魔法・超能力でエロ妄想 その2

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1名無しさん@ピンキー
魔法や超能力といった非現実的能力を使ってイタズラや陵辱をする、
そういったシチュエーションに萌えるスレです。
SSの投下は一次・二次を問わず大歓迎。

(前スレ)
魔法・超能力でエロ妄想
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083837007/

(これまでに投下されたSSの保管場所)
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
2名無しさん@ピンキー:04/08/28 14:20 ID:75l7odNL
>1乙!
そして、鮫 ◆FXxvmDXIWQ氏GJ!
前スレ>865のメロンの台詞はやはりネタが含まれているのだろうか…。
3鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/08/28 14:28 ID:dYIJuyVy
>1乙!

>2
カンのいい人は、やっぱり気がつくんだな……………と
4第四話 俺と天使 そのC:04/08/28 14:33 ID:dYIJuyVy
前スレの続き。
チンコとマンコ。
性器同士の壮絶な戦いは
マンコの勝利という形で決着がついた。
しかし、真に恐ろしいのはこれから。

「さて、それではお仕置きしてやらねばならんな」
「えっ………???」
天使の言葉に武山コウジの顔が恐怖で怯えたものに変わる。
そう、今までのはただの戦いでしかない。
本当のお仕置きはこれからなのだっ!
「そんな顔をするな。
 なーに。それ以上、精を奪おうなどはせんよ。
 むしろ、そっくりそのままお返ししてやろう…ククク」
「ちょっと待てッ!
 な、なんでお前チンコ生えてるんだ!」
「フハハハハハ!
 両性器具の持ち主である天使にとっては
 マンコをチンコに変形させることなどたやすいことなのだ!」
「!!
 まままま、まてっ!!
 挿れるための穴なんてどこにも」
「なにを言う?
 その後ろの穴は何のためについているのだ?」
淡々と天使はものすごいことを語っていた…。
「…………こ。これは排出するための器官でッ!!」
「うるさぁあい!!
 はやく黙ってケツをださぬかっ!!!」
ずぶっ。
「ぎゃああああああああああああああっ!!!」
ドクドクドクドクドク
天使の体内に注がれた精液は、全て持ち主の元へと返還された………むごい…。
5第四話 俺と天使 そのC:04/08/28 14:37 ID:dYIJuyVy
薄れゆく意識の中、
武山コウジはふと思った。
(俺は今までコイツをレイプしている気になっていたが
 レイプされているのはひょっとして俺だったのか)

尻だけ突き出した形で完全に放心状態の武山コウジ。
穴からは、大量の精液が流れ出ている。
「ふぅ…」
出すものだして、すっきりした天使。
チンコは再びマンコに戻っていた。
「フンッ!
 我が受けた屈辱は
 この程度では済まさんぞ!
 キサマも今からたっぷりと辱めてやるっ」

…………………………まだ、やんのかよ。

よく考えてみれば、こいつら実は似たもの同士だったのかもしれない。
可愛さ余って憎さ100倍…
つまりは、そうゆうことだったのだろう…。
6第四話 俺と天使 そのC:04/08/28 14:39 ID:dYIJuyVy
「だが、キサマの醜悪なチンポで、
 我が清純なる御手を汚すつもりはない」
そう言って大衆たちに目を向ける天使。
いぶかしげに眉をよせて、
「よしっ、特に理由はないがキサマに決めたぞ!」
「………えっ…?」
天使の指は一人の女性を指し示していた。
指し示された女性から、人々がコソコソと遠ざかっていく。
たった、一人の妹を除いて。
「ちょっ…ちょっと…な………なに?
 こいつ、何いってるのマヤ??」
「さっ…さぁ」
うろたえる女性。
かまわず天使は
ブツブツと魔法詠唱を開始していた。
バトンを振りかざして、
「くらえっ!天使魔法パペット!!」
女性の体を穏やかな光が包み込んだ。
「キャア!」
「お、お姉ちゃんっ!!」

にやりして、薄気味悪い笑顔の天使。
…………なんだか嫌な予感がする。
7第四話 俺と天使 そのC:04/08/28 14:43 ID:dYIJuyVy
女性を取り囲む光が消えていく。
「お…お姉………ちゃん?」
心配そうに姉の容態を確認する妹。
見た目には何も起こっていないように見えるが…。
「ククク。
 これでキサマ等は我の命令は絶対に逆らえない人形と化した。
 よしっ、キサマ等の名前はなんという?」
「…………坂之上アヤです…」
天使は魔法がかかったことを確認すると、
えへんと胸をはって号令を下す。
「よしっ!アヤよっ!
 愛と正義と平和の使者マジカルメロンちゃんが命ずるっ!
 目の前のあの男を恥ずかしい目にあわせてやれっ!」
「はい、メロンちゃん」
「さ、様をつけんかっ!!!」
メロンの命令を受けると、アヤという名の女性は
上着のボタンを一つ一つ外していき、
なんと、突然上着を脱いだ。
ちょ…ちょっとまてっ!
周りは多くの大衆たちに囲まれているというのに、いったい何をっっ!!
「お…お姉ちゃん………?」
突然のアヤの行動に、妹が驚き戸惑っている。
さらにブラのホックまで外すと、
ふくらかな胸が宙に揺れ、ピンク色の乳首が現れた。
「うひょお!」
大衆達が歓声を上げた。
8第四話 俺と天使 そのC:04/08/28 14:46 ID:dYIJuyVy
脱いだ服が次々と宙に待っていく。
さっきまでコソコソ遠ざかっていた大衆たちが鼻息を荒げて近づいてくる。
誰もがアヤの体に視線を集め、興奮気味の荒れた呼吸を繰り返していた。
「お姉ちゃん…いったい何を…やめてぇ」
妹の静止も聞かずスカートを下ろす。
さらに下着に手をかけると、それすらも何の躊躇いもなく脱いで、
ついに秘所まで晒けだした…。
この恐ろしい事態に俺はなんと言えばいいのだろう…。
脱いだ下着を後ろのほうに捨てられ
それを拾おうと男達が我先と醜く争っている……。
大衆たちが注目する中で
あっという間にすっぽんぽんになったアヤ………。
いや…ソックスと靴だは残されているのだが、対した違いはないだろう…。
というより、そっちのほうがむしろエロく感じる。
メロンの魔法のせいだろうが、命令を黙ってこなすロボットのように、
羞恥心のようなものは全く感じられない。
「や、やめろおお!そんないやらしい目でお姉ちゃんを見るなあ!!」
妹が顔を赤くして必死に姉の体をかばっているが、
そんな妹の横を通り過ぎ、
アヤは全裸姿のまま、円の中心まで歩いていくのだった。
9第四話 俺と天使 そのC:04/08/28 14:48 ID:dYIJuyVy
全裸の女性が、武山コウジの前に立つ。
前かがみになりながら恍惚とした表情のまま笑う。
「えへへ。私がいっぱい辱めてあげるからね♥」
「ぞぞぞ」
挑発的な目つきに背筋が凍り付いていくものを感じる武山コウジ。
「やっ…やめっ…やめっ…やあああああ」
「私がやさしくイかせてあげるからね♥」

その後はアヤにペニスをいじられ、
ひたすら射精を繰り返す情けない様を
大衆様の目に焼き付けられいく武山コウジだった。

「よしっ!次はそのオッパイを使ってチンポを揉みしだいてやれっ!!」
命令を下す天使。
「はい。メロンちゃん…」
そつなく命令をこなしていくアヤ…。
「いやだあっ!やめてくれぇあっ…んーーーっはうううっ!」
ただ絶叫を続ける武山コウジ。
「うわああああん!お姉ちゃんの頭がおかしくなっちゃったーーーーっ!!」
泣きわめく妹…。

地獄絵図だ………。
10第四話 俺と天使 そのC:04/08/28 14:50 ID:dYIJuyVy
すまない……
だれにも迷惑をかけないと決めていたのに
…ついに善良な一般市民にまで被害をだしてしまった。

………俺は騒ぎがこれ以上大きくなる前に(いや…すでに十分大きいのだが)
メロンを小腰に抱えて、全力でその場を逃げ出した…。
「ちょ…ちょっと!何をするかっ!シグレっ!!」
「ずらかるんだよっ!もう気がすんだだろっ!」
「あーーん!今っいいとこなのにーーーーっ!!!」
名残惜し気な声を上げる天使。
しったことか。
「うわあああ!まてっ!このまま放置しないでくれぇええ!助けてぇぇぇぇ!」
「何言ってるの?私がいっぱい可愛がってあげるわよ♥」
「ひぃぃいl!」
「うわあああーーん!お姉ちゃん!お姉ちゃーーーん!」

その後のことは何も知らない…。
改めて天使の恐ろしさを思い知った一日だった………。
11鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/08/28 14:52 ID:dYIJuyVy
終わりです。

最後まで読んでくれた方々、
ありがとうございました。

そして>1に多大なる感謝を示しつつROM。
12名無しさん@ピンキー:04/08/28 15:09 ID:75l7odNL
追加でリアルタイムキタ―――!!!
改めて 鮫 ◆FXxvmDXIWQ 氏GJです。

>3
何か浮いてる感じがしたので…。
ファーストじゃないのがネタになってるのは珍しいですね。
13名無しさん@ピンキー:04/08/28 17:07 ID:jFd6Cw5u
>3
ヲイヲイ、あのネタかよ…劇場化万歳ですか?

天使…なんと恐ろしい。愛と正義と平和の使者が一般人を操り人形にするなよ…
スライム出るかと思っちゃったよ…アヤ&マヤ…可哀想に。
メロンちゃんがレイ○してるようなものじゃないか…

しかし…IQ400の恐ろしさ、しかと見ました。
面白かったです。

あぁ…アヤ〜…(つдT)
14名無しさん@ピンキー:04/08/28 17:43 ID:EFHcKsOr
姉妹強く生きろ・゚・(ノД`)・゚・
いやしかし最高にバカエロ(誉め言葉)で面白かったです。GJ!
15名無しさん@ピンキー:04/08/28 23:50 ID:3UrWyR1t
漏れも吸い尽されてみt(ry
16名無しさん@ピンキー:04/08/29 01:19 ID:xFXixQGH
>>鮫 ◆FXxvmDXIWQ 氏
エッチでんなぁ

所でバトルファックスレに転載よろし?
17鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/08/29 03:43 ID:JfUheLox
感想どもですー。
また、何か書いたときにはよろしくお願いします。

>16
転載どぞ。


そして明日のために寝よう…。
18小心者:04/08/29 11:51 ID:XcvXyAty
>>1様乙!鮫様GJ!
お姉ちゃんが……
 
私も失礼して、前スレの続きです。
19名無しさん@ピンキー:04/08/29 11:52 ID:XcvXyAty
翌日の放課後……俺は図書室で、沢村を待ち続けた。
ここが始まりの場所だったからな……
ここで決めるのが妥当だろう。
しかし、遅いな……来いって、言ったんだが。
俺は、待ち続けた…………
 
「………くん……か…や……ん…かじやまくん」
誰かが呼んでいる、誰だ…俺を呼ぶのは?
「梶山君!!」
「ふえ……」
突然、大声で呼ばれたので、
反射的にそっちに顔を向ける。
沢村が驚いた顔をして、立っている。
なんか頭がボ〜っとする。
今度は、申し訳なさそうな表情を、浮かべ。
「ごめんなさい、まさか、寝てしまってるなんて思わなかったんで……ごめんなさい」
「あ〜……」
いつの間にか寝てたみたいだ……
昨晩は、徹夜したからな……
 
何故、徹夜したか……
何を決めるか……
それは、これから明らかになるだろう。
 
俺はイスから立ち上がり、頭を掻いた。
「いや〜、ごめんごめん、寝ちゃってたね」
20名無しさん@ピンキー:04/08/29 11:52 ID:XcvXyAty
「いえ、遅くなって、ごめんなさい」
鞄の所までやってきて、大きく伸びをする。
「あの……今日は?………」
「うん………今日はね……」
鞄から、デジカメと写真を取り出す。
「それって………」
「そう、今までの君の、恥ずかしい姿を収めた全てだよ」
それを机の上に置く。
「欲しい?」
「…………」
俺の、問いには答えず、机の上を凝視している。
「あげるよ、それで全部だ、ホントだよ、
ここで削除するなり、家で壊すなり、好きにしなよ」
「え……ど、どうして急に………」
驚いた顔で俺を見る。
そりゃそうだな……
「心境の変化、て奴かな、いつまでも君を縛り付けておくわけには、
いかない、だろう?」
別に、飽たからとか、そういうわけではない、
言ってることが全て嘘、という訳でもない。
少しは本気で、そう思ってる。
ほんの少し………
只、このままの状態が続くなら、心も体も、両方手に入れたい。
そう思ったのだ。
21名無しさん@ピンキー:04/08/29 11:53 ID:XcvXyAty
「あとね、もう一つ、これ……」
鞄から黒い首輪を取り出し、デジカメの横に置く。
「?………それは?」
沢村が聞いてくる。
 
一見、普通の、犬の首輪に見えるが、少し違う、俺の手で作った
世界に一つだけの、自信作。
手先が器用だから、この手の工作は得意。
これが徹夜の理由……
 
「これは、まあ、俺に身も心も捧げる、つまり、
奴隷になる、その証みたいなものだよ」
両手を組んで、少し後ろに下がる。
「どちらかを選んで、デジカメか、首輪か……」
「証……どちらか………」
「そうどっちか、デジカメを選べば、
俺はもう二度と君に近づかない、約束しよう、忘れるよ……
散々犯りまくっといてなんだけど……」
沢村は、首輪を見ている。
「首輪を選べば、今までと同じ、いや、それ以上のことをする、
君が、望むと望まざるとに関わらずね、
簡単でしょ、自由か、束縛か……」
交互に、デジカメと、首輪を見ている。
22名無しさん@ピンキー:04/08/29 11:53 ID:XcvXyAty
……なにを迷う?
自由か束縛、天秤にかけるまでもないだろ?
誰でも自由を選ぶ……
只、彼女なら、もしかしたら、束縛を選ぶかもしれない……
確証があるわけではない……"ひょっとしたら"程度。
賭みたいなもんだ。
 
「さあ……選んで……」
「わたしは………わたしは……」
なにやら、譫言のように、繰り返している。
 
少し緊張するな。
どっちだろう、
デジカメを選んだら、それまで、だな………
だが、もし、首輪を選んだら………
 
しばらく、交互に見た後、顔を上げ、俺を見た。
目が潤んでいる……様な気がする、気のせいか?
意を決したように、前へ出て、手を伸ばした。
 
……デジカメを手に取った。
やっぱりな……近くのイスに腰掛けた。
当然の結果、か……
さて明日からどうするかな……
23名無しさん@ピンキー:04/08/29 11:53 ID:XcvXyAty
何故か、首輪も手に取り、俺の方へ近づいてくる。
へ?……なんだ?ビンタか?
思わず立ち上がり、近づいてくる、沢村を見る。
 
俺の目の前まで来ると、机の上にデジカメを置いて、膝を着いた。
「………しますから……」
「え?」
「なんでもしますから……奴隷にも、何にでもなりますから、だから………」
すがりつく様な目で俺を見上げる。
こいつは……ひょっとしたら………
「捨てないで、お願い……なんでも、しますから………あむ」
とか、言いながら、ズボンから息子を取り出して、口にくわえた。
 
俺は、高笑いしそうになるのを堪えた。
くっくっくっ……最高だ。
「捨てないで」と、きたか…
心配しなくても、捨てる気なんて、さらさら無い。
そんな、勿体無いことするものか。
「どうするか……分かるよね?」
「ん……はあ、はい……」
顔を上げ、微笑みながら、首輪を着けた。
「よく似合ってるよ……」
「ありかとうございます」
24名無しさん@ピンキー:04/08/29 11:54 ID:XcvXyAty
「いいんだね?」
「はい…もっと、もっと、私を汚してください……
私が、望んだことですから……ご主人様……」
ご主人様?……いい、いい響きだ。
「身も心も俺に捧げるね?」
「はい、ご主人様」
「じゃあ、続けて」
まさか、ご主人様とくるとは、思わなかったな。
再び口で息子を愛撫し始めた。
「ん、ふ……うぅん、んぐ」
唾液を纏わせながら、下を絡ませ、吸い上げる。
暖かく、湿った、感触が、股間から全身に広がる。
沢村……いや、和美の、頭を撫でながら、その感触を楽しむ。
 
勝った……俺は、賭に勝ったのだ。
最高の気分だ、叫びたくなる。
高揚感と、性感が、全身を包む。
これからたっぷりと楽しんでやろう。
 
……だが、やはり、1人だけだと、物足りんな。
明日から次の獲物を探すか……
どんな娘にしようかな。
そんなことを考えながら、和美の口の中に、精を放出した。
 
 
俺の中の黒い欲望が、大きくなり始めた。
25小心者:04/08/29 11:56 ID:XcvXyAty
これで終わりです。長々とスマソでした。
では、さようなら。
26名無しさん@ピンキー:04/08/29 12:08 ID:2dLp2a0B
>>16
ぼく、キューちゃん?
27名無しさん@ピンキー:04/08/30 09:25 ID:8lGl1FPF
>>25
また何か出来上がったらお願いします
28名無しさん@ピンキー:04/08/30 16:16 ID:6qUM0fQW
邪悪だ……w
それで浮気(?)がバレて、和美タソにエッチなお仕置きされる
主人公キボンヌ(次回作)
29名無しさん@ピンキー:04/08/31 00:49 ID:ebtLYBD7
保守しておくか
30名無しさん@ピンキー:04/08/31 07:57 ID:cKPnc8L0
>小心者さん
連載、お疲れさまでした。
とても、堪能させていただきました <(_ _)>ゴチソウサマデス

んああ、薄暗く、エッチくて、オチもgood!
まさに好みでした〜〜。

>27さん同様、次作など思いつきましたら、是非々々お願いします!
31名無しさん@ピンキー:04/09/01 01:32 ID:kQ8yOCQE
魔法の指先を待つ
32名無しさん@ピンキー:04/09/01 21:10 ID:wmtZRzwg
魔法の指先マダー?
33名無しさん@ピンキー:04/09/02 21:13 ID:DYWPCqjR
魔法の指先を信じて待つ
34名無しさん@ピンキー:04/09/02 21:28 ID:X+AE7xTb
ところで催眠術はスレ違いかい?
35名無しさん@ピンキー:04/09/02 23:31 ID:/iM+7yF8
スレ違いではないはず。前も催眠術のMC物があったし。
36名無しさん@ピンキー:04/09/03 19:42 ID:keL4qDL5
           _, ,_ ∩
     ⊂⌒( `Д´)彡 魔法の指先!魔法の指先!
       `ヽ_つ⊂彡
37DDD:04/09/04 00:48 ID:yV99eblz
以前いっていたゲーム作り失敗
ほとんど序盤しか遊べないけど物好きな人はドゾ
http://mahyaros.s18.xrea.com/upload/img/rpg2ch_4368.lzh
38名無しさん@ピンキー:04/09/04 01:04 ID:XvZpqXV4
>>37
乙!


…プレイの仕方がわからない……
39DDD:04/09/04 01:08 ID:yV99eblz
ツクールスレで調べ(ry
ttp://etc3.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1094212845/

RTPと実行ファイルをダウンロード・・・
わざわざここまでしてやるものでもないがw
40名無しさん@ピンキー:04/09/04 01:16 ID:XvZpqXV4
すまん、directXがなかった。ごめん。
41名無しさん@ピンキー:04/09/04 22:40 ID:oQRa05tv
WindowsUpdateくらいしとけ…
42MCされた元転校生:04/09/05 02:43 ID:fKjsJUjM
 私はルナ。○学校の2年生。
 クラスのメス奴隷なの。
 去年まではテツヤ君、ジョージ君、リツコちゃんの奴隷だったんだけど、テツヤ君達がクラスの全員、センセイまで洗脳しちゃったのを記念して、私たちをみんなの奴隷にすることに決めたの。
 あ、私たち、ていうのは私の他にマミちゃんとボッくんも奴隷だったから。
 2年前、つまり○学生の時から、私たち6人はそういう遊びをしていたんだ。
 今ではクラスのみんながルナのご主人様。ルナは誰とでもセックスするし、いつでもどこでも裸になるし、どんな恥ずかしいことだってしちゃう。おしっことかね。
 今日は、6時間目が水泳の時間。
 室内プールの窓は磨りガラス。外からは中のことはわかんないから、遊んでも大丈夫。センセイは担任のミズホちゃんだし。
 私たちは、ドアに念入りに鍵をかけて授業を始めた。
 全員素っ裸でね。
 ミズホチャンはセンセイ2年生で、「新人美女教師」とか呼ばれちゃいそうに美人なの。でも、洗脳されて私たちのおまんこ奴隷になった。今も素っ裸で私たちの前に立っている。
43MCされた元転校生:04/09/05 02:44 ID:fKjsJUjM
 「おまんこ!それじゃ、特別授業を始めます」
 あ、おまんこって言うのは、私たち奴隷の、なんて言うのかな、かけ声?
 私たちは「おはよう」「こんにちは」「はい、ご主人様」って言う代わりに「おまんこ」って言うの。
 キ○ガイみたいでしょ。でも今じゃクラスの女子の半分近くがこういって挨拶してるんだよ。
 私たちは素っ裸のまま真面目に準備体操をした。一応授業だし。ちなみに。男子と女子は向かい合わせになって並んだから、私たちが裸で手を上げたり開脚したりするのは全部見られてる。私も男子のお股でぴんって立ってるおちんちんを見ながら体操した。
 今日の特別授業は、100メートル足をつかずに泳ぐだけ。出来たら後は自由。でも出来なかったら出来るまで繰り返すの。
 男子は自由。女子は背泳ぎか平泳ぎでね。
 テツヤ様達は一番最初にノルマを達成して、プールサイドに陣取った。ミズホちゃんがジョージ様にフェラチオのご奉仕してる。
 前の人が半分いったら次のひと。適当に様子を見て、私も泳ぎ出す。水泳は割と得意だから、4往復くらい背泳ぎでも余裕。
 ゆっくり目に泳いで、あんまり飛沫を上げないようにする。せっかく背泳ぎを選んだんだから、見ている男子にサービスしないとね。さすがにプールサイドを見る余裕まではないけど、男子が泳ぐルナの裸を見てくれてるのは視界に入ってきた。嬉しい。
 簡単にクリアしてプールを出ちゃう。この後は開けてある2コースで自由に泳いでいい。でも、泳いでいる子はまだ一人もいない。
 私はテツヤ様達のところに行く。テツヤ様の股間には、委員長のヒカリちゃんが跪いてご奉仕中だった。
 ヒカリちゃんは頭も性格も良くて、すごく可愛い子。今年のテツヤ様のお気に入りなんだ。2年生でミスコンやったらヒカリちゃんはベスト5に入ると思う。
 私?ルナはトップ10はイケると思ってるよ。
 おちんちんが空いてないなぁ、と思っていたら、肩を叩かれた。
44MCされた元転校生:04/09/05 02:45 ID:fKjsJUjM
 「ルナ、ヤろうぜ」
 バン君だった。今時珍しい硬派系のワルって感じの子だけど、不良じゃない。もちろん洗脳されて私たちの仲間。
 「おまんこっ!しよっ」
 私はにっこりしてバン君のおちんちんを手で擦ってあげる。ビンビンになったおちんちんの感触が気持ちよくて、私も濡れて来ちゃう。舌でも味わいたくなったから、跪いておちんちんに吸い付いた。
 くちゅ、ぺろ、ちゅぷぷっ……
 おちんちんはちょっとプールの水の塩素が臭った。でもすぐに、先走りのおつゆが先っちょから出てくる。
 好きなんだぁ、これ。ていねいに舌の先でぺろぺろして、バン君を見上げてにっこりした。
 「出ちまうよ。もう入れるぜ」
 私は頷いて四つん這いになった。バン君はパックから入れるのが好きだから。
 お尻を掲げておちんちんを待つ。正面にテツヤ様に同じように後ろからしてもらってるヒカリちゃんの顔があった。目があって、自然に顔が近づく。
 ちゅっ…ちゅ、ちゅっ
 ヒカリちゃんとキスしてると、バン君が入ってきた。
 「あ、あぁん!……あふ、あんっ」
 気持ちいい!セックス最高!
 ルナの身体はセックスなしじゃ1日だって耐えられない。
 犯してもらいながら犬みたいにお尻を振って、あん、あんって鳴いた。
 身体が押されて、ヒカリちゃんと頬を押しつけあうみたいになった。
 ヒカリちゃんと頬ずりしながら周りを見たら、みんなセックスしてた。
 ミズホちゃんが男子5人くらいの相手をいっぺんにしてる。すごい。
 リツコ様が男子に跨って誰かのをフェラしてる。
 泳ぎが苦手なマミちゃんは出遅れて、これから参加するみたい。
 私はヒカリちゃんのうなじに顔を埋めるみたいにしてしゃぶった。ヒカリちゃんが可愛い喘ぎ声を上げてくれる。
 「おい、ルナ…もう…出すぜ」
 バン君が荒い息で言ってくる。
 「うんっ、出していいよ…ルナも逝っちゃうから」
 私はお尻を思いっきり振って、自分で良い感じになっていく。
45MCされた元転校生:04/09/05 02:46 ID:fKjsJUjM
 「うううっ!」
 バン君ったら、可愛い声だして逝っちゃった。ザーメンを受け止めて、私も逝っちゃう。
 「お、まんこぉ…いくっ!」
 奴隷の絶頂宣言をして、ルナは逝った。
 バン君と二人してハアハア言いながら、私はもう次の相手を目で探してる。
 テツヤ様が他のところに行っちゃうなら、ヒカリちゃんとレズっちゃうのもいいな。
 洗脳っていいよね。誰でも、すぐに同じになれる。真面目な委員長だったヒカリちゃんも今ではいやらしいおまんこだもん。ルナとおんなじおまんこ。
 そう思ってヒカリちゃんの顔を見たら、OKみたい。
 うん、おまんこ奴隷同士で良くなっちゃお!
 「おまんこ?」「おまんこ!」
 笑いながら言いあって、私たちはキスをした。
46名無しさん@ピンキー:04/09/05 02:49 ID:fKjsJUjM
 ここまで。
 唐突にスレ汚し申し訳ないです。
 なんか、急にこんな感じのが書きたくなったので書いてみました。
 ぎりぎりスレ違いでは無いと思うけれど、不快に思った人には謝罪します。
 それでは失礼。
47DDD:04/09/05 14:59 ID:VazHQKBk
僕はあの日以来ほぼ毎日千穂の家に通い家で作った食事を分けたりしている。
近所の方々から通い妻などと言うありがたくない称号をもらいつつも何故こんなことをしているかというと
あの女を辱めるために、ここに来る口実作りのためだ。
・・・あの馬鹿は純粋に喜んでいるが。
今日は部活のバレーで結構遅くなるといっていたがそろそろ帰ってくる頃だ。
僕はあの女の羞恥に浮かぶ顔を想像し肉棒を硬くした。

「ただいまぁ〜!」
僕が来る事を予め知らせておいたからか、やたらでかい声が聞こえた。
部屋で待つように言って夕食の準備は済ませておく。
・・・先にヤってしまうか。
部屋を開けると千穂が制服を脱ごうとしているところだった。
以前なら全力で家から離脱したところだが今の僕は渡された制服をきちんとたたむだけだ。
ムワァ───
千穂の汗の臭いが部屋に広がり、制服の中に着込んだブルマーが姿を現した。
僕が学校で与えた命令は「部活の後、シャワーを浴びずに制服を上から着込んで帰宅する事」だった。
部活で汗まみれになって、さらにそのまま上に着込んで帰宅すれば千穂の臭いも
体操服とブルマーにしっかりと染込んだ事だろう。
部屋の匂いをかぐ仕草をすると、真っ赤になった千穂が顔に手を当て僕の鼻を塞ごうとした。
そのまま僕は後ろに倒れこみ、当然千穂はその上に覆い被さった。
立ち上がろうとする千穂を抱きしめる形で千穂の豊満な胸に顔をうずめた。
「あ・・・」
普段は絶対に聞けない、か細い声が千穂の口から漏れる。
千穂の手を僕の股間に導きズボンの上からでもわかるくらい固くなったモノを
触らせた。
48DDD:04/09/05 15:00 ID:VazHQKBk
「お前のキツイ汗の臭いでこんなになったんだからすっきりさせてくれ。」
頷きながらブルマーを脱ごうとする千穂を止める。
「違う、お前の手で俺のを満足させてくれ。」
いつもとは違う展開に千穂は戸惑いながらもズボンから肉棒を取り出し、擦り始めた。
僕はソレを確認すると、再び胸に顔を埋め、すぅ、と臭いを吸い込んだ。
「!やぁ、臭い嗅いじゃ駄目ぇ!」
僕の意図に気がついたのか、必死になって引き剥がそうとする。
カリカリカリ・・・
「ひぃん!」
だがブルマーの上から尻の穴を爪で軽く引っかいてやると途端におとなしくなる。
近頃抱く時に挿れる時に尻の穴に指を突っ込む事が多く、結構敏感に成っているらしい。
再び最初の押し倒された姿勢に戻ると続けろとだけ言って再び僕は千穂の匂いを嗅ぎ始めた。
体を恥辱に震わせながらも、撫でるように僕の肉棒を愛撫する千穂。
本当なら臭いの感想を述べて辱める予定だったが、僕はそれどころじゃなくなっていた。
脳を腐食させ、かかった獲物を恐怖すら忘れさせる、快楽にいざなうフェロモンを放つ植物のような、
そして其れに愉悦の表情のまま全てを貪りつくされるような甘美な被虐的妄想をかきたてる匂い。
かつてコイツが何処までも追いかけてきて、無理やり僕を抱きあげ、マーキングするかのように擦り付けていった、その、数倍強い女の匂い。
その毒はやがて全身にまわり、体中から力を奪っていく。
いや、千穂を抱きしめる腕の力は強くなっているのだろうか?そんな状況ですらきっちりと手を背中に回して手を離そうとしない。
それすら、認識できないほど、体中の感覚が千穂のフェロモンに狂わされていた。
深く沈もうとする意識の中、体がはじけるような、強烈な快楽が僕を襲い、体が激しく痙攣した。
「あぐぅあああああ!!!」
びゅるるるるるるる!!!!
49DDD:04/09/05 15:00 ID:VazHQKBk
───ああ、喰われてる・・・
頭の中が真っ白になりながらも、脳の中をいまだ暴れ回る快楽の毒に気絶する事も出来ず、体をひくつかせる。
抱きついていた腕も、何時の間にか離れ、僕は大の字に寝転がっていた。
ぼやけた視界に驚いた顔をした千穂が見える。
手は白く汚れぼたぼたと聞こえるほどに大量の精液が床を汚している。
千穂が慌てて、ティッシュを持ってきて床と手を拭く間も、僕の体は動かず、倒れ続けていた。
心配になったのか千穂が僕の顔を覗き込む。さぞ今の僕は情けない顔をしていることだろう。
千穂は困ったような顔で、僕に尋ねた。
「え、えっと、そんなに体操服とか好きなの?」
・・・なんでやねん。
50DDD:04/09/05 15:02 ID:VazHQKBk
ゲームの口直し代わりに
番外編
能力使ってないけどまぁ、千穂がフェロモンっぽいモノ出してると言う事で勘弁

実は誰かが番外編書いてと言ってくれた時に出来てたんだが、何となく恐ろしい考えになって晒すの見合わせてた。
1、もし千穂がフェロモン体質の能力者だと仮定する。
千穂が先に能力開花、恵一が影響を受けて能力者になった場合
おそらく自分の能力に気がついているので、恵一を篭絡させようとする。
しかし、恵一の素質が開花。ある程度、千穂の能力に抵抗ができる。
千穂落胆。しかし、その能力を使って千穂を奴隷にしようとする。
喜びつつ千穂、何も知らない振りしてベッドイン。
抵抗を持っている恵一でも何度か関係を重ねる度に少しづつ毒され、今回にいたる。
そのまま、愛の奴隷っぽくなって最終的に恵一受けルート

2、恵一が先、千穂が後の場合
という事は今までの行動に打算や芝居は全くないということなので、
おそらく能力開花しても気がつかない。しかし、恵一はどんどん毒されていくので、結局千穂から離れられなくなる。似非純愛ルート

3、単なる恵一のトラウマ
それを振り払うために他の女性を抱きに走る。ハーレムルート

のどれかにしなきゃいけなくなる(全部苦手な話だわ・・・)正直、
続編とか無理ぽいので、あくまで本当に独立した番外編ということでよろしく。
口直し代わりなのに愚痴こぼしてスマソ
51名無しさん@ピンキー:04/09/05 16:09 ID:Godt2Oww
>>46
乙!全裸授業イイ!!

>>50
DDD氏キテター!!
千穂いいな千穂
52◇鱸 ◆xT/ZtgSAnQ :04/09/05 22:29 ID:g39Draj6
キタキタキタキタキターーーーー!!
千穂イイヨ!イイヨ!!
53名無しさん@ピンキー:04/09/06 01:33 ID:q2oSn9n9
乙です。

で、◇鱸 ◆xT/ZtgSAnQ 氏の続編キボンヌ、といってみるテスト。
54◇鱸 ◆xT/ZtgSAnQ :04/09/06 10:23 ID:QJNp0+6Y
最近、筆の進みがめっきり悪くなって…
ネタもあるしかかなきゃとは思っているんですが…

ま、うpしなきゃ書かないのと同じなので途中ですがうpしてみる
55◇鱸 ◆xT/ZtgSAnQ :04/09/06 10:25 ID:QJNp0+6Y


「……気分はどうだい?」
カナ「…い…いわけ…ないじゃない…」
俺は棒状に延ばした水を通してプールの水を少し流し込む。
カナ「い…いたい…気持ち悪い…お願い…もう…」
もっと流し込んでみる。
カナ「ぎえぇェーーーーー!!」
ボコンボコンとカナの腹が膨らんでくる。水圧に腹がどこまで耐えられるのか試してみたくなる。
カナ「…は…………か………
   や…やめ…て…」
一旦そこで注入をやめる。
『水の椅子』を移動させ、カナを自分のすぐ前に連れてくる。

「………」
無言でカナを見つめる。
カナ「…」
カナは涙と鼻水を流し、白目をむきそうになりながらも怯えたような目で俺を見る。
スッ…
まともな会話ができるよう、少し、棒状水から腹内の水を抜いてやる。
「………」
カナ「……」
カナは安堵の表情を浮かべた後、僕にこびるような目を向けてきた。
カナ「お、お願い…助けて…」
「駄目。だってお前、俺のお願い聞いてくれたことなかったし。」
プールから水の触手が伸び、カナの胸に吸い付く。
カナ「ひぃ…謝る、謝るから」
カナの胸が水に引っ張られ、伸ばされる。
56◇鱸 ◆xT/ZtgSAnQ :04/09/06 10:26 ID:QJNp0+6Y
「謝って済むんだったら最初ッからこんなことしねぇよ!!」
肛門に刺さった水を固め、腹を蹴る!!蹴る!!蹴る!!
カナ「ぎゃ(ドゴッ!)やめ(ドゴッ!)だず(ドゴッ!)」
「お前にはもっと恥辱を味わわせてやるからな!!」
カッ! 水に指示を出し、両手・両足の関節を固定させる。と同時に、『水の椅子』『水の触手』『水の棒』を解除する。
カナ「きゃあーーーーーー!!」
バッシャーーーーーーーン!!
ボボボボバァーーー…
水面に打ち付けられ、腹の中のものを凄い勢いで放出するカナ。手足の関節を固定させながらも、なんとか浮き上がろうとする。
クイ…
俺が指を曲げるとカナの体が空中に浮き上がり、プールサイドに着地する。
カナ「(何を言ったら…そうだ!とりあえずお礼を言ってご機嫌取らなきゃ)……あ…ありが…」
言いかけたその時、俺はさらに水に指示を出す。
ジュボボボ!!
カナ「んひぃーーーーーーーーー!!!!!」
先程カナが放出したモノを、全てカナの腸内に流し込んだ。
だが俺はそんなカナに首輪をつけ、紐で引っ張った。
「さて、行くぞ。」




――――――今回はここまでです。スマソ。
57名無しさん@ピンキー:04/09/06 11:14 ID:YyStBKrr
鱸 ◆xT/ZtgSAnQたんキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
58名無しさん@ピンキー:04/09/06 12:38 ID:EJ/WLNu7
キタ――――!!!
リクに応えてくれてありがdございます!!
59名無しさん@ピンキー:04/09/14 21:04:36 ID:vpwRv3a0
ホシュ!
60名無しさん@ピンキー:04/09/16 10:16:27 ID:7GCym2MY
これはもう萌えかもわからんね
61鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/09/16 19:24:52 ID:qO7UcQoe
職人さん達のお帰りを信じて待ちます。
62名無しさん@ピンキー:04/09/19 02:21:36 ID:pD5GqkmT
ほしゅ
63名無しさん@ピンキー:04/09/19 21:28:53 ID:/kzCblf5
魔法・超能力を使って近親相姦する話を書いてほしいです。
64名無しさん@ピンキー:04/09/20 19:36:45 ID:QywIJrZ+
近親か〜……
実の、義理か、が問題ですな。
65鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/09/21 00:48:13 ID:sRaTi4nT
個人的には実の、に萌える。
いろいろな果実食ってるけど
禁断の果実は特に大好物なの。
分かるぅ?この例え
66名無しさん@ピンキー:04/09/21 01:45:24 ID:sCE7eCTq
>>65
やはり我なら丸ごと食らうな!
67◇鱸 ◆xT/ZtgSAnQ :04/09/21 04:48:11 ID:hZpt5nbm
>>65
な…なんかわかる…
68名無しさん@ピンキー:04/09/21 23:46:10 ID:kRD3S7aT
できれば理性の強い実の母親を魔法で洗脳して…っていう小説が読みたいなぁ。
69名無しさん@ピンキー:04/09/22 00:36:38 ID:qVpOWboS
70名無しさん@ピンキー:04/09/22 09:49:59 ID:BQJzZjVg
>>68
魔法よりも催眠術のほうがいいと思う。
71名無しさん@ピンキー:04/09/23 23:17:17 ID:7OQ8vrqv
他所であったネタだけど「美少女暗黒卿ベイデル」ってここでいいの?
72名無しさん@ピンキー:04/09/24 00:08:50 ID:P/7WZHGV
いいんじゃないかい?
内容にもよるが。
73名無しさん@ピンキー:04/09/24 01:36:35 ID:wNe8HvBs
>>71
いいのと聞かれても内容がわからなければ答えようが無いのだが
74名無しさん@ピンキー:04/09/24 23:02:25 ID:ojiXw8Wu
カオシックネタを久しぶりに見た(つД`)REDオイテネエヨ
75名無しさん@ピンキー:04/09/25 07:19:29 ID:feZNo5L0
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1096027769/
こんなのができてたけど、このスレと趣旨は同じっぽい?
76名無しさん@ピンキー:04/09/25 08:06:18 ID:bQ2f5tvx
>>75
そうか?別にこのスレは女の子を自由に操ることを主な目的にしてるわけじゃないと思うが。
77名無しさん@ピンキー:04/09/26 01:38:45 ID:bBCJk/wU
>>75
もう落ちたっぽい
78名無しさん@ピンキー:04/09/26 20:30:35 ID:IaTCELr1
>>75
速いなw
個人的にはここに来る住人が増えてくれるかも、と
期待していたので保守しとけばよかったかな…
79鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/09/26 21:36:15 ID:QuklDQy2
うう、新手のSSが全然こない…
80名無しさん@ピンキー:04/09/27 17:38:41 ID:rtI+U/jU
とりあえずあげ
81鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/09/27 22:21:49 ID:qSRO+XwW
某、君と響きあうRPGを越した記念に書いてみる………。
82君と響きあう○○○ その@:04/09/27 22:23:35 ID:qSRO+XwW
*****************

これは主人公の女の子が
毎回エロい目にあいながら、
悪の超能力者と戦っていくお話です。

*****************



大都会におよそ似つかわしくないボロアパートに
新しい朝の光が差し込んでいた。
わずか四畳半の部屋には
ところ狭しと二人の姉妹が身をよせあって眠っていた。
一人はこの物語の主人公こと、坂之上アヤ。
そしてもう一人は、その妹のマヤだった。
83君と響きあう○○○ その@:04/09/27 22:25:26 ID:qSRO+XwW
坂之上アヤ。17歳。
坂ノ上家の長女の彼女は
とりたてて運動神経にめぐまれており
その向こう見ずの性格もあって多くのトラブルを巻き起こす。
B86の胸は柔らかく躍動感に溢れている。
顔は標準以上の美少女であり、
彼氏の一人や二人はいてもおかしくなかった。
しかし、今の彼女は彼氏以上に果たすべき夢があった。
それはアイドルになることである。
アヤにとっては、それ以外のことは雑念でしかなかった。

―――アイドル。
それは彼女が幼い頃からずっと憧れていたもの。
テレビの先にいるその姿を見る度に
『自分もいつかああなりたい』と思い続けていたのである。
しかし、彼女の両親はそれを良しとはしなかった。
両親はアヤには平凡で堅実な生き方を望んでいたからである。
次第に彼女と両親はひどく反発しあうようになるのだった。
しかし、何度両親に反対されようともアヤは決して夢をあきらめなかった。

そしてあの事件が起こった。

坂ノ上家全てを巻き込んだ大喧嘩。
その結果、彼女は
同じくアイドルになることを望んでいる妹のマヤと共に家を飛び出し、
大都会にやってきたのだ。
84君と響きあう○○○ その@:04/09/27 22:28:47 ID:qSRO+XwW
そういういきさつもあって
大都会で彼女達、
ボロアパートでの
たった二人だけの生活が始まったのだった。

まだ幼く世間を知らない少女二人が
何者にも頼らずに大都会で生きるのは
様々な苦難があった。

しかし、彼女達はそれを一度もつらいと思ったことはなかった。

それも全てはアイドルになるためだから。
85君と響きあう○○○ その@:04/09/27 22:29:44 ID:qSRO+XwW
ギィィ…。。
姉妹がまだ眠っている中、
ゆっくりとドアが開かれていく。
「………」
姉妹はそれに気がつかない。

侵入者は音もなく部屋に入ってくると姉妹達を上から見下ろす。
ギュウウ。
侵入者は無言のまま、その足の親指と人差し指でアヤのほっぺをつねった。
「う…うん……あと…五分…」
アヤが寝ぼけ気味につぶやくと、
侵入者は時計を見上げる。
時刻は6時55分。
「………」
キリが悪いとおもったのか
7時ジャストまで待つつもりになったらしい。

そして5分の時が過ぎるのであった。
86君と響きあう○○○ その@:04/09/27 22:31:57 ID:qSRO+XwW
つんつん
再び足の指でアヤの顔を踏みつける侵入者。
「うん…あと10分………むにゃむにゃ…」
姉妹達にとってはまだまだ起きるには早い時刻。
5分が10分になるのは当然の成り行きだと言えた。
ブチッ。
しかし今度こそは侵入者は許さなかった。
「………」
手にバトンを持ち出すと。
「マジカルトゥルー!!」
カッ!
その瞬間、部屋は白い光に包まれ…そして

ボガーン

大爆発。
その爆発力の前には、
姉妹の小さな部屋など跡形も無く消し飛ぶのだった。
シュウウウウ。
あたりは恐ろしい惨劇でもあったかのようにメチャクチャだ。
「ごほっ…ごほっ……」
煙の中から咳き込みながらアヤが現れる。
なんとか無事だったものの、今の爆発でパジャマが吹き飛んで、
下着姿になっていた。
その下着もやはりボロボロ。
損傷が激しく、右胸に至っては完全にピンク色の突起が露出していた。
ショーツもまたところどころがコゲ目で穴が開いている。
しかし今のアヤは、そんなことを微塵も気にかけてはいない。

「な…なによっ!いったいなにがおきたの!!!?」
87君と響きあう○○○ その@:04/09/27 22:33:49 ID:qSRO+XwW
廃墟になった部屋を前に、愕然とするアヤ。
しかしたった一人の妹が
彼女に気絶させることを許してくれない。
「そ、そうだっ!
 た、たいへんっ!!マヤ!マヤはっ!!!
 あっ…マヤ!!」
「むきゅう………」
瓦礫にうずもれるマヤを発見。
しかし助けようとしたその時、
上空から先ほどの侵入者…
そしてこの爆発を巻き起こした張本人がアヤの目の前に下りてきた。
ザッ!
「愛と平和と正義の使者。マジカルメロンちゃん参上っ!」
「は……?」
あっけのとられるアヤ。
アヤの目の前にあらわれた女の子は
アヤより少し背が低く、白い衣服に身を包んでおり、
背中からは美しい白い羽が生えていた。
その姿はまるで物語に語られる天使のようだった。


突然目の前に現れた少女………果たして天使か悪魔かッ!?
88君と響きあう○○○ その@:04/09/27 22:36:21 ID:qSRO+XwW
「だ…誰よ。あなたっ!」
「だから愛と平和と正義の使者。マジカルメロンちゃんと言っておろうが!!!」
「は…はぁ……」
「まったく…理解力に欠けるやつじゃのう…」
ただごとではない相手にアヤは悪い予感を感じるのだった。
事実、その予感は的中する。
天使はエヘンと胸を張って語りだす。
「聞いたぞ!キサマッ!
 毎日毎日遊んでばかりで学業をおろそかにしておるらしいな」
「ギクッ」
アヤは痛いところをつかれた。
「た…たしかに学業はおろそかにしてるけど………」
「だが、我が下僕となったからには、最早そのような体たらくは許さん!」
ブチッ
アヤにとってはたぶん初対面。
しかし身に覚えも無い下僕呼ばわりされては
いくら温厚な彼女とて
平穏でいられるはずがなかった。
「だ、だれが下僕よっ!
 あなたねぇ!それよりどーしてくれんのよっ!私の部屋っ!」
アヤの涙をこらえて訴える。
部屋は跡形もない。
彼女の怒りはもっともだ。
しかし天使はそれ以上に激昂して反論。
「うるさいっ!そんなこと我が知ったことかっ」
「な…」
それは一片の情け容赦無い一言だった。
89君と響きあう○○○ その@:04/09/27 22:40:44 ID:qSRO+XwW
さらに天使はアヤの反論など許さないと言わんばかりに言葉を続ける。
「とにかくキサマの腐りきった私生活を我が直々に鍛えなおしてやる!
 光栄に思うがよいっ!」
「こ…このガキ………」
ギリギリとしたアヤの歯軋りが響き渡る。
家を破壊されたこと。
下僕などと呼ぶ無礼極まりない態度。
彼女も最早限界だった。
そんなアヤの態度に天使も気に障ったのだろう。
今、二人の間には猛烈な火花がぶつかりあっていた。
まさに一触即発の状態。
「坂ノ上さん…………これはいったいなんの騒ぎですか…」
「えっ?」
気がつけばアヤの傍らに人が集まっていた。
「あっ………大家さんとアパートの人たちっ!」
「また、あなたですか!!
 あなた、いったい私に何度迷惑かければ気が済むんですか!!!」
「ううっ…」
「だいたい保証金も解約控除金もまだ貰ってませんよ」
「そ…それは…」
「いいや。もう許せません!限界ですっ!でていってもらいます」
「そ…そんなぁ…」
大都会にやってきて、数日間町を彷徨い、
ようやく手に入れた我が家…。
その我が家が、それがこんな形で手放すことになることに
アヤは生まれて以来最大級の絶望を感じるのだった。
そんなアヤの気持ちを逆撫でするように天使は豪笑するのだった。
「フワハハハッ。我に逆らったことへの天罰だな」
「あ、あんたねぇ!!!」
90君と響きあう○○○ その@:04/09/27 22:43:34 ID:qSRO+XwW
「兎に角だ。
 キサマにはこれからちゃんと学校に言ってもらう!
 我が下僕にふさわしい教養を身につけてもらうからな」
「じょ…冗談じゃないわっ!
 なんで私があなたなんかの言うことなんか聞かなきゃならないのよっ!」
「ほぅ…あくまでも我に逆らうつもりかっ!!」
アヤの言葉に天使はコメカミに血管を浮き上がらせた。
そして服の中からリモコンのようなものを取り出してスイッチを押した。

ヴィーーーン!ヴィーーーン!

突然股間から振動が響いていく。
「ひっ…な………ん!…な、なにっ」

ヴィーーーン!ヴィーーーン!

耐えられなくなって膝を落とす。
「あっ…あんっ…。あっ。あっ」

ヴィーーーン!ヴィーーーン!

股をこすりながら悶えだす。
口からは涎がたれている。
暴れてブラや、ショーツのゴムが切れる。
「きゃあ、あっ。やぅ…が…あっあっ。やめてぇええ」

「フワハハハハ。どうだっ!おもいしったかっ!
 これぞ天使七つ道具の一つ、リモコンバイブレーターだ。
 スイッチ一つで例え100億光年彼方にいようとも
 股間にとてつもない衝撃を与えることができるシロモノだ。
 すでにキサマのマンコに詰め込んどいてやったわ!!」
91君と響きあう○○○ その@:04/09/27 22:48:27 ID:qSRO+XwW
「あっ…あっーーー。だ、だめぇ…あっ、ん、くふぅ…あっ、あっ」
「ちなみに、これはレベル2だ。最大レベルは5まであるのだぞ。
 レベルをあげてみるか?ん?」
「あっ、あっ………や…あっ、わ…わかったからぁ、
 あっ、と…あっ…止めてェ。止めてよぉー。あっ。んあっ!
 あーーっ。あっ、くう。あはんっ」
「ふんっ。情けないヤツよのう…」
天使がもう一度ボタンを押す。
アヤの股間を刺激していた振動がぴたりと止まった。
「ふーー。ふーーー。はーー。はふぅ…はーーー。はーーー…」
赤く火照った頬。
激しい呼吸を繰り返すアヤ。
すでに下半身は痙攣して立ち上がれない。
天使はそんな状態のアヤをひょいと肩で持ち上げると、
空に向かって飛んでいく。
「編入の手続きとかそういった面倒なモノは全部我が済ませてやったからな♪」
「いやーー。いやあああーーーーーーっ!!」
上空から響き渡るアヤの声。
あっという間のできごとにアパートの人間は口を空けたまま
これは何かの夢だと思ったが、
この場に残されたアヤの下着だけが
確かにアヤがここにいたことを証明しているのだった…。

始まりは突然に。されど激流のように…
果たしてアヤの運命はいかに………!?


そのころ天使の主人は…
「ふぅ…メロンのやつがいない朝が静かだぜ…」
ゆっくりと朝の味噌汁をすすっているのだった。
92鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/09/27 22:48:59 ID:qSRO+XwW
続きます。
93名無しさん@ピンキー:04/09/27 23:36:06 ID:GvZ25xJ4
続編キター!!
無理矢理なメロンちゃんワロタ
94名無しさん@ピンキー:04/09/28 00:01:51 ID:2q1QbVlk
天使の主人公、ヨカッタネ。
平穏無事な朝を迎えられて(´д⊂)
95名無しさん@ピンキー:04/09/28 00:50:49 ID:mEzTnxSE
メロンちゃん&姉妹キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
続きも楽しみにしてまつ。
96◇鱸 ◆xT/ZtgSAnQ :04/09/28 06:55:03 ID:bJBvg752
アヤ…いつまでたっても不幸なんだな…

こーゆーの見るとやはりメロンちゃんがお仕置きされる話に期待してしまう…
97名無しさん@ピンキー:04/09/28 10:16:23 ID:X0WJh29Q
メロンちゃんは普通にやっても普通にヤっても強いから…
98鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/09/28 21:04:02 ID:rfrYYOwH
ちょくちょくですが
続きを書きますね
99君と響きあう○○○ そのA:04/09/28 21:05:09 ID:rfrYYOwH
愛と正義と平和の使者マジカル・メロンちゃんが
坂ノ上アヤの家を襲撃………!!
アヤの家は廃墟と化した。

襲い掛かる様々な不幸を前に、
アヤは無事に平穏な一日を過ごせるのか!?

そして何故、メロンはアヤのことを下僕と呼ぶのか!!?
メロンとアヤとの関係はっ!!?

坂ノ上アヤ。半場強制的に………登校。
100君と響きあう○○○ そのA:04/09/28 21:08:58 ID:rfrYYOwH
学校の正門を超えたすぐの所、
人々は密かに一人の少女の噂をしていた。
「おいっ。今、通り過ぎた子。見た?」
「見たっ。か…かわいい」
「た…タイプだ…」
「あんな子、うちの学校にいたっけ」
「転校生かな…」

その噂は加速度的に広がっていった。

「おい。聞いたか」
「今日来る転校生。スッゲー。かわいいらしいぜ」
「カワイイってどんぐらい」
「知らないが、とにかくカワイイらしいぜ」
「あれじゃないか」
「うひょ」
「か…かわいい」
「む…胸もある…」

事実。その噂は正しく、
少女の可憐さはその学校の水準地を大きく上回っていた。
だが、当の本人はまだそれを知らない。
と言うよりは、人々の噂に耳を傾けているような
余裕なんてないのだった。

(なんで私が今更学校なんて…ぶつぶつ)

噂の転校生とは、坂之上アヤのことだった。
そして、その身は天使が用意した制服に包まれていた。
101君と響きあう○○○ そのA:04/09/28 21:11:40 ID:rfrYYOwH
(あー。もー。
 今日は朝からバイトだったのにぃ…。
 店長怒ってるだろうなぁ…
 無断欠勤なんてクビになっちゃうよぉ…)
廃墟と化した家。
突然目の前に現れた天使。
そして学校へ強制的に登校させられ、
(もう、勉強なんてこりごりだよぉ…
 今はこんなことやってる時じゃないのに…)
難しい顔で歩きながら、
どうにもならない現状にため息をこぼす。
(けど…この空気……なんだか久しぶりだな…)
確かに強制的だったとはいえ
その渦中は学校という空間に対して
懐かしさのようなものも感じとっていた。
(ママと大喧嘩しなければ
 私、今頃まだ田舎で学校行ってたんだよね…
 みんな元気かなぁ…)
大切な友人達に対して別れの挨拶もしないまま上京してしまったこと。
それは思い出すのもつらいことだった。
(ん?)
「うひょー。こっち向いた」
「あれ。俺を見てるよな」
(………)
と、ここでようやく自分が置かれている状況に気がつく。
(周りの人………ひょっとして私のこと見てるの?)
首はそのまま視線だけで辺りを探ると、
みな一様にアヤのほうに注目していた。
(………きっと、私がカワイイからね♥)
アヤはなんの謙虚もない素直な結論に達した。
102君と響きあう○○○ そのA:04/09/28 21:14:17 ID:rfrYYOwH
それはアヤの気持ちを切り替えるきっかけとなった。
(よし。そうだっ!
 せっかく学校に来たんだもん!
 こうなったらここで私のファンクラブでも作ろうっ!
 きたるべきアイドル時代に向けて今から強力な後ろ盾を作っておくのよっ!)
どんな逆境にも負けない、くじけない心。
単純といえばそれまでだが、
アヤ本来の持ち前の明るさから行き着いた結論だった。
(そうよっ!こうなったからには是非とも前向きに行かなくっちゃ)
兎も角、迷いを振り切ったアヤ。
大衆に微笑むと、静かに首を傾ける
「い…今…。
 て…手…振ってくれた」
「お、おいっ!見たカッ!今、俺に向かっておじぎをぉっ!」
「何言うこのデブっ!お、俺に決まってるだろ!」
大衆達の反応にアヤが得意になりかけたその時

ヴィ〜〜ン。ヴィ〜〜〜ン

アヤに埋め込まれたバイプが突然の振動を開始した。
103君と響きあう○○○ そのA:04/09/28 21:18:52 ID:rfrYYOwH
ヴィ〜〜ン。ヴィ〜〜〜ン

(んーーーっ!)
人前。
それも大勢の学生が見ている中だ。
ここで声でも上げようものならヘンタイだ。
アヤは自分が置かれている状況がいかに危険なのかを再確認した。
(て…天使ぃッ)
心の中で天使を呪う。
だが、今の振動は初めて受けた時ほどの衝撃ではなかった。
あれがレベル2ならば、これはまだレベル1程度なのだろう。
それでも長時間この振動を受け続ければ、
耐えられるという保障は全く無い。
アヤは決して苦しみ(快楽?)を顔にださず
何事もなく、ただ静かに、不自然の無い動きで、
校舎裏、人気のないところに移動した。
もちろんその間には数え切れない困難があったのは言うまでもない。
104君と響きあう○○○ そのA:04/09/28 21:22:13 ID:rfrYYOwH
「ーーーんっ。あっ…んんっ。
 あっ…んっ…はぁはぁ……
 て…天使ーーー。出てきなさーーーいっっ!」
どこなりに向かって叫ぶアヤ。
すぐに天使が壁の向こう側からよじ登って現れる。
「愛と正義と平和の使者。マジカルメロンちゃん参上っ!」
天使はいつものポーズを決めた。
しかし、それに感想を抱いている余裕など既にアヤには残されていない。
アヤはすぐにバイプ機能を止めさせるのだった。
「あんなところでいきなり何するのよっ!」
「レベル1は警告だと思え」
「はっ?」
「警告が聞けんようならレベル2、レベル3と上げていくからナ!」
「な、なによそれっ!!?」
アヤの怒りなど天使にとっては涼風だ。
天使はアヤの問いには一切応えず、いつもの調子で話していた。
天使が理由を言わないのはいつものことだが、
これから先も訳もわからない理由でバイププレイなんて受けたくも無い。
アヤはここはきっちり問いただすことにした。
「何よっ!警告って!
 今私何か悪いことしたっ!!?」
「………」
天使はグッっと言葉を押し殺す。
その瞳には、悲しみの混ざった複雑な色をしている。
「キサマ。学校というものを何か勘違いしているのではあるまいな?」
天使がアヤの面を向かって問いただす。
「えっ…?」
アヤはとりあえず天使の言い分を全部聞いてみようかと思った。
天使が始めてまともなことを言いそうだからだ。
105君と響きあう○○○ そのA:04/09/28 21:28:22 ID:rfrYYOwH
「学校とは『学』を学ぶための聖なる講堂であって
 けしてキサマの遊び場所ではないのだぞ」
「わ、わかってるわよ。そんなこと」
「だったらヘラヘラと大衆に媚びるような真似はやめい」
「はっ…?」
「我は犬が大嫌いなのだ。
 怖いからじゃない。あの人間に媚びるヘーコラした態度が気に入らんのだっ!」
「………」
アヤはなんとなく理解した。
天使がいったい何故、あの時バイプを発動させたのか?
―――大衆に微笑むと、静かに首を傾ける。
その行為が天使のカンに触ったので『警告』を送ったのだ、と。
もちろんアヤが納得いく理由ではなかった。
理解と同時にこみ上げてきたこの怒り。
「そんなの私の勝手でしょ!このバカ天使!!」
「ム、ムカっ!」

ヴィ〜〜ン。ヴィ〜〜〜ン

「ひっ!…ふっ…あっ…んっ!いやぁ。いやあ、あんっ」
今度はいきなりレベル2だった。
レベル1はまだ耐えられるが。
レベル2になるとまともに立つことも難しく、
淫声まで上げてしまうのだ。
「今…なんと………言った?」
「ひっ……ふっ……あっ…ご…ごめんなさーーーい。
 メロン様っ!ひぃっ。ひっ!いやっ…だめぇ…あっ…んふっ…くっ…
 ゆ…許してぇぇ…ああんっ…あっ…あっ…」
「我に対しての暴言は今後一切許さんよ」
アヤに釘をさしながら、冷たい視線を送る天使だった。
106君と響きあう○○○ そのA:04/09/28 21:29:48 ID:rfrYYOwH
「はぁ………はぁ…ふぅ………ふぅ…」
涙でうるんだ瞳。
呼吸をととのえのに必死なアヤ。
天使がゆっくりと語りだす。
「健全な精神は健全な肉体に宿る」
「?」
「いいか。
 学校とは基本的な勉強。
 そして集団生活によって健全な精神を養うところと言われている」
(またいつもの説教か…)
アヤは親や教師に言われ続けてきたことを
またここでも聞かされることになるのかとおもった。
アヤ自身は成績は悪いが、別に不良というわけでもないので
いちおう納得だけはしていた。
しかし天使は、
「しかし、そんなものはPTAの戯言に過ぎん」
「は……はぁ」
天使の言葉に、アヤは破顔した。
「いいか。学校とは
 勝 つ た め の 場 所 だ 」
「は…はい?」
「勝て!」
「…はぁ…」
「人は生まれて死ぬのが当たり前で…
 それと同じように、勝たなければその生きている間が悲惨なのも
 …また当たり前」
「…はぁ…」
107君と響きあう○○○ そのA:04/09/28 21:32:31 ID:rfrYYOwH
天使の熱演は続いていく。
「今の人間共は…誤解している。
 そこのところ。
 仲間とか友情だとか、
 そんな便所のネズミのクソにも劣る下らんものにウツツを抜かし
 いつの間にか他人の踏み台にされる体たらく。
 まこと救い難い」
「…はぁ…」
「だが違う。
 勝たなければ誰かの養分。
 人生悲惨なのは当たり前!」
「…はぁ…」
「いいかっ!
 周り全てが敵だと思え。
 何者にも心を許すな。
 他者を陥れてでも勝て!
 友情はトーレナ岩よりも
 崩れやすくコボルトよりも弱いっ!」
「…はぁ…」
「真の勝利とはその向こう側でまっているのだ!」
「…はぁ…」
にっこりと微笑む天使。
「それじゃ、我はいつもオマエの側で見守っているからナ♪」
天使は翼を広げると鼻歌を歌いながら満足気に天に帰っていた。
あっけにとられたままのアヤだったが。

キーンコーンカーンコーン

チャイムの音に気づいた時、アヤは悲鳴を上げた。
「しょ…初日から遅刻っ!!」
108鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/09/28 21:34:02 ID:rfrYYOwH
続きますね。
109名無しさん@ピンキー:04/09/28 21:45:09 ID:Rc+yk+0C
乙カレー
それにしても何と無茶苦茶な言いがかり……
110名無しさん@ピンキー:04/09/28 22:35:31 ID:R8ttsH5J
相変わらず楽しませてもらってます。
メロンちゃんもすごいがアヤもたくましいなw
111鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/09/29 22:01:38 ID:eI+/yJc/
続き。


ちょっと…今回はドロドロした話になるかもしれません…。


112君と響きあう○○○ そのC:04/09/29 22:02:32 ID:eI+/yJc/
「今日からみんな一緒に勉強することになった
 坂之上アヤちゃんだ」
(………はぁはぁ…ぜぇぜぇ…し……しぬぅ…)
今にも爆発しそうなほどに疲れきった心臓。
長時間校舎内を走り回ったために全身疲労困憊。
頭はぼんやりとした靄がかかったかのようで、
少しでも気をぬけば即座に倒れてしまいそうだ。
しかし、アヤは決してその苦しみを顔には出さず、
いつもの営業スマイルを浮かべていた。
113君と響きあう○○○ そのC:04/09/29 22:04:10 ID:eI+/yJc/
★君と響きあう○○○ そのBダイジェスト
あれからすぐに職員室に飛び込んだアヤだったが
すでに担任の姿はそこになかった。
担任がいなければどうしようもない。
1時間目の授業は、あきらめかけていたアヤだったが
そこに天使が現れると
「もし初日から遅刻などという無様を晒そうものなら、キサマの体の無事は保障できない」
とアヤの恥ずかしい写真をチラつかせながら脅すのだった(朝にアヤの全裸写真を撮っていた)。
猛烈に抗議するアヤだったが、いつもの通り天使はアヤの要求には一切応えない。
泣く泣く天使の言うことを承諾させられるアヤ。
しかし、交換条件として
もし1時間目の開始までに間に合えば(今はまだ朝のHR中)
アヤの恥ずかしい写真は返してやるということになり、
アヤは広い校舎を担任探して奮闘する。
しかし、自分のクラスが何年何組かわからない状態。
手当たりしだいに教師を捕まえるも全てハズレ。
迫り来るタイムリミット。
とうとう1時限目の始まりのチャイムが鳴り響いた。
人生の崩壊を覚悟するアヤ。
その時、
「あや?君はひょっとして転校生の…?」
「あ、あなたはっ!」
こうして、なんとか九死に一生を得たアヤであった。
114君と響きあう○○○ そのC:04/09/29 22:07:45 ID:eI+/yJc/
クラスの人間は皆一様に喜びの色を浮かべていた。
「うひょー」
「か…かわいい」
「何よ。男子ったら鼻の下伸ばして」
こんな可愛い子と毎日過ごせるなんて…と、
思春期の少年達は達は皆なにかしら
期待をこめた視線をアヤに向けていた
(な…なんだか……恥ずかしい……ナ)
見知らぬ人物達に一斉に視線を向けられるには
アヤもまだまだ慣れが必要だった。
しかし、そんな羞恥心も
次の瞬間に目の前にしたものの前では
思わず吹き飛ぶのであった。
(て…………天使っっ!!)
思わず営業スマイルまでもが崩れる。
「どうした?坂之上?」
「い…いえ…なんでも…」
アヤが動揺したのも無理はない。
窓の向こう側では
天使が窓にベッタリと顔を張り付かせながら
睨みつけるような視線でじっとこちらを監視しているのだから…。
そして、その手はいつでもバイプを発動させられるように
リモコンにそなえられているのだった。
115君と響きあう○○○ そのC:04/09/29 22:09:42 ID:eI+/yJc/
「ほら。あいさつ」
「は…はい…」
アヤはなんとか心を落ち着けた。
「坂之上アヤです。よろしく」
アヤの一言は、たったそれだけでクラスの男共を歓喜させるものだった。
「ウォーヽ(`Д´)ノ」
「アヤちゃんか…」
「へへへ…かわいいじゃねーか…」
「か…かわいいなんてそんな……
 わたしなんてまだまだです」
心にも無いことをいってみた。
「謙虚な性格もイイッ」
アヤは………煽てられればどんどん調子にのるタイプだった。
「出身地どこ」
「アメリカのサンフランシスコよ(大嘘)」
「趣味と特技」
「趣味は裁縫。得意なものはお料理です(超嘘)」
「アヤちゃんってよんでいい」
「いいよ」
「スリーサイズ教えて」
「上から順に86/56/83よ…。
 って何言わせんのよっ!!」
「罵ってください」
「このブタ野郎」
すでに気分は有頂天のアヤ。
「アヤちゃんは将来の夢ってある?」
「夢はアイドルになることでーす」

ヴィ〜〜ン。ヴィ〜〜〜ン。
116君と響きあう○○○ そのC:04/09/29 22:12:05 ID:eI+/yJc/
「んーーーっ。あふぅっ!!!」
「んっ???」
「あふぅ???」
「………!」
静まり返る室内。
アヤは言葉を失った。
顔から火がでるほどに恥ずかしかった。
「…………えっ…いえっ…なにも…」

ヴィ〜〜ン。ヴィ〜〜〜ン。

「ひっ」
振動はおさまらない。

ヴィ〜〜ン。ヴィ〜〜〜ン

それどころか、レベルが徐々に上がっていく。
(て…天使ぃっ!こ…こんなときに、な、なにすんのよっ!!)
「んっ…くふぅ…っ……」
「どうしたんだい?アヤちゃん?」
「いえっ…ですから…な…なんでも……んふっ、ふっ!あっ……やぁっ…!」
「んふっ?」
「ふっ?」
「あっ?」
「やぁっ?」
このままではアヤの異変を生徒達に気づかれるのも時間の問題だった。
(やっ…だめぇ…やめてぇー。
 こ…これ以上されたら………わたし…………わたしっ……)

ヴィ〜〜ン。ヴィ〜〜〜ン
117君と響きあう○○○ そのC:04/09/29 22:15:12 ID:eI+/yJc/
ヴィ〜〜ン。ヴィ〜〜〜ン

(ま…まさかっ)
アヤは慌てて叫んだ。

「うっ、あふっ…う…嘘ですぅっ…!
 ゆ…夢は…くぅ……エ…偉い学者さんに…ふ、
 …な、な、…なる…んっ!………こ…ことですぅっ…」

ピタリ

「は………はぁ…はぁ………」
「そうか。アヤちゃんは学者になりたいのか」
「はあ…はぁ……はー。はー。
 ………………は、…はい…………
 せ…先生…そ…そろそろ座っていいですか?
 わ…私…ちょっと立ちつかれちゃって」
「それじゃあ席は一番後ろの空いてるところでね」
「はーい」
先生の号令にアヤは歩き始めた。

………足はもう機能不全寸前だった。
118君と響きあう○○○ そのC:04/09/29 22:18:17 ID:eI+/yJc/
ようやく腰を落ち着けることができたアヤ。
「ふぅ…」
とりあえず窮地は脱したものの、興奮はまだ治まってはいなかった。
立たされている場所は薄氷。
非常に危険な状態であることには変わりない。
(き…気を…おちつけないと…はぁはぁ……)
まずは気持ちを落ち着けることを最優先にする。
このままでは、まともな会話すらもおぼつかない。
しばらく時を稼ぎ、本調子に戻る必要があった。
(ならべく…変なことを考えないようにしないと…)
「アヤちゃんってホント胸大きいね」
(だから今そうゆうこと言われるのは困るんだってばぁ)
声をかけてきたのはアヤの席の前に座る男だった。
「げへっ…げへへっ」
「なっ…な………なにっ?」
それは非常に下劣に満ちた笑い声。
男は興奮気味に鼻息を荒げながら、
実にいやらしい視線で机の上に乗ったアヤの胸を直視している。
視姦だった。
「ひっ…」
アヤは訳もわからず恥ずかしくなると、服の上から胸を両手で隠した。
「げヘヘヘ。どうしたのー?アヤちゃん。なんだか顔が赤いよぉ」
「な…なんでもないわよ…はぁ………はぁ…」
「感じてんの?」
「ち…ちがうわよっ。ま、前向きなさいよっ!」
「ふーん」
アヤがいやがると男はさぞ嬉しそうに口を歪める。
男はアヤの反応を楽しんでいたのだ。

「いいなぁー。アヤちゃん、僕ちゃんのストライクゾーンど真ん中だよ」
119君と響きあう○○○ そのC:04/09/29 22:23:46 ID:eI+/yJc/
(い、いやぁ…だ、だれか助けてぇ)
しかし、周りの人間は無言のまま、
我関せずと言わんばかりにアヤのほうを見向きもしない。
男の行為に気がついていないはずがないというのに…。
それは遠目から見ても、アヤを見捨てるかのようだった。
(どうして…?…どうして誰も助けてくれないの?)
アヤの顔に絶望の色が強くなる。
男はアヤの腕をがっしりと掴んだ。
(ひっ…)
恐怖の肉欲獣を前に怯える子羊のようなアヤ…。
なぜ誰も助けてくれないのだろうか?
それとも、この肉欲獣は恐るべし権力をもっており
教師も生徒も皆黙認、
誰一人としてこの男には逆らえないというのだろうか???
「げへへ。それにしてもさっきの挨拶。
 なんかバイププレイでもしてるみたいだったねぇ?」
「………ギ、ギクゥッ!!!」
直感的にアヤは思った。
もしこいつに真実を知られれば、
たちまちクラス中に広まってしまうだろう。
そしてそれを知られるのも、このままでは時間の問題なのだ………と。
男はアヤのアゴを掴んで顔を上げると、
「いっただっきま〜〜す」
急速接近してくる唇。
「いや、いやあああーーーっ!」
涙を浮かべながらのアヤの悲痛な叫びが響き渡ったその時。
「こらぁ!このエロ猿がーーーっ!!」
バキッ
アヤを救わんとばかりに横から強烈なキックが男の顔面を直撃するのだった。
120君と響きあう○○○ そのC:04/09/29 22:25:25 ID:eI+/yJc/
「げぶぉ!」
猛烈な勢いで壁際まで吹き飛んだ男。
と同時に、今まで押し黙ったいた生徒達が皆クスクスと
抑えたものを噴出すように大爆笑し始めるのだった。
「???」
いまいち事態がつかめないアヤ。
「さっきから黙って聞いてりゃ、
 転入生に淫猥なことばかり言いやがってっ!
 テメェいったいどういう了見だ」
叫んでいるのは先ほどアヤを救った少女。
長身で、日に焼けた肌。
ショートカットで凛々しい顔つきに
乱暴な言葉使いという、とてもボーイッシュな少女だった。
「くっ…この男女め…。
 いつも僕ちゃんの崇高なる目的を邪魔ばかりしやがって…」
「あははっ。エロ猿ったらまたやられてやんの」
「アヤちゃんにセクハラをしてるからだよ」
「う、うるせぇ」
「アヤ!
 あのエロ猿は女子に淫猥なことばかり行って喜ぶとんでもないやつなんだ。
 あいつに対する苦情は私に言いなっ。
 すぐに駆けつけてブッ殺してやるかんな」
「は………はぁ…」
「くそっ…この暴力女めがっ」
「なんだって」
ベキバキ
ギシギシとした骨の音が響き渡っていく。
「ぎゃああああ」
(そうか…みんなが助けてくれなかったのって…)
そしてアヤはようやくこれが
このクラスにとっての日常の一コマ的扱いだと理解するのだった。
121君と響きあう○○○ そのC:04/09/29 22:27:28 ID:eI+/yJc/
「ンフフッ。ごめんね。おどろいたでしょ?」
アヤに声をかけてきたのは
先ほどのボーイッシュな少女とは対照的に、
おとなしそうな眼鏡っ子だった。
「シホは向かうところ敵なしの高校生空手チャンプなんです。
 その辺のゴロツキだって簡単に倒しちゃうんですよ」
「あなたは?」
「私、笹山ミナヨといいます。
 このクラスの委員長なんです。
 わからないこととかあったらなんでも気軽に聞いて下さいね」
「う…うん」
「ふふ」
ミナヨはアヤの机に自分の机をくっつけた。
「?」
「これ教科書。見せてあげるね」
「えっ…?
 で、でも、私。………そんなの悪いよ」
「そんなことないわ。私、委員長だもの」
「でも…」
「それじゃあ友達だったらいいでしょ。
 友達だったら助け合って当然だもんね」
「と…友達…?」
思いがけない言葉にアヤは言葉を失った。
「うん。そうだよ。
 転校してきてだれも知ってる人いないんでしょ」
「友達………私の……友達………」
ミナヨの言葉に傾きかけたその時。

ヴィ〜〜ン。ヴィ〜〜〜ン。
122名無しさん@ピンキー:04/09/29 22:30:04 ID:PL2B7QOI
支援
123君と響きあう○○○ そのC:04/09/29 22:30:35 ID:eI+/yJc/
「んふっ…やぁん!!」

「んふっ!?」
「やぁん!?」
一斉にアヤに反応を示す生徒達。
「はっ…!!」
「………」
「あ…いや…な…なんでもない…よぉ…」
引きつった笑顔で答えるアヤ。
(またバイプがーーーっ…)
窓の外では、
天使が今にも飛び込んできそうな鬼神の表情で見つめていた。
(ま…まさか)
瞬間、アヤの頭の中で朝の天使の言葉が繰り返される。

―――周り全てが敵だと思え。
―――何者にも心を許すな。
―――他者を陥れてでも勝て!

ヴィ〜〜〜ン。ヴィ〜〜〜ン。
124名無しさん@ピンキー:04/09/29 22:32:08 ID:PL2B7QOI
支援
125君と響きあう○○○ そのC:04/09/29 22:34:45 ID:eI+/yJc/
(だ、だめぇ…!こ…このままじゃ耐えらんないよぉ…っ)
「ど、どうしたの?坂之上さん?」
ミナヨが心配そうな眼差しで見つめていた。
(さ…笹山さん……)
アヤは残酷感を感じながらも一つの決意を固めるのだった…。

「よ………余計なこと…ンふっ……しないでよ!!」
「えっ?」
「教科書は全部…ふっ…んっ…も…持ってきてるからっ!!」
「えっ……?坂之上さん?」
「だ、だからぁっ!…わ…私にぃ…構わないでよぉ」
ドンッ!
アヤはミナヨの机を突き放した。
天使に仲良くしてるなど思われないために。
「きゃあ」
床に倒れるミナヨ。
バサッ
さらに衝撃で机の中からミナヨの教科書が地面に落ちた。
「あっ」
「きょ…教科書が」
「………」
「………」
床に落ちた教科書。
しかしアヤはそれを拾うことはできない。
「………ふ…ふんっ」
アヤはミナヨからそっぽ向いて顔をそらすのだった。
それはミナヨとの友情を完全に拒絶する、冷たい態度だった。
126君と響きあう○○○ そのC:04/09/29 22:37:31 ID:eI+/yJc/
ざわざわ

教室中に戦慄が走る…。

「ご…ごめんね坂の上さん…余計なことして…」
悲しげな瞳。
教科書を拾うと、
元の場所に移動するミナヨ。
そして、アヤの股間を刺激するバイプもおさまるのだった。
(うぅ………ごめんね…笹山さん………)
罪悪感を少しでも減らそうと、心の中で謝罪するアヤだった。


窓の外では天使がうんうんと納得気に頷いていた。


「ぼそぼそ(ミナヨ。気にしないほうがいいよ?)」
「ぼそぼそ(ううん。いいの。……余計なことした私が悪いから)」
「ぼそぼそ(なんだ。あいつ)」
「ぼそぼそ(俺達の笹山さんの好意を蹴り飛ばすなんて許せネェなぁ)」
「ぼそぼそ(ちょっとカワイイからって調子に乗ってんじゃないの?)」

注がれたのは油。
アヤの周りには、確かに不穏な分子が生まれ始めていた。
127鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/09/29 22:38:24 ID:eI+/yJc/
続きます。

>>122
>>124
支援どもです。
128名無しさん@ピンキー:04/09/29 22:43:38 ID:6mTpc7jL
乙カレー
……可哀想に……
129名無しさん@ピンキー:04/09/29 22:48:06 ID:y+zw41hM
ちょっと、いや、だいぶ引いた…
スマン、スルーすればいいだけなんだけどね…
130名無しさん@ピンキー:04/09/29 23:35:57 ID:RKRjxfIv
お疲れ様。
でも、この展開はちょっと辛い……
131名無しさん@ピンキー:04/09/29 23:36:57 ID:78+0CMw2
まあ……何と言うか……
続きを楽しみにしちゃっている香具師もいるので、
がんがってください。
あと、気になってるんですが……マヤタンは?
132名無しさん@ピンキー:04/09/30 00:08:17 ID:R7j1ucvi
前回の時から、天使のキャラに魅力を全然感じないのだが。
133名無しさん@ピンキー:04/09/30 02:13:40 ID:+JJHWr6C
しかしその学校、「素敵スーツで宙に浮かぶ謎の蝶々怪人」が出ませんか?
134鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/09/30 21:55:07 ID:V9Fq+Vrj
本日は休載です。
楽しみにしてくれてる人はごめんね…。
135名無しさん@ピンキー:04/10/01 00:52:24 ID:3hR0Rrqx
魔法の指先まだかいな!
136名無しさん@ピンキー:04/10/01 00:56:49 ID:+LNKZ0fz
魔法や超能力といった非現実的能力を使ってイタズラや陵辱をする、
そういったシチュエーションに萌えるスレです。


バイブって魔法だろうか…
137名無しさん@ピンキー:04/10/01 02:14:46 ID:kDYqEYAb
>>136
よく読め。天使七つ道具と書いてある以上は魔法だろう。
そして、残りの六つに期待しようではないか。
本人の意思に反して体を好きなように動かしたり、合図一つで時と場所に関わらずおもらしさせちゃったり、
一瞬にして着ている物全てを切り刻んでしまったりする道具もあるかもしれん。
あ、これは単なる漏れの願望だった。
138名無しさん@ピンキー:04/10/01 02:29:29 ID:kDYqEYAb
あ、言い忘れたけど鮫さんの作品おもろいねん!
期待してます。
139名無しさん@ピンキー:04/10/01 13:40:45 ID:OLhv8MIQ
自分から見ると天使が万能すぎるのと強引な理論展開もちが合わさって
キャラを安易にエロに引きずり込んでいる印象を受けた。
作者の自慰的なものというか。
ってエロパロ板だし当然か。
140鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/10/01 19:35:44 ID:cqn2j9bD
>133
まさか。
武装錬金じゃあるまいし
そう簡単にヘンタイは出てこないムーン。

>135
俺もずっと待ってます。

>137
漏れの願望にもしたい・…。

>138
ありがと。
今回のは結構長くなりそうなんで
応援よろしく。
パンおいしいねん。

>139
ぐふっ…。するどいツッコミ。
天使は万能かつ人間的情緒がないので
キャラを簡単に辱しめるのには向いているのです。
………安易なエロでごめんね…
141君と響きあう○○○ そのD:04/10/01 22:06:32 ID:cqn2j9bD
―――授業。

それはアヤにとって
地獄の釜茹で、ゆでられるかのような
耐え難き拷問のごとき時間。

だが、自分のファンクラブを立ち上げようという目的が
彼女にやる気をもたせていた。
ここで無様な姿は見せられない。
自分のいいところを見せつけてやらねば………と。

しかし、都内屈指の名門校。
そんな恐ろしい場所に来た時点で
アヤの不幸は決まっていた。

142君と響きあう○○○ そのD:04/10/01 22:11:33 ID:cqn2j9bD
アヤの心は重かった。

カッ、カッカッ(黒板にチョークで文字を書く音)
黒板に問題を書く教師。
(なにコレ…………ぜんぜん…わかんない…)
アヤが苦戦している問題を前に、
全員の生徒が余裕の表情を見せている。
「じゃあ、この問題、
 誰に解いてもらおうかな?」
アヤには問題文の意味すらわかっていない。
無論手など挙げられるはずもない。
「ハイ、ハーイ」
クラスの全員が挙手。
あのエロ猿ですらも挙手しているのは
アヤに少なからず屈辱を与えていた。
あげてないのは、いびきをかきながら熟睡中のボーイッシュなシホだけだった。
「それじゃあ、山田君」
指された生徒は黒板の前に立つと
カッ、カカッ(黒板にチョークで文字を書く音)
それは数十行にもたっするかという長ったらしい文字式の連続。
何の迷いもなくスラスラと答えを書き続け、
そして、とうとう最後まで一瞬のスキすらも見せぬまま書き終えるのだった。
「ふむ。エレガントだ」
「フッ。こんなの寝てても余裕ですぜ」
「今時の小学生だって解けますよ」
「せめて、もう少し難しいものにしてもらわないと授業になりませんよ」
「ハハハ…こやつめ…ハハハ」
(な………なに…?
 こいつら…ひょっとして宇宙人…?)

ありえない未知の会話を前に恐怖するアヤだった。
143君と響きあう○○○ そのD:04/10/01 22:13:35 ID:cqn2j9bD
(ダメ…こんなの私にわかるわけないよぉ…)
自分の力量の無さが完全にわかると、
アヤはがっくりうなだれた。
「………」
そんな不甲斐ないアヤを見つめながら
天使の瞳がギラギラと光り輝いていた。

カッ、カカッカカカカカ!

「それじゃあ、次はこの問題だ」
「また、これは基礎中の基礎ですね…」
「先生?ひょっとして僕達をバカにしてません?」
生徒達の言葉にアヤは心が重たくなるのを感じた。
いくら学業を怠けていたとはいえ
自分と彼らの間にこれほどまでの差ができてしまっていたなんて。

(まっ。勉強だけが人生じゃないもんね♪)
人一倍前向きなアヤは
できないものはできないと素直にあきらめるのだった。

ヴィ〜〜ン。ヴィィ〜〜〜ン。

「ひゃああ!!!」

人一倍負けず嫌いの天使は
アヤに落胆ぶりに我慢などできるはずがなかった。
144君と響きあう○○○ そのD:04/10/01 22:16:02 ID:cqn2j9bD
ヴィ〜〜ン。ヴィィ〜〜〜ン。

天使の方を睨みつけるアヤ。
(んっ…な…なにすんのよっ…)

ヴィ〜〜ン。ヴィィ〜〜〜ン。

(手をあげろっていうの…?
 …だめよっ…
 だって…わたし、ぜんぜん…わかんないものっ…)

ヴィ〜〜ン。ヴィィ〜〜〜ン。

何度も何度も振動するバイプ。
このままでは、またあの恥ずかしい嬌声が漏れてしまう。
故にアヤは自分の手を挙げることを決意するのだった。
バッ…(挙手)
そしてバイプはひとまずその動きを止めるのだった。
(お………お願い……当てないで…)
アヤの手は震えている。
(このクラスの人数は……35人…。
 故に私に当たる確立は35分の1…
 いや……でも人の意思が混じっている以上、
 35分の1には決してならないわ………。
 私の席は一番後ろ…。そして、こうして先生にバレないように
 小さく手を挙げておけば…確立はもっと落とせるはず…。
 ゼロにはならないけど…限りなく0に近づけることはできるはず…)
「ほぅ…それじゃあ坂之上にやってもらおうかな」
アヤは断崖絶壁から突き落とされるものを感じたという。
145君と響きあう○○○ そのD:04/10/01 22:20:16 ID:cqn2j9bD
とりあえず黒板の前にでるアヤ。
当然わかるはずもない。
「将来の学者になるっていってるんだから、
 さぞかし素晴らしい答えなんだろうなぁ」
その期待がアヤにはつらかった。
アヤは手短に応えた。
「ごめんなさい………わかりません」
「…はっ?」
アヤの言葉に教師は、あまりの衝撃に呆然と立ち尽くした。
「そんな馬鹿な?」
この問題を出したとき、
教師はまさか解けない者がいようなど思ってもいなかった。
しかも、この問題の解き方というかヒントは
授業の前半にさんざん説明した後なのである。
それでもわからないというアヤの言葉は
教師生活30年で培われてきた彼の自信を大きく揺るがすものだった。
放心状態の教師。
生徒達がざわめき始める。
「なにあの子?」
「バッカじゃない」
「あんな問題もわからないの?」
「わからないのに手を上げてたの?」
「きっといいカッコしたかっただけなのね。プッ。クスクス」

ヴィ〜〜ン。ヴィ〜〜ン。

天使も怒りのスイッチをONにしていた。
今回だけはアヤもそれを甘んじて受けた。
その振動よりも、生徒達の罵声の方が何倍も痛かったからだった。
146名無しさん@ピンキー:04/10/01 22:23:11 ID:kDYqEYAb
支援。
147君と響きあう○○○ そのD:04/10/01 22:24:43 ID:cqn2j9bD
生徒達の罵声はやむことなく続いていく。
当然のことながら、
それは先ほど自分達のアイドルであった笹山ミナヨを突き飛ばした
アヤの態度への報復も混じっている。
だからアヤに対しての情けなど一片もない。
罵声の中にはアヤの人格そのものを否定するような言葉も混じっていた。
(…アイドルのおきて……第一条…
 ……人前で……決して…涙をながす…べからず…)
心を強くして耐えるも、アヤは泣きたくなってきた。

その時、
「いいかげんにしろおまえらっ!」
バンッと机を叩いて一人の少女が立ち上がる。
それの驚き一瞬で静まり返る教室内。
シホであった。
(シホさんっ?)
「先生!そんな難しい問題アヤにあてるなんて酷いぜ!」
「え…?…………でもこれ…基礎………」
シホは乱暴ながらも、さらに言葉を続けていく。
それも全てアヤを助けるためだった。
「そうよっ!みんな!」
そして今度は笹山ミナヨが立ち上がって抗議するのだった。
148君と響きあう○○○ そのD:04/10/01 22:29:36 ID:cqn2j9bD
「みんなはどうなの?
 わからない問題がでてきたときには
 いつも当てられないように目をそらしてるじゃない。
 でも、坂之上さんは逃げなかった。
 諦めずに挑戦したのよ!
 私はそんな坂之上さんはすごいと思う」
(笹山さん……)
アヤはこの時、目の奥に熱いものを感じずにはいられなかった。
「がんばって!坂之上さんっ!私も応援するからっ!」
「笹山さん…」
「坂之上さんでも分かるように、私一生懸命ヒントだすから。
 がんばってこの問題を解きましょうっ!」
「………………………………………………はい?」
それはアヤにとって予想外の一言。
アヤの気持ちは間違いなく机に向かっていた。
しかしミナヨの気迫に負け、教卓前に止められるのであった。
教師が横から声をだす。
「は…はぁ…でも…時間が押してるし…………」
対してシホが怒鳴りつける。
「先生っ!ひどいぜっ!
 分からない生徒を見捨てて先に行こうなんてっ!
 この鬼っ!悪魔っ!!!
 オマエに人間としての情けってもんはないのかよっ!」
「…………はぁ…」
北御門シホと笹山ミナヨ。
学園内の二大アイドルと称される彼女達に逆うものは
最早この教室に誰もいなかった。
149君と響きあう○○○ そのD:04/10/01 22:33:28 ID:cqn2j9bD
しかし………
アヤの気持ちだけは、とっくに降参に向かっていた。

(二人には悪いんだけど…
 頭の悪いわたしなんかじゃ
 こんな問題…一晩考えてもわかんないよぉ…
 …どういったらわかってもらえるかなぁ…
 …そうだっ!
 『で、…でも………やっぱり悪いよ…
 私一人が足ひっぱって…みんなのお勉強の邪魔をするなんて…』
 って言おう…よしっ)

いかにも感謝してますという顔をしながら。
「で…でも…」

ヴィ〜〜ン。ヴィ〜〜〜ン。

「………ひゃあっ!あっ!んッ…い、いやぁっ!」
アヤの声は、突然アヤの股間を襲った振動によってかき消されるのだった。
それは黒板の問題を解けという、
天使からのメッセージであった。
150君と響きあう○○○ そのD:04/10/01 22:40:43 ID:cqn2j9bD
「みんなも応援してあげてよっ!」
「やれやれ…」
「ミナヨちゃんがいうならしょうがねぇな…」
「…がんばれ」
「……坂の上さん…がんばって」
クラスのみんなが応援しはじめる。
冷や汗を流すアヤ。
もはや撤退不能にまで追い込まれ、
そうしてアヤにとって地獄の拷問が始まりだった。
それは、問題が解けるまで
バイプの振動が永遠に続くという地獄であった。
151君と響きあう○○○ そのD:04/10/01 22:45:17 ID:cqn2j9bD
ヴィ〜〜ン。ヴィ〜〜ン。

問題を解いている途中もバイプは振動を続けたままだ。
天使は、問題を解けるまではバイプを解放する気はないらしい。
こうして文字通り必死になって黒板の問題と向かうことになってしまったアヤ。
そして、股間からせりあがってくる感覚に何度も悲鳴を上げそうになるのだった。

「んっ…くふっ…」
口からは小さな淫声が漏れている。
それに耐えながら、
ミナヨの助言だけを頼りに問題へと向かうアヤ。

振動は続いていく。
しかも振動のレベルはアップしており、
レベル3へと近づきだしていた。
早くこの問題を解かなければ、
いずれアヤの身は振動に耐えられる限界を超えてしまうのだ。

アヤの足は早くも立てる限界を超えようとしてた。
それでも立っているのはアイドルとしての意地だった。
「んっ…あっ…ふっ…んんっ…いやっ…あっ…あっ…あっ…んあっ」
淫声も回数を増やし、次第に大きくなっていた。

アヤにとって救いは
1、教卓が影となり、足の振えは生徒達にはバレていない
2、黒板の方を向いているせいで頬が赤いのがバレていない
3、淫声は声援で掻き消されている
ことだった。
152君と響きあう○○○ そのD:04/10/01 22:50:44 ID:cqn2j9bD
「で、それで角Aと角Bの値がわかるから
 そこで正弦定理を使うのよっ」
今までずっとアイドルとしての威厳だけで耐えてきたアヤであったが
さすがにもう限界だった。
瞳は潤み、顔をみただけでも発情していているとわかるほどだ。
「ハァハァ…あっ…んっ!…はっ…はぁはぁ!
 …あっ…んふぅ!…やぁぁぁ!…あー!だめぇ…んっ!!」
(も…もうだめ…考えれば考えるほどわかんないし
 頭もなんだかぼんやりしてきたヨぉ…
 正弦定理っていったい何なの…?)
「a sinA = b sinB = c sinC になるから
 三角形の外接円の半径を R とすると,正弦定理は………」
(も…もうだめ……い…意識が…
 ……………だめよっ…あきらめちゃ…
 ………………。
 ふふっ…数学の……問題…を解きながら…発情する…少女か………
 みんなに………知ったら……どう思うかなぁ……
 ………ヘンタイ…だと………おもわれる…だろうなぁ…
 ………ふっ…
 ……………あはは………
 も……もういいか…
 もう疲れちゃった……
 ………倒れよう………
 ………あぁ……
 ……アイドル………なりたかったなぁ…
 …………)
だんだんと暗い井戸の底へ落ちて行く意識。
「やったわ。解けたのよ坂之上さんっ!!!」
(えっ!!?)
そんな意識を繋ぎとめたのはミナヨの一言だった。
153君と響きあう○○○ そのD:04/10/01 22:55:05 ID:cqn2j9bD
「よくやったな!アヤ」
それはシホの声。
黒板にはいつの間にか数式がギッシリと並んでいた。
そしてそれらは全てアヤの文字だった。
「こ…こ…これ…私が……といたの…?」
「そうだよっ。坂之上さんがやったのよっ!!」
クラス中の生徒達が歓声をあげ
拍手をしていた。
「私が…私が……」
喜びに打ち震えるアヤ。
とうてい分からないはずの問題を解けたのだ。
そして、それは自分の力だけではない。
間違いなく応援してくれたみんなのおかげなのだ。
アヤはこのときほど仲間の素晴らしさを感じ取ったことはなかった。
「笹……山さん」
アヤの席の前ではミナヨがアヤの迎え入れる準備をして待っている。
お互いに協力して、一つの強大な敵を倒した。
それだけで心が通じ合うのは十分だった。
もう二人の間には何の障害も隔たりもない。

………はずだった。

ダッ!
「あ……」
「あ……」
「あ……」

なんと…アヤは不自然なカニ歩きで
教室から飛び出していったのだった。
154君と響きあう○○○ そのD:04/10/01 23:00:04 ID:cqn2j9bD
キーンコーンカーンコーン

「………」
「………」
「………」

鳴り響くチャイム。
それが終わってなお沈黙したままの教室。
アヤの行動はそれほどまでにありえなかった。
一人の生徒が口を開く。

「礼の一つもいわずに行きやがった」
「ナニ?………あの態度」
「せっかく、応援してあげたのにっ」
「なんだかすごくムカツクな」

よく燃える重油に、松明はくべられた。
155君と響きあう○○○ そのD:04/10/01 23:01:45 ID:cqn2j9bD
「………」

凡人には到底理解できないアヤの行動であったが
ただ一人

「あの女……あの動き……まさかっっっ!!!」

エロ猿と呼ばれる男だけは
アヤの異変の正体に気づきつつあった………。
156鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/10/01 23:02:41 ID:cqn2j9bD
次回っ、エロ猿がアヤにっ……………!!!


続きます。
157名無しさん@ピンキー:04/10/02 01:54:56 ID:Oz6V5qdO
GJ
158名無しさん@ピンキー:04/10/02 12:48:01 ID:JKws3F7L
エロ猿の名は伊達じゃないな。
159名無しさん@ピンキー:04/10/02 17:27:37 ID:AKkZehNx
「偏差値高い学校の生徒が人格も優れてる」なんて妄想に類します(一応経験者)

ともあれぐーなじょぶを
160鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/10/02 22:02:00 ID:8Ustn29N
159さんの壮絶な過去を想像せずにはいられませんぜ…。

ともあれ、続きです。
161君と響きあう○○○ そのE:04/10/02 22:04:39 ID:8Ustn29N
女子トイレ。
外とは遮断された空間内に
アヤの淫声が響き渡る。
秘所をまさぐる指先が光る。
極みつつある指使い。
なにかと発情することの多いスライム使いにとっては必須のスキル。
昔、公園で知り合ったお姉様方に教え込まされたプロの妙技であった。

現在、トイレを占拠しているアヤは
昂ぶった気持ちを鎮めようと丹念に指先を動かし、
侵入者に対してまったく余裕がない。
もし、いきなり人が入ってこようものなら、いったいどうるなのかと
不安になりながらも指先を滑走させていた。
162君と響きあう○○○ そのE:04/10/02 22:05:41 ID:8Ustn29N
先の授業ではもはや限界だった。
限界を超えた秘所から愛液がこぼれおちたとき
アヤはもうダメだとおもった。
足首にまで達していた愛的。
もし、あの時ミナヨやクラスのみんなに礼など言おうものなら
その股間から落ちる愛液によって
確実にクラスの全員に発情がバレてしまっていただろう。
だからすぐさま教室を飛び出したのであった。
やむを得なかったのである。
「おい。
 授業を途中放棄してトイレでオナニーとは
 なかなか卑猥なヤツだな」
「きゃあああああああーーーー!!!!」
突然、ドアの上からひょっこりと顔をだした天使にアヤは面を食らった。
163名無しさん@ピンキー:04/10/02 22:06:41 ID:rnP+fuYJ
支援
164君と響きあう○○○ そのE:04/10/02 22:07:54 ID:8Ustn29N
「だ、誰のせいでこうなってると思ってるのよっ!!」
泣きながらの抗議。
だが、自慰をしながらの抗議では全く迫力がこもっていなかった。
その時アヤは恐ろしいことに気づく。
「…………ってっ。何よっ、その右手のカメラはっ…」
「ククク……さぁな…」
「と…撮ったの…?」
「♪」
「か、返しなさいっ!」
「ムッ!」

ヴィ〜〜ン!ヴィ〜〜ン!

目の前の天使の残虐性
…それはすでにいやというほど思い知らされていた。
このまま天使に弱みを握られたままなら
いつかきっと取り返しのつかないことになることも…

(行けない…このままじゃ天使の言いなりだわ…
 ……は、はやく…な…なんとかしないと………
 せめて、このバイプだけでも………なんとかできれば……
 天使のヤツは、私のアソコになんか埋め込んでるって言ってたけど…。
 ……スライム君がいれば、なんとかなるかもしれないんだけど…
 …スライム君…今、マヤのところにいるもんなぁ………)

今は天使に体を人質にされているも同然の身。
反撃の時がくるまで静かに待とう。
そう自分に言い聞かせ、
アヤは、なるべく天使の機嫌をそこわぬように振る舞って、
やりすごすことを決めるのだった。
165君と響きあう○○○ そのE:04/10/02 22:09:53 ID:8Ustn29N
―――。

とりあえず、
気持ちを鎮めることに成功したアヤは教室へと戻るのだった。
だが、扉の前まで来ておきながら
それを開けることを躊躇する。
中はすでにとんでもない状況。
非常に険悪な雰囲気となっていた。

「ねぇ。あの転入生どうおもう?」
「私あの子嫌い」
「なんかムカつくよな」
「あの乳がけしからんよ」
「二度も笹山さんの優しさを蹴り飛ばしたしなぁ」
「調子にのってるぜアレ」
「シメちゃおうよ」
「うん。賛成」
「笹山さんがうけた屈辱を
 俺達で何倍にもしてお返ししてやろうぜ」
「これは遊びじゃない。戦争なんだ」
「ウォーヽ(`Д´)ノ」
教室内から聞こえてくる生徒達の言葉に、
アヤは頭痛を感じるのだった。

(うわぁ…なんだか大変なコトになってる…)
166君と響きあう○○○ そのE:04/10/02 22:12:20 ID:8Ustn29N
その時、笹山ミナヨが声を発した
「やめてみんな!
 坂之上さんはみんながいうような悪い人じゃないわっ」
たった一言で教室内は静まり返った。
静かになった教室でミナヨはさらに言葉を続ける。
「坂之上さんは、転校してきたばかりで、本当はすごく不安なんだと思う。
 だけど、周りは知らない人ばかりだから素直になれなくて、
 つい意地をはっちゃうんだと思うの。
 でも、本当は彼女だって…私達と仲良くしたいと思ってるはずよ」
生徒達はヘビに睨まれたかえるのように萎縮していた。
「そうだよっ。ミナヨの言うとおりだっ」
ミナヨの言葉に続いたのはシホだった。
「だから、私達が力になってやろうぜ!!」
「………」
この二人を相手に逆らえるものいない。
「う〜〜〜ん。ミナヨとシホがそうゆうなら……もうちょっとだけ様子みるけど…」
「うん。ありがとう…みんな」
「けどアイツがまたなんかやったら私達にも考えがあるからネ!」
しぶしぶ了承する生徒達。
それにミナヨは安堵の表情を浮かべて笑うのだった。
「大丈夫よ。きっと坂之上さんもすぐに私達とも打ち解けてくれるわよ」
(さ…笹山さん………)
ドア越しから聞こえてくるミナヨとシホの声に
胸がしめつけられるものを感じるアヤ。
目をつぶれば、脳裏に二人の姿が浮かんでくる。
優しげな面差しのミナヨと、頼りがいのあるシホの顔。
それは古き友人達と比べても、まったく色あせぬ輝きを持っていた。
油断ない天使の眼差しがそんなアヤを捉えて動く。
「しかし、先ほどから見ていたが
 あのミナヨとかいうヤツ、
 なかなか、したたかで狡猾でヤツじゃのう」
167君と響きあう○○○ そのE:04/10/02 22:14:15 ID:8Ustn29N
「………エッ?」
天使の言葉にアヤは驚いた。
「笹山さんがしたたかで狡猾って…どうゆうことよっ!」
天使の言葉をアヤは否定せずにはいられなかった。
あの優しいミナヨの言葉を侮辱するのは
教室内の生徒達同様、
アヤにとっても最早許されないことになっていたのだ。
そんなアヤを前にして、天使はハァとため息をついた。
「わからぬのか?
 このままだと、キサマ…ヤツの踏み台じゃぞ」
「………エ?」
「………やれやれ。
 踏み台にされている本人がこれではナ」
天使はやれやれと首をかしげた。
「しょうがないのぅ。
 頭の悪いキサマのために
 我が初めから順を追って教えてやろう!」
168君と響きあう○○○ そのE:04/10/02 22:16:02 ID:8Ustn29N
天使は真剣な眼差しでアヤを見つめると口を動かし始めた。
「まず、そうだナ…。
 あの娘。笹山ミナヨが、
 何故、教科書を一緒に見ようなどと言い出したと思う?
 あの行動、妙に不自然だとは思わなかったのか?」
「…えっ………それは、私が教科書もってきてないと思ったからでしょう…
 …だからその、善意ね」
アヤの言葉は即答だった。
「善意だと?」
天使の眉がピクリと動く。
「アホかっ!
 そんなものが有るとでも思っておるのかっ!!
 あの時から既にミナヨの悪魔的計画的犯行は始まっていたのだぞ!!!」
「えっ……?」
「思い出せ。
 あの時のことを。
 あの時キサマは『余計なことをするな』と
 ミナヨを跳ね除けたであろう。
 その時、アヤツは”やけにあっさりと倒れた”とは思わんのか?」
「そ…そういえば…」
「何故なら”わざと”だからだ!!」
「わ…わざとですって………」

169君と響きあう○○○ そのE:04/10/02 22:20:07 ID:8Ustn29N
「笹山さんがあの時、ワザと倒れたって………?
 嘘よっ!そんなこと信じられないわっ!」
「信じる信じないわキサマの勝手よ。
 だがこのままだと、完全にヤツの踏み台だぞ」
「………仮にワザとだとしても
 でも、何でそんな…」
「簡単なこと。
 転校生の坂之上アヤを悪役に仕立て上げるためだ」
「!」
今度はアヤも驚きの色を隠せなかった。
「教科書を一緒に見ようなどと
 いかにも善人そうなことを言いながら寄ってきて、
 その裏ではキサマに跳ね除けられることを最初から狙っておったのだ」
「………!」
「きっとヤツ、笹山ミナヨは
 キサマが教科書を持ってきたことも
 周知の上だったに違いないわ…
 そして倒れたときに
 わざわざ自分の机から教科書が落ちることも計算して」
「………………なんで…どうして…私を悪人に…?」
「決まっておる。
 そのほうが、ヤツにとって都合がいいからだ」
「………都合が…いい…?」
「そ…そんな…!」
天使の言葉を聞いたアヤは、何か考えるように黙り込んでしまうのだった。
170君と響きあう○○○ そのE:04/10/02 22:22:00 ID:8Ustn29N
天使はかまわず重い言葉を続けていった。

「大衆たちの憎悪がキサマに向くように意図的に仕組んでおけば
 いずれ反抗心を抱く者たちが集まり始める」
「………」
「そして今、
 全員がどうやってキサマを排除しようかと悪魔会議を開いているときに
 『だめっ!坂之上さんにそんなことするなんてひどいわっ』
 などと、いかにも悲劇のヒロインチックであらわれ
 愛やら友情などといった、
 いかにも大衆共の好きそうな下らん言葉を振りまくことで
 『あんな極悪人の坂之上アヤを庇おうとするなんて優しい人なんだ!』と、
 そんな印象を大衆に埋め込もうという魂胆っ!
 しかも、『こんな優しい笹山さんにひどいことする坂之上アヤはやっぱり許せねえ』という
 二重の効果も生み出しておるわ。
 ヤツにしてみればまさに一石二鳥!!!!!!
 しかもこの後の展開も
 オマエがこのまま排除されようが、笹山ミナヨに従属しようが
 どっちに転んでも自分にとって有利になっておるに企てておるに違いないわっ!」
「………!」
天使の言葉にアヤの心が大きく揺れる。
アヤとしても他人に利用され捨て駒とされる事態だけは
なんとしても避けたいところなのだ。
「よくわからないけど………!
 つまり笹山さんは
 私を陥れながら、自分の株を上げようとしているのねっ!!」
「そうだっ!」
言い切った。
171君と響きあう○○○ そのE:04/10/02 22:25:19 ID:8Ustn29N
信じていたものに裏切られ、呆然自失とするアヤ。
「………。
 つらいか。
 うむ、わかるぞその気持ち。
 だが、知らなければキサマはもっと後悔していたに違いない…。
 ヤツがこの恐るべし計画を立てるのに、どれほどの時間を費やしたかのは知らん。
 だが、ヤツにとって最大の誤算は、この我がキサマについていたことだナ!」
「………」
「ククク…ヤツも愚民共を心を操る術を心得ておるようだが、
 我の目を欺くにはまだまだ甘かったようだナ!
 天使の目はごまかせんよ!」
だんだんと冷徹な笹山ミナヨに対して怒りを高めていくアヤだった。
「でも信じられないわ…
 あの優しそうな笹山さんが
 そんなことを考えていたなんて…」
「だから人をみかけで判断すると騙されるのだ…。
 ああいうやつが将来、
 その辺の石ころを100万円のダイヤと騙して売りつけるようになるのだ」
「許せないわっ!」
「そう、あの善人顔など、ヤツの醜く邪悪な本性を隠すための仮面にすぎぬ。
 ヤツの体からは邪悪な臭いがプンプンと漂っておるわっ!!!」
アヤの顔が暗く沈んでいく。
「でも……本当に…そうなの…?
 笹山さん…いい人だって信じていたのに…」
「はぁ…わからんヤツじゃのう…
 先刻、ヤツが『黒板の問題を一緒に解こう』などと言い出したのも
 ”わざと”黒板の問題を解かせようとしていたのも
 キサマがバイプに苦しんでいるのを知っていのではないのか?」
「そ…そんな!!!」
「わかったじゃろ?ヤツはそういう人間なのじゃ…」
アヤにもう迷いはなかった。
172君と響きあう○○○ そのE:04/10/02 22:27:24 ID:8Ustn29N
アヤはもうこれ以上詮索するのをやめた…。
「………うっ…。
 どうしよう……。
 あんな恐ろしい悪魔の頭脳の持ち主相手に…
 わたし…どうすればいいの?」
「勝て」
「えっ…」
「勝つのだ」
今アヤが頼れるのは天使だけだ。
天使の言葉はアヤにとっては神託だった。
「キサマが今やるべきことは勝つことだ………!
 勝ったらいいなではなく、勝たなければダメなのだっ!
 いいかよく聞け。
 歴史にでてくる英雄達は、
 皆すべからく敵と呼ばれるモノと戦って
 勝ったからこそ英雄と呼ばれるようになったのだ。
 もし彼らが負けていたら…
 これはもう言うまでもないな…。
 アーサー王はただのおっさん。
 徳川家康はタヌキ。
 アムロは根暗のメカオタク。
 プリキュアは………ザケンナーの肉便器。
 ただただ、悲惨。
 だからこそ、キサマは勝たねばならぬ。
 勝て。
 勝って勝利の栄光を
 共にさずかろうではないか」
「て…天使」
天使の言葉にアヤは胸の奥に熱いものを感じるのだった。
173君と響きあう○○○ そのE:04/10/02 22:29:29 ID:8Ustn29N
「これからも笹山ミナヨは
 オマエになにかと世話を焼いてくるかもしれん…
 だが…一切聞く耳をもつな。
 キサマは我の言うことだけを聞いて従っておればよい」
「…う…うん」

キーンコーンカーンコーン

「やるわっ!天使っ!私、必ず勝つわ」
「うむっ。我も側で見守っておるからナ♪」

天使の檄に決意を改めるアヤだった。
174君と響きあう○○○ そのE:04/10/02 22:31:41 ID:8Ustn29N
>163
支援どもです。

悪魔の頭脳の持ち主、笹山ミナヨ相手に
勝ち目はあるのかッ!?


続きます。
175名無しさん@ピンキー:04/10/02 23:19:47 ID:JKws3F7L
これからどうなるんだろう?
176名無しさん@ピンキー:04/10/03 00:16:47 ID:uX5VJ843
…………乙…。
177名無しさん@ピンキー:04/10/03 00:51:06 ID:mT2zsGnG
魔法の指先の人は何処に行かれたのか…
178名無しさん@ピンキー:04/10/03 09:49:27 ID:QgIFuG1K

歴史にでてくる英雄達に余計なものが……
179君と響きあう○○○ そのF:04/10/03 20:30:46 ID:/D+/y2BX
★ 君と響きあう○○○ そのFのダイジェスト

二時限目は現代国語の授業だった。
担当の教師から教科書の朗読を任命されるアヤ。

しかし、ここでもアヤの不幸は続く。

再び震え始めるバイプ。
しかも振えは漢字を間違える度に大きさを増していく。
打倒、笹山ミナヨに意気投合し、
すっかり天使と友好関係にあると思っていたアヤだったが
天使にとっては、ソレはソレ、コレはコレだった。

アヤがこのバイプ地獄から逃れるには、早く読み終えることだけだった。
何度も淫声を漏らしながらもアヤは読み進めていく。
そして、快楽で意識が落ちかける寸前、
アヤはなんとか読み終え、窮地を脱するのであった。

ようやく席に落ち着くアヤに、エロ猿が言葉をかける。
「アヤちゃんの声って色っぽいねぇ。まるでオナニーでもしてるみたいだよ」
エロ猿のセクハラはすぐにシホによって制止されたが、
言葉を受けた時のアヤの反応で
エロ猿は心の中にある何かを確信するように
唇をゆがめるのであった。
180君と響きあう○○○ そのF:04/10/03 20:33:12 ID:/D+/y2BX
「はっ…はぁっ…はぁっ…」
二時限目の休み時間に入って
エロ猿はすぐに科学実験室に走っていた。
その右手にはスポイドが握り締められている。

一時限目の数学の授業のときのことである。
アヤが黒板の問題を解いたあと、
彼はアヤが立っていた場所の下にできている、
奇妙な水溜りを発見したのだ。

普通の人間ならまったく気にしないであろう
ほんの小さな水溜りではあったが、
彼はその卓越した本能故、
決して見逃すことがなかったというわけだ。

丁寧に水溜りをスポイドで吸い取ると、
その成分を調べようと、
今の今まで保存していたのである。
181君と響きあう○○○ そのF:04/10/03 20:36:12 ID:/D+/y2BX
―――科学実験室

吸い取った成分を顕微鏡で丹念に覗き込む。
ある液体を垂らし、その化学変化の具合を確認をする。
その調査結果に
科学実験室に不気味な笑いが響き渡る。
「ククク…」
目の色を変えるエロ猿。
彼の仮説が実証された瞬間だった。
「お…俺はなんて恐ろしいことを知ってしまったんだ…………」
喜びに打ち震えるエロ猿。
「こ…これさえあれば………
 俺の、俺の時代が来るぞーーーーーーっ」
爆発するような叫び声。
彼は腹の底から笑いが止まらない。
生まれて以来、最大の喜びであった。
182君と響きあう○○○ そのF:04/10/03 20:38:37 ID:/D+/y2BX
エロ猿はなんとか心を静める。

「さて……どうしようかな…」
そんなことはもう決まっていた。
エロ猿の名は伊達ではない。
彼には幼いことから
ずっと一途に思い続けている夢があった。
それは男性なら一度は夢見る願望。
誰もが羨ましがるような可愛い女の子を脅迫し
自分に対して絶対服従させることだった。

しかし、普通そういった状況にはなかなか巡り合えない。
彼にしても、今まで何度も策を講じてきたが、
その度に予期せぬ何かに邪魔をされ
何度も苦汁を飲まされ続けてのである。
だが、彼はついに
念願のアイテムを得たのだった。

「あ………あとはこれをシホにさえバレないようにすれば…」

にやついた顔は元に戻らない。
期待に胸と股間をふくらめせ、
呼吸は興奮したまま収まらない。
183君と響きあう○○○ そのF:04/10/03 20:41:18 ID:/D+/y2BX
想像するのは幸福に満ちた未来。
坂之上アヤに彼女として尽くしてもらうのはもちろんのこと、
放課後、誰もいない図書室でフェラをさせたり、
自分が見てる目の前で強制的に自慰をさせたり、
下半身丸出しの状態で教室に置いた忘れ物を取りにいかせたり、
休日はミニスカート+ノーパンで呼び出させて羞恥プレイを楽しんだり、
公園で覗き屋さんが見てる中で強姦してやったりと、
どんどん夢が広がっていく。

彼の中で悪魔のシナリオは確実に練りこまれつつあった。

「最後は手錠と自由のどちらかを選ばせて
 手錠を選ぶようにまで調教すれば完璧だね♪」

そうしてスポイドの中に残された液を
口に含んでいくエロ猿であった。
184君と響きあう○○○ そのF:04/10/03 20:41:56 ID:/D+/y2BX
続きます。


初心者たそ、すまん………。
185名無しさん@ピンキー:04/10/03 23:29:07 ID:oPPAANeY
乙です。

そろそろスレ違いとか、キャラが多いのに立ってない及び話の黒さに読む気が失せてくるとか既に他の作家さんに期待している読み手も少なくないようですが、続きの方も期待してます。
186鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/10/04 19:04:04 ID:X0+yCmyh
わかりました…。
もう、書くのやめます…。
不快な思いをされた方々
すいませんでした……。
187名無しさん@ピンキー:04/10/04 20:33:47 ID:K622+qGQ
>>186
そうですか……
流石にスレ違いになってきた以上は引き止められませんが
私を含めて鮫さんに期待している人は多いと思うので残念です。
気が変わったらいつでも戻ってきてください。
188そこで:04/10/04 22:35:17 ID:HpaxBJ6p
つ[『女の子が女の子をいじめる小説』スレ]ですよ
割とこっちはメロンちゃんのいぢめに合致するかなぁ…なんて
189鮫 ◆FXxvmDXIWQ :04/10/05 19:04:45 ID:u0VCFxPo
ダメ元で聞いてみるかねぇ…
190禁忌:04/10/07 23:19:13 ID:WMNgFe6f
家族。
食卓を囲み、何気ない会話を交わし、笑い合う。
そんな、何でもないささやかだが、幸せな日常。
この家にもそんな日常があった。
斉木和馬(さいきかずま)この家の長男。
母の名は美弥子(みやこ)
長女、貴子(たかこ)次女、恵美(えみ)の、4人家族。
父親は、和馬が7歳の頃に事故で死亡している。
 
その事故というのは、和馬と2人でドライブに出掛けたときに起こった。
和馬自身は、頭を強く打っただけで、比較的軽傷だった。
 
その事故の影響か、和馬には特異な力が宿った。
人を操る、という力が……
厳密に言うと、相手の精神を支配して、命令に従わせる、という力。
使い方は、相手の目の前で念じながら指を鳴らす、それだけである。
この能力や使い方は、病室のベットで目覚めたとき、何故かすぐに頭に浮かんだ。
頭の痛みと、父の最後の言葉と共に……
191禁忌:04/10/07 23:19:58 ID:WMNgFe6f
壊れた車の中で、頭から血を流した父が、苦しげな声で和馬に言った。
「…か……かず、ま……だ、だいじょう…ぶ、か?
と、とうさんは…もう、だめだ、
かあさんや…たかこ、えみを……たのんだ……ぞ」
そこで和馬の意識は途絶え、再び意識を取り戻したのは、
病室のベットの上だった。
 
あの日から10年の月日が流れた。
和馬は父の言葉を胸に、生きてきた。
働ける年になったらすぐにバイトを始めた、
高校も母が、どうしても、と言うので、通っている。
 
和馬は自分の力を、自分のために使ったことはなかった。
父の死と引き替えに手に入れた力…
とてもそんな気になれなかったのだ。
 
今まで、悪い奴らに絡まれた人を助けたり、喧嘩を止めたり、
時には自殺をしようとした人に使ったこともあった。
自分ではなく誰かの為に、それがこの力の使い道だと思っていた……
192禁忌:04/10/07 23:20:34 ID:WMNgFe6f
ある夜、和馬は喉の乾きを覚え、夜中に起き出した。
一階の母の寝室を通りかかったときだった。
苦しそうな、呻くような声が、耳に入ってきた。
不審に思い、寝室のドアを少し開け、中を覗く。
「ん……はあ、あ…ん、ふう、ん……あう」
和馬は凍り付いた、母が寝室で、
自慰にふけっていたのだ。
ベットの上で四つん這いになり、濡れている秘部に指を這わせ、
熱い吐息を漏らしている。
そこには、いつもの、清楚で優しく、美しい母の姿は、なかった。
ただ1人の女が、自らの高ぶりを鎮めるために、
淫らに腰を動かし、快楽を求める、
1匹の、牝の姿しかなかった。
まるで、魅入られたかのように、
只々、その姿をドアの隙間から凝視していた。
 
美弥子の腰は、指の動きに合わせて妖しく蠢いていた。
溢れ出る愛液は、白く、美しい太股をつたい、シーツに染みを作る。
疼く体を、自らを慰める夜はこれで何度目になるか、
本人にも分からなかった。
193禁忌:04/10/07 23:21:23 ID:WMNgFe6f
自らの快楽に急かされるように、指を動かし、
快感を求めて、腰をくねらせ、喘ぐ。
更なる快楽を得るためか、ベットに着いていた手で、
自らの豊満な乳房を揉みしだく。
ベットに接しているのは膝と頭だけになり、
尻を、大きく突き出した体勢になる。
こんな姿を子供達に見られたら……
ふと、そんなことが頭をよぎる。
が、そんな考えも、今の美弥子にとっては、
行為を加速させる一因となるだけであった。
熱く濡れた秘部からは、湿った淫猥な音が鳴り、
口からは、淫らな声が発せられる。
大きな声が出そうになったのか、美弥子はシーツを噛んで声を抑える。
しかし、それでも口とシーツの間からは嗚咽が漏れる。
静かな寝室には只、その湿った音と、嗚咽が響いている。
秘部を慰めていた指で、大きく充血した肉芽に触れる。
「んん!」
ビクッと体を震わせ、より大きな呻き声をあげる。
194禁忌:04/10/07 23:22:09 ID:WMNgFe6f
固くしこった乳首を、指で強く摘みあげる。
「んぅ!」
痛みが走るが、その痛みも、快楽へと変わり、より強く乳首を引っ張る。
やがて、胸を触っていた手を股間に持っていく。
秘裂に2本指を入れ、膣を掻き回し、
もう一方の手で、肉芽をイジる。
淫らに腰を動かし、体全体で快楽を貪る。
指の動きは次第に激しさを増し、美弥子を絶頂へと導く。
「んっ、んんーーー!!」
体をくの字に折り曲げ、絶頂を迎えた。
痙攣している体を、ベットの上に横たえ、荒く息をする。
3人も子供を産んだとは思えない、その均整のとれた美しい体には、汗が滲み、
顔に張りついた髪が、より一層、妖艶さを漂わせていた。
絶頂の余韻に浸りながら、愛液でべったりと濡れた指を見た。
―こんなこと、もうやめなくちゃ……
そう思いながら、静かに、瞼を閉じた。
195禁忌:04/10/07 23:22:43 ID:WMNgFe6f
行為を見終えた和馬は、自室へと戻った。
喉の乾きは収まるどころか、更に増しているが、
それを鎮める為に、再び下に行く勇気はなかった。
先程見た母の姿が、頭から離れなかった。
まるで、頭からそれを振り払うかのように布団を、被り目を閉じる。
 
程なく朝がくる、結局、頭の中の母の痴態が離れず、一睡もできなかった。
―今日のバイト、大丈夫かな……
そんなことを考えていた。
 
「おはよう……」
元気のない声で、家族に挨拶する。
「お兄ちゃん遅い!」
「早く食べないと、遅刻するわよ」
妹の恵美と、姉の貴子が、挨拶代わりに和馬に声をかける。
いつも通りの朝だ、和馬の態度以外は。
無言で椅子に座り、朝食を食べ始める。
その姿を少し怪訝そうに見つめる姉と妹。
「はい、和馬、お弁当」
母の声で、昨夜の情景がよみがえる。
「ん、うん……」
まともに、母の顔を見ることができず、手だけで弁当を受け取る。
その様子に3人は顔を見合わせた。
196禁忌:04/10/07 23:23:18 ID:WMNgFe6f
あの夜から、和馬は母の姿を思い浮かべながら、自慰を繰り返していた。
何度、あの夜の光景を頭から振り払おうとしたか……
しかし、和馬の脳裏には、母の姿が、
自らを慰める姿が、妖艶なあの姿が、焼き付いて離れなかった。
射精して高ぶりを鎮めては、自己嫌悪に陥る。
それをずっと繰り返していた。
―自分の、母親だぞ……
そう自分に言い聞かせるが、行為が止まることはなかった。
 
和馬の母は美人だった。
息子である彼自身も、そう思うほどに。
友人たち曰く。
「羨ましい!」
とのこと。
 
和馬が母親を女として見たことがない、
といえば嘘になるだろう。
ほんの一瞬、ドキッとする程度だが、その度に。
―母親にときめくなよ……
と、自戒する。
しかし、今回のは今までのそれとは違った。
頭の中は、母、美弥子のことでいっぱいだった。
実の母のことで…
再び自慰を開始する、自責の念に、駆られながら……
197禁忌:04/10/07 23:24:05 ID:WMNgFe6f
日曜日、洗濯当番の和馬は、洗濯機に衣類を投げ込んでいた。
普段通りに、いつものように……
が、母の下着を手に取った時、動きが止まる。
それを見つめ続け、何を思ったか、鼻に近づけ匂いを嗅ぐ。
つんとした匂いが鼻の奥に広がり、
和馬を興奮へと導く。
美しい母親の、妖艶な姿を思い浮かべながら。
股間のモノは、固く勃起して、ズボンを押し上げている。
手が、そこに伸びようとした時、視界に、鏡が入る。
鏡に自分の姿が写る、母親の下着を鼻に押し当て、
犬のように匂いを嗅ぐ姿が……
 
慌てて下着を洗濯機に放り込み、壁にもたれ掛かる。
「…お、おれ……なに、やって………」
額に手を当て、震えながら、その場にへたりこむ。
 
和馬の中で、何かが狂い始めていた………
198禁忌:04/10/07 23:24:31 ID:WMNgFe6f
ゴメンナサイ……
199名無しさん@ピンキー:04/10/08 22:46:50 ID:eqvWMY8x
イイヨイイヨー
楽しみにしてます。
200禁忌:04/10/11 01:51:39 ID:xaz0ll/Z
自分を抑えながら、悶々と過ごしていたある夜。
和馬は母と2人だけで、夜を過ごすことになった……
貴子は泊まり掛けの仕事で、恵美は部活の合宿で、
それぞれ家にいない。
2人きり、今までなら何でもなかっただろう。
だが、今は……違った………
 
夕食前に母の手伝い、日課なのでやめるわけにもいかなかった。
「ねぇ……和馬……」
「え!?な、何?母さん」
突然、名を呼ばれた為、動揺する。
「何か悩み事があるんじゃない?」
「な、無いよ……そんなの」
動揺を隠そうと、努めて冷静に答えようとするが、
隠し切れてはいない。
「本当に?」
「うん……」
うつむいてる和馬に優しい口調で聞く。
美弥子が和馬の、悩んでいることを知ったら、どう思うか……
和馬は黙ったまま、うつむいている。
辛いことがあっても、決して口には出さない子である、
ということを、美弥子はよく分かっていた。
201禁忌:04/10/11 01:52:06 ID:xaz0ll/Z
美弥子はそっと、和馬を肩に手を乗せる。
「辛いこととかあったら、いつでも言って、親子じゃない」
―だから、言えない……
「……大丈夫、大丈夫だよ」
精一杯の笑顔で答える。
 
間が保たないのか椅子に座る。
「そ、それより、腹減っちゃったな……ハハハ」
何かを隠していることはすぐに分かる、母親であるが故。
それでも、笑顔でいる息子が愛おしく思えた。
突然、美弥子が和馬を後ろから優しく包み込んだ。
「え?……あ、か、母さん?」
「心配なの……だから、あまり無理はしないでね、
貴方にまで何かあったら……」
抱きしめる腕に力がこもる。
甘い香りが漂う、和馬の思考が停止する。
背中に胸が押し当てられる。
体を離し、振り返る息子に微笑みかける。
「本当に無理はしないでね、
貴子も、恵美も、心配してるから……」
母の優しい笑顔が和馬の中の何かを駆り立てた。
最早、我慢ができなくなっていた。
 
父の言葉が……遠のいていく………
202禁忌:04/10/11 01:54:07 ID:xaz0ll/Z
炊事場へ戻ろうとする母を呼び止める。
「母さん……」
「ん?何?」
息子に呼ばれ、振り返る美弥子の目の前に、手を突き出す。
「……?」
状況がわからず、きょとんとしている美弥子につぶやく。
「……ごめん」
そういって指を鳴らした……
 
美弥子の体からは力が抜け、棒立ちになる。
「…服を脱いで」
「……はい」
命令通りに服を脱ぎだした。
エプロンを外し、上着を脱ぎ、スカートを外し、下着を脱ぐ。
一糸纏わぬ、美しい裸身が露わになる。
色白の肌に、豊かな胸、くびれた腰に、程良い大きさの尻、そして、その下にある、足。
息を呑むほどに、という言葉がピッタリと当てはまる体に、
均整のとれた美しい顔立ちと相まって文字通りの、
"美くしい人"を創り出している。
 
和馬は……禁忌を冒そうとしていた……
203禁忌:04/10/11 01:55:00 ID:xaz0ll/Z
ゆっくりと手を伸ばし、胸に触れる。
「ん、ふう……」
母の口から吐息が漏れる。
掌で胸を揉みしだく、
手に吸いつくような柔らかい感触を感じつつ、口を近づける。
乳首を口に含み吸い上げる。
まるで赤子のように……
「んん……ふあ……あん」
次第に大きくなる声を聞き、口を離す。
今度は下の方に手を伸ばす。
茂みをかき分け、秘部を探る。
「濡れてる?……」
わずかに湿り気をおびている秘裂を指でなぞる。
だんだんと愛液が溢れ、指を濡らす。
「あう…んん、くふぅ」
秘裂に指を潜り込ませ、中で動かす。
美弥子の口から矯声が漏れる、その声がさらに和馬を駆り立てた。
指を2本に増やし、出し入れする。
口から上がる矯声が更に大きくなる。
美弥子の足がガクガクと震える、それを見て和馬は指を抜いた。
「母さん……俺のも…」
イスに座り、すでに硬くなった陰茎を取り出した。
204禁忌:04/10/11 01:55:25 ID:xaz0ll/Z
「…ハァハァ……はい」
イスの前にひざまずき、硬くなった陰茎に舌を這わせる。
根本から先端に掛けてゆっくりと這わせ、先を舐める。
口で咥えこみ、強く吸いながら頭を前後に動かす。
唾液を絡ませながら奥まで含み、口を離し手でしごきながら、
根本を舐め、睾丸を口に含み、愛撫する。
そこから更に肛門の方に舌を移動して、愛撫する。
「う、あ…」
たまらず和馬の口から声が上がる。
舌を離し、陰茎を口に含み、手と一緒にしごく、先ほどより激しく……
「母さん、おれ、もう……飲んで」
腰を浮かして美弥子の口内に射精する。
「んん!んぅ!……んぐ、んぐ、んふぅ」
熱い精液を飲み干し、恍惚とした表情を浮かべる。
 
精神を支配するとはいえ、肉体の反応まで掌握する事はできない。
湧き上ってくる情欲もまた、同じである。
205禁忌:04/10/11 01:57:46 ID:xaz0ll/Z
続きます。
206名無しさん@ピンキー:04/10/12 23:46:23 ID:t55UNhdX
スレ違いとまでは言わないけど、正直読みたいものと違う気が。
催眠術エロって魔法・超能力エロの良さが出ないな
207名無しさん@ピンキー:04/10/12 23:51:39 ID:fFFw3xUf
自分は楽しみにしてる。
操られるお母さんエロくてさいこう(*´Д`)
208名無しさん@ピンキー:04/10/12 23:57:36 ID:gTer1Ne6
俺は好きだよ、催眠術。
209名無しさん@ピンキー:04/10/12 23:57:42 ID:lQYQ7ZNq
>>206
そこら辺は趣味の違いかなあ。

自我を奪われて知らずの内に痴態を晒すかそれとも、
意識はそのままで、体の自由だけ奪われてアレコレか。

自分も後者に燃えるたちだけど
210名無しさん@ピンキー:04/10/13 11:23:07 ID:f87PDwI5
>>209
何て言うか、燃えかたの種類が違う気がするかなと。
まあ人それぞれなのはわかるんだけどね。
211名無しさん@ピンキー:04/10/13 15:03:31 ID:dMsnKlJe
催眠術で母親を犯すって最高ですね。
風呂場とか食事中とか、もっといろんな場面で犯してほしいです。
続きを期待してます。
212名無しさん@ピンキー:04/10/13 20:07:25 ID:9E6Mbrpb
できれば母の意識はそのままで強制発情させて
セックスをおねだりさせてほしい。
とにかく最高だ(*゚∀゚)=3
213禁忌:04/10/13 23:45:52 ID:TU2Zga3m
その表情を見ていると、
一度果てたはずの陰茎が再度、硬くなってくる。
「テーブルに手をついて、お尻を突き出して」
「……はい」
立ち上がりテーブルに手をついて、腰を突き出す。
背後に廻り、臀部を眺め、手で左右の尻肉を掴み、揉む。
「はぁ、んう……」
美弥子の口から、再び熱い吐息が漏れる。
我慢できなくなったのか、濡れそぼった美弥子の秘所に
自らの分身をあてがい、一気に突き入れた。
「ひああぁぁーーー!!」
大きな矯声が上がる。
叫び声と言ってもいいだろう。
「う、ああ」
絡みつくような熱い快感に、和馬はたまらず呻き声を出す。
 
湿った摩擦音と、口からでる喘ぎ声が、淫らな音を奏でている。
「うあ、はうん、くう、あう」
腰の動きを速める、ただ快楽を求めるためだけに……
 
肉がぶつかる音、愛液の湿った摩擦音。
和馬と美弥子、母子の喘ぎ声。
それが、部屋を満たしていく。
214禁忌:04/10/13 23:47:30 ID:TU2Zga3m
美弥子の愛液は、太股をつたい、床にまで達している。
和馬は背後から、美弥子の豊かな胸を揉む、
形のいい胸が、和馬の手によって潰されていく。
固くしこった乳首を、人差し指で転がす。
「ハァハァ…母さん……もっと、もっと感じて……」
母親を犯している、その後ろめたさや、罪悪感も、
背徳という快楽の前では、行為を加速させていくものでしかなかった。
 
「ふあ!あう!くうぅん、あん」
美弥子の膣内は、和馬の分身を締め上げ、快楽を与える。
「うっ、く」
思わず射精してしまいそうになり、陰茎を引き抜く。
美弥子は支えを失って、その場にへたりこみ息を荒くする。
 
「母さん、今度は、仰向けに寝そべって」
「……ん、はぁ…はい」
そのまま体を床に横たえる。
横になっても、形の崩れない美しい乳房と、白い肌に浮き出た玉のような汗、
和馬を見つめる美しく、妖艶な顔。
いずれも、年齢を想わせないものだった。
215禁忌:04/10/13 23:48:08 ID:TU2Zga3m
「足を……開いて……」
Mの字に開かれた足の間にある陰部に、釘付けになる。
「……ごめん」
今更何を……とも思いながら、再び母の膣内に侵入する。
「んあ!あうっん、くあ、はう!」
耳にその声を聞きながら、動きを速める。
足を肩に掛け、より深く、強く、突き入れる。
「うああ!ああぁぁーー!ひあぁ!」
甲高い喘ぎ声があがる。
強く陰茎を締め付ける。
吸いつくような感触に、和馬は昇りつめ始めていた。
 
揺れる大きな胸を、苦悶に歪む表情、それらを見て、和馬は興奮の極地に達した。
「かあさ!あ、あ……」
我慢の限界を迎え、声を出しながら、陰茎を引き抜き、射精する。
勢いよく飛び出した精液は、美弥子の下腹部から胸、顔にかけて、飛び散っていく。
「あっ!イッ、あああぁぁーーー!!」
熱い刺激が体に更なる快感を与えたのか、
美弥子もまた、背を反らせて、絶頂を迎えた。
胎内に射精しなかったのは、僅かな理性による、反射的なものだった。
216禁忌:04/10/13 23:49:19 ID:TU2Zga3m
白濁液に汚れ、痙攣している体を投げだし、胸が大きく上下し、
精液の付いた、上気した顔で、天井を見つめている。
その姿はとても淫猥で、見る者によっては、
更なる情欲を掻き立てられる様な姿である。
見る者によっては……
「あ…あ……俺は……なんて…ことを………」
頭を抱え、その場にうずくまる。
自責、後悔、様々な念が頭の中をぐるぐると回る。
 
 
しばらくそのままで母の姿を見つめていると。
「………拭かなきゃ」
そう呟くと、急かされるように母の体をティッシュで拭き始めた。
「ごめん……母さん…ごめんなさい」
体に付いた精液を拭きながら、何度も何度も
懺悔するかのように、繰り返した、目に涙を溜ながら……
体を拭き終え、服を着せ、イスに座らせる。
大きく深呼吸をした後、顔の前で指を2回鳴らす。
これが精神支配が解く合図だ。
支配していた間と、その前後の記憶は消える、
それだけで、少し罪悪感が和らいだ。
217禁忌:04/10/13 23:49:51 ID:TU2Zga3m
「ん……んん、…あら?私?」
「大丈夫、母さん?寝てたよ?」
笑顔を作り、母の顔を覗き込む。
「ごめんなさい、私ったら……」
申し訳なさそうな顔で和馬を見る。
「疲れてるんだよ、きっと……休んだら?」
思わず視線をそらせ、和馬は優しく言う。
「ふぅ、私も歳かしら?…フフ」
微笑みを和馬に向ける。
―本当に疲れているのは、きっとこの子の方なのに
自由な時間なんて少しもなくて、遊びたい盛りでしょうに…それにしても…寝てたからかしら?なんだか体が……
 
美弥子には分からなかった、自分の身に何が起こったのかを……
「でも、ありがとう、和馬は優しいわね」
と、優しい笑みを和馬に向ける。
「…お、俺は……全然、優しくなんてないよ」
優しい笑顔が、胸に突き刺さった。
218禁忌:04/10/13 23:50:29 ID:TU2Zga3m
「?それより、お腹空いたわね……って、やだ!もうこんな時間!」
慌てて炊事場に向かう母の後ろ姿を見ながら、
今夜のことを忘れる決意をする。
 
―何も無かったんだ、何も…
俺さえ黙ってれば、忘れればいいんだ……忘れれば………
 
そうすれば、母の笑顔が曇ることはない。
あの優しい笑顔を、自分に向けてくれる。
それだけが今の和馬の支えだった。
禁忌を、越えてはならない一線を
越えてしまった自分を支える、唯一つの……
 
目線の先には、母が慌ただしく夕食の支度をしている。
 
「俺も手伝うよ」
母の元へと歩き出す、ゆっくりと、微笑みながら……
 
 
……今までの様に戻れるのか……
それは、本人にも分からなかった……
 
 
 
        終
219禁忌:04/10/13 23:54:21 ID:TU2Zga3m
了です。
お付き合いくださった皆様。
読んでくださった皆様。
ありがとうございます!!
では、さようなら……
220名無しさん@ピンキー:04/10/14 00:38:19 ID:PRljsXde
え、これで終わり?
良かったので続きを書いてほしいんですけど…。
221名無しさん@ピンキー:04/10/14 23:55:29 ID:v0pO/KY8
ちょ、待っ、さよならなんて……!!
妹は!?お姉ちゃんは!?近親ハーレムは!!?
222申し訳ない……:04/10/14 23:59:33 ID:5lqgrFv7
マ、マジですか!感謝の極みです。
いやしかし…保守代わりのつもりだったもんで……
後の展開は皆様の脳内で補完していただければな〜
なんてことをぶちかましてみたり……ゴメンナサイ
223近親ハーレム?!:04/10/16 10:32:54 ID:+sPDuxlB
うわ、リロしてなかった……
まあ、要望があれば……暴走します。
224名無しさん@ピンキー:04/10/16 13:47:24 ID:zhrJ8g8W
母を発情させて中出しをおねだりさせて妊娠させる展開があればいいなぁ。
225名無しさん@ピンキー:04/10/17 21:08:28 ID:l67I+r+c
変身能力をもった主人公があれやらこれやらに変身して犯しまくり(純愛モノ)希望
226DDD:04/10/19 21:38:36 ID:sR8fBvuc
「そういうわけじゃないんだけどな。」
膝をついて立ち上がろうとするが、ふらふらと倒れそうになり、結局、千穂に肩を貸してもらってベットに運んでもらった。
「ほんとに大丈夫?顔とか真っ赤だし・・・」
「大丈夫。ちょっとお前の汗の匂いに当てられただけだ。」
「そ、そんなに、酷かったの?私の───」
「違う。ただ少し、僕が勝手に興奮しすぎただけだから。」
「倒れるほど好きなの?体操ふ───」
「だから!違うと言ってるだろーが!」
「・・・もしかしてスパッツの方が・・・」
「アホか!」
「そうだよね。体操服にはブルマと相場が───」
「ああもう!いいからちょっとこっち来い!」
埒があかないので、ベットの上に引き上げ(といっても、彼女にベットの上に乗るように促したに過ぎないのだが)
きゅうっ、と千穂の体を抱きしめ、額と額をくっつけた。
「あ、ちょっと幸せ・・・じゃなくて、恵一の体凄く熱いよ!」
「ああ・・・風邪とか病気とかじゃなく・・・多分発情してるんだと思う。」
「は、発情って体操h・・・」
「いや、もうそれはいいから。お前、汗の匂い消すために変な香水とかしてないよな。」
「うん。恵一そういうの嫌いでしょ。」
「俺に変な薬とか盛ったりとかは?」
「しないよ。あーいうのって体に負担がかかるんでしょ?」
「負担かからなかったらするのかよ?」
「秘密。それで、本当にどうしたの?」
「・・・ああ、お前の・・・汗の匂い嗅いでからずっとこうなんだ。」
「・・・匂いフェチ?」
「いや、違う、と思いたいが・・・」
227DDD:04/10/19 21:39:42 ID:sR8fBvuc
仮に僕がそうだとして、ただの性的嗜好でここまでならないと思う。
発熱するまで興奮するなんて明らかに異常だ。
千穂の体臭に特殊な何かが働いているのだろうか。
おかしくなりそうな頭を押さえながら原因を探るため、透視の能力を使う事にした。
「!!!」
「千穂!どうしっうがあああぁぁぁぁ!!!」
異変を見せた千穂に呼びかけようとした瞬間、体にあの感覚が蘇る。
明らかに、僕の透視能力に反応した「力」の奔流に僕は必死になって耐えた。
常人なら明らかに狂うほどの快楽を、無防備になる能力発動の隙を狙った絶妙なカウンターで喰らった僕はベットを転げ回った。
「け、恵一!!」
あわてて、抱きしめて僕の動きを止める千穂。
「AAAAAAAAAAAA!!!」
それでも暴れ回り、全身を襲う強烈な快楽に自分の体を掻き毟ろうとする。
「恵一!私の体を思いっきり抱きしめて!!!」
千穂は護身術を習っているせいかあっという間に狂ったように振り回していた僕の腕を絡め取って、背中にまわさせた。
自然と千穂の背中を引っかく事になるが千穂は何も言わず、そのまま
泡を吹いていた僕の口に何か柔らかいものを放り込んで舌をかまないようにした。
聞こえてきた声に本能的に従って、ぎゅう、と満身の力で腕に力を入れる。
しばらくすると再び千穂の汗の匂いに再び、意識が溶けそうになる。
「あぁぁ・・・」
「大丈夫?恵一」
228DDD:04/10/19 21:40:11 ID:sR8fBvuc
全身から力の抜けた僕に心配そうに問い掛ける。
ドクンッ・・・ドクン・・・
混濁していく意識の中、僕は千穂が能力者であること、そしてそれがどんな能力なのかを悟った。
しかしもう手遅れだ。罠に嵌った獲物はただ自分が溶かされるのを眺めている事しか出来ない。
心の中すらそれはあの時に侵食されてしまった。
犯したい、犯されたい、射精したい、めちゃくちゃにしたい、されたい。
そんなケダモノノヨウナ思考に理性が犯されていく。
他の事を考えようとしても、思い浮かぶのは千穂の顔、豊満な胸、尻、そして・・・
「恵一・・・?」
ぞくり
彼女の声にすら、耳から脳まで、全てが欲情の信号になって全身に行き渡る。
さらに体温が上がるのがわかる。
本当にこのままだと死んでしまう。
僕は千穂のブルマをショーツごと引き降ろし、間髪いれずに自分のモノを挿入した。
「「うああああああああ!!」」
二人同時に快楽の悲鳴が上がる。
慣れた筈のそこは敏感になった肉棒にとって、今までとは比較にならない気持ちよさだった。
まるでドロドロに熱したチーズの中に突っ込んだように千穂の膣は僕の肉棒を
快楽という炎で灼きつくし、溶かしていく。
ドクンッ、ドクンッ
「ひぃああああ!!あ、熱いよ!!何!え!ンぅ!」
229DDD:04/10/19 21:40:44 ID:sR8fBvuc
もはや千穂の声は僕にとって愛撫でしかなく、脳がその意味を受け付けない。本能従い、僕はただ何度も何度も激しく腰を打ち付ける。意味のない咆哮をあげながら、
ひたすら突き刺し、掻き回し、叩きつける。
「ちょ、あうっ、ん!!あ、は、激しっ、すぎるぅううう!!」
動きを押さえようとしているのか足を僕の腰に絡めた。
足に力を入れたせいか、千穂の膣はきゅうっ、と僕の物を締め付ける。
だがその快楽を貪ろうにも足で固定されてしまったかのように腰が動かせない。
「ああああああああああ!!!離へ、離せぇ!」
今の僕にとって最悪の拷問に涙をぽろぽろ流しながら絶叫を上げる。
すぐに射精さなければ体が爆発しそうなほど、快楽を切望していた。
必死になって腰に回された足を叩き外そうとする。
さすがに僕の行動に異常を感じたのか、千穂はおずおずと絡めた足を解いた。
僕は再び千穂を貪り始めた。
もはや悲鳴をあげているのが自分なのかそれとも千穂なのかそれすらわからない。
僕の異常に高まった快楽への切望がただ千穂を求めた。
「あああッ!!んんんいいいいいぃぃぃ!!ひぃあああ!!」
何時の間にか千穂も僕を、快楽を求め、腰を動かし始めた。
本能だけの獣のような交わいは、何度絶頂を迎えたのかすら忘れさせた。
ただひたすら僕は千穂に精を子宮の奥の奥まで流し込み、千穂もそれを受け入れ、求めた。
「ぐううっ!射精るぞ!!ううっ!!」
びゅるるるるるるる!!
「ひぃあああああああああ!!!」
何度目かの射精を千穂の膣に流し込んだ時、ようやくあの感覚は弱くなって、
精根尽き果てた僕は思わず千穂の体の上に倒れこんだ。
230DDD:04/10/19 21:44:41 ID:sR8fBvuc
なんつーかスランプ。
主人公が喘いでるアレ書いても楽しくないと言うか・・・
千穂がもし能力持ってたらってIFなんだけど、
・・・主人公よりこのスレ向きの能力持ってるのってどうよ?
231名無しさん@ピンキー:04/10/19 22:27:21 ID:7tjQyMox
個人的には、とてもイイ!!
男女問わずかどうかが別れ目かな?
232◇鱸 ◆xT/ZtgSAnQ :04/10/20 04:59:56 ID:/vN/vrl8
……貴方もスランプなのですね。
俺はサドなので男が受けのはちょっと…

しかしまさか久々に千穂と恵一モノが読めるとは思いませんでしたよ!!\(・▽・)/
233名無しさん@ピンキー:04/10/20 19:02:20 ID:9dxB+1PT
>>230
ガンガレ
234名無しさん@ピンキー:04/10/23 12:24:39 ID:Bd5BatET
ここレベル高いよ
235名無しさん@ピンキー:04/10/27 17:46:23 ID:zXM42hA5
ホシュ!ついでに魔法の指先降臨祈願。
236名無しさん@ピンキー:04/11/05 01:53:45 ID:OwHPs5iO
保守…。
誰も居なくなってしまった。
どこかに類似スレがあるのかしらん
237◇鱸 ◆xT/ZtgSAnQ :04/11/05 07:32:15 ID:7VBNIG59
保守。ほったらかしでスマン。
筆が進まない…
238名無しさん@ピンキー:04/11/06 14:58:40 ID:tBB9RSFG
保守
続きマダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
239名無しさん@ピンキー:04/11/09 23:12:53 ID:Cgkxkpmo
ネタだすけど……
変身能力で透明人間になるって言うのはどう?
正直、一度か二度くらい、考えたことあるだろ?
藻前さんら……
240名無しさん@ピンキー:04/11/09 23:48:18 ID:7gDdJjRD
叩かれるのを承知でいうと、もう一度鮫氏の作品が読みたい……
241名無しさん@ピンキー:04/11/10 00:42:02 ID:/n6oanfi
>>239
たいがい主人公の妄想(してとる行動)が読者の妄想に劣後して、欲求不満になるんだよな……
242名無しさん@ピンキー:04/11/10 04:11:10 ID:LwIuu3Fm
自分の妄想が自分のベストか
243名無しさん@ピンキー:04/11/10 14:18:42 ID:gITj645h
>>239
「透明になった途端何も見えなくなって、何もできないまま時間切れ」というオチがついてしまい、エロに至る事無く妄想終わり。
244◇鱸 ◆xT/ZtgSAnQ :04/11/10 23:55:53 ID:ZxsMdxUG
>>238さん
また短めですが、それでよければ…


ーーーーーーーーーーーーーー


俺はカナに犬のように両手両足を伸ばして四つんばいで歩け、と指示を出し、大きな鏡の前に立つ。
そして、カナに鏡を見るように言う。
カナ「……え?」
そこに写っていたのは俺と…鎖につながれた犬だった。
「お前含めて、俺の回り半径数十メートルにわたっての生物の視界に干渉した。
 お前の姿は周りの人間には『犬』にしか見えなくなる。」
カナ「嘘…」
「これが現実だよ。さあ、今度こそ行くぞ。あ、別に声帯には干渉しないから声は出さない方がいいよ。」
俺はカナの手足を念力で操り、共に夜の街へ繰り出した。

………
俺は歩く。ゆっくりと歩く。
カナ「………」
カナの手足にかけた念力は、外に出ると同時に解いていた。
つまり自分の意思で両手両足を伸ばし、腰を高く上げ、俺の後をゆっくりと着いてきているのだ。
ゆっくりと歩く。
交差点で止まると、怯えた表情になる。
俺は自分が悪の組織と戦っていた頃に使っていた隠れ家に連れて行くべく、どんどん人通りの少ない道に入っていった。
やがて、人がまったくいない道に出ると、カナが安心したような表情になる。
245◇鱸 ◆xT/ZtgSAnQ :04/11/10 23:57:17 ID:ZxsMdxUG

俺は電柱の前に止まり、こう言った。
「人通りが少なくなってきたなぁ。そろそろ視覚への干渉を解くか。」
カナ「そ、そんな…! お願いします、やめてください。」
「じゃ、そこにマーキングして。」
カナ「…! そんな…そんなこと…」
俺はクイッ、と指を動かす。
グググ…
カナの片足が持ち上がる。
カナ「ああ…や、やめて…」
「やめて欲しかったら、自分で上げて出しなよ。」
念力を一度解き、膀胱の上にゆっくりと念力をかける。
カナ「あぁ……は…い…」
カナは片足を上げる。
「もっと高く上げろ。ん〜…角度にして100度以上かな。」
カナ「はい…」
カナは出来る限り片足を上げ続ける。
しかしそれでも俺は満足せず、上げた足を掴み、引き上げようとする。
カナ「ああ、やめて、やめてぇ…」
「大声出すかい? 人が来ると思うけど…」
カナ「い…いやっ…」
「自分の立場わかってる? お前は、僕を怒らせすぎたんだよ。だから、この力でお前をいたぶる事に僕は何のためらいもしないよ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーあとがきー
はぁ。ホントに短い…
246名無しさん@ピンキー:04/11/14 15:44:44 ID:MyCapCFN
>>245
乙!&保守
247名無しさん@ピンキー:04/11/15 21:12:29 ID:7wHMuqux
広報保守
248名無しさん@ピンキー:04/11/19 02:08:29 ID:Ru2pwQuS
文才ないから超能力ネタのみ投下。


【任意の相手の五感を鋭くしたり、弱くしたりする能力】
例えば、相手の触覚を鋭くすることで、相手は服の擦れる感触で感じまくり、仕舞にはそよ風が吹いただけでイク。

あるいは、視覚を極度に発達させ、相手は極度に眩しい中で何も見えない(逆ベクトルの目隠し)状態で攻められる、とか。

味覚を衰えさせることで、助けを呼べない状態でレイープ

聴覚を衰えさせたのち鋭くすることで、「いつの間にかあえぎ声が大きくなっていた」と気づかせる羞恥プレイ

嗅覚…臭いで失神w

などなど。
一応能力のルールとして、ある感覚を進化/退化させると、ほかの感覚はバランスをとるように退化/進化するってのを考えてたけど、その辺は職人さん次第w
こんなのキボンヌ
249名無しさん@ピンキー:04/11/21 01:02:35 ID:5oaZjoze
あげ
250名無しさん@ピンキー:04/11/22 12:46:13 ID:2LF9rTwS
職人降臨希望あげ
251 ◆wJ/kS5Mv5g :04/11/24 18:52:55 ID:H1FX5QLX
小品でお邪魔します。
ちょっと刺激を受けて書いてみました。
こちらの職人さん待ちの合間にでも読んでやってください。
(エロ淡めです)
252 ◆wJ/kS5Mv5g :04/11/24 18:53:16 ID:H1FX5QLX
透明な悪魔
 
 
 1
 
 国語教師の神野一美が、調子悪そうにしているクラスの女生徒久保田香織に気付いた
のは、授業終了まであと10分ぐらいのことだった。だから、
(がんばって……)
 と心の中で励ましていたのだが、かなりきつそうに見えたので、やはり保健室に行か
せてやろうと思った。十分にかわいい部類に入る彼女は、涼しげな容貌でもともとクラ
スでは目立っている。だからその時も放っておけない感じだった。
 
 久保田香織は、正体不明の感覚に玩ばれていた。
 スカートの奥の下着の、その中の柔らかな部分を得体のしれない指のようなものが這っ
ている。最初は慌てて手で押さえ、それがまったく意味がないことに気付いて恐ろしく
なった。自分の手がスカートの上から股間を押さえていてなお、その指のようなものは
這っていたのだ。
253 ◆wJ/kS5Mv5g :04/11/24 18:53:38 ID:H1FX5QLX
 一瞬授業中であることを思い出し、はっとなって手を離し、股間を押さえている姿を
誰かに見られなかったかと周りを見渡した。
 誰も見ていない。
 そして、奇怪な感覚もいつの間にか消失していた。ほっとして授業に集中しようとし
た瞬間だった。
「えっ……、う、あああっ!!!」
 股を引き裂かれるような激痛が全身を駆け抜け、反射的に身体が宙に持ち上がった。
 自分で触れたことさえない身体の奥に巨大なものが侵入している。
 その強烈な圧迫感が一瞬にして消え、と同時に香織は椅子の上に崩れようとしてバラ
ンスを失なった。
 香織の叫び声に顔を起こした生徒のうち、近くの席にいた何人かが駆け寄ろうと立ち
上がる。その中、香織はリノリウムの床に叩き付けられようとして、寸前に男子生徒の
身体が床と自分の間にすべり込むのを見た。
 
 次に見たのは保健室の天井だった。
 額に浮いた汗を拭い、身体を起こすと、そばについていたクラスメイトの男子がゆっ
くり香織の方を見た。ニュートラルな眼差しにほっとする。
 彼が自分を助けてくれたのだと、すぐにわかった。
「冬川君」
 普段あまり目立たないが、よく見ると結構綺麗な顔をしている、この冬川亮一という
男子生徒に、香織はおそらく初めて自分から話しかけた。
254 ◆wJ/kS5Mv5g :04/11/24 18:54:00 ID:H1FX5QLX
「助けてくれてありがとう」
「いや、俺しか間に合わなかったし」
 そう言って笑うでもなく、若干表情を崩す亮一に急に親しみを覚え、自分に起こった
ことから目を逸らそうとおしゃべりをしようとしたとき、チャイムが鳴ってしまった。
「もう一時間寝てた方がいいよ」
 と言って教室に戻っていく亮一を残念そうに見送る。
 同時に現実に引き戻される。
 自分に一体何が起こったのか、身体にはっきりと残った痛みがいやというほど教えて
くれていた。
(いったいなんなの? どうして……こんなこと……)
 香織は滅多なことでは泣かなかった。だから今も肩を震わせて奇怪な現実に耐えてい
た。授業中でもいいから、亮一に戻ってきて欲しいと思った。
 自分の内側に原因があるわけじゃないのがわかっていたので、三時限目には出席した。
 そして次の恐怖に早くも出会った。
 
255 ◆wJ/kS5Mv5g :04/11/24 18:54:21 ID:H1FX5QLX
 2
 
 あと15分ほどで授業が終了する。
 教室に戻る途中寄ったトイレで出血を確認していた香織は、それが気になっている。
早くもう一度トイレに行きたい。
 その時腸内に圧迫を感じた。
(えっ……朝ちゃんとやってきたのに?)
 便意を催しているとしか思えない感覚に、戸惑う。その圧迫感が、出現すると同時に
急速に降下を始めていた。
(や……だめ、だめっ)
 懸命にお尻を締めて抗った。
 そうすれば絶対に止まってくれるはずのものが、止まらなかった。同じスピードでお
尻の穴をこじ開けて、それはさらに穴の半径を押し拡げていく。
 恐怖の瞬間に、だが、なにも出ては来なかった。
(??? ……なんなの……わかんない、わかんないよう……)
 クマに襲われたりとか、痴漢に触られたりとか、経験したわけではないが、そういう
ものと違ってありえないのが恐ろしかった。
 なにも出てこないのに、香織のお尻は限界まで拡げられたままになっていた。
 身体を震わせて耐える。
 隣の席の友達や、流暢な英語を読み上げている先生に気付かれるわけにはいかない。
256 ◆wJ/kS5Mv5g :04/11/24 18:54:42 ID:H1FX5QLX
 授業中に間違っても触ることの出来ない場所だ。どうにもならなかった。
 ずっと拡がったままだった。
 耐え切ってチャイムが鳴ると、礼もそこそこに、女子トイレに向かって走った。
 拡がったそこに間違いなくあるモノの感触が、走る香織の、体内の複雑な動きにぐね
ぐねと形を変え、苛んできた。
 もう少しだ。トイレの一番奥のボックスに飛び込んで、死に物狂いで下着を下ろした。
 そして、なにも出てこなかった。
 もう気が狂いそうだった。
 押し拡げているものは、なんなのか。震える指をお尻の方へ近付けていく。人さし指
だけを立てて、ゆっくりとお尻の穴のあるところへ差し入れていった。
 指に当たらない。
 なんにも、当たらない。
(なにもない……なにもな……なにも…………いや……)
 拳が、ひんやりした自分のお尻に当たった。
 ただ、拡がっているのだ。圧迫感だけがそこにある。怖い。
 がたがたと、震えが止まらなくなり、便座の上から落ちそうになって身体を支える、
反対の手も危うい。
 そして、その時、不意にそれは消えてしまった。消滅してしまったのだ。
 急速にお尻の穴が元の場所へ収束を始めていて、人さし指を食い締めようとしたので、
慌てて指を引いた。そのあとおそるおそる、もう一度お尻を突いてみたが、なにもおか
しなところはなかった。感覚が教える通りだ。
 香織は途方に暮れてしまった。そうしてしばらく動けなかった。
 自分はおかしくなってしまったのか。
 
257 ◆wJ/kS5Mv5g :04/11/24 18:55:03 ID:H1FX5QLX
 3
 
 昼食を食べる気にはなれなかった。
 こんどこそ取り返しのつかない醜態をさらす羽目になるかもしれないのだ。水の一滴
さえも許されないと思って香織は我慢していた。
(こんなことを冬川君にもし知られたら、生きていけない)
 いつのまにか、彼の事が頭の中を占め始めている。助けてもらったからだとは思うの
だが、思い浮かべると、それだけとは思えない高揚感に胸が熱くなる。
 不思議な気分だ。
 こんな酷い目に遭わなければそんな気持ちにはならなかった。
 だからなにに縋っても、悪夢のような今から逃れたい。
 でも、どうすればいいのか、まったくわからなかった。
 
 なすすべなく午後の授業が始まっていた。
 先生の声は耳を素通りするばかりで、黒板に書かれた内容も知らない文字みたいで頭
に入ってこない。
 怯え、震えながら、何事もなくその授業が終わったのを知った時は、本当にほっとし
ていた。
(もしかしたら、もう大丈夫? でも……)
 それにはなんの保証もない。授業はまだもうひとつあるのだ。
258 ◆wJ/kS5Mv5g :04/11/24 18:55:24 ID:H1FX5QLX
 最後の授業、その半分が過ぎたころになると、香織は昼食を抜いた空腹感と精神疲労
でぼんやりとしかけていた。頭の中には恐怖だけだったのが、終わりが見えてきた一日
に別れを告げ、早く一人きりの部屋に逃げ込んでしまいたいという飢えに近い望みを抱
いて、それだけを夢見ている。
 一度大きく息を吐いて、大丈夫だと自分に言い聞かせようとした時だった。
 少し開いていた口になにかが押し込まれていた。
 考えなくてもわかった。なんの前触れもなく、そして抵抗は虚しく、香織の口はいっ
ぱいに押し拡げられ、まるで大きなあくびをしているような顔になってしまって、慌て
て香織は教科書で顔を覆った。
 そのあまりに息苦しい状態に目を白黒させながら、なんとか周りの授業風景に溶け込
もうと試み、さらに呼吸ができることを確かめた。下半身にも異常は起きない。
 お昼に自分の身体に入っていたものと同じなのではないかという連想から、吐き気を
催しかけるが、舌に重く載ったそれは、なんの味も匂いもしなかった。
 なにかやわらかいものの気がしたが、形はしっかりしていた。
 頭の中が真っ白になっている。
 それ、がゆっくりと動いた。口の中いっぱいに拡がっていたものが、ほんのすこしず
つ、じりじりと口の外へ向かって移動している。
(あ……)
 それにまとわりつくようになっていた香織の唾液が、唇の縁にこぼれかけていた。
 教科書を落とさないようになんとか片方の手で拭った。
259 ◆wJ/kS5Mv5g :04/11/24 18:55:48 ID:H1FX5QLX
 その時にもなんの感触もなかった。口の中はからっぽだと、確かめなくても思う。
 移動するものの端が出ていくと同時に、すぐに口を閉じて強く引き締めた。
 消滅するというよりは、口から抜け出ると同時にどこかに行ってしまった感じで、も
うどこにもそれはなかった。
 奇妙な感覚だった。
 喪失感と言ってもいい。
 かすかに名残惜しいと思ってしまって、羞恥で顔を赤らめそうになった。
 ほんの少しでも、あんな得体のしれないものに気を許すようなことがあってはならな
いのに。概ね退屈と言える日常に、刺激が欲しかった自分を思い出し、一瞬とはいえつ
なぎ合わせてしまった。
 だから悔しさがこみ上げてきた。
 素敵な思い出もなにももらえないまま、ただ女になってしまった。
 とぼとぼと帰宅の途につく頃にはそれのことを忘れて、空っぽになって歩いていた。
 
 上水にかかった橋の上に恋しい同級生が立ちすくんでいた。
 朝と変わらぬニュートラルな視線が心地よかった。
 話し掛けようと近くに行って立ち止まる。
 亮一が先に口を開いた。
「処女喪失おめでとう」
 驚く間もなかったと思う。
260 ◆wJ/kS5Mv5g :04/11/24 18:56:09 ID:H1FX5QLX
「今日のところは一通り味見だけしてみたんだけど、思った通りだ。君は素晴らしい」
 目を見開いて、亮一の使うわけのわからない言葉を懸命に解釈していく。
「素敵だった。君はこれで僕のものになった」
 寄せてきた唇が重なり、想像していた通りの柔らかい感触だと思いながら、香織は気
が遠くなっていくのを感じた。
 抱き締められて唇を開かれ、舌を舐め上げられ、下半身の二つの穴が同時に拡がって
いくのは錯覚でもなんでもないのだと思う。
 でも、なにもかも目を覚ましてから考えるのだ。




261名無しさん@ピンキー:04/11/24 23:18:57 ID:gHsOcmib
シチュはもろに好みなので一つ一つの責めをもっとネットリ描いて欲しかった
262名無しさん@ピンキー:04/11/25 00:21:18 ID:9vkXDvG4
かなーりイイ。
263名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:00:56 ID:u8utBOSs
神降臨期待age
264名無しさん@ピンキー:04/12/16 12:48:36 ID:EnDHJkmB
久々に来たら、随分と、過疎ってますね。
265名無しさん@ピンキー:04/12/25 15:30:44 ID:lFlBTDoW
Xmas記念age
2662027158018.warabi.ne.jp/a:04/12/25 16:05:54 ID:VNR5MFRr
file:reiko_akimoto
267名無しさん@ピンキー:04/12/30 11:19:08 ID:/3ZRRZWO
一旦上げます
268名無しさん@ピンキー:05/01/01 20:29:36 ID:vSednX4w
あけおめ。>all
ついでにあげ。
269名無しさん@ピンキー:05/01/05 11:59:11 ID:qmfSvlSB
期待age
270名無しさん@ピンキー:05/01/18 20:02:31 ID:ee96zXe1
271名無しさん@ピンキー:05/01/18 21:22:43 ID:Sp8mnqTy
272名無しさん@ピンキー:05/01/24 01:22:05 ID:fGSNazKU
ほっしゅ
273名無しさん@ピンキー:05/01/31 21:53:41 ID:Ec8ae86M
保守
274名無しさん@ピンキー:05/02/04 00:07:54 ID:uwQ+moLr
age
275名無しさん@ピンキー:05/02/05 18:10:16 ID:Ym7fc80D
保守代わりにと思って書いたSSが書きあがってみたら10KBを超えている……。
のでまとめてアップしてみます。

現代超能力物です。
276名無しさん@ピンキー:05/02/05 18:11:18 ID:Ym7fc80D
「ちょっとー!!あんた!もうすぐ授業はじまるんだからねー!」
そう言って彼女……皆は委員長と呼んでいる……が俺に声をかけてくる。
いちいち叫ばなくてもわかってるって。それに『組織』からの連絡だから下手な所で返事をするわけにはいかない。
『俺』の名前は……どうでも良い。たいした名前じゃない。
「わりい!時間までには戻るから!!」
そう言って、俺はトイレに駆けて行った。まあ『組織』がらみの仕事だ。一筋縄で終わるわけが無いが……

『組織』の名前は『現状科学非認知能力研究機関』って長い名前があるんだが、
誰もそんな名前で呼ばず『組織』って言ってる。どうやら国独自の機関で色々と研究しているらしいが……。
読んで字のごとく超能力を研究する機関……。ちなみに『俺』も超能力者。
『組織』は有能な人材に任務を課すことがある。内容は様々。
小さな物では、ペット探しや『組織』の部屋の清掃や、引越しの手伝い。
でかいのになると、スパイの真似事や、古代の遺産の護衛までもやる。
まあ、部屋の掃除ぐらい自分でやれと言いたくなるが、金がもらえるので文句は言えない。
…まあ少しは文句があるが、今は苦学生。金は無くて困るものでもない。
「はい、もしもし……」
電話に出て用件を聞く。相手は『実働部非認知能力課課長』……通称『課長』。
任務がごく簡単に伝えられる。『現状科学非認知能力犯罪者を捕獲せよ』。
まあ、時々はある話だ。
「……わかりました。協力します。」
後は簡単に報酬の約束をした後、教室に戻った。

「はいはい、きちんと席に着く!」
『委員長』がそう言って、俺を席につける。
「はい、教科書出して、ノートと筆箱出して!」
俺は言葉に従い、教科書やノートを出していく……。
こいつは学校の中でも成績優秀で、合気道部の副部長をやっている。
お節介焼きで、クラスの中の人気者って奴だ。
黒くなめらかなセミロングの髪の毛はよく手入れがされてるらしく、これといって癖が無い。
目鼻もくっきりとして可愛らしいというよりもボーイッシュな雰囲気を出している。
(良い奴なんだけどな。)
心の中ではそう認めている。そして普段どおり授業は始まり、普段どおり終わった。
277現状科学非認知能力研究機関:05/02/05 18:13:01 ID:Ym7fc80D
この任務についてきたのは『俺』を含めて4人。
ちびの『桶屋』。能力は『特定人物追跡』。でかい『石川』。能力は『物体透過』。
そして『課長』……能力は『破壊神召喚』……としか言いようが無い。とにかくすごい能力なのだ。
腰まで届きそうな長い髪をポニーテールでまとめ、首から下はボンテージも似た戦闘服は、
彼女の肉体を全て覆いながらも、彼女のくびれた体をいっそう引き立たせていた。
偽装の為のコートを体にかけ、お気に入りのポッキーを口にくわえ、お気に入りの赤いスポーツカーのボンネットに
足を組んで座っている。ちなみに俺達が座ると怒る。
ちなみに『俺』の能力は、『道具の支配者』……
手っ取り早く言うと、道具を完全に自分の支配下に置くことができるのだ。そして支配下に入った道具はその力を増大させる。
刃は万物を切り裂き、銃弾は敵のみを確実に貫き、そして紐は自らの意思で相手を縛り上げる…。
まあ、現状では色々と便利屋に使われてるだけなのだが。
「全員、そろったな。任務は聞いているか?」
『俺』はこくりとうなずき、『桶屋』は手をひらひらとさせ、『石川』は「無論」と答え、肯定の意思を唱えた。
「ところで、捕まえるべき犯罪者ってのは何者なんだ?」
「ああ、まずはこの資料を見てくれ。」
そう言って、『課長』は資料を渡す。俺は資料を見て読み上げる。
「本名……能力は『精神念動』。犯した事件は、殺人、強盗………その全てが能力を使用しており、
 立件は不可能。秘密裏のうちにこれを抹消されたし………。」
抹消と一言で言っても様々な場合があるが、大抵の場合が能力者の死でその事件が終わる。
たまに運が良いと脳内爆弾を埋め込め、メタ○ギアソ○ッド真っ青の任務につかせることがあると言う。
最初のページを読み終わると、次のページが勝手にめくれる。ちなみにこれも俺の能力の一つだ。
「なお、能力については、以下の項目を参考にされたし……。」
そこから後は、奴の犯罪歴についてこと細かに書いてあった。
278現状科学非認知能力研究機関:05/02/05 18:15:19 ID:Ym7fc80D
「追跡については『桶屋』に任せる。」
そう言って『課長』は小瓶を『桶屋』に渡す。
「奴の精液だ。それで追跡できるな。」
『桶屋』は何も言わず小瓶を開け、サムズアップをする。こいつがこの動作をする時は可能ということだ。
「では行くぞ、諸君。」
課長はそう言って、皆をスポーツカーに乗せた。

「……ここか?」
「ああ、俺の能力が信頼できるんならな。」
そう言って、『桶屋』がゆっくりと降りる。
「拙者が調べてまいろう。」
そう言って、『石川』はスッと立ち上がり、車のドアをすり抜けて外へと出る。
「ドアぐらい開けていけ。めんどくさがるな。俺も行きます。」
そうつっこみを入れてから、俺も能力を使いドアを開けてから降りる。
「ドアぐらい自分で開けろ。めんどくさがるな。『桶屋』は残ってろ。」
『課長』に言われて、『桶屋』はドアにかけていた手を引っ込めた。
どうやら『課長』が期待していたのは『桶屋』の追跡能力だけだったらしい……。
279現状科学非認知能力研究機関:05/02/05 18:16:22 ID:Ym7fc80D
『委員長』はぐっすりとまどろみの中にいた。
腕の中にはウサギのヌイグルミ。寝巻きはピンク色の可愛らしい服だ。
「こらこら、そんなことしないで……きちんと準備して……。」
彼女が寝声でそう言っている最中、彼女の部屋の物が万有引力の法則に反して宙に舞い上がる。
彼女はそれに気づくことなく、すやすやと眠っている。
やがて、宙を舞ったもののうち、長いリボンが宙で止まりほどけだし、彼女の体をベッドに縛り付ける。
「なっなに?」
あまりにも異常な事態に『委員長』は素っ頓狂な声を上げる。
「黙りな。」
男は唐突に部屋に入ってくると、『委員長』にナイフを突きつけた。
「あなた、誰?あたしの家に何か用?」
「黙りな!」
次の瞬間、勢いよく彼女の顔に猫のぬいぐるみが叩きつけられる。
彼は指先一つ動かさず、ぬいぐるみは叩きつけ、『委員長』に迫る。
「てめえは、只、俺を楽しませれば良いんだ。」
そう言って、男は『能力』を使い手近な布切れで……白い靴下を彼女の口を詰める。
「むーむーむー!」
なおも抗議を上げる『委員長』を無視し、『男』は彼女の頬にナイフを突き当てる。
「黙りな、雌!突き殺すぞ!」
だが彼女はなおも黙ることなく、拘束を解こうともがく。
『男』はそんな『委員長』頬にナイフを当てる。彼女の頬から赤い血が流れ出し、ベッドを染める。
痛みに彼女は一瞬ひるみ、その隙を逃さず『男』は彼女の頭を押さえ込む。
「むー!むー!むー!」
「いっとくが、親父さんやお袋さんを呼んでも無意味だぜ……下できちんと縛りつけてるからな。」
「むー!!むー!!」
「後であんたが小×垂らしながら死ぬところを見せてやるんだからな。それまで殺してたまるか。」
その台詞に『委員長』の顔が真っ青に染まる。こいつは人を殺したことがある。しかも自分を殺す気だ。
280現状科学非認知能力研究機関:05/02/05 18:17:50 ID:Ym7fc80D
「まあ、あんたがキチンと俺の処理をしてくれたら3人ともすぐ楽にしてやるよっ!」
その台詞が終わったとたん、彼女を巻きつけていたリボンが妖しく動き始める。
「むー!!むー!!」
彼女の胸を股間を走る衝撃に彼女は叫び声を上げるが、口をふさぐ靴下が彼女声を塞ぐ。
「邪魔だな、これ。」
無造作にそう言い切ると、男は持っていたナイフでウサギのヌイグルミをバラバラに切り裂く。
「むー!!!むー!!!」
「そうあせるなって、まずは上の口からやってやるからよ。」
そう言って、男は『委員長』の口に詰めた靴下を取り除くとジッパーから大きくなった自分の紳士を取り出す。
「じゃあ、俺の息子をなめてもらおうか。」
だが彼女は頑なに口を閉じたまま、彼の息子を入れようとしない。
「てめえ……!!」
そう言って男は彼女の腕を掴み力の限り捻る。
「口を開けやがれ!」
腕をぎりぎりまでひねると次に男は逆の手も同じように捻る。
「んーーーー!」
叫び声であけようとする口を必死の形相で防ぐ『委員長』。
「てめえ……!人が下手に出てりゃ付け上がりやがって!」
次の瞬間、『男』のナイフが宙を切り、彼女の寝巻の上半身をリボンごと切り裂く。
「!!!!」
ナイフが通った後は赤い傷跡がうっすらと出始める。
「ゆるさねえ!もうゆるさねえええええええっ!」
切り裂かれたリボンがまるで蛇のように彼女の体を大の字に拘束した事であった。
(一体何が起こってるの?)
『男』は掌を彼女の胸に当てる。
「てめえなんて、すぐにでもヒイヒイ言わせて………!」
それから先は凄惨な言葉の羅列だった。だが彼女はしっかりと『男』を見つめていた。
281現状科学非認知能力研究機関:05/02/05 18:18:44 ID:Ym7fc80D
次の瞬間、『委員長』の体に雷撃が走った。念動力で金属中の電子を放出させ放電する男の技である。
「びりびり痺れやがれぇ!」
雷撃によって彼女の体が一瞬跳ね上がる。収まる直後にもう一度電撃が走り彼女の体をもう一度跳ね上げる。
「あああああっ!!」
「どうだ?苦しいだろう?だがこんなもんじゃ収まらんぞ!俺の怒りってのは!!」
電撃と拳が連続で叩き込まれ、彼女の体に赤い痣がつき始めるが男は電撃を当てるのを止めはしない。
「ああああっ。」
痺れの為か、そううめき声を上げている『委員長』の下の服をショーツごと切り裂き股間に電撃を与える。
「ひゃっはあ!ついにもらしやがったかあ!」
ジョジョジョジョジョ………そんな音を立てて、彼女の股間から黄色い液体が流れ始める。
「あっあんたっ……。」
息も絶え絶えに『委員長』は声を上げるが、もはやその声は『男』の欲望に火を注ぐだけに他ならない。
『男』は伸縮型のステッキを数本取り出し、念動力で持ち上げ彼女に襲い掛からせる。
たちまちのうちにステッキは彼女を十数回殴りつけた後、彼女の下二つの穴に入って強引に彼女の体をむさぼる。
「いやあああ、いやああああっ!!」
「ひゃっはあ!悪夢は始まったばっかり………。」
次の瞬間、男に野球ボールがぶつけられた。
282現状科学非認知能力研究機関:05/02/05 18:19:52 ID:Ym7fc80D
「始まったばっかりで悪いが、すぐ終わらせてもらおう。」
その台詞と共に、『俺』はその男の前に身を出す。
「てってめえええええええっ!」
男の念動力が爆発し、鉛筆をヌイグルミを、写真立てを叩きつけてくる。
「無駄だ。」
俺は『道具の王』我が前に、すべての道具は平伏し、すべての武器はただの塊に成り果てる。
叩きつけて来た物は意味を失い、地面へと落ちる。
「て、てめえも『能力者』か!!なんで人助けなんてする!なんで同じ『能力者』の邪魔をする!」
『男』の台詞にため息を一つついて、『俺』は鉛筆を『男』に投げつける。鉛筆は奇妙な弧を描き『男』の足へと命中する。
「そんなことはどうでも良い、『俺』のすべきことはあんたをどうにかすることなんでね……。」
「……くん??」
『俺』の名前を呼ばれ、一瞬体が止まる。
「『委員長』?」
そう叫んで、自分がとんでもないミスをしたことに気づく。
慌てたのは一瞬だが、その一瞬が命取りだった。男は念動力で自分の体を持ち上げると、すさまじい勢いで逃げ出したのだ。
「しまった!!」
追いかけようとするが、『委員長』が抱きつく。
「待って!行かないで!何があったの?何でここに来たの?『能力者』って何?」
がたがたと震えながら聞いてくる委員長を抱きかかえつつ、『俺』はしっかりと彼女の瞳を見る。
「後で説明する!」
「はぐらかせないで!」
奴を追いかけないと大変な事になる、だが今ここで『委員長』を見捨てては……。
『かの奴は私達が追いかける。お主はその者の怪我を治してやれ。』
「!!だが!!」
『安心しろ、逃げ足の速い男一人、どうにでもなる。それにきゃつにもはや心休まる場所など無い。
 少なくとも、涙の女子を収めるよりは楽な仕事よ。』
そう言うや否や『石川』の気配が消える。
283現状科学非認知能力研究機関:05/02/05 18:21:16 ID:Ym7fc80D
「……まいったなあ。」
そう呟いて、彼女の怪我を見る。
「お願い……説明して……。」
涙ながらに歩いてくる彼女を抱き返して俺は答えた。
「後で説明するから、今は大人しくしてろ!」
そう言って、横のポーチから軟膏とか包帯を取り出し、『力』を使う。
その前に彼女の下の穴に入っている、ステッキを伸張に外す。
「あああぅ!!」
今にも泣き出しそうな顔をしてたので能力を使ってステッキを優しく外す。
「……軟膏塗るからな。」
そう言って、彼女の痛々しく火傷の後のついた体にゆっくりうっすらと軟膏を塗っていく。
「なんか、気持ち良い……。」
『委員長』がそう言って気分を落ち着かせるように目を閉じる。
……軟膏を塗りながら気づいたんだが、この状況ってやばくないか?
裸同然の『委員長』に軟膏を塗りながら、俺は自分の分身がいきり立つのを感じる。
興奮を抑えて、ねじれた腕や背中に軟膏を塗って、胸に塗ろうとする。
「ひゃあっ!」
『委員長』が叫び声を上げる。
「ごめん、冷たかった?」
「う……うん。でも大丈夫だから……。続けて。」
ねっとりとした軟膏を胸に薄く塗っていく。
「次は包帯巻くからね。」
……包帯を巻き終わった時、『課長』達が戻ってきた。
「……こっちは終わったわ。そっちは…………終わってないようね。」
そう包帯まみれの『委員長』を見て、『課長』は頭を抱える。
「とりあえず、貴方の怪我はひどいようだから、病院でゆっくり話をしましょう。」
『課長』はそう言って、走ってくる救急車を指差した。
284現状科学非認知能力研究機関:05/02/05 18:33:44 ID:Ym7fc80D
すいません、ここまでです。
設定だけが長すぎてすいません。

とりあえずの言い訳を書かせてください。
『俺』『委員長』:良い名前が思いつかなかったので、
主人公の『能力』:反則級の能力ですが、まあ主人公なのでOKかなと。
『桶屋』:追跡能力者が欲しかったので追加しました。イメージ的にはジョジョのナランチャ=ギルガ
『石川』:こいつについては、もっとセクハラ野郎でしたが、容量の都合上忍者になってしまいました。
『課長』:まあ、次があるなら彼女も色々と絡めたいと思っていますがー。
『破壊神召喚』:これについては色々と設定があるのですが、今回は削除しました。
『念動力で電撃』:すいません、これは大嘘です。最初スタンガンを持たせていましたが、
           スレのタイトルが魔法・超能力でエロ妄想でしたので、勝手に設定を変更しました。
           ……最初から電撃も使えるとしとけば良かったかも……。

未熟な文章を読んでいただきありがとうございました。
285名無しさん@ピンキー:05/02/05 23:47:33 ID:v3pWuO/+
続きをさっそくキボンヌ
286275-284:05/02/06 13:07:18 ID:JJt4zP8+
>>285
レスありがとうございます。
ネタは幾つか考えてるんですよ。でも書く文才が無いというか。

アイディア的には、

1:『課長』×『委員長』×『破壊神(課長の能力)』の擬似3P
2:『俺』×『委員長』の能力を使ったラブラブSM
3:敵能力者に操られた『俺』×『課長』の言葉責めプレイ
4:『石川』×『敵能力者』の衆人環境真っ只中のバトル中攻め。

とか、考えてるんですが………考えてるだけで書けない……。

何か良いアイディアがあれば書いてください。文句や突っ込みでもかまいません。

良い文章が完成したらまたアップしようと思っています。
それではまた。
287名無しさん@ピンキー:05/02/06 17:33:55 ID:X53SVmtB
2に一票


私見だけど、超能力ものは能力がもう少し制限的な方が面白いと思う。
でないとただの俺様最強になりがちだから(というかすでになりつつある気が……)
限られた能力を主人公の(悪)知恵でフル活用するのですよ。
288名無しさん@ピンキー:05/02/06 21:22:17 ID:/7TanrMk
>>1に書いてある保管庫って今はもうないん?
仕方なくその1から久しぶりに全部読んだんだけど・・・
289名無しさん@ピンキー:05/02/06 23:53:47 ID:aOQ1aiyS
>>288
普通に見られるけど…?
オリジナル・シチュエーションの部屋その3、だぞ。
290名無しさん@ピンキー:05/02/07 06:20:39 ID:L4f4ccfW
保管庫読んできました。
続き、、期待させてもらいますね。
私も幼馴染系が好きなので、2を。

超能力を5回使うと倒れるぐらいの制限もいいかもしれませんね。
291288:05/02/07 17:40:59 ID:pXy0r2bF
>>289
部屋云々以前にPINKTOWERとかいうアダルトジャンプ集サイトになる・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
292名無しさん@ピンキー:05/02/07 20:12:49 ID:J8d06VI0
>>291
http://sslibrary.gozaru.jp/


直接クリックするんじゃなくて、アドレスバーに一旦コピペしてEnterで行けるよ。
293288:05/02/07 21:14:57 ID:xrCM8yhr
おお、ほんとだ ありがた〜〜。・゚・(ノД`)・゚・。
294現状科学非認知能力研究機関:05/02/07 22:11:18 ID:zKIMhq3q
色々と意見ありがとうございます。

やっぱり強すぎだよなあ……この能力。
剣が効かない、銃が効かない、おまけに自分の攻撃は強化し放題……。
話し進めていくうえである程度制限していこうと思います。
回数制限だと、エロシーンで使いにくいので、その他の方式で行きたいと思います。

で、続きを書いてみます。一応2に繋がるようにはしてますがー。
……書きながらアップしてるので、変な方向に流れるかもしれません。

===
救急車で運ばれるのは『機関』の病院。一応普通の病院としても機能しているが、
『能力者』の医師も数名いて、『能力者』について知っている医師も多い。
救急車の中で俺は『委員長』にだいたいの事を説明をした。
俺達は『現状科学非認知能力研究機関』の所属で、『現状科学非認知能力犯罪者』の阻止をしていること。」
「何、その『現状科学非認知能力研究機関』って。」
「すげえ!一発で覚えるなんて!俺なんてまだアンチョコ見ねえと思い出せねえのに!」
295現状科学非認知能力研究機関:05/02/07 22:13:33 ID:zKIMhq3q
「……。」『桶屋』の台詞を無視して話を続ける。
『現状科学非認知能力』とは、言うなれば『超能力』みたいなもの。だが『超能力』と言うと、
色々と問題が出てくるらしいのでこんな長ったらしい名前になったらしい。
「………拙者達は『超能力』と呼ぶことが多いがな。長い名前は文章でしか使われない。」
「長い名前で呼ぶこと聞いたことねえよ、俺。」
まあ、現状で科学で認識できない能力者がいることがわかると、色々と問題が出てくるため、
そういうのを隠す為に活動を続けている。
「今回の事態もそういうのの一件さ……。普通の警察では解決できないから俺達がでしゃばるんだ。」
「私を……どうするんですか?」
「……できれば、ゆっくり怪我とかを治してもらって、また一緒に授業を受けてほしい。」
『俺』はそう言って、彼女の掌に手をあてる。
「えっ……口封じとか、記憶封印とかしないんですか?」
「……記憶封印しても良いんだけど、記憶が戻ったとき大変よ。今まで隠れていた人生が一気に出るんだから。
 少なくとも高校生とか大学生の記憶封印は一番厄介なの。」
『課長』が気苦労の多い顔でそう言う。
「『超能力』があるって『超能力者』のほぼ全てが認めたくないわ。今は、まだね。
 だから、もし貴方が『超能力』の存在をばらすのなら『認めたくない』誰かが貴方を始末するわ。
 誰にも気づかれないよう、誰にもわからないようにね。」
「……………。」
「だから、今しばらくはこの事を黙っといて。これは『私達』しかできないことだから。」
『課長』の言葉に『委員長』はそっとうなずいた。
「まあ、しばらくは病院で休みなさい。お父さんとお母さんとは別の部屋になるけど、二人とも無事だから安心して。」
『課長』はそう言うとにっこり微笑んだ。
『委員長』にはそれが天使の微笑みに見えたらしい。安心した顔で微笑み返した。
296現状科学非認知能力研究機関:05/02/08 22:09:44 ID:lYMhWZfI
「能力治療を行う?」
『俺』はそう言って、『石川』に声をかける。ここは病院の通路、この前の事件の後、
入院している『委員長』の見舞いに来たら偶然、『石川』と出会い、色々と話している。
『石川』は『機関』の中でも諜報活動のベテランだ。まあ、あの能力ならば仕方ないだろうな。
「ああ、かなり体がやられてたからな。かの者が知らぬなら寝てるうちにやるが、
 彼女の場合、本人が超能力についての知識をある程度持っておる。
 寝てる間にやられる方が正直きつかろう。」
「そうだよな………。」
『石川』の答えに上の空で答える『俺』……名前は『水谷 真心(みずや ましん)』。
「昨日の夜に彼女の了解は得て、今日行うことになった。」
「おいおい、いくらなんでも性急すぎじゃないのか?それは?」
「ねじられた腕が急に悪くなってな、なるべく急いだ方が良いとのことだ。」
『石川』はそう言った所で俺達は『委員長』、『川崎 鉄江(かわさき てつえ)』の元へと行く。
親父が、鉄のように強い人物になれと思ってつけたそうだ……。
俺も人のこと言えた立場じゃないんだがな。
「真心くん、来てくれたんだ。」
「まあな、今日は土曜だし、他に行くあてがあるわけじゃねえからな。」
「ふーん、それよりさ、今日超能力治療ってのを受けるんだけど、どんなことをするの?」
不安げな表情で、聞いてくる鉄江に俺は、少し考えてから答える。
「まあ、治す人にもよるけどな。ここの病院だと……気功治療ってわかるか?」
「手をかざすと、怪我が治るってあれ?」
鉄江がそう言って首をかしげる。
「まあ、似たようなもんさ……あれより数倍強力だけどさ。心配なら、治療が終わるまでここいようか?」
「えっと……あっ、うん……お願い。」
鉄江はそう言って、顔を赤らめた。
「川崎鉄江さん、診察の時間です。」
そんな、会話をしていると、後ろから看護婦さんの声が聞こえた。
297現状科学非認知能力研究機関:05/02/08 22:14:23 ID:lYMhWZfI
”診察室”は考えていたより少し広く、様々な機械が所せましと、並べられていた。
そこで鉄江は、一人の女医と対峙していた。
どんぐりまなこに、さらさらの光る薄い栗色の毛。胸は桁外れに大きく、服の上からも物を挟めそうだ。
(うう……なにをどうしたら、あんなに大きくなるんだろう?)
鉄江がそう思ってると、その女医がゆっくりと言葉を紡いだ。
「それでは治療しますから服を脱いでくださいねえ〜〜〜。」
とろーんと、寝ぼけ眼の女医がゆっくりと鉄江の服に手をかける。
「えっ…………??」
「あ〜〜〜説明忘れてました〜〜〜。私の能力は〜〜服一枚でも効果が激減するので〜〜〜。
 裸の方が〜〜〜治療しやすいんです〜〜〜。」
にへら〜〜〜〜と笑いながら、彼女は医療用のパジャマに手をかける。
「ちょ!ちょっと待ってください!じ自分で脱ぎますから!!」
慌てて、パジャマに手をかけて脱ぎ始める。赤色の専用籠に入れ、ズボンも同じようにきちんとたたんで入れる。
体は冷や汗でひんやりと濡れていた。桃色のブラジャーと同色のショーツも脱ぎ
生まれたままの姿になる。幸か不幸か、ここには鉄江と女医しかいない。
パジャマをきれいに折りたたんで、籠の中におく。
「それじゃ〜〜〜ベッドの上にどうぞ〜〜〜。」
鉄江を押し倒すようにベッドの上に乗せる。
「治療を〜〜〜開始しま〜〜〜す。」
そう言うと、女医は自分の白衣に手をかけ始めた。
「なんで脱ぐんですかぁ!」
「だってぇ〜〜。一番効果的なのは〜〜〜。全身をすり合わせることなんですから〜〜〜
 これが一番効果的なんですぅ〜〜。大丈夫ですよぉ〜〜。私はこれでも好きな男の人がいますから〜〜。
 そんなに慌てなくて大丈夫ですぅ〜〜〜。」
女医はとろーんとした目のまま鉄江に迫った。
298現状科学非認知能力研究機関:05/02/08 22:30:38 ID:lYMhWZfI
話が少し脱線し始めましたが、多分大丈夫です。
この後、ちょっと理由があって治療レズ→ラブSMに続くよう話の流れは考えています。

今回の言い訳
『俺』・『委員長』の名前:はっきり言って名前をつけないとラブにしにくいことに気づいて、即興で名前をつけました。
               主人公の名前の由来はマシン(機械)です。それ以上のそれ以下でもありません。
すげえ!一発で覚えるなんて〜:……いきなり漢字6文字以上の名前を覚えるのは大変だと思います。
『超能力』:長い名前は書くのが面倒……なので、普段のシーンでは『超能力』で通そうと思ってます。
       ……実際、『現状科学非認知能力』って言い難いよなあ……。
寝ぼけまなこの女医:すいません、趣味です、ごめんなさい。
              ぼけぼけキャラ。でも巨乳。人間以外の女の子キャラの”つぁとぅぐあ”さんを参考にしています。
              ……治療中の水谷×この女医なんてのも良いかもしれない。
『課長』『女医』の名前:……彼女達にも名前があった方がいいかも……ということで名前募集中です。

それではまた。御意見募集中です。
299現状科学非認知能力研究機関:05/02/09 23:38:57 ID:MWYjzkYc
「それじゃ〜〜治療開始ですぅ〜〜〜。」
そう言って、女医は鉄江に抱きつき、そのままゆっくりと体を動かし始める。
タプタプと桁外れの胸が鉄江の決して大きくない胸をこすり始める。
(……ううう……なにをどうすれば、ここまで胸が大きくなるのかしら?)
「そんなに〜〜緊張しないで〜〜。緊張すると〜〜〜。効果が弱まりますから〜〜〜。
 動かす時は〜〜〜大丈夫でも〜〜。まだ骨とかに〜〜細かいひびが入ったままですから〜〜。」
のんびり口調を耳元で囁く。さわやかな息が彼女の耳をなでる。
「き・緊張しないでって言っても………。」
「大丈夫です〜〜。なにもとって食べようというわけではないですので〜〜〜。」
そう言って女医はゆっくりと指を背中にまわし始める。
「まだ緊張してるようですね〜〜〜。ちょっと深呼吸してみましょうか〜〜。」
こくりと頷き、川崎は両手をゆっくりと広げる。
「息をすって〜〜〜はいてぇ〜〜〜すって〜〜〜はいて〜〜〜。」
女医の言葉と共に、呼吸を整えなんとか気分を落ち着かせる。
「落ち着いたようですね〜〜〜。それじゃあ治療を開始します〜〜。
 治療が始まると〜〜少しくすぐったいですけど〜〜大丈夫です〜〜。」
そう言って、女医はゆっくりと、鉄江を抱きしめると、首筋を指先でこすり始める。
「!!!。」
女医が触った部分が熱を帯び始めた。自然治癒力が上昇した為、その分体温が少し増加したのだ。
「ゆっくりといきますからねえ……。」
300現状科学非認知能力研究機関:05/02/09 23:40:51 ID:MWYjzkYc
女医の指先がまずは彼女の顔の方へと進み始める。
「なめらかな肌ですねえ〜〜〜。」
女医はそう言うとゆっくりと彼女の頬を、耳の後ろを、そして決して広いとはいえないおでこを丁寧にこすっていく。
触られた箇所かほんのりと赤くなり始める。
「じゃあ次は首から下いきますねえ〜〜。」
そう宣告してから、彼女はゆっくりと肩、腕となででいく。
(ああ……気持ち良い……)
ほんわかした気持ちで体があったまる感触になじんでいく。
次の瞬間、胸に指があてられ、ゆっくりとじんわりと体中があったまり始める。
(なんだろう?コノキモチ……カラダノナカカラアッタマルミタイ……)
ほんの少し違和感があったが、それを言葉に出すことなく、おなかをさする指先の感触を確かめる。
「背中の方もしますから〜〜。ちょっとうつぶせになってくださーい。」
「あっ、わかりました。」
そう言って、鉄江はベッドに一旦座ると、うつぶせの格好でベッドの端を掴む。
「……はぁ〜〜〜。何かスポーツしてるんですか?」
「えーと、合気道を少々してますけど………。」
「そうですか〜〜。私の好きな人も〜〜〜気になる人がいて〜〜〜合気道してるっていってました〜〜〜。」
その言い回しに、ふと頭をかしげて聞き返す。
「まだ告白していないの?」
「ええ〜〜〜。告白するのは〜〜〜向こうから告白してもらってからと〜〜思ってます〜〜。」
「そういうのは機会を逃すわよ。」
鉄江はそう言ってにっこりと笑った。
301名無しさん@ピンキー:05/02/10 07:13:45 ID:yuXQ0hJ9
委員長を地の文でに、川崎と鉄江と分かれてしまっているが、
鉄江で統一したほうがいいと思う。
もしくは委員長で通すのもありかも。

シチュエーションそのものは、ツボにくるので、がんばってくれ。
302275:05/02/10 11:00:58 ID:Vx6MfHVN
手厳しい意見ありがとうございます。

女医×鉄江は次の話で終わりですが、次は真心×鉄江の導入にしています。

では続きをどうぞ。
303現状科学非認知能力研究機関:05/02/10 11:02:35 ID:Vx6MfHVN
「そ〜〜で〜〜しょうか〜〜?」
「そういうものよ。」
鉄江はにっこりと笑って、女医の背中への愛撫を受け始める。
「んっ………。」
ちょっとした気持ちよさに声を上げる。
「ここは〜〜少し重点的にやっておきますねえ〜〜〜。」
そう言って、女医は鉄江の菊門へと指をあてる。
「まっ待って!!!そこはっ!!」
「少し便秘気味のようですし〜〜こういうところの傷は〜〜。意外と化膿しやすいですので〜〜。」
女医にはエロチックな目的など何も無い。ただ、目の前の患者を治すために、行動してるだけだ。
それがわかっていても、鉄江は身をよじらせる。
「駄目ですよぉ〜〜〜、お尻の中に傷がついちゃいますよぉ〜〜〜。」
菊門の中でうごめく、指の感覚が徐々に鉄江の精神を蝕んでいく。
「あああああっ!」
自然治癒力が高まっているためか、それとも単純な興奮か、体中が熱く熱を帯びてくる。
「ついでにこちらの方もしておきますねえ〜〜〜〜。」
「そっ、そこは良いです!別に悪く………ひゃっ!」
「嘘は〜〜〜いけませんよぉ〜〜〜。少なくとも〜〜〜治療中は〜〜〜医者の言うことに従って〜〜ください。」
秘所にあたる所に指をあてられ、鉄江は涙ながらに身をよじらせる。
「いいです!大丈夫です!そこは別段治さなくても!!」
「だめ〜〜〜。」
そう言って、女医は自らの足で鉄江の足を締め上げる。が鉄江はその足を強引にこじ開けようとする。
「離して!離してよぉ!!」
「こら〜〜〜治療中は暴れちゃだめ〜〜〜。」
そういうや否や、女医は彼女の背中に軽いキスをする。その瞬間、鉄江の体に電撃が走る。
304現状科学非認知能力研究機関:05/02/10 11:05:51 ID:Vx6MfHVN
「ちょっと〜〜神経を過剰回復させて麻痺させただけだから〜〜〜。安心して〜〜身をまかせて〜〜〜。」
体が動かせなくなった鉄江に女医の指がゆっくりと秘所に入ってくる。
「ひゃううううっ!」
だが指は動くことなく、ただそこにあるだけである。
(いやいやいやっ)。もんどりをうとうとするが、麻痺して動くことができない。
やがて両方の穴に入れられていた指は抜かれ、足をつつつとなぞり、女医は宣言した。
「は〜〜〜い、治療終了で〜〜〜す。」
メシリ、その言葉が終わるか終わらないかぐらいに。治療ベッドにヒビが入った。
「ん……?何これ?」
鉄江はそのヒビが自分がベッドにつけた両手から出ているのに気がついた。
メシメシメシメシメシッ!!ヒビは徐々に大きくなり………ずがぁぁぁぁん!!
ついにベッドは崩壊し、裸で寝ていた二人は倒れこむ。
「何?一体何が起こったの?」
「おちつけ、性的快楽を起因とした能力発動にすぎん。」
部屋の隅に一人の男が何時の間にか立っていた。
「えっえっ!何?」
「『石川』さ〜〜〜ん。わかりやすく説明しないと〜〜〜私にもわかりませ〜〜〜ん。」
『石川』と言われた男は、少し頭を抱えてから答えた。
「超能力者も生まれたときから呼吸をするように超能力が使えるわけではない。
 能力が目覚める時は人それぞれだが、お主の場合、それが性的快楽だったというだけにすぎん。」
「そうじゃなくて、何時からそこにいたのかって事よ!」
鉄江のきつい質問に『石川』はこう答えた。




「無論、ぬしらの気づかぬうちに。」
305現状科学非認知能力研究機関:05/02/10 11:08:13 ID:Vx6MfHVN
「……性的快楽で目覚めた超能力ねえ………。」
『課長』がそう言ってポッキーを口にくわえたままポリポリと食べる。
『石川』はあの後、正拳突きを受けて、”診察室”で診察中。
ここには、『課長』と『女医』、鉄江と真心だけしかいない。
「……私ってエッチなんでしょうか?」
鉄江が縮こまって言う。それはそうだ。性的快楽といえばエッチなことに決まっている。
「……『超能力』が目覚める原因は一概じゃない。ある日突如目覚める場合もあれば、
 徐々に力が発動していく場合もある。大体においては突如目覚める方が多いけどな。」
くわえていたポッキーを食べ終わり、次のポッキーを取り出そうと袋をあさるが食べ終わったらしい。
「……問題は自分の能力がわからないって事だ。使うにしても使わないにしても、
 自分の能力がわからないままだと制御すら困難だ。」
『課長』の片手から魔方陣が開き、そこから蟻にも似た異形の機械……『破壊神』が現れる。
「……確かに自分の能力がわからんと制御できないよな……。」
何か嫌な思い出があるのか真心が呟く。
「……もう一度性的快楽を味わってみるか?」
『破壊神』がとってきたポッキーの箱を開けると、『課長』は再びポリポリと食べ始めた。
「………味わってみるって………。」
「『課長』!」
「だってそれしかないだろう?それともなんだ?彼女は何時爆発するかわからない
 爆弾をかかえたまま生きれば良いっていうのか?いつ何時、自らの意思でなく、人を傷つけても良いっていうのか?」
鉄江は顔を赤らめ、真心の抗議の声を『課長』は却下する。
306現状科学非認知能力研究機関:05/02/10 11:09:16 ID:Vx6MfHVN
「一人でやっても良いんだろうが、何かあった時対処できる人間がいた方が良いよな。」
「一人でって………。」
『課長』の赤裸々な台詞に顔を真っ赤に染める鉄江。
「わたしが〜〜〜。いましょうか〜〜〜。」
「いや、駄目だ。治癒能力だと、何かあった時対処できない……。」
『課長』は頭を抱え………。
「真心、お前がやれ。」
『「えっ!?え〜〜っ?えっ?」』
いきなりの言葉に、3人が同時に反応する。
「なんで〜〜〜ですか〜〜〜。」
「真心の能力なら少々の攻撃なら何とかなるしな。それに知り合いだろう?
 私でも良いんだろうが、私の能力はとっさの出来事には対処しにくい。」
「…………ですけど、良いんですか!」
「他に良い奴がいればそうしても構わんがー。」
「………鉄江が良いっていうんだったら、俺はかまわねえけど………。」
ふてくされて、真心が言う。仕方が無いという事らしい。
「……真心くんと一緒だったら………大丈夫だと思う。」
顔を赤らめながら、そう答える。
「よし、ならば善は急げだ。準備すっから、しばらくゆっくりしてろや。」
『課長』はそう言って、部屋の外へと出て行った。
「「…………。」」
二人は只、顔を赤らめて只、うつむいていた。
307275:05/02/10 12:00:03 ID:Vx6MfHVN
長かった……ここまで長かった………。

この後、道具&能力を使った萌ラブSMを始めるつもりです。

今回の言い訳
骨とかに細かい:はい、大嘘です。医学的にはなんら根拠はありません
なんだろう……コノキモチ:超能力覚醒の伏線のつもりでした。ですが読み返してみるとあまり意味が無いような
『合気道を少々』から『いってました〜〜〜』:これも伏線です。修羅場発生??
神経を過剰回復させ:これも大嘘です。いえ出来るかもしれませんが
「無論、ぬしらの気づかぬうちに。」:こいつは壁抜けできるのでこういうのはお得意様です。
                      台詞は武装錬金の根来の台詞から。
『破壊神』:いわゆるスタ○ドですね。

ふと考えたネタ
題名:『淫獄超能力帳』
話のおおよその流れ:超能力者同士のキーコードの奪い合い。
無論、相手側のキーコードの位置はわからないので、相手を捕まえてエロエロの拷問をしてキーコードを奪い合う。
超能力者の大半が女性。男性は少し。なるべく一芸。できて三芸。
バトルあり、エロスあり、敵同士での純愛あり、でリレー形式で書きたいものを書いていく。
ぶっちゃけ、『バシリスク』の超能力版だと思っていただけると幸いです。

僕の妄想に過ぎないので無視しても結構です。それでは〜。
308名無しさん@ピンキー:05/02/10 12:05:34 ID:2gGdM42e
GJGJGJ!!
309名無しさん@ピンキー:05/02/10 20:47:27 ID:/nHRKE0c
>神経を過剰回復させ
これは「神経の興奮閾値を上げて」の方が
生理学的にしっくりくるかな?
でも面白ければ細かいとこはどうでもいいか
310275:05/02/12 13:28:51 ID:66ofRIfa
くはぁ………前置き長すぎるかも………しかも主人公がなかなか絡まない……。

>309
あっ、それっぽいかも。

……どうも女医の能力を『治癒能力』と考えていたけど、『肉体操作能力』の方が良いかも……。

では続きをどうぞ。
311現状科学非認知能力研究機関:05/02/12 13:32:17 ID:66ofRIfa
「………本当に俺で良いのかよ。」
鉄江から顔を背けつつ、真心が顔を赤らめながら言う。
「!!!言ったことには責任を持ちなさいよ!」
鉄江は顔を真っ赤に染めて言い返す。
「……わりい………。」
鉄江の方をちらりと見て、言い返す。
「ん〜〜〜。」
その様子を見ていた女医が複雑そうな表情でそのやり取りを見ている。
「だいたいねえ〜〜!!」
「少し〜〜よろしいでしょうか〜〜〜。」
何かを言いかけた、鉄江の言葉をさえぎり、女医がゆっくりと言葉をつむぐ。
「彼女が〜〜もしもしてる時に〜〜。暴走したらどうしますか〜〜〜。」
「……なんだよ、いきなり。」
真心がそういって不機嫌な顔をする。
「まだ〜〜能力を制御できてないから〜〜〜。暴走したら大変な事に〜〜〜なると〜〜。」
「……一体何が言いたいんだ?まさか彼女を縛り付けてやれっていうのか?」
「は〜〜い。真心君〜〜〜正解で〜〜す。後で〜〜。」
「ざけんなよ!大体そんなので鉄………」
「私は……良いわよ。」
そう言って、立ち上がった真心を止めるように鉄江は言う。
「私だって、どんな能力なのかわからないし……そっちの方が安全だっていうんだったらそっちの方が良いわ。」
「…………良いのか?」
「うん……真心くんとだったら……。」
「………。」
「決まったようですねえ〜〜〜。でしたら〜〜こちらも色々と〜〜準備しておきますから〜から。待ってて下さいね〜〜〜。」
女医はそう言って、部屋の外へと出て行った。部屋には只、二人だけが残された。
312現状科学非認知能力研究機関:05/02/12 13:35:56 ID:66ofRIfa
夜の病院は暗く、静かだ。
「この部屋は、まあ色々と問題のある奴……基本的には取り調べの必要な時に使う部屋だからな。
 どんなに騒いだって、声は外に出ない。まあさすがにロックバンドでもすれば話は別だが。」
課長はそう言って、ポッキーの箱を開ける。後で聞いた話だと、歯磨きの時以外ずっとポッキーをくわえてるらしい。
(………ポッキー代幾らなんだろう?)
そんなたわいの無い事を考えてると、女医が手押し車に大量の物を乗せてやってくる。
「……ありったけ持ってきました〜〜〜。」
「そんなにどこにあったんだ?」
『課長』が呆れ顔で聞いてくる。
「秘密〜〜〜。」
「「…………。」」
聞くだけ無駄と考え二人とも黙り込む。
「それじゃあ、ちょっと準備しときますから〜〜、『課長』さんは〜〜ちょっと水谷くんの方を〜〜お願いします〜〜。」
「わあった。」
次のポッキーを口に含むと、『課長』は夜の病院の通路を歩き始めいていた。

「じゃあ〜〜〜まず今着てる服を〜〜脱いでください〜〜〜。」
「なんで??」
「服を着たまま拘束すると〜〜〜服が脱げなくなる可能性が〜〜あるからです〜〜。」
質問に対してゆっくり答えながら、女医はガサゴソと準備を始める。
服を脱ぎ、近くの籠の中に入れる。
「じゃあ……まず〜〜これから着て下さい〜〜〜。」
そう言って女医が取り出したのは、黒いシャツみたいなものであった。
よく見ると、黒光りするラバー製の服で前の方に大きな穴が二つ開いている。体の胸と背中を隠す物だ。
服の所々には、銀色の大き目のリングがついており、それには小さな鍵がちゃらちゃらとついていた。
313現状科学非認知能力研究機関:05/02/12 13:42:13 ID:66ofRIfa
「うー。これきなきゃ駄目?」
「は〜〜い。なるべく頑丈なのを選んできました〜〜」
触ると、つるつるとした感触があり、それがまたなまめかしくもある。
穴を後ろにして着るが、胸の辺りに変な感触がある。
「逆ですよ〜〜〜。」
「ええっ、でも逆に着たら……。」
「でも逆でぇ〜〜す。」
女医にそう言われて、仕方なく逆に服を着る。穴は胸のところにあり、小ぶりな胸が穴の外へと出る。
「じゃあ次はこれぇ〜〜を〜〜。」
絶句……同じ黒いラバー製の品で、所々銀のリングがついているのも同じだが、異常に小さいなショーツである。
おそらく秘所を隠すのには使えまい。
「ううう………。」
涙ながらに、そのショーツを着る。
「うふふ……鉄江さん色っぽいですよ〜〜〜。」
女医はそう言ってゆっくりと何かを取り出す。
「少し大きいかもしれませんけど我慢してくださいね〜〜〜。」
そう言ってラバー製の布を彼女の太ももにあわせ、ベルトをして、きっちりと縛り付ける。
「ちょちょとそこまでする必要が……。」
「あ〜〜ちょっとしばらく待っててください〜〜〜。」
女医はそう言うと、彼女のむき出しのおなかに掌を合わせる。
ゴウン!!体内に衝撃が走り、彼女はもんどりうつ。いや衝撃が走ったのではない。
治癒能力によって過剰になった神経が”衝撃を受けた”と感じたのである。
だが、鉄江にとってみれば衝撃を受けたのと同じことである。たちまちのうちに息がむせ、せきを始めた。
その隙に、女医はゆっくりとした動作で彼女に拘束衣を着けていく。
314現状科学非認知能力研究機関:05/02/12 13:57:35 ID:66ofRIfa
両足のふくらはぎのラバーについているベルトをしっかりとしめ、両足にブーツをつける。
両足のブーツの間に棒を通すと、足を大の字型にしブーツと棒についているリング同士を鍵で止める。
ふくらはぎとショーツの間にある大きめのリングに鍵をつけ、どうやっても体が抜けないようにする。
「ちょっとぉ!何をするのぉ!!」
鉄江が抗議の声を上げるが、彼女はゆっくりと答える。
「あなたが〜〜彼に〜〜色目を使えないように〜〜しっかり〜結び付けて〜〜おくんです〜〜。」
「色目めって……。」
顔が赤くなる。
「治療中に〜〜好きな人がいるって言いましたよねえ〜〜実は〜〜。」
「あいつのこと?貴方の好きな人って?」
「はい〜〜。ですから〜〜彼が〜〜必要以上に〜〜あなたの事を好きにならないように〜〜。
 こうしておこうかな〜〜と思いまして〜〜。」
次に彼女は、彼女の腕に拘束衣をつけていく。
「……あなたが〜〜彼に抱きついて〜〜『貴方のこと昔から好きだった』〜〜って言われるのは嫌ですから〜〜。」
腕にも同じように拘束衣をつけると、脱げないように両方にリングをつける。
それを後ろに回すと、最初につけた服についているリングで彼女をの体と腕をくっつける。
「ま、待ってよ、いくらなんでも誤解よ誤解!!私の学校には他にも合気道してる子いっぱいいるから!」
315現状科学非認知能力研究機関:05/02/12 13:59:42 ID:66ofRIfa
「でも〜〜。万が一って事ありますから〜〜。」
体を捻って動こうとするが、足が開いてるため中途半端にしか動けない。
「あー。まだ動いちゃだめー。」
そう言って、彼女の胸に触り、神経に治癒能力を作用させて激痛を与える。
「うっ!!」
「大丈夫ですよ〜〜傷一つ残りませんからぁ〜〜。」
そう言うと女医は穴だらけのボールがついた猿轡を取り出し、後ろを鍵で閉める。
「むーーー!むーーーー!!」
恐怖のあまり、鉄江は抗議の声を上げる。
「大丈夫ですよ〜〜〜。」
そう言って女医は、鋼鉄製のパンツを取り出し彼女に嵌める。「貞操帯で〜〜す。」
次は露出している胸とおなかを隠すような前後に分かれたレオタードを取り出すと、
それを彼女の体に合わせ、そのまま貼り付ける。
「これを外すか外さないかは彼にお任せ〜〜〜。」
そう言って、周りについている紐を蝶結びで結びつける。
「後は〜〜〜。」黒い、ラバー製の目隠しをして、後ろのリングを鍵で止める。
「これで〜〜OK!」
「んんんんーーーーーー!!」
「おーい、連れてきたぞー。」
外から『課長』の声が聞こえる。どうやら、真心も来たらしい。
「それじゃあ、鍵は〜〜私が持っていますから〜〜そう伝えといてください〜〜。」
そう言って、女医の足音が離れていく。
漆黒、何も見えない、何も聞こえない。
そして近づいてくる足音。
(嫌、見ないで………見ないで………。)
恐怖が鉄江の心を支配した。
316現状科学非認知能力研究機関:05/02/12 14:31:18 ID:66ofRIfa
今日はここまでです。

女医さんがどんどん変な方向に進んでますが〜〜〜。
この後萌エロ展開に突入予定です。

リクエストがあればできるだけ受けようと思います。

幕間:『淫獄超能力帳』ネタ
男は物体を固定する能力者。だが生物は固定化できない。
→それに対抗するため裸で対抗する女性。だが男は縄を用意して女性を空中に吊り下げる。
→エロ展開発動。

……どうもイマイチ。
317275:05/02/13 20:36:19 ID:rGrAmRE3
ようやく萌エロ展開開始。ここからは短めのレスで話を進めていくと思います。
さすがに長い展開になりそうですから。

===

いくら思っていても、声はうめき声となるばかりで、外へとは出ない。
「どうしたんだ?……って!!」
そう言って、足音が早くなる。
「おいおいおいおい!一体何があったんだ?」
彼の腕が首筋に回される。カチリ。何かそんな音がした。
次の瞬間、口に挟まれていたボールと目隠しが外される。
「げほっ、げほっ!!」
思いっきり咳をしながら、鉄江はむせびこむ。
「……大丈夫か?」
「あっ……うん。」
心配されるのも悪い気分ではない。
「……ここまで強く縛らんでも良いだろう?罪人じゃあるまいし……。」
呆れ顔で真心が言う。
「……そう言えば鍵は?」
「『超能力』で外した。俺の『能力』は『道具の支配者』この程度の鍵なら簡単に外せるさ。」
こともなくそう言って、彼女の後ろでにつけられた鍵に触る。
次の瞬間、鍵は意志を持ったかのように開き、彼女の背中と腕は外れる。
「こっちの方も外しとくな。」
そう言って、足の方についていた棒を取り外す。
「……外しちゃって良いの?」
「体きついだろう?鉄江が楽だと思う姿勢でもう一度つければ良いからさ。」
「あっ……そうね。」
鉄江はそう言って足を閉めようとするが、貞操帯が邪魔で閉まらない。
「これが邪魔なのか?」
そう言って、真心がレオタードの横隅からはみ出している鉄の貞操帯をコンと叩く。
318現状科学非認知能力研究機関:05/02/13 20:38:46 ID:rGrAmRE3
鉄江は恥かしそうにそれを見ると、コクンと頷く。
真心が強く貞操帯をコンと叩くとカシャカシャッと子気味よい音を立て、
貞操帯が外れるが、ラバー製のレオタードに邪魔されて、上手く外せない。
上手く外そうとがしゃがしゃするが、なかなか外れない。
「…………これ、外すね。」
鉄江は意を決してそう言うと、皮のレオタードの前後を結びつけていた紐を自らの手で外し、
貞操帯を自分の股間から外す。
「…………鉄江………その服……。」
「……女医さんが選んだんだけど……やっやっぱり変よね。」
顔を赤らめながら、鉄江が答える。下のショーツは秘所を隠すか隠さないかの小ささで、上の服には胸が露出してる。
さらには、所々、リングとロープで繋がっているパーツがその服の淫靡さをさらにかもし出している。
「……良いのか?そんな服で?途中で襲ってしまうかもしれないほど色っぽいぞ。」
真心も顔を赤らめて言う。さすがにこういうことには慣れてないらしい。
「その前に『能力』に覚醒して、あんたを止めるから。」
鉄江も顔を真っ赤に染めて言い返す。さすがに色っぽいと言われたのは心外だったらしい。
「ぜひそうしてくれ。そっちの方が俺も気が楽だ。じゃあ楽な姿勢をしてくれるか?」
「あっ、そうね。」
そう言って、鉄江は足をしっかりと閉じ、手をを隠すように組む。
「じゃあ、お願い。」
その願いに応じて、真心が南京錠をとり、グローブとブーツについたリングと服のほうのリングをぎこちなく繋げていく。
「じゃあ、初めて良いかな?」
「うん………。」
その言葉に応じて、真心は鉄江の首筋にキスをした。
319名無しさん@ピンキー:05/02/14 01:19:53 ID:ukJbk6Lp
魔法戦隊マジレンジャー放送開始!!
その手のネタはありますかね?
320◇鱸 ◆xT/ZtgSAnQ :05/02/14 06:45:40 ID:+pG9gh7b
女医さんが鉄江を縛り上げるくだりでハァハァしました…
321名無しさん@ピンキー:05/02/14 18:16:01 ID:sQKqS0SY
>>275氏乙です。僭越ながら、言いたいことが一つ。ここでは、「」内の台詞にある最後の。はいりません。
「まあ、何というか。こんな感じで」
ちょっと気になったもんで……すいません。
続き期待してます。
322現状科学非認知能力研究機関:05/02/14 22:04:26 ID:7tXldzCf
>>321
ああ、そうですか、以前かっこの前に丸をつけるとならった気がしたので。
以後注意します。

===

真心が唇を離すと、首筋には赤いキスの後が残る。
「……これだけ?」
鉄江がそう言って真心をみつめる。
「……次、どうして欲しい?」
「もしかして、初めて?」
鉄江の台詞に真心はこくんとうなづく。
「「………」」
二人して黙りこくる。
「…………と、とりあえず、嫌だったら嫌って叫んでくれよ。そうしたら止めるからさ」
そっとおへそにキスをする。
「きゃっ!!」
鉄江が叫び声を上げるが、構わずおなかの辺りを舐める。
横へ横へと舐めていき、真心は鉄江の後ろ側に回り込む。
「あっ……」
お尻にいきりたった真心の息子が当たるのを感じて、鉄江は声を上げる。
(真心君興奮してる……。)
背中から抱きつき、腕と胸の間に手を滑り込ませ、そのまま胸に手を当てる。
「鉄江の胸、すべすべしてるね」
そう言って、ぎこちなくと彼女の胸をなで始める。
「真心君の手、暖かい……」
「ん……」
その言葉に、真心は複雑そうな表情をする。
323現状科学非認知能力研究機関:05/02/14 22:05:45 ID:7tXldzCf
「どうしたの?」
「昔、腕を武器につんだのにとっかえようと思った時期があったんだ。」
「………!!!」
「その時、色んな任務に立て続けに失敗しててな……。もうどうにでもなれって思ってた。」
「…………それでどうしたの?」
「そのことを『課長』さんに話したらさ。」

「馬鹿野郎!!そんな事をしたら、戦闘任務しか出来なるなるじゃないか!!」

「ってね。」
その言葉に、鉄江は少し困った顔をした。

「『課長』〜〜戦闘任務は、この機関の最重要任務じゃ………」
「……ああ『今』はな。」
そう言って『課長』はゆっくりとポッキーを取り出す。
「今は確かに戦闘任務が最も重要だ。だが超能力者と非能力者が一緒に暮らす時が来たら、
 武器の腕に変えてしまえば、お前は居場所を失ってしまう。
 今のお前の腕なら、鍬を強くすることだって、花束束ねる事だって出来る。
 だけど、腕を武器に変えちまったら、そういうのを全て失っちまうんだぞ。」
324現状科学非認知能力研究機関:05/02/14 22:07:02 ID:7tXldzCf
「あの時は、俺も猛反発したんだけどさ。今では変えなかった事を誇りに思える。」
そう言って、鉄江の乳首を軽く掴む。
「私の『能力』も誰かの為に使えるかな?」
不安そうな声で鉄江が聞いてくる。
「『使える』んじゃないんだ、力は『使う』んだ。」
そう言って、真心はそっと耳元に息を吹きかける。
「ん……」
気持ち良さそうに顔を赤らめる鉄江。
「真心君の能力ってこういうときも使えるの?」
「使ってみようか?」
そう言って、意地悪く笑う。
「……少しお願い」
真心はゆっくりと、目をつぶって瞑想する。
「じゃあ、行くよ。」
次の瞬間、鉄江を拘束していた、服がワサワサと動き始めた。
真心が彼女の拘束衣を支配し、動かし始めたのだ。
「あっあっ!!」
胸を掴み、しぼりとる。秘所をこすり、菊門を舐める。
四肢はしっかりと固定され、指一本さえ動かすことが困難な状況に陥る。
(でも……彼が抱いてくれているなら………)
大丈夫、絶対彼ならひどいことはしない……。そういう安心感が鉄江を支えていた。

世界は全て………分解すれば……
それは完全なる………ムと呼ばれ………
汝の力……錬金………イシと呼ばれる……
極限の力……

快楽の中、彼女の中で何かが目覚めようとしていた。
325名無しさん@ピンキー:05/02/15 14:30:02 ID:QBtn21+e
誰も見ていないのかよ!

とりあえず発見したんで

乙かれ。

あとでゆっくり見させてもらうよ。
326現状科学非認知能力研究機関:05/02/15 21:32:27 ID:Ffhn0LnE
ワサワサと動く拘束具に全身でまさぐられ、もまれ鉄江の全身が熱く火照り始める。
「あっあっあっ!!」
羞恥心と快楽がせめぎあい、彼女の声をよりいっそう淫靡に盛り上げる。
「鉄江のここ、固くなってるよ。」
「えっあっ嫌アアアアアアアア!!!」
乳首を掴まれ、快楽と羞恥が混ざり合って叫び声を上げる。
「痛かった??」
「ううん…全然。」
顔を赤らめながら鉄江はそう答え、ゆっくりと真心の顔を見る。
「しばらく、このままでいて。」
「わかった………。」
そのままじっと時が流れる。
「……香水でも使ってるのか?」
真心がそう言って、鉄江の首筋に顔を近づける。
「えっ?匂う??」
鉄江がびっくりしたように聞く。毎日、消臭剤をつけてるはずの自分から匂いが出ると言うこと事態が不可解なのだ。
「ああ、まるで花の精霊みたいな匂いがするよ」
「あったことあるの?」
「いや、無いけど。」
そんなお約束なボケとツッコミをしながら、真心は彼女の秘所に手を伸ばす。
「濡れてる………。」
その言葉に鉄江は顔を赤らめる。ゆっくりと秘所を触り愛液を指に絡ませて自らの口で舐める。
「甘い」
「えっ???」
「シロップのように甘いよ。」
そう言って、真心が鉄江の愛液をゆっくりと舐める。
「わ、私も少し良いかな?」
「ああ」
彼女の口元に手を持って行き、彼女の舐めるがままに任せる。
「私って糖尿のけがあるのかな。」
「違うな、多分これが………」
327現状科学非認知能力研究機関:05/02/15 21:33:23 ID:Ffhn0LnE
そう言って、真心が胸に当てていた手を離そうとして驚愕する。
「………どうしたの?ねえどうしたの?」
真心がそっと前で組まれている腕に触ると、腕を結び付けていた鍵が意思を持って外れる。
露出した胸を掴んでいる真心の腕、それが灰色に変色していた。
「……なに?」
青ざめた顔で、胸を見下ろしながら、鉄江は驚愕する。
「おそらく、これは『物質変換能力』……鉄江の『力』だ。
 匂い物質や甘みの物質を作り上げたんだろう。」
そう言って、真心は石になっていないほうの腕で鉄江の頬をなでる。
「嫌……こんな力嫌!!」
「目をそらすな!自分がどんな力を持ってるか把握するんだ!!」
そう叫び、目を瞑った鉄江を激励する。
「嫌!だって、真心君の腕を変えちゃう力なんだよ、もしかしたら……もしかしたら……」
嗚咽にも似た声を上げながら、ゆっくりと頬に涙が流れる。
「……だったら、鉄江の力で戻してくれないか?」
「えっ??」
「この程度の暴走なら、初期の能力者には良くある事さ。腕が戻ればそんなに大したことじゃない。」
そう言って、灰色の石化した腕を鉄江の前に持ってくる。
「だからさ、戻してくれないか?」
「うん………」
消え入りそうな声で、鉄江はゆっくりと精神を集中する。
しばらくして、目を開けるが、腕はやっぱり石のままだ。
328現状科学非認知能力研究機関:05/02/15 21:34:28 ID:Ffhn0LnE
「…………」
目に涙を浮かべ、今にも泣き出しそうな鉄江の股間に真心の腕が当てられる。
「……まだしばらくは性的快楽がないと能力が発動できないのかもな。」
そう言って、鉄江の秘所をゆっくりとなで始める。
どくんどくん。鉄江の心臓が高く熱くなり始め、ゆっくりとその鼓動を上げていく。
(そうだよ、まだ使い慣れてないんだ。だから何か条件が必要なんだ)
自分の心に言い聞かせる。開放された腕で彼の石となった腕を包み込み、力をこめる。
(だけど、これだけは絶対元に戻さないと)
秘所を触る指がゆっくりと脈動する。それに伴い、掴んだ彼の腕に暖かさが戻ってくる。
目を開けてみると、そこには肌色の手があった。
その手は、ゆっくりと彼女を支える。
「ありがとう」
真心がそう言って、鉄江にお礼を言って、優しく胸をなでる。
「うん、こっちこそ」
「そういえば、その服気持ち悪いだろう?着替えはそこに折りたたまれたままだからさ。」
そう言って、真心が鉄江の服の一部を軽く叩く。
パチパチパチィーンと心地よい音と共に鍵が全て外れ、鉄江は生まれたままの姿でその身をさらす。
「えっえっ?」
自分に何が起きたのかわからず、呆然とする鉄江。そして理解した瞬間。
パチィーーーーーン。盛大な音と共に真心の頬に平手が飛ぶ。
329現状科学非認知能力研究機関:05/02/15 21:35:52 ID:Ffhn0LnE
「いきなり何するのよぉ〜〜〜!!」
真っ赤に染まった顔でそう叫ぶ。
「だってその服の上にシャツとか着るか?」
「からだらって、いきなり女の子脱がしても良いわけないでしょう!」
「…悪い……」
言い負けて真心が呟く。
「………それとも続きしたいの?」
「えっ?」
「あんたがしたいって言うんだったらやっても良いわよ」
そう言って鉄江が強く抱きついてくる。
「……ああ、続きがしたい。」
「じゃ、やろうか?」
そう言うと、彼女は俺にキスをした。
俺もそれに合わせて彼女の口の中に舌を入れる。
深い深い、暖かなキスがそこにあった。
330現状科学非認知能力研究機関:05/02/15 21:38:19 ID:Ffhn0LnE
エピローグ

それから後は、あまり変わらない生活が続いている。
俺はちょくちょく『機関』の仕事を請けているし、
彼女は『機関』の仕事は受けずに普通に生活している。
時々、『機関』の施設の清掃とかを手伝ったりするが、まあその程度だ。
彼女とは一緒にショッピングに出かけたりするがその程度の付き合いだ。
時々、背中から異常な視線を感じるけどな。
「はいはい、早く、授業の準備をして。」
鉄江がそう言って、俺をせかす。
こういう日常に俺はとても満足している。
そうとても。

「う〜〜真心君の心は〜〜〜絶対〜〜〜私が〜〜〜掴むんだから〜〜〜。」

END
331275:05/02/15 21:41:38 ID:Ffhn0LnE
ということで『現状科学非認知能力研究機関』ここで完結です。

超能力者である意味が薄い&主人公の能力が複雑すぎなど、色々問題のある作品でしたが、

読んでいただきありがとうございます。

では良いネタが思いつきましたらここに再び投下しようと思いますのでそれでは〜〜。
332名無しさん@ピンキー:05/02/16 00:48:52 ID:PQAQ/JTz
乙でした!
333名無しさん@ピンキー:05/02/16 23:29:00 ID:8GVoMF37
GJ!!
334名無しさん@ピンキー:05/02/17 15:40:31 ID:ikS4jcU1
>>275氏乙です!そしてGJ!
個人的に女医さんがもう少し絡んで欲しかった。
それと、もうちょっと道具を使って色々して欲しかった、かな。
次回作、お待ちしております。
335名無しさん@ピンキー:05/02/18 21:46:26 ID:UeVlXtFe
萌えた…GJ!
336275:05/02/18 22:23:39 ID:dF9cxhuG
色々とレスありがとうございます。

ネタはあるんですけどね、文才が……。
そのネタだけでも書いておきます。

敵能力者の強力な毒攻撃を受けてしまった真心。(常人なら100回は死ぬレベル)
一応『道具の王』の力をフルに使い毒を中和するが、能力による毒なので、完全には中和できない。
病院に搬送され、治療しようとするが、血液中の毒は治癒能力だけでの治療は困難に近い。
(不可能ではないが、治癒能力では体内の毒は消えない)
ので鉄江の物質変換能力で毒を中和しながら、女医の能力で治療すると言う手段が取られる。
(無論、本人達の同意の元)
機密保持の為しっかりと閉められた治療室で、女と女の男をかけた戦いが始まる……。

と言うのを妄想してました。

上記の設定で書きたいと言う方、またはこの世界観を利用して小説を書きたいと言う方は、
どうか書いてください。

それでは、また。
337名無しさん@ピンキー:05/02/19 00:42:40 ID:6TmKv3VS
課長が是非とも欲しかった…
シリーズ化キボン
338275:05/02/21 20:11:30 ID:aA2ZJTm4
えーと、色々妄想してるうちに変な方向に行ってきたので、序盤だけでも書いておきます。

===
「能力治療を行えない?」
『課長』はそう言って、横に立っている長身の男に言う。
「ああ、奴の体は今や毒の塊だ。肉体を治癒しても毒が体内にある限り、体力の減少は収まらん。」
そう言って、その男はカルテをポンと投げる。そこには『水谷 真心』と書かれていた。
「毒そのものを分解してしまえばどうだ?一人そんな能力者を知ってるぞ。」
「……血液中で分解する気か?患者の体力が持つかどうか心配だな……」
その言葉に、課長は1秒考えて答えた。
「両方を同時に行えば?」
「……それしかないな」
長身の男はそう答えた。

病院の裏口から駆けて来た鉄江は『課長』と出会い、一気にまくし立てる。
「真心くんは無事ですか?一体何が起きたんですか?」
「順を追って話す……」
真心は『ある犯罪者』の『捕獲』任務についていたこと。『ある能力者』は『敵の体内に毒を生成する』
能力を持っていたこと。一応『道具の王』としての力で体内の毒を抑えていること。
そのせいで、精神力を異常に使っていること。体内の毒を消さないと、治療しても無駄なこと。
消している最中にも体力を異常消費すること。消しながら治療を行うこと。
「……治療を行うのは誰なんですか?」
「……自分から名乗り出た奴がいる、安心しろ」
鉄江の眉がピクッと動いた気がするが気にしない。
「こんにちわ〜〜おひさしぶりですね〜〜」
そう言って巨乳の女医が現れる。空気が一瞬で乾燥したような気分だと『課長』は思った。
339現状科学非認知能力研究機関:05/02/22 20:23:59 ID:N5E2f7vA
”診察室”……。
治療のため裸にされた真心がそこにいた。
「…鉄江さんは脱がないんですか〜〜〜。」
そう言って女医が真心の顔に巨大な胸をこすりつける。もちろん治療のため裸だ。
逆に鉄江は普段着のままだ。……その必要は無いので。
鉄江は真心を後ろから抱きながら精神を集中させ、血液中の毒を分解することだけに集中する。
「早く〜〜元気になってくださいね〜〜」
甘ったるい声で女医は真心に声をかけてくる。体を下のほうにして、思いっきり抱きつく。
「お目覚めの〜〜〜」
キスをしようとしたところを、鉄江が左手でガードする。
「……治療に関係するの?」
「〜〜」
無言の瞳で互いに警戒し続け、治療を続ける鉄江と女医。
そのかいあってか、真心の体は赤みを帯びてきた。

===
……エロくない……
この後の展開は2つ考えてるんですけど

1:治療中に真心が目覚めて、このまま3Pに突入
女医さんが治療と称してパイズリだとか、鉄江がエチルアルコールを酒に変えて飲ませちゃうとか、
…ぶっちゃけ真心の能力関係なし。

2:実は真心の体は誰かにのっとられていて鬼畜ルート突入
実はリレー形式の淫獄忍法帳ってのをしたくて、色々と考えていたら敵組織が欲しいなと思いまして。
包帯やらなんやらで二人を結びつけて、真心の肉体を利用して色々と悪事を企む…ってのを考えてました。

皆様はどちらがよろしいでしょうか?
340名無しさん@ピンキー:05/02/22 23:22:46 ID:Jb0K3lwX
どっちも捨てがたいなあ……一応自分の好みで1番。
女医さんの初シーンが鬼畜なのもかわいそうなので。
でもどちらになっても面白そうなので期待して待ちます。
341名無しさん@ピンキー:05/02/22 23:39:30 ID:Q2mDtXvc
鬼畜好きなんで2かな?う〜ん……、だが1も捨てがたい。
女医と鉄江のやりとりもおもろいし、これが2だとどうなるか。
つーことで、2に一票!
342名無しさん@ピンキー:05/02/23 02:14:09 ID:qCKYVNJ3
1をキボン
343現状科学非認知能力研究機関:05/02/23 22:23:20 ID:Y/1x27mv
あー、1と言う意見が多いようですので1で続けてみます。
エロくないのは、文才の無さです。

===
無言のまま治療を続ける鉄江と女医。
女医がキスをしようとするのを鉄江がガードすると言う展開が何度かあって、なお女医は真心にキスできていない。
「〜〜〜」
仕方無しに体をゆっくりと下の方に動かしていく。
鉄江も安心したのかゆっくりと真心の体内に集中する。
「ん〜〜〜〜」
突如としてそんな声が聞こえ、鉄江は目を開けて女医を見る。
そこには胸にどうどうとキスをしている女医がいた。
「キス成功〜〜」
上目使いで鉄江を見上げながら、にへら〜〜と笑う。
「………」
キッと鉄江は目を吊り上げると、そのまま真心の首筋にキスをする。
「む〜〜〜」
不満そうな声を上げて、女医はゆっくりと体を上へと動かす。
二人の間にスタンド使いでさえ見えない火花が飛び散る。
「……ん……」
そんな二人の火花に気づいてか気づかずか。真心の目がゆっくりと開き始めた。
「あっ、おはよう」
「おはようございます〜〜〜」
飛び散っていた火花は一時的に消え去り、二人は真心に挨拶をする。
「おはよう……って……ここは??」
自分がおかれている状況に気づき真心の顔が赤くなる。
344現状科学非認知能力研究機関:05/02/23 22:25:23 ID:Y/1x27mv
「それは〜〜治療の為に〜〜必要でしたから〜〜」
「……治療って……そういえば、あいつと対峙して、触られた瞬間、頭がぼやけてきて……」
少しずつ状況を掴んでいく真心。体内に存在するその『道具』の存在に気づく。
「……毒か……まいったな……」
『道具の王』たる自分が『最も多くの人を殺した道具』である『毒』に犯されるとは……。
「毒もあとちょっとしか残ってないし、治療はもう良いよ……あり……」
グキッ。言いかけた真心に鉄江のチョークスリーパーがかかる。
『道具の王』である真心には人間の体は支配できない。
「て、鉄江……くっ苦しい……」
「少しでも毒残ってるんだったら、治療を続ける!!いくらあんたが『現状非認知能力者』だからって、無敵じゃないんだからね。」
そう言って、鉄江は真心の肩筋にキスをする。
「はいはい〜〜治療続けますよ〜〜」
女医がそう言って、真心の体を撫で回し始める。
「治療は良いとして……なんで裸?」
「それは〜〜」
バチン!!次の瞬間。鉄江の髪に火花が散った。鉄江の能力が一時的に暴発し、
髪の毛の数本が気化し……ようするにすさまじい勢いで膨れ上がって……巨大な音を立てたのだ
「私が服着てるのが気に入らないの?」
「いや、決してそういうわけじゃ……」
しどろもどろになって答える真心を無視して鉄江は脱ぎ始める。
(この匂いは……お酒??)
だが、彼女がお酒を飲んでここまで来たとは考えにくい。
(暴走……してるのか?)
真心は愕然とする。感情が高まると暴走しやすいという結果もある。
「これで良いでしょう!!」
顔を真っ赤に染めて、生まれたままの姿になる鉄江。
「それとも何?もっとなにかして欲しいの?」
そう言って顔を自分の方に向かせると、そのまま真心と自分の唇同士を合わせあう。
345現状科学非認知能力研究機関:05/02/23 22:26:21 ID:Y/1x27mv
「@@!$#’(&)’%(&(=#!」
入れられた舌から熱い唾液が入ってくる。
(やっぱりアルコールか!しかも暴走かよ)
自分の口の中にアルコールの精製される感覚が生まれる。
「む〜〜〜ずる〜〜い」
慌てて、アルコールをの力を消そうとして精神を集中しようとした瞬間、
自らの股間の物が暖かい何かに挟まれる。精神の集中が途切れる。
「えへへへへ〜〜〜」
女医は真心の棒を自らの胸で挟むとゆっくりと自分の胸をもみ始めた。
「ツッ!!」
すさまじいまでのボリュームに真心は叫び声を上げようとするが鉄江の舌が邪魔でしゃべれない。
「あ〜〜元気無いですね〜〜〜。私が元気にさせてあげますね〜〜」
そう言うと女医は自らの胸に『力』をこめる。
「うっく!!」
叫び声と共に真心の顔が酒と快楽で一気に赤くなった。
346淫獄超能力帳(1/2):05/02/23 23:15:19 ID:Y/1x27mv
……エロくない……すいません。

お詫びにリレー小説系の始まりを書いてみます。どうか続けてください。

===
淫獄超能力帳「紅糸」:『開幕』

ビルの建設予定地、そこに一人の男が立っていた。
男は超能力者……『約束を守り守らせる』能力を持つ能力者で、
裏社会ではその能力で圧倒的信頼と巨大組織のNo2の立場を持っていた。
キキキィーーーッ!!すさまじい音と共に大型の車が建設予定地に入ってくる。
「来たか」
男はそう言うと、車から降りてきた人物達を見渡す。
彼等は全員超能力者……しかも『男』の私兵であり、さまざまな実戦を潜り抜けた猛者である。
「『特選隊』集合しました」
全員暗闇で見えないが、男にはそんなことは構わず命令する。
「資料はすでに読んだと思うが…もう一度説明しておこう」
バサバサバサと風が舞う。
「今回の任務は『紅糸(くれないいと)』の消滅だ」
窃盗団『紅糸』は全員が女性で構成されていると言われている盗賊団だ。
組織の調査で大半が超能力者ということを知っている。
「彼女達に対して私は何回かの連絡を行った」
条件は悪くない……『私の命令に従えば、組織に行った行為を水に流した上で仕事と金を与える』。
「だが、彼女達はその申し出を断った上に、私の命を狙ってきた」
347淫獄超能力帳(2/2):05/02/23 23:16:51 ID:Y/1x27mv
そう言って、男はゆっくりと『特選隊』の顔を見渡す。
「私が諸君等に与える枷は3つ。
 一つ、超能力の存在を世間にばらすな
 一つ、与えられた任務に集中せよ
 一つ、組織に被害を与えるな、以上だ」
そう言って、男は『特選隊』の顔を見渡す。
「今回の任務では、相手を殺す必要は無い。
 もし、こちらに入りたいと相手が言えばそうしよう。」
これは慈愛の心からの台詞ではない。こうすることで、強い超能力者を集めるためだ。そして……
「だったら、入りたいと言うまで色々やっていい?縄で縛り上げて、蝋燭垂らして、鞭で叩いて……」
一人がエキセントリックにそう質問する。こういう奴の気を晴らすためでもある。
「それで入ってくれると言うのなら構わん。またそうした入ってくれると言う奴が出てくるならしても良いだろう。」
「ああ!やっぱり殺さなくて良いって最高!!殺しちゃったら長く楽しめないもんねえ〜〜!!
 最高なのは『殺して』って言うまで苛め抜いて、まるまる1日かけて殺すのが……」
「………今回伝える事項はここまでだ」
エキセントリックを無視して男は話を続ける。
「では、仕事を頼んだぞ」
男はそう言うと、前後に護衛(弱めの超能力者達)のついた車に乗り込み、去っていった。
「で、隊長どうしますか??」
「まずは『紅糸』の次の目標を探れ、そしてメンバーを捕まえたら……くっくっくっ……」
今、淫獄の宴が始まろうとしていた。
348275:05/02/23 23:18:26 ID:Y/1x27mv
===
ここまでです。『特選隊』VS『紅糸』のメンバーの対決ですが、
『特選隊』側に女性や『紅糸』側に男性がいてもかまいません。
そのあたりは書く人の趣味でいろいろと変わってくるでしょうから。
名前はなるべくわかりやすい名前でお願いします。

それでは〜〜。
349現状科学非認知能力研究機関:05/02/26 00:33:10 ID:IIY4l/qc
えーと、真心達の続きです。

===
「うっく!」
顔を真っ赤に染めた真心が鉄江と唇を離す。
(や……やべえ……)
自分は酔ってはいない。そう思うが心は目の前の赤くなった鉄江に引き寄せられる。
「む〜〜〜」
びちゃり。見とれた瞬間、股間に生暖かい唾液がかかり、真心の顔がさらに赤くなる。
「あー元気になってきましたね〜〜〜。それじゃあもっと元気になるように………」
「待て!!ほんとに治療か!それは治療に関係するのか??」
真心がほぼ半狂乱になっていう。
「関係しますよ〜〜〜」
「本当??」
鉄江が女医のほうをにらみながらそう言ってくる。
「鉄江さんは私の能力を知らないから〜〜そんなことが言えるんです〜〜」
バチバチバチッ!!すさまじいまでの精神の電撃が二人の間にほとばしる。
だれもそんな能力を持ってないにもかかわらずである。
「それじゃあ〜〜はっきり言いますけど〜〜治療には〜〜あまり関係ないです〜〜」
にへら〜〜と笑って言う。
「だったら……」
「でも〜〜気持ち良い方が〜〜こちらとしても治療がしやすいんです〜〜。」
にたりといった感じで笑い、そのまま巨大な胸でパイズリを続ける。
350現状科学非認知能力研究機関:05/02/26 00:35:24 ID:IIY4l/qc
「うぉっ!!」
「こぉらぁ〜〜!!なぁ〜〜してるんだぁ〜〜」
ろれつの回らない口調で鉄江はベッドに触る。
ピキピキピキッとベッドが変形し、真心を拘束する。
「真心は私〜の恋人なんだから〜」
そう言って、鉄江は真心の口が股間に触れるように上乗りになり、喘ぎ声を上げながら懇願する。
「舐めても……良いから」
その言葉に真心は鉄江の秘所にゆっくりと恐る恐る舌を伸ばして、その秘所に優しく触れる。
(全力だったら外せるけどな)
だが外せば鉄江が怒って何しでかすか判らない気がする。
「んっあぅあっ」
快楽に身を捩じらせて鉄江が喘ぎ声を上げ、深く身を沈めた。
「む〜〜」
その様子を女医は不満げな顔で見つめていた。

===
今日はここまでです。

次回の予定は、真心が能力を使ったSMルート突入の予定ですが……。
希望があれば書いてください。ある程度沿おうと思ってます。

ではでは〜〜。
351現状科学非認知能力研究機関:05/02/26 11:20:35 ID:IIY4l/qc
パチパチパチッ!真心の体に電撃が走る。
「っっっっ!!」
「おしおき〜〜〜」
そう言って女医がメラメラと嫉妬の炎がともった瞳で真心の塔をピンとはねる。
「真心くんを〜〜気持ち良くするのは〜〜私だけで良いんだから〜〜」
その言葉に真心は全てを理解する。
(つまり、二人とも俺のことが好きで……)
「……やるんだったら何時でも良いわよ」
ベッドから無数の刃が出てくる。当然鉄江の能力だ。
「……医に従事する人間を甘く見ないでくださいね」
女医がそう言って腕に力を集中させる。どうやら肉体強化をしたようだ。
(やばい……)
鉄江は酔っ払ってる上に暴走中、女医さんの方もどうやら本気だ。
「……!!」
ふと、真心は足元の近くに診療台に置かれた救急箱に気がつく。
(よし……これを使って……)
力を使って、台を引き寄せ、救急箱を足で器用に開ける。
能力を使って目当てのものを引き出す。
(これで……)
「覚悟は良い?私は出来てる」
「それは〜こちらの台詞ですよぉ〜〜」
まさに一発触発。次の瞬間、二人の体に”何か”が巻きつき始めた。
「きゃっ」「なんです〜〜」
「人の上で戦わない」
真心はそう言って、取り出した包帯が二人に巻きついてくる様子を見つめる。
352現状科学非認知能力研究機関:05/02/26 11:23:35 ID:IIY4l/qc
二人は蜘蛛の巣にかかった二匹の蝶のように包帯に絡められ、じたばたともがき始める。
「だからって縛ること…!!」
抗議の声を上げた鉄江の右目に包帯がかかり、彼女の言葉は中断される。
「普通に言って止めてたか?」
「うっ」「それは〜〜」
二人を縛り上げた後、真心はゆっくりと言葉を紡ぐ。
「で、これからどうするわけ?」
縛られた姿のまま鉄江が言う。真心は少し考えた後、意地悪そうに言葉を紡ぐ。
「なにかして欲しいのか?」
「えっ??」
「縛られたまま何かして欲しいかって聞いたんだ。」
「そっ、それは………」
「良いですよ〜〜〜」
女医さんがそう言って、鉄江を見てからにやりと笑う。
「それとも鉄江さんは〜〜、このままお帰りですか〜〜」
「〜〜良いわよ!あんたの好きにして!どんなことしたいの?」
「………」
二人にそういわれるとは思っていなかった真心は少し考えてから、”したいこと”を思いつく。
「じゃあさ……」
包帯を動かし、二人の首に何度か回して、その両端を30CMぐらいで結ぶ。
「二人で、これ収めてくれる?」
いきり立ったまま勢いを失わない塔を指差して真心が言う。
「!!!!」「良いです〜〜」
女医が真心の息子を舐めようとして顔を近づけると、首をつながれている鉄江も引っ張られる。
353現状科学非認知能力研究機関:05/02/26 11:26:26 ID:IIY4l/qc
===
すいません、手違いでデータを消し飛ばしてしまいました。のでここまでで一回終わらせていただきます。
354名無しさん@ピンキー:05/02/27 04:22:20 ID:5pHFil74
今度は真心リードでのシーンか。
せっかく真心にも能力があるんだから生かした方が
面白いと思ってたのでちょうどよかった。
あとできれば、途中で再び鉄江&女医に主導権が
行く展開を希望。
355現状科学非認知能力研究機関:05/02/27 19:02:27 ID:psg5EuXC
えーと、しばらく、前レスなしでいきます。

===
「やっ……」
大きく跳ね上がった股間の紳士を見て鉄江が顔を赤く染める。
「うふふふふ〜〜。」
女医はすでにやる気満々で舐め始めている。
「舐めなきゃ駄目?」
「舐めないなら舐めないで良いですよ〜〜鉄江さんはそこで見てるだけで良いですから〜〜」
「〜〜〜わかったわよ!」
そう言って、鉄江も真心の紳士を舐め始める。
「くぅあぁっぁ……」
亀頭にキスをし、陰茎のを左右からゆっくりと舐め、球をゆっくりとしごく。
その快楽に真心は喘ぎ声を上げながら、鉄江の秘所を見る。
「鉄江、濡れてる……」
「あっやっ……」
「私の方も見てくれませんか〜〜」
恥かしさのあまり拒否しようとした鉄江の言葉を女医が遮る。
「……えっ、ああ」
そう言って、真心は顔を赤らめてから女医の秘所に視線を集中させる。
「やだ、どんどん大きくなってる……」
真心の塔が更に大きくなっているのを見て鉄江は顔を赤らめる。
女医が玉を舐めてる時、鉄江が亀頭を舐めた瞬間、塔は白い液体を出して爆発した。
「あぅ……」
顔中に白い液まみれになった鉄江は真心に抗議の視線を送る。
「真心くんのスペルマ、いただきま〜〜す」
そう言って、女医は鉄江の顔についた白い液体を舐め始めた。
356現状科学非認知能力研究機関:05/02/27 22:57:51 ID:psg5EuXC
「ちょ…ちょっと何するの?」
「ん〜〜〜。」
いきなり自分の顔を舐めてくる女医に鉄江は抗議の声を上げるが女医は気にしない。
「あまり動いて欲しくないな〜〜〜」
そう言って、鉄江を麻痺させる女医。
「んぐっがっ!」
麻痺した拍子に勢いを失った真心の棒を口に含んでしまう。
「んっあっだっ……」
女医はぺろぺろと鉄江についている精液を舐めている。
「うっがっ」
抜こうと思っても体が麻痺してしゃべれない。
(やだっ、また大きくなってる………)
「気持ち良いよ鉄江……」
そう言って真心が鉄江の足にキスをする。
「ん……」
音こそ無いもののそこにキスの感覚があるだけで興奮する。
「鉄江……ちょっと良いかな?」
「ん……?」
「手のこれ外して……良いかな?」
「ん……ひぃよぉ……」
肯定の台詞と同時に真心の腕がベッドから外れた。
次の瞬間、鉄江の両足がしっかりと掴まれる。
「んっ……今日はグレープ味?」
鉄江の愛液を舐めて真心はそう言った。
357名無しさん@ピンキー:05/02/28 01:11:55 ID:b9WsAL2U
2だった場合も見たいとかわがまま言ってみる
358名無しさん@ピンキー:05/02/28 06:01:19 ID:YYcJeUUM
275さんGJ!
淫獄超能力帳、一応書いてみたんだけどエロまでいってないorz
しかも導入が長すぎに。どうしようコレ……
359現状科学非認知能力研究機関:05/02/28 10:33:04 ID:SfWPFMnF
「んっ」
興奮の為大きくなった真心の塔を口から抜いて、鉄江は真心の拘束から逃れようと、
体を動かすが、それもかなわない。
「やだっ……変になっちゃう……気持ち良いよぉ……」
興奮の為体をねじり、そのまま快楽の喘ぎ声を上げる。
「鉄江さん一人だけずるいですよぉ……」
そう言って、女医は再び立ち始めた塔を自分の秘所にあてる。
「あっあんた何してるの!?」
「ふふふ〜〜内緒〜〜」
女医はそのまま体を
快楽のためか、真心の攻めがより強くなる。
「あら、真心君元気ありませんね〜〜」
そう言うと、女医は真心と結合してる部分に力を注入する。
「うぉっ……」
締め付けがより強くなる。否、真心の塔がさらに巨大化したのだ。
「んっ〜〜気持ち良いです〜〜」
「あんた…そんな事をして……」
「好きな人がと〜〜できるんだったら〜〜それだけで〜〜幸せで〜〜」
「………ん……そうだよね……」
同じ一人の男を愛する者としての共感を覚える鉄江。
女医はゆっくりと秘所から陰茎を抜くと、鉄江の体を真心の棒の上へと持ってくる。
「えっ?」
首を包帯で繋がれたまま、鉄江の秘所は真心の塔にあてがわれる。
360現状科学非認知能力研究機関:05/02/28 10:36:05 ID:SfWPFMnF
「やっ……まだ心の準備が……」
「ちょちょっとま………」
止めようとした真心の腕が止まる。女医に麻痺させられたのだ。
「やっ……」
半分ぐらい入った所で動きが止まる。すさまじいまでの締め付けが真心の塔に襲い掛かってきた。
「うふふ〜鉄江さん〜緊張しすぎですよ〜〜それとも真心君とはしたくありませんか〜〜」
そういわれると、女の意地と言うのがある。体中から力を抜き、真心の物を受け入れる。
「んぅはぁぁ」
すさまじいまでの異物が鉄江の中を犯し始める。
「くぅ……」
真心も快楽に顔を赤らめながら鉄江を見つめる。
四分の三ほど入った所で急に拒否感が無くなり、真心の塔をすっぽりと覆う秘密の庭。
「あっ……」「うぉっ……」
次の瞬間、塔が爆ぜ鉄江の中に衝撃が走る。
「ああああああぅ」「うぉっっ」
二人は同時に喘ぎ、そしてそのまま意識を失った。
「うふふ〜〜鉄江さんのって本当にグレープ味だ〜〜」
そう言って、女医が鉄江と真心が繋がっているところを舐めていた。
361現状科学非認知能力研究機関:05/02/28 10:56:48 ID:SfWPFMnF
エピローグ

あの後、三人がかりで『診察室』の整理整頓をしてから部屋を出た。
その後、鉄江とは……友達とは言えない関係が出来始めてる。
時々だが、ラブホでやったりもしている。
女医さんとは……今の所、仕事での関係が主だ。
なるべく、怪我はしないように注意しているが……。
……病院に行くとスイッチ式の罠がいくつか仕掛けられている。
しかも俺が通ろうとすると発動しそうになる。
何かの嫌がらせだろうか?まあ力を使って止めるようにしておく。
『課長』さんいわく。対侵入者用と言っていたが、どうやら女医さんが進めてるらしい。
「………まさかな」
怖い考えを頭の中から消して、俺は次の任務を聞くために、秘密の部屋に進んだ。
あっ、落とし穴がある……。
「あ〜〜また引っかからなかった〜〜」

===
第2話終わりです。
……くはぁ。

>>357
実は、入れ替え能力者を淫獄超能力帳で使いたいんですよ……。
ですので2は無しでいきたいと思います。

>>358
とりあえず、導入だけでも書いてみればいかがでしょうか?
こちらの設定は少なめでしたので、導入が長くなるのは仕方の無いことかと。
リレー形式ですので、1から10まで決めると後が持ちません。
気楽に書いていけばよろしいと思います。

ではでは〜〜。
362名無しさん@ピンキー:05/02/28 12:31:00 ID:YYcJeUUM
少女が、闇の中を駆ける。
今は使われていない廃墟同然のビルに、足音が響きわたる。
「───っ!」
彼女は追われていた。まだあどけなさの残る顔を歪ませて、必死に走る。
「逃げてどうする」
追っているのは男だ。獲物を狩る肉食獣のように、無駄のない動きで走る。
「心配ない。交渉するだけだ」
「あなた達を信じられるわけない!」
「出来れば無駄な体力は使いたくない」
「追ってこなきゃいいでしょ!?」
少女が悲鳴じみた声を上げる。
男にとって追いつくことは簡単だった。が、敢えて追いつかない理由があった。
それはつまり少女を勧誘するためになるべく危害を与えたくないということだ。
363名無しさん@ピンキー:05/02/28 17:28:53 ID:YYcJeUUM
逃げる少女の名は、楓といった。
楓は『紅糸』の能力者だ。彼女の能力は効果を発揮さえすればまず負けることは無かった。
ただ、確実に効果を発揮するには条件が必要なことが弱点といえた。

追う男の名は、猛といった。
猛は異能者揃いの『特選隊』の中でも特殊だといえる。
彼は常に能力が発動している状態で、意識しなければ能力を止められなかった。


一方的に追われているかにみえる楓だが、これはあくまで芝居だった。
彼女は追われるふりをして自分の能力を最大限に発揮できる場所へと誘導していたのだ。
逃げる楓の狙い通りに猛は付いてきた。
楓が近くにあった部屋に滑り込むようにして入る。それに猛が続く。
楓が逃げ込んだのはコンクリートで塗り固められただけの無機質な部屋。
364名無しさん@ピンキー:05/02/28 17:31:00 ID:YYcJeUUM
「ようやく諦めたか」
猛が大きくはないがよく通る声で話しかける。
「諦めるのはあなた。ただ、生きることをだけど」
息を弾ませながら楓が応える。
「いきなり死の宣告か。大した自信だな。それが過信だとは気付いていないようだが」
「あなた程度ならどうにかなる」
「逃げ回っていた人間の台詞とは思えんな。……まぁいい。こちらの用件は簡単だ。俺達の組織に入れ」
「お断り」
「悪い話ではないと思うが。むしろお前等『紅糸』がやったことから考えれば破格の待遇と言ってもいい」
「関係ない。こっちから言わせて貰えばあなた達の逆ギレよ」
「………」
「あなたには悪いけど死んでもらうわ。敵は一人でも少ない方がいいから」
「交渉決裂……か。残念だ」
「確かにあなたにとっては残念かもね。もうあなたに勝機はないわ。既に私の能力は発動している」
無臭だった部屋に、いつの間にか甘い香りが充満していた。
「………」
猛は立ったまま動かない。
「私の能力は『香気』。フェロモンを強力にしたものよ。狭い、密閉された空間じゃないと100%の効果は期待出来ないけど」
そう言って、ナイフを取り出す。
365名無しさん@ピンキー:05/02/28 17:35:20 ID:YYcJeUUM
「生物ならほとんど支配できるの。人間だって例外じゃない」
一歩ずつ近付く。
「まぁもう聞こえてないだろうけど。さよなら」
そして無造作に急所を狙ってナイフを突き出す。それで終わりの筈だった。
が、ナイフは空を切った。棒立ちになっていた猛の姿はない。
「嘘!動ける筈ないのに……!」
慌てて辺りを見回すがどこにも居ない。
「!?」
不意に楓はうしろから羽交い締めにされた。腕が完全に極まっていて動けない。
「過信だ……と言った筈だ」
「なんで……動けるの?私の能力は完璧だったのに」
「俺の能力は『身体能力強化』。俺にとってはお前の『香気』も匂いのキツい香水と大差無い」
「くっ」
甘い香りが一層濃くなる。
「無駄だ。お前の能力は俺には通じない。ナイフも常人じゃ躱せなかっただろうが……俺は発砲を確認してからでも避けられる」
そう耳元で囁く。
「離せっ!」
「そうはいかない。強力な能力者はできるだけ懐柔したい」
淡々と続ける。
「だから薬を使う事にする。組織の能力者特製の薬を……な」
「くす……り?」
「快楽だけを増幅する薬だ。避妊効果もあるらしいから安心しろ」
拘束したまま器用に体をひねり小型の注射器を取り出す。
366名無しさん@ピンキー:05/02/28 17:37:50 ID:YYcJeUUM
つーかよく考えたら超能力でエロじゃなくて超能力者のエロだ……
エロは近日書きます。今回のが不評で無ければ。
367淫獄超能力帳(丑三の場合):05/03/01 21:59:07 ID:zJWLXLeY
>>362
良いと思いますよ。只能力強化でうまくエロに持っていければ良いでしょうけど。
とりあえず、こちらでも書いてみました。
===

「…………疲れる任務だ」
そう言って、路地裏に隠れている男が呟く。
「そうぼやくな。気持ちはわかるがな」
そう言って男は後ろを振り向く。そこにはコーヒー缶を持った一人の伊達男がいた。
「よっ……コーヒー、暖まるぞ」
「俺は疲れとらん「俺の都合は無視かい!」」
突如として男の口からまったく反対の言葉が流れ出る。
「………いただこう」
「そうだぜ、牛乳さん。人の好意は素直に受け取っときな」
「私の名前は丑三(うしみつ)だ!牛乳ではない!」
そう言って、丑三は伊達男からコーヒー缶を奪い取る。
「あちっ!「我慢しろ」」
また同じ口から逆の言葉。だがその場にいるものはその事を当然のように受け止める。
次の瞬間、けたたましく通信機から連絡が入る。
『やばい、張り込みに気づかれた!逃げられるぞ!』
「ちっ……」
次の瞬間、裏口や窓から幾つかの影が飛び出してくる。
『全員、バラバラに追え!集合地点はC46ポイント!!』
隊長からそう連絡が入る。1対1の戦いでは負けることが無いとの自負と成果がある。
それになるべく、多くの超能力者を集めたい……せめて頭数だけでもそろえないと……。
「俺はあのバイクの二人組を追う!!ソォォォォォォォォルッビィィィィィィィィムッ!!」
妖しげな台詞と共に目から発せられた細長い光線が後部座席に乗っていた人物に当たった。
368淫獄超能力帳(丑三の場合):05/03/01 22:02:25 ID:zJWLXLeY
次々と『紅糸』の面々を追う『特選隊』の連中達。そして全てが去った後……残った『丑三』は懐から、
携帯電話を取り出した。
「………あっ、『ボス』、俺です『蛙(かわず)』です。今『特選隊』は個々に『紅糸』を追っています」
そしてあたりを見渡して言う。
「……多分2,3人逃がしちまうかもしれませんが……はい……と言う事は……わかりました」
そして、男も裏路地へと逃げる。
「ともかく、俺は逃げさせていただきます。俺は『特選隊』じゃないんで……
 ……はい、わかりました。詳しい報告は、レポート出しときます。了解です。ボス。」
そう言って男は携帯電話を切った。
「………まっ、丑三さんが相手じゃ、一人は手に入るわな」
夜空に浮かぶ半月を見ながら蛙はそう断言した。
「あの能力に対抗できる能力者はボス以外にはいねえ……
 いや、ボスでさえあの人が敵だったら対抗できねえな」
蛙はそう言ってから携帯を胸ポケットに押し込んだ。
369淫獄超能力帳(丑三の場合):05/03/01 22:07:05 ID:zJWLXLeY
「追ってこないな……逃げ切ったようだな」
砂浜が見える海岸沿いにバイクを止めて、前の座席の少年は言った。
ヘルメットを外し、ぼさぼさの髪の毛とつりあがった瞳が特徴的だ。
「………男だったのか?『紅糸』は女性だけと聞いていたのだがな」
「何を言ってるんだ?おい……優花(ゆうか)、まあ女性が多いから女性だけと思われても仕方ねえけどよ……」
少年は困惑した表情で少女に声をかける。
「なるほど、この少女は優花と言うのか?少年?」
少女はゆっくりとヘルメットを外し、その瞳を見せる。その瞳は黒くつりあがっており、
にやりと少女が笑う。
「……こちらから名乗らせていただこう、私の名前は『丑三』と呼ばれてる」
少年の顔から冷汗が流れ出る。
「能力は……大体気づいているだろうが、『他人の体を乗っ取る魂』と言ったところだ」
「ギ○ューかよ」
「私の名前は牛乳ではない……だいたい名前からして違うだろ?」
不機嫌そうな顔で少女が言う。勘違いには気づかない。
「……こちらの組織に入らんか?」
少女いや『丑三』はそう言ってにやりと笑う。
「断る、こちらにも義理という奴があるもんでね!!」
少年の台詞と共に少年の腕がぐにゃりと変形する。
「……肉体変形能力者か……やりにくい」
「俺の名前は善牙(ぜんが)!千の武器を持って万の兵と戦うものなり!!」
少年の腕が槍となり天に掲げられた。

===
すいません、最後悪乗りしました。
これからの予定→少女裸になって戦う→少年激怒して戦う。
少女傷だらけ→少年に乗り移る→少女を徹底的に責めつくす……
最後は少年、少女共に『組織』に入るという予定にしてはいますが、いかがでしょうか?
370名無しさん@ピンキー:05/03/01 23:58:33 ID:tijfziLV
正直わかりにくい
ていうか痛そうなのイヤン
続きに期待
371362:05/03/02 02:57:11 ID:rc3z8kC0
キャラの容姿の解説をろくにしてなかったことに気付いた。
しょうもないミスだorz
取り敢えず今更追加説明


肩にかかる程度の赤みがかった髪と鳶色の目をした少女。
全体的に華奢な、ほっそりとした印象で、肌が白い。


夜を思わせる黒い髪と暗い澱んだ目をした男。
ボクサー系の筋肉質な体付き。

エロはもう少し待ってください。
分かりやすくなるよう尽力します。ではノシ
372淫獄超能力帳(猛):05/03/02 03:45:00 ID:rc3z8kC0
「……なんでこんなこと」
楓は混乱していた。自分の計画通りにいく筈だった。それなのになぜ自分が拘束されている?
「俺は殺意を向けてくる相手に情けをかけるほど人間ができていないんでな」
静脈の位置を確認し、薬剤をうちこむ。
「即効性だ、数分もしない内に効果を発揮する」
「私は……屈しない」
「期待しよう」
「……何言ってるの?頭大丈夫?」
「お前が粘れば粘った分だけ俺は楽しめる」
「……そういう問題じゃないでしょ」
「かもな」
呟いて、猛は楓の拘束を解いた。急に手を離しためか楓は転びそうになる。
373275:05/03/02 20:06:41 ID:LDia8ovA
えーと、こちらの方も設定を。

組織側
丑三(うしみつ):姿は無しと言うか乗っ取った相手によって変わる。能力は『相手の体に憑依する』。
一度に表意できるのは一人だけで、別の相手に乗っ取ると前の人間は解放される。乗っ取られた人間は丑三のしたことを認識できる。
その能力から『ギ○ュー』と呼ばれるが丑三は『牛乳』と誤解してる。

蛙(かわず):中肉中背の黒服サングラスの男。能力は無い。『特選隊』ではないが、その存在を知っている。

ボス:組織のNo2にして、『約束を守り、守らせる』能力を持つ男。すらりとした長身に、平均的とも調和のとれたともいえる顔。
No1であれこれ命令するよりもNo2で組織の調整をすることを好む。No2なのに何故『ボス』と呼ばれてるかはほぼ永遠の謎。

紅糸側
優花(ゆうか):ショートカットで髪の色は黒。体つきはつるぺた。
肌は日に焼けているが、体育会系ではない。能力は未定。

善牙(ぜんが):中肉中背、目つきが悪く、青いバンダナを何時もしている。優花に気があるがそんなことはおくびにも出さない。
能力は『肉体変形』。腕しか変形できないが、変形はほぼ自由自在であり、
細かな隙間を通る指を作り出したり、隠れ身代わりに使ったり、穴掘りに使ったりできる。

どうでも良い人

護衛軍団
ボスのまわりについてる人。全員超能力者。弱いらしいが……。

エキセントリック(仮名称)
『特選隊』の一人。少年ボーイではない。

今日は設定だけです。でわでわ〜〜。
374淫獄超能力帳(猛):05/03/03 01:45:08 ID:3UyRMG4O
「……なんで離すの?」
「お前の脚力では俺から逃げられない。拘束する必要がない」
楓は諦めたらしくその場に座り込み、細く溜息を吐いた。
それを見た猛が鷹揚に尋ねる。
「名前は?」
「なんであなたに教えなきゃいけないのよ」
「性交渉する時の最低限の礼儀だと思うが」
「それは和姦の時でしょ。これから強姦しようって人間が何言ってるのよ」
「気持ちの問題だ」
「第一、人に名前を聞くときは自分から名乗るのが礼儀。性交渉の礼儀じゃなくて一般的な礼儀を学んだら?」
楓が会話する内に平静さを取り戻したのか軽口をたたく。
「お前の組織に名前を利用する能力者が居ないとも限らないからな。リスクは減らしたい」
「そんなリスク私だって減らしたいわよ」
「まぁ無理には聞かんよ。さっきも言ったとおり気持ちの問題でしかない」
猛はそう言って懐から煙草を取り出してくわえる。
「吸うか?」
「いらない。っていうか吸っていいか聞くべきでしょ」
「吸っていいか?」
「駄目」
「聞いただけだ」
ニヤリと笑い、火をつける。
「ガキみたいなことするわね」
「確かにガキみたいだな」
苦笑しつつ同意はするが火は消さない。
375淫獄超能力帳(猛):05/03/03 01:49:32 ID:3UyRMG4O
「吸い終わる頃には薬も効果を発揮してる筈だ」
猛はわざとらしくゆっくりと紫煙を吐く。
「私は『香気』の能力者よ?匂いには敏感なんだから少しは気遣ってよ」
「消臭はできないのか?」
「できない。より強い匂いで誤魔化すことはできるけど」
「まぁそんなものだろうな」
「んっ………」
楓が体をよじり、困惑した表情を見せる。
「頃合のようだな」
煙草の火を入念に踏み消す。
「お楽しみの時間だ」
To be continued……

───
っていうかごめんなさい。エロに……エロにいく筈が……。
屁理屈の言い合いが楽しくなっちゃって。ホントすいません。
さすがに次回からエロです。多分。いや絶対。
376自己満足設定:05/03/03 14:11:17 ID:3UyRMG4O
見たくない人はスルーしてください。

『身体能力強化』
『特選隊』所属の猛の能力。
瞬発力・反応速度から持久力・耐久力・免疫力等まであらゆる面で
人間の能力の限界を超える。生殖能力も例外ではない。
常時発動型の能力で、不意打ちにも対応可能。
物理的な能力に関しては攻撃・防御面双方においてほぼ無敵を誇る。
ただし精神的な部分に関しては強化されていないので、超常的な能力に関しては弱い。
要約すると気を使わないサ○ヤ人。

見たまんまの厨丸出し設定。
これは先に「香気」の能力が設定されたため、それに対抗できる能力としての案。
水を使って匂いを洗い流すということも考えたが、
戦闘シーンを書くのが難しいだろうと「強化」案を採用した。
実際には大した戦闘にならなかった上に、かなりヘタレた文になってしまったことを考えると、
水使いにした方がよかったのかもしれない。

『香気』
『紅糸』所属の楓の能力。
女王蜂等が出すフェロモンを強力にしたもので、人間であろうとその支配下に置くことが可能。
支配と言っても意識を奪い簡単な命令を実行させる程度でしかないが、その効力は複数に反映される。
持続時間は約三十分。
匂いを象徴する能力なので、薔薇の殺菌効果等も使いこなせる。
密閉された空間でその効果を最大限に発揮できるが、勿論屋外でも使用可。

効果を強力にし過ぎて、身体能力強化以外では真っ向勝負で勝てないような仕様になってしまった。
後に設定した猛の能力と併せて強化してしまったせいなんだけれど。
377自己満足設定:05/03/03 14:13:28 ID:3UyRMG4O
見たくない人はスルー推奨


年齢は二十代半ば。
飄々とした理屈屋。
青臭さも残していて、幼稚な面も。
何かに難癖を付けずにはいられない。
ちなみにお気に入りの煙草の銘柄はキャプテンブラック。
能力は『身体能力強化』。


年齢は十代後半。
割り切りが良く、未来を見据えて行動する。
自分にできることとできないことの境界線を引いてしまうために諦めが早い。
ナイフの技術は一級品。でも料理は苦手。
能力は『香気』。
378名無しさん@ピンキー:05/03/03 22:30:26 ID:6IFCPmbN
私もヘタレの分際で書いてみました。淫獄超能力帳……
長い、エロシーンまでが長い、やっぱりサクッと行けた方がいいですかね?
>>368氏が水使いを止めてくれて、ちょっとほっとしています。
379名無しさん@ピンキー:05/03/03 22:34:07 ID:6IFCPmbN
間違えた……368ではなく>>362氏、てか377氏、だめだめだ……
380淫獄超能力帳(猛):05/03/04 02:51:23 ID:4mFNTPgG
猛が楓に向かって一歩踏み出す。楓があとずさるが、座っていたためにあまり意味はない。
「来ないで!」
甘い香りが再び部屋に充満した。が、猛は意に介さない。
「薬が効いてるんだ、初めてだとしても快楽が痛みに勝る」
猛が抵抗は無意味だと言うかのように肩を掴む。
「自分から脱ぐか、それとも脱がされるか。どちらがいい」
「どっちもお断り」
「分かった。なら破くことにしよう」
猛が軽く力を込めると服がまるで紙切れのように引き裂かれる。
「ちょっ……やめてよ!」
「強姦されるという認識はあったんだろう?何を今更」
ろくな抵抗もできずに楓は下着姿にされる。清潔感のある白い下着だ。すらりと伸びた肢体を守る物はほとんど無くなった。
「貧相だとは言わんが……豊満だとはお世辞にも言えないな」
「───っ!見るなぁ!」
楓が守るようにして手だけで体を隠す。
「別に悪くはない。俺は巨乳好きというわけじゃない。勿論大きいに越したことはないが」
「そういう意味じゃない!」
「今俺に取って重要なのはそういう意味だ」
そう言って猛は楓の後ろに回り、無理やり立たせる。
「前戯はあまり必要ないとは思うが……一応な」
猛が囁きかけながら下着越しの秘所に手をやる。
「まだ濡れてはいないようだな」
「や、やめて……」
楓の拒絶を無視して猛は下着の中に手を入れた。
To be continued……
───
ようやくエロ。でも前戯。駄目じゃん俺。
>>378
長くてもいいと思いますよ。つーかあまり人には言えたクチじゃないですし。
そしてどうやら水使いが出て来るようで。被らなくて良かった。どんな表現をされるのか楽しみです。
本番まで後少し。頑張ります。ではノシ
381名無しさん@ピンキー:05/03/04 03:02:12 ID:4mFNTPgG
今頃になって蛙の意味に気付きました。読解力不足だ。
382名無しさん@ピンキー:05/03/04 21:53:27 ID:eiLytesY
ではお言葉に甘えて、10レスほど。エロなしです。しかも、もう少し続きます。
NGワード、水獄、で、あぼんしてください。
エロなしをとっとと書き上げて、エロシーンに持っていきます。
383水獄:05/03/04 21:54:10 ID:eiLytesY
暗い夜中の路地裏、街の雑踏とは隔絶された場所。
人一人いない、月明かりだけがぼんやりと照らす、闇の世界……
 
そこを一人の少女が、ジーンズにシャツ、その上にジャンパーを着て、
肩の高さより少し長い栗色の髪を、後ろで束ねた姿で歩いていた。
 
ある程度歩いた所で立ち止まり、周囲を見渡し後ろを振り返る。
「いい加減に姿を現したらどう?わざわざこんな所まで誘ってあげたんだから!」
声を荒げて、暗闇に向かって言い放った。
「助かったよ、正直、あのまま街を彷徨かれたら、接触すらできないからな」
背後からの声に驚いて、ジャンパーの中に右手を入れて振り向き、眼前の暗闇に目を凝らす。
その闇から一人の長身の男がゆっくりと進み出た。
闇に溶け込むような黒髪と、黒いスーツ、その上に黒いコートを着て、同じ色のバックパックを
片方の肩に背負っている。
 
少女はじっと男を見つめていた。男もその視線に気づいたのか、自分の体を見て。
「闇に紛れるにはこの方がいいんだ、別に葬式帰りというわけではない」
低い声で静かにそう言い、肩をすくめる。
「そんなことが気になったんじゃなくて、あなた……何者?」
384水獄:05/03/04 21:55:16 ID:eiLytesY
警戒しながら、前方の男を睨み、こちらも静かな口調で言葉を発する。
「ずっと私のことを尾行てるわね、何か用?」
「用件を言う前に確認なんだが……」
少女の殺気立った剣幕に臆することなく、変わらず静かに話を続けた。
「窃盗団『紅糸』のメンバー、立花瑞希(タチバナ ミズキ)、そうだな?」
瑞希と呼ばれた少女は、男の話が終わるか終わらないかの瞬間に、
ジャンパーからセミオートの拳銃を一瞬で取り出し、男に向ける。
 
銃を見て驚くでもなく、ただ溜息をつき、バックパックに手を入れ、水の入ったペットボトルを一本取り出す。
「そう殺気立つな、その気ならとっくに殺している」
そう言いながら、ペットボトルの蓋を開ける。
怪訝そうに見つめる瑞希に意を介さず、更に言葉を繋げる。
 
「標的に自己紹介をするなんて初めてだ、本来なら、存在を悟られる前に始末してるんだがな……
俺の名は斗雨真(トウマ)、『水使いの斗雨真』とも呼ばれている、『特選隊』の者だ」
385水獄:05/03/04 21:55:56 ID:eiLytesY
「特選隊!?」
その言葉を聞いた途端、瑞希の顔色が変わる。
「なるほど、あんたが……その『特選隊』がわざわざこんな形で、一体何のつもり!?」
「いつぞやのこちらからの要求、その答えを聞きに来た」
 
その言葉を聞いて銃を降ろし、廃墟と化したビルの間から見える月を見上げ、
「フッ」と笑い、斗雨真に視線を戻した。
「その答えはとっくに出てるじゃない、答えは……NO!」
言葉の終わりと共に銃口を再び斗雨真に向け、三発の弾丸を放った。
 
三発の銃声と、ほぼ同時にペットボトルから水が飛び出し、飛んでくる弾丸を包み、
その動きを止め、球体になり、空中に静止した。
 
眼前の光景に唖然としながらも、再び二発の弾丸を放つ。
が、瞬時に水の塊が弾丸を捕らえる。
「水の抵抗を増大させれば、弾丸を止めることなど造作のないことだ。
これで俺が『水使い』、なんぞと呼ばれている理由が分かったと思うが。
……言っておくが、これは俺が名乗った訳ではない、勝手についた、勘違いするなよ」
瑞希が銃口を向けたまま、少し後ずさる。
「無駄だ、俺に銃は通じん、降伏しろ。貴様に勝ち目はない」
「降伏?笑わせないでよ!」
386水獄:05/03/04 21:57:18 ID:eiLytesY
銃を構えたまま、瑞希は表情を崩さずに眼前の男を睨み続ける。
「でも、何故殺さないの?あんたの力なら……」
「俺もできるならそうしている、だが『あの方』の命令なのでな」
「あの方?」
 
斗雨真は、溜息混じりに話を続けた。
「我々のボスだ。
お前達が要求を断り、その命を狙ったことで、その方は我々に命じた、
『窃盗団紅糸の消滅』をな、その後にこうも言われた、
『殺す必要はない』『我々の仲間になりたいと言うならそうしろ』とな」
「自分の命を狙われたのに?なんで……」
「強い能力者が必要なのさ、『組織』をより強力にするためにな、
だからそう我々に命じられたのだ」
「何それ?……言っとくけど、あんた達の仲間になんかならないから!」
 
声を荒げる瑞希を前に、斗雨真は内ポケットから煙草を取り出し、口に咥える。
「勘違いするな、『必要はない』だけで、『殺すな』とは言われていない……
それに、俺はどちらでも構わん、仲間になろうと、なるまいと、どちらでもな」
そう言って、斗雨真は全身から殺気を放った。
387水獄:05/03/04 21:58:11 ID:eiLytesY
突然瑞希の体に凄まじい悪寒が走る、手足が震え、呼吸が苦しくなり、全身から汗が吹き出る。
体が萎縮し、心臓の鼓動が速まり、意識が遠退きそうになる。
歯を食いしばり、残りの弾丸を放ちながら、近くの廃ビルへ飛び込んだ。
 
放った弾丸は全て水の塊に包まれ、その動きを止める。
煙草に火を着けながら、目の前の、十五発の弾丸を内包した水の塊を見て、
「無駄なことを」と、小さく呟いた。
 
廃ビル内の一階、廊下にあたる場所にある、ガラスの無い窓から、外の様子を伺う。
まともにやり合って勝てる相手ではない、どうすべきか、瑞希は思考を巡らせていた。
 
廊下の真ん中辺りまで来たところで、気配を感じ、息を殺して再び外を伺う。
少しして、煙草を咥えた斗雨真が、その先に現れる。
瑞希は再度、壁に隠れ、身を潜める。
 
斗雨真はビルの壁に隠れている瑞希に向かって、話始める。
「俺の能力について教えてやろう。わかっていると思うが、
俺は『水』というより、『液体』を自由に支配できる、だが主に扱うのは『水』だ。
一番扱い易いからだが、効果範囲はだいたい……『目の届く範囲』だ」
言葉を切り、相手の出方を待つ。
388水獄:05/03/04 21:59:28 ID:eiLytesY
しばしの沈黙が流れた後、再び斗雨真は口を開いた。
「液体と言っても汗などの分泌物までは支配しない。
まあ、やれないこともないが、不純物が多すぎてな、消耗が激しい。
それと、『目の届く範囲』と言ったが、数kmも先までは届かない、あくまで大体だ。
半径100m以内なら、見えなくても液体があれば能力を発動できる。
後、液体を介して、色々知覚することもできる。
……まあ、大体こんなところだ」
言い終わったところで、煙草の火を手でもみ消し、携帯灰皿に入れる。
 
斗雨真の話に耳を傾けながら、壁越し向き合い目を閉じて意識を集中させる。
壁を隔てて斗雨真の姿を『視る』。
自分のいる位置がばれていることは、既に悟っていた。
 
「自分の能力について私に教えるなんて、どういうつもり?」
「お前が我々の仲間になるなら、知ってて損はない。
仲間にならないなら、お前はここで死ぬので何の問題もない」
「そうね、でも、ここで死ぬのは……私じゃなく、あんたの方よ!」
 
壁の向こうの斗雨真を『視ながら』、窓から銃だけを出して引き金を引いた。
389水獄:05/03/04 22:00:24 ID:eiLytesY
即座に水が弾丸を捕らえる。
「『視えて』いるのか?」
そのまま、続けて四発発射するが、水の塊に阻まれ男に当たることはなかった。
「答えろ、俺が『視えて』いるのか?」
「……ええ、はっきりとね」
一呼吸おいて、瑞希は静かに答える。虚を衝いたつもりが、全く効果が無いことに内心、動揺しながら。
 
直線的な弾丸の動きでは、斗雨真には通用しない。
マガジンを新しいものに取り替え、深呼吸をし、奥の手を使うことを決意する。
これが外れれば自分は終わりだ、そう確信しながら……。
 
「『透視能力』か……情報にないな……」
斗雨真は二本目のペットボトルを取り出しながら、別に渡された資料に記されていた情報を、
頭の中で整理していた。
 
顔や名前、身体データまでが細かに記された資料には、
当然のことながら、対象の能力も記されている。
しかし、彼女、立花瑞希の資料には透視能力についての記載はなく、
記されている能力についても、『銃に関わるもの』と言う、アバウトなものだった。
 
「相変わらず肝心なところが抜けている、スリーサイズより重要だというのに……まったく」
390水獄:05/03/04 22:01:58 ID:eiLytesY
怒りを通り越し、半ば呆れていた。
 
とは言え、そういった具体性に欠けるものにしっかり目を通すのも、
『特選隊』の中ではこの男くらいで、大半の者は、それらの資料に目すら通さない。
 
瑞希が先程から一切、なんの行動もしなくなったのが気になり、ゆっくりと近づく。
その場から動いていないのは気配で分かった。
「諦めたか?」
と、声を掛けるが、返答はなく、静けさが辺りを包む。
 
瑞希は只、壁の向こうにいる男に意識を集中していた。
「まだ遠い、もっと近くに、もう少し……」
徐々に銃を握る手に力がこもる。
 
二人の距離が40m程になった時、瑞希が斗雨真の前に姿を見せ、銃を構える。
「諦めたかと思ったのだがな、無駄だと言って……」
「お願い、当たって」
斗雨真の言葉の途中で小さくそう呟き、発砲する。
が、弾道は斗雨真からわずかに左にそれて飛んでいく。
それを確認して「止めるまでもない」と、思った瞬間。
突如、弾丸が屈折して斗雨真の頬をかすめた。
「なっ!?」
今まで殆ど無表情だった男の顔が、驚きの表情を浮かべたまま固まる。
391水獄:05/03/04 22:03:25 ID:eiLytesY
驚愕したのは斗雨真だけではなかった。
瑞希もまた似たような表情を浮かべていた。
ただ違うのは、こちらは絶望の表情であると言うこと。
 
「外した……そんな……くそっ!」
続けざまに発砲する、多角方面に弾丸を放ち、それらが屈折して斗雨真の方角へ飛んでいく。
ペットボトル、そして、水の塊が、数個に別れて、飛んでくる弾丸を捕らえ、無力化していく。
そして、瑞希の持つ銃から、カチン、という金属音が響いた……
 
「弾切れか、しかし驚いた、『弾丸を屈折させる能力』か……、油断していたよ。
こんな能力もあるのだな」
感心したように言い、瑞希の方を見た。
再び身を隠し、その場にしゃがみ込んだ。
「だが、屈折させられるのは一回だけ、命中精度も悪いな、効果範囲は50m程か。
十五発中、俺の体に命中する筈のものが三発、かすったのも含めると四発、
その内致命傷になり得たのは、ゼロ。
お世辞にも、俺を殺せるとは言えんな」
「解説どーも!」
瑞希はぶっきらぼうに言い放つ、内心の動揺、恐怖心を悟られないように。
声を抑えて、努めて冷静に……
392水獄:05/03/04 22:04:32 ID:eiLytesY
斗雨真は先程と変わらぬ、静かな口調で話した。
「だが、訓練を積めば屈折させる回数も増やせるだろうし、命中精度も上がるな。
効果距離もさらに広がるかもな、どうだ?」
再び咥えた煙草に、火を着け、その場に立ったまま問いかけた。
 
「どうだ?って言われても……」
その様子を壁越しに『視ながら』瑞希は、息をついた。
斗雨真の洞察力に感心しながらも、明らかな格の違い、そして、死の恐怖を感じていた。
 
「我々の仲間になるつもりは?」
「……答えは何度も言ってるわ、お断りよ」
声を荒立てることなく、冷静に答える。体の震えを抑えながら。
 
斗雨真は深く溜息をついて、二つになった水の塊を前方へ持ってくる。
「そうか、ではそろそろこちらも攻撃に転じさせて貰おう」
前へ出た水の塊が幾つにも別れ、無数の小さな水の粒になり、空中に留まる。
「お前のいる区画を攻撃する、うまく避けろ、これで死なれては俺も困る」
その言葉を聞いた後、瑞希は慌ててその場から走りだした。
393淫獄超能力帳(丑三の場合):05/03/04 23:03:14 ID:m8KxiDFh
>>383
……すごい文章です……文才のある方がうらやましい……。
とりあえずこちらも続きを書いてみました。4レス程度になると思います。

===
『丑三』はポケットに手を突っ込み、人の形をした紙の束を出す。
「なるほど、これが彼女の能力ということか」
次の瞬間、『丑三』の目が怪しく光る。紙が舞い様々な武器をもった兵隊へと姿を変える。
「行くと良い!式神軍団's!!「紙兵(しへいよ)!!」」
言った『丑三』の口から二つ目の言葉が流れ出る。
「今のは………」
「言ったはずだ私の能力は『他人の体を乗っ取る事』だと。つまり彼女の精神はまだこの肉体の中にある。
 つまり、この肉体を破壊すれば彼女も一緒に死ぬと言うことだよ。」
「つっ!!」
次の瞬間、式神いや紙兵が次々と善牙へと襲い掛かる。体つきは普通だが、その眼光はまさに剣のごとく鋭い。
額に巻いたバンダナには”安全第一”と黄色い刺繍で出来ている。
「ぶ・ち・ま・け・ろ・ぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
次の瞬間バラバラとなり紙へと変化する紙兵。
「なっなにっ!20体の式神が2秒ももたんだとぉ!」
次の瞬間、『丑三』いや優花の体が堤防に大の字に貼り付けれる。
善牙の右腕が十数倍の大きさに巨大化し、先端部で4つに別れそれぞれが優花の両手両足を離れながらにして拘束している。
「……殺さんのか?」
『丑三』がそう言ってにやりと笑う。落ち着いた少女のその笑いは妖艶にも似ている。
「それほど、こいつのことが好きなのか?」
薄っすらと浮かべた笑みがさらに善牙を押す。
「くっ…………」
「貴様が何歳かは知らぬが『特選隊』は、どのような人間でさえ、味方になるなら、何時でも歓迎する」
そして、笑いを最大限に浮かべながら、言う。
「だが敵となるものには容赦はしないさ。それがかつての味方でも……なっ!!」
次の瞬間、優花の目が怪しく光った。
394淫獄超能力帳(丑三の場合):05/03/04 23:05:00 ID:m8KxiDFh
「ソォォルビィィィィィム!」
目から妖しく光が放たれ、善牙の元へと走っていく。
「やっぱりギ○ューじゃないか!!」
次の瞬間、善牙は左腕でビームから体を庇う。
「………駄目!!」
「終わったよ」
優花の叫び声と、善牙の安堵の声が重なり合った。
「やっぱりギ○ューじゃねえか」
蟹を持ったまま、善牙は突っ込みを入れる。
「………」
ギ○ューって何?と聞こうとした瞬間、蟹の目が光りだしやがて消える。
「何?何が起きたの?」
「なんだ「つまりは……こういうことさ」」
善牙の口から二つの言葉が開かれる。
「私を牛乳と呼ぶ奴は何時も同じ手を使う……そして何時も失敗する」
その言葉に優花の顔が青く染まる。
「つまり……今の貴方は………」
「今さっきまで君の肉体を使っていた、『特選隊』の『丑三』と言う奴さ」
にやりと、善牙いや『丑三』の目が鋭い刃から、地獄の炎へと変化する。
「さてと……時間はたっぷりとある……この能力の大体の限界を知っていた方が良いだろう」
395淫獄超能力帳(丑三の場合):05/03/04 23:05:53 ID:m8KxiDFh
「あっあっ………」
優花の顔が恐怖に歪む。
「さてと……こういうことはどうかな?」
今まで四肢を拘束していた手を外し、新たなイメージを思い浮かべる。
「くっ!」
尻餅をついたまま、胸ポケットに手を伸ばす。藁人形を取り出し投げつける。
そのまま、不恰好な人型となり、善牙いや『丑三』へと襲い掛かる。
「では、こういう使い方はどうだろう?」
斬!!斬!!斬!!右腕が巨大なチェーンソーとなり藁人形だったものを容赦なく切り裂く。
びくびくと半分に分かれて動いている藁人形を見て、『丑三』は満足そうな表情を浮かべた。
「なるほど、良い能力だ」
次の瞬間、腕が無数の槍となって藁人形に襲い掛かる。
「もしあと少し決断力があれば俺を殺せてただろう」
粉々になった藁人形を見て満足そうに『丑三』は笑う。
「ひっ!!」
優花がそう言って、次々と紙兵を繰り出す。
「………相手が悪かったな」
『丑三』がそう言うと、襲い掛かってきた紙兵は次々と切り裂かれ、打ち砕かれる。
「……逃がさんさ」
善牙の右腕が優花の首へと伸びる。
「うきゃっ!!」
倒れた優花を確認した後、手首が少しづつ変化を初め黒い合成樹脂製の物へと変化していく。
「何?これ?」
いや、その正体はわかってる。首が少しきつい。首全体を覆う樹脂の感覚。
「少し、変えてみるか」
樹脂の間に金属の冷たい感覚が混ざる。そうこれは首輪だ。
妖しく、熱く銀色に輝く首輪が優花の首にはかかっていた。
396275:05/03/04 23:07:05 ID:m8KxiDFh
くはぁ……3レスで終わってしまった……。
ようやくエロ突入です。……優花に憑依したままだった方が良かったかな……。
397淫獄超能力帳(猛):05/03/05 00:48:08 ID:RBps+rv8
猛が撫でるようにして秘所をいじる。
「くっ」
楓の頬が紅潮する。勿論、楓も年頃の娘だ。自慰をしたことがないわけではなかった。
だが秘所を他人に、ましてや男性に触られたことなどなかった。意識せずにはいられない。
ただでさえ薬で敏感になっていたところだ。猛の愛撫で今までにない感覚が楓を襲った。
「ふあ……」
反応を楽しむかのように猛が秘所に一本だけ指を入れる。
「悪くはないだろう?」
「気持ち悪いわよ……んっ」
「そうか。まぁ直に良くなるさ」
楓の強がりを気にした様子もなく猛が指を一本増やす。
「く……はっ」
「どうやら気持ち悪くはないようだな」
猛がニヤリと笑う。
「うる……さい」
否定するがその声は弱い。実際のところ、楓の思考は白く染まりつつあった。

───
細切れで投下。
>>378
いや普通にヘタレなんかじゃないと思いますよ?
と言うよりは本当に被らなくて良かった……
同じ能力で比較したら多分俺のなんて目も当てられないことになっちゃってますよ。
398淫獄超能力帳(猛):05/03/05 03:40:11 ID:RBps+rv8
しかし手を引いた猛の言葉が楓の思考を正常に戻す。
「『私は屈しない』んだろう?それならそれなりの姿勢を見せろ」
「──っ!こ……のぉっ!」
またも甘い香りが部屋に満ちる。
「学習能力がないのか?何度やっても無駄だ。俺にはお前の能力は通じない」
嘆息して言う猛を横目で睨み付ける楓。
「……そんなこと分かってるわよ!」
楓が肘打ちのおまけ付きで無理やりに振り向く。
「その意気だ」
満足げな顔で猛が言う。肘打ちは片手で受け止められていた。
楓が振り向いたために二人は密着した状態で真正面から向き合う形になる。
それに気付いた楓はなんとなく気恥ずかしくなった。不自然ではないように目線を逸らす。
猛はそれに気付いていたが追及はしない。
「少しは元気があった方が犯し甲斐がある。抵抗してみることだ」
猛がサディスティックな笑みを浮かべる。
「まるで変態ね」
「支配欲の表れだと言って欲しい」
そう言って猛が楓を抱き締める。力の加減を間違えたのか楓の身体が軋む。
「痛っ」
「あぁ、悪いな。少し強かったか」
「どうせワザとでしょ?」
「壊れられたら困るからな。そんな真似はしない」
言いながら楓のブラを外す。楓の乳房が外気にさらされた。

To be continued……
399名無しさん@ピンキー:05/03/05 14:59:34 ID:6qbuEqqV
なんか、猛と楓って、このまま、恋仲になるんじゃないか?
って読んでて思った。
なんか、気が合いそう。
400淫獄超能力帳(丑三の場合):05/03/05 22:54:37 ID:ntLhLRS7
「うそ………」
優花の目に涙が浮かぶ。
「……嘘じゃないさ。現実さ」
『丑三』がそう言って、右腕をクィッと引く。
「きゃっ!!」
可愛らしい声を上げて、砂浜に優花が転ぶ。
「さてと……この能力に慣れるまで貴様で遊ぶとするか」
右腕を軽く振り回す。それだけで優花の小さな肉体は仰向けに倒れさる。
「なるほど、なかなかの動作が出来る「なんでそんなに上手く使えるんだよ!」」
二つの声が混ざって善牙の口から流れ出る。
「何、君とは違ってそれなりに戦いかたってやつを知ってるのさ」
『丑三』はにやりと笑い、右手の脇からもう一本の腕を作り出す。
しゅるしゅると変化したそれは巨大な鞭となり、ビュンビュンと音を立ててしなる。
「いっ………」
バチンバチンと砂浜に幾つもの鞭の後がつく。あんなので叩かれたら……。
優花は恐怖で動けなくなっていた。足はがくがくとすくみ、体は凍てつき、腕は何も動かせなかった。
「いやっ………」
叫ぼうとした瞬間、首輪がぐいっと引かれる。そのはずみで体がぐるりと一回転する。
「あまり叫ばないでもらおうか、もし能力者の存在をばらしたいと言うのならば話は別だが」
401淫獄超能力帳(丑三の場合):05/03/05 22:57:06 ID:ntLhLRS7
「………くっ……」
胸ポケットに手を入れ、切り札の鉄人形に手をかける。次の瞬間、鞭の嵐が優花の体を襲った。
「いやあああああああああっ!」
実際に打たれた回数は十にも満たないだろう。だが優花にとって見れば数百回叩かれたのと同じ痛みを感じていた。
「貴様の能力はすでに見切っている………使わせはしない」
そう言って『丑三』は鞭をひゅんとしならせる。
「それに、この能力はなかなか使える。これだけでも今回の任務はなかなかの成果といえるさ」
優花の体の振るえが最大限まで跳ね上がる。
「だが……組織は意外と貪欲でね…………大きくする必要があるんだ」
そう言って首輪がついている右腕を引っ張り、彼女を無理矢理立たせる。
「ほう、漏らしたか……まあ無理も無いが……少し楽しむか」
『丑三』の言葉に優花の体は震えた。
「楽しむって……」
次の瞬間、優花の首輪から鞭が生え、そのまま優花の服の下にもぐりこむ。
「わからぬか?それともわかりたくないのか?」
鞭はそのまま優花の股間に触れる。
「やっぱり、漏らしただけか。それならそれなりの楽しみ方をしてやろう「やめろ!」」
善牙の口より二つの言葉が流れ出た。
===
駄目だ……エロくない。
猛の方や水獄の方の足元にも及びません……。
402名無しさん@ピンキー:05/03/05 23:16:42 ID:RBps+rv8
猛と楓は書き手的に
「仲が悪そうに見えるが実際には仲が良い二人」がじゃれあってる感じ。
実際に恋仲になるには時間がかかるでしょうけど、なってもおかしくはない二人だと思います。

文章力でもエロさでもお二人にかないませんよ。
ってあんまり言ってると不毛な謙遜合戦になってしまう気もしますが。

淫獄超能力帳の方は今晩はお休みします。
楽しみにしてくれている方がいらっしゃるかは分かりませんが、すいません。
403淫獄超能力帳(猛)の中身:05/03/06 22:31:23 ID:i5XFEb4x
本番は細切れとまとめてどちらが良いでしょうか?
希望がありましたら、おっしゃってもらえるとありがたいです。
404淫獄超能力帳(丑三の場合):05/03/07 21:21:01 ID:AlOP5ohq
>>403
楽なやり方で良いと思います。こちらもようやく本格エロに突入。

===
「とりあえずは……」
『丑三』はそう言って、優花の未発達の園に鞭を入れる。
「あっ………」
顔を赤らめて優花の体が砂浜に倒れこむ。
「「てめえ………」」
善牙の口から言葉が漏れるが『丑三』は気にする様子も無い。
「やだっ、そんなとこ触らないで!!」
股間に入り込んでいる鞭を掴み引き抜こうとするが、鞭は細くつるつるしているので、
むなしく手は滑り鞭は膣内でどんどんと大きくなってくる。
「「や・め・ろ……」」
善牙の口から弱々しく言葉がつむがれる。
「何故止める必要がある?」
『丑三』がそう言って、鮫のように笑う。
「彼女の泣き顔が見たくないからか?「くっ……」」
『丑三』の台詞に善牙がはぎしりをする。
「だったら、彼女の笑い顔を見せてやろう」
405淫獄超能力帳(丑三の場合):05/03/07 21:22:52 ID:AlOP5ohq
「えっ?」
次の瞬間、左腕が変形し、巨大な羽の塊へと変化する。
「何?何をするの?」
右腕の腕輪はそのままにして、彼女の靴を脱がせる。
「言っただろ、彼女の笑い顔を見せるって。」
巨大な羽の固まりはいくつにも別れ彼女の服の中へと入っていく。
「やっ……やめてぅふぅ…」
やがて優花の口から喘ぎとも笑いとも聞こえる声が漏れ出してくる。
「あはははははははっ止めて止めて……」
羽が各所で同時に優花をくすぐりだしたのだ。笑っているがかなり苦しそうだ。
「「て・め・え………」おや怒ってるようだね「あたりまえだ!」」
『丑三』と善牙は一つの口でかけあいながら、優花への攻めを止めない。
「ははごほっがはっははは……」
笑いすぎて咳が出はじめる。
「………まずはこれぐらいで止めておこう」
『丑三』はそう言って左腕を戻し自分の服をまさぐって目的の物を探す。
そして周りを見渡して、ある物を見つけにやりと笑った。
「さてと、少し使わせてもらおうか」
そう言って、『丑三』は優花に近づくとそのままお姫様だっこをしてある場所へと優花を連れて行った。
406淫獄超能力帳(丑三の場合):05/03/07 21:24:08 ID:AlOP5ohq
海岸近くの自動販売機の前、お姫様抱っこしていた優花を降ろすと、
服から財布を取り出し、お札を入れる。ガーと機械音を立ててお札が入っていく。
「さてと、なににするかな「人の金勝手に使うな!」盗賊の君に言われたくないな」
その掛け合いの瞬間だった、優花が突如として立ち上がり、走り出したのは。
「ごめん、善牙」
裸足のまま道路を駆け出す優花。
「なるほど、逃げるつもりかい?」
が、次の瞬間、何かに引っ張られたかのように前につんのめる。
「あぅがっ………」
倒れそうになった瞬間、『丑三』が右腕をクィッとひっぱると連れられて彼女の体が一瞬浮く。
優花は手を前に出し、よつばいの姿のまま、驚愕する。
「「優花!!」どうやら『二人』とも気づいていなかったようだな。」
右腕をクィッと引っ張ると優花のお尻が高く跳ね上がる。
「やっ……だっ」
涙目を浮かべながら必死の形相で痛みに耐える優花。
ポンとお尻から丸い玉が中空に流れ出る。
「くすぐった時にね、少し仕掛けておいた。まさかこんな形で役に立つとは思わなかったよ」
右腕の一部から鞭が這い出て、そのまま優花のお尻まで伸び、先ほど出てきた玉と繋がる。
否、最初は細い糸のようなものでつながれていたのが巨大化しただけである。
「やっだっ……」
「そうそう玉は奥に行けばいくほど大きくなるからね、今度はもっと厳しいよ」
「やめて………」
涙目を浮かべて優花が涙を浮かべる。
「さてと、君にも飲み物をあげようか。前後二本分をね」
そう言って『丑三』は優花を無理矢理立たせると、自動販売機の前に立った。
「せめて、前で飲む分は選ばせてやるさ」
407淫獄超能力帳(猛):05/03/08 01:13:51 ID:ZbtSkd5j
猛が楓の首筋に軽くキスをした。滑らかさが唇に伝わる。
「いい感じだ」
「くっ」
楓は耐えるように唇を噛んでいる。その様子を楽しむかのように猛は笑う。
猛が片手で楓の細い腰を抱きながら胸を揉みしだく。
楓は必死に押し放そうともがいた。だが、力が入らない。膝は笑って、ともするとへたりこんでしまいそうだった。
確かに猛の言葉で楓の思考は正常に戻った。白く染まりかけていたことが嘘のように。
ただ、体はそうはいかなかった。快感が体を支配している。
楓の頬は桃色に染まり、内股は透明な液体で濡れていた。
「どうやら準備はいいみたいだな」
「う……あ……」
猛は欲望を解き放とうした。が、そこであることに気付いた。
「あぁ、靴を履いたままだったか。脱ぐといい」
「え……?」
確かに楓はパンツに靴だけという、或る意味フェティッシュな格好をしていた。
「何を急に」
「早くしろ」
そう言ながら楓を放して、猛が床に目をやる。楓が視線を追う。
その先には楓の落としたナイフがあった。
「随分と……余裕ね……?」
「この状態で余裕がない人間がいたらただの臆病者だと思うが」
「そうかもね」
楓がふらふらとしながらナイフを拾う。
「さぁ、どうする?」
猛が問う。
楓は答える代わりに無言で睨み付け、思考を巡らせる。
408淫獄超能力帳(猛):05/03/08 01:16:22 ID:ZbtSkd5j
(逃げてみる?無駄。逃げ切れない。第一この格好じゃどこにも行けない)
(特攻をかける?無理。踏ん張りが効かない。そもそもまともにやっても勝てると思えない)
(能力を使う?無意味。通用しない。何度やっても結果は同じ)
一向に自分に有利な想像ができない。楓は深く溜め息を吐いた。
「でも……やるしかない……か」
苦々しい顔をして、楓が呟く。
「上手くいってよ……」
念じるように続けて、ナイフを不意に投げる。ナイフは真っ直ぐに猛の顔面を狙っていた。
しかし、高速で投じられたナイフは、直前で猛の人差し指と中指の間に挟まれた。
「この程度か」
「そうくることは……予測済みっ!」
走りこんだ楓が、ナイフの柄尻に掌を叩き込む。手首に衝撃が走る。
だが、楓が期待どおりにはいかなかった。
猛の指に挟まれたナイフは微動だにしていない。
「残念だったな。狙いは悪くなかった」
猛が軽く笑って言う。
「さて、遊びは終わりだ。今俺が求めるのは抵抗ではなく……」
ナイフの刃を握り潰し、投げ捨てる。悪魔のような笑みを浮かべた猛が続ける。
「服従だ」
To be continued……
409名無しさん@ピンキー:05/03/08 01:21:32 ID:ZbtSkd5j
本番がどうのと偉そうなことを言った割に、話が進んでいないのは仕様です。

275氏
エロい。凄くエロい。
学ぶべき点が数多くあります。頑張りますよ。
410淫獄超能力帳(猛):05/03/09 00:58:04 ID:CwDeW35w
恐怖と不安が楓を襲う。絶望感で思考が止まる。
それでも身体は熱いままだった。時間と共に醒める筈の快楽は、濃くなるばかりだ。
「さて、いただこうか」
欲望そのものが解き放たれる。猛のそれは、常人のモノより大きかった。
とは言っても男性経験のない楓には分かる筈もなかったが。
猛の逸物が楓にあてがわれた。
「や……いやだ……」
「我慢しろ」
みちりという音ともに半分近くまでか挿入される。
「キツいな……処女か」
「う……あああぁっ!」
悲鳴が上がる。
「まだ半分だ。大変なのはこれからだぞ?」
「い……たいっ……」
「ではもう半分だ」
ためらい無く残りの半分が一気に突き入れられる。
「いやっ!こんなの……やだ……」
処女喪失の痛みと、薬の快楽が楓を襲った。
「あああぁあああっ!」
「初めてがレイプとはついてないな」
苦笑とともに猛が言うが、楓には聞こえていない。
「くぅっ……」
楓が猛の肉棒から逃れようと身体をひねる。ほっそりとした身体に無理をさせている姿は痛ましいとも言えた。
「無理をするな、と言える立場にはないがな。無駄だし、痛い思いをするだけだ」
淡々と猛が告げる。忠告はしても腰をゆるゆると動かすことはやめない。
「あぅっ」
嬌声とも、悲鳴とも取れる声がもれる。

To be continued……
411淫獄超能力帳(丑三の場合):05/03/09 23:13:50 ID:chTo9vXj
「………」
「どうした選ばないのか?」
自動販売機の前で『丑三』はにやりと笑う。
「だったら、まずは俺の分を選ぶか」
そう言って『丑三』は熱い紅茶を選ぶ。
「コーヒーより紅茶が良いよな」
そう言って、自動販売機から取り出しプルをあける。
「君はどれにするかい」
「……」
優花は選ばずそのままじっと立っている。
「だったら後ろのだけ選ぼうか」
次の瞬間、左腕から触手が生え、そのままコーラのペットボトル(500CC)を選ぶ。
「!!!」
自分が何をされるか理解した瞬間、お尻から出ている鞭の一部が変化し、まるで配水管の
T時パイプのように変化する。
「やっやだっ…………そんなのやだっ!」
恐怖の為に身がすくむ。逃げようにもお尻と右腕がつながれてる状況ではそれもかなわない。
思いっきり両腕を振り上げそのまま振り下ろす。左腕で受け止められ、そのまま左腕が手錠へと変化する。
「うっ嘘ッ!」
T時パイプの出っ張りにふたの開いたペットボトルを嵌めると、コーラはどんどんとパイプの方へ入っていく。
「あっぐっお腹のなかでぇパチパチ言ってるよぉ………」
涙目を浮かべ優花は涙目を浮かべる。だが『丑三』は取り合わない。
412淫獄超能力帳(丑三の場合):05/03/09 23:19:59 ID:chTo9vXj
「さてと……こちらも準備しとくか」
『丑三』は『善牙』の携帯を取り出しそのまま電話をかける。
「はい……もしもしどちら様でしょうか?」
「フロッグか?」
「はいそうですが……」
電話の向こうで声が聞こえる。
「これはいたずら電話だ。電話元を調べといてくれ」
「………何を言ってるの?」
もだえている優花の問いには答えず『丑三』は携帯を入れたまま優花を抱き上げる。
「君には関係の無いことさ」
そのまま浜辺へともって行き携帯の電源を切った。
「さてと………」
左手を一振りさせて浜辺に少し小さめの穴を開ける。
「あっ………」
その穴の上に優花を座らせると、そのままお尻についている鞭を引っ張る。
「がっ………やだっ……」
ポンと次の球がお尻の穴から出てくる。
「結構簡単に出始めたな」
「いやぁぁぁっ……」
ポン・ポンと小刻みに玉が出始める。
「やだやだ………」
恐怖と羞恥が混じる顔で優花が叫び始める。秘所から愛液が溢れ出し、そのまま穴へと垂れる。
「あああっ………」
最後の玉が出た瞬間、彼女の菊門から黒と茶色の液体が噴出した。
「……気絶したか………。まあ良いさ、今回は時間はたっぷりある。まだまだな」
そういって『善牙』はククッと笑った。

===
えーと、『丑三編第1章』はここで終わりです。
長らく付き合っていただいてありがとうございました。
なお『丑三』『善牙』『優花』の3人を使って小説を書きたいと言う方がおられましたら、
どうぞお書きください。それでは〜〜。
413名無しさん@ピンキー:05/03/10 08:55:51 ID:E4K1/C0M
age
414名無しさん@ピンキー:05/03/10 13:06:13 ID:ONP0eRft
キターーーー!
415名無しさん@ピンキー:05/03/10 22:51:46 ID:8sk6Mf4Z
NG登録、水獄、で、10レスほど失敬。
取りあえず、自分もここで一旦区切ります。
416水獄:05/03/10 22:52:29 ID:8sk6Mf4Z
水の粒が勢いをつけ、無数の『水の弾丸』となって前方へ飛んで行く。
 
豪雨が降り注いだような音と、コンクリートが砕け、崩れる轟音が背後から響く中、全力で廊下を駆け抜ける。
その先にある、階段のある通路を目指して。
 
転がり込むように、廊下を抜け、階段の前に辿り着き、息を切らせながら後ろを振り返る。
その光景を見て瑞希に戦慄が走る。
崩れ落ちた外側の壁と、幾つもの小さな穴の開いた反対側の壁。
「もしも逃げ遅れていたら……」そう考えると背筋に冷たいものが走り、叫びそうになるのを必死に堪えた。
自分の元へ近づいてくる足音に、気がつき、とっさに空の弾倉を取り替え、階段を駆け上がる。
迫る足音から、少しでも遠ざかろうと……
 
瓦礫を踏み越え、廃ビル内に入り、瑞希の逃げた方向を見つめ、ゆっくりと歩きだした。
瓦礫の中から小さな水の塊が幾つも這い出て、斗雨真の後ろに集まり、
大きな水の球体に戻る。
階段の前に来て、空の弾倉を見つけ、上を見上げる。
「上?……まだやる気か?」
そう呟き、そのままの足取りで階段を登る。
417水獄:05/03/10 22:53:14 ID:8sk6Mf4Z
階段を一段ずつ登りながら、斗雨真は口元を歪めていた。
これほど力の差があるにも関わらず、あの少女は未だ自分に抵抗を続けている。
斗雨真はそれが、どこか楽しくなり、あの娘を自分達の仲間にすることを、少し真剣に考え始めていた。
そして同時に、いつの頃からか忘れていた感覚を思い出す、『獲物を追いつめ、弄ぶ』
と言う感覚を……
斗雨真は只、静かに笑っていた……
 
瑞希は月明かりが射し込む、三階の窓から階下を見下ろし、途方にくれていた。
「落ちたら痛いんだろうなぁ……」
誰にともなくそう呟く、軽いパニック状態に陥ったとは言え、
よりにもよって、逃げ場のない上階へ逃げるとは……
自分のバカさ加減に嫌気がさした。
手に持った拳銃に視線を落とす、残弾数は先程撃ち残した、十発。
これで形勢を変えることなどできないことは瑞希本人がよく分かっていた。
廊下の壁にもたれ掛かり、溜息をこぼす。
絶望的な状況だった、だが、ここで諦めるつもりも、斗雨真の仲間になるつもりも、
瑞希にはなかった。
銃をジャンパーにしまい、深く息を吸い込んだ……
418水獄:05/03/10 22:54:24 ID:8sk6Mf4Z
煙草を吸いながら、ビルの三階まで辿り着き、ふと、足を止め、そのまま廊下の方へ歩いて行く。
通路に入り、左右を見る、その視線の先に少女が佇んでいた。
少女が斗雨真に向けて、口を開く。
「諦めたわ……銃も、能力も通じないんじゃ、勝ち目はないし」
「ほう?」
斗雨真が少しずつ近づく、ゆっくりと、少しずつ……
 
瑞希は気づかれないように、腰に手を入れ、ナイフに触れ、斗雨真に手を伸ばした。
その手を見て、斗雨真は眉をしかめるも、そっと手をとった。
 
その刹那、伸ばした手で斗雨真の腕を掴み、ナイフを心臓めがけ、突きだした。
が、その手は心臓を貫く寸前で斗雨真に掴まれ、動きを止める。
「やはりな……銃も能力も通じない、なら懐に入り込み、一気に急所を突く、間違いではない」
「くっ!」
ナイフを持った手を引っ張り、よろめく体に膝蹴りを入れ、背中に肘打ちを食らわせる。
「がはっ!」
地面に倒れ、呻き声をあげる瑞希を見下ろし、落ちたナイフを遠くに蹴飛ばした。
「な、んで……わかっ、たの?」
「経験から来る答えだ、お前よりずっと場数は踏んでからな。
それと、殺気ぐらい隠せ」
419水獄:05/03/10 22:56:00 ID:8sk6Mf4Z
「バカに、するなぁ!」
瞬時に体を起こし、斗雨真の顔面めがけ、蹴りを放つ。
「只のアドバイスだ」
ポケットに手を突っ込んだまま、それを紙一重でかわす。
 
続けざまに蹴りと拳打を繰り出すも、ことごとくかわされる。
「いい動きだ、だが……」
言葉を区切ったその時、斗雨真の腕が瑞希の放った拳を受け流し、腹に一撃を入れる。
「がふっ!!」
「まだまだだな……」
背中から壁にぶつかり、腹を押さえ苦しげに呻く。
それでも瑞希の目からは闘志は消えず、眼前の男を睨み続ける。
 
「いい目だ、だが、やめておけ、体術も俺の方がずっと上だ、さっきので大体分かっただろう?」
「だっ、たら……何?」
「仲間になれ」
「嫌よ」
「強情だな……だが、気に入った」
その次の瞬間、斗雨真の後方に控えていた水の塊の一つが、猛烈な勢いで瑞希の脇腹に、
『水の槍』となって襲いかかった。
防御も間に合わず、直撃を受け、その場から3m程体が飛び、固い床に叩きつけられる。
本来なら、体を貫く『必殺の一撃』となった攻撃も、
瑞希に強烈な打撃を与えるだけだった。
420水獄:05/03/10 22:56:41 ID:8sk6Mf4Z
叫び声をあげることも、呻くこともできず、呼吸すらままならない状態で、
床の上にうずくまる。
 
「骨は折れていない筈だ、加減したからな」
斗雨真が両手を広げ歩きながら、静かな口調で、床にうずくまり、
苦しげに呼吸をしている少女に語りかける。
 
うずくまる瑞希の傍に立ち、見下ろしながら、静かに問いかける。
「しかし、何故そうも頑なに拒む、プライドか?信念か?
それとも、仲間に対する義理立てか?」
「あん、たに……かんけぃ、ない」
絞り出すような声を足元から聞き、倒れている瑞希の首元に手を伸ばした。
水に濡れたジャンパーの襟元を掴み、片手で瑞希を持ち上げる。
斗雨真は、自分の顔の近くまで瑞希の顔を寄せる。
「只の興味だ、殺されるかもしれんのに、拒み続けるからな……
何度も言うが、お前に勝ち目はない、仲間に……」
その言葉の途中に、瑞希が斗雨真の顔に思い切り唾を吐きかけた。
顔に唾を吐きかけられても、ほとんど表情を崩さず、もう片方の腕で唾液を拭う。
「顔に唾を吐かれたのは久しぶりだ、この状況でこんな事をするとはな、面白い、
ますます気に入った」
421水獄:05/03/10 22:57:35 ID:8sk6Mf4Z
怒るでもなく、冷静にそう言って笑みを浮かべ、瑞希の耳元に囁く。
「次はさっきより弱めでいく、安心しろ」
次の瞬間、『水の槍』が再び瑞希の腹部に直撃し、その勢いで、
廊下の横にある部屋の壁まで吹き飛ばされた。
 
壁にぶつかり衝撃と嘔吐感により、激しくむせかえり、床の一点を見つめた。
 
「楽しんでる、あの男はこの状況を楽しんでいる」瑞希はぼやけた思考で、そう直感した。
どう足掻いても勝ち目はほとんど無い、無力感と絶望に打ちひしがれ泣きそうになる。
だが、むざむざこんな所で殺されたくはない、拳銃に手を伸ばし、耳をすませた。
至近距離ならば、水が届く前に銃弾が先に男の体に当たる。
そう確信して、銃に手を掛けるようとした瞬間。
「動くな」
斗雨真の低く冷たい声が響いた。
 
はっと、顔を上げた瑞希の瞳に、無数の水の粒が映る。
いつの間に在ったのか、それはすでに瑞希の身の回りを取り囲んでいた。
「殺しなさいよ」
体の力を抜いて、そのまま座り込み、斗雨真を見据え、落ち着いた口調で言う。
そんな瑞希を見て、斗雨真は溜息をつく。
422水獄:05/03/10 22:58:29 ID:8sk6Mf4Z
「殺すつもりはないと言った筈だ、是非ともお前には『特選隊』に入って貰いたい」
「どっちでもいいんじゃなかったの?」
「気が変わった、俺にここまで追いつめられて、泣き言も命乞いもしなかった奴は、
そうそういなかったのでね」
煙草に火を着け、煙を吐き出し、瑞希を見つめる。
 
水でびしょ濡れになり、体に張り付いたシャツから、うっすらと下着が透けている姿が、
月明かりに照らされていた。
「ちょ、ちょっと!どこ見てんのよ!」
その視線に気がついたのか、胸を隠して怒鳴る。
斗雨真が口元を歪めたちょうどその時、無数にあった水の粒が一つになり、
瑞希の腕を後ろ手に拘束する。
「なっ、何!?」
手を動かそうとしても、『水の手錠』は外れず、手首を水圧で絞めあげる。
「動かせんだろ?さて……絶体絶命だな、これでもまだ、俺の申し出を断るか?」
静かに歩きながら煙草の火を消し、瑞希に目線を合わせる。
「お断りよ、で、何をするつもり?」
「ふむ、さて、何をしようか……」
「私が仲間を呼んでいたらどうする?」
睨み続ける瑞希を見て、「フッ」と鼻で笑う。
423水獄:05/03/10 22:59:14 ID:8sk6Mf4Z
「俺にとっては大した問題ではない、むしろ面白くなる、本当ならな。
だが、お前は今、恐怖を感じているだろう?そんな余裕があったとは、思えんな」
瑞希は驚きの表情を浮かべ、視線を外す。
「まあ、これも経験上からな……」
「何で、そんな……」
「水を介して知覚できる、そう言っただろ?」
瑞希は、自分の体にまとわりついた水を見つめた。
 
少しの間、沈黙が続いた後、突然、斗雨真の手が瑞希のジャンパーの中に手を入れた。
「なっ!?ちょっ、何すんのよ!」
ホルスターから銃を抜き取ると、途端に瑞希の顔が青ざめる。
マガジンを取り出し、残弾を確認する。
「十発程度か、使わずに正解だったな」
そう言って、銃身の弾丸も取り出し、マガジンと銃を、別方向に放り投げた。
すると今度は、瑞希のシャツを捲り上げた。
「ちょっ!やめ、離して!」
身をよじっても、斗雨真の手は離れず、シャツの下からは濡れて少し透けた下着と、
白い肌が露わになっていた。
「ふむ、見た感じ、胸は83よりありそうだが?」
「へ?何で知って……」
「組織はこういう情報も集めることができる、と言うことだ」
424水獄:05/03/10 23:00:37 ID:8sk6Mf4Z
「くだらないわね」
呆れた感じで瑞希が言い。
「俺も同意見だ」
斗雨真も、同じようにそう言って立ち上がり、コートを脱ぎ、傍らに倒れているロッカーの埃を払って、その上に置く。
 
水の塊の一つが突如瑞希の体を覆った。
「きゃっ!?何?」
身をよじり、逃れようとも、体に絡みつく水は一向に離れず、その肌の上を流動し始めた。
「くっ、ちょっとあんた!どういうつもりよ!」
瑞希が声を荒げるも、斗雨真は先程と変わらぬ調子で話し始める。
 
「お前のように気の強い奴は、体を痛めつけるより、こういった屈辱的なことをする方が効果的だ。
まあ、『折れないのならば折れて貰う』、ということだ」
「只単に、あんたがやりたいだけなんじゃないの?」
「否定はせん」
服を通し、直接体に水が伝い、下半身の方へ流れていく。
「ひっ、や、ちょっ、やめて!」
抗議の声を無視し、斗雨真は只、その様子を見続けていた。
水がジーンズ、ショーツを伝い、下腹部に直に触れ、動き回る。
それから逃れようと必死にもがくが、結局、徒労にすぎなかった。
425水獄:05/03/10 23:03:16 ID:8sk6Mf4Z
突然、水が動きを止める。不意に斗雨真の顔を見上げると、斗雨真は静かに口を開いた。
 
「これが最後の忠告だ、我々の仲間になれ、悪いようにはしない、俺が約束しよう、
酷い目に合いたくはないだろ?」
「そこまでこだわる必要が?」
「言った筈だ、俺はお前が気に入った、お前が必要なのだ、その能力も、その気質もな」
「私……が?」
「そうだ」
「……で、でも、あんた達何かの仲間には、ならないから!」
「そうか……」
 
深く溜息をついた後、水が一気に下腹部に集まり、排泄器官、生殖器官に浸入する。
「あ、え?や、ぐ、く、ひっ」
体が前のめりに倒れ、腰を引く。
「どうだ、苦しいか?」
「こんな、程度、どう、てこと、ない、わよ」
呼吸の合間から、途切れがちに斗雨真を睨みながら、そう答える。
「そうか、では、もう一つ追加しよう」
もう一つの水の塊がうねり、瑞希に向かい、そのまま先程と同じ場所に入り込む。
「ひっ!あぐっ!う、く、ひぅっ」
少女の口から、再び嗚咽が漏れる。
 
「とても残念だ」
呟くその言葉とは裏腹に、男は残忍な笑みを浮かべていた……
426名無しさん@ピンキー:05/03/11 20:29:33 ID:flRHmq/2
GJ!
427名無しさん@ピンキー:05/03/11 23:53:29 ID:LmKP6l3U
GJ!!
続きが気になるが催促するわけにもいかんしな。
職人さんの負担になるし。
428名無しさん@ピンキー:05/03/12 15:48:57 ID:PzGOiex+
良スレage
429名無しさん@ピンキー:05/03/14 05:58:09 ID:ML2Tb0O9
ハァハァ
430名無しさん@ピンキー:05/03/16 07:55:44 ID:SufQKzd2
猛待ちAGE
431名無しさん@ピンキー:05/03/17 00:08:20 ID:FR6eLAp9
正直わかりにくい
432名無しさん@ピンキー:05/03/17 23:41:37 ID:ZDCmopUd
>431
考えるな

感じるんだ!

ところで、コミケSPネタ探していてこんなのみつけだんだが、
ここのサークルって買ったこと無い...
http://www.soft-parthenon.com/index2.htm

誰か買ったらスレ違いを承知でレポきぼん

433淫獄超能力帳(猛):05/03/18 04:29:50 ID:6SOWKSKq
ゆっくりと猛が腰をストロークした。単調なリズムが刻まれる。
乾いた音がコンクリートの壁に反響する。楓の息使いが荒くなっていく。
「どうでもいい話をしようか」
落ち着いた声で猛が話しかける。
「物好きな知人に聞いたんだが」
「んっ」
「初めてで痛みを感じるのは普段使い慣れていないからだそうだ」
「だから……何?」
「慣れれば痛みは感じなくなる」
「本当に……どうでも……いい話……ね」
楓がうまく呼吸できずに途切れ途切れで答える。
「まぁ今は薬を使っているからあまり関係ないが」
「普通に……痛い……わよ」
「快楽を増幅する薬であって、痛みを抑制する薬じゃないからな」
猛の動きがわずかに速くなる。
「だが使わないよりは良い筈だ」
楓の体は痛みを訴えていた。が、猛の言葉通りにそれ以上の快楽がある。
「そういう意味では幸運だったかもな。痛みをあまり気にせずにいられるのは」
「あっ……うぁっ……」
猛が腰を突き入れる角度を変える。
「些細な幸運だが、な」
猛が小さく楓の耳元に囁く。

───
分かりやすくなるように善処致します。
多分後ちょっとで終れるかと思われます。
ではノシ
434淫獄超能力帳(猛):05/03/20 04:45:52 ID:2dAOGjVx
一旦猛が動きを止めた。楓が怪訝な顔をする。
「痛みと快楽を同時に与えていると言うことは、だ」
「……?」
「マゾ調教に打って付けだな」
「え……?」
かなり速いペースで猛が腰を動かす。恐怖と快感の二重奏に楓が身を震わせる。
「冗談だ。俺にそういう趣味はない」
言いながら猛が背中に指を這わせて、再び腰を動かし始めた。
「笑えない……冗談ね……」
屈辱と敗北感。苦痛と怒り。そしてそれ以上の快楽。
様々なものと楓は戦っていた。
「ふぅっ……」
「だいぶ感じているようだな」
「うるさ……あぅっ!」
楓がこらえきれずに声を漏らす。
「今は快楽に身をまかせた方が楽だぞ。しばらくは俺の玩具同然だしな」
猛が背中に続いて尻の穴に親指をあてる。
「そ……そこは……」
軽く指が肛門に入れられた。
「ひっ!」
「締まりが良くなったな。悪くない」
楓の秘所から熱い蜜があふれる。
「いやあぁっ!」
「抵抗もできない、か」
「う……」
「後ろを使ってもいいが。さすがにそれは酷か」
猛がそう呟く。
「さて、そろそろイってもらうか。これ以上時間をかけたくもないしな」
「どういう……こと?」
435淫獄超能力帳(猛):05/03/20 04:49:12 ID:2dAOGjVx
楓の疑問を無視して猛が今まで以上に速く、強く突き入れる。
「やだ……いやだ……おかしく……なるっ」
楓の意識が真っ白に染めあげられていく。
「あああぁあぁっ!」
楓が背筋をそらせる。残ったのは荒い呼吸。
だが猛は腰を動かすのを止めようとしない。
「俺はまだイっていない」
ニヤリと笑う。
「ちなみに俺の種は百発百中だ。中に出せば確実に孕む」
「い……いやぁ……」
「薬の避妊効果には期待しない方がいい。あくまで並の人間ならだからな」
「そんな……ひゃうっ!」
楓が快感が入り混じった声をあげる。
「身体能力の強化は生殖能力にも影響する。そういうことだ」
「駄目……やめて……」
「数日間連続で犯すこともできるが?中出しが嫌ならそっちでもいい」
「あ……うぁあ……」
「取引といこうか。俺達の組織に入るなら中出しはしない」
「やあっ!」
「断ればどうなるか……分かるな?」
「うぅ……」
「さぁ、どうする?」
「わ……かった。あなた達の組織に……んっ!」
「組織に……なんだ?」
「動か……ないで」
「早く言え。もう出るぞ」
「組織に……入る……」
「そうか」
そう言って猛が肉棒を引き抜く。と同時に白濁色の液体が楓の股間に
436淫獄超能力帳(猛):05/03/20 04:52:35 ID:2dAOGjVx
「気にするな」
そう言って猛がポケットから通信機を取り出し、慣れた手付きで回線を繋いだ。
「『紅糸』のメンバーの懐柔に成功。取り敢えず『約束』だけしておきたい」
「?」
楓はわけが分からずその様子を見ているだけだ。
呆けていると通信機から漏れ聞こえてくる声が変わった。
「はい、そうです。お願いします」
何が起きているのか楓には分からない。
「勝手に……話を進めないでよ……」
楓がぼやく。
「……契約だ」
猛が通信機を楓に渡す。
「もしもし……」
「私が君とする『約束』は三つだ」
唐突に、だがはっきりと。カリスマと知性を感じさせる声が放たれた。
「組織を裏切るな、組織に損害を与えるな、超能力の存在を世間に知られるな」
傲然とした口調で呪文のように『ボス』が宣言する。
「以上だ。『約束』できるな?」
「え……?」
「『約束』出来ない場合は抹殺しなければならないのでね。私としては『約束』してもらいたい」
「『約束』……します」
「よろしい。では私も君には被害を与えないと『約束』しよう」
そこで通信が切れた。
437淫獄超能力帳(猛):05/03/20 04:55:11 ID:2dAOGjVx
「誰?……今の」
通信機を返して、楓が猛に訊く。
「俺達の管理者だ」
「……そう」
「これでお前も俺達の仲間だ」
猛が言いながら錠剤と上着を渡す。
「何?」
「解毒剤だ。正確には毒ではないから表現としては間違いだが」
猛が肩をすくめる。
「上着は……いつまでも裸でいられたんじゃ目の毒だからな」
苦笑して続ける。
「それに服を破いたのは俺だからな。風邪でもひかれたら寝覚めが悪い」
「妙な気遣いしないでよ……」
「ちゃんとした服も用意させる。心配しなくていい」
「急になに?わけが分からない」
「仲間にはそれなりの待遇をしないといけないだろ?」
「そうかもね」
薬を飲んで楓が猛を睨み付ける。
「私はあなたのことを許さない。絶対に」
「許しを乞うつもりなんてないがな」
猛は気にした様子もなく笑った。
「じゃあ一応自己紹介しておこうか。俺は藤丘猛だ」
「………」
「お前の名前は?」
「…………森野……楓」
To be continued?
438淫獄超能力帳(猛)の中身:05/03/20 05:03:12 ID:2dAOGjVx
取り敢えずようやく完結です。
長い上に細切れ、しかも超能力はあまり関係ない作品に付き合ってくださった皆様ありがとうございます。
少し二人のその後も書きたいと思っていたり。気まぐれなんで分かりませんけど。

それでは失礼しました。
439名無しさん@ピンキー:05/03/20 12:50:14 ID:2Piil5lS
良い感じ
440淫獄超能力帳(猛):05/03/20 15:35:37 ID:2dAOGjVx
435の最後の部分の追加と訂正

そう言って猛が肉棒を引き抜く。と同時に白濁色の液体が楓の股間にうちかけられる。
しばらく猛の射精は続いた。楓がぐったりと座り込む。
「ギリギリだったな」
猛が苦笑する。
「冗談じゃ……ないわよ……」
楓が荒い息をつく。
「さて、早速だが確約が欲しい。まともに喋られるか?」
「無理に……決まってる……でしょ」
「そうか。まぁそれだけ喋られれば十分だ」
「どういう……こと?」
441名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 12:23:13 ID:o0a+1ICk
浮上
442名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 00:48:31 ID:lMiE5kky
残りの二人待ち
443淫獄超能力帳(丑三の場合):2005/03/25(金) 23:15:34 ID:G4P9Q7Y2
丑三編の作者です。
ぶっちゃけいってネタが思いつきません。

なにか希望の物があれば書いてください。
それから妄想を広げて書いていこうと思っています。
444名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 23:25:53 ID:AfuZaniH
ここはあえて、行為中に牛乳に登場してもらうとか。
445名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 23:55:52 ID:qAX24oX3
手をバイブにして……とか。
マンネリっつーかベタだけど。
446名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 23:13:48 ID:4D7Db/xT
もう一人増やすとか、例えば蛙とか。
447名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 04:27:23 ID:HuaGQKjJ
エキセントリックな人を使うとか。
448名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 05:55:32 ID:wUO4ckLA
80袋用意するのか?
449名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 09:33:41 ID:6hE9+1v9
ごっつ
450淫獄超能力帳(ドゥの場合):2005/03/28(月) 20:45:58 ID:Sn1y6Ygv
えーとすいません、とりあえず導入だけ書いてみました。
今回『丑三』は登場させないつもりです。

===
ドゥは『特選隊』の中でも浮いた存在である。
性格は残忍かつ、狡猾。ほっそりとした体に青白い肌。ギンギラに輝く目を持っていて、
作戦の大半は単独任務……大半が殺人技術を要する……を請け負っていた。
「……で、あの子を私に任せるってことは、どうしても良いって事?」
そうドゥは言う。ボスの前でエキセントリックな事を叫んでいた男だ。
「ボスが言った事を忘れなければな」
そう言って、目の前の黒服、蛙が言う。
「ボスを怒らせたらどうなるかは知ってるはずだ」
蛙はそう言って、目の前のコーヒー……彼は砂糖もミルクも入れない薄いのが好みだ…を飲み干す。
「それだけはわかってるわ」
かつて、ボスが怒ったのを見たことがある。そいつはあろうことかメイドとしてボスの所に潜入し、
組織の機密データを盗もうとしていたのだ。
451淫獄超能力帳(ドゥの場合):2005/03/28(月) 20:46:47 ID:Sn1y6Ygv
「あの時のボスはすごかったわねー」
「いや、すごかったどころじゃないぞ、あれは」
それをボスに見つかって、そいつはつかまり……後は精神衛生上書かないことにしよう。
「それはともかく『丑三』はまあ他人の体を使うと色々不都合があるからな」
「へえ、それで私におはちが回ってきたと」
「そういうことだ」
蛙はそう言って、コーヒーを飲み干す。
「まあ、あいつがどうなろうと構わんさ」
そう言ってカードをすっと差し出す。
「そういえば、彼女の名前は?」
「篠原 優花だ」
「わかったかわ。それじゃあね」

そして淫獄の第二幕が開き始める……。

===
すいませんここまでです。
452名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 00:25:56 ID:M0oNUUo5
イイヨイイヨ-
453淫獄超能力帳(ドゥの場合):2005/03/29(火) 21:54:26 ID:YXYS2skr
ドゥの『特選隊』に入ってきた経緯はかなり特殊だ。
元は同じ組織の別の部署で働いていたのだが、異常な行動……ここではあえて書くまい
……をし続け、その部署にいられなくなったのを今のボスが拾ったのだ。
その性格から、仲間からも嫌われてるが、その能力だけは皆が認めていた。
ドゥがカードを通すと、ピとつまらない機械音が鳴り響き、ドアが開いた。
「はぁい優花ちゃぁぁん。お・し・お・きタイムですよぉ〜〜」
興奮した雰囲気のままドアの中に入るドゥ。
「あれ……?」
ドアに入ってきたドゥを迎えたのは謎の人形。
ズガシッと人形に殴られ吹き飛ばされるドゥ。
「残念だったね、私の能力は『物に命を吹き込むこと』。あらかじめ命を『吹き込んで』おけば、
 なんでも動かせるの。」
そう言ってぼろ布を体に巻きつけた優花がドアの外へと出てくる。
ドゥは倒れた格好のまま浮き上がる。否『何かに持ち上げられる』。
『診察開始====頭部異常無====脚部異常無=====問題無し』
『何か』がゆっくりとドゥを持ち上げ立ち上げさせる。
「へえ、そうなのなら私の能力も教えてあげる……私の能力は『悪霊による肉体操作』」
454淫獄超能力帳(ドゥの場合):2005/03/29(火) 21:56:17 ID:YXYS2skr
「悪霊ってその変なの?」
そう言って優花がドゥの横にあるのを指差す。
それは簡単に説明すれば巨大なカプセルに様々な液体の入った試験管、
謎のスピーカーや、アーム、モニターがついた代物であった。
「ええ、応急処置はもちろん、いろいろと話を聞く時にも使える優れた能力よ」
「でも、パワーもスピードもあまりなさそうね」
次の瞬間、優花の作り出した人形がドゥに襲い掛かる。
「こいつにパワーもスピードも必要ないわ」
そう言うと『悪霊』は注射器を取り出しドゥを刺す。
「なぜなら私はいくらでもパワーアップできるんですもの」
ドゥの肉体が膨れ上がり、服は破け、目は赤く燃え盛り、肌色は青から赤へと変化する。
「えっ???」
「幾十の毒を生物の体内で十日十晩寝かせ上げ、それと数種の栄養剤を混ぜ合わせた、私の切り札、
 名づけてドーピングブラッド。その効果は……」
『人形』を捕まえて、そのまま片腕で持ち上げる。
「桁外れよ」
そのまま『人形』を握りつぶし、そのままポイと捨てる。
次の『人形』の準備をしようとした瞬間、首に強い圧迫感が生まれる。
「さあおじょうちゃん、お・し・お・きの時間よ!!」
桁外れの筋肉がついた腕で優花を持ち上げながらドゥはこれから何をしようか思案を始めていた。

===
すいませんジャンプのネロウを読んだらこんなネタを思いついて書いてしまいました。
一応悪霊メインで攻めさせると考えています。
455名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 02:10:53 ID:Njwj1gAA
期待してますよー
456水獄:2005/04/03(日) 11:04:03 ID:p118s9bn
再開します、10レスほど失敬。ちょっと、浣腸プレイぽいのになっちゃいました。
例によってあぼんしてください。
457水獄:2005/04/03(日) 11:05:01 ID:p118s9bn
瑞希の体内に入り込んだ水が蠢き、腹部にいびつな凹凸を創り出す。
「ぐく、ぅあっく、ひう、くぅ」
「苦しいだろう?我々の仲間になると言えば、解放してやる」
「だ、誰、が、この、程度、なん、とも、ひぃっ!」
言葉の途中で、腹部が更に大きく波打ち、瑞希は小さな悲鳴を揚げる。
 
水が膣内と腸内、膀胱にまで入り込み、伸縮と膨張を繰り返して体内で蠢く。
こみ上げる強烈な異物感と圧迫感、そして、無力感に支配され、
その目から涙が溢れ出す。
「やれやれ、しかし、その強情さは称賛に値するよ」
斗雨真は、嘲笑を交えながら拍手を贈る。
 
「これだけではあまり堪えんようだな、では、もう一本足そう」
傍らに置いてあったバックパックから、三本目を取り出し蓋を開ける。
途端に瑞希は体をこわばらせた。
 
斗雨真は瑞希の後ろに廻り、その場にしゃがむ。
「ひうっ!!」
突然、瑞希の腰が突き上がる。下腹部に入り込んだ水が、腰ごと上へと動いたのだ。
必然的に、斗雨真に向けて尻を突き出すような格好になる。
濡れて肌に張り付いたジーンズと、そこにくっきりと浮かび上がったショーツが、
月明かりに照らされ、斗雨真の目に入る。
458水獄:2005/04/03(日) 11:05:38 ID:p118s9bn
斗雨真は、手を伸ばしてジーンズをショーツごと脱がし始めた。
「なっ、何、を、くう……」
「このままでは、大変だと思ってな」
「やめ、いやっ」
腰をひねり、足をばたつかせ、激しく抵抗するが、腹に入った水が瑞希の動きを制限する。
強引にジーンズを脱がされ、白い下腹部が露わになる。
「ん?……毛が生えてない」
「み、見る、なぁ……う、く」
そう、瑞希のそこには、毛が一本も生えていなかったのだ。
決して見られたくない場所を見られ、耳まで顔を紅くして歯を食いしばり、
苦しみと羞恥心に耐え続ける。
「なるほど、パイパンか……」
「パイパン言うなぁ……」
 
毛の無い秘部に好奇の視線を送りながら、腰の上から水を滴らせる。
水がそのまま肌を伝い、前と後ろの穴に入り込む。
「うあ!冷た、い、う、ぐ、あ、やめ、んぅ」
呻き声を漏らしながら、腰を震わせ、身をよじる。
「ひっ!あ?な、何……?」
膣内で蠢いていた水が、入り口の所まで戻り、膣口を水圧で押し広げる。
薄いピンク色の秘肉が水を介し、斗雨真の目に晒される。
何がどうなっているのか、下腹部からの妙な感覚を理解できず、
首だけで後ろにいる斗雨真に視線を送る。
459水獄:2005/04/03(日) 11:06:30 ID:p118s9bn
何がどうなっているのか、下腹部からの妙な感覚を理解できず、
首だけで後ろにいる斗雨真に視線を送る。
「割と綺麗な色をしているな……あまりしてないのか?」
その一言で、自分が一体どういう状況におかれているのかを理解した。
それが瑞希の羞恥心を一気に掻き立てる。
「なっ、み、見るな、やめっ、見ないで!いやぁぁーー!!」
初めて少女は、男の前で泣き叫ぶ、無様な姿で……
斗雨真は含み笑いを浮かべ、その姿を見つめる。
不意に、上がっていた瑞希の腰が床に落ちる。
瑞希はその場で体を丸め、震えながら嗚咽を漏らした。
 
抵抗する事も、状況を変えることも、何もできず、いいように弄ばれ、もっとも見られたくない場所を晒され。
膣内までも視姦され、倒すべき敵である男の前で涙すら流し、その意志一つで、
生死すら自由にされる。
今まで味わった事のない屈辱に、瑞希は只、泣き崩れた。
 
「ぐあっ!」
突然瑞希は、びくんっ、と背中を大きく反らせ、膨らんだ腹を天へと突き出す。
体内の水が一斉に動き出し、瑞希を先程より強く、内側から蹂躙し始めた。
量を増した水が、膣内と腸内、膀胱の中で暴れ、体を内部から陵辱していく。
460水獄:2005/04/03(日) 11:07:09 ID:p118s9bn
あまりの異物感に吐き気を催し、未知の感覚に身を捩り、悲鳴を上げる。
 
「っうああぁぁーーー!!あぅ、ああぁぁ!」
叫び声を揚げながら体を痙攣させ、その苦しみから逃れようと、床の上でのたうち回る。
だが、いくら足掻こうと、体から水を排出しようとしても、水は体内に留まり続け、
さらに激しく流動し、体内を掻き回す。
斗雨真は、その様子を無表情で見つめ、問いかける。
「気分は?」
それに合わせるように水の流動が弱まり、瑞希は床の上に突っ伏し、肩で息をする。
「う、く、さ、最……悪、ぎひっ!」
なんとか発せられた言葉の終わりに、腹部が一段と盛り上がり、水が体の中で暴れ出す。
 
目と口を大きく開き、そこから流れる涙と涎を、拘束された手では拭う事もできず、なすがままの状態に陥る。
白い下腹部を突き上げ、ぴくぴくと体を小刻みに痙攣させ、途切れがちになんとか肺に空気を入れる。
膨れ上がった腹が波打つ度に、瑞希の体も波打ち、口から呻き声が漏れた。
 
ほんの少し水の動きを抑え、瑞希を見下ろす。
「も、もう、ゆるし、て、おなか、う、く、くるし……」
限界に達したのか、縋るような目で、斗雨真を見上げる。
461水獄:2005/04/03(日) 11:08:15 ID:p118s9bn
濡れた髪が頬に貼り付き、涙でぐしゃぐしゃになった顔が、斗雨真の嗜虐性を刺激する。
「やっとだな、では、仲間になるか?」
「そ、それは……」
言葉に詰まり、俯く瑞希を見て、溜息をつく。
 
が、こういう反応が返ってくることを、斗雨真はほんの少し期待していた。
「少々、アプローチの方法を変えてみるか」
そう呟いた後、瑞希の上半身だけを引き起こし、顔を自分の方に向かせ、
頬に貼り付いていた髪を指で払う。
何をされるのか不安に駆られ、男の顔を見上げる。
しばし瑞希の顔を見つめた後、斗雨真は口を開いた。
「じゃあ、まずは、しゃぶって貰おうか……」
 
「は?」
唐突に出たその言葉に、瑞希は思わず聞き返した。
「口でやってくれと言ったんだ、お前の姿を見てたら、ちょっとな……」
「ちょっとな……じゃなくて、何でそんな……」
「してくれんのか?」
「あ、当たり前よ!」
「なら仕方ないな、さっきのを続けるか、それとも……」
足の先で、少し膨れた腹を小突く。
「ひっ!や、やめっ!あうっ!」
「ここを蹴り上げたら、どうなるかな?」
瑞希の顔から血の気が引き、斗雨真を見上げる。
462水獄:2005/04/03(日) 11:08:49 ID:p118s9bn
斗雨真はその顔を見下ろし、薄ら笑いを浮かべ、股間から逸物を取り出し。
「噛みつくなよ、上手くできたら、腹の中をすっきりさせてやる」
そう言って、瑞希の眼前に突き出す。
 
顔を真っ赤にし、それから目を背け、少し俯いた後、意を決した様に、
そっと舌を目の前の肉棒へと伸ばした。
先端を舐め、ゆっくりと口に咥え、舌に唾液を絡ませ、吸い上げた後、
口を離し、根本から先の方へと舌を這わせる。
「なかなか、上手じゃないか」
斗雨真の眉間にしわがより、息をつく。
片手で瑞希の頭の髪留めを外すと、束ねられていた髪が、そのまま背中に落ち、
濡れた肩に貼り付く。
 
「ん、んむ、うんぅ、んん」
水とは対照的に、熱くたぎり始めた肉棒を口に含み、舌を絡ませ首を前後に動かす。
手を使わないのは不慣れなのか、口の端から涎がこぼれ落ちる。
手も足も出ない、とは言え、敵である男のモノに口で奉仕している。
そんな自分の姿が脳裏をよぎり、情けなさから目から涙が溢れる。
 
泣きながら、自分のイチモツに口で愛撫する少女の姿を見下ろし、斗雨真はほくそ笑んだ。
口の中で、陰茎はさらに大きさと硬度を増し、少し苦しいのか、離れようとする。
463水獄:2005/04/03(日) 11:09:44 ID:p118s9bn
が、斗雨真の手が頭を掴み、それを阻む。
口を離すこともできず、只行為を続ける。
一刻も早く、この苦しみから逃れようと……
 
「ん、ん、んん!んむぅ!」
瑞希の体内で再び水がうねりだした、今度はゆっくりと撫でるように流動する。
突然のことに、瑞希の口の動きが止まる。
「どうした、続けろ」
「んぶぅ、んう、うむ、むぅぅ」
腰をひくつかせ、口の中の陰茎を吸い上げ、首の動きを加速させる。
 
体内の冷たい刺激、口内の熱い感覚、上と下にある対極の刺激に、徐々に瑞希は、
体の芯が熱くなるのを感じていた。
「ん?お前……」
斗雨真は、何かに気づいたような言葉を発する。
 
舌で先端を舐め、湿った卑猥な音をたてながら、瑞希は頭を動かす。
頭を掴んでいた斗雨真の手に、力がこもる。
「そろそろ出そうだ、このまま出す、できれば飲んでくれ」
少しうわずった様な声を上げ、自ら腰を動かし始めた。
「ぐぶっ、うう、ぐむぅ、ごぶ」
喉の奥まで入り込み、むせかえりながらも舌を動かす。
 
「出すぞっ……」
「んっ、んむ、むぐ、んんっ!!」
斗雨真の腰が震え、瑞希の口に熱い精液を放った。
464水獄:2005/04/03(日) 11:11:17 ID:p118s9bn
大量に放たれた精液を、なんとか飲み下そうと喉を鳴らす。
「ん、ん、んぅ、ぐっ、こはっ、がはっ、げほっ、げほっ、ごほっ」
飲みきれなかった白濁を吐き出しながら、激しく咳き込む。
口の端についた白濁液を手で拭い、肩で息をしながら、涙で潤んだ瞳で斗雨真を見上げる。
「ふむ、しかし、気になってたんだが……」
そう言ってしゃがみ、手を瑞希の股の間に滑り込ませる。
「あっ!ちょっ、や、んん」
「濡れてるな、しゃぶってて感じたのか?それとも別のか?」
「ち、違っ、あ、んく、それっ、水、くぅ」
「ほう、水にこんな粘性があるとは知らなかった」
そう言って、透明な液体のついた指を瑞希に見せ、糸を引かせる。
 
「あ、嘘……そんな……」
頬を紅く染め、指から目を背ける。
「こういうのが感じるのか?……ああ、そうだったな、腹の中を楽にしてやろう」
下半身をもじもじとくねらせる瑞希を見て、斗雨真は優しい口調で言う。
「?!あ、やだ、こんな……」
「どうした?出さんのか?」
今まで斗雨真の能力により、下腹部に留まっていた水が、支えを失ったかのように、
瑞希に負担をかける。
465水獄:2005/04/03(日) 11:12:23 ID:p118s9bn
「うあ、や、だめぇ……もっ、だめ、見ないでぇ、いや、いやあぁぁーー!」
少女の悲鳴が部屋に響き、それとほぼ同時に、下半身から大量の水を吐き出した……
 
床に横たわり、嗚咽を漏らす瑞希を見下ろし、斗雨真は只静かに問い掛ける。
「すっきりしたか?」
瑞希は答えず、そのままの状態で、声を押し殺して泣き続けた。
 
泣き崩れる瑞希の目の前に、四本目のペットボトルを置くと、驚愕の表情で、
斗雨真の顔を見上げる。
「仲間になるか?」
再三の問い掛けに瑞希は、か細く震える声で答えた。
「こんな、こと、しておいて、何を……」
「フッ、それもそうだな……」
そう言って斗雨真は、再び瑞希の体を起こした。
 
後ろから瑞希の体に手を廻し、服越しに胸に触れる。
「んっ」
瑞希が体をこわばらせる。
そのまま固くなっている乳首を指先で弄び、下腹部へと手を這わせる。
「あ、ん、やめ……」
手の動きと共に、呻き声とも、喘ぎ声ともつかない吐息が漏れる。
「毛の無いアソコというのも、思えばなかなか卑猥なものだな。
しかし、結構出たな、便秘と言う訳ではないようだが」
「殺して、やる……」
涙を流し、怒りに震える声で、瑞希は静かに呟いた。
466水獄:2005/04/03(日) 11:12:59 ID:p118s9bn
固くなっている乳首を、指で摘むと、瑞希は体を震わせ、小さく悲鳴を上げる。
「ひっ!んぅ」
下腹部へ這わせた手で、熱く湿った秘裂を指でなぞる。
「やはり濡れている、手で触れてもいないのに、何故だ?」
「う、く、知ら、ない……」
 
指で勃起したクリトリスを探り出し、弄る。
その度に、瑞希の身体に電流にも似た刺激が走る。
「ひうっ!やっ、くっ、あう、っふあ!」
秘裂から中へと指を入れ、膣内を掻き回す。
「どんどん溢れてくるぞ、敏感なんだな」
「うあ、やう、ああっ、だめぇ」
「ふむ、指一本では足りんか?」
「え?あ、なに言って……」
言葉の途中で、今度は指を二本にして、一気に根本まで入れる。
「ひくっ、……っ!」
瑞希の背中が、大きく仰け反り、びくびくと痙攣する。
手の動きを止めようと、太股を閉じるが、指の動きまでは止められない。
 
指を動かす度に、湿った淫猥な水音が、瑞希の喘ぐような声と共に、室内に満ちていく。
いつの間にか、体が喜びを感じ、さらなる快感を求め始めていた。
瑞希は、それを頭の中で必死に否定しようとしていた。
だが、それでも愛液の音と自らが発する喘ぎ声は、自分の耳に響いててくる。
467名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 11:19:06 ID:p118s9bn
>>459の最初のほう、ミスです。
ゴメンナサイ……
468名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 22:00:07 ID:pyjNkKVV
GJです。
469名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 23:36:51 ID:LyZI7lIx
GJ!!
470名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 10:39:18 ID:9Wzpc1GW
期待
471淫獄超能力帳(ドゥの場合):2005/04/11(月) 20:21:38 ID:sThZ8elS
ドゥ編の続きです。
かなりドゥが変態になってきています。
===
ドゥは極端に肥大化した筋肉で優花の首をしっかりと掴む。
たちまちのうちに優花の顔が青くなり、そのままがくりと倒れこむ。
「あらら〜〜もう気絶?」
薬品で起こしても良いが、後が面倒だ。
「そうねえ〜〜」
自分好みの策を練り、良いアイディアが浮かびポンと腕を叩く。
そうと決まれば、この姿はまずいだろう。
さっそくドーピングブラッド用の解毒剤を取り出し、優花の肉体を『悪霊』……
名を『マーダーホスピタル』と言う……に押し込んだ。
「さてと……まずは……」
472淫獄超能力帳(ドゥの場合):2005/04/11(月) 20:22:40 ID:sThZ8elS
優花が目覚めたのは、カプセルの中であった。四肢は金属ともプラスチックともいえぬ素材で拘束されている。
「あらお目覚め?優花ちゃん?」
カプセルの外にはドゥがいていやらしい笑いを浮かべていた。
優花は理解に苦しんだ。この男のやることがまったく理解できない。
「はやく『仲間になる』って言った方があなたの為よ……。私は逆の方が良いんだけどね」
ドゥはそう言って指をぴんと鳴らす。
次の瞬間カプセルが開く。
「一体何をするの??」
ドゥがピンと優花の薄い胸を叩く。
「いやあああああああ!」
その次の瞬間、優花の悲鳴が狭い部屋の中に響き、胸から白い液体が流れ出す。
落ち着いた瞬間に、自らの胸から流れ出す白い液体を見て、優花が困惑する。
「なにこれ……」
「ちょっと貴方の肉体を改良したの。胸の母乳が出やすいようにね」
そして今度は胸をさする。硬くなった乳首の先から白い母乳が出てきて、優花の体を濡らす。
「嘘……」
「あら、私の能力ではこのぐらいのこと朝飯前よ」
そう言って、にやりと笑う。
「相手も超能力の使い手だってことを忘れないでね。」
ドゥはしかめっ面でそう言った。
473淫獄超能力帳(ドゥの場合):2005/04/11(月) 20:24:39 ID:sThZ8elS
〜〜回想〜〜
ドゥは桁外れのスピードでその諜報工作員達と戦っていた。
「あははははははははははっ!そんなもので私達を止められると思っているの?」
ドゥは大量の肉体強化薬を使いいい気になっていた。
次の瞬間だった。工作員の一人がドゥの腕に触った。
天と地が逆転する。体中の筋肉が捻じ曲がる。体中の骨が悲鳴を上げる。
次の瞬間、目の前が暗転しその工作員の言葉だけが重く残った。
「薬品による肉体強化大いに結構、だが、相手も能力者だということを忘れるな」

その後、目を覚ました後出されていた命令は『撤退』であった。

その後、その工作員の行方は知られていない。
狙撃、情報収集、撹乱、剣による白兵戦。その全てに能力が使われた痕跡があるため、
その男の能力の推測すら成り立っていない。
〜〜回想終わり〜〜

「うふふ、こんなにお乳を流して……良い感じだわ〜〜」
「いやっ何これ!止まらない!止まらないよぉ!!」
そう言って恍惚のドゥは恍惚の表情をした。
474名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 02:04:59 ID:b1ZJ0FLw
GJ!!
エロい。エロいよ。
475淫獄超能力帳(ドゥの場合):2005/04/13(水) 22:26:43 ID:6L+xnL5v
ドゥは笑いながら、母乳まみれの優花の体を見回す。
「一体なんでこんなことをするの?」
「それは貴方が私達の敵だからよ。それにね、私は人をいたぶるのがだぁいすきなの」
恍惚とした表情でドゥが答える。特選隊の中でも残酷なこの男は、それゆえに、仲間からも嫌われていた。
只、怪我を治せる人間としては結構優秀だった。
「ふざけないで……」
大声で叫ぼうとしたが、体中の力が抜けたかのように小さな声しか出ない。
「あらあら、お乳の出しすぎで疲れちゃったみたいねえ」
ドゥはそう言って、『マーダーホスピタル』から謎のコントロール機を取り出し、ピッピッとスイッチを押す。
「軽く栄養剤投与しとくからね、次からはきちんと口から投入するから」
『マーダーホスピタル』のアームが伸び、腕を掴むと針が出てきて、何か透明な液体を優花の体内へと送り込む。
「仲間になる?それともならない?」
仲間になるといえば、この男は拷問を止めるだろう、だが一緒に動いてきた仲間達に申し訳が立たない。
「嫌よ」
「あら、そう、だったら……」
ドゥはそう言って怪しく笑う。
476淫獄超能力帳(ドゥの場合):2005/04/13(水) 22:28:51 ID:6L+xnL5v
「まだまだ、色んなことしないといけないようね」
その言葉と同時に『マーダーホスピタル』から別のアームが出てきて、優花の腹を掴む。
「まずは肉体をちょっといじくるから体力をつけなきゃ」
そう言うや否や『マーダーホスピタル』から謎のパイプを取り出し、口にくわえさせ、無理やり押し込む。
「むぐっむぐっ」
口ごもった瞬間、優花の口内に大量の白濁液が流し込まれる。
「安心して、只の栄養剤よ……もっとも栄養の塊で、味とかそういうのを考えてないから、
 毎日飲んだから、1週間で相撲取りになれるわ」
白濁液が止まった後、さらに邪悪な笑顔を浮かべてこういった。
「でも、安心しなさい。そんなことは考えられないほど色々するから」
文章では表せない笑い声を上げて、ドゥは何をするかを考え始めた。
===
ここまでです。というか作者が何をするか決めていないので、ドゥには悩んでもらおうかなと思ってます。
477名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 23:11:21 ID:pKBWFZOT
GJ!!
頑張っておくれ。期待してる。
478名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 00:17:53 ID:MTgS0yht
未だに鮫氏の続きを期待してる俺はどうすれば……orz
479名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 00:21:22 ID:MsmbhnYM
>>478
ノシ
480名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 12:10:06 ID:PP/SS0JL
>>478
俺漏れも
だが、学園でちと引いたのも確か
学園より先に期待
481名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 15:07:53 ID:XGDIuXhI
性欲が理性を駆逐しちゃって、念力によるオナニーが止まらないというシチュを考えた。
だれか神が居たら文章化してくれないだろうか。
482淫獄超能力帳(ドゥの場合):2005/04/18(月) 07:29:48 ID:60vs6j+T
ドゥはひときしり笑った後、『マーダーホスピタル』のコンソールに手をかける。
アームの一本が彼女の秘所へともぐりこみ、彼女の子宮の中で展開を始める
「うふふふふふふ……あーっはははっははははははは!」
苦しみのため、もはやうめき声しか上げられない優花を見て、ドゥは笑い声を上げる。
「どう?苦しい?まだよまだこれからよ!」
アームの拡大が止まると、次の瞬間、優花の体内で何か音が鳴り始める。
「がっごっ!」
それから逃れようと優花は体を捻るが、四肢を拘束されてはそれもかなわない。
「何をするか教えてあげようか?人間の体内の生態電流ってしってる?」
もはや、優花の言葉も聴きもせず、ドゥは言葉を続ける。
「それを利用してね、貴方の体内に時計を作ろうと思うの。
 まあ時刻を知らせるだけしか効果ないんだけど〜〜。忘れることがないから便利だと思うわ〜」
こいつは、すさまじく邪悪だ。優花はいまさらになって理解した。
金の為に人を殺す暗殺者が凄まじく善良に見えるその光景に、優花はもはや恐怖の一線を超えて叫びだした。
「許して!仲間になるから許して!!」

が、ドゥは止まらない。限界を超えた狂気がまわりの声を消していたのだ。
笑い声が止まらない。何もかもが止まらない。
恐怖の限界を超え、涙と鼻水、そして小便まみれになって優花は叫ぶがドゥは気にすることなく、
優花の体内で『マーダーホスピタル』を暴れさせる。
483淫獄超能力帳(ドゥの場合):2005/04/18(月) 07:58:47 ID:60vs6j+T
「ぐえ……がはっ……」
もはや、嗚咽しか出ない口で助けを言おうとするが、声が出ない。
「やだ……」
涙が止めどなく流れ出て、くちからはよだれが流れ出す。
次の瞬間、銃声が鳴り響き、ドゥの胴体から血が流れ出た。
「誰?一体誰?」
ドゥは周りを見渡し、そして一人の男を見つけ、驚愕する。
「ボス!!!!」
裏社会での権力と、年にとある国の国家予算に匹敵すると言われる財力、
『特選隊』『護衛超能力隊』と呼ばれる暴力、そしてルールをさだめる超能力、
そしてそれらを持ちながら、組織を積極的に動かす心力と知力。
「仲間になりたいと言うのが聞こえなかったのか?」
ドゥは理解した。頭を地べたに貼り付けて許しを請う。
「モウシワケアリマセン、モウシワケアリマセン」
ボスはドゥに一言二言言葉をかけると、優花に向き直り、仲間になるか聞いた。
優花は、仲間を説得したいと言ったが、ボスは相手が仲間になりたいならそれでも良いが、
抜けることだけは許さないと言った。
「怪我は自分で治せるな、ドゥ」
「ハイ、ナオセマス」
カチカチの台詞のままドゥは自らをマーダーホスピタルへと押し込む。
優花は、助かったことに安堵して、気が抜けたように倒れこんだ。
「『バベルバスター』」
ボスがそう言って、護衛の一人を呼ぶ。
「はい」
「彼女を医療室まで運んでいってくれ、私は大ボスと会ってくる」
「わかりました」
大ボスって誰だっけ?と一瞬『バベルバスター』は思ったが、口には出さず、優花を背負った。
母乳でスーツが濡れたが、気にせず『バベルバスター』は部屋の外へと出て行った。
部屋の片隅では、小さなカプセルががたがた震えていた。
484名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 20:57:01 ID:gfMf3I/R
完結かな?
乙。あんまり活気のないスレだし次回作にも期待してるよ。
485淫獄超能力帳(ドゥの場合):2005/04/19(火) 23:09:45 ID:E3bfEZ6v
すいません、これで完結です。簡潔ですが完結です。

とりあえず、今次回作の構想を練ってる最中です。
真心編ですが、敵味方それぞれ10人ずつ超能力者でバシリスク形式でやってみようかなと思ってます。
敵も味方も超能力者で、仲間内恋愛や、敵への色々な拷問とかを考えてます。

まあ、設定が一通りそろったら書き始めようと思ってますので、気長にお待ちください。

ではでは〜〜
486名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 23:25:49 ID:eY9Jf00I
超期待してます!
487名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 13:20:12 ID:ypm2Rahg
期待しちょりますです。
488現状科学非認知能力研究機関:2005/04/22(金) 23:42:27 ID:Mvndyxp1
えーと、ようやく味方4名、敵6名の設定が終わったところです。
まあプロローグ書くのに問題はないので、とりあえず書いていこうと思います。

===
現状科学非認知能力研究所外伝:プロローグ

とある無人島に一人の女性がジャングルの中隠れていた。
「すさまじいわね」
女性はそう言うと、崖の下を見てやった。
無人島と言うのは間違いである。何故ならば彼女の目下に研究所が一つあるからだ。
「ゴールドトラップコーポレーション」
彼女はそう言って、情報を頭の中で確認する。
裏社会のみで名前を広げてきたその組織は、超能力者を使い、戦争を巻き起こし、
暗殺し、破壊し、焼き尽くしていた。
「……でも、こういうのは一課の真心くんのでばんでしょー」
489現状科学非認知能力研究機関:2005/04/22(金) 23:43:45 ID:Mvndyxp1
現状科学非認知研究所の実戦部は3つに分かれている。
対超能力犯罪組織一課、対外交工作組織二課、そして犯罪者を纏め上げて作られた三課である。
水谷真心。『道具の王』といわれる能力の持ち主で、昔は二課に所属していたが、
ある理由があって一課に異動したらしい。
が、現状彼は、別の任務で2週間前から、外国へ行ってる。
ぐだぐだ言っている暇があるなら行動するしかなく、彼女…七海 広江はため息をつく。
「なるほど、上手い迷彩だな」
後ろから声をかけられ、広江は後ろを振り向く。
そこにいたのは、虚無的な目に、黒いぼさぼさ頭、青いバンダナをした一人の少年であった。
「あなたは……水谷真心!!なんでここに!?」
「……残念だが、人違いだ」
次の瞬間、少年が手にしたダーツを投げる。
そのダーツは普通の軌跡を離れて広江に突き刺さる。
「つ!!」
体中の体力が抜け落ち始める、
(水谷真心と同じ能力…同じ顔……一体何者なの?)
「とりあえず名乗っておこう。俺のコードネームは『マジシャン』。
 水谷 真心の……クローンらしい」
ダーツに塗られた睡眠剤のせいで、気絶しそうになりながら、広江はその言葉を聴いていた。

===
すいません、ここまです。
490名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 01:04:07 ID:9MN6boZD
キタ━━━(・∀・)━━━!!
頑張れー。
491現状科学非認知能力研究機関:2005/04/24(日) 00:04:54 ID:ReoCoA0i
広江が目を覚ました時、そこには何名かの兵士がいた。
手に手に銃を持っている。
(あまり良いこととは思わないわね)
超能力者を相手に一般人が複数で戦う時、一番良い武器は『拳』とされている。
銃などは、同士討ちになる可能性が高く、また銃を超能力者に奪われたのなら、逆に大変な事になる。
なので、超能力者に対しては人海戦術を取るか、同じ超能力者を当てるしか無くなってくる。
(逃げる方法は……)
考え付く限りの作戦を頭に浮かべるが、あのクローンがいる限りどんな作戦も失敗するきがする。
(でも、なんで縛り付けないのかしら?)
よほど自身があるのか、それとも間抜けか。両方の可能性を考えて、動くことにする。
(能力……発動!!)
腕に力を集中させ、力を発動させる。
バゴンッ!凄まじい音を立てて腕から火の玉がはじけ飛ぶ。
大爆発が巻き起こり、兵士達が騒ぎ出す。
(今のうちに!!)
そう言って、広江は駆け抜けようとするが、ドアを開けようとした瞬間、体の動きが止まる。
「何?何が起きたの」
「あはははははははははははは!」
兵士の一人が笑い声を上げて、広江をあざけ笑いはじめた。
「引っかかったよ、もろに引っかかったよ!」
その兵士はそう言って、マスクを外す。そこには生意気そうな顔の一人の男がいた。
「大丈夫ですか?」
マスクをしたまま女性の声で、一人の兵士が倒れてる兵士に声をかけている。
年のころは20代前半で、黒い髪を短めに切っていた。
「なんなの?これ?」
体中が動かなくなった広江が体を動かそうとするが、足と手は何かに張り付いたかのように動かない。
「それは、こいつの能力『トラップマスター』。てっとり早く言うとそこに『足止め』の罠を設置しておいたんだよ」
そう言って、他の兵士に声をかけていた兵士を指差す。
492現状科学非認知能力研究機関:2005/04/24(日) 00:06:58 ID:ReoCoA0i
「あの、他人の能力を勝手にばらすのはいけないと………」
「うるさいだまれ……この組織のボスは僕だ。僕に意見するな」
そう言って、そのボスだといった男は、その兵士をけり倒し、腹の上を何回も蹴る。
「げほっ、がはっ……」
兵士がもんどり打っている間に、ボスは広江に手を伸ばし、胸をさすり始めた。
「さてと、色々と聞こうと思うんだけど、良いかな?」
そう言ってボスは悪魔のように笑らいはじめた。

===
今日はここまでです。

大体のキャラ設定
七海 広江
研究所二課所属の超能力者。『物を爆弾化する』能力を持つ

ボス
ゲスな性格は狙って書いてます。名前は一応決めてますが、後で変更するかも。

女性兵士
今回ボスに蹴られる役。メインヒロインを狙っていますが名前を決めていません。

水谷真心
彼については色々考えてます。まあ一応登場の方向で考えてますが。

『マジシャン』
彼についても色々考えてます。

なんか行き当たりばったりで書いてますが、エロはきちんと書こうと思います。
それでは。
493現状科学非認知能力研究機関:2005/04/25(月) 23:16:36 ID:5LGSHGtf
「簡単に……話すと思うの!!」
次の瞬間、広江とボスの間で爆発が起きる。
「耳がー耳がー」
衝撃のため、腕を放してしまったボスはそのままのた打ち回る。
「くそっこのっ!」
次々と壁と床に連続爆破し、張り付いている欠片を消し飛ばすと、そのまま走り出す。
「待て!逃げるなっ!」
そう言って逃げない奴はいない。

次々出てくる兵士達を爆破能力で吹き飛ばし、広江は基地の中を駆け抜ける。
(兵士の錬度が低いくせに数だけは多いわね!)
次のドアを吹き飛ばそうとした瞬間であった。足が急に地面へと埋まった。
「これは??」
「はぁーっはぁーっ。よくもやってくれたなぁこの尼っ!」
ボスはそう言って、床の下から出てくる。
「触った物同士を融合させるのが僕の能力!てめえの足と床を融合させた!
 これを解除できるのは僕だけだ!」
床と融合していたボスは、能力を解除して広江の後ろにたち、肩を後ろに引っ張る。
「何?一体何をするの?」
広江は力を振り絞って暴れまわるが、
体と床が融合は止まる事無く彼女の体を拘束していた。
肘が大体埋まったところで融合は止まる。
「くっくっ!」
体を捻るが、大半が融合した体が動くはずが無く。
「さーて、組織のネコちゃん。色々聞かせてもらおうか」
そう言って、ボスは勝利を確信した笑みを浮かべた。
494現状科学非認知能力研究機関:2005/04/26(火) 08:06:04 ID:GUUfkc/i
基地の床に貼り付けたままと言うのは面倒だということで、
広江はまた別なものに融合されることになった。
「くそっ離せ!」
無数の兵士達に押さえこまれ、生まれたままの姿で広江は牢屋の中に置いてある石柱に抑えこめられる。
ずぶずぶと右足が石柱の中に入っていくように融合し、そのままつられるように他の四肢も融合が始まる。
「ちょっと、聞きたいことがあるんだけど」
そう言ってボスは広江に話しかけるが、
「聞かれたくないんだけど」
そう言って取り合わない。
「だったら体に聞くとしようか」
そう独創的でない台詞を言って近くにあった道具箱から大きめの鉄のリングを取り出す。
鉄のリングを握り、そのまま勢いをつけて広江の右胸をストレートで殴る。
「!!」
広江は身構えたが痛みは来ない。目を開けてみると自らの胸に鉄のリングが埋まっている。
ボスは何も言わず、左の胸にもリングをつけると、それを両方に手をかけて捻り始めた。
「うっ」
体の奥からひねられる感触に広江は嗚咽を漏らし、目を閉じる。
鉄の輪で強く捻られそのまま引っ張られる。
「どうした?気持ち良いのか?」
「良いわけな……痛ッ!」
急に胸を押し込まれ広江は顔を歪めた。
495現状科学非認知能力研究機関:2005/04/26(火) 22:29:25 ID:GUUfkc/i
「あははははっ!だけどなあ………この程度じゃ終わりじゃねえぞ」
ボスはそう言って、ゆっくりと広江の胸についているリングを掴み捻り、押し、引き伸ばす。
「くっ……」
痛みに耐えるように広江は顔を歪ませ、そのまま顔を上に上げる。
大粒の油汗が流れ出るが、広江はゆっくりと耐えつつ、そのまま体をひねろうとするが、壁に埋め込まれていては
それもままならない。
「……一回やってみたかった事があるんだ」
そう言って、ボスは自らの股間にバイブを近づける。
「………!!あんた……」
「少しは想像力があるってことか」
にやりと笑い、肉とバイブが融合し、二つになった肉(?)棒を見せつけ、ボスがにやりと笑う。
「地獄のバ○○回し!!」
そのまま壁に張り付くように、ボスは広江に抱きつき、自らの棒を前の穴に、バイブを下の穴につっこむ。
(作者注:ちなみにこの技の名前は○年○○板のとあるスレで出てきてます。暇でしたら探してみてください)
「このっ………」
お尻の中でぶんぶんとねじれる音がしながら広江はゆっくりと体を捻らせながら、逃れようとするが、
壁に埋められてはそれもままならない。
「この……××野郎!」
広江の悪口はボスを良いながらも、体を貫く二本の棒をまさぐる感覚に冷や汗を流す。
(早く……何とかしないと!!)
広江は慌てて考えるが、考えがまとまらず身を焦がすばかり。
次の瞬間であった。基地に爆発が起きたのは。
「何事だ!」
部屋の近くにあった通信機を片手にボスが連絡を入れる。
「わかりません!ただ今調査中です!!」
「わかりませんですむかっ!!さっさと調査しろっ!」
「はっはい!」
通信機の向こう側からそんな返事が返ってくる。
が次々と被害状況が発表され続ける。
「撤退するぞ!!」
ボスのその台詞が始まりとなり、次々と基地を離れていくメンバー達。
混乱の中、一人の男が基地の中に入っていったことには誰も気づかなかった。
496現状科学非認知能力研究機関:2005/04/26(火) 22:32:56 ID:GUUfkc/i
プロローグのエピローグ:始まりの終わり
「やれやれ、私も焼きが回ったか」
広江は燃え盛る火を見ながらそう呟いた。
体は壁の中へと埋まり、逃げようにも逃げられない。
「そうはいきませんよ」
片言の台詞で炎の中から一人の男が出てきた。
「『課長』……」
(作者注:ここで言う課長は1部2部で出てきた課長とは違う人です。現状名前を明かせないので『課長』で通します)
「『機関最弱の超能力』者」と呼ばれる彼……性格には『2課課長』は、冷静沈着で、一人の部下を救うために突撃するなどありえない。
「こちらとしても、彼等についての情報を色々聞きたいですしね」
「私の裸を見ても、興奮しないんですか?」
広江が冗談めかして言う。
「私が愛した女性は一人だけです」
そう『課長』が言いる。

爆炎が舞い、基地の機能が次々と破壊されていく。
その火炎の中を見ながら、数名のものは気づいていた。
これは終わりではない、始まりなのだと。

===
ということで、長いプロローグは終わりです。
エロシーンが上手く書けない。クハァ。
次回はメインヒロインをボスが羞恥攻めする話を書こうと思っています。
それでは〜〜
497名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 22:38:39 ID:WLqBdApG
グッジョブ!
エロいですな。二本刺し。鬼畜。
続きも期待してます。
498現状科学非認知能力研究機関:2005/04/27(水) 23:53:16 ID:Cm/L6pIq
>>497
お返事ありがとうございます。
とりあえずの予定では、ボスはこのまま鬼畜一直線でいかせようと思っています。
それでは続きを。

===
第1話Sideゴールドトラップ1
ガゴンガゴンガゴンッ!
ボスはそこらへんにあるものに八つ当たりをしていた。
「くそっくそっくそっ!!」
基地は壊滅し、研究成果は難を逃れたものの、敵の能力は不明であることがボスをイラつかせていた。
「くそっくそっくそっ!!」
下手に何か言葉をかければ何をされるかわからない。そこにいるメンバーは冷ややかな目でボスが、暴れているのを見ていた。
「はーはー……『シーフ』!」
そう言って、ボスは基地で一緒にいた女性……基地で意見を言った女性を呼びつける。
「なんでしょ……
「今思い出したが、基地の中で俺に意見したよな!」
『シーフ』の言葉もそこそこに、ボスは『シーフ』胸倉を掴み、地面に押し付ける。
「その分の罰を今あたえてやる!」
「は、はいわかりました」
『シーフ』はそう言って、体を小さくする。
下手に反抗することは無い。反抗すれば逆に殴られるだけですむ。
そう思って、『シーフ』は抵抗しないことにした。
「……」
が、ボスにしてみれば気勢がそがれ、一瞬動きが止まるが、次の瞬間さらなる邪悪な考えが浮かび、
近くの手下に、何かを持ってくるように命じた。
===
とりあえず、今日はここまで。
ボスがどんどんへたれになってますが、一応話の筋は考えています。
499水獄:2005/04/28(木) 02:38:55 ID:ok7royOa
斗雨真の指の動きに合わせて、瑞希の体が脈打ち、閉じられた足から徐々に力が抜け始める。
その事を感じ取り、さらに奥へと指を入れ、激しく動かす。
熱を帯び始めた肉壁を、強く擦り、膣内を抉る。
 
「んあっ、くふ、やっん、はあっ!」
瑞希の体から完全に力が抜け落ち、斗雨真の腕の中でその身をくねらせる。
今自分に与えられているのが、苦しみなのか、快楽なのか、その区別すらもう、彼女には
出来なくなっていた。
 
その事を察してか、斗雨真の手の動きが一層激しさを増す。
膣内を掻き回しながら、固い肉芽を親指で弄ぶ。
途端に瑞希の体が引きつり、刺激から逃れようとしてか、さらなる刺激を求めてか、
腰を高々と突き上げる。
中に入れた指を折り曲げ、肉壁を引っ掻く様に動かした。
「ふああ!っあう、くぅ、んあっ、あああっ」
瑞希の口から、より甲高い悲鳴が上がる。
根本まで指を突き入れ、淫らな水音を立てて掻き回す。
胸の突起は痛々しいほど固く尖り、張り詰めた乳房は、斗雨真の手で醜く形を変えていく。
「随分締めつけてくるな、気持ちいいのか?」
そう囁いた後、耳から首筋にかけてゆっくりと舌を這わせる。
「ふぅ……んん、くふ」
500水獄:2005/04/28(木) 02:39:42 ID:ok7royOa
「気持ちいいのかと、聞いている」
言葉を発さず、首だけを横に振り、その問いに答える。
「そうか……」と呟いた後、斗雨真は膣を抉るように、さらに激しく手を動かし始めた。
体の奥からせり上がって来る快感にその身をひくつかせ、斗雨真の腕の中で悶える。
 
「うあっ!や、だっ、ひくっ、あ、あああぁぁぁ――――!!」
一際大きな悲鳴を上げ、背を弓なりに反らせたのとほぼ同時に、瑞希の股間の辺りから
勢いよく透明な液体が吹き出した。
 
力が抜け、痙攣する体を斗雨真の腕に預ける。
「イッたな……そんなに良かったのか?」
ほくそ笑みながら、視線を落とすが、瑞希は首を力無く横に振り、否定の態度をとった。
「こんなに漏らしておいて何を……」
自分の手についた淫水を、瑞希の目の前にかざす。
真っ赤になって顔を背けるその姿を見て楽しげに笑い、再び秘部に手を這わせた。
 
力の抜けた体が再び強張り、治まった筈の快感がぶり返し、閉じた口の端からは熱い吐息が
こぼれ始める。
胸に廻した手は乳房を揉み上げ、服の上からでも分かるほど固くしこった乳首を指先で弄る。
瑞希の体はそれらの責めに敏感に反応し、悲鳴に近い声を上げる。
501水獄:2005/04/28(木) 02:41:13 ID:ok7royOa
何とか声だけでも抑えようと、唇を噛みしめるも、熱い吐息が口から漏れる。
こんな事をされて感じ、股ぐらを濡らし、快感に喘ぎ、淫らに腰を振る。
自己嫌悪に陥り、いっそ舌を噛み切ろうかとすら考えたが、それを実行に移すだけの勇気も、
余裕もなく。
仮に出来たとしても、この男がすんなり自分を死なせてくれるとも思えなかった。
 
歯を食いしばり、必死に耐えている少女の顔を見下ろし、斗雨真は口元に笑みを浮かべる。
快感を感じている筈なのにそれを認めず、堕ちることもなく、水の責め苦を受けても尚、
自分の誘いに乗らない。
何としてでもこの少女を自分達の仲間に迎えたい。
その想いと共に、再び斗雨真の体がたぎり始めていた。
 
陰部をまさぐっていた指を、そのまま後ろの穴へと運ぶ。
「あっ!いや、そこは!」
瑞希の声を無視して、人差し指を尻穴の中へ、ゆっくりと挿入していく。
「く、うぅ、やう、ひっ、抜い、てぇ」
「こっちは経験無しか……」
指を根本まで入れ、何度か出し入れした後、今度はその手で固くしこったクリトリスを
強く摘み上げる。
「っあ!あ、あ、ああぁ……」
瑞希の体が反り返り、断続的に痙攣する。
502水獄:2005/04/28(木) 02:42:31 ID:ok7royOa
二度目の絶頂を迎え、半ば放心状態の瑞希を床に横たえ、自らの指に付着した愛液を舐める。
「では、そろそろ本番といこうか」
 
「……え?」
目を丸くして聞き返してくる瑞希を見下ろし、斗雨真は小首を傾げる。
「手っ取り早く言うと、セックスだが?」
「それくらい、分かるわよ……本気?」
「ああ、嫌なのか?」
「当たり前でしょ!」
「そう言っても、現状に於いて、お前に自由な選択肢は無い」
そう言い放つと、瑞希の足を強引に開く。
「い、いやっ、やめてぇ!」
「準備は万端だな」
熱くたぎる肉棒を、淫らな水が溢れている秘部へとあてがい、ゆっくりと埋めていく。
 
「やっう、くうぅ、やめ、抜い、てぇ……ひっ!」
「力を抜け、まだ半分も入ってないぞ」
「そんなこっ、言われ、ても、うあ!」
少しずつ、熱く濡れた瑞希の奥へと自らを挿入していく。
その傍ら、手を瑞希の乳房へと伸ばし、下から揉み上げる。
「ふあ、あ、や、んん」
瑞希の体から少し力が抜け、挿入が若干容易になり、自身の半分程を膣内へ埋め、
その状態でゆっくりと腰を動かす。
503水獄:2005/04/28(木) 02:43:31 ID:ok7royOa
少し動く度に、斗雨真の逸物を押し戻そうと、膣内が収縮する。
「結構濡れていたから、もっと、入り易いかと思ったんだかな……」
少し苦しそうに息をしながらも、斗雨真は腰を前後に動かす。
「あう、うぅ、く、ひぅっ、あふ、くぅぅ」
瑞希の口からは断続的に呻き声が漏れ、斗雨真から逃れようと身を捩る。
小さく刻まれる律動と共に、瑞希の吐息と湿った肉の擦れ合う音が
静かな室内に満ちていく。
 
次第に瑞希の吐息が熱を帯び、淫らな水音が大きくなっていく。
「段々馴染んできたな……」
そう言うと、先程より強く、深く、腰を前後に動かし、胸の突起を指で弄る。
「うあ、やめっ、そんな、激しくっ、しないで」
「こんな程度で音を上げられても困るな……まだまだ、これからだぞ」
突起を指で摘み上げると同時に、一気に肉棒を根本まで突き入れた。
「ひっく、うあああぁぁぁ――――!!」
瑞希の口から悲鳴が上がり、大きく体が跳ね上がり、四肢をがくがくと震わせる。
 
腰を持ち上げ、さらに奥へと逸物を突き入れる。
先程まで押し戻そうとしていた陰部の収縮も、いつの間にか斗雨真の肉棒を絡むように、
締め上げ始めていた。
504水獄:2005/04/28(木) 02:44:07 ID:ok7royOa
「いい具合に締めつけてくるな」
ニヤリと笑い、さらに激しく、突き上げるように腰を動かす。
「ふあっ、はっ、くっ、うあっ、やあっ」
せり上がってくる快感に、再度頂きへ差し掛かるその刹那、突然斗雨真の腰の動きが止まる。
 
「あ、……え?」
「続けてほしいか?」
驚いたように自分の顔を見上げる瑞希に、無表情に問い掛ける。
 
屈服はしない、例えどんな恥辱を味わおうとも……
その事を胸に現状に耐え続けた瑞希だが、排泄行為、男から与えられる快楽、それに伴う
二度の絶頂、それらが瑞希の意志を少なからず、突き崩していた。
 
「嫌なんだろ?」
「あ……う」
「どうなんだ?」
「そ、そんな……こ、ん?!んん、んむぅ!」
瑞希の言葉を遮り、不意にその口を唇で塞ぎ、舌を口内へ滑り込ませる。
口の中で蠢く舌、流し込まれる唾液、その熱い刺激が、瑞希の頭を痺れさせる。
 
「ん……んふぅ、ぅむ、ふ、ん、はぁ……」
唇を離すと、唾液が細い糸を引き、瑞希は熱い吐息を漏らす。
「……で?」
「あ……ん……」
視線を逸らし、息を付く瑞希を見下ろし、少し腰を動かす。
「んん……あ、う、や、んく」
少女の口から、鼻に掛かった矯声がこぼれる。
505水獄:2005/04/28(木) 02:44:50 ID:ok7royOa
「止めるか?」
変わらない静かな口調で、男は問い掛ける。
限界近くまで性感を高ぶらされ、熱に浮かされたような潤んだ瞳で、眼前の男を見上げる。
そして……
 
「……ぃで」
「ん?」
「……止め、ないで、お願い……」
掠れた声で瑞希は敵に懇願する、快楽に堕ちた瞬間であった。
 
唇を歪め、嘲笑を浮かべると、ゆっくりと逸物を引き抜いた。
「あ?いや、そんな……」
驚きと不安の表情で斗雨真を見つめ、腰をくねらせる。
「そんなに続けたいなら、自分で入れてみろ」
そう言うと床に座り、瑞希の手を拘束していた『水の手錠』を外す。
「自分で?」
「ああ、上を脱いでこっちへ……」
無言で上着を脱ぎ、斗雨真の元へゆっくり近寄る、白い肌が紅潮し、
その目は何処か虚ろで、斗雨真を見据える。
 
斗雨真の肩に手を掛け、深呼吸した後、その上にゆっくりと腰を下ろす。
「あ、ん、はあぁぁ、ん、く」
自らの秘部に逸物をあてがい、自分の中へ誘導する。
ぞくぞくと熱い刺激が、背筋を伝う。
「どうした、動かんのか?」
毛の無い秘部に根本まで咥え、震えている瑞希に声を掛ける。
「あ、う、待っ、て、お願、う、う」
506水獄:2005/04/28(木) 02:45:44 ID:ok7royOa
「動けんのなら動いてやろう」
手を瑞希の腰に廻し、一気に突き上げる、背を反らせ、その度に少女の体は震え、悲鳴に近い叫び声を上げる。
 
「うあっ、か……かはっ……っ!」
激しくなる腰の律動に、呼吸がおぼつかなくなり始める。
再び斗雨真が動きを止める。
「はぁーはぁーはぁー」
「……自分で動いてみろ」
息を荒くする瑞希の耳元に囁き、腰を掴んでいた手を離す。
「……ん、んんっ、んっく……はぅ、く」
ぎこちなくではあるが、ゆっくりと体を上下に動かし始める。
二人の下腹部から粘膜の擦れ合う滑った音が響き、それと共に、瑞希の声も段々と大きくなる。
 
次第に自ら快楽を求め、激しく腰を動かし、快感に打ち震え、髪を振り乱し矯声を上げる。
「いぅ、うあぁ、やぁ、腰、止まらな、いやぁ、止まらないよぉ」
「随分と、激しいな、先程までとは、えらい違いだ」
「やぁ、言わないでぇ……んくっ!」
斗雨真の手が再び腰へ廻り、下から突き上げる。
「ひうっ!やっ、そ、いきなり、うあっ」
「主導権を握って於かないと、こっちが保ちそうもないのでね」
自嘲気味に笑いながら、腰を動かし、瑞希の体に舌を這わせる。
507水獄:2005/04/28(木) 02:49:15 ID:ok7royOa
斗雨真の体にしがみつき、襲ってくる快楽の波に耐え続ける。
不意に臀部に冷たい刺激が走る。
驚いて後ろを振り返ると、ペットボトルから棒状になった水が蛇のようにうねり、
瑞希の尻穴を小突いていた。
 
「ひっ?!いやっ、あぐっ……くっ、う、っあ!」
それから逃れようと腰を捩るが、『水の蛇』は難なく肛門から体内へ浸入し、暴れ始める。
「あが、がはっ、かっ……」
太さを増し、尻穴を広げ、腸のさらに奥へと入り込み、出入りするかのように流動し始める。
「後ろからも貫かれてる気分だろう?」
「やめっ、お腹、だめぇ!……んくっ、苦し、い」
「その割には、さっきより締めつけてくるぞ、尻でも感じるようだな」
「ちがっ、ひぐ、いっ、あああぁぁぁ――!!」
間髪入れずに、斗雨真は腰を突き上げる。
喉を反らせ、瑞希は全身を打ち震わせる。
熱さと冷たさ、両極端の刺激に瑞希の頭の中を痺れさせ、三度目の絶頂を迎える。
 
『蛇』のもう一方の先端が三つ叉に別れ、瑞希の胸へまとわりつき、口の中にも浸入する。
水圧で乳房が変形し、口の中の水は喉まで入り込み、口内を蹂躙する。
508水獄:2005/04/28(木) 02:50:47 ID:ok7royOa
「んぐぅぅ、ぐぇっ、ごぼっ、んんぅ――!」
斗雨真がさらに強く瑞希の膣を奥まで突き上げ、遠のきかけた意識を呼び戻す。
おもむろにスーツのジャケットを脱ぎ、ネクタイを緩め、腰のストロークを速める。
 
水に口と尻穴を犯される。通常有り得ない刺激に、瑞希は苦しみとも快楽ともつかない感覚を
覚え始めていた。
秘部からは淫らな蜜が溢れ出し、斗雨真の肉棒を締め上げ、さらなる快楽を欲する。
喉奥に入り込んだ水の少しが、鼻から逆流し、口に浸入している水に混ざる。
男に懇願しようとも口を塞がれ、一切言葉を発せず、只々呻き声を漏らす。
苦しみと快感が交互に襲い、混ざり合い、より強烈な悦楽へと昇華していく。
 
斗雨真も又、自身の性器を締め上げられる快感に、急かされるように荒々しく腰を動かす。
男に比べ、遥かに小柄な少女の体が、まるで糸の切れた人形のように、力無く揺れる。
 
突然、斗雨真はその動きを止め、肉棒を引き抜き、瑞希の体を横に倒す。
口内を犯していた『蛇』も引き抜かれる。
「がっ、がはっ……はっ、はっ、ぐえぇぇ、ごほっっ、ごほっ……うええぇぇ」
息を吸い込むことより先に、激しくむせかえり、水と胃液を吐き出す。
509水獄:2005/04/28(木) 02:51:39 ID:ok7royOa
「げほっ、げほっ、はっ、はっ、はぁー、はぁー、ひゅぐっ!?あう、うああぁぁ――!」
瑞希の片足を抱え、再び膣内へ肉棒を突き入れる。
先程までの苦しみが快感に押し流され、瑞希は体を震わせ喘ぐ。
 
「俺としたことが、一瞬快楽に呑まれかけたよ」
「も、もう……ゆるし、こわれ、るぅ」
「そう言うな、こっちも……そろそろだ」
後ろの穴を犯していた『蛇』が腸内で、さらに激しくうねり、口から離れた『蛇』は
下腹部へと伝い、勃起したクリトリスを撫で結合部の隙間から膣内へ浸入する。
「うああああぁぁぁ―――!!」
激しさを増した水の責めに、瑞希は叫び声を上げる。
 
自らも快楽の高みを目指し、腰の動きを速め、瑞希の膣を深く抉る。
入り込んだ水と、体内の熱さが斗雨真の逸物を伝い、快楽の度合いを高めていく。
一突きする度に眼下の少女は体を反り返らせ、痙攣し、悦びの悲鳴をあげる。
ふと、自分に与えられた命令を思い出すが、同時に、任務の達成はことが済んでから……
と、思い直し、構わず腰を前後に動かす。
快楽の果てに近づき、激しく、深く、突き入れ、斗雨真の操る水も、それに合わせるように
動き出す。
510水獄:2005/04/28(木) 02:53:01 ID:ok7royOa
「あうっ、くっ、……っあああぁぁぁ―――!!」
幾度目かの絶頂を迎え、背を弓なりに反らせる。
全身の感覚が異様に敏感になり、男の性器はもとより、体に触れる水の感触にすら
過敏に反応する。
体内を抉る水が自身の体温で温かくなり始め、違った感覚へと変わる。
苦しかった筈の責めも、その体には快感を感じ、何度も高みに達し止まらなくなる。
歯止めが効かなくなったかのように、何度も昇りつめる、絶え間なく押し寄せる快楽の波も、
今は拷問に近いものなっていた。
 
放出間近になり、斗雨真はスパートを掛けるように、激しく動く。
結合部からは水と淫液が溢れ、瑞希の太股を伝い床を濡らし、開かれた口からは涎が垂れ流され、
目からは涙が溢れ出る。
 
不意に、斗雨真が切羽詰まったような声を上げる。
「くっ!……出すぞっ」
「ふあっ!ひゃめ、てぇ、なか、らめぇ、おなか、らめぇ!」
最奥へと剛直を突き入れ、熱いほとばしりを解き放つ。
「……ひっ!っうあああああぁぁぁ―――!!」
熱い液体の放出を体の奥で感じ、背骨が折れそうな程体を反り返らせ、そのまま瑞希の意識は、
白く塗り潰されていった……
511水獄:2005/04/28(木) 02:53:49 ID:ok7royOa
痙攣している体から逸物を引き抜き、失神している少女を見下ろして、斗雨真は息をついた。
「少々やりすぎたか……」などと考えながら、脱ぎ捨てたジャケットから煙草を取り出し、
火を着ける。
紫煙を吐き出し、瑞希の体に視線を下ろす。
まとわりつく水がゆっくりと離れ、陰部から白濁の混ざった水が這い出て、床に広がる。
 
ジャケットを羽織り、携帯を取り出し、時刻を見て片眉を吊り上げる。
「遊びすぎたな……」
携帯をしまい、両手を腰に当てて大きく伸びをし、溜息をつく。
「俺ももう若くないな……さてと」
自嘲して笑い、しばらく起きそうもない瑞希を後にして、その場を離れた。
 
 
「ん……んん……」
意識が戻り、けだるそうに上体を起こす、裸の体には斗雨真のだろう、
コートがかけられていた。
視線を巡らせると室内のちょうど中心に、小さな木材を使った焚き火が設けられ、
揺らめく火が辺りを照らしていた。
 
「お目覚めか?」
不意の声に体を強張らせ、声の方向へ視線を送る。
焚き火の向こうに煙草を咥えた斗雨真が、倒れたロッカーの上に座り、瑞希を見つめていた。
512水獄:2005/04/28(木) 02:55:03 ID:ok7royOa
瑞希の脳裏に先刻の情景が甦り、頬を紅く染める。
「気分は?」
「……死ぬかと思ったわ」
「それはすまなかったな、で……聞きたいのだが」
「仲間になるか?って?」
「ああ、どうだ?」
「……私の事が必要だ、って言ったわね……それって、『私』?それとも『私の力』?」
「妙な事を聞くな、『能力』であれなんであれ、全てひっくるめてお前だろう?」
「そっか……」
 
「で、仲間になるのか?」
俯く瑞希を見ながら、火の着いた煙草を焚き火に投げ入れ、次に火を着ける。
「吸いすぎよ」
「ヘビースモーカーでね……何だ、気遣ってくれるのか?」
「だっ、誰が?!」
顔を真っ赤にして抗議する瑞希を見て、苦笑しながら問い掛ける。
「我々の仲間になれ、悪いようにはせん」
 
少し黙った後、瑞希は静かに言葉を発する。
「……むかつく」
「何?」
「あんたの、その余裕な態度がムカつくのよ……だから、あんたを倒す」
自分を睨みつける瑞希を見ながら、斗雨真は溜息をつく。
「でも、今の私じゃあんたには逆立ちしたって勝てない、だから……『特選隊』に入って、
もっと強くなって、あんたを倒す」
513水獄:2005/04/28(木) 02:55:55 ID:ok7royOa
しばらくの沈黙の後、斗雨真は突然吹き出した。
「なっ、何よ!……どうせ、お前には無理だとか言いたいんでしょ!」
「ふっくっくっ……いや、違うよ、只……さっきまでの乱れっぷりと全然違うのでな」
「なっ!」
再び顔を紅潮させ、斗雨真から目を背ける。その姿を見て、斗雨真はまたも吹き出す。
 
「それに……嬉しいのさ、これでまた、生きていく楽しみが一つ増えた、礼を言う」
「……あんた頭おかしいんじゃない」
「かもな……まあ、これからよろしくな、瑞希」
そう言って口元に笑みを浮かべ、煙草を揉み消し、焚き火へ放り投げる。
「まあ、せいぜい、私に寝首かかれないように気をつけなさいよ、斗雨真」
「用心しよう」
挑戦的な視線を向ける瑞希を見て、唇をほころばせながら、懐から携帯を取り出す。
 
「……こちら斗雨真、任務完了……」
 
 
 
 
 
                   ―終―
514名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 03:19:44 ID:RRySiGoR
こんな真夜中に勃起させんなヽ(`Д´)ノ

GJ!
515名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 07:51:17 ID:gUMd0y7r
エロいっす!GJ!!
516現状科学非認知能力研究機関:2005/04/29(金) 23:22:32 ID:nwkz7CrB
部下が持ってきた物をみてボスはにやりと笑い、『シーフ』の体を荒々しく押さえる。
それはネコ耳カチューシャと少し大きめのネコの尻尾、それと少し小さめのネコ手用の手袋、
そして赤の首輪である。
カチューシャを『シーフ』の頭につけ、それを融合させる。
『シーフ』は怒られる恐怖と命令からピクリとも動かない。
腕を掴み、手袋をつけ、それも融合させる。これで何かを掴もうとしても大変なことだろう。
首輪は見えづらいように首の下のほうに融合させ、
そして、最後に後ろを向けさせ、お尻に尻尾を融合させる。
「少し回ってみろ」
そういわれ、『シーフ』は慌てて体を回す。
お尻からはえている尻尾がぴょこぴょこと動き、『シーフ』のお尻の奥を刺激する。
「……なんか変な気分です」
『シーフ』は顔を赤らめながらそう言う。
「……語尾は『にゃふう』だ。それ以外は認めん」
「「「は???」」」
ボスの台詞に、メンバーのうち数名が聞き返した。
「だから、言葉の最後に『にゃふう』をつけろと言っている」
「『なんか変な気分にゃふう』……こんなかんじですか?」
『シーフ』の台詞にボスは大きくかぶりを振って答える。
「違う!!『『なんか変な気分にゃふう』……こんな感じにゃふ?』だ!!」
ボスの台詞に一同が凍てつく。
「まあ、良いじゃねえか語尾ぐれえ」
そう言って、巨体の男が言う。あきらかに肉体しか信用していない目は、この中で異彩を放っていた。
「……なんで『にゃふう』なのかい?」
眼鏡をかけ、緑色のぴっちりとした服とした細い縦じまでレオタードを思わせるような服。
少し膨らみかけた胸と、股間の様子から女性だとわかり、声だけなら男と間違うかもしれない。
奇術師を思わせるような大げさな動作をして、ボスに聞く。
「決まってる!俺の趣味だ!」
「そうかい、そうかい、それは良かった」
大げさに肩をすくめながら、その女性は首をふった。
517現状科学非認知能力研究機関:2005/04/29(金) 23:23:26 ID:nwkz7CrB
「いいじゃねえか『サモナー』ボスの勝手にやらせておけば」
そう言って巨体の男が言う。あまり、そういうことに興味を持たないようだ。
「……あまりね、そういったの嫌いなんだ。個人的に」
「……で、そんな姿をさせて一体何をする気なのですか?」
「このまま、町を歩かせようかと思ってね」
沈黙------思考--------発言
「何考えてるんですか!」
「只の変態ですよ!ボス!考え直してください!」
「静かにしろっ!」
ボスの一喝で全員の声が止まる。
「こいつは……『現状科学……なんだっけ」
「……非認知能力研究所』ですか?」
「ああ、それだ。そいつらに対するおとりに使う」
「おとり?……にゃふ?」
慌てて語尾を付け加えて、『シーフ』が疑問系で言う。
「ああ、さすがにその姿で行けば奴等の目を引く確立も高くなるだろう」
「……でもにゃふ〜〜私の顔は誰も知らないにゃぁふぅ〜〜」
「「……」」
「……『マジシャン』お前もついていってやれ、さすがに『水谷真心』と同じ顔だったらしってる奴もいるだろう。」
えらく疲れた顔で『サモナー』が言う。
「『マジシャン』……おねがいにゃふぅ」
「ボス、良いですか?」
「かまわんさ」
「だ、そうだ」
短く答えて、『マジシャン』は立ち上がり、『シーフ』の手を握った。
少し体温が上がったかなと『マジシャン』は思った。
518現状科学非認知能力研究機関:2005/04/29(金) 23:25:15 ID:nwkz7CrB
Side:研究所1
「で、研究施設はぶっ潰したと」
機関研究所の支部の一つでポッキーをポリポリ食べてる女性と、黒ずくめの男、そして眼鏡をかけた神経質そうな男。
それぞれ戦闘部一課、二課、三課課長である。
女性の言葉に2課課長は肯定で答え、残党がまだ残ってることを言葉で示す。
「水谷 真心は1週間前から連絡が取れません」
三課課長がそう言って、言葉を濁す。
「……能力も顔も同じクローンですが、可能性としては0ではありません」
「偶然にしては出来すぎだな」
一課課長がそう言って、さらにポッキーの箱を取り出す。
「もしかすると……」
二課課長がそう途中まで言いかけたが言葉を止める。
「……憶測で話をするのは止めておきましょう」
「なんだよ、じれったいな」
「そうですよ、はっきり言ってください」
「あくまで憶測です。はっきりしたら話します。まずは敵を探すことから始めましょう」
二課課長はそう言って討論を打ち切った。
519現状科学非認知能力研究機関:2005/04/29(金) 23:28:52 ID:nwkz7CrB
聖地『秋葉原』……人がごったがえすこの場所に『マジシャン』と『シーフ』は立っていた。
『マジシャン』は青いバンダナと、青い服に青いズボン。『シーフ』はネコ耳、ネコ手、ネコ尻尾に燕尾服といういでたちである。
「にゃーふー」
「無理しなくて良い」
『マジシャン』はそう言って、『シーフ』の肩をポンと叩く。
「疲れるだけだ」
その言葉に安心したのか『シーフ』が『マジシャン』の腕を掴んで聞く。
「あのさ、少しへんな事を聞くんだけどさ」
「なんだ?」
『シーフ』の問いに、『マジシャン』が答える。
「水谷真心って……どう思ってるの?」
「あまり、戦いたくないな」
そう言って、『マジシャン』は空を見上げる。
「お互い戦い方がわかってるから、戦い方は限られてる。ならば長く戦ってる相手のほうが有利だ」
「……それだけ?」
流れる沈黙。「その他に………」
次の瞬間『マジシャン』が『シーフ』の腕を掴み、走り出す。
「何?何?」
混乱している『シーフ』が自分の足元を見る。ナイフが刺さってた。見た瞬間痛いと感じる。
気づかなかった。油断ではない。『マジシャン』が叫び、考えを述べた。
「敵は姿を消せる超能力者!おそらく機関の人間ッ!」

「んっくぅ……」
路地裏の廃ビルで『シーフ』の治療を行う。
『マジシャン』が持っていた救急パックで、ナイフを抜き消毒する。
「…ここでしばらく隠れてろ」
そう言って、『マジシャン』は『シーフ』を壁の方へと押し込み、ビルから出て行く。
ビル内に訪れる静寂、次の瞬間、何かが壊れる音が鳴り響く。
「……何?」
立ち上がろうとした瞬間、『シーフ』の体が押さえ込まれる。
「捕まえたぜ子猫ちゃん」
『見えない姿の何者か』が『シーフ』に声をかけた。
520現状科学非認知能力研究機関:2005/04/29(金) 23:33:51 ID:nwkz7CrB
===
とりあえずここまでです。
研究所側の設定は余分だったかも。

とりあえず言い訳

『にゃふう』……わかる人はわかるでしょうけど『セブンフォートレス』から。なんか書いてると
頭が良い感じで発酵を始めます。
『研究所側の会話』……読んでみると少し冗長……削除しても良かったかも。
聖地『秋葉原』……ネコ耳娘が違和感なく溶け込みそうなのはここだけな気がして(偏見)
とりあえず作者は言ったことがありません。

それではまた。
521名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 12:40:07 ID:jHnWye+2
にゃふうか、日々退化してるとうわさのアレか
522現状科学非認知能力研究機関:2005/05/01(日) 19:20:35 ID:eUjuec+6
>>521
それです。続けるとこっちの方の頭がどうにかなりそうでしたので途中で止めましたが。
とりあえず続きを書きました。
なんつうか、名前を決めなくても話がかけてちょっとびっくり。
===
『見えない姿の男』は現状非認知能力研究所戦闘部三課所属……元犯罪者である。
とは言っても、やったことは痴漢や下着泥棒、透明になりながら裸で路上を走る程度の事である。
最後の一つはともかく、前二つは十分犯罪であるが。
見えない敵に抱きつかれて、そのまましておくほど『シーフ』も甘くない。
助け声を上げようとするが、唇を何か暖かい物でふさがれる。
「むむぅっ!!」
「言っとくが、クローンの方は別の奴が相手になってる。つまりはてめえを助ける奴はだれもいねえ」
何かの歌で透明人間の歌は透明だから、何を歌ってるのかわからないそうだが、この男はそうではないらしい。
「それにな、こんな子猫を捕まえて、そのままにしとけねんだよ」
顔は見えないが、想像できる。『シーフ』は自らの足元に罠を仕掛ける。
たちまち爆発が巻き起こり、『シーフ』と『透明な男』を吹き飛ばす
「げほっげほっ………」
想像以上の煙に『シーフ』は咳をしながら、立ち上がろうとする。
ガシリ。体が後ろ抱きしめられ、見えない足が『シーフ』の足の間に入り込み、無理矢理開かせる。
「にがしゃしねーぞ、いたずらネコ」
透明な声が響き、燕尾服の下のズボンのジッパーが外され、そのまま見えない指先が秘所へと潜入してくる。
「はうっ」
腕をがむしゃらに振り回すが、見えない敵に当たるはずがない。
「『マジシャン』……『マジシャン』!!」
愛おしい人を呼ぶように、『シーフ』は『マジシャン』の名前を呼び続ける。
ふと、股間をまさぐっていた手が外される。
「邪魔だな」
523現状科学非認知能力研究機関:2005/05/01(日) 19:21:40 ID:eUjuec+6
そんな言葉と共に、両腕が後ろに引っ張られ、見えない『何か』に縛られる。
それは麻縄であった。それを猫手が融合している腕にぐるぐると巻きつけられた。
「むーむー!!」
「いくら叫んでも無駄だって、あの『マジシャン』の方も死ぬ。お前は後で基地へ連れていく
 そして、あいつは報酬を、俺は刑期の短縮を得ることができるってわけさ」
再び、股間に生暖かい腕が進入を始める。
「やだ!汚い手で触らないで!」
「なんで見えないのに『汚い』って言えるんだい?」
そのまま男の指は『シーフ』の秘所へと入り込み中のクリストスを刺激する。
「やっ!!」
「だから言ってるだろう?あいつは死ぬ。『奴』が殺す。まあ、あんたは良い女だ。
 胸はそれほどでかくないし、顔も良い。ここで死んで人生終わりじゃつまらんだろう?」
そう言って、もう片方の腕が『シーフ』の胸を刺激する。
「やだっ……変になっちゃう……早く来て……『マジシャン』!!」
逃げないととは思うものの、体が上手く動かない。
恐怖が『シーフ』を支配した。
524現状科学非認知能力研究機関:2005/05/01(日) 19:25:07 ID:eUjuec+6
「ひゃはっはぁぁぁっ!無駄無駄無駄無駄無駄無だぁ!」
『マジシャン』はそう叫ぶ能力者と戦っていた。
その能力者は腕、足、胴体、頭、全てが機械のようなパーツで構成されていた。
近くにある岩を投げつけ、敵の腕が砕ける……次の瞬間別の腕パーツが飛んできて、合体する。
戦闘部二課『灰馬 理事絵(はいま りじえ)』。戦闘マニアで、
戦闘中戦闘が予想される場合は真っ先に指定される。
「これが俺の能力!パーツをあらかじめ作成しておき、状況に応じて肉体と変化させる能力!」
「しかも、普通の道具ではないから俺の能力でも操れないというわけか」
「んんっ〜〜クローンにしちゃあ良い読みだ……オリジナルもいけすかねえ奴だったが、
 クローンというのは性格似すぎじゃねえか?」
「俺はオリジナルを知らん。だから性格が似てるかどうかなどは関係ない」
ナイフを取り出し、灰馬を切りつけるが、壊れたパーツをすぐに取替え、ダメージは0に等しい。
「言ったはずだ!無駄だと!」
(透明な奴が襲い掛かってくる気配が無い……となるとこいつはおとりか!)
ならば、急いで『シーフ』の方へと急がなくてはいけない。が灰馬はそれを妨害する。
「やれやれ、仲間思いなのも同じかよ………気にいらねえ……気にいらねえなあ」
ズガガガガガガガッ!胸部からマシンガンがせり出し、連射する。
「ふははははははっ!貴様が防げるのは『道具』による攻撃のみ!
『素手』や『超能力』による直接攻撃ならば、いくら貴様でも防ぐことはできない!」
灰馬はそう言ってビル影に隠れた『マジシャン』に向かい突進を仕掛ける。
「それになあ……仲間にかかりきりになってると敵が殺せないじゃないかぁ!!!」
襲い掛かる灰馬の攻撃に傷つきながら、マジシャンはビルの中で『何か』を探す。
(何を探してる?鉄パイプ?石ころ?……違うな)
525現状科学非認知能力研究機関:2005/05/01(日) 19:26:48 ID:eUjuec+6
そんなものは脅威に感じない。すぐに別のパーツを持ってくれば良い。
次の瞬間、『マジシャン』が灰馬の前に姿を現す。持っているものは巨大な……
(新聞紙の束?)考えたは一瞬。灰馬はその技を知っていた。が『マジシャン』が使えるとは思えなかった。
新聞紙の束がバチバチと燃え始める。さらに火は巨大化し、灰馬の元へと向かう。
『 業 火 拳 嵐 』それがその技の名前である。『火』という道具を強化し、そのまま叩きつける、
単純といえば単純な技である。がそのかわり防ぐ手段も少なく、破壊力は抜群である。
「うぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
凄まじい業火に包まれ、慌てて外へと飛び出す灰馬。次の瞬間、『マジシャン』の姿が消える。
「……ちっ、逃したっ!!」
通信機を入れるが反応は無い。
「お楽しみ中なのか?これだから三課の人間は!」
灰馬はそう叫び、周りを見渡した。

目隠しをされ、ぐるぐる回され、どこか別の場所に連れられた『シーフ』
相手は透明人間一人だが、腕は後ろに回され、抵抗さえできない。
「この尻尾は・、自前かい?」
尻尾を引っ張られ融合しているお尻の奥がぎゅぅーと唸る。
「やっ……」
痛みと快楽で涙目になりながら、『シーフ』は逃げる手段を考える。
が、相手が見えないとどうしようもない。
見えない腕に股間と胸をまさぐられつつも、脱出の手段を考える。
「……彼の事を考えてるのかい?」
「…………」
その言葉に顔を赤らめる。
「無駄だね。彼がいくら優れた能力者だからと言っても万能じゃない
 彼を裏切った方が少しはましだと、こちらとしては思うね」
「……嫌……」
軽く言葉を返して、『シーフ』は目を潤ませた。
526現状科学非認知能力研究機関:2005/05/02(月) 22:36:34 ID:sbIeRkdQ
見えない指先でもてあそばれながら、『シーフ』は快楽を感じていた。
「結構引き締まってるじゃねえか」
指を抜かれて、勢いが無くそのまま休むまもなく、太い棒が入る感触がある。
「んっ……」
全身の力を入れて抵抗するが、腕を縛られてはそれも出来ない。
「『マジシャン』……お願い『マジシャン』……」
「来るわけ……」
そこで言葉がつまる。ドアの向こうに水谷真心と同じ顔がある。
「クローン野郎か!」
その姿に透明人間は驚愕する。現状では勝てない。『シーフ』の体を床に叩きつけて一目散に逃げさる。
ほっとしたのか『シーフ』が声をかける。
「『マジシャン』………」
「もう一人いた。早めに離れた方が良いだろう」
そう言って、周りを見渡す。
「……どうやら誰もいないようだ、歩けるか?」「うん」
そう言って、ちょこっと地面に降りる。『マジシャン』がスッと服をなでると、
ぐしゃぐしゃになっていた燕尾服がピシッとなる。
「さっさと逃げるぞ」
そう言って、『マジシャン』達はビルの中を駆けて行った。

この時『マジシャン』達は逃げなくても良かったのだ。
灰馬は透明人間を探して1人だけなのだし、透明人間は逃げている途中、青信号で渡ってる時に、
曲がってきた車にはねられたのだ、しかも透明化している最中に。
透明人間が能力を解除していたのなら、はねられなかったであろう。
だが、見つかったらまずいという恐怖心が透明人間が姿を現すのを止めさせたのだ。
(ああ………せめて死ぬ前に………研究所の女湯に入りたかった………)
目の前に見えるトラックのタイヤそして………

透明人間→再起不能(DEAD)
527名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 09:43:40 ID:137xd/Zg
GJ!
528現状科学非認知能力研究機関:2005/05/05(木) 17:23:39 ID:9pgWFig/
続きです……今回は一課課長さんがメインのつもり。

===
第2話:最弱ゆえ最凶、最強ゆえ最弱

秘密基地、一通りボスの小言の後、『シーフ』は個室で休憩をしていた。
「……『マジシャン』……」
そう言って唇をきゅっと締める。
「ん……」
彼の事を思い浮かべるだけで体が火照り始める。
透明人間にされた事を彼がしたのならどうなるだろう。
ふと、そんな事を夢想しながら、顔が赤くなる。
何時の間にか指先が自らの秘所へと手が伸びている。
「あっ……」
ショーツの上にかかる圧力に彼女は顔を赤らめる。
「ん……」
胸に手を当てそっと撫で回す。
熱くなる体に恐怖と好奇心がさらに増す。
「やだっ……」
突然、ノックがなった。慌てて服装を整えて返事をする。
「はい」
「次の任務だ。『グラップラー』と一緒にやってもらう」
そう、ボスの言葉があった。
「はい、『マジシャン』は?」
「あいつには別の仕事を任せようと思ってる」
ボスはそう言って、部屋の外へと出て行った。
529現状科学非認知能力研究機関:2005/05/05(木) 17:25:12 ID:9pgWFig/
『一課課長』は不機嫌だった。真心からの連絡は無い。
任務をほったらかしているような形跡も無い。そして……クローンの存在である。
「ちっ」
空になったポッキーの特大パックを見て、次の箱を取り出す。
「『課長』」
ふと、どこからともなく声が聞こえる。
「『石川』か……なにかわかったか?」
「ええ、いくつか。『ゴールドトラップコーポレーション』の生まれた経緯がわかりました
 生まれたのは3年ほど前。当時の研究は『不老不死』の研究だったそうです。
 その途中で超能力による基礎研究が必要となり……そのまま『超能力』の研究が主になり始めたそうです」
「で」
「クローンの方ですが、研究はされてるようです。ですが……水谷真心のクローンについては一文もありませんでした」
「怪しいな」
「はい、もし本当に同じ能力の能力者がいるのならば徹底的に研究をしてるはずです。その欠片さえないというのは少し変だと思われます」
「だとすると………本人か?」
「そう考えるのが妥当ですな。『ゴールドトラップコーポレーション』の急速な成長を考えると……」
次の瞬間、『石川』の声が途絶える。
「なっなんだこれは……体が勝手に……うぉっぐわっ!!」
たまらず地面から出てきてもだえ苦しむ石川。
「なるほど、そこまでわかってたのかい」
そう言って、一人の男が現れる。
「あんたが『ゴールドトラップコーポレーション』のボスか」
「いや、ボスの補佐さ」
「『課長』!!逃げてください!!こいつの能力は………」
次の瞬間、『石川』が自らの舌を強くかんだ。
「ぐわあああああっ!」
530現状科学非認知能力研究機関:2005/05/05(木) 17:26:34 ID:9pgWFig/
「『石川』!!」
「あまり叫んでほしくなんだよ」
「ぐっがっ………」
「精神操作か!」
「当たりだよ。色々と楽だったさ。人をちょっと動かすのにはね」
そう言って男は邪悪に笑う。
「水谷真心もか?」
「ああ……なんでわかったんだい?」
「最良手を考えればそうなる」
そう言って、課長は男の方を睨む。
「あの『マジシャン』が『水谷真心』と同一人物で、貴様が操ってるとなると……」
「人聞きの悪いこと言わないでくれよ。こちらとしては彼に別の行動原理を与えただけだ。
 別に操ったと言うほどすごいことはしてないさ」
「………貴様……自分が何をしてるのかわかってるのか?」
いっそう強く課長が詰問する。
「なに……独裁者なら誰でもすることさ」
軽くそう言って、その視線を受け流す。
「『課長』……こいつは強敵で……す……逃げて……」
石川が口から血を流しながら叫ぶ。
「……何故こちらが姿を現したかわかるかい?」
次の瞬間、課長の体が倒れこむ。
「私の能力の射程は決して長いものとは言えない。けれど近づけたのならこれほど強力な能力は存在しえないんだ」
「なるほど、そういうことかい」
ぎらぎらと目をぎらつかせて、『一課課長』はギラリと目を光らせる。
もう一つの影が生まれる。そは打ち砕きし物そは只の力『破壊神』。
『破壊神』で強引に体を引っ張りあげる、『石川』も抱き上げさせ、そのまま路地裏の方へと逃げる。
「逃げたか、まあ良いさ。仕込みは十分しておいた」
そう言って、男はゆっくりと立ち去り始めた。
531現状科学非認知能力研究機関:2005/05/05(木) 17:28:42 ID:9pgWFig/
「『石川』、先に二課の方に連絡をしといてくれ」
そう『一課課長』が言う。
「体がどうも言うことを聞かん。一真に手を借りるのは癪だが、仕方ないだろう。
 真心と正面きって戦える奴はそうそうおらん」
「真心がかかわってるとするなら、勝手に動くのでは?」
「そこまで積極的なら、3年前の事件はおきとらん」
そう言って、課長は下を向く。
「人質になった女性を……真心の母を自らの手で犯人ごと殺した男だぞ」
そこまで言って、言葉がつまる。
「……こんな話ばかりしてると暗くなる。さっさと連絡に行ってくれ」
「わかりました」
『石川』はすぅと床に消えていった。

石川が去った後、『課長』はすぅとへたたりこむ。
「くっそっ………」
『破壊神』が出てきて『課長』の体を4つの足で器用に押さえ込んだ。
もちろん自らの意思ではない。だが完全に自らの意思で動けるわけではない。
「ややこしい催眠術かけやがって……」
『破壊神』の口がやさしく『課長』の服を切断する。
「この止めろ止めろ……」
奴に聞こえてはならない。小さく声を出しながら、自らの巨大な胸を撫で回す
『破壊神』をしようとするが、なかなか止まらない。
ふと、食べていたポッキーが落ちる。
破壊神は破れた服の胸ぽっけに足を突っ込むと新しいポッキーを取り出した。
532現状科学非認知能力研究機関:2005/05/06(金) 07:57:46 ID:0oYlVxQ6
「この……」
わいてきた怒りを押さえて制御しようとするが、なかなか上手くいかない。
『破壊神』は前左足で、本体である『一課課長』の命令には従わず只貪るように、
蜘蛛のような口で股間の秘所を無理矢理と開ける。
「うっ……」
あまりの気持ちの悪さに唇をつぐむが、体の火照りは止まる事はない。
『破壊神』は蜘蛛のような足で『一課課長』の足を押さえながら、そのまま69の姿に持って行く。
自らの生霊に犯されるなんて。『一課課長』は嫌悪しながら自らの生霊を弾こうとする。
「こっのっ………」
かなり強力な精神的な暗示なのだろう。『破壊神』はゆっくりと彼女の秘所に口を入れ、そのまま拡大させようとする。
ぽたぽたと流れる愛液が流れ始め、お尻を通って地面を濡らす。
『破壊神』は構わず前足を自らの本体の『課長』の花園に入れて荒らす。
「ぐはっ」
少し、大き目の声。驚愕のため、口をつぐむ。だが周りから反応は無い。
なおも構わず、『破壊神』はゆっくりと前足を動かし、『課長』の股間をまさぐっている。
ねっとりとした感触、自らの指で自慰をしているような、けだるい背徳感。
それらが重なり合い、『一課課長』の体が火照り始め、日にうっすらとやけた肌にほんのりとした赤みと
真珠のような汗が流れ始めた。
「はは……こんなの他の奴等には見せられんな」
自嘲気味にそう言うと、目を閉じて精神を集中させる。
(止まれ!止まれ!止まれ!止まれ!)
が『破壊神』は止まる事無く、中の足で『一課課長』の大き目の胸をなぶり始めた。
533現状科学非認知能力研究機関:2005/05/07(土) 23:51:18 ID:6yeiTOrt
「止めろ!まだ30超えてないんだから、そこまで……」
言って気がついた。近づいてきた男に。
見られた。顔が青ざめる。気を落ち着かせる為にポッキーを口にくわえる。
「やれやれ、自らの悪霊を使ってオ○ニーとは……部下が見たら恥かしいだろうね」
「あんたが精神操作してやったんだろう」
「おや、気がついてたのかい?」
軽そうな声でそう言う。
「まあ……ね」
苦しそうな顔で返事をする。
「まあ、『彼』の性能テストにちょうど良いと思ってたからね」
そう言って、男は後ろを指差す。鋭い目つきの少年、『水谷 真心』……否『マジシャン』。
「『マジシャン』、彼女を捕まえるんだ、但しなるべく傷つけないようにたのむ
 反抗するようだったら、少し痛めつけても良い」
「わかりました」
即答構えを取る。
「それじゃあ、何かあったらインカムで連絡してくれ。私は別の仕事があるから」
そう言ってボス補佐はゆっくりと立ち去っていった。
「『マジシャン』……いや、『水谷 真心』!!」
「それはオリジナルの名前だ」
534現状科学非認知能力研究機関:2005/05/07(土) 23:52:30 ID:6yeiTOrt
課長の言葉に軽く返して『水谷 真心』否『マジシャン』は構えを取る。
最初に仕掛けたのは『一課課長』の方だった。『破壊神』が『マジシャン』に襲い掛かる。
軽くステップしてかわす。
「殺気がないぞ」
「いくら操られてるからって仲間をほいほいと殺せるか!」
「俺は『水谷 真心』じゃない。奴と同じ能力と同じ顔を持つ『マジシャン』だ」
そう言って『マジシャン』は『破壊神』にワイヤーを引っ掛ける。
が『破壊神』は一瞬でそのワイヤーを断ち切る。
「さすがの破壊力だな」
「一真ほどじゃないがな!」
次のポッキーを取り出し、そのまま口にくわえる。
「一真といってわかるか!?」
「知らん。今のところ知る必要も無い」
にべも無く言い切って、次のワイヤーを投げつける。
『破壊神』に巻きつくワイヤー、力で切り離す『破壊神』。『何か』を投げつける『マジシャン』
『破壊神』の体に緑色の粘液が覆いかぶさる。
「暴徒鎮圧用のタングラー弾か!」
その言葉の直後、『一課課長』の体にワイヤーが巻きついた。
535名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 20:11:15 ID:aueCv+Zv
[壁]∀・)ドキドキ
536現状科学非認知能力研究機関:2005/05/16(月) 21:37:21 ID:1E1LoiSG
実は、Hネタが思いつかないだけでしたり。とりあえず続きを

===
「クソッ!」
頼みの綱の『破壊神』は粘着液で拘束され、自らもワイヤーで拘束され、じたばたともがくしかない。
汗がねっとりとする。体中に冷や汗が流れ出る。
「捕まえました」
『マジシャン』はインカムでそう連絡を行う。
「早いな……困ったなこっちの用事はまだ終わってないのに」
そう言って、向こうで少し考えてから言う。
「まあ、適当に痛めつけといてくれ」
そう言ってインカムが切られる。
「………」
『一課課長』の服を掴むとまるで魔法を使ったかのように『一課課長』のきっちりとした服が動き始める。
「はっ!!」
全身をなでられる感触に『一課課長』は嬌声を上げる。恋人への愛撫ではなく、子供が友達にするような愛撫。
何時の間にか下半身がすうすうする。くすぐったいがさすがに目を下に向ける。
ブーツとスパッツが脱がされ、下半身は生まれたままの姿である。
『マジシャン』は持っていた注射器を手際よく課長の腕に刺した。
(ねちゃ駄目……)
そうは思っていても、『マジシャン』の能力で強化された睡眠薬は確実に『一課課長』の寝る時間を増やしていった。

===
ここまでです。すいません……
537名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 05:26:28 ID:XK+ioil3
[永谷園]∀・)ワクワク
538名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 00:12:20 ID:FLea8T4D
ここのユガミという催眠小説がよかった
ttp://bbs02.nan-net.com/bbs.cgi?num=62
539名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 01:34:45 ID:+aPrx8tm

お母さんは正義のヒロイン
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1059738823/
540名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 00:10:00 ID:uri9Ic84

ふらっと・はーれむ
ttp://momiji.sakura.ne.jp/~ram-head/fh.htm
541名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 23:09:01 ID:nADR+onn
\まあ、お茶/ 
 \でも。/  
 (´・ω・)ドウゾ
 ( つ旦つ ∬ 
 と_)_) 旦 
VVVVVVVV
誰かいる?
542名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 23:30:22 ID:Y0Wa7i5j
いるよー
543名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 10:24:47 ID:Ofl9zeQ0
たま〜にいる。しかし凄い寂れっぷり……orz
ところで、魔法ネタって無いよな。
544名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 22:17:34 ID:wFhXAvgN
ノシ
一応見てる。
545名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 13:31:44 ID:GyrcCZvU
おまいら、キモい。
546名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 13:49:30 ID:vC/3fKiM
>>545
いや
俺がキモい。
547名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 17:06:29 ID:5fzH1Oda
俺のほうがキモイ
548名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 21:58:23 ID:sYSbxLVt
インビジブル上げ
549名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 22:34:47 ID:hfIYmGfE
リング上げ
550森野苺:2005/06/25(土) 20:40:09 ID:MR5ZlTmt
 初めまして。萌えもエロも書けませんが、「いたずら」+「妄想」で検索し、
こちらに参りました。早速ながら
あのうるさい街宣車を、萌える存在に変える方法を妄想してみました。
まず、音楽テープを、キュンキュンの萌えソングにすりかえ、ボディの
側面にはマスコットキャラクターを配置、背面にはそのキャラの大きな顔
をプリントすれば、まずまずいけそうではないでしょうか。
 さて、冗談はこれくらいにして、次回より「サキュバスになった男」を
お送りします。
551名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 02:26:26 ID:2OPXP6kT
期待AGE
552名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 06:06:33 ID:FDfpb4mq
萌えもエロも書けないのに何を書く気だ。
553名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 06:31:45 ID:WpJYm8Ng
萌エロ。
554名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 08:52:21 ID:iGhwnrdc
>>550
桐生まことのごとく女の子をことごとく虜にして
喰いまくるレズサキュバスだったらいいですなぁ
555名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 12:18:07 ID:+QQqPfrg
アゲ
556名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 09:42:30 ID:5KC6RMZy
サキュバスって女だろ?男ならインキュバスなんじゃ・・・。男が女になるのか?
557名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 00:57:31 ID:TISnnfxR

超能力・超常現象等体験告白
http://bbs02.nan-net.com/bbs.cgi/log/62/index.html

魔法使い体験告白
http://bbs02.nan-net.com/bbs.cgi/log/58/index.html
558名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 21:17:57 ID:f2AauTcS
おやおや、止まりすぎですよ?
559名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 22:38:34 ID:xB+juFou
人の夢に入り込んでやっちゃうとかの話キボンヌ
560診断の日:2005/07/25(月) 00:43:53 ID:Ks7a89GG
シチュだけ書いてみた。
----
俺には、特技がある。
催眠術、というのと似ているが、少し違う。どちらかと言うと、
社会のルールを変えてしまう、というのに近いかもしれない。
何、ほんの少しいじってやるだけだ。社会という奴は、もともと
いろんな歯車を無理矢理組み合わせて動いてる馬鹿でっかい機械
だからな。俺はその組合せを、少し変えてやるだけなんだ。

俺は今、医者をやっている。そして、今日は担当の学校の
健康診断の日だ。この学校では男子と女子の健康診断は
別々の日に行われる。そう、今日は女子の日だ。
ここまではまったく問題ない。だが、少し違う点があるとすれば、
今日は日曜日だってことかな。
なあに、ここの社会では一般的なことさ。
…いや、一般的なことになった、というべきかな。

今、この学校では、用務員や警備員なんて奴は一人もいない。
残っているのは、少数の教員と、健康診断を受ける女子学生達と、
俺だけだ。そりゃあ誰だって、健康診断する様子をを人に見られたく
ないだろうさ。まったく自然な事だ。

あと数分で、診察の時間だ。どれ、待合室の教室を見に行くとするか。
561診断の日:2005/07/25(月) 00:48:03 ID:Ks7a89GG
待合室を開けると、いきなりむわっとした熱気が押し寄せて来た。
待合室には、診察を待つ女の子がずらっと並んでいる。
だが、彼女らの様子は、普段と少し違う。
よく見ると、彼女らは一様に顔を火照らせ、身体のあちこちを
いじくり回しているのだ。
「……ぁ…はぁ……」
「…んっ!…」
「……ああん…先輩っ……」
彼女らは思い思いの世界に浸りながら、一生懸命オナニーをしていた。
部屋の中は、まだ年端もいかぬ乙女たちの醸し出す匂いで満ち満ちている。
そんな中、一人だけ平然とした顔で、女の子達の間を回って、声を
張り上げている女がいた。
「はい。そろそろ診察ですからねー。みんな、ちゃんと濡らしておいて下さいね。
やり方わかんない人いるー?いたら私に声をかけて下さいねー」
彼女はこの学校の教師。この日は原則として、教師は全員学校を
休まなければならないが、彼女らの健康診断を指導するため、特別に
来てもらっている。
「イカないように気をつけてねー。イク寸前で止めてください。
上手く出来ない人は先生が見てあげますからー」

俺は彼女に近よって、声をかけた。
「そろそろ時間ですので、チャイムが鳴ったら一人ずつこちらに
呼んでください」
「あっ、先生。わかりました。こっちの方は大体、準備できてますので」
「ご苦労さまです」

異常だって?そうでもないさ。診察前に準備しておくのは、当り前だろ?
----
562名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 12:21:31 ID:BwC7Lt1x
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
大期待です。
563名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 00:06:58 ID:681oR4lN
激しく続ききぼんぬ
564診断の日:2005/07/26(火) 01:50:49 ID:dmf6MpV8
がむばって続き書いてみます。
----
俺は診察室となった教室に戻り、椅子に座って準備を行った。
やがてチャイムが鳴り響いた。そして、しばらくして、
扉がギイ…と空いて、最初の診察者が入って来た。

「あ…一番。青山由紀です…」
おお、少し大人しそうだが、なかなかの顔つきの子だ。
さっき扉を開けたときに、一番前でぎこちなく胸を触ってた子だな。
少しドキドキしながら入って来るのがわかる。
まぁ、誰だって最初の診断は緊張するもんだ。
歩きながら、時おり下半身を気にしている。
下着が濡れているのが気になるんだろう。
「心配しないで…はい。そこに腰かけてください」
俺はやさしく声をかけ、椅子を指した。
565診断の日:2005/07/26(火) 01:55:31 ID:dmf6MpV8
「それでは診断を始めます。…まず最初に。青山くんは、処女ですか?」
「…あ、ハイ。そうです…」
…見た感じから、半分予想通りではあったが…
初っ端から面白いことになりそうだ。
「ふうん。それじゃ、オナニーとかはしたことある?」
「…えっと、さっきのが初めてで…」
顔を真っ赤にしながら、答えている。
どうやら、まったくそのへんはウブなようだ。ちょっと珍しいかも
しれないな。

「へえ…気持ちよかった?」
「あ、はい…最初は良くわかんなかったんですけど、あ、あの、先生が
やり方とか教えてくれて、それでなんか…友達のこととか考えて…
それで…」
一生懸命喋っている。が、喋っているうちに、段々その友達のことを
思い出して、恥ずかしくなってしまったようだ。
566診断の日:2005/07/26(火) 01:57:13 ID:dmf6MpV8
「そうか。その友達、好きなの?」
「…えっ!…あ…いや…えっと…好きだったっていってもあの…
あんまり会ったこととかないし…大体見てるだけで…」
真っ赤になりながら、手を動かしている。ちょっとコミカルでもある。
俺は質問を畳み掛けてみた。
「ふうん。そうか。…その友達と、エッチしたいとか思った?」
「え!…っと…まだそんなんじゃなくて…
その…ちょっと恐いし…それは診断の日の後がいいって思ったので…」
そう、診断の日。それが今日だ。

未成年の性の乱れを避けるため、若いうちから性教育を教え、
童貞処女などを一律して無くすための画期的なシステム、それが
診断の日というわけだ。
そう、俺はなにもスケベ心でここにいるわけじゃない。これはそういう
システムなんだよ。社会が俺を呼んでいるのさ!
…なんてな。

「それじゃあ、時間も無いし、そろそろ始めようか」
----
567診断の日:2005/07/26(火) 22:50:52 ID:dmf6MpV8
俺はそっと立ち上がると、彼女を見下ろして言った。
「君はいま男の人といっしょの部屋にいる。そして君は
エッチなことをしてもらいたがっている。さて、まず相手に
なんて言えばいいでしょう?」
「…えっ…と…わかりません…」
ありゃ、考え込んじまった。しかたない、リードしてやるか。
「わからない?…そうだな。じゃあ、まず君の場合だ。
そういうときは、男の人に静かに近よって、腕を回して
抱き付きながら、上目使いで相手を見て、『抱いてください…』って
言うんだ。やってみて」
「…あっ…ハイ」
彼女は、よろよろと近付いて、俺におそるおそる近付くと、ぎこちなく
手を伸ばして、俺を抱きしめた。つつましい胸が俺に触れた。そして、
上目使いで俺を見て、言った。
「…だ、抱いてください」
うーん。
「もうちょっと、感情を込めて。なんていうのかな、本当はすごく
恥ずかしいんだけど、彼のためなら一生懸命やる、って気持ちで
頑張って。そう、友達の事とか思い浮かべて」
友達とやらの事を言った途端、彼女の表情が変わった。そして、
しばらく逡巡したあと、目を潤ませながら、俺を上目使いで見て、
せつなそうな声で言った。
「…抱いて…ください…」
おおっ、なかなかのもんだ。
「…よ、よしOK。じゃあ、服を脱いで」
568診断の日:2005/07/26(火) 22:53:00 ID:dmf6MpV8
「次、脱ぎ方だけど、男の人の前で服を脱ぐときは、なるべくいやらしく
脱ぐこと」
「…え、い、いやらしくって…」
制服のボタンを外す手がピタリと止まってしまった。やれやれ。
「そういうときは、まず相手の目をずーっと見る。そして、相手が見ている
身体の場所を、なるべく前に突き出すように、『もっと見てください』って
おねだりするように脱いでくんだ。とにかく相手を意識すること。そうすると、
自分ももっと気持ちよくなれるから。わかった?」
彼女は目をつぶりながら、しばし考えていたが、やがて俺の目を見ながら、
制服を外し始めた。
俺は彼女の胸のふくらみをじっと見ていた。やがて彼女は慌てたように、
胸を突き出して、ブラウスのボタンを外し始めた。

「いやらしいよ、由紀ちゃん」
それを聞くと、彼女は真っ赤になって、目を閉じてしまった。
「目を閉じないで、俺を見て。そして、見られている場所に意識を
集中するんだ。そうすると、だんだんそこが、触られているみたいに
気持ちよくなって来るから」
彼女はまた目を開け、一生懸命俺を見て、震える手でブラウスのボタンを
外し始めた。
569診断の日:2005/07/26(火) 23:00:43 ID:dmf6MpV8
教室で黙々と向き合う俺達。俺は、ブラウスのボタンを外す彼女の指を
凝視していた。由紀は緊張しながら、ボタンを一つずつ外していった。
やがて彼女の顔がだんだん上気してきて、息づかいが荒くなっていく。
そして、ブラウスが落ち、スカートに手をかける頃には、彼女の胸の
小さなつぼみは、ブラの上からもしっかりわかるくらい、立って来た。
緊張しているのだろう。

そして、彼女はスカートを脱ぎ捨て、ブラとパンツだけの姿になった。
口はきゅっとしまって、目は落ち着かない様子で動いていた。
「…ぬ、脱ぎました…」
ややかすれた声で答える由紀。初々しい反応だ。

‐これから、もっといろいろ教えてやろう
俺は心の中でほくそ笑みながら、由紀に近づいた。
----
570診断の日:2005/07/31(日) 16:06:39 ID:jStYfqo2
「ようし、それじゃ次は、準備の時間だ。男の人とする前には、
必ず身体をあっためとかなきゃいけない。水泳の前に準備体操する
ようにね。わかる?」
「は…はい」
「どうやって体を温めるか、わかる?」
「えーっと…こすったり…お風呂入ったりとか」
俺は笑って答えた。
「ちがうよ。だって由紀ちゃんは、一人じゃないでしょ?」
「えっ!…は、はい」
「だったら、体だけ暖まったってだめだね。心からあったまらなきゃ」
「えっと、でも、どうやって…」
俺は顔を近づけた。
「さっきのオナニーは思い出せるね?じゃあそれをまたやってみて」

由紀は少し顔をそらし、やがておずおずと胸に手を伸ばした。
ぎこちなく手を動かす由紀。俺はその様子を楽しみながら、
声をかけた。
「あんまりうまくないね」
「あっ!えっと、ごめんなさい」
とっさに謝る由紀。俺はさらに助言を続ける。
「自分が今、何をやっているか口に出してごらん。
そうすれば、相手も由紀ちゃんの事がもっとわかりやすくなるからね」
「わ、わかりました。私は…えーっと、今、胸をいじってます」
「胸の、どのあたり?」
「えっと…ち、ちくびのあたりです」
「そう。そこは気持ちよくなる部分だから、しっかりと
いじってみてね」
由紀はそれを聞き、一生懸命手を動かした。
571診断の日:2005/07/31(日) 16:22:15 ID:jStYfqo2
「それじゃあ次は、下の部分も弄ってみようか。」
由紀は左の手を下に伸ばして行く。

「ほら、今どこを弄っているのか、ちゃんと言わないと」
「は…はい。えっ…と、私は、い、いま、お、お…」
「ちゃんと言わないとわからないよ」
「はい…お、おまんこを弄っています」
「おまんこのどこらへん?」
「えっ…と、あ…い…いりぐちの…あたり…」
「そう、男のひとのおちんちんが入るところだね。男のおちんちん、
見たことある?」
「あ…な、無いです」
「そう。たとえばこんなだけど」
俺はそう言って、ズボンをずりおろした。
由紀は突然出された物にびっくりして、口を開けている。
「あ…あ…」
「手を休めちゃだめだ」
「は、はぃ…」

「由紀ちゃんがそうやっていやらしいことをすればするほど、男の人の
おちんちんはこうやって固くなってくるんだ。友達のおちんちん、想像できる?」
「え…えっ…」
「じゃあ想像してごらん。由紀のおまんこの中に、友達の固くなった
おちんちんがゆっくりと入って来るところ」
由紀はそれを聞くと、ビクっと身体を震わせた。心なしか、目がうわずって
来ている。そして、由紀の手の動きが早くなって来た。彼女の下着は、やや
染みのようなものも見える。
「へえ、感じやすいんだね」
「あ、ごめんなさい…」
「いや、感じやすいのはいいことなんだよ。男の人がすぐに
由紀ちゃんの中におちんちんを入れられるようになるからね」
「そ、そうなんですか…」

572診断の日:2005/07/31(日) 16:25:25 ID:jStYfqo2
「おっと、そこでストップ」
俺は時計を見て言った。
「よし、そのやり方を覚えておけば、君の言う友達と会ったときも、
もう大丈夫だ。本当はもう少し教えなきゃいけないことがあるんだけど、
次の人がまってるし、そろそろ『注射』の時間にしようか」
俺がそう言うと、彼女はビクッと震えた。一瞬にしてまた緊張感が
戻ってしまったかのようだ。
「…あ、えっと、でも心の準備が…まだ…」
「つき合いたいのは山々なんだけど、こっちも仕事だからね」
言いながら、俺は彼女に近付く。彼女が軽い悲鳴をあげた、後ずさった。
下着姿で仔羊のようにおびえる少女の姿を見ながら、俺は言いようの無い
嗜虐感に捕われた。それを隠しつつ、あえてやさしい調子で声をかける。
「さ、由紀ちゃん。こっち来て」
彼女は立ったままもじもじしている。俺は急いで彼女に近付くと、
彼女を乱暴に抱き寄せた。
「…い、いや…」
そして、そのままブラをむしり取る。
「やっ、やめてー!!」
つつましやかなオッパイが現れる。俺はそのまま彼女を押し倒すと、
彼女のじっとり濡れたパンティを無理矢理引っ張った。
「や、やあーっ!!」
彼女は一生懸命暴れたが、所詮は女の子。それに先生に向かって暴力を
振るう勇気は無いようだった。
一瞬にして彼女の、まだ未発達な割れ目が晒される。由紀の毛は少なく、
秘所はぴっちりと閉じていた。
俺は彼女のパンティをそのまま足首にかけると、彼女の両腕を抑え、
ギンギンと勃った自分の物を押しつけた。
「それじゃあ、挿れるよ」
「や、だ、だめーっつ!!」
彼女は俺の身体のしたで必死に身を動かし、俺の物を入れさせまいと
頑張っていた。ビンタでもして無理矢理犯してしまうのは簡単だが、
体罰に訴えるなど、教育者としてやってはいけないことだ。
俺は、彼女を抑えていた力を抜くと、立ち上がり、大声で先ほどの
教師を呼んだ。
「すいませーん。ちょっと来てくれますかー!」
「はーいー」
彼女はすぐにぱたぱたとやってきた。
573診断の日:2005/07/31(日) 16:33:51 ID:jStYfqo2
やってきた女教師は一瞬で状況を判断し、
「あーどうもすいませんねー。まだ慣れない子もいるんですよー」
と俺に向かって言った。
「いや、こちらこそすいません。申し訳ありませんけど、ちょっと
言ってあげてくださいますか」
俺は彼女を女教師に預けた。
そこから、彼女の説教が始まった。

「…だからだれでも最初の『注射』はいやがるのよ。痛いのは
わかるけど、みんな経験することだからね」
「…今やっておくと、後で本当に好きになった人が出来たとき
後悔しないから」
「…先生も診断の日にはそりゃあ痛がってずいぶん騒いだんだけどねー。
でも、後であのとき、ああやっといてよかったーって思ったわけよ」
診断の日の大切さを、自らの思い出を交えて、滔々と語り出す女教師。
その流暢さには、俺も驚いた。由紀も、さっきよりおとなしくなって
聞いている。俺も苦笑を押し隠しながら聞いていた。歯車は彼女の中で、
うまく回ってるようだ。
…まぁ、その日は『さっき作られた』んだがな。

彼女の説教は、それから何分にもわたった。


「…やります…私…」
合計で10分近くに渡る、女教師の機関銃のような説教を聞いた後、彼女は
こくりとうなずいた。
「うん、うん。わかった?そう、それじゃ、頑張ってね」
「…はい」
俺はそれを見て、由紀に声をかけた。
「よし、いいんだな」
「……お願いします…」
「どうもすいません先生。でもちゃんと言っておきましたから。ほんと
ごめんなさいねー」
横で女教師がひたすら謝っている。いい加減面倒くさくなったので、
丁重に礼を言って、帰ってもらった。

さて、いよいよだ。
----
574名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 04:51:50 ID:ciWpWDwC
支援保守
575診断の日:2005/08/04(木) 01:23:47 ID:YFnMFHzh
「よーし、それじゃ、挿れるぞ」
「…はぃ…」
消え入りそうな声で、ガクガクと震えながら、俺の方を見ている。
真っ赤に泣き濡れた顔が可愛らしい。
彼女はさきほどの説教で、すっかり乾いていたようだったが、俺は
やむをえず、突っ込む事にした。
「いくぞ」
声をかけ、一気に身体を沈める。メリメリっという感触が感じられ、
一瞬の後に彼女の絶叫が響いた
「いやあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」
その悲鳴は教室に響き渡り、となりの部屋から漏れ聞こえていた雑談は、一気に引いた。

「いやっ!!痛いっ!!抜いて、抜いてえっ!!」
静かになった教室に、由紀の声が響きわたる。
その悲鳴を聞きながら、俺は一生懸命に腰を振る。
最初はぎこちなかった抽送も、彼女の残っていた愛液と血によって、
少しずつ滑らかになっていった。
なに、鬼畜野郎だって?何を言っているのかね。
これは『仕事』だよ。
「やぁ!!やめて!痛いよう!痛いー!」
由紀は叫び続けたが、俺は構わず『注射』を続けた。これも先生の愛情だ。
それから俺は、なんとかして抜け出そうとする由紀の腰を、がっしりと
掴んで抽送を繰り返し、まだ未開拓だった彼女の身体をたっぷりと楽しんだ。
576診断の日:2005/08/04(木) 01:26:07 ID:YFnMFHzh
やがて、抵抗するのを諦めたのか、あるいは現状を受け入れたのか、由紀は
暴れるのをやめ、ただ俺の思う通りに身を任せ始めた。
そしてしばらくすると、彼女の涙も枯れてきたらしく、気がつくと教室には、
時おりしゃくりあげる彼女の声と、俺の腰を動かす単調な音だけが響いていた。
俺は彼女に声をかけた。
「もう、大丈夫かい?」
彼女は、ゆっくりと涙を拭いながら答えた。
「…はい、なんとか…」
「そうか。これで君も大人の関門を乗り越えたわけだ。さ、笑って」
「…あ、はい…」
由紀は顔を落としている。俺は、腰をゆっくりと振りながら答える
「これで、友達とするときも、大丈夫だよ」
「…あ、あは…」
彼女に少し笑顔が戻って来た。

それを見て、俺は声をかけた。

「なあ、ところで、ちょっと本当の話をしてもいいか?」
「…ぇ…?」
由紀は、きょとんとした顔をした。
「本当は…『診断の日』なんて無いとしたら、どうだ?」
突然口調を変えた目の前の男を見て、由紀は、なにがなんだかわからない、
という顔をしている。
「今日の出来事が、全部作り物だとしたら、どうする?俺が先生じゃなかったら、
どうする?本当は、一人の男が、ふらりと高校にやってきて、そこに通ってる
まだ若い女子高生を、手当たり次第にレイプしているだけだとしたら?」
「…よく…わかり…ません…」
由紀は何かを思い出そうとしているような顔をしたが、どうしてもわからない
ようだった。


俺は、彼女の歯車だけを、元のものに組み換えた。
577診断の日:2005/08/04(木) 01:28:40 ID:YFnMFHzh
一瞬にして、由紀は全てを悟った。そして直後、俺の顔を見ると、
顔を愕然とさせて叫んだ。
「あ、あなた誰!な、なんで私…私…裸…」
「はっははははは!君が大切にしていた処女は、もう俺が奪った後だよ。
いやー!初体験がこんなんで、残念だね」
「は…はつ…たい……けん…」
彼女は弾かれたように自分の身体を見た。そこには、華々しく処女を散らした後の
血痕と、まだ彼女に突き刺さったままの俺の肉棒があった。
「あ…あ…いやああああああああ!!」
先ほどとは種類の違う絶叫が響き渡る。由紀は顔をぱくぱくさせて、助けを求めた。
「やっ、やあーっ!誰かぁ、誰か助けて!先生、先生!助けて、助けてよ!」

壁の向こうから、のん気そうな声が聞こえた。
「だいじょうぶですかー?」
「あ、大丈夫です。もうすぐ終わりますから」
俺は間髪入れずに答えると、彼女の耳元にそっと近付き、ささやいた。
「無駄だよ。おまえ以外、誰も気づいてないからな」
「う、うそっ…!」
彼女の顔が真っ青になる。そして一瞬の後、彼女はさらに大声で叫んだ。
「逃げてっ!逃げてえっ!かなえ!みか!犯される!犯されるよう!」
壁の向こうから、かすかに笑い声が聞こえて来る。
「まだ騒いでるよ、由紀」
「臆病なんだから」
「あたしずっとまってるのに…んんっ…」
「あんたさりげにイキ過ぎだから」
どっと笑い声が聞こえて来る。
「な…なんで…」
「あきらめろ。大丈夫だ。お前の大好きなかなえちゃんやみかちゃんも、後で
しっかり『犯して』やるから」
追い撃ちをかけるように、俺は彼女の顔に向けて、ゆっくりとどめの言葉を放った。
由紀はそれを聞いて、絶望したように顔を覆い、再び泣き始めた。
578診断の日:2005/08/04(木) 01:37:21 ID:YFnMFHzh
「しかし運が良かったな。君の友達より先に楽しめて嬉しいよ」
由紀は再び顔をゆがめた。
「まあ、先にセックスの練習が出来て良かったよな!」
俺は気にしないそぶりで、さらに腰を突き出す。
「…う…」
「あれ、ショックが大きかったかな?」
由紀は突然大声を上げた。
「嘘!嘘っ!全部嘘なんだから!助けて、助けてよっ!!」
大声で叫ぶ由紀。俺はそれを眺めながら、声をかけた。
「ふうん、助けてほしいか…」
「もうイヤっ!…イヤ、イヤ、イヤアッッ!!」
俺から半分顔を背けながら、彼女は首を左右に振っていた。

俺は彼女の歯車をまた組み換えた。
一瞬にして彼女の顔が緩み、瞳がぼける。

俺はまた声をかけた。
「どうしたの?なんかぼうっとしていたみたいだけど…」
「…あっ…なんだか…ちょっと恐い夢を…見てたみたいで…」
息を荒げながら、答える由紀。心のスイッチが変わったが、
身体だけが追い付いていないのだろう。
「そう。でも、大丈夫だよ。もうすぐ終わるから、ね」
「あっ、ハイ…」
ゆっくりと息を落ち付けさせる。
579診断の日:2005/08/04(木) 01:40:41 ID:YFnMFHzh
「じゃあ、最後は自分で動いてみて。エッチするときは常に、相手が気持ちよく
なるようにこころがけること。ありがとう、っていう気持ちを忘れないことだね。
じゃあ、言ってみて」
「あ…いろいろ教えて頂き、ありがとうございました」
ほう、ずいぶん言えるようになったな。
「そう…そういう気持ちが大事なんだ。じゃあ上になって、腰を動かしてごらん」
彼女はゆっくりと腰を上下に振り始めた。
「…おっ…上手くなって来たな。そう、常に相手の様子を見て、相手が気持ちよく
なることを考えること。エッチして『もらってる』っていう気持ちを忘れないことだね」
「…あっ…はい…っ…」
由紀は、俺の物をくわえながら、一生懸命うなずく。
頬にはわずかに、さきほどの泣き跡がみられるが、彼女がその理由に気づくことは、
もう、ない。
‐男に奉仕することを、最後まで覚えてもらおうか。

「そう…おおっ…いいね…。気持ちイイかい?」
「…す、少し…」
「そう。いいね。それじゃ、声に出して『気持ちイイ!』って叫んでごらん」
「…き、気持ちイイ…」
「…う、いいぞ…これからは…毎日、今日やったことを思い出して…寝る前に自分で、
オナニーしてごらん。そうすれば…どんどん気持ちよくなれるから」
「…あ…はい。オナニーします…」
「友達の事を考えながらやってごらん。そうすれば、上手くなるから」
あそこがきゅっと締まる。
「…お、おおっ…よし。それじゃ、今から、俺をイカせてごらん、ほら」
580診断の日:2005/08/04(木) 01:44:58 ID:YFnMFHzh
由紀は戸惑いながら、やがてゆっくりと腰をまわして動き始めた。
「…あっ……気持ちイイ…気持ちいい…」
時おり思い出したように、由紀は『気持ちイイ』という言葉を繰り返す。
「…気持ちいい…気持ちいい…」
そして、言いながらだんだんと興奮して来たかのように、グラインドの
動きが速くなっていく。
「気持ちいい…気持ちイイ…気持ちイイ!」
言いながら、どんどん動きが速くなっていく。いまや由紀は目を閉じて、
ひたすら身体をそらせながら、一心不乱に身体を動かしていた。

「よし、行くぞ!」
俺は、由紀の腰をつかみ、彼女を引き寄せると、自らの精を彼女に向けて放った。


行為が終わった後、着替え終わった彼女に向かって、俺はコンドームを手渡した。
「はい、これ。診断の日を終えた記念品だから、しっかり持っておくんだよ」
「…はい…ありがとうございます」
彼女は乱れた髪のまま、俺の精液が入ったコンドームを丁寧に受け取った。

「それじゃ、また。今日教わったことを忘れないでね」
「はい。ありがとうございました」
ぺこんとおじぎをして、彼女は教室から出ていった。
いずれ、俺がまた歯車を組み換えたとき、彼女は自分の部屋に飾ってあったコンドームを
見て、たいそう驚くに違いない。そんなことを考えながら、俺は入口に向き直った。


「次の人、どうぞ」
----
581診断の日/あと:2005/08/04(木) 01:49:45 ID:YFnMFHzh
というわけで一旦おしまいです(魔法・超能力の趣旨に沿ってるか
いまひとつワカランのですが…)
途中テンションが微妙だったんですが、なんとかためてがむばってみました。
支援ありがとうございます。エロ描写は修行します。

また妄想力が溜ったら、もうちょと書いてみたいっす。
582名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 02:17:34 ID:z1TXYQew
GJ
583名無しさん:2005/08/05(金) 14:05:34 ID:FW6D0ETC
うむ、グッジョブだ…!!
584名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 12:40:21 ID:oc1vznaM
GJ!

後考えてたネタ。
相手の夢の中に侵入できる少女。
嫌っている(お互い喧嘩している)少年の夢の中に入っていたずらをしようとするが、
そこで少年と自分(以下夢の中の自分)がデートしてる姿を見てしまう。
「私はこんなのじゃない」とか思いつつ、その姿にあこがれてしまう。
そして、夢の中の自分と入れ替わって夢の中のラブホテルで少年と一線を越えてしまう。
目が覚めたら、学校でであってお互い気まずくなって完。

……あまりにも純愛ネタすぎるので諦めました。
585名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 23:03:45 ID:L8IxpvEv
オレは無理に鬼畜にせんでもいいと思うが・・・
586名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 23:25:45 ID:NM1mnI+E
>>584
むしろお願いします
587名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 07:37:53 ID:v6SKZzTH
>>586
すまん、書いてたのだが、イメージがどうもまとまらず削除してしまった。
だれか、このネタで書いてくれ〜。
588名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 13:31:07 ID:zku8tqU1
>>584
早く書いてよう!
589名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 14:29:43 ID:VDevWiIU
ド鬼畜でもいいよ
590名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 13:12:40 ID:dIeZ3Vto
>>581
GJ!!世界の在り方を変えるって凄いな、ある意味最強の能力ですね。
恥ずかしながら、由紀タンが友達のこと考えてオナヌーしちゃうってところに
萌えますた。
この世界だったら童貞もいないんだよね、ね!
 
後、俺は鬼畜も、純愛も、どっちも好きです。
591581:2005/08/10(水) 23:27:55 ID:kvYbSeVq
本業で死んでますた。

>>582>>583>>590
ども、詳しく読んでもらえてありがとございますm(_*_)m
感激です。
童貞の人には専門の主治医が…いたらいいなあ
このネタはいろいろ膨らませたくて、たとえばこの次の診察で、
タカビーなお嬢さまが逆に「させてもらえない」で悩む、とかいろいろ
考えてたんですがやめますた。次は別ネタで挑戦してみます。
(属性は鬼畜寄りなんで、萌えに関しては(#/o\#) 文章はorz。精進します)
592584:2005/08/11(木) 07:13:50 ID:ydnmYlzH
書いてみました。エロス分はそれほど無いです。たたき台にどうぞ。

片桐京子は超能力者だ。
『相手の夢の中に入って夢を自由自在に変える』能力の持ち主だった。
彼女にとって幸運だったのは能力を知った人物が彼女にとって理解的だったこと。
そして、彼女に対して他の人間と同じように扱ってくれた事だ。

「おい、また科学部にいくのか」
そう声をかけて来たのは、同級生の緑川俊二だ。
時間は放課後、まだ日は高く明るいといって良い。
「悪い?」
そう言い返してから、京子は振り返る。
「今日という今日ははっきり言わせてもらうけどな……科学部やめろ」
そう言って俊二は、京子の服を掴んだ。
「なんで、あんたに私の部活動を決められなきゃいけないのよ」
そう言い返してから、京子は掴まれた腕を引き離して言い返す。
「野球部のマネージャーに専念しろとか言うんじゃないでしょうね」
俊二は野球部の部員だ。1年だが実力はかなり高いので、即戦力として考えられている。
「ああ、そうしてくれたほうがずっと嬉しい」
「……悪いけど私科学部止める気ないから」
「あんな何時人体実験するかわからない○○○○部長についていく気かよ!」
「部長のことを悪く言わないで!」
「だけどなあ……」
「あの人は………」
そう言って口をつぐんだ。言える筈が無い自分が超能力者など。
部長の前でつい喋ってしまったが、言わないと約束してくれたし相談にも乗ってくれる。
少々変な所があるが悪い人ではない。
「じゃあ、科学部が終わったら野球部行くから」
そう言って少女は教室を出た。
593584:2005/08/11(木) 07:15:16 ID:ydnmYlzH
「おお、京子君、今日はつまらない顔してどうしたのかね?」
「ええと、科学部止めろって同級生に言われたんですけど
 私、やめる気がないって答えたんです」
「ふむ、わかった」
西博士(にしひろし)と言われる科学部の部長は、まわりの生徒からの受けは悪いが、
その天才ともいえる成績は学内一と呼ばれている。大学は飛び級で合格してるらしいが、
「とりあえず高校で人間関係について学んで来い」と両親に言われこの高校に入ったらしい。
「しかし……最近スランプなのだよなあ……我輩も」
そう言って西はゆっくりと立ち上がって力強く叫びだす。
「こうなったら、なんら怨みはないが学会に復讐するために何か行動を起こすというのも悪くないかも知れんな!」
「怨みもないのに復讐ですか?それって何か矛盾してませんか?」
「否!復讐とは!復讐とは!例え自分ではなんとも思っていなくても相手からしたらとても大きなものであり、
 つまり相手がまったくわからない復讐動機と言うのも全然OK!という事は只なんとなく復讐するというのもありではないかな?」
「……でも……復讐は何も生みません」
突っ込んでも無駄だとわかってるので、とりあえず一般的なことで止めてみる。
「確かに……復讐という桜を咲かせ桜を見たところで目に映るのはただ淡くちりゆく桜吹雪のみ……
 ああ幻想的されど破滅的な桜吹雪よ……吹雪……ごぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……ぎゃああああああ凍え死ぬぅぅぅぅぅ!」
手近にあったハリセンで西部長の頭を叩く。
「なにをするのであるか!我輩の繊細かつ大胆な脳はおお!おお!今すばらしいアイディアが
 宇宙の彼方のブラックホールから送られてきたのである!」
そう言うや否や西博士は机の上で何か怪しげな物を作り始めた。
「ああ、京子君、もうそろそろ野球部に行く時間だろう。他のメンバーは今日は遅れると言っておったから、安心したまえ」
そう言って西は発明品にとりかかる。こんな人物だが、何故か先生からの信任は厚い。
「あっそれでは」
そう言って科学室を出てから、京子はよしっと気合を入れた。
594584:2005/08/11(木) 07:17:13 ID:ydnmYlzH
野球部の部室はかなり散らかっている。
食べ残しのパンやら雑誌が所狭しと並べられ、足の踏み場も注意しないと何かを踏みそうで怖い。
やかんで紅茶を作りながら、冷蔵庫から氷が残ってるか調べ、タンクに水を補給する。
まず朝から残ってる食べ残しをチャックして全部捨ててから雑誌を纏めて部屋の隅に置く。
「××高校 試合記録 部外秘」と見慣れぬ高校の名前が書かれたDVDを見つけて、ああ『こう言うのを見て勉強してるんだな』と思い、
ケースをきちんと並べて部屋を片付ける。紅茶が完成したので氷を入れた大き目のプラスチック水筒に入れて冷蔵庫に入れる。
時間を見ると5時55分。まあ少しの休息の間に『勉学用』のDVDを見るのも悪くないと思い手に取る。
デッキにDVDを入れて再生ボタンを押す。
突如として画面に現れたのは黒い皮製の下着を着た女性。後ろから現れる謎の男。
「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
顔を真っ赤に染めて叫び声を上げる。幸か不幸か部室棟には誰もおらず気に止める人もいなかったが、さすがに汚いものを触るような手で取り出して、
元のケースに収めてからそそくさと本棚に置く。
ずらりとカバーがかけられた本の一冊を手に取り開く。エロ漫画だった。
「………」元の所に戻して、冷蔵庫から紅茶を取り出すと、塩を少し混ぜておく。
ようやく戻ってきた野球部員達に挨拶をしてから、「科学部で用事を思い出した」と言って、そそくさと部屋を出ようとする。
「おい」
そう言って俊二が声をかけてくる。
「あんな奴とつき合ってて、気分が変にならんのか?」
「全然」
顔を赤らめて部室を立ち去ろうとする。
「紅茶に砂糖入れといたから」
「……なんだよ!今日……何か……」
「近寄らないで!」
激怒し般若の表情で平手打ちをすると、そのまますたすたと立ち去っていく。
「貴方なんて……貴方なんて大嫌いっ!」
そのまま駆け出すように走っていく。
ぽかんとした表情のまま俊二は駆けていく彼女を見ることしかできなかった。

「どうしたのかね、野球部の仕事は終わったのかね」
ふらふらと科学部の部室に入ってきた京子に対して西はそう言って迎える。
他に助手数人がいるが、ここでは略する。
「何……作ってるんですか?」
「おお!良くぞ聞いてくれた!これは……「データ収集装置です」……我輩の台詞を取るなー!
 それはこの発明を端的に表してるが、逆を言うならばまったく表してないと言う事でありそれはすなわちまったく違うということなのである!」
ちなみに間の台詞は助手である。
「はあ……」
「どうしたのかね?何時もの元気は何処へ行ったのかね?」
「……野球部が……あんな変態の巣窟だったなんて始めて知りました……」
ポツポツと語り始める京子。
595584:2005/08/11(木) 07:20:36 ID:ydnmYlzH
「学校にエロ本やエロ画像の物を持ってきて、それを隠してるなんて……」
「むう……他の人物の性的趣向にとやかく言う気は無いので良くわからんが、
 それはつまり男同士でやらないかとか、なんかコラージュ作品で……」
「そんなのじゃあありません……もっと……もっと……」
涙をこらえる京子に声をかけることもできず、しょうがなく西は話を聞く。
「彼が……緑川君があんな変態なんて……」
エロ本もってるぐらいでそこまで言うかと助手のひとりは思いつつ、話を聞く。
「……なあ京子くん、ある天才科学者はこういった。『人間は欲望によって希望に向かい進む』と。
 例えどんな小さな欲望でも生きてる限り持ってるもので、それがあるから人間は人間と呼ばれるのだよ」
「ですが……」
「もし、彼がょぅじょ趣味で部屋にょぅじょを監禁してるなら話は別だが、たかだか本持ってる程度で変態呼ばわりは可愛そうなのである」
「………でも……」
「我輩も一度、子供が読んではいけないといわれた本を読んだ事があるのである」
その言葉に一同が引く。
「なんだね、まるでその来訪した異世界人が『ウルトラマン大好きです』と言ったような目を表情は、
 だいたい、あっちが悪いんだぞ、軍○機密をあんな我輩の手にかかれば数分で開けられるジェラルミンごときのケースに入れるなど……」
「いや、そりゃあんただけだ」
間違えるとMIBに狙われそうな事を言い出しそうなので、突っ込んでおく。
「……確かにそうであったジェラルミンを針金一本で壊せるなどこの我輩……脅威の 大 ・ 天 ・ 才 !どぉぉぉくたぁぁぁ 
 ヒロシィィィィィ以外には不可能なことである。というかどんな機械を使ったんだはないだろう!我輩をそんじゅそこらの青瓢箪と一緒に……」
バキッ。とりあえず突っ込みを入れてから叫び声をあげるのを止める。
「……まあそう言う事だ。相手の趣味を一々気にしていたら、しょうがないと言う事だ」
「はい……でも……」
言いかけて、ちょっとした『復讐』を思いついた。こういうのは趣味では無いがちょっとした悪戯だ。
「いいです、相談したら気が晴れました」
その後、西のロボット談義がしばらく続いた。
596584:2005/08/11(木) 07:22:02 ID:ydnmYlzH
寝る前に復讐する相手の事を良く思い出す。彼女が能力を使うための儀式の一つだ。
「夢見るものゆめゆめ忘れるべからず、夢は汝が思いにて汝の心の奥より出で何時の心の奥に帰る」
合言葉を唱えて能力を発動させる。こういった制限を加えないと無制限に能力が発動するためだ。
「なれば夢みるもの夢を忘れず進むと良い。汝が夢は汝の夢なれば」
そう言うと深い眠りにつく。そう深い深い眠りへと。

復讐の方法としてはこうだ。俊二の夢の中に入って部室のDVDを見る夢を見せてそのままその画像をとんでもない物にする。
夢の中なら簡単な事だ。
「さーて、彼の見てる夢はどんなのかしら?」
初めて自分の能力を嬉しく思う。だってこんな素敵な復讐ができるんだから。
明るい町の一角。まぶしい太陽。目がちかちかしそうなので空中からサングラスを取り出す。夢の中なら簡単な事だ。
彼が自分を見てもわからないように、服を少し変える。
俊二を見つけてそっと近づく。近くにいる少女。見覚えがあった。自分、服が少し違うがそれは自分だった。
「待った?」「全然」
こっぱずかしい会話。夢の中だとわかっていても、真っ赤になりそうだ。
そのままデートに出かける二人。怪獣映画を見たり、コンビニで本を読んだり……
違う、『彼女』は自分ではない。自分はあんな事をしない!夢の中なら全てをさらけ出せる。だったら配役変更といこう。
ここでは遠慮なんてする必要は無いのだから。
精神を集中させ『彼女』と『自分』を入れ替える。『彼女』にはしばし夢の中から退場いただこう。
「ねえ、おなかすかない?」
その台詞と共に夢の中で場面転換。ハンバーガー屋さんでの食事風景。
二人とも少し大きめのハンバーグにかぶりつく。うーん本当に食べると太るけど夢の中なら良いかなと思いつつ豪快に食べる。
「ジュースお持ちしました」
そう言ってウェイターがジュースを持ってくる。ってえええええ!何これ!はっきり言ってこれこれ……
少し大きめなのは良いだが、ストローが2本ついている。待ってよこれってバカップル専用の?ていうか差し換えたいんだけど!
「どうしたんだ?気分悪いのか?」
心配そうな顔で俊二が顔を寄せてくる。体中が熱くなる。心臓音が鳴り響く。
「だっ、大丈夫だから……これ一緒に飲むの?」
「この店の名物だろ?変か?」
どちらの願望だろう。自分の物ではないと信じたい。むろんこんな名物聞いた事が無い。
最悪の手段として夢をぐちゃぐちゃにしてしまうという手があるが、『目的』が果たせなくなる。
そっとストローを唇に寄せて味わう。味がしない、存在しないから当然なのだが。
彼の顔が目の前にある。自然と視線が合ってしまう。ここでなら言う事ができるかもしれない。
『私は超能力者です』と。だが言えない。言ったって信じてくれるわけが無い。だって……。
そんなこと非常識だから。超能力の存在なんて。いつも本当の姿を誰かに見てもらいたかった。
信じてくれたのは部長だけだった。だから私は部長を信じてるし、部長も私に人体実験などをしないと約束している。
(只の恋愛対象だったら……)蕩けてしまいそうな自分を感じてしまう。
目の前の彼と一緒にすごす甘い時間。そんなこと考えた事さえなかった。
自分は人と違う、自分は他人とは一緒になれない。ずっとそう思っていた。
(今だけなら……いや今日だけならいいよね)
597584:2005/08/11(木) 07:24:35 ID:ydnmYlzH
食事が終わった後ショッピングモールへと強制的に移動、ショッピングを楽しむ事にする。
夢の中で見る服はどれも個性的で、幾つか選んでみたとき、俊二が聞いてきた。
「試着はしないのか?」
「!!!!!!試着ってあなた……」
「いや、普通するだろ?」
「…………」
何か嵌められたような気がしないでもないが、仕方なく試着を開始する。
最初に選んだのは黒いガーダーと黒いブラ。鏡を見てみると……今までこんな姿をしたことはなかった。
まるで悪女になったようなそんな姿。でも……こんな姿も悪くない。
そっと更衣室のカーテンを開けて彼に姿を見せる。真っ赤になった彼の顔がとてもおかしい。

何時の間にかラブホテルに来ていた。夢の中のラブホテルだが下着姿のままで来たのかと思うと少し恥かしい。
服を脱がされ、生まれたままの姿にされてしまう。
「私の……全てを見て……」
そうだ、私はここでは全てをさらけ出す事ができるのだ。
なぜなら夢は私の物(セカイ)だから。
熱くなる彼の体に抱きつき、そのままゆっくりと押さえ込まれる。
見て見て。私を見て。生まれたままの私を。彼の舌がそっと私の首にかかる。
復讐なんてどうでもよくなってた。今しばらくはこの逢瀬を楽しむとしよう。

目を覚ました時、そっと首を撫でた。
彼とキスされたのは夢の中。それでも、まるで本当にキスされたような感触があって。
きゅっと気を引き締めて学校へ行く準備をした。

学校前で俊二と目を合わせて……二人とも赤くなる。
夢の中での出来事を思い出したのか。それでも何時もどおり授業をすごす。
ふと、彼の顔を見て思った。自分が超能力者と知っても彼は何時もと同じように付き合ってくれるだろうか?
『できない』私はそう結論付ける。私の力はそれほど異質だ。
だから、私はこの力を隠して生きる。それが選んだ私の道だから。
598名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 23:51:28 ID:1ioakWp4
GJじゃねえかこのやろう!いいもの見させてもらったぜ!
599名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 03:31:57 ID:oO+vhlKV
ドクトルピロチのCVは神谷明ですか?
600名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 17:02:47 ID:SN5MrhgJ
600AGE!
601名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 18:55:56 ID:fyTq/w+M
>>599
天知る、地知る、鰹汁?
602魔眼:2005/08/19(金) 22:43:27 ID:1a40xNXj
えーと、踏み台にネタを書いてみます。
鬼畜・陵辱書けないんで、そっち系がいい人はスルーしてください。

一人の少年が、会議室で頭を抱えていた。
「このタイミングでか……」
当り散らすようにそう言うと、少年は机をじっと睨みつける。
「薬の予備持ってくりゃ良かったな……」
何も確かめていないのにそう言うと、少年は会議室で頭をじっと抱え続ける。
少年が探しているのは『魔封じの薬』と呼ばれる特殊なアイテムだ。
魔法、超能力と呼ばれる力を封じると言われるそれは、少年にとって最も必要とするもので、
本来は予備も含めて複数持ってるが、今日は原材料の予備が少なくなっていたので節約の為に、
予備を持ってこなかったのだ。
「……しばらく待つか」
そう言って、少年が目をつむって、寝るように腕を組む。
少年の目は只の目ではない。『魔眼持ち』それが少年の正体だった。
『赤外線視覚』『紫外線視覚』『生命力視覚』の感覚強化は当然のこと、
『透視』『遠隔視』『微細視』『闇視』『磁力感知』などのよく訳のわからない物から
『破壊の魔眼』『感情感知』『誘惑の魔眼』などもあり、危険な能力であった。
中でも『誘惑の魔眼』は制御が難しく、薬では視線だけでハーレムが作れる代物である。
が少年はハーレムなどには興味が無く、そんなべたついてくるだけの女性などうっとおしいだけであった。
ハーレムよりも誰から見てもバカップルと呼ばれる相手がいいな。
603魔眼:2005/08/19(金) 22:44:30 ID:1a40xNXj
そんなことを思いつつ、少年はふと入り口から誰か入ってくるのが見えた。
「あっ、先輩……一人で何してるんですか」
ヤバイ!何も知らない子羊の少女が会議室に入ってきた。
寝たふりを続けつつ、少年は少女の様子を透視で見つめる。
「寝たふりですか?ずるいですよそんなの」
そう言って少女がすたすたと近づいてくる。無視、ひたすらに無視。
後ろに回りこんでくすぐろうとするが、別の女性が現れてそれを阻止した。
「私、ここで仕事するから、伝えたい事があるんだったら言いなさい」
後ろから現れた生徒会長はそう言って、別の椅子に座る。
「あっ、えーと、明日の部活動は先生が用事ができたので無しだそうです」
「わかった、後で伝えておくから」
「はーい」
そう言って子羊の少女が外へと出て行く。
「起きてるんでしょう」
「ああ」
そう言って、目を開けないまま少年は生徒会長に返事をする。
「あの子を誘惑しようとと思わなかったの?」
「……会長みたいにしたくなかった……あんな顔は二度と見たくない…」

間違えて薬を忘れてしまい間違えて生徒会長と目を合わせてしまった時、
ドロドロになった股間を隠す事ができずに委員長は顔を真っ赤に染めて哀願する。
「見ないで見ないで」と。
少年の心に涙と言葉の矢が突き刺さり、そっと保健室に連れいていって、自らの正体を明かした。
604魔眼:2005/08/19(金) 22:46:04 ID:1a40xNXj
「………そう………」
委員長もまたあの時のことがトラウマになっていた。
快楽に負けてしまった自分を。目を合わせただけで快楽に負けた自分を。
そんな顔を見たくないと言ったのだ。嫌われて当然だと思う。

「泣くなよ、委員長…そんな顔見たくないって言っただろう?」
「えっ?」
少年の言葉に泣き止む委員長。目は相変わらず閉じたままだ。
「私が嬉しそうな逝った顔が見たくなかったんじゃないの?」
「…嬉しそうな顔なら幾らでも見てやるよ」
少年はそう言ってハンカチを取り出し、委員長の涙を拭く。
「ねえ、目を開けて」
そう言って委員長が顔をしっかり掴む。
「委員長……そうしたら」
「誘惑されたって構わないから!私の泣くところ見たくないんでしょう!」
涙を貯めて言う委員長。少年はそっと目を見開く。
ドロリと委員長の股間が濡れ始めた。
「あああ………」
あまりの快楽に身悶える委員長。
「気持ちいいのか?」
顔の赤らめが答えの委員長。背中に手を回されてそれだけで乳首が立ち始める。
「悪い……委員長とってもきれいで……キスしていいか?」
肯定の頷き。簡単にキスをされただけで頭の中がスパークしてしまった。
「泣かないから……今度は泣かないから……一つだけお願い」
委員長はそう言って少年に抱きつく。
「……付き合ってください」
今度は少年が肯く番だった。
605魔眼:2005/08/19(金) 22:53:29 ID:1a40xNXj
これで、終わりです。甘すぎてこっちが死にそう(ゲハァ)。

あとネタ。

変身能力者が少女の服に変身→家の中でボンテージに変わって恥かしい写真を撮る→
それでウマーとか考えてました。
606名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 00:46:38 ID:FEZ+AIgk
スイーツ大好き!
ボンテージ編も待ってます。全裸で。
607名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 05:04:27 ID:lpXT5FJx
保守保守
608変化の僕:2005/09/04(日) 12:30:50 ID:Ja2y1WSX
「ゲーム?」
そう言って私……赤間美月は高校の学食の中で声を上げた。
「ああ、ちょっとしたゲームさ。俺が負けたら、来月のここの昼飯代全部奢るからさ、
 俺が勝ったら……1週間、美月の体を好きにしていいってどうだ?」
……こいつは知り合いの高山勇気。小学生時代からの縁で付き合っている。
鋭い目つきながらも飄々とした表情。
将来の夢は『会計士』だそうだ。性格的にも能力的にも申し分ないと思う。
家庭教師のバイトや、塾の講師の手伝いをして金をためている。苦学生でもないのにと思うが、
「体を動かさないとどうもなまってしまうからね」と言ってバイトを続けてる。
ちなみに私も少しはバイトしてるが、こいつほどではない。
「……昨日のことまだ怒ってる?」
普通なら、頭をテーブルに押さえ込むところだが、昨日のデートをすっぽかした
(母達とドライブに行っていた)のが罪悪感になっていた。
「少し」
そう言って、勇気は怒ったような目つきでこちらを見ていた。
「……良いわよ。そのかわり勝負の方法はこっちで決めて良い?」
「ああ、美月の好きな方法で良い」
こいつは実は『超能力者』という奴だ。催眠術や脳の改造とかはできないが、
様々な物に変身できる分身を持っている。それがどうしたと言いたいが
勝負するからには勝ちたい。なるべくこいつが苦手でしかも変身能力が役に立たないの……。
「カラオケとかどうかな?」
彼はすぐさま了承し、勝負は二人のバイトが終わってから行う事にした。
609変化の僕:2005/09/04(日) 12:31:34 ID:Ja2y1WSX
「♪〜〜〜!」
軽快なリズムと共に私は歌う。あーバイト後のこれは気持ちいいわ〜〜。
点数は87点。ここの機械は結構難しい事で知られてるのでまあまあだろう。
「次は勇気の番だよ」
勝負は終盤、両方ともの中で一番良い得点を出したほうの勝ち。
「○の嵐に〜かーくさ○れたー○○○の塔に〜♪」
なぜにバ○ル2世?
「ちょおのうりょくしょうねん〜〜ビッ○ファイ○ー♪」
替え歌?なんで?
「地球の平和を作るため〜〜3つの僕に命令だ!」
てか違いますけど。
「○鳥〜ガルーダ〜空を飛べ〜〜ネプチューンは海を行け!アキレス変身地を駆けろぉ〜」
……それでなんで最高得点出すの。
「負けた……完全に負けた……」
得点表を見ながら私はがっくりと肩を落とす。
「約束は覚えてるかい?」
「うん……」
いけない頭がくらくらしてる。
610変化の僕:2005/09/04(日) 12:32:43 ID:Ja2y1WSX
倒れこんだ椅子の下から何かがやってくる。
黒い粘液の姿をした勇気の分身だ。勇気がそっと掴むとそれはリボンにと変化して、勇気の手に収まる。
そのリボンが私の体につけるとさらに姿を変えて両肩にリボンの花が咲く。
それだけではない。胸の間にも同じような花が咲いて、私を飾り立てる。
「こういったの嫌いか?」
「少し恥かしいけど……ここで私を犯すつもりなの?」
「今日は……」
そう言って勇気は私の唇にキスをする。軽いキスだが、それだけで十分だ。
リボンが少しづつ動いて肌の露出を少し増やす。
「美月のコスプレ写真でも撮って終わりにするよ」
背中に違和感。何時の間にか白い翼が広がっている。
「………えっと」
疑問を持った瞬間に写真を撮られる。
「これって勇気の分身だよね?」
こくりと頷き、さらに写真を撮る。
「…………勇気……」
ポーズをとり、無防備な姿を見せる。それは勇気が写真で自分を脅さないと言う信頼の証。
何枚か写真を撮られて、勇気がメモリースティックを美月に渡す。
「……今日から1週間、美月の体を好きにして良いんだよな」
美月はこくりと頷いた。
611名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 20:52:44 ID:gWe4kr8t
(*´д`)ハァハァ
続き希望します。
612名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 21:46:25 ID:4rq29t6f
+   +

  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +
613変化の僕:2005/09/04(日) 22:25:16 ID:Ja2y1WSX
「……でも学校でいちゃいちゃするのも問題だし……」
勇気はようやく気がついたようにそう言ってぶつぶつと何かを言う。
「だったら勇気の家に泊まろうか?確か勇気の両親は海外出張中で誰もいないんでしょう?」
「……お前の所の両親が許すか?普通男の家に美女が止まるなんて揺るさねねえだろう」
「昔は一緒に泊まってたのに」
「……まあ両親になんて言い訳するか知らないが一緒に泊まったら……するぞ」
妄想を美月の耳から流し込み勇気は美月に決断を迫る。
「ちょっとお願いしてもし駄目だったら駄目だったということで」
部屋を出てから、家に電話をする。お泊り勉強会と言う事で頼んでみるとあっさり了承した。
「勇気君、美月のことお願いね」
そう言って美月の母は電話の向こうからお願いする。
「……案外信頼されてるのか?」
そう言って勇気は美月の方を見る。赤いポニーテール、Dに匹敵しそうな胸、くびれたウェイト。
足はズボンを履いてるのでうまくわからないが、いつものはつらつとした表情だけでも紳士が高鳴る。
賭けを持ち込んだのは、このまま只の幼馴染で終わりたくなかったからだった。
美月は俺が超能力者だということを知っている。だから俺にしか出来ない事で美月を抱きたい。
だが、いきなり抱かせてなんて言っても美月は嫌がるだろう。そうなのは関係が進むとは言えない。
だから賭けをしたのだ。勝てばまあ奢るはめになるが、次の賭けを気楽に出せるし、
こっちが勝てばそれを弱みにできるのだ。少なくとも美月はこういう系統の約束に弱かったりする。
すっぽかした事があるならなおさらだ。
614変化の僕:2005/09/04(日) 22:26:21 ID:Ja2y1WSX
家にたどり着いた後、鍵を二つ開けて美月を家の中に入れる。
父母は海外旅行で帰ってこない上に、他に子供がいないので、二人っきりだ。
「美月」
「……何……」
異常な雰囲気を声から理解したのだろう。美月は体をびくっとさせた。
「ごめん」
ちょっとした罪悪感からそんな言葉が出てくる。
次の瞬間、美月の足元を何かが縛り付けた。
ドロドロとした物が美月の足を駆け上がってくる。
「勇気……何?何?」
倒れそうになるのを支えられて、美月は顔を真っ赤にして引き離そうとするがそれが出来ない。
感触はやがて一つの固まりになって美月の肌に張り付き始める。
「美月の体を俺の好きなように飾りたいんだ」
「…………」
「約束しただろう?」
確認するかのように言葉を紡ぐ。彼女がコクンと頷くと、そのまま勇気は美月をお姫様だっこして、
ベッドの上に美月の体を置くとそっと上着とズボンを脱がし始める。
「………」顔を赤らめながら美月は成すすべもなくじっと体を震わせている。
上着の下から現れたのは黒い皮製の下着だった。
胸から腰にかけて前を細い紐で靴紐のように繋がっている服。
背中の部分は腕と干渉しないように肩紐がかかっていて、
腰の辺りからは秘所を隠すような前当てと足のロウヒールのブーツを繋ぐ紐があった。
そのブーツだが、美月の体にぴったりと張り付いている。
ジッパーや靴紐などそういった物が無いのだ。
「……どうかな?美月」
分身の一部が巨大な鏡に変化して美月を写し出す。
「……なんか変態的……」
「………」
言葉はぶっきらぼうだが、顔はまじまじと自分の姿を見ている。
「でも……こういうのも悪くないかも」
ポツリと呟いて、勇気の目を見た。
615変化の僕:2005/09/05(月) 21:56:45 ID:y7M5xesu
「……美月」
ほっぺたにキスをしてそのままベッドの上に押し倒す。
「美月の全てを味わいたい。美月の体を自由にしたい」
そう言って露出している首筋にキスをしてそのまま肩の所を舐め始める。
背中に腕を回して黒い皮の上から美月の体を味わう。
否、下着が変形して美月の肌をなめる所だけ露出させているのだ。
「これは、外すよ」
そう言って美月の着ていた下着を丁寧に外す。
ストッキングさえも勇気の手で脱がされて美月の着ているものは勇気の分身だけだった。
服の上から直接舐められ美月の体は否応無しに熱くなる。
「勇気……」
美月の体を嘗め尽くした勇気はそのまま美月を抱きしめると、深いキスをする。
「今日は一緒に寝よう」
そう言って勇気は美月を強く抱きしめた。

次の日の朝、美月の体が自由になるまで後6日。
勇気はすでに幾つかの『罠』を家に仕掛けておいた。
全てが分身を使ってるので任意のタイミングで発動させる事ができる。
まずは朝早く起きてから美月をそっと起こす。
「おはよう」「おはよう」
そう言って、お風呂に一緒に入るよう誘ってみる。乗ってきた。
下着を変化させて外す、汗の良い匂いがつんと匂うが、気にしない。
最初の罠はこの風呂に隠してるんだ。
決して広くないが俺は美月と体を洗いながら罠の発動タイミングを狙う。
美月が長い髪をすすぎながら体をボディソープで洗っている。
が体についた泡がなかなか落ちないで必死にこするがまるで雨のようなシャワーでも落ちない。
違和感に気がついた美月が強くこすろうとするのを背中から抱きしめて止める。
「勇気っ」
616変化の僕:2005/09/05(月) 21:58:46 ID:y7M5xesu
さすがに罠に気がついたのか美月は抗議の声を上げるが粘液に似たそれがネトネトと音を立てるのを
聞いて顔を赤らめて自分の置かれてる立場を理解する。
自分は勇気の勝負に負けたのだと。そして勇気は自分を犯したいのだと。
ねとねとする感触が気持ちいい。勇気が優しく乳首を掴みそのまま首筋にキスをする。
「美月の体ってすべすべしてるな」
心まで溶かされるような言葉。粘液が全て流れ去った後には何時もどおりのきれいな肌。
汗の匂いもしないしべとつく感じもしない。……美月からしてみると少し不満だったが、
朝の運動代わりには調度良かった。

何時もどおり学校に行ってバイトをして勇気の家に帰ってくる。
学校やバイトの間はやらないと勇気は言っていた。
それはつまり、やるのは学校やバイトの時以外と言う事であり、勇気の家の中での出来事だった。
「勇気……」
怒った目で美月は勇気を睨みつける。足はテーブルの両足に幾重にも縛り付けられ、
両手はテーブルの上で謎の粘液と化した分身に縛られている。
誇らしげな両胸の合間には白いクリームとチョコレートが垂れている。
「絶対あんたなんかの舌で逝ったりしないから!」
今回の賭けは30分の合間に美月が声を出したりしたら負けと言う事だった。
美月が勝ったら、明日一日美月が勇気の体を好きにしていい。
逆に勇気が勝ったら、美月に分身製特殊服をして犯すと言うのだ。
タイマーが軽快な音を立てて試合開始の勝負を鳴らす。
勇気が美月の胸元をそっと舐め始める。胸元から乳首へ乳首から脇の下へ。
両手両足を拘束された美月に反撃の手段は無い。
成すすべもなく舐め続けられ体が火照り始める。
腰を舐められ、美月は勇気の狙いに気がつく。秘所を直接舐める気なのだと。
じりじりと下がる勇気の舌。あまりにももどかしくて体が熱くなり始める。
「何……やってるのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
粘液をありったけの力を混めて剥ぎ取る。「まっ待った」
声も聞こえずありったけの力でビンタをする。
「はあ、はあ、はあ、はあ」
美月が自分が負けたことに気がついたのは、勇気が壁にぶつかって伸びた後だった。
617変化の僕:2005/09/06(火) 11:22:10 ID:BbjdVKrv
それから数分して、勇気が頭を抱えて立ち上がった。
「てててててて……」
「大丈夫?」
「平気平気」にやりと笑って勇気は美月に近づく。
「それよりも……」突如として美月の足を縛っていたリボンが変化し、
ゴム製のラバーに変化する。
「約束は守ってもらうからな」
ぎんぎんと高鳴る分身を出して、勇気は美月の体に抱きつく。
数体の分身が美月の体に絡みつき、豊満な肉体を縛り付け、ねとつく液が美月を覆う。
「あああっ」
恐怖と快楽に包まれて美月が愛液を流しはじめる。
「入れるよ」そう耳元で囁いて美月の庭に勇気の息子が入り始める。
顔を赤らめながら庭の門を開けて美月は快楽に酔い始める。
粘液だが、これが髪の毛につく事はない。当然だ。勇気はそれを望んでいないのだから。
だが背中の大半は粘液で固定されており、とても動ける状況でない。
「あんっ」
うめき声を上げて美月が勇気に抱きつく。最後まで入れられた息子は確実に、美月の心を貫いている。
勇気は常に孤独だった。小学生の時に発言した分身達は所詮彼の分身であり、仲間や友達ではなかったから。
美月とはちょびちょびと話していたが、しょせんは人外と人間の差だと思っていた。
だが、美月と親しく付き合えるようになったのが嬉しかった。
美月と肌を合わせるのが最高の幸せと思えた。
柔らかい肌を舐めながら片手で握りきれない胸をしっかりと掴む。
「美月……」
快楽の為疲れ果てている美月にたいして分身を解除してしっかりと抱く。
「好きだ」
それだけは偽れない言葉。
618変化の僕:2005/09/06(火) 11:24:44 ID:BbjdVKrv
それから数日間、俺は美月を思いっきり犯した。
リボンで全身を縛り上げて苛め抜いたし、口枷をしてフェラをさせた。
目隠し耳栓をして筆でなでまくりもした。
美月は怖がりながらも付き合ってくれた。

そして1週間目、俺は美月とデートをすることにした。
美月は上が赤いシャツを羽織って、下はジーパンという普通の格好だが、
実はこの服、俺の分身が変身したもの。下着は着ているが、それでも十分に恥かしいらしい。
当然と言えば当然だが。
「美月、もっと堂々としろよ。なにもやましい事は……してるのは俺の方か」
おどけてみせる。美月はクスッと笑って、顔が明るくなる。
「だったら、今日は何処行くの?」
「じゃあ………」

映画館に行って、食事をしてショッピング。美月の為に下着とか服を何枚か買う。
俺用の服も何枚か美月が買う。本当は分身でも構わないのだが、美月はそれが嫌らしく、
結局買ってしまった。物欲は少ないが美月が買うべきだと言うのなら買うべきなのだろう。
619変化の僕:2005/09/06(火) 11:26:23 ID:BbjdVKrv
家に帰って、服の整理をして、最後に服を着たまま抱き付き合う。
「美月………」
俺が撫でると服がその部分だけ無くなって美月の肌を直接照らす。
服を脱がされずに犯されるその感触は、美月を燃え上がらせる。
俺がバックに回ると、美月を犯すために服の一部を変化させる。
「あふぅ……」
既に出来上がった美月の秘所に塔はやすやすと入り込み、しっかりと媚肉に包まれる。
「勇気そんなに暴れないで……」
涙目にそう言って美月がぎゅっと服を抱きしめる。
無言のままキスをして、舌を押し込み何もいえないようにする。
「んんんっ」
舌を外そうと必死にもがくが、ゆらゆらとうごめくそれに自らの舌を絡められ、
さらに喉の奥まで犯される。

二人の服が変化し、ぴったりとくっつき合う。
勇気がそう望んだから。唇を離されたとき、美月はこう言った。
「ねえ、勇気また勝負しない?」
「良いけど……今度は何を賭けるかい?」
「私が勝ったら、勇気の分身で、コスチュームを作ってよ」
「良いさ、だったら俺が勝ったら……」
俺が何を望み、勝負がどうなったかは、妄想に任せるとしよう。

END

ここまでです。駄文を読んでいただきありがとうございました。
620名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 14:20:49 ID:zg2rJd1G
グッジョブ!
昼から(*´д`)ハァハァ
621名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 00:57:45 ID:26j/V5xc
Gujjyobu!
622名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 03:44:53 ID:SsFto8mn
美月一人称と勇気一人称と三人称が必然性なく切り替わってて読みづらい
ちょっと萎え

でも続編希望
623名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 12:11:18 ID:Lh72B2tR
624一レスバカネタ:2005/09/25(日) 20:33:34 ID:S49SVvl3
呼ばれた家の中で、白衣を着た花江先生が待っていた。
「京介君、待ってたわよ」
そう言うと、先生は俺を部屋に招き入れて鍵をかける。
花江先生はマッドサイエンティストだ。京介は超能力者で研究対象。
「うふふふふ……京介君は良い生徒だから、他の先生には渡さないんだから」
京介は学校では『良い生徒』で通っていた。成績は優秀、体育は苦手だが、
スパルタで知られる教師の言う事もきちんと聞いているので、目をつけらていない。
「先生、それ変な意味に聞こえます」「良いじゃない、変に聞こえても」
……仕方ないので実験の開始。色んな装置をつけられて調査される。
「…………それじゃあ、次は他人にした場合ね」
そう言って先生が白衣を脱ぎだす。
「何で脱ぎだすんですか!」
「だって貴方の能力、素手で触れた部分が多いと効果が高いんでしょう?」
「で、どんなにして欲しいんですか?」
「それじゃあ、シェイプアップしてくれるかしら?」
京介の能力は肉体操作。人間の怪我を治すなど造作も無い事だ。
服を脱いで、先生に抱きつくようにする。
数分もすると、先生の体から汗が流れ始める。顔が紅潮しているのを理解する。
「京介くぅん……もっと強くしても良いわよぉ」
のろけるような声でそう言って、先生が腕を抱き寄せる。
「先生待ってください!先生の体は十分健康です!今やってるのは最低限の体調管理です!」
「うふふふふ……もっと強い力でやってくれたほうが良いデータが取れるのよ……」
「……ごめんなさい、先生……実は……」欲望を、ぶちまける。
「嫌なら……」「良いわよ」あっさりと受け入れる先生。ああ良かった。
胸に触れて、力を限界まで発動させる。胸の下の筋肉がびくびくと動き、大き目の胸が、破裂せんかとする。
先生のよがり声しか聞こえない。それだけで俺は逝ってしまった。

次の日、胸が少し大きくなった花絵先生が、また俺を呼んだ。
まだまだモルモット人生は終わりそうに無い。
625名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 23:27:57 ID:Lh72B2tR
GJ
イク前の描写がちと寂しいけど
626名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 22:26:47 ID:0kr1T7vV
実の息子が気が強い母親を催眠術で洗脳して
中出しをおねだりさせて妊娠させる小説が読みたいな
627名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 22:33:22 ID:WRwL/X6w
複雑だね…
628一レスネタ:2005/10/08(土) 18:06:58 ID:VEduh8FD
私は学校で、生徒会長を務めている。そんな私が顔を赤らめて目の前の彼を睨みつけていた。
「うううっ」
体中が熱い……原因はわかってる、彼が科学部の西部長が作った怪しい薬を飲んでしまったせいだ。
薬の中身が中身なので、西が飲まなかったのは、不幸中の幸いだが、まさかあんな物をつくるなんて……。
『媚薬』もしくは『性的興奮増幅剤』……一週間するか、異性と性交すると治ると言っていたが、
学校の女子達が、彼が近づくとキュンとしだす。
彼が慌てて逃げるので大事には至ってないが、このままでは彼の貞操と学校での地位の危機だ。
彼は、生徒会の会計と秘書と雑用をになってるし、個人的にも彼の人柄は好きだった。
「……命令します、今日は早退して家に寄り道せずに帰り、そのまま部屋の整頓と身なりをきちんと整えなさい!
 私が放課後寄りますので、手抜きしても駄目ですからね!」
きつく言いつけておいて、彼を早退させる。彼は一人住まいのアパート暮らしなので大丈夫だろう。

彼の部屋に行ったとき、きれいに整頓されて紅茶の準備まで彼はしていてくれた。
顔が赤くなってるのが良くわかる。
「貴方の飲んだ薬の件ですが、このまま放置すれば学校の風紀に多大な被害を及ぼします。
 ですが、本来あなたは、被害者なわけですし、ここは私が一肌脱いで貴方とすれば……」
「一週間、部屋に閉じこもってちゃ駄目ですか?」
「駄目です!そんな不潔ですし、もし誰か新聞配達の人が来て、してしまえば学校の名誉に関わります!」
こう言えば彼はそれ以上の反論ができない。
「ですけど、何も会長が……」
「……他の人を、同意なく押し倒すのは犯罪です」
自分でも無茶苦茶な論理だと言う事はわかってるが本当の事を言うわけにいかない。
自分が彼を好きだと言う事。言って彼に拒否されたら、自分は崩壊してしまうかもしれない。

二人とも裸になって、彼が私の体をそっと撫でる。
「ううううん!」
それだけで冷や汗が流れ出し、心臓がばくばくと言い出す。
「会長の肌、すべすべしてますね」
「ええ、手入れしてますから」
彼の紳士を両の太股で挟み付け、そのままそっと動かして撫でる。それだけで彼は射精してしまった。
「……これでOKなのでしょうか?」
「まだ、わかりません!万全を期す為に続けますよ!」
結局は、二人が疲れて眠りほうけるまでそれは続いた。

朝、足腰が立たなくなった私を彼は手をとってお風呂場に連れて行ってくれた。
「会長、まだ薬の効果が残ってるんでしょうか?」
「大丈夫です、ちょっと疲れてるだけです」
「でしたら、朝食を用意しておきますから、どうぞごゆっくりお風呂に入ってください」
ああ、彼にここまでされる喜び。本当に手に入れたい……。

私は、次の日科学部の扉を叩いていた。西に今回の件の弁明と、彼から告白してくれるようなアイテムが無いか聞きに。
629名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 18:11:13 ID:VEduh8FD
保守代わりに1レスで作ってみました。
なお、固有名詞キャラが西しかいませんが、これは前回このスレで作ったキャラを再利用してます。
本当はSEXの時はデレデレさせようかなと思いましたが、うまくいかずにツンツンでしてみました。
でわっ!
630名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 13:34:56 ID:oPKZK+vM
うむ、一レスでこのようなものを作るとは…大変GJでありました
631名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 15:09:34 ID:JgZuKGm9
イイけど、魔法でも超能力でもないような・・・^^;
632628:2005/10/10(月) 09:12:51 ID:Xl8OSpYN
>>630 >>631
感想ありがとうございます

>>631
薬品によって手に入れた特殊な力=超能力という解釈で書いてみたんですけど、駄目でしたか?
633名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 09:45:00 ID:V+hHtWk9
634名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 15:57:46 ID:6ESY9VhN
こんな感じのエスパーものを誰か書いてくれないかな
ttp://page.freett.com/akahosi/yomi00/esupa.htm
635名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 17:42:34 ID:+iDmYY3J
保守
サガッテルヨ
636保守1レスネタ:2005/10/28(金) 08:13:47 ID:1qX456p/
あいつは『化け物』だった。
あいつ自身は「偶然手に入れた」と言っていたが、あんな力が偶然手に入ってたまるか。
「簡易迷宮作成キット」。それが奴の手に入れた力だ。

「くっ……」
私は脂汗を浮かべて、足元の魔方陣を見ていた。
回りは普通の廊下だが、あいつはこの廊下に触れると発動する罠を幾つかつけていたらしい。
罠の内容は大体わかる。股間から黄色い液体が流れ落ちている。つまり、この罠は私に
粗相をさせる為の罠だという事だ。
「どうした、もうギブアップか?それとも自分の恥かしい秘密をずっと俺の物にしていいわけ?」
あいつはそう言って、ひらひらと腕のUSBメモリを振る。
「ふざ…けないで!」
そう言って私はさらに歩みを進める。
また魔方陣。急に足が進められる。次の魔方陣へ強制移動。ズドン股間を何かが強打した。
「あああっ!!」
三角木馬だ。ふざけた事に私の足がつかないように高く跳ね上げられている。
「うううぁ」
両手を上手く使ってさらに奥へと進む。股間がこすれて気持ち悪い。
次の罠へと入る。体に異常な衝動がおき始めた。パンツを脱ぎたい。
その気持ちに従ってパンツを脱ぐ。
脱いでから、あいつのにやけた視線に気がつく。ちくしょう。
ぽたぽたと涙が流れ落ちる。黄色いしみのついたパンツを見て、私は嫌な気分になる。
「本当に、それ渡してくれるの?」
「ああ、ここまでこれたらな」
そう言って奴はひらひらと手を振る。
私は廊下の幅を見て確認する。両手両足は届くならば……。
両手両足を壁につけて上へ登る。もうこうなったら何でもありだ。
このまま突き進もうとした時、私は両手両足に違和感を感じ始めた。
壁から離れない。幾ら動かしても脱出できない。しまった読まれていた。
「くっあっ……」
「おしいなあ、もうちょっと足が広がってたら、お○んこ見れたのに」
奴はそう言って、私の方をじろじろと見る。
「ギブアップするかい?それとも続ける?」
「続けるわよ!!」

それから一時間、私の悪戦苦闘は続いたが脱出は出来ない。
とうとう私は涙ながらにギブアップを宣言した。体を奴に支えられる。両腕両足が壁から離れる。
だらりと体力が抜け落ち奴へともたれかかった。
「疲れただろう?お風呂一緒に入ろうか」
お風呂ではどんな罠が私を待ってるのか。私は怯えた顔で奴に連れられていった。
637名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 00:41:33 ID:4xjwgdia
>>636
GJ!
ダンジョントラップ系でイイネタあるかも
638名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 02:26:18 ID:LU8ElftH
ほしゅ
639名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 06:54:29 ID:MXbs5Gon
保守
640名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 03:33:53 ID:aF1Kcwqa
揚げ
641名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 23:25:54 ID:k3fWZ0JV
age
642名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 23:08:04 ID:5LlINIvc
ほしゅ〜♪
643名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 15:03:26 ID:GPIygNal
MY desire


それは、ある日の昼下がりの事であった。

黒板には数式が次々と書かれ、他の生徒とは一生懸命ノートに書き写している。
その日の気候が心地よかったのか、俺はいつの間にか意識が薄れていった。

あれ?周りが真っ白だ。たしか、俺は授業を受けていたはずだが…
そこは何もない世界。上下左右の概念も無く、まるで宇宙空間のようだった。
俺はこのフワフワした空間に興味を持ち、宙返りをしたり、くるくる回ったりした。
すると突然、真っ白な世界が輝き始め、一面が金色に輝く空間となった。

眩しさに目が眩み、少し目を閉じた。目を再び開けた所、人が一人いた。
私のこの秘伝の能力を貴方に授けます。
はぁ?何言っているんだ。そもそも、誰?なんで、俺に…

俺の質問を無視して、なにやら呪文を唱え始めた。
すると、俺の身体が光り、中から力が沸々と沸いていく感じがした。
やめろ…やめろ…あつい…

数分が過ぎ、俺の体の中で何かが弾けた。
あなたに私の能力を授けました。
今は教えられませんが、時間が経つにつれて、あなたは3つの能力が分っていくでしょう。
では、又、会える日まで…
644名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 15:03:59 ID:GPIygNal
バチィン!頬に強烈な痛みを感じた。
いってぇなぁ…俺が体を起こすと、元の世界へ戻っていた。
あれは夢だったのか…それにしても、変な夢だ…

「あなたは私の授業の時はいつも寝ているけど、何様のつもり!学生の本分は勉強でしょ」
顔を上げると、そこには先ほどまで教壇に立っていた数学教師がいた。
佐倉涼奈 超一流大学のミスコンのグランプリを取ったらしい。
たしかに顔は綺麗で美人だが、超一流大学出身でプライドが高く、生徒からは鬼佐倉と呼ばれている。
「あの…教科書で人を叩くのは暴力じゃないんでしょうか?」
キッとこちらを睨み、怒気を強めながら
「これは暴力とは言わないの。愛のムチ」
愛のムチ…もう、死語でしょ。そんな言葉。
「暴力でしょ。どう考えても」
クラスメイトは事の成り行きをハラハラしながら見つめている。
「うるさいわね。貴方みたいなどうしようもないクズにはこれ位した方がいいの。」
「クズって…先生が生徒に…」
「この際だから、言わせて貰うけど、貴方って馬鹿でクズでドジで何で生きているのか…」
「うるさい。黙れ!」
ぽろっと、この言葉が口からこぼれた。
何か言い返すだろうと予想していたが、予想に反して涼奈は黙り込んだ。
「ほ…放課後残りなさい。たっぷり、しごいてあげるわ。」
そう言い残すと、教壇へ戻り授業を再開した。
クラスメイトが俺に対して、同情の視線を投げかけてくる。
その視線を肌に感じつつ、俺はなぜ先生が黙ったのかが不思議で仕方なかった。

まさか、あの夢は夢でなかったのか…
それが、はっきりと分ったのは、放課後の事であった…
645名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 15:07:55 ID:GPIygNal
とりあえずここまで投下。
要望があれば続きを書かせていただきます。
646名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 17:27:34 ID:IhbDQ/UU
続き希望ー
647名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 21:14:28 ID:tEXiD1H+
文句を一つ
何で続きを書かないんだ!!
648名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 00:03:22 ID:C/bafSw0
かっかかっ勘違いしないでよねっ!
べ、べつに期待してるわけじゃないんだからねっ!
ただ途中で終わると歯切れが悪いし、しょーがないから応援してあげてるだけなんだからっ!
ほっ、ほらっ、あっあたしっ応援するの趣味だし!

・・・だから、がんばってね(////)
649名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 15:04:31 ID:uN88NeuM
>643 >644
―放課後―

「じゃ、俺怒られに行くから先帰っておいてくれ」
「お前はいい友人だったよ」
「生きて帰ってこいよ。骨なんて拾わないからな」
「じゃ、戦場へ向かう友人に向かって…敬礼!」
ははは…素敵な友人なことよ。
「おい。皆じろじろ見ているじゃねーか。もう、冗談はやめろよ」
「まあ、頑張れよ。俺らは何時でもお前の味方だからな」
とか言いながら、あいつら帰ってるじゃねーか。

5分…10分が過ぎ…
650名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 15:05:02 ID:uN88NeuM
ガラガラ…
「よく残っていたわね。貴方の事だから、逃げ出したかと思ったわよ」
初っ端から、嫌味ですか。まいったね。
「いや、先生の言う事ぐらい俺でも聞きますよ」
先生は不敵な笑みを浮かべながら、
「じゃ、なんで授業中は寝ていたのかなぁ〜?」
語尾を上げる事により、俺の不快度がますます上がっていった。
「で、何ですか。俺、早く帰りたいんですけど」
「あ、そうそう。これね」
そう言うと、紙を何枚か持ってきて俺の前へ突き出した。
「作文用紙?」
「そう。反省文を書いてもらおうと思ってね。5枚ぐらいかな」
5枚って…1枚400字だから…2000!!
「無理…じゃあ、帰ります」
先生は俺の手をぐいっと捕まえて、
「逃げれると思っているの。これを書かない限り帰しません」
「離せよ」
その言葉に操られるかのように、俺の手を離した。
「あれ…どうして」
不思議そうに自分の手を見つめる先生。そして、俺…
「と、とにかく座りなさい!」
「そんなに座れ座れ言うなら、先生が座ればいいじゃないですか」
そう言うと、先生は椅子に座った。
「どうして、何なの」

その行動を見て、俺はあの出来事を思い出した。
―あなたに私の能力を授けます―
もしかして、あれって夢じゃなかった…
俺はちょっとある実験をしてみた。
「先生、四つんばいになれ」
そう言うと、俺の支持通り四つんばいになった。
へぇ〜面白い能力を貰っちゃったな。
「ちょっと…聞いている!早く戻しなさい!」
「先生も分っちゃった。なんか、俺の言う事に先生は従うみたいだね。謝るなら今のうちだよ」
「なんで、私が貴方に謝らなくちゃいけないの。ふざけないで」
交渉不成立…っと
651名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 15:06:29 ID:uN88NeuM
「先…いや涼奈。涼奈は淫乱教師だよな。男のモノが欲しくて欲しくてたまらない淫乱教師だよな」
そう言うと、今までに見たことが無いような艶やかな目つきになり、
俺のモノをズボン越しに撫でてきた。
俺のふとももに自分のふとももを摩ってきて、ふともも越しに涼奈のあそこが湿っているのがはっきりと分った。
「ん…ふぅん」
甘い吐息が口からこぼれ、いまにも俺のズボンのチャックを開けてきそうな勢いだ。
「先生、どうしたんですか。早く、反省文を書いてくださいよ」
「反省文?」
「そうですよ。俺を授業中に怒った罰に反省文を書かなきゃいけないんじゃないですか」
「あっ…そうだったわ」
名残惜しそうに俺から離れ、反省文を書き始めた。
俺は涼奈の後ろへ回り、胸を揉み始めた。
「はぁうん…うん…なに…あっ」
「先生、反省文を書いているときは胸を揉まれなきゃいけないんですよ。常識ですよね」
「うん…そうだったわっね。ぁ…ぅ…」

すでに目の焦点がずれ書いている手もプルプルと震え始めた。
そして俺が乳首を手で摘むと
「あぁぁぁ・・・・いい・・・・のぉぉぉ・・・・・」
快楽に溺れ、作文用紙がぐちゃぐちゃになった。
652名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 15:07:03 ID:uN88NeuM
俺は手を離し、
「作文用紙がぐちゃぐちゃになりましたね。その罰を受けてもらいますよ。先生」
だが、涼奈は余韻に浸り椅子にもたれていた。
「先生、立ってください。それで、手を机に置いて腰をこちらに突き出してください」
しかし、涼奈はいつまで経っても動かないので、俺は立たせてそのポーズをとらせた。
ズボン越しにでも分るほどの大きく妖艶な尻。俺は容赦なく尻を叩いた。
「あぁ…」
2発、3発と…
「いい…」
「あぁ!」

ズボン越しでも分るほどあそこがぐっしょりと濡れている。こいつ、感じているな。
「先生、もしかしてお仕置きで感じています?」
「そ…そんなわけないでしょ」
「じゃあ、確認させていただきますね。ズボンを脱いで」
もたもたとしていたので、俺は待ちきれずに脱がし始めた。
「先生、あそこがぐっしょりと濡れているじゃないですか。先生が喜んじゃ罰になりませんよ」
「でも…」
「でもじゃない。じゃあ、私のモノを貴方に入れますよ。これ以上の罰はできませんからね」
そう言うと、俺は涼奈のパンティを脱がせ思いきり俺のモノを突っ込んだ。
「あふぅ…」
「先生、感じちゃ駄目ですよ」
俺の話を聞いちゃいない…自分の思うがままに感じ、喘ぎ、そして動いた。

そろそろ俺のほうに限界が来た。
「先生、そろそろ罰が終りますからね」
あっぁぁぁ・・・・・・・・・・いぁぁぁっぁぁ・・・・・あぁぁぁっぁ
うぅぁぁぁんぁぁぁぁっぁ・・・・・・

「先生、中に出しますよ。これが俺の愛のムチですから、しっかり受け止めてください」
俺は腰の動きをさらに早くし、できるだけ奥で出そうとした。
あぁん…うん…きて…あなたの…あいの…ムチを…
あああぁぁぁぁっぁぁぁっぁぁ・・・熱い、中が熱いのぉぉぉ…

俺は涼奈からモノを抜き、涼奈のあそこを見た。
俺の精液の量が多すぎたのかあそこから垂れている。
それが淫らに見え、俺は征服欲に浸った。
ははは…これが鬼佐倉か。エロ佐倉じゃねーか。

「じゃ、元の先生に戻っていいよ。佐倉先生」
途端に、怒気を強めた声で
「貴方、ふざけないで!!」
「そんな姿で言われても説得力ありませんよ。佐倉先生」
苦虫を潰した様な顔で服をさっと着替え
「貴方、すぐに学校を辞めなさい。これは立派な犯罪よ」
「へ〜俺にそんな事言っていいの?いつでも佐倉先生を操る事ができるんだよ。なんなら街中を裸で歩かせたりしようか?」
涼奈はみるみる顔面が蒼白になり、身体が震えだした。
「あ…貴方って人は」
「ま、せいぜい、俺の機嫌を損ねない事だね。じゃあ、又明日」
653名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 15:09:12 ID:uN88NeuM
とりあえず、ここまでです。
続きはまた暇を見つけたらと言う事で…
感想や駄目だし等を貰えたらうれしいです。っと
654名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 16:45:08 ID:+Vmcfx95
GJ!
この後は対象がさまざまな人に渡っていくのか、
先生を徹底的に調教していくのか、はたまた別の展開が待っているのか。
なににしても楽しみでwktkです。
655名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 21:43:50 ID:GfqcDNTC
(・∀・)乙!
他の能力もお願いします
656名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 21:29:47 ID:vQHDSUKU
wktk
657名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 23:54:39 ID:KfVNEm+N
キテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!! GJ!
658 【大吉】 【679円】 :2006/01/01(日) 23:28:38 ID:ybZ0P1uq
あけおめ!(*゚∀゚)
659名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 10:41:37 ID:kXZg8aOl
相手を○○○好きに変える能力 希望
660名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 14:10:31 ID:k871nKPs
>>659
その能力はもう発揮されてるんじゃないか?
淫乱にした辺りで…。
661名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 00:21:01 ID:1E3frZU/
もろ素人ですが、、、
なんとなく書いてみた。スルーしてね。
「蒼井って、やっぱカワイイよなぁ・・・」
昼休み明けの丁度眠くなってきた時間帯。
俺の斜め前前方に座っている彼女の横顔をみて 小さく呟いた。
最近、長くキレイなロングヘアをばっさりと切って、今はショートボブ。
顔が前よりよく見えるようになって、ぱっちりとした目がとても印象的。
丸顔。愛嬌があって、いつもニコニコしてる。
男子にはとても人気がある子だ。
(あんな子もエッチなコトしてんのかな・・?)
ふと考えた。
蒼井って感じるとどんな顔するんだろう。
感じるとどんな声を出すんだろう。
喘ぎ声・・聞いてみたい。
どこが感じる?
どんなことされたい?
頭の中で妄想が膨らむ。
目をつぶると、余計に想像力が増し、蒼井結花のみだらな姿が頭の中に浮かぶのだ。
白いワイシャツがはだけ、その華奢な体からは
触るとプルンと揺れるほどのおっぱいが覗かせる。
制服のミニスカートから見え隠れするパンティー。
スカートをめくりあげ パンティーとスーっと脱がせる・・・。
そんな姿のまま 息子を口にふくませ
上下に顔を動かす。
時にさきっぽを撫で、チューっと吸いつく。
(あぁ・・ヤバイって・・)
自分の中のテンションがあがってくる。
熱いものが・・どんどん・・
(いい・・エッチして〜ぇ・・)
と・・・
「 キャーっ 」
隣の席の女子が突然悲鳴をあげた。
クラス全員が注目した。
その子は恥かしそうに、下を向き両手で両胸を抑えている。
その廻りには、なぜかワイシャツのボタンが床にちらばっていたのだ。
(ヤバイ・・・俺だ・・・)
原因は俺。
気持が高まって、無防備な状態いる時に起こしてしまう。
結果、近くにいた彼女のワイシャツのボタンが外れてしまった。
エロイ妄想をしてると、こんなことになる事がしばしば。
最近は、気をつけてたんだけど。
そう、俺には超能力があるから。
(蒼井・・結花・・決めた・・)

662名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 00:27:49 ID:1E3frZU/
放課後。
「 蒼井さぁ、今日、俺に数学教えてくれない? 」
早速、俺は蒼井を誘った。
彼女とは仲が良いほう。
他の男どもに羨ましがられることも多かった。
「 え・・だって、亮クン、頭良いし、、あたしが教えるなんて・・ 」
手際良く、教科書をかばんにしまいながら
遠慮がちに言う。
そんな、蒼井の同じ目の位置に 俺も座りじっとみつめる。
なにも言わず、ただじっと蒼井を見つめる。
「 俺は蒼井に教えてもらいたいんだけどな。いいよな? 」

と、にこっ。
数秒の間の後。

「 ん・・うん・・・ わかった。」

気のせいか蒼井は少し顔を赤くして頷いた。
ちょっと無理やりかな・・。
でも、いやそうじゃないと感じたけど。
「 じゃ、18時にウチに来て。知ってるよな? 」
「 わかった。じゃぁ 後でね」
胸が高まった。
蒼井が来る。
とにかく、楽しみだ。
足早に教室を後にした。

17時55分。
アパートのチャイムが鳴った。
玄関ドアの向こう側、みなくても誰かわかる。
蒼井だ。
「いいよー 入ってこいよー」
カチャとドアの鍵が開き
ソファーに腰掛けたまま亮は蒼井を招き入れた。
「お邪魔しまーす」
キョロキョロとまわりを見渡しながら
制服姿の蒼井が入ってくる。
「 お茶しかないんだけど いい?」
663名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 00:30:35 ID:1E3frZU/
冷蔵庫から2リットルボトルを取り出しながら
コップに注ぎ始める。
「 うん、ありがとう 」
相変わらず,キョロキョロと部屋を見渡しながら
俺が座っていたソファーにちょこんと座る。
「 ハイ 」
お茶を差し出す。
「 あ、亮クンは?飲まないの? 」
「 あー・・うん、、、蒼井、飲ませてくれる?」
と彼女の顔を覗きこんだ。
(俺の目をみて・・)
凝視。
次の瞬間、彼女はお茶を一口。
口に含む。
そのまま、俺は床に押し倒され 唇が重なる。
蒼井の口の中で少し暖かくなったお茶が 俺の口の中へとそそぎこまれる。
「 もっとほしいな、、飲ませてよ 」
コクっと頷き。
もう一口。
口移しで、飲ませてくれる。
そのままキスを繰り返す。
舌をからめ、舌先で突つきあう。
わざとピチャピチャと部屋中に音をならす。
「 君キス慣れしてるね 」
と自分の唾液を彼女に飲ませる。
力を使っていたとしても
普段の彼女であることは間違いない。
素のままが出る。
664名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 00:32:02 ID:1E3frZU/
(この子すっげーエロイかも?)
いやらしいキスをしながら彼女を起こす。
ぱちっと指を鳴らすと。
部屋の電気が消え、間接照明だけの明かりが灯される。
「 もっと近くにおいで 」
彼女は俺の目の前スレスレまで近づく。
「 立って 」
すっと立ちあがる彼女。
上から下まで舐めるようにみつめる。
とてもスタイルがよく見とれてしまう。
Dカップくらいあるのだろうか
胸はあるのだが
もうちょっと・・・
「 邪魔っ 」
そう言って手をかざすと
制服から下着全てのものがなくなり
丸裸の姿に。
そのまま彼女のおっぱいを両手で寄せ上げる。
すると、ムクムクと大きくなるおっぱい。
前以上に揺れる胸。
片手で横にひとつ触るとブルンと数回揺れる。
もうダメだ・・・
「 結花。一人エッチみせて 俺も手伝うから 」
そう言って 俺はソファーに腰掛ける。
手を前にだし、右手の親指と人差し指を合わせてこすり合わせる。
「 あん・・あぁぁ・・やだっ 」
遠隔で彼女の乳首をつまみあげる。こすりあげる。
こすり合わせてる俺の指の動きは彼女の目にはしっかり見えている。
それもまた興奮するのかも知れない。
胸の感覚は俺の手にもつたわってくる。
「 ほらっ 自分でも触ってごらん」
大分大きくなった自分のおっぱいを両手で真中によせあげる。
時に激しく揉み、乳首をクリクリねじりあげる。
そんな彼女に近づき
俺は乳首をパクッとくわえ
チュパチュパ舐めまわす。
甘噛されるのが気持良いらしく
さらに大きな喘ぎ声をあげる。
「 股を開いて、よーくみせて、、触ってごらん。。 いやらしい音聞かせてよ 」
すると、足を開脚させる。左手はおっぱいを大きく揉み続けながら
右手はオマンコへ・・・・
待ちきれなかったように
自分のクリトリスをひっぱりこすりはじめる。
クチュクチュと愛液の音が部屋中に響きわたる。
俺は舌を出し
彼女に見えるようにと
レロレロを舐める振りをしてみせる。
その振りに合わせて
彼女の喘ぎ声も高鳴る。
「あんあんっ・・あーーーん。。。」
振りじゃなく、これも遠隔。
しっかり彼女のオマンコを舐め舐めしてることには変りない。

と、ここまで。失礼しました
665名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 01:26:54 ID:B2VjvveA
GJ!
666名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 01:38:20 ID:EPV9djPz
GJGJ!
667名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 02:33:55 ID:Hq3PVB8U
ぜひ続きを
668名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 00:21:44 ID:D3RqXEXE
中と半端に終わらせたから、もう書くこと不可能・・ネタクレ。
669名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 22:19:02 ID:BFGyMMTH
保守?
670名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 05:38:11 ID:Lgorl0y2
一つ書いてみようかなと思ってるのだけど、
物語の方向について相談。
和姦と陵辱と、このスレ住民はどっちの方が好み?
反応によってすこしシチュが変わりそう。
671名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 11:09:47 ID:O1SHxLzG
是非陵辱でお願いします。
672名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 13:29:55 ID:bwkzkz46
断固として和姦でお願いします。
673名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 14:09:11 ID:MXJymK6Q
初めは陵辱、後から和姦の美味しいトコ取りで。
674名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 16:16:12 ID:AnEeaJCe
>>670
和姦→悪戯→陵辱で
675670:2006/01/14(土) 22:40:07 ID:Lgorl0y2
難しいお題を遠慮無く出してるなw
おいしいとこ取りもいいけど、技量が足りなくてどっちも中途半端になるかも。
取りあえず試してみる。

>>674
ごめん、悪戯から話が入るんで。
676名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 22:47:06 ID:g8qTllKE
陵辱、そして隷属
677名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 11:54:19 ID:w7eXbMOK
むしろ全編悪戯
678名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 01:10:26 ID:94Q07GXF
>>670氏期待sage
679名無しさん@ピンキー :2006/01/17(火) 15:44:56 ID:aAEJiNQF
>>652
飯を食べ、服を着替え、身だしなみを整え学校へ行く。
そして繰り広げる友達との談笑…いつもと変わらない学校生活だったが、
俺はあの能力をきっかけに女に対する見る目が変わってしまった。
見る女、見る女…あの女も…あの女も…手に…入れたい…
ふつふつと暗く、ドス黒い欲望が沸き上がってくる。
欲望のなすがままにしたかったが俺だって馬鹿じゃない。
一度に手を広げすぎると、自滅する恐れがある。慎重にかつ大胆に…まずは、涼奈だな…

キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン
色々考え事をしていると授業が早く終るのは何故だろう。
すでに、残す所は涼奈の数学だけとなった。
戸が開く音がして、ヒールの音がこつこつとリズムを刻む。
「はい。皆、立ちなさい」
「礼」
いつもと変わらない態度、ただ一つ違ったのは俺のほうをちらちら見てくる事ぐらいだった。
授業が始まって5分が過ぎた。俺は時計を見て、そろそろか。
俺は手を挙げて「先生」と言った。
涼奈は露骨に嫌な顔をしながら俺に
「どうかした?菊本君」
「ここの問題教えて欲しいんですけど…」
周りの皆は問題を解くのに必死で、
それに先生に質問することはよくあることなので誰も気に留めなかった。
680名無しさん@ピンキー :2006/01/17(火) 15:46:28 ID:aAEJiNQF
涼奈はおそるおそるこっちへ来て「どこが分らない?」と問うと
俺はノートのすみっこを指差した。
今から、俺は保健室にいく。お前もついて来い
そこにはそう書いておいた。口で伝えると回りにばれるかも知れないからな。
「ば…」
俺は涼奈が声を発するのを制し、さらに指を横にずらした。
ここで全裸か保健室。
俺はそれを涼奈に確認させると立ち上がり、
「気分が悪いので保健室に行ってきます」と、涼奈に告げ教室を後にした。
するとすぐに涼奈が追いかけてきた。
「どういうつもり!」
「へぇ〜よく教室から出てこれたな。なんて、言ったんだ」
「心配だから、先生もついていきます。自習にしていなさいって言ったのよ」

―保健室―
「失礼します」
「あら〜どうしたの?って、涼奈!あなた何で居るの?授業でしょ?」
「えっ…と」
「佐倉先生が気分が悪いって言っていたので、俺が代表して保健室まで連れてきました」
涼奈は俺のほうを目を見開けながら見ていた。その表情からはなんでそんな嘘をつくの?と感じ取れた。
「涼奈、大丈夫?横になる?」
涼奈を心配そうに見ている白衣に身を包んだこの女性 中川雪実(なかがわ ゆきみ)
涼奈とは大学時代の同級生でこの学校へ来てからも涼奈・雪実と呼ぶ仲であった。
涼奈とこの学校にいるもう一人の同級生がミスコンの1位、2位だったが雪実が出ていたら
涼奈の1位は危なかったと噂されるほどの美貌の持ち主である。
お世辞にも胸はあまり大きくないが、体のバランスが非常に良く、新体操部だったらしく開脚などはお手の物らしい。
681名無しさん@ピンキー :2006/01/17(火) 15:48:07 ID:aAEJiNQF
「ねえ、中川先生。佐倉先生、さっきから胸が痛いって言っているんだけど見てあげてよ」(俺の事は見えなくなるけどさ)
「涼奈、胸が痛いんだって?ほら、見せて」
「いや…」
「ほらほら、何恥ずかしがってるの。女同士何も隠す事ないじゃん」
「でも、そこに菊本君が…」
「菊本?誰?何処にいるのよ。涼奈重症みたい。もう、脱がせちゃえ」
必死に抵抗したが、涼奈は抵抗むなしく上半身は裸になった。
俺は雪実には見えない暗示をかけたが、涼奈にはかけていないので涼奈の目にははっきりと俺の姿が映っている。
まあ、羞恥プレイって言った所か。
俺は雪実の後ろに立ち雪実の耳元でボソッっと呟いた。
(胸を揉んで確かめないとね)
姿は見えないが、声は認識できるので俺の命令にも素直に従う。あたかも、それが当然であるかのように…
「涼奈、ちょっと胸の感触を確かめるわね」
雪実は両手で涼奈の胸を揉み回す。涼奈の胸の形が雪見の力加減によって色々形を変えていく。
「あっ…ちょっと…雪見…やめて」
「う〜ん。柔らかくて、どこも悪くないと思うけど、ちょっと力入れるね」
先ほどと違い、力強く揉んでいく。指と指の間からむにゅっとはみ出し涼奈は早くも感じ始めた。
「あぅ…ゆ…き…みぃぃぃぃ…あぁ …あっ」
(乳首も回したり、抓ったり舐めたりして、確かめなくちゃ)
「はぁはぁ、涼奈…ち…乳首触るからぁ あっね」
「いやぁぁ…うん…やめ…やめて…うっ…い…いい…いいのぉぉ…」
涼奈はもう快楽の波に流されたみたいだ。俺が居る事をすっかり忘れて喘いでいる。
当然のごとく、俺も二人の痴態を見ているだけでは面白くも無い。
雪見の後ろへ回って服越しに雪見のおっぱいを先ほどから触っている。少し感じているのだろうか。呼吸が荒くなっている。
「はぁ…感度も…わるくぅ無いみたいだし」
(違うよ。胸で感じるのは病気の始まりだ。ほら、涼奈のショーツを脱がして確認しなきゃ)
「りょ…涼奈。かんじてぃるぅうの。はぁはぁ…涼奈、病気にかかっているわ」
すでに俺の愛撫で腰をくねくね捻らせながらも、雪見は涼奈のスカートの中に手を入れた。
「やだ…あっ…そこさわらないで」
涼奈の願いも空しく雪見は涼奈のショーツを剥ぎ取りスカートを脱がせた。
682名無しさん@ピンキー :2006/01/17(火) 15:48:43 ID:aAEJiNQF
すでにあそこは蜜が溢れ出ていて、ピクピクと動いている。
(ほら、早く舐めてあげなくちゃ。病気になっちゃうよ。ついでに自分も服を脱いでさ)
息も絶えながら、自分の白衣を脱いでいく。うっ、ガーターベルト…なんていやらしいんだ。
下着姿で涼奈のあそこへ顔を近づける雪見。ぴちゃぴちゃと舐め始めた。
「あぅぅぅ…ん…い…いい…いい…あぁっぁぁぁぁ」
乱れた髪を振り乱しながら快楽に身を任せる涼奈。
雪見も涼奈のあそこに顔をうずめているがお尻はこちらに無防備で晒しているので、俺は悪戯をする。
「涼奈、かんじてぃるの?あっ…なんで…私も…ぅん…感じているの?」
涼奈はもう雪見の声も聞こえていないみたいで、
「いくぅぅ…いく…いっちゃうよぉぉぉぉ」もう、絶頂が近いみたいだ。
このままいかしてもいいのだが、それでは面白くない。
(雪見、もうやめろ。涼奈は病気だ。あんなに感じているという事は淫乱病だな。
 あの病気は男のモノを挿入して精液を出さないとと治らない厄介な病気だ。早くしないと死にいたるぞ。
 そういえば、雪見も感じたんじゃないか?あれは感染病だから、うつったかも知れんぞ。ほら、もう俺の姿が見えるぞ。)

「あれ…先生たち、股間に顔を埋めて何やっているんですか?」
俺は今までいなかったような振りをした。
「はぁ…はぁ、ぅん…ちょうど良かった。先生たち病気にかかったみたいなんだ。それで…」
雪見は俺のほうへ向かってくると一気にズボンとパンツを脱がせた。
「で…なぁ、私のここにそれを入れてくれないか?」
「な・・・なんで俺が…」
「お願い!入れてくれないと、私達死ぬんだよ。ねぇ、人助けとおもってさぁ…」
「佐倉先生も、同じ意見なんですか?」
息も絶え絶えで俺の話を聞いてもいない。絶頂まであと少しまでいったから体は疼いて疼いて仕方ないだろうな。
「う〜ん、でも、先生たちの願いだけ聞くのも嫌だし…俺の願いも聞いてくれる?」
「うんうん、何でも聞くから、早く入れて。私、死にたくない」
「本当に?」
「聞く聞く。だから」
「じゃあ、入れますよ」
683名無しさん@ピンキー :2006/01/17(火) 15:49:18 ID:aAEJiNQF
くぅ…結構きつい。でも、中に入ったら…温かい。
「じゃあ、動きますよ」
うっ…なんだこれは…中でうねうねと動いてあっ…ちょ…この締め上げ…これって名器だ。
「ぅ〜ん…あ…中で……もっと…激しく…う…ぁ…いい…ぃいいい」
数回ピストン運動を繰り返しただけで、俺は限界を迎えた。
「もう、限界。抜きますよ」
雪見は顔を横に振って、
「もういっちゃぁぁう…の…抜いちゃ…だぁぁめ。中に…なかにぃぃぃ…だして」
中に出して―女にこんな事言われるとは…あぁ、出してやる。出してやるよ。
うっ…
「はぁぁっぁぁ、熱い…熱いのぉぉぉ…わあしも…いっちゃうぅぅぅ」
二人同時にいった。
数分そのまま繋がっていたが、俺は膣から抜くと二人の混ざり合った愛液が垂れていた。
「うん…助かった…ありがとう」
ありがとうか…いや、何も良いことなんてしていないんだけどね。
俺は涼奈のほうを見た。俺らの痴態を見ていて興奮したのか自分で股を弄っている。
俺は涼奈の事は気にせずに雪見にこう言った。
「んじゃあ、俺の願いはね。中川先生としたいときはいつでもさせて。ね」
「あ…あれは…その…」
「約束は約束だよ。いつでもさせてもらうから、拒んじゃ駄目だよ」
そう言うと、涼奈の方へ行った。
「涼奈…」
「わ…私は貴方みたいな奴とはしないわよ」
「あぁ…分っているよ。じゃあ、教室に戻ろうか」
「えっ…」

ははは…自分のプライドを傷つけたくないからってそんな言い方はないな。
    俺がいつでも涼奈にすると思ったか。お前の目論見どおりにならなくて残念だな。

結局、涼奈は親友の雪見に胸を触られ、膣を舐められ 絶頂までもう少しの所まできたがいけなかった。
さらに、俺と雪見の痴態を見て、股を弄り次は自分の番かと期待したが、余計なプライドのせいでできなかった、と。

今日は大変な一日だったな、涼奈。 これからよろしくな、雪見。

…続く
684名無しさん@ピンキー :2006/01/17(火) 15:54:07 ID:aAEJiNQF
なんか随分久しぶりで、よく読んでみるとなんかおかしいかも。
まあ、そこは脳内変換で宜しく。
つーか、多分この話長編になると思うけどいいのかな?

>>670
俺も期待しているんで頑張って下さい。
うん、俺は陵辱は好きじゃない…いや、大好きですw

スレ汚しゴメンね
685名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 01:14:04 ID:+pvFqmpf
>>684
いいんじゃない?結構過疎ってるし、エロいと思うし
ともかくGJ
686名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 03:13:45 ID:aimNtTpd
(・∀・)GJ!!!
687名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 04:12:02 ID:WQy5YpIW
「現代、学校、魔女、弟子、百合、ふたなり」といった物って、ここで良いのかな?
688名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 04:46:46 ID:lbIqvKiq
百合とふたなりという属性に矛盾を感じなくもないが

委員ジャマイカ?魔法ネタが使われるなら。
689670:2006/01/20(金) 06:51:31 ID:lpQXbr+P
忙しくて執筆があんまりはかどらない。ごめんよう。
取りあえず前半部分(悪戯〜陵辱(?))投下。
後半、和姦パートはこれから猛スピードで書くから、ちょっと待ってて。

期待裏切ったら、ごめんね。
6901/7:2006/01/20(金) 06:53:49 ID:lpQXbr+P
自慢じゃないが、僕はちょっとした特技を持っている。
と言っても手品をしたりするわけじゃない。
正真正銘僕しかできない、世界唯一の特技だ。
というのは、実はちょっとした超能力が扱えること。
他人の体に触った時に、そこの神経を自由に刺激することが出来る。
医者が言うには僕の体の表面から特殊な電磁波が出ていて、
それが人体の微弱な電流に働きかけているらしい・・・とか。まあそんなことはどうでもいい。
別に今までこの能力で得をしたことはほぼ無いけど、だからといって使える能力をほったらかしにはしたくない。
そこでちょっとしたいたずらを思いついた僕は、腕試しがてらそれを実行することにした。

思い立ったが吉日とは言うが、何せ僕は学生だし、今日は平日なので、
もちろんながら僕は学校に行かなければならない。
それでも実験の妨げにならないどころか、むしろ絶好のチャンスとも言える。
先に話しておこう。僕の考えた実験の方法とは、痴漢だ。
・・・ちょっと待って。変な目で見ないで欲しい。僕はこの人生でまだ一度も痴漢なんかしたことないし、
家族以外の女性に触れたことも少ない。
その僕が他人に「ちょっと体を触らせて下さい」と・・・言ったとたんに補導される。
人混みに紛れて触ってしまえば、捕まることもないのではないか。
・・・本音を言えば、どうせ触るなら触れるだけ触っておこうと・・・うわごめんなさいほんの出来心です
そんなわけで僕は今不安と期待を胸に、少し緊張しながら、通学時間の満員電車に乗っているのだった。
何故満員電車を選んだのか。いくつかメリットはある。
いつもの通学ルートだから。なんとなくバレにくそうだから。ベタだから。ほかに思いつかなかったから。
えー、ゲフンゲフン、取りあえずまずはターゲットを探そう。
かわいいコが居なかったら別の日にしようかな・・・などと考えながら、辺りを見回すと、
そこには見覚えのある顔があった。黒髪のセミロングの彼女は・・・クラスメイトだ。
うちのクラスでのアイドル的存在だが、高慢で気が強く、さらには護身術まで習っているものだから、
敢えて近づこうとする男子も居ない。噂によると何度か痴漢を撃退したこともあるらしい。
前からかわいいとは思っていたけれど、当然ながら僕のような人間が彼女に話しかけられるわけがない。
つまり、顔見知り以上クラスメイト以下ってことだな。彼女が同じルートだとは知らなかった。
彼女はやめておこう、野獣に触れると怪我をするぞ、と僕の防衛本能が囁く。
しかし、同時に僕のリビドーは、彼女がいい、彼女にしろとわめき立ててくるのだった。
6912/7:2006/01/20(金) 06:54:56 ID:lpQXbr+P
駅での人の乗り降りに乗じて彼女に近づいた僕は、彼女の後ろの絶好のポジションを手に入れた。
ここならば、手を伸ばすだけで彼女に届く。興奮と緊張が高まって、心臓の鼓動がやたら大きく聞こえた。
しかし、実際に行動に移るきっかけをつかめず、時間は刻々と流れていった。
ヤバイ、どうしよう。このままでは目的駅に着いてしまう。焦りがだんだん大きくなってきた頃に、
ガタン、と電車が大きく揺れた。
僕の手は即座に動き、ぶつかったフリをして彼女のお尻に、スカート越しに触れた。
彼女はぴくりと身じろぎしたが、まだ動いては居ない。バレてないのか、或いはとっくにバレているのか。
さて、ここからが勝負だ。精神を集中させ、手の平に力を集める。
僕は慎重に、能力を使った。手の平から微弱なエネルギーを放出させ、彼女の神経に働きかける。
触感神経を捉えたのを感じると、そこから出る信号を、出来る限り弱めた。
即席の局部麻酔のできあがりだ。痺れた感じもないからばれることはまず無い。
僕はその出来に満足して、改めて彼女のお尻の形を探り始めた。
柔らかくて張りのある女性のお尻の感触が、僕の指に伝わる。彼女は気付いた様子もない。
僕は初めての痴漢という行為に興奮し、ズボンの前を膨らませつつ、柔らかい感触を楽しんだ。
しかし、少しして気付いたことがあった。相手の反応がないと、つまらないということだ。
反応があることイコール相手が気付いているということであり、危険性があるのももちろん知っていた。
でも、僕は正常な判断を失うぐらいには興奮していたし、実験の第一段階が成功して自惚れてもいた。
しばらく迷った後、僕は新しい欲求に屈して、能力をさっきとは反対のベクトルに、集中させ始めた。
触感神経の信号を元に戻し、更にそれを増幅させる。局所的に敏感にさせるわけだ。
それが終り、僕がお尻をなで上げると、彼女はびくりと身をすくませ、緊張し始めた。
僕は内心ひやひやしていたが、指の動きは止めず、彼女のお尻を愛撫し続けた。
直ぐに手を捕まれるのだろうと思っていたが、予想に反して彼女からの動きはない。
彼女は少し潤んだ瞳で左右を探り、思わず漏れそうになった喘ぎ声を噛み殺すように歯を食いしばる。
痴漢に悪戯されて、思わず感じてしまう女の子。エロマンガではありがちなシチュエーションだけど、
現実ではそう見ることも出来ないだろう。僕は内心ほくそえんだ。
いつも教室で見せる勝ち気な笑顔とは違い、恥ずかしさと不安の入り交じった顔。
少し赤らんで、伏し目がちに視線を彷徨わす彼女の顔はとてもかわいくて、僕の興奮は更に高まった。
6923/7:2006/01/20(金) 06:55:52 ID:lpQXbr+P
その顔に一瞬だけ見惚れていたのが、僕の失策だった。振り返ってきた彼女と、目が合った。
僕は直ぐ何食わぬ顔で視線をそらしたが、内心は動揺でいっぱいだった。
ヤバイ。今ので確実にバレた。どうしよう。僕の背中を冷や汗が流れる。
バレたからには手を離したほうがいいのだが、今すぐに離すとむしろ怪しいのでは。
そんなことを逡巡しているうちに、電車は駅に着いた。ドアが開いて乗客が入れ替わる。
彼女が動いたのはその時だった。すばやく僕の腕をつかみ、ぐいっと引っ張ると、電車の外へ連れ出した。
「いてっ、痛いってば、放してよ」
出来るだけ声を落として彼女に囁きかけるが、彼女は知らん振りだ。
僕の前をずんずん歩いていく彼女の力は予想外に強く、振りほどくどころか踏ん張ることも出来ない。
無論、そんなことをすれば周りに怪しまれて駅員がすっ飛んでくるだろうから、
結局僕は無抵抗で彼女についていくしか選択肢がないのだけど。
やっぱりこうなるのか、と諦めにも似た感情が頭に渦巻き、だから言ったのに、と防衛本能がため息をつく。
「あのさ、学校に行くんなら次の駅だと思うんだけど」
いつのまにやら人気のないところに入り込み、僕の言葉に彼女は振り返った。
「あんた、確か同じクラスの・・・」
どうやら彼女は僕の顔を覚えていてくれたらしい。名前までは覚えていないようだけど。
そんなことを喜ぶ隙もなく、彼女の鋭い視線が僕に突き刺さった。顔はまだ赤いけど、十分な迫力がある。
僕は思わず身をすくませ、おそるおそる彼女に問いかけた。
「で、僕をどうするつもり?どっかに突き出すんなら方向が逆じゃない?」
「そうね。でも、それはあんたに質問してからよ」
僕は判決を待つ被告人のような気持ちで、まだ腕を放してくれない彼女の問いかけを待った。
だが彼女は歯に何か挟まったような表情でしばらく迷っていた後、言いにくそうに口を開いた。
「・・・その、ええと。さっき、何をしたの?」
はあ?新手の羞恥プレイですか?と問いかける勇気もなく、僕は呆然として彼女を見つめた。
「いや、そんなことが聞きたいんじゃないの。えと、私。ほら、聞いたことあるでしょ」
さっぱり要領を得ない彼女の言葉に僕は首をかしげるばかりだ。
「今までも、何度か痴漢とか、されたことあるのよ。でも、その時はただ嫌で、気持ち悪いだけだったのに」
6934/7:2006/01/20(金) 06:56:41 ID:lpQXbr+P
・・・なるほど。実験の第二段階も、しっかり成功していたって訳だ。僕はにやりと笑った。
「あ!こら、変な想像しないでよ!べ、別に私、そんなことは・・・」
「どんなこと?」
予期せぬ僕の反撃に、彼女の顔が赤くなる。僕は一層にやにやしながら続けた。
「僕のは、気持ち悪くなかったんだ?」
「う、うるさいっ!そんなこと、一言も言ってないでしょ!」
「じゃあ、何なの?」
言葉に詰まった彼女がうつむいて沈黙する。恥ずかしさに染まった彼女の顔はやっぱりかわいい。
見ていると、どんどん嗜虐的な欲求、彼女をもっと苛めたいという欲求が膨らんできた。
「じゃあ、さ。さっき僕が何したか、教えてあげるよ」
「う、うん」
戸惑いながら彼女が頷く。
「ただし、もう一度触らせてくれたら、ね」
僕の出した条件に、彼女は口を開けて絶句した。
「・・・そんな、バカなこと、できるわけが」
「あれ?知りたいんじゃなかったの?」
「さっきはそう言ったけどっ!」
「まあ、嫌ならいいんだけどさ」
彼女はしばらく黙り込んで、せめてもの主導権を握りたいと思ったのか、条件を出してきた。
「・・・やめてっていったら、直ぐやめなさい」
「うん」
「・・・お尻以外を触ったら、殺すからね」
「わかった」
「それと、あと・・・」
「何?」
「ここじゃ、誰か来るかも知れないでしょ」
6945/7:2006/01/20(金) 06:58:10 ID:lpQXbr+P
「それで、トイレなんだ?」
「わ、悪かったわねっ!なんか文句あるの!?」
「いや、ただベタだな、と思ってさ」
駅構内の寂れた女子トイレの個室で、口論する男女二人。
僕は入るのに少し抵抗があったのだけど、彼女に逆らえるわけもなく、引きずられるようにしてここにいる。
「・・・それで、私はどうすればいいの?」
「別に。普通に立っててもいいし、壁に手をついてもいいけど」
便器は和式なので比較的邪魔にならないし、良く掃除されているせいか不潔感は余り無い。
彼女が壁に手をついてお尻を僕に向ける。僕は能力を使うために精神集中して手の平に力を集めた。
うん。この力にもだいぶ慣れてきた気がする。あとはどれだけ素早く集中できるかだな。
「・・・こんなこと、誰にも話しちゃダメだからね」
「わかってるよ、絶対話さないから」
もちろん僕も痴漢のこと他人に知られたくないしね、と心で呟きつつ、口では別のことを喋っていた。
「君が、お尻触られるだけで感じちゃうやらしい女の子だ、ってことはね」
「なっ、何言って・・・ひぁ!」
彼女のお尻を優しくなで上げるだけで、彼女の体がぞくりと震える。
この能力を使うと、お尻だろうが性感帯だろうがお構いなしだ。
敏感になったお尻をなで続けると、彼女の息が荒くなり、目が潤んできた。
「くぅっ、はぁっ・・・な、何でなのぉ・・・」
「ほら、誰もいないんだからさ。声我慢しなくたっていいよ」
「でも・・・あんたが居るじゃない・・・ひんっ」
そういえば、さっきから右手でしか触ってない。両手で力を使うのは初めてだけど。
右手はそのままお尻を揉み続け、僕は左手をそっともう片方のお尻に添えた。
「ひゃっ、ふぁ、ぅんん!駄目ぇっ」
両手での愛撫を、彼女は気に入ってくれたらしい。鼻にかかるかすれ声が一層高まった。
さっきもじっくり堪能したのに、指先の柔らかい感触に、まだ魅了され続けている。
飽きの来ないいいお尻だ。って自分でも何言ってるのか分からないけど。
でも、お尻ばっかりじゃ彼女も可哀想だよね。
6956/7:2006/01/20(金) 06:59:31 ID:lpQXbr+P
「あのさ、お尻だけじゃつまんないだろうから・・・胸もしてあげよっか?」
「ふぁっ・・・何いってんのよっ、さっき、駄目って・・・んっ、やぁっ」
左手を伸ばして小さなふくらみに触れると、こちらも負けじと柔らかかった。
「あ、結構あるんだね。見ただけじゃ分からないけど」
「ばっ、馬鹿、やめなさいっ、やめてったら!・・・くぅぅっ」
胸とお尻、両方を同時に攻められて、彼女は涙目になって抗議する。
壁についていた手を離して胸を攻める僕の手を引きはがそうとするけど、
その力は弱々しくて、とても腕をふりほどけそうには思えなかった。
「ひっ、やだっ!ねぇ、止めてよっ!お願いだからぁ」
涙を流して懇願する彼女にはいつもの覇気と、男勝りな態度は一欠片も見えなかった。
全てのプライドと虚勢が表面から引きはがされ、ここにいるのは抵抗する力も持たない女の子だけだ。
だが、そんな彼女の様子を見ても僕の嗜虐心が満足することはなく・・・むしろ増大されていった。
「約束が違うでしょっ!だから、もう・・・」
「約束?あの時からもう、君には分かってたんじゃないの?こうなるってことが」
彼女の顔が絶望に固まった。
「して欲しいって言ったのは君だよ?それなのに、今度は『やめて』だって?」
「謝るからっ!お願いっ、もう許してよぉ・・・ぃやっ、ひぁうぅ・・・!!」
左手で彼女の乳房を握りしめると、彼女の顔が苦痛にゆがんだ。
だが、それを上回る快感も同時に感じているのだろう。彼女の膝から力が抜けて、僕はあわてて支えた。
そして、結果的に僕と彼女の体が密着することになり・・・
「・・・っ!!」
すでにギンギンになっていた僕の逸物が、彼女の柔らかいお尻に押し当てられる。
僕の焦りが顔に出るよりも早く、暴走し始めた僕の口は、彼女を追いつめる次の言葉を喋っていた。
「驚くほどのことでもないでしょ?君があんなにやらしい声出すから、僕もそろそろ我慢の限界なんだ」
「・・・ひっく、うぅ・・・もう嫌ぁ・・・」
彼女はついに泣き出してしまった。だけど、僕としても泣き声をずっと聞かされるのは趣味じゃない。
あんまりうるさくされても困るし、僕は彼女の口を塞ぐことにした。
6967/7:2006/01/20(金) 07:01:20 ID:lpQXbr+P
「・・・えうぅ・・・ひ、あっ、んぐぅ」
人差し指と中指を口に突っ込まれて、彼女は少し抵抗したけど直ぐ大人しくなった。
たっぷりと指に唾液を絡ませた後、僕は彼女の口内を犯し始めた。
じゅぷじゅぷと卑猥な音を立てながら指が口の中を行き来し、敏感になった粘膜に触れあうと、
まるでディープキスをされているみたいに、彼女の頬が上気して、とろんとした目つきになる。
少しの間彼女はされるがままだったが、指の触れる場所が気持ちいいのに気付いたのかも知れない。
直ぐに彼女の方から積極的に舌を絡めてきた。
「ふぅ・・・んっ、くちゅ、はぁ・・・んんっ」
「随分熱心にしゃぶるんだね。フェラの素質があるんじゃないかな」
「んむぅっ、くぅ・・・ふわぁ・・・」
快楽に恍惚とした瞳で必死に口内奉仕を続ける彼女に、僕は笑いかけた。
口の中を犯し尽くすと、僕は指を抜き取った。彼女の口の端からよだれがこぼれて、すごく卑猥だ。
さて、上の口は十分満足してもらったようだし、今度は・・・。
「あっ、ひゃうっ、そこはぁっ!」
スカートの中に手を差し入れて、濡れた下着の上から軽く陰唇をなでると、彼女は短く嬌声を上げた。
「こんなにぐしょぐしょにして・・・さっき嫌だって言ってたのは誰かな?」
「ひぁんっ、駄目ぇ、触っちゃ・・・ふあぁんっ!」
もう声を抑える余裕もないのだろう、彼女のあられもない喘ぎ声を聞くうちに、
僕のリビドーも限界が近くなってきた。このままではなにもしないままズボンの中で暴発しそうだ。
僕はあわててジッパーを下ろし、震える手でペニスを取りだした。
固くそそり立ったペニスを彼女のお尻に擦りつけると、彼女も興奮するらしく、喘ぎ声が一層高まった。
下着越しに中指でくちゅくちゅと膣口を弄り、親指でクリトリスを探る。
親指に固く充血したクリトリスの感触が伝わり、指の腹で擦り上げると、彼女の体がびくんと痙攣した。
「ふあぁっ!ひぁ、あたし、もう駄目っ!おかしくなっちゃうよぉっ!」
「もう、イきそう?・・・くうっ、僕も・・・」
指の動きを早く小刻みにして、感度を最大まで増幅させる。射精感がだんだん高まって、
ペニスがびくびくと震えた。
親指でクリトリスを押しつぶし、中指と人差し指を膣口に突き立てると、
その瞬間、彼女の体がびくびくっと震えて、達したことを伝えてきた。
「ふああああぁぁぁぁぁぁっ!!!」
僕もほぼ同時に達していた。脈打つペニスから激しく白濁液が放たれ、彼女のお尻を汚した。
697名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 17:09:50 ID:C/9O9pAM
エロいよ、GJ!!
698名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 20:02:40 ID:9aGZeTwV
これはエロい。GJGJ
699670:2006/01/24(火) 23:44:56 ID:DA5QqKrp
えー、「猛スピードで書くって言ってたのに時間がかかった」ことにつきましては、
関係者の方々に深くお詫びすると同時に、原因の究明に全力を尽くしたいと考えております。
また、「超能力分が足りない。しかも短いし」につきましても現在調査中であり、
今後のスキルアップを期待しております。

以下4レスで投下。このぐらいなら1つにまとめても良かったかなあ・・・。
7001/4:2006/01/24(火) 23:45:43 ID:DA5QqKrp
射精の快感が去ると、後悔と自責の念が津波のように押し寄せてきた。
相手の同意を取り付けた・・・かどうかさえ疑問だけど、泣いて嫌がる女の子に、あんなことを無理矢理・・・。
婦女暴行といわれてもまるで仕方のないことをしたように思える。
さっきまでの興奮もどこへやら、酔いが覚めるように消え去って、
射精後特有の倦怠感が、僕の内罰的な思考を加速していた。
彼女が気怠げに僕の腕を振り払うと、壁に背を預けて乱れた衣服を整え始めた。
彼女は完全に無言で、息をはあはあと荒げている以外は、何の音もない。
うつむいている顔はよく見えないけど、相当に怒っていることは間違いなさそうだ。
あまりに恐ろしすぎて、声をかけることすら出来ない。まるで金縛りにかかったみたいだ。
彼女が一歩、ふらりと僕の方に近づいてきた。思わず僕も一歩後ずさる。
一歩、また一歩と後ずさるが、狭いトイレの個室でのこと、数歩で背中に壁が当たってしまった。
逃げ場を無くした僕の両腕を、彼女がしっかりとつかむ。
ひぃ。これは本気でヤバイ。野獣に狩られる獲物の気持ちで、僕は独りごちた。
喰われる。喰い殺される。そんなことを半ば本気で考えて、僕は天にも祈りたい気持ちだった。
彼女の口が、獲物に食らいつくように開けられ、喉元にゆっくり近づいていく。
必死で顔をそらして目を閉じるが、壁に後頭部を押しつけるだけだった。
そのまま永劫とも思えるような時間が過ぎて、ようやく死を覚悟した僕の唇に、柔らかいものが押し当てられた。
僕が驚いて目を開けると、直ぐそこに彼女の瞳があった。
彼女の瞳は、これ以上ないくらいに淫らで、快楽に蕩け、そして美しかった。

どれくらい唇を合わせていたのかわからないけど、彼女がようやく唇を離した。
僕は唖然として、何を言って良いのか分からないくらい混乱していた。
「・・・あたしね、あんな風にイかされたの初めてなんだ・・・いや、違うの」
彼女が語り始めても、僕は何の反応をすることも出来ず、バカみたいに突っ立っていた。
「自分でイったこともないんだよ。いつも怖くなって途中でやめちゃうの。それなのに、あんな風にイかされて・・・」
彼女は絶頂の余韻を反芻しているのか、涙目になって僕に寄りかかってきた。
「自分が変になるみたいで、怖くなっちゃうほど気持ちよかった・・・」
ぞくぞくするような台詞と、間近にある彼女の体温に、萎んでいた欲望が、また鎌首をもたげてきた。
彼女が僕の腕を放し、恥ずかしがるように俯いて、囁くような声で言った。
「・・・あんなに気持ちよかったのに、もう一度感じてみたいって思ってる、あたしってやらしいのかな・・・」
7012/4:2006/01/24(火) 23:47:03 ID:DA5QqKrp
前とはニュアンスの違う興奮が下半身を充血させ、僕のペニスはさっき欲望を放出したにもかかわらず、
完全に屹立して天井を向いた。
僕は問いかけには答えず、震える声で言葉をやっと絞り出した。
「・・・今までイったことがなかった、って本当?」
「うん・・・本当だよ。それと・・・」
彼女は少しもじもじしながら顔を赤くし、続けた。
「さっきのキスも・・・初めて・・・なんだ」
その台詞にこみ上げるものを押さえ切れなくなり、僕は彼女を乱暴に抱きしめて、唇を奪った。
さっきみたいに唇を合わせるだけのキスじゃなくて、唇から舌を侵入させ、
歯茎をなぞり、舌を絡め合わせ、ぴちゃぴちゃと唾液を交換するいやらしいキス。
彼女は少し驚いていたけど、直ぐに僕の舌に応戦し、舌を絡め合わせてきた。
彼女の目が潤んで、鼻息が荒くなる。僕はしっかり彼女の頭を抱きしめて、口の中の感触を味わった。
そのまま片手を彼女の胸に当てると、彼女の口からくぐもった抗議の声が聞こえて、僕は驚いて唇を離した。
「あの・・・先、服脱ぐから」
何だ、嫌だという意味ではなかったらしい。ほっとした僕は彼女に問いかけた。
「僕も手伝おうか?」
「ううん、自分でする」
女の子の服を脱がせるってのも、一度やってみたかったんだけどな。そんな台詞を口に出せるわけもなく、
僕は心の中でため息をついた。
僕に背を向けて服のボタンを外し、脱いでいく彼女。
シャツを脱ぎ、上半身ブラジャーだけの格好になった彼女は、やや躊躇いがちに僕の方を向いた。
「ん・・・なんか、恥ずかしい・・・かな」
彼女の着けているブラは飾りの少ないスポーティーなもので、よく似合っているように見える。
彼女のお腹はすべすべしていて、柔らかで女性的なラインを描いていた。
僕は彼女のブラにゆっくりと手を伸ばして、興奮でとぎれた集中を必死に手の平に集めた。
「・・・っ、ふぁっ」
そっとブラの表面に触れただけで彼女が軽い嬌声を上げる。
そのまま円を描くように軽く胸を揉んでいくと、彼女の声が上ずった切ないものに変化してきた。
「ねぇ・・・直接触ってもいい?」
「はあっ、ん、うん・・・いいよ・・・っ」
僕は左手をブラの下から潜り込ませ、右手はそのままブラの上から、両手で違う感触を楽しんだ。
左手の指先に小さく固い突起が当たり、乳首が勃起しているのが伝わってきた。
7022/4:2006/01/24(火) 23:47:48 ID:DA5QqKrp
「くぅ・・・ひっ、ひゃうっ!」
人差し指で軽く乳首を弾くと、彼女がびくりと反応して短い悲鳴を上げた。
僕がブラをたくし上げると、小ぶりだが形はいい乳房が目の前に現れた。
ツンと尖った乳首に興奮し、顔を近づけてそっと息を吹きかけてみる。
僕はそのまま先端を口に含み、舌の上で転がして少し遊んだ後、軽く吸い上げた。
「・・・っ、ふわぁああっ!」
それだけで、彼女は軽く達してしまったらしい。さっき散々弄ったから、イきやすくなってるんだろうか。
足にきたのか、彼女が僕の肩に寄りかかって体重を支える。
そのまま片手でスカートの留め具を探り、外すとスカートがはらりと床に落ちた。
「はぁ・・・はぁ・・・もう、我慢できないよっ」
彼女の愛液と、僕の精液でびしょびしょになった下着を、焦れったそうにずり下げて、片足を引き抜く彼女。
「ねえ・・・あたしの初めて、もうひとつあげる・・・だから・・・」
涙目で訴えかける彼女に、僕は答えの代わりに、軽くキスをした。
彼女の背中を壁に当てて固定した後、急いでズボンとブリーフを脱ぎ捨てる。
超臨戦態勢な僕のペニスが姿を現し、彼女は少しおびえたようだけど、前ほどの恐怖感はないようだった。
彼女の腰を手でしっかりと支え、ペニスを膣口に宛てがう。僕が彼女の顔を見つめると、
彼女は小さく頷いて、僕の行動を促した。
膣口がペニスの先端を受け入れると、彼女が小さい呻き声を漏らした。
やっぱり、これだけ濡れていても、苦痛は結構あるらしい。僕は膣口の直ぐ上に指を当てて、
痛覚神経の働きを少し弱めてあげた。
そして彼女の腰をつかんで、膣道の奥深くまで、一気にペニスを沈めていく。
「っくああぁぁっ・・・!」
彼女が僕の頭をぎゅっと抱きしめて、必死に苦痛と喪失感に耐える。
僕も彼女の中のキツい締め付けと頭を揺さぶる灼熱感に、一瞬呼吸が止まった。
ペニスが根元まで挿入されたのを確認して、僕はいったん動きを止めて、彼女を見た。
「・・・大丈夫?痛かったでしょ?」
彼女は浅く短い呼吸を繰り返して、頬を伝う涙をぬぐってから答えた。
「うぅ・・・ん、思ったより・・・っ、平気」
さっきの麻酔が功を奏したのだろうか。強ち痴漢だけの能力でもないな、と僕はにやりと笑った。
改めて彼女の中の感触を確かめると、熱くてドロドロの肉壁がペニスを締め上げ、
少し動いただけで快感がダイレクトに伝わってくる。余り保たないかも知れないな、と僕は思った。
「じゃ、動かすよ」
7034/4:2006/01/24(火) 23:49:34 ID:DA5QqKrp
最初はゆっくりとペニスを引き抜き、浅いところで止めて、一気に突き入れる。
それを何度か繰り返すと、突き入れるたびにだんだん彼女の声の質が変わってきた。
「ひあっ、はっ、くぅっ、ぅんんっ」
膣内を突き上げるごとに彼女は喘ぎ声を漏らすようになり、彼女の表情も苦痛と快楽がない交ぜになり始めた。
往復の周期を早めていくと、それにつられて彼女の声も高くなっていった。
「んあっ、やっ、あっ、あっ、はぁっ」
彼女の顔が全面的に快楽の色を見せ始めたころに、僕も臨界点が近づいてきているのを感じた。
彼女のつま先が床から離れ、僕は駅弁に近い格好で彼女に腰を打ち付け続けた。
往復運動は最大の速度に達して、僕は夢中で腰を動かした。
「ふぁ!あぁんっ!やっ、あたしっ、もう・・・!」
「はぁっ、僕も、くぅっ、だよ!」
「・・・────────っ!!!」
彼女の足が腰に絡みつき、彼女が声にならない悲鳴を上げて、ペニスが強烈に締め上げられた。
僕も一瞬後に、彼女の体の中に熱い精液を注ぎ込んでいた。

行為が終わって、ぐったりしている彼女からペニスを抜くと、白と赤の混じった液体が秘所からこぼれた。
・・・そういえば思っきし中出ししちゃったけど、大丈夫かな。
彼女が休んでいる間にトイレットペーパーを使ってお互いの体液で汚れた体を拭き清めて、
後は彼女が服を身に着けるのを待っていた。
「・・・それで、これからどうするの?」
彼女が目線で腕時計を指し示し、僕に言う。
もちろんこんな時間になっては、一時限目はまるまる逃がしたも同然だ。
僕が答えに窮していると、彼女がくすくす笑って手を振った。
「冗談だってば。二人で一緒に遅刻したら、変に思われるでしょ」
僕は、二人で無断欠席しても同じでしょ、とはとても言えなかった。
「どうせこんな時間だし、ちょっと付き合いなさいよ。それとも・・・」
彼女はすこし悪戯っぽい瞳で僕を見て、冗談めかしていった。
「女の子とシたあとで、デートは嫌?」
「もちろん、そんなことはないよ」
僕があわてて首を振ると、彼女は満足したらしかった。
・・・さっきまであんなに従順だった彼女に、なんで逆らえないんだろう。
彼女に腕を引っ張られて先導されながら、僕はずっと首をひねっていた。
___終___
704名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 01:52:15 ID:vbiwFAMJ

◆寝取られマゾ小説 発表会◆
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1133106975/
705名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 20:50:54 ID:ZT6RWkX6
エロいし上手いし、素晴らしい!!!
超GJ!
706名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 18:22:10 ID:2c2dN0G1
最近のこのスレかなり好き
前みたいなSFくさいのよりずっと雰囲気があるから

まぁ、書いてもらってて文句つけちゃ失礼だけどさ…
707名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 22:32:08 ID:nhK4NvkO
昔も今も好きやでー
708名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 05:17:06 ID:zhucy5nD
超能力を使ってハーレムを作るという話を考えた
709名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 12:34:29 ID:XkM1NzBQ
うpうp!
710名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 23:07:11 ID:L+xDnwLU
>>709はどうなったんだろ…
711名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 06:47:01 ID:vqNSmHuQ
>>710
>>708の超能力で性転換されて、ハーレムの奴隷の一人になったとか。
712名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 17:43:07 ID:sgdZmUtD
>>711
ってか>>710は安価ミスだろw
713名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 11:47:20 ID:JxuobbdL
|ましゅ
714名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 00:01:50 ID:8SIhnd3L
保守しようか
715名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 14:21:50 ID:FHCGn0Wd
へさゃ
716名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 15:56:23 ID:FHCGn0Wd
 
717名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 22:37:33 ID:hx90/3QZ
718名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 14:51:28 ID:rVjIPGfa
捕手
719名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 00:25:35 ID:Pt7Zak4Z
720名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 03:06:31 ID:W0mK80Wg
ちゆでも見てきたか?
721名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 02:03:37 ID:o+/sqx38
なんかないかな・・・
722名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 19:10:07 ID:CcTHPMrV
保守目的ぐらいの駄文なら落とせる…かなぁ(´・ω・`)
723名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 19:16:53 ID:o+/sqx38
カモーン
724:2006/02/23(木) 14:33:20 ID:fF+fFuqv
「ははは、いいケツしてんな…」
スカートの上からおしりの感触を楽しむと、
俺は女の子の耳元にそう囁いた…。
こいつはかわいい…俺は電車の窓を鏡にして女の子の容姿を確認すると
あまりの上玉に声を失った
高校生か…?
六年一環教育が売りの超お嬢様学校の制服を前に興奮状態がさらに上がった俺は
触っているだけでは満足できずおしりをマッサージするように指を動かしはじめた。
「……」
満員電車の中でそいつは声を上げることも出来ず、
ただ俺の手のひらから逃れようと腰をもじもじさせながら横へ横へと動こうとしていた。
「こいつは…久々の上玉だ…、クック…」
下品さを隠し立てもせず俺は逃げる女の子のけつを左手で鷲掴みにして、
女の子の動きに手を合わせながら
彼女のおしりの割れ目にそうようなかたちで中指をたてていった。
「っく…イッヤ」
たてた中指がちょうど穴にはまったのか、女の子は悲鳴に近い声をあげた。
725:2006/02/23(木) 14:34:36 ID:fF+fFuqv
「まわりに、キミの痴態がばれるよ… それともそんな趣味でもあるのかい?」
彼女は恥ずかしさからか耳元で息を吹きかけられながら俺がそうささやくと、
太ももを堅くとじ合わせておっしこを我慢するような顔で声を殺そうとした。
スカートの生地の手触りに開き始めた俺は、
彼女のスカートを右手で軽くつり上げ素早く左手を入れた。
「へえ、今時ストッキングなんだ…。悪いけど破らせてもらうよ…」
俺はそう彼女に囁くと、左手の人差し指の爪を軽く彼女の内ももに立て、
ストッキングに小さな穴を開けるよにクイクイっと指を動かした。
「も…もう、いやっ。や、止めてください…」
顔を真っ赤にした彼女が俺に向かって消え入るかのような声でそういってきた。
その瞬間
「お前、痴漢か…。こんな女の子を泣かせやがって」
大学生らしき男が俺の左手をとると、逆手に決めて俺にそういってきた。
「とりあえず、次の駅で降りろ…。警察につきだしてやる」
「グッ」
腕を逆手に決められた俺は声も立てることも出来ず、
満員電車の床に膝を立ててうずくまった。
駅に着くと俺はホームに引きづり出され、
逃げられないように腕を掴まれたまま女の子と駅員室まで連れて行かれた。
726:2006/02/23(木) 14:35:40 ID:fF+fFuqv
「こいつにやられたの? 話せないんだったら、落ち着いてからでいいから。
家の人呼んであげるわね」
女の駅員にそう即されると、女の子は恐々こちらの方を見てきた。
今だ。俺はこちらの顔を見てくる女の子の目をとらえると、
その子の目を見ながら唇を動かした。
「…レーです」
女の子は自分の口が勝手に動いたのに驚いたようだった。
「どうしたの」
駅員が聞き返すと、俺はさらに自分の唇を動かした。
「プ、プレーだったんです。
彼は嫌がったんですけどあたしがどうしてもって
痴漢プレーをお願いしてやってもらったんです。
ごめんなさい」
彼女は自分がなにをいったのかもわからず、パニックになると駅員室から逃げようとした。
しかし、俺はすかさず彼女の腕を掴み、
「すみません。
彼女の名誉のために、ここまで黙っていました。
もう二度とおねだりしてこないように注意しときますんで…今日の所は…」
それだけいって、唖然とする駅員と大学生に頭を下げて彼女の手を引張りながら駅員室をでた。
727:2006/02/23(木) 14:36:46 ID:fF+fFuqv
彼女は俺の手を離そうとしながら、
「離して、止めてよ。離してください」
と叫ぶので俺はさらに自分の唇を動かし
「もう、今日エッチしなきゃヤダよ。
なんで帰るっていうの。
今日は三発以上するまで許してあげない」
そう彼女に叫ばした。
「……」
まわりがいっせいに俺たちに注目すると、
顔を真っ赤にした彼女は軽く手を離そうとしながらも声を出すことをあきらめた。
駅の裏のラブホルまで女の子をを引張っていくと
さすがに察したのかものすごい力を入れて俺の手から逃げだそうとしてきた。
パネルの前で部屋を選んでいる俺から必死の形相で逃げようとする女の子の雰囲気を察したのか、
掃除のおばちゃんが俺たちに近づいてきた。
「今日は生理だから、嫌なの…。
明後日なら、何発でも付合ってあげるから」
俺は彼女にそう喋らせた。
「兄ちゃん。あんまり無理強いしたらあかんで…」
苦笑いを返す俺にそれだけいうと、おばちゃんは去っていった。
728:2006/02/23(木) 14:38:03 ID:fF+fFuqv
部屋の中に入ると俺は女の子をベッドの上に押し倒し
「抵抗しても、声を上げてもいいけど、最後にこれだけ録音しとくね」
そういって胸ポケットからICレコーダーをだし、
両手を押さえつけて女の子の股の間に体重をかけ動けないようにし、
録音ボタンを押して彼女の口元に彼女の左手ごと近づけた。
そして彼女の目を見つめながら俺は唇を動かした。
「だから、あたしはあなたにもらってほしいの。あたしの処女を」
「お願いします。抱いてください」
「今日は避妊しなくても…たぶん大丈夫…」
「あたしは、ゴムの感触が大嫌いなの、責任はとるから生でしてよ」
「あなたの子供がほしいの」
「好きです…」
「あなたのオチ○チ○、美味しい…」
「わたしの初めてをもらってくれて、ありがとうございます」
「……」
彼女の普段の言葉遣いがわからない俺は適当な台詞を彼女にいろいろ言わせると、
「これくらいでよし。後は適当に僕の台詞も入れて編集するから。
声を出せるようにしてあげるけど、あまりうるさいと黙ってもらうからね」
そう彼女に告げた

「イッヤ…。タスケテ…クダサイ」
僕は本心からの声で助けを求める彼女に襲いかかっていった。

(了)
729名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 20:33:24 ID:z3vN1UAc
>>724-728
GJ!!!
730名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 21:24:59 ID:H5eDzMMA
SUGEEE!!GJ
731名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 02:05:35 ID:DwAYQBOh
直接的じゃないのに興奮した。
GJ!!
732声…つづき…:2006/02/24(金) 14:48:06 ID:BZrG+ODu
「パパ…ママ…たかし君…」
見知らぬ男に声と処女を奪われて、
ベッド上で放心している女の子がそうつぶやいた。
泣きはらした目から涙があふれてくるのを俺はそっと拭ってやった。
「たかしっての彼氏か?」
俺は女の子に向かって、そう聞いた。
「……」
答えるはずもない…。
「答えられるわけないか…。こんなことがあった後だもんな。
そうだ…いいことを思いついた」
「な、なにするん…ですか…」
おびえる女の子の両手両足をベッドの四隅に縛り付けると、
俺はフロントに電話をして8ミリビデオのレンタルとテープの購入を申し込んだ。
フロントからそれが届くと俺はそれを右手で持ちながら、彼女の股の間に立て膝をついて座った。
733声…つづき…:2006/02/24(金) 14:49:10 ID:BZrG+ODu
「もう…もう…ゆるして…」
哀願してくる彼女を無視して俺は彼女のあそこを左手の中指で弄りながら
「あんな声もとられているし、このままじゃ家に帰っても説明できないだろ。
もし妊娠でもしたら誰かに協力を頼まないと堕ろすことも出来ないぞ。
といっても、どうしたらいいかわからないだろうから俺がビデオレターを作ってやるよ。
これもを見れば、みんなバッチリ理解して協力してくれると思うよ」
そう話した。
まだ全然濡れていないか…。
まあ処女膜破れたのもついさっきだもんな…。
俺は濡れない彼女の股を弄りながら、
俺だけが気持ちよく、彼女には苦痛と悲鳴しかなかったさっきのSEXを思い出していた。
しかし、いい胸だ。
俺が胸を揉みはじめると彼女はあえぎ声を上げたが、全然濡れる気配はないようだった。
まあ、いい俺の精液と彼女の血と汗が混じり合った状態ならなんとかなるだろ。
俺は彼女の股の間に俺の物をゆっくりと入れていった…。
「ぎゃっ。痛い、痛い。助けて…パパ…ママ…。痛いよ…たかし君…たすけ…て」
美しい…彼女は苦痛にゆがませた顔でそう言い続けていた。
俺は腰の動きを速めると彼女の顔を見ながらゆっくりと話した。
734声…つづき…:2006/02/24(金) 14:52:05 ID:BZrG+ODu
「じゃあ、最初は彼氏に見せるビデオだ。
パパとママに言いづらければこれをたかし君とやらに見せるといい」
俺はビデオの録画ボタンを押すと、彼女の閉じられた目を見てそっと自分の唇を動かした。
そうすると僕の唇の動きにシンクロするかのように彼女の唇が動き始めた。
「ハア、ハア、ハア。好き…愛してます。先生…ハア、アンッ…先生のエッチ…。
○学校六年生の林間学校で初めて先生に抱かれてから、毎週先生に抱かれるのだけが楽しみでした…。
先生に会えない日は、あたし…毎日…自分で…自分のここを…悪戯してました。
ハア、ハア、ハア…あたし悪い子…。
でも今日…初めて…ゴムをつけないでしてくれて…あたし…うれしい…。
妊娠しても大丈夫…。
たかし、ビデオ見てるよね…ごめんね…あたし…先生のものなの…。
でも子供が出来ても先生にいえないの、なぜなら…先生には…奥さんと子供がいるから…。
だから…あんたの子ってことにしといて…ハア、ハア…お願い。
そのかわり、それきいてくれたら…一晩だけあんたの奴隷になってあげる…
堕ろしてからでもボテばらでも、どっちでもOKよ好きな方選んで…お、ね、が、い。
先生…ビデオはもういいから、今度はお尻の穴にお願い…。
あたしの穴という穴は全部…」
そこまで彼女に言わすと俺はビデオをいったん止めた。
735声…つづき…:2006/02/24(金) 14:53:41 ID:BZrG+ODu
「な、これで大丈夫だろ。安心して子供作れるだろ。まあ一晩だけ彼の奴隷になってやれよ。
次はパパにたのむ場合いってみよう」
俺はちょっとふざけた感じで、女の子にそういうと父親用の台詞を考えた。
「ハア、ハア、ハア。た、助けて…。おじさん、なにするの…酷いよ…。
おじさんとママのこと、パパには言ってないよ…あたし。
何年も前からおじさんとママがエッチしているの知ってたけど、
あたしパパに内緒にしてたじゃない。
アンッ…痛い…痛いよ…助けて…パパ…パパ…助けてぇ…。
え、ママの口と前の穴の一番はパパにとられてしまったけど…
ママの後ろとお前の全ての穴の一番はワシだって…へ、変態…なに言ってるの…
助けてぇ…パパァ…」
「うーん。なかなか名作だ」
俺はそういって、いったんビデオのスイッチを切った。
736声…つづき…:2006/02/24(金) 14:55:11 ID:BZrG+ODu
「さ、最後。ママ用」
「パ…パパ…。な、なにするの…やめてぇ…。
痛い…痛いよう…助けて…ママぁ…痛いよう…。
パパ、お願い…きいて…親子でこんなことするの…絶対変…。
ママ、助けてぇ…。
ハア、ハア、ハア。
こ、子供が出来たら、たかし君の子供ってことにして堕ろせばいいですって、
悪いようにはしないって…なにいってるの…
なんなら産んでもいいですって…パパの変態…。
でも、パパのこと…あたし…大好き…
好き、好き、好き、好き。パパ、だーいすきー」

俺はそこまで彼女にいわせると、腰の動きをさらに速めて彼女の中に果てていった。
「三パターン撮ったから、誰に頼むか好きなのいってよ…」
「……」
「まあ、決められないなら。俺が抽選して当たったやつの所に届けるよ…」
そういうと彼女は驚きと恐怖の目でこちらを見たが、疲れとショックですぐに気を失った。
俺は縛っていた彼女の紐をほどいてやり布団を掛けてやるとホテルの精算を済まし
「彼女一眠りしてから帰るって、一時間ぐらいしたら起こしてあげて」
それだけ頼んでホテルを後にした…。
「彼女…どうするだろなあ? 名前も住所も知らないから、送りつけようもないけど…」
俺はそう独り言をつぶやくと、ビデオテープをゴミ箱に捨て駅の雑踏の中に紛れていった。
737声…つづき…:2006/02/24(金) 14:56:58 ID:BZrG+ODu
<了>
738名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 09:07:42 ID:euxAeU/j
エロス
739名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 00:10:20 ID:Wf9QelW+
エロいなあ。ゾクゾクきます。アイディア秀逸ですね。
女の子の容姿の良さをプレイ中にも描写で見せてほしかった、ってのがぜいたくな注文です。
でも言わせてるセリフのエロさが最高です。とっても良かった。
740名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 01:15:40 ID:E9629nOM
うほっスバラシイ…!
741名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 21:28:10 ID:RO7bKqN6
ほす
742名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 21:30:12 ID:MLtGhUvU
ho
743名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 00:59:32 ID:zw1tyZby
syu
744名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 19:10:17 ID:FTbjiDrU
ホッシュ
745名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 22:43:09 ID:Cme0/GHM
神まだ〜?
746名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 04:14:47 ID:JF47vkkM
hosyu
747名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 08:10:06 ID:y8xtXpMw
「魔法の指先」を今だに待っている
748名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 05:14:30 ID:khhlq+Yl
>>747
猫だの鳥だののアレ?
こないだ立ち読みした
749名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 08:23:37 ID:hjShaK2w
>>748
ヒント:保管庫
750名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 08:24:59 ID:gR7vzRs0
保守多い・・・
751名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 12:51:01 ID:aPDRYsXs
・・・
752名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 11:19:35 ID:pGBN/xun
更に保守
753名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 21:46:13 ID:Vy8Soiot
過疎阻止age
754名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 17:48:53 ID:h5n11vMf
ほしゅ
755名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 22:36:01 ID:fRd3RCEb
保守がてらにアンケート。

エロ目的で使いたい超能力って何?
A:念動力(サイコキネシス)
B:透視(クレヤボンス)
C:予知
D:瞬間移動
E:精神操作
F:肉体操作
G:時間操作
H:その他

個人的にはFが好み。
756名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 22:39:24 ID:keam58DU
>>755
F 催眠とか好きだから
757名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 22:45:05 ID:0Ma/cK2O
複合無しだとGかなー
Eも捨てがたいけど。
758756:2006/04/09(日) 22:48:35 ID:keam58DU
Eでしたよ
大丈夫か自分
759名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 23:21:29 ID:NTu3gq0L
Fかな
760名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 23:40:22 ID:/x3c3UMR
761名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 00:36:31 ID:pV+UkSf5
762名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 01:54:23 ID:xsI2hGsg
あえて違う意見を選んでみる

G→散々イカせた後に時間戻して続行

とか

A→触れないままで撫でる感触与えたり陰部開かせたり
763名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 02:02:58 ID:vETIQtgj
投下がしばらく無いみたいなので、
他所のスレ(エロパロ板内)で書いた催眠モノなんですが、投下してもいいですか?
それとも誘導のみの方がよろしいでしょうか。
764名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 02:05:06 ID:vETIQtgj
ちなみに4コママンガの二次創作です
765名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 02:29:12 ID:FzW6g92c
>>755
A 
H純粋に目的とはいえないかもしれないけど恐喝の材料として念写とか
766名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 09:14:21 ID:wJgKLQtt
>763
こちらに投下をお願いします。
767名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 13:54:49 ID:OVDXCJiq
誘導で十分ジャマイカ
落ちたスレとかじゃないでしょ?
768名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 13:56:22 ID:vqHswL02
H
変身能力とか面白そうじゃないか?美少女のパンツに変身して
振動を与えたり舌の部分だけ変身解除してアソコ舐めまわしたり。
769名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 14:16:29 ID:HDnf0a9p
そして下着ドロにつかまって匂いを嗅がれたり舐められたり白濁液を(ry

・・・orz
770763:2006/04/10(月) 21:13:50 ID:vETIQtgj
では誘導で
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1143527544/74-85
短いですが。
元ネタは>>1のリンクからどうぞ
771名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 15:16:03 ID:+nQTremy
>>770
死ね
772名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 22:47:21 ID:uqFC7ciY
>>771
このスレの範疇かと思ったのですが・・・
お目汚し失礼いたしました。
773名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 22:49:14 ID:9lQh2gM7
煽りはスルーよろ
774名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 03:01:17 ID:N6u0UStC
AEFH好きな俺は操りフェチ。
その他としては運命操作がしてみたい……。
「○○は今夜おねしょするよ」とか発言したら偶然に偶然が重なって必ず現実になってしまう、とか。
775名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 13:23:38 ID:XEBeyo9A
776変身能力:2006/04/13(木) 19:46:12 ID:hDJr8Drb
えーと、ふと思いついたんで>>768のネタで1レスで書いてみます。

俺は色々な物に変身する能力を持っていた。この力が発言したのは中学校に入ってからだろうか?
何時の間にか、変身できるようになっていた。
まあ、こんな力あったところで、それで盗みとかしたわけじゃない。なので俺の中学、高校生活は順調だった。

で、俺が大学に入った後、俺の欲望は一気に爆発した。はっきり言って隣の同級生が凄まじく気になり始めたのだ。
長い髪を銀の髪飾りでまとめ漆黒の燕尾服に漆黒のズボン、何時も爆発しそうな巨乳と、ムチムチプリプリなお尻、
銀縁眼鏡に黒いハイヒールを常に履いて、颯爽と町を歩く姿は、はっきり言って性欲を強くかきたてる。
……まあ素敵な欲望を叶えるとするか。

彼女が土曜日、出た瞬間を狙って彼女のベランダに変身して進入する。
さてと、ここからが本番だ。彼女の部屋への進入方法は調理用の換気扇から体を糸状に変化させ進入する。
出るときも同じ方法で良いだろう。そう考えて、隠れる方法を考えてにやりと笑った。

彼女が部屋に戻ってきた時、7時を過ぎていた。
シャワーとリンスを浴びて体を拭き部屋へと戻る。そして下着を身に着け大き目の鏡の前に立つ。
ゆっくりと自らの体を巨大な鏡の前にさらし、様々なポーズを取る。
何時もやってること自分の美貌を維持する大事な儀式。これだけは誰にも邪魔させない。
だが、その儀式はいつもと違った。

股間が濡れている。服が強く自分を縛り上げる。
喘ぎ声を上げて自分の痴態を抑えようとするが、股間に胸にかかる圧力はさらに力を増してくる。
「あああっ!!」
服が変化をして、自分の体をまるでサンドバッグのように縛り上げる。
「いっったいっ」
胸の間から、人間の姿が生まれ出る。
「君はっ!!」

……俺は大ポカをしてしまった。彼女の体の気持ちよさに射精して……そのまま逝ってしまったのだから。
で、彼女に平謝りをしたら、条件付で許してくれた。その条件が恋人になってくれと言うのと……

「あの……」
裸の姿のまま、俺の変身した椅子に座る彼女に声をかける。
「こらこらこらこらセットが喋らない」「………」
カシャリとデジタルカメラが音を立てて鳴った。
そう、これが彼女が俺に出した条件。写真用の小道具に変身してくれと言う願いを俺はまだ守り続けている。

お終い
777名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 00:15:24 ID:VJQOlcwX
ベランダに変身したのかと思ったw
778名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 01:42:57 ID:/PfWcHcB
>>755
D:女の子のパンツを瞬間移動
779名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 17:13:20 ID:EwDKSSlg
>>755
D:指先やちんこだけをテレポート
っていうか小さいどこでもドア能力
780名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 11:20:50 ID:XaPVeJ54
皆さん精神操作好きですなあ。

今週のサンデーの絶対可憐チルドレンの新瞬間移動能力者、凄まじくエロイような気がするのは僕だけでしょうか?

遠距離からの手こきや相手をベッドに押さえ込みつつ自分は手を使わないとか。
781名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 14:58:21 ID:kryQNwUv
みんな帰っておいで
782名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 20:13:04 ID:OZI/3t3j
>>755
というかCはどう使えばいいんだ?
783名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 20:18:25 ID:Q3CvmqJi
誰もいない女子更衣室の部活終了を狙ってなんやらとか
宝くじ当ててピンサロ行くとか・・・
784名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 21:13:06 ID:3aF/YKfC
予知ではいてくるパンツの色を判断し、「まさか明日○○色はいてきたりしないよな?」などと扇ってみるとか
785名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 21:58:11 ID:RSG1HPvo
そりゃーもお、恥ずかしい行動をとる瞬間を予知し、写真撮影では。
786名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 10:05:43 ID:ejTXXOrD
>>785
ソレダ!
787名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 10:21:49 ID:wOiy3OKS
予知=ラプラスの悪魔
ということにしてやれば事象の因果を積極的に操ることも可能では
例えば不意に右手を挙げるだけで因果が巡って近くの女性が何故か裸に
788名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 10:28:50 ID:wOiy3OKS
いわゆる都庁ロボの秘密のスイッチルームみたいなものと考えていただければ
789名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 20:03:47 ID:XFkndOKx
>>787
岸和田博士の科学的愛情?で似たようなのがあったな。
ボタンを押すと、因果が巡って何故かパンツがずり落ちたり地球が滅んだりする。
790名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 22:13:33 ID:nXIg6z5H
>>789
それです。というか>>788
791名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 16:39:58 ID:H6BcVE7g
容量がぎりぎりになってきたので、新スレ立てました。
魔法・超能力でエロ妄想 その3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145518730/
792名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 17:00:18 ID:BjbPQV1C
おつかれさまです。
でもなんか早速荒らされてるんだけど……。
793名無しさん@ピンキー
新スレリンク踏んだ瞬間画面が揺れた。
部落らかと思ったらほんとの地震だった。