付けて来た。
必死にそれを堪えながら、タスクは少しずつ奥まで挿入していった。
暫くするとカチーナに根元まで飲み込まれ、体が密着する。
タスクはフッと微笑んでカチーナの唇に軽く口付けた。
「あ……タスクが、中に……」
うっとりとしながらカチーナが甘い声で囁くと、タスクは少しカチーナの中で動いて見せた。
「あんっ……もっとぉ…動いて…」
カチーナからは既に理性が消え、本能のままタスクを求め始めた。
タスクは一度身を引くと、今度は腰を使って内部を擦り始めた。
ベッドのスプリングがギシギシと軋み、部屋にはぐちゅぐちゅと接合部から淫らな音が響く。
「ひっ…あぁっ……タスクぅっ」
「中尉…ど…しました?」
タスクは腰を彼女に何度も打ち付けながら、両手で乳房を握ると乱雑にそこを揉む。
「あ…んうっ!……も、イキそ…っ…」
「実は俺もヤバいんスよねー……くっ…は、中尉の中が締め付けて来るから…」
ヘラヘラとしてはいるものの、切羽詰まった様子にカチーナは笑みを零す。
普段は絶対見せないような甘い笑みに、タスクは照れ臭そうに微笑んだ。
「背中…腕回してもいいんスからね?」
ベッドに手を付くと、タスクは一度身を引いた。
カチーナはタスクの背中に腕を回すと、彼の顔をじっと見つめる。
タスクは生唾を飲み込むと一気にカチーナの奥まで突っ込み、激しく腰を打ち付けた。
「あひぃっ…、いっちゃぁあ……」
彼の背中に爪を立てビクビクと痙攣すると、カチーナはあっけなく達してしまった。
「…あっ…」
その余韻に浸っているカチーナは、無意識に内部を締め付ける。
「くうぅっ……カ、チーナ中……いっ…」
必死に耐えていたタスクだったが一層キツく締め付けられると、カチーナの内部に熱い欲望を吐き出した。
「あぅんっ、…タスク…ぅっ!」
先程イったばかりだというのに、その熱さに再び体を震わせた。
そしてヒクヒクと痙攣すると、タスクに合わせて腰を振った。
「あうっ……いっちゃ…た……」
タスクはそんなカチーナの唇を奪うと、そっと舌を差し入れた。
「んむ……」
ぴちゃぴちゃと音を立てて舌を絡めると、同時に腰を揺らす。
接合部分からは二人の欲望が混ざった蜜が、二人の腰が揺れるとぐちゅぐちゅと音を立ててカチーナの尻を伝った。
「はふ……馬鹿、調子に乗りやがって…」
「我慢出来なかったんだから仕方ないでしょ。生理現象っスよ、生理現象。中尉だって腰振ってたくせに」
図星を付かれると、カチーナは黙りこくってしまう。
「もうすっかり酔いは醒めてるみたいっスけど。明日起きて殴って来るなんてことは無いですよね?」
冗談混じりにタスクが笑みを浮かべると、カチーナは頬を真っ赤に染めたままこくりと頷いた。
タスクは彼女の胸を揉みながら、頬や首筋に口付ける。
「今度は風呂でとか、どうっスか?」
「嫌だ!」
カチーナの耳元で囁くと、彼女は即答で否定する。
「じゃあコクピットの中とか…」
「ざけんな!!」
顔を真っ赤にして否定はしているものの、それを聞く度に内部を締め付けているカチーナをタスクはじっと見つめた。
「体に聞いた方が正直だし、可愛いっスよ?」
タスクは自分自身をゆっくり引き抜くと、隅にあったティッシュで軽く自身を拭いた。
カチーナの割れ目を軽くつつくと、零れてくる白濁を軽く拭ってやる。
「〜っ!!スケベ、馬鹿っ!」
「さっきは好きだとか何とか言ってたくせに…ま、ギャップがあって可愛いかったんですけど」
くすくすと微笑むと、タスクはカチーナに唇を寄せた。
「〜っ!……す、好き…だぞ?で、でもっ!!」
「分かってますって」
タスクはそれだけ聞くと、カチーナの頬をくすぐった。
「少し休みましょっか」
「あぁ……」
二人の目が合うとくすりと笑みを浮かべ、互いに口付けた。
そして暫くすると規則正しい寝息が二つ、部屋に響き始める。
二人の長い夜はようやく終わりを告げたのだった。
Fin
正直すまんかった。時間掛り過ぎたな、ゴメン。
>>577 こんな感じで良かったか?カチーナのデレを見た事がないから、大半はもうそうだけどw
599 :
577:2006/10/29(日) 10:41:21 ID:cSpcKDHp
うおおまじGJ!!
たのしみに待ってたかいがありました。
また見たいものです
600 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 11:05:27 ID:YXH2n9bp
>>599 dクス。タスカチはありそうで需要が全然ないんだよな。ラッセルよりむしろキョウスケとかタスクと絡んでるイメージしかない俺ガイル。どちらにしろ妄想にしか過ぎん罠。
シチュエーションとかカップリングとか書いてあって、ツボにハマればまた書く。むしろ書きたいwもう駄目だ、いっぺん氏んでくるわorz
上げちまったorz本当にスマンorz
>>589 続き頼む
そういや五飛×セレーナの要望あげてる人が何人かいるけど、どこらへんで絡んでたっけ?
別にSS書くつもりはないが気になった
絡んでなくても、この2人が絡むと面白そうだと思って
要望したのかもしれんよ
605 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 01:43:04 ID:7CE/nGKW
スパロボ関係のスレでよく目にするカチーナって誰?
αシリーズ全作やったけどそんなキャラ出て来なかったよ?
OGシリーズもやれ。
αシリーズ以外もやれ
カードゲームも今更始めろ
そしてウィンキーの難易度に慣れろ。
ググったらホピ族の精霊の人形が出たぞ、カチーナ。
>>602 セレーナ編やればわかるよ
つまりは…
五飛(超ツン、真面目)×セレーナ(上手、エロ姉さん)
この組み合わせだと化学反応が起こるな
>>614 dでもないCHEMISTRYが膿まれるな
アラドが成長しているのを感じてひとりとまどうオウカ姉さん。
もしくはメイガス・ゲボから学んだ知識がよくわからなくて質問してくるアラドに困るオウカ姉さん。
>>614 真面目で堅物な五飛をセレーナの姉御がからかいながらも持て遊ぶ…
すごいCHEMISTRYだな
618 :
389:2006/10/31(火) 15:45:34 ID:py9/NHnS
>>582 Dでもこういう関係があったぞ
できれば詳しく
恥ずかしながら、Dはやってないもので
SSはもう少し
>>582ではないがな
Dではチェーンとベルトーチカが同時並行に存在していて
アムロを巡って火花を散らしております。
そういや64もそうだったな。
まったく、かがみんはモテるアムロが好きな人だ。
かがみん自身はアムロ×ベルトーチカが好きなんだけど
アムロ×チェーン好きの人に配慮して、
固定カップリングを作らず三角関係にしてる、という説があったな
アムロのカップリングか固定になってる感じなのは
コンパクト2とインパクトぐらいかな。確かチェーンしかいないぜ。
MXってチェーン達いたっけ?
HDの奥で見つけたブツ。未完成品
楽園からの追放者の後で
ラミアは複隊しギリアムと話し合った後、部屋で待機していた。
ならばそこに、「妹」が戻ってきたことを喜ぶ「姉」たるエクセレンがラミアの部屋に行くのを誰も疑問には思わなかった。
ただ、エクセレンが持参している物―アルコールと思われる缶―を見てレフィーナとブルックリンが文句を言いたそうだったが、それぞれショーンとキョウスケが止めていた。
そう、そのときは誰も気にしなかったのだ。
以前よりエクセレンとラミアが一緒にいることが多くなったり、エクセレンがラミアの部屋に行くのが増えたことも。
エクセレンがラミアの事をたまたま「お姉さま」などと言って、それを聞いたイルムガルドがエクセレンをからかった時にまるで、リュウセイの事を聞いたラトゥーニの様な―頬を染めてうつむくなんて―反応をエクセレンがするまでは。
そして、そのことについて有志による(主に男性の)ラミアに対する取り調べによって、あの時何があったのか明らかにされたのだ。
これは、その有志による取り調べによって明らかにされたことを報告するものである。
「ラミアちゃんいるー?」
「…………………」
「おーい、いないのー?」
「……あっ、エクセ姉様?鍵は開いています。どうぞ」
「んっふっふ〜〜。ラミアちゃん復帰おめでとー」
「あ、ありがとうございます。あの、それで……」
「ん?なにかな〜」
「その缶はアルコールでしょうか?それならばお気持ちは嬉しいのですが遠慮しておきます。
それに私はWシリーズとして飲酒等は可能ですがそもそも私たちWシリーズというのは……」
「ラミアちゃん、おーい。ラ・ミ・アちゃーん」
「は、はい!何でございますですか?」
「あれ?普通にしゃべれるようになったんじゃなかったっけ」
「あ、いえ問題ありません。それよりエクセ姉様その缶は…」
「あーだいじょうぶだいじょうぶ副長に許可もらってるし、
それにこれノンアルコールらしいから」
「ノンアルコールですか?なら他のそれこそ水でも…」
「ノンノン。祝い事をするならやっぱりその気にならなくちゃダメなのよ。
……それにしても副長の持ち物もけっこう謎よね、わざわざこんなモノまでもってるし」
「はぁ、そうですか」
「どーしたのさっきからラミアちゃんなーんかヘンよ。
何か言いたいことがあるんならこのエクセレン先生いつだって生徒の相談に乗ってあげるわよ」
「相談というか、何というか…」
「何でも溜めこみ過ぎるのは体に毒だから、ね」
「はあ、そうですか。……なら、先程ギリアム少佐と話をしたのですが…」
「ふんふん、それで?」
「なぜあんな簡単に私のことを信用したのか聞いたんですが、
そ、その、えっと、仲間だからといわれまして、
ど、どう反応したものか……」
「………(プルプル)…………」
「エ、エクセ姉様?ど、どうしたのですか。や、やはりこんな人形である私が……」
「あーもー!あーもー!何、何で今日はそんなに可愛いの!?」
「……は?」
「そんな縮こまって上目遣いで見るなんてことされたらワタシどうすればイイのかしら」
「は? エ、エクセ姉様一体何を…」
「ちなみにワタシが椅子で、ラミアちゃんがベットに座ってるのよん」
「エ、エクセ姉様いったいだれに? ほんとにだいじょうぶですか?」
「うーん、ダメみたいワタシ酔っ払っちゃったみたいねー」
「いえ、これはノンアルってくっ…だ、抱きつくなっ」
「ああ…かわいいわねぇラミアちゃんは」
「ちょっ…エクセ…っ」
「予定変更、最後に持ってくるはずだったけどイイコトいましょ」
「あっこら。ぬ、脱がすな」
「んーこーやって見るとやっぱりラミアちゃん大きいわね」
「あっ止めっキョっキョウスケ中尉は」
「だいじょぶだいじょぶこれくらいでどうにかなる付き合いじゃないし。それじゃはじめましょ」
そういってエクセレンはラミアの秘所に顔を近づけていった
ちゅ……ちゅぷ……ちゅ
「くっ……うわっ……!」
ぴちゅ……ちゅ……くちゅ……
「くぅっ!」
「ふふ……ラミアちゃんのここ……キレイ」
「エクセ姉様……やめっ」
「やめて? うそついちゃだめよ」
ぴちゅ……ちゅぷ……
「あっ! あぁっ!」
「ラミアちゃんのここ……ひくひくしてるわよ?
ひらいたり、とじたりしながら泣いちゃってるわよ?」
「そんな……そんなこと……あうっ!」
ぴちゅ……ちゅぷ……
「ピンク色のここ……とっても可愛い」
「あうっ! やぁっ!」
事の成り行きに呆然としていたラミアをベットに押し倒し、愛撫する。
そのきれいな秘所を、舌と指で。時には優しく、時には激しく
ちゅ……ちゅぷ……ちゅ……ちゅぅっ……
「ひっ……ひあっ……吸っちゃ……だめぇっ……」
ぴちゅ……ちゅぷ……ぴちゅ……ちゅぷ……
「や、やめっ!舌を入れ……ああうっ!」
我を取り戻したラミアは驚き、混乱し、喘いだ。
「んふ……ラミアちゃんの蜜……すごくオイシイ
もっと……もっと、のませて?」
「くっ! ああっ! やっ……やぁぁぁっ……」
ラミアはおそらく経験がないか、もしくはほんの数度しか経験がないのだろう。
そのきれいなピンク色の秘所をエクセレンは指と舌で優しく、執拗にほぐす。
「くあっ! あっ! ああっ! ああああっ!」
ラミアの体がびくびくっと震えた。
秘肉が蠢き、秘所から蜜があふれた。
「ふぅん……またイッちゃうの?」
ラミアはすでに何度か達していた。
十度にはいっていないはずだが、正確にはもう分からなくなっていた。
だがそれでもエクセレンはやめない、せっかくの「お祝い」なのだ、
それに、今回の主役はラミアなのだから
「あうっ……やめっ……あっ、あああああぁぁっ!」
「ふふ……いいわよ……何度でも……」
「ダメ……ダメです……もうっ……いやぁっ……」
「イッちゃえ」
「あうっ」
指を二本、今までにないほど激しく動かしながら内側を強くこすった。
「ひっ! ああああああああああっっっ!」
その瞬間、がくがくと身体を震わせてラミアは更なる絶頂を迎え、そのまま気を失った。
「うー…」
首筋に痛みを感じてかエクセレンは顔をしかめながら目を開けた。
「お目覚めですか? エクセ姉様」
「ラミアちゃん……」
(えーと、確かラミアちゃんになんかされて……)
「気分はどうですか?」
「ちょっといきなりだったから……って、えっ?」
エクセレンは身体を起こそうとするがそれは叶わなかった。
「ああ、無理に起き上がろうとしないほうがよろしいですよ」
(んーと、これは、私、縛られてるのかしら?)
エクセレンの身体はベットの上で両手が一つに縛られ、
両足がそれぞれ少しだけ動くように縛られていた。
「ラミアちゃん、これは一体?」
「いえ、せっかくの「お祝い」なのですからエクセ姉様にも楽しんでいただこうと思いまして」
(これは、ちょっとやりすぎちゃったかしら?)
「楽しむのはいいけど、できれば普通に楽しみたいなーと思うんだけど……」
「ふふっ……ダメですよ、エクセ姉様。私はお姉様ほど慣れてませんからね
それに……下半身をさらけ出した状態で何を言っても……ね」
「えっ……!」
(う、うわーこれはちょっと、いや、かなりはずかしいかも)
その考えを予想していたのかラミアは、くすりと笑っていた。
「一応確認したいんだけど、何するつもりなのかしら?」
「だから言っただろう、楽しんでもらおうと思っている、とな」
「えっ……」
先ほどの笑顔とは違う冷たい笑みを見て、エクセレンの背後を悪寒が走り抜けた。
「フフフッ。 どんなことを想像しているのだろうな
……ふふっエクセお姉様ってばだめですよ、そんな恥ずかしいこと思っては」
(うーんこの状態じゃどっちかっていうと、その気というより、怖い、かしら)
でこのあと攻め方がミョーに巧いラミアさん
なぜなら数少ない経験とは全てレモン・ブロウニングとのHだったのだ!
その後はグチャグチャでドロドロでエロエロさー
でもそのシーンにトロンベの「私に出会った不幸を〜」カットインAA入れようと思ったのは秘密だ。
だれか続き書いちゃってくれい
CHEMISTRYになるかどうかはわからんが、版権とオリ、別版権の絡みで知ってるのいくつかあげとく
こんぐらいしか職人さんを助力できないし
・もうお前らカップルだろレベル
隼人×ラミア
・なかなか深い絡みがあるレベル
アムロ×ミサト
アムロ×遥
アムロ×アヤ
キンケドゥ×アイビス
・微妙に匂う絡みがあるレベル
アクア×ライト
セレーナ×アスラン
セレーナ×ニコル
セレーナ×五飛
エルマ×アスラン
>・もうお前らカップルだろレベル
ブラッド×ルー・ルカ
を追加しておこう
あの夫婦漫才っぷりは尋常じゃねえ(でもハートマークはジュドーと出る)
セレヴィス・シティのとあるホテルでは経済連主催のパーティが行われていた
月面世界のセレブが集まる中、美貌の若き女社長が一際注目を浴びていた
「おやおやマオ社社長がお見えになるとはお珍しいですね」
「市長…私はそれほど不義理な訳ではありませんが?」
すらりとした肢体をチャイナドレスに包んだリンが微笑む
PT製造メーカーとして名高いマオ・インダストリーの2代目社長はその経歴もあってか派手な事を嫌う
雑誌等への露出も少なくこのようなパーティの類にもあまり姿を表さない為、その容姿とあいまって
めったにないほど注目されていた
「貴女のような若い女性はもっと出席していただかないと…」
華がなくて困る、とぼやく市長にリンは苦笑した
「市長、そのような発言は」
女性層からの反感をかいますよ、と軽くいなす
「おっと失言でしたかな」
「聞かれてなければよろしいのですがね?」
二人して笑っていると会場入口付近が騒がしくなった
そちらに眼を遣ったリンは絶句する
(―――あいつ!)
フォーマルなドレススーツを着た背の高い男
長くのばした髪は濃青…
(今夜ここにいるなんて教えた覚えはないぞ…!?)
「リン君、ユアンが呼んでいますよ」
「え…あ、すみません市長、ちょっと失礼します」
「なに、また今度ゆっくり話すとしましょう」
ユアンにもよろしく、と市長に言われ呼ばれた方へ行けばそこには疲れた表情の常務がいた
「すみません社長…」
押し切られて彼に教えてしまいました、と。
「ユアン…できるなら黙っていて欲しかったぞ」
あいつが来ては挨拶回りもろくにできないじゃないか、と苦々しい気持ちになったところで視界に入ってきたのは
金髪美女と仲良く話す男の姿
地球ならばともかくほとんど知己のいないセレヴィスでも
自由気侭に振る舞う男の姿は遥か昔、士官学校時代を彷彿とさせて
「………すまんが、外に出てくる」
不愉快さが込み上げた
テラスへ出ると夜空には地球が浮かんでみえる
いつまでたっても同じような行動しかとれない自分が苦々しく溜息をついた所で背後から声をかけられた
「マオ社長…ですよね?」
振り返れば何とは無しに見覚えのある男性…年の頃は30程、確か…
「ああ、今回のご当選おめでとうございます議員」
軽く笑むと議員は顔を綻ばせた
「マオ社長に見知って頂いていたとは光栄です」
「《若き議員誕生》と大変なニュースに
なっておられましたからね」
さして興味があった訳ではないがそのくらいは覚えている
「実は以前からマオ社長とは一度ゆっくりお話をしたいと思っておりまして」
ぐっとこちらに身を寄せてきた瞬間
「リン、常務が急用だってよ」
会場からテラスへと出てきた男が声をかけた
表情はいつもとかわらないが目線がキツイ
「君、誰かは知らんがマオ社長は私と話しているのだがね」
一瞬考えたが
「……常務が?わかった」
議員をテラスに残して男の後に続いた
男はそのまま会場を抜けると無言でリンの腕を掴み廊下を進む
「…何処に行くんだ?」
リンの問い掛けも黙殺しエレベーターに乗り込むと上層階へと進んだ
男は片手でカードキーを使いリンを一室に連れ込む
「………」
「……一体何の用だ」
掴まれた腕が少し痛くて、なにより男――イルムの無言がカンに障り機嫌悪く問うと、急に抱きしめられた
「―…っだから!何の用なんだ!」
「……なんであんな男と二人きりで話してたんだ?」
普段よりも低い声で囁かれて思わずその顔を見上げた
「…何が言いたいんだ」
「なんであんな所にあんな男といたんだよ」
イルムが問う意味が解らない
「私はただ外に出ただけだ」
「あの男は?」
「…議員の事は本人に聞けば良いだろう」
それよりも離せ、と身体を離そうとすると余計にきつく抱きしめられた
「イルム!離さないか!」
「だいたい何?今夜にかぎって…俺に黙って出掛けた日にかぎって、なんでこんなに色っぽい恰好してんだよ?」
スリットだってこんなトコロまで入ってるし、とチャイナドレスの横から脚をなであげられる
「な…っ」
「会場の男達がにやけながら見てたのに気付かないなんてな…ホントに疎いんだから」
「ちょ、イルム!?」
抱きしめられて身体を撫でられ耳元では低く囁かれ…
「っ…私はっ仕事をしにきているんだっ」
「そんなのどうだっていい」
「…ユアン、と一緒に来たんだ、ぞ」
知らず知らずあがってゆく息をころして言い募ればイルムは一言で片付けた
「俺が来た時点でユアン常務は諦めてるよ」
「………っ!」
(調子にのりやがって!)
渾身の力でイルムから身体を引きはがすと吐き捨てる
「だいたい議員と話していたのをお前がどう思おうが、私には関係ないだろう」
(自分だって他の女と一緒にいた癖に!)
それを聞いたイルムの雰囲気ががらりと変わった
「ふぅん…関係、ないんだ」「………」
近付いてリンの髪を一房掴むと低い声で囁いた
「…なら、関係をつくろうか?」
言うなり傍らのベッドへと押し倒された
「お前…っ」
「意識してやってるなら対処もできるんだけどな、無意識でそれなら…自覚してもらわないとな」
言ったイルムが深く口付けてきてリンの反論は封じられた
角度を変えて何回も繰り返されるそれはリンの口腔内を存分に嬲ってゆく
イルムの身体をどかそうとしていた腕からは徐々に力が抜けていった
「…は…ぁ…っ」
重ねた唇はそのままに、イルムの掌がリンの肢体を撫で回す
脚を撫でたところでイルムの掌がとまった
「………リンがガーター付けるなんて、珍しい」
半ば憮然とした表情で呟くイルムを直視できずに眼を閉じる
「それとも……誰かに見せる予定でもあったのか?」
「なっ…何を言って…っ!」
囁かれた言葉が信じられなくて思わず声を上げた瞬間、イルムの指が秘裂をなぞった
下着の上からとはいえ、刺激を受けて身を竦めるリンにイルムが言う
「キスだけで感じたんだ…?グチョグチョだぜ?」
「――っ!」
「ホントに…いやらしいんだからな…」
濡れた下着を剥ぎ取るイルムの前には頬を紅潮させて涙をためたリンがいて…
イルムは熱が溜まってゆくのを感じた
すっかり力の抜けたリンの襟元のボタンを
はずすとゆっくりと肩から脱がしてゆく
ドレスの袖が二の腕にきた辺りでとめると、自然とリンが胸を突き出す姿勢になった
「いやっ…!」
袖が邪魔でリンの両腕は背中側で纏められている
「…しかも…ノーブラ…」
かろうじて両胸の飾りを隠していたドレスを下に引き下ろすとイルムは形の良い胸に手を延ばした
「まだ触ってねぇのに…ココ、勃ってるぜ?」
「ぁっ……ん」
淡い色の突起を指で擦り上げるとリンの唇から甘い吐息が漏れる
両足を閉じようにも間にはイルムがいて胸を隠そうにも隠せなくてあまりの羞恥にリンは眩暈がしてきた
(なんでこんな事になるんだ!?)
イルムから与えられる刺激はリンには慣れ親しんだもので身体は素直に反応してゆく
「はぁ…あ、あふ…っ」
「リン…お前、こんなムリヤリされても感じるんだ…」
指を蜜壷に沈めればリンの腰が揺らめいてイルムを誘う
「…リンってばそんなおねだりして、我慢できないのか?」
「ち…がぁ…あっあぁっんっ」
指を2本に増やし激しく突き立てると甘い悲鳴を上げて涙を零した
右手で蜜壷を左手で胸の飾りを執拗に弄るとリンの瞳から段々と理性が消えてゆく
首筋をゆっくりと嘗め上げると耳を舌で攻めた
そのまま囁く
「リン…さっきから俺の指、すごく締め付けてんだけど…」
「…ぁは…ぁっ…ん」
「欲しいんならちゃんと言わないと、あげないよ?」
「ふぁ…っやぁ…っ!」
言ってイルムが指を抜いた
「あ…なんで…ぇ?」
「…リンは何が欲しい?」
普段のリンからは想像もつかない、快楽に支配されつつある姿にイルムの雄が膨れ上がる
リンの秘裂を確認するように指でなぞると自覚もないだろうがもっと、と言わんばかりに腰を押し付けてきた
「そんなに…いやらしく腰を振っても、言わなきゃあげないって」
「やぁ…イル…ム」
欲を滲ませた声で囁かれリンのなけなしの
理性が崩れさる
「イルム…これ…ん…やだ…」
「…腕が痛い?」
こくりと頷けば身体を起こされてドレスを脱がされた
自由になった両腕をイルムの背中に回して縋り付く
「イルム…早く…ぅ」
「―――っ!」
「指だけじゃ、嫌…あっ!」
言った途端に再び押さえ付けられて少々乱暴に身体を開かれた
「リン…ちょっと、我慢しろよ」
「ふっ…あああっ!!」
イルムのモノが躊躇いもなく一気に奥まで入ってくる
休む間もなく激しい抽挿が続きリンは一気に絶頂に登りつめた
「あっあっ…んぁ…ああぁっ!」
「くっ…リン、締め付け過ぎ…!」
いやらしく自分を締め付けてくるリンに満足しながらイルムがリンを抱き起こす
ガーターとストッキングのみのほぼ裸のリンをさほど服装を乱さずに犯す
そんな状況にイルムは笑みをこぼした
「ん…リン」
「…?」
震える腰を支えて自らは背を倒した
「!や…やだっ!」
リンがこの体制を好まないのを知っていてもイルムは体制を変える気はなかった
「ほら…全部見えてる」
「嫌っああっ…」
「リンがオレのを美味しそうに食べてるトコロも、綺麗な胸が揺れてるトコロも…」
「あ…あ…い…言うなっ」
「いやらしい事されて気持ち良い顔してるのも、
全部、見える」
「はぁ…あぁっん」
イルムが卑猥な言葉を浴びせる度にリンの中がイルムに纏わり付いてくる
自然と揺らいでいる腰に手をあてると、下から思い切り突き上げた
「ひぁっああん」
「リン…かわいい…」
自分が与える快楽に溺れてゆくリンが愛おしくて、身を起こすと口付ける
「リン…」
「…イ…ルムぅ」
深く口付けながらも腰を揺さぶるとリンの声が徐々に高いものへと変わっていった
「あっあぁ…やあぁん」
「イきそう?…オレも…イきそう…っ」
再び身を倒すとより深くリンに刺さる
「あ…イルム…イルムッ」
「リン…好きだ」
「!…あ…ああぁああぁっ!!」
「………っ!」
再度絶頂に達したリンが強く締め付け、リンの最奥に熱い迸しりを放った
「…一体…どうしてくれる気だ…?」
「あは…は…はは」
「市長ともろくに話してないし、経団連の会長に至っては顔も合わせてないんだぞ」
「…ご…ごめんなさい…」
情事後の身体をイルムの腕に擦り寄せて文句を言う
イルムは困った顔をしながら言った
「リオがなぁ…[社長がお洒落してセレヴィスに行った]って言ってくるもんだから…」
ちょっと誤解したんだ、格好悪かったなと軽くキスをする
「……本当は」
小さく呟いた
「終わったらこのままお前の部屋に行こうと思ってた」
「…!」
「…だから…誰かに見せるつもりでは、あったんだ」
目許を紅く染めてそんな事を言うリンがかわいくて
「…何処を触ってるんだ」
「感謝のキモチを身体で示そうと思いまして」
「一度、死んでみるか?」
「ああもうリンちゃん大好きー」
「人の話を聞け!」
「たまには強引にされるのも、気持ちよかったか?」
「―――知らんっ!」
真っ赤になりながら抵抗するリンの
「リン…大好き」
唇にキスをした
そのころ…
「社長…イルム君と一緒なんだろうなぁ…」
一人溜息をつくユアンであった。
携帯投下につき見苦しくてスマソ
はじめてのSSで文才の無さを痛感。ちょっと逝ってくるわorz
GJ!
イルム×リンが読めるとは思わなかった すげー嬉しい
乙でした。
今度書く機会があったら、レスの分け方を考えたほうがいいんじゃないかな。
>>540 >ラト「小ぶりなのはいいことだと思う。なんといっても扱いやすさが一番で目的に専念できるし…!」
何故かこの台詞に惹かれた俺がいる。
アラドがラトにPTの秘密のマンツーマン特訓をして貰っている時にふとしたことから……
な展開になりそうだと思った。
GJ
エロイよイルム×リンエロイよ
アルヴァンとカルヴィナのドロッドロのセックスが読みたいよ。
読みたいよ。
隼人とラミア見たいよ
隼人の俺はボインちゃんが(ryは名台詞。
20話後でキレたカルビが統夜襲うってのはアリかな?
アリアリ
だが、難しそうだな。是非とも読ませて頂きたいが……
マシンナリーチルドレン、フェフ、クエルボらに襲われそうになるゼオラとオウカ。
しかしその気になって乱入してきたアギラを見て全員↓。
キョウスケ×エクセレン物を強くお願いします。
663 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 11:36:50 ID:4qX4a+3P
基本をついてきますか?
テツヤ×レフィーナの艦長カップルってありますか?
>>665 いんや
元からロボゲ板の艦長スレの住人だ
あっちで全年齢板じゃ言えないネタが浮かんじまった!って言ったらこっちで待ってるって言われたからとりあえずきた。そして聞いた。
そんな
>>664のレス
>>666 過去ログにSSあった。今は南極条約に再録されてる
urlは
>>1に書いてあるから行け
>>667 トンクス
今度ネタ浮かんだら書きにくるよ
文才は無いから期待はしないでくれ……
カチーナの声が聞けたから
タスク×カチーナかカチーナ×タスクをきぼんぬ
俺はラッセル×カチーナでもいいんだが
タスク多すぎ
カチーナ×タラスク
隼人×ラミア
ヤンロン×モニカ
ゼンガー×ソフィア
きぼん
ネオゲ版のテキサス兄妹きぼん
>>674 よしわかった。クリスマスプレゼントのサンタさんへの手紙に「弟が欲しいです」ということでプレゼントつくりに励む二人を書けばいいのだな
誰の手紙か書いてなかった…イルイの手紙みて、ゼンソフィがってことでがんばってみる。
アムロ×ミサト
ヴァルシオーネR×リュウセイ
ヴァルシオーネが入れる方か、大変だな
>>681 ちょwww
挿入れられて、OGアニメの時の情けない叫び声出してるリュウセイを想像しちまったじゃねーか。
アッー
ヴァルシオーネ×ヴァルシオーネR
>>684 そいつはぷりん堂に頼みなさい
エロい絵も書いてくれるよ
ネタとしてはんぺん体格の方で決闘した後一枚絵を上げそうだな。あそこの人は。
ヴァルシオーネRだったら触手モノがいいと思うんだ
ってか見たい
689 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 03:54:20 ID:Ru0pdjvd
クォヴレー×アルマナってマイナーなの?
ヒロインとしてのアルマナの相手役はクォヴレーしかいないと思うのだが
まあ、OG3しだいか
ってかOG3にでるのかな?
OG3に出すには展開が急すぎてしまうだろう。
アニメにゼゼ卿が出てきたからゾヴォーグはださんといかんし封印戦争もやらんとバルマーネタはすっきりせんし……
個人的希望としてはEXネタも挟んで欲しいし……
最低でも5,遠ければ6辺りじゃないか?
ちなみに久保×アルマナは南極の方に2作くらい保管されていたはずですな。
俺はクォヴレーにはルリア派
版権とオリのが見たいと思うのはもしかして俺だけ?
>>692 自分も見たい。スパロボの良い所はそういうところだと思ってる。
隼人×ラミアとかが過去ログにあったな
俺はハザルにはルリア派
俺はケバブにはチリソース派
>>696 ライディース「あいや待った! ちょっと待った!」
チャムが男キャラたちのチンポに体全体を使ったマッサージをする話が見たいのは俺だけのはず
シルキー・マウも捨てがたい。
今度、ロア&エミィ書く予定だけど…ザ・グレキャラはここに投下してもいいかな?
兵士1「あー、温泉にでも行ってのんびりしたいなぁー」
兵士2「そうだな」
兵士1「そうすりゃ疲れも嫌なことも全部きれいさっぱり洗い流せるのに」
兵士2「ついでに混浴なら言うことなしなんだけどな」
デュミナス(失敗を洗い流せる?どういう意味だ?)
デュミナス「というわけでお前達は温泉というものを調べてくるのだ」
ラリアー・デスピニス・ティス「わかりました」
デュミナス「特にコンヨクというものをよく調べてこい」
ラリアー・デスピニス・ティス「はい」
ティス「温泉ってスパのことだろ。で、コンヨクって何?」
ラリアー「男と女が一緒に温泉に入れることだって」
デスピニス「それは普通じゃないの?」
ラリアー「アジア圏では男女が一緒に温泉に入るのは恥ずかしいことみたいだよ」
ティス「ふーん。民族性の違いってやつかね」
ラリアー「とりあえず実際に入ってみようよ」
以上、チラシの裏に書くような思い付きの小ネタでした
萌えスレにでも書いてろ
>>711 そんなことを書くとここの職人さんが減ると思う
>>689 マイナーではないが
冷静に本編を見るとクォヴレー→アルマナもアルマナ→クォヴレーも恋愛感情じゃないから
クォヴレー×アルマナは違うんでないの?って意見が現時点では主流っぽい
トウマ編のアルマナがトウマに惚れてるってちゃんと書かれてるのもあるし
クォヴレーもタイムダイバーとしての使命を選んでるし
まあ、エロパロでそんなマジレスしても無意味だけどな!!
>>712 いや、思いつきのレベル低い小ネタ投下されるのも
職人を寄り付かなくするぞ
714 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 23:26:42 ID:l/m1Q63x
でも黒歴史化ってよくあることだしね
だいたいアルマナって4つのストーリーで全部性格違う感じだよね
なら4つのうち3つは黒歴史行きてことになるんじゃ?
知恵を絞って作ったネタでもどうせ、レベル低かったら叩かれるし。スルーばかりされてやる気無くして書かなくなるだろうな。俺はそんな経験を沢山してる・・・orz
でも、まだ書き続けて別スレだが盛り上げようとしてる。
>>715 厳しい言いようだが、スルーされるのは書いた側の責任だし、そのへんの自己責任を解ってるうえで書くものだ。
ちゃんと良いものにはGJが送られてきている
思いつきで書くのは良いが、ここは「エロパロ板のスパロボエロスレ」である事を忘れてる奴が多い気がする。
>>715 転んでも(=スルーされても)泣かない、それはそれこれはこれと割り切る。
これ、ネタ師の心得。
>>715 「・・・orz」
これやった時点で(それで慰めてほしいってのか?こいつ)という目で見られるのは確定だろうに。
エロパロ板は女子供の仲良しクラブってわけじゃないだろう。
わりとどうでもいい話なんだけれど。
オレ専用個人保管庫作ったんで晒しておきますわ。
tp://mbsp.jp/Rionwing/
SRW関係は
[悪戯場]→[SRWの二次]に置くようにしてるけど。
カチタス、トロンベ夫妻、スレビス夢落ちは[短編]のほうにある。
以上宣伝、オレ乙。
>>719 乙
オリジナルも面白そうなんで、ゆっくり読ませてもらうよ
721 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 00:25:39 ID:MxwDVmIy
キョウスケ×ラミア希望!
722 :
389:2006/11/24(金) 16:52:38 ID:HpJkIu8e
ひさかたぶりに投下します。
ちょっと前代未聞のカップリングだと思うので、冒頭部分だけUPします。
寝取りが入っているので嫌な人は見ないほうがよろしいかと。
では…、
723 :
雛鳥の宿り木:2006/11/24(金) 16:54:14 ID:HpJkIu8e
「はぁ…」
真空の宇宙を強化ガラス越しに眺めながら、最近クセになってしまった溜め息を吐く。
自分の姿がガラスに写し出されている…
アラド……貴方はいったいどこにいるの…?
自分の半身ともいえるくらい大事な少年が、バラルの園から消息不明になってもう数週間……、未だに行方はわからずじまい……。
なんとか復興しつつある世界の情勢と反比例して少女……ゼオラ・シュバイツァーの心は寂しさに包まれていた。
普段は任務に没頭することで考えずにすむのに、こうしてなにもしないでいると……耐え難い孤独が襲ってくる…。
「アラド…、会いたい…」
そう呟くと、ゼオラは踵を返して廊下を進む……目的地に向かって…
駄目だな、ワタシ……
自分が何処に行こうとしているか、十分承知している。もう…何度も通った道だ。いや、昨日も通ったんだっけ…今と全く同じ心境で…
コツコツコツ・・・・・・自分の足音が静寂に包まれている艦内の廊下に木霊している。
ドクン、ドクン
あ・・・・・まただ
いつもそう……あの人の部屋に行くとき、決まって胸の鼓動が速まる。
それに比例して、顔も上気してくる…これからのことに期待しちゃってるワタシがいる。
あの人と一緒に話したり、戦技を教わったり、泣き言を漏らしたりして・・・・最後には・・・・決まって・・・・
・・・・・そして、あの人の腕(かいな)に包まれて…眠りについて、翌朝声を掛けられるまで・・・ワタシはあの子を忘れられて・・・
「…いけない。通り過ぎちゃった……」
思考に溺れて危うく通り過ぎるところだった。ドアの前に立つ。
いつもの通過儀礼…、深呼吸、自分の手を見つめて・・・片手を胸に引き寄せながら自分の鼓動を抑えようと努める。
すう…はぁ
このころになると、もう心臓はバクバクしてる・・・・・。
インターホンに手を伸ばす・・・・・・ピッ・・・・シーーーーン・・・・。
…あれ?何時もなら、もう帰ってる筈なのに…
もう一回押してみる・・・・もう一度・・・・・もう一度・・・・・もう一度っ・・!
寝てるかもしれないとは全く考えなかった…。だってあの人は、いつでも自分を迎えてくれたもの!!
この時のゼオラの顔をもし第三者が見たならば、驚いたであろう。
必死に…何度もスイッチを押すゼオラの顔は、巣から零れ落ち、そこに戻ろうと足掻いて、ドアの先に在る者に助けを求めて叫ぶ幼いヒナのような……そんな顔だった。
……い…ない?……あの人も、いなくなっちゃうの?わたしのまえから、あらどみたいにいなくなって…
壁に背中を預けてズルズルと座り込む。あたりはシン、と静まり返ってる。まるで世界に自分だけが残されたみたいな…物量を以って孤独感が全身を苛む。
自分の身体を抱きしめて額を膝に擦り付ける……寒い………寂しい……涙が頬を濡らすのが分かる……無意識に呟く。
「さみしい……」
724 :
雛鳥の宿り木:2006/11/24(金) 16:54:57 ID:HpJkIu8e
どれぐらいの時間が経ったのだろう…数分にも満たないかもしれないが、今のゼオラには無限にも等しかった時間…
小刻みに震える自分の肩に何かが優しく置かれた気がした。
ゆっくり視線を上げる…
「・・・・・・・っあ」
片膝をついて自分を気遣わしげに見つめる男性…、赤毛の髪に少年らしさを残した風貌が滲んだ視界に写る。
「アムロ……さん…っ」
「大丈夫かい?ゼオラ」
ゼオラは咄嗟に自分の両の肩に置かれたアムロの手を両手で握り締める…放すまいとするかのように…。
アムロはゆっくりと手をゼオラの頬に持っていき、視線を合わせると…、
「さあ、部屋に入ろう」
と話しかけた。
「…は…ぃ」
その声を聞いたゼオラの瞳から…一滴の涙が伝う。
アムロはふらつく足取りのゼオラを抱きしめながら部屋に入れ、ベッドに腰掛けさせて備え付けのコーヒーポッドのスイッチを入れるとゼオラの様子を伺う。
身体を冷やしたせいかブルブル震えている。
しかたない……
「…ゼオラ、そのままでは風邪を引いてしまう。シャワーを浴びるといい」
その声にビクッと肩を震わせると恐る恐るゼオラはアムロを見つめる。その目には何かを期待する色があったがアムロは敢えて無視した。
「……あ、あの」
「大丈夫、どこにも行かないさ」
何かいいかけるゼオラを遮り、アムロはゼオラをシャワー室に誘う。
「タオルの位置は分かるな?」
と言うとアムロはシャワーからお湯を出させてから出ようとするが、ひんやりした指に手を掴まれた。
「…ゼオラ?」
「一緒に…入って…ください、お願い…」
ゼオラはもう震えてはいなかった…が、縋りつくような瞳で、桜色の唇で呟くとゆっくり己の制服に手を掛けた。
シャワーから吹き出る湯気が、二人も入れば一杯のシャワー室を満たしていく。
ジャーーーーーーーーッッ!!!!
水流の音が反響するなか、ゼオラはその牝鹿のような肢体をアムロに晒していく。アムロは何も言わない。
やがて、この部屋に来るようになってから履きだした少し大人びたパンティを足首から抜くと、全裸の肢体をアムロに近づける…そして…
(続く?)
725 :
389:2006/11/24(金) 16:59:10 ID:HpJkIu8e
以上。
もし好評なようならシリーズ化してどんどこUPしますが
こんなのみたくねえ!!といった風に不評ならば止めにします。
リョウトはしばらく書きません。
なんでボクサーのパイロットが紅茶なんだ…、プラモの購買意欲も失せてしまった(ゲームは買うけど)
>>725 紅茶好きな俺に喧嘩売ってるのか
チラシの裏にでも書いてろ
>>725 スパロボなんだから乗り換えできるだろ、常識的に考えて。
あと、同じ書き手として言いたいんだが。
好評だったらじゃなく、好評にしてやるぞ!
くらいの勢いで書いた方がいいと思う。
好評とかじゃなくてここまで書いたら最後まで書いてほしいな
ぶっちゃけオリと版権のSSは久しぶりで見たいよ
ふっ…また君か…全く喜ばしい存在だよ、君は!
見れば誰もが思うだろう…雛鳥の宿り木さんみたいになりたいと!
雛鳥の宿り木さんでありたいと!
故に許される!723-725の投稿は!
新しい物は常に取り入れる事が大事です…。
私も版権×オリを書いてる身ですので、雛鳥の宿り木さんには頑張って欲しいです。私も負けないように頑張りますので。
……マダHシーンスラカケテナイヨ、オレorz
続きを期待しております。
ボクサーのパイロットが変態蝶々仮面ってどういうこと?
個人的には蝶々仮面はやっぱりランド系だと思うんだけどなぁ。
だけどボクサーの正規パイロットは誰かと言われると・・・。
俺はいつもキャッチMAXな方をのっけて援護防御させまくりだが、それも正規かといわれると微妙なんだろな・・・。
>>731 先週のハミ痛にユウキ=ジェグナンinヒュッケボクサーの画像が載ってた。
ゆえに一部の「ヒュッケボクサーはリョウトきゅんのもの」主義者が暴走してるだけ。
どうでもいいけど
「リョウトきゅんがボクサー乗らないならもうリョウトきゅん書きません><」
ってどういう理屈なんだ
理解しかねるな
ファミ通の機体解説文で触れられていたのはボクサーでなくヒュッケMk−3
公式のボクサーのページには誰が正規パイロットなんて書かれていない
ヒュッケMk−3は2機手に入る
から察すれば、別に悲観した事でもないだけどね
俺もリョウトが好きだから言わせてもらうが、
あんまりネガティブな方に走るのはどうかと思うぞ
αでは皆乗ってたもんなんだからいいじゃないか
何が言いたいかと言うと、こういう時こそ書け、書くんだ
>>722 「前代未聞のカップリング」とか思わせぶりに書くよりも、最初からカップリングを明記してくれ
そうすれば読むかスルーするか、判断できる
ある程度読み進めないと判断できないんじゃ、前書きに注釈入れる意味がない
この手の話題は荒れるから嫌ですよねえお爺さん
これだからリョウト厨は嫌なんだ
書いてる奴の厨発言と作品の良し悪しは関係無いじゃん
作品の良し悪しについては誰も文句言ってないよ
他のファンの事も考えて、発言には少し気をつけた方がいいってのと
ついでにカップリングは事前に明記してくれってのと
そんだけ
此処はイジメ共の巣窟か? 職人さんの挙げ足ばかりとって精神年齢が低い奴ばっかだな。 多分もう来んぞ、 雛鳥の宿り木
(ノ∀`)
俺は続き書いてほしいよ
745 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 18:45:58 ID:qmy1sHnU
最近、書き込み少ないね…
∧_∧
(´・ω・) ∫
//\ ̄ ̄旦\
-(/※ \___\
\\ ※ ※ ∧_∧ヽ
\`ー―-(・ω・`)
スレの空気を読まずにイル×リンを投下
時は深夜
マオ・インダストリー社内には人気もなく非常口の明かりがぼんやりと霞んで見える
そんな中、社長室では常夜灯の仄暗さの中体を重ねる男女がいた
「…ほら、もっと声聞かせて」
「あ…く…っへんた…いっ」
「えぇ?…変態じゃないだろ」
「ぁっ…やあぁっ」
デスクに腕を付き背後から男に攻め立てられているのはマオ社社長であるリン・マオ、男は連邦軍からマオ社に出向してきているイルムガルト・カザハラ中尉
イルムはリンの言葉に反発するように深く腰を進め、耳元に口を寄せる
「リンだって…気持ちイイんだろ?」
「…っ!」
「こんなに…濡らして」
「や…あぁっ」
深い位置で掻き回すように動かせば繋がった部分からは水音が聞こえる
「ぁ…ふ…イルム…」
「…?」
何、と問い掛ければ震える声で訴える
「…もぉ…やだぁ…」
「もうだめなのか?」
くすり、と笑むと更に激しく腰を動かす
「んっあっぁあ…んっ」
「何も考えらんなくしてやるから、な」
奥へと打ち付けると恋人が甘く掠れた声をあげる
「リン…」
名前を呼びつつ身体を揺らしているとふいにリンが身体を震わせた
「ああぁっ!」
「…ここ…がイイんだ?」
確認するように強く擦り付ければリンが声を漏らすまいと唇を噛むのが見えた
「そんなに噛んだら、傷になるぜ」
「…っ!」
わざと耳元で囁けばリンの腰が跳ねる
「ホントに素直じゃないねぇ…」
「んっふっ…ぁ…あっあっ」
イルムがそこを重点的に攻め立てると甘やかな声が徐々に切羽詰まったものへと変わる
「リン…好きだよ」
囁きながら深く穿つと高い声をあげてリンは絶頂を迎えた
「…なんでわざわざこんな所に呼び出したんだ?」
リンが問い掛けるとイルムは嬉しそうに答えた
「だって一度はやってみたいだろ?」
「…何が?」
「禁断のオフィスプレイ!」
「…貴様やっぱり変態だろう」
あっさりと言う恋人に眩暈がするリンだった
職人様は戻られないのか…
アムゼオの続きが読みたいんだがな
>>747-750 GJ!
イルリンはオフィスとか格納庫の隅とか
普通でない所でヤるのが似合うとオモタ
俺もアムゼオ見たかった…
755 :
389:2006/11/28(火) 16:06:30 ID:VORHZRQI
ユウキ好きな皆さん
及び
純粋にリョウト好きな皆さん
不愉快な思いをさせて本当に申し訳ない。
つくづく失礼なことをしてしまったと恥じ入るばかり。
反省してもどうなるものではないが、許しを頂けるならば、木曜にでも続きをUPして、
これからもここにUPしていきたいと思っています。
いちいち様子見伺いしないと出来ないなら、無理してやってもらわなくて結構ですよ。
やると決めたら「やる」で。
とりあえずあと半年ROMれ
>>755 話は面白そうだったから、続きを書いてくれると嬉しい
待ってます
>>755 そ の 言 葉 を 待 っ て い た !
ワクテカしながら待ってます
自演臭いわ
嫉妬するなら書けばよかろうて
>>762 少し荒れ模様のときに過剰な擁護するバカはいないだろ
擁護はしてるけど、本当は潰したいとかなら別だけど
>>755 周りの声はともかく、書いてくれるとありがたいです
ほ
し
ゅ
この時期、ニートも含めてみんないそがしいんだろうよ。
クリスマスあたりからカキコが増えるさ
>>757あたりが原因かと。
やってもらわなくて結構ですよ、だと。
何様なんだ、コイツw
まあ俺は寝取りが嫌いだからアムゼオの続きは別に読みたくないんだが。
オナニーのネタ探しに来てる分際で偉そうにすんなwww
768 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 09:51:33 ID:ZDPIMRiJ
>>768 >767の「読みたくない」にはスルーかw
人格否定と作品の好みを一緒にすんな。
俺は
>>767だが、別にスルーでOKだ。
この保守、俺向きだ…!!
772 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 22:37:56 ID:5LFA/knS
アムゼオ見たかった…(´・ω・`)
>>772 どうしてそうほとぼりを冷まさせない発言をageてするのかな。
ほんとうは読みたくないんだろう?おい?
アムゼオの人はどこいったんだ?
キョウスケ×クスハの人・・・俺はいつまでも待つぞ!
777フィーバー!!
じゃあ俺は俺×アイビスを待つぜ!
んじゃ俺はアラド×イルイの続きを待つよ
A
隼人×ラミア
α外伝
五飛×プレシア
最近やった二作品でこんな組み合わせの話が見たくなった
そういや結構前にアラド×セレインなんてのがあったけれど、
作品レベルで全く関わりのないキャラの組み合わせによる
SSってのはありなの?
>>780 隼人×ラミアは既にあるよ。
>>781 なぜそういう組み合わせになるかという流れを書ければあるいは…
かなーり大変かとは思いますが
>>780 そういやα外伝で五飛がプレシアの身の上聞いて
「…俺についてこい、遅れるなよ」
プレシア「…うん!」
みたいな会話があったな
何幼女にフラグ立ててんだよ五飛
ウーフェイは子供に人気があるからな
>>781 昔のスレにあったアーク×セレインとかだって本来は全く関わらない
キャラなんだし、状況設定をうまくできればアリなんじゃないの
えー…流れぶった斬り失礼します。
前回に続き、セレーナ×アスランの続きを投下します。
それと、セレーナの性格が多少壊れます。
そういうのは苦手、という人はスルーして下さいませ…
運命ランク獲得。Go To EX。
フェイズχEXハード。ダーダル○ス海峡(違)で敵部隊と遭遇した。コンディションレッド発令。対人戦用意。
なお、この作戦はターゲットの拿捕が目的となる。
ターゲット:アスラン
勝利条件:アスランを拿捕する
敗北条件:アスランの拿捕失敗
ミッション情報漏洩
何そのシュミレーションゲームとアクションゲーム。
それに、ゴーショーグンチームのレミー島田の声が聞こえた。
そんな事はどうでもいいとして…自室に戻った私は報告書の作成に取り掛かった。
でも、報告書のほとんどを書いたのはエルマだったけど(笑)
パソコンで書き、プリントアウトして最後に自筆で小隊長名と小隊員名を書いたら終わり。
文章を書くときはパソコンで打つが、サインだけは手書きにしている。コンピュータなどの技術が発展しても、自分でサインする。
偽造されるおそれがあるから。
小隊長セレーナ・レシタール…小隊員アスラン・ザラ、カガリ・ユラ・アスハ………。これで良し。最後に誤字脱字が無いか確認。
………無い。さすがはエルマ、完璧な報告書ね。
それじゃあ、ブライト艦長の所へ提出しに行きますか。
私とエルマは報告書を提出しに艦長がいるであろうブリッジへ向かった。
その途中、ある出来事が起きた。
アスランとカガリが一緒に歩いていたのである。
それも楽しそうに。私は二人に気がつかないフリをした。
そうでもしないと、アスランとカガリを殺してしまいそうだったから…。
カガリはともかく、何故アスランまで殺したくなるのか。
自分のものにならないのなら、他の人のモノになるくらいなら、いっその事殺してしまう方がいい。
その後は…後を追う。
正気の沙汰とは百の承知。
でも…そう思ってしまう。そう思う自分が怖い。
握りしめた拳が震えた。
「セレーナさん…?」
私のオーラか何かに気がついたのか、エルマが私に声をかけた。
私は「はっ」と我に帰った。
「な、何かしらエルマ?」と私は返事をした。
「…どうしたんですか?どっか体の具合が悪いのですか?」
と私に聞いてきた。
私は少し間をおいて「なんでもないわ…それより早くブリッジに行って書類提出しないと。」と少し真面目な表情で返した。
エルマはその真面目な顔をした私に驚き、「は、はい…」と少しおどおどしく返答した。
私は彼らの存在を完全に無視(カガリが声を掛けた気がしたが)し、ブリッジへ向かった。
これが嫉妬という感情なのだろうか…なら、これは醜い感情ね。
自分でもわかっていても、持ってしまうのだ。
嫉妬という醜い感情を。
七ツの大罪(※1)の一つ、嫉妬を。
嫉妬の感情と正常な…冷静な感情が格闘している間に私はブリッジに着いてしまった。
ブリッジの自動ドアは私がドアの前に立つと同時に開いた。
ブライト艦長は何やら本を読んでいた。
題名は…「やさしい料理」とあった。
何でそんな本を読んでいるのだろうか。
ブライト艦長はデータによると世帯持ちらしく、子供までいるという。
艦長としての任務が忙しいのだろう、ほとんど家に帰る事が無いに違いない。
バルマー戦役(ロンド・ベル)、イージス計画(プリペンダー)、封印戦争(旧αナンバーズ)…バルマー以前にも戦争があったが、それは省く。
私も軍に所属していた身なので、嫌でも情報が耳に入った(一部、情報操作・誇張されていた部分もあったが)ので、彼の武勇伝を聞きはしていた。
しかし、そんな艦長も年頃の息子が気になる父親。
もし、この戦いが終わったら軍人を退役をして何かを始めるのだろうか?
例えば…小さな料理店を経営するとか。
…軍としては艦長ほどの逸材を手放すわけにはいかないだろうが、彼はもう二度と艦長をしないだろう。
いや、もうできないだろう…こんな駄文でも読んでくれる読者たちへ、一人でもいいのでどうかこの意味を汲み取ってほしい。
いまさらなにを、とは言わず…。
「ん…セレーナとエルマか。何の用だ?」
私達が入ってきたのに気がつかなかったほど読み耽っていたのだろうか、ブライト艦長はやっと私とエルマの存在に気がついたらしい。他のブリッジクルーは食堂などへと行っているのだろうか、ブリッジにいるのはブライト艦長ただ一人だ。
「報告書、提出しにきました。」
私はそう言うと報告書を艦長に渡す。
「ん、そうか…」
と言うと報告書を手にとり、目を動かしてそれを確認をした。
「よし、いいぞ。報告書は確かに受け取った。戻っていいぞ。」
とブライト艦長は言った。
「はい、わかりました。」
と、返事をして私はエルマといっしょにブリッジから退室した。
………………………………報告書は提出した。
後はエルマだ。
私がこれから遂行する自分勝手な任務を話せば、エルマは猛反対するだろう。
それは目に見えている。
だから、エルマをどこかに遠ざける必要がある。
どうしようか…と、考えているところにスレイが通り掛かった。
何やら考え事をしている。「あら…何か考え事?」
と声をかけると「…ん?セレーナか…」と返した。
「アイビスを捜しているのだが…どこかで見なかったか?」
と私に問い掛けた。
私は「…ごめんなさい、私は見てないわ。エルマは?」
「すみません…ボクも見てません…」
と私たちは知らないと答えた。
「そうか…わかった。見掛けたら私が捜していたぞと言っておいてくれ。」
とスレイは他の場所へ行こうとすると「あ、待ってくださいスレイさん。ボクも捜しましょうか?」
とエルマは言った。
…チャンスだ!
「ん、いいのか?」
「ボクは構いませんよ。セレーナさん、一緒に捜しに行っていいですよね?」
と言った。
「…ええ、いいわよ。あ…私は捜しには行けないわよ。ちょっと用があるから…。」
と私は言った。
ここで言う用とは、前記した通りの事。
「そうか…解った。じゃあ、エルマを借りるぞ。」
とスレイは言うと、エルマと一緒に私が向かう方向とは逆の方へ行った。
ミッションスタート!
私はスレイが見えなくなると同時に、アスランを捜しに行った。
(アスランが行きそうな所…どこかしら?)そして(作戦の練り直しをしないと…)と考えながら。
作戦としてはアスランの何か(工具とか?)を奪いとり、自室へ誘い込み、クロロホルムを嗅がせてベットに寝かせ、手足を縛って罰(内容は読者の妄想通り)を与える。
こういう計画だけど…いくつか穴がある事に気がついた。
アスランがいつも工具を持っているかどうか解らないし、逃げている途中に他の人にばったり会ってしまう可能性もある。
どうしようか…なら…何か機械を直してもらうという口実で自分の部屋に誘い込もうか。
だが…「髪の生え際」が危ない事、優柔不断なところを除けば、アスランはかなり優秀な人物だ。
これぐらいの浅知恵に気がつくのかもしれない。
それに…私は一度、ここを裏切った元反逆者。
「整備の奴に頼めばいいだろう?」とも突き返されるのかもしれない。
でも…そんなネガティブな考えは持ってはいけない。思い込みをしてしまうと、うまくいくものも上手くいかなくなる。
よし、作戦変更だ。
…さて……変更したは良いが…ターゲットのアスランが見つからない。
さっき通り掛かった所へ行ったが、もうすでにアスランの姿はなかった。
いったい何処へ行ったのだろうか。
アークエンジェルの自室へ行ったのだろうか。
行ってみよう。
私は渡り廊下みたいなのでアークエンジェルへ向かった。
戦艦から他の戦艦へ行き行するため艦同士を特殊なチューブで繋げている。
戦闘時になったらすぐに外せるようにしてある。
私はそのチューブを抜け、アークエンジェルへ入った。
さて…通路がどこへ通じ、どこに繋がっているかは頭に入っている。
元工作員としては当然だ。まっすぐアスランの自室へ向かう。
…着いた。省略されてると言わないように。
言ったら「鞭打ちの刑」に処すわよ。
…さて…ドアの前に立ったはいいが…ノックが出来ない。
何か…怖くて。
アスランに会うのが…?
拒否されるのが…?
一瞬寒気が襲った。
わけの解らない恐怖心だった…。
私は首を横に振り、勇気を振り絞ってノックした。
(コンコン…)
………反応がない。
寝ているのだろうか?
それとも、他の場所に居るか。
恐怖心を取り除き、勇気を振り絞った結果がこれだ。
某スケバン芸人の言葉を借りるなら、「ガッカリだよ!」な気分だ。
…どうしようか、と悩んでいると…。
「どうした、セレーナ・レシタール?俺に何か用事でもあるのか…」
と、突然後ろから声を掛けられた。
声の主はもちろん、ターゲットのアスラン・ザラだ。
…とは言え、後ろから急に声を掛けられたので「うわぁ!?」と素っ頓狂な声を出してしまった。
さらに私は話を続ける。
「ア、アスランじゃないの…ビックリしたわ…」
「…何をそんなに驚いているんだ?」
「…誰だって後ろから突然声を掛けられたら驚くわよ!」
「…それはすまない事をした。…で…俺に何か用でもあるのか?」
…いよいよ本題ね。
それじゃあ、拿捕作戦を展開させましょうか。
「…すまないんだけど、私の部屋にある体重計が壊れちゃったんだけど…直してくれる?」
…体重計があるのは事実。軍人とはいえ、私は可憐な乙女…体重が気になるのは当たり前。
それに、壊れているのも事実。
どうしようか、と思っていたのだが…丁度良いタイミングで壊れてくれた。
…気持ち悪いと言ったらお仕置きの対象にするわよ。
アスランは少し考え、こう答えた。
「…解った。工具を持っていくから待っててくれ…」
と言うと、自分の部屋に入り工具を持ってきた。
「待たせた。行こうか…」
とアスランは言うと私と一緒にラーカイアムにある私とスレイと共同で使っている部屋へ向かう。
その途中、私は彼と戦略についての話をしていた。
ずっと黙っていると、空気が重苦しい感じがしていやだったから。
(だから、最近の若年者は静かに話を聞くのが嫌なのだろうか)
身のある話もできた。
そして私の部屋に着いた。途中でカガリに会わなかったのは幸いだった。
私は部屋のパスワードを入力し、部屋に入れた。
スレイがいつ戻ってるかという心配はあったが、部屋に手書きのメモがありその内容をみてその心配はなさそうだ、と思った。
「また用事ができたので、しばらくは戻れない。エルマはまだ借りる…」という内容だ。
「どうした?」
とアスランに声を掛けられたが、「何でも無いわ…」と私は言いメモをしまう。
アスランに「これなんだけど…」と体重計を出した。
「ん、これか…どれ…」
とアスランは体重計を受け取り、早速修理を始める。
その修理風景は省略…。
…馴れた手つきで修理をするアスラン。
私はそのアスランを尻目に、自分の下着にクロロホルムを垂らした。
この紫の下着…実は、自分の愛液や唾液、それに汗を染み込ませたものだ。それをアスランに嗅がせる…ああ、なんて度が過ぎた変態な行為なのかしら。
それだけで私の股間が濡れてきた…私の服、レオタードに近いのに…ああ…愛液が腿に…。
あ…早くしないと…私は思いきってアスランの口を下着で塞いだ。
この場合、話し掛けてから塞ぐ、と考えてはダメ。不意打ちだからこそ効くのだ。
「むっ…!」と口を塞がれたアスランは何か言おうとしたが、すぐに気を失った(※2)。
…彼はコーディネーターだから、量を多くしたけど…大丈夫よね?
私はすぐにドアをロックし、アスランをベットに寝かせ、制服を全部脱がせた。下着は後に取っておく。
そして四本の縄でアスランの手足を拘束する。
図にすると…
壁→|_______|
縄→ \ /
手→ \○/
体→ ||
||
足→ / \
縄→ / \
おおざっぱな図だが、こんな感じで縛った。
拘束をした後、私は自分の服を脱いだ。
…その後、自分の体を鏡で見る。
この胸の大きさ、手入れされた性器の回りにあるピンク色に近い自毛…お尻は小振りだが…問題はないだろう。脇毛も無い。
それらを確認した後、私は部屋の明かりを弱くして、アスランが目覚めるのを待った。
数分後…彼は呻きながら目を開けた。
「うう…俺は………っ!」
と、言って彼は手を引っ張り縄で縛られている事に気付く。
「あら…お目覚めかしら…?」
と無い色気を何とか集約させ、甘い声で囁いた。
「…セレーナか!?これは一体何のマネだ…離せ!」
と、アスランは布団の上でじたばたする。
でも、私は縄を固く縛ったのでそう簡単には…ほどけないだろう。
「何のマネってね…」
私はアスランの上に乗り、自慢の胸をアスランの胸板に押し付ける。
さらに自分の顔を真っ赤になってるアスランの顔に近づけ、「貴方がいけないのよ…その罪、払ってもらうわよ」と言い、アスランに反論する隙も与えずに唇を奪った。
「んーー!?」
「はむ…ん…」
舌をアスランの口の中に入れ、その舌を彼の舌に絡める。いわゆる、ベロチューだ。ああ…甘いわ…幸せ…。
そして数分経った後、唇を離した。
「ぷはっ…っ!何のつもりだ…俺にはカガリが…!」と私を睨んだ。
…カガリ…やっぱり、そうだったのね…ああ、憎らしい。
カガリという存在が…腹が立ってきた。
私は彼に強く平手打ちをした。
「以後、カガリとか反抗するような事を言えば…平手打ちよ…いいわね?」と怖い口調で言った。
今の私は…目の瞳孔が全開になり、頭はアスランをめちゃめちゃにし、自分のものにしたいという醜い願望でいっぱいになっていた。
モウ、ダレモトメラレナイ…
今日はここで終わりです。
最後に※の所を解説して終わります。
※1七つの大罪
嫉妬の他には「色欲 暴食 傲慢 憤怒 強欲 怠慢」があります。
まぁ、某豆粒錬金術師が主人公のマンガを見ている人は知ってる人が多いはず。さて、あのマンガの結末ってどうなるんだろう…
※2クロロホルムについて
よく、TVやアニメなどで何かの誘拐事件などで誘拐する人を気絶させる為に使われるクロロホルム。
でも、実際は少量では気絶させる事は出来ないらしい。
吐き気、頭痛がする程度。(WIKIより文を改めて抜粋)
次からはHに入ります…さらに、セレーナさんが壊れていくと思いますので…苦手な方はスルーとお願いします。
では ノシ
GJ
しかし途中の図で噴いた
確かに分かりやすいんだがw
GJ
楽しみにして待ってますわ
>>796 クロロホルムはだからといってたくさんかがせると
死んじゃったり喉ただれたり後遺症が残っちゃうけどな
>>796 GJ!
あと
「だぁれが芥子粒ミジンコミニマム錬金術師だぁーっ!」
って向こうでロランが叫んでました。
七つの大罪を七つ全て詳しく知ったのはブラピのセヴンだったな。
今の厨房世代はやっぱハガレンあたりなのね。
俺はブラックマトリックスで知った
あの話は善悪の概念が逆転してるから大罪ではなく美徳になってるが
>>803 ニコル(サルファ版)を忘れるだなんて!
声優オタ自重しろ
俺もブラマトと…あとは懐かしのクレセントノイズで。
結構ネタにしやすいのな、七つの大罪って。
ブラマトって肌ブツブツのやつとハゲかけているやつのコンビ?
それはマキシマムパーパーサム
>>808 アレは肌がブツブツじゃなくて、ボコボコが正しい表現じゃないかといつも考えてる。
アムゼオまだか…
いや、ジュア・ムとゼオライマーじゃね?
アーム・スレイブとゼオライマーだよ
なんてマニアックな組み合わせだ!
な ぜ 甲 児 × ク ス ハ が 無 い ん だ !
>>816 「冥王様の威厳は 私に崩される為に築いてきたんですものね」
「次元連結システムの力を使えれば…こんな強襲騎兵なんかに…!」
「よかったじゃないですか 無限のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、ECSモードを用意しろ。みんなでウルズ・ストライクしてやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「冥王様の超次元システムゲ〜ット」
(いけない…!メイオウ攻撃が八卦しやすくなってるのを悟られたら…!)
「生冥王様の生ブラックボックスを拝見してもよろしいでしょうか?」
「こんな奴らに…くやしい…! でも…感じちゃう!」(ビクッビクッ
「おっと、国際電脳当たってしまったか。甘い次元連結砲がいつまでもとれないだろう?」
>>818 御子息が少し反応してしまった俺に謝罪と(ry
>>818 OG萌スレでエルマの装甲をはがしていくリュウセイ思い出したw
822 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 20:12:24 ID:OOkA+Yfo
今週のイングラム…
ドラグナー三人組×アスカ
いやなんかMXやったら見たくなったんだ
818の人気に嫉妬
折角スレタイが64なのでセレインでも見たいな
ただ候補のリッシュが意外と本気で手出さなさそうなのが
リッシュが大人すぎるんだよな。
特にエロパロスレではアークとの神作品も存在するモンだから激しい刷り込み現象が起きてる。
ぶっちゃけて言うと俺、あのSS読んで64やりたいって思ったほどだからな。
……いやまあ、知っては居たよ?二人の絡みが全く無いのは。
もう一回アークとセレインが読みたいな〜。
俺基本的には公式カップル派なんだけど、
あれ読んでアーク×セレイン萌えになってしまった
できればあの続きで、
アークとつきあって少し角がとれたセレインとか見たい
おいおい、リクエストって多すぎると職人は萎えるぞ。
自分の書きたい物を書く→皆喜ぶ→嬉しい→また書く
のループなんだからさ。
マニアックなものをリクエストする行為は、昔ならこのスレでも叩かれていた筈だ。
どのシチュエーションなら萌えるか、というところまでにして置いた方がいい。
実際俺もあるスレで、ここはリクエスト多いし投下しにくいよねってレスを見た事がある品。
時代は同一作品の主人公×主人公だとでもいうのか?
いちいちこれはいい、これはダメって言わなきゃ判らないのか?
極論で返すなよ。
833 :
毛布:2006/12/18(月) 22:51:34 ID:FMpJdU42
古い話なのにいまだに時々話題に上げてくれる人がいて嬉しいです>アクセレ
でも64をかなり忘れてる頃に書いたものなので設定にひでえ間違いがあったり
続編は考えないこともないんですがエロを入れるのが難しくて頓挫
エロ無しでもいいから読みたいが、エロパロスレではやはり不味いだろうか
同意の声をなんとかして引き出したい、と言わんばかりだな。
エロパロでエロ無しはやめたほうがよくね?
携帯ゲーキャラ板のOG萌えスレに投下した方が喜ばれね?
これでいいか?
ぶっちゃけこの流れじゃ投下しにくいんだが…
誰かが君の家の電話線切ってたりとか、君の背後に忍び寄って羽交い絞めにしたりとかしない限り、
まったく問題無いと思うが?
あとは根性の有るか無いかの問題かw
アムロ×ゼオラの人の一件があってから投稿来ないな
カップリングの話ばかりしたからか?
保守
単純に、年末はみんな忙しいんだと思う
もう来ないんだろうなー、アムゼオの作者さんは…
これから先、二度と見れないであろうカップリングなのに…
いろんな意味で残念。
>>822 イングラム&クスハっつー組み合わせで、SHOを思い出しますた。
そういや、汁の効果は後々出てくるはずなんだから、自室でしばらく休んだら、イングラムはえらく元気になってたりしたんだろうか。
地球人とは微妙に体質が違う(かもしれない)から、なぜか性的な方向にとか。
…同人誌で既に、35回は描かれてるネタだと思うけど。
844 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 19:01:50 ID:U+ZVYLqb
最近思うんだけどエロがありゃカップリングなんかどうでもいいだろ
ソレを言っちゃあお終ぇよ。
カップリングにこだわらない
>>844の為に
シロ×クロの禁断のプレイをおねがいします
ソレを言っちゃあお終ぇよ。
>>846 シロ×クロはむしろ王道だろ。
春になってサカリがついたら毎晩毎晩ニャーニャーニャーニャー、
うるさくて眠れねーっ!!ってマサキが言ってました。
あいつらほんとの猫じゃないけどさ。
>>847 ちょwwwあえてみんな言わなかったことをw
禁断のプレイって言ったらトロンベ(馬)×カトライアだと即座に思った
トロンベ(人間)が仕事で家にいない間、
トロンベ(馬)相手に寂しさを紛らわせるカトライアさん。
その姿を物陰から覗き見、トロンベへの劣等感を募らせるライディース。
義姉への想いに悩む次男坊に忍び寄る黒い影、名門軍人家系の館を舞台に
今、淫蕩な夜が始まる!
〜ブランシュタイン家の一族〜 新西暦1XX年夏 公開
色々禁断……
クォヴレー×ヴィレッタ、セニア×モニカ、
マサキのハーレム、アラド×スクール姉妹、リュウセイ×アヤandヴィレandマイandラトandクスハ、
統夜×三人娘andシャナandフー・ルーandカルヴィナ
シロ or クロ×チカきぼんぬ
構造的にできんわ。
>>854 ちょっと待って欲しい。
猫×鳥・・・つまりシロorクロがチカを(違った意味で)食べるという意味だったんだよ!
な、なんだってー!?
いや、実際それ以外考えられないんだが。
>>851 弟×義理姉が結構マジで読みたい俺昼ドラスキー
仕事が忙しくてなかなか夫に会えない義理姉を慰める為弟がお茶のレッスン中に…
>>853 むしろフレキ&ゲリによるクロ輪姦を。体格の差が犯罪チック。
そう言えばカモノハシって卵産むからチカとはちょうど良い?
>>859 構成要素の九割九分九厘がギャグのアイツラに一体ナニをせよと言うのか。
>>860 スクランブルギャザーの表紙絵のように変身して
アッー!
>>859 三人組×チカで陵辱
「ほらほらええのんかええのんか、ここがええのんか〜」
「こんなやつらに……くやしい…!」(ビクビクッ
「ほな、最後は皆で卵にぶっかけて終わるとするか」
「だ…駄目ぇっ、卵だけは…!!」
「はははっ、哺乳類と鳥類の相の子がどんなんか、楽しみやな〜」
「……ご主人様、私…汚されちゃいました…」
クロ×シロみたいなファミリア同士ってナルシズムになるんかね?
チカって実は淫乱で、誰とでも交尾するんじゃないかと妄想してみる。
866 :
毛布の人:2006/12/24(日) 22:29:12 ID:1S6lbquf
>>829の話をエロ有りで書いてみたのでイブに投下ー
867 :
月と灯・後伝:2006/12/24(日) 22:30:12 ID:1S6lbquf
「では、ワルシャワ地区の復興事業については、ヴィエルホルスキ伯爵の全面的な資金援助を
得られるということで。これを先例として、東欧系各家の方々へ働きかけてよろしいのね」
プリンシズ大通りを見下ろす瀟洒なテラスで、アイシャ・リッジモンドは綺麗な指でタイプを
終えると、ノート型パーソナル・コンピュータをぱたりと閉じ、初めて年頃の娘らしい、くつろいだ笑みを見せた。
「スコットランドは初めてでしたわね。いかが、秋のエジンバラは?」
唇にふくんだ紅茶は濃く、燻製のような強い香が鼻をついた。確かラプ何とかいう、中国の
茶葉だ。セレインは嫌いでない味だが、隣をちらりと見てみると、カップを置きながら
顔に出ないよう注意しているのがわかった。
「静かでいい街だ。できれば、エジンバラ宮殿が爆撃される前に来たかった」
「想像していたより、寒くないですね。ウェーバリー公園ってのにも行ってみたいな」
「よろこんでご案内しますわ。あ、でもせっかくですから、お二人だけの方がいいかも知れ
ませんわね」
先週買ったばかりのフリル付きのブラウスは、まだ体になじまない。これでも十三歳までは
メネス中佐の娘として不自由なく育ったのだから、上流家庭の暮らしも身に付いている
はずなのだが、当時の勘を取り戻すにはまだしばらくかかるようだった。
「セレインさんも、随分変わられましたわね。何だか、雰囲気がふっくらとなさって」
「遠回しに言わなくても、太ったと言えばいいだろう。……3kg増えた」
「あら」アイシャは噴き出して、「体のことではなくてよ! 表情や仕草が、とても柔らかく
おなりだわ。綺麗になったと言いたかったのよ」
「マナミにも同じことを言われた。別に自覚はない、というか、少し不本意なんだがな」
「貴女はもともと細すぎるくらい細いんだから、すこしお肉がついた方が魅力的でしてよ」
「それも言われた。……幸せ太りだと」
とうとうアイシャは口元をおさえて笑い出してしまった。赤くなって、むっつりと紅茶を
すするセレインを見やって、アークも苦笑いをする。アイシャがどうにか笑いを収めて、
「そういえば、マナミさんともお会いになったそうね。元気でした?」
「そりゃあ、もう。先週シドニーで会ったけど、今日から確かパプアニューギニアにいるんじゃ
なかったかな。最近会ってないんですか」
868 :
月と灯・後伝:2006/12/24(日) 22:31:56 ID:1S6lbquf
「あの調子ですもの、ここ一月ほどは音信不通ですわ。新聞ではしじゅう見ますけれど」
ハミル伯爵家当主マナミ・ハミルは、オセアニア区域における復興事業計画の中心人物として、
終戦以来ほとんど休みなしに南半球を飛び回っている。生来ありあまるエネルギーの使い道を
ようやく見出したかのようなその活躍ぶりは、欧州のリリーナ・ピースクラフト、南北アメリカを
とりまとめる聖女ジュリアと並び、地球圏の三女傑と称える者もいるほどだ。
シャア・アズナブルの反乱から半年。ムゲゾルバドス帝国、そして銀河帝国が地球圏に
残した深い傷跡は、癒えたと言うにはまだ遠い。飢餓と貧困、無法と争乱は、いまだ地上と
宇宙のいたる所にはびこっているが、しかし、少なくとも人類の存亡の危機は去ったのであり、
明日の命ではなく、明日のパンを心配するだけでいいという意味において、人類(と、地球圏に
取り残された少数の異星人達)は着実に復興への道を歩んでいた。
アークとセレインは、エルリッヒ達と共に地球圏治安管理機構軍に編入され、旧ゲリラ組織の
末端部のなれの果てである武装集団の跳梁や、圧政者が消えた途端に息を吹き返した
民族紛争などの鎮圧にあたっている。アイシャは父リッジモンド子爵の片腕として、
ロームフェラの復興事業に参画している。ブラッドとカーツも治安管理機構に誘われたが、
二人ともそれを断り、ふたたび修行のためチベットの山奥へ引っ込んでしまった。
「それで、明後日にはチベットへ? 大変ですのね」
「まあ、旅行だと思ってのんびり行きます」アークは頭をかいて、「ブラッドとカーツに伝言が
あれば、伝えますよ」
「伝言?」アイシャは少し驚いたような顔になる。
「そうですわね、世捨て人もほどほどになさい、と伝えておいてくださいな」
「そういえば、刻印を解除する研究、一周年記念で始めるんだってさ」
「解除? なぜまた」
「グラドスの刻印ってさ、本当はあの柱の中に人が入ってコントロールするものらしい。でも
今は誰もいないから、制御不能だろ。封印されっぱなしじゃ将来困るから、今のうちから
研究しとこうって」
「気の早い話だ。むこう十年は外宇宙どころではないだろうに」
「宣伝だろ。こんなに平和になりましたってさ」
869 :
月と灯・後伝:2006/12/24(日) 22:33:41 ID:1S6lbquf
窓から吹き込む、潮の匂いのまじる風を心地よく受けて、アークとセレインは郊外の
ホテルへ続く道をレンタ・カーでのんびり走っていた。
来春早々に、終戦一周年を記念してクスコでセレモニーが行われる。平和と未来への
展望をアピールするため、マーチウィンドの、特に若手のパイロットには揃って参列して
もらいたい。そのためのアポイントメントと下打ち合わせを兼ねて、アイシャやマナミ、
ブラッド達に直接会って回るのが、今回のアーク達の任務である。
「アイシャさん、ブラッドのこと、本当だったんだな」
しばらく会話が途切れた後、ふいにアークが愉快そうにそんなことを言った。
「ブラッドのこと?」
「気になってるってことさ。ブラッドの名前を出した時、感じなかったか」
「いや……まったく気付かなかった」
「銀河帝国とやり合ってた頃から、そういう話あったんだってさ。その頃は俺も全然わから
なかったけど」
「誰から聞いた話だ」
「リッシュさんだよ」
「あいつか……」
しぜんに眉根が寄ってしまうのを、アークが横目で見ている。
「ブラッドとマナミって、破天荒だけど不思議と頼りになる所とか、似てるからな。ああいう
人をパートナーに選ぶ質なのかな、アイシャさん」
「わからんな。人の色恋にまで興味は持てない。自分ので手一杯だ」
ぶっきらぼうに答えを返すと、アークはハンドルに注意を戻した。少し申し訳ない気分になる。
今回の任務が一種の慰安旅行のようなものだということには、セレインも気付いている。
貴重なパイロットを二人も使ってやる仕事ではないのだ。戦時中はもちろんのこと戦後も
激務続きで、恋人らしいこともろくにできない二人への、ブライト大佐なりの心遣いだろう。
その好意をありがたく受けて、アークと二人の時間を楽しもうという気持ちはあるが、
ただ戦争が遠のくほどに、自分と彼との違いが浮き彫りになってくるのが気にかかる。
(……自分と彼とは、本当に同じ、ニュータイプと呼ばれる人種なのだろうか?)
ときどき、セレインはそう思うことがある。人の心の機微を感じとるのが、アークは上手い。
けっして社交的な性格ではないが、人の本質、本心を見抜くことにかけてはじつに鋭い。
ひるがえって自分はといえば、どうやら戦闘に関する方面にしか、ニュータイプの洞察力は
発揮されていないようなのだ。
870 :
月と灯・後伝:2006/12/24(日) 22:35:28 ID:1S6lbquf
ゲリラ時代、あるドクターに「クライシス・ジャンキー」と分析された彼女の性格は、アークと
出会って劇的に変化した。その自覚はある。しかし、鼻腔の奥に染み込んだ硝煙の匂いは、
そう簡単に抜けるものではない。落ち着ける場所を求めてセレインは軍を、戦場を選び、
アークはそれにつきあってくれた。しかし彼は、セレインとは違う彼は、本当はもう戦いなど
求めていないのではないか?
「なあ、アーク。私は……お前を、わがままにつきあわせているな?」
「は?」
アークがぽかんとした顔でこちらを見た。気まずくなってつい目をそらす。自分でも、
唐突な発言だったと思う。
「俺はつきあわされてるなんて感じたことはないよ。それに、好きな人のわがままって
いうのは、嬉しいものさ」
アークは当惑げに、それでもしっかりとした優しさを言葉にこめて応えてくれる。それが
嬉しくて、セレインはつい苦笑してしまう。
「リッシュと同じことを言う……」
(なあ、セレイン。お前は根がわがままな癖に、甘え下手でいけないぜ。好きな女に
わがままを言われれば、男は嬉しいもんだ)
まだアークと付き合う前、リッシュに言われた言葉だ。しきりにからかいかけてくる迷惑な
奴だと思っていたが、思えばあれは口説かれていたのかもしれないと、今更にして考え至る。
ぼんやりと当時のことに思いを馳せていると、じっと見ていたアークが口を開いた。
「試しに俺も一つ、わがままを言ってみようか」
「うん?」つられてつい、うなずいてみると、
「……リッシュさんが気を許せる人ってのはわかるけどさ。できれば俺と一緒の時は、
他の男のことなんか考えないでくれよ」
突然真顔になって、そんなことを言う。拗ねたように口元を曲げて、そっぽを向いた横顔に
ポカンとして、
「いや、そういうつもりじゃ、というか奴は別に……」
あわてて弁明しているうち、ぽっかりと心に浮かんできた理解があった。
そうか。アークは、私がリッシュのことを考えていると、不愉快になるのか。アークの
ことだけ考えてほしいと、そう思っているのか。
「…………!」
その瞬間、セレインの浮かべた極上の笑顔に見とれてしまったアークはハンドルを切り損ね、
あやうく対向車線へ突っ込みそうになったのをすんでの所で立て直した。路肩へ急停車し、
大きく肩で息をして、どちらからともなく笑い出す。
「本当だな。好きな人にわがままを言われるというのは、嬉しいものだ」
アークが赤くなったのを見て、また笑いながらセレインは窓を開け、冷たい風を入れて
火照りをさます。
「では私も、もっとわがままを言わせてもらおう。……ホテルへ帰ったらすぐ、お前と、したい」
(ツヅク)
>>866 なんかキテル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
続きキボンヌ+(0゚・∀・) + ワクテカ +
何と素敵なクリスマスプレゼントが!
良いぞ、ジャンジャンやれ!!
>>866-870 初めて読んだ時からずっと待ち続けていた続編が来た!
GJ!
マナミたち64主人公sのその後の描写だけでもあんた神だよ!
幸せ太りの辺りの会話が好きだ、わがままを言ってみるアークとセレインが好きだ!
874 :
月と灯・後伝:2006/12/26(火) 00:20:23 ID:wRyipkbl
どうせ佳境に入ったら我を忘れてアークのなすがままになってしまうのがいつものことだが、
せめてそれまでの間はと、前戯の間はリードを取るのを好むセレインである。
「ん……んふ……」
アークをベッドの上に押し倒し、のしかかるようにして股間に顔を埋める。口の中を満たす
男性器の味も、臭いも、最近少しずつ好きになってきたような気がする。
(私は……淫乱なのかもな)
そんな懸念がふと頭をかすめるが、舌でくすぐるたびにぴくん、ぴくんと反応するアークの
感触が楽しくて、つい夢中になってしまう。
「アーク、んっ、んんッ…………んひゃあ!?」
夢中になっているうちに、少しずつ体勢を入れ替えられていたのにも気づかなかった。
いつのまにかアークの頭がセレインの脚の側にきていて、尻と太ももを捕まえられる。
そのままアークの頭をまたがされ、互いの股間に顔を埋めるシックス・ナインの形になった。
「ん、んん、んんんんんっ……! ぷは、あぅ、んぷっ……!」
アークの舌がセレインを割り開き、奥深くまで入り込んでくる。実際よりもずっと奥まで
入り込んでいるように感じて、その快感が後押しをして、口の中のものへの愛撫にいっそう
熱中していく。尻をまさぐるアークの手が熱い。腰がとろけそうになるのをこらえて、こらえて、
もうこれ以上耐えられないと思ったところで、
「うぁ……!」
口の中に勢いよく、熱く粘る塊が飛び込んできた。アークがイッたのを舌の上で確認すると
同時に腰の力が抜け、尻から全身に痙攣が広がっていって、セレインも絶頂を迎える。
アークの脚を、我知らずぎゅっと抱きしめていた。
「ん…けほ……っけふ」
口の中に溜まったものを飲み下そうとして、今日も咳き込んで吐き出してしまった。何度か
練習してみたが、どうにもあの味と、喉に粘りつく感触が受け入れられない。
「そんなこと、無理してやろうとするなよ」
呆れたように言うアークだが、本当にやって見せたらすごく興奮するだろうということも、
セレインにはわかっている。いつかマスターしてやろうと思っている。
875 :
月と灯・後伝:2006/12/26(火) 00:21:19 ID:wRyipkbl
「ほら……」
「ん…………」
アークが体を起こし、セレインをひっくり返す。絶頂の後でまだ力の入らないセレインの
体は、ころんと素直に仰向けになった。互いの口元についた淫液を拭いてから、あらためて
キスをする。部屋の暖房をわざと弱めにしておいたのはセレインの希望だ。少し冷えてきた
体の上にアークが被さってきて、その上に毛布が引っ張り上げられる。一糸まとわぬ姿の
二人が、毛布にすっぽりくるまれる形になった。
「セレイン、可愛いな……?」
「ばか……!」
初めて結ばれたフランクフルトの宿から一年足らず。世間の恋人よりも体を重ねた回数は
少ないと思うが、アークはこういうことに妙に勘がいいというのか、もうセレインの体のことは
すっかり知られてしまった気がする。今も毛布の下の肌をじつに的確にまさぐり、あやまたず
位置を定めて先端をこすりつけてくる。セレインが我慢できなくなるタイミングを、ちゃんと
わかっているのだ。ぬるん、とアークがセレインの中にすべり込んでくると、必要もないのに
目をつぶってしまう。その隙をついて、まぶたにやさしくキスをされる。どうかすると、
セレイン自身よりも詳しいのかもしれない。
「あっ……あう、あ……あく、アーク、アーク……!」
アークの舌が、弾痕の刻まれた鎖骨の上をそっと這うと、お返しにセレインも、アークの
耳のうしろを撫でる。アークの手がセレインの髪を撫でると、お返しに脚をからめて
締めつけてやる。アークが腰の角度を変えると、セレインの一番気持ちいいところに当たって、
甲高い声が出てしまう。いつも、セレインのお返しの手の方が先に尽きてしまう。あとはただ、
アークにしがみつくだけだ。
窓の外は、そろそろ夕暮れになろうとしている。二人の体をつつんだ毛布がオレンジ色の
夕映えを受けて、もそもそと秘密めいたうごめきを見せている。この小さな暖かい空間は、
いま二人だけのものなのだ。そう思うと急に、泣きたいくらい幸せになって、セレインは
アークを抱きしめた両腕と両脚に思いきり力を込めた。
「つっ……セレイン……!?」
細身ながら鍛えられたセレインの筋力である。苦しくなってアークが身を離そうとすると、
さらに強く抱きしめてセレインは懇願する。
「アーク、アーク、このまま……!お願いだ、このまま…………っ!」
876 :
月と灯・後伝:2006/12/26(火) 00:22:26 ID:wRyipkbl
その言葉の意味を理解して、アークが息を詰める。ふくらはぎを乗せていたアークの尻が、
きゅっと緊張するのがわかった。
勢いに任せて言っているという自覚はある。それでも、一度口にしたことを引っ込める
つもりはなかった、アークがぐっと体をかがめ、セレインの瞳をのぞき込む。一瞬のうちに、
百万の言葉にも匹敵するイメージが二人の間を飛び交い、ちかちかと星が流れるような
感覚とともに、アークとセレインはお互いの意思を腕の中に抱くように感じとった。同時に、
それぞれが味わっている快感がお互いの心へどっと流れ込んできて、炎の中にガソリンが
投げ込まれたようになり、
「きゃあぁああ…………!!」
「ぐぅっ…………!!」
びくり、びくりとアークの精がセレインの中に流れ込んでくる。子宮まで満たされるねっとりした
熱の奔流、生まれて初めて味わう胎内の絶頂にセレインは声も出せず、アークにすがりついて
宙を飛んでいた。ベッドも、ホテルの部屋も、窓の外の風景も何もかも消え失せ、アークの体と、
自分の子宮と、その二つだけが存在していた。
やがて力の抜けたアークの上体がどさりと落ちてきて、その重みを感じながらゆっくりと、
セレインのまわりに夕陽と、毛布と、現実が戻ってきた。
「刻が見えた……か。ふふ。はは」
日はすでに沈み、夕闇が濃く落ちかかってくる室内で、ふいにくすくす笑い出したセレインを
アークは訝しげに見やった。
ニュータイプ能力の究極を体現した言葉として有名なアムロ・レイの言だが、好きな男の精を
子宮に受けただけで刻が見えることもあるのだ。自分もいっぱしのニュータイプだったということか。
「なあ……アーク。この前、言っていたことだが。お前と一緒に住むのは、悪くないと思う」
もそもそとベッドの中を動いて、アークのそばに寄る。意外にたくましい二の腕に手をおくと、
びくりと強ばるのがわかった。経済的なことやその他もろもろがあるから、二人用の官舎で
一緒に暮らさないかとしばらく前に切り出したのはアークの方だが、この状況ではきっと
別の事態を想定したのだろう。
877 :
月と灯・後伝:2006/12/26(火) 00:23:35 ID:wRyipkbl
「……じゃ、帰ったら、厚生課の人に相談してみよう。空き部屋、あるって言ってた」
堅い声で答えるのを聞いて、つい微笑んでしまう。生理の周期は規則正しい方で、
今日はまず安全な日だったが、セレインは少し考えた末、もうしばらく黙っていることに決めた。
夕闇は少しずつ、夜の深い青に移り変わりつつある。窓の外をぼんやりと眺めながら、
二人で暮らす新しい部屋のカーテンはどんな色にしようかと、そんなことを考えている自分に、
セレインはふと気がついた。
二日後。
旧チベット自治区、ダウラギリ山にほど近い殺風景な山肌にひっそりと建つあばら屋を
ようやく探し当てた二人は、無事ブラッド、カーツと再会することができた。二人とも
式典への出席を快諾してくれ、アイシャの気持ちをほのめかすこともできて、まずは
つつがなく任務完了となったのだったが、ただ、
「なんだ、セレイン! ずいぶん太ったな、幸せ太りってやつか?」
ブラッドが開口一番言い放った言葉はセレインをいたく傷つけ、引っ越したら何よりも
先に体脂肪計付き体重計を買おうと決意させるのであった。
End
リアルタイムGJ
セレイン可愛いよセレイン
>>874-877 GJ!
イブとクリスマスの夜にこんな良い物が読めるなんて、俺は幸せ者だ
毛布の人thx.
セレインが昔と違って心に余裕があるのが、すごく良い
まさかカーテンの色の事まで考えるようになるとは
このまま幸せになってくれ
GJ!
64時代のセレインはカーテンや体重計のことを考えるようなキャラじゃなかったものな
アークのおかげでいい方向に変わったなセレイン
GJ!
GJ
しかしこのブラッド、ノリノリである
版権×オリはまだかのぉ?
つかオリ×オリばかりだな最近……
このスレってOG厨しか居ないのか?
あんな寺田のオナニーのどこがいいのかわからん
それ言い出すと「じゃあ他の作品は原作者のオナニーじゃないのか」となっちゃうよ
みんな破廉恥でいいじゃないか。
カンテーレ
テケリ・リ
>>887 いや、アンチってのは素でそういう事言ったりするもんだよ。
ありとあらゆる創作物はオナニーですよ?
>>884 つーか、オナニーキャラが駄目なら、該当する作品のスレにいけよ
寺田のオナニーキャラと、思い入れのある版権作品のキャラ絡ませるのなんて嫌だろ?
いきなり勝手にアンチ扱いかよ
ほんとOG信者って被害妄想が激しいな
アンチじゃなかったらなんなんだよって感じの発言をしておいてその台詞はないわ
●スパ厨の特徴と傾向
・リアル・スーパーの区別をしないと気が済まない
・バルカンを好む(が、パイロットは不服)
・「ヴ」「ァ」「ィ」「ゥ」「ェ」「ォ」を含む名前が大好物
・「零式」や「○○ゼロ」が趣味
・パイロットは日系人がいいらしい
・奥義に萌えるらしい
・「ファンネル」や「ビット」の意味はわかってないらしい
・試作機だってカスタム化させちゃえ!
・好きな言語はドイツ語です。
・最強はブラックホール
・ブラックホールよりホワイトホールの方が強いよ
・「リミッター解除」「全弾発射」はもはや常識
・「零距離射撃」「特殊バリア」は基本中の基本
・パイロットに素敵な超能力
・何かを司らせるのも好き
・台詞の頭か後ろには、必ず「…」
・神話に絡ませるのがお好き
・まあとにかく「発想はテラダのデッドコピーから抜け出せない」
・原作見ない→アムロ→最強のヒーロー
・好きな漢字
皇、神、魔、斬、真、牙、龍、獅、虎、爆、激、轟、
聖、影、羅、亮、零、壱、弐、参、漢
OGの嫌なところ
1.他作品からの露骨なパクリ、そしてそれをオリジナルと思い込んでいる
2.キャラの厨臭い言動
3.中2病患者が書いたようなシナリオ
4.あり得ない設定のメカ
5.これまで人気のあったキャラの改悪・ウザい萌え、下ネタの追加
6.特定キャラに対する明らかに作為的なプッシュ
7.ことあるごとに登場し流れに割り込む鬱陶しいキャラ・及びイベント
8.ゼンガー・リュウセイ等に代表される空気の読めなさ
9.所詮は某Tプロデューサーのオナニー
10.頭の悪い信者が沸く
ロボゲ板で見かけた痛いOG信者
・寺田とバンプレストを異常なまでに崇拝
・寺田批判はスパロボ全否定だと言い出す
・社員でもないのにバンプレの販売戦略を妄想で語りだしバンプレの儲けの事を第一に考える
・魔装厨を毛嫌いする事で自分達は善良なファンだと思い込む
・OG批判には噛み付かないと気がすまない
・OGスレで批判意見が出ると袋叩きにしてアンチスレに誘導するのにアンチスレには平気で突撃しアンチ批判を始める
・他スレで少し不満を漏らした程度でもいちいち噛み付き、聞いてもいないのに長々と自分のOG論を語りだす
・とにかく批判意見には過剰に反応しDSが発表されないのはOGsが遅れてるからと言っただけでアンチスレに誘導
・批判に反論できない時は批判している奴を釣り、荒らし、キチガイ扱いしてごまかす
・アンチを装いアンチスレに潜伏しバレたら逆ギレか開き直りでスレに居座る
・なぜか種を毛嫌いし何の根拠も無くOGは種より上だと思い込む
・種はパクリだけどOGはオマージュ(笑)だと言い張る
・OG叩きを逸らすために版権作品を叩き始める
・OGアンチは古参ファンだと思い込んでいるらしく古参作品を目の敵にして叩く
・版権作品を踏み台にするのはよくても自分の好きなオリキャラが踏み台にされるのは許せない
・OGアニメ放送前は新規獲得のためと言っていたのに放送後、初見に酷評されるとファンのためのアニメと言い出す
・アニメを批判しているのは全員アンチで批判意見が多いのはアンチの工作だと言い張る
・キャラスレを乱立し気持ち悪いSSを書いて喜ぶ
・ネタスレで空気読まずにオリネタをだしスレを白けさせる
・OGがあるのに版権でもオリジナルが主役じゃないと気がすまない
・キャラゲーなのにオリジナルが良ければ良ゲーで糞ならクソゲー扱い
・主人公無しのα外伝の評判がいいのが気に入らないのでたいして重要じゃない魔装やゼンガーをマンセーしてオリの存在をアピール
・パクリ批判にはパクリを気にせずに楽しめる奴が勝ち組というお決まりの馬鹿発言をする
・OG>>>>>>>>>>>>版権なため版権がOGほど力が入ってない作品でもどうでもいい
・OGs発売で版権が1年でない事に不満を漏らすと1年くらい出なくていいだろと言う
・OGs来年に発売延期で版権が再来年まで出なさそうなことに文句を言うと2年くらい出なくてもいいだろと言う
まさにこのスレの住人どもだな
創作意欲を無くすような事はや め て よ ね 。
ここはここ。ファンはファン。
そういう区別ぐらいしとけよ…紳士淑女ならば。
901 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 23:58:35 ID:dKpWKcY6
>>901 確かただのコピペだから書いてすら・・・
つーかロボットゲー板の新規スレを読めないのだが・・・。俺のギコナビがおかしいのかな?
ヒント:板移転追尾
906 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 01:41:33 ID:Ik0dskJf
やめてよね。
僕が本気を出してもサイにかなうわけないだろ?
かなわないのかぁーっ!?
OG厨のせいでこのスレも廃れたな
俺はエロ小説さえ読めればどうでも良いと思う。
と、言う訳で再開↓
誰がどのカプのSS書こうが職人様の自由じゃねーか
文句あるなら自分で万人が納得出来る物書いてから言えや
つー訳でフォルカ×リィナをば
>>908 こんな奴がいるから俺らアンチの評価が下がるんだよ
OGアンチのせいでこのスレも廃れたな
OGの嫌なところ
1.他作品からの露骨なパクリ、そしてそれをオリジナルと思い込んでいる
2.キャラの厨臭い言動
3.中2病患者が書いたようなシナリオ
4.あり得ない・都合が良すぎる設定のメカ
5.これまで人気のあったキャラの改悪・ウザい萌え、下ネタの追加
6.特定キャラに対する明らかに作為的なプッシュ
7.ことあるごとに登場し流れに割り込む鬱陶しいキャラ・及びイベント
8.ゼンガー・リュウセイ等に代表される空気の読めなさ
9.所詮は某Tプロデューサーのオナニー
10.頭の悪い信者が沸く
なんかこの間から、
サイバスターの中でマサキとウェンディがエロいことして
途中で加わったクロとシロに乳首舐められてウェンディ絶頂
てのが頭から離れない
いっそSSに仕上げればいいんだが、ウェンディというキャラをよくわかってないのでそれも出来ない
困った
必ずこういう流れになると「やらない奴が文句言うな」と抜かす阿呆はホント馬鹿じゃねーかと思う。
やる側の人間が自分に火の粉が降りかかるような真似できるわけないだろ。
つまりあれか
やらないか
うほっ
918 :
【末吉】 :2007/01/01(月) 15:18:42 ID:gKrkWtRq
今年のこのスレの運勢
OG信者が書き手にも沸いてきたせいでこのスレももう駄目になったな
これだからOG信者はクソなんだ
昔からその傾向は少なからずあったろ。
新年早々難癖ふっかけんなよ。塵が
関係ないね。
書き手は書き手だ。
OGだろうと、版権だろうが…書ければそれでいい。
ここはそういう場だ。
気に入らないなら出ていけば済む事だと思うが。
煽り荒らしにいちいち反応しなくていいんだよ
専ブラ使ってるんだろ?NGワードであぼんしとけ
>>922 住所を割り出してこの世からあぼんする方が早い。
アイビス×キンケドゥキボン
そういや初期のスレでキンケ×アイビスあったよな
あれ続き楽しみにしてたんだが
顔射したところで終わってるやつだな
俺も好きだった、再開してくれないかな
あと女教師ヴィレッタとな
アイビスの相手はマサキだあッ!!ちゃんと会話もあるし!!
>>927 ヴァルシオーネがすごい勢いでそっちに行ったぞ。
ヴァルシオーネはSRXとエロいことしてください
930 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 07:49:59 ID:JOJFDRnn
SRXのがでかすぎて入りません!!
SRKの下半身は女ノ子だから大丈夫
R-1の代わりにヴァルシオーネをSRXのメインにするんだな。
…カトキ合体ノーベルSRX思い出した。
>>927 そういや、この前の冬コミでマサキ×アイビスの本があった。
アイビス×W五人組
>>935 いや風の方だから、冥の方は共闘した事無いからw
ふーびっくりした
でもそれ本当なのかな
サイレントマジョリティを考慮して
アイビスの相手はイルイに決定とします
あたりまえのことだよね
>>934 上の口 五飛
下の口 ヒイロ
アナル トロワ
右手 カトル
左手 デュオ
これで完璧だな
ヒイロはいつもおいしいとこをもっていく
投下したいんだが、次スレまで待ったほうがいいのでしょうか?
現在469KBか。短編ならいけそうだが、
10レス以上に渡る長編だと次スレにしてもらった方がいいかも
多分いけると、思う・・・
「いいのか・・?本当に」
「ええ・・来て、クォヴレー」
お風呂からヴィレッタを抱きかかえてきたクォヴレーは、そっとベッドにヴィレッタを寝かせると、
体に巻いていたタオルを取り去った。ヴィレッタは恥ずかしさで紅潮し、両手で顔を隠してしまう。
「綺麗だ・・ヴィレッタ」
「や・・ぁ・・恥ずかしいこと言わないで」
旗から見ればそれはありきたりな褒め言葉だったかもしれない。
だがクォヴレーにとってその言葉は疑いようもなく本心から出た言葉である。瑞々しく、張りのある肌に澄んだ瞳。
そして恥ずかしさで紅潮した顔から下に目を移せば、一般的言っても充分大きいにもかかわらず
まるで美術品のような美しさをも兼ね備えたバスト。その光景はクォヴレーの情欲を掻き立てるには充分すぎるほどであった。
「キスしても・・・いいか?」
「バカ・・・そういう事は、聞かないでも良いのよ・・・ンン」
再び重なり合う唇。お互いの舌が絡み合い、卑猥な音が部屋中に溢れかえる。
ヴィレッタの顔に添えられていた右手は徐々に下に降り始め豊満な乳房を捕らえた。
手のひらで優しく包み込むようにも揉みながら、人差し指で敏感になった先端を撫でる。
クォヴレーが揉むたびに形が変わる乳房は、手から溢れんばかりであった。
「ハァ・・アァ・・・もっと強く揉んでもいいのよ・・・アッ!そうよ・・そんな感じ」
「ヴィレッタの胸・・柔らかいな。まるで水の入った風船みたいだ・・・」
「フフ・・・でも、水よりもずっと暖かいでしょう?ンン・・・」
「あぁ、確かに暖かいな・・・」
徐々に先端が固くなり始めるのを感じたクォヴレーは、不意に口に含み優しく舌で転がす。
突然与えられた刺激に、ヴィレッタは思わず腰を浮かした。
「ヒャァ!?く、クォヴレーそんなに急に・・!アゥ・・アァ!」
舌で乳頭を転がすたびに、体をよがらせるヴィレッタ。左手と口で両方の乳房を愛しながら、右手は秘所に伸びていた。
産毛程度にしか生えていなかったソコはすでにしっとりと湿っており、指が動くたびにいやらしい音を立てている。
試しに指を離してみると、指からねっとりとした愛液がポトリと、シーツに落ちた。
「もうこんなに濡れている・・・感じやすい体質なのか?ホラ・・・見てみろよ」
「やぁ・・あ!恥ずかしいこと言わないで!!クォヴレーがあんなに胸をせめるからよ!」
ヴィレッタの目の前で、指と指の間で糸を引く愛液を見せ付けるクォヴレー。
赤かった顔はさらに赤くなり、目にはうっすらと涙も見えた。
「すまない・・少し調子に乗りすぎた」
「ンン!・・ハァ・・・もっとキスして」
再び深いキスをしながら、膣内を中指で刺激しつつ、親指と人差し指でクリトリスを刺激する。
その間も膣からは愛液がとめどなく溢れ、ヴィレッタの太ももを濡らしていた。
程なくして中指が膣奥でしこりのような物を見つけ、こすりあげる。同時にヴィレッタの体も大きく跳ね上がった。
「ヒャ!?そ、そこ・・ダメェ!・・・アァ!!」
「これは・・・子宮口か?」
「説明しなくていいってばぁ!!恥ずかしい・・ンン・・ァウ!!」
敏感な所をせめられ、息遣いが荒くなるヴィレッタ。
その様子を見てクォヴレーはさらにその部分をこすりあげる。絶頂を迎えるのは、時間の問題であった。
「やぁ・・・も・・・うだめ・・い・・く・・イクイク!っアァアアア!!!」
体が大きくしなると同時に、膣内が狭まり愛液が吹き出てきた。ビクッ!ビクッ!と数度痙攣すると
そのままベッドにへたり込んだ。ヴィレッタの頭の中は真っ白の状態で絶頂の余韻に浸っていた。
そんなヴィレッタを見て、クォヴレーもいよいよ我慢が出来なくなってきていた。
腰に巻いていたタオルを脱ぎ捨て、剛直したソレを開放する。先端からはすでにカウパー液が滲み出ていた。
「あ・・・クォヴレーの、もうこんなに・・・」
「ヴィレッタを見てたら・・こうなってしまった」
「うれしいわ・・・私の体を見て、感じてくれているのね。
それじゃあ、今度は私があなたを気持ち良くしてあげる・・・ベッドに横になって」
言われるがままベッドに横になるクォヴレー。ヴィレッタはクォヴレーの足の間に入り
クォヴレーのソレを優しく手で扱きだした。
「っ・・あ・・その、ヴィレッタ。さっきから我慢していたから、その・・・」
「うん、いいのよ・・・イキそうなのね?大丈夫、好きな時に出していいから、いっぱい気持ちよくなってね・・・ンン」
そう言うとヴィレッタはソレを口に含み、舌で亀頭を優しく舐め始める。
時には激しく口を前後に動かし、クォヴレーに快楽を与えた。
ヴィレッタに愛撫をしていた時から我慢していたクォヴレーが達するのはそう長くはかからなかった。
「もう・・・出そうだ・・」
「いぃのよ・・ンン・・にっふぁい・・ンァ・・だしてぇ・・・」
「グッ・・・ぁあ!!」
ヴィレッタが口の中でより大きく、固くなったのを感じると同時に思い切りソレを吸い上げる。
と同時に口の中でビクンッ!!とソレが動き、精液を放出する。
あまりの快感にクォヴレーは思わずヴィレッタの顔を押し付ける。
「・・ッ!!」
「く・・まだ、出そうだ・・・」
二度、三度精液を放出するクォヴレーのソレを口に含んだまま
ヴィレッタは収まるのを待った。口の中は彼の放った精液と唾液で満たされ
その男の匂いは彼女の脳をより深いところへと導いていった。
そしてクォヴレーがソレを引き抜くと同時に、思わず咽返ったヴィレッタは
口の中にあったものを吐き出す。
それらはの一部はヴィレッタの体にかかり、彼女の肌を汚していた。
「ゴホッ!ゴホッ!クォヴレー・・出しすぎ」
「す、すまないヴィレッタ・・・その、余りにも良かったから」
咽返るヴィレッタの背中をさすりながら、クォヴレーは枕元においてあったティッシュで汚れてしまった部分を拭いていた。
「ん・・・いいのよ。それより、まだ元気ね・・・」
「あ・・あぁ・・確かに・・ウァ!?」
クォヴレーのソレは、まだまだ出し足りないらしく上を向いたままであった。ヴィレッタは出したばかりで
敏感なソレを優しく扱くと、クォヴレーの上にまたがった。
「クォヴレー・・・入れても、いい?」
「・・・いいのか?ヴィレッタ・・・本当に」
「いいの・・・私は、あなたと繋がりたい・・・じっとしてて・・・・ンン!!」
腰を浮かし、右手で入り口を開き、左手でクォヴレーのものを導く。そして膣口にソレを当てると
ヴィレッタは一気に腰を下ろし、膣内に迎え入れた。指に比べればはるかに太いソレはヴィレッタの膣を押し広げ
これ以上ない快楽を彼女に与える。
「ハァァア!!・・・は、入ったよクォヴレー・・どう?私の中・・ンン・・気持ちいい・・?」
「あぁ・・・凄く熱くて、ぬるぬるして・・・気持ちいい」
「よかった・・私も・・・ンァ!き、気持ち良いよ・・・すっごく熱くて、太い・・・」
ゆっくりと腰を動かしながら、お互いに快感を得ていく。体が動くのにあわせて豊満な乳房は揺れ
それを見たクォヴレーは空いた両手で乳房を下から激しく揉み、より強い快感を彼女に与えた。
そして上半身を起こすとヴィレッタの胸に顔をうずめ、彼女の動きにあわせて腰を上に突き動かす。
「アッアッアアッ!!!イイ!!もっと、もっと強く突いてぇ!!ンアァア!!」
両手でクォヴレーの顔を胸に押し当て、悶えるヴィレッタ。
その姿からはいやらしさというよりも芸術的な美しささえ感じられた。
クォヴレーはヴィレッタの体に手を回すと繋がったまま彼女をベッドに寝かせ、正常位の状態にした後に動き始める。
ゆっくりと、だが時には小刻み且つ、激しく突くことによってお互いに高揚していった。
そしてそのままキスをすると、たまらなくなったヴィレッタは思わずクォヴレーの背中に爪を立てる。
「・・・っ!」
「あ・・ごめん、ごめんね・・!?痛かった?」
「いや、かまわない。ヴィレッタの好きにしてくれていい・・・
その代わり、俺もヴィレッタに・・・」
「フゥア・・!?そ、そんなトコに・・・?」
「思う存分、印をつけさせてもらう」
「クォヴレー・・・」
お互いに、愛し合った証を付け合う。クォヴレーの印からは僅かに血がにじみ出ていたが
今の彼にとってそれはたいした問題ではなかった。
そして、再びクォヴレーの中に高まってくるものがあった。ヴィレッタを抱きしめながら腰をより強く打ち付ける。
そのたびに繋がっている所から漏れる液の量は増えていった。
「ヴィレッタ・・そろそろ」
「う、ウン・・・もう、私もイキそうだから・・ァア!」
さらにペースをあげるクォヴレー。膣の中で彼のがさらに大きくなり、より強く内壁を擦る。
ヴィレッタも再び絶頂を迎えるときが来た。
「あ・・ハァ!イキそう・・・ッア!?い・・・イクイク!・・いいよきてぇ!!」
「クァア!?出すぞヴィレッタ!!」
ヴィレッタの膣が締まり、クォヴレーのものを締め付ける。
それに刺激されクォヴレーはヴィレッタの奥で果てた。
「ァァア!?あ・・・熱いのが中でいっぱい出てる・・・」
「ハァハァハァ・・・・ヴィレッタ」
ヴィレッタを抱きしめたまま果てたクォヴレーが離れる。
中からはクォヴレーが吐き出したものが溢れ出て、ヴィレッタのお尻を伝ってシーツに染みを作っていた。
「クォブレー・・・愛してるわ」
「俺もだよ・・・ヴィレッタ」
絶頂の余韻に浸りながら、二人は手をつないだまま、それぞれ深い眠りへと落ちていった・・・
お疲れ様。取りあえず。
そのスレは見てないから脈絡が無くて判らないんだけど。
>>947 クォヴレー、無能な上司に嫌気が差し泥酔したヴィレッタを道端で見つけ
介抱する為家へ。
↓
やや自暴自棄気味になっていたヴィレッタ、シャワーを借りクォヴレーを
誘い込む。所詮クォヴレーも自分の体目当てだというヴィレッタの考えを知った
クォヴレー激怒
↓
「俺はヴィレッタの体が本当に心配だったからだ!!それなのにお前はそんな目で
俺を見ていたのか!!」
↓
平手打ち
↓
本当に心配してくれているクォブレーに、自分の弱い所を曝け出し涙を見せる
ヴィレッタ。クォヴレーもまた、そんな彼女の辛い気持ちを知ろうとも
せずに手を上げたことを激しく後悔。ヴィレッタに「俺を殴れ」と言いいだす。
だがそんなクォヴレーの優しさに惹かれたヴィレッタは、平手打ちの代わりに
熱いキスを。二人のスイッチがONになる。
↓
↑のSSに至る。
949 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 06:52:19 ID:Qpr4mC6+
ヴィレスレ住人の俺からGJを!
GJ!
さらに…保守だっ!
>>950 保守はいいんだが、次スレを立ててもらえんかね?ダメなようならやってみるので言ってくれ。
この流れだと980〜990でも余裕だろ
>>951 たてたいのは山々だが生憎PCがイカレてて携帯からかきこんでんだ
だから出来ない…出来ないんだよ…スマソ
954 :
951:2007/01/17(水) 20:26:57 ID:NhLNPIYR
そうしたら、980にお願いするかね?
そですな
新スレは
>>980にまかせたぜ(`・ω・)
ま た O G キ ャ ラ か
959 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 18:58:37 ID:qw1dA5Kp
誰か隼人×ラミアを書いてくれ…
次スレは
スーパーロボット大戦w
でどう?
新スーパーやらRDJやらまだまだ先に回すもん山ほどあると思うんだが?
じゃあ次は
新スーパーロボット大戦 時空を超えたSEX
スーパーロボット大戦R 時空を超えたSEX
のどっちかか?
古い方から消費していこう。
……えーと、だから新の方か。
「甲児君、次スレは新スーパーロボット大戦 時空を超えた…」
(言えない…!言えないわよ!)
「なんだよさやかさん、気にしすぎる方がいやらしいんじゃねぇの?」
「兜のいうとおりだわさ」
保守がてらあげあげ
つかさがりすぎ
誰もおらんのか…
人いなくなったなぁ(´・ω・`)
残り少なすぎてSSも投下しづらいだろうし
雑談もしづらいんじゃなかろうか
とりあえず
>>970取った事だし、次スレ立てに挑戦してみる
971 :
970:2007/02/03(土) 13:41:52 ID:O1tvfHW4
>>970 OTU-Link、フルコンタクト
乙ライクシールド、発射!
じゃあダベりながら埋めるべ
ブラッド×マナミキボン
逆でも可
64で言うのならアイシャ×マナミもいいんジャマイカ?
というか某掲示板での絵に脳味噌がやられて……
そこですそこ。
と言うよりアイシャ×マナミは王道だろう。
>>973 その組合せならマナミ×ブラッドを希望する
女の子の扱いがよくわかってない上に、
自分の胸のモヤモヤが恋愛感情だって事に気づかずますますモヤモヤするブラッドを
マナミがお姉さん気取りでリードするような感じで、ぜひ
ぬるぼ
981 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 20:39:25 ID:FQoOyo0S
がっ
982 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 23:53:16 ID:VvmNX752
ま、とにかく埋めよう
グルンガスト壱式の2号機
誰かブルンバストの話をしてるか?
??
!!
''