【体験談】幻の続きを完成させるスレ【小説】

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 うちの部、男女かまわず好き放題やらされるんだけど、女の子の現場は上の学年だけし
か見れない。だから、好きな同級生の裸は永遠に見られない。
 そのくせ先輩が自慢好きで、携帯で生中継してくるものだからかなり欲求不満気味。壁
の向こうで好きな女の子が脱がされてて、体の様子を事細かに伝えられるんですよ? お
っぱいの大きさとか陰毛の生え方とか……
 あの明るくて誰に対しても優しい子が、先輩の前で全裸になってオナニーとか奉仕とか
陰湿にさせられているのかと思うと、いても立ってもいられない。


 そんなある日、先輩のひとりが僕に声をかけてきた。上下関係の厳しい部活の中では珍
しく、友達感覚で付き合える先輩だ。気楽な気持ちで応対する僕に、先輩はいきなり用件
を切り出してきた。
「見させてやろうか」
「えっ?」
 にやにやと話しかけてくる彼の言葉の意味が、一瞬、何のことだか分からない。
「たまには下級生にも『アレ』を見せてやろうか、って言ってんの。お前も見たいだろ。
同級生が目の前でよがってるところをよ。AVなんかよりもよっぽどコーフンすんぜ」
 ようやく先輩の言おうとしていることが分かった。本来ご法度である同級生の女の子の
『現場』を見せてくれようとしているのだ。
「ほ、ほんとに……」