寝取り・寝取られ総合スレ 2

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1名無しさん@ピンキー
他人の彼女、妻を寝取る。自分の彼女、妻が寝取られる。

どちらでもOK!!

職人さまの降臨をお待ちしております。

前スレ
『寝取り・寝取られ総合スレ』
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118320048/
2名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 19:32:32 ID:s9HrmHmK
2get
3かきやー ◆KGP3HOCM3o :2005/11/30(水) 19:32:45 ID:i/VT3eCD
ほんっとうに申し訳ありません!
容量のことをまったく気にせずに投稿してしまいました。
1から投稿し直させて下さい。
4かきやー ◆KGP3HOCM3o :2005/11/30(水) 19:33:29 ID:i/VT3eCD
以前に紹介させて頂きました、ながされて藍蘭島エロパロ『寝取られて』の続きを書きました。
続きに見えないのはお許し下さいー

色々と考えましたが、拒絶反応の強い属性というのを鑑みて、
以後はこちらの専用スレに投稿することにしました。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
『寝取られて』あらすじ
女はいっぱい、男はひとりの藍蘭島。
そんな藍蘭島に、なんともう一人の男が現れた。それは人間に化けた東のぬし・ぱん太郎であった。
それまで唯一の男であった少年・行人は、ぱん太郎の見境いのなさに嫌悪を覚えるが、
村はぱん太郎を受け入れてしまう。
行人の知らないうちに、藍蘭島の日常が少しずつ変わりはじめていた……。
5『寝取られて・その2』1/18:2005/11/30(水) 19:34:26 ID:i/VT3eCD

 少女が川辺にある家屋に改築された水車小屋で淫靡な時を過ごすのは、これ
で何度目だろう。
 今日は一人ではなかった。梅梅という同じ年頃の少女が、目の前でチャイナ
服をしどけさせて蒲団の上に四つん這いになり、男にひたすら腰を打ち付けら
れながら喘いでいた。
「アアッ、アアッ、アアァッ……♥! おっ、奥っ……そんなに……か、
感じちゃいマスゥゥ……♥!」
 まだ稚(おさな)さが残る顔に淫らな喜色を浮かべ、惚けたようにだらしな
く開く口から涎を垂らしながら、梅梅はひたすら悦びの声を上げていた。チャ
イナ服の裾を腰までめくられ、形の良い桃のようなお尻が剥き出しになってい
る。くるめた掛け蒲団をお腹の下に敷いて腰の位置を高くし、楽にまぐわいや
すくしていた。こうすると突かれる角度もいい感じになるのだ。
「ダッダメ、ア、アァ、アァアン……♥! す、すごい感じる…………♥♥!!」
 梅梅に覆い被さっている巨漢は一心不乱に腰を振っていた。長く太い肉棹が
ぬらぬらと光沢を放ち、梅梅のアソコが壊れてしまうのではないかと思えるぐ
らいのスピードで抜き差ししている。だが、梅梅は壊れるどころか、淫色をま
すます濃くさせていくのだった。
「アアッ! アアッ! アヒイィッ♥♥!!」枕をギュッと抱きながら背
筋をしならせる梅梅。「ダ、ダメェェェ……こんなに激しいと……赤ちゃんが
起きちゃいマスヨォ…………♥!」
 蒲団を挟んで少女の反対側に大きめの籠があった。その中で可愛らしい赤ん
坊が柔らかな布にくるまり、すやすやと安らかな寝息を立てている。
「そう言っても止まらないの〜〜ん♥!」
 激しく腰を打ち下ろし、梅梅の秘芯をぐちゃぐちゃに掻き回しながら男は叫
んだ。組み敷いた少女を犯すことしか頭にないようであった。
「のののっ、きたのん、こみあげてきたのん♥! また梅梅ちゃんに種付けす
るの〜んッ♥! 二人目の赤ちゃん孕むのんッ♥!!」
 打ち付ける勢いがさらにテンポを増していく。
「ハアアアァァアアァンッッ♥♥!!!!
 ふ、ふたりめ……デキちゃいマスゥゥゥ……♥!!」
 容赦ない責めに甲高い嬌声を上げ、からだを震わせて喜悦の涙を流す梅梅。
「ああ〜キモチイイのんっ! キモチイイのんっ♥! 梅梅ちゃんのメスマン
コにせーえきドプドプするのんッ♥!」
「アアッ、アアッ、アアアア〜〜〜♥♥!!!!」
 ケダモノのように二人は昇り詰めてゆく。
 それを見ながら、少女はごくり、とつばを飲み込んだ。目が離せなかった。
「す、すごい、な…………」
 そう呟いたのは、彼女の傍にいるもう一人――彼女よりも胸が大きくて背が
高い、長い赤髪の少女だった。
6『寝取られて・その2』2/18:2005/11/30(水) 19:35:03 ID:i/VT3eCD

 同性に迫られたこともある彼女――りんは、誰もが羨むようなプロポーショ
ンの持ち主でもあった。しかも最近は、その女らしいからだつきにさらに磨き
がかかっているようでもある。
 情事を眺める二人は、梅梅と同じく服をはだけて下着も脱ぎ、胸も局部も露
な艶めかしい半裸姿であった。またそれだけではなく、畳に尻をつき脚を拡げ
た二人は息を熱くしながら――女の秘められた部分を細長い棒で弄くっていた。
 彼女たちが持っているのは樫から彫った張り型であった。先が丸く一見こけ
しのようにも見えるが、凸凹だらけの胴体はそれほど可愛いものではなかった。
その瘤ひとつひとつが肉粘膜を突き、擦り上げ、たまらない感覚を与えるのだ。
 張り型は蜜まみれになって少女の秘洞に出入りし、時折引き抜かれては先っ
ぽがその上に当てられ、くりくりと押し回すように陰核を柔らかく刺激する。
「ん、ん、ん……ん、んふぅ……♥」
 もう片方の手で乳房を包むように揉みながら、指先で乳首を弄ぶ。
 梅梅と男の濃密な交歓を眺めながら手慰みに浸っていると、息は騰がり、ふ
わふわと変な気分になるばかりだった。だが止められない。「交尾を見ながら
自慰するのん」という、男の言いつけなのだ。
「はぁ……はぁ……はぁ……」りんは熱くなる一方の吐息をつく。「……あん
なに……メチャクチャにされたら……辛抱できないよ…………んああ……ッ♥」
 ちら、と横の少女を見る。
「なあ……そうだろ…………?」
 少女はためらいがちに、無言で小さく頷いた。
 二人の会話は途切れ途切れだった。自らの手で生みだされる快楽が思考を中
断させるのである。
「でも……あたいたちだって……ああされて…………」張り型を出し入れする
手の動きに熱が籠もる。「あぁ……♥」
 自分がああされたら――想像してしまうと、「ひぅぅ……♥!」と、
少女も思わずのど首を仰け反らせて呻いてしまった。
 止まらない。皮に半ば隠されてぷっくりと充血する小さな肉真珠を棒の先で
嬲るように弄くるのも、瘤で肉壁を擦り上げながら膣内を往復させるのも、ゆ
るやかにやっているはずなのに、その気持ちよさに心を奪われていくばかりだった。
「はぁ……あぁぁ…………♥……な、なつもさ……できたって…………」
「……えっ……?」
 今度は少女が横を向いた。なつとは、かんざし作りが得意な三つ編みの少女
だった。
「ダンナに報告したら、半日もたっぷり可愛がられたってさ……もうひとり仕
込まれちゃうんじゃないかってぐらい……次の日は仕事ができなかったって…
…フフ……」
 そう言うりんの目尻はうっとりと蕩(とろ)け、頬に朱が差していた。
 ドクン、と少女の胸が熱く高鳴る。
 りんの横顔は、物欲しそうだった──まごうことなき“女”が滲み出ていた。
7『寝取られて・その2』3/18:2005/11/30(水) 19:35:43 ID:i/VT3eCD

(半日も…………)
 そんなに長い時間抱かれたら、どれだけ我を忘れてしまうだろうか……。
 ゾクリと、少女のからだの芯に熱い震えが走る。
 少女は我が子を抱いたり、お腹の大きい友人たちの姿を脳裏に浮かべた。こ
れで何人目だろう。ひとり、またひとりと赤ちゃんを宿していく。少女たちの
間では、今やその話題ばかりが交わされる毎日であった。昨日は誰と誰が抱か
れたみたいとか、さっきは誰と一緒にいて何処に消えたとか――
「ハアアァァアァンッッッ♥♥!!!!!!」
 梅梅の切羽詰まったような叫び声に、少女の物思いは遮られた。
 それとほぼ同時に、男が「のゥんっ!!!!」と呻き、その腰を密着したまま動き
を止めた。
「ハ――ァ――――〜〜〜〜〜ッッッッッ♥♥♥!!!!!!!!」
 梅梅が声にならない声を漏らし、蒲団の上で二人の身体が張りつめる。
「の〜っ……♥……の〜っ……♥……!」
 男の尻がビクン、ビクンと何度も波打つ。
 梅梅の胎内(なか)に、またあの濃濁の子種汁が注がれているのだ。
 チャイナ服が半ば脱げた少女は、快楽に悶え尽きたような表情で精液注入を
受け止めていた。
(梅梅…………)
 身重の時、たまには軽業の練習をしたくなると言っていたことがある。今日
も始められる前、ちょっとためらうような節があった。だが目の色を変えて求
めてくる男に押し流され、なし崩し的にこうなってしまったのだ。出産してか
らまだ半月も経っていないのに、次の子をもう……。
 そして…………私も……孕まされちゃうんだ…………。
 あるいはもう………………。
 そっとお腹に手を当てる。
 少女はもうすでに、今の梅梅のように、幾度となく男の熱い精を胎奥に受け
ていた。生理の時期はもう少しで来るから、やがてはっきりと判る。
 胸が苦しくなる。でも同時に、ホッとする気持ちもあった――みんなと一緒
という安堵感。
 それに……
 添えた手にキュッと力が籠もる。
 お腹の奥に感じる、熱い疼き────あの、感覚────
(うにゃぁ…………♥)
 胸の中がかき乱されるような気分になり、少女はゆるゆると深い吐息をつき、
目を瞑った。
8『寝取られて・その2』4/18:2005/11/30(水) 19:36:30 ID:i/VT3eCD

 しばらく経って、死んだようにぐったりとなった梅梅から離れた男は、胸板
の間にたまった汗を腕で拭いつつ、壁にいる残り二人に向いた。
「あ……」
 自慰に耽りはじめていた少女たちの股間から、ぬちゅ、ぬちゅという張り型
を動かす音が止まった。快楽に潤んだ眼差しが男に送られる。
 梅梅の胎内から引き抜かれた男の魁偉は白濁の体液にまみれ、射精したばか
りだというのに隆々とした威勢を保っていた。時折ビクビクと動くソレに、二
人とも吸い込まれるように視線を縛り付けられてしまう。
「ぬふふん、ちゃんと言いつけどおり自分でやってるのん♪」
 男は立ち上がると、彼女たちの眼前にその逞しいモノを突き出すようにふん
ぞり返った。ニヤニヤと二人の様子を交互に見比べ、品定めするような目つき
になる。
「次はどっちとしよっかの〜ん♪」
 二人は顔を見合わせた。困惑が浮かぶ。だがお互いとも、快楽に緩んだ表情
と、目の奥に燻る情欲を見逃さなかった。
「そうだ」男のつぶらな目がパッと見開いた。「思いついたのん。おなにぃで
先にイッた方からしてあげるのん」
「え……」
 二人の口がそれぞれ、戸惑ったように開かれた。だが、男がこんな条件を考
え付くのはこれが初めてではない。
 男は張り型をくわえ込ませたまま二人を立ち上がらせ、壁に手をつけお尻を
向けさせた。張り型はよく締まる膣肉でぎっちりとくわえ込まれ、両方とも少
しも抜け出ることがなかった。
 扇情的な光景であった。
 たわわに実った四つの乳房が垂れ並び、ふるふると乳肉を震わす。
 背中を左右に分かれて滝のように流れ落ちる長髪。
 服の上からでも瓢箪のようにくびれているのがわかる腰。
 高く突き出される肉付きのよい尻。すらりとのびた美しくしなやかな脚。
 そうして、異物を咥えこんだ秘唇から蜜汁がとめどなく溢れる様が、男の目
の前に広がる。
 甲乙つけがたい見事なからだつきの美少女二人が隷従するように、顔を赤ら
めながら、次になにを言ってくるのか気にして、艶やかな光りを漏らす半眼で
後ろを向いているのだ。
 二人の股間から香る牝の匂いを吸い込みながら、両方とも突っ込み、メチャ
クチャに掻き回してさんざんに乱れさせたい衝動に男は駆られたが、あいにく
身体は一つだった。
 昂奮をなだめるような鼻息を何度もつくと、
「さあ、ボクに見せながらおなにぃの続きするのん」
と命令した。
9『寝取られて・その2』5/18:2005/11/30(水) 19:37:07 ID:i/VT3eCD

(見られながらなんて……あぁ……)
 二人は羞じらいにからだを揺らしたが、男がそんな風に言ってくるだろうと
は予想していた。抗いはせず、男の視線が自分たちの恥ずかしい部分に注がれ
るのを感じながら、股間に片手を伸ばした。
「うにゃん……」
「……んん……」
 二人の手首がスナップをきかせ、ゆっくりと前後に動いてゆく。

 ぬちゅ……ぬちゅ……

 粘りのある音とともに、再び少女たちの秘陰で二つの張り型が埋没を繰り返
しはじめる。
 快感のさざ波に襲われる少女たちのからだが、ゆるやかに揺れながら淫靡に
震え、「あ……」「あぁ……」と、二人の微かで切ない吐息が重なる。
 腰が下がりそうになると、男の叱咤が飛んで元の高さに戻させられた。
(恥ずかしいトコロからエッチなおつゆ溢れさせて……自分でいやらしい道具
を抜き差ししてるの……ぜんぶ見られてる…………!)
 少女の頭の中が痺れるような被虐感で塗られてゆく。隣を見る。赤髪の少女
も同じような顔をしていた。
 ほんの数ヶ月前まで、その部分を弄くるとこんな風になるとは思ってもいな
かったし、自分の体内に別の存在を迎える心地がどんなものなのかも知りもし
なかった。だが今はもう、自然に考えてしまうまでに知り尽くしてしまっている。
 私たち……もう…………
「ぬふふ〜ん、いい眺めなのん♥ ボクのチンポで犯されてる想像しな
がらやるのん」
「んう……うにゅぅん……!」
「ふわ……ぁ……!」
 二人の反応が明らかに変わった。男の言葉を聞いて「本物」の気持ちよさを
思い出してしまい、それが四肢に駆け抜けたのだ。
 「本物」が与える快感は、こんな道具とは比べ物にならないほどだった。奥
の奥まで届く灼熱の塊。全身がどろどろに溶けてしまいそうな悦楽。高みに追
い詰められ、何も考えられなくなるほどの絶頂感。そして、そうしてたっぷり
と征服された末に流しこまれる、濃厚な子種──
 お腹の奥がじゅんと温かくなる。
 最初の羞じらいもどこかへ、手の動きが熱を帯びたように早まってゆくのを、
二人は半ば意識しながらも抑えられなかった。
10『寝取られて・その2』6/18:2005/11/30(水) 19:37:43 ID:i/VT3eCD

 ぬちゅっ、ぬちゅっ、ぬちゅっ、ぬちゅっ

「あっ……あっ……あっ……」
「ん……あ……ぅあぁ……んん…………♥!」
「そうそう。二人ともその調子なのん♪」
 二つ並んだ尻が淫らに揺れ動く様を、ふたたび凶悪な太さとなった肉茎をし
ごき上げながら楽しむ男。
「二人ともボクのチンポでさんざんイキまくったのん。ガンガン突かれまくっ
てアヘアヘ叫んで、入りきらないぐらいせーえき流し込まれて、ボクにどんな
ことされてもぐちゃぐちゃに悦んだのん。そういうのを思い出すのん♥」
 少女たちの脳裏に、それぞれが過ごした濃密な時間がフラッシュバックする。
失神寸前まで責め立てられ、もはや前後の見境がなくなるほどの快感に悶え叫
び、飽くことなく白濁液を注ぎ込まれた記憶。
 胸がすり潰されるような官能が沸き立つ。吐息はいっそう甘美さを増し、呼
吸が浅く不規則になる。はっきりとした水音を立てながら、割り拡げられた秘
貝から愛液が次から次へと溢れ、内股を伝って畳に垂れ落ちてゆく。さらに深
く、「本物」の代用品を媚肉の奥まった所へ迎え入れ、二人の嬌声は次第に確
かなものになってゆくのだった。
(あ……あ……だめ……感じる……感じちゃう…………♥!)
 アソコがジンジンして、それがからだじゅうに木霊する。膨らんでいくばか
りの官能に理性が追いやられ、からだが快楽一色に染められてゆく。
 意思とは関係なく、膣孔の肉がキュウキュウと締まるのがわかる。快感と絶
頂の味を知った生殖器が、もう我慢できないかのように、いよいよオスを欲し
はじめるのだ。
 二人の瞳から理性の光が失われていく。
 ついに、りんが壁についていたもう一方の手も股間に差し入れ、木芽(この
め)のような陰核も弄くりはじめた。
「ふぁっ、あっ、あ、あ、あぁん…………♥! だ……だめぇ……立ってられ
ない……♥」
 そう言いながら、りんは畳の上にへたり込んでしまう。
「ののん。仕方ないコなのん。せめてお尻を上げるのん」
 りんが素直に頷いて言うとおりにすると、男はその後ろにしゃがみ、彼女の
手のひらごと棒の端を掴んだ。
「ふぁ……?」
 一瞬不思議そうな顔をしたりんだったが、それはすぐに快楽の表情に戻った。
 男が彼女の代わりに張り型を動かしはじめたのだ。
11『寝取られて・その2』7/18:2005/11/30(水) 19:38:17 ID:i/VT3eCD

 ずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっ!

「ふわっ、ふひっ……ふひぃぃ……♥!」
 荒っぽいまでの突き入れに、りんの腰がさらに高く浮き、太腿の肉がひきつる。
「ほら、ほら、ほら、キモチイイのん?」
「ひぃンンンンッ……♥!」はしたないまでの嬌声を上げるりん。「き、気持
ち、いい…………♥!」
「ぬふふ〜ん……♪」男はちらりとその脇の少女を見やると、空いた手を上下
させて同じ姿勢になるよう手振りで示した。「キミも一緒にやってあげるのん」
 少女はおずおずとしゃがみ込み、りんと同じ姿勢になった。
 男はそれぞれの手に張り型をつまむと、両方いっぺんに抜き差しを始めた。

 ずっちゅずっちゅずっちゅずっちゅ!
 ぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅ!

「ふにゃあぁぁああぁああ♥!!」
「んああああッッ♥!!」
 これまでの抽送がまったく大人しく思えるぐらいの烈しさで、限界まで張り
型がいやらしく呑み込まれる。奥まった所までひたすら遠慮なく突かれまくり、
その容赦ない責めに二つの双臀がビクビクと何度も上下する。秘裂から愛液が
しぶき、今まで以上に疑似男根を締め付ける。
「あ、あ、あ、あ♥」
「んん、んん、んんんん♥!」
 男はどこか抜けたような、緊張感のない面立ちをしていたが、女が悦ぶ部分
は十二分に心得ているようであった。二本いっぺんに動かしても余裕然とした
様子で、二人の悶える表情を眺めて楽しみ、さらに両腕をせわしなく振って二
つの若い性器を責め立てていく。
(き、気持ちいいよう……♥!)
 敏感なポイントに当たるとビクッとからだをしならせ、烈しい責め苦に涙を
こぼしながらも、徐々に高まってゆく官能に身も心も囚われてゆく二人だった。
「ぬふふふ、両方ともすごく感じてるのん。どこが一番感じるのん?」
「ああぁあ……お、奥がイイの……すごくイイ……♥!」先に答えたのはりん
であった。
「キミは?」
「わ、私も……奥が…………あぁぁ……」
「ぬふふ、ここかな? ここかな?」
 男は突く角度を微妙に変えながら少女たちの様子を眺め、最も敏感に反応す
る部分を特に責めはじめた。
「あっ、あっ、あっ、あっ♥!」
「んあっ、あっ、そ、そこ…………ッ♥!」
 快感を堪えきれなくなり、二人のからだがじりじりと前に進むが、壁はすぐ
そこであった。手をつき、果実のような乳房をぶるぶる揺らしながら、二人は
あられもない嬌声を上げて男の手が操る張り型の快感に乱れてゆく。
 男はそんな二人の間に巨(おお)きな図体を割り入れると、「顔を上げるの
ん」と命じ、手を動かしたまま、交互に二人の唇を吸った。少女たちは片腕を
男の首に絡ませて夢中で唇を重ね、舌を舐め回し合い、唾液を交換するねっと
りとしたキスをする。
 やがてりんがひっしと男に抱きついて、切羽詰まった風情で、
「だ……だめ……あたい……も、もう、イッちゃううぅ……♥!」
と、すすり泣くように言った。
12『寝取られて・その2』8/18:2005/11/30(水) 19:38:47 ID:i/VT3eCD

「んふふ、どうやらキミの方が先のようなのん。ボクのチンポでイカされるっ
て思いながらイクのん」
 男はりんの方に作業を集中し、張り型を限界近くまで差し込んで本番のラス
トスパートさながらに小刻みに振動させ、メス孔の中の最も敏感な所を刺激し
続けた。
「あ、あ、あ、あひ、あひ、あひいぃぃ……あふうぅ……! は、はい、ダ、
ダンナのチンポでイキます、ダンナのチ、チンポで……イッちゃうぅ……♥!」
 りんは強くしがみつき、さらに張り型を呑み込まんばかりに腰を突き出し、
最大限の速さになった抽送に身を震わせながら、目をきつく瞑って喘ぎ声を上
げ続けた。
「ああッ、ダッダンナのチンポすごいッ、いいっいいよおッ! あ、あ、ダン
ナ、ダンナァ……♥! お、おねがい……ほ、ホンモノでイカせてえぇぇ……♥!」
「ののん? ぬふふ〜ん♪」男はりんのなりふり構わない懇願に、張り型の速
度を落として笑みを浮かべた。「ホンモノが欲しいのん?」
「ほっ欲しいです……! ホンモノのチンポ欲しい……♥!」
「ぬふふ、ぬふふ〜〜〜ん」
 男は張り型を引っ張った。
 ズニョロ……といやらしく粘ついた生々しい音とともに棒が抜かれてゆく感
触に、「ん……♥! ん……♥!」と、りんは尻肉を震わせて喘ぐ。
 男は畳に寝そべると、ひょいとりんを抱えて身体の上に乗せたが、
「うーん、これだといちいち顔を上げないと見れないのん。キミ、膝枕するのん」
と、少女を呼び寄せた。正座をしながらだとあまり思うように動かせないため、
少女も張り型を抜き取ってその膝に男の頭を乗せた。
「ののん、楽チンなのん♪……さて、ボクのチンポ欲しかったら、自分で入れ
るのん」
 りんは自分の股間にくっつく固く熱い塊の存在に、「あぁ……」と、吐息を
乱して表情を蕩(とろ)けさせていた。
「ダンナのチンポ……すごいよ……♥」腰を浮かせて太い肉茎を握り、
秘裂と擦りつけ合う。「あぁん……熱くて、固くて……気持ちいぃ……♥!」
「ぬふふ、そうしてるだけで我慢できるのん?」
「できない……♥」
 男の胴は幅があるため、りんはかなり脚を拡げて跨ぐ姿勢になり、肉ビラの
内側まで丸見えの状態になった。蜜液で指が滑らんばかりの状態の秘貝を人差
し指と中指で左右に割り、もう片方の手でそこに肉棒の先端を誘導した。目の
色が普段とまったく違い、口元が期待でほころんでいる。
 男は男で開帳されたりんの女陰を愉悦げに眺めるのだった。
「ぬふふふ、エッチなおつゆがたらたらたらたら出てくるのん。とってもやら
しいメスマンコなのん」
「ああ……♥ はい……あ、あたい、スケベで……いやらしいメスです……我
慢できなくて……だから……♥」
 りんは少女が見つめているのも気にせず、熱い吐息をつきながら、淫欲に染
まった表情で腰を沈めていった。

 ズニュ……ジュプ……ジュブニュブ……!

「あ♥……あ♥……あ♥……あ♥……!」
13『寝取られて・その2』9/18:2005/11/30(水) 19:39:28 ID:i/VT3eCD

 淫猥に湿った摩擦音を立てながら、長大な一物がりんの胎内に挿入されてゆく。
 徐々に自分の中を満たしていく巨(おお)きな肉塊の感触に、りんは堪えき
れないようにか細い声で鳴いた。
 長大な太マラが肉唇を押し分けてズブズブとりんの中に収まってゆく光景を、
少女はどきどきしながら見入っていた。改めて見てみると、あんな太くて長い
モノが入るなんて未だに信じられない。だが、アレは確かに、彼女自身の胎内
にも収まってしまうのだ。そう、奥の奥まで…………。
 アソコ疼きを感じ、少女はもじもじと下半身を揺らした。
 ついに根元までズッポリとはまると、(ああ……全部……入っちゃった……)
と、少女は我知らずゴクリとつばを呑んだ。
「い、いっぱい……奥まで届いてるぅ……♥」
と、膣奥を擦り上げる先端の感触に、男の胸に手をつきからだを丸めて震わせ
ながらしばらく堪能していたりんは、潤んだ瞳で男を見やった。
「あの……その……ダンナ……」
 ためらったように言葉を途絶えさせたものの、しばらくしてりんは続けた。
「あたいも……その…………赤ちゃん……できたみたいなんだ…………」
「えっ……!?」
 驚いた声を出したのは少女だった。
 男は特に表情を変えず、くりくりとした目でりんを見つめた。
「できたのん?」
「うん……」
 耳たぶまで真っ赤になったりんは嬉しそうな微笑みを湛えて頷き、少女にも
視線を送りながら話した。
「生理がもう一週間以上も来てなくて……オババがその……十中八九できただ
ろうって……」
「そうなのん。ぬふふ、ボクとキミの愛の結晶おめでとうなのん♪」
「おめでとう……」
「あ……ありがとう……」りんは照れたように俯き、キラキラと光る瞳で上目
遣いに男を見た。「だ、だから、その……」顔がさらに紅に染まる。「あ、あ
たいも……なつみたいに…………」
「の? なんだかしらないけど、明日あらためてお祝いしてあげるのん」
「ホ、ホント……!?」
「ののん、ボクはセージツな男だからウソつかないのん♪ ボク以外のオスな
んて考えられないぐらいトリコにしてあげるのん。た〜っぷり濃いせーえきを
子供部屋にも注いで、赤ちゃんにもお祝いしてあげるのん♪」
「う、うん……♥!」
 りんはうっとりと幸せそうな表情で腰を動かしはじめた。

 ずちゅっ……ずちゅっ……ずちゅっ、ずちゅっ……ずちゅっ……

「あ、あ、あ、あ……♥!」
 肉茎にこびりついていた白く濁った体液は、数回往復しただけで透明な愛液
に取って代わられる。
 すっかり準備のできていた蜜壺は本物の男を熱烈に歓迎し、膣全体がうねり
ながらオス肉をたっぷりと搾り取った。柔らかくも痛いほどのきつい締め付けに、
「のののん……♥ やっぱりニンゲンのマンコは最高なの〜ん♥」
と、男は少女の膝の上でヨダレを垂らして悦んだ。
 亀頭が子宮をノックするたびに、りんの喉の奥から可愛らしい嬌声が漏れる。
「あっ……あっ……あんっ……♥ お、奥に……ダンナのチンポが子ども部屋
に……当たってるよぉ……♥!」
「ぬふふ〜ん、赤ちゃんにもた〜っぷりかけてあげるからね〜♥」
 島一番の力持ちの少女が、全身の筋肉が豆腐になってしまったかのように脱
力し、口を半開きにして喘ぎ、ただひたすらに腰を振って快楽を貪る姿。瑞々
しく弾ける丸々とした乳房が、ブルンブルンと盛大に揺れ動く。
 同世代の間では飛び抜けて均整のとれたプロポーションが男に跨り、淫らに
踊る様は、男性なら昂奮を覚えずにはいられない嬌態であった。
14『寝取られて・その2』10/18:2005/11/30(水) 19:40:03 ID:i/VT3eCD

 男の肉棹が引き出され、呑み込まれるたびに、りんは痺れたように全身を悶
えさせ、蕩(とろ)けるような嬌声を絞り出す。
「ふわぁっ、んあぁん、んあ、んああぁはぁんんんっ♥!! お、奥が痺れて…
…変になるよお……♥!」
 その巨(おお)きさに膣孔が馴染むと、腰の振り方がいよいよ本格化しはじ
めた。
 男の上で四つんばいのような体勢になり浅い刻みを繰り返したかと思うと、
カリ首が覗くぐらいまで引き抜き、そして肉壁をたっぷりと擦り上げながら腰
を落とす。奥壁を突き上げられる淫撃に「あ"あ"ッ♥!!」と涎を垂らし、股間が
つくまで深々と繋がってぐりぐりと腰で円を描く。目の前で飛び跳ねる乳房を
自分で揉み弄くる。
 感じるままに嬌声を上げ腰を振るりんは、歯の根が合わないような表情を浮
かべながら、
「ハァ……ハァ……ハアァアンッ♥! い、いいよう♥!
 あ、あたいおかしくなっちゃう……♥!
 ンアァァ……ん、ん、んぁ、んふあぁん……♥!!」
と、惚けたような笑みを広げるのだった。
「ああっ、くっ来るよ、なにか来る──イッちゃう、イッちゃうよおぉ……♥!!」
 周りに気兼ねすることなく、快楽に追い詰められるままにりんは叫んだ。
「んのののの……」男の方もヨダレがすごいことになっていた。「ギュウギュ
ウでキモチよすぎるのん、ボクももう出ちゃうのん……♥!」
 りんに合わせて男も腰を使い始め、蜜壺の底まで貫いた肉塊をさらに容赦な
く突き上げ回した。

 ズチュッ! ズチュッ! ズチュッ! ズチュッ!

「ン♥! ン♥! ン♥! ンンッ♥!」
 男の上で激しい上下動を繰り返すりん。子宮を押し上げられて揺さぶられ、
お腹の奥の熱が昂ぶっていくのを狂おしく感じながら、
「ンアア、ンアア……♥! イイよう、イイよう……♥!!」
と、ひっきりなしに叫び続ける。
「ののの、ののの……♥! スケベマンコにドプドプ出すのん……ッ!
赤ちゃんにひっかけてあげるのん……ッ!」
「出して……あたいの中にいっぱい出して……孕ませまくってぇ……♥!!」
 男の身体からは元から独特の体臭が漂っていたが、オスの本能が全開になる
と、ますます色濃くなる。その濃密な匂いを嗅ぐと、少女もお腹の奥が熱くな
り、ぼうっとなる。なぜだか意識せずにはいられないくなってしまうのだ。
 男は荒い鼻息を吹きながら少女の膝から頭を持ち上げて上半身を起こすと、
りんの双臀を鷲掴み、自分も腰を突き上げながら少女の肢体を盛大に揺さぶり
始めた。
15『寝取られて・その2』11/18:2005/11/30(水) 19:40:44 ID:i/VT3eCD

 ズチュ、ズチュ、ズチュ、ズチュ、ズチュ、ズチュ!!!!

「あ、あ、あ、あ、あ♥♥!!!!」
 りんは男の胸にしがみつき、苛烈なまでの抽送にただただ身を震わせた。
「ふっ、深い、深いようッ、来る、来る、来ちゃうぅぅぅッッ♥♥!!!!」
「のののののッ! 出す、出すのんッ、もっと孕ましてやるのんッッ!!」
 男はそう叫ぶと、りんの尻肉に指が食い込むほど自分の股間に押しつけた。
 結合部の見えなくなる。

「ア! ア!――――ア〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッ♥♥♥!!!!!!!!」

 息苦しくなるほどお腹の奥を押し上げられる感覚が最後の引き金だった。官
能のスパークが身体中に爆ぜ、全身を激しく痙攣させてピーンとしなるりん。
「ののの〜〜〜〜〜♥♥!!!!!!」
 熱くうねる肉壺の最奥で、男は驚くほどの量の精液をぶちまけていた。

 ドプッドプッドプドプドプッッ!!!!!!
 ビュグッビュルルッッビュググルルルッッッ!!!!!!!!
 ビューーーッビュッーーーッッ!!!!!!
 ビュブッビュグッビュルルゥッッ!!!!!!

 破裂せんばかりに膨張した肉棹の先から弾けるようにドロドロの濃い白濁液
が噴射し、りんの子宮口に浴びせかけられる。絶頂に強張る蜜壺がみるみるう
ちに男の精液で満たされてゆく。
 自分の胎内で力強い脈動を繰り返す、焼け爛れてしまうほど熱い巨大な肉の
塊。涙を溢れさせながらほとんど声にならない声を上げ、りんは男の首に腕を
回して必死にしがみついた。
「――――ッ♥♥!!!! ――――ッ♥♥!!!!」
 雄々しい男根に蹂躙され尽くされ、妊娠させるという意志がどろどろに煮詰
まった熱く濃い精をからだの奥に受ける。本能が悦びに震え、何もかも忘れて
酔いしれてしまう。
 もはや頭ではなく、子宮で考えていた。
「あ、赤ちゃん……精液でいっぱいになっちゃうぅ……♥♥!!」

 ドクン! ドクン! ドクン!
 ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ……!

 男の欲棒はダメ押しという言葉すら知らないように子種を放ち続ける。
「――ゥ――――ン――――ン――――♥♥」
 りんはいつまでも絶頂の余韻に浸り、それが去っても男を咥え込んで離さな
かった。
16『寝取られて・その2』12/18:2005/11/30(水) 19:42:16 ID:i/VT3eCD

 男は失神したりんを梅梅の隣に横たえると、最後に残った少女に振り向いた。
「さあ……次はキミなのん」
 少女の見る前で、白濁まみれの男の股間がぐぐっと持ち上がってゆく。胸が
苦しくなるほど濃密に漂う栗の花のような匂いが小屋の中に充満していた。少
女は頬を染めて目を落とした。
 なんで……こんなにドキドキしてしまうんだろう…………?
 ふたたび目を上げると、醜悪なかたちの肉塊は鼻先にあった。
「ふにゃ……!?」
「さあ、まずはチンポをキレイにするのん」
「あ……は……はい……」
 少女は親指と人差し指の輪がくっつかないほど太い肉茎をそっと握ると、パ
ンパンに腫れているような玉袋を掌に添えるように乗せ、顔を寄せて舌を垂ら
した。

 ぺろ……ちゅぱ……ぬちゅ……ぬちゅ……

「んぇ……んぇう……」
 熱く固く反り返った雄偉は、二度も大量放出しているとは信じられないほど
に力が漲り、オスの精臭を発散させていた。甘い匂いに引き寄せられる蝶のよ
うに、少女は肉茎のあちこちに舌を這わしていく。
 絡みついているのは主に精液で、気泡を作りながら粘っこく滴っていた。そ
れを丹念に舌で舐め取ってゆく。ドロリとした液体は口の中や喉にしつこく残
り、唾液をたくさん混ぜてやっと飲み込める代物だった。ただ、そのわりに味
はほのかに甘く、少し苦みがある程度で、それがひそかに少女の救いとなって
いた。なんとなく、舌がわずかにひりつくような感覚が残るが、それは気にも
ならなかった。

 ぺろ……ぺろ……ぺちゅ……ぬちゃ……

 少女が熱心に舌を動かしていると、上から声がかかった。
「あのオスとはもうやったのん?」
 一瞬、何を言っているのかわからなかった。
 ――が、すぐに理解が後からやって来た。

 ドクン。

 少女の手が軋むように止まった。ポニーテールが、わずかに振られる。
「やめちゃダメなのん。続けるのん」
「……は、はい……」
 少女は再び肉棒に唇をつけた。鼻に、口に、むせ返るほどの精臭で頭がぼう
っとする。粘つく精液が唇や頬を汚していく。だが、少女は掃除を続けてゆく。
「ののん……♥ おクチもいいものなのん……♥」
 男は満足そうな鼻息や吐息を何度もつきながら少女の口唇奉仕を堪能した。
「じゃあ、まだ話しも何もしてないのん?」
 男の肉棒に奉仕しながらコクリと頷く少女。
 男の顔にニンマリと――本当にニンマリと嬉しそうな笑みが張り付いてゆく。
「ぬふふ〜〜〜ん…………」
 これ以上聞く必要はなかった。
 少女がここでこうして、いつも一緒にいる男以外の性器を舐めている。
 顔もからだも桃色に染め、瞳を昂奮で煌めかせて。
 それで充分なのである。
17『寝取られて・その2』13/18:2005/11/30(水) 19:43:07 ID:i/VT3eCD

(……!?)
 少女の目がわずかに見開かれる。触っていた男の肉棒がさらに熱くなったか
と思うと、固く膨らんだのだ。
 男は腰を引き、
「さっきみたいに寝っ転がってやるのん。キミはボクにお尻を向けるのん」
 そう言って寝そべり、のぺっと広い腹をパンパンと叩いて少女を誘った。
 少女は黙って従って男の顔を跨いで四つん這いになると、隆々と肉棹が屹立
する股間に頭を埋め、奉仕を再開した。
 視界いっぱいに広がる尻が揺れ動く様に、男は「ののののの♥」と嬉しそう
な声を上げた。
 長い時間張り型で拡張されていたためにまだ元の窄まりに戻っていない秘孔。
いやらしくヒクつく穴からしたたり落ちてくる蜜の雫を舐めつつ、己の股間か
ら湧き上がってくる少女の舌触りの悦感を享受する。
「ぬふふ……こっちも負けず劣らずやらしいマンコなのん……♥」
 男は人差し指を挿れ、にっちゅにっちゅと軽く抜き差しした。
「ふゅにゃぁぁん……♥!」
 それだけで少女の背中から腰、脚へと甘い震えが走り、舌の動きが止まって
しまう。
「だ、だめぇ……そんなコトされてたら、綺麗にできないよぉ……♥!?」
 甘く鼻に掛かった声でそう訴える少女。
「そう言ったって、こんないやらしいメスマンコを目の前で見せつけられたら、
むしゃぶりつきたくなっちゃうのん♥」
 男は少女の腰を引き寄せると、その女陰をまじまじと観察した。栗色の茂み、
ふっくらとした恥丘、そして女を包み込む肉厚の二枚貝――露に濡れる花園は
色鮮やかな桃色に咲き乱れ、陽春の芳香が立ちのぼっていた。クチ……と密や
かな音を立てて陰唇を両手の指で開くと、透明の蜜が奥から滴る恥ずかしい孔
が丸見えになる。
 男が何をやっているのか気付き、「や、やだぁ……そんなトコ見ないで……
恥ずかしい……」と、少女は頬を赤らめて弱々しく抗議する。
 そんな少女の言葉に耳を貸す風もなく、男は太い指でぷくっとしたまんじゅ
うをヒダが伸びきるほど開き、濡れぼそった肉粘膜に舌を入れて動かしはじめた。

 ぬぅぢゅ……ぬぢゅ……ぬ"ろ……ぬ"ゅべろ……

 少女はたまらずにビクリと跳ね仰け反った。
「ひにゃあっ……♥!」
 だが、男の厚ぼったい舌が少女のクレバス全体を味わうように丹念になぞり
上げ、肉ビラをベロベロと嬲り、秘孔に潜って入り口付近の膣襞をたっぷりと
舐め回すと、
「ひ……ひぃん……ひにゃぅ……ぅうぅん……♥!」
 緊張の走ったからだが、悶えながらもたちまち蕩(とろ)けたように落ちてゆく。
「ひぃん……ひぅぅん……♥」
「ぬふふ〜ん、とっても美味しいおつゆなのん♪」
 肉庭じゅうを舐めて溢れていた蜜汁をすくい取ると、舌をやや尖らせ、皮に
埋まっている陰核を舌先の上でくにっくにっと弄くり回す。
「ひうぅぅうん……ッ♥!」
 ピクピクと少女の腰が何度もひきつるのを押さえつけ、なおも執拗に舌の先
で転がすように陰核を刺激する。かと思えば、熱くなった秘裂をじゅるじゅる
とすするように吸い付く。
 少女は淫蕩に頬を染め、感極まったような声をひっきりなしに上げた。
「うにゃぁ……んにゃあぁ、だめ、だめ……お、おかしくなるよぉっ、だめぇ
ぇ……あ、あぁ〜ッ……にゃぅぅん……ッ♥……す、すごいよぉ……♥」
18『寝取られて・その2』14/18:2005/11/30(水) 19:43:43 ID:i/VT3eCD

「休んじゃダメなの〜ん」
「あぁ……!」
 少女は喜悦の涙を流しながら肉棹を握り、なんとか奉仕に戻った。陰核から
の鋭敏な快感は、気を緩めると一瞬意識が白くなり、そのまま追い詰められて
イッてしまいそうだった。イキそうになるのを必死に我慢しながら夢中で肉茎
に舌を這わせ、ようやく綺麗になると、口をめいっぱい開き、歯を引っ掛けな
いように気をつけながら亀頭をもにっと咥え込んでゆく。
「んっ……んっ……んっ……んっ……♥」
 オス臭い肉塊が口いっぱいに広がる。亀頭は傘が張り、カリ首も太いために
隅々まで舌を届かせるのは大変だった。頭が真っ白になりそうな陰核からの甘
い刺激を絶え間なく感じながら、口の奥までずっぽりと太マラを含み、舌をぐ
るぐる回して精子を舐め取ってゆく。
 まるで循環するように男と女の身体がピッタリと重なり合っていた。
「んふぅんん……♥!」
「ののの〜ん……♥!」
 男も少女も、気持ちよさそうに腰をビクビクと震わせ、グチュグチュと湿っ
た音を鳴らして互いの性器を舐めながら、高みに登り詰めてゆく。
 だが、男は我慢の限界がいよいよ近付いたところで、少女の陰部から口を離
した。愛液と唾液でまみれた少女の媚肉は燃え上がるように火照り、すっかり
ぬかるみ状態であった。
「もういいのん。そろそろ本番に移るのん♥」
「あ……あぁ…………はい…………♥」
 少女は緩慢に頷いて顔を反らしながらも、目を細めた。アソコがどくどくと
疼いていた──内も、外も。胸がドキドキしっぱなしで、お腹の奥も灼けるよ
うに熱い……。
 男は少女をまた壁にバックで立たせると、今度は浅い傾きの姿勢を取らせた。
「ハァ……ハァ……♥」
 今度はどうされてしまうのか――男の口が離れても、アソコの疼きは収まら
なかった。その心地よい痺れが体内に残留し、脚が震え、壁に寄りかかってな
んとか立っていられる状態だった。髪の毛からつま先まで──からだじゅうの
力が抜け落ちてしまったように力が入らない。
 少女はお尻を突き出すようにして脚を開いた。もう自分がどんな行動をして
いるのか、まともに考えられていなかった。蒸すように潤んだ瞳で後ろを向き、
ニタニタとにやけている男を見る。
 彼女の唾液で光沢を放つ肉棹がギンギンにそそり立っていた。
(あぁ……♥)
 呼吸が昂ぶる。お腹が疼く――――欲しい――――
「ぬふ〜ん……キミもずいぶん物欲しそうな顔してるのん。ボクのチンポ、そ
んなに入れて欲しいのん?」
「え……あ……」
 少女は凍り付いたように息を呑んだ。
 指摘されて、初めて今の自分の状態に気付いたのだ。
(私……)
 さっきのりんの顔が思い浮かぶ。
 私は──────
 一度、ためらったように口を閉ざす。

 ――――が、再び開くのにそう時間はかからなかった。
「は……はい……」
と、少女はか細く答えた。後ろ手に、自分から秘貝を開いて見せた。意識が遠
のきそうなほどからだが震える。
19『寝取られて・その2』15/18:2005/11/30(水) 19:44:30 ID:i/VT3eCD

「ぬふふ〜ん♥」
 少女に見せつけるように肉茎をしごく男は、
「そんなに欲しいのん?」
と、先ほどと同じ質問を重ねた。
 少女は羞恥に頬を染めたが、コクリと小さく、だが確かに頷いた。
 笑みを深くした男は、少女の背後を覆い、そのからだをまさぐりはじめた。
 胸を揉まれ、
「ひんっ!」
 少女は思わず甘い声を出してしまった。男の指がアソコをぬちゅぬちゅと弄
くり、そのまま中に押し入ってきたのだ。

 ヌ"チュ……ヌ"チュ……

 第二関節ほどまで抜き差しながら、ゆっくりと中を掻き回される。同時に手
の腹あたりで陰核を撫でるように圧され、乳首を弄くられ、
「あ…………あ…………♥」
 敏感な部分を愛撫される少女の眼が急速にトロンとしていった。瞬く間に甘
美な痺れが頭まで登り、意識いっぱいに広がっていく。
 男は少女の尻の割れ目に亀頭を押し当てると、菊座を通って会陰を擦るよう
に往来しはじめた。秘裂で蜜液が塗られ、滑りがよくなるのはすぐであった。
「ぬふ、ぬふ、ぬふ……キミは誰のモノなの〜ん?」
「あ……あ……あぁ……♥」少女の声が弱々しく震える。目が壁を彷徨
う。「あ……あの……その……あ……あなた……の……です…………」
「その通りなのん」
 男は指を抜き、腰をくっつけてその穴に肉棒の先っぽをあてがった。
「はぁん…………♥」
 腰が自然に動いてしまう。だ、だめ……。
「じゃあ、キミのマンコは誰のモノなの〜ん?」
 ま、また……。
 だが、少女は目を伏せながらか細い声で答えた。
「あ…………あ…………あなたの……ものです…………ひうぅ♥!」
 突然嬌声を上げる少女。男の腰がぐっと進み、中に侵入してきたのだ。彼女
の腰も引き寄せられ、熱い異物はぬめった肉襞をぬ"るぬ"ると掻き分けながら、
最奥まで一気に貫いてきた。子宮に当たる感触を覚え、その衝撃は恥骨にも響
いた。思わず腰が震える。お腹を苦しく満たす圧迫感に涙がこぼれた。
 ――それはもはや不快ではなかった。
 男は少女の腕を磔のように掲げ、壁に挟み潰すようにぐいぐいと腰を押した。
「そうなのん、キミのマンコはボクのモノなのん♥
 おっぱいもおクチもぜーんぶ、ボクを悦ばせてせーえき搾り取るために存在するのん♥」
20『寝取られて・その2』16/18:2005/11/30(水) 19:48:32 ID:i/VT3eCD

「あ、あうぅぅ……♥!」
 射精の時のように密着されてお腹の奥を強く圧され、思わず甘く溶けた声を
漏らす少女。男をはねのける力は出てこなかった。
「ののの……動かなくてもヒダヒダがいっぱい絡みついてくるのん……ぐにぐ
に締まって、とってもキモチいいのん……♥」
「はあ……ああぁ……♥」
 自分の体内で、肉棒がどくんどくんと脈動しているのがはっきり感じる。男
の濃密な体臭と精臭が混じり合った匂いが鼻腔を満たす。勝手に胸の鼓動が早
くなり、呼吸が速まって、お腹の奥が熱くなっていくのを我慢できない。
 男も少女の膣内(なか)に入り昂奮を抑えられなくなってきたようで、ゆっ
くりと腰を動かしはじめていた。

 ずちゅ…………ぐちゅ…………

 非常に緩やかで長いストロークが、背中の毛根を総毛立たせるような悦感を
生み出す。
「ぬののん……♥!」
 男がたまらないといった熱い息を吐いた。カリや肉茎に少女の肉襞があまり
にきゅうきゅうと吸い付くように絡みついてくるため、抜く時に少女の腰まで
引っ張られるほどであるのだ。
 それでなくとも少女のお尻の膨らみは形も肉付きも申し分なく、そこが愛液
まみれになって太く醜悪な肉棒が出入りする様は、昂奮で我を忘れてしまうほ
ど淫猥な光景以外の何ものでもなかった。
「やあぁ……ふぁぁん……はぁ……ふぁああ……♥!」
 少女は快楽に目を霞ませていき、甘ったるい吐息を何度もつく。
「のの……のの……もっと締め付けてきてキモチいいのん……ベストふぃーり
んぐは梅梅ちゃんだけど、キミもスゴクいいのん……ののん……♥」

 ずちゅ…………ぐちゅ…………

「たっぷりと……キミの一番奥にボクのせーえき注いで……子供部屋もたぷた
ぷにして……ぜったいに孕ませてあげるのん……♥」
「ああ……ああぁ…………あふぅぅん…………♥」
 烈しい抽送の洗礼を浴びなくとも、正体を失ってしまうような異様な昂奮が
胸の奥から沸き立ってくる。少女の腕を吊していた男の手が胸と結合部に伸び、
抜き差しとともに乳房と陰核をいやらしく揉み撫で、少女の乱れた嬌声をさら
に誘い出す。
 快感の波が身体で、頭で荒れ狂い、もうほとんど何も考えられない。四肢を
痺れさせる甘い疼きはますます強まり、もう立っていられなくなりそうなほど
になる。
 少女の膝が曲がって崩れ落ちそうになるのを、男が敏感な部分に伸びた腕と
繋がった部分で支える。
 ゆっくりと動く肉棹が、からだの奥まで確かに入って来る感触。
 少女の膣内に滲み出る愛液が粘質さを増し、今まで以上に溢れ出してくる。
肉棹に絡まって外に飛び散り、内股を濡らす。抽送が次第にスムーズになって
いく。
「ののん……ヒダヒダ……ボクのチンポしごきまくって……すごいのん……♥」
 男は少女のからだを絡め取るように掻き抱いて、飽くことなく腰を振り続けた。
21『寝取られて・その2』17/18:2005/11/30(水) 19:49:15 ID:i/VT3eCD

 ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ……!

「あぁ……あぁ……ああぁぁ……♥!!」
 もう男の肉棒とそれが生み出す快感しか感じられない。堪えきれない意識が
どんどん薄まっていって、膨張する真っ白な光に潰されるように追い詰められ
てゆく。アソコを突かれ、擦られ、奥まで責められる気持ちよさ。精子を浴び
せようという意志の塊に突かれまくって、子宮が悦びに沸きかえっている。
 淫惑の涙を滂沱と流しながら、徐々にテンポが早まってゆく抽送をひたすら
受け止めていた。
「はぁはぁ……あのオスとボク、どっちがいいのん?」
 男の動きが一気にラストスパートに切り替わったのは突然であった。
「ふにゃあぁ……♥!?」
 男の質問をかろうじて耳にした少女は動揺してしまい、同時にいきなり烈し
さを増したピストン運動にびっくりするほど大きな喘ぎ声を上げてしまった。
「あッ、あッ、あッ……♥!! そ、そんなのわからないよお……♥!!」
「ぬふふん、わからなくても大丈夫なのん。だって、アイツには渡さないのん。
キミはボクのモノなのん。キミのマンコに入るのはボクのチンポだけなのん。
子供部屋はボクのせーえきで満たされて、ボクの赤ちゃんを産み続けるのん♥」
 パンパンに膨らんだ亀頭が内奥まで潜ってゆき、子宮の壁を突き崩さんばか
りに叩きながら天井を擦り上げはじめる。
「はああッ♥! ああッ♥! ああッ♥!
 あッあッあッ――あああああッッ♥♥!!」
 また、あの異様な昂奮――――!
 少女はガクガクと揺すぶられるままに嬌声を上げ、悶え狂い、泣き叫び、遙
かな高みへと昇ってゆく。これでもかというぐらい男根を搾りねぶり、締め付
ける膣肉が、絶頂への痙攣を起こしはじめていた。
 来る。来る。来る。このヒトの精子を注がれちゃう。
 私、このヒトの赤ちゃん生んじゃう……ッ♥!

 ずちゅずちゅずちゅずちゅずちゅずちゅずちゅ!!

「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あッ♥♥!!」
 少女は男にしっかりと抱き押さえられて深々と咥え込み、全てを受け止める
しかなかった。
 密着状態になり、呼吸も満足にできない貪り尽くすような抽送で二人一緒に
張りつめてゆく。
「イク、イク、イッちゃう、イッちゃうぅぅ〜〜〜ッッ!!」
「のおぉぉ〜〜〜〜〜んッッッ!!!!!!」
 少女の潤みきった蜜壺の中で、限界を迎えたオス肉がついに弾けた。

 ビュグゥウッッ!!!!
 ビュルルッビュルルルルーーーーーッッッ!!!!!!
 ビューッ!! ビュルウーーーッ!!!!
 ドビュッドビュッドビュビュルルルッッッ!!!!!!!!
 ドクッ!! ドクッ!! ドクッ!! ドクッッ!!!!

「あ、あ、あ、あ、あ〜〜〜〜〜………………ッッッ♥♥♥!!!!!!!!」
 胎奥にほとばしる熱い放出を全身で感じながら、少女も官能の大嵐の中に身
も心も投げ出されていた。
22『寝取られて・その2』18/18:2005/11/30(水) 19:50:20 ID:i/VT3eCD


 股間を汁まみれにさせた三人の少女が、巨躯の男の足元にかしづいていた。
 むせ返るような淫臭。脱ぎ散らかされた衣服。畳という畳を汚す白濁の水た
まり――その中で、彼女たちは淫蕩に惚けた顔で男を――そして、男の股間に
熱い目を注いでいた。
 少女たちと向き合わせた怒張をしごいていた男が、その図体に似合わぬ可愛
い声を発する。肉棹が弾けるように震え、その先端から少女たちの顔に、口に、
胸に――おびただしい量の白濁の洗礼が浴びせられる。三人は悦びの嬌声を上
げ、恍惚として、その熱い飛沫を受け止めた。
 盛大な射精を終えた肉塊が、少し息を整えただけでまた隆起していく。男が
指示すると、少女たちは顔や胸についた精液を美味しそうに舐めながら、蒲団
の上に四つん這いで並び、尻を高くかかげた。三つの秘洞が彼女たち自身の手
によって拡げられると、その中から白い粘液がタールのように溢れ、滴り落ち
ていく。
 股間の滾りを脈動させ、両手の指を芋虫のように蠢かしながら淫らに笑う男。
 真ん中のポニーテールの少女の表情に、ふと、昏(くら)い翳(かげ)が差
した――ように思えた。が、あるいは髪の毛の影だったのか。
 男の視線が少女に移って見つめられると、今の顔が錯覚だったように表情が
蕩(とろ)け、他の二人と同じく熱に浮かされたように淫らな目で男を見つめ
返し、めいっぱい秘裂を拡げて誘うように腰を揺らめかせた。
 蒲団の脇に置かれた籠の中で、赤ん坊が眠ったまま少し身じろぎをした。
 水車の止まった小屋の中から三色のさえずりが折り重なって、川のせせらぎ
を彩るように溶けていった。
                               (続く)
23かきやー ◆KGP3HOCM3o :2005/11/30(水) 19:52:58 ID:i/VT3eCD
どう見てもエロシーンがインフレーションです。
本当にありがとうございました。

原作必読で申し訳ありません。でも原作とっても面白いですよ?
あ、搾乳プレイ忘れた。Macだと♥が文字化けするううー!
本当にありがとうございました。

不注意で前スレを容量オーバーさせてしまいました。
本当に申し訳ございませんでした。
24名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 20:33:12 ID:GtuVc1DB
かきやー氏お疲れ様でした!
やっぱりいいわあー。次回作も期待しております。
空の軌跡SCの発売日も決まりましたねw
25ブルー:2005/12/01(木) 00:11:41 ID:46sULYNj
かきやー氏お疲れ様です。
いつもかきやー氏の作品を楽しく拝見させてもらっています。
どういうわけか趣向がど真ん中のストライクで、特にぱすちゃとイースのエステルが気に入っています。
んで、実は小さいながらにサイトを運営しているのですが、もしよろしければかきやー氏の作品を掲載させてもらえないでしょうか?
お返事お待ちしています。
26名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 00:25:48 ID:52VkUsgK
ブルー氏久々に見た
27名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 02:08:47 ID:3r23zV93
最近全然更新無いけど
28名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 02:45:01 ID:tcPGP5tu
久々にブルー氏のHP見に行った。
AAとか前からやってたっけ?

NTRコンテンツ増やしてAAで小銭稼ぎウマーとか考えてんのかと
ちと邪推してしまった
29名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 03:11:16 ID:jOzqUhmC
漏れも。つうか一時そんな話をブルー氏してたから余計。
まずは中断してるやつを完結させてほすぃ
30名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 03:25:31 ID:jOzqUhmC
↑一時じゃなくて現在もでした
31名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 07:34:16 ID:zWIbKhL3
かきやーさん、新作&スレ立て乙!!
オナ禁の戒めを解いてしまった・・・。
相変わらず文章から匂い立ってくるエロエロオーラがイイ!
藍欄スレで新作を書かれているとの事、楽しみにしております。
投下時期がわかったら、その一週間前くらいからオナ禁したいw
32名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 17:19:12 ID:bda/ct9V
かきやー氏の作品はそれぞれ保管庫で見られるようになってるし
改めてどこかのサイトに投稿するようなことは必要ないと思う
33ブルー:2005/12/01(木) 20:11:02 ID:ZG7ZovTl
(⊃д⊂)すみませんでした。25の発言はなかったことにしてください。
スレの流れもみずに申し訳ありませんでした。

かきやー氏の作品は本当に素晴らしいのでこれからも頑張ってください。
影ながら応援しています。
34かきやー ◆KGP3HOCM3o :2005/12/01(木) 22:20:16 ID:meYQ+Jky
>>24>>31
ありがとうございます。大変嬉しいです。
次も満足していただける自信はありませんが、頑張ります。

>ブルー様
作品掲載の件に関しては、他の方がご指摘された通りで、
誠にすみません…。

寝取られ好きは人道にもとるという後ろめたさや不安が執筆の腕を重くさせますし、
脳内麻薬の快楽濃度も高くてふらふらになりますし、
寝取られスキーの目も肥えているので大変難しいですが、書けると嬉しいし、
寝取られを望む人を喜ばせられれば最高です。
瑞穂陵辱は大変にお世話になりました。
下級生ハーレムSSもまさに夢のハーレムで、いたく昂奮しました。
ブルー様も頑張ってください。
35名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 22:42:18 ID:dmxYMNiQ
ブルー氏もかきやー氏も俺のツボに入りまくる作品を提供して
くださる神いわゆ(ry 的存在・・・。
両氏これからもガンガッテくだされー!
36名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 00:24:55 ID:duhHetRe
おつです。
エロっちくてイイ!!
続くと言う事で大変期待しておりますよー。
今回あえいでばかりで一度もスキ!と言うような台詞が出なかったけど、
今後だんだん変化していくのかと楽しみ。
止まってる方もよろしくお願いします。
37名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 01:12:13 ID:Gr+/2LL3
お二方とも2chでの寝取られSSに関しての第一人者なんだ
俺たちは不穏なこと考えず鬱勃起させてようぜ
38名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 12:24:26 ID:QMwfrBDZ
ま、前スレなんで止まってるかと
ずーっと待っていて、アイランド元スレ見て
ようやく気づいた。
orz
39名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 12:59:32 ID:nTTY88ab
ブルー氏の下級生ハーレムSSって寝取られ?
どこで読めるの?
40名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 15:36:57 ID:4MIUU5iH
>>39
寝取られじゃない。だから気にしなくてOK
41名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 18:49:07 ID:o+KVFWmo
かなり遅いですが。
前スレ726−740のパパイヤ鏑木さん、志津江ママンの話し面白かったッス。
是非、「母親が他人に犯される 漫画・小説 #3 スレ」ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1131027159/
でも一本書いていただけませんか?(母犯モノ作品募集中)
42名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 22:42:17 ID:nEzHl3DR
>41
一本どころか十本くらい書きましたよ。
ギャグと駄洒落のオンパレードのやつを・・・
43名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 12:30:46 ID:EcLo6zGH
>>40
寝取られじゃなくても興味ある。どこで読めるか教えてくれない?
44名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 01:39:53 ID:32ly58EF
どのスレに投稿されたのかは覚えていないのですが、
主人公が隠れたベッドの上で幼馴染が連れ込んだ男とやってるSSをご存じ無いでしょうか。
寝取られものかは良く覚えてませんが、多分このスレの方ならご存知なのではないかと思いまして。

>>43

『蒼い小部屋』という氏のページにあったと思う。
45名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 15:24:07 ID:7hmi+j34
ちょっと下がりすぎじゃないのあげ
46名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 19:36:35 ID:Xnry4nUq
47名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 02:17:14 ID:zmdLYhxs
>>44
最狂の寝取られスレだったと思うよ
4夜か5夜辺りのはず
48名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 16:07:02 ID:3fK0uInE
最近はこのスレというよりは各シチュスレの中に寝取られでいいのがまじってるケースが多いな。
寝取られが浸透してきたとはいえ、各シチュスレでは微妙な反応うけてたりする。
ここだったら絶対受け入れられるのだから、各スレの神職人さんは寝取られ中心ネタならここに来て欲しい。
49名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 22:43:54 ID:PmaSRxSq
他スレで寝取られ見つけたら是非ここに報告してくれ。
俺も見つけたら報告するからさ。
50名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 23:48:37 ID:KMJRu22y
>>49
まかせとけ、ブラザー
51名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 23:59:52 ID:Jwuwz1Zs
>>49
じゃあ

女性上位で優しく愛撫される小説ver.4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1129261369/

このシリーズは意外に寝取られ多し。
過去スレでは母親寝取られや不倫ものあり

保管庫は
http://hokan.s8.x-beat.com/josei/ss.htm
52名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 19:45:52 ID:gevimvbM
すごくイイよ。
でも他スレだと神レベルの寝取られあっても、結局最後はハッピーエンドになるんだよな。
53名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 20:26:22 ID:tpdUZZoP
>>47

tex.

あるとしたらどうやら4に在るらしいのだが
29にもなぜか四だけ無かった
54名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 03:22:07 ID:/TOrkHMS
>>53

いや、第5夜にあったっぽ
にくちゃんのアド貼っとく。 ここの935、936でいいのかな?

ttp://makimo.to/2ch/bbspink-pie_erog/1074/1074867581.html
55名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 20:35:22 ID:c4aFceIZ
GBA版も出たことだしFF4のローザのSSが増えるといいな。
セシルとHしてもカインとHしてもどちらも寝取られを感じる。
56名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 00:28:53 ID:5uKXHJIQ
じゃあエッチとエッジして2倍の寝取られ感を…
57名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 06:29:39 ID:HvLyTEib
夜這いの民俗学って本を読んでたら、これ寝取られにイイよなーと思った。

4年に一度、男も女も褌姿になって祝うお祭りがある。村人達は皆開放的になって、乱交も許される日。
もちろんカップルになって二人きりでしっぽりというのもお約束。その時は、邪魔されないという暗黙の了解がある。
乱交も夜這いも同意で無ければダメ。

祭りに参加できる歳になった主人公と幼馴染。
主人公は、当然ずっと仲が良くて美人の幼馴染に告白して、あわよくばと思っている。
祭りを見て回ると、妹(年子で祭りに参加できる)やよく話す女友達、憧れの近所のお姉さん、美人の新妻、田舎に似つかわしくない金髪の英語教師。
主人公と親しい女性が、他の男と楽しげに話している。

あ、八百屋のオヤジ、○○さん(近所のお姉さん)に馴れ馴れしくしやがって。
あのオタク二人組み、妹に声かけるなんて身の程知らずな。
最近赴任してきた外人の先生が商店街のハゲオヤジと話してる。そういえば、あのハゲオヤジ英語少し出来るとか自慢してたな。
美人の新妻さんは、旦那さんの上司にしつこくされてるみたいだ。
ヒロインの幼馴染は、町内会会長の自分の父親をはじめとする取り巻きに囲まれて少し困った様子。
等と見てまわって、いろいろな寝取られフラグを立てる。

祭りが終わって、乱交OKなタイム。
主人公はヒロインを探して、村中を走り回るが…。
行く先々で、祭りの時見かけた自分の知り合いの女性が、祭りの余韻もあり、半分合意で犯されている姿を見ることに。
オタク二人組みに犯されてるロリ妹。絶倫八百屋オヤジに貫かれて喘ぐ憧れのお姉さん。ハゲオヤジのねちっこい愛撫に蕩ける金髪美人。
旦那の上司と温泉で絡みあう美人人妻。旦那とどっちがイイんだ?と聞かれているのはお約束。

そして最後に、ヒロイン。
寺の大広間で父親やその他大勢の男達に囲まれて、悪戯された挙句、
父親にアラバチワリ(処女貫通)される幼馴染。その後は、お約束の大乱交。イヤラシクおねだりする位に自分のオヤジのテクでイキまくったヒロインは声もたからかに乱交を望む。
更には、今まで見てきた女性陣も加わって、ヒヒオヤジ、同級生に犯されまくる。
その淫らな乗りについて行けない主人公は、いきり立った肉棒を握り締めて、ただ、その光景に見入るしか無かった。

次の日、何事も無かったように接してくる女達に、あの夜は夢だったのだろうか?と思う主人公だった。
という話を誰か書いてくれー。
58名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 10:00:24 ID:9vP/vOvh
>>57
そして、その夜以降隠れて続けられるようになった乱交の集いの中にはヒロインたちの姿が。
もちろん主人公はそのことを知りませんでしたとさ。

どっとはらい。
59名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 11:25:47 ID:38Mw5dj1
>>57
そこまで話が出来てんだから自分で書けw
60名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 07:31:39 ID:XZets5n/
アニメのかりんで、時任麻希がオリジナルキャラのウィナーに寝取られた
61名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 12:18:41 ID:MYKAw9S5
>>57
その晩は住職も戒律から解放され、ヒロインの顔にまたがって金玉を舐めさせたとさ。
62名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 13:01:40 ID:87q9KKi0
>>61
いや、そこは、巨大なイチモツを持つ住職がトリに出てきて、乱交で十分にほぐされたヒロインのへズブリと。
「最後に、この特別製の警策(座禅してる時に打たれる棒のこと)で喝を入れんとのぉ」とか言って。
ヒロインの親父が、千人供養(百人切りの千人バージョン)を目指していて、寺の住職とは少年時代からのヤリ仲間。
千人目は、自分の娘の味見を兼ねてシてみようとか相談していた。なんて設定もイイかも?
そして、寺の大福帳に詳細を記録して、陰毛を貼り付ける。

夜這いの民俗学と同じ、著者の書籍にはこんな事もが書かれてるらしい。

「大福帳を見せてくれたが、日時、場所、女の氏名、年齢、住所、性交の理由、性器、回数、問答などと詳細に記録していた。」
「お前こんなもんでぴっくりしたらあかんぞ。これに一つ一つ、相手した女の陰毛を貼付しているのがある、と救えてくれた。」
「聞いた話では、百人切帳を台にのせて祭り、出席者に自由に見せたそうで、たとえ自分の母親や姉妹、女房、娘の名があっても、笑ってすますほかなかったのである。」
63名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 13:39:17 ID:MYKAw9S5
ハゲデブオヤジ達に女が好き勝手される系の寝取られ萌え。
64名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 18:06:48 ID:xlS2DU+U
Canvas2スレに寝取られものが投下とれてたよ
エリスが大変なことに・・・
65名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 21:08:10 ID:qveBhODn
なんか御石神落としみたいだな。
寝取られっつーよりは乱交っぽい。
66名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 01:52:40 ID:99UivAig
主人公が夜這いの風習を受け入れられなくて、悔しく見守るしかなかったり、
ヒロインが最初ためらっていて、それでもお祭りだからという口実で段々落とされて、
罪悪感を覚えながら落ちて行く描写があると寝取られになると思う。
67名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 17:23:33 ID:DfUlzh+N
碧ヶ淵というゲームのバッドルートが寝取られだったな
最後主人公は牢の中でヒロインたちがヤられて堕ちていくさまを見せつけられてた
68名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 00:47:36 ID:PU3KfJ9N
金田一少年と探偵学園エロパロ事件簿にも寝取られのSS投下されてたよ。
69名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 08:27:10 ID:iehP83hM
エルフ総合スレにも、たまきハッピーエンド後にやっぱり寝取られSSが掲載されつつある。
70名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 11:03:42 ID:Pot2xtLE
>>69
詳細きぼん
総合スレpart145、144見たけどみつからんかった・・・
71名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 16:21:21 ID:LRIpDUd0
>>70
エルフエロパロスレ。この板。
72名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 23:58:55 ID:0W2SCsPq
ありがd( ´∀`)
73名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 06:05:40 ID:ySNBMFTX
【あいこら】井上和郎作品でエロパロ【美鳥の日々】にて、
あいこらヒロインが主人公の目の前で陵辱寝取られ。
74名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 01:31:30 ID:7c/vGo18
情報サンクス
75名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 13:24:37 ID:uSUYqlHC
age
76名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 19:35:05 ID:lqdpa6oG
>>73
元ネタ知らない人が読んでも大丈夫?
77名無しさん@ピンキー :2005/12/27(火) 21:31:06 ID:cTysl6xv
つらいかも
78名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 21:52:35 ID:ClsQEmaj
スレがあまり進行していないと
残念だけどどこかホッとするのは俺だけか
79遅筆屋(Lv.6) ◆3mclWd6jX. :2005/12/27(火) 23:13:03 ID:RpgHG8vc
じゃあ>>57さんのネタ使って書いていいかな?
ってかもう書いちゃってるんだけど…(・ω・`) 現在進行形で20Kくらい…
かぶったらあれなんで、一応申請しとく。
自分なりにアレンジして且つ、登場人物を主人公、幼なじみ、近所のお姉さん、親父だけに絞ってみた。
まぁ、そんな感じで。
投下は1月予定だけど…
80名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 23:13:33 ID:UCwksI3A
その心境すごいよくわかる。
8157:2005/12/27(火) 23:51:13 ID:hFASZqXv
>>79
大歓迎です。楽しみにしてます。
82名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 23:52:38 ID:hFASZqXv
ちょっとだけ、途中でも読んでみたい気も……。
うわ、こんな子が寝取られちゃうのか、とヤキモキできるし。
8357:2005/12/27(火) 23:53:21 ID:F08FlnMi
>>79
やるんなら個人で頼む。

>>81はちなみに違う。漏れじゃない。
84名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 23:57:03 ID:hFASZqXv
え"…このスレの>>57>>62は自分だけど…。ドッペルゲンガー?
85名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 07:19:54 ID:IbdB8KNT
"57"を寝取られたようだな、どっかのバカに。
いくら寝取り・寝取られスレでも、こーゆーのはただの騙りだから許せん。

俺も>>79楽しみだ。俺は寝取りの方が好きなんで、親父のみに絞ってくれたのは大歓迎。感情移入しやすい。
86名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 07:40:02 ID:H86Sx1Pp
まあ「57」は誰か書いてくれーって言ってんだからいいんでない?
投下は完結してから一気投下してくれるとうれすぃ。ヤキモキするので(個人的意見)。
87名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 12:16:25 ID:Uslfv26V
ヤキモキするのもNTRの醍醐味だぜ
8857:2005/12/28(水) 14:42:33 ID:sVhEu/XJ
>>79
マジで勝手に使わないでくれ
89名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 15:28:25 ID:H86Sx1Pp
トリップもつけてない名無しさんなんだから、証明しようがないので諦めろ。

9057・62・81・84 ◆.FdfLw.PsY :2005/12/28(水) 17:52:42 ID:l12c1IEg
最初にトリップつけておけば良かったかな。レスを寝取られるとは思わなかったorz
>>57で「という話を誰か書いてくれー 」と言っているように、
プロットは書けたものの、全部をSSにしている時間と気力が厳しいので、ここに投下してみたんだけど。

自分的には
「大福帳を見せてくれたが、日時、場所、女の氏名、年齢、住所、性交の理由、性器、回数、問答などと詳細に記録していた。」
「お前こんなもんでぴっくりしたらあかんぞ。これに一つ一つ、相手した女の陰毛を貼付しているのがある、と救えてくれた。」
「聞いた話では、百人切帳を台にのせて祭り、出席者に自由に見せたそうで、たとえ自分の母親や姉妹、女房、娘の名があっても、笑ってすますほかなかったのである。」

この辺り、主人公にとっての純愛や憧憬の対象が、十把一絡げの性欲の対象として記載されている屈辱をモロに顕せてイイと思ってる。
憧れの○○さん(ちゃん)が、あのハゲオヤジ(もしくはライバル)に…しかも、自慢げにヤッた感想を書き込まれて公開されるなんて、と。

あの夜は夢だったんだ。と思い始めた矢先に、違うお祭りで百人切張が公開。
衝撃の事実を認めざる得ない主人公……というような締めにするつもりだったり。(書けたなら)

>79さん
自分が正真正銘の57ですが…証明する手立てが無いので、
>>57での「という話を誰か書いてくれー 」という言葉を許可だと考えて下さいorz
楽しみにしています。
9157:2005/12/28(水) 17:56:04 ID:sVhEu/XJ
>>90
ちょ先にやったもん勝ちかよ…。
サイテーだな
92名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 17:57:47 ID:+LBUQDdi
>という話を誰か書いてくれー。

>>57で書いてある以上
誰が書こうが問題ないな
93名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 17:59:35 ID:sVhEu/XJ
>>92
そういう問題じゃないだろ
94名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 18:01:06 ID:+LBUQDdi
どういう問題なんだ?
95名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 18:01:37 ID:sVhEu/XJ
>>94
てめえで考えろクズ
96名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 18:02:50 ID:+LBUQDdi
まぁなんでもいいや。
>>79さん楽しみにしてます。
9757・62・81・84 ◆.FdfLw.PsY :2005/12/28(水) 18:07:16 ID:l12c1IEg
ちなみに、自分は他のスレでSSを書いている職人です(トリップで2ch内を検索すれば出てくる筈)
98名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 18:07:54 ID:sVhEu/XJ
>>97
検索して、結果を張ってくれよー
99小ネタ:2005/12/28(水) 18:44:11 ID:5AiMkVPB
顔出しNGの匿名チャットで出会った沙織と信也。
一年かけて次第に親しくなり、ついに処女と童貞でリアル恋愛に発展する時がきた。
イブの日、待ち合わせはとある田舎駅の改札。
普段ならまず人がいないそこには、今日に限って来客があった。
それは二人と同じく、あるチャットで知り合ったカップルの片割れだった。
同じように待ち合わせてはいたものの、二人とは少々事情が違う。
 男の目的は「徹底的なマゾ奴隷調教」なのだ。
先に来ていた彼女とその男は出会い、勘違いの末に町へ消えていく。
 遅れてその男の連れも駅へ。
事情があって遅れた信也はその女と出会うが、いきなり迫られてうろたえる。
沙織だと信也が思っている相手は、逆レイプの後、つまらない・期待はずれだと罵って消えた。
 信也は訳がわからないながらも、もう一度沙織と話そうと思ってチャットを開く。
そして沙織の返信を見て、信也は愕然とするのだった。
 
 あ、信也くん!(今は『ご主人様』じゃなくていいよね?)
 信也くんって、ココと外では全然イメージ違うんだね。あんまり喋らないし。
 でも、ホントは経験多いでしょ? 
 今日はビックリしたよ、いきなり縛り上げたり、お尻まで使っちゃうなんて。
 あそこも怖いくらい大きかったし…。
 でも、いつも言わない『好き』っていっぱい言ってくれたのは嬉しかったよ。
 実を言うと、あれで結構気持ちよかったんだ。
 今度は水曜日だよね、また朝までしよう!!
100名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 19:00:50 ID:sVhEu/XJ
顔出しNGの匿名チャットで出会った沙織と信也。
一年かけて次第に親しくなり、ついに処女と童貞でリアル恋愛に発展する時がきた。
イブの日、待ち合わせはとある田舎駅の改札。
普段ならまず人がいないそこには、今日に限って来客があった。
それは二人と同じく、あるチャットで知り合ったカップルの片割れだった。
同じように待ち合わせてはいたものの、二人とは少々事情が違う。
 男の目的は「徹底的なマゾ奴隷調教」なのだ。
先に来ていた彼女とその男は出会い、勘違いの末に町へ消えていく。
 遅れてその男の連れも駅へ。
事情があって遅れた信也はその女と出会うが、いきなり迫られてうろたえる。
沙織だと信也が思っている相手は、逆レイプの後、つまらない・期待はずれだと罵って消えた。
 信也は訳がわからないながらも、もう一度沙織と話そうと思ってチャットを開く。
そして沙織の返信を見て、信也は愕然とするのだった。
 
 あ、信也くん!(今は『ご主人様』じゃなくていいよね?)
 信也くんって、ココと外では全然イメージ違うんだね。あんまり喋らないし。
 でも、ホントは経験多いでしょ? 
 今日はビックリしたよ、いきなり縛り上げたり、お尻まで使っちゃうなんて。
 あそこも怖いくらい大きかったし…。
 でも、いつも言わない『好き』っていっぱい言ってくれたのは嬉しかったよ。
 実を言うと、あれで結構気持ちよかったんだ。
 今度は水曜日だよね、また朝までしよう!!
101名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 20:05:49 ID:o5Uq59Ed
>>99
いいねいいねー!
102名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 20:09:53 ID:sVhEu/XJ
>>101
顔出しNGの匿名チャットで出会った沙織と信也。
一年かけて次第に親しくなり、ついに処女と童貞でリアル恋愛に発展する時がきた。
イブの日、待ち合わせはとある田舎駅の改札。
普段ならまず人がいないそこには、今日に限って来客があった。
それは二人と同じく、あるチャットで知り合ったカップルの片割れだった。
同じように待ち合わせてはいたものの、二人とは少々事情が違う。
 男の目的は「徹底的なマゾ奴隷調教」なのだ。
先に来ていた彼女とその男は出会い、勘違いの末に町へ消えていく。
 遅れてその男の連れも駅へ。
事情があって遅れた信也はその女と出会うが、いきなり迫られてうろたえる。
沙織だと信也が思っている相手は、逆レイプの後、つまらない・期待はずれだと罵って消えた。
 信也は訳がわからないながらも、もう一度沙織と話そうと思ってチャットを開く。
そして沙織の返信を見て、信也は愕然とするのだった。
 
 あ、信也くん!(今は『ご主人様』じゃなくていいよね?)
 信也くんって、ココと外では全然イメージ違うんだね。あんまり喋らないし。
 でも、ホントは経験多いでしょ? 
 今日はビックリしたよ、いきなり縛り上げたり、お尻まで使っちゃうなんて。
 あそこも怖いくらい大きかったし…。
 でも、いつも言わない『好き』っていっぱい言ってくれたのは嬉しかったよ。
 実を言うと、あれで結構気持ちよかったんだ。
 今度は水曜日だよね、また朝までしよう!!
103名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 20:16:27 ID:o5Uq59Ed
>>79さんも作品楽しみにしております^^
104名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 20:19:20 ID:sVhEu/XJ
>>103
  ァ  ∧_∧ ァ,、
 ,、'` ( ´∀`) ,、'`
  '`  ( ⊃ ⊂)  '`
 
105前スレ560:2005/12/29(木) 05:31:06 ID:7OXsnLPo
 流れを断ち切るようですが、投下します。
幼馴染みものです。
106前スレ560:2005/12/29(木) 05:32:10 ID:7OXsnLPo
 『隣にいた君』 

 風に揺れるカーテンの隙間から、夜明けの光が射し込む。
とうとう胸の高鳴りが抑えられず、昨夜は一睡も出来なかった。
しかたなく起き上がり、カーテンを開けて一週間前から準備してある鞄を手元に寄せ中身を確認する。
携帯ゲームや、トランプ、それから数種類の酒を取り出し、それらを見ているだけで興奮してくる。
今日から、三泊四日の修学旅行に行く。
友達とのどんちゃん騒ぎを考えるだけでわくわくしてくる。
落ち着こうともう一度、布団の中に潜り込むがやっぱりそわそわしてしまう。
布団の中から携帯を手にとり、充電が充分にされているか確認する。
すると、その瞬間携帯がすごい音と共に震え出す。
なんだ、突然の事に慌てて通話ボタンを押し、間があって恐る恐る携帯を耳に充てる。
「直樹・・・直樹ってば」
「なんだ、ひかりかぁ」
「なんだとは何よ」
「こんな朝早くに掛けてくるからだろ」
「カーテンが開いたの見えたの」
 ひかりと僕の部屋は道を挟んでちょうど対面にある。
「直樹、寝れなかったんだ」
「ひかりも寝れなかったんだろ?」
「そんなわけないじゃん。私は早起きなの。直樹みたいに子供っぽくないよ」
「なんだよそれ」
「準備は出来てるの」
「ばっちし」
「ほんとに、また忘れた忘れたって騒ぐんじゃないの」
「大丈夫、一週間前から準備してたし」
「なにそれ、早すぎだよ」
 ひかりの笑い声が聞こえてくる。
「じゃあ、朝迎えに行くね」
「ああ」
「今から寝て、迎えに行った時寝過ごしてたら置いてくからね」
「わかったよ」
「じゃあね」
 ひかりはそう言うと、電話を切った。
立ち上がり、窓際に寄ってひかりの部屋を見ると、僕の姿を確認してひかりは手を振ってくる。
手を振り返そうとしたけど、恥ずかしくてそのまま俯いて軽く手を振って窓から離れて布団に潜りこんた。
107前スレ560:2005/12/29(木) 05:33:12 ID:7OXsnLPo
「直樹、ひかりちゃんが迎えに来てるわよ」
 結局あの後布団に潜り込んで、あれこれ考えている内に寝てしまった。
「なにやってんの」
 母親が部屋のドアの前まで来てドアを叩いてまた急かす。
「わかったよ」
 慌てて準備をして、身体を覆い隠すほど大きな鞄を片方の肩に背負い、階段をドタドタ降りた。
「やっときた」
 ひかりはリビングの椅子に座り母親が出してくれたのであろう、紅茶を啜っている。
「やっぱ、寝過ごしたね」
 ひかりは笑顔で言う。
「ごめんね、ひかりちゃん。もうしっかりしてよあんたは」
 そう言うと、母親が尻を叩いてくる。
「もう、うざいなぁ」
 母親の手から逃れるようにさける。
「ごめんね、反抗期で」
 母親はひかりに振り返り言う。
ひかりが可笑しそうに僕らのやり取りを見ている。
なんだか急に恥ずかしくなってきた。
「もういいよ」
 母親を無視して玄関に向かう。
「じゃあ、おばさん行ってきます」
「ほんとにごめんね。直樹のことよろしく」
 何言ってんだよ。振り返って母親を睨み付けるが、ひかりは当然のように
「任しといて下さい」と言った。
「ひかりちゃんの言う事ちゃんと聞くのよ」
 母親の声を無視して、これ以上余計な事を言われないよう慌てて外に駆け出した。
直ぐにひかりが駆け寄ってきて、後ろから袖を引っ張る。
僕は言い訳がましく言った。
「ほんと、うっとうしい」
「何言ってんの、直樹のことが心配なんでしょ」
「おれはもう大人だよ」
 その言葉にひかりが吹き出す。
「はい、はい、わかったわよ」
 そう言うと、ひかりは楽しそうに腕を搦めてきた。
思わず、ドキッとしてしまい、その腕を払って早足になってしまう。
すると、ひかりは慌てて僕の歩く早さにあわせる。
でも、今度はひかりは腕を搦めず、黙って僕の横を歩く。
居心地の悪い雰囲気が僕達を包んでいた。
108前スレ560:2005/12/29(木) 05:34:15 ID:7OXsnLPo
 遠めに制服を着た集団が見えてくる。
僕に気付くとみんな手を振ってくる。皆一様に興奮している様子だ。
ひかりに軽く向き直ると、ひかりがしょうがないなあという風に笑った。
僕はそのまま興奮している男達の中に入っていく。
ひかりは親友の伊織を見つけるとそちらに向かった。
僕らはそれからバスで空港に向かい、飛行機で北海道に降り立った。
飛行機を降りるとまたバスが待っていて僕らはそれに乗り込んだ。
バスの中では皆始めてみる風景に高揚してキャーキャーと騒いでいて、僕も興奮していた。
隣に座っている光輝が話し掛けてくる。
「直樹、酒持ってきた」
「ばっちし」
 光輝とは親友で部活も一緒だ。今日に備えていろいろと僕達は準備をしてきた。
僕は酒を持ってきて、光輝はおつまみを持ってくる手筈になっている。
「なんかわくわくするな」
「ほんとに」
 お互いに高揚して小突きあう。
「あんた達、また悪いこと考えてるでしょ」
 突然声を掛けらてて慌てて声のする方を見ると、ひかりが前の座席から乗り出している。
「なんだよ、ひかりには関係ないだろ」
「そうだよ、ひかり、ほっときなよ」
 ひかりの隣に竹の子みたいににょきと現れ出たのは伊織だ。
「この二人に何言っても無駄だよ」
 伊織は僕らに目を一瞬向けて言った。
「そうそう、俺らのことは放っといてくれ」
 光輝はしっしっと手を振る。
「なによ。先生にまた怒られても知らないよ」
 そう言うと、ひかりは膨れっ面を作って、座席に隠れた。
すると、伊織は僕に身体を乗り出し近付くと耳打ちしてくる。
「今日の夜私らの部屋きなよ」
 伊織は悪戯っぽく笑い、ひかりに袖を引っ張られて、軽く僕らに手を振ると身体を隠した。
「伊織何だって?」
「今日の夜、部屋に来いって」
「マジ!」
 光輝の目が輝く。
「酒もって行こうぜ」
 光輝は興奮を隠せないのか、声が裏返っていた。
109名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 05:34:57 ID:5cvl1AFP
  /\___/\
/ /    ヽ ::: \
| (●), 、(●)、 |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   |  < まーた変なのが住み着いた
|   ,;‐=‐ヽ   .:::::|    \_______
\  `ニニ´  .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\
110前スレ560:2005/12/29(木) 05:35:02 ID:7OXsnLPo
 ホテルに着いた僕達は、各々の割り当てられた部屋に散って行った。
ホテルと言っても部屋は洋室だがその他の造りは旅館そのものだった。
部屋に風呂はなく共同の大浴場がある。
部屋は2人で使う事になっていて、僕の部屋は僕と当然光輝だった。
部屋に荷物を置くと、直ぐに夕飯の時間になった。
がやがやと煩い夕飯の席、担任が旅館の使用に関しての諸注意を声を荒げて言っている。
北海道の海の幸を満喫した僕らは、そのまま自由時間となった。
大広間に集って男女入り乱れて、ゲームを始めたりしている。
それを横目に僕は部屋に帰る。持ち物検査があるので酒を隠しておかなければいけないからだ。
すると、隣の部屋の前には陣内と山口がいて、なにやら興奮した様子で喋っている。
陣内と山口とは、まあ、親友ではないがクラスの中では仲の良い方だ。
「何かあった?」
 部屋の鍵を開けながら言った。
すると、陣内がにやっと笑うと、手招きをする。
手を止めて、彼等に近付く。
「誰にも言うなよ」
「ああ」
 陣内は勿体ぶったように話し出す。
「俺ら二人でさっきすげぇこと発見したのよ」
「何を」
 どうせ下らない事だろう。 
 陣内は声を態とひそめて如何にも凄い事のように言葉を紡ぐ。
「女子風呂覗けるぞ」
「はぁ」
「おい、聞いてんの、女子風呂覗けんの」
 漸く事体が掴めた。慌てて頷く。
山口が興奮した様子で口を挟んでくる。
「片山とか結城の裸が見られるんだぞ」
 片山という名前に、胸がドキッとする。片山とは、ひかりの名字だ。
「直樹も見に行くだろ」
 言葉が詰まって返事が出来ない。ひかりの裸と言う違和感のある響きが身体を包む。
「で、でも、見付かんないか」
「大丈夫だって、まあ、直樹が行かなくても俺らだけで行くけど」
 二人はもう興奮を隠そうともしないで、にやけた顔で想像に耽り出す。
ひかりの裸体がこいつらに見られる。そう思うと、嫉妬心で胸が苦しくなる。
確かにひかりの可愛さは誰の目から見ても明らかだ。その裸が見れるなんていったら興奮するのも無理がない。
「待てよ。俺も行くよ」
 陣内は僕を見てにやっと笑う。
「お前もエロいな」
 そう陣内に言われて、下手な苦笑いを返した。
111前スレ560:2005/12/29(木) 05:35:47 ID:7OXsnLPo
 僕らはすぐに女子風呂の覗き込める位置に向かった。
風呂を覗き込める位置に陣取り男三人が息を潜める。
興奮から激しく心臓が胸を打つ音が直に聞こえてくるようだ。
陣内はポケットから携帯を取り出すと「そろそろか」となぜか冷静に呟いた。
その瞬間、がらんとしている風呂場を様子を覗くように一人の女子が顔を出した。
・・・伊織だ。
陣内と山口がニタニタ笑いながら肘で小突きあっている。
伊織は勿体ぶる事なく扉を開くと、身体を隠す事もしないで風呂場に入ってきた。
始めて直に目にする女性の身体に異様に興奮してくる。
いつも仲良く話している、見知った女の子というのがそれを一層助長させる。
その時、伊織に続いてひかりが笑顔で入ってきた。
股間の部分はタオルで隠しているが、豊かで綺麗な形の胸を曝け出している。
「でけぇー、まじ興奮する」
 山口のその言葉にひかりの裸体が、他の男に見られたんだと言う事実が叩き付けられる。
胸が更に激しく鼓動を打つ。
「俺、片山の裸で何回もオナニー出来るよ」
「やべぇ、まじで目に植え付けなきゃ」
 興奮した二人の卑猥な言葉が胸を締め付ける。
「うわっ、ぼうぼうだよ」
 その言葉にあわてて風呂場を見ると、辛うじて隠していたひかりの股間のタオルが無くなっていた。
そしてひかりの股間の豊かな茂みが否応なく目に飛び込んでくる。
「顔に似合わず、すげーな」
 初めてみる、大人になったひかりの身体。
そして、それが性の対象として知らぬ内に同級生に見られていると言うひかりの哀れな事実。
 ぎらつく目をした二人の股間を見る。その股間は張り裂けんばかりになっている。
「やべっ、見られた」
 その言葉に、僕らは慌ててその場に身体を隠す。
「やばい、片山こっち見た」
 どうしよう、後悔と怯えで胸の動悸はさっきとは違う意味で激しくなる。
しかし、僕の込み上げる不安とは違い、陣内と山口はひかりの裸体を見られた事による興奮が勝っている様だった。
112前スレ560:2005/12/29(木) 05:38:27 ID:7OXsnLPo
 部屋に帰ると、光輝が不機嫌に待っていた。
「どこいってたんだよ?」
「いやっ、ちょっとトイレ」
 光輝は疑いの目をしていたが、
「まぁ、いいや、そろそろいい頃だし行こうぜ」
 その言葉に俄に狼狽える。今ひかりと顔を合わせるのは嫌だ。
「なんだよ」
 躊躇した僕に光輝は少し苛立った様子になっている。
「わかった」
 仕方なくそう答えると、光輝は既に準備万端とばかりに酒やおつまみが入ったビニール袋を手渡してきた。
思ったより重いその袋を持ち、更に重い気持ちを引きずってひかりの部屋に向かった。

 周囲を伺いながら光輝は扉を叩く。
「だれ?」
 中から伺う声が聞こえてくる。
光輝は声を潜めて言った。
「樋口と相葉」
 光輝がそう言うと、鍵がカチャリと音をたて、ドアが微かに開く。
部屋の中は薄暗くてハッキリと様子は分からない。
もしかしたら、さっき覗いたことで軽蔑されているんじゃないか。
そんなふうに考え、扉の前で突っ立ってたら、光輝に部屋に押し入れられた。
「ドア閉めて」
 その声に、光輝はドアを閉める。
すると、目の前に伊織の笑顔があった。
「ばれずに来れた?」
 伊織が耳もとで楽しそうに言うので、僕が覗いてた事ばれなかったんだと内心ホッとする。
「うん」
 伊織が手を引きベッドに僕を座らせる。ちょうどその目の前にひかりがいたがさすがに目を見れない。
さっき目の当たりにした、ひかりの裸体が脳裏に甦り股間が反応してしまう。
光輝が僕の手からビニール袋をひったくると、「酒持ってきた」と自慢げに言った。
113前スレ560:2005/12/29(木) 05:39:32 ID:7OXsnLPo
「私ら酔わして何するつもり」
「な、なにもしねぇよ」
 光輝は伊織の冗談にマジになって答える。
「冗談じゃない」
 伊織は可笑しそうにしている。
ひかりも二人のやり取りを笑っているけどなにか様子がいつもと違うように感じる。
もちろん気のせいかも知れないけど。
それから僕と光輝は酒を飲み始めた。ひかりと伊織は飲まないと言ったからだ。
ビール一本という少しの量だけど、その内、僕はいい気分になっていた。
そのうちにひかりもいつものように僕に話し掛けるから、さっきまでの不安が霧散する。
傍らで、だんだん昂揚してきた光輝が、大きな声をあげて楽しそうに喋る。
ひかりがしっーと光輝を制止する。
その時、扉を叩く音が聞こえる。
「なにやってるのうるさいわよ」
 副担任のヒステリックな女教師だ。
「隠れて!」伊織の言葉に慌てて、ビールの空き缶を隠し、僕と光輝は布団に潜り込んだ。
 ひかりは伊織に促されて、光輝が潜り込んだ布団に入る。
伊織は「ごめんなさい」と言いながらドアに近付きドアを開けた。
「なにしてたの」
「ごめんなさい、テレビ面白かったから」
「明日早いんだから、もう、寝なさい」
「はーい」
 ドアが閉まり、伊織が戻ってくる。
僕は布団から出る。光輝とひかりのほうを向くが、二人はまだ布団を被ったままだ。
「光輝」
 声を掛けると暫くして、光輝が出てくる。ひかりも続いて出てくる。
ひかりの顔が少し赤らんでいる。
ひかりは僕の視線に気付くと顔をあからさまに逸らす。
「やばかったね」
 伊織はセーフと手を拡げる。
「あんたたち、そろそろ帰った方がいいよ」
 伊織の言葉に僕と光輝は従い、部屋に戻った。
114前スレ560:2005/12/29(木) 05:41:07 ID:7OXsnLPo
 部屋に帰ると、僕らは軽く酔ってるのもあって、直ぐにベッドに横になった。
そして、暫くしてから、光輝が喋りかけてきた。
「直樹起きてるか」
「ああ」
「片山ってさ、俺のことどう思ってると思う」
 突然の問いかけにどう答えていいかわからない。
「・・・どうって」
「俺のこと好きなのかも」
 驚いて光輝を見ると、光輝もこっちを見ている。
「何でそう思うんだよ」
 ぶっきらぼうに聞く。
「さっき、先生来ただろ、その時俺と片山一緒の布団の中で隠れてたんだけど、
・・・俺、片山のおっぱい触った」
「お、お前なにやってんだよ」
「いや、酔ってたから勢いだって感じで触ったんだけど、片山身体少し捩るだけで嫌がらないし」
「それは、あの場面じゃ声出せないだろ」
「そうかなぁ、あれは嫌がってなかったな」
 言い様のない怒りが込み上げていた。大事なものを奪われたような怒りだ。
「俺前から片山のこと好きだったんだ」
 突然発せられてた光輝の告白に怒りを通り越し呆れる。
「直樹も片山のこと好きか」
「そんなわけないだろ」
 思いとは裏腹に言葉が出る。
「まじで?」
「・・・兄弟みたいなもんだよ」
「そっか」
 お互いそれで、言葉を噤んだ。
僕は目を閉じ寝ようとした。
しかし、風呂場で見たひかりの大人の裸体、その豊かな胸を光輝に揉まれる赤ら顔のひかりの姿が僕を寝かせなかった。
115前スレ560:2005/12/29(木) 05:42:03 ID:7OXsnLPo
 次の日、昼からの半日自由行動となり、僕、光輝、ひかりと伊織で行動した。
昨夜の出来事やばかったね、など言いながら僕らは観光していた。
途中で僕とひかりが二人になる。
「直樹昨日酔っぱらってたでしょ。おばさんに言い付けるからね」
 横に並んで歩くひかりが悪戯っぽく言った。
「酔ってなかったよ」
「うそ。顔赤かったもん」
「部屋が暑かったからだよ」
「ふーん」
 ひかりはそうなんだとまるで信じてないふうに頷くと、僕の持っている土産を手に取る。
「これ、おじさんとおばさんに?」
「うん」
「へぇー優しいとこあるんだね」
「うるさい」
「まっ、昔から優しいか」
 その言葉に少し照れる。
「でも、年月と共に直樹も大人になったか」
「何がだよ」
「昨日、お風呂覗いてたでしょ」
 ひかりは声のトーンが変わる。
やっぱり見られてた。
恐る恐るひかりのほうを向くと、ひかりは別段怒っている様子はない。
「直樹も女の子の身体が気になる年になったんだ」
「・・・当たり前だろ」
「へんたい」
 その冷たい言葉に焦ってひかりを見ると焦った様子の僕を見てひかりは笑う。
「まっ、今回だけは許す」
 ひかりはそう言うと、伊織のほうに走っていった。
ひかりの走っていく後ろ姿を見て、自分がひかりを好きなんだと確信した。
116前スレ560:2005/12/29(木) 05:42:50 ID:7OXsnLPo
「ねぇ、今日も来る?」
 伊織が僕と光輝を交互に見て言う。
「今日は俺らの部屋に来たら」
 光輝は言う。
「そっか、それもいいね」
 伊織はひかりとそうしようよと話している。
 光輝が袖を引っ張ってくる。
「なんだよ」
「俺と片山二人っきりになれるようにしてくれ」
 光輝は頼むよなっと手を合わせ、懇願するように言う。
「な、なにするきだよ?」
 焦って言う。
「今日で俺、童貞卒業するよ」
「はっ、お前何言ってんだよ」
 思わず言葉に怒気が含んでしまう。
「てっ、冗談だよ。ちょっと二人で話したいだけ」
 そう言うと、光輝はまた手を合わせた。
「で、でも、伊織はどうすんだよ」
「さっき、話したから」
「何を?」
「片山のこと好きって告白したら、応援するって言ってた」
 着々と外堀を埋めていく光輝に途端に不安になる。
117前スレ560:2005/12/29(木) 05:44:36 ID:7OXsnLPo
 夜になり、ひかりと伊織が部屋にやって来た。
ひかりはお菓子を持ってきていて、それを僕に手渡す。
伊織は光輝がひかりを好きだと言う事を知り、俄然やる気になったのか、ひかりと光輝を態とらしく隣に座らせる。
ひかりは戸惑いながらも僕の顔を伺うように伊織に従う。
結局トランプをしたりして、また、飲み始める。
今日は伊織も飲んでいるので、ひかり以外は全員飲んでいる。
お酒の勢いもあって、また自然とみんな昂揚してくるが、僕はあまり酔えない。
光輝は今日告白する決心をしているらしかった。
僕は仕方なくビールをまた口に運ぶ。
「直樹はあんまり飲んじゃダメだよ」
 そう言っていきなりビール缶をひかりが取り上げる。
「なんでだよ」
「だって、おばさんに面倒見るって約束したんだから」
 僕らのやり取りを見て、伊織が笑って言う。
「ほんとにあなた達って、姉と弟ね」
「可愛い弟」
 ひかりが僕の頭を撫でてそう言う。ひかりのその行為に反発心で苛立った。
ひかりの手を払いそっぽを向いて、隣のベッドに移る。
「怒った?」
 ひかりも隣のベッドに移ってきて、顔を覗き込んでくる。
「怒ってない」
「怒ってるじゃん」
 こんなやり取りが恥ずかしくて、顔を背け伊織達を伺うと、光輝が伊織に何やら耳打ちしている。
「ごめんね」
 ひかりの声が急に弱々しくなり、その声にひかりを見ると悲しそうにしている。
見たことないひかりの様子にびっくりして慌てて言った。
118前スレ560:2005/12/29(木) 05:45:24 ID:7OXsnLPo
「ほんとに怒ってないって」
「ほんと?」
「その変わり、明日の土産俺の分も買ったら許す」
 ひかりの顔が明るくなる。
「うん。直樹に似合うの買ったげる」
「じゃ、許す」
 そう言って、ひかりの手にあるビールをどさくさに紛れて取ろうとするが、「ダメッ」と渡してくれない。
「ねぇ、なんか気分悪くなってきた」
 いきなり伊織が言った。
振り向き光輝の方を伺うと、分かってるだろうと目配せしてくる。
ひかりは伊織に近付くと、背中を摩ってあげている。
「部屋に帰ろう」
 ひかりは心配そうに言う。
「うん。でも大丈夫、一人でいけるから」
「何言ってんの、一緒に行く」
 その時、いきなり光輝が言った。
「片山ちょっとまって、俺片山に話しあるんだ」
 ひかりは光輝の言葉に戸惑っている。
「明日じゃ駄目?」
「今日話したい」 
「でも、伊織が・・・」
 僕はこの成りゆきを傍観していた。その時、光輝と伊織の視線に気付く。
ああ、そう言う事か。僕が連れて行くんだ。
そう気付くと同時に不安に駆られる。ひかりが光輝と二人きりになる事に。
でも、さすがに今日光輝は気持ちを告白するだけで、何か起きるわけない。
「俺が一緒に行くよ」
 ひかりがこっちを見る。僕はなんてことないふうを装おう。
「よかった。直樹連れてって」
 伊織が煥発いれず言う。
「おっ、頼む直樹」
 光輝も待ってましたとばかりに言うと、僕と伊織をドアまで送る。
ひかりがその様子を不安げに見ていた。
119前スレ560:2005/12/29(木) 05:46:12 ID:7OXsnLPo
 部屋を出ると、酔ったふりをして僕に凭れ掛かっていた伊織は体勢を立て直す。
僕に向けてやったねとウインクする。
僕と伊織はそのままひかり達の部屋に向かった。
部屋に入ると、伊織は「フゥー」と大きな溜め息を付きベッドに寝っ転がった。
「光輝上手くやってるかな」
「さあ」
 気のない返事を返すのがやっとだった。
「まっ、玉砕ってとこが関の山かな」
 伊織のその言葉が幾分僕の気持ちを強くする。
「そろそろ、戻った方がいいかな」
「何言ってんの、今頃山場だって」
 時間の経過ごとにイライラしてきて、貧乏揺すりが出てくる。
その間も時間は過ぎて行く。
30分程たった。
「うーん、遅いね」
 伊織が呟く。
「何やってんだろ」
「俺、行くわ」
「もう、何心配してんのよ。今頃、付き合ってごめんの堂々回りしてんだよ。
そのうち自分で帰ってくるよ」
 浮かした腰をやり場なくまたベッドにおろす。
この場になってまだ必死になっている姿を見られたくないって思いが意固地に表面に出る。
120前スレ560:2005/12/29(木) 05:47:24 ID:7OXsnLPo
それから、また30分たった。
「ほんとに、やっちゃってるのかも。でも、まさか光輝が無理矢理ってことはないよね」
 伊織は呟く。
「俺やっぱ様子見てくるわ」
 堪えきれずそう言うよりも早く立ち上がった。
伊織もさすがに心配になったのか、早くという感じで僕を急かす。
扉を開け、小走りで部屋に向かった。
階段を降り、部屋への通路に出たとき、ひかりと鉢合わせになった。
ひかりは驚いた様子でこちらを見ている。
ひかりの顔はほんのりと赤らんでいて瞳が薄らと濡れているようだ。
着ている服が僅かに乱れているようにも見える。
すべて悪いように考えてしまっていて、そう見えるだけなのかも知れない。いや、きっとそうだ。
無言でいる僕にひかりは怪訝としている。
「どうしたの?」
「・・・い、いや、別に」
「伊織だいじょうぶ?」
「・・・ああ。少し酔ったみたい」
「そう、じゃ私部屋に戻るね」
 ひかりは素っ気無くそう言うと、そのまま階段を上がって行き、僕はそれを見上げるだけだった。
121前スレ560:2005/12/29(木) 05:48:06 ID:7OXsnLPo
 結局気持ちが落ち着かぬまま部屋の前に来た。
目の前のドアを開く事を躊躇わせるが、意を決して中に入る。
ドアを開き中に踏み入るが、先程まで自分がいた部屋の雰囲気とは全く違うように感じる。
中を伺うが、光輝がいない。そのまま部屋に入って行く。
そして、目の前に見える現実が僕の心を壊して行く。
ベッドはさっきとは違い乱れていて、ベッドサイドには丸まったティッシュが散乱している。
その少し湿ったようなティッシュに胸が詰まる。
そして、その中のティッシュの一部に付いた赤いものが僕の心の芯を粉々にする。
「おっ、直樹帰ってきたのか」
 その声がするほうを力なく振り向く。
光輝はパンツ一枚の姿で立っていた。
「呼びに行こうと思ってたんだよ」
 どうしても聞かなくては、聞くのは恐いけど、それでも聞きたかった。
「・・・お前、やったのか?」
 その言葉を待ってたかのように光輝はにやつき言った。
「ああ。やった」
「・・・そ、そうか」
「初めてだから、痛がって困ったよ」 
 大切なものを失ったんだ、そんな空虚な絶望感が僕を包んだ。
光輝は隠していた興奮が表に出てきて、僕の隣に座ると勝ち誇って饒舌にその全てを語り始めた。
122前スレ560:2005/12/29(木) 05:48:56 ID:7OXsnLPo
 ようやく直樹と伊織が出て行ってくれた。俺は内心ほっとして、それから気を引き締めた。
ドアを閉め、音を抑えて鍵を閉める。振り返るとひかりが不安そうにして立っている。
高鳴る興奮を懸命に抑えて、ひかりに近付き笑顔を見せた。若干笑顔が引き攣る。
「ほんと伊織もしょうがないよな」
「・・・うん」
 俺はベッドに腰掛け、思わず溜め息ともつかぬ変な息が口からもれる。
「片山も座りなよ」
「うん」
 ひかりは俺を避けるようにもう一つの方のベッドに座る。
俺は無意識のうちに嘗めるようにひかりの身体を見つめていた。
いつも、オナニーのおかずとして想像していたひかりが、無防備に俺の目の前にいる。
それだけで胸が高鳴る。
とりあえず冷静になるために缶ビールを開け半分ほど一気に飲む。
緊張からか喉を通ったビールが直ぐに身体を熱くさせる。ひかりに近付きたい、そんな欲求が沸き上がる。
「片山も飲む?」
 俺はそう言って、ビールをひかりの前に差し出しながらやや強引に隣に座った。
俺が隣に座ると、ひかりはビールを断りながら腰を浮かして俺から離れる。
その態度に少しむかついて、俺はむきになりひかりににじり寄った。
肩が軽くぶつかり、ひかりからいい匂いが漂ってくる。それが、俺に意を決しさせた。
「俺、片山のことが好きだ」
123前スレ560:2005/12/29(木) 05:49:41 ID:7OXsnLPo
 ひかりは驚いて俺を見る。
「本気で片山のこと好きだから、ずっと好きだった」
「・・・えっ、あたし」
 目と目が合い、これだけ近くで見るひかりの可愛さに理性を抑えきれなくなった。
「片山すきだ」
 言い訳のように言って俺はひかりに抱き着いた。
「いやっ、相葉くんやめて!」
 ひかりは身体を激しく捩って逃げようとする。
しかし、俺は抱き締めたひかりの身体の気持ちのよい柔らかさ、
そして胸に感じるひかりのおっぱいの膨らみが俺を突き動かす。
「酔ってるんだよ、冷静になって!」
「好きだ、ほんとに好きなんだ!」
 ひかりに触れることの言い訳に好きだという言葉が出てくる。
俺はひかりを押さえ付け、ひかりのおっぱいを服の上から掴むように揉んだ。
柔らかくて、でけぇー。
「いやぁ!ほんとにやめて、大声出すよ」
 ひかりのその言葉に一瞬怯む。でも、ひかりを抱けるならもうどうなってもいい、そう気持ちは固まった。
「いいよそれでも、俺はもうどうなってもいい」
 勢いでひかりの服を捲りあげる。白いブラジャーが露になる。
「・・・お願い、やめて」
 ひかりの目に涙が浮かんでいる。
それを見て、良心の呵責が沸き上がるが、ひかりの身体を見ると克己心は消え、やりたいという性欲が勝る。
「直樹が戻ってくるよ」
「戻って来ないよ。直樹は俺らに気をつかって出て行ったんだから」
 その言葉にひかりは呆然としたような情けない顔になる。
その顔を見て俺はひかりは直樹が好きなんだと気付いた。
俺の心に嫉妬心が沸き起こった。そして、嫉妬心は直ぐに意地悪な考えを呼び起こす。
124前スレ560:2005/12/29(木) 05:50:50 ID:7OXsnLPo
「あいつらも今頃やってるよ。直樹もやる気満々だったし、童貞卒業するって息巻いてたから
それに伊織も直樹のこと好きみたいだし」
 ひかりは俺の言葉に顔が一瞬弱々しくなったが、俺が自分の顔を伺っていることに気付くと、
直ぐに気丈な顔をしたが、その瞳には怯えと共に嫉妬心に似た光が伺えた。
俺はその態度で直樹への思いの強さを感じ、そのひかりの思いに嫉妬し言った。
「どうしたの、直樹のことが好きなの?」
 俺が囁くとひかりは既に気付いている俺に、好きなことを悟られないよう平然な顔をして言った。
「そんなわけないでしょ。弟みたいなものよ」
 俺は強がるひかりを苛めたくなる。
ブラジャーに手をかけ無理矢理ずらした。そこには、夢にまで見たひかりの乳首が現れた。
淡く茶色い乳首は人さし指の大きさで、存在を誇示するように立っている。
俺は溜まらず乳首に吸い付いた。
「いやっ」
 気丈にしていたひかりの顔が恥ずかしさから赤くなった。
俺はひかりの声を無視して、無我夢中で、乳首を吸い上げ、その先端を嘗めまわす。
舌が触れるたびに乳首は固くなる。
ひかりは俺の顔を手で必死に押し退けようとするが無視して、手をひかりの下半身に伸ばす。
寝巻きとして着ていたジャージに手を差し入れようとすると、ひかりがその手を掴んだ。
「どうしたの。弟に先こされるよ」
 意地悪に俺が半笑いで言うと、ひかりの顔が変わる。
ひかりは可愛い顔に似合わない艶かしい顔をして笑って言った。
「やりたいんでしょ。だったらそんなことどうでもいいじゃん。楽しみましょうよ」
「だったら、片山も積極的になれよ」
 俺はそう言って、ひかりの唇に吸い付いた。
125名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 07:27:21 ID:LtnKKsoN
これはまだ途中かな?続きも期待しております。
126名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 11:28:26 ID:gnw6eeNt
 『隣にいた君』 

 風に揺れるカーテンの隙間から、夜明けの光が射し込む。
とうとう胸の高鳴りが抑えられず、昨夜は一睡も出来なかった。
しかたなく起き上がり、カーテンを開けて一週間前から準備してある鞄を手元に寄せ中身を確認する。
携帯ゲームや、トランプ、それから数種類の酒を取り出し、それらを見ているだけで興奮してくる。
今日から、三泊四日の修学旅行に行く。
友達とのどんちゃん騒ぎを考えるだけでわくわくしてくる。
落ち着こうともう一度、布団の中に潜り込むがやっぱりそわそわしてしまう。
布団の中から携帯を手にとり、充電が充分にされているか確認する。
すると、その瞬間携帯がすごい音と共に震え出す。
なんだ、突然の事に慌てて通話ボタンを押し、間があって恐る恐る携帯を耳に充てる。
「直樹・・・直樹ってば」
「なんだ、ひかりかぁ」
「なんだとは何よ」
「こんな朝早くに掛けてくるからだろ」
「カーテンが開いたの見えたの」
 ひかりと僕の部屋は道を挟んでちょうど対面にある。
「直樹、寝れなかったんだ」
「ひかりも寝れなかったんだろ?」
「そんなわけないじゃん。私は早起きなの。直樹みたいに子供っぽくないよ」
「なんだよそれ」
「準備は出来てるの」
「ばっちし」
「ほんとに、また忘れた忘れたって騒ぐんじゃないの」
「大丈夫、一週間前から準備してたし」
「なにそれ、早すぎだよ」
 ひかりの笑い声が聞こえてくる。
「じゃあ、朝迎えに行くね」
「ああ」
「今から寝て、迎えに行った時寝過ごしてたら置いてくからね」
「わかったよ」
「じゃあね」
 ひかりはそう言うと、電話を切った。
立ち上がり、窓際に寄ってひかりの部屋を見ると、僕の姿を確認してひかりは手を振ってくる。
手を振り返そうとしたけど、恥ずかしくてそのまま俯いて軽く手を振って窓から離れて布団に潜りこんた。
127前スレ560:2005/12/29(木) 11:29:19 ID:gnw6eeNt
「直樹、ひかりちゃんが迎えに来てるわよ」
 結局あの後布団に潜り込んで、あれこれ考えている内に寝てしまった。
「なにやってんの」
 母親が部屋のドアの前まで来てドアを叩いてまた急かす。
「わかったよ」
 慌てて準備をして、身体を覆い隠すほど大きな鞄を片方の肩に背負い、階段をドタドタ降りた。
「やっときた」
 ひかりはリビングの椅子に座り母親が出してくれたのであろう、紅茶を啜っている。
「やっぱ、寝過ごしたね」
 ひかりは笑顔で言う。
「ごめんね、ひかりちゃん。もうしっかりしてよあんたは」
 そう言うと、母親が尻を叩いてくる。
「もう、うざいなぁ」
 母親の手から逃れるようにさける。
「ごめんね、反抗期で」
 母親はひかりに振り返り言う。
ひかりが可笑しそうに僕らのやり取りを見ている。
なんだか急に恥ずかしくなってきた。
「もういいよ」
 母親を無視して玄関に向かう。
「じゃあ、おばさん行ってきます」
「ほんとにごめんね。直樹のことよろしく」
 何言ってんだよ。振り返って母親を睨み付けるが、ひかりは当然のように
「任しといて下さい」と言った。
「ひかりちゃんの言う事ちゃんと聞くのよ」
 母親の声を無視して、これ以上余計な事を言われないよう慌てて外に駆け出した。
直ぐにひかりが駆け寄ってきて、後ろから袖を引っ張る。
僕は言い訳がましく言った。
「ほんと、うっとうしい」
「何言ってんの、直樹のことが心配なんでしょ」
「おれはもう大人だよ」
 その言葉にひかりが吹き出す。
「はい、はい、わかったわよ」
 そう言うと、ひかりは楽しそうに腕を搦めてきた。
思わず、ドキッとしてしまい、その腕を払って早足になってしまう。
すると、ひかりは慌てて僕の歩く早さにあわせる。
でも、今度はひかりは腕を搦めず、黙って僕の横を歩く。
居心地の悪い雰囲気が僕達を包んでいた。

128前スレ569:2005/12/29(木) 11:30:11 ID:gnw6eeNt
 ホテルに着いた僕達は、各々の割り当てられた部屋に散って行った。
ホテルと言っても部屋は洋室だがその他の造りは旅館そのものだった。
部屋に風呂はなく共同の大浴場がある。
部屋は2人で使う事になっていて、僕の部屋は僕と当然光輝だった。
部屋に荷物を置くと、直ぐに夕飯の時間になった。
がやがやと煩い夕飯の席、担任が旅館の使用に関しての諸注意を声を荒げて言っている。
北海道の海の幸を満喫した僕らは、そのまま自由時間となった。
大広間に集って男女入り乱れて、ゲームを始めたりしている。
それを横目に僕は部屋に帰る。持ち物検査があるので酒を隠しておかなければいけないからだ。
すると、隣の部屋の前には陣内と山口がいて、なにやら興奮した様子で喋っている。
陣内と山口とは、まあ、親友ではないがクラスの中では仲の良い方だ。
「何かあった?」
 部屋の鍵を開けながら言った。
すると、陣内がにやっと笑うと、手招きをする。
手を止めて、彼等に近付く。
「誰にも言うなよ」
「ああ」
 陣内は勿体ぶったように話し出す。
「俺ら二人でさっきすげぇこと発見したのよ」
「何を」
 どうせ下らない事だろう。 
 陣内は声を態とひそめて如何にも凄い事のように言葉を紡ぐ。
「女子風呂覗けるぞ」
「はぁ」
「おい、聞いてんの、女子風呂覗けんの」
 漸く事体が掴めた。慌てて頷く。
山口が興奮した様子で口を挟んでくる。
「片山とか結城の裸が見られるんだぞ」
 片山という名前に、胸がドキッとする。片山とは、ひかりの名字だ。
「直樹も見に行くだろ」
 言葉が詰まって返事が出来ない。ひかりの裸と言う違和感のある響きが身体を包む。
「で、でも、見付かんないか」
「大丈夫だって、まあ、直樹が行かなくても俺らだけで行くけど」
 二人はもう興奮を隠そうともしないで、にやけた顔で想像に耽り出す。
ひかりの裸体がこいつらに見られる。そう思うと、嫉妬心で胸が苦しくなる。
確かにひかりの可愛さは誰の目から見ても明らかだ。その裸が見れるなんていったら興奮するのも無理がない。
「待てよ。俺も行くよ」
 陣内は僕を見てにやっと笑う。
「お前もエロいな」
 そう陣内に言われて、下手な苦笑いを返した。
129名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 11:30:57 ID:gnw6eeNt
「あいつらも今頃やってるよ。直樹もやる気満々だったし、童貞卒業するって息巻いてたから
それに伊織も直樹のこと好きみたいだし」
 ひかりは俺の言葉に顔が一瞬弱々しくなったが、俺が自分の顔を伺っていることに気付くと、
直ぐに気丈な顔をしたが、その瞳には怯えと共に嫉妬心に似た光が伺えた。
俺はその態度で直樹への思いの強さを感じ、そのひかりの思いに嫉妬し言った。
「どうしたの、直樹のことが好きなの?」
 俺が囁くとひかりは既に気付いている俺に、好きなことを悟られないよう平然な顔をして言った。
「そんなわけないでしょ。弟みたいなものよ」
 俺は強がるひかりを苛めたくなる。
ブラジャーに手をかけ無理矢理ずらした。そこには、夢にまで見たひかりの乳首が現れた。
淡く茶色い乳首は人さし指の大きさで、存在を誇示するように立っている。
俺は溜まらず乳首に吸い付いた。
「いやっ」
 気丈にしていたひかりの顔が恥ずかしさから赤くなった。
俺はひかりの声を無視して、無我夢中で、乳首を吸い上げ、その先端を嘗めまわす。
舌が触れるたびに乳首は固くなる。
ひかりは俺の顔を手で必死に押し退けようとするが無視して、手をひかりの下半身に伸ばす。
寝巻きとして着ていたジャージに手を差し入れようとすると、ひかりがその手を掴んだ。
「どうしたの。弟に先こされるよ」
 意地悪に俺が半笑いで言うと、ひかりの顔が変わる。
ひかりは可愛い顔に似合わない艶かしい顔をして笑って言った。
「やりたいんでしょ。だったらそんなことどうでもいいじゃん。楽しみましょうよ」
「だったら、片山も積極的になれよ」
 俺はそう言って、ひかりの唇に吸い付いた。
130名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 20:41:30 ID:vBJHlHFf
なぜに直後にコピペされているの?新手の嵐?
131名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 21:47:36 ID:IYTgVPBA
>>130
ヒント:sVhEu/XJ
132名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 22:09:44 ID:7dexOV3c
 ホテルに着いた僕達は、各々の割り当てられた部屋に散って行った。
ホテルと言っても部屋は洋室だがその他の造りは旅館そのものだった。
部屋に風呂はなく共同の大浴場がある。
部屋は2人で使う事になっていて、僕の部屋は僕と当然光輝だった。
部屋に荷物を置くと、直ぐに夕飯の時間になった。
がやがやと煩い夕飯の席、担任が旅館の使用に関しての諸注意を声を荒げて言っている。
北海道の海の幸を満喫した僕らは、そのまま自由時間となった。
大広間に集って男女入り乱れて、ゲームを始めたりしている。
それを横目に僕は部屋に帰る。持ち物検査があるので酒を隠しておかなければいけないからだ。
すると、隣の部屋の前には陣内と山口がいて、なにやら興奮した様子で喋っている。
陣内と山口とは、まあ、親友ではないがクラスの中では仲の良い方だ。
「何かあった?」
 部屋の鍵を開けながら言った。
すると、陣内がにやっと笑うと、手招きをする。
手を止めて、彼等に近付く。
「誰にも言うなよ」
「ああ」
 陣内は勿体ぶったように話し出す。
「俺ら二人でさっきすげぇこと発見したのよ」
「何を」
 どうせ下らない事だろう。 
 陣内は声を態とひそめて如何にも凄い事のように言葉を紡ぐ。
「女子風呂覗けるぞ」
「はぁ」
「おい、聞いてんの、女子風呂覗けんの」
 漸く事体が掴めた。慌てて頷く。
山口が興奮した様子で口を挟んでくる。
「片山とか結城の裸が見られるんだぞ」
 片山という名前に、胸がドキッとする。片山とは、ひかりの名字だ。
「直樹も見に行くだろ」
 言葉が詰まって返事が出来ない。ひかりの裸と言う違和感のある響きが身体を包む。
「で、でも、見付かんないか」
「大丈夫だって、まあ、直樹が行かなくても俺らだけで行くけど」
 二人はもう興奮を隠そうともしないで、にやけた顔で想像に耽り出す。
ひかりの裸体がこいつらに見られる。そう思うと、嫉妬心で胸が苦しくなる。
確かにひかりの可愛さは誰の目から見ても明らかだ。その裸が見れるなんていったら興奮するのも無理がない。
「待てよ。俺も行くよ」
 陣内は僕を見てにやっと笑う。
「お前もエロいな」
 そう陣内に言われて、下手な苦笑いを返した。
133名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 22:10:25 ID:7dexOV3c







































 ようやく直樹と伊織が出て行ってくれた。俺は内心ほっとして、それから気を引き締めた。
ドアを閉め、音を抑えて鍵を閉める。振り返るとひかりが不安そうにして立っている。
高鳴る興奮を懸命に抑えて、ひかりに近付き笑顔を見せた。若干笑顔が引き攣る。
「ほんと伊織もしょうがないよな」
「・・・うん」
 俺はベッドに腰掛け、思わず溜め息ともつかぬ変な息が口からもれる。
「片山も座りなよ」
「うん」
 ひかりは俺を避けるようにもう一つの方のベッドに座る。
俺は無意識のうちに嘗めるようにひかりの身体を見つめていた。
いつも、オナニーのおかずとして想像していたひかりが、無防備に俺の目の前にいる。
それだけで胸が高鳴る。
とりあえず冷静になるために缶ビールを開け半分ほど一気に飲む。
緊張からか喉を通ったビールが直ぐに身体を熱くさせる。ひかりに近付きたい、そんな欲求が沸き上がる。
「片山も飲む?」
 俺はそう言って、ビールをひかりの前に差し出しながらやや強引に隣に座った。
俺が隣に座ると、ひかりはビールを断りながら腰を浮かして俺から離れる。
その態度に少しむかついて、俺はむきになりひかりににじり寄った。
肩が軽くぶつかり、ひかりからいい匂いが漂ってくる。それが、俺に意を決しさせた。
「俺、片山のことが好きだ」
134名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 11:10:00 ID:a2Zldj+Q
>>131
ありがd。理解した。
135名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 12:39:47 ID:OAL4tksJ
>>131
理解したwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
136名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 13:20:52 ID:crgGS4q+
>>131
把握したおwwwwwwwwwwwwwwwwww
137名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 17:26:58 ID:OAL4tksJ
 ホテルに着いた僕達は、各々の割り当てられた部屋に散って行った。
ホテルと言っても部屋は洋室だがその他の造りは旅館そのものだった。
部屋に風呂はなく共同の大浴場がある。
部屋は2人で使う事になっていて、僕の部屋は僕と当然光輝だった。
部屋に荷物を置くと、直ぐに夕飯の時間になった。
がやがやと煩い夕飯の席、担任が旅館の使用に関しての諸注意を声を荒げて言っている。
北海道の海の幸を満喫した僕らは、そのまま自由時間となった。
大広間に集って男女入り乱れて、ゲームを始めたりしている。
それを横目に僕は部屋に帰る。持ち物検査があるので酒を隠しておかなければいけないからだ。
すると、隣の部屋の前には陣内と山口がいて、なにやら興奮した様子で喋っている。
陣内と山口とは、まあ、親友ではないがクラスの中では仲の良い方だ。
「何かあった?」
 部屋の鍵を開けながら言った。
すると、陣内がにやっと笑うと、手招きをする。
手を止めて、彼等に近付く。
「誰にも言うなよ」
「ああ」
 陣内は勿体ぶったように話し出す。
「俺ら二人でさっきすげぇこと発見したのよ」
「何を」
 どうせ下らない事だろう。 
 陣内は声を態とひそめて如何にも凄い事のように言葉を紡ぐ。
「女子風呂覗けるぞ」
「はぁ」
「おい、聞いてんの、女子風呂覗けんの」
 漸く事体が掴めた。慌てて頷く。
山口が興奮した様子で口を挟んでくる。
「片山とか結城の裸が見られるんだぞ」
 片山という名前に、胸がドキッとする。片山とは、ひかりの名字だ。
「直樹も見に行くだろ」
 言葉が詰まって返事が出来ない。ひかりの裸と言う違和感のある響きが身体を包む。
「で、でも、見付かんないか」
「大丈夫だって、まあ、直樹が行かなくても俺らだけで行くけど」
 二人はもう興奮を隠そうともしないで、にやけた顔で想像に耽り出す。
ひかりの裸体がこいつらに見られる。そう思うと、嫉妬心で胸が苦しくなる。
確かにひかりの可愛さは誰の目から見ても明らかだ。その裸が見れるなんていったら興奮するのも無理がない。
「待てよ。俺も行くよ」
 陣内は僕を見てにやっと笑う。
「お前もエロいな」
 そう陣内に言われて、下手な苦笑いを返した。
138名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 23:18:10 ID:xJPxGdtH
ホテルに着いた僕達は、各々の割り当てられた部屋に散って行った。
ホテルと言っても部屋は洋室だがその他の造りは旅館そのものだった。
部屋に風呂はなく共同の大浴場がある。
部屋は2人で使う事になっていて、僕の部屋は僕と当然光輝だった。
部屋に荷物を置くと、直ぐに夕飯の時間になった。
がやがやと煩い夕飯の席、担任が旅館の使用に関しての諸注意を声を荒げて言っている。
北海道の海の幸を満喫した僕らは、そのまま自由時間となった。
大広間に集って男女入り乱れて、ゲームを始めたりしている。
それを横目に僕は部屋に帰る。持ち物検査があるので酒を隠しておかなければいけないからだ。
すると、隣の部屋の前には陣内と山口がいて、なにやら興奮した様子で喋っている。
陣内と山口とは、まあ、親友ではないがクラスの中では仲の良い方だ。
「何かあった?」
 部屋の鍵を開けながら言った。
すると、陣内がにやっと笑うと、手招きをする。
手を止めて、彼等に近付く。
「誰にも言うなよ」
「ああ」
 陣内は勿体ぶったように話し出す。
「俺ら二人でさっきすげぇこと発見したのよ」
「何を」
 どうせ下らない事だろう。 
 陣内は声を態とひそめて如何にも凄い事のように言葉を紡ぐ。
「女子風呂覗けるぞ」
「はぁ」
「おい、聞いてんの、女子風呂覗けんの」
 漸く事体が掴めた。慌てて頷く。
山口が興奮した様子で口を挟んでくる。
「片山とか結城の裸が見られるんだぞ」
 片山という名前に、胸がドキッとする。片山とは、ひかりの名字だ。
「直樹も見に行くだろ」
 言葉が詰まって返事が出来ない。ひかりの裸と言う違和感のある響きが身体を包む。
「で、でも、見付かんないか」
「大丈夫だって、まあ、直樹が行かなくても俺らだけで行くけど」
 二人はもう興奮を隠そうともしないで、にやけた顔で想像に耽り出す。
ひかりの裸体がこいつらに見られる。そう思うと、嫉妬心で胸が苦しくなる。
確かにひかりの可愛さは誰の目から見ても明らかだ。その裸が見れるなんていったら興奮するのも無理がない。
「待てよ。俺も行くよ」
 陣内は僕を見てにやっと笑う。
「お前もエロいな」
 そう陣内に言われて、下手な苦笑いを返した。
139名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 23:19:15 ID:NkXGxj0+
 ホテルに着いた僕達は、各々の割り当てられた部屋に散って行った。
ホテルと言っても部屋は洋室だがその他の造りは旅館そのものだった。
部屋に風呂はなく共同の大浴場がある。
部屋は2人で使う事になっていて、僕の部屋は僕と当然光輝だった。
部屋に荷物を置くと、直ぐに夕飯の時間になった。
がやがやと煩い夕飯の席、担任が旅館の使用に関しての諸注意を声を荒げて言っている。
北海道の海の幸を満喫した僕らは、そのまま自由時間となった。
大広間に集って男女入り乱れて、ゲームを始めたりしている。
それを横目に僕は部屋に帰る。持ち物検査があるので酒を隠しておかなければいけないからだ。
すると、隣の部屋の前には陣内と山口がいて、なにやら興奮した様子で喋っている。
陣内と山口とは、まあ、親友ではないがクラスの中では仲の良い方だ。
「何かあった?」
 部屋の鍵を開けながら言った。
すると、陣内がにやっと笑うと、手招きをする。
手を止めて、彼等に近付く。
「誰にも言うなよ」
「ああ」
 陣内は勿体ぶったように話し出す。
「俺ら二人でさっきすげぇこと発見したのよ」
「何を」
 どうせ下らない事だろう。 
 陣内は声を態とひそめて如何にも凄い事のように言葉を紡ぐ。
「女子風呂覗けるぞ」
「はぁ」
「おい、聞いてんの、女子風呂覗けんの」
 漸く事体が掴めた。慌てて頷く。
山口が興奮した様子で口を挟んでくる。
「片山とか結城の裸が見られるんだぞ」
 片山という名前に、胸がドキッとする。片山とは、ひかりの名字だ。
「直樹も見に行くだろ」
 言葉が詰まって返事が出来ない。ひかりの裸と言う違和感のある響きが身体を包む。
「で、でも、見付かんないか」
「大丈夫だって、まあ、直樹が行かなくても俺らだけで行くけど」
 二人はもう興奮を隠そうともしないで、にやけた顔で想像に耽り出す。
ひかりの裸体がこいつらに見られる。そう思うと、嫉妬心で胸が苦しくなる。
確かにひかりの可愛さは誰の目から見ても明らかだ。その裸が見れるなんていったら興奮するのも無理がない。
「待てよ。俺も行くよ」
 陣内は僕を見てにやっと笑う。
「お前もエロいな」
 そう陣内に言われて、下手な苦笑いを返した。
140名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 23:19:47 ID:xJPxGdtH
「あいつらも今頃やってるよ。直樹もやる気満々だったし、童貞卒業するって息巻いてたから
それに伊織も直樹のこと好きみたいだし」
 ひかりは俺の言葉に顔が一瞬弱々しくなったが、俺が自分の顔を伺っていることに気付くと、
直ぐに気丈な顔をしたが、その瞳には怯えと共に嫉妬心に似た光が伺えた。
俺はその態度で直樹への思いの強さを感じ、そのひかりの思いに嫉妬し言った。
「どうしたの、直樹のことが好きなの?」
 俺が囁くとひかりは既に気付いている俺に、好きなことを悟られないよう平然な顔をして言った。
「そんなわけないでしょ。弟みたいなものよ」
 俺は強がるひかりを苛めたくなる。
ブラジャーに手をかけ無理矢理ずらした。そこには、夢にまで見たひかりの乳首が現れた。
淡く茶色い乳首は人さし指の大きさで、存在を誇示するように立っている。
俺は溜まらず乳首に吸い付いた。
「いやっ」
 気丈にしていたひかりの顔が恥ずかしさから赤くなった。
俺はひかりの声を無視して、無我夢中で、乳首を吸い上げ、その先端を嘗めまわす。
舌が触れるたびに乳首は固くなる。
ひかりは俺の顔を手で必死に押し退けようとするが無視して、手をひかりの下半身に伸ばす。
寝巻きとして着ていたジャージに手を差し入れようとすると、ひかりがその手を掴んだ。
「どうしたの。弟に先こされるよ」
 意地悪に俺が半笑いで言うと、ひかりの顔が変わる。
ひかりは可愛い顔に似合わない艶かしい顔をして笑って言った。
「やりたいんでしょ。だったらそんなことどうでもいいじゃん。楽しみましょうよ」
「だったら、片山も積極的になれよ」
 俺はそう言って、ひかりの唇に吸い付いた。
141名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 23:23:45 ID:NkXGxj0+
これはまだ途中かな?続きも期待しております。
142名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 08:48:49 ID:MSocdsWY
>>141
本気で言っているのか?
過去ログを読んでみたらいいよ。
正直、この流れにはもう飽きた。
143名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 13:44:32 ID:nTE/qU0j
>>142
141もコピペだよ。荒らしへの当てこすりじゃないの?
144名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 16:31:20 ID:FRXOe2nt
139=141
145名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 16:31:57 ID:SH47NLCo
この時期はスレ機能させない方がいいな
ほっといても荒しが保守ってくれるし
146名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 16:36:36 ID:O2IfNIkx
というかこのスレ自体あまり存在価値ないなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
147名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 16:59:16 ID:dbpR4W++
寝取られは需要多い割に供給少な目
148名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 18:02:37 ID:O2IfNIkx
需要少ないだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
149名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 18:31:25 ID:pfow62oM
オレは大好きだぞ
150名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 09:49:33 ID:TI+CrlWH
ゴメン俺も大好き。
151名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 21:52:24 ID:U04WV+Kq
すまぬ、わしもじゃ
152名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 22:31:58 ID:rSO4MZoB
自分もです
153名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 23:21:35 ID:erJailjY
おいどんもでごわす
154名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 01:06:48 ID:m8F5Y5ws
拙者も好きでござる。
155名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 01:18:12 ID:UQuWEXLk
ミーも好きザンス
156名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 01:22:05 ID:VZLTHPOa
余も好きでおじゃる
157名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 03:15:51 ID:D9Z7NrgI
我輩も好きである
158名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 05:48:40 ID:zleMSdQn
お前は次に、『自作自演乙wwwwwwwww』と言うッ!
159名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 14:28:37 ID:FceK1rCm
自作自演乙wwwwwwwww
ハッ!
160名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 02:33:34 ID:2MFXYW0X
ワンワン
161名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 13:50:48 ID:IKgyfRlW
◆寝取られマゾ小説 発表会◆
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1133106975/
162名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 18:12:03 ID:8hrfQv2j
このスレこんなに人いたんだ
163名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 21:36:33 ID:2MFXYW0X
需要と供給のバランスのとれていないスレです
164名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 01:31:52 ID:ATohwPr9
オワタがないとどうも寝取られスレにいる気がしない
165名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 04:33:32 ID:pbPfzUEu
ヒロインの彼氏が悪女に寝取られるのは…なんて表現すればいいんだ?
166名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 19:40:08 ID:/rCM31as
島田荘司「涙流れるままに」の加納通子でどなたかSS書いて欲しいです。
寝取られとしては最高なんだけどいかんせんH描写が少ないので。
167名無しさん@ピンキー :2006/01/06(金) 20:45:10 ID:FRNAQtjS
>>166
おまえなぁ、それって原作本を購入せにゃ書けないこと理解してるか?
168名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 21:00:30 ID:/rCM31as
>167
いや既に持っているか、憶えている人で原作が好きな人、想いいれがある人
に書いて欲しいって思ったわけです。
169名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 21:16:30 ID:7T2k94dh
>>166
作品解説&君の思い入れキボン
興味がわけば読むやつもでるかもしらんし、書くやつが出るかもしれん。
170名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 23:18:52 ID:/rCM31as
私の解説よりNE研さんを見た方がわかりやすいと思う。
ttp://www5e.biglobe.ne.jp/~poko2/の漫画小説スレリストにあります

私が興奮したのは主人公が元妻のヌード写真を見つけたところ。
写真を撮られながらHもしたんだろうなと想像すると興奮する。
あとホテルでされてるとき、向かいのビルから双眼鏡で覗かれている
ところとか。
171名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 01:28:04 ID:ikm27UWx
加納通子か〜
凄まじい人生やからなぁ
172171:2006/01/07(土) 01:52:56 ID:ikm27UWx
つづき
殺人鬼の血が流れてるし、自分も幼い時、不可効力で友達死なせてるし(この事件が、後の寝取られフラグ)
父親に、処女散らされるわ、殺人事件の犯人にされたり、殺されかけたり・・・
173名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 18:30:22 ID:lc/xukLK
なんか悲惨な人生送ってるね
174名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 23:25:54 ID:85VkzT7z
ここで加納通子の名を見るとは……
175名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 08:03:38 ID:dXs2Tj8L
悲しい犬の物語
http://www.geocities.jp/czsteel04/59.html

すれ違いにあらず。
176名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 08:09:42 ID:0hBFk6TI
>>175
スレ違い市ね
177名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 09:08:09 ID:g5XrVfDq
>>175
ちょっと悲しかった
178名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 19:12:58 ID:vj0tqI9/
>>175
犬の名演技に感動。
179名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 20:13:21 ID:qmQWXcnx
>>175
オチがすげえ・・・
180名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 20:57:10 ID:tQ2c3cJc
ネットリ・寝取られ
181名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 23:25:09 ID:X+jbxcem
寝取られとはちょっと違うかもしれないけど
今日の白夜行は凄いな。
182名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 23:34:14 ID:qJrvXucV
白夜行はバリバリ寝取られっすよ
183名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 13:25:20 ID:O+M8tEId
>>182
見てないのでどういう内容か教えて。
184名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 17:13:41 ID:gA/2yLnr
>>183
経済的な理由で売春してたヒロインがいて
その娘のことが好きな主人公が自分の父親がヒロインを買っているとこを目撃
でもって殺害・・・・というお話
「白夜行」でググったらすぐに出てくると思うよ
185名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 23:50:25 ID:m+Nra/z7
初恋の娘を親父に寝取られるとこはツルゲーネフの初恋に似てるな。
186名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 01:43:19 ID:LPBrSYTH
東野圭吾の小説って寝取られ多いよね。
白夜行以外にも秘密、宿命、卒業など、好きなのかな・・・・ 
187名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 16:02:03 ID:XnZ1uzSf
「百夜行」今やってるね。寝取られどうこうと言うより、
子役の演技が上手すぎるという気がする。
188名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 14:02:31 ID:lIzQk5j8
>>184
ミステリなのに堂々とネタバレw

東野圭吾のここ数年の傾向として、
女に徹底して尽くす男の姿を描いているものが多い。
ネトラレっぽいのが多いのはこの辺の関係なのかも。
189名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 19:48:05 ID:9CgO3Hdv
はにはにの茉理ママの寝取られ書いたことありますけど・・・
案外「寝取られ」って難しいですよね
190名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 20:11:04 ID:BX9X/Dz/
純愛モノのヒロインが主人公以外とHしちゃえば寝取られになるんじゃないかと常々
191名無しさん@ピンキー :2006/01/18(水) 21:48:32 ID:FBMDFXXO
そりゃそりゃ浮気は多淫なヒロイン
192名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 19:59:57 ID:bHp+Hs2r
「こんなアタシでも」ってゲームは寝取られに入るのか?
193名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 08:10:23 ID:uuxV7wXS
>>192
人による。
君が寝取られだと思うなら、それは君にとっての寝取られゲーであると言えよう。
自分の感性を信ジレ
194名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 00:20:05 ID:D2SoQQra
俺の株式投資が寝取られた
195名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 01:11:40 ID:q9bOQGtM
>>193
「あなたが寝取られと思う物が寝取られです、ただし賛同されるとは限りません」というやつか。

しかしまあ実際、原作である程度きっちりカップリング成されてる組み合わせを崩せば寝取られの範疇に入れて良い気はするな。
もちろんヒロインの葛藤であるだとかそれでも抗えず堕とされ裏切るとかそう言う要素は欲しいけど。

つまり、人類は滅b――ではなくそもそものエロ同人の隆盛自体が潜在的な寝取られ需要の大きさを証明していたんだよ!
196名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 18:25:05 ID:7+hNrF7L
主人公以外なら寝取られかな・・・?

そういや「初恋は主人公以外は精神的な寝取られ」とか言う人っているけど
どうなんだろ?
そこまで言い出したらキリが無いと思うけど
197名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 18:49:24 ID:pr9GQu+k
例えば、主人公とずっと一緒に居た幼馴染みが他の男に初恋をして、とかなら
寝取られの範疇に入らない事もないかなーとは思うが。
198名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 20:11:01 ID:ODqFxxN6
初恋くらいならってのはある。
未練タラタラだとアレだが。
199名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 01:17:13 ID:CE8Gjkgy
>>197
それまでただの幼馴染にしか思っていなかった娘が、
高校に入学したあたりから上級生と付き合いだして嫉妬するみたいな。
表面上はそれまで通り過ごしつつ、しかし幼馴染は少しずつ雰囲気が変わっていって、
たとえば服装、髪型、笑い方やちょっとした仕草の端々に、初々しいながらも
確実に移ろいつつある「女」を感じてしまい、あーもうやっちゃったんだろうなーと。
200名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 06:51:46 ID:T31Bb4vi
>>199
初恋が主人公以外に向けられれば精神的寝取られ、そう言う立場からすれば
「あー、やっちゃったんだろうなー」というのは行きすぎで、身の回りの小物にプレゼントされた物が目立ち始めるとかそう言うのでも立派にNGでしょうな。
ただ、寝取られ好きの観点からするとプレゼント程度ではハァ?って事になるだろうし、この辺の乖離が処女厨と寝取られ厨の軋轢を生み出しているような気はしますな。

教室でのクラスメイトとの会話で、かつてはちとどぎつい系統の話をしていたので避けていたはずのグループと割と平気で会話しちゃってるだとか、
かつては開けっぴろげで隙も多かったスカートの裾とか仕草が、しっとり落ち着いた隙のない物になるだとか、そう言う感じですかね。

201名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 01:53:22 ID:vbiwFAMJ

◆寝取られマゾ小説 発表会◆
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1133106975/
202名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 13:50:09 ID:u5vhRHAa
tp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060125i206.htm?from=main2
「呪文唱えると居着いた」謎の集団生活、男性が認める
「12人で生活している。男は私だけだ」などと話し、女性らとの同居の事実を認めた

マインドコントロールとかでなく、
つきあってた彼女がこのおっさんのところに彼氏との悩みを占ってもらいに行き。
話術とか雰囲気でだんだんはめられていく話を書いてみたが、文才が無く挫折した。
文章が書けるのって単純にうらやましい。だれか書いてください。お願い。
203名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 22:20:56 ID:BdRoAHgn
>>202
とりあえず書いたもの晒してくれ
俺のが上手にかけると思ったら手を加えてみたい
204202:2006/01/27(金) 09:19:23 ID:d1qghbEt
>>203
とりあえず、最低限のかたちにして週末に投稿してみます。
205202:2006/01/27(金) 18:04:04 ID:d1qghbEt
プロローグぽいものができたんで晒してみます。
受ければ続きを書きたいし、跡を継いでくれる人がいたらありがたいです。
頭の中には面白い物語が広がっているのに、うーん文章にするって難しい。
206「カウンセリング」:2006/01/27(金) 18:05:24 ID:d1qghbEt
「カウンセリング」

「えー、それでその彼氏はり倒して出ってたの?」
「せ、先輩声が大きい」
平日の夕方はお客さんも少ないから、いつもおしゃべりタイムだ。
今日も美由紀先輩相手に恋愛相談。
美由紀先輩とあたしは高校時代、吹奏楽部でいっしょだった。
でもあたしが1年の冬休み、
当時3年生で受験を控えた先輩は突然学校を辞めて連絡がつかなくなった。
生徒の間では、顧問の小暮先生との不倫のせいだとか、
受験ノイローゼになったとか色々噂になったっけ。
でもたしかに、夏の大会まではキラキラ輝いていて女子からも人気があった先輩(実際バレンタインのチョコは学校一って豪語してた)が、
冬休みにはいる前は激やせしてちょっと怖かった。
で、あたしも無事高校を卒業し今年から都内の大学に進学、
サークルだバイトだってことでアパートの近所のコンビニでバイトを始めたら
偶然に美由紀先輩と再会した。
再会した美由紀先輩は、元の先輩に戻っていた。
っていうより以前にも増してキラキラ輝いていたし、
なんかものすごーく色っぽくなってた。
胸が大きいことにコンプレックスを持ってたのに胸元を強調するようなシャツを着てものすごいミニスカート、
美由紀先輩だからセクシーだけど普通の女の子が着たらただの変態だよ。
当然、バイト仲間やお客さんの中にも先輩に言い寄るバカが少なくなかったけど、
みんなかるーくあしらわれていった。
あたしにも私生活のことはほとんど話したがらなかった。
当然おしゃべりタイムは、あたしのお悩み相談コーナーとなっていった。
207「カウンセリング」:2006/01/27(金) 18:06:36 ID:d1qghbEt
「葵は純情っていうか、世間知らずっていうか、
男の子のことわかってなさ過ぎ。
そのくらいの年のこってエッチすることしか考えてないんだから。
その気がないなら、誤解されるようなことしちゃ駄目だよ。」
「えー、でもDVDみてたら膝の上に頭乗せてくるから、
よしよししてあげたら、
頭ひっくり返してまたの間に顔を埋めようとしてきたんですよ。
そりゃあおこりますよ普通。」
「ハハハハ…。一人暮らしの男の子の家で二人っきりでビデオ見てる時に、
膝枕許してくれたらOKだと思うよ、ふ・つ・う」
先輩が小馬鹿にした口調でいってきたからちょっとむっとして、
「あたしは、結婚するまでバージンでいいんです。
だいたい先輩ビデオじゃなくてDVDですよ。ふっ・つっ・うっ。」
って店内に響き渡るような声で言い返すと先輩が
「いらっしゃいませ」
え!もしかして今のお客さんに聞こえた?
真っ赤な顔で頭を上げると店にはあたしと先輩以外誰もいなかった。
「もう、先輩っ!」
怒りとあきれが混じり合ったような顔で先輩をにらむと
「さ、仕事、仕事」
と笑いながら奥に入っていった。
208「カウンセリング」:2006/01/27(金) 18:11:25 ID:d1qghbEt
あたしとあたしの彼氏の聡との出会いは、
高校2年生までさかのぼる。
当時、クラスの女子の間で一番人気だったのが聡
剣道部次期主将であり春の大会では県ベスト4、
後一歩で全国大会ってとこまでいった。
見た目はジャニタレ風、
頭は悪かったがこれで人気が出ない方がどうかしている。
あたしはっていうと、そこそこ男の子にはもてたと思う、思いたい。
ラブレターなるものも何通かもらった。
メールアドレスも頻繁に聞かれたが返事がめんどいので返さないでいた。
当時はクラブ一筋っていうか男子に興味がなかった。
友達には、ちょっと潔癖性なんじゃないってよく言われたっけ。
実際小学校6年生の時に、お父さんのベットの下からイヤラシイ写真集を見つけて以来、
それがちょっとトラウマになって男の子を避けるようになってた気がする。
友達としてバカやってるならいいんだけど、
ちょっとでも男女の関係の臭いがしてくるともう駄目だった。
実際、男子の間では真性のレズだから絶対落とせないって噂が流れてたらしい。
で、バレンタインデーに誰にもチョコをあげなかったらまた変な噂が流れると思って、
クラス一番人気、女子の9割まで義理でも本命でもあげていた聡にとりあえずチョコをあげた。
我ながら無難な人選だと思った。
その後、ホワイトデーにおかえしをもらったわけだが、
あたしは明らかな義理チョコにまでお返しなんてまめな奴だなーなんて思いながら、
ありがたくちょうだいした。
209「カウンセリング」:2006/01/27(金) 18:12:35 ID:d1qghbEt
高3になって、どうしても東京に出たいあたしはゴールデンウィーク明けにはクラブを引退し、
死ぬほど勉強した。かなり名の通った大学でないと絶対に
うちの親は地元の大学にしとけっていうに決まってるから、必死になって勉強した。
そんなあたしを横目に聡は秋になっても
クラブの後輩を指導したりして就職活動とかもしているように見えず。
どうすんだろとか思ってた。
っていうのは嘘で他人を構っている余裕もなく、
後からそういえばって感じで思いだしただけなんだけどね。
勉強の甲斐あって、某有名私立大学に合格したあたしは、
地元の国立しとけっていう親の反対も無事にクリアーし(試験をさぼって図書館で本を読んでただけなんだけどね)
晴れて今年の4月から一人暮らしと、
東京での大学生活を勝ち取った。
入学式も終わり、クラス分けのオリエンテーションにでるために一人で席に座っていると、
後ろの席から
「これで3年連続同じクラスだよな、いや大学は4年間同じだから7年か葵」
って声が聞こえてきた。
え、って後ろを振り返るとそこに聡がいた。
「あんた、大学間違えてない?」
って思わずいってしまうと
「ひっでーなあ、こう見えてもやるときはやる男やちゅーねん。」
って変な大阪弁で返してきた。
「剣道も勉強も手抜きせず。がんばったからね。
12月からさすがに部には通ってなかったけど。」
「夏大あきらめてゴールデンウィーク明けで引退したあたしに対しての嫌みか。おい。」
って返すと、さすがに苦笑しかしてこなかった。
それでも、あたし達は高校の同級生ってこともあり、
一緒の授業を取り、一緒のサークルに入り(大学に進学したのは、剣道を辞めるためだったらしい)、
一緒に飲みに行ったりした。
210「カウンセリング」:2006/01/27(金) 18:13:38 ID:d1qghbEt
でも、あたしの性格のこともありアパートの住所は教えなかったし、
聡の家に遊びに行くときも複数で行き二人きりになることを避けていた。
無意識のうちに親密になるのを避けてたような期がする。
そのころ、アルバイト先で美由紀先輩とも再会することとなった。
聡はバイトもせずに
「剣の道とラケットの道は相通じるものがある」
とかいってサークルのテニスにのめり込んでいった。
まあ、そんなこんなで大学生活を楽しんでいたのだが、
学園祭の打上げの帰り聡があたしが下りる駅で突然一緒に下りてきて
「中川さんからつきあってくれっていわれたの本当?」
って聞いてきた。
「まあ、ね」
ってあたし。
「どうするの、つきあうの?」
って聡。
あえて二人きりになることを避けてきたのに
突然二人きりになってちょっとむっとしたあたしが
「そんなこと、あんたには関係ないじゃん。だいたい、あんたの駅は四つ先だよ」
って返すと急に聡があたしの腕をつかんで
「高2のホワイトデー覚えている。」
っていってきた。いきなり腕を捕まれて心臓が口から飛び出してしまいそうなほど、
ドキドキしながらも妙に冷静に
「あー、腕時計をくれたやつね。あんたもまめね、
バイトもしてないみたいだし実家って結構な金持ちなんだったけ。」
と返した。
「僕がいくつチョコもらうか知ってる?三桁はいくんだよ。
全員に時計なんか返してたらいくら小遣いもらっていても足りるわけないじゃん。
ホリエモンでもあるまいし。
葵が好きなんだよ。」
って言いながらいきなり唇を重ねてきた。
急なことに頭が真っ白になってその後のことはよく覚えていないのだが、
聡に言わせるとあたしは彼を思いっきり突き飛ばして、
涙目で走っていったらしい。
211「カウンセリング」:2006/01/27(金) 18:14:26 ID:d1qghbEt
わけがわからないままアパートに帰ると、
すぐに美由紀先輩の携帯に電話をした。
「先輩、聞いてください」
泣きながら、美由紀先輩に事情を話すと何時間もだまって話を聞いてくれた。
今考えると、電池切れするのだから充電しながら電話してくれてたんだな、きっと。
ひとしきり話して落ち着きを取り戻すと先輩が
「で、あなたはどうしたいの」
って聞いてきた。
「どうしたいって……。」
「よく休憩時間に大学生活にことを話してくれるけど、話の9割は聡くんのネタだと思うよ。」
「そうですかぁ」
自分自身意識したことがないつもりだったので、改めて先輩に言われると、
急に意識しだしてすっとんきょな受け答えしかできない自分がいた。
「もう一度、心の中の自分と会話してみて、
答えを出せば、真実の答えが出てくると思うよ。」
って先輩は言い残して電話を切った。
電話を切った後、先輩に言われたことを思い出して心の自分に問いかけてみると、
なにか心の底から
「聡が好き、大好き。きっと好き。大学で再会したときから、
ううん最初にあったときから、ずっと好きだった。」
って声が聞こえてきた気がした。いいえ、気じゃなくて本当に聞こえた。
212「カウンセリング」:2006/01/27(金) 18:16:02 ID:d1qghbEt
次の日、サークルのボックスで聡に会うと向こうは気まずそうに
「ちわー」
って声をかけてきた。
あたしはドキドキする胸を押さえながら、
「聡くん、ちょ、ちょっといい」
って裏返ったこえで、サークル棟の裏庭に聡を呼び出した。
「葵、昨日は本当にごめん。中川さん格好いいから。
本当に取られるんじゃないかって考えると、自分を押さえきれなくなったんだ。」
ってまず聡が謝ってきた。
あたしに怒られると思ったようだ。
「ううん。いいの、今度はあたしの方から言うね。
聡くん、あたしとつきあってください。」
「え、本当、ほんとに本当?、どっきりじゃないの。えー」
ってもうなんかパニックになってわけがわかんないような状態で、
聡は喜びを爆発させた。
「もうわけわかんないよ、高校の入学式で葵を見て以来、
何度このシーンが夢に出てきたことか」
っていきなり私の肩を抱いてキスしようとしてきた。
今度は私の方も受け入れようと身構えると
きゅうに頭の中にお父さんの写真集の中身が浮かんできて、
無意識にイヤッって聡を突き飛ばしてしまった。
「ハハハハハ……。昨日、あんなとしたばかりだもんね。
ごめんね。もっと紳士的に、焦らずゆっくりと」
聡は、あたしにいってるのか自分に言い聞かせているのかわからないような声で、
つぶやいてた。
「ごめんね。昨日ちょっと怖かったから。いこう。」
あたしは手を差伸べて、聡をおこした。
そして、あたしたちは公認のカップルになった。
授業もサークルも一緒のあたしたちは、いつも一緒にいた。
休みの日にはデートをして、聡の家に食事を作りに行ったりもした。
冬休みに地元に帰ったときには、
帰りの電車からずっと手をつないだりして、
迎えに来てた高校時代の仲間を驚かせたりもした。
友達から
「高校時代は格好良かったのに、今はなんかかわいくなっちゃたね。」
って言われて
「聡とつきあってるからかな」
なんて答えてあきれられたりもした。
「もう、したの」
「ご想像に、お任せするわ。へへ」
とかバカな会話をしてる内に、
地元でも有名なバッカプルとして認定されてしまった。
でも本当のことを言うと、
彼に求められるとどうしてもあの写真集が頭の中にフラッシュバックして、
拒絶してしまう自分がいた。
聡もあの日の負い目があるのか、
軽く拒絶するとしつこくは求めてこなかった。
213「カウンセリング」:2006/01/27(金) 18:17:14 ID:d1qghbEt
でも本当は、あたしも聡を求めていた。
膝まくらの頭を返されて怒って帰った夜も、ほんとは怒ってなかった。
でも股の間に顔がおかれたとたん。
例のフラッシュバックが頭をよぎり、
気付いていたら聡を突き飛ばしていた。
そんな自分がどうしていいかわからなくって、
聡の部屋を飛び出して夢中で自分の家に帰っていった。
その夜も、ここんとこ毎日してるように心の中の聡と会話しながら一人でした。
パジャマに着替えて布団にはいると、
最初は左手で右の胸を弄りながら、
「聡、そっちは感じる方だからやさしくして、
あーん乳首をひっぱらないで。アンッ、お願い。」
体がほってくると、右手が自然とあそこにいき、
パジャマの上からやさしく撫でるように刺激する。
「は、はじめてだから、やさしくして。
はぁ、はぁ、お願い電気消して。恥ずかしいよ」
電気は当然消えているんだけど、
心の中では電気を消さずに裸を見られれて意地悪されている自分がいた。
やがて、下着の上からそして下着の中に手を入れて、ク○トリスを刺激しながら
「そ、そこが気持ちいいの。はぁ、はぁ、あたしはあなたがはじめてなの、
お願いやさしくして、ううん荒々しくして。もうどうにでもしてぇー。」
どんどん、右手は激しくあそこを弄り、
左手は口にもってきて指を唾液でべたべたにしながら、
「あ、あたしのはじめて、あなたにあげる、好き好き好きいいいいい…」
最後は好きを何回も何百回も繰り返しながら果てた。
「一人だったら、イヤラシイこと想像しても大丈夫なのに…」
あたしは、乱れたパジャマと下着を直しながら独り言をつぶやいた。
214「カウンセリング」:2006/01/27(金) 18:18:42 ID:d1qghbEt
「先輩、相談事があるんですけど、
帰りにどっかよっていきません?」
あたしは、聡とのことをおもいきって相談しようと、
美由紀先輩に声をかけた。
いつもなら、バイトが終わるとすぐに着替えて変える先輩が
「いいよ、ちょっと待ってて。帰り遅くなるから夜いらないって電話してくる」
と、更衣室の外に電話をかけに行った。
てっきり一人暮らしだと思っていたあたしは、
結婚でもしてるのかなってちょっと気になったが、
私生活を話したがらない先輩を思い出して深くは追求しないことにした。
近所のファミレスに入ると夜ご飯を食べながら
あたしは美由紀先輩に聡とのつきあってから今までのことを全部話した。
どうしようか迷ったけど、父親の写真集のこととか、
キスとかされそうになると頭に見えるフラッシュバックのこととかも包隠さず話した。
聞き終わると美由紀先輩は
「うーん、心理学のこととか、私はよくわかんないな。
私の知り合いに占い師の先生がいて、その先生に相談してみる?
占いの腕はないけど、人生相談のアドバイスは確かだって、評判だよ。」
「えー、占い師ですか。うさんくさいな。」
どうも、占いとかオカルトが昔から好きになれない私は
思わず本音を口にしてしまった。
「そんな、うさんくさいもんじゃないから。
ていのいい人生相談みたいなもんよ。
私だって小暮先生とかのことで心身ともぼろぼろの時、
博仁先生に助けてもらったんだから」
そう美由紀先輩にいわれると、
学校を辞める一月まえのボロボロの先輩が思い出され今の先輩を比べてなるほど、
その人に先輩は救われたんだって感じた。
「でも、密室で二人きりとかなんですよね。なんか、あたし怖いです。」
なおも抵抗すると、
「密室って言っても普通の部屋だし、部屋の向こうには女性のアシスタントもいるわ。
この時期は季候もいいから、窓も開けっ放しだし、
そんなテレビに出てくるような、お香とかで洗脳したりするもんじゃないって。
お金なら、初回は無料よ。
だいたい初回は話聞くだけでそれほどアドバイスしてくれるわけじゃないし。
一度、だまされたと思って会ってみたら。」
ってあたしが聞きもしないことまで、察したかのようにまくし立てた。
あたしも食事に行ったりしない先輩を無理矢理つきあわせた手前、
なんとなく断りにくく
「じゃあ、一度占ってもらいます。」
って言ってしまった。
いまだに半信半疑なんだけど。
215「カウンセリング」:2006/01/27(金) 18:19:45 ID:d1qghbEt
「じゃあ、明日あがり3時よね。4時に予約入れとくから」
「ちょ、ちょっと待ってください。明日ですか?
明日は、あの日以来1週間ぶりに彼に会う約束してるんですよ。
つきあってから1週間も会わないことなんてなかったし、
断るとまた気まずくなっちゃいそうだから、
別の日にしてもらえません?」
ってあたしが言うと美由紀先輩は間髪入れず
「聡くんと仲良くしたいから、博仁先生に相談するんじゃない。
このまま会ってもぎくしゃくするだけだし、また彼が迫ってきたらどうするの。
2時間ぐらいで終わるから。夜ご飯食べようってメールしときなさい。」
ってちょっと怖い顔でまくし立ててきた。
「に、2時間も、10分くらいだと思ってました。」
「占いってのは、手相を見て明日交通事故に遭います。
血液型を聞いてあなたはおっとり型だから今の彼氏とはうまくいきます。
とかいうもんじゃないの。
博仁先生は、あなたの話をちゃんとお聞きになって、
独自の理論に基づいた方法であなたに生き方の指針を示してくださるの。
そんな1時間やそこらで終わるわけないじゃない。」
なんかだんだん先輩の口調や顔つきが怖くなってきたので、
あたしは
「わかりました。明日、博仁先生に相談します。」
って思わずいってしまった。
あたしが占い師のところに行くって言った後の先輩は機嫌もよくなり、
お酒のせいかものすごく饒舌になった。
そこで先輩はあたしに、高校2年のときの夏合宿で小暮先生に誘われて処女をあげたこと。
そこからずるずるつきあって高3の夏に妊娠してしまったこと。
親とかに問いつめられても相手の名前は絶対に言わなかったこと。
小暮先生は最後まで自分の子供であることを認めなかったこと。
心身状態がボロボロになり逃げるように、高校を中退して東京に出てきたこと。
東京で水商売をしながら生計を立てて、生ける屍状態だったこと。
そんな時に、博仁先生にあったこと。
で、それまで小暮先生も親も自分さえも憎んでいたのに、
博仁先生のおかげで全てが許せたこと。
今は気の合う仲間と一緒に住んでることなんかを話してくれた。
216「カウンセリング」:2006/01/27(金) 18:21:14 ID:d1qghbEt
アパートに帰ると聡に7時に変更ってメールをして、
疲れてたのかそのまま寝入っていった。
夢の中で占い師に呪文をかけてもらうと、
嘘のように聡とエッチなことができている自分がいた。まさかねぇ。

次の日バイトが終わると先輩と占い師のところに向かっていた。
昨日はあんなこと言った物のやっぱり、
ちょっと怖くて、ちょっとうさんくさいと思った。
「ここが博仁先生のオフィスよ」
「ただの、一軒家じゃないですか?」
「まあ、まあ、本物はこうなのよ。弘法筆を選ばずって言うじゃない。」
そんな会話をしながら博仁先生のオフィス(笑)に靴を脱いで入っていくと。
受付らしい二人が居間で、
「あ、美由紀さんから聞いています。
この紙に名前、住所と電話番号を書いてそこの待合いで待ってください。
嫌なら、偽の住所と電話番号でいいですよ。
名前は美由紀さんから聞いているけど、はははは。」
ってダイニングテーブルを指しながら営業スマイルで話しかけてきた。
先輩もたいがい露出狂と疑われても仕方がないくらいセクシーな服を着ているが、
この二人も先輩に負けないぐらい露出の高い服でしかも恐ろしく美人だななんて思いながら、
本当の名前と住所を書いてダイニングテーブルの椅子に座った。
217「カウンセリング」:2006/01/27(金) 18:22:15 ID:d1qghbEt
しばらくすると
「葵さん、どうぞ」
って応接間らしき部屋から男の人の声が聞こえてきた。
中にはいると、なんかリストラ食らったみたいな中年のおじさんが座っていた。
チビで禿でデブ、聡を100とすると、かわいげがある分考慮して7かな、
なんて値踏みしていると。
「どうぞ、そこにおかけください。」
ってテーブルを挟んだ椅子にあたしを促した。
椅子に座ると、いきなり
「葵さんでしたか。あなた同級生の彼氏と自分の関係で悩んでいる。
って相が顔に出てますね。」
ってかましてきた。
「美由紀先輩から聞いているんでしょ。
インチキ占い師の常套手段ですよね。」
あたしがいいかえすと、このおじさんは大きな声で笑いながら、
「いやー。さすがにこんな手じゃひっかからんか。すまんすまん。
美由紀くんから聞いていたが、ワシ好みの美人さんだ。
ぜったい先生、葵のこと好きになるって言ってたよ。
いやぁ惜しむらしくは服装がワシ好みじゃないな。」
って嫌らしそうな目で私を見てきた。
気持ちわるーいと思いながらも先輩の顔をたてないとって心の中で自分に言い聞かせた。
「受付の二人も先生の好みの服装を着させてるんですか」
って聞くと
「いやぁ、ワシは制服とか用意する金もないし仕事は私服でいいといったら
あの格好で毎日受付をしとる。」
「まさか出勤もあの服で…」
「まあ、まあ、あの二人の通勤の心配じゃなく君の悩みを占ってもらいに来たんじゃないのかい。
ワシはその辺の占い師と違って君の考えなんて手に取るようにわかるぞ。」
ってうやむやにされてしまった。
「そうだなぁ。例えばジャンケンなんかどうだろう。
ワシは君の目を見れば、次になんの手を出すかたちどころにわかる。
嘘だと思うなら試してみようか」
ってこっちの返事を待たずにいきなり肩を両手でわしづかみにして目を見つめてきた。
あまりの気持ち悪さと、怖さと、恥ずかしさで目をそらすと、
「目をそらすと、ワシの能力の証明にならん。ちゃんとワシの目を見なさい。」
って大きな声で耳元に叫んできた。
びっくってして思わずおじさんお目を見ると頭の中が真っ白になった。
あれ、あたし何するんだったけ、そうだジャンケンだ。
まさか催眠術とかじゃないよね、これって。
一分ぐらい見つめ合ってると
「よし、完璧によめたぞ。」
っておじさんがいって手をはなした。
「よーし、じゃんけんぽん。」
っておじさんがいきなり大きな声をかけてきたので思わず、
何も考えずにパーをだしてしまうと、当然おじさんはグー!。
「あ、あれー。はははは、やっぱり人の心を読んだりするのは不可能ってことが証明されたよ。
はははは、ご協力感謝、感謝。はははっは」
っておじさんが笑い出し、私も大きな声でつられて笑っていた。
218「カウンセリング」:2006/01/27(金) 18:23:42 ID:d1qghbEt
「見てのとおり、君が悩みを話してくれないと、
ワシは君の心を読んだりできないからな。
もちろん占い師の看板を上げている以上、
最低限の占いを行う技術を持っているが、
それもこれも君が全てを話してくれたらなんだ。わかるね。」
笑いを辞めると、おじさんはきゅうにまじめな顔になってそう言った。
「話してもらう前に…」
「あたし、話すとも話さないとも言ってません」
ってあたしが言うと
「占いに来たんだよね。当然話さなきゃ。
まさかワシのインチキを暴きに来たんじゃないだろう。
占うつもりがないなら今日はこれで終わるがどうする」
って返してきた。
そうだあたし占いしてもらいに来てたんだ。
おじさんの風貌にだまされてたけど、
今日はあたしと聡がうまくいくようにはどうすればいいかってのを聞きに来たんだっけ。
そのためには 全て を話さなくちゃならない。
そんなことが頭で回り始めると
「話します。お願いします。」
って思わず口にしていた。
「で、話を元に戻すが。
いつもうちでは相談者にリラックスしてもらうためにお香をたきながら、
話をしてもらうんだ。
でも、最近はセクハラとかうるさくてね。
基本的には窓とドアはあっけ放しで行うが、
相談者が希望するなら窓を閉めるるがどうする。」
「相談内容が外に漏れたりしないんですか?」
「こんな一軒家で、庭は幸か不幸か雑草が生い茂ってる。
よっぽどの大きな声でも出さない限り。外にはもれんよ。」
「閉めたら、変なことするんじゃないでしょうね。」
「はははは、だから相談者に決めてもらう。
もちろん絶対に変なことするわけないが、
そうだな、おぬしに関しては閉めるのを望んだ場合
変なことをされるかもしれないってのを覚悟の上で行うってのはどうだ。
はははっは。」
「じゃあ、あけっぱなしで」
あたしも笑いながらそう答えた。
「ははははは、まあ、そうじゃろ。
ちなみに美由紀さんは今は全部閉めっぱなしで電気も消して占いをしているよ。
もちろん、変なことしてるかどうかは内緒じゃ」
「あははは、してるわけないんでしょ。」
あたしは、すっかりこのおじさんを信用してしまっていた、そう心の底から。
(つづく)
219名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 19:24:00 ID:7iwDneSC
うはー、滅茶苦茶期待大です。
220名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 22:50:36 ID:pG+Pm12s
支援
221名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 23:55:06 ID:9ShkP7ni
期待age
222名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 00:24:01 ID:EtuAZdrq
>>221
ageんな馬鹿、sageろ。
223名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 01:28:41 ID:ENmCrE15
いいねぇ。どんどんやってくれたまえ。
224名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 12:38:53 ID:sjnrkpz6
ブラボースレ落ちたねー。
225名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 21:36:24 ID:PJbjaFTs
でもまあ、続きをかいてくれるんなら
このスレに書いてくれるんじゃないかなぁ
なんちゅーかモロにこのスレど真ん中な話だったし。

226203:2006/01/28(土) 22:00:30 ID:DaSY82kq
>>202
俺の出る幕なんかどこにもないぞ。
そのまま続けてくれ。 GJ。
227「カウンセリング」:2006/01/29(日) 01:10:01 ID:dlfHcJuN
「悩みを話すって言っても…、何からどう話せばいいんですか?」
柑橘類系のちょっと甘酸っぱい香りのお香が焚かれた部屋で
おじさんを前にどう話し始めればいいかわからずとまどっているとおじさんが
「美由紀くんに話したように、話してくれればいいよ。
そうだなー、まず深呼吸してワシの目を見ずにあごのあたりを見てみなさい。
人の目を見ると相手の心が見えてくる気になる代りに、
自分の心も見られてしまう気がする。
まずはあごのあたりを見て、
できればワシの存在を忘れて美由紀くんに話してるように話しなさい」
て、アドバイスをくれたので、
一回のびをして深呼吸してから目線をあごのあたりに落として、
聡との出会いっていうかはじめて言葉を交わした高校2年の始業式のことから話し始めた。
高2の夏休みに水泳で聡を見て格好いいと思ったこと、
修学旅行のこと、バレンタインデーのこと……。
全てって言われても、何を話したらよくって
何が話さなくてもいいことなのかわからないから、
あたしは聡との出会いからつきあうまでのことを事細かに話した。
おじさんは一つ一つ相づちしたりしながら真剣にきいているように見えるけど、
こんな雑談みたいなのろけ話面白いのかな?
さすがプロ、ポイントだけ聞いて後は流してるんだな、きっとそうだよ。
228「カウンセリング」:2006/01/29(日) 01:10:44 ID:dlfHcJuN
告白された日と次日の話までするとちょっと話し疲れて
「ふぅ、」
ってため息をついてしまった。
「疲れた?ちょっと休憩するかい」
っておじさんが声をかけて来てくれたので、
「いえ、先生の方こそ退屈じゃないんですか。
悩み相談なのに、こんなのろけ話」
っていうと
「いやいや、葵くんが思っていること全て話してくれた方がいいよ。
そのほうが占い、いやアドバイスの精度も増すっていうもんじゃ。
それに、ワシに話をすることで、自分自身も再確認できることになる。
まあ、これは昨日読んだ本の受けうりだがね。はははっは。」
って言ってくれたので、少しお茶を飲んでから話を再開することにした。
あれ、お茶、暖かい。
そんなに時間たってないのかな、今何時だろ。
聡とデートもあるし時計を確認しておこう。
かばん、かばんっと、そうか受付でかばんを預けたんだ。
「あのー、今何…」、
「さ、続きを聞かせてもらおうか」
「は、はい。その日の夜、早速彼の家にご飯を作りに行って…」
まあ、お茶も冷えてなかったし大丈夫だろう。
あたしは、話を続けた。
229「カウンセリング」:2006/01/29(日) 01:12:14 ID:dlfHcJuN
で、いよいよ本題の悩みのところか、
どこまで話したらいいんだろう?
ていうかこのおじさんに聡との何を相談するんだろう。
聡とエッチできないことを何でこのおじさんに話さなきゃいけないんだろう。
あれぇそうだよ、おじさんに聡とエッチなことしようとすると
変な絵が頭に浮かんできて拒否してしまう、どうしましょう。
なんて恥ずかしすぎて相談できるわけないじゃん。
美由紀先輩なんで、ここで相談すればいいなんてあたしにいったんだ?
「えーと…」
あたしが、話に詰まると、
「つきあった日にキスを拒否したのは驚いたり、
前の日のことを考えて拒否したと思っていたが、
その後もキスされそうになったりすると
小さいころ見たポルノ写真の絵が頭をよぎって拒絶してしまうんじゃろ」
っておじさんがいきなり核心をついてきた。
「え、み、美由紀先輩そんなことまで、先生にはなしたんですか。
ひっどいなぁ。信じらんない。
先輩のこと信用して話したのに、ひどーい、酷すぎる、ほんとにもう」
あたしは、怒りとおじさんに知られていることの恥ずかしさで頭の中が真っ白に
顔は真っ赤になりながら、まくし立てた。
「ははは、美由紀くんには後で抗議でも何でもするがいい。
ワシには関係のないことじゃ。
でも一つだけ、美由紀くんは葵くんのことを思えばこそ話をしてくれたんじゃよ。
葵は純情だから絶対ワシには話したがらないとも言っていた。
美由紀くんもここに初めて相談に来たころは、
人のことを気にする余裕などなかったのに、いや今でも他人への関心はうすい子じゃ。
ほんとに葵くんは美由紀くんに気に入られてるんだねぇ、
いや、愛されてんだねぇー。はははは」
とおじさんが美由紀先輩のことをフォローするので、
「でもでも、せ、先輩はどこまで先生に…」
って半泣きで聞くと、
おじさんはきゅうに真剣に
「美由紀くんが、どこまで話したのかは関係ない。
だが事実、君のことを話してくれた。
今、君にとって大事なことは、
ワシに知られたことを恥ずかしがることでも、
美由紀くんが裏切ったとか騒ぐことでもない。
君が今日ここに来た目的はなんだね」
ってあたしの目を見ながらちょっと甲高いよく通る声であたしに聞いてきた。
「あたしと同級生の彼氏の恋愛相談…」
びっくとしながら、消え入るような声で答えた。
「ワシは全部知ってるかもしれないし、
何も知らないかもしれない。
でもここまできたら全部話してみないかい?
美由紀くんは誰かにものすごく相談したいのに
内容からもできないんじゃないかなともいっていた。
ここまで来たんだ、思い切って話すがいい、さあ」
230「カウンセリング」:2006/01/29(日) 01:12:57 ID:dlfHcJuN
おじさんに言われると、だんだんあたしも落ち着いてきて
「そうですよね。聡とのことをよくするために 全て を話すって。
話します。もう開き直っちゃいました。
小学校6年の冬休み大掃除の手伝いで両親の寝室を…」
開き直って、おじさんに 全て を話すことにした。
もうこうなったら、恥のかきすて。それは旅のか。
「で、この一週間お互い気まずく。
なんとなくメールを交換し今日会う約束をしたんです」
「へー、なるほど。で、葵くんは、聡くんとエッチしたいの。」
「え、そ、そんなんじゃなくって…。もう、先生もわかるでしょ。
インチキでも占い師なんだから」
「はははっは、インチキか。まあ、話を続けよう。
一つ質問してもいいかい。その親父さんの写真集を見つけた時点では、
すでに葵くんは女の子だったのかい。まだ、子供だったのかい?」
「ど、どういう意味ですか。セクハラですよ。」
さすがに、あきれ果ててあたしが席を立とうとすると、
おじさんは間髪入れずこうつづけた。
「いや、言いたくなければ言う必要はないよ。
確かに、プライバシーの問題だし。
二十歳そこそこのお嬢さんには、デリカシーのない質問だ。
でも星占いを知ってるかい」
231「カウンセリング」:2006/01/29(日) 01:14:15 ID:dlfHcJuN
「バカにしてるんですか。知ってますよ、当たり前でしょ。
ちなみに今日の朝のテレビではあたしは12位、
最悪の奴に会うから注意しましょうでしたよ。」
って椅子に座り直して答えた。
「ああいうのって、ちゃんと占うには、実は誕生日だけでなく。
生まれた時間それも出来るだけ正確にわかる方が、精度が増すんだよね。
生まれた秒まで正確にわかれば、その人の死ぬ時間、
死因まで正確に計算することが可能になるんだ。
テレビでやってるように1年を12等分して、
だいたい自分がどこに属しているかで占うことも出来るが、
それじゃあ射手座はがんこ、天秤座は公平って程度で、ただの遊びだ。
ワシが何が言いたいかわかるよね」
なんか、おじさんの話を聞いていると、
怒りも引いてきて冷静になって来る自分を感じた。
「より、正確な情報を知る方がより的確なアドバイスをおくれるってことですよね。
でも、残念でした。
その時は、まだ子供でしたよ。
思春期特有の潔癖性と生理のストレスによるトラウマの増大。
そんなのおじさんに言われなくても、
今時、中学生の本にでも書いてあることですよ。
そんなことで、相談料とってるんですかぁ」
あたしは、ちょっと小馬鹿にした口調でおじさんにまくし立てた。
「おじさんかぁ、お兄さんじゃないよな確かに。
でも、中学生になってもまだ、子供だったんだ。ちょっと平均より遅いかなぁ」
あたしの話を聞いていないかのようにおじさんは、独り言をつぶやいた。
「誰も、中学生でまだとか言ってません。勝手に決めつけないで下さい」
てあたしが返すと、おじさんはすかさず
「初潮は、小学校6年時の冬ってことだね。はははっは」って大笑いした。
もう、あたしは顔を真っ赤にしながら苦笑いするしかなかった。
232「カウンセリング」:2006/01/29(日) 01:15:40 ID:dlfHcJuN
「で、聡とはどうすればいいんです。アドバイスしてくださいよ。」
あたしは、恥ずかしさをごまかすためにおじさんにそう切り出した。
「うーん。ここからはちょっとまじめな話になるけどいいかな」
「どうぞ、どうぞ、そのために来たんだから」
「聡くんと仲良くなりたいのに、トラウマが原因でうまくいかないと葵くんは思ってる。
でもね、実はそうじゃないんだよ。
自分自身をコントロールするのは精神と肉体のバランスを上手くすればいいとか
よく聞くけど実はそうじゃないんだ。
うーん、今度はセクハラで訴えられたくないから聞かないけど。
精神と肉体のバランスの話をする前に、
前提として葵くんは自慰の習慣があることにして話をしよう」
「自慰?」
「そうオナニー、まあ健康な女の子なら普通してるような気がするから。
その前提で話をするね。」
あたし、美由紀先輩にそこまで話ししたっけ。
いや、まてこれは何かのブラフだ。
注意して話さないと、いやいやこの前提でだまって話を聞けば
結果的にあたしへのアドバイスになる。
いやそれだと、おじさんにオナニーの癖があのを告白してるようなもんだ。
とか、頭の中で色々考えていると、
「一般的には…」
って話を始めようとした。
「ちょっちょっと、待ってください」
って思わずあたしは、話を止めた。
「なんだい、自慰の習慣がないのかい。
それならそれで、違う話になるんだが…」
おじさんは、話を止めてそう言ってきた。
「いや、そうじゃなくって…」
ってあたしがいいあぐねていると
「わかった、わかった両方話そう。
とりあえずある場合から話するよ。いいね。」
なんかさっきまでの、じゃとっかいってた口調とは明らかに違う口調で
おじさんは話し始めた。
233「カウンセリング」:2006/01/29(日) 01:16:22 ID:dlfHcJuN
「一般的に精神と肉体のバランスが取れていないときに、
思いがけない行動ってのはおこしてしまうんだ。
葵くんの場合体が受け入れたくても、トラウマによって心が拒絶するか。
逆に、心が受け入れていても、体が行為を怖がって拒絶してしまうか。
どっちかだと思われることが多い。
でも、葵くんは聡くんでオナニーをしてるのだからそれは考えられない。
本当は、心も体も受け入れているのに、
フラッシュバックによって葵くん自身がそれを拒絶する。
本当は心と体ともう一つ常識、モラルそう言ったものが人を支配するんだ」
「常識、モラル?」
「そう知識と言い換えてもいい。
葵くんは何でも理論的に理解しようとしてしまう傾向がある。
だから、膝枕はOK、キスは駄目、
抱きしめられるのはいいがおしりに手を回されるのはよくない。
そういう風に自分自身で何もかもわけて考えてしまう。
大好きな彼氏の前では貞淑な自分を見せたいっていう考え方、
そういうのが良いっていう知識が、
精神や肉体あるいはその両方そう本能を支配してしまうんだ。
ダイエットとか絶対に成功するタイプだと思うよ。
その証拠に彼のいないところでは、彼をおかずにオナニーをしてしまっている」
あたしはオナニーっていうのは仮定の話ですよねって
ツッコミを入れるのも忘れて聞き入っていった。
234「カウンセリング」:2006/01/29(日) 01:17:06 ID:dlfHcJuN
「で、どうすればいいんです。まさか、結婚すれば解決とかじゃないですよね。先生」
「あわてない、あわてない。
じゃあ、葵くん自身の常識をただかえればいいのかっていえばそういう問題じゃない。
淫乱になったりするのは、望んでないだろう。
ボクは催眠術をかけたり、マインドコントロールしたりする技術力はないから
強制的に変化させるようなことも出来ない。
だいたい、葵くん自身がどうなりたいのかもわからない。」
「あたし自身…」
「ボクは常識のコントロールの仕方を葵くんに教えるだけだよ。
精神も肉体もコントロールできるんだ。常識を支配するのも簡単さ。」
なんかおじさんの顔が別人みたいになっていくような気がした、
なんかお医者さんか先生みたい、そうだおじさんじゃなく占いの先生だったんだ。
「時間がないから、はしょるけど、
精神や肉体あるいはその二つが融合した本能ってのは実は太古の昔から、
そう変ってきたものじゃないんだ。
でも、常識は常に変化してきた」
「変化?」
あたしは、先生 にそう聞き返した。
235「カウンセリング」:2006/01/29(日) 01:17:56 ID:dlfHcJuN
「ほんの150年ほど前まで、日本では夜ばいの習慣があった。
女性あるいはお嫁さんってのは村や集落共有のもので、
村の男たちは誰を抱いてもよかったし。
自分のお嫁さんも村の誰にでも抱かれた。
女性にとっては物扱いの悲しい時代だったんだね。
でも、誰ももちろん女性さえもそんな常識に疑問一つもたなかったんだ。
そうかと思えば、いまでもカトリックの原理主義が通っている地域では、
オナニーさえも罪で赤ちゃんの間にク○トリスを切り落としてしまったりする。
お嫁さんが初夜を迎える前に事故とかで死んだら、一生童貞さ」
ちょっと、あたしは股間が痛くなった。
236「カウンセリング」:2006/01/29(日) 01:19:06 ID:dlfHcJuN
「要するに、地域、時代、宗教その他諸々のことで常識なんて簡単に変化するのさ。
肉体の常識も一緒だよ」
えー、さわられたり弄られたりしたら感じるのは一緒じゃないの。
なんかエッチな方にしか発想のいかない自分がいる。
それを察したかのように先生が
「納得いかないみたいだね。じゃ、常識の変化について簡単な実験をしてみよう」
といってきた。
「実験?」
「いや。実験って大げさなもんじゃないよ。ごめんごめん。
葵くんはロールプレイってしってる。ドラクエとかのゲームじゃなくって」
「みんなが役になりきって、シミュレーションするってやつですよね。
コンビニでアルバイト始めるまえにさんざんやらされました。
美由紀先輩がクレーマーになったり。未成年役でエッチな本もってきたり。はは」
「だったら話が早い。ロールプレイをしながら精神と肉体の常識について考えてみよう」
「はーい」
小難しい話に退屈していたところだ。ちょっと楽しくなってきた。
「じゃあ、例えばボクが…っていったらボクはその人になりきるからね。
葵くんはボクがその人だとして応対して。
じゃあ練習ね。例えばボクがのび太くんだったら、ドラえもんの葵くんは何してくれる」
「毛が生えて、痩せて、身長が伸びる道具。後若返るにはうーん」
「はは、そうそうその調子で、出来るだけ役になりきって。
何も考えずに役になりきれたら成功だから」
237「カウンセリング」:2006/01/29(日) 01:20:09 ID:dlfHcJuN
「うーん、っていっても。ボクも照れ屋だから難しいな。
さっき女の子になったの質問したこと覚えている。」
「え、はい」
不意に聞かれて、すっとんきょな返事をしてしまった。
「あの時、ただのスケベそうな親父が、
好色な好奇心むき出しに聞いたと思ったから怒ったと思うんだ。
例えばボクがお医者さんで、葵くんが健康診断を受けに来た患者さんだとしよう」
「では、葵くん初潮はいつだね」
「あ、こういう状況なら抵抗ないですね」
ってあたしが答えると、先生は大きな声で
「患者は医者の質問に答える以外は、よけいな口を開かない」
って怒鳴ってきた。
思わずあたしは
「小学校6年生の時の2月、もうすぐ誕生日の12歳になる前でした」
って答えてしまった。
238「カウンセリング」:2006/01/29(日) 01:21:02 ID:dlfHcJuN
「正確には覚えていないのかい」
って先生が聞いてくるから、
「2月13日、次の日クラスの男子全員に配るチョコレートを作っていたら突然はじまりました。
授業で聞いていたから知っていたけど、
突然のことでパニックになり泣きながらお母さんの所に行きました。
その日の夜、赤飯たくってお母さんはいったけどバカなことしないで止めました。
級友の7割方はすでに迎えいて、ちょっと焦ってたから安心したところもありました。」
って答えた。
「ははは、正確にってのは日時のことだよ。
葵くん、当時の状況を正確にって意味じゃない。」
あたしは、口から心臓が飛び出して、顔から火が吹き出るかと思った。
「先生が、正確にっていうから…」
ほとんど半泣きになりながら抗議した。
「ごめんごめん、今のが心の常識の支配ってやつだ。続けようか」
えー、まだ続けるの。
239「カウンセリング」:2006/01/29(日) 01:22:10 ID:dlfHcJuN
「時間もないし、めんどくさいから。医者で続けよう。
例えばボクが婦人科の外科医として、
君はさっきの続きで定期的な癌の検診にきている患者さんとしよう。
もうエッチな質問はしないよ」
「当然です。訴えますよ。
え、きゃあ、なな、何するんですか。ア、アンッ」
いきなり先生があたしの胸を両手で鷲づかみにしてきた。
「乳ガンの触診だよ。ボクが婦人科医で触診なんだから感じないだろ。
それとも葵くんは、健康診断の時いつも感じてたのかい。へへへ」
ってスケベそうな笑いをしながっらいってきた。
「ア、アンッ、はぁ、はぁ。そ、そんなわけないです。
は、離してください。
イヤン、お、大声出しますよ。
先生。ひぃー、ふうふう」
あたしは、自分でなく人に弄られるのって、
こんなに感じるものなんだって思いながら、手を払いのけた。
240「カウンセリング」:2006/01/29(日) 01:22:51 ID:dlfHcJuN
「いやー、すまんすまん。でも、どうして感じてしまったかわかるかい。」
「そんなのわかるわけないです。
ほんとーに、もう今度同じことしたら、
このまま帰りに警察いきますよ。ハァ。ハァ。」
ってあたしは、興奮した心臓を押さえるように胸に手を当てながら先生にいった。
「リアルじゃないからだよ。
君の中の常識とさっきのボクの行為がシンクロしないんだ。
だから感じたのさ。
でも、おかしいな、普通この実験すると、
被験者は嫌悪感いっぱいにボクをはり倒すはずなんだけどなぁ。
どうしてだろ。」
先生は意地悪そうにあたしの目を見て笑いながらそう続けてきた。
「もー、しらないです」
ってあたしはすねた口調で先生に抗議した。
241「カウンセリング」:2006/01/29(日) 01:24:10 ID:dlfHcJuN
「じゃあ、再開しようか。例えばボクが婦人科医として、
葵くんが癌の定期検診に来た患者さんとしよう。」
「はい」
今度はちゃんとするんですよねぇ、先生。
「じゃあ、シャツを脱いで胸を診せてください。
中のTシャツとブラは全部脱がずに上にずらすだけでいいですから」
「先生、何いってるんですか」
「患者は、医者に意見しない」
先生は、またあたしを怖い顔で怒鳴った。
あわててあたしはシャツのボタンをはずしてちょっととまどいながらも右手から脱いで
椅子の横のサイドテーブルにそれをおいた。
「中、キャ、キャミソール何ですけど」
てあたしが聞くと、
「肩ひもはずして下にずらしてください。
で、両手でブラを上にずらしてください」
って事務的な口調で、答えてきた。
さすが先生、なれてらっしゃる。て本物の医者じゃないぞ。
で、あたしがぎこちなくあたしがキャミソールの肩ひもをはずしてブラを出して、
ブラの両方のカップを手で掴みながらくっると、胸が見えるように返すと、
「じゃあ、触診します。大きく息を吸って、吐いて、止めて」
あたしが呼吸を止めると、慣れた手つきで両方の乳房の周りを右手で、
さーとなぞり、両乳房を2,3回ずつ軽くもむと、
「はい、いいですよ。服を着てください。」
っていってきた。あたしはブラを元に戻し、
キャミソールの肩ひもを両手に通していると、先生が
「そのまま、服を着ながらでいいから。聞いて下さいね。
どうだった。感じたりした?」
「ううん。あたしは首を振った。」
確かに、全然エッチな感じはしなかった。
「ね、婦人科医が乳ガンの触診をするのなら、乳房をマッサージされても感じないんだよ。
これが常識による肉体支配、葵くんは賢いから、もう説明いらないよね。」
「はい、先生」
242「カウンセリング」:2006/01/29(日) 01:25:34 ID:dlfHcJuN
「今日は、もう遅いし。このぐらいにしておこう。
次回は、常識の支配についてもう少しセルフコントロールする練習をするよ」
「じ、時間」
あわててあたしは、外を見るともう真っ暗だった。
て今の実験、窓開けっ放しでやってたの、恥ずかしー。
てそれどころじゃない。
あたしは、挨拶する先生や次回の予約を聞いてくる受付のお姉さんたちをかわし、
挨拶もそこそこに先生の事務所を飛び出すしてしまった。
「11時半、先生の所に7時間半もいたのかぁ、
一緒に帰る約束してた先輩もさすがに帰ってしまったのかなあ。
声ぐらいかけても、いや、あんなとこ見られたら恥ずかしすぎるかなあ」
あたしはくらい夜道を、駅まで独り言をつぶやきながら走った。
駅について携帯の履歴をチェックすると、
7時半から15分おきに聡からのコールとメールが入っていた。
すぐに電話しないとあたしは聡に電話を使用としたが、
やっぱり気まずさとかがあってメールにした。
「聡、本当にごめん。怒られるのと言訳は明日するから、
朝10:00にサークルのボックスで待ってる。
ほんとーにごめんなさい。別に心配するような状態じゃないからね。
ごめん。明日、正座しながら怒られます。ごめん、愛してる」
ってメールを打った。
「まあ、あたしと聡のためのことなんだから」
声になるかならない声で開き直りの言訳をすると、
すぐにあたしは心の中で今日の先生との会話を復習し始めた。
(つづく)
243名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 10:06:31 ID:C4ZOVhwA
いいねえ・・・少しづつ騙されてゆく辺りが実になんともこう。


個人的には悟史視点がないと寝取られっぽく感じないが
ただの感想だ。気にせずすすめてくれ。
244名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 10:07:19 ID:C4ZOVhwA
悟史ちがう、聡だ・・・orz
245名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 12:53:56 ID:4pUXJhQM
>>202
GJ!
この調子でハラハラドキドキさせてくれ。

>>243
自分では単に要望述べてるだけのつもりかもしれんがな、
お前さんみたいな物言いは基本的に職人さんのやる気を削ぐだけなんだよ。

誉めるなら誉めるだけにしろ。
感想は完結してから言え。
それが職人さんに書いていただく側のマナーってもんだ。
246名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 17:39:19 ID:/B2Tnw9Q
まあ、おれらは心静かに待つのみとしようぜ。
職人さん乙
247名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 18:00:57 ID:K4yJxSOf
続きまってます!
なんかいいなぁ、こういう騙されて・・・っての
で、気付いたときにはもう離れられなくなってるとか
248パパイヤ鏑木:2006/01/29(日) 20:28:37 ID:NghIc21k
「お前さあ、穂積と同じ中学なんだって?」
クラスメイトからそう訊ねられて、石沢恵一は眉をしかめた。そして、自席から何列か
向こうに座っている、穂積奈々子の姿を一瞬、横目で捉えた後、すぐにクラスメイトの
方へ向き直った。

「ああ。小学校も一緒だったよ」
「家も近いんだろ」
「三軒向こうに住んでる」
「付き合ってるとか」
「まさか」
「だよな。だって、あいつ・・・」
言葉を途切れさせ、クラスメイトは声をひそめた。
「先輩たちの、お手つきだもんな」

その一言で恵一は砂を噛むような気持ちになり、席を立った。
「俺、帰るわ」
恵一は逃げるように教室を出た。クラスメイトの与太話に付き合いたくないからでは
ない。奈々子が自分の方を見ているのが分かったからだ。
「待って、恵ちゃん」
背後から誰かが名前を呼んだが、恵一は振り返らない。もっとも、恵一の事を恵ちゃ
んと呼ぶのは、このクラスでも奈々子しかいない。
249名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 20:49:43 ID:C4ZOVhwA
な、なんだなんだ
神が多くてうれしいぞ
250パパイヤ鏑木:2006/01/29(日) 20:52:08 ID:NghIc21k
学舎を出た恵一は、一目散にスロープを駆け下りたが、校門のところで奈々子に追いつ
かれてしまった。野球部のマネージャーをしている彼女は、いつも部員たちのランニング
に付き合うので、足腰が強いのである。その証拠に、肩で息をしている恵一とは対照的に、
奈々子の方は汗ひとつかいていなかった。

「恵ちゃん、一緒に帰ろうよ」
「今日は部活、無いのか」
「テスト週間だから、練習は無しよ。これだから、帰宅部は」
奈々子はクスクスと笑い、恵一の隣に寄り添った。家路がほぼ同じなので、それが自然
であろう。しかし恵一は、さも迷惑そうに顔を歪めるのだ。
「今日、恵ちゃん家って、誰も居ない?」
「ああ」
「寄ってっていい?」
「勝手にしろよ」
「じゃあ、お菓子でも買っていこうね」

そう言って、奈々子が恵一の手を取った時、二人の横をやさぐれた男子生徒が通り過ぎ
ようとした。学内で一端のワルを気取る、藤多という三年生だった。
「おう、奈々子」
「あっ、藤多さん。こんにちは」
藤多と奈々子がにこやかに挨拶をすると、恵一の肩が竦む。それが震えとなり、手を繋
いでいる奈々子にも伝わった。
251パパイヤ鏑木:2006/01/29(日) 21:07:12 ID:NghIc21k
「そっちは、彼氏かい」
「いいえ。友達って言うか、幼なじみ・・・かな」
奈々子は藤多に向かって、何やら目配せをした。恵一はそれと分かっていて、あえて気づ
かぬふりをする。もっとも気づいた所で、何が出来る訳でもないのだが。

「今夜、電話くれよな。メールでもいいぜ」
「分かりました。それじゃあ」
藤多は二人を追い抜き、肩で風を切りながら歩いていった。恵一の震えは次第に大きくなり、
ついには奈々子の腕までが震え始めた。
「恵ちゃん」
「・・・帰ろうぜ」
それだけ言うのが精一杯だった。恵一は、段々と小さくなる藤多の背を睨みつけながら、奈
々子の手を引き、家に向かうのであった。

カーテンの引かれた恵一の自室に、男女の制服と下着が散乱している。ベッドに仰向けで
寝転がった恵一の上に、奈々子がそっと寄り添っていた。二人とも全裸だった。
「ねえ、恵ちゃん・・・今日も駄目?」
「みたいだな」
奈々子が恵一の男根に手をやり、細い指を優しく絡めている。しかし、恵一のそれは若さに
反し、柔らかい状態のまま、ぴくりともしない。
252パパイヤ鏑木:2006/01/29(日) 21:23:32 ID:NghIc21k
「もういいよ」
恵一はベッドから降りて、服を着始めた。男根が硬くならないことに焦りを感じ、裸でいる
のが辛かった。

「・・・ごめんね。私のせいで」
奈々子は膝を抱え、うつむいた。恵一が勃起できないのは、自分に否があるとでも言うよ
うな態度である。
「お前も、服着ろよ」
「うん」
奈々子が下着に手を伸ばした瞬間、携帯電話の着信音が鳴った。
「私のだ」
携帯電話の液晶画面は、藤多からの着信を知らせている。奈々子の顔が一瞬、曇り、恵
一の様子を窺うような目をした。

「出ろよ」
恵一の冷たい視線に促され、奈々子は電話に出た。
「あ、藤多さん。ええ、今は大丈夫。はい・・・え?今からですか」
奈々子はうろたえ気味に話している。その間、恵一の目は更に冷たく、厳しいものになった。
「・・・分かりました。行きます」
何か観念したように、奈々子が呟いた。
「呼び出しされちゃった。藤多さんの友達が集まるから、私も来いって・・・」
それを聞き、恵一の血潮が滾る。体中の血が逆流するかのようだ。そして僅かながら、
萎えていた男根がむくむくと力を得始めていた。
253パパイヤ鏑木:2006/01/29(日) 21:41:41 ID:NghIc21k
街外れのカラオケボックスの駐車場に、派手な高級車が停まっている。これは藤多が親
に買ってもらった物で、いつも遊び仲間とつるむ際に乗っていた。
「おっ、奈々子の登場だぜ」
最も奥まったボックスに、藤多とその悪友たちが数人、たむろっている。奈々子はそこを
訪れ、にこやかに手なんぞを振っていた。

「こんちは。見ない人もいるね」
ボックス内はタバコの紫煙と、アルコール臭でむせ返るような状態だった。藤多は五人掛
けのソファに陣取り、数人の仲間と酒を飲んでいる。奈々子は薄暗いボックス内を差し足
で移動し、藤多の傍らに寄った。
「飲むか、奈々子」
「うん」
藤多の勧めで、奈々子も酒の入ったグラスを手に取った。その姿は、私服に着替え化粧
を施したせいか、随分と大人びて見える。

「美味しい」
「もう一杯、頼もうか?奈々子ちゃん」
奈々子の対面に、見知った少年が座った。頭を金色に染め、見るからにろくでなしの風体
を表している輩だった。
「それよりも、歌いたい。誰か、マイクを貸して」
カラオケはBGM代わりに曲を流しているだけで、誰も歌ってはいない。そこで奈々子は自
ら名乗り出て、流行の女性ボーカリストの歌をリクエストした。
254パパイヤ鏑木:2006/01/29(日) 21:54:49 ID:NghIc21k
伴奏が流れると、奈々子は着ているコートを脱ぎ始めた。ボックス内は蒸すような暑さで、
薄着でも良さそうだったが、
「脱げ、奈々子!」
と、誰かが叫ぶや否や、奈々子は悪戯な目つきで微笑みつつ、上半身を包むドレスシャツ
を脱ぎ始めたのである。

「いいぞ、とっとと脱げ!」
また誰かが叫び、奈々子はマイク片手にスカートのホックを外した。タイトなミニスカートは
すぐさま生足を滑り落ち、彼女の足元に落ちた。当然、下半身はパンティ一枚である。
「よくやるよ」
藤多がにやりと笑った。そうしているうちに、ボックス内にいる者たちが揃って、奈々子のも
とに押し寄せていく。

「キャー!ちょっと、脱ぐから、触るのはやめて!」
マイクを通して、奈々子の嬌声が響く。身に白のブラジャーとパンティを残すのみとなった
奈々子は、迫る少年たちの手を撥ね退けながら、それでも一応は歌おうとする。しかし、
「あーん!そんな事したら、歌えないじゃないの・・・」
少年の一人に乳房を掴まれ、思わず甘く喘いでしまった。そうなるともう、歯止めは効かな
い。奈々子はボックス内のスポットライトを浴びながら、ブラジャーとパンティを少年たちの
手で剥かれてしまったのである。
255パパイヤ鏑木:2006/01/29(日) 22:08:22 ID:NghIc21k
「いやあん・・・曲が終わっちゃうわ」
酔いのせいか白い肌が紅に染まった奈々子に、数人の少年たちがむしゃぶりついた。た
だ、藤多ひとりがその様子を遠巻きに見ているので、少年の一人が顔色を伺った。

「藤多さんは、やらないんですか?」
「俺は、飽きてる」
「いいなあ。藤多さんは、奈々子と同じ学校なんでしょ。頭も切れるワルって、格好良いな」
「おいおい、俺はワルじゃねえよ。どちらかというと、奈々子の救いの主なんだからよ。なあ、
奈々子」
藤多は背後から乳房を揉まれ、乳首を扱かれている奈々子に目を遣った。

「そうよ。私、藤多さんがいなかったら、学校に行けないんだから」
「どういう事なんです?」
「話してやるよ」
少年と藤多はタバコに火をつけ、軽く酒をあおった。その時、奈々子は二人掛けのソファに
押し倒され、足を大きく割られると同時に、少年の一人に圧し掛かられてしまった。
「あんッ!」
ぎしっとソファの足が軋み、奈々子の手からマイクが落ちた。藤多はそれを見つつ、グラス
を傾ける。
256パパイヤ鏑木:2006/01/29(日) 22:18:34 ID:NghIc21k
「奈々子は学校で、野球部のマネージャーをやってるんだ。けどな、一年の時に、悪い
先輩たちに輪姦されちまったんだ」
「へえ」
「やられてる所の写真とかを撮られちまったもんで、奈々子はもう、言われるがままよ。
練習が終わると、先輩たちに呼び出されてやられる。そんな生活を送っていたらしいん
だ。」
「ふむ」

「ある日、たまたまなんだけど、俺が便所に行った時、奈々子がそこでやられてるのを
見ちまったんだ。俺ァ、驚いたね。なにせ、男子便所で奈々子が後ろからやられてたん
だからよ」
「何か、興奮しますね」
「まあな。やってたのは野球部員で、その時は俺よりも上級生だったけど・・・まあ、軽く
しばいて、奈々子を頂いちまったんだよ」
「藤多さんらしいや」

「それからしばらく奈々子は俺専用にして、野球部員には脅しをかけといてな。やりま
くったという訳さ」
「なるほど。それで、そのおこぼれを今、俺たちが与ってるんですね」
「そういうこったな。ちょっと、俺、便所に行ってくる」
藤多はタバコの火を消し、席を立った。
257パパイヤ鏑木:2006/01/29(日) 22:39:08 ID:NghIc21k
「あー・・・オチンポが入ってくるゥ・・・」
藤多たちが話している間に、奈々子は足をM字に開かれ、女陰に異性を受け入れていた。
薄目の陰毛の下に、節くれだった男根をずぶりと差し込まれて、激しい前後運動が繰り返
されている。

「奈々子ちゃん、ヤリマンのくせに締まりいいな」
「ひどい事、言うわね」
くくっと奈々子が笑った。侮言をつかれても怒る風でもなく、むしろ喜んでいるようだ。
「奈々子ちゃんは、彼氏いるんだろう?いいの、こんな事してて」
「彼氏っていうか、幼なじみね。でも、神経質で困っちゃうのよね」
「ヤリマンには、俺たちみたいなのがお似合いなんだよ」
「そうかもね、ふふふ・・・ああ、軽くイキそう・・・」
周りを異性に囲まれ、その監視下でセックスをする。奈々子はそんな状況の中、腰骨に
響くような絶頂を感じ取っていた。

その日の夜遅く、奈々子は恵一の部屋を訪ねた。そして、今日あった事をとつとつと話す
のである。
「カラオケボックスでね。五人の男の子としてきた。たぶん、十五回くらいはやられてる
はず」
「そ、それで?」
「最初は、カラオケやりながらストリップやって・・・あ、ブラとパンツは男の子に脱がされ
た。パンツは行方不明で、私、ノーパンで帰ってきたの」
話す奈々子は服を着ているが、恵一は全裸だった。しかし、昼間とは違い、男根は凄まじ
く滾り、上を向いている。
258名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 22:51:14 ID:/B2Tnw9Q
支援
259パパイヤ鏑木:2006/01/29(日) 22:51:52 ID:NghIc21k
「それで、イッたのか?そいつらにやられて」
「うん。イッたよ。五回か、六回くらい」
「ちくしょう・・・そうか、イッたんだな。ちくしょう・・・」
恵一は大きくなった男根を自らの手で慰めながら、奈々子の話を聞いている。特に彼女
が絶頂に達したと聞いた途端、男根はビクビクと波打った。

「そいつら、お前の事を何て呼んでるんだ?」
「奈々子ちゃん、か・・・ヤリマン」
「ヤリマンか。くっそう!ああ、お、俺もイキそうだ」
男根の先が放精の予兆を見せると、奈々子はすぐさまそこへ唇を寄せた。そして、刹那
のきらめきが恵一を包む。
「おおッ!」
男根がいななき、激しい射精を開始した。それに呼応するように、奈々子は恵一の子種を
飲むと、うっとりと目を細めて微笑む。

「ああ、奈々子・・・」
恵一は尻の穴をすぼめ、渾身の力を込めて子種を送った。奈々子はそれをさも美味そう
に飲み干し、鼻を抜ける青い性臭に酔い痴れる。この瞬間が、彼女の最大の喜びだった。
「美味しい、恵ちゃんの精子」
「奈々子・・・」
自分の子種を飲んでくれた幼なじみを、恵一はきつく抱き寄せる。言葉にならない何か
が、二人の間には存在した。
260パパイヤ鏑木:2006/01/29(日) 23:06:09 ID:NghIc21k
ある日、恵一は野球部の部室の裏手にいた。時は放課後。一学期が始まったばかりで、
部室内には大勢の新入部員がたむろっている。
「はーい、皆、集まってるー?」
部室の中に、ジャージ姿の奈々子が居た。そして、一年生部員と思しき少年たちが数名、
彼女の前に立っている。それも、下半身丸出しの格好で。

「じゃあこれから、野球部恒例の筆下ろし会を始めるわね。名前順でいくわよ」
奈々子はジャージのズボンとパンティを脱ぎ、ベンチの上に寝転がって足を広げた。一年
生部員たちはおそらく女性器を見た事が無いのだろう、奈々子の足の付け根から目が離
れないでいる。
「コンドームは行き渡った?じゃあ、君から」
奈々子は髪を手で梳きながら、少年をいざなった。少年は勃起させた未使用の筆に避妊
具を着せ、奈々子の足の間に体を滑り込ませる。

「入って来たわ。うふふ・・・君って結構、アレが太いんだ」
「す、吸い込まれる」
「気持ち良くなったら、遠慮なく出してね」
奈々子の熱心な勧誘の甲斐あって、新入部員は十人もいる。彼女はその全員に、女を知
らせてやるつもりだった。
261「カウンセリング」:2006/01/29(日) 23:17:20 ID:dlfHcJuN
「精神と肉体と常識のコントロールか……」
帰りの電車の中で、
先生に言われた台詞を思い出しながら自分なりに考えていると、
パパパッパッパー、間抜けな音楽が車内に流れた。
携帯マナーにするの忘れてた。
だいたい聡の指名した着メロって間抜けなんだよ。
あたしは、考えているのをじゃまされてたのと気恥ずかしさで、
ちょっとムっとしながら電話に出た。
「おい、葵。今日はどうしたんだよ。
明日サークルのボックスで言訳するって、
俺が誰ほど心配してたかわかってるのかよ。
昨日は昨日で突然メールで時間変更するし。
その後、電話してもでないし。
最近のおまえってどうかしてるよ。
本当に俺のこと好きなのか、なあ葵」
って電話の向こうから聡が怒鳴ってきた。
「ごめんごめん。
今日、バイトの先輩、聡に話したことあるよね美由紀先輩。
彼女に紹介された店に行くことになったの。
先輩は2時間ぐらいっていってたけど、
あたしのせいでこんな時間までかかちゃったの。
何度も電話しようと思ったけど、携帯いれた鞄を、お店に預けたから…。
ごめんごめん。何回言ったら気が済む。
だいたい、あたしもこの間のこと許したわけじゃないよ。
とりあえず、電車の中だから切るね。詳しくは明日。
後30分ぐらいで帰るから、
心配なら確認のお電話でもしたら、
でもあたしはシャワー浴びてたり寝ているときに
掛かってきた電話を無理してでる趣味はないけど。
最後に一言だけ、聡、愛してるよ。
言われないとわかんない、ばーか」
かなり頭にきてたのでそう一気にまくし立てると、
携帯を切ってドライブモードにした。
262「カウンセリング」:2006/01/29(日) 23:18:11 ID:dlfHcJuN
車内を見てみると、酔っぱらいのおっさん二人組がこっちを見て笑ってる。
最後の愛してるの声が大きかったのかな、恥ずかしー。
「常識のコントロール」
あたしは、心の中でそうつぶやいた。
「聡に、大声で愛してるって言うのは平気なのに、
酔っぱらいのおじさんに聞かれるのは恥ずかしい。
例えばあの二人がサボテンだとして…」
酔っぱらいのおじさん2人組を見ると。
こちらにウインクなんかしながら合図してきた。
気持ちわるーい。
やっぱり、付け焼き刃じゃ出来ないか。
て、今日したことロールプレイでそんなんじゃないし。
とりあえず寝たふりして、駅に着いたら全力で帰ろう。
あたしは電車が駅に到着するやいなや、
全力で電車を降り走って家に帰った。
帰りながら
「例えばあの二人はサボテン、サボテン」
って呪文のように唱えていた。
家について、時計を見るともう12時半をまわっていた。
あたしはシャワーだけ浴びると今日のことを思い出すまもなく寝ていった。
263「カウンセリング」:2006/01/29(日) 23:19:29 ID:dlfHcJuN
次の日、あたしの足取りは重かった。
まー軽いわけはなかった。
色々言訳考えたり、正直に話しそうかとも考えたけど、まあ出たとこ勝負。
大丈夫、聡は底なしにやさしいから、きっと許してくれるよ。
なんたって、眠れる 美 女を3年半も待ってくれた王子様なんだから、きゃー。
とか自分を鼓舞しながらボックスに向かった。
いつもなら必ず誰かいるはずのボックスに、今日は誰もいなかった。
不思議に思いながら、鞄をロッカーに入れて会議椅子に座ると、
テーブルの上に一通の手紙が置いてあるのが見えた。
葵へって書いてある?まさかねぇー。
手に取ると、確かに葵へって書いてた。
なに、まさかドラマとかで見るみたいにお別れの手紙じゃないよね。
だいたい、あたしたちの場合、
別れても新学期に出会うし、今更別れても…。
とりあえず、手にとって読んでみよう。
あたしは、ドキドキしながら手紙を開けた。
手紙にはあたしに出会ったときのことや、
あたしに惹かれたこといろんなことが書いていた。
別れの手紙だ。きっと別れの手紙なんだ。
264「カウンセリング」:2006/01/29(日) 23:20:34 ID:dlfHcJuN
あたしは涙目になりながら、それでも読むことを辞めなかった。
手紙の最後のページに、
「俺は、葵と出会えて本当によかったよ。
今でも愛と感謝の気持ちは変らない。
でもどうしても、いやだからこそ葵に言わなくちゃならないんだ。
これを読んだら、窓の外を見てくれ。
今でも、大好きな葵へ」って書かれていた。
あたしは昨日わけのわかんない占い師の所に行ったことを本当に後悔した。
一週間前のこと。
そういえば年末に喧嘩したときは絶対にあたしの方が悪いのに聡が謝ってくれたっけ。
なにしてたんだろ、あたし。
10分位大泣きした後、落ち着きを取り戻した
あたしは書かれてることを思い出して我に返り、
窓の外を見るためにカーテンをあけた。
265「カウンセリング」:2006/01/29(日) 23:21:26 ID:dlfHcJuN
窓の下を見ると、サークルのみんながいてその中心に聡がいた。
へ?
「あおいー。驚いたか。ばーか。
本気で泣いてんじゃねーよ。
愛してるよ、心の底から。
これからもよろしっく。」
って聡がサークル棟全体に響き渡る声で怒鳴ってきた。
「ばーか。絶対に許さない。
お望みなら、別れてあげるわよ。
さ、と、し。
あ・い・し・て・る」
あたしは、涙と怒りと呆れと笑いときっと全部足した本当のあたしの顔で聡に怒鳴り返した。
もちろん、サークル棟全てに響きわる声で。
「俺も高校時代の大切な先輩の用事なら、
お前との約束より優先するかもしれないもんな。
今日から一週間毎日、家に晩飯を作りにくる。
来週の日曜、ミニスカートはいて俺とディズーニーランドで夜までデート
で許してやるけど、どうだ」
「ばーか。一週間前のことがあるだろ。
あたしはまだ許したわけじゃないよ。
デート代はあんたのおごり。
ミニスカートをはいてほしいなら、
あたしにプレゼント。
いっしょに買いに行く時間を今週必ず作る。
で手を打ってやるよ。
今日は、何食べたい、聡・く・ん」
「ハンバーグかなあ。
じゃあ、商談成立だな。
さあ、皆さんお手を拝借、よー!!」
聡の周りには誰もいなかった。
みんな呆れたんだ。そりゃそうか。
でも、春の暖かい風が二人を包んだ。
「それはそうと聡。あんた今日追試でしょ。
もし落ちたら、来年からあたしのこと葵先輩って呼ぶ羽目になるよ。いいの」
「おっと、そうだった。
じゃあ、今夜楽しみにしてるよ。
いつもはケチャップだけど、ちゃんとデミグラスソース作ってくれよ。
葵先輩」
「ばーか」
聡は走って校舎に消えていった。
266「カウンセリング」:2006/01/29(日) 23:22:48 ID:dlfHcJuN
「聡くんってほんと格好いいよね」
いつの間にか上がってきた友達が、声をかけてきた。
「まあね。」
あたしは否定もせずのろけてしまった。
本当に格好いいんだもん。
のろけたんじゃなくて事実を冷静に答えただけ、まあねと。
さあってと、今日はバイトもないし。
腕によりをかけて作るぞ。
あたしはそそくさとボックスを後にしてスーパーへと急いだ。

学校をでる瞬間心の中心から

「例えばボクが葵くんの恋人だとしたら…」

って おじさん の声が聞こえてきた気がしたが、
その時のあたしは気にとめることもなかった。
(つづく)
267パパイヤ鏑木:2006/01/29(日) 23:23:12 ID:NghIc21k
一方、部室の裏手では、恵一が勃起させた男根をいじっていた。
(奈々子・・・お前、今、男子生徒の間で、何て呼ばれてるか知ってるか)
男根を激しく擦りながら、恵一は胸の内で呟く。

(便器だってよ。誰にでも、すぐやらせるからってな)
恵一はハアハアと息を荒げ、男根を擦り続けた。先走りが飛び散り、自分の手を濡らし
ている。
(藤多たちにも飽きられ、今や野球部に払い下げられた、便器女。ああ、奈々子・・・)
血走った目に涙が浮いている。実を言うと恵一は、一年前に起きた奈々子の輪姦事件
を目撃していた。その時、恵一は野球部員の一年生だったのだ。

それは、春の穏やかな日だった。練習を終え、いつものように奈々子と帰宅しようとして
いた恵一は、校門の前で彼女を待っていた。しかし、待てど暮らせど奈々子は来ない。
しびれを切らした恵一は、何と無しに部室へと向かった。そこで、彼を待ち受けていたの
は──
「いやあッ!」
という、奈々子の叫び声と、そんな女の悲鳴をせせら笑う、野球部の先輩たちの姿だっ
た。
(奈々子!)
ジャージを剥かれ、乱暴に乳房を揉み抜かれる奈々子を見て、恵一の足は震えた。薄
暗い部室内には淫らな空気が立ち込め、奈々子を中心とした淫宴が催されている。
268名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 23:33:08 ID:yfB7nJeZ
試演
269パパイヤ鏑木:2006/01/29(日) 23:37:20 ID:NghIc21k
「処女じゃないのは、意外だったな」
「ほら、何でも幼なじみの一年生にやっちまったらしい。まったく、惜しいな」
三年生たちは代わる代わる奈々子の尻に圧し掛かり、気ままに陵辱を繰り返した。恵一は
その一部始終を見た。見て、絶望した。

以来、恵一は奈々子と交わる事が出来なくなった。野球部も辞め、少し奈々子と距離を置い
た時、藤多が現れたのだ。藤多は野球部から奈々子を奪い、自分の欲望のはけ口にした。
それも噂には聞いていたが、恵一には成す術がなかった。しばらくして奈々子との関係は回
復したが、恵一の中に残ったわだかまりは消えない。それは傷として、生涯癒えないトラウマ
と化したのだ。

奈々子の事は好きだが、体が言う事を聞かない。恵一は懊悩した。狂わんばかりに悩んだ。
自分を責め、自我も崩壊しかけた。しかし、藤多と縁の切れぬ奈々子の様子を見た時、状況
が一変した。それは、ある晩、奈々子が疲れて帰って来た時の事だった。
「恵ちゃん、ちょっと服貸してくれない?」
自分の所へ訪ねて来た奈々子は、服を破り裂かれていた。髪もバサついて、いつもの小奇麗
な彼女とは違っていた。何があったのかと訊ねると、
「藤多さんの後輩三人に、無理矢理やられちゃった・・・」
奈々子は自嘲気味に言うのである。それを聞いた途端、恵一の下半身は熱くなった。
270パパイヤ鏑木:2006/01/30(月) 00:05:10 ID:OXulvoms
そうして、恵一は奈々子を寝取られる事でしか、男になれなかった。男根が固くなるのは、
誰かに犯されて薄汚れた彼女を見る時だけだったからだ。
(奈々子!うッ!)
野球部の部室裏で、恵一は果てた。奈々子が十人目の一年生を受け入れた瞬間だった。

学校以外でも、奈々子は藤多がらみの不良少年たちの間で、名を知らしめている。呼べば
すぐに来るデリヘル嬢まがいの女。どんな行為も拒まず、何処ででも裸になる淫乱。奈々子
がそう呼ばれている事を、恵一も良く知っている。だが、奈々子を責めるつもりはない。何故
なら、すべて自分のためにやってくれている事だからだ。

こんな関係がいつまでも続くはずは無い。恵一も奈々子もそれは分かっている。だが今は、
このいびつな繋がりに縋り、生きていくしかない。そして、もつれ、疲れ果てた先で見る夢に
希望を見出すつもりなのだ。

おしまい
271名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 00:07:34 ID:M1hx1nxH
>>270
駄文乙wwww
272名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 00:08:48 ID:jPHugZWp
>>パパイヤ氏
なかなかに読めたけど、ちょっとオチが弱かったかな?
まぁともかく、おつかれさんでした…
273名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 00:27:41 ID:SPiXuylg
>>270
乙、なかなかよかったです
特に最後の一文が、余韻残す印象で好みです。

寝取らせの要素がつよくなっちゃってたことが、俺としては惜しいけど。
ともかく乙彼様でした。

274202:2006/01/30(月) 10:15:20 ID:YbEYvBbe
>>270
乙です。
流れを見ずに投稿して、作品をぶった切ってしまい、すみませんでした。
やっぱり、短編でも長編でもオチがあるのはいいですよね。
俺も面白いとか、面白くないとかでなしに
尻すぼみでも、投げっぱなしでも、必ずオチがつけるようにしたいです。
今日まで、仕事に余裕があるんでがんばって書いてみます。
275名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 10:28:53 ID:vIK++KRf
>>202
頑張ってくれ。
俺も話術だけで和姦に持ってかれたりするシチュ大好きなんで期待している。
276名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 14:59:49 ID:kW/e/z1d
>>202
期待してます。
277「カウンセリング」 :2006/01/30(月) 22:22:18 ID:2NiDWcip
「ごちそうさま。あー、美味かった」
「お粗末でした。」
追試の終わった聡が帰ってくると、あたしたちは一緒に食事を作り、
そして食事をしながら一週間の穴を埋めるかのように喋った。
「で、その美由紀先輩ってのに紹介してもらった占い師、えーと…」
食後のお茶を飲みながら聡は昨日の遅刻の理由をしていると、最後にそう聞いてきた。
「博仁先生ね」
「そうそう、その博仁先生に、なに占ってもらったの?8時間も…」
聡が下世話な顔で興味津々にあたしに聞いてきた。
「さっきから8時間じゃなくって、1時間半位予定よりオーバーしてしまったっていってるじゃん。
で、なーんかばつが悪くなって言訳の電話できないまま先輩とそのまま食事に行ってしまったて。
ごめん、わざと言ってる」
「ごめん、ごめん。俺だって心臓が破裂しそうなくらい心配してたんだから、
そのくらいの嫌みいわせてよ。で、3時間以上も何相談してたの」
猫舌の聡はお茶をふうふうしながらそう続けた。
「いろいろよ。将来のこととか、学校のこと、バイト先の人間関係のこと…」
本当の相談内容を聡に言えるはずもなくあたしは無難な答えを返した。
278「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:22:55 ID:2NiDWcip
「俺のことは。俺の」
「もちろん恋愛相談もしたよ」
恋愛相談しなかったてのも不自然だし、あたしは素直にそう答えた。
「内容は、内容」
「うーん、高校時代の夢はツアコン、でも地元の旅行会社をみても温泉地のパンフレットしか置いてなくってこれはやばい。
温泉地の宴会場でおじさんたち相手にお酌するのが私の夢なわけない。
だから絶対東京に…」
「そうじゃなくって、将来のこととかじゃなくって、俺とのこと、俺との。
わざと言ってる」
聡はあたしの口調をまねしながら、そういってきた。
「はは、何聞いたんだろ。えーとあたしが水瓶のO型で、聡が天秤座のBだから…。
相性はよかったのかな、悪かったのかなあ。あれー。聡の総画と天画が…」
あたしが焦りながらしどろもどろになってると、
「その先生って、何で占うの占星術?姓名判断?」
って意地悪そうに聞いてきた。
「よくわかんないよ。あんたとのことなんて占ってもらう必要ないもん。
もう別れるから。でも今度は、ちゃんと聞くようにするよ。ばーか」
あたしはごまかすために、この場を冗談で切り抜けることにした。
279「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:23:37 ID:2NiDWcip
「今度って、また行くの?」
ちょっと、マジな声で聡が聞いてきたから。びっくりして
「うーん。機会があればね。でも、まあ占いなんて興味がないから行かないかな、もう」って返した。
「ときに聡、あたしがコーヒー党って知ってて、何でアールグレイなんか食後に出てくるんだ」
あたしは、場の空気を変えるために話題を変えた。
「えー、コーヒー切らしてるから今日の帰りに買っててメールしたら。
テーブルの上にこれが置いてたんじゃん。買い間違えた?ぼけてる、葵」
「おかしいなあ。モカブレンドっていつも決めてるから、無意識のうちに手に取ったとき間違えたのかなあ。
誰か棚に返すとき間違えたのかなあ。」
あたしは、買い物したときのことを思い出そうとしたが、いつものことなので思い出せるはずもなかった。
でも、このベルガモットの甘酸っぱい香り最近どっかで嗅いだ気がする。
どこでだろ?いい香り。頭の中が真っ白になりそう。
「まあ、たまには紅茶も悪くないね」
あたしが意識を取り戻すために自分に言い聞かせるように独り言をつぶやいた。
280「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:24:07 ID:2NiDWcip
「葵…」
きゅうに真剣な顔をしながら、聡があたしの唇を求めてきた。
「うーん…」
あたしは聡の唇を受け入れた。なんだ、出来るじゃん。それとも占いのおじさんのおかげ…。
でも、頭にいつものイメージが、ブロンドで小麦色に日焼けした外国のお姉さんが、
筋肉隆々のマッチョなお兄さんのあそこをキャンディーでもなめるかのようにものすごく恍惚とした表情で舐めてる。
あれ?今日はいつもと違う?お姉さん、長い髪を後ろで軽くまとめた日本人だ。ってもしかしてあたし?
イヤッ。
マッチョなお兄さんはいつもと違って、おなかが出た小太りの中年親父?なんかもやが掛かってよく見えないよ。
怖い。
聡があたしの唇を舐めまわしてくると。
「うーん、あっ」
あたしはものすごく感じながらイメージが鮮明になってくるのを感じた。
あん、あーん、キスってこんなに感じるもんなんだ。
初めてのキスは頭が真っ白になってなにも感じなかったのに。
281「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:24:42 ID:2NiDWcip
絶対こっちはあたしだ。あたしのイッタときの顔ってこんなんなんだ。
でも相手は誰、聡はこんな気持ち悪い体じゃないよ、絶対。
聡の手があたしのおしりのあたりにきて、舌があたしの口の中に入ってくる瞬間、
全てのもやが晴れる○※×□☆…。
あたしは両手の力一杯に聡をはじき飛ばしていた。
「ハァ、ハァ、今日はここまで。続きはたいていつまらなくなる続編で、はは」
もうわけもわかんない冗談で逃げるしかなかった。
「葵と人生2度目のキス、嬉しかったよ」
「あたし以外の女の子を入れると、数え切れないくせに」
しばらくの沈黙の後、
「明日何が食べたい?」
「カレーライスかな」
それだけ話すと、あたしは聡のアパートを逃げるように飛び出した。
「やっぱり、変な絵が見える。常識コントロール…。やっぱり聡とあたしのためにも先生とまた会わないと」
そんなことを考えながら、あたしは家路を急いだ。
282「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:25:38 ID:2NiDWcip
その日の夜、あたしは一週間ぶりぐらいにしてしまった…。
いつものように、心の中の聡としゃべりながら…。
「アンっ、聡、そこ、そこがいいのすてき。めちゃくちゃ気持ちいい……」
あたしはいきなり右手を下着の中に入れて激しくあそこを弄ると、
次にク○トリスをやさしく親指と人差し指でつまんでくりくりしながら、
「ふぇーん。気持ちいいよ。聡、知ってるここを赤ちゃんの間に切ってしまう、習慣があるとこともあるんだって。
バカだよね。こんなに気持ちいいのに。
あたしは大丈夫ちゃんとあるし、こんあにかんじることもできるきゃら○×※■☆」
行きそうになる前に指をはなし下着から手を出すと、
今度は下着の上からやさしくあそこを弄り、
「ハァ、ハァ。いつも聡ばっかりだから、今日はあたしがしてあげるね」
あたしは、右手はそのままに、左ての人差し指に舌を絡めると唇でやさしく咥えながら、
指を口の中に入れたり出したりした。
「どう、気持ちいい? あんたが2年の時付き合ってたいう知美先輩より上手い?あたし…」
心の中の聡に意地悪をしてみたら、怒ってあそこを強引にあたしの口に出し入れしてきた。
人差し指と中指を口の中に入れて強引に出し入れしながら、あたしは指の気持ちよさと嗚咽感と上あごと喉のくすぐったさで、
おかしくなりそうになりながらも止めることが出来ずに、
ふーん、ふぁーん声にならない声を上げてどんどん上り詰めていった。
いつの間にか右手も下着のなかに入れていた。
「聡、イキそう、あたしもうイキそう。いっしょにいってーおねがい」
心の中であたしはそれだけいうと、いってしまった。
「ハァ、ハァ」
息を切らしながら、あたしは濡れている右手と左手で鼻の頭やほっぺや耳たぶを汚しながら火照った体を沈めていった。
283「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:26:37 ID:2NiDWcip
エ…、オシッコモラシテル…。
体が静まってくると、パジャマのパンツも下着もびちょびちょなのに気がついた。
ま、まさか、シーツに手をやると信じられなくらい濡れていた。
あたしはパジャマを脱ぐとすぐにバスルームに入った。
実家でなくてよかった。
ああいうのって、おねしょみたいに世界地図になるのかなあ干せないよ。
本物の聡のって指二本より太いよね…。
完全に落ち着いたあたしは熱いシャワーを浴びながらそんなことを考えていた。
シャワーからでると、とりあえず洗濯のことは明日考えるとしてシーツのそこの部分にバスタオルをひいて眠ることにした。
もう、さすがに乾いていると思ったけど。
パジャマ代わりになるものはだいたい洗濯してしまってるのかあ…。
もう、聡が夜ご飯作りにこいっていうからたたんだりする暇ななかったんだよ。
あたしは自分の運の悪さに笑うしかなかった。
「まあ、暖かいし、いっか」
そうつぶやくと、ロングスリーブのTシャツを出して、朝たたもうと思っていたピンク色の下着をはいて眠りについた。
そういえば今日は、胸を弄らなかったな…。
ベッドの中でそんなことが頭をよぎった。
「例えばボクが…医で……患者だとすると……感じないだろ」
そんな言葉が頭をかすめながらあたしは深い眠りについた。
284「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:27:35 ID:2NiDWcip
「で、火曜日と水曜日は何もなかったんだ、月曜日のキス以来」
美由紀先輩と来ないお客さんをレジで待ちながらあたしたちは今日も喋っていた。
「もう先輩、そういうの先生に絶対いわないでくださいね。
いう必要のあることは、あたしの口から先生にいいますから」
あたしはこないだのことを先輩に抗議していた。
「でもよかったじゃない。さすが、先生ね。後2、3回通えば、ばっちりよ」
「できれば、次回くらいで終わりたいんですけど…」
「まあまあ、あなたの目的は聡くんとうまくいくことなんだから、うまくいかなきゃずっと通うことになるよ」
「そういえば先輩、相談料っていくらなんですかぁ?
初回は無料って聞いてたけど、2回目からは…」
「だいたい、1回につき150円ね」
「150円!? そんなんでどうやって食べていけるんですか?
まさか、信者が貢いでいるとかじゃないですよね。うさんくさいな」
「まあまあ、私も詳しくは知らないなあ。
まあ、いかがわしい宗教とかと違って資産家の息子とか何かでしょ。
だいたい先生は自分の風貌とかも客観視して心得ていらっしゃるから、
必要以上にセクハラ問題とかにお気遣いなさるしね。
相談者自信が閉めてって言わない限り絶対ドアは開けておかれるし、
季節によっては窓も開けておくことが多いし。」
「窓…」
あたしは、あの日のことを思い出して、耳まで真っ赤になった。
「どうしたの?」
「いえ…」
「ま、とにかく金銭問題も一緒ね。とっても叩かれるし、とらなくても叩かれる。
そういったことに対しての先生なりの精一杯の皮肉が150円って値段じゃないのかな」
285「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:28:07 ID:2NiDWcip
「叩かれてるって、どういうことですか?
それと先輩って部屋の窓もドアも全部閉めて部屋を暗くして占ってもらっているって本当なんですか?」
あたしは先輩に聞いた。
「まあまあ、いつもは9割以上聡くんの話なのに、今日は先生のことばかりね」
「え…」
あたしは、聡に告白されたときの先輩の話を思い出してさらに赤さが増してしまった。
「とにかく、先生がどういう人とか、あたしがどういう風に相談を聞いていただいているのかが大事ではなく、
あなたにとって一番重要なことは…」
「あたしと聡のことですよね」
「そういうこと、いらっしゃいませ」
今度は本当にお客さんが来て話はとぎれた。
そして、こんな日に限ってそれからゆっくりと話す時間もなく、バイトが終わると先輩はいつも通りに素早く帰り、
あたしも本当にスカートをプレゼントしてくれるっていう聡と洋服を見るために渋谷へと向かった。
286「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:28:49 ID:2NiDWcip
「こっちの方がよくない」
うーん、勢いでOKしたもののスカートなんて高校時代の制服以来はいてないからなあ。
どんなのがいいんだろ。男の人はやっぱり、見えそうなぐらい短い方がいいのかな?
はずかしいなあ。あのスケベな先生は短ければ短いほどいいんだろうな。
でも聡も健康的な男の子だもんね。どうだろ。
いや、丈よりまずはデザイン、デザイン、どうも最近思考がスケベな方に行くよな。
そんなことを考えながらふたりで渋谷の町を見て回り、
結局デニムのタイトミニのスカートにすることにした。
うーん、ウエストはこれで余裕すぎるぐらい何だけど、ちょっとおしりがきついかな、
おしりのかたちがわかりすぎるかな。
試着室で試着しながらあたしは見慣れないミニスカート姿の自分を鏡を通してみていた。
「ジャーン、どうだ聡」
試着室のドアを勢いよく開けて聡にミニスカート姿の自分を見せてみた。
「うーん、めちゃくちゃ綺麗。足も普段ジーンズかジャージしか見たことなかったけど、
こんなに綺麗だったなんて…。
水泳の時はスタイルの良さに眼がいってたもんね」
おー聡めちゃくちゃ感動してる。もうワンサイズ大きいのにしようと思ったけど、
こんなに感動してくれるなら恥ずかしいけどこれでいいや。
287「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:29:33 ID:2NiDWcip
「でも、もうワンサイズ上げない?葵」
「なんで」
覚悟を決めたあたしは、ちょっとむっとしながら聞いた。
「まず第一に、他の男どもに見られたくない。
第二に屈んだとき下着が見えそうで、不安だ以上」
「えー、見えそうで、ああいうのって見えないんだよ」
どっちが男だ。
「じゃあ、確認するからこの場で屈んでよ。」
「ばーか。わかったよ。もうワンサイズ大きくするよ。他
の男に見せたくないっての嬉しかったし」
試着し直してみるとウエストはぶかぶかだったがおしりの収まりはちょうどよく、
丈も短くもなく長くもなくちょうどいい感じだった。
聡が会計を済ませわざわざプレゼント包装にしてるのを待ってると。
きゅうに心の中から
「例えばボクが聡くんだったとして君にミニスカートをプレゼントするとするよ」
って先生の声が聞こえてきた。
え、いや焦らない、焦らない。
心の声は深層心理の訴え、こないだ先生がそんなこと言ってたじゃない。
いや、何かの本で読んだのか?
まあ、いいや。
「葵くんの恥ずかしそうな顔を見たら、気遣って本当のことは言えないじゃない。
本音を言えば、ミニスカートをプレゼントする時点で短ければ短いほど、
タイトならタイトなほどいいに決まってる。
恥ずかしさとかを考えなければ、絶対にその方が綺麗なんだから」
「綺麗?」
あたしは独り言をつぶやいた。
「え、どうしたの」
声が聞こえたのか聡が顔をのぞき込んできた。
「ううん、何でもない」
あたしは、心の会話が聞かれたんじゃなかったかなと思ってちょっとドキドキした。
店を出るとあたしは
「これってさっき試着したやつ」
「そうだけど」
「えー、さっき着てたの中糸がちょっとほつれてたの。変えてもらってくる」
あたしは、あわてた風を装いながら聡にそういった。
「俺が行ってくるよ」
「いいの、いいの、あたしはこれプレゼントされたの本当に嬉しいんだから。
あのビルの3階の居酒屋さんでご飯食べようっていてたんだよね。
先に行って待ってて。すぐに追いかける」
あたしは聡の手から鞄をとるとさっと店に入っていった。
「あのー、もうツーサイズ小さいのに変えてもらえますか」
「御試着なさいますか」
「いいです、いいです。試着の感じからいうと絶対に大丈夫です」
「でも、お丈の方はだいぶ短くなりますよ」
「構わないんで、お願いします」
短ければ短い方が聡も絶対喜ぶ。
おしりもきついかもしれないが、あたしの場合ただ大きいだけじゃなく上に向いている。絶対大丈夫。
もし、下着のラインがばっちり見えるのなら、土曜日にでもラインが見えない下着を買いに行けばいい。
あたしは何かに突き動かされるかのように、スカートの交換を店員さんにお願いした。
288「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:30:13 ID:2NiDWcip
土曜日の午後、あたしはやっと買えた下着の袋を手に家に急いでいた。
「はー、どうして頭の中で考えることは出来るのに、
いざとなると恥ずかしくって買えないんだろ。常識コントロール、常識コントロール」
頭の中でそんなことを繰り返しながら、必死に走っていた。
あの日帰ってから、スカートをはいてみるとウエストはバッチリ、
おしりもキュッと引き締まってものすごくいい感じだった。
丈は…、まあ注意すれば大丈夫だろ。
でもやっぱり、下着のラインはバッチリでてしまった。
ホワイト系のパンツじゃないし誰も見てないから大丈夫、
自分になんどもそう言い聞かせたが、一度意識してしまうとそこにしか眼がいかなかった。
仕方なく、Tバックの下着を買いに下着専門店に行ったのだが、
中学生みたいにもじもじしてしまい結局店員さんに声をかけられて買えたのはお昼をまわってしまってからだった。
とりあえず、これを家においてお好み焼きの具材を買って聡ん家に向かわねば。
あたしは、渋谷駅まで必死になって走った。
グィーン、グィーン、チ、チ、チ、キュイーン…渋谷の駅について息を切らしながら電車を待ってると、
メールがきたのを知らせる音が鳴った。美由紀先輩からだ。
「葵、明日の午後4時予約取れたから」
って、先輩にデートのこと言ってたよね。まあ、いいやとりあえず。
「先輩、ごめん明日は…」
ここまでメールを打つと、パパパッパッパー聡から電話があった。
289「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:31:06 ID:2NiDWcip
「葵、今すぐ家に来られる。すぐに」
ものすごい怒った声であたしにそういってきた。
「とりあえず、今渋谷の駅。いったん家に帰って、買い物して…」
ってあたしが言おうとすると。
「そんなんいいから、すぐに来い出来るだけ早く、今すぐに」
って怒鳴ってきた。かなりキレてる?
「わかったから、落ち着いて。出来る限り早く行くから。買い物は一緒に行こう」
あたしは、あわててそれだけいうと電話を切った。
電車に乗りながら、聡の怒りの原因を考えた。スカートの件ばれた?昨日の親子丼手抜いて作ったのばれた?
色々考えたが、これといって思い当たることはないような気がした。
家に戻ろうかどうしようか考えたけど、聡の声を思い出してあたしは下着と試着するために持って行ったデニムスカートが入った紙袋を聡の駅のコインロッカーに入れておくことにした。
明日の夕方までは、預けておける。帰りにとればいいや。
駅に着くと紙袋をロッカーの中に入れ、あたしは、全力疾走で聡の家に向かった。
290「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:31:36 ID:2NiDWcip
聡の家に着くと、いきなりあたしの腕を掴んでパソコンのモニターの前に座らせた。
すごい剣幕にちょっとびびってたあたしは、思わず正座しながらモニターの中を見た。
「インチキ占い師博仁問題連絡会」ってサイトが開いていた。
「なにこれ、あたしがインチキ占い師に騙されたってのがそんなに腹が立つの」
あたしは動揺を悟られないように言葉を選びながら聡にそういった。
「そうじゃないよ、このページを見てみなよ」
聡はマウスを奪うと、次々にクリックしてページを進めていった。
「博仁に騙されたバカ女たちのページ」
そういう名前のページにつくと手を止めて、
「見ろよ」
ものすごい乱雑な言葉で、そのページの右上の最新信者って言うところをクリックした。
まさかあたしの個人情報…。あたしは、ものすごく不安になりながら画面を見ているとモニターいっぱいにあたしのキャミソール姿が映し出された。
え、覗かれてたの?盗撮。何が起こったの。
パニックになりながらも画面を見ると、顔の部分にはモザイクがかけられていた。
291「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:32:28 ID:2NiDWcip
「これ、どう見てもお前だよな。何してたんだよ。こんな格好で」
怒りと言うより涙が混じった声で聡があたしにそうつぶやいた。
「え、あたしじゃ…」
いや、どう見てもあたしだ。
こんなところでしらばっくれても逆効果だ。怒ってる聡を見ていると急速に冷静になっていく自分が意識できた。
画面のしたが切れているからマウスをまわして進めていくと、画面の下にはこう書いてあった。
「インチキ占い師博仁の毒牙に掛かる哀れな子羊。
もちろん、この後ムフッ。後は秘密のお楽しみ…。
信者第20号 仮名C.K、顔AA、スタイルAAA、信者度B−、エロ度B+」
って書いてあった。
この先が撮られたのかな、どうしよう、でも何で掲載してないんだろうって考えたとき、あの時の先生の動きを思い出した。
スリップを下におろしてっていいながら、そういえばさりげなく窓の方に動いていってた。
だから、この先は先生の背中しか写っていない。
大丈夫、胸を出しているところを盗撮犯や聡に見られたわけじゃない。
292「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:33:23 ID:2NiDWcip
「聡、背中の肩胛骨の所に運命点があるのって知ってる」
「運命点?」
涙目の聡が聞き返してきた。
「そこを見れば。自分と彼氏の現状、問題点、自分の不満、彼氏の不満そんなんが見えてくるの」
あたしは必死に言訳を考えて、一気にまくし立てた。
「嘘つけ、そんなの聞いたことないよ」
「そうね。でも中国では昔からあったって。日本で最初に取り入れたのが博仁先生一派なのよ。
もちろん、肩胛骨だからあれ以上脱ぐわけないし。だいたい全部脱がされたんだったら、わざわざあんな写真にせずにもっと、過激な写真を掲載するって。
聡に黙ってたのは悪かったけど、いちいち報告するのも変じゃない。
あのキャミだって冬場だから中に着てるけど夏場だったらジャケットの下で見せてもいいやつだって、Tシャツみたいなもんよ」
聡に喋る機会を与えぬように一気にまくし立てた。
黙って聞いてるのをいいことにあたしはさらに続けた。
「だいたいインチキを糾弾するってサイトなのに、このふざけた作りは何よ。
顔AA、エロ度B+ですって、本気で糾弾しているように見える?
こんなおふざけサイトとあたしどっちを信用するの、ねえ」
「いや絶対信用できないって。騙されてるよ葵。」
力なく聡はこういった。的確な反撃が思いつかなかったらしい。
「だいたい、こんな小汚い中年のおっさんお前で脱いでも平気なのかよ。葵」
293「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:34:04 ID:2NiDWcip
「小汚いですって」
小汚い中年のおっさんって言葉に私は過敏に反応してしまった。
だいたいあたしは聡のためを思って相談したんだ。
だから、恥ずかしいのを我慢してあんな格好にもなった。
何であたしが責められなきゃなんないんだよ。
「脱いでない。だいたい小汚いおっさんじゃなくって占い師の博仁先生です。
小汚いおっさんお前で脱いでも平気なのかって。
じゃあ、先月神田川ごっこしたいって銭湯に行ったとき番台に座ってたおじいちゃんはどうなのよ。
あのおじいちゃんには全て見られたかもしれないよ。聡は銭湯のおじいちゃんを糾弾するの。
インチキ占い師って偏見があるからあの写真のあたしを見て変だと思うだけ。
常識で考えたら変だもんね。
じゃあ、こう考えたら例えば博仁先生が東大医学部の教授だったとして、あたしの不治の病を治してくれるとする。
それでも、聡は小汚いおっさんお前で脱ぐなって言うの。どうなの」
「あのなー、話をすり替えるなよ、口ではお前に勝てないよ」
お互いの興奮が頂点に達したとき、聡が
「だったら、俺が占い師ならお前は平気なのかよ」
って胸のボタンに手をかけてきた。
第一ボタンと第二ボタンがはずれた瞬間、ベッドの下のエロ本を見つけた時、中2の時間違えて男子の着替え中に入って友達のあそこを眼にしてしまったとき、
ありとあらゆる時の嫌悪感が体中に走った。
パッシーン、あたしは聡のほほを思いっきり叩くと
「あんたは、あたしの恋人だよ。あんな小汚い中年の占い師じゃない。どうしてあたしが信用できないの」
それだけ泣きながら叫ぶと、部屋を飛び出した。
聡は追いかけてくるでもなく呆然とそこに立ちつくしていた。
294「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:34:54 ID:2NiDWcip
「聡は悪くない。あたしが悪いの?そんなことない。そのうち誤解は解けるって」
あたしは独り言のように、頭でつぶやきながら駅まで走っていた。
「誤解は必ず解ける。今までもそうだった。今あたしにとって重要なことは…。
あの絵が見えてくるのをどうにかすること、そうでないとあたしたちは前に進めない」
あたしは、自分をごまかすためかだんだんとそう考えるようになっていった。
家に帰るとなんだか落ち着きを取り戻し、
「やっぱり、あたしたちがよくなるためには先生の力が必要。でも明日はデートだし…、デートどうなるんだよ。」
と考えていると、パパパッパッパー携帯の音が鳴り響いた。
295「カウンセリング」:2006/01/30(月) 22:36:15 ID:2NiDWcip
「はい、何かよう」
あたしは、複雑な気持ちで電話に出た。

「さっきは、ごめん、葵。信じてるよ。俺が悪かった」
電話の向こうの聡は半泣きだった。
「うん、あたしもごめんうかつだったと思う」 初めてでわからなかったとはいえ、あんな実験をするのに窓を開けっ放しにしとくなんて…。
先生が機転を利かしてくださらなかったら、今頃…。

「いや、いいんだよ、葵。わかってもらえれば」
「ごめんね、聡」あたしがうかつなばかりに嫌な思いさせて。

「今度からはちゃんと気をつけなよ」
「うん」そうねちゃんと気をつけないと。

「葵、世の中信用できないやつも多いんだから」
「そうだね」あんな悪ふざけのサイトにあたしを掲載するバカがいるなんて

「もう絶対  会わない でくれよ、葵」
「うん絶対に 遭わない ようにする聡」

「明日、来てくれなくても待ってるから」
「ううんいくよ。ディズニーランド。あたしたち恋人だよ」
「有難う、めちゃくちゃ嬉しいけどふざけられる気分じゃないよ。じゃあ明日」
「うん、明日。好きだよ聡」
そういって電話を切ったあたしは、聡の懐の広さに感激し聡のためにも絶対この体質を直さなきゃと思った。
そのためにも今度はあんな馬鹿な目に遭わないように、
あたしの方からお願いして、先生にちゃんと窓を閉めてもらおう、声が漏れるのも危険だからドアも閉めてもらおう 
出来れば雨戸も閉めてもらって、電気も暗い目であたしがいることがばれないようにしてもらおう。

絶対に外から覗けたり外に声が漏れたりしないようにしなくっちゃ
例え先生が嫌がっても…。
(つづく)
296名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 22:39:07 ID:gGXVb5bJ
乙です。
今日まで仕事が空いていた、とありましたから
続きはまたいずれという事でしょうか。。
無理のないように頑張ってくださいー!
297名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 23:31:53 ID:kW/e/z1d
GJです!続きをワクテカしながら待ってます。
298名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 19:49:42 ID:yUNVPeR8
自分がNTRスキーだと思っていたがなんか違うんじゃないかと思ってきた
俺はヒロインが微妙に不幸になるのが好きなんじゃないかと
ヒロインが他の男にやられるのは好きなんだが主人公が打ちのめされるという要素はなくてもいいんだ
純愛物の幼馴染が主人公が別キャラとくっついて仕方なく他の男とくっつくのとか大好き
これはNTRとはまた異端なのだろうか
299名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 00:20:55 ID:+KGSQ4rk
>>298
(・∀・) 人(・∀・) ナカーマ
300名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 10:07:21 ID:3SC83BGD
>>298
わかる、わかる。俺もそう。
主人公視点のネトラレもイイが、
読者視点で違うそうじゃないっていう歯がゆさが好き。
めちゃくちゃ格好いい主人公よりも
DVでDQNな奴に惹かれていくヒロインとかが好き。
良い例が思いつかないが、
同級生2のめがねの幼なじみのバッドエンドとか
「いとしのエリー」で昔の不倫相手の呼び出しを受けてしまうヒロインとか、
そういうのに歯がゆさを感じながら萌えるのが好きかな。

ただ女の子が単独でレイプされたり、軟派されたりして
DQNに落とされていくだけだと萌えないから複雑なんだ。
あくまでネトラレ男は必要だと。

そう考えると、男性視点がいらないってのは精神的にMでなくSのような気がする。
アメを見せながらムチで叩くのが好きみたいな。
ちょっと違うか(笑
301名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 11:05:29 ID:jkDCCbFS
アメだけじゃ物足りないし、
ムチだけじゃ見てるこっちが痛いだけ。

アメの甘さを知っているヒロインに、
ムチの味をおぼえっていってもらうのが良いんだな。
302300:2006/02/01(水) 12:39:31 ID:kddmQ/5G
>アメを見せながらムチで叩くのが好きみたいな。

これじゃあ寝取り好きみたいなんで、

アメがあるのにわざわざムチで叩かれてるヒロインを見るのが好き
に訂正。
微妙に違うかな、レイプとか脅迫で本人の意志にかかわらずってのも有りだから。
云いたいのは、寝取り男に感情移入しているわけじゃなく神視点での話なんだてこと。
わかる人にはわかると思う。
303名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 06:52:52 ID:Nbo0Gx+p
まあ私もそれだから解るしそこからふと思ったわけだが
もしやNTRファンに於ける鬱勃起ハァハァ派と、今話題にされている零落ヒロインハァハァ派の割合、実は結構トントンなのではなかろうか
あるいはよりライト――マゾ寄りでない――零落ヒロイン派の方が多いのではなかろうか
そこを掴みきれず、寝取られということで鬱勃起派向けの描写をメインにしてきたから売り上げが微妙だったのでは無かろうか
まあ製作サイドにたつのはよりディープなNTR趣味の人間であろうしそちら寄りの描写がメインになるのもあるだろうが
あるいは売り上げという実績を示すためにはそこを曲げてよりライトにするべきだったのだろうか
304名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 11:33:27 ID:Jr8bJZX5
こんな過疎スレで細かく分類しても仕方がないが、

ドラえもんにもらった惚れ薬を誤ってのび太が別の子にかけてしまい、
どたばたしている時にしずかちゃんが他人に誤って使ってしまったとする。
この場合、
別の子がジャイ子(ヒロイン未満)か星野スミレ(ヒロイン以上)かジャイアン(主人公の相手は必要なし)
しずかちゃんの相手が、出来杉(ライバル、主人公以上)かスネ夫、ジャイアン(ライバル、主人公以下)か他人(主人公以上、以下)
オチがしずかちゃんが他人とべたべたしてるのを見てのび太が悔しがる、のび太の喧噪をよそにしずかちゃんが他人とべたべたし始める。

これらのどれが良いのかで自分の好みが見えてくるような気がする。
もちろんどれか一点じゃなく。
案外ばらばらになるのじゃないかな。
もっと細かく分類すれば、
しずかちゃんのメンタリティー(無理矢理使われる、仲良くなりたいから自分で進んで使う、偶然)とかあるが
あまり細かく分類しても意味がないような気がするので、今の話題の人間関係とオチだけで。
305304:2006/02/02(木) 14:19:09 ID:Jr8bJZX5
なんか、例え話が上手く伝えられないので例文を落とすね。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「もう、のび太さんなんか知らない」
「いいの、のび太さん追掛けなくって。本当に良いの?」
すごい剣幕で出て行ったしずかちゃんを見てジャイ子ちゃんが僕に聞いてきた。
「いんだ、僕のマイハニー、好きだよ」
僕は本当に誰が好きなのかを今まで誤解していた。
しずかちゃんなんて性格きついし女友達いないし、ジャイ子ちゃんの足元にも及ばない。
「本当、私ものび太さんのこと好きよ」
「ジャイ子ちゃん…」
熱い口づけを交わした、その瞬間…
「おい、のび太。何してるんだよ、おら」
×※○△□※▼……。
いきなり、ジャイアンに蹴られたり殴られたりした僕は喉に引っかかてたあめ玉が奥から飛び出すのを感じた。
「あれえ、ジャイアン何してるの。ジャ、ジャイ子ちゃん」
「の、のび太さーん」
「のーびー太〜、責任とるんだろうな。殺す」
すごい眼で迫ってくるジャイ子とこれまた凄い眼でおそってくるジャイアンを見た瞬間
「た、助けてよー、ドラえもん」
その刹那、
「はい、のび太くん。あのホレホレキャンディーは色を間違えると危険だっていったじゃないかー。もう、のび太くん」
僕の頭にタケコプターをつけて何とかジャイアン家から僕を助け出すと
ドラえもんは僕にそう怒ってきた。
「で、しずかちゃんにピンクのキャンディー食べさせて、
対応するブルーのキャンディーはどうしたの、のび太くん」
「えーん、ああん。こうで、ああで」
僕はドラえもんに事情を説明した。
「えー、なんだって、しずかちゃん本人が持ってるの、それは大変だ。
早く探さないと恐ろしいことになる」
「しずかちゃーん、しーずーかちゃーん」
僕とドラえもんは空の上から必死にしずかちゃんを捜した。
306304:2006/02/02(木) 14:20:07 ID:Jr8bJZX5
「もう、のび太さんなんか知らない」
「やあ、しずかくん。どうしたんだい怒りながら走ったりして。ゴホッ」
「あ、出来杉さん。どうしたのこんなところで」
わたしはマスク姿の出来杉さんに呼び止められると、
なんだか可笑しくって急に怒りが収まってきた。
「ゴホッ、ゲホッ。図書館に本を返しに行くところなんだ。
ゴッホ。よかったらしずかくんもどうだい」
「ピアノのレッスンは夜だから、ちょうど今暇だったんだ。
ご一緒させてもらうは出来杉さん。それより、体大丈夫」
のび太さんとの遊ぶ約束がなくなったわたしは、
時間も出来たことだし出来杉さんと図書館に行くことにした。
「ゴッホ、ゲホッ。大丈夫だよ。しずかくん。ちょっと喉が痛いだけ。気にしないで」
出来杉さん、本当に喉が痛そうだ…。
「そうだ。のび太さんにもらったキャンディーがあるの。
ちょっとはましになると思うから、よかったらどうぞ」
「ありがとう。しずかくん。喜んでいただくよ」
出来杉さんは、青い包み紙をとるとキャンディーを口に放り込んだ。
307304:2006/02/02(木) 14:21:05 ID:Jr8bJZX5
「あ…」
出来杉さん、なんかステキ。
前から格好いいと思っていたけど、今日の出来杉さんなんかいつもと違う…。
「しずかくん、どうしたんだい。顔が真っ赤だよ。大丈夫?…何するんだい。
しずかくん。やめたまえ、風邪が移るじゃないか」
もう、何も考えられなくなったわたしはいきなり、出来杉さんにキスすると無我夢中で唇をすって、出来杉さんの口の中で私たちの舌を絡め合おうとした。
「あん、いいの、出来杉さんの風邪だったらうつされてもいいの。
うつしてほしいくらい。おねがい。出来杉さん、わたしにキスして」
「しずかくん。頭がぼーっとして。わけがわからない…よ」
そこまでいうと。出来杉さんは、すごい勢いであたしの唇に唇を重ね、
さっきのお返しとばかりに今度はわたしの口の中で二人の舌を絡め合った。
「し、しずかくん」
出来杉さんの手がわたしのスカートの中に入ってきた。
あつい、わたしのあそこって熱い。
風邪がもう移ったのかな…。
でも、出来杉さんに触られるのって、気持ちいい…。
わたしも…。わたしが出来杉さんのズボンの中に手を入れて、男の人を触ってあげようとすると。
「しずかくん。ここじゃ人に見られてしまうよ。学校の裏山に行こう。さあ」
わたしの手を握ると、出来杉さんはわたしを導くように歩き始めた。
308304:2006/02/02(木) 14:23:20 ID:Jr8bJZX5
「しーずーかちゃーん、しずかちゃーん」
「いないねぇ、のび太くん。もう家に帰ったのかなぁ」
「ド、ドラえもん。○×△※■▼◎→♂÷♀」
「どうしたの、のび太くん。あー、だからいったじゃないか。
組み合わせはピンクとブルー、黄金色と黄土色って。
間違えたのび太くんが悪いんだよ。僕しーらないと」
「ドラえもん…」
僕が指を指した裏山の丘の上では。
「ハァ、ハァ。出来杉さん。気持ちいい。もっと、もっと深くついておねがい」
「しずかくん、いきそうだよ。ハァ、フゥー。もう駄目だ」
「出来杉さん。まだよ、まだ、ダメ〜〜〜。
さっき、舐めてあげたときもすぐにイッタじゃない。
ハッゥ、今度はわたしが楽しませてもらう番よ」
「大丈夫だよ。
しずかくん。まだ、イッテもできる。
もう我慢できない、はああ」
それだけ叫ぶと、出来杉の奴は草むらの上に横たわるしずかちゃんの上に力尽きたかのように重なった。
めがねの奥の瞳の色がなくなった僕は明日になればアメの効力がなくなって大丈夫っていうドラえもんの言葉をうつろに、丘の上の二人を凝視し続けた。
ぽんっ。何かきつい栓からコルクの抜けたような音が聞こえた。
開いていた足を閉じて横たわる出来杉を抱えるようにしずかちゃんがおこし上下逆向きになった。
「ほんとだ。堅いままだ。男の人ってそうなんだ」
「それは、相手がしずかくんだからだよ」
「でも、力がなくなってきたね。わたしが力つけてあげる」
そういうと、しずかちゃんは出来杉の又の間に頭を入れコク、コク、コクと出来杉のものを舐め始めた。
片方の手は出来杉のおしりをやさしくなで上げ、もう片方は自分の股間をやさしくマッサージしてるかのように見えた。
「ウソつき…。全然元気にならないじゃない。でも大丈夫」
そういうと、眼下にいるしずかちゃんは出来杉の両足を持ち上げて肩に乗せかおを出来杉のおしりになぶりつけた。
「くん、くぅーん。男の人のお尻の穴を刺激すると元気になるって…。
でも、出来杉さん初めてだから指なんて入らないかも。
だから…。わたしの舌で刺激してあげるね。」
そういうと、しずかちゃんは出来杉のおしりに鼻の頭をなすりつけるように埋めていった。
「元気になった…。こんどはわたしが上で全部してあげる、
出来杉さんはねているだけでいいから。さあ」
「しずかくん…」
タケコプターの電池が切れるよっていうドラえもんの言葉も聞こえぬかのように、僕はただ月明かりの元で戯れる二人を見続けた。
(了)
309304:2006/02/02(木) 14:33:44 ID:Jr8bJZX5
なんか、こんなのでキャラやシチュを変えていけば、
寝取り、ネトラレの好みが見えるかなーっておもた。
自分なんかだとちょっと鬼畜は入っているから、
しずかちゃん相手は出来杉なんかより、
喉を渇かした河原のホームレスなんかにアメを恵んであげる方がいいと思ったり。
310名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 15:04:23 ID:GScOreqk
>>298-309
しるかぼけ
311名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 16:08:14 ID:bdq8SwNY
>>310
言っちゃったよ・・・
312名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 16:54:52 ID:dK2oqHiN
未来の道具=催眠術 に相当するのかな。
やっぱり催眠関係は寝取られと相性いいなぁ。
313名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 18:47:28 ID:X25zvNrY
ドラえもんを例えたネタってことは前スレでも出してた人かね?
314名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 20:51:08 ID:jiTA9/oE
とすると、>310は前スレでドラえもんだけは勘弁してくれ、と言っていた彼かね?
315名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 08:45:08 ID:XTRvW+aj
>>312
男とうまくいってる場合の和姦系ネトラレは相当筆力がないと説得力がないからね。
下手すると女側が下級生2のたまきのように淫乱DQNにしか見えなくなってしまう。
ラブラブ状態からのネトラレで女が清純(笑)な場合
必然的にレイプ、脅迫、酒とか薬でつぶして、それと催眠術に持っていくぐらいしかないのかな。
エロなしの純文学とかなら女の心の動きのみを追うとか可能なんだが…。
316名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 08:52:36 ID:dI8MKVh7
その中で唯一、(厳密には違うが)和姦ぽく見えるのが催眠系だと。
317名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 10:23:06 ID:VyLEOPJd
俺は、清純だと思っているのは主人公だけで実は裏で・・・
みたいなノリが好きだけどね。
マッキーの「SPY」みたいな。
神様書いてください、お願い。
318名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 16:51:46 ID:AVtAHZ6r
>>317
どういう曲だっけ。
319名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 18:08:32 ID:vQFoSQG/
しゃれになーんない曲
320名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 21:28:28 ID:Kj8Y6Ooo
>>318
このコンボがイイ
「冬がはじまるよ」
8月の君の誕生日 半袖と長袖のシャツをプレゼントしたのは
今年の冬からもそれからもずっと僕らが一緒に過ごせる為のおまじない

髪をほどいてみたり 突然泣き出したり わくわく するような オドロキを抱えながら

冬がはじまるよ ホラまた僕の側で すごくうれしそうに ビールを飲む横顔がいいね
たくさんの君を知ってるつもりだけど これからも僕を 油断させないで!
・・・後略

「SPY」
おあずけになったデートにがっかりしていたけど偶然君を見かけた
なんて運命的な2人

おめかしと言うよりちょっと 変装に近い服で 出会った頃なら きっと見過ごしていた

ひょっとしたら別のヤツと会ったりして
跡をつけてみよう イタズラ心に火がついた

だけど信じてる信じてる
〜略

超能力者のように 彼女をだましてやれ
今日あの娘と会ってたろ?驚く顔がみたい

高そうな車の横で 君は急に立ち止まる
運転席の男が 軽く手を上げた

僕の胸が 急スピードで高なる
君はまわりを気にしながらヤツとキスをした・・・後略

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
昔どっかのスレでこの二つを続けて聞くのがイイって書いたら、
マッキーだと男相手を想像して萎えるって言われたが(笑
321名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 21:57:24 ID:FSlWkAds
>>320
カスラックのほうから参りました。w
322名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 22:22:38 ID:Kj8Y6Ooo
>>321
さすがカスラック、こんな過疎板の過疎スレにまで根を広げているとはww
323名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 05:33:38 ID:1zqzUn0a
槇原の歌は彼女じゃなくて彼氏だろ禁止
324名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 09:47:20 ID:7R2We1EK
末期〜のは「寝取られた」つーか、「二股掛けられた」だけでは。
325名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 21:54:25 ID:Wlncdekf
今日か明日中にカウンセリングの続きが来ることを期待。
326名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 23:40:55 ID:Jqls5u4q
ワタクシはブラボーと藍蘭島のつづきをずっと待ってます。
327名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 15:43:57 ID:r4nmBuH3
>>325
禿同!俺も待ってる。
328名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 17:39:34 ID:Wvx8w6fA
ぶっちゃけ今日中になんの音沙汰もなかったら続きは諦めたほうがいい希ガス('A`)
329「カウンセリング」:2006/02/06(月) 14:16:22 ID:v6xHRmvy
「ゴホン、ゴッホ、やっぱり来たね。来なくていいって言ったのに…。ゴホン」
ってあたしはドア越しに聡に言った。
「だって、風邪引いたって聞いたら心配で、心配で。食べるものぐらい作るよ」
ドアの向こうから聡が叫んできたが、あたしは
「風邪移したらヤダからいい。だいたい、あんたまだ木曜日ロシア語2の追試だろ。
これ落とすと、ロシア語3,4に進めないから留年決定だよ。
気持ちだけ有り難く貰っておくから。今日はごめん。
ディズニーランドは、またいつでも行けるって。
ほんとにごめん。さっき風邪薬飲んだからもう寝る。
ごめん、また夜連絡するから。お休み、ごめん」
一気にまくし立てた。やばい
「ゲッホ、ごほん」
あたしは、取って付けたかのように咳き込むふりをした。
昨日の夜、美由紀先輩に連絡を取ろうとしたが結局つながらなかった。
告発サイトのこともありあたしは、聡とあたしのためにも今日の先生との予約を優先することにした。
常識コントロールが出来るようになればディズニーランドになんていつでも行ける。
さらにそれ以上のことも出来る。
先生がどうなろうと知ったことじゃないが常識コントロールは身につけないと永遠に聡とは前に進めない。
330「カウンセリング」:2006/02/06(月) 14:17:09 ID:v6xHRmvy
で、朝一番に聡にキャンセルの電話を入れると案の定、昼過ぎに見舞いに来た。
昨日のこともあるし仮病とかが頭をよぎっても仕方がない。
実際そうなんだし…。
「本当に帰るけど大丈夫?」
「あーもう、移してやる、来年から葵先輩って呼びな」
あたしはそういうと、マスクをしてどてらを着て、いかにも病人を装いながら、
ドアを開け、マスクをはずすといきなりキスをした。
「ほら、これでがんばりな。3年後、あたしが働いているのに5年生の聡なんて、絶対嫌だからね。
神様が、あたしに風邪を引かせてくれたんだ。本当に今日は帰ってよ。
あたしのためにも聡のためにも」
「うん、そうする。ごめんね。押しかけたりして。
今日は帰るよ。家にいるから、何かあったら絶対連絡するんだぞ。
じゃあ、明日の晩ご飯な」
驚きを隠すかのように聡はあたしにそう言った。
「絶対、明日の晩までには治すよ。じゃあ」
あたしはそういって、帰って行く聡を見送った。
「聡、ごめんね。それもこれも二人のため」
聡が帰ったあと、あたしは誰ともなくそうつぶやいた。
そして、あたしは聡の駅の忘れ物をロッカーからとってから行くために、
あわてて化粧をして準備すると家を飛び出した。
331「カウンセリング」:2006/02/06(月) 14:17:46 ID:v6xHRmvy
「チッ、最悪だな…。この沿線はでるって聞いていたのに…」
あたしは女子トイレの個室で、男の精液がついたジーンズを見て心の中で嘆いた。
そう言えば後ろにいた、コートのおじさんかをは見えなかったが、挙動がおかしかった。
究極の選択だ。痴漢の精液がついたジーンズ、下着のラインが見えるミニ、ストッキングなしでTバック…。
もう一つこのままドタキャン…。
頭のなかで全部考えたが答えが出ない。
あ、電話だ。鞄のなかの電話がふるえているのに気がつくと、
あたしはとりあえず気を紛らわすためにでた。
「もう、4時だよ。何してるの、早く来なさい」
電話の向こうの美由紀先輩は、確認もせずいきなりそう怒鳴ってきた。
「す、すみません。今駅に着きました。でも…」
「どうしたの。何かあったの、迎えに行こうか」
「せ、先輩って今先生のところにいるのですか。」
「そうよ、駅にいるなら10分で来れるわね。じゃあ、待ってるから」
そこまで言うと先輩は電話を切った。
「せ、せん…」
あたしは、事情も説明できず。電話の向こうの先輩に何か言おうとしたが、
むなしくツーツーて音だけが鳴り響いていた。
「しかたがない、女の人と先生、50過ぎのおじさんだけだしいっか。
帰りはコンビニでストッキング買うかしよう」
自分に言い聞かせるようにそれだけ思うと、あたしは意を決してTバックの下着とデニムのミニをはいた。
こりゃー、先輩のこと笑えんな。まあ、いいや最悪ジャッケトを膝に引いて占いをして貰おう。
あたしは、先輩にせかされたこともあり先生の家に走りながら向かった。
「こんには、遅れてすみません」
「いらっしゃい。待ってたのよ。早速お部屋にどうぞ。」
あたしは受付のお姉さんとそれだけ会話すると慌てて、応接間に入っていった。
332「カウンセリング」:2006/02/06(月) 14:18:24 ID:v6xHRmvy
「で、そう言うサイトがあって、あたしが先週受けてことが掲載されてたんです」
あたしは、部屋にはいると先生に昨日のことを説明した。
「じゃ、菜々美くんに、調べておいて貰おう。
ああ見えても、昔はコンピュータソフトの会社に勤めていたんじゃ。
大丈夫ちゃんと、処理して貰うよ」
「ははっは、先生、占い師のおじさんと先生が入り乱れてますよ。
あたしには、もう普通の口調でいいです。それで、先生お願いなんですけど…」
「窓を閉めてほしいと」
あたしの言葉を察したかのように、先生は後を続けた。
「そうです。お願いします。もちろん、変なことなしで」
あたしは、笑いながら先生にそうお願いした。
「ははは。もちろん理由もなしに変なことはしないよ」
「理由…」
「いやいや、もう先週みたいなことはせんつもりだから。安心したまえ。はははは」
先生がそういうと、あたしは耳タブの裏が熱くなるのを感じた。
恥ずかしい。でも大丈夫、先週もそうだったし、先生は 理由 もなしに人に疑われるようなことをする人じゃない。
そして今重要なのは、先生がどういう人なんかじゃなく、あたしと聡がうまくいく方法を手に入れること…。
あたしは、そうい自分に言い聞かせながら、雨戸を閉めてまわる先生をぼーっと眺めていた。
333「カウンセリング」:2006/02/06(月) 14:19:16 ID:v6xHRmvy
「で、そう言うサイトがあって、あたしが先週受けてことが掲載されてたんです」
あたしは、部屋にはいると先生に昨日のことを説明した。
「じゃ、菜々美くんに、調べておいて貰おう。
ああ見えても、昔はコンピュータソフトの会社に勤めていたんじゃ。
大丈夫ちゃんと、処理して貰うよ」
「ははっは、先生、占い師のおじさんと先生が入り乱れてますよ。
あたしには、もう普通の口調でいいです。それで、先生お願いなんですけど…」
「窓を閉めてほしいと」
あたしの言葉を察したかのように、先生は後を続けた。
「そうです。お願いします。もちろん、変なことなしで」
あたしは、笑いながら先生にそうお願いした。
「ははは。もちろん理由もなしに変なことはしないよ」
「理由…」
「いやいや、もう先週みたいなことはせんつもりだから。安心したまえ。はははは」
先生がそういうと、あたしは耳タブの裏が熱くなるのを感じた。
恥ずかしい。でも大丈夫、先週もそうだったし、先生は 理由 もなしに人に疑われるようなことをする人じゃない。
そして今重要なのは、先生がどういう人なんかじゃなく、あたしと聡がうまくいく方法を手に入れること…。
あたしは、そうい自分に言い聞かせながら、雨戸を閉めてまわる先生をぼーっと眺めていた。
334「カウンセリング」:2006/02/06(月) 14:21:48 ID:inOuqnLi
「で、どうだい。常識がコントロール出来るってことまで、先週学んだわけだが、実践してみた?」
先生があたしに聞くから、
「先生が先週いったのは、常識がコントロールできるっていうところまで。
コントロールの仕方は教えてくれなかったじゃないですか」
あたしは、抗議しながら先週の出来事について覚えている範囲で包隠さず話をした。
「なるほど…。キスは出来たわけか。
あ、暑かったら膝に書けてるジャッケトはそこのコートハンガーに掛けておきなさい。」
どうしようかと思ったが、これから話が長くなるかもしれないし、
部屋も薄暗いから大丈夫といい聞かせながら、
あたしはジージャンをコートハンガーに書けた。
「おう、これは僕好みの格好だな」
って好色親父の眼に戻った先生がそういうから。
「変態痴漢に来る前にであって、服を汚されたんです。
でなきゃ、聡以外の人の前でこんな格好しません」
「汚された?」
「いや、まあ、何でもいいじゃないですか。
先生も嬉しいのを隠してください。相談事の続きを…」
なにで汚されたかを言えるはずもなく、あたしは話をごまかした。
「で、続きだね。自分自身と中年男の体か…」
先生はお香の量を増やしながら、何かを考えているようだった。
335「カウンセリング」:2006/02/06(月) 14:22:58 ID:inOuqnLi
「うーん。まず、自分自身が見えたってことは自分としてはそういう行為をするかもしれない自分に対して、客観的に見えるようになったのかもしれない?」
「客観的?」
「そうだよ。今まで外国の女性が見ていたってのは、
あくまで他人事、遠い国の出来事って思いだったんだ。
でも、自分自身が見えるようになったのは、
自分自身がそういうことをするかもしれないって心が感じ始めたんだ。
で、その葵くんはどんな顔だった。その顔を見てどうだった?」
先生はさらりと恥ずかしいことを聞いてきた。
「重要なことです?それって」
あたしがいいあぐねて聞くと…。
「葵くん。占星術って知ってる…」
「わかりました。いいます。いいます。先生には隠しごとしません」
あたしは、先生の言葉を遮るように返事をした。
そう、聡とうまくいくのが目的…。
「うーん。まあ、嫌な感じはしなかったかな。どうだろ、よく覚えていないな…」
「今、思い出して。その顔がどう感じるかが大事だから」
「うーん。セクシーと思うかもしれない」
あたしは、あの時見えた顔を思い出しながら、そう答えた。
確かに、男の人を舐めるなんて絶対に嫌だが、
自分のそういう顔がイヤかと聞かれると正直嫌な顔だとは思えない。
まあ、それも実際見た顔じゃなく想像上の顔なんだが…。
336「カウンセリング」:2006/02/06(月) 14:23:53 ID:inOuqnLi
「じゃあ、それはそれで置いておいて、何故相手が中年男性だったか考えてみよう。
それはやっぱりそういう行為に対して、嫌悪感があるからなんだ」
「嫌悪感…」
あたしは自分の考えが見透かされたような気がして、
少し照れながら先生の話を聞き返した。
「そうなんだ。簡単にいうけど、実際そういう行為を初めて恋人同士がするときって、どんなだと思う。
だいたい、好きな男の子に頼まれて断り切れなかったとかペッティングの途中で無理矢理入れられたけどはき出したり噛んだりしては行けないと思ったとか、
あるいは初めて同士だったら、妊娠をおそれてそういう行為で代償するとか。
そういうことなんだ。
だいたい、初めてするときにオッシコがでているところを舐めるなんて女の子はそうそうよろこんでできるはずない」
「はい」
あたしは、どう答えていいかわからず、ただ返事をした。
「じゃあ、なぜだんだん抵抗感がなくなって、
例えパートナーが変ったとしてもそういう行為をしていくことが平気になっていくのか」
「平気になって行くんですか?」
「まあ、平気になっていくことが多いね。続けるよ。
何故平気になっていくかというと、その後に続くSEXとかの良さがわかったり男の子が喜んでくれるのが嬉しかったり。
まあ、いろんなそれに付随することの喜びを感じているうちに、その行為自体が感じるようになるんだ」
「本当にそんなもんですかぁ?」
どうも、口でだまされている気がするあたしはそういい返した。
337「カウンセリング」:2006/02/06(月) 14:25:31 ID:inOuqnLi
「うん、エッチな話だから信じられないと思う。じゃあ、例えばスポーツ選手で考えてみよう。
練習でただひたすら走ったり、部屋の中でダンベル上げたりするのは楽しいと思うかい?」
「いいえ、でも。試合に勝つために練習するんじゃないですか」
あたしは答えた。
「そうなんだ。でも練習のおかげで、試合に勝てたり上手くできたりしていくと、
そのうち、練習そのものが快感になってくるんだ。
また練習自体に喜びを見つけないとそうそう長続きしない。
だから、中学生ぐらいまでは練習に鬼ごっこ等の遊びをいれたりして、練習そのものを楽しくしようとする。
まあ、つらい練習を楽しいものって思えるようにするんだ。
体は辛い、部屋の中でダンベル上げても面白くない。
それはわかっていても練習は楽しいものって思える力をつける、
これが常識コントロールなんだ」
「はあ、そういうもんでうかねぇ」
あたしは、先生の話が納得できたのかよくわからないのかわからないままそう返事をした。
「続けるよ。要するに、特訓とか男の人を舐める行為は、それそのものの苦痛とか嫌悪感より、その先に見えるものに対して快感を得るんだね。
じゃあ、どうして聡くんでない人間が見えたのか」
「どうしてです」
「それは、葵くん自身はそういう行為に至っても仕方がない、
あるいは聡くんの為にしてあげようとか考えているのに、
そういう行為は不潔だとか出来る限りはしないほうがいいて常識が嫌悪感を抱く人間を見ることによってブレーキをかけようとする」
「はあ?」
「しかし、葵くん自身は夜一人でするとき、そういうシーンも思ってやっているはずだ」
「えーっと。そうですね……」
あたしは、数日前にした行為を思い出し顔真っ赤にしながらも、
この先生の隠し事は無駄だと思い始め、軽く肯定の意を示した。
「でも、そういうシーンを思い浮かべるとき、
必ず聡くんが喜んでるとか照れてるとかそういうことを思いながらしたはずでしょ、
葵くん」
338「カウンセリング」:2006/02/06(月) 14:26:42 ID:inOuqnLi
「ええ、まあ」
「しかし、現実にはキスしただけで、そういう行為に対する嫌悪感が芽生えてくる。
これは何故かというと、聡くんはそういうことを強要しない聡くんとのSEXは美しい物だっていう葵くんの思いこみ…、
常識がそういう感情を芽生えさせているんだ」
「じゃあ、どうすればいいんです」
あたしは身を乗り出しながら先生に聞いた。
「あわてない、あわてない。まず、聡くんとの関係をどう進めたいが大事であって、
まさか、聡くんのチ○チ○を喜んで舐める女の子になりたいわけじゃないだろう。
ははははっは」
先生は大笑いしながらそういった。
「え、そ、そうですけど。いや、まあ、何かアドバイスを…の、が仕事ですよ…ね」
あたしは、消え入りそうな声でそう答えた。
「まあ、葵くんの問題点は、心と体と常識が大きく乖離しているだけだから、
そこを修正していけば、自然と解決するよ。
どうなりたいか、どうなるかは自然の成り行きに任せてみるのもいい。
君が、物事を理屈で考えるのもある意味長所なんだから、長所を伸ばすのも一つの手だ」
「長所…?」
泣きそうになりながら、あたしは先生にそう聞いた。
339「カウンセリング」:2006/02/06(月) 14:28:11 ID:inOuqnLi
「うん、物事を理屈で考えるのは恋愛にはよくないと思われているが、
なんでも感情にまかせていいかというと、そうとはいいきれない。
こんな密室で変なことされても仕方がないと思って窓を閉めさせたお嬢さん相手に、
感情だけで突っ走ったらもう襲ってるよ」
笑いながら、先生はそういった。
「変なことされてもいいなんて…」
あたしは、最初の先生との話を思い出し苦笑した。
「でも、しないんですよね」
「もちろん。だから、理屈と感情をすりあわせていくことは悪いことじゃない。
世の中、それが出来ない奴が多いから事件も起こる」
あたしは、先生の話に吸い込まれていきそうになりながら聞き入った。
「じゃあ、ちょっと常識コントロールも兼ねて、理論と感情の摺り合せを練習してみよう」
「は、はい。いよいよ本題ですね。エッチなことはなしですよ」
大きな声で耳元にささやかれたあたしは、びっくりしたように返事をした。
「意識と思考の境界を曖昧にするためにちょっと深呼吸してみよう」
深呼吸って覚醒するためじゃないのってあたしは思いながらも、
深呼吸するとお香の香りが頭の中に入ってきて意識が飛びそうになった。
「思考はとばしちゃダメだよ。訓練にならないから。
頭の中にもやをかけて現実のこの部屋と頭の中の空間をシンクロさせるんだ。
で、僕がいった言葉の現実感覚を捉えるんだ。ロールプレイだ。わかるね」
何いってるのかわからない? 
でも、ロールプレね、意識を飛ばさないように…。
あたしはそんなことを考えながら、意識を飛ばさないように集中した。
340「カウンセリング」:2006/02/06(月) 14:32:37 ID:inOuqnLi
「じゃあ、思い出しやすいように今日の出来事をシンクロさせながらロールプレイするね」
「例えばボクが痴漢だとして、君が乗客だとする」
そういいながら先生はあたしの横に座ってきた。
「これから痴漢が触るけど、君がどう感じるのか、よーく考えてみて…」
耳元に甘い息を吹きかけながら先生はそういってきた。
あたし何してるんだろ?そうだここは…電車の中、痴漢…え…。
先生の手があたしの胸をもみはじめた。
「や、やめてください。こないだのこともあるし…」
力なくあたしが抗議すると、
「大丈夫、部屋の窓は雨戸まで全部閉まっているよ。もう覗かれたりしない。大丈夫!」
そう大きな声で上からあたしにいってきた。
「そ、そうですよね。大丈夫ですよね。そのために雨戸まで閉めてもらったんだから…」
あたしは何か違うと思いながらも、自分にそう言い聞かせた。
「どうだい、感じないはずだ。痴漢には嫌悪感しか抱けないはずだ」
「あン、そうですね。きゃ…感じ…感じていません…」
あたしは、痴漢に感じるていることが恥ずかしいと思い。
胸の気持ちよさを隠しながら先生にそう答えた。
341「カウンセリング」:2006/02/06(月) 14:33:28 ID:inOuqnLi
「そうなんだ。痴漢に感じる女の子なんていない。
もし感じているとしたら、相当変な子だ」
変な子、変態、あたしは違う…。
え、先生の手がシャツの下から胸に上がってきて、ブラの上から胸を弄り、いつしかブラの中にまで手が入っていた。
「どうだい。どんどん嫌悪感が高ぶってくるはずだ。
でも葵くんはあまりの恐怖に声を上げることも出来ない」
「はぁ、はぁ、はぁ。た、確かに感じたり…ハァ…感じたりしません。
常識で…ア、アン…考えても、感じ…ハァ…たりするわけないです」
まさか、ばれたりしなてないよね。あたしは自分に言い聞かせながら、先生にそう答えた。
342「カウンセリング」:2006/02/06(月) 14:34:34 ID:inOuqnLi
「は、は、は、時間もないからさらに行くよ」
先生はそういうと、あたしのスカートの中に手を入れ下着の上からあそこを弄り、
おしりを触って…おしりってTバックだから直接触られてるの…イヤ、イヤン。
「ここまできても、葵くんは声も出せずに、心の中で痴漢を拒否するよ」
や、やめてー。変になっちゃう。あたしは、下着の上から刺激される、
あまりの気持ちよさに狂いそうになりながらも、
心の中で痴漢嫌悪、痴漢嫌悪って言葉を繰り返した。
「うーん、乳首がたってるな。でも、生理現象だから大丈夫。まさか、ク○トリスは…」
そういうと先生はあたしの下着のなかに手を入れてきた。
イヤーン、あたしはくすぐったさと気持ちよさといたさと、
いろんな感覚が入り交じった感覚が全身に走り、
もう言葉を話すことも出来なくなっていった。
そう、この感覚、これが、か・い・か・ん…
「じゃあ、葵くんの常識を変えてみよう。いくよ」
「はぁ、ああああん。はい」
もう返事したかどうかもわからなくなっていった。
「例えば、ボクが…」
「例えば、先生が…ハァ、ハァ」
「葵くんの」
「あたしの、ふうー、ハァ」
「最愛の人だとするよ」
「さひはひのひとぉ………ああん、イヤーン、はぁぁぁ」
そこまでいうとあたしは完全にイッテしまった。
343「カウンセリング」:2006/02/06(月) 14:35:25 ID:inOuqnLi
何分、何時間…どれくらいの時間がたったのだろう。
あたしが目覚めると、相談開始時と変らないようにあたしと向かい合わせの椅子で先生が座っていた。
「ごめんごめん。刺激が強すぎたね。
美由紀くんから早く終わりたいって聞いたから。ちょっと荒療治したよ」
「あと、下着がびちょびちょだったから。菜々美くんに替えといって貰ったよ」
え、あたしはスカートの中を意識すると、
下着が替えられていたっていうか紐みたいなものに替えられていた。
「す、すみませんでした」
死にたい、あたしは聞こえないぐらいの声で先生にそう謝った。
「こちらこそ、はははは。
彼女らもあんな格好だから、そんな下着しか持ってないんだ。気を悪くせんでくれ」
「し、下着見たんですか?」
「いや、いや。見てない見てない。見えたんだ…」
そういわれると、先生の目線を感じてドギマギしながら慌ててジージャンをハンガーからとり、膝の上にかけた。
まあ、この方がいいか…。
下着のラインがでないから結果論的にはいいはずだ。
あたしはわけのわからない理由で自分をそう納得させた。
344「カウンセリング」:2006/02/06(月) 14:36:15 ID:inOuqnLi
「結論から言うと、痴漢なら感じなかったのに、最愛の人なら感じた。
どちらも実験者はボクなのに。どういう意味かわかるね。
相手とかは関係ないんだ。自分が相手のことをどう思っているかが大事なんだ。
まさか痴漢の実験の時、少しでも感じてたりしてないだろう。そうは見えなかったし」
「まさか、はは」
ばれてない。あたしは感じてたのがばれてないのに安堵を覚えた。
「もし、もし感じたとしたら。
葵くんは相当の好き者かボクのことをニクからず思っているかのどっちかだよ。ははは」
「いやあ、先生のことはニクからず思ってますけど…はは」
「それで、感じなかったとは残念」
あたしは、何とか余裕の会話を見せながら先生に悟られまいと必死に取り繕った。
「後、菜々美くんが調べたけど。告発サイトわからなかったて。
でも、気持ち悪いし。ささっと訓練を終わらせよう。明日、続きどうだい」
「はい。お願いします」
だんだん、知識と感情と肉体の原理が見えてきたんだ。
興味があるし、このままだと痴漢に感じる人間になってしまうかもしれない。
あたしは二つ返事でOKを出した。聡には風邪が治らなかったっていえばいい。
「じゃあ、明日の4時」
「はい」
「あの先生…」
「うーん、一日に何度も詰め込んでも仕方がない。
質問は明日にしよう。
明日までに今日のことを思いだし、感情と感覚と知識について考えるといい」
あたしは聞きたいことを飲み込んでオフィスを後にした。
明日聞こう、そう自分に言い聞かせて。
345「カウンセリング」:2006/02/06(月) 14:38:14 ID:inOuqnLi
あたしは、
感覚…カンジテシマッタ。
知識…チカンニカンジルハズナイ。
感情…。
そんなことをひたすら考えて駅まで歩いた。
パパパッパッパー聡の携帯にあたしは現実に引き戻された。
「さっきから電話してたのに、どうしたの」
聡が聞いてきた。
「今日はさっきまで寝てたよ。まさか来たりしてないよね…」
「来ないよ。約束したから…。でも、なんか声が熱っぽい」
「え、ね、熱が引いてないから。明日の朝電話するけど、たぶん明日無理かも…」
ばれるはずもないのに聡にばれたような気がして、あたしは声がうわずった。
「俺も追試あるし無理すんな。俺もがんばるから、また明日電話する」
「うん、薬が効いてきたから寝るね…。じゃあ」
あたしは自分の駅に着くまでにかなり男の人の眼を感じたが、
あまり気にもせず、久しぶりのナンパも軽く交わした。
しかし、駅に着く直前おしりに手の感触を感じた。
「おい、こんな格好で男を誘ってるんじゃない」
キレたあたしは
「な、何いってるんですか?ち、痴漢」
いうやいなや、逆手をとって男をひっくり返し、
駅に着くやいなや逃げるように電車を飛び降りた。
家路につきながらあたしは、
聡…×、痴漢…×、痴漢に扮した先生…○、最愛の人に扮した先生…○
興奮状態の中、ずーと頭の中でそんなことが繰り返されていた。

サイアイノヒトサトシ…バツ
サイアイノヒトニフンシタセンセイ…マル
(続く)
346名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 15:36:58 ID:TbbQh2Yo
乙です。
347名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 16:25:40 ID:y/udzvBN
GJ
348名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 19:05:52 ID:665+gilc
GJ!続きを心待ちにしてます。
349「カウンセリング」:2006/02/08(水) 14:32:17 ID:Eq9fod5M
「で、それからほとんど毎日通ってるの。先生の所に、すごいなぁ」
「いやあ、なんとなくいろんな話とかを相談しているうちに、
話を聞いて貰うのが楽しくって…」
いつもの、コンビニのレジであたしと美由紀先輩は先生のことを話していた。
「聡くん。怒らない。そんなに通っていたら、ヤキモチやきそうなのに」
「聡には、いろいろあって正直に話していないんです。なんか先生のことを…」
あたしは先生の告発サイトのことを先輩に説明し、
聡にはバイトのローテとか理由を上手くごまかして先生に相談していることは話していないといった。
「ふーん。まあ、それで、聡くんとはうまくいってるの」
「それがですね…」
あたしは、その後もキスより先には進めていないと先輩に話した。
「なんか、先生との常識コントロールの訓練で、
いろいろなこと試していきながらあたしの中の嫌悪感とか貞操意識とかはだいぶ見えてきたんですけど、
どうしても聡にはそれが当てはまらないんです」
「いろいろ試した?」
「……」
あたしは耳を真っ赤にしながら、
ここ数週間にわたって行われている先生との実験を思い出した。
350「カウンセリング」:2006/02/08(水) 14:33:07 ID:Eq9fod5M
教室の先生と生徒の役でいきなり先生に後ろから抱きつかれて胸を揉みしだかれたこと。

産婦人科の医者と患者の役で足をM字に開かされて先生にあそこを検査されたこと。
そういえばわざわざ、先生のリクエストで聡にもまだ見せていないあのスカートで相談に行ったけ。

保育園の保父さんと園児の役でおしりを紙で拭かれたときは、
思わず声を出して感じているのがばれそうになったっけ。

昨日は赤ちゃんとお母さんの役でおっぱいを吸われて声を上げて感じてしまった。
先生はおっぱいを吸われて感じるから動物の雌は喜んで子供におっぱいをあげる、
感じるのは自然だと説明していたな。
感情と感覚の差異を見ていく流のなかで、
だんだんとシチュエーションを変えながらあたしと先生はあたしの常識を見極めていった。
351「カウンセリング」:2006/02/08(水) 14:33:55 ID:Eq9fod5M
「あなた。先生の話しかしなくなったわね。もしかして先生に恋してるんじゃない」
先輩は赤らめている顔をのぞき込みながら、意地悪そうにそういった。
「まさか。やだなあ、先輩。そ、そんなわけないじゃないですか。
それもこれも聡のため。そうに決まってます」
あたしは、動揺を悟られないように、先輩に早口で否定した。
先生に恋してる…。
そんなわけない。
あたしの最愛の人は聡なんだから。
352「カウンセリング」:2006/02/08(水) 14:34:46 ID:Eq9fod5M
バイトが終わって家に帰ると、あたしはいつものように聡に電話をした。
「最近、忙しいのわかるけど、晩ご飯もここ一週間作りにきてくれないよな」
たわいもない。芸能人とかの話の後、聡はそうきりだしてきた。
「そ、そう。バ、バイトの先輩が急にインフルエンザにかかって、
ローテがきつくなったからあたしが入っているって、いったじゃない」
「でも、そんなに葵ががんばる必要あるの店のオーナーとかもいるのに…。
結局ディズニーランドも行けてないじゃない」
「3週間前にあたしが風邪引いたのがインフルエンザで、
あたしが流行らせたのかもしれない。
だから、なんとなく罪悪感もあってローテがんばってるの」
我ながら上手く言訳できた気がした。
「あした、夜おごるから飯食いに行こう。絶対。お願い。な、な」
あたしは明日も先生の所の予約が入っていたが、
聡の押しと会話の流でなんか疑われているような気がしたので、
「うん。いいよ。ここんとこ夜も食べていなかったしね。明日ご飯食べに行こう」
そう答えた。
たまには先生より聡を優先しないと、先輩にも変なこといわれたし…。
「ヤッホー。じゃあ明日、駅に5時。絶対待ってる。
最近、夢で葵のことばっかり見てたから、嬉しいぜ。イエイ」
電話の向こうの聡は、喜びを爆発した。
「夢?」
「そう、葵を抱いている夢をよく見る」
「抱いて?」
「いや、抱きしめて…。あ、もうこんな時間だ。
そろそろ寝ようか。おやすみ、
葵、愛してるぜ」
「うん、おやすみ、聡」
あたしはそういうと電話を切った。
「先生とこキャンセルの電話入れないと…。
ってもう1時かあ。明日の朝一に電話入れたらいいかな」
時計を見たあたしは、結構な長電話に驚きシャワーを浴びて寝ることにした。
353「カウンセリング」:2006/02/08(水) 14:35:52 ID:Eq9fod5M
ベッドにもぐったあたしは、聡との電話のことを思い出していた。
「あたしを抱いている夢を見る。もしかして聡…あたしでしているのかな。
どんな夢見ているんだろう?」
そんなことをつぶやいていると、いつの間にか左手が右の胸を弄りはじめていた。
「どう、聡…あたしの胸柔らかい…。大きい…」
あたしはいつもしているように、頭の中の聡に語りかけた。
「例えばボクが痴漢として…」
え、いつもならここで聡が甘くささやきかけてくれるはずなのに…どうして…
「葵くんが通学中の女子高生だったとするよ」
頭の中の先生はそれだけあたしに語りかけると、
左胸の乳首をいきなり引張ったり押しつぶしたりクリクリと弄ったりしてきた。
「痴漢には感じないはずだよ、葵くん。感じたとしたら、相当好き者だ、はははは」
「ち、痴漢になんか感じません。先生の触り、さわり、かたが…」
「触り方なんか問題じゃない、それとも葵くんはおっぱいを弄るのが上手い痴漢には感じるのかい。
すけべぇだな」
「いや、あたしはスケベなんかじゃ、あ、ありません」
あたしは、頭の中で想像した先生と馬鹿な会話をしながら、胸を弄り続けた。
354「カウンセリング」:2006/02/08(水) 14:37:27 ID:Eq9fod5M
「じゃあ、次ね。例えばボクが…」
「例えば先生が…」
「中学時代憧れていた音楽の先生だとすると…」
あたしは右手をパジャマのパンツの中に入れると、
下着の上からそっとあそこを撫ではじめた。
「ほら、葵くんは中学生の時からスケベだったから感じまくっているよ。
こんなスケベな子見たことない」
「あ、あああん。せん、先生。葵はスケベなんかじゃありませんよ〜〜」
あたしは、気持ちよさに身を任せながら、だんだんと上り詰めていった。
「例えば葵くんが…」
「例えばあたしが…」
「エッチな女の子だったとして…」
「えー、あたしエッチじゃない、ってロールプレイで…した…よね」
あたしは頭の中で何をしているかもわからずにそんなことを言った。
「えッチだ…として…」
「童貞のボクがここを撫でたらどうする…」
あたしは右の内ももを軽く触りながら、自分の体をもどかしく動かした。
「そ、そこじゃないの。もっと真ん中、手を上に上げて…。お願い…」
そんなことを言いながら、あたしは頭の中の自分と先生に、
表面…常識の自分が犯されていくのを感じた。
355「カウンセリング」:2006/02/08(水) 14:39:22 ID:Eq9fod5M
さらに下着の中に手を入れながら、
ク○トリスを弄りあそこで右手の指を汚すと
その手の人差し指でもう一つの穴をあたしは悪戯した。
上り詰めていくのを感じながら、
あたしはここのところ先生が最後にしてくださるように、自分も続けた。
「例えばボクが…」
「例えば先生が…」
「最愛の人だとするよ…」
「最愛の人だとすると…」
あたしは先生とやってるときのようにそこまでいうと、
右手をさらに激しく動かし左手を口に持っていき
「せ、先生のオ○ン○ン。あたしに舐めさせてください。
舐めたいんです。だって葵はエッチな子で、先生はあ、葵の最愛の人…だ…か…ら」
そこまで思うと、頭の中は真っ白になり、
汚れた両方の手を股間に当てると激しく動かし…やがてあたしは上り詰めていった。
「ハア、ハア、ハ…」
イッテしまったあたしは消えそうになる意識の中で、

明日の朝 聡 になんていってデートをキャンセルしようかずっと考えていた。

(つづく)
356名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 14:54:05 ID:BamxszFB
乙です。
357名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 17:39:22 ID:2bJL+xtW
お疲れ様です


ところで『隣にいた君』って話は結局なんだったの?
358名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 18:20:48 ID:84Y9/ue7
GJ!
359名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 12:11:43 ID:+Peu4B6r
GJ!!
360名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 22:56:33 ID:lVK4c3Ry
すげえいい
361名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 23:21:01 ID:Xc7Lb+k/
カウンセリング最高!
いつ寝取られるか待ち遠しいぜ!
まあ、この時点でほとんど寝取られ完了済みだけどw

やっぱ本番期待だね
処女だし
362名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 01:40:52 ID:zL/O/9N6
こうゆうオッサンに寝取られるの最高に好きです、楽しみにまってます
363名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 02:31:28 ID:YhCjanVl
カウンセリング( ・∀・)イイ!
女性一人称なのがなおよい!GJ!!
364名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 02:32:18 ID:xG8/FO+b
乙&GJです
赤ちゃんプレイの詳細希望
365名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 19:49:00 ID:7KhzBHas
ふと思ったのだが
『下級生』で美雪の視点で見れば、主人公×愛は寝取られなんだろうか
366名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 20:52:38 ID:v6HGxkKr
>>265

個人で言わせてもらえば逆の方が自然だし萌えると思われ。
美雪は愛は主人公がすき、でも……って言う諦めから始まってるから『そうなって』も
愛の方が可愛いね、、しょうがないよね、ってあっさりあきらめる性格だから
その瞬間のみで終わってしまう。

逆、つまり愛が美雪に主人公を寝取られる、と言う流れなら面白い気がするけどね。
(すれ違いかも四連が愛はストーカーちっくな所があるし、漏れもあまり好かん(w
 何より恋の為なら躊躇なく、あっさり友人を切り捨てるからナー)
367名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 20:53:46 ID:v6HGxkKr
うわ、すまん。
レス番間違えた。 >>365へのレスです。
368名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 00:03:35 ID:CkpizkOw
369365:2006/02/12(日) 12:25:39 ID:+3ZxnHox
>>366
あ、いや
書き方悪かった
>>365でいう美雪視点の寝取られとは
愛を主人公に寝取られる、という意味で
370名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 18:29:22 ID:KkhMypI0
下級生か、懐かしいなぁ
それよりOVA板では瑞穂がテニス部の誰ぞに寝取られかけ(半ば無理矢理?)
のシーンってのがあったような・・
もうほとんど覚えてないけど
371名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 16:10:40 ID:JQTe1vPZ
カウンセリングの続きをwktkしながら待つ。
372名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 00:43:43 ID:2UudY30X
>>370
それはエルフ系ゲームスレの旧1氏の・・・


個人的には、さよなら明日香の続きが読みたいっす
373名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:15:38 ID:HFdzAVzO
>>365

うん、当初漏れもそう取ったが「あれ?読み間違えたか?」と思ったので
無難な答えににさせてもらいました。
ごめん。

で、美雪の反応だけど
愛は「自分が居なければ変な男(主人公)に捕まってあーだこーだ変えられたくない」と言う考えに
なってるから自分の手のかからない存在になっていく、とか。
自分の知らない女になって行っちゃう、と言う話からならOKかな、と思います……が

ここって、ズーレwから男女と女、って感じのNTRはありかな。
374名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 08:24:48 ID:MxGGP1Jw
ガンダムSEEDだってサイにとってはキラ×フレイは寝取られなんですかね?
あとアスランにとってはキラ×ラクスも・・・・。
375名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 11:05:08 ID:WbZAtkO0
サイは寝取られかもしれんが、アスランは違う希ガス
376名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 11:58:01 ID:V3N4koGT
まぁアスランの本命はキラだし。 ある意味寝取られだな。
377「カウンセリング」:2006/02/15(水) 15:32:28 ID:cqkM1A/S
「ごめん。聡…。
美由紀先輩が急に熱で来られなくなったって。
代りもあたし以外しかいないみたい。
ごめん。必ず穴埋めするから。
今日、キャンセル」
どんな言訳をしても、怒るだろうなあと思ったあたしは、
ぎりぎりの時間にこのメールだけ打つと、
携帯の電源を落として先生のオフィスに行くことにした。
まあ、早く終われば食事を作りに行ってもいい…。
聡とあたしのため…。
いろんな言訳を考えながら、あたしは駅からの道を歩いた。
378「カウンセリング」:2006/02/15(水) 15:33:07 ID:cqkM1A/S
「こんにちは」
「今日は」
挨拶すると、菜々美さんが人なつっこい笑顔であたしに話をしてきた。
「今日、わたしたちあなたの占いが終わったら食事にみんなで行くのだけどご一緒しない」
「今日ですか…?」
「今日、久しぶりに夕食の時間にみんなそろうんだ。
美由紀さんもいらっしゃるし、よろしかったらどう?」
「先輩も…。みんな?」
あたしが怪訝そうに聞くと
「先生の教え子たちよ。先生以外は女の子ばかりだから安心よ。
全部であなたを含めて9人…。先生を含めると10人かな。
あなたは、まだ無印だけど、先生が特別にお誘いしなさいって」
そう菜々美さんが答えた
「無印?」
「そう、まだ先生の印がもらえていないの」
印てなに? と聞こうと思ったら応接間の奥から
「葵くん。どうぞ」
と先生の声が聞こえてきたので、
あたしは話を途中でやめて応接間に入っていった。
まあ、詳しくは終わってから聞けばいい。
379「カウンセリング」:2006/02/15(水) 15:33:59 ID:cqkM1A/S
「どうだい? 葵くん」
「うーん。先生。自分の中の常識をコントロールしたり、
常識を見極めたりはだいたい出来るようになってきたんですけど…。
どうしても、聡のこととつながらない。
先生とやってきたことが聡と結びついていかない。
どうしてなんですかね?」
「そうか…。きっと葵くんは…。
前にもいったかなあ、何でも理屈で理解しようとするところがあるって」
「はい。だから自分の中の理屈を理解しよりよき方向に変えていくのが、
常識コントロールなんですよね」
「そうなんだ。
でも、葵くんの中の常識をうまく変えて行くことが出来るようになっても、
聡くんと結びつかない。
これは、常識コントロールとは別の話なんだ」
「えー。別の話って…。今まで…」
「いやいや。常識コントロールの訓練は無駄じゃないよ。
つながるから最後まで話を聞いてくれ」
「はい」
あたしはいつものように、前のめりになりながら先生の話に引き込まれていった。
最近はスカートをの中が見えないように隠すこともしなくなった。
まあ、見えたら先生喜ぶし、先生が喜ぶとあたしも嬉しい、
他の誰に見られるわけでもなしみんなが得をするならいいはずだ。
380「カウンセリング」:2006/02/15(水) 15:35:10 ID:cqkM1A/S
「これは、葵くんが常識以外に男の人を相対的に評価しているところに起因する」
「相対的に…評価…?」
「うん、例えばボクを見たとき聡くんを100点として20点ぐらいとか、
お笑いタレントを見たときジャニーズの誰々を100点として何点とか」
「そういえば、そういうところがあるような気がする」
あたしは最初に先生を見たとき、何点とか評価してたことを思い出した。
20点はなかったな7,8点ぐらいか…、見た目でしか判断してなかったからなあ。
今は…。
あたしは先生のことを他人と比較したり、
点数を付けるのはなんか違うんじゃないかという気がした。
381「カウンセリング」:2006/02/15(水) 15:36:00 ID:cqkM1A/S
「じゃあ、常識コントロールの最終段階にはいるよ…」
「最終段階?」
「そう、いよいよ最後だ。
今日までいろいろなシチュエーションのロールプレイを通してきて、
状況によって肉体が感覚を持ったり持たなかったりすることを学んできた。
同じ胸を触られるにしても、産婦人科や痴漢相手だと感じないのに、
子供におっぱいを吸われたり最愛の人といちゃついたりしたら感じる。
わかるね」
「はい」
あたしは昨日までの訓練を思い出し、顔を真っ赤にした。
あたし常識コントロールマスター出来てないかもしれないよ、先生。
だって全部感じていたんだから…。
まさか、そんなこともいえずに曖昧な返事だけをした。
382「カウンセリング」:2006/02/15(水) 15:36:30 ID:cqkM1A/S
「今日で終わりなんですか…?」
あたしが不安そうに聞くと
「常識コントロールについては今日でおしまい。
今日のプログラムで聡くんと上手くいくはずだ。
まあそんな不安がらんでも、これからもフォローはしていくし、
恋の悩み以外も、当然相談にのるぞ、どうじゃ。
個人的にも付き合おうか? ははははははっは」
先生は久しぶりに、インチキ占い師の口調でそういってきた。
「はは、プライベートなお付き合いは遠慮させていただきまーす。
でも占いは、今後もお願いしまーす」
軽口に緊張が解けたあたしは先生に軽口で返した。
383「カウンセリング」:2006/02/15(水) 15:37:20 ID:cqkM1A/S
「じゃあ、今日のプログラムに行く前にちょっと準備をしよう」
そういうと先生はお香の量を増やして部屋の電気を消し、
なんか赤いムードランプを点けて部屋の雰囲気をかえた。
「さあ、大きく息を吸って、吐いて、吸って、ここで呼吸を止めて大きく吐く。
意識を飛ばさないように注意をして…」
いつものように、あたしは先生の指示に従うと、
とびそうになる意識を覚醒しながら先生の話に耳を傾けていった。
「昨日までは、社会常識と自分の常識の摺り合せを行って、
それに伴う感覚の変化を知ったりコントロールしたりしてきた。
でも今日は、葵くんの中の常識についての感覚の変化を見ていくんだ」
「あたしの中の常識…?」
あたしがそう聞き返すと、
先生は答えずにあたしの横に座り右手を肩に回すと
そこから手を伸ばして胸を鷲づかみにしてきた。
「ア、アンッ」
あたしは急に胸をもまれて、びっくりしたように声を上げてしまった。
「ア…。今日はなんのシチュウエーションかまだいってません」
先生やっぱり…上手い。
あたしは昨日の夜、自分でしたのを思い出し、あまりの違いにそんな言葉が頭をよぎった。
384「カウンセリング」:2006/02/15(水) 15:38:41 ID:cqkM1A/S
「今日はね、例えばボクが…」
「フウ、フ、例えば先生が…」
先生がいつものように耳の穴に息を吹きかけながら、そういってきた。
「た、例えば…せ、先生…が…続きは…」
息も絶え絶えにあたしが聞くと、
先生はあたしの耳たぶをそっと甘噛みしてきた。
「あ、あんっ、いやーん」
あたしは、あまりのくすぐったさと気持ちの良さにものすごく大きな声を上げてしまった。
「ボクだったとするよ…」
「先生だったとする…」
え、えー先生なにいってるの…。
そこまでいうと先生は右手の動きはそのままに、
あたしのおしりを先生の右太ももの上に乗せて左手をスカートの中に入れてきた。
「………」
あたしは声を上げることも出来ず、
ただひたすら気持ちよさ…快楽…かいかん…に身を任せていた。
「ね、感じないだろう。ボクは20点の男なんだから…」
それだけいうと、先生は左手を下着の中に入れさらに激しく動かした。
「やっぱり…。感じていないよ…」
先生はあたしの耳元にそうささやきかけた。
か、感じているの…ばれてない。
よかった…。
ばれたらなんて言訳したらいいのか…。
あたしはなくなりそうな意識の中で、
先生に感じているのがばれていないことに感謝した。
そ、それとも、こんなの感じているうちにはいらないのかなあ。
本当にしたらどうなるんだろう。
あたしは意識が飛ばないように頭の中で感覚を消そうとしながら、
いろんなことを考えた。
385「カウンセリング」:2006/02/15(水) 15:40:15 ID:cqkM1A/S
「両手上げて」
「ハア、ハア。ヤッ」
先生はあたしにそういって万歳の格好をさせると、するりとシャツを頭から抜き取った。
上半身ブラだけになったあたしは、
抵抗したりすることも出来ず先生の手の動きに身を任せた。
「さあ、続きだ…。例えばボクが…」
「ハア、ハアァ…。例えば先生が…」
そこまでいうと先生はあたしの口にキスをしてきた。
え…抵抗しなくちゃ。
そんな頭の声とは裏腹にあたしは自分の両手を先生の頭にまわすと
唇を受け入れてしまった。

優しい…キス
激しい…キス
甘い…キス
苦い…キス
聡のとは全然違う……キス

口づけを交わしながらあたしは意識の限界がちかいことを感じた。
386「カウンセリング」:2006/02/15(水) 15:41:30 ID:cqkM1A/S
あたしの口からやさしく離すと先生は
「聡くんだとするよ…。だったら聡くんの恋人の…葵くんは…」
「…聡だったら…。さ、聡の…こ…い…びとの…あたし…は…」
そこまでいうと、あたしは頭のてっぺんから足の先まで電気が走り、
くすぐったいとか気持ちいいとかを超越した全ての快感が全身を貫いていくのを感じた。
「ハアアア…。ヒィ…」
悲鳴に近いような声を上げると、
もうなにもかもがわからなくなって
今度はあたしの方から先生の頭を抱えると熱い口づけを交わした
「聡…。
愛してる…。
本当に好きだよ…
せ・ん・せ・い?」
あたしは、誰となにをしてるのとか全てのことが頭からとんでしまい。
わけがわからなくなった。
「先生、聡、
先生、愛してます。
さ、さと…せ、せん、
先生、好き…」
あたしは声を上げると、
絶頂の快楽の中に意識が沈んでいくのを感じた…。
387「カウンセリング」:2006/02/15(水) 15:42:31 ID:cqkM1A/S
どのくらいの時間がたっだろうか…。
「葵くん。あ・お・い・く・ん」
叫びながらあたしのほほを優しく叩く先生に起こされたあたしは
「す、すみません…。また、お、お香…に…あてられた…みたいで…す」
いいわけにならないいいわけを先生にした。
「今日のプログラムはここまでだ。
もう、わかったね。
相手はボクなのに葵くんの中の認識がボクのままだったら、全然気持ちよくないんだ。
でも聡くんに変えたとたん体は正常に反応する。
これをゆっくり考えて、今後に生かせばきっと上手くいくはずだ。
後は、聡くんとのデートとかで、今のを思い出して成り行きに身をまかせればいい。
きっと、上手くいくよ」
「……」
あたしは、ぼーとした意識の中でも先生の言葉の一つ一つを聞き逃さないよう
必死に耳を傾けた。
388「カウンセリング」:2006/02/15(水) 15:43:13 ID:cqkM1A/S
「じゃあ、聡くんと、上手くいくよう心から祈っているよ。葵くん」
先生はそういうと握手を求めてきた。
あたしはまだシャツを着ていないのに気付き恥ずかしくなったが、
それでも差し出された手を握って
「せ、先生…。これからも…あたしの相談にのってくださいますよね」
と聞いた。
「もちろんじゃ。なにしろ商売じゃからな。
それに、こんな綺麗なお嬢さんの相談ならワシも大歓迎じゃ」
インチキ占い師の口調であたしに返事してきたの聞くと、
あたしは嬉しさと可笑しさと愛おしさが入り交じって、
「はははっはは」
先生の目を見ながらおもわず笑ってしまった。
そうすると先生もあたしの目を見て笑い返した来た…。
そうして二人で照れたような顔をしながら、
しばらくの間見つめ合い笑い合った。
389「カウンセリング」:2006/02/15(水) 15:44:05 ID:cqkM1A/S
あたしが服を着て、乱れた髪を整えていると先生は
「そうだ。今日の晩ご飯どうする。
なんか、みんな葵くんのこと紹介してくれって、うるさいんだ。
是非とも参加してくれるかい。いいね」
といってきた。
「はい、是非、参加させてください。よろしくお願いします」
あたしは考えるまもなくそう答えた。
「じゃあ。遅れてるみたいだから、急ごう」
「すみません。あたしが気絶したせいで…」
「気にしない気にしない。これは商売。食事はお楽しみだから、商売優先だよ」
そんな会話をして事務所を出ると、
あたしは先生の左腕にあたしの右腕を組ませた。
「葵…く…ん」
「いいの、いいの。先生も嫌いじゃないでしょ。こういうの。
今日までのお礼と明日からのお願いです」
あたしは照れたように顔を赤らめながら先生にそういうと
わざと寄りかかるようにして、駅の居酒屋まで歩いていった。
居酒屋に入ろうとしたとき、あたしは自分の背後に人の気配を感じた。
「つ、つけられてます…? 先生」
「まさかあ。つけられることなんてないと思うよ。
心当たりないなあ。葵くんはあるのかい」
「い、いえ。あたしもないですけど例の告発サイトのこととかもあるし」
そういうと、あたしは先生の腕を離しあたりを見渡してみた。
「うーん。やっぱり気のせいかなあ。凄い視線を感じたんだけど。
何となく…知ってるような気配だったし…」
「まあまあ、葵くん。例のサイトは菜々美くんが調査中だよ。みんな、待ってる行こう」
そういって先生は居酒屋の入り口から、あたしを手招きした。
「はーい。すみません」
あたしは拭いきれない思いを抱きながらも、
先生に従い居酒屋に入っていった。
390「カウンセリング」:2006/02/15(水) 15:45:43 ID:cqkM1A/S
「先生、こんばんは、あなたが葵さんね」
「こ、こんばんは」
先生はみんなにあたしを紹介すると和の中にはいり乾杯をはじめた。
あたしのスカートもたいがい短いつもりだったが、こりゃあ、あたしのはロングだな。
なんなんだこの色っぽい集団は…。
30後半から20ぐらいまでか…19のあたしが一番年下ぐらいかなあ。
あたしは美由紀先輩の横に座ると一応ジュースを頼んで食事の和の中に入っていった。
さすが女の集団、先生がいるにもかかわらず酔いが回ってくると下ネタ全開になった。
「葵ちゃん。ほんと胸大きいよね。
処女でそうなんだから、男知ったら絶対取り返しのつかない体になるよ」
「いやあ、取り返しのつかないって…」
「はっはは。大きくなりすぎて、取り返しがつかなくなる前に…女の方先に知る? 葵」
美由紀先輩も、あたしにそんなことを言って絡んだりしてきた。
し、下ネタいう人と思ってなかったのに…。
居酒屋で楽しいひとときを過ごしたあと、店を出て駅に向かおうとすると
「さよなら、葵くん」
「またね、葵」
「葵さん。さようなら」
みんなが口々に挨拶をして事務所の方の道へと歩き出した。
「え、み、皆さんそっちなんですか?」
あたしは思わず、そう聞いた。
「え、まあ、まあね。じゃあね。葵」
先輩は何かを隠すように、それだけいった。
そして露出狂美女軍団と中年親父は同じ方向に帰って行った。
「二次会誘ってもらえなかったのかなあ。
先輩も冷たいな。二次会でも三次会でもとことん付き合うのに…」
あたしはそれだけいうと、切符を買って電車に乗り込んだ。
391「カウンセリング」:2006/02/15(水) 15:46:44 ID:cqkM1A/S
つけられてる…?
駅のホームから感じていた気配を電車の中でもあたしは感じた。
やっぱり、何かにあたしつけられてるかもしれない。
だから、二次会に連れて行ってくれたらよかったのに…。
怖くなって隣の車両に移ったあたしはそれ以上前の車両を見ることも出来ずに、
空いている電車のドアの前に立ちながら、
早く自分の駅に着いてくれることを祈っていた。
あたしは駅に着くとすぐに飛び出し、走りながら改札を抜けたその時
「葵!」
誰かが大きな声であたしを呼ぶと、いきなりあたしの手を掴んできた。
恐怖でパニックになりながらも手を掴んだ犯人の顔見ると
怒りで顔を真っ赤にした聡がいた。
(つづく)
392名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 15:49:13 ID:TMS5XCv2
カウンセリングキタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!
393名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 17:10:03 ID:I3Wb7vDW
葵が悪い。

といっても、こういうのは寝取られものの宿命だから、しょうがないよな。
貞淑で一途だと、そもそも成立しないという二律背反。
394名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 18:36:58 ID:h2JJRdeC
アンヴィヴァレェーーーンツ

だがそれがイイ
395名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 18:40:25 ID:CG+9oAWN
カウンセリングは相変わらず最高です!続き期待!!
396名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 20:13:53 ID:nadJbOgN
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
397名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 23:38:52 ID:OWdJh7h+
た、たまりましぇーん
398名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 11:23:54 ID:O8kV0VXC
エーートッ、カウンセリングいつゲーム化しますか?
399名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 13:11:22 ID:P3w9BdHJ
(゜∀゜)ウハーッ!
僭越ながら、小説形式のソフト化してもいいですかーっ!?
400名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 09:31:59 ID:VTXO5kql
カウンセリング期待です。
401「カウンセリング」:2006/02/20(月) 14:07:03 ID:4vrEfK9g
「あ…。聡…」
腕を掴まれたまま、
あたしはなにを言っていいかもわからず、
それだけいって聡の顔を見た。
「葵。お前、まだ…あの占い師の所にいってるのか? どうなんだよ」
怒っている心を静めるかのごとく静かな声で聡はあたしに言ってきた。
「え…」
もしかして、先生とあたしを付けていたストーカーは聡なのか…。
あたしはなにも言えずにだまり続けるしかなかった。
「いいから、来いよ。葵…」
「え、え、え…」
聡はあたしの腕を引張ると駅の繁華街の裏にあるラブホ街までいき、
なにも言わずにその中の一つに入っていった。
あたしの腕を掴んだままこなれたふうに部屋を選ぶと、
そのまま選んだ部屋に向かって歩き始めた。
「ちょっ、ちょっと、止めてよ」
あたしは軽く抵抗したが、聡の物静かな怒りの前になすすべなくついて行った。
402「カウンセリング」:2006/02/20(月) 14:08:48 ID:4vrEfK9g
「へー、ラブホの部屋ってこうなってるんだ。
聡、高校時代はやっぱりこんな所でデートしてたの? 
入るとき慣れてたようだったけど」
部屋にはいるとジャッケトをクローゼットに釣りながら
あたしは冷静さを装って聡に話しかけた。
「葵、これ見てみろよ…」
聡はソファーに座っている、あたしに携帯電話を投げつけてきた。
「………」
携帯電話をみたあたしは声を失った。
あたしと先生のキスシーン、
それも…あたしが先生の顔を抱えてリードしているようにしか見えない…。
震える手で、次にのボタンを押すと…
あたしと先生が仲良く腕を組みながら暗い夜道を歩いているシーンが写っていた。
これは、ほんの数時間前の写真だよね…やっぱり…。
「聡…もしかして、後付けてたの…?」
「うるせー。チェーンメールで知らない奴から送られてきたんだよ。
お前、最近なにやってたんだよ。
コンビニに今日行ったけど、風邪なんか全然流行してないって、
俺に黙ってずっとどこにいてたんだよ。
あのインチキ占いか…」
「これ、よく見るとあたしじゃない…」
「今の服装、鏡で見てみろ」
自分を鏡で見ると、
白いYシャツにデニムのミニ…普通の子なら絶対しないような丈の…
どう見ても携帯の中の写真の女と同じ格好にしか見えない女が見えた。
403「カウンセリング」:2006/02/20(月) 14:09:22 ID:4vrEfK9g
「……」
あたしはなにもいえず、ただうつむいているしかなかった。
「葵。欺されているんだよ、絶対…」
半泣きの声で聡がそういいながら、あたしの唇に聡の唇を重ねてきた。
あたしは、経緯もありただ義務的に聡の唇を受入れた…。

優しくない…キス
激しいだけの…キス
甘くない…キス
苦いだけの…キス
先生のとは全然違う……キス

聡の唇があたしの唇の上で激しく動けば動くほど、
心臓の鼓動が収まっていく自分をあたしは感じていた。
404「カウンセリング」:2006/02/20(月) 14:10:14 ID:4vrEfK9g
「ッ…」
聡の舌があたしの口の中に入ってきた瞬間、
おもわずあたしは噛んでしまったが、
聡は一瞬声を上げ痛そうなそぶりを見せただけで、
かまわずあたしの舌に自分の舌を絡ませてきた。
「クン、クン…」
聡の舌の動きはさらに激しくなったが、
どんどん冷めていく心の中であたしは、
「例えば聡が先生だとすると…
先生の教えを受けているあたしは…
このキスが気持ちいいはず…」
そんな言葉をずっと繰り返していた。
「あ、葵…」
聡は唇をあたしから離すと、
あたしをお姫様のように抱え
ベッドまで連れて行きその上に投げた。
あたしは声を上げながら迫ってくる聡をみて、
こんなのが初体験か…ああーあ…
どんどん醒めていく自分を感じていた。
405「カウンセリング」:2006/02/20(月) 14:11:32 ID:4vrEfK9g
「葵…」
あたしの腰の上にのりながら、
聡は前のめりになりながらあたしにキスしようとしてきたが、
おもわずあたしは顔背けた。
「……」
聡は、なにも言わずにあたしの首筋を舐めあげた。
クッ…ぞお〜、き、気持ちわるーい。
あたしは何とも言えない背筋が凍るような感覚が全身を貫いていくのを感じていた。
ただただ、あたしは必死の動きで首を舐めている聡の後頭部を、
早く終わってくれと思いつつ眺めていた。
次に聡はあたしの胸を鷲づかみにしながら揉んできた。
「痛っ…」
あまりの痛さにあたしが声を上げてしまうと、
「ごめんね…。優しくするから…」
薄らさむい声で聡が謝ってきた。
しばらく胸を揉んだ後、聡はシャツを脱がせようと裾を持ってひっぱてきたが、
あたしが両手を挙げないでいると、なにも言わずにボタンを外そうとしてきた。
袖のボタンまで外し終わると聡はあたしをおこし背中からシャツをはぎ取り、
スカートのベルト部分に手をかけると、
一気に下半身を脱がせた。
とった服をベッドの脇に投げ捨てる聡をみていると、
ベッドの隣の鏡にブラと靴下だけの間抜けな女の子の姿が目に入った…。
406「カウンセリング」:2006/02/20(月) 14:12:08 ID:4vrEfK9g
後ろの金具にとまどいながらもあたしのブラを外した…金具壊れてないだろうな…
聡は左手で右胸を弄りながら、右胸の乳房を吸い始めた。
痛さと気持ち悪さが同居した何とも言えない感覚に、あたしの心は恐怖した。
「痛…。ひぃー」
右手でク○ト○スを摘まれた激痛にあたしは悲鳴を上げた。
「ごめんね…」
またも聡は、謝りながら、右手であたしの股間を撫でてきた。
ぞーとした感覚と天井の鏡に見える自分の間抜けな格好に、
靴下を両足で脱ぐことでごまかしながら、
ただひたすら聡があたしの胸を舐め終わるのを待っていた。
「葵…舐めて…」
聡は自分の股間をあたしの顔の前に、近づけながらあたしにそういった。
「イヤッ…。絶対…嫌だ…。お願い…許して…」
あたしが顔を背けながら、かたくなに拒否すると、
あきらめたのか聡はあたしの両足をひらいてあたしの股間に顔を埋めてきた…。
あたしは恐怖とか気持ち悪いとかの感覚もなくなり、
ただ聡のするがままに任せた。
女の人がレイプであきらめるときとかって、こんな感覚なのかな。
最悪の初体験になりそうだ…。
あたしはどこか他人事のように、鏡の中の自分をみていた。
407「カウンセリング」:2006/02/20(月) 14:12:31 ID:4vrEfK9g
後ろの金具にとまどいながらもあたしのブラを外した…金具壊れてないだろうな…
聡は左手で右胸を弄りながら、右胸の乳房を吸い始めた。
痛さと気持ち悪さが同居した何とも言えない感覚に、あたしの心は恐怖した。
「痛…。ひぃー」
右手でク○ト○スを摘まれた激痛にあたしは悲鳴を上げた。
「ごめんね…」
またも聡は、謝りながら、右手であたしの股間を撫でてきた。
ぞーとした感覚と天井の鏡に見える自分の間抜けな格好に、
靴下を両足で脱ぐことでごまかしながら、
ただひたすら聡があたしの胸を舐め終わるのを待っていた。
「葵…舐めて…」
聡は自分の股間をあたしの顔の前に、近づけながらあたしにそういった。
「イヤッ…。絶対…嫌だ…。お願い…許して…」
あたしが顔を背けながら、かたくなに拒否すると、
あきらめたのか聡はあたしの両足をひらいてあたしの股間に顔を埋めてきた…。
あたしは恐怖とか気持ち悪いとかの感覚もなくなり、
ただ聡のするがままに任せた。
女の人がレイプであきらめるときとかって、こんな感覚なのかな。
最悪の初体験になりそうだ…。
あたしはどこか他人事のように、鏡の中の自分をみていた。
408「カウンセリング」:2006/02/20(月) 14:13:22 ID:4vrEfK9g
「くそっ」
なかなか、あたしが濡れないのにいらだったかのように聡は声を荒げると、
あたしの股間と自分のものを涎で汚くぬらしながら、
あたしの股間に先をあててきた。
はあーあ。
最後か…。
醒めていく自分の声が聞こえた瞬間、
「△○×※▼☆□」
ベッドの上に立ち上がり、股間を蹴られてうずくまっている聡を見ているあたしがいた。
「やっぱり、何か違う。聡のこと好きだけど…好きだと思うけど…。
こういうのなんか違うと思うんだ、あたしは」
そう叫ぶと、うめき声を上げている聡を無視して、
服を着てジャケット手に取ると、ホテルの部屋を飛び出した。
409「カウンセリング」:2006/02/20(月) 14:14:39 ID:4vrEfK9g
「……」
あたしは、人目もはばからずラブホ街を一人で泣きながら歩いていた。
「先生…」
「うん、葵くんか…。どうしたんだい?」
深夜にもかかわらず、電話の向こうの先生は優しかった。
「今…から…ご相談に…のって…いただけます?」
あたしがそういうと
「うん、みんな寝てしまっているからなあ。
そうだ、今からいう場所に来なさい。そこで相談にのろう。
そこは家が使えないとき、いつも仕事場に使っている場所だから」
そういうと先生はシティーホテルの名前と部屋番号をあたしに告げた。
「フロントで僕の名前を出せば、案内してもらえるよ」
それだけいって先生は電話を切った。
「最悪の初体験…
いや、まだだったはずだ…
最高の初体験…
もしかしたら、これから…」
あたしは心の中でそうつぶやくと、
駅前でタクシーを拾い先生に告げられたホテルまで送迎を頼んだ。
(つづく)
410「カウンセリング」:2006/02/20(月) 14:20:00 ID:4vrEfK9g
>>399
ははは、ご自由にどうぞ。
本当か嘘かわかんないですけど
一つだけ、
これを書いた経緯から占い師の名前が渋谷容疑者の本名になっております。
適当でないと思われますので博仁先生を適当な名前にだけ替えてください。
411399:2006/02/20(月) 20:41:44 ID:WqowCSuz
>>410
快諾、感謝です。ありがとうございます。重ねて僭越ながら
挿絵なども描いてイメージを膨らませてみようかと思う次第。(´ω`*)
オートで読み進められるデジタルブックみたいな物を試作してみます。
ご指摘通り名称は変えますね。ひっそりこっそり作っていきますです、はい。
試作出来次第報告いたします。更なる展開を期待しております(゜∀゜)=3 ムッハーッ!!
412名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 21:13:56 ID:/iXK/ow3
いや、なんか、暗示って怖くなってきた。
ホントにこうなりそう…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
413名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 22:54:25 ID:sj3OYwFq
>>410
GJ!次回にはついに破瓜となるんでしょうか?楽しみです!!
414名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 23:02:51 ID:QEtg/hWk
なんつーか葵がムカつくだけになってるなw
そう感じさせられただけでもかなり成功といえるのかな
415名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 23:08:09 ID:6sAZ2RYM
大なり小なり、寝取られ物を読むとヒロインがムカつくものだ。
基本的に主人公視点で見ると「裏切り」だからな<寝取られ物

でもまあ、その中でも葵は飛びぬけてムカつくなw
なんというか、別に催眠がなくても裏切ってそうだから。
416名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 23:23:59 ID:RHs1PP5u
寝取られ物だとヒロインが売女扱いになるのは避けがたい――んだけど、これって実際にはオチまでひとまとめに読めないから出てくる弊害な気がする。
間があくからその更に前の話が霞む、つまりその回の印象だけで語られる度合いが増えて、
そうなると段階踏んでてもビッチな印象は拭えない。
本来ならごろごろと転がり堕ちていくのを、細切れで読むからジェットコースターのような落下感覚、−のカタルシスが薄い。

掲示板連載だとこれは避けようがないか。
対処でいい手はないもんかなあ。
417名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 01:18:13 ID:Ff16OmMY
ヒロインがむかつくって感想は必ずといっていいほど出るな。
418名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 01:45:08 ID:jhVxXrjI
まあ、ムカつかないほどドウでもいいヒロインの寝取られ話だと、それはそれで
むかつくんだけどなw
419名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 07:52:35 ID:tLdrRqz4
アンビバレンツかw
420名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 08:37:40 ID:qEsRDhMS
処女ネトラレ、ラブラブカップル、寝取り側がさえないおっさん、ヒロイン一人称、
オチはおっさんのハーレム入り(これは見ないとわからないが)

これを一つに書こうってんだから、多少の無理は出てくると思うよ。
ヒロインの性格がアレ(それほど俺は思っていないけど)なぐらい仕方がないかと。
最初から読み返せば、徐々に落ちていく過程が書かれている気もするし。
しかし、このスレでヒロインむかつくはある意味褒め言葉か
421420:2006/02/21(火) 08:43:19 ID:qEsRDhMS
後、催眠をどうとるかだけど、安易に強姦に逃げてないのもよい。
とりあえず、最後までがんばれ!!
422名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 09:19:51 ID:kjMpB1ZU
催眠物で強姦はないと思うw 何の為の催眠だ!
上でも出てるけど、寝取られものなんだからしょうがないよ。
「わかった!もう占い師に会わない!」だったら、そのままENDだよ。
多少股が緩くないとストーリー自体が成り立たない。
423名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 09:28:11 ID:LNzx3zeM
>>420
>ヒロイン一人称

ここが普通のネトラレと違うような気がする
聡目線で見れば、明らかに自分の方が上なのに、
デートをぶっちしていかがわしい占い師のとこに通い、キスしてたり、手組んで歩いてたりするのが鬱な訳だし、葵の気持ちに翻弄されるわけだが、
葵の一人称で書く限り、どこかで聡嫌い占い師好き、を描く必要が出てくるから
見てる側が葵にむかつくような気がする、というか聡に感情移入しにくい。
神様目線で楽しむものなんだろうが・・・
しかしネトラレ的に見たらそうなんだが、SSとしては圧倒的に面白いと思うから文句を書きながらも次を期待する自分がいる
424名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 09:43:39 ID:oM6go9N5
みんな催眠物だと、読んでるんだ…
僕はスパーテクニシャンなおやじが
耳年増だけど初心な処女を心身共に開発していく話とおもてた…
425名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 10:59:31 ID:zXbK6CdQ
ある意味テクニックは使ってると思うから俺はOK
426名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 19:34:07 ID:eAfHbW0J
催眠誘導+テクではないかねえ。
感じることに関しては強く催眠掛けてない感じだからテクで感じさせてそれを催眠で補強ってイメージか。
427名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 23:46:32 ID:3gc1so+G
寝取られ物で女性視点だと、ただの浮気物になる恐れがあるんだよな。
以前、その失敗を犯したことがある。
催眠術という強制力が働いてるから寝取られが成立してる上手いパターンだと思う。
428名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 00:44:52 ID:O/wteR54
自分は葵の股が緩いところはどうとも思わんが
時々する乱暴な言葉遣いになんだかもにょる…
女は結構男みたいな言葉遣いするけど、なんかそういうのじゃなく
聡を馬鹿にしてる、下に見てるような印象を受ける。
聡が可哀想だからとっとと寝取られてしまえと思う。
スケベ親父に騙されて処女でアンアン云わされてハーレムの一員にされて
騙された事に気付いた後もまだどこかで信じていてその後の人生棒に振ればいい
429名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 00:51:21 ID:0kocCOvR
大反響だな…

続きwktk
430名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 02:28:08 ID:UEmwZtYY
藻前ら贅沢すぎだw
431名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 08:00:11 ID:32+UeUzK
>>428
おれがレスして寝たのかと思った。
432名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 00:35:06 ID:hYMi3utO
hosu
433名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 13:19:05 ID:1cqpwZev
倍プッシュ
434名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 18:02:04 ID:S6VYuCVJ
カウンセリングwktk待ち
435名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 00:29:13 ID:ICDKEPUe
つか強姦は寝取られじゃないぞ
すくなくともこのスレ的には
436名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 00:51:17 ID:8I33qoa1
強姦というか、クリムゾン的な寝取られのことじゃないか?
強姦されて感じちゃって寝取られ、みたいな流れの。
437名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 01:05:17 ID:fEy6tvRn
くやしい…



ビクッ
438名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 01:28:33 ID:EaS1cPTJ
439名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 03:00:12 ID:4wXAC9wv
ん、どこが強姦?
440名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 22:20:17 ID:qxIc1bmf
カウンセリングいつもいつも GJ です。
余りにも我慢出来なかったので赤ちゃんプレイ部分を自作してしまいました。。orz
許可も取っておらず初文章、初投稿な為お目汚しスマソですが投下させて頂きます。
441名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 22:21:11 ID:qxIc1bmf
「例えば葵くんが子供を産んだばかりのお母さんとして…」
椅子に座ったままのあたしの胸に顔を寄せながら先生は話始める。
「ボクが葵くんの赤ちゃんとするよ…」
言いながら先生はあたしの胸に顔を押し付けてきた。
時折何かを探すように顔を動かす。
「やっ…先生、何をしてるんですか…?」
「先生じゃない、赤ちゃんだよ。お腹を空かせた葵くんの可愛い赤ちゃんだ。」
「お腹を…?」
あたしは一瞬胸がキュンッとなるのを隠しながらそう尋ねた。
「そう。お腹を空かせた赤ちゃんだ。お母さんなら何をするのかも…分かってるよね?
おっと赤ちゃんは喋らないけどね…」
そういうとあたしの赤ちゃん(先生…なんだっけ?)はあたしの胸に顔を押し付けて泣き始める。
「あっ、泣かないで。どう…どうすればいいの?おしめ…じゃなさそうだし…」
あたしはどうすればいいのかわからないまま赤ちゃんを胸に抱く。
ふと、赤ちゃんの口元があたしの乳首の辺りで止まる。
「そう…お腹が…空いてるのね…」
442名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 22:22:13 ID:qxIc1bmf
あたしはドキドキする心を抑えながらそっと上着をはだける。
ピンクのブラが現れ赤ちゃんは待ちきれない様子でブラに顔を押し付けてくる。

「待ってね…もう…ちょっとだから…」
赤ちゃんにおっぱいをあげるのにどうしてこんなにドキドキしているのだろう?
自分でも不思議に思いながら右側のブラを捲り乳首を露出させる。
ひんやりとした外気に触れ乳首がピクンと反応してしまう。

「はい、おっぱいよ…きゃふっ」
言うが早いか右側の乳首にねっとりとした感触が纏わりつく。
そのままちゅるちゅると音を立てながら赤ちゃんはあたしの右の乳首をしゃぶり始める。
「やっ…そんな…そんな…」
余りに突然の感覚に頭が真っ白になるのを感じながらあたしは体を引いた。
「ちゅぽんっ」
「きゃんっ」
体をひいた事により右の乳首が伸ばされ限界まで伸びたところで赤ちゃんの口から外れてしまった。
吸われ続けていた右乳首は硬く尖っていた。
乳首を失った赤ちゃんはまた泣きだそうとする。
「あっ…ごめんね。」
443名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 22:23:10 ID:qxIc1bmf
あたしは慌てて再度右乳首を赤ちゃんの口元へ持っていく。
「ふっ」
泣き出そうとしていたのも束の間、再度現れたご馳走に赤ちゃんはしゃぶりつく。
「ひぃっ…んっ…あっ…やっ…」
赤ちゃんの口の中でしごかれ、ねぶられ、吸い伸ばされる感覚に
あたしは体をピクピクと痙攣させるように動かし、無意識の内に内股を擦り動かすように動いていた。

部屋中にちゅぅっちゅるっという水音とあたしが時折出す声のみが響きだしてからどの位が経つだろう。
不意に右乳首の吸引が弱まったのを感じた。
「んっ…もう…お腹いっぱいなの…?」
目を瞑っていたあたしはそっと目を開き赤ちゃんの様子を見る。

赤ちゃんはあたしの右乳首から口を離すと左胸へ顔を寄せていく。
「あっ、今度はこっち…?」
あたしは赤ちゃんが吸いやすいように左側のブラを捲り乳首を指でこねて柔らかくする。

「はい、召し上がれー…んぅ…」
赤ちゃんは右側より敏感な左乳首をペロペロと舐めてくる。
「はぅ…こらっ遊んじゃ…んっっ!」
乳首を舐めていた舌が突然乳首に巻き付いたかと思うと急激に吸い始める。
444名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 22:24:18 ID:qxIc1bmf
「あっ…はっ…んふぅ…おいしい…?」
脳がちりちりする感触と共に体をビクンと震わせながらあたしは赤ちゃんへ話しかける。
心なしか赤ちゃんが笑ったような気がした。

そのまま左の乳首も赤ちゃんの思うまま吸われ続ける。
赤ちゃんが口を離した時、あたしの両方の乳首は硬く尖り白っぽくふやけていた。
「はぁ…はぁ…」

不意に赤ちゃんの両手が動いたかと思うと両方の乳首を口元に寄せるように持っていく。
「えっ、何…ふぅんっ…」
赤ちゃんは両方の乳首をいっぺんに口に吸い込んだ。
「やっ両方って…そんな…くっ…くぅんっ」
赤ちゃんは授乳とは別の目的を持つかのように両乳首を甘噛みしたりれろれろと舐め回す。
「やっ…こんな…こんなのって……はぁぁぁぁん!」
先生があたしの両乳首をきつく噛んだ瞬間にあたしはイッテしまった。

え…赤ちゃん…
先生…?



445名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 22:24:49 ID:qxIc1bmf


あたしが気付くといつものように相談前の状態で先生と向かい合わせに座っていた。
「どうやらまた刺激が強かったようだね」
「赤ちゃんにおっぱいをあげてるのに…あたし感じちゃってませんでしたか?」
あたしは赤ちゃんへの授乳という行為で達したのを気付かれないように先生に聞いた。

「おっぱいを吸われて感じるから動物の雌は喜んで子供におっぱいをあげるんだ。
だから感じるのは自然な事なんだよ。」
「そ…そうなんですか。」
「そうそう、おっともうこんな時間だ。早く帰った方がいい」
「はい」

あたしは乳首にズキンズキンとした疼きを覚えながら先生のところを後にした。
446名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 22:26:17 ID:qxIc1bmf
ここまでです。
読んで頂けた方はありがとうございました。
またカウンセリング作者様これからも応援しておりますので頑張って下さい。
447名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 22:32:12 ID:3OE7oqnq
うむ、人の作品を弄るのは良くないな
448名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 22:56:13 ID:rzXff9Qx
>>440
わざとやってるだろ。
このあと「すみません…」なんてレス付けるなよ。
スレが荒れるから二度と来るな。
449名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 23:56:23 ID:gLF3a8L+
華麗にスルーで
450名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 00:14:49 ID:EeERonKm
>>410
いやぁ、遅れたけどGJ。
この痛々しい展開、たまらんww
451名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 01:21:11 ID:DjajlU12
>440
完結したあとならまだしも
人の作りかけの作品をいじくりたおすなんて最低なやつだな
しかも書き込む前に散々自己弁護した挙句に

慇懃無礼という言葉がピッタリだ
452名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 05:32:17 ID:w55QnALc
>>448>>451
>>440ではないが、文句を言えるのはカウンセリング作者だけで、あなた方ではないのでは?
個人的にはこういうのも嫌いではないのだが。
453名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 05:44:05 ID:Mtoad/Vr
書き手が機嫌損ねて続き書いてくれなくなったら事は>>440一人の問題ではなくなるのだが。
書くなら書くで事前に作者の了解とりつけてから落せばすむ話。

いくらここが2chとはいえ周囲に対する気配りを望んでもおかしくはあるまい?
21歳以上なら、な。
454名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 07:56:32 ID:wJzY1mRh
ageてるし、440が顔真っ赤にして書き込んでるんだろうな。
455名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 08:02:22 ID:TFVVmQOu
みんな!寝取られ愛好家同士、穏やかにいこうぜ!
作者さんが不快なら何かコメントされるだろうし
それまでは騒がず静観しようぜ。
456名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 08:20:20 ID:dMZOElsS
作者さんが許したとしても書きづらくなるのは確かだろう
少なくとも赤ちゃんプレイ?はもう本編では出しにくい
457名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 08:46:43 ID:1m/mj8JI
とりあえず、440は常識勉強してから空気嫁って話だな。
作者さんに無断で書いて勝手に落としちゃいかんよ、やっぱ。叩かれんのは当たり前だろな。
458「カウンセリング」:2006/02/27(月) 13:55:48 ID:EqPCwVkn
「ふーん。それで聡君から逃げてきたわけだ…」
ホテルに入ると先生はすぐにお香をつけて、
部屋の窓際にあるテーブルであたしの今日の話を聞いてくれた。
「な、なんだか…聡が怖くて…。
ていうより、だんだん聡のやってることに対して醒めてくる自分を感じたんです」
あたしは先生に顛末と自分の気持ちを包隠さず話した。
「うーん。葵くんはやっぱり潔癖なのかなあ。
そこで、上手くいけば前にも進めたかもしれないのに」
「……」
あたしは無理してまで前に進みたいわけじゃない。
そりゃあ、前に進めるに越したことはないけど…。
「とりあえず、落ち着いてから話を続けよう。シャワーを浴びてきなさい」
先生にそう即されたあたしは、バスルームに入りシャワーを浴びはじめた。
「聡…先生…聡…先生…最近のあたしなんなんだろう。
なんのために先生のとこに通っているんだろう。
あたしと聡のため…。
あたし自身のため…。
最悪の経験…最高の経験…聡とあたしの…
最悪の経験…最高の経験…あたし自身の…」
バスルームまで香ってくるお香の香りに煽られながら、
あたしはそんなことを考えていた。
シャワーの気持ちよさと眠気に意識を失いそうになりながら汗を流すと、
あたしはどうしようかと考えたが、
とりあえず下着を着けてバスローブを羽織りシャワールームからでることにした。
459「カウンセリング」:2006/02/27(月) 13:57:01 ID:EqPCwVkn
落ち着きを取り戻したあたしは、先生が出してくれた紅茶を飲みながら
「先生、印ってなんですか? 
あたし菜々美さんに無印だっていわれたんですけど…」
あたしは全然関係のない雑談をはじめた。
「うん? ああ…。印っていうのは弟子の証みたいなもんだよ。
葵くんは、まだ弟子っていうよりお客さんだから無印っていうんだ。
まあ隠語だから、深く気にしないで」
「あたしは弟子になれますか? 先生」
「うーん。弟子になるためには、かなりの修行を覚悟しないといけないよ。
葵くん、ついてこれるかなあ」
「どうせエッチなこともあるんでしょ」
「少しはね…はははっはは」
あたしはだんだんと落ち着きがもどってくるのを感じた。
460「カウンセリング」:2006/02/27(月) 13:58:05 ID:EqPCwVkn
「葵くん…」
ティーカップをテーブルの上に置くと先生は急に大きな声であたしの名前を呼んだ。
「は、はい」
「よし、じゃあ聡君と上手くいくために、ここで最後の訓練をするよ。
大きく息を吸って吐いて、もう一回大きくすって、はい止めて。
意識は絶対にとばないように、正気を保って」
不意に声をかけられて、あたしは考える暇もなく先生の言葉のとおりに深呼吸をした。
だ…だめ…意識が飛びそう…。
あたしは意識が飛びそうになるのを押さえるかのように無理に大きめの目を見開いたり、
太ももを軽くつねったりして先生の次の言葉を待った。
「訓練に入る前に、聞いておくけど…。聡君は初めてなのかい」
「初めて?」
「うん、童貞かどうか」
「関係…。いえ、中二のクリスマスに一年上の先輩…それから数人以上は…って聞いています…。
あたしが知ってるだけで3人…
…たぶん本人は両手で足らないといってたからそのくらいかと…」
先生に隠し事をしても仕方がない…あたしはわかる範囲で全て答えた…。
「ふーん。凄くもててたんだ…。大学に入ってからは」
「ずっとあたしだけを見てたから…なかったって聞いています。たぶん、それも本当」
「やっぱり…」
先生は予想通りって反応をした。
「3人の中には、葵くんの友達もいたんだろ」
「はい…。ブラバンの一年上の先輩が…」
461「カウンセリング」:2006/02/27(月) 13:58:54 ID:EqPCwVkn
「よし、じゃあ、もう一度深呼吸だ…。意識を飛ばないように注意して…。
吸って、吐いて…大きく吸って息を止めて…」
先生に言われたとおりにすると、あたしは頭の中が真っ白になった。
「葵くんは聡君に対して嫌悪感っていうか、
先輩に対しての罪悪感や潔癖性から来る生理的嫌悪を抱いているんだ。
今まで、僕も事情を知らずにやってきたから
…葵くん自身の常識コントロールに終始したが、
対聡君としての葵くんの常識をコントロールしていかないと、
聡君とは永遠に前に進めないんだ」
「永遠に…前に…進め…ない?」
「そう、だから僕が聡君の役や…聡君を想定した恋人役でシミュレーションしたときには、
体は正常に反応するのに…いざ聡君本人になると嫌悪感が前面に出てしまう」
「前面に…」
「だから、今回はいったん聡君のことは忘れて…」
「忘れて…」
「葵くんの生理的…」
「あたしの生理的…」
「嫌悪感を取り除く」
「嫌悪感を取り除く…」
あたしは、なにも考えられなくなった中で必死に先生の言葉を復唱し続けた。
462「カウンセリング」:2006/02/27(月) 13:59:53 ID:EqPCwVkn
「じゃあ、最後にもう一度深呼吸だ…。吸って…吐いて…大きく吸って…止める。
さあ、頭の中が真っ白になっただろう。
そこに白いキャンパスをイメージしてごらん…」
「白い…キャンパス…」
あたしは、頭の中に白いキャンパスをイメージした。
「いつもだったら…そこに病院のロールプレイなら医者を学校なら先生を…
最愛の人をイメージするときなら聡君を描くのだろうけど
今日は白いままイメージを作らずにロールプレイするんだ」
「じゃあ、いくよ…」
「は…い…」
「例えばボクが…」
「例えば先生が…」
「葵くんの一番好きな人で…」
「あたしの一番好きな人で…」
「今日、お互いに初めてだとするよ…」
「今日…ア…アン…」
そこまでいうと先生はあたしのバスローブの上をはぎいきなりキスをしてきた。
あたしは頭が混乱しながらも先生の唇を受けると、自分の方からも積極的に返した。
さらに先生は左手でブラを上にあげ優しくあたしの胸を揉むと、
口の中に舌を入れてきた。
おいしい…唾液なんて生理的に気持ち悪いとしか思わないはずなのに…
あたしは素直においしいと感じた。
「アン、アン、イヤン…」
ホテルということもあり、あたしは気にせず声を上げてしまっていた。
「…えっ…ええっ…せ…先生…イヤーン」
先生はあたしの胸にキスをすると…優しく乳首を吸い出した。
……もうなにも考えられなくなっている自分がいた。
463「カウンセリング」:2006/02/27(月) 14:01:03 ID:EqPCwVkn
先生は胸にキスをしたまま、
バスローブの帯を外すとそっとあたしを抱えるように脱がしてくれた。
「……へ…へんた…い…やめて…先生…おねがい…」
先生はあたしを下着姿にするとそっと頭をあたしの股の間に沈めてきた。
「下着が汚れると明日帰るの大変だなあ」
それだけいって、先生はあたしの下着をするりと体からはぎ取った。
「ハア、ハア、ハア…。先生…あ…あたし…変な…感じ…」
それだけいってあたしは先生の頭を両手で抱えて股間から離し、
「チュッ…クッ…」
そのまま自分の方から積極的に口づけを求めていった…。
あたしは先生のズボンのベルトに手をかけズボンと下着を一気に脱がすと…
「先生…今度は…あたしが…してあげる」
先生は黙って…服を脱ぎ裸になると…ベッドに寝転がり、
あたしを軽くまわして上に持っていき、あたしの頭を抱えてキスしてきた。
「も…もう…。先生…今度は…あたしって…」
すねたようにそういって先生の手を離すと、先生の両手をあたしの両手で握りしめたまま、
あたしは頭を先生の股間の方にもっていった…。
「クン…クン…クム…クム…。男の人ってこういうの嫌いじゃないですよね。
あたしも、喜んでくれる先生を見るのは嫌いじゃないです…」
あたしがそういいながら、舌で先生のものを刺激すると先生のものはだんだん堅く大きくなっていった。
しばらく咥えたりしていると、
急に先生は握った両手を体の上の方に引き上げて、あたしの顔を自分の顔の前にもっていき
「葵…いくよ…」
それだけいった。
「うん…」
あたしは先生の一言で全てを理解し、真っ白な頭の中でただうなずいた。
先生があたしをベッド上にねかして、あたしの股の間に入っきた。
464「カウンセリング」:2006/02/27(月) 14:01:51 ID:EqPCwVkn
いよいよだ…一番好きな人と…一番最初をするんだ…。
あたしは期待と恐怖と嬉しさが、混じり合ったような感覚にとらわれた。
「痛っ…クッ…痛い…ぎゃっ…」
先生のものがあたしの中に入ってきたとき、
あたしはあまりの痛さに悲鳴を上げそうになった。
しかし先生がキスをしてくれると、
あたしはなんだか苦痛が和らいだような気がした。
先生がそっと腰を動かすと、あたしはあまりの痛さに涙が出てきた。
しかし、心の中のあたしはこの世の中には嬉しい苦痛ってのもあるんだ…
と素直に感動していた。
どれくらいたっただろうか…あたしは苦痛も和らいできたので
開いていた足を先生の体に絡め、先生の唇と舌の感触を楽しんだりして
先生の腰の動きに為されるがままになっていた。
「痛っ…」
急に先生の動きが速くなったので、あたしはびっくりして声を上げてしまった。
「葵…イクよ…」
先生はそれだけいうとさらに動きを速くしてきたので、
あたしは両手でぎゅっと先生を抱きしめ…絡めた足の力もさらにいれた。
「ウッ…」
先生がイッタのが、あたしにもわかった。
あたしは倒れてくる先生を抱きしめると、
なんだか離れるのがもったいない気がして、そのまま絡み合うようにしていた。
465「カウンセリング」:2006/02/27(月) 14:03:29 ID:EqPCwVkn
「シャワーでも浴びようか、葵…くん」
しばらくして先生はあたしを抱くように起こしながらそういった。
「は…い…。先生…」
あたしは気恥ずかしさをごまかすかのように、生真面目なふうに返事をした。
血…ってでないもんなんだ…。
汚れていないシーツを見てそう思ったが、
シャワーを浴びている途中内ももに熱い液体が流れてくるのを感じ、
床を見るとシャワーの水に混じった赤ものが確認できた。
あたしは女の子から女になった自分を理解した。
バスルームから出ると
「今日は遅いし、明日の朝帰るといい、とりあえず寝よう」
先生はそういって浴衣を着てベッドに寝転がった。
「はーい」
あたしはちょっとふざけた感じで返事をして、
備え付けの浴衣を着ると先生の横の寝転がり胸に寄り添うような体勢になった。
「おやすみなさい…先生」
「ああ…おやすみ」
疲れからか、あたしはすぐに寝入ってしまった。
466「カウンセリング」:2006/02/27(月) 14:04:08 ID:EqPCwVkn
「葵くん…葵くん。もうすぐ10時だよ。起きないと」
「あ、先生…おはようございます」
「ルームサービス頼んでおいたから。食べたら帰ろう」
「あ、ありがとうございます」
あえてお互い昨日の夜のことにはふれずに、朝食を食べ終わると
「僕は少し用事があるから、先に帰りなさい。タクシーを呼んで…」
「あ、いいです。いいです。電車で…あたしの方が相談者…」
「もう呼んだから、それに乗ってお帰り」
「す、すみません」
あたしは恐縮しながらも先生にお礼とさよならをいって部屋を出ると、
玄関に待たせてあるタクシーに乗って家まで帰った。
「本当に痛いんだ…」
あたしは昔友達に聞いた股ずれと同じ感覚で、
一日ぐらいは結構痛いってを思い出しながらハイツの階段を上っていた。
でも、あたしの心にはなぜだか爽やかな風が吹いていた。
467「カウンセリング」:2006/02/27(月) 14:05:19 ID:EqPCwVkn
「昨日はどうしていたんだよ。
一晩中駅と家の間を往復し続けて探してたのに…。
いや、それよりも昨日は本当にごめん。でも心配してたんだ」
階段を上り終わると、家の前から泣きそうな顔で聡があたしに向かって走ってきた。
「……。ずっと漫画喫茶の個室を借りてマンガ読んでた…」
あたしは心臓が止まりそうなぐらい動揺しているのを、聡に悟られぬようそういった。
「もう、駅と家の間一晩中何回往復したかわかんないよう。
でも無事でよかった…本当に無事で…」
聡は眠そうな赤い目をこすりながらあたしにそういってきた。
「あたし…昨日のことゆるしたわけじゃない」
あたしは狂ってしまいそうな衝動を隠すかのようにそういうと、
聡を無視して部屋の中に入り鍵をかけた。
「おーい。葵。ゆるしてもらえるとは思わないけど、
ゆるしてもらえるまで何日でも通うからな。
でも、お前も占い師の所、もう行くなよ。
また夕方来るから、それまでよく考えてくれ、昨日はごめん、
足も棒になりそうだからいったん帰る。おやすみ」
468「カウンセリング」:2006/02/27(月) 14:07:11 ID:EqPCwVkn
聡の足音を聞きながら、
「あたしは昨日なんのために先生に会いに行って、何をしたんだろう。
なんであんなことになちゃったんだ。
嫌じゃなかったけど…嬉しかったけど…どうして?」
そんなことを頭で繰り返していた。
いや、先生のやることに間違いはないはずだ。
これは、あたしとさと……あたし自身が上手くいくために必要なことなんだ。
そうだ…昨日のロールプレイの指導を受けなくては…。
そんなふうに考えたあたしは
「先生、今晩も相談お願いします。昨日…の…ホテルで…夜の10時…」
すぐに携帯で予約の電話を入れはじめた。
(つづく)

次回で最後の予定です。
469名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 14:26:30 ID:TFVVmQOu
乙です。

葵ィィィー!君がッ泣くまでッ殴るのをやめないッ!!
470名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 14:30:02 ID:TEkhrH9A
GJ!
最終回、楽しみにしてます。
どーかんがえても聡と葵のハッピーエンドにはならないだろうあたりは、安心して読めるかも。
つかこの展開で聡が、葵を許せるような度量の深い男だったら、
葵よりもいい女がふさわしいんじゃないかと思っていたり。
葵も、馬鹿だけど悪い女じゃないとは思うんだけど・・・。
471名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 17:44:47 ID:gm4SUYNa
GJ!!
やっちゃったなあ葵。
ラストもマジ楽しみにしてますハァハァ…




それと……かきゃーマダー?
472名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 18:12:28 ID:EeERonKm
GJ!
いいですね、何とも言えない背徳感。
ラストは容赦ない展開を期待してます。
473名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 19:44:00 ID:MCDCJV9u
GJ!!ラストも期待してます!
474名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 21:31:46 ID:x5/ni/6I
先生早すぎ・・・w
475名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 07:13:59 ID:E/33JAVD
              ,r'´ ,r ニ 、ヽ     /ふ(⌒r_-_、_
                 /// ,rニ 二 、ヽ   .l'、そrィ(_,,},}ニ)
              i//// ,r ニ 、r゛!   l ` ''ー<´..... __゛!
            lr 、彡 ノ,ノ´ ̄ }i;}    ゝ.,,__       : |
            ,rーゝ '´ ̄、ー-、 -;リノ   f彡'、ニァー_-_⊥!
          ,/ヾ< :.      ̄ l'7′    i彡ゞー'  ー :f'!
       ,.、‐'":ヽ::::\ ヽ   __ァ'′       _,チ. :.  _ '/
      /::::::::::::::::ヽ::::::ヽ `/)乙二ス、   ,rニ ̄`ヽ` ;-< <<10カ月後、上司に頼まれてフェラする口
     /:::::::::::::::::::::::::::ヽ::::;/ ーンノハヾ,!} /- ... `ヽ、 ,! ! ヽ
   /::::::::::::::::::::::::::::::/^i´    /(_, イヽ'    :..  \,!  : ',
.   i:::::::::::::::::::(⌒/:::::::::::l,r‐ァ''";!/:i,  |:::::::゛!      :..  \:  ',
    !:::::::::::::;:、-'":::::::::::::::::::|::/::::;:':{;::::i, |:::::::::} :. i    :.. ヽ :. ', <<1年後、忘年会で同僚に揉まれる乳
   }::::::;:::'::::::::::::::::::::::::::::::::|'::::;:':__:i;::::::i, l;::::::::|  ヽ _,,..、、-‐ 'i ゝ,
   |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:;:':::|ll|::l;:::::ヽ.',:::::;!   ゛i      ノ .: )
    ,!:::::::::(⌒)::::::::::::::::::::::::::|::::::|ll|,r;|:::::::::'J:/  ``ヽ、  __,,. r=ニ=ュ __
.   |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::|ll|/::|:::::::::::iノ   r=''.,,´__::::::(   )::::`_,''=ォ
    |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|,./'ii'彡|::::::::::::゛!   └- 、.,,__`''''ー:--:‐''''´ _,. -┘
   |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|"'"´';:::|:::::::::::::|ヽ.     |::::::::_`::''''┬t <<2年後、不倫相手を喜んで受け入れるオマ○コ
   |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|   ;'::|::::::::::::::! \  |::::{´ `i;::::l:::l::i´ `i::|
        ↑
      知るよしもなく結婚した彼

   知らないことが、いいこともある。 知ったときは、裁判所へ。
476名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 08:53:25 ID:aeOj8uKk
>>474
>どれくらいたっただろうか…あたしは苦痛も和らいできたので

この辺で脳内補完してやれ
おっさんは絶倫でなきゃ…ヤダヤダ
477名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 08:58:46 ID:Gfd9iyvB
おっさんが早漏っていうのは、そこはかとなく切ないなww
478名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 17:19:09 ID:Pmmps/07
GJ!!です。

>474−477
作品の善し悪しとは本質的に関係ないですが
最初からやってることがかなり変態チックで、エッチシーンもそれなりに割いている割に
異様に淡泊に感じるのは、喘ぎ声がかなり少ないからのような気がします。
喘ぎ声だらけの作品を読むとうざいと感じるのに、無い作品を読むと寂しい。
人って贅沢ですね…。
479名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 23:27:30 ID:VshupbQZ
自分は催眠の効果を信じない人間なので、浮気ものとして読んでるが
もし有効だとすると、解けた時葵は自分の行為や先生が非常におぞましくなると思うんだが
それを想像して葵を嘲笑う作品ですか、これは?
480名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 23:42:35 ID:ifgBTQGd
んなもん自分なりの解釈で楽しんでろ。
481名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 06:58:00 ID:MHYVwxlx
このスレの頭にある藍蘭島SSの前編が見つからないんだけど、
捕捉してる人がいたら貼ってもらえませんか?
482名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 07:03:00 ID:XBNx4j1p
ふつうに藍蘭島スレいけばテンプレに張ってあった訳だが

http://nuheho.hp.infoseek.co.jp/eparo/
483名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 04:35:47 ID:zpzcqgNi
サンクス!…どうやら自分の早とちりみたいだった見たいですね
教えてくれてありがとうございました
484名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 00:39:48 ID:+ClMA5YJ
カウンセリング待ち。
485名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 02:45:18 ID:xyaxZPQ+
かきやーさん待ち。
特に英伝。
486名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 02:55:50 ID:hpt5LwFF
かきやーさんて藍蘭島のはこっちに移動されたけど、
英伝のはファルコムスレじゃなかったけ?
487名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 12:28:37 ID:ADd0/vOM
後ガールズブラボーのもあったなあ。
これが寸止めって奴か……
488名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 18:06:42 ID:zeSDI+bA
個人的にはドクロちゃんの続きが見たいなあ…
シチュはよかったけど犯られはしたものの
堕ちるとこまで描写されなかったから中途半端感があって
489名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 18:39:32 ID:mUdeJKiR
そういや、かきやーさんの作品を読んだのは去年の11月末の藍蘭島が最後か・・・
ガールズブラボーも藍蘭島も英伝もすごくエロくてよかったから
楽しみに待ってるんだけどなあ。
もうこの板を卒業しちゃったんだろうか・・・・・(´・ω・`)
490名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 15:11:27 ID:+BuJWy9v
カウンセリング待ち。
491名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 15:26:44 ID:obs0xk6E
それ以外は要らないの?
492名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 19:18:52 ID:+UBK774m
新規の書き手さんも大歓迎ですよー
493名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 23:13:30 ID:39oOlOGX
もちろん新規の書き手さんも大歓迎!
494名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 23:36:23 ID:0Hncbt+b
処女大歓迎


もとい処女作
495名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 01:01:34 ID:8w0i/Q6P
カウンセリングマダー?
496名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 03:21:33 ID:AUbYxwHM
つカルメンマキ
497名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 00:29:06 ID:haAhmlSj
カウンセリングマ(ry
498名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 03:30:09 ID:WcYo7o+L
カウンセリン熊
499名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 10:07:01 ID:ZFFefFwJ
「カウンセリング」まだぁ〜。
新作MC寝取りまだぁ〜。
500名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 11:17:51 ID:25Efp7S1
急かされると結構やる気なくすもんだよね。
501「カウンセリング」:2006/03/09(木) 16:14:13 ID:HmU87yGV
「で、あれから毎日聡とも会っているんですけど…。
相変わらず、躰をゆるす気になれないですしキスとかも拒絶しちゃいます」
あたしはホテルに着くとここんとこ毎日しているようにシャワーを浴び、
パンティとバスローブを羽織っただけの状態で先生と話をしていた。
「で、葵くんの気持ちはどうなんだい?」
「あたしは、聡のこと嫌いじゃないですし…。
でも、先生に抱かれて…も…平気なのに…
聡に抱かれるのが平気かっていうと…よくわかんないです」
あたしはお香のかおりにあてられながら、今の気持ちを正直に先生に答えてみた。
「最愛の人に扮したボクだったら平気なのに、
最愛の人である聡君とは平気でないかもか…」
「聡のこと…本当に好きなのかな…」
「うーん。聡君としばらく距離をおくのも手かもしれない…。
本当の自分の気持ちを確かめるため…」
そこまでいうと、先生はお香の煙を自分で大きく吸って、
いきなりあたしにキスをしてきた。
「葵…君…」
「ダ…ダメッ…先生…」
あたしは軽く抵抗したが先生はかまわずあたしの口を舌で軽く開けると、
お香の煙を口移しにあたしの口の中に入れてきた。
「アン…ダ…ダッメ…」
先生はいきなり下着に手をかけ一気に脱がすと、
優しくあたしのあそこを愛撫しはじめた。
「昨日は犬みたいに後ろ向きでしたから、今日は葵くんが上になってみようか…」
お香が頭の中まで入ってきたような気がしたあたしは意識が飛びそうになった。
「いくよ…葵くん…」
「は…い…」
まず、あたしの口で大きくしてあげて…とびそうになる意識の中で
あたしはそんなことを思いながら、自分を覚醒させた。
そのとき…
ピンポーン、ピンポーン。
部屋の呼び鈴の音が耳の中に飛び込んできた。
502「カウンセリング」:2006/03/09(木) 16:15:08 ID:HmU87yGV
「すみませーん。葵の彼氏です。葵、そこにいるんでしょ。開けてください」
ドアの向こうから聡が叫んでいるのが聞こえてきたあたしは、頭の中がパニックになった。
「せ、先生、ど、どうしよう」
あたしが引きつった声で先生にそういうと
「まあ、ここは上手く誤魔化してあげるから。バスルームで服を着ておきなさい」
先生が冷静な声でそういうので、あたしはバスルームに逃げるように駆け込んだ。
503「カウンセリング」:2006/03/09(木) 16:16:24 ID:HmU87yGV
「葵…ここに来ていますよね」
「ああ、今から占いをしようと思っていたところじゃ。先にシャワーを浴びてもらっとる」
あたしは、バスルームで服を着ながら先生と聡の会話をドキドキしながら聞いていた。
「シャ、シャワーって、何をする気だ」
聡の怒鳴り声が聞こえてきた。
「いや、占いの前に体を清めてもらうだけじゃ。何かあると思っておるのか? おぬし」
し…下着がない…。そうだ、さっき部屋で脱がされたんだ…。
見つかったらどうしよう…。
しかたなしに、あたしはスカートの中は下着なしでいることにした。
「占いだと…。何もないなら…この写真…。あ、あれデータがない…」
「ははは、この携帯はウイルスに感染しておるようじゃな。データが全て消えておる。
ワシもようわからんが、携帯でも悪戯メールをダウンロードするとウイルスに感染することもあるのじゃろ。
とりあえず、なんの写真だったのじゃ」
「そ、それは、お前と…葵が…」
「ワシと葵くんがどうしたのじゃ?」
「も、もういいです。とりあえず、葵をつれて帰ります」
「わかった。わかった。おーい、葵くん」
先生がそういうので、あたしは恐々ながらも脱衣室から出て行った。
「はい…」
「葵…帰るぞ」
「なんで…」
あたしが聡に何かを言おうとすると先生が
「葵くん、今日のところは帰るのじゃ。
また何かあれば連絡しておいで、タクシーを呼んでおこう」
そういった。
「わ、わかりました。今日は、もう帰ります」
「じゃあ、もう二度と葵に近づかないでください」
聡はあたしの腕を強引に引張って部屋から出て行った。
「ちょ、ちょっと。した…ぎ…」
「どうした?」
あたしは顔を真っ赤にしながら、なにもいえなくなり聡に従った。
504「カウンセリング」:2006/03/09(木) 16:17:05 ID:HmU87yGV
「もう行くなって言ったのに、どうして行ったんだ?」
帰りのタクシーの中で聡があたしにそういってきた。
「…」
「どうしてなんだよ?」
「占い。行ってただけ…」
「シャワーは?」
「占いの前はいつも…」
「ほんとかよ…」
「だいたい、どうしてあそこで占いしてるってわかったのよ?」
「後つけてた」
「ずっと、家の前で張ってたの?」
「いや。どうでもいいだろ、そんなこと」
「…」
「…」
そこから何も会話のないまま、あたしの家の前についたのであたしはタクシーを降りた。
「じゃあ、また」
「…」
無言でタクシーを見送るとあたしは自分の部屋に帰った。
505「カウンセリング」:2006/03/09(木) 16:17:41 ID:HmU87yGV
「やっぱり…」
部屋に帰ったあたしは、聡のくれたものを一品ずつ調べてみた。
するとその中の一つから盗聴器が出てきた。
「でも、聡の家から聞こえるはず無いから…。やっぱりこの付近にいるのね…」
あたしは心の中でそうつぶやいた。
「あー、下着忘れた。取りに行かないと…」
あたしは盗聴器に聞こえるよう大げさに叫ぶと、
部屋の電気を消しドアを大きな音がなるように開けて閉めた。
…15分後。
「もう聡、ホテルに向かったかな」
あたしは小声でそういい、部屋から出てタクシーを呼んだ。
タクシーに乗ると、あたしはすぐに先生に電話をかけた。
「先生、今、聡そっちに向かっています。
先生の家で会いたいので、すぐにその部屋を出て家に帰ってください」
あたしが、そういうと先生は
「わかった。ここを出て家に帰るとするよ。で、下着を忘れているようじゃが…」
「もう、先生にあげます。じゃあ、一時間後先生の家で…」
あたしは恥ずかしいのをばれないように軽口で返した。
506「カウンセリング」:2006/03/09(木) 16:18:46 ID:HmU87yGV
先生の家に着くと、先生はまだだったが美由紀先輩がネグリジェで出迎えてくれた。
「せ、先輩。こ、ここに泊っているんですか?」
おどろいた、あたしがそう聞くと
「うん。そうだよ。あたしだけじゃなしに、弟子の子はみんなここに住んでいるよ」
こともなげにそう答えた。
「な、何人ですか?」
「9人かな…」
そんな会話をしていると、先生を乗せたタクシーが到着した。
そして、あたしと先生は応接室に入っていった。
「弟子の人たちって、みんなここに住んでいるんですか?」
「うーん。そうだよ、こう見えても隣もうちの家だからね。
まあ、なんとか一人一部屋ぐらいはある。
後、一部屋ぐらい余っているかな」
「せ、先生は?」
「仕事のあるときは、昨日みたいにホテルに泊るし。
ないときは、適当な子の部屋に泊めてもらう」
「え…」
「まあ、それはそれで、どうしたんだい?」
「はい…」
あたしは盗聴器のこと家の付近で見張られていたことなんかを、先生に話した。
「で、先生。先生の言うとおり、聡と距離をおこうと思うんですけど…。
別れたいっていったら、大丈夫かな…」
「たぶん…。無理だろうなあ。話を聞く限り…ストーカー」
「ストーカー? まさか」
あたしは、先生の話を遮ってそういった。
だんだんお香のにおいが部屋に充満しはじめると、
あたしは眠気もあり思考が落ちそうになる自分を意識した。
「そう、ストーカー」
「ストーカー」
あたしは、先生の言葉を受入れていった。
507「カウンセリング」:2006/03/09(木) 16:19:23 ID:HmU87yGV
「じゃあ、あたしはどうしたらいいんです?」
「ストーカーから逃げないと」
「ストーカーから逃げる?」
「他の男友達に新恋人のふりをしてもらうとか」
「だったら、先生、恋人のふりしてください」
あたしは、顔を真っ赤にしながらそういった。
「ボクはだめだな、聡君に信じてもらえない」
「でも、あたしは先生がいいんです。
ロールプレイでも慣れていますし…お願いします…
恋人のふりをしてください。
いや、もう恋人になって下さい」
あたしは何かにとりつかれたように、先生に訴えかけ続けた。
「いや、やっぱり無理だよ。
もう、訓練も終わりにしようか…そうすれば聡君も落ち着くかもしれない」
「いや、いやですよ。もう終わりだなんて…」
508「カウンセリング」:2006/03/09(木) 16:20:13 ID:HmU87yGV
…そんな言い合いがしばらく続いた後、
「だったら…弟子にしてください」
あたしは、不意にそんな言葉を先生にかけた。
「弟子?」
「そう、弟子にしてください。
この間の飲み会に呼んでいただいたのも、弟子の素質があるからですよね」
あたしは、なんとか先生とのことを続けたい一心から必死になって哀願した。
「弟子の修行は厳しいし、一度弟子入りしたら後戻りできない」
「かまいません。
だいたい、先生にはあたしの初めてを捧げたのだから…
今度は先生があたしの頼みを聞く番です。
この一週間エッチな訓練にも耐えたのだから、修行にも耐えられるはずです」
あたしは興奮しながらそう続けた。
「わかった、わかった。本当に弟子になるきかい」
「はい、お願いします。先生に訓練の中で抱かれてから…これはきっと運命なんです」
あたしは真剣な目でそういった。
そう、あたしは弟子になりたいはず。
弟子に…。
「じゃあ、弟子入りの儀式だ…」
先生はそういうと、お香の量を数倍に増やし目を開けるのもきついくらいの煙の量にした。
「ちょっと準備するから…。絶対意識を飛ばさないように深呼吸していて」
先生はそう告げると、部屋から出て行った。
「すー、はー、すー、はー。咳き込むと思っていたのにそうでもないな」
もうろうとする意識の中で、
あたしは先生に言われたように覚醒しながら深呼吸を続けた。
509「カウンセリング」:2006/03/09(木) 16:21:12 ID:HmU87yGV
「さあ、準備できたぞ」
そういうと先生は、裸の菜々美さんと美由紀先輩を引き連れて部屋に入ってきた。
「え、先輩…裸…」
あたしがそうのを無視して、先輩は赤い布であたしに目隠しした。
「……」
あたしはもうろうとする意識の中で、自分が二人の手で裸にされて行くのを感じていた。
「葵…」
目隠しだけで裸になったあたしを、先輩はベッドに押し倒した。
「ン…グッ…」
万歳の格好で両腕を先輩に握られたのを感じるのと同時に
唇に先生や聡と違う感覚、男の人の唇でない感触を感じた。
「アンッ…イッヤッ…」
あたしが首を振って抵抗すると先輩の唇がそれに合わせるように動き、
あたしの口の中に舌を入れてきた。
先輩とのキスで頭がとろけそうになっていると、急におなかのあたりに重さを感じた。
菜々美さんがあたしのおなかに馬なりにのっているようだった。
「ンッグ…クウ…」
何してるんですかと言おうとしたが、
先輩に舌を絡め取られているあたしは声にならない声を上げるしかなかった。
菜々美さんはあたしの両足の足首をとると、股を裂くように開いた。
あまりの格好の恥ずかしさに、あたしは泣きそうになりながら、
弟子入りの儀式、弟子入りの儀式、そう頭の中で繰り返した。
「先生、今回はどうします」
「前は…首筋…。美由紀君は…左の乳房の下か…。
やっぱり、当初の予定通り左内ももにしようか」
先輩…左…乳房…当初…予定…左…内もも。
なくなりそうになる意識の中でそんな単語が頭の中を占めた。
「美由紀君…舌噛まれるかもしれないよ…離して…」
「はい、先生」
そういうと先輩は唇をあたしの口から放した。
「思いっきり噛んで…」
あたしの口に布のようなものが入れられ、
そう指示されるとあたしはためらわずに布を噛みしめた。
しょっぱい…これって…あたしの下着…。
平生なら気絶してしまいそうなことだが、
今のあたしは羞恥心とかの理性のたががはずれているようだった。
「じゃあ、いくよ…」
その声が聞こえた瞬間…
「グッギャ…ウッ…ギョエエー」
あたしは左ももにあまりの激痛を感じ、
下着を噛みしめた口の中から悲鳴にも似た声を上げるとそのまま気絶した。
510「カウンセリング」:2006/03/09(木) 16:21:45 ID:HmU87yGV
「葵くん」
「せ…先生」
あたしが目を覚ますと菜々美さんと美由紀先輩の姿はそこになく、先生が横に寝ていた。
「よく、耐えたね。君は今日からボクの弟子だよ…葵…」
「先生、お願いします」
お香のにおいがなくなった寝室の中で、あたしは弟子入りできたことを素直に喜んだ。
って、なんの弟子だ?…あたしは深く考えないことにした。
とりあえず、先生の弟子なんだ…。
「とりあえず、しばらくは内弟子としてここにいればいい。
君のアパートの方は菜々美君と美由紀君で片付けてくれるはずだよ。
落ち着いたら聡君とかご両親にも連絡すればいい」
「あ、ありがとうございます。先生」
あたしがキスしようとすると…。
先生はあたしを無視して立ち上がり
「葵、今まではお客さんだったから毎日相手してあげられたけど、
弟子になるとそうもいかないんだ…。
10人もいるからね。
最初は寂しいと思うけど、すぐになれるよ。
落ち着いたら、そとに働きに出たり大学に行くのもいいだろう。
詳しくは美由紀君に聞いてくれ。
この部屋は君のものだから好きに使ってくれたらいい」
それだけいって、惚けているあたしを尻目に部屋から出て行った。
「先生…」
あたしは、左ももの激痛を意識するとなぜだか急に発情したような感じになり、
狂ったようにオナニーをはじめた。
511「カウンセリング」:2006/03/09(木) 16:22:25 ID:HmU87yGV
…三ヶ月後
「アン…アン…アン…。ハア、ハア。せ…先生…葵…イキそう。
イキそうです。一緒にイッテ下さい」
「そうか久しぶりだから、燃えるか。聡君とワシどっちがいい」
「ハア…ハア…フウ…。イヤーン、先生、変な質問しないで…もう…。
聡のはみたことがあるだけだけど…ハアハア…先生の方がステキ…
イキそう、お願いします…イキそうなの」
「ははっはははは…。今日はまだまだイカないぞ…それっ」
「イヤーン…」
あたしは先生のおしりとあたしの開いた足が見えるビデオを見ながら左手で股間を弄り、
右手で聡に手紙を書いていた。
「聡、三ヶ月ぶり、元気してる?
あたしはビデオを見てのとおり元気だよ。
ごめんね。聡のこと嫌いじゃなかったけど、もっと好きな人があたしの前に現れたんだ。
本当は黙って消えるつもりだったけど、
先生やうちの親に迷惑かけてるって聞いたから手紙書くことにした。
あたしは幸せだよ。
ビデオ、顔は写ってないけど声と男の人のおしりを挟んでいる足を見れば、
あんたならわかるよね。
だから、もうあたしのことは忘れて。
じゃあ、元気で…。
512「カウンセリング」:2006/03/09(木) 16:25:03 ID:HmU87yGV
P.S.
うちの親もあんたに言われて、先生のとこきたみたい。
悪いけど昨日電話で、あんたのストーカー行為とレイプ未遂のこと話して
今逃げてるって言っておいた。
レイプは未遂でなく本当にあったことにしておいた。ごめんね。
でも、もううちの親は先生の所に行ってもあたしはいないし、レイプのこともあるから
あんたの話はまともに取合ってくれないと思うよ。
泣きながら訴えたりは絶対にしないで、って言っておいたからその点は安心して。
なんで、未遂じゃないことにしたかというと…
最近、生理こないんだ。
でも、先生に迷惑かけられないから 
産むにしても、堕ろすにしても、あんたの子にしといた方が何かと都合がいいんだ。
迷惑はかけないから、ゆるしてね。
あと、問題連絡会のホームページ、あんたの騒ぎでつぶされるみたい…関係ないか
じゃあ、本当にさようなら」

あたしは、そこまで手紙を書くと来週の先生とのレッスンを想像して
さらに激しく左手を動かしはじめた。
喘ぎ声が聞こえる画面の向こうでは
花丸に10と書かれた入れ墨が掘ってある左モモが上下に揺れていた。

信者第20号 
仮名C.K、
顔AA(信者内で1、2をあらそう)
スタイルA(腹ボテマニアには、AAA)
信者度AAA(ここまで欺されるのも珍しい、10人目のタトゥーちゃん)
エロ度AAA(処女から開発されたから、いいなり)
〈了〉

これで一応終わりです。
最後が尻すぼみ気味ですが、
このままいくとネトラレものから調教ものに変りそうなので、
無理矢理終わらせました。
513名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 16:39:47 ID:HO+iXczC
>>512
素晴らしい仕事でした!まさしくGJ!!
是非また新しい作品を書いて欲しいです。
514名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 17:19:59 ID:s3K+FiMM
乙&GJ!

聡に感情移入できなかったから、俺的にはやや寝取られ感は薄かったが、面白かったよ!

近いうちにこの先生も捕まるだろうし、その後にヒロインがどーなってるのかを想像するのも楽しかった。
515名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 17:43:43 ID:eBZg/0ee
作者長編お疲れ様でした!

葵の最後の手紙、あれを親とかに見せられたら誤魔化しようがないと思うが・・・w
アホだw
516名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 18:00:12 ID:/SzR5ldU
キタ━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━ !!!
517名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 10:20:18 ID:Ba5I7GKO
葵はアホな子w
518名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 21:30:44 ID:71nj7CO8
>>512
最高です!お疲れ様でした。
催眠による寝取られ作品はいいですね〜。
次回は母寝取られ作品を催眠モノで読みたいです。
どうぞよろしくお願いします。
519名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 21:33:47 ID:/5Wy1Fdb
信者の女性は皆合意の上の行為だから捕まらないんじゃない?
これってなんか法律的にヤバイの?
520名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 21:42:10 ID:gBkeo13M
催眠そのもので立件は出来ないだろうけど、その際に使った薬とかそう言うところで引っ張れるんじゃないかな。
まあ、よくて禁錮一年大抵は保護観察程度だろう、被害者が訴えを出さないことを考えるとそのまま麻薬不法所持相当罰だけかも。
あ、でも葵絡みではラストのこんなビデオレターがあることからごまかしとかそういうのは無理ぽ。
いや、立件とかでなくて、聡の立場の回復にはまあ……寝取られ男のイメージが更に確たる物になるが、傷を大きくせずに片づけられるのはまだ救いなんでは。
521名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 01:32:25 ID:Bi/aRs28
あ〜、そういうことかw
漏れはお香はただの暗示で何も副作用のないどこにでもある物だと思ってたから。
なんにせよ職人さん長編乙!
522名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 17:54:18 ID:E6nNd7Bv
催眠術を本人の合意無く掛けて犯した場合。
立証することが出来れば、準強制猥褻罪で立件できると思う。
523名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 17:57:23 ID:E6nNd7Bv
X 準強制猥褻罪
○ 準強姦罪
524名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 19:21:39 ID:JiDfQMql
TBSで例の事件の特集をやってるね
525名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 09:53:49 ID:gPngjVDt
>カウンセリング
GJ&乙でしたが、最後でちょっとがっかり。
調教うんぬんも別に、そこから元彼氏に見せつければいいんだし
想像をかきたてられるというよりほったらかしにされた気分。
なんとももったいない。

彼氏をもっと描写していれば感情移入ももっとできるだろうし。
526名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 02:41:03 ID:uiRMiqwW
催眠術の犯罪テレビでこんなことあったってやったけど
ttp://www.fujitv.co.jp/unb/contents/p176_1.html
ttp://www.ntv.co.jp/FERC/research/20030202/k001.html
現実は7年間、約1000回か気の遠くなる話だ
禁固刑10年だそうです
527名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 04:10:09 ID:CJFf0UgE
小説書いてみたい奴と読みたい奴のスレ保管庫にある
ぽちっとな氏の「沙有里(仮)」が凄くツボにはまった
このスレにもぽちっとな氏が降臨してほしい。
528名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 11:55:08 ID:mV92AJ0H
完結しないでトンズラしたものを評価するのはどうも……
529名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 20:37:27 ID:IKEqzlqo
転載だ
608 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/03/17(金) 22:10:36 ID:9OLe+sCT
[鬱だ] 彼女が他の奴と… [氏のう]

ttp://blog.livedoor.jp/georges_nagaoka/archives/50453949.html

哀し過ぎるぞw
530名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 21:34:03 ID:iWMAZcwK
さんざん概出だ
531名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 01:24:34 ID:RAgny4HC
しかもマルチ。
作品スレあたりでそこそこ反応あって嬉しかったんだろうが
とりあえず氏ね。今すぐ。
532名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 15:30:16 ID:2kTIwe2I
>>531
何そんなに熱くなってんだ?見苦しいぞ。
533名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 07:47:53 ID:4YT/UD3r
きっと寝取られたんだよ・・・
534名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 19:21:53 ID:H0WWp0Qw
普通の寝取られは今ひとつピンと来ないが、低脳な人間がその低脳さゆえに転落して行く様は最高だと思う。
535名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 14:32:02 ID:59vl4Pd7
>>534
自分の事言ってんの?
536名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 14:48:28 ID:V+u4M4zZ
もうこのスレは潮時かもしれんね
537名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 15:03:30 ID:jy5Meds6
他スレで敬遠された寝取られモノの投下先としての存在意義はあると思うが。
538名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 04:00:33 ID:QZ1saRfZ
539名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 17:28:11 ID:Zvh+Sz2Z
1-513
540名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 01:35:07 ID:9yYtwHUS
不謹慎かもしれないけど
香川大学のセクハラ事件の事をニュースで見たんだが
「思い残し症候群」とかいうのって何かネタに使えそうですよね。
541名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 02:20:58 ID:i3MjoQoM
ほす
542名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 18:20:56 ID:ZnRrroJp
●RECで寝取られだったら
赤が今まで「声優だから喉は大事にしないとダメなの!」とか言っていたのが
寝取り男には喉奥までガンガンイマラチオされてうっとりしているとか…
543名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 20:34:10 ID:fFrSxZCt
それいいけど、赤って根トラれるんでしょ?
544名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 06:12:29 ID:SDnuCTcz
そんなネタばっかり言ってて虚しくないか?
545名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 10:54:39 ID:RUfEsNKg
職人さんが来てくれればこんな虚しい話してなくて済むんだけどな。。
エルフスレでwktk展開だった七瀬陵辱も一番これからってトコで放置状態だし
546名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 00:03:24 ID:i0CkgIjU
最近、何か動きはないか?
547名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 12:20:54 ID:ZxtY7efR
ここの住人って、寝取られの人と寝取りの人が共存してる、・・・んだよね?

寝取られの話しか出てないけど、寝取りの好きな人はどれくらいいるの?

寝取りもののSSを書いてみたいんだけど、果たしてここへの投下でよいのやら思案中。

寝取りオヤジ、寝取られ旦那、両方の視点を織り交ぜて書くという手法もあるんだけど。
548名無しさん@ピンキー :2006/04/06(木) 14:01:21 ID:I0SUpGs6

寝取りの好き、その壱
549名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 15:13:05 ID:mhb71Zcw

その弐
550名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 16:23:05 ID:cXftXkH9
俺は普通のNTRも寝取り男に感情移入する。
(のでデブやおやじはキツイ)
だから寝取るという概念に描写を特化したものをいつも探してるんだが、
たいてい体験談系にしか見あたらないよね。
自分で書けたらいいんだけど。

そんなわけで躊躇なくここに投下してください。
551名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 19:32:50 ID:t0dhQ+L5
>>547さん
前スレの4ですが寝取りとスレタイにある以上問題は無いと思いますよ。
寝取られだって反発受けやすいジャンルですから。
同じ寝取られ属性持ちでも方向性とか嗜好がバラバラ。
552名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 21:36:57 ID:hrZrJ0aE

寝取り好き、その伍
553名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 21:51:06 ID:9eRx+Gsy
例えば寝取られ対象が寝取られればそれでいい(寝取られ男の記述不要)という俺がいる
554名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 03:58:36 ID:rjRQhzJl
AV好きなのにハメ撮りではなぜか興奮できず、
実は窃視願望を充足させていたことに気づくような。

寝取りと寝取られどちらに興奮しているかは俄かに判じ難い。
ただ間違いなく言えるのは寝取られる女の一人称はいらん、ということだ。
555名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 18:17:26 ID:pm2x6DBL
いや、一番要らないのは寝取らせ。
寝取りと寝取られは表裏一体。
寝取りは好きではないけど理解できるし、読めなくも無い。

でも寝取らせは違うからな…。
寝取らせ好きには寝取られ(作品を読むのがすき)って理解できないと思う。
寝取られるのは死ぬほど嫌、ほんとに嫌。しかし読んでしまう。
この二律背反が肝要。
556名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 18:38:32 ID:NDJ/NI2z
>>555
頑張ってる所悪いが、別にそんな事は無いよ。
557名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 01:43:04 ID:TjjVWxY2
>>556
寝取らせ好き?
だったら寝取られるのは嬉しいんでしょ?
558名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 01:56:28 ID:NpcM4t8a
>>557
別にそんな事は無いよ。
ただ、断言してるのはなんだかなーと。
559名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 03:00:09 ID:f4q6usD3
熱く語るのは構わんが、自分ルール押し付けはヤメレ
560名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 03:24:59 ID:NpcM4t8a
要するにそういうこったな。
561名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 10:14:27 ID:x2tAnJJK
寝取らせでもBの部屋は興奮したなぁ
562547:2006/04/08(土) 20:37:41 ID:luesqXZ8
では、寝取りものを書いてみます。
全部書き終わってから投下しますんで、しばらく時間をクダサイ。
みんなが忘れた頃に投下、ってことで。
563名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 03:26:23 ID:XhOvAYsd
激しく乗り遅れてるが  寝取り好き、その陸。

寝取られものでも、寝取られた男がその後
成り上がったりとかで寝取り男と女に意趣返しが出来たり
前よりイイ相手を見つけられて、痛手を乗り越える…見たいのなら寝取られ部分は我慢できる。

ただ、そんな作品見たことないけどね。 orz
てか、寝取られものにならん罠。
564名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 03:57:41 ID:bHFrzt9z
昔このスレで紹介されてたネット小説は、寝取り男と女をキレた
寝取られ男がボコボコにした後寝取り男が警察に捕まり、寝取られ男と
ヨリを戻そうとすり寄って来た女とその女の母親との親子丼で終わる
って話だったYO。
565名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 11:29:50 ID:eTg8Rtyd
「まぐろの一本釣り」にあったアレですな。
イラストもついててなかなか良い感じだったがいきなり消えたのが惜しまれますね……
566名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 17:29:29 ID:tNwMz8xa
あの短さじゃArchiveも絶望的だろうしな。
567名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 10:19:20 ID:cEZvFgDa
あれ消えちゃったのか。アドレス無くしてずっと捜してたんだが。
568名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 21:12:19 ID:uzTogwey
飢えてるんです。
誰か助けて。
569名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 01:11:32 ID:Xjd9M3bQ
みんな修羅場スレに移住してしまったのか?
570名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 01:19:47 ID:KNPcpm97
パンツ降ろして書いてるからなかなか進まないorz
571名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 07:21:19 ID:5EvSm2Jg
>>570
あるあるww
572名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 00:35:26 ID:OhtS4VlN
>>564
日本の歴史には敵討ちと同じ部類で、後妻討ち、女仇討ちというのがある
女仇討ちってのは、寝取られた男が相手の男や女を殺すこと。
安倍晴明も芦屋道満に妻を寝取られてぶち切れ、道満と妻を殺したそうだ

なんて話を思い出した
573名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 07:15:51 ID:odYszx6T
>>572
女仇討ちが終わるまでは藩に戻れない→妻も職も失い旅の空で虚しく生を終えるEnd
574名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 19:41:01 ID:CvZiym5b
寝取り、寝取られものに、コメディは合わないかなぁ?
575名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 19:52:16 ID:fT1P/kyy
いいんじゃないか
576パパイヤ鏑木:2006/04/17(月) 22:12:01 ID:fCXn4sMc
「ねえ、あなた。運転、代わりましょうか?」
「いや。大丈夫さ」
妻の絹江に問われると、車を運転中の坂井孝彦はアクセルを少し緩めた。法定速度を
若干、超過していたので、妻は心配したのかもしれない。急ぐ旅路ではない。ゆっくり行
こうと孝彦は速度を落とした。

二人は今日、大学時代の友人が有する別荘へ行く予定だった。その友人は若くして起
業し、今は四十名の社員を率いる代表取締役の座についている。年収は億を超え、人
も羨む生活をしているのだが、生来の変わり者で友人も少なく、三十を過ぎても浮いた
話のひとつも出ない男だった。

「あなた。今井さんの別荘って、行った事があるの?」
「いや、初めてだ。大体、会うのも久しぶりなんだからな」
「そう」
今井とは件の友人の名である。孝彦と絹江、それに今井は大学の同期だった。

「あなたと今井さん、そんなに仲が良かったかしら?」
「まあ、俺たちの結婚式にも出てくれたし、あいつ、もともと友達が少ないんだ。というか、
俺以外に、友達なんていなかったと思う。変わり者だったし」
「どこで気が合ったのかしらね」
「さあな。おっと、もうすぐ着くぞ」
カーナビの誘導で、夫妻が乗った車は迷わずに目的地へと到着した。すると、今井が
玄関の前にいて、笑顔で出迎えてくれていた。
577パパイヤ鏑木:2006/04/17(月) 22:30:54 ID:fCXn4sMc
「我らの友情に、乾杯!」
到着してすぐ、別荘のウッドデッキで酒宴が始まった。今井が乾杯の音頭を取り、三人
は揃って美酒を口に運ぶ。

「美味いな。長距離を車で走って来たから、ビールが体に染みる」
「本当、美味しいわ」
孝彦と絹江が一杯目を干すと、今井がオードブルを運んできた。自らの手遊びだそうだ
が、なかなか手の込んだ料理が目につく。
「お前、料理なんかするのか?」
「ああ。なにせ、悲しいやもめ暮らしだからな」
ふうんと孝彦は感心しきりである。今井の事は学生時代から知っているが、料理が出来
るとは知らなかったのだ。

「今日は飲もうぜ、坂井、絹江さん。学生時代に帰ったつもりで」
「そうだな。じゃあ、もう一度、乾杯といくか」
「私たち、三人の友情を祝して、ね」
それぞれが手にしたグラスがカチン、と鳴り、二度目の乾杯がなされた。孝彦はまたも
美酒を飲み干し、すっかり良い気分になるのであった。

酒宴が始まってから三十分もすると、孝彦の体に異変が起きた。
(何か、気だるいな。もう、酔ったのかな)
はじめは運転疲れとアルコールのせいだと思った。しかし、いつもと違う酔い方に、孝彦
が不自然さを感じていると、
「ぼちぼち、薬が回ってきたかな?」
と、今井がにやりと口元を歪め、笑うのである。
578パパイヤ鏑木:2006/04/17(月) 22:44:13 ID:fCXn4sMc
「ん?何か言ったか・・・あ、あれ・・・?」
不意に眩暈に襲われ、孝彦は座っていた椅子から転げ落ちた。体には力が入らず、立つ
事も出来ない。

「おかしいな・・・今井・・・悪いが、先に休ませてくれないか。絹江、俺をベッドまで・・・」
運んでくれと言いかけて、その言葉を今井が制した。
「おい、よく見ろよ。お前の奥さん、どこにいる?」
「なん・・・だっ・・・て・・・?」
思考能力が欠けていくのを感じながら、それでも孝彦が今井の方を見ると、事もあろうに
我が妻は亭主でもない男の膝の上にいるではないか。

「絹江・・・お前、何やって・・・るん・・だ?」
「何やってるんだって?ねえ、今井さん、答えてあげたら」
「お前が答えてやれよ。まがりなりにも、亭主だろう」
絹江と今井は、顔を見合わせて笑った。

「どういう・・こと・・・だ?」
「見りゃ分かるでしょ?こういう事よ」
そう言うや絹江は今井と唇を重ね、目を細めてうっとりとした面持ちになる。おまけに、亭
主の前だというのにスカートの裾を捲り上げ、生足を今井の手でまさぐって貰っているの
だ。孝彦は力が抜けていく体を横たえ、その有り様を見つめているしかなかった。
579パパイヤ鏑木:2006/04/17(月) 23:02:17 ID:fCXn4sMc
(こいつら、出来てたのか)
砂を噛むような気持ちで、妻と友人が接吻遊びに耽るのを見る孝彦。絹江はいつしか
パンティを足首まで落とし、今井の手を足の付け根あたりまで招いていた。

「なあ、坂井。俺たち、いつからこういう関係だったと思う?」
「知・・・る・・か」
「実はね、大学時代からずっとだったのよ。あなたと付き合ってる最中も、結婚してから
もずっと」
もちろん、孝彦はそんな事を知らなかった。妻はずっと、自分の伴侶だと思っていたのだ。

「ホラ、今井さんってあの頃、会社をやりだしたばかりでお金なかったし、甲斐性無しに
見えたのよね。その点、真面目なあなたは安全パイに見えたわ。まあ、アッチの方がか
らきしだったけど」
「ひどい言い様だな。仮にも亭主だろう?もうちょっと労わってやれよ」
「だから、セックスは今井さん、生活はあなたと割り切ったわけよ。だって、あなた淡白だ
ったもの」
今井の手が絹江の陰部に触れている。指を二本束ねて、開きかけた肉穴を解しているの
だ。

「今井さんとのセックスって、楽しいのよ。結婚してからもちょくちょく、あなたの目を盗んで
会ってたけど、色んな事を教えてくれてね」
「乱交パーティがお気に入りだったな」
「そう、あれは楽しかったわ。ねえ、あなた、聞いてる?」
絹江の問いに孝彦は答えなかった。悔しさでこみ上げてくる涙を、こぼさぬようにするのが
精一杯だった。
580パパイヤ鏑木:2006/04/17(月) 23:20:50 ID:fCXn4sMc
「坂井、絹江は俺とのセックスが忘れられなくて、何でもする女なんだぜ。俺が、取引先
の奴と寝ろって言えば、喜んで股を開く女なんだ。俺のお得意さんは変態が多くて、絹江
は大喜びさ。なあ?」
「うふふ、そうね。サドッ気のある人が多かったわ」
「器量は並だが、何しても良い素人女だって大評判さ。おかげで俺も仕事が上手く運んで
万々歳ってとこだ」

今井は増長し、いよいよ絹江の肉穴を指で掻き広げた。そして、絹江も指以上の太い物を
求めて、淫らに腰を振るのである。
「ああ、そんな話聞いてたら、欲しくなっちゃった。ねえ、今井さんのぶちこんでよ」
「よし。そこに手をついて尻を出せ」
今井は絹江の尻をはたき、テーブルに手をつくよう命じた。しかも、倒れた孝彦の頭をま
たぐようにである。

「あなた、ごめんね。ちょっと、お汁がかかっちゃうかも」
「恋女房の汁だ。どうって事はねえやな。けど、俺のは我慢してくれ、な」
今井がズボンを下ろし、肉棒を取り出した。しかし、その巨大さといったらどうだろう。二十五
センチはありそうで、まるで作り物かと思うほど、立派な一物である。
「女房がやられるとこ、よく見とけよ、坂井」
「ああ、入ってきたァ・・・これ、これよ・・・欲しかったのは」
絹江の肉穴は、凶悪な今井の男をすんなりと飲み込んだ。それでも、半分ほどが収まりき
らず、孝彦の頭上でふてぶてしく滾っていた。
581パパイヤ鏑木:2006/04/17(月) 23:36:25 ID:fCXn4sMc
「これから絹江は、俺と俺の会社のための娼婦になるんだ。今の俺には金もある。絹江
に快楽と金銭の両方を与えられるのさ。坂井、お前はお役御免だ」
「ああッ!ごめんね、あなた・・・そして今井さん、これからもよろしく・・・」
妻は──絹江は、何の罪悪感も持たずに、今井に貫かれている。果たして、こんな馬鹿
な話があるだろうか。

孝彦は頭に二人の粘液をかけられながら、怒りに怒った。だが、体に力が入らぬ以上、
どうしようもない。ただ、妻がよその男に抱かれるのを、見ているしかないのである。
「ねえ、今井さァん。クリトリスもいじってくれなきゃ、いやよ」
「分かってる。その代わり、後で俺の精子を飲めよ」
「喜んで。ふふっ、ダンナのは飲まないんだけどね。特別よ」
絹代は股の下にいる亭主へ聞こえるように言った。

(ちくしょう・・・なんてこった)
単なる浮気ならば、まだ救いはある。妻に良心の呵責があれば、罪を許す事も出来るだ
ろう。しかし、絹江にはまったくそれらが見られないのである。孝彦はつくづく、自分はおか
しな女に引っ掛かったもんだと、思わず自嘲した。ここまで来ると、もう笑うしかないので
ある。

「あーん、良い気持ち・・・今井さん、手加減しちゃいやよ。オマンコが壊れるくらい、ぶち
こんで」
「ふふっ、いやらしい女だ。こうかッ?ええッ?」
「あん!そ、そうよ・・・」
今井は絹江の髪を引っ掴み、荒々しい抽送を繰り返した。ともすれば、女は苦悶するだけ
の激しさだが、絹江はむしろそれを喜んでいた。
582パパイヤ鏑木:2006/04/17(月) 23:51:18 ID:fCXn4sMc
別荘を闇が包み始めた頃、孝彦は車に乗せられていた。まだ薬が効いていて、体に力が
入らないので、ハンドルを握る事すら出来ないでいる。なのに、今井と絹江は孝彦を運転席
に座らせ、エンジンをかけた。

「ごめんね、あなた。これで、お別れになると思うと寂しいわ」
「良く言うぜ。亭主の前で、俺のチンポ汁まで飲みやがったくせに」
朦朧とする意識の中、孝彦はかろうじて左手に力が戻っている事を感じていた。これなら、
パーキングブレーキくらいはかけられるかもしれない。しかし、ハンドル操作までは出来そ
うにないので、現状はやっぱり厳しいと言わざるを得なかった。

「俺を・・・殺すのか?」
「うん。だって、私と今井さんの事、知られたら生かしておけないし。離婚だとすずめの涙の
慰謝料しか貰えないでしょ?それが事故死だと、生命保険がどっさりと入ってくるじゃない。
私は、お金が欲しいだけで、あなたはいらないの」
絹江は屈託無く笑った。まるで、亭主をゴミ扱いである。

車の進行方向は崖。運転席に乗せられた時、絹江がシートベルトを締めてくれたが、もし
あそこから落ちれば、何の役にも立たないだろう。孝彦は体力が戻ってくれる事を願って、
少しでも時間を稼ごうとした。
「この淫売め・・・」
「ありがとう。それって、最高の誉め言葉よ。ね、今井さん」
「まあ、お前にはぴったりの称号だ。さて、坂井。これでさよならだ」
今井がミッションをドライブに入れると、車がゆっくりと動いた。崖までは約十メートル。孝彦
は最後の悪あがきに出た。
583パパイヤ鏑木:2006/04/18(火) 00:05:25 ID:7fSbxJyh
(動いてくれ)
祈るような気持ちで、孝彦はブレーキを踏んだ。幸い、ペダルは踏み込めて、車は止ま
ってくれた。左手も、少しだが握力が戻っている。

「あら、止まったわよ。ブレーキ踏んでるみたい」
「往生際の悪い奴だな」
絹江と今井が近づいてくるのを見計らって、孝彦はミッションをリバースに入れた。そして、
アクセルを無我夢中で踏み込んだ。
「あッ!」
「きゃあーッ!」
バックランプが点灯した車は、物凄い勢いで後退を始めた。それは、絹江と今井がやっと
悲鳴を上げることが出来たくらいの、ほんの一瞬だった。

(くらえ!)
ハンドルは握っていなかったが、後退の車線上に二人はいたので、無残な結果と相成っ
た。絹江と今井、両名は車に跳ね上げられ、宙をキリキリと舞った。二人ともほとんど即死
か、それに近い状態になった。
「やった・・・か・・・」
もう孝彦にはブレーキを踏む力もない。だが幸いにも、車は別荘の壁にぶつかって止まっ
てくれた。エンジンは止められないが、これ以上、進む事もなかろう。あとは、薬が切れるか
誰かがこの辺りを通ってくれる事を祈るばかりである。

「眠い・・・体が解けそうだ」
妻は死に、友人もおそらくその後を追っている事だろう。孝彦はこれが悪い夢である事を
願い、深い眠りに落ちていった。

おしまい
584名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 00:25:52 ID:mH30JYEN
(;´Д`)ハァハァハァGJ
585名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 00:38:13 ID:9h9weJAJ
うん、最高です。
読後感が爽快。
586名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 03:12:27 ID:BAakwxqB
鬱勃起で実用に使える寝取られエロって、考えてみると寝取られそのものの鬱を楽しむ少数派でない限りエロシーンが頂点に来てるわけですな。
で、その後に復讐のカタルシスまで付いてくると更に受けると。
587名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 09:45:38 ID:9h9weJAJ
>>586
あー俺そんなのが好きです。
何も悪くないのに寝取られた者には救いを。
寝取り&浮気した者には罰を。

そんなかんじ。
588名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 09:46:39 ID:9h9weJAJ
ただ、時々
「それは寝取られたお前が悪い」と思うような主人公が居て
その場合救いは要らないw
589名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 12:41:01 ID:xm/3pQWz
エロテクで寝取られなのは、少しだけ耐性が持てた。

ただ、間男相手に完璧に人間としての敗北を認めざるを得なくなり、
更にヒロインもその男に心酔しきっているというシチュエーションは未だ寝込むほど。

主人公がへたれじゃなく、ただ単純にライバルが人間としてできすぎていれば最上級。
590名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 18:50:52 ID:834aKx7J
寝とられ物を書こうと思ってるんだけどさ。
主人公がヒロインと最初から付き合ってる設定、主人公がヒロインに片思いしてる設定、どっちがいいかね。
主人公が最初からヒロインと付き合ってる設定だとヒロインの浮気物みたいな感じになっちまうし
片想いだといまいち喪失感が薄いような。
591名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 19:57:39 ID:+heHIMsV
間を取って、友達以上恋人未満ってことで良いんじゃない?
互いに薄々相手の気持ちに気付きつつも、最後の一歩が踏み出せずにグズグズしてるところを
別の男が掻っ攫って行く感じで。
592名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 20:40:58 ID:834aKx7J
>>591
dクス。それもありだな。
まだ、登場人物の設定と物語の大まかな流れを作ってる段階なんで
いつ投下できるか分からないけど、頑張ってみるわ。
593名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 13:22:28 ID:gf7QoLKa
上手いこと相手の心の揺らぎにタイミングを合わせた告白で、
「私……あいつに、告白されたのに……恋人になったはずなのに、何でこいつとシてるの……?なんで、気持ちいいの?」
なんてな独白が入ると楽しいかもデス……何?紛う方なきDQNヒロイン?
……そうかもorz
594名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 14:53:17 ID:Y56zs5NN
MCモノなら無問題。
595名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 18:20:56 ID:4+WiNguJ
両思いだったのに、勘違いのすれ違いで別の男になびいてしまったヒロインが、後に勘違いのことや
主人公の気持ちを知るも、既に心も体も寝取り男のものになってしまっていて「ごめんね……」みたいな。
596名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 19:35:09 ID:KAzGD8vO
>595
そこで寝取り男が実に人間出来てる奴だと実にツマランが、いわゆる不良カテに属する奴だと屈辱感倍増
597名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 19:19:59 ID:KbyVMjZk
俺は逆に人間出来てるやつの方が屈辱感倍増していいなあ・・
598名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 20:07:37 ID:75HSk/6/
「人間出来てる不良」が一番ってわけだな。
599名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 21:07:49 ID:p55guyFX
不良なのに人間が出来てるって、激しく矛盾してるな。
600名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 21:27:36 ID:75HSk/6/
自分とこの不良グループのメンバーが何かやらかすたびに、菓子折りもって職員室に赴き、
「この度は私どものしでかした不始末で、教職員の皆様方に多大な迷惑を(以下略)」みたいな不良。
601名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 23:38:02 ID:vsTQ5PgV
すごく人間できてるな
602名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 23:56:22 ID:0Lhv1NBV
でも、そんなヤツが寝取るわけだよな。
603名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 00:01:46 ID:/vRM26pg
主人公に対しては不良面、彼女に対しては紳士的
で彼女が騙されて・・・ってことならできそう
604名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 00:12:55 ID:I1hfPi9o
>>600
なんかクロマティ高校にでてきそうな不良だ・・・
605名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 01:49:28 ID:DCCsjdIQ
主人公から見ると、紳士的な顔をしてるが、根は不良。
彼女から見ると、一見不良っぽいが、根っこは紳士。
っていう感じなら、騙してないことになる。
606名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 21:15:16 ID:g5bJONvV
>>602
「この度は私のムスコが多大な迷惑を(以下略)」
607名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 00:29:05 ID:eILzhmy2
スタイリッシュ!な暴走族というやつか。
608名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 23:12:57 ID:0XXIFvIE
50K書いてあったのがHDDと共に逝った!\(^o^)/
609名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 00:09:52 ID:R/l17fa5
HDDにデータが寝取られたか
610名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 03:56:46 ID:6R61g+mM
何年か前に深夜で主人公が幼馴染みの女の子に押し入れに閉じ込められて、
彼氏とヤってる所を見せつけられるっていう映画がやってたんだよなぁ
エンディングテーマがスピッツの『運命の人』だったのが何とも。
知ってる奴いるか?
611名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 00:20:40 ID:PF54vFDg
これか。漫画しか知らなかった。
つ ttp://www.bitters.co.jp/filmbook/gks/gks_top.html
612名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 15:38:46 ID:J/jF87vJ
月光は「寝取らせ」だった気がする。
613名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 21:27:11 ID:2xbrG4aR
エルフエロパロスレが落ちた……
614名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 22:17:21 ID:pK9qH6BR
このスレは落とさんぞ
615名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 04:34:00 ID:PE59Y0j3
エルフスレは、新スレに移行しているよ。
616名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 14:16:22 ID:fmmIBWdP
age
617パパイヤ鏑木 ◆uYll32ICOY :2006/05/17(水) 21:33:00 ID:RTcNRq3C
佐藤博史は目が覚めてすぐ、まぶたが腫れぼったい事に気がついた。更に、頭がずっしり
と重い。これが、痛飲した翌日になる宿酔いである事を理解すると、博史はまず体のあちこ
ちをまさぐってみた。

「財布はある。携帯は・・・おっと、ちゃんと枕元に置いてあるじゃないの。感心、感心・・・」
幸いにも、ここは自宅の寝室であった。その上、失くした物もなければ、上等と言えよう。博
史は全身を覆う気だるさにめげつつ、ふらつく足で寝室を出て行った。
「水が飲みたいな。そういやあ、俺、どうやって帰ってきたんだろう」
途切れ途切れの記憶を繋ぎ合わせてみると、昨日は日曜で確か競馬に行ったはず。そこで、
いくらか儲けたので、競馬場で出会った博打仲間と飲みに行ったのだ・・・と、そこまでは博史
も覚えている。

同席したのは麻雀仲間でもある、不動産屋の佐久間、それにスナックを経営している今泉の
二人。佐久間は若い頃やんちゃをしており、背中に彫り物が入った五十男。今泉は元トラック
運転手で、見た目のいかつい三十半ばのやもめ。どちらも博打狂いのため、気の合う仲間だ
った。

「あいつら、どうしたっけかな・・・」
よくよく思い返してみると、泥酔した自分を送り届けてくれたのは、あの二人であった。そして、
玄関まで出迎えてくれた妻の清美に、旦那さんを責めないであげてくれと懇願していたのも、
あの二人ではなかったか。たまの日曜、女房子供をほっぽらかして競馬に行くような夫を、
妻はかなり責め立てていたような気がする。その時は酒が入っていて何とも思わなかったが、
今思えば妻に対し、罵詈雑言を浴びせたような記憶もある。
618パパイヤ鏑木 ◆uYll32ICOY :2006/05/17(水) 21:48:42 ID:RTcNRq3C
「やばいな、こりゃ・・・」
寝室に妻の姿はなかった。となると、怒って別の部屋で寝ていると考えられる。まさか
子供を連れて実家に・・・などと考えていると、客間の方から明かりが漏れている事に
気がついた。

「あそこで寝てるのかな・・・」
三十年ローンで買った自宅の中をそうっと歩き、博史は客間の襖を開けてみた。すると、
思った通り妻はそこで布団の上に寝転がっているではないか。ところが博史は、やれ一
安心とはいかなかった。
「あ、あれ?」
客用の敷布団に妻、清美が仰向けに寝ている。十年連れ添った伴侶である。それに間
違いはない。ただし、彼女は全裸であった。まだ小寒い日もある、五月の半ばにも関わ
らず。

いや、それだけならば大した話ではなかった。問題は清美の両隣にいる、二人の男で
ある。しかも、博史にはその男たちに見覚えがあった。妻を真ん中にして、向かって右
側が佐久間、左側が今泉である。
「こっ・・・これは一体・・・」
寝ている妻の足の付け根部分に注目すると、激しい情交の残滓が見受けられた。肉穴は
ぽっかりと開き、陰毛などは乾いた粘液がこびりついてごわごわ。おそらく──というか、
佐久間達に乱暴されたのだろう、部屋のあちこちに清美が抗ったような跡が残っている。
619パパイヤ鏑木 ◆uYll32ICOY :2006/05/17(水) 22:10:48 ID:RTcNRq3C
おまけに佐久間も今泉も全裸である。特に、佐久間の男根には雁首を取り巻くように、
得体の知れない球体が埋め込まれているではないか。妻はきっとこれを見て恐怖し、
思いもよらぬ辱めを受けて泣いたのであろう。頬には幾筋もの涙が流れた跡があった。

「どうしたら良いのか」
妻と二人の男たちは眠っている。客間の掛け時計を見ると、午前六時半。後、三十分も
したら博史は会社へ行かなければならない。さらに、家には小学校に通う娘もいるのだ。
このままにはしておけない。しかし、後、三十分でこの状況を何とかできる自信は無かっ
た。そこで、博史の取った行動とは──
「そうだ。会社に行こう」
現実逃避。それが唯一、妻を寝取られた間抜けな夫が出来る事だった。


だが、出社して間も無く、博史はやはり懊悩する事となる。何せ、家にか弱い妻と子、そ
れにいかつい男たちを残し、自分だけさっさと会社へ来たのだから、無理もない。
(あいつ、どうなったかな)
今になって妻の事を思えども、何ともしようが無いのは分かっている。もう佐久間達も起
きているだろうから、清美はどう対処しているのだろう。

本当の所を言うと、博史は妻に会うのが怖かったのである。昨晩、泥酔して帰った挙句、
妙な男たちを連れてきて、更にはその男たちから辱めを受けた妻に、なじられるのが怖
いのだ。
(下手すりゃ離婚だ。原因が原因なだけに、千晶とも離れ離れになるかも)
千晶とは、可愛い盛りの愛娘。妻はともかく、子供と離れた生活だけは考えたくなかった。
620パパイヤ鏑木 ◆uYll32ICOY :2006/05/17(水) 22:26:00 ID:RTcNRq3C
今は午前十時。携帯電話に着歴は無い。
(という事は・・・)
妻は起き掛けに、また佐久間達から辱めを受けているのではないか。あの、球入りの
極太棒で、何度も何度も清美は犯されているのではないだろうかと、博史は思うのだ。

(佐久間だけじゃない。今泉だって・・・)
なにせ、三十半ばのやもめ男である。やりたい時にやりためておこうと、清美を散々に
抱いてはいないだろうか。二人とも昼間は割と時間に自由な身である。佐久間はもとも
と事業のほとんどを社員に任せ、放蕩三昧だったし、今泉はスナックの開店まで、随分
と時間がある。それまで、妻は二人から交互に辱めを受け、女泣きに泣かされる・・・そ
う考えると、胸が張り裂けそうになる博史であった。

午後になっても、妻からは何の連絡も無い。いよいよ焦った博史は、佐久間の携帯へ
電話をかけてみた。幸い、佐久間はワンコールで出てくれた。
「はい、佐久間だけど」
「あ、俺。佐藤だけどさあ・・・」
博史はいつもの博打仲間へ話し掛けるようにした。まさか、いきなり俺の嫁さんとやり
やがってこんちくしょうと言う訳にもいかない。

「佐久間さん、今どこに居るの?」
「え?自分の家だよ。何で?」
そう聞いて博史は安堵した。とりあえず、佐久間達は我が家から出て行ってくれた
ようだ。
「それよりも佐藤さんはどこに居るのよ」
「あ、俺は会社に居るんだ。目が醒めたらもう出社時間が迫っててさあ。顔も洗わず
慌てて家を出たんだ」
「あ、そうなの。ふーん」
電話の向こうで、佐久間は何となく安心するような気配だった。他人の妻を抱いた事
を、博史が知らないとでも思っているのだろうか。
621パパイヤ鏑木 ◆uYll32ICOY :2006/05/17(水) 22:41:57 ID:RTcNRq3C
「俺さあ、だいぶ酔っ払ってて覚えてないんだけど、あれからどうしたんだろう?」
博史はかまをかけたつもりだった。ここから話を妻の事に持ち込もうと思ったのである。
しかし──

「ああ、俺と今泉で、佐藤さんを家まで送って・・・少しおじゃましたけど、すぐに帰ったぜ」
佐久間はのうのうとそう言うのである。今朝方、全裸で我が妻の横に寝ていた男がだ。
(こいつ、ふてぶてしい・・・)
確かに妻の足の付け根には、こいつと今泉が放ったであろう粘液が乾いた跡があった。
おまけに妻は寝ながら泣いていたのだ。それをよくも・・・博史はふつふつと沸いてくる怒り
に、我を忘れそうになる。だが、ここは冷静にいくべきだと自分に言い聞かせ、続けるので
あった。

「あのさあ、俺の嫁さん・・・何か言ってなかった?」
いよいよ本題に切り込むぞと意気込んだ博史。けれども佐久間は、
「ははあ、佐藤さん、そこが気になった訳ね」
などと言い、まるで暖簾に腕押す如く、問いかけをしのぐのである。

「奥さんは怒ってたけど、俺と今泉で何とかなだめたから、安心して帰ってよ」
「へ?何だって?」
「俺たちさあ、佐藤さんを担ぎながら、奥さんに必死に謝ったのさ。旦那さんを連れ出した
のは自分たちで、怒るのならどうか自分たちに・・・とね。奥さん、最初は怒ってたけど、
最後は笑って許してくれたよ」
何だかおかしな雲行きになってきた。妻を辱めた男たちを責めるはずが、その夫のために
尽力したという話になっている。
622パパイヤ鏑木 ◆uYll32ICOY :2006/05/17(水) 22:54:14 ID:RTcNRq3C
「あ、あのさあ」
「佐藤さん、あんな良い奥さんがいるんだから、あんまり競馬にのめり込んじゃ駄目だ
ぜ。じゃあ、俺、仕事があるから」
そう言って、佐久間は電話を切ってしまった。博史は携帯を持ったまま、呆然とするば
かり。

「なんで?」
妻を抱かれた挙句、たしなめられてどうするのだ。博史はうなだれて、己の不甲斐なさ
を嘲った。


午後七時。我が家の前まで来た博史は、かれこれ三十分近く玄関で足踏みしていた。
「帰りづらい・・・」
当然である。家の中には明かりがついているので、妻と子が居る事が分かる。台所から
カレーの匂いが漂ってきて、何だか食欲をそそってくれるのはありがたいが、しかし、家
の中には入りづらくて仕方が無い。すると、この気配に気がついたのか、娘の千晶が
台所の窓からひょいと顔を出し、
「パパ!」
と、叫んだ。

「ひッ!」
思わず首をすくめる博史。そこへ、今度は問題の妻が顔を出し、
「あなた、そんな所で何をやってるの?」
と、言うではないか。博史はおそるおそる顔を上げ、エプロン姿の愛妻を見つめる。
623パパイヤ鏑木 ◆uYll32ICOY :2006/05/17(水) 23:07:13 ID:RTcNRq3C
「た、ただいま・・・」
「おかえりなさい。今夜はカレーよ」
清美はおたまを持って、ウインクなんぞをしている。今朝、確かに二人の男に挟まれ、
寝ながら涙を流していたのが、まるで嘘のようなほがらかさである。

(嘘・・・まさか本当に嘘だったとか)
宿酔いで頭が熱されていたし、幻を見たのかも──いささか都合は良いが、何となく
そんな気がしないでもない。もしそうなら、自分と妻、そして愛娘のいる暖かな家庭は、
平穏無事という訳である。博史の目の前が、ぱあっと明るくなった。

「そうか・・・そうかもしれないな」
「何をぶつぶつ言ってるの?早く入ったら?」
「パパ、早くテーブルについて」
妻と娘、このかけがえのない二人にいざなわれ、博史は自宅に入った。何という幸福
だろう。博史は昨日、この二人をほっぽって競馬に行った事を、激しく悔やんだ。

「あなた、先にお風呂にする?」
「ああ、そうだな。そうさせてもらうよ」
ネクタイを外しながら妻の顔を見ると、三十半ばの割には美しいと思った。惚れて一緒
になった仲だ。不美人とはいわないが、十人並みくらいに思っていた。その妻が今夜は
やけに美しく見える。
(もう一人、子供が居てもいいよな・・・千晶に弟か妹を・・・)
夜が更ければ、夫婦は褥を共にするだろう。後はその場の成り行きで妻と・・・博史は
久しぶりに、下半身に血が滾るのを感じていた。
624パパイヤ鏑木 ◆uYll32ICOY :2006/05/17(水) 23:21:19 ID:RTcNRq3C
午前零時。寝室に陣取った博史は、入浴を済ませた妻がベッドへ来るのを待っていた。
「遅いな。何やってるんだろう」
男根はさっきから勃起したままだった。一刻も早く妻を抱きたい。その焦りが、男を駆り
立てているのか、気がつけば博史はベッドから起き上がり、妻を探していた。

「おや、客間で物音が・・・」
今朝方と同じく、客間に人の気配があった。襖を開けると、清美がテレビを見ていた。
「あら、あなた」
「何を見てるんだ?」
「面白いものよ。こっちへ来て、一緒にご覧になる?」
テレビからは男の怒声、それに女が許しを乞うような叫びが流れている。画面はピンボケ
だが、どこかの部屋のような物が映っていた。

「これは・・・」
ピントが徐々に合っていくと、画面内の部屋が、今、居るここだという事が分かった。そし
て、男は佐久間。女は清美である。
『おい、奥さん。もっと気をいれてしゃぶるんだよ』
『お願いします。もう、許して・・・』
佐久間の球入り男根を顔の前に突きつけられ、清美は泣いていた。となると、これを撮影
しているのは今泉に違いない。博史の背に冷たい汗が流れた。

「これは、今日のお昼の事なんだけどね」
清美は他人事のようにテレビを見つめている。生気を失い、まるで人形のような眼差しだ
った。
「昨夜、一晩中あなたが連れて来たお客さんに悪戯されてね・・・まあ、大変だったわよ」
博史の体が震えている。やはり、今朝のあれは幻などではなかったのだ。
625パパイヤ鏑木 ◆uYll32ICOY :2006/05/17(水) 23:36:45 ID:RTcNRq3C
「私、二人の男の人に同時に抱かれたのって、初めてだったわ。おかげさまで、アダルト
ビデオの女優にでもなった気持ちよ」
画面内の清美は佐久間に髪の毛を掴まれ、布団に引き倒されていた。そこへ、今泉の
笑い声が重なる。

「ああ、この時、私・・・無理矢理、お尻の穴を犯されたの。佐久間さんだっけ?あの人に、
半日近くお尻の穴を弄られて、その挙句に・・・」
清美の指差す方向に、彼女自身が悶絶するシーンが映し出されている。髪を振り乱し、
背後から圧し掛かってくる佐久間に、やめてと懸命に哀願するその悲しい姿といったら
ない。

「佐久間さんは、アレに・・・変な球が入ってて・・・すごくゴリゴリするのよ。でもね、それ
が病みつきになるそうよ」
「もうやめよう」
博史がテレビのリモコンを取ろうとした時、清美の目から涙がこぼれた。それに気圧され、
思わず博史はリモコンを取り落としてしまう。

「ああ・・・今日は朝から四時ごろまでずっと・・・佐久間さんと今泉さんに・・・」
画面が切り替わり、四つん這いになった清美が前から男根を咥え、背後から別の男に
犯される光景になった。カメラは固定で、ひたすら犯される女を中心に映している。
「ねえ、あなた・・・どうして、朝・・・私を助けてくれなかったの?」
その言葉を聞き、博史の心臓は凍りつかんばかりに縮み上がった。妻は気づいていた
のだ。夫が自分を見捨てて、あの場を去ってしまった事に。
626パパイヤ鏑木 ◆uYll32ICOY :2006/05/18(木) 00:00:20 ID:RTcNRq3C
「そ、それは・・・」
博史は言葉も無かった。事実、清美の言う通りなのだ。自分は妻を見捨てた意気地の
無い夫。そう言われれば、ぐうの音も出ない。

「あの時、助けていてくれたら・・・私はあそこまで・・・ううん、私だけじゃない。千晶まで
もが・・・ううッ・・・」
清美が涙で言葉を詰まらせた。千晶までもが──その先は、何だと言うのだ。気がつく
と、いつの間にか博史の背後には愛娘の千晶が居た。
「千晶・・・お前、何かあったのか?」
「・・・」
寝巻き姿の千晶は何も答えなかった。ただ、やたらと股間を気にする仕草をするばかり
である。

「お酒臭いおじさんが部屋に入って来たの・・・」
「それで?」
「今日は、学校休めって・・・」
清美に続き、千晶も大粒の涙を流した。博史はそんな愛娘の肩を抱き、
「はっきり言うんだ。何をされた?」
と、凄まじい剣幕で詰め寄った時、背後に嫌な気配を感じ取った。振り向くと、清美が恐
ろしい形相で、大きな花瓶を持ってそこに立っているではないか。

「清・・・」
博史が愛する妻の名をすべて言う前に、何かを殴打するような鈍い音が室内を駆け抜け
る。その後、音は何度も繰り返され、一分もすると博史は物を言わなくなっていた。
627パパイヤ鏑木 ◆uYll32ICOY :2006/05/18(木) 00:18:15 ID:+DilrXUY
「このクズが」
清美は狂気を目に宿らせ、骸と化したかつての夫を見下ろした。テレビの画面内には、
清美と千晶の母娘が尻を並べ、佐久間と今泉、それぞれに圧し掛かられているシーン
が映っている。

清美は何でもするから娘だけは許してと叫ぶのに、今泉はそれを笑ってあしらっていた。
あしらいつつ、千晶の純潔を奪っていた。まだ幼い我が娘の操が、母親の目の前で汚さ
れる事など、果たしてあって良いのだろうか。清美の顔は、憤怒とやりきれなさで一杯だ
った。するとこの時、佐久間の携帯が鳴った。発信者は博史である。

午後になって、家の事を心配した博史がかけた、あの電話だった。しかし、佐久間に軽く
あしらわれ、妻子の危機を知る事すらかなわなかったのである。清美は犯されながら、こ
の愚鈍な亭主を呪った。殺意を抱いたのも、この瞬間だった。

「ママ・・・パパ、死んじゃったの?」
「ええ・・・でもね、今日、うちにいたおじさんたちが、何とかしてくれるって・・・ほら、お外で
車が止まったでしょう?一緒に、玄関までお出迎えしましょうね」
「あたし・・・怖いな」
「大丈夫。ママも一緒よ」
清美は千晶を抱き、これからの事を考えてみる。母娘揃って、あの薄汚い男たちに飼われ
る他、道は無いように思えるが、いつか反撃の時もくるだろう。それを信じて、清美は千晶
を伴って、玄関へと向かった。

おしまい
628名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 00:21:29 ID:Owp/cZIN
パパイヤ先生素晴らしいです。いつも楽しませてもらってます。
大ファンです。
629名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 00:45:33 ID:k/WmZjGF
>>627
乙です。娘まで凌辱されるのは心が痛みますな。
630名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 10:14:20 ID:30MnONDT
エロゲ板の本スレ落ちてる?
なんか見つからないんだが。
631名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 09:48:09 ID:nA9335EI
捕手
632名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 09:32:36 ID:tsEtDk/b
触手。がおー。
633名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 08:32:02 ID:1qg2uDI3
hoshu
634名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 10:24:08 ID:X1e/oIx9
DC2由夢の寝とられキボンヌと言ってみる
635名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 21:54:35 ID:V7ruR/Lx
hoshu
636名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 16:51:23 ID:PcLB20BG
寝取られが好きなんじゃい
637名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 21:24:42 ID:HtRy/Qva
ディオの行為は寝取り
638名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 21:59:37 ID:JAsNrERs
そこに痺れる!憧れるゥ!
639名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 22:10:37 ID:ZK7ULDeO
ズキュウウウウウウウウン!
640名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 01:07:23 ID:rECPqC8S
お・・・おいテレビの前のお前!?
今いったい何をしたんじゃッ?
わしの彼女を 「淫乱」 にさせおって!?
わしのもののはずの彼女を 「寝取り男」 に配置させたぞ!
641名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 01:09:44 ID:rECPqC8S
お・・・おい寝取り男・・・ なにをしているんだ?
・・・・・・・・
おまえ・・・ まさか・・・ その・・・
ひょっとして・・・
を・・・ いや・・・ 寝取られがあるのか?

答えろッ 寝取り男ォォォォォ!
642名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 01:13:25 ID:rECPqC8S
「 なあーに 小説の書き方なら知っている・・・
寝取られとやらはゲーム作りながら覚えるぜ! 」

な・・・なんだと? ・・・おい・・・
今・・・ おまえなんと言った!?

こ・・・こんどは
彼女を淫乱にしおったッ!
ど素人だッ!
寝取り男 きさまーッ!
寝取られを読んだことがないなッ!

「 やれやれ こういう時は孕ますもんだぜ・・・
『まだ始まったばかりだ 墜ちるなマイハニー』 ってな 」
643名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 16:25:04 ID:vN3L910k
359 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/06/07(水) 22:54:11 ID:Z4K94R8s
【寝取られて】の続きが読みたいです・・・

360 名前:かきやー ◆KGP3HOCM3o [sage] 投稿日:2006/06/08(木) 00:12:06 ID:vXikFPgE
あ、書いてます。今月中に何とかお見せできればと思ってます。
やっぱり内容がアレなんで、専用スレの方に投稿すると思いますが…
今度はまちです。
644名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 22:12:02 ID:SbrxTFJc
よしゃー
645名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 03:49:22 ID:e0pVxpr8
>>643
すぐさまオナ禁始まっててワロタ
646名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 21:54:56 ID:y/WszeY1
寝取らせが嫌いな人が多いのでちょっといろいろ調べてみたんだが、

・寝取られは、事態の主導権を握っているのはあくまで彼女側
・寝取らせは逆に彼氏側の意思によるもので、彼女側の意思は問われない
(友達に犯してもらうとかスワップとかハプバーとかいろいろ)

ある意味全然別の属性なんだね。

もひとつ鬱勃起ってなんだろかと、
鬱勃起できない俺が一生懸命考えたところによると、
喪失感や絶望時の興奮状態と、窃視(のぞき)趣味的な第三者勃起が
条件付けで結果として結びついた反応なんじゃないかと思うんだが、どうだろうか。

そんな俺は寝取りものをまったり執筆中。
647名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 23:43:16 ID:JjRA3Y7+
いや、寝取られについて調べるよりむしろ執筆がんばれ、楽しみにしてる。
646(むしろ)と掛けてみました・・・・・・・・何書いてんだろ、俺。
ま、楽しみにしてるよ、646。
648名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 18:09:07 ID:gfKegj8B
1
649名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 20:10:25 ID:o78/toc9
2
650名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 22:54:41 ID:o/EvuJRe
5
651名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 02:35:31 ID:56xstckz
12
652名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 22:21:59 ID:93m6UcZ/
19
653名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 20:38:04 ID:sQceUtNS
>>643を読んで始めたオナ禁も早10日か。
おかげで最近ゼミのブス共までエロく見えて困るw
654名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 20:55:36 ID:Evs3aqnD
別スレのさらにスレ違いなんだけど
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1144238075/18
がすごくヒットした。誰かこれ書いた人の関連情報知らない?

>>653
俗説では三日以上は無駄だそうだから、犯罪に走る前に一度
圧力下げようぜ。
655名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 01:34:09 ID:ufZqTdcS
>>654
5ヶ月ほどオナ禁した後一発抜いたら、
射精の瞬間妙に金玉が痛くなったから何かやっぱり違うんでない?
ちなみに痛かったのはオナ禁後の一回のみ。
656名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 02:32:27 ID:4d6BM+he
あまり出さないで居ると、体が玉を不要なものと認識して機能が低下すると聞いた事ある
657名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 02:51:45 ID:ni7qSyVp
精子もたまり続けるわけじゃなくて、古くなるとたんぱく質として再吸収されるだけ。
658名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 12:44:05 ID:hklCv56f
ただここまでくると抜いた直後に投下が来そうで、踏み切れなくなっているのもマタ事実。
659かきやー ◆KGP3HOCM3o :2006/06/24(土) 05:16:45 ID:Nso9ueyB
皆さん本当にありがとうございます。ですがまだしばらくかかりますので、
決して無理なさらないでください^^; 今月出来上がるかどうかぐらいですので…
660名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 13:12:31 ID:AkrevgXy
あと一週間追加か・・・リピドーが暴発しそうだ
661名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 22:53:27 ID:PyIGlx5M
>>659
解り申した。とりあえず放出しておきます。
662名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 05:37:07 ID:ldAh8u+r
お前らの熱意には感動した
663名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 22:54:08 ID:54jMxkHF
なんかもう歩いてるだけでドピュりそうです(*^ー゚)b

>>かきやー氏
楽しみにしてます。とても。
664名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 11:27:00 ID:jvL5e9CR
「カウンセリング」を書いてたひと、また書いてくれないかな。
665名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 15:21:08 ID:INYTIWDv
俺はエルフスレで下級生2のたまき寝取られ(厳密には違うけど)書いてた人にまた頑張ってもらいたい。
666名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 03:25:50 ID:3axuSS5u
そういや七瀬陵辱書いてた人もこれからって所でいなくなっちゃったな。
あのスレの陵辱作品は最後まで見れないのがデフォなのかw
667名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 00:59:57 ID:7swmlCDM
ドキドキ
668名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 01:00:13 ID:7swmlCDM
ドキドキ
669名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 04:12:59 ID:/CofxtKs
逆に考えるんだ。
放置playだと思えば、待ってる間もハァハァ
670名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 09:41:53 ID:guGKEOzu
忠犬乙w
671名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 12:06:54 ID:PfBBe595
逆に考えるんだ。
忠犬やってる今この時も、彼女は調教されてハァハァ
672名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 13:26:33 ID:guGKEOzu
ブリヂストン犬乙

そして話を突然豚切りだが
その昔、DDDでチェシャ氏が書いてた「王女のお仕事」は

ようやく次回で、待望のシーンです。

で止まったまま超長期生殺し中>忠犬乙>俺orz
見てないかなぁチェシャ氏。
DDDに「寝取られ」枠を提唱したのは確か同氏だったような。
その辺に一縷の希望を託して続きをキボンヌしてみるw
673名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 13:36:36 ID:rxSAADOH
DDDと言えばアスペルギルス氏のサイトの入り方が判った頃には
閉鎖してて見れなくなってたのを思い出したorz。

チェシャ氏は割と最近になってからも避難先の掲示板に現れたり
しててサイト持ちたいみたいな事言ってたから他の作家さんに
比べると蜘蛛の糸は若干太いかも知れん。
674名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 14:10:01 ID:dXNCjEMV
そういやアスペルギルス氏って、もうSS書いてないの?
たいへんお世話になりましたな人なんだが。
675名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 15:49:45 ID:vgTCu1xz
俺もお世話になったなぁ
キャッシュは残ってるけど、一部だけだし
誰かもってない?
676名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 17:13:27 ID:GtpNFX12
DDDって前はよく見てたけど、今もあるの?
677名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 19:20:06 ID:WgiRTNwo
残ってるけど残骸っぽい
DingDongDongReturnsでググレ
678名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 19:21:33 ID:WgiRTNwo
すまん下げ忘れた

本当に書いてる人たち何処へ
行ってしまったんだろ・゚・(ノД`)・゚・。
679名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 07:11:52 ID:wuteKwJz
それはそうとかきやーさんはいずこへ?
680名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 07:45:31 ID:prmklqEr
>>677
OK ゲット完了
681名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 17:26:12 ID:y6OrtW1x
そういやオナ禁決行してた香具師らは今どうしてんだろう。
682名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 19:36:58 ID:pEsWU1t1
>>681
ちょっと保管庫覗いたら、我慢できなくなっちまった…orz
683名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 19:55:03 ID:LA86/+ha
おととい5回抜いた
684名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 21:08:40 ID:6Q6j/E2m
そもそも保管庫をしらないというオチ
685名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 21:48:04 ID:pEsWU1t1
>>684
http://nuheho.hp.infoseek.co.jp/eparo/

とりあえずまたオナ禁始める!
686名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 01:03:24 ID:fH4wO/Of
age
687名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 02:47:17 ID:O5RJDw4Z
【体験談】幻の続きを完成させるスレ【小説】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152340601/4
688658:2006/07/18(火) 15:09:00 ID:wjL+O9XU
後5日で1ヶ月・・そろそろ悟り開きそうだ
689名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 02:26:32 ID:lXU8Used
age
690名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 23:27:27 ID:N+22ZxwJ
>>688
そんな貴方にオナクール
691名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 22:34:11 ID:108/t+On
私、山本圭一は、芸能生命を狙われています
なぜ、誰に、フライデーされようとしているのかはわかりません。ただ一つ判る事は、吉本さまの人事と関係があるということです。
ワッキーと堤下は犯人の一味。他にも芸人が4〜5人以上。素人の少女(17)を所有。
どうしてこんな事になったか、私にはわかりません。これを岡村がよんだなら、その時、私は干されているでしょう。・・・謝罪があるか、ないかの違いはあるでしょうが。
これを読んだ岡村。どうか真相を暴いてください。それだけが 私の望みです。

山本圭一
692名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 03:04:12 ID:PXr5BBu+
保守
693名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 12:28:28 ID:OOohfRRW
age保守
694僕の暇つぶし:2006/07/26(水) 15:42:32 ID:bLVNrQSr
「…。あの…。わたし…」
「おはよう。昨日、飲み会の後、気分が悪いっていうから、
ここで休憩しようって話になったんだ。覚えていない?」
「それより、わたし…っえ…」
彼女はシーツの下の自分が、裸なのに気付いたようだった。
「君があんなに大胆だったとは…。正直、僕も驚いたよ。」
僕が彼女の頬にキスしようとしながら、話しかけると
「イッヤ。や、やめてください。」
彼女は手で払いのけながらそういった。
僕は彼女の手を取ると無理矢理、彼女の唇を奪い、
「昨日、あんなに愛し合ったんじゃないか。
最後なんか、君が僕の上になって二人で唇を奪い合いながら、お互いの体を嘗めまわし…」
「や、やめてください。そ、そんなァ…」
彼女は僕の言葉をさえぎると、顔を真っ赤にしながら泣き出した。
「まさか、覚えていないっていうの…。
部屋に入ってきたとき、いきなり美咲ちゃんが服を脱いで、僕のキスを迫ってきたんじゃないか。
僕は嫁も子供もいるし、君には友貴君がいるって僕が言っても、黙って僕を押し倒し…」
僕は笑いそうになるのを、必死でこらえながら、焦っているダメ男を演じ続けた。
695僕の暇つぶし:2006/07/26(水) 15:43:34 ID:bLVNrQSr
2週間前、総務部の富田おばちゃん…といっても25歳なんだが、これが出っ歯出目のドブスの上にふけ顔、どうよく見積もっても30代後半から40代にしか見えないと来ている…
が営業部の友貴のことが好きらしいという情報を手に入れた時、僕は今回の遊びを思いついた。
会社公認の新入社員美男美女カップル美咲と友貴を別れさせて、友貴と富田をくっつける。
あわよくば美咲を手に入れる。
まあ、僕は専務の娘と結婚しているからこっちの方はどうでもいいんだが、
思いついたゲームの報酬としては悪くない。
それから一週間、僕は仕事を忘れて計画いや妄想を練った。
別れさせるより、友貴に浮気させて二股をかけさせよう。
そして最後に富田を選ばせる。
この際、美咲も僕と浮気するようにもっていこう。
僕の妄想はどんどんおかしな方向へ進んでいった。
で、最終的に美咲と友貴はしばらくつきあったまま。
美咲とは恋愛関係でなしに弱みを握って上下関係を持つ、もちろん肉体関係込みで。
友貴と富田の間にも肉体関係を構築させる。
で、最終的に友貴を追い込み富田とくっつける。
で、美咲はその後…捨てよう。
おお、学生時代はまったアダルトゲームみたいだ。
僕は一人ほくそ笑んだ。
696僕の暇つぶし:2006/07/26(水) 15:44:42 ID:bLVNrQSr
「あたし…処女なんです」
僕が富田おばちゃんに居酒屋で話をしていると、彼女は唐突にそういってきた。
僕は大爆笑しそうなのをこらえながら、
「その年まで、大事にしてたんだ…。
でも結婚するまで、とっておくつもりもないんだろ。
だったら友貴にあげちゃいなよ。
男ってのは女の子に幻想をいだいているから、
その年まで処女を守った女の子の初めての相手だったら、
絶対に感動して大事にすると思うな」
僕はおばちゃんに、来週四人で飲み会をおこなうこと、
美咲と友貴の二人は酒に弱くよく酔いつぶれること、
最近あの二人は倦怠期気味でギクシャクしていること、
友貴が実は年上好きなこと、
あることないこといろんなことを説明した。
「まあ、当日酔いつぶれたら、富田君が友貴を送ってあげればいい。
僕は美咲ちゃんを送るから。」
僕がそういうと、富田おばちゃんはギョロッとした目を輝かせながら、
「まさか、美咲ちゃんに変なことするんじゃないでしょうね」
そういってきた。
「はははは、まさか…。ところでセクハラっていわれたら嫌だけど、豆知識」
「豆知識?」
「友貴って、ああ見えてドエムなんだ。」
「ドエム?」
「うん、だから今後、万が一友貴とそういうシチュになったら全身噛んでやるといい。
血が出ると困るが、歯形なら服で隠せるからね」
「どうして、課長が知っているんですか?」
彼女がまた質問で返してきた。
「男同士だと、こんな所で話すことって仕事の話か下ネタしかないよ」
「へー、そんなもんなんですか」
彼女はルージュのカスがついた出っ歯と歯茎を見せつけるように豪快に笑った。
僕も違う意味で豪快に笑ってしまった。
697僕の暇つぶし:2006/07/26(水) 15:45:42 ID:bLVNrQSr
「課長、なんで富田さんなんですか?」
「す…すまない。急だったもんで、彼女しか調達できなかった…」
僕は小声で友貴のそう答えた。
昨日の昼、友貴に今度のプロジェクトの打上げをするから、飲みに行こうと誘った。
で、その時彼女(当然美咲ちゃん)も連れてこいというと、
案の定二人でゆっくり飲みたいといってきたので、
「いや彼女がお前の後ろにいてくれたから成功したんだ。
三人が嫌なら俺も適当な女の子調達してくるから」
と言いくるめて、なんとか彼女を参加させた。
もちろん、僕の連れてくる女の子は富田おばちゃんと決まっていたんだが(笑
「かんぱーい」
僕たち四人は飲みながら、くだらない話を続けた。
で、全員が三杯目の注文をしたとき、
「ちょっとトイレ…」
わざとらしく立ち上がるとトイレに向かう振りをして、
居酒屋の個室を出て飲み物が届くのを待った。
店員が飲み物を運んでくるのが見えると、僕は
「トイレから、帰ってきたところだから、ついでに運んであげるよ。かして…」
いかにも酔っぱらいの振りをしてお盆を取り上げた。
僕はお盆を店員からかっさらうと、何年か前に並行輸入でとりよせた違法ドラッグを三人の飲み物に素早く溶かした。
アルコールと混ざると10分ほどで意識がもうろうとし、思考能力が衰え、意識下にある程度の言葉を刷り込むことが出来るやつである。
向こうの方では、黒人の男が白人の女の子を軟派するときに(ほとんどレイプだといえるが)
自分を白人と思いこませるのに使ったりするみたいである。
僕もキャバ嬢に、自分を彼氏だと思いこませるのに使ったものである。
ドラッグ入りのお酒を三人に飲ませてから10分後、
意識がもうろうとして今にも眠らんばかりの3人がそこにいた。
「大丈夫、三人とも弱いなあ。」
僕は意識的に大きな声を出すと、店員を呼び会計を済ませてタクシーを呼んでもらった。
698僕の暇つぶし:2006/07/26(水) 15:46:28 ID:bLVNrQSr
タクシーが到着すると
僕は、友貴と富田おばちゃんを先に乗せ
「友貴大丈夫か?ちゃんと美咲ちゃんに送ってもらえよ。
部屋の前でさよならなんて連れないことするなよ。」
「美咲ぃー?」
目の焦点が合わない友貴がでかい声を出すので
「お前の横に乗ってるじゃないか。よく見ろ。」
といってやると、全然似合わない花柄のワンピースを着て目だけに異様に濃いメイクをした富田おばちゃんにむかって
「ホントだ。美咲愛してるよ」
っていいながらいきなりキスをした。
カツン、美咲と歯のサイズが違うらしくいきなり歯同士がぶつかる音がした。
「まあ、まあ、欲情するのはわかるが、タクシーの中だぞ」
僕は、友貴を富田おばちゃんから引き離すと、こう付け加えた。
「後、今日に限っては、痛いのが気持ちいいからな、わけわかんないけど」
「痛いのが気持ちいい」
ぼーとしている友貴を無視して、僕はおばちゃんを見た。
「ファースト…キス…」
おばちゃんはドラッグとは違うところでぼーとしているようだった(笑
「こーなったら、最後までかわいがってもらうんだぞ。
後、富田君のことを美咲ってよぶかもしれないが気にすんな。
いや、余計に燃えろ。
最初に僕が前言ったようにすれば、めちゃくちゃ喜んでくれるはずだから。
避妊なんかすんなよ。
シーツが血まみれになっても朝までほっとけ」
僕は、ありったけのことをすり込むと、タクシーに友貴の家をつげタクシーのドアを閉めた。
699僕の暇つぶし:2006/07/26(水) 15:47:31 ID:bLVNrQSr
「さてと…。行こうか美咲。」
「へ?」
ぼーとした彼女がこっちを見た。
「おいおい、彼氏の顔を忘れたのかい友貴だよ、友貴」
「友貴…。あ、うん、行こうか」
そして僕たちはタクシーに乗りこんで、ホテルへと向かった。
「今日は、前からの約束どおり、つきあってもらうからね」
「約束?」
「そ、ハメ撮りしたいって言ったらOKしたじゃない」
「ハメ撮り?」
「うーん。まあ。ビデオとか写真の撮影会みたいなもの、ホテルで説明するよ。」
「そんな趣味あったけ?友貴。あそうだ。家に電話しとかなきゃ。」
「いいよ、いいよ、明日の朝しなよ。」
「えーでも」
僕は、電話しようとする美咲の電話を取り上げると
いきなり彼女に口づけをし、舌を絡ませた。
「も、もう。運転手さんが見てる。」
彼女は顔を赤く染めながら、僕の口を引き離し糸を引くように伸びる涎を手で拭った。
700僕の暇つぶし:2006/07/26(水) 15:48:35 ID:bLVNrQSr
ホテルの部屋につくと、僕は美咲を窓側のソファーに座らせ何ポーズか写真をとり、
ビデオを窓側のソファーにおいてベッドに向けてセットしはじめた。
刷り込みもあってか、美咲はモデル気取りで顔やポーズをカメラにつくってきた。
かわいい。
僕はビデオをセットしながら、襲いたくなる自分を必死に抑制した。
だ、だめだ我慢できない…。
僕はベッド側にむいていたカメラをソファーに座る美咲に向けると、
「美咲…」
美咲の座るソファーに近づいて彼女の手を取り彼女を引き上げると、自分と立ち位置を逆転させて、
彼女がそれまで座っていたソファーに自分が座り転けそうな彼女を膝で支えた。
「ちょ、ちょっと、友貴…」
バランスを崩しそうになりながら美咲が僕にそういってきた。
「友貴じゃない、次期課長だ。
このプロジェクトが成功したら、最年少課長の誕生だ。課長とよびな、美咲」
我ながら説得力がない。
心で笑いながら、そんなプレーにしたいように話をもっていた。
しかし、ドラッグの効果もあってか美咲は素直に
「わかった、わかった。か・ち・ょ・う」
と面白がってのってきた。
「で、課長。撮影会…は…?」
彼女が喋りはじめるやいなや、
僕は自分の欲望に忠実に彼女のスカートの中に手を入れて下着を足首までおろし右足からだけ抜いた。
「ちょ、ちょ、課長、欲情すんな。シャ、シャワーを…」
僕は彼女の言葉を無視して、スカートをまくり上げて彼女のあそこを露わにすると、
両手でおしりを抱え込みながら彼女を抱きしめ、
ノースリーブの白いセーターの上から胸を甘噛みしつつ、自分の物を彼女の中に入れた。
「アン、アン、イヤーン…。アッ…」
最初、美咲は軽く抜こうとしたが僕が少し腰を動かすと、
たまらなくなってしまったのか腰を自ら動かしはじめ僕にキスをしてきた。
僕が意地悪そうに横を向いてキスを拒否すると、美咲は不満げに僕のおでこや耳たぶにキスをしてきた。
701僕の暇つぶし:2006/07/26(水) 15:49:27 ID:bLVNrQSr
小一時間位、腰の動きを合わせながらお互いの顔を舐め合った後、
「イクよ」
と僕が言うと
「ま、まって避妊していない…」
美咲が慌てて言ってきた。
「えー、仕方ないなあ」
僕はわざとらしく言いながら、美咲を持ち上げ自分の物を抜き彼女を目の前にひざまずくように座らせて
「じゃあ、口でして」
そう要求した。
「い、いや、汚い。したことないから、ダメ」
彼女は僕のものを目の前にしながら、そう哀願してきた。
やったことないの!
じゃあ、初めての男は僕だ。
僕は心の中で小躍りしながらそうつぶやいた。
でも今回は…
「わかった。でも、このまんまじゃ治らないよ。せめて、手でしてよ…。いいだろ」
僕はそういうと、美咲の右手を取りもう半分でそうな自分の物を握らせた。
「う、うん…。で、でもどうするの?」
「にぎった右手を、優しく前後に動かして、そして僕のものを見つめるんだ」
美咲が素直に右手を動かして僕のものを見た瞬間、
僕は我慢していたのをやめてわざと彼女の顔にかかるようにイッタ。
「ご、ごめんね…」
僕は謝り顔をふいてあげる振りをしながら、カメラの方に精液まみれの美咲の顔を向けさせた。
茫然自失の彼女を、なだめすかしてシャワールームまで連れて行き二人でシャワーを浴び、今度はベッドの上で2回戦、3回戦をおこなった。
さすがに3度目を終えると酔いと疲れで二人とも寝入ってしまった。
702僕の暇つぶし:2006/07/26(水) 15:50:45 ID:bLVNrQSr
そして、翌朝…最初のシーン。
「か、課長。すみません」
美咲が僕に謝ってきた。
「どうして、謝るんだい? なにもわることはしてないじゃないか。君が僕に告白をした。
僕が受入れてしまった。それだけのことだよ」
「告白なんて…」
泣きそうな美咲に、僕はビデオの内容は見えないようにして音だけをボリュームを上げて聞こえるようにした。
「課長、好き、好き、だーいすき」
こんな、台詞が次から次へと流れてきた。もちろん僕が欺して言わせた台詞だが。
「いや、」
美咲は耳にふたをしたが、その台詞の合間にはキスの音や喘ぎ声も入っていた。
「とりあえず、君の誘惑に負けてしまったといっても、悪いのは僕だ。
このテープをもって友貴君や君のご両親に謝罪しにいかなければ」
「な、なにいってるんですか。よ、酔った勢いの過ちです。
おた、お互い忘れましょう。そうです。なにもなかったんです」
僕の言葉に動揺したのか美咲は、必死に取り繕おうとした。
「それじゃあ、僕の気が済まない」
「ど、どうしてです。なかったことにすれば、奥様にも…」
美咲がそこまでいうと、僕は唐突に
「僕は君に恋してしまったから」
といった。
「……。奥様も、おられるじゃ…」
美咲は動揺の限界を超えて言葉をなくしたように立ちつくした。
「とりあえず、社に遅刻する。服を着てはやくでよう」
僕がそういってびしょびしょに濡れた下着を彼女に投げると、
「は、はいかしこまりました」
彼女は動揺を悟られぬフリを必死にしながら、シーツで全身を隠して服を着た。
「あのー、わたし…先にでます」
そういって、彼女は部屋のドアに向かった。
「この件は、今度ゆっくり話そう。二人で…」
彼女の背中に、そう言葉を告げた。
「二人で…?」
彼女がそういって、立ち止まるので、
「三人でもいいよ、友貴君を交えても」
僕は、さらにそう続けた。
彼女は、それ以上なにもいわずに部屋から出て行った。

やっぱり、濡れた下着は気持ち悪いのかな、股開き気味だったのは。
僕は着替えながら、今日までのこと、これからのことを考えていた。
とりあえず彼女昨日と同じ服で出社したけど、
まわりは友貴家に泊ったと思うが、友貴はどうとるかな?
友貴と富田おばちゃんは上手くいったのかな?
とりあえず出社したら、おばちゃん所に行ってみるか。
いろいろなことを考えながら、僕は一人笑っていた。
部屋を出るときに、僕は独り言のように
「さあ、仕掛けは整った。これからが本番だ」
そうつぶやいていた。

…つづく…
703名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 18:42:28 ID:0ty0vY2q
ho-
704名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 17:58:38 ID:eGowZO44
乙、丸四日スルーされる内容じゃないと思うぞ?

「寝取り」って書いとくべきだったのかもね。今人いないのかね。
アイデアはそんな悪くないのに、序盤のはしょりすぎで
えちねた板で説明下手な体験談読んでる気分になってしまうのと
下世話な内容に見合った派手なエロ描写がなかったのが残念。

つづきは説明に頼らず描写で引っ張って、盛り上げて欲しい。

↓このあと、「自演乙」
705名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 19:05:41 ID:d6nuilfX
自演乙
706名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 03:49:09 ID:82GDP/Jo
ここって最狂の寝取られスレの後スレみたいなもんだよね。
昔の人達はどうしてるかな。
707名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 08:29:02 ID:birU//IU
ここの住人は他スレに寝取られたから数が減ったよ
708名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 10:09:43 ID:jh+QHoSD
ヒロくんエピローグマーダー!?
709名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 21:59:23 ID:TthzOWqb
かきやー氏まだーw?
710名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 23:11:13 ID:35a/wQtF
711名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 00:48:02 ID:149PHw+c
>>706
ひっひっひ、
おれ、昔投稿して未完成だった寝取られSSの続きを、
某スレに投稿してるぜ
しかもヒロイン寝取られってのを住人連中には隠したままw
これから寝取られがバレた時どうなるか、楽しみだぜwww
712名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 03:08:32 ID:JWA+oOut
そうか
713名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 14:36:44 ID:p/HcwVym
フルメタスレにぽいやつの投下あったなぁ
714名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 17:31:26 ID:d7foIQre
>>711
>バレた時
ふつうに叩かれるだけだと思うよ?
715名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 14:55:37 ID:fyaP3OQv
>>711
少し前に連載が終わった週間少年漫画のスレ?
716名無しさん@ピンキー:2006/08/04(金) 15:18:33 ID:ZIEyLhGj
もしかすて真剣蝉か
717名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 02:47:30 ID:fvTDXeDV
オワタ?
718名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 05:18:52 ID:hhR68v8+
え?オワタw
719名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 07:04:40 ID:eesi9ODo
ホワァタァw
720名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 10:42:37 ID:d9o6rruM
懐かしい流れだな
かきやー氏はどうなったのかね?
6月中に出来ればという話だったが忙しいのか
721名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 20:28:01 ID:/njHkwYE
>>711
とりあえずヒントくれ
722名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 21:07:32 ID:G1s9A/1L
あー前スレどっかに保管されてたら教えてもらえないか?

保存してたのぶっ飛んだorz
723名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 22:40:00 ID:MlUCFG41
>>722
鯖変更でローカルのログを読み込めなくなってるだけじゃない?
専ブラのログフォルダ漁ったら多分出てくるよ
724名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 16:44:28 ID:93qQHM6m
誰か彼女が亀田みたいな偉そうなむかつく筋肉バカに寝取られる話かいてYO
725名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 16:50:04 ID:LQbzg06s
理不尽極まりない事が裏の力で公然と通ってしまうとかって感じなのも良いな
あと三馬鹿も良いけどDQN親父にやられるとかも面白そうだ
726名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 22:47:15 ID:rwjiA9YA
姉恋模様やったけど、結構すごいなコレ・・・
テキストがいい
近親寝取られに目覚めたぜ
727名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 01:04:51 ID:SbBZ+mgq
728名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 16:02:27 ID:HjsK4/o8
>>726 ・・・これで絵がアンナじゃなかったなら・・・orz
ここ数年、イロイロ見てきた中で一番嫌な方向に進化した絵師かもしれん>皇
729名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 16:37:47 ID:NrN5lvMs
>>728
どう試行錯誤したらあの口に辿りついたのか
非常に興味がある部分だな
730名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 20:44:24 ID:aULkCH6L
進化つーかバリエのひとつだろ
あの絵柄はこれ1作だという話だし
皇は、昔からアリスのおにくんの絵をパクったりして
器用な絵描きだよ
731名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 22:13:36 ID:+/Hfzc8p
あのカエル口も、それはそれで良い
732名無しさん@ピンキー
カエル口はまあいいんだけど、基本的に絵自体のクオリティは低いと思った