[時音・夜未] 結界師でエロパロ [百合奈・藍緋]
100 :
神候補:2006/02/10(金) 19:44:34 ID:BmRpyMyn
どうでしょうか?
需要ありましたら続き考えます。
GJ!! 続きおながいします。
うぅ・・・、久しぶりの神降臨で涙が・・・。
>神候補
いや、すでにあなたは神だ・・・GJ!!!
103 :
神候補:2006/02/11(土) 08:18:49 ID:fvWmwkRb
「手ヲ離セ。」
鵺が静かに言う。
時音は素直に手を離し、鵺の触手によって上半身の着物を剥ぎ取られる。
純白のブラジャーと左胸の方印が露になる。
上半身をほぼ裸にされ、時音の目に涙が溜まっていく。
「ソノ方印、継承者カ。オマエラニ封印サレタ恨ミ存分ニハラシテヤル!」
触手の活動が再開された。
胸の間にブラの下から潜り込み、そこから胸とブラの間に無理やり入っていく。
小さな胸は触手に圧迫され、道を作るしかなかった。
そして触手が直に乳首に触れ、うねうねと小刻みに動いて刺激する。
「あぁ・・!うっ!・・・ん・・」
はじめての快感が時音の体を駆け巡る。
背筋がゾクゾクしてくる。
二本目、三本目と触手が胸とブラの間に侵入してくる。
時音の両胸は触手に圧迫され、無いに等しくなっていた。
胸を押しのけてブラのカップを占領した触手は容赦なく、そして激しく乳首を攻める。
「やめてぇ!・・・いや・・あぁぁ・・」
身を捩じらせながら何とか触手から逃れようとするが無駄な抵抗だった。
プチッ
触手の激しい動きに耐えかねてブラのホックが外れた。
ブラは時音の胸元を離れ、音も無く地面に落ちた。
ブラが外れたことによって触手による胸の圧迫からは開放されたが、
それは、時音の上半身すべてをさらけ出すということを意味していた。
形の良い丸くて白い丘の先端にピンクの突起物。
時音の頬を涙が伝った。
「オイ犬、オマエノ主人ハココガイインダト」
触手が胸を一回りして締め上げ、触手の先端で乳首をつつく。
「だ・・だからどうした!」
動揺しながら白尾が答える。
「舐メテヤレヨ。得意ダロ?イヌ!」
104 :
神候補:2006/02/11(土) 12:41:40 ID:fvWmwkRb
白尾がどちらを選択するか楽しむ鵺。
「断ったら?」
どうせ答えはわかっていたが一応聞いてみる。
「コノ女ニ・・ズブリ・・」
白尾が時音に近づく。
「白尾・・」
時音が力なくつぶやく。
涙目の時音と目が合う。
「ひゃぁ!」
時音の乳首を削ぎ落とすかのように白尾は何度も舐めまわす。
そうしている間に白尾のアソコは熱く、大きくなっていった。
白尾が攻めている間に鵺から新しい触手が生えてきた。
先端にイソギンチャクのようなものが生えている。
その触手が時音のもう片方の胸の乳首に吸い付いて先端がピクピクと動き始める。
「ああああっ!やめて・・やめて・・」
時音の叫びを合図にしたかのように太ももまで絡みついていた触手がさらに上を目指して動き出した。
「!」
触手は、パンツごしに時音の大事な所を愛撫しはじめる。
「そこは・・・嫌ぁ・・ダメ・・!!!」
胸を舐められるよりも大きな快感が時音に襲い掛かる。
尚も狭い袴の中で暴れつづける触手。
胸を弄られ、乳首を舐められ、大事な所を愛撫され、
不本意だが時音の秘所はしっとりと濡れてきていた。
その事を知ってか知らずか触手の動きは更に激しくなっていく。
うなぎのようにうねうねと体全体をくねらせながら時音の秘所に侵入しようとするが、
パンツに阻まれて秘所の中には入っていくことはできない。
しかし、それだけの行為でも時音には大打撃だった。
(悔しい・・こんなやつに・・・)
あそこの割れ目からは、ちょっとずつ透明な液体が押し出されて・・・
パンツの染みが、どんどん広がっていく。
時音の愛液を吸い込んだ部分から、じわっと外にまで染み出してきて、愛液に触手が触れる。
時音が濡れていることに鵺が気づいた。
そして、一気に袴が下ろされる。
時音が身に付けているのは秘所の色が変色したパンツだけになった。
触手がパンツの中に侵入しはじめる。
パンツが下へとズレていく。
行き場の無くなった愛液が足を伝う。
GJ!!
106 :
神候補:2006/02/13(月) 07:58:10 ID:D+8WTI5+
露になる秘所。
そこは、小さくて、まだ誰も受け入れていない線だけの秘所。
ピンク色をした秘所が、触手の愛撫にヒクヒクと動く。
先端にイソギンチャクがついている触手が伸びてきて、一番敏感なところに吸い付いて…
「あああああああああああ!!!」
(もうだめ…足に力が入らない…)
時音はその場に崩れ落ちた。
「ゲームオーバーダガ、殺ニハ惜シイ体ダナ。」
鵺の股から光沢のあるそれが競りあがり、倒れている時音の割れ目にあてがわれる。
ゆっくりと時音の中に侵入する触手。
「やめて!そんなの入らない…」
先端が飲み込まれる。
あまりの太さに限界まで開かれる秘所。純潔の涙が飛び散る。
「あぁぁぁ!痛い!」
一緒に、時音が痛みに涙する。
赤と透明な雫が飛ぶ。
それでも奥へと進む触手。
ずぶずぶと、時音の中を押し広げて、やがて最深部へとその先端を叩きつける。
「抜いて!…痛い!…」
すると、一気に引き抜かれる触手。栓の役割をしていた触手が抜けて、血も一気に溢れる。
時音の体を壊してしまいそうな激しい動き。
一番奥まで叩きつけて、それを一気に入り口まで引き戻す。
そのたびに、体がガクガクと揺れ、時音が痛みにうめく。
107 :
神候補:2006/02/13(月) 07:59:59 ID:D+8WTI5+
「はっ!やめっ・・・あうっ!ん、んっ!」
(止めて・・・止めてぇ・・・)
さらに触手が動きを激しくする。
前後の突き上げだけではなく、体を左右に振ってスラローム運動のように秘所の肉壁をえぐる。
痛みが、激痛が全身を苛む。
やがて、触手が動きを激しくするよりも、早めるようになる。
小刻みに、早く突き上げる触手。
そして、
どくっ・・・どくどくどくどぴゅぴゅどぴゅっ!
時音の中に、触手が大量の熱い精液をぶちまける。
「な、何っ?熱いのが・・・熱いのが・・・嘘・・・」
(射精・・・された・・・の?)
放心状態で倒れる時音から触手が抜き取られる。
大量の精液が時音の秘所から漏れ出してくる。
「サスガ烏森、マダマダイケソウダ」
鵺が時音にのしかかるが時音は抵抗しようとしない。
夜はまだはじまったばかりだった。
108 :
神候補:2006/02/13(月) 08:19:48 ID:D+8WTI5+
はじめての投稿でしたがいかがでしたでしょうか?
またいいネタを思いついたら投稿しますネ。
次はもっとうまく書けるように努力します(>_<)
GJ!でした神候補さん。
ネタと言うかリクエストしてもいいですか?
せっかくなので始まったばかりの夜の続きを
書いてもうのもいいですし、火黒たち4人衆
が登場した時のシーンで、時音がコウモリと
イカの化け物に捕まったシチュで書いてもら
えないかな〜とずうずうしくキボン
110 :
神候補:2006/02/13(月) 13:41:16 ID:D+8WTI5+
夜の続きは、烏森パワーを目的に集まってきた妖達+鵺+白尾にいろいろされる…
的なのを考えていたんですがグダグダになりそうなので切りのいいところで終わらせて
しまいました。ゴメンナサイm(__)m
イカの化け物のヤツ、私も考えてましたw
四人衆の後、首のキズに対して時音の「唾つけとけば…」発言を本気にした良守が…とかねw
今、ストーリーに分かれ道をつけて、投票で多かった方のストーリーを投稿していく…
という構想を練っているのですが(ダメでしょうか?)その後でよろしければ書いてみようかなw
上でイカの化け物リクエスト(?)した者ですw
夜の始まり…で終わってるのはホント切りもいいし
SSとしてすっきりまとまっていると思います。
私がSS書くとこうはなりません。やたら回り
くどい言い方したがるので読むに耐えないです。
削らなきゃと思ってもなかなか出来ないし…
>今、ストーリーに分かれ道をつけて、投票で
多かった方のストーリーを投稿していく…
いろいろと考えてくれてたんですね。
私は賛成です!このスレが活気づくかも。
112 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 17:28:25 ID:FeyeW8w9
だれも投下こねーじゃん
113 :
八王子君也×雪村時音(7):2006/02/27(月) 23:15:11 ID:t9uhN/G2
部屋の中は薄暗く、廃墟故にひっそりとした静寂に包まれていた。
殺風景な仮眠室のパイプベッドのひとつの上に2人の男女の吐息と衣擦れの音だけが響く。
時音は妖にとりつかれた男に押し倒され手首を頭上で拘束されていた。
彼女の胸元は男の骨ばったその手で大きくはだけられていた。
2つの乳房は純白のレースの下着から溢れそうなほどの柔らかさとふくらみを持ち、
その乳房の中央では赤い果実のような小さな頂きがぷくりと硬くしこりそり上がってゆく。
時音の身体は部屋の外気と恥ずかしさのあまり、嫌がおうにも感じてしまっている。
(いやだ…っ見ないで…見ないでよ…!)
いたたまれなくなった時音は硬く目をつむり必死でこの羞恥を耐えていた。
男はそれを見るとにやりとした笑みで小さく口元を上げる。
それはまるでいたずらを思いついた小さな子どものような楽しげな笑みだった。
君也はその無防備に晒している片方の乳房の先を指でつつきはじめた。
「あんっ!!」
びくんっと、時音の体が跳ね上がった。
しかしそれと同時に出た声は今までの時音の声とは明らかに違う、
女を感じさせる甘い声であった。
(な、なに…?今の…あたし…どうしてこんな声…)
声を出した時音自身どうしてこんな恥ずかしい声が出たのか自分でもわからなかった。
ただ、触れられた一瞬、自分の全身に強い電気が走ったような衝撃があったので
それに驚いただけだ。 そうであってほしかった。
時音はぎくりとした。
気が付くと君也は自分の胸の谷間に顔を埋ずめながら自分を見つめていた。
自分の考えをすべてを見透かされてるような楽しげな君也のまなざしを受け、
時音はかああっと顔が火照っていく。いたたまれなくなってぱっと目をそらすが、
そのけなげな反応に気を良くした君也は、もう片方の乳房を舌を使ってべろりと舐めはじめた。
「ひゃあぁんっ!!」
先程よりも強い電流が時音の身体を走り、再び甘い女の声が静寂の部屋を響き渡らせた。
君也はまた舐め続けながら、さっきの乳房もクリクリコリコリと指でこね始めた。
(だめ…っやめて…!)
片方の乳首は舌で、もう片方の乳首は指で、両の乳首を同時に責められ始めた時音は
耐えきれず思わず声を上げてしまうのを止められない。
「あん!んっあっやぁ…あん…っあ…ひゃん…!んあぁ…っ!」
突起をいじられるたびにビリッと流れる電流のような、ゾクゾクとする寒気のような、
不思議な感覚が全身を支配していく。
初めての感覚に戸惑いながらも、次第に頭がぼうっとしていった。
時音はもう自分自身への言い訳が思いつかなかった。
(…まさか…あたし…欲情してる、の…?)
溢れる声は止まらなかった。
114 :
八王子君也×雪村時音(7):2006/02/27(月) 23:19:08 ID:t9uhN/G2
五ヶ月くらいぶりにここに来た・・・このスレ残ってて良かった。
需要もう無いかもしれないけど投下してみた。期待してくれてた人ゴメン。
GJ!職人さん
いやぁ待った甲斐がありました
もう少し続けて投下してくれたら
ありがたい
うーむ閃が女の子に見えてSSを閃いたのだが
女体化にカテゴライズされそうだな。うむ。やめとこうwww
いや、漏れもそんな希ガス
実わ・・・なんて展開キボンw
しかもツンデレか?ツンデレなのか?!
いやいやいやいや書いとくれよ
うんまぁツンデレだよな。しかも相当。
しかし怖いな。書いて大丈夫なのかな?
とか言っといて。あーやっぱ無理無理
超大作になるわ。そんなの書いてる時間ないし
非エロ良守×閃ラブラブ小説ならなんとかなるけど
でもそんなの読みたい人なんていないっしょ?
そもそもエロパロでもなんでもないしな。
「タイトル:閃と良守の神隠し」
まぁ流れメモっとくとこうだ
黒芒楼偏終了時に閃が大ダメージ→良守おぶって脱出中に次元の隙間へ
→そこにあった古い廃屋で手当てしようとする→その際、閃はサラシを巻いた女だと判明
→必死で手を隠す閃を諭して処置
→閃が横になりつつ回復を待って寝ている間に、閃は良守に限について質問
→「好きだったのか?」の質問に「バカ、そんなんじゃねーよ。ただ……友達だっただけだ」
→閃は不思議そうな目で良守の背中を見つめた。
→その後、良守は次元を作っている力の勾配の性質を調査。
→結局、落ち込んでしまった次元の隙間から外へ出る方法は助け出してもらうしかないとの結論。
→救助を待つことに。
→次元の隙間で繊細な閃の能力は使えず、何がいるのかもわからないので寝ずの番をすることに。
→背中合わせで座って話す二人。限のこと、妖混じりのこと、生きて出られたら何をするか……。
→朝になって式神が飛んできて、扉が開いたことを教えられる。
→雪音が近くまで来ているらしい。自分で歩いて 外に出ようとする閃。
→「まだキツいだろ」閃に肩を貸してやる良守。閃の中に温かい感情が芽生えていく。
その後、脱出後しばらく経って雪音と閃の修羅場とか。
閃が作戦で死に掛けて良守と熱い展開が在るとか。まぁそんな妄想ですよ。
閃が来週以降もツンデレで、女で、フラグ立ちそうなら30%ぐらいの確率で発動かな?
必死で手を隠す閃を諭して処置→必死で手で隠す...
だな。せっかくの唯一のエロシーンなのにwwww台無しだコリャwww
ぜひこのストーリーで書いてほしいな〜
ま、もちろん閃が”オンナ”という前提だけどね
ちなみに”雪音”じゃなくて”時音”だが
うは、サンデーで連載開始から読んでるけど、
単行本は持ってないんだよネ(´Д`;)
誤字とか変な設定とか出さないように集めるかね……。
黒芒楼の姫様×迷い込んだ中学生
あたりで誰か書いてくれまいか
すんげぇ過疎ってるw
俺は純粋に良守×時音が見たいな
仕事が終わった明け方とか学校に二人きりじゃんwktk
犬は妖に殺られたことにして無視
125に同感
最近は時音でてきてないからちと萌えるのは難しいが、同じく良守×時音が見たい
127 :
火黒×藍緋:2006/03/14(火) 19:49:33 ID:qKnoIT+2
ふいに聞こえた足音に、ガラス器具を持つ手を止めた。
硬質な足音の主、廊下を一直線に近付いてくるのが誰なのかはすぐに分かった。間違う
はずがなかった。あの表層、床に触れている外目には黒い革靴にしか見えないあの皮を
作ったのは、他ならぬ自分なのだ。
研究室の中は低い電子音だけが響いていた。今は自分しかいない。部下は皆、帰した。
既に夜半が過ぎている。なんとなく、こういう時間は一人でいたかった。
足音は廊下を折れ、やがて室内に入り込んで来た。
この部屋にはドアがない。あればいいのに。ふいに思った。世界は閉じている方がいい。
全てが繋がっている感覚は、あまり好きになれない。
「藍緋」
背後から呼び掛けられ、足音の主を確認する。この声も、自分が作った。
「さんをつけろ」
椅子に腰掛けたまま、振り向かずに答える。
「まだ起きてんの?部屋いったらいないから驚いた」
言いながら、後ろから抱きすくめられた。眼下に黒い袖が2本。人間が作ったのと同じ、
黒い布地にしか見えない。
「…放せ火黒。今忙しい」
「嘘。ほんとに忙しいんだったら、部下なしであんた一人なわけないだろ」
耳もと近くで囁かれた。首筋に感じた息遣いには体温がなかった。次はもう少し改良が出来る。
「分かった本心を言おう。嫌だから放せ。気持ち悪いから放せ」
「ひどいな」
笑い声をあげながら、頭ごと掴まれて無理矢理後ろを向かされる。抵抗する暇もなく口づけられた。
唇を割って、男の舌が固く閉じた歯茎をノックする。唇などはなから目的ではないと言われて
いるようで、多少ムッとした。
肩を押しやろうと伸ばした左手は逆に捕まって握り込まれ、動けなくなる。
「…くち、開けて」
一度離れて、囁かれる。だが素直に聞いてやる道理はない。首を振って逃れる仕草を返し、
握られた左手に爪を立てた。
男は苦笑しながら、顎をつかんでまた口づけてくる。
息を吸おうとした瞬間を逃さず、舌が侵入してきた。
「……ん…」
深く合わされた唇の下で、捕まるものかと舌を逃した。無駄な抵抗なのは分かっていたが、
男の思う通りにだけはさせたくなかった。
「……は、ん、…」
視線を泳がせる。部屋の端の棚が目に入った。なぜか男の顔の外ばかりが気になってしょうがない。
「……ふ」
ぬめった舌で舌を吸われ、送り込まれた唾液が飲み干せずに唇の端から垂れた。この男、
わざとやっている。
睨み付けてやろうかと思うのに、どうしても顔に目が向けられない。でも、目を閉じる事は
もっと出来なかった。
「……目、閉じて欲しいんだけど」
口を離した男は笑っていた。この男はだいたいいつもこの顔だ。右手で口の端を拭い、
乱れた髪に手を入れた。左手は相変わらず男に握り込まれている。
「嫌だと言っただろ。手、放せ。これ以上は絶対につき合わんからな」
「えーなんで」
「もう寝る。それに何度も言ってるだろう。嫌なものは嫌だ」
男はクスクスと肩を揺らした。
「俺と一緒に寝ればいいだろ」
「何言って…。放せ!」
「やだね。この手は離さねえよ。そうだな、明日の朝まで。どうする?嫌なら手首ごと切って
みろよ。面白いかも知れない」
つき合いきれない、と立ち上がろうとして、本当に離そうとしない左手を引かれた。まさか
本気ではあるまいな、と急にゾッとして男を仰ぎ見れば、口の端を引いた笑いに迎えられた。
「…………。…嫌だ」
「まあまあ、そんなに嫌がるほどの事でもねえって。たぶんな」
左手を繋がれたまま、逃れられない。力では男にかなわないが、原形に戻るのはプライドが
許さなかった。
「いやだ。放せ。出てけ。一人で寝ろ」
「そんな暴れるなよ。気の強いお姫様だな、ほんとに」
ひょいと抱き上げられて横抱きにされた。男の右手が塞がったままなので、支える腕は
1本しかない。あまりに不安定な体勢に、思わず右手を男の首に回してしまった。まるで
自分から抱き着くみたいな格好に、目眩がする程の羞恥心が押し寄せる。後悔したが、腕は
離せない。離したら、落ちる。そんな不格好な事は出来ない相談だった。
「ほら、あんたも嫌じゃねえんじゃん」
あまりの悔しさと恥ずかしさに、黙って俯くしかない。あれこれと言い訳する方が、増々
男の術中に嵌っていくような気がして、恐ろしかった。
「じゃ、行きますか。あんたの部屋でいいよな。あんた寝たいんだもんな。いいぜ、寝とけよ。
あんたは何もしなくていいから」
「…………離して…。頼むから……」
俯いたまま、かろうじて呟く。もう無駄だという事は分かっていたが、それでもまだ、抵抗
せずにはいられなかった。
ちらと横目で盗み見て、男がつぶやく。
「いや、ほんと、かわいいよね。あんた」
以上です。
お目汚し&エロなしですみません…。
131 :
127:2006/03/14(火) 19:56:08 ID:qKnoIT+2
あ、あと最初ageてしまいました。重ね重ねすみません。
投下するの初めてでテンパりました…。
G(*´Д`*)J
GJGJGJGJGJ!
やべぇテラモエス(*´д`*)
続き書いてくれたのむ
134 :
127:2006/03/15(水) 00:00:33 ID:jLBhMrV7
ありがとうございます。
じゃあ書いてみます>続き
なぜこんな事になってしまったのだろう。
今更自問してみても遅い事は分かっていた。本人の言の通り、握り込まれた左手はいっこうに離してもらえず、
そればかりか不本意極まりない格好で抱きかかえられている。
「……な、火黒、わかった。こうしよう」
大人の女ひとり抱き上げているとは思えない足取りの男は、なお悠々として軽い。
「んー、何」
「逃げない。約束する。だから降ろしてくれ、頼む」
もうこれ以上、1秒も耐えられそうになかった。無理矢理抱き上げられているだけならまだいい。忍び難い
羞恥心の出所は、自分からしがみつくような格好をさせられているという事だった。
「嘘。逃げるだろ」
「お前から逃げられる奴なんていない。分かってるんだろう。だから…」
「やだー。降ろさない」
「なぜ」
「恥ずかしがってるあんたが可愛いから」
「………」
絶句した。頬が引きつったかもしれない。本当は、こうして会話しているだけで死んでしまいそうに恥ず
かしかった。横抱きにされて、男と自分の顔は数十センチも離れていないのだ。
「…なあ、火黒」
「はい黙って」
言いかけて、唐突に遮られた。
「舌噛むよ。奥歯を噛み締めて、目をつむる」
次の瞬間、何が起こったのか分からなかった。
全身が引っ張られるような、何かがのしかかってくるような、別の何かが自分のすぐ側を横切っていったか
のような、そんな一瞬の出来事のあと、気が付いたら自分の部屋の前にいた。
見慣れたドア。見慣れた廊下。薄暗い灯りの下で、男に抱き抱えられている自分をやっと認識した。
「…結構すごかったろ」
「………」
目の前の男の端正な顔を見返した。心臓が飛び出そうな程、早鐘を打っていた。ようやく、
この男の常識離れしたスピードの事を思い出した。
言葉が出て来ない。
「なかなか体験出来ないと思うぜー。よかったな」
言いながら、男は片足で器用にドアを開け、室内に入っていく。
何か言い返してやりたかったが、どういう言葉を選んだらいいのかが分からない。俯くしか出来なかった。
室内は本で埋まっていた。壁面の殆ど全てが書架になっていたが、床にも積んだせいで、まるで書庫の
様相を呈している。
男が呆れた声を出した。
「あんたな、この本なんとかしろよ。踏むぞ」
しかしやはり器用に避けながら進んで行く。どうせこの男には、本心から困惑させられるような事など
起こりえないのだ。
「……うるさい」
言うが早いか、そのまま背中から寝台に押し倒された。
男の髪がまぶたにかかる。
「到着でーす。お姫様」
左手は相変わらず男の右手に握られたまま、10センチも離れない距離から見下ろされた。男の重さ
がそのまま全身にのしかかってくる。睫毛まで触れそうな程接近されて、互いの吐息が混じり合った。
空いた左手で頬を撫でられる。
本当に逃げられない。
「なあ火黒、……やめよう」
「まだ言ってんの。諦め悪いなあ」
既に男の手は首筋を降りて、白衣の上から片方の乳房に触れていた。久方ぶりに味わう感覚。揉みしだかれ
ると、否応なく全身の力が抜けていく。形を確かめるような静かな動きに、思わず目を閉じて顔を背けた。
「………」
男の舌を耳の下に感じた。舐め上げられて背筋に痺れが走り、もう後戻り出来ない事を悟った。
「気持ち良かったら、声出して」
「…嫌」
目を閉じていても、男が笑うのが分かる。
「いいよ。あんたのそういうとこがすげえ好き」
自分はどこも好きじゃない、そう抗議したかったが、歯を食いしばって黙っていなければ、喘ぐ声が漏れて
しまいそうだった。男の思う通りになる事に、未だに強い抵抗がある。
「悪いけど、こっちの手離せないからさ、服着たままって事で。全部は脱がしてあげられないし」
言いながら、片手で器用に白衣のボタンを外していく。男の黒い髪が、何度も頬や首筋を撫でていった。
やがて白衣ははだけられ、中に着込んだ黒いニットをたくし上げられて、冷たい空気に肌が震えた。
「………っ」
男の冷たい手が素肌をまさぐってくる。薄目を開けると、そこに握られたままの左手が見えた。
「なあ…」
「うん?」
「手……はなして。本当に。嫌なんだ…」
「なんで?いいじゃん。愛し合う2人って感じで」
頓着しない様子の男は再び胸を貪りだした。
まさにそこが嫌なのに。無理矢理犯されていると思わなければ、こんな事やっていられない。
「…………」
両の胸の片方を舌で吸われ、片方を揉みしだかれた。乳首を指先で弄くられると、どうしようもなく下半身が
痺れだす。脚の付け根が熱く熟れ、ジンとして、腹の奥から何かが這い上がってくる。よく知った感覚だった。
気付かれているのだろうか。わからない。見下ろすと、ふいに男と目があった。
男は胸の間から笑ったまま、左手を胸から離した。
「知ってるよ。もう濡れてんだろ」
言いながら、左手が短いスカートの中に侵入してきた。タイツの上から指でそこをなぞられ、熱い息が漏れる。
「や……ッ」
「すげ。…熱い。どうする?このまま一回いっとこうか」
ぶんぶんと顔を横に振って抗議したが聞いてもらえず、空いた右手で肩を押しやろうとしても、結局捕まった
ままの左手がある限りは意味をなさない。
男の指が脚の付け根を行き来する。緩く円を描くように柔らかいそこを撫でられて、とうとう泣きが入った。
「いや、いや、やめて、本当に…。や…火黒」
「嘘ばっかり。気持ちいいくせに。すげえ濡れてんじゃん。いつもこうやってココいじってんの?一人でさ」
男の言葉も、指も、全てが耐えられない。さらに胸をしゃぶられて、腰の奥がじくんと震えた。
「やだ…、あ、いや………あ、あ…そこはいや……やあ、ん」
「いい声出すね。さすが」
揶揄されても、もう抵抗出来ない。女の本能が、男を受け入れるために働きだす。男に弄られて蜜をたらし、
少しでも子種を搾り取れるようにと意思とは無関係な準備を始めてしまう。
「……う……やだ、あ…」
「…………」
唐突に、男が身を乗り出して口づけてきた。もう抵抗する気力もなく、貪られるままに舌を受け入れた。
何度も角度を変えて侵入してくる男の舌づかいに、全身の体温が上がる。
ふいに男の指がソコを離れた。まさか聞き入れてくれるとは思っていなかったので驚いたが、今度は男の
膝がそこにあてがわれ、空いた左手は再び胸を揉みしだき始めた。結局責められる場所が増えたにすぎない。
ソコが既にぐしょぐしょに濡れている事は知っていた。下着もタイツも履いたまま秘部をこすりあげられると、
どうしようもなく感じてしまう。「嫌だ」なんて嘘だ。ただ口から無意識のうちにその言葉が出てくるだけだ。
本当はもっとして欲しい。触って欲しい。貪欲な女の本性が、羞恥心の堅い殻をやぶって噴き出してくる。
胸もソコも一緒に弄ってくれる事が、本当は堪らなく嬉しかった。
男の下で、いつしか脚がひとりでに開いていく。男に弄られやすいように。もっと気持ち良くなれるように。
「……藍緋、自分で脚開くんだ。すげえいやらしい」
キスの合間、男が呆れた風で笑ったが、それは演技だと知っていた。いいのだ、この男は自分が欲しいのだ。
ならばくれてやる。自棄になるのとも違う、不思議な思いが心の中を支配し始めていた。
「ふ、…う、ん、あ、あん、だめ、…もう……っ、あ…、は」
背をのけぞらせて一度目の絶頂を迎え、男の下で全身を震わせた。目をきつく閉じて絶頂の余韻にひたる。
ソコがひくひくと引きつって、中からさらに大量の蜜が溢れ出すのがわかった。
気持ちいい。最高によかった。
「…………」
「イッた?」
「…………」
「かわいい、藍緋。いく時の顔、写真にでも撮っときたい」
思わず吹き出した。人間の男のような事を言う。しかしさすがにそれは勘弁して欲しい。
「気持ち良くなってるとこ悪いけど、下、脱がすよ。ほい、脚上げて。片手ふさがってるから協力して
くんないと。ほら」
大人しく男の言う通りに従う自分が不思議だった。ほだされてしまったのだろうか?
けれど、なんとなく、そういうものとも違う気がした。
「……手、離せばいいのに……」
ふいに、つぶやいてみる。息が整わず、声が掠れた。男が目を上げ、口の端を引いて笑った。
「やだよ」
「どうして。…その、…やりにくいだろう…」
「ま、やりやすくはないけどね」
黒いタイツを引き抜きながら笑う男の、端正な顔を見つめた。
握られ続けた左手は、既に感覚がなくなっている。たとえ今離してもらったとしても、数日間は跡が残りそうだ。
「いいんだよ、あんたは。何も考えなくて」
「…………」
「俺がしたいようにしてるだけなんだから」
言って、男が両脚の間にすべりこんだ。膝を折り曲げられて、広げられる。
あ、入れられるな、と思った瞬間、さすがに恥ずかしさが込み上げてきて、再び目をつむった。
「………っ」
「…藍緋」
男はゆっくり侵入してきた。自分の中に、他人がいる。熱かった。ソコが自分のものではないように痺れて
いた。息をするのも苦しい。
「……あ、やあ、……は」
「藍緋、藍緋、……」
男の顔が近付いてきた。男の律動に揺さぶられながら、薄く目を開いて男の顔を見た。
「藍緋すきだ…藍緋。すげえ熱い、藍緋の中」
「う…、………あ、やだ、あ…っ」
もうまともになんて答えられない。ソコから聞こえる水音と、一体自分のどこから出てくるのかと思う
鼻にかかった喘ぎ声が、かえって自分を昂らせる。回すように抉られれば、もう堪らなかった。
「や、あん、…あ、ちょ、待って、待っ……!」
「待てない。全部欲しい。藍緋」
「あ、あ、あん、…は…、待…っ」
「なあコレ、今あんたの中に入ってるコレ、作ってる時どう思った?コレで自分が犯されるとこ想像した?
一度は考えたろ。なあ」
「……う、あ、もう、もう無…理、火黒お」
「答えろよ……、想像したろ。自分がこうやって犯されるとこ…想像しながら作ってたんだ?コレ。…自分で
自分の好きな大きさにしたんだよな?…そうだろ…」
そんな事は断じてない、そう言い切れるだろうか。
わからない。もう分からない。そうだったのかも知れない。あるいは。
男が胸にむしゃぶりついてきた。乳首は熟れて起ち上がり、男の唇を待っていた。舐められた瞬間、堪え
きれずにかん高い嬌声が漏れた。舌と歯で弄られると、男を銜えこんだ秘所が締まり、濡れて男を悦ばせる。
「やだ、や、……やあ…ん、もう、そこは…」
男の唇が胸から離れた。
「……あ」
「藍緋………、出したい、中に。…はあ、…は。………だめ?」
切実そうな目で見つめられると、胸の奥が疼いた。別に構わなかった。どうせ出るのは疑似液なのだ。
「……………はあ、はあ」
「………」
「………だめだ」
息を整えて答える。
「……まじか……」
繋がったまま、がっくりとうなだれた。
ここまで好き勝手しておいて、最後の最後で同意を求める男が可笑しかった。急に愛おしさすらこみ上げて
きたが、それは口にはしない。
「あ、……火…!」
左手は約束通りに握りしめられたまま、とうとう一度も離されず、男が腹の上に射精した。
「…………」
何も言わずに出せばいいのに…。そう思うと、器用だと思っていた男の中に一筋の不器用さを見た思いが
して、思いもかけず、切ない気持ちが突き上げた。
さすがに息を荒くしている男の髪がはりついた額を眺めながら自問した。なぜ内心とは逆に「だめだ」と
言ったのだろう。出されたってよかったのだ。いっそ全て男のものになってみても、面白かったかも知れない。
結局のところ、自分は天の邪鬼なのだ。そう思う事にした。
「……藍緋」
「……なに…」
「ごめん、もう一回」
ギョッとして振仰ぐ。真剣そうで、でも笑ったままの男を呆然と見返した。
「……嫌、だ…」
「まあそう言わず」
「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ、絶対いやだ。離れろ、死ね、くたばれ」
「ひでえな。そこまで言う事ねえだろ」
「放せ、どけ、強姦魔!」
「ちょ、なんで強姦なんだよ!あんただって楽しんだくせに……」
「うるさい、真剣に怒るぞ。今すぐどけ、10秒以内だ。どかないならお前は強姦魔だ。いいな!」
男はなんだよそれ、横暴すぎだろなどとこぼし乍ら、ようやく腹の上からどいた。が、左手だけは相変わ
らず男の右手に捕まっている。もうほとんど諦めの境地に近付いてはいたが、一応聞くだけ聞いてみる。
「これは……その、ハア…。朝までこうなのか、やはり…」
男が嬉しそうに頷く。
「最初にそう言ったろ」
「………。……泣きたくなってきた……」
深く脱力して頭を抱える。どうしてくれるのだ。安眠まで妨害されかねない。
「いいぜ、俺の胸で泣けよ。ほら」
腕枕でもするつもりなのか、左腕を投げ出して男が笑う。
「うるさい!ああ、もう………頼むから寝かせてくれ…」
終わり。
こんな感じでどうでしょうか。長くなってしまって申し訳ないです。
生まれて初めて書いたエロなので、おかしかったらすみません。
GJですよ!
GOOOOOOOOOOOOD(*´Д`*)JOOOOOOOOOOOOB!!!!!
初めてには全然見えないっす
情感に満ち溢れていました。
火黒藍緋で保健室モノ書いてるが、需要ある?
ぜひ投下していただきたいw
147 :
sage:2006/04/04(火) 20:51:54 ID:/gRfhCBy
見たいです!!よろしくお願いします!!
俺からもお願いします!
今、藍緋受けが熱いなww
やっぱ本編に出てくると反応が違うな
時音も活躍させてくれぃ