【女子高生】こわしや我聞でエロパロ【秘書】

このエントリーをはてなブックマークに追加
1ぶっちゃけ國生さんスレ
はーん!!!!!!!!!!
國生さんサイコーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
俺に社長って言ってくれ!!!!!!!!!!!!
スケジュールの確認してくれーーーーーーーー(;´Д`)

女子高生で秘書とかテラモエス(;´Д`)
神降臨全裸待機状態です。
2名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 20:01:33 ID:4//DrOsF
2
3名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 20:18:47 ID:+MwhfhAG
社長と國生さんより、妹とパンツのくっ付く方が早い気がする。
4名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 21:40:53 ID:FfV5Q3Y+
>>3
それ凹むわ・・・
自分の妹が野郎とラブラブしてたらいやーな気分になる。
5名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 01:04:22 ID:gw7LyrVG
ついにスレ立ったな。
保守上げ
6名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 01:15:14 ID:Jl/PD7pg
保守
7名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 01:55:28 ID:jeFgs6If
>>1>>3のテンションの違いに笑ったw
とりあえず乙。正直、萌えに関してはサンデー内でも1、2を争うと思うので、期待。

さて、神をまつか……。
8名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 03:04:16 ID:ARr1gVVQ
本来萌えっていうのはこの原作みたいな熱血燃え展開のなかにひっそりと存在するもので
脱力系お笑い漫画だったいでじゅうがラブラブちゅッちゅ漫画になってしまって悲しい昨今
とりあえず保守
9名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 07:15:47 ID:r5Jmob9z
そういえば、スレ無しスレに社長と國生さんのSSがあったっけ。
10名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 10:10:57 ID:EaHNLXU0
いやここは中村×住さんキボン。だって折角公式なんだし…
11名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 10:18:53 ID:Bf1AJ8OZ
辻原さんにいじられるかなえさんキボン
12名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 10:36:09 ID:Z5waLevU
かなえさんはツンデレ
13名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 12:39:18 ID:AY6ki3cE
かなえさんはあの歳で巫女なんてやってるんだし、
さらに今週の「はれんち」発言から考えると生娘確定だろう。

やったな! おまいら
14名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 14:16:52 ID:3hW5WznE
>9
探して読んできた。ハァハァした。
原作ではなかなかくっつきそうにないんで、エロパロで
ラブラブな社長×國生さんが読めるだけでも嬉しい。
15名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 19:46:36 ID:BLIUJUZQ
1乙。そして保守〜。
16名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 20:59:47 ID:jeFgs6If
1.我聞×國生さん
2.番司×果歩
3.辻原×かなちん
4.ヤス×ほっちゃん
5.中村×住さん
6.佐々木×恵
7.辻原×優さん

ごみ箱 如月のおっちゃん×かなちん
      中乃井さん×さなえさん

とりあえずありえそうなカップリングを抜き出してみた。ちなみに読みたい順。
どなたかよろしく!
17名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 22:14:39 ID:SoWvA7Y4
HDDの中に書きかけのヤス×ほっちゃんがあった。
保守用にうpってみる。
18名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 22:15:11 ID:SoWvA7Y4
 「お酒まだ貰ってない人いるー?」
優さんがまだたっぷり入った一升瓶を片手に呼びかける。
あの人、余った分は全部一人で飲むつもりなんだろうな。
 「あ、優さんオレの分お願いします」
工具楽 我聞。
高校生ながら解体業者”工具楽屋”の社長だ。
 「社長の分はこちらのオレンジジュースです」
 「だが國生さん、社長たる者こういう時には先陣を切って飲まないと…」
 「未成年者の飲酒は禁止されています」
國生 陽菜ちゃん。我聞の同級生で経理兼社長秘書。
有能でいつでも冷静だがちょっとキツイ。
 「なら保科さんにも飲ませちゃダメなんじゃ…」
 「あたしはハタチだっつってんだろが!!」
唸る鉄拳。なびくポニーテール。我聞の体が吹っ飛ぶ。
保科 ますみ、通称(本人は嫌がってるが)ほっちゃん。中学生みたいなナリだがこれでもハタチだ。
優秀なユンボ(油圧ショベルカー)乗りで、空手が使えて、元ヤンキーで気が荒い。
 「陽菜、エロ社長に飲み物にクスリ入れられないよう気をつけろよ」
 「はい?」
 「な!?社長たる者がそんな卑怯なことをするかっ!!」
またか・・・。我聞とほっちゃんは顔合わすたびに喧嘩しているな。
オレはヤスヒロ、通称ヤス。
工具楽屋の社員ではないが、ほぼ専属で働いてる。
 「それではユンボ奪還と仕事の無事完了を祝って、カンパーイ」
ゴクゴク…ぷはぁ。
今回の仕事では『ほっちゃんのユンボが盗まれてATM強盗に使われる』
という事件があったが奪還、なんとか期日内に終わらせることが出来た。
今は作業の終わったその場で簡単な打ち上げが行われている。たまにはこういうのも悪くない。
 ドサッ
ん?『ドサッ』?
ほっちゃんが倒れている!!
 「ほっちゃん!?」
オレはほっちゃんに駆け寄った。
19名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 22:18:07 ID:SoWvA7Y4
 「社長、どんなクスリを入れたんですか?」
 「違ーう、断じてオレは何もやってない!!」
優さんがメガネを光らせてほっちゃんの様子を見る。
 「んー、これは軽い急性アルコール中毒だね」
急性アル中?
 「すまねえ…どうやら飲みすぎちまったみてェだ」
 「いや、ほっちゃん一口しか飲んでないだろ」
 「ほっちゃん言うな、ヤス」
 「へいへい」
真っ赤な顔で呟いている。どうやらほっちゃんは完全な下戸のようだ。
 「明日になれば大丈夫だろうから、家で寝てるのが一番だねー」
 「保科さん水です、どうぞ」
いつの間にか陽菜ちゃんがコップに水を入れて持ってきた。
こういうところはソツがない。さすが社長秘書。
フラフラと体を起こしたほっちゃんが、礼を言い水を飲む。
 「ふー。…昔ダメだったが、今なら飲めるかと思ったんだがなあ」
そういやほっちゃんはいつも『仕事の後の一杯』にも付き合わなかった。
てっきり中学生と間違えられるから来ないんだと思ってたが、呑まなかったのか。
 「だ、大丈夫だって!きっと、大人になれば飲めるように…」
あ、バカ!
本日二度目の鉄拳は我聞のみぞおちに炸裂した。
 「あたしは十分大人だっつって……ぁ…」
 「ほっちゃん?!」
くずおれるほっちゃんを、オレはなんとか抱きとめた。
 「社長、保科さんの体調を気遣ってあげてください」
 「そんな…オレは慰めようとしただけなのに…」
 「我聞くん、相手が弱っているときに仕返しするなんてダメだよー」
 「優さんまで!!」
いや、あんたら漫才やってる場合じゃないだろ。
20名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 22:18:38 ID:SoWvA7Y4
 「で、ほっちゃんは家まで帰れるか?」
荒い呼吸をするほっちゃんに聞いてみた。
 「ここからだと、ちょっと遠いな・・・それとほっちゃん言うな」
我聞が乗り出してきた。
 「よし、じゃあオレがおぶって走ろう」
確かにこいつの馬鹿力ならそれも出来そうだが…
 「誰がセクハラ社長の背中になんか乗れるかァ!!」
 「だーっ、セクハラ社長じゃなーい!!」
 「社長、興奮させないでください」
だめだな、こりゃ。
 「んー、ここからだとヤスさんちが近いんじゃない?」
ノートPCを覗きながら優さんが言う。確かに歩いて数分だ。
 「けど、いいのか?うちで」
 「頼むわ、ヤス。ちょっと電車や車に揺られる気分じゃねェ」
 「じゃあヤスさんお願いねー。撤収作業はやっておくから」
それじゃあ行きますか。
ほっちゃんの腕を担ぎ、おんぶして歩き出す。
 「な?!ちょっ、ヤス?!」
 「大丈夫。うちすぐそこだし、ほっちゃん軽いからこの方が早いって」
ほっちゃんは恥ずかしがって少し暴れたが、すぐにおとなしくなった。
静寂。そしてため息をつくほっちゃん。
 「…ありがとな、ヤス」
 「たいしたことじゃないって」
 「ユンボ捜しの時も朝から手伝ってくれたし、今日も世話ンなってさ」
そう言うと、ふぅ、と息を吐き出して頭をオレの方に預けてきた。
寝ちまったのか?
吐息がオレの首筋をくすぐる。薄い胸がオレの肩に当たっている。
細く引き締まったふとももがオレの腕とわき腹に挟みこまれている。
背中にかかる体重がほっちゃんの体を想起させる。
やべぇ、股間が膨らんできた。
オレが背負ってるのは小学生だ、小学生だ!オレはロリコンじゃない!!
そう念じながら、なんとか自宅にたどり着いた。
21名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 22:19:32 ID:SoWvA7Y4
 「着いたぞ、ほっちゃん」
布団にほっちゃんを寝かせる。
 「ンんー、ほっちゃん言うなって」
 「へいへい」
ほっちゃんの足から靴を脱がす。
ちっちゃい足だ。
 「ヤス、水くれェ、水」
もう片方の足からも靴を脱がしたところで、ほっちゃんが訴えてきた。
 「へいへーい」
靴を玄関に置いてから、コップに水を入れる。
 「なぁっ!!」
なんだ?
ほっちゃんが大声をあげた。
あわてて駆け寄ると、布団の脇にあった雑誌を掴んでる。
あ、アレは!マズい!!
 「お…お前はこんなモン読むヤツだったのかー!!」
投げられた洋物無修正のエロ本がオレの眉間を直撃した。
フラフラのくせになんで攻撃だけは正確なんだ…
 「帰る!!」
ほっちゃんが立ち上がろうとする。
 「そんなスイカみてェなデカい胸見てよろこんでいるヤツの家にいられるかぁ!!」
一歩目を踏み出したほっちゃんがバランスを崩した。
痛みをこらえながら、オレは正面からしっかりとほっちゃんを受けとめる。
オレの肩までしかないちっちゃな体を包み込んで抱きしめる。
 「オレは、ちっちゃくても好きだ!!」
思わず叫んでしまった。
 「え?ヤス、なに言って…」
 「オレはほっちゃんが好きなんだよ!」
オレはそのまま、ほっちゃんを布団に押し倒した。
22名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 22:20:11 ID:SoWvA7Y4
オレの下で、目をまん丸に開いたほっちゃんの顔が見上げる。
 「お、お前、今までそんなこと一言も…」
桜色のやわらかそうな唇が動いて言葉を吐く。
思わずほっちゃんの唇にしゃぶりついた。
引き離されて殴られると思った。
でも、一瞬でもこの甘いやわらかさを味わえたのなら満足だ、とも。
一瞬は思ったより長く感じた。
舌をのばしてみる。
薄く開いたほっちゃんの唇にオレの舌が分け入る。
 「ン!」
首をひねってほっちゃんの唇が逃げた。
 「言ってないけどさ、好きじゃなきゃ世話やいたりしないって」
放り出されたオレの舌が、ほっちゃんの首筋を這いあがる。
 「ひゃっ!け、けどよ、イキナリ言われて、こんなコトされて」
舌が耳まで到達した。耳たぶに歯を立てる。
 「うあ!」
そのまま耳元で囁く。
 「ほっちゃんは、オレのこと嫌いなのか?」
呟くとほっちゃんが振り向いた。
 「そんなことねぇって!」
オレの目を見据えて言葉を。
 「あたしのことちゃんと見てくれてるし、困った時は助けてくれるし、ただ、その、な…」
言い淀んで目をそらす。一層赤くなった顔が可愛らしい。
心がはやる。欲望が加速していく。
オレはもう一度ほっちゃんの唇に飛びついた。
今度は逃げられないよう片手で顔を押さえたが、必要なかったようだ。
ほっちゃんの舌がおそるおそる動いてオレの舌を迎え入れる。
二人の唾液がピチャピチャと音を立てる。
おさえるのをやめて、両手をほっちゃんのTシャツにのばす。
 「あ!」
声をあげた口を塞ぎ、Tシャツを胸の上まで捲りあげる。
唇を放した。ほっちゃんとの間に唾液が糸を引く。
23名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 22:20:53 ID:SoWvA7Y4
ここまでしか書いてないんだがな。
じゃ
ノシ
24名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 22:40:42 ID:CbrE0eX0
ほっちゃーん、ほー、ほー、ほぉあ、ほぁああああ!!!!
25名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 23:21:14 ID:DRRN+7+/
ほっちゃ〜ん!!もう一回…いや、もっと本編出て来てよほっちゃ〜ん!!
26名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 23:25:52 ID:Bf1AJ8OZ
かなちんの声が俺の中で林原めぐみにしか聞こえない件について……orz
27名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 01:03:17 ID:tpSD3iEa
神降臨きてとぅあー
28名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 02:43:39 ID:VTAIWois
>17-23
良かったよ。続きキボン
29名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 06:35:39 ID:e+guP4s8
>16
鬼怒間リンと筋肉が抜けてるな。
30名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 07:47:04 ID:H9kjwKwu
中村はムッツリ
31名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 12:16:15 ID:PKgZlwsE
番司×果歩はありそうだけど
もうちょい本編で補足がないと厳しいな〜

果歩が家族を支えるために日々苦労している所を見て
ちょっと見直す番司とか
32名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 12:41:19 ID:YwnWaO5r
>24
そのほっちゃんじゃない
33名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 12:42:25 ID:YwnWaO5r
すまんageちまった
34名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 06:12:24 ID:HC2NrUJU
短いけど中村×住を書いたんで投下します。
35中村×住:2005/06/12(日) 06:13:56 ID:HC2NrUJU
「我聞達はうまくやってるんだろうか」
なにげなく中村が言うと住は笑顔を浮かべて答えた。
「大丈夫じゃない、國生さんも我聞君のこと気にしてたみたいだし」
お互いの相方を交換した中村と住は、我聞達とは別の肝試しのルートを歩いていた。
暗い森の中を二人は手をつないで進んでいく。
「そういえば、こうやって二人きりになるのって久しぶりだね」
「そうだな、期末でお互い忙しかったし、部活じゃ確実に佐々木がちょっかいかけてきそうだしな」
住は中村の言葉に苦笑すると、こう言った。
「じゃあさ中村君、大会が終わったら二人でどこかいかない?」
中村はいつもどうりの表情で住に答えた。
「そうだな……、親に店の手伝い頼まれなかったら、一緒にどこかいくか」
「うん、そうしよう」
うれしそうに腕に抱きつく住に、中村は照れて顔を赤くした。
36中村×住:2005/06/12(日) 06:14:37 ID:HC2NrUJU
たわいの会話をしていると、ゴールが近づいてきた。
「やっぱり、幽霊なんかでなかったね」
「いや、狼ならでるみたいだぞ」
言うが早いか中村は住を抱きかかえる。
「えっ?!」
混乱している住を尻目に木の生い茂る脇道に入る。
「ちょ、ちょっと中村君……んっ!」
なにするつもりと言葉を続けようとするが、中村の唇にさえぎられてしまう。
「んっっ……ふぅんっん……」
お互い舌を絡ませ唾液を交換する。
しばらくそうしていると住は中村の体をおして、お互いの口を離した。
「ねぇ、やめてよもうすこししたら、恵達が……んあっ」
住の抗議の声を無視して中村は住の首筋に舌を這わせ舐め上げる。
「もう…本当に…」
「大丈夫だって、木が邪魔で見えないから」
「だからって……あっん…こんな外で」
服の上から胸をもみ、耳朶をあまがみする。
「んっん…あっふぅあぁ」
手を住のパンツの中へもっていくと、いままでの前戯で興奮していたのか充分に濡れていた。
「なんだかんだ言ってるけど、ここは随分正直だな」
住の秘所に指を這わせる。
「やぁん……だって…」
「だって?」
「その…久しぶりだから、つい感じちゃって」
赤く顔をそめて俯く住に中村はさらに欲情をつのらせる。
37中村×住:2005/06/12(日) 06:15:20 ID:HC2NrUJU
「住、そろそろ……」
中村の言葉に住は小さく頷いた。
中村は住の体を木に押し付けるとイチモツを取り出し秘所にうずめていく。
「んっ……はぁあん」
住の乳首に吸いつき更に快感をあたえる。
「あっあぁああんああ」
喘ぎ声がもれ出る口を中村は唐突に自分の口でふさぐ。
その直後に恵の声が聞こえてきた。
「ねぇ、さっき女の人の声が聞こえてこなかった?」
その言葉に反応して恵の膣は中村のイチモツを更に締めつけた。
「私は聞こえませんでしたけど、先輩」
恵は少し考えた後に答えた。
「じゃ、私の気のせいか」
そう言って二人は歩き出した。
二人が近づいてくるのを感じて住は中村の背中を強く抱きしめる。
「当たり前だけど、な〜んにもなかったわね」
「そうですね、ヒトダマくらいでるかと思ったんですけどねぇ」
二人が笑いながら歩き去っていくのが、わかると二人はどうちらからともなく唇を離した。
「ハァ、いってくれたみたいね」
二人が立ち去り、安堵している住の不意をつくように中村はピストンを再開した。
「中村君、そんな…急に…」
「さっきから住に締め付けられてて限界なんだよ」
更に中村は激しく住に腰を打ち付けていけるたびに、
住の秘所から愛液がとめどもなくあふれ足を伝っていく。
「ああぁ…やぁ…そんな激しくしたら…はぁああ…」
絶頂が近いのか住はせつなげ声をあげ抱いている中村の背中に爪を立て、
より一層、中村のイチモツを締め上げた。
「くっ!、住…俺もう」
「はぁあ…中村君、私も…一緒に……」
その言葉を聞き、中村は自身の昂ぶりを住に吐き出した。
38中村×住:2005/06/12(日) 06:15:59 ID:HC2NrUJU
住は荒く息をつき中村にもたれかかった。
中村もまた荒く息をつき住を抱きかかえ口を開いた。
「その、勢いとはいえ膣に出してしまって」
住は中村の胸に顔を押し付けたまま聞いた。
「もし、できてたら責任とってくれる」
「むっ…、もちろん責任はとる」
うろたえた顔をしたあと中村はいつものような生真面目な顔をして答えた。
住は黙ったまま中村の胸に顔をうずめていたが、しばらくするとクスクスと笑い始めた。
「あっははは、久しぶりに中村君の困った顔みちゃった」
中村が呆気にとられていると住は言葉を続けた。
「安心して、今日は安全日だから」
それを聞いて中村は苦虫を噛み潰したような顔をした。
「悪趣味だぞ、住」
「ごめんごめん、それと」
そう言うと住は中村の背中の爪痕を指でなぞった。
「爪立てちゃって、ごめんね」
「気にするなよ、これくらいの傷ならたいして痛くもないんだから」
住の頭に手を置き、髪を撫でながら中村は言った。
「それじゃ、皆が心配しないうちに帰ろうか」
「ああ、そうするか」
中村が手を差し出すと、住はその手を握りそして二人はまた夜の森を歩き出した。

39名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 06:29:51 ID:HC2NrUJU
これで終わりです。

番司×果歩で、風邪をひいた番司を我聞に頼まれた果歩が見舞いにいって
家庭的な果歩にほれるとか
40名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 09:42:56 ID:HoN7Es6I
>>39
GJ〜!!
次回にも期待
番司×果歩もなんかいろいろ出来そうですな〜

しかしエロパロだと辻原×かなちんは
辻原さんの使い所が難しそうだな……

経験がないことをからかわれたかなちんがやけくそになって
押し倒すがいつの間にか立場が逆転してたりとか?
41名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 22:57:05 ID:Ji0qUVkM
辻原×かなちん…すごく読みたいな。
神降臨を待ってます。
42名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 01:21:49 ID:4ws0iEm0
GJ!
43名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 01:42:42 ID:y1K8Iq/E
やっぱり、我聞×國生さんというこの作品の基本にして究極のカップリングをおがみたい。
それもはじめての奴を。
44名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 12:10:57 ID:nErKEYdb
神が宿るスレはここですか?
45名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 00:26:37 ID:jbBCDang
>>43
その二人はどういう話の上でならえっちに至るだろうか?
46名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 00:35:53 ID:t+53brIj
果歩の策略
47名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 01:08:54 ID:hN6gjrjD
本業で軽く失敗し、二人で川に落ちる。
仕方無いので流れ着いた先の河原付近にある洞窟等で一晩を過ごす事に。

なんてどうだい。
俺がよくする妄想だがな。

服はビショ濡れのため、強制的に全裸。
恥ずかしがる國生さん、
狭い洞窟内で肌をすり合わせて暖をとる二人、
など様々なシチュが作れる。
さらに水中エチも可能。

我ながら完璧だ。
48名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 01:15:53 ID:jbBCDang
雪山遭難系も有りだな。
一方がもう一方をかばって怪我をしてたりで
体も冷えてる。やっと見つけた小屋には暖炉と毛布が一枚で
〜とか? ベタだけど
49名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 08:59:39 ID:aAUjydcm
山奥で仕事があり、その帰り道
我聞の大事なトコを蛇に噛み付かれ
毒を吸い出すため國生さんが仕方なく…くらいしか思いつかん。
原作からあの二人の情事を妄想させるのは無理だorz
50名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 16:42:46 ID:jRZShecp
優さんの作った媚薬でむらむらした國生さんが我聞を誘惑…
今までで一番ベタだな…
51名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 18:53:58 ID:WQ/vxCOn
強くなるには女を知ることが一番とか言われてそのまたこわしや―SAGA―がヤンサンに
52名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 19:04:19 ID:jbBCDang
>>51
親父に「色を知る年かッッ、我聞!!」とか怒られそうだw

清純交際の方向性が強すぎてエロパロ化が難しいな
二人ともヘタに真面目すぎる
53名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 00:31:05 ID:/6nS0M9r
とは言っても、
恋愛感情かどうかは知らんが、
お互いがお互いを、大切な存在だと感じてる以上、キッカケさえあれば一発だと思う。

やっぱりビショ濡れ全裸二人きr(ry
54名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 02:59:56 ID:cAZ21JGB
とにかく激しく受けなツンデレかなちん待ち
55名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 03:22:17 ID:NfCR7Gcp
我聞×國生さんは真面目にお付き合いしださないと、本番はしないだろう。
付き合いだしても、キスすらも相当な時間が経たないと出来ないような気がする。
まあ、むしろ俺はそんなウブウブな二人が見たいんだがな。
56名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 04:05:13 ID:3J80+3Fd
いざ行為に及んでも、「次はどうしよう?」って相談しながら進んでいきそう
57連投で続き:2005/06/16(木) 20:59:50 ID:E5jw+Ei+
長い話でもいいかな?
エッチにいくまでもかなり長いんだけど
反応見ながら続きいくかどうか、決めたいと思います。

というワケで、とりあえず投下。我聞×国生です。
58名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 21:01:00 ID:zuKRqDj4
ばっちこい!!ばっちこい!!!
59連投で続き:2005/06/16(木) 21:03:05 ID:E5jw+Ei+
「は〜るるん、我聞くんってどんなAV持ってると思う?」

森永優の突然の言葉に、国生陽菜は飲んでいたオレンジジュースを吹き出しそうになった。
長くかかりきっていた仕事にひと段落ついたお祝いとして、ささやかながら優の部屋で2人だけの慰労会をやっていた。そんな席での発言である。陽菜は「コホコホ」と小さく咳き込みながら、優をジト目で睨んだ。

「突然なにを言い出すんですか、優さん・・・酔ってるんですか?」

陽菜は優の右手に握られたビールの缶に視線を移した。しかし優は「いや〜別に〜?」と言いながら左手をパタパタ振った。

「だぁってさ。我聞くんって生真面目つーか朴念仁つーか、見た目じゃ性癖が分からないっしょ?だからどんなAV持ってるのかな〜って思ってさ〜。」
「性癖・・・って。」

陽菜は酔ってもないのに頭がクラクラしてきた。そして、やっぱり優さんは酔っていると確信した。普段から自分をからかってくる事もある先輩だが、こんなネタを振られた事はさすがになかったからだ。陽菜は毅然とした態度で言い返した。

「そんなの気になりません。それに社長に限って、そんなものは持ってるワケありません。」

陽菜があまりにもキッパリと断言するので、優は目を丸くした。優の頭の中では「普通はエロアイテムを持ってる男の方が持ってない男よりも多い」というのは常識だったからだ(雑誌の受け売り部分も含む)

「やけにハッキリ言うんだねー。その根拠は?」
「根拠と言われても・・・社長がそんなモノを見るような人に見えるんですか?」
「んん?」

ここに至ってようやく優は、陽菜の認識違いに気付いた。要するに陽菜の中では「AVを見る男も世の中には居る」くらいの認識で、「男の大半はAV(もしくはそれに順ずるモノ)に触れる」とは夢にも思ってないらしい。
そこを立脚点にして話をしてるから、「我聞はAVを見るような男ではない」という論理に発展するのだろう。
60連投で続き:2005/06/16(木) 21:06:39 ID:E5jw+Ei+
酔っ払った勢いで女子高生に18禁ネタを振った優だったが、このとき閃いた。
(これは・・・・上手く利用すればGHKにとって大きな収穫を得るやもしれん!!)
思い立ったら行動。優はさっそく今思いついた作戦を開始した。

「じゃあさ、我聞くんの部屋をガサ入れしてみようよ。AVがあるかどうか。」
「そんなの個人のプライバシーの侵害ですよ、優さん。」
「ふっふっふ、はるるん・・・おぬし、男の本性を知るのが怖いのじゃな?」

ここまである程度冷静に対処していた陽菜が、にわかに「ムッ」とした気配を漂わせ始めたのを、優は見逃さなかった。畳み掛けるように優の詭弁説得が始まる。

「しかし秘書ともあろう者が、思い込みで社長像を語るってのはどうなんだろうねぇ〜。しっかりと把握しておかないと、仕事にも見えない所で影響が出ちゃうかもしれないよ?あぁ、でも女子高生には酷な事かにゃ〜。」
「・・・・・いいですよ、やりましょうか。」

優の目論見どおり、陽菜が食いついてきた。


* * * * * * * * * * * *


「あれ?陽菜さん、優さん、いらっしゃい。どうしたんですか?こんな夜遅くに。」

夜の11時にもなろうという時間の来客を、果歩は驚いた顔で出迎えた。が、しかし実際は陽菜の目を盗んで優が連絡をしてある。すべては計画通りに動き始めた。

「申し訳ありません。夜分遅くに・・・」

と、ここまで言って陽菜は「何をしに来た」と説明すれば良いのか答えに窮した。まさか「お兄さんの部屋を漁らせてください」なんて言えるワケもない。陽菜がオロオロしている間隙を縫って、優が果歩に話しかける。

「いやー、実は私たち我聞くんの部屋に忘れ物しちゃってさー。ちょっと部屋に入っちゃっていいー?」
「あ〜、そういう事でしたらもちろん大丈夫ですよ。ささ、上がってください!」

笑顔で会話する2人の視線が強烈なアイコンタクトである事に、陽菜だけが気付かなかった。
61連投で続き:2005/06/16(木) 21:08:50 ID:E5jw+Ei+

優と陽菜は果歩に導かれて我聞の部屋の前まで来た。我聞が辻原との修行で今日は帰りが遅い。その事もこの作戦を可能にしていた。
しかし、部屋の前まで来ると頭が冷えてきたのか。陽菜が躊躇いはじめた。

「優さん。勢いでココまで来てしまいましたけど、やっぱり良くないのでは・・・」
「えーい、それこそココまで来て何言ってんの!いくよ!」

優は豪快にフスマを開けた。そこは男子高校生の部屋らしく、微妙に散らかった混沌とした薄暗い空間だった。優は電灯を点けると、陽菜を無視して豪快にその中に踏み入っていく。優を止められない事を悟った陽菜は、仕方なくそのあとを付いて行った。

「しかし・・・一体どこを探すんですか?」
「大丈夫、大丈夫。隠し場所なんてそういくつも無いって。」

優は慌てなかった。何故なら、隠し場所は事前に果歩から聞いていたからだ。ただ、それは我聞の持ち物ではない。優秀なエージェント・果歩がこの短時間で用意した仕込みだ。優はわざとらしくならないように、さも「今発見しました!」という口調で言った。

「・・・はるるん、はるるん。見つけたよ〜♪」
「え!まさか・・・!」

陽菜は心底驚いて優に駆け寄った。優の手元には、スーツを着た童顔の女性がパッケージのビデオがある。そして、そのタイトルは・・・・・・。

「『女子高生秘書の秘所 危機一髪』・・・・・・・・・・・?」
62連投で続き:2005/06/16(木) 21:12:27 ID:E5jw+Ei+
どうしようもなく頭の悪いタイトルを、陽菜は思わず声に出して読んでしまった。
秘所の意味は分からなかったが、とりあえずそれが秘書を題材にしたビデオだと言う事は陽菜にもわかった。陽菜は動揺を覚醒ない表情で優を見た。

「あ・・・あの・・・優さん。これは一体・・・。」
「うーん、コスプレ企画モノかな?しかしよりによって女子高生秘書とは・・・我聞くんも日頃から色々たまってるのかもねー。」
「た、たまってる??」
「こーゆーのが趣味ってことは、スーツ姿のはるるんを見てムラムラ〜とくる事もあるかもしれないよ〜?」

陽菜は頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けた。あくまでも社長と秘書という関係を崩してこなかった我聞が、自分に対してそんな感情を抱いてる可能性なんて、今まで考えも付かなかったからだ。ヨロヨロとしながら、陽菜はその場にへたり込んだ。

「ちょっ・・・はるるん、大丈夫?」
「は、はい。平気です・・・・すいません、優さん。私、帰らせてもらいます。」

陽菜はそう言うと、おぼつかない足取りで工具楽家をあとにした。その後姿を見ながら、優はポリポリと頭をかいた。

「ちょっと刺激的すぎたかなー。・・・・まぁここからが本番だけどね♪」
63連投で続き:2005/06/16(木) 21:20:29 ID:E5jw+Ei+
「幕間」

姉の元を離れて東京に出てきた静馬番司は、アパートで一人暮らしをしている。
当然、生活の全ては自分でやらなければいけないわけで、その日も自分で作った肉じゃがを食べようとしていた所だった。
そのとき、いきなりドアをガンガンと叩く音がした。「こんな時間に誰だ?」。番司はそう思いながらドアを開けた。すると、そこに居たのは宿命のライバル・工具楽家の長女だった。

「なっ!てめぇが何でオレの部屋に!」
「ハチマキ!あんた、AV持ってるでしょ!ちょっと貸しなさい!」
「はっ!?」
「出来れば秘書モノなんかがいいわ・・!こっちは急いでんのよ!早く!」

果歩のあまりの剣幕に圧されて、番司は思わず秘蔵のAVを手渡した。果歩はそれを受け取ると、一目散に駆け出した。

「・・・・なんだったんだ?」

時間を置いて冷静になった番司が『知人の妹、それも女子中学生に自分のAVを貸した』という事実に悩み苦しんだのは、言うまでも無い。
64連投で続き:2005/06/16(木) 21:22:50 ID:E5jw+Ei+
とりあえず、ここまでです。
投下してみると本当にエッチシーンも無いのに長いな・・・。大丈夫かな。
65名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 21:24:53 ID:zuKRqDj4
グジョーブ
続き期待してまっせー
66名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 21:34:38 ID:/6nS0M9r
ちっとくらい長くてもキニシナイ!
イイヨイイヨー良い感じよ。
67名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 22:04:57 ID:cAZ21JGB
エロエロよりどっちか言うと萌えが重要だと思うので長くても無問題ですよ!!
68名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 22:06:51 ID:wTOrcxHZ
フゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!國生さん最高だぜオゥケェェェェェェェイ!!!
流石はGHK、いい仕事してるぜ!GJ!
69名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 22:15:22 ID:OE2wv/iX
果歩タン(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ
GJ!!!G・JOOOOOOOB!!!!
70名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 23:53:17 ID:JuJzx/p9
番司…
そんなマニアックなAV何処で入手したんだ?
71名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 00:05:39 ID:zuKRqDj4
番司・・・かなちんが泣いてるぞ
72名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 00:06:17 ID:WWJ6tSMM
>>64
やべえ……、こいつはかなりの良作だ!続きにかなり期待!
いや、マジで乙です。この流れなら我聞×國生もいい感じにえち方面にもっていけそう。お見事。
果歩と番司の幕間に萌え死にそう。

コミックス発売日にいいもん見れたわー。良作期待age
73名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 08:52:00 ID:lAEDxPk9
>>64
オチにクソワロタ
オチだけじゃなくて全体的にも(・∀・)イイ!
キャラとその役割をよく把握してますな〜違和感ゼロだ
74名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 12:48:47 ID:MTsPXX9/
そういえば凌辱できんことないな。暴走がある
我聞が暴走してそれを食い止めようとする國生さん
だけど押し倒されてスーツを力ずくで破られ、そのまま貫・螺旋撃(ちんこ)
初めての痛みに耐えながらも必死に我聞を正気に戻そうとする。
聞く耳持たない我聞はそのまま腰を振り続け、結局國生さんの中に出す
その快感で元に戻った我聞。やっちまったことで激しく後悔&土下座
國生さんは恥ずかしそうにうつむいてるだけで何も言わない
んで責任とるとか言って腹かっ捌こうとする我聞に國生さんが慌てて止める
その拍子に重なるように倒れこんでキスをする。んで國生さんが
「今度は…優しくお願いします…」
と言ってまた我聞にキス。そうして二人はラブラブになったとさ

な構想があるんだがな。
75名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 13:09:37 ID:sYSbxLVt
>>74
その構想でGO!
76連投で続き:2005/06/17(金) 18:28:33 ID:E9+LsKpC
皆さんありがとうございます!意外と暖かい声が多くて驚いた・・・。
長い話も許してもらえそうだし、ちょっとだけお付き合いを。
暴走陵辱おもしろそうだ!その構想、期待!

というわけで、まずは自分のの続きを投下〜。
77連投で続き:2005/06/17(金) 18:29:53 ID:E9+LsKpC
陽菜が帰った後、工具楽家は先ほどまでの呑気な家庭風景から一変した。
次女・珠が電気を消してカーテンを閉める。次男・斗馬がロウソクを用意する。そして長女の果歩がそれに火を点ければ議場の完成だ。3人+優がテーブルの四方を囲む。
そこは『GHK緊急対策会議本部』。我聞と陽菜には永遠に秘密裏に、2人をくっつける事を至上命題とする恐ろしい組織だ。

「さて・・・では、今回の作戦ですが発案者である森永優さんに説明してもらいましょう。」

裏家長である果歩が目配せすると、優が待ってましたとばかりにニヤリと笑った。

「作戦の説明の前に、前提をまず話しましょう。実は先ほど私が、ターゲットと部屋で飲んだくれて・・・もとい、まったりとトークしていた所どうやら彼奴めは『男性の性欲に対する認識』が著しく間違っている事が発覚いたしました。」
「・・・・・と、言いますと?」

斗馬が先を促す。果歩は黙って聞いている。珠は何も考えてなさそうな顔で目をキラキラさせている。その事にツッコむ者はGHKには居ない。優は話を続けた。

「それが端的に表れたのが、件のAVです。ターゲットは『男性はAVを見るもの』だという事を全く認識しておりませんでした。」
「・・・・・・そういうものなのですか?」
「あー、小2にはちょっと難しいね。理解しなくていいから適当に流して。」

斗馬が眉間にシワを寄せているのを見て、優は素でなだめた。すると珠がいきなり挙手した。

「はい!AVって何の略ですか!?」
「優さん、続きをお願いします。」

今度は果歩が、珠の疑問を適当に流した。

「つまり!今まで我々の作戦が完璧すぎるにも関わらずことごとく失敗してきたのは!我聞くんのスーパー朴念仁もさる事ながら、あの箱入り娘のカマトトっぷりにも原因があったんです!!そこに気付けなかったのがGHKの敗因!」
「カマトト・・・・・って。」

優さん酔いが残ってるんだろうか。果歩は酔っ払いに作戦を任せた事を少し不安に思い始めた。優の熱弁は続く。
78連投で続き:2005/06/17(金) 18:31:34 ID:E9+LsKpC
「・・・要するに、はるるんにまずは『性』を強く意識させない限りは、にっちもさっちもいかないワケよ。」
「なるほど・・・言われていれば我々の押しが少し甘かったのですね。」

果歩はアゴに手を当てて考え込んだ。甘かったも何も、実際の所はやり過ぎなほどにやりたい放題やっているのだが、GHKの感覚はその辺のお見合いオバサンを軽く凌駕するので、そんな自覚は毛ほども無かった。

「しかし・・・・言いたい事は何となく分かりますが、さっきの陽菜を見る限り、ひいてますよ?むしろ逆効果なのでは?」

斗馬が当然の疑問をぶつけてきた。すると果歩はゆっくりと立ち上がりくるっと背を向けた。果歩がこーゆー芝居がかった動きをする時は、何かとんでもない事を言う時だ。斗馬と珠はちょっと身構えた。

「斗馬くん・・・君にいい言葉を教えてあげよう・・・。『体は成りゆき任せ』!!」
「体は・・・・成りゆき任せ!?」
「流れさえ作ってやれば男と女は行くとこまで行くもの!!動物園でも繁殖期に交尾をしないパンダに、交尾風景のビデオを見せて興奮させる手段を取ったりするし、要は流れです!!」
「パンダ!!??」

斗馬は、何度となく動物に例えられる兄と兄嫁がちょっと心配になったが、言うと殴られるので口には出さなかった。そしてまた珠が勢いよく挙手する。

「はい!交尾って何ですか!?」
「えーい!あんたは黙れ!」

この日は我聞が帰ってくるまで作戦の詰めが行われた。
79連投で続き:2005/06/17(金) 18:35:56 ID:E9+LsKpC
「社長。放課後直前になって申し訳ありませんが、先ほど辻原さんから仕事の連絡が入りましたので、スケジュールの変更をさせていただきます。」

工具楽屋の社長付き秘書である国生陽菜が、工具楽屋の社長である工具楽我聞にスケジュールを告げに現れる。それは2年5組ではごくごくありふれた光景だし、我聞の友人もいまさら気にするような事ではない。普段なら。

「本日は社長は休日の予定でしたが、保科さんの現場で少し問題が起きたとの事ですので、私と中ノ井さんと社長が急行する事になりました。
 中ノ井さんはすでに現場に向かっています。何か予定を入れていましたら、すみませんがそちらをキャンセルしていただけますでしょうか?」

いつもに比べて若干早口でまくし立てると、陽菜は我聞からの返事を待った。我聞は戸惑いつつも「予定はないから大丈夫だけど・・・」とだけ言った。それを聞くと陽菜は、予定が表示されているであろう折りたたみ式ケータイを閉じた。

「では、これで失礼します。」
「いや、あのさ・・・国生さん。それはいいんだけど、その距離感は何?」

そう、国生陽菜はとても遠かった。教室に一歩も入ることなく、入り口からスケジュールの説明を始めたのだ。
これには我聞はもちろん、そばに居た友人の佐々木亮吾と中村孝博も驚いた。しかし陽菜はそんな3人の訝しげな視線を意に介さず「特に理由はありません」とだけ言うと、お辞儀をして戸を閉めた。

「・・・・何だったんだ今の?我聞、お前また何かやらかしてあの娘の怒りでも買ったのか?」
「なっ!そんなハズは・・・最近は仕事だって順調に消化してたし、頼れる社長への道を着々と歩んでたぞ!信頼関係だって・・・!」
80連投で続き:2005/06/17(金) 18:37:13 ID:E9+LsKpC
疑いのまなざしで見てくる中村に、我聞は必死の弁明をした。本当に心当たりがなかったからだ。しかし陽菜の変化は我聞の目にも明らかだった。

「けど、さっきの視線は・・・・・例の冷たい視線だったよな?3ヶ月くらい前の。」
「待て中村。さっきの視線をただの冷たい視線と思うなよ?」

中村の言葉に異を唱えたのは、さっきの陽菜来訪に珍しく騒いでいなかった佐々木だ。

「国生さんの『冷たい視線』を語らせたら第一人者のこのオレに言わせれば・・・さっきの視線はただ冷たいだけでなく、何と言うか・・・そう!羞恥の感情を含んだ視線だった!!」

佐々木の台詞に中村と我聞のオウム返しがハモった。「羞恥?」

「間違いない!あの視線が羞恥からくるモノなら、国生さんの態度がいつもと違う原因は・・・」
「おお!違う原因は何だ!?佐々木!!」
「お前だ我聞─────!!国生さんに何しやがった!!セクハラか!?嬉し恥かしセクハラか!?」
「な、なんだと!?社長たる者、そんな不埒な真似するか!!」
「っていうか、嬉し恥かしって何だよ。」

帰りのホームルーム前の教室の片隅で、佐々木の怒号が鳴り響いていたという。
81連投で続き:2005/06/17(金) 18:40:52 ID:E9+LsKpC
(・・・・さっきの態度は良くなかったな・・・。)

放課後、工具楽屋のオフィスでスーツ姿の陽菜は一人落ち込んでいた。保科の現場での厄介事とやらが中ノ井1人の手で片付いてしまったようで、陽菜には会社での待機命令が出たのだ。
かといって特にやる事もない陽菜は、椅子の背もたれに体を預けて天井を仰ぎながら、さっきの我聞への態度を反省していた。

(社長だって男性なんだから、あーゆーものを見るって事は分かるんだけど・・・。でも・・。)

よりにもよって秘書が題材のAVという所が引っかかって、どうしても今までのように接する事ができない。
いっそ我聞にどういうつもりなのか問いただしてみようか、などという突拍子もない考えが浮かんだりもしたが「家捜ししたら秘書のAVが出てきたんですけど、私の事どう見てるんですか?」なんて言えるワケがない。なので結局1人で悶々とした時間を過ごすのみであった。

「おジャマしまーす!国生さん、いますかー!?」

明るい子供の声で暗澹たる考え事の世界から引き戻された。陽菜が声のした方に目を向けると、入り口付近に見知った顔が居た。
工具楽家・次女の珠・・・またの名をGHK第1の刺客『デルタ3』。陽菜はその『デルタ3』に無警戒に歩み寄った。

「どうしたんですか珠さん?社長はまだこちらにはいらしてませんが」
「ううん!国生さんに聞きたいことがあるんだよ!」
「私に?」

てっきり我聞を訪ねてきたのかと思ったので、陽菜は不意を突かれた。珠は元気よく質問してくる。

「AVって何ですか!?」
82連投で続き:2005/06/17(金) 18:44:01 ID:E9+LsKpC
さらに不意を突かれて、陽菜はコントみたいな倒れ方をした。佐々木がこの場に居れば「レアショット!」などと叫んで写メしまくった事だろう。陽菜はフラフラと身を起こしながら、額に右手を当てて「ふぅーっ・・・」と一息ついた。

「だいじょうぶ?国生さん。」
「は、はい・・・しかし、どうして珠さんがそんな事を・・・?」
「きのう優さんが言ってたのをきいたんだよ?どういう意味ですかー?」

陽菜は脳をフル回転させてどうするべきかを考えた。珠は小5だ。もう少しすれば性教育の授業だって受けるだろう。コウノトリ云々で誤魔化そうかとも思ったが、それは真摯な態度ではないと陽菜は考えた。
何より、自分に対して家族同様に接してくれる工具楽家の人間に適当なことは言いたくなかった。陽菜は珠に目線を合わせて中腰で話しかけた。

「・・・珠さん・・・・セ、セックスというものをご存知ですか?」
「なにそれー?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

意を決して言った言葉なのだが、ここから説明するのかと思うとさすがに気が遠くなってくる。しかしそれでも陽菜は挫けなかった。

「えぇと・・・男性と女性が・・・何というか、その・・・こう、抱き合ったりする・・んですけど・・・。」
83連投で続き:2005/06/17(金) 18:44:48 ID:E9+LsKpC
挫けてはいないが、おそろしくシドロモドロな説明だった。相手が性知識ゼロの珠なのに、加えてこの説明では何も分かるはずがない。珠は当然のごとく首をかしげた。

「なんの略なのかきいてるだけなんだけどー・・・」
「・・・・・・・・。」

陽菜は固まった。とりあえず言葉だけ教えればいいんだろうか。しかしそのあとで意味を聞かれるのでは?それに意味を教えないまま外で「アダルトビデオ」などと軽く発言されても困る・・・いや、それは念を押しておけば大丈夫か?陽菜の頭の中を色んな思考が流れていく。

「・・・では、教えますが。AVというのはアダルトビデオの略です。でもこれをうかつに外で言ってはいけませんよ?女の子が口に出すだけでも恥ずかしい言葉なんですから・・・ましてや社長の前でなんて絶対に」
「・・・・・・・・・・何やってんの?国生さん」

聞きなれた声が、しゃがんでる陽菜の頭の上から降ってきた。そっちを見るのは多大な勇気を必要としたが、陽菜は泣きそうな目だけでゆっくりと上を見上げた。そこには声の主、我聞が居た。怪訝な表情で陽菜を見ている。

「あ・・・・・あの・・しゃちょう、どこからきいてました・・・・?」
「えーと・・・・・『セックスというものをご存知ですか』のところから。」

最悪のタイミングで聞かれていた。
84名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 18:49:43 ID:MTsPXX9/
書・支援撃!
85連投で続き:2005/06/17(金) 18:51:10 ID:E9+LsKpC
あ、誤字発見・・・斗馬が「陽菜」って呼び捨てにしちゃってるトコあるけど、そこ無視してください。
でも斗馬って国生さんのこと何て呼んでたかなー。覚えがないけど「国生さん」かな?
今回も長い割にまだエッチ突入しませんで、すいません。
ちなみに番司が上の方で人気ですが、ヤツはまた登場する予定。

そんな感じで、今日はココまでです。では!
86名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 19:17:38 ID:Kg1qD0Ns
>>85
おおう……いい感じです。乙です。
あーもー、國生さん萌え。えちまで焦らなくていいので、ゆっくり進めてください。

*ちょっと気になったのですが「国生」ではなくて、「國生」であります大佐。
87連投で続き:2005/06/17(金) 19:29:32 ID:DCCllf3W
うあ!本当だ!今まで気付いてなかった・・・!
次からちゃんと「國生」にしときますね。
ども、ご指摘ありがとうございます!
88名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 21:30:47 ID:irrcYzQI
なんて所で切りやがりますか!
続きが気になるじゃないですか!

まぁ、とにかくGJ!!
89名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 23:21:22 ID:AtT0/30R
お前、あれだ、ゴッジョブ!
キャラが生き生きとしてるぜ。モウサイコー!
90名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 23:24:51 ID:sF/wdVb9
自分も我聞×國生、途中まで出来たんで投下します。
91名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 23:25:40 ID:sF/wdVb9
学校からの帰り道、我聞と二人で歩いていると陽菜は視界が歪み、
一瞬あけて自分が傾いていくのがわかった。
「國生さん!!」
我聞の声をどこか遠くに聞きながら陽菜は意識を手放した。
倒れようとする陽菜を我聞はすんでのところで抱きかかえる。
「國生さん」
もう一度よびかけるが、ハァハァと荒く息を吐くだけだった。
顔も赤く、心なしか体も熱い。國生を抱きかかえると我聞は社員寮に向けて走り出した。
92風邪ネタ:2005/06/17(金) 23:26:51 ID:sF/wdVb9
「部活じゃ元気そうにしていたのにな」
また気づけなかったと思いながら我聞は陽菜をベットに横たえる。
制服のままにしておくわけにもいかないので、着替えを手伝ってもらうため優に電話をかける。
「ごめん、今日中にやらなきゃいけない仕事があっていけないのよ。
我聞君、今日は仕事なくなったみたいだから我聞君がはるるんのめんどうみてあげてよ」
と言って、優は電話をきった。
仕方ないので果歩にも電話をかけるが、果歩も用事があるとかで結局これないと言って電話をきった。
「俺が着替えさせなきゃならんのか」
我聞が途方に暮れていると後ろから声がかかった。
「社長…、私なら自分で着替えられますから」
「國生さん、気がついたのか」
陽菜は自分で立ち上がろうとするがフラリとよろけ、ベットに倒れこむ。
「無理しないで着替えなら俺がとってくるから」
場所を聞き、着替えとついでに体温計を持ってきた我聞はそれらを國生に手渡した。
受け取ってから陽菜は我聞を恥ずかしそうに見つめた。
「あの…、社長むこう向いててもらえませんか」
いわれて気づき慌てて我聞は背を向けるが、手持ち無沙汰なので部屋を見回して見る。
綺麗に整頓されている部屋にはあまり小物が置いてなかった。
無駄を省きたいと考えている國生さんらしい部屋だなと思っていると、
後ろからピピッという電子音が聞こえた。
93風邪ネタ:2005/06/17(金) 23:27:42 ID:sF/wdVb9
顔を後ろに向けると寝間着に着替えた陽菜が体温計を見ていた。
「國生さん、体温計みせてくれない」
そう言って、手をさしだすが陽菜は体温計を後ろに隠してしまう。
「私は大丈夫ですから、社長は心配しないで会社の方へ行ってください」
我聞は一瞬いぶかしげな顔をしたあと、笑顔をつくった。
「そうか…、それなら会社にいくかな」
立ち上がり我聞が帰ろうとして、陽菜がほっとした顔をした瞬間。
「隙あり!!」
「あっ?!」
体を反転させ陽菜の後ろに隠された体温計を取り上げる。
我聞は取り上げた体温計を見て驚愕した。
「38.7℃!かなり熱があるじゃないか」
陽菜は体温計をとりかえそうするがよろけて、我聞の胸に倒れこむ。
とっさに我聞も倒れこんでくる陽菜を抱きとめた。
94風邪ネタ:2005/06/17(金) 23:28:23 ID:sF/wdVb9
『國生さんってこんなに華奢で小さかったんだ』
運んでいるときは必死で気づかなかった陽菜の感触に我聞がドギマギしていると、陽菜は体を突き放した。
「社長…、本当に一人で大丈夫ですから」
顔を赤く染め、うつむきながら話す陽菜を熱のせいで顔が赤くなっているのかと
見当違いのことを考え、やはり自分が看病しなければと決意した我聞は口を開いた。
「今日は仕事なくなったって優さんが言ってたから、俺は國生さんの看病したいんだけど」
「でも、迷惑じゃないですか」
おずおずと尋ねてくる陽菜の頭に手を置き我聞は答えた。
「いつも俺が國生さんに迷惑かけてるんだから、たまには社長として頼ってくれ」
照れて頬を掻きながら、我聞は我也が陽菜にあげた手鏡に視線を移して更に言葉を続けた。
「それにさ、國生さんは家族も同然なんだからそんなに遠慮しないでよ」
そう言って笑う我聞を見た陽菜の目に涙が溢れた。
それを見て我聞はオロオロする。
「ご、ごめん國生さん」
「違うんです。その…うれしくて」
そう言って涙を流し続ける陽菜の頭を我聞は不器用に撫で続けた。
95名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 23:31:16 ID:sF/wdVb9
とりあえずここまで、続きは来週までに投下できると思います。
96名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 01:36:07 ID:/IogPZgI
GJ!
これしか浮かばない俺の引き出しの少なさを恨みつつGJ!

果歩と優さんが来れないのは、やっぱりGHKの策略なんだろうか(笑
97名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 03:26:32 ID:uXh+9wL6
かなちんを誰も書かないのならッッ!!
と思いつつやっぱりエロの書き方わからねぇ……orz
それ以前にSSかけねぇ
98連投で続き:2005/06/18(土) 08:44:25 ID:d2jSvDvB
風邪SS、GJです!
これで果歩も優さんも来れないのが偶然なら、GHKの悪運の強さも筋金入りだ(笑
昔、我聞が國生さんを抱き上げた時はスーツだったし、やっぱり体の感触(華奢かどうか)は分からなかったんだろうなー。

それにしても、かなちんのエロは難しそうだ・・・。
99名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 12:39:02 ID:/IogPZgI
このマンガって、萌えは溢れんばかりにあるのに、
エロスが殆ど無いんだよなあ。
ROM組もシチュ提案なんかで協力していこう。

でもかなちんだけは浮かばねえ…。
100名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 12:51:38 ID:MN6+Vj7o
じゃあ奥手なかなちんの初めてのオナーニなんてどうだ?
101名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 15:09:05 ID:uXh+9wL6
どちらかというと相方になりそうな男性に問題があるのでは無かろうかと……
年相応の反応で一番エロに走らせやすそうな男キャラは番司だったりするのでは?
102101:2005/06/18(土) 15:46:51 ID:uXh+9wL6
補足:
別に番司があらゆる女性キャラと絡めと言ってる訳ではないです。
103名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 18:28:32 ID:YfFi3X6M
西園寺仙術 触・樹根操で触手エロなんてどうですか?
104名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 20:44:16 ID:8KSeSvfb
相手はよ?
105名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 21:52:07 ID:o7phfJbW
触手といえば魔法少女なので、ハーたんではないかね?
俺もSS書いてみるかな。二次創作って初めてだけど
106名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 22:17:13 ID:MN6+Vj7o
>105
誰だって 最初は 初めてさ
107名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 22:33:50 ID:uXh+9wL6
ハーたんって……
桃子・A・ラインフォード?
108名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 22:46:40 ID:o7phfJbW
>106 いや、オリジナルは書いてんだけどね。一応、文章歴三年。ただ二次創作って勝手がわからんのよ。
>107 うん。桃子たん
109名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 00:40:22 ID:pv5vC6ZI
一応書き始めた。めっさ導入部だけど投下〜。どー書いても俺の文章になっちまうが。

 ここは福岡県某市……の、某居酒屋。こわしや会長、静馬かなえはやさぐれていた。これ以上ないほどやさぐれていた。
 オン・ザ・ロックを一気に煽る姿には、壮絶な男らしさと、えも言われぬ不安定さが漂っている。ぶっちゃけ恐い。
「……あの、かなえさんや?」
 傍らから怯えを孕んだ声。光の仙術使い、帳紗理来だった。夜なのにサングラスなのは、もはや仕様であろうか。
「なんじゃいノースリーブ」
(……ノースリーブて)
 密かに呟き、臍を噛む。完璧にアテが外れた。
“第一次酒で潰してAもBもすっとばしてあわよくばC作戦”には、早くも暗雲が立ちこめていた。
 どーでもいいが古いな。AとかBとか。
(……しかし、まさか酒乱とは)
ことの起こりは数時間前。修業を終えた我聞を見送った後、如月雄次郎が、かなえを呑みに誘ったのが始まりだった。
110名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 01:27:18 ID:9IEzI6Mu
む、かなちんですか。×帳佐理来?
111名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 01:35:53 ID:9IEzI6Mu
失敬、「帖佐理来」か
112名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 01:47:41 ID:JftUbxx5
かなちんキター!!
113名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 12:37:23 ID:zcsIyAmx
>>109
乙。かなちんネタ初めてなので、期待。

そんでもって、SSを投下してくださる人達にお願いなんだけど、名前欄にタイトルを
つけてもらえないだろうか。SSの数もちらほら増えてきた事だし。
114連投で続き:2005/06/19(日) 20:27:01 ID:gmnYzHM7
かなちんSS,乙です!この出だしで「×如月」だったら凄いだろうけど理来さんかなw
名前欄にタイトルって案には同意。ぼちぼちそれぞれの続きが錯綜し始める時期でしょうしね。
SS投下してる方々お願いできますか?タイトル思い浮かばないって人は、みんなに決めてもらうとかでもいいし・・・。
115名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 00:02:57 ID:Jg55tYUp
辻かなが欲しい!!
と一応叫んでみる。
116名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 00:38:10 ID:IQejrnHj
果歩たんも読みたいよぷ
にしても、使える男キャラが少ないなあ。
女キャラがほぼ全員受けだからだろうか。
117名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 01:12:40 ID:ga3tr5z0
タイトルでなくても、我聞×國生とか番司×果歩とか
カップリングを名前欄に書いてもらえるだけでも助かりますのでぜひ。
118名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 00:53:13 ID:9Y39xR+g
何となく思ったのだが、温泉って良いよね。
背中流し→エチ発展とか
自慰→乱入とか、色々できそうだ。
119名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 13:43:02 ID:rVWpawnJ
辻原×かなえはどうすれば無理がないのか?

せめて辻原さんがもう少しエロい人ならば……
120名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 14:10:33 ID:9Y39xR+g
>>119
二人とも片思い(思いを告げてない両思い)設定で

こけてかなちんが抱きつくor辻原さんが押し倒す

両方とも、好きな人と密着したわけなので、ドキドキ。

しばらく経ってから、
感触が忘れられないかなちんが、思い切って抱きついてみる。

辻原さんが耐えきれずにキス

エチ

なんてどうだろうか。
121名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 16:11:59 ID:PFyZuPsC
>>120
辻原さんならやりかねんな。
面白いからアリだ!
122名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 16:20:14 ID:PFyZuPsC
大戦中の大尉殿×中之井さんなんてどう?
書き難いかもしれんが・・・・・。
123名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:19:51 ID:nl7z9tW+
中之井さんが下手に出まくってる理由は
上官だからってだけでなくて、エッチで主導権とられてたからとかw
124名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 20:39:31 ID:OvIiL8PH
>>122
俺も考えてた
125HARU:2005/06/21(火) 20:57:28 ID:1KE+8mwl
>>39

すいません、番司×果歩書こうと思うんですが、そのネタ使わせてもらえますか?
126名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 21:17:50 ID:TePI1xgt
AVのSSの続き書きましたんで投下します〜。
タイトルはストレートに「アダルトビデオ」でいきます
127アダルトビデオ:2005/06/21(火) 21:18:46 ID:TePI1xgt
「仕事が始まる前に、國生さんと話をしないとな。この調子じゃ、仕事もまともにできん。」

我聞はそう思い立ち、ホームルームが終わるや否や家にも寄らずにダッシュで工具楽屋の社屋まで駆けつけた。
そして、陽菜が待っているであろうオフィス目掛けて階段を一足飛びにしていると、中から話し声が聞こえてきた。

「・・・珠さん・・・・セ、セックスというものをご存知ですか?」
「なにそれー?」

それは陽菜と珠の声だった。我聞は耳を疑った。清楚を絵に描いたような國生陽菜の口から『セックス』なんて言葉が出てくるとは、想像した事も無かったからだ。
気を取り直して陽菜に話しかけるまでの数秒間、我聞の頭がパニックに陥っていた事は言うまでも無い。ついでに陽菜もずいぶん取り乱していたので、結局事情は珠に聞いた。
128アダルトビデオ:2005/06/21(火) 21:20:01 ID:TePI1xgt
珠が帰った後、オフィスは不気味なほど静まり返った。
我聞は手持ち無沙汰といった感じでウロウロしているのだが、そんな我聞に普段は「あれをしろこれをしろ」と予定を申し付ける陽菜が黙って椅子に座っているだけなのだ。こころなしか、うつむいている。
我聞は重たい空気を切り開こうと、喋り始めた。

「け、けど何で珠はあんなこと聞いてきたんだろうなー。」

と、ここまで言って我聞はハッとした。秘書との会話でAVの話題をいつまでも引っ張る社長というのは、もしかしてセクハラなのではないのか!?我聞の中でそんな疑問が渦巻いた。
それに陽菜が何だか落ち込んでる風なのは、さっきのことを恥ずかしがっての事なのではないかと(遅まきながら)気が付いた。

「(いかん!さり気なく話題を変えなければ!)あ、ところで國生さん。中之井さんが言ってた仕事って言うのはどうなったんだ?」

それは我聞からしたら自然なネタフリだったのかも知れないが、その他の人間からすれば強引極まりない話題の切り替え方だった。

(何かに気付いたように無理に話題を変えた・・・そうか、社長は自分のAVが珠さんに見られたかもしれない可能性に気付いたんだ・・・。)

陽菜は我聞の態度をそういう風に解釈した。そして、ここで話題を変えられては煙に巻かれると思い、言うべき事は言おうと決意した。
129アダルトビデオ:2005/06/21(火) 21:21:49 ID:TePI1xgt
「すみません、例の仕事はどうやら片付いたようです。・・・それより、社長。誤魔化さないでください。」
「え、何を?」
「珠さんがいきなり・・・AVについて聞いてきたりしたのは、社長の部屋で『あれ』を見たからじゃないんですか?ローティーンも居る家に、あんなものを置いておくのは家長としてどうなんですか?」
「・・・・・・あれって何?」

我聞は陽菜の追求をのらりくらりとかわし続ける(ように陽菜には見える)
陽菜はだんだん頭にきた。珠にAVの説明をする羽目になったのも、言いたくも無いのに日に何度も『AV』だと『アダルトビデオ』だの連呼しているのも、元を質せば目の前に居るこの社長が変なビデオを持っていたせいではないか。
それなのに、こっちが恥ずかしさを堪えて『青少年の教育上、あーゆー物を置いておくという環境は好ましくないのでは』とたしなめようとしているのに、こんな態度では腹が立ってくる。
陽菜は頭に血が上って叫んだ。

「ですから!社長の部屋にある変なアダルトビデオの事です!!」
「はぁ!!??」

我聞にとっては寝耳に水だ。AVなんて買った事も無ければ借りた事も無い。
見た事が無いとまでは言わないが、それは佐々木の家での事だ。自分の部屋には1本たりともあるワケがない。我聞は顔を紅潮させて反論した。
130アダルトビデオ:2005/06/21(火) 21:23:06 ID:TePI1xgt
「ば、バカな事を言うな國生さん!オレはそんなもの持ってないぞ!」
「嘘をつかないでください!私は昨日、社長の部屋で見ました!」
「昨日?なんでオレの部屋に國生さんが??」
「そ、それは・・・優さんが変な事を言い出すから・・・。」
「優さんが?」
「話をそらさないで下さい!!」
「い、いやそらしたつもりは・・・。」

口論になると我聞は分が悪い。ただでさえ口喧嘩が得意でないのに、今の陽菜はキレているような状態だ。まともな話し合いは期待できない。

「と、とにかくオレの部屋で昨日なにを見たんだ?」
「それは女子・・!・・・・・・・高生秘書と社長が・・・・という内容の・・・ものです。」

我聞の質問に勢い込んで答えようとした陽菜だったが、あまりの内容の恥ずかしさに声が先細りになって言った。しかししっかり聞こえていた我聞は目を丸くして驚いた。

「え・・・まさか今日の國生さんの態度がおかしかった理由って・・・それ・・?」

冗談じゃない。身に覚えの無い我聞からしたら、誤解もいいところだ。
そんなビデオ持ってたらまるで、日常的に陽菜に対して抱いてる劣情をビデオで発散してるかのように受け取られかねない(というか優のせいでそう受け取られている)
我聞は「ここで退いたらセクハラ社長どころかAV社長の汚名を着せられる」と思い、必死に否定した。

「絶対ない!!オレはそんなビデオ持ってない!國生さんが身の危険を感じる必要も無い!!」

何だか余計な事まで言った気がするが、我聞からすれば決死のアピールだ。
しかし実際に現物を見てしまっている陽菜からすれば納得いかない。

「・・・じゃあ、今から社長の部屋に行ってみましょうか?ちょうど仕事の予定も消えた事ですし、お互いこの後のスケジュールは無いでしょう。」
「む・・・それで國生さんが納得するなら。」

こうして陽菜と我聞は工具楽家────という名のGHKの巣窟へと向かった。
131アダルトビデオ:2005/06/21(火) 21:24:51 ID:TePI1xgt
「幕間」

中之井千住は現場に居た。技術部長の森永優から、保科ますみが担当している現場で問題が起きたから直行して欲しいと言われたからだ。
しかし、いざ来てみれば作業は滞りなく進んでおり、顔見知りのカンジやヤスヒロに茶を勧められて従業員用のプレハブ小屋で休んでいるだけ。

「ワシ、何しに来たんじゃろ・・・。」
「まぁ何の手違いがあったのか知らねぇけど、じいさんも普段忙しいんだしせっかくの機会だ。ゆっくりしてけよ。」

ユンボ乗りのますみがそう言って笑う。中之井もその言葉に甘えて「ちょっと休んでいこうか」と思った。ますみがまた話しかけてくる。

「そういや、今会社の方には誰か居るのか?」
「あぁ、辻原くんが外回りじゃから、社長と陽菜くんの2人が居るかもしれんの。」
「なにっ!セクハラ社長と2人きりか!?あぶねぇなー。」
「いやいや、あの2人に限ってはそういう事とは無縁じゃよ。朴念仁と仕事の虫じゃからのう。」

その朴念仁と仕事の虫が、アダルトビデオ探索に出かけた事を中之井は知る由も無かった。
132連投で続き:2005/06/21(火) 21:27:46 ID:TePI1xgt
ほんっっっっとに長くて申し訳ない!
実は自分が我慢しきれずにエッチシーン書き始めてたりするんだけど
エッチシーンもやたら長いかもしれん(汗 
このままじゃまだ普通のSSなんで、次はもうちょっと早めに投下できるように頑張ります。
133名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 21:31:45 ID:nOmZ0ykJ
(ь´∀`)ь  GOD JOB
あんたぁ、神や。。。。

134名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 21:57:04 ID:rVWpawnJ
>>126
GJ!
エロシーンが長いのは良い事だと思うですよ!

>>125
39ではないけど、
あまり拘らず書ける人が書くのが一番良いのでは?
ネタ使いましたなんて事後報告でよいと思われ
135125:2005/06/21(火) 22:05:33 ID:1KE+8mwl
そうですか

じゃあ、書いてみます。

今、書きかけなので今日のうちに投下できると思います。
13639:2005/06/21(火) 22:24:27 ID:sFzViT3O
あんま気にしないで使ってください。
期待して待ってます。
137名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 22:48:42 ID:KsbTf5Uc
>>132
乙!これはいい良作だ。
我聞にとっては、かなりいいがかりだなw 恐るべしはGHKか。
國生さん、気分は羞恥プレイ。しかしなんだか浮気を疑っている夫と妻のような
諍い風景で萌え。ここからどう得ろパートにつなげるか楽しみだ。

あとそういえばほっちゃんって、ますみって名前だったんだと今知ったw

>>125
がんば!
138135:2005/06/21(火) 22:52:56 ID:1KE+8mwl
完成しました。

少し、キャラが把握できず、おかしいとこがあると思いますが…
139番司×果歩:2005/06/21(火) 22:53:25 ID:1KE+8mwl
「key to my heart」

ある晴れた日の朝のこと。
「え―っ!!なんで私なの?」
工具楽家の長女、果歩の声が響く。
「しかし、オレや國生さんは仕事だから行けな…」
「別に私じゃなくたって…」
果歩の文句が飛び交う。
「しかし、突然番司が風邪を引いたと言うから…」
「わかった。行くわよ…」
果歩はそう言うと立ち上がり、自室へ戻った。
「私が行くしかないのよ…もう、仕方ないんだから」
果歩はブツブツとつぶやきながら鞄に荷物を摘めている。
「じゃ、行ってきます!」
果歩は家を出た。

それから、数十分。引っ越してきた番司の住むアパートへと着く。
チャイムを鳴らすと、聞きなれたピンポーンという音が響く。
「出ないか。風邪引いてるんだし、出られなくても当たり前か」
コンコン…ドアをノックするが返事はない。
「仕方ない…カギは開いてるみたいね。入るわよっ!!」
ガチャ。
ドアを開くと、扇風機がフル可動してるなか、布団にくるまってテレビを見ている番司がいた。
「何なの、あんた!?」
果歩は驚きと怒りを一言に込めた。
「ああ…なんていうか…布団に入ってると暑くて…」
「だからって扇風機なんてつけてたら風邪が悪化するでしょ!」
140番司×果歩:2005/06/21(火) 22:53:49 ID:1KE+8mwl
「ところで、なんでてめぇがここにいるっ!?」
番司が今頃になって問いかける。
「お兄ちゃんに頼まれたのよ。『見舞いに行け』って」
果歩が番司の家に来た理由を話す。
「だから、仕方なく来たのよ。仕方なく!!」
果歩は2回目の「仕方なく」を強調して言い放った。
「陽菜さんが来てくれれば嬉しかったんだが…」
ブチッ!!
果歩の中の何かが切れた音がした。
「私だって好きで来たわけじゃないわよっ!!」
ドガッ。
果歩の拳が番司の頭にクリティカルヒットする。
「病人に何すんだ!てめぇ!!」
「へーっ!あんた、元気そうじゃない。大方、陽菜さんに来て欲しくて仮病使ってんでしょ?」
果歩がキツくからかうように言う。
「違うっての!!風邪は本当に引いてるっ!!」
「まぁ…いいか。じゃあ、お粥か何か適当に作るから待ってて」
そう言うと果歩は台所へ向かう。

トントントン…
リズム感のある音が聞こえてくる。
果歩が包丁を使い、まな板の上で野菜を切る音だ。
「もうちょっと待ってて。体にいいように風邪にも効く野菜入れとくから」
番司は台所に立つ果歩の後ろ姿を見て感心していた。
(あいつ…こんなに家庭的な奴だったのか…)
141番司×果歩:2005/06/21(火) 22:54:07 ID:1KE+8mwl
「できたわよ、お粥。ちゃんと食べなさいよ!」
果歩が作り終えたお粥を両手で支えて持ってくる。
「いらない…。食欲ねぇ…」
「せっかく作ったんだから、少しは食べろ!!」
果歩がレンゲでお粥を取り、番司の体に乗りかかり口に運ぶ。
パクッ。
「うまい…」
「でしょ?」
果歩が自信あり気に言う。
「それより、重いんだが…」
果歩はふと自分の体制を見直すと、番司に乗りかかり、お互いの身体が重なる形になっていた。
「あっ、ゴメン!今どくから…」
果歩が体制を変えようと動くが布団で足が滑り、果歩は倒れて番司に抱きつく形になった。
「……」
お互い一言も喋らない沈黙。
布団ごしに果歩の温もりを感じる。
番司は動き出し、布団を取り払う。
そして、番司は突然果歩に抱きつく。
「きゃっ…何するのよ!」
「いいから、少しだけこうさせてくれ」
番司は果歩のか細い身体を強く抱きしめる。
「わかった。少しだけね」
果歩も番司に答えるように、抱きしめ返す。
「その…キスしてもいいか…?」
番司が突然問いかける。
「え…?あんた、陽菜さんが好きなんじゃ…」
「いや、お前と顔合わせて、喧嘩したり…してるうちに」
142番司×果歩:2005/06/21(火) 22:54:22 ID:1KE+8mwl
「え…?」
「お前のいいところも見えてきたりしてさ…」
「キスしても…いいよ…。でも初めて…だから…」
果歩が番司の問いかけに答える。
「やっぱり…オレが初めてじゃ、ダメか?」
果歩が首を振る。
すると番司が顔を近づけ、お互いの唇が触れあう。
「なんか…恥ずかしい…」
果歩は顔を赤くして番司から目を逸らす。
「もっかいキスしよう」
番司からの誘いに果歩は答えて目を瞑る。
番司は果歩の唇に自分の唇を重ね、更に舌を侵入させる。
「んっ、ぅんん」
果歩も答えるように舌を絡ませる。
そして、お互いに唇を放す。
番司は次に果歩のTシャツに手をかけ、胸の辺りまで捲り上げる。
すると、胸を覆う白い下着が現れる。
「これ、どうやって外すんだ?」
番司は実際に女性の下着を外したことなどないため、外し方がわからなかったのだ。
「もう、自分で外すわよ」
果歩は自分の下着に手慣れた手つきで手を掛けて外す。
すると、白く、形のよい胸が現れる。
番司はその胸に手をかけ、優しく揉みしだく。
「あっん…あっ」
「気持ち…いい…のか?」
「やっ、ぁん…んっ」
143番司×果歩:2005/06/21(火) 22:54:42 ID:1KE+8mwl
「こっちも…いいか?」
番司は果歩のパンツに手を入れ、片手で胸を、片手で秘部を弄ぶ。
「あっ…ん…だ…め…ん」
「お前のここ、濡れてるぞ…」
「だ…ダメぇ、ぁん…ぃいぃ…あっ」
番司は果歩の尖りだした胸の突起にむしゃぶりつく。
舌で突起を転がし、少しずつ振動を与える。
「あっ…ぃ、いぃ…ぁん…あっ…ん」
果歩の喘ぎ声が部屋に響き渡る。
胸から口を放すともう片方の胸を責める。
突起を指で転がし、息を吹きかける。
「あ…ゃぁんっ!」
「もう我慢できねぇ…いいか?」
「って、もしかして…!?」
果歩が返事を言う前に番司はズボンを下ろし自分のモノを出していた。
「挿入するぞ。いいか?」
番司のモノは愛液で濡れた果歩の秘部に入っていく。
「やあっ…あぁぁぁぁぁ!」
果歩の秘部の接合部から血が漏れ出している。
「わりぃ!初めてだよな…。つい調子に乗っちまってっ!!」
番司は果歩が痛がる姿を見て謝る。
「ううん…気にしないで…それより、動いて…」
果歩は涙目になりながらも行為を続けようと言う。
「お、おう」
番司は返事をすると腰を動かす。
「あっ…あっ…ん…番司…気持ち…いぃよ…」
「そうか…オレも気持良かった」
144番司×果歩:2005/06/21(火) 22:55:45 ID:1KE+8mwl
そして行為を終えると、果歩は番司の家を出た。
お互いに顔を見ると行為のときのことを思い出して気まずかったからだ。
「あーぁ。私の初めて…あいつで良かったのかな?」
果歩はブツブツつぶやきながら帰宅路につく。
「しかし、パンツマンにパンツの中いじられるなんて…」
果歩は顔を赤くして家に帰る。
「おう。果歩、遅かったな」
我聞が出迎える。
「今日は兄ちゃんがご飯作ったんだよ!」
珠が続いて出てくる。
「しかし…とても食べられるものでは……」
「ムッ失敬な!」
斗馬と我聞が言い争う。
「確かに焦げてたけど食えなくはなかったろ?」
「いや、不味かった。食べられるものではなかったかと」
「プッ。ははは」
果歩はさっきの出来事がまるで嘘のように感じた。
いつもと同じ風景。
いつもと変わらない家族の笑顔。
何もかも変わらない。
自然に、これからもいつも通りすごすと果歩は誓った。

終わり
145HARU:2005/06/21(火) 22:56:46 ID:1KE+8mwl
以上です。

おかしいところはまだ未熟なので勘弁してください。
146名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 01:49:11 ID:d/OKlbxg
連投氏GJ!
エロ無しパートが長くても無問題。
キャラが生き生きしてて、逆に良いくらいだ。

>>145
乙GJ!萌えた。
良い感じだけど、焦らず、もう少し引き伸ばしてみた方が吉かも。
エチ突入の理由をもっと練った方が自然になるよ。
書き上げてすぐ投下せずに、一晩寝かせて読み直しすると、
粗も見えてきて、さらに良い物が出来るから、次書く時はやってみて。
さらなる成長を期待して、待ってるから。
ガンガレ!
147名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 02:42:34 ID:4SR7v9Fx
GJ!
できればこの話の続き書いて欲しい。
148名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 15:07:27 ID:LmvmvjwA
>>139-145
まってました!今は、時間がないので後でじっくり読ませてもらいます。
でウリも果歩X番司ネタのシチュをかんがえてみました

我聞が風呂に入ってるときにそれとは気づかずに陽菜がはいってきてはちあわせ
「湯煙でドキっ社長!隠してください」作戦のために脱衣場から我聞の服を回収する
果歩(誰もいないのをよそおうため)我聞がちゃんと風呂にいるか確認のため覗くと
我聞とにつかぬ背中。「この邪魔者が〜」思わずとび蹴り滑って外れて湯船にざぶん
とっさに番司が湯でクッションを造っていたので頭をうって気をうしなっただけですむ
起こそうとして覗き込む瞬間に目が覚める。
「このド変態が〜」正拳突き一撃で果歩の胸に沈み込んだところで音を聞きつけたほかの連中が登場。
「おやおやまあまあ」
「まさか姉上と番司殿が・・・いや義兄上かな?」
「番司なら安心だな」
「違う〜」(泣き顔)or勝手に盛り上がる一堂
でその晩、部屋で向かい合う番司と果歩
「ねえ責任とってよ・・・」
障子の向こうで紙コップ片手に
「お〜これわ〜これわ〜」
「果歩〜お前・・・」勝手に盛り上がる一堂
翌日新しい服を買いに街にでる果歩と荷物もちの番司がみられるのでした
あっエロがない・・・

6巻は、果歩萌えでしたな。
陽菜さんお兄ちゃんは、巫女服が大好きです。竹箒も必須です  果歩
えっ?それは、どういう意味ですか?果歩さん 國生

國生さんは、肉じゃがが作れなくて果歩に教えてもらうんだな、でじゃがいもむいてるとき
きった國生さんの指を果歩がなめて血を吸いだす
149名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 18:15:03 ID:zo+JcIB4
ホントにここって職人揃いだよなあ。
つくづく感心。
150連投で続き:2005/06/22(水) 19:39:06 ID:hc2jGqf8
陽菜さん、お兄ちゃんは美少女にビンタされるのも好きですから。そういうことで。<果歩
えーと、どういうことでしょうか果歩さん?<國生

目次欄の業務報告って意外とネタに出来そうだな〜w
それにしても番司×果歩がにわかに盛り上がりを見せてますね。
HARUさんのSS、「パンツマンにパンツの中いじられるなんて」で笑ったw
エッチしても恋仲にならない番司と果歩ってのも面白いかも。
151名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 01:41:19 ID:fEBBT0Uy
しっかし、この作品の女性はほんとツンデレぞろいだなー。
純情系は千尋ぐらいか?
152名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 02:19:27 ID:VhB8meiW
>>151
かなちん(おねいさん系)、國生さん(同級生系)
果歩(妹系)、ほっちゃん(体育会系)がツンデレ?
153HARU:2005/06/23(木) 03:21:18 ID:HQGV8GHk
また作品を書きました。
我聞×國生さん(の予定)です。
ちょっと長くなりそうなんで書けてるところまで投下します。

>>146
今回はアドバイス通り読み返して確認しました。

前よりよくできたと思いますが、なんかキャラが違うかもしれません。
154HARU:2005/06/23(木) 03:22:21 ID:HQGV8GHk
『蒼き水の想い出…』

「なぁ、我聞!明日プール行かないかっ?」
学校の放課後、佐々木が突然我聞に問いかけてきた。
「明日は仕事だったかな…?」
我聞はうやむやに返事をした。
そんなとき、陽菜が訪ねてきた。
「社長、先程連絡があって、今日はこれから仕事とのことですので」
我聞の秘書・陽菜は学校でスケジュールの連絡を行う。
「何か入れてある予定はキャンセルしてください」
「國生さん。明日は予定あったかな?」
「いえ、予定は特に…」
陽菜はメモ帳を見ながら答える。
「やったぞ!佐々木!!プールに行ける!」
「あぁ、お前はどうでもいい。國生さんはっ!」
佐々木が我聞を軽くスルーして陽菜に問う。
「いえ、私は社長と違って経理の仕事もありますから。そんなことしてる暇ありませんので」
陽菜は冷たく言い捨てる。
「相変わらずキツいな。最近はそうでもなかったんだが」
側にいた中村がつぶやく。
「いや、このキツいところがいいんだっ!なぜわからんっ!?」
佐々木が熱弁するが中村は「わかるかよ…」と一言。


仕事を終えて我聞は家に帰る。
「ただいまー!!」
我聞が扉を開けると妹の果歩が出迎える。
「おかえり、お兄ちゃん!」
「おう」
155HARU:2005/06/23(木) 03:22:40 ID:HQGV8GHk
食卓に着くとテーブルには果歩の手料理が並べられていた。
すでに次女の珠、次男の斗馬は席に着いている。
「明日はどこかいくの?」
果歩が突然問いかけてる。
「あぁ、明日は佐々木とプールに行く予定だ」
我聞は生き生きした表情で答えた。
「へぇ。陽菜さんは?」
「あ、國生さんは仕事が残ってるらしくて行けないと…」
「えぇ!? 陽菜さん行かないの!?」
我聞はコクリと頷いた。

夜になる。微かに話し声が聞こえてくる。
「もしもし、こちらデルタ2」
『こちらデルタ1。OK』
デルタ2こと果歩とデルタ1こと優の会話だ。
「緊急なので集まれませんが、明日はお兄ちゃんがプールに行くと言うのですが、陽菜さんは仕事で行かないらしいのです」
『なにっ、プール!?それはGHKにとって好都合。はるるんは私がどうにかしとくから大丈夫。じゃっ』
会話を終えると優は陽菜の家へと足を進める。

「はーるるん」
優は陽菜の家の扉を叩き、開くと中に入る。
「優さんですか。どうしたんですか?こんな遅くに」
陽菜は夜中に訪ねてきた優に少し疑問を抱いた。
「いや、はるるん最近、仕事ばっかで疲れるでしょ?たまには息抜きなんてどう?」
156HARU:2005/06/23(木) 03:23:02 ID:HQGV8GHk
「いや、そういうわけには…」
「いいからいいから。たまにはねぇ、たまにはさ」
「そうですか…?」
「はるるんの仕事は代わりに中之井さんにやってもらうからさ」
優は悪気のない表情で言う。

ブルッ。
「なんだか、いやな予感が…」
そのころ、中之井は悪寒がして目を覚ました。

「では、明日は息抜きさせていただきます」
優が帰るときに陽菜は見送りに玄関に来て会話をしている。
「うん。我聞くん誘ってどこかいけばー?」
「あの、どういう意味ですかっ?」
「ううん。なんでもなーい」
優は陽菜の家を出る。

(はぁ…プールか。行こうかな?)
一瞬、陽菜の頭の中でプールの予定を思い出す。
そう思ったあと、考え直し、首を横に振る。
(いや、あれは社長の予定です。でも…私も一応、誘われたんだし…)

翌日、陽菜は目覚めると会社に出向いた。
すると、陽菜より先に我聞が来ていた。
「おっ。おはよう國生さん!」
「あっ。おはようございます。社長」
その理由は陽菜の仕事を少しでも手伝おうとしたのだ。
「あの、今日は仕事は…」
「いや、今日は國生さんだけ遊べないなんて不公平だと思って。だから少しでも早く終わるようにと思ってさ」
157HARU:2005/06/23(木) 03:24:30 ID:HQGV8GHk
「社長…!」
陽菜は我聞の気遣いが嬉しくなり、笑顔で仕事を始める。

「ふぅ…一応、間に合いましたね。社長」
「うん。國生さん、プールの用意した?」
我聞が尋ねる。
「いえ、まだ…」
「じゃあ、オレもついてくよ」
「はい」

部屋で陽菜が水着を探してる間、我聞は部屋を見回していた。
「あれ…ない。見つからない…」
「どうかした?國生さん」
「あの、水着がないんです」
「オレも手伝うよ」
我聞もそう言うと引き出しを開ける。
「あっ、そこはっ!!」
陽菜がそう言ったときはもう遅かった。
我聞の開けた引き出しには陽菜のブラジャーが入っていた。
「……その…これはわざとじゃっ!」
我聞はとっさに引き出しを閉めると、弁解する。
「……。わかってます…」
陽菜と我聞は部屋中を探した。
途中、我聞の開けた引き出しに陽菜のパンツが入っていて我聞は平謝りした。
我聞が近くの引き出しを開ける。
「あっ、これじゃない?」
我聞は陽菜の白いビキニを手に取り、両手で掴む。
「……。社長…その…いい加減にして下さい」
さすがに陽菜も恥ずかしくなる。
「ご、ごめん!」
(ヤバい。これじゃ本当にセクハラじゃないか…)
我聞は反省し、少し落ち込んだ。
158HARU:2005/06/23(木) 03:24:51 ID:HQGV8GHk
待ち合わせ場所。
佐々木と中村、恵と住もいる。
「ごめん!國生さんの家で水着探してたら遅くなっ…。あっ!!」
「社長…」
陽菜は顔を赤くしている。
「なんだと我聞ー!!國生さんの家へ行っただとぉ!?」
佐々木が我聞の肩を揺さぶる。
「行ったと言っても…一緒に水着を探しただけ…」
我聞はさらに気を落とした。

一同はプールに着く。
更衣室でのこと。
陽菜と恵の会話。
ちなみに2人とも着替え中なので下着姿だ。
「るなっち、家でくぐっちとなんかあった?」
恵が尋ねる。
「いえ、別に…」
陽菜は顔を赤くして俯いた。
「なんかあったんでしょ〜。わかりやすい。言ってみ!」
「はい。その…水着を探してるとき、下着を…その…ブラジャーとパンツを見られて…」
陽菜は顔を紅潮させながら恥ずかしそうに話した。
「ふぅん。くぐっち…なかなかやるわね」
恵がそう言った。
「あれ…?そう言えばるなっち、胸が大きくなったんじゃない?」
「え、そうですか…?」
陽菜は胸に手を添えて触れてみる。
「くぐっちに揉ませた?」
「何言ってるんですかっ!?」
陽菜は顔が真っ赤になる。
159HARU:2005/06/23(木) 03:26:12 ID:HQGV8GHk
「ほら、だってさ揉むと大きくなるって言うじゃない」
恵が得意げに言う。
「そうなんですか?」
陽菜が尋ねる。
「そう。覚えときな。言ってみ『揉むとおっぱいが大きくなる』って」
「…え…?」
「ほら、言ってみ」
「…揉むとおっぱいが大きくなる…」
陽菜は自分の胸を見ながらそう言った。
「早く着替えちゃお。みんな待ってるよ」
「はい」
陽菜はブラジャーを外す。
(うひょー!この瞬間を待ってたんだ!)
佐々木は更衣室のドアの隙間から陽菜の着替え姿を覗く。
(写メ写メ)
パシャ。佐々木は陽菜の半裸姿を携帯に残し撤退した。

水着に着替えた陽菜と恵が駆けつけ全員が揃った。
「あれ…?社長は?」
我聞の姿がない。
「くぐっちは…?」
「あ、あそこですね…」
我聞は子供用プールの滑り台に頭から滑り、ダイブしていた。
「何してるんですか、社長」
「おう。國生さん!」
我聞が手を振る。
「國生さぁぁぁぁぁーん!!!」
佐々木がダッシュで駆けてくる。しかし、恵に足かけされて躓き、倒れた。
「滑るから気をつけてくださーい」
プールを見張っている監視員に注意される。
「なにすんだ!!」
160HARU:2005/06/23(木) 03:26:34 ID:HQGV8GHk
「あんた…あの2人邪魔しちゃダメでしょ」
恵は我聞達の方を見て言う。
我聞と陽菜は仲良く笑みを浮かべながら会話している。
「いい雰囲気だしさ〜」
「だからこそ邪魔したくなるんだよ」
佐々木が言う。
「どういう理由だよ…」
中村が突っ込む。
「あの2人は2人きりにしとこうよ」
これは住の提案。
「そうね、そうしよっか」
佐々木を引きずりながら少し離れたところに行く。
ところで、中村と住…出番が少ない…。

「社長、あまりはしゃぎすぎないでください」
「大丈夫。オレの体のことなら、丈夫だから!」
我聞はニコニコ笑いながら言う。
「いえ、プールの周りの人たちに迷惑ですので」
「そういうことか…わかったよ。気をつける」
我聞はため息をつき、答えた。
「では、そろそろ私も泳いできます」
陽菜はプールサイドまで歩き、入ろとすると、足を滑らせた。
「わっ!!」
「っと、大丈夫?國生さん」
我聞が陽菜の身体を受け止めた。
「はい。ありがとうございます。では、失礼します」
陽菜は頭を下げて泳ぎだした。
「國生さん、もしかして水着探しのときのこと、まだ怒ってるのかな?」
我聞はここに来る前のことを思い出し、反省する。
161HARU:2005/06/23(木) 03:26:57 ID:HQGV8GHk
(なんでだろう…今日は社長の近くにいると妙に変な感じがする)
陽菜は考えごとをしていた。
(ドキドキというか…)
陽菜が泳いでいると恵たちのところへ行き着いた。
「あれ?るなっち、もうくぐっちと一緒じゃなくていいの?」
「はい。私もたまには羽をのばしたいので…」
恵が尋ねると陽菜は答えた。

そのころ、我聞は佐々木達のところにいた。
「佐々木…さっきから携帯ばかりみて何してるんだ?」
我聞が尋ねる。
「それより、プール内に携帯持ち込むなよ」
中村が言う。
「フフフ、これを見て驚くな!」
佐々木はさっき撮った写真を見せる。
「これは…っ!?」
もちろん、その携帯のディスプレイには半裸姿の陽菜の何も付けていない胸が映っている。
「國生さん?」
「お前、どうやって!?」
「さっき更衣室を覗いたんだよ。他にこんなのも!」
携帯には胸に手を当てて赤くなる陽菜が映っていた。
「合成写真?」
陽菜らしからぬ姿に疑問を抱いた中村が言う。
「いや、紛れもなく本人だ!」
「じゃあ、オレ聞いてくる!」
我聞が走りだそうとすると、中村が止める。
「バカ、セクハラだぞ!」
「何!?本当か…」
「それにこれはオレの宝だ!バレては困る!」
162HARU:2005/06/23(木) 03:28:38 ID:HQGV8GHk
「しかし…」
「わかったよ。あとでプリントしてお前にもやるからさ」
佐々木が不適な笑みを浮かべて言う。
「いや、そういう意味じゃ…」

そのころの陽菜たちは「ねぇ、いいじゃんるなっち!」
恵が陽菜に手をのばす。
「やめなよ恵ー!」住が止める。
「ちょっとくらい揉ませてよ!」
恵の手が陽菜の胸に触れる。
「よっしゃ、タッチ!」
恵は手を動かして陽菜の胸の感触を楽しむ。
「んっ、やめてくださいっ」
「柔らかくて気持ちいいから…もうちょいだけ〜」
「ぁんっ!」
陽菜は堪えきれず声を漏らしてしまった。
「今のは國生さんの喘ぎ声っ!」
佐々木は駆け出した。
「全く、なんなんだ今日はみんな…」
中村はため息をつく。

「ヤバい。逃げろ!」
恵はそう言うと、陽菜の手を握り走る。
「ふぅ…ここまでくれば平気ね」
陽菜達はプールの端まで来た。
「しかし、るなっちのおっぱい気持ちよかったよ」
この言葉は誉め言葉として受け取っていいのか陽菜にはわからなかった。
「はぁ…」
「また揉ませて!」ムニッムニュ。
「んっ…ぁん…あの、やめてください…」
「ゴメンゴメン」
恵は悪ぶれる様子もなく謝る。
163HARU:2005/06/23(木) 03:30:34 ID:HQGV8GHk
「我聞って國生のこと、どう思ってるんだ?」
中村の突然の質問。
「えっ!?それは秘書としても優秀だし、とても頼りになる!」
我聞は陽菜に対する信頼を伝えた。
「それだけか?」
中村が聞き返す。
「あぁ、とりあえずそれだけだ」
我聞は一言だけ、そう言った。
「そうか。我聞、あの娘、大事にしろよ」
中村が重い口調で我聞に言った。
「ん?ああ…」
我聞も返事を返した。
そして、恵と明るく話している陽菜を見つめた。

「よし佐々木!クロール勝負だ!」
我聞が佐々木に勝負を申し込む。
「やったる我聞!勝った方が國生さんをもらうってのはどうだ!」
佐々木が条件を付けようとするが
「いや、そういうのは本人の問題だから」
我聞が言う。

そして、陽菜をかけた(?)勝負が始まった。
「うぉぁぁ!!」我聞の方がわずかにスピードがあった。
(やむを得ん!奴の足を!)
佐々木は我聞の足を掴み引っ張る。
「ん!がはっ!足が!」
我聞は引きずり落とされる。
「社長っ!」
陽菜がとっさに飛び込み我聞を助ける。
「水を飲み込んでます」
我聞は苦しそうにしている。
「仕方ありません…人口呼吸を…」
164HARU:2005/06/23(木) 03:32:00 ID:HQGV8GHk
とりあえず…今回はここまでです。

続きはまた書けたら投下します。
ちなみに緊急のことなので予定があった果歩達はプールには来てません。
165名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 13:55:24 ID:bDHarRQ4
>>153-164
うほっいい仕事!(違う?)
はっはっは千紘クンいい仕事とは、英語でなんだったかな?
千「グッジョブです若様!」
はははじゃあ「せいこう」とは、なんだったかな?
千「セックスです!若様」
バカさま「千紘くん・・・」
千「では、さっそく新しいスーツを試しましょう」
うわっやめたまえ千紘くんああqwせdrftgyhじこl;
166名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 12:33:23 ID:vQZTfhKy
今週の後日談みたいなので
へこむ才蔵を励ます千紘とかもアリですな。

167名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 15:35:04 ID:XBEfWIak
う〜む、かなちんのひとりHとかどうでしょうか・・・
168名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 16:30:39 ID:YHRD2mK5
大尉殿も捨てがたいよ・・・・
でも、俺文才無いから話が続かない・・・・・orz
169名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 18:12:29 ID:vQZTfhKy
チャレンジしようとしても
毎度エッチ前の話で頓挫する……orz
170名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 20:01:05 ID:Mk/OOtev
いや、寸前で終わったとしても構わないからカモン。
いい雰囲気になるSSがとにかく読みたいんだー。
171名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 20:52:44 ID:4Qav51cm
SSを書くために、単行本六冊を一気に買ってしまった。
でも3時間かけて一気に読んだら、疲れて今日は書けそうにない…orz
土日に書いてみて、満足いくものができたら、投下するよ。
期待しないで待っててくれ。
172名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 23:24:25 ID:4Qav51cm
自分の書き込みを読み返してみると、かなり痛々しいな。
単行本買って興奮してたせいか、スマン。
173ジーニアアアアス:2005/06/24(金) 23:33:18 ID:/ypvVi04
第七研。
ここに一人の天才がいた。
「千紘君・・・いいのか?」
「はい・・・若様・・どうぞ・・・」
二人は今研究室にいる。
「若様」に貢献する為だと言い張って千紘はここにその目的で誘い出したのだ。
チー・・・
才蔵のチャックが千紘の細い指で開けられる。
そこから屹立した才蔵の欲望の塊を引っ張り出した。
「行きますよ・・・あむ。」
ぱくっと咥える。
そのままぺろぺろと舌を使っていく。
緩急を付けながらの攻撃に才蔵は一気に堕ちていった。
自制心を保てず、快感に身を任せて。

トウシロウですが少し書いてみました。
174名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 01:09:12 ID:QwCXc1jH
巫女さん → 処女 & いい年 → 行き遅れますよ
でからかわれて、ぶちぎれたかなちんが辻原をホテルに引きづり込む話とかどーよ
175名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 05:41:08 ID:f35AGOZb
風邪ネタの続きできたんで投下します。
176名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 05:42:58 ID:f35AGOZb
しばらくすると疲れも溜っていたのか陽菜からスースーと寝息が聞こえてきた。
それを見ると我聞は氷嚢と水枕を用意し氷嚢を額の上に置き、水枕を枕の代わりに敷く。
看病しながら、規則正しい寝息をたてる陽菜の寝顔を見ていると、さっきの陽菜の肢体の感触と
いつもの凛とした態度からは想像できない無防備な泣き顔を思い出し我聞の体は熱くなる。
そして無意識に安らかに眠るその顔に自分の顔を近づけていき、唇を合わせようとした時
唐突に玄関のチャイムが鳴りそこで我聞はハッと我に返った。
「なにしようとしてたんだ俺は…」
ハレンチなことをしようとした自分の両頬をはたき喝をいれてから玄関に出てみるとそこには……。
「優さん!」
「よっ、我聞君」
優が買い物袋を提げて立っていた。
「はい、これ果歩ちゃんからの差し入れ」
我聞は手渡された袋を覗くと卵やネギといったおかゆの材料が入っていた。
「流石、果歩は気が利くな」
妹の気遣いに感謝していると、我聞はふと疑問が沸いた。
「優さん、仕事は?」
「ああ、はるるんにこれを渡そうと思ってちょっと抜け出してきたんだ」
優はポケットからカプセルを取り出した。
「なんですかこれは」
「風邪薬、効くのは遅いけどめちゃくちゃ効果はあるから」
我聞に薬を渡すと優は眼鏡をキラリと光らせた。
「それじゃ、私まだ仕事があるから」
優は帰ろうとして立ち止まり意地の悪い笑顔を浮かべる。
「そうそう、はるるんと二人きりだからって変なことしちゃだめだぞぅ」
「そ、そそ、そんなことするわけないでしょ!!」
さっきのキスをしようとした事が脳裏に浮び顔を真っ赤にして我聞は否定した。
そんな我聞を見て優は笑いながら立ち去っていった。
177風邪ネタ:2005/06/25(土) 05:44:07 ID:f35AGOZb
「熱っちぃ」
陽菜は台所から聞こえてくる我聞の声で目を覚ました。
台所の方に目を向けるとエプロンを着た我聞が料理をしている姿が目にうつる。
そんな我聞を見ていると陽菜は自分が大泣きした事を思い出し顔を赤面させた。
『恥ずかしい所を見みせてしまった。でも、社長に頭を撫でられるのはそんなに嫌じゃなかった』
我聞の手に頭を撫でられると不思議と安心していた自分がいた。
『それになんだか、我也社長の手に似てたな』
仕事で失敗して落ち込んでいる時に、気にするなと頭を撫でて励ましてくれた我也の手に。
「おっ、國生さん起きたんだ」
陽菜が我聞の事を考えていると、当の本人は土鍋と小鉢を乗せたお盆を持って台所から出てきた。
我聞はベットの横にある椅子に座りお盆を膝の上に置いて、土鍋の蓋を開ける。
湯気と共におかゆのいい匂いが流れてきて陽菜の鼻腔をくすぐり、胃からクゥと音が鳴る。
「ははっ、食欲はあるみたいだな國生さん」
赤く顔を染める陽菜に我聞は笑いかける。
「まぁ、騙されたと思って食べてみてよ」
そう言って我聞はレンゲでおかゆをすくい、ふーふーと息を吹きかけた後に陽菜の口元へ持っていく。
困った顔をして陽菜はそれを見つめた。
「あれ、國生さんネギ嫌いたった?」
「違います。社長、私一人で食べれますから」
自分がなにをしてるいるのか気づき我聞は慌ててお盆を陽菜に手渡した。
「ごめん、つい珠や斗馬にやるようにやってしまった」
「いえ、別に気にしてませんから。じゃあ、いただきます」
そう言って陽菜はおかゆをすくい口にふくむ、その様子を我聞は緊張した面持ちでじっと見つめる。
「おいしい…」
思わずもれた陽菜のその言葉に我聞は安堵した。
「そうか、よかった。遠慮せずにどんどん食べてよ」
その言葉にコクリとうなずき陽菜はまたおかゆを食べ始めた。
178風邪ネタ:2005/06/25(土) 05:44:44 ID:f35AGOZb
「ごちそうさまでした」
「はい、おそまつさまでした」
我聞は空になった容器を下げると陽菜に水とカプセルを渡した。
自分の家にある風邪薬ではないそのカプセルを見て陽菜は我聞に質問した。
「社長、これってうちにある薬じゃありませんよね」
「ああ、この薬は優さんがよく効くからって、仕事を抜け出して持ってきてくれたんだ」
「優さんがわざわざ…」
優がそこまで自分のことを心配してくれたことに感謝すると、なにも知らない陽菜はそのくすりを
水と共に飲みほした。
「さて、それじゃ洗い物してくるから國生さんゆっくり寝ててよ」
「すいません社長、なにからなにまで」
「いいって、いつも迷惑かけてるのは俺なんだから」
我聞は立ち上がると台所に向かい、食器を洗い始めた。
あらかた洗い終わり時計を見ると結構な時間になっていた。
「流石に帰らないとやばいよなぁ」
いくら陽菜ことが心配だからといって、いつまでもいるわけにはいかないので食器を戸棚にしまい
帰り支度を始めた。
「國生さんの様子をみて帰るとするかな」
そろそろ優も帰ってくるだろうと思いながら様子を見に行くと、顔を苦しく歪めながら荒く息をつく
陽菜の姿があった。
179風邪ネタ:2005/06/25(土) 05:45:32 ID:f35AGOZb
「大丈夫か、國生さん」
すぐさま駆け寄ると、陽菜はうっすらと目を開いた。
「…社長……」
「ど、どうしたの國生さん…」
「体が…すごく熱いんです」
熱が上がったのかと思い、自分の額を当て熱を測る。
それほど熱はないなと思っていると、陽菜と目が合った。
その瞳は潤んでおり、顔は薄く上気していた。
そんな艶っぽい陽菜の様子をみて、我聞は衝動的にその唇を奪う、
陽菜の驚いた表情を見て我聞は突き放すように唇を離した。
「ごめん、俺……」
これ以上いたらなにをするかわからないと思い我聞は帰ろうとするが、シャツを引かれ立ち止まる。
後ろを振り向くとシャツを握り締め陽菜は神妙な顔をしていた。
「社長、どうして…」
我聞は一瞬逡巡して答えた。
「俺は…好きなんだ國生さんのことが!」
顔を真っ赤にして我聞は面と向かって叫んだ。
「だから、さっきはその……」
「私も…好きです」
「えっ?」
「社長のことが」
陽菜は顔を赤く染め、我聞から顔を逸らしながらもはっきりとそう答えた。
180風邪ネタ:2005/06/25(土) 05:46:15 ID:f35AGOZb
「國生さん…」
「社長…」
お互い見つめあい再度口付けを交わす。そして我聞は陽菜をベットに押し倒し、舌を入れ始めた。
始めは驚いてた陽菜も徐々に舌を絡めて行く。
「んっん…ちゅぷ・・・ちゅぱ・・・ちゅっ・・・」
お互いの口を吸い、唾液を交換する音が部屋に響く。
口を離し我聞は陽菜の首筋に舌を這わせて、強く吸い付く。
「ひぃあぁ…」
ちゅぱと音をたて口を離すとくっきりと赤い痕が首筋に浮かぶ。
寝巻きの器用に片手で外しながら服の下に手を入れて我聞は陽菜の胸を掴む、
我聞の手に少し余るくらいの胸を揉み我聞はその感触を楽しむ。
「ふっ…うぅん…んんっ」
胸の刺激に感じながらも陽菜は羞恥から声が漏れないように片手で口を押さえていた。
それを見た我聞は寝巻きを脱がして、あらわになった乳首を舌でころがし起たせゆく。
「國生さん我慢しないで声聞かせてよ。感じてるんでしょ」
首を横に振り陽菜が否定の意を表すと、我聞は舌でころがしていた乳首を甘噛みする。
「ひぃぐぅぅ!」
唐突の感覚に陽菜の体は痙攣したように浮き上がるがしかし、それでも懸命に声が出るのを堪えた。
そんな様子の陽菜を強情だなと思い、下の寝巻きと共に下着を剥ぐ。
「しゃ、社長!!」
足を閉じて自らの秘所を隠そうとするが我聞の手で両足を押さえらてしまう。
薬とさっきまでの前戯の効果か、陽菜の秘所からはとめどもなく愛液が流れ出しそこを十分に潤していた。
我聞はその様子を見て生唾を飲み込んだ。
「社長…そんなにじっと見ないでください…」
羞恥を含んだ陽菜の声に我聞は我に返り行為を再開する。
溢れ出る愛液を舐めとり秘所に舌を這わせていく。
「ふっ…ん…あっああぁはぁ」
秘所からくる舌の刺激に陽菜は思わず背中を反らせ、嬌声を上げる。
その声を聞き我聞は更なる刺激を与えようと舌を膣の中へ入れていく。
「はぁ…あぁんあぁはぁああ」
181風邪ネタ:2005/06/25(土) 05:47:07 ID:f35AGOZb
我聞は行為を一旦やめると陽菜の様子を窺う、陽菜は片腕で顔を隠し荒く胸を上下させていた。
「そろそろいいか、國生さん」
その言葉に陽菜はコクリと頷いた。
「痛かったら言ってくれよ」
陽菜を気遣いながら、徐々に自分自身を陽菜の膣に埋めていく。
「くっ…つぁ…」
陽菜の膣はきつく、激しく我聞自身を締め付ける。
陽菜もまたシーツをきつく握り締め破瓜の痛みに耐えていた。
我聞自身がすべてうまると二人は荒く息を吐き、しばらくお互いをみつめあう。
そして陽菜の目尻に浮かぶ涙を拭い我聞は陽菜を抱きしめた。
「ごめん、痛かったよね」
「あやまらないでください社長、それほど痛くなかったですし」
そう気丈に言い放つ陽菜を見て、我聞は自身が熱くなるを感じた。
「もういいかなこれ以上、我慢できそうにない」
その言葉を聞き、陽菜は静かに頷いた。
ゆっくりと前後に腰を動かしていく。
「あっ…はぁあふぁああ」
陽菜の喘ぐ声と腰を打つたびに鳴る卑猥な音が部屋に響く。
「はぁぁん…あぁあん」
切なげに喘ぐ陽菜の顔を見て、我聞は更に昂ぶりを感じ激しく腰を打ちつけた。
「社…長、そんなに……激し…くしたら」
我聞の激しい動きに呼応するように陽菜の膣も我聞自身をきつく締め付ける。
「國生…さん、もう俺…」
「私も…私も……もう」
絶頂が近づき二人はお互いを強く抱きしめ、貪るように口付けをかわす。
「國生さん!!……くっぅ!」
「社長!!…ふあぁぁああぁああああっ!!」
二人は互いを呼び合いながら果てていった。
182風邪ネタ:2005/06/25(土) 05:47:47 ID:f35AGOZb
けたたましく鳴り響く目覚ましの音が聞こえる。
「うっ…ううん」
いつもの習慣で目覚ましを止め、体を起こす。
だんだんと頭が覚醒してきて昨日の情事を思い出す。
顔を真っ赤にして周りを見てみるとシーツは換えられ、自分の寝巻きと下着も昨日とは違うものになっていた。
赤面しながら誰がやってくれたのか、考えていると居間の方から我聞が歩いてきた。
「あっ、起きたんだ」
少し緊張しながら我聞はベッドの横にある椅子に座った。
「あ、あのさ後始末は俺がしといたから」
「そ、そうだったんですか。あ、ありがとうございます」
陽菜は顔を俯け、我聞は視線を逸らした。
気まずい沈黙が流れる中、意を決したように我聞はように陽菜に手を差し出した。
「これからも、その…色々と迷惑かけると思うけど改めてよろしく頼むよ」
早口でまくしたてる我聞を呆然と見つめると陽菜はクスクスと笑い出し、手を握った。
「はい、こちらこそ」
我聞もまたつられるように笑い出した。
二人でそうしていると玄関チャイムが鳴った。
「あっ、たぶん優さんだ。俺は一旦うちに帰るからあとは優さんにまかせて」
また来ると言って、我聞が出ていくと入れ違いに優が入ってきた。
「おーす、はるるんまずは熱を測ろうか」
優は体温計を取り出して、陽菜に渡すと熱を測らせた。
「まだ少し熱はあるみたいだね、今日は大事をとって休んどきなさい」
「わかりました」
陽菜がその言葉に素直に頷いた時、優は目聡く首筋に残るあるものを見つけた。
「あれ、はるるんその赤いのってキスマークじゃない?」
「えっ?!」
「あらら、昨日なにがあったか、お姉さんにちょっ〜〜と話してくれないかな」
その日、陽菜は優に我聞との事を根掘り葉掘り聞かれる事になった。

183名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 05:49:25 ID:f35AGOZb
これで終わりです。
長いわりにはエロ少なくてすいません。
184名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 07:54:05 ID:JV1iON01
GJ!エロイ!
185連投で続き:2005/06/25(土) 15:38:12 ID:QrsxVSjL
GJ〜!優さんの薬の正体は本当に風邪薬だったのか?w
186名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 17:23:45 ID:bXjFuX1D
GJ!!乱れ國生さん萌え。
187名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 17:33:14 ID:Wj+BzDwP
>>176-182
激しい看病が原因で風邪をこじらせ一緒に休むことに・・・

コネタ
「暴走の原理がわかったよん」
「本当ですか優さん」
森永優は、コクリとうなづいて自分が見つけた暴走の原理の説明を始める
暴走の前兆として我聞の気が身体の一部分に集中しその影響でその部分は、通常の何倍にも
肥大している。肥大したその場所から気をすいださないと暴走がはじまる
神妙な面持ちで話を聞き入る陽菜
「気を吸いだすって・・・どうすれば・・・」
「簡単よ〜傷口から血を吸いだす要領でお口でね(ハートマーク)」
口をあけて何かを咥える仕草
「こんな感じですか?」
自分の指先を口に含んでじっと優のほうを見る。
「いい!ちょっと違うがいい!その表情ですよ!」
「はい!」
「じゃあ我聞くんを起こしてあげなさい!」
せかされて我聞の部屋に向かおうとしたその背中を優は、一度呼び止める。
「なんですか?」
「我聞のは、もう少し大きい大きいから」
「???はあ」
自分の指を見る。
「はいっ」
泊りがけの仕事で旅館に泊まったときの早朝の一コマでした。
188辻原×かなちん:2005/06/25(土) 18:12:19 ID:v6AMj2HU
「心配性ですね、かなえさんは」

ここは福岡、静馬家の屋敷。
我聞の修行の結果報告や、今後の指針についての打ち合わせなどのため、
辻原が数日有給を取ってやってきたのである。
本来は、静かで独特な空気の流れる場所なのだが、今は違った。
かなえの怒鳴り声がその場を支配していた。


「確かに修行は上手く行きましたけど、まだ暴走の危険性だってあるんですよ!?
 楽観なんてできません!」

強い口調でかなえが言う。

「仙術が強化されたといっても、まだまだ彼は未熟です!
 それなのに一人で真芝と戦わせようなんて!」


かなえが怒るのも無理は無い。
辻原はかなえに、十曲を呼び出して、我聞の成長を見極める計画を伝えたのだ。

「我也さんの情報も仕入れられるかもしれませんし、一石二鳥じゃないですか」

「それはそうですけど…、でもっ…!」


189辻原×かなちん:2005/06/25(土) 18:13:19 ID:v6AMj2HU



(折角辻原さんが、蛍司さんが来たっていうのに…。私は…)

かなえの胸の内は複雑だった。
周りの誰も気付いてはいないだろうが、かなえは辻原を好いていた。
本当は辻原と会えただけでも、飛び上がるほど嬉しかった。
しかし、それを隠して、強い口調で抗議をしている。
こわしや全体を取り仕切る彼女だからこそ、やらねばならない事とはいえ、自分の気持ちに素直になれないでいる。
かなえはその葛藤に苦しんでいた。

そのせいなのか、言葉に詰まり、思わずかなえは俯いてしまった。


しかしすぐに顔を上げ、その胸の内を隠すように、声を張り上げ辻原に詰め寄っていった。

190辻原×かなちん:2005/06/25(土) 18:14:28 ID:v6AMj2HU
「でも私は、やっぱりそんな事は、キャッ!」
何時もの冷静さが無いせいか、かなえは石につまずき、前に倒れこんでしまった。

ポスッ


柔らかくて、それでいて温かくて、適度に硬い
不思議な感覚にかなえは包まれていた。

「だ、大丈夫ですか?」
辻原が心配そうに問い掛けた。

「え、あ、あの、あの、」

かなえが居たのは、辻原の胸の中だった。
流石辻原、と言うべきか、かなえが倒れた瞬間に素早く抱きとめていたのだった。
191辻原×かなちん:2005/06/25(土) 18:15:21 ID:v6AMj2HU

ポスッ


柔らかくて、それでいて温かくて、適度に硬い
不思議な感覚にかなえは包まれていた。

「だ、大丈夫ですか?」
辻原が心配そうに問い掛けた。

「え、あ、あの、あの、」

かなえが居たのは、辻原の胸の中だった。
流石辻原、と言うべきか、かなえが倒れた瞬間に素早く抱きとめていたのだった。


ほんの数秒経ってから、かなえには何時間も抱き合っていたような気すらしたが、
慌ててかなえは辻原から身体を引き剥がした。

「わ、わ、私は認めませんからねっ!」
顔を耳まで真っ赤にして、脱兎のごとく走り去るかなえ。

192辻原×かなちん:2005/06/25(土) 18:17:25 ID:v6AMj2HU
ミスッた…。>>190-191は完全無視でお願いします。
スレ無駄に消費悪いですが、区切り悪いんでちゃんと投下さしてください。

しかしすぐに顔を上げ、その胸の内を隠すように、声を張り上げ辻原に詰め寄っていった。


「でも私は、やっぱりそんな事は、キャッ!」
何時もの冷静さが無いせいか、かなえは石につまずき、前に倒れこんでしまった。

ポスッ


柔らかくて、それでいて温かくて、適度に硬い
不思議な感覚にかなえは包まれていた。

「だ、大丈夫ですか?」
辻原が心配そうに問い掛けた。

「え、あ、あの、あの、」

かなえが居たのは、辻原の胸の中だった。
流石辻原、と言うべきか、かなえが倒れた瞬間に素早く抱きとめていたのだった。
193辻原×かなちん:2005/06/25(土) 18:18:05 ID:v6AMj2HU


ほんの数秒経ってから、かなえには何時間も抱き合っていたような気すらしたが、
慌ててかなえは辻原から身体を引き剥がした。

「わ、わ、私は認めませんからねっ!」
顔を耳まで真っ赤にして、脱兎のごとく走り去るかなえ。




「ハ、ハレンチだわ!」


(でも…)

(でも、気持ち良かった…)




続く
194名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 18:19:33 ID:v6AMj2HU
以上っす。自分の投下したネタを自分で再利用してみました。
後2回くらいの投下で完結する予定ですが、
これから書き始めるので、時間かかりそうです。
すいません。
195HARU:2005/06/25(土) 20:12:27 ID:emBG5Ny2
プールネタの続き投下します。

前回の投下や番司×果歩にコメントしてくれた皆さん、ありがとうございます。

>>連投氏
AVネタ、毎回楽しみにしてます。
頑張って下さい。

>>175
とても良かったです。
我聞と國生さんにはラブラブになって欲しいんで、自分としてはとても楽しめました。
196HARU:2005/06/25(土) 20:12:42 ID:emBG5Ny2
「人口呼吸をするしか手はありませんね…」
陽菜が我聞に近づきつぶやく。
「とりあえず…水を吐かせなきゃ」
陽菜が我聞の胸に手を置き、ギュッと数回押す。
すると我聞の口から飲み込んだ水が吐かれた。
「がはっ、ハァ…ハァ」
「何はともあれオレのせいだ。人口呼吸ならオレがする」
佐々木がにそう言うが、陽菜は
「いえ、止めずに見ていただけの私に責任があります」
陽菜は我聞がこうなったことに責任を感じていた。
(なんで我聞なんかと…)
佐々木は心の中でつぶやく。
「私のミスですから…」
陽菜は我聞の口に顔を近づける。
お互いの唇が触れ合おうとすると我聞は目覚める。
「ん!オレ、寝てたか? って、うわっ!!」
「えっ!?」
陽菜は急に恥ずかしそうに顔を赤くする。
「國生さん…えーと、どうかした?」
我聞が何事もなかったかのように尋ねる。
陽菜は黙ってしまい、思ったように動けない。
「はぁ……」
陽菜は気を失い、そのまま倒れる。
「えっ!?」
周りが突然のことに驚く。
陽菜の身体は我聞の顔にのしかかる。
「んぁぁぁ!!」
我聞が悲鳴をあげる。
「てめぇ、國生さんの身体に触れてるからって…」
佐々木が言う。
197HARU:2005/06/25(土) 20:12:54 ID:emBG5Ny2
「嬉しそうに大声あげるな!!」
(えっ!?違っ!)
我聞はそれより、陽菜の身体が心配だった。
(多分、昨日も残って仕事してたみたいだし、疲れてたんだろうな…気が抜けて眠ってるみたいだけど)
我聞は陽菜の疲労に気づけなかった自分を責める。
(くそっ、オレがもっと早く気づいてれば…)
「我聞!黙ってないで國生さんの胸から離れろぉ!!」
我聞の頭には陽菜の胸が押しつけられていた。
「あ!あぁ!!」
我聞が起きあがり、陽菜の身体を支える。
「とりあえず、國生さんはオレがどこか落ち着いた場所に連れてくよ」
我聞が陽菜を背中に乗せて言う。
「うん。くぐっち、頼んだ」
恵がそう言うと我聞は陽菜を連れて走り出した。
「でも、水で濡れたまま寝かせてたら風邪引いちゃうよな……」
我聞が独り言をつぶやく。
「とりあえず、何か着せるものがないとな…」
そう言って我聞は男子更衣室に入る。
我聞は陽菜をイスに寝かせる。
気が引けたがタオルで陽菜の身体の水を拭き取り、ロッカーから自分のTシャツを取り出して陽菜に着せる。
「上着だけでも少しは違うかな…」

「とりあえず、ここで休んでるか」
我聞はそのまま、陽菜の寝ているすぐそばに座る。
198HARU:2005/06/25(土) 20:14:31 ID:emBG5Ny2
「くぐっち達、どうしたかな?」
恵が尋ねる。
「確かに遅いね」
住が心配する。
「我聞は更衣室の方に走ってったよな」
中村が言う。
「まさか、女子更衣室へ行って國生さんの下着をっ!?」
佐々木が興奮している。
「それはないよ。くぐっちにそんな勇気ないって」

そのころ更衣室。
「へくしっ」
我聞がくしゃみをする。
「オレのほうが風邪引いたかな…?」
我聞はチラッとすやすや眠っている陽菜を見る。
「國生さん、起きないな…。よっぽど疲れてたんだな」

そのころプール。
「遅い!更衣室を見てくる!!」
佐々木が叫ぶ。
「あんたは心配だからね〜。中村、男子更衣室見てきて」
恵が言う。
「あぁ」と中村が返事をして走り出す。
「まぁ、くぐっちに限って女子更衣室には入ってないだろうしね」

更衣室に中村がたどり着く。ガチャ。
「我聞ー?いるかー?」返事はない。
「我聞ー?」
我聞は陽菜の寝ている横で座ったまま寝てしまっていた。
「ふぅ…このままにしといてやるか」
中村は2人の微笑ましい光景を後にして更衣室をでる。
199HARU:2005/06/25(土) 20:14:58 ID:emBG5Ny2
「どうだった?」
「やっぱりいたよ」
中村が恵の質問に答えた。
「それで?」
「2人とも…寝てたよ」
「ふぅ…。じゃあ2人はほっといて遊ぼうか!!」
「おう!!」

更衣室では、陽菜が目覚めた。
「私…寝ちゃったんだ…」
横に寝ている我聞を見つめる。
「社長…ずっとここにいてくれたんだ…」
陽菜は自分の着ている服に気づく。
「これ…社長の…」
自分のよりも大きい服に違和感を感じながらも我聞の気遣いが嬉しくなる。
「……社長がいてくれたのなら、私もここにいよう…」
陽菜は我聞の隣にちょこんと座る。
「………」
静かな空間。
プールから笑い声が聞こえてくる。
時計が目にとまる。まだ帰る予定の午後5時まで3時間ある。
「社長はまだ起きないし…」
陽菜はまた眠りについた。
我聞と陽菜は肩を寄せ合うようにお互いの身体をくっつけあいながら眠る形になっている。
陽菜が再び目を覚ませば、横にいたはずの我聞がいなくなっていた。
「社長!?」
「ん?どうかした、國生さん」
我聞は名前を呼ばれて振り返った。
「社長…ずっといてくれたんですよね?」
「え? あ、ああ」
「その…ありがとうございました」
陽菜は我聞に明るい声でお礼を言う。
200HARU:2005/06/25(土) 20:15:13 ID:emBG5Ny2
「別に、いいよ。國生さん…疲れてたみたいだし…」
我聞が照れくさそうに言う。
「でも、せっかく皆さんと遊べる時間を…」
「いいんだ。オレが國生さんの側にいたかったから、いただけだから」
我聞がきっぱりと言う。
「え? いたかったから…?」
陽菜が聞き返す。
「いや、やましい意味じゃない! 國生さんの身体を触ったり、変なことはしてない!」
我聞が聞かれてもいないことを弁解する。
「社長…?触りたかったんですか?」
「え?いや、そういうわけじゃ!」
「触ってもいいんですよ?」
陽菜が微笑みながら言う。
「えっ!?」
「こんなふうに」
陽菜は我聞の手を取り自分の胸に当てる。
「……」
我聞は顔を真っ赤にして黙っている。
「今日、側にいてくれたお礼です」
陽菜はそう言うが、我聞には抵抗があった。
「ほら、どうしたんですか?手を動かしてください」
「う、うん」
我聞は陽菜に言われて手を動かし、陽菜の胸を揉む。
「っ、ん…」
「國生さん…気持ちいい?」
我聞が胸を弄びながら尋ねる。
「はっ、やっ…あっん…は…い…」
陽菜は喘ぎながらも答える。
201HARU:2005/06/25(土) 20:15:28 ID:emBG5Ny2
頬を赤くしている陽菜をみて我聞は
「國生さん…可愛い…」と一言。
我聞は陽菜の唇をふさぐ。
「んっ…ちゅ…」
しかし、胸への責めも休まない。
「あっ、ぁぁ…ん」
陽菜の喘ぎ声が響く。
「その…脱がすよ…いい?」
我聞が尋ねると陽菜はコクリと頷いた。
我聞は陽菜のTシャツに手をかけ、胸の部分まで捲り上げる。
そして、陽菜の水着を剥ぎ取る。
すると、綺麗な胸が現れる。
先端の突起はすでに尖っている。
我聞は右胸の突起にしゃぶりつき吸う。
「あぁぁぁ…ん!」
陽菜は今までのなかでもとくに大きな声をあげる。
我聞は左胸の突起を指先で転がす。
陽菜の身体がビクンと仰け反る。
さらに我聞は陽菜の尻に触れる。
下の水着にも手をかけ、スルスルと脱がせる。
「社長ぅ……ん…ぁっんぁん…」
我聞は陽菜の胸をさらに強く揉む。
「國生さん…気持ちいいよ…」
「私も…ぁっ…気持ちィ…いい…」
「國生さん…その…そろそろ…」
「あっ、はい。い、いい…ですよ…」
我聞は陽菜の返事を聞くと海パンを脱ぎ、自分のモノを出す。
「じゃあ、いくぞ…」
「は、はい…」
202HARU:2005/06/25(土) 20:15:44 ID:emBG5Ny2
我聞は陽菜の濡れている秘部にモノをどんどん沈めていく。
「あっ、やあ…ぁ、ぁ…ぁ、ん!!」
我聞と陽菜が1つになる。
「どう?國生さん」
見ると陽菜の秘部の接合部からは血が漏れていた。
「ィ!…痛い…です…あっ、ぁ…や!ん…んぅ…」
我聞が腰を動かすと陽菜は答えるように激しく喘ぐ。
「ゴメン、痛いんなら…やめるよ…」
我聞が腰を動かしながら、重い口調でそう言うと
「いえ、ここまで…した…ぁっ…ん…ですから…ぁあっ!…最後まで…ぁんぁっん…して…ください…!」
「わかった」
我聞は陽菜の胸に手をかける。
陽菜の胸を揉みながら腰を動かす。
「あっ、ゃっ、気持ち…い…いィ、あぁぁぁん!」
我聞はさらに、陽菜の胸の突起を吸い上げる。
「ぁっ…ぁぁん、社長ぅ…ぁ、あぁぁぁん!!」
「いいよ、國生さん!!」
我聞は陽菜の片胸を撫でるように弄り、もう片方の胸の先端の突起を舌で転がす。
「ゃっ、はぁ…んっ、やぁんっ!あぁ…あっ、ぁん!」
「い…いい…よ、國生さん!」
陽菜の秘部は我聞のモノを強く締め付ける。
「あぁぁ、國生さん…オレ…もう、その…」
「はい!」
我聞は自分の精液を陽菜の膣内に放出した。
203HARU:2005/06/25(土) 20:15:59 ID:emBG5Ny2
その後、2人は行為の後始末をした。
「はぁ…後始末終了っ!」
我聞が元気よく言う。
2人とも、何事もなかったかのように水着を着て更衣室を出ようとする。
気付けば時刻は4時30分。
「もう着替えて帰るころですね」
「うう…」
我聞が落ち込む。
「とりあえず、着替えてきますね」
「…うん」
「あっ、社長…借りてたTシャツ…濡れてますけど…」
陽菜が気付いたように言うと
「えっ!?あっ、あれしか着替え…ない!」
我聞は落ちている、びしょ濡れになった東方不敗の文字が刻まれたTシャツを見て落ち込む。
「あの、こうなったのは私の責任ですし、私の服を代わりに…」
陽菜はそう言うと我聞からTシャツを受け取り、更衣室を出る。
ガチャ。
陽菜が更衣室に戻ったときには、佐々木と中村、さらに知らない人たちまでいた。
陽菜は顔を紅潮させ、我聞に手招きしてシャツを渡すとそそくさと退散する。
「なんだったんだ?」

帰りの出来事。
「るなっち、それくぐっちのTシャツじゃない?」
「え? ホントだ」
「はい。あの、私が寝ちゃってたとき、社長が貸してくれたんです」
204HARU:2005/06/25(土) 20:16:15 ID:emBG5Ny2
「へぇ〜。なんだかんだでさ。るなっち、くぐっちとラブラブじゃん」
恵がそう言うと陽菜は顔を真っ赤にして俯く。
「冗談、冗談。でも、私はるなっち達がお互い気を使いあってるような仲より、2人とも気軽に話し合えるようになって欲しいよ」
「はい!」
陽菜は明るい表情で答える。

そのころ我聞は、佐々木に怒鳴り散らされていた。
「なんでお前が國生さんの服を着てるんだー!!」
「そんなこと言われても!」

「じゃ。オレ送ってくよ」
我聞が言うと陽菜は「はい」と一言。
我聞と陽菜は2人で並んで歩く。
我聞は帰りに買った缶ジュースを飲みながら歩いている。
「ところで社長…その…責任とってくれるんですよね?」
陽菜がそう言うと我聞は「え? なんの?」と振り返る。
「その…今日のセックスのことです」
そう言うと我聞は口に含んでいたジュースを吹き出した。
「ゲホッ、ゴホッ…何を言い出すんだ?國生さん!」
「だって、社長…中に出すから…赤ちゃんできたら…どうするんですか?」
陽菜が頬を赤くさせ腹部を撫でる。
「嫌…だった?」
我聞が聞く。
「いえ、むしろ…嬉しかったです」
205HARU:2005/06/25(土) 20:16:34 ID:emBG5Ny2
「え?」と我聞が驚く。
「私は嬉しかったです。社長と1つになれたことが…」
陽菜はまっすぐ我聞を見つめて言う。
「オレも…嬉しかった…國生さんのこと…好きだから」
「私も…好きです」
2人はお互いの顔を寄せ合い、唇が触れ合う。
沈みかけた夕日が2人の姿をオレンジ色に照らしている。
「じゃあ、早く…行こっか?」
「はい!」
我聞が手を差しのべると、陽菜はそれに答えるように手を握った。
陽菜の家まで着く。
我聞は陽菜を家まで送ると、颯爽と走り出す。
陽菜と行為に及んだことを思い出すと、恥ずかしくなり、落ち着いていられなくなったのだ。
工具楽家の扉を開く。
「ただいまー」
「おかえりー!」
果歩が出迎えると我聞の手を引き、誰もいない我聞の部屋に連れていく。
「陽菜さんと、何かあった?」
「え? いや、何もやらしいことはないぞ!!」
「別に『やらしいこと』なんて聞いてないわよ?何その慌てっぷりぃ。何かあったんでしょ?」
果歩が鋭い指摘をして我聞を追い詰める。
「う…」
我聞は果歩に今日あったことの全てを話した。
(やった!予想以上の結果!)
果歩は小さくガッツポーズをとる。
こうして我聞と陽菜の恋が始まった。

〜終〜
206HARU:2005/06/25(土) 20:18:37 ID:emBG5Ny2
以上です。
結構長くなりましたが、エッチシーン少ないです。
すいません。
207名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 20:37:35 ID:bXjFuX1D
GJ!!楽しませていただきました。
我聞、ヤった事まで全部話したのかw
208名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 21:04:21 ID:f35AGOZb
GJ!
積極的な國生さんに萌えました。
209名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 23:55:36 ID:bXjFuX1D
ところで、「新隔離板」に國生さんが光臨なさってますよ。
210名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 00:03:38 ID:JV1iON01
>>二人


>>209
どこ?キャラ板?
211名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 00:14:25 ID:DF9maJNZ
あ、ごめん。「板」って漢字がついてるだけに間違いやすいねこりゃ。
某お絵かき掲示板の名前です。「新隔離板」ってのは。
212名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 00:20:54 ID:0KJbJOwa
>>211
ああ、なるほど。
サンクス。
213名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 09:09:22 ID:64zfxEq4
かなちんもきてるー!!

えらい乙女チックw
だがそこが良い!
214名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 14:11:12 ID:2sBajbzm
我聞と國生さんとの行為を想像して興奮で眠れない果歩
お兄ちゃんの手が陽菜さんのここに・・・もぞもぞ
「國生さん気持ちいい」
(気持ちいいです)
215HARU:2005/06/26(日) 20:59:30 ID:qcQl27xv
また、作品を書きました。
前のSSの続きみたいな感じです。

投下します。
216HARU:2005/06/26(日) 20:59:45 ID:qcQl27xv
「過去と未来、そして現在…」

「おはようございまーす!」
我聞が元気よく工具楽屋に入ると社員のみんなからの妙な視線を感じる。
「噂をすれば影あり!」と優が言う。
「社長…見損ないましたぞ!」と中之井。
「えっ!?何が!」
我聞は何のことだか尋ねるが冷たい視線で睨まれる。
「だから、ヤっちゃったんでしょ?」
辻原が言うと、みんなが何を言ってるのか分けのわからない我聞は「え?何を!?」と言う。
「とぼける気かー!!」
中之井が怒鳴り散らす。
すると、辻原が我聞に近づき耳元で囁く。
「陽菜くんと…セックス。したんでしょ?」
「えっ!?何でそれをっ!」
「やっぱりしたのか!!」
「で、何でそれを!?」
我聞がもう一度尋ねる。
「優さんから聞きました」と辻原。
「果歩りんから」と優。
つまり、果歩が優に伝え、優が辻原たちに伝えたわけだ。
「そんな…」
「まぁ、あとでいろいろ聞かせてもいますよ。社長」
辻原が不適な笑みを浮かべて言う。

そして、辻原たちによる事情聴取(?)が始まった。
「まず、社長から誘ったんですか?」
「いや、國生さんです…」
我聞が答えると優は「はるるんやるー!」と楽しんでいる。
217HARU:2005/06/26(日) 20:59:59 ID:qcQl27xv
「社長のテクニックに満足してましたか?」
「え?それは…どうだろ…?」
「はっきり!」
「でも、感じてくれてました…」
「ふむふむ」
優はメモ帳に何か書いている。
「はるるんのおっぱいどうだった?」
「すごく、気持ちよかったです!見た目より大きくて…とても柔らかくて!」
「何か我聞くんおっぱいの話になった途端にテンション上がったね…」
「親子揃って…」
辻原がつぶやく。
「え?親子って!?」
「先代もおっぱい好きでしてね」
「確か…はるるんもよくやられてたよね〜」優が言う。
「國生さんが!?」
「先代がいろいろ教えてましたよ」
「詳しい話ははるるん本人にね〜」
優にそう言われて、我聞は陽菜の家へ出向く。
陽菜の家のチャイムを鳴らすと黄色い花柄のパジャマ姿の陽菜が出迎える。
「社長…」
「國生さん…」
「すいません、こんな格好で…」
「いや、いいよ」
我聞は陽菜に我也とのことを聞いた。
「え?なぜそれを!?」
「優さんたちに聞いた」
「はい…確かに先代にはいろいろ教わりました。エッチのことも」

+++++++++++++++
「陽菜、お前もいつかはするだろうからな。今日はいいことを教えてやる」
我也はそう言って陽菜を連れ出す。
218HARU:2005/06/26(日) 21:00:13 ID:qcQl27xv
「あの、何をするんですか?」
陽菜が尋ねる。
「いいことだ。逃げるなよ」
「はい…」
その返事を聞くと我也は陽菜のスーツに手をかける。
陽菜の衣服を一枚一枚脱がしていく。
陽菜の身体をつつむものは下着だけになる。
「白ねぇ…」
陽菜の白い下着をみて我也はつぶやく。
「あの、ホントに何をする気なんですか?」
「まぁ、いいからいいから」
我也は陽菜の胸に手を伸ばす。
「ブラジャー取るぞ。陽菜」
「えっ!?」
我也は陽菜の白いブラジャーを剥ぎ取る。
「ひゃっ!」
陽菜は両腕で必死に胸を隠す。
「そう怯えるな陽菜。初めてのことだろうが気持ちよくしてやるからさ」
我也は陽菜の両腕をどかすとまだ発達途中の胸を揉む。
「あっ、あん…変な感じ…でも、気持ちいい…」
「感じてるな、陽菜…」
我也は強弱をつけて胸を揉みしだく。
「あっ、ぁぁん…ぁっ…やぁぁっ…」
陽菜はさらに激しく喘ぐ。
尖ってきた胸の先端を指先で転がす。
「ひゃっ!ぁぁん…んぅ…やぁぁ」
「エッチな娘だな。陽菜は…」
「そんな…あっ、こと…んっ…やぁぁっ…」
我也は陽菜の胸の先端にしゃぶりつき、吸い上げる。
「あっ、ぁぁぁあん!ぁぁん…」
219HARU:2005/06/26(日) 21:00:31 ID:qcQl27xv
「初めてのわりに感度がいいな」
我也はまた陽菜の乳房を揉む。
時々、先端を転がしたり、摘んだりもする。
「やぁぁっ!ぁぁん…あっ、あん!」
我也が陽菜の秘部の辺りに目をやると下着はすでに濡れていた。
「びしょ濡れだな。陽菜もいやらしいなァ…」
「社長が、こんなことするからですっ!!」

+++++++++++++++
「と、このようなことがしょっちゅうでした」
「親父…何やってんだよ…」
我聞は呆れている。正直、目標である我也がそんなことをしていたことが発覚したショックもあった。
そして、陽菜を自分以外の者に好きなようにさせたくはなかったからだ。たとえ父親でも。
「それより、社長…今日も…」
「え?うん…」
陽菜の言葉に我聞が答える。
だが、我聞は気が進まない。
こんな風に、何度も陽菜と身体を重ね合う日々を続けていいのだろうか。
前のは成り行きとしても、これからはお互い身体を求め合う関係でいいのか?
そんな風に我聞は自分に問いかける。

「どうかしたんですか?社長」
俯いている我聞に陽菜が問いかける。
「いや、國生さんと何度も…この前みたいなことしてていいのかな…って」
「私が…嫌いになったんですか?」
220HARU:2005/06/26(日) 21:00:46 ID:qcQl27xv
「いや、好きだよ。好きだからこそ誰にもいいようにさせたくない!たとえ、親父でも…」
「社長…」
「でも…好きだから、お互い身体を求め合う関係じゃいけない気がする。お互いが身体じゃなくて、全てが好きって言い合えるようにしたいんだ…」
我聞が陽菜を見つめて言う。
「社長…そうですね。これから先、長い間付き合っていくわけですからね。社長と秘書。そして、いつか恋人として」
「國生さん…」
「でも…全てには身体だって含まれますよ!それに、私は社長自身が好きなんです!」
我聞は陽菜を抱き寄せ、強く抱きしめる。
陽菜の唇を奪う。
我聞は舌を動かして陽菜の口内に侵入させる。
「んちゅ。んぅ…」
深い口づけを終えると、我聞は陽菜を押し倒す。
「社長…来て…ください…」
「うん…」
陽菜のパジャマのボタンを1つずつ外していく。
全てを外し終えると陽菜の白い肌が見える。
「えっ!?下着…」
「あっ、昨日…お風呂上がりに外したまま着ちゃって…」
陽菜はカァッと赤くなる。
「たまに、そういう日あるの?」
「昨日は…たまたま…です」
陽菜はボソボソと答える。
221HARU:2005/06/26(日) 21:01:02 ID:qcQl27xv
我聞は陽菜の胸に触れ、揉みしだく。
「あっ、ゃぁん」
我聞が陽菜の胸の感触を楽しんでいると、先端が尖ってきたのがわかった。
それに気付いた我聞が陽菜の胸の突起を甘噛みする。
「ひゃん!」
「気持ちいい?國生さん…」
「はい…。でも、私ばかり気持ちよくなるのは悪いです」
そう言って陽菜は我聞のズボンに手をかける。
ズボンを脱がして、すでに膨張した我聞のを取り出す。
そして、我聞のそれを自分の両胸で挟み込む。
「こうすると気持ちいいって、本に書いてありました」
陽菜は我聞のを胸で挟みながら先端を舌で舐める。
「社長のために、勉強したんです」
「國生さん…うっ!気持ちいい…!」
自分のモノに加わる、刺激に我聞は耐えられなくなる。
「うっ…國生さん…でるっ!」
我聞は陽菜の顔と胸に射精した。
「す、すまない國生さん…」
「いえ、気にしないでください…」
陽菜がそう言うが
我聞は「オレがキレイにしてあげるよ」と言って陽菜の汚れた胸を舐める。
「ひゃん!あっ、やぁぁっん、くすぐったいです」
我聞の舌が突起に触れた。
「ひやぁんっ!!」
その反応を聞いた我聞は更に突起を舌で転がす。
「あっ、ぁぁん…ぁっぁぁあん!」
222HARU:2005/06/26(日) 21:03:34 ID:qcQl27xv
我聞は陽菜の顔についた精液までも舐める。
「そんな…社長…顔は…」
「あ、ゴメン」
我聞は陽菜の胸に顔をぎゅっと押し付けるように埋める。
「あ、これ気持ちいい…」
そして我聞は陽菜の下半身に手を近づけパンツを脱がし、すでに愛液で潤った秘部を指で触る。
「ひゃっ!ぁぁん…んぅ」
我聞はさらに陽菜の秘部を舌で割れ目にそってなぞる。
「あっ!ぁぁん!」
「國生さん…また、入れるよ」
「あっ…は…い」
我聞は陽菜の秘部に自分のモノを入れる。
「動くよ…」
「はい」
我聞は腰を動かした。
「やっ、はっ、んっ!あっ、ぁぁん…、だめぇ…ん」
すると陽菜は激しく喘ぐ。
「あっ、でる!國生さぁん!」
我聞はまた、射精する。陽菜の膣内に。
「あぁ、社長の!熱いのが…!私の中に…入り込んでくる…」
「悪い…また中に出して…」
我聞が謝る。
「いえ、今日は安全日なので…」
しかし、陽菜は我聞に微笑む。
「う、うん」

行為の始末を終え、我聞が帰ろうとする。
「あの、社長…」
「ん?」陽菜に呼ばれて我聞は振り返る。
「私と先代のこと、気にしてくれてたみたいですけど」
「あ、ああ」
223HARU:2005/06/26(日) 21:03:51 ID:qcQl27xv
「あれは、過去のことです。過去がなければ未来はありません。私と社長が出会えたのも、先代のおかげですし…。それに、私たちがいるのは、今…現在なんですから…。過去とか未来じゃなく今を楽しみましょう!」
「そうだな」
陽菜の言葉に我聞は納得して微笑む。

我聞が工具楽家に戻ると果歩が立っていた。
「お兄ちゃん…今日陽菜さんと何かあった?」
「えっ!?」
脳裏に陽菜の半裸姿が浮かび、恥ずかしくなる。
「知ってるのよ。お兄ちゃん…陽菜さんの家に行ったんでしょ?」
「う…」
またまた我聞は今日のことを全て話すはめになる。
「お父さんとのことねぇ…」
「うん」
「お父さんだったら私にもしたわよ。そういうこと」
果歩がさらっと言う。
「えっ!?」
「まだ身体が小さかったから、珠にはさすがにしなかったみたいだけど」
「親父…ホントに何やってんだよ…」
我聞はさらにショックを受ける。
目標、そして父親である我也のイメージが砕かれた我聞だった。

〜終〜
224HARU:2005/06/26(日) 21:04:31 ID:qcQl27xv
番外「写真」

放課後、陽菜がスケジュールの報告に我聞のもとへ向かった。
しかし教室に我聞の姿はなかった。
佐々木の姿を見つけて話しかける。
「あれ?佐々木さん…社長は…?」
「國生さん!!オレに用ですか?」
「いえ、社長は?」
「あいつは帰ったよ。仕事じゃないかな?」
「そうですか…。会社に向かっててくれればいいんですが……」
「あっ、そうだ。國生さん。これ、我聞に渡しといて」
そう言って佐々木が陽菜に封筒を差し出す。
「我聞が欲しがってたんだけど、渡すの忘れてて…」
「はい。お預かりします」
「あっ、そうだ。中は見たりしないでね!」
「え?あ、はい」

(見るなと言われると見たくなるものですね…)
陽菜は気が引けたが誰もいないことを確認して封筒を開き、中身を取り出す。
2枚の写真だ。
「こ、これ!私…!?」
写真に映っていたのは2枚とも陽菜だった。
1枚は下着姿。
1枚は上半身は何もつけていない写真だった。
無論、我聞は欲しがってはいない。
これが普通の自分の写真だったら我聞が欲しがっても文句はなく、むしろ嬉しいが、半裸姿というのが気にかかる。
それから数日間、誤解が解けるまで陽菜は我聞を直視できなかった。

〜終〜
225HARU:2005/06/26(日) 21:06:06 ID:qcQl27xv
以上です。

番外編をつけました。
あの写真のことも出すべきかなと。
226名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 23:27:45 ID:KIzdKIlu
gj!
ご苦労様です。いつも楽しみにしてますよ。
(そろそろコテハンにしようかしらん?)
227名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 00:30:22 ID:SeGhdIx1
>216-225
GJ!
しかしなにやってんだ先代社長w

>226
あなたが誰か知らんし、SS作者さんかもしれんが、
感想レスの時はコテハンつけるのはやめた方がいいと思うぞ
228名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 14:56:15 ID:PjAFIkBY
鬼怒間リンは、ないのかな。
すこしネタを軽くかいてみる
時は、文化祭前、会長に呼び出された國生さんは、その場でメイド喫茶は、まだ正式に決定したわけでは、ないと告げられる。
國生さんの脳裏に浮ぶのは、準備にいそしむ卓球部の連中。「なんでもします」と懇願する國生に対して会長は、ある条件
を突きつける。
その条件は、國生さんの奴隷化、文化祭終了後に会長室をたずねる國生。
「約束は、まもってくれたわね・・・じゃあ始めて」
会長に促されスカートのホックを外す。スルリとスカートは、滑り落ちて白い曲線があらわになる。
「はい次」
いわれるままに白いパンツに手をかけて顔を赤らめながらずらしてゆく。
「これで・・いいでしょうか?」上は、ブラウス下は、繁みを露にしている。
しかしリンは、まだ不満そうに「もう一枚」と促す。
「えっ?」國生さんは、首をかしげるとかがんで靴下に手を・・・
「ボケるな!」スパコーンと勢いよくはたかれ泣き顔の國生さんに向けて散髪屋の顔ソリ石鹸をしゃかしゃかやってるリン。
「みせなさいもう一枚」「ひゃふっ」
と剃毛プレイに突入して様子をみにきた我聞と番司に目撃される。
で続きは、
混乱した國生さんが思わず「会長の自尊心をこわして」て懇願して会長をXXX。その惨状に
罪悪感を感じた國生さんが我聞と番司に自分も同じ目にあわせてくれと頼む。我聞だけでは、
自分への罰にならないから番司にもくわわってくれと頼む
展開にいこうか國生さんの羞恥プレイに突入しようか・・・


229名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 17:04:09 ID:7OK5DTTX
ぶっちゃけ和姦物が良いです……
230名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 21:51:12 ID:bXuuCk7V
我聞が酔っ払った優さんに逆レイプされるなんてどうよ?
当然ながら、我聞は優さんに怪しい薬を盛られてる。
231名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 09:40:37 ID:EIwSWuCa
ここはいっちょホノラブ物キボン
232名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 09:41:51 ID:EIwSWuCa
カタカナだと怪しい……
正しくはほのラブですな。
233名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 20:26:06 ID:UQPCdq9d
>231
ホノルルでしっぽりメイクラヴ略ですな(
234名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 22:19:04 ID:IvPa5kmy
>>233
ソレダ!!!
235名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 08:50:09 ID:nL8vKjG/
来週のサンデーはヤキモキするかなちんが見られると信じてみる。
236名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 00:40:43 ID:cjkKB8TV
最近すたれてきたんで浮上
237HARU:2005/07/01(金) 07:36:54 ID:R64KQOUv
また投下しますゎ

いつもコメントくれる方ありがとうございます。
238HARU:2005/07/01(金) 07:37:11 ID:R64KQOUv
「できたぁ〜!!」
夜中のことだが、優が何か怪しい薬品を開発した。
「これを…はるるんに飲ませれば…」
優はその薬を陽菜に飲ませるというのが目的だった。
「そうすればGHKにとって多大な利益となるんだよねぇ〜っ」
優は誰に言うわけでもなく独り言をつぶやく。
「でも、試してみなきゃわからないよね〜。効き目があるのか…」
優は考えた。陽菜に飲ませる薬が失敗作では困る。
(飲ませる人…女の子じゃなきゃダメだよね…私が知ってる人はぁ…果歩りん…かなえさん…ぐらいかな…さすがに珠ちゃんはねぇ…)
「とにかく、明日誰かに試してみよ」
そう言って、優は眠りにつくことにした。
翌日のこと、優は工具楽家に向かった。目的は果歩に会うためだ。
「おーす、果歩りん!今日は頼みがあって来たんだよ」
「頼み…ですか?」
果歩が少々不安な表情で聞き返す。
「うん。この薬を飲んでみてよ」
そう言って優は鞄からカプセルの薬を取り出す。
「はるるんに飲ませる予定なんだけど、まだ本当に効くかわからないから」
「その薬はどんな効果が?」
「えっとね〜飲んでみてのお楽しみかな〜」
優が楽しそうに言うと果歩は「はぁ…じゃあ、薬は受け取ります」と不安そう。
239HARU:2005/07/01(金) 07:37:30 ID:R64KQOUv
「あっ、誰か男の人の前で飲んでみてね〜」
優が突然果歩を呼び止め言う。
「なんでですか?」
「そのほうがいいことあるよ〜」
「まさか、ホレ薬とか…?」
「いや、違うよ〜」
その後、優は帰って行った。ただ「結果を教えてね〜」と言い残して。
(男の人…?そんなの、お兄ちゃんと斗馬ぐらいしかいないし…)
果歩は優の言っていた『いいこと』とは何かをずっと考えていた。
(優さんに電話して聞こうかな?)
果歩は電話で優の家の番号を押す。
プルルルル…ガチャ。
「もしもし、果歩りん?」
「あっ、優さん!さっき言ってた『いいこと』って何なんですか?」
果歩が電話に出た優に尋ねる。
「ねぇ、果歩りん…どこで使うか決まった?」
優がとっさに話をそらす。
「えっ!?だって男の人なんて、お兄ちゃんと斗馬くらいしか…」
「だから、男の人がいっぱい居るとこ知ってるでしょ?」
「え?」と果歩が驚く。
「だから―」
優が受話器に向かって小声で言う。
「えっ!?はい…わかりました」
240HARU:2005/07/01(金) 07:37:46 ID:R64KQOUv
その日の翌日。果歩はいつものように学校へ向かう。
「おはよう」
果歩はいつも通りに学校生活を過ごしている。
ただ、1つのカプセルを持って。
(飲めって言うけど、授業中だし…)
果歩は学校で薬を飲むことに抵抗があった。
(よし、休み時間になったら)
休み時間になる。果歩は水道のところへ行って、薬を飲み込む。
「んっ…なんか、変な感じ…なんの効果があるの?」
果歩の身体には特に異変はない。
「何にも変わらない。優さんの失敗か…次は体育だったな…急がなきゃ!」
果歩は誰もいない教室に戻って体操着に着替える。
途中、誰かの視線を感じたような気がする。
「変態!?いや、気のせいか…」
果歩は体操着に着替えて体育館へ向かう。
体育館へつくと、みんな楽しそうに雑談している。
「果歩。今日は先生いないって」
クラスの女子が果歩に伝える。
「じゃあ、自習か」
今日の授業は自習、先生がドッジボールをするように言ったらしい。
「果歩。あっちにボールあるよ。取ってこよ」
クラスの女子に連れて行かれ、果歩は体育用具の保管されている部屋へ来る。
「さあ、行こっ」
果歩はボールを持ってみんなのもとへ行く。
241HARU:2005/07/01(金) 07:38:10 ID:R64KQOUv
「よーし。バンバン当てるぞ!」
男子のまとめ役といったところか、クラスの男子の1人が叫ぶ。
「ちょっと、いくら何でも男子VS女子は無理でしょ!」
女子の1人がそう言うが、男子は聞かない。
「へい!」
男子の1人が掛け声をかけてボールを投げる。
果歩はそれをキャッチする。
「やるからにはやらなきゃ!」
果歩はボールを思い切り投げる。
果歩は男子にボールを当てられて敗退。
「はあはあ」
果歩は息を荒くしている。
「結構、頑張ったもんね、果歩」
「違う、なんか…身体が…熱い…」
「えっ!?大丈夫!?果歩!」
クラスの女子が叫ぶとみんなが気づいた。
「どうした!?工具楽!」
「身体が…熱くて…変な感じ…」
果歩が近づいてきた男子を見つめて言う。
「工具楽を保健室に連れてくぞ」
1人が声をかけると「おう」と男子たちが言う。
1人が果歩の身体を抱え、歩き出す。
「ありがとう…」
保健室に着く。そうすると、果歩を横に寝かせる。
「身体が熱いんだよな?」
果歩がコクリと頷くと、男子が果歩の体操着に手をかけ、捲りあげる。
「ひゃっ!な、何すんの!?」
242HARU:2005/07/01(金) 07:38:25 ID:R64KQOUv
「ん〜。いいこと」
「いいことって…」
数人の男子が果歩の身体に触れる。
1つの手は胸を揉み、1つの手は尻を撫でる。
「あふっぅん、あっ、やん…やめてぇ…ぅあん!」
そして、男子の手は果歩の下着に伸びる。
「ブラジャー外すよ。工具楽」
果歩の胸を覆う下着を剥ぎ取る。
「やっ!やめてってばぁ…」
「可愛いな…工具楽は。白くて綺麗なおっぱいだ」
男子の手は胸を撫でるように触る。その間に、別の男子が果歩のブルマに手をかける。
「えっ!あっ、やん…ひゃん!」
「乳首起ってんじゃん…」
そう言って、2人の男子がいっせいに果歩の胸の先端にしゃぶりつく。
「ひあぁぁん!あっ、やん…ダ、めぇ…ん…」
「ストップだ。先生がくる!」
1人がそう言うとみんな手を止め、静まる。
「なんで、こんなことするの?」
果歩が質問すると
「オレらも日頃からいろいろあってね…いい機会だと思ってな」
「いい機会…。でも、もうやめて。これ以上やったら、お兄ちゃんが黙ってないわよ!」
「兄貴?兄貴って強いのか?」
男子がそう尋ねる。すると果歩は
「お兄ちゃんと戦った人は…全身の関節が外されてたりするの…」
「ま…まじかよ!」
243HARU:2005/07/01(金) 07:38:40 ID:R64KQOUv
「それと、私の彼氏も強いから…」
「彼氏なんかいたのか!?」
「彼氏と戦った人は頭からずぶ濡れになって、ボロボロで倒れてたりするの」
「なんなんだ!お前の周りの奴らは」
(ま…お兄ちゃんと番司のことだしちゃったけど間違いではないから、いいか)

「ただいま。お兄ちゃん」
「おう、果歩。優さんから電話があったぞ」
「へぇ…優さんから…!」
少し怒りの混じった口調で果歩が言う。そして果歩は優に電話をかける。
「もしもし、果歩りん?」
「優さん…あの薬…何なんですか!急に身体が熱くなって、男子に変なことされるし!」
「あ〜知ってる。知ってるから」
「え?」
「それより果歩りんと番司くん付き合ってた?」
「イッ!?」
「だってさあ…学校で言ってたじゃん、彼氏って」
「なんで知ってるのー!?」
「ん〜隠しカメラ。全部見てたよ」
「じゃあ、教室で感じた視線は!カメラだったのー!?」
果歩が涙声で言う。
(とりあえず、成功かな?念のためかなちんにも試してみよかな?)

優の怪しい薬の毒牙はかなえにも向くのだろうか?

つづく?
244HARU:2005/07/01(金) 07:39:21 ID:R64KQOUv
以上です。
タイトルは決まってないんですが…
245名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 10:55:25 ID:bfNFggvJ
GJ!!だが…
寸止めか!寸止めなのか!!
246名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 07:55:15 ID:akQ9PUrM
ところで、このスレとは関係ないけど
前にあった結界師スレって復活とかしないかね?
247名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 13:34:55 ID:P5yfN/gi
本当に関係ない話してんなよ
ほらよ

[時音・夜未] 結界師でエロパロ [百合奈・藍緋]
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1119638216/l50
248246:2005/07/02(土) 17:09:24 ID:akQ9PUrM
>>247

ありがとうございます。
249名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 09:42:06 ID:Hnns2i+K
>>HARU氏
GJ!
これからの展開が気になりますね。
250名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 17:39:53 ID:DdoUim/O
辻原失踪

辞表を見て果歩号泣
(失恋? & 親しい人がいなくなるトラウマにより)

偶然プレハブに訪ねてきた番司が現場を目撃

ウマー

とかは?
251名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 03:09:15 ID:7RsTddla
最近ちょっとこのスレ寂しいんで、上げはしないけど書き込み。
まあ来週・再来週の展開しだいでは、ネタが来るやもしれん……。

あ、それと國生さんAVの人、楽しみにしているのでいつまでも気長に待ってます。
252名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 20:40:33 ID:qFkkzi/V
今週は、新キャラ登場ですよー。
しかも、ロリッ子だ。
253名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 21:25:02 ID:QhDZn6k0
なぜ知ってる?

早売りしてたのかっ!?
254名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 23:10:19 ID:w1/sXB8/
>>252
ああ、ハーマイオイニーな。
255名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 23:34:17 ID:5aolAtiL
新キャラじゃないじゃん
256名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 18:07:44 ID:R1zAaCI+
新キャラじゃなかった……。
たしか前に一度チラッとでてたな。
257名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 18:09:27 ID:zNRYmtaw
昴たん(だっけか?)はまだか!?

きょぬーキャラと信じてるんだが
258名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 18:55:12 ID:ZjSOS+kH
>>253
俺の町ではほぼ全てのマンガ雑誌(エロ系はどうだか知らん)がいつも早売りなのさ。
田舎っていいね。

>>255 >>256
良く見たら前に出てた・・・・。
忘れてたよ・・・・・。
正直、スマンかった。 orz
259辻原×かなえ:2005/07/06(水) 23:57:22 ID:9drBcB8r
「辻原×かなえ」です。
ちょっと長めになっちゃったんで、気が向いたら読んでください。
ネタバレはありません。6巻の最終話あたりです。
>40さん
設定いただきました。
260辻原×かなえ:2005/07/06(水) 23:57:43 ID:9drBcB8r

「私が…子どもじゃない証拠を、今から見せます」

かなえは辻原の胸倉を掴むと、自分の唇を辻原の唇に押し当てた。
この“口と口がくっついた”としか表現できないような行為が、大人の証拠だとでも
いいたいのか───。
そもそもどうしてこんな事になってしまったのか。
あまりの出来事に、辻原は頭を抱えるしかなかった。

今日はかなえの快気祝いと、先日の真芝壊滅作戦の慰労会であった。
それぞれが大いに今回の宴席を楽しむ中、かなえの様子が少しおかしいとは
辻原も感じていた。
ただ、自分以外の人間にはいつも通りの対応をしている事から、この間話した実験部隊の
件で、完全な信用を得られなかったと言う事だろう。
元真芝の人間だと思えば、かなえの態度にも納得が行く。
ただ───どうもそれだけではないらしい。
どう見ても、酒を呑むペースが速すぎる。
かなえの隣で湧次郎が嬉しそうに酒を注いでいるが、辻原から見ればそろそろやめた方が
いいと思えるほどのハイペースだ。

いったん宴席が終了し、未成年以外のメンバーが二次会の会場にそぞろ歩きを始める中、
辻原は「明日には飛行機で九州でしょう?無理は駄目です」と半ば強引にかなえを
引き止めた。
ホテルに送るなら自分がと言い出した湧次郎に「この辺の地理に明るくないでしょう」と
下がらせ、かなえを連れてホテルまでやってきたのだ。

ホテルのフロントで、かなえが突然崩れ落ちると言うアクシデントに見舞われたが、なんとか
チェックインを済ませ、部屋までたどり着き水の入ったコップを握らせた。
261辻原×かなえ:2005/07/06(水) 23:58:03 ID:9drBcB8r
それで終わりのはずだった。
水を飲んで早く寝るようにと指示し部屋を後にしようとしたその時
「何なんですか!さっきから人を…子ども扱いして!」と、かなえが突然切れたのだ。
この言葉に辻原も「───子どもでしょう?」と返す。
かなえはなおも食い下がり、自分は子どもではないと言い張る。

「子どもです。自分の体調も摂取量の限界も考えずに酒を呑んでホテルのチェックインもままならない
 それが大人の女性と言えますか」

ハイペースで呑み続けるかなえをどれほど心配したか。
そんな事を出来るだけ優しく言ったつもりだった。
だが、かなえに辻原の言葉届かなかったようだ。
気を抜いた一瞬、ドンッと胸に衝撃を受け、背中にベットのスプリングを感じた。
かなえは辻原の体に跨り、胸倉を掴むように引き寄せると、唇を押し付けてきたのだ。

まさかこんな拙いキスが大人の証だと言うのだろうか。
しかし、それだけでは終わらなかった。
いったん辻原の体から離れると、スカートの裾から手を入れ、下着を脱ぎ始める。
チラリと見えた真っ白な太ももに目を奪われた───が、そんな場合ではない。

「かなえさん…?何するつもり…ってちょっ…」
「───こんなことだって…出来ます…」

かなえは辻原のベルトを外し始めたのだ。
あまりの展開に茫然自失の辻原がやっと我に返った時には、下着を下ろされ、自身を
かなえの手が握っていた。
262辻原×かなえ:2005/07/06(水) 23:58:22 ID:9drBcB8r
我に返ったと言っても、頭の中は「?」マークだらけで、体も反応しない。
反応したのは別の場所だ。
かなえの指が辻原自身を何度もさすると、体中の血がそこに集まってくる。
ムクムクと鎌首をもたげてくるそれを見て、ようやっとかなえに逡巡の色が見えた。
しかしそのためらいを振り切るように、かなえは辻原に跨ると、ゆっくり腰を下ろした。

自身の先端にかなえの柔らかな肉の感触が伝わる。
だが───これでは無理だ。
かなえは乾いたソコを何度も押し付けてくるが、ただそれだけで挿入に至らない。

「かなえさん…やめなさい」
「出来ますっ…出来るんだから…」

グイグイと入り口を押し付け、腰を落とす。
ほんの少しめり込むような感触があった時、かなえがきつく眉を寄せ「いっ…」とうめいた。

「もうやめなさい」

かなえは腰を上げ、辻原から離れると壁にとんっと背中をつけた後、ずるずると崩れ落ちた。

「───かなえさん…何かあったんですか?今日のあなたはあなたらしくない」

ちょっとからかえば、多少落ち着きをなくしカッとなる所もあるが、決してこんな事をする
女(ひと)ではないはずだ。
年齢の割りにはしっかりとこわしやの会長も務めている───そんなかなえが。
263辻原×かなえ:2005/07/06(水) 23:58:41 ID:9drBcB8r
時間にすると短かったかもしれない。だが、この重い空気の中では一分が一年にも
思えてしまう。
どのくらい待っただろう…ようやくかなえが口を開いた。

「あなたの過去を無理やり聞きだした事を怒っているでしょう?」
「───こわしやの会長として、あなたは当たり前のことをしたんです」
「…それは建前で、ただあなたの過去を知りたかっただけだとしても、そう言えますか?」

かなえはさっき落としたコップからこぼれた水を見つめる。
ユラユラと一本の筋になって上昇する水が、ふっと元の形に戻った。

「仙術を自分の私利私欲の為に使ってしまった…入院中、ずっとそんな事ばかりを考えて、
 胸が苦しくて───今日あなたに会ったらこのモヤモヤした気持ちに出口が見つかるかも
 しれないって…そう思っていたのに…どんなに呑んでも気持ちは晴れないまま…」

辻原はかなえの言いたい事が何であるか、少し分かったような気がした。
この人は、とても真面目な人なのだ。

「元気そうだと言ってくれた時も、送ってくれると言ってくれた時も、とても、嬉しかったのに…
 だめなんです…あなたといるといつもの私じゃなくなってしまうんです───もう、私のことは
 ほおって置いて下さい…これ以上、私の心をかき乱さないで…」

(これは───)

辻原は面食らった。
これはどう考えても愛の告白ではないか。
264辻原×かなえ:2005/07/06(水) 23:58:58 ID:9drBcB8r
自覚がない。その気持ちを愛だと知らず、そのせいで心を持て余してしまっている。
幼い頃から仙術の修行に打ち込み、両親の命を奪った真芝をこわす事に身命を尽くす人。

「かなわないな…」

辻原は独り言のようにそう呟くとかなえににじり寄り、力なくうなだれるかなえの膝に
両手をかけて、ぐっと足を開かせた。
突然の事にかなえはあわてて足を閉じようともがくが、背後の壁に体をぴったりと押しやり
力でM字に開かせる。

「いっ、嫌です!こんな…」
「さっきあんな大胆な事をした人が、何言ってるんです」

両足をしっかりと固定したまま、辻原は頭をかがめかなえの秘所を覗き込んだ。

「そのまま動いちゃいけませんよ」

辻原の指がかなえのヒダをかき分けながらクレバスをなぞる。
しっかりと広げて入り口に浅く指を差し込むと、かなえのソコからじわっと蜜がにじんだ。

「───ひどく切れたりしてないようですね…」

先ほどの無茶な挿入で、裂傷が出来たのではないかと心配したが、無事のようだ。
しかし、辻原は確認が済んだ後も、ゆっくりした指の動きをやめない。
ひいては押し込み、押し込んでは浅く引く───そんな動きを繰り返しながらかなえのソコに
指を埋め込んだ。
265辻原×かなえ:2005/07/06(水) 23:59:17 ID:9drBcB8r
「んんっ…」
「指一本でもきついでしょう…」

埋め込んだ指を何度も抜き差しすると、かなえのソコからどんどん蜜があふれてくる。
静かな部屋に淫靡な水音が響き始めた。
辻原はかなえの手を取り、自分の股間にあてるとおもむろに言った。

「これを入れるときはね、指で慣らして、しっかり濡らしてからじゃないとだめなんです」

そして「ほら」と、かなえの中から指を抜き、愛液に濡れたそれを見せた。
恥ずかしさに目をそらすかなえに、辻原はなおも言う。

「けっこう怒ってるんですよ、オレも痛かったんで。デリケートなものなんです、わかりますか?」
「───ごめ…ごめんなさい…」
「寝た子を起こしたんだから責任とってくださいね」

そう言うが早いか、辻原はかなえを抱え上げベットに横たえた。
そしてそのままかなえを組み敷くと、メガネをはずしサイドテーブルに置く。
メガネのフレームがテーブルにあたってカチリと鳴った───それが合図だ。
かなえの下唇を自分の唇で挟んで軽く力を入れる。柔らかな感触を楽しむように何度もついばむと
かなえの口から甘い吐息が漏れ出した。
辻原はうっすらと開いた唇に舌を滑り込ませる。
深く、深く口付けてかなえの舌に自分の舌をからませ口腔を蹂躙していく。
うまく呼吸が出来ないでいるかなえの為に、幾度か唇を離し、その度に角度を変えて
激しくむさぼった。

「脱がせますよ」
266辻原×かなえ:2005/07/06(水) 23:59:37 ID:9drBcB8r
かなえのカットソーの裾を掴み、万歳をさせるように引き抜く。
片手でかなえの体を抱きしめるよう軽く持ち上げ、胸を反らせると、もう片方の手でブラのホックをはずした。
窮屈な締め付けから開放された乳房がカップからこぼれる。
辻原が慣れた手つきでブラを引き抜くと、桜色の突起が顔を出した。
真っ白な双丘ツンと上を向いた蕾───
今にも口に含みたい気持ちをこらえ、尖らせた舌で乳輪をなぞる。
かなえの口から「あっ…ん…」と短い喘ぎが出るが、辻原は少し焦らした。

「もうこんなに硬くして…かなえさんて案外いやらしいんですね」

言葉で責めると、かなえがいやいやと首を振る。
その隙を突くように辻原は硬く尖った蕾を口に含んだ。

「───!!」

かなえの声にならない喘ぎが漏れる。
散々焦らされた後の強い刺激。
片方の蕾を舌で転がしながら、もう片方の手で反対側を摘み上げる。

「あっ…はぁ…いやぁ…」
「───イヤじゃなくて…こう言うときはイイって言うんですよ」

意地が悪い。
自分でもそう思う辻原だが、この人にはこれくらいのほうがいい。
軽くお仕置きをするような気分だ。
辻原は散々この感度のいい尖端を指と舌で責めた後、スカートのホックに手をかけた。
267辻原×かなえ:2005/07/06(水) 23:59:56 ID:9drBcB8r
すでに下着はつけていない。
自分で脱ぎ捨ててしまったのだから。
ホックをはずしたスカートを引き摺り下ろすと、かなえはもう身を隠すものが一枚もない事に気付き
あわてて身をよじった。
そのしぐさが可愛らしい───

「綺麗ですよ」

そう呟くと、辻原も上着、ネクタイと服を脱いで行った。
全ての服を脱ぎ終え、かなえの体に覆いかぶさる。
地肌に触れるかなえの滑らかな肌が心地よい。
楽しむ余裕のないかなえは、ただただぎゅっと目を閉じていた。
それはかなえにとって幸いと言うべきだろう、先ほど自分が挿入しようとしていたものとは比べ物に
ならないくらい張り詰めたものを見ずに済むのだから。
辻原は柔らかな体をじっくり堪能すると、かなえの足を割り、体を滑り込ませた。
しっとりと濡れそぼったソコを指でなぞる。

「っん…あっ」

クレバスにそって、ゆっくり指を上下させ蜜にまみれた指でそっと肉芽を転がす。
強い刺激にかなえの背が反り返った。
初めは弱く、次第に強く。

「あっ…ああ…ソコっ…だめぇっ…」

かなえが懇願し始める。
じゃあこっちはどうですかと言わんばかりに、ヒクつく入り口に指を入れる。
しっかりと濡れたそこは辻原の指をやすやすと飲み込んだ。
268辻原×かなえ:2005/07/07(木) 00:00:15 ID:9drBcB8r
さらに指を増やす。
くの字にまげた二本の指で、内壁を探るようになぞると「ちょうどいい場所」できゅうっとかなえの
中が締まった。
ピンポイントで感じる場所を何度もこすられて、かなえは一段と高い声で喘ぐ。

「そろそろ足りないでしょう?」

辻原は自身をかなえの入り口にあてがい、ぐっと腰を進めた。
かなえの声にならない呻きが漏れる。

「かなえさん、もっと、力…抜いて…」
(───締まる…っ)

狭い場所を無理やりこじ開けるように、辻原自身がかなえの中に埋め込まれて行く。
浅い抜き差しを繰り返しながら最奥まで───

「…はっ…奥まで入りましたよ…辛いですか?」

かなえは口を開かず、ふるふると首を横に振った。
健気さに、胸が熱くなる。
いきなり動かしては辛いだろうとしばらくそのままの体制でいた辻原だが、そろそろ限界が
来そうだ。この、熱く締め付けるかなえの中が誘うかのように辻原を急き立てる。

「動かしますよ…」

出来るだけゆっくりと腰を動かす。
かなえの顔に苦痛の色が見えるが、そうそうはいたわってやれない───
269辻原×かなえ(最後):2005/07/07(木) 00:00:47 ID:QnOsaFi6
心地よさに我を忘れそうだ。
もう、これ以上優しくできそうもない。
辻原のだんだん激しくなる突き上げに、かなえが肩で息をするように「はっ…はっ」と声を上げた。
その声が、だんだん艶を帯びてくる。
かなえの一番感じる所に辻原のくびれた部分が当たり、痛みに慣れるにつれ性感が高まって
きたのだ。
盛んに頭を振り乱しながら、せつなく辻原の名を呼ぶ。

「…かなえっ…」

限界が近い。
辻原は直前で自身を引き抜くと、かなえの白い腹部に欲望を撒き散らした───。


身支度を整え、シャワーのコックをひねる。

「今バスタブにお湯を入れてます、少ししたら入って体の疲れを取ってください」

そう言って振り向くと、かなえはなにか言いたそうな顔でこちらを見ていた。
そして意を決したように口を開く。

「───あの…今日は…ごめんなさい」
「いえ、それはこっちのセリフです…無理させちゃいましたね」
「無理なんて…───そうですね、ちょっと辛かったです」

素直な返事だ。
辻原はふっと笑うと、このどうしょもなく愛しい人に唇を寄せた。

<おわり>
270名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:09:56 ID:KB7rCfCp
GJ!
271名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 01:15:58 ID:1V3HLYJj
>>259
かなちんの神がご降臨なすった……

また次回があれば超期待です
272名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 01:51:03 ID:MQu6jcAm
>>259
お疲れ様です。いや〜良かった。言葉責めされるかなちん、激萌え。
しかしつじーのほうが優さんよりも年上ということは、わりと年の差カップルでも
あるんだよな〜。
273名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 16:51:53 ID:1V3HLYJj
さて、ハーマイオニーはどう出るのか……
274辻原×かなえの中の人:2005/07/07(木) 21:18:42 ID:ZVffx8k8
レスありがとうございます。
次に書くとしたら「我聞×陽菜」で甘いの書きたいです。

ハーたんは我聞を眠らせて、いろいろ実験しそうです。
275HARU:2005/07/07(木) 21:45:33 ID:9aFkGlSg
>>274
眠らせるって方法があったのかっ!

それはそうと我聞×國生さん楽しみにしてます


ハーマイオニーは使い道が難しい…。
第五研の男キャラが出れば、まぁ…使えるかも
276名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 00:18:12 ID:/9ySDrae
ハーマイオニーの後ろにいる二人っていつぞやの金庫の二人?

ハーマイオニーに関する勝手な予想(妄想)

実はドジッ子。
CEOから晴れて実践許可も出たので早速出撃するが、
途中で局員とはぐれて迷子に (ついでに連絡手段も無くす)
ヤンキーに絡まれてるところで我聞(&國生さん)に助けられる。
「クグラヤとか言う場所を知りたい」と言ったがために客として連れて行かれる。
國生さんはちょっぴりムカムカ。
到着して初めて自分を助けてくれた男が目的のクグラガモンだと知る。
だがしかし、なんだかんだで親切にしてくれる我聞にちょっと赤くなるハーマイオニー。
國生さんかなりムカムカ。

的な展開キボン
277名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:16:26 ID:cfVgBlIe
>>259
素晴らしいですね。GJ!

>>276
面白そうですね。
かなりアリ!
278名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 16:38:01 ID:vEYYT90h
我聞はみんないいキャラしてるからエロ部分よりその前の萌えシチュの方が楽しみだったりする
こんな俺は少数派だろうな


>>276
おまいはエスパーか
279名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 17:14:19 ID:6MafMJHo
萌えシチュという下地が合ってこそエロが栄えるのだろう。

276が当たったらちょっとしたハーマイオニー祭りになりそうだな
280名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 17:11:27 ID:DDy2aPZy
なんか過疎ったね……
281過去スレからサルベージ:2005/07/11(月) 18:48:41 ID:Up4u6mUZ
991 :名無しさんの次レスにご期待下さい :04/10/03 15:46:51 ID:wNfEY4kZ
兄嫁にならないと会社をクビにすると長女に脅かされ、工具楽家に嫁ぐことになった國生。
そこに待っていたのは見るも無残な家事奴隷としての待遇だった。

「陽菜さん! 陽菜さんちょっと!」
「は、はい! なんでしょうか、果歩さん」
「遅い! 私が呼んだら五秒以内に駆けつけること!」
「す、すみません……昼食の仕度をしていたもので」
「言い訳しない!」
「……はい、申し訳ありませんでした」
「私、さっき言いましたよね? 」
「はい……言われたとおり、掃除機をかけてから水拭きを済ませておきました」

じっと窓ガラスを見つめる果歩。
つい、と指先で窓の桟をなぞる。

「なんですか、これは? こんなに埃が溜まってるじゃありませんか」
「え? でも果歩さんは床を綺麗にしておくようにと……」
「嫁ならそれくらい気を利かせてください!
 それと食事ができたら、すぐにトイレの掃除! そのあとは庭の草むしりですからね!」
「あ、あの……私が昼食を取る時間は……」
「家事もろくにできないひとに与えるご飯なんかありません」

「ふうふう……やっと草むしりが終わった。ええと、次は夕飯のお買い物に……」
「陽菜姉ちゃん、一緒にトレーニングしよー!」
「あ、珠さん……あの、私はまだ仕事が残って……」
「そんなのいいからいこー!」

「はあはあ……た、珠さんに付き合わされて隣町まで走らされちゃいました……。
 早くスーパーに行って、夕飯の材料を……。あ……タイムセール……終わってる」
282過去スレからサルベージ:2005/07/11(月) 18:49:05 ID:Up4u6mUZ
工具楽家に帰ってきた國生。
帰りが遅いと柳眉を逆立てる果歩に、買い物のレシートを渡す。

「どういうことかしら、陽菜さん? 私、いつも口を酸っぱくして言ってますよね。
夕方のお買い物は、割引サービスの効いてる時間帯で済ませるようにと。まったくこんなに無駄なお金を使って」
「すみません……珠さんに誘われて外に出ていたら遅くなってしまって……」
「あら、自分の怠慢を珠のせいにするんですか?」
「そ、そんなつもりは……!」
「しかたありません。増えた食費の分は陽菜さんの夕飯を抜かすことでまかないます」
「そ、そんな……あんまりです!」
「やだな、冗談ですよ」
「ほっ……」
「白いご飯くらいは食べさせてあげます」

「お、今夜はすき焼きか。それもずいぶんと良い肉を使ってるじゃないか」
「うん、お兄ちゃんのために奮発したのよ。たくさん食べてね」
「美味い美味い……あれ? どうした國生さん。さっきからご飯ばかり食べてて全然鍋に手をつけてないじゃないか」
「陽菜さんは食欲がないんだって。そうですよね? 陽菜さん」
「は、はい……それに私、白米が大好きなんです……う、うう……」
「あはははは、涙が出るほど好きだなんて変なひとですね!」
283過去スレからサルベージ:2005/07/11(月) 18:50:03 ID:Up4u6mUZ
992 :名無しさんの次レスにご期待下さい :04/10/03 15:47:56 ID:wNfEY4kZ
食事のあとの入浴は、國生にとって、過酷な一日の中で唯一の心休まる時間であった。
もちろん他の兄弟が全員使ったあとの湯ではあるが。

「はあ……口の中がお米の味しかしない……」

ガラリ

「おやおや、義姉上……これは奇遇ですな」
「え? きゃ……! と、斗馬さん!? もうお風呂は済ませたはずじゃ……」
「なあに……たまには二度風呂をと思いましてのお……いやはやこれは失礼をいたしました」
「は、早く出てってください」
「ふふふ……それにしても義姉上は意外に豊満な乳をぶらさげてますなあ。
 兄上もさぞやお悦びでしょう? それとも毎晩悦ばされているのは義姉上の方ですかな?
 夜更けに部屋の前を通るとね……聞こえるんですよ……義姉上の悩ましい喘ぎ声が……」
「や、やめてください斗馬さん……!」
「兄上が羨ましい限りですな……その若い肢体から溢れる蜜を毎晩芯まで味わうことができるのですから……」
「うう……いやあ……」
「くっくっくっ……それでは邪魔者は退散するとしますかのう……」
284過去スレからサルベージ:2005/07/11(月) 18:50:38 ID:Up4u6mUZ
寝巻きに着替え、夫婦の寝室にやって来た國生。
すでに敷かれたひと組の布団の中で、我聞はぐっすりと寝入っている。

「社長が不能だってことは……二人だけの秘密ですから」

我聞と同じ布団にもぐった國生の背中が、戒めに抗うように小さく動く。
その艶めいて細い指がすでに濡れた下着をまさぐり、いまだ何者にも荒らされぬ乙女の花園をさらけ出す。
薔薇のつぼみに小鳥の戯れるような刺激が加えられるたびに、國生の唇からは蜜のように甘い息が漏れた。

「んっ……はあっ……社長……いいっ……いく……っ!」

声を噛み殺して快楽に身をゆだねる國生。
扉に鉄のかんぬきをかけるように固く目をつむり、そのまま熱い泥沼の底に頭から沈むかのごとく、
安閑とした眠りにいざなわれるのだった。
285過去スレからサルベージ:2005/07/11(月) 18:51:08 ID:Up4u6mUZ
「どうですか姉上? 僕の書いた小説“工具楽家未来予想図”は?」
「斗馬くん、あっちの部屋でお姉さんとじっくり話し合いましょうか」
「あ、姉上? その握り拳は一体? なぜそのように青筋を立てているのですか? ただでさえ怖い顔がさらに鬼のよう――」


埋め立て小説 完
286過去スレからサルベージ:2005/07/11(月) 18:54:45 ID:Up4u6mUZ
956 :名無しさんの次レスにご期待下さい :04/10/01 21:24:59 ID:xe7TdHk5
我聞「國生さんも俺たちの家族だ!」
國生「本当ですか?」
果歩「そうそう、家族ですよ家族!」
國生「そうですか。私、ホッとしました」

アハハハハハハハハ!

珠 「うーそーだーよー!」
果歩「陽菜さんなんかいりませんよー」
我聞「さ、みんな。帰って晩御飯にしよう。今夜はすき焼きだぞ」
斗馬「兄上、せっかくなので会社の皆さんも誘ってみては?」
我聞「そうだな。中之井さんと辻原さんと優さんに声をかけてみよう」
國生「ま、待ってください! 私も……私も一緒に……!」

ガバッ

我聞「國生さん、大丈夫か? なんだかずいぶんうなされてたけど……」
國生「しゃ、社長……? これは……私の机……。
   ゆ……夢……。うう……うぐ……ひっく……よ、よかった……ぐすっ」
287名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 20:35:00 ID:jFgKcVF+
これはこれでいいとか思った俺はサディストですか?
288名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 21:09:31 ID:XsfEn7Y1
昔ながらの國生さんファンには馴染みの深い妄想です
いやほんとに
289名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 00:04:19 ID:V+THU8IW
>>286
久々にドリームキャスト噴いた。
290名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 10:47:14 ID:uV68qBQv
>289
中之井「せんむ」がリヤカー引いてるのね。。

291名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 16:18:58 ID:hcNIVJTU
今日たまたま読んだんだけどあのハーフの娘めちゃめちゃかわいいな。
ちょっとムラムラしてしまった…
292名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 16:34:47 ID:gOWH7OoC
次回に期待 (*´Д`)
293一部地域は早売りなのよ:2005/07/12(火) 23:20:27 ID:qGvg/Y9s
>>276
あんた、エスパーでしょ?
だって、予想が半分ほど当たってたし。

ちなみに、ハーマイオニーの後ろの二人は
いつぞやの金庫の二人です。
兄者は卓球部部長とキャラ被ってる模様。
294名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 00:05:43 ID:8O91IOXU
ネタバレイクナイ。
295276:2005/07/13(水) 00:17:23 ID:gyZ79B1u
うーん、ネタバレは良いく無いけど

……マジで ?
( ゚д゚)ポカーン
296名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 00:47:05 ID:gyZ79B1u
そう言えば、確認しようにもこっちは発売一日遅れ……orz
297名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 00:55:12 ID:2/Q8h8IU
優さん受けって難しいのかなやっぱり
298名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:04:18 ID:Fpi+zyFd
>297
「タチ悪い」ひとだからね。主に頭脳が、だけど
299名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 13:10:18 ID:kM1HBuTX
優さんに開発されるかなちんキボン
300名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 17:44:00 ID:gyZ79B1u
桃子ってピーチ姫かけてたのか……
301名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 18:39:44 ID:HwuOaxuD
>>300
マリオ→オリマー
ルイージ→ジィル
ピーチ→桃子
ってわけか。
302名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 18:50:06 ID:gyZ79B1u
で、姫はハーマイオニーでネコミミだと

藤木、あんたスゲーよ! マジで!
サンデーで一番輝いてる
303名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 19:10:16 ID:DIBc+OSV
ハーマイオニー+ネコミミ…
ここまでだったらハヤテの畑君でも思いつくぐらい安直なネタに過ぎない。
実際、広大なネットの海に点在するハーたんハァハァ系のサイトにはその手の絵はゴマンとある。
しかし、ここにピーチ姫という要素を加えてしまう事こそが藤木先生の才能であると言えるだろう。

そう、桃子たんはハーマイオニー程度の並ツンデレではなく
お姫様レベルのハイエンドなツンデレだったんだよ!
304名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 20:10:50 ID:18Dpijl+
な、なんだってー!?
305名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 21:29:17 ID:HwuOaxuD
そこまで計算されていたのかっ!?
306名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 22:46:35 ID:kM1HBuTX
国生さんはガモンにじゃれつく桃子を見て
自分でも意識しないイライラに苛まれる。
それを見てGHKは逆に小娘を焚きつけて国生さんを煽る作戦に。
しかしそれが裏目に出て行くところまで行ってしまう桃子とガモン
(+なんとなく敗北感に打ちひしがれながら自らを慰めるはるるん)
…というシチュで一つ。
307名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 00:11:09 ID:6tnm9yHe
結局のところ略称はなんと呼ぶべきか

1.桃子
2.桃子たん
3.ハーマイオニー
4.ハーたん
5.ピーチ姫
6.姫

>>306
まずは「桃子、初めての自慰」が先決だと思われ
308名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 00:31:05 ID:AHDn0PDj
>>307
「姫」ってのが結構萌えたりする・・・(*´Д`)
よって、Eに一票。
309名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 00:38:54 ID:dv40JJPu
おいおい、ツンデレ金髪ロリ娘のオネイニーなんて萌え狂っちまうぜ?
310名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 00:57:16 ID:DlpLMGf+
おい>>309よぉ、
俺たちが萌え狂うと思ったときには、
すでにっ!萌え狂ってんだ!
萌え狂ったなら使ってもいい!
311名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 01:18:57 ID:KWgrm2iF
306
俺、そんな状況になったら死んじゃうかも。
ラオウみたいに天に召されちゃうかもしれん…


「誰かこの中にこのシチュエーションでSSを書いてくださる神様はいらっしゃいませんか?」

「誰かこの中にこのシチュエーションでSSを書いてくださる神様はいらっしゃいませんか?」
312名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 01:24:38 ID:zE5bSNBG
685 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2005/07/14(木) 00:45:08 ID:ugGXwo1f
こわしや我聞は性描写が過激だしセクハラですよ。
なんで、あんな酷いセクハラ作品がサンデーで大っぴらに掲載されているのでしょう?
まず、男二人がオリマーとジィルで、桃子という名の女性。これは明らかに某任天堂ゲーのパクリです。
部下が好色なイタリア人の男。これは子供の教育にはよくありません。
特に兄のあの筋肉!!卑猥すぎます。子供が性犯罪オス原因の一つです。
そしてマスコットがキノピー。これはキノコです。 明らかに男性器を象徴しています。
それに真芝ってなんですか!!ヴァ○ナに茂る陰毛を連想させる非常に卑猥なネーミングですよ。
仙術の説明もそうです。天を裂き、地を踏み割り、音を抜き去る。これはまさに性交渉です。
しかも、こわしやですよ。破瓜です破瓜。子供には早すぎます。
あのジャンプで見たことあるようなオリマの顔ってなんですか?地獄先生ぬ〜べ〜で女性の乳首や性器を
隠すのに用いられるのがジャンプマークですが、それが別のマッチョと肉体を競い合う、
こういった姿はマッチョな男が女性の乳首や性器をいじくりまわす姿を
連想させます。あぁ、もう言い尽くせません。
名前が女性器を連想させる桃子に至っては、不良に絡まれる、キノコが友達、
マッチョが恩返し、上司の務めなんてもう言うまでもない。
少年の性犯罪増加を助けてますよ。皆さんもそう思いますよね?
313名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 13:23:34 ID:6tnm9yHe
やっとサンデー見た!
ベタ展開の格式美を見ました。

姫可愛いよ、姫

次回はより密な身辺調査という名目の元、
飛び級の留学生的な扱いで我聞のクラスに潜入でお願いしますよ藤木先生。

そして、よそよそしくも
「な、なによっ」
とか言いながら我聞の隣の席に座ったりとか。
何かと我聞に付き回る姫に佐々木が大騒ぎしたりとか、
國生さんの冷たい視線が復活したりとか。
314名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 14:10:38 ID:DCQhdruF
>313
>我聞の隣の席に座ったりとか
席がなくて我聞の膝の上にちょこんと座って…でお願いします。
315名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 15:13:44 ID:g4qnVjOe
オッケェー
このスレも刻んだ!!
316名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 17:27:24 ID:PvJY2MLB
なんだこのスレ〜〜〜〜
317名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 17:52:31 ID:B1hwVSv6
ある意味、第3の本スレだなここ
318名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 18:37:10 ID:lXSaGdDy
さて、桃子のエロパロはどこですか?
319名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 18:39:31 ID:6tnm9yHe
>>318
もうちょい情報とエピソード無いときついだろ
320名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 18:45:49 ID:o5AGBhdd
研究してても何をしてても我聞が出てくる桃子たん
「ぜんぜんぜんぜん好みじゃないのに、何でよ!」的な
321名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 19:06:39 ID:lXSaGdDy
>>319
むしろ情報の少ない今こそ狙い目かと
今ならどんなシチュも自由だぜっ
322名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 21:42:55 ID:sqT7Eno8
つまりはあれだな、桃姫が我聞の仙術の解明のために自ら体をはって調べるんですね
騎乗位で螺旋の動きを体現する姫ハァハァ
323名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:23:00 ID:5GbaRqZp
体験じゃまいかと突っ込んでみるテスト
324名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:23:17 ID:yjHEL3qo
>>307
ここは定番で工具楽家にて客として通されて
たまたまエロ本をハケーン
→「何よこの低俗な雑誌はっ!」
顔を赤らめながら熟読
→ヘンな気分になって大事なところを(ry

で…と思ったらガモンてエロ本とか読まなそう。
325名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:28:52 ID:Hn90nmgK
>324
せーよく精力が枯れ果てるまで修行してるかもね。
それでも生理現象はアルとおもうんやけど・・・
326名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:33:09 ID:ChszNbl/
しかし、そこそこある胸、八重歯、白衣。
圧倒的じゃないか!
327名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:34:57 ID:KWgrm2iF
326
最強です!
328名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 00:26:04 ID:w3wpAJup
筋肉にびくびくと怯えながら
部長に抱かれる会長きぼん
329名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 00:46:49 ID:b1Ay17dd
>>326
ニーソを忘れてるぞ
330名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 01:24:11 ID:UcXrX/c9
改めて読み直したらガモンに助けられたあと
地面におにゃのこ座りでへたり込むところも萌えた
331名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 01:29:37 ID:NvqiElKd
桃姫のエロパロか……

現状で我聞と本番はあまりに本編と親和性無さすぎて無理っぽいなぁ

とりあえずあの後、大急ぎで撤収し
一人部屋にこもり、男の人(しかも敵かもしれない)に助けられる
ドキドキ体験に人生で初めて下着を濡らす桃姫〜という感じか?
332名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 10:44:29 ID:JT54pAat
あそこで我聞がこなくて不良共にリンカーンってのも良し
333名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 11:05:12 ID:ietd3l9A
我聞のエロは書きにくいな
我聞からは絶対手を出さないだろうし
状況に流れされて……ってのも我聞なら鋼鉄の意志で耐えそうだし
334名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 11:21:33 ID:NvqiElKd
あそこで我聞来なかったら新兵器で殺されてる……>フリョー

>>333
男性陣は多少無理を通すしかないなぁ
335名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 15:40:30 ID:9+7GMsmc
無理にエロに走らんでも、そのしばらく手前で十分悶えられると思う。
思うんだが、それだとここの存在意義が問われてしまうのかな?
336名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 18:06:41 ID:geZdX9TN
そんな事より、ハーたんが作ったっていう
対工具楽用新兵器ってどんなんだろう?
なんだか、デカイみたいだけど。
337名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 19:02:19 ID:NvqiElKd
>>335
それだと、本スレと女性キャラ萌えスレで事足りるぞ
338名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 20:05:11 ID:TjR0mh7Z
不良にからまれて我聞に助けてもらったものの、
その場にへたりこんでオシッコ漏らしちゃう桃子なんてどーですか?
それを見て対応に困ってあたふたする我聞…
339名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 20:58:08 ID:bR9Y8Q8t
萌えスレや本スレで話せばいいような事まで
ここでやってる事が問題だと思う。
ネタバレの配慮もないし。
340名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 21:23:34 ID:bhrMnlVv
恋愛感情というか性欲をもってそうなのが
主要キャラじゃ番次ぐらいしかいないから補間抜きじゃ想像できない
オナニーさえしてなさそうだし
341名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 22:39:44 ID:hrqMBgmq
就学旅行編になったら我聞も少年漫画
のお約束に従って女湯ぐらい除くさ。
不可抗力だと思うけど。

しかし、布地の少ないビキニ着用のはるるんに
興味を全く示さないという事は
異性として全く意識して無いんだろうな。
桃子たんのアタックで異性という物を目覚め、
はるるんを意識しだしたらそれこそ王道だ。
342名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 00:30:52 ID:AF1HFc0T
メガネ娘三人(優、千紘、リン)で夢の競演を(ry
343名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 02:37:35 ID:FXdKzjt+
>>333
つ[暴走]
344名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 02:41:01 ID:QgSeT6OL
優さんの作った性質の悪い催淫剤
345名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 03:20:25 ID:CVki9Kfq
>>341
桃子たんの我聞に対するアタックを國生さんが目撃

國生さん、自分の想いに気付いて嫉妬

國生さん、何とか我聞の意識を自分に向かせたいが
恋愛経験0なのでその方法が全くわからない

國生さん、我聞への体を張ったアプローチ敢行
でも我聞は國生さんの意図に気が付かない

どんどん國生さんのやり方が過激に

俺的にはこういうのが好きだな
346名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 03:52:31 ID:DzO6YD5X
>>345

実力行使

合体イベント(國生さん誘い受け)

こうですか?わかりません!
347名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 11:07:04 ID:f9Kq4j47

それを姫が覗き見。

強引に混ざり、3Pへ

妊しn
348名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 11:58:50 ID:fhDCLcRP
我聞の仙術が暴走

暴走を止めるには一発抜くしかない

エロース

まあこれが一番簡易だな
349名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 12:32:34 ID:7OS0s071
GHKにより媚薬を盛られる

セクース
一番手っ取り早い
350名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 15:56:51 ID:z1VSCQyp
桃子はまだ生えてないよ。
351名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 16:46:34 ID:AF1HFc0T
>>350
下の毛もサラサラ金髪の
うぶ毛が生えはじめているに決まっているじゃぁないか
352名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 21:40:16 ID:kaNES3Tj
>>348
ちょwwwおまwwwww俺と同じ妄想wwwwwwwwwwww
353名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 22:41:59 ID:+qAV94tJ
果歩「いや……!何するの……!お兄ちゃんやめてぇ……!」
354名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 23:36:16 ID:7OS0s071
VIP?
355名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 00:05:06 ID:rYrwuEDE
く、桃姫のエロパロにはまだ状況証拠が足りねぇ……
356無理やり妄想で:2005/07/17(日) 07:32:02 ID:m+VMnd9h
我「大丈夫か少女よ、ほら手を貸すから立て」
桃「いいわよ、自分で立てるから…?なに目を反らしてるの?」
「す、すまん」
桃「へぇ〜あんたそんなにパンツ見たいんだ〜?」
我「えっ違っ」
桃「いいわよ、別に見たって、フリョーに貸しなんか作りたくないわ」
我「子供は大人をからかうな!それに俺は不良じゃない!」
桃「(ムカッ)なんならあげようかな〜?
キノピーを助けてくれた恩人だし
ほれほれ脱いじゃうよ〜?」
我「俺は子供には興味が無い!」
桃「(ムカッ)さっきから、子供子供って、たかが
ド低能のフリョーが、そんな事、あたしに言っちゃうわけだ〜?
ほら脱いだわよ、見て子供かどうか確かめたら?」
357名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 09:24:14 ID:m+VMnd9h
我「いい加減にしっ…」

我聞が振り向くと地面には上等そうな
生地のパンツが一枚置かれてた

桃「よくも、このエリート中のエリート
桃子ちゃんを子供扱いしてくれたわね。
ほら、確かめてみなさいよ!」

桃子がスカートをたくしあげると、
そこには、うっすらと生えそろった
金色が申し訳程度に陰部を隠していた。
我「…」
桃「ほら、良く見た?あなた達、低能の
フリョーはこういうのが好きなんでしょ?
さっき言ったとおり、パンツもあげるわ。これで貸し借りなしよ。」
我聞の顔にパンツを投げ付ける桃子。
桃「行くわよ、キノピー」
我「…ぽかーん」
トレーナー内

キ「なあ、ご主人。今の漢が、ご主人が探していた
クグラガモンだったんじゃないのか?」
桃「違うわよ!なんであんな低能が!」
キ「それに…あれはやり過ぎだぜ?
恥ずかしくなかったのかよォ?」
桃「…うわーん、なんであんな事しちゃったんだろー!。
だから、低能の集まるとこには行きたくなかったのよ( グスッ)」
358名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 09:39:47 ID:m+VMnd9h
改行目茶苦茶でスマン
359名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 13:35:55 ID:/puwzd5W
大胆なハーたん、イイね!
360名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 14:37:53 ID:tIcpzu31
358
職人さんGJです!
361名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 16:50:20 ID:3JeWkEI/
顔にパンツ投げつけられる我聞にテラワロス
362名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 18:38:50 ID:vc46T+vs
http://w7.oekakies.com/p/gamondo/p.cgi?sort=1
エロく無いけど桃とかかなりハイクオリティーなものが
363名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 21:10:32 ID:kdoEK8A6
>>362
ローアングル桃子(* ´д`)ハァハァ
364名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 22:07:53 ID:/puwzd5W
ええじゃないか、ええじゃないか。
(*´∀`)ハァハァ
365辻原×かなちん:2005/07/17(日) 23:40:31 ID:rYrwuEDE
姫はまだちっと難しそうなので
初チャレンジにかなちんを途中まで書いてみました。
駄目っぽかったらスルーしてください。

まだエロ無しです
(と言うよりエロ書けるかどうか判らん……)
366辻原×かなちん:2005/07/17(日) 23:43:13 ID:rYrwuEDE
 あの日、工具楽我也に破れた日、己の全ては終わった。
 終わった代わりに多くの物を得た。 多くの物を与えてくれた。
 辻原蛍司という人間を満たしてくれた。
 だから今度は返さなければならない、あの家族が失った物を……


「―――と言う訳なんですけど、駄目ですか?」
「駄目です」
「うーん、やっぱり駄目ですか……」

静かで広い木造の部屋に二人の女性と相対するはスーツ姿の男
工具楽屋を後にした辻原は真芝研究所の詳細な所在地を聞くために
九州の静馬の屋敷に来ていた。

「辻原、わたしも其れには同意できないね」
「一人で真芝の研究所に潜入して我也さんを探すなんて……、無謀すぎます!!」

今回は辻原の個人的な行動という面が強いため、内閣調査室から情報を聞き出す訳にも
行かず、静馬の方で知っている話だけでも聞こうとわずかな望みでやって来てみたのだが……
当然ながら静馬の現当主かなえ、先代さなえは拒否の反応を見せた。

「いやぁ、しかし約束しちゃったんですよね〜」
「そういう問題じゃありません!!
 敵地の真っ直中で見つかればただで済む訳無いじゃないですか!
 最悪、あなたからこわしやの情報が漏れてしまう可能性だってあるんですよッッ!」
「はっはっは、大丈夫ですよ、こう見えて口は硬い方ですし」
「そういうところが信用ならないんです!!」

両者共々一向に引かないことと、のらりくらりとかなえの憤怒をかわす辻原も相成り
結局の所、話にならないと言う結論となりかなえは普段の業務に戻っていってしまった。
その様子を見ていたさなえはやれやれと言った様子で口を開き始めた。
367辻原×かなちん:2005/07/17(日) 23:44:08 ID:rYrwuEDE
「辻原、あんたの気持ちはわからないでもない。
 あの家族に、笑顔と幸せを取り戻してやりたいのはわたしも同じだ。
 だからといって、あんたが帰らなければ、またあの子達は悲しむんだよ
 あの子達は、あんたも家族同然に想ってくれていたんだろう?」

先代さなえの言葉に辻原は眼鏡の位置を直しながら無言でたたずむ。
「………」

「其れだけは覚えておきな。わたしの口から言えることこれだけだ。
 後は自分で決めな。 真芝の関連の報告をうけて処理しているのはかなえだ、
 詳しい話はあの娘から聞くんだね」
「………ありがとうございます」

一言礼だけ言って、立ち上がった辻原はかなえの向かった方角へ歩いていった。

368辻原×かなちん:2005/07/17(日) 23:45:25 ID:rYrwuEDE
何故彼はああも簡単に自らの命を投げ出すようなことを言うのか?
かなえは境内の掃除をしながらそればかりを反芻していた。
辻原は普段の様子とは裏腹に自らの幸福に対して執着がない。
だからといって、平和を愛してやまない博愛精神あふれる人間という訳でもない。
彼とは我也さんから紹介されてから何度も仕事を共にしたが、
その度に彼の行動や言動に理解不能な苛立ちを覚える。

「かなえさん」
「……我聞君達のためですか?」

真芝から救われ、そして我也さん我消えた日からずっと彼は……
後ろにいる辻原にかなえは答えの分かり切った質問を問いかけた。

「………そうです、 彼は私の庇護の元から巣立ちました。
 きっと彼らはこの先もやっていける。 なら今私がしてやれることはこれ位です」
「……あなたはそのまま帰ってこないつもりですか?」

かなえの言葉は辻原の表情を曇らせる。
辻原も優には「ポストを開けておく」とは言われた。 
しかし、自分は全てが終わってから帰ることは出来るのか?
全てが終わってからまだ、工具楽屋営業部長の辻原蛍司でいられるのか?
あの子達の側にいるには自分の手は余りに汚れていないか………
369辻原×かなちん:2005/07/17(日) 23:46:07 ID:rYrwuEDE
「――同僚には帰ると言いました」
「……帰ってくる確証は?」
「………」

必ず帰るとは言い切れない……そんな表情で
答えを言い倦ねた様子の辻原にキッと眉をつり上げながら、

 ――自らの命より彼らを救いたいと願うのね……

箒を手放したかなえは彼の正面に詰め寄った。

 ――そうか……
  私は……こんな不器用な男を

彼女の突然の行動に若干のとまどいを見せながらも、たたずむ辻原に

 ――酷く不器用な生き方を

「いつになくスキだらけですよ、辻原さん」

 ――何時の頃からか愛おしいと思っていたから

そう言いながら辻原のネクタイをつかむ。

 ――だからこそ、いつも苛立ちを覚えていたのかもしれない……

そんな辻原が感じたのはかなえの柔らかな唇の感触だった。
370辻原×かなちん:2005/07/17(日) 23:48:14 ID:rYrwuEDE
今回はここまで

駄文で申し訳ない
371名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 00:11:01 ID:zvls5bjc
>370
GJ!
スキだらけの辻原さん'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ
372松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 00:40:06 ID:925sst1q
「あーーーーーーーっ!」
「!?」
私は目の前の、気の抜けた男の顔をまじまじと見る。
…確かに見覚えがあった。
それは、写真で見た顔とまったく同じだった。
…と、言う事は…
「あ、あなたが、工具楽我聞…なの?」
「ん、オレの事知ってるのか?」
訝しげな表情を見せる我門。
私は慌てて、言い訳を考える。
「あ、え、えーと、あなたを退治に…じゃなかった。えーと、その…そう、あなたに頼み事があったのよ!」
「オレに頼みごと?」
「そ、そうなのよ」
さ、さすが私。完璧な言い訳だわ。
天才美少女、桃子・A・ラインフォードに、できない事なんてないのよ!
「で、オレに頼み事って…何?」
「え、えーと…」
唸れ、私のピンクの脳細胞!
「と、とりあえず、ここで話すのも何だし、場所を変えない?」
「? まあ、いいけど…」

そして、10分後。
私と工具楽我聞は、近くの喫茶店にいた。
ウェイターに適当にコーヒーを二つ注文して、窓際の席に向かい合って座る二人。
「…あー、そのー、学校があるから手短にお願いな」
そう言うと、困ったように頭を掻く我聞。
「べ、別に迷惑だったら、付いてこなくても良かったのに…」
退治するべき相手と向かい合ってコーヒーを飲んでいるこの状況に、ちょっとパニックになりかけてる私。
な、何でコイツは怪しがる素振りも見せないで、のこのこ付いてきてるのよ!
あー、もう、オリマーもジィルも大事な時にいないし!
これだから、低能な連中はイヤなのよー!
373松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 00:40:28 ID:925sst1q
ふと気付くと、我聞は私の方を見ている。
「な、何よ!」
「い、いや、誘ったのはそっちなんだが…」
「さ、誘ったって…、い、いやらしい事考えてないでしょうね!」
「…はあ?」
お、落ち着け、私。
「な、なんで付いてきたのよ。学校があるんだったら、そっちに行けばいいじゃないのよ」
「あー、まあ、確かに単位とか成績とかヤバイんだけどなー」
そう言って、ぼりぼりと頭を掻く我聞。
「でも、オレを頼ってきた人を無視するなんて、出来ないからな」
…こいつ…
「ん? どうした?」
「な、何でもないわよ!」
…ちょっとカッコいいと思ってしまうなんて…不覚。
「…で、頼み事って何なんだ?」
「う、そ、それは…」
…『あなたを退治にきました』…なんて、言えるわけないじゃない!
私は手の中の動かなくなったキノピーに視線を移す。
壊れてはいないみたいだけど、蹴られたショックで電源が落ちてしまったようだ。
あー、もう、いつもは偉そうな事言ってるくせに、こういうときは何も言ってくれないし!
ちょっとは、根性見せなさい、根性!
「…それ、お前が作ったのか?」
我門が、私の手の中のキノピーを見つめながら聞いてくる。
「そ、そうよ」
「…ふーん」
そう言うと、我聞はテーブルの上に身体を乗り出して、キノピーを覗き込む。
予想以上に近くにきた我聞の顔に、どぎまぎしてしまう私。
「な、何よ!」
「大事そうに抱えてるけど…それ、お前の友達か?
374松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 00:41:06 ID:925sst1q
そんな私の様子に気付く事もなく、問いを放つ我聞。

 こんなモンしか友達いねーの?
 だめだぜー? ちゃんと人間の友達作んなきゃー。

その問いに、さっきのフリョーの言った言葉を思い出し、身を硬くする私。
…ふ、ふん。バカにするならすればいいじゃない!
「そ、そうよ。それが何か文句あるの?」
私は涙目になりそうになるのを必死でこらえ、気丈に言い放つ。
「いや、別に文句ってわけではないが…友達は大事にしろよ」
「…えっ!?」
私は予想外の言葉に、顔をあげて我聞を見る。
気付くと、我聞の顔は私のすぐそばにあり、私は驚いて仰け反った。
「お前を助けようとしてたしな。いいヤツじゃないか。大事にしろよ」
屈託のない笑顔で私に語りかける、我聞。

キュン☆

な、何でこんなに心臓がドキドキしてるのよ、私!
お、落ち着け、落ち着くのよ、桃子・A・ラインフォード!
「わ、私、トイレに行ってくる!」
私はそう言うと、席を立つ。
真っ赤になった顔を見られたくなかった。
「あ、おいっ!」
我聞が後ろから何か言うが、私は無視して歩き出す。
と、その瞬間。
「きゃっ!」
コーヒーのお代りを持ってきたウェイターとぶつかってしまう、私。
バランスを崩し、後ろに倒れこむ。
ヤバイ、後ろにはテーブルが…!
私は衝撃に身構えるように、目を閉じて、身体を丸め込む。
375松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 00:41:39 ID:925sst1q
………あれ?

だが、予想していた衝撃はなく、私は空中で斜めになった体勢で止まっていた。
「だ、大丈夫か!」
我聞の声が上から聞こえた。
私は目を開ける。
目の前には我聞の顔があり、私の身体は我聞の伸ばした手で受け止められていた。
「き、きゃぁああっ!」
いきなりの事に、思わず叫んでしまう私。
我聞の手を振り払って、距離を取る。
わ、私としたことが、何たる失態を…
「お、お客様、申し訳ありません!」
ウェイターが謝ってくる。
気付くと、私の白衣にはコーヒーの染みが出来ていた。
「…だから、声かけたのに…」
我聞はそう呟きながら、落として割れたコーヒーポッドを片付け始める。

『あ、おいっ!』

…さっきの言葉は、この事を教えるために…
「あ…その…」
ごめんなさい。
そう言いたかったが、声が出てこない。
謝りたいのに、つまらないプライドがそれを邪魔する。
そんな私を見て、我聞は、
「あー、こっちはいいから、早くトイレ行ってこい。染みになるぞ」
と、また屈託のない笑顔で私に語りかける。
「う、うん…」
私は我聞の事を気にしながら、トイレへと向かった。
376松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 00:42:35 ID:925sst1q
とりあえず、以上です。

エロなくてすいません。

続きで、ちょっとはエロシーンいれますんで。
377名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 00:47:45 ID:AI5S0RtW
>>376
乙並びにGJ!
378名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 01:01:28 ID:ZykiNmmx
かわいいかわいいかわいいかわいい
379名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 01:08:37 ID:G3mTT7zw
萌え転げちまうじゃねぇか!

r'⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒ヽ ⊂゙⌒゙、∩
ヽ.__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__ノ  ⊂(。Д。) ウヒョー!
380名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 01:42:50 ID:nbkIqwlg
やばい、エロくないのにドキドキですな
ここの職人達クオリティタカスwwwww
381名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 10:49:50 ID:6vOHtN2g
萌えの原点を感じる
382松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 11:20:55 ID:925sst1q
前回投稿した最後の部分が、気に入らなかったので直しました。

-----------------------------------------------------------------

「…だから、声かけたのに…」
我聞はそう呟きながら、落ちて割れたコーヒーポッドを片付け始める。

『あ、おいっ!』

…さっきの言葉は、この事を教えるために…
「あ…その…」
ごめんなさい。
そう言いたかったが、声が出てこない。
謝りたいのに、つまらないプライドがそれを邪魔する。
そんな私を見て、我聞は、
「あー、こっちはいいから、早くトイレ行ってこい。染みになるぞ」
と、また屈託のない笑顔で私に語りかける。
「う、うん…あ、あの…」
「ん、何だ?」
「その…ご…」
「ご?」
「な、何でもない!」
私は我聞に背を向けると、逃げるようにトイレに駆け込んだ。

-------------------------------------------------------------

続きは今日の夜にはアップできると思います。
383名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 11:48:49 ID:CVhj/yFE
なんだか、職人祭りの予感!
384名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 13:40:30 ID:MPnvCJMk
ふと思ったけど
エロパロじゃないSSの方が作品的には
いろいろ書きやすい希ガス

まぁ、ここはエロパロですがw
385名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 17:19:45 ID:n5h674FB
ここ以外のとこ少し回ったけど、困ったことにSSを書く土壌が無い。
386名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 17:35:21 ID:TU9GbdOP
個人的にはエロ無しもここでいいと思うけどね。
別スレ立てても過疎るだけだろうし。
387名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 18:19:55 ID:gsS0+gMa
386
同意。
エロはエロでいいけど、原作のあの雰囲気がいいんだよね。
388名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 20:14:09 ID:I2QW5zGo
スラップスティックな設定や所々エキセントリックなキャラもいるけど
学園ラブコメ+へんてこ超常バトルでかなりお約束は抑えた基本構造ですからなー


 というか社長の性格上、えちぃシーンに持ち込むことこそが難関鴨
389松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 20:20:28 ID:925sst1q
続き出来ましたので、投稿します。

結構長いですが、読んでいただけたら、幸いです。
390松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 20:21:39 ID:925sst1q
トイレに入ると、鍵をかけて、鏡の前に向かう。
鏡に映った私の顔は、上気して赤くなっているのがありありと見て取れた。
「…わ、私は、一体何を…」
まさか、退治すべき相手である工具楽我聞に、あんな醜態を晒すなんて…
というか、今のこの状況は何なのだろう!?
喫茶店で、向かい合って、一緒にコーヒーを飲んでいる。
これじゃまるで、デートじゃないのよ!?
………デート?
自分で言ったその言葉の意味を、冷静に吟味してみる。

デート:日付…じゃなくて。
デート: 男女が日時を定めて会うこと。「恋人と―する」

…恋人と…
「…ち、違う! そんなわけないじゃない! こここ、これは、そ、そう、偵察よ、偵察!
ターゲットである工具楽我聞の情報を集めて、この後の戦いを有利にするための作戦よ!
そう、最初から私はこれを狙ってたのよ! そうに決まってるわ!」
……そうに…決まってる……
ふと、先ほど抱えられた感触を思い出す。
見た目は華奢な体格だったけど…私の身体を片手で受け止めていた。
…結構、力あるんだな…あいつ…
「…あ、いけない。このままだと染みになっちゃう」
私は自分の白衣を脱ぐと、コーヒーの掛かった部分を洗面台に浸す。
掛かった部分はすその部分だったため、それほど目立たない。
染みが残ったとしても、それほど気にしなくてもいいわね。
「………あ」
そして、気付く。
自分の掴んでいる白衣の場所…肩の部分。
それは、さっき我聞が掴んでいた場所だ。
391松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 20:23:02 ID:925sst1q
私は何気ない動作で、掴んでいた白衣を顔の前へと持っていく。
そして、顔に白衣を密着させ、大きく深呼吸をする。

…あいつの匂いだ。

白衣に残る男性の汗の匂い。
いつもなら汚らしく思えるそれだが、今回はそう感じなかった。
むしろ、いい匂いだと思う。
なぜか、安心できるような気がした。
私は、もう一度深呼吸をする。

…って、わ、私は何をしてるの!?
に、匂いをかいで悦に浸るなんて…あわわわわ、ま、まるで変態じゃない!

変態:性的倒錯があって、性行動が普通とは変わっている状態。変態性欲。変人。

…変人…

ち、ちっがーう!
「わ、私はそんなんじゃ…」
そんなんじゃ…ないのに…
私は気付いていた。
先ほど、我聞に抱きかかえられた時から。
私のショーツはすでに濡れている事に。
私は白衣を手にしたまま、トイレの便座へと腰を下ろす。
そして、左手で白衣を顔に密着させたまま、右手をショーツの中へと滑り込ませた。
まだ薄い秘毛をかきわけて、隠されたスリットへと手を伸ばす。
スリットはすでに口を開けており、私の指を誘うように怪しく蠢く。
「っ!!」
直に触った瞬間、甘い快感が子宮から全身へと駆け巡る。
392松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 20:23:44 ID:925sst1q
そこはすでに失禁したかと思うほど、淫らな汁で潤っていた。
撫でるように触っただけなのに、熱い愛液が私の手に絡みつき、いやらしい音を放つ。
「ンっ…ぁん…はぁん…」
切なげな吐息が白衣へと吸い込まれていく。
そして息を吸い込むたびに、我聞の汗の匂いが私の鼻腔をくすぐる。
その匂いは脳内で我聞の記憶を呼び戻し、抱かれた手の感触がリアルに蘇ってくる。
(だ、だめよ! こんな所で何をしているの私は!)
頭の中で、冷静な自分が叫ぶ。
だけど、私の指は止まらない。
スリットをゆっくりと撫で回し、その行為に没頭する。
最後の理性を振り絞り、唇をぎゅっと噛み締め、喘ぎ声が外に漏れないようにする。
だが、それでも湧き出す官能には勝てず、唇の隙間から喘ぎ声がかすかに漏れる。
「ふうぅ、んぅ…くぅうっ!」
私は白衣で口元を押さえる。
そして、白衣から我聞の汗の匂いが…
私は止まらない。止まれない。
スリットの奥、愛液を湧き出す泉へと指を進ませる。
(すごい…、こんなに濡れてるなんて…)
何度か自分で自分を慰めた事はあるが、それでもこんなに濡れた事はなかった。
その行為も、大抵はスリットを撫でるだけで満足し、この部分に指を入れた事はない。
だけど…今日は這わせるだけでは満足できそうにない。
「ハァ…ハァ…んっ!!!」
私は荒い息を吐きながら、泉へと中指を沈ませてゆく。
「くぅっ、あっ、き、きつぃぃっ!」
初めて味あう、己の指の感触に、私は嬌声を上げる。
圧迫感が私の脳髄へと叩き込まれる。
だが、予想よりも痛みはない。
むしろ…予想以上の快感が私を翻弄する。
「あぁっぁ! あんっ! あっ、んっ、ふぅん!」
中指はすでに、第二関節まで埋没している。
私は残った親指を、充血して膨れ上がった蕾へと伸ばした。
393松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 20:24:11 ID:925sst1q
「ひぁっ、ンっ、あっ、はあうぅんっ!」
真っ赤に膨れ上がった蕾に軽く触れただけで、私は軽く絶頂を迎えてしまう。
だが、身体の火照りは収まらない。
泉からは止め処なく愛液が溢れ出し、蕾は更なる快感を求めて、ひくひくと蠢く。
少し前から微かに尿意のようなものを感じるが、快感の波間に飲まれ、それが尿意なのかどうか確認できない。
そして私は欲望に流されるまま、私の手を、そして腰を淫らに動かす。
「んっ、はぁっ、んうぅっ!」
中指を深く泉へと突き刺し、大きく円を描くようにゆっくりと動かす。
それと同時に親指を蕾へとあてがい、中指の動きに連動させて刺激する。
「ひあっ! あっ、あっ、はあぁっ!」
さざ波のように断続的に襲ってきた快感は、やがて大きなうねりとなって、私の意識を飲み込もうとする。
気付くと、中指も親指もかなり激しい動きになっていた。
充血した蕾はかなり敏感になっており、激しい動きに痛みを覚える。
だけど、もう、止まらない。
「あっ、うっ! ま、またっ! また、イっちゃうっ!」
最後の瞬間に向けて、さらに指が加速する。
背中はこれ異常ないくらいに反り返り、足は地面から浮きあがって、びくびくと痙攣するように振るえだす。
白衣から立ち上る我聞の匂い。
それは、まるで彼の腕の中で抱かれているような錯覚を私に与える。
そして、私の秘所を弄んでいるのは私の腕ではなく、我聞の腕。
逞しい体が私を抱きしめて、そして男性特有のごつごつとした指が、私の秘所を執拗に攻め立てている。
「ふぅっ…、我聞っ! ガモンぅっ!」

『お前を助けようとしてたしな。いいヤツじゃないか。大事にしろよ』

絶頂の瞬間、その言葉と我聞の笑顔が脳裏によぎる。
そして…
「イクっ、イっちゃうっ! あっ、はぁんっ! ひゃぁ、あっ、はァあぁぁんっ…!」
お漏らしのように勢いよく飛び散る、愛液。
想像の彼の腕の中で、私は快感の海原へと身を投げ出した…
394松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 20:24:38 ID:925sst1q
はぁ、はぁ、はぁ…
絶頂後の、気だるく甘い疲労感を全身に感じながら、私はトイレの水槽へと身体を預けていた。
時間が立ち、身体の火照りが収まってくる。
それと同時に、冷静な思考も戻ってきた。
「わ、私は一体何を…」
まだ霞が掛かったかのようにぼんやりとする意識の中、私は自分の行為を思い出し、羞恥で顔を真っ赤にする。
ショーツはまるでお漏らししたかのように、しっとりと濡れている。
こ、これじゃ、本当に変態みたいじゃないのよ!
よ、よりにもよって、ターゲットである工具楽我聞に助けられて、しかも彼を思いながら自慰行為にふけるなんて…
わ、私は…、私は……
頭を振って記憶を振り払おうとするが、意識と直結した記憶は、そう簡単に追い払えない。
むしろ、我聞の笑顔が鮮明に浮かび上がってくる。

 コンコン

「おい、大丈夫か?」
きゃあぁ!
ノックと共にかけられた、想像していた相手の声に、私は叫び声を上げそうになる。
「な、何よ!」
「いや、トイレに入ったまま出てこないから、どうしたのかと思って…」
こいつ…私を心配して…
「それに…さっきからなんか苦しげな声が聞こえるから、どこか怪我でもしたのかと…」
き、聞かれてた…!
一気に頭が冷静さを取り戻す。
身体を支配していた官能は消え去り、現実の喧騒が私の周りに戻ってくる。
そして、先ほどから感じていた微かな違和感が、確かな現実感を伴って襲ってきた。
や、ヤバイ…
「べ、別になんでもないわよ。それより、レディのトイレの邪魔をするなんて、これだから低能は!」
ち、違う! 私の言いたい事はそんなのじゃないのに…
だ、だけど…
395松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 20:25:04 ID:925sst1q
「さ、さっさとドアの前からいなくなりなさいよ。この変態!」
私は切羽詰まった声で、叫ぶ。
「へ、変態…!」
「いいから、早く行きなさいってばー!」
「…分かったよ。だけど、気分が悪いんだったらちゃんと言えよ」
本気で心配そうな声でそう言うと、我聞はドアの前から立ち去った。
少し申し訳なく思ったが、今はそれどころではなかった。
私は足音が聞こえなくなるのを確認すると、急いでショーツへと手を伸ばす。
官能が去った後に襲ってきたのは、現実感を伴った『尿意』。
ショーツはもうしっとりと濡れているため、今更な感はあるけど、さすがに本当にお漏らしをするのは
プライドが許さなかった。
しかし、濡れて縮んだショーツは皮膚に張り付き、なかなか脱ぐ事ができない。
早く…早く、脱がなきゃ!
しかし、あせればあせるほど、ショーツは皮膚に張り付き、脱ぐスピードは上がらない。
そして…
「あっ、ちょ、ちょっと! 待って、待ちなさいってばぁ!」
尿を押しとどめていた最後の砦、括約筋の限界と共に…おしっこは勢いよく溢れ出し、
私のショーツを濡らしていく。
「そ、そんな……天才美少女の私が…お漏らしをするなんて…」
ショーツから染み出たおしっこが私の太ももを濡らし、座っていた便座へと流れていく。
一度溢れ出たおしっこは止まることなく、そして出しきった時には便座に大きな水溜りが出来ていた。
わ、私は…何ということを…
「と、とりあえず…洗わないと…」
私は気力を振り絞って立ち上がると、便器にできた水溜りをトイレットペーパーで処理する。
床に零れたおしっこも完璧に処理すると、私はよろよろとした足取りで洗面台へと向かう。
濡れたショーツが引っかかって、歩きにくい。
「……背に腹は変えられないわよね…」
そう呟くと、私は濡れたショーツを一気に引き下げた。
生まれたままの姿になった秘所にひんやりとした空気が触れて、私は身を竦ませる。
そのまま、ソックスを汚さないように慎重に脱ぐと、水を張った洗面台にショーツを浸す。
…私、何をしてるんだろう…
情けなさで涙が出てきた。
396松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 20:28:40 ID:925sst1q
慌てて周りを見渡すが、誰かがいる気配もない。
「ここだよ、ココ」
その声は、私の足元から聞こえた。そしてそれは、私のよく知った声だった。
「…キノ、ピー…」
「オレとした事が不覚だったぜ。あんな連中に不覚をとるとは」
白衣のポケットから、もぞもぞと這い出してくるキノピー。
「で、何で泣いてンだよ?」
「な、泣いてなんかないわよ!」
私は涙を見せないように、顔を隠す。
それが泣いている証拠だという事はわかっていたけれど、それでも涙を見せたくなかった。
「…まあ、何があったのかは分からんが…たまには自分に正直になるのもいいんじゃねぇか?」
「…正直…」
涙を拭きながら、私は言葉を繰り返す。
「ああ。おめぇは頭はいいくせに、そのせいでちょっと考えすぎちまう癖がある。考えすぎて、自分のやりたい事に蓋をして、それで我慢しちまう。
べつにそれが悪いってわけじゃねぇが…たまには何も考えないで、自分に正直になってみろよ」
「………」
「考えるな、蓋をするな、我慢するな。涙でるほど想ってるんだったら、行動してみろよ。
行動して、やりたい事やって、それでまずくなったら、それから考えろ…天才なんだろ、おめぇはよ」
「……キノピーのくせに…」
私は、私の足元で偉そうに講釈垂れていたキノピーを足で小突く。
「…うぉ! お前、人がせっかくいい話してやっ…」
最後まで言う前に、私はキノピーを持ち上げて、自分の胸にぎゅっと抱きしめる。
「何言ってんのよ、私はただの天才じゃないのよ。天才美少女、よ。あなたが言った事位、私にだって分かってるわよ!」
私は、洗面台を見る。涙でちょっと目は赤くなっていたけど、それで可愛さが失われる事はない。
私は、鏡に向かって微笑む。
我聞が私に向けたような、屈託のない笑み。
自分にもこういう笑顔ができる事を、初めて知った。
「…その様子だと、大丈夫のようだな…」
「私は最初から大丈夫だったわよ!」
「…んじゃ、まあ、お前のやりたい事ってやつをしにいきますか」
…私のやりたい事…今、私がやりたい事は…そう、私はまだ、あいつに謝ってない。
そして、私はトイレから飛び出した。
397松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 20:30:32 ID:925sst1q
すいません、↑ミスです
---------------------------------------------------------------
「…何、泣いてンだよ」
「っ!」
いきなり降って湧いた声に、私は身を竦ませた。
慌てて周りを見渡すが、誰かがいる気配もない。
「ここだよ、ココ」
その声は、私の足元から聞こえた。そしてそれは、私のよく知った声だった。
「…キノ、ピー…」
「オレとした事が不覚だったぜ。あんな連中に不覚をとるとは」
白衣のポケットから、もぞもぞと這い出してくるキノピー。
「で、何で泣いてンだよ?」
「な、泣いてなんかないわよ!」
私は涙を見せないように、顔を隠す。
それが泣いている証拠だという事はわかっていたけれど、それでも涙を見せたくなかった。
「…まあ、何があったのかは分からんが…たまには自分に正直になるのもいいんじゃねぇか?」
「…正直…」
涙を拭きながら、私は言葉を繰り返す。
「ああ。おめぇは頭はいいくせに、そのせいでちょっと考えすぎちまう癖がある。考えすぎて、自分のやりたい事に蓋をして、それで我慢しちまう。
べつにそれが悪いってわけじゃねぇが…たまには何も考えないで、自分に正直になってみろよ」
「………」
「考えるな、蓋をするな、我慢するな。涙でるほど想ってるんだったら、行動してみろよ。
行動して、やりたい事やって、それでまずくなったら、それから考えろ…天才なんだろ、おめぇはよ」
「……キノピーのくせに…」
私は、私の足元で偉そうに講釈垂れていたキノピーを足で小突く。
398松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 20:32:12 ID:925sst1q
うあ、ニ連続でミスりました。読みにくくなってすいません…
上の二つのは無視してください。
------------------------------------------------------------------
汚れた自分のショーツを洗いながら、私は思想に耽る。
もし、あいつがこの姿を見たらなんと思うのだろうか…
軽蔑するだろうか? それとも見て見ないふりをするのか。
………
「…私、何、無駄な事を考えてるのかしら…」
ため息と共に、言葉を放つ。
そう。こんな考えは無駄だった。
あいつが工具楽我聞で、私が桃子・A・ラインフォードである限り、この思考に意味はない。
あいつが倒すべきターゲットである限り、私の想いは何処にも届くことなく、ただ空回りをするだけだ。
…なんで、あいつなのよ…
また、ため息。
ふと、朝に見た生徒たちの登校風景を思い出す。
…もし、私も普通の学校に通っていたのなら…あいつと一緒のクラスに入れたのなら…

教室の中で笑いあう、私と我聞…

…ふ、ふふふ…私は何を考えてるの。
そんな事、できるわけないじゃない。
私の居場所はここにしかないのに…
分かってる…分かってるのに……何で…涙が止まらないんだろう…

結局、ショーツを洗っている間、涙が止まる事はなかった。
私の思考も、空回りを続けていた。

「…何、泣いてンだよ」
「っ!」
いきなり降って湧いた声に、私は身を竦ませた。
399松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 20:33:35 ID:925sst1q
慌てて周りを見渡すが、誰かがいる気配もない。
「ここだよ、ココ」
その声は、私の足元から聞こえた。そしてそれは、私のよく知った声だった。
「…キノ、ピー…」
「オレとした事が不覚だったぜ。あんな連中に不覚をとるとは」
白衣のポケットから、もぞもぞと這い出してくるキノピー。
「で、何で泣いてンだよ?」
「な、泣いてなんかないわよ!」
私は涙を見せないように、顔を隠す。
それが泣いている証拠だという事はわかっていたけれど、それでも涙を見せたくなかった。
「…まあ、何があったのかは分からんが…たまには自分に正直になるのもいいんじゃねぇか?」
「…正直…」
涙を拭きながら、私は言葉を繰り返す。
「ああ。おめぇは頭はいいくせに、そのせいでちょっと考えすぎちまう癖がある。考えすぎて、自分のやりたい事に蓋をして、それで我慢しちまう。
べつにそれが悪いってわけじゃねぇが…たまには何も考えないで、自分に正直になってみろよ」
「………」
「考えるな、蓋をするな、我慢するな。涙でるほど想ってるんだったら、行動してみろよ。
行動して、やりたい事やって、それでまずくなったら、それから考えろ…天才なんだろ、おめぇはよ」
「……キノピーのくせに…」
私は、私の足元で偉そうに講釈垂れていたキノピーを足で小突く。
「…うぉ! お前、人がせっかくいい話してやっ…」
最後まで言う前に、私はキノピーを持ち上げて、自分の胸にぎゅっと抱きしめる。
「何言ってんのよ、私はただの天才じゃないのよ。天才美少女、よ。あなたが言った事位、私にだって分かってるわよ!」
私は、洗面台を見る。涙でちょっと目は赤くなっていたけど、それで可愛さが失われる事はない。
私は、鏡に向かって微笑む。
我聞が私に向けたような、屈託のない笑み。
自分にもこういう笑顔ができる事を、初めて知った。
「…その様子だと、大丈夫のようだな…」
「私は最初から大丈夫だったわよ!」
「…んじゃ、まあ、お前のやりたい事ってやつをしにいきますか」
…私のやりたい事…今、私がやりたい事は…そう、私はまだ、あいつに謝ってない。
そして、私はトイレから飛び出した。
400松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 20:33:55 ID:925sst1q
トイレから出た私は、一直線に我聞の元へと向かう。
とりあえず、嘘ついた事を謝ろう。
そして、私の立場も全部話してしまおう。
どんな反応するんだろう?
それを考えると、ちょっとだけ楽しい気分になった。
どんな反応されても、知った事か!
そん時はそん時よ!
そして、我聞の背中が視界に入った。
「あ、あの…!」
その背中に向けて、言葉を放つ私。
「その、今日は無理やりつき合わせちゃって、その…」
だけど、一番大事な言葉が出てこない。
…頑張れ、私!
「あの、その…ご、ごめん…って、あれ?」
先ほどから声をかけている私に気付いたふうもなく、微動だにせずに椅子に座っている我聞。
「……?」
私は訝しがって、我聞の正面へと回り込んだ。
「………すぴー♪」
………こいつ…寝てやがる……
わ、私がせっかく、謝ろうと思っていたのにこいつは…こいつは……
私の目の前で無防備な寝顔を晒す、我聞。
…こいつは、私が狙っていることなんて夢にも思っていないのだろう。
「……いくわよ、キノピー」
「…いいのかよ?」
その台詞に立ち止まる私。
「ちゃんと書置き位、残しておくわよ。このお人よしは、起きた時に私がいなかったら探し回りそうだしね」
私はテーブルの上にあったナプキンに、メッセージを残す。
…まあ、こんなもんよね。
そして私はもう一度、我聞へと目を移す。
『…たまには自分に正直になるのもいいんじゃねぇか?』

………えい!
401松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 20:35:23 ID:925sst1q
私がトレーラーに戻った時、オリマーとジィルはすでに学内から戻って来ていた。
「あの筋肉め…次あった時には決着をつけてやる…」
「いや、それが目的じゃないぜ、アニキ…」
上半身裸で荒い息を吐いているオリマーに、それを見て疲れたように呟くジィル。
…コイツラ………まあ、いいか。
「で、姐さん、これからどうするんすか? ここに工具楽我聞がいるかは結局、確認出来ませんでしたが」
「ああ、それなら、確認してきたわ。工具楽我聞はこの学校にいる」
「ホントですかい!? で、これからどうするんで?」
トレーラーを走らせながら聞いてくる、ジィル。
私は、少しだけ考えるフリをしたあと、最初から考えていた台詞を言った。
「…まだ、相手の情報が少ないからね。今度は私自ら、学内に潜入するわ。
学校のPCに潜入して、同じクラスに転校するくらい、天才美少女、桃子・A・ラインフォードには簡単よ!」
私は、屈託のない笑みを浮かべて言い放つ。
後のことなんて、知っちゃこっちゃないわ! 私は、やりたい事をやるだけよ!
   ***
「はっくし!」
「おや、るなっち。風邪かい?」
「いえ、風邪ではないと思うのですが…なにか、嫌な悪寒が…」
「気をつけなよー。この時期の風邪は長引くよー」
「ですから、風邪ではないと…」
   ***
一方、その頃。
喫茶店で眠っている我聞は…
「……うーん、むにゃむにゃ。こら、珠、饅頭とるな…」
それからしばらくして起きた我聞は、テーブルに置かれた書置きをみつけ、
「一体なんだったんだ?」と、考えてみたり。

ほっぺにつけられたキスマークに気付くのは、学校で國生さんに言われてからだったという…

『今日は、つき合わせてごめんなさい。
 それと……ありがとう』
                    『1st.Contact:桃ノ花ビラ』-End.
402松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 20:37:05 ID:925sst1q
『次回予告』

いきなり2年5組に転校してきた、謎の自称「天才美少女」桃子・A・ラインフォード!
我聞:「お前は…!?」
桃子:「お久しぶりね」
そして御川高校に吹き荒れる、トラブルの嵐!
桃子:「私にひれ伏しなさい、低能ども!」
佐々木+他「はい、桃姫さま!」
さらにこっちは、嫉妬の嵐!
國生:「…社長、仲のよろしい事で………」

次回:『2st.Contact:Happy Days』
桃子:「天才美少女、桃子・A・ラインフォードにできない事なんてないのよ!」


………↑すいません、調子に乗りすぎました。冗談です。

途中ミスってしまってすいません。
最後まで読んでくれた方に、最上級の感謝を。
それでは、失礼します。
403名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 20:38:26 ID:n1Srouoh
いつ見てもここのスレタイは「女子高生こわしや」に見えて(;´Д`)…ハァハァが止まらない。
404名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 20:42:22 ID:MPnvCJMk
>>402
GJ〜!!
本編の動きを見つつ、また姫SS期待しております。

>>403
かなちん&雪見あたりが数年前そうだったんでしょうな
405名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 20:59:30 ID:qqs5PdxJ
>>402
GJ!
ところで、大塚愛好きですか?
406松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/18(月) 21:09:08 ID:925sst1q
>>405
全曲知っている訳ではないですが、有名な所は知ってます。
これ書いているときに何気なく聞いてたんですが、
歌詞の雰囲気がピッタリだったので、そのままタイトルにしました。
歌詞を知っていれば、にやりとできるかもしれませんね。
407名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 22:03:01 ID:nbkIqwlg
うむむ
SS読んで思ったが
桃子が転校して来たら
國生さん一筋だった卓球部の野郎どものうち
数人が鞍替えするのだろうか?


佐々木よおまいは國生さんオンリーの筈だ!
そして本命は相方の恵だ!
408名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 14:00:53 ID:XdCc+tS8
GJ!!

ところで、描写を見ていると天才美少女、桃子・A・ラインフォードは

ノ ー パ ン で帰ったと言うことだな?
409名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 15:12:06 ID:l+pP1ed0
職人さんGJ!
すごくいい!
410名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 22:44:48 ID:tVid+wek
明日は桃姫の話の続きな訳だが……
さてどうでるか?

そして俺は木曜組 orz
411名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 02:14:07 ID:kqm3tH74
二次成長期を迎えた珠ちゃんが
女になっていく体に戸惑いを覚えつつも
あんなことをしてしまうソフトエロキボン
412名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 16:30:13 ID:6wsxzNuW
珠「ただいま〜」
斗「お帰りなさい、姉上様、しかしすごい汚れ方ですな。
大姉様が高校から帰って来たらまた大目玉を食らいますぞ」
珠「中学校の野球部に助っ人頼まれちゃたの!」
斗「相変わらずですな、中学生にな
った事ですしそろそろ女らしく」
珠「よく見ると、あんたも汚れてるね。よし!お風呂に入るよ!斗馬!」
斗「あっ姉上様!僕も小学校高学年ゆえそんな恥ずかしい事」
珠「レイエツゴー!」
斗「姉上様!ご無体な!」
413名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 16:42:09 ID:6wsxzNuW
カポーン

珠「極楽だね〜」斗「ほんにそうですな〜」

ガラガラ

我「ただいま〜」

斗「おっ若夫婦のご帰還ですな」

桃「まったく、こんな簡単な解体作業に何時間かけてるの!
相変わらず低能なんだから!
やっぱりあたしがいないとダメね(ポッ)」

珠「お義姉ちゃんだー!」

桃「(クンクン)あんた汗臭いわよ、あたしがご飯の用意している間に
お風呂に入ってきなさい」
我「おお、すまんな」
414名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 16:50:20 ID:6wsxzNuW
カポーン

斗「はっはっは、犬も食わぬと言う奴ですな」
珠「…」
斗「どうなされました?姉上」
珠「ごめんね、あたし先にあがる」
我「おお、珠に斗馬か、一緒に入るぞー」
珠「ちょっ! 待って」

ガラガラ

珠「キャーーー!」
415名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 17:02:19 ID:6wsxzNuW
我「どうしたんだ?珠のやつ泣いて出ていって」
斗「さあ、私めにはさっぱり」

ドタドタドタドタドタッ!

桃「あ〜な〜たー!何やってるのよ!」
我・斗「ビクッ!」
桃「少しは子の年頃の女の子の気持ちも考えなさい!
そんな事も分からないほど低能なの!?
罰としてあんたらの夕食はご飯と味噌汁のみ!
ごめんね珠、こいつらの分のローストビーフ
はあなたにあげるから許してあげて。」
珠「グスッ……うん!」
我「ちょっと待て桃子!」
斗「義姉上様!なぜ僕まで!」
桃「問答無用!」
416名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 17:07:20 ID:6wsxzNuW
携帯からのカキコゆえ誤字脱字は勘弁してください
417名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 17:43:10 ID:Y0X37/41
嫁桃子かよ。
418名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 18:37:15 ID:Y9TIFzzR
桃子ファンとしてはなかなか楽しめた。GJ!!
ていうか携帯で長文書く根性がすごい。
桃子は10年経っても姿かたち変わってなさそうだw
419名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 21:17:11 ID:T034Z/e2
漫画でここまで待ちどうしくなったのは、ドラゴンボール以来だ。

r'⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒ヽ ⊂゙⌒゙、∩
ヽ.__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__ノ  ⊂(。Д。) ウヒョー!
420名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:04:32 ID:kqm3tH74
嫁桃子は、はるるん死亡を前提としそうなので怖い

真芝との戦いも終わり、解体業に精を出しつつ本業で小悪党どもを
ぶちのめす工具楽屋。経理・秘書をこなす傍ら、
夜学で大学に通う陽菜だったが、そんな彼女を
突然の難病(あるいは交通事故)が襲う。
彼女の死を受け容れられない我聞。

あぁ…俺、國生さんのこと、、、、、、好きだったんだな

周りには気丈に振る舞い、ひたすら仕事に没頭する我聞。
寸暇も惜しむ労働に友人達は心配を隠せない。
かと思えば夜中に急にいなくなり、朝まで帰ってこないことも
多くなった。誰もが心に傷を抱えたまま、その傷口が徐々に
痛み出すのを止めることが出来ない。
そんな時に、飛び級で母国の高校を卒業して、
海外の大学へ編入する手続きで日本に立ち寄った桃子であった。

みたいな感じ。
421名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:07:27 ID:kqm3tH74
桃「ガモン、ハルナのことは…」
隣に座っている我聞の手を支えようとしたその手は、弾かれた。
我「触るなっッ!」
恐怖に満ちた目。まるで大ケガをした動物のような拒絶だった。

我「俺は…俺は、國生さんがいないとダメなんだよ…。ダメなんだ」
ガシッ!ガシッッ!
桃「やめてよ!ねぇこんなことしても何にもならないでしょ!?
バカじゃないの?ガモン、お願いだから…」

我「…ほっておいてくれ……。」
桃「…っ!」

パァ….ァァァン――

422名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:08:33 ID:ItRBJB4F
鋭い痛みが左頬に突き刺さる。街灯がベンチの周りに白い光を投げかけているのが目に映った。何が起きたのか分からずに目の前の少女を見上げる。頬を張り飛ばした手もそのままに、
俯いて体を小さく震わせている。その瞳には、大粒の、――涙。
どうして自分は殴られたのだろう。
どうして彼女は泣いているのだろう。
分からなかった。

不意に彼女が、両腕を差し伸べて我聞の頭をそっと抱き締めた。
我「、、、、、.。」
抵抗はしなかった。
我「桃子…」
答えるように少しだけ強く、もっと深く、そして優しく、我聞の頬が押し抱かれる。
早春の夜風にさらされて冷えていた体に、彼女の温もりが染み渡っていくのが分かった。
423名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:12:06 ID:ItRBJB4F

―どれくらいそうしていただろうか。
「…ねぇ、ガモン。私は、ね。」
我聞の頭を抱きしめたまま、ようやく彼女が言葉を、――今さっき我聞が口にしたのと同じ言葉を――発した。
「私はね、ガモンが笑っていてくれないと、ダメなの。
3年前、貴方が私を助けてくれた、あの日以来。
同じ空の下のどこかで、あの時と同じ笑顔で、
ガモンが笑ってくれている―そう思えないと、――ダメなの。」


#すんません やっぱりエロくするの難しいっす
424名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:16:02 ID:XiAQ2pHb
>423
GJ! そして頑張れ!
最初はリクかと思っていたが、いつの間にかSSに移行。
いい流れっす。

エロはそれほど必要ないかも…
425名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:49:15 ID:x5k5Lv5D
つまり実は死んでおらず、昏睡状態に陥っていた國生さんが3年後に目覚めるわけだな。
そのときすでに我聞と桃子はラブラブで。
426名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:52:41 ID:Ox2MQK1O
君の望む工具楽屋
427名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 01:12:53 ID:EzQElJZU
>>426
そんなヘタレな我聞は嫌だ!
428名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 01:29:49 ID:zUrPxR9i
>>426
で、残るヒロインは実は養女で國生さんの腹違いの妹だった果歩と、
後は・・・・・・優さん?
429君パロ:2005/07/21(木) 01:58:13 ID:KCUF65Kb
果歩 「ヒドい…陽菜さんがどんな思いで待ってたか
お兄ちゃん分かってるの?
お兄ちゃん、卑怯者です」

ほっちゃん 「ほら男らしくセクハラ認める! 3・2・1・はい」

桃子「たかが腐れ脳みその低能が
よくもあたしに意見してくれたわね
お前なんか猫のうんこ踏め!」

優さん「…お仕置が必要ね」

430名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 07:29:03 ID:re/Y8nK2
age。
ageてないけどage
431名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 18:59:26 ID:Ox2MQK1O
桃姫の工具楽入りフラグが着々と立ってますな。
仲間入りしたら色々書けそう?
432名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 21:50:09 ID:Ox2MQK1O

今後、期待する流れ

ナギーの襲撃を撃破、結果として5研は切り捨て。
ナギーは桃姫に「必ず口は封じをする」と捨て台詞。

我聞が桃姫の保護を提案
「ウチは家族が多いから気にするな、今更一人増えても変わらないさ」
で、帰る場所を失い半泣きの桃姫は我聞の笑顔に胸きゅん。
國生さんは何となく釈然としないが、正論なのであまり反論できず。

後日、
「監視の目も必要だ」と國生さんも工具楽邸に突撃。
「何をしに来たのか」とやや挑発気味な桃姫。
「こいつは怒濤の展開だ」とテンション最高潮のGHK。
「早速うち解けたみたいで良かった」と一人満足気な我聞。

ここまで来たらエロパロ的には神展開かな。
433名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 22:08:54 ID:ItRBJB4F
人一人増えるのはやっぱり大変だと思う
衣食住・就学・etc…工具楽屋では荷が重いか…
優さんかかなちんあたりが見習いとして引き取る流れが自然だろうか。
434名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 22:42:09 ID:1C+fGfjk
そこで現在空席な営業部長の椅子ですよ。
435名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 22:42:32 ID:Ox2MQK1O
>>433
その辺はしっかり働いて返してもらうという事で

と言うか、元所長という立場上とあの性格だと
おとなしく優さんの下で見習い出来るかどうか……
あと、かなちんの所へ行くと出番がかなちんより少なく……

駄目なら社員寮&御飯は工具楽邸か?
436名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 23:17:59 ID:XiAQ2pHb
桃姫のSS書いたものですが…

現時点では桃姫本人の情報が不足しているので、ちょい書きにくいですね。
まあ、そんなの無視して学園ラブコメに走るってのもありますが。

ふと、思ったダメなネタ。

『天才魔法美少女、プリンセスピーチ参上!
低能どもに目にモノをみせてあげるわ!』

・・・ごめんなさい。
437名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 23:35:07 ID:leiZrGMp
>>436
仮面のライバルキャラはバカ様で。

バカ様『君ごときが天才を名乗るなど一億と二千年早い!
     真の天才、パーフェクト・ジーニアスここに参上!
     パーフェクト……プゥワ――ァァフェクツォォォォ!!』
438名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 23:48:46 ID:Ox2MQK1O
我聞はあこがれのお兄ちゃん役か?
たまに助けに入ってきたりする感じでw
439名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 23:56:52 ID:ItRBJB4F
萌えスレの方見てて思ったんだが、
分身したリクさんにリンカーンされる真矢さんキボン
440名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 01:08:10 ID:U14Xbveo
國生さんは、我聞お兄ちゃんの幼馴染で、恋のライバルか。
そしてその正体は、敵の組織の幹部。

『プリンセスピーチ! あなたには負けない…あなたに我聞は渡さない!』
とか。
ん? それはむしろ果歩の役か?


>439
真矢さんは、まったく情報がないから書くのは厳しいのでは…

441名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 01:31:25 ID:ndhiz10j
>>439
ねむーだけではさすがに無理……

>>440
敵組織の幹部だと我聞との関係も危ういので
もう一人の魔法少女マジカル秘書 國生さんではどうだろう?
442名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 02:02:31 ID:mT0btd/M
必殺技はバインダースラッシュ。どんな敵でも一網打尽だ!!
443名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 02:19:04 ID:sH7GCqpz
小学5年生の桃子ちゃんは魔法の国マシバからやってきた天才少女

桃子「大変!親友の果歩のお兄ちゃんが悪の組織GHKに襲われてるわ!」
キノピー「桃子!変身だ!」
桃子「わかったわ、キノピー!」

果歩「現れたわね、マジカルピーチ!」
桃子「あんたは!GHKの魔法少女ドメスティックカホリン!」
444名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 02:42:30 ID:N9tibsec
>>443
GHKが敵組織ってのが妙に納得できてワロタww
445名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 03:01:18 ID:ndhiz10j
國生「今です、プリンセスピーチ! 果歩さんのお兄さんは助けました!」
我聞「うっ、君は……」


桃子「あ”−−−−−−ッッ!」

……あれ?
とすると、悪のGHKの企みは成功?
446名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 04:39:15 ID:pFS1BZAJ
>>445
全ては果歩たんの掌の上だ。
447名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 20:28:00 ID:YwBg2LTR
何となくで國生×社長書くつもりでいるんだが我聞視点って恐ろしく書きにくいな
性知識0のつもりで考えてるけど実際はどこまで知ってんだかわからん…

セクハラ社長とか「手ぇ出したのか?」ってセリフで顔赤くしてるんで
性交くらいは知ってるのかな
448名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 21:08:22 ID:ndhiz10j
>>447
中学生の保健体育で習った程度
というか、流石に一般的教養レベルは知ってるのでは?
449名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 21:27:28 ID:YwBg2LTR
>>448
よし、その方向で考えてみる
450名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 22:24:31 ID:pFS1BZAJ
この漫画、死ぬほどエロシーン書きづらい…。
書けてもエロシーンに行くまでが長くなる…。
451名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 22:26:55 ID:N9tibsec
>>450
だがそれがいい
俺達が読みたいのは
愛のあるエロ小説じゃなくて、
エロのある純愛小説なんだよ
452名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 22:31:41 ID:Bfeha4KE
>>451が撃・爆砕(収束.ver)並みに良い事言った!!
453名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 22:58:46 ID:ndhiz10j
ちなみに……
「アダルトビデオ」の続きどうなったの?

未だに楽しみに待ってるのだが
454名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 02:25:17 ID:d4CW/vhr
かなちんの続きが書けません……orz
455名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 08:04:47 ID:E7TcpQ6Z
知識の乏しい我聞が、桃子に教わりながら・・・とか萌えると思うんだ
その際、桃子は顔を真っ赤にしながら我聞にしどろもどろ指導
「あーもー!アンタわざとわかんない振りしてるでしょ!?」
なんて、言われたら・・・アッハッハー
456名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 09:02:22 ID:pnDgnjsw
知識はなくても、素質はあると思う。
なんせ「究極の身体コントロール」が可能な仙術使いですから。
相手の弱いところもすぐに見破って…下世話
457松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/23(土) 10:17:33 ID:eG3j+BnQ
想像で真矢さんss書いてみました。
---------------------------------------------------------------------------

「次回の"パターンG"についての実験ですが、先ほど言った条件でよろしいでしょうか、真矢さま?」

気だるい夏の夕下がり、入り口のドアの前で先週雇ったばかりの秘書が無感情な声で聞いてくる。
私は天井をうろうろと彷徨わせていたやる気のない視線を、その秘書へと向けた。
夕方になり、気温も下がっているとはいえ、紺のスーツを隙もなく着こなす秘書。
名前なんだっけな…
そんな私の思考を見透かすかの様に、秘書は眼鏡越しに冷ややかな視線を送ってくる。

「あ〜、まあ、いいんじゃないの」

眠そうな声で答える。実際に眠かった。
そんな状態で報告されたって、聞いている訳がない。
結果として、返す言葉もやる気のないものになる。
それよりも、この秘書の名前が思い出せない。
というか、私は彼女の名前を聞いたっけか?
…それすらも思い出せない。
まあ、名前なんてどうでもいい。様は中身だ。
その点、彼女はよくやってくれていると思う。
まだ一週間しか接していないが、頭は切れるし、細かい事にも気が付く。
多少、取っ付き辛い所が不満だが、まあ許容範囲内だ。
そして何より、見た目がいい。
…たった今、中身が大事みたいな事を言った気がするが、気にしない事にした。
同じ位使えるのなら、見た目がいい方がいいに決まっている。
私はその秘書の姿を、舐めるような視線で愛でる。
彼女は私の視線を無視して続ける。
458松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/23(土) 10:19:20 ID:eG3j+BnQ
「それと、これは先ほど入った情報なのですが、第5研の廃止が正式に決定いたしました」

第5研…ああ、桃ちゃんのいる所か。

「廃止ってゆーか、切り捨てでしょう。それにしても早くない?」

少しだけ眠気が覚めた。
あそこの所長の桃ちゃんは、私の事を『お姉さま』といって良く懐いている。
切り捨てか…桃ちゃんも可愛そうに。
…桃ちゃんの本名なんだっけな…まあ、いいや。

「第5研はいままでロクに成果を出していません。ですが研究費は全研究所の中で一番です。
 前々から廃止の候補に挙がっていましたが、今回、命令違反が発覚しました。
 無断でこわしやと接触した模様です。現在、凪原氏が制裁に乗り出しています」

命令違反ねぇ…
本人はその気はないんでしょうけど、ちょっと立ち回りが下手過ぎたわね。
凪原君が乗り出しているとなると、今頃、この世にはいないかしら…
私はため息をついた。

「あのバカさまの第8研はどうなってるの? 命令違反の上、『こわしや』に負け続きだと聞いたけど」

むしろ切り捨てるなら、そっちをやってもらいたい。

「第8研の開発したパワードスーツは、実験配備が行われる事が決定しています。
 第8研の今後は、その結果次第と思われます」
459松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/23(土) 10:20:53 ID:eG3j+BnQ
私はまたため息を吐いた。
もったいない。
桃ちゃんはあと2年もすれば、すごい美人になっただろう。
…その時まで手をつけないでおこうと思ったのは、間違いだったようだ。
こんなことなら、さっさと食べてしまえば良かった。
というか、殺すくらいなら私に頂戴、と凪原君には言いたい。
結果としては同じなのだから、それでもいいと思うのだけど。
しかし、『こわしや』か…
クグラ…だったかな。
やっぱり名前は出てこないが、あの秘書の女の子はすごくイイ。
ちょうど食べ頃だし、なによりも瞳がいい。
あの冷静な瞳が壊れる瞬間を見たい。
どんな声で鳴いてくれるのだろうか。どの位耐えてくれるのだろうか。
…ああ、考えただけでゾクゾクする。

「報告は以上です。何かありますでしょうか?」

秘書は私の思考に気付く様子も無く、やはり無感情に問いかけてくる。

「特に無いわ」

思考を中断された事を少し恨めしく思いながらも、そんな事は表に出さず、私は答える。

「それでは、私はこれで」
「ああ、ちょっと待って」

後ろを向いた彼女に声をかける、私。
460松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/23(土) 10:26:08 ID:eG3j+BnQ
「なんでしょうか?」

振り向いた彼女は訝しげに聞いてくる。

「今日の夜に秘密の会合があるのよ。それにあなたも参加してもらいたいのだけど」
「…分かりました。それでは夜にまた伺います」

彼女は少しだけ逡巡したあと、私に言った。
そして去ってゆく彼女。

…彼女はどんな声で鳴いてくれるのかしら。

さて、夜までに新しい秘書を探しましょうか。

----------------------------------------------------------------------------------
以上です。
夜に秘書で遊んでいる時に、リクさんが潜入してきて…という流れなら439の希望に添えられるかと。
「俺が男の味をおしえてやるよ」とか、ベタなやつで。

>>455
それいいっすね。
姫の本番書くときに使わせてもらいます。
いつ書くか分かりませんが。

461名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 11:51:30 ID:1MRKXRk6
GJ!
ぜひ真矢さんに男の味を教えてあげて下さい_| ̄|○
462名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 16:30:31 ID:bfj0X7mL
463名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 16:41:30 ID:9ixhG9xK
>>462
( *´Д`)=3ハァハァ
保存しますた
464名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 16:46:25 ID:ogo7xoe/
>>462
詳細キボン
465462:2005/07/23(土) 16:51:06 ID:bfj0X7mL
466名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 19:44:42 ID:oJ5DQbfD
>>465
d
467名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 19:51:37 ID:d4CW/vhr
我聞本が存在したのか……
468名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 20:13:32 ID:GzbxmeF/
携帯だから見れないのが悔しい…
469名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 20:24:00 ID:7u2MFg1J
他にも確か、スクラン中心のファンサイトに
国生さんと優さんのかなりウマーなエロ画像あったよね。
どこのアドレスか忘れたけど前萌えスレにあった。
470名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 21:49:27 ID:9ixhG9xK
>>469
もうすこしくやしく
471名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 23:06:49 ID:IQVM9ako
我聞の一人称は難しそうだが、なかなか面白そうでもあるなぁ。
472名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 03:43:40 ID:Ftqaf+lu
石恵でクグレ
473469:2005/07/24(日) 03:52:58 ID:yg1iefQk
>>472
トンクス
474名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 14:29:05 ID:gHqneD+q
一枚だけなのな。

つか、フジキーの絵が俺のツボに超クリーンヒットでホームイランなんで、
他の人の書いた絵、特に國生さんでは全くと言って良いほど萌えられないという罠。

以上チラシの裏でした。あの微妙な絵の上手さが良いのだ!上手すぎるとダメなんだッ!
475名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 14:30:03 ID:gHqneD+q
チラシな上にしかも誤字かYO orz スマンカッタ
476名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 21:03:44 ID:Uz51jbRr
あー、本編で早く國生さんと姫の絡み出ないかなぁ……

さりげなく我聞取り合ってモキュモキュ(*´д`*)させて欲しい
477名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 21:29:08 ID:mbMlyvLN
もうね、
「だからあんたを兄嫁として絶対認めないわよ!」
「うるさいわね!私の勝手でしょ(あっしまった!)」

みたいに果歩に煽られて知らないうちに意識してしまう姫が見たいわけですよ。

超早く!
478松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/24(日) 22:54:09 ID:egPA+fY4
ここのSSは強姦ものとかないよね。

我聞自体がエロ作りにくいってのは分かるんだけど、それにしても全てのSSがラブラブものだし。

桃姫や國生さんが無理矢理やられちゃうSSとか見たいのは、俺だけ?
479名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 22:55:09 ID:egPA+fY4
↑うあ、雑談なのにコテハンのままだった。

すまんす。
480名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 22:55:14 ID:ZdRrFNwo
>>478
ゼヒ書いて下さいハァハァ
481名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 23:10:54 ID:Uz51jbRr
強姦物とかは好き嫌い分かれそうだからな
482名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 23:29:12 ID:Iw5XoIrd
今は亡き第三研での戦いで、カラダの自由を奪われたバンジが

かなえをボコにするのではなく。。。 という展開とか
483名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 00:12:49 ID:7BLYd/KF
注意書きしてくれればOKかと。
484名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 06:07:52 ID:i2kQMjsE
我聞「わかったぞ!これは生殖器だ!」
485名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 16:17:15 ID:tv9ZuG/W
國生「あ…あの、社長…そんなに直視されても…」
486名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 17:21:31 ID:VMh+Zaaj
我聞「おお、なんだか知らんが濡れてきた! すげー!」
487名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 18:30:46 ID:CEmk9JEC
わくわく
488名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 20:39:20 ID:kYT0JIO7
ドキドキ
489名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 00:22:56 ID:igMe9U99
國生「そ、そんな恥ずかしい事、言わないでください!」
490名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 01:22:01 ID:5U5f/ryV
我聞「そういえば果歩が、こういう時はここをさすってあげればいいと言ってたな…」
491SS保管人:2005/07/26(火) 01:56:42 ID:G05JZp9L
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/

職人様、
このスレに投下されたSSを当方の保管庫に収蔵させてもらってよろしいでしょうか?
492名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 04:56:25 ID:1mHHIKtb
國生「………社長。それは、どういうこと…ですか?」
493名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 08:39:51 ID:CCFajJe3
ttp://www.bupo.jp/ishikei/cgroom6/5oma4.jpg
コメントがちょいむかつく
494名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 08:56:52 ID:JKYkqyKz
自らの身体を用いて兄に性教育を施す果歩であった。
495名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 13:30:37 ID:WVilPjhl
>493
優たん(*´д`*)ハァハァ
496名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 14:44:31 ID:NLz1bMBH
>>493
優さんエロァイからいいぢゃん。
497名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 17:37:13 ID:oXXCpMKr
>>493
マンガどうっこうってよりさ、ほら、まあ、ねえ?
そういうもんなんだよ。

流れ豚義理で別の話GO!
498名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 17:51:07 ID:WVilPjhl
優さんのおっぱいが母なる惑星に見える
499名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 18:52:59 ID:1mHHIKtb
國生さんらしきもののぺたんこぷりに(;´Д`)…ハァハァ
500名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 20:05:57 ID:7UZ/CWEd
スイカップ優さんハァハァ
501名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 21:43:46 ID:SCP6XSZW
>500
メンツの中では確かに
でかい方だがそこまでないだろ

藤木先生的にはどうなんだろうな
かなちん vs 優さん vs 真夜たん
502松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/26(火) 23:52:32 ID:igMe9U99
>>491 SS保管人様

自分の書いたSSでよろしければ、ぜひお願いします。
ただ、読み返しておかしい部分がありましたので、それを修正したSSの保管をお願いしたいのですが、
この場合、アップロード掲示板に投稿すればよいのでしょうか?

503名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 13:29:05 ID:TnPJ45nw
姫が工具楽入りしたらエロパロし放題だなw
504名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 18:07:11 ID:PGpRDBWX
>>447-448
今週、我聞が果歩を見て「これが思春期か?」とか言ってたの見て
我聞は「セクハラ」とか「手を出した」ってのも
言葉のイメージだけしか知らないような気がしてきた
505名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 20:01:47 ID:WhFCatva
つーか今度はクッパか…
もうマリオ出尽くしたかな?
506名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 04:28:44 ID:gAiwAHV7
>>505
乗用竜「YOS-SY」がまだだぜ?
507名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 13:20:15 ID:19OXpF7v
>>506
桃子たんは我聞の上に騎乗します。
508名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 15:04:56 ID:LBDDFuVN
乗用竜「YOS-SY」
定員1名。最高速度時速120km
二足歩行により、高スピードで走行可能な他、住宅地など、障害物の多いところ
での行動にも適する。
 操縦者は、YOS-SYの背にまたがり、座席前にあるジョイスティックで操作する
仕様であった。

 実用試験中に桃子たんが騎乗。YOS-SYの座席が高すぎたため、手下その1に抱えられて
騎乗したところ、座席よりかなり前に載せられてしまい、ジョイスティックでスマタ状態。
そのまま、桃子たんが位置修正をする前に手下2がYOS-SYを起動してしまった。
 バランサーに難があり起動後のYOS-SYの上下動が予想外に大きく、また、駆動系
の振動が、直接伝わり、ジョイスティックが細かくバイブレーション。
 桃子がジョイスティックで感じてしまい悶絶。悶絶する桃子の脚にはさまれた
ジョイスティックが前後左右に激しく揺れ、更にYOS-SYが暴れるという悪循環を
起こしてしまった。
 試験中であったため、YOS-SY本体に緊急停止装置が組み込まれておらず、装置を把握
していない手下どもが止めるまでに1時間を要した。
 イきまくった桃子は失神、意識を取り戻した桃子が、失敗作として倉庫に放り込んで
しまい、開発は頓挫したが、こっそりと本体に緊急停止装置が組み込まれ、今でも深夜に
人知れず起動しているという噂もある。

…ごめん。なんとなく妄想してしまった。
509名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 16:34:23 ID:kZQBER3C
>>508は全くどうしようもない馬鹿だな。
大好きだぜ。
510名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 16:40:28 ID:KhQuyFAA
>>508
全米が勃った
511名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 20:00:38 ID:H0X4lnVV
>>508
笑いとか、その辺の神が降臨しまくってるな。
512名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 20:44:06 ID:XNImP9Qp
>>508
息できないぐらいワラタ。お前、天才だよw 馬鹿様並みにジーニアスだよ。
513名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 21:11:53 ID:BXcDOxs9
>>508
天才すぎるな。あいしてるぜ
514名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 21:19:48 ID:s4FpDgSs
まったく、ここはお馬鹿さんのすくつ(何故かry)ですね。

っという訳で、俺も仲間に入れてけれ!
515名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 00:13:49 ID:HqrR0DDa
お前らホントに馬鹿だな。
もう大好きだ!
516名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 00:49:17 ID:qBhDMx2J
おまいらにだったら抱かれてもいいゼ!
517名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 01:16:12 ID:e6Weh8mg
ハハハ、お前らホント馬鹿ばっかだな!!ハハハ!!

・・・でもオレ・・・お前らみたいなバカ野郎・・・嫌いじゃない、ぜ?

518名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 01:25:44 ID:6esJjKcZ
YOS-SYで満足できなくなった桃子たんはワンランク上にチャレンジするのです
工具楽家の皆が寝静まった夜、桃子たんはこっそりと我聞の部屋へ……
519名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 01:27:57 ID:kzdEg79t
なにせ我聞さんたら寝相で腰が削岩機状た(ry
520名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 01:34:32 ID:PXc3IVEP
桃子たんはうっかりなので間違って果歩たんの部屋へ侵入してしまうんだよ。
このあたしが間違いなんて犯すはずがないわ。と信じている桃子はキノコの忠告をはねつけて
勢いのまま布団にもぐりこんで決行しちゃうんだよ。
暗い中で一生懸命ターゲットの布団にもぐりこみ秘密兵器マロン=スティックを使うんだけど以下略
521名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 02:34:07 ID:qBhDMx2J
>>519
ピストン寝相……テラワロスwww
522ジーニアスな馬鹿508:2005/07/29(金) 02:34:51 ID:RtNO5Gu0
なんか反響大きかったので、書いてみた。…ちょっと反省している。
SSは初心者なので、読みづらかったら許してくれ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

○月○日。真芝第5研、秘密実験施設にて。

今日も今日とて、怪しげな兵器の開発は進んでいた。

「姐さん!できやしたぜ。」
「遅いっ!何時間待たせるのよっ!!全くこれだから低脳共は…!」
「へっへいっ!すいやせん!姐さん!」
「ふ、まぁいいわ。とりあえず実用試験ができるわね。」

言って見上げる桃子の視線の先には、任●堂の某ゲームに出てくるヨッ●ー似の一体の
マシンがあった。

「開発ナンバー03-154 乗用竜”YOS-SY試作一号”。定員1名。ビークルモード時、
 平坦地での最高速度時速120km。二足歩行モードは最高時速80kmでの走行が可能。
 荒地、山林、河川など、高い踏破性を誇り、高さ5mのジャンプ能力をも持つ。
 加えてジェット噴射による補助を併用すれば高さ20mのジャンプを行うこともできる。
 ロボット工学の天才美少女との誉れ高いこの第3研所長、桃子・A・ラインフォードならでは
 の兵器よねっ!」

「で、実験始めないんで?姐さん?」
「…そうね。始めるわよ。オリマー。ジィル。」
『へいっ』
「じゃ、どっちか。乗って。」
「はっ!それではアッシが!」
「…待った。」
意気揚々と乗り込みかけたオリマーを桃子が渾身の力で止める。
「あんた。体重は?」
「へ?130kgですが」
「…この低脳!乗れるわけないでしょうが!!これ、重量制限70kgよ!!?」
「しかし姐さん。それだとアニキはもちろん、オレも乗れませんぜ」
「…えっ?」

『…』
523ジーニアスな馬鹿508:2005/07/29(金) 02:37:43 ID:RtNO5Gu0
「いい!?しっかり持ちなさいよ!?あと上向いたらコロス!」
 結局、試乗は桃子本人が行うことになった。体重制限に引っかからないのは桃子だけで
あるから当然とはいえる。
 室内で試験を行うため、全方向に稼動可能なコンベアの上で走らせることになり、操縦席
…というか、鞍の位置は2m近くになる。踏み台などは準備していなかったため、オリマーが
手探りで桃子を乗せる…ということになった。
「…なんで段を作っておこうとか、はしごを準備するとかしなかったのよ…って、もうちょっと
 前。そうそう。その辺で下ろしていいわよ。って痛っ!」
 オリマーとしては、桃子の指示通りに下ろしたつもりなのだが、鞍の少し前方に桃子を
下ろしてしまった。
 鞍の前端とジョイスティックの隙間に桃子が座るような形になり、桃子の股間に操縦用の
ジョイスティックががっちりと食い込んでしまい、ちょうど、ジョイスティックに素股をしている
ような状態になっている。

「ちょっ痛い!でしょ!」
「すみません!!姐さんっ!」
「アニキが降りたらすぐにスイッチ入れますぜー?」
オリマーが桃子の怒鳴り声を聞きながら、桃子の足を鐙に固定し、急いでコンベアから降りた
瞬間。少し沈んでいたコンベア部分が、YOS-SY試作一号とともに少し上に跳ね上がり、
股間への思わぬ刺激に桃子は思わず声を上げた。
「!っんっ!」
「実験開始!」
桃子の上げた声を、ジィルは桃子がうなずいたものと勘違いして、メインスイッチを入れて
しまった。

ブォンっ…ウィィィィィィィィィィィ…
「ちょ、ちょっとまちなさ…ひゃんっ!」
ブーーーーーーーーーーーーーーンウィィィィィィィィーーーーン
ガシン!     ガシン!     ガシン!
「やっん!なにこれ!?駆動系の振動?なんで操縦桿に伝わって…くっんっ!」
YOS-SY試作一号の今回の試験テーマは、二足歩行での騎乗者への振動の体感測定
である。二足歩行モードに設定されていたYOS-SY試作一号はゆっくりと前進を始めた。
(駆動系のシールドがきっちりしてないわね。細かい振動がジョイスティックに…って、
 なんかこれって…)
桃子の股間には、薄い布着れ一枚を通して、表面にラバーを張ったジョイスティックが
ピッタリフィットし、歩み始めたYOS-SY試作一号のゆっくりとした上下動と、駆動系のモーター
からの振動が伝わってくる。
「あんっ!ちょ、ちょっと待った。これ…んっ…やば…こら、二人とも!止めなさ…んっ!」
ガシン!     ガシン!     ガシン!
「ジィル。今何か聞こえなかったか?」
「あ?なんだ?アニキ?駆動音が大きくて聞こえねえよ!」
「まだ、防音装置つけてないって姐さん言ってたなぁ…」
524ジーニアスな馬鹿508:2005/07/29(金) 02:39:52 ID:RtNO5Gu0
「あんっ…これだから…んっ、超低脳っどもはっ、はんっ!いいわよ!自分でなんとか…」
(まずは鐙に固定された足を抜かないとね)
ぐっと足に力を入れたとたん…ジョイスティックがもう一段前に入った。
ガクン!…キュイイイイイイイイイーン
「…へ?」
ガシン…ガシンガシン…ガシンガシンガシンガシン!!
「おー、姐さんやる気だなー。アニキ。ガンガンスピードあげてるぜ。」
「おぉ。さすがは姐さんだ。いきなり最高速とは!」

既に最高速80km。上下動はかなり大きくなってしまっている。
「あんっ!あっ、はっ、くっ、いやっ!そこっ!だめっ!ちょ、ちょっと!止めて!だれか!
や、はぅっ!んっ、だ、だめ!」
当然駆動部からの振動もかなり大きいものになっている。桃子の股間のジョイスティックは
根元まで桃子の愛液で濡れそぼり、股間への食い込みが卑猥な光景となっていた。
  クチュベチュクチャクチュ…
(んっ、やだ。音…聞こえて…えっち…)
 桃子がジョイスティックの圧迫から逃れようと、腰を左右に振るたび、YOS-SY試作一号も
左右に方向転換し、さらに桃子を揺さぶる結果となる。
「やぁん、あん!うんっ!だめ!きもち…よく…うんっ!なっちゃ!はぁんっ」
キュイイイイイイイイイイイイン!
ガシンガシンガシンガシン!
「姐さんちょっと無茶なんじゃねえのか?なんかすんげえ方向転換繰り返してるぜ?」
「ま、姐さんの作ったメカだ。大丈夫だろ。…ん?雨漏りでもしてるか?」
「アニキ…んなわきゃねえだろう…」
「…そうだな…なんだかしょっぱい水が上から…」
「…?しょっぱい?」


(だ、だめよ桃子!あんっここで流されちゃ…くっ…)
残された僅かな意識を掴み取り、コンソールの緊急停止ボタンに手を伸ばす。
右手を伸ばそうと、ジョイスティックを左手でしっかりと握りしめ…カチっ!
「…へ?」
トーン!
「ヒッ!」
ヒューーーー!
「と、とんで…」
ドーン!
「イ、ヤァァァァッァ!」
ガシンガシンガシンガシン!!

「おー!ジャンプしたぜアニキ。」
「姐さんもがんばるなぁ…」
525ジーニアスな馬鹿508:2005/07/29(金) 02:42:50 ID:RtNO5Gu0
文字通りトンでしまった桃子。だが、5mのジャンプをした所で、振動が止まるわけではない。
むしろ、一度イってしまったことで、桃子の理性の箍は緩んでしまっていた。
「あぁん!やん!あ、あ、また、だめっイク…イッちやうのぉ…あ、あ、あああああ!…ふっ!
 やっんっ!や、だめぇ…ぃっちゃうっ!やぁぁぁぁぁ」




ガシンガシンガシンガシン!!
「なぁジィル…」「なぁアニキ…」
『いくらなんでも時間がたちすぎてるよな?』
トーーーーーーン ひゅーーーーーーー どしん!
「やぁぁぁぁぁぁ…」

イきまくり、スカートや靴下まで濡れそぼった桃子が、失神した状態で見つかったのは
実に一時間後のことであったという。
結局、YOS-SYシリーズはこの事件で廃棄された試作1号機と、桃子が自分用に移動機能を
排除、小型化、改造した試作2号機のみの開発で終了した。



「ふむ。なるほど。こんなところにおいて置くには惜しい。女性限定なら拷問用具として
十分以上に使えますね。ディス・イズ・ビジネス!」
526ジーニアスな馬鹿508:2005/07/29(金) 02:44:35 ID:RtNO5Gu0
以上、妄想投入終了。
調子に乗っちまってスマネエ。でも、オレもおまいらみたいな馬鹿がダイスキだ!

527名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 03:45:20 ID:HqrR0DDa
一言だけ言わせてくれ。

 愛 し て る 
528名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 06:59:57 ID:eL0yt5HB
俺からも一言言わせてもらいたい。
最 高 だ
529名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 07:50:08 ID:o4Qgmo75
ラストのナギーが実に美味しい。

そして俺からの一言だ。

生 き て て よ か っ た 。
530名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 10:20:12 ID:arZe2K84
神様って、本当に居るんですね。
マイク・マイヤーズも真っ青なほど面白かったよ。
531名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 10:55:21 ID:F54pE3En
言いたいことはただ一つ。


結 婚 し て く れ 。
532名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 11:04:59 ID:hxQSSWeR
桃子が着替えたのは
我聞がくるまで
オネイニーしていたからだよ
533508:2005/07/29(金) 11:57:16 ID:t/1nHWdv
低能なみんな!感想ありがとう!やっぱ時代は低能だよな!

ってことでななしに戻る。もしもまた神様が降りてきたらなんか書かせてくれ。
534名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 13:36:21 ID:4chyAohL
お前最っ高の馬鹿(最上級の褒め言葉)だよコンチクショウ!
535名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 13:42:09 ID:sHwU8Urh
バカじゃない。

「 低 能 」 だ !!
536名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 17:27:25 ID:pmh/kv6j
あまりにも会社が暇だったのでなんとなく書いてみる
今では反省している。 ちなみに初SSなのでその他諸々勘弁してほしい。
一応 我×桃です


とある一室、其処にはGHKのメンバーが神妙な面持ちで
顔を見合わせていた。

事の発端は一人の少女による事だ。
其の少女とは桃子・A・ラインフォードである
元は真柴第5研所長にして我門のクラスメートである。
諸々の事情はこの際割愛するとしてGHKにとっては
脅威となる人物である。

「GHK緊急招集会議を行います。」
 果歩が神妙な面持ちで口を開き言葉を発した
「議題は、うす胸もとい桃子・A・ラインフォードに付いてです。
 最近 彼奴の兄に対する態度が余りにも怪しいから
 排除したい所存です。」
 そう言うと優が口をはさんだ。
「ちょっと待ってかほりん、それは使えるわ」
「どう言う事です」
「それはね、近々 我門君 期末テストが有るでしょ
 其れを口実に桃子ちゃんに我門君と2人きりで勉強会をさせて
 その光景をはるるんに見させて仲の良さをアピールするのよ!。」
 そうすればその光景をはるるんが見た時にジェラシーが芽生え
 もしかしたら私は社長のことが……
「なるほど、しかし私は小童故分からないのですが、返ってそれでは
 桃子に我門を意識させてしまうのではないですか」
 冬馬が発言するとここぞとばかりに果歩が立ち上り冬馬に向かって
 右の人差し指を指示すと
「愛は ”略 奪 よ !”」
 と言い、鮭の産卵時期に産み落とした卵にパートナーの鮭が精子を
 掛け様とした時、横から別の鮭が精子をぶっ掛ける事が往々にして有るでしょ
 そうやって子孫を残すものなのよ。
「それは愛とか子孫とか全然関係無い様な」挙句く魚類だし……。
 そんな冬馬の呟きを無視して更に果歩は熱弁を振るう。
「今まで兄と陽菜さんの仲が進展しなかったのは兄が
 他の誰かに奪われる危機感が無かったためと思われます。
 しかし優さんが言う様に逆にこの状況を利用して今度こそ
 陽菜さんを嫁に仕立てて見せます。」
「それではプロジェクトG(ジェラシー)を発動します。」
「お〜 プロジェクトG」
「お〜 プロジェクトネコジャラシ〜」
 しかしこの時GHKの面々が思い描いていた事とまるっきり
 違う事態に陥りようとは誰も思わなかった。
537名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 17:27:56 ID:pmh/kv6j
キーンコーン カーンコーン
場所は変わって、御川高校ではテスト前なので部活動、委員会も無く
最後の授業が終わり、ホームルームが終わると各々が帰り支度をしている。
我門も帰り支度をして帰ろうとする所に声が掛けられた。
「ガモンあんた帰るところ」
 そう言って声を掛けて来たのは桃子である。
「ああそうだが、どうした桃子」
「そう私も帰るとこなんだけど」
 桃子が答えると我門は
「そうか」
 と言い帰ろうとすると
「そうか じゃないでしょガモンこの天才美少女こと桃子・A・ラインフォードが
 1人で帰ろうとしているんだから送って行くのが道理ってもんでしょうが。」
 桃子がそう捲し立てると我門は慌ててそうかと言いそのまま2人で帰ることになった。
 ちなみに我門の仕事は季節外れの雨続きで仕事が無く
 國生さんは書類整理があるといって早々に帰宅した。

処で桃子が今現在 住んでいる所は工具聞屋の社員寮である、先の我門と桃子
との一件で真柴を辞め両親も居ない事から我門が、なら家の社員寮の一部屋を
貸すからそこに住めばという話になり、間借りをしている状態となったのである。
538名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 17:28:18 ID:pmh/kv6j
 帰る道すがら、くだらない事を話しつつ会社近くまで歩いて来ると当然桃子が
「そういえばガモンもうすぐ期末テストでしょ、ちゃんと勉強しているの。」
「うっ、いや、その、もちろんはかどっているぞ、赤点取らない位
 頑張っているぞ。」
 ぜんぜん頑張っていないじゃないのよ。
 桃子はそうは思いつつチャンスとばかりに
「はぁ〜 赤点取らないじゃないでしょ、まったくこれだから低能は困るわ
 しょうがないわね、それならこの天才美少女こと桃子・A・ラインフォード
 が勉強を教えてあげるから感謝なさい。」
 顔を赤らめながら早口に捲し立てると我門は、その あの と言い淀みつつ
 話を逸らそうとキノピーの話題を振ろうとした時、ちょうど優さんに出くわした。
「我門君どうしたの〜」
「優さん」と二人が異口同音に言葉を発した。
 それから桃子がこれまでの経緯を優さんに説明すると
 にや〜と邪悪な笑みを浮かべつつ我門に向って
「それは桃子ちゃんに教えてもらった方がいいよ唯でさえ赤点マンなのに
 ここで更に赤点を取るようだと本当に留年しちゃうよ。」
 と優さんに脅されては我門も承諾するしかなく
 そんな我門の承諾を得て内心桃子は嬉しく思っていた。
「ガモンそれじゃ早速アンタ家に行って勉強よ。」
 ガモンの手を取りつつ足早に我門の家に向った
 2人を見送りつつ優は携帯電話を取り出すと
「こちらデルタ1、デルタ2どうぞ」
「はい こちらデルタ2」
「今から我門、桃子両名がそちらに向います」
「了解ではこれからプロジェクトGを発動します。」
539536:2005/07/29(金) 17:31:16 ID:pmh/kv6j
一応 作中の我門の言葉を信じ同じクラスメート前提のお話です。
又会社の暇が出来たとき書き込みたいと思います。
540名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 17:36:24 ID:lq4aqE1l
想像で設定保管しつつの長文乙。続き待ってる。
だがせめて、キャラの名前くらいは正しい漢字で書こう、ぜっ。
541名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 18:13:50 ID:udsNqjFL
そういや俺も我聞か我門かで迷った事があったな
542名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 18:23:13 ID:tULLb4yY
プロジェクトネコジャラシ〜にワロタ
543536:2005/07/29(金) 18:24:32 ID:pmh/kv6j
申し訳ないです以後 注意して見直します。orz
544名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 18:25:32 ID:sHwU8Urh
乙!

我門→我聞 だな。

桃子が我聞の事を呼ぶ時ってカタカナと漢字どっちだっけ?
545名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 18:32:11 ID:hxQSSWeR
記憶の中から探し出して「ん?クグラガモン?」
って言ってるシーンしか名指しは無かった気がする。
金髪ハーフ娘ハァハァなおいらとしては
ぜひちょっと舌足らずな感じで「ガモン」と呼んで欲しいです。
546プロジェクトG 4:2005/07/29(金) 19:10:49 ID:pmh/kv6j
「ただいま〜 今帰ったぞ」
「おかえり〜 お兄ちゃん」
 工具楽家の玄関をくぐると果歩が出迎えて挨拶を返してきた。
「こんにちはお邪魔します」
 桃子が憮然と挨拶をすると突然、果歩が
「控え目な胸も来たの」
「うっさいわね、うす胸そっくりそのままお返しするわ
 だいいち私はダブルだからこの先 全然不安は無いけど
 あんたはお先真っ暗だもんね〜。」
「キ〜〜 何ですって小娘、私だってね〜〜 前途有望な胸なんですからね〜」
 いけない、いけないここでナイ乳に喧嘩売って帰られちゃ元も子もないわ
「ところでアンタ何しに来たのよ」
「何しに来たのは無いでしょ、アンタの兄の勉強をわざわざ見てあげようと
 天才美少女が来てあげたんだから感謝なさい。」
 やはり先程のナイ乳が残っていたのか果歩が余計な一言を言ってしまった。
「わざわざ来なくても陽菜さんに見てもらえばいいじゃない」
 そう言ってしまってから、しまったと思い桃子の方を見ると
 今にも泣き出しそうな表情で俯いていた。
 あ〜〜しまった〜これではプロジェクトG が〜〜〜〜!
 と果歩が思っていると
「果歩、俺の勉強を見てくれるのにその言草は無いんじゃないか」
 と我聞が見かねてフォローを入れると
「そ、そ、そうよね まあ上がって頂戴」
 余程我聞のフォローが嬉しかったのか先程の泣きそうな顔が
 嘘の様に自信に満ちた笑顔へと変わり仕舞には
「ガモンさっさと勉強を始めるわよ」
 という始末である。
547プロジェクトG 5:2005/07/29(金) 19:12:09 ID:pmh/kv6j
場所は変わって工具楽屋では、陽菜が1人伝票の整理をしていると
突然声を掛けられた。
「は〜るるん何やっているの」
 仲ノ井さんの席に腰を掛け聞いてきた。
「ちょうど解体業も無いし伝票の整理をしようと思いまして」
 陽菜が優に返すと
「そっか〜それが終わったら ちょっと果歩りんの所に行って
 もらえないかな〜。」
「果歩さんがどうか致しました。」
「ん〜〜何か今日勉強を見てもらいたいって言ってたよ〜」
「分かりました。伝票の整理が終わりましたら果歩さんの所に寄ってみます。」
「じゃあ果歩りんには私から言っとくから〜」
 そう言うと優は給湯室に消えて携帯を取り出し果歩ことデルタ2に連絡をとった
「こちらデルタ1 デルタ2どうぞ」
「こちらデルタ2です。どうぞ」
「対象は仕事が終わったらそちらに向う様仕向ました。」
「デルタ2了解、こちらも準備致します。」
 ふっ ふっ ふっこれで準備が整ったわ、陽菜さん待ってなさい必ず
 あなたにジェラシーを感じてもらいますからね〜。
 一人果歩がほくそ笑んでいた。

とりあえず切りの良い所までと言うことで。
なんか桃子の描写が全然足らなくて申し訳ないです。
続きは暇が出来たときにでも。
548名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 19:26:23 ID:ZeGm7LrC
>>544
カタカナだったと思ったよ。桃子が我聞を電話で呼び出すシーンから。
549名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 20:18:07 ID:Lw1ZP0Pb
自宅の縁側にていかがわしい夢を堪能している、お昼寝中の我聞。
そこへ、ひょこっと國生さん。
我聞が昼寝中だと気付き、ふと、目線は膨れた股間へ。

「社長ったら…ポケットにモノを入れたまま寝てる…。」
横向きに寝てる我聞を見てそう思った、天然國生さん。

「もう…」
我聞の安全の為にと思い、我聞のポケットに手を突っ込む國生さん。

「……あれ?……あれ?」
ポケットに在ろう筈もないモノを必死に探し、ふと、何かを掴む國生さん。

「あ、これかな…………え?……でもこれって布越し…」
硬直する國生さん。


「…布越し……。」



「………。」



「!!!!」
これでもかと言わんばかりに真っ赤になる國生さん。赤鬼も真っ青である。
550名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 20:19:05 ID:Lw1ZP0Pb
「はわわ! わわわ、私ったら何を!」
慌てふためく國生さん。

「あ、あ、あの、社長、ここ、コレニハワケガ!」
我聞のを掴んだまま慌てふためく必死な國生さん。

「…って………社長?」
我聞の起きる気配はゼロ、ニヤケまくりである。

「………。」
心臓バクバクの國生さん。


「…………。」
かすかに口元に笑みを浮かべる國生さん。



「…………うふふ。」
國生さんが壊れちゃいました。


あわれ、我聞は國生さんのオモチャになってしまいましたとさ。



r'⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒ヽ ⊂゙⌒゙、∩
ヽ.__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__ノ  ⊂(。Д。) 壊れてんのは俺だな ウヒョー!
551名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 20:20:12 ID:hxQSSWeR
>>549
イイヨイイヨー(・∀・)
552名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 20:51:41 ID:ZA3G5A3s
伸びてるなw

>>549
GJ!
しかしやばいことに今自分が書いてんのと簿妙に被ってるぜ(||´д`)
553名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 21:35:22 ID:Zz7BZSaE
>552
青い春とカイて せいしゅんりっしんべん ですn
554名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 00:14:19 ID:tP6hG4OE
桃子陵辱モノ書いてたけど、自分の性格的にあわない事が分かった。
文章も展開もなんかイマイチっぽさが拭えないし…

もういいや、と思って桃子×我聞のネタ考えてたら、
>>547とかぶってるし…orz

ここはもう、鬼怒間リンで行くしかないのか…
555名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 00:18:33 ID:WlNN7eV6
>>554
多少ネタが被ろうが、我々は気にしない。ゴーだゴー!
おせおせいけいけ。

や、生徒会長もなかなか貴重だと思うけど。今の旬は桃子だからな〜。
556名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 00:27:52 ID:8lYUsoOS
>>549
収束・激ワロサイwwww
そういうお馬鹿なエロギャグは大好きだ
557名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 01:16:24 ID:7YkZc3D2
まったく……ここにいるのはマジで馬鹿ばっかかよ……
チクショウ……もうこのスレから離れられないじゃないかあ!!
558名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 01:28:03 ID:lXpxwata
バカと低脳で加速されてまいりました!!
559名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 01:41:54 ID:VMV9+kJU
「GJ=低能」
もうローカルルールにしてもください!
560松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/30(土) 02:23:28 ID:tP6hG4OE
桃子陵辱モノです。苦手な方はスルーで。
だけど、まだ陵辱シーンは出てこなかったり。

--------------------------------------------------
 はぁ、はぁ、はぁ…

その日は新月だった。
月明かりのない暗闇の中、一人の少女が走っている。
カールがかかったロングの金髪、そしてサファイアブルーの瞳。
純粋な日本人ではない事が、その容姿から容易に推測できる。

 はぁ、はぁ、はぁ…

身に纏った白衣を翻らせながら、少女は必死で走っている。
白衣の裾が足に絡まり、何度も躓きそうになる。
それでも少女は足を止めようとはせず、必死に前に進み続ける。

そうして走り続けること、10分。
少女の目に目標の物体が映った。
それは、大きなトレーラー。
道を塞ぐ様に道路と垂直に駐車されているトレーラーを視界に捕らえ、少女は走るのをやめた。
乱れた呼吸を整えながら、ゆっくりとトレーラーに近づいていく。

「遅かったじゃないか、お姫様」

不意に、暗闇から声が放たれた。
少女は立ち止まる。

「こんな時間にレディを呼び出すなんて、マナーがなっていないわね。
 これだから低能は嫌なのよ…あなたの事よ、凪原」
561松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/30(土) 02:24:05 ID:tP6hG4OE

少女は闇に向かって言葉を放つ。
だが、その台詞とは裏腹に、少女の声は震えていた。
呼吸の乱れの所為ではない……それは、堪えようのない怒り、そして恐怖。
二つの感情が少女の中で渦巻き、暴れ狂う。
やがて、少女の声に応えるかのように、闇が動いた。
トレーラーの影、電灯の光も届かない純粋な闇の中から、革靴が道路を叩く音と共に痩身の男が現れる。

「それはすまんな。まあ、こっちもビジネスなんだ。
 …そう、ディス イズ ビジネス」

その台詞と共に、凪原と呼ばれた男はサングラスをかけ直す。
この闇夜の中でも、男はサングラスをかけたままだった。
だが、男の醸し出す雰囲気とあいまって、その姿に違和感は感じられない。
その男、凪原の醸し出す雰囲気……それは、絶対的な威圧感。

「…で、これもビジネスの話なの?」

少女はその威圧感を真正面から受け止め、気丈に言い返す。
そして、手に持った携帯電話のディスプレイを相手に見せるように掲げてみせた。
そこに映っていたのは、二人の男。
後ろ手に両手を拘束され、地面に無造作に転がされている。
その身体には、ディスプレイ越しからでも分かる、数々の暴行の跡が刻まれていた。

「勝手に人の部下をこんな風にして、何のつもりよ!」

堪えていた怒りを吐き出す様に、少女は凪原に向かって叫ぶ。
562松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/30(土) 02:24:49 ID:tP6hG4OE

「部下…ねぇ」

口元に微かに笑みを浮かべる、凪原。

「何が可笑しいのよ!」
「…正確に言うと、こいつらはもう部下ではない。元部下、だ」
「っ…ど、どういう事よ!」

少女の顔が一瞬、歪んだ。

「頭のいいお前の事だ。その画像を見た瞬間、ある程度は予想できてるんだろう?」
「質問に答えなさいよ!」
「答えてるさ…つまり…」

そこで凪原は台詞を止めた。
サングラスに手をかけると、ゆっくりとした動作でスーツの内ポケットに仕舞い込む。
暗闇に、片目だけが浮かび上がる。

「第5研の廃止が決定した…お前はもう用済みだ、桃子・A・ラインフォード」

凪原は右腕を前へと伸ばした。
その手に握られた、黒い物体。
それは、サングラスではなかった。
それは、黒く光る、拳銃。
その銃口が、桃子と呼ばれた少女に向けられる。

「もう少し、使えると思っていたんだがな」

台詞と共に、乾いた音が響いた。
563松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/30(土) 02:25:41 ID:tP6hG4OE
   
****

「もう少し、使えると思っていたんだがな」
「っ!」

台詞と共に乾いた音が響き、私は身を竦ませた。
そして次の瞬間、左肩に痛みと衝撃が走る。
だけどその痛みは、予想していたものよりもずっと小さい。
衝撃もわずかに押された程度だ。

「…!?」

私は自分の左肩を見る。
掠っただけかと思ったが、白衣には小さな穴が開いていて、その穴からは血が滲み出していた。
当たった事は確かなようだ。だけど、銃弾が当たった傷にしては小さすぎる。
空砲だった…?
…いや、今はそんな事を考えている時じゃない。
とりあえず、まだ身体は動く。
逃げるにしろ、戦うにしろ、一旦体勢を整えないと…

「…っあ!」

手に持っていた携帯電話が、するりと滑り落ちた。
地面に落ちた携帯電話が、硬質な音を奏でる。
やばい。これはクーパのコントローラーも兼ねている。
壊れてしまったら、この状況を打破する手段がなくなってしまう。
私はすぐに身を屈めて、携帯電話に手を伸ばす。

「って、あれ!?」
564松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/30(土) 02:26:48 ID:tP6hG4OE
身を屈める。これはいい。
手を伸ばす。これもいい。
そして、携帯電話を…掴めない。手に力が入らないのだ。
身体の異常はそれだけではなかった。
屈めた膝からも力が抜ける。
地面に手を付いて身体を支えようとするが、腕が上がらない。
結果として、私は自分の体重を支える事が出来ず、前のめりに地面へと倒れこんでしまう。

「な、なんでっ!」

うつぶせに倒れた体勢で、私は声を上げる。
すでに全身から力が抜けていた。
起き上がることはおろか、身体を反すことすら出来ない。

「お前に撃ち込んだのは、第1研が新理論を元に開発した、筋弛緩剤だ。
 生命活動に必要な筋肉はそのままに、身体の自由を奪う事が出来る」

凪原が無感情な声で告げる。

「役に立たないお前らとは違うな」

私は力の入らない身体を必死で動かそうとする。
だがその動きは、僅かに地面を這いずるだけでしかない。

「さて…この筋弛緩剤の優れている所は、投与する量によって期待できる効果が変わるという事だ」

気付くと、私の目の前に凪原の足があった。

「微量ならば、投与した周辺部分の筋肉だけに効果を及ぼす事が出来る。
 逆に量が多ければ、生命活動を一瞬で止めることも出来る…試してみようか?」
565松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/30(土) 02:27:26 ID:tP6hG4OE

そして、私の背中に銃口の感触が伝わってくる。

「や、やめて…」

恐怖か、それとも筋弛緩剤の効果か。
自分の声とは思えないほどのか細い声が、私の喉から紡がれる。
背中越しに、凪原が笑ったのが分かった。

「はっ、そんな声も出せるのか。そっちの方が似合ってるぞ」
「きゃっ!」

そう言うと、凪原は私の髪の毛を掴んだ。
そのまま力に任せて、私の上半身を持ち上げる。

「じっくりといたぶってから殺そうと思ったが、気が変わった」

私の目を覗き込みながら、凪原は言葉を放つ。
私の目には恐怖から来る涙が溜まり、今にも零れ落ちそうなっている。

「俺に服従するとここで誓え。そうすれば、命だけは助けてやる」
「っ!!」
「嫌なら別にいいさ。その時は楽に殺してやる……さあ、どうする?」
「だ、誰があんたなんかに!」

私は涙を堪えながら、凪原の目を睨みつけ、言い放つ。
こんなヤツに好き勝手されるくらいなら……

「くっくっく…気の強いお姫様だ……じゃあ、これはどうかな」
566松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/30(土) 02:28:18 ID:tP6hG4OE

凪原は銃を持った右手を軽く上げた。
それを合図に、凪原の後ろに控えていた金髪の男が動きを見せる。
厭らしい笑みを口元に浮かべたその男が握っているもの。それは……

「!…キノピー……」

それは、どんな時も傍にいてくれた、私のパートナーだった。

「キノピー!」

私はもう一度、今度は大きな声で呼びかける。
だがキノピーは、男の手の中で何の反応も示さない。

「な、なんで…」
「安心しろ、壊れちゃいない……五月蝿かったので、静かにしてもらっているがな」
「くっ!」
「それにしても、この玩具が一人でのこのこ帰ってきた時には、少し驚いたぞ」

迂闊だった…こんな事ならば、先に帰らせるべきではなかった。
私は自分の判断の甘さを後悔する。
何故、この可能性を考えなかったのか。
真芝という組織を理解していれば、ある程度は予測できたはずなのに…
567名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 02:33:10 ID:Slv8ikf8
お馬鹿で低能でラブリーなおまいらを見てたら、書きたい衝動に駆られてきた!
殆ど初SSだし、ネタもこれから考えるけど、何か書いて良いかい?

OKなら、
出来れば何かシチュを提案してくれると、非常にありがたいが。

って頼んでばかりだな俺。スマヌ。
568松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/30(土) 02:34:11 ID:tP6hG4OE

「さて…もう一度、聞こう。俺に服従すると誓うか?」
「………」
「大事な玩具が壊れてもいいのか?」
「っ!」

…キノピー……

「……す」
「ん?」
「…誓います」

私が死ぬのは構わない。
だけど…

「声が小さいぜ。ちゃんと言ってくれよ、お姫様」

だけど、私の家族が死ぬのは、もう見たくなかった。

「私は…貴方に服従する事を…」

堪えていた涙が、零れた。

「…誓います」

-----------------------------------------------------------

とりあえず、ここまで。
続きますが…このスレ的にどうなんでしょうね、陵辱モノって。

>>554
ありがとう。そう言われると気が楽になる。
桃子×我聞も書くから、ちょっと待ってて。
569名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 02:34:57 ID:tP6hG4OE
うあ、>>554って自分じゃん。

>>555の間違い。
570名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 02:38:28 ID:Slv8ikf8
うわあ…割り込みすんません…。リロしろ俺。
そして松雪さんGJ!
571松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/07/30(土) 02:40:59 ID:tP6hG4OE
>>570
いえいえ、お気になさらずに。
SS期待してます。
572名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 04:01:27 ID:z0Na9gIg
>>567
じゃあとびきり低能なのを頼むぜw
そうだな、桃子に縦笛とランドセル背負わせるってのはどうだ?
573名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 04:44:06 ID:VMV9+kJU
果歩たんにもランドセルお願いします。

で、どっちがし○りちゃんでどっちがさ○りちゃんですか?
574549:2005/07/30(土) 07:28:41 ID:Z/mA1yBO
馬鹿と言われてここまで嬉しくなったのは、これが初めてだぜ(・∀・)

>>552
そいつは悪かった。
だが、>>555の言うとおり、ネタが被ってもゴーゴー!
それが俺達のジャスティスだ!
575ProG作:2005/07/30(土) 10:33:01 ID:+YUszGTO
>>547ぜひ書いて下さい、お願いします。
どうも自分のは、無駄に長くあまりエロになりそうもないので。

皆さんにお聞きしたいですが
桃子が國生さんに話しかけるときは
何と呼びかけるんでしょうか
ちなみに自分の中では名前よりも、ただ秘書と呼びかけるような
又 國生さんが桃子を呼びかけるときはラインフォードですかね。

中之井さん、斗馬、間違えてばかりでゴメン。
576プロジェクトG 5:2005/07/30(土) 11:32:16 ID:+YUszGTO
アンカーミスったすまん
>>554
577プロジェクトG 6:2005/07/30(土) 14:13:54 ID:+YUszGTO
そんなこんなで2人で勉強している桃子と我聞
「だ〜か〜ら〜違うって言ってんでしょうが」
 ぶちぶち文句を言いつつも嬉しそう我聞に勉強を教えていると
 突然我聞が
「悪いな桃子、お前もテスト勉強が有るだろうに」
「かまわないわ、私はアンタと違って天才だし、色々世話にもなっている事だし」
 それにアンタとはもっと親しくなりたいし……、などと小声で呟いていると
「そっか、ありがとな桃子」
 心を包み込むような優しい笑顔で笑いかけると
「うっ、だっ、だっ、だから礼はいいって言ってるでしょ」
 と真赤に顔を染めながら早口に捲し立てると我聞が
「分かった、分かった」
「分かったなら、今日はテスト勉強の範囲が完璧に出来るまで寝かせないんだからね。」
 自分で発言しときながら恥ずかしい発言をしている事に気付き慌てて
「だからって別に寝かせないなんて深い意味は無いんだからね」
 などと慌てふためいていると
 不意に我聞の手が桃子の頭の上に乗せられると髪を撫でられ、落ち着けと言わんばかりに
 困った顔をして見せた。
 乗せられた手の感触に一瞬目を瞑りその感触に浸っていると幾分冷静さを
 取り戻し我聞の手を払いのけて
「さっさとテスト勉強を再開するわよ」
 と言いテスト勉強を再開しようとした。
578プロジェクトG 7:2005/07/30(土) 14:14:51 ID:+YUszGTO
 すると玄関の方から陽菜の声が聞こえてきた。
「ごめんください、果歩さんはいらっしゃいますでしょうか」
「は〜い 陽菜さんいらっしゃい無理言ってすみません
 陽菜さんもテスト勉強しなくてはならないのに」
「いえ、構いませんよ」
 すると奥から我聞と桃子が現れた
「お〜 國生さんいらっしゃい、どうしたの」
「なに秘書も来たの」とは桃子が棘のある言い方で返した。
「社長、果歩さんが勉強を教えてほしいと言うことで」
「そっか〜 悪いことしちゃったな、仕事の後に果歩の勉強まで見てもらって
 それにテスト勉強もしなくちゃだろ」
 すると果歩が
「なら、一緒に勉強しましょうよ、ちょうどお兄ちゃんもテスト勉強しているところですし」
 さも今思いついた様に言うと
「え 社長がテスト勉強をなさっていたのですか」
 と随分な失礼な物言いで陽菜が答えた。
「そうよ、私と一緒に勉強をしていたところよ」
 と桃子が私と一緒にという部分を強調して言うと
 陽菜は意に介した風も無く
「それではお言葉に甘えて一緒に勉強をさせて貰っても宜しいでしょうか」
「おお、一緒に勉強しようか」
 と我聞が答えると、桃子はさも面白くないと言うように
「なんで、わざわざ秘書達と一緒に勉強しなくちゃいけないのよ」
 陽菜の方を睨みながら言うと
「桃子、皆で一緒に勉強したほうが楽しいぞ」
 とこちらは桃子の視線に気付くことも無くお気楽に答えを返し、桃子にそっぽを
 向かれてしまった。
579プロジェクトG 8:2005/07/30(土) 14:15:15 ID:+YUszGTO
で結局 居間で我聞、桃子、陽菜、果歩の4人で勉強することになった。
さすがに元真芝の電子兵器開発所長を務めただけあって、理数系にはめっぽう
強く、ここぞとばかり陽菜に見せ付けるよう我聞に
「まったくしょうがないわね」
 と言いながら我聞に体を寄せつつ勉強をしていると
 ふと、陽菜相手に何故、剥きになっているのか分からなくなった。
 別に陽菜が嫌いとかそう言う理由では無い。
 真芝を辞めてからの、移転、居住、その他と色々と世話を妬いて貰った。
「なら何故」
 そう思っていると、唐突に”我聞が陽菜に接する時の態度や表情にが気になるの”
 とその答えに思い至ったときに、桃子の胸に鈍い痛みが走った。
 あっ、そうか私…… そんな事を考えている内に我聞から声が掛けられた。
「どうした桃子」
「なんでもないわよ」
 と答えを返すが声にどこか張りが無い、すると我聞はそっかとうなずき
「次はこれを教えて欲しいのだが」
 と言って国語と古典のノートを広げた。
 すると、途端に桃子の表情が曇り始めた、理数系の勉強なら問題ないのだが
 国語、古典は生まれがダブルのせいか日本独特の表現、文法が分からないのである。
 そんな風に困っていると果歩が突然口を開き
「ならお兄ちゃん、陽菜さんに教えてもらいなよ」
「そっか なら國生さんに教えてもらおうか」
 と我聞が口を開くと
「そうよお兄ちゃん教えてもらいよ」
 追い討ちを掛ける言葉を繋げる、
 ふっ、ふっ、ふっ これで取り敢えずは、プロジェクトG 当初の目的、陽菜さんに
 やきもちを焼かせる事が出来なくてもお兄ちゃんと陽菜さんが仲良く
 勉強している所を見せ付ければ桃子を排除できるわ。
 
 我聞の言葉もあって桃子はしぶしぶ納得した。
580ProG作:2005/07/30(土) 14:35:40 ID:+YUszGTO
>>549
 GJ!國生さんのキャラが本当にたまらんです。

松雪さんGJ!
 桃子の描写が羨ましい限りです。

>>567
ぜひお願いです。

G 8 訂正
 「そうよお兄ちゃん教えてもらいよ」 → 「そうよお兄ちゃん教えてもらいなよ」

 重ね重ね誤字脱字すまんです。orz
 次こそは何とかエロまでいけたらと
581名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 15:49:11 ID:GFfxCf2j
どうでもいい事かもしれんが、
こわしやとワイルドライフの主人公って
二人とも恐ろしいまでに鈍感だよな。

つまり、何が言いたいかっていうと、
きっかけさえあれば巻頭カラーを狙えるって事だ。
582初挑戦:2005/07/30(土) 17:56:37 ID:ziye4TQV
「正直に言おう。君がいると他の生徒がやる気を無くすんだ。」

……

オリマー 「?どうしたんですかい?ぼーっとしちゃって」
桃子 「なっ、何でもないわよ。それより手を休めない!
洗濯も掃除もたまってるのよ!」

我聞とのバトルのあと真柴をおわれた桃子達は工具楽屋に住み込みで働く事になった。

桃子 「結構一般人の生活も楽しいものね、天才はどんな
環境でもすぐ順応しちゃうのね。」
583名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 17:59:31 ID:oJFBuagp
おっ、さすが絶対可憐チルドレン桃子
584名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 18:08:53 ID:ziye4TQV
工具楽屋での生活は楽しい。ここはさえない三流会社だけど、誰も私を
特別扱いしないで扱う。 それにみんなが優しい。

果歩 「〇×乳ー!ごはんよ〜。」
桃子 「うるさいわね! 今行くわよ ☆★胸!」

……

桃子 「ごちそうさま」
我聞 「ごちそうさま、それじゃ斗馬、珠、桃子。 遊ぶかー」

はるな 「あっ、社長は後で事務室にきてください。お話があります。」
我聞 「?」
585名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 18:23:08 ID:ziye4TQV
私はあてがわれた部屋に戻った。前住んでいたところに比べたら、貧弱な内装な部屋だが…
布団からは暖かな匂いがした。 一般人の生活も悪くない。 私はここで執心時間までいつも誰かと
遊んでいた。 昔の私を知っている人が見たら、きっと皆目を丸くするだろう。

ジィル 「姐さん、どこに行くんですか?」
桃子 「トイレよ! デリカシーが無いわね。」

帰り廊下で私はふと、あの秘書の言った言葉を思い出した。

桃子 「(話ってなんだったんだろう?)」
586名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 18:40:50 ID:ziye4TQV
はるな 「単刀直入にいいます。辻原さんが抜けた事、新たに三人の社員が増えた事で
わが社の赤字は危険水域にかかりました。」
我聞 「…」
はるな 「確かに彼女は技術屋として超一流です。しかし現在わが社には
それを埋める仕事量はありません。」
我聞 「…俺が今まで以上に頑張って穴を埋める。」
はるな 「社長ならそう言うと思いました。
私もできるだけの経費削減に勤めます。覚悟してください!」
我聞 「じゃあがんばろうか!」
はるな 「はい!」
587名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 18:54:04 ID:ziye4TQV
我聞 「? 今なにか物音が聞こえなかった?」

はるな 「いえ特に? それより明日も忙しくなります。 今日は早めにお風呂に入ってお休みください。」
我聞 「わかった。 おやすみ。」

……

我聞 「ふうっ…」

(今日は色々あったな。 明日からまた忙しくなりそうだ。 そろそろあがるか…)

ガラガラ

我聞 「?」
桃子 「…せっ、背中をながしにきたわよ」
我聞 「!?」
588名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 19:09:38 ID:ziye4TQV
我聞 「なっ、なにしてんだ桃子! すぐあがるんだ!」

桃子 「いいから!いいからそのままで話を聞いて…」
我聞 「…」
桃子 「私ね、ずっと一人だった。 初めて行った学校でも… 真柴でも…。
私ね、初めて学校にいった日… 6年分の教科書を全部暗記したの…
みんなに褒めてもらえると思って。 でもその事を話たら、みんなが変な目で私を見るようになったの… 先生までもが…」
我聞 「…」
589名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 19:18:05 ID:ziye4TQV
桃子 「それでね、ある日先生に呼ばれて、大学にいけって言われたの。
そこで、真柴にスカウトされたんだけど、どこでも私を見る目は同じだった。
異端を見る目、自分とは違うものに対する恐れ……ここが初めてだった。
私を…特別扱いしなかったのは。」
我聞 「…お前はうちの社員だから当然だ。」
590名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 19:29:23 ID:ziye4TQV
桃子 「でも、赤字なんでしょ? 私たちのせいで。」
我聞 「…」
桃子 「それでも、ここにおいてくれたら嬉しいかな〜?って。
役立たずとして真柴から切られちゃった私でもなにかできるかな〜?って思って。
それでね、考えたんだけど… 私を…好きにしていいよ?
ラッキーよね、こんな天才美少女に言い寄られるなんて」
我聞 「…馬鹿を言うなよ。友達だろ?」
桃子 「…」
591名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 19:46:29 ID:ziye4TQV
我聞 「それに、社員を守る事は社長の義務だ、だからそんな事気にしなくていい。」

桃子 「…ありがと。とってもうれしい。 きっと今までで一番…」
我聞 「そっそれじゃあがるぞ!」
桃子 「(ニヤニヤ)それにしても、あんたってほんとに低能よね。 こんな美少女が… 本気になって…誘惑…しようとしてたのに」
我聞 「えっ?」
桃子 「何でもないわよ!この低能!」
592パロ初挑戦終わりっす。:2005/07/30(土) 19:49:35 ID:ziye4TQV
我聞のエロパロはテラ難しス。絶対に手を付けそうにないから。
593名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 20:20:26 ID:+2lwznij
頑張れ! 本番まで!!
594名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 20:22:28 ID:oJFBuagp
通しで作ってから推敲するともっと良くなると思うよ
595ラヴも萌えも無し:2005/07/30(土) 23:10:00 ID:V4As661h
・舞台設定
解体中に起こった事故か、本業で強敵との死闘の結果か、
はたまた優さんの怪しげな実験に巻き込まれたか。
理由は定かではないが、
とにかく我聞は両腕を怪我してしまい、手を動かせない状況にあった。
でも金がないので自宅療養中。という。
(でも、なんか我聞って仮に骨折しても1日家で寝てれば治っちゃいそうなイメージあるんで困る。
初期のヒゲスーツに腹殴られたときとか。)

-
自宅療養の続いていたある日、目覚めた我聞は朝立ちに困っていた。
いつもなら目が覚めた後、すぐに元に戻るはずの息子が
今日に限っては立ったままでまったく大人しくなる気配がないのである。
(普段は仙術を使う要領で通常の状態を頭にイメージすれば戻る)

実は現在果歩から体を動かすことを全面的に禁止されているせいで
日々のトレーニングができず、本来それで使い果たしていた分の
エネルギーが行き場を失い下に溜まってしまったようだ。

兄が一人悩んでいると、果歩がいつものように兄に手ずから朝食を与えるために部屋に来た。
「〜〜〜〜〜〜ッ!?」
ふすまを開けた妹は兄を見るなり声にならない悲鳴を上げる。

「朝っぱらから何してるのよ!お兄ちゃん!」
思わず顔を横に逸らしたものの、視線は横目で兄の股間をしっかり見ている妹。

「いや…それが俺にもわからなくて困ってるんだ。いつもは簡単に元に戻るんだが。」
と立っているモノを隠そうともせず素直に答える兄。

果歩は赤面したまま黙って何事か考えていた。
兄がどうしたのか聞こうとすると、突然果歩は何かを思いついたような顔になり
「待ってて、お兄ちゃん!」と言って部屋から出て行ってしまう。
去り際に兄がかけた朝飯は?という言葉は無視された。
596:2005/07/30(土) 23:11:27 ID:V4As661h
〜時間経過〜
我聞のモノはいまだに治まる気配がない。
腹が減った我聞が途方にくれていると突然部屋のふすまが開く。
果歩か?と思った我聞だったが、顔を出したのは
「社長、大丈夫ですかっ!?」
登校前で制服姿の國生さんだった。どうやら果歩が呼んだらしい。

國生さんは我聞の「容態」を見て固まってしまう。
呆然としていた國生さんだったが、すぐに表情を元に戻すと
いつものように眉間に指を当て息をふーっと吹く困ったときの仕草を見せる。
「あの、果歩さん、これは一体…」
たちの悪いいたずらを仕掛けられたような顔で國生さんは果歩を問い詰めようとする。

しかし果歩は作った涙声を出しながら國生さんに訴える。
「これってどうなってるんですか、私もお兄ちゃんもどうしたらいいか全っ然わからないんです!」

「え?…え、えっと、これはおそらく、男の人の生理現象かと思…」
いきなり豹変した果歩に戸惑いつつも、自分の知ってる知識内で我聞の状態を説明しようとする國生さん。
しかし果歩はその國生さんの言葉をさえぎる。
「つまり、陽菜さんはどうしたらコレを治せるか知ってるんですね?」

「いえ、あの、ちょっとそこまでは…」
さすがにそんなことまでは知らない國生さんは正直に答えようとする。

だがまたその國生さんの言葉をさえぎる果歩。
「では、お兄ちゃんのことは陽菜さんに全てお任せします!」
「…え?えっ!?…ちょっ…おま…!?」
何をお任せされたのかすぐに理解できない國生さん。

「私は陽菜さんならきっとお兄ちゃんを助けてくれるって信じてますから!!
 じゃっ、私は遅刻しちゃうからもう学校に行きますねっ!」
果歩はそう國生さんに言い渡すと、相手が冷静さを取り戻す前に速攻で家から出て行った。
ちなみにどう考えても遅刻する時間ではない。
國生さんは混乱したまま果歩の後姿を呆然と見送ることしかできなかった。

我聞は2人のやり取りに入るタイミングが掴めず、そんな國生さんを見守るだけであった。
5973 我聞視点:2005/07/30(土) 23:12:42 ID:V4As661h
部屋で気まずい表情のまま無言で対峙する社長と秘書。

「…。」
むう、國生さん困ってるなぁ。
「いや、國生さん。俺は別にどうってことないし、放っておいてもいいんじゃないか?」と助け舟を出す俺。

「私は果歩さんに社長を頼むと言われました。」と硬い声で答える國生さん。
國生さんはヤケになったのか意固地になってしまってるようだ。

俺は何とか國生さんに考え直してもらおうと粘ったものの、
逆にどんどん態度を硬化させてしまい、最終的には
「…つまり社長は、私が何もできないダメ秘書だと言いたいのですね?」
何でこういう結論になってしまったのかわからんが押し切られた。

「社長、とりあえず見せてください」
見せろと言われても…。
俺は手が使えないので流れ的に國生さんが俺を覆っている下着を脱がすということになる。
國生さんは俺の下着に手をかけ、ぎこちない動きで降ろしはじめる。顔が真っ赤だ。
こっちもものすごく恥ずかしい。

俺はギブスをつけられた腕で少し体を持ち上げ脱がしやすいようにする。
「うぅ…ん?あれ?」
途中、トランクスの布地が立っているモノに
引っかかってしまって脱がす作業に手間取っていた。
グイっと強引にパンツを引っ張る國生さん。
だが布が下ろされた時に一緒に引っ張られたモノは開放された反動で
勢いよく上方向に飛び上がり顔を近づけていた國生さんの鼻を掠め悲鳴を上げさせる。

「……。」
國生さんは無言で俺をにらんでいた。
…わざとやったんじゃないのにそんな風で見られても困る。

俺を睨んでいた國生さんだが、視線を俺の股間に向かわせた途端、
表に顔を出した生のモノを前にして石像のように固まった。
「あう…ぅ…」
國生さんの喉が緊張でごくっと音を鳴らす。

じーーーーーーーーーーーー…
國生さんは蛇ににらまれたカエル(と言っては失礼か)のような状態になり、
ほとんど瞬きもできずにそれを凝視していた。
598:2005/07/30(土) 23:15:04 ID:V4As661h
どれほど時間が経ってしまっただろうか。
見てもらってるだけでは何も起こりそうにないので何かしてくれるように頼む。
やらせるならやらせるで早めに終わらしたほうがお互いのためだ。
國生さんも学校に遅刻するのは嫌だろうし。

俺に言われてやっと我を失っていた事に気づいたのか慌てて「わ、わかりました!」と答える國生さん。
しかし返事はしたものの、何をしたらいいのかわからないのかオロオロするだけだった。
ここまで動揺しまくっている國生さんは初めて見たな。
一応、やめるか?と言ってみたが聞いてくれなかった。こういうとこは頑固だ。

「…うぅっ…」
國生さんは泣きそうな顔で息をぐっと飲んだ後、恐る恐るといった感じで手を伸ばす。
白い細い指が褐色の太い俺のモノに触れる。
熱くなっていたモノは、その指を冷たく感じたのか、俺の意思に関係なく反射的にピクッとはねた。
それを見た國生さんは慌てて手を引き、手とモノを交互に見ながら心底気持ち悪そうな顔をする。
俺はちょっと傷ついた。
そんなに嫌なら意地張らないでやめればいいのに…でもそれを言ったら絶対に怒るので黙っておく。

再びモノに手をつけた國生さんは未知の物体を確かめるかのように、つんつんと指先でつついたり、
先端から根元までツーっと指でなぞったり、幹を手の平でなでなでしたりしている。
くすぐったくて尻の方がむずむずした。

「あ、あの、どうですか?」
國生さんは手の動きを変えるたびに俺の顔を上目遣いでちらちらと窺っている。
國生さんはこれからどうしていいのかわからないようだ。
かといって俺も何か言えるわけでもないので國生さんに任せる。

國生さんは握っているか触っているかの微妙な力で手を動かしていた。
やはりくすぐったいだけだ。
これではいつまでも終わらない気がして、試しにもう少し強く刺激してみるように提案してみる。

「えっ?はい…こうでしょうか?」
すると手全体でモノを握りしめ、ギューっと力を込めてきた。
これは苦しいので力を加減してくれと頼む。
599:2005/07/30(土) 23:16:44 ID:V4As661h
「あ!も、申し訳ありません。」
今度はさっきの強さと最初の弱さの中間くらいの力で握ってゆるゆると手を動かす。
國生さんは俺の反応にこのくらいでいいと思ったのか
俺の指示を仰がずに自分なりに模索して手を動かしはじめていた。
モノに触れることに慣れたのか、少しづつ指に力がこもっていく。

こすこすこすこすこす

うおっ…俺は「かさ」の部分をこすられ、こみ上げてきた感覚に思わず腰を引いてしまう。
股間だけを見ていたためか、突然の俺の動きに驚いた國生さんが顔を上げ俺を見る。
俺が驚かせたことを謝ると
「痛くしてしまったのかと思いました」
と、ホッとしたように答え、すぐに手の動きを再開する。
國生さんはもうモノに慣れたのか、それとも仕事として割り切ったのか熱心だった。

そのまま同じようなリズムで手を動かしていた國生さんが、ふと顔を上げる。
「…社長、あ、あの…き、きもちいいですか?」
その顔は紅く上気していた。恥ずかしいというより興奮してるような印象を受ける。
始めたときと今の國生さんの変わり様に戸惑いつつも俺は素直にうなずく。

それを見た國生さんは嬉しそうに
「よかった…続けますね」
と、顔を下に向けてすぐに行為に集中する。
慣れたどころか、嫌々やっていた気配まで完全に消え失せていた。

しばらくすると國生さん吐く息が俺のモノに吹きかかってきた。俺の毛がゆらゆら揺れるのが見える。
いつの間にか國生さんの息が荒い。それに加え顔を俺の股間に近付けていた。
國生さんの鼻が匂いをかいでいるような感じでひくひくと動く。
ここのところ自分が風呂に入ってない事を思い出し、自分の中にあった罪悪感が大きくなった。

そんな國生さんを見ていると、こっちもなんだか腰が落ち着かなくなってきた。
「あ…」
無言だった國生さんが声を上げたので、そこに目をやると先端から水みたいのが出ていた。
…小便じゃないな。でも話に聞くような白い液体でもない。
自分は何かを出している感じがしないのにどんどん溢れてくる、何とも変な気分だ。
600:2005/07/30(土) 23:19:29 ID:V4As661h
「…」
國生さんは指が濡れるのにも構わず手を動かし続けていた。
汚いとは思わないのかな?

そう思った俺は一度出てきた液体を拭いてもらおうと思いストップをかける。
だが國生さんは俺の要求を無視し手を全く放そうとしない。
「いえ、これは多分、まだ、大丈夫、です」

そうは言ってもなぁ…。
俺は体を伸ばせば届く位置にあったティッシュを引き寄せようと体を横に動かす。
すると、
「ん!…社長、動いちゃ、だめ、です」
と言って國生さんは俺のモノを強く握り締めながら視線で威嚇してきた。
…國生さん、爪痛い。
まるで気に入ったおもちゃを取り上げられるのを拒む子供のようだ。
結局、俺のモノを掌握している國生さんには逆らえず、したいようにやらせる。

ぬめぬめした粘液は國生さんの手全体に広がっていったが國生さんは気にする様子もない。
それどころか逆に動かしやすくなったのか手の動きはさらに加速していく。

にちゃにちゃにちゃ

うっ…、
國生さんにいじられるままに身体の奥底からどんどん湧き出てくる快感に
体をびくびくさせていると、國生さんが顔を上げ俺の顔を見る。
そして俺と目が合うと國生さんは瞳にいやらしい色を浮かべてフフッと鼻で笑った。
「いい、みたいですね?」

…なんか凄い敗北感を感じた。
今の俺は國生さんにはどんな風に映っているのだろうか。
とにかく、このままでは社長として、男として、何かを大事なものを失ってしまう気がして
身体が勝手に動かないようにと床についたギブスに力を込め必死に我慢する事にする。

にちゃにちゃにちゃにちゃ

すると國生さんは俺の身体が安定したのを確認したのか両手を使い始めていた。
与えられる快感がさっきより激しく増大し、俺の選択はさらに自身を悶えさせるハメになってしまう。
よもや、こんなことになろうとは…。
601:2005/07/30(土) 23:21:23 ID:V4As661h
「…はぁ…はぁ、はぁ…んっ…」
興奮している國生さんの息はどんどん荒くなっていき、呼吸するたびに熱い吐息がモノに吹きかかる。
液を滴らせる鈴口や裏スジに生暖かい風が絡みつき
まるで舌で舐められてしまっているかのような錯覚まで起こしてしまう。

すでに俺が感じる場所はほとんど國生さんに把握されてしまったのか、
國生さんの指が俺の上を踊るたびに背中に電気が走る。

…うあっあっあっあっ…
俺は自分がおかしくなってしまいそうな感覚に恐怖を感じていた。目が霞む。
しかし國生さんはそんな怯えている俺にもお構いなく夢中でモノを弄ぶ。
國生さんの手から絶えず与え続けられる刺激によって
俺の下半身は痺れ、動かすまいと耐えていた腰が自然に浮き上がってしまう。



にちゃっにちゃっにちゃっ…

その時、一定のリズムで俺のモノをしごいていた國生さんの手が滑ったのか、不意に強い刺激を受ける。
俺は予測外の快感を与えられた瞬間、ついに自分の中で滞っていた「気」を爆発させてしまう。

我聞「っ!國生さん、すまん!」
陽菜「!…あ…」

一瞬後、俺のモノからものすごい勢いで白い液が噴き出した。
その奔流は目の前にあった國生さんの顔に襲い掛かる。

「〜〜〜っ!」
國生さんは自分が握っているモノから手を離す事もできずに目をつむり耐えていた。
大量の白い液体は國生さんの顔面だけではなく前髪や制服の胸元をも汚していく。

長いとも短いとも取れる時間の後、ようやく放出が収まる。
俺はそこでようやく呼吸を再開する。
今まで一度も味わったことがない感覚だった。脱力感が何とも言えず心地よい。


ハッ!國生さん!
6028 終:2005/07/30(土) 23:24:27 ID:V4As661h
「……。」
國生さんは俺とは対照的に気持ちよくなさそうな顔で眉間にしわを寄せ手で液体を拭っていた。
なんとか瞼の上と鼻、口元を覆う粘つく白い液を拭った國生さんは薄く目を開く。
國生さんが何か言う前に必死で何度も謝る俺。

「いえ……これが、男の人のなんですね…」
しかし國生さんに俺が予想してたような反応はなく、
自分の手にべっとりついた大量の白濁を見つめたまま、ただ静かに呟いただけだった。
心ここにあらずという感じだ。

とりあえず俺はいつも自分の部屋に置いてあるタオルに腕を引っ掛け國生さんに渡す。
國生さんは無言のままそれを受け取り顔を拭いた。

しばらくボーっとしていた國生さんだったが突然思い出したように表情を変える。
「あ、社長、それより…っ…ん」
言葉を発した拍子に口の中に入りこんでいた粘液を飲んでしまったのか顔をしかめた。
自分のとは言えまずそうだ。また罪悪感が大きくなる。

國生さんは一度目を閉じ、長いため息を吐いた。
「ふぅ……社長、もう大丈夫ですね?」
若干まだ色が赤いが普段の顔に戻った國生さんは冷静な声で言った。
さすが國生さん、切り替え早いな。

國生さんの言う通り、俺の股間のモノは大分大人しくなっていた。
それを見た2人はお互いに安堵の表情を浮かべる。
何とかなったな。これで國生さんも学校に行けるだろう。

「あ、気づきませんでした。申し訳ありません。」
國生さんはそう言いながら、最後の仕上げで脇にあったティッシュで汚れたままの俺のものを拭き始めた。
ただ、その手つきは事務的でさっきまでの雰囲気はもうない。

ふきふきふき

「「…あっ」」
ソレがムクムクと元気を取り戻すのを見た2人の動きが止まった。


結局その日、國生さんが学校に着いたのは昼近くだったという。
603名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 23:40:44 ID:oJFBuagp
國生さん手コキいいよ手コキハァハァ
604名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 23:51:20 ID:vJzEZN1r
うぉぉぉ神だっ
605名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 23:56:06 ID:FVfoXlLa
GJ!
606名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 00:31:20 ID:ELD5jUS1
え?何?何この神SS。
うわすっげえGJ!

國生さんの手コキ萌えすぎ。なんかキャラが良く把握されてて、いい感じに抑えつつも
きちんとエロになっているところが素晴らしい。
冒頭見たときはすわ近親相姦かと、ちっと焦ったけど國生さんが来て良かった。

>いつものように眉間に指を当て息をふーっと吹く困ったときの仕草を見せる。

それとこういう描写をするあたり、わかっておられるお方だw
607名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 00:43:25 ID:XGdpJkwd
とりあえず一言
すげえ
608名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 00:44:49 ID:oRKYpBL6
俺の脳内では既に藤木絵で再構成されていますよ?

うおお、この脳内の図を画面に落とし込める事ができるのならっ
609名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 01:13:51 ID:t0ljB0IF
うんうん いくとこまでいかない微妙なエロさがサイコーだ
610名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 01:31:32 ID:ApnGNjDk
深夜なのに萌えすぎて悶え苦しみましたが何か?
マジで神。超GJ。
611名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 01:48:33 ID:7FSjQkOJ
次は姫のニーソ足コキに期待
612名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 01:52:03 ID:JOwgpL5Q
キャラの特徴を捉えたテンポ良いプロットはもちろん、
変に冗長にせず、綺麗にオチをつけているおかげでさらに面白く読める。
良いね。次も期待したい。
613名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 06:20:54 ID:H2nTYkes
くそう、低脳と罵りながら転げ回ってやる。
分岐次第では果歩タンの素股が(爆砕
614名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 10:09:57 ID:wvqx4hmf
キャラのイメージそのままって、アンタは作者か!
萌え死しそうになりました。
615名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 10:34:41 ID:JVtNtVsD
ニクい、ニクいぜ、こんちくしょう!
そこにシビれる!あこがれるゥ!
616名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 11:37:58 ID:nAmpbU+V
チクショウ…!!てめぇら低脳どものせいで干からびちまいそうだぜ!!
漏れを萌え殺す気か!?
617名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 20:19:39 ID:jHnt+5Pm
>>602の後、
「あの社長、困るんですけど」とか言いながら
困った様子もなく第2ラウンド入っちゃう國生さん

今度は自分の顔にかからないように我聞の背中側から組み付いてしてあげたり、
終わって疲れ果てた我聞に朝ご飯を「あーん」とか言わせながら食べさせたあと、
シャワー浴びて学校行こうと思ったけど、自分の下着が凄いことになってたんで
いったん自宅に帰って履き替えるついでに慰めちゃったり、

とか登校するのが昼まで遅れた理由を俺の脳内で補完してみる
618名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 21:46:37 ID:uLvDTQIP
>>617
1回目の射精で理性のタガがゆるくなった我聞が國生さんに2回目は口でするのをお願いする
とか妄想してみた
619名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 22:09:16 ID:H2nTYkes
ばっきゃろう。理性のタガが外れたなら、あれだ。

つ【暴走】
620名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 23:04:16 ID:NaGnk97w
なんだかんだ言っても低脳なおまいらが大好きだよ。
621名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 02:18:26 ID:hIIhfQxR
このスレはタガの外れた低脳の煩悩が暴走しまくっているスレですね。



ゆえに最高だ。
622名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 00:26:24 ID:gLkPQ9zN
エロムズー!!
下手に真面目な話にすると訳判らんくなってきた……
623名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 01:02:15 ID:1vEphPnD
桃子は我聞を我聞兄ちゃんと呼ぶ、でよろしいか?
624名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 01:04:16 ID:6bTVO4Dq
>>623
それってちょいキャラが違うような。
兄ちゃんと呼ぶのは珠の特権ですよ。
625名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 01:06:18 ID:7Lhs0YhJ
新しいネタが来ないせいか微妙に過疎ったな

>>602
というわけで職人さん応援しとります
頑張ってくだされ
626625:2005/08/02(火) 01:07:13 ID:7Lhs0YhJ
すいません
>>625>>622でした
627567:2005/08/02(火) 01:55:00 ID:bTYLG7cI
出だしだけ書きましたんで投下します。
我ながらなんてオバカなものを書いてしまったんだろう。
名作の後だし、ヘタレでも大目に見てくださいよ(;´Д`)人
628567:2005/08/02(火) 01:56:32 ID:bTYLG7cI

「それでは、裏工具楽家特別緊急会議改め、GHK緊急会議を始めたいと思います」
蝋燭一本の明かりしかない薄暗い部屋に、工具楽家裏家長・工具楽果歩の声が静かに響き渡る。
「今回集まって貰ったのは他でもありません。我々にとって大きなチャンスが訪れたのです」
「はいっ!ツーアウト満塁とどっちがチャンスですかっ!?」ゴスッ
次女の珠が横槍を入れた…と解説する間もなく果歩の鉄拳が炸裂した。
息一つ乱すことなく、果歩は続ける。
「我々三人、私・果歩、珠、斗馬がなんと全員同時に一泊二日の修学旅行に行くことになったのです」
「しかし大姉上…、それの一体どこが大チャンスなのですか?
 むしろ直接手を下せない分、ピンチなのでは?」
「まだまだ甘いよ斗馬君…。我々三人、特に私が居ないのですよ。
 つまり、工具楽家と工具楽屋には、お兄ちゃんと國生さん、優さんに中之井さん、そして辻原さんしか居ないのですよ」
「その中の中之井さんと辻原さんは工具楽家に顔を出したりはしないし、優さんは我々の仲間…。つまーり!」

「國生さんさえ言いくるめれば、工具楽家はお兄ちゃんと國生さんの二人っきりという夢の空間になるのです!」
おおーっ!と、歓声を上げる二人。
「名づけて、肉じゃがでビックリドッキリ作戦!!」
629567:2005/08/02(火) 01:59:38 ID:bTYLG7cI



っくし!
「風邪でもひいたかな…」

一人で書類をまとめている陽菜の元に、工具楽家長女、もといGHK総統・工具楽果歩が、ドス黒いオーラを振り撒きながら近づいてきた。
「あ、果歩さん。何か用ですか?」
「ああ、あのですね陽菜さん、頼みたいことがあるんですけど…」

危うし國生さん!

__________________


ネタ振ってくれって言っておきながら振られたネタを無視してすいません 人(´Д`;)
こんなヘタレな文章でも、まだ書いて良いよって言ってくれるならば、
涙を流して続きを書かせていただく所存であります。
630名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 02:17:01 ID:gLkPQ9zN
>629
むしろ щ(゚Д゚щ)カモォォォン
631SS保管人:2005/08/02(火) 02:26:23 ID:IhSDsotx
問題なさそうなので収蔵させてもらいました。

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/

>>502
修正も遠慮なくドウゾ。
UPロダもご自由にお使い下さい。
632名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 18:25:33 ID:562e6V4S
>>628-629
そのシチュエーション考えただけで満点あげられるぞ(*´∀`)
633名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 18:55:29 ID:ZF3jhosd
>>628-629
果歩が中2、珠が小5、斗馬が小2だから
3-4年後(果歩:高2-3、珠:中2-3、斗馬:小5-6)で実際ありうるシチュエーションだ!ハァハァ
と思った

あれ?まだオヤジ帰ってないの?
634名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 23:35:00 ID:Or67Chz6
>>628-629
つ、続きキボン…!
本編キボーーーン!!
635567:2005/08/03(水) 01:38:34 ID:Vypl86rm
>>630>>632-634
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
いやもう、ありがとうございます!喜んで書かせていただきます。

>>633
いやあ、
果歩は「受験もあるし中2の時点で修学旅行に行ってもおかしくないよなあ」
珠は「そういや俺、小6じゃなくて小5の時に林間学校に行ったなあ」
斗馬は「ええい適当でいいや」
ていうアフォな考えでした。

てか、修学旅行とかなら普通二泊三日だよな。スイマセン脳内補完お願いします。

>>631
お疲れ様です。てかもう俺の作品保管されてるし(;´Д`)シゴトハヤスギ


正直、お茶を濁す展開になりそうなんで、その辺注意してください(´Д`;)
636365:2005/08/03(水) 02:44:39 ID:CMPsCzVj
先日から再開して難航中……
なんかもう需要とか完全無視で良いんだろうか……?

>635
>お茶を濁す展開
まさか、寸止めですか?
それもまた萌えですねw
637567:2005/08/03(水) 04:29:07 ID:XtfBBh8f
あーしまった!
2日間三人が居ないってのは、話の展開上やや無理があるから、
一泊にしたんだった。脳内変換中止でお願いします。
せわしなくてすんません…。
638名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 18:39:27 ID:DW9VH2Sx
おいおいおいおい
本編やばくねぇ!?
桃子が…桃子が…
639名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 18:46:03 ID:h4IETUBG
>>638!やめろ低脳っ!
まだ読んでないんだ!先を言うのはやみて下さいorz
640名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 19:47:58 ID:AZOh1N0r
>>638
大丈夫だよ。ほら良くあんな事やっちゃっても次のページだったり
次の週には、実はそんな事にはなってなかったりするじゃんか。
だから大丈夫だよ。桃子はやばい事なんかにゃならないよ。まあ
多分だけどね・・・・
641名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 20:32:12 ID:bveLKFNn
これがからくりならスゴイことになってそうだけどね
642名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 21:17:13 ID:eX7ErG4l
まず今週は脳漿ぶちまける桃子でヒキだっただろうな
643名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 21:51:01 ID:DW9VH2Sx
安心汁。言うつもりは無い。
しかし…頼むぞ藤木俊!!
644名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 21:55:23 ID:h4IETUBG
みんなすまん!俺が>>639だが、やっとみんなに合流できた!語ってください!
645名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 00:56:11 ID:zpHDLi9e
>>636
>なんかもう需要とか完全無視で良いんだろうか……?
ここの住人のストライクゾーンはいまいち不明なんで問題ないと思いますよ
むしろエロ抜きでソフトな方が受けるやもよ
646名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 17:02:34 ID:kOPqCiv6
>>645
俺もその意見には賛成。
微エロでも面白ければウケると思いますよ。
647名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 18:04:19 ID:QpBMp6RI
俺らのストライクゾーンはどうなんだろうな?
キャラが壊れてなければアンパイアの目をくぐれるとは思う!
俺はストライク:ボール=9.5:0.5の広さを誇る
648名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 19:12:09 ID:gbuijc4M
>>647
キャラが壊れてないってのは大事だな。
原作が最高値の萌えなんで、ズレると厳しい感じ。

てかむしろ、セクースさせると壊れやすいから、非エロ場面がむしろ萌え
とか、このスレを根底から揺るがす大暴言を吐いてみるテスト。

いや勿論エロ場面も萌えだよ、うん。
649名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 20:33:18 ID:1oI14oc5
ストライクゾーン…

・・・今書いている桃子の陵辱モノは、言うなら内閣高めのブラッシュボールって所か…

つーか、陵辱モノ書いてる時点で競技がちがうのか……orz
650名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 21:26:19 ID:Lw0G7j73
俺はどんな球(SS)でも打ち返す(美味しく頂く)自信がありますです。
651名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 21:35:08 ID:buFu4Qen
前編で既に原作キャラから著しくずれてる気がする……orz
652名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 22:19:22 ID:QpBMp6RI
>>647
さっき書いたのと矛盾するのだが、俺達はハートが震えるものを待っているんだ!職人の魂が否定するものを作っても言わずもがな!
納得がいくなら投げてこい!バックスクリーンまで送ってやる!
653名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 23:42:41 ID:8ov4ngul
とりあえず投げろ。投げんことには判定ができん!
654名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:44:54 ID:48LX3Fro
このスレが立つ前、自分なりに書いてみたことがある。
でも本来SSなんて書いたことがない俺なので導入部分だけ書いて飽きた。
そんな時代もあったなあ・・・。

とりあえず投げてみよう。
655名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:48:14 ID:48LX3Fro
「はぁ・・・」
現在時刻深夜1時30分。江戸時代から続く老舗、工具楽屋の秘書である國生陽菜は一人仕事に没頭していた。
デスクワーク仲間の中之井さんも優さんも帰宅しており、今事務所にいるのは彼女以外だれもいなかった。
「修了・・・と」
 タンッ、とキーを叩く乾いた音をさせ、今日の仕事を終わらせる。パソコンの電源を切り、帰ろうと支度を始めようとする陽菜。
が、ふと社長机を見ると見たことも無いノートパソコンが一台置いてあった。良く見るとまだ電源が落ちていない。
社長はパソコンなんて使えないはず、と不思議に思いながらも電気代の事を考え、落とそうとした。
「・・・佐々木?社長の御友人ですね・・。社長が彼から借りてきたんでしょうか」
そのノートパソコンについた名前シールを見ながら、待機画面を解除した。
するとそこには18禁なエロ画像や動画がこれでもか、というほど一気に表示されていった。
「!!!!?」
自分でも顔がかぁっと赤くなるのが分かった。
常に冷静沈着、パソコンの扱いにおいても超一流のはずの陽菜だが、流石にこういうケースは想定していなかった。
あわてて強制修了させ、バタン!とノートパソコンを閉じる。ノートパソコンの表面にポストイットが一枚。

−我聞、くれぐれも壊すなよ!見るもん見たらちゃんと國生さんの写真付きで返せよー! 佐々木−

「成る程、社長が写真を撮らせてくれって言ったのはこれだったと・・。それにしても・・・」
まだ胸の動悸が鳴り止まない。とすん、とプレハブ事務所には似合わない社長椅子に座りこむ。
自分がまだ制服だったのを思い出しながら、誰もいない室内を見渡す。
「社長・・・」
身体が熱い。社長のことを思うと尚更。やってはいけない、と思いながらもおもむろに右手を秘所へとすべらしていく。
「ひぁっ・・!」
ぴくんっと身体が軽くはねる。
下着の上から軽く触っただけなのに感じてしまう。
さっきの画像の件もあるが、やはり今自分が事務所の、社長の椅子の上で行為に至っているというのも拍車をかけているようだ。
「ふっ・・・うぁあ・・・!」
右手の動きが自然と早くなる。陽菜の下着は、すでに濡れていた。
もっと・・・もっと感じたい。
下着の上からでは我慢が出来なくなり、下着を脱ぐ。そして直接指で秘所をなぞる。
「・・ふぁ・・」
今までに無かった快感が陽菜を襲った。
「社長ぉ・・・・もっとぉ・・・!」
656名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:50:02 ID:48LX3Fro
あ、スマン
残りが消えてた。
脳内処理するなりなんなりでお願いしますorz

時間があったら続き書くかな。
657名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:58:14 ID:pwnA7CVg
ぜひ続きキボン
658名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 01:20:42 ID:94AH0XOu
内角低めかな?
続投がんば!
659名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 05:32:40 ID:2Y52efWz
×月○日

子供の仕付けと言われたのが悔しかったので、自分が持っている
中で一番短いスカートをはいて見せてみるも反応なし。なぜ?

×月●日
胸元を強調した服を着てみる。うす胸に鼻で笑われる。
×月◎日
オリマーに相談した。役に立たない。
×月×日
佐々木に相談してみる。 猫耳メイド服を着て
決め台詞に「にいや〜」と言えばよいとアドバイスされた。
こいつは病気だ。
660名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 09:07:16 ID:JbJhLM1X
>659
なんか面白い。
もうちょっと続けようぜ
661名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 10:02:52 ID:ZMK2UBK3
>>659に便乗

×月△日
いいアイデアが浮かばない。
……ネコ耳メイド服か……

×月▲日
メイド服を試着してみる。
メイドというのは、みんな胸が大きいのだろうか?
サイズが合うのがない。ちょっと……いや、かなり悔しい。
佐々木に憂さ晴らし。なぜか嬉しそう。
やっぱり、病気だ。

×月□日
ネコ耳だけで、チャレンジして見る。
「お、かわいいな」
なんか、好感触。いけるか!?
「で、学芸会でもやるのか?」
とりあえず、全力で蹴っておいた。

×月■日
「にいや〜」が抜けていた事に気付く。
しかし、これを言うのは恥ずかしすぎる。
……「お兄様」なら、まだいけるか……

×月◇日
ネコ耳+「お兄様」で再チャレンジ。
うす胸とリアルファイト勃発。決着付かず。

×月◆日
うす胸対策を考える。
…裸にひん剥いて、ロープで吊るしておけば静かになるだろう。
今日は新月。チャンスは今しかない。

結果:剥かれて、吊るされた。

…もうお嫁にいけない……

------------------------------------------------------------------------------------
誰か続きを。
662名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 10:22:37 ID:CzvfXIs3
○月×日
今朝5時頃、防護服を着たユウに突然たたき起こされて防護服を
着せられた。なんでも、こわしでガモンが負けたらしい。
ガモンときたら、私の気持ちに気付かないからこんな事になるんだ。

○月○日
昨日からこの変な防護服を着たままなんで、背中がむれちゃって妙にかゆい。
こんな服でガモンは振り向いてくれるのだろうか…

○月△日
あまりに背中がかゆいんでユウにいったら、もう防護服を着なくていいといった。
おかげで今夜はよく眠れそうだわ。

○月□日
朝起きたら、ネコミミと尻尾ができていやがったの。
さてはユウとササキがグルになっていたのね。


663名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 10:23:20 ID:CzvfXIs3
○月●日
昨日、工具楽屋から逃げ出そうとしたうす胸がつかまた、て はなし。
夜、からだ中 あついかゆい。
ほてて いるのかな。 たすけ
ガ モン

○月■日
やと ねつ ひいた も とてもかゆい
今日 おなかへったの、とだ な の まんじゅ たべ る

○月▼日
かゆい かゆい ユウきた
こわいかおなんで にいやー です。


かゆ
うま
664名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 10:28:10 ID:ZMK2UBK3
>>663

バイオハザードかよ。
665名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 10:43:47 ID:ohLpIVLT
>>661まではエロパロだったんだが662から別物になっている件
666名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 11:40:01 ID:tRQfjOVf
>>663
バイオわらw
667松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:17:45 ID:ZMK2UBK3
桃子陵辱の続きです。
打ちかえせる人だけ打ちかえして(*苦手な方はスルーして)下さい。
--------------------------------------------------------------------------------------------
   ***

「…誓います」

その台詞を聞いた瞬間、凪原の口元に獰猛な笑みが浮かぶ。
そして、片腕で桃子の身体をトレーラーへと突き飛ばした。
抵抗できない桃子は、背中からトレーラーのタイヤへとぶつかる。そのまま上半身を預ける格好となる。
凪原は獰猛な笑みを浮かべたまま、地面にだらりと投げ出された、桃子の下半身へと手を伸ばした。
スカートを捲くり上げ、その下に隠されたショーツへと手をかける。

「いやぁっ!」

いきなりの凪原の行動に、桃子は反射的に叫ぶ。

「いい声で鳴くじゃないか。もっと聞かせろよ」

口元の笑みをより一層濃くする、凪原。
そして、ショーツを一気に引き下げた
そのまま身体を乗り出し、露になった秘部へと指を這わせる。
咄嗟に足を閉じようとする桃子だが、力が入らない足は凪原の身体で簡単に押し返される。
桃子は抵抗する事も出来ず、ただ凪原の動きを目で追うことしか出来ない。

「そ、そんな所、触らないで!」
「そんな所とは、何処の事だ?」

凪原は桃子の抗議をとぼける様に無視し、秘部への愛撫を開始する。
幼い秘裂はぴったりと閉じている。
まだ秘毛が生え揃っていない恥丘を、凪原は触れるか触れないかのぎりぎりの力加減で撫で回す。
薄い秘毛が指に絡まる。凪原はその感触を確かめるかの様に、何度も指を往復させる。

「や、やめて…そんな所…」

今まで自分しか触った事のない秘部が他人に触られているという事実に、桃子は言葉を失う。

「だから、そんな所とは何処の事を言ってるんだ?」
「………」

凪原は愛撫を続けたまま、桃子の顔を覗きこむ。
桃子は無言。

 …きっと、これは悪い夢よ…

そう思い込み、現実から逃れようとする。
だが、凪原は逃してはくれなかった。
愛撫をやめると、薄い秘毛を指で摘む。
そして勢い良く、手を引いた。
668松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:18:17 ID:ZMK2UBK3

「痛いっ!」

秘部に感じた瞬間的な痛みに、桃子は一気に現実へと引き戻された。

「質問に答えろ。お前はさっき、俺に服従すると言ったはずだ」

引き抜いた秘毛を指で弄びながら、凪原は続ける。

「…もう一度言うぞ、そんな所とは何処の事だ?」
「私の……膣…です…」

桃子は凪原から顔を背け、とぎれとぎれに声を出す。
凪原はそんな桃子の様子を可笑しそうに眺めながら、秘部への愛撫を再開する。

「なんだ、濡れてるじゃないか…自分で言って感じたか?」

先ほどの愛撫で、秘裂はうっすらと開きだしている。
だが、その奥にある秘孔から愛液が滲み出している様子は無い。

「そ、そんなわけない!」
「こんなに濡れてるヤツが何を言う…感じているんだろう?」
「ち、違う…」

凪原の身体に隠れて、桃子は自分の秘部を確認する事は出来ない。
凪原はそれを分かっていて、嘘を付いていた。
桃子の反応を見て、楽しんでいるのだ。

「何が違うものか…お前は男に触れられて濡らす変態なんだよ」
「やめてっ! そんな事言わないで!」

顔を背け、目をぎゅっと瞑り、必死で否定する桃子。
凪原は秘孔の上にある、少しづつ大きくなり始めた秘核へと指を宛がう。
そしてそのまま、力を込めて押しつぶす。

「イヤァ! 痛いっ、痛いぃっ!」

まだ性に対して幼い桃子に、その刺激は痛みとしてしか感じられない。
そんな桃子の叫びを無視して、凪原は秘核を攻め続ける。
押しつぶしたかと思うと、円を描くように動かしてみたり、指で摘んで弄ぶ
空いたもう一方の手は、秘裂に沿う様にゆっくりと動かし、柔らかいその感触を堪能する。
669松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:18:53 ID:ZMK2UBK3

「いたいっ! 痛いっ! イタイッ!」

自分でもほとんど触った事のない秘核を執拗に攻められ、桃子は泣き叫ぶ。
いまや桃子の秘裂は、凪原の愛撫により大きく口を開けていた。
乾いていた秘孔からも、少しづつ愛液が溢れ出し始める。
凪原はその愛液を指ですくうと、桃子の顔の前へと突き出した。

「痛いって言う割りには、どんどん溢れて来るじゃないか。それともマゾの気でもあるのか?」

 …私は…私は感じてなんか……

必死で否定する、桃子。
だが、突きつけられた自身の愛液から目を逸らす事が出来ない。

「ち、違う…感じてなんかない……」
「だが、濡れているのは事実だ…これでも感じてないというのか」

凪原は突きつけていた手で、秘裂を弄ぶ。
秘孔から溢れ出した愛液が凪原の手を濡らし、淫靡な音を奏でる。

「違う…違うもん……」

顔を両手で覆い、首を振って否定する桃子。
だが、自分の秘部から聞こえてくるその音に、桃子の意思は揺さぶられる。

 …私は…感じて……感じている、の……

口ではまだうわ言の様に否定を繰り返していたが、少しづつその声も小さくなっていく。
『感じている』−そう意識してしまった瞬間、下半身から広がる甘い快感に桃子は気付いてしまった。
秘裂を弄ぶ凪原の手の動きにあわせて、快感がさざ波のように全身へと広がる。
桃子の抵抗が弱くなっていくのを感じた凪原は、次の行動に出た。

「うむぅっ!」

今まで秘裂を弄んでいた指を、桃子の口内へと突き入れる。
桃子は無理矢理入れられた指から逃げようと、咄嗟に顔を背けようとする。
しかし、凪原は逃がさない。もう一方の手で顎を掴み、顔を固定する。
それでも桃子は抵抗を続けた。突き入れられた指を押し返そうと、必死で舌を動かす。
だが指の力に勝てるわけは無く、その動きは自分の愛液を舐め取る動きとしかならない。
桃子の抵抗もむなしく、凪原の指は桃子の口内を蹂躙する。
670松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:19:27 ID:ZMK2UBK3

「んっ! むぅ! んふぅっ…」

桃子の口内で自身の愛液と唾液が混ざり、淫靡な音が紡がれる。
舌と戯れる凪原の指と、その舌に感じる愛液の味が、桃子の意識を侵していく。

「…んっ…んくっ……うぅん……」

口内に溜まった唾液を、喉を鳴らして飲み込む桃子。
口の端から零れ落ちた唾液が、白衣に染みを作る。
今や、桃子の身体から力は失われ、その目は虚ろにぼやけている。

「だいぶ解れてきたな…今度はこっちをしてもらおうか」

そう言うと、凪原は突き入れていた指をゆっくりと引き抜いた。
桃子は凪原の指を、焦点の合わない目で追いかける。
指に絡まっていた唾液が、糸を引いて滴り落ちた。

そして、次の瞬間。

「うぐぅっ…うムんんっ!」

桃子の口内に、凪原のペニスが突き入れられる。
凪原の動きはそこで止まらない。
桃子の頭を両手で掴み、乱暴に前後に動かす。

「うぅ! んっ…んくっ……んむぅ…ううんっ!」

桃子の事などまったく考えていない、容赦のない動きが何度も繰り返される。
桃子の喉に、熱を持ったペニスが深く進入してくる。それは唇を捲りあげながら、口内を蹂躙する。
凪原のペニスが出し入れされるたびに、歪んだ口の端からは唾液と苦しげな嗚咽が零れる。
桃子の口内は熱く火照り、力のない舌が凪原のペニスに絡まる。
大きく開かれた桃子の目から、涙が零れた。虚ろな瞳が空を彷徨う。
671松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:20:17 ID:ZMK2UBK3

「…出すぞ」

そんな桃子を見下ろしながら、凪原は冷たく言い放つ。
さらなる快感を求めて、より激しい動きが桃子を翻弄する。
そして。

「むぅっ! んっ! んむっ! ん、んううぅぅぅっ!」

凪原の身体が一瞬硬直する。そして桃子の顔を自分の股間に深く押し付ける。
次の瞬間、桃子の口内に大量の精液が吐き出された。
凪原は桃子の頭を掴んだまま、下半身をびくびくと振るわせる。
その度に、新たな精液が桃子の喉へと注がれる。
初めて味あう精液の味に、桃子は吐き気を覚える。
すぐにでも吐き出したいと思うが、口の中には凪原のペニスがある。
吐き出せない精液の味と匂いが、桃子の感覚を支配する。
数秒後、桃子の口内からペニスが引き抜かれた。
たった、数秒。しかし桃子には、その数秒が永遠にも感じられた。

「…はぁ、はぁ、はぁ……」

桃子は新鮮な空気を求めて、荒い息を吐く。
だらしなく開かれた口から、唾液と精液が混ざり合ったものが零れ落ち、白衣に大きな染みを作る。

「味はお気に召しましたか? お姫様」

凪原は可笑しそうに桃子を見下ろす。
桃子は無言。荒い息を吐きながら、口に残る精液の味と匂いに顔をしかめている。
凪原は桃子の顎に手をかけると、もう一度、強い口調で問いかける。

「味はどうだと聞いているんだがな」
「……お…」
「ん?」
「おい…し…い……です…」

桃子は顔をしかめたまま、搾り出すように声を出す。
くっくっく、と声を出して笑う、凪原。

「さて…俺はこっちを味合わせてもらおうか」

そう言うと、凪原は桃子の身体を地面へと横たえた。
そのまま桃子の秘部に向けて、顔を近づけていく。
672松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:20:52 ID:ZMK2UBK3

「な、何を……はあぁぁぁんっ!」

桃子の秘孔からは大量の愛液が流れ出し、ニーソックスまで垂れている。
凪原は秘孔へと口をつけると、わざと音を立てながら吸い上げる。

「いやぁ、そ、そんなトコ…んっ、あ、あぁぁっ! ふぅっ、ん、ふあぁぁぁっ!」

桃子の身体が、びくびくと痙攣する。
凪原の愛撫で感じていた桃子の身体は、新たな刺激を喜んで受け入れた。
凪原は秘孔へと舌を突き入れながら、大きく膨らんだ秘核へと手を伸ばす。

「っ! あ、かはぁっ! いぃっ…う、あ、あぁぁっ!」

狭い秘孔を舌で掻き分け、秘核を押しつぶすように刺激する。
桃子の声に、苦痛とは違う、甘い響きが混じる。
凪原は桃子の嬌声をBGMに、さらに執拗に秘部を攻め立てる。

「いやぁっ! ひゃぁ、ふあぁぁぁっ! あっ、あっ、はああぁぁぁぁぁっ!」

桃子の身体が大きく痙攣したかと思うと、身体から一気に力が抜けた。
その顔は赤く上気し、荒い息に合わせて控えめな胸が上下する。

「準備はできたみたいだな」

凪原は秘部から顔を離すと、そこへペニスをあてがう。
一度射精しているにもかかわらず、まだ硬さを失ってはいない。

「…も…もう…やめ…て…」

桃子は荒い息を吐きながら、途切れ途切れにそれだけを呟く。

「やめて、だと? おいおい、ここをこんなにしておいて何を言っている?」

凪原はペニスを秘裂にこすり付けるように、大きく腰を動かす。
秘孔から溢れた愛液が潤滑油となり、粘膜同士がこすれあってイヤらしい音を響かせる。
673松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:21:23 ID:ZMK2UBK3

「あっ…んっ…はぁっ…」

絶頂の後で敏感になっている部分を刺激され、びくりと身体を振るわせる桃子。
凪原のペニスが往復するたびに、秘核がこすれて、甘い吐息を吐く。

「大事なお友達を失いたくは無いんだろう…なあ? だったらお前が今言うことはなんだ?」
「……」

桃子の視界の端にキノピーが移る。
壊れてはいないとはいえ、目の前の男の指示があればすぐに握りつぶされるということは、今の桃子でも分かる。

 …ごめん……

「……し…の」
「ん?聞こえんぞ。もっと大きな声ではっきり言え」

微かに聞こえる、桃子の声。
凪原は心底楽しそうに、続きを促す。

「わた…し…の…ここに…あなた…の…を…」

凪原からも、キノピーからも目をそらし、桃子は俯いたまま大きな涙を流す。

 …私が不甲斐ないから……

「……入れて…下さい…」

 …ごめんね、キノピー……

「…クックック……なんだ、さっきイったばかりなのにまだ足りないのか? 本当に淫乱なお姫様だ…」

凪原は笑いを抑えようとしないまま、桃子の身体へとのしかかる。
桃子は顔をあげようとはしない。俯いたまま、唇を噛み締めている。

「それではお姫様のお望みどおり、入れてあげましょうか」

あてがった先端に力が篭る。
凪原は、桃子の腰をしっかりと掴むと、秘孔への挿入を開始する。
674松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:21:54 ID:ZMK2UBK3

「んっ…うあっ、あ…つぅっ!」

愛撫によってほぐれていた秘孔は、湿っぽい音と共にペニスの先端をするりと飲み込む。
だが、スムーズに入ったのはそこまでだった。
強烈な締め付けと、処女膜の抵抗がそれ以上の侵入を許さない。
桃子の口からは、苦しげなうめきが漏れている。
凪原の口元に獰猛な笑みが再度、浮かぶ。そしてペニスを一気に秘孔の奥へと突き入れた。

「っ! い…や……いや、いやぁっ! いたいっ! やめてっ、やめてえぇぇぇっ!」

凪原のペニスに、処女膜を引きちぎった感触があった。
初めて味あう破瓜の痛みに、桃子は悲鳴をあげる。
力の入らない身体は抵抗する事も出来ず、その激痛を受け入れるしかない。
切り裂かれる様な鋭い痛みが断続的に脳髄へと叩き込まれ、口からは悲痛な叫びが漏れる。
熱く熱を持った粘膜が凪原のペニスをきつく包み込む。
凪原は桃子の悲鳴を気にすることなく、さらなる快感を求めて腰を動かし始める。

「いたいっ! ぬいて、抜いてぇっ! やだ、やだあぁっ! 動かないでっ!」
「ククク…いい声で鳴くじゃないか! その顔がみたかったんだよ! 桃子・A・ラインフォード!」

激しい腰の動きに、愛液と破瓜の血が桃子の秘孔からかき出される。
それらは太ももを伝って、白衣に赤い染みを広げていく。

「いやぁっ! 痛いっ! んっ、つぅ…ひぁっ! あぁぁっ!」

強烈な痛みと圧迫感が、桃子の意識を侵していく。
頭に霞がかかったように思考はぼやけ、自分の身体がどうなっているのか認識できない。
自分の声も、壁を隔てた向こうから聞こえてくるような感覚。
身体と意識が離れていく。桃子はそう感じた。

「いやっ…はあっ…あっ…んふぅっ…あっ、ふあぁぁっ!」

ぼやけた痛みの奥、微かに感じる甘い快感。
あれほどあった圧迫感も、いまではそれが心地よいとすら感じてきた。
凪原の動きに合わせ、苦痛以外の吐息が桃子の口から漏れ出す。

「どうした…気持ちよくなってきたのか? 初めてで感じるとは、やっぱりお前は変態だよ」
「…ち、ちがう…んっ! あ、はあっ…ひあぁっ!」
675松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:22:38 ID:ZMK2UBK3

 …ち、違う…感じてなんか…気持ちよくなんか……

凪原は無言で、秘核に手を伸ばす。
それを指でつまむと、一気にひねりあげた。

「ひいぃぃっ! ひやぁ、ひゃああぁぁぁぁぁっ!」

ひねりあげた瞬間、ビクンと全身を痙攣させる桃子。
意識が白濁し、快感が全身に広がる。
桃子の膣は一気に収縮し、凪原のペニスを痛いくらいに締め付ける。

「身体は正直だな……気持ちいいんだろう? 素直になれよ」

凪原の声が遠くに聞こえる。
薄れゆく意識の中、桃子は自分の口から言葉が紡がれるのを聞いた。

「……きもち…いい…です……」

その言葉を聞いた凪原はさらに強く、桃子の秘部に向けて腰を打ちつけ始める。
腰をがっしりと掴み、荒々しい動きで桃子の秘孔を犯す。

「あうっ! は、はげし…すぎる…はあぁっ! やあぁぁっ!」

桃子の抗議の声など聞く風もなく、凪原はただ自身の行為に没頭する。
ペニスを秘孔の奥まで突き入れたかと思うと、次の瞬間には抜けてしまう一歩手前まで一気に腰を引く。
その度に粘膜同士が擦れあい、愛液が淫靡な音を奏でる。
何度も、何度も。繰り返し、繰り返し。
やがて、桃子の吐息に変化が現れる。
凪原の動きに合わせ、嬌声が紡がれるようになる。

「あぁっ! うあぁッ! あっ…ふぅんっ…ふあぁ……」

凪原を誘うように、桃子の秘孔が脈動する。
虚ろにぼやけた瞳が空を彷徨い、だらしなく開いた口の端から唾液が零れる。
そんな桃子の姿を、可笑しそうに見下ろす凪原。
そして、凪原にも限界が迫ってくる。

「…このまま中に出してやる……ありがたく思え」

 …何を…出す、の……中って……何処……?
676名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 13:23:00 ID:JbJhLM1X
>661

×月☆日
根本的な問題に気づく。
「お兄様」では子供扱いされる一方ではないか。
もっと抜本的改革が必要だ。

×月★日
任された経理の仕事を十分で終わらせる。
やはり、天才の私には役不足な仕事だ。
暇なのでインターネットを使っていろ色調べてみる。
女の子が間違えて布団に潜り込んできたりするとグッと来るらしい。
うーん……
677松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:23:34 ID:ZMK2UBK3

霞みがかった意識の中で、桃子は凪原の言葉を聞く。
快感の波に翻弄され、正常な思考が出来ていない桃子。
だが、凪原の言葉は桃子の意識にゆっくりと浸透していく。

「…っ! な、中はだめぇっ! 外に、外にだしてぇ!」

微かに残っていた理性が凪原の言葉を理解し、桃子は意識を覚醒させた。
凪原の動きから逃れるように、身体を動かそうとする。
だが、薬の効果はまだ残っており、身体はかすかに揺れるだけだ。
凪原は力の戻った桃子の瞳を覗き込む。
凶暴な光を宿らせた凪原の瞳に、桃子は恐怖で身を竦ませる。
そして……

「いやああぁぁぁぁっ! ぬいて、ぬいてぇっ! 中にっ、中にださないでえぇぇぇっ!」

凪原は秘孔の一番深い所にペニスを送り込むと、そのまま中に精液を吐き出した。
それと同時に、桃子も絶頂へと達する。
凪原の身体が震えるたびに、大量の精液が桃子の中へと送り込まれる。
すでに一度出しているにもかかわらず、その量は先ほどよりも多い。
桃子は自分の体内に欲望が送り込まれる感触を、薄れていく意識の中で感じていた。
おぞましい感触が、桃子の意識を闇へと引きずり込む。

「…あァ…イやぁ……い、イヤあアぁァァ……」

桃子の瞳から、光が消えた。
言葉にならない叫びが、うわ言のように桃子の口から紡がれる。
凪原は秘孔からペニスを引き抜いた。愛液と精液の混ざった液体が、ペニスの動きに沿って糸を引く。
そして、空気が抜けるような音と共に秘孔から精液が逆流してくる。
ヒクヒクと、痙攣するように脈動する秘孔。そのたびに精液があふれ出す。

「…アぁ…うぁ…あ、ア……」

桃子はその音を聞きながら、薄れ行く意識を、そして微かに残った理性を…手放した。
678松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:24:20 ID:ZMK2UBK3
   ***

意味不明な言葉を発し続けている桃子を眼下に見下ろしながら、俺は身体を起こした。
虚ろな瞳。だらしなく開いた口。
口からは唾液が溢れ、秘孔からは精液が溢れている。

「…あっけないものだな」

俺は身だしなみを整えながら、そう呟く。
これでも、研究所の所長だった女だ。
もう少し楽しませてくれるかと思ったが……所詮、ガキはガキか。

「凪原さん…これ、どうします?」

後ろにいた七見が、手に持った玩具を眼前に掲げる。

「返してやれ……まあ、もう意味はないだろうがな…」

七見は、玩具を桃子の側へと放り投げる。
桃子の反応はない。
動かない人形が二つ。
俺は可笑しくて、声をだして笑った。

「…凪原さん、俺もやっていいですかね?」

七見は動かない桃子に怪しい視線を送りながら、俺に聞いてくる。

「…俺の使い古しでよければ、な」
「それなら大丈夫です…使うのは後ろの方ですから」

下卑た笑いを口元に浮かべながら、七見は桃子へと覆いかぶさっていく。

「オラ、ケツこっちに向けろよ!」

七見の声が響いた。
俺は七見に背を向けると、トレーラーの裏へ向かって歩き出す。

「筋弛緩剤のモニタリング、完了しました」

トレーラーの影に待機していた秘書が、無感情な声で問いかけてくる。

「成果は?」
「被検体が3名ですからね。十分な実績が取れました」

使えないガキだったが…最後の最後に役に立ったな。

「…それで凪原様、この者達の処分は如何いたしましょう?」
679松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:25:05 ID:ZMK2UBK3

俺はトレーラーの中に目を移す。
気絶している男が二人。

「こいつらは人体実験用に使えるだろうから、キープしておけ」
「では、あの者は?」

秘書は視線で、桃子を指差す。
俺は振り返る。
そこには、何の反応も示さない桃子を仰向けにして、後ろから挿入している七見の姿があった。
桃子は何の反応も示さない。
凪原の動きに合わせて、微かなうめき声が口から零れるだけだ。

「…壊れた以上、使い道はない。捨てておけ」
「了解しました」

ふと、筋弛緩剤を渡した、第6研の所長の姿が頭に浮かんだ。

「…ああ、やっぱり捨てるのはヤメだ。第6研に薬の報酬として渡してしまおう」

壊すのが好きな真矢の事だ。
すでに壊れているこいつを送りつけたら、どんな反応をするか楽しみだ。

「了解しました。では綺麗にラッピングしてお届けいたします」

秘書は先ほどと変わらない、無感情な声で答える。
…こいつが言うと、冗談なのか本気なのか分からんな。

俺は視線を桃子の方へと移す。
七見はまだ、桃子の後ろの穴に夢中のようだ。

 …まるで、獣だな。

七見の姿を見ての、正直な感想だった。
俺は、胸ポケットから煙草を取り出すと火をつけた。
これを吸い終わるまでには、ヤツも満足するだろう。

「…いいビジネスだな、まったく」

俺も無感情に、呟いてみる。
煙草の煙が、月の無い夜空へと吸い込まれ、そして消えていった。
680松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:26:59 ID:ZMK2UBK3
以上です。
慣れない陵辱モノなんて書くもんじゃないなと、ちょっと反省。
で、お口直しにちょっと軽めのものを。

----------------------------------------------------------------------------------------
   『上を向いて歩こう』

それは、夏休みも終わりに差し掛かった、ある日の事だった。

ひぐらしが鳴き始めた、夏の夕暮れ時。
私はエプロンに身を包んで、夕食の献立を考えていた。

「さすがに昼も素麺で、夜も素麺というのは健康に悪いわよね…」

作る方としては、素麺は楽なんだけれど。
うちの家族構成は、育ち盛りで良く食べる妹と弟に、育ち盛りは過ぎたけど良く食う兄が一人。
この三人を満足させる献立を考えるのは、結構難しかったりする。
おでんとかはボリュームもある上に、値段も掛からないからいいのだけど……
私は窓から外を見る。
夕方とはいえ、窓から差し込む夏の日差しは強い熱を持って、私の肌に降り注ぐ。
さすがに、この時期におでんはないわよね……

「姉ちゃん、蝉取りに行って来るねー」
「行って来るー」

私の悩み事などまったく知らない、育ち盛り二人の声が響いてきた。

「これから? ちゃんと夕飯までには帰ってくるのよ?」
「分かってるって」

私は玄関に向かって声をかける。
それに答える、珠の声。
ふと、もう一人の食いしん坊の存在がいない事に気付く。

「あれ、お兄ちゃんは?」

さっきまで、裏庭でプロレスごっこしていた筈よね…

「あー、悪魔超人ガモンガーなら、我ら工具楽姉弟の『空、愛、台風』で成敗されたよー」
「されたよー」

そう言い残して、二つの足音は遠ざかっていった。
悪魔超人って、あんたら何歳だ……
しかし成敗とは…お兄ちゃん、大丈夫かな。
気になった私は、裏庭へと脚を向けた。
681松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:27:36 ID:ZMK2UBK3

「やっぱり……」

そこには私の予想通り、縁側に突っ伏する様にうつぶせに倒れているお兄ちゃんがいた。
シャツの背中には、くっきりと足跡が残っている。大きさからして、斗馬のものだと分かる。
お兄ちゃんでも、さすがに二人相手はきつかったようだ。
家の中に逃げようとした所を、後ろから攻撃されて縁側に頭でもぶつけたのだろう。
とりあえず、様子を見るために近づく私。

「お兄ちゃん、生きてる?」
「………」

返事が無い。ただの屍のようだ。
……じゃ、なくて。

「お兄ちゃん、大丈夫?」
「………すぴー♪」

返事の代わりに、幸せそうな寝息が聞こえてくる。
私は、安堵のため息をついた。
うつぶせになっていて表情は確認できないが、きっと幸せそうな寝顔に違いない。
しかし、ここで寝るか、お兄ちゃんよ。
……まあ一日中、あの二人の相手をすれば、疲れるのも頷ける。
それに……この夏休みの間、お兄ちゃんには色々あった。
仕事もそれなりにあったし、卓球部の合宿もあった。
いきなり現れたパンツマンの研修もしていたしね。
多分、それらの疲れが一気に溢れたのだろう。

「…うーん、むにゃむにゃ……すぴー♪」

またもや幸せそうな寝息を立てる、お兄ちゃん。
だけど、今は夕方とはいえ、季節は夏。
日差しも温度も、まだまだ元気だ。
このままここで寝ていても、体力を消耗するだけだろう。

「…お兄ちゃん、寝るなら中で寝た方がいいよ」

お兄ちゃんの頭の横に膝を下ろす、私。
その体勢のまま、お兄ちゃんの身体を揺すりながら、耳元で囁いてみる。

「……すぴー♪」

お兄ちゃんは起きる様子も無く、またもや寝息で返事をする。
682松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:28:19 ID:ZMK2UBK3

「…ふむ」

起きる気配のないお兄ちゃんを見て、私は考える。
さすがにおぶって家の中に移動させるのは無理だ。
かといって、このままにするわけにもいかない。
とりあえず、タオルケットでもかけておけば、日光は防げるだろう。
そう考えた私は、家の中へ戻るために立ち上がろうとした。
と、その時。

「うーん…」
ごろん!

寝言と共に、お兄ちゃんが寝返りをうった。
それも、私が座っている方へと向かって、だ。
……結果として。
私はお兄ちゃんを膝枕する格好で固まってしまう。

「ちょ、ちょっと、お兄ちゃんってば!」
「…すぴー?」

抗議の声をあげる、私。
お兄ちゃんの返事は、やっぱり寝息。
……って、今、寝息がマジ返事したような……

「……すぴー♪」

…気のせいか。
あー、しかし、どうしよう、これ?
視線を落とすと、幸せそうな寝顔が目の前にある。
お兄ちゃんの頭は私の太ももの隙間にぴったりとはまり、動く気配が無い。
…とりあえず、頭を手で押さえて太ももを引き抜けるかチャレンジしてみよう。
私は太ももの隙間から、お兄ちゃんの後頭部に手を回す。
そして、ゆっくりと持ち上げようとするのだが…

「…重い」

頭だけとはいえ、力が抜けて重心が定まらないものを持ち上げるのは結構辛い。
仕方ない。ちょっと手荒だが、もう片方の手をお兄ちゃんの顎にかけて……

「…あ……」
683松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:28:52 ID:ZMK2UBK3

お兄ちゃんの顎に手を伸ばそうとした、その時。
私はお兄ちゃんの顔にある傷跡に気付いた。
うっすらと残るそれは、よく見ないと気付かないだろう。
私はお兄ちゃんの身体に視線を移す。
腕、首筋、ちょっと見えるお腹。
シャツの隙間から、細かい傷跡が幾つもあるのが見て取れた。

「………」

お父さんがいなくなってから、半年以上が過ぎた。
その間、お兄ちゃんはお父さんの代わりに仕事を行っている。
仕事の事はよく知らないけれど、危険な事というのは分かっている。
これらの傷は、きっとその時に出来たのだろう。

…私たちを守るために、お兄ちゃんは傷ついているんだ。

………しょうがないなぁ。

「…今回だけだからね」

私は、お兄ちゃんの頭に回していた手を引っ込めた。
その手を、強い日差しから守るように、お兄ちゃんの額に置く。
汗によって額に張り付いていた髪が、私の手に絡まる。

「……うーん、むにゃむにゃ……すぴー♪」

額に置いた手を、頭へとずらす。
そのまま優しく頭を撫でてみる。
寝顔がさっきよりも幸せそうに見えるのは、私の気のせいかな。

「…お仕事、ご苦労様。お兄ちゃん」

幸せそうな寝顔。
國生さんの夢でも見ているのだろうか。
二人には、夢の中だけでなく、現実でも幸せになってもらいたい。
…GHKの活動、もうちょっと過激にしてもいいかな……
684松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:29:43 ID:ZMK2UBK3

「…か…ほ……」

………ん?
今、お兄ちゃんが私の名前を呼んだような……

「…果歩……」

今度ははっきりと聞こえた。
もしかして、起きたのかな?
私はお兄ちゃんの顔を見る。
さっきと変わらない、幸せそうな寝顔。
…と、言う事は……

「…私の夢を見てるの?」

むう。私としては國生さんとのラブラブな夢を見てもらいたいってのが本音なのだけど。
まあ、悪い気はしない。
むしろ…嬉しい、かな。
一体、どんな幸せな夢を見ているんだろう。
私も少しだけ、幸せな気分になる。

「…す……き……」

…………………
えーと……わんす もあ ぷりーず。

「…か…ほ………す、き………」

………
すき、スキ、好き。

好き:心がひかれること。気に入ること。LOVE。

…って、お兄ちゃん、な、ななな、何を言ってるの!?
すすす、好きって、え、ちょ、ちょっと、何なの、これ!?
しかも、果歩って、わ、私!?
か、果歩、かほ…ほ、ほ、ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!
……お、落ち着け、私。それは違うキャラだ。
685松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:30:26 ID:ZMK2UBK3

私はお兄ちゃんから視線を外すと、大きく深呼吸をする。
顔が火照っているのは、夏の日差しのせいだ。そうに違いない。
この激しい動悸は…きっと持病の癪だ。今発病したんだ、うん。

呼吸を落ち着けた後、私は横目でお兄ちゃんの様子を伺う。
ときどき顔がにやける、お兄ちゃん。
……夢の中で、私と何をしてるんだろう? …まさか、えっちな事とかじゃないわよね……
…やばい、また持病の癪が……

「…果歩……」

うわ言のように、お兄ちゃんの唇から私の名前が紡がれる。
ふと、その唇に視線が止まる。
…お兄ちゃん、もうキスとかしたのかな……
私は自分の唇に手を伸ばす。
柔らかい感触が、指に残る。

…私とお兄ちゃんはれっきとした兄妹だ。
わざわざ、出生届まで確認したから覚えている。
……なんで確認したかは聞かないで。

「…すき……」

お兄ちゃんの唇から、またもや言葉が紡がれる。
その度に、健康的な唇が震えた。

…幼い日に鍵をかけた、淡い想い。
だけど……今、その鍵が音を立てて外れたのが分かった。

視線はもう、おにいちゃんの唇に釘付けだ。

私はお兄ちゃんの頬を、両手で優しく包み込む。
そして、ゆっくりと、顔を近づけていく。
頭の片隅で、理性が何かを叫んでいるが、気にしない。
もう、お兄ちゃんしか見えていなかった。

「…果歩……」
「…お兄ちゃん…」

お兄ちゃんの寝息が頬にかかる。
うっすらと残る傷跡も、はっきりと見える距離。

そして……

「……すきやき、食べたい……」
「そーいう、オチかよ!」

唇と唇、ではなく、額と額がぶつかり合う、重い音が裏庭に響いた。
686松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:31:18 ID:ZMK2UBK3

「いたたた…この石頭め」

私は額を押さえて、仰け反る。
お兄ちゃんは、何事も無かったかのように寝息を立てている。
鈍い、いろいろ鈍いよ…この男……

私は勢い良く立ち上がる。
お兄ちゃんの頭が私の太ももから滑り落ち、裏庭にまたもや重い音が響く。

「…ぐぅ……」

あ、さすがに今のはちょっと効いたようだ。
まあ、純情な乙女心を弄んだ罰としておきましょう。

……それにしても……
私は自分の行動を、冷静に振り返ってみる。
……うあ、超恥ずかしい……
火照った頬を両手で包み込み、大きく深呼吸。

ふと、夕食の献立の事を思い出す。

「…そろそろ準備しなきゃ」

私は最後に、足元のお兄ちゃんに視線を落とす。
幸せそうな寝顔。

「……お兄ちゃんのバカ……」
687松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/05(金) 13:32:08 ID:ZMK2UBK3

   ***

「ただいまー、蝉捕まえたよー」
「捕まえたー」
「おかえりー。蝉は逃がしてあげなさいよー」

珠と斗馬の元気な声が、家の中に響いた。
私は夕飯の準備をしながら、返事を返す。

「うわっ! いい匂い! スキヤキだ!」

この距離で夕飯の匂いを嗅ぎとるとは…野生児か、あんたは。

「その通り。ちゃんと手を洗いなさいよ」
「はーい」

ばたばたと洗面所に走る二人。
そして、縁側の方からもう一つの足音が響いてくる。

「いやー、さすがに縁側で寝ると虫に刺されるな」

ぼりぼりと腕を掻きながら、あっけらかんと言い放つ、お兄ちゃん。

「お、今日はスキヤキか。ちょうど食べたいと思ってたんだ」
「…でしょうね」
「何か言った?」
「ううん、別に」

やっぱり、鈍い。
まあ、お兄ちゃんらしいと言えば、お兄ちゃんらしいのだけど。

今日のスキヤキは、今まで一番の出来だった。
とても美味しくて……そしてちょっとだけ切ない味がした。

                                       『上を向いて歩こう』-End.
688名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 14:12:23 ID:ohLpIVLT
松雪様キター
二球とも俺的にはストライクゾーンど真ん中、バックスクリーン越えて
場外まですっとんでいきましたっ!!
689松雪応援団隊長:2005/08/05(金) 14:51:43 ID:IpVsJE3J
勝手に結成。
ともかくいつもGJなSSをありがとう!!
そしてこれからもガンガレ。
690松雪応援団団員:2005/08/05(金) 18:20:16 ID:3O+SXvsx
勝手に入団。
もうGJとしか言えない。
691名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 18:32:17 ID:/R5Y5glZ
うおおおおおおおおおお
おおおおぉぉぉおぉぉぉおおおお
692名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 21:54:13 ID:JbJhLM1X
盆の間は妄想をかき立てられそうな
展開が来るようですよ?
693松雪応援団団員2:2005/08/05(金) 21:57:59 ID:lMZnJZz9
俺も勝手に入団。
松雪氏、GJ。

で、「Happy Days」は書く予定ありますか?
694名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 22:02:25 ID:Hl6fxVDJ
果歩たんゲキカワイス(*´Д`)
695名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 22:05:21 ID:9Lm6K3S5
果歩×我聞は、しっかりものの果歩と真面目な我聞だけに
SSが出来たとしても純愛はムリだろ、と思ってたら神作品キタコレ
文章に引き込まれる。
ココ最高↓
> ……なんで確認したかは聞かないで。 

696名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 23:13:13 ID:cNzdPmRm
もうアレコレ言うのもあれなんで、一言だけ。
最高
697kana:2005/08/06(土) 00:01:13 ID:NJkDqAcX
とりあえず書いてみたので投下します。
まずは一話目。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ねえ、兄ちゃん兄ちゃん」
「ん、なんだ珠」
「ちょっと教えてほしいことがあるんだけど」
「教えてほしいこと? なんだ、言ってみろ」
「あのねえ、フェラチオって、何?」


阿呆兄妹+α。あるいは無邪気と天才と朴念仁のお話。


「フェラ……チオ?」
 なんだそれは。おもわず首を傾げてしまう我聞。
「うん。友達が言ってたんだけど、なんだかよくわかんなくって。友達に聞いても
教えてくれないし」
「で、俺に聞きに来たわけか」
「うん。兄ちゃんなら知ってるかと思って」 
 知らない。ちっとも分からない。我聞は心の中で冷や汗をかいた。
(フェラチオ……。国の名前か? いや、人名かもしれない。それとも、ブランドの
名前だろうか)
 どれひとつとしてかすりもしない。まあ、もともとその方面に無知な我聞に、
正解を期待するほうが間違いなのだが。
 うんうんと唸りだす兄を見て、不安そうな表情になる珠。
「兄ちゃん、知らないの?」
 図星。我聞はギクリと硬直してしまった。
(む、いかん。ここで『分からない』などと言おうものなら、家長の威厳が失墜して
しまう。なんとかして誤魔化さなくては)
「まあ待て、珠」
 我聞は、身を乗り出してくる珠を手で制する。
「フェラチオ、というのは、口で説明するのはなかなか難しいんだ。きちんと説明
しようと思ったら準備がいる。今すぐ説明するのはちょっと無理だ」
 微妙に珠から視線を逸らしつつ力説する。基本的に愚がつくほど真っ直ぐな性格を
している我聞のこと、口八丁で誤魔化すのはやはり心苦しいらしい。
 だが、そんな兄の挙動不審にも気づかずに、珠は純真無垢な瞳で問い返す。
「じゃあ、いつ教えてくれるの、フェラチオ?」
「一日待ってくれ。それまでに準備をしておくから」
 無論、その間に何とかしてフェラチオについて調べておくつもりである。微妙に
せこい。
「じゃあ、明日教えてくれるんだね!」
 きらきらした瞳で言う珠。そんな珠に、我聞は力強く答える。
「おう、明日しっかりと教えてやるぞ!」
 ……いいのか、それで。
698kana:2005/08/06(土) 00:59:49 ID:NJkDqAcX
「さて、誰に聞くべきか」
 とりあえず姑息な話術で、一日の猶予を勝ち取った我聞。辞書で調べる、とか、
ネットで検索する、という発想は全く浮かばないらしい。まあ、工具楽家にネット
環境が整っているとも思えないが。
(國生さんに聞くべきか? ……いや、駄目だ。無知な社長だと思われてしまったら
これまで積み重ねてきた信頼が失われてしまうかも知れん)
 それ以前にセクハラです。辞表を提出されても文句は言えない。
(それでは優さんに聞くべきだろうか。……いや、優さんに聞くのもあまり気が
進まないな)
 思わずブルリと身震いをする。以前優に理系の質問をした時に、延々三時間日本語と
英語とドイツ語を駆使して解説されたことを思い出す。あれは悪夢の三時間でした。
(中之井さんは……なんだか説教が付いてきそうだ。辻原さんは……今いないんだった。
佐々木は……いや、あいつは俺と同じくらい馬鹿だし)
 いい相談相手が思いつかない。いや、多分佐々木あたりに相談すれば、じっくり
たっぷり説明してくれるとは思うんですけど。
「むう……困った。誰に聞けばいいんだ」
 にっちもさっちもいかなくなって、家の周りをうろうろと歩き出す我聞。ぶつぶつ
呟きながら徘徊するその姿は、ちょっと怪しい。
「番司は……あいつ今、里帰りしてるんだっけ。果歩は……いかんいかん! 家長の
威厳が保てなくなる!」
「ねえガモン」
「いよいよ困ったな。かなえさんや婆ちゃんは……さすがに無理か」
「ガモンったら! ガモン!」
「とりあえず、明日学校で先生に聞いてみるか」
「もう、ガモンってば! ちょっと、いい加減無視しないでよ」
「む?」
 くるりと振り返る。そこにはハーマイオ、じゃなかった桃子・A・ラインフォードが
立っていた。
「ああ、桃子か。何か用か?」
「べ、別に用って訳じゃないけど……」
 我聞を見かけて、思わず声をかけてしまっただけである。だが、そう素直には口に
できないのが桃子。
「そ、それは……そう! あんたがぶつぶつ言いながらうろうろしてるからいけない
のよ! 怪しくって、思わず声を掛けちゃったじゃない!」
 怪しいと声を掛ける。それは一般的な婦女子の行動ではないだろう。
「む、そうか、すまん」
 そして、そんなことには気づかず、素直に謝ってしまう我聞。
「あ、いや、いいんだけど。それにしてもガモン、何か悩みでもあるの?」
「ああ、まあ、ちょっとな」
 と、そこで言葉を止めて、まじまじと桃子を見る。
「な、何?」
「桃子……。お前、頭良かったよな」
「え、ええ。天才だから、私」
 おずおずと答える桃子。と、次の瞬間、我聞は桃子の肩をがっしとつかんだ。
「きゃっ!」
 思わず頬を染める桃子。ついでに目をつぶって唇を突き出す。さすがにそれはまだ早い。
「桃子、頼む! 教えてほしいことがあるんだ!」
「な、何?」
 目を白黒させる桃子に、真剣な表情で我聞は言った。
「フェラチオって、何なんだ?」
699kana:2005/08/06(土) 01:01:24 ID:NJkDqAcX
とりあえず、以上で一話目。
……すいません。全然話まとまってなくて。
700名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 01:08:12 ID:d7dM0gjM
GJ!!ナレーションがキートン山田にしか聞こえなくなってきたっぜ!!
701名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 01:30:58 ID:XaJpQVuQ
     .・
      ∵
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ 桃子フェラチオ クルー――!!
702名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 01:58:00 ID:wyPxwNY0
GJ!!!
早く続きを!!
703名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 02:16:31 ID:ljUx2vRB
>>701
死んでる死んでる
704姫日記 八月六日:2005/08/06(土) 04:39:47 ID:NnYP75Os
今日は原爆の日らしいが興味なし。オリマーとジィルが何やら私に隠し事をしている。
GTK? 日産の新車だろうか?
私は1技術者としてSUZUKIのカプチーノが
可愛くて好みなので興味なし。
その日の午後、工具楽屋の社員一同で海に
行くことになったが私は水着を持っていない。
オリマーとジィルが一緒に水着を買いに行こうと言う。
その気持ちは嬉しい。
可愛いワンピースの水着を見つけた。
しかし、オリマーとジィルは私に布地の少ないビキニを薦めてくる。
私がそんなのを着ても空しくなるだけだ。
帰ったら爆竹決定。
今日の晩ご飯はハンバーグだった。なぜか私の分はタマネギの量が多かった。
うす胸とはいつか決着をつけなければと思った。
705名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 07:35:39 ID:VqIQ5ozq
>>704
判ってねぇよヒゲBros.…これだからアメ公は…

「第5研 とーこ」の名札付きスク水こそ最強。
706名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 08:13:06 ID:7ObjadH0
>>705
お前って奴は…最高に低脳だぜ!!!
707松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/06(土) 10:12:35 ID:XFiHPz0d
GJしてくれた皆様、ありがとうございます。
ブラッシュボールから変化球のコンビネーションだったので、打ち返してくれるのか不安でしたが、
どうやら杞憂だったみたいです。

>>689 >>690 >>693
応援してくれるのはすごく嬉しいのですが、そこまでしなくても……
いや、本当に嬉しいんですけどね……恥ずかしい。
「Happy Days」は……うーん、考えておきます。


>>697 kana氏
GJです。
ただ、『無邪気と天才と朴念仁』と書かれていたのを見て、
「むう、バカさまか…」と思ってしまったのは自分だけでしょうか。
フェラチオについて、二人で一生懸命考えている姿を想像してたのですがw



週間少年漫画板の我聞スレで、707氏が想像したネタが素晴らしかったので、そのSSを書いてみました。
とりあえず、プロローグ的なものを。
708松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/06(土) 10:13:26 ID:XFiHPz0d
『Cherish』

*補足説目
いろいろあって、桃子は工具楽屋の社員となりましたとさ。
以上、補足説明終わり。

----------------------------------------------------------------------------------

私が正式に工具楽屋の社員となった、その日。
私は重大な問題が残っている事に気付いてしまった。

「…え、えーと、社長?」

今まで呼び捨てだった分、我聞の事を社長と呼ぶのに少し抵抗がある。
けど、今や私は工具楽屋の社員。こういうケジメはちゃんとつけないと。

「…ん、あ、俺の事か?」

どうやら我聞の方も、私に社長と呼ばれるのに慣れてないみたいだ。
私の問いかけに、少しのタイムラグをもって答える。

「桃子、別に無理して『社長』って呼ばなくてもいいぞ」
「何言ってるの。あなたは社長で、私は社員。こういうのはちゃんとするべきよ」
「その通りです、社長」

私の言葉に、奥の机に座っていたハルナが同意する。

「今までは客分扱いでしたが、今日からはれっきとした社員です。
 その辺りはちゃんとケジメをつけて貰いますからね、二人とも」

冷静…と言うよりは、冷ややかな視線で私たちを見るハルナ。
直視したら、凍らされそうだ。

「國生さん、最近冷たくないか?」

にぶちんの我聞も、さすがに気付いたようだ。
私に耳打ちするように、こそこそと聞いてくる。

「さあ、気のせいじゃないの?」

私はぶっきらぼうに答える。
正直に教えてあげるほど、私は都合のいい女じゃない。

「…とにかく、ちゃんと社員としての節度を持って行動してください!」

こそこそと雑談する私たちを見て、何か勘違いしたようだ。
ハルナは強い口調でそう言うと、椅子から立ち上がる。

「こ、國生さん、何処へ?」
「…今日の分の仕事は終わりました。お先に失礼させていただきます」

そして我聞に向かって慇懃に礼をすると、スタスタと出て行ってしまうハルナ。
後には、私と、呆然と立ち尽くす我聞だけが残される。
709松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/06(土) 10:14:08 ID:XFiHPz0d
「…俺、何かしたのかな…?」
「……こいつは…」

私は額に指を当てて、小さくため息をつく。
ホント、壊滅的に鈍い。

「むう……最近は赤字も出していないんだが…」

腕を組んで、考え込む我聞。
こんな低能を好きになるなんて、ハルナも可愛そうに……いや、それは私も同じか。

「で、社長。ちょっと相談事があるんだけど…」

まだ考えている我聞に向かって、私はもう一度問いかける。

「ああ。で、何?」
「…私、これから何処に住めばいいのかしら?」
「………あ」

今までは、行き先が決まるまでという条件でおっぱい魔人(優さん)の所に寝泊りしていたけれど、
さすがにずっとお世話になるわけにもいかない。
オリマーとジィルは男性用社員寮に寝泊りしているけれど、さすがに私もそこに住むわけにはいかないし…

「あー、すっかり忘れてたな…」

やっぱり、我聞も忘れていたか。

「むぅ…社員寮はいっぱいだし、新しく借りる余裕もないし…」

考え込む、我聞。
私としては、あなたの部屋でもいいんだけどね……って、言えるわけないけど。

「…それじゃあ、俺の家くるか?」

………What?

「部屋は余ってるし、会社に通うにも学校に通うにも丁度いい所だしな。どうだ?」
「ど、どうだって、言われても……」

ちょ、ちょっと待って。
ままま、まさか、本当にそう来るとは。
いやいやいや。待て待て待て。
我聞が言っているのはあくまで、『俺の家』だ。『俺の部屋』とは違う。
…けど、一つ屋根の下ってのは確かなわけで……
いくら鈍い我聞とはいえ、それでも多感な高校生。
何かの拍子に、あんな事やそんな事が起きるとも限らない。
そう…例えばうっかりお風呂を覗かれたりとか、夜に部屋を間違えたりとか……あわわわわわわ!

「どうした、顔赤いけど?」
「な、何でもない、何でもないから!」

な、何を考えてるの、私。
まるで、期待しているみたいじゃないの!
710松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/06(土) 10:14:46 ID:XFiHPz0d
「それじゃ、決まりだな。果歩には俺から言っておくから」

屈託の無い笑みを私に向ける、我聞。
…今の私には、その屈託の無さが逆に恨めしい……ん? 果歩?
しまった、そういえばあの女がいた。
むう、我聞と一緒に暮らせるのは嬉しいけど、あの女と暮らすのはなぁ……

「ちゃんと仲良くするんだぞ」
「…はーい」

正直、仲良くできる自信が無い。
我聞は、屈託の無い笑みのまま続ける。

「これから家族になるんだから、喧嘩するなよ」
「…家族?」
「うむ。工具楽屋の社員で、これから一緒に住むんだ。家族も同然だろ」

……家族……
………しょ、しょうがないわね。自信は無いけど、少しは努力してあげるわ。

「どうした、また顔赤いけど」
「だ、だから何でもないってば!」
「…? ならいいけど」

やがて、我聞の方も雑用が終わったらしい。
「うーん」と言う声と共に、大きく背伸びをする我聞。

「うし、仕事も終わったし、一緒に帰るか」

一緒に……

「う、うん!」
「……また、顔あか…」

我聞の台詞を遮る様に、私はその腕に身体を預ける。
もう! 気付いても言わない事がマナーでしょ!
私は顔を我聞に見られないように、我聞の腕をぎゅっと抱きしめる。

「お、おい…」
「帰るんでしょ…私たちの家に」

何か言いかける我聞に、私はちらりと上目遣い。
レディにこんな事言わせるなんて……これだから低能は……

「……そうだな、帰るか」

我聞はそれ以上、何も言わなかった。
ちょっと照れくさそうだったけど、まあこの位のサービスは社長の務めよね。
…低能発言は撤回してあげるわ。

…いつ以来だろう。家に帰るという事がこんなに嬉しいのは。

秋も終わりに近づいた夕暮れ時。
私と我聞は、腕を組んで帰路へとついた。
まるで、恋人みたいに、ね。


余談だが。
工具楽家の玄関で、果歩とリアルファイトの一歩手前まで言ったのは、まあ想定の範囲内です。
711松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/06(土) 10:17:41 ID:XFiHPz0d
とりあえず、ここまでです。
続きは、ぼちぼち書けたらいいなぁ…

最後に、読んでくれた皆様にもう一度、感謝を。
ありがとうございます。

それでは、失礼します。
712名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 10:39:44 ID:bHfCdupj
本スレネタキター
713名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 10:53:20 ID:bBGXRn0o
桃子ネタが読めると聞いてすっ飛んで来ますた
714名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 12:52:00 ID:f/DlqdO3
ここは、SS神の巣窟か?
715名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 15:03:23 ID:bHfCdupj
桃子祭りじゃぁ

多分今月いっぱいは続きそうだw
716名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 19:44:23 ID:3smSP+yQ
いいものだな・・・
活字というものも・・・
717名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 20:50:46 ID:AzHlqm4Y
ある日の夜の工具楽家。珠は友達の家へお泊りに、果歩は用事で帰りが遅くなると 
いうことで、家の中は我聞と斗馬の2人だけだった。 

2人は、暫しの間、一緒にゲームをやったりテレビを見たりしていたが、 
「なあ、斗馬、ちょっと気持ちの良いことをやらんか?」 
そう言った瞬間、我聞が斗馬に顔を近づける 
「え?」 
突然、我聞の顔が近づいてきたため、斗馬は一瞬頭が!?になる。 

その一瞬後、斗馬は両足を我聞に奪われ、股間を足でぐりぐりやられた。 
「どうだぁ!電気アンマ!」 
「や、やめてよぉー確かに気持ちいいけど、くすぐったいよー。我聞兄ちゃん!」 
斗馬が笑いながら手をバタバタさせる。 
暫く、そうした後、我聞が斗馬の股間に手を触れる。 
「お、大きくなってるな。小学2年でも感じると勃起するものなのか」 
「もー我聞兄ちゃん!今日の我聞兄ちゃんは何か変だよ!」 
しかし、我聞はその言葉を無視して、斗馬のジーンズのチャックを開け、中のブリーフを 
引き下げ、イチモツを取り出す。 
全てを剥ぎ取りまっさらなイチモツに顔を近づけようとする我聞、何もせずに見ている斗馬。 
そうしてそのままイチモツを口にくわえる我聞、何かせずにはいられない斗馬。 

斗馬のイチモツはまだ皮を完全に被っているため、強いアンモニア臭がしたが、我聞は 
気にすることなく、そのまま口に咥えた。 
「ちょ、ちょっと・・・我聞兄ちゃん!何するの!?」 
「んー、兄として、弟の成長を確かめておきたくてな。家長の仕事の一つとして」 
「そんなところまで確かめなくてもいいって!」 
「まあまあ、そんなこと言うなよ。こちらの方は素直になっているぞ」 
我聞がにやけながら、斗馬のイチモツを弄ぶ。
718名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 20:51:28 ID:AzHlqm4Y
一気に赤くなる斗馬、もう好きにしてくれと言わんばかりに力を抜く。 
「そうそう、素直でいい弟だな」 
いたずらっぽく笑う我聞、そして今度は手コキをしてやる。 
こすり始まったらすぐに斗馬はあそこを反応させて、快楽と我慢に顔を歪めている。 
でもすぐに彼は果ててしまった。 
「やっぱり、まだガキなんだな。じゃ、今度はお兄ちゃんのを見てみるか?」 
「う、うん・・・」 
斗馬にとって我聞のあそこを見るのは久し振りのことだった。ここずっと、一緒に 
風呂に入っていないし。 

我聞は早速、自分のトレパンの紐を解き、パンツごと引き下ろし、イチモツを斗馬の 
目前に披露した。 
「わあ・・・我聞兄ちゃんのちんちん、とっても大きい。しかも毛が生えている・・・」 
「驚いたか。高校生になるとこうなるんだぞ」 
「じゃ、ボクも大きくなれば皮もむけて毛も生えてくるの?」 
「おう、そうだ。ただ、皮がむけるかどうかは個人差があるけどな。だが、毛は必ず 
生えるから案ずるな」 
「へえー。そうなんだ。あの、ボク、なめてみてもいい?」 
斗馬の突然のセリフに虚を突かれた我聞だったが、すぐに快諾した。 

斗馬がフランクフルトを食べるように、我聞のイチモツをゆっくりと舐め回す。その度に 
我聞の腰がビクンビクンと反応する。 
(こいつ・・・結構、フェラが上手いなー。将来、変な道へ進まなければいいのだが。 
って、オレがそうさせているのだが) 
やがて、我聞は耐え切れずに、斗馬の口の中に精を放った。
719名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 20:52:15 ID:AzHlqm4Y
「ゲホゲホ・・・我聞兄ちゃん!いきなり、ボクの口におしっこしないでよ!汚いじゃないか」 
「いや、違う。斗馬、これはおしっこじゃない。精液というものなんだ」 
「精液・・・?そういえば、ねばねばしていておしっこじゃないような気がする」 
「これも高校生になると出てくるものなんだ」 
「すごいんだあ。高校生って。色々なものを出すんだねー」 
斗馬が珍しそうに言う。未知の世界を初めて知ったことに喜びを覚えているようだ。 

「じゃ、斗馬、そのままじゃ口の中がねばねばして気持ち悪いだろ?うがいして来い」 
我聞がそう言ったとき、ふと後ろに突き刺さるような視線を感じて振り向いたとき、 
そこには・・・恐ろしい形相をした果歩が仁王立ちになっていた・・・。 
「あ、あんたら、兄弟同士で何てはたしないこと、やってんのよー!?」 

果歩のパンチやキックを受け、我聞と斗馬は全治一ヶ月の怪我を負ったのだった。 
めでたし・・・めでたくないって!
720名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 20:58:56 ID:1Avraol+
どうでもいいけど

果歩の陵辱物考えてるんだが我聞のキャラで陵辱って死ぬほど難しいな
どうやってもキャラが維持できなくて違和感ができる
721名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 21:12:21 ID:bHfCdupj
正直ほのぼののみでいい気がする
722名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 21:17:56 ID:0rGkE/M5
>>717-719
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
ギャグ兄弟801SS!
(*´д`*)ハァハァハァアハァ
もっともっと書いて下され!
723名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 21:25:50 ID:1Avraol+
>>721
かもなぁ…
まぁ、長期戦の気持ちでじっくり練るとするわ
724名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 21:29:32 ID:lUd6oEbj
>>708
イイ!!それと、補足説明の短さ(普通の長さかもしれんが)にワロタ。
725名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 00:04:12 ID:bHfCdupj
横やりが五月蠅くなってきましたがめげずに頑張りまそう。

来週もどうやらかなりヒートアップするようですし。
しかも、2週間開くし。
726名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 00:39:24 ID:xg9seC0x
職人に口出ししすぎるのはどうかと、陰ながら応援していますね…!
727名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 00:59:50 ID:ZucdqCP4
■ざくろ
ざくろはレイシから何かをもらい、レイシ消滅。
ざくろは幹人に戻る。
いろいろと複雑な話がでてきておわり。

■はっぱ
ボールは相手コートに落ちて了の勝ち。
勝つことではっぱの重みをしる。

■ぱん
河内のパン試食開始。
リアクションは西遊記。猪八戒はカツヲで沙悟浄は河内。
対決することで、勝負にけりがつくと言う。
勝てるのか河内。

■ぶりあく
ジャンプを教えて欲しがる吹雪
教えてあげるには、陣にジャンプの距離を勝てという。
しかし圧倒的な差がある吹雪。
何度やっても勝てなかったが、五反田にぶつかりそうになったとき
突如距離が伸びた。どうして?

■がもん
桃子撃たれず。携帯に仕掛けられた爆弾でグラサン負傷。
キノコは言うことを聞かないが、男気(笑)でクーパを止める。
キノコはオレごと破壊しろと言う。
クーパを破壊するがもん。しかしキノコを助けながら

■兄糞
林間学校
幽霊話
兄、幽体離脱をする。
728妄想スリーサイズ:2005/08/07(日) 04:30:10 ID:uEYE7HRS
工具楽屋果歩(14)B71 W54 H75

工具楽屋珠(11)
B65 W55 H70

保科ますみ(20)
B72 W57 H75

桃子・A・ラインフォード(14)
B74 W52 H74

国生陽菜(17)
B82 W58 H83

森永優(23)
B秘密 W不明 H安産

静馬かなえ(23)
B85 W59 H83
729名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 04:33:33 ID:uEYE7HRS
工具楽屋×
工具楽〇

国生の字も間違えた
もう寝ゆ〜
730名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 09:00:25 ID:KtdVRQEI
かなちんナイスバデ!(゚∀゚)
731名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 09:37:16 ID:MECBmVBN
勝手に夏の島編作っても大丈夫かな?
桃子編までのキャラ使って。
732名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 10:01:33 ID:TmU2Pqgj
>>720
陵辱モノでキャラ立たせるのは厳しいな。
けど、需要も無いわけじゃないからとりあえず書いてもいいんじゃない。
俺は見たいよ。

>>731
いいんじゃない。
もうすでに、桃子が工具楽屋にいるSSとかあるわけだし。
733名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 11:17:45 ID:xg9seC0x
>>731
君の肩には期待している
734名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 13:42:11 ID:grD9dEL2
>>728
優さんは秘密か・・・・。
個人的には、乳90くらいはありそうだと思う。
735名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 15:37:33 ID:hEtv/SWu
>>717-719
d(>_< )Good!!
しかし、斗馬が何故急に我聞の一物をしゃぶりたくなったのか
そこんとこの心情の変化も書いた方がもっと良くなると思う。
736名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 17:19:08 ID:KtdVRQEI
ちなみに、容量大丈夫だっけか?

駄目だったら次スレのテンプレとローカルルールぐらい考えた方が良いのでは?
とりあえず801禁止ぐらい入れた方が良いとオモ。
737名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 17:25:40 ID:1TdAcl8h
>>736
他の所見ると、450KBこえたら次スレ立てるっぽい。
まだ、大丈夫かと。

ただテンプレ&ローカルルール作成には賛成。
801は禁止しようぜ。
我聞×斗馬専用スレある事だし、801はそっちでしてもらうって事で。
738名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 17:41:19 ID:DyaJrSxX
>>737
賛成。
739名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 17:48:16 ID:dKZeL/ZQ
>>736
今はまだ362KBだからまだまだ余裕があるよ。
ちなみにスレの最大容量は500KB。
後801禁止は賛成。


740名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 17:53:18 ID:n21edJ6c
801禁止は賛成だが確信犯だろコレ。
真面目に相手したら調子に乗るだけじゃねーの?
741名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 18:44:33 ID:KtdVRQEI
>740
無論そうだろうけど
ルール的にも禁止しておいた方が安全
禁止されてないとか言って頻繁に出てこられてもウザイし
742名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 19:12:29 ID:op6c3+u/
まぁ、直接叩いてスレが荒れるような事態にならんで良かったな
>>720-以降の住人の対応はナイスだ
743名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 19:27:54 ID:xg9seC0x
>>742
このスレの愛すべき低脳達ですからw
お前好きだー!
744名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 19:56:42 ID:gSWUODHS
うむ。
荒らしに強いことと妄想 撃・爆砕が我聞スレの特徴だからな。
で、削除依頼はしない方向でいくのかね?
745名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 20:31:38 ID:zku8tqU1
>>744
どれ程拒絶されようが、一応はこわしや我聞のエロパロだからな。
削除はしてもらえないよ。

だからスルー
746名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 21:38:14 ID:uEYE7HRS
「おはようございます
桃子さん、今朝も徹夜で研究ですか?
仕事熱心なのは素晴らしいと思います
ところで何を研究してらしたのか見せてもらえませんか?」

「えっ! ハルナ? ちょっ ちょっと待って!
これはこれからの工具楽屋の未来に
関わる極秘的研究で あっっ゙」

「研究資料を落としましたよ、ほら…って」

「………」

「我聞×斗馬 禁断の兄弟愛? … あの
私はそういう事には詳しくないんですが
なんて言うんでしょう… ヤヲイ?」

「ちちち違うの!弟がごわしややっでで〜!」

「なぜに東北弁ですか。弟さんも壊し屋だったのは初耳です
って キャー! 桃子さん!窓から飛び下りないでくださいー!」
747名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 21:52:56 ID:Wmma4BBZ
>>746
ハゲワラタ
そう来たか!
748名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 22:08:06 ID:TmU2Pqgj
こんな感じか。

---------------------------------------------------------------

950レスこえる、もしくは450KBを越えたら新スレを立てて下さい。
新職人は常時募集中。
酷評受けても泣かない、荒らし煽りは放置。
801は禁止。専用スレにてどうぞ。
鬼畜、陵辱系は不快に感じる人もいるので、ちゃんと予告しましょう。
投下しおわった場合、その旨を書きましょう。

---------------------------------------------------------------

他になんかあるかね?
749名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 22:32:38 ID:zku8tqU1
>>631のリンク
750名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 11:16:29 ID:lOPOT4ih
>>559が提案してたが
「GJ=低能」低能といわれてもおこらないでねくらいは
入れててもいいかもしれない。
751名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 11:29:17 ID:t0QG7myl
801禁止はいいとして、あるか分からんが百合はどうする?

桃子×果歩…ちょっと見たいと思ってしまった。
752名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 12:21:17 ID:FCtVk1zg
801禁止で百合OKにすると暴れだす輩が出るかも試練。
別に百合は嫌いじゃないが、俺は禁止にした方が波風立たんと思う。
753名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 13:43:08 ID:t0QG7myl
改訂版
---------------------------------------------------------

950レスこえる、もしくは450KBを越えたら新スレを立てて下さい。
新職人は常時募集中。
酷評受けても泣かない、荒らし煽りは放置。
ちなみにこのスレで言われる「低能」とは「GJ」の意。褒め言葉なので怒らないでね。
801&百合は禁止。専用スレにてどうぞ。
鬼畜、陵辱系は不快に感じる人もいるので、ちゃんと予告しましょう。
投下しおわった場合、その旨を書きましょう。

前スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118311139/l50

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/
754名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 14:00:19 ID:WNw7r12A
>753
一番上に

このスレは藤木俊先生によりサンデー連載の漫画
『こわしや我聞』のエロパロスレです。

みたいな説明と
「他作品とのクロスオーバー厳禁」
とか一応入れてはどうだろうか?
755名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 18:14:15 ID:FCtVk1zg
>>754
クロスオーバー禁止は同意。アレは萎える。
756名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 20:30:00 ID:2RHIZrRk
>>717-719は結構面白いと思うんだがな。
やおい作品はどこに投下すればいいのよ?
757名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 20:35:03 ID:WNw7r12A
>737で言ってるとおりだろう。
758名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 20:38:53 ID:jcqIvMO2
いやさ百合はOKにしてほすぃ。他スレでも801ダメ百合オkなルールあるし。
女同士の絡みは萌えるだろ低脳たち
759名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 21:21:44 ID:soYkQttu
漫画キャラ板みたいにスレタイを
こわしや我聞の女性キャラでエロパロ
とでもするか?

男×女、女×女みたいに女キャラが入ればOKだけど
男×男は不可みたいな

で男同士でエロパロがやりたければ別スレ立ててください、
と一行書いとけばいいんでね
760名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 21:46:19 ID:pTyvLLKM
百合OKにすると、801派が文句言うんだよね。まあごもっともと言えばごもっともな理由だが。
しかしここに来る奴の「大半」が、「女性キャラ」に萌えているわけなんで、
鬼畜陵辱は予告しましょうのとこに、百合も加えて、その上でOKするというのはどうだろうか。
801と違い、読みたがる人は割と多いが、
一応好みが分かれるという事を示して、全面的にOKしてるわけじゃないよ、って事を示せば、
801派の方々も、まあそれなりに理解してくれるだろうよ。

長文スマソ。
761名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 21:49:13 ID:RHT9XbD3
801は専用板あるんだから、どうしても書きたければそっちにスレ立てりゃ良いと思うが
762名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 21:51:05 ID:027kOBEz
なんで俺の出没するスレには毎回この話題が出るんだ…orz
763名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 21:54:05 ID:WNw7r12A
あー、もうややこしい……orz

・陵辱、ダーク、鬼畜、百合は事前に注意書き。
・801は専用板行け。

と言う方向性でどうよ?
764759:2005/08/08(月) 22:05:34 ID:soYkQttu
スレタイに女キャラって入れときゃ解決だと思うんだけどなぁ
ざっと見たとこそういうスレタイ結構あるし
765名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 22:17:56 ID:iYktkCoB
この漫画に801できるようなキャラ居たっけ?
766名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 22:28:53 ID:t0QG7myl
801とはできるものではなく、作るものだ。
と、何処かでみたな。
767名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 23:12:45 ID:pTyvLLKM
議論は勿論必要だが、長くなりすぎると空気が重くなるし、さっさと決めよう。

とりあえず俺は>>763-764の意見をくっつけて、

タイトル
こわしや我聞女性キャラでエロパロ2

注意文
・陵辱、ダーク、鬼畜、百合は事前に注意書きを
・801は専用板でどうぞ


にイピョウ
768名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 23:19:04 ID:t0QG7myl
そだな、ここはあくまでSSが主役。
それを円滑に楽しめるためのルールであって、ルールを決めるために雰囲気が悪くなるのは本末転倒。
てなわけで。
---------------------------------------------------------------------------------------

タイトル:こわしや我聞女性キャラでエロパロ2

このスレは藤木俊先生によりサンデー連載中の漫画
『こわしや我聞』のエロパロスレです。

あくまで『こわしや我聞』のエロパレスレですので、
他作品とのクロスオーバーはご遠慮ください。

・950レスこえる、もしくは450KBを越えたら新スレを立てて下さい。
・新職人は常時募集中。
・酷評受けても泣かない、荒らし煽りは放置。
・ちなみにこのスレで言われる「低能」とは「GJ」の意。褒め言葉なので怒らないでね。
・801は禁止。専用スレにてどうぞ。
・陵辱、ダーク、鬼畜、百合は不快に感じる人もいるので、ちゃんと予告しましょう。
・投下しおわった場合、その旨を書きましょう。

前スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118311139/l50

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/

---------------------------------------------------------------------------------------

で、FA?
769名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 23:19:15 ID:/A+KKxV1
異色作品の場合はメル欄や名前に特定ワードを入れて、苦手な人は専用ブラウザであぼんできるようにしてるとこが多い。
770名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 23:33:46 ID:WNw7r12A
>768
良いんでないでしょうか?

で、今のところ372kb
このペースで行くと次スレは920前後かな?
まだまだ行けるのでSS職人さん方はどんどんどうぞ
771名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 23:55:28 ID:pTyvLLKM
>>768
禿GJ!
772名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:29:52 ID:m8YEtsyL
スレタイに【】が使われるのを密かに期待してた…(´・ω・`)
773名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:32:52 ID:frnl54xd
【】はスレ立てた人がつける特権でいいだろ。
まあ、あまりはじけすぎるのもアレだが。
774名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:39:40 ID:9Q0ce8vb
>>773
そういう事。
さて楽しみにしてるぞスレ立て人。とプレッシャーをかけてみる。
775名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 09:46:57 ID:jYRUMgbp
そろそろSSが一本欲しいところだが……
776名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 18:18:28 ID:k/vbnhtZ
>>765
たくさんいるだろう。
我聞×斗馬とか我聞×佐々木とか卓球部部長×我聞とか。
777名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 18:34:21 ID:f9q52klp
>>775
正直、今のスレの空気は投下しづらいだろうからなぁ
778名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 20:14:16 ID:f6XMDvkQ
>>776
そんなに居たんだ・・・
779名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 20:39:28 ID:vUqdz6Nn
>>778
「うわぁ...オリマーの中...すごくあったかいナリ..」
780名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 20:43:09 ID:jYRUMgbp
専用板行け
781名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 09:52:12 ID:ppmiqx91
桃子、ずきゅんw
マジ惚れ来たか!?
782名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 10:12:26 ID:SP8tk7Fx
優さんがGHKの活動の一環として我聞にHを教える話の
冒頭ぐらいなら書けるけど、いいかしらん?
783名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 10:31:32 ID:lsB9aTkq
>>782
きゅもん!
784782:2005/08/10(水) 11:27:01 ID:SP8tk7Fx
それじゃあ、投下。

 GHKは、今日もなにやら怪しい会議をしていた。
優「我々GHKは、今まで様々な作戦を展開して来た。」
珠&斗馬「イエーイ!」
優「しかーし、我聞君とはるるんの仲は微々たる進展しかしていない、コレはなぜか?」
珠「ビビたるってどういう意味ですかー?」
斗馬「姉上、止めておいた方が・・・」
 優は、珠を無視して続ける。
優「答えは簡単、我聞君が女性の事を知らないから!」
 力説する優。あんまりにも力が入っているので、背後には変なエフェクトが。
果歩「でも、どうすればいいんです?」
優「果歩りん、いいところに気付いたね。私、森永優は考えたのです。年上として一肌脱がなければならないと!」
珠「ヒトハダってなんですかー?」
斗馬「姉上!!」
 案の定、果歩のゲンコツを喰らう珠。
優「作戦名は、名付けて『お姉さんが色々教えてあげる大作戦』。」
斗馬「随分と分かり易い作戦名ですな。」
785782:2005/08/10(水) 11:28:39 ID:SP8tk7Fx
果歩「それで、内容はどのようなものに?」
優「作戦はまず、我聞君をあたしの部屋に呼び込む。そして、あたし特製のプロテインを飲ませる。」
果歩「ちょっと待ってください。プロテインって、まさか・・・」
優「当然ながら、薬を混入してあるよ。」
 優は平然とした顔で答える。
優「そして、薬でダウンした我聞君を手錠で固定。」
斗馬「手錠!?」
優「だって、これ位しないと逃げられるし。―――そして、そこから先は(内容自主規制)を教えるのですよ。」
 本来、小学生が2人居る場所で言うべき事ではないのだが、その場の勢いというものである。
優「この作戦が成功すれば、二人の仲を急接近させる事が出来るのですよ!」
斗馬「しかし、この事が國生さんや中之井さんに知れてはマズイのでは?」
優「その点は大丈夫。今度の土日は二人とも仕事で帰って来ません。」
一同「おおー!」

優「それじゃあ、作戦の成功を祈って。ジーク・ジオン!」
一同「ジーク・ジオン!」
 我聞、最大の貞操の危機。一体、どうなる?
786782:2005/08/10(水) 11:29:56 ID:SP8tk7Fx
神様のお膝元にも及ばない稚拙な文ですが、ご容赦を。

続きは、リレー小説形式でお願いシマフ。
787名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 14:57:25 ID:OuXPrvlW
>786
GJ〜
と言いたい所だが、出来るだけ自分で完結させようぜ
788782:2005/08/10(水) 17:34:50 ID:SP8tk7Fx
>>787
仰りたい事は百も承知です。
ですが、長文まとめられないし続かないのよ・・・・・・。

もうね、泣きたいぐらい文才のない自分が憎い・・・・・。
ちょっと、吊ってくるわ。 orz
789名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 17:41:49 ID:B69ErR8I
周りが盛り上がるほどに自分の気持ちが下がっていくのが分かるな。
元々第二ヒロインモノは好きじゃなかったし。
790名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 18:15:54 ID:Fbl1TBV/
>>789
それをダシにしてこれから先、
嫉妬する國生さんなんかを妄想するのも乙なもんですよ
791名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 20:24:04 ID:DBX5GEDk
今度、我聞と佐々木と中村が学校の便所で3PするSS投下したいけどいい?
792名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 20:31:13 ID:t5L2VV7s
>791
数字板に行って「モララー」「ビデオ棚」で検索。
793名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 00:55:35 ID:bObvdrHY
>>782に援護。
同じく、稚拙な文ですが、ご容赦を。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「うむ。GJだ、デルタ2」
にやり、と不敵な笑みを浮かべる、デルタ1こと優。
「さすがに、お子様に見せるのはちょっと問題あるしねー」
「…私はいいんですか?」
額に汗かきながら、呟くデルタ2こと果歩。
「ん? 逆に、『見たい』って顔してたのは誰だっけなー?」
「そんな顔してません!」
優は不敵な笑みのまま、果歩の顔を覗き込む。
果歩は大声で否定して、顔を背けた。だが、その顔が真っ赤になっているのは気のせいではないだろう。
やがて、入り口の方から階段を上る音が聞こえてきた。
「しっ! 来たよ。それじゃ、作戦通りに」
「…ラジャー」
果歩は何か言いたそうだったが、優の言葉にしぶしぶと頷くと、そのまま机の陰へと身を隠した。
果歩が隠れると同時に、ドアが開く。
「うぃーっす。用事って何ですか、優さん?」
今回のターゲットである我聞が、いつも通りの元気な声で聞いてくる。
「我聞くん、ちょっと前に身体を鍛えたいって言ってたよね?」
我聞に質問に、質問で返す優。
「市販のプロテインを改良したものを作ってみたんだけど、飲んでみない?」
「…ぷろていん…ですか?」
ポケットから薬のカプセルを取り出す優。それを、用意していた牛乳に数粒落とす。
ぐるぐるとかき混ぜて、全て溶けた事を確認してからコップを我聞へと渡した。
「そう。市販のよりも筋肉の付きはいいはずだよ」
「…はあ……じゃあ、頂きます」
いきなりの展開に戸惑う我聞。
すこし胡散臭そうにそのコップを見ていた我聞だが、やがて意を決したように一気に飲み干した。
794名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 00:56:35 ID:bObvdrHY
あ、すいません間違えた。
こっからです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「デルタ1、ターゲット来ましたよ」
あれから、優と果歩の二人は工具楽屋の事務所へと移動していた。
「用があるから事務所まで来て欲しい」というメッセージを珠と斗馬に預け、学校へと向かわせたのがついさっき。
どうやら、デルタ3、デルタ4とも最低限の役目はちゃんと果たしたようだ。
「OK。デルタ3とデルタ4は?」
「ターゲットと接触したら、ターゲット2(國生さん)の足止めするように言ってあります」
「うむ。GJだ、デルタ2」
にやり、と不敵な笑みを浮かべる、デルタ1こと優。
「さすがに、お子様に見せるのはちょっと問題あるしねー」
「…私はいいんですか?」
額に汗かきながら、呟くデルタ2こと果歩。
「ん? 逆に、『見たい』って顔してたのは誰だっけなー?」
「そんな顔してません!」
優は不敵な笑みのまま、果歩の顔を覗き込む。
果歩は大声で否定して、顔を背けた。だが、その顔が真っ赤になっているのは気のせいではないだろう。
やがて、入り口の方から階段を上る音が聞こえてきた。
「しっ! 来たよ。それじゃ、作戦通りに」
「…ラジャー」
果歩は何か言いたそうだったが、優の言葉にしぶしぶと頷くと、そのまま机の陰へと身を隠した。
果歩が隠れると同時に、ドアが開く。
「うぃーっす。用事って何ですか、優さん?」
今回のターゲットである我聞が、いつも通りの元気な声で聞いてくる。
「我聞くん、ちょっと前に身体を鍛えたいって言ってたよね?」
我聞に質問に、質問で返す優。
「市販のプロテインを改良したものを作ってみたんだけど、飲んでみない?」
「…ぷろていん…ですか?」
ポケットから薬のカプセルを取り出す優。それを、用意していた牛乳に数粒落とす。
ぐるぐるとかき混ぜて、全て溶けた事を確認してからコップを我聞へと渡した。
「そう。市販のよりも筋肉の付きはいいはずだよ」
「…はあ……じゃあ、頂きます」
いきなりの展開に戸惑う我聞。
すこし胡散臭そうにそのコップを見ていた我聞だが、やがて意を決したように一気に飲み干した。
795名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 00:57:45 ID:bObvdrHY
「思ったよりも、美味しいですね」
「そりゃ、不味かったら誰も飲んでくれないしねー」
「…で、用ってもしかしてこれだけですか?」
「いや、もう一つあるんだけど……そろそろかな?」
「?…それって、どういう……あれっ!?」
ぐらり、と身体が崩れる我聞。
そのまま倒れこむように、椅子へと腰を落とす。
「あ、あれ? 身体が…」
「今だ、デルタ2!」
優の台詞を合図に、机の陰から果歩が飛び出す。
そして椅子にもたれかかっている我聞の両手を、準備していた手錠で拘束する。
「か、果歩! 何をしてるんだ!」
「ごめんね、お兄ちゃん」
我聞の抗議を無視して、両足も拘束する果歩。
我聞は椅子の上で、身動きが取れなくなる。
「うふふー、薬はちゃんと効いたみたいだね」
「く、薬?」
きらり、と優の眼鏡が煌く。
「そう。身体の自由を奪う、即効性の薬。どう、美味しかったでしょう?」
「な、何をするんですか、いきなり?」
「んー。もちろんナニするつもりなんだけどー」
「なんか、意味が違う気がするー!」
「気にしない、気にしない…えい!」
優は、どこからか取り出したギグボールを我聞の口へと装着する。
あわれ、我聞は抗議の声すら出せなくなってしまう。
「ふう。これで静かになった」
「んー! んー、んんー!」
「…静か?」
我聞のうめき声と果歩の呟きを聞き流し、優はズボンのチャックへと手を伸ばす。
「それでは、ご開帳〜♪」
鼻歌交じりの優の台詞と共に、チャックから顔を覗かせる我聞のペニス。
「んー、予想よりも大きいねー。さすがはこわしや」
「優さん、それ関係ない…」
果歩の呟きをまたもや無視し、優はペニスへと手を伸ばす。
「それじゃあ早速、お姉さんが色々と教えてあげるよ…むふふー♪」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
続き、誰かお願い。
796名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 01:55:17 ID:E2OHKoki
個人的意見だが、作品はきちんと終わらせてこその作品だと思うんだ。
797名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 02:46:06 ID:RP2ZRXp4
ギャグとかほのぼのならさておき
エロパロでリレーってありなのか……?

エロシーン丸投げじゃないか
798名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 03:25:42 ID:gdsZEHfo
「ぐっ!」
ボッ!
「はっずれー」
「身体をすり抜けている・・・!?」
「その通り。
 光を捻じ曲げ、像を結ぶ、あるいは光を発ち、姿を消す。
 あいつの戦術は破壊力こそないが・・・ヤツは”光”の仙術使い帖佐理来!
 とらえるのはかなり骨が折れるぞ。」
ドドドドドドド・・・
「師匠!俺を弟子にしてくれ!いや、して下さい!」
『佐々木!?』
「姿を断ち、國生さんのあんなトコやこんなトコを・・・ぅはーん!」
「む、我らがGHKに仇名す輩!デルタ3・デルタ4!」
「らじゃー!」
「くるしゅうない。・・・姉上!」
「いくぞー!空・愛・台・風ーっ!!」
どぎゃーっ!
「ぎゃあぁーーっ!」

「・・・なにやってんだか。」
799名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 03:29:50 ID:gdsZEHfo
多分誰もが考えるであろう光の仙術を使った悪巧み。
ちょっと書いてみたい気もするけど時間とか文才とかアレだから小ネタで終(ry

藤木俊はGガンに感化されすぎだぁね
や、それもまたいいんだけど。
800名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 13:29:26 ID:qO1ldX0u
>>798
4コマみたいだな
空・愛・台風の元ネタわからない読者もいるんだろうな……
801名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 13:58:13 ID:Keo7fIvj
>>800
単行本のオマケ4コマに出てた奴だろ?
802名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 14:00:26 ID:oXPcEra5
>空愛台風
コミックスのオマケ4コマ見るまでわからんかった
803名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 22:50:12 ID:RP2ZRXp4
ところで、松雪氏は大丈夫なのだろうか?
前回の本スレ騒ぎでだいぶ凹んでたみたいだけど
804名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 22:51:18 ID:bObvdrHY
小学生の頃、空愛台風をリアルでやろうとして、
友人の腹にストンピングかましたっけなぁ……

で、SSこないね。
805名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 23:59:34 ID:Wolgy53Z
>>804
すんません、予定が立て込んでて、中々書く時間が取れないです。
もうちょっと待っててください。
bySS書きその1
806名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 00:36:23 ID:aYOaz2M2
い、今書かせて頂いております。
我聞は國生さんに対してあんまりどういう会話するのか想像がつかんので苦戦しております。
807名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 00:40:25 ID:TtTiEW3h
>>804
自分も挑戦しているが苦戦中
発端からオチまでの大まかな流れさえ完成すれば後は簡単なんだけど、そこがむずい…
808名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 01:11:03 ID:QZVCc8MV
>>806
今までの我聞×國生さんSSの中の会話を参考にしてみれば?
809名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 01:20:43 ID:MJ9pgTqw
>808
……と言うより、本編じゃ駄目なのか?
810808:2005/08/12(金) 01:46:01 ID:QZVCc8MV
>>809
確かに……
本編でも良かったか。
811ジーニアスな馬鹿508:2005/08/12(金) 01:53:23 ID:R1SKNIDc
書きたいと思ってるんだけど、煩悩が暴走してくれない。暴走しそうなキーワードがほしい今日この頃
812名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 01:55:38 ID:R1SKNIDc
名前消しとけバカ
813名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 02:22:15 ID:MJ9pgTqw
>811
ずきゅーんに因んで 「はじめてのチュウ」 !!


駄目だ、発想が貧困すぎる……orz
814名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 02:49:03 ID:vMPwh2oR
812翻訳
名前消しとけ低能
815名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 13:29:19 ID:QWVNbPbx
あ〜……空・愛・台風ってスカイラ(ryだったのか
絵面だけ見て空破弾だと思ってた
816名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 13:48:32 ID:IIOa/PRc
>>811
近親
817名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 19:25:36 ID:EMeJnQMf
>>811
裸体
818名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 19:32:08 ID:O/ytk3ER
>>811
ずきゅーん
819名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 23:57:30 ID:5ohM8E/R
>>811
國生さんに迫る卓球部員(女含む)。そこに我門登場。
國生さんかっぱらって逃走。お姫様だっこで社員寮へ。
なんとかたどり着くも我門体力を使い果たす。しかしそれを悟られないように帰ろうとする。
だが國生さんはお見通し。無理矢理我門を休ませようとお風呂に入れる。
最初は渋っていた我門だったが、折れて風呂に入ることに。
のんびり湯船に浸かっていたところに、國生さん乱入。Tシャツとハーフパンツというラフな格好。
慌てる我門。しかし國生さんは外見平然、内心動揺しながら我門の背中を流す手伝いを申し出る。
我門はなんとか断ろうとする。しかし巌として引こうとしない國生さん。
仕方なくオーケーする我門。國生さん内心じーくぴんぽん。そしてふたりのお風呂プレイが始まるのであった。
820名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 00:08:47 ID:WPggIS6s
前提の話がわからん……
821名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 06:50:43 ID:WPggIS6s
>811
お風呂場でばったり
822名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 14:10:27 ID:8I/rlA7b
我門に女の色がなさすぎる…
微エロ良作品だから構わんのだが…

>>811
今度の敵は女仙術使いっ!女を知らなすぎる我門は卓球部の女のメンツに頼み込み、放課後バカなデートや一目惚れなどの話を聞くなど一週間くらい練習(?)わ続けるが、会社に秘密でやっていたせいで秘書に練習現場に踏み込まれ、練習相手変更w
823名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 16:13:08 ID:CqDTiOuo
むしろ

突然工具楽家にさなえばーちゃんがやってくる。
我聞に用があるらしい。
前回の苦い戦いを思い出す果歩&はるるん。何事かと聞き耳を立てている
(加えて今回は桃子も)
「へ、、俺に、何だって?ばーちゃん」
「坊主。阿部の娘の修行をあんたに任せる。よろしくね。報酬は出すよ。」
ばーちゃん曰く阿部仙術は
阿部のおっちゃんが娘激ラブのため修行が中途半端にしか行われていなかったらしい。
後継者問題もあるが、火と相性の悪い静馬仙術では稽古をつけてやれない。
いずれはこわしやの指導者側に回る我聞に、修行をさせる側を経験させるのも悪くない...
ということらしい(我聞の指導ぶりを監督する意味でさなえも残る)。

で、その問題の娘なのだが...
     ・ ・ ・
我聞より一つ上 超箱入り、気弱な感じの温室栽培美少女。
年上の女性への気の使い方が分からず
(ほっちゃんや優さんみたくフランクじゃない)、
途方にくれる我聞。とりあえず手取り足取り仙術修行のつづき。
戦々恐々とする果歩。
あからさまに不機嫌になる桃子。
そしてそしていつもと変わらない風を装いつつ言葉の節々にトゲが出る國生さん。


さなえになついて役に立たないデルタ1, 2を前に、
ついに我らがGHK総統は英断を下す。
即ち「敵の敵は味方」。
果歩&桃子最強タッグの魔手が我聞に迫る...!

で一つ。
824名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 17:25:01 ID:VysWG6w2
>>811
もしも我聞が桃子に捕まっていたら。
825名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 17:36:23 ID:YFFyk9q5
>>823
おまえは天才かと。
826名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 19:55:47 ID:QClnqMrO
>>823
藤木がコレ見てたら間違いなくネタに使いそうだよ。
てか、本誌で読みたい。
827名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 21:02:21 ID:WPggIS6s
>>823
それ良い!!

刺激された女性陣が我聞に迫る話はかなりキボン。
(流石にオリキャラでエロは某kanonみたいな事になるので止めた方が良いか)
828名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 21:55:28 ID:CqDTiOuo
しかし女性キャラはちゃんとキャラクターのあるのを少しづつ、なのがこの漫画の魅力かもね
パンツ漫画の類になって女性キャラ出しまくりだとありがたみが薄れる
829名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 08:26:18 ID:8zpn2LpZ
>>823
話の流れはイイ!!なんだけど無粋なツッコミを一つ
阿部だと雷、炎は奥津ですだよ
830名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 12:34:48 ID:jb8OXFxU
おぉそうだ、阿部仙術は雷使いの雪見さんだっちゃ
831名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 14:38:06 ID:tq3tXhIw
あと、確かデルタ1が優さんでデルタ2は我らが大総統だったと思われ。
まあなんだ、神!俺からはそんだけだ。
832名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 15:09:01 ID:n6j25om9
拙僧は>>822であるが
>>823よ、お前は藤木か?藤木なのかっ!?
833823:2005/08/14(日) 19:29:14 ID:jb8OXFxU
いろいろ間違えてた スマソ。一介のファンでございます。

あるいは同じシチュエーションで我聞が奥津の後継者を指導することになるんだけど、
その子供ってのが小4くらいの男の子で、すんごい可愛らしくて素直なんだけど、
その天真爛漫さで工具楽家を引っ掻き回すのも面白いかもしれない。

「奥津あきら(仮)です!センジュツのシュギョウにきました!よろしくおねがいします!」
我聞「というわけなんだ國生さん。しばらくうちで預かってるんだよ」
國生「静馬様も授業料を上乗せしてくださっているようですし、工具楽屋としても
歓迎すべきことですね...。あきらさんは工具楽家の方に住み込みでよろしいんですか?」
我聞「弟が一人増えたようなもんさ。果歩たちも了承ずみだよ」
屈託のない笑顔に"家族"を見て、陽菜もついつい笑みがこぼれてしまう。

じ〜〜。つぶらな瞳で、笑いあっている二人を見ていたあきら君が一言。
「我聞にーちゃんは陽菜ねーちゃんとコイビトなの〜〜?」

身も蓋もない爆弾発言である。

「「「なっ...!」」」
834名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 20:02:00 ID:jb8OXFxU
我聞(「この手の冗談は國生さん嫌いなんだよなー...」)
否定すればますます調子づくであろう小学生という存在を前に、返答に困る我聞。

...まぁ國生さんが前みたいに『秘書です』、って有無を言わさない顔で答えるのを待つか。
とふと陽菜の方を見ると、ちょっと怒ったような顔をして我聞の顔をじっと見つめている。
「えっ?えっ?」
(「俺が答えろ、ということか...?」)

「あ〜コイビトなんだコイビトなんだー」囃し立てるあきら君を尻目に立ち尽くす二人。
「ねーねー、もうキs」 「えーい!」ボカッ!あきら君の首に珠ちゃんの手刀が叩き込まれる。
事態の重大さを見かねてGHKが介入してきたのだった。
珠「あきら君、あっちで遊ぼー」しゅたたたたー 意識不明のあきら君を抱えて去っていく珠と斗馬。

我聞「なんだったんだ...?」
答えを求めて再度陽菜の方を見やるが、目線をそらされてしまう。

その頃あきら君は果歩の尋問を受けていた


果歩「あ・き・ら・く・ん」
あきら「えぇぇぇ果歩ねーちゃん何か怖いよぅ」
ガシッ。肩をつかまれておびえるあきら君。
果歩「あの二人はビミョーな関係なの!いい?刺激しちゃだめよ。でもあきら君はセンスあるわ!
我がGHKに入団しない?」
あきら「えっ、えっ..ナニそれ?」
果歩「し・な・い?」
もはやそこには工具楽家の家事全般をこなす優しい長女の姿はない。
目的のためには手段を選ばない殺気を滲ませた、GHK大総統がいるのみである。
835名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 20:04:17 ID:jb8OXFxU
「やめなさいよ、果歩。」
すっとあきら君の前に白い手が伸びる。
桃子「こわがってるじゃないの。」
あきら「桃子ねーちゃん!」いそいそと桃子の白衣の後ろに隠れる。
果歩「あんたには関係無いわ」
桃子「技術部としてもあきら君の仙術データと健全な修行は重要事項なの。怪しげな団体に引き込まないで頂戴。」
桃子としてもこれ以上のGHKの拡充は防がなくてはならないのだ。
総合格闘技のカード発表の時のようなにらみ合いを展開する二人。

なんだかんだで優さんが介入して事なきを得たのだったが、まだまだあきら君の偉業は続くのだった。


解体業で出かけた工具楽屋一同。果歩は用事でいないので、
桃子が工具楽家弟妹+あきら君の面倒を見るよう言われたのだった。
どうやって子供と遊ぶのよー、と慣れない年下に戸惑う桃子。
がしかし、そこは遊ぶことが仕事の現役小学生。珠・あきら・斗馬の無邪気な遊びに
桃子も徐々に引っ張りこんでいく。

あきら「すげー桃子ねーちゃん!ここなら絶対みつかんないよ!」
桃子「あったりまえじゃない。工具楽屋のプレハブの屋上。遮る壁がないからこんなところに隠れる人はいない...
という心理を利用した絶好のポイント。手前の車道から屋上を見る最小仰角が30度、しゃがんでいれば
まず見つからないわ!」
縮こまっている二人だった。
836名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 20:06:25 ID:jb8OXFxU
あきら「ねーキノコー。」
キノピー「おぅ、なんでぃ奥津の坊や。」
あきら「俺、大きくなったら桃子ねーちゃんをお嫁さんにするんだ!」
「なっ!」
「ほぅー」
「でね、でねー。犬小屋と地下室とジャグジー付きの24時間風呂のある家を建てて、みんなで暮らすんだよー
車はソアラでー...」
桃子「あんたねぇ...」
桃子(「こんな子供にプロポーズされてもねぇ...世の中うまくいかないわね..」)
キノピーを見るとニヤニヤ笑っている。もぅ、相変わらず意地悪なんだから。
桃子(「そうよ、こんな子供に...」)
ふと。愛しい人に、子供としか思われていない自分が重なる。
桃子「...。」
ぎゅっ、とあきら君を抱きしめる桃子。

ガタン!

「?」
はしごの下を覗き込むと、尻餅をついている珠がいた。
「あ、あははははは。あきら君と桃子ねーちゃん、みーつけ!」
たたたたー。気のせいか、目に涙を浮かべていたような...?

かくて微妙なパワーバランスを保っていた工具楽屋の人間模様に風穴を空けまくる一人の少年、
奥津あきら(仮)10歳。そう、彼もまた、「こわしや」なのであった。
837名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 20:16:16 ID:tq3tXhIw
  す  げ  え
838名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 21:22:41 ID:EcoAphcg
桃子と我聞がラブエロい話はまだか!?
839名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 22:35:59 ID:k7aWh8p6
>>833=836
藤木のアシとして働く気は無いのかえ?

アンタが彼の元で働いてたら、我聞人気が上がる事間違いなしですわ。
840名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 22:38:13 ID:wq7K/dig
>>836
すごく・・・いいです・・・
841名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 23:58:18 ID:z6HyUwnH
>836

いいねー。
10歳で4年生だとすると、珠ちゃんの1つ年下というところが絶妙。
さらに珠ちゃんと対照的に貧弱な設定にしちゃて便乗。
------------------------------------------------
毎朝の日課であるトレーニングに参加した、あきら君(仮)。
腕立て伏せを始めたのはいいけれど…

あきら「…2〜…3…(バタッ)」
我聞「どうした?もうギブアップか?」

斗馬を背中に乗せながら腕立て伏せをする我聞は、
白い歯を見せて余裕の表情で声をかける。
傍らでは、珠ちゃんが歯をくいしばっている。
息も荒くなってきた様だ。

珠「…にじゅ〜ななっ…にじゅ〜はちっ…はぁ、はぁ…」
斗馬「姉上、無理をされてはいけませんぞ」
珠「…まだまだっ!!」
(珠ちゃん、あんなに頑張ってるんだ…)

…そんな感じで続けていると、エプロン姿の果歩が出てきた。

果歩「朝ごはんできたよー」
我聞「よーし、じゃあ今日はここまでにしようか。珠、頑張ったな」
珠「…はぁ、はぁ…ふうー。…このぐらい平気だよ!」

兄に笑顔で答える珠ちゃんを見て、自分の不甲斐なさが込み上げて
きた、あきら君(仮)。

あきら「ぼくは…ぜんぜんダメだ。珠ちゃんだってあんなに出来るのに!」
我聞「…」
あきら「こんなんじゃ『こわしや』になれないよっ!」

俯いてしまい、落ち込むあきら君(仮)。
諭そうと我聞が口を開けた瞬間、スパッツ姿の元気な少女が屈託の無い
笑顔で語り掛けた。

珠「あたし大きくなったら、兄ちゃんの仕事の手伝いをするんだ!
  だから、あきら君といっしょだね!」
あきら「え?」
珠「いっしょにがんばろー」

(ずきゅーん)

あきら「…うん!」
我聞「その意気や良し!まだ修行は始まったばかりだ。みっちり鍛えてやるからな」

うんうん、と腕を組んで頷きながら我聞が言う。

斗馬「これは新たなフラグが立ちましたかな、大姉上?」
果歩「…まったく、妹に先越されるな、つーの」
斗馬「そういう大姉上も…あ…そんなご無体な!?」
 
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
その日の朝食は斗馬だけおかず抜きだったりしたとか。
842名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 00:13:15 ID:GRXuqDiG
このスレは妄想しか出来ないド低脳ばっかりですねw
843名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 00:15:49 ID:i5JdcmhF
>>841
ちょい待ち…自分の読み間違いかもしれんが。

珠は斗馬の姉上だよ…
844名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 01:27:19 ID:YDtYsHfd
桃姫登場で超加速エロ妄想爆発で職人さんGJ
845名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 04:28:50 ID:j8n1Nfjr
コミケで桃子本はなかった?
846名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 09:33:50 ID:a+MPWgp9
>845
人気上昇の加速度が現在のまま続けば冬コミあたりには……
847名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 10:23:49 ID:du+cuKkT
今回のコミケで見つけたサンデー現行連載作品は

犬夜叉 レイヤーヤヲイ系でそれなり
パン18禁二つ
ハヤテ 18禁一つ
メジャー 18禁一つ
絶チル 18禁一つ
ぐらいだたよ
848841:2005/08/15(月) 15:35:34 ID:jjUGMpdn
>843

ゴメン、ゴメン。
果歩タンは我聞の事を指して言ったつもり…で書いたけど、
説明不足だったね。
桃子姫に日本語を教わっとかないと!
…こう、手取り足取りっ…ハァハァ
849名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 17:38:11 ID:M6q8fcBv
禁断の愛(我聞×奈良) 

ある夏の暑い日、僕、奈良健太郎は、某解体現場へ出掛けていた。 
そこでは、僕と同い年の工具楽我聞君が一生懸命に部下達と解体の仕事に励んでいる 
姿を見ることが出来た。貧弱な体の持ち主の僕なんかよりも逞しい体つきをしている工具 
楽君は、僕にとっても憧れの人だった。 
「やあ。奈良君。来てくれたのかい。もうちょっとで終わるところだからそこで待ってくれ」 
「うん・・・」 
いつ、見ても本当にカッコいいなぁ・・・工具楽君は。やがて、 
「突貫!!」 
工具楽君の空を切り裂くかのような大声が聞こえ、家がバラバラになった。この瞬間が、 
僕にとっては楽しいショットだった。そして、工具楽君は秘書の國生さんや部下の中之井 
さんや森永さんと必要な打ち合わせを済ませて、作業着から私服に着替えた。 
「奈良君、待たせたな。さあ、これからどうする?」 
工具楽君が僕の肩をぽんと叩きながら言って来た。 
「そうだね。ビールでも飲みながらどこかで休む?僕、工具楽君の分も買って来たから」 
僕はそう言って、コンビニで買ったビールが入ったビニール袋を見せる。 
「おー、奈良君、まだ高校生なのにビールを飲むんだ。まあ、オレも飲みたいからいいか」 
工具楽君が嬉しそうに顔を綻ばせながら言った。 
こうして、僕と工具楽君は、連れ立って解体の現場から離れた。
850名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 17:38:51 ID:M6q8fcBv
現場を抜け出すと、周囲にはいつもの空気が戻ってきた。 
「ほら」 
僕が、手にした2つの冷えた缶ビールのうち、1本を工具楽君に渡す。 
「ありがとうな」 
道端の石垣に腰掛けて、工具楽君が、ブシュッ、とプルタブを開け、一息にビールを飲む。 
「ぷはぁ〜、仕事後に飲むビールはうめぇ〜!」 
「工具楽君って、少しオヤジ入ってるね」 
「いいじゃねぇか、オレ、現に家長やってるんだぜ。3人の弟、妹を世話しているからよ」 
「あ・・・ごめん。余計なことに触れてしまって」 
「いや、いいんだよ。それよりも奈良君も飲みな」 
工具楽君に勧められて、僕も彼の隣に腰をおろし、ビールに口をつける。 
山から下りてくる夜風は冷たく、火照った肌に、その冷たさが心地よい。 
「あー、ビール飲み終わっちまったな。またコンビニで買うか?」 
工具楽君がそう言ったが、僕は 
「いや、それよりちょっと、酔い覚ましに歩きたいな」 
と言った。 
「じゃあ、川原へ行ってみるか。ここよりももっと涼しいぜ」 
「いいね」 
ほろ酔い気分のまま、僕たちは川原へと向かった。 
「さすがに、こっちの方が涼しいな」 
「それに、水の音も耳に心地いいしね」 
穏やかな、川のせせらぎの音に包まれながら、暫く目を瞑ってみる。 
「奈良君、ホントいい人だな」 
工具楽君がふとそういった言葉を漏らす。 
「え?」 
「何でもねーよ。それより、もっと向こうの方へ行ってみようぜ」 
僕と工具楽君は、他愛もない会話をしながら、少し川原を歩いた。 
「何だか少し、腹が減ってきたな」 
「そうだね。僕も少しお腹が減ってきたよ」 
「それじゃ、何か食い物を調達してこようぜ」 
僕たちは川原から離れかける。すると、草むらの向こうから、何かの物音が聞こえた。
851名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 17:39:34 ID:M6q8fcBv
「何の音だろう」 
「案外、どこかのカップルがイチャついたりしてるのかもな」 
「ええっ!!」 
「バカッ、声がデカい。気付かれたらどうするんだよ」 
「そんなこと言われても」 
「な、ちょっと覗いてみようぜ」 
工具楽君がニヤニヤしながら言ったが、僕は 
「そんな、やめた方がいいよ」 
と引き止めようとした。しかし、 
「大丈夫だって。ちょっとだけだからよ」 
と、工具楽君は僕を残してさっさと行ってしまう。 
「はぁ〜」 
大きくため息をつきながら、仕方なく工具楽君の後に付いていった。 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
「う〜ん、確かこの辺だと思ったんだけどなぁ・・・・あっ!」 
薄暗がりの中、周囲を見回していると、突然、工具楽君が短く声をあげた。 
「工具楽君、何か見つけたの?」 
とっさに工具楽君の方を見る。工具楽君は、ある一点の方向を凝視したまま固まっていた。 
何を見ているのかと思い、工具楽君に近寄って、その視線の先に目を向けてみる。 
そこには・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
「・・・愛しています、優さん」 
「アッ!陽菜ちゃん・・・」 
僕の、想像だにしていなかった光景が広がっていた。 
「これ、は・・・・・・!?」 
國生さんの指が、森永さんの股間をなぞりながら、激しく攻め立てている。森永さんの方は、 
甘い声をあげながら身悶えていた。 
「・・・・・・・・・・」 
僕と、工具楽君は声を出すことも出来ず、ただ、その場に立ち尽くしていた。
852名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 17:40:07 ID:M6q8fcBv
それから、どのくらい時間が経ったのだろう。気が付くと、目の前の行為はいつの間にか 
終わっていた。 
「このことは・・・・2人だけの秘密ですよ」 
「・・・そうね、陽菜ちゃん」 
國生さんと森永さんは、僕たちの存在に気付かないまま、どこかへ行ってしまった。 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
「・・・なぁ。奈良君。今日は・・・・どこかで飲み明かさないか?」 
工具楽君なりに気を遣っているのだろう。今の僕には、その心遣いがとても有り難かった。 
「・・・・なるべく、人のいない所がいいかな・・・・」 
僕はそう言った。酔っ払って、何もかも忘れてしまいたい。 
「それじゃあ、オレの学校へ行くか。今の時間、誰もいないからよ」 
工具楽君の提案に、黙って、コクン、と頷いた。 
途中、コンビニで、持てるだけ缶ビールを買い込み、終始無言のまま、工具楽君の学校へと 
向かう。 
「誰もいないようだな」 
「工具楽君・・・・早く・・・中へ入ろう」 
「ふぅ、腕に抱えてここまで持って来るのは、さすがにキツイぜ」 
工具楽君が、教室の机の上にゴトゴトと缶ビールを置く。僕も、もう耐えられないと半ば落とす 
ように置いた。 
「これだけありゃ、朝までもつだろ」 
「そうだね・・・・・」 
工具楽君の言葉に相槌を打ちながら、近くの椅子に腰を下ろす。 
「今夜はオレがついているから、酔いつぶれるまで飲んでも構わないからな」 
「・・・ありがとう。遠慮なく酔わせて貰うよ」 
工具楽君も適当な場所に腰を下ろし、プシュッ、とプルタブを開ける。そして2人して、一気に 
ビールを飲み干した。 
「なんか、苦いな・・・・」 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
853名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 17:40:40 ID:M6q8fcBv
「わはははは!國生さんがぁ〜、なんだぁ〜!」 
7本目の缶ビールを一気飲みしたあたりで、工具楽君はすっかりデキあがっていた。僕は、 
途中でペースを落としたせいで、まだ、それほど酔ってはいなかった。 
「まったく、工具楽君ったら、どこかの酔っ払いのサラリーマンみたいだね」 
「ぬわんだとぉ〜!そういやぁ、さっきからオレばかり飲んでるよなぁ〜!?」 
「そんなことないと思うけど」 
さっきまでの雰囲気はどこへ行ったのか、工具楽君が大声で騒ぎ立てる。でも、この方が 
僕にとって気が紛れていいように思った。 
そんなことを考えていると。 
「よぅ〜し。それじゃあ、オレが代わりに飲ませてやるぅ〜」 
工具楽君が手近にあった缶を掴み、プルタブを乱暴に開けながら絡んできた。 
「い、いいよ、自分で飲むから」 
「オレと君の仲じゃあないかぁ〜。遠慮なんかするなぁ〜」 
仰け反る僕の口元で、工具楽君がお構いなしに缶を傾ける。 
ジョボジョボジョボ 
「うわ!工具楽君、こぼしてるよ!」 
「わはははははぁ〜!飲め、飲めぇ〜!」 
「や、やめてよぉ!」 
僕の叫びも虚しく、ビールは瞬く間に上着を濡らしていった。 
中身がなくなり、やっと工具楽君が離れる。上着の方はすっかりビールが染み込んで、 
特有の香ばしい匂いを放っていた。 
「これは、早めに洗った方がいいな・・・・・」 
すぐさま、上着を脱いで上半身裸になる。ふと、気が付くと、工具楽君が何故か、真剣な 
表情で僕を見つめていた。 
「・・・・」 
「どうか、したの?工具楽君」 
「・・・・」 
「工具楽君?」 
「・・・・なぁ」 
「同性同士って・・・・気持ちいいもんなのか?」 
「え?」
854名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 17:41:27 ID:M6q8fcBv
唐突な質問に、どういう意味なのか、と聞き返そうと思った瞬間。 
ガタンッ! 
椅子ごと倒され、身体が床に投げ出される。そこを、すかさず工具楽君が馬乗りになった。 
「何すっ」 
最後まで言い終わらないうちに、工具楽君の唇で僕の唇が塞がれる。続けざま、半開き 
だった口の中に、ぬめった生暖かい舌が滑り込んできた。 
なに・・・なんだ? 
僕はすっかり気が動転し、なかなか正常な思考を取り戻すことが出来ない。 
「ンッ・・・・・・ァ・・・・・・・ンムッ・・・・・・」 
その間にも、工具楽君の舌が内壁や歯の裏側を乱雑に犯していった。 
「クチュ・・・・・ン・・・・・・ハブァ・・・・・・」 
舌を伝わってゆっくりと、そして止めどなく唾液が流れ込んでくる。僕は口の中に溜まった 
唾液を、工具楽君の唾液と混ざり合っていることさえ判らないまま、何度も飲み込む。 
そうして、工具楽君が一通り内側を舐めた後、今度は僕の舌にねっとりと絡めてきた。 
「・・・・・・!!」 
不意に我に返り、工具楽君を払いのけようと腕に力を込める。だが、いつの間に押さえられ 
ていたのか、両腕は微かに動いただけだった。 
「抵抗したって無駄だからな、大人しくしてろよ」 
工具楽君がいったん口を離す。そして、頭を胸のところまで移動させると、また口を開いて 
舌をのばしてきた。 
「やめてっ!!」 
反射的に体を動かしてもがく。しかし、工具楽君はそのまま、小さな突起をペロッと舐め 
あげた。 
「アッ!」 
何ともいえない刺激に、思わず身体が、ビクッ、と反応してしまう。 
「奈良君の胸、ビールの味がするな」 
そう一言だけ言うと、僕の体に染みたビールの味を楽しむかのように、縦横無尽に舌を 
這わせた。 
ピチャ・・・・・ペロ・・・・・ピチャピチャ・・・・・ 
暗く静まり返った室内に、工具楽君の舌の、淫猥な音が響く。
855名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 17:42:00 ID:M6q8fcBv
「奈良君なんか・・・・メチャクチャにしてやる!!」 
工具楽君が勢いよく覆い被さってくる。その力強さから、今の言葉が本気だということを 
悟った。 
「・・・工具楽君」 
何故か僕は、自分がこれから何をされようとしているのか判っていながら、工具楽君の 
気の済むようにさせようと思った。どうしてそう思ったのか・・・・。もしかしたら、工具楽君 
の苦しみを少しでも減らしてやりたかったのかも知れない。 
工具楽君は、僕の気持ちを知ってか知らずか、乱暴にズボンを下着ごと引き下ろして脇に 
投げ捨てる。そして、彼もチャックを開け、自分のモノを取り出した。両足を掴んでその間に 
割って入る。続けて、自分のソレを僕の後ろの入り口に押し当てた。僕は、工具楽君が 
次にするであろう行為を考えて、ギュッと目を瞑る。そして、その予想はすぐに的中した。 
ズッ−− 
先端が入り口を押し広げる。工具楽君の僕の足を掴む手に力が入り、そのまま中に入ろう 
とした。だが・・・・ 
「クソッ、入らねぇ!!」 
工具楽君は何度も挿入を試みるが、どうやっても先端までしか入らない。僕自身、性行為 
は初めてだし、ましてや、後ろに入れられたことなどあるはずもない。キツすぎて、中に 
入っていかないのは当然のことだった。
856名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 17:42:55 ID:M6q8fcBv
「・・・・・・・・・・」 
工具楽君は行為を中断して、しばらく何かを考え込む。すると、何を思いついたのか、急に 
自分の掌に数回唾を吐いた。 
「こうすりゃ、少しは良くなるだろ」 
そう言って自分のモノに唾を塗りつけ、もう一度、挿入を試みる。 
「いくぜ」 
再度、工具楽君のモノが入り口に押し当てられ、体重をかけながら強く腰を進めてきた。 
唾液が潤滑液の代わりになったのか、少しずつ、かつ強引に僕の中に進入してくる。 
「ぐうぅっ!!」 
下半身を襲う激痛に、唇を噛みしめて堪える。工具楽君は、そんな僕を無視してどんどん 
腰を進めた。そのまま痛みに耐えていると、やがて、僕の体と工具楽君の体が触れ合う。 
「全部入ったぜ」 
一息ついて僕の足を抱え直し、今度はゆっくり引き抜く。入ってくるときよりは幾分楽だが、 
それでも、かなり痛みが伴った。 
「・・・・・・・・っく、ぅぅ・・・・・・・」 
先端だけを残して引き抜かれ、それが終わるとまた入ってくる。そうして繰り返されるうちに 
少しずつ工具楽君の動きがスムーズになっていった。工具楽君は気持ち良く感じている 
らしく、僕に向かって何度も腰を打ち付ける。 
「ハァ、ハァ、ハァ」 
息を荒くしながら、その動きが徐々に速度を増していく。そして・・・・ 
「うぁっ!!」 
呻き声を上げると同時に、その体が、ビクッと震えた。 
「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・」 
工具楽君は暫く絶頂の余韻にボーっとしていたが、自分のモノを引き抜くとそのまま僕の 
上にもたれ込む。 
「・・・・」 
工具楽君の様子が静かになる。見てみると、いつの間にか寝息を立てて眠っていた。 
これで、少しでも苦しみが減ったのならいいんだけど・・・・。そんなことを考えていると。 
−−−ポトッ 
胸の上に何かが滴ったような気がした。室内に薄く差し込む月明かりに、工具楽君の頬が 
一瞬光る。僕は、工具楽君の体を抱きしめてやると、僕自身も目を瞑って、そのまま深い 
眠りに落ちていった−−−。
857名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 17:57:43 ID:eynOBgCc



NGワード推奨
ID:M6q8fcBv


858名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 19:06:34 ID:WTcjeWqM
NG以前に「奈良け(re」見て速攻すっ飛ばした。
でも一応言っとく。ご忠告有り難う。>>857
859名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 19:35:55 ID:g7FFu1ou
こんなところにも湧いたか
まあ本スレにいかないぶんよしとしよう
860名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 19:50:34 ID:nDiwuS4z
今回のコミケで、我聞のエロ同人は大手なところは突撃ウルフくらいだったかな?

まだまだ、メジャーへは道険し
861松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/15(月) 20:26:49 ID:0jlnuKAW
お久しぶりです。『Cherish』の続きです。

---------------------------------------------------------------------------------------

秋の夕暮れは短い。
先ほどまで赤一色に染まっていた空も、今は一面が黒の闇へと塗り替えられている。
そんな闇の中、申し訳なさそうに輝いている星たちを見て『肩身が狭そうね』と私は思う。
……そう、まさに今の私みたいに。

「ん、どうした桃子? 食わないのか?」

私の心情などまったく気付かずに、もりもりと夕飯を食べている我聞。

「なんか嫌いな食べ物でもあるのか?」
「いえ、そういうわけじゃ……」

私が座っている位置は、長方形のテーブルの短い辺の場所。通称、お誕生日席と呼ばれる場所だ。
我聞は私の左側、長方形のテーブルの長い辺を一人で座っている。
で、さっきから私が肩身が狭いと思っている理由は……

「仲良さそうねぇ…二人とも」

冷ややか…いや、むしろ敵意に満ちた熱いまなざしを向けてくる、果歩。こいつだ。
ちょうど、私の正面に座っているため、視線が痛いったらありゃしない。
普段ならば正面切って言い返す所だが、ご相伴に預かっている今、私の立場は彼女より下だ。

「いえいえ、それほどで…」
「うむ、なんせ今日から家族だからな。家族のコミュニケーションは大事だ」

営業スマイルで無難にやり過ごそうとする、私。
そしてそれを、見事にぶち壊す我聞……さすがこわしや…いや、褒めてないけど。
だけど…『家族』、か……
……ふふ。
ちょっとくすぐったいけど……嬉しいな。
…まあ、正面からくる視線は、どう考えても家族のそれじゃないんだけど……

「ふーん…『家族』、ねぇ……」

なんか、視線だけで人殺せそうなくらい、果歩が恐いんですけど。
私は視線から逃れるように、目の前にあったお漬物に手を伸ばす。

「じー…」
「じー…」

…さらに言うなら、こっちの視線もちょっと困る。
私の右側から向けられる、二つの視線。
我聞の妹と弟…たしか…タマとトウマ、だったかしら。
まるで、新しいおもちゃでも見つけたかの様な視線で、こちらをじっと見ている。
こういう視線は、普段はキノピーへと向けられるのだが、そのキノピーは工具楽屋のオフィスでお留守番中。
曰く「上手くやれよ」だって……あいつもかなりのおせっかいよね。
…話が逸れた。今はこの視線をどうするか、だ。
862松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/15(月) 20:28:01 ID:0jlnuKAW

「な、何かしら…?」

さすがに無言で見つめられると、反応に困ってしまう。
私は意を決すると、精一杯の営業スマイルで問いかけてみる。

「えと…と、とうこ、えー…」
「桃子・A・ラインフォード、よ。桃子でいいわ」
「それじゃあ、桃子……んー、桃子姉ちゃん、で」

……姉ちゃん?
私は聞きなれないその単語に、思わず我聞の方を見る。
我聞は屈託の無い笑みを浮かべ、私に向かって頷く。
果歩は恐いので見ない。

……姉ちゃん、か。

一人っ子だった私には、その言葉はとても新鮮だった。
なんか……感動してる、私。
…いけない、いけない。営業スマイルが崩れる。
私は必死で営業スマイルを維持したまま、もう一度問いかける。

「…で、何かしら。えーと…タマちゃん?」
「その呼び方はどっかの川にいた獣を思い出すからやだなー……珠でいいよ」
「OK。で、何かしら、珠?」
「えっとぉ…桃子姉ちゃんって、今日から『家族』なんだよね…って事は……兄ちゃんと結婚するの?」

ぶはぁっ!
思わず、食べていたお漬物を噴き出してしまった。
けけけ、結婚って、な、何言ってんの、この子は!?

「な、何言ってんのよ、珠!」

むせている私に代わって、果歩が珠へ向かって詰め寄る。

「こんな貧乳がお兄ちゃんと結婚するですって!? 冗談じゃないわよ!」
「ひ、貧乳……あ、あんたに言われたか無いわよ、このうす胸!」

むせている胸を叩きながら、私は言い返す。
さすがにここまで言われて黙っていられるほど、人間は出来ていない。

「誰がうす胸か! ってゆーか、なんであんたはここでご飯食べてるのよ!」
「そんなの我聞に連れ込まれたからに決まっているでしょ!」

連れ込まれた……まあ、間違ってはいないわよね、うん。
……正解でもないけど。

「つ、つ、連れ込まれたって…うちをそんな場末のラブホテルみたいに言うなー!」

果歩は興奮して立ち上がる。私もつられて立ち上がる。
そしてかなりの近距離でにらみ合う、私と果歩。
これが漫画なら、後ろは稲光のエフェクトがある事だろう。
863松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/15(月) 20:28:43 ID:0jlnuKAW

「大体、コレはもう予約済みなの! あんたなんかが入り込む隙間なんて全くないのよ!」
「そ、そんなのやってみなきゃ分からないでしょ!」

我聞を指差し、叫ぶ果歩。そして、売り言葉に買い言葉で答える私。
…なんか今、さらっと本音言ってないか、私……
果歩は果歩で、実の兄をコレ扱いか。なんかヒエラルキーの頂点を垣間見た気がするわ。
ちなみに当の我聞は「予約済み……まさか借金のカタか?」と不幸せな勘違いをしている。

「…へぇ、やる気なんだ……他人が予約済みのモノを横から掻っ攫おうなんて、虫が良すぎると思わないのかしら?」

う…やはり、しっかりと聞かれていたようだ。
私は額に嫌な汗をかきながらも、言葉を探して果歩に言い返す。

「い、今のは言葉のアヤよ! 別に掻っ攫う気なんて更々ないわよ! 私は我聞がどうしてもって言うから来ただけで……」
「…つまり、仕方なくうちに来た、と…?」
「そ、そういうわけじゃないけど…」

やばい。
さすがにアウェイのこの場所では、私に分が悪い。
とゆーか、我聞が目の前にいる時点で、私に勝ち目は無いのだが…
ちなみに我聞は、私たちのやり取りを驚いたような顔で見ているのみ。
…あー、もう! このやり取りから察しなさいよ、この低能!
私は自分でも理不尽だと感じながらも、我聞を睨みつける。

「…あー、その、なんだ。もうその位にしとけ、二人とも」

私が睨みつけたのを、助け舟が欲しいと勘違いしたのか、我聞は恐る恐る会話に参加する。

「お兄ちゃんは黙っていて! これはお兄ちゃんの未来が懸かっているのよ!」
「あ、はい、すいません」

自分の未来が懸かっているのに、黙れと言われる我聞。
しかも、素直に引っ込むか……なんか、本気で落ち込んでるし……

「…って、勝手に人の未来を決めるな!」

あ、復活した。
我聞は頭をぼりぼりと掻きながら、私達の間に割ってはいる。

「何か勘違いしてるようだが、桃子が『家族』になるってのは工具楽家の兄弟の一員になるって事で、
 俺と結婚するわけじゃないぞ。…むしろ、妹になるってのが正しいな」

………
そ、そんなの分かってるわよ!
分かってるけど……そうはっきりと言われると……やっぱり、ちょっとショックだ。
……結局、我聞は私の事を『妹』としてしか見てないのだ。
果歩は果歩で、私の方を『ざまーみろ』な表情でこっちを見ている。
うあ、むかつく……てい!

「さっき珠が『桃子姉ちゃん』と言っていたが、珠から見ると姉になるんだからその通りだな。
 わかったか、二人とも? ……わかったなら、その足どけてくれないかな、桃子……」
「ふ、ふん!」
864松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/15(月) 20:29:57 ID:0jlnuKAW

私はもう一度我聞の足を踏んづけてから、足をどかした。
痛そうに足をさする我聞。なぜ踏まれたのか分からない、といった顔をしている。
……この、朴念仁め…もう一回、踏んづけてやろうか……

「……一つ聞きたいのですが…」

それまで少し離れた所から見ていたトウマが、首を傾げながら会話に参加してきた。
私は振り上げていた足を下ろし、トウマを見る。

「桃子さんについてですが、我聞兄ちゃんの妹で、珠姉ちゃんと私の姉というのは分かったのですが……
 果歩姉ちゃんとはどういう関係なんですか?」
「………」
「………」

私は果歩を見る。
果歩も私を見る。

……『果歩姉さま〜♪』

……絶対、イヤだ。
まあ、『桃子姉さま〜♪』と呼ばれるのも恐いが、まだこっちの方がいい。

「も、もちろん私が姉に決まっているでしょ。
 この家の事を仕切ってきたのは私なんだから、私が姉さんに決まっているわ」

どうやら果歩も同じ事を考えたようだ。
我聞に向かって自分の立場をアピールする、果歩。
まずい、このままでは私が妹に…

「ちょ、ちょっと待って! 果歩はまだ中学生でしょう?
 私は飛び級で高校生なんだから、私の方が姉さんになるのが普通でしょう?」

私も我聞に必死でアピール。
お互いに相手のことを『姉』と認めるのは、プライドが許さなかった。
私と果歩は、我聞を間に置いて睨みあう。

「……ふ、二人とも姉でいいんじゃないか?」

我聞は私たちの間に挟まれながら、何とかそれだけを言う。
迂闊な事を言ったらヤバイ、と分かったのだろう。
生命の危機に関しては、それほど鈍くは無いようね。
しかし…二人とも姉、か……そんな中途半端は、私も果歩も願い下げよ。

「ジャンケンで決めたらー?」

珠が面白そうな表情で言ってくる。
なるほど。何か勝負で決めるというのはいい案ね。
で、何で勝負するかだけど……

「どうやら、決着をつけるときが来たようね……貧乳」
「それはこっちの台詞よ、うす胸」

まあ、これしかないわよね。
私は白衣のポケットからメジャーを取り出す。
見ると、果歩もいつのまにかメジャーを取り出している。
865松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/15(月) 20:30:50 ID:0jlnuKAW

「勝負は一度だけ。負けた方が妹になる。OK?」
「…ただ妹になるだけじゃ面白くないわ。
 ネコ耳とメイド服着用で『お姉さま〜♪』と呼ぶ。で、どうかしら?」
「…自分から首を絞めるとは…さすがは低能ね」
「そう言って、後でほえ面かくのはどっちかしらね?」
「ふふふふふ…」
「ふふふふふ…」
「……目が笑ってないぞ、二人とも……」

我聞の呟きを無視して、私たちは奥の部屋へと移動する。
ふふふ…どっちの立場が上か、はっきり教えてあげようじゃないの!

「……何なんだ、これは?」
「女の戦いでしょ。薄いプライドをかけた」
「…珠姉ちゃん、きついね…」
「私はほら、これからだから」

***

…で、結論:二人とも『姉』。

「くっ、なかなかやるわね」
「あなたこそ、いいモンもってんじゃない…」

さすがは、私が認めたライバルね……すごく低レベルなライバルだけど……
しばらくにらみ合っていた私たちだが、やがて同時にため息をつく。

「なんか…むなしくなってきたわ…」
「私も…」

ちょっとだけ果歩に親近感が湧いた瞬間だった。
これからに期待……できるのかなぁ……

「はぁ……」
「はぁ……」

ため息の後の、しばしの静寂。
先に言葉を発したのは、果歩だった。

「…なんで、そんなにムキになるの?」

私の顔を覗きこむ様にして聞いてくる、果歩。

「…胸の事?」
「違う! ……いや、それもあるけど……お兄ちゃんの事よ」

…っ!

「べ、別にムキになってる訳じゃ…」
「…ムキになってない、と?」
「そ、そうよ!」
「…嘘つき」
「う、嘘じゃ……」
866松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/15(月) 20:31:37 ID:0jlnuKAW

嘘じゃない……そう言いたいのに、声が出てこない。
果歩は無言のまま、私の顔をずっと見つめている。
私はその視線に耐えられなくなって、視線を落とした。
…分かってる。私だって、分かってるわよ!
我聞の事になると、私は自分が抑えられなくなる。

我聞の姿を見ていたい。
我聞に私の姿を見てもらいたい。
我聞の声を聞いていたい。
我聞に私の声を聞いてもらいたい。
我聞の身体に触れていたい。
我聞に私の身体を触れてもらいたい。

ずっと、我聞の側にいたい。
だって、私は……我聞の事が……

「…あー、もう、そんな顔されると、まるで私が苛めてるみたいじゃない!」

顔をあげると、果歩が怒ったような表情でこっちを見ていた。

「正直に答えなさい。あなたはお兄ちゃんをどう想ってるの?」
「どうって…」
「好きなんでしょ、お兄ちゃんのことが!」

果歩は怒ったような表情のまま、私に詰め寄る。
そして、搾り出すような声で私に問いかける。

「…お兄ちゃんがあなたの事を『妹』としてしか見てないとしても…それでも、あなたはお兄ちゃんを好きだと言えるの?」
「っ!」

『妹』。
それは、我聞が私に対して言った言葉。
そう。我聞は私の事なんて『妹』としてしか見ていない。
……だけど……それが何だって言うのよ!

「例え、我聞が私の事を『妹』としか見ていなくたって……私は我聞の事が好きよ!」

私は果歩を正面から見つめて、言い放つ。

「我聞が私を『妹』としてしか見てなくても、私が我聞が好きだと言う事には変わりはないわ!
 それに、今は『妹』としか見てないとしても、これから先もそうだなんて決まってない!
 我聞が私の事を『私』として見てくれる可能性があるなら、私はその為に頑張るだけよ!
 私は、我聞の事を、愛してるんだから!」
867松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/15(月) 20:33:16 ID:0jlnuKAW

私は、自分の想いを全て吐き出す。
自分勝手な想いって事は分かってる。
それでも、好きになっちゃったんだからしょうがないじゃない!

「……聞いてるこっちの方が恥ずかしくなる台詞ね」

果歩は顔を赤くしながら、視線のやり場に困っている。
うあ、そういうリアクションされると、言ったこっちはもっと恥ずかしいんですけど……

「大体、あんな朴念仁のどこがいいんだか…」
「あ、確かにあの朴念仁はなんとかしてもらいたいわね」
「そうなのよ、見てるこっちの方がイライラしてくるし」

なるほど、やっぱりみんなそう思っていたのか。
ふと、私と果歩はお互いの顔を見る。
さっきまで、どっちが『姉』か、なんて争っていたのが嘘みたいだ。

「……あははは」
「……うふふふ」

気付くと、どちらからともなく笑い出していた。
なんだ、果歩もこういう風に笑えるんじゃない……きっと、向こうも同じ事考えてるでしょうね。
…しばらく笑いあう私たち。
やがて、果歩が真面目な顔をして私の方を見る。

「…まあ、あなたがどれだけお兄ちゃんの事を想ってるのかはわかったわよ……だから……」

ちょっと言いにくそうに言葉を濁す、果歩。
そして、私のほうに手を差し出してくる。

「言いたい事はまだあるけど…とりあえず、桃子を家族として認めてあげるわ。
 …あくまでお兄ちゃんの妹として、だけどね」

…果歩が始めて私の名前を呼んだ。
そして、差し出された手。
私は最初、その行為が何か分からなかったけど……

「…あ、ありがとう…果歩」

私は、おずおずと手を伸ばして、その手を握り返した。
果歩の手は、予想以上に暖かくて……不覚にも涙が出そうだったのは内緒だ。


今日、私に家族が増えました。
ちょっと問題のありそうな家族だけど……ちょっと……ううん、かなり……嬉しいな。
868松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/15(月) 20:37:04 ID:0jlnuKAW
今日はここまでです。
まだ、布団すらしいてないし……その前にお風呂イベントもあるし……もう少し、お付き合いください。

それと、私の軽率な行為が荒れる原因となってしまった事について、謝ります。
すいませんでした。
869名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 20:47:20 ID:axPglFa+
いやいや面白かったですよ。お疲れ様です。
870名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 21:21:46 ID:7EW0Qnjc
松雪氏、キター!
GJ! お風呂イベント楽しみにしてます!


871ジーニアスな馬鹿508:2005/08/15(月) 21:27:34 ID:pFIoZhob
811で暴走キーワードを募集したわけだが、823の案が気に入りつつも、オリキャラなんて
ムリですって事で、結局松雪氏の膝枕に触発されて見た。
投入してみる。
872ジーニアスな馬鹿508:2005/08/15(月) 21:30:17 ID:pFIoZhob
國生さん膝枕。


「開いてる…」
社長の家の玄関先で私はつぶやいた。
 夕食のおかずをを作りすぎたといって、果歩さんから肉じゃがを分けてもらったのが昨日のこと。
肉じゃがを入れていた食器を返しに行く事を果歩さんに電話したのが30分ほど前。
その時は確かに社長の家には果歩さんも、珠さんたちもいらっしゃったはずなのだが、
今はドアベルを鳴らしても、扉を叩いても応答なし。
 何の気なしにドアに手をかけてみたところ、あっさりと開いてしまった。
 「無用心ですね…」
頭が痛い…思わずこめかみに指を当てる。
しかし、果歩さんが鍵をかけ忘れるというのは考えにくいのだが。社長ならばともかく。
他人の家とはいっても、慣れ親しんだ社長宅。泥棒でも入ると困るので、とりあえず上がら
せてもらって、誰かいないかを確認してみよう。…盗られるような物が果たしてあるかという
疑問がふと頭をよぎったが、この際考えないことにする。

「どなたかいらっしゃいませんか?」
声を掛けながら家にあがった。なんとなく、人の気配は感じるが、やはり返事はない。
…空き巣が入っていたとしたら、一人ではいったのは軽率だったか。

と、中庭に面した縁側に出た時だった。
「?!社長っ!?」
そこには仰向けに横になった社長の姿があった。
一瞬社長の身に何かあったのかと思い、急いで駆け寄る。
「…すかぁーーー」
…安らかな寝息だ。…寝ている。
「ふぅ…」
 思わずため息が出る。安堵半分、諦め半分というところだろうか。
…ため息つくと…幸せが逃げるっていいますね…だとしたら社長のお陰でいくつ逃げて
いったんでしょうか。幸せ…あ。またこめかみに指が…

 とりとめもないことを考えながら社長の横に座って顔を覗き込む。仕事、特に本業の時に、
ごく稀に見せる男らしい姿とも、普段の朗らかな顔ともちがう、子どものようなあどけない顔。
そういえば、最近、真芝や先代の件もあって、ずっと張り詰めていた。

「社長。こんなところで寝ていたら…体が痛くなります。」
聞こえていないだろうとは思いながら、口にしてみる。でも、こんなに気持ちよく寝ているのを
起こすのも…
「…しょうがありませんね…」
そっと社長の頭を持ち上げて、正座した脚の上に置く。下を向くとさかさまになった社長の顔が見える。
 「こうしていると…社長。かわいいですね」

その頃工具楽屋社員寮の一室。
窓には黒いカーテン。電気はつけずローソクの明かりの下。4人の人間がモニターを食い入るように見ていた。
訂正。見ているのは二人。残り二人は後ろでひまそーにしている。
 「おおお!はるるん!頬を赤らめながら膝枕だなんてだいたーんっ!かむひぁっ!」
 「意味不明ですよ優さん。…しっかし思った以上に事がうまく進んでいますね…」
 『うふふふふふふ…』
 「姉上〜お腹すいたでござるよ。」
 「おなかすいたー!」
 「うるさい。そこらのカップ麺でもすすってなさい」
 「いや果歩ちゃんそれ私の…」
873ジーニアスな馬鹿508:2005/08/15(月) 21:32:36 ID:pFIoZhob
 私の脚の上にある、逆さまの社長の顔。幸せそうだ。
思えば、先代が失踪してからというもの、不器用だけど、一生懸命頑張っているのを見てきた。

「…そうですね。今だけでもゆっくりと…」
「うぅーん…Zzzz」
「ふふ……」
かわいい。人の寝顔というのは可愛いものなのだろうか。それとも社長が特別なのか。

「しゃ、ちょ、う。風邪、ひき、ます、よ?」
つん つん つん。つん、つん、つん、つん。
よだれをたらして寝ている社長のほおを、よだれが垂れているところを避けつつつついてみる。

「むーーー」
ごろんっ さわさわっ
「ひゃんっ?」
 寝返りをうってうつ伏せになった社長は、顔を私の太腿に擦りつけている。
その片方の手が…私のお尻をさわっていた。
さわさわさわ…
あまつさえ撫で回しているようでもある。
「(…ん…冷静に…冷静に。わざとじゃないんだから…)」
「んー…」
悪気はないんだからと、自分を冷静に保とうと自己暗示をかけていると
ぎゅっ
「○×△!?」
そのまま社長が私の腰をぎゅっと抱きしめる。
「あ、あの…社長?」
「すかーぴー」
「…寝て…るんですよね?」

抱きしめた時に、社長の体が少しずり上がっている。つまり、私の股間に、社長の鼻が
ぐりぐりと押し付けられていて、さっきはお尻を触っていただけの手がむにゅっと握るような状態。

ぎゅ…ぐりぐり…
「んっ」
なんだろう…社長に触られているところが熱い。お尻と…特に脚の付け根。

「うーん…」
社長がまた顔を擦り付ける。
「んっ…ゃん…」
大きな声は出せない。社長がおきてしまう。
「(あ。濡れてる…)」
自分の身体に起きている変化を悟ってしまった。社長の寝汗の匂いに、私の濡れた場所の
匂いが混ざって漂って来る気がする。

「すぅぅぅぅ…ふぅぅぅぅ…」
「(あ、そんなに息を吸い込んでは…)」
…きっと、社長がおきていたら、私の匂いに気づいてしまうに違いない。
そう思うと、一層、頬とあそこが熱くなっていくのを感じた。

 社長の息が布越しにそこにかかっているような気がしてくる…

一方とある部屋。
「我聞君、寝返りうって、さぁどうする!はるるん!ってああああ!受信機が!こわれたぁぁぁ!!!!」
「あんた達なんでラーメンこぼすのよ!大体なんでラーメンなんか食ってるかなぁっ!」
「だってさっき姉上が…」
「問答無用!!」
『いたいいたいいたたたたたたた!!!!!』
「あぁぁぁぁぁぁぁ…高かったのにぃ…」
874ジーニアスな馬鹿508:2005/08/15(月) 21:35:47 ID:pFIoZhob
「んぁ?」
「おはようございます。社長。」
「あぁ國生さんおはよう。…この座布団、国生さんが持ってきてくれたのか?」
「はい。そのままだと体が痛くなると思いましたので。座布団を入れさせていただきました。
 起こしてしまいましたか?」
膝枕のことはなかったことにして、無難な答えをしておく。
「いや、そうか。ありがとう。…なんかあごとクビが痛いな…」
「そんな格好で寝ているからです。」

 あの時、変な気持ちになってしまいそうだったので、とっさに立ち上がってしまった私が、
社長の頭をごちんと、あごから床に落としてしまった…などという事実も闇に葬る。
変な方向に首が曲がっていたので、ビックリして逆に戻したら、社長が「ぎゃひ」とか何とか
変な声を出して呼吸を止めていた…ということもついでに闇に葬る。

「ん?國生さん、俺の顔。なんかついてるか?」
「え?え、えぇ、いえ、特に社長に異常がないんでしたらいいんです。」
「ふーん。国生さん、顔赤くないか?風邪でも引いたんじゃないか?気をつけないと。」
「は、はい。ありがとうございます」
「ん?くんくん…」
「社長?どうかなさいましたか?」
「いや、國生さん?なんか香水でもつけてる?なんかいい匂いが…」
「私は香水などつけませんので。気のせいです。」
「いやでも…」
「気のせいです。」
「いやでもたしかに」
「気 の せ い で す 。」
「…ハイ」
…なんでこんなところだけ鋭いんだろう。実際に香水なんてつけていてもぜんぜん
気付かなかったのに。
875ジーニアスな馬鹿508:2005/08/15(月) 21:38:17 ID:pFIoZhob
『ただいまー』
「お、お帰り」
「あ、お帰りなさい。皆さん、どこにいかれてたんですか?」
「実はGH…むぎゅ」
「あぁいえ、ちょっと。あ、これからご飯にするんですけど、陽菜さんもご一緒にどうですか?」
「え、いえ私は…」

結局、社長と果歩さんの勧めをことわって帰宅した。
…下着と、私の欲求の始末をしないとご飯なんて一緒に食べられない。

夕食後の工具楽家電話口にて。
「今回の作戦は一応の成功を見たようです。陽菜さんは明らかに朴念仁を意識していました。」
『そうねー。あのあとどうなったのかわからないのが残念だけど…』
「うちの馬鹿が馬鹿なことをしなければ…」
(姉上!重い!どけてくだされっ!)
『ま、次なる作戦を考えようかなー。』
「ええ。薄胸にはわたしませんっ」
(うぎゃぁぁぁぁぁぁ…)

後日
「優さん…この電波受信機、この間も買いましたよね?」
「え、あぁ、ほら、不慮の事故というかなんというか…」
「…安くはない値段なんですが。」
「あー、えーっと」
「壊れた理由が説明いただけないんでしたら…」
「あああああああ!給料天引きはやめておくんなさいお代官様ぁぁぁぁぁぁぁ…」
876ジーニアスな馬鹿508:2005/08/15(月) 21:40:18 ID:pFIoZhob
以上投入終了でしたが、投入してから松雪さんの投稿に気付く始末。
松雪さん、戦いの中で生まれる女の友情!GJ!

足の爪の垢でもください。精進します…
877名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 22:02:11 ID:/kUzZJMK
いやあ、いいもん読ませていただきました。
お二人に感謝。
878名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 22:59:41 ID:cuFe7x7j
桃子分と國生さん分キタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキターーー
879名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 23:50:52 ID:RPUe7n1A
だいたーんっ!かむひぁっ!
ワロタww
880名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 00:37:39 ID:t1MH2oyK
ハゲモエタそしてハゲワラタ。もうサイコー
881名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 12:19:02 ID:i75DcDyi
あれだ、姫は家族だからこれぐらいは当然だと
お風呂で迫ったりとか布団で迫ったりとかする訳だ(*´д`*)
882名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 12:46:54 ID:F0F5FcJ8
そりゃもうあれだな、裸の付き合い、背中の流し合いは基本だし、
家族一緒に川の字で寝るのも当たり前だな。

背中の流し合いはともかく、家族川の字で寝るのは普段からやってそうだが。
883名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 13:40:04 ID:elDYysFi
>864-865
メジャーを使った女の戦いナイス。
このようなものを読ませてもらって感謝感謝です。

>882
単行本3巻の4コマで、一応男(我聞、斗馬)女(果歩、珠)は別々の
部屋で寝てるみたいですよ。
884名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 15:26:55 ID:TtzFzUWg
あまりの萌えに大地が揺れた
885名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 16:06:10 ID:tegJctdy
地(土とか星とか)の理を持つ仙術使いが暴れたのかもよ
886名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 18:32:35 ID:K6DiIvXz
自分は初めてこのスレに来た者ですが、
投稿される作品の素晴らしさに、ただ今萌え狂っております(笑)。

ここで自分も、我聞×果歩で(駄文ですが)一つ投入させていただきます。

『ありがとう』

夜、午後十一時。
「ん・・・」
いつの間にか眠ってしまっていた私は、目を覚ました。
周りを見回すと、そこは病室だった。見慣れた自宅の風景じゃない。
「あ、そうか・・」
私はすぐに思い出した。お兄ちゃんが仕事先で倒れたって聞いて、
急いで珠と斗馬を連れてこの病院に来たんだ。それで、
お兄ちゃんがいるこの病室に駆けつけたら、そこには陽菜さんや
辻原さんや他の仙術使いの人たちもいて・・。
 そうだ。陽菜さん達が帰った後、私たちはこの病室に泊めてもらったんだ。
隣を見ると、珠と斗馬が静かに寝息をたてていた。お兄ちゃんが寝てるベッドを
見ると、そこにはお兄ちゃんがいなかった。きっとトイレにでも行ったのだろう。
 「良かった・・」
私は安心して微笑んだ。お兄ちゃんは帰ってきてくれた。陽菜さんと「ゆびきり」した
通り、陽菜さんはお兄ちゃんを連れて帰ってきてくれた。

  私は、お兄ちゃんが寝ていたべッドの傍に立った。
「お兄ちゃん・・・」そう呟いた私は、お兄ちゃんの枕を抱きしめていた。
枕は少し汗臭かったが、そんなことは気にならなかった。
あのハチマキ男を救出するために、お兄ちゃんが海外へ行くと聞いて、
私は怖くなった。どうしようもないくらい怖くて、体が震えた。

いなくなっちゃう。お兄ちゃんまで、いなくなっちゃう。
何があっても、ずっと私たちの傍にいてくれたお兄ちゃんが、いなくなっちゃう。
不安と恐怖で取り乱した私は、陽菜さんに泣いてすがった。
その時、陽菜さんは、私を優しく抱きしめて、安心させてくれた。
887886:2005/08/16(火) 18:37:41 ID:K6DiIvXz
 私は、陽菜さんが好きだ。お兄ちゃんのお嫁さんになってほしいとまで
考えてる。GHKだって、その為に作ったんだから。
              
でも・・・。私は、自分の中にある想いに、気づいていた。
お兄ちゃんを連れていかないで、と泣きじゃくったあの時、私は
お兄ちゃんが、兄妹の「好き」とは別の意味で「好き」なんだ、と
気づいた。それから・・。

私は、枕をだきしめたまま、上着のすそからブラの中へと
片手を差し込んで、自分の乳房を直に揉んでいた。
私は自分のうすい胸がコンプレックスになっているけれど、これから成長するから大丈夫!
・・・と自分で自分に言い聞かせている。
珠と斗馬は相変わらず熟睡している。起きる様子は無い。

「んっ・・・はあっ・・」
体が熱くなる。私は喘ぎながら、乳房を揉んでいた手を、次はスカートの中に
這わせた。
「あうっ・・」
更に体が熱くなる。濡れてきた。そうだ、私はお兄ちゃんが陽菜さん達と一緒に家を出た
後、毎晩こうして自分を慰めていたんだ。お兄ちゃんへの想いを抑えられなく
なりそうになる自分を、そしてお兄ちゃんを失いたくないと願う自分を。

「ふっ・・はっ・・!」私は喘ぎ続けた。
もう少し。私がそう感じた時、突然病室のドアが開いた。
888886:2005/08/16(火) 19:08:41 ID:K6DiIvXz
「・・・っ!」
声にならない悲鳴をあげた私は、あわてて枕をベッドの上に戻し、
服の乱れを直した。 開いたドアの方を見ると、そこにはお兄ちゃんが
立っていた。
 「何やってんだ、果歩?」 お兄ちゃんは寝ぼけ眼で私に訊いてきた。
 「なっ、何でもないわよっ!ノックぐらいしてよね!」驚きと恥ずかしさで
私は顔を真っ赤にしながら叫ぶように言った。

 「・・ここ、オレの病室だぞ」私の理不尽な言葉にたじろぐようにして
お兄ちゃんは言った。どうやら、私が何をしていたのか、には気づかなかったらしい。
内心で、安心して胸を撫で下ろしながら、私は病室を出ようとした。
「どこ行くんだ、果歩?」お兄ちゃんが不思議そうに訊いた。
 「トイレ」私は動揺を悟られまいと、短くつっけんどんに答えた。
「そっか」お兄ちゃんもそう短く言うと、ベッドに横になった。
さすが、お兄ちゃん。鈍さにかけては天下一品。何も気づいてないみたい。

・・・。私はお兄ちゃんの方を振り返った。そして言った。
「お兄ちゃん!」
「ん?」お兄ちゃんも私の方を見て、怪訝な表情をして言った。

「あ・・・」ありがとう。 帰ってきてくれて、ありがとう。
私はそう言おうとした。私たちのお兄ちゃんに。
でも、私の中の何かが邪魔をした。
「明日になったら退院できるんでしょ? もうこれ以上陽菜さん達に
苦労かけないでよね!」
・・・やっちゃった。私は心の中でため息をついた。
「おう!」お兄ちゃんは、私の気持ちも知らずにガッツポーズをとって元気に答えた。

病室を出た私は、ドアを静かに閉めた。ここでなら、言える。
「ありがとう」
私は、お兄ちゃんと珠と斗馬が寝ている病室のドアに向かって、
小さな声で言った。

いつか、私の本当の想いをお兄ちゃんに伝える事ができたら・・・。
その時は・・・。

私は、両手を胸の前で組み、静かに目を閉じた。
889886:2005/08/16(火) 19:14:34 ID:K6DiIvXz
コミックス6巻の49話と58話を元に書いてみました。
・・ってこれでは我聞×果歩というより、果歩が一方的に
我聞を想っているだけの話ですが(笑)。

最近「こわしや我聞」を読み始めた自分は果歩萌えですが、
特に、49話の果歩は可愛すぎると思います。
890名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 20:44:00 ID:t1MH2oyK
お前は俺を萌え殺す気か!
891名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 22:04:48 ID:gknoqDPt
萌えすぎて下半身不随になりました・・・
892名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 22:08:14 ID:Mo+dLiWO
神様がイパーイ来てくれたヨー。

いや、マジで職人の方々良作乙です。
何度萌え死しそうになったことか。
893名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 00:16:56 ID:5+HySmAw
>>886
一応言っておくが、ここは21歳以上限定の場所だから。人違いだったらスマン。
SSだが、ストーリーはいいと思うが、文章の書き方はまだまだだな。
あと、前の二人(松雪氏&508氏)と書き方がかぶってる。
パクッたとまでは言わんが、ある程度、時間置いて投下した方が良かったかもな。
だが、比較されるリスクよりも、「俺は書きたいんだー!」というチャレンジャー精神が見えるので、それはそれで。
職人が増えるのは歓迎だし、これからに期待する。ガンバレ。

そして、他の職人の皆様、期待しています。
ガンバレー!
894886:2005/08/17(水) 00:23:59 ID:jGnugU2c
感想&アドバイス、ありがとうございます!
895名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 00:41:03 ID:vdCGTro7
>>893のぶっきらぼうな優しさに燃えた。
素直な>>886に萌えた

このスレは本当に低能ばかりだな!!( ゚∀゚)
896エロなしで初挑戦:2005/08/17(水) 01:02:15 ID:jF2PQwSI
進路相談

飛び級の特待生として我聞のクラスに転入した桃子。
そして、一年がすぎ楽しい学校生活も、もう残すとこあと少し。
今日は桃子の進路相談の日。

桃子 「ガラガラ)、ただいま〜」
果歩 「おかえり、ずいぶん遅かったけど進路相談どうだった?」
桃子 「つまらなかった。 就職希望って言ったら、田中にすっごく怒られた。」
果歩 「あなた就職希望なの? そりゃ、特待生で
学校に入って、進学しなかったら怒られるでしょ?」
陽菜 「でも、自分のやりたい事が見つかったのなら、早くに仕事を始めるのも良いと思いますよ。」
我聞 「そうだな、で、どこに就職するって言ったんだ?」
果歩 「やっぱり、工具楽屋?(ボリボリ」
陽菜 「うちは給料は安いですよ。(ズズー。」
桃子 「近いけど違う (ボリボリ。」
優さん 「じゃ、どこに就職するって言ったの? (ボリボリ。」
桃子 「ん〜、ガモンに永久就職するって言ってきた。」
果歩・優 「ぶっっっっっっ!!」 陽菜 「……」
桃子 「そしたら、すっごい怒られた。 ムカつくわね〜 東大にいけだの、なんだの。
そんな所で習う事なんか、もう全部知ってるわよ(ズズー。」
897名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 01:16:43 ID:jF2PQwSI
果歩 「やっ 止めときなよ! お兄ちゃんは、まだ社会人として
未熟者よ? そんな勇み足にならなくても…」
優さん 「そっ そうよ? なんなら、私の母校を小介しようか? 東大よりは面白いはずよ?」
陽菜「………(ズズッ。」
我聞 「優さん、優さん、永久就職って何?」
果歩・優さん 「あんたは黙ってろ!!」
898名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 01:32:22 ID:sxSxDAbk
ん?これで終わり?
挑戦するのは良いが、エロパロなんだからエロ入れようぜ。
899名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 01:37:02 ID:5+HySmAw
>>896
えーと、もう書き終わったと仮定して書き込むよ。
とりあえず一度、メモ帳か何かに書ききってから投稿した方がいい。
これは>>886にも言える事だが、10分以上空けて続きを投下するのはいただけない。
その間にレス付けたい人もいるかもしれないから、できるだけ時間は空けないで投稿しよう。
あと、投下し終わったら、ちゃんとその旨伝えてね。

ネタ的には、(個人的にだけど)すごく面白いと思う。
それだけに、台本形式ではなく、ちゃんとした形式で読みたかったなー。
これじゃあ、ただのネタ投下と同じだし。


>>898
エロなしでもいいんじゃない。
重要なのは萌えでしょ。

900名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 02:27:00 ID:vdCGTro7
>>896 GJ!!!
ネタ自体は俺も面白いと思うし、会話だけでも俺の頭に絵が浮かんできた。
俺も未熟ながらSS書くんだが、会話が先に浮かんで、それにあわせて情景つけて、
だれが話してるかわかるように一人称とか、解説を入れたりして投稿してる。
情景は、松雪様の>>861メジャーバトルみたいにキャラ視点で書いたり、>>793氏みたいに
全くの第三者で書いたり。

このネタに情景説明が入れば、きっとすっげぇ面白いSSになると思うんだ。
>>896氏の考えた情景とか、キャラの表情は>>896氏にしか書けない。がんばってくれい!
901名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 16:03:51 ID:U9U0q/Mj
永久就職という単語に脳をやられました
思うように言葉が喋れません
902名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 20:58:17 ID:FSEBdqu5
>>896!わかったぞ!お前┣゛低脳だな!きっとそうだ!

お前というやつはぁぁぁぁ!!!!
   ∩
  ( ⌒)  ∩__
  / ,ノ   i 、E)
  / /    / /"
 / /_、_  /ノ
`/ /,_ノ`)//
(    /
ヽ   |good job!!
 \   \
903名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 22:04:55 ID:y8XTMXuL
>>901
禿同
俺なんか、それに加えて右手が思うように動かなくなりました。
904名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 22:10:24 ID:Sx7Z8l1p
そろそろ次スレのテンプレ考えようぜ。
題名は
『こわしや我聞の女性キャラでエロパロ2』
でいいか?『』は無しで。
あとは801は該当板、グロ禁止。レズ、エロ無し、特殊なシチュは注意書き推奨。
「低脳」はこのスレ限定のGJ。他スレでの使用は控えましょう。

あとなんか追加あったら頼む
905名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 22:14:08 ID:7M5c49or
あまりの悩殺力のせいか負傷者が出ているようだが
906名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 22:25:19 ID:hCcR2G9w
あー、もう449kBか

テンプレは>768にある通りでよいのでは?

「テンプレの変更時は必ず事前に報告しましょう」
ぐらい入れても良いかも
907名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 22:27:45 ID:VxPVsoef
>>904
それでいいんじゃない?
後は>>768-769みたいな感じで
908名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 23:26:30 ID:hCcR2G9w
取りあえずもう一回貼っておくか。
スレ立ては >910 当たりで
タイトル:こわしや我聞女性キャラでエロパロ2

---以下テンプレ---
このスレは藤木俊先生によりサンデー連載中の漫画
『こわしや我聞』のエロパロスレです。

あくまで『こわしや我聞』のエロパレスレですので、
他作品とのクロスオーバーはご遠慮ください。

・950レスこえる、もしくは450KBを越えたら新スレを立てて下さい。
・新職人は常時募集中。
・酷評受けても泣かない、荒らし煽りは放置。
・ちなみにこのスレで言われる「低能」とは「GJ」の意。褒め言葉なので怒らないでね。
・801は禁止。専用スレにてどうぞ。
・陵辱、ダーク、鬼畜、百合は不快に感じる人もいるので、ちゃんと予告しましょう。
・投下しおわった場合、その旨を書きましょう。

前スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118311139/

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/

関連スレ
こわしや我聞 女性キャラ萌え総合スレ7
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1123687145/
『工具楽屋』こわしや我聞ブレイク8弾目!
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1123736657/
こわしや我聞の桃子・A・ラインフォードに萌えるスレ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1122707581/
☆こわしや我聞の我聞&斗馬に萌えるスレ☆
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1116491861/
909名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 00:02:35 ID:jF2PQwSI
別に多少は他作品のネタで我聞キャラを動かしてもいいんでね?
SSや同人誌でよく使う手法だし。
910名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 00:26:36 ID:+JPq0Siq
>>909
程度によるな。それで面白くなるなら良いが、書き手の自己満足ネタは勘弁。
基本は>>908のクロスオーバー禁止で良いと思う。
911名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 00:37:00 ID:P1vyBrEu
>>909
その場合、「多少」をどこまで許容するかは人によると思う。
どこまでもOKな人もいれば、少しでもダメって人もいる。
基準が曖昧な以上、「禁止」で確定しておくのがいいのではないかと。
個人的にはネタ位ならいいけど、登場人物まで出されると引くなぁ…


さて。
まだ容量に残りがあるとはいえ、さすがにSS投下するのはちょっと不安。
なので、今後のSS創作のネタとして、皆様の「萌え」というものを聞いてみたい。
こういう仕草、シチュなら、ご飯何杯でもイケルぜ! 的なものを。

では、俺から。

後ろから「くいっ、くいっ」と袖を引っ張られたので振り向くと、美少女がモジモジとした態度で顔を赤くしながら、
「お、お願いがあるの……お兄ちゃん」
とか言われたら、背骨折るくらい抱きしめたくなるぜ、コンチクショウ!

とりあえず脳内で桃子に変換してたが、最近は果歩もいいな……とか思いはじめてる、俺。
912名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 00:47:39 ID:bTECw4L6
それはそうと、新スレを立てないか?
913名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 01:09:51 ID:Tsj/IwNB
立てられなかった。だれかヨロ
914名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 01:59:29 ID:WuZkcSUD
ここで女子高生食ったよ。夏休みだから入れ食いだね!しかもここは
@無料登録する
A定期的に送られてくる20ポイントのサービスポイントをためる
B100ポイントくらいたまったら相手探し(メール送信5ポイント受信無料)
Cサクラがいないから番号やアド交換にもどんどん応じてくれる女の子ばかり(直接のやり取りはアド
化けなし)
D希望の相手をゲット!
まぁ高1だったけど、制服のままエ○チしたから凄く興奮した。
シャツがはだけたまま突いたりしてて、凄く感じてて思わず俺も早くイっちゃったよ。
嘘かもしれないけど、マジで今はもう彼女になって毎日ヤりまくってます。
今度チアリーダーやってるからそのユニフォームでやるし。本当制服プレーは最高だね。
はっきり言ってスタービー○を超えたサイト
ぶっちゃけAがあればお金払わなくてもゲットできる

http://550909.com/?f4253648
http://www.happymail.co.jp/?af1468692
915名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 02:59:17 ID:UpbwZi2C
この時間でケコーンは無いよな…
立ててみる
916名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 03:02:04 ID:UpbwZi2C
立った
おやすみなさい

こわしや我聞女性キャラでエロパロ2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124301657/l50
917名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 03:05:18 ID:YViKC0Gn
乙華麗
918名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 03:32:36 ID:iukzNKis
この漫画で久々に萌えたよ。盆休みだから合併号で焦らされまくって入れ食いだね!しかもこの漫画は
@吶喊する
A定期的に送られてくる真芝の刺客を倒す
B5巻くらいたまったら真芝の本拠地探し(第三研壊滅親父逃亡)
Cハーレムにはならないから社長で新参こわしやの主人公にも冷たく接してくれる女の子ばかり(最近のやり取りはやや
評価高め)
D第五研所長のハートをゲット!
まぁずきゅーんだけだったけど、ミニスカニーソのままペタ座りしたから凄く興奮した。
白衣が乱れたまま顔が紅潮してたりしてて、凄くエロくて思わず俺もずきゅーんしちゃったよ。
妄想かもしれないけど、マジで桃子はもう本妻になって毎日ツンデレまくってます。
今度卓球部員がいたの思い出したから佐々木×天野で妄想するし。本当藤木俊は最高だね。
はっきり言ってネ○まを超えた健全系萌え漫画
ぶっちゃけCがあれば桃子いなくても萌えられる

ttp://websunday.net/rensai/set_kowasiya.html
ttp://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1123736657/l50


>>916乙。そして>>914を改変して埋め埋め。
919名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 08:06:48 ID:LVQ2F+Vx
とりあえずこっちは埋めてよろし?
920名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 11:02:22 ID:VZOOouqj
ダメアル
921名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 12:40:03 ID:T9O46uLa
アイヤー
922名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 13:53:59 ID:o5wryQQK
>>919-921
一連の流れにワロタ。
923名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 19:16:23 ID:oGH7aV31
優さんのライバルキャラとか出してみたら一部にウケると思うんだけどなぁ。
924名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 10:11:47 ID:uPNIKdVI
何のライバル?
925名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 10:17:30 ID:9g0HEbvP
>>924
乳。
926名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 20:58:05 ID:wFpEe430
さて、妙に真面目な我聞をどのように
エロシーンへ持って行けばよいのか?

1.優さんの作った変な薬
2.(気の)暴走
3.雰囲気に流されて
4.むしろ女性側から襲われて
927名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 00:06:03 ID:w1F1ykDH
>>926
1しかなかろう。
たとえ4だったとしても、薬なりなんなり盛られて無い限り
我聞を襲うのは難しいかと。
それに、1なら優さん出てくるし。
928名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 00:19:03 ID:U9dIQwEt
>>926
ぶっちゃけ1しか書きようが無い…というのは俺の力量不足だろうか。
929名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 00:45:30 ID:MZLLWevZ
あとは、あれか
知ってるかどうかでそそのかされて……
ってパターンか。

なんか他にないかな?
930名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 02:52:56 ID:CPxjYwzY
気の修行 (と騙されて)
931名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 09:49:57 ID:rupw3Nm9
1と似たようなもんだが酒飲まされて酒乱とか
932名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 17:28:13 ID:Co9/N4bJ
「女に恥をかかせないで!」論法をうまく利用すればなんとかならないか
933名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 19:28:49 ID:DPTPSkb2
「お、俺だってな、興味がないわけじゃ...!あ、いや、すまん、って、
ええええええっっ!?ちょ、ちょっ、まっ」
934名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 22:30:53 ID:5QjN2auY
どうしてなのー、どうしてエレクチオンしないのー!?
935名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 22:51:07 ID:7H9c/cXh
愛していないからさ……
936名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 00:39:52 ID:v1qQtiSm
「漢の責任」という言葉で責められると我聞も折れるかもしれん

「私に此所までさせたんだからガモンは男として責任とってよ!」
とかそんな感じ。
937名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 00:40:45 ID:OTKPCt2u
桃子たちが真芝から工具楽屋に再就職し、我聞たちが普通の高校生活に戻ってもう一週間。
本日も我らが御川高校卓球部は全力で
天野 「それ、ロン!」
…遊んでます

中村 「おまえら 本当に卓球しろよ。 もう部活時間も終わりだぞ。」
天野 「息抜きよ、息抜き。」
住 「たまにはいいよね〜。」
佐々木 「そうだ!邪魔すんな!」
中村 「ったく、じゃ俺らは帰るけど、戸締まりはきちんとしてけよ?あと陽菜さんは仕事はいいの?」
陽菜 「はい、今日は非番ですから。 それに、取り返さなければいけない物がたくさんありますし・・・」
天野 「るなっち、本当にこういう勝負ごとに弱いよね。」
陽菜 「今度は負けませんよ。だいぶ麻雀のコツはわかってきました。」

………… (三十分後)

天野 「・・・るなっち本当に弱いね。」
住 「恵は容赦しなさすぎ…」
陽菜 「……(プルプル)」
佐々木「(ふふふ、勝負に弱い君もかわいいよ)」
天野 「もう賭ける物もなさそうだし、今日はこの辺で。」
佐々木 「まて、まだあるじゃないか! とっておきの物が!」
住 「それってなに?」
天野 「脱衣マージャンとか言ったら 泣くまで蹴るわよ?」 佐々木 「(ビクッ!」
陽菜 「脱衣マージャン?それって、なんですか?」
天野 「あー、ツモられた人が一枚づつ服を脱いでいくっていう馬鹿なルールの麻雀よ、気にしないで。」
陽菜 「……わかりました、私のみそのルールでいきましょう…」
938名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 01:02:09 ID:rlDba9Rd
>>899-900をちゃんと読んだ方が良いと思うんだ
939名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 01:02:09 ID:KXsbjlnT
思わずなんでやねんと言いそうになったが
だがそれがいい!
940名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 01:13:20 ID:OTKPCt2u
天野 「ばっ!馬鹿な事言わないで! るなっち」
住 「そうよ! 佐々木くんだっているのよ!」
陽菜 「大丈夫です。 靴下までにしておきます…」

………(三十分後)

陽菜 「…次はネクタイでいいですね…、このワイシャツを賭けてもう一勝負!」
住 「(恵!さすがにもうヤバいわ!)」
天野 「(そっ!そうね おい! そこの靴下の匂いをかいでいる変態!)」
「クイッ (次に) パッパッパッ(ツモったら) グイッ(殺す) ペコッ (アンダスタンド?)」
佐々木 「ゾクッ)ブンブン (ラジャー!)」
天野 「じっ、じゃー次が最後の勝負ね!
これに勝ったら今まで負けた物全部取り返せるビッグチャンス!
(いいわね!るなっちの当り牌っぽいのだけ切るのよ!)
住・佐々木 「(ラジャー!)」

………

陽菜 「そっそれロンです! やった・・・(グスッ)」
天野 「良かったねー! じゃあ、お終いだね!」
住 「うんうん。」
佐々木 「あっ、国生さん。それノーテ… ゲフッ!」
天野 「(あんた本当に死にたいの?)」
陽菜 「…ワイシャツでいいですね? …次はこのスカートを賭けて…」
天野 「わー!もういいから!」
陽菜 「放して! まだ三枚残ってます! もう一勝負!」



と言った感じで脱がしてみた
941名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 01:19:51 ID:OTKPCt2u
PCで書き込めないから携帯で書いてるのでムリのムリムリなのさ〜。

こんな時間に人が集まってるとは思わなかんだ。
942名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 08:35:05 ID:zhoMahZ/
まあ、土曜の夜だし一番人がいる日だろうさ。

あと君、熱意はわかるんだけど開き直るのはどうかと思うぞ。
943名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 09:20:16 ID:CjWXc/JL
>>941
この低脳に成きれない普通脳め!
周りの声を聞くことから始めるがよかろう
低脳までの道は示してやったからな
944名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 20:10:39 ID:P9worGDZ
945名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 20:53:25 ID:qV2Cnzd+
埋め用としてはまあいいんジャマイカ?次スレが既に立っているんだし
946名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 21:06:48 ID:6r2xmx5C
「社長、む、胸が当たっていますが…」
「当てているんだよ、國生さん」
947名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 21:47:22 ID:mtK8UYwF
そっちかよ!
948名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 22:56:56 ID:DnJTtbt7
「うわぁ...翔馬の中...あったかいナリ」
949名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 23:51:23 ID:v1qQtiSm
微妙なネタを思いついても文章にならねぇ〜

を続けて結局一本すら仕上げたことがない orz
950名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 00:03:51 ID:glGYE8v5
>>949
とりあえずネタをここに書いて、職人の目に止まるのを待ってみては。
詳しくシチュ書くほど、書いてくれる確立は高まると思う。

少なくとも、俺は書きやすい。
951名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 00:20:49 ID:vAC6Y3Ac
ttp://tou-ka.sakura.ne.jp/sispuri.html
この歌を果歩たんに歌って欲しいです。
952名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 00:41:05 ID:huYPTqkI
許可さえ取れれば永久就職も、脱衣マージャンも書いてみたいと思う俺。
953名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 00:43:06 ID:hATKyMYo
>952
ネタの再利用は事後報告で十分では無かろうか
954名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 00:44:38 ID:huYPTqkI
ネタなのか、作品なのかが微妙なラインなんだよ…
955ぶれいくっ:2005/08/22(月) 01:19:14 ID:aOj0gnLW
投下。埋め立て支援。
妄想小ネタエロなし。

……キャラクター違ってるかも。
956ぶれいくっ:2005/08/22(月) 01:19:52 ID:aOj0gnLW


「――それじゃあね。ガモン」

 桃子が告げたのは、別れの言葉だった。

「ああ」

 我聞はただ、静かに頷く。

「もう、冷たいのね。これでお別れなのに。
 ……もう少し、何か言ってくれてもいいじゃない」

「そうは言ってもなぁ」

「ふふっ、でも、そっちの方があなたらしいかな」

 頭を掻く我聞に不満そうにしながら、それでも桃子は幸せそうに笑った。
 そこに含まれたほんの少しの寂しさは、隠しきれてはいなかったけれど。

「ね、ガモン。また……会えるかな?」

 それは希望的な観測。
 不確定な未来は、だからこそ夢見ることができる。
 たとえそれが、どのような確率の希望であっても。

「あたりまえだろ。絶対に会える」

「ガモン……」

 はっきりと言い切る我聞に、桃子の胸は熱くなった。
 その瞳に涙すら浮かべ、桃子は愛しい相手を見つめる。
 二人の間には数歩の距離。
 何も隔てるものはなく、彼女は身を投げ出すように地を蹴った。

「ガモン――!!」
957ぶれいくっ:2005/08/22(月) 01:20:34 ID:aOj0gnLW

「――うっだぁあああああっっ!!」

「ふぎゅっ!?」

 突然のとび蹴り。それは横から。
 大地を蹴った桃子は何者かの不意打ちを喰らい、ごろごろと地面を転がった。
 そのままの勢いを利用して立ち上がると、我聞の前に立つ少女の姿を目に留める。

「ええいっ、黙ってみてればかゆくなる展開を……」

「ナイ胸!!」

「ナイ胸ちがうっ、果歩よ果歩!!
 あんたは他人の事言えないでしょっ」

 そう、それはナイ胸――ではなく。
 我聞の妹、果歩であった。

「何するのよいきなり!! せっかくガモンといい雰囲気だったのにっ」

「何がいい雰囲気よ! 一人で盛り上がっただけじゃない!
 お別れお別れって、あんた宿泊先のホテルに帰るだけでしょーが!!」

 果歩の突っ込みは、もっともである。
 あれから、真柴を追われた桃子はいまだ行く先も決まらず、とりあえずのホテル暮らしをしていた。
 工具楽屋に就職しないか、と我聞に誘われてはいたが、まだ答えは返していない。
 何を迷っているのかは定かではないが、とりあえずは保留の状態なのである。

 そんなわけで、することのない彼女は頻繁に我聞の元に訪れていた――毎日のように。
 そして決まって別れ際に同じ様なことを繰り返しているのだから、それは蹴りも飛ぼうというものだ。

「全く、毎日毎日……学校行くか働け暇人!」

「なによ。毎日ってわけじゃないじゃない。
 ガモンがいない時は来てないでしょ? 学校とか、仕事とかで」

「そ・れ・で・も。週に何回来てるのよ。
 っていうか、やっぱり狙いはお兄ちゃんなのね。
 ふん、私の目の黒いうちは、あんたなんか嫁とは認めないんだから!」

「む、なんですって〜!!」
958ぶれいくっ:2005/08/22(月) 01:21:36 ID:aOj0gnLW
 似たもの同士というのだろうか。
 果歩と桃子が乱闘寸前になるのも、これもいつものことだった。
 ため息を吐きつつ、それを我聞が見やるのもいつものことで。
 さて、どのタイミングで止めようか、と彼が思い始めた頃、そこに別の人間が現れた。

「おお、やってるやってる〜」

「あれ、優さん?」

 我聞が聞こえた声に振り返ると、そこにはメガネをかけた女性。
 工具楽屋の社員、技術部長の森永優。
 唐突に現れた彼女は玄関先で暴れる桃子を見て取ると、なにやら外に手招きをする。

「いたよ、居た居た。やっぱここだったわ」

「ほんとっすか。いや、助かった。お〜い姐さ〜ん!」

「――っ、オリマー?」

 と、優に呼ばれて現れた男はオリマー。
 詳しい説明は省くが、桃子の部下である。
 いきなり現れた知り合いに、桃子はにらみ合いを中断した。

「たのんますから、行き先くらい言ってってくださいよ。
 どこ行ったのかわかんなくて、探しましたぜ」

「なによ。ちゃんと書き置きあったでしょ?」

「いや、“ガモンのとこに行く”だけじゃ、会社なんだか学校なんだか……」

「うるさいわね。別にいいじゃない」

「まあ、いいんですがね。――さ、そろそろ帰りましょうや」

 言いながら、オリマーはひょいっと桃子を肩に担ぎ上げる。
 まるで米の袋でも担ぐように。

「きゃあっ! ちょ、まちなさいよっ、まだガモンにちゃんとお別れしてない――」

「そんじゃ、お騒がせしやした。失礼しやす」

「ああ、おつかれさん」

「まって、まってってばっ!」

 桃子の抗議も全く聞いていない風で、オリマーはそのまま工具楽家から出て行った。
 去り行く桃子に手を振る我聞。
 担がれながら涙目で、ガモン〜ガモン〜とぱたぱた暴れる桃子がやけに印象的であった。
959ぶれいくっ:2005/08/22(月) 01:24:11 ID:aOj0gnLW

「ふん、だ。二度と来るなー!」

 桃子の去った方向に、果歩が声を張り上げる。
 すると、こつん、と軽く頭を小突かれた。

「こら、果歩」

「お兄ちゃん……」

「いくらなんでも、二度と来るなはないんじゃないか?」 

「う……」

 改めて指摘されると、ちょっと言い過ぎた感がしないでもない、と果歩は思った。
 しかし、仲がいいのは良いけど、という我聞の呟きに眉根を寄せる。

 ――面白くない。
 何がそうなのかわからないけど、面白くない。

「……随分あの娘の肩持つんだね」

「ん? いや、そんなつもりはないけどな」

「そう? それにしちゃ、結構気にかけてるみたいだけど」

 全く何も考えていないような兄の顔に、果歩の不機嫌さが募っていく。

「お兄ちゃん――ああいう娘が好みなの?」

「ぶっ!? なんだそりゃっ!?」

「でも、駄目だからね。あの娘は絶っ対、ダメ!!」

「いやちょっとまて、一体何の話――」

 問いかける我聞だが、それは答えられることはなかった。
 何故かヒートアップしてしまっている果歩には届かず、果歩はさらに言葉を募る。

「だってあの娘、私とそんなに違わないんだよ!
 それに家事だってできないし、背も、ほかの部分も!
 あの娘がお兄ちゃんの恋人になれるんなら、それなら私だっ……て――」
960ぶれいくっ:2005/08/22(月) 01:25:25 ID:aOj0gnLW

 そして、気づいた。

 言いかけた言葉を飲み込む。
 さぁーっと血の気が引く感触。
 次いで体が、頬が、熱をもつ。

「……果歩?」

 たぶん、話についてこれてなかったのだろう。
 何もわからないというような、我聞の声。
 それをきっかけに、果歩は感覚を取り戻した。

「――お、お兄ちゃんは陽菜さんのことだけ考えてればいいのっっ!!」

「へっ? あ、お、おいっ! 果歩っ!」

 ダダダンッっと、ものすごい勢いで果歩は家の中に入っていく。
 後には、呆然とそれを見送った我門と、興味深そうに観察していた優が残っていた。

「なんなんだ、一体……?」

「うぅむ、これはつまり――」

「優さん?」

「似た感じなのが付き纏うようになって、自分をそこに当てはめてしまった、と。
 ……潜在的にあったものに、火がついちゃった、ってとこかな」

「…………?」

「――GHK、解散の危機……かもね?」

 優はなにやら核心的なことを言っている様だが、我聞には何がなにやらわからない。
 ただただ、首をひねるばかりである。

 こうして、若干一名にはさっぱりワケがわからないまま、今日という日は過ぎるのだった――。

961名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 01:29:41 ID:xKao7Zk2
いい!
962名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 01:32:28 ID:vAC6Y3Ac
  _  ∩
( ゚∀゚)彡  お兄ちゃん!お兄ちゃん! はい! ソレソレソレ!
 ⊂彡
963ぶれいくっ おしまい:2005/08/22(月) 01:33:29 ID:aOj0gnLW

ふははははっ
“ブラコンの妹”という言葉にぴくぴく反応する男、参・上!

桃子は春菜の恋愛促進剤ではなく、果歩の促進剤だったのだよ!!

などと言ってみる。

とりあえずは以上です〜。
こわしやは最近ちゃんと読み始めたんで実は細かいとこは知らなかったり。
工具楽家がどんなとこなのかもさっぱりさっぱり。
家の描写がないのはそのためなのだ。たぶん。

ではでは〜♪

追伸:
ガモンガモンと繰り返しかいてたら、ガラモンと書きたくなりました。
そんな私は27歳。……誰か愛をくれ。
964松雪 ◆EBmiO0Ld5. :2005/08/22(月) 01:39:02 ID:glGYE8v5
>>963
GJ!

やはり、果歩と桃子をからませるのはいいね!
965名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 01:39:57 ID:glGYE8v5
>>964
うあ、またコテハンのままだった・・・ゴメン orz
966名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 01:49:04 ID:InhY6CVb
>>956-960
ええい素晴らしすぎるわこのド低脳がぁっ!
967名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 09:48:35 ID:hATKyMYo
我聞も我聞で天涯孤独になった桃子に対し
「きっと家族が恋しいんだな」 とか思って
やたら寛容かつ親切だから嵐が嵐を呼ぶ訳だな。
968名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 10:17:41 ID:Zrqg8/rJ
>>963
。・゚゚・(つД`)・゚゚・。
969名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 11:36:15 ID:geHIvKu3
上の方で出ていた脱衣マージャンネタ。
ポーカーフェイスで読みの鋭い國生さんは、わりと賭け事向いてる気がするんだ。
無茶なかけ方しないだろうし。

やっぱここは
か な ち んだろう。

面子は
1、かなちん(生贄)
2、名前忘れたけど鉄の理の人(ハァハァ役)
3、名前忘れたけど光の理の人(仙術でイカサマ役)
4、もちろん辻原(かなちんの冷静さをなくしつつこっそりイカサマ)

で、ここまでネタを考えて、マージャン知らない自分に気づいたorz
970名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 11:54:55 ID:OedQPvxi
>>969
「勝負師伝説 哲也」
麻雀知らなくても楽しめるしオススメ。

俺はこれから麻雀の世界に入った。
971名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 12:09:58 ID:hATKyMYo
>969
つじ〜にいぢめられるかなちんはかなりイイと言うのは禿同だが
國生さんは馬場抜きにすら弱いのであまりポーカーフェイス
ではないらしい。
972名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 12:23:08 ID:92+GgOs1
>>956-960 うまいなぁ
>桃子は春菜の恋愛促進剤ではなく、果歩の促進剤だったのだよ!!
がサイコー
973名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 13:39:06 ID:LO3RqjTj
ええいこのド低能どもめがァアッ!!
もう大好きだ!
974名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 17:30:36 ID:eoltUZ2o
>>969
>國生さんは、わりと賭け事向いてる気がするんだ。

でもババ抜きすごく弱いよ
975名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 23:43:24 ID:l7jDgfvD
神様多いと最高だわ。 orz
               orz
976名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 02:19:47 ID:ZW2VNmGS
以下、本編の、とあるシーンの改編。
エロないよ〜。
内容もないよ〜。
じゃ、開始。

977もしも……:2005/08/23(火) 02:20:25 ID:ZW2VNmGS

 それは、真柴第3研強襲前。
 母の遺影の前で、果歩は陽菜にその胸の内を吐露していた。

「――お兄ちゃんまで帰ってこなかったらあたし……
 もうどうしたらいいかわかんない……!!」

「果歩!!」

「――っ」

 陽菜が思わず果歩を抱きとめようとしたところに、現れたのは当の我聞だった。
 突然のことに陽菜の動きは途中で止まる。
 それに気づいているのかいないのか、我聞は果歩に近づくと、そのまま彼女を抱き締めた。

「大丈夫、大丈夫だ。オレは絶対帰ってくる」

「……お兄ちゃん……」

「社長……」

 陽菜の見守る前で、我聞は優しく果歩を撫でる。
 一瞬、その感覚に流されそうになった果歩は、しかしそれでも言葉を募った。

「でも、そんな事言って、お父さんも――」

「む。なんだ、果歩はオレのことが信じられないのか?」

 声と、その手の優しさ、そしてそれとは逆に抱き締める腕の力強さ。
 頬を寄せれば、長く触れていなかったその胸板に、兄がたくましく成長していることを実感する。

「……そんなことない。そんなこと、ないけど」

「心配性だな。大丈夫だって。
 ほら、今回は國生さんだって一緒に行くんだし」

「…………」

 我聞の胸に抱かれながら、果歩が陽菜に目をやると、陽菜は微笑みながら頷いた。

「オレは一人で行くんじゃない。
 絶対に家に戻ってこれる。
 だから、果歩。もう泣くな。
 ……笑って送り出してくれよ」

「――――」

 確かに感じる温もり。果歩はしばらく目を閉じる。
 やがて、ごしごしと顔を我聞のシャツに擦り付けると、無理矢理に作った笑顔で我聞を見上げた。

「いって、らっしゃい。……待ってるからね。お兄ちゃん」

「ああ! 行って来る!」
978もしも……:2005/08/23(火) 02:21:39 ID:ZW2VNmGS
 そして、数日後。
 仕事に向かった我聞は、危うい状態になりながらも生還。
 我聞の暴走は陽菜によって止められ、第三研は壊滅。
 父親の消息など厄介な問題を抱えつつも、とりあえずはひと段落。
 また、工具楽家に平和な日々が戻ってきていた――。


 工具楽屋、会議室――GHK会議。

「――私は思うんです。
 お兄ちゃんと陽菜さんをくっつけるのは、もう少し待ってもいいんじゃないかと」

 突然の提案は、果歩のものだった。

「いきなり何を大姉上」

「GHKは、くっつけるための組織でしょ」

「せんべ、おかわり!」

 GHKメンバー三者三様の反応に、一部の発言を無視して果歩は続ける。
 とりわけ最後のやつ。

「そうその通り。我々GHKは2人をくっつけるべく活動しています。
 ですが正直な話――もっといい人がいればそっちでもいいかー、とか思ってました!
 場合によっては優さんでもいいかと!」

「それはごめんこうむる」

「だがしかし!!」

 ぐっとこぶしを固めて、彼女は言い切った。

「私はもう、他の人にお兄ちゃんを渡すのはイヤなんです!!」

「わー自分勝手ー」

「というか、いいのかそれー」

「私を抱き締めて、慰めてくれたお兄ちゃん。
 あんないい兄、そう簡単にあげません!」

 きらきらと、恋する乙女よろしく星を背負う果歩。
 周りの野次にも負けはしない。
 今の彼女にそんな声は聞こえてない。

「もはや迷いなし!
 お兄ちゃんを繋ぎ止めるためなら、犯罪的な行為も辞さない覚悟デース!!」

「「「おおっ」」」

「GHKは本日をもって休止! かわりにSOWの発足を宣言します!!」

 高らかにそう告げた果歩は、これ以上なく輝いていた。
 ちなみに、SOWとは、(S)そう簡単に(O)お兄ちゃんは(W)渡さないぞ委員会の略である。

 こうしてなんだか間違った方向に物語は歪みつつ、それでも日々は楽しげに過ぎていく。
 この後、我聞と絆を深めていく陽菜や金髪美少女の登場で、周りを巻き込むどたばたが繰り広げられるの
だが、それは別のお話――。
979もしも……:2005/08/23(火) 02:22:37 ID:ZW2VNmGS
 ……なお、GHKは休止したにも関わらず、某女史の

「そっちの方がおもしろそうだしー」

 の一声で、有志三名による密かな活動が行われたことを追記しておく。
980もしも…… おしまい:2005/08/23(火) 02:26:05 ID:ZW2VNmGS
よけいなことをしたようなきがしないでもない。BYぴくぴく男

こわしや我聞、コミックス七巻まで揃えました。
本編で果歩シナリオは望めないと悟りました。(泣

ここが、このシーンが分岐点だったと思うんだ、私的に!
せめて妄想の中で溺れ死んでやる……

P.S.
上のぶれいくでレスくれた方、さんきゅ。
981名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 02:26:11 ID:YfM2T+x/
GHKにSOWに…GMK。
闇の組織の暗躍するマンガだなこれは。
982名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 02:53:37 ID:NLDbF9iu
せんせー、GMKって何の略ですかー?

(G)頑張って(M)みんなで(K)こわしやを盛り上げよう?
983名無しさん@ピンキー
>>980
俺とお前の心は一つ。果歩たん可愛いよ果歩たん。
本編の果歩も十分ブラコンだから、いつでも果歩シナリオに分岐可能だ。