1 :
名無しさん@ピンキー:
どっちも、結構エロ作家進出者を輩出してるからアリだと思うのだが・・・。
2ゲトズザー
3 :
1:04/05/26 21:05 ID:3gAi/jtx
一応、年代は問いませんので、「プラモ狂四郎」や「あまいぞ!男吾!」とかの
エロパロでもかまわないです。
やったらティムティム出すのが多かったのは覚えてる。
5 :
名無しさん@ピンキー:04/05/26 21:17 ID:3gAi/jtx
そういや、昔の「テレビランド」とかもエロ作家が出稼ぎで書いてた臭い
ヒーロー物のコミカライズが多かったな。「ギャバン」のアニーが
ヌードにされたり。
数字板にたって即死したのがここに立ってる…
発見記念保守パピコ。
ボンボンけっこうエロイよね
バーコードファイター
8 :
名無しさん@ピンキー:04/05/27 00:05 ID:+iDrtFGg
江川達也がなんとかかんとかうんぽこってのコロコロで描いてたよね
コロコロボンボンに限らず幼年誌ってエロネタ結構多かったような
永井豪のうすいエロ漫画がよく載ってたねえ
超速スピナーはエロかったなぁ。
12 :
名無しさん@ピンキー:04/05/27 08:57 ID:5BWvbJ7K
季刊の別冊ボンボンではSEXこそ無かった物の、エロ漫画以外の何物でも無い
漫画が載ってたな、銭湯が舞台の奴。
あと電撃ピカチュウは数有るポケモンの漫画でも頂点に君臨する存在だった。
エリカが出て来なかった事と、圧力に負けてカスミが茶髪・貧乳・非エロ化したのが
残念でならない。
>>12 はげどー。ムサシのメートル級バストが縮んでたのもショック。
14 :
名無しさん@ピンキー:04/05/27 18:59 ID:ytP5+6NC
それでその腹いせでポケモンのエロ同人コミケに出しちゃって
打ち切りくらったんだっけ?
15 :
名無しさん@ピンキー:04/05/27 20:58 ID:ytP5+6NC
ムー念平は「ドラえもん」のエロパロ漫画同人で描いてなかったっけ?
前にここでUPされてた記憶があるんだけど。
16 :
名無しさん@ピンキー:04/05/27 23:53 ID:kntUtSTl
ゴエモンはエロかった
Vマスターはエロかった
Vマスターはエロかった
デビチルもエロかった
20 :
名無しさん@ピンキー:04/05/28 20:30 ID:had1J5YF
どういうエロシーンあったの?
21 :
名無しさん@ピンキー:04/05/28 21:24 ID:t2x21k3U
ボンボンのロボットポンコッツもめちゃ巨乳でエロかった
22 :
名無しさん@ピンキー:04/05/28 21:25 ID:t2x21k3U
ボンボンのロボットポンコッツもめちゃ巨乳でエロかった
23 :
名無しさん@ピンキー:04/05/29 12:44 ID:jOk3r5Bc
あれはただのデブじゃん。
>>23 未来タンのことかーーーーーーーッっ!
未来タンはふくよかで豊満なだけだいっ
スパッツちらりとかピンクのニーソとか太めの足とか発育いい胸とかデコっ子バンザーイ
バンザーイ
全体的なデブはヒロインだけだぞ(腹は出てないが)
他は異常な乳とか
26 :
名無しさん@ピンキー:04/05/29 19:39 ID:jOk3r5Bc
講談社ってそういうのに対する規制緩いのかな?
まあそうじゃなきゃラブひななんか連絡できんだろうが。
>>12 まだ持ってるよ・・・もう10年ものになるのか
よくズリネタにしたもんだ。
>>17 禿同
てか知ってる人がいるのに驚いた
カボチャ少女の陵辱ものはいい
28 :
名無しさん@ピンキー:04/05/29 23:47 ID:Ps9zgGf6
今でもトラウマになってるから思い出させないでくれ・・・ _| ̄|○
>12
「松の湯ただいま銭湯中!」ですか
30 :
名無しさん@ピンキー:04/05/30 01:17 ID:ae7VBnM/
もうどこ探しても見つからない(´・ω・`)
ちくしょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
31 :
名無しさん@ピンキー:04/05/30 03:04 ID:z1e+IIwV
>>12 その腹いせか知らんけど、単行本の最後に描かれたエピローグで
ムサシ胎ましてたな。
32 :
名無しさん@ピンキー:04/05/30 03:56 ID:JN6ot3Dk
バーコードファイターのヒロインは男とわかってからも萌えキャラであり続けた。
33 :
名無しさん@ピンキー:04/05/30 12:00 ID:z1e+IIwV
「レッツゴー」はアニメの方が圧倒的に燃えたし、萌えたな。
ランポとか電人ファウストもありなんだろうか。
アホーガンはいらねえけど
>>27 >>29 それだ、俺が持ってたのはアメリカからハーフの転校生がやって来る話。
あと温泉に行ってジジィが女のロボットみたいなのを動かして女湯に入る話を
立ち読みで読んだ、初めて見た時は雑誌を間違えたかと思ったよ。
どうでも良いけど女の子が小学生に見えねぇ、胸もそうだけど等身が高い。
>>31 アニメをベースにしながらオリジナルに近い路線を走ったってのも
打ち切り食らった要因になってる気がするね。
最初にコロコロで連載されてたゾイドの漫画の作者も似た様な理由で
打ち切り食らったてし。
俺的に、あの漫画のレベッカはゾイド中最萌えのキャラだったのにな。
>>32 そういう意味では鰤よりも先駆けてショタ萌えをリードしてたんだね
寝込んだ読者が出た、とか色々な意味で伝説になったよなサクラは。
>>29 お、漏れも思い出した!
あかねちゃんハアハアだったっけ
昔の凡々は良かったなあ、って思うよ
ダン ダン ダンクのヒロインのくるみタンが(・∀・)イイ!!
ゾイドの方はアニメの路線変更の余波を食らっての終了
甲竜伝説ヴィルガストを、大暮維人にリメイクして貰いたいな。
コロコロ
バーコードファイター:つばさ
電ピカ:ナツメ
ゾイド:レベッカ
ボンボン
松の湯:あかね
ジン:ベネディクティン
海の大陸NOA:ツインの女の子
記憶に残ってる萌え漫画と、その漫画中の最萌えキャラを挙げてみた
もっと有る様な気もしたけど忘れてるんだろうな。
>>39 あれは小説もマンガもエロかったからなあ・・・。
大暮が落ちぶれて都落ちしてくれば可能性あるか?
>>40 NOA・・・マリアだったけな
アレ打ち切りになってショボンヌだった
43 :
名無しさん@ピンキー:04/06/02 08:15 ID:Vd6nzDy2
>>40 最早二度と テイオー を見れないと思うと…。
44 :
名無しさん@ピンキー:04/06/02 23:29 ID:mjbLcwsC
温泉ガッパドンバ
エロいし下ネタばっかだったなぁ
ドンバは品が無さそうで萎え
クロちゃん擬人化ってのはアリかな?
47 :
名無しさん@ピンキー:04/06/05 19:15 ID:hAd8RFQD
>>46 何でも良いから書いてくれ、このまま消えるのはおしい。
48 :
名無しさん@ピンキー:04/06/05 21:07 ID:zLL/rD0Q
電童のコミカライズも今木商事が暴走してえらいことになってたな。 あとビストロレシピとか。頭に鍋被った娘がぬちょぬちょにされる話はすごかった。
ビストロの人はエロも描いてたような話を聞いたことがある
Vマスターはマジエロイ感じした。BBRは弱かったけど
ところでマジシャン探偵はエロくないか?
51 :
名無しさん@ピンキー:04/06/06 20:51 ID:+UqUTFX6
>>50 そう、確かその回。 ビストロレシピやってた頃は対象年齢高い漫画が多くて、あん時が一番面白かった。今のボンボンは……
俺の中のエロい漫画といやぁ
コミックボンボンは河童とゴエモン
コロコロコミックはバーコードバトラー
恐らくコレは揺るぐ事はない
温泉ガッパドンバ の事だろ?
・・・そっちか
勘違いスマソ
56 :
名無しさん@ピンキー:04/06/08 11:02 ID:pJ2X3Ntm
サダタロー
ウンコマンとかもいたな
58 :
名無しさん@ピンキー:04/06/08 21:21 ID:yS5kT5iU
>>57 サダタローとレースして勝った奴の漫画な。 しかし、負けたサダタローの方が漫画家として活躍してるよな。
59 :
名無しさん@ピンキー:04/06/08 21:39 ID:CQ1ohq/W
電撃ピカチュウの単行本ほしいんだけど
あれって単行本でてますか?
知ってるヒト教えてください
全4巻だけど・・・もう廃刊じゃなかったっけ?
時々ブックオフに置いてあるけど・・・。
古本屋には以外にあるな
62 :
名無しさん@ピンキー:04/06/09 20:14 ID:o3PvrCWR
あるんだ!
ありがとう!!今度探してみます!
>>62 がんがれ
個人的には2巻辺りがつぼだった
御堂カズヒコ受賞記念カキコ
ドンバが愛蔵版になればいいのに。
悩殺タイフーン萌え。
JINGの第七監獄編あたりからずっとボンボン見てないんだけど
いまだにウル忍とかへろへろくんあたりは続いてるの?
66 :
名無しさん@ピンキー:04/06/10 00:57 ID:3a9GGmbk
デビチルのエレジーとかもいいよ!!
67 :
名無しさん@ピンキー:04/06/10 17:15 ID:jooCuDVz
そういえばさ、ボンボンにタケカワユキヒデって漫画作家はいた?
69 :
名無しさん@ピンキー:04/06/11 01:27 ID:q4+8K7x2
70 :
名無しさん@ピンキー:04/06/11 01:41 ID:/nOriay1
みどー、講談社漫画賞受賞
71 :
名無しさん@ピンキー:04/06/11 01:59 ID:CuhBok9S
>>69 うろ覚えですよ
・ナツメと巨大ゴースト
・ポケモンのレース
・進化の石
こんぐらいしか覚えとらん
進化の石はエロとしかおもえん
メカ沢もボンボン進出してたよな。
73 :
名無しさん@ピンキー:04/06/11 02:15 ID:5pbvv3Ru
あ
74 :
71:04/06/11 19:31 ID:CuhBok9S
思いだし
・ピカチュウの里帰り(アニメ版のさよならピカチュウ)
・サトシに捨てられたと思ったピカチュウがポケモンの楽園を探す
>>72 詳細きぼん
75 :
59:04/06/11 20:51 ID:q4+8K7x2
進化の石は見ました!
最後のとこの混浴をなんとなく覚えてます
ポケモンセンターのおねえさんとかもよか
ハイパーコロコロに載ったアドン(だっけ?)の漫画なら未だに持ってる。
あれ、二冊で廃刊になったんだよね・・・。
何故か買った俺。
フルカラーのエロが見たい。
何か部屋を片付けてたらカスミが貧乳化する直接の原因と思われる回
(ラスト2ページでカスミの入浴シーンが出てくるやつ)の載ってる別冊マンガを
ハケーンしますた。
いります?
79 :
名無しさん@ピンキー:04/06/15 00:17 ID:w5WkuzAv
小野が書いたポケモンのエロ同人がみたい
>>78 ウプキボーン。
久々に、あの爆乳をおがみたい。
81 :
名無しさん@ピンキー:04/06/17 00:40 ID:ZFe7bRgh
あの回は入浴以外にも色々あったな。
ハミ乳とかきわどいカットのパンツとか。
>>81 「サトシいくよー」つって屈んでるとこでご飯5杯ダターヨ
小野って電ピカ打ち切られてからもサンデーEXに描いてたって事は
小学館には好かれてたけど任天堂に嫌われたって事?
84 :
名無しさん@ピンキー:04/06/19 20:28 ID:TQlLPTPd
でもポケモンネタだと別スレになっちゃう・・・。
「らんど」がロリロリしててヨカタ
86 :
名無しさん@ピンキー:04/06/21 02:17 ID:Jc04bOP4
いい加減SSかく香具師がおらんかいな・・・。
87 :
名無しさん@ピンキー:04/06/22 20:55 ID:gHkOXhPA
えースレがない作品のエロSSを書くスレ2から誘導されてきました。
サイボーグクロちゃんの話をヒトツぶちかましたいと思うのですが。
クロ×ナナ+マタタビで。ナナちゃんえろえろ予定。
分量はまだ書き終わってないのでわかりません。
ようこそ!
89 :
87:04/06/22 22:02 ID:gHkOXhPA
前フリ長いんですけど落としていいですかね。
あとageてすんません(´・ω・`)
誰かプラモ狂四郎で書いてくれ
フィギュアを使用したバーチャルセックスをw
92 :
87:04/06/23 08:18 ID:jBXz6fHW
なんと有難いお言葉か。
マタタビファンには怒られそうな気がしますが、プチューとがんばります。
「ようボンクラサイボーグ」
その声に耳を伏せて日の当たる縁側で丸くなった黒猫を、声をかけたトラ縞の猫が蹴りを入れた。
「何を見事に無視ぶっこいてくれてんだ腐れ猫!」
「だー!なんでてめーらは俺を猫らしく眠らせてくれねーんだよ!毎回毎回トラブル持ち込みやがってー!俺は町の便利屋じゃね……」
かきん、と音がしそうなほど見事に振り向いた黒猫が固まる。
「……なんだ、そのマフラーは」
「ふっふっふ…ナナちゃんの手作りだ。うらやましかろ?」
うらうら、と見せびらかすようにトラ猫が眼帯の前でマフラーの端をゆらゆら動かせている。
「今年最初に編んだ初物だそーだ。この間貰ったマフラーを拙者が喜んだもんでまた作っ」
ガン。
トラ猫…名をマタタビというが…の自慢が終わる前に黒猫…こちらはクロという…が近場にあった湯飲みを投げつけた。幸いにも中身は空であったのだが。
「ななな…なにすっかこのクソ猫ー!」
「つまらん事で起こすなアホ」
クロは面倒くさそうにマタタビに背を向けてもう一度まるまって眠る姿勢を作った。
ムカッとしてマントからゲンノウを取り出したマタタビは、はっとした顔になってその背中にニヤニヤ声をかけてみる。
「はっはぁ〜ん、貴様やきもちを焼いておるな?」
黒い耳だけがぴくり、と正直に動いたが彼は何も言わずに立った耳を元に寝かせる。その様子を満足げに見ていたマタタビはくくくく、と忍び笑いをしてゲンノウをしまい、狸寝入りを決め込むクロの隣に立った。
「猫の癖に好みが犬だったり電気スタンドだったり…変わった奴だな」
そう言うと、また黒い耳がぴくりと正直に反応する。その様子がなんだか無性におかしかったので、マタタビはニヤニヤ笑いのままからかってやる事にした。
「ところでナナちゃんに貴様を呼んで来いと言われたのだが、マフラー貰ったことをつまらんなどと言うんだから来ないと伝えていいな?」
ぴくり、またまた耳が動く。なんと正直な耳か、と、マタタビはもっと愉快になった。
「……勝手にしろ。」
完全にふて腐れた声でクロが吐き捨てる。マタタビは思わず吹き出しそうになったがなんとか堪えて縁側から降りた。
「そーかそーか。では勝手にナナちゃんから貴様の分のセーターも貰ってくるとしよう。あっちの方が暖かそうで実は目をつけていたのだ。
貴様のよーな薄情男はナナちゃんには相応しくないと常々思っておったのだ。遠慮しておったのがアホみたいだ。彼女より昼寝が大事だというのだから試合放棄ということか、わっはっはっは」
声も高らかに笑いながら垣根をくぐって去っていくマタタビの声が高性能な耳で聞こえなくなった頃、やっとクロは目を開けて振り向いた。
「……けっ、くだらねーな」
のそりと身体を伸ばしてくるくる毛繕いをする。彼はサイボーグで外皮もぬいぐるみなのだからそんなことをする必要はないし、今までした事もない。だが彼はあえて何度もくるくる毛繕いをする。
それを花壇の影に隠れて見ていたマタタビが独りごちながら忍び笑いをかみ殺していた。
「くっくっくっく、キッドめ、サイボーグになっても動揺したときの癖は抜けんな。みてろ、今に『全くくだらん』と言うぞ…」
マタタビがくひひひと小さく笑ってみていると、クロが空を仰ぎながら「全くくだらん、実にくだらん」と呟いて立ち上がり、垣根を飛び越えてどこかへ消えた。
「ゲラゲラゲラゲラゲラゲラヒーヒーヒー!し、死ぬー!!
がはははははははは!!ほれみろ伊達に付き合い長いわけじゃねぇんだぞ!アハハハハハ!
あの方向は一直線じゃねえか!あっはっはっはっは!」
ごろごろ転げまわりながらマタタビが大声で笑っていると、ふと目の前が暗くなった。
「ん?」
「……んなこったろうと思ったぜ」
ぬっと側に立っていたクロが自分の体長の何倍もある剣を携えながら声を掛けた。
「あら、いらっしゃったの?」
「生身の猫よりは耳がいいんでね、生憎」
セリフを言い終わると同時にクロが渾身の力を込めて剣を振り下ろす!
「い…今の太刀筋は明らかに首を狙ってたな貴様」
「いつでもお前を殺す心の準備は万端だぜ?」
ブーメランでなんとかクロの刃を殺しながら、マタタビがギリギリと歯軋りをする。
「嬉しいこと言ってくれるじゃねえか。
では拙者もいいことを教えてやろう。ナナちゃんが貴様を探してたってのは本当だ。とっとと行ってやれ」
「ほお、ステキな逃げ口上だな」
ムカつきでイライラしながらクロが更に剣に体重を込める。マタタビはブーメランを巧みに動かしながら何とかその重さを逸らしながらまた軽口を叩く。
「拙者が甘い顔をしてるうちに行った方がいいぞ。こちとら生身で通してんだ、いいともの後の番組でさいころ振って喋れるよーな甘っちょろい恋の話なんざとっくに卒業したんだぜ。
本当に今行かないってんなら拙者にも分があると思っていいんだな?」
マタタビは隻眼でギラリとクロ…いや、キッドと呼ばれた不良猫を睨んでいる。
「……な、なーんか勘違いしてやがんな?オイラは別にあんな電気スタンドのことなんざなーんとも思っちゃいねーぞ」
耳が、ピンと立っていた黒い耳がぴくぴくとせわしなく動き、ゆっくり寝かされた。それを見ていたマタタビはまた声を上げて笑う。
「それを聞いて安心した。
シーツに包まってクロちゃんクロちゃんと泣くもんだから、てっきり拙者の片恋かと思ったがゆっくり攻略できそうだ」
「………………あんだと?」
「いい声で鳴くんだぜ、ナナは」
「――――――いきなり呼び捨てか」
「腰抜けは指咥えて見てな、拙者好みの女に変えてやるよ」
ぷつ、とクロの何かが音を立てて切れ、目つきが変わった。マタタビはそれを知っていたかのようにクロの圧力の隙を付いて逃げ出し、垣根の上にするりと上る。
「あばよへっぽこサイボーグ。いつまででも惨めなプライドにすがってるがいいさ。」
高笑いと捨て台詞を残してマタタビは垣根の向こう側に消えた。
うほっついに職人登場。
人間化じゃなくて猫とロボット(?)のままのようだがどうやってするんだろ??
マタタビって「ナナちゃん」って呼んでたっけ?
まぁとにかくガンガレ!
「クーロー」
ぼんやり放心していた彼を呼び戻したのは、ブルーメタリックの身体を光らせた猫だった。
「……なんだ、ミーくんか」
背筋がぞっと総毛立ったのを悟られないようにクロは極めて普通に振舞う。
「なんだとはご挨拶だな。せっかく誘いに来てやったってのに」
ミーくんと呼ばれた猫は、剛くんとコタローが鈴木夫妻の家に遊びに行く算段をしていることを説明して、一緒に行かないかと言った。
「で、ボクがクロとナナちゃんとマタタビくんを誘って、コタローくんが五郎とチエコを…」
そこまで言ったミーくんの言葉が凍る。クロの目つきが尋常ではないことを悟ったから。
「…クロ?」
「悪いな、オイラとマタタビはちょっと用がある。ナナだけ連れてってやってくれ」
そう告げてクロはミーくんに背を向けてすたすた歩き出した。マタタビの消えた垣根に向かって。
「いやナナちゃんの電車に先に行ったんだけど、留守でさ。ここ来たら居るかなと思って」
そうか、じゃあ見つけたら新居に行くように言っとくから先に行っといてくれよ。一度も振り返りさえせずに言い捨ててクロは板壁の上に登る。
「……あのさー、余計なお世話かもしんないんだけど……
さっきそこでマタタビくんが歩いてるの見たよ。なーんか声掛けづらい雰囲気だったから先にクロに、ってこっち来たんだ。喧嘩?」
ミーくんの物怖じしない言い草に、クロは渋い顔をして嫌々振り向いた。ミーくんは相変わらずきょとんとしている。
「んあー、喧嘩っつーかなんつーか……まあ、お前みたいなお子様には関係の無いこった」
「痴話喧嘩か」
「なーんでオイラがマタタビと痴話喧嘩しなきゃなんねーんだよ!こんな身体になったってオイラはあくまでノーマルだ!」
「…………忘れてるかも知んないけど、ボクの耳お前と同じ性能なんだよねー」
わざとらしいイントネーションを付けるミーくんのセリフに、ぐっと言葉を詰まらせたクロは苦々しい顔のまま垣根の向こう側に消えた。
「悪趣味なカマ掛けてんじゃねーよ」
「……ちくしょう、何だってんだ。どいつもこいつもムカツクったらありゃしねぇ」
ムカムカしながら彼は一直線でナナの住む電車に向かう。ミーくんが言うには不在らしかったが、他に行く所が思いつかなかった。
それに、もしマタタビの言ってたことが本当ならミーくんからナナが隠れた可能性もある。
「あのクソ猫、もしマジで襲ってたらただじゃおかねぇぞ」
あーもうなんでオイラはこんなにムカついてんだ。別にマタタビとナナがどーなろーがオイラの知ったこっちゃねーだろうに。頭のどっかがそんなことを言うが、足は止まらない。
どんどん早足になって、最後には風を切る勢いで疾走していた。
「ったくめんどくせえ女だなあのお嬢チャンはよー!」
わがままだし。
家事はできねーし。
そりゃちょっとは頭いいけど、ドジだし、すぐ自分のこと否定するし…大体発想が後ろ向きなんだ。
騒ぎは見境無く起こすし、隙を突いちゃベタベタするしよー。
思いつく限りのナナの嫌な所を挙げ連ねながら頭の中で何度も反芻する。
「そもそもマタタビの奴にマフラーなんかやるのが悪いんだ!しかもこのクソ蒸し暑い6月に!バカは単純に出来てるって相場は決まってるだろうが!」
その気も無いのに優しくするから罰が当たったんだ、ざまあみろ、これに懲りたらもう金輪際、よその馬鹿に無駄な毛糸使うなよっ
息せき切らせながら、ようやくクロはナナの暮らす電車が置いてある空き地にたどり着いた。大声で彼女の名を呼びながら電車の中を見回す。
「はぁ、はぁ、はぁ…やっぱ、居ない……」
けど他に彼女の行く場所なんてクロには思いつかない。電車の中にあるどこから引っ張ってきたのか知らない様々な家具はそれなりに片付いていて、ちょっとそこまで買い物にでもという感じだった。
「……しゃあない、待つか」
はぁ、と一息ついて彼は電車の長椅子の上で丸くなった。
ぽかぽか差し込む日は少しずつ翳りだしていたが、クロは目を閉じてうつらうつらと居眠りを始めた。
頭の中にわだかまるいろんなことが腹立たしかったが、怒り狂って暴れるのは何か違う気がした。
「――――きて、――起きて、ねえ、クロちゃんてば」
「んぁー?」
「どうしたのよ。クロちゃんがうちに来るなんてめずらしい」
ぐにゃぐにゃ歪む視界には、真っ暗な電車の中で彼を揺り動かすナナの顔。心配そうで、怪訝な。
「っ!」
がばっとナナの身体を掴んでクロが激しく揺する。
「ナナ!お前大丈夫なのか!壊れてねーか!マタタビにどこをどうされたんだー!」
ぐるぐる目玉の回ったクロは頭の中で暴走する繋がらない単語をとにかく必死でぶちまけた。切羽詰って余裕が無くて、ぐるぐるクロちゃんカッチョわるーい。
「きゃあああー!なっなんなのよぉおぉおぉー!?」
「むっ無理矢理されたのかー!」
「しっしーんーじゃーうー!」
がくがくがくがく力の限り身体を揺すっていたクロが、はっとしてナナから手を離した。
「げほげほげほっ…はぁ、はぁ、はぁ……頭がクラクラする……」
「いや、その……すまん…」
「な、なんなのよ、もう……げほっ…」
ナナが呼吸を落ち着けた途端にクロに食って掛かって怒り出したので、クロは今までのいきさつを話した。そして、体の調子はどうなのかと締めくくる。
「……ぷあははははははは!!」
心配そうなクロの顔に向かって思い切りナナが吹き出した。しばらくクロは意味も分からず固まっていたが、次第に怒りが込み上げてくる。
「なっなんだその態度はぁ!心配してやってんのにナメてんのかテメー!」
「あはははははいやぁーお腹痛いーきゃははははははは!」
「ぐぐぐぐ…いー度胸だこのクソ女ァー」
「おバカなクロちゃんもだいすきー!」
ぴょん、とクロの胸に飛び込んだナナがぐりぐり顔を擦りつけて嬉しい、嬉しいよーと何度も呟いた。
「――な――――ななんだよそりゃあ!」
101 :
名無しさん@ピンキー:04/06/26 18:10 ID:5z9ProEv
保守
102 :
サイボーグは電気スタンドの夢を見るか?:04/06/26 19:47 ID:ObTidBet
「はい、麦茶」
氷のたっぷり入ったガラスのコップを受け取って、蒸し暑い電車の屋根の上でクロはぼんやりしている。
「……落ち着いた?」
「んー。」
よかった。にーっと悪戯っぽく笑ったナナはちょこんとクロの隣に座ってきらきら輝くちょっとくすんだ街の明かりを見ていた。何も喋らずに、ただじっとしている。
クロはそれを横目で見ながらやっぱり無言で麦茶をごくごく飲んだ。ときおり生ぬるい風が吹いたりなんかして、ナナの耳がゆらゆら揺れる。
『ロボットのアタイがどーやったら生身のマタタビくんに乱暴されんのよ。』
呆れ顔半分、喜び顔半分でナナが彼にそう言ったとき、クロは全身の力が抜けるような気がして、実際その場にへたり込んだ。いつもだったらこんなアホなことに頭に血が上るわけはないのに。
「クロちゃんってさー、サイボーグなんだよねー。
アタイの場合は部品変えれば理論的には半永久的に動くけど、クロちゃんの場合は組み込まれてる生物組織が弱っちゃったら死んじゃうんだよねー」
視線を変えずにナナがぼんやりした声でそんなことを言い出すので、彼は面食らって声が出なかった。
「ミーくんもそうだし、コタローくんや剛ハカセは生身だからもっと短い間しか一緒に居られないだろうし……アタイ一人残っちゃうね」
楽しくも悲しくもなさそうに単なる事実を述べているだけだと言わんかのごとく、無表情にナナが続ける。
「…でも部品取り替えられるってことは、アタイの交換はいくらでも利くってことじゃない。
この今思ってるクロちゃんがすきーって気持ちも取り替え利くのかしら?それともある日壊れて誰かが直してくれたらこの気持ち消えちゃうのかしら?」
アタイって何なんだろう?ナナが妙に悟ったような神妙な面持ちで夜景を見つめながらにそんな事を言った。
「おせっかいやきの電気スタンドだろ」
103 :
サイボーグは電気スタンドの夢を見るか?:04/06/26 19:48 ID:ObTidBet
「んもー!そうじゃないわよっ」
「じゃあコタローに作られた家事の出来ないお手伝いロボナナちゃーん」
けけけと笑いながらクロが空を仰ぐと、隣でナナが大きな目に涙をいっぱいに溜めながらうるうるしていた。
「役立たずで誰にも必要とされないおちこぼれのナナちゃーん…」
ぐしゅっと鼻を啜りながら彼女が自虐的にそう言ったので、うっとクロが身体を引く。
ぼろぼろ涙を零してひーんと泣きながら身体を振るわせるナナを見、クロはあっちこっちをきょときょと確かめて咳払いを一つして頭の後ろを掻く。
「あー、その、なんだ。言い過ぎた。うん、まあ……すまん。」
「許さないーごめんねって謝って!」
「……ごめんね!」
「そんな怖い声じゃイヤ!抱っこしてちゅーしてくんなきゃ許さないー」
「――――――お前な。」
うるうるぼろぼろ涙でくしゅくしゅになった瞳をきっと吊り上げて、ナナが一歩も譲らないといった風に見得を切るのでクロは諦めて腕を伸ばした。
「……これでいいか?」
「ちゅー!ちゅーが残ってるもん!ちゅーして!」
「…チューチューってお前はネズミか…」
半目になって嫌そうにクロがナナの額に掠めるようにキスをした。
「すんませんでした!」
「―――ん、し、しかたないから…許してあげるわよっ!」
ひっく、ひっくとまだ止まらないしゃっくりを続けながらナナはクロに抱かれながら小さく丸まった。固くてちっとも暖かくないけど、とても嬉しかった。
「あ、アタシのこと、し、心配した?」
「あー、したした。町内走り回った」
「ほんと?」
「疑うならミーくんに聞いてみろ」
104 :
サイボーグは電気スタンドの夢を見るか?:04/06/26 19:49 ID:ObTidBet
「……信じる。うれしい」
「――――――そりゃ、おめでとう」
どこか遠くで電車が走る音がする。遮断機の音を風が細切れに連れてきて、耳を弄ぶ。
いつか、いつか遠い昔にこんな風景を見たことがあるような気がする。でも当然こんな所に来た事はないし、そんな覚えもない。けれどクロは何だか懐かしくて物悲しいような気持ちになっていた。
まだすんすん鼻を啜り上げているナナは目を閉じて手(というか前足)をぎゅっと握って離さない。
剛やコタローが死んだあと、オイラとミーくんが死んだあと――――――こいつはどうなるんだろう?そんなのきっともっと先のことだろうけど、いつか必ずそんな日はやってくる。
もしオイラが完全にロボットだったら、コタローに頼んで子供でも作ってもらうんだが。
無責任にそんなくだらない思い付きをして、クロはふっと笑った。もしそんなことが可能でも、やっぱりこいつはオイラが居なきゃヤダなんて言うんだろうなと思った自分の傲慢に。
「なに笑ってんのよー」
「いんや、別に。」
「……ふうん……?
そだ、セーター作ったから後で着てね。お揃いで手袋も作ったから冬に…」
「…………お前のその趣味の悪い発想はどっから出てくるんだ?今時ペアって……」
げんなりした彼の表情を見てナナは少し悲しくなったが、多分そんな事を言うだろうなと予想はしていたので特にショックは受けなかった。いつものことだ。
「……いいよーだ、マタタビくんにあげるもん。欲しいって言ってたけどクロちゃんに取っといてあげたのにさー。冷たいんだから」
つん、とそっぽを向いたナナの顔をクッと自分のほうに振り向けて彼は言う。
「いいかーお前、あの野郎にこれから毛糸一本でもやってみろ、もう絶対に口きいてやんねぇからな」
最初わけがわからなくてきょとんとしていたナナが急にぱっと表情を変えて嬉しそうに尋ねる。
「えっ…ねえそれってやきもち?クロちゃんってば!それってナナちゃんグッズ独り占め?」
きらきらニコニコ嬉々として尋ねる彼女を、彼は鬱陶しそうに抱いていたひざから下ろした。
うおっ上げてもた…_| ̄|○……ゴメン
前振りが長くてちょうゴメン…
クロちゃんとナナちゃんの会話が原作(私的には、先に入ったアニメ寄り)
のイメージに近くて嬉しいです。
前振りだけで正直萌えました。まじで続きが楽しみです、87さん頑張ってください!
ありがとう。ちょうがんがるよ(´Д⊂)
原作知らないんだけど、かなり萌える!
前振り長くてもやりとりが可愛いくて自分は逆に萌えるよ。
続き早く読みたい〜!
ヴィルガスト…っ!
コロコロならサイポリスが好きだった。
有名なレツゴーはアニメしか…
それよりドッヂ弾平だっ!
「元気じゃん、お前」
「いやーんクロちゃんったら、ねえ、ねえ、どうなの?ジェラシー?ねえってばぁ!」
「……あーうるせー女だなテメー。襲うぞ!」
カーッと威嚇したクロの顔を見て、頬を染めたナナがしっぽの豆球をいじりながら「やぁだ、もっとロマンチックに誘ってよぉ」ともじもじ顔で彼に抱きついた。
「ばっばか!そっちの襲うじゃねェー!
だいたいオイラ達でいったい何をしようってんだ!?剛もコタローも見るからにモテねーのに“そんな機能”なんか作れるわけねーだろうが!」
イライラオロオロ取り乱すクロを尻目に、チッチッチッチ。ナナがしたり顔で指を振る。
尻尾についてる豆球をくるくる回して取り外し、ソケットの部分を分解すると、赤やら緑のコードが見え隠れしているLANケーブルのコネクタが現れた。
「じゃーん、必殺イントラネットー!ねーねーどっちがサーバーやる?アタイやってもいいよ」
ナナがそれはそれは嬉しそうな顔でしきりに瞬きを繰り返しているので、クロはそれをぼんやり眺めながら相変わらずこいつは頭の回転が速いなぁ等とちぐはぐでとぼけた事を考えていた。
「……なるほど、データーのやり取りをダイレクトにやる訳か。確かに広義においては間違っちゃないが…なんか味気ねーなぁ」
「心配ないよ!少なくともアタイは元々がデジタルなんだから混線なんかしないし、当然赤ちゃんだって出来ないもん!」
元気一杯に言い切るナナに、クロはため息を付いた。
「…………はぁ…………マジですんの?」
「クロちゃんが言い出したくせに。逃げる気ぃー?」
口を尖らせて不満とも扇動とも取れる言葉を漏らしながらナナが半目になるので、クロはホントにこいつは“それがどういうこと”なのか解ってんのか不安になった。
「……途中で止めねーから覚悟して返事しろよ。何でもゆうこと聞くならしてやるが、どうする?」
「はーいはーい!言う事ききマース!」
やったやった!ナナが小躍りをしながらクロの胸のカバーを開けて手探りでごそごそケーブルの差込口を探る。
「でもなんかこれじゃアタイがクロちゃん押し倒してるみたいね」
「――――――つまんねーこと言ってるとぶつからな」
呆れ顔でもうどうにでもしろという態度でクロがそっぽを向く。何度も体内にナナを収納した事があってもやっぱり手探りで内部をごそごそいじられるのは気分のいいものじゃないらしい。
そのうち小さなカチっという音が聞こえてナナが手を引き抜いた。
「接続完了!設定情報はこっちで構築して送るから回線開いてて。サーバーはアタイがやるから」
まるで今から祭りにでも出掛ける様なノーテンキで浮かれた声。今から自分がどうにかなってしまうなんて危機感は全くない。――――――オイラは一応男なんだぞコノヤロー……
「はーいおくりまーす。……オッケー、オンラインになりました。」
ナナがこほんとひとつ咳払いをして、クロと繋がっている自分の尻尾のコードをきゅっと握る。
「じゃあ――――――クロちゃん…きて。」
目を閉じて息を止め、じっとクロの意識がやってくるのをナナは待っていた。
クロはといえばその格好に多少なりともむずがゆいものを感じたのか、少しだけ躊躇してナナの身体を引き倒した。
「きゃ!?」
「…黙ってろ…」
「……ん、いいよ……!」
意識が遠のいて真っ黒になる。目隠しのまま長いトンネルをくぐっているような感覚を、変な感じ、とクロは思った。
ぐにゃぐにゃしてて頼りなくって……ちょっと居心地悪い。
「キャーいらっしゃいクロちゃーん〜」
どーん!とものすごい勢いでクロの身体を衝撃が走る。あわや吹き飛ばされる寸前で踏み止まったクロが目にしたのは、現実世界と同じように黒いワンピースを着たナナだった。
「お…おう」
いつもなら文句の三つ四つもでそうな追突に、彼ははにかみさえしながら返事をして。
「……へへ、今日はぎゅってしても怒らないね」
「時と場合を考えれば別に怒ったりしねーの、オイラは」
慣れない言葉にふいっと顔を逸らしたクロが真っ白で何もない空間に視線をやる。
「――――――しっかし愛想のねー場所だな。何とかなんねーのかコレ」
「なるよー」
ここはアタイの頭の中だもん、なんでも思うがまま!
ふふんと誇らしげにしているナナが胸を張って手を一振りすると、ギンガムチェックのクロスを広げたテーブルとティーセットが魔法みたいに現れる。
「現実世界と違ってお腹が膨れたりはしないけど、気分だけなら文句なし!」
「おっ、面白いなそれ」
「今アタイの全てのデーターはクロちゃんと共有してるからクロちゃんも思い浮かべれば具現化できちゃうんだから」
彼女の自慢げな言葉に、にやりと笑った彼が何やらうーんと唸ってロダンの考える人の格好になった。
「何を出すの?」
「今必要なもの」
言葉が終わるか終わらないかの瞬間、クロとナナの目の前に、壁のない畳敷きの部屋に大きな布団が現れる。クロは満足げに、ナナは硬直したまま口から言葉を零した。
「おー、ホントに出た」
「――――――く…く…クロちゃん?」
「……いやーやっぱ和室だよね。詫び寂びに隠れるエロス!燃える!っつーか」
そそくさと布団にもぐりこんだクロが福々しい顔で片手をぱすぱす自分の側の枕の上で弾ませる。
「ヘイカモン」
「〜〜〜〜〜〜〜っ」
顔が赤くなっているナナがその場に佇みながら言葉にならない抗議の声を上げているので、クロはニヤニヤ笑いながらそれをじっと見ている。
体が滑らかに動かないみたいに、瞬きまでも硬い様子なのがクロの嗜虐欲を煽っている。彼はどんどん楽しくなってきた。それみたことか、オイラを弄ぼうなんて百年早ぇんだよ。
「どーしたお嬢ちゃん、ビビりか?
これからすっげーことになるぞー。腰が抜けるぞー。痛いぞー。気持ちよくて狂うぞー。息もつけなくなるぞー。おめーがするっつったんだからなー。オイラどーなっても責任とんねーからなー」
そんな脅しみたいな声に怯むことなく、意を決した表情でナナが布団に向かって歩き出す。
その様子に今度はクロが面食らった顔をしたが、にやーっと笑って掛け布団をちょいと持ち上げた。
>ヘイカモン
ワラタ
114 :
サイボーグは電気スタンドの夢を見るか?:04/07/01 22:44 ID:7n8UmOzE
ナナが布団に入ると、一息つく間もなくクロがナナの身体に覆い被さった。そのデリカシーのなさと早業に彼女が目を白黒させる。
「あっあっ……やだ…」
こそこそ、まるで囁くように耳元で砕けるいつもと違う彼の熱っぽい呼吸が、ナナの全身にびりびりと電気を走らせる。現実みたいに胸が苦しくてせつない。
「く…クロちゃぁん……アタイ…なんか……くるし…っ」
その声さえ自分のもので無いような気がした。ふわふわ浮かれてるのにずっしり重くて、どこにも逃げられない。
「……んん、ナナの体、生きてるみたいにやぁらかい」
そんなこえにはっと正気に返ると、ワンピースの裾から、温かくて柔らかい猫の肉球がするする進入しているのに気付いた。両手でなんとか押し返そうとすると、くるりとうつ伏せにさせられる。
「んっ…うぁん…初めてなのに…うしろからなんてやだぁ……!」
「仕方ねーだろ、オイラ猫なんだもん」
くすくす意地悪く笑う彼の声がする。それに背筋とお尻がシンクロするかのようにゾクゾクして、心地いいのか気持ち悪いのかさえ分からない。
彼の手がずるずる下着を下ろしている。やだやだ、そんな、キスもまだしてないのに!ナナは必死になって身体を捩ってみるものの、こそこそ這い回る彼の片手が生む快感に抗うことさえ難しい。
はぁはぁと砕ける自分の吐息に窒息しそうになっているのに、きもちよくってヘンになりそう。
――――――し、しんじゃうよー!
クロちゃんに触られるのがこんなに気持ちいいなんて思ってもみなかった。瞼がずっとひくひくしてて感覚がなくなっちゃう。首筋に思い出したみたいに当たるひげが、夢心地のナナを強引に引っ張りあげている。
「大人しいな、もっと喘げよ」
つまんなさそうに呟いたクロがナナの太ももの付け根をくすぐるように何度も愛撫しながら何度もゆるく指を立てる。
「やだぁ……はずかしい…!」
その未知なる感触に戦慄しているのを気取られないようにと、ナナは必死で叫びそうになる声を殺した。
115 :
サイボーグは電気スタンドの夢を見るか?:04/07/01 22:46 ID:7n8UmOzE
「なんでも言うこと聞くんだろ?」
またもニヤニヤ声でクロが意地悪くそんなことを言うので、ナナはついに我慢の限界を超えたらしく、泣き出してしまった。
「……うっ…うわぁん……エロクロぉ〜……ひぁあぁん…ひっく、ひっく…いたあぁい……!」
「まだ指だけだぞ」
「痛いもん、指だけだって痛いんだもん!!もっと優しくしてよ!
クロちゃんっていっつもそう!アタイが困ったり怒ったりしたら楽しそうなのよッ!
絶対サドだわ!しんじらんない!鬼畜!破壊のプリンス!エロ猫!」
くすんくすんと啜り上げながらも、ナナが激昂した。いつもの調子で怒鳴りながら彼の胸倉を掴んで揺さぶり、怒涛の悲鳴をあげる。
「アタイはクロちゃんのおもちゃじゃない!
アタイのこと好きじゃないから意地悪ばっかりするわけ!?アタイはクロちゃんのこと好きだから!大事にしたいから言うこと聞くの!わかってる!?」
「わ、わかってる、怒るなよ」
「分かってない!いきなり服脱がして触って!こんなのゴーカンといっしょじゃない!」
喚き散らしながら子供のようにバタバタ足で布団を蹴り倒すナナを尻目に、クロは呆れ顔で布団から這い出て腰を落ち着ける。尻尾をくるんと身体に巻きつけて彼女を見ていた。
さてどうしたものか、とクロは思案していた。どうも自分のやり方をナナは気に食わないらしい。生身だった頃は発情期の手順はこれで間違い無かったはずだが、サイボーグになったから勝手が違うのかもしれない。
――――――つーてもなー……それ以外のやり方なんて知らないわけで。
……仕方が無い、ここは頭を垂れて教えを乞うほうが得策だろう。ため息一つ付いてクロは未だ怒りの収まらぬナナに切り出した。
「あー、その……やり方が気に入らないのなら――――――」
その言葉にナナの体がぴくりとも動かなくなり、妙な空気が流れて彼女がぴしゃりと言い放った。
「アタイがそんなこと怒ってるって、本当に思ってんの?」
布団の隙間から垣間見えるナナの目はぞっとするほど冷えている。
116 :
サイボーグは電気スタンドの夢を見るか?:04/07/01 22:48 ID:7n8UmOzE
アタイね、クロちゃんになら何されてもいいと思ってる。
クロちゃんがアタイを必要だって言ってくれなくてもいいの、アタイがクロちゃんを必要だってちゃんと解ってるから。
でもこんなのはいや。アタイは身体だけ繋がって嬉しいと思えるほど自分のこと嫌いじゃない。
「傷ついた顔して誰かに擦り寄るなんて電気スタンドのプライドが許さないの」
明るく照らすの、何にも見えないみんなのために闇の道しるべになるの。それがアタイの役目。この仕事は気に入ってるわ。
「クロちゃんの闇だって照らしてみせるよ」
だからちょっとはアタイのこと好きになって。側にいるだけでいいの。ちゃんとアタイのこと見て。
後半はもうすっかり涙声だった。流れる涙を拭いもせず、かといって眼光は彼を鋭く射抜いたままにナナは言葉を吐き出す。
クロはそれをじっと訊いていた。言葉を挟むことはおろか身じろぎさえしないで。
「――――――あのなぁ……なーんか勘違いしてるだろ、ナナ」
彼はすっと立ち上がってのろのろ歩き、布団の上でしゃがみこんでいる彼女の側に寄り添うようにして座った。
「お前はオイラが必要なんだよな?」
「そうよ」
「オイラがお前のこと要らないなんていつ言ったんだ」
一人でトばすのは構わんけど、オイラを置いてくな。クロはそんな事を半目になって言ってからナナの頬にキスをした。涙の味がして、それは単なるデジタル信号情報だけれども、彼は悲しい味だと思っ
た。
「どうして欲しい?オイラよくわかんねーからさ、教えてくれよ」
情けなさそうに笑う彼の顔が可笑しくて、ナナはくすくす笑いながらクロの首に抱きつく。何度も顔や頬をこすり付けて小さく何かを呟いた。
クロはそれがなにを言っているのか解らなかったが、解らなくてもいいような気がする。
彼女と彼はあらゆる意味でまったく異質なものだけれど、何かが通い合った今の瞬間、同じものに変質し、同化したのだ。
いつか相手と分かれてしまうその時がやってきても、きっと大丈夫。
二人はそんな事を漠然と理解し合っている。
117 :
名無しさん@ピンキー:04/07/02 09:07 ID:y1I9f1Fj
どこかで松野湯手に入れる方法ないかな?
激しくキボンです。俺は外人の女の子が出てくる話しか見たことないです。
118 :
名無しさん@ピンキー:04/07/04 02:29 ID:RsrrUeMV
だれかゴエモンかいて、できれば鬼畜で
ハンゾーキボンヌ
デビ…
んでもクロちゃんの人がんがってください。
続き楽しみにしてます
ってか学校の中で戦車乗り回してる漫画あったなぁ・・・・・
ニプレスが良かった。
仕切りなおしは意外にスムーズに行った。ナナがああしろこうしろと指示を出したのはキスと爪を立てるなという事だけで、あとはクロのなすがままにされている。
「……いっぱい濡れてるな」
「ばか…」
「…………最後までいっていい?つーか入れるぞ」
ストレートな物言いにナナは顔を赤らめたが、その顔がさっと青くなったのは一呼吸も置かないうちだった。くるりと反転する自分の身体がうつ伏せになるのを悟った時にはもう遅かったから。
「ちょっちょっとぉ!なんで後ろからすんのよー!!」
「だってオイラ猫だし」
「お願いだから最初だけはふつーにして!」
「猫はこれが普通ですよ?」
「アタイ電気スタンドだもん!猫カンケーない!」
「因みにオス猫のアレには刺がついててすんげぇ痛いらしーから覚悟するよーに」
「うっうそぉ!!……し、しんじらんない!サド!変態!」
「はーい、奥まで入れるから腰を高くしてくださーい。因みに高くして入れないと角度的に君が痛いだけでーす」
「あっあっあっいやぁ…は、いってくる…ああー」
くねくね扇情的に腰を振るナナの身体をがっちり固定しながらクロがぐーっと腰を沈めたのを確かめるように、彼女が声を上げる。
「ひぃ…んぁ……なんか、ざらざらしてるよぉ…クロちゃんの……」
「ばっ…バカかお前、ンなこと実況せんでいい!」
「やぁだね…!クロちゃんの顔が見えなくて怖いんだもん……なんか喋ってないとアタイ痛みと怖いので狂いそ…」
まくり上がっているスカートから伸びる小さくて細い足ががくがく震えながらなんとかその機能を果たしているのを見て、彼はなんか自分がとんでもなく悪い事をしているような気になった。
それでも習性上この格好が一番しっくり来る。
もし鏡に今の自分たちの姿が映っているのを見たら―――どう見てもオイラが無理強いしてるように見えんだろーな……とクロはため息を付いて、ふっと視線を逸らすと大きな姿見がドンと置かれていた。
「――――――なんだこのでかい鏡」
急にテーブルセットや布団と同じように忽然と現れた姿見は、絶妙の角度であんぐり口を開けて呆けている二人の痴態を映していた。
「………鏡ないかなーとか思ったんでしょ……
ん…やだ、やだあ…早くしまって!顔が見えてはずかしーよー……」
赤くなりながら届きもしない鏡を動かそうと、ナナがバタバタ手を動かすもんだからその振動が伝わってクロにとって非常にいい按配だ。
「わっばかばか!動くなって!大人しくしてねえと大変な事に」
ゾクゾク神経が逆巻く感じ。盛んに快感をつかさどる部分に、ちょうどいい刺激が焦らすように与えられて夢心地になりそう。目の前が危うく霞んできたクロはナナの身体をぎゅっと抱きしめて動きを殺す。
「うーごーくーなー!」
「キャーキャーキャー!クロちゃん胸!胸触ってるー!」
「…ああん?胸だぁ?…………なんにもねーぞ」
ナナの抗議の声にクロが自分の触っているペタンコのそこを何度か擦ってみたが、期待されるような凹凸はからっきしなかった。
「うううううるさいわねうるさいわね!胸だってアタイが言ってんだから胸なのよ!」
キーと怒り出した彼女の半泣き声がなにやら可愛らしいので、クロは調子に乗ってもう一度その部分に前足を這わせてみる……が、やはり何も無い。無いよなあ、と自分を納得させてもう一度声をかけようとして、ふと気付いた。
彼女がぷるぷる小刻みに震えて、小さく何か囁いているのだ。耳をすませてよく聞き取ろうとしてもくぐもっているやらアクセントがめちゃくちゃやらで何を言っているのか皆目検討が付かない。
「なんだ?痛いのか?」
「・・・・・ァ・・・・!」
「どーした?おい、こらナナ」
「・・・ぃ・・・ょ・・・・・・・・」
「きこえねーよ、おいって」
「…っ――――――そんなにしたらいっちゃうって言ってんのよッ!ばか!」
鏡に映るナナの顔は見たことないほど羞恥と快感で艶っぽく綻んでいて、ちらちら鏡に映る自分と視線が合うのが恥ずかしいのか、その度に視線逸らす仕草がいい。
「いっちゃうーえろえろナナちゃん感じちゃったー」
水を得た魚のように心底楽しげな声を出しながら、クロは鏡に映るナナの顔をぐっと持ち上げ、自分と目が合うようにする。
「やっやだっあっあっ!」
染まっていた頬をもっと真っ赤に染め上げて、じたじた足掻くナナの体がうすく痙攣しながら弓なりに反った。
「オイラに痛くされてんのに感じてんだ。ナナはヘンタイだぁー」
首筋に舌を這わせながら彼がそんな事を言う。猫のざらざら痛い舌の感触がナナをますますいきり立たせてしまう。彼はそのことにうすうす気付いていて、何度も故意に舌でなぞった。
「ち、ちがうもん!痛くっ……くぁああっ……あっあっいあっあっ…」
「ほら、痛いの気持ちいいんだろ?ほら、ほら、ほら」
「やぁあっあっあっ!ちが、ちっあっあっがぁっあっ……ああぅん」
「オイラがサドならナナはマゾだな。みろ、あのエロい顔」
ヒドイこと言わないで、と掠れ声が砕けて消えた。その儚さが物悲しさを連れてくる。クロはなんとはなしにナナの上半身を振り向けてキスをした。
イメージしていた金属と金属の接触ではなく、柔らかい唇と唇が合わさった感覚が彼の野生を呼び戻す。
ナナはといえば急に繋がった下半身をそのままに、上半身を振り向けられたと思ったら思いがけず唇を奪われてパニック以前に頭の中が真っ白になっていた。
どうして?なんで?なにこれ?どうなってんの!?
鏡に映る自分の全身の力が抜ける。もう立っていられないとばかりにナナがへにゃりと布団へ突っ伏した後も、クロは彼女の腰を離さなかったし、揺することも止めなかった。
「あーっあーっあぁー!!」
大きく三度、ナナが絶頂の声を上げて気絶してもクロは行為を止めずにいた。
そっくり反対写しになった二人がいつまでも繋がっているのを、大きな姿見が静かに見ている。
目が覚めて、クロはゆっくり身体を起こした。周りを見渡しても誰も居ない。あくびを一つして背筋を伸ばし、電車の屋根から華麗に舞い降りる。
「ナナ?」
呼べども返事はなく、朽ち果てた粗大ゴミがざわざわ風の音にさざめいているだけだった。
「――――――なんか嫌な感じがする」
ふと人の気配を感じて振り向くと、白髪の老婆が彼を呼んでいた。
「おいで」
普段なら呼ばれたところで擦り寄ったりはしないが、何だかヘンな違和感を感じて彼は呼ばれるままに老婆のもとへ歩いていった。
「お前はあの黒猫にそっくりだね。……もうあれから70年も経ってしまった。
これからわたしは旦那の墓参りに行くのだけれど付いて来るかい?」
老婆は何度か彼の頭を撫でて億劫そうに立ち上がり、また同じ歩みで同じ道を歩き出した。クロは違和感に導かれるままに老婆の後を追う。
「名前を付けなくてはね。黒猫だからクロちゃんだね。帰ったらきっとミーくんが喜ぶよ」
ほほほほ。老婆が愉快そうに笑うのと同じタイミングでクロの直感が警鐘を鳴らす。おかしい、と。
「最近めっきり言葉が少なくていけないから、ミーくんのいい話し相手になってあげておくれ」
「……おい、婆さん…お前もしかして――――――チエコか?」
猫のセリフに老婆ははっとした顔になって言葉を失った。普通なら気絶してもおかしくないシチュエーションだ。
「…あ、……あんた、クロちゃん?……本物の?クロちゃん?」
しかし老婆は気絶などせずにかすれ声でそう尋ねる。何の変哲もない黒猫に向かって。
「えらいことババーになったな。うちの婆さんみたいだ」
そのセリフが終わる前に彼の体が何物にも触れずにふわりと浮いて、老婆の腕の中にかき抱かれた。
「あんた今までどこでどうしてたの!わたし達はずいぶん探したのにちっとも見つからなくて!」
「お前の超能力も健在そうで何よりだ」
チエコと呼ばれた老婆は大泣きをしながら彼を抱きしめて、お帰りなさい、とまた泣いた。
「みんな逝ったか――――――」
「もう70年だもん。ゴローも8年前にねー。ついに生きてるのはわたしとミーくんだけ」
墓参りの帰り道、一人と一匹の影法師が長く長く伸びている。
「ナナは?」
「一緒だったんじゃないの?」
「いや。気付いたら側に居なかった」
何やってんのよこの甲斐性なし。チエコが口を尖らせながら彼の頭を叩くので、オイラが知るか!とクロが言い返す。
「……あいつフラフラどっか行くからなー。今ごろどこに居るんだろ?」
「お腹の中にでも仕舞っとけばよかったねー。得意でしょアンタ」
「オイラはカンガルーか?」
チエコの軽口を苦笑いで返し、黄昏の空を見上げる。微かに星が瞬いていた。
「明日は晴れるねー」
同じように空を仰いでいたチエコが曲がった腰をゆっくり反らしながら声を上げる。その声にクロはああ、とだけ短く返事をして後は黙った。
「アンタ、ナナちゃん探しなさいよ。あの子にはあんたが必要なんだからさー」
「……オイラにだってあいつは必要なんだから言われなくても探すわい」
しっかしちょっとうたた寝している間に70年も経ってるだなんて浦島太郎かよー。彼が老婆を振り向きながら笑うと、老婆は嬉しそうに微笑んでいた。
「あん?どうした?」
「探してどうするの?」
「……?一緒に暮らすけど?」
「ずっと?」
「……ヘンなこと訊くな、当たり前だろ。オイラが死ぬかナナが壊れるまで一緒だ」
そう、よかった。
黄昏の深い闇の中で優しく呟いた老婆が空気のゆらぎのなかへ陽炎のようにふっと消えた。クロは何事かと慌てたが、見る見るうちに背景が崩れてゆくのをなす術もなくぼんやり眺めていた。
「――――――おい、こらナナ起きろ」
「んー」
もう一度彼が目覚めたときには、ナナのケーブルの突き刺さったままじっと彼女を抱いている自分の腕が見えた。ぼんやりする頭がガンガン痛い。その不快感の赴くままに眠る彼女を揺さぶる。
「お前のせいでヘンな夢見ちまったじゃねーかよ」
呟き声はささやかで、うつらうつらと再び夢の世界へ戻っていくナナを引き戻す気などない様子だった。
クロは夜風に身を震わせて彼女を抱きなおす。
もしもオイラが死んでしまったら…なんてことはもう考えるのは止そう。くだらない、つまらない。
確かにそんな日はいつか来るだろう。けど来たら来た時のことだ、また考えればいい。大事なことも楽しいことも悲しいことも他に沢山あるし、明日はまたくるし。
今生きてることのほうが考えなきゃなんないことだ。
「……明日コタローに子供作ってもらいに行くか」
肌寒い深夜の風がびゅうと吹いて、クロのヒゲを弄ぶ。ナナの耳がぱたぱた風に遊んでいい塩梅だった。
「やっぱ寒いな……セーター取ってこよ。」
ずず、と鼻をすすったクロがよっこいしょと立ち上がりかけたとき、腕の中から声がした。
「あれはマタタビくんにあげるって言ったでしょ。
……クロちゃんには新しいクロちゃんだけの毛糸でナナちゃんスペシャルセーター編んだげる。もちろん赤ちゃんの分も」
「――――――い、いつから起きてた?」
「最初っから」
「……お前のそーゆう趣味悪ぃとこオイラ嫌いだ」
「いいもん。アタイがクロちゃんだいすきだもん」
笑いながら拗ねたみたいにナナが彼の首に抱きついた。少し息苦しかったが、顔が見えないのをこれ幸いとクロが重い口調で彼女にだけ聞こえるように小さく叫ぶ。
「電気スタンドにも命はあるんだ。たとえ、わずかな間でもオイラお前と居れて嬉しいぞ」
128 :
87:04/07/05 19:41 ID:1Li69Vvx
すんませんエロエロになりませんでした。
腹を切って詫びます。ウボァ。
ヴィルガストって需要なしか??
あります。
三智子が邪神にエロ洗脳されるような感じの・・・
>>87 グッジョブ!お疲れさん。
夢のとこで不覚にも涙が出てしまった。
132 :
87:04/07/06 05:18 ID:uY56XCnj
>130
三智子は無理だっ!すまん。
>133
レミでも(+ボストフ)いいかねぇ??
エロって書いたことないけど、頑張ってみるよ。
…設定復習してからまた来るさ。
>>118 貴様もオビのヤエちゃんに萌えてた派かッ
デュエルマスうわなにするやめr
>>118 そういえば前のヤエちゃんスレでヤエの拷問話書いてた人どこいったんだろう
続き読みたかったのにな・・
138 :
コマンドサーペント:04/07/10 00:05 ID:K7y6V4oT
GJ!!
ロボトライ……(遠い目)
87さん、遅ればせながらGJ!
どうやってえろくするのか分からんかったが、データ転送とは・・・スゲェ
非エロのところもマジ良かった
意地っ張りなクロとナナのやりとりが原作通りなのに更に感動
次の作品楽しみにしてます!
個人的には海の大陸NOAとお気楽忍伝HANZO(ヨシムネ萌え)、
それとコングルGoodが好きだったな・・・
どれもエロは皆無だったが
コロコロはいかにも消防なシモネタが多かったたが
ボンボンは萌えだ。ノアもハンゾーもジンもときたも
143 :
名無しさん@ピンキー:04/07/14 04:04 ID:DtWYo8cx
ときた?
個人的にときた=ガンダムおじさん
145 :
名無しさん@ピンキー:04/07/14 08:41 ID:AZvs/IOr
ジンはon air編のラストあたりが微妙にエロっぽかったのだが
ボンボンコミックスってほとんど店頭で見かけないから探すのに苦労した記憶がある。
ところで今ってどんなの連載してんの?5・6年位買ってないからよく分からなくて。
SDガンダム
ポンコチさん
赤塚系
など
デビチル終わってから買ってないのでちょい曖昧。
エロいのなら忍者のやつとかマジシャン探偵かのう…
ボンボンコロコロ以外の幼年向け作品も結構面白いのあるけどな
たとえばどういうの?
小学○年生(4誌で同時連載)のドッジファイターズとか
21歳以上の大人同士の会話とは思えんな…
と、秘密警察ホームズを読み返しながら言ってみる
んじゃ昔の漫画をあげてやる。
おぼっちゃまくん
つるぴかハゲ丸
かっとばせキヨハラ君
ビックリマン
サイポリス
……ボンボン…?
昔は信者じゃなかったからシラネ。
ある日の深夜、サンクルススタジアムのロッカールームにて
リュークはマリアを押し倒していた。
「ほ、本当にいいのかマリア…?」
いざ事を成す前になると少し躊躇してしまうらしい。
「ええ…リュークとなら…私…」
笑みをこぼすマリア。
月明かりに照らされた彼女の顔は幻想的で
それころ神話に出てくるような女神のように感じられた。
リュークはごくりと生唾を飲み込むとマリアの服に手をかける。
リュークの手がマリアに触れた瞬間、マリアの顔が紅潮し
まっすぐ正面を向いていた視線も少し横にそれた。
リュークは心臓をドックンドックン言わせながらも無言で作業を続けた。
しゅるしゅると言う、衣服を脱がせる音だけがこの沈黙の場を支配していた。
しばらく経って作業は大方終了。
リュークの身体の下には下着だけにされた姿のマリアがいた。
「リューク…」
顔を真っ赤にし、少し脅えた表情でリュークを見つめている。
(来る時が来た… いいのか!? 行くぞ!? 俺はサンクルスのボスとしてなし遂げねばならない!?)
本編ならこの辺でガラッと場面切り替わってギャグにもってくんだろうなw
ノアキター
もちこの後テイオーが出て来るんですよね?
ロッカーの中から。
ホームズに出てきたマープルのエロ小説キボンする人いるー?
158 :
名無しさん@ピンキー:04/08/03 21:10 ID:qrNcDh7q
もす
マープル好きなので是非!!
騎士ガンダム物語外伝のダンバのエロSSが見たい
162 :
名無しさん@ピンキー:04/08/04 20:35 ID:M/gnUU4b
今のコロコロエロイんだが
163 :
名無しさん@ピンキー:04/08/04 20:43 ID:n47JVBcc
>161
それってデラボンの方だったっけ?
電ピカ1巻2巻はエロ重視。3巻4巻は萌え重視(?)
わかった?
個人的に前者の方が好き。
わかった?
>>154 続きが激しく読みたいんだが・・・たのんます
デスノートのリューク連想しちゃったよ!
>>164 フッ、当然だ!
因みに私も前者が好きだ。特に2巻に収録されている6話が!
ところで、話は変わるがメダロットの『アリカ×カリン』の百合モノを投下しようと思うのだが、ココとメダロットのスレとどっちに投下すべきかね?
168 :
名無しさん@ピンキー:04/08/05 14:18 ID:4+uL4hJO
デュエマスのエロパロキボン
169 :
名無しさん@ピンキー:04/08/05 14:24 ID:4+uL4hJO
>>167
ここにお願いします。
>>157 ホームズの作者、今ビーダマンのマンガ描いてんだよな〜。『ギャンブラー倶楽部』って言うサークルがエロ同人誌を描いてるyo!ビーダマンは私が消防の頃ハマッてて、今10歳の弟もハマッてるyo!血は争えないな〜。
それはそうと、『ホームズ×マープル』は当時のコロコロの読者ページでもネタにされてたyo!(ひょっとしたら私の記憶違いかもしれんが)
もしマープルのエロ小説投下するなら、私の『カリン×アリカ』(前の書き込み間違い!カリン攻めです)は閑古鳥の鳴くメダロットスレの方に投下しようかな〜?
因みに冒頭部分は完成しているので、間違いなくココかメダスレのどっちかに投下しますyo!とりあえず様子見。
>>168 ミミタンがリキッドピープルに虐められるやつなら思いつくが需要なさそうだな
角2スレもすぐ落ちたし
172 :
名無しさん@ピンキー:04/08/07 13:28 ID:GTO8s+fG
>>171 ミミ×沙雪
クリトリス根性焼きはどうだ?
サイポリスきぼん。
補足
私の投下した小説は、メダスレのレス195からです。
178 :
名無しさん@ピンキー:04/08/09 19:06 ID:SgWFzees
遅ればせながら、87さんGJ!
個人的にはジムめぐがイイ(・∀・)!ので誰か書いてくれ。
責め上手の鈴木に乾杯(ハゲワラもとい萩原)
180 :
名無しさん@ピンキー:04/08/10 16:25 ID:Wa7bUmr4
hosyuage
181 :
87:04/08/12 09:52 ID:alwM/Sy4
なはははははははは思いつかなかった!さすがにそれは思いつかなかった!
ナイス178タソ!書く!俺書くよ!ジムめぐ書くよ!早速書くよ!
しかしガンダムネタに乏しい俺が鈴木夫婦の営みなど書けるのか!請う(誤字に非ず)ご期待!
182 :
178:04/08/14 19:41 ID:0VZxFwaE
87さん、ありがd!
でもあの作品のガンダムネタって、ほとんど1stだよね。
5巻で剛の無事を祈るミーくんみたいな気持ちで待つよ!機体しまくるYo!
ホsyう
藤岡建機のマンガ・・・話題には出てないが
か な り エ ロ だ ろ
ロボポンの小説
投下していいですか?
>>185 ユースケ×ロルであれば禿げしくきぼーん(マジ
身 勝 手 で ス マ ソ
>>178 鈴木のソウジュウサオはビームジャベリンか(藁
電ピカ2巻の「あたしの胸ももっと進化しないかなー」
↓
進化し過ぎでロルたん並みに。これ最強。しかし素人にはお勧めできない。
ホームズ面白かったよなー前編と後編に別れてる漫画ってあれぐらいじゃない?
>>189 『大人の事情』とやらで見事に退化しましたな、カスミの胸。
(二巻のカバー内裏表紙参照)
ホームズ今読み直してるけど面白いね。
5巻からいきなり絵がうまくなってるし。
練習したんだろうなぁ。
マープルタソハァハァ
黄昏地獄拳
さげ
さげてねえ!w
さげってのは、こうだ!
…デビルチルドレンきぼんぬ。
フェアプレイズ復活きぼん
最近ボンボンは非子供向けなのに子供向けを主張
フェアプレイズは子供向けというより
子供のための漫画なのに子供向けじゃないの一言で打ち切り
うわ、ボンボン編集長、エロ過ぎじゃないか?
>>192 むしろ、連載前に描かれた読みきりの『ホームズ』の絵が下手すぎ!
特にいつもアメなめてるヤツが別人28号!
話は読みきりの時から面白かったが。
そんな作者も今や『ビーダマン』でチビッ子に大ブレイク!
18禁同人誌のネタにまでされてますyo!
あの絵がここまで進化するなんて・・・漫画家ってスゲ〜な!
で、結局マープルのエロパロは無しか・・・
あの絵は凄かったな。
連載に向けて、大幅変更したとか。
ボンボンといえばペンギンの探偵の奴が好きだったな
イヤ、全然エロクないが
コロボンで一番エロヰ漫画は?
ビストロクッキングはエロかった
昔:銭湯
最近:Vマス
ペンギン探偵事務所は面白かった
ほのぼのした絵なのに殺し方がエグかったりして少々ギャップが激しかったけど
ヤマトタケル、ヒヲウ戦記
人粉淫で揚げます。
>>198 しかも、単行本収録の際には大幅に書き直されてたし・・・。
読み切りの載ってた96年2月のコロコロとホームズ1巻の単行本を読み比べて、引っ繰り返りそうになりましたyo!
↑あ、同じ話を読み比べてって事です。
物持ちいいなお前。感心する。
ロボポソでナース(量産型)緊縛チックな香具師を求むっす。
>>189 >>191 まあお前等ド素人は、おとなしくつるぺたなカスミたんにハァハァしてなさいってこった。
・・・いや、漏れも好きなんだけど(ワラ
211 :
87:04/09/19 01:19:30 ID:bAe3/M2Q
ファーストを勉強してネタを盛り込むつもりだったんだが
その前に話が出来上がってしまってほんとごめんなさい。
相変わらずエロくないのはご愛嬌。
しかし改めてクロちゃんを読み直して
ホントにこれがボンボンに載っかってたのかと
完成度の高さとネタの選別具合にビビッた。
横内先生は冒険家だー。
角煮スレでどうなってるか見モノだな。ココ。
角煮でナにがおこってるんだ?
最近のコロコロは面白いな。
キヨハラとクワタが昔とまったく変わらず存在してたのに驚愕した
俺がずっと前見た時はマツイが主人公だったけどマツイがメジャーに行ったからか、キヨハラに戻ってたよ。
215 :
名無しさん@ピンキー:04/09/25 05:19:23 ID:QdORX5TN
>>215 まさかこれが現実になっちまうなんて、河合先生当時は思いもしなかっただろうな・・・。
しかも、まだ近鉄に野茂がいる時とは懐かしい!
>>215 これ、リアルで読んだ記憶が…なつかすぃ。
かっとばせキヨハラくんはオイラ消防の頃に読んでたよ
絵柄が変わってねえってスゴイよな
ところで、エロ小説の投下はまだですか?
かっとばせ!キヨハラくん
↓
ゴーゴーゴジラッ!マツイくん
↓
モリモリばんちょー!キヨハラくん
220 :
名無しの抜け忍:04/10/04 07:28:37 ID:2xht1Pgc
221 :
SS保管人:04/10/04 22:15:37 ID:419+oCLh
222 :
87:04/10/05 07:01:39 ID:w03pNqGk
いつもお世話になってます。
こんなんでよろしければどうぞどうぞ。
サイポリス読みたい。
87さん、出来上がっているという『ジム×めぐみ』SS投下はまだですか?
早く読みたいです。
225 :
SS保管人:04/10/06 01:55:21 ID:iUl2cSwU
>>222 許可ありがとうございます。
「その他のマンガの部屋」に収蔵させてもらいました。
あまいぞ男吾で誰か書いてくれないかなあ
226 :
87:04/10/06 20:45:51 ID:6KIMW3wC
もうちょっとだけまってください。いまえろえろになるようがんばってますから。
読み返して全くえろくなかったので大慌て。
87さん、期待しながらお待ちしてます。頑張ってください!
228 :
178:04/10/10 20:34:09 ID:Yiaa98Dg
ちゃんとめぐみ受けになってますよね、87さん?
漏れ的にはソコ(『鈴木→めぐみ』である事)が一番気がかりなんで。
ジムめぐSS、ホント楽しみでつ。いくらでも待ちまっせー!!
ファミ拳リュウのリュウとさやかで書きたいけど需要ある?
OK
『ポケモン』スレに投下しようと思っていた『電ピカ』エロ話のSS化。
ここに投下させてもらいますね。
カスミと合流しオレンジリーグに臨むサトシとピカチュウ。
そして憧れのポケモントレーナー『カイリュー使いのユウジ』への挑戦権を手にしたサトシは、その夜ピカチュウと共に海岸にいた。
「うーん」
『カイリュー使いのユウジ』の試合成績を見ながらサトシは考え込んでいた。
「ここ一年の試合を調べてみたけど、すげーよあの人」
「ピッカ」
「六ぴき、どれを選ぼっか?」
そうしてサトシが海岸で明日の試合について作戦を練っていたその時、沖に浮かんでいた一隻のボートが突然大爆発を起こした。
「あら?」
そして突然の出来事に驚くサトシとピカチュウの目の前に、爆風に吹き飛ばされたいつものロケット団トリオ、ムサシ・コジロウ・ニャースが落下してきた。
「くそーっ。また失敗ニャー」
砂浜に落下したニャースはそう呟いた。
「あんたが悪いのよ!」
ムサシは砂浜に座り込むと、口の中に入った砂を吐き出しながらコジロウを叱責した。
「もー、やんなっちゃう」
コジロウに至っては砂浜に突っ伏したまま、すっかり諦めモードに入っていた。どうやらポケモンの密猟中にコジロウが機械の操作を誤ったらしい。
そんなムサシ達を眺めながらサトシは、腕組みしながらあきれ口調で話しかけた。
「なんだかもう、あいかわらずだなぁ。ダメダメで」
「ジャリボーイ!」
ムサシ達はサトシの存在に気付くと、威勢よく飛び上がった。
「ここで会ったが百年・・・・・・」
(ぐーっ)
ここまで言いかけた時、ムサシ達の腹の虫が大きく鳴いた。
「ハラへったニャ」
腹の虫を大きく鳴かせながらニャースは涙を流した。
「情けないこと言わないの!」
「だって、もう三日も・・・」
コジロウは涙声になってニャースに抱きついた。そんなムサシ達の腹の虫の大合唱を聞いていたサトシは、ムサシ達にこう話しかけた。
「メシでも食う?おごるよ」
「は?」
サトシからの突然の提案にムサシ達は目を丸くして驚いた。
「うめーッ」
三日ぶりの食事を口にしながらムサシは歓喜の声を上げた。その隣ではコジロウが一心不乱に運ばれてきた料理をかきこんでいる。
「ただメシよりうまいものはないニャー」
そう言いながらニャースはどんぶり飯にかぶりついていた。
そしてそれら全ての料理をおごる羽目になったサトシは、スッカラカンになった自分の財布をさかさまにして涙を浮かべながら呆然としていた。
「えー!?あんた、ヘッドリーダーに挑戦するんだー!?」
サトシが『カイリュー使いのユウジ』に挑むと知ったムサシは驚きの声を上げた。
「おーっ、成長したなジャリボーイ」
コジロウも食事の手を止め、サトシの話に耳を傾けていた。
「ほめてやるニャ」
そう言いつつニャースは次の料理にかぶりついていた。
「でもさー、攻略法が見つからなくて、頭かかえてたんだ」
「フーン」
ムサシはコジロウとニャースを抱き寄せると、サトシにこうアドバイスをした。
「勝負は時の運。信じあえる仲間と前向きに進めば、道は開けるわよ!」
そしてムサシ達は胸を張ってこう言葉を続けた。
「あたしたちを見なさい!」
「負けてばっかいるじゃん」
サトシのツッコミに対し、ムサシとコジロウはサトシの頬っぺたを片方ずつ抓り上げた。そしてニャースはサトシの顔面を縦一文字に引っ掻いた。
「そーだ!一宿一飯の恩義に、明日はあんたの応援してあげるわよ!」
「泊めるとは言ってないけど・・・・・・」
ムサシはそんなサトシの声を遮るかのように言葉を続けた。
「まーまー」
「おーっ」
サトシの泊まっているホテルの部屋に通されたムサシ達は、その立派な造りに思わず声を上げた。
「おれ外で明日の作戦ねってくるけど、部屋の中のもん盗んだりするなよー」
「わぁーってるわぁーってる」
サトシはそんなムサシ達の言動に一抹の不安を感じながらも、明日の試合に備えるためにピカチュウと共に部屋を後にした。
「ニャーはもう寝るニャ」
腹いっぱいになったニャースは部屋に着くなり、床に転がってそのまま寝てしまった。
「仕方がないやつだな・・・」
そんなニャースを観てコジロウは部屋にあったベッドに腰掛け、ふぅっと一息ついた。
「でも何だろ、こんなにゆっくりとした気分になるのは久しぶりだな」
そんなコジロウの隣に座ると、ムサシも口を開いた。
「そうね・・・ロケット団に入って以来、心の休まる暇なんてなかったものね」
そう言いながらムサシは背後からコジロウに抱きついた。
「む、ムサシ!?」
「ねぇコジロウ・・・久しぶりにしよ!」
ムサシは豊満な自分のバストをコジロウの背中に押し付けながら、コジロウの身体を求めてくる。
「あ・・・ああ、いいぜ。でもその前に風呂入らないか?」
コジロウは砂埃にまみれた服を脱ぎ捨てると風呂場へと入っていった。ムサシもその場で服を脱ぎ捨て全裸になると、コジロウの後を追って風呂場へと入っていった。
そしてムサシはコジロウといっしょにシャワーを浴びて全身の砂埃を洗い流すと、そのままコジロウの肉棒にむしゃぶりついた。
「ああっ、ムサシ・・・」
「どうコジロウ、気持ちイイ?」
コジロウは荒く息を吐きながら大きく頷いた。そんなコジロウを上目づかいで見つめながら、ムサシはそのままコジロウの肉棒を喉の奥で刺激しながら口を上下させた。
「ムサシ、俺!もう・・・」
「出したかったら出してもいいのよ」
ムサシはコジロウの肉棒から口を離すと、雄々しくそそり立つその肉棒をアイスキャンディのように舐め上げた。
「ああっ・・・!」
その瞬間、コジロウの肉棒から大量の精液がぶちまけられ、ムサシの顔へと浴びせ掛けられた。ムサシは噴き出る精液を口で受け止めると、再びコジロウの肉棒を咥え込み精液を全て飲み干した。
>231
つーか、その夜の話は小野敏洋氏が既に同人誌で書いている。
>>235 ええ、ですからその話をSS化して投下しようと。
良くなかったですかね?
この! パクリ野郎が―――ッ!!!(♯゚Д゚====○))Д)゚
>>237 成程、スマナイ!
この話を知らない人達の為に
少しでもお役に立てたらと思って始めたのだが
良くなかったか・・・。
もうこのSSは止めとくよ。
239 :
237:04/10/13 20:32:24 ID:4pf9Z0Nh
あと何レスくらい必要なん?
あんま長くなければ、始めた以上続けた方がいいと思うし。
言い過ぎた。スマヌ。
そういうのってちょさくけんとかもんだいねーの?
>>239 わざわざありがとうございます。
お言葉に甘えさせて、続けさせていただきたいと思います。
>>240 別に営利目的ではないし
原本の画像を公開してるわけでもなく
『電ピカ』エロ話のSS化と明言した上なので
著作権違反にはならないと私は判断しています。
「すごくよかったよ、ムサシ・・・」
ムサシの身体を抱きしめながらコジロウはそう語り掛けた。
「じゃあ今度はコジロウの番よ!」
そう言うとムサシは風呂場の壁に手をつき
愛液を溢れさせている秘所をコジロウにつきだした。
「さあ、あんたのおちんちんで早くあたしを悦ばせて」
「ああ、腰が抜けるくらい感じさせてやるぜ!」
コジロウは両手でムサシのお尻を掴むと
たった今射精を終えたばかりなのに
もう大きくそそり立っている自分の肉棒を
ムサシの秘所に挿入した。
「んっ・・・!」
コジロウの肉棒を感じ、ムサシは言葉を詰まらせた。
「いくぜ!ムサシ」
そう言うとコジロウはムサシの尻に自分の腰を打ちつけ始めた。
「ひっ・・ひぐぅ・・・あ!ああぅ・・・」
「どうだムサシ・・・気持ちいいか?」
「いいっ!コジロウ・・・気持ちいい〜っ!」
ムサシは自分のバストが揺れるほど自ら腰を振りながら
コジロウと快楽を貪りあった。
「ああっ!コジロウ・・・も、もう」
「お・・・俺もいくっ!」
「あっ!あああ・・・・」
絶頂に達したコジロウはムサシの膣内に2回目の射精をした。
そしてムサシも絶頂を迎え、快感の余り立てなくなって風呂場の床にへたり込んだ。
質問。
女体化モノはココとTS系スレ、どっちにうpした方がいい?
ジャンルはメル欄
ボンボンなんで是非にここでおながいしたい。
連載ちとしか読んでないけど気になるッス
>>244TS系スレのアドもキヴォンヌ。
そういえばふとした疑問なのだが、デス種系のSSってここに知らせたりとか
してもアリだろうか?まあボンボン版のが元ネタな場合だけだろうけど。
バトビー
ママン×ツバメ投下OKですか?
してして!
ママン×ツバメと言っておきながら、リエナも入って3Pになりました。
「あー疲れたわー」
ヤマト達はキャットカフェの手伝いをさせられていた。
二時間前・・
「ゴロゴロするくらいなら手伝いなさい」とミエに言われて
ヤマトは嫌そうにしていたが、
「家にいる時ぐらい母上を手伝うでごじゃる」とツバメ
「あはは〜僕も手伝うよ〜」とブル
「リエナが包丁を使うだと!?そんな危ないことさせられるか!!」とバカ兄
3人にも言われ、しぶしぶミエの手伝いをしていた。
午後五時、キャットカフェの閉店時間となった。
「あー終わったわ」ヤマトが伸びをしながら言う
ヤマト、ツバメ、ブル、グレイ、ミエ、リエナの六人はお茶を飲んで他愛もない会話をしていると、
「・・?」
ツバメが太腿に違和感を感じて、下を見るとミエがツバメの太腿をまさぐっていた。
(は・・母上殿は、一体何をしているのごじゃろうか・・?)
と、そのとき外から
「ヤマト出て来い!!俺たちと勝負しろ!」
挑戦者たちがヤマトにビーファイトを挑みにきた声だった。
「よっしゃあ!今すぐ行くわ!」
と、勢い良く飛び出していき、ツバメも付いていこうとしたとき、
「ツバメ君」
ツバメはミエに呼び止められ振り返る、
「何でごじゃるか?母上殿」
「今日の夜に私の部屋に来て欲しいの・・ちょっと頼み事があって・・」
「・・・?わかったでごじゃる」
そして、ツバメは外へ向かった、
ミエは怪しげな笑みを浮かべキッチンへ戻った。
今日はここまで、続きは明日書きます。
(余談・・・ごじゃるを変換すると吾JALになる)
>>250の続き
コンコン・・・
挑戦者も全員帰り、しばらくした後ツバメはミエの部屋のドアをノックしていた。
「どうぞ」
ミエに言われ、ツバメは「失礼するでごじゃる」と言い、ミエの部屋に入る。
「いらっしゃい・・・」
ミエは、ツバメを椅子に座らせるとお茶を振舞った。
ツバメはお茶を一口飲むとミエに聞いた、
「拙者に頼み事とは何でごじゃるか?」
「実は最近、体が疼いて疼いて仕方ないのよ」
「?」
ツバメはミエの言ったことの意味が分からず、キョトンとしていた。
「あの・・ミエ殿、体が疼くというのは・・・?」
するとミエは、
「疼くっていうのは、異性を求めることね。
ぶっちゃければ、セックスしたいって事よ」
「せっ・・!?」
ミエはツバメのあわてふためく反応を期待していたが、
「せっくすとは何でごじゃるか?」
お約束・・・ミエはずっこけた。
しかし、すぐに立ち直ると、
「じゃあ教えてあげるわ・・・セックスって奴を・・」
するとミエは、ツバメをベットまで連れて行った。
こ、コングルGOODでエロ小説をぜひ書きたいのですが、
あんずよりもカカオの方が断然可愛いのでどうしたら・・・!
カエレって言われたらやめますので、すみません。
そう言えばジムとめぐみって結婚したんだね。
ていうか出来たんだ?!
『クロちゃん』は殆どアニメしか見てなかったから
どういう経緯でそうなったのか分かんないや。
いつか原作を読まなければ。
と言う訳で87さん降臨を待ちつつ
おの先生作『ムサシとコジロウのこどものつくりかた』SS化
の続きを全部投下します。
とりあえずいったん投下した以上
完結させなければならない責任がありますから。
それではどうぞ。
「こんなもんじゃあ、まだ足りないんじゃないか?ムサシ」
そう言いながらコジロウは背後からムサシの豊満なバストを鷲掴みにした。
「なにせ、ずいぶん久しぶりだからな」
「足りないのはコジロウのほうでしょ」
ムサシは右手を後ろに回すと、2回も射精したにもかかわらず
元気にそそり勃つコジロウの肉棒を掴んだ。
「はうぅぅっ!」
「ふふっ、まだまだ楽しませてくれそうね」
そう言うとムサシは勃起したコジロウの肉棒を
自身の愛液と混ざり合ったコジロウの精液が滴り落ちる自分の秘所に自らあてがった。
「きて…コジロウ」
「ムサシ…」
コジロウはムサシのバストを鷲掴みにしたままムサシを抱き上げると
そのまま腰を突き上げムサシの奥まで自身の肉棒を挿入した。
「ああっ…あぁぁ〜」
「くぅっ!うぅ〜…」
膣内への2度目の挿入に、ムサシとコジロウは声にならない悲鳴を上げた。
コジロウはムサシのバストを鷲掴みにしたままその白くてきめ細かいうなじに唇を這わせ
そのまま勢いよく腰を上下に動かした。
「あぁっ!コジロウ!コジロウ!」
両胸を刺激されながらの挿入に
思わずコジロウの名前を叫びながら快感に身を委ねるムサシ。
コジロウはそんなムサシの痴態に胸を高鳴らせつつ
黙々と腰と両腕を動かし、ムサシの快感を与え続けた。
その内に、3度目の絶頂がコジロウとムサシの来ようとしていた。
「いくぞ…ムサシ!」
「来てぇ…コジロウ、来てぇ〜っ!」
「くうぅっ!あぁぁ…」
「あぁぁ〜っ!」
風呂場で2回のSEXに興じたムサシとコジロウは
いま部屋のベッドの上で再びお互いの肉体を重ねあっていた。
(パチーン!)
ムサシはコジロウの上に『騎乗位』の状態で跨りながら
その豊満なバストでコジロウの頬っぺたを何度も何度も叩いていた。
「あんた変態じゃないの?」
コジロウの頬っぺたを自慢の爆乳で叩きながら
ムサシはコジロウを言葉責めしていた。
「パイオツビンタされるたびに、おちんちん大きくなってくわよ」
その言葉通り、コジロウはムサシの胸の感触を頬に感じながら
自身の肉棒をムサシの膣内で大きく、そして硬くしていっていた。
「なにいってんだよ。ヨダレたらしてはなさないのはおまえのほうだろ」
コジロウの肉棒を締め付けるムサシの膣口からは
コジロウの言った通り愛液がとめどなく溢れ出していた。
「フッ」
ムサシは顔を真っ赤にしながら微笑むと
黙ってコジロウの頬を自分の爆乳で叩き続けた。
「あっ!あっ…」
ムサシとコジロウは、ベッドの上でお互いに肉体を求め合っていた。
「大好きだ!ムサシ…」
「コジロウ、あたしも…んぅっ!」
コジロウは背後からムサシと舌を絡め合いながら
ムサシの右足を抱え上げ腰を動かし続けた。
「ぷはぁっ!コジロウ、好きぃ…」
「ムサシ…」
コジロウは挿入したまま身体を起こすと
ムサシを仰向けにしてその上に覆いかぶさった。
そしてムサシの身体をくの字に折り曲げると
自身の肉棒をムサシの膣内に深々と埋没させた。
「ひっ、ひーっ!」
「ムサシ…ムサシっ!」
コジロウはムサシの両足を掴みながら
これまでにないほど激しく腰を動かした。
「コジロウっ!あたし…もう!」
「ムサシ…いくぞっ!」
その瞬間、絶頂を迎えたコジロウは出せる限りの精液をムサシの中に解き放った。
そしてムサシもコジロウの精液を自分の子宮で全て受け止めると
絶頂を迎えベッドの上に力なくその身を投げ出した。
「あぁ…さすがにもう限界だ」
そう言いながらコジロウは床へと倒れ込んだ。
「おれはこのまま床で寝るよ。ベッドはムサシが使ったらいい、ていうかもう動けない」
そのまま眠りに突こうとしているコジロウに対し、ムサシは真剣な面持ちてこう質問した。
「ねえコジロウ、もしこれで子供が出来ちゃっても責任取ってくれる?」
そんなムサシの問いかけにコジロウは笑いながら、しかし真剣にこう言い切った。
「ははっ、そんなの当たり前じゃないか。おれたちに子供が出来るんならこんなに嬉しい事はないぜ!」
「…コジロウ!」
ムサシは嬉しさで胸を一杯にすると、一言こう呟いた。
「コジロウ、大好き!」
そしてコジロウもムサシに対しこう囁いた。
「おれも大好きだぜ、ムサシ。生まれてくるかもしれないおれたちの子供もな!」
二人は満ち足りた気持ちの中、眠りへとついた。
それから数時間後、サトシの部屋にカスミが突然訪ねてきた。
カスミは部屋の前で意を決したように大きく深呼吸すると
ドアノブに手を掛け部屋の中へと入っていった。
「サトシー、あしたさぁ」
そこまで言いかけたとき、部屋の中にかつて一度出会った事のある
あの『ロケット団トリオ』がいびきをかいて眠っているのを見て
驚きの余り大声を上げた。
「きゃ―――!なに、この人たちぃーっ?!」
そんなカスミの大声に、ムサシは目を覚まし身体を起こした。
「ん?あんた、たしかジャリボーイの彼女」
カスミは起き上がったムサシが裸だったことに全身を真っ赤に震わせていた。
ムサシはこんな夜更けにカスミがサトシの部屋に訪ねて来た意図を察知して
にやけた笑みを浮かべた。
「し、失礼します!」
そう言うとカスミは慌てて部屋から出て行こうとした。
だがその時ムサシがカスミの手を掴んだ。
「まあまあ、ちょっとゆっくりしていきなさいよ!」
そう言い終わらない内に
ムサシはカスミの服を全て剥ぎ取り全裸にすると
ベッドの上にカスミを押し倒した。
「きゃ!」
カスミは慌てて両手で前を隠すと、ムサシを睨み付けた。
「な、何するのよ!」
「何って」
ムサシはカスミの顔を覗き込むと、臆することなくこう言った。
「あんたジャリボーイに自信をつけさせてやろーと思って体あげに来たんでしょ」
「なっ・・」
ムサシに図星を突かれ、カスミはさらに顔を真っ赤にした。
ムサシはそんなカスミの後ろに回り込むとその可愛いお尻を優しく掴み
まだ男性器を迎え入れたこともないカスミの秘所をいきなり吸い始めた。
「あっ、あっ、あーっ!」
自分の秘所を軽く刺激されただけで悲鳴を上げるカスミを見て
ムサシは自分の爆乳を押し付けるかのように
カスミに背中からのしかかると優しくこう語り掛けた。
「おねーさんがジャリボーイをヒーヒーよろこばすテクニックを教えてやろーっていってんだよ」
「ほんとに?」
カスミはさっきのムサシからの刺激に息を乱れさせながら、ムサシの方を向いた。
ムサシは床に寝転がってるコジロウの股間に手を伸ばし
その肉棒を手に取るとそれをカスミに見せつけた。
「ほら、これがおちんちんだよ。おいしそーだろ」
「サトシのより大きい…」
カスミはオレンジ諸島でサトシと再会した時に、パンツの裾から
サトシの男性器を偶然見てしまった事を思い出して顔を真っ赤にした。
そしてその時見たサトシのより大きい男性器に
カスミはドキドキしながら興味深く見つめていた。
「いいかい、まずはこれをこうして」
そう言いながら、ムサシはコジロウの肉棒を口に含んだ。
「きゃー」
その夜、カスミはムサシから男性を悦ばすためのテクニックを色々と教わった。
だが、結局サトシは帰ってこなくて、その夜の内に
ムサシから教わったテクニックを披露する事は出来なかったのである。
そして夜が明け、サトシは憧れのポケモントレーナー
『カイリュー使いのユウジ』との対戦を迎えたのであった。
〜終わり〜
265 :
あとがき:04/10/22 03:19:54 ID:1oFit9jA
ああ、ようやく終わった…。
昨日の夜に続きを書き始めて今日の2時半に描き終わりました。
結局13話(1クール)もかかっちまった。
無駄に長くなって申し訳ないです!
今度は何かの本のノベライズ化じゃなくて
完全オリジナルでいきたいと思います。
どうかご容赦のほどを。
一応補足
このエピソードの続きは
『電撃!ピカチュウ』4巻にて。
ところで、その昔勢い任せで書いた擬人化のサイボーグクロちゃん小説が見つかりました。
クロナナです。
このスレで擬人化物はOKですか?
よし来い!
俺が受け止めてやる!
構わん!むしろカモーン!!щ(゚ロ゚щ)
269 :
178:04/10/26 17:16:00 ID:BNxlqRyb
>>256 漏れもビクーリしたYo!
アニメといえば、鈴木がめぐみをデートに誘う話って無かった?
>>266 OKPK!いつでも来やがれってんだい!
こちとらエビアン片手にスタンバってるぜ!
…誰か「ユースケ→ロル」で書いてくんねーかな(を
>>269 ユースケ×ロル
純愛と鬼畜どっちがイイ?
271 :
178:04/10/30 08:41:20 ID:0Gw7Lfmv
>>270 おお!本当に書いてくださるのですか!何ともありがたい!
それでは純愛でお願いします!もちロルたん受けで!
それにしても270氏は勇者だ〜。
272 :
270:04/10/30 20:46:31 ID:5TgwKq/r
バーモント一家を倒し、更に航海を続けるユースケ、ロル、ロボまる
ユースケがウーマンボの個室で休んでいると、ノックの音が響いた。
「うん?ロボまるか?」ユースケが聞くと、
「ううん・・・私」と言って、ロルが部屋に入る。
「どうした?ロル」「ちょっと話があって・・・」「何だよ、もうホームシックになったのか?」
と、おどけてユースケが聞くが、ロルの口から出たのは思い掛けない言葉だった。
「ユースケ・・私の事好き・・・?」
その台詞を聞いてユースケがコケそうになる。
「な・・な・・何言ってんだよ!」
「真剣に答えて!お願い!」ロルが涙目で問う、
マーシャルの熱烈なアプローチ等が日々、ロルを不安にさせる、
ロボポンと人間が結ばれると思ってないが、ユースケの中の自分が、
どんどん薄れて消えてしまうのではないかと考えていた。
「どうなの・・ユースケ・・・」
「俺は、ロルが好きだぜ・・・誰よりも・・・」
ユースケは、真剣なまなざしで答えた。
「本当に・・?」「ああ、本当だ」
「なら・・・行動で示して・・私が好きだって事を・・・」
そう言うと、ロルは自分の服に手を掛けた。
273 :
270:04/10/30 22:37:02 ID:5TgwKq/r
服を脱ぎ、下着姿になるロル
「!!!??ロ・・・!ロル!!お・・お前何やってんだよ!」
何も言わず、冗談抜きでZカップ以上ある胸を揺らしながらユースケに近づくロル。
「ユースケ・・私を抱いて・・・」
顔を赤くしながら懇願する。
「そんな・・抱くのが好きだって事にはならないだろ!?」
ユースケが反論するが、ロルは首を振り
「確かにそうだけど・・ユースケと繋がる事でもっと温かさを感じたい・・・
只のエゴや自己満足と思われるかも知れないけど、今抱いてくれないと不安で潰されそうになるの・・」
ロルは自分の思いを全てぶつけた。
「ロル・・・」
ユースケはしばらく考えた後、立ち上がり、ロルを抱きしめた。
「後悔はしないな・・?」
ユースケの言葉にロルは、ゆっくりと一度だけ頷いた。
274 :
270:04/10/30 23:19:43 ID:5TgwKq/r
熱い口づけを交わす二人、
「(確か、こういう時は舌を入れるんだったよな・・・)」
と、ユースケが祖父の部屋にあったエロ本の内容を思い出し、ロルの口に舌を入れる。
「んっ!?」
ロルは目を見開いて驚く、口づけを終えると
「な・・何?今の・・・」
「俺もよく分かんないけど・・今のがセックスする前のキスだって・・・」
「そ・・・そうなんだ・・」
ロルは、心臓をドキドキさせながら呆ける。
ユースケは深呼吸をして、ロルのブラジャーに手を掛ける。
「外すぞ・・・」「うん・・・」
ブラジャーを外し、大きな胸が露になる、ユースケは思わず生唾を飲み込み
「普段から大きいと思っていたけど・・直に見ると更に大きいな・・・」
その言葉に羞恥心が燃え上がり、更にユースケに見られている事実が油を注ぐ。
ユースケはロルの、自分の手で覆っても20分の1も隠せない、胸、乳頭、乳輪を優しく揉み解す。
「ふ・・・ふぅ・・んっ・・・・」
我慢して快楽に耐えているロルを見てユースケは
「か・・可愛い・・・」
もっと喘ぎ声が聞きたいと感じ、だんだん胸を揉む手が早くなり、激しく動かしていく。
「あっ!ユースケだ・・駄目!!私・・もうイッちゃう!!!」
激しく痙攣し、秘所からは大量の愛液が流れ、ロルの息が荒くなる。
ユースケは、やりすぎたと感じ
「ゴメン!ロル!何かロルが感じてるの見てたら歯止めが・・・」
ユースケの謝罪の言葉を口づけで遮るロル
「いいの・・ユースケ。私、今幸せ・・・」「ロル・・・」
二人に甘い時間が流れる。
275 :
270:04/10/31 00:25:22 ID:gZSZiwcL
「「遂に・・この時が来た・・・・・・」」
二人の心臓は間違いなく今迄で一番高鳴っていた。
「脱がすぞ・・・」「(・・・コク)」
ユースケにパンティを脱がされ一糸纏わぬ姿となるロル、緊張感がピークに達する。
ロルの秘所はすでに愛液で濡れており、前戯の必要は無かった。
「ユースケ・・抱きしめて・・・そうしないと私・・」「分かった・・・」
ユースケはロルを抱きしめ、自分のモノをロルに挿入する。
ずぷずぷ・・・と、ロルの秘貝はユースケのモノを飲み込む
「ああーーーーっ!!!」
処女喪失の痛みで大声を出して、ユースケの背中に爪を立てる。
「痛ぇ!ってロル大丈夫か!?」
慌てふためくユースケだったが、
「大丈夫!大丈夫だから絶対放さないで!!」
その言葉を聞いて、ロルは自分より辛いのにそれでも自分と繋がっていたいと思ってくれている
とユースケは改めて感じさせられた。
強くロルを抱きしめ、激しく突き動かす。
ロルも痛みから快楽に変わっていき、二人の絶頂は近づいていった。
「ユ・・ユースケ・・!私もう・・・・!!!」
「ロ・・!ロル!!もう・・出る!!!」
「「ああああああ!!!!」」
一時間後
「もう、大丈夫なのか?」
「まだ痛むけど平気よ」
そしてバカップルの様にいちゃついた後、二人は再び口づけをした。
276 :
270:04/10/31 00:26:36 ID:gZSZiwcL
次の日の朝
「もう大変だったんだよ・・・二人がエッチしてる時にヘッド博士とマーシャルから
通信が入ってきて、あの喘ぎ声は何だって大騒ぎしてたんだから、帰って来たらちゃんと説明してもらうって言ってたよ・・」
ロボまるの一言で固まった二人であった。
終わり
こんなもんでいかがでしょうか?
>>270 gj!
>冗談抜きでZカップ以上ある胸
ワロタ
なんか文章
ぬ
る
ぽ
_ _ .' , .. ∧_∧
∧ _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ ' ( ) ←
>>278 , -'' ̄ __――=', ・,‘ r⌒> _/ /
/ -―  ̄ ̄  ̄"'" . ’ | y'⌒ ⌒i
/ ノ | / ノ |
/ , イ ) , ー' /´ヾ_ノ
/ _, \ / , ノ
| / \ `、 / / /
j / ヽ | / / ,'
/ ノ { | / /| |
/ / | (_ !、_/ / 〉
`、_〉 ー‐‐` |_/
280 :
名無しさん@ピンキー:04/11/07 18:15:18 ID:0hspagn5
超速スピナーの画像誰か持ってないかね?激しくキボン
そういえば、ここ作るきっかけとなった「スピナー」の
SS作りたいって人はどうなったんだ・・・・・?
松野湯…
巴道場…
284 :
178:04/11/09 20:09:01 ID:XUD57bXz
>>270 遅くなってしもたがゴッジョブ。
書き込んだとき、まさかマジで書いてくださるお方が現れるとは
思わんかったからな。
・・・擬人化クロの声は大塚○夫とか小声で言ってみるテスト。
285 :
名無しさん@ピンキー:04/11/14 01:48:26 ID:SvlFvlUg
MOZは面白かった……。というわけでルル・キャンベルの画像とかどっかに
ないかね?
レクス×ミリティとか
洗脳ミリティもいいかも
ほしゆ
290 :
名無しさん@ピンキー:04/11/26 20:42:41 ID:aN1knpFL
デビチル漫画版がすげぇ好き。アニメ化も(一応)したし知名度はそれなりに
あったりしないのか?
とりあえずネコマタのイラストとかどっかにないかね?
>>290 仲魔!
デビチルエロ小説投下したいけどかく暇ない…とほ…
292 :
名無しさん@ピンキー:04/11/27 00:25:04 ID:Qq537mfE
デビチルの漫画なら、未来よりエレジーの方が…職人サンお願いします。
デビチルのマンガ俺も好きだった、てか単行本持ってるし・・・。
やっぱ未来がいいなー。
>>288 GJ!やっぱしロルタソは最高だ…締め付けられたい…
回れメリーゴーランド
主題歌良かった
297 :
291:04/12/01 20:17:19 ID:zevkMjRR
どもッス。
デビチル投下したいとか言ってた奴だけど、今年いっぱいはマジでどーにもならんので一言いいにきました。
ストックは色々あるんだが…申し訳ない。
他の神さまに期待して待つ…orz
>296
「だいたい君のことばかり気になって〜」もいいよ。
299 :
名無しさん@ピンキー:04/12/07 14:23:29 ID:TNsFQ9r1
ふと昔のボンボンを読み返してみて悟った。
山中あきらのキャラスゲェいい。
とりあえず上様ことヨシムネと大和ソラ……って覚えてる奴いないか……。
>>297 いつかそのストックが拝めることを祈って待つ
とーめいメイトが好きです……………………ショタの方向で………λ
ビストロレシピのカレーの材料集めのあれは
少年誌ではOVERな感じだったなぁ
津島直人、藤岡建機(初期)は突っ走り過ぎだった。
>303
その二人はエロいからな。
やたらと脱がしたり露出したりしてた。
306 :
名無しさん@ピンキー:04/12/12 01:04:24 ID:YqEXCfr/
山中漫画になると(原作はどうあれ)とたんに面白く感じてしまうのは何故か。
天然ボケソラかあいすぎ。
とりあえずソラとトキオで双子姉弟プレイとか(;´Д`)ハァハァ
見れんな…鬱
復刊されたバーコードバトラーの後書きのあの物言いって、
バイオバーコードでフタナリ誕生って事…?
保守
保守
313 :
名無しさん@ピンキー:04/12/26 12:46:08 ID:1RsqXUP0
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保守
保守
317 :
名無し@ピンキー:04/12/31 17:51:00 ID:2InzvR0p
一月のコロコロのドラベースはエロかったっすよねー。そこでおもいついたんですけどドラベースネタも面白いとおもいます。だれか書いて下さい。よろしくおねがいします
warota
保守
なんか思い出したんだが、デビルチルドレンのエレジーとかもんかね
刹那×エレジーだったら近親相姦になるんじゃない?
>>321 従兄弟同士だから問題ないでしょ!
セツナ×ミライ×エレジーとか書けたらいいんだけど…
ダメだ!私『デビチル』全巻持ってるけど
いいシチュがサッパリ思いつかない(涙)
余裕があれば書くけど今は他スレに投下する作品で
いっぱいいっぱいだからムリポ。
>>316 期待してくれてありがとう。
しかしもすこし待って…orz
ちゅか抜き目的で書いたことないからエロくないかもよ。だからあんまり期待しないで待って、頼む。
あと
>>323さん、いつか投下される事を楽しみにしてます。
じゃ
神を待ちながら
いまさらながら、サイポリス見たいな。
実家に全巻そろっているよ…。
俺はその昔うっちまったよ…今更ながらよみたい…
しかも全部は読んでないんだよな。
hosyu
保守
書きたいネタはあるんだが和姦モノはむずかしいね
そういえば
>>87さんの鈴木×めぐみSSはどうなったの?
332 :
87:05/02/04 21:15:22 ID:adxxMZx7
覚えていた人が現れるとはなんてオソロシー
エロエロにならないので困っています
いいシチュエーション製造機を剛ハカセから誰かかっぱらってきて下さい
ロボポンキャラのスリーサイズ
ロル
B:110 W:50 H:88
マーシャル
B:85 W:50 H:80
ナース
B:85 W:48 H:78
他キャラは調査中
既出だったらスマソ
335 :
名無しさん@ピンキー:05/02/09 17:52:33 ID:KSuKmPs1
誰もしらないかな?ストゼロ4コマで、チュンリーが「痛ーい、おしり打っちゃった。腫れてない?」って、ガイにおしりを向けてるシーン。
もうそのシーンが載ってるボンボン捨てられちゃったし、単行本も出てないみたいだから、もう一生見られないんだな・・・。
336 :
名無しさん@ピンキー:05/02/09 18:04:30 ID:KSuKmPs1
それと「ウル忍」の邪気姫も良かったよね。おっぱい火炎とか、術がHだった。あれは単行本出てるんだけど、結構昔だから、なかなかみつからない。
ゴエモンの漫画うpしてくれる神はいないだろうな・・・
>>337 ゴエモンの作者は、今もボンボンで忍者漫画を連載してるよ。
>>336 俺、それ持ってるけどスキャナが無い。すまん。
>>338 今のコロコロとボンボンは3年くらい前から買ってないんだよなぁ
なんつーのか昔よりガキ向けになった気がする
341 :
名無しさん@ピンキー:05/02/11 09:44:04 ID:m5E08NZ7
ロボポンの女性キャラの胸の大きさは尋常じゃなかったな・・・。
…orz
板のアドレス変わってたのに今日まで気付きませんでした。
>>338 ひとこと言わせてくれ…
あの漫画は将棋まんがじゃね?
>>342 ゴエモン違い。
ボンボンのゴエモンには、帯ひろ志が描いた奴と津島直人が描いた奴の2つがあった。
絵の感じも違うし話の感じも違うけど、共通してることが一つ。
ぢょせいキャラがよかった
JINGはミラベルがエロ可愛かった。
>ロル
>W:50
ぜってー嘘だ!
>>346 乳(前)と髪(後)に隠れてめったに見えないけど、ロルを始めロボポンキャラの
腰は実は非常に細い。 50cmかどうかはわからないけど。
>>346 いやいや、一巻にちゃんと書いてあるぞ
タモリ自身が書いてるから公式だな多分。
50ゆうたら中学生ぐらいのウェストかね。
上に1ついててもおかしくない
351 :
87:05/02/28 23:58:25 ID:VX7kjwQW
クロちゃんの
番外バトルのコミックが4月上旬に発売らしい
発売したらきっと書くから。
352 :
名無しさん@ピンキー:05/03/01 12:13:58 ID:yiNXTVUp
電ピカのやつリアルで見てたよ
友達に読まされて「お前エ〜ロ〜」みたいなこといわれた
ビストロレシピの笠かぶった娘が非常にエロかった。
納豆の沼でハァハァ
>351
正座して待ってます。
>>348 ゲーム版では何の変哲も無かったんだけどね。
保守
>>351 ガンガッテ。待ってます。
質問なんだが、
ここってコロコロ・ボンボンが原作の「アニメの」SSって投下してもいいの?
コミックの方は全然読んでないんだがアニメではまって
アニメの方しか知らない場合。
いや、正直に申し上げますとね、
ビーダマンの炎呪×リエナにはまったんですがね、
かいた所で需要はあるのだろうか…orz
よし
359 :
名無しさん@ピンキー:05/03/17 06:22:43 ID:UOFFrCJ9
保守
360 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 20:56:05 ID:GNch2qlR
スパビの北条明が好きだった。
この子に萌えてしまう自分は趣味が悪いのか?
ボンボン増刊かな?
二口女の子がやたら脱ぐ話があったな。
凡々お得意の妖怪ものですな
敵の妖怪に着物裂かれるところが鮮明に
363 :
87:2005/04/06(水) 21:09:13 ID:i6hDaeyf
えっへっへっへ買ってきちゃった
クロちゃん関連本なんて買うの何年ぶりだろ
今から読むので待て次回!
待ってるよーノシ
>>360 ノシ
私も好きだ。明単体もいいし、伊集院とのカプも萌え。
健気でかわいくて男装(?)、けっこう自分のツボ揃ってる。
今でもときどきコミックス読み返しちゃうよ。
足元で鳴る雪にじわじわ奪われてゆく体温を惜しいとも思わない。
二枚の厚い手袋越しに彼女の手があることに安心と、興奮と、それから何故か物悲しさを覚える。
ボクは黙って彼女の手を引いて家路を急ぐ。
彼女は黙ってボクに手を引かれるまま歩く。
言葉が出ない。
なんと言っていいのか解らない訳じゃないけれど、それに形を与えてしまったらそれはそれでなくなってしまう気がして。
視線を空に向けると降ってくる雪のせいで自分が天に昇っているような錯覚が起こって、今の気分にちょうどいいと思った。
手を引いている彼女の名前はめぐみ。職業は消防士。趣味はガンダム。ボクの奥さん。
思わず頬が緩む。奥さんだって、なんて自分で突っ込むほど。
「……なーにニタニタしてんの」
その声にはっと驚くと、彼女の笑い顔がすぐ隣にあった。
「やっ!そのー……いいなあって。二人で家に帰るのって、いいなあって思うんスよ。
一緒に帰るのがめぐみさんで……いいなあって」
照れ隠しに後ろ頭など掻いていたら、彼女がふっと立ち止まって微笑みながら答えた。
「あたしも思うよ。
クロの助がいたって気付かないくらい真っ暗でもさ、誰かと手ぇつないでうちに帰るのってなんかいいよね」
小さな喜びを共有する人がいる幸せはなにものにも替え難い快感で、それが好きな人ならなおさらだ。
のどの奥の方から湧き上がってくる熱い衝動が、頭といわず身体中どこもかしこも痺れさせて動けない。じっと快感に耐えていたら彼女がボクの手を黙って引っ張った。
止めていた歩みを再開させて二人で歩く。
ざくざく足元で雪が鳴る。
暗い夜道、きみと一緒にうちへかえるよ。
「おーさぶぅ。イチロー、ストーブだストーブ」
ジャケットに積もっていた雪を払い、氷水が染み込んで重く冷たいズック靴を脱ぎながら彼女が玄関先から声をかける。一足先に部屋の中へ入っていたボクは電気の煌々と灯るダイニングのストーブの前に鎮座するそれに向かって口を開いた。
「……師匠どーやって入ったんです」
「毎度のことをいちいち気にすんな。」
「おじゃましてまーす」
返事をしたのは黒猫と、何かを抱えているそれより小さなロボット。会釈をしたメタリックな猫のサイボーグとトラ縞碧眼の猫が仲良くどっから引っ張り出してきたのか丁寧に座布団まで敷いて並んでいる。
「あらぁ、勢ぞろいじゃないの。ナニゴト?」
「えへへー。
アタイとクロちゃんの赤ちゃんが出来たの。そのお披露目ー」
いつの間にか後ろに立っていた彼女が声をかけると、小さなロボット…ナナちゃん…が抱いていた物を彼女に差し出し、彼女がそれを受け取る。
「うわー小さい!どうしたの!?」
彼女の片手に載るくらい小さな猫のロボットは、どうやら目を閉じて眠っているらしかった。
「コタローちゃんに作ってもらったのよ、成長するんだって。ついさっきまで起きてたんだけど」
嬉しそうにナナちゃんが話し掛けるのを彼女がふんふんと頷きながら聞いている。それを微妙な表情で見ている黒猫…ボクの師匠のサイボーグ猫で名をクロという…に声をかける。
「……師匠アレは一体……」
「言うな。――――――お前らで言う所のワカキ日のアヤマチってやつだ」
目を半開きにして苦々しそうに言う黒猫に、始終ニヤニヤとした顔つきだったトラ縞猫…師匠の古い友達のマタタビくん…が容赦なく笑い声を上げた。
「げらげらげらげら、認めたくないわけか。往生際が悪いぞキッド」
「いやークロの助がパパにねー」
「うるせぇ。パパゆうな」
祝い事だからと誰かが何処からかくすねてきたワインやら日本酒やらをかっくらって大騒ぎして、もう真夜中の2時。
サイボーグの癖に酒に弱いミーくんや、マタタビの粉を混ぜた日本酒をかぱかぱやってたマタタビくんが酔いつぶれて結構経つ。ナナちゃんと赤ちゃんはずっと前に別の部屋で寝ているし、起きているのは師匠とめぐみさんとボクだけだ。
「名前とかどうするんれすか?まだないんれしょ?」
酒が回っていて口調がとろんとしている。実は自分自身あんまりアルコールに強くない。同じくらいとろけている脳味噌を必死に奮い立たせて言葉をつむぐ。
「……鈴木、オイラはなー、オイラはなー……昔好きな女がいたんだよー……
でもナナとぜんぜん違うタイプなんだよなー……なんでだろなー……不思議だよなー」
「まあ、初恋とかって実らないって言いますし。」
ちびちび飲んでいる日本酒はけっこう口当たりが強い上に、少しでも減ったらめぐみさんが酔っ払うボクを面白がって注ぎ足してしまうのであんまり減らない。
「まさかあんたらに先を越されるとは思わんかったなー」
あははは、と軽い声で彼女がそんな事を言ったので思わずいろんな物を吹き出しそうになった。
「で、実際のとこどーやって誘ったの。
やっぱロマンチックな言葉とか囁いたり?……ぶあはははは!に、似合わねえー!」
げらげら笑い転げる笑い上戸のめぐみさんは飲み始めてからの上機嫌が翳る気配は微塵もない。
「あーそれボクも聞きたいれすなー。今後の参考の為に是非ご教授いたらきたい!」
何の参考だよ、何の。師匠の嫌そうな声も何処吹く風、二人でじりじり笑いながら追い詰めていく。
いつもならここで得意のガトリング砲でも乱れ打ちする所なのに、師匠はずりずり後ずさるばかりでバイオレンス反応は起こさない。
「ししょー、古今東西、酒のアテといえば猥談と相場は決まってるんれすよー」
「ボンボンの範疇からはみ出たセリフ禁止。つーかお前教師だろがー」
「いいんれすよここはエロパロ板なんれすから!」
ドンと畳を叩いて力説するボクを、何故か師匠は引きつった顔で見ている。
「鈴木、お前目ェ座ってんぞ」
フラフラ重心の定まっていない足取りで逃げようとする師匠を、見事な体捌きでとっ捕まえためぐみさんがぐりぐり掻き抱きながらやっぱり呂律の回っていない口調で言う。
「クロの助はナナちゃんとやったんだろー?
赤ちゃんまでこさえててカマトトぶる不逞の輩めー!」
「離せ!胸で口と鼻が塞がってる!息が出来ん!」
じたばたもがいている黒猫の顔が半分以上めぐみさんの胸に埋まっていて、トレーナー越しに動く猫の感触に彼女の笑い顔がますます緩んでいる(ような気がする)。
「わー!ずるいっす師匠!ボクだってめったにそんなことやってもらったことないのに!
チビッ子のヒーローが酒池肉林ですか!?『燃えた団地妻・主人が見てるのに』ですか!?講談社から抗議が来ますッ!
師匠がそんなんだからアニメ製作会社は倒産するしソフト化もしないんすよ!せめてケーブルTV会社に再々放送を希望!」
「…お前のセリフ方がよっぽどスタジオボギーからクレーム来ないか…」
「受けて立ちます!だから最後まで作ってください!あとボクにもいい目とか見させてください!」
「ばっからなー、いい年して猫にやきもち焼くなよ」
へらへら笑いながら彼女はわざとボクに見せ付けるようにして師匠を抱きしめる。
そんで。
よりにもよって。
キスまでした。
「めぐみー……流石にオイタが過ぎるぞ。見ろ、鈴木がマジになっちまったじゃねーか」
すっくり立ち上がったつもりなのに、くらくらフラフラ眩暈がする。足元がぬかるんで焦点が定まらないまま、黒猫を抱いている彼女の腕を掴んで立たせた。
_、_ GJ!!
(,_ノ`) n
 ̄ \ ( E)
フ /ヽヽ//
. /
GJ! 待ってましたー!
赤ちゃん! ナナちゃんお母さんー!
このクロ流れに便乗して
シスカとコタローをキボンヌしてみる
彼女の膝に座ってた猫が畳に上手く着地して、さーっと部屋の隅に転がっている二匹の猫を引っ張っていくのが見えた。パタンと襖が閉まる音が聞こえたような気もする。
「な、な、なによぉ。
やだちょっと痛いって。こら、イチロー、聞いてんの!引っ張んないでってば」
ああ、彼女の飲んでたワインの匂いがしてる。自分の飲んでた日本酒の匂いも漂ってる。頭が回らないのにムカムカ腹が立ってて気持ちが悪い。
「こ、この浮気ものー!この口かー!この口が悪いのかー!」
「ば…バッカじゃないの!浮気たあ何よ浮気たあ!クロの助よ?猫よ?酒の席でマジになんな!」
「めぐみさんの身体は全部ボクのもんだー!師匠といえど男に触ったらだめなんだー!」
言葉が勝手に出てくる。涙も勝手に出てくる。ああカッチョ悪いなあと思ってるのに止まらない。
「めぐみさんはボクのこと嫌いですかー?
ボカァね、あなたのこと、好きですよー!大好きですよー!なのにあなたは師匠の方が好きなんですかー!?」
「馬鹿かお前ー!」
「なんでボクの前で他の男とぱふぱふとかチューとかするんですかー!」
「ええーいこのアホたれ!いい加減正気に返らんかー!」
びんたが飛んでくる。頬に生まれる感覚は“痛い”というより“熱痒い”というのん気な状況で、アルコール麻酔が十分効いているのは間違いない。
「返りません!ええ返りませんとも!ボカァこう見えて嫉妬深いんスよ!
酒の力を借りなきゃここまで言えない根性なしですみませんね!
勢いついでにいいですか!さっきから胸が腕に当たってて気持ちいいです!」
もう一発びんたが飛んできた。やっぱり衝撃はあるけど痛いと感じない。どこか遠くにある目覚まし時計がじんじん鳴っているみたいに痺れている頬が他人事なのがおかしい。
「師匠ばっかりずる……」
言葉が途切れた代わりのように心臓が跳ね上がった。
……どくん・どくん・どくん……
鼓動が急に聞こえ出して耳障りな大音量で脈と同じリズムを刻み、まるで鐘でも打つような衝撃が頭の中を駆け巡る。
指が、彼女の指が絡まった自分の手から流れ込んでくる触感が熱を連れて来た。
「……ばかなこと言わないでよ、情けなくなるでしょうが」
わかってます。どれくらい馬鹿なこと言ってるかくらい。でも同じくらい真剣な本音なんですよ。
「だって……いや、ごめん。」
呟いて抱きしめられた身体を抱きしめ返す。二人の間の空気が押しつぶされて弾け、ワインと日本酒の匂いがした。彼女の身体はトレーナー越しでも暖かさと柔らかさが伝わってくる。
心臓を掴まれたかのように胸の辺りが痛くなった。苦しくて悲しいと思うのに、身体を離そうなんて思わない。
「ごめんね」
掠れがちの優しい言葉が自分の心臓にダイレクトに押し込まれたような錯覚を起こす。
ボクは更に抱きしめる腕に力を込めて目を閉じた。言葉が出ない。
「本気で怒ると思わなかったから。だってクロの助だよ、猫じゃん。」
「猫でも、サイボーグでも、駄目です。駄目なんです」
腕の中にいる彼女は思いのほか小さくて、こんな人が燃え盛る炎の中に飛び込んで行くのが信じられない。自分ときたらそんな彼女を待っているしかないのか。
「ホントは消防士の仕事も、やなんです。酒の力借りてこんなこと言うのも卑怯でやなんです。生徒たちにかっこいい大人を見せてやれないのもやなんです、こうやってやだやだって言ってる自分もやなんです」
いやでいやで、泣けてくる。情けなくて恥かしい。
「いつも思ってるだけで言えなくて、ずるくてやだなあって思うんです。
でも、でも……めぐみさんがボクと結婚してくれて、とっても嬉しかった。やな自分がちょっと好きになった。めぐみさんがボクのそばにいてくれるように、やなとこ直そうって、頑張ろうって」
そう思ったけど、めぐみさんが師匠とキスなんかするから。
感情が破けた。珍しく酒が入ってたのも原因かもしれない。だらだらみっともない泣き言が溢れ出てくる。彼女が黙ってそれを聞いていてくれるのをなんだかすまないと思った。
「めぐみさんはボクのこと――――――」
「……クロの助より、ずっとイチローが好きだよ」
言葉を遮るように唇に触れた掌の冷たさが意識を強烈に現実へと引き戻す。彼女はボクの胸に顔を押し付けたまま曇った声を続ける。
「あんたいつも何も言わないからさ、言いたくないのかと思ってた。
言いたいことあったら言いなよ。せっかく夫婦になったんだから」
でも自分のことヤダなんて言うな。そんなこと言ったらあんたのこと好きなあたしもヤになっちゃうじゃないか。たまに言うのは許してあげる。だから何度も自分のことヤダなんて言うなよ、思うなよ。
彼女の声が震えているような気がして、腕に力を込める。瞑る瞼に力を込めて歯を食いしばり涙を引き止める。泣くな、泣くな、泣くな。念じるように何度も口の中で唱えた。
「ぼかぁね……ぼかぁ……君が好きだよ……とてもとても好きだよ。
猫にでもやきもち焼くよ。悪いか?」
「……悪くない」
「君のこと独り占めしたいよ。悪いか?」
「……悪くない」
「君を離したくない。悪いか?」
「……あたしも離したくないよ。悪い?」
こみ上げてくる衝動に任せて唇を重ねた。種類の違うアルコールの味が混ざり合って奇妙な味がしたけれど、痛みを覚えるくらいに苦しい胸が少し和らいだ気がした。
「イチローからくちにチューしてくれたのって結婚式以来じゃない?」
「…………そうかな」
「恥かしがってしてくれないくせに」
「……ホントはいつもしたいと思ってんですよ。でもなんか……照れて」
いいじゃん、夫婦なんだから。そんな言葉が聞こえた途端、背後で電気が消えた。
背中に回っていたはずの彼女の手がいつの間にか電気のヒモを引っ張っていたらしく、急に真っ暗な視界に彷徨う視線のボクを彼女が引き倒した。
「めっ……めぐみさん?」
うろたえた声を上げたボクの口にまた冷たい手が触れる。
「声出しちゃだーめ……クロの助たちが起きちゃう」
こそこそ小声が耳元で踊ってこそばゆい。と同時に背筋がそそけたった。
「起きちゃうって……まさか、ここで……誘ってんですか?」
どくん、どくん、どくん。穏やかになり掛けていた心臓の鼓動がまた跳ね上がる。ドン、ドン、ドンと胸の内側から叩かれているような振動に息が苦しい。
彼女は何も言わないでトレーナーの上から跳ね続けているボクの心臓の鼓動に手を添えた。
「すっごいどきどき……あたしも、してる」
左手を持ち上げられて、彼女の胸に押し付けられた。柔らかい胸の感触の向こう側で、どきどきどきという規則正しい振動が手に伝わる。
そこまでで精一杯押さえていた何かがドン、という衝撃に似たものに押されるようにして決壊した。
衝動というのは川に似ている。決壊したらもう元には戻らない。
トレーナーの下にもぐった自分の手が勝手に動いて彼女のブラウスのボタンを次々はずしていくのを他人事のように眺めてた。捲り上げたトレーナーがいつそうなったのかさえもう覚えてないような始末だ。
思えばこれは三度目だっけ?四度目だっけ?結婚してからもう2ヶ月も経つのに、ボクら夫婦は数えるほどしかエッチをしてない。二人がなんとなくこの手のことに免疫がなくてどう誘えばいいのかお互い解らないから。
朝起きて顔を合わせるのがなんだかとても恥かしくて仕方なかった。
なのにこんなことできるのはきっと酒が入ってるからだ。そうだそうに違いない。酒が入ってるからあの翌朝の気まずさの記憶も吹き飛んでしまってるんだ。
輪郭も良くわからない闇の中に、色さえ知らない彼女の下着がまろび出た。
「えっへっへっへ……」
嬉しそうな声に気分が更に高揚する。
「あっ……いやっ」
手をブラジャーに滑り込ませた途端、細かでかすれる声がした。
ボクはそれに返事をしない。
頬にキスをすると、うっすら化粧品の匂いが口の中に広がって眉を顰めた。ちょっと駅前まで食事に出かけただけなのに彼女がわざわざ化粧をしているとは思わなかったから。
片手で余るくらいの彼女のおっぱいは2週間前に触ったときと同じようにぬくくて柔らかで、すこし張っている。指に力を込めるのがもったいないくらい触れるだけでへこんだりしていい手触り。
ボクの手が動くたびに、子犬の鼻を耳元に当てたような息遣いでめぐみさんは声を殺す。
彼女はあまり声を上げない。……というか、少なくともボクは聞いた覚えがない。
「んッ……冷たいから、外すよ……」
いつもと違う熱っぽく低い声にゾクゾクする。自分でわかるほど全身の血脈が踊っている。彼女のズボンと下着に手を掛け、ずるずる引き下ろしている自分がなんとなく情けない。
眼鏡が外される。真っ暗でほとんど利かなかった視界がさらにぼんやり霞んでいよいよ目が役に立たない。
視力は良くないから朝起きて夜寝るまで眼鏡は必需品。運動するときも、授業するときも、うどん食べるときも、風呂入るときも、眼鏡は掛けたまま。
でも、えっちをするとき決まって彼女が勝手に外してしまう。
「……眼鏡、嫌い?」
「肌に当たって冷たいし、曲がっちゃうよ……それにイチローの顔、良く見えない」
細い忍び笑いに胸が熱くなる。
「……ごめん……止まんなくなっちゃった」
畳と服が擦れる音が耳に付いて、期待感と罪悪感と征服欲で満たされる自分がどんどん肥大化する。
ブラジャーとぱんつを捲り上げられた無体でいやらしい姿の彼女は恥ずかしそうに笑っていて、そこに折り重なる自分自身も眉をひそめて笑っているに違いない。
なんか無理やりしてるみたい。
馬鹿なこと言っちゃいけませんよ、嫌がる人を抱く趣味はありません。
じゃもしここであたしが嫌って言ったらやめる?
――――――。
んふふふふ……言わないよ。
舌が這う首筋のあたりが冷たい。ストーブのあるダイニングとは(さっき師匠がミー君達を連れて行くときに)襖で仕切られてしまったから、ここには暖房器具がない。じわじわ下がっていく室温を汗ばんだ肌で感じる。
きっと彼女も胸に滑るボクの舌のぬるさと、12月の夜中の空気の冷たさを感じてるだろう。
柔らかい肌に密着する幸せをかみ締める。
幸せを感じているのに心の底で誰かが何かを呟いている。その言葉の詳細も発生場所もわからない。けれど止むことなく声は聞こえ続けている。
「ボクね、新作ガンプラの箱を開ける瞬間とか、真新しい靴を床に下ろす時とか、消しゴムの使ってない角をノートに付けた感触とか……嬉しいのにもったいないっていうか、切ないっていうか……全然正反対の感情がせめぎあって、なんだかいっつも変な気分になるんですよ。
めぐみさんとこうしてる今も、変な気分なんだ。
触りたいのに引っ込めようとする手の筋肉といつも戦ってんですよ」
キスもしたい。
手もつなぎたい。
君と話をしたい。
「――――――覚えてる?プロポーズの、アレ」
不意に彼女が口を開いた。
「……覚えてますよ、もちろん」
ボクは返す。沸きあがりリピートされる事象の断片は、遠く近く瞬いていてもはや掴む術がない。
「あたしもそんな気持ちだった」
「言葉にするとヘンだけどさ、うん。わかるよ。わかると思う。……わかりたい、イチローのこと」
彼女の唇が這う。舌が頬を伝って、顎、唇、歯と滑っている。
手が誘導されて温かいおっぱいに触れた。
「あんまり見ちゃだめ、恥ずかしいから」
片手で顎を上げられたけれど、もう片手は自分の胸の近くでボクの手を支えていた。こんなこと今までしたことない。
圧し掛かっている彼女の身体は意外としっかりしてて、さすがに羽根のような軽さという訳ではない。だけどその重さがまぶたの奥を刺激して液体を作る。
服の隙間から手を這わせ、背中に指を走らせる。ところどころにあるケロイドのつるつるした感触を確かめるみたいにして。
「あっ……」
腰を通って下着の中へ指が入った時に、小さく彼女が呟くように悲鳴を上げた。
「あ、あたし、おフロ、まだ」
「……ボクだっておさけくさいままチューしちゃったから……おあいこってことで」
うむを言わせぬようにそのまままた唇を重ねる。こんなに何度も何度も……夢みたいだ。
ぬかるむ裂け目に指を沈ませると足を閉じようとするので、自分の足でそれを阻止する。絡まった衣服がボクに味方していてくれるのか、彼女の動きが芳しくない。
「あの……、えとね……」
「黙ってて」
舌で舌をなぞるように深く唇に侵入する。
唇の温度、感触、味、それから動きをまるで味わうようにゆっくりゆっくり確認する行為は、自分でもちょっと偏執的だなと思う。ヘンタイかどうかはともかく、興奮の度合いは尋常でない。
痛みさえ覚えるズボンの下のそのまた下の窮屈とモドカシさを案外どこかで楽しんでいるのかもと思考が逸れたとき、新たに生まれた感覚が脳天のその先を突き抜けた。
「な、なっなっなななにを――――――!?」
「………え、えーと…」
380 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 09:05:18 ID:ZMajqdCT
あげ
相変わらず素晴らしい……!
382 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 21:47:17 ID:s4UMJ8IA
ところで今だにコロコロやボンボンを読んでいる人はいますか?
テス
384 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 03:53:34 ID:CnlYDn2Q
復刊された事だし誰かバーコードファイター書く人いない?
>>1 >どっちも、結構エロ作家進出者を輩出してるからアリだと思うのだが・・・。
遅レスだが、コロコロ、ボンボン、それぞれ誰のことですか?
387 :
まだかな?:2005/05/24(火) 20:50:29 ID:VpqITLOb
クロちゃんの続きを待ってる人一人目ノシ
二人目ー。ノシ
3人目ノシ
四人目 ノシ
ごにんめ ノシ
フェアプレイズ打ち切りになった時点で買う気うせた
デビチル(旧)が最後の砦だった
>392どんな漫画だっけ?
>>394 学園ドタバタファンタジー漫画(?
うぇbアニメ企画もあがり、結構豪華な声優揃えたのに・・・OTL
保守(´・ω・`)
保守らなくてもいいくらい栄えてほしいなぁ(´・ω・`)
俺は書きたくても国語力小学生並だから書けない…(´・ω・`)
ロックマンとか読みたいなあ
400 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 21:39:03 ID:dehnifHm
>>369 ボンボンとか講談社とか、
本家っぽい海苔に笑った。
>>366 からのSS、元ネタ知らないのに萌えた、つーか泣けた
原作探して読んでみようかと思う
続きキボン
402 :
87:2005/07/01(金) 05:58:36 ID:evPXLqY1
うはwwwなんか妙にお待たせしているwww
マジかおまえらwww愛してるwww
もうちょっとまっててwww今ビデオとか見直してるからwww
帰ってキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
期待age
ボクらの太陽でエロない?
めちゃくちゃ読んでみたいんだが
>>392-393 俺は、なんか剣のおもちゃのやつが出てきてから買ってないな。
ボンボンで安全に単行本派が出来るのはフルカラー劇場とクロちゃんだけだ('A`)
後者終わったけど。
コマンダーTERUのほのか萌え
ナナ人目っ! ノシ
>>87 唐突だけど、アニメ版のめぐみってオリジナルと違って巨乳ですよねw
藤井先生のマンガは何かエロイな
八人目age
9人目sage
411 :
87:2005/07/27(水) 05:34:57 ID:OPMDtXeL
うううそんなに待ってくれてんのかよ……すんませんすんません
できたとこまで落とす方式に切り替えます……すんませんすんません
412 :
87:2005/07/27(水) 05:42:36 ID:OPMDtXeL
うはっwww
>>181からほぼ一年経ってたwwwマジスマンヌ。ゴメーヌ。_| ̄|○
ゆるやかに保守
サイポリス読みたい。
三原ちゃん萌えだった。
保守age
何か書こうかな・・・
87さんジム×めぐみの続きマダ〜 チンチン(AA略
保守Age
今月買ったんだがラブストーリーみたいのあったなぁ
420 :
87:2005/08/30(火) 18:52:28 ID:7W09vRQS
エロがとっても難しいよーんよーんよーんよーん
421 :
87:2005/08/30(火) 18:55:36 ID:7W09vRQS
ズボンのボタンが外されて、チャックがぢ、ぢ、ぢ、ぢ、とくぐもった悲鳴を上げながら下ろされている。おなかの辺りに冷たくて細い指がするする差し込まれて、ボクはわき腹に戦慄が走る。
「な、な、なんてことを!だめ、だめですってば!」
「黙って」
赤い顔で精一杯平然を装って彼女が目を閉じた。
ああ、なんて意地っ張りで負けず嫌いで強い人なんだろ。
それに比べてボクと来たら。
ぎゅっと目を閉じて震える唇にキスをした。闇色に輝いている熱く柔らかい唇。ぬるぬる唾液で濡れる粘膜の擦れる感触。冷たい指は、小さな手は、時々止まったりもするけれどやっぱり動いている。
愛しくて、苦しくて
悲しくて、嬉しくて
満足なのに、寂しくて
ボクはたくさんキスをする。それだけが唯一ボクが彼女に出来ることだった。
手を引いている彼女の名前はめぐみ。職業は消防士。趣味はガンダム。ボクの奥さん。
ボクの奥さん。
ボクの好きな人。
ボクのすべて。
ピン、と頭の中の理性チップが壊れた音を聞いた。
「ちょっと、取って来る」
立ち上がり彼女の身体を引き剥がして服を調え、手早く綿入れを羽織る。
「な、なにを?何処へ?」
ビックリしたような彼女が声を上げて上半身を持ち上げた。
「ゴム。隣の部屋」
「ちょっ……!大きな声で!隣、クロの助たち居るんだよ!?」
「帰ってもらう。布団敷いてて」
言い捨てるようにしてあっけに取られる彼女をそのままに、襖を少しだけ開けてその隙間に身体を滑らせた。襖の向こう側はぼんやり暖かい。
“客の前で盛り上がるんじゃねえよ!”
師匠のミミズの運動会みたいなのたくった字にボクは片手で顔を追おう。
「たはは、お気遣い感謝します」
いつの間にどこから抜け出したのかサッパリ分からなかった。が、テーブルの上には汚い書置き、火が消えて少し経っているストーブ。
ボクはキッチンの電気を豆球だけ点けて、戸棚の中から任意のものを取り出す。抜き足差し足忍び足で襖のもと居た場所に立ち戻る。
「ねえ、奥の寝室で、ベッドじゃダメなの?」
言いながらもシーツも敷かない敷布団の上にタオルケットを広げ、その上に客用の羽根布団を瞼ギリギリまで被っている彼女が転がっていた。
「……かわいい……」
「聞けっ!」
がばっと布団を引っぺがすと、さっきの格好のままの彼女が現れた。半分脱がされた、卑猥な格好のまま彼女は大急ぎで、ボクに抱かれる為にこの布団を敷いたのだ。メチャクチャで適当に、敷いたのだ。
ぶつん!
鋭い強力な音がした。どうにも止まらない。いつもの自分じゃ絶対に考えられないほど暴力的な衝動が突き上げてきて、半脱ぎになっている彼女の下着を乱暴に引っ張り、トレーナー、ブラウス、ズボン、靴下、何処をどうしたのか記憶がないほど必死で取り払う。
「あんっ!ちょっ……こら!おいっあっやだっ……もう、イチローったら!」
時々小さな悲鳴みたいなのが聞こえたのに、その悲鳴はどこか可笑しそうでちっとも抑制になりゃしない。
「や……あーっ!」
はぁはぁ息切れした自分がようやく正気になったのは裸の彼女が困ったみたいな顔をして、身体を丸めながら自分を見上げているのに気付いてからだった。
「……はぁっ…はぁっ…!」
「もう!イチロー、急になんなの!?」
「あなたを抱きたい」
「ぶっ」
吹き出す彼女の唇を塞ぐ。舌で唇をこじ開けて主人とはまるで正反対の引っ込み思案な舌に軽く歯を当てる。覆い被さったボクの背中に、あの冷たくて細い手が回った。力なく、でも確かに。
背中に、細い指が文字を辿る。
僕にはその文字が何かわからない。
平仮名なのか、片仮名なのか、漢字なのか、はたまたアルファベットなのか、或いは数字なのかさえ。
なんて言ったの?ねえ。
そんなことを心配してる頭とは裏腹に左手は蠢きながら彼女の胸を這っている。柔らかくて温かな掌にちょっと余る、おっぱい。かわいいおっぱい。愛しいおっぱい。
そして右手は懸命に閉じようとしている太ももに割り入って、その根元に中指と薬指で触れようと悪戦苦闘している。ぎりぎり音を立てるように緊張している肌が汗ばんでいて肌と肌が引っ掛かる。
はあはあはあはぁ
うくっうん、うぁ、あぁぁ……
結婚してからもう2ヶ月も経つのに、ボクら夫婦は数えるほどしかエッチをしてない。理由はこの手のことに免疫がないから、っていう建前をどかせると、毎回、何故か彼女が泣いてしまうから。
何度も終わってから、悲しいから泣いてるんじゃないよと解説を入れられたってボクは全身が苦しくなる。息も出来なくて泣けて来る。どうしてそんなに涙が出るの?
ボクが怖いの?
セックスするのが嫌なの?
それとももっと別の理由があるの?
言いたい言葉に焼き殺されて、次の朝は照れる彼女とは別の理由で僕は彼女と顔を合わせられない。
ぼくはこんなに好きだから、キミとこうしているのが幸せなのに。
「めぐみさんはボクのこと好きですか?」
「……すきよ。だいすきよ」
もう涙が光っているのに彼女はそう優しい声でボクに言う。ボクはもうどうしていいのか分からなくて、ただひたすら暴力衝動と戦いながら太ももの根元に中指を突き立てる。
続きキターーーーー!!
425 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 06:57:07 ID:iRfdsi1g
GJ!
待ってた甲斐があった
続きキタ━!
作者ガンガレ!!
めぐみさんかわいいよめぐみさん
イチローカコイイよイチロー
「あっ!」
貫かれた彼女の身体が弓形に反る。肢体がビクビクと薄く痙攣して突っ張っていて、ひどく優越感だか征服感だかを感じた。
指をゆっくり曲げては伸ばし、その仕草で彼女の手足を操っている気分。力を込めるたび、抜くたび、身体が素直に反応する。
「……痛い?」
鼻で笑うように訊ねた。彼女の性格上、こう言われたら絶対にはいと返事なんかしない。本当に痛かったらボクが訊ねるより前に高速のパンチ一発、頬か腹にカマされている。
ふやけてる右手の中指が小さな子に握られるようにぎゅっぎゅと締め付けられて、胸がきゅんとなる。
彼女はボクに抱かれている時、素直で従順で泣き虫になる。昼間の彼女とは似ても似つかない女になる。少女になる。それはボクを心から嬉しいと喜ばせる半面、ボクの心をたまらなく不安にもした。
そうやって泣きたいのをいつもは必死で我慢してるのか?
彼女が泣いている夜、ボクのどこかから強気で頼り甲斐があってちょっと意地悪なエロエロの男が出てくる。本当のボクは傲慢で卑怯で強引だ。そんな自分が嫌だから昼間は何とか理性で押さえつける。
でも もしも彼女が こんな 自分でも嫌いなボクを 許してくれるなら
……許してくれると言うのなら……
「いじわる…しないで…」
潤んだ瞳で夜の声……細くて上擦っててとびきりキュートなえっちぃ声……で、そんな風に彼女が呟いた。
――――――男がさ……「男が」だよ。好きな女にこんな顔されてそんなこと言われたらさ、なんつうかさ…………狂うよな?ボクが特別おかしいんじゃないよな?
ぞわぞわ背筋を這う戦慄とも悪寒ともつかない何かが動悸を早くするのと同じように、目の前が瞬きもしないのに瞬いていて喉がヒリヒリ痛む。
言いたい言葉がたくさんあるのにそのどれもが言葉に出来ない。
ボクはただ自分の情けなさに腹が立って仕方がなかった。
あなたが好きだと、あなたを愛していると、何も介さずに思うだけで伝わればいいのに!
「あっ…いやっ……!」
伸びやかなよく通る声が布団をくぐっているせいで篭っていて、何だかとてもいやらしい。必死で飲み込もうとする吐息がどうしようもなく漏れてしまうのとか聞いているだけで気が遠くなる。
「あっあっあっ!やぁっイ・チロ…っ……あっあっやだぁっ!」
はずかしい、こんなかっこ、やだぁ!
どうして。めぐみの顔よく見えるよ。
やっうそっ暗いもん!みえないもん!
真っ赤でエッチな顔してる。……もっともっとって顔してる。
…しっ!てないわよ!そんな顔!そんな!いやらしいっ!
――――――キス、していい?興奮してきちゃった。
……なによ、あたしん中で暴れてるくせにこれ以上興奮もないも……ん……んっん……
熱い唇が蠢く。粘膜が擦れる。……涙がぽたぽたボクの頬に降った。
君がどうして泣くのかボクには分からない。それを訊ねていいのかさえ戸惑うようなボクだけど、でもいつか笑いながら、こうして抱き合えたらいいね。
たった一枚の粘膜の向こうで、ボクは強く念じながらそう言った。言葉ではなく、不思議な力ではなく、もっと別の何かで伝わればいいと願う。
この愛が。
……なーんつって、気障だねぇボクったら。どうしましょうこんなこと考えてるなんてめぐみさんにばれたら笑われるかな?師匠ならなんて言うだろう?ミーくんなら?マタタビくんなら?
「こらっ!イチロー、今あんた別のこと考えてたでしょ!?」
急に顔を固定されてグリっと無理に彼女の顔の方に振り向けられた。その顔がちょっと拗ねた表情だったのでボクはもうたまらない。
「考えてませんよ。……ボクの心はめぐみさんでいっぱいなんですから、他の誰も入る余地はありません。少佐だって付け入る隙はありませんよ」
熱っぽいキスをする。キスをする。キスをする。
祈りながら、念じながら、願いながら。
「ああ、あれ。きもちいいと、涙出るのよ」
「は?」
「や、だから、あたし気持ちいいと何でか知らないけど涙が出るの。」
だからマッサージとか格好悪くて行けなくってさー。あはははははー。気軽に彼女が笑う。
いつもの帰り道、夕食の買い物の帰り道、雪の降る帰り道。
「だって、結構前から聞いてたのにそんなこと一度も」
「……新婚のお嫁さんが旦那様に向かって"あなたに抱かれて気持ちよすぎて涙が出ちゃうの"なんて言えると思ってんの?ええっ!?」
「ぐえええぇ」
ざくざく理路整然と踏みしめている雪が急にぞんざいに蹴散らされて、そこに二人分の乱れた轍が描かれる。薄暗い空からは音も立てずに白い雪が舞い落ちて来た。
「昨日はゴム、結局つけないでやっちゃったね」
ぽつりと彼女が僕の襟ぐりを締めるのではなく、捕まっているような格好で、頬を染めてそんなことを言った。
「……うん」
「赤ちゃんできたらどうしよう?」
「産んでくれないの?」
「だって……あたし、お母さんなんてまだ自信ないから……」
「ボクもない。……でもボクとめぐみさんの赤ちゃんなら、自信ないけど頑張ってお父さんやるよ」
ぼろっと、まるで瞳が零れたかのような涙が溢れて流れていた。
「……ずるい、イチローばっかり、大人になっちゃったみたい」
ぐしゅぐしゅ涙を啜り上げる彼女の頭を撫でて、ボクは彼女と手を繋いだ。
のどの奥の方から湧き上がってくる熱い何かが、頭といわず身体中どこもかしこもを飛び起きさせて止まってられない。飛び跳ねそうになる衝動をギリギリ押し込めながら彼女の手を黙って引っ張った。
止めていた歩みを再開させて二人で歩く。
ざくざく足元で雪が鳴る。
暗い夜道、きみと一緒にうちへかえるよ。
おしまい。
431 :
87:2005/09/02(金) 06:55:16 ID:dkVkyOOH
長らくのご愛顧誠にありがとうございました。エロ分が相変わらず少なくてマジスンマセン。
さあ次はコタロー×シスカだ。(また長いことほったらかす予感)
>>431 この神め!ヨカッタ!
って、次シスカ&コタロー!?
期待して待ちます
433 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 22:09:05 ID:7YABIYDI
うほっ完結してた!
ほしゅ
保守(´・ω・`)
保守age
松野湯…
438 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 23:30:39 ID:bxf5Pz+6
ついに手に入れたぞ「あまいぞ!男吾」トラウマコミックス版。
うううう10年以上ぶりに読んだがなんていい話なんだ。
うれしくって父ちゃん涙でてくらぁ。
男吾×姫子を書いてみようかと思うが何かいいアイディアないか。
どう頑張ってもラブラブにはなってもエロエロになりません。
高校入る直前に初体験とかどうよ
バーコードファイターで一本。
ホーリーマウンテンでお姫様役をやったため、
魔王の奴隷として魔城に囚われたサクラ。
家畜のように首輪で繋がれ、革の拘束具を着せられた
惨めで淫らな姿を晒すサクラ・・・
毎日のように魔王の夜伽の相手をさせられ、後ろの不浄の孔で
魔王に奉仕するよう仕込まれるサクラ。
拒絶の言葉とは裏腹に、しだいに悦びの嬌声が魔城に響く・・・
なんか安っぽいな・・・スマソ
思い返すと男吾ではネズミが一番萌えた俺本田
ボンボンで連載してた男女ふたごの作品なんていったっけ?
ときどき入れ替わったりする話・・・題名が思い出せない('A`)
>>442 80年代前半なら「ジュン」じゃないかな?
作者は本山一城氏。作者本人のサイトでCD-R通販してるよ。
作者名でぐぐってみ。
444 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 00:57:53 ID:TGXlt6Sl
ロボゲー板立ち上げ記念にageたいです
あ、sage忘れた!orz
吊ってきます・・・
446 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 02:28:52 ID:wl7WRtpv
梵凡12月号にNOA読み切りで復活すます
そんな事されたらいい歳して欲しくなっちゃうじゃないか
442の話自分も探してた。モトチンだったのか!
449 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 17:07:52 ID:uFl2zrN8
B2本スレ進化記念age
今頃87神の力作読んだ。神様GJ!
剛&ミーも読みたいと言ってみるテルト。
一昔前はショタチンポロリ漫画ばかりだったようなキガス
熱血少年物とかはだいたいポロリがあってハァハァしたもんだが…
よく覚えてないので誰かショタチン見れる漫画詳しくキボン
もちろんコロコロ&ボンボンで頼む
452 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 00:58:17 ID:WTf6RmVe
NOA本気で好きなんでかなり嬉しい!
あーまちどおしいぜー
リューク×マリアとか、アレックス×キッチェとかどなたか頼む…
ダイタロス人型とかも萌えるかも(名前失念)
超速スピナー物ってあったっけ?
455 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 23:30:00 ID:DoJaxA38
保守
age
俺も依頼あるんだけどさ、、、、笑うなよ!!いいよ笑って(どっち)
俺はでんぢゃらすじーさんとワザボーの
孫×みみみが見たい(照れ)だれかお願いします。。
458 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:10:02 ID:P5l7eLXO
コロコロはクソ漫画だけを連載してるな、もうみてられない
459 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 23:12:47 ID:SrRHcPEP
俺が読んでいた頃(90年代後半)は良かった……
俺は94、5年までかな?
バーコードファイターとかサイポリスが好きだった。
電人ファウストとLAMPO好きだったな
サイポリス読みたい。
茨かもしれないが勇気×三原。
勇気×三原ってイバラ?
初期で関西弁の巫女さん出てくるくらいまでしか記憶になくてしっかり勇気×三原の私が来ましたよ
>>463 >>462です。
たぶん作品の中では王道だと思うんですが、
巫女さんや猫娘の方が人気があったようなので…
レスさんくす
猫、いた気もするな…あー記憶おぼろげでなんか読みたくなってきたよ。
探してみるか
超速スピナーでおねがいします
スーパービックリマン
ハンゾーくん
手に入れたいけど手にはいらねぇ('A`)
スーパービックリは文庫化だかってどっかで聞きましたが。
単行本持ってるが買いそうだ…
469 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 04:15:06 ID:ZF/wp+Sc
ボンボンでやってたVマスターが良かった。ジェニーが特に。
懐かしのスパービーダマン誰かお願いできないか…
北条明激しく萌。
スパーて何だ、スーパーね('A`)
文字間違いスマソ
霧崎マイたん萌
昔やってた駆けろ大空のレディって女?
女は甲子園出れないから男か…
ボンボンのデビチルで一本作っていますが…投下しようかな?
ちょっと長い前後編で、キャラは一巻に出ていたネコマタとダストの話しですが…
よし、来い
476 :
474:2006/01/10(火) 17:30:50 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第一夜】
…雪
凄い吹雪…私は一体…
…私
私はネコマタ…
ヘルの配下のラタトスクの奴に…いわれのない罪で里を荒らされた…
手傷を負い…奪われ…汚され…犯されて…
…私
もう…生きているのはイヤ…
冷たい…雪の上
手が、足が、どんどん冷たくなっていく…
広がっていく赤色…私の血だ
ああ、これでもう…苦しまずに済むんだ…
…
……?
誰?
さっきから私を呼んでいるのは…
「---じょうぶ?----から-----」
何か言っているが、なんと言われているのかわからない
体も、動かない
「--様」
「ダスト!」
誰か別の気配が来た…さっきデビルの声だけはハッキリ聞こえた…
ダスト…?
477 :
474:2006/01/10(火) 17:32:08 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第一夜】
「起きろよ女!」
!!!
「----ハッ!?」
頬に大きな衝撃が走ったと思った刹那、私は起こされて一人のデビルに胸ぐらを掴まれていた
大きくて、真っ白で、野太い指…
イエティらしきその男は、ぽかんとしている私に続けざまに2、3回の張り手を食わせた
2往復目の手が飛んできた瞬間、私はキッとイエティの男を睨み返し、どくひっかきを放った
しかし、イエティの男は私の技ごとその大きな手で包み込むと、べち、と私のデコを指で弾いたのだ
「???」
「やっとこさお目覚めのようだな」
今の騒ぎで、男の他に数名のデビルが駆けつけてきていた
「大丈夫だ、もう済んだ」
男はその場にいたデビル…それと屈強な男達に守られた、あきらかに場違いなフロストの少女を下がらせた
「…ここは?」
「ようやく声が聞けたな」
私は、冷静になって辺りを見回す…暖かい暖炉、ふかふかのベッド、介抱されている自分
「…」
「ダイアナお嬢様が気まぐれでお散歩コースを変えていなけりゃ、お前は今頃凍死体だったんだぜ?感謝しろよな」
だいたいの事情はその男が話してくれた…ここはこのアイスランドでも最大の盗賊集団、ゴールデン盗賊団のアジトであり、私は彼らに助けられた事
盗賊団が騒ぎを聞きつけて向かったネコマタ族の集落には、死体と焼土しか残されておらず、アイスランド内で生活しているネコマタ族はこの私しかいない事
ケガが回復次第、即刻このアジトから退居してもらう事…などを聞いた
最後の話については、アジトの場所を部外者に知られる危険性と、カタギの衆には迷惑をかけないことを信条としているためである、とも付け加えた
478 :
474:2006/01/10(火) 17:32:44 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第一夜】
「…」
一度にたくさんの驚くべき事実を聞かされ、私は動揺していた
私は身も心もボロボロだった為、その時滑舌に対応することはできなかったが、一つだけその男に聞いた
「あんた…名前は?」
「オレか、イエティのダストってんだ」
「ダスト…」
さっきのはやはり…彼の…
「お前は?」
たいがいデビルは種族の名前をそのまま自分の名にしているので、ダストのように自ら名前を名乗っている者は珍しかった
なお、私は名乗る際、前者の方式で名乗った
それが、死んでいった一族への手向けだと思ったからだ
479 :
474:2006/01/10(火) 17:34:01 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第二夜】
あれから2週間が経った
私はダストの看病のおかげでかなり回復し、マトモに歩けるようになっていた
ダイアナお嬢様(と、私も皆に倣ってそう呼んでいる)…ゴールデン盗賊団の首領の娘であられるこのお方は、私を気に入ってくれてよく会いに病室を訪れている
他のデビルが護衛としてダイアナお嬢様についてくるが、彼らは私を見たいがために名目として付いてきているのであろう
というのも、よそ者な私ならば盗賊団のデビル達はみんなのけ者扱いにするだろうが、私はここでは珍しい女だったことが幸いしたのだ
男臭い盗賊団では、私は皆からは荒野に咲いた一輪の花に見えたのだろう(…自画自賛?)
時には団体さんで押しかけてくる時もあったが、
「バカヤロウ!テメェら他にやることあんだろう!!」
…と、ダストが何とかしてくれるので助かっている
480 :
474:2006/01/10(火) 17:34:57 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第二夜】
「よ!またせたな!」
「ううん…できたの…?」
今日は、ダストが滅多に作らないという彼の手料理をご馳走になることとなった
昨日の夕刻からずっと準備をしていたようで、かなりの力作のようだ
…それにしても、さっきからドブ河によく似たこの変な異臭はなんなのだろう?
ともかく、ダストは大きなナベに風呂敷で隠し覆ったそれを、ぐいっと私の目の前につきだした
「ああ、オレの特製ごった煮ナベがな!」
…
………
……………
ドブ河似の異臭の正体はダストの作ってくれたコレだった…
な…えっと、何だろうコレは…??
紫色のスープに…それから、何か白い粉がふりかけてあるけど…あれ?目の錯覚かな…ナベの中を何かが動いて…!!!??!
481 :
474:2006/01/10(火) 17:35:43 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第二夜】
「さァ、食った食った!」
「食えるかバカぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
…私は思わず絶叫した
「な…どうしてだネコマタ!オレが頑張って作ったこのナベを…」
「こんなのナベじゃなくて産業廃棄物だッッ!!一体どうやったらこんな凄まじいのができるんだ!!?」
私のあまりの迫力に、あの厳格なダストが押されている
ダストは、口ごもりながら制作の一端を教えてくれた
「う゛…え、えっとなァ〜…時たま盗賊団の連中にも作ってやるんだが、冷蔵庫の奥で熟成された素材を駆使して、美味なるオレ自家製のスパイスを…」
「そんなのただのヤミ鍋じゃないか!!」
それは熟成でなくて腐っているとか、食わされていた盗賊団のデビル達が気の毒だなとか、とくに自家製スパイスが激しく気になるとか言いたかったがぐっと抑えた
「…もうッ!」
「おい、どこに行くんだ!?」
「厨房!」
痺れを切らした私は、あのままダストの放った兵器を口にしたら確実に死に至ると察知し、自ら料理を作りに厨房へ向かった
482 :
474:2006/01/10(火) 17:36:39 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第三夜】
『…よいかラタトスク、今回の食糧補給はこの城にとって非常に重要な作戦である』
『ハッ、ヘル様』
『食料は現在、ファイヤランドより輸入された物資が辺境に到着している…直通列車でここに届ければ、この城はあと5年は持つ…』
『ヘル様、民間の食料支援はその中には当然…』
『含まれておらん』
『でしょうね…この極寒の大地に於いて、細々とだが生活していけているのなら問題ないでございましょう』
『私はな…この城が何よりも大事だ…この城にもしものことがあったらと、考えるだけでオソロシイ…』
『警護はこのラタトクス麾下の親衛隊にお任せを…ゴールデン盗賊団のクズ共には指一本触れさせませんよ』
「じゃあ、オムライスあたりならダストもワカるでしょ?簡単だし」
「やめておけよネコマタ、傷に障るぞ…オレのナベ食って落ち着けよ…ホラ」
「息の根まで落ち着かせるつもりかアンタわ!」
私はダストと共に、厨房に来ていた
時間は既に夜だったので、厨房には私たち以外誰もいない
盗賊団の大勢のデビルの食をまかなう厨房だけあって、面積はかなり広かった
私は自分の料理を作るがてら、このままダストが手料理を作り続けていると、いずれ死者が発生すると思いレクチャーも兼ねていた
「コカトリスの卵は…これね」
「次はどうする?オロチの肝とか必要か?」
「微妙にエグいなそれ!」
「ダメか?」
「あたりまえでしょ…つーかなんでオロチの肝なんてあるのココ?」
…順調とは言い難かったが、私とダストのお料理教室は辿々しくも続いていた
483 :
474:2006/01/10(火) 17:37:47 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第三夜】
「で…」
「できた…」
ダストのあまりの料理音痴っぷりに押され、制作時間が10分もかからないはずなのに、1時間もかかってしまった
しかし、無事にできたのはよかった…私たちの眼前には、オムライスが二皿並んでいる
「そうか、こうするんだな…料理って」
「ダストわかってくれた?本当の料理の方ほ…」
「いただくぜ〜っと」
「ダストってば!」
さっそくダストはがっつき始めた
私もスプーンをその手に握る
「い、いただきます…」
食事が始まってからは黙々と食べ続け、あまり会話は交わさなかったが料理はなかなか無くならなかった
私はオムライスを口に運ぶたび、噛みしめるように食べていたからだ
そういえば私が最後に他人に手料理を作ったのって、3ヶ月ぶりかな…?
「…」
「なかなかウマかったな、ネコマタ!」
「…」
「ネコマタ…?」
「…う…」
私は泣いていた
今までここで過ごしていた間、とても楽しかった
だが、その反動が私を過去の情景に否応なく回帰させる
近所のあの娘と一緒にホットケーキを焼いたなぁ…
おとなりのおばあちゃん、よく編み物教えてくれたっけ…
従姉妹の姉さんが教えてくれたおかげで、私、ザンを覚えたよ…
お父さんは狩りが得意だったよね…
484 :
474:2006/01/10(火) 17:38:43 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第三夜】
……ワタシ
ナニヤッテンダロウ
そう思った時、涙が溢れて止まらなくなった
「ぁ…ぅ……あ…」
「…ネコマタ」
「わた…ひ……みんな…しんじゃった…」
「…落ち着けよ…」
「おとうさ…も…おか…さんも、み…んな……あ、あ、あ、」
「…落ち着けっつってんだろ!!」
今度もまた張り手が飛んでくるかと思った
だけど私の頭を包み込んだのは
大きくて、真っ白で、野太い指のダストだった
485 :
474:2006/01/10(火) 17:39:46 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第4夜】
ダストの胸で泣いた私は、落ち着いてから病室に戻った
まだ少しぐずりつつも、私はベッドに寝た
「…」
「もう、大丈夫か?」
「…ん」
わずかに頷いた私を見るダスト…けど、その表情には安堵の気配はなかった
私は毛布を頭までかぶって、無理矢理に寝た
30分後、毛布の中で私は呟いた
「…帰らないの?」
「ああ」
ダストはもう深夜だというのに、私の傍にずっといたのだ
何も会話は交わしていないが気配でダストがそこにいることは察知していた
「…確かに辛かっただろう、ネコマタ」
「…」
「オレがお前の過去についてどうこう言う資格はない…」
「…」
「だが、お前のそんな顔は見たくないんだ」
「…」
「オレは…不器用だからな…こういう言い方しかできないんだが…」
「…ダスト」
「ここにいる間は…お前を守ってやりたいんだ…」
毛布越しに、私の頭をダストの野太い指がさすっている
私は、その時無性に切なくなった…
こんなの…初めてだよ…
なんなんだろ…コレ…
「…じゃあ、行くぜ」
一人にしておいた方が良いと判断したのか、ダストは退席しようとする
「ぁ…待って!!」
体が勝手に動いた…私はダストの背中を掴もうとした
486 :
474:2006/01/10(火) 17:40:28 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第4夜】
が、届かず勢いついてベッドから床に転げ落ちてしまった
しかも頭から
「ぶへっ!?」
「おワっ…ね、ネコマタ大丈夫か?!」
ダストは踵を返して私に歩み寄る
「あててて…いたァ…」
「まったく、お前しっかりしているようで、意外にドジだな」
含み笑いでお節介を出すダストに、私はキッとした視線を送る
ハハハと苦笑するダストに噛みついた
「なによう!笑うことないじゃない!!」
憤慨する私だったが、ダストはパッと顔を上げて私を見据えた
「ネコマタ…」
「! なに…よ…」
突然のキスだった
487 :
474:2006/01/10(火) 17:41:33 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第5夜】
突然の行為だったにもかかわらず、私はダストの唇を拒絶することなく、逆に受け入れていった
きゅ、と私のか細い体を抱き上げたダストは、右手を私の頭に持ってくる
つられて、ダストの下が口内に侵入してきた
私はダストの舌に自信の舌を絡め、彼の歯列をなぞった
いつしか私もダストの背中に手を回し、熱い抱擁を交わしていた
「………ん…ふぁ…」
「…」
そのままダストに抱え上げられた私は、ベッドに腰を下ろした
唇を離し、お互いにもう一度顔を見合わせた
「…不器用って言ってたけど…少しは言葉で言ってくれないと驚くでしょ…」
「ワリ…」
「……………いいよ、ダストなら」
488 :
474:2006/01/10(火) 17:42:51 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第5夜】
ネコマタ族の伝統衣装である桃色のワンピースと大きな首輪の鈴を外し、私は裸身を晒した
窓から、珍しく月明かりが覗きこむ
普段この辺りはいつも吹雪に見舞われて、晴れることなど滅多にないのに
その月明かりが、私の白い肌を照らしていた
絆創膏や湿布など、完全に癒えていない躰中の傷痕が痛々しいが、ダストに見られることに抵抗はなかった
「…キレイ、だな」
「うっさい」
「じゃ…」
ダストの手が、私のムネを包み込んだ
ごつごつしたダストの指の感触が、強引だがこそばゆい
ぷに、と指を三本使って、ダストは器用に私のムネを愛撫した
「あは…ん、く、くすぐったいって…はァ…」
「乳首…勃ってきてる」
「んぅ…あのね…もうちょっと間接的に言えないかな…?まんま言うとなんだかハズかしいよ…ぉ……あッ!」
今度はダストは、私の…えっと…その…い、いちばんハズかしいトコに手を伸ばして…動かして…
「…こっちも濡れてるぜ?」
「んにゃっ!!うっ、動かさないでよ…はげしいのッ!」
いきなり動かすもんだから、ちょっと大声上げちゃったじゃないの…ダストったら
「こんだけ濡れれば大丈夫か…よし」
「も、もう挿入るの…?」
「イヤ、俺のとっときの技、感じさせてやろうかと思ってな」
「へ…技…?…それって48手みたいなモノ?」
…なんて私は考えていたが、その実もっと凄いものだった
「違うな…俺の体のある部分を使うんだが、まぁ説明するより実戦あるのみだな」
「えっ?あっ!!」
ダストは突然私の股に手を伸ばすと、力任せに開脚させた
ぬるぬると濡れている私の大事なところが、ダストに見られてる…
たまらず私は真っ赤になっている顔を覆い隠した
「ちょ、なにすんのよ!?」
抵抗して股を閉じようとするが、ダストの力には抗えない
そうこうしているうちに、私の花弁に何か丸いものが押し当てられた
「!?………ダスト、まさかそれって大人の玩具とか??」
不安げな私の問いに、ダストは笑いを含みつつ答えた
「そんなヤワなものじゃねェ…これは俺のハナだ」
「え゛え゛っ!!?」
あのピエロ鼻を…そ、そうきたか…
489 :
474:2006/01/10(火) 17:43:47 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第5夜】
「いくぜ!」
「まってよダスト、それ…あ…ああ…ああぁッ!!」
私が止めるのも聞かず、ダストは頭を動かして私の膣を蹂躙し始めた
ブチュブチュと愛液が飛び散り、ダストのハナが私の肉壁を刺激していく
「すごッ…ダストぉ!これ…これ…ひもちいいよぉッ!!」
「へへ、そうか…なら特大サービスだ!」
ダストはハナの他にその野太い指を私の膣内に突っ込んだ
「うぁ゛あっ!?ちょっ…も、入りきらないってばぁ…あッ!」
「この技はな…俺が本気で気に入った女にしかやらねぇやつなんだ…たっぷり味わえよ」
満遍なく刺激され続ける快感
だがとうとう、耐えかねた私は…
「あぅう…うぅ…もぉ……らめぇぇぇえッ!!!」
「!」
お、おしっこしちゃった…(赤面)
490 :
474:2006/01/10(火) 17:45:03 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第6夜】
「ぶわっ!!?」
「ふぁ……ああ……ぅ………んう…」
絶頂と共に失禁した私は、しばし快感に打ち震えた
「だ、だすと…よかった…よ……」
「…それは何よりだが、イクんならちゃんと言えよな…顔面にかかったから臭うし…」
余韻を脱した私は、バッと飛び起きて大変なことになっていることに気付いた
ダストが技をかけている最中に私が失禁してしまったものだから、ダストは私の…を顔にまともに受けてしまったのだ
「あ…ダ、ダスト大丈夫?!つーかゴメン!!」
「…ま、モトからお前の愛液で顔中ベットベトだったからな」
「あとで…一緒におフロ入ろ?ね?」
ちょっと困ったような顔つきのダストも、私に説得されて機嫌を取り戻してくれた
491 :
474:2006/01/10(火) 17:45:50 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第6夜】
おっきい…これ、ダストの…
「あんまりジロジロ見てくれんなよ」
「だ、だって大きいじゃん!ダスト、これ何p…じゃない、何m?」
「そこまでデカくないわ!」
私が一回イッたんだから、今度はダストがイく番だ…とは言ったものの、規格外のダストの男根を眼前にして、私は息をのんだ
「…それじゃあ行くよ…」
「言わなくてもいいから、来いよ」
ダストの声が心なしか上ずっている
さてはこの状況を楽しんでいるな…私はいっぱいいっぱいだって言うのに!
とにもかくにも、私はダストの男根をまず舌でもって舐め回した
「はみゅ…んむ……にゅ…ぷ……」
「お、おお…上手いぞネコマタ…」
私が舐める事にビクンと律動しているダストの男根…これが、後で私の膣内に入ってくるんだ…
そう思うと、何だか余計に愛おしくなってきた
「…んむっ!」
「うおっ!!」
私はダストの男根を一気にくわえ込んだ
そのまま上下に頭を移動させ、口内では舌で擽る
「…んふ、ん…んむ……ん…ぅ」
「ぬあッ…ネ、ネコマタお前ッ…それ反則だぞ!?」
ダストの男根は私に弄ばれるたびに、熱を持ち肥大していく
ダストの反応を見ても、限界が近いことは明らかだった
「あ、ヤバ」
「ん?…むぁッ!!?」
…と思っている矢先、ダストは何の予告もナシに私の口へ白濁の液体を放った
一瞬驚いたものの、私は全部を飲み込もうとする
だが、量が多くて途中で咽せてしまった
「んくっ…ん…う゛、ゴホッゴホッ!!」
「あ〜えがった〜」
余韻にのうのうと浸っているダストに、私は抗議したが
「けほっ…もう!出すなら出すって言ってよ!」
「まぁまぁ、あとで…一緒におフロ入ろ?ね?」
「ばか!」
揚げ足とられた…
492 :
474:2006/01/10(火) 17:46:41 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第7夜】
いよいよだ…私とダストが一つになるとき…
ムダに緊張している為か、望んでいない躰の震えがうざったい
「怖いのか」
と、ダストが私の様子を見て気を遣ってくれた
「私…もう処女じゃないんだけど…これが私の初めてって気がするんだ…」
「ネコマタ」
「愛しているからこその…初めてなんだよね…」
寝ころんでいるダストに、私は覆い被さった
凛々しくそそり勃ったダストの男根へ、腰を下ろす形で挿入ていく…
「ふ、んんッ…!」
「大丈夫か?」
「へ…へいきだから…ちょっとサイズが違うだけだし…」
息が荒い
私は興奮していたのだ
これでダストと結ばれる、と
「ぁ…ぁああ…来る…ぅぅ…」
「さァ、もうちょっと腰降ろして…」
「はぅッ!ひぁ…あ……ああ!!」
ゆっくりとダストの男根を導き入れる
その反動が、切ない叫びとなって私の口から漏れ出ている
既に何度か達している為、処女喪失間もないというのに、どうにか全部無事に収まりきった
493 :
474:2006/01/10(火) 17:47:52 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第7夜】
「ハァ…ハァ…ハァ…」
「やっぱりキツいか」
「ハァ…う、うん…」
「…どうする?」
「ハァ…ハァ……私が動くから…」
私の膣内で少しでもダストが動くたびに快楽の波が押し寄せてきて、心臓が爆発しそうだ
このまま動いたらどうなってしまうのかわからない…けど、ダストをもっと感じたい…
私はおどつきつつ腰を動かし始めた
「ひぁ!あくっ…う、ハァ、ハァ…ああッ!!」
「ふ…う…さ、最高だ…ネコマタ」
「わ、わたひ…おなかがくるひいの…でもね、でも…なんだかへんなの…キモチいいの…ん゛あっ!」
自分ではちゃんと喋っているつもりでも、今の私は快楽に侵されて呂律が回っていない
ダストも私にあわせて動いてくれた…突き上げるたびに、私はダストを感じた
「ああっ…ダストっ!気持ちいい…もっと、突いてぇッ!」
「ん、ふぅ…さてと、今度は体位変えるか」
繋がったままダストは起きあがって方向転換、今度は騎乗位から後より突き上げる形となった
ダストは私の手を取り、力一杯突き上げた
彼の男根は根本まで沈み、私の膣の奥に当たった
「ふにゃぁぁぁああん!もう…もう、なにやってんのかワカんないよぉッ!!」
「こ、このまま、一気にイくぞッ!!」
ただでさえ激しいピストン運動の速度をさらに上げ、さらなる快楽を求めた
無論、そうなれば私はまた限界に達することになるんだけど…
「くぁッ!もッ…ダメだよぉ…ひぅっ!イ、イッちゃう…よぉ…」
「ネコマタっ………出すぞ!!!」
「はぁ゛っ………!!!」
次の瞬間、生暖かい流れが私のお腹の中に、流れ込んできた
「ひああああああぁぁぁぁぁあぁぁッッ……!!!」
494 :
474:2006/01/10(火) 17:48:50 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第8夜】
…あれから私たちは、機会がある事に交わった
獣のように快楽をむさぼり、愛を感じあった
ある日は何度も膣内へ射精され、ある日は夜が明けるまでずっと楽しむこともあった
実際の生活でも行動を共にし、私はとても幸せだった
一度は捨てようとしたこの命…でも、ここにそれを必要としてくれる人が居た
それだけで、私は心の底から嬉しかった
そんな私だが、いつしか体中にあった怪我は回復しつつあることに気付いた
私の体が回復してしまえば、もうここにはいられない…
だけど、私はすぐに解決策を思いついた
その日は、ダイアナお嬢様と共にダストも一緒に私の病室へやって来ていた
ダイアナお嬢様は、既に私たちの関係に勘づいているようで、ことある事に私たちを二人きりにさせてくれたりと、こっそりしてくれている。
「ねぇ、ダスト…それからダイアナお嬢様も」
「なぁに、ネコマタ?」
「実は…ね」
ちらとダストを見て、私はダイアナお嬢様に向き直った
「私…どこも行く当てがないんです…だから、ここでお仕えしたいんです」
「えっ!?」
「!」
突然の突飛な発言に戸惑う二人にかまわず、私は続けた
「私、ここにいてわかりました…ここには私を必要としてくれているデビル達がたくさんいることに…」
「…」
「雑用でもかまわないんです!どうか…私をこのゴールデン盗賊団の一員にしてください!」
「ダスト、聞いた?ネコマタが仲間になってくれるって!これで二人とも、ずっと一緒に…」
「ネコマタ」
ダイアナお嬢様がダストに話しかけていると、ダストは無言で立ち上がった
どこか威圧感がある…ダス…ト?
「…本気なのか?」
「うん…もし闘うなら、私だって…」
495 :
474:2006/01/10(火) 17:49:42 ID:5R4jwISy
:Passing each other:前編:
【第8夜】
左の頬に、衝撃が走った
張り手ではない…拳で殴られたのだ
「え…ダ、ダスト!」
「お嬢様はお下がりを…」
殺気さえ感じる貌で、ダストはダイアナお嬢様を病室から出した
「う…痛……」
「今のが実戦だったら…お前は死んでいる」
「い、いきなりなにすんのよ!!」
「黙れ!!!!」
訳もわからず殴られた私は逆上したが、ダストの罵声で一気に冷めた
「…たかだか何度か一緒に寝たぐらいで…思い上がるな!!」
私に躙り寄り、胸ぐらを掴んで引き寄せるダスト
一方、部屋の向こうからダイアナお嬢様の声が聞こえる…この自体に仲間のデビルを呼んできたのだろう、すぐにデビルが何人か駆けつけてきた
「ちょ…何やってんだよダスト!」
「バカッ!気でも狂ったか!?」
「…」
ダストは聞かぬフリを決め込んでいる
しかし数秒おいて、ダストは私を離した
「ネコマタ…だいじょうぶ?」
「お…お嬢様」
「ダストどうしちまったんだよ?あんなに仲良かったじゃねぇか!」
「…」
「ダスト!どうしてあんなコトしたの!?」
ダイアナお嬢様もダストに食ってかかった
「…大人しく去れ」
ダストが返してきた言葉は、それだけだった
そのままダストは数人のデビルに連れられ、病室を抜けた
病室には、私と幾人かのデビル、そしてダイアナお嬢様が残された
何が何だか、まるでわからない
わからなくて、涙が出てきた
私は、泣いた
【to be Continued】
496 :
474:2006/01/10(火) 17:51:24 ID:5R4jwISy
前編はここまでです…つーか長すぎたorz
後編もこんな感じでやっていこうかと現在製作中です
>>496 乙〜
デビチルなのに珍しきカプで面白く一気に読めました。続き待ってます
498 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 00:02:44 ID:1nlcjntA
age
499 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 02:42:29 ID:32mS14Go
デュエルマスターズのお願いします!
ボンコロエロはこの板にあったのか 小説か…
二次はだめなんだよな ここは?
昔ボンボンでやってた料理で戦うやつのナツメはヤバい。
納豆沼はマジヤバい。
つーわけで納豆沼のヌシに犯される話を希望。
>>501 ビストロレシピだな
あれの作者、今でもボンボンで将棋が戦うみたいな漫画を書いてたはず
気になってコミックス買って見たら、ヒロインが巨乳である以外普通の熱血漫画だった
やはり編集部から圧力が…と思ったら案の定巻末の書き下ろし漫画で…!
アングルがエロい作家だよね
何気にメカも力入れてるよな
HPは大半ロボ絵だし
506 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 13:05:48 ID:0fxb51bp
ホシュ
ベイブレード大好きだったなぁ…アニメ版でもおkかな??
聞かずともドンと来い。
いいなーベイブレード。
ホシュ
保守
512 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 02:40:16 ID:Z5O5An6A
hosu
最近このスレに活気がないので、私のネコマタ×ダストの続き(予想以上に
話がふくらんだので以前予告していた「後編」ではなくて「中編」ですが)
を完成している分だけ投下しようかと思ってます
ていうか今人いるんだろうか…?
>>513 おります。投下されんのじっと待ってたよ
ROMならもっといるんでないかな、保守してる人もいるし
>>514 それでは投下させて頂きます。
前述したとおり完成しているのは途中まで…なのでこれの続きはまた後日と
いうことになります。
では…
:Restraint:中編:
【第一夜】
「くぅ…んん……」
毛布の中で、私は自慰行為に耽っていた
「はぁ…ぁぁ…あ…」
掠れる声が、自分のものなのにやけに淫らに聞こえる
快楽優先の為、股座で蠢く指と胸を愛撫する指が、自分の意思とは全く別に動いているような気分に陥る
そうこうしているうちに限界が近づく
「ふあ、あぁ…もう、イッちゃぅ…だ、あ…」
ダスト
「くふゥッッ…!!!!」
びくんと体がひときわ大きく震えた
指の間に暖かいものが流れている…あぁ、パンツ変えなきゃ
「う…うう…」
でも、最後に私が呟こうとしたあの人のあの名前…
…
ダスト、どうして?
あの時からずっと、ダストは私のもとを訪れない
それどころか、病室以外で顔を合わせても素通りされてしまう…
何故なの…私、何か悪いことを言ったの?
ねぇダスト、何か言ってよ
:Restraint:中編:
【第一夜】
「ネコマタ」
今日もダイアナお嬢様が来てくれた…けど一人だ
この盗賊団のリーダー格であるダストを好んで同行させていたダイアナお嬢様だが、あれ以来進んでお一人で行動なさっている
そして今回病室を訪れたダイアナお嬢様だけど、その顔色は悪い
「あの…その…」
「…ダイアナお嬢様、もう私にはわかっています…お世話になりました」
私は三つ指を突いて、ダイアナお嬢様に深々と礼をした
そう、もう私はここを去らなければならないのだ
「…」
心配そうな顔でじっと私を見つめているダイアナお嬢様…私は失礼して、ダイアナお嬢様を抱き上げた
「ご心配なさらずに…もう、未練はありませんから」
「…」
「それでは、失礼しま…!」
その時そっと、ダイアナお嬢様は私に何か紙切れを渡してくれた
紙には何か地図が書かれている…それを見つめる私に、ダイアナお嬢様はぼそりと口を開いた
「…これは秘密なんだけど…まだダストとか一部の幹部にしか聞かされていない話なんだけど…」
「ダイアナお嬢様、まさか…」
「凄く危険だよ。もしかしたら死んじゃうかもしれないわ…それでも、ダストのことが好きなら、好きで相応の覚悟があるなら…その場所へ行ってみて」
「…」
「詳しいことはその中に一緒に書かれているから…」
そう言い残して、ダイアナお嬢様は足早に病室を後にしていった
…ダイアナお嬢様は、私に気遣ってまた手を回してくれたのだ
つくづく、お嬢様には頭が上がらない
そして、私は盗賊団の皆から餞別をもらい、見送られつつアジトを後にした
そこにもダストの姿はなかった
でも、ダイアナお嬢様が渡してくれたこれさえ有れば…ダストとまた会える…
:Restraint:中編:
【第二夜】
何であんな事をしてしまったんだ
俺…ダストは後悔していた
まったく…俺はなんて不器用なんだよ!もう少し口で言ってもよかったって言うのによ…アイツのこと、殴ったりして…
「畜生!」
「ダスト」
「!」
喫煙室で1人葉巻を不機嫌そうにふかしている俺に、ダイアナお嬢様が話しかけてきた
心配そうな顔をしていらっしゃる…無理もない、か
「すみませんお嬢様、今は1人にさせてくれませんか…?」
「…」
あれからずっと不機嫌そうな俺に、仲間のデビル達は近づきづらくなっている。喫煙室も今は俺の独占だ
俺も好んでそうしている…ネコマタを殴ったときから、腹の虫が治まらないからだ
そんな俺に、ダイアナお嬢様は無言で近づいてきた
「…今、ここには私たち以外居ないよね?」
「はい」
「丁度いいかも…ね」
そう言ったお嬢様は、突然リクライニングシートに背を持たれている俺の膝に手をかけた
そして、お嬢様は俺の股間に手を進入させる
「!!!!」
「これが挿入っていたんだ…ネコマタのナカに…」
「お、お嬢様なりません!!そんな…俺のなんかッ!!!」
慌てる俺に対してお嬢様は耳を貸さず、そのまま俺の股座に顔を埋めた
隆起していない俺の男根にお嬢様の小さい舌がちろちろと当たる…
「ぐッ…だ、駄目です、おじょお…サマ…」
「ふわぁ…おっきい…」
勃起した俺の男根を見て、お嬢様は漆黒の瞳を丸くした
お嬢様はそのまま止まらず、いやしくも俺の男根を口に含んでしまった
「んぷ…う…」
「口を抜いて下さい!いけません!!」
「…ぷふぅ……ん…」
お嬢様の幼い口では俺の男根を収まりきれてはいなかった
そんなことよりも、長くネコマタと行為を持っていなかった俺は、速くも達しそうになる
「あ、で…出て…!!」
「!」
白濁とした俺の粒子の液体が、お嬢様のお顔を汚していく…
:Restraint:中編:
【第二夜】
「…せーえきって、苦いんだ」
「お、お嬢様…お戯れが過ぎます!」
罪悪感と徒労感でぐったりしている俺は、お嬢様に土下座しつつ直訴した
お嬢様はこの部屋の備え付けである蒸しタオルで顔に付いた精液を拭き取っている
「ダスト、今のがネコマタだったらどうしてた?」
「!」
突然の質問に戸惑い、答えの出ない俺にお嬢様はさらに続けた
「ダスト、実はあの計画だけどね、ネコマタに教えちゃったの」
「なっ…!!?」
「殴る?」
声が上ずっているが、お嬢様の顔に笑みの気配はない
「…私は知っているわ。むやみに我々の世界に引きずり込んでしまったら、いつ死んでもおかしくない」
「お、お嬢様」
「だからあえて、あんなひどい言葉と態度で遠ざけた…そうでしょ?」
「お嬢様…」
「…でもね、ダスト。それってあんまりだよ」
さっきから俺に顔を極力見せないで、うつむき加減で喋っていたお嬢様の声が歪んだ
よく見ると、その瞳に涙を溜めている
「俺は…あれで何もかも忘れてくれたらと、こんなこそ泥の集団なんかに居たら間違いなく死ぬと、ネコマタのためと思って」
「思ってないよ!」
大粒の涙を流し、お嬢様は俺に向き直った
「ネコマタは…ネコマタはダストのことが大好きだったんだよ!キスもえっちもしちゃったし、いつも一緒でダストも楽しかったじゃない!なのになんでなの!?」
「…」
「ダストのばか!分からず屋!」
ひとしきり叫ぶと、お嬢様は泣きながら喫煙室を飛び出していった
俺は追いかけようとしたが、部屋を出たときにはもうお嬢様の姿はなかった
「お嬢様…」
お嬢様の言葉が胸に棘として突き刺さった
確かに以前、ネコマタには俺は不器用で、言葉で物事を伝えるのは不得手だと言っていた
しかし…俺はあの時どうしていた?
まるで癇癪を起こして拳を振り上げただけじゃないか
「…………ネコマタ」
俺は…俺は…
:Restraint:中編:
【第三夜】
地図によると、このアイスランドの領主であり、暴君としても知られるマオー・ヘルは城の食料庫の充実を図り、先頃ファイヤランドから物資の援助を受けたという
確かにこのアイスランドは気候や立地条件が他の魔界と違って過酷だ。サンドランドなどは大きな都市があったりするけど、私たちのアイスランドには首都と呼ぶべき大きな街はない
そういったメンでも他の魔界から後れを取っているのも、マオー・ヘルの以上とも言える城への執着心ゆえの為らしいけど…もしそうだとしたら、はた迷惑な話だ
閑話休題、地図の話に戻すと、その援助物資が一週間後に大峡谷の間を通る大陸間列車で城に運ばれるらしい
レジスタンス的な行動もしているゴールデン盗賊団としては、これは相手に持久力が付くことと同じであり、避けるべき障害でもあるのだ
そのため事前に列車を強襲するプランを立て、マオー・ヘルの焦燥感を煽り、敵の親衛隊も同時に攻める…というのがこの作戦のだいたいの概要だった
私…ネコマタは、思ったより規模の大きなこの話に身を震わせた
しかし、当然そこにはダストも現れる。ダイアナお嬢様のご厚意を無駄にせず、あわよくば一族の仇を取ることも出来るかもしれない
我々の一族が皆殺しにされ、私も親衛隊隊長のラタトクスに強姦されたときから誓っていた
そして鍛えてきた。ダストには片手で技を受け止められたけど、あれから暇を見つけては自己鍛錬していたんだから…
と、考えを巡らしつつ森林地帯を歩いていた私の眼前から森が開け、巨大な峡谷がその姿を現した
強風が吹き荒れ、少しでも林道からバランスを崩すと下に落下しそうだ
峡谷と同時に目に入った線路上に、何人かデビルが居るのを見つけると、私は身をかがめた
たぶん、あれがマオー・ヘルの親衛隊。そして…
:Restraint:中編:
【第三夜】
「テメぇら!サボってっとブリ殺すぞ!」
「ハ…はっ!」
あのカンに障る甲高い声…間違いない、親衛隊隊長のラタトクス!
私の一族の集落を襲い、そして…私の処女を奪い、蹂躙した男…
「ッッ…!」
落ち着け私!こ、こんなところで騒ぎを起こしたら、ダスト達の計画が水の泡になっちゃう!
待たないと…ダストに逢うまで、見つからずに…
「そこの女!」
「!!!」
私はバッと振り向き素早くザンを放った!
私に声をかけた近衛兵はかはっ、と血を吐き、雪がまばらに散られている急斜面を紅い花を咲かせつつ落ちていく…絶対にバレた!
一端退却…と思う前に、すでに周りは兵達で囲まれていた
「く…!」
「侵入者だァ?」
「どう処分致しましょうか?我々の手の者も一人ですが殺害されています」
「ふぅ〜ん…」
不味いことになった
もしラタトクスが私を覚えていたら…あのあとどうやって私が生き延びたか絶対に聞いてくるはずだ
それにあの地図を見られたら…そういえば地図は?
さっきまで私のワンピースの懐にしまっておいたのに…どこへ!?
慌てて探そうとする私を不審がり、兵がじろりと睨んだ
…ともかく、こうなったら絶対に口を割るわけにはいかなかい
「ネコマタ族、かァ〜…まだこの辺りに生き残ってたのか?!」
「…の、ようです」
「ケッ!どんなツラしてんのか、拝見させてもらおうじゃねェか!」
向こうの仮設司令所らしき所から、奴の甲高い声が聞こえてくる。どうやらこちらに来るようだ
「どいつだってェ?」
「ハッ、この女でございます!」
「…」
「…ンぁ」
久しぶりに会って…といっても会ったのはこれが二度目なのだが、以前よりラタトクスの体が大きく見えた
ラタトクスは私をまるで品定めするかのような視線で体中を舐め回した
余人を…もしかしたらマオー・ヘルさえ見下しているような視線がとても卑しかった
無言で私を見つめていたラタトクスは、しばらくすると部下達にこう言った
「この娘は…俺が直々に尋問する。異存はねェな、テメェら」
…とりあえずここまでです。
話の大筋としてはネコマタ強姦→輪姦で中編終了、後編はなんだかんだあって
ネコマタ奪還→ダストと和解→ラブラブ和姦…といった流れを想定しています。
またしばらく放置すると思いますが必ず仕上げようと思っています。
てゆーか…ダイアナのHシーンなんて誰が望むか…orz
GJ!
ラタトクス→ラタトスクの間違いでは?
だ……ダイアナお嬢様が………!まさかこーくると思ってませんでした。
続き期待して待つ
保守
526 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 00:07:50 ID:NbCJFoWS
誰かククナギで書いてくれないかなぁ・・・
>>526 「あおいさんを頼む!」
「あ、ああ!」
巨大宇宙人(豹の戦士)の体内からあおいと共に脱出し、また戦列に戻っていったナギ。
ククルの様子がおかしくなり、闘いはどう転ぶか予断を許さない状況である。
それを見送るアンジー、篠岡、三浦。 自分たちには二人の勝利を祈ることしかできない。
もどかしさと奇妙な興奮で、アンジーの手に力が入る。
「う、ん…」
その声でハッと我に帰る。 今、アンジーの胸には気を失っているクラスメートがいた。
身体に巻きついていた触手のような物とベタベタした粘液以外、何も身にまとっていない。
クラスでも、いや校内でもトップクラスの可愛い子が、こんな姿で腕の中なのだ。
ココまでの密着は運動会のフォークダンスでもありえない。
元来、仲間たちの中でも特に女の子に興味津々なアンジーである。
「ククルちゃんは当然ええけど、あおいちゃんも捨てがたいなあ…」と、つい口に出た。
「この状況で何をゆーとるんやおまえは!!」 すかさず突っ込む三浦。
「でもどちらにせよ、あおいさんをこのままにはできないよな」と篠岡。
「そうやな… よし、おまえら服脱げ」
「えええっ!? それはマズいって! ぼくらまだ小学生…」
「アホ、脱いだ服であおいちゃんの身体を拭いたるんや! 篠岡、おまえデカいから
おまえのシャツをあおいちゃんに着せたれ」
「ああ、それはええけど… この気色悪い大腸みたいの、どうする?
これ取っちゃったら、その、あおいさん…すっぽんぽんやぞ?」
「う… と、とりあえず目ぇつぶって取ったろ。 薄目とかナシやからな、ズルすんなよ!」
「「アンジーに言われたないわい!!」」
そんな地上の様子を知るよしもなく、豹の戦士と戦うナギなのであった。
>>527 526じゃないがナーイス
自分もうっすら考えてみたが脳内だけにしとうございます。
530 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 22:57:56 ID:PQAkRuOj
保守age
531 :
四七四式:2006/03/11(土) 17:28:32 ID:UngWx5Hx
来週あたりに
>>521の続きUP予定
しばしの間待たれし…
まってましたーまってまーす。
533 :
四七四式:2006/03/16(木) 02:12:34 ID:aJb6S/4U
…というわけでUPです。
ちょっとエグめな描写も入ってますが、この投下分で中編は終わりです。
結末もうちょっとどうにかできたとか心残りはありますが、それよか後編の
展開どうしようか苦悩中です
では↓
534 :
四七四式:2006/03/16(木) 02:13:13 ID:aJb6S/4U
【第四夜】
私はそのまま、仮設の司令室に通された
部屋の中は至って無機質な白い空間に支配されている
天井近くにマオー・ヘルの肖像画が、そして隅にはテーブルが置いてあり、高価そうなワインなどが並べられていたが、これは恐らくラタトスクが持参したものだろう
私をそのテーブルの前に立たせて、奴はギシッと座椅子にふんぞりかえった
だが、奴は尋問らしい尋問を投げかけてこない。それどころが、何も言わないで酒をあおりはじめたのだ
「…」
しばしのあいだ、沈黙が続いた
私はラタトスクを凝視し、相手が仕掛けてくればいつでも反応できる、臨戦態勢でいた
しかし、ここで怪しまれたら色々と危ない…難しい状況だ
「オィ」
「!」
不意にのらくりとラタトスクが立ち上がった
あくまで直立不動の体勢を保つ私に、ラタトクスは言いよった
「誤魔化しは通用しねェぞ」
「ん゛ッッ!!」
私の鳩尾に奴の拳がめり込んだ
苦しさのあまりにへたり込む私の頭を掴み、無理矢理引き上げさせられる
「ぐッ…くぅ……う」
「最初からワカっていたゼ…お前、あの蛆虫連中と連んでんだよヨな…?」
「ッ!」
なぜ…それを??
不思議がる私を見て、ラタトクスは私の目の前に、私が落とした地図をちらつかせた
「どこでそれをッ!」
「部下に見つからねェように…コッソリとな」
「何のつもりなの…私に乱暴して吐かせる気?!」
「…」
ポイッと地図をそこらに投げ出すと、奴は突然私を持ち上げ、卓上へと移した
そして、そのまま私の腕を掴み、組み敷いた
「くぅっ!」
「まぁ、そんなコワい貌すんなよ…ヒヒ」
「はっ…離さないと…舌噛んで死ぬッ!!」
抵抗こそしてみるが、悲しいかな奴の力は私より遙かに上だった
暴れる私を押さえつけ、ラタトクスは耳元で意外な言葉を囁いた
「ゴカイしてもらっちゃ困るなァ…俺は友好的な協力を申し出ようと思っていた所なんだぜ?」
「え…?」
「さっきは殴ったりしてワルかったな…だがアレはお前を試そうとしたモノだったんだゼ」
「何をッ!」
卑しい薄笑いを浮かべ、ラタトクスは私の首筋に唇を接触させる
気味の悪い感触を拒絶し、より一層抵抗を激しくするが無駄だった
そしてさらに奴は戯れ言を投げかける
「だからよッ…お前の部落を焼いたのは謝るからよ…」
「何をぬけぬけとッ!!」
「仕方なかったんだぜ…元はといえば、ゴールデン盗賊団の糞虫が悪かったんだからな」
「!?」
今の言葉をさかいに、ラタトクスはフッと鼻で嗤って、急に真面目な顔つきになった
思わず私は話しに聞き入った
「あの部落な…実は裏でゴールデン盗賊団とグルになってやがったんだよ」
「そ、そんな……それじゃあ…」
「ああ、モトはと言えば盗賊団連中がいなければ、お前達の家族も身内も友人も…死ぬ事はなかったんだゼ」
「…」
「俺は…お前をレイプした事も謝る……どっちにしろ今更どうこう言っても始まらねェがな」
535 :
四七四式:2006/03/16(木) 02:16:02 ID:aJb6S/4U
【第五夜】
…
考えてみればおかしかった
私が倒れていた場所はかなり過酷な場所だから…ダイアナお嬢様が散歩に来るはずなんて無い
私の村の安否を確認したという情報も出来過ぎている…私がアジトに運ばれたのと、それを知るタイミングがあまりにも良すぎた
それだけじゃない…ただの行き倒れたデビルなんかに、待遇が良すぎるのもまた事実
ダスト、もしかして私と一緒にいた…あの時間って…
「そうだネコマタ。お前は…お前達は、あいつら盗賊団の糞どもにシッポ切りされた挙げ句に、最後は弄ばれて捨てられたんだよ」
「そん…な」
私の中で、一気に何かが崩れ去った
あの死の淵から生還して、ダストやダイアナお嬢様と楽しく過ごした時間…
そして、ダストと体の隅々まで愛し合った蜜月…
あれが全て虚構のものであった、嘘だったと知った今、私は再びあの雪の中で倒れていた時へと引き戻された
「悔しいんだろ?」
ラタトクスが三度囁いた
私は今、何も考えられなかった…絶望するとはこういうことを云うのだろう
返事も生返事でしか答える事ができなかった
「…ダスト」
「もし、仇を討ちたかったら、俺たちに協力してくれ」
「え…?」
「お前は今までゴールデン盗賊団のアジトにいた…それは即ち、連中の大陸横断鉄道襲撃の一端だけでも知っているという事だ」
「…」
「お前を弄んだ連中に、恨みはないはず無いだろう…な?」
この時、私は気付いていれば良かった
これは罠…
ラタトクスは私の動揺を誘って、何の苦もなく例の計画の全容を知ろうとしたのだ
だがこの時の私は、奴の虚言にすっかり飲み込まれていた
瞳には光も無く、散々抵抗しようとして振り回していた腕も、だらんと力無く垂れ下がっている
もし平時だったら、この時のラタトクスの虫酸が走りそうなニンマリとした顔を見過ごさなかったと思う
「はあぁあん!!」
「フヘヘヘ、隊長もなかなか気が利くじゃないッスか!」
「ヤ、ヤベ…俺もうイきそ…ッ!」
「ばァか!いっぺんにブッかけなきゃ面白くねぇだろが!」
何がどうなったのかはもう解らなかった
私はラタトクスの手下、4〜5人に輪姦されていた
もう3回は膣内に射精され、自前のワンピースもずたずたに引き裂かれていた
体は精液まみれでとろけて、口・右手・左手も連中の男根へ奉仕の為に動いている
かつては愛する男の為に捧げた場所も、今や蹂躙され尽くされていた
だけど…きもちいい
おなかに…膣に太いのが出たり入ったり…
これ、手でしごいたら…暖かいのでてくる…
もっと欲しい…
きもちよければ、もういいよ
ねぇ、お願い
私をもっと汚しつくして
誰でもいいから…何人でもいいから
私を汚して
536 :
四七四式:2006/03/16(木) 02:18:12 ID:aJb6S/4U
【第五夜】
「ひぁッ!あきゅッ…ぅうぅうううッ!!!」
私の膣にも収まりきらない巨大な男根が蠢く
「ぐへっ…も、もう限界だ!」
右腕に握っている男根も、その律動を増している
「よォし、なら…一気にイクぜ!」
左手のも、同じく限界を迎えそうだ
「お〜し…濃厚なのをお見舞いしてやるぜ!ヒャハハハハ!!!」
口内でのたうち回る肉棒も、ビクビクと脈を打つ
「うんッ、お願ぁい!!いっぱいぶっかけてェ!!」
「淫乱なこって…」
近寄るだけでもその熱気に圧倒されそうな性欲の宴を、ラタトクスは遠巻きに見つめていた
「たっ、隊長!隊長はやんないんッスか!?」
「俺は最後にやらせてもらう…なにしろ俺が視姦好きなの、知ってんだろバカ」
「ヘイっ!失礼しま…うぅっ!」
「にゃあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああっ!!!!!」
そうこうしているウチに、私の四方から白濁の流れが叩きつけられる
量だけは多いので、何度も射精されている私の膣内は既に一杯だ
今度の放出で、私の腹はぽっこりと膨れた…ちょっと苦しい
3時間後、宴は終わった
噎せ返るような臭いが司令室に立ちこめている
私に欲望を吐き出し続けた連中は、使いすぎた腰をさすりながら司令室を後にしていく
「それじゃあ俺たち…こ、このへんでェ……」
「オウよ、ヤリ過ぎで夜中にブッ倒れたら承知しねェぞ」
後に残ったのは、精液を文字通り腹一杯に飲み、膣内にブチこまれた大量の精液によって妊娠したかのように膨れた腹を天井に向けて全力で酸素を求める私
そして、何本か煙草を吸いつつ行為の終焉を待っていたラタトクスだけだった
ラタトクスは重い腰を上げ、私の腹を足蹴にした
「まだ終わりじゃねェぞ…今度は俺と、だ」
「ひ…はぅ……うぐぅ…」
奴が足に力を入れると、私の花弁から白い泥土がドクドクと流れ出す
しばらくして足を離すと、腹は元の大きさに戻っていた
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」
「こりゃあ盛大に入ってたもんだ…軽くデキちまったんじゃねーか?」
「もっと…くらはい……おちんちん…」
「フハッ、こりゃ傑作だな!さっきまで俺に生意気言っていたバカ女がよ!今じゃセックス狂いの雌猫なんだからなァ!ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!」
「らた…とくすぅ…」
かくかくと痙攣する体を擡げ、私は這いずってラタトクスの足元まで近寄る
懇願するような私の訴えにニヤリと笑みを湛えた奴は、ガバっと覆い被さった
そして、なんの前技もなしに私の汚されきった膣に、奴の男根が挿入された
「ひゃぐぅうううぅぅうううぅッッ!!!」
「ケツ穴も!口も!両手もマンコも汚されまくってよォ!そんで悦んでるんだぜ!」
ラタトクスは私の両足を持ち上げ、私が三点倒立するよう体位で行為をはじめた
無理矢理な姿勢が、さらに私の快楽指数を上げていく
もう数え切れないほど男根の洗礼を受けていたというのに、いまだに私の膣は悦びの声を枯れさせない
「ぐぁ…あぁぁあッ!!おくまできてるぅ…おくまでぇえッ!!」
「オマケにサンドランドでヤッた薬漬けのバテストよりマンコのしまり具合も良好ときてやがる!サイコーだな…お前!」
「とろとろだよぉ…もぉ……狂っちゃうよぉ…」
「まだダメだ!お前からはまだ何も聞いていねぇからなァ!!」
「ああッ!あああッ!ああああッ!!」
「ググ…もうイくか……覚悟しろよ雌猫!!」
早くも奴はラストスパートに入った
自分の体がおかしくなったのか、いまや肌に触れる床の冷たささえ快感に変わっていく
嬌声も今や絶叫と呼んでも差し支えないだろう
「だ…あぁああッ!!ふひゃあぁあッ!!」
「これでも喰らえ………お前は俺がとことん利用してやっからよォォォ!!」
「ひぎぃぃぃぃいいぃぃいいいいいぃいぃいぃぃッッッ!!!!!!」
537 :
四七四式:2006/03/16(木) 02:19:04 ID:aJb6S/4U
【第五夜】
最後の瞬間、私は泡を吹いて気絶した…これでこの後、精神共に無事だったのが不思議なぐらいだ
なにかの病気の如く、ビクビク小刻みに震える、白く汚れた私
この後、精力絶倫な奴はさらに7回も抜かずに続けた
もう気絶して反応が薄いというのに…奴には視姦癖と一緒に死姦癖でもあるのだろうか
全てが終わり、私は司令室の奥の更衣室に裸のまま転がされた
真夜中…目が覚めたが、私は動こうとしなかった
今の私には何も残ってなかった
信頼、友情、そして愛…それらは私の思考から完全に消え去っていた
私は夜光が窓から差し込んでいる事に気付いた
身を捩り、窓を見ると月が出ていた
ああ、そういえばダストと初めて寝た時も、同じように月が出ていたっけ
ダスト
…明日はいよいよダストが来る
だけど会えない、会えるわけがない
そして…私も会いたくない
【to be Continued】
538 :
四七四式:2006/03/16(木) 02:23:30 ID:aJb6S/4U
投下終了です。
後編はまたしばし時間を置きますが、なんとか完結させるので乞うご期待と
いったとこです。
最後はラブラブで締めるけど、エピローグでちょっと後日談書いて、やっぱり
暗いけど、2人にとっては幸せだった…みたいなエンドにしようかと思って
います。
ここ見たら無性に刹那×エレジーで書きたくなった
出来たらまた来ます
四七四式さん乙っす
ネコマタの堕ちっぷりがたまらんです。続き楽しみにしてます
>>539もがんがれー
コタロー×シスカはブラフで、実は剛×ミーだったら
横 取 り 四 十 万 。
コタロー話もエレジー話も超期待ワクtk
保守
544 :
& ◆h9Bn.Lr5Ro :2006/03/24(金) 19:32:18 ID:NKWzG0av
今頃になってリエナを希望
親戚の家でコロコロ読んでみたらビーダマンが酷い事になってて萎えた
↑これ何だ?
ウイルスとかじゃないよな…
それはウイルスだから落とすな。
といえば素直に信じるんだな?
>>546落としてみたが、別にウイルスとかじゃなかったぞ?
ボンボンネタのエロ同人だった。
550 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 11:54:37 ID:ZmXeJ+rl
保守アゲ
そういえばツバメとミエの話はどうなった?
非常に気になって仕方がないのだが・・・(・・)ノシ マダカーヨ
続きキボン。
552 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 19:44:25 ID:wfD+SeUp
保守age
ビーデウスとの戦いの後、ツバメはヤマト達と別れ燕の里へ帰途についているところだった。
その途中「ツバメ」と呼ぶ声があり、その声の方向に振り向くとフェリスが立っており
「試合の時の詫びがしたい」と言ってきた。
「いや、試合に負けたのは拙者の修行不足でごじゃる」
「でも・・」
「別に気にする事はない、もっと強くなるだけでごじゃるよ」
「・・そうか・・・でもこれだけは受け取ってくれ」
するとフェリスは
A、いきなりツバメにキスをした→純愛ルート
B、いきなりツバメにスタンガン押し付けた→鬼畜ルート
C、ん?なにやら視線が・・→お前ってつくづくハーレムが好きだなルート
保守る
っていうか↑はなに?
投下待ちかな
``) , '´/ ̄ヽ
`)⌒`) ヘ⌒゚i ((ノノ゙リj゚゙⌒
≡≡,;;⌒`)≡≡≡ ⊂< こ_ |_~)|゚ ヮ゚ノリフy)
;;⌒`)⌒`)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
オーッス
AかCで
546見たかったス
保守
懐かしい
562 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 21:29:30 ID:N5LmkNXj
age
563 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 16:46:53 ID:2sKNBhMZ
保守age
]]
ほしゅあげ。
誰かボンボンのフェアプレイズかムゲンボーグでSSキボンヌ
…ってマイナーすぎか。
フェアプレイズはあんまりエロで想像つかないや…
>>566 確かに。カプがいまいち思い付かないし…
…触手モノとかか?
568 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 01:08:24 ID:hbVvxE9B
hosyu
569 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 20:48:56 ID:ykq52Ini
570 :
四七四式:2006/07/17(月) 02:55:49 ID:KMPbYpgq
かなりの期間の放置、本当にすみませんでした
やっと後編が完成しそうなので、UPは月末を予定しています
>>567 主人公にベタ惚れの娘がいただろ。名前忘れたけど。
あの漫画、主人公が妙に偽善的であんま好きじゃなかったなぁ。
結局最後まで読んだけど。
572 :
566:2006/07/19(水) 00:16:13 ID:/6AtbRyR
今おもいついた。キーンの魔法でメイドのお姉さん二人がエッチッちーなことに!なんてどうであろう。
誰か書いとくれ。
>>570 待ってた!まだ待つからね!
573 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 20:37:57 ID:Y5HACCWX
574 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 20:49:29 ID:/Dr4i8Kj
ボンボンなら最近、始まったダイナクロア(だっけ?)って漫画のヒロイン?のヒミカって奴のエロパロを希望
流石に恐竜によるヒロイン凌辱だと巨根で突かれて痛がる以前の問題な気もするけど
出来れば恐竜によるヒミカ凌辱をお願いします
駄目なら謎の植物に触手責めにあうって展開でもいいのでお願いします
575 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 22:10:24 ID:9rf7b0+Q
NOAで書きたいからネタちょうだい
hosyu
87氏はもう居ないのか・・・?
578 :
87:2006/07/27(木) 04:48:37 ID:HFNzcKDV
居るぞ。安心しろ。(出来ません
>>87氏が初めて降臨してから2年以上経ってるんだな・・・
もう書かないのですか?
コタローシスカ…まだかな
581 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 11:47:05 ID:SIAD/0iE
wktk
582 :
87:2006/08/01(火) 14:31:19 ID:9BIWbYBI
ここに住み着いてもう2年だというのに
未だリクエストを消化し切れてないとは何事ですか?
違うんです。コタシスはシチュエーションが鬼ムズなんですよ俺悪くない。
一応、コタローがシスカに会う為の案としてずっと考えて
1、異世界転移装置を作る
2、むしろ異世界編の最中
3、不思議パワーや夢の話
という3種類を今即3秒前に思いついたのですが、アイディアが出ません。
セリフひとつ、情景ひとつでも妄想家の妄想は広がるものなので
どうかアイディアを頂戴いたしたく存じ上げる次第です。
男吾×姫子あたりだと、年齢上がったエロ後日談でも不自然じゃないけど
コタローとシスカは小学生だしねぇ。マズいよねぇ。やるけどねぇ。男吾ネタも。
というか、まだ居てくれたのですか貴方様は。
それだけでも嬉しい。
個人的には2番に1票。
ホラ、命がけで銃から庇った後とか
図面をまとめてる最中とか、いくらでも時間はありましたぜ船長。
それ↑いただき。というか頂くしかないと言えましょう。
いいねぇ。実にいい。
「防弾スーツだけど衝撃は当然貫通。ダメージが残ってて
図面をまとめている最中に咳き込むコタローを心配するシスカ」とか。(妄想開始
じゃあ早速その方面で頑張るよ俺。
あとはどんなプレイがご希望だ!答えろ住人ども!
クル━━━(゚∀゚)━━━!!?
hos
海の大陸NOAがまた連載してるんだね…
最近知ったよ
保守
589 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 09:29:56 ID:oeoOfGqe
下がりすぎてたので上げ
590 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 14:34:33 ID:WpZxatxM
グランダー武蔵のBBのエロパロ希望w
hosyu
保守がてら聞くけど、昔コロコロでkー1ダイナマイトとか言う漫画
が連載されてたんだが、それに出てくるアプサラスとタクマの主従でエロとか
はどうだろうか?…あれ絶対あんな事やこんな事してるよなあと妄想していた
昔の自分。
古本屋歩き回ってようやくクロちゃん全巻そろえた
しかし出回ってる数が少ないのもキツイけど、そもそも単行本化されてない作品が多いのが残念だな
電童とかエロかったらしいから見てみたいんだけどな…
保守
HOSYU
hosyuあげ
あげ
hoshu
ここまとめ無いの?
ないよ。まとめるほど作品おちてないし
てか今月号よむまえにヤーヤネタ出しときゃよかった‥‥
うひょー
>>601すまねえだオラ嘘ついちまっただ
>>603よdだで……
______
‖
Λ‖Λ
(γ⌒ヽ
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∪ 」|
||||
∪∪
:
:
-ニ三ニ-
シャアさん×アレックスちゃんキボン
>電童とかエロかったらしいから見てみたいんだけどな…
期待するとガッカリすると思う。
エリス、尻垂れてるし。
コロコロにエロリンキター
ついでにあげとく
良い夫婦の日保守age
ほし
611 :
新丸鉢:2006/12/11(月) 00:37:17 ID:ghyVoYGd
ビーダマンスレが落ちたからここに投下させていただきます。
とりあえず、グロ・エロ注意
ほかの人が書き込んでるかもしれないから0:40に投下させていただきます。
「リエナはおらんか?」
移動式レストラン、キャットカフェで今日もどこかの街中でにぎわっていた。
最初からこの移動式を利用したわけではない。ビーダワールドを救うために旅立ったヤマトたちを見送るために作動させたのだ。
まぁ、ミエの母性本能というかなんというか。
その彼女が料理している厨房にビーダ仙人であるアルマーダが入ってきた。
体調は2メートルくらいのブヨブヨと柔らかくて太いネコではあるが、れっきとした仙人なのだ。
そんなアルマーダの問いにミエは野菜を切りながら答える。
「リエナ? 今手伝ってもらってるけど?」
と、ミエが見た方を目で追うと、確かにリエナは注文を承っていたり、料理を運んでいた。この店の看板娘だ。仕方が無い。
「そうか、じゃああとででも―――」
とアルマーダが身を翻した時、目の前に先程材料を切っていたミエが料理皿を持っていた。
いつの間に、とアルマーダがさっきいた所と交互に見ていたら―――。
「この料理をあそこのテーブルまで持っていってくれない? 今人手足りなくて」
アルマーダは皿に乗った料理を見た。人参やほうれん草などを使った野菜炒めだ。
「しかしワシはこれからビーダマンの研究を―――」
「い・ま、い・そ・が・し・い・の」
笑ってる、笑っているけど、目が笑ってない。
アルマーダは料理を受け取る。
「じゃあよろしくね〜」
アルマーダの横を通って、今度はお玉で鍋をかき回し始めた。
ワシは仙人なのに、とため息をはき、言われた通りに料理を運んだのだった。
解放されたのは昼時をかなりすぎ、影が少し長くなった頃だった。
ただでさえ歳を取っているのに無理な労働をさせたもんだから、少し腰を痛めたようだ。
キャットカフェの裏で腰を下ろすアルマーダ。体を壁に預け、もう一度ため息をつく。
街から少し離れていたため、街の入り口に店を開けた反対側は、人もいなくて静かだった。中の喧騒とは程遠い。
と、そんなアルマーダへ声がかけられた。
「アルマーダ様」
少し引っ込めたようなか弱い少女の声。アルマーダは顔を向けると、立ち上がる。
「おぉリエナ、店のほうはもういいのか?」
「少し楽になったので、休憩をもらいました」
「うむ」
「ところでアルマーダ様、私に用があるみたいなんですけど・・・」
「そうじゃ」
アルマーダは懐から何かを取り出した。それをリエナに見せる。
「ビーダマンのパーツ・・・ですか?」
「そうじゃ、リエナ専用のな」
すると、リエナの表情が歓喜に溢れていた。
「ありがとうございます、アルマーダ様!」
しかし、リエナの見たアルマーダの表情は、僅かに曇っていたのをリエナは見逃さなかった。
「アルマーダ様?」
「しかしな、リエナ。それを扱うのは至極困難な事じゃぞ」
「どういうことですか、アルマーダ様?」
「つまりじゃな」
アルマーダは顎を撫でる。
「並大抵の実力ではそれは扱えん。もちろんリエナも例外ではない」
すぅーっとリエナの顔色が悪くなる。
「それじゃあ、どうすればいいんですか!?」
「それはじゃな・・・ついてきなさい」
そういうとアルマーダは今自分が使っている部屋へ案内した。
中へ入ると、机やテーブル、そしてベッドまでもが、ビーダマンのパーツで埋め尽くされていた。
「まぁ、ベッドにでも腰掛けなさい」
言われた通りにリエナは座ると、それを確認したようにアルマーダは語りだす。
「さて、このパーツは連射力を高めるためにある」
アルマーダは先程見せたパーツを掲げる。
「連射力? それでしたらそんなに力を入れなくても―――」
「力ではない。持続力じゃ」
アルマーダは顔をしかめる。
それからアルマーダは、『連射をするには一定のことを連続で〜』とか『それを続ける事で削られる体力が〜』とか説明していく。
そして、アルマーダが考えた結論が、『これを扱うには、体力をつける』という事になった。
「わかりました。体力をつけるように、毎朝走ります」
「ただ体力をつけるだけではだめじゃ」
「じゃあ・・・一体どうすれば・・・」
「大丈夫じゃ、こういうときのために、ワシがリエナ用の特訓を作ってきた」
「本当ですか!?」
「しかし、この特訓はかなり厳しいものとなるぞ。それを耐えられる体力と精神があるかどうか・・・」
アルマーダは顔をしかめた。
「大丈夫です。私、頑張ります!」
一瞬の迷いも無いリエナの返事にアルマーダは少々驚いた。
迷いの無い目、それは、これから先の事を覚悟しているような、そんな目だ。
アルマーダは頷くと、リエナに覆いかぶさるように顔を近づけた。
「なら、はじめるかのう」
リエナの返事も聞かずに、そのまま唇を重ねてきた。
「!!!」
突然の事でリエナは動けなくなった。
苦しくなって口を開けると、アルマーダの太い舌が入り込んできた。
リエナの口内で何かをまさぐり、リエナの舌に触れると、それを絡めてきた。
やがて口が開放されると、リエナは腕で口をぬぐった。
「な、なにするんですか、アルマーダ様」
「特訓じゃ」
悪びれも、そういうのは一切無く答えた。
「言ったじゃろ、厳しい特訓だと。体力とかを一気に向上させるにはこういう方法が一番じゃ」
「で、でも・・・」
リエナはこの先されることが分からないわけが無い。だから戸惑い、拒絶する。
「・・・やはりリエナには無理じゃったか」
アルマーダは体を離した。
「しかし、この特訓を乗り越えなければ、決して強くなる事は無い」
リエナは見上げる。アルマーダは振り向き、止めといわんばかりの真面目な口調でリエナへ詰め寄る。
「このまま戦えず、足手まといのままになるのじゃな」
リエナの肩がはねた。
確かに、今のリエナの実力じゃ、一緒に戦えるどころか、背後でサポートする事すら叶わない。それはリエナ自身も知っていたが、避けていた。
だけど、自分はもう、守られてばっかじゃダメだ。例えアルマーダの特訓がどんなに恥ずかしくても、それが強くなるためだったら、それを乗り越えなければいけないから。
リエナは、自分からアルマーダへ体を広げる。
「ごめんなさい、もう・・・大丈夫です」
「・・・」
アルマーダは何も言わず、リエナの胸に手を置く。リエナは震えたが、避けなかった。
「もう一度確認するが・・・いいんじゃな?」
リエナはハッキリと頷いた。
アルマーダはリエナの服の中に手を入れ、直接胸を揉み始める。
「うっ」
すぐにリエナの反応が返ってきた。
もう片方の手で下半身を防護しているものを全て取り外し、リエナの秘所を露にさせた。
リエナの頬に赤みが帯びてきた所で、揉むのをやめ、上半身の服も器用に脱がせた。これでリエナを守るものは何も無く、生まれたままの状態になった。
「ふぉっふぉ、綺麗な肌だのう、リエナ」
「そ、そんなに・・・見ないでください」
アルマーダは早速リエナの秘所に触れる。そして、中へ入れずに入り口をかき回す。
アルマーダの手は体格に見合った猫手なので、中へ入れる事ができなかった。だがそれでもリエナにとっては充分に快感が得られる。
「ん・・・あっ」
思わず声を出すリエナ。
やがて肉を押す柔らかい音に、液体の音も混じる。
「もう感じておるのか、リエナは相当な淫乱だと見える」
「ち、ちがいますっ!」
口の端をあげるアルマーダにリエナは反論したが、アルマーダは聞いていないだろう。
「・・・そろそろいい頃合じゃな」
指を離し、自分の股間をまさぐった。
「リエナを気持ちよくしてあげたんじゃから、今度はワシも気持ちよくしてもらわなくてはな」
頬を赤くして肩で呼吸しているリエナの前に、アルマーダのモノが出された。
「リエナ、これを舐めるんじゃ」
「えっ?」
リエナはアルマーダのモノをまじまじと見る。アルマーダのモノも体格に相違ない大きさであり、人間、特にリエナのような少女にとってはとても大きなモノだった。これにはリエナも『お・・・おおきい』と呟いてしまうほどだ。
もちろんリエナはこの男性器は普段何に使われているか知っているので、あまり触ったり、あまつさえ舐めたりなんかはしたく無かったのだが、これも特訓のうち、と自分に言い聞かせると、アルマーダのモノへ顔を近づけた。
両手で優しく包む。アルマーダの体より暖かい。
舌を出して、先を撫でるように舐め始めた。それだけでアルマーダのモノはビクッと動く。アルマーダ自身も体を震わせた。
先を舐めたら、今度は中間から先までを舐めあげた。
「あ、アルマーダ様、どうですか?」
「き、気持ちよすぎるぞ」
アルマーダは甘い声を出した。少しぎこちない舐め方が快感へと及ぼす。
「つ、次は咥えるんじゃ」
リエナは少し戸惑ったが、意を決して口を開けて先を咥えた。
(やっぱりすごい大きいよ・・・)
大きく開けても中心までしか入らない。仕方ないのでそこで舌を使ってあいなでする。
「くあっ、イイッ、すごくイイのぉっ!」
アルマーダは体をそらした。このまま行くとすぐに果ててしまいそうだ。
舐めてもらってからまだ少ししか経っていないが、リエナの頭を掴んでモノから離した。
「リエナの中で果てたいからのう」
アルマーダはそのままリエナをベッドへ押し倒し、自分のモノをリエナの秘所にあてがう。
「行くぞ」
腰を沈め、モノを秘所の中へと入れていく。
「んああっ」
リエナが声を上げる。
奥へ入れていくうちに、周りの壁がアルマーダのモノを締め付けていく。
(くぅ、この締め付け具合がいいのぉ)
これだけでもう果ててしまいそうだ。だがそこをアルマーダは我慢し、一番絶頂になる所で果てたかったのだ。
結局、アルマーダのを全ては咥えてくれず、3分の2程しか押し込む事が出来なかった。
そこからゆっくりと腰を動かす。
液体が絡み合う音が卑猥に感じ、性欲をそそらせる。
腰を前後させるのにあわせてリエナの声もリズムになっていた。
(も・・・もう、無理じゃ)
中からこみあげたものを一気にリエナの中へ叩き込んだ。
「んあああああああぁぁぁぁっっっっ!!!」
老いても止まらない白濁物は、やはりリエナの中に全て入りきらなかった。
リエナは、今まで無かった快楽に身を委ねながら、その中へ意識を沈めた。
「う・・・ん」
リエナは目を開ける。まだ眠気が覚めない。
起き上がろうとするも、体に力が入らない。体力が尽きてしまったのだろう。
(きつい・・・こんなにも特訓が厳しかったなんて)
リエナはある程度は覚悟をしていたのだが、それでもこれほどまでとは思っていなかったので、リエナは自分自身の甘さを憎んだ。
体は動かせなくても、頭ぐらいなら力が入る。
とりあえず頭を動かす範囲で周りを見る。するとすぐに別の人物を見つけた。
机に向かってビーダマンのパーツなどを組み立てたり、パーツの細かい所などを見てひたすら研究をしているアルマーダの姿が映った。
(アルマーダ・・・さま)
その心の声に反応するかのように、アルマーダはリエナのほうを向いた。
「気がついたか、リエナ」
アルマーダは微笑んで呼びかける。
「ア、アルマーダ様・・・その―――」
「すまなかった」
「え?」
突然の謝りにリエナはおどおどしてしまう。
アルマーダはイスから降りて膝をつく。
「例え厳しい修行だといっても、あんな事をやってしまうなんて・・・。本当にすまない」
「え? え?」
リエナは何を言っているのか分からず、混乱していた。
「反省しとる。もう遅い事だって分かっとる。だけどワシはこの位のことしか―――」
「アルマーダ様、何を謝っているのかイマイチ分からないのですが」
それを聞いてアルマーダは間の抜けた声を出した。
「・・・全然、分からないのか?」
「はい」
「ワシが・・・リエナと・・・交尾をしたのがか?」
「はい―――って、え? 交尾!?」
リエナは顔を真っ赤にし、アルマーダに背中―――というより『後頭部』を向けた。
「え、えと、アルマーダ様としたことって・・・交尾だったんですか!?」
交尾、という言葉はさすがのリエナも知っていた。子供を生むためにオスがメスと・・・その・・・くっつく事だ。
「じゃ、じゃあ、修行とか、体力や精神がつくのとか、全部嘘だったんですか!?」
「いや、それは本当じゃ。体力も毎回使い切るまで続けるものじゃし。それに精神とは言っとらん、『持続力』じゃ。するうちに快楽を求めてどんどん長くなっていくし―――」
「今日はもう出てってください!!」
アルマーダは追い出され、閉めたドアに体を預けてため息をついた。
「ここ、ワシの部屋なのに・・・」
終
時間かかりました。
いざ投稿しようと思ったらビーダマンスレ落ちててちょっと焦った。
というわけで異色のアルマーダ×リエナを書いてみました。
リエナはどんな相手でも受けとしてやっていけそうな気がします。
楽しんでいただけたら幸いです。
GodJob!
まだ死なないで
ハダカ侍のチコちゃんが犯られるSSキボン
622 :
kai:2007/01/03(水) 00:54:49 ID:9c4LSXpI
アノウーばくてんしゅーとべいぶれーどノえろSSが読みたいデス。
623 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 11:10:48 ID:Bw06pDZm
やっぱり、おじゃまユ〜レイくん。消5をエロの対象として描くあたりが
たまりません。
あとはゴリポンくんでヒロインの娘がプールで鮫に水着を下げられお尻を
ペロンとだされちゃうコマで限りなく抜きました。だれかあのコマの画像
どこかにアップしてくれないかな。
作品乙のほしゅつ
ここでスレ復興を願って何か投下したいが
ロボポンは需要あるかな?
早く聞かせてほしーの☆
629 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 23:29:42 ID:Leid23NB
保守
誰か超速スピナー書いてくれんかな
スパビーの光たん絡みで何か書きたいけど
相手を誰にしようか迷ってる
ほのぼの系つか純愛系にしたいとは思ってる
スパビーとか懐かしいなwww
誰がいたっけ?
むしろサラー女体化とかの方が萌え…
サラーは最初男か女か分からんかった。
アキラちゃんが可愛かった。
光ちゃんが思い出せない…
タマゴ達に女装させた子?札月姉さん?記憶喪失になってたヤツのチームメイト?
638 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 19:33:19 ID:XDbOfhFc
落ちるには惜しい
円がいたチームのリーダーじゃなかったか?<光
記憶喪失の奴のチームメイトは「マリン」(漢字は忘れた)だな。
ほすあげ
ククナギでひとつ妄想投下。
透き通った混じり気のない石。
それは髑髏の形をしていて親指を顎に、人差し指を頭部にあてて動かすとガチガチと動いた。
「ふふ‥」
右にひとつ、左にもひとつ。二つの髑髏をあわせて遊ぶのがヤーヤは好きだった。
その轆轤の名はイツトリとチャルッチという金星人にして豹の戦士、だったものだ。
戦いに敗れ、命を散らせばこんな塊になってしまう運命をもつもの。
はたして命の器は人としての身体なのか、この透明な石なのか―――花の戦争の進行役ではあったがその真意を少女は知らなかった。
暇にまかせて髑髏をいじり、他愛のない会話などをくつけて遊ぶのがいつもの事ではあったのだが、余りにも退屈すぎた。
だからつい、こんなことをしてしまう。
「‥‥ん‥んふ‥」
チュバ。
全体的に丸みのある髑髏――イツトリ――を口に含み、唾液で濡らす。
もう一つのほっそりとした骨格をした――チャルッチ――は先に唾にまみれ、今まさに彼女のミニスカートの奥、肉の秘裂にあてがわれていた。
下着は汚さないように片足に引っかけてある。下肢をわずかに覆う漆黒と青白い肌に映えるような真っ白なショーツは幼くもあり。
だが、ふくよかな太ももに引っかかっているのがまた艶めかしく思えた。
「う‥‥くっ、あぁ‥」
秘裂の先にある突起に髑髏を擦りつけ、ヤーヤは目を閉じて自分にとって好い箇所を探る。
コリコリと硬くなってきて痺れるような心地良さが割れ目をしっとりと濡らして、まるで花びらの様に開いていく。
唇では深く髑髏を転がしながら声を漏らした。
「はっん‥イイですわ‥‥っあ、あ‥‥」
花芯をまさぐる髑髏がつるりと滑って秘裂にもぐり込み、指がグチグチと頭部を動かした。
透明な歯列に指を噛ませて髑髏を完全に入れてしまわない様にしながらピッチを早め、身体を震わせる。
「ああッ‥‥! ‥ぁ‥‥」
悦楽にひたり頬を緩ませたヤーヤの表情が一瞬、人形のそれに変わった。
口から唾液にまみれた髑髏を吐き出して淫蕩に、だが何処かすねた様子で最愛の兄をみつめる。
「ヒドイですわ、お兄様‥黙って見てるなんて」
「いや、続けてくれてかまわないよ?」
ニッコリと妹に微笑みかけ、兄テスカは壁に背をつけた。
自分を慰めるヤーヤを気にしない風に腰までとどく真っ直ぐな緑髪の肩にかかる部分を指に巻きつけて遊ぶ。
「つづける‥‥?」
じっと見つめ、目を細めるとうっすら紅ののった唇を開いた。
「ヤーヤは‥悪い子ですのよ? 戦士たちの散華した魂の結晶で‥‥んふ。こんなコトをしてしまうんだもの」
兄が見ている前でほっそりとした脚をひらく。
今やパックリと開いて濡れた肉襞にそってその魂の髑髏を擦り合わせていく。
「ふ‥‥ぅ‥っ」
プチュ、グチュ、と音がこぼれるくらい少女のそこは湿りをおびて、直で入れてしまいたい衝動を抑えながら強く、弱く、兄テスカの心を揺らすように押しつける。
「んんっ‥‥ッ‥怒ってらして? お兄様ぁ‥っ」
開脚された内腿がにおいたつ。
自分を誘っている妹の甘い声とその幼くも成熟されていく身体を舐めるように見てテスカは笑った。
「あ、くぅ‥っん‥‥‥お兄様‥?」
まだ自分に触れようとしないテスカに焦れて、先程まで口に含んでいたもう一つの髑髏を震える手でつかんだ。
唾液でよく濡れたイツトリの髑髏はグプッという音と共にお尻の穴に入ってしまう。
「ふ‥んあぁ‥‥っ! ヤ、ヤーヤは‥ヤーヤは戦士の魂を不浄な場所にも入れてしまう悪い子なの‥ぉ」
「ではその淫乱な妹にお仕置きをしなければならないね、ヤーヤ」
さして興奮するでもなく、冷静に言葉をつむぎ側までやって来た兄の声に妹はゾクゾクしながら微笑んだ。
「‥‥うん‥‥してぇ。‥ヤーヤにお仕置き‥‥して‥ください」
スマソこれ以上考えてなかった。