神無月の巫女 エロ総合2

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1名無しさん@ピンキー
スレ容量オーバーのため急遽立てました。

・神無月の巫女関連のエロ・妄想話をするスレです
・SS・イラスト投稿神随時募集中


前スレ
神無月の巫女 エロ総合
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1099038173/
2名無しさん@ピンキー:05/01/26 21:44:19 ID:ET+w7/Zo
スレ立て初めてで何か不備あったらゴメソ
3名無しさん@ピンキー:05/01/26 22:10:23 ID:ET+w7/Zo
即死防止を兼ねて前スレで途中になったSSを最初から投下します。
NGワードは磊で。
スレ容量チェックせずに投下して本当にゴメン。
あと、今回投下分にエロないんだ。それもゴメン。
エロは次回ということで…
4磊 前世 出会い編:05/01/26 22:12:32 ID:ET+w7/Zo

月がおぼろに霞む春の夜のことだった。

淡い月光でけぶるような夜道をゆく影が二つある。
「姫子さま…」
「なあに?」
ぶるっと身をふるわせたのは姫子の乳母だ。
「何だかおそろしいような夜ですわね。ご覧なさいませ、
まるで月が泣いているようですわ…」
村外れにある社からの通い慣れた帰り道も、いつもと違うように姫子の眼に映る。
(今宵は何かが起きそうな夜だこと)
しかし不安がっている乳母を怯えさせることはするまいと、姫子は笑顔を向ける。
「大丈夫よ、こんな夜もあるわ。さ、急いで帰りましょう」
足を速めた直後、道の傍らの草薮が音を立てた。
獣が身じろぎしたしたような気配を感じ、乳母は「ひっ」と声をたて、
その場で立ちつくしてしまった。
乳母を庇って姫子はその前に立ち、気配のする闇をにらみつけた。
「何者!」
息をつめる二人の前へ、四つ足の獣がゆっくりと歩み出てきた。
そのとき、雲の切れ間から月光が射し込み道を照らし出した。
その獣は人だった。それもまだ子供だ。
男か女かも見分けのつかない顔に清らかな月光が当たる。
汚れ乱れきった髪の間から意外なほど綺麗な瞳が姫子を見つめる。
視線があったとき、姫子の体内のどこか深いところで、火花が散った。
「姫子さま、いけません!」
乳母の甲高い声で我に返ると、姫子はいつのまにかその獣じみた
人間のすぐ前に立ち、瞳をのぞきこんでいた。
5磊 前世 出会い編:05/01/26 22:13:34 ID:ET+w7/Zo

「あなたの名は?」
「…………」
言葉を話すことができないのか、黙って見返すばかり。だがその瞳は
知的で穏やかといってもいいほどで、姫子の恐怖心はすっかり消えていた。
「お腹はすいてない?」
相手は相変わらず黙ったまま、うなずいた。
「じゃあついていらっしゃい。私の邸で食べ物をあげる」
「姫子さま、なんてことを」
非難じみた乳母の声をそっと己の唇に指をあてて封じる。
「私が面倒をみるわ」
反論を許さずに歩き出した。振り向くと乳母は諦め顔でついてくる。
その更に後方で、小さな影が夜の闇に紛れるように二人の後を追ってきている
のを確認し、姫子は落ち着いた気持ちで歩き続けた。
何かが起きそうだという予感はどこかへ去っていた。
もうその「何か」は起きたのだと姫子は思う。陽の巫女としての直感だった。

邸につくと、厨へ向かった。夜が遅くとも、姫子の邸では誰かしら起きている。
下女に言いつけて木の鉢に粥を一杯よそってもらう。
外へ出て鉢を地面に置き少し離れて待つと、影が近づいてきた。
姫子から眼を離さないようにしながら、鉢をかかえて直接口を付け
中味をむさぼっている。しばらく経ったあと空になった鉢が地面に落ち、
人影は俊敏な動作で近くの樹の陰に隠れた。姫子は鉢を拾い上げて声をかける。
「夜があけたらすぐいらっしゃい。また粥をあげるから」
そして自身も休むために邸へと入っていった。
6磊 前世 出会い編:05/01/26 22:14:32 ID:ET+w7/Zo

翌朝、日の出前に目が醒めた。いつもなら起床をぐずぐずと延ばす姫子にしては
珍しいことだった。昨夜の獣じみた影を思い出し、慌てて着替える。
真新しい単衣と手拭いを持ち、下女に用意してもらった粥を片手に姫子は外へ出た。
待っていたかのようにすぐに汚れてみすぼらしい人影が現れた。
「待たせてしまったかしら? さあまず食べて」
粥の鉢を地面におくと、今度はそれほど空腹ではなかったのか、上品ともいえる
しぐさでそっと粥を口に運んでいる。
身体にまとっているのはボロボロに擦り切れた布一枚。
髪は泥でところどころ固まり、木の葉がついている。
粥を食べ終わるのを見届けると、姫子は「ついていらっしゃい」と話し掛け、
邸の裏手へと回った。裏には清浄な水が流れ、邸のそばで深い水溜りをつくっている。
「ここで身体を洗いましょう。水がまだ冷たいかもしれないけど、今のままでは
お湯を使わせてもらえないから、とりあえずここで綺麗にしましょう」
通じているのかふと不安になって瞳をのぞきこむと、わかったと言いたげに小さく頷いて、
水に入っていった。布を留めていた紐を解くと、裸身があらわになった。
すぐ水の中に身体を沈めてしまったから、姫子が目にしたのは一瞬のことだった。
「あなた、女の子なのね。だからそんなに汚していたの? 野に居たって河も泉も
探せばあるのに何故だろうって思っていたのよ」
傍へ近寄って話しかける。白い手が一心に髪のもつれを解きほぐしているが、答えは無い。
長い黒髪だった。汚れが落ちるに従って、元来の美しさが蘇ってくる。
少女はざっと水飛沫をたて、髪をふりはらった。
「きゃっ」
おもわず腕で飛沫を避けた姫子がつぎに顔をあげたときに目にしたのは
今まで見たこともないほど美しい少女だった。
白い裸身に浮いた水滴は、朝日をうけて輝いている。青味がかって見えるほど
黒々とした髪は豊かに背中を流れ落ちている。
姫子を真っ直ぐ見据える瞳はまるで黒曜石の黒だ。
7磊 前世 出会い編:05/01/26 22:15:26 ID:ET+w7/Zo

少女は口を開けて見惚れる姫子に不思議そうな視線を向ける。
「わたし、そんなに変?」
声も綺麗だった。久しぶりに喋ったからか、ぎこちなくはあったけれど。
「いいえ……私はただ、驚いてしまって」
胸に手をあて、やけにときめいている心臓に静まれと念じる。
「おどろいたの?」
顔を上げて姫子は晴れやかな笑顔を見せた。
「そうよ。あなたって綺麗な子ね。本当に驚いたわ」
髪と身体の水を手拭でぬぐっているときに、
姫子は少女の背中を目にして手を止めた。
「この印、これって確か」
つぶやいた姫子を振り向き、少女は眼差しだけで尋ねてくる。
「何でもないの。それよりも寒いでしょう、ごめんなさい」
慌てて単衣を着せかけてやった。
後ろで髪を一本に結うと、どこかの貴族の姫君のような気品がただよう。
「まだ名乗っていなかったわね。私は姫子と言うの。あなた、お名前は?」
共に邸へ戻りながら尋ねた。
「ちかね、と呼ばれてた」
「いい名前ね。どんな字を当てるの?」
「……字なんて知らない。わたし、字をよむこともできないもの」
ぶっきらぼうな言葉だったが、姫子は気にしなかった。
「そうなの。じゃあ私がそのうち教えてあげる」
姫子はくすっと笑った。
「あなたに似合う名前も探しましょう。音はちかねで」
ちかねは何か言おうとしたが、何かに気づいた風で黙った。
姫子はちかねの視線の先を追い、乳母の姿を見つけた。
「姫子さま。その子はいったい…?」
「昨夜の子供を覚えていて?」
8磊 前世 出会い編:05/01/26 22:16:22 ID:ET+w7/Zo

不審そうにちかねを見る乳母に姫子は切り出した。
「ああ、あの子ですか。いつの間にか消えていてほっとしましたものを。
まあずいぶんとこざっぱりとなって。姫子さまがなさったのですか?」
乳母はため息をついて、すっかり諦め口調だ。
「まあ、それだけ? この子とっても綺麗だと思わない? 色白だし」
姫子はじれったそうに言う。
「確かに色は白いようですけどね。ひょろひょろして痩せっぽっち、綺麗かと
訊かれましても、私には「はい」とは申し上げられません」
「もういいわよ、お父様に会っていただかなくちゃ」
ぐいっとちかねの手を引っ張って、父親の部屋へと向かった。
戸の前で垂れた布越しに姫子は声を掛けた。
「お父様、起きていらっしゃいますか?」
「姫子か…入りなさい」
姫子が室内にちかねを連れてはいると、敷布の上に腰を下ろして書物を
眺めていた父親はくっと喉をならして笑った。
「お前が起こされぬうちに目覚めているとは珍しい」
「私だって早起きすることもあります!」
頬を赤くして抗議する姫子をよそに、父の眼差しは脇のちかねに注がれている。
「その子は?」
「昨夜出会った子ですが、今朝水浴させていたところ…これを」
姫子がちかねの肩を優しく抱きしめると、緊張して硬くなっていた身体がふっとゆるんだ。
その隙に単衣の後ろ襟をつかんで、薄い肩から布地を落とした。
「この通り、背中に月の刻印を見つけました」
姫子が示す白い背中に浮き出るような三日月の印。
無骨な指がなぞるように触れ、ちかねの身体が一瞬おののいた。
消えないことを確認して指は離れていく。姫子は衣を再び着せ掛け、
髪の乱れを整えてやった。ちかねは目を瞑ってされるがままだ。
「これはまさに月の巫女の証し…」
呟く父の顔は暗く翳っている。
9磊 前世 出会い編:05/01/26 22:17:07 ID:ET+w7/Zo

「姫子、お前はどう思う」
陽の巫女として問われていると知り、きちっと座してから答える。
「私もこの子は月の巫女だと思います」
「この子をどうするつもりだ」
「身寄りがないのであれば、我が家で引き取り、
私と同じく巫女として修行をすればよいかと」
言葉が口から勝手に流れ出ていくようだと姫子は思う。
ここまで考えて父に刻印を見せたわけではなかったのに。
「わかった。それでは触れを出そう。誰も名乗り出てこなければ
その娘はここでお前と過ごすことになるだろう」
「有難うございます、お父様」
「もう下がれ」
「はい」
姫子は一礼して、ちかねを連れて部屋を出て行く。
自分の部屋に戻ってはじめて安心することが出来た。
「あー、良かったー…お父様に駄目って言われたらもうどうしようかと思った」
くたっと円座に腰を下ろした。
ちかねは姫子を伺うように見ている。姫子は笑いかけた。
「さっきはいきなり脱がせてごめんなさい。でもね、これで貴女はここに居て
いいことになったのよ。私はどうしてもそうしたかった。だから……」
ちかねの前髪をそっとすくいあげ、瞳をのぞきこんだ。
「まず字を教えてあげるわ。私達、剣も習うのよ。自衛のためと聞かされて
いるけれど、本当は何故なのかしら……ああ、安心したら眠くなってしまったわ」
姫子は小さくあくびをすると、円座の上で猫の子のように丸くなる。
「誰か来たら起こして頂戴」
すぐに寝息が聴こえてきた。ちかねは部屋を見回し、被衣が隅にあるのを
見つけると、持ってきて姫子の身体にかけて隣りに寝転んだ。
太陽のようなこの人は、大人びているが自分とそんなに歳が違わないだろうと思う。
10磊 前世 出会い編:05/01/26 22:18:53 ID:ET+w7/Zo

「ひめこ…」
声をかけると、完全に眠っていたように見えた姫子が目を開いた。
「なあに?」
ちかねは恥ずかしそうに顔をそむける。
「何でも無い」
「言ってごらんなさい」
「……わたし、痩せっぽっちでみっともない?」
姫子は慰めるようにちかねの頬を撫でた。
「乳母の言葉を気にしては駄目よ。貴女は私がこれまで見てきた誰よりも
綺麗。そうね、もう少し栄養をつけて…一年も経てば、皆が貴女に見惚れる
ようになるわ。絶対よ。私の予言は当たるのよ」
低い声で言い終わると、姫子は頭を深く垂れた。
名前を呼んでみても、今度は眠りから覚めない。すこし開いた唇から
規則正しい寝息が聴こえてくるだけだ。
(おきたら字をおしえてくれると言った…)
ならば真っ先に知りたいのは、自分の名前にふさわしい字ではなく
顔も覚えていない親の名でもなく。
(ひめこってどう書くのかな)
ちかねの目蓋も重くなっていく。昨夜は眠れなかった。この人が出てきてくれたとき
眠っていて逃すようなことをしたくなかったから。
お腹はほどよくくちていて、部屋は日差しに暖められて温まっている。
ここなら大丈夫。何も心配せずに眠れる。
姫子の手を握っていさえすれば、姫子が起きたとき一緒に起きられる。
握った暖かい手を意識して微笑むと、すうっと息を吸い込んで、ちかねは眠りにおちた。

…ひとまず終了
11名無しさん@ピンキー:05/01/27 01:34:53 ID:FI7w+BzI
前スレの627ですが。
881さんもキターーーーッ!  GJです!! 私は幸せです!
姫子の温かい人柄が伝わってくるよな文体と、
その目線に降りたような丁寧な情景描写が素敵すぎます! イ、イイ(゜∀゜)b!
続き絶対絶対楽しみにしております!
460さんの、小悪魔的な姫子バージョンも好きですけど(^^

それから、当方の大量投下のせいでお手間取らせてスンマセン… _| ̄|○
単純に1000までカキコできると思ってたんです 皆様ごめんなさいでした!
12名無しさん@ピンキー:05/01/27 02:05:21 ID:+RYWETZF
保守。神無月も2スレ目か…
13名無しさん@ピンキー:05/01/27 03:14:44 ID:gTXXc5Gc
エロパロ版には、神々の住まうスレがあるの・・・・
全てはここから始まりました。

続きが楽しみです。
14名無しさん@ピンキー:05/01/27 08:35:21 ID:01AiBGeM
中学生千歌音タンの人、お帰りなさい!
乙!GJですな!

「私の予言は当たるのよ」のセリフでちょっと、にやり
15名無しさん@ピンキー:05/01/27 17:39:39 ID:COnkuPzF
やっべ
ずっと前スレ見てた。
16名無しさん@ピンキー:05/01/27 23:41:57 ID:okd7NCOh
書きこもうとしない限り気づかないかもね
17名無しさん@ピンキー:05/01/28 03:55:57 ID:/WsbEKR3
遅ればせながら、1さん、スレ立て乙です。
前スレは、そのうちdat落ち? いつまでみれるのかな?
自分はパソコンに保存したけど、当初からかなり力作揃いだったんで時々、読み直して楽しんでる。
もっと多くの人に読んでもらって、神無月の良さを知ってもらいたいものだ。
2スレ目も投下キボンヌ!
18名無しさん@ピンキー:05/01/28 11:42:20 ID:foUhjcCH
新スレ乙華麗ー。

そして投下キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
素晴らしくGJ!
続きを悶えながら待ちます(*´д`*)
19名無しさん@ピンキー:05/01/28 23:20:22 ID:9cabr2yB
他板で書いた奴を保守がわりにリンク

エロなしソウマ主役宮様悪役でよければどうぞ
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1103391558/505-513
20名無しさん@ピンキー:05/01/29 00:28:47 ID:X41NMEND
ここってエロパロだよな・・・。
スレが良質すぎ。

そして、激しくGJ!ですよ、書いて下さった諸君!
21名無しさん@ピンキー:05/01/29 01:15:26 ID:fuNxVy8H
うわわわ!中学生千歌音ちゃんの人、GJ!!
は、激しく楽しませてもらいました。続き楽しみにしてます!
スレ移ってるの気付かなかった…。
ずっと前スレリロードしてヤキモキしてたよ。(笑)
ほんと神無月スレは良スレですね!
22磊 前世 二人の巫女編:05/01/29 02:41:36 ID:by+M3o/6
エロパートが書きあがったんで投下します。
あいかわらずエロ薄いんですけど、
それでも前回よりは濃いかと。

皆さん新スレ見つけてくれて有難う!

>627さん
いや自分もこういうの初めてで。
スレ容量は512kbだそうですが、そういうのも初めて知ったし。
スレ立て意外にあっさりできたんで良かったです。
SS投下用のスレですし、お気になさらず。
またネタできたら投下楽しみにしてます。

23磊 前世 二人の巫女編:05/01/29 02:42:26 ID:by+M3o/6

「あなたの声って昔耳にしたことのある曲を思い出すの。
美しい曲よ。でもどこか切なくて甘い響きが似ている気がする…
そうだわ、あなたの名前は千の歌の音と書いて千歌音にしましょう。
もし私がその曲を思い出したら、千歌音、ぜひ歌って頂戴ね」

幸せなうたた寝から目覚めたあと、あの人はそう言った。
それから私は「千歌音さま」と呼ばれ、
何人もの下女と下男にかしづかれて過ごしている。
「きっと皆が見惚れるようになる」と言われたあの日からもう数年が過ぎた。
私はあの人の思ったとおりに綺麗になっているのかしら……

「ち、千歌音さま、書き取りできました!」
頬杖をついて物思いにふけっていた千歌音は、はっとして目の前の子供を見つめた。
今まで意識の外に追いやっていた蝉の声がうるさいほど耳につく。
千歌音が村の子供達に字を教えている社務所の中は暗かったが、外は夏の日差しが照りつけている。
突然見つめられた少女は耳まで真っ赤にして、恥ずかしそうにうつむいてしまった。
「ごめんなさい、ぼうっとしてて……あら、よく書けてるわ。これで帰っていいわよ」
「は、はい、失礼しますっ」
勢いよく駆け出したため、足を滑らして転んでしまう──と見えたが、
立ちあがった千歌音がからくも抱きとめた。
「大丈夫?」
急接近のうえ綺麗で憧れの千歌音に耳元でささやかれ、
哀れなほど狼狽しきった少女を救ったのは社務所の外から掛けられた声だった。
「千歌音? 遅いから迎えにきたわよ」
とたん、千歌音は極上の笑みを浮かべる。
「怪我はないわね。じゃあ気をつけてお帰りなさい」
弾んだ声で言い、少女を放すと、千歌音は外に走り出た。
「姫子!」
24磊 前世 二人の巫女編:05/01/29 02:43:25 ID:by+M3o/6

無意識のうちに満面の笑みを浮かべ、まるで飛びつかんばかりに。
姫子はそんな千歌音を見て、口元がほころんでしまうのを抑えられない。
「姫子、それは何?」
千歌音は姫子の腕の中に抱かれているものをみて、尋ねた。
「何って、兎よ」
「ええと……」
兎のつぶらな瞳と目が合って、それ今晩のおかずなの? と聞くわけにもいかず、
千歌音は言葉につまってしまう。
「怪我してたのを見つけたのよ。このまま放しても狐にやられるだけだわ。
治るまで邸で面倒をみようと思って」
兎を大事そうに抱きなおす姫子を見て、千歌音はやっぱり聞かなくて良かった、と
胸を撫で下ろした。
「姫子は優しいものね」
「あら、無益な殺生をしたくないだけよ。私が見つけたのも何かの縁よ、きっと」
姫子は道の先をゆっくりと歩いていく。千歌音は立ち止まって姫子の後姿を見ながら胸の内で呟いた。
(それでも姫子は優しい……私とは比べものにならないくらい)
「千歌音、どうしたの?」
「何でもないわ」
振りかえった姫子に微笑みかけて歩き出す。
(姫子は私に優しい。でも私が特別なわけではないわ。誰にでも優しいのよ姫子は…)
胸中の呟きは陰りを帯びていた。

「じきにお祭りね」
「そうね。今年は無事に収穫を迎えられそうだし、盛大にやれるわね」
黄金色に色づきはじめている田を見やり、そんな会話を交わしながら村の道を歩いていくと、
遠くに数人が集まっているのが見え、姫子と千歌音は顔を見合わせた。
「何かしら」
「行ってみましょう」
25磊 前世 二人の巫女編:05/01/29 02:44:24 ID:by+M3o/6

足を速めて近づくと、網代笠を被った僧形の男が声を張り上げている。
「皆様! 生きることは苦しみの連続、さながら業火に焼かれつづけるようなものかも知れませぬ。
しかし、しかし! 自ら命を絶つことは決してしてはなりませぬぞ!
そのような罪深い行いをした者は─…」
僧らしき男はそこで言葉を切り、ばっと天を仰いだ。
「永遠に輪廻転生の輪からはずれることになりましょう! 我は数多の霊魂と話をしました。
我の言葉に嘘はありませぬ」
その場にいる数人の村人の間からおお、と吐息ともため息ともつかぬ声が洩れた。
話を終えた男は一礼して、杖をつき村の外へと続く道を歩いていく。
姫子と千歌音は並んで男の後姿を見送った。
何とも言えない緊張感から解き放たれて、千歌音は握り締めていた拳から力が抜けるのを感じた。
「本当かしら、自殺すると転生できないって……」
姫子は首をすくめて答える。
「そんなこと、死んで生まれ変わってみないと分からないわ」
「それはそうだけど」
「なあに? 千歌音がそういうことを気にするなんて珍しいわね」
「私はただ……生まれ変わって姫子ともう一度出会えるのなら、絶対に自殺なんてしないって思って」
姫子は一瞬あっけにとられたあと、吹き出した。
「まあ、あんな不吉めいた話を聞いてそんなことを考えていたなんて、貴女ったら」
盛大に笑い転げる姫子と赤くなって「笑いすぎよ」と抗議する千歌音と、それはいつも通りの光景だった。
一方で運命は、気配すら感じさせずに忍び寄ってきていた。

その夜、明るい月夜のもとで二人は水浴をしていた。
夏でも邸の裏手の小さな川の水は冷たい。
汗を流した千歌音は隣りの姫子をちらっと見た。
ほどよく膨らんだ乳房、華奢で片腕で抱き込めそうな腰、
水を含んで身体にまとわりつく色素の薄い髪……
26磊 前世 二人の巫女編:05/01/29 02:45:20 ID:by+M3o/6

姫子の全てがまぶしかった。
視線に気づいたのか、姫子が振りかえって微笑んだ。
「どうしたの?」
「あ、ううん、何でもないの」
邪まな胸のうちを見透かされそうで、慌てて答える。ついでに話題を変えた。
「姫子は祝詞を覚えるのも早いし、何でもできていいわね。私も姫子みたいになりたい」
「何でもって、それは千歌音のほうよ。私はもう弓も剣も千歌音にかなわないわ」
ぱしゃん、と水音を立てて姫子は淀みに足を踏み入れる。
「私ね、村の長の娘でしょう。おまけに陽の巫女でやたら有り難がられてしまって
期待にそむかないように頑張っていたら、いつの間にか色んなことが一応は
こなせるようになって……でも」
淀みの中ほどで、腰まで水につかって姫子は月を見上げる。
横顔は神々しくて、なのに寂しそうだと千歌音は思った。
「本当は虫を一匹殺すのだって怖い。こんな私が世界を救う陽の巫女だなんて…
神様って見る目がないと思うわ。私はもっと普通の村娘で良かったのに」
思わず千歌音は声をあげた。
「そんなことない!」
ばしゃばしゃと派手に水飛沫をあげ、姫子の傍へ駆け寄った。
激情のまま、冷たい身体を抱きしめる。
「姫子は本当にお日様みたい。誰にでも優しくて……私はそんなふうにできない。
だって、私、姫子が……姫子だけが大切なんだもの!」
言ってしまったあとで、我にかえる。
青ざめてぎこちなく手を離した。その場で立ちすくんだまま、姫子の顔を見られずにうつむいた。
いたたまれない沈黙が数瞬のあいだ流れた。
「千歌音、顔を見せて」
「……いや」
「どうして」
姫子の声はいつもの通りだ。わかっていないのかもしれない。
27磊 前世 二人の巫女編:05/01/29 02:46:14 ID:by+M3o/6

それでも、きっと真っ赤になってしまってる顔を見られたくなくて、
千歌音は姫子に背を向けて、両手で顔を覆った。
「だって私、きっと変な顔してるもの」
「千歌音」
水音と背後の気配で姫子がすぐ後ろに立っているのが分かる。
「貴女ほど綺麗な人を私は他に知らないわ。変な顔なんて言わないで」
言葉は吐息のようだった。
「きっと貴女が巫女でなければ、村中の男が貴女を求めに邸に押し寄せたことでしょうね。
私はそのことでは、貴女と私が巫女で本当に良かったと思ってるの……」
ひんやりした手が千歌音の腕に触れる。あ、と思う間もなく姫子の両腕にきつく抱きしめられていた。
背中に姫子の乳房の感触と、首に押しつけられた、そこだけ熱い唇を感じて、千歌音は息を呑んだ。
「ひ、姫子……」
「なあに」
返事をする唇は首を愛撫し、背中へと下りてくる。
「くすぐったいわ」
震え声でいうと、姫子が笑った気配がした。
「じゃあこれは?」
腰を抱いていた腕を外し、千歌音の胸を掴む。先端の尖りかけてる乳首をいきなり強くつままれて、
千歌音は声にならない悲鳴を上げた。
「痛かったかしら」
姫子の声は楽しそうだ。じわりと涙がにじんでくるのをこらえ、千歌音はうなずいた。
「千歌音は敏感なのね。じゃあもっと優しくするわね」
姫子は指を口に入れ、唾液で濡らしてから千歌音の乳首を弄った。言葉通り柔らかく、淫らに優しく。
「あ……」
思わず吐息のような声が洩れ、千歌音は再び赤面した。
「綺麗な声」
姫子に言われて、唇を噛み締める。もうあんな声は出すまいと思って。
28磊 前世 二人の巫女編:05/01/29 02:47:02 ID:by+M3o/6

手で胸を、唇で背中を愛撫されているうちに、脚に力が入らなくなってしまう。
がくがくと震える脚を踏みしめて千歌音は姫子に頼んだ。必死だった。
「もう止めて、お願い姫子」
「じゃあ場所を移しましょうか」
違う、と呟いたのに姫子には無視された。腰を抱きかかえられて、川からあがる。
夜気は濡れた肌に冷たいのに、身体の芯は熱く燻っていた。
脱ぎ捨てた衣を姫子は草の上に敷いている。どうするつもりなのかと傍で見ていると、腕を掴まれて
千歌音は姫子の上に倒れこんでしまった。
重いだろうと思い、慌てて腕を立ててどこうとすると、姫子に止められた。
「このままでいて」
先ほどいじられて尖ったままの乳首を熱いものが包む。
舌で包み込まれた感触に息をとめる間もなく、歯をたてられて、
「う、やっ、あー……っ、いや、姫子…」
泣き声のような嬌声を放ってしまう。一度出してしまうと止まらない。
姫子の右手は千歌音の太股を愛撫しながら茂みの中に侵入してきて、
指でぬめりを確認すると周囲を優しく押しながら撫で回した。
「千歌音が可愛すぎて…私も止まらないわ」
泣いている千歌音の涙を舌で舐めとって、姫子は囁く。
「巫女は純潔でないといけないから、あなたの処女をここで奪うわけにはいかないの」
つ、と指が侵入してくるのを感じ、千歌音は怖気を感じてはじめて身体を硬くする。
「大丈夫よ」
接吻を唇に贈って姫子は千歌音をなだめた。
「全部は入れないから」
そう言うと、狭くて熱い中を押し広げるように指をさらに入れ、
前後に動かして優しいけれど容赦なく攻めたてた。
千歌音は甲高く一声上げると、身体をのけぞらせた。
29磊 前世 二人の巫女編:05/01/29 02:48:00 ID:by+M3o/6

絶頂を迎えた身体は弛緩して、ゆっくりと姫子の上に覆い被さってくる。
「千歌音、千歌音?」
姫子が声を掛けても荒い呼吸が聴こえるばかり。
(失神してしまったの……?)
身体を起こしても千歌音は目覚めない。頬に残る涙を指で拭ってやって、それからその指を
舐めながら姫子は思った。
(私、やりすぎてしまったのかしら)
単衣をはおったあと手拭をしぼり、千歌音の身体を清めながら姫子は感慨深げに呟く。
「なかなか夢想しているとおりにはいかないものなのね…」


エロパート終了
次回投下は時間がかかるかも。
姫子、やりたい放題。

30名無しさん@ピンキー:05/01/29 02:50:30 ID:ZlO7RL09
COOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOL!!!!
31名無しさん@ピンキー:05/01/29 02:53:57 ID:fuNxVy8H
この気持ちをどう表現したら良いんだろう。 G−J!!!
リアルタイムで読めて、ドキドキでした。マジ、GJ!
姫子素敵!千歌音ちゃん可愛かったです!
幸せです、マジ。続き気になるー!
32名無しさん@ピンキー:05/01/29 08:19:50 ID:d8em9+9O
なんかどっかで見たような気がするんだけど思いだせねぇ…
33名無しさん@ピンキー:05/01/29 12:18:06 ID:HtQI8HOm
エロエロ姫子 キタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!
ありがとおぉおおおお! 元中学生千歌音さんっ!!
なんて上品なエロスなんだ。 古典文学読んでるよう。
大河ドラマ好きにはたまらんです。
続きが 超楽しみだーーーーッ!!
ところで、これもしかして四季物語で起承転結の四部作構成?
読むには手ごろな分量ですね。

他の方のもそうですが、冗漫で表現過多な自分には、抑制された描写が羨ましいです。

19さんのソウマSSも拝見させていただきました。こちらもGJ!イイb(・∀・)!!
アニメ版ソウマの面目躍如ですね。 
宮様、悪女っぽくないと思うけど?むしろ、サバサバしててかっこいいし。
これからも、ソウマの武勇伝投下が楽しみですな

ちなみに627でした。皆様、お体に気をつけて頑張ってください。
長文すまそ。
34名無しさん@ピンキー:05/01/31 02:19:44 ID:RH1tzbm7
保守
職人さんカモ-ン
35名無しさん@ピンキー:05/01/31 17:23:26 ID:Gd74+mGi
まさかと思うが前スレの職人さん達、ここの存在気づいてるよな?

いや、急にスレが寂れたからさ・・・・・
つい・・・・・・orz

36名無しさん@ピンキー:05/02/01 16:34:16 ID:iuKvZqgY
(;_;)
37名無しさん@ピンキー:05/02/02 21:43:36 ID:V+Jd3pZf
はやくアニメイトTVで7話〜12話まで放送しないかな
38名無しさん@ピンキー:05/02/03 07:55:35 ID:LfHa2XSw
前スレって要領オーバー?
何レスまでいってたっけ?
39名無しさん@ピンキー:05/02/03 09:53:13 ID:hggPN7dG
910だ。過去ログ倉庫に入ったね このスレも皆がんばろ
40名無しさん@ピンキー:05/02/03 14:37:55 ID:FSWl/Uzn
>>35
私はしばらく気付かなかったよ…。まだ気付いて無い人も居るんじゃないかな。
投下の途中だから皆遠慮してるのか!?と1日待って、書き込みしようとして気付いた。
41名無しさん@ピンキー:05/02/04 13:40:57 ID:h6dKVJFF
エロじゃないけど海外神無月SS(やや重め)
ttp://www.shoujoai.com/fanfics/kannazuki

そういえば、ここ以外で神無月のSS(絵もだけど)とか殆ど見ないなぁ
どっかいいところあります?
42名無しさん@ピンキー:05/02/04 22:55:46 ID:TgqjTkRW
このスレ気づいてないひといないよね?
本スレパート26のリンク 前スレのままなんだけど告知してきたほうがいいかな?
でもここ21禁だから なんか悩む…

>41
ありがと〜
43名無しさん@ピンキー:05/02/05 18:07:14 ID:n29J1h+G
神様いませんか~?
44名無しさん@ピンキー:05/02/05 18:08:14 ID:XHlE582g
とんでもねぇあたしゃ神様だよ
45名無しさん@ピンキー:05/02/06 02:07:35 ID:5fPvJOoc
>>42
いまようやく気付きました。
前スレ710くらいまでしか持ってないなあ…。
46名無しさん@ピンキー:05/02/08 19:36:25 ID:Ly637WOW
今更気づく
47名無しさん@ピンキー:05/02/09 03:47:10 ID:0p6uu83l
気付いてない人のために、本スレにここのURL貼ってきて良いだろうか…?
向こうからすると迷惑になったりするのかな?21禁だし。
でも、テンプレには入ってるしなー。(落ちた前スレが)
うー…悩む。

ときに、ここは雑談OKですか?
なんか、エロいシチュとかそういうネタで盛り上がると書き手も書きやすいんじゃなかろうか…。
前スレでも萌えシチュ雑談から姫千歌祭り(?)に発展したし。
48名無しさん@ピンキー:05/02/09 06:33:49 ID:n/ZjofhQ
okでしょ・・・というか今まで3があったの知らなかったよ・・・。
49名無しさん@ピンキー:05/02/09 11:36:46 ID:XoLAyVS8
>1に妄想話をするスレです、と書いてあるから雑談はokかと
前スレの8にスレ立てた人が書いた文をコピペしただけだし。
2に移行後すぐ本スレにアドレス貼ってくれた人がいたんで、
もう案内はいいんじゃないのかな…とも思う。

なかなか続き書けなくてごめんなさい。
一応全話見てから書きたいと思ってるんだ。
(前世絡みで見た人と同じくらいの知識を仕入れておきたい)
アニメイトTVで続きやるの2月って話だったけど。
もしかしてDVD3巻発売後くらいなんだろうか。
50名無しさん@ピンキー:05/02/09 13:26:00 ID:rIgLbk2T
レズ・百合萌え版の方に投下予告キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
51名無しさん@ピンキー:05/02/09 23:11:38 ID:hCpa3nXU
あの頃の盛り上がりは何処へ・・・・・・orz
52名無しさん@ピンキー:05/02/10 03:16:48 ID:31ml6wzw
千歌音ちゃん、わたしどうしたらいいのかな?
53名無しさん@ピンキー:05/02/10 04:14:26 ID:6jJqspwz
千歌音ちゃん、本スレに一応リンクはってきたよ。
54名無しさん@ピンキー:05/02/10 06:25:32 ID:Ox66bI9M
千歌音ちゃん、リンク貼るとき、h抜かしてね
55おせっかい:05/02/10 09:00:07 ID:6jJqspwz
>>54
なんで?2ちゃん内だから問題ないだろ
56名無しさん@ピンキー:05/02/10 12:11:37 ID:2/zIMp6+
>>55
同意
57名無しさん@ピンキー:05/02/10 15:48:06 ID:Vqi5CzXJ
今はアクセス解析しても直接2chから来たとは分からないようになってるけどね。
でも少し2ch詳しければ分かっちゃうけっど。
あとh抜くとハイパーリンクじゃなくなるんで鯖負担は軽くなる。
58名無しさん@ピンキー:05/02/10 20:23:21 ID:aHYPwr7r
前スレ700辺りで喪失しちゃったんだけど
王道である姫子ソウマ物って有ったけ 少なくとも700辺りまでは無かった・・・
59名無しさん@ピンキー:05/02/10 21:18:12 ID:ohEOqyBD
>>58
それは……王道なんだろうか……
60名無しさん@ピンキー:05/02/10 21:36:11 ID:wq93OOMp
正直神無月の中で一番難しいカップルだと思う。
61名無しさん@ピンキー:05/02/10 22:18:23 ID:KaPCtDYt
邪道やん
ふざけんな
見るのは好きだが王道と言われるのは違う
62名無しさん@ピンキー:05/02/11 05:40:32 ID:BaqhR6g0
>>58
この書き込みだけでも「王道」とか言っちゃうやつが
どっかズレてるのが分かっちゃいますね。
63名無しさん@ピンキー:05/02/11 21:06:37 ID:6/ms9MYy
保守
64名無しさん@ピンキー:05/02/12 03:14:05 ID:B4wL6cEm
だよな。神無月は史上初の百合EDアニメ。百合EDが王道なんだよ。
65名無しさん@ピンキー:05/02/13 05:02:43 ID:sC/8RuUQ
確かにギロチより難しいかもしれん
66名無しさん@ピンキー:05/02/13 18:36:57 ID:Y5yNJH7f
バリバリの百合アニメで、ピエロ役のソウマが王道とか主張されてもねー
価値観が古い人なのかな。
67磊 前世 巫女の運命編:05/02/13 19:01:22 ID:BfPiAKrP

途中までですが書いた分を投下します。
残りは近いうちにお見せできるかと。


いまよりももう少し幼かった私は、怖い夢をみると、姫子のところへ行った。
「大丈夫」と姫子が言って腕の中へ抱き込んでくれたら、もう平気。
甘い香りに包まれてみる夢は、起きたら覚えていないような儚いものばかりだったけど
そんな夢をみて目覚めた朝は、夢の残滓で幸福感に満ちていた。
姫子がいれば、良かった。
どんな運命だって姫子さえいれば、私は……何でもやれる。何者にだってなってみせる。

そんな覚悟だって夢だった。
ずっと見続けることは叶わない甘い夢だった。


邪神ヤマタノオロチが復活する──
日本の各地から天火明村へ届く報せはオロチによる破壊、そして慄き逃げ惑う人々について語っていた。
頭を垂れて刈り取られるのを待つばかりだった稲穂を業火が焼き、巨大な邪神たちが畑を踏み荒らし、
家を破壊し、山はえぐられて獣たちが姿を消し、河は濁って魚が白い腹を上にして浮かんだ。
まるで地獄を目の当たりにしているようだと綴られていた。
人の手に負える相手ではない。
剣神アメノムラクモを復活させるしか、人が生き残る術はないと……
68磊 前世 巫女の運命編:05/02/13 19:02:36 ID:BfPiAKrP

姫子と千歌音は社の地下の奥深く、人知れず隠されてきた洞窟でアメノムラクモ復活の儀を行っていた。
鈴の音にあわせて祝詞を唱え、気が高まってくると共に雷が走り抜けるような衝撃が、何度も身体を襲う。
耐え切れず、姫子は小さく悲鳴をあげて片膝をついた。千歌音も唇を噛みしめて、その場にうずくまる。
「……千歌音、今日はここまでにしましょう」
千歌音はゆっくりと頷いた。
それは、村人たちが救いを求めて苦しむ姿をもう一日見なければならないということを意味していた。
祈りをこめて村の女たちが織った巫女装束は土埃で汚れている。埃を叩いて綺麗にしようとあげられた腕に輝くのは
翡翠を金で囲み、飾りとして縫い付けたもの。翡翠は古代より村に伝わる宝物だった。
想いがこもった装束を身に着けると霊力が高まるのを感じられた。
「明日こそは復活させなくては。村人たちにも限界が来ているわ」
「あせっては駄目よ」
姫子が微笑む。どうして儀式がうまくゆかないのか、理由をきっと知ってるだろうに、姫子は千歌音を急かさない。
「……私のせいね」
「千歌音?」
「私の心がまだ揺らいでるから、だから」
姫子は千歌音のそばに寄って、そっと千歌音の唇を指で押さえた。
「千歌音のせいではなくて、私のせいかもしれないわ。同じ立場なら誰だって怖くなる。お願いよ、自分を責めたりしないで」
「姫子……」
二人はお互いの身体に腕を回して見つめあい、長い接吻を交わした。
千歌音は名残惜しげに唇を離すと、言った。
「私、もう行かなくちゃ」
「今日は休んだら?」
姫子の言葉に首を横に振る。
「いいえ、もう時間がないの。もっと腕を上げなくては」
傍から見ればきっとおかしな会話だろうと、千歌音は思った。
69磊 前世 巫女の運命編:05/02/13 19:03:58 ID:BfPiAKrP

思いもよらない、残酷な神託を受けたのはオロチたちが各地で動き始めたのと同じ頃だった。
ヤマタノオロチは滅ぼすことはできない。鎮めることができるだけ。
そして、オロチによって破壊された世界を修復するには巫女の命と想いを、もう一人の巫女の手によって捧げなければならないと。
初めにその神託を受けたとき、千歌音の胸に浮かんだのは「自分が死のう」という思いだった。
姫子は皆から慕われていて、村の要だ。失うわけにはいかない。誰もがそう思うだろうし、姫子の手にかかって死ねるのなら
むしろ自分は幸せだと、どこか醒めていた。
協議するのは無意味だと、村の長、長老たち、神主などが連なる場を中座して、外に出て月を見上げた。
姫子に殺されて、あの月にある社に封じ込められる……それはどんなに怖ろしく寂しいことだろう。
けれど、と千歌音は思う。姫子にそんな運命を背負わせるよりも自分が受けたほうがいい。
代わりになれるのは自分だけだと思うと、誇らしかった。
どのくらいの時が過ぎたのか、背後に人の気配を感じて振り向くと、姫子が立っていた。今までに見たことの無い厳しい顔をして。
「姫子、話は決まったの?」
「ええ。あとは貴女がうなずいてくれれば」
千歌音は微笑んだ。やはり自分は死ぬのだと思った。
「お父様も長老たちも、貴女次第だと言っているわ。千歌音、私のことを好きだって、私だけが好きだと言ったわよね」
「ええ、そうよ……?」
姫子の口調にふと背筋を這いのぼる不安を覚えて、千歌音は眉を寄せた。
「お願い、千歌音。私を殺して」
はじめは姫子が何を言っているのか、理解できなかった。
「姫子、何、何ていったの」
「千歌音」
もう一度姫子が口を開く。千歌音はとっさに耳を塞いだ。膝から力が抜けてその場に崩れおちた。
「いや! 聞きたくない!!」
じわじわと先ほどの言葉が脳を侵していく。姫子の言葉の意味が今やっとわかった。
「どうしてなの。貴女は村の長の娘で、私はただの孤児なのよ。死ぬべきなのは私よ! 皆そんなことも分からないの!?」
千歌音の身体は震えだす。本当に怖いのは長や長老たちなどではない。姫子が何を思い、何を決断したのか、
それを知るのが怖くてたまらなかった。
「確かにそういう意見も出たわ」
70磊 前世 巫女の運命編:05/02/13 19:05:42 ID:BfPiAKrP

千歌音の正面に座って、姫子は言った。千歌音の手が塞いでいた耳から力なく落ちる。
「そう発言した人たちを説得するのに今までかかってしまった……」
夜空の月を遠く見やる姫子の表情は静かだった。
「私には、貴女は殺せないの」
呟きは小さいのに残酷なほどはっきりと耳に届いてしまう。
「どうしても、駄目なの。だから貴女に私を殺して欲しいの」
「姫子、それは、姫子は優しいから、私を殺すのは嫌だと思うわ、でも」
必死にすがる言葉を遮るように、姫子はゆっくり首を振る。
「私が優しいからではないの。それだったら貴女にこんな残酷なことをさせたりしない」
ぽつりぽつりと姫子が語る。言葉も表情も優しいいつもの姫子なのに、手を伸ばせば届くほど近くに居るのに、
千歌音にとっては、今の姫子が不思議に遠かった。
「初めて出会ったとき、貴女はやせ細っていて、乳母の目には貴女の美しさは見えない程だった。あれから何年経ったのかしら。
私はあなたの姉だったし、保護者、そして師でもあった。嵐の夜は一緒に眠ったわね。貴女の手が私の衣をつかんでしがみついたとき、
私は自分の心に誓ったの。貴女を守るのは私。真っ先に倒れるのは必ず貴女ではなく私だと」
じっと手の平を見つめて姫子は語り続けた。千歌音に対してというよりも、もっと深い何か、まるで運命にでも言い聞かせるように。
「この手は貴女を守るための手なの。貴女は大輪の花よ。まだ咲ききらないのに、死んではいけないわ」
きゅっと姫子の手が握り締められた。
「愛しているわ。誰よりも貴女に生きていて欲しい。だからお願い、私を殺して、千歌音」
「姫子……」
千歌音は言葉を失った。多分、この世の何者もいまの姫子を動かすことはできないだろう。
71磊 前世 巫女の運命編:05/02/13 19:08:25 ID:BfPiAKrP
「私、私、できないわ……きっと死んでしまう。姫子の居ない世界になんて生きていたくない」
頬をつたって涙があふれだす。言っても甲斐のないことと知りつつ、分かったと頷くことができなかった。
「ヤマタノオロチは滅ぼすことはできない、だから巫女もまた生まれ変わって復活したオロチを再び鎮めるのかもしれない。
いつかは分からない、遠い遠いそのときに私と貴女はまた出会えるのかもしれないわ」
千歌音ははげしく頭を振った。
「いつかなんて、そんなのは嫌よ」
「……だったら、使命を投げ出して二人で逃げましょうか?」
はっと姫子を見ると、姫子は微笑んでいた。
「それでもいいわよ」
本当にいいわけがない、と千歌音は思う。優しい姫子は今は自分の為にいいと言っているだけ。逃げ出しても、心を痛めて病んでしまうだろうと。
運命が明らかになって姫子と自分がそれを知った時点で、どちらかが死ぬのかは決まってしまっていたのだと。
心が絶望と嘆きで染まっていく。
愛しい人、愛しくて愛しくて残酷な人……
垂れていた頭を高くあげて、月を見る。目元をぬぐっても、すぐ月の姿はぼやけてにじんでしまう。あの月に姫子を奪われるのだと思った。
「わかったわ」
声が弱々しい気がして、力をこめて言い直した。
「いいわ、姫子。私が貴女を殺すわ。それが貴女の望みなら」
同時に姫子を殺したあとですぐ自分も死のうと心に決めた。それだけが今の千歌音の慰めとなった。

72磊 前世 巫女の運命編:05/02/13 19:09:24 ID:BfPiAKrP

洞窟で姫子と別れたあと、千歌音は社の後ろの山へ向かった。山の中腹に開けた場所があり、藁を束ねたものが杭にくくりつけられて何本も立っていた。
用意してきた太刀の鞘を払って、千歌音は低く身構える。藁は姫子の背と同じ高さにしてあった。
(一番狙いやすいのは剥き出しになってる首……)
真っ直ぐ立っている姫子の姿と目の前の藁の束を重ね合わせて、千歌音は走り、首を斬った。
藁は切り落とされて、地面に落ちる。首が落ちた幻影をみて、身体が震えた。
(姫子の首を落とすのは、やっぱり嫌。確実さでは劣るけれど、心の臓を狙うしかないわ。骨のあいだを一息に刃で刺し貫いたら、
痛みも多分そんなには無いだろうし)
また姫子を思い描きながら、藁を切る。何度も何度もそれを繰り返し、全て斬り終えたころには、千歌音は汗だくになっていた。
荒い息を整えて、藁の散らばる練習場を後にした。

身体を清めるために、千歌音は衣服を脱ぎ捨てて屋敷の裏手の小川に入っていった。
秋も深まり、水は凍えるほど冷たくなっている。それが丁度良かった。
実際に流したのは汗だけなのに、身体が血にまみれているような気がしてならない。
神経質なほど身体を手拭でこする。長い時間をかけて水浴した後ようやく上がると、身体は冷え切っていた。

邸に戻り、薄い粥をもらってから自分の部屋にひきあげた。服を替えて、姫子の部屋へ向かう。
「姫子?」
声をかけてから入ると、姫子は衣を身体にかけて眠っていた。暗い洞窟では気づかなかったが、姫子の頬がこけてきている。
そういえば先日、姫子が自分の粥を村の子供にあげていたことを思い出した。
(もう、これ以上は待たせるわけにはいかない)
幻影のなかでは何度も姫子を斬った。それが現実になるのだと思ってみても、もはや何も感じない。
(私の心は死んでしまったのかしら、それともこんな感じは今だけなのかしら?)
考えにふけりながら、千歌音は姫子の傍らに腰をおろす。その気配を感じたのか、身じろぎして、姫子が眼を開いた。
73磊 前世 巫女の運命編:05/02/13 19:11:34 ID:BfPiAKrP

「千歌音……」
うっとりと幸せそうに姫子が微笑んだ。
「寝てていいのよ。顔を見に来ただけだから」
「顔色が悪いわ、千歌音」
姫子は千歌音の手に何気なく触れて、驚いて言った。
「冷たいじゃない! はやく暖めないと」
「水浴が長すぎただけなの。大丈夫よ」
身体にかけていた衣を持ち上げて、姫子は少しだけ怖い顔をつくった。
「今すぐここにいらっしゃい」
「姫子の身体が冷えてしまうわ」
「いいからいらっしゃい。命令よ」
千歌音は泣きたくなるのをこらえて、笑った。
「わかったわ……怖いわね、姫子」
74磊 前世 巫女の運命編:05/02/13 19:12:17 ID:BfPiAKrP

厚手の衣の下で身を寄せ合うと、本当に暖かかった。
ついでに甘えてしまおうと、千歌音が姫子の腰に手を回し、胸に顔を擦り付ける。
「千歌音、どうしたの? まるで子供みたい」
抱きしめてくれる身体は柔らかく、甘くていい匂いがして、暖かい。
「今日は一緒に寝てもいい?」
上目遣いでおねだりをする千歌音に、姫子は優しく笑って答えた。
「いいわよ」
ぴったりと抱き合っても、以前感じていたような欲望は覚えなかった。
ただ愛しい。こんなに愛しくたまらないのに……
「千歌音、どうしたの?」
涙が勝手にこぼれて、姫子の衣を濡らしていた。
「姫子、私ね、決めたの。きっと明日はアメノムラクモが復活するわ。だから今日は最後の夜なの……」
「千歌音」
それきり黙ったまま、姫子は千歌音の髪を撫でていた。
(この夜が明けないといいのに……)
きっと夜通し眠れないだろうと思っていたのに、何度かうとうとした。
目覚めて、姫子を抱きしめている自分と、姫子に抱きしめられている自分を確認して、安心して再びとろとろと眠りに落ちた。
胸につかえる重い塊さえなければ、幸せな夜だった。




ひとまずここまでで。
残りは後日。
75名無しさん@ピンキー:05/02/13 19:20:25 ID:DBOTC1x4
ふうん・・・
76名無しさん@ピンキー:05/02/13 19:26:07 ID:IMqjYU+H
まだこの糞スレあったんだ?
77名無しさん@ピンキー:05/02/13 19:47:31 ID:3qsWz4Na
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
78名無しさん@ピンキー:05/02/14 01:14:29 ID:HZhuUAp6
なんで神無月スレには>>66のようなガイキチが多いんだ。
スルーすればすむ話なのに人格攻撃とか。
79名無しさん@ピンキー:05/02/14 02:59:14 ID:FNsnKhcg
中学生千歌音さん、乙です。
続き待ってました!!! GJです!(*゚∀゚*)♪
運命に立ち向かう直前の二人、切なすぎますねえ…

一時期閑散としてたんで、自分もそろそろ投下しようかと思いましたが…
かなり、ヒンシュクものになりそうなんで
悩むんだけど…千歌音ちゃん 私 どうしたら(ry

なんかスレ荒れてるんですかね…? 
いや、別に内容に関しての批判だったらいいんだけど、
なんかスレの存在自体の否定とか、あのカップリングが許せない
とかの話になってたんで。
それも、貴重なご意見ではありますが。
SS書くの時間かかるので あるていど寛容になってもらえたら…
実際自分が書いてみて実感したけど。
他の方に投下してもらえるだけでも有りがたいと思います。

ちなみに前スレ627のアホでした。 では、次回楽しみにしております
80名無しさん@ピンキー:05/02/14 06:03:05 ID:8m7ttHOx
>79
627さん、中学生の人です。
遅くなってしまったんですが四季で4部作というのは考えてませんでした。
神無月で冬ってイメージあんまりないんですよね。
いまスレが荒れてるかというと、まだそうでもないかな、と思いますが。
人は減った感じしますけどね。
次回作楽しみです。待ってますね。
81名無しさん@ピンキー:05/02/16 11:10:23 ID:QmSCo5hs
センセー、前スレのログうpしてもらえませんか?
今頃ハマってしまったもので・・・
82名無しさん@ピンキー:05/02/17 11:28:12 ID:/BkJ+TPp
> なんかスレの存在自体の否定とか、あのカップリングが許せない

そうじゃなくて、ソウマが王道とか勘違いしてる人がいるからでしょ。
83名無しさん@ピンキー:05/02/17 13:12:04 ID:07WkdIuQ
それは個人の勝手だ。
気に触ってもスルーしる。そういった妄想が発展してエロになるんだと俺は思ってるし。
84名無しさん@ピンキー:05/02/18 04:16:56 ID:5ELCnQaU
前スレのSSキボンヌ
85名無しさん@ピンキー:05/02/18 11:48:01 ID:JSMBmoSu
量が多くてここに全部コピペは無理
お金出してもいいなら●はどうよ。
86名無しさん@ピンキー:05/02/18 16:30:31 ID:yS/1raHi
前スレ、Janeのdatならうpロダ紹介して貰えればあげられるよ。
87名無しさん@ピンキー:05/02/18 23:05:30 ID:aT16gX/a
88名無しさん@ピンキー:05/02/19 00:24:28 ID:R/egxyxt
糞スレ
89名無しさん@ピンキー:05/02/19 04:04:19 ID:VpegxrYS
毎夜繰り広げられるマリア様の過激な性サバト儀式
http://love3.2ch.net/test/read.cgi/kageki/1108752801/
90名無しさん@ピンキー:05/02/19 04:26:11 ID:MpJXyuH6
>>86
おながいします
91名無しさん@ピンキー:05/02/19 10:46:19 ID:X34zwlkY
前スレ
ttp://uploader.zive.net/file/13574.txt
そのままあげられなかったので、拡張子をtxtに変えてあります。
92名無しさん@ピンキー:05/02/19 23:51:27 ID:lfEREQjb
某神無月スレでキャラハンやってる者なんですが、
その内容のパロディ(ようするに二次創作のさらに創作。三次創作みたいな)
みたいな短文を投下させていただいていいですか?

そのスレ自体に投下すると展開上無理があるんで、こちらにお願いしたいんです。
名無しの人の煽りがひどくなったら、
お世話になった他キャラハンに迷惑かかりますんで。

ちなみにエロはなしです。
93名無しさん@ピンキー:05/02/20 00:39:48 ID:iOsW+DU5
ダーティハリーさんだ
94名無しさん@ピンキー:05/02/20 02:38:56 ID:gV1fajwY
>>92
百合ならどうぞ(個人趣味
95名無しさん@ピンキー:05/02/20 03:02:37 ID:JBvu3OkO
>92
百合ならどうぞ(同じく(個人趣味
96名無しさん@ピンキー:05/02/20 09:44:24 ID:6PTtSsmS
 おまいら、ちったぁ百合以外の属性持ちの事も考えろと(棒読み
97名無しさん@ピンキー:05/02/20 09:48:34 ID:x7VDlEqQ
>>91
サンクス!!

>>96
ツバサ兄さん乙
98名無しさん@ピンキー:05/02/20 10:38:55 ID:oI7ne4Ig
エロなしスレを、別板に立てたほうがよいかな。
読みたくない人もいるだろうし。
99名無しさん@ピンキー:05/02/20 12:54:31 ID:/iHAlDrU
アニメ2の方でもエロなしSSの持って行き場に困ってたみたいだしな
100名無しさん@ピンキー:05/02/20 16:37:52 ID:lL65c+TP
マコちゃんSSエロなしを投下希望の神様がいるらしいんで、
みなさま、温かく見守りませう

前スレはエロなし短編があったはずだよねえ
101名無しさん@ピンキー:05/02/20 16:39:47 ID:5YsItg3w
マコちゃんは姫子愛してるね・・・愛してるね
102磊 前世 巫女の運命編:05/02/21 00:54:37 ID:WheITDz0
遅くなりました。
分量あまり無いんですけど最後の締めをお届けしたいと思います。



私は目を開いて顔を上げた。
彼女は私の身体を抱いて泣いていた。
ああ、貴女は泣き顔だって美しいのね。
夢を見たのはほんの刹那だった。
いつかきっと傷つけてしまうんじゃないかと思っていた。
こんな形でだとは、知らなかったけれど。
誰よりも純粋で綺麗な貴女。
できることなら、ずっとずっと見つめていたかった。
貴女の涙が胸に痛くて、慰めたくて、私は手を伸ばす。
……口の中で金くさい味がした。



アメノムラクモは無事に復活した。
赤くオロチの力によって染まった地球を眺めていた姫子がゆっくりと千歌音を振り向いた。
うすく笑みを唇にのせて、両腕を広げる。風に袖がひるがえるさまは白い鳥の翼のよう。
姫子が首を傾げて促すと、千歌音は口元を厳しく強張らせ、太刀を手に一気に斬りかかった。
千歌音を迎えて、姫子は静かな覚悟と共に目を閉じた。
刃は吸い込まれるように白い胸に埋まっていく。あれほど怖れていた瞬間なのに、呆気ないほどに。
藁の束とは違う手応えに、退きたくなる身体を抑えて、千歌音は刃をさらに深く押し込んだ。
姫子の身体が傾いで後ろへよろめいたのを見て、咄嗟に刃を抜き、姫子の身体を抱きとめた。
二人の間の地面に、血が滴り落ちる。止まることなく。止めようもなく。
103磊 前世 巫女の運命編:05/02/21 00:55:21 ID:WheITDz0


目蓋を再び開くまでの一瞬、姫子は粛々と歩む数多の人々の列を見ていた。
(これは……?)
行列の中には見知った顔もある。思わず走りよって声をかけても、反応は無かった。
ただ人は姫子の前を過ぎて行く。不思議に思いつつも、見ているうちに慣れてしまい、ただ傍観しているしかなかった。
人々の服が次第に変わっていくのを目に留めていた。
不意に姫子はとても懐かしい顔を見た気がして、慌てて傍へ寄った。
長い黒髪、印象的な立ち姿。服装は見慣れないものだけど、自分が間違える筈がない。
「千歌音!」
叫ぶと振り返った、黒曜石の瞳。
唇が何かを言う。
音は姫子には聞こえなかった。
それでも確かに、その口は「姫子」と動いていた──

104磊 前世 巫女の運命編:05/02/21 00:56:04 ID:WheITDz0

「姫子!」
自分の名前を呼ぶ声に、姫子は目を開いた。
いったい何の夢を見ていたのか。目覚めた瞬間にほとんど忘れてしまっている。
千歌音は泣いていた。
深く傷ついた色の瞳をしていた。姫子は残っていた力をふりしぼって、千歌音の身体を抱きしめた。
「頑張ったわね」
耳元に囁くと、「姫子」と呟いたきり、嗚咽が激しくなった。
千歌音は死ぬつもりではないかと思っていた。それを止めることに罪悪感を覚えてもいた。
不思議なことに今は感じない。再び会えるという確信だけがあった。
「死んでは駄目よ、千歌音」
抱きしめている身体が震える。
「だって、貴女のいない世界は私には何の意味もないもの…」
囁きは迷い児みたいに頼りない。
熱い傷口から滴り落ちていく生命を意識した。せめて必要なことを言い終えるまで、もってほしい。
「そんなことを言っては駄目。無傷の世界をあげるわ……受け取って、お願いよ」
唇から溢れおちていく血が伝えたい言葉の邪魔をする。
「貴女を忘れて生きたくなんてないの」
「もう一度会えるわ」
涙で潤んだ千歌音の瞳が大きく見開かれた。
「会えるわ、必ず。私の予言が当たるのは知ってるでしょ?」
少し笑う。視界が霞む。千歌音の背に回した腕に力が入らない。まだ、言いたいことがあるのに……
「だから、泣くのは止めて……」
ちゃんと言葉にできたのか、姫子には分からなかった。
105磊 前世 巫女の運命編:05/02/21 00:56:47 ID:WheITDz0

「千歌音さま」
声をかけてきた少女は千歌音の知らない顔だ。不審そうな表情で察したのか、あわてた様子で少女は言葉を続けた。
「あ、あのっ、私今度から千歌音さま付きの下女となりました、乙羽と申します」
「ああ、その話なら聞いてるわ。よろしくね、乙羽さん」
微笑みかけると、乙羽の顔が真っ赤に染まった。
「噂は耳にしておりましたが……」
「なあに?」
首を傾げる千歌音に乙羽は「な、何でもありません」と首を振った。
「気になるわ。噂ってどんな?」
優しく促されて、しぶしぶといった様子で口を開いた。
「千歌音さまは、まるで竹取物語のかぐや姫のように美しい方だと……もう、本当にその通りで、
私、つい失礼なことを申し上げてしまって」
「そんな噂が? 困ったわね」
千歌音が本当に困っているので、乙羽はまた動転してしまったようだ。
「私ったら、失言ばかりで申し訳ありませんでした。で、では失礼しますっ」
乙羽がどたばたと賑やかに部屋を出ていくようすに、千歌音はくすっと笑った。
しっかり者だと聞いているのに、人は噂では判断できないものだと思う。
それでも慣れてくれば、邸のことを任せられるようになるだろうか。


その夜、千歌音は月光に誘われるように表へ出た。
満月が薄雲におおわれて、おぼろに光っている。
月を眺めていると、いつも胸がやり場のない想いでいっぱいになってしまう。
両腕を広げて、強い憧れをこめて遠い月へ手を伸ばした。
遠い天に高くあがっているあの月に、この両手が届けばいいのに。

……本当に抱きしめたいのは、月ではないような気がした。


end
106名無しさん@ピンキー:05/02/21 01:03:37 ID:WheITDz0
この場で書きたいものを書かせていただいて、有難うございました。
間をあけたため長くなりました。

2期が出て前世の話が明らかになってほしいなと願いつつ名無しに戻ります。
ごきげんよう、皆さま。

107名無しさん@ピンキー:05/02/21 01:05:27 ID:9YPd2gga
最近はロリが多くてヤバイ世の中だな・・・

こいつやばすぎるよ。。
人間じゃねえ

【韓国】行方不明の7歳と9歳、3か月ぶりに帰宅するも皆妊娠してた Part2
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1105866847/

108 名無しさん@ピンキー:05/02/21 01:16:26 ID:ICNlXg5y
>>106
GJ!
泣かされました。
残された巫女は心の底に悲しくて、しかしあやふやでつかみ所のない想いを
抱えたまま転生する定めなんでしょうかね。

新たなアイディアが浮かんだら是非また投下してください。
待ってます。
109名無しさん@ピンキー:05/02/21 06:05:19 ID:pcE3RXnm
GJ!!! 乙でした!
全米がないた!! ありがとおおお!!!
ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!
110名無しさん@ピンキー:05/02/21 07:33:43 ID:vPl46qyg
夜勤終わってすぐに読みました
目から水が流れるのはなんでだろう・・・
111名無しさん@ピンキー:05/02/21 09:02:59 ID:kg8pCea2
>106
乙です!
たまらなく切ない(つД`)
姫子も千歌音ちゃんも最高だ・・・
ありがとう、本当にありがとう。゚(゚´Д`゚)゚。
112名無しさん@ピンキー:05/02/21 16:28:55 ID:fugLLjXo
中学生千歌音様、完結オメデトウございます!!!お疲れ様でした!!
そして楽しい時間と盛大な感動と涙を有難うございました。。・゚・(ノД`)・゚・。感涙  ウエエェェン
今、あなたのこの前世編を何度も何度も読み返しています。
本当に味わい深く学ぶべき所多き文章です。
内容についてまた読み返しましてから 感想を述べてみたいかと思います。

ひとまず、感謝の意を込めまして。
アナタの大ファンの前スレの627より。

以前のミヤコ×ソウマの方も続き、多くの人が待っているんじゃないでしょうか。
体調がお悪いのか、やむをえぬ事情があるのか、心配です。
マコちゃんエロなしの方含め、他の神様の投下もお待ちしています。 
自分のはまだ。。。
113名無しさん@ピンキー:05/02/21 17:38:36 ID:tetdyxEB
>>112
627氏、あんたいい人だな・・・

俺はあんたの作品もいつまでも待ってるぜ。

ミヤコ×ソウマを書いた方、本当どうしたんだろう・・・
あなたの作品も当時の反響からして続きを待ってる人、結構いると思うのに・・・

アニメ終わってしばらく経つけど、新しい方の投下もありそうだし
今後もどんどん発展していって欲しいなぁ・・・
114470:05/02/21 18:53:33 ID:5XiuFfqE
いやずっとこのスレは見てたんだけどね…
2月頭あたりから仕事が死ぬほど忙しくてぶっちゃけ書く暇がなかった。
今週末にはなんとかなりそうだからそろそろ再開しようと思ってたんだが。
つかまだ待っていてくれる人がいたのが感激だ…
115名無しさん@ピンキー:05/02/21 21:52:05 ID:rclWfAau
俺もその一人ですぜ、旦那。俺も自スレの作品ようやく終わりそうなんで
いつか参戦したいものだなぁ。その前にDVD全部見んと。
116名無しさん@ピンキー:05/02/21 23:06:01 ID:WheITDz0
>114
続きを投下するなら、最初からはどう?
前スレはもう見られないようだし。
117名無しさん@ピンキー:05/02/22 19:32:44 ID:uywr4vON
投下、来ぉぉぉぉぉっぉぉい!!!!
118470:05/02/22 20:15:07 ID:cO8YxPNY
>>116
スレ消費許してもらえるなら、それもいいかも。
どっちにしろ早くても来週かな…
119名無しさん@ピンキー:05/02/22 22:44:14 ID:sE1RrOk2
スレ消費は大丈夫かと。
楽しみにしてます。
120名無しさん@ピンキー:05/02/24 21:29:21 ID:gImrW/gz
121名無しさん@ピンキー:05/02/26 16:38:41 ID:+8Otn+T1
物語が完成されてて書くに書けないのかね
122名無しさん@ピンキー:05/02/27 00:12:14 ID:vWMC7jrO
書きたいけど、アニメで最高のハッピーエンドだったから、
満足してしまってて何かきっかけがないと書きづらい。
何かシチュキボン。
123名無しさん@ピンキー:05/02/27 01:29:57 ID:bCJCwpke
じゃあ、コロナ×レーコ
124名無しさん@ピンキー:05/02/28 20:59:19 ID:tzZg/hM7
そういえば結局ここってエロ無しはNGだった?
125名無しさん@ピンキー:05/02/28 21:13:01 ID:4/NtO8Ib
いや、いいんじゃないの 別に。
この際何でもいいから読みたいねえ 
マコちゃん姫子の友情物語とか、乙羽千歌音の主従物語とか
126 名無しさん@ピンキー:05/03/01 14:23:36 ID:SWG2T8B8
アニメ2板から誘導されてきましたマコちゃんエロなしです。
こちらで受け入れていただけるようでうれしく思います。

予定よりちょっと遅れましたが何とか完成にこぎ着けましたので投下しようか
と思いましたが、>>114さんが投下予定みたいなのでその後にした方が良い
でしょうか。

よろしければ皆さんのご意見をお聞かせください。

もし投下しても良いということでしたら今晩当たりに、と考えています。
127名無しさん@ピンキー:05/03/01 14:26:00 ID:d+JVkVEr
投下希望です!
是非読ませてください。
128470:05/03/01 17:07:16 ID:RXF1rXWW
私用でゴタゴタしてて…もう少しかかりそうです。
俺のことは気にしないでください
129前スレの627:05/03/01 18:34:50 ID:FstjALPw
>>126
マコちゃんキターーーーーーー!!
ずっと楽しみにしてました。今晩お待ちしてます!!
皆さん「お疲れコール」で支援しましょう。
あと、これは私が以前、個人的にやっていたことなのですが…
終了を知らせる書き込みを締めにするとか
あらかじめ投下文を区切ってレス予定消費量を知らせるなどすれば
割り込みなどは起こらないし、あったとしても
悪意でなければお気になさらねばいいと思いますよ。

>>128
470さん!続き楽しみにしてます。
以前のあなたのSSで、ソウマに少し惚れ直してしまいました。
お忙しいでしょうがご無理なさらず。

>>113
お言葉有難うございます。ただ、まだ大分時間かかりそうです。スミマセン…

元中学生千歌音さんの前世編の感想まだです。ごめんなさい
別に大したものでないんですが…

他の皆様の投下もお待ちしてます では失礼しました
130名無しさん@ピンキー:05/03/01 20:34:15 ID:pGHJJM2o
>129
こっそりと。
元中学生の人です。
感想をというお気持ちとても嬉しいし有難いのですが、
そろそろ違う投下もありそうなので
良かったら627さんの次回投下時にでも、お聞かせ下さい。
131 名無しさん@ピンキー:05/03/01 22:22:32 ID:SWG2T8B8
マコちゃんエロなしです。
それでは投下させていただきたいと思います。
28レスほど使用予定です。

マコちゃんといえばそのキャラから、コメディタッチを望まれる方もいるかも
知れませんが、これを書いた動機が介錯同人誌の「病院にて」というマコ
ちゃんモノローグ漫画に触発されて、なのでコメディとはほど遠いです。その点
ご注意ください。

それではお目汚しではありますが興味がありましたらご一読ください。
132再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:24:36 ID:SWG2T8B8
「マコちゃんに会ってほしい人がいるんだけど、連れて行っていいかな。」
連日暑い日の続く夏の、ある日の夕方、陸上部の強化合宿からやっと部屋に帰って
きた私の携帯にかけてきた姫子はそう言った。

−−−-私と姫子は現在大学三年生。
高校卒業後もこの地を離れたくないという姫子が選んだのは地元の神屋楯大への進
学だった。
私はといえばインターハイの実績を買われ幾多の大学から誘いを受けていたのだ
が、姫子の進路を知って迷わず同じ道を選んでいた。
「マコちゃん、何でもっと陸上の強い学校に行かないの?」
「私はね、強いところに行くんじゃなくて強い相手に勝ちたいの。それにあそこは
陸上部の先輩も大勢いるしね。」
進路を決めた時の姫子からの問いかけに、私はうまく答えられただろうか。胸の内
に秘めた想いを悟られることなく・・・。
そして今私たちは天火明村からほど近い地方都市に二人で部屋を借り、高校時代の
寮生活の延長のように暮らしていた。-−−−
133再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:25:42 ID:SWG2T8B8
何だろう。今まで姫子が私たちの部屋へ誰かを連れて来たことはなかった。それに
声の様子がいつもと違うように感じるのは携帯の受信状態のせいだろうか。しかし
そんな小さな疑念を振り払うように私は明るく言った。
「もちろんだよ。あんたと私の部屋なんだからそんなこと断らなくてもいいってい
つも言ってるじゃん。」
しかし今まで現実のこととして考えたことのない、いや、あえて考えようとしな
かった事柄が、心の中で頭をもたげてくるのがわかった。考えまいとしても無意識
下で常に恐れていたことが。
私は時々夢を見る。いつか姫子のたった一人の大切な人が現れて、手を取り合い笑
いながら私の前から去ってゆく日のことを。どんなに泣き叫んで手を伸ばしても届
かずただ二人を見送るしかない、そんな日を。そしてその度に、目覚めるとすぐ隣
のベッドに眠る姫子をさがして嗚咽を聞かれなかったことに安堵する私がいた。

その日姫子が私に紹介したのは私たちと同年代の女性で、彼女は長くつややかな黒
髪と涼しげな瞳が印象的な美人だった。
「マコちゃん、こちら、姫宮千歌音ちゃんていうの。」
その時私は初対面のはずなのに、彼女のことを知っているような不思議な感覚に囚
われた。
「あの、失礼ですがどこかでお会いしたがことがありますか。」
その女性は少し寂しげに微笑んで小さく首を横に振った。
134再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:26:29 ID:SWG2T8B8
「マコちゃん、これ見てほしいの。」
そう言って姫子が差し出したのは高校時代から大事にしていたアルバムで、姫子は
いつも一人ぼっちの写真を見ては涙を流していたものだった。
しかし驚いたことに姫子が一人で写っているはずの写真には、どれも一人の美少女
が姫子とともに微笑んでいた。その少女は紛れもなく目の前の美しい女性の高校時
代と思われる姿だった。
「これって一体・・・?」あまりの衝撃に私はその人を不躾に見つめてしまった。
と、その時だった。彼女と目があった瞬間、私の中のどこか深いところで白くまば
ゆい光が弾け、私の全身を貫いた。
「み・・や・・・さま・・・?」私の唇は自分でも耳慣れない言葉で彼女をそう呼
んでいた。
「マコちゃん?もしかして何か思い出したの?マコちゃん!」姫子がそう叫ぶのを
聞きながら、私は今までに経験したことのない奇妙な感覚に襲われていた。
彼女とは初対面のはずだ。確かにそのはずだ。しかし乙橘学園で同じ時を過ごした
記憶もまた確かにある。その中の彼女は学園でまさに至高の存在だった。相反する
二つの事実、その両方が私の中に等しく存在している。
135再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:27:13 ID:SWG2T8B8
軽いめまいを感じ、その場に膝をつきそうになったところを姫子に支えられた。い
ろいろな想いが頭の中を渦巻くがどれも言葉にならず、ただ混乱していた。
「大丈夫?」
「うん、平気。でも分からない。何で私はその人のことを知っているんだろ。うう
ん、そうじゃなくて何で宮様のこと今まで忘れていたの。全然分かんないよ。」
「私、千歌音ちゃんの大切な日々が無かったことになるなんてそんなの堪えられな
くて。でもマコちゃんは思い出してくれて。ほんとにありがとう!」
「えっ?それじゃあ、もしかして、宮様が・・・。」
「見つけたの。やっと会えたの。」
「・・・そっか、よかったね姫子、よかったね。」
泣きじゃくる姫子を抱きしめて言う私の言葉は決して嘘ではない。姫子が今までど
んな気持ちで探し続けていたか痛いほど知っていたから。姫子の喜びが私の喜びそ
のものなのだから。でも頬をぬらす自分の涙が祝福のものではないことを私は知っ
ている。そしてそれだけは絶対に姫子に知られたくないことだった。
136再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:28:21 ID:SWG2T8B8
気持ちを奮い立たせて顔を上げ、姫子を離して手の甲で涙を拭うと悲しげに私を見
つめる宮様と目が合った。
「早乙女さん。」
「ご、ごめんなさい。わたしったら。」
「違うの、早乙女さん。私、あなたに感謝の気持ちでいっぱいよ。でもあなたを見
ていたら上手く言葉が見つからなくて。ごめんなさい。」
「感謝なんてそんな。私別に何もしてないし、自分が好きでやってただけだし。」
「いいえ、あなたが姫子を支えてくれなかったらきっと私、姫子と会えなかった
わ。それなのに私・・・。」
「いいんです、そんなこと。私はこの子の願いが叶ったことが何よりうれしいんで
す。それより二人のこと、よかったら話してもらえませんか。」
すると泣きやんだ姫子が横から言った。
「うん、私もマコちゃんに知ってもらいたいの。いいよね、千歌音ちゃん。」
「ええ、姫子がそう思うのなら。」
137再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:30:56 ID:SWG2T8B8
それから彼女たちは全てを話してくれた。
薔薇の園での出会い、惹かれ合う心と心、ゆっくりゆっくり友情を育んだ穏やかな
日々。
そして動き始めた運命の時。二人の十六歳の誕生日の朝に空を染めた黒い太陽・邪
神ヤマタノオロチの復活、それを封じる月と陽の巫女としての覚醒、剣神アメノム
ラクモ復活の儀式、オロチの者でありながら陽の巫女を護るために戦ったジン様こ
と大神ソウマ君のこと、月の巫女の哀しい決意、たった一人でアメノムラクモを蘇
らせた陽の巫女の勇気、破壊された世界を元に戻すための最後の儀式、通じ合った
二人の想い、そして生木を引き裂くような別れの時・・・。
この途方もない物語を、しかし私は一片の疑いもなく現実のものと理解した。全く
疑いも持たずに受け入れることのできる自分がむしろ不思議だった。それよりそん
なつらい経験を心の奥に抱えたまま今まで暮らしてきた姫子を思い、私は何の力に
もなってやれなかった自分の無力さに打ちのめされた。
138再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:32:06 ID:SWG2T8B8
「・・・宮様は姫子と再会するまでどうしていたんですか。」
「私、今から二十一年前にまた姫宮の家に生まれたの。それで六歳まで天火明村の
邸にいたんだけど、その後はずっと両親と一緒に東京とパリを行ったり来たりだっ
たわ。でもこの春邸にお一人でいらっしゃったおじい様が亡くなって、だから邸の
管理も兼ねて私一人こちらに戻って来ることになったの。大学も飛び級で昨年卒業
していたし。」
「じゃあ姫子とは再会するまでは本当に一面識もなかったんですか。」
「ええ。それに私は姫子のように記憶が残ってなかったの。だから早乙女さん、私
も一週間前に姫子と出会った瞬間は、突然二回の人生が頭の中で交錯してひどく戸
惑ったわ。さっきのあなたと同じ。しかも交差点の真ん中で。」そう言ってフフ
フッといたずらっぽく笑った。
姫子は宮様の隣でにこにこしながらそんな会話を聞いていた。私の向かい側に並ん
で座る二人、その二人の首に掛かったおそろいの小さな桜色の貝殻のペンダント
が、二人と私との間の隔たりを示すようでつらかった。そんな気持ちを切り替える
ために、お茶のお代わりを入れるといって私は立ち上がった。
139再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:33:03 ID:SWG2T8B8
その後私たち三人、正確には宮様と私の二人はお互いの高校時代の姫子にまつわる
話で盛り上がった。笑い話の肴にされている姫子は赤くなったりちょっとふくれた
り、でもとても楽しそうだった。
「宮様とずっとそんな仲良しだったなんてあんた私に一言も言わないで、水くさい
わね。」
「ごめんね、マコちゃん。でも千歌音ちゃんに迷惑掛かっちゃうかもって思っ
て。」
「違うの。私が姫子に迷惑が掛からないようにって思って内緒にしようって言い出
したの。まさか早乙女さんにまで黙ってるなんて思わなくて。ほんとうにごめんな
さい。」
「じゃあここは宮様に免じて許すとしますか。それにしてもお昼時になるといつも
宮様はどこかへ消えてしまうってみんな言ってたけど、そうか、あんたが独り占め
していたのか。ばれたらあんた、きっと学園中の嫉妬の的で大変だったよ。」
「うん。だから千歌音ちゃんと二人だけの秘密だったの。」
屈託無く姫子は笑う。
140再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:35:32 ID:SWG2T8B8
「でもね、早乙女さん。」と微笑む宮様。
「今だから言うけど、私はずっと早乙女さんに焼き餅焼いていたのよ。」
「わ、私に?」
「ええ。だってあなたは一日中姫子を独り占めしてたから。私が姫子と会えるのは
お昼の短い間だけ。だから出来ることなら早乙女さんになって毎朝姫子の寝顔を見
たいって本気で思っていたわ。」
「な、何を・・・。私はあの、姫子とはそのルームメイトだし、別にその、姫子の
寝顔を見たいとか見たくないとかそういう訳じゃ、って何を一体・・・。」
姫子の目の前で心の奥を言い当てられてしまったようで、赤くなったり青くなった
りしている私に、姫子は真顔で
「マコちゃんがそうやってずっと私を支えてくれたから今の私があるんだよ。千歌
音ちゃんと会えたのだってマコちゃんがいつも励ましてくれたからだよ。」
「馬鹿ね。私は何もしてないよ。姫子が一人で見つけ出したんじゃない。あんたが
こんなに強い子だったなんて知らなかったよ。・・・それより私、姫子にひどい事
してたんだよね。」
「え?何のこと?」
「怪我をして入院した私をお見舞いに来てくれた姫子につらく当たっちゃって。」
無かったことになっていた時間に犯していた罪を思い出し、私の心は沈んだ。
「ううん、マコちゃんはちっとも悪くないよ。それに。」クスッと笑って言った。
「そのことはもう仲直りしたじゃない。」
「うん、そうだったね。」
暗く沈もうとする気持ちを明るく照らす姫子の微笑みは、お日さまそのものだっ
た。
141再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:36:14 ID:SWG2T8B8
「いけない。すっかり遅くまでお邪魔してしまって。」
腕時計を一瞥した宮様は立ち上がり、
「早乙女さん、今日はお会いできて本当にうれしかったわ。」
そう言って握手を求めてきた。その手を握り返して
「良かったら晩ご飯食べていきませんか。たいしたことは出来ないけど、姫子も料
理上手になったんですよ。」
「ありがとう。でも今夜はどうしてもはずせない用事があるの。ごめんなさいね。
それにおしゃべりが楽しかったからすっかり忘れていたのでけれど、一言ご挨拶を
してすぐに帰るつもりだったから、下に車を待たせておいたままだったの。」
「そうなんですか、残念です。でも私も宮様と会えてうれしかったです。」
その言葉は社交辞令なのか本心なのか、言った自分でもよく分からなかった。
142再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:37:09 ID:SWG2T8B8
姫子が私に何か言って宮様と出て行く姿をドアの前で呆然と見送り、私はただ馬鹿
のように突っ立っているだけだった。
来るはずがないと思いたかったこの日が、とうとう来てしまった。しかし劇的なこ
となど何もなく二人は当たり前のように出て行き、自分もまた当たり前のように見
送っていた。まるで心が止まっているようだった。
どの位そこに立っていただろうか。目の前のドアが突然開いて姫子が入ってきた。
「ただいまぁ。あれ、マコちゃん何してるの?」
「何って、あ、あんたこそ何しに来たのよ。」
「ひどぉい。私さっき『下まで送ってくるね。』ってちゃんと言ったよ。マコちゃ
んも『うん。』って返事したじゃない。」
「えっ?そんなこと言ったか?」
「さてはマコちゃん、合宿で相当お疲れだね。じゃあ今日はお風呂の後でマッサー
ジしてあげるね。」
ああお腹すいたぁ、と言いながら奥へ入っていこうとする姫子の腕を捕まえて、
「あんた宮様と行ったんじゃないの?」と私は間抜けな質問をしていた。
「ううん、だってここが私の家なんだもん。」
「でも。」
143再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:37:51 ID:SWG2T8B8
「私千歌音ちゃんと話し合ったの。それでね、お互い今の生活のペースを崩さず、
ゆっくりつき合っていこうって事にしたの。だからこれからもここはマコちゃんと
私の家だよ。あ、もしかしてマコちゃん、何か考えがあったのかな。もしそうなら
遠慮無く行ってね。」
「別にそんな、何も考えてなんか無いけど、あんたはそれでいいの?」
「う〜ん、ほんとは千歌音ちゃんと一緒にいたい気もするけど、千歌音ちゃんのお
邸ってすごく広くて、メイドさんとかすごくたくさんいて、千歌音ちゃんには内緒
だけどほんとはちょっと落ち着かないの。だからね、私がお願いして今まで通りに
してもらったの。」
「ふぅん。ま、あんた達がそれでいいんなら好きにすれば。」
「うん。これからもよろしくね。」
素っ気なく振る舞う私に姫子は明るく言った。

いつまでもそんな状態が続くわけがないなんて、ちょっと考えれば分かることなの
に、現金な私の心は姫子が戻ってきたことで再び動き始めたようだ。その時はま
だ、これが新たな苦しみの始まりだとも気づかずに。
144再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:38:31 ID:SWG2T8B8
「ただいまぁ。」
姫子が宮様との逢瀬から帰ってきたのは、夜の七時を十分ほど回った頃だった。
「おかえりぃって、あんたね、中学生の初めてのデートじゃないんだから、もっと
ゆっくりしてくれば?毎日言ってるけどさ。」
「うん、でも今日は晩御飯の当番だから。」
「そんなこと気にすることないのに。愛しい姫君が十二時どころか七時にご帰館
じゃ、王子様もさぞがっかりだろうね。」
「でも千歌音ちゃんも結構忙しいみたいで、いつも無理して時間作ってくれてるみ
たいだからあんまり遅くまではね。」
「やれやれ、身分違いの道ならぬ恋も結構大変そうだね。」
「フフフッ。」
「おっ、余裕だねこの子は。このこのぉ。」
「いひゃいよぅ。ほっぺが伸びちゃうよ。」
私は柔らかい姫子の頬から手を離して、
「それじゃあ夕飯の手伝いでもするとするか。ほんとはもう腹ぺこでさ。」
「あれっ?今日は走りに行かないの?」
「うん。実は今日練習中にちょっと足首ひねっちゃってね。」
そう言って右足首の白い包帯を見せた。
「えっ、大丈夫なの?」
「大したことないんだけど二、三日様子見って事で練習も休み。だからちょっと
ラッキーかな。」
私が体を動かすことが何より好きなことを知っている姫子に対して、最後の一言は
余計だったかなと思ったが遅かった。
「マコちゃん、もしかして私のせい?」
「何でそこであんたが出てくるのよ。姫子のせいのわけないじゃない。さっ、それ
よりご飯ご飯。」
キッチンへ向かいながら、図星を突かれて顔に出なかったかどうか不安だった。
145再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:39:31 ID:SWG2T8B8
以前は練習中に他の事を考えることなどなかった。それが今では昼といわず夜とい
わず、何をしていても気がつくと姫子のことを考えている。捻挫もそれで集中を欠
いたためだった。
先日帰宅してきた姫子の首筋に、よく気をつけなければ見逃してしまうような、小
さな小さな赤いあざのようなものを見てしまった。二人は女の子同士だが恋人でも
あるわけだから、何があっても不思議ではない。むしろ何もない方が不自然という
ものだろう。頭でそう分かっていても、実際にその印を見てしまうとこんなにも
ショックを受けるものなのか。それはいずれ訪れる姫子との別れをはっきりと突き
つける印のようで、以来私の心は一時たりとも安らぐことはなくなった。
146再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:40:23 ID:SWG2T8B8
夜、明かりを消してベッドに入っても、私には安息の時は訪れない。
いつか姫子は出ていってしまう。そして私の事などすぐに忘れてしまう。運命に
よって結ばれた二人の絆に比べて、私との絆のなんてか細いことか。深く愛し合っ
ている二人の前では、わたしの想いはただの横恋慕でしかない。二人が再会して以
来、私は二人の間にあるただの障害物だ。それもその気になればすぐにでも取り除
ける小さな小さな障害物。
自虐的になっていると分かっていても負の連鎖は止まらない。
もう姫子に笑顔を与えられるのは私じゃない。姫子の笑顔が私を暖める日は二度と
来ない。それならいっそ、宮様と再会できずに一生泣いて暮らす姫子とずっと二人
でいたかった。宮様など現れなければよかった・・・。
そこまで思い至って愕然とし、涙があふれてきた。
これまで姫子のためなら何でもしてきた。姫子の笑顔は私のものだった。その自分
が今、姫子が最も望んでいるものを否定している。姫子の笑顔を呪っている。この
手に出来ないものならいっそ無くなってしまえとまで思っている。
147再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:41:53 ID:SWG2T8B8
『私、一体どうすればいいの・・・。助けて、姫子・・・。』
明け方になっても眠れず、静かにベッドを抜け出した私は、明かりもつけずにリビ
ングのソファで顔を覆って泣いていると、気配を察して姫子が起きてきた。
「泣いてるの?マコちゃん。」
「んっ、ああ、ちょっと傷がね。」
「そんな泣くほど痛いの?ちょっと見せて。」
「もう平気。大丈夫だから。」
「でも一応湿布を貼り替えておこうね。」
救急箱を持ってきた姫子は私の足下に跪いて、右足首の湿布と包帯を取り替えてく
れた。そして右足を捧げ持つようにしたかと思うと、包帯の上からそっと口づけを
した。
「姫子・・・。」
「ウフフッ。早くよくなるようにっておまじない。」
以前と少しも変わらず優しい姫子。そんな姫子を、このままではいつか自分のエゴ
で傷つけてしまう。でもそれだけはしてはならない。そんなことで幸せだった姫子
との日々を終わらせることなんて、私には絶対に出来ない。しかしそれを避ける術
はもう、一つしか思いつかなかった。
148再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:42:43 ID:SWG2T8B8
その日の夕方、いつものように帰ってきた姫子に「ちょっと出かけてくるから。」
と曖昧な言葉を残して、宮様に会いに天火明村へ向かった。そして通された客間で
挨拶もそこそこに本題を切り出した。
「何で姫子は毎日帰ってくるんですか。」
「落ち着いて、早乙女さん。おっしゃっている意味が分からないわ。」
「ですから、どうして姫子を連れて行かないんですか。」
「早乙女さん。」しばらく黙ったまま私を見つめていた宮様の瞳は、深い哀しみを
たたえているかのようだった。
「姫子とはいつでも会えるから。それにね、早乙女さん。お会いして分かったこと
があるの。あなたはかつての私と同じよ。同じだと分かるから、あなたから姫子を
奪うなんて私にはできないわ。」
そう言う宮様の瞳の奥に宿る憐憫は私に対してなのか、それとも往時の自分に対す
るものなのか。
149再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:45:22 ID:SWG2T8B8
「でも。」言いかけた私を制して宮様は続けた。
「それよりこの間お会いした時、あなたに言わなかったことがあるの。」
「?」
「姫子ね、あなたのことが本当に好きよ。」
「!」
「あなた達のお部屋を訪ねた前の日に私、姫子に言ったの。うちの邸に来てくれな
いかって。そうしたらあの子なんて言ったと思う?あなたを残して出て行くなんて
絶対に出来ないって。泣きながら、でもきっぱりと言ったわ。まるで私の方が振ら
れたみたい。」
小さく笑って宮様はそう言った。
記憶を消されてもなお探して、探して、探し続けてやっと巡り会えた二人は、本当
は片時も離れたくないはずなのに、それなのに二人とも私のことを気遣ってくれて
いる。それに引き替え私は、自分が作り出した悪夢に怯え、自分のことしか考えて
いなかったのだ。私は自分が恥ずかしかった。だから私は決心した。二人の気持ち
に報いるために、今こそ姫子の背中を押してやろうと。これまでずっとそうしてき
たように。
150再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:47:59 ID:SWG2T8B8
帰宅後、夕飯の後片づけが済んだところで、意を決して私は姫子に切り出した。
「姫子、ほんとは宮様のところに行きたいんだろ。もし私に遠慮してるのなら気に
すること無いんだよ。」
すると悲しげな目で姫子は言った。
「私、マコちゃんを置いてなんて行けないよ。」
「でもずっとずっと探し続けて、やっと見つけた大切な人なんだろ。宮様だって
ずっとずっと姫子を待ってたんだろ。」
「私ね、ほんとはマコちゃんの気持ちに気づいてた。マコちゃんの気持ちを受けと
めたいってずっと思ってた。でも一度受け入れてしまうとマコちゃんの優しさに埋
もれて、大切な誰かを捜すことをきっと諦めちゃうんじゃないかって、それが怖く
て、それだけはどうしてもできなくて。ごめんね。マコちゃんはずっと私を支えて
くれてたのに、その間私はマコちゃんのために何にもしてあげられなくて、ごめん
ね。」
私はこらえきれなくなり、涙が頬をつたい始めた。
「いいの、もういいの。私は今まで姫子からたくさんのものをもらったんだよ。だ
からもういいの。今本当に一緒にいたいのは私じゃないでしょ。」
姫子も大粒の涙をこぼしながら
「でもマコちゃんだって大事だよ。」
「馬鹿!本当に大切なものを手に入れるためなら、誰かを傷つけることを恐れて
ちゃだめだよ。・・・例えそれが私でも。」
「私と千歌音ちゃんが陽の巫女、月の巫女じゃなかったら私きっとマコちゃんを一
番好きになってたよ。」
「・・・姫子!」
「ほんとだよ、マコちゃん。ほんとだよ。」
それは嘘をつくことの出来ない姫子がついた優しい嘘だ。でもそんなことはもうど
うでも良かった。ただその心根が切なくて涙が止まらなかった。
泣いてしがみつく私を姫子も泣きながら優しく抱きしめてくれた。そしてその日姫
子は初めてのキスと、最初で、最後の夜をくれた。その時姫子の心は確かに私だけ
のものだった。
151再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:49:22 ID:SWG2T8B8
翌朝、部屋を出て行く姫子を見送る時に私はドアの前で努めて明るく言った。
「もうどんなことがあっても宮様の手を離すんじゃないよ。」
「うん。」
「何かつらいことがあって、でも宮様には言えないようなことがあったらいつでも
私のところにおいで。私はいつだって姫子の味方だから。」
「マコちゃん!」
「ほら泣かないの。最後は笑顔を見せて。」
姫子は涙を浮かべたまま無理に笑顔を作り、
「私たち、これからもずっとずっと友達だよ。」
そう言って私の手を強く握った。そして振り返りドアのノブに手をかけた。その瞬
間私の心は『行かないで、姫子!』と叫んでしまった。まるでその叫びが聞こえた
かのように、ドアを開ける姫子の動きが止まりこちらを振り返ろうとしたが、今度
は声に出して叫んでいた。
「振り向くな、姫子!そのまま行きなさい!」

姫子の出て行ったドアを見つめたまま私はずっとそこに立ちつくしていた。目の前
が滲んで見えなくなってもずっと。
152再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:50:47 ID:SWG2T8B8
夕焼け空の下、海岸通りの堤防の上で膝を抱えて座っていると背中から「早乙
女。」と呼び止める声が聞こえた。姫子が私の元を去ってから今日で丸一月、黄昏
時から夜更けまでここでこうしているのが、いつの間にか日課になっていた。
「なんだ、ジン様か。」
「なんだとはご挨拶だな。それとジン様はやめてくれよ。」
私の隣に座り、しばらく黙ってオレンジ色の空と海を見つめていた大神君はポツリ
と言った。
「来栖川、会えたんだな。たった一人の大切な人と。」
「うん。」
「早乙女も姫宮に会っていろいろ思い出したんだろ。」
「うん。」
「この間二人がうちに来てさ。兄さんは前から何か知っていたようだけど、俺も姫
宮と目が合った瞬間、何もかも思い出したよ。この俺がロボットに乗って戦って、
その挙げ句にヒーローになりそこなってたなんてな。思い出すんじゃなかった
よ。」
苦く笑って大神君は言った。そしてまたしばらくの沈黙の後、
「来栖川、姫宮のところに行ったんだってな。」
「うん。」
「会ってないんだろ。それから。」
「会えないよ。会ったら私・・・。」
「強いな、早乙女は。」
「・・・強くなんか・・、私、強くなんかない。姫子が出て行ってから今日まで、
その間あの子のことを思い出さない日なんて一日もなかったよ。宮様のところへ行
けなんて強がり言わなければよかった、ずっと私の元にいてって言えば良かったっ
て、そんなことばかり考えているんだよ。今までずっとがんばれ、私はいつでも応
援してるよなんて言っていたくせに。私は、私は弱虫で嘘つきの卑怯者な
の。・・・こんな私なんか、いらない。もう、消えていなくなってしまいたい。」
姫子と宮様のことを知る自分以外の人に初めて会い、それまで抑えていた心の叫び
が堰を切ったように涙と共にあふれ出してしまった。
153再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:51:43 ID:SWG2T8B8
「俺も同じさ。」黙って聞いていた大神君は言った。
「俺は来栖川に振られた後、何度もいろんな娘とつき合おうとしたけど気がつくと
いつも来栖川と比べていて、そんなの自然に相手にも分かってしまうからその度に
相手にいやな思いをさせてしまって、その繰り返しさ。俺、ずっと思ってたんだ。
たった一人待っている人なんてどこにもいやしない。現実に目の前で待っている俺
にどうして気づいてくれないんだって。一途な来栖川がそんな簡単に諦めるわけ無
いって分かっているのにな。・・・ほんと、いつまでも未練がましくて、どうしよ
うもない大馬鹿だよな。」
「大神君。・・・ありがとう。私が落ち込んでるって知ってわざわざ探して慰めて
くれたんでしょ。」
「俺も聞いてもらって少し楽になったから。こんなこと誰かに話したの初めてなん
だ。」
そう言って彼は笑った。
「そろそろ帰ろうか。部屋まで送るよ。」
大神君は立ち上がり私の手を取った。
154再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:55:20 ID:SWG2T8B8
私を部屋まで送り届け、「じゃあおやすみ。元気だせよ。」と明るく言って去って
行こうとする大神君の背中に、私は思わず言った。
「待って、行かないで。」
「早乙女・・・。」
「一人になりたくないの。お願い、私を一人にしないで。」
無理を言う私に大神君はただ微笑んで頷いた。
155再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:56:56 ID:SWG2T8B8
一月前に姫子が一夜をくれたベッドに今、私は大神君といる。
何でもいい、とにかく今は全てを忘れたかった。あの夜のことも、記憶の中の姫子
の笑顔も全部消してしまいたかった。それだけがこの行き場のない哀しみから逃れ
られる術だと思ったから。
だが薄闇の中、大神君はただ静かに私の隣で添い寝をするだけだった。
「大神君・・・。」
「ん?」
「いいよ・・・、しても。」
少しの沈黙の後、大神君は私の髪に優しく触れると静かに言った。
「どうしようもないくらい辛い時はさ、ほかの痛みで忘れるんじゃなくて、我慢し
ないで素直に泣いた方がいいんじゃないか。」
そして続けて
「俺で良かったら、ずっとそばにいるから。」
その言葉は凍りついていた私の心をまるで魔法のように溶かし、溶けだした氷は涙
となって溢れてきて、ついには大神君の胸で大声を上げて泣いていた。
「私、好きだったの。姫子のこと、ずっとずっと好きだったの!」

「ジン様、優しいね。これじゃモテるわけだ。」ひとしきり泣いて落ち着いた私
は、泣いたまま笑って大神君を見ると、彼も静かに微笑んで私を見ていた。その時
私は彼の目の端にわずかに浮かぶ光るものに気がついた。そう、彼も傷つき、でも
我慢していたのだ。私と同じかあるいはそれ以上に。私のように泣くこともでき
ず、声も出さずに痛みをこらえて。
「大神君。」
鏡に映った自分のような大神君が、私はどうしようもないくらい悲しかった。そし
て気がつくと彼の片腕をぎゅっと抱きしめていた。
『私がついててあげるよ。だから泣いたっていいんだよ。』心の中でそう繰り返しな
がら。

その夜、私たちは寄り添い互いの温もりを感じながら眠りに落ちていった。まるで
恋人同士のように。互いの心を慈しむように。
156再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:58:36 ID:SWG2T8B8
次の朝、姫子が去ってからずっと絶えていた朝食を大神君と共にした後、彼を見送
る時にドアの前で「あの・・・!」と二人の声が重なった。
「な、なに?」
「早乙女こそ。」
「あの、あのね、もし迷惑でなかったら、また会ってもらえないかなって、そ
の・・・、」
「・・・俺も同じことを言おうとしたんだ。先に言われちゃったな。」
少し照れたように笑い、大神君はそう言った。
「会いたくなったら遠慮無く言えよ。俺もそうするからさ。」
「うん。私もジン様から連絡もらえるのを待ってるよ。」
そうして私たちは握手して笑いあって別れた。
人を思いやるということがこんなにも素敵なことだと、知らぬ間に無くしてしまっ
たこの心地を、彼から教えられるとは思ってもみなかった。
大神君が出て行ったドアを、一月前に姫子を見送った時と同じように見つめていた
私の視界は、今日は滲まなかった。
157再会、その後(マコちゃん編):05/03/01 22:59:24 ID:SWG2T8B8
本当に手にしたかったただ一つのものを失った、この痛みは多分一生消えることは
ないだろう。
でも大神君とならきっとお互いの心を温め合っていける。私にはそう思えた。
大神君とは恋人同士というわけではない。
今は同じ痛みを共有する同志というだけの関係に過ぎない。
ただ昨日の夜、大神君が私の心を包んでくれたように、私も大神君の心を包んであ
げたい。
そしていつかこの痛みを胸の奥にそっとしまっておけるようになった頃、二人で姫
子と宮様に会いに行こう。
行って、もう私たちのことは心配いらない、私たちはもう大丈夫だって笑って言お
う。
いつかきっとそんな日が来る。私は今それを強く信じられた。

END
158名無しさん@ピンキー :05/03/01 23:12:58 ID:SWG2T8B8
以上です。
読んでくださった方々、本当にありがとうございました。
28スレのつもりが26に変更してしまいました。

このスレとアニメ2スレでアドバイスしてくださった全ての方々、分けても
>>129さん、アニメ2スレPart26 その2 の222さん(同じ人ですよね?)
には心より感謝を申し上げます。
159名無しさん@ピンキー:05/03/01 23:28:59 ID:URsenwlq
GJ!
お疲れ様です。
160名無しさん@ピンキー:05/03/01 23:29:30 ID:jS72+O+X
>>132-158

君はGJなんだよ・・・分かるか?
素晴らしいSSを投下してくれる職人さんはグッジョブなんだよ!!
161名無しさん@ピンキー:05/03/02 00:15:17 ID:aGKH3rai
長々とスレを占拠してくれやがって乙
162470:05/03/02 00:33:46 ID:V8JHsykG
ちくしょう…目から出た汁のせいで前が見えない…
あえて470として言わせてほしい。
GJだッ!!!!!
163名無しさん@ピンキー:05/03/02 00:35:20 ID:2e6yq3sX
エロ分は無いけど、俺このSS好きだな(*´д`*)
乙華麗。グッジョブ!
164前スレの627:05/03/02 01:10:48 ID:ESZaT79h
。・゚・(ノД`)・゚・。感涙  ウエエェェン
千歌音ちゃん、私、このスレで
こーんな最高のマコちゃんエロなしが読めるなんて思わなかったの
この感動を どう表現したらいいのかな?

GJです!! 乙彼様でした!!! 有難うございました!!
また何か書けたら投下してくださいね!!

158さんのスレ消費量に比例して161氏の心はいま
感動で占められているはずだ、と言っておこう…。

中学生千歌音さん、自分の次回投下はかなり先になりそうなんですよね…
最初と結末はもう決定で大分書き上げてますが…エロ下品・キャラ破綻がね…。

その間に470さんとか、新規参入の他の方で盛り上げて下さったらと。
まあ、執筆は時間かかりますから…皆様ぼちぼちと。

ちなみに129=アニメ2スレPart26 その2 の222でした。
前スレの自分のクソSSに寄せられた書き込みが励みになったもので一応、ご参考までに。
投下しやすい雰囲気作りが良質なパロスレには大事なのではないかと…。

ではごきげんよう。長々と失礼。
165名無しさん@ピンキー:05/03/02 13:13:42 ID:uPPXVGkc
あああ………!GJだ!GJだよ!
166名無しさん@ピンキー:05/03/03 15:57:28 ID:on5g/gqr
次は…次こそは乙羽さん救済SSを誰か。。。
167158:05/03/03 23:12:13 ID:5rYdbuTE
>>159-165

レスありがとうございます。
自分が楽しんで書いたものが、読んでいただいた人にも多少なりとも楽しんで
いただけて、ss書き冥利に尽きるというものです。

>>166
無いものはいっそ自分で作ってしまえ、ということで、ご自分で書いてみては
どうでしょう。私も最初の動機はそうでした。きっと楽しいですよ。

最後に自分のことですが、実は既に次回作を考えていたりします。今度はエロ
ありです。またマコちゃんです...。orz
まだアイディアを取り留めもなく箇条書きに書き出している程度なので、完成
はかなり先になりそうです。

それではごきげんよう。
168名無しさん@ピンキー:05/03/03 23:18:29 ID:YO8hYDJQ
>>167
次回作も楽しみにしております。
マコちゃんが報われてほしいと思っていたのですごくココロが楽になりました
169名無しさん@ピンキー:05/03/06 05:32:52 ID:14ZLpGBb
姫子かわいいよ姫子。ほっぺたにキスしたいよ。
170名無しさん@ピンキー:05/03/06 10:26:01 ID:LylHYVag
>>169は千歌音ちゃん
171名無しさん@ピンキー:05/03/06 15:15:07 ID:lPc17SoV
>>122
こんな時こそレイ-プものだろ?
172名無しさん@ピンキー:05/03/06 15:22:49 ID:tTSWT7tK
8話のあのシーンを思いっきりネチッコク というのもいいかも
173名無しさん@ピンキー:05/03/06 16:26:34 ID:R6+ytGIS
黒姫子とか
174名無しさん@ピンキー:05/03/06 19:20:40 ID:0oLsOHdu
「千歌音ちゃん、私のことホントに好き?」
「もちろんよ。愛してるわ、姫子」
「じゃあ、私のお願い聞いてくれる?」
「姫子の為だったら何でもするわ」
「えっと、それなら次のデートの時パンツはかないで来て欲しいんだけど」
「えっ・・・」
「やっぱり千歌音ちゃんは、私のお願い聞いてくれないんだね・・・グスッ」
「え、あ、いや違うのよ姫子。わかったわ、次のデートの時はパ・・・下着を
付けずに行ってあげるから泣かないで、ね」
「グスッ・・・ホントに?」
「ええ、約束するから泣かないで姫子」
「うん、ありがと千歌音ちゃん(チョロいもんね)」
175名無しさん@ピンキー:05/03/06 19:25:58 ID:R6+ytGIS
>>174
虐げられてる…(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
本編でこんなんで良かったな千歌音ちゃん
GJ
176名無しさん@ピンキー:05/03/06 22:18:53 ID:MOSHtFy3
>>174
GJ!
こんなこと言って実はすごく嬉しそうだ千歌音ちゃん
177名無しさん@ピンキー:05/03/06 23:21:59 ID:fC2rCWWP
・・・・そうしてデートの場所に来た千歌音ちゃん。
けれど、姫子は何時までたっても現れないのです。
でも、腰を降ろすことはできません。なぜなら、ミニスカートの奥が丸見えになってしまうからです・・・・

「姫子・・・・・私どうしたらいいのかな・・・・」
178名無しさん@ピンキー:05/03/06 23:44:28 ID:CGayHN5k
その様子を物陰から見つめる姫子。
179名無しさん@ピンキー:05/03/06 23:48:46 ID:hHQmrMSE
ああ、視姦される千歌音ちゃん萌え…
180名無しさん@ピンキー:05/03/07 00:01:42 ID:BULLNMIh
(たっぷり数十分視姦して後)

「千歌音ちゃん、お待たせ!ごめんね、遅れちゃって」
待ち合わせの時間から数十分後、息を切らせて走ってきた姫子は、肩で息をしながら謝った。
「姫子……いいえ、大丈夫。私も今、少し遅れて来たところよ」
「千歌音ちゃん…その、穿かないできてくれた?」
「え、ええ…」
小声で答える千歌音の頬が羞恥にほんのりと染まる。姫子との約束を、たとえそれが無茶な物で
あったとしても千歌音が破るはずがない。指定通りミニスカートのカジュアルスーツだ。
「本当?」
と、姫子が千歌音の腰に手を回した。
「あ…っ!ほ、本当よ」
ぴったりしたスカートの上から、千歌音の腰から腿までを撫で下ろして、撫で上げて。
下着の感触がない事を確認すると、姫子は嬉しそうに笑った。
「うん。ありがとう、千歌音ちゃん。凄く嬉しい」
「あの、ね…姫子。どうして」
「さ!遅くなっちゃったから、急がなきゃ。映画はもう無理だし…千歌音ちゃんどこ行きたい?」


 そして N O 下 着 でモジモジしちゃう千歌音ちゃんの羞恥プレイデートがはじまります
181名無しさん@ピンキー:05/03/07 01:06:27 ID:+gBZFChn
「そ、そうね、とりあえず喫茶店にでも行って、少し落ち着きたいわ。」
「うん、私も走ってきたからのど乾いちゃった。じゃあそうしよ。」
しかし、スカートの裾を気にする千歌音の右手を取って姫子が向かったのは、通り沿いにある
オープンカフェだった。
「姫子、あの、ここにするの?」
「千歌音ちゃん、ここじゃ嫌なの?」
「いえ、別にそういう訳じゃないんだけど...。」
「じゃあここにいいよね。」
そう言って一番通りに近い席に行くと、姫子は通りを背にする方の椅子に腰掛けた。

「あの、姫子、悪いんだけど、席変わってもらえないかしら。」
「そっちの方が眺めがいいかなって思ったんだけど、嫌だったのかな。」
子犬のように上目遣いで見つめる姫子に弱い千歌音は、渋々奥の席に座った。

バッグを膝の上に置き、それを両手でぎゅっと押さえていたが、道行く人全てが自分を見ている
ようで、千歌音は気が気ではなかった。
182名無しさん@ピンキー:05/03/07 01:48:01 ID:o94RR8Tf
フォオオオ!!!!!!!!
183名無しさん@ピンキー:05/03/07 08:02:50 ID:BULLNMIh
――誰も下着を穿いていないことなんて知らないはずなのに――
どうしてだろう。他人の視線がこんなにも気になるなんて。やはり、どこか変なのだろうか。
こういう事は分かってしまうものなのだろうか。
千歌音の不安をよそに、姫子はにこにこととても嬉しそうに笑っていて無邪気なものだ。
「それでね……どうしたの?千歌音ちゃん。さっきからそわそわして」
「姫子…私、どこか変なところがあるのかしら。なんだか、見られているような気がして」
姫子が一層笑みを深くして、千歌音の隣まで椅子をずらす。
「あ、姫子…」
せめて向かいに座っていてくれないと。隣では、通りから千歌音を隠す役目は果たさない。
「それはね、千歌音ちゃんが素敵だからだよ。いっつも千歌音ちゃんは綺麗で素敵だけど、
今日は一段と素敵」
頬を染めて囁きながら、千歌音の固く閉じられた膝の上に手を置く。
意識して緊張しているそこに急に触れられて、思わず身をこわばらせた。
「ん…っ」
「今日の千歌音ちゃん、すごく可愛いよ」
うっとりと姫子が囁く。隣で。耳に息がかかるくらいの近さで。
可愛い、なんて言われ慣れない言葉にどう反応して良いのか。固まっていると、姫子の手が
少しずつ腿をなぞって上にのぼってきた。膝から付け根の中間あたりで止まると、かすかに
指を滑らせて内腿を撫でる。
「姫子っ……!駄目、こんなところで」
「何が駄目なの?千歌音ちゃん」
姫子が不思議そうに首を傾げる。確かに、ぱっと見なんでもない行為だ。
周りから見たって、女の子が隣の女の子の膝に手を乗せているだけ。
でも――身体が、熱い。


つづき だれか たのむ
184名無しさん@ピンキー :05/03/07 12:28:50 ID:yPi1cqki
連続リレーss
どうする?どうなる?千歌音ちゃん!(仮題)

執筆者募集中!
185名無しさん@ピンキー:05/03/07 15:59:53 ID:irMiRxnQ
急に加速してきた!!
186名無しさん@ピンキー:05/03/07 22:43:37 ID:nw54ahZS
やばい、続きがチョー気になるよ!
187名無しさん@ピンキー:05/03/08 00:35:46 ID:TyupJUao
――身体が、熱い。

「はぁ・・・はぁ・・・」
千歌音は、恥ずかしさと姫子の手の感触に、赤く上気させた顔をうつむかせながら苦しげに息をする。
「千歌音ちゃん、具合悪いの?」
うつむいた千歌音を、飼い主の心配をする子犬のような顔をした姫子が覗き込む。
姫子の愛らしい仕草にさらに頬を染めながらも、心配させまいと千歌音は必死に言葉を紡ぐ。
「平気・・・だから・・・心配・・・しない、でっ・・・」
「でもこんなに真っ赤だよ」
そう言うと姫子はもう一方の手で千歌音の頬を撫でる。
上気した頬には少し冷たく、それでいて柔らかな姫子の手の感触に、千歌音はそこから溶かされるような錯覚に陥った。
「んっ・・・」
千歌音はなんとか体を捩って姫子の手から逃れようとするが、周囲の目が気になりどうしても小さく悶えることしか出来ない。
そんな千歌音を巧みに撫で続ける姫子は、唇が触れそうになるくらいまで顔を寄せて千歌音にささやく。
「ねえ、千歌音ちゃん。どうしてそんなに真っ赤になってるの?」
「そ、それは・・・」
「それは?」
「姫子の・・・」
「私の?」
「・・・て・・・手が・・・」
「手?もしかして私の手で感じちゃったの?」
姫子のストレートな表現に、千歌音は赤い顔をさらに真っ赤にさせた。
(千歌音ちゃん可愛すぎるよ)
姫子は、そんな千歌音の仕草に満足そうな笑みを浮かべ、羞恥に震える千歌音の耳にそっとささやく。
「予定繰り上げて、最後のところに行く?」

数秒の沈黙の後、千歌音は僅かにうなずいた。
188名無しさん@ピンキー:05/03/08 02:02:32 ID:QevYx3sO
今の流れは黒姫子だな!
189名無しさん@ピンキー:05/03/08 02:35:59 ID:ch9udbsc
特別に高級、と言うわけではないけれどけして安くはないホテルの一室。何度か利用してきた
その部屋に入って扉を閉めると、ようやく千歌音は一息つくことができた。
安易にラブホテルなどに行かないのは、千歌音がどうしても嫌がるからで、それが我儘だと
言うことを知っている。
「千歌音ちゃん……」
いつものように姫子が甘い声で千歌音を抱きしめて、ベッドにゆっくりと倒れ込んだ。
そのまま、首筋に、うなじに、と熱い唇の感触。背中から回された手が、ベッドと千歌音との間に
器用に割って入って、スーツの上から胸をもみ上げる。もう片方の手が、下に降りていく。
「あんっ、や……っ、待って姫子…っ。…お湯を、使わせて頂戴」
「どうして?」
「ど、どうしてって…少し汗をかいてしまったし、汚いから」
「千歌音ちゃんの身体だもん。汚くなんてないよ。――それに、もう」
姫子の手が千歌音の腰に這わされる。内腿を丹念になぞって、次第に上へと移動していく。
「ふぁ、あ…っ。んっ、やぁっ…!」
「やっぱり」
姫子が嬉しそうに笑った。
「もう、こんなになっちゃってるよ、千歌音ちゃん。我慢できないんじゃない?」
くちゅり、と。脚の間からの水音が、いやに大きく響いていやらしかった。
「せっかくこんなに濡れてるのに、お風呂で流しちゃうなんて勿体ないよ」
「くぅ…ん、んん…っ。や…言わない、で……っ」
「今日は、いつもより凄いね…千歌音ちゃん。どうしたの?」
いつもなら、行為を始める前からこんな風になったり、乱れたりはしない。そんなにいやらしくはない。
「ぁっ……分かっている、くせに……!意地…悪ね、姫子」
ちゅく、くちゅり。水音は依然としてやまない。捲るまでもなく短いスカートに、脱がすまでもなく
存在しないショーツ。姫子の手を邪魔する物は、最初から何もなかったから。
「ね、千歌音ちゃん。どうして欲しい?私、どうしたらいい?」
耳元でくすくすと笑うその吐息さえ、昂ぶった身体には堪えられない刺激だった。
「ふぁ、あ…んっ!そんな……の、分からな……」
「千歌音ちゃん、かわい…」
いつもならこんなに乱れたりしない。……でも、多分。今日は。

今日は、最初から行為が始まっていたのだ――
190名無しさん@ピンキー:05/03/08 08:47:00 ID:MkGXJc04
最高だぜ、ここの住人は!
191名無しさん@ピンキー:05/03/08 21:28:45 ID:vNv0GXHP
ちょっと見ない間に続きが…!
しかも姫子が黒くてイイ!
192名無しさん@ピンキー:05/03/09 01:26:17 ID:N5v/6QzE
GJ!!×千





歌音。
そして乙。all住人。
193名無しさん@ピンキー:05/03/10 04:59:58 ID:yo8mKhpV
姫子はいいねー。こんなに嗜虐性の高いキャラはほんとに珍しい。ワクワクするよ。
194名無しさん@ピンキー:05/03/10 11:13:51 ID:Jk8iAyLW
「ふぁ…あ…ぁ、姫子…っ、ん…本当にこのまま…する、の?」
半ば諦めているけれど、それでもやはり抵抗があって、喘ぎの間にようやく言葉を絞り出した。
ちゃんと朝シャワーは浴びてきたけれど、恥ずかしいのに違いはなかった。
なのに姫子は答えにならない事を言う。
「千歌音ちゃん大人っぽいから、こういう服だとキャリアウーマンみたいで格好良いよね」
姫子の指が上着を捲って、下着とブラウスの上から敏感な胸の先を撫でるように刺激する。
「――んんっ!」
堪らず背を反らせると、体重が胸にかかって一層刺激を増してしまった。
それが分かっているのかいないのか、姫子は軽く体重をかけて千歌音をベッドに押しつける
ようにすると、圧迫された胸のその先端を指先で弄って絶えず刺激を加えていく。
「だめ…ぇ…!姫子、駄目……」
「ちょっと分かりにくいけど、固くなってきてるよ?――あ、こっちも」
「っく、…ふあぁ……っ!」
それまで千歌音の脚の間を上下になぞっていた姫子の指が、少し位置を下げて敏感な蕾に
軽く触れてきた。
「ね?分かる?千歌音ちゃん」
「やぁっ…ん、ん…ぅん……っ!」
指で胸の先端を揉むのに合わせるように、その敏感な突起も刺激を加えられていく。
擦られても痛みはほとんど無い。それほどまでに濡れているのだと思うと、恥ずかしかった。
くにくにと其処を指の腹で押しながら姫子がなんだか嬉しそうに、くすぐったそうに笑った。
それまで啄まれていた耳たぶをぺろりと舐め上げられて、堪らず声が出る。
「千歌音ちゃん、ドキドキしてるね。感じてくれてる?」
耳と、胸と、秘所への刺激どれに集中して良いのか。どれも快感が強すぎて集中できない。
絶えず与えられる各所への刺激に翻弄され、混乱した状態で千歌音はただシーツを掴んで
全身を震わせていた。
「そんな、こと…聞かなくても……っ」
「分からないもん。千歌音ちゃん、私鈍いからちゃんと言ってくれないと気づかないかもしれないよ。
そんなの、もうイヤだもん」
「姫子…っ」
「ね…教えて、千歌音ちゃん。声も聞かせてほしいの」
195名無しさん@ピンキー:05/03/10 11:33:19 ID:Jk8iAyLW
微妙にSS的に連投だ。ごめん。
ときにリレーSSって、投下予定の職人さんたちの邪魔になったりしないだろうか?
大丈夫なのかな…気がかりなんだが。
196名無しさん@ピンキー:05/03/10 11:43:09 ID:1UGYAvmC
もっとお願いします(;´Д`)ハァハァ
197名無しさん@秘密の花園:05/03/10 13:47:12 ID:ZF/DfFYb
GJ!!乙枯!!

止まっちゃったかと思って気になってたけど続いてよかった....。

>>195
これからはリレーSSだと明示するために名前欄に
リレーSS【>>○○からの続き】
とか書くっていうのはどうでしょう。

以上、前の方で繋いだ内の一人の戯言でした。
198名無しさん@ピンキー :05/03/10 14:09:30 ID:ALd6FjCv
名前欄間違えた。orz
199名無しさん@ピンキー:05/03/10 23:49:11 ID:Jk8iAyLW
上で連投やらかしたアフォですが、私は>>197の意見に賛同です。
あぼーんも抽出も楽にできるし。
よければ、次の人から名前欄宜しく。

時に、リレーSSって何か決まりとかあるのかな?書き込みたくてうずうずしてるけど、
連投が過ぎると申し訳ないので書き込めない。1,2日空けば連投OK?
IDが変わっても嘘つく勇気がないよ…
200名無しさん@ピンキー:05/03/11 01:41:08 ID:FM+HPYWn
アフォというより神。
いんじゃないの何連投しても。
アイディアと書く気のある人がどんどん繋げていけば。
自然発生的に始まったんだし、不都合があればその都度ルールらしきものを
作るって事で。
201名無しさん@ピンキー:05/03/11 22:30:19 ID:2Q+2B1xi
前スレの作品どっかに保存とかしてないの?
202名無しさん@ピンキー:05/03/14 21:24:27 ID:fl5LMTMH
>>201

同じく、前スレみたい、超みたい。
203名無しさん@ピンキー:05/03/16 13:10:37 ID:ko3uScrE
リレーSSって終わっちゃったのかな(´・ω・`)
204名無しさん@ピンキー:05/03/18 19:09:30 ID:qMpQzwVG
保守
205名無しさん@ピンキー:05/03/19 13:05:11 ID:7tSscDjU
おしゃべりCDきた
今から聞いてくる
206名無しさん@ピンキー:05/03/19 16:13:31 ID:pcoxeGw0
入ってたチラシワロスw
207名無しさん@ピンキー:05/03/19 17:53:14 ID:UmLoIEI8
リレーSSさ、今書いてるんだが。
あのさ、続き全部終わりまで書いたりとかしちゃ駄目かな。
それこそリレーのルール違反かと思うんだが。
誰も続かないから、良いかなー……とか。
208名無しさん@ピンキー:05/03/19 19:00:18 ID:YcliGp/y
まあいいんじゃないか?
他にも書いてる人がいたらストップかけるだろうけど
209名無しさん@ピンキー:05/03/19 20:10:00 ID:IF7NShof
やっと続き予告キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
超希望します!
どうか投下してください。

ここ数日止まってたから最後までいっても
いいんじゃないでしょうか。
210名無しさん@ピンキー:05/03/19 23:46:22 ID:bc2mb0fj
惰性で始まったんだから、別に勝手に完結してもいいだろ。
完結したあとでも、分岐した話書いてマルチエンディングでもいいんだし。
211名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 16:55:21 ID:hDTd7oWZ
そっか。レスサンクス。
書きあげてくるノシ
212名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 01:15:36 ID:jj2/5pkN
がんばれ!
213名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 02:08:23 ID:dOpoP2yH
千歌音ちゃんが姫子の肩を抱き>>211を、後ろから優しく見守っているのが見えるぞ。

そして、その遙か彼方後ろには漏れたち住人w
がんがれ、>>211
214名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 11:05:46 ID:sNXPOf8T
うおお!う、美しい…!w 漏れたち住人が美しいかはあれだが…
215名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 18:43:18 ID:Xev063+I
>>213
その千歌音ちゃんはパンツをはいているの?
216名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 20:12:55 ID:V0p9vwJ2
ていうか途中に入る俺達のツッコミが笑えるよw
フオオオッ!って何だよwフオオオッ!ってw
住人GJ!
217名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 23:51:18 ID:dOpoP2yH
>>215
履いてないという設定でw
実は、その何も履いてない千歌音ちゃんのアレを姫子が後ろから手を回してぐちょぐちょにしている。千歌音ちゃん、ヒザガクw

そして遙か後方にいる漏れらにはそれが丸見え…(*´Д`)ハァハァ
やべ、萌え死ぬw
218211:2005/03/26(土) 03:34:02 ID:t7VfxxAc
というわけで長いんだが投下させてもらいます。
続き書いてる人とか、居たらゴメン。これスルーしてくれ。
NGワードは relay211で。よろしく。
219リレーSS【>>194からの続き】:2005/03/26(土) 03:36:35 ID:t7VfxxAc

「くぅ、う、うぅ……んっ!」
姫子の顔が見えない。それが千歌音にはとても心細かった。
うなじに唇を這わせて、絶え間なく愛撫を加える姫子はいったい今どんな表情を
しているのだろうか。

「姫…子っ……!分かったから、ちゃんと言うから、お願い…」
「ん…なぁに?千歌音ちゃん」
「お願い…ちゃんと、して頂戴」
千歌音の頬が羞恥で火照る。
きょとん、としたこの場にそぐわない声が、耳の後ろを刺激して、びくりとした。
「してって、何を?」
「な、何をって…。……しっかり抱いて欲しいの」
「いくらでも抱きしめてあげるよ、千歌音ちゃん」
ぎゅ、と背中から回された手が千歌音を抱きしめる。
優しくてもどかしい抱擁。それが、意地悪だと思った。
千歌音が今どんな状態か、一番分かっているのは姫子なのに。
「ん…、そうじゃなくて…っ、あっ、んん…ぅ」
「千歌音ちゃん」
言いながら姫子の指がなかを激しくかき回した。と思ったら指がいきなり引き抜かれて、
ふ、と身体が軽くなる感覚。首を回して後ろを見ると、それまで上にのし掛かってきていた
姫子は身体をどけて千歌音の足もとに移動していた。
220リレーSS:2005/03/26(土) 03:39:04 ID:t7VfxxAc

「千歌音ちゃん、おしり上げて?」
千歌音が戸惑っていると、姫子はお腹と脚を支えて千歌音の腰を上げさせて、
其処に顔を近づけた。
「あっ…」
着衣のままベッドに俯せて腰を高く上げて、姫子の眼前に秘所を晒している。
これ以上ないくらいにいやらしい体勢に、千歌音は言葉もなく震えた。シーツを
掴む手に力が入る。爪が手のひらに食い込んで少し痛かった。

「姫子…っ、お願い、やめ…っ!――や、やぁ…あっ!あぁっ」
恐れていたとおり、姫子の唇が、舌が其処を愛撫する。
子猫がミルクを舐めるような音が間断なく響いて、同時に其処からの甘い快感が
波のように全身に伝わっていく。
抵抗しようにも膝はがくがくと震え、腕にも力が入らなくて。
「あ、ああっ…ふぁ……あ、あっ……あぁ」
時折吸い上げられる度に腰が大きく跳ねた。だんだん何も考えられなくなって、
目に映るシーツの白さだけが妙に印象的で世界の全てで。
もう、このまま――と思ったところで、ぴたりと愛撫が止んだ。
「えっ?あ……。や…」
一気に現実に引き戻される。
快楽の続きを求めている身体の疼き、苦しく喘いで呼吸する喉からの艶を含んだ
声、目を向ければ腰を高く上げた自分の姿と、秘所に顔を埋める姫子の姿。
そんなものが一気に押し寄せてきて、代わりに白い世界が遠のいていく。
それを追いたいけれど追えないもどかしさと、それまでの痴態への羞恥にただ身を
捩って悶えた。
221リレーSS:2005/03/26(土) 03:41:05 ID:t7VfxxAc

「やぁ……っ」
「んっく…。駄目、追っつかないや。このままじゃスカート汚れちゃうね。ストッキングも…」
姫子の手が、脚の付け根を拭うように撫でる。次いで千歌音の女の子の部分にも手が
押し当てられた。

「や、やだ…っ」
「どうしよう、千歌音ちゃん」
「……っ!」
どうしたらいいのかなんて分かっているくせに。
自らの粗相を、どう処理したらいいのか訪ねられる――恥ずかしくて、涙が出そうだった。
そしてその羞恥さえ今の千歌音には昂ぶりを煽るだけで、姫子がそっと手を置いている
其処がじんじんと疼くのを感じていた。
「お、お願い、姫子…っ」
「え?」
「……服…服を、脱がせて…。…あっ!」
千歌音がかろうじて声を絞り出すと、肩を支えられていきなり仰向けにひっくり返された。
その上に姫子が覆い被さってくる。部屋に入ってからようやくまともに見る事が出来た
姫子の顔には、満面の笑みが浮かんでいた。
こんな事をしていながら、いつも姫子が千歌音に見せる純粋で汚れのない、この上なく
嬉しそうな笑顔。
それになんだか言いようのない安堵を感じながらも、恥ずかしくて視線をそらす。

「今日の千歌音ちゃん、すっごく可愛い」

そんな笑顔でそんなことを言うなんて。
やはり、今日の姫子はどこまでも意地悪だった。


222リレーSS:2005/03/26(土) 03:42:56 ID:t7VfxxAc


頭を抱え込むように首に回された千歌音の手が、震えているのを感じる。
首筋にキスを落として姫子の徴をつけて回りながら、しなやかな脚に手を這わせた。
オーバーニーの薄いストッキングを、そろそろと焦らすようにずらして脱がせていく。

「あー、やっぱりもう少し濡れちゃってる。あとで洗ってあげるね、千歌音ちゃん」
「……っ」
困ったように恥ずかしげに顔を背ける千歌音に微笑んで、スカートに手を掛けて
ずらしていく。今日は待ってとは言われない。

「姫子…早く…っ」
「…え?なぁに、千歌音ちゃん。催促?」
泣き出してしまいそうな千歌音の額にキスを一つ。改めてスカートに手を掛けて、
お腹の方に捲り上げた。
千歌音がきょとんとした顔をしてこちらを見上げてくる。緩みっぱなしの頬が、一層
緩んでしまうのが分かる。

――本当に、可愛い。

「姫子?」
次にブラウスのボタンに手を掛けた。前を大きくはだけさせると、浮かせてもらった
背に手を回して下着のホックを外す。圧迫から解放された膨らみが豊かに揺れた。
「好きだよ、千歌音ちゃん…」
「あっ、姫子…っ!」
鼻先で下着を上にずらしながら、形の良い膨らみのふもとから頂へと向かって
唇を勧めていく。
223リレーSS:2005/03/26(土) 03:44:37 ID:t7VfxxAc

「ぅん、ん……あは、千歌音ちゃん、ここ」
「きゃんっ」
姫子の唇が先端の赤く熟れた果実を啄むと、千歌音の身体が跳ねて口からは
可愛い声が漏れた。
「千歌音ちゃん、可愛く尖っちゃってるね」
ちゅ、と口づけて、吸い上げる。固く熟れたその実を味わうように唇で舌で愛撫する。
千歌音が興奮している。いつもより、ずっと敏感に感じてくれているのが、嬉しくて。

「ん…、大好き……」
「やぁぁっ…駄目、姫子…っ」
「駄目なの?じゃあ、もう今日は何もしない方が良い?身体、辛い…のかな、千歌音ちゃん」
唇を離して、濡れた先端に息を吹きかけると、千歌音の身体がびくりと反応して、可愛かった。
意地悪なのは分かっているけれど、今日は千歌音に全て晒け出して欲しかったから。
言葉にして欲しい。態度にして欲しい。
「そうじゃなくて…」
「そうじゃないって…じゃあ、して欲しいの?」
「…っ。その前に、服を…服を、ちゃんと…」
お腹まで捲り上げられて秘所を完全に露出させているスカートに、半ばまで脱がされて
肩に引っかかっているブラウスとジャケット。

全裸で居るよりずっと刺激的で、淫らな光景だった。
千歌音もそれが恥ずかしいのだろう。必死に顔を背けて目を瞑っている。

そんな可愛らしい反応をして、それが姫子をもっと煽るものだとは気づいていないらしい。
「脱がせて、なんて。今日は積極的だね、千歌音ちゃん」
そうさせているのは自分。それが、堪らなく姫子には嬉しかった。
千歌音の痴態も、乱れも、全て姫子がもたらしたものだから。
「でも、全部脱いじゃったら勿体ないよ。
せっかく今日はこんなに格好良い服着てくれてるんだもん。もっと見ていたいな…」
224リレーSS:2005/03/26(土) 03:46:20 ID:t7VfxxAc

鎖骨から肩へと指を滑らせて、ブラウスをはだけさせていく。
空いた手はやわやわと胸を包み込んで、千歌音の身体の熱が収まらないように
刺激を加えていく。

「…っ、あ……!や、ぁ…っ、姫子…お願い、姫子…っ!」
潤んだ目で見上げてくる千歌音に、いつもより余裕のないその様子に、背筋が
ゾクゾクした。全身が熱くなって頬が紅潮してきているのが分かる。
自分が触られているわけでもないのに感じる快感。

――いけない。ちょっと、癖になりそうかも…。

「ね、もっとたくさん…色んな千歌音ちゃんを見せて。
どんな千歌音ちゃんも、私…大好きだよ」
だって、こんな千歌音は姫子にしか見られない。
他の誰にも見せる気は無い。絶対に見せてあげない。一生。

「ひめ…こ……あ、…ぅん、んん…っ」
姫子の手が胸を、背中をと愛撫するのにあわせて千歌音の声が揺れる。
白い身体が震える。
こんなに感じているのに、それでもまだ千歌音は左右に首を振っていて、
その抵抗する様が健気でもあった。

征服欲と、独占欲。

いつも千歌音は『みんなの千歌音』で、姫子一人のものにはならないから。
千歌音の心が姫子の方だけを向いてくれていると、分かっているのに嫉妬してしまう。
225リレーSS:2005/03/26(土) 03:48:09 ID:t7VfxxAc

――ごめんね、千歌音ちゃん。

姫子は心中で千歌音に詫びて、裏腹に手は千歌音の身体を、膨らんだ芯を責め立てた。
次第に千歌音は抵抗を忘れて姫子に縋るようになる。
「あぁ…っ、姫子…ひ、めこ……ぉっ」
全てが姫子ひとりのものであったら良いのに、なんて我儘。
想いが通じる前は、ただ側に居られるだけで嬉しくて、満足だったのに。

「姫子…服…っ」
「ずいぶんとこだわるね、千歌音ちゃん」
なんだか可笑しくてくすくすと笑う。生真面目な千歌音の性格が、こんなところにも
あらわれていて面白い。
「でも、後でね。次の時はちゃんと脱がしてあげるから…」
そのまま続けようとすると、千歌音が激しく首を左右に振って、精一杯に言葉を搾り出した。
「…っ!いやぁ…姫子……怖、いっ…!」

――怖い?
意外な言葉。
嫌悪でも羞恥でもなく――それも確かにあるのだろうとは思うけれど――恐怖。
「あ…千歌音ちゃん?」
肩で息をして荒く喘ぎながら、時折しゃくりあげるように喉をひくつかせている千歌音を、
驚いて見下ろす。

沢山意地悪をしてしまったし、もっとしようと思っていたけれど。
それは千歌音を感じさせたいがためで。
怖がらせるつもりなんて、本当に泣かせるつもりなんて、無かったのに。

「ごめんね…そんなに嫌だった?やりすぎちゃった?何か痛かった?」
「っく…、ふぅ…っ。お願い、姫子、服を脱がせて…っ」
226リレーSS:2005/03/26(土) 03:49:27 ID:t7VfxxAc

「服…?服を着てするの、そんなに嫌だったの?汚れちゃうから?」
まさか千歌音がそこまで潔癖だとは思っていなかった。
ただ、姫子は千歌音の恥じ入る顔が見たかっただけなのに。
我欲で泣かせてしまった事に対する罪悪感に姫子が顔を歪めると、千歌音は
喘ぎとしゃくりあげるような嗚咽の合間に首を横に振った。
「ちがう…怖い、の……だって…っ」
「…怖い?服を着てるのが?」
千歌音が涙をわずかに流しながら、言葉を紡ぐ。

「姫子が…姫子の肌が感じられないもの…抱きしめて貰っても、いつもと違うのだもの」

「千歌音ちゃん」
言葉に、鋭く胸を突かれた。

「私…姫子の肌しか知らない。こんな風にする時は、いつも姫子が暖かくて、
触れ合っていられて、それが嬉しかったのに。当たり前だったのに、なのに」
「千歌音ちゃん」
「んっ…!」
唇を塞いだ。もしかしたら、今日は初めてのキスになるのかも知れない。
不安そうにしている千歌音が可愛くて、ずっと焦らしていたから。
唇も肌も重ねなかったから。
227リレーSS:2005/03/26(土) 03:50:46 ID:t7VfxxAc

「千歌音ちゃん…」
結局今日もいつもと同じように千歌音を抱くのだと少し残念に思う。
せっかく色々考えてきたのに。
しかし、またそれが嬉しくもあった。
いつものこの行為を千歌音がどう感じているのか聞くことができて、それはきっと
千歌音の善がる姿を堪能するより、ずっと姫子にとって重要なことだったのだ、と思うから。

「姫子…」
「愛してるよ、千歌音ちゃん」

今、他に、何を言うことがあるだろう。

228リレーSS:2005/03/26(土) 03:52:02 ID:t7VfxxAc

高まっていく。
千歌音の声が、快楽が、心が、限界まで高まっていくのを感じる。
秘裂と芯を刺激している指で、胸を揉みしだく手のひらで、しがみつかれた裸の背中で。
千歌音の敏感な肉芽を優しく転がすと、身体が震えて息が漏れた。
高まれば高まるほど、千歌音の声は細く甘く澄んでいく。
可愛くて、そして愛しい。

口付けと嬌声の合間に繰り返される『姫子』の名前が、だんだんとその頻度を増していく。
名を呼ばれるたびに、姫子のなかのちっぽけな嫉妬と寂しさが、埋められていくのを感じた。
元から、何も無かったかのように。
ただ充足感と感動、そして果てることのないとさえ思える愛情と欲望が姫子を今日も支配する。

いつもと同じ。
でも、ちょっとだけ違うのは、嬉しいことに千歌音が積極的だという事だろうか。

「姫子…お願い…もう…っ。…なか…に、きて…」
いつもなら絶対言ってくれないような事を、今日は余裕無く口にする。
「やっぱり中がいいの?千歌音ちゃん」
少し意地悪して、わざわざ聞いてみる。
いつもこう。千歌音は一番感じるところは別にある。けれども、そこへの愛撫だけでは
達しない。中に入れるまでは達してしまうのを抑えているようにさえ見える。
229リレーSS:2005/03/26(土) 03:54:03 ID:t7VfxxAc

「ん…」
シーツまで濡らすほどに溢れた蜜は、秘裂の浅瀬をなぞるまでもなく確認できる。
中に入れるのに何の問題も無い量だ。
ちゅく、と淫靡な音をたてて姫子の指が二本、収縮を繰り返す秘裂に埋没した。
「ふぁ、あぁぁぁっ……!!」
啼き声と共に千歌音の背が反る。胸と腹を姫子にぶつけて、そのまま強くしがみついた。
爪を立ててしまわないように握りこんでいる手の形が愛しい。
露になった白い喉に唇を這わせて、柔らかく食んだ。
「あぅ…っ」
舌に感じる肌と汗の味。それを、美味しいと思う。滑らかな肌の上を唇でたどって、
耳をそっと啄ばんだ。
柔らかな胸を揉みながら、秘裂に根元まで埋めた指を折り曲げて、上壁をかるく揉む。
膨らんでいるのが感じられるそこを、優しく緩急をつけながら愛撫する。
「あ、はぁっ…あっ、んん……っ」
潤んだ目から自然に流れる涙を唇でぬぐってまぶたにキスを落とす。
開かれた目は茫洋としていて、こちらを向いているのに視線が合わなかった。
千歌音の秘所から、淫靡な水音が高く響く。それさえ掻き消して唇は甘い声を紡ぎだす。
千歌音が、強く姫子を引き寄せて肌を擦り付け、肩口に顔を埋めて泣いている。
いつもの凛々しさからは想像もできないこのいじらしい姿は、姫子しか知らないものだ。

「千歌音ちゃん…大丈夫だから、思い切り感じて…」
千歌音の腰が小刻みに揺れる。いつもなら必死で抑えるそのいやらしい所作を、
いやらしいと認識するだけの力は今の千歌音にはない。
ひときわ強く上壁と、肉芽と、胸の先端を刺激した瞬間。
「あ…あぁっ…!――ッ!!」
千歌音の全身がびくん、と大きく跳ねて、秘裂が姫子の指を痛いほどに締め付ける。

――達した。
「千歌音ちゃん…」

全身を強張らせ痙攣させる千歌音の髪に、姫子は触れるだけのキスを贈った。
230リレーSS:2005/03/26(土) 03:56:03 ID:t7VfxxAc

「ん……」
目覚めると、既に陽は落ちて窓の外には美しい夜景が広がっていた。
「姫子…?」
気だるさをおして起き上がると違和感があって、隣を手で探る。
やはり姫子はいなくて、急に心細く泣きたい気分になった。いつもなら、目覚めた時
必ず隣で抱きしめてくれているのに。
今日は、こんなところまで姫子は意地悪だ。
「あ、起きた?千歌音ちゃん」
「……姫子」
手に水を持って姫子が近づいてきて、ベッドに腰掛けた。
なんだか嬉しそうににこにこと笑っている。人の気も知らないで。
その笑顔に脱力して千歌音は抱えた膝に額をつけて項垂れた。
ひどく、子供っぽい格好だとは、後から気づいたのだけれども。

「居なかったから心配した?大丈夫、ちょっとフロントに電話して、明日のチェック
アウトの時間延ばしてもらっただけだから」
言いながらシーツをめくって千歌音の隣に潜り込んでくる。少し冷えた素肌の感触。
なるほど確かに姫子は裸のままだから、どこにも行っていないのだろう。
千歌音が顔を上げないのをどう解釈したのか、姫子がくすくす笑いながら千歌音を
引き寄せて抱きしめた。
「千歌音ちゃんを置いてなんか、どこにも行かないから。拗ねないで、千歌音ちゃん」
「拗ねたりなんか、していないわ」
「じゃあ、どうして顔を見せてくれないの?」

「……」
――それは。先程、あまりに…
「…もしかして、恥ずかしいのかな?気絶しちゃうくらいエッチなことしちゃったから?」
「……っ」
赤く染まっているであろう顔を見られたくなくて、姫子の肩口に額を寄せる。
くすくすと笑う姫子がやっぱり意地悪だ。
231リレーSS:2005/03/26(土) 03:57:59 ID:t7VfxxAc

その通りだった。
今日は最初からずっと姫子のペースで進んでしまって。
いつも以上に、なんだか身体が反応してしまって。
いやらしく乱れて身も世もない声を上げてしまっていた自分の痴態を思い出す。
姫子を求めて身体を開いて。繰り返される姫子の愛撫で。
――何度も何度も、気をやってしまった。
いったい、何回達したのだろう。それさえ分からないくらい、感じさせられてしまった。

「恥ずかしくて死んでしまいそう…」

でも、気持ち良かった。
それを認めたくない気持ちと、姫子にそれほどに愛された充足感がせめぎ合う。
「えぇっ!そんな事言っちゃ駄目だよ。……でも、そんな千歌音ちゃんが凄く可愛かった」
「…二回目の時、私、駄目って言ったのに」

気をやってしまったすぐ後は敏感なところが緊張していて、触られるのが辛いから。
痛くてむず痒くて、本当につらくて。でもそれに慣れてくると襲い来る快感は凶悪なほどに
激しくて。
なんだか、気が狂ってしまいそうだった。

「うぅ…だって、もっと千歌音ちゃんが欲しかったんだもん…」
耳元で気まずげに呟かれる言葉がこそばゆい。
「次からはやめて頂戴ね、姫子。私が駄目と言ったら本当に駄目なんだから」
「えーっ。でも、だって…っ」
「聞いてくれないのなら、私も姫子にする時うんと意地悪するわ」
「うー…っ。でも、気持ち良かったでしょ?千歌音ちゃん」
「気が狂いそうだったわ」
「えへへ」
褒めてなどいないのに、嬉しそうに姫子が笑う。まったくもう、呆れてしまう。
毒気を抜かれて怒る気なんて起きやしない。
232リレーSS:2005/03/26(土) 04:00:12 ID:t7VfxxAc

「ね、千歌音ちゃん…今日、穿いてこなくてドキドキした?」
唐突に、姫子がそんな事を聞いてくる。
『飲んでおかないとこの後辛いから』と渡されて飲んでいた水にむせそうになって、
慌ててコップを置いた。
「…したわ。分かっているくせに意地悪ね、姫子。……どうして、あんな事?」
「私も凄くドキドキしたんだよ、千歌音ちゃん。一緒…『お揃い』、だね。嬉しいなぁ…」
うっとりと姫子が呟く。なんだかその声の調子が不思議で、千歌音は顔を上げた。
「姫子…?」

「…あのね、私、ちょっとやきもち焼いてたの。千歌音ちゃんは、
いつもみんなに囲まれているでしょ?だから、私の千歌音ちゃんなのに、って。
やっと一緒にいられるようになったのに、って。我侭だよね」
「姫子…っ、でも、私は」
言いかけた言葉は、唇に人差し指を当てて遮られた。そして姫子はなおも続ける。
すべて吐き出してしまうように。

「うん。うん…だから、凄く嬉しかった。千歌音ちゃんが言ってくれたことが、凄く嬉しかったんだよ。特別だって。私だけだって。…私の我侭、聞いてくれたのも嬉しかったけど」
千歌音の周りに人が居るのは仕方のないこと。そういう立場なのだから。
それで姫子に寂しい思いをさせることがあるかもしれないとは思っていた。
――同時に、妬いてくれるかとも少し期待していた……のかも知れない。
まさか、こんな行動に出るとは思わなかったけれど。
「分かってた、のにね。でも、言葉で貰えて、凄く嬉しかったんだよ。だから、もう満足」
言って、本当に満足げに笑う姫子を見ていたら、堪らなくなった。

「っ、姫子…っ」
「ど、どうして泣くの?千歌音ちゃんっ?」
慌てた姫子が、間の抜けた声を出して、千歌音の背中をさする。
すぐに涙は止まったけれど、暫くは胸が詰まって声が出なかった。
233リレーSS:2005/03/26(土) 04:01:03 ID:t7VfxxAc


――言葉で、こんなにも幸せになれることがあるなんて。

姫子は、最中に千歌音が漏らした言葉を、嬉しかったと言う。
そして千歌音は、今姫子が打ち明けてくれたそれが嬉しかった。

多分、千歌音は姫子をもっと幸せにできる言葉を持っている。
困った顔で千歌音の肩を抱いて、何か言葉を探す姫子を横目で見る。
でもあまりに恥ずかしくて、まだ口に出す勇気がなかった。
きっと一生言えない。こんなこと。

――私が、中に姫子の指が無いと達することができないのは。
姫子を、肌からだけじゃなく内側にも感じて、満たされていたいから。
姫子の存在を感じていないと寂しいから、なのだと。

234リレーSS:2005/03/26(土) 04:03:21 ID:t7VfxxAc

「んと…あのね、今だからいうけど」
「ん…」
「千歌音ちゃん…私ね、千歌音ちゃんの特別と、『お揃い』が欲しかったの。
とんでもない私の我侭、聞いてくれて嬉しかった…。これも、お揃い、だったんだよ」
言いながら、姫子はサイドボードのあたりにまとめられた二人分の衣服をつまみ上げて、
軽く椅子の上に落としていった。
「えっ…?」
デザインも雰囲気も違うけれど、同じ枚数だけの衣服。
二人分のジャケット、シャツ、スカートなど。同じ枚数、だけの。

「…ね?」
「姫子ったら…」
千歌音がなんと言って良いか分からずに笑むと、姫子もなんだか妙な感じに照れ笑った。
そして千歌音に抱きついてくる。
「だから、千歌音ちゃん…今回は、今日は…良いよね?」
「やん…っ」
「次からは、アクセサリとかをお揃いで選ぶから。もう、こんな意地悪しないから」
「でも、身体を休めないと、明日…っ。…姫子、チェックアウトの時間、何時にしたの?」

姫子はなんだか気まずそうに笑って。

「明日の、夕方。だから、朝からでも十分寝る時間あるよ、千歌音ちゃん」

そのまま、千歌音の肩を押して、ベッドにそっと沈めた。
「――っ!」
抗議の言葉は、姫子の唇に飲み込まれて、届かない。


――どうやら、二人の夜はまだはじまったばかりらしかった。
235名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 04:06:12 ID:t7VfxxAc
いやなんか、ごめん?な。リレーだったはずなのに勝手に。
暇つぶしにでも読んでくれると嬉しかったりする。
あまり良いオチつけられなくてマジゴメン。そいじゃ!ノシ
236名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 05:03:53 ID:d6shaHSf
>>235
続き遂にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
こんな夜中にひっそりとw

お疲れ!
でもごめん
もう眠くて読めません。

起きたら読ませてもらいます。

とりあえずレス一番乗りGet!
237名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 05:20:43 ID:eBhxMOod
ネ申!!!!!!!!

我々は15日待ったのだ!!!!!

と、思いっきり叫びたくなったよ。GJ
238名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 09:38:39 ID:zempB5AX
やっぱり千歌音ちゃん受けはすばらしく萌えることを再確認させてもらった。
泣いちゃう千歌音ちゃんかわいすぎる・・・・
239名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 11:31:16 ID:ZuboGO5E
>>211
超GJ!
感情の流れも終わり方も大好きだ
240名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 12:13:50 ID:yBtmF+qO
最高だよ、あんた・・・・。
GJ!
241名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 13:40:55 ID:So8o55r0
ネ申って・・・いるんだな・・・
GJ!!
242名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 14:11:26 ID:viEtRZDD
最高だ!!!GJ!!!
243名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 16:42:41 ID:MphqwqlI
神じゃ、神が来なすった(;´Д`)ハァハァ
244名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 21:05:51 ID:Zn4ZAdm2
ありがたやありがたや。
245名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 21:38:11 ID:uB2mChvO
>神
供物として俺を生贄にするんで受け取ってください
246名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 21:40:28 ID:zempB5AX
>千歌音ちゃん
供物として私を生贄にするので受け取ってください
247名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 00:13:35 ID:1wKi9jtu
千歌音受け…なんて 素 晴 ら し い んだ!!!
G J!!!!!!
248名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 01:44:39 ID:y+/A3Pcr
174だけど、黒姫子ってレスみて浮かんできた妄想を書きなぐっただけの、
セリフだけのSSととても呼べんような代物が、こんなにたくさんの神々を呼ぼうとは。
んー妄想はぶつけてみるに限るな。

職人の皆様激しくGJでした。
249名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 07:17:14 ID:1qUhaZz0
>>248
あなたのおかげで楽しませてもらえました。
あなたこそGJです。

また妄想投下よろしくw

2回つなげた者より。
250名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 15:34:51 ID:5bYlRGzr
>>248
妄想乙!!
おかげで色々楽しませてもらったよ。またなんか姫千歌妄想頼む。

あと、レスついてて嬉しかったデス。ありがd!
上で連投したり、勝手に締めてしまったものだから
怒られないかひやひやしてたんで。
やっぱり姫千歌はラブしか書けない香具師でした。
251名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 21:01:21 ID:Kf1LLkz1
なんつーか

もうみんな全員愛してるv
252名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 12:20:58 ID:v0CLDlms
神無月の巫女 〜前世編〜 OVA 全3巻 発売決定しました
253名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/02(土) 00:27:22 ID:2oChrf+b
              ∠二`-=-''"<~,,_
             ,,=''"/ヽ_,mm/\=
            ,/ / 、      ヾ \
  _,,_    __ lイ( _ヾヾi i!i _,, - )ヾ_ _'l,
  `ヽ=、\/~ ,// i`ニ=-(((-一´   /`lヽ  
  ∠ ̄     <  レ  i ''"(。 。)、``  /  N
  /`ニ=-(((-一/`V"ヽ ´ /i_i_  ヽ  /   |'
  レ  ''"(。 。)、``て,,/ ヽ ゞ二ニン / (_,人
 (_,,.  ´ /i_i_  ヽ'"レ|   `ー―''"   ,, /
   'l, i, ゞ二ニンi,,/  火 ,;_ .,,  ,. ,, ,/"
    ゙(_/`'"\)    (ニニ!`ヽ'"-'"!ニニ
254名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 10:00:18 ID:LVz5K949
8話のレイープの攻守を交代してみるとか
255名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 13:14:56 ID:J9wdTQHa
>>254
姫子を傷つけたことに怯えて頑なに心を閉ざす千歌音ちゃんを見かねた姫子が無理やり

千歌音ちゃん受けハァハァ
256名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 23:02:17 ID:doIOGoEV
急にスレが止まった…。
257名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 03:47:06 ID:ONxCVEKA
みんな帰って来ぉ〜い。
258名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 07:30:05 ID:r8dmUuNd
ただいまー
259名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 18:05:18 ID:q7T5fyBZ
おかえりー
260名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 18:25:26 ID:QZKlRc/E
よし来た、レーコ×コロナきぼんぬ
261名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 20:37:05 ID:6qfiSqMp
>>256
力作の後は出にくいよな
下手打って叩かれるの嫌だし
262名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 23:16:27 ID:B3gNgs4W
>>261
大丈夫叩いたりしない
ここの住人はいい人ばかり
263名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 00:36:20 ID:FrNqLbDe
そうだ、痛くしないから投下!投下!
264名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 03:15:51 ID:alpalhNx
>>261
激しく待ってるから!!正座して!
ガンバ!ガンバ!
265名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 20:46:16 ID:2FDk8gqY
>>261
今俺にできることは、せいぜい地球を救うことぐらいだけど
うp待ってるから
266名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 02:28:10 ID:ZUHx865H
>>261
そして俺に出来ることは裸で正座して待ってる事だけだから
うpガンガレ
267名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 06:45:15 ID:pfdsr/Hw
全裸待機にはいい季節になってきたね。
でもまだちょっと寒いかw
268名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 05:04:32 ID:AoG+QTTf
前スレって見れないの?
269名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 15:34:06 ID:+UrUC8sY
270名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 04:15:20 ID:6B8g/uM5
おおっ、どうもー。
271名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 21:49:23 ID:i52ga7Of
ttp://www.uploda.net/18.php

ここの2号の210849に
>>91で上げられたの使って前スレを適当に纏めたのうpしてみた。
で、>>91も入れといた。必要ならどうぞ。
272名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 00:22:52 ID:n+EPmlRv
おおっ、重ね重ねすまんね。
273名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 00:26:41 ID:T26rsAGN
いやなに気にするな。
274名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 03:45:44 ID:brhBEWQJ
>>271
おおっ! どーも、ありがとー!
275名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 23:15:47 ID:P4Y6MU87
       
276名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 08:53:39 ID:s63yeuHA
無口なやつだな
277名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 00:39:03 ID:JTX9HjzC
しかし、止まったな。
278名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 01:29:18 ID:bQx2eLJZ
職人が静留なつに流れたんじゃないかと予想してみる。
向こうはツンデレだからなぁ
279名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 01:41:22 ID:mJDsw6cl
よしわかった
誰かが姫子×千歌音で萌えシチュを提供してくれたら俺が書こう(他力本願)
280名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 01:49:22 ID:ZNfik2ap
おおこげな所に職人様が!
使い古されたネタだが姫×千歌お風呂でひとつ……おねげぇしますだ○Γ乙
281名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 01:53:38 ID:bQx2eLJZ
萌えシチュかぁ・・・
メインカップルの千歌姫はいちゃついてるだけで萌えるから考えるのむずかしいな・・・
282名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 07:53:35 ID:ci48KNE2
お風呂で鏡とか。(;´Д`)
283名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 11:52:37 ID:mJDsw6cl
よっしゃ、書いてくる!ありがと!
時に、ED後設定でも構わない?姫子→千歌音って本編の時系列じゃやりにくくて
284名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 13:16:11 ID:0neXYGoP
実は今晩当たりレーコ×コロナを投下しようと思っていた香具師ですが
>>283さんの投下が終わるまで待った方がいいのでしょうか。
285名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 13:22:49 ID:xk5MkuZF
>>284
いや、問題ないと思うよ。
以前は、普通に入り乱れていたし。
というかお願い、投下を頼む。
最近、過疎化しすぎ……
286名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 13:50:42 ID:mJDsw6cl
>>284
レーコ×コロナ、正座待機してます!
287名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 16:58:25 ID:sfCzhMtY
>>283
構わない…というより、あの大団円ハッピーエンドを見た後じゃ
本編中のエピソードだと、いまいちテンションが落ちそうだ。
288名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 20:08:30 ID:wScWbfp2
>>279->>283
正座待機しておりますので、どうか一つよろしくお願いします。


>>287
漏れは本編中のSSとかを読むと、思わず鱗を思い出しちまうよw
289名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 22:27:22 ID:Vt4E9TTH
来ォォォォォォォい>>284!!もっと来ォォォォォォォい!!
290名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 01:41:08 ID:7aCs0uG0
全裸正座待機中。
まだかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
291名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 05:50:15 ID:hvvjpIU+
以前マコちゃんエロなしを投下させて頂いた者です。
また駄文を一つ書きましたので投下させて頂きたいと思います。
遅くなりましてすみません。

マコちゃんエロありを予告していましたが、なぜか出来たのはレーコ×コロナです。
なんかこっちの方が書きやすかったんで。

あらかじめ謝っておきますが、コロナとレーコがオロチ四の首、五の首という設定がど
こにもありません。ただの普通の女の子になっちゃってます。
そういうわけですので、この話はアニメ最終話でオロチが封じられた後の世界で改めて
出会った二人、という設定でお願いします。

それでもいいと言って頂ける心の広い方は、お目汚しではありますがご一読ください。
それでは17レスほどお借りします。
292レーコ×コロナ(1/17):2005/04/27(水) 05:51:09 ID:hvvjpIU+
ピンポーン。
私がレーコの住居兼仕事場のマンションへやってきたのは二週間ぶりだ。
マンションのエントランスで編集とおぼしき人とすれ違ったのは、昼の一時過ぎだった。
ずいぶん急いでいる様子から察するに、今回も締切をぶっちぎったということか。

「・・・コロナさん、こんにちは・・・。」
ドアを開けてくれたのはチーフアシスタントの女の子だ。
「こんにちは、相変わらず半死半生ね。オタ先生は生きてる?」
「・・・先生ならたった今原稿を上げて自室でお休みです・・・。」
「そう、疲れた時には甘いものと思って、スイーツを差し入れに持ってきたんだけど、あ
んた達だけでも食べる?」
「・・・せっかくですが今は食い気よりも眠気が勝ってて・・・。それにもう三日も家に帰って
ないんで・・・。」
笑っているのか泣き出しそうなのかよく分からない顔でそう言うチーフアシに、二人のア
シの女の子も同意という目でこちらを見ている。どうやらうなずく元気もないらしい。

「若い女の子が甘いものより眠気とは嘆かわしい職場ねぇ。ま、そういうことならあまり
引き留めちゃ悪いわね。今度はもうちょっとましなタイミングで差し入れしてあげるわ。
あたしはレーコが起きるの待ってるからあんた達はもう帰んなさい。」
「・・・すみません、そうさせていただきます・・・。」
「気をつけて帰んのよ。」
こんな状態でほんとにちゃんと帰り着けるんだろうか。まあ知ったこっちゃないけどね。
293レーコ×コロナ(2/17):2005/04/27(水) 05:51:47 ID:hvvjpIU+
ヨロヨロと出ていく三人を見送ると、コロナはレーコの部屋へ入っていく。
着のみ着のままで大きなベッドに仰向けで倒れ込んでいるレーコの傍らに座り、眼鏡を外
してやり、乱れて顔にかかった髪をそっと掻き上げると、しばらくその寝顔をのぞき込ん
でいた。
全くこいつといいあの娘達といい、何を好きこのんでこんな仕事してるのかしらね。こい
つだってもうちょっときれいにして化粧の一つもすれば、それなりに見られるようになる
のに。そう、初めて会った時のように・・・。

レーコと初めて会ったのは、コロナがアニメ「ブレーメン・ラブ」のエンディング・テー
マを歌うことが決まり、制作スタッフとの打合せの席で、原作者として紹介された時だ。
その時の第一印象は、よくしゃべりよく笑うかわいい女の子だな、こんなきれいな娘が売
れっ子漫画家なんてちょっと意外、というものだった。自分の周りにはいないタイプだっ
たのに惹かれて、その場で意気投合したのだが、今にして思えばまるで詐欺にあったよう
なものだ。

打合せの後スタッフ達と食事しに行くことになり、そのまま二次会、三次会と店をかえる
につれ人数が減っていき、気がつけばしたたかに酔っぱらったコロナとレーコの二人きり
になっていた。レーコのマンションに近かったので一晩泊めてもらうことになったのだが、
玄関を入ってからの記憶はほとんどなく、翌朝目覚めた時はひとつのベッドでなぜか二人
とも裸で寝ていた。

『な、何この状況は?ここどこ?誰よこれ?ってなんであたしが女の子とこんな・・・。も
しかして・・・何かしちゃったの?』
なんだか分からないがとにかくこの場から逃げ出そうと思い、隣で寝ている娘を起こさな
いように、そっとベッドを抜け出ようと上半身を起こした時、不意に背中を指でツーッと
なぞられて思わず「きゃんっ!」と叫んでしまった。
294レーコ×コロナ(3a/17):2005/04/27(水) 05:59:49 ID:hvvjpIU+
「・・・おはよう、どこ行くの?」
「ど、どこ行くって、その、パンツはどこかなって・・・。」
両手で胸と股間を隠し、背中を向けたまま返事をすると、彼女は横になったまま、
「パンツってこれのこと?」
彼女は枕の下に手を入れて小さな白いショーツを出した。真っ赤になってコロナは振り返り、
「な、何でそんなところに。」
「・・・あなたが自分で入れたんじゃない。」
「いいから返せ!」
「・・・何をそんなにあわててるの?ゆうべはあんなに激しく・・・。」
取り返したショーツをあわてて穿くコロナを見ながら薄ら笑いを浮かべる彼女。そこでよ
うやく思い出した。
「あんた、レーコ先生?」
「・・・忘れてたの?まあいいわ、とりあえずシャワーでも浴びる?お互い体にいろいろ付
いてるみたいだし。」
レーコはベッドから立ち上がり、そばにあったガウンをひっかけてコロナを浴室へ連れて
いくと、着替えのショーツとTシャツ、ショートパンツを渡して自らはリビングの方へ
行った。
295レーコ×コロナ(3b/17):2005/04/27(水) 06:00:39 ID:hvvjpIU+
シャワーを浴びて全身を洗い流した後、渡された衣類を着て、さてこれからどうしようか
と迷ったが、とりあえずリビングへ行ってみた。するとそこはコーヒーのいい香りに満た
されていた。
「・・・私もシャワー浴びてくるからそれでも飲んで待ってて。勝手に帰ったりしないで
ね。大変なことになるから。」
「何よ大変なことって?」
「それは後のお楽しみ。」
薄笑いを浮かべて浴室へ去っていったレーコが、白いバスローブを羽織って戻ってきたの
は、二十分ほどした後だった。

レーコが何か言う前にコロナは先に切り出した。
「夕べ何があったのかほんとに覚えてないのよ。何か失礼なことをしたのなら謝るわ。」
「失礼なこと?いいえ、失礼どころかとてもいいもの見せてもらったわ。・・・今からそれ
を見せてあげる。」

レーコは寝室へ行き小型ビデオカメラを持って来ると、慣れた手つきで50インチのプラ
ズマテレビに繋ぐ。
ソファに座ってその様子を見ていたコロナは胸騒ぎがしたが、これ以上相手に主導権を握
らせないために努めて平静を装った。
「・・・夕べのこと、思い出させて上げる。」
レーコは薄笑いとともにビデオの再生を始めた。
296レーコ×コロナ(4a/17):2005/04/27(水) 06:03:27 ID:hvvjpIU+
その映像が何を写しているのか、コロナは最初よく分からなかった。いや、正確には理解
することを理性が拒んでいたのだ。だがそれも十秒と続かず、映像を全身で隠すように両
手を広げて画面の前に立ちふさがった。しかしコロナのスレンダーな体で隠すには、50
インチの大画面は余りにも大きい。

「な、何よこれ!こんなのあたし知らない!」
大画面の中でカメラ目線のコロナは、ケラケラ笑いながら上衣を脱ぎ出す。続けてスカー
ト、ブラ、ストッキング、ついにはショーツも脱ぎ、あっという間に生まれたままの姿に
なっていた。そして次々といろいろなポーズを取っていく。

 両手を腰に当てて、足は肩幅に広げて仁王立ち。
 バストの下で両腕を組み、寄せ上げしてウィンク。
 お尻をカメラに向け、開いた膝に両手をついた馬飛びポーズ。
 いすの背もたれを前側にして腰掛ける開脚座り。
 レーコの仕事机の上に座り、両足も天板に乗せて膝を抱えて体操座り。
 床に降りて腰を下ろし、後ろに手をついてM字開脚。
 うつぶせに向きを変えて、大きく足を開いて四つん這い。

その体勢のまま右手の人差し指と中指で秘裂を広げると、濡れて光っている桃色の淫肉が
アナルと一緒にアップで見えている。
その後レーコに指示されるまま仰向けに寝転がると、左手で胸、右手で股間をもてあそび
始め、くちゅっ、くちゅっといやらしい音を立て、右手の濡れた人差し指が膣口やピンク
色の小さな突起を擦るのを、カメラは執拗に追っている。

あ・・・、くぅ・・・ん、ん、あぁ・・・、ん・・・んん。
あえぎ声は次第に大きくなり、ついには声にならない声とともに体を反らすと、画面の中
のコロナはぐったりと動かなくなった。大きく開かれた両足の間の秘部からは、愛液がし
たたり床にこぼれている。
297レーコ×コロナ(4b/17):2005/04/27(水) 06:04:18 ID:hvvjpIU+
「・・・どう、とってもきれいに撮れてるでしょ?」
「もういやぁ!止めて、お願い止めてっ!」
「そう?ここからがおもしろいのに・・・。でもこれじゃいじめてるみたいだから、止めて
あげる。」
「そのテープ返しなさいよ!」
「・・・返せって、これ元々私のものなんだけど。そんなに欲しいならあげるわ。」
余りにもあっさり手渡されたので拍子抜けしたが、とりあえず当面の危機は去ったと安堵
すると、レーコは言った。
「・・・もうハードディスクにダビングしてあるしね。フフフッ。」
「くっ・・・。」
298レーコ×コロナ(5/17):2005/04/27(水) 06:05:14 ID:hvvjpIU+
「一体あたしに何をしたのよ。」
ともかく気持ちを落ち着かせようとして、コロナはレーコの向かい側のソファに座り直す
と言った。
「・・・何って?」
「どうせ変な薬を一服盛ったりとかしたんでしょ。でなきゃあんなことするもんです
か。」
「・・・ほんとに覚えてないのね。夕べあなたが私の仕事場にあったポーズ写真集を見てる
時、私が『でも本当に欲しいポーズってなかなか載ってないのよね』って言ったら、
『じゃああたしがやってあげる』って言って自分からノリノリでやったんじゃない・・・。」

話を聞いて言い返せなかった。実は以前から自分には露出癖があることを自覚していたか
ら。でもタレントなんて多かれ少なかれ誰でもそんなものだ。そうでなくては人前で歌と
かお芝居とか、ましてや水着になったりなんて出来やしない。だから、きっと酔った勢い
でやってしまったに違いない。

「・・・それとさっきのビデオの続きだけど、ぐったりしてるあなたをベッドに寝かせてあ
げようと抱えたら、いきなり抱きついてきて私の唇を奪い、服を脱がされて、後はあなた
にされるがまま。かくして私の純潔はあなたに散らされたというわけ・・・。」
「うそよっ!」
「・・・うそかどうか、後でビデオを見てみればわかるわ。固定で撮ってるから多少写りは
悪いけど。フフッ。」
あああああ、このあたしが女の子とエッチ?そりゃ確かに今までも事務所の親しい女の子
と、ふざけてキスしたりしたことはあるけど、マジで女の子としちゃうなんて・・・。
299レーコ×コロナ(6/17):2005/04/27(水) 06:08:30 ID:hvvjpIU+
「あたしをどうするつもり?」
虚勢を張ってコロナは言った。
「・・・どういうこと?」
「これであたしを脅そうとか企んでるんでしょ。」
「・・・フフフッ、別に何もする気なかったけど、ご要望とあらば、してあげる。」
「ご要望なんかするわけないでしょっ!」
「人は自分の願望に基づいて発想するものよ。あなたの潜在意識は私に束縛されたがって
いるの。・・・いいわ、望みを叶えてあげる。」
「ふざけんなっ!誰がそんなこと望むか!」
「・・・ウフフッ、これからオフの日は必ずうちにいらっしゃい。さもないとこのビデオを
ネットでばらまいてあげる。それとも、本当はみんなに恥ずかしい姿を見てもらいたいと
か?」
「うっ、それは・・・。」
「・・・じゃあ決まりね。あなたはこれから私のペットよ。その証としてご主人様のここに
誓いのキスをなさい。」
そう言うとレーコはコロナの前に立ちバスローブの前を開いた。

レーコをキッとにらみつけてから、コロナはソファから床に降りて、レーコの足下にゆっ
くりとひざまづくと、淡い草むらにそっとキスをする。
その刹那、屈辱と快感がないまぜになった電流がコロナの全身を貫いた。そしてぼんやり
と悟ったのだった。
『ああ、あたしはこいつの言う通り、本当に束縛されたがっているのかもしれない。あた
しって、レズでマゾだったんだ・・・。』
そんな感慨とともに自分の秘部がにわかに濡れてくるのが分かる。
300レーコ×コロナ(7/17):2005/04/27(水) 06:09:31 ID:hvvjpIU+
自分でも気づかないうちに、右手はいつの間にか自分の股間をまさぐり、左手はレーコの
お尻から右足全体を撫でまわしていた。そして目を閉じてレーコの敏感な部分を舌、唇そ
して歯を駆使して丁寧に愛撫し、味わった。淫靡な音を立てて吸うほどにあふれ出る蜜と
匂いが、コロナをますます興奮させる。
「・・・いいわ、とっても上手よ、コロナ。ご褒美をあげる。」
レーコは右手をコロナのあごに当て、愛液と唾液に濡れた顔をクイッと上向かせると、上
から優しく、やがて深くキスをした。

レーコの唾液をたっぷり飲まされて唇を離すと、コロナはそのままぺたっと床に座り込み、
上半身は傍らのソファにバフッと倒れ込んだ。そして上気した顔で、
「ねえ、一つだけ教えて。今朝のあんたは昨日と随分人が違うんだけど、どっちがほんと
のあんたなの?」
「・・・昨日の私?ああ、昨日は徹夜明けでどうしようもなく眠かったから、ちょっと薬を
キメてたのよ。合法的なヤツだけどね。・・・そのせいかな。」

・・・だまされた。だまされた!だまされた!!
明朗快活な美少女の正体は悪辣無比なエロ女王様だったとは。いつか仕返ししてやらなきゃ
収まらない。でもまあこっちのレーコもそんなに悪くはないし、しばらくはこいつの女王
様ごっこにつきあってやるか。そう思うコロナであった。
301レーコ×コロナ(8a/17):2005/04/27(水) 06:12:34 ID:hvvjpIU+
出会った時の悔しいとも、恥ずかしいともつかない不思議な気持ちから我に返ると、相変
わらずレーコは泥のように眠っている。微かに開いた唇の端からわずかにこぼれている唾
液を、顔を寄せて舌でペロッとすくい取ると、
「くさっ。一体何日お風呂に入ってないのよ。」
思わずそう呟いた。すると目を閉じたままかすれ声でレーコが答える。
「・・・みっか・・・。」
「なんだ起きてたの。三日もお風呂に入らなくてよく生きてるわね。あんたほんとに女の
子?」
「・・・うるさい・・・。」
「しょうがない、あたしが入れてあげるから。はい、立って立って。」
「・・・今は寝かせて・・・。」
「だーめ。きれいにしないならあたし帰るからね。」
「・・・。」
返事がないのは承諾の意味と受け取って、起きあがらないレーコを背負って浴室へ向かう。

脱衣室でレーコの衣類を全部はぎ取ると、ついでに自分も衣類を脱いだ。
広くて採光のいい明るい浴室に入ると、まずバスタブに湯を入れ、その間に動こうとしな
いレーコをビーチマットに寝かせて、頭からつま先までくまなく洗ってやる。今日のよう
なことは今までに何度もあったので、いつの間にかビーチマットが浴室の常備品になって
いた。
302レーコ×コロナ(8b/17):2005/04/27(水) 06:13:30 ID:hvvjpIU+
洗い終わると、横たわったレーコを抱き上げてバスタブに入り、後ろから抱きかかえるよ
うに湯船に体を沈める。
「ふーっ、やれやれ。これじゃ腕に筋肉ついちゃうじゃない、どうしてくれんのよ全く。」
二人で入ってもゆったりと広いバスタブで独り言をつぶやくと、レーコがやっとしゃべっ
た。
「・・・その時はアイドルやめてプロレスラーにでもなれば?」
「何よ起きてたの?だったら少しは自分で動きなさい。あたしは介護士じゃないっつの。」
それには答えず、代わりに上半身をひねって後ろを向き、目を閉じてキスをせがんできた。
仕事明けで疲れている時のレーコは、いつもの女王様然とした態度から一変して、よくこ
うして甘えてた仕草をする。そんな風にされると悪い気がしなくて、つい甘やかしてしま
う。

左手をレーコの顔に添えて自分の方に向けさせ、求められるままに、最初は軽く唇が触れ
る程度に、それから唇で唇を挟んだり舌でなめたりしながら、次第に舌を口の中に差し込
んでいき口内をくまなくゆっくり、ねっとりと愛撫してやる。その間も右手は乳房を優し
く揉んだり、桃色の乳首を指の腹で撫でたり摘んだりしている。やがてその手は胸から腹
へとゆっくり移動して、下腹の茂みに到達した。
303レーコ×コロナ(9/17):2005/04/27(水) 06:14:29 ID:hvvjpIU+
唇からほお、耳、首筋とキスの場所を移動しつつ、右手はすぐには敏感な部分には触れず、
まず太股の内側をゆっくり撫で、少しずつ足の付け根へ近づいていく。そして次第に息づ
かいの荒くなるレーコの反応をうかがいながら、焦らすように秘裂の外側を手のひら全体
で覆ってさすると、レーコはさらなる刺激を求めて、小さな声とともにもどかしげに腰を
くねらせてくる。

人差し指で包皮をめくるようにして、中指で小さな肉芽少し強めに擦ってやると、次第に
あえぎ声が高まってくる。
「あぁ・・・コロナ・・・、ああ・・・ん。」
そううめいたと思うと、体をのけぞらせ硬直させた。どうやら軽くいったようだ。ぐった
りと力を抜くと体をコロナに預けてきた。

レーコの息づかいが収まってきたころ、
「どう、気持ちよかった?」
と聞いてみたが返事がない。見ればまた眠ってしまったようだ。自分の名を呼び全てを預
けてくる、その無防備な様子に、クスッと忍び笑いを漏らすとともに、背中から優しく抱
きしめ、頭にそっとほおずりした。

はめられるようにして始まった関係だったはずなのに、いつの間にこんな気持ちになって
しまったんだろう。ふとそんな自分をいぶかしんだが、すぐに考えるのをやめた。ことの
経緯はどうでもいい。今はただこの暖かい湯船の中で、いつまでもこうして肌を合わせて
いたい。だが一方で疲れたレーコをベッドで休ませてやりたい。だから自分の気持ちにケ
リを付けて、仕方なく上がることにした。
304レーコ×コロナ(10/17):2005/04/27(水) 06:15:30 ID:hvvjpIU+
お風呂から上がって三時間ほどたっただろうか。大振りのTシャツを着たレーコが寝室か
らリビングへやってきた。
「・・・お腹へった。」
「起き抜けの第一声がお腹へったって、色気ないわね。『糖潮』のマンゴープリン買って
きたんだけど食べる?」
「・・・それしかないの?」
「はぁ?いいのよ、いやなら別に食べなくても。」
「・・・食べる。」
「だったら最初から素直にそう言いなさい。」

コロナはキッチンへ行き、冷蔵庫からハート形の透明な器に入ったマンゴープリンを二つ
出して戻ってきた。その一つをスプーンといっしょに差し出すが、レーコは受け取ろうと
せずに一言。
「・・・食べさせて。」
「世話が焼けるわね。はい、あーん。」
プリンをすくったスプーンを口元に持っていっても、レーコは口を開かない。
「・・・口移しで。」
「な、何馬鹿なこと言ってんのよ。自分で食べなさい。」
赤面して抗うコロナを無視してレーコはねだる。
「・・・早く。」
どうやらレーコはいつもの調子が戻ってきたようだ。しかたない、ご主人様の仰せのまま
にしてやるか。
305レーコ×コロナ(11/17):2005/04/27(水) 06:16:30 ID:hvvjpIU+
すくったまま宙に浮いているプリンを自分の口に入れると、レーコに近寄り口づけをする。
そして舌の上に載せたプリンを、唾液とともにレーコの口の中にそっと滑り込ませた。レ
ーコは舌を絡めてそれをつぶすと半分を飲み込み、半分をコロナの口中に押し戻す。上気
して桜色に染まったコロナの顔を見ながら、次を催促する。

先ほどと同じようにプリンを口に含んだコロナは、今度は自分の口の中で押しつぶしてか
らレーコの口へ運ぶ。レーコはそれを全部舌でからめ取り、口中で自分の唾液と混ぜ合わ
せた上で、半分をコロナの方へ返す。
そんな風に一つ目を食べ終わり、コロナが二つ目の容器を取ろうとすると、レーコはそれ
を取り上げて言った。
「・・・着てるもの全部脱いでソファに横になって。」
「何考えてんのよ。」
「いいから。」
何をされるのか何となく想像はついたが、口移しで気持ちが高ぶっていたので、言われる
ままに着ていたTシャツとショーツを脱ぎ、ソファに仰向けに横たわった。

レーコはプリンを容器からすくい取り、コロナの両胸の間に落とす。その冷たさにコロナ
は「あっ。」と小さく声を出した。
容器の中の半分くらいを胸の間に落とすと、レーコは両手でコロナの胸を揉みしだき、プ
リンをぐちゅぐちゅにすりつぶした。
「あ・・・、いや、気持ち悪い。」
「フフフッ。」
306レーコ×コロナ(12/17):2005/04/27(水) 06:17:30 ID:hvvjpIU+
すりつぶされたプリンを、トーストにバターを塗る要領で、スプーンでコロナの両胸に塗
り広げていく。そして胸全体に塗り終わると、レーコは乳房の端の方からねっとりと舌を
はわせてきた。
ああ、あたしは今食べられているんだ。そう思うといつにも増して快感が押し寄せる。コ
ロナは耐えきれなくなり、目を閉じて右手を自分の秘所に伸ばし、既に充分潤っている裂
け目に人差し指と中指を滑り込ませた。

レーコはその様子を横目で見ながら、コロナの乳房をふもとから頂点に向かって丁寧にな
め、軽く歯を立てて食べるように噛み、味わい尽くすように吸った。
あぁ・・・ん・・・、くふ・・・ぅん、・・・んん・・・。
レーコに胸を攻められ、さらに自分の指による行為で、コロナは達しようとしていた。

「・・・いやらしいコね。」
胸のプリンを全て食べ尽くすと、レーコはいつもの薄笑いを浮かべて、右手を無心に動か
すコロナを見て言った。そしてもう少しでいくところで、コロナの右手を取り上げた。
「あ、・・・もう少しなのに。」
「だめよ、勝手にいっちゃ。」

一人遊びを中断させると足を閉じさせ、容器に半分残っていたプリンをコロナの足の付け
根の三角地帯に全て落とした。レーコのペットになって以来、コロナのそこはレーコの命
令によりツルツルに剃られている。
レーコはコロナのむき出しの股間に落としたマンゴープリンの固まりを指ですりつぶすと、
恥丘、陰唇、肉芽、さらには裂け目の中の柔肉に、まんべんなく塗り込んでいき、ついに
は中指と人差し指を膣口に差し込み、内部をプリンとあふれ出る愛液でぐちゃぐちゃにし
た。
「いや、やめてお願い。」
「・・・おとなしくなさい。」

両手で顔を覆って泣いて懇願するコロナを無視して、レーコの二本の指は容赦なくコロナ
の中をかき混ぜる。
内壁に充分に塗りつけたあと指を引き出すと、泣きじゃくるコロナの口へそれを差し込ん
でしゃぶらせた。そして下の口にしたのと同じように、口の中をもてあそんだ。
307レーコ×コロナ(13a/17):2005/04/27(水) 06:20:36 ID:hvvjpIU+
「どう、美味しい?」
レーコの問いかけに、涙を浮かべてコロナがうなずくと、
「・・・フフ、じゃあ私もいただこうかしら。」
レーコはコロナの腰の下にクッションを置いて、無毛の恥丘を突き出させ、両足を持ち上
げて大きく開き、オレンジ色にまみれた秘部に顔をうずめた。そしてピチャピチャと音を
立てて外側からなめ取っていく。舌が核心に近づくに連れて、コロナのあえぎ声も次第に
高まっていく。

やがてアナルの方に舌を伸ばすと、コロナは腰をくねらせてあらがった。
「や、やめて、そこは・・・汚い・・・。」
「汚い?ならきれいにしなくちゃね。」
「いやぁ、やめてよ、やめてったら・・・。」
コロナが泣いて拒否するのもかまわず、アナルを執拗になめ回す。レーコはコロナがいや
がるさまを楽しんでいるのだった。
その様子に満足したのか、レーコの舌はアナルから上方へと移動する。外側の柔らかい肉
を両手で押し広げると、レーコの口はチュウチュウと音を立てて、マンゴーと愛液のミッ
クスジュースを吸い始めた。
桃色の秘肉を全てなめつくしてコロナの味だけになってくると、最後に残ったマンゴーの
フレイバーを求めるように、膣口に舌を差し込んで内側をなめる。そして中指と人差し指
を差し込んでかぎ型に曲げ、さっきとは逆に中のプリンを愛液とともにクチュクチュとか
き出した。
「あぁ、あああ、・・・くぅ、い、く・・・ぅ・・・。」
まるで内臓をかき出すような強烈な刺激に耐えきれず、嗚咽を漏らしてコロナは達したの
だった。
308レーコ×コロナ(13b/17):2005/04/27(水) 06:22:02 ID:hvvjpIU+
レーコはその様子を満足げに眺め、引き抜いた指をペロッと一なめすると、涙でぐちゃぐ
ちゃになったコロナに言った。
「気持ちよかった?」
「馬鹿。・・・変態、意地悪。・・・大っ嫌い。」
本当はもっと気の利いた文句を言いたかったが、頭の中に霞がかかったようで、思考がま
とまらない。珍しく優しい微笑みをたたえるレーコには、悪びれる様子は全くなかった。
「ウフフッ。ごめんね。じゃあこれはお詫び・・・。」
そう言ってレーコは慈しむような優しいキスをした。
ああ、またこれでだまされるのか。頭ではそうわかっていても、ことが終わったの優しい
キスが好きなコロナは、いつもこれで許してしまう。そんな自分がおかしくて、唇を離す
とクスッと笑いを漏らしていた。
309レーコ×コロナ(14/17):2005/04/27(水) 06:23:01 ID:hvvjpIU+
「落ち着いた?」
ソファに横たわるコロナの胸を優しく愛撫しながらレーコが尋ねると、コロナは小さくう
なずく。
「・・・なら今度は私を気持ちよくして。」
「・・・うん。」
「ベッドでね。」
レーコは立ち上がり、コロナの腕を引いて上体を起こさせた。
「さっ、立って。」
「だっこしてくれないの?」
「・・・腕に筋肉ついちゃうじゃない。」
レーコの勝手な言いぐさに苦笑しながら立ち上がり、コロナはレーコと手を繋いで寝室へ
向かった。
310レーコ×コロナ(15/17):2005/04/27(水) 06:24:00 ID:hvvjpIU+
ベッドに腰掛けてキスをし、レーコのTシャツを脱がせると、コロナとレーコはそのまま
もつれるように倒れ込んだ。
まるで全身をすき間無く合わせるように、二人は両の腕と足を絡めて、互いの体を激しく
すりつけ合う。
汗ばんで匂い立つ少女達の香気は、二人の気持ちをさらなる高みへと導いてゆく。
「あぁ・・・ん、レーコ・・・。」
「・・・コロナ、んん・・・。」
唇を離す度に、荒い息とともにお互いの名を呼びあい、相手の存在を確かめ合った。
そうしているうち、コロナは自分の足にすりつけられるレーコの股間が、ショーツ越しに
も分かるほど濡れていることに気づいた。

「レーコ、あんた・・・。」
「・・・あなたをいかせた時、私も軽くいっちゃったの。」
驚くコロナの目の前には、照れ隠しにそっぽを向くレーコの横顔があった。
何があっても余裕の姿勢を崩さないレーコが初めて見せる、羞恥の表情。

『かわいい・・・。』
不意に愛おしさがこみ上げてきて、その情動のままにコロナは深い口づけをして、舌を絡
ませる。
レーコの上に位置を変え馬乗りになったコロナは、唇を離すとそのままほおから首筋、肩、
胸とくまなくキスの雨を降らせ、やがてそれは下腹部にたどり着いた。ショーツのサイド
に両手を滑り込ませて脱がせると、そこは愛液があふれて、アナルの方まで濡らしている。
「いや、恥ずかしい。・・・見ないで。」
そんなレーコにかまわず、自分がさっきされたように両足を開かせて、顔を寄せる。そし
てさっきされた事をそっくりそのまましてやった。
311レーコ×コロナ(16/17):2005/04/27(水) 06:25:02 ID:hvvjpIU+
時間をかけてたっぷりと味わった後、はい上がってレーコに軽いキスをして、
「どう、お尻をなめられるのってどんな感じ?」
「・・・恥ずかしかった。」
「あたしの気持ちが分かった?」
「うん、ごめんね。」
「何よ、なんか調子狂うわね。・・・最後までいきたい?」
「コロナと一緒にいきたい。」
「うん、あたしも。」
今度は深くキスをすると、レーコの片足を持ち上げて自らの体をレーコの足の間に入れ、
二人の秘部をこすり合わせるように腰を動かし始めた。動く度に聞こえる、粘度を含んだ
クチュッ、クチュッという音は次第に大きくなっていき、それに合わせて二人の高ぶりも
終局へ向かっていく。
「ああ、レーコ・・・、レーコ!」
「コロナ、コロナァ!」
「「あ、ぅぅ・・・・んん。」」
少女達は淫靡なハーモニーをかなで、同時に達したのだった。
312レーコ×コロナ(17/17):2005/04/27(水) 06:26:00 ID:hvvjpIU+
翌朝、カーテンのすき間から差し込む朝日と、スズメのさえずりに起こされたコロナは、
隣で小さな寝息を立てているレーコを見た。そしてこれまでのことをぼんやりと思い出し
ていた。

 初対面の時の、今時の女の子。
 普段の意地悪な女王様。
 無邪気に甘える無垢な少女。
 そして夕べのように恥じらう、素直なレーコ・・・。

「・・・どれがほんとのあんたなの?あたしのことどう思ってる?あたしはこんなにあんた
のこと・・・。」
そっとつぶやいてみるが、眠っているレーコには届かない。
気がつくとほおを一筋の涙がつたっていた。
やだ、何泣いてんだ、あたしったら。レーコの気持ちがどうだろうと、あたしはあたし。
それでいいじゃない。
そう思い直し、心を少し上向かせた。妙な気分はシャワーできれいに流してしまおうと、
静かにベッドを出ようとした。その時、背後から聞こえるか聞こえないかの小さな声がし
た。
「・・・コロナ、・・・好き・・・。」
驚いて振り返ると、レーコはかわらず眠ったままだった。
「寝言か・・・。」
それでも初めて聞くその言葉がうれしくて、レーコのほおにチュッとキスすると耳元で
そっとささやいた。
「あたしも好き、大好きよ。」
そしてコロナは浴室へ静かに歩いていった。

レーコが寝たふりをしていて、実はこの告白をしっかり聞いていたことをコロナが知らさ
れたのは、ずっと後のことだった。


END
313名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 06:29:42 ID:hvvjpIU+
以上です。
お読み頂いた方、本当にありがとうございました。
文字数制限、行数制限に引っ掛かりまくってレス数が増えてしまいました。

それでは失礼いたします。
314名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 06:42:01 ID:78xqpAlQ
へぇ〜
315名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 11:00:02 ID:dOjfDtyF
おつかレーコさん。
316名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 16:14:42 ID:+chY85LT
萌え死んだ…俺のスカウターがえらい数値を叩き出してる
>>318のGJ具合は異常だよ!
317名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 16:15:18 ID:+chY85LT
落ち着け俺
>>313
318名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 18:12:17 ID:PKLB6+P7
たまにこのスレに来ると職人のレベルの高さにいつも驚愕する。このスレの職人たちが集まって同人誌とか作ったら、オレ絶対買うな
319名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 02:21:26 ID:o8AuY3+4
姫子と乙羽さんが千歌音ちゃんの取り合いしだしてオロオロする千歌音ちゃんが見たいなぁ

「千歌音ちゃんっていつも凛々しくてかっこいいけど、本当はとっても可愛いんですよ。
この間も、私の胸にすがり付いて「姫子ぉっ・・・姫子ぉっ・・・」って泣きついて・・・」

「く・・・来栖川さんっ!?(ワタワタ)」

「(ピキッ)・・・幼少の頃のお嬢様もそれはもう可愛らしかったですわ。
中学に上がりたてのころ体調をお崩しになった時には、
わたくしが三日三晩付き添ってお食事にお召し換えをお手伝いしたものです。
思えば、お嬢様と同じ家に暮らし始めて、もう10年になるのですね。
出合って1年も経たない誰か様と違って・・・」

「お・・・乙羽・・・さん?」

「私と千歌音ちゃんは前世からの仲ですから・・・。
それに・・・たった1年でも私と千歌音ちゃんは深く結ばれていますから。
昨夜の千歌音ちゃん、すごかったなぁ・・・。
私のこと「ご主人様ぁっ」って呼んで・・・」

「ひめっ・・・来栖川さん、それ以上言わないでっ(オロオロ)」


みたいな。
お疲れさま私のモウソウダケ
320名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 02:29:36 ID:5+Kgnbw6
>>319
姫子、完全に攻めキャラとして百合覚醒したんだなw
誰か、このシュチュで書いてくんないかな。
321名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 02:30:00 ID:zR4p8qX5
>313
GJ!実はPC壊れちゃってて携帯で読んだんだが
携帯を抱きしめて転げ回ってしまった。
もうね…くはぁ〜っ!って感じ。たまらん!萌え!
322名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 08:33:02 ID:kNXS8r8f
>>313
GJ!
神よ!私をグッジョブ死させるおつもりかー!

323名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 15:37:38 ID:bQQHNE86
>>319
おいこの千歌音ちゃんかわいいぞ
どうなってんだ
324名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 19:10:12 ID:+3kW5h4x
>>319
最高。
325名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 21:09:34 ID:lOAsdSQE
>>319
通報しました
罪状は殺人未遂
…あやうく萌え殺されるところだった
これで本編が書かれた日には一体何人萌え死ぬことか…
326名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 02:32:47 ID:UthA/3qX
>319
イイヨ!
327名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 13:36:45 ID:hdBcoyaj
>>319
>昨夜の千歌音ちゃん、すごかったなぁ・・・。
>私のこと「ご主人様ぁっ」って呼んで・・・

詳しく話を聞かせてもらおうか?
328名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 23:36:37 ID:n0YRmrNc
フタナリ千歌音orフタナリ姫子にソウマが犯される話キボン
329名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 00:32:30 ID:4rs4go+K
ツバサとカズキにソウマが掘られる話なら書いてもイイヨ
330328:2005/04/30(土) 01:36:23 ID:1r2fIN0N
>>329
ちかやひめがソを攻める(+掘る)というのが重要なポイントなのだよ。
331名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 09:11:53 ID:FJAEywOr
ごめん、話の途中悪いけど、風呂SS途中まで投下して良い?
長くなりそうなんで途中までなんだが
332名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 09:15:56 ID:kNeS3paR
>>331
よし、いけ。投下するんだ。
333名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 09:18:43 ID:FJAEywOr
>>332
レス早ッ!w
じゃお言葉に甘えて…
NGワードは himechika furo でよろしく
334名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 09:21:19 ID:FJAEywOr
「千歌音ちゃーん、居る?」
 ここん、と軽やかなノックに続いて、姫子がドアの隙間から顔を出す。
 そのタイミングではノックはまるで用を成していないのだけれど、そんな事気づいても
いないのだろうはしゃぎようが可愛らしくて、千歌音は目を細めた。

「ええ、姫子。どうしたの?何か用?」
「えと…別に、用ってほどの事じゃないんだけど…ごめん、邪魔だった?」
 手に持っていた本を閉じて姫子を室内に招き入れる。窓からの光が丁度手元に
差し掛かるころだったので、そろそろ読書も終わりにしようと思っていたところだった。
 なにより、一人読書に勤しむなんて、いくら読書の秋とは言え勿体ない。
 せっかく姫子と一緒にいられる休日なのだから。
「いいえ、そんな事は無いわ。用事なんて無くて良い、いつでも私の部屋に来てくれて
 構わないのよ、姫子」

 姫子をこの屋敷に迎え入れて、一緒に暮らすようになってからもう数ヶ月はたつのに、
いまだに姫子はどこか遠慮がちに邸内を歩く。その様が慣れ親しんでくれないと寂しくもあり、
また可愛らしくもあるのだ。
 もう大人と言っても良い歳になっているのに、きょろきょろと少し怯えたように慣れぬ屋敷で
過ごす姫子はなんだか小動物じみていて、やはり千歌音の知る姫子なのだと少し嬉しくもなる。
「うん。…えへへ」
 たとえば、こういう笑顔に。
 髪は幾分短くなって、大人の面差しを見せる姫子だけれど、千歌音に向ける顔やふとした
仕草は昔のままで。
 それが、どうしようもなく千歌音の心を温める。冷たく閉ざされた数年間を越えて。
335姫千歌風呂:2005/04/30(土) 09:23:36 ID:FJAEywOr

「…ふふ。姫子、お茶は何が良い?」
「あ!そうだ、私ね、千歌音ちゃんをお誘いに来たの」
 ぽん、と手を打ってニコニコと姫子が説明するには、先刻一人で庭を散歩していて、
裏庭にひっそり建つ紅葉の美しい東屋を見つけたのだそうだ。

「あぁ、東屋…そういえば、忘れていたけれど裏庭にもそんなものがあったわね」
 裏庭はたしか秋の庭。秋を彩る木々と植物たちを多く配置してあった筈だ。他の季節に
庭のどの場所が美しいのかまでは、今は思い出せなかった。
「それでね、千歌音ちゃんがよければそこでおやつ…じゃない、お茶できないかな、って」
「そうね…」
 くすり、と笑って、ふと考えをめぐらせる。
 この時期なら、お茶は、お茶請けは何が良いだろう。
 姫子の身体が冷えてはいけないから、ブランデーなどを持って行っても良いだろうか。
 姫子も一応もう大人であることだし――
「千歌音ちゃん?」
 黙りこむ千歌音に不安になったのか、姫子が上目遣いで千歌音の袖を引いて、
千歌音の物思いは中断された。

「…駄目、かな?」
 そんな姫子の様子に、自然に頬が緩んで笑いが漏れてしまう。

 答えなんて、決まっている。

「もちろん、大賛成よ」


336姫千歌風呂:2005/04/30(土) 09:24:51 ID:FJAEywOr

 名前を知っていたり知らなかったりする裏庭の木々は、秋のまだ高い陽に照らされて
とても眩しく輝いている。ひらひらと舞い落ちる黄葉した葉が、その向きを変えるごとに
光を浴びて綺麗だった。

「わ…やっぱり綺麗」
「あ、姫子。あまり急ぐと転んでしまうわよ」
 簡単なティーセットを持って裏庭へ向かう。後ろからたしなめる様に、でも楽しげに
響く千歌音の声に、姫子はなんだかとても幸せな気分になった。
 こんな風に、声が届く距離にお互いが居るってなんて贅沢な事なんだろう。
 ただ、一緒にいるだけで。言葉を交わせるだけで、こんなにも嬉しい。
 目を奪われる程の景色の美しさよりも、ずっと感動的だった。

 くるりと振り向くと、微笑む千歌音の顔がすぐ近くにあって、心が浮つくような感じがする。
「大丈夫だよ、もう私、子供じゃないんだから。ね、千歌音ちゃん早く――ッ!?」
 ぐらり、と身体が傾ぐ。踵が何かに引っかかったのだ。

 ――転ぶ。

 分かっていても後方に身体が傾いでいるから、もうどうしようもなくて。
「…っ!」
 息を呑んで目を閉じる姫子の耳に、切羽詰ったような千歌音の声が聞こえた。
「姫子!」
337姫千歌風呂:2005/04/30(土) 09:26:19 ID:FJAEywOr

 ――ゆっくりと丁寧に包帯を巻く。
 傷の上に当てられたガーゼを押さえて、包帯を巻きつける音だけが、微かに室内に
響いていた。
 たおやかな細い手に青白いそれが巻きつけられる様が、痛々しくてなんだか哀しい。

「ごめん…っ、千歌音ちゃん、ごめんね、私のせいで」
「姫子に怪我が無くて良かったわ」
 千歌音は、転びかけた姫子をかばって傷ついたのだった。
 後ろ向きに倒れこんだはずなのに、気がついて目を開けば姫子は千歌音に抱きしめ
られていた。したたかに背中を打ちつけたのだろうに、千歌音は平気な顔をするから
すぐには気づかなかったけれど、千歌音は姫子を庇って怪我をしていたのだ。
「急ぐと危ないって言ったでしょう?下草に隠れて分かりにくいけれど、あのあたりは
庭石の段差が大きいの」
 千歌音の声はどこまでも優しい。

「長袖を着ていて良かった。…これはね、姫子。受身を取る時に小石で傷つけただけ
だから、そんなにたいした怪我ではないのよ」
「千歌音ちゃん…っ、でも手首だって捻って…」
「ね?泣かないで、姫子。姫子に泣かれる方が、ずっと痛いわ」
 包帯の巻かれた右手で、柔らかく姫子の頬を撫でて、優しく覗き込んでくる。
「ごめんね、千歌音ちゃん…」
「良いのよ、姫子。…なんだか、思い出すわね」
 千歌音が、ぽつりと呟いた。
338姫千歌風呂:2005/04/30(土) 09:27:15 ID:FJAEywOr
「え?」
「あの時とは、反対だけれど…」
 なんだか懐かしげな声音と遠くを見る目に、姫子もようやく思い当たった。
 千歌音と過ごした一夜の思い出。
 姫子にとっては数年、千歌音にとっては生まれてからの十数年。それだけの
年月が経った今でも心の奥に確かに眠っている最後の優しい時間のこと。
「そっか…うん、あったね、こんな事。あの時は私が怪我してて、千歌音ちゃんが
手当てしてくれたんだよね」
 温かくて、そしてどうしようもなく切ない気持ちになる、ひとときの記憶。
「ええ」
「あの時の千歌音ちゃん、すごく優しかったなぁ…」
「あら、今の私は優しくない?」
 くすり、と千歌音が笑う。つられて姫子も笑った。
 いつも、こうして千歌音は姫子に元気をくれる。

「今度は、私が優しくする番だね」
「え?」
 頬に当てられていた千歌音の手を取って軽く口付ける。包帯の上からだけれど、
千歌音は軽く身じろぎして頬を染めた。

「千歌音ちゃんの怪我が治るまで、私が千歌音ちゃんのお世話するから!」

339姫千歌風呂:2005/04/30(土) 09:28:16 ID:FJAEywOr

「千歌音ちゃん。はい、あーん」
「え?ひめ…来栖川さん?」
「ほら、利き手の怪我だから、ナイフ使いにくいでしょ?」
「いえ、でもね」
「……来栖川さま?そのようなことなさらずともお嬢様のお食事は本日、きっちり一口サイズに
切り分けてお出ししております。来栖川様のお手を煩わせずとも…ええなんでしたらこの私が」
「でも、千歌音ちゃんが怪我したの私のせいですし…。はい、あーん」
「あ…」
「…えへへ。美味しい?千歌音ちゃん」
「ええ」


「冷えてきたね。…んと、上着はっと…」
「あ、姫子。そのくらい自分で…」
「だめ。千歌音ちゃんはじっとしてて?…これで良いかな。はい、腕貸して」
「……来栖川さま?お嬢様のお召しかえは私ども侍女が致します。お客様のお手を
煩わせずとも…」
「ううん、今日は私がしたいんです。乙羽さんたちは休んでいてください」
340姫千歌風呂:2005/04/30(土) 09:28:48 ID:FJAEywOr

「ちょっと失礼するわね」
「あ、千歌音ちゃんどこ行くの?」
「え?あ、その……お手洗いに」
「あ、うん」
「……」
「…えと、て、手伝えること無いよね?外で待ってるから、困ったことがあったら呼んでね」


 そんなこんなで、今日は一日中千歌音には姫子がべったりくっついて回って、
甲斐甲斐しく世話を焼いたのだった。
「お風呂も?」
「当然じゃない。怪我してるんだから、一番大変だもの」
「でも、そのね、姫子。姫子が私のために色々してくれるのは嬉しいのだけれど、
ちょっと恥ずかしいわ」
「え?お風呂なんていつも一緒に入ってるよ?」
「お風呂のことだけじゃなくて。その、人目があるでしょう?」
「あ…そっか。気がつかなくてごめんね、千歌音ちゃん」
「分かってくれたのなら良いのよ」
「でも、お風呂は二人っきりだから大丈夫だよね!さ、行こ。千歌音ちゃん」
「あああ…」
341姫千歌風呂:2005/04/30(土) 09:30:15 ID:FJAEywOr

 姫子に手を引かれて浴場へ向かう。
 足腰に怪我をしているわけではないから、手を引いてもらわなくても普通に歩ける
のだけれど、姫子の手のぬくもりが心地良くて黙っていた。
 姫子がこうして甲斐甲斐しく千歌音の身の回りのことを世話してくれるというのは、
人目があれば気恥ずかしいけれど、その実すごく嬉しいことでもあった。
 何かにつけて千歌音の用事を探し、ちょこちょこと動き回る姫子は本当に可愛い。
 くす、と笑うと、姫子が怪訝そうに振り向いて曖昧に笑った。
 そうこうするうちに、脱衣所にたどり着く。

「じゃ、脱ごうか千歌音ちゃん」
「ええ」
 言うなり、姫子は自分の荷物を適当な棚に置いて、千歌音の背後に回る。
千歌音が何を言う暇もなく、脇のスカートのホックを外して、チャックを下ろしにかかった。
「あっ!…姫子。片手でも脱ぐだけなら出来ると思うの…」
 姫子に着衣を脱がされるなんて、初めてのことではないけれど。
 侍女や乙羽たちに入浴の付き添いを任せることもあるけれど。
 やはり、姫子にこんな明るいところで脱がされて、見られてしまうというのは恥ずかしい。
浴室のように湯煙が身体を隠してもくれないから、なおのことだ。

「だーめ。千歌音ちゃん、ちょっと足上げてくれる?」
 腰元から姫子の声がする。それに従って片足ずつ上げ下げすると、するりとスカートが
落とされて、抜き取られた。
「ん…」
 さわさわと肌をすべる布の感触と、腿に添えられた姫子の手の感触に微かに声が
漏れて恥ずかしかった。
342姫千歌風呂:2005/04/30(土) 09:31:13 ID:FJAEywOr

 姫子に聞かれていないと良いのだけれど。

 心臓の鼓動を落ち着けるように胸に手を当てるけれど、そんな事で落ち着くはずも無くて。
 ドキドキしてやたらと過敏になっている自分の身体を、千歌音はもてあましていた。
 手遊びにショーツの縁のあたりをなぞる姫子の指が、熱く感じられる。
 スカートを籠に置いて、姫子が立ち上がった。
「千歌音ちゃんの脚、やっぱり長くて綺麗…。じゃ、次は上だね」
 満面の笑みでそんなことを言いながら、前に回りこんで一つずつ丁寧にシャツの
ボタンを外していく。

 見ていられなくて、千歌音は視線をそらした。
 シャツの前を全部外して、姫子はそれを肩を滑らせて落としていく。
 その動作が妙にゆっくりで、じれったく感じられて。
 布地と一緒に肩を、腕を滑る姫子の手の感触にぞくぞくした。
 片腕ずつ抜き取って、床に落ちる前に姫子がシャツをすくい上げる。それを、
スカートと同じく籠に入れて、そのまま背中に手を回された。
「っ姫子、後ろからのほうが外しやすいんじゃ…」
「大丈夫だよ、千歌音ちゃん。慣れてるもん」
「…っ」
 どうして、とは、何に、とは聞けない。
 意識しているのかどうか知らないけれど、今の姫子は意地悪だと思う。
無邪気に笑いかけてくるから、なおさらだ。

 ――何も、こんな時に情事を思い出させるようなことを言わなくても。

343姫千歌風呂:2005/04/30(土) 09:32:46 ID:FJAEywOr

 俯いて目をそらす千歌音を、姫子は首をかしげて覗きこんだ。
「千歌音ちゃん?もしかして熱でもあるの?」
「いいえ…っ、大丈夫だから、姫子…はやく」

 もしかして怒ってるのかな?
 心当たりは…無いわけでもない。
 千歌音の身体はやっぱりものすごく綺麗で整っていて、しかもこんな明るいところで
まじまじと見る機会なんて無かったから、ついじろじろ見てしまったり、余計なところを
触ってしまったりした。
 それが嫌だったのかもしれないし、時間が掛かると脱ぎ掛けだから寒いのかもしれない。

「うん。ごめんね、千歌音ちゃん」
 すべすべの背中に手を回して、ホックを外す。外し方は心得ているから、金属の
かっちりしたそれは、いとも容易く外れて肩紐が緩んだ。
 下着の圧迫から開放されても、千歌音の胸はぴんと張っていて、真ん中には
深い谷間が影を作っているから、ちょっと羨ましいと思う。姫子だとこうはいかない。
 姫子だって特別小さい訳でもないけれど、やっぱり大きい胸は女の子には憧れ
なのだった。
 落ちかかる布を剥ぎ取ろうと摘み上げると、千歌音の両腕が胸を庇うように組まれた。
「…千歌音ちゃん、腕どけてくれないと脱がせられないよ」
344姫千歌風呂:2005/04/30(土) 09:33:53 ID:FJAEywOr

「……ん…」

 頬を紅潮させて、千歌音が片方ずつ肩紐から腕を抜いていく。
 その仕草と表情が妙に色っぽくて、心臓の鼓動が強さを増した。
 ただでさえさっきからドキドキしっぱなしなのに…。
 いけない、と自制する。
 これから千歌音ちゃんのお世話をして、お風呂に入るんだから。
いけないことを考えていては駄目だ。

「――はい。遅くなってごめんね、千歌音ちゃん」
 極力千歌音を見ないように目をそらしながら、姫子は最後の一枚を
両足から取り去ると、千歌音を浴室に送り出した。
「私もすぐ行くから、ちょっと待っててね」
 脱衣所と浴室とを仕切るドアが閉まったのを見て、姫子も急いで服を脱ぎ始める。

「…どうしよう。大丈夫かな、私…」
345姫千歌風呂:2005/04/30(土) 09:35:16 ID:FJAEywOr

「お待たせ、千歌音ちゃん」
「え、ええ」
 タオルを身体に巻いて浴室へ行くと、千歌音はもう鏡の前に座って身体を洗う
準備をしているところだった。

「じゃあ、洗うね」
 後ろに跪くと、柔らかいスポンジを選んで石鹸を泡立てる。

 白くしなやかな腕を取って、そっとこすり始めた。細い手首から肘、無駄が無いのに
柔らかい二の腕、まろやかで小さな肩。
 綺麗な肌。千歌音の肌は、羨ましいくらいに白くて、頬擦りしたくなるくらい滑らかだった。
いっそ、スポンジなんかでなくて手で直接触れたいと思ってしまうくらいに。
 こんな風に擦って、傷がついてしまわないか心配になる。

「千歌音ちゃん、痛くない?」
「ん…大丈夫よ」
「良かった。気持ち良い?」
「っ…!え、ええ……」
 何故か身を強張らせて、千歌音が俯く。
 それに、先ほどから千歌音は姫子と目を合わせようとしない。
「千歌音ちゃん?」
「なんでもない…から」
 首を傾げながら両肩に手を置いて、ふと鏡の中の千歌音を見て、姫子は息を呑んだ。

 うわ……っ。
 
 艶っぽい。
346姫千歌風呂:2005/04/30(土) 09:36:01 ID:FJAEywOr

 白い肌、完璧なくらいに整ったプロポーション。
 背中を流すために今は肩から前面に、身体を隠すように流れる艶々の黒髪。
 軽く伏せられた目に、微かに寄せられた眉。
 上気した頬と、ほんのり色づいた身体。

 それらすべてが、どうしうもなく艶かしかった。
 目が離せない。心臓がドキドキして、耳の奥が痛いほどにうるさい。
 それなのに、何故かはっきりと聞こえるのだ。
 千歌音の薄く開かれた唇から漏れる、艶を帯びた吐息が。

「姫子…?」
 鏡の中の千歌音が、鏡越しに姫子を見る。すぐに視線は伏せられてしまったけれど、
それは姫子をハッとさせた。
「あっ、ご、ごめんね千歌音ちゃん」
 慌てて目を戻して、肩から背中を洗い始めるけれど、一度意識してしまえば、
もう駄目だった。
 泡立てたスポンジで擦りながら、首筋から肩、背中から腰のラインにうっとりしてしまう。

 ――どうしよう。触れたい。

 スポンジが邪魔でどうしようもない。
347姫千歌風呂:2005/04/30(土) 09:41:22 ID:FJAEywOr
 何度もスポンジを往復させて、背中を洗い上げる。力を入れるのが恐いから、
その分丁寧に擦って綺麗にした。
 元々、洗う必要があるのか疑問なほど綺麗な肌ではあるけれど、そういう
問題じゃないだろう。

「千歌音ちゃん…前、洗うね。包帯が濡れるといけないから、右手上げておいて」
 一方の肩から前に垂らされた長い髪を、背中に流す。
「あ、ええ……」
 大人しく従って、千歌音が軽く腕を上げる。その脇を通してスポンジを当てた。
 前に回りこむのが、なんだか気恥ずかしくて。正面から千歌音を見たら、
もうどうしようもなくなってしまいそうだったから。
 後ろから抱きしめるように腕を回して身体を密着させる。

「ひ、姫子…っ」
「こうしないと、安定しないから…」
 これは本当。
 背中側から力を加えて洗う分には良いのだけれど、前面から…となると、
ともすれば後ろにひっくり返してしまいそうで恐いのだ。
 多分に、千歌音と触れ合っていたいという気持ちもあるのだけれど。

 肌に、スポンジを走らせる。
「あ…っ、く…、…ぅん」
 すぐ近くで熱い吐息と共に漏れ出る小さな声に、ゾクゾクして我を忘れてしまいそうだった。
348姫千歌風呂:2005/04/30(土) 09:43:09 ID:FJAEywOr

 鏡は視界に入っていて、少し目を下ろせば直接今洗っているところを確認できる
けれど、それを直視する勇気が無いから、どうしても手元がおぼつかなくなってしまう。
 洗いやすいお腹から擦っていて、胸の膨らみにスポンジを持った手が触れるたび、
その豊満さを実感してドキリとした。

 ――いつまでもお腹ばかり擦ってたら変…に思われるよね。

 文字通り手探り状態で、姫子は千歌音の胸元にスポンジを這わせた。
「…っ!」
 千歌音の身体が、びくりと跳ねる。
 でも何も言っては来ないから、良いのだろうと判断してスポンジを動かし始めた。
「ん…っ、…っふ」
 時折、堪えるような吐息が、千歌音の唇から漏れる。
 どうして千歌音はそんな声を出して、姫子を悩ませるのだろう。
 どうしよう。
 ドキドキして、なんだか手元がおぼつかない。

「あっ」
「……んんっ!」
 手元が滑って、姫子の手が直接千歌音の胸に触れる。
「ご、ごめんね、千歌音ちゃん…」
 すぐにスポンジを持ち直すために手を引こうとして、ふと違和感を感じた。

 ――え?あれ?

349姫千歌風呂:2005/04/30(土) 09:44:25 ID:FJAEywOr

 どうして姫子は、こんなにも優しく触れてくるのだろう。
 ぼんやりとした頭で、千歌音はそんなことを考えながら、姫子に身体を任せていた。
 痛いわけがない。
 柔らかいスポンジで、本気を出してさえ決して強いとも言えない姫子の力で。

 ――それどころか、むしろ。

 堪え切れなくて、時折声が漏れてしまう。
 姫子は何も言わないけれど、気付いているのだろうか。
 気付いていないといい。段々呆けていく思考の中で、それだけをただ願った。

 いっそ、痛いくらいに力を込めて擦ってくれたら良いのに。
 そしたら、こんな風にならなくて済むのに、と思う。姫子が優しくしてくれるのは、
気遣ってくれるのは、本当に嬉しいのだけれど。

 そうこうするうちに、姫子の手が前に回る。抱きしめられて背中が姫子の胸に密着して
しまって、ドキリとする。
 触れた肌から、心臓の鼓動が伝わってしまうのではないかと思うと、千歌音は
気が気ではなかった。肌が熱い。まだ湯船に浸かっても居ないのに、のぼせてしまいそう。
 相変わらず優しく優しく千歌音の肌を滑る姫子の手に、涙が出そうだった。
 身体の中がじりじりしている。耐えられないくらいに。
 どうしたら良いのだろう。こんな風になっていることに気付かれたらと思うと、恥ずかしくて
消えてしまいたい心持になる。
 
350姫千歌風呂:2005/04/30(土) 09:45:42 ID:FJAEywOr

 不意に。
 姫子の手がずれて、スポンジでない肌が直接、過敏な胸に触れた。
「んんっ!」
 ――しまった。

 不覚にも声が出てしまって、姫子が慌てて手を引こうとする。
 その動きが胸を刺激して、目を瞑って声を堪えるのに必死だった。
身体は強張って、反応してしまったけれど。
 と、姫子の動きが止まる。妙に長い静止に、訝ってそろそろと目を開ける。
 ちらと鏡を見ると、姫子がなんだか呆けた顔で、ぼんやりと鏡の中の千歌音を見ていた。
 頬が紅潮している。姫子の手が少し動いて、指先が胸先に触れた。

「あっ…!姫…」
「あれ?…ええと、あの、その……千歌音ちゃん、もしかして」
 頭を振る。
 いやだ。恥ずかしい。
 それ以上、何も言わないで欲しい。続く言葉を聞きたくない。
351姫千歌風呂:2005/04/30(土) 09:48:12 ID:FJAEywOr

 でも。

「もしかして――感じて…る?」
「…っ!」

 ――慙愧に堪えない。

 此処が、寝所であれば。
 そういう時だったのなら、まだ素直になれるけれど。

 姫子は千歌音の世話をしてくれているのに、怪我をしているから身体を洗って
くれているだけなのに……と考えると、それに感じてしまっている自分がどうしようもなく
淫らな生き物になってしまったような気がするのだ。

 姫子の顔を、視界の端にでも見ていられなくて。
 千歌音はただ、俯いて頭を振った。
352名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 09:50:51 ID:FJAEywOr
ごめん次回にちゃんとエロ入れるから!
半端なところでしかもエロ前までで、マジ勘弁。スミマセン。

てか、>>319にマジ萌え GJ!
353名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 09:52:29 ID:Ov+uzlSS
おおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
GJGJGJGJGJ!


落ち着け俺。
354名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 09:54:40 ID:kNeS3paR
お早い、投下乙。
355名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 11:28:10 ID:yHcl0Anj
GJ!
最高だ!!
356名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 12:02:16 ID:M8cFKnql
GJ!
357名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 13:05:39 ID:4rs4go+K
お風呂キターーーーー!!!(*´д`*)
千歌音ちゃん可愛すぎる・・・。
358名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 13:17:17 ID:VZbhXt0e
うおおぉぉぉ!!!!GJ!!
続きが超楽しみだ!!
359名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 22:27:51 ID:wp6qBYK9
ネ申だな…
360名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 00:39:26 ID:m0soj/90
グッジョーーーーオオォォォブゥッッッ!!
続き、期待してます!!!
361名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 00:57:06 ID:/BYJgJGg
繊細な文章ですな・・
続き、期待してます。GJ!!
362名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 15:48:35 ID:8eaOteCq
うほおおおおおおおおおおおおおおおおおGGGJJJJJJJ!!!!!!!!!
マジ最高だよあんた!!エロイにも程があるよ!!!!!!
363名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 13:11:44 ID:fgF8KuTs
神無月の巫女 月の社 同棲編
と言う夢を見た・・・
笑いが止まらん。
364名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 13:40:30 ID:n74757Dc
>>363
よし、その夢をSSとして書き起こし、キッチリここで発表するんだ。
365名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 15:04:04 ID:s5pS7XFx
>>363
がんばれ!
366名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 20:21:35 ID:FWzhr72B
>>363
その夢を見た責任をとれ
367名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 04:20:52 ID:ZrpYpNSn
漫画版の続編かよw
368スネーク:2005/05/05(木) 18:43:50 ID:hF1x9pdr
>>351
最高だぁッ!!
369名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 20:17:03 ID:gUnba6Qt
スネーク、姫宮邸に侵入してふたりの蜜月の日々を見守るんだ
370名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 20:27:17 ID:OpAxbqEG
>>363
夢でみれるなんて羨ましいな・・・。
俺のえろい妄想が夢にでてきたら死んでもいい。
371名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 21:58:18 ID:L03UUacI
>>363-367
の流れワロタ
372名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 22:10:50 ID:1Pqa397r
千歌音ちゃんに罵られながらオティムティムを踏まれたい…
373名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 02:04:52 ID:2wicvTuV
>>
宮様はそんな汚らしいもの踏まない
374名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 02:35:35 ID:TGBhoaVD
>>372
無理だと思うよ?
…ほら、アレだ。初音姉様とかじゃ駄目かな。微妙に名前が似てるし。
きっと喜んで踏んでくれるぞ。な!
375名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 02:54:57 ID:FJG2VwsC
>>372
踏まないで、弓矢で撃ち抜かれると思うぞ・・・
376千歌音タンハアハア:2005/05/06(金) 15:11:37 ID:iKvplp7G
千歌音タンにしゃぶってもらいたい・・・ハアハア・・・
あのおっぱいを俺だけのものにしたい!
377名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 15:23:49 ID:V9Q1c9Aj
      __
   ,'´/ニニヽ
   | l lノlメル))lヽ                     ∧_∧   ∧_∧
   | l |#゚ -゚ノ!||‖    _______ _     (´Д` ;)   (´Д` ;),; *,
   |⊂Ni月iメづi  - ―― ――=――― ― ‐⊂―);’つ―∈―);’つ→ ,.:
   | l し/永i| |‖                  />>372/    />>376/ `; .‘・
   从lく/j|l_〉 lノ                   (_(__)    (_(__)
378名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 15:34:00 ID:0O7HW0zq
GJ。もっとやってやれ。
379名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 16:40:48 ID:cHlXMCb5
千歌音におっぱいなんてあったっけ( ´ー`)y-~~
380名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 16:51:58 ID:OJGlc9jA
>>379
つるぺた千歌音ちゃんは、エンゼルハート18禁版だけ!
381名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 18:14:40 ID:dJgWsy12
              ∩
          。⊂>>379
          ∴  )  )つ
            /( 。A。 ) ∴;・
            U ∨ ∨ 
             ドカッ   ))

                    __
                  ,'´/ニニヽ
               =  | l lノlメル))
               =  | l |#゚ -゚ノ!|  lヽ彡
              =   ノノノ{(つ介iつ 彡 ・ ゝ.
             =  ノノノ   /_il〉リ 彡 ,ヽ_/
          ≡≡≡ 〃,゙'´[ ̄ し' ] ̄  /
          ≡≡≡ (( ヽ.  ̄ ̄ ̄   ,.'
           =≡≡ )) // / ̄ヽヽヽ
              ≡≡ // /   ヽヽヽ
           ε⌒⌒\ // /  ≡ ///
        ε⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
382名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 19:19:12 ID:FJG2VwsC
なかなか手を出せない千歌音ちゃんに、覚醒姫子が誘惑。
「千歌音ちゃん、私の事嫌い?」
「好きよ・・・でも・・・」
じれったいな!
そんな最近の妄想。
383名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 20:20:23 ID:zKMcPmcd
姫子大好きな千歌音ちゃん可愛すぎ(;´Д`)ハァハァ
384名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 21:05:20 ID:0vUAz4AO
今日の俺の妄想は誘い受けな千歌音ちゃんだった。
385名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 21:17:54 ID:OQPOLodV
お前ら妄想ばっかりしてないで、ちゃんと形にしなさい。
386名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 21:28:45 ID:0vUAz4AO
>>385
わかりました、先生!

千歌音ちゃんと姫子がベッドでマターリすごしてて
ふと千歌音ちゃんが姫子の手をとって指とか舐めちゃったりするわけです。
姫子はびっくりしながらも
「もしかして誘ってる・・・?」とかきいちゃって。
「さぁ、どうかしら?」
と、千歌音ちゃんは悪戯っぽく笑いつつも
姫子のもう片方の手を自分の胸に押し付けちゃうわけです。
姫子理性ブチ切れ。
「ち、千歌音ちゃん!!」
ガバッ

みたいな妄想でした、チャンチャン。
スレ汚しスマソ。
387名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 21:38:24 ID:DBfe2ZCv
         __
      ,'´/ニニヽ    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        | l lノlメル))   |
        | l |*゚ ー゚ノ!|  ∠ 頑張ったわね。本当に偉いわ、>>386
       |l⊂i介iつ|   |
      | l l/__il〉!l    \___________
      从! !し'ノ リ
388名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 23:56:25 ID:rOZGH3bx
突然ですが、島谷ひとみの『Fantasista』を神無月萌えの能で聴き直すと…萌える。
389名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 16:52:43 ID:ft1GaSjr
>>386
GJ!イイヨイイヨ。
390名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 18:51:11 ID:i9RcgTMJ
>>388
今、歌詞だけ読んでみた。
GJ、>>388!こんなのを見つけるなんて…。絶対作詞したの千歌音ちゃんだよ…
391名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 18:58:01 ID:6Lg9a0EA
>>388
うっP
392名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 20:16:30 ID:QSvbAI70
JASRACの者ですが先回りして言っておきます
金払え
393名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 21:00:14 ID:5vL7ETkn
胸に雨が降る日は キスですすってあげる
いつも抜ける空を見上げてくように

闇におびえてた目は キスでふさいであげる
二度と汚れた世界見つめないように

そばにあなたがいるから わたしはわたしでいられるよ
守りたい わたしのすべて賭けて

Fantasista 真夏の夜夢を見て 汗がからみ合うまで
Fantasista なんどでも夢見せて 楽園で眠れるまで Ole

どんな現実さえも 包む未来ならある
それは幻想なんかじゃないと思う

誰も生きてく間に 迷い道入り込むけれど
出口なら必ずあると信じて

Fantasista 灼熱の夜夢を見て 星の色が濃くなる
Fantasista わたしには夢見せて 永遠を感じるまで Ole

いつもわたしがいるから あなたはあなたでいてほしい
愛したい わたしのすべて賭けて

Fantasista 真夏の夜夢を見て 汗がからみ合うまで
Fantasista なんどでも夢見せて 楽園で眠れるまで Ole
Fantasista 灼熱の夜夢を見て 星の色が濃くなる
Fantasista わたしには夢見せて 永遠を感じるまで Ole
394名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 22:45:42 ID:PiVOfd2F
388です。スルーされるかと思ってたので嬉しいです。
『Fantasista』には敵わないですが『シャンティ』もそれっぽいです。
姫子→千歌音ばーじょん(笑)。
395名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 00:43:46 ID:gZSaWyrs
まぁ、どちらにしろGJなわけだが。スレ違いと言われそうなので…
職人さん。これをネタに一発書いていただけないでしょうか?
396名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 18:11:26 ID:euK5CxkV
on your side 誰か護るためなら邪魔なもの 壊し続けていい?
can't deny その法則進んでって世界中が空っぽになる可能性

時に何も 見えない時自分の目 見ている景色だけを
信じてるしかない

嵐のような時代も 端から見りゃただのクロニクル
その度に 繰り返し 後悔をしたって
忘れたような顔して 仕掛けてくる誰かのEgoが…
don't know what, what you say 無視しないで聞いて
eyes glazing over

on my side 誰も傷付けたくもないいつだって 笑ってる方がいい
can't deny そのつもりで生きたって気付かないだけだっていう可能性

疑問ばかり 追いかけても最後には 何にも出来なくなって…
それだけは無意味

まわり回って未来に 今を見てもただのクロニクル
今ここで 始めよう 連鎖を切るaction
見て見ぬフリしたって 仕掛けてくる誰かのEgoが…
don't know what, what you say 無視しないで聞いて
eyes glazing over

嵐のような時代も 端から見りゃただのクロニクル
その度に 繰り返し 後悔をしたって
忘れたような顔して 仕掛けてくる誰かのEgoが…
don't know what, what you say 無視しないで聞いて
eyes glazing over
397名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 21:58:38 ID:Ey66A9O9
何の曲〜?
てか、スレ違いですか?妄想の一つの形かと思って書き込みしたのですが。歌詞もエッチぽいので。
398名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 05:07:51 ID:8Xcc8g5I
>>396はファイズのEGOだな。
言われてみれば1番は千歌音、2番は姫子っぽい。
399名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 18:20:13 ID:2xlupsru
>>396
JASRACの者ですが
400名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 19:14:39 ID:a+FYWLwK
NASDAQの者ですが
401名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 19:29:22 ID:G6qVPeOz
介錯のサイトを見て前世いいなーと改めて思った。
誰か千歌音病弱設定、大正時代で書いてくれませんか…
姫千歌で…
402名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 19:59:18 ID:ViR/Y3HJ
大正時代というと千歌音ちゃんは洋行とかしてそうだな
403名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 20:22:18 ID:d2veg6L9
「姫子、これ以上は・・・」
「黙って、千歌音」
「ん・・・」

とかイイかも。
404名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 01:25:09 ID:ZsKdNxaX
熱でフラフラの千歌音に強引に体を要求する姫子とか
405名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 01:29:26 ID:08vU16a0
>>404
元が病弱なのにか。
それって鬼畜すぎじゃ。
406名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 02:26:39 ID:I7BJ9gDU
お風呂の続きはマダー
407名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 23:54:36 ID:JxYSVdtJ
408名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 20:52:32 ID:CJPC//XV
前世の姫子は春画で勉強しているらしいが・・・
春画の中身は千歌音ちゃんとソックリなオナゴがしている。
いつか千歌音を乱してみたいと、春画の中の女の子の体に指を這わす。
姫子の勉強熱心は止まらない。
行水の時も視線をはわし、イメージトレーニング。
千歌音が寝ている時、ソフトタッチで起きないようにしながらアチコチ触り・・・
409名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 01:34:30 ID:Ud/TBo12
熱にうかされ夢に怯えた千歌音
看病する姫子に無意識に手を伸ばし、力の入らない腕でしがみついて
唇を重ねて求めようとするのを、姫子がやんわりと押しとどめる
「ぃ…やっ…」「千歌音の身体に障るから…元気になってからね」
と優しくなだめて寝かしつける。



という妄想で明け暮れた先週でした。
410名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 03:35:31 ID:86JtbqcD
>>409
ソレ萌え!イイ!

縁日に出かける為に待ち合わせをするが、先に到着していた姫子が
殿方に声を掛けられる。
後から来た千歌音がソレを見てて、拗ねる。
出店で金魚すくいや射的なんかをしてる時もずっと拗ねていて、
仕方ないので、神社の裏の森に誘い
「私には姫子だけだから・・・」
「じゃあ、証拠を見せてよ」
「証拠って・・・」
姫子は黙ったまま千歌音を見つめる。
「分かったわ」

ココで止まってしまうヘタレ妄想でシタバタしています。
貧相な脳みそorz
411名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 03:41:23 ID:31cZEe/i
いやいやいやいいんじゃないのいいんじゃないの!!
412名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 03:58:58 ID:2VsdLVWF
自分も熱を出した千歌音で妄想

千歌音はお風呂に入れずに、姫子に身体をふいてもらう
感じるところばかりをしつこく念入りに拭われてぐったりする千歌音
姫子の悪戯はどんどんエスカレートして
熱の下がるツボを押すのだと称していろいろ弄られる

413名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 12:00:19 ID:BgsYvJPP
>>412
イイヨ・イイヨ

うっかり○○なツボを押してしまって、攻守逆転。
「酷いわね、姫子。散々じらしておいて…」
「まっ待って、千歌音。私そんなつもりじゃ」
「じゃあ、どんなつもりよ?」
「出来心だよ。些細な…許して千歌音」
「許さないわ。責任は取って貰うから」

な妄想が湧き出ました…
414姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 09:36:44 ID:k+fdmoZW
ごめん、休みが無くて遅くなった。
だいぶ間が空きましたが姫千歌風呂SS続きです。
待っててくれた人、もし居たらスマン!

投下させてください。NGワード himechika-furo で。
415姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 09:38:06 ID:k+fdmoZW

「千歌音ちゃん…?」
 ――感じてる?
 呆けたままそんな事を聞いてしまって、当然といえば当然だけれど千歌音には否定されて
しまった。
「そんなこと…っ」
「でも、千歌音ちゃん…」
 この感触は、勘違いではないはず。
 そっと、千歌音の胸の先に触れさせた指を動かして尖ったそれを優しく撫でると、千歌音が
身体をそらして声を上げた。
「ふぁ…っ!あ…姫子…っ」
「やっぱり…」
 感じているんだ。
 そう思うと、嬉しいような、恥ずかしいような複雑な気分だった。
 腰に回した手に力を込めて許さないけれど、千歌音が姫子から離れようと身を捩った。
相当恥ずかしいのだろう、こちらを見ようともしない千歌音の肩は小さく震えている。
「千歌音ちゃん……っ」
 どうしよう。可愛すぎる。
 震える首筋に頬を寄せて、強く抱きしめなおした。どんなにぎゅっとしても、足りない。
 身体の奥から湧き上がってくる熱と欲望にじりじりする。
 もう我慢の限界だった。
「姫――んんっ!」
 顎を捉えて上向かせると、柔らかい唇を貪った。ぎゅっと閉じられた目の端には僅かに
光るものがあって、それがまた激情に拍車を掛ける。
 ――こんなの、反則だよ千歌音ちゃん。
「ごめんね…っ、千歌音ちゃん…」
 唇を啄ばんで、口内を舌で愛撫するその合間に言葉を紡ぎ出す。
416姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 09:39:32 ID:k+fdmoZW

「ん、はぁ…、んん…っ、…姫子?」
「私、もう我慢できないよ…。その…」
 身体に巻いていたタオルを解いて、千歌音の背に抱きついた。あまり大きくはない胸が、
千歌音の背との間に押し潰される。
 伝わっているだろうか。胸の様子、心臓の鼓動が。
「あ…。姫子…も…?」
 呆けた千歌音の声に、僅かに安堵の響きが混じる。
 恥ずかしかったけれど、こくりと頷いて姫子は千歌音の唇を塞いだ。
「ん……ぁふ…、ん…っ」
「…っ。…千歌音ちゃん」
 キスを交わしながら、両胸に這わせた手でその先端を愛撫していく。ふと思い立って
ボディソープを直接手に取ると、豊かな胸に塗りつけた。
「ふぁ、あっ…!?」
「千歌音ちゃん…善くしてあげるね。…ううん、させて」
 ぬるぬるのボディソープは潤滑油の役割を果たしていて、多少強く揉んでも大丈夫
のようだった。
滑って上手く掴めないから痛みはないようで、込められた力の分だけ強い刺激に変わる。
「んく…っ、あぁ……んっ。だ、駄目…、こんなところで…姫子…っ」
 くにくにと先端を揉んでいた手を片方、滑らかな肌で石鹸を擦り落としながらお腹の方へ
下ろしていく。
「駄目なの?でも……ほら、千歌音ちゃん」
 ぬるり、と左手に熱く濡れた感触。そっと秘裂にそって指を奥に滑らせると、千歌音の
腰が引いて姫子の腕を抱え込むように前のめりになった。身体を捻ってこちらを見上げてくる。
 何かを懇願するような眼差し。何度も見覚えのあるそれは姫子の背筋をゾクゾクさせた。
417姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 09:41:36 ID:k+fdmoZW
「…ベッドに行きたいの?」
 胸と秘所を愛撫しながら、うなじに口付けて囁いた。ぎゅっと姫子の腕にすがりつき
ながらこくこくと頷く千歌音の唇からは、抑えきれない甘い吐息が漏れている。
 そんな表情が、艶かしい姿態がますます嗜虐心を煽るのだと、どうして千歌音は
気付かないのだろう。頭の回転の速い千歌音なら分かりそうなものなのに、何度
夜を繰り返してもこれに関してだけは学習が無い。
 ――それとも、誘っている?

「でも、これから身体洗って、服着て、寝室に戻って…それまで我慢できる?」
 千歌音は迷った末に微かに頷いたけれど、少なくとも姫子は出来ないと思った。
 こんなに可愛い千歌音を見せつけられていて、燻っている熱が上がりこそすれ
下がることは無い。
「私は無理かな…。だって、千歌音ちゃん…すごく可愛い」
 責任は取ってもらわないと、と姫子は自分でも呆れるくらい勝手なことを考えながら、
千歌音の首筋に唇を這わせていった。千歌音はなんだか泣く様な声を出して身悶えた。
「ぃ、んん…っ」
 秘所に這わせた手でゆっくり敏感なところを撫でながら、暴れる千歌音の腰を抱える。
「椅子、危ないから取っちゃおうか。ちょっと腰上げて?千歌音ちゃん」
 椅子をどけると、タイルの上に腰を下ろした姫子の脚の間に座らせた。浴室の温度に
温められているタイルはそれでも上気した肌より冷たくて、千歌音の身体がびくりと跳ねる。
「ね…千歌音ちゃん、どうしたらいい?」
 腿で千歌音の腰を挟んで、逃がさない。
 本当は、千歌音に訊ねるまでもなく姫子は千歌音の弱いところなんて知り尽くしている
から、的確に其処を愛撫することが出来る。
 それでもこう意地悪するのは、もっと可愛い千歌音を見たいが為だ。
 姫子の思惑通り千歌音は泣きそうな顔をして首を左右に振ると、更に身体を捻って
姫子の肩口に頭を押し付けてきた。
418姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 09:43:05 ID:k+fdmoZW
「恥ず…かしい…っ」

 足腰に力が入らなくなってしまうくらいにゾクゾクする。
 姫子は、背筋を快感が這い上がってくる感覚に身を震わせた。
「千歌音ちゃんは恥ずかしいと感じちゃうんだね。私、我慢してちゃんと洗ってたのにな…」
「や、や…ぁっ」
 鏡を見れば、そこには秘所と胸を愛撫されて悶えている千歌音の姿が、正面から
映し出されている。
 綺麗だった。

 姫子は千歌音を抱き直して正面を向かせると、千歌音が動きにくいように肩に顎を乗せた。
「千歌音ちゃん、もうちょっとこっちに体重かけてくれる?」
 もう抗う気力も無いのか、目を閉じた千歌音は大人しくそのまま姫子の手にされるが
ままになっている。こうすると、より一層千歌音の裸体が露に照らし出された。
 硬く尖りきっている先端を転がして刺激しながら、豊かな胸を揉んでしばし感触と反応を
楽しんだ。

「――ここで、して良いよね?」

419姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 09:44:48 ID:k+fdmoZW


 迷った末に、千歌音はこくりと頷いた。
 こんな場所で、明るい中で――という羞恥心はあるのだけれど、それ以上に身体の
疼きが耐え難いものになりつつあった。
 それに、姫子も興奮して、感じてしまっているから。
 千歌音だけがそうなのだったら、恥ずかしくてとてもこんなところでの行為は許容でき
ないけれど。姫子もそうなのだ…という事実は、千歌音の心をひどく容易に柔らかくする。

 風呂場で電気を消しては危ないから、明るいのだけはどうしようもない。目を閉じて
何も見えないようにしていても、瞼越しに感じる明るさに恥ずかしくなってくる。
「千歌音ちゃん…。千歌音ちゃんの身体、凄く綺麗」
 千歌音は視界を遮って何も見えない。けれど、もちろん姫子は目を閉じてくれないから
そういうわけではない。その上このような事を言うなんて意地悪だと思う。

「姫子…お願い、見ないで…っ」
「やだ。だって、私ね、千歌音ちゃんの裸こんなにちゃんと見るの初めてなんだもん」
 ふにふにと、姫子の指先が千歌音の胸先を摘まんで揉んだ。嬲るように。
「ぃあ…っ、ずる……いぃ…っ」
「じゃあ、目を開けて?私、千歌音ちゃんみたいに綺麗じゃないから恥ずかしいけど、
見ていいよ」
 戸惑っていると、姫子が耳元でくすくすと笑った。
 先ほどから姫子の手は、後ろから千歌音の胸に回されていて、柔らかく愛撫を続けている。
 気持ち良いけれど強くは無い刺激の連続に、少しずつ慣れて呼吸も落ち着いてきた。
代わりに、それ以上を求める切ない疼きがじわじわと身体の芯から湧き上がってきて
いるのが分かる。

「もったいない事したなぁ…。こんなに可愛い千歌音ちゃんが見られるなら、
もっと早くこうしておけば良かった」
「…っ」
 居た堪れなくなって身体を隠そうと背を丸めると、姫子に腕を取られて遮られた。
420姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 09:46:29 ID:k+fdmoZW

「あ、千歌音ちゃん右手挙げておかないと、包帯濡れちゃう。…そうだ、身体洗ってる
途中だったね」
 と、何の名残も無しに姫子の手が胸から離れた。
「――えっ?」

 ここで、すると言っていたのに。
 驚きと焦燥に千歌音が目を開けると、姫子がにっこりと笑って千歌音の右側に座り
こんで、支えるように背中に手を回してきた。千歌音の右腕は姫子の首に回させられる。
「あ――」
「洗ってあげるね、千歌音ちゃん」
 焦らされて熱を持った身体を持て余していたけれど、千歌音は頷くしかなかった。
千歌音から続きの催促をするなんてはしたない事、出来るわけがない。
 姫子の手がもう一度スポンジを取って、ボディソープを多目に泡立てる。
 それを胸から腹、脚へと満遍なく滑らせていく。

 すぐに全身が白い泡にまみれた。
「ん…っ、んん…」
 必死に声を堪えていると、スポンジが身体から離れて。
 洗い流してもらえるのだ、とホッとしたら、今度は直接に姫子の手が肌に触れてきた。
「ゃんっ…!姫…子!?――んっ、く、あっ、ああ……っ」
 石鹸でぬるぬる滑る奇妙な感触は、これまでに経験したことの無いもので。
「暴れちゃ駄目だよ、千歌音ちゃん」

「ふぇ、…っあ、あぁ…、んっ!んん…っ」
 引き寄せられるままに姫子の胸元に額を寄せて、その首に両腕でしがみついた。
それでもどうしても湧き上がる快感に堪えられなくて、各所を撫でられる度揉まれる度に
身体が跳ねてしまう。
421姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 09:48:08 ID:k+fdmoZW

「もうそろそろ流して良いかな…」
 姫子がそう言ってシャワーの栓を捻って千歌音の身体を洗い流す頃には、
すっかり全身から力が抜けて、息が上がってしまっていた。

 どれくらいの間堪えていたのだろう。敏感なところに触れてもその表面を
撫でるだけで、決して強くは刺激してこない姫子の手に。
 達するには至らない、じれったい快感が全身を妙に過敏にしてしまっていて、
泣きだしてしまいそうな気分だった。
 頭がぼうっとする。全身が熱くてぐったりする。
 身体の芯が、はしたなく疼いている。

「姫…子…。お願い…だから、もう…っ!私、これ以上は……」
「我慢できない?」
 嬉しそうに笑って姫子が言う。
 なまじ邪気が無いだけに性質が悪い。

「お願い……」
「可愛いおねだりだね、千歌音ちゃん」
 笑いながら顔を寄せてきて、唇を塞がれた。背中に回された手が一層千歌音を
引き寄せ抱え込んで、横抱きされる形になる。
 千歌音は、抗議の意を込めて肩口に強く額を押し付けた。
「そんなにしがみつかれたら、出来ないよ千歌音ちゃん」
 姫子がくすくすと笑って、少し身体を離した。
 そんな事を言いながら、手はしっかり内腿を撫でさすっている。

「あ…、……っ!」
 それがじわりじわりと上に移動してきているのを感じながら、千歌音は姫子の
肩口に唇を押し付けて、じれったい快感にただ耐えた。
422姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 09:49:08 ID:k+fdmoZW

「ん、ふっ……千歌音ちゃん、私のお願いもきいてくれる…?」
 千歌音の熱い唇がいきなり肌に触れて、一瞬びくりとした。愛撫する手が
止まらなかったのは幸いで、千歌音には気付かれずに済んだようだけれど。
「ん……」
 赤子のように肌に吸い付いたまま、千歌音が鼻にかかった声を漏らす。
 熱いのは、千歌音の唇ではなくて、きつく吸われた肌なのかもしれない。

「目、開けて」
「っ…!…ん」
 しばしの逡巡の後、千歌音は薄く目を開けてそのままこちらを上目遣いに
見上げてきた。
 声を抑えるためだろう、唇はそのまま肩に押し付けているから、その仕草は
なんだか幼くて可愛らしい。そのまま目を伏せる表情が艶かしくもあった。
「……っ」

 ――自業自得だよ、千歌音ちゃん。

 もっと焦らして。
 もっと可愛い千歌音を見たい。

 なかせて、みたい。

423姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 09:51:09 ID:k+fdmoZW

「うん…そのまま、前見て」
「――っ!」

 千歌音の前方には、鏡がある。
 浴場でも曇ったりなんかしない、高級な磨きこまれた鏡が。

「ね?千歌音ちゃんの身体、綺麗でしょ?」
 ぴたりと動きを止めていた千歌音が、ハッとして視線を背けると、姫子の胸に
押し付けるように頭を振った。
「あ、駄目だったら、千歌音ちゃん。ちゃんと見て」
 脚の付け根を撫でていた指で、千歌音の敏感な突起をぐいと押し込んだ。
「ん、ああっ…!」
 いきなりの刺激に千歌音の身体が跳ねた。

「姫…子…っ!やめて…」
「あれ?止めて良いの?」
「それは…そ、その…だけど。でも、こんなの…恥ずかしくて、どうにかなってしまう」
「…良いよ。どうにかなっちゃっても、ちゃんとお部屋まで運んであげる。
……今日は千歌音ちゃんのお世話するって決めたんだから」
「姫…」
「ね、だから千歌音ちゃん。ちゃんと鏡見て?じゃないともっと意地悪しちゃうよ」
 指先で、蜜に濡れた突起を転がす。千歌音が敏感に身体を跳ねさせるのが
面白くて可愛い。

「や…っ」
「そっか、意地悪されたいんだ…。千歌音ちゃん、恥ずかしい事されると感じちゃうんだもんね」
「そんなこと…な…っ、あ、あぁ…っ!」
 秘裂に沿って指の一本を滑らせると、溢れる蜜が絡み付いて淫靡な水音を立てた。
424姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 09:53:26 ID:k+fdmoZW

「ほら、さっき洗い流したのに、もうこんなにとろとろになってるよ。
これでも、そんな事言うの?」
「くふ、はぁ…、あっ、んぅ…」
「もう…千歌音ちゃん」
 背中を支えていた手を下に滑らせて、お尻の下から熱い蜜を掬い上げる。
そのまま指を少し引いて、其処にあてがった。
「えっ!?」
 途端、びくりと千歌音の身体が跳ねて背筋が伸びる。
「やだ、駄目っ……姫子!其処は違う…触ってはだめ…!汚いから……」
「汚くなんか無いよ。だって千歌音ちゃんだもん」
 先ほど洗ったばかりなのだから汚いはずが無いけれど、汚いのだと言うのなら
なおの事綺麗にしなければ。
ここは風呂場で、千歌音の身体を洗うためにきているのだから。

 緩々と撫で回して蜜を馴染ませるように擦ると、その度に千歌音の腰が指から
逃げるように浮いた。
「ふぁ、んんっ!あ――」
「わ、千歌音ちゃん、えっちぃ…。こっちの方が感じちゃうんだ……」
「――っ!」
 激しく首を振る。
 姫子の指先には、其処がひくひくと脈動しているのが感じられる。緊張してきつく
締まる其処は、それでもぬめる蜜の助けを借りた指の侵入を容易く受け入れた。
「あ――」
 楔を打たれたように千歌音の背が伸びて、身体が強張る。

「お願い…抜いて…っ」
425姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 09:54:35 ID:k+fdmoZW

「だめ」

 中でくにくにと指先を動かして、きつい其処を段々と馴染ませていく。
「あ、つぅ…ッ!姫子…動かしちゃ、あ、だめ……」
「ね…鏡見て、千歌音ちゃん」
 千歌音がようやく鏡を見る。居た堪れないように視線をさまよわせながら
だったけれど、姫子がさらに指をくねらせると顔を前に向けた。
「や…ああっ…」
「目、閉じちゃ駄目だよ、千歌音ちゃん」
 言いながら、くい、と千歌音の後ろに差し入れた指を動かす。
「くぅ、ん…っ!」
 声と共に、千歌音がぎゅっと目を瞑った。
「あ、駄目だったら」
「ふぁ…っ、ああっ姫子…っ、だって今のは…、あっ!…ん、ぅ…ん、はあ…ぁ」
 段々と千歌音の声に甘い響きが混じって、抵抗から力が抜けていく。

「こっち、ほんとに感じやすいんだ……」
「いやぁ…っ」
「今更いやって言っても、説得力ないよ、千歌音ちゃん」
「んん…ッ!違うの…だって、こんな」
「ぅん…」
 ぴたり、と指を止める。すると千歌音の腰が僅かに求めるように揺れて、
でもそれは見なかった振りをしてあげた。
「……っ」

「ね?千歌音ちゃんの身体、綺麗でしょ?」
426姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 09:56:56 ID:k+fdmoZW

「そんな事…ない…っ」
 目を背けたくても背けられなくて、千歌音が泣きそうになりながら精一杯の
抵抗を口に出す。
 潤んだ瞳が、目の縁に溜まった今にもこぼれそうな涙が、姫子の劣情を激しく煽る。
 下腹部がどくりと脈打つ感じがして、まだ一度も触れられていない秘所が
じりじりと疼いた。

 首に回された右手はそのままに、肩を開いて千歌音の身体を正面から鏡に
向けさせる。
「これから、教えてあげるね。千歌音ちゃんの綺麗なところ、可愛いところ、
気持ちよくなれるところ」
「姫、子…、恥ずかしいから…っ、お願い、普通に…」
「でも、せっかくお風呂場に居るんだもん。ね?」
 千歌音の身体に一瞬力が篭る。
 けれど、そんな可愛らしい抵抗は指先一本で封じることが出来るのだ。それをもう
千歌音も分かっているから、泣きそうになりながらも千歌音は鏡を見つめ続ける。
 それを鏡で確認しながら、姫子は千歌音の身体に手を這わせていった。

 鏡に映る千歌音の裸体の美しさに、ほうっとため息をついた。
「全然無駄なお肉がなくって、ウェストなんてこんなに細い…良いなぁ」
 腹部を撫でる手を、そのまま上に滑らせた。
「それなのに、お胸はこんなに大きいし、形もいいし……」
「あっ…!」

「可愛い。ね、千歌音ちゃん……千歌音ちゃんのここね、ちょっと撫でるとすぐ
かたくなっちゃうんだよ。――ほら」
「ふぅ、ぅんっ、く、あぁ…っん」
「赤くなって、可愛い。こってるね…揉みほぐしてあげよっか」
427姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 09:57:48 ID:k+fdmoZW

 そうして説明しながら、姫子は次々に千歌音の身体を愛撫していった。
 感じやすいところ、綺麗なところ、姫子が好きな身体の部位。
 しばしば千歌音は羞恥と快感に目を瞑って、それが長くなると後ろに
差し入れた指先で牽制した。

「うん…それでね、こっちが――」
「あっ、や、いやぁっ……!」
 内腿に手を滑らせて、少し力を込める。
と、それまで隠れていた秘所が鏡に映されて、千歌音は悲鳴を上げた。

「千歌音ちゃん、脚開いて?」
 くにくにと左手の指先を曲げて合図する。
「ふぁ……ぁん、ふぅ……ん…っく、ぅう」
捩じるような動きを付け加えると、千歌音はもうほとんど泣いていると
言ってもいい声を上げながら、少しずつ脚を開いていった。

「――綺麗」

428姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 09:59:28 ID:k+fdmoZW

「や、ぁ…っ、ああっ!」
 羞恥に堪え切れなくなって千歌音が頭を振ると、
「千歌音ちゃん…可愛い」
 額に口づけて千歌音を抑えながら、姫子が言った。途中からは姫子の手を
借りて大きく開いた脚の間からは、これまで自分では見たことも無い部分が
明るい照明の下、まざまざと照らし出されている。

「……っ」
 恥ずかしい。消えてしまいたい。
 こんな風にはっきりとその部分を見たのは、初めてだったけれど。
 其処は、とても――
「綺麗だよ、千歌音ちゃん」
 思考を、まったく正反対の言葉で姫子が遮る。熱に浮かされたような、ため息と
一緒に吐き出されるような、そんな掠れた声。
 千歌音は首を振る。けれどもそんなのが今の姫子に通じるわけが無い。
普段は気弱なくせに、こういうときだけはいつも姫子は強気で強引なのだ。
「ホントだよ。…嬉しいなぁ。いつもは、お部屋が暗いから、こんなにちゃんと
見られないでしょ?」

 本当は、暗がりの中でさえ姫子にこんなところを曝け出すのは恥ずかしい。
 でも、姫子がどうしてもと求めるから。求めてくれるから。
 逃げ出したい気持ちを必死に抑えて、いつもそれを許容する。
「見ないで…っ」
 それでも、忍耐強さには自信があったけれども。あまりにこれは恥ずかしい
行為だった。
 姫子は酷薄に笑って、鏡の中の千歌音から、千歌音に視線を移す。

「――い、や」
429姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 10:00:47 ID:k+fdmoZW

「姫子……っ!」
「赤くなって、ちょっとふっくらしてるでしょ?千歌音ちゃんが感じてる時ってね、
いつもこうなってるんだよ」
「い、いや…そんなの言わないで」
 姫子は無情にも指で其処を左右に押し開いて、完全に露出させていく。

「――ここが、甘いおつゆが出てくるところ」
 くちゅくちゅと掻き回されて、腰が踊る。それで一層刺激が増してしまうけれど、
姫子がまだ最後までしてくれる気は無いのだと分かるから、必死に腰を抑えて堪えた。
「こうして中に入れてね…ん、っと、このあたり」
「んぁ、は……、あぁ……あっ!」
 姫子がなかで指先をぐいとお腹側に曲げて、千歌音の反応を見ながら探っていく。
「んくぅ…っ!うぁ…っ、あっ!――ああっ!」
「ここを強く押し上げたり、揉んだりするとね…。――千歌音ちゃん、目、開けて」

 目を開けると、姫子があいた指で千歌音の一番敏感な処を露出させた。
「っ!あ……っ」
「動いちゃ駄目だよ、千歌音ちゃん。――ね?分かるでしょ?なかの…このあたりを
強くいじるとね、千歌音ちゃんの此処…」
「聞きたくない…っ、やめて姫子…!」

 聞かなくとも、一目瞭然だった。
 姫子の指に露にされたその敏感な肉芽は、いやらしく充血して膨らんでいる。
 姫子はくすくすと笑った。嬉しそうに。
「すごく敏感になっちゃうんだよ。どっちか片方いじるより、何倍も反応してくれるの」
 それを証明するかのように、姫子が内壁をぐいと揉みあげながら、開いた指で
肉芽を軽く転がしていく。
 それだけで、もう千歌音は軽く達してしまいそうだった。其処から快楽の波がじわじわと
広がっていく。
430姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 10:02:16 ID:k+fdmoZW

「可愛い……。千歌音ちゃん」
 なのに、姫子は愛撫する指を止め、なかからもするりと指を抜いて離れていってしまった。
「あっ…」
 その感覚が狂おしいほどに切ない。多分このまま最後までしてはくれないのだろうと、
分かっていたはずなのに。
 頬を涙が伝う。
「ちょっと意地悪だったかな…でも、可愛いよ千歌音ちゃん」
 流れる涙を、姫子が唇で拭い取る。

 恥ずかしくて、姫子にそんなところを見られるのが居た堪れなくて、なのに身体はもう
自分の思うとおりにならなくて。涙を堪えることが出来なかった。
 続きが欲しいのに、姫子の指に身体を鎮めて貰いたいのに。
 千歌音がどんな状態か、多分千歌音よりもずっと分かっているはずの姫子は、少しずつ
しか望むものをくれず、千歌音を辱めていく。千歌音の悶え乱れる様を楽しんでいる。

 なのに、鏡の中の姫子は、微笑んでいるから。
 だから千歌音には姫子を責める事が出来ない。
 千歌音に意地悪する時の姫子は、生き生きしていて、細められた瞳と嬲る声音には、
それでも確かに千歌音への気持ちを感じ取ることが出来るから。

 そんな姫子が見られるのは、掛け値なしに嬉しいことだったから。

「――姫子…」
「なに?千歌音ちゃん」
「…して。姫子が欲しいの」
 多分、これを言わせたかったのだろう。姫子は満面に笑みを浮かべて唇を近づけてきた。
「大好きだよ、千歌音ちゃん」

431姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 10:17:56 ID:k+fdmoZW

 ――ふ、と気がついて目を開くと、千歌音は温かい湯に浸かっていた。

 姫子に後ろから抱えられ右手はしっかり湯船の外に出されている。
「……ん…」
「あ、気がついた?千歌音ちゃん」
「姫子…」
 姫子の声を聞いて、我に返った。まだぼうっとしている頭を必死に回転させながら、
姫子の腕の中から逃れて身体を離した。目覚めたばかりの頭は思うように働かなくて、
いまどういう状況に置かれているのか把握するのに難儀した。
 姫子が残念そうに手を伸ばしてくるけれど、今はそれどころではない。

 怪我をして、姫子と浴場に来て、姫子に身体を――
 身体を洗ってもらって。なんだか身体がおかしくて、姫子に意地悪されて。

 ――あの後、どうしたのだったか。

 いやらしくねだって、はしたなく腰を振って。
 恥ずかしいことに大きな声を上げて――
「……っ」
 立て続けに何度も達せられてしまって、気を失ったのだ。

「可愛かったよ、千歌音ちゃん」
 姫子の腕が、千歌音を軽く抱きしめてくる。悪びれもせずに。
432姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 10:19:20 ID:k+fdmoZW

「…姫子」
「ごめんね、ちょっと最後やりすぎちゃった。身体つらい?」
 ごめん、と謝りながらも姫子の声は嬉しげで楽しげだった。

「……やりすぎたのは最後だけ?」
「…うーん…」
 困ったような笑顔を浮かべて、姫子が視線を彷徨わせる。
「でも、その…よかったでしょ?」
「…っ、それを、私にきくの?」
「ごめんね。でも、私はすごく満足。あのね、すごく素敵だったよ、千歌音ちゃん」
 まわした腕に一瞬力を込めて、姫子が本当に満足そうに幸せそうに笑った。
「……」

 姫子はずるい。
 あんなに意地悪をしておいて、泣かせておいて。
 今回ばかりは終わったら沢山文句を言って、反省してもらうつもりだったのに。
 結局、こんな笑顔を見せられたら千歌音が姫子を責められるはずが無いのだ。
 姫子の笑顔一つ、求めてくれる心一つで、容易く千歌音の心は嫌と拒絶する事を
放棄する。
 病的とさえ思うけれど、姫子が望むのならすべて受け入れてしまうくらいに、
姫子に魅せられている。


「ね、千歌音ちゃん。…またお風呂で千歌音ちゃんの身体洗って良いよね?」
「――」

 こうして、どんどん千歌音は姫子に主導権を明け渡していってしまうのだった。

433姫千歌風呂SS:2005/05/17(火) 10:21:29 ID:k+fdmoZW
おわり

…な、長くて申し訳ない。
しかもなんか、くどくてキャラ違いとかだったらスマン。
また投下させてもらえると良いんだが。

暇つぶしにでも読んでくれたら嬉しい。 では! ノシ
434名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 11:07:16 ID:lDHrIQdV
>>433
待っていました!GJ!
姫子エロ〜イ!ぶはっ!鼻から赤いモノが!

投下またして下さい!
正座して待っています。
435名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 12:13:35 ID:vdFMC9fA
>>433
グジョーブグジョーブ!!
お風呂ものって大好きなんで+姫千歌なんてもう幸せの絶頂ですよダンナ
次の投下も待ってます。
436名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 15:17:43 ID:KlbMaePp
うはあああ最高だよ旦那………。マ ジ で  ネ 申 ! ! 
437名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 19:04:59 ID:FMPLQPok
GJ!もうホント俺も正座して投下まってるよ!!
438名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 19:33:17 ID:Bbw2Mqo4
               ∩グッジョブ!
               ( ⌒)     ∩_ _
              /,. ノ     i .,,E)
             ./ /"    / /" .
   _n  グッジョブ!! ./ /_、_   / ノ'
  ( l    _、_   / / ,_ノ` )/ /_、_    グッジョブ!!
   \ \ ( <_,` )(       /( ,_ノ` )      n
     ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ     |  ̄     \    ( E)
       /    /   \   ヽフ    / ヽ ヽ_//
439名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 22:23:52 ID:h6pkvuNN
GJ過ぎて涙が出てきたよ!
黒姫子萌え〜!
受けの千歌音ちゃん可愛すぎ!
440名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 22:32:54 ID:vy0ZqqXb
>>433
GJ!GJ!GJ!!!
これぞ、まさしく待ち望んでいたものだ・・・っ!!
また投下してください。三つ指そろえて待ってますっ。
441名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 07:33:16 ID:DY6QsI/Y
>どんなにぎゅっとしても足りない


1頁目から悶絶しますた
442名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 22:58:32 ID:b3wCHJQ5
もう千歌音ちゃん、腰ガタガタだろうな。GJ
443名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 23:39:18 ID:LSzFoYcS
>>433

ネ申認定
444名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 08:05:50 ID:Jo7aRK9m
ほしゅ
445名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 12:22:18 ID:R/2gngPu
神様が来るまで、誰か妄想を分けてくれ!
頼む!
446名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 10:11:05 ID:3QiCSHiD
朝起きたら
「キスして、姫子」
千歌音ちゃんを撮っていたら駆け寄って
「抱きしめて、姫子」
眠るときは
「手を握って離さないでね」
おもわず幸せな気分になって姫子が言った。
「千歌音ちゃん、すっごく甘えん坊さんになったよね」
自覚がなかった千歌音ちゃん
「甘えん坊な私は嫌?」
姫子に臆病な千歌音、内心おそるおそる尋ねる。
「愛しいよ…」
抱擁する姫子。顔を赤らめて歓喜する千歌音
姫子はそんな千歌音ちゃんが可愛くてたまらない。
そして姫子は、自ら甘やかすようになる。
千歌音ちゃんが申し訳なさそうにおねだりするから
大丈夫だよってしてあげたくなる。
いけないと思っていた感情を愛でてくれる姫子を
千歌音は抱きしめて離さなかった。

そんな、妄想。
447名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 12:43:31 ID:wmypYhGX
>>446
なんっていうかハートフル(*´д`*)
448名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 14:03:23 ID:wKPEDgj3
>>446
イイヨ〜激しくイイヨ〜

本を読んでいる千歌音ちゃんに、子犬のようにじゃれ付く姫子。
「千歌音ちゃん」
「んーなあに」
「えへへ千歌音ちゃん」
「どうしたの?姫子」
読んでいた本をパタンと閉じ、姫子のほうを向く。
そこには目を瞑って、何かを待っている姫子。
少し困った顔をしながら軽くキスをして、慌ててまた本を開く。
そしてまたじゃれつく姫子。
「千歌音ちゃん」
「・・・もうしないわよ///」

俺はもっとして欲しいが、ココで止まったorz
チラシの裏でスマソ
449名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 16:58:52 ID:lMn9zhCr
おまいら、もう最高(;´Д`)
450名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 17:38:21 ID:wUFpnhyC
はぁぁ…このスレに来ると、ほんっと癒される。
皆グッジョブだ…!
451名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 00:33:41 ID:9+HP1h/o
何かどうもここ最近、舞-HiMEの百合カプで成立?まぁぶぶ漬け×なつきの方での百合家族ネタに嫉妬中
やっぱ大手の作品は違うのかなぁ……
姫子と千歌音ちゃんはガチなのに
誰かが姫子×千歌音ちゃんの百合家族SS書いてくれないかな
orz
452名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 00:44:30 ID:m+sFvJS1
1クールだし、放送地域が少ないというのもネックな気が・・・
漏れはアニメイトで初めて観たし。
453名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 01:01:48 ID:Biyh8NwM
自分も2chのアニメレビューまとめサイトで、ひたすら百合だけに特化した内容なんて
面白コメント見なかったら、放映終了後にわざわざ動画で視聴なんてことはしなかったな。

しかし、改めて公式や動画サイトの内容見ると、無難な紹介しかされてないせいか
これがハード百合物だってことが全然伝わらないな。
454名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 01:04:57 ID:2axLC+T5
>>452
そこはDVD全巻3セット購入で第2期は2クール全国ネットですよ
うん、こんなに財布痛めてるけどムリくさいな
455名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 01:46:57 ID:CgsEITws
×ハード百合
○純愛百合
と言ってくれ…。レイープ描写あるけど…。
456名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 03:01:18 ID:5Ub2QBD/
漫画版はハード百合で間違いないな
457名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 10:05:41 ID:lD98Gm2A
>>451
子供の名前は、千羽&雛子?(笑)
そのうち書いてみたいなぁ…萌え。
458名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 10:58:41 ID:mD+AnYOD
>>457
がんばれ!待っているぞ
459名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 21:41:16 ID:G81pxyOZ
>>455
おい、なんかDVD最終巻のブックレットで介錯が、この作品はハード百合だって断言しているぞ。
460名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 21:53:14 ID:R/qtLMYZ
それでこそ、だ
461名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 22:29:59 ID:p/fb/luP
そりゃ介錯はハード百合作家だからな
462名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 00:00:18 ID:xt27A7kX
>>448
GJ!!
とうぜん、短いスカートで足を少し崩して座りながら本を読んでる千歌音ちゃんに
膝枕してもらいながらじゃれ付いてるんだよな!
「もうしないわよ」のあと、キスをした照れもあってかかまってくれない千歌音ちゃんの太ももを
姫子がキスしたり髪でくすぐったりする。
千歌音ちゃんはそのくすぐったさがだんだんと気持ち良くなってきて・・・・。
「んっ・・・・」とか声が漏れだしたり、体に少し力が入るようになると
「どうしたの?千歌音ちゃん」と姫子が無邪気な笑顔で聞く。
すると本を閉じて少し拗ねたように「意地悪・・・」という千歌音ちゃん。
姫子は千歌音ちゃんの頬に優しく触れながら
「意地悪なのは千歌音ちゃんのほうだよ・・・。千歌音ちゃんにはいつも私だけをみていてほしいのに、
今は本ばかりで私のことみてくれてないんだもん」

なんだこりゃ・・・・駄文スマソ。
漏れこのシチュエーションが大好きなんだ・・・・・。
463名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 01:03:16 ID:zJHAubPA
「馬鹿ね、いつも姫子だけをみてるわ」
そういいながら、姫子の手を取り指にキスをする。
一つ・二つ…
三つ目のキスをしようとした時、姫子は…

と続けてみたりしてな(笑)
464名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 01:03:55 ID:azmhPxFo
465スネーク:2005/05/25(水) 01:13:11 ID:Q2+sCq2A
>>462-463
もっと食わせろッ!!
466名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 07:21:49 ID:nwYnE2um
222 :メロン名無しさん :2005/05/25(水) 00:27:36 ID:???0
神無月DVD裏ジャケ
[5巻] http://www.imgup.org/file/iup32480.jpg
[6巻] http://www.imgup.org/file/iup32482.jpg
467名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 09:19:43 ID:azmhPxFo
姫子攻めだ……(・∀・)>5巻
468名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 13:56:28 ID:c8yQQvOq
ヒメーク「千歌音ちゃん、性欲をもてあます」
469名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 20:47:04 ID:bm5scMFG
>>468
今だ、肉棒をぶちこめ!
470名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 21:32:27 ID:s9vkIM28
「えっと、千歌音ちゃん。ゴメンね、私女の子だから無いの。
私の指じゃ、満足出来ないかもしれないけど・・・」
・・・とか言いつつ千歌音ちゃんのなかをかき回す姫子
471名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 21:45:15 ID:FrcpS8yy
すぐ満足しちゃう千歌音ちゃん
472名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 23:19:14 ID:Eek05bWu
それに興奮して肉棒が生えてきた姫子。
…フタナリ…orz
473名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 23:25:04 ID:FrcpS8yy
事業に失敗していきなり借金生活になってしまう姫宮家

千歌音父「申し訳ないが当分の給料は私の体で…(´Д`;)b(本気)」
メイド達「・・・・・・「ふざけないでください」」
千歌音父「じゃ…じゃあ娘の体で('д';)b(冗談)」
メイド達「かしこまりました、旦那様」
千歌音父「あ…あれぇ〜?ヽ(;´д`)ノ」
474名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 23:25:43 ID:FrcpS8yy
今まで気高く美しい千歌音をお嬢様と呼び、尽くしてきたメイド達が
千歌音を跪かせてご主人様と呼ばせ辱める事で倒錯的な快感に酔い始める。
毎晩メイド達に食われちゃう千歌音ちゃん(15歳)

代々姫宮家に仕える乙羽さんの家は結構裕福なので、
当面の給料を負担することを条件に千歌音ちゃんを解放する。
475名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 23:26:23 ID:FrcpS8yy
千歌音ちゃんは結構精神にキてたので
そのままつけこんで落としちゃうかどうかで葛藤する乙羽さん。

そうこうしてるうちに時が経って千歌音ちゃんは高校で姫子と出会い、傷ついた心を癒していく。
それに気付いた乙羽さんはついに千歌音ちゃんに手を出す事に決めたのだった!
476名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 23:27:10 ID:FrcpS8yy
っていう電波を受信した。
千歌音ちゃん私どうしたらorz
477名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 23:32:04 ID:EzpqfZ57
鬼畜だ…15歳で処女散らされて毎晩代わる代わる相手させられるなんて
478名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 23:39:18 ID:FrcpS8yy
前にも熱出て苦しむ千歌音ちゃんの体を無理やり求める姫子とか書いて鬼畜判定されたorz
私千歌音ちゃんを傷つけたいんだろうか…

ちょっと社に封印されてくる
479名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 23:56:04 ID:zJHAubPA
鬼畜だけど、鼻血吹きそうになったぞ!
俺の中では常に寸止め状態だから、逆に羨ま…(ry
480名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 23:57:46 ID:Eek05bWu
>>478
姫ナリ、キタ━━(゚∀゚)━━!!
481名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 00:32:52 ID:16L87jpn
姫千歌SMをここに投下したら怒る?(´・ω・`)モキュ
482名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 00:34:41 ID:414/JZ2D
>>481
鬼畜と呼ばれた私が何を言いたいかはわかるよね。
483名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 00:34:51 ID:0hScDCUn
>>481
怒らないから、是非投下しなさい。
484名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 00:38:13 ID:WAwaksuj
>>481
怒らない
正座待機中!
485481:2005/05/26(木) 01:04:22 ID:16L87jpn
わぉ、反応はやっ!(゚Д゚)
お言葉に甘えまして頑張って書きまする。
まだプロットなので数日(旬日かも)お待ちを。

で……初心者的質問なのですが、

乙羽さんっていくつぐらいなんでしょ?
宮様より年上っぽいですが。
それと、宮様の御年は姫タンと同じく高2の16ですよね?
486名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 01:09:17 ID:0hScDCUn
>>485
いや、千歌音と姫子は第一話開始の日がちょうど誕生日で、16歳になった高一。
乙羽の年齢ははっきりしてないけど、お嬢様にお仕えして10年発言と、
子供の頃の回想で、幼少の千歌音とほぼ同じ背格好だった頃から、
ほぼ千歌音と同年代説が有力だったような。

とにかく、頑張ってくれ。
487481:2005/05/26(木) 02:40:18 ID:16L87jpn
>486様
ありがdヽ(´▽`)/。
お礼でもないですが、前振りみたいなのちょっと書いたので
見てやってください。
488〜陽と月と影の倒錯〜:2005/05/26(木) 02:41:46 ID:16L87jpn
「ち、千歌音ちゃん……だめ……、もう……耐えられないよぉ……」
姫子が頬を紅潮させ、白い頤を仰け反らせる。白いシーツにブラウンの髪が広がり、
月明かりに白い肢体が艶めかしく動いている。

「だめよ、姫子。我慢なさい。これは罰なんだからね」
さっきから千歌音が姫子の乳首を執拗に舐めていた。長く艶やかな黒髪を掻き分け、
赤い舌先を小さく尖らせて、薄桃色の乳首を掬うように舐めあげる。
そのたびに姫子の体はビクビクと震え、熱い吐息をつきながら切なげにシーツを
ぎゅっと掴んでいる。

「二人して約束したでしょう? 姫子の苦手な数学を克服するための特訓だって。
今日は姫子は15問も間違えたのよ? 一問間違うたびに服を一枚ずつとって、
それでも足りなかったら、罰として一問につき一分、エッチな事をされるって約束
だったじゃない?」
「だ……だって……。千歌音ちゃんの作る問題、難しすぎるよう……。私、数学苦手
だって知ってるんだから、もっと簡単な問題にしてくれても……はぁう!?」
抗弁する間も乳首を舐め続けられる姫子は、十秒と話を続けられない。

「そ……、それに、さっきから同じところばかり……ああん!」
「ふ〜ん、姫子はここは気に入らないのかしら? だったら下の方の突起ばかり責めて
あげましょうか?」
「……!! あ、あれはダメ!! あれだけはお願い、許して、千歌音ちゃん!」
姫子の顔面が思わず蒼白になる。余程千歌音の言った事をされるのを怖がっているらしい。
489〜陽と月と影の倒錯〜:2005/05/26(木) 02:42:50 ID:16L87jpn
「フフフ……。姫子、そんなに可愛らしい表情で怖がられたら、余計にしたくなっ
ちゃうよ?」
千歌音が少し意地悪に微笑む。姫子は思わずベッドを這い上がろうとしたが、千歌音が
乗っているので簡単には逃げられない。
「そうね……。明日からは間違えるたびに『あの部分』を一分舐める事にしましょうか?
そうすれば姫子も頑張って勉強するようになるだろうし……」
「そんな……! ダメだよぉ〜〜……」
気弱げに姫子は内股になった。千歌音が狙っている場所、それは勿論、女の子の一番
敏感な所である。

「そ、それに千歌音ちゃん、わざと問題を難しくするつもりでしょ? 今日の問題だって
絶対今の学年じゃ習わない所だったもの」
姫子の言うとおりであった。最近、この方式で勉強会を始めた結果、姫子の学力は
どんどん向上し、千歌音の作る問題を殆ど正解するようになってしまったのだ。
おかげで千歌音が楽しみにしている罰も減り、昨日などは下着の上下を残して罰が終了
するという、千歌音にとってはもどかしい結果に終わってしまっていた。

「そうかしら? 私はちゃんと解けたけど?」
姫子の問い詰めに眉一筋動かさず、しれっと答える千歌音。
「そ、それは千歌音ちゃんはお勉強できるもん……。このお勉強会は私の苦手克服が目的
なんだから、そんなに難しい事しなくても……」
尚もおずおずと口ごたえをする姫子に千歌音が目を光らせる。
490〜陽と月と影の倒錯〜:2005/05/26(木) 02:44:04 ID:16L87jpn
「そこまで言うのなら姫子、証拠があるんでしょうね? 私がわざと姫子を虐めるために
意地悪に難しい問題を出したって証拠が?」
「そ、そこまでは言ってないけど……。わ、私。さっき千歌音ちゃんが席を外した時に
念のために調べたの。そうしたら十問以上が来年以降に習う問題で……」
「……」
姫子の更なる追及に沈黙する千歌音。天然っぽく見えても、千歌音が愛する陽の巫女は
決してお馬鹿ではないのだ。

「だ、だから……。その……千歌音ちゃん?」
「……それがどうかしたの?」
「……え?」
「姫子の言う通りよ。私が出した問題には上級生用の問題が入ってるわ。12問ほどね」
「あ、開き直った……」
「そう……。調べたのね。私の目を盗んで……。姫子は私の事を信じていないのね? 
悲しいわ……」
本当に悲しそうな表情をする千歌音だが、いくら姫子でもそれに騙されるほど千歌音に
対して盲目ではない。

「だ、だって……。本当にそうだったじゃない……」
「そんな事はちっとも重要じゃないわ。今一番大事なのは姫子が私を信じず、私に隠れて
こそこそとあら捜しをしていたと言う事なの」
「ず、ずる〜〜い! あら捜しじゃないよぉ〜。単なる事実……」
「私、心から傷ついたわ、姫子」
姫子の言葉には答えず、窓から射す月明かりに白い裸身を曝け出し、千歌音は立ち上がった。

「そんな悪い姫子には……お仕置きが必要ね……」
千歌音はベッドを降りると、脇机の引き出しから黒く長い教鞭の様なものを取り出した。
いや、それは教鞭でなく、本物の皮で作られた鞭であった。

「人の心の痛みを知るには頭でなく体で覚えるのが効果的なの。姫子の様な分からず屋さんは特に……ね」
月明かりに照らされた千歌音の美しい微笑みに、姫子は思わず息を呑む。
それは神話の中の月の女神そのものだと言っても過言ではなかった。
491481:2005/05/26(木) 02:45:20 ID:16L87jpn
こんな感じです。
続きは後日で。
492名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 03:14:02 ID:cXRCslsQ
乙…はいいけどLOVELESS見忘れてないだろうね
493名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 03:41:14 ID:NrUkYWfg
乙。
でも、千歌音攻めってなんか久々だな。
494名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 06:12:45 ID:4oQeTENP
うぉ…なんか、ぐっと来た。続き頑張ってください!
出来ればソフトな苛めを希望したいが
495名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 07:33:12 ID:WAwaksuj
…目が覚めました!
乙!
496名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 18:11:10 ID:buudWToh
我、SMに開眼!

497名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 19:16:25 ID:UkTUPgdB
やっぱ千歌音ちゃん攻めも(・∀・)イイ!!
498名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 03:29:43 ID:88SDY0lz
最近(というか2スレ目から)絵の投降が少ないんで描いてみました(;´Д`)ノ
エロじゃなくてゴメン
ttp://www12.oekakibbs.com/bbs/heikou_sihenkei/data/10.png

スレ違いだったら更にスマンです
というかむしろ神絵師や神文章書きの方々是非ともエロイのを投下してください・・・
499名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 04:42:30 ID:hjAzeHU7
GOD JOB!
神がきなすった
500名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 08:38:26 ID:IPFZJw6o
うわ、うっま…!
おい>>498神よ、そんな綺麗に描けてるのに
メル欄の絵描けもしないのに…ってなんだw
私の立つ瀬がなくなるだろ?

また見たいです!GJ!
501名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 15:44:29 ID:uJzhi/sL
>>489
神!GJ!

「恥かしいわ、姫子。明かりを消して…」
「どうして?千歌音ちゃん綺麗なのに」
「お願い…」
「分かった、じゃあこうするね。少し動かないで、千歌音ちゃん」
「ええ…」
姫子は暫く考えてから、自分のリボンを解き千歌音の瞼の上に優しく巻きつける。
「こうすれば、見えないから恥かしくないでしょ」
「姫子…でも余計に…」
見えないことで、色々な音に集中してしまう千歌音ちゃん。
ゆっくりと下ろされるファスナー
チュッ、チュと肌を吸い上げるキス
ゆっくりと撫で上げられる肌
そして自分の吐息さえも荒く激しく聞こえる。

只今、妄想中…
千歌音ちゃん、どうしよう…
頭の中が腐っちゃったのかな…
502名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 15:48:19 ID:uJzhi/sL
スマソ。
>>498でした。
やはり脳が腐っていた…
503名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 16:22:23 ID:oz5Mf0/u
>>498
GJ!姫千歌もぜひ。

>>501
続きキボン
504名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 20:56:04 ID:3NFeyjve
今日虎穴で千歌音×姫子のドジンシをハッケソした。中身がダメダメぽかったから買わなかったけど。
505名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 00:19:10 ID:mf9v1z57
>>498
GJ!
コロナ、すっごくかわいい(*´д`*)

この作品、姫千歌関係の絵とか同人はそこそこあるんだけど
オロチ連中のは壊滅的に無いからなぁ・・・・

オロチ連中も結構魅力的なキャラ多いと思うんだけど、
どうしてここまで無いんだろう?
やっぱ姫千歌が強すぎるのか・・・・・orz
506名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 00:44:50 ID:djniURaO
>505
マコちゃんが好きな俺はその中でも少数派……orz。
507名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 01:41:07 ID:Lgo9R0T3
マコちゃん好きは結構多数派な気が・・・

ギロチとかいじめっ子3人衆が好きな自分はどうしろと(;´Д`)
508名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 03:09:57 ID:LF/4wkXf
イズミさん好きな絶滅危惧種の俺が来ましたよ

姫子をいじめる三馬鹿にブチ切れた黒千歌音は、乙羽さん率いるメイド部隊に
三人の調教を命じる。
椎茸 「あの犬っころ娘をいじめてくれたそうですわね。」
   「本来ならお礼の一つも言いたいところですが、これもお嬢様の命令・・」
   「お前達、やっておしまい!!」
三馬鹿「嫌〜〜〜〜〜〜っ!!!」


すまん、俺も脳が腐っていたようだ・・・
509名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 05:47:24 ID:fl0YTiud
>本来ならお礼の一つも言いたいところですが
乙羽さん素直すぎwww
510名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 10:31:17 ID:uN4jcOHL
乙羽さんカコイイ
511名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 11:04:14 ID:0pDDvkwi
512名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 14:27:08 ID:lnKvk0rc
キタ━━(゚∀゚)━━!!
513名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 14:30:33 ID:SWnlXUgd
乙羽、三馬鹿を調教→三馬鹿、身も心も乙羽に隷従→乙羽の気持ちを汲み取って、勝手に姫子を苛め出す
→黒千歌音キレる→再度、乙羽に調教を依頼→乙羽、再調教→より激しく隷従→更に姫子を(ry

結局、姫子に対する苛めはなくならんなw
514名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 16:22:28 ID:YgN2/ZEp
乙羽と三馬鹿を殺せばいいんだよ
515名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 16:27:45 ID:wDg4tT0D
失せなさいw
516名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 18:13:32 ID:iLdvyUuV
愉快な仲間達になってしまうのは、俺だけか
乙羽さんもオロチ集も好きなんだがorz
517498 ◆yQJlhUK8Lw :2005/05/28(土) 18:29:34 ID:Lgo9R0T3
>>499-505の方々
レスマジでありがとうです(;´Д`)
なんかじんわりやる気でてきました

>>511
キタ-----(゚∀゚)-----!!
神絵はいいなぁ(;´Д`)ハァハァ
518名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 18:55:27 ID:SWnlXUgd
>>516
主人公サイドのキャラがドシリアスな連中ばっかなのに対して、敵サイドのキャラが何故かギャグという
結構謎な構成において、乙羽は主人公サイドで唯一のベタなギャグキャラなんで、その考えには頷ける。

>>517
薄赤。
519名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 01:14:35 ID:rEuxqGRb
だれかエロイ妄想分けて!
自分もがんばって今週中には投下するから・・・
520名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 01:27:03 ID:Dc0DEaMQ
>>519
ジェーン分が足りない
よろしく頼んだ
521名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 01:51:21 ID:Dc0DEaMQ
ごめん、スレ間違えた……orz
趣味がバレバレだwwww

とりあえず、レーコ×コロナを推してみたい
522名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 02:08:43 ID:yXYlKGcR
平和な世界の汚い定食屋で出逢うところから始めましょ<レーコロ
523名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 09:56:38 ID:ib6UXtsM
          ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
         < なによ、なによ!              >
         < どうして、あそこまでしたあたしが、    >
         < 番組降ろされなければならないのよ!  >
          VVV| /VVVVVVVVVVVVVVVVVVVVV
――――┐::::::::::::::::::::::V:::::::::::::::::
.' ィ===ミ .レ|::::::::::::::::::::::::::::
i リ 从从イ.|:::::::::
ノ|i.^ヮ゚ノ!ナ|    .y     y     [圉][漢]     |________
⊂li∀ilつ .|   ^8,ヘ ̄ヘ.8ヘ   [カレー][ラメーン]    | |.. |
――――┘  .i ィ(〈从リ)〉i !   ,,,  .             ̄┴ |
       _ .ノノヘ#`(フノソi !   八       ヨウ       ̄
     '´/ ノ ヽリつll,,,llつ日 ―| .|―┐ ∧ ∧  ┌―――  
     i 《(从从)》 く T 〉/  . └┘ ./.| (,゚Д゚,∩. | i       ./
   <)(l (T),(T)ノ、'亡/(〈ニ:ミ )  ./ |__.(|l--lノ__|. l  ⊂二二/⊃
     (( <)゛゛(つ目    ̄ ̄   /  l//.l(___)///∧ l.. |   .:::::.|
ヨッパライ? ゙./xxxl /__∬___     /  l// し!_ノ////∧. l |___|
      亡し/ \≠/     /   l ////////// ∧. | (;┻┻;)
       |/     ̄     /   ! ///////////∧
524名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 09:57:24 ID:ib6UXtsM
  ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
<  プロデューサーが何よっ!! >
  VVVVVVVVVVVVV| /VVVVV
            .y     V
          .^8,ヘ ̄ヘ.8ヘ  ドン!!
          .i ィ(〈从リ)〉i !   ,,,
       _ .ノノヘ#`(フノソi ! 〃八
     '´/ ノ ヽリつll,,,llつ日 ―| .|―┐
     i 《(从从)》 く T 〉/  . └┘ ./
   <)(l (T),(T)ノ、'亡/(〈ニ:ミ )  ./
     (( <)゛゛(つ目    ̄ ̄   /
      ゙./xxxl /__∬___     /
      亡し/ \≠/    /

────────────
あたしの純潔返せ〜〜〜!!
──────────v─
            .y     y
          .^8,ヘ ̄ヘ.8ヘ
          .i ィ(〈从リ)〉i !   ,,,
       _ .ノノヘT ロTノソi !  八
     '´/ ノ ヽリつll,,,llつ日 ―| .|―┐
     i 《(从从)》 く T 〉/  . └┘ ./
   <)(l (T),(T)ノ、'亡/(〈ニ:ミ )  ./
     (( <)゛゛(つ目    ̄ ̄   /
      ゙./xxxl /__∬___     /
      亡し/ \≠/    /
        |\
  / ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄
  |  …うるさい
  \_______
    イキヌキモ デキナイ
525名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 11:24:39 ID:Y/p1tYUg
レーコ×コロナか…

「センセー原稿は大丈夫?」
「…なんとか」
「忙しいなら、辞めるけど…」
そう言いながらも、レーコにのしかかり服を脱がすコロナ

イイところでいつもネココがな・・・
ネココ「むにゃむにゃ…おトイレにゃーの」
コロナ「なっなに!」
レーコ「…」
しゃがみこむネココ
コロナ「あっ!トイレはここじゃない!ゴメン、レーコ続きは後で」
レーコ「…フ、今日も、か…」

いつも邪魔されてしまうんだよな、俺の妄想orz
姫千歌はアダルト、オロチは健全になってしまうんだ
526名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 18:18:57 ID:6jNPLPdf
CDにのっとってコロナ×ソウマを希望するものであります
527名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 12:38:54 ID:dbMxaupr
たとえアイドルだろうがソウマの目には姫子と言う名の女子しか眼中にありません。
528名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 13:48:48 ID:YD4SVnzZ
>>526
俺も希望するものであります。
百合系じゃないカップリングだとしたら一番ベターな気ガス
誰か職人様キボン・・・・・・

ただソウマが姫子以外の女子と絡む情景って普通に浮いてこないし
職人さんも書き辛いカプなのかな、コロナ×ソウマって・・・・・・
529名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 15:37:31 ID:Wf05xMgn
乙羽さんのエロい妄想がいいな
530名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 21:47:16 ID:ddfPGQZZ
なに、姫千歌が完全にくっついてしまえば大丈夫さ。
531名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 18:37:51 ID:3Jdd8PkN
ミヤコ×ソウマはまだですかいのう?
532名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 19:06:02 ID:oI2qoAeq
わしもそれを言いたかったんじゃよ
533名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 03:00:54 ID:HjjEvIm9
神様、マダデスカ
そろそろ正座した足が痺れて
534名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 20:24:56 ID:VFvdbsVW
>>533は月の社で死を待つ千歌音ちゃん


今助けに行くから!
535名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 20:34:48 ID:f1jTkxCN
よし、>>534×>>533に萌える
536名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 20:48:47 ID:HjjEvIm9
>>534
待ってるから、私ずっと待ってるから!
537名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 11:44:24 ID:kO0wssVr
勉強のしすぎで風邪を引き、熱を出す姫子
試験中と試験勉強中ずっと姫子と千歌音はしてない
「試験が終わったら、千歌音ちゃんといっぱいいっぱいしようって」
「そう…ね///」
「そうだよ、だから頑張ったのに」
「熱が下がったら、沢山…その…しましょう?姫子」
「そうだね、でも約束のご褒美が欲しいな、千歌音ちゃん」
「でも、姫子熱が…」
「だから、千歌音ちゃん一人でしてみせて…」
「それはっ!出来ないわ…」
顔を真っ赤に染めて、抵抗する千歌音、でも姫子は許してくれない
「…。して、千歌音ちゃん」
「どうしても?」
「うん。…してみせて」
姫子に押し切られ、戸惑いながらも服のボタンを外し胸に指を這わす

また脳みそが腐りだした…orz
職人様、カモーン!
538名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 12:06:52 ID:N7Sde2mp
>>537
おいおいおい、続きかいてくれよ!(;´Д`) ハァハァ
539名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 16:20:26 ID:kO0wssVr
「千歌音ちゃんよく見えないよ。ねえ服を脱いで」
「姫子、これ以上はもう…」
「脱いで」
いくら言っても姫子は譲らないだろう
仕方なく、残りのボタンを外し床に服を落とした
姫子の視線が…
続きを待っているように、黙ってじっと見つめている
恥かしい、でも体が火照って…
千歌音はゆっくりと自分の体を弄りだした。

>>538
書いてみたけれど進んでいないような?
スマン
誰か助けて…orz
540名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 20:12:02 ID:khhO1Qub
>>539

姫子の横たわるベッドの脇の椅子に腰掛け、自らを慰める千歌音は、恥ずかしさに
目を閉じているにも関わらず、姫子の視線を全身に痛いほど感じていた。それがよ
り一層気持ちを昂ぶらせる。

「すてき、千歌音ちゃん・・・。ねえ、ブラも取ってみせて。」
「恥ずかしい・・・、もう許して。姫子。」
「どうして?とってもきれいだよ。もっともっときれいな千歌音ちゃんを見たいよ。
ね、お願い。」

薄く目を開けると、姫子は頬を染め真剣なまなざしで見つめている。その瞳に愛お
しさがこみ上げて、千歌音は自分がどんなに姫子を愛しているかを改めて知った。

「千歌音ちゃん・・・。」
もう一度促されると、はぁっと艶めかしい吐息を小さく漏らし、ブラジャーのホッ
クをゆっくりと外す。姫子の前に晒された薄桃色の乳首はすでに硬く尖っていた。



勝手に続けてスマン。だめだったらスルーしてくれ。
541名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 21:30:56 ID:lgbsHWF9
くす、と姫子が笑う。
「あは…千歌音ちゃん、可愛い」
「これは…っ」
「これは?なぁに?」
「……っ」
返答に窮する千歌音に、姫子は更に言葉を続ける。
「たったあれだけで、もうこんなになっちゃってるんだ…千歌音ちゃん」
「姫子…っ、私、私は……、あっ、んんっ!」
いきなりの刺激に千歌音は堪えきれず声を上げる。
唐突に、姫子が笑いながら千歌音の胸の先を撫でたのだ。が、すぐにその手は引っ込められて、
力なくベッドの上に落ちた。
「ちょっと遠いかな…」
「あっ…」

軽く手を引かれて、いきなりだったので姫子の上に半ば倒れこむようになる。
「うん、そう。千歌音ちゃん、膝の上にね、こう…」
そのまま姫子の脚の上にまたがるように示されて、そろそろとベッドの上に全身を乗せた。
「だって、見えにくいんだもん。千歌音ちゃんだって、椅子だと落ちそうで不安でしょ? 
ね、膝立ちじゃなくて…脚、こっちに開いてみせて」
「で、でも…重いわ」
「大丈夫だよ、千歌音ちゃん軽いもん。お腹の上…はちょっと苦しいかもだけど」
仕方なく、言われたとおりに姫子の脚の付け根あたりに腰を乗せて膝を開いた。

落ち着かなかった。
この位置で膝を開くと、スカートの中は姫子から丸見えになるし、足は姫子の両脇について
いるけれど、体重は自然、ほとんど姫子の脚の上に掛かってしまうことになる。
「……本当に大丈夫なのがちょっと悔しいけど…。いいよ、千歌音ちゃん。続けて」
「ん…」
542名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 21:32:12 ID:lgbsHWF9
大人しく頷いて手を胸に這わせてみたものの、千歌音にはどうしていいのか分からなかった。
既に下着を取り払って姫子の前に曝け出されてしまった胸を軽く揉んで撫で回してみるけれど、
特別どうと言うことも無く、ただ姫子に見られていると言うことだけが千歌音の身体を震わせた。
姫子の視線を感じる。それが段々と居た堪れなくなってきて、千歌音はまた目を閉じて俯いた。
やっぱり、恥ずかしい。姫子が見ている。

「手、止めちゃ駄目だよ、千歌音ちゃん。…どうしたの?」
目を閉じて姫子の視線を遮ると、一層それが顕著に感じられるようになってしまって、千歌音は
戸惑った。視覚の代わりに、他の感覚が研ぎ澄まされているのが分かる。
熱をもって感じるのだ。姫子に見られていると。姫子の息遣いさえ、言葉の端々に篭る熱さえ、
敏感に感じ取れる。

「姫子…もしかして、熱が上がっているのではない?」
「ん……大丈夫だよ、千歌音ちゃん。だから、もっとちゃんとして見せて?集中して」
「もっとって…私、どうしたら良いのか」
自分で自分の身体を慰める、なんて。どうやって進めていけばいいのか、千歌音は途方に暮れた。
「いつも通りで良いんだよ。いつも、千歌音ちゃんが私にしてくれてるみたいに…ううん、私が
千歌音ちゃんにしてるように、触ってみて」
「姫子が、私に……。…あ」

途端、じゅん、と脚の間が潤みと熱をもって疼いた。

すぐ下には、下着とシーツを隔てて姫子の脚があるのだ。それを意識して僅かばかり腰を浮か
せると、すかさず姫子の手が伸びてきて、千歌音の膝を押した。
「姫子」
「駄目だよ、立ったら危ないよ、千歌音ちゃん。ね、ちゃんと座って?重くなんてないから」
「でも…私…、やっぱりこんなの…っ」
「うーん…じゃあ、仕方ないかな……」
「もういいのね?」
543名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 21:35:07 ID:lgbsHWF9
姫子の言葉に、千歌音はホッと安堵のため息を漏らして胸を腕で隠した。姫子をがっかりさせて
しまったのでは、と少し心配ではあったし、希望に添えなくて心苦しくもあったけれど。
しかし、姫子は千歌音の膝を押したまま、立ち上がらせようとしない。
「うん。自分で出来ないなら…ね、千歌音ちゃん。目を閉じて」

「えっ?」

「千歌音ちゃん、私にご褒美くれるって言ったよね?ずーっと待って、やっと、今日だったんだもん。
何もなしじゃ我慢できないよ」
「でも、姫子…熱が」
「うん…悔しい。治るまで千歌音ちゃんとするのはお預けだもん。だから、代わりに…私のわがまま、
きいてくれる?」
「ん……」
本当に悔しそうに、残念そうに目を伏せる姫子を可哀想だと思った。出来るならば病気を代わって
やりたい。けれどそんな事は出来ないから、千歌音は大人しく頷いた。
「そのまま目を閉じて、私の言うとおりにしてくれる?」
「え?ええ…分かったわ、姫子」
「ありがとう、千歌音ちゃん。大好き」
楽しそうな姫子の声。目を閉じていても、姫子がどんな表情をしているのかはっきりと分かる。
姫子の言葉と、声に。愛おしさが込み上げて来る。
544名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 21:40:06 ID:lgbsHWF9

「じゃあ、そのまま手を胸にあてて」
「え?」
「目、開けちゃ駄目。…でね、摘まんで、弄って?」
「ひ、姫子…っ?何を」
「わがまま、聞いてくれるんでしょ?…ここだよ、千歌音ちゃん」
不意に伸びてきた姫子の手が、千歌音の手を取って胸に当てさせる。
「く、ぁん…っ!」
「あ、すごく尖ってる…可愛いよ、千歌音ちゃん。胸は大きくて形も良いし、先も綺麗な色で…素敵」
「や、だ…っ、そんな事言わないで」

「千歌音ちゃんがひとりで出来ないなら、教えてあげる」

腕が疲れたのだろう、姫子の腕の力が緩む。手を離すとき、名残惜しそうに軽く胸の先を撫でていった。
そして、首を振って羞恥に悶える千歌音に、姫子は言った。


「言うとおり弄って、千歌音ちゃん。――私の指だと思ってね」



(ごめん駄目ならスルーで。予想外に妄想がとまらなくて焦った)
545名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 21:47:38 ID:bMTqHQEz
GJ
どうせなら、このままラストまで書き切ってくれても良かった。
546名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 21:50:56 ID:7HiU2j2S
ハァハァGJ!
547名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 21:57:33 ID:fgEnlMft
俺にはまったりハートフルしか妄想できないけど
お前らGJ
548名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 22:30:36 ID:kO0wssVr
ヒャホゥゥゥウウウウウ!
549名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 12:55:03 ID:FjHpF760
「姫子が私を…」
「そう、今千歌音ちゃんを抱いているのは私。千歌音ちゃんが大好きで…」
「んっん」
「千歌音ちゃんを愛しているんだよ」

(4行だけでスマン、続きをお願いします)
550名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 22:25:33 ID:RSbZY5ye

 |                 
 |
 |
 |
 |^i^i`r、
 | ̄ ゙ヽ!
 |ノ ヽ)))
 |TдTノiミ〉 .オジョウサマ…
 ⊂!)] ξ
 |{___}ヽ
 |'ノ ~´ 
551名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 23:28:04 ID:pEvzP8v0
お、おまいら大変だ!
チャンネルnecoで一挙放送だってよ!
ビデオテープ買いに行かなきゃ!間に合うか?
552名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 23:31:00 ID:pEvzP8v0
危ねー!間に合った…ふう
553名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 23:48:49 ID:kJchbC9r
>>550
西村ちなみキタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!
554名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 23:53:36 ID:thoIYjwy
ちなみさん…
555名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 04:31:12 ID:jOE9VZoX
「一挙放送たのしかったね、千歌音ちゃん」
「そうね」
「あ、あの…」
「ふふ、なあに?姫子」
「千歌音ちゃんの視線がね、凄く…その、熱くて」
「大好きなんだもの。こんなの観ちゃったら、たまらないに決まっているでしょう?」
「千歌音ちゃん…だ、だめだよ?もう朝なんだから。お日さまが顔を出しちゃうんだから…」
「だから…何かしら?お日さまのエッチなところ、私は知っているのよ」
「ふふ、私だって知ってるよ、神秘の輝きを放つお月さまのかわいい顔。例えばこうするとね?」
「!」
「こうやって顔と顔をすぐ傍まで近づけるの。そうするとホラ…ね。凄くどきどきして、呼吸だってこんなに乱れてる」
「姫子…」
「愛してるよ千歌音ちゃん。私だって、どうしようもなくなっちゃうよ」

そんな二人の妄想が止まらない、皆さんお疲れ様でした。
556名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 04:52:14 ID:rVly9bFv
いきなり投下乙w やっぱいいわこのアニメ。
557名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 05:00:09 ID:+n5nOc5M
大好きだみんな
558名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 10:14:15 ID:9+3T5JdH
>>「千歌音ちゃん…だ、だめだよ?もう朝なんだから。お日さまが顔を出しちゃうんだから…」
姫子っぽい言い回しGJ!
559名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 15:23:54 ID:qIQyNF+r
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァ…ウッ!!
560名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 22:39:28 ID:v1rMFiS1
>>559
それ読むと鱗の顔が浮かぶ…。
姫子と千歌音ちゃんのエチーを覗いて>>559…てな感じでw
561名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 14:42:46 ID:vbfaDowV
>>560
姫子と姫宮が・・・orz
ん?うわ!あの姫宮が姫子に責められてるぜ!
くはー!姫宮が姫子にオネダリしてるよー
こりゃタマラン!
ハアハアハアハアハアハアハアハアハア

こんなソウマだったら、途轍もなくイヤだな
562名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 08:32:06 ID:tFyKyFA2
ハァハァ切りを姫子バージョンにしたらなんかエロかったので
ここにおいておきますね。

・・・・・・ベッドの中とかで言ってそうだ。

千音歌ちゃんが好き 千音歌ちゃんの瞳が好き
春の銀河のように煌めく瞳が好き。
春の陽射しのような優しい眼差しが好き
千音歌ちゃんの髪が好き
そよ風に閃くシルクのようなさらさらの髪が好き
千音歌ちゃんの唇が好き 蜜のような口づけをくれる
切ない吐息を聴かせてくれる、口唇が好き
千音歌ちゃんの声が好き 高くて甘い
心に染み込む、澄み切った声が好き
千音歌ちゃんの身体が好き
抱きしめると折れてしまいそうな華奢な腰が
大きくて、でも形のよい胸が
重ねた肌から伝わってくる温もりが好き
でも、いちばん好きなのは千音歌ちゃんの心
強くて優しくてでも傷付きやすく純粋できれいな 本当は私と同じ十六歳の
女の子の千音歌ちゃんの魂が 好き。大好き
千音歌ちゃんの全てが愛おしくて堪らないの、千音歌ちゃん
563名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 15:54:07 ID:kJPg14pG
エロすぎだよこの台詞……。考えた奴には文化勲章ものだな。
564名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 15:57:44 ID:jTc4kJ8H
百合は百合好きがやらなきゃ駄目だと確信
565名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 18:42:41 ID:8HkvdIo9
植竹氏は神
566名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 20:22:26 ID:M4toFSNh
>>562
仕方がなかったとはいえ、姫子に対してあんな事をしたのは本人にとっては
忌まわしい記憶なんだし、ベッドの中でそんなことを言ったら千歌音が泣くぞw
567名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 22:16:09 ID:yQPLyeke
>忌まわしい記憶
アフター姫子も転生千歌音ちゃんも、それまでの記憶はどうなってるのかな
ラストシーンで全部一気に思い出したのか、それとも、探してた相手に会えたコトを
理解しただけなんだろうか。
568名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 22:19:29 ID:da+S4XBK
泣いている千歌音タンもそそる
でも泣かしていいのは姫子だけ
569名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 22:24:09 ID:wwvS5t9R
>>563
たぶん〆切に追われて風呂も入れないようなおっさんが考えたんだぞーw
570名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 22:34:16 ID:HRQ7A+Rb
>>569
なんでそんな貶めるようなこと言うのかな
571名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 22:36:26 ID:ONlNAynH
>>567
その辺は、現状じゃ判定材料がまったくないから各人が勝手に脳内保管するしかないでしょう。
まぁ、ブックレットに収録されてた輪廻の花園じゃ、千歌音は姫子が自分を受け入れてくれた後も、
無理矢理レイプした事もひっくるめて、彼女に対して行った悪行をかなり気に病んでいたので
思い出したら思い出したで、姫子に対する受け身っぷりが、また跳ね上がると思うが。
572名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 03:18:36 ID:u0U+gIat
>>570
別にそれでも一向に構わないじゃないか。
573名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 22:44:12 ID:dNlhiBFL
カプの傾向としては、姫千歌のひとのほうが多いのかな?
574名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 22:49:37 ID:TQSyMiKZ
自分は姫千歌も千歌姫も好きだ。
575名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 22:59:12 ID:fKP5pc8Z
まぁ、人気キャラの方が受けにまわることが多いし。
本編も千歌音の姫子に対する健気さに萌えるようなアニメだったから。
576名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 23:12:59 ID:JVXqGsIl
川澄もコメンタリーで姫千歌だと言ったたな
577名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 19:31:42 ID:FYp+vEum
つまり我々はかわいい千歌音ちゃんを見ていたいんだね
578名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 00:35:10 ID:AM6Q9OUO
そうです。
579名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 01:14:05 ID:9LHCgtJ5
何かがおかしい気がするが…いや何も間違っちゃいないが
580名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 01:15:50 ID:qfwIpCQ0
そう!可愛い千歌音ちゃん
雨の日には車で迎えに行けばいいのに、態々傘を持って姫子を迎えに行ったり
傘は一本だけで、姫子が濡れないようにしていたり
ありそうな日常で、姫子に振り回されるけれどそれも幸せと感じる
千歌音ちゃんは可愛い
大人になった二人は出来ればあのお屋敷じゃなくて
他所で同棲している二人がイイな

ヤベ…妄想が始まった
581名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 01:17:42 ID:AM6Q9OUO
>>580
その妄想を文にしてここに投下しなさい(命令形
582名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 01:21:34 ID:9LHCgtJ5
ワロスw 俺も投下きぼんぬする。書きなさい。
583名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 02:35:05 ID:mXv2ZbuK
妄想でよければ三日おきに投下するよ
形にしなくていいなら
584名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 11:38:28 ID:m5x7S4T2
>>583
少しばかり形にして、4日おきってのは?
イヤイヤ贅沢は言わない、お願いしますだ〜
萌えよ、来ーーーーーーーーい!
エロ、カモーーーーーーーーン!
ハアハア、スタンバイOK
585名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 11:08:44 ID:AU/iv13Z
なんか前にチカネちゃんをボコボコにしてるSSなかったっけ?あれもう一度みたいんだけど。
586498(鰐梨) ◆yQJlhUK8Lw :2005/06/13(月) 16:22:24 ID:hqFwOMy+
今現在必死で姫千歌絵をぺんいれちう・・・

頼むから誰か神無月絵orSSを投下して(つд`)
587名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 18:30:26 ID:VPKW7AZN
>>586
楽しみにしてまつ (・ω・)

妄想ならいくらでも投下できるんだがSSとなると難しいよね・・・。
588名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 18:44:41 ID:nT9sE/L8
じゃあ、妄想してくれたら俺が文章にするとか言ってみるテスト
…や、姫子×千歌音しか書けないんアフォなんで駄目かもだが…
589名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 19:19:08 ID:VPKW7AZN
>>588
ネ申 光 臨 !
しかし、いきなり言われるといざどれを言えばいいか迷うな・・・。
誰か何かいいのない?
590名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 19:23:35 ID:6bPinV08
弓道着を着ている千歌音ちゃん。
もしくは千歌音ちゃんの弓道着を姫子が着て、手伝う千歌音ちゃん
なんてのはどうかな?
591名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 19:57:47 ID:6bPinV08
スマン。ヘンなスイッチが入った。
最近和風な服装の妄想が激しくて
着物姿とか、浴衣姿とか…orz
592名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 20:14:11 ID:hxzFwoIH
なぜ謝る?そんな必要はないさ。十分萌えじゃないか
593名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 22:57:53 ID:KnCK2yWG
学校で羞恥プレイ(千歌音ちゃん受け
例の動くやつを朝から入れてご登校

宮様、顔が赤くないですか?
そっ…そんなことないわ
594名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 19:30:14 ID:vS3EPO4r
つまりは、弓道着かつ玩具使用で千歌音ちゃん受け…でおkですか?
いかん弓ってエロイな。私にも妙なスイッチが入った…書いてきます
気長に待ってくれると嬉しい
595名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 19:32:45 ID:dPASSQdE
うはwwwwwwwまた正座タイムキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
596名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 20:16:16 ID:RiAzzvhK
もしもシリーズ 女医さん編

千歌音医師と患者の姫子
ありもしない病名で姫子を不安にさせ、いたずら診察
千歌音医師になすがままにされる姫子
触診から浣腸プレイまであれこれされてしまいます
どうなる姫子!そこまでするか千歌音ちゃん!

こんな妄想しちゃいました
書けたら書いてみたいが、自分に文才も画才も無いのが恨めしい
597名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 00:57:14 ID:IDMKCban
神にスイッチが入った!
正座待機実施中

>>596
姫子が看護婦でもいけそうだ。
「姫宮先生、今の患者さんで診察終了です」
「まだよ、一人残っているわ」
「へ?」
キョロキョロ辺りを見渡す姫子の手を取り、引き寄せ抱きしめる。
「来栖川さんの診察が残っているわ」
「千歌音ちゃん…」
「違うわ、姫宮先生でしょ」
「姫宮…センセー…」

何やってんだ、俺。
598名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 01:02:55 ID:E0Fy498B
そういうわけでだな。
アレだよ。
8話のレイープ事件の直後なんだかんだ言って外には出さないけど千歌音ちゃんは
嫌われる為とはいえ姫子にあんなことしちゃって内心呵責の念に苛まれてるわけなんだな

そしてだな、それが溜まってしまって「ごめんなさい…ごめんなさぁ…あっ!」
とかいいながら自分が姫子にあんな事やこんな事を色々と責められるのを
妄想して濡らしちまうわけですよ。
そしてその結果自己嫌悪がますます進んで千歌音ちゃんの妄想はエスカレート
して以下ループ外面S本性M化もどんどん進行していくわけなんだよ


…などと考える俺はオロチの呪いで脳が半分石化しちまったのだろうか?
599名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 02:35:34 ID:a773GOnd
半分どころか(ry



しかしGJだ。いい燃料になるんジャマイカ。
600名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 06:33:59 ID:Y4ALCtYr
GJ
601名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 07:06:36 ID:Jjv8OF2D
602名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 18:57:12 ID:F+clsxTs
携帯だけど見れねえ…orz
603名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 20:49:48 ID:Jjv8OF2D
頭にhいれても見れんか?
ちなみになにかというと同人をうPするサイトに神無月の巫女の同人誌がうPされてたから張ったんだが…
じゃあ元のサイトの方を

ttp://net-smile.net/dd/
604名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 21:09:08 ID:CLOKq/KG
>>603
パスとIDを要求されるが…
605名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 21:34:07 ID:Jjv8OF2D
そうなん?やっぱし自分で最後まで見なきゃ駄目なんかな?
トップの方から自分で見てもらうしかないかなぁ…
一応無料サイトだがパケットじゃない人は見ない方がいいかも
メインは入れるよな?
606名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 21:37:14 ID:Jjv8OF2D
パケット定額だな。うん。間違えたよ…
607名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 22:18:26 ID:F+clsxTs
最初から頑張ることになったが見れたよ。情報dクス!
塚、>>606、なんていい椰子なんだ…。アルバムを見せようとしてくれるなんて…ありがとう!!
608名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 22:39:04 ID:Jjv8OF2D
見れたならよかった。IDとかパスの仕組みはよく分からなくてスマソ。
少しは萌えの充填になれば良いのだが…
609名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 23:34:22 ID:F+clsxTs
漏れはパスとかIDとかには引っかからなかったが…。
とりあえず、GJ
610名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 23:49:06 ID:Jjv8OF2D
引っ掛からない人もいるなら次からは二つ同時に記すべきかな…
メイン
ttp://crysta19.net/online/
アルバム
ttp://crysta19.net/online/pics/list.cgi?c=1000&d=kanna&p=1&s=&pass=447
みたいな感じで。メインの方は検索でか行を探して下さいな
611名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 14:33:48 ID:muxMe6IU
sage
612名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:54:11 ID:DmNXJyA9
オロチ化しなくても姫子の寝技は世界一と決まってます
613名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 02:59:11 ID:W46iEvzY
千歌音ちゃんしか相手にしないから実証できないのが残念だけどな
614名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 03:52:07 ID:spdI8wzl
ええ〜?マコちゃんはぁ?
615名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 06:42:17 ID:jj3rjuu8
そういう時は自分で書いてみる。

「お〜い、姫子!朝だぞ〜?」
「うにゅ……後五分だけ〜……」
「五分も寝たら遅刻しちゃうよ?起きないと襲っちゃうぞ〜?」
とかやりとり後マコ×姫がいつのまにやら姫×マコになるとか?
文才もなく発想力の貧困な俺ではこんな妄想が限界ですよ…
616名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 15:34:57 ID:+B5rszKv
その発想だけで十分です
前にGJなマコ姫あったよね。いつも職人様、乙です。
617名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:51:58 ID:9JNENZ2j
コロレーやってやる、やってやるぞ…
618名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 04:11:11 ID:IILv7IG+
>>617
ガンガレ!応援してるぞ
619名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 07:43:00 ID:ud0WVkpA
ギロチが貧乳好きなのはやはりミヤコが巨乳だからか?幼い頃のミヤコとの性体験がトラウマになったとかなんとか。変な妄想しちまったぜ…orz
620名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 14:53:12 ID:NuPCHiAs
>>617
俺にできることはせいぜいお前を待つことと作品に乙と言ってやることくらいだけど
待ってるから
621名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 19:44:54 ID:zyncTpUX
誰か…マコ×ソを…
と、そういえば以前GJなマコソがあったな。
622名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 10:14:55 ID:aja4O0k/
誰かと言わずだなぁ
623名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 00:19:47 ID:AjiBMGeO
2巻発売記念 ↑。介錯作にしては分厚いw。
書き下ろし(?)も巻末にちょこっと。
624名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 01:42:14 ID:ZJpkbaZ9
書き下ろしがあるのか!
どんな書き下ろしだろう?

「千歌音ちゃん、ずっとずっと一緒だね」
「あ…ん…姫子」
「ずーっとずーっと千歌音ちゃんの姫子だよ」
「んっ…分かったから、意地悪しないで…」
「じゃあ、声出して。もっともっと千歌音ちゃんを感じたいな」

だといいな。
書き下ろし貧相妄想でした。
625名無しさん@ピンキー :2005/06/25(土) 17:27:38 ID:voiXa3XH
書き下ろし?転生話※ですよ。あの二人が双子の姉妹になって転生してまつ。
自分達の運命と前世をわかっているまま。
これは百合&近親相姦へ・・・

※漫画版では千歌音だけでなく、姫子も自ら月の社に入る
626名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 21:52:43 ID:X26CTzt9
もっぱらソウマとマコちゃんの子供だという噂です。
627名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 14:17:15 ID:7vfyFklZ
つまり姫子に振られたもの同士が慰め合っていつしか愛が芽生えると
628名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 18:06:51 ID:X82l967d
ギロチはどうする
629名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 18:07:57 ID:jNgT+XDM
>>628
ミヤコ姉と禁断の愛におぼれる
630名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:14:19 ID:BhYJ0Q8Q
ツバサはどうする
631名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 22:02:46 ID:jNgT+XDM
>>630
ソウマと逃避行
632名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 22:04:23 ID:zBOy7PX3
>>630
姫子に振られたのか?
633名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 23:18:16 ID:BhYJ0Q8Q
>>631
来世(?)千歌音と姫子の父親が蒸発することに…

あ、それで禁断の家族百合が…
お母さん×姫子
姫子×千歌音
千歌音はお母さんに対して常に反抗期
634名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 23:53:39 ID:WVmHR6Jo
そこで千歌音ちゃんが親父を弓殺するわけですよ。
635名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 11:45:49 ID:9zpZFY7g
双子の子供達とダークサイドに堕ちた父親の宇宙を巻き込んだ親子喧嘩か
636名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 12:11:39 ID:o8V6LZgX
はた迷惑な親子だなw
637名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 15:09:23 ID:XLy/impJ
フォースを使うのよ、姫子!
638名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 16:08:52 ID:fRAaQLSN
>>635
その設定だとソウマ辺りがハン・ソロなのか?(w
639名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 16:44:18 ID:5bZIzxx7
百合萌え板のスレ無くなった?
640名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 16:53:00 ID:PDfTAuwJ
641名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 17:07:47 ID:XLy/impJ
>>638
ダース・ベイダー/アナキン・スカイウォーカー      ソウマ
アミダラ姫                            マコちゃん
ルーク・スカイウォーカー                   千歌音ちゃん
レイア姫                             姫子ちゃん
ハン・ソロ                            ツバサ
オビ・ワン                             カヅキにいさん





・・・・うーむ、ヨーダに当たる人物がいないw
642名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 17:27:05 ID:5bZIzxx7
>>640
dクス!
643名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 22:07:46 ID:eILPo0HU
来世の大神家はこんな感じか

親父が姫子に近寄ったら
「ちょっと、お父さん!姫子にベタベタしないでくれない?」
「ち、千歌音ちゃん…お父さんをいじめたら駄目だよ…」
で、千歌音ちゃんは悲しそうな顔をして
「姫子は私よりお父さんの方が好きなの?」
と姫子を見つめたら
「ううん、私、千歌音ちゃんが1番大好き!」
と、二人だけの世界に入ってる娘達を見て
父親としての自信を無くしてショボーンとするソウマ父さんを慰める真琴母さん。

文章力の無い妄想でスマソ。
644名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 16:55:06 ID:bkdVkypv
       (((ソ)))
       ( ;´A`)
      /,j {l l}ilつ  娘達の髪が長すぎて鬱陶しいのですが、どうしたらいいでしょうか
      ヽL.l-l」
        /_/|_j
645名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 16:57:04 ID:HPvRc08V
二人のお兄さん方のようにあなたも伸ばしなさい。
646名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 16:57:05 ID:sM84lay3
ちょん切ってトラウマ残すなよw
647名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 16:57:47 ID:HPvRc08V
勝ったw
648名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 00:33:12 ID:HLnSBSAR
正座してる足が痺れました…
神様…
649名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 03:30:10 ID:k3bX+Nw0
ガンガレ!
きっと…きっと神様は来てくれる!
650名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 03:45:53 ID:UNy1EyK4
大神ソウマはいつも君の胸の中にいるのさ
651名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 16:03:45 ID:BEBfQl7E
ところでソウマって誰?
652名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 17:20:25 ID:ZP10oWh2
ジン様=神様
653名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 18:37:59 ID:dmATcF3J
足元がお留守ですよの人?
654名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 01:31:29 ID:mYVcYDhL
      (⌒
       (((ソ)))
       ( ;´A`)
        /j<V>|lつ   俺が塵様だ!
      .ヽl_゚パ,!
       /_/|_j
655ソウマ♀:2005/07/02(土) 03:06:51 ID:G60a7XIM
千歌音「姫子……綺麗よ……」
姫子「千歌音ちゃん…なんだか恥ずかしいよ…二人だけでなんて…」
千歌音「何を言ってるの?姫子が綺麗だからいけないのよ」
姫子「千歌音ちゃん……うん・・・千歌音ちゃんも綺麗だよ……」

千歌音「姫子…どうかしたの?」
姫子「あへ?」
千歌音「ウホ?」
姫子「ブヒョヒョヒョヒョ」
千歌音「どうかしたのかしら?体調が優れないの?」
姫子「うっ…ううん、なんでもないよ千歌音ちゃん」
千歌音「それじゃ……二人だけの結婚式を始めましょうか……」
姫子「うん……」

二人はお互いの愛を誓いあった。
そして誰にも祝福されぬ式は終わりを告げ、二人だけの夜が始まろうとしていた。

姫子「千歌音ちゃん♪あったかいねお風呂は♪」
千歌音「そうね。一日の疲れがとれていくわ。でも今日は幸せすぎて疲れてるだけなのだけどね。」
千歌音「(こうやって目を閉じて手を伸ばす。いつも姫子を頭の中で追いかけていたわ。その姫子がこれからはずっと私の側にいるなんて…)」
姫子「……?千歌音ちゃん、どこ触ってるの?」
千歌音「えっ、あれ、これかしら?このふにゃふにゃした袋は…?」
姫子「残念、それは私のおいなりさんだ。」
千歌音「そう、素敵ね。そろそろ上がりましょうか。」
姫子「うん♪」

お風呂からでた二人は、バスローブを着て、そして寝室へと向かった……
656名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 03:07:41 ID:G60a7XIM
姫子「やらないか?
千歌音「ウホ」
姫子「あのね……今までは千歌音ちゃんにしてもらってばっかりだったけど、今日は私がしていい……?」
千歌音「えっ?あ……そっ、そうね。お願いするわ」
姫子「それじゃぁ、千歌音ちゃんちょっと後ろ向いて」

(姫子はなぜか慣れた手つきで千歌音を縄で縛っていく・・・)

千歌音「ちょっ…ちょっと姫子……?」
姫子「千歌音ちゃんは黙ってるの。私にまかせて♪」

(姫子は千歌音に目隠しをさせ、手足が自由に動かない千歌音を蹴り飛ばした)

千歌音「げはぁっ……!」
姫子「うふふ……千歌音ちゃんが苦しんでるところ見たかったんだぁ」

(姫子は両手を顔と水平の位置にもってきてなにかつぶやいた)

姫子「左手に魔力…右手に気……」
姫子「かわしてね♪千歌音ちゃん♪」

(その瞬間、一閃の光がその場を包んだ。そして大きな爆発が起きた)

657ソウマ♀:2005/07/02(土) 03:07:58 ID:G60a7XIM
千歌音「うぼぇっ!!」
姫子「千歌音ちゃん!大丈夫!?」
千歌音「姫子……私は大丈夫よ・・・それより姫子…あなたこそ大丈夫なの?」
姫子「私よりも千歌音ちゃんがっ・・・…ちかねちゃぁぁぁぁぁんんん!!!!!!」

(千歌音の呼吸が弱々しくなっていく・・・・・・・・・・そして)

千歌音「ひめ…こ・・・・私……庶民の食べ物であるおいなりさんが食べたかったの……」
千歌音「だけど……結局食べることができなかった……」
姫子「( ´_ゝ`)フーン」
千歌音「だからね…?お風呂場で姫子についていた…その・・・・・・おいなりさんが食べたいの…」
姫子「わかったよ千歌音ちゃん!私のおいなりさんじゃ千歌音ちゃんぐらいしか救えないけど、食べて!」

(千歌音は最後の力をふりしぼり、姫子の陰部にぶら下がっているものを咥えた…)

姫子「どう・・・?おいしい?」
千歌音「…・・・・・・・・・・・・・・・・・」
姫子「ち・・・・・かね・・・・・・・・ちゃん?」
姫子「っ・・・いっちゃやだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
658ソウマカオス:2005/07/02(土) 03:13:11 ID:G60a7XIM
千歌音ちゃんは最後に私のおいなりさんを咥えてくれました・・・
最後の力をふりしぼって・・・・・・
私にはナニを近づけることしかできませんでした・・・
命よりも大切な、私だけの千歌音ちゃん・・・
どんな時だって、私の想いを優しく受け止め、支えてくれる大切な人
だから私も応えたい その人のために私も
そのキモチで精一杯股間を近づけた・・・。
願いは叶いませんでした

-----------------------------fin----------------------------
659名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 03:16:35 ID:mYVcYDhL
うはwwwwwww
660名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 06:23:00 ID:drZGbQG9
なにこのバカなSSwwwwwwwww
とりあえずGJwwwwwwwwww
661名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 06:59:40 ID:2GoeDfz1
何だこりゃ?ハラいてえええwww
662名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 01:55:17 ID:6zSgQdZ6
バカがいるよwww
GJ!
663名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 05:50:19 ID:e5g9y0Bw
GJ!!!こういう風に遊べるのもスゴイな。
664名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 20:54:05 ID:uc5QcfkZ
乙羽「うふふ、お嬢様はお出かけになったし、お掃除を始めようかしら。」

乙羽は他のメイドと共に掃除を始めた。
しかし、乙羽は千歌音の部屋だけは他のメイドに掃除させることはなかった。

乙羽「んっ……ぷはぁ…お嬢様のベッドはやっぱりいい匂い………」

これが乙羽の唯一の楽しみだ。
それから乙羽は洗濯を始める。
これについても、乙羽は千歌音の下着などは必ず自分で洗っていた。

乙羽「あぁ……今日もいい匂いだわ……」
乙羽「あら、これは何かしら…………」

乙羽パンツについた茶色の染みに気がついた

乙羽 「もしかして……これって………」


そう、それは千歌音のウンコだ。


乙羽「っ………まっ…まぁ、お嬢様も人ですし、こんなことだってきっとあるわよね……」
乙羽「だけど、お嬢様のなら匂いだって素敵なはず。………くん………くんくん・・・・」
乙羽「!!!!!!!!」

乙羽は想像を絶する叫びを放った。
665名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 20:54:49 ID:uc5QcfkZ
大地は割れ、木々は倒れ、城ともいえる千歌音家がみるみる崩れていった。

乙羽「そっ…………そんな……………お嬢様の匂いが………こんなことって………」

それからしばらくして、形相を変えた千歌音が家に戻ってきた。

千歌音「乙羽さん!大丈夫!?」

家が崩れる様を見て千歌音が帰ってきたのだ。

乙羽「あぁ………お嬢様ですか………」
千歌音「どこか怪我はないの!?急いでここから逃げて安全な場所へ!」

乙羽は自分を心配してくれる千歌音を見て、愛しいやすらぎのようなものを感じていた。
しかし…………
乙羽は手にもっているパンツを見て思い出した。
そう、ウンコのことだ。
そして、その瞬間

乙羽「千歌音様、私、オロチになったの………」
千歌音「………!?な…に……いってるの!?」
乙羽「千歌音様は全てが完璧。匂いだって素晴らしいものだったのに………」
乙羽「……それなのに…………あんな匂いがするなんて…………」
乙羽「…………こんなの千歌音様じゃない………」

そう一言言い放ち、乙羽は手にもったホウキで………全てを止めた…………


----------------The End-----------------------
666名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 20:59:13 ID:uc5QcfkZ
なんか、すまんね。
やっぱつまらんのしか書けないや。
667名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:24:57 ID:pf99PP8O
GJ!
つまんなくないよ!
668名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 00:43:16 ID:iI00T/NV
つまるつまらないはいい。
エロを書くんだ。
669名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 01:39:55 ID:iI00T/NV
姫子に触れたいけど8話のあれで姫子を傷つけたことがトラウマになっていて
おっかなびっくり攻めな千歌音ちゃん

「千歌音ちゃん…大丈夫だから、もっと強く触っても大丈夫だよ」
「で…でも」
「ほら、ここ…千歌音ちゃんに触ってもらえるのが嬉しくてもうこんなになっちゃってる…」
「姫子…姫子っ」


という電波を風呂で受信したので書いておきます
670名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 02:35:05 ID:081PUybs
そうか。確かにエロじゃないとだめだな。


カズキ「ソウマ………そんなところにいたら寒いだろう……」

そういってカズキはソウマにあたたかいコーヒーを差し出した。

ソウマ「兄さん…………ぐすっ、俺………姫子にフラれたよ………」
カズキ「そうか………だがなソウマ、男なら一度や二度で諦めることはないぞ」
ソウマ「でも………姫子は女が好きなんだって………俺立ち直れそうにないよ………」
カズキ「そうか、なら、今度は男同士というのはどうだ?ソウマ。」
ソウマ「兄さん………でもいけないよ………そんなの………」
カズキ「ソウマ………私はいつでもOKだ………」
ソウマ「カズキ兄さん………ごめん………少し考えさせて……………」

その晩ソウマは悩んでいた………
そして大事に気付いた………
いつも落ち込んでいた時側にいてくれたのは誰だったのか、
そして、そんな自分を常に励ましてくれたのは誰だったのかを…………

ソウマ「そうだ………近すぎて気付かなかったんだ………」
ソウマ「明日………ちゃんと返事をしよう………この熱い胸の想いを………」
671名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 02:35:38 ID:081PUybs

そして次の日-----------------------


ソウマ「カズキ兄さん………昨日のことだけど………」
カズキ「あぁ……昨日のことか………それでどうする?ソウマ………」
ソウマ「カズキ兄さん………俺……兄さんとならうまくやっていけそうなんだ………」
ソウマ「カズキ兄さん……………好きだ!」
届け!俺の想い!(セント・マイ・ハート)

カズキ「ソウマ………嬉しいぞ………それじゃ早速………」
ソウマ「兄さん………んんっ!!」

カズキは深い口づけをソウマと交わした。
あまりにも突然の出来事にソウマは驚いていたが、だんだんとこの甘いとろけるような感触に溺れていった………

カズキ「ソウマ………こっちに尻を向けてくれないか………」
ソウマ「ああ、いいよ兄さん………」

そういってソウマはズボンを脱ぎ、近くの木に手をつきカズキに尻を向けた。

カズキ「それじゃ………いくぞ………」

カズキの熱いモノがソウマの中に入っていく。
ソウマはそれを受け入れていった………。
672名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 02:36:13 ID:081PUybs
ソウマ「うっ………んんっ………にっ…にいさぁん………」
カズキ「くっ………締まる………」

カズキはすごい勢いで腰をぶつけていった。
しかし、その中には優しさというモノもこめられていた。
ソウマが痛くなりすぎないように、それでいて気持ちよくなれるように………と

ソウマ「に……いさん………きもち……いいよ・・・・・」
カズキ「ソウマ………そろそろでそうだ…………」

カズキは限界を迎えていた。
しかし、この最高の快感をより長く楽しみたいと堪えていた。
その我慢も流石に無理がきたようだ

カズキ「うっ………でるぞ!ソウマ!」
ソウマ「きっ………きて!にいさん!」

カズキ&ソウマ「イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!ヌルポ!!!!!!!!!」

そしてカズキのモノから熱いハートが飛び出してきた。
それを受け止めるソウマ………
カズキのそれが出尽くした後………ソウマも絶頂を終え………倒れこんでしまった………
673名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 02:36:34 ID:081PUybs
ソウマ「にいさん………すごく……よかった………」
カズキ「あぁ…………私もだ………」

そう言って二人はまた、深い口付けを交わした。
時が流れることを忘れるかのように………

その時、物陰から音がした

カズキ「ソウマ………ちょっと待ってろ………」

そう言って物陰の確認をしにいった。

そこはなんと!

カズキ「ツ……ツバサ………」

そこには股間を露にし、絶頂を迎えた後のツバサがいたのだった………



----------------------To be continued----------------------
674名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 02:55:34 ID:EC9pTqX/
あひゃwwwwww
どーせなら姫千歌でもう1作品頼む!
675名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 07:24:25 ID:TOMneASw
前戯なしでいきなりかよwwwwwww

ツバサ兄さんテラワロスwwwwwwwww
676名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 13:35:46 ID:hNGA/hIj
IDの数字部分を並び替えると 801 だなw
677名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 15:11:48 ID:gi2oX6T9
ヤオーイでも怒らないスレ住民の懐の広さワロスwwwwwww
678名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 18:15:31 ID:hNGA/hIj
>>677
まぁここが レズ・百合萌え板 だったら「BG氏ね」とダメ出しマンセー状態wになっていただろうな…(´,_ゝ')
679名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 20:40:52 ID:qlq1mQl2
ソウマとかネタキャラだから登場するだけでどんなSSでも笑えるんだよなー
680名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 01:13:51 ID:xIkwLUtQ
681名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 09:54:48 ID:r5GBuONf
じゃ、ソウマ×姫子で
682名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 12:16:51 ID:5SH/6f5a
それは笑えん
683名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 14:06:25 ID:bUhOHCql
じゃ、ユキヒト×ギロチで
684名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 15:25:43 ID:vs6TR5EU
ソウマ×姫子があるからこそ黒千歌音ちゃんによる姫子へのおしおきが燃えるんだよ
685名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 21:45:46 ID:aQLrPKCQ
ソウマ「姫子…」
姫子「大神君…」


千歌音「ゴゴゴゴゴゴ」
686名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 23:44:17 ID:swRa+COw
お嬢さま…
687変な作品書いてた人:2005/07/07(木) 02:40:47 ID:vjvXAo7A
そのうち姫子×千歌音のやつ書くかもしれない。
お前らウンコネタは嫌いなのか?
688名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 02:57:05 ID:9/NWInAB
羞恥心をしっかり書いて、無理矢理出させるくらいなら萌えるけど。
出したもの使ってそれ以上のハードプレイをされると萎える。
689名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 04:06:14 ID:HGb852xG
うんこが見たいんじゃない。
うんこよりも、うんこ出るまでの過程の方が萌えるじゃないか。
690名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 07:11:36 ID:ybakzfle
それに至るきちんとした理由があれば良いのでは?
味、舌触り、喉越し、匂い、心の葛藤など気持ちの変化、
各々二人の「人間辞めました気分」をしっかりと描写するなら可。
無理矢理ではなくて愛ゆえに自ら進んで成し遂げるさまが見たい。








嘘です。辞めてください。
691名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 11:27:03 ID:u7+94ijt
>>687
大好きですが、一般的には嫌われます。

【レイプ】鬼畜陵辱スレ【スカトロ】 第二章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112359376/
こちらで
692名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 19:04:34 ID:mQcFgmKT
前にどっかのSSサイトで(神無月の巫女じゃない)スカトロものを試しに読んでみたんだが…





本気で吐いた orz
だからヤメテ。
693名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 19:21:53 ID:YT9kM2EC
>>687のがどんなものか分からないからな……とりあえず俺はここでも良い様な希ガス。

警報出してくれてんだから読めない人は詠まなければいいしさ
694名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 19:34:29 ID:fmOtGzrb
以前、神無月のスカものを読んだ事がある。(割とソフトな奴だった)
そっちの耐性はまったく無かった俺だが、

千歌音の見てる前で上と下から出してしまい、羞恥の余り
「私って・・最低・・」と泣き崩れる姫子をそっと抱きしめ
「可愛い姫子・・・貴女は私のいちばん大事な人・・・その体から出てくる汚いモノも・・・すべて・・・ね」
と優しくキスをする千歌音ちゃん に不覚にも萌えてしまった記憶がある。

読みたくない人は読まなければいいだけだし、
ちゃんと警告だしておけば大丈夫じゃないですかね?

695名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 20:26:11 ID:fjIdZwQg
そうだな。事前予告とNGワード指定さえしてくれれば…
696名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 00:42:02 ID:OUqaVjKz
>>694
それって漫画じゃないか?同人の……タイトル忘れたが結構よかたような気がする
697名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 01:42:14 ID:Cd/UyVb1
>>696
いえ、SSでしたよ。
神無月の巫女ハァハァスレの648ね。

しかしそのSSで姫子がお腹壊してたの、乙羽さんの
椎茸フルコースのせいなんだよな。
乙羽さんヒドスw
698名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 17:39:07 ID:Ruvtd2qW
最終回の続きを書いてみた。

姫子「ち・・・かねちゃんだよね?」
女「人違いです。」

私は、また、人違いをする・・・
699名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 17:58:12 ID:zBTqNr89
ワロスw
700名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 17:58:30 ID:zBTqNr89
ワロスw
701名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 19:39:35 ID:Ask1RQhv
いつか当たるから頑張れ。・゚・(ノД`)・゚・。
702名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 20:56:44 ID:Cd/UyVb1
2期は、「千歌音ちゃん探し」と称して
女の子をナンパしまくる姫子のお話で。

一仕事終えた後ベッドに腰掛けて
「ふぅ〜、この娘も人違いだったなぁ・・・」で以下次号
703名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 20:59:50 ID:SAiCAina
ようやく見つけられた千歌音ちゃんがカワイソス(´・ω・`)
704名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 21:00:05 ID:HPUYoz5F
>>702
そして隣で寝てる子が「ひどい!わたしとは遊びだったの!?」
705名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 21:44:07 ID:DSCHd4MU
>>704
詳しく
706名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 03:26:06 ID:mlnl65t8
夜に出会った千歌音ちゃんらしき人とベットイン。
夜が明け、窓から差し込む朝の光で顔を確認してみる姫子。
しかし、隣で寝ていたのは………


宮ちゃんだった
707名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 03:27:17 ID:mlnl65t8
ageちまった。吊ってくるorz
708名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 11:22:38 ID:SSaI+qST
>706-707
ハゲワロス!おもわず歯磨き粉吹いた。
709名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 20:30:15 ID:5Tgpd8ev
(´・ω・`)
710名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 01:26:56 ID:HQW+/L5t
【新規開店】神無月の巫女20【ようこそ天火明村へ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1120848202/
711名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:34:47 ID:adg+IUQs
>>706

        ||
        ||       
      ,'´/ニニヽ   
        | l lノlメル)) 
        | l |´Д`ノ!|  ? 
        |l(Ni_月)ノ)  
        | し/永トJ! .
       从lく/j|l_〉リ 
712名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:50:07 ID:S/Okd1JN
帰れよ。姫宮千歌音とは別の生き物。






ごめん嘘 宮ちゃん大好き
713名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:00:13 ID:oS2SJKwc

        __
      ,'´/ニニヽ   
        | l lノlメル)) 
        | l M・A・X  <呼んだ?
        |l(Ni_月)ノ)  
        | し/永トJ! 
       从lく/j|l_〉リ
714名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:05:21 ID:fANd4Mzi
(´・ω・`)
715名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 04:58:41 ID:Eca32RJF
そう……あれは千歌音ちゃんと私のある日の出来事です………

私はトイレがしたくなりました。
そして私は放尿と便をして、お尻をふこうとしました。
すると、なにやら急に誰かが私のお尻をの穴を舐めてきました。
私はビックリして、便器を覗きました。
するとそこには、千歌音ちゃんがいました。
千歌音ちゃんは口の周りに茶色い物をつけながら私に微笑みかけてきました。
私もにっこり微笑み、そして水を流しました。
流れていく千歌音ちゃん。
千歌音ちゃんは手をのばしてきました。
別れを迎えるのは私も嫌でした。
だけど、ウンコのついた手を触るのはもっと嫌だったので、手をつないであげることができませんでした。
しばらくして、流れ終わりました。
千歌音ちゃんはこれから水道業者によって綺麗な千歌音ちゃんになると思います。
それを考え、ホッとしていました。
716名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:20:39 ID:Eca32RJF
そう……それは千歌音ちゃんと私の最後の日の出来事です……

千歌音ちゃんがいない時間………
私は一人きりですごしていました………
もう生きる気力もなくなってきました。
それでもお腹が空くので冷蔵庫にあったパックに入ったおいなりさんを食べました。
食べ終わった後、パックに書いてある賞味期限を見ると、4週間前のものでした。
そういえば、おいなりさんは真っ黒で、なにやら異臭を放っていました。
でも、私は昔、ソウマ君のおいなりさんを食べたことがあるので、違和感はまったくありませんでした。
大丈夫かなと思いながら、その日は眠りました。
次の日、お腹を壊していました。だけど、どうでもいいことでした。
もう生きる気力のない私の眼光は薄らとしてきました。
その時………誰かが部屋をのドアを開けてきました。
私は眼光を光らせ、ドアの方を見ました。
そう、そこには千歌音ちゃんがいました。

姫子「ち……かねちゃぁぁぁぁん!!!」

あふれてくる涙。突然の事ながらも溢れてくる。
待っていた時間に溜まっていたものが全てあふれだしてくる。

千歌音「姫子、お久しブリーフね。どうしたの?顔色が悪いわよ。」
姫子「……らってぇ………千歌音ちゃんが……いなかったからぁ……」
千歌音「姫子…そんなに泣かないで………それよりもちょっと顔洗ってらっしゃい」
姫子「うん……ごめんね。勝手に泣きわめいちゃって………ちょっといってくる」

717名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:21:42 ID:Eca32RJF
私は顔を洗いにいきました。
今まで生きる気力のない私は、ロクに食事もとらずにいたので、ひどい顔をしていました。
そんな私を見ても、何一つ傷つけるような事も言わずに微笑んでくれた千歌音ちゃんが益々いとしくなりました。
早くお話がしたい。その一心で気をひきしめ、恥ずかしくない服装でまた部屋に戻りました。
すると、少し時間かけすぎたのか千歌音ちゃんがベッドの枕に顔をうずめていました。

姫子「千歌音ちゃん……ごめんね。ちょっと時間かけすぎちゃった……」

枕から顔を離す千歌音ちゃん
その凛と引締まった顔に私はまた………
だけど、また泣くわけにはいきません。
そうやって何を話そうかなど考えているうちに千歌音ちゃんから話しかけてきました。千歌音「ほっかほかのうんこの匂い………姫子の匂いね。」

私は千歌音が何を言っているのか分かりませんでした。
しかし、私はそこである異臭と異変に気付きました。
私が千歌音ちゃんを待っている間、風呂にも入らず、トイレにも行かず、そのまま便やおしっこをしていました。
その集大成がベットの上にあったのです。

私は固まってしまいました。
もうなんと言ってよいかもわからず、ここから逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。

すると、急に千歌音ちゃんが倒れました。
後に死因は臭死と分かりました。
私は千歌音ちゃんの亡骸と共に、またベットの上で眠り……同じ死を迎えることにしたのでした………
718名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 05:22:40 ID:Eca32RJF
なんか改行ミスってますね。
ほっかほかのピザをデリバリするぜ!!!

私は顔を洗いにいきました。
今まで生きる気力のない私は、ロクに食事もとらずにいたので、ひどい顔をしていました。
そんな私を見ても、何一つ傷つけるような事も言わずに微笑んでくれた千歌音ちゃんが益々いとしくなりました。
早くお話がしたい。その一心で気をひきしめ、恥ずかしくない服装でまた部屋に戻りました。
すると、少し時間かけすぎたのか千歌音ちゃんがベッドの枕に顔をうずめていました。

姫子「千歌音ちゃん……ごめんね。ちょっと時間かけすぎちゃった……」

枕から顔を離す千歌音ちゃん
その凛と引締まった顔に私はまた………
だけど、また泣くわけにはいきません。
そうやって何を話そうかなど考えているうちに千歌音ちゃんから話しかけてきました。

千歌音「ほっかほかのうんこの匂い………姫子の匂いね。」

私は千歌音が何を言っているのか分かりませんでした。
しかし、私はそこである異臭と異変に気付きました。
私が千歌音ちゃんを待っている間、風呂にも入らず、トイレにも行かず、そのまま便やおしっこをしていました。
その集大成がベットの上にあったのです。

私は固まってしまいました。
もうなんと言ってよいかもわからず、ここから逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。

すると、急に千歌音ちゃんが倒れました。
後に死因は臭死と分かりました。
私は千歌音ちゃんの亡骸と共に、またベットの上で眠り……同じ死を迎えることにしたのでした………
719名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 07:12:49 ID:tXo0Js/D
姫子は今まで耐えてたのにいきなり臭死できるとは思えない。
トイレがしたいっていう日本語もちょっとおかしい。

というか、エロくないヽ(`д´)ノ
ギャグ?それとも荒らし?
720名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 18:43:11 ID:i9XztDHD
つまんね。
721名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 20:22:43 ID:KvkbzyTK
まぁあれだ
「穢したくなるほど美しい作品」って事だな
722名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 20:59:16 ID:hlnQ2sUR
姫宮千歌音 ◆moon/290W2 

この千歌音ちゃんテ、何代目の人?
723名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 02:53:01 ID:6VtNrVc3
>>722
先代
724名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 07:48:06 ID:neE8iD9g
>>723
先代ってたたかれてた人?
725名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 10:44:10 ID:FmYd8EMz
ここにもあそこの住人いたか…
726名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 11:22:29 ID:BfhGJy9o
>>725
違う違う!
自分は違うスレのファンで、そのスレの昔のキャラハンの人が、
姫宮千歌音 ◆moon/290W2  のキャラも重複してたって知って気になったの。
727名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 19:07:48 ID:prEKDqWb
◆moon/290W2が居た時代は見てたが、今は見たいとも思わないな。
とりあえずスレ違い。勘弁
728名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 19:16:30 ID:9C7FcQhX
エロを誰かエロを!
729名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 00:20:20 ID:b9urVwzx
妄想でもいい…誰かエロをわけてくれ!
神が来るまで耐えられん…orz
730名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 20:25:23 ID:SPfnRrAL
じゃー折角だから投下してみるよ。

SSなんて書いたことなかったから
小学生の作文みたいだけど 怒らないでくれよな。



約束だぜ?
7311/2:2005/07/16(土) 20:27:01 ID:SPfnRrAL
   〜ちかねちゃんの「オナニーだ〜い好き☆」〜


某月某日 深夜

姫宮千歌音は自室の、天蓋の付いたベッドに体を横たえ、
先程 親友・来栖川姫子と交わした言葉を思い返していた。

「悪いわね。今日は私のパジャマで我慢してね」
「そんな…我慢だなんて…」
「ん…どうかした?」
「ううん、そうじゃなくて……千歌音ちゃんの匂いがするな、って」


…私の匂い…
…姫子が…今日から同じ屋根の下で…
…私の匂いのするパジャマに包まれて…
…愛らしい寝息をたてている…

「ん……」
千歌音は そのしなやかな指を豊かなボディに這わせはじめた。

それは、儀式の始まりだった。
半年前、来栖川姫子と出会って以来、毎夜行われてきた儀式。

−自分で創り上げた幻の花園で−
−自分で創り上げた幻の姫子と愛を語り合い、そして互いを求め合う−


−ひとりぼっちの愛の儀式−
732名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 20:27:14 ID:hhjA91Ev
約束はできない。
733名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 20:31:54 ID:hhjA91Ev
うわっごめん割り込むつもりはなかった。すごい良い感じっす。続きドゾー。
7342/3:2005/07/16(土) 20:32:28 ID:SPfnRrAL
「ん……ふっ……姫子、上手…」
半年前に姫子と出会うまでは自分で慰めた事などなかった千歌音だが
今では自分の体の感じる部分の全てを知り尽くしているかのようだった。
自分の指を愛する姫子の舌に見立て、
右手で女の部分を愛撫しつつ ときおり左手で菊門を刺激する。
「あっ!駄目よ姫子。そこは汚いわ」
「(千歌音ちゃんに汚いところなんてないよ)」
妄想の創り上げた姫子に囁かれ瞳を潤ませる千歌音。

そのうち千歌音は枕を抱きしめ空腰をつかいはじめた。
夢の中で姫子と抱き合い、求め合っているのだ。
「姫子……姫子ぉ…」
「わたしとあなたは…二枚貝…なの…」
「この世…で…ただひと…り…貴女だけをまってるの…」
「だか…ら…お願い、私のことを見て…ひめ…こぉ…」
恍惚の表情で、うわごとのように呟く千歌音。
急速に天国への階段を駆け上がってゆく。

−突如、頭の中で何かが弾けた−
視界が真っ白になり、感情が撹拌される。
「姫…んっ……んううーっ!!!!!!!!」
声をあげてしまいそうになった千歌音は慌てて左手で口を塞ぎ
そのまま全身を激しく痙攣させ、絶頂に達した。
7353/3:2005/07/16(土) 20:33:28 ID:SPfnRrAL
窓から入り込む冷気が火照った千歌音の体を冷やす。

−千歌音は泣いていた−
「姫子…ごめんなさい……姫子…」
「私は、自分に都合の良い貴女を創り上げ…汚している…」
「貴女を汚しているの……毎晩……」
「嫌………私って最低………大嫌い」

「姫子………………………」

−月の光が少女を優しく照らしていた−
                          〜終〜
736名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 20:34:21 ID:SPfnRrAL
ページ数間違えたorz
全3ページです

>>733
気にしないで〜
737名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 20:39:41 ID:E0zhHhbO
イイヨイイヨー
738名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 21:01:28 ID:Zn8Znn20
GJ!感動した!・・・・・が





タイトルと内容のギャップワロスw
739名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:31:58 ID:X+ZS2A3v
>>738
禿同w
740名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 01:40:27 ID:U5kOdJDs
GJ!よかった!!
・・・タイトル見たときは期待してなかったがw
ギャップ作りが上手いな?
741名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 09:40:47 ID:5P2EKnLp
終わった後に泣いちゃってるのが良いね。
千歌音ちゃんは、堅物なのに性欲のほうも
しっかりある所がいいなぁ。そしてそのギャップに苦しむ、と。
742名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 21:30:17 ID:y5HF+Vve
同人の話だがやっとミヤコのエロがある本見つけた・・・しかしオロチ衆
の本はホント無いね。
743名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 00:41:55 ID:4TGCm5LS
>>742
詳しく
744名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 02:02:33 ID:5R58mKLj
…神は現れんのかね? (´・ω・`)
745名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 05:59:14 ID:2FxGr9XY
>>743
「神無月の裏側」って本を探してみな
746名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 20:25:05 ID:lGdDArZ+
神はきっと来てくれる・・・。
747名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 20:52:51 ID:rg5C8AKg
ここはリクエストとかって駄目なのかな?

もしくは各自読んでみたいネタを出し合ってみるとか。
それをヒントにいいのが書けそうだったら俺も頑張ってみる。
748名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 00:27:01 ID:J0tuju8R
>>747
リクエストやネタ提供いいのでは?
皆の意見でいいものが読めれば最高。

自分もログからインスピレーション得てニ、三本書き散らしてたんだけど
時間取れなくなって完成に至らずじまい。
あんまり練ったものより軽く書いたほうがウケもいいとか聞くけど。

エロ描写少なめだけど投下していいものか迷う。
パート2になっていろんな傾向でてきたよね。
しばらく覗いてなかったから、ちょっとびっくり。

夏バテにめげず、職人の皆様、がんばりましょう。
749名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 10:44:08 ID:jha/Lyl7
>>748
頼む!!ぜひ投下してくれ!
750名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 20:48:56 ID:h1fu+FRG
とりあえず無責任にネタ提供してみる。

二人の結婚後を描いた「奥様は千歌音ちゃん」

・朝は姫子をキスで起こす宮様
・YES・NO枕を愛用する宮様(毎日YESなので意味無し)
・マンネリ防止の為にいろいろなプレイに手を出す宮様
・でも、そんな事しなくてもマンネリとは無縁な宮様
・気合いで姫子の子をみごもる宮様
・双子の女の子を無事出産する宮様


>>748
ぜひ投下を!
751名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 21:50:59 ID:3tjkJw9w
よし…ひとつ突っ走るか
752名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 21:55:54 ID:ZEfkvVFE
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
753名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 22:03:25 ID:Wg9ZiAXS
キタキタキタ━━━(゚∀゚≡゚∀゚)━━━!!!
何かもう嬉し泣きw
754名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 08:00:27 ID:gVF5s5W/
>>750
「こんな宮様は嫌だ!」みたいになってるぞw

全然嫌じゃないけど。
755名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 08:48:19 ID:afdIVI0w
やはり宮様が産むのかw
756名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 09:44:07 ID:NG4R1kkZ
お互いにお互いの赤ちゃんを産んだほうが
……その場合は姉妹になるのか?
757名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 21:19:04 ID:9blCSoNU
俺の今日の妄想

姫子の机の角でオナニーしてたのが見つかる千歌音ちゃん
そこで、姫子「私のひざでさっきしてたみたいにしてほしいな・・・。」
結局言うこと聞いて、たまに姫子が悪戯にヒザを突き上げたり、
俯いてた顔を無理やり正面向かせたり
「私のヒザ、千歌音ちゃんのでぐちゃぐちゃだよ?」っていってみたりして
羞恥と気持ちよさに涙する千歌音ちゃん

だった。
758名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 21:57:40 ID:QbyStk6h
おまい、神だな
759名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 22:02:48 ID:Yka+OL6h
最後の行エロすぎ。
760名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 22:44:37 ID:h6cvJH7R
千歌音ちゃんは姫子に鳴かされっぱなしだな
761名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 23:35:03 ID:LHihR1Nh
たまらないね
762名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 02:04:28 ID:DnSRmO5m
>>757
ガチでピザまん吹いたw
GJ!
763名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 06:14:31 ID:l07EVjLc
いきなり机の角でオナーニしてるのがバレる宮様ワロス。
764名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 15:15:30 ID:FOCq/jAk
神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
765名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 16:24:38 ID:doYRbIIw
月の社の中で「千歌音」と呼び捨てして二人で真っ赤になる軽めの妄想しつつ
イズマコ形にしたいなあと思う今日
766名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 00:57:25 ID:MNFXqdot
形にしてくれ。そしてうp!!!!
767名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 15:16:17 ID:9UhU/ufS
ほす
768名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 06:06:33 ID:WnEUkvz2
保守代わりに>>757のGJ妄想を勝手に文にしてみるテスツ

 とある日曜の昼下がり、もうすぐ期末考査ということもあって姫子と千歌音は一緒に
勉強していた。自らの勉強が終わっている千歌音が、ほぼ一方的に姫子に教える…と
いうものだったが、千歌音はそれで満足していた。
「千歌音ちゃん。私、ちょっと…」
「ええ、いってらっしゃい、姫子」
「う、うん。ついでに厨房で飲み物もらってくるね」
 そそくさと席を立って部屋を出て行く姫子を見送って、扉が閉まるのを確認すると、
千歌音の口から知らずため息が漏れた。
 いけない。ちゃんと姫子に勉強を教えてあげなければいけないのに、真面目にノートに
向かう可愛い姫子の横顔を見ていると、どうしても邪な気持ちを抱いてしまう。
 いつもならそんなことは無いのだけれど、ここ最近期末考査も控えていて忙しかったから、
随分と姫子と睦むのもご無沙汰なのだった。
 だから、きっと一時的な欲求不満だろう。別に自分が淫乱なわけではない。
 そう思いながらも、胸の奥に広がる苦さは消えない。同様に、体の火照りも。

 千歌音は席を立った。
 姫子が先ほどまで使っていた机。大き目とはいえひとつの机を二人で使うため、姫子は
随分端の方に寄ってくれた。
「姫子…」

 姫子のノートに手を置いて文字を撫でながら、千歌音は机の角に体を押し付けてしまって
いた。

769名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 06:08:06 ID:WnEUkvz2

「ん……っ!」
 ぎゅ、と目を閉じる。醜悪な自分の姿を、机という無機物に秘所を押し付けて
快感を得ようとしている自分を、見なくてもすむように。
 机の角に押し付けた其処が、熱を伴って疼く。少しだけ腰を動かすと、予想以上に
強い刺激が千歌音を襲って、切ない声が漏れた。
「ん…姫子…っ、姫…子っ」
 恐る恐る腰を押し付けたり、力を抜いたりと刺激を加えていく。
 ぼんやりと姫子のノートを見つめて、書かれた文字を撫でて、書いた人を思って。
 姫子に触られたら、触ることが出来たら…と千歌音は自分を慰めていく。
「っあ、姫子…!」
 敏感なところを角が擦る。体がびくりと跳ねて、机から腰が離れた。

 ――いけない。

 そう、駄目だ、いけない。今、自分は姫子を穢しているのだ。
 しかし、体の疼きはもう如何ともしがたかった。せめて、もう少しすれば熱も収まる
だろうけれど。
 千歌音はこんな風になっているのに、姫子は平気に振舞っているのが切なく、惨め
だった。姫子は、千歌音が姫子を求めるほどには千歌音を求めてはくれないのだ。
そう思うとちょっと拗ねた様な気分になってしまう。
 まだ姫子は帰ってこないはず。千歌音が軽く体重をかけると、

「……千歌音ちゃん?」

 背後から、怪訝そうな姫子の声が突き刺さった。

770名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 06:09:48 ID:WnEUkvz2

「姫…子……」
 恐る恐る、千歌音が振り返ると、姫子は扉を開けたまま千歌音を見て、呆然と
立ちすくんでいた。

 ――どうして。
 かろうじてそれは飲み込んだけれど、千歌音は何も言うことが出来ずに、ただ
姫子を見つめた。
 広い屋敷のこと、トイレに行って厨房で飲み物を用意してもらうとなれば、それなり
に時間がかかるはずなのに。こんなに早く戻ってくるはずが無いのに。
 そんな千歌音の心を読んだのかどうか、姫子が首を傾げて口を開いた。
「えと…私、飲み物何が良いか千歌音ちゃんに聞きに戻ってきたんだけど…」
 尻すぼみに、口ごもる。その様子に、思わず千歌音は口を開いてしまっていた。
「違うの!…姫子、これは…違うの」
 何も違わない。けれど、それを姫子に知られるのが恐ろしくて、千歌音は否定の
言葉を繰り返した。
 だんだんと弱まっていく語調に、根拠も意味も無い言葉に、千歌音は自らの
愚かしさを悟らずにはいられなかった。

771名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 06:11:08 ID:WnEUkvz2

 一方、何も気づいていなかった姫子は、扉を閉めて鍵を掛けた。
 鍵のかかる音にハッと顔を上げる千歌音を視界の端に見て、そのまま無視して
ベッドに腰掛ける。
 重い沈黙が二人きりの部屋に落ちる。姫子にとっては胸弾むような、そんな時間。
 まさか、あの千歌音が――という思いがあった。
 飲み物を聞きに帰ってきて良かった、とも。
 そして、千歌音の行為を嬉しいとも感じていた。
 机に前のめりになるようにして姫子のノートを覗き込んでいる千歌音の姿を見て、
最初はノートに何か間違いでもあったのかと思ったのだ。千歌音が驚いた様子で
こちらを見たときも、あれ、と思ったくらいだった。
 その後の狼狽が千歌音らしからぬことで、それは夜に千歌音を言葉で辱めたときの
反応にも似ていて、それでようやく姫子は勘付いたのだ。

「ふぅん……」
 ――千歌音ちゃんが。
 喜びと嗜虐心を抑えきれない。ああ、試験が終わるまでは、って約束したのにな…
と思う。けれど、それはもうどうでもいいことだった。だって、千歌音がそう望んでくれて
いるのだから。
「…違うの……」
 姫子の呟きは、どんな風に千歌音に響いたのか。千歌音は泣き出しそうな、
消えてしまいそうな震える声で、ただそれだけを呟いた。
772名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 06:14:09 ID:WnEUkvz2

「違う?…何が?」
「…っ、姫子…。でも、違うの、私こんな」
 姫子はわざと千歌音を見ない。気を抜けば緩んでしまいそうになる頬を、笑って
しまいそうになる声を、冷たく取り繕うので精一杯だった。
 千歌音の顔を見てしまえば、きっと我慢できなくなって、笑ってしまう。
「何が違うの?」
「……っ!姫子…お願い、許して…」
「千歌音ちゃん。私、何を許せばいいのかな。許して、って事は、千歌音ちゃんが
なにかいけないことをしたってことだよね?」
「やぁ…っ」
「ね、千歌音ちゃん…どんな、いけないことしたの?」
 姫子が笑って千歌音を見上げると、千歌音ははらはらと涙をこぼしながら、
声を震わせた。
「姫子…っ、お願いだから」
「なに?」
 姫子が問うと、千歌音は開きかけた口を閉ざして、しばらくの間押し黙る。
言うかどうか迷った様子で、それでも千歌音は唇を動かした。

「嫌いにならないで……」

-----------------------------------------------
<つづく>←エー

なんだ序盤だけかよ、というエロパロにふさわしくないSSをお届けしましたヨ
誰かつなげてくれたら嬉しい…
誰もいなかったらそのうち続き書いていいでつか?
773名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 06:35:35 ID:kgTZtS9P
(;´Д`)ハァハァ
でもおれは姫子がいじめられるほうが好きだ!
774名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 06:43:10 ID:WnEUkvz2
おぉ、そうか
じゃあそういう路線で続き妄想してみる
775名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 06:49:28 ID:vDJcsUtj
最高!!うますぎ!!
776名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 10:26:55 ID:QtzgERvI
はやく続きが見たい〜
777名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 12:45:05 ID:TYi9JLR0
>>757だが、マジ文章にしてくれて感謝!
おまいの望むままかいてくれ!!
778名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 13:12:55 ID:h4b7DNop
GJ!千歌音ちゃん可愛すぎ…
779名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 15:17:34 ID:nFl8Ic11
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!

マジでGJ!
780名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 21:45:32 ID:pFI8/tbf
千歌音の自分への思いを知りつつそれを煽るためにソウマと付き合う姫子。

「私、ソウマ君のことすきなのかな?」
「・・・そう」
(ふふふ、かわいいよ千歌音ちゃん。もっと私のことしか考えられないようにしてあげるね)

「ソウマ君とキスしちゃった。私のファーストキス」
「・・・・・・」
(ご飯もおなかがすいてるほうがおいしいものね!もっともっとじらしてあげる!)



「姫子、私の全てを刻んであげる」
「やりすぎたーーー!!!」
781名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 22:23:10 ID:nFl8Ic11
ワロスwww
782名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 23:46:36 ID:2j5eQpT2
なる程 そう考えるとつじつまが合う
783名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 00:08:50 ID:reGBEfj9
黒姫子キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
784名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 03:05:08 ID:EHS/Tx2g
最後の一文で吹いた。
785名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 11:34:05 ID:wD3xD6u1
ファンの中では、姫子が腹黒で攻めってのがすっかり定着しちゃってるしな。
786名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 13:29:15 ID:VuuUCs9J
ここ読んじゃったらモウ本編マトモに見れねえw
787名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 17:04:58 ID:x+ZKi4hf
>>768
素晴らしすぎてハァハァが止まらない(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァ
マジGJです。やはり千歌音受けは良い!!
788名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 21:59:52 ID:oU6E7mQ9
禿ワロス!!www
789名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 02:22:17 ID:/dII7mgN
姫子:誘いうけ
千歌音:へたれ攻め
と思っている。相性はイマイチっぽい。

780の続き

姫子:千歌音と相思相愛なことに気づいて告白を待っている。(立場が弱くなるから自分からはしない)
    ソウマを利用して挑発する今日この頃。

千歌音:そばにいるだけでよかったのに姫子の精神的調教の結果
      同じ痛みを感じないとイケなくなってしまった。SなんだかMなんだか
     
790元ネタ>>757:2005/07/31(日) 13:31:59 ID:cWmoj3Fw
というわけで>>757GJ妄想の続きです

>>768のつづき姫千歌
--------------------
『嫌いにならないで』

 姫子は一瞬きょとんとして、言葉の意味を理解すると、堪え切れないくらいの衝動に
襲われた。
 駄目だよ、千歌音ちゃん。そんな可愛いこと言ったら、止められなくなっちゃうよ。
 どちらにせよ、自分を止めるつもりなんて姫子には無かったのだけれど。
 千歌音ちゃんらしい、と、姫子はなんだか嬉しくてゾクゾクした。嫌いになるはずなんて
無いのに、こんなことで可哀想なくらい狼狽して許しを請うなんて…嫌わないで、なんて。
 姫子は腰掛けたベッドの真ん中にあがって、千歌音を手招いた。
「ね…千歌音ちゃん、じゃあ、こっちきて」
「……」
 俯いたまま、千歌音は悄然と姫子のそばにやってきた。
「許してあげる」
「姫子」
 千歌音が顔を上げて姫子を見る。姫子は、クッションと枕を使って背もたれを作ると、
そこに背を預けながらベッドの上に千歌音を上がらせた。軽く膝を立てる。高さはこの
くらいでいいだろうか。
「ね…千歌音ちゃん、私の膝でさっきみたいにして欲しいな……」
「……っ!」
「出来ない?」
「な、何を…っ」
「なに…って、言っちゃっていいの?」
 姫子は首を傾げて千歌音を見上げた。膝立ちになっている千歌音は、姫子の視線を
受けてまた泣きそうな顔になった。
791元ネタ>>757:2005/07/31(日) 13:34:07 ID:cWmoj3Fw

「そっか……千歌音ちゃんは、私なんかより、ああいうのの方が良いんだ…」
 机の方を見る。
「そ、そんなこと…っ!」
「じゃあ、してくれる?」
 俯いて視線を合わせないまま姫子が言うと、千歌音は唇を噛み締めてしばらく逡巡したが、
ようやく頷いた。
「嬉しい。千歌音ちゃん。――ほら、ここだよ」
 姫子の上に千歌音を跨らせて、下着を下ろす。
「あっ…」
「濡れてる」
 くす、と姫子が笑うと、千歌音は顔を俯けて頭を振った。
「何が違うの?」
 言いながら姫子は千歌音の脚からショーツを取り去って、自分の履いていたソックスも
ついでに脱ぎ捨てた。千歌音は姫子におとなしく従って、されるがままになっている。
「千歌音ちゃん、スカート脱いで。……わ、上だけ着てると、なんだか…」
 ものすごく、いやらしい感じがする。今日の千歌音は上品で仕立てのいいブラウスと
純白のソックスで、清純な雰囲気だから、なおさらだ。
 姫子は、姫子の言葉に反応して上も脱ごうとする千歌音の手を押しとどめた。
 ロングスカートはどうしても邪魔になってしまうから脱がせたけれど。
「ね、他はそのままで良いよ、千歌音ちゃん。するのに、支障ないでしょ?」
 言うと、姫子は少し膝の高さを調節して、千歌音の秘所を押し上げた。
「ふぁっ…!んっ…、くぅ」
 くちゅ、と濡れそぼった其処から、淫靡な音が漏れる。熱いその潤みが姫子の膝を滑ら
せた。姫子は後ろに手を付いて背もたれのクッションと腕で体を支え、千歌音に動くように
示した。
 不安定に体を揺らしていた千歌音は、姫子の肩に手を乗せて体勢を保つ。
 そして、控えめに腰を動かして、自慰行為を始めていった。
792元ネタ>>757:2005/07/31(日) 13:35:22 ID:cWmoj3Fw

「すごいね…千歌音ちゃん、もうこんなになっちゃってるんだ。そんなに、机が良かった?」
 千歌音の秘所からあふれた蜜が、姫子の脚を濡らしている。姫子は膝と秘所とがこすれ
あっている部分からぬめるそれを指先に掬い取ると、おもむろに口に含んだ。
「……っ!やだぁ…っ、姫子、やめて…っ」
「おいしいよ、千歌音ちゃん」
 千歌音が泣きながら左右に首を振る。息が荒い。興奮しているのだろう。喘ぎと呼吸の
ない交ぜになった息が千歌音の口からは漏れている。
 自分で腰を使ってするというのは、予想外に体力を使うのかもしれなかった。

「あっ、ああ……、ふぅっ、くぅ…んっ、ん、んっ、んん…っ」
「千歌音ちゃん、やらしい…」
 はじめてから、どれくらい経っただろう。長いようにも短いようにも感じられる、曖昧な時間。
こんなにも羞恥に耐えていやらしい行為に没頭しているのに、千歌音はまだ達することが
出来ないでいた。
「姫子…ごめんなさい、姫子…、ぁ…っ!」
 快感を求めて、姫子の膝にいやらしいところを押し付けて、擦って、淫らに腰を使って。
 はじめこそ控えめだったものの、次第に千歌音の腰の動きは大胆になっていった。それは
姫子を楽しませて、また驚かせもした。
 刺激を受けるのが久しぶりなこともあってか、ひどく積極的に快感を得ようと動く腰を、
千歌音は止めることが出来ないでいたのだった。
「ど…して、こんな……っ!いやぁ…っ。あ、あっ、んんぅ…っ」
 千歌音は自分の身体のままならなさに困惑する。
 姫子に責められて自分が自分でなくなるときはあったけれど、こんなことは初めてだった。
もしかしたら姫子にされている時、いつもこんな風に腰を動かしてしまっていたのだろうかと
思うと、一層恥ずかしくて消えたくなった。
「すごく良いよ、千歌音ちゃん…素敵」
793元ネタ>>757:2005/07/31(日) 13:37:17 ID:cWmoj3Fw

 目を細めて千歌音を見上げる姫子の頬は高潮していて、囁かれる言葉には熱がこもって
いた。恥ずかしかったが、目をそらすことは許されていない。
 これは淫乱な千歌音に対する罰だったから、それを認めて見続ける義務があるのだ……
という意味のことを何度も姫子に囁かれて、顔を上げさせられていた。
 同様に、口を閉ざすことも声を殺すことも、千歌音には出来ないことだった。

「ん…は…ぁん、あっ、あ…ああっ」
 腰の動きが激しくなるにつれて、ぐちょぐちょと淫らな水音も大きくなっていく。身体が不安定
になって、救いを求めるように姫子の肩にかけた手に力をこめると、姫子が身体を起こしてくれ
た。胸に姫子の頭を抱きこむと、なんだか妙に安心した気分になった。
「窒息しちゃう…」
 もぞもぞと顔を動かしながら、姫子はそれでも身体を離さないでいてくれる。
「ごめんなさい…っ」
「良いよ、千歌音ちゃん。ね、もっと楽しませて…」
 かり、と。
 姫子が千歌音の胸の先に、服の上から歯を立てた。
「やっ、ああっ!」
 千歌音の背が反って、身体が離れようとする。それを追って姫子は千歌音の背中に腕を
回した。
「姫子…っ」
「駄目だよ、やめちゃ」
 姫子が膝を突き上げる。ぐりぐりと押しつぶすようなその動きに千歌音の腰が逃げて浮く。
しかし、しっかり背中に回された姫子の腕が下方に力を加えて、より一層強く膝に秘所を
押し付けられた。
「ひぁ…っ!」
「ほら…千歌音ちゃん、頑張って…」
794元ネタ>>757:2005/07/31(日) 13:38:42 ID:cWmoj3Fw

 そんな事を良いながら、姫子は千歌音の感じる部分を探って、膝頭でこね回してくる。
 敏感な突起に行き着いて、其処をぐいと押しつぶされたときには、もうどうしようも
なくなっていた。涙がこぼれる。いつも、達してしまう域にまで快感がせりあがった時に
訪れる衝動と不安感。――こわい。
 自分で動かなければならないから、意識はしっかりしている。
 なのに感じてしまっている。何度経験しても慣れない快楽が湧き上がってくるのが
分かってしまう。
「やぁ…っ!だめ…もう、私…姫子、姫……っ!」
 気が狂ってしまいそうだった。
 先ほどから、もうすぐ…と思ったところで、姫子は膝の動きを止めたり、急に膝を
下げて千歌音の腰から離したりする。
 何度も何度も狂気じみた快楽の淵に追い込まれて、その度に少しだけ引き戻される。
「あ、やああ…っ、ふぇ、…っくぅ、ぁん…っ!姫子、また…ぁっ」
「どうしたの?千歌音ちゃん」
「意地…悪……、もう、…ひんっ…!やめてぇ…っ」
 もう涙も、少しでもと快感を求めて揺れる腰も、止めることが出来なかった。
「かわいい…千歌音ちゃん、凄くいいよ。素敵…」
 上擦った姫子の声がする。それでも千歌音よりは…比べることが馬鹿らしくなるくらい
に冷静な声。
「お願い…っ!」
「ほら、頑張って。もうすぐなんでしょ?」
 くす、と姫子は残酷に笑って膝を止めた。どうしても姫子は千歌音に自慰をさせたいのだ。
どういう風に動けば達することが出来るのか、経験の無い千歌音にはよく分からないのに。
795元ネタ>>757:2005/07/31(日) 13:40:12 ID:cWmoj3Fw

「んっ、あ、ああっ…!!はぁ…っ」
 千歌音は少し腰を後ろに引いて、鋭すぎるほどに敏感になった突起を姫子の膝に
擦り付けるように腰を前後に動かした。姫子がいつも与えてくれるような、そんな快感
に近いものに手探りで近づいていく。
「わ、えっちぃ動き…千歌音ちゃん、熱い…すごいね。気持ち良い?」
「んっ、そんな事……ああっ!やめ…っ」
 千歌音が言い渋ると、姫子は膝の角度を変えたり少し引いたりと千歌音を焦らした。
「わたしと、あれと…どっちが好き?」
「姫子…姫子が好きなの…っ!姫子が…姫子じゃなきゃ、いやなの…っ!」
「机でしちゃってたくせに?」
「だって、あれは…っ!姫子の…だもの」
 ――可愛い。
「私を思ってしちゃったの?」
 そんなの、最初から分かりきっている。けれど姫子はわざわざ訊いた。
 千歌音が頷く気配がする。それで少し姫子は満足した。
 十分に楽しませてもらったから、そろそろ許してあげようかな。
 泣き声が聞こえる。これ以上焦らすのは酷だろうとの思いもあって。
「…なら、千歌音ちゃん。――いって良いよ」
 膝を強く押し当てて、動かさないようにする。背中にこめた腕の力を緩めて、千歌音が
自由に動けるようにした。

「姫子…!」
 千歌音の腰が淫らに小刻みに揺れて、あさましく快感を貪ろうとする。
 先ほどからずっと焦らして、引き戻して、許さなかったから、その瞬間はすぐだった。
「あっ、ん、あ、ああ…!――っ!!」
 びくり、と千歌音の全身が強張って、本当に窒息しそうなくらいに姫子を胸に抱きしめ
ると、千歌音はようやく絶頂に達した。


796元ネタ>>757:2005/07/31(日) 13:42:18 ID:cWmoj3Fw


「千歌音ちゃん?…千歌音ちゃん」
 達してしまった千歌音は、姫子にもたれかかるように身体を弛緩させて、荒い呼吸を
繰り返した。だんだん呼吸は落ち着いてきたけれど、膝に感じる千歌音の媚肉の蠕動は
いまだ収まっておらず、千歌音は時折びくりと腰を震わせた。
 姫子が足を伸ばそうと膝を動かすと、
「ひん…っ!だめ…」
 涙声で千歌音が抗議した。
「あ。ごめんね」
 それでも千歌音からの返事は無い。
 姫子は伸ばした脚の上に千歌音を座らせると、抱きしめたまま後ろのクッションに体重を
掛けた。
 太腿に熱く柔らかい肉の感触。ぬめりを帯びた蜜にぐっしょりと濡れて、まだ収縮を繰り
返している。

 千歌音の意識がしっかりするのを背中を撫でながら待っていると、しばらくして鼻に
掛かったような艶っぽいうめき声が聞こえた。
「ん…」
「千歌音ちゃん?気が付いた?」
 茫洋とした目で姫子を見て、幾度か瞬くと千歌音が手を突いて身体を起こす。
「っあ、姫子…!……ごめんなさい…っ」
 意識を取り戻した途端、泣きそうに顔をゆがめて身体を離してしまった。
 姫子の脚の上から退こうとする膝を押さえつけて、姫子は首をかしげた。
797元ネタ>>757:2005/07/31(日) 13:43:47 ID:cWmoj3Fw

「どうして謝るの?おしえて、千歌音ちゃん」
「嫌いにならないで…!姫子…ッ」
「千歌音ちゃん?」
 千歌音は顔を覆う。泣き声は聞こえないが、今にも泣き出しそうに見えた。
「千歌音ちゃん……どうしてわたしが千歌音ちゃんを嫌いになるなんて思うの?」
 そんなことがあるはずが無いのに。
「だって…私、こんなにいやらしいこと…。はしたないこと…っ」
「嫌いになんてならないよ…千歌音ちゃんがわたしのために、こんなにいやらしくもなれる、
って事、喜ばないはずが無いのに」
「でも、私は姫子を穢してしまった。姫子を穢しながら手淫にふけって、快楽に溺れて姫子
の身体を汚して…っ」
 姫子は笑った。千歌音はおかしいことを言う。
「どこも、汚れてなんて無いよ」
 千歌音は首を振った。
「私、千歌音ちゃんみたいに綺麗な人見たこと無い。千歌音ちゃんに汚いところなんて、
ないよ…私、千歌音ちゃんの全部が好き」
「姫子…でも…」
 ようやく、千歌音の声が落ち着いてくる。それでも姫子を見つめる瞳には罪悪感が色濃く
残っている。
 姫子はまた安心させるように笑った。
 こういう生真面目で姫子に対して臆病なところも千歌音の愛すべきところだ。
 昔はただただ憧れだった千歌音が、今はとにかく愛しい。
 普段は凛々しいのに、二人きりの時は可愛いとさえ思ってしまう。
 前世のことは良く覚えていなかったけれど、命を捨てるとき、きっとこんな気持ちだった
のだろうと思った。
798元ネタ>>757:2005/07/31(日) 13:44:51 ID:cWmoj3Fw
「大好きだよ、千歌音ちゃん…。……そうだね、確かにちょっと脚はびしょびしょだし、
スカートも濡れちゃったけど」
 冗談めかして姫子が言うと、千歌音は気まずげに俯いて頬を染めた。
「姫子…」
「ひゃっ!」
 千歌音が身を屈めて姫子の脚に口付けた。唐突に訪れた柔らかい唇に、姫子は
身体を弾ませてしまった。
「綺麗にするわ」
「えっ、や、やだ千歌音ちゃん!そんな事しなくて良いよっ」
「姫子を汚したままにはしておけないもの」
「だから……んっ、あぅ」
 千歌音は姫子の脚を捧げ持つようにすると、膝頭に口付けて、そのまま舌を
這わせていく。姫子の身体とて、千歌音と同じく性的刺激からは縁遠かったから、
過剰に反応してしまう。
「ね…姫子、許してくれる?」
「うー……。…うん、良いよ、千歌音ちゃん。それで千歌音ちゃんの気が済むなら」
「ありがとう、嬉しいわ、姫子…」
 本当に安堵したように微笑んで、千歌音は姫子の脚を濡らす蜜を唇と舌で丁寧に
拭い始める。

 その瞳からは、既に暗い罪悪感は消えていた。
799元ネタ>>757:2005/07/31(日) 13:51:00 ID:cWmoj3Fw
おぉ、前回レスくれた人、アリガトー。
めちゃ続き書きたくなったよ

一応ここで切ったんだが、まだ千歌音→姫子的なつづきも
妄想にあったりする。蛇足だろうか。そのうち投下してもおk?

>>757>>777GETおめ)の妄想がGJだったから書きやすかった
暇つぶしにでも読んでくれたなら嬉しい
おつきあいありがとう。それでは。ノシ
800757:2005/07/31(日) 14:05:48 ID:g+/HLlXb
GJ!(;´Д`)ハァハァ
俺の妄想がこんな神を呼ぼうとは!!
続きもぜひ!!!
801名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 16:53:13 ID:o+Imh1lh
              _,.___ グッジョブ!!
グッジョブ!! _,.___ . /( ⌒),.冫.  ∩_ _
     / ,__,.冫. i" /,. ノ. .,_リ/i .,,E)冫.
     i."/ _.  .,_リ.l / /ー, <‐{i" / /" .,_リ
  _n ,!、〉 , ー, <‐{ ./ / !‐三ァ !/ ノー, <‐{
 ( l  、」  !‐三ァ !/ /  `ニィ´ ./. !‐三ァ !  グッジョブ!!
  \ \ .`i `ニィ´(      /. `i `ニィ´     n
   ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ      |  ̄     \    ( E)
     /    /   \    ヽフ    / ヽ ヽ_//

802名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 17:08:15 ID:wkOdFm8f
おぉ!744で神は現れんのかと書いたアポゥだが……
神は現れたくださったぞ!!

>>757
マジでGJ!d(゚Д゚*)

>>768
おまいは神決定だ!!
俺が祀ってやるwww
803名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 17:06:46 ID:707Oq8YV
GJ!
千歌音→姫子の妄想もぜひ投下して下さい!
804健全になっちゃった:2005/08/02(火) 18:49:18 ID:u1hb9TdI
お日様の香りのするダブルベッドでじゃれあっていると姫子が突拍子もないことを言い出した。

「将来お嫁さんになる時は、やっぱりウェディングドレスが着たいなぁ」
「およめ…さん?」
「うん。千歌音ちゃんも将来、お嫁さんになるでしょ?千歌音ちゃんはドレス似合うから、羨ましいなぁ」
「あ…そ、そうかもしれないわね……」

曖昧に頷きながらも千歌音は姫子の言葉に大きなショックを受けていた。
千歌音にとって姫子は唯一無二の存在であり、姫子もそう思ってくれていると自惚れていたからだ。
つい先程だって、お互いに対する愛を確かめ合ったばかりなのに…。
姫子にとって私は、一時の安らぎを求める対象に過ぎない存在なのだろうか。

「大神君もタキシードがバッチリ似合いそうだよね」
「…ええ、そうね。…きっと似合うと思うわ」

大神ソウマの名が出てきて、心の臓が高鳴るのを感じた。
姫子は私よりも、彼のことが…
タキシード姿の彼と、ウェディングドレスを着た姫子が手を取り合って赤い絨毯を歩く姿が脳裏をよぎった。
805健全になっちゃった:2005/08/02(火) 18:49:49 ID:u1hb9TdI
ひどく寂しくなった私は姫子の背に腕を回し、ゆっくりと、確かめるように抱きしめた。

「どうしたの?甘えん坊の千歌音ちゃん」
「いつか…っ」

声が震えた。姫子の肩口に寄せた瞼も。
『姫子は私の前から消えてしまうのね』なんて、とても言葉にできなかった。

「えっ?」
それを感じ取ったらしく、姫子は驚いて顔を覗き込んでくる。
「千歌音ちゃん、…どうして泣いてるの?私何か、ひどいこと言ったかな?」

「いいえ、なんでも、なんでもないの」
「あ、もしかして」

額に姫子の唇が当てられた。まるで子供にするようなキスだ。
「千歌音ちゃん、大神君の名前出したから不安にさせちゃったかな?」
ごめんね、と今度は頭を撫でてくる。
顔を上げて姫子を見つめると、なんだか嬉しそうに微笑んでくれた。

「私がお嫁さんになりたいのは、千歌音ちゃんだけだからね」
だから、心配しないで。泣かないで。
感極まった私は姫子の腕の中で泣いてしまった。今日の私はまるで子供のよう。

「もちろん千歌音ちゃんも私以外のお嫁さんになんてなっちゃだめだからね」
「うん…うんっ…」

「二人でお揃いのウェディングドレス着ようね」
806名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 19:08:34 ID:GmrUW71W
キュンキュンした(*´д`*)
807名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 19:44:37 ID:6zrNEVkT
おぉっ!GJ!!
読んだ後、心がほんわかしたよ(゚ー゚*)
808名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 21:42:33 ID:WIM2zVko
GJGJ!顔がついついニヤけさせられるな。
809名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 16:44:26 ID:xXjSeeOX
>>768
うはっ…!!!萌え死んだよ!!
超GJ!!!もうあなたは神決定!!!
続きも是非投下してください(*´д`)ハァハァハァハァ

>>804
GJ!!なんだか微笑ましいわ〜。
810名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 21:15:17 ID:w8cnqSoD
>>804
GJ!千歌音ちゃん可愛かった
811名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 21:16:06 ID:w8cnqSoD
812名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 21:17:45 ID:w8cnqSoD
ごめん、sage忘れた…ほんと、すまん
吊ってくる
813名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 22:42:52 ID:op850VQZ
>>812
ナカーマー

        ||
        ||
      ,'´/ニニヽ
        | l lノlメル))   ?
        | l |´Д`ノ!|
        |l(Ni_月)ノ)
        | し/永トJ! 
       从lく/j|l_〉リ    
814名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 00:43:42 ID:9AYID+ys
>>799
続きを激しくキボンしますw
815名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:04:17 ID:Ny6Fnift
いいスレだ・・・。
816名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:40:20 ID:9AsQN6a3
続きうp気盆ぬ・・・・
817名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:46:32 ID:H5UEVy2e
誰か マックス×宮ちゃんのSSを…
818名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 02:29:37 ID:9AsQN6a3
そんなもんあったら怖いだろww
819名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 08:49:13 ID:JVee5ZoL
その前にどっちが受けだよ?どっちも攻めの顔してるぞwww
820名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 03:27:48 ID:Wfkkz2HN
MAXが喋ったとこ見たことね
821名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 03:51:59 ID:z2N0yfye
誰かうpキボンヌ
822名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 13:05:56 ID:f2AqyMjb
        ||
        ||
      ,'´/ニニヽ
        | l lノlメル)) 
        | l |´Д`ノ!| <うpきぼんぬ
        (..つlメルと) 
        | l M・A・X  <きぼんぬ
        |l(Ni_月)ノ)  
        | し/永トJ! 
       从lく/j|l_〉リ
823名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 23:35:26 ID:A5jFGkgU
久々に見てみたら…こっちにまで侵食してるとは!!
恐るべき宮ちゃん&MAX (´A`* )
824名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 20:27:25 ID:W3Jj6Hmq
30過ぎの真性百合お姉さん姫子×女子高生千歌音ちゃん の
年齢差カプを書いてくださる神はいらっしゃいませんか?


膝の上で千歌音を赤ちゃんの様に抱っこしながら、耳元で優しく問いかける姫子
「ごめんね千歌音ちゃん、こんなおばさんとじゃあ嫌…だよね?」
問いかけに対し首をそっと横に振り、
親猫に甘える子猫のように恍惚の表情で姫子の胸に顔を擦りつけていく千歌音


↑みたいな感じで日々妄想してるのですが
いかんせん普段文章を書かないので全然上手く書けない…

SS神様〜気が向いたらお願いします〜
825名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 20:30:54 ID:deT8pKcZ
>>824
君が頑張って書くしかあるまい!
俺もそういうのみたいな
826名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 20:57:20 ID:RR15+VUv
姫子は28か29でお願いしたい…!
三十路過ぎって字面がちょっとキツいぜ。
827名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 21:10:09 ID:22zn9KoI
ttp://kigaruni-up.ath.cx/~kigaru/cgi-bin/imageboard/file/1123848146.jpg

うんなんとなく描きたくなっただけなんです(;´Д`)・・・
絵茶な上に雑でゴメン
828名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 21:13:40 ID:XooQQ2Xh
神降臨!
829名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 21:46:49 ID:mG9C3nzt
GJ!
気が向いたら姫千歌もカイテー
830名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 23:02:07 ID:FxeurIZ6
>>827
神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
まさに今日仕事中に妄想していた千歌音タンだ!
俺の妄想は目隠しなしだったが・・・
ありも萌えるなw
GJ!!
831名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 23:42:47 ID:zFTzbyET
>>824
良い妄想だな。
俺も、最終回Cパートの二人が5〜7つ位離れていると
脳内補完していたクチなので、そういうの読んでみたい。

>>827
エロ過ぎ!GJ!!
832名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 02:14:48 ID:dtFxE8gj
>>827
GJ!
自分の中ではついに辛抱たまらなくなった乙羽さんの仕業と補完
833 ◆zqgeBFRrt. :2005/08/13(土) 09:49:25 ID:T7b6N+hY
>>830
絵茶なので目隠しなしとか足枷ありとかいろいろ描いたんですが、個人的な趣味でこれに・・・(;´Д`)

>>832
そのアイディア頂いてもいいですか!?(´・ω・`)

834 ◆yQJlhUK8Lw :2005/08/13(土) 09:57:23 ID:T7b6N+hY
自分のトリップ間違えたorz
835832:2005/08/13(土) 17:05:42 ID:71Nsa0C2
>>833
私は一向に構わんッ!
836名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 17:05:45 ID:muDVCxtI
黒姫子好きとしては、騙し騙し千歌音ちゃんを拘束する姫子&拘束されちゃう千歌音ちゃん萌え(;´Д`)ハァハァ
837名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 17:08:34 ID:mXbDGW1U
黒い姫子の表情が見たいですなぁ(*´д`*)ハァハァ
838830:2005/08/13(土) 21:12:27 ID:0AV3+rwy
>>833
なんてGJな趣味なんだ d(゚Д゚*)
ぜひまた投下してくれ!

ちなみに今日は>>832を妄想させてもらったぞw
仕事半分しか進まんかったが充実した一日だった!
そんなこんなで明日も出勤・・・orz

839名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 23:32:02 ID:2wDKjR+i
M・A・Xの顔を本家本元の千歌音ちゃんの顔に当てはめて、チラシの裏に描いてみた。上手く書けたらうpしようかと思ったんだけど…






すげぇ気味悪いからやめとくわwwww
840名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 23:35:27 ID:qEpe8ak8
怖いもの見たさでうpキボンヌな俺ガイル…
841名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 23:55:14 ID:vVJo3otx
俺も見たいな…
842名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 23:56:21 ID:2wDKjR+i
なんか反応きてるwwwうpしようかな…w
843名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 23:58:14 ID:2wDKjR+i
ageちまったorz
844名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 00:48:14 ID:RkWO3UVD
さぁ、上げてしまったからにはうpするしかないな
845名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 00:57:38 ID:S6njfY53
画力うんぬんはスルーで…。初うpだから優しくしてください…orz
http://o.pic.to/b3sr
846名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 01:00:54 ID:kYZSgJQp
こわっwwwww
847名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 02:46:42 ID:HIJ8l1oC
こわっww
怖いけど、その試みがGJだよ!
848名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 04:41:59 ID:eq7K1I15
うはwwww夢に出そうえええええええええ
849名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 12:20:50 ID:rUpSEGYM
>>845
うはwww気もすぎだおwwwww
850名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 23:58:20 ID:S6njfY53
亀レスすまそ。

みんな、優しい?反応dクス。今度は普通の姫千歌描いてうp目指すよ
851中は乙千歌嫌な人は見ないように ◆yQJlhUK8Lw :2005/08/15(月) 09:57:52 ID:yY/Tc/Uz
ttp://kigaruni-up.ath.cx/~kigaru/cgi-bin/imageboard/file/1124066928.jpg

また絵茶で描いてみたり
うん、途中で集中力切れました。
絡み絵は時間かかりますね(´・ω・`)
852名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 11:15:10 ID:+sPRib9e
乙羽さん描くとは通だな GJ
853名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 11:19:25 ID:0ljPZ5u3
>>851
めちゃうまいな、GJ!
854名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 14:59:54 ID:DKs+7eHl
うはwwww何事これwwwwww生きててよかったwwwwwwwwww
855名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 15:22:09 ID:hTvGW6mX
>>851
濡れてきました。GJです!
856名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 02:13:21 ID:fFuAyT7K
>>855
乙羽さん降臨
857名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 09:14:01 ID:lrVQKJqo
ワロスw
858名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 14:10:58 ID:TAowcVv1
イイネ!2クールで8の首と化したverの乙羽さんですかね
859名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 18:23:16 ID:mPPl8XQu
>>851
↑を見て

「も、もう止めて…ああ!」
「そんな声を上げられたら、止まるものも止まりません、お嬢様」
「だって、ああ!そんなに…動かさないで…お願い」
「そうですか、ココは嫌がっているように思えませんが」
そういっていっそう舌を激しく動かす。
「もう!ダメ!イクッ…あああー」
「お嬢様!」
千歌音ちゃんが果てそうになったとき、カチャリと扉が開いた。
「千歌音ちゃん宿題を…え…なにして…」
「姫子!これは、その…何でもないの…」
「そうですわ、来栖側さま。何でもございませんわ」
「千歌音ちゃんと乙羽さんが…うそ…そんな…」
だけど…
この後、三人でしていまいました。
乙羽さんって意外と激しい。

な妄想をして、頭痛が襲ってきました。
860名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 18:25:21 ID:mPPl8XQu
スマン吊ってくる、sage忘れた。
861名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 19:14:20 ID:bQ0ue95Y
まぁスレそんなに沈ませる必要も無いでしょ。妄想GJw
862名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 22:09:45 ID:Gjg1nvUX
>>859
GJ!(;´Д`)…ハァハァ
863 ◆yQJlhUK8Lw :2005/08/17(水) 23:13:23 ID:4TYQPCAM
レスくれた人マジでありがとう
そのレス一つ一つのおかげでテンション維持できてます

>>859
文章つけて貰ったりするの初めてだったんですが
思ってたより嬉しいものなんですね・・・
お礼にっていうのもなんだけど姫子も入れて3人描こうと思ったんですが

・・・3人はちょっとキツイ(;´Д`)・・・

今日明日中にレーコロか姫千歌でも描こうかと思ってます
864名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 00:12:53 ID:rnghewGZ
>>863
作品投下予告に、すでに鼻血が吹き出そうです
865名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 01:59:15 ID:wqnIbKcn
>>863
レーコロ!レーコロ!
866名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 02:07:52 ID:hSw7vDu2
じゃ、俺の要望は
( ゚∀゚)彡姫千歌!姫千歌!
>>863の描きたいのでいいからガンガレ-
867名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 02:19:05 ID:k4sWBQ7R
>>863
両方!両方!
868名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 04:41:29 ID:0BjklAIR
>>863
HPとかないの?他に神無月あったら見たいんだが…


目隠し手錠姫子がいい!
869名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 09:19:14 ID:ORIj78+F
姫千歌!姫千歌!
870名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 11:21:38 ID:RHqYaaDw
>>863
レーコロきぼんぬ
871名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 14:22:08 ID:T1dABwLP
姫千歌っ。
872名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 15:05:11 ID:W3Os/5Cy
何時でも逃げられるように、後ろ手に緩く優しく縛られた赤いリボン。
既に巫女服の腰紐は緩められ、胸元が大きくはだけている千歌音ちゃん。

姫千歌!姫千歌!
873名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 15:35:30 ID:xpPHmknz
いや、千歌姫が見たい
874名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 19:09:40 ID:Hfa00QJ7
姫子と千歌音ちゃんが見たい
姫千歌も千歌姫も好きだ
875名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 20:01:50 ID:VLIiorRm
いつも姫千歌が多いので、たまには他のも見たいと思ってみたり
876名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 10:37:52 ID:ABlrs5GF
というわけでレーコロで!な!
877名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 10:45:44 ID:MYJokdtI
目隠し姫子ー!
878名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 11:23:30 ID:2GgFdNCj
>>872
萌えええええ
879名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 12:40:08 ID:CH6Kf0FP
【ゴールデンレス】
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩  このレスを見た人はコピペでもいいので
   〉     _ノ 〉     _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
  し´(_)   し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
880名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 16:46:19 ID:MYJokdtI
まじでぇぇぇぇ!?
するする!?コピペするうぅぅ!?
881名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 19:11:57 ID:hHSlSCQW
14日後に千歌音ちゃんから告白されるのかぁ〜楽しみ〜
882名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 19:32:52 ID:+XVF+KxK
>>881
おまいが姫子だったらなw
883 ◆yQJlhUK8Lw :2005/08/20(土) 19:28:50 ID:2wc84+4Q
>>868
HPは今現在準備ちうです。そのうち再開予定。

いい構図とポーズ思いつかなかったので途中放棄投下です。ホントごめんなさい
練習しなおしてきます・・・(´・ω・`)
ttp://kigaruni-up.ath.cx/~kigaru/cgi-bin/imageboard/file/1124532941.jpg
884名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 19:35:31 ID:UEGMF+Vo
うひょおおおおおおおおおおおおおマジうめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
885名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 19:43:56 ID:CQVaYFif
ディモールト!
886名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 21:10:38 ID:h0Y/XQn5
>>883
Yabeeeeeeeeee!!!
神すぎるよあなた!!
887868:2005/08/20(土) 21:17:48 ID:JzuAxobk
>>883
うーと…出来たら教えてください。
先生のファンになりますw

次は…目隠し手錠メガネ胸チラ姫子でw
888名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 09:58:42 ID:0bHQFtAA
シチュエーションもすごいが絵も(゚д゚)ウマー
889名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 10:08:54 ID:OEGE3sL7
>>883
GJ!!!!!!!!!!!!
なんとなくレーコが能登顔なのは私の錯覚?
890名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 11:40:56 ID:H0pxuw03
能登×植田(;´Д`)ハァハァ
891名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 00:41:47 ID:uSD6ngl6
姫千歌妄想をssにして投下しようかと思って
文章にして書いていると
いつも途中で現実世界に戻ってきてしまい
ぜんぜん進まない…orz

もうだめぽ (´・ω・`)
892名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 01:08:20 ID:r/Xsck+J
おまいならきっとやれる!
893名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 01:22:56 ID:PDdWoUC9
>>891
頑張ったら千歌音ちゃんが褒めてくれるってよ
894名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 01:24:59 ID:CRxGW20P
>>891
世界はおまいを待っている!!
895名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 16:06:23 ID:hLOxMqwI
そういやネココって話題に上がったことすらないね
あの無邪気に町や山を破壊する光景が好きなのに
896名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 16:17:29 ID:CRxGW20P
神無月は全体的にそうだけど、キャラが少し古風なんだよねぇ…>ネココ
897名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 23:52:08 ID:/qGiicWb
俺もプロットはあるんだけど、具体的に小説の形にするのが出来んorz
やはりSS職人様は偉大だ。
898名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 00:15:04 ID:i1xZ1ktY
お前らガンガレ!!姫子とパヤパヤさせれば千歌音ちゃんが褒めてくれるぞ!
そして俺は密かに>>799の続きもまってたりする…。
899名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 00:16:33 ID:zE9/tdOF
ヒメチカやるからには変化球投げたいな→挫折
マコイズやるぞ!→む・・・これは長編になるな→挫折
現在にいたる
900891:2005/08/23(火) 00:52:21 ID:Rxalpexj
レス読んでまたやる気になったが
やっぱ途中でレーコ先生のダメだしが
出てくる…orz
901名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 01:44:09 ID:tw9Xr8br
>>898
あ、ごめん待っててくれた人が居たのか…
途中で放棄してたんだけど、今からがんがって書いてくる。ノシ

>>900
がんがってくれ!正座して気長に待ってるから
902名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 21:27:36 ID:s5PJGb19
>>901
俺もずっと待っていました
903名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 21:26:40 ID:FdeezSIs
8月入ってからSSは閑古鳥鳴いてるしね・・・
904名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 04:01:13 ID:bA8wjC1v
まだ神無月になるには早いんじゃないか?
905名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 04:17:06 ID:aw7jnU57
( ゚д゚)ノ■ ザブトン ドゾー
906名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 04:22:55 ID:iHAK0vgh
( ゚д゚)ノ[;´Д`]ザブトン
907続・元ネタ>>757 :2005/08/25(木) 20:08:00 ID:FaKgoiDh
間が開いて大変申し訳ないんだが、
>>799 のつづきです。
お付き合いいただけると幸い。
NGワードは himechika757 で。
908続・元ネタ>>757 :2005/08/25(木) 20:10:26 ID:FaKgoiDh
 淫靡な水音が室内に響く。
 千歌音の舌と唇が奏でる音。静まりかけたかに見えた身体が、その音を意識する
たびに一層疼きを増していく。

「姫子…」
「っ、はぁ……んっ!千歌音ちゃ…ぁん、もう……」
「どうしたの?姫子。もうしばらく我慢して頂戴ね。今、きれいにするから…」
 先程までの行為で姫子の脚を濡らした千歌音の蜜を、千歌音の唇が拭っていく。
 自らのそれを舐めとるだなどと、千歌音には通常考えられないことなのだけれど。
 脚を高く上げさせて、白く柔らかい膝裏に口付ける。
「ひゃぅ…っ!」
 姫子の反応が可愛らしくて、そちらを堪能するのが先決だったから、口にしている
ものの味など気になりもしなかった。姫子が言うように甘くもなければ美味しくもない
ぬめり。それを姫子を愛撫する材料に使って、姫子の脚を唇で責めていく。
 クッションを抱き込んだ姫子が困ったようにこちらを見下ろしている。それでも積極的な
制止の声はかからないし、瞳にも表情にも嫌悪の色は無い。それを確認しながら、
千歌音は姫子の膝裏からふくらはぎ、くるぶしまでを舌で舐め下ろして舐めあげて、
ところどころを吸い上げた。
 先程からの奉仕で、ほとんど姫子の脚についたいやらしい液体は拭われてしまっている。
けれど、まだ離しがたくて。もっと久しぶりの姫子を味わっていたくて。
 千歌音は依然として奉仕という名の愛撫を続けていた。

「ん、んっ…!」
 びくん、と姫子の体が仰け反る。
「敏感なのね」
「や…千歌音ちゃんの意地悪…っ」
「どうして?姫子は、綺麗にしてもいいと許してくれたわ」
 今千歌音が唇を這わせてひときわ反応の大きかった部分を舌でなぞってくすぐると、
姫子が可愛らしい声をかみ殺した。
909続・元ネタ>>757 :2005/08/25(木) 20:12:50 ID:FaKgoiDh

 普段、こんなに執拗に脚だけを愛撫することは無い。だから、姫子も千歌音も、脚で
こんなに感じるところがあるなんて知らなかった。
 もう全部知り尽くしていると思っていた姫子の身体に、まだこんなにも感じるところが
隠されているなんて、少し感動だった。慣れない刺激に困惑する姫子の表情が、滅多に
見られないこともあって嬉しい。
 千歌音は姫子の足を捧げ持つようにすると、足の甲に口付けた。
「やだ…っ、千歌音ちゃん、そんな、汚いから…っ」
「だから、綺麗にするんでしょう?」
「そうじゃなくて…ん、あぁっ!」
 姫子の言葉を遮るように、千歌音は姫子の足の指を口に含んだ。ほっそりして可愛らしい
素足からは微かに石鹸の味がして、妙に胸の奥がざわめいた。指の間を舌でくすぐると、
か細い声が姫子の唇から漏れる。次第に小さくなるそれに千歌音がちらりと目をあげると、
姫子は抱えたクッションを口元に押し付けて声を殺していた。

 ――可愛い。

 こんなに可愛らしい姫子の姿を見るのは、いつ以来だろう。随分と遠い昔の事のように
思われたけれど、冷静に考えればほんの1週間前程度のことだ。
「姫子、大丈夫?泣いているの?」
「ん…ううん…そんなことないよ、千歌音ちゃん。大丈夫…大丈夫だけど、もう」
 千歌音が名残に肌を吸い上げて唇を離すと、姫子はようやくクッションを抱きしめる腕の
力を緩めて、紅潮した顔を見せてくれた。目が合うと、困ったような顔のまま、それでも少し
微笑みを返す。
「少しは綺麗になったかしら…」
「んっ、うん…もう十分だよ、千歌音ちゃんっ…ありがと…」
「…いいえ、まだみたいね」
 千歌音は起き上がろうとする姫子の両膝に手をかけると、脚を押し開いた。
「えっ?…あっ」
 動揺する姫子に笑いかけて、千歌音は膝裏から内腿、足の付け根に舌を這わせはじめる。
 まだまだ、終わらせるつもりはなかった。


910続・元ネタ>>757 :2005/08/25(木) 20:14:31 ID:FaKgoiDh
「ひぁ…っ!んっ、ん、んー…っ」
 千歌音の唇が少しずつ姫子の秘所に近づいてくる。じわりじわりと、不意に大胆に
唇を進めて姫子を蕩けさせていく。
「ん…」
 艶っぽい呻きとともに、足の付け根ぎりぎりのところを千歌音の唇が啄ばんだ。
姫子の身体が跳ねて、頭が一瞬はっと覚める。
 このままでは――
「あっ、千歌音ちゃん…っ!も、もう良いから…そんなところまでしなくて良いから…っ」
「あら、駄目よ、姫子。――だって、ほら」 
 ぴちゃ、と潤んだ音がすると同時に、これまでとは段違いの刺激が姫子の背を駆け上った。
「んやぁ…っ!ん…、〜っ!」
 濡れたショーツの上から、千歌音の唇が媚肉を啄ばみ吸い上げるのを感じて、姫子は
シーツを握りこんで身悶えた。吸い上げられるたびに腰が浮いて、いやらしく千歌音の
顔に秘所を押し付けてしまう。
 千歌音の綺麗な顔を、汚してしまう。

「や、やだ…ぁ」
 千歌音はそんな姫子を抑えるように脚を大きく開かせて、秘所にぐいと顔を埋めている。
 ちゅ、と千歌音は敏感な蕾にキスをして、顔を上げた。
「まだこんなに濡れてしまっているもの」
「ち、ちが…っ、千歌音ちゃん、それは」
「違う…?だってこれは、私が濡らしてしまったのでしょう?ちゃんと、最後まで拭い取るわね」
911続・元ネタ>>757 :2005/08/25(木) 20:16:39 ID:FaKgoiDh
 千歌音の指がショーツの上から姫子の敏感なところをゆっくりとなぞる。
 ぐっしょりと濡れたそれは、肌との間にぬめる蜜をはらんでいて、淫靡な水音と共に
千歌音の指を滑らせた。
「あぅ…っ、はぁ……んっ!千歌音ちゃ…ぁん…っ」
 確かにそのとおりだけれど、違う。
 千歌音のせいで濡れている、というのは間違いではない。けれど、それは千歌音の
もので濡れているという訳ではもちろん無くて――
「ん、んん…っ!千歌音ちゃ……くぅん、そ…れは…っ」
「それは?何?」
 くすり、と笑う気配がする。口篭る姫子を催促するように嬲るように、千歌音の指は
ショーツを押さえて秘裂を擦っている。
「……っ。…な、んでも……ない」
 千歌音に知られてしまっているのは百も承知だけれど、やっぱり口に出して言うことは
出来なくて、姫子は俯いて顔を背けた。

「…可愛いわ、姫子。本当に可愛い」
「ひぁ…っ、あ、ずるい…ぃ」
 さっきまでは可愛いのは千歌音のほうだったのに。どうしてこうも形勢が逆転してしまって
いるのだろう。
 不服に思わないではないけれど、でも千歌音の真剣な顔――嬉しそうな顔を見ていると、
姫子に否は言えなかった。千歌音の唇と舌による愛撫を、消極的にではあったけれど受け
入れて脚を開く。
 もともと千歌音の痴態に身体を熱くしていた姫子に、抗う力はもう無かった。
 それでも恥ずかしくて姫子が声を殺して首を振っていると、ぴたりと愛撫が止んで、
千歌音は顔を上げた。
「やっぱり、いや?…姫子が嫌なら、無理にはしないわ」
「…っ!や、やだ…ぁっ!千歌音ちゃん…っ」
 姫子が慌てて半身を起こして千歌音を見ると、千歌音は心底落胆した顔をして、すぐに
それを隠すように柔らかく微笑んで身体を離した。
「……そう。なら、お風呂に行きましょうか」
「あっ、え、ち、ちがうの…!」
 離れかけた千歌音の腕をぐいと掴んで引き止める。
912続・元ネタ>>757 :2005/08/25(木) 20:17:56 ID:FaKgoiDh
「えっ?」
「ちがう…の、千歌音ちゃん…っ」
 言わないでも分かってほしい。こんな状態で止められたら、もう姫子はどうしようも
なくなってしまう。
「姫子?」
 わざと焦らされているのだろうか。さっきあんなに意地悪をしたから。はじめから
自慰に対して不快に思ってなんていないのに、わざと苛めて恥ずかしい行為をさせて、
散々焦らしてしまったから。
 けれど、千歌音は怪訝そう…というよりは心配そうに姫子の顔を覗き込んだ。その
表情はいつもどおり真摯で、姫子を責める様子など微塵もなかった。
 ――本当に、やめちゃうつもりなんだ…
「もう…だめなの」
 千歌音の服を掴んで引き寄せる。近づく綺麗な顔に、申し訳なさそうな優しい千歌音の
表情に胸が熱くなる。
「ええ…ごめんなさいね、姫子。早くお風呂に」
「やだ……千歌音ちゃん」
「姫――…んぅっ」
 息が混じるほどに引き寄せて、濡れた唇を塞いだ。
「ん……」
 すぐに口付けは深いものに変わって、熱い舌を貪る。いきなり唇を奪われたのに、
千歌音はまるでそうすることが絶対の約束事であるかのように生真面目に目を閉じて、
瞼を震わせている。
 舌を絡ませて、唾液を交換する。いつもとは微妙に違う、唾液の味。それはどちらの
ものが混じった味だろうか。直前までしてもらっていたことを考えれば明白だったけれど、
不思議と姫子に嫌悪感はなかった。

「ん…ふ、…はぁっ…」
「…ん…千歌音ちゃん」
 しばらくして姫子が唇を離すと、千歌音は困惑したように眉を寄せて姫子を見詰めた。
「姫子?」
「やめちゃ、やだ…」
「…いいの?」
 戸惑って瞳を潤ませながら囁く千歌音の頬は紅潮している。
「うん……お願い」
 熱いキスと同時に肩を押されてベッドに沈められた姫子の顔も、きっと赤かった。


913続・元ネタ>>757 :2005/08/25(木) 20:20:47 ID:FaKgoiDh

「ん…はぁ…っ、は…ふぅ……」
 千歌音の首に絡めた手を解いて、姫子はゆっくりとベッドに身体を沈み込ませた。
そのままぐったりと手足をベッドに投げ出して、ただ胸を上下させる。
 達してしばらく、少しは呼吸が収まってきて、千歌音は姫子の髪を撫でながら声をかけた。
「大丈夫?姫子」
「ん…大丈夫だよ、千歌音ちゃん」
「そう、良かった」
「うん…よかった…よ、千歌音ちゃん」

 緩慢な動作で額の汗を拭いながら、姫子は恥ずかしそうに千歌音に笑いかけた。
 健気な仕草に胸が締め付けられる。千歌音はそっと姫子の額に口付けて、顔を
覗き込んだ。まだ息を荒くしている姫子のシャツのボタンをはずして、襟元を緩める。
ついでに捲れたスカートを直して整えておいた。

「姫子…お風呂、行く?」
「えと…その、まだちょっと…」
 姫子は口篭って俯いた。触れ合った脚からは、いまだに微かな震えが千歌音に
伝わってくる。
「姫子…本当に大丈夫?」
「うー…だって、千歌音ちゃん…駄目って言ったのに、何回もしちゃうんだもん」
 まだ歩けないよ、と姫子は唇を尖らせた。力が入らないのか、額に乗せた手がずるりと
枕に落ちて、そのまま投げ出される。
「だ、だって…それは…」
「…すぐ後って、凄く感じやすくて、変になっちゃうこと…知ってるくせに」
「ごめんなさい…」

 何度か姫子にそういう風にされて、経験から理解していたけれど、自制がきかなかっ
たのだ。可愛らしい姫子の感じる姿、声、甘い蜜の香り。胸の奥から沸きあがってくる
衝動を、久しぶりだったから抑えることができなかった。
 千歌音の唇と舌だけで全身を震わせる姫子が愛しくて、まだその姿を見ていたくて、
もっと感じさせたくて。達してしまったと分かった後も、それでまた湧き出る甘い蜜を
求めずにはいられなかった。
 それが我侭勝手で姫子の身体に負担を強いる行為だと分かっていたのに。
 結局何回昇りつめさせてしまったのだろう。姫子の身体の震えと弱々しい声に限界を
感じ取って、ようやく千歌音は行為を止めることができたのだった。
914続・元ネタ>>757 :2005/08/25(木) 20:22:43 ID:FaKgoiDh

「……」
 千歌音が口をつぐむと、姫子は千歌音の背に手を回して、引き寄せた。そのまま
隣に千歌音を引き倒すと、胸の谷間に顔を埋めた。
「うそ。怒ってないよ。…その、すごく良かったのは本当だし…」
「姫子…くすぐったい」
 千歌音が身じろぎして言うと、姫子はくすくすと笑った。ブラウス越しにだけれど、
姫子は胸に頬を摺り寄せてくる感触に身体の芯がにわかに熱をもった。しばらくして、
やはり顔は千歌音の胸に埋めたままで姫子はもごもごと話し始めた。
「…私ね、凄くいやらしいんだよ…。今日だって、千歌音ちゃんが勉強教えに来てくれる
ちょっと前に…ついお風呂入ってきちゃった」
「姫子」
「何もしないつもりだったのにね。…こんなやらしい女の子、千歌音ちゃんは嫌いでしょ?」
「そんなこと…。だって、約束を破らせたのは私だもの…」
「…うん。だから、千歌音ちゃんがあんなに求めてくれて、少し嬉しかった…。
私だけじゃないんだって思えたから。千歌音ちゃんも、ずっと我慢してたんだよね?」
 ちらりと目を上げて、姫子が千歌音を見詰めてくる。
 その頬は先ほどの余韻かうっすらと赤く染まっていて、細められた目は少し潤んでいた。
こういうとき特有の姫子の艶を含んだ視線に射抜かれて、千歌音は少しうろたえた。
「ええ、その…」
 ずっと我慢していた。姫子に触れられない間、触れてもらえない間。だから鬱積した
欲情が姫子を苦しめてしまったのだけれど。
「嬉しい」
 言いながら、姫子の手は千歌音の背中を撫で――まさぐっていて、
「姫子?なにを――」
 ブラウスの上から、ホックをはずされてしまった。
「千歌音ちゃん」
「な…っ、姫子?」
915続・元ネタ>>757 :2005/08/25(木) 20:25:41 ID:FaKgoiDh
「…していい?」
「駄目よ、姫子、疲れているでしょう?身体も動かないみたいだし」
「だいぶ収まってきたよ。それに、私はもうしばらく無理だけど…千歌音ちゃんは、元気でしょ?」
「で、でも…」
「私、千歌音ちゃんに触りたくて仕方ないの…ずっと、我慢してたんだもん」
 唇でブラウスのボタンを啄ばんで、上目遣いに見上げてくる。ドキッとして千歌音が
動きを止めていると、姫子はそのまま器用にボタンを唇で外してしまった。開いた
襟元から、姫子の唇が侵入して千歌音の肌に触れてくる。
 鎖骨から胸にかけてのなだらかな膨らみを唇でなぞりあげて、下着の肩紐を啄ばんで
ずらしていった。
「だめ…っ」
 ゾクゾクして、身体が熱くなってきた。
 姫子の肩に手を置くけれど、なんとなく突き放せなくて迷っていると、その間に姫子は
ブラウスの前を完全にはだけさせて下着をずり上げてしまった。
「千歌音ちゃん…相変わらずきれい。久しぶりだね」
 胸の先を姫子の指先がつんとつついて、嬉しそうに笑った。まったく、何処に挨拶して
いるのか。千歌音が口を開く間もなく、姫子は敏感になった其処に軽く口付けて頬を寄せた。
「あ……!」
「私だけしてもらったんじゃ、ずるいよ…。千歌音ちゃんも、うんと気持ちよくしてあげる。
感じさせてあげるから……」
「…っ、でも、試験勉強が……。試験が終わるまでは、って約束だったでしょう?」
「そんなに我慢してたら、ストレス溜まっちゃうよ…。ん…千歌音ちゃんも、そうでしょ?
…溜めて、さっきみたいに激しくされちゃったら身体もたないもん…」
「それは…っ。でも、真面目に勉強しないと、単位…」
 本当は、千歌音だって姫子に触ってもらいたかった。
 久しぶりに姫子に触れることはできたけれど、やっぱり全身で愛し合いたい気持ちは
あるし、千歌音自身はまだ姫子に何もしてもらっていないから、気持ちはともかく身体は
満足していない。
 けれど――

「姫子が留年したら、困るもの……一緒に、居られなく…なってしまう」
 的確に千歌音が求める刺激を与えてくる姫子の指と唇に翻弄されながら、息も
絶え絶えに千歌音が言うと、姫子はにっこりと笑った。
 そのまま、軽く千歌音の肩を押して覆いかぶさってくる。唇を塞がれる。
「ん―…っ!もう、姫子…っ」
 肩を押して引き剥がすと、二人の唇の間を繋げた唾液の糸が切れて、千歌音の
口の端を伝った。
 それを唇で拭いながら、姫子は言った。

「千歌音ちゃん…私ね、千歌音ちゃんがご褒美くれるんだったら、きっと明日、
凄くがんばれちゃうと思うな」
「姫――」
 くらくらするくらい情熱的に唇を奪われて、身体から力が抜ける。


 試験終了まで、十日弱。
 この前払いのご褒美は、結局毎日続いたのだった。


916続・元ネタ>>757 :2005/08/25(木) 20:29:07 ID:FaKgoiDh
そういうわけで、大変間が開いて申し訳ない!
待っててくれた人、読んでくれた人、ありがとー

それじゃ、引き続き神を待ちに戻ります。ノシ
917名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 20:36:40 ID:6QbHfnMM
>>916
神とは貴方のことだ
918名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 20:39:57 ID:qP+iqHjk
GJ!(;´Д`) ハァハァ
もう俺の元ネタはおまいのものだ!
919名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 20:48:14 ID:cT07m7SP
GJGJ!!!
920名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 21:00:03 ID:aw7jnU57
神キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!GJ!
921名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 21:57:02 ID:tsi6G3tW
姫子バカになってく千歌音ちゃん(;´Д`)ハァハァ
922名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 22:33:46 ID:soEm7qVB
GJ
923名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 00:09:24 ID:U2x3ur5V
まだ次スレは立てんでも大丈夫なのか?
924名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 00:16:26 ID:zUlAvnfm
>>950>>970くらいでいいんじゃないか?
925名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 08:08:11 ID:VjGIWRwV
てゆかエロパロ板でスレの容量が1000まで持つのは少しサビシス…
926名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 12:44:13 ID:9TvBBT9A
大抵のスレは持つもんなんじゃない?
前スレはSS投下が多かったから持たなかったけど
927名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 14:21:54 ID:5ZrM5hDK
にゅーん。・゚・(ノД`)・゚・。
928名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 14:56:22 ID:lddagkCE
にゅーん?w
929名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 21:03:38 ID:8TvFuhJ7
落ちてないよな?
保守。
930名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 22:29:24 ID:EXKYvCxe
サビシス
931名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 22:38:32 ID:TAZVTgHU
千歌音ちゃん、私どうしたらいいのかな
932名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 22:47:05 ID:8TvFuhJ7
じゃあ、姫千歌か千歌姫で読みたいシチュを教えてくれまいか
書きたいけど、ネタが思いつかないんだ…
933名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 22:47:24 ID:zLY6fR7n
燃料を投下すればいいのよ、姫子
934名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 23:15:08 ID:NWAMqATc
>>932-933ケコーンおめ。

個人的にマコちゃんと姫子の絡みがみたいなぁなんつって
935名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 23:15:50 ID:V0tJN40T
>>932
姫子にあーんなことやこーんなことを要求される千歌音ちゃん。
はたまたあーんな格好やこーんな格好させられる千歌音ちゃん。
ごめん、これシチュじゃないね。
936名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 23:38:50 ID:9CX64+JF
うおぉぉぉぉ!!
原画集Getから創作意欲湧きまくりだぜーー!!!

ttp://ranobe.sakuratan.com/up/src/up53525.jpg
937名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 23:49:10 ID:NWAMqATc
その結果がこれかw
938名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 00:03:26 ID:TAZVTgHU
>>936
私どうしたら(ry
939936:2005/08/29(月) 00:25:10 ID:SltyD4P7
マックス!

マックス!!

やる気マーックス!!

ttp://ranobe.sakuratan.com/up/src/up53537.jpg
940名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 00:30:33 ID:H4SJYGgA
ちょwwwwwwおまwwwwwwww
エロ絵も描けよwwww
941936:2005/08/29(月) 00:59:28 ID:SltyD4P7
うほぁぁぁーーーーー!!

くんずほぐれつ、エロエロだぜヒャッホォォォーーーーーー!!!

ttp://ranobe.sakuratan.com/up/src/up53541.jpg
942名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 01:56:31 ID:7ZbzxSwg
携帯の待ち受け登録完了、っと
943名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 02:21:54 ID:3gRFsANN
うはwwwwwwwwwおkwwwwwwwwwwwwwwwwwww

保存しました。
944名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 20:46:13 ID:P2NzIxkY
>>932
姫子が浮気していると勘違いして、姫子を繋ぎ止めようとして必死になって健気に尽くす千歌音というシュチュエーションで。
945名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 23:46:56 ID:8J9r1JSC
姫子に奉仕する千歌音チャン(;´Д`)…ハァハァ
946名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 00:28:13 ID:lIxgqBvk
>>944
勘違い千歌音ちゃん(;´Д`)ハァハァ
947名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 01:04:08 ID:H1gEcbqJ
それを利用して千歌音ちゃんに
色々いたずらする姫子(;´Д`)…ハァハァ
948名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 01:36:36 ID:0FSE+tXz
やっぱ黒姫子×千歌音ちゃんって最萌えだな
949名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 01:39:52 ID:B3npOvyQ
最萌えは王道の「千歌音×姫子」
950名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 01:53:20 ID:fbQOCkDT
千歌音ちゃんの演出した素敵な夜にポッ
抱きしめられて千歌音ちゃんの匂いにクラクラしながら眠るムハー
951名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 10:27:24 ID:sd5wRjZB
>>950
姫子の前髪をそっとかきあげて、額にお休みのキス
千歌音ちゃんの匂いと額に感じた柔らかい感覚に

(ドキドキしちゃって眠れないよ…)

とか
952名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 12:43:17 ID:T0IR1IQW
次スレは>>970
953名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 22:21:06 ID:H1gEcbqJ
そだなー
そんくらいでよろし。
954名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 11:02:33 ID:pZu2K7zr
絵は上手いのになぜギャグに走るw

エロ絵も描いてくれよ(ノ∀`)
955名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 00:17:14 ID:CNfkLRJW
神よ、こーい!
956名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 10:49:13 ID:6LMtXUkZ
この状態で投下しても大してレス貰えないうちに流れるし
雑談でもして次スレ立てるのが職人のためじゃないか?
957名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 14:26:02 ID:vW/WoDf8
しかしあと50レス近くあるぜ?まだまだいけるだろう。次スレはそろそろ立てるべきだけど
958名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 22:20:46 ID:kbikD1vk
ここは話の流れを変えてソウマ×姫子を
959名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 00:09:05 ID:3/S3wzdU
お願いはしなくて乙葉さんを目立たせて欲しい
960名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 01:04:07 ID:xJY190qp
>>958
この時期に真面目に書き上げて投下するような
ヘテロ神無月スキーがいたら拍手したげるよw
961名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 08:55:42 ID:3kd7lbRa
>>959
乙葉さんちがーう!w  乙羽さん!

>>960
>神無月スキー
なんか語呂が悪いから、「神無好きー」にしないか?
962名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 11:11:28 ID:G8M0O52X
神無好きー…w
言いやすいけどどっかで聞いたことある気がするな
963名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 19:38:08 ID:RIL+aeE+
たぶんAIRだろ
964名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 01:17:24 ID:sbeU9S9Y BE:163023168-###
次スレの1にAA使いたいから誰か神無月の巫女のAAの良いのを用意してくれたらありがたい。
●持っているから楽に立てられるから。
965名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 01:31:53 ID:vu/Df/Eh
姫子「黒くて、堅くて、たくましいのが、生えてきちゃった・・・
   千歌音ちゃん、私どうしたらいいのかな?」

ttp://ranobe.sakuratan.com/up/src/up54459.jpg
966名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 01:33:47 ID:TCG9zMJV
その画力をエロに使ってくだされ…
967名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 01:37:33 ID:pEWVlH/A
GJ!!
そして俺もエロを見てみたい
968名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 01:52:14 ID:vu/Df/Eh
ふしだらな格好で、お嬢様に近寄らないでください!!

ttp://ranobe.sakuratan.com/up/src/up54462.jpg
969名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 02:24:34 ID:seiEkJ5Y
GJ!
急にどうしたんだオマイラ!
970名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 02:27:02 ID:U1XcB450
おいおい、GJ過ぎるぜ!
すげ笑ったwエロじゃないところも笑ったw
上手いのにエロには走らないんだな…
971名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 11:07:37 ID:UanEgDUG
>>968
作品世界の表現がうまいぞw
972名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 14:14:05 ID:EW5ZndRK

973名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 16:28:44 ID:exqhjsIz BE:61134236-###
神無月の巫女 エロ総合3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125818893/

次スレ立てた。
974名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 18:25:23 ID:TCG9zMJV
>>973
乙!
975名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 00:21:02 ID:DpZ0ze9H
こっち人消えたな…
976名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 00:23:11 ID:FMXQcjj9
埋めたほうがいいんでない?
977名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 02:22:18 ID:Hfml7yiC
埋め
978名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 03:12:38 ID:GOYLgccN
千歌音ちゃんは姫子の子供を産め産め
979名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 03:18:22 ID:bn4fVwsa
姫子もうめ
980名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 03:21:30 ID:2vU7hxNA
産めるのか?
981名無しさん@ピンキー
愛があれば、人体の神秘なんて。