【消防】メダロットのエロ小説【ゲーム】

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1名無しさん@ピンキー
メダロットのエロ小説はないので立てときます。
例は
22:03/09/13 22:48 ID:FtNPBT7z
逃げと
3あぼーん:あぼーん
あぼーん
4名無しさん@ピンキー:03/09/14 01:49 ID:pOXMMpgQ
アリカたんハァハァ(;´д`)
5名無しさん@ピンキー:03/09/14 12:11 ID:IMloF93I
アリカたんハァハァ(;´д`)
6名無しさん@ピンキー:03/09/14 22:24 ID:x18lcNs2
アリカたんハァハァ(;´д`)
即死するなよ〜
7名無しさん@ピンキー:03/09/14 23:07 ID:QEbttGBU
広告でも何でもいいから即死回避した方がよさげ
8名無しさん@ピンキー:03/09/15 00:51 ID:0mYJg5ci
それでは上げよう
9名無しさん@ピンキー:03/09/15 09:17 ID:XdMlC6NR
アリカたんハァハァ(;´д`)
10名無しさん@ピンキー:03/09/15 09:53 ID:rW907Gia
おまいらもっとカキコしる
11名無しさん@ピンキー:03/09/15 10:03 ID:Oq864uGT
カキコ。
12名無しさん@ピンキー:03/09/15 10:12 ID:tzOyex51
消防ゲームねぇ・・・あれはあれで消防には到底わからないだろうギャグセンスに満ちた作品なんだが・・・
こんなとこで語ることじゃないか・・・
13名無しさん@ピンキー:03/09/15 11:46 ID:taGYcu+q
>>12
保守のため語れ
14名無しさん@ピンキー:03/09/15 11:49 ID:s/Bwxhj+
メダロットは4までが好きだ
15名無しさん@ピンキー:03/09/15 11:57 ID:taGYcu+q
同じく、というより4以降やってないんだが
今メダロットってどんな感じよ
16名無しさん@ピンキー:03/09/16 01:29 ID:36/KYjs5
メダロットってボンボン連載も終わったらしいし、もう終焉してるんじゃないの?
17ソウル・タブレット:03/09/16 13:57 ID:gB8tDZow
>16
例え終焉していても漏れのアリカタソへの愛は永久だ!
ってことでアリカSS書くけど、シチュリクとかある?
18名無しさん@ピンキー:03/09/16 15:12 ID:tmjoa2Qn
オヤビン(;´Д`)ハァハァ
19名無しさん@ピンキー:03/09/16 16:35 ID:5RsRMZbH
>>17
タブ神キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
20名無しさん@ピンキー:03/09/16 18:07 ID:8vdMYUU3
>>17 神、降臨!!やはり王道のイッキ×アリカで・・・期待してまつ
21名無しさん@ピンキー:03/09/16 19:00 ID:8vdMYUU3
電気あんまとかむちゃ萌えですが
22名無しさん@ピンキー:03/09/16 19:10 ID:DrOWfzQt
>>17
ベルモット×アリカでもイイ!!と言ってみる
23ソウル・タブレット:03/09/16 19:24 ID:gB8tDZow
どうやらキクヒメ萌えの方もいらっしゃるようで・・・・。
オヤビン書くとしたら、手下二人にゴカーンって感じですかねw

24名無しさん@ピンキー:03/09/16 20:57 ID:CB6mXL9L
イッキのベッドでオナーニするアリカハァハァ(*´Д`)
25名無しさん@ピンキー:03/09/17 00:30 ID:4Jt1Gwb/
ほっしゅ
26名無しさん@ピンキー:03/09/17 19:42 ID:LBXXioT6
即死は回避できたかな?
27名無しさん@ピンキー:03/09/19 14:02 ID:cC2/NYUj
ほしゅ
28名無しさん@ピンキー:03/09/19 17:23 ID:8qmjtdWT
hosyu
29あぼーん:あぼーん
あぼーん
30ソウル・タブレット:03/09/19 18:01 ID:DRDKoswE
最初のさわりの部分だけ投下であります。
反応が良ければ続きを投下しまつ。
それでは。
31ソウル・タブレット:03/09/19 18:22 ID:DRDKoswE
その1(゚∀゚)アーッヒャッヒャッヒャ!!



 「ねぇ・・・・ホントにするの?」
カーテンを閉めきり、夕暮れの日が差し込む部屋の中、イッキが呟いた。
 「い、いいのよっ!も、もう決めたんだからっ!」
ベッドの上で、イッキに組み伏せられる形になっているアリカ。
強がってはいるものの、その声は震えており、容易に彼女の不安が感じ取れた。
 「う、うん・・・じゃぁ・・・」
イッキも不安を感じていないわけではなかったが、
下着一枚で震えている彼女を、これ以上不安にさせるわけにはいかない。
イッキはそんな使命感に似た感覚を覚えた。

 (とは言ったものの・・・・どうすればいいんだよぉ)
とりあえず、ツンと上を向いている二つの突起に手を伸ばす。
 「・・・んぅっ」
無いに等しい胸に触れ、こね回すように力を込めると、
アリカが、初めての刺激に、敏感に反応する。
 「ご、ごめんっ! い、痛かった?」
当然痛みなどでは無いのだが、女の子の裸体さえ初めて目にするイッキには、
そんなことは分かるはずも無い。手の動きを止め、心配そうに顔を覗き込む。

 事の発端は、今日の放課後だった。
あまりにも色々なことが同時に起こりすぎて、
頭の中でも、いまいち整理が出来ていないせいだろうか。
それから1・2時間しか経っていないのに、何故か遠い昔のように感じる。
とはいっても、まだ10数年しか生きていないのだから、昔も何も無いわけだが。
32ソウル・タブレット:03/09/19 18:23 ID:DRDKoswE
 『キーンコーンカーンコーン・・』
一日の授業が終わりを告げるチャイム。
教室内が一斉に騒がしくなり、皆それぞれの荷物を背負い、
友人と元気に挨拶を交わしながら教室を出て行く。
イッキも、家に帰って何をしようか・・・。などとぼんやりと考えながら、
机の横の荷物に手をかけた。
 「ちょっと待ったぁ!!」
耳に入ったのは、幼馴染の聞きなれた声だった。
振り向けば、その幼馴染の少女、アリカが、腕組みをして立っていた。
 「な・・・何?」
突然、大声で呼び止められ、多少戸惑いながらも用件を聞く。
 「何じゃない!! アンタ、私と公園でチームバトルの練習、するんでしょ!?」
イッキの反応に、半ば呆れ気味にアリカが答えた。
イッキの顔を見つめるその顔は、少なからず怒気を含んでいる。

 「あっ・・・・!」
アリカの言葉に、イッキの脳内に、ぼんやりと昨日の記憶が蘇った。
確かに約束した。昨日、公園で悪ガキ三人組にバトルを挑まれ、
3人の息の合ったコンビネーションプレイに、アリカ共々、
コテンパンにやられてしまったのだ。
一応、3対2なんて卑怯だ!とは言ったものの、
そんな理屈は通じない。「悔しかったら、アンタ達もコンビプレイ、磨くことだね!」と、
軽くあしらわれてしまったのだった。

 その時、アリカが言った言葉。
 「もー怒った!!イッキ、私たちも練習よ!!あいつ等なんか、
絶対にボコボコにしてやるんだからー!!」
凄まじい剣幕で迫るアリカに、イッキはYESと答えるしかなかったのだった。
33ソウル・タブレット:03/09/19 18:23 ID:DRDKoswE
漏れの文章力はこの程度。
こんなんでよろしければ・・・。
34名無しさん@ピンキー:03/09/19 20:31 ID:xC4SScEU
>>33
もちろん、問題ナシです!
続けてください!
35名無しさん@ピンキー:03/09/19 22:20 ID:Xw4R49F4
>>33
タブ様キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
36名無しさん@ピンキー:03/09/20 00:02 ID:VeIJUFrS
続き期待してまつ(*´д`)ハァハァ
37名無しさん@ピンキー:03/09/22 09:51 ID:JArw5oeD
おまいら勢い無くし杉
38名無しさん@ピンキー:03/09/22 18:37 ID:kkqBV9Y1
ほしゅ
39名無しさん@ピンキー:03/09/22 19:15 ID:v18iL5NH
素晴らしいですね。続き期待しております。
レス数が少ないので、ageときますね。
良スレになることを願っています
40名無しさん@ピンキー:03/09/23 16:37 ID:cbjfVD3b
ほしゅ
41名無しさん@ピンキー:03/09/23 17:33 ID:BeUhEVWP
(*´д`)ハァハァ
42ぴかー:03/09/23 21:02 ID:ihVb4+2l
オヤビンハァハァ
43名無しさん@ピンキー:03/09/23 21:08 ID:eR57iiS/
>>15,>>16
今更だがメダロットは噂では11月にでるGCので最後だと言われてる主人公はイッキ。
44ソウル・タブレット:03/09/23 22:33 ID:ctiPyxMq
 「思い出した?それじゃ行くわよ!」
そういうと、イッキは公園へと連れ去られていってしまったのだった。


 公園には、既にたくさんの先客がおり、イッキたちが練習するスペースは
もはや残されてはいなかった。
 「これじゃ練習できないよ・・・どうするの、アリカ?」
隣で腕組みをしている少女に意見を求める。
公園で練習できないのなら、他に良い練習場所などはあまり無い。
 「・・・・そうねぇ」
イッキは、そう言ったアリカの顔が、邪悪な笑みを浮かべているのを
しっかりと感じ取った。
 「奪い取るのよ!」
 「えぇっ!?う、奪い取るって・・・・」
驚きの言葉を口にした時には、既にアリカは
目の前の少年二人組に喧嘩を売っていた。

 「ねぇアンタたち、アタシ達とロボトルしない?」
少年たちは困惑していたが、アリカはそんなことはお構いなしに続ける。
 「アタシ達が勝ったら、この場所譲ってもらうからね!」
既に臨戦体制のアリカだが、少年たちは未だ状況が理解できていないらしい。
二人で顔を見合わせてなにやら相談している。
 「・・・俺たちが勝ったら何してくれんの?」
 「ここにいるイッキ君が、一週間アンタ達の奴隷になるわ!!」
全く迷う素振りを見せず、アリカは即答した。
それがもっと別の答えなら、イッキも嬉しかったのだが。
 「ちょっ、アリカ!!何言ってんのさ!?」
 「・・・OK。その条件のんだ!行くぞ!!」
イッキの意見などまるで無視して、
少年たちは、各々のメダロットを呼び出した。
 「よーし、アタシ達も行くわよ!おいで、ブラス!!」
45ソウル・タブレット:03/09/23 22:45 ID:ctiPyxMq
何か私用で忙しくて全然書けてないんですが
ずっと保守ってのもアレなんでうp。
エロ無しスマソ(´・ω・`)
46名無しさん@ピンキー:03/09/24 00:25 ID:5Ukp9A/8
>>44=45(・∀・)エエヨエエヨー
47名無しさん@ピンキー:03/09/24 00:31 ID:61ZsQG69
>>45
無理せずがんばってくださいハァハァ(*´Д`)
48名無しさん@ピンキー:03/09/25 01:07 ID:DneVyGM9
アリカもイイがチドリさん萌え〜
49名無しさん@ピンキー:03/09/25 16:30 ID:AL0awZA2
ナエさん萌え
50名無しさん@ピンキー:03/09/26 19:59 ID:TrOnIxhd
age
51あぼーん:あぼーん
あぼーん
52名無しさん@ピンキー:03/09/27 22:48 ID:+PonLjkK
ちょっとさびしいですね・・。
文才がない自分がいうのもおかしいような気がしますが、一言言わしてもらいます

         神 降 臨 キ ボ ン ヌ
53名無しさん@ピンキー:03/09/28 10:53 ID:yiEIM5Os
同じくキボンヌ
54名無しさん@ピンキー:03/09/29 15:32 ID:rxZOiKS/
静か杉(´・ω・`)
55名無しさん@ピンキー:03/10/01 16:24 ID:iorMAL8v
保守
56名無しさん@ピンキー:03/10/01 20:31 ID:cEcNSYdC
ageときます。神降臨まってまつ
57あぼーん:あぼーん
あぼーん
58ソウル・タブレット:03/10/02 18:35 ID:5APwbDFw
大変お待たせ致しました。
やっとこさ続き投下ですよ。
っつってもまだエロには突入しないわけですが(;´Д`)
59ソウル・タブレット:03/10/02 18:37 ID:5APwbDFw
 「合意と見て、よろしいですね!?」
いきなり、どこからともなく男の声が聞こえた。
返答を待たずに、男は続けた。
 「ロボトル〜・・・・ファイトォッ!!」
その声が終わらないうちに、二機のメダロットは
力強く地面を蹴りながらイッキたちに襲い掛かった。
 「ちょ、ちょっと待ってよぉ!」
こっちはまだメダロットさえ呼び出していないというのに。
 「何やってんのよ!早くしなしなさいってばぁ!」
隣のアリカが焦って声を荒げる。
ブラスが一人で応戦するが、2機のコンビネーションに苦戦していた。
 「め、メタビー、頼むっ」
あたふたしながら、腕のメダロッチに叫ぶ。
目の前に現れる見慣れたKBT型。無言で敵に銃口を向けると、
次々と弾丸を敵に打ち込む。装甲が剥げ、パーツの欠片が飛び散っていく。
 「・・・戦闘・・不能」
電子音の混じった声でそう言うと、2機のメダロットは次々と消えていった。
 「あ〜・・・俺のメダロットがぁ・・・・」
落胆の声をあげ、少年たちはがっくりと肩を落とした。
 「フッフッフ・・・アタシ達の力を甘く見ないことね!」
満足そうな笑みを浮かべ、ふんぞり返るアリカ。
少年たちは怨めしそうに睨みつけると、パーツを置いて
そそくさと立ち去っていった。
 「ま、こんなもんねぇ」
パーツを抱きかかえ、嬉しそうに言うのだった。
 
60ソウル・タブレット:03/10/02 18:40 ID:5APwbDFw
 「アンタ達・・・そんなんじゃアタシ達には勝てっこないわよぉ?」
場所を確保し、いざ練習を始めようとしたとき、
思いっきり厭味を込めた言葉が聞こえた。
 「何よ!文句あるんならハッキリ言いなさいよ!」
キクヒメと二人の子分をにらみつけるアリカ。
 「それじゃぁ言ってあげようねぇ。アリカ、アンタ居る意味無いじゃない。」
ニヤリと笑みを浮かべると、キクヒメは衝撃的な一言を放った。
 「そうそう!さっきのロボトル、イッキしか活躍してねぇじゃん!」
 「・・・・洗濯させたのもイッキ。」
二人に反論の暇を与えずに、イワノイとカガミヤマが言い放った。
イッキは、攻撃の的になっているアリカをチラっと見てみた。
悔しさからか歯を食いしばり、顔は紅潮している。
 「そ、そんなことないよ!!」
隣の少女の心中を察してか、イッキが拙いフォローを入れる。
 「アンタ達・・コンビには向いてないわねぇ」
必死なイッキの言葉を完全に無視して、キクヒメがトドメの一言を口にした。
その表情はニヤニヤと嫌らしい笑みを浮かべている。
 「じゃぁ・・・じゃぁどうしろっていうのよ!」
アリカがやっと搾り出した一言。
目を潤ませ、声を震わせながら言った一言だった。
 「そうねぇ・・・体を一つにでもしなきゃ・・・無理なんじゃないのぉ?
アンタ達性格違いすぎるんだしぃ。」」
 「アネゴ、そりゃ無理ですよ! アハハハ!!」
 「・・・プッ。」
辺りを屈辱的な笑い声が包んでいった。
61ソウル・タブレット:03/10/02 18:41 ID:5APwbDFw
待たせた割に異常に短い・・・。
そしてヘタレ。
スイマセンでした。
62名無しさん@ピンキー:03/10/02 20:16 ID:gQ7gpRYE
イイ!!期待して待っとりま。
63名無しさん@ピンキー:03/10/02 20:38 ID:MyrQLP0Q
(・∀・)イイ!!タブ神マンセー!!!
64名無しさん@ピンキー:03/10/02 21:26 ID:W9OHz677
ヨスギマス!!!!
もっときぼん
65名無しさん@ピンキー:03/10/05 22:25 ID:lI9pS3Yr
ほしゅ
66名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:02 ID:lI9pS3Yr
借ります
2003-10-05 22:57:29
名前:名無し
借ります
ファイル:/up/d1e3a8e37a30.zip (3454.37 KB)

燃料投下!

67名無しさん@ピンキー:03/10/06 16:10 ID:zWKtGCZ5
>>66
ハァハァ(*´Д`)
68:03/10/09 22:08 ID:tGyIWAA1
      神よ来い来い。神よこい。
    このスレの住人を満足させてやってくれ。
         頼む。
                   1より
69げーにっつ:03/10/12 18:08 ID:S/9kBuej
さあ、神に祈りなさい!
70名無しさん@ピンキー:03/10/14 19:59 ID:CAjwhRJ1
>>69
身の程を知りなさい・・・
71名無しさん@ピンキー:03/10/14 22:11 ID:lmMxXyxx
メダロット一期生としてはヒカル×キララネタ激しくキボンヌ。ただ消防時代は抵抗があるんで高校生の二人を……オレ書こうかな。
72名無しさん@ピンキー:03/10/15 08:24 ID:ZmNmN29n
>>70
身の程を知るのはテメェだゴルァ!!!!
                   _ _      .'  , . ∧_∧
          ∧  _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ '     (    )>>70
         , -'' ̄    __――=' ・,‘. <⌒>  _/ /
        /   -―  ̄ ̄   ̄"'" .   ’ | y'⌒  ⌒i
       /   ノ                 |  /  ノ |
      /  , イ )                 , ー'  /´ヾ_ノ
      /   _, \               / ,  ノ
      |  / \  `、            / / /
      j  /  ヽ  |           / / ,'
    / ノ   {  |          /  /|  |
   / /     | (_         !、_/ /   〉
  `、_〉      ー‐‐`            |_/
73名無しさん@ピンキー:03/10/16 15:43 ID:gycOqe87
とりあえずageるか
74名無しさん@ピンキー:03/10/16 18:52 ID:xQyvIUui
>>71
IDにやたらXの多い貴方様に恥を忍んで御願いします
書いてください
75名無しさん@ピンキー:03/10/16 22:47 ID:gycOqe87
>>74
やるからにはがんばるよ。ただ、ほるまの絵を意識すると萌ないかも。
76名無しさん@ピンキー:03/10/16 23:23 ID:c0lDL6tT
>>75
ならばアニメの方を!あれなら存分に萌られますぜ、ダンナ!!
77:03/10/19 21:07 ID:pyKkrS24
もうだめかな。こんなスレ、立てるんじゃなかった。(ToT)
78名無しさん@ピンキー:03/10/19 21:17 ID:MpQL1+oV
保守age
79名無しさん@ピンキー:03/10/21 18:33 ID:37Q2Rsox
>>1
がんばれ。微力だがオレがもうすぐ投下してやる。諦めるな。
80名無しさん@ピンキー:03/10/22 01:05 ID:u3byw9yG
ヒカル×キララ禿しくキボン
81名無しさん@ピンキー:03/10/22 15:56 ID:jdYh8cHM
82名無しさん@ピンキー:03/10/23 04:04 ID:9CNyi18L
>>81
(・∀・)イイ!!
83名無しさん@ピンキー:03/10/23 21:38 ID:zhoHTpAe
>>81
メダロットのエロ小説てこれしかしらんな・・・やっぱ需要が低すぎるのか(´・ω・`)
84名無しさん@ピンキー:03/10/26 10:17 ID:NXS4CAZt
今ネタ探すために1を再プレイしてんだけどよ、バグって記録がきえちまう。
85名無しさん@ピンキー:03/10/26 15:18 ID:xUknedE8
すまねぇがエロじゃないメダロットの小説はないのか?
あったら教えてくれ
86名無しさん@ピンキー:03/10/26 20:55 ID:N0pvkYUy
>>85
メダロット小説RING
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Knight/5003/webring.html
のべりん
ttp://popup2.tok2.com/home/jeriru97/
のべりんWEBRING
ttp://homepage1.nifty.com/ginnyuusijinn/ringu.htm
メダロット小説同盟
ttp://zxcv.omosiro.com/
87名無しさん@ピンキー:03/10/27 17:27 ID:HUJR7qAF
8885:03/10/27 22:50 ID:Q2zOn1/0
>>86
ありが(っ´▽`)っd

関係ないが2以降はあまり面白くなくなったと思うのは俺だけか?
89名無しさん@ピンキー:03/10/28 00:44 ID:tISgnrma
イッキ編までは好きだな。
後の5、NAVI、コア、Gはクリアすらしてない・・・
90名無しさん@ピンキー:03/10/28 14:55 ID:YSN2Yucl
86の最後のアドにつなげてもそのページに逝かないのは俺だけか?
91名無しさん@ピンキー:03/10/28 22:25 ID:88XkDisr
今年もやってきました。
はたして今年2chで一番流行った2ch語はなんなのだろうか…。

投票所つくりますた
↓↓
2003年2ch的流行語大将(・∀・)

http://cgi.members.interq.or.jp/snake/watanabe/y/anc/main/anc/ancmulti.cgi?mode=enquete&number=1
選択肢は自由に増やせますが投票は一人一回までです。

昨年は得票数1568票の「 通報しますた。 」が1位でした。。
2002年2ch的流行語大将(・∀・)
ttp://www.interq.or.jp/snake/watanabe/y/anc/logrom/you/2ch.htm
92名無しさん@ピンキー:03/10/31 23:51 ID:lRcq8Qm1
>>89
ハゲシクドウイ、なんでイッキ編終わらせたんだろ?
93名無しさん@ピンキー:03/11/04 22:02 ID:V716kW+T
ボッキアゲ!ヽ(`Д´)ノ
94名無しさん@ピンキー:03/11/07 21:46 ID:mxSYjqqe
>>71はどうしたんだろうか・・・




(´・ω・`)
(∩ ∩)

9571:03/11/08 12:48 ID:od1AQEdW
ちと、不慮の事故で腕が
96名無しさん@ピンキー:03/11/08 18:02 ID:luib83BW
なんと
97名無しさん@ピンキー:03/11/10 19:19 ID:Nn1407lY
残念
98名無しさん@ピンキー:03/11/10 23:21 ID:Cm6RJm37
こんなスレ立つとはなあ、みんな人間同士希望だが、アリカ×ブラスとかメタビー×ブラスとかってどうよ?


特殊過ぎるって言われそうだがw
99名無しさん@ピンキー:03/11/11 04:45 ID:G5ghAbhW
>アリカ×ブラスとかメタビー×ブラス

読んでみたいが描写難しそうだ…。
100名無しさん@ピンキー:03/11/11 22:48 ID:UAh2ZXtg
100
101名無しさん@ピンキー:03/11/15 02:34 ID:8G7wzp8v
・・・・ほしゅ
102名無しさん@ピンキー:03/11/16 12:17 ID:lCNzb1Yt
・・・・ほしゅ
103名無しさん@ピンキー:03/11/17 22:04 ID:UTJVkcpN
・・・ほしゅ
104名無しさん@ピンキー:03/11/19 13:48 ID:8IflHVcz
ハチロウ萌え
105名無しさん@ピンキー:03/11/19 23:30 ID:icHQfwYC
 
106名無しさん@ピンキー:03/11/20 09:16 ID:gV/oDcrx
ユウキのメダロットと青いなんとかドッグって奴かっこよかったなぁ…
当時、小五か六くらい。また友達とロボトルしたいなぁ…
107名無しさん@ピンキー:03/11/20 18:26 ID:mvtzptIO
嗚呼、ひとがこない
108名無しさん@ピンキー:03/11/30 09:17 ID:1lqkiPs7
そろそろ保守
109名無しさん@ピンキー:03/12/02 14:44 ID:5cUnZ1Fp
弐COAEのクワガタってなんでこんなにムズいんだ・・・
110名無しさん@ピンキー:03/12/07 04:31 ID:/TDWQHhz
死守。
111名無しさん@ピンキー:03/12/09 16:14 ID:8q9TTvTc
age
112名無しさん@ピンキー:03/12/21 01:39 ID:T4Zx5J/H
 
113名無しさん@ピンキー:03/12/30 23:18 ID:JzCjiezg
萌え.jpにもいけないので、今日はメダロットのエロ絵を見ることはなかった。
114名無しさん@ピンキー:03/12/31 00:21 ID:qY7BNuEe
萌え.jpにメダのエロ絵あるの?
115名無しさん@ピンキー:03/12/31 11:16 ID:XNbseB2p
ある、でも、消えた
116名無しさん@ピンキー:04/01/02 11:37 ID:9LVTk+2o
>>115
(´・ω・`)
117名無しさん@ピンキー:04/01/12 21:49 ID:GSZcJtEJ
保守

ネタないなあ、メダエロは需要なさそうだなあ。
118名無しさん@ピンキー:04/01/22 19:07 ID:E/79nzQD
へーまだがんばってるんだね
119名無しさん@ピンキー:04/01/24 04:16 ID:YyWXjJPr
☆★メダロットのエロ画像☆★
http://wow.bbspink.com/ascii2d/kako/1013/10136/1013609315.html
メダロットのアリカ萌え〜
http://wow.bbspink.com/ascii2d/kako/1011/10111/1011194512.html
☆★メダロットとデジモンのエロ画像☆★
http://wow.bbspink.com/ascii2d/kako/1015/10150/1015080115.html
メダロットのエロがぞー
http://okazu.bbspink.com/ascii/kako/1008/10080/1008002284.html
メダロットのエロ画像キボーン
http://www.bbspink.com/ascii/kako/988/988457810.html
メダロット魂のエロ画像
http://www.bbspink.com/ascii/kako/982/982922585.html
メダロット18禁お絵かきBBS
ttp://w6.oekakies.com/p/gang/p.cgi
120名無しさん@ピンキー:04/01/24 04:33 ID:YyWXjJPr
まだあった
   メダロットのエロ漫画
http://pink.bbspink.com/ascii2d/kako/1050/10508/1050801365.html
メダロットのエロい奴
http://pink.bbspink.com/ascii2d/kako/1042/10426/1042625789.html
メダロット
http://vip.bbspink.com/ascii2d/kako/1034/10344/1034496070.html
今一度、メダロッターりんたろうのエロパロ求む
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1062/10628/1062829051.html
メダロットのエロパロ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1052/10524/1052481563.html
18禁関係のメダスレはこんなもんかな、ほとんどが虹板のスレだけどw
121名無しさん@ピンキー:04/02/01 22:42 ID:0Fj2Alhr
メタビー×ブラス



……………………………書いてみようかなぁ、と言ってみるテスト
122名無しさん@ピンキー:04/02/02 08:33 ID:v1i0WpMW
書いてくれ



待ってるから・・・・・・
123121:04/02/02 18:37 ID:boHFh5Ai
だが擬人化になる可能性が高い……





それでもやるか…………?
124名無しさん@ピンキー:04/02/03 09:23 ID:WXabuSAD
問題無っすぃんぐ
125121:04/02/04 22:35 ID:3rgTV8EF
でけたけど、






へなちょこだよ?

それでも見たいか??
126名無しさん@ピンキー:04/02/04 23:11 ID:gt6Q1pQn
激しく見たい
127名無しさん@ピンキー:04/02/05 00:02 ID:Hr9RE1xi
>>125
いきなり公開するの躊躇うならどんな内容か言ってみたら?
正直、鬼畜ものならあんまみたくないし

所でメタビーって
アガタヒカルの初代メタビー
天領イッキの二代目メタビー
カスミの(故)メタビー
カスミの(現)メタビー
のドレですか?っと言ってみるテスト
(イヤ、イッキのメタビーだろうけどさ)
128121:04/02/05 08:08 ID:EPxzcnFy
>>127
そですね。内容は簡単に言えばイッキメタビーとブラスの初セックスモノなんだけど、
描写がちと難しかったので。

ちなみに擬人化してます。
129名無しさん@ピンキー:04/02/05 09:14 ID:iQLi7GX9
昔メタビー×ナースの同人(だったかな?)
見たことあるし、しかも擬人化じゃねえやつ
だから問題なさげ
130121:04/02/05 21:59 ID:EPxzcnFy
(髪を梳く)

髪を梳く。
その行為だけで、何かを感じた。


メタビーはマスターのアリカの代わりに、ブラスの髪を梳いていた。
ショートヘアの彼女の髪はさらさらとしており、触ると柔らかい感触だった。
髪を梳く。
ふと、メタビーは彼女の髪からいい匂いがする事に気づいた。鼻を近づけてみると、甘い香りがする。
「驚きました?」
ブラスがくすっと笑う。取って置きのいたずらがばれたように照れ笑いしながら、香水をつけているのだと説明した。
「いい匂いだなー」
鼻をもっと近づけると、ブラスのうなじが目に飛び込んできた。
冗談交じりにちょっとだけ舐めてみる。
「きゃっ、何ですか?」
その反応に満足したメタビーは首筋全体をちょこちょこ舐め始める。
「やんっ、きゃっ、やっ、やめてっ、あっ、あぁっ」
反応がだんだん過敏になっていく。それに併せて、メタビーも憑かれたようにあちこちを舐め始めた。
首筋、頬、そして胸元まで。
メタビーが舐める度に、甘い喘ぎ声を上げるブラス。
(やべ……。オレ、何やってるんだろ……?)
ぼうっとした頭が警鐘を鳴らすが、彼の本能がそれを止めるのを許さなかった。
やがて。
2人の唇が重なり合ったかと思うと、お互い舌を入れ、激しく口内を犯し始めた。
131121:04/02/05 22:00 ID:EPxzcnFy


「んっ……」
唇を離すと、唾液が細い糸になって余韻を残す。
「…何か、すげぇ気持ちよかった……」
顔を紅潮させたメタビーの言葉に、同じくらい赤い顔のブラスが頷く。と、
「…?」
ふと座っている場所を見ると、なぜか染みができていた。
「濡れてる?」
メタビーの言葉に2人とも自分の股間辺りを見てみた。

「「あ……」」

ブラスの女陰はしっとりと濡れ、メタビーの男根は完全に起っている。
「ど、どうすれば……?」
「え、えーと、えーと……」
何とか考えをまとめようとするメタビーの頭に、この前聞いた「母上のおまじない」を思い出した。
「そ、そう言えば、これ……」
恥ずかしさを堪えて、ズボンを下ろしてそれを出す。
「中に入れれば、収まるって……」
「え……?」
ブラスも下着を下ろして、濡れてる場所に触れる。
「あっ!」
「ブラス!?」
びくんと大きく揺れるブラスを見て、メタビーも女陰に触れてみる。
「め、メタビーさんっ!?」
「うわっ!」
さっきより大きく反応したので、驚いて手を離す。
132121:04/02/05 22:01 ID:EPxzcnFy
手を見てみると、粘着性のある液が指先を濡らしていた。それを見て、メタビーは詳しい事を思い出す。
「あ、確かこれが良く出りゃ、入りやすいって言ってたな」
「……まだ、足りないんですか?」
ブラスが恐る恐る聞く。メタビーはしばらく考えた後、こくんと頷いた。
「そ、それじゃ……」
ころりと丸くなって、足を開く。メタビーは、場所を確定するため、割れ目を少しづつなぞっていく。
「ん……っ、ぁっ、ぁふっ!」
割れ目の途中で、反応が激しくなった。メタビーは適当に辺りをつけ、指を動かす。
「あっ、やぁんっ、あぁぁっ!」
喘ぎ声がいっそう激しくなる。触れている途中、メタビーの指はずぼっと穴に入った。
「あ、あああんっ!」
「え?」
ブラスの反応に、メタビーは一瞬指の動きを止める。
(まさか、入れるって、この中か!?)
慌てて指を出す。突っ込んでいた指は、触れただけの時の量の倍以上の愛液に塗れていた。
(これ位だったらいいのか?)
メタビーはいきり立ったままの男根に触れる。愛液塗れの手で触れられ、メタビーのそれはぽたぽたと先走り液を出した。
(うわ、やべぇ!)
慌ててメタビーは「母上のおまじない」通りに押し付ける。
「あのさ、痛かったら言ってくれよ?」
メタビーの忠告に、ブラスはかすかながらも頷いた。

何かを強引に貫く感覚。

「!! ひぃぃっっ!!」
「うっ!」
133121:04/02/05 22:02 ID:EPxzcnFy
処女幕を破られ、ブラスが甲高い悲鳴を上げる。メタビーは身を堅くしたが、男根は完全に根元まで入ってしまった。
「い、痛い……!!」
「だ、大丈夫か!?」
痛みのあまりに涙をこぼすブラスを見て、慌ててメタビーは男根を抜いた。と、
「!」
ブラスの動きが止まる。
(……さっき、ちょっと気持ちよかった…………)
抜かれる瞬間、何かがこすれあい、痛みの中にも快感を感じていたのだ。
(もう一回、感じたい……)
かすれた声で、ブラスは懇願した。
「も、もう一回、入れて抜いて……」
「え?」
目を丸くするメタビー。
「お願い、早く……」
「あ、わ、分かった!」
言われる通りに、入れてしばらくしてから抜く。
「んっ、気持ちいい……」
「え??」
唐突なブラスの変わり様にメタビーは困惑するが、自分もやばい事を思い出し、また入れる。
「あっ、い、痛いけど、気持ちいいよぉ……」
嬌声を聞きながら少しづつ入れていくメタビーは、あることに気づく。
(こっちの方がいいか?)
奥まで入れる。
一息。
「んっ!!」
勢い良く、先が見えそうなくらいに戻す。
「あああんっっ!!」
生まれて初めて感じる最高の快感に喘ぎ声を上げるブラスと、締め付けられる快感に身体を震わせるメタビー。

(気持ちいい………!!)
134121:04/02/05 22:03 ID:EPxzcnFy

あとはもう、さっきの要領でメタビーは腰を振る。そのたびにブラスが嬌声を上げる。
2人の限界が頂点を達した瞬間。
「い、イクぜ、こいつは……!」
「あ、ああああああっ!! イッちゃいますぅぅぅぅぅ!!」
初めての絶頂に身を震わせ、意識を失った。



「ん……」
最初に意識を取り戻したのはメタビーだった。ブラスの頬をぴたぴた叩いて、意識を覚醒させる。
「あ、メタビーさん……。あんっ」
「あ」
どうやら二人は繋がったまま意識を失っていたようだ。慌ててメタビーは引っこ抜く。
「「うわ……」」
血と精液と愛液塗れになった男根を見て、メタビーとブラスは驚きの声をあげた。
「何か、すげぇな。やってた時はあまり分からなかったけど」
「そうですね」
そう言えば痛みも大分引いてますね、とブラスは人事のように思う。
と、ようやく2人は今の状況を察した。
「髪が、ひどく乱れちゃいましたしね」
「あ、そう言えば……」
最初はただの髪梳きだったんだとメタビーは今更ながら思った。
そんなメタビーに、ブラスはくすくす笑いながら櫛を手渡した。
「今度はもっと綺麗に梳いてくださいね?」
135121:04/02/05 22:04 ID:EPxzcnFy
これが限界です……。ばた
136名無しさん@ピンキー:04/02/06 00:16 ID:iaHY3Vs2
>>121
GJ!お疲れ
137名無しさん@ピンキー:04/02/07 01:36 ID:upOy5rQo
グッジョブ( ゚∀゚)b!
138名無しさん@ピンキー:04/02/08 08:10 ID:OyB73XFK
イイネ!!( ゚∀゚)b!
139名無しさん@ピンキー:04/03/03 20:21 ID:GGV1Pk4+
age
140名無しさん@ピンキー:04/03/08 23:52 ID:lIAuuHry
ナエさん萌えage
141名無しさん@ピンキー:04/03/09 17:56 ID:M+W9FF/i
ナエちゃんは愛人属性

「…ん…ぁ……だ、駄目です、ヒカル…さん…」
ナエの柔らかな茂みを、ヒカルの見た目からは考えられない、堅く、しっかりとした指が掻き分ける。
ヒカルは、普段は黒く長い髪に隠されて見えないナエの白い項に黙々とキスを繰り返す。
「…はぁ…だ、駄目……キララさんに…悪いです…」
「ナエちゃん、今更なに言ってんの?」
白衣の下の黒いブラウスを、強引に開く。
ナエの透き通るような白い乳房が弾け飛んだ。
手に余るきめ細かなナエの乳房を掬い上げる様に揉み砕く。
「ナエちゃんって着痩せするから分からないけど…」
「ふぁ…あんっ……ぁ…んぁ…」
「…こんなにHな身体にしたのは、僕じゃないか」
ナエの耳たぶが、ヒカルの唾液で濡れる。
ナエは自分が都合のいい女である事を認めていた。
ヒカルにはキララと言う恋人がいる。
幼なじみで、お似合いの二人。皆から祝福される二人。
「…ナエちゃん?」
「え?……はい?」
ヒカルの指が、ナエのふっくらとした目尻を撫でる。
「…終わりにしよっか?僕達」
ヒカルの囁きに、静かに首を振る。
周りには秘密の二人。ナエの研究室だけが二人の空間。
それでもいい。
「私は…ヒカルさんに愛されるだけでいいです」

ナエの喘ぎ声を扉越しに聞く男が一人。
「……ゆるせん。ヒカル殿、覚悟」
ロクショウはいきり立つヒカルの怒張に向かって剣を構えた
142名無しさん@ピンキー:04/03/10 22:16 ID:Bf8yy96Y
>ロクショウはいきり立つヒカルの怒張に向かって剣を構えた

ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル
143名無しさん@ピンキー:04/03/13 01:08 ID:AornKhIj
>>141
GJ!!キター(゜∀゜)
144名無しさん@ピンキー:04/03/18 22:09 ID:JWCG3UsD
アリカタン…(;´д`)ハァハァ
145名無しさん@ピンキー:04/03/19 10:30 ID:B4xHYali
アリカタン…(;´д`)ハァハァ
146名無しさん@ピンキー:04/03/20 03:07 ID:Ks7aEeLc
アリカタン…(;´д`)ハァハァ
147名無しさん@ピンキー:04/03/22 09:11 ID:F4MRrabS
ホス
148名無しさん@ピンキー:04/03/22 09:22 ID:vp9xNCuF
149名無しさん@ピンキー:04/03/22 19:11 ID:vp9xNCuF
プレイ
150名無しさん@ピンキー:04/03/24 20:17 ID:VdZpMnN1
モレハカリソモエダモマイラモメダツーノカリンエンドムカエロジェツタイモエルマチガイナイカリンタソハアハア(-Д-;)
151名無しさん@ピンキー:04/03/27 22:50 ID:rqAmEBGj
age
152名無しさん@ピンキー:04/03/29 14:55 ID:hafeTBvb
保守保守あげ
153名無しさん@ピンキー:04/03/29 22:12 ID:5BzUyufC
アリカタン…(;´д`)ハァハァ
154名無しさん@ピンキー:04/03/30 01:18 ID:5WcYZ4/c
カリンにしとけ。
155名無しさん@ピンキー:04/04/02 18:48 ID:emIMIaKl
神キボン
156名無しさん@ピンキー:04/04/03 23:37 ID:uLc5eWL4
イラスト投下していい?
157名無しさん@ピンキー:04/04/04 00:09 ID:x320oVlK
やらばやれ、汝の心の欲するままに。
158名無しさん@ピンキー:04/04/04 01:52 ID:btOMShsb
おお、神よ〜!!!
(;´д`)ハァハァ
159名無しさん@ピンキー:04/04/08 21:15 ID:PGD4oOAk
保守
160名無しさん@ピンキー:04/04/12 16:33 ID:nkjYsWPQ
保守
161名無しさん@ピンキー:04/04/14 18:59 ID:So6i4HaM
懲りずに保守age
162名無しさん@ピンキー:04/04/16 02:55 ID:9bRZfQBd
保守
163名無しさん@ピンキー:04/04/16 03:08 ID:9bRZfQBd
60の続き激しくキボン
末永く待ってますのでヨロ
164名無しさん@ピンキー:04/04/16 21:16 ID:IMVsBTqD
非エロでいいのでAAもしくはイラストください
165名無しさん@ピンキー:04/04/18 01:34 ID:wow45KSU
アリカたん・・・
                     /    |    |    |
                 |     |    |    |
                   |ー |   l ー-  l
           /⌒ヽ   |    |   l     l
           l   l    |    |  |  0   |
            |   l   | ー-  |  l⌒) - l  
             |  -‐|    |    |   | 丿   |    /⌒ヽ
           |   |    |    |  |ノ     l   |    ヽ
             l    _!   |    !__,! ‐  一 |   l     ヽ、
         /⌒ヽ l ‐ \  |, ノ⌒) ()     l    〉-‐  l
         l〉   )ヽ、   ヽノ (ノO (ノ  (つ ヽ、 | ノ)  |
        /  人 ヽ、        (⌒)      ヽノ (ノ  |
          l     ヽ、\,        )丿 / ノ/ o     l
        ヽ  ノ \,/     /  (ノ       () ヽ  l
         \    /        /     (⌒ヽ    |
          ヽ、       /  /   l      しノ      |
           ヽ、  /   /     |           l
            ヽ、          l          /
             ヽ、            |          /
              ヽ          l        /

166名無しさん@ピンキー:04/04/18 15:14 ID:nbQcbMl+
微妙に量が少ないな
167名無しさん@ピンキー:04/04/19 21:37 ID:/MimAPCp
そういう問題なのかよ orz 
168名無しさん@ピンキー:04/04/20 04:25 ID:NO2lLb/a
ハアハア
169名無しさん@ピンキー:04/04/21 20:18 ID:DZOgQ4ZD
ハヮハヮ
170名無しさん@ピンキー:04/04/23 00:12 ID:cBV0LvDC
マンコ
171名無しさん@ピンキー:04/04/24 00:59 ID:odp1SXXm
ひたすら保守age
172名無しさん@ピンキー:04/04/25 21:43 ID:RFjq4BIW
>>156は逃げたのかなぁ
173名無しさん@ピンキー:04/04/29 12:37 ID:Og3vVLFi
保守
174名無しさん@ピンキー:04/04/29 12:52 ID:Og3vVLFi
アリカタン…(;´д`)ハァハァ
175名無しさん@ピンキー:04/05/03 01:34 ID:B/Gp1vTC
ほしゅ アリカたんハァハァ
176名無しさん@ピンキー:04/05/03 13:27 ID:UQTR3epz
神降臨期待上
177名無しさん@ピンキー:04/05/07 15:29 ID:foiOgtk7
無意味にage
178名無しさん@ピンキー:04/05/18 22:29 ID:RNf2EEp2
ウホッ
179名無しさん@ピンキー:04/05/22 16:22 ID:ZQtmRl6u
2〜4のコウジ×カリンキボソヌ
スレ違いだがメダ3をアドバンスSPでやると意外ときれい。と言うわけでsage
180名無しさん@ピンキー:04/06/19 19:46 ID:ij2B/4uU
age
181名無しさん@ピンキー:04/06/22 17:28 ID:y5FRKshu
カリンが出れば何でもいいよハァハァ
182156:04/06/27 21:00 ID:RqIyemv3
ttp://sak2-2.tok2.com/home/gampared/asare/meda.png

遅すぎだが、キノコタン。
絵柄がアレなのは勘弁してくれ…所詮萌えオタの絵なので (;´Д`)

メダキャラ全員にいえる話だが、着替えってどこでしているんだろうか…
その場で着替えているようにしか見えんキャラ多数。
183名無しさん@ピンキー:04/06/27 21:13 ID:tdOoCYhi
>>182
(´_ゝ`)d GJ!
184名無しさん@ピンキー:04/07/05 21:40 ID:ZObgJcvK
185名無しさん@ピンキー:04/07/08 22:48 ID:yTeoRddZ
4のカリンベースのほうがよかったかも。
( ´_ゝ`)d GJ
186トリップテスト ◆iKCIlejeZ. :04/07/12 17:12 ID:3W6AILSF
アリカタン…(;´д`)ハァハァ
187名無しさん@ピンキー:04/07/18 20:21 ID:vxFqLF1s
30分書き込みがなかったら誰か俺のために
鮟グラ一家に陵辱されるナエたんを
188名無しさん@ピンキー:04/07/21 18:27 ID:VExiYOyG
age
189名無しさん@ピンキー:04/07/28 16:32 ID:MasK5aQ1
abe
190名無しさん@ピンキー:04/08/03 15:56 ID:mn14MUmL
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191名無しさん@ピンキー:04/08/03 20:01 ID:FZKINi5k
konosuremadaattanoca
192名無しさん@ピンキー:04/08/04 09:29 ID:GBW0rUeX
 
193予告:04/08/08 00:23 ID:MzBXg5Iv
これから『カリン×アリカ』のレズ陵辱モノを投下します。
お楽しみに!
194名無しさん@ピンキー:04/08/08 04:55 ID:/eoPvzU2
よし!

激しく期待しつつ待つ!
195第一話 囚われのアリカ:04/08/08 13:54 ID:MzBXg5Iv
(・・・・・あれ・・・・わたし・・・・・)
その時、甘酒アリカは友人である純米カリンの家に遊びに来ていた。
今日、カリンの家には誰もいない。母親はいつも仕事の関係で家にいなかったし、父親は出張で明日まで帰ってこない。
いつもいるお手伝いさんも、今日は休暇で家にいなかった。
そんなカリンから「一人だと心細いので泊まりに来て欲しいですわ」とアリカの所に電話が掛かってきたのだ。
そして泊まりに来たアリカに、カリンは一杯のお茶を振る舞った。
アリカは、気だるく朦朧とした意識の中で最後にお茶を飲んだ事を思い出した。
そして、自分が今ベッドに横たわっているらしい事を感覚として感じると、そんな気だるさを振り払う為にも起き上がろうとした。
ところがアリカが起き上がろうとした瞬間、両腕を何かに引き戻されて再びベッドに倒れこんだ。
見ると、アリカの両腕にはロープが括り付けてあり、それはベッドの柱に繋がれていた。しかもそれだけではない。アリカが自分の体に視線を移すと、そこにはベッドの上で仰向けになった自分の裸体が映ったのだ。
わずかに膨らんだ小さな乳房、まだまだ未発達だが確かに女性を感じさせるほっそりとした輪郭を描く身体、そしてまだ陰毛すら生えていないつるつるのアソコ。
「なっ!?ちょ、ちょっと・・・何でわたしこんな格好に・・・」
あまりの出来事に、何が起こったのか分からず混乱するアリカ。
そんなアリカの頭上に、同じく一糸纏わぬ裸体をさらけ出したカリンが姿を現した。
カリンは、アリカの両脇のスペースに両手と両膝をつきのしかかるような体勢をとった。アリカの目の前に、自分と同じ未発達でつるぺたなカリンの乳房が映る。
196第二話 快楽の罠:04/08/08 21:55 ID:MzBXg5Iv
「か、カリンちゃん!?」
目の前で繰り広げられる信じられない出来事に、目を見開き驚愕の声を上げるアリカ。
「おはようございますアリカさん」
カリンはまるで、目覚めたばかりの眠り姫を愛しむようなような口調で語りかけた。
「お目覚めの気持ちはいかがですか?」
「いかが・・・って!」
カリンのいたって自然な言動に、アリカは絶句した。
「これ・・・カリンちゃんの・・し、仕業なの!?」
驚きの余りたどたどしい話し方になっているアリカに対し、カリンはやさしく言葉を続けた。
「私、初めて出会った時からアリカさんの事を私のものにしたいと思っていたんです。安心してください。かわいいアリカさんを酷い目になんか遭わせませんわ・・・とても気持ちのいい事をして差し上げますから」
「気持ちのいい事って・・・」
そう聞いてアリカは恐怖で言葉を失った。
アリカだってもう小学校の高学年だ。性教育の授業などで、子供をつくるために男女はお互い裸になってSEXをする事ぐらい知識として分かっている。
そして、それが気持ちのいい快感をもたらすものだという事も・・・。
今、アリカとカリンはお互いに一糸纏わぬ姿になっている。そしてカリンの「とても気持ちのいい事」という言葉。
アリカはカリンが自分とSEXするつもりなのだと分かった。
197第三話 欲望のカリン:04/08/10 00:19 ID:zp45y7dn
『女の子同士のSEX』・・・そんな事をしてしまったら一体どうなってしまうのだろう?
学校でも教えてもらった事のないその行為に、アリカは恐怖した。
SEXというものは大人にならないとしてはいけない学校で教えられたアリカにとって、子供同士でSEXしてしまうという事も恐怖に一層の拍車を掛けた。
もしカリンとのSEXで子供ができてしまったら・・・そう思うとアリカは叫び声を上げていた。
「イヤァァァァ〜ッ!誰か、誰か来て!お願い助けて!」
「叫んでも無駄ですわ。今日この家には誰もいませんし、それにこの部屋の防音設備は完璧で声が外に漏れることはありませんもの。安心して快楽の喘ぎを上げてくれてかまいませんのよ」
そう答えるカリンの瞳の奥には薄黒い欲望の炎が焚きついていた。
「やめてカリンちゃん!わたし達まだ子供なのよ。子供同士でSEXして赤ちゃんが出来ちゃったら」
「それなら心配には及びませんわ。女の子同士なら卵子と子宮しかありませんもの。精子もなしに子供なんかできませんわ」
そう言うとカリンはアリカに顔を近づけ、微笑みながらこう呟いた。
「ですから、これから一日中、一緒に快楽の深みに堕ちて行きましょう」
「し、信じられない・・・か、カリンちゃん。こんな事はやめて!」
アリカは彼女らしく、キッとカリンを睨んだ。が、カリンにはその瞳の奥で恐怖心が揺れ動いているのがわかった。
カリンは微笑を崩さず、吐息をつくように、ゆっくりと唇を動かした。
「い・や」
198コマンドサーペント:04/08/10 00:23 ID:zp45y7dn
sage忘れてました・・・ゴメンナサイ!
お詫びに第四話を今すぐ投下します。
199第四話 悦楽の監獄(前編):04/08/10 00:30 ID:zp45y7dn
カリンはアリカの顔に両手を伸ばすと、その可愛らしい唇に自分の唇を重ね合わせてきた。
(イヤっ!初めてのキスが女の子となんて)
アリカは顔を背けようとしたが、カリンに顔をしっかりと押さえ付けられており成す術もなく唇を奪われた。
それでもアリカは必死に抵抗を試みたが、そのうちカリンの舌がアリカの唇から割って入り、口腔内を侵食していった。
(そんな、初めてだったのに・・・)
そしてカリンはアリカの唇と口腔内を一通り犯し終わると唇を離し、アリカの未発達な左右の乳房を両手で被い包んだ。
「アリカさんとのファーストキス、とっても良かったですわ。今からもっと気持ちいい事をして差し上げますわね」
「やあっ!やめて・・・そんな事」
アリカは手足をバタつかせ抵抗した。だが、そんな事をしても両手を拘束するロープは解けるはずも無く、カリンはアリカのすぐ右側にいる為に両足は何も無い空間を空振りするだけだった。
「うふっ・・・嫌がるアリカさんの顔、とっても可愛いですわ」
カリンは両手に微妙な力加減を加えると、アリカの胸を揉みしだき始めた。
「ああっ!やめ・・あぁ・・・」
同姓から胸を愛撫されていくうちに、アリカの中で妙な気持ちが少しずつ芽生え始めていった。
(ああ・・・なに?この感覚・・・空を飛んでるみたい・・・)
アリカは自身の思考に靄がかかっていく感覚にとらわれていくのを感じた。
「気持ちいい・・・やめないでぇ・・・」
アリカは無意識のうちにそう言葉を発した。次の瞬間、アリカはハッとなって今、自分の口にした言葉に耳を疑った。
(な!何言ってるのアタシ!?)
「ち、違うのカリンちゃん、やめてぇ・・・」
アリカはさっきの言葉を打ち消すように拒絶の言葉を口にした。
が、カリンの愛撫によって快楽の監獄に引きずり込まれ呂律が回らなくなったアリカの口からは、甘い喘ぎ声しか聞こえてこなかった。
200第五話 悦楽の監獄(後編):04/08/10 00:33 ID:zp45y7dn
「ふふっ、そんなに気持ちいいですか?よかったですわ、悦んでいただけて」
「そんな・・・そんな、違う・・・」
カリンの言葉に対し、アリカは羞恥心に真っ赤になりながら必死に否定しようとした。
カリンはそんなアリカの顔を見ると、愛撫していた右手を離し、すっかり硬くなって屹立しているアリカの乳首に吸い付いた。
そしてその歯並びのいい前歯で乳首を軽く甘噛みすると舌先で乳首を何度も弾き、更に左手も胸への愛撫から乳首を指で嬲る行為に切り替えた。
「はうぅぅっ!イヤ、イヤっ、やあぁぁっ・・・」
(・・・もっと愉しませてさしあげますわ)
そう心の中で呟くと、カリンは余った右手をアリカのつるつるのアソコに滑り込ませた。
カリンの愛撫によって官能の火が点いたアリカの体は既にアソコから愛液を垂れ流し始めており、カリンの人差し指と中指をあっさりと飲み込んだ。
「きゃうぅっ!」
今まで触れた事の無い自分のアソコへの挿入感に、アリカは悲鳴を上げた。
カリンは指を前後させアソコの中で動かしながら、親指でワレメの頂点にあるクリトリスの包皮を剥き、親指の腹で優しくなでる様に擦り始めた。
「やあっ!そこ、だめ・・・ダメェ!お、おかしくなっちゃうっ!」
アリカは肢体を左右に激しく揺さぶり、今まで以上に激しく身悶えた。
そんなアリカの反応を見て、カリンはアリカへの乳首とアソコに対する愛撫の速度を上げた。
「あううぅ・・・あっ、あああっ・・・いいっ・・・いいっ・・・はうぅぅぅん!」
今まで以上の乳首とアソコへの激しい愛撫に、アリカは狂ったように体を仰け反らせ嬌声を上げた。
「きゃうっ!やあっ・・・アァァァ〜ッ!」
プシャアァ・・・・・。
その瞬間、絶頂に達したアリカは自分のアソコから潮を吹き、その淫らに全身を官能の炎で火照らせた肢体をベッドの上に投げだした。
201第六話 汚された純潔:04/08/11 01:10 ID:eVhVYmim
「アリカさんのイった顔、とても可愛らしかったですわ」
アリカのアソコから手を引き抜くとそうアリカに語り掛けた。
「イッキ・・・・・」
アリカはそう呟くと、自分が女の子にイかされてしまった事に涙を流した。
天領イッキ。それはアリカの幼なじみの名前だった。小学校高学年になるにしたがってアリカの中でイッキは『幼なじみ』から『気になる男の子』へと変わって行った。
アリカは最初に性教育の授業を習った時に、もしそんな事をしそうな相手がいるんだったら、それは『イッキ』かな・・・と考えていたのだ。
(それなのに・・・)
アリカにとっての初めてのSEXの相手は、そのイッキが思いを寄せる女の子『カリン』だったのである。その事実に、アリカは只々泣く事しかできなかった。
「泣かないで下さいアリカさん。これからもっと気持ちいい事をしてさし上げますから」
そう言うと、カリンはアリカと自分のメダロッチを両腕にはめた。
「ブラスさん!ナースちゃん!転送」
次の瞬間、アリカは驚愕のあまり言葉を失った。
アリカの目の前に現れたのはカリンの愛機『ブレイブナース』と、自分の愛機『ラストセーラー』だったのだ。
202第七話 陵辱のメダロット(前編):04/08/11 02:10 ID:eVhVYmim
だが、アリカはその2体のメダロットの様子がいつもと違う事に気が付いていた。ブレイブナースもラストセーラーも、あきらかにいつもと目の色が違っていたのだ。
アリカはその目の色に見覚えがあった。
かつて『ロボロボ団首領』ヘベレケ博士に『浮遊要塞フユーン』へとカリンと共に連れ去られた時に、そのフユーン内部で目撃したメダロットと全く同じ目をしていたのだ。
(あの時、メダロット達は『リミッター』を弱めるためのオイルを飲まされていた・・・)
それを思い出したアリカは、カリンがブラス達に何をしたのか気が付いた。
「カリンちゃん!まさかあのオイルをブラス達に?」
「流石、未来のジャーナリストですわアリカさん。お察しの通り、ナースちゃんとブラスちゃんにはかつて『ヘベレケ博士』が調合したあのオイルを飲ませましたわ」
「信じられない・・・なんでそんな事まで!」
アリカは、カリンに対し強い口調で問いただした。
「この日のためにフユーンから持ち出していたんです。これでメダロット達は手加減なくアリカさんを悦ばせる事が出来るようになりますわ」
203第八話 陵辱のメダロット(後編):04/08/11 02:15 ID:eVhVYmim
カリンの企んでる事に気が付いたアリカは、ナースとブラスの両腕パーツに目を見遣った。
するとナースの両腕はノクトキャットの両腕に付け替えられていた。
しかも、ブラスの左腕の『ファイヤーアーム』の銃身には薄いゴムのような膜が被せられていた。
アリカはそのゴム膜に身に覚えがあった。それは性教育の時間に見た避妊具、いわゆる『コンドーム』と呼ばれるものだった。
「どうするつもりなの?」
アリカの問い掛けに対し、カリンは笑顔を浮かべてこう言った。
「ナースちゃん、アリカさんの可愛らしい乳房に電気ショックを!」
すると、カリンの指示に従いナースがアリカの胸へと、電撃を帯びた両腕を伸ばしてきた。
「やあぁぁぁっ、やめて!そんな事されたら死んじゃう!」
「大丈夫ですわ。弱い電流しか流れないように調整してありますから」
ナースはアリカの両胸の突起を摘み上げると、そこへ極めて微弱な電流を流し始めた。
「ひゃうぅっ!」
アリカは、乳首からの弱い痛みを伴う快感に声を震わせた。
「たとえパーツの威力を極限まで弱めたとしても、メダロットは人間に危害を加えられないように出来てますからね。
でも、その枷をあのオイルで取り払ってやればメダロットは立派な快楽のパートナーに早変わりですわ!」
204名無しさん@ピンキー:04/08/17 20:23 ID:hxlD0sig
支援
205第九話 散らされた処女:04/08/20 04:59 ID:R/uFMkg4
そう言うとカリンは、ブラスに対して指示を出した。
「ブラスさん、アリカさんのキレイに濡れたワレメにあなたのその『ファイヤーアーム』を挿入してさし上げなさい」
「ダメぇ〜ッ!お願いブラス、そんなことはやめて」
「そんな事を言っても無駄ですわ。メダロットはメダロッチからの命令しか受け付けませんもの」
カリンはそう呟くと、アリカの乳首を嬲っているナースに対しこう指示を出した。
「ナースちゃん!ブラスさんが挿入しやすいようにアリカさんの両足を左右に広げなさい」
ナースはアリカの乳首から両手を放すと股下にもぐりこみ、両足を掴み左右に開脚させる形で押し広げた。
アリカは逃れようとしたが、快楽に溺れた力の入らない身体では抗いようもない。
ナースの手によって露出された熟成していない筈の女性器の周りでは、大量の愛液がねとついていた。
ブラスはそんなアリカの目の前まで来ると、コンドームを被せた自分の左腕の銃身を愛液を溢れさせたアリカのワレメにあてがった。
「いやあ・・・やめて・・・」
アリカの怯えた声にブラスは、感情の感じられない機械的な口調でこう答えた。
「いきますよ、アリカちゃん」
「やあっ、ブラス・・・やめ――ひぐぅっ!!」
その瞬間、ブラスはアリカの媚肉に自身の左腕パーツ『ファイヤーアーム』の銃身を埋没させた。
股間を引き裂くような音と感覚がアリカを襲う。
「はぐうぅ・・・!」
アリカの背中が弓なりに突っ張る。
「痛ぁい・・・!」
アリカは処女喪失の激痛と、自分の愛機であるメダロットに処女を奪われたという残酷な現実に涙を流した。
206名無しさん@ピンキー:04/08/25 20:20 ID:7j0sCp1Z
続きマダー?
207第十話 砕け散る初恋:04/08/27 00:58 ID:7W+IbvAo
「頑張ってくださいアリカさん。まだ全部入ってはいませんわ」
アリカの乳房を揉みしだきながら、カリンはアリカを励ました。
「あっ・・・あぁぁ・・・」
徐々に銃身が奥へと入っていくアリカのアソコから、愛液に混じって赤い純潔が流れ落ちていく。そして、遂に『ファイヤーアーム』の銃身は根元まで完全に挿入された。
「ふふっ、初めての相手が自分のパートナーだという感想はいかがですか?」
アリカから流れ落ちた純潔が混じった愛液を指ですくい取り、それをアリカの目の前でねとつかせながらカリンは語り掛けた。
「でもアリカさん、これでもうイッキ君と結ばれる事はできませんわね」
「えっ・・・!」
突然の言葉に対するアリカの反応を楽しむかの様に、カリンは言葉を続けた。
「だってそうでしょう。もし近い将来、イッキ君と恋人同士になってSEXする事になったときにアリカさんが処女でない事が分かったら、イッキ君はどう思うでしょう?」
「・・・・・!」
残酷な事実に言葉の出ないアリカを見て、カリンは冷ややかな笑みを浮かべた。
「アリカさんはイッキ君に真実を伝えますか?でも同性やメダロットとの快楽に溺れ、処女まで失った事を知ったらイッキ君はアリカさんの事を『淫乱なヘンタイさん』としてでしか見れなくなるでしょうね」
「カリンちゃん・・・ヒドイ・・・酷すぎるよ・・・」
あまりのショックにアリカは、涙を流しながらそう呟く事しかできなかった。
208名無しさん@ピンキー:04/08/27 01:16 ID:oWnEbRfe
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
209名無しさん@ピンキー:04/08/27 05:15 ID:zYWNr0ol
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 もっと!もっと!
    ⊂彡
210第十話 砕け散る初恋:04/08/28 16:28 ID:xHCA7lGS
「泣かないで下さいアリカさん。これから気持ちいい事が始まるんですから」
そう言うと、カリンはアリカのメダロッチをはめた右腕を口元に近づけた。
「弾は全弾抜き取ってありますから安心して下さい。ブラスさん『ファイヤーアーム』」
「はい、カリンさん」
そう答えると、ブラスは『ファイヤーアーム』の連射機能を作動させた。
『ファイヤーアーム』の銃身は、連射用のモーターによる超振動でアリカのアソコを勢いよく掻き回し始めた。
「ひぃっ・・・!やだっ・・・やあああっ!!」
自分のアソコからの異様な快感に、アリカは悲鳴を上げた。
「ブラスさん、そのまま銃身を出し入れしなさい」
カリンの指示に従い、ブラスは左腕を動かす。
「やああっ、あぁっ・・・あぁ・・・あはぁぁ・・・」
しばらくすると、ブラスに自分のワレメを掻き回されてるアリカの悶え声に、徐々に甘い響きが混じり出した。
「ああ・・・やぁ・・・なに、これ・・・」
『ファイヤーアーム』の銃身がアリカの蜜壷の肉襞に擦れるたびに、体中を甘い疼きが駆け巡り、それが狂おしい快感となってアリカの心身を支配していく。
「あふぅ・・ああっ・・・!い、いやぁ・・・んんっ!はあっ・・・あぁ・・」
悦楽の声を上げるアリカのワレメに左腕の銃身を突き立てるブラス。そのうちにその出し入れが段々とスムーズになっていった。蜜壷からは愛液がとめどなく溢れ出て、グチュッグチュッっと淫猥な音が部屋を満たしていく。
(ああ・・・あ、あ、あ、頭が・・・とろける・・・)
絶え間ない快感がアリカの身体の中を乱れ狂い、いつもの勝ち気な表情はもうどこにもなかった。
女の味を知り、只々快楽を貪るだけの淫獣となったアリカの肉襞が『ファイヤーアーム』の銃身を飲み込まんとするかの様にうねり、絡み付いていく。
アリカは、今まさに悦楽の階段を登り詰めようとしていた。
「気持ちいいっ!気持ちいいよぉ〜〜〜〜っ!」
そう絶叫の悲鳴を上げた瞬間、アリカの脳裏をいくつもの閃光が突き抜け、『かぜのつばさ』で大空を駆け抜ける時の様な快感が全身を貫いた。
視界が真っ白に染まり、全ての思考が消し飛んだアリカはベッドにぐったりと体を投げ出した。
211訂正:04/08/28 16:31 ID:xHCA7lGS
>>210のタイトル書き換え忘れてました。
『第十一話 続、 陵辱のメダロット』
でよろしくお願いします!
212予告編:04/08/30 23:08 ID:Va/zqTot
次からはこんなイメージで行きたいと思います。
ttp://www.fuki.sakura.ne.jp/~y_arim/lp/works/c58/p13.gif
ここからはクライマックスなんで、さくさく投下していきます!
今まで様子窺いの為に小出しにしつつ、たまにageてみたりして申し訳ございませんでした。
213第十二話 百合色の狂想曲(前編):04/08/31 00:55 ID:bgilHoJH
狂おしいまでの快楽から解き放たれたアリカは今、カリンのベッドの上に放心状態で座り込んでいた。ベッドに縛り付けられていた両腕のロープも、もう取り外されている。
「これから私、どうしていったらいいの・・・」
アリカは、自分が女の子だけでなくメダロットによってもイカされてしまった現実に只々呆然としていた。
「もう私、普通の女の子として生きていけない」
そんな絶望に打ちひしがれるアリカに対し、カリンが優しく語り掛けた。
「アリカさん・・・そんな顔しないで下さい。これからは私がアリカさんを愛してあげますから?」
天使の様な可愛いカリンの笑顔を見て、アリカの中で何かが弾けた。
「カリンちゃん・・・」
(私にはカリンちゃんがいる!)
その瞬間、アリカはカリンの白雪のような裸体に抱きついていた。
「わたしもカリンちゃんの事気持ちよくしてあげたい!どうしたらいいの?」
そう真剣そうに訊ねるアリカに対し、カリンは優しく微笑みかけた。
「さっき、私がアリカさんにして差し上げたみたいにすればよろしいのですわ」
アリカの耳たぶを舐め、乳首を弄りながらカリンはそう答えた。
「カリンちゃん大好き!」
アリカはカリンを押し倒すと、その右胸の乳首に吸い付き右手をワレメに滑り込ませた。
「あっ・・・ああん!」
カリンは、自身の乳首と下半身からくるアリカの感触に体を震わせ、快楽の喘ぎ声を上げた。
「こんなふうでいいの・・・?」
「んっ・・・アリカさん巧いですわ・・・」
アリカはカリンの言葉を聞いて、嬉しさのあまりカリンの秘所を弄る指の動きをより一層速めた。
214第十三話 百合色の狂想曲(中編):04/08/31 01:00 ID:bgilHoJH
第十三話 百合色の狂想曲(中編)
アリカに弄られるカリンの秘所からは愛液がとめどなく溢れ、グチュグチュといやらしい音を部屋一杯に響かせていた。
「カリンちゃんのもネバネバがどんどん出てくるよ・・・」
カリンの秘所を弄りながらアリカは再びカリンの乳首に吸い付いた。
「あっ!はァ・・・ん」
その瞬間、カリンは快楽のあまりガクガクと全身を痙攣させ、口から涎を垂れ流しながらぐったりとベッドに体を投げ出した。
「カ・・・カリンちゃん?」
「ふふ・・・軽くイってしまいましたわ・・・」
ベッドから起き上がりそう答えると、カリンはいきなりアリカをベッドに押し倒した。
「わっ!」
「今度はふたりで気持ちよくなりましょうね☆」
そういうとカリンは、アリカの左足に自身の右足を交差させる形で絡ませてきた。
「え・・・どうするの?」
「すぐ分かります」
次の瞬間、カリンは自身のワレメをアリカのワレメの密着させ、優しく擦り合わせ始めた。
「やあっ!カリンちゃんっ・・・ああっ!」
アリカはお互いの秘所を擦り付けあう同性愛の快楽に、悦びの悲鳴を上げた。
そしてカリンも、たった今こうして同姓と繰り広げているこの異常な痴態に精神を昂らせていた。
「ああっ!アリカさん・・・アリカさんのそのイヤラシイ表情と喘ぎ声、たまりませんわ〜っ!」
そう叫ぶとカリンは、興奮の余りいつもよりも多少大きく膨らんだアリカの両胸を鷲掴みにしメチャメチャに揉みしだきながら、秘所を擦り付ける速度に勢いを付けた
215第十四話 百合色の狂想曲(後編):04/08/31 01:01 ID:bgilHoJH
「カリンちゃんっ!カリンちゃん、気持ちいい・・・気持ちイイよ〜っ!」
アリカはカリンの頭に手を伸ばすと、力一杯抱き寄せカリンの唇に自分の唇を押し付けていた。
アリカとカリンはジュパジュパと舌を絡めお互いに吸い付き合った。
その音は下半身からのイヤラシイ響きと合唱し、アリカとカリンの感覚をより一層麻痺させ、異常に狂わせていく。
「きゃうぅっ!あうぅっ、いいっ!いいっ、いいぃ〜っ!」
アリカはカリンから両手と唇を離し、そう叫んだ。
もはやその肉体は欲情一色に染まりきり、よがり声を上げる口からは涎が垂れ落ちる。二つの若い性は、只々互いの肉と快楽を求め、貪欲にそれを喰らい付き合っていた。徐々にカリンの動きが速さを増してくる。
「一緒に・・・イキましょう?」
そうアリカに語り掛けるとカリンは勢いよく、自身のワレメをアリカのワレメに擦り付けた。
大陰唇と小陰唇だけでなくプックリと屹立したクリトリスをも擦り付け合い、アリカとカリンは狂ったように快楽の叫び声を上げる。
「たまりませんわアリカさん!わたくし・・・もうイってしまいますわ〜っ!」
「カリンちゃん!私、私もイっちゃう〜っ!」
次の瞬間、アリカとカリンはお互いに両胸とワレメを押し付けあった体勢で弓なりに体を反り返らせた。
「あぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」
全身を突き抜ける絶頂感に体を硬直させるアリカとカリン。
そして、快楽の絶頂から解放された二人は折り重なるようにベッドに倒れ込むと、そのまま深い眠りへと堕ちて行った
翌朝、アリカはカリンのベッドの上で目を覚ました。
「おはようございますアリカさん」
絶頂を迎えたまま全裸で眠ってしまった為に、起き上がったアリカも、おはようの挨拶したカリンも素っ裸だった。それを見てアリカは昨日の出来事が夢ではなかった事を確信した。
でも、快楽の味を知ったアリカにとってそれは嬉しい事だった。
「おはよう、カリンちゃん」
そう言うとアリカはカリンに抱き付いた。
「カリンちゃん、家の人が帰ってくるまでSEXしよっ!」
「ふふっ昨日よりもっと気持ちよくして差し上げますわ」
そのカリンの言葉に、アリカはカリンの胸に顔を押し付けこう呟いた。
「カリンちゃん、大好き?」
「これからは私達、ずっと一緒ですわ?」
そう言うとカリンは、最初の時のようにアリカの唇に自分の唇を重ね合わせた。
だが今ではアリカはそのキスを躊躇することなく受け入れ自らカリンの舌に自分の舌を絡み合わせていた。
カリンとディープキスをしながらアリカは「大好きなカリンちゃんと、永遠に快楽を貪り合いたい」という気持ちに囚われていた。
そんなアリカの唇と舌を貪りながらカリンは、アリカの関心をイッキから自分へと向ける事が出来た嬉しさに胸を高鳴らせていた。
「これで、もうアリカさんは私のモノですわ・・・!」
こうしてカリンによって同性愛の快楽を体に刻み込まれたアリカは、もう二度と元の道に戻る事はできなかった・・・。
〜END〜
217あとがき:04/08/31 01:16 ID:bgilHoJH
何とか書き終わりました。
>>81
で紹介されていた(今は無き)サイトに載ってた『ナエ・イッキ×アリカ』と所有するエロ小説を元に、
>>212
のイラストの前後を独自の妄想で完成させてみました。
メダの人物キャラだけの作品にならないように、ゲーム版『メダ2』の設定なんかも取り入れてみたりしています。
後はもう感想なり批判なりスルーなりご自由して下さい。
では、これにて失礼します!
218名無しさん@ピンキー:04/08/31 06:13 ID:syVVUkYj
>>217
GJ
お疲れ様でごさんした。
こんなにアリカちゃんとカリンたんがえっちなのに「メダイズム」(wを忘れていない(゚Д゚)ウマー
いやホントよかった。だから気を落としたりしないでください!(* ^ー゚)Ъ
漏れの脳内史上最良作品を仕上げてくださった217さんに謝謝!
219名無しさん@ピンキー:04/09/01 01:48 ID:2zz5vT3s
目覚めてくアリカタソ…(´д`;)ハァハァでした!!
よかったです!!!
220名無しさん@ピンキー:04/09/15 09:56:14 ID:ZsyABjlN
とりあえずホシュ
221名無しさん@ピンキー:04/09/22 04:52:10 ID:rc3sjGea
4のアリカが一番イイな
222名無しさん@ピンキー:04/09/23 14:19:24 ID:dry+mlC/
hosyu
223名無しさん@ピンキー:04/09/24 12:08:01 ID:PN3Wl360
あっげ
224名無しさん@ピンキー:04/10/04 12:44:21 ID:QJUqRhi/
気分は神無月
225名無しさん@ピンキー:04/10/15 16:21:53 ID:LHhMSKZG
落ちるしかないのか
226名無しさん@ピンキー:04/10/16 08:38:15 ID:WMW8J9wA
浮上!
227名無しさん@ピンキー:04/10/17 20:56:57 ID:c4KKpF0e
新作なんかダサいな。5みたいになりそう
228名無しさん@ピンキー:04/10/18 14:02:54 ID:KPoA3aw1
ファイブなめんな・・
229名無しさん@ピンキー:04/10/21 12:49:27 ID:gx7NHQvi
メイドイッキ×コクエン・・・・だっけ?
230コマンドサーペント:04/10/21 18:56:29 ID:jIyfYa3i
>>229
4ですなソレは。
同じ4なら『シュリ×カリン』の方が。
妖しい台詞多かったし。
「そんなあなたも素敵よカリン」(だったと思う)とか。

『カリン×アリカ』の延長で書いてみようかな?
231コマンドサーペント:04/10/26 01:52:57 ID:hBp/6obm
時に、このスレのSSを『SS保管庫』に保存してもいいと思いますか?
因みにここです↓
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
232名無しさん@ピンキー:04/10/26 20:46:13 ID:pvIMB3G1
いいと思います
233名無しさん@ピンキー:04/10/27 21:52:46 ID:FUCeg9W+
いいとオモ。
ダト落ちすると暫く見られんしなー。
234名無しさん@ピンキー:04/11/04 13:04:39 ID:pqm7iFqG
言ってるそばから落ちそうな
235名無しさん@ピンキー:04/11/04 22:29:32 ID:5utcv4sQ
age
236名無しさん@ピンキー:04/11/07 16:06:33 ID:mO8R6qg4
カスミ×ヒヨリキボン。
237名無しさん@ピンキー:04/11/08 21:36:00 ID:/huqzwUC
イッキ×キクヒメを書こうと思うんだがエロがうまくかけんどうしたらいいんだ
238コマンドサーペント:04/11/09 01:57:07 ID:M47fUqo+
>>237
とにかく書いてみるべし!
私もメダ4の『カリン×シュリ』考えてみるんで。
239237:04/11/10 23:27:43 ID:6DPZ7nck
>>238
だ、だめだ自身がねぇ書くの初めてなんだよ
240SS保管人:04/11/11 00:54:39 ID:dxDJvPq+
2chエロパロ板SS保管庫
http://s1.artemisweb.jp/sslibrary/

当保管庫に収蔵させて貰いたいのですが、収蔵する部屋は何処が良いでしょう?
アニメもゲームもコミックもあるようで、どれがメインかわかりませんので。
241名無しさん@ピンキー:04/11/11 14:39:13 ID:NPhVRpdG
保守
242名無しさん@ピンキー:04/11/11 17:06:35 ID:0t4wHfHb
ポケモンに準じて、
その他(分類不可・メディアミックス)の部屋
がいいと思う。
243コマンドサーペント:04/11/11 18:41:18 ID:JbrDEq9Z
私もそれがいいと思います。
それではよろしくお願いいたします!
244名無しさん@ピンキー:04/11/11 22:05:17 ID:/1v+qMrb
自分も同意。
保管人さん、がんがって!

≫239
初めてだからと言って、しり込みするな。
漏れは藻前さんが書くのを待ってるぞ。
245名無しさん@ピンキー:04/11/11 22:30:30 ID:iR0iUL+x
>>239
まぁ、ゆっくり書いて、まったり投稿しなはれ
このスレの住人が待ってるぞ
246245:04/11/11 22:30:55 ID:iR0iUL+x
ageてしまった・・・スマソ
247SS保管人:04/11/12 02:04:56 ID:0OSyErV1
収蔵させてもらいました。
248名無しさん@ピンキー:04/11/12 21:41:54 ID:K+QeQEg1
保管人さん乙カレです。SS書いてる人も乙。

個人的に萌えているのは1はナエで、2〜4はカリンかな?
249名無しさん@ピンキー:04/11/14 00:55:17 ID:ZzaMPXqw
保守
250名無しさん@ピンキー:04/11/16 21:32:55 ID:oqQicJTt
人居ねぇなぁ、おい!エロかどうかは分からんが12月までに
SSいくつか投下したいんだけど良い?

って聞いても返事なさそうだが・・・・・・orz
251名無しさん@ピンキー:04/11/16 23:03:53 ID:0n1wgwMG
250さん、ぜひともお願いします
252250 :04/11/16 23:36:02 ID:oqQicJTt
一応手始めに、ヒカル×キララを書く予定です。
エロSS書いた事ないのでどうなるか分かりませんが、
非エロでも許してください。
253コマンドサーペント:04/11/17 06:02:37 ID:wXRvfnMs
250さん、楽しみに待ってます!
254名無しさん@ピンキー:04/11/20 10:07:07 ID:rOCcxKP4
>>252
がんがれ!超がんがれ!
255250:04/11/22 20:49:21 ID:0gcRLmyz
大体できたので投下します。
ちなみに2のエンディング後の話で、
二人が住んでいるところはメダロポリスのワンルームマンションです。
後、『』で包んであるのがこのSSのタイトルになります。
256ヒカル×キララ:04/11/22 20:50:54 ID:0gcRLmyz
「ヒカルのバカ・・・・・・・・・・・・・・・・。」

キララは自室でベットにうつ伏せながらそう言った。
外を見ればもう真っ暗闇、加えて雪が舞っても可笑しくない程の寒さだ。
それにも関わらず、街ではクリスマスが近いせいか様々な人々が集まり、
賑わいを見せていた。

"ピンポーン"

不意にチャイムが鳴る音が部屋に響き渡った・・・・・・。



『雨降って地固まる』



さかのぼる事、数十分程前・・・・・。

ヒカルは自分のベットの上で横になっていた。

「あ〜あ、暇だなぁ・・・・・もう大丈夫だって言ってるのに、キララも
心配性なんだから・・・。」

ヘベレケ博士が開発した兵器型メダロット、ゴットエンペラー。
あの激戦でヒカルは、リミッターを解除されたゴットエンペラーに不覚にも
深手を負わされてしまった。イッキの前では平然と振舞ってはいたが、
実際にはかなり酷い怪我であった。もうかれこれ2週間近くは経つだろうか、
現在では普段の生活に支障を来たすようなことはない位にまで回復している
のだが、彼の幼馴染キララはヒカルの身体を労わり、アルバイトをさせてい
なかった。
257ヒカル×キララ:04/11/22 20:51:34 ID:0gcRLmyz
「良いんだよ、特にすることないしね。」が口癖のヒカルである。
そんな彼からアルバイトを取ってしまえば、毎日が暇で仕方がないことだろう。
(最も、キララからは勉強をしろとか、本を読めとか言われているが・・・・・)
ヒカルは朝起きてからテレビを見たり、パソコンをいじったり、メダロットの
パーツを磨いたりしていて時間を潰していた。そして、ついにすることがなくなり
ヒカルは一人何をするか考えあぐねていた。

「さて、次は何しようかな・・・・そうだ、マンガでも読もう。えっと、
このマンガは昨日読んだからいいや。これは・・・・おととい読んだから
パス。んじゃあこのマンガは・・・・これも昨日読んだな・・・・」
                ・
                ・
                ・
                ・
「どれも前に読んだものばっかりか、さすがに悲しくなって来るな・・・
時間を潰すのも楽じゃない・・・・。」          

ヒカルが「ハァ・・・」とひとしきりため息をついた。そして再びベットに戻ろうとしたそのとき
"ピンポーン"とチャイムが鳴った。

「こんな時間に誰だろう?」

時計の針は既に8時を指している。この時間帯に来るのはこのマンションの管理人か、
キララくらいである。キララは時々ご飯を作りに来てくれる。「そう言えば夕飯がまだ
だったな・・・。」とのんきに考えていると再びチャイムが鳴った。そして、ヒカルは
まるでチャイムにせかされる様にして玄関へと向かって行った・・・。

258250:04/11/22 20:54:13 ID:0gcRLmyz
スミマセンが今日はココまでです。構成自体は一応全て出来上がってますが、
私は今週と来週に期末考査があるので、投下はちょっと無理っぽいです・・・・orz
こんなので良ければ、ヒカル×キララ以外にもいくつか考えていますので投下
したいと思います。
259名無しさん@ピンキー:04/11/22 21:46:45 ID:aJ2mIUjH
待ち望んでいたモノが遂に…!
頑張ってください!!
260コマンドサーペント:04/11/23 03:36:56 ID:3XNJ+7rI
250さんイイ!
続き期待してます。
261250:04/11/24 22:49:08 ID:ePJ7xMNS
スミマセンが12月1日まで待っててください。
テストでヤバイので・・・。

あと何かリクエストとかないですか?
今、自分で考えているのは・・・
イッキ×カリン
イッキ×チドリ(近親相姦!?)
ヒカル×ナエ
こんなところです。
イッキ×アリカはまだ構成すら
考えてないので時間掛かりそうです。
262名無しさん@ピンキー :04/11/24 23:03:14 ID:vxod5C8P
そこでカラスとカモメですよ
263名無しさん@ピンキー:04/11/27 19:54:53 ID:kaltdQoA
第二部が完成しましたので投下します。
ところでナエに料理をさせるとしたら何が良いですか?
次回に生かしたいのでぜひ聞かせてください。

>262
やべ・・・・存在自体忘れてたよ・・・・。
その組み合わせだったらキクヒメを
混ぜて3Pに出来そうですね。
264名無しさん@ピンキー:04/11/27 19:56:19 ID:kaltdQoA
"ガチャ"

ヒカルはドアを開けた。ドアを開けるとそこには・・・・。

「え・・・・・・な、ナエさん・・・・!??」

驚きを隠せず、声が多少上ずってしまった。

「あの・・・こんばんは。」

ナエは控えめにそう挨拶した。

意外だった・・・・・まさかナエが来るとはヒカルは微塵も思ってもいなかったのだ。
もう8時過ぎである。普段ならば研究所での仕事を終えて、自宅に戻っているはず
のナエが自分の家に来ている。一体どう言う訳だろうか?
ヒカルはしばらくの間言葉を発せないでいた。

「えっと、どうしたの?こんな時間に。」
「その・・・・遅くなってしまいましたけどヒカルさんのお見舞いに・・・・・
今まで事後処理とかで来れませんでしたから。」

気恥ずかしそうに言ったが、当のヒカルは全く気づいていなかった。

「事後処理ってあの事件の?」

ヒカルは尋ねると言うよりもむしろ、確認するように言った。

「はい、思っていた以上に手間取ってしまって、今まで伺えませんでした。
済みません・・・。」
「別に良いよ、そんなこと。気にしてないしさ・・・。まぁ、立ち話も難だし
上がってよ。」
「・・・・・お邪魔します。」
265ヒカル×キララ:04/11/27 19:57:13 ID:kaltdQoA
ヘベレケ博士が起こした事件は世論に大きく波紋を呼んだ。
それだけに事件の解決は難航し、セレクト隊だけでは手に負えなく
なった。そこでメダロット研究所などの機関も事件の収拾に
手を貸さざるをえなくなったと言う訳である。
ロボロボ団のことはセレクト隊が引き受けたが、ゴットエンペラーや
プリミティベビーなどのメダロットに関してはメダロット研究所が
引き受ける形となった。
そうなると当然メダロット博士やナエも仕事が増えてしまう。
そして2週間ほどたった今、ようやく事件が解決したため
ナエはヒカルのお見舞いに来たのだ。
当初は白玉も同行しようとしたが、ナエは珍しく強く拒絶した。
その為、白玉は泣き叫ぶようにどこかへ去って行ったらしい。
しかし、それはまた別の話である・・・。

「わざわざごめんね。」
「いえ、好きでやっていることですからお構いなく。
ところで夕食はもう取られましたか?」
「あ・・・・そう言えばまだ食べてなかった・・・。」

そう言ってヒカルは自分の腹に手を当てた。

「私で良ければ準備しますけど・・・。」
「え、ナエさん料理できるの!?」
「はい、いつもおじい様に作っていますから。」
「へーそうなんだ、知らなかった・・・でも良いよ、
ナエさんに悪いし。」
「そんな、別に気にしなくても良いんですよ?
私はお見舞いに来た訳ですし・・・。」
「う〜ん・・・じゃあ悪いけど頼むよ。」
「はい!」

ナエは嬉しそうに返事した。
266名無しさん@ピンキー:04/11/27 19:59:54 ID:kaltdQoA
読みやすいようにと思って、台詞と文章の間を改行してますけど
やっぱり詰めた方が良いですか?
267名無しさん@ピンキー:04/12/03 19:13:35 ID:G9L36DY6
保守
268名無しさん@ピンキー:04/12/03 20:21:22 ID:G9L36DY6
今ヒカル×キララを執筆中のものです。
このまま行くとヒカル×キララ×ナエの3P
に突入しそうな勢いですので第三部に手を加えてる
最中です。明後日までには完成するので待っててください。
269コマンドサーペント:04/12/04 00:43:40 ID:FDY9h8jW
3Pやって!是非やって!
270名無しさん@ピンキー :04/12/05 14:48:23 ID:wZItso2l
そういやメダの同人うぷしてるサイトてみないな
271名無しさん@ピンキー:04/12/05 22:41:12 ID:AhyPJ0h6
済みません、まだ肝心のエロエロな部分が未完成なので、
今回はその直前までを投下します。続きは明日に投下します。
筋書きはヒカル×キララからヒカル×キララ×ナエに変更しました。
ご容赦してください。
272ヒカル×キララ×ナエ:04/12/05 22:42:26 ID:AhyPJ0h6
「うん、美味しいよ。ナエさんって料理上手だったんだね。」
「・・・そんなことないです・・・・・・・。」

ヒカルに褒められたせいか、ナエの頬は朱に染まった。

「そう言えばキララ遅いなぁ・・・・何してるんだろ?」
「えっ・・・?」

ナエはさっきまでの気恥ずかしそうな顔が嘘のように凍りついた。
ヒカルはどうしたのだろうとナエの顔を覗き込んだ。

「どうかしたの?」
「・・・・キララさんは今日、ヒカルさんのところに来る予定でも
あったのですか?」
「う〜ん予定って程でもないんだけどね。いつもは食事とか
作ってくれたりしてるから、今日は来るのかなって思っただけだよ。」
「済みません!私そのこと知りませんでしたから・・・・。」
「あぁ、良いんだよ。多分キララも忙しいんじゃないかな。
それにきっと分かってくれるさ。」
「・・・・・・そう、ですよね・・・・。」

ナエは正直キララが羨ましかった。いつもヒカルの傍にいて、
いつもヒカルと行動して・・・・。
誰よりもヒカルと親しい関係のキララが羨ましかった。
ナエはヒカルへの想いをずっと抑えていた。自分の
想いを言えばヒカルが迷惑すると思ったからだ。
だがそれだけにヒカルがキララの話をするとその心は傷ついた。
            
273ヒカル×キララ×ナエ:04/12/05 22:43:00 ID:AhyPJ0h6
同刻:メダロット社

「あ〜あ、やっと終わった・・・いくら私がバイトだからってこんなに
コキ使うかな〜。」 

キララはメダロット社での仕事を終え、あくびをすると同時に背伸びをした。
メダロット社は例の事件に関与しているスパイが居たところだ。
当然仕事も以前より大変なものになってきている。そのためキララは
今まで仕事をしていたのだ。

「やばッ、もうこんな時間。早くヒカルのところに行かないと
飢え死にしちゃう!」

自らの鞄を片手に抱え、キララはヒカルの居るマンションへと走っていった・・・・。


「あの・・・私そろそろ帰りますね。」

ナエはスッと立ち上がって言った。表情はどこか寂しそうだ。

「うん。ごめん、ご飯まで作って貰ってさ。」
「いいえ、気にしないでください。私が好きでしていることですから。
じゃあ・・・・・失礼します。」

そう言ってナエは玄関の外へ出た。そしてそれを追うようにヒカルが
玄関から出て行った。
274ヒカル×キララ×ナエ:04/12/05 22:43:48 ID:AhyPJ0h6
「あ、送っていくよ!」
「え、でも・・・・。」
「だって外は暗いしさ、危ないよ(白玉さん見たいな人とかが居るからね・・・)。
それにご飯作ってくれたお礼もしたいし、ダメかな?」
「全然ダメじゃないです!・・けど・・・・キララさんのことは良いんですか?」
「キララ?別にキララは関係ないと思うよ?」

ヒカルは何のことだか分からないと言った様子で答えた。

「・・・やっぱり何でもないです。済みません、変なこと言って・・・・・・。」
「あ、うん・・・別に構わないけど・・・。」

イマイチ納得がいかないのかヒカルは気のない返事をした。
しばらくの間二人は玄関の前で沈黙を保っていた。
そこへ仕事を終えたキララがやって来た。

「ん?二人ともどうしたの?(なんでナエちゃんが居るのよ!)。」
『あ、キララ(さん)・・・。』

ヒカルとナエが声を揃えて返した。

「ねぇ、ナエちゃんがどうしてココに居るの?」

状況を知らないため、キララが質問した。しかしその声はどこか低かった。

「ナエさんは僕の見舞いに来てくれたんだよ。」
「ふーん、そうなんだ。わざわざごめんね。」
「いえ、良いんです。」

キララもナエも言葉は物腰柔らかかったが、この二人の間には気まずいオーラ
が漂っていた。しかし当のヒカルは全くそのことに気づいていないらしい・・・。
275ヒカル×キララ×ナエ:04/12/05 22:44:18 ID:AhyPJ0h6
「あ、そうだ。ヒカル夕食まだでしょ?今から作るね。」
「あぁ、それならナエさんから作ってもらったから大丈夫だよ!」
「・・・・・・・・・・・・。」
「キララ、急に黙ってどうかしたの?」

キララは拳を震わせ押し黙った。

「人の気も知らないで、このバカ!!!」

キララの拳はヒカルの頬に飛ばされた。

「ぐはぁぁぁぁッ!!!!!」

ドラ○ンボールよろしく、いくつもの山を貫通するのではないかと言うほど
ヒカルは吹っ飛ばされ、キララはその場から逃げるように自分の部屋へと
駆けていった。

「ヒカルさん!大丈夫ですか!?」

ナエはヒカルのところへ行き、心配そうに尋ねた。

「・・・・・うん、何とかね・・・。」
「良かった・・・・。」
「それにしてもキララいきなりどうしたんだろ?」
「恐らく私のせいです・・・済みません。」
「そんな・・・!ナエさんのせいじゃないよ。ごめん、僕今からキララの
ところに行くよ。」
「あ、でしたら私も行きます。キララさんに謝っておかないと・・・・。」

こうして二人はキララのところへ向かった。
276名無しさん@ピンキー:04/12/05 22:44:59 ID:02vDaiJD
紫煙
277ヒカル×キララ×ナエ:04/12/05 22:45:14 ID:AhyPJ0h6
「ヒカルのバカ・・・・・・・・・・・・・・・・。」

キララは自室でベットにうつ伏せながらそう言った。
外を見ればもう真っ暗闇、加えて雪が舞っても可笑しくない程の寒さだ。
それにも関わらず、街ではクリスマスが近いせいか様々な人々が集まり、
賑わいを見せていた。

"ピンポーン"

不意にチャイムが鳴る音が部屋に響き渡った。

「キララ、僕だよ。入るよ?」

ヒカルがそう言うも返事はなかった。

「失礼します・・・。」

ヒカルに続いてナエも部屋に入って行った。

「キララ、どうしたの?」
「どうしたもこうしたもアンタのせいでしょ!」
「僕のせいって・・・・理由が分からないよ・・・。」

ヒカルは頭を垂らして力なく言った。鈍感なヒカルのこと、
理由が分からなかったのだろう。

「・・・ヒカルはどっちが好きなの?」
「え・・どっちが好き?」

垂れた頭を上げ、オウム返しに返事した。
278ヒカル×キララ×ナエ:04/12/05 22:45:45 ID:AhyPJ0h6
「だから!・・・・・ナエちゃんと、私どっちが好きなの?」
「それは・・・・・分からないよ。二人とも好きだし・・・・。」
「・・・・・・・・・私はヒカルのことが好き・・・・。」
「キララ・・・・・。」

ヒカルとキララのやり取りを今まで黙って見ていたナエは口を開いた。

「・・・私もヒカルさんのことが好きです・・・・。」

その台詞を言うのにどれだけ迷っただろうか。本当はヒカルとキララを
祝福したかったが、自分の気持ちを抑える事ができなかった。
ヒカルに余計な事は考えさせないようにその気持ちは封印していたが、
二人のやり取りを見ていて、いたたまれなくなったのだ。

「私はキララさんが羨ましいです。いつも一緒に居て、いつでも会うことが
できて・・・・。」
「ナエちゃん・・・・。」
「・・・・・・・・・。」

キララはナエのヒカルに対する想いは知っていたが、ナエの立場で考えて
いなかった。そのため、いつでも会うことができないナエに少し同情した。
自分がもしそうだったら堪らないだろう。そうキララは思った。
一方ヒカルは目の前に起きているドラマに付いて行けてなかった・・・。
279ヒカル×キララ×ナエ:04/12/05 22:46:19 ID:AhyPJ0h6
「私もキララさんと同じで7年間ずっと待っていました・・・。」
「・・・ナエちゃん、ごめんね。私気づかなかった、ナエちゃんがそんなに
思いつめてたなんて・・・。」
「そんな・・・私は別にそんなつもりで言った訳じゃないです・・・。」
「良いの、良いの。たまにはナエちゃんにもヒカルを貸してあげないとね?」
「キララさん・・・。」
「んー何だか良く分からないけど丸く収まったみたいだね。
良かった・・・。」
『良くない(です)!』

ナエは自分の想いを打ち明けた。それによりキララとの溝を
埋める事ができたのだが、肝心のヒカルは未だに状況を把握
できていなかった・・・・。

「そもそもヒカルが優柔不断なのがいけないんでしょ!責任取りなさいよ!!」
「責任って言っても僕はどっちかを決めるなんて・・・・。」
「どっちかを決めるなんてもう良いの!」
「え、でもさっき・・・・。」
「ヒカルにそれを期待したところでムリに決まってるもの。」
「何だよ・・・酷いなぁ、じゃあ僕は何をすれば良いの?」
「そんなこと私が言えるわけないでしょ!」

キララは恥ずかしそうに言った。

「は?」

一方ヒカルは相変わらず良く分かっていなかった。
280ヒカル×キララ×ナエ:04/12/05 22:46:51 ID:AhyPJ0h6

「もう!・・・・・・抱いて欲しいの!」

痺れを切らせて言った本人も、それを聞いていたナエも顔を赤くし、
うつむいた。

「抱くって、こう言う風に抱くこと?」

ヒカルはジェスチャーをしながら言った。
どうやらヒカルは筋金入りの鈍感らしい・・・・。
それを聞いたキララは微妙に青筋がたっているようだ。
ナエはナエで赤面しながらうつむいたままである。

「ち・が・う!抱くって言ったらアレでしょ!」
「アレって・・・・・・えぇぇぇぇ!でも僕したことないよ!」
「わ、私だってないわよ!そんなこと・・・・・。」
「私も・・・・・・・ないです。」
「それだったら別にしなくても良いんじゃ・・・・。」
「じゃあヒカルはしたくないの?」
「それは・・・・・・・・。」

結局ヒカルはキララに丸め込まれてしまい情交をすると言う
答えに行き着いたらしい。
281ヒカル×キララ×ナエ:04/12/05 22:47:10 ID:AhyPJ0h6
「でも私はそう言うのは・・・・・結婚してからと言うか・・・・その・・・。」

もじもじしながらナエは曖昧に答えた。
ナエはやはりと言うべきか、この後起こりうる行為にためらっていたのだ。
今では古い考え方になってしまったが、ナエは情交は結婚してからと言う
考えがあった。もちろんヒカルもキララもそう言ったことは結婚してから
の方が良いと思っていた。しかし、キララはヒカルをどうしても繋ぎとめて
おきたかったのである。またキララはそれほどヒカルのことを慕っていた。

「私がヒカルを独り占めしても良いの〜?」
「そ、それは・・・困ります・・・。」
「じゃあ決まり!」
「キララ、そんなこと強要しちゃダメだろ?」
「ナエちゃんだってヒカルのことで苦労してるんだから
少しくらい良い思いさせないとね?」
「キララさん・・・・。」

こうして3人は未だ知らない快楽へと手を伸ばすこととなった・・・・。
282名無しさん@ピンキー:04/12/05 22:48:22 ID:AhyPJ0h6
長々とスマソ。次回もこれくらいの長さになりそうな希ガス・・・・。
283コマンドサーペント:04/12/05 23:27:14 ID:Uvl6B8JE
もう最高!
長くて構わない、期待してます!
284名無しさん@ピンキー:04/12/06 23:48:38 ID:8U0aiPvA
あ〜済みません。予想以上に長くなりました。まだ前為だけですけど
今夜はコレで抜いてください・・・。
285名無しさん@ピンキー:04/12/06 23:49:11 ID:8U0aiPvA
「ふ〜ん、これがヒカルのなんだ・・・・・・。」
「大きいですね・・・・・。」

キララとナエはヒカルのそそり立つ屹立(きつりつ)を手に握り、まじまじ
と観察しながらそう言った。

「あんまり見るなよ・・・・恥ずかしいんだからさ・・・。」
「なッ、何いってんのよ。私だって恥ずかしいんだからね・・・・。」

キララは恥ずかしさの余りヒカルのものを強く握り締めた。

「ッ!痛いってばキララ!」
「ご、ごめんね・・・アハハ・・・。」
「笑ってごまかすなよ・・・・・。」

3人は生まれたままの姿でベットの上に居のだが、
なにぶんシングルベットなので3人が乗るととても狭く感じられる。
キララもナエも数年前とは違いとても魅力的な身体に成長していた。

「あの・・・・・最初に何をすれば良いんですか?」
「う〜ん、まずはヒカルのコレを舐めよっか?」
「え・・・・・舐めるんですか・・・・?」

ナエもキララも男のそれを見るのも触るのも初めてだった。
特にナエはキララに比べ性知識も疎かった。そのため、
キララの言葉に一瞬の躊躇(ためら)いを感じたのだ。

「大丈夫よ、だってヒカルのだもん。」
「そう、ですよね・・・・・・じゃあ・・・・。」
286ヒカル×キララ×ナエ :04/12/06 23:50:03 ID:8U0aiPvA
軽く目を閉じ、二人はおずおずとヒカルのものに舌を這わせた。

『ぴちゅ、ちゅぱ・・・・・んっんっ・・・・』

ヒカルのものを挟むように二人の舌が当てられ、そして舐め上げられた。

「あむ・・・んっふ……ふくっ……んんっんっ……むふ……ちゅぱぁっ」
「ぴちゃぴちゃ・・・・・ちゅぶっ」

今度はキララが亀頭から竿にかけて咥え込み、ナエが根元と睾丸を
舐める。その愛撫は味わうようにゆっくり、ゆっくりと淫らな
音を立てながらヒカルを快楽の深淵(しんえん)へと
誘(いざな)って行く・・・。

「ちゅぷ・・・・・ねぇ、ヒカル・・・・気持ち良い?」

キララは上目遣いにヒカルを見つめながら言った。初めての
行為でキララもナエも頬はいささか紅潮しているらしい。

「うん・・・・・・・・とても、気持ち良いよ・・。」
「そう・・良かった・・・もっと気持ち良くしてあげるね。」

今までの遅れを取り戻すようにキララはピストン運動のピッチ
を早めた。またそれと同時に、ナエの小さな口が優しく睾丸を包み込む。

「ふむっ……んぅんっ……こふっ……」
「あむっ……あむっ……ほぉふ……んくっ……。」
287ヒカル×キララ×ナエ:04/12/06 23:50:27 ID:8U0aiPvA
二人は愛する人が自分で気持ちよくなってくれることに無上の喜びを
感じていた。もっと気持ちよくなって欲しいと言う一心で懸命に奉仕する
二人は、美しくも妖艶に見えた。

「んっ・・・んんっ・・はむっ・・・・んあっ・・・・・むふぅ」

キララに根元まで咥え込まれ、今にも果てそうなほどヒカルのものは
硬く、大きくなっている。

「ウッ・・・・・・もう・・・・。」
「んっ・・・いつでも、良いですから・・・・。」

ヒカルの絶頂を感じ、舐めながらナエが答えた。またキララは
抱くようにヒカルの腰に手を回し、早まっている上下運動をさらに早めた。

「ご、ごめん・・・・出るッ・・・・・!」

それぞれの熱のこもった愛撫を受け、ついにヒカルは
自らの精を二人に放った。

「うっく……! んん……ぅふうん……」

思わずむせそうになりながらも、キララはヒカルから放たれた
大量の精液を飲み下した。それでもなお滴る精液をナエが舐め取って
行く。濃い粘液はともすれば喉に絡み付き、引っ掛かりそうだ。
唇からそれを離すと唾液と精液の混じったものが、三人の間で
ねっとりと糸を引く。
288ヒカル×キララ×ナエ:04/12/06 23:50:45 ID:8U0aiPvA
「ごめん・・・・・苦かったよね?吐き出したほうが良いよ。
病気にかかるといけないから・・・。」

キララもナエもそんなヒカルの優しい所が好きなのだろう。
二人はヒカルに微笑みを返した。

「ヒカルさんのだったら病気にかかっても良いです・・・・。」
「そうそう、別に気にしなくて良いから、ね?」

残りの精を搾り取ろうとナエが舌で睾丸を揉み解し、
それに応じてキララがヒカルの萎えたそれを吸い上げた。

「……ふう、今度は私達が気持ち良くなる番だからね?」
「あぁ、うん・・・分かってるよ・・・・でも本当に良いの?」
「もちろんでしょ!」
「本当に?」
「な、何度も同じこと言わせないでよ!・・・・こっちだって
恥ずかしいんだから・・・。」

キララはヒカルにまたがる様にして自分の秘所をそれに当てた。
289名無しさん@ピンキー:04/12/06 23:53:20 ID:8U0aiPvA
文才がないのでこんなもんしか書けません。
ちなみに今回はエロい部分全体のまだ4分の1位です。
290名無しさん@ピンキー:04/12/07 06:54:32 ID:oVLE9+jl
なんと!まだあと4分の3も楽しませてくれるのですか!?
凄まじく楽しみにしてます。
291名無しさん@ピンキー:04/12/08 01:02:43 ID:yqhQWq2t
遅くなって済みません!今回はキララとのHがメインですがどうも長いです。
よって今日は前半部分の投下します。本来なら前為→キララ→ナエ→〆で終わり
なんですが、前為→キララ前半→後半→ナエ前半→後半→〆になりそうです。
正直長くて嫌な方が居ましたら遠慮なく言ってください。ある程度削りますので。
292ヒカル×キララ×ナエ :04/12/08 01:03:54 ID:yqhQWq2t
ヒカルの身体はもう完治していると言っても良い状態だったが、
キララはヒカルを労わり自分が上になった。しかし今のキララは
ヒカルに自分の肢体を見られて感じる4分の羞恥心と、これから
行われる行為に対する6分の恐怖心を併せ持っていた為、その身体は
心なしか震えているようだ。

「キララ、無理してする必要はないから・・・・・。」
「うん・・・・・分かってる・・・・。」

長年付き合って来ているヒカルはキララが怖がっていることを
直感的に察し、優しく話しかけた。だがキララとしてはここで
止める訳には行かない理由があるのだ。自分とヒカルを繋ぎ止めて
おくため・・・。そして自らの想いを伝えるため・・・。それらの思いを
胸にし、キララは活力を取り戻したそれを手にした。

「じゃあ・・・・・・入れるね・・・?」
「うん・・・痛かったら止めるんだよ?」
「うん・・・・・・・・。」

ゆっくりとキララの腰が沈められていく。

"ずっ・・・・ずぷぶっ・・・・・"

「くぅッ・・・・ァああッッ・・・・・!」
「大丈夫!?」
「ッ・・・大・・丈夫・・・だから・・・・気にしないで?」

まだ完全には入っていないが、痛みを堪えているのが露骨に分かった。
顔をしかめながらもキララはあくまでも健気に振舞い、安心させようとしたが、
それが逆にヒカルの心を乱す。
293ヒカル×キララ×ナエ:04/12/08 01:04:28 ID:yqhQWq2t
「キララ、ムリするな!」
「でも・・・・ヒカルと一つになりたい・・・・・。」
「キララ・・・・。」

そしてまだ入りきってないそれを最奥へとうずめた。

"ずずっ・・・・・・・ぬぷっ・・・・・・"

秘所から生々しい鮮血を出し、キララはヒカルの胸にすがる様に倒れて
荒げた呼吸を整えていた。額には汗がびっしりと出ており、前髪が張り
付く程である。ヒカルがその額に自らの手を当て汗を拭き取り、軽く唇
をこぼす。そしてキララの背に腕を回し柔らかく抱擁した。ナエは安堵した
表情でキララを見やった。

「やっと、一つになれたね・・・・・。」

キララは朱が挿した頬をしながら微笑んだ。ヒカルは今度はキララの唇に
自分の唇を重ねた。そしてそれに答えるようにキララもヒカルに口づけをしたが、
その行為は次第にエスカレートして行き、互いの舌を絡め合わせ貪るような
キスを交わすようになった。

「ぴちゃ・・・はぁ・・・む・・・・・・んふっ・・・・ん・・・・っ。」

ヒカルの舌がキララの口内を、キララの舌がヒカルの口内を蹂躙し、犯した。
294ヒカル×キララ×ナエ:04/12/08 01:05:23 ID:yqhQWq2t
「ふっ!う・・・・・・あむ・・・・・・・ん・・・・。」

互いが唇を離すとそこには銀色の糸が二人を結んでいた。
ひとしきり口づけを交わし終えると二人は沈黙した。
周りは自分達の息とチクタクと鳴る時計の音だけである。
1、2分ほど経ちヒカルがその沈黙を破った。

「まだ・・・こうしていようか・・・・・?」
「うん・・・。」

まだ処女膜を破られてから間もない状態のキララに気を使い、
ヒカルはキララと抱擁したままの状態で言った。
二人は数分の間お互いの熱を感じながら、再び沈黙を保った。

「まだ痛い?」
「・・・ううん、もう大丈夫・・・・動くね?」
「うん・・。」

そう言ってキララはヒカルの胸に両腕を付いて、ゆっくりと腰を前後に
動かして行った。その動きはぎこちなく、お世辞にも上手いとは言えないが、
とても心がこもっていた。頬を染め声を押し殺して腰を振るキララにヒカルは
初々しさを感じた。

「ん・・うんん・・・・・はああぁ・・・・っん・・・・くっ・・・・・。」
「う・・・・・・・・・・ッ。」

キララの喘ぎ声は普段の気丈な彼女からは想像できないほど甘い甘い
喘ぎ声だった。また膣(なか)は温かく、ヒカルのものを時には優しく
包み込み、時にはそれを逃すまいと絡みつき、ヒカルを快楽の淵へ追い
やって行く。ナエはそんな二人を羨ましそうに見つめ、我慢できず自分の秘所
を手で押さえだした。そして、それを見たヒカルが「舐めるからおいで」
と呼んだ。
295ヒカル×キララ×ナエ:04/12/08 01:05:48 ID:yqhQWq2t
「え・・・・・でも・・・・・汚いです。」
「そんなことないよ。良いから僕の上に乗って。」

一瞬躊躇ったものの、結局ナエはヒカルの厚意に甘えることにした。

「あの・・・・・お願いします・・・。」

恥ずかしがりながらナエはヒカルの顔に腰を落とした。
一方キララは慣れてきたのか先程より腰を振るペースが速くなりだしている。

「んん・・・・・・・あ・・・んあ……んああ……!」
「ひあぅっ・・はぁ・・・・・・ああ・・・・・ん・・・くぅっ・・・・・・」

キララの前後に振られる腰に応じてナエの秘所を舐めているヒカルも腰を
上下に動かした。上下に揺られるたびにキララの豊かな胸が淫らに揺れる。
ナエも陰核をヒカルに責められ、普段立っていても足元にまで及ぶ長い髪を
震わせながらその快感に耐えた。

「あっ・・・ヒ・・・・カ・・・ル・・あっ・・・はっ・・・・・・・くうっ・・・あんっ・・・。」
「は・・・あっ・・・・・ヒ・・カル・・・さ・・・・うん・・・・・・ふぅ・・・ん・・・。」

二人は恍惚とした表情で想い人の名前を呼び、快感に悶えていた。
キララは前後の動きから上下の動きへと変え、ゆっくりとした腰の振りから
ヒカルのものを貪る様な腰の振りに変わった。そしてヒカルもナエの陰核の
皮を剥き甘噛みをした後、筋に沿って舐め上げた。もちろんヒカルもこの様な
ことは初めてなので、決して上手くはない。しかしそれでもナエは幸せだった。
やっと想い人と結ばれた。その思いでナエはいっぱいになっていたのだ。
296ヒカル×キララ×ナエ:04/12/08 01:06:10 ID:yqhQWq2t
「ん・・・いい・・・・はぁん・・・・あ・・・・気持ち・・・いいよぉ・・・・あぁ・・。」
「・・・・ぼ、僕も気持ち、いいよ・・・・・くッ・・。」
「ん・・・・はっ・・・・・私も・・ぅん・・・・・・です・・・・。」
「あん・・・ぁぁぁあ・・・・・もう・・・あぁん・・・・あたし・・・んッ・・・!」

スパートを賭けるべくキララの腰がヒカルの腰に激しく打ち付けられた。
その度にイヤらしく揺れていた胸が千切れんばかりに揺れ、形を変え、
後ろに束ねられた髪が振り乱される。また、キララとナエの口はだらしなく
開けられ、涎を垂らし、目に涙を溜めながらヒカルによがった。

部屋には二人の愛嬌と結合部からの卑猥な音が響き渡っていた・・・・。
297名無しさん@ピンキー:04/12/08 01:08:52 ID:yqhQWq2t
以上今回の駄文でした。本当なら1日で最後まで投下したいのですが、
推敲に時間が掛かってしまって・・・・。済みません。次回からは極力一気に投下
出来るようにしますので・・・。
298名無しさん@ピンキー:04/12/08 08:03:51 ID:7cbFQx4x
時間が掛かる事など気にしません!
エロシーンは長い方が多く楽しめます。なので削らないで!
もう続き首を長くしてお待ちしてますんで。
あと、3Pサイコー!
299名無しさん@ピンキー:04/12/08 17:48:12 ID:wLb7WDpj
いつの間にか職人が…
グッジョブ!続き待ってるぜ!
300名無しさん@ピンキー:04/12/09 01:13:05 ID:wKBxTMmj
まず初めに謝っておきます。キララが少しばかり淫乱になってしまいました。
済みません。後遅くなって済みませんでした。一応キララとのHは終わりです。
後はナエですね。ですが今の所後日談としてキララとのH2回目を考えています。

>298
やっぱりHシーンは長めが良いですか。この程度の長さでよければ
続けていきますので今後とも宜しく!もう少し長いほうが良いのなら
言ってくださいね。

>299
ありがとうございます。職人と言うか自分、エロSS書くの初めてなんで
余り抜けるSSは書けないかも知れません。ですがスレの再興も兼ねて
これからも書いて行くつもりです。
301ヒカル×キララ×ナエ :04/12/09 01:14:05 ID:wKBxTMmj
キララは初めて味わう快感に耐えられず、ナエに抱きつくような形で倒れ込んだ。
そして抱き合うように腕を相手の腰に回し、胸を押し付け合い、二人は
深い口づけを交わす。互いに自らの舌を口内へとねじ込み、絡め、
更なる快感に酔いしれた。

「は…ぁん…ナエ・・ちゃん・・・ふっ!・・ぅう……んむ…。」
「ん・・・・・ふぅ・・・キ・・・ララ・さん・・・んっ・・・あむ・・・・・。」

3人は絶頂へと向かい、情交の激しさを一段と増していった。
二人の唇から滴り落ちる唾液がヒカルの身体を濡らし、ナエの秘所から
溢れ出る愛液がヒカルの顔を濡らす。また結合部からは、ほとばしる
キララの愛液がベットを濡らして行く。

「うッ・・・・そろそろ・・出そう・・・・・だ・・・。」

ナエの柔らかな尻に顔をうずめながらヒカルは自らの限界をキララに訴えた。

「ぁん・・膣に・・ん!・・出して・・・良いから・・・は・・・・ぅん・・。」
「でも、そんなことしたら・・・!」
「・・ぁ・良いの・・ふぅ・・ん・・あ・・・・あたし・・・ヒカルの・・・ぁあ・・・欲しぃの!・・・。」

そう言ってキララはヒカルのものを逃すまいと膣をきつく締めつけ、射精感を煽(あお)る
ように激しく腰を打ちつけた。
302ヒカル×キララ×ナエ:04/12/09 01:20:20 ID:wKBxTMmj
「・・う・・子供が出来たら・・・どう、するんだよ・・ッく!」
「は・・・・あ・・・ヒカルの・・・ん・・・子供だったら・・はぁ・・産みたい・・な・・。」

ヒカルが中出しを避けるため、自らを抜こうとキララの腰に手を伸ばすが、
その手をキララが握りその手を自分の胸に当てた。どうやら言っていること
は本気らしい。なす術もなく、ヒカルはただただ己の絶頂を待つこととなった。

「はっ・・ぁ・・・あっ・・ん・・・・ねぇ・・・気持ち良い?」
「・・・・うん・・・・・くっ!」
「ん!・・ぁん・・う・・・・・・嬉しい・・・・・あっ・・ん・・。」

"パンパン"と腰と腰がぶつかり合う音と共に二人の間から愛液が飛ばされる。
キララはヒカルが気持ち良いと言ってもらう度に締め付け、もっと気持ち良く
なってもらおうとした。

「うっく・・・・ご、ごめん・・・キララ・・・もう・・・出る・・・!」
「ぅぅん!・・・・・良いよ・・・出しても・・・・・はぁ・・ぁ・・・ん・・・・・・あ、あたしを・・ん・・妊娠させて・・!」
「はぁ・・ぅ・・ご・・めんなさい・・・わ、私も・・・もう・・・あぁっ!で、出・・・ますぅ!!。」
「あっ・・・んぁっ・・・・も、も・・う・・・・ダメぇ・・・あたひも・・・あぁぁ!・・・イッ、イッくううううぅ!!」

"ビクビクドクンッビュッビュルッドビュッ"
303ヒカル×キララ×ナエ:04/12/09 01:20:51 ID:wKBxTMmj
ヒカルの精がキララの膣へと勢い良く放出され、キララの方からも噴水のように愛液が溢れる。
そしてその結合部からはキララの愛液とヒカルの精液が混じったものがとめどなく流れ出ており、
行為の激しさを物語っていた。またナエの蜜がヒカルを愛しむように温かく顔を汚し、ナエが
ヒカルから離れると、ナエの秘所とそこから出た液がヒカルの顔とをしっかりと繋いでいた。

『はぁはぁはぁはぁ・・・・・・・・』

さっきとは打って変わり今では激しい息使いだけが部屋にこだましているようだ。
それからしばらくの時間が過ぎ、キララが名残惜しそうに"クチュ"と言うイヤらしい音を立てながら
ヒカルを抜いた。キララの秘所からはヒカルから吐き出された精が溢れ出ている。
キララは疲れているような、喜んでいるような顔で自分の腹にそっと手を当て、膣に出された
ヒカルの精を感じていた。

「ごめん・・・・・・キララ。」 
「ううん、ヒカルなら良い・・・・・。」

ヒカルは自らの行為を悔い、キララに謝った。キララにしてみればその行為は嬉しいくらい
なのだが、優しいヒカルのことである、自分のせいで他人に迷惑をかけるのが嫌だったのだろう。
ヒカルは自負の念に駆られ、うつむいた。そんなヒカルにキララは笑みを浮かべながら軽く口づけ
をした。

「もう、いつまでウジウジしてんのよ!別に私が良いって言ってるんだからいいじゃない。」
「うん・・・・そうだよね。」

口調はさっきまでの女々しい、もといしおらしいキララではなく、いつものキララに戻っていた。
ヒカルもそんなキララに安心したのか微笑みながら返した。
304名無しさん@ピンキー:04/12/09 01:23:45 ID:wKBxTMmj
見直してみましたがもう少しHは長いほうが良いみたいですね。
次回はもっと長くしてみます。なるべく待たせないよう頑張りますので
これからも宜しくお願いします。
305名無しさん@ピンキー:04/12/10 01:19:01 ID:GHYgPTY6
またもや遅くなってしまいました・・・・・済みません。
3時間強書いてこんなもんし書けませんでした・・・orz
因みにキララの胸が大きいという設定は私の脳内補完です。
何せレトルトレディの胸が大きく見えたもので・・・・。
306名無しさん@ピンキー:04/12/10 01:19:58 ID:GHYgPTY6
「そんなことよりヒカル、今度はナエちゃんだからね?」
「分かってるけど少しは休ませてよ・・・・。」
「何か言った?」
「いや・・・別に何も・・・。」

キララもナエもまだ一回だが、ヒカルは既に2回出しているため
少々疲れていたのだ。そのためキララに休ませるよう訴えたのだが、
その願いはアッサリと却下されてしまった。やはりいくつになっても
ヒカルはキララに頭が上がらないようだ。

「そ、じゃあ始めよっか。」
「あ・・・・宜しくお願いします・・。」

ナエは小声で軽く会釈をしながら言った。

「・・・ナエさんは本当にそれで良いの?」

ヒカルはメダロット界の権威であり、メダロット博士の孫娘であるナエと
事を交わすのに逡巡(しゅんじゅん)していたのだ。ヒカルにとってナエは
キララと同じ位大切な存在だ。しかし、ヒカルはこのことが博士にバレよう
ものなら確実に死ぬだろうと言う恐怖は勿論のこと、二人の女性と情交をする
ことに道徳的な背徳感に駆られていたのである。

「私は構いません・・・・・私は・・・・ヒカルさんとしたいです・・・・・・・・。」
307ヒカル×キララ×ナエ :04/12/10 01:20:45 ID:GHYgPTY6
ナエは羞恥心の余り赤面した。普段の彼女は清楚で純粋無垢と言う感じな
ためか、ヒカルはその台詞を聞き、思わず胸をドキリと鳴らした。
だが未だにこれから行われるであろう行為に対する躊躇いは
拭い切れずにいるままだ。

「う〜ん・・・・でもやっぱり・・・。」
「・・・・・・ヒカルさんは私じゃ嫌ですか・・・?」
「そ、そんなことないよ!!」
「・・本当、ですか?」
「う・・・・うん・・。」

本人は意識して言った訳ではないが、ヒカルにとってその台詞は確信犯的
に思えた。キララのときと同様に結局はことを交える羽目になったヒカル
だった。

「ん・・・・・ふ・・・んっ・・・・・。」
「んむ・・・・うん・・・・。」

仰向けの姿勢のナエにヒカルは覆いかぶさるようにそっと唇をこぼす。
ナエはそれに呼応してヒカルの首にその華奢な腕を回し、口づけを返した。
幾度となく同じ行為が繰り返され、次第にそれは熱を増して行き、深い深い
口づけへと変わっていった。

「ん・・・私・・・ヒカルさんと・・む・・・・こういうことを・・するの・・・・んん・・・夢見てました・・・・。」
「ナエ・・・ん・・・・さん・・・。」
「んんっ!・・・・・んむ・・・・・。」
308ヒカル×キララ×ナエ:04/12/10 01:21:47 ID:GHYgPTY6
ヒカルはナエの口の中に舌を入れ、まるでナエの舌を探す様に這わせた。
その行為にナエは一瞬動揺したが次の刹那、ヒカルを受け入れ自らも
おずおずと舌を絡めるようになった。キララはその様子を不思議と穏やかな
表情で見ることができた。恋敵が想い人とキスを交わしているのにも関わらず、である。
ナエはこの甘いひとときをもう少し過ごしていたかったのだが、しばらくするとヒカルは
ナエから離れた。

「ナエさん、本当に良いんだね?・・・君を、貰うよ・・・・?」
「はい・・・・・・・・・。」

ナエは"コクリ"と頷いた。

「でも・・・・その前に・・・。」

上体を起こし、ゆっくりとナエはヒカルの股間へと顔を近づけた。
ヒカルはナエが何をするのか察し「別に良いよ」と断ったのだが、
「ですが・・・・・・・このままだと・・・・。」とナエがヒカルの萎えたそれを
見て言った。

「ぅ・・・・・ごめん・・・・・。」
「いえ、気にしないでください。」

ナエはそっとヒカルのものに両手を当て包む様に握った。ヒカルの熱が、
鼓動がそこから伝わって来た。そしてそれは段々と大きくなって来る。
ナエはそれを感じ取って自らも高まり、気づかぬ内に息を荒げていた。
その吐息がヒカルのそれにかかり、益々雄雄しくなっていく。

「ナエ・・さん?」
「あ・・・済みません。」
309ヒカル×キララ×ナエ:04/12/10 01:22:16 ID:GHYgPTY6
見入ってボーッとしていたナエをヒカルが不思議そうに尋ねた。

「あの・・・・・じゃあ・・・始めますね・・・。」
「あ、うん・・・。」

両手で竿を包み、鈴口に舌の先を這わせた。別に美味いものでもなんでもない。
むしろ苦く臭いそれをナエは大切そうに舐めた。ナエが奉仕している間、キララが
ヒカルに近づき優しく接吻した。

「・・・ぴちゃ・・・・ぴちゃ・・・・。」
「う・・・・・・・ッ。」

ヒカルが気持ち良くなっているのを見たナエは嬉しくなり、今度は片手を根元を持ち、
もう一方の手で袋を撫でながら竿全体を舐め始めた。キララもただの接吻からディープ
キスへと行為の度合いを高める。

「ちゅ・・・・ちゅるっ・・・・んふん・・
・・・ぴちゃ・・・はぁむ・・・・・ちゅぱ・・・・。」
「ん・・・・・・・む、あむんん・・・・・・・・・・。」

根元から鈴口までの筋に"ツー"っと舌を這わせたかと思えばナエは小さな
口を目一杯開け、ヒカルのもの全体を飲み込んだ。眉を寄せはがら上下へ
ゆっくりと頭を動かす。そして袋を撫でていた手は袋を揉むように優しく包み込んだ。
またキララも負けじとヒカルに抱きつき、舌を絡める。

「ちゅぽ・・・ちゅぽ・・・・あ・・・む・・・・ぅん・・・・んむ・・・・。」
「ん・・・・ヒカル・・・んん・・。」
「・・・き・・キララ・・・・ん・・・ナエ、さん・・・・ッく。」
310ヒカル×キララ×ナエ:04/12/10 01:22:48 ID:GHYgPTY6
ナエは唇を締め付けながら咥え、ヒカルに更なる刺激を与える。
上下運動をある程度すると今度は袋を揉んでいた手で亀頭に添え、
2つある袋の片方を口に咥えた。舌で袋全体を舐め回し、もう片方の
袋にまた同じことをする。何度かこれを繰り返した後、鈴口まで舐め上げ
また竿を咥えた。しかしその行為は途切れ途切れで、息を整えながら行われた。
最も慣れない内で致し方ないのだが。

「ぁんむ・・・・・あむ・・・・・・・ちゅぱ・・ん・・あ・・・・ぁむ・・・・ちゅぷ・・・。」
「・・ん・・・・・ヒカル・・・・胸も・・・・・んぁむ・・・。」

そう言ってキララは接吻を一時中断し、自らの胸をヒカルの顔に押し当てた。
それを受け、ヒカルが片方の胸を揉み、もう片方を舐めた。初めは乳輪に沿って
舐めたり、乳首を摘んだり、胸全体を揉んだりした。次に乳首を甘噛みした後、
交代交代しながら両胸に吸い付いた。柔らかく弾力性があり、感度の良い胸はヒカルを、
またキララ自身をも高ぶらせた。
一方、ナエは慣れてきたのか次第にピストン運動を早めていく。
決して美味いものでもなんでもない。むしろ苦く臭いそれをナエは喜んで舐めた。
何故か。それはヒカルのだからであろう。自分の愛する人のものだからこそナエは目に涙を
溜めてでもやれるのだ。

「んふ・・・ぁむ・・・・・・ふぅん、んむっ・・・ん・・・・はむ・・・・ちゅるっ・・。」
「あっ・・・・・ん・・・・・・はぁ・・・・ぅん・・・・あん・・・・・・・。」

ナエの口の隙間からは唾液と先走り汁がこぼれ落ちて来ている。それが潤滑油
代わりになり上下の運動はよりスムーズに行われた。ナエは目を薄っすらと瞑り一生懸命
に顔を動かす。
それと同時に胸を責め立てられているキララは甘く鳴いていた。着痩せするタイプなのか
分からないがキララの胸は意外と大きくヒカルに弄られる度にタプンと揺れ動く。
1度目の情交を終えてからまだそんなに経っていないが、3人は既に気を高ぶらせ、情欲に
塗(まみ)れていた。
311名無しさん@ピンキー:04/12/10 01:25:44 ID:GHYgPTY6
このSSは土曜日の夕方には全て投下し終わります。
後、要望があれば何でも言ってください。こんな駄文を読んで
頂いて本当に恐縮です。
312コマンドサーペント:04/12/10 04:45:10 ID:5vdPWuVk
250さんGJ!
もう3Pのシチュが「神キター!」って感じです!
>キララが少しばかり淫乱になってしまいました。
そんな事は気にしないで!
以前、私がここに投下した『カリン×アリカ』のSSでは
カリンは
『メダロットを大人の玩具にしてアリカの処女膜を破った変態レズ少女』
でしたから(笑)
むしろ多少エロくした方が話もおもしろくなってイイ!

>要望があれば何でも言ってください。
キララとナエのレズシーン!





無理だわな…ゴメンナサイ(涙)
313名無しさん@ピンキー:04/12/11 00:21:49 ID:7xPZud7C
今日も早速投下させてもらいます。ところでHシーンはこの程度の長さで
いいでしょうか?

>312
レズシーン(・∀・)イイ!最後の〆でそのネタを使わせてもらいます。
そう言えばコマンドサーペントさんはそんなSS書いてましたね。
例の作品は美味しく頂きましたよ。ところでもうSSは書かないんですか?
314ヒカル×キララ×ナエ :04/12/11 00:22:47 ID:7xPZud7C
「ちゅぽ・・・・・んむ・・・・ん・・・・・・あむ・・・・ちゅぱぁ・・。」
「んっ・・・・あっ・・・・・は・・・・・んん・・・・はぁ・・・・あっ・・。」
「・・っ・・・ナエさん・・ん・・・・そろそろ・・・・。」
「ちゅぱ・・・・・・口の中に、出しても構いませんから・・。」

ヒカルから絶頂が近いことを伝えられたナエは一度ヒカルのものを口から
離しそう言った。ヒカルのものを舐めるのに集中して呼吸を満足に行え
なかったのだろう。ナエは"はぁはぁ"と激しい息づかいをしている。
ナエは口に出すように言うと再びそれを舐め始めた。

「うっ・・・・・・・もう・・・!」
「あむ・・ん・・ください・・・ヒカルさん・・・・んん・・あむ・・・んむ。」

ヒカルの言葉を合図にナエが頭を上下に懸命に動かしたり、唇でヒカルのを
締め付けたりして絶頂感を促進させていった。ヒカルの手は未だにキララの胸
にあったが今のヒカルにキララを気持ちよくさせるような余裕はない。

「んむ、んぐぅ、あむ、ん・・・ん、ふぅん・・・ん、んん・・・。」
「うくッ・・・!」

"ビュッ、ビュルッ"

放たれた精液は口内ではなく、ナエの胸へと飛ばされた。ヒカルが果てる間際に
キララの胸に回されていた手でそれを口から抜いたためである。
何故そう言った行動をしたかと言うと、ナエが性病にかかるのを防ぐためだ。
ヒカルは別にナエじゃなく、相手がキララでも同じことをしただろう。最初に
した前為のときは慣れぬ快感に戸惑い飲ませてしまったが、今では大分慣れた。
だからこう言った行動を起こしたのである。
315ヒカル×キララ×ナエ:04/12/11 00:23:13 ID:7xPZud7C
ナエはうっとりとした表情で自分の胸に付着したものを指で塗り広げ、その指を
口へと運び終えるとヒカルに聞いた。

「・・・なぜ、ですか・・・?」

口調は怒気を孕んでいる訳ではなく、むしろ悲しそうなくらいだった。
もしかしたらヒカルから好かれてはいないのではないかと言う念に駆られたからだ。

「それは・・・ナエさんが病気にかかって欲しくなかったから・・・。」
「そんなこと気にしなくても良いって言ったじゃないですか・・・。」
「そう言うわけにはいかないよ。二人とも僕にとって大切な人だからね・・・。」
「ヒカル・・・。」
「ヒカルさん・・・・済みません。」
「ううん、良いんだよ。分かってくれればね。」

ナエは心配事が杞憂に終わりホッとしたのか顔を綻ばせた。
それにつられるようにキララもヒカルも綻ばせる。

「後悔しない?」
「はい、しません・・・。」

ヒカルがナエと繋がる前に最終確認をした。それに対しナエは確かな声で応えた。
寝そべっているナエの下半身に移動し、ヒカルは一本の指をナエの秘所の中へと入れた。

「ふぁ・・・・あ・・・ぁん・・・・ん・・。」

ヒカルは指をナエの秘所から軽く出し入れした。慣れていないが故、そんな軽い行為
だけでもナエは甘く鳴き、愛液を分泌する。もうシーツは血と愛液と精液で
びちょびちょに濡れていた。
316ヒカル×キララ×ナエ:04/12/11 00:24:33 ID:7xPZud7C
「どう、気持ち良いかな?」
「あん・・・・はい・・・んん・・・とても・・・・気持ち・・ぁ・・・いいれす・・・・あっ・・。」

ナエはヒカルの責めに呂律が回らないくらい感じていた。手で口元を
押さえ喘ぎ声を抑えようとしても漏れてしまう。
幸せそうなナエを見てキララは自分もして欲しいとヒカルに頼んだ。

「・・ヒカル・・・・・私も・・・。」
「うん、良いよ・・・。」

そう言ってヒカルは空いているもう一方の手でキララの秘所を突いた。

「んん・・・・・・あっ・・・はぁん・・・・あ・・・。」
「ぁ、あっ・・・っ・・ん・・・ぁ・・ぅん・・・。」

二人の甘い喘ぎ声と秘所からのイヤらしい音が部屋に響き渡り
それはヒカルを嫌がおうにでも高ぶらせた。しばらくしてヒカルは
ただの出し入れから、膣内をかき回すように指を動かしだした。

「あぁ!・・・・んっく・・・・あっ・・・ふぅん・・・!」
「んっ、んっ!・・・ひぁ・・ぁっ・・い・・・んぁ。」

さっきよりも高く大きい声で鳴き、ヒカルに全てを委ねるように
とろとろした目をして更なる愛撫を望むようだ。
ヒカルはナエの膣から指を抜き、そこへ口づけをした。
キララが自分にもして欲しいと言わんばかりの目でヒカルを見つめる。
そしてその期待に応えるようにヒカルはキララにも同様のことをした。

「くちゅ、くちゃ・・・・・・・ぴちゃ・・。」
317ヒカル×キララ×ナエ:04/12/11 00:25:25 ID:7xPZud7C
ヒカルは単なる口づけから舌を使った責めへと移行した。
ナエもキララもその責めに感じたのか秘所がぐちょぐちょに
濡れそぼっているようだ。

「はぁぁ・・・ん・・・あぁぁ・・・・んあ!・・・・ぅ・・・ん・・・。」
「ん・・・・ぁぁん!・・・・あっ・・・・ぁ・・・んんん!・・・ぁん・・・。」

二人の秘所はいつでも受け入れられるほど濡れており、熟れに熟れている
ようだった。それはまるで早く入れて欲しいと言っているようだ。
それをヒカルは確認すると愛撫を一度止め、ナエに覆いかぶさり、
手を張り裂けんばかりに大きくなった怒張に添えてナエに言った。

「もうそろそろ入れるよ?痛かったら言って。」
「ふぁい・・・。」

ナエは今さっきの余韻のせいか未だに呂律が回らないようである。
そんなナエを愛しそうな目で見ながらヒカルはゆっくりと腰を
沈めていった。
318名無しさん@ピンキー:04/12/11 00:29:12 ID:7xPZud7C
誤字脱字がかなりあり済みません。明日で全て仕上げるつもりです。
この次も作品を投下するので、宜しくお願いします。
319コマンドサーペント:04/12/11 15:17:16 ID:++1D4p2s
>>313
お褒めの言葉、ありがとうございます。
私的にはいい長さです。
レズシーン、加えられるなら是非!

>ところでもうSSは書かないんですか?
メダ4の『カリン×シュリ』書いてみたいんですけどね。
もうだいぶ詳細を忘れてるな(涙)
メダ4もう一回やり直してみようかな?

書けるかどうかはそれ次第って事で。
320ROM者:04/12/11 16:22:58 ID:UwdlG6OE
>>319
メダロット4は攻略本付でも一週間ぐらいかかりまつ。メダマスターになるならね・・・
カリン救出(6章)までなら早くて三日ぐらいでいけまつと回りくどい催促してみるてすと

>>250
ここまでのストーリーををレスアンカーでまとめてみますた
>>256-258,264-266,272-275,277-281
>>285-288,292-296,301-303,306-311,314-318

SS初めてって本当ですか?!既にこのスレ始まって以来の超大作のような・・・
とにかくここまでGJです!!!
321名無しさん@ピンキー:04/12/12 05:20:55 ID:Jzv61Nk5
やっと・・・・やっと完成しました・・・・約束守れなくて本当に済みません。
今までかかっちゃいましたよ。投下し終わったら首吊ってきます・・・・orz

>319
期待して待ってますよ〜!いつでもどうぞ。
ただそちらも忙しいでしょうし、ムリならそれでも全く構いませんので。
後、今回投下した作品のレズシーンはコマンドサーペントさんの作品を参考に
させてもらいました。世間ではパクったとも言いますが・・・・。
余り上手くパクれませんでしたので、期待するほど出来は良くないかも知れません・・。

>320
わざわざまとめてくださって申し訳ありません。確かに私はSS書くの初めてです。
だからこそこんな長ったらしくなってしまいました。
自分でも収拾つかなくなってきてますよ・・・・。
322ヒカル×キララ×ナエ :04/12/12 05:21:49 ID:Jzv61Nk5
処女膜が破られることで引き起こされる痛みは先程の行為により若干
和らぐだろう。しかし痛むことに変わりはない。ヒカルはナエに気を使い
少しずつ腰を沈めるが、それでも痛みは激しいらしい。ナエは顔を歪め痛みに
堪えながらヒカルを受け入れていた。

「いっ!・・・ぁっく・・ぐ・・・うぅ・・・。」
「痛い?痛いんだったら止めっ・・・。」

ヒカルが言い終わる前にナエはその口を自らの唇で塞いだ。
そして一言「・・・続けてください。」と言い、ヒカルの背に腕を
回した。

「分かった・・・・。」

ヒカルが小さく頷き、まだ完全に入っていないそれをさらに奥へと進ませる。

「は・・・っ・・・・うっく・・・・う・・・・・・。」
「もう少しだけ我慢して・・・。」

苦しむナエに優しく言うとヒカルはナエがこの苦痛から早く解放される
ようにと、残りを一気に貫いた。

「あぅぅ!・・・・・・。」

ナエは痛みの余りヒカルの背中から血が出るくらい爪を立て、苦悶の叫びを
上げながら痛みに耐えた。
323ヒカル×キララ×ナエ:04/12/12 05:22:13 ID:Jzv61Nk5
「ごめん・・・大丈夫?」
「・・・は、はい・・・・大丈夫です・・。」

処女を奪われたばかりのナエの呼吸はまだ荒い。キララのとき同様、
痛みが収まるまでヒカルは動かずにいた。
それからしばらく緩やかにときが過ぎて行き・・・。

「もう、良いかな?」
「あ・・・・どうぞ・・・。」

ナエの了承を得て、ヒカルの腰がゆったりとした動きでナエの秘所を
突き始めた。ナエの手がヒカルの背に、ナエの足がヒカルの腰にそれぞれ絡められ、
二人は抱き合うように交わっている。俗に言う正常位と言われる体位だ。

「あっ・・・あん・・・・・ん・・・あ・・・・・あぁ・・・・。」

痛みも完全に引いたらしく、呻き声から喘ぎ声に変わっていた。
ヒカルがナエを突くたびにナエの吐息がヒカルの頬を撫でる。
響く喘ぎ声とかけられた吐息にヒカルは興奮を覚えた。そして
ナエの唇に吸い込まれるようにヒカルは自らの唇を当て、舌を口内へ
侵入させた。

「んむ・・・はぁ・・・・・くちゃ・・・・・んん・・・・・あっ・・・・む・・・。」
324ヒカル×キララ×ナエ:04/12/12 05:22:41 ID:Jzv61Nk5
ヒカルに応えるようにナエは自分の舌をヒカルの舌に絡めた。
口から喘ぎ声と同時に唾液もこぼしながらナエはヒカルとの行為に
酔っていく。
今のナエは普段の清楚な彼女とは少し違う。決して堕ちたと言いたい
のではない。今の彼女は想い人と結ばれたことにより情炎したのだ。
それを明かすようにナエは意識していなくとも自らの腰を振っている。

「ぁむ・・ん・・・・・あっ・・・・んぁ・・・あぁぁ・・・・・。」

故に喘ぎ声も美しい。キララもナエもその喘ぎ声は甘き調べとなり
ヒカルの、また自らの情を高ぶらせ行為をより一層熱くさせる。
その調べに惹かれるようにキララは片手を自らの秘所へ持って行き、
二人の結合部を舐めながら自慰行為を行っていた。

「はあ・・・・・ぁん・・・・・あっ・・・・・あ・・・ん・・・。」
「ん・・・・ぴちゃ、くちゅ・・・・・。」

キララの舌も手伝ってナエの感度はますます高まった。それに応じて
腕を自分の方へ寄せ、キララに比べれば見劣りするが、それでも程ほどの
大きさの胸をヒカルの胸板へ押し付けた。
キララも感じてきたのか秘所へ運ばれた指先はもう濡れきっている。

「キララ・・・ちょっとそこに寝てくれる?」
「?・・・・うん、良いけど・・・。」
325ヒカル×キララ×ナエ:04/12/12 05:23:03 ID:Jzv61Nk5
ヒカルはキララの奉仕を中断させナエの隣に寝るように言った。
するとヒカルは片手をキララの秘所へと伸ばし一本の指を膣に
入れ、前後に動かした。

「んん・・・・あぁ・・・・・ぅん・・・・あっ・・・。」
「あ・・・・・んっ・・・はぁ・・あ・・・はぁ・・・・あふっ・・・。」

ナエもキララもヒカルの責めにかなり感じているようだ。愛嬌も先ほどより
甲高い。特にナエは絶頂が近くなってきたのか絡めていた足をより強く絡めだし
ている。それを感じ取ったヒカルはナエへの抽入をより早くし、天才と謳われた
ナエの思考を真っ白にした。

「っん・・・・・あん・・・・あっ・・・・あぁん・・・・・。」
「くぅ・・・・うっ・・・・はぁ・・・・・。」

二人の秘所から淫らな音と共に愛液が飛ばされる。
ナエへの抽入はもちろんだが、キララへの責めの速さも増していた。
もはや鼻にかかる甘い喘ぎではなく歓喜に似た激しい喘ぎに変わり、
幸福感と絶頂感の狭間にいるようであった。

「ぅうん!・・・・・あっ・・・あぁっ!・・・・ん・・・ひ、ヒカル・・・さん・・っ・・・。」
「んんぁ・・・・あ・・・・ん・・・・・・あぅ・・・・。」

ヒカルの名を叫びながら抱きつき喘ぐナエにヒカルはそっとキスをした。
そして隣にいるキララへも優しくその唇をこぼす。
326ヒカル×キララ×ナエ:04/12/12 05:24:00 ID:Jzv61Nk5
「あん・・・・んっ・・・も、もっと・・・はぁん・・・・・。」

ナエの口からそんな卑猥な台詞がヒカルへ飛ばされた。と同時にナエは
自分から腰を淫らに振り、ヒカルへの想いとともにヒカルの腰に自らの腰を
打ち付けた。
ヒカルもナエの望み通り腰を激しく動かす。またそれに連動してキララへの
愛撫もさらに激しくなっていった。

「あっ・・・・ぁん・・・あ・・・・ぁぁ・・・・・んんぅっ!」
「んあっ・・ん・・・・・っん・・・・・ん、あ・・・・。」

ナエとの結合部からは精液と愛液が交じり合ったものが飛び散るほど激しく
二人は腰を振り絶頂へと一気に駆け上がろうとする。ナエの秘所がヒカルのものを
欲し強く締め上げ、キララの秘所が快感を得ようとヒカルの指を締め付ける。
ヒカル自身も激しい射精感に身を震わせた。

「ぁあん!・・・・わ・・・ぁ・・・私・・・・もう・・・んん・・・出そうです・・!」
「あ、あたしも・・・・んっ・・あ・・・・い・・・イクッ!」
「うぅぅ・・・・。」

ヒカルはナエから自らを引き抜こうとするがナエの足と秘所がそれを許さなかった。
それらは必至に絡まり、締め付け、ヒカルを引き止める。
327ヒカル×キララ×ナエ:04/12/12 05:24:59 ID:Jzv61Nk5
「んぁ・・んっ・・・ヒカル・・・さん・・・好き・・・・好きです・・・あぁ!んぁ・・。」
「っく・・・僕も・・・だよ・・・。」
「・・嬉しい・・・あっ・・・です・・ん・・私も・・・膣に・・あん・・・・ください・・・。」
「でも・・・・!」

ヒカルは未だに抜くのに往生していた。どう足掻いても抜く事が出来ない。
結局ヒカルはキララに続いてナエにも中出しをしてしまうこととなった。

「ヒカルさん・・・ぁん!・・・・ヒカルさ・・・ん・・・・あっ、んぁぁ!」
「ぅぅん!・・・ヒカル・・・んっ・・あっ・・イっちゃう!!」
「う・・・・ぁあ!」
『んぁ!・・・ああ・・・・ああぁぁぁん・・・・・・!!!』

ナエとキララは一際高い声で鳴きながら愛液を噴射した。
そしてドクドクとナエの膣に精液を注ぎ込むヒカルにナエは恍惚とした
表情で受け止めた。ヒカルの手はキララの愛液でびしょびしょである。
その手を抜いてヒカルはナエに言った。

「ごめん・・・・・ナエさん・・・。」
「良いんです。私も・・・キララさんと同じで、ヒカルさんのが・・・・・・
欲しかったんです・・・。」

まだ繋がったままの状態でヒカルはナエに謝った。
恥ずかしそうにしながらナエはそう答え、ヒカルに口づけをし
ヒカルを抱きしめた。
しばらくしてヒカルはナエの秘所から自分のものを抜いた。
それはナエから分泌された愛液でびちょびちょに濡れている。
それを見たキララとナエはヒカルのそれを顔を近づけ、舌で
綺麗に舐め取り始めた。
328ヒカル×キララ×ナエ:04/12/12 05:25:29 ID:Jzv61Nk5
「ぴちゃ・・・・ぴちゃ・・・・・ちゅぱ・・・・んん・・・・。」
「あむ・・・・・ちゅぱぁ・・・ぺろ・・・んふ・・ん・・・・。」

一通り舐め終わるとキララとナエは力なく寝そべるヒカルを挟むように
横になった。恥ずかしそうな、それでいて幸せそうな笑顔でヒカルの腕を
抱きながら・・・・。

「ねぇ、ヒカル・・・・・?」

あれからしばらくの時間が過ぎ、キララがヒカルの顔を覗き込むようにして
尋ねるとヒカルは疲れきった声で生返事をした。

「ん・・・・何?」
「あのね・・・・もう一回、しようか・・・?」

頬を染め、悪戯っぽい笑みを浮かべながらキララが言った。

「は・・・・・なんだって・・?」
「・・・だ・か・ら、もう一回するの!・・・・同じこと言わせないでよ・・・。」
「勘弁してよ・・・・僕はコレでも十分頑張った方だと思うよ?」
「でも私もナエちゃんもまだ2回しかイッてないのよ?」
「僕はその倍はイッた・・・だからごめん・・・オヤスミ・・・。」
「あんたもしかして私の部屋で寝る気?」
「そんな細かいこと言うなよぉ・・・。」
329ヒカル×キララ×ナエ:04/12/12 05:25:57 ID:Jzv61Nk5
そう言ってヒカルは目を瞑り寝てしまった。ヒカルの言うとおり
あの連戦ではムリもない。ヒカルは肩で息をするほど疲れているのであろう。
あっと言う間に寝息を立てて熟睡している。キララもナエも肉欲の
疼(うず)きはまだ完全に潤ってはいないようだった。

「ナエちゃんはどう?まだできそう?」
「えぇ・・・・・大丈夫ですけど・・・。」

ナエはどこか腑に落ちないような納得いかないような口調で返した。

「そっか・・・じゃあ二人だけでしない?」
「え、私達だけでですか?」
「そう、私とナエちゃんの二人で。」
「でも・・・・どうやって・・・・。」

首をかしげながらナエはキララに聞いた。

「・・・・こうすれば良いの。」

そう言うとキララはナエの近くへ行きナエの秘所を手で愛撫した。

「んぁっ・・・・。」

ナエはキララからのいきなりの愛撫に身体をピクンと仰け反らせた。
330ヒカル×キララ×ナエ:04/12/12 05:26:24 ID:Jzv61Nk5
「気持ち良かった?」
「あ・・・・・はい・・・。」

薄っすらと笑顔を浮かべながらキララがナエに聞くと、
ナエはキララにつられ微笑みながら小さく頷いた。

「そう、良かった・・・。」

嬉しそうにキララはナエに言った。そしてゆっくりと焦らすように指を
ナエの秘所から出し入れし、更なる快感をナエに与えた。

「あっ・・・・んっ・・・・ん・・・。」

キララは二本の指を巧みに使いナエを快楽の淵へと追い詰めた。
普段ならばヒカルのことを想い、自慰行為をするときに用いられるハズ
の指を今は恋敵であるナエを気持ちよくさせるために使っている。
そのためキララはナエの感じる部分を的確に責め立てることがで
きたのである。そしてそれはナエの秘所から愛液を分泌さるまでに至った。

「あぅ・・・・ん・・・あ・・・・んふ・・・。」

ナエはヒカルに責められているときのように甘く鳴いていた。
しかし、感じているナエを突き放すようにキララは唐突にナエの
秘所から自分の指を抜いた。

「あ・・・・・・・。」

物欲しげな表情で切なく声を上げるナエにキララは悪戯っぽく微笑むと、
ナエの愛液で濡れた指を自分の口に持って行った。
331ヒカル×キララ×ナエ:04/12/12 05:26:50 ID:Jzv61Nk5
「ちゅぷ・・・ん・・・・これがナエちゃんの味なんだ・・・。」
「・・・・・・・・・・・。」

キララのそんな台詞を聞き、ナエは恥ずかしさの余りカーッと頬を朱に染め
て押し黙った。

『・・・・・・・・・・。』

それからしばらくしてもキララは何もしない。ナエは高められた肉の疼きを
中断され悶々としているらしく、早く続きをして貰いたいという様な表情で
キララを見つめていた。

「あの・・・・・・・キララさん?」
「うん、何?どうしたの、ナエちゃん。」
「えっと・・・・・それは・・・その・・・。」

手を絡めながらもじもじとナエはキララに言った。
しかしキララの返事はなんとも素っ気ないもので、それが余計に
ナエの情欲を逆撫でした。
ナエはそんな自分が嫌になった。こんなイヤらしい自分が。
ヒカルに嫌われると知っていても次の行為に期待している自分が。

「・・・・もっと・・・・・してください・・・。」
「良いの?ヒカル起きちゃうよ?」
「・・・・・・・・!」

キララがそんな態度を取るのは勿論ワザとだ。しかしそれに気づかない
ナエはヒカルの名前が出た途端、顔色が一気に悪くなった。

「見つかったら嫌われちゃうね・・・・。」
332ヒカル×キララ×ナエ:04/12/12 05:27:24 ID:Jzv61Nk5
それだけは嫌だった。せっかくお互い好きなもの同士になれたのに
それが崩れてしまう。ナエは首を横に振りイヤイヤした。
まるで駄々をこねる子供のように。

「止める?」

躊躇いがちにナエはゆっくりと、ぎこちなく首を縦に振った。
本当はそれも嫌だと言いたかったが、それ以上にヒカルから
嫌われたくなかったのだ。涙を溜めながら俯くナエにキララは
バツが悪そうに謝った。

「意地悪してごめんね・・・大丈夫よ。ヒカル優しいから。ね?」

それを聞きナエは溜まった涙を拭い、嬉しそうに頷いた。

「あっ・・・・んっ・・・・ん・・・。」

キララはナエの秘所に顔を近づけその花弁に舌を伸ばし舐めだしていた。
ぴちゃぴちゃと卑猥な音と押し殺された喘ぎ声が部屋中に響き渡る。
二人の隣ではヒカルが寝ているのだ。ナエは声を出すまいと口に手を
当てながらキララの責めに悶えていた。

「ぴちゃ・・・・くちゅ・・・・・んん・・・ちゅぷ・・・。」
「ん・・・あっ・・・・っく・・・・ぅん・・・。」
333ヒカル×キララ×ナエ:04/12/12 05:27:54 ID:Jzv61Nk5
肉唇を舌先で舐め、陰核の皮を剥き舌全体で舐る。

「ふぁぁん!・・・・ん・・・・・・あっ・・・。」

手で押さえてもその隙間を縫って喘ぎ声が漏れてしまう。
ヒカルにバレはしないかと胸をドキドキさせながらナエは
キララの舌技に感じて入っていた。

「・・・あの・・・・・・私も・・キララさんを気持ち良く、したいです・・・。」
「え・・・私を?ありがとう・・・・・。」

自分だけ快楽を得て悪く思ったのか、ナエはキララを気持ちよくさせたいと
自ら言った。キララは柔らかく笑い、自分の腰をナエの頭へと移動させ、
それに甘んじることにした。

「ん・・・・・くちゃ・・・ぁ・・ぴちゃ・・・・んん・・・・・。」
「はぁ・・・・・ぺろ・・・・・んむ・・・・・ん・・・。」

いわゆる69の姿勢でキララとナエはお互いの秘所を舐めあった。

「んは・・・・気持ち・・・ん・・・いいです・・・・ちゅぱ・・・・・。」
「・・・む・・・・・ぁん・・・・私も・・・・んっく・・・・。」

貪るように舐められ二人の陰核は紅く充血し、更なる快感を求めていた。
しかし今はヒカルのものがない。どんなに子宮があの熱いものを欲しがって
いても、それが満たされることは決してない。キララがナエの秘所に指を
入れればキュウッと膣が出るはずもないものを期待して締め上げてくる。
そんな満たされぬ欲求を埋め合わせるかのように二人の舌と指は相手の秘所へ
の愛撫を激しくした。
334ヒカル×キララ×ナエ:04/12/12 05:28:21 ID:Jzv61Nk5
「ひゃ・・・ぴちゃ・・はぁ・・・んぁ・・・・っく・・・。」
「あぁ・・・・ん・・・・・ナエちゃん・・んん・・・・もっと・・・。」
「はい・・・・・くちゅ、ぴちょ・・・・んっ・・・・ちゅ・・・。」

ナエの舌に快感にキララは思わず腰を振ってしまった。それを見たナエが
キララの秘所が逃げないようキララのむっちりとした大きな二つの丘に手を
置き、それを揉みしだきながらキララの秘所を頭と舌を動かして味わった。
またそのお礼をするかのようにキララは舌でナエの秘所を舐めまわすように
出し入れする。確かにヒカルのもの比べれば遥かに短い。
しかしナエはそれだけでも十分に感じてくれた。その証拠にナエの愛液が飛び、
キララの顔はベトベトに濡れている。

「ん・・・キララさんの・・・・とっても・・・美味しいです・・・・・ペロ・・。」
「ふふ・・・そう?・・・でもナエちゃんのも美味しいよ・・・・。」

キララの秘所から止めどなく滴る愛液をナエは自らの舌ですくい、飲み下した。
ナエもまた愛液がいっこうに止まらない。キララがいくら飲んでも舐めてもまだ
出てくる。

「ん・・・・あっ・・わ・・私・・・んぁ!・・・・変に・・・ぁ・・なりそうですぅ!」
「・・・・ぁん・・・・そこ・・・・いいよぉ・・・・!」

ヒカルのことを忘れるほどの快楽に二人は身をよじり、甘く鳴き叫んだ。
理性が完全に飛んだ彼女達は淫乱に肉欲を満たすだけの牝と化している
様であった。官能の極みが近まりその行為は激しさを増した。
顔を汚しながらただ一心不乱に舐め、愛液を出し腰をひくつかせた。
キララはナエの自分によがる顔が堪らなく愛しく感じ彼女の菊門に指を這わせ、
そして入れた。
335ヒカル×キララ×ナエ:04/12/12 05:29:40 ID:Jzv61Nk5
「あぁ!・・・・す・・・ごい・・あっ・・ですぅ・・・・んん!」
「・・・私・・んぁ!・・・・・もう・・・・出ちゃう・・・!」

ナエはキララに止めを刺すように陰核を甘噛みし舌で転がした。
そしてキララもナエを気持ち良くさせるためにナエの秘所を舌で
犯すように舐めまわし、菊門への抽入を激しくして愛液の噴水を
早める。

『あぁっ!・・・・・ああぁぁっ・・・・!!〜〜〜〜〜〜ッ!!!』

声にもならない叫びをあげ二人は果てた。ナエの顔もキララの顔もお互い
顔面に潮を吹かれあられもない姿になっている。キララは顔にこびり付いた
ナエの精液を手で集め口へと運んだ。それを見たナエも同じくキララの汁を
口に持っていった。
キララは口いっぱいにナエの愛液を溜めながらナエに口づけをした。
ナエは驚きつつもそれを受け入れる。二人は舌を絡め、それぞれから分泌された
液体の交じり合ったものをコクンとのどを鳴らし飲み下した。
数回軽いキスをし終わり顔を離すとそこには愛液で作られた橋が二人を
結んでいた。そして二人はそのまま抱き合うようにして眠りに落ちる・・・。

「・・・はぁ・・・・二人ともよく疲れないよなぁ・・・・・。」

しこたま二人の喘ぎ声を聞かされて起きていたヒカルはやつれ気味に
そう言った。

「まぁ・・・・・仲が良いみたいだし、いっか・・・?」

                      
                          fin.
336名無しさん@ピンキー:04/12/12 05:33:16 ID:Jzv61Nk5
レス数の消耗も無駄に多いですね・・・皆さんさえ良ければ私はスレ再興も
兼ねてこれからもSSを書きたいと思います。
最後になりましたがこんな駄文に付き合ってくださった皆さんに
感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
337名無しさん@ピンキー:04/12/12 06:15:04 ID:0nmJfw9l
読んだよー
GJ
SS初めてらしい初々しさが文体にあってコレはコレでよいね
俺も>>141でやった黒ヒカルの続きでもかくかなー
338名無しさん@ピンキー:04/12/12 22:23:02 ID:nEMs2Y1P
>337
是非書いてください!個人的にヒカル×ナエはツボなので
そのSS読んだとき軽い感動を覚えましたよ。
339コマンドサーペント:04/12/14 10:33:18 ID:rPeToN86
遅ればせながら250さんGJ!
何度もハァハァさせていただきましたw
余裕があれば第2・第3の新作投下をまた。

>世間ではパクったとも言いますが・・・・。
私はエロいモノが見れればそれで満足なんで構わないっすyo!
ていうか私がこれまでに投下してきた作品もそんな感じだし…。
さすがに「こんな事続けてるのはイクナイ!」と思い
最近は自分なりに考えた話を投下しているようにはしていますが。

メダ4のセーブ、一回消してネタを探してきます!
まあ年末は忙しいんで、作品投下は来年あたりになりそうですが。
340250:04/12/14 23:08:28 ID:bH1s6RYX
>337
あんな読みにくい作品を最後まで読んで頂いてありがたいです。
正直処女作が3Pと言うのは荷が重過ぎましたよ・・・・。
他スレでSSを投下して腕を磨いている最中です。
私自身ヒカル×ナエが結構好きなので楽しめました。

>339
本当にどうもありがとうございます。色々と参考になりました。
今、私のメモ帳にはヒカル×ナエとイッキ×カリンの原案
と冒頭部分が書いてありますので、次回はどっちか投下する予定です。
341名無しさん@ピンキー:04/12/23 18:00:59 ID:98h674ya
キララがらしくてよかったです
ヒカル達最高ー!
342名無しさん@ピンキー:04/12/25 13:13:28 ID:iR8sQdSn
>341
ありがとうございます。今思えばあのSSは糞でした・・・・orz
そのうち新作をUPしますので、そちらも宜しくお願いします。
343名無しさん@ピンキー:05/01/05 15:35:02 ID:L2hSJvkA
ほす
344名無しさん@ピンキー:05/01/07 00:56:49 ID:W//9UIMS
保守age
345ss:05/01/11 01:44:11 ID:98UnHO83
コクエン×メイドイッキお願いします。
346名無しさん@ピンキー:05/01/12 01:36:25 ID:UV3Z6sj6
>345
801かぁ・・・ちょっと難しいかも・・・・。
短編で良いのなら書かないこともないのですが少し待っててください。

後、今週はムリですけどそろそろ新作投下します。
ただパーフェクトエディションネタなので少し分かりにくいかも知れません。
347名無しさん@ピンキー:05/01/17 21:59:55 ID:NqBOCHtT
ほしゅ
348名無しさん@ピンキー:05/01/18 11:26:42 ID://tW35K3
昔メダロットのエロ小説載ってるサイトあったなぁ…まだあるかなぁと思い
検索してみたらこんなスレがあったとはぁぁぁぁ!!??∩(´∀`∩) ワチョーイ

しかしあのサイトってまだあるのかな? (´・ω・`)
349名無しさん@ピンキー:05/01/22 09:19:49 ID:IfdZQqor
どんな小説?
350名無しさん@ピンキー:05/01/22 20:48:16 ID:pCANiFbS
俺は348じゃないが以前ヒカルとキララのを見つけた。
多分今でも残ってると思う。とは言ってもエロ部分は数行で
あとは訳が分からなかったが・・・・。
351名無しさん@ピンキー:05/02/02 14:00:57 ID:BZDcvSRn
ほっとほっと
352コマンドサーペント:05/02/07 04:10:08 ID:FXJ7iPDH
前々から言っていた『カリン×シュリ』
半分完成したんでこれから投下していきますね!
353愛という名の『美』Part1:05/02/07 04:15:06 ID:FXJ7iPDH
『ビーストキング』オロチの計画によって四天王の下へと連れ去られたカリン。
カメヤマ・シンラと各地を転々とし
今は『南の四天王』シュリによって統治されている
ここ『ジャクナン町』へと連れて来られていた。

ジャクナン小学校へと案内されたカリンの前に
赤いワンピースを身に着けた1人の美少女が姿を現した。

「ようこそジャクナン小学校へ、純米カリン」
「あなたが『四天王』3人目の方ですわね」
「そう。私は南の四天王『美を追求する者』シュリ」
「よろしくお願いいたしますわ、シュリさん」

『四天王』シュリを目の前にして落ち着いた様子を見せるカリンに対し
シュリは突然こう言い放った

「服を脱ぎなさいカリン」
「どうしてですの?」
「ここでは私と謁見する者は、私に己の全てを曝け出すルールなの。もしそれに逆らったら」

シュリは自分の右腕にはめたメダロッチから朱雀型メダロット『スフィンク』を転送した。

「メダロット三原則から解き放たれたこの子達が、あなたを傷つけることになるわ」
「その必要はありませんわ」

そう言うとカリンは襟元にあるファスナーに手を掛け、上着のジッパーを下ろした。
そしてその薄いピンクのノースリーブを脱ぎ捨てると今度はスカートに手を掛け
片脚ずつ引き抜きその純白のスカートも脱ぎ下ろした。
354愛という名の『美』Part2:05/02/07 04:18:10 ID:FXJ7iPDH
「下着も脱ぎなさいカリン」
「分かっていますわ」

カリンは背中にあるホックを外し、シルクのレースでできたワンピース型の下着を脱ぎ去った。
そして同じくシルクのレースでできたパンティーの両端に手を掛けると
スカートの時と同じように脱ぎ去った。
そうしてカリンは身に纏っていた全ての衣服を脱ぎ去ると
両手を後ろに組んだ状態でその幼さの残る裸体をシュリの眼前に曝け出した。

「そう、それでいいわカリン…」

そう言いながらシュリは、カリンのわずかに膨らんだ未発達の乳房に手を伸ばした。

「きゃっ!」
「ふふっ、やっぱり私の思った通り…」

そのままシュリは、まだ幼さゆえに硬さの残るカリンの乳房を揉みしだき始めた。

「やぁん、くすぐったいですわシュリさん」
「あなたはとっても美しいわカリン」

シュリは乳房から離した右手をカリンの背中に回すと、空いた左胸の乳首に吸い付いた。
そしてシュリはそのままカリンの乳首を舌先で転がしながら、その歯並びのいい前歯で甘噛みした。
カリンの乳首は、シュリの口の中でどんどん硬く屹立していった。

(ふふっ感じているのね…もう一息だわ)

シュリはカリンをベッドに押し倒すと、カリン秘所を両手で押し広げそこに顔を埋めた。
そして押し広げられた秘所に舌を差し込むと
その舌を出し入れするように前後させながら
まだまだ未発達の肉襞やクリトリスを丹念に嘗め回していった。
355愛という名の『美』Part3:05/02/07 04:23:24 ID:FXJ7iPDH
「カリン…あなたの身体ってとってもいやらしいのね」

赤く充血してプックリと膨らんだクリトリスを人差し指で弄りながら満足そうな笑みを浮かべるシュリ。

「私に愛されてとっても気持ちいいでしょ?カリン」

だが、カリンの口から出てきた言葉はシュリの心を無残にも打ち砕くものだった。

「いいえ、何とも感じませんわ」
「えっ!…な、何を言ってるのカリン?だってこんなに乳首やクリトリスを硬くして…」

突然の言葉に動揺しながらも、カリンの乳首とクリトリスを弄りながら必死に強がって見せるシュリ。
そんなシュリにさらなる追い討ちをかけるかのようにカリンは言葉を続けた。
356愛という名の『美』Part3:05/02/07 04:24:31 ID:FXJ7iPDH
「例え肉体の快感を引き出す事ができたとしても、愛のない行為なんかに心からの快感なんか得られませんわ!」
「何ですって!もう一度…」
「何度でも言いますわシュリさん。独り善がりなあなたの愛撫なんか全く何も感じませんわ!」
「そ…そんな…」
「かわいそうなシュリさん…誰からも愛されていない一人ぼっちな人」
「黙りなさいカリン」
「孤独なゆえに美しい物と強い力にしかすがる事のできないかわいそうな人」
「お願い!もうやめて!」

カリンの言葉に耐え切れなくなったシュリは両手で耳を塞ぎ、そのまま床へと突っ伏した。

「これ以上…私の心を傷付けないで…」

そう言いながら惨めにすすり泣くシュリに対し、カリンは優しい口調でこう諭した。

「ですから、私が教えてさしあげますわ。愛される事の悦びを…」
「カリン…」

カリンの言葉に顔を上げるシュリ。
カリンはそんなシュリの唇に自分の唇を優しく重ね合わせた。
357閑話休題:05/02/07 04:26:01 ID:FXJ7iPDH
とりあえずここまで。
今週中に完結させますんでヨロシク!
358名無しさん@ピンキー:05/02/09 12:56:32 ID:UYMdxTbn
シュリたん萌え。
続きまってまつ。
359名無しさん@ピンキー:05/02/11 01:29:06 ID:r90JVIXz
懐かしすぎる・・・
360ROM者:05/02/11 11:09:19 ID:pyaU5rzq
保守してみせる!
361名無しさん@ピンキー:05/02/13 21:12:46 ID:cZPq5iEm
保守age
362名無しさん@ピンキー:05/02/21 11:52:18 ID:O9qIVv7m
HO
363名無しさん@ピンキー:05/02/24 16:48:24 ID:bqkh+JQg
保守
364名無しさん@ピンキー:05/03/04 01:15:39 ID:9azhQYQm
ロクショウの一人称って「私」だっけ?
今更だけど>>337で言ってたヒカル×ナエ書いてんだけど
登場人物の口調に激しく違和感だ。特にロクショウとメタビー
俺、1しか知らないし、漫画も途中でボンボン卒業したからなぁ……
365名無しさん@ピンキー:05/03/05 15:34:53 ID:rIEhECmq
そうだよ
366名無しさん@ピンキー:05/03/10 03:11:39 ID:NyV/km7u
367イッキ×キクヒメ:05/03/11 00:20:58 ID:/HWysDQ1
 夏休み前日、終業式の放課後。先を争うように教室を飛び出して行く他の生徒とは違い、止まることを余儀なくされた生徒が二人いた。
イッキとキクヒメ―この二人はあれから幾年過ぎた中三の今、そのまま進学した最寄りの公立中学で同じクラスに在籍していた。
クラス内でも一二を争う劣等生の二人だけあって、期末考査のやり直しを要求されるのも無理はなかった。
その二人が今、いつになく真剣さを漂わせ、間違えた回答のおびただしい回数の書き直しを行っていた。
368イッキ×キクヒメ:05/03/11 00:50:38 ID:/HWysDQ1
「よっしゃ終わった!」
「嘘だろ?キクヒメ!ちょっと待てって!」
「じゃあなイッキ」
「終わった!最後に出すとあの先生説教長いんだからさ、頼むから同時に出させてよ」
「あんな点取るお前が悪い」
「キクヒメに言われたくないって…」

二人は住む方角が同じこともあってか、クラスが同じになってから自然と連れ立って下校するようになった。
かつての仲間は―同じ学校のアリカは部活動に追われ登下校の時間も合わず、姿を殆んど見掛けなかった。
メダロットという趣味と幼馴染みである事がかつてアリカとイッキを親密にしていたが―成長し、たまに校内で顔を合わせても親しげに話すのも恥ずかしく、
部の男の先輩と親しげに話し学校生活への充実感を匂わせているそんなアリカに、廊下ですれちがっても何と無く気後れするまま―気付けばアリカはイッキにとって以前より遠い存在になっていた。
369イッキ×キクヒメ:05/03/11 01:04:25 ID:/HWysDQ1
一方キクヒメ率いるスクリューズは―イワノイ、カガミヤマはそれぞれ別の私立中学に進学したため―また子供の頃と異なり、性差が二人とキクヒメの間に見えない壁を作ったため―同じく疎遠になっていたのだった。
カリンとコウジ、二人に至っては言うまでもなく逢う機会に乏しかった故―いつの間にか、イッキとキクヒメの二人のみが、日常的に語り合えるかつての仲間なのだった。
370イッキ×キクヒメ:05/03/11 01:24:15 ID:/HWysDQ1
「お前毎日あたしの後つけてくるけど、何か言いたいことでもあるのかい」
「何だよそれ。キクヒメがつけてくる時もあるだろ」
「それは単に方向が同じだけなんだよ」
「ただいちゃもんつけたいだけか…」
憎まれ口を叩き合いながらも、二人が同時に下校することはほぼ日課になっていたので、その会話は段々と打ち解けたものになっていった。
今日も、職員室に補講のプリントを出した二人は、いつものようにどちらからともなく下校を共にした。

「高校受験か…キクヒメどこ受けんの?」
「イッキには関係ねーだろ。お前こそどうせ勉強してないだろ?あたしはこう見えても万全なんだよ」
「イワノイかカガミヤマのとこ受けるのか?」
「カガミヤマのとこは男子校だけど」
「あ、そうだっけ…?そりゃ悪かった」
「お前…私を女扱いしてないね」
「そりゃ考えすぎだって」
371イッキ×キクヒメ:05/03/11 01:39:26 ID:/HWysDQ1
二人には、汗ばむ季節に入った頃から、帰宅途中通学路のコンビニでアイスを購い、近くの公園で食べることもまた―自然に日課となっていた。
今日も罵り合いながらも、キクヒメはアイスを、イッキは炭酸飲料を購い、そのまま公園のブランコに二人はいついた。
彼等はこういう時、自然とあの頃の仲間のこと、そして自分達の将来の事に関する話題に終始する事が多かった。
しかし、この日は―少し違っていた。二人にとって、この日は少し道を踏み外した―それが善か悪か、誰にも判断することはできないが―忘れられないような、若き日の一日になるのである。
372イッキ×キクヒメ:05/03/11 02:11:47 ID:/HWysDQ1
それぞれ隣り合ったブランコに座り、アイスに、飲料水に、涼を求める。そんな時はいつも無言だ。そして一時経つと、どちらかが話し始める。
「昔のこと考えると、結構笑えることってあるよなー」
ペットボトルを途中で蓋したので、今日はイッキが先ず喋り出した。
「老人くさいねえ」
イッキが自分語りをする時、キクヒメはいつもつまらなそうに無表情で答える。しかし、煩い、等と跳ね退けることもなく、話をよく聞いた。二人は、親密でもなく、一定の距離を保ちながらも、今や友情と呼べるもので結ばれていた。
「俺、カリンちゃん…好きだったけどさー、今考えると普通に無理だったよなーとかさ」
「お前…アリカはいいのか?」
「バッ…!アリカは幼馴染みで!あいつもそういうの嫌がるから!」
「そうかねえ―」
「そういうのマジでやな感じだろ!…てゆーか、あいつ部の先輩とかじゃないのかなー…そういうのあるとしたら。もう卒業したけど、よく一緒に歩いてた」
動揺を圧し隠す如くイッキは再びペットボトルを開けた。
「少しは互いに近況報告しとけよ?今からでも遅くないよ」
「なっ―そういうキクヒメはそれならスクリューズのどっちかが好きだったんだな!」
イッキは頬を紅潮させ、キクヒメの方に向き直り、その拍子に―炭酸飲料が彼女の制服の白いブラウスを汚してしまった。
「―っ」
「!ごめんっ」
373イッキ×キクヒメ:05/03/11 02:38:04 ID:/HWysDQ1
それから、キクヒメの油断した手元から落とされたアイスまでもが、ブラウスに落ちる。
「ごめん…!えっと、タオルは…」
その時、慌てふためくイッキの眼前には、キクヒメの白いブラウスから、透けた下着の露になった光景があった。
(!…駄目だ…見ないようにしなきゃ…)
ある種の罪を感じたイッキは、目を反らした。
(まるで、わざとかけたみたいに思われたら…)
「キクヒメ、本当にごめん。家まで送るから―」
「―気にしなくていいよ。これしきの事で送られてたらきりがないからね」
「でも、その格好じゃあ」
「――――」
キクヒメは漸くイッキの言わんとすることを知った。―と言うより、イッキがその事を気にかけていることに気付いた。
374イッキ×キクヒメ:05/03/11 02:49:42 ID:/HWysDQ1
「…なめやがって」
キクヒメは立ち上がった。
「キクヒメ…。大丈夫?」
後ろ姿のキクヒメに弱気のイッキは問うた。
「―大丈夫も何も、あるわけないだろ」
キクヒメは少し振り返り、そう言うなり公園を走り去った。
残されたイッキの目には、彼女の顔が困惑し、紅潮し、瞳は多少うるんだのを圧し隠そうとしているかの如くに見えた―。
375イッキ×キクヒメ:05/03/11 03:10:54 ID:/HWysDQ1
自宅でシャワーを浴び、私服に着替えたキクヒメは、自室の寝台に突っ伏して―そのまま数十分もの時が過ぎた。
彼女の胸中には、今だかつて味わったことのない羞恥と、言い知れぬイッキに対する沸き上がる思いとがあった。
思いとは、愛する異性へのものとは異なる、言うならば、イッキがこちらを異性として認識したことに対しての意外性、動揺、その他―それらをどうにか鎮めようと、四苦八苦しているのである。
(…イッキなんかにも、あんな気配りができるようになるとはね…)
そして、こちらを異性として見たイッキに、間接的にとはいえ、素肌、下着を見られてしまった事が、彼女をいつになく羞恥の渦から逃げられなくした。
(らしくもない…バカバカしい、大したことないじゃないか…)
寝台でごろごろと転がってみても、渦巻く思いはキクヒメを解放してはくれなかった。
376イッキ×キクヒメを書いた者:05/03/11 03:20:51 ID:/HWysDQ1
この次辺りから肝心のシーンに入ります。
前置き長くてスマソ。
突拍子もなく現れてスマソ。
懐かしいメダスレを見付けていてもたってもいられなかったので、
下書も推敲もなしにかいちまいました。読みにくくてスマソ。
ちなみにアニメしか見てなくてしかも全部見てないので設定おかしかったらスマソ。
小学生の情事を書くのが抵抗あったんで勝手に成長させてスマソ。
いらなかったら言って下さい。ここまで書いたんで一人でも読む人がいれば最後まで書いてみたいですが。
377>>141ナエちゃんは愛人属性 続き:05/03/11 18:49:29 ID:AbtIVrpF
やっとアク禁解けたー
んじゃぼちぼち>>141を続きってみるよー
初めて一人称視点で書いたから、ドキドキだぜー



>>141
「……覗きはもののふのすることじゃないと思うけど?」
着乱れたナエの肩越しにヒカルが笑ったのを最後に、ロクショウの視界は閉じた。
「らしくねーな。俺に気付かないなんてよ」
そこには彼と対になるメダロット、KBT型メタルビートル、通称メタビーが意気揚々と立っていた。
378ロクショウ:05/03/11 18:50:46 ID:AbtIVrpF
――どう?ロクショウの身体は
――動けるんだけどな、パワーが足りない感じが……よっ
――んぁっ!…あっあっ……
――憧れの先輩のモノは上々らしいね
――俺の方がデカイんだからな!
『――再起動――パーツ確認――頭部有。KWG型。右腕無。左腕無。脚部無。
 視覚――正常。機能異常無――立ち上げまであと3,49562秒――』
うっすらと開けてきた視界には、許し難く、認めがたい光景があった。
「あ、ロクショウ起きた?」
「ヒカルどの……」
そうだ。この男がナエどのを弄び、そして今――
「よう」
「メ、タ、ビィィ……私の身体で何をしている!!」
「交尾。ヒカル達の言葉で言うとセックスってやつだな」
あけすけな物言いに、ヒカルの隣に居たナエが顔を赤らめるのが分かった。
だが、そのナエも、シャツのボタンは全て外れ、白い肌とお臍、ささやかな谷間が見え隠れしていて艶かましい。
「誰としているっ!!」
「ここの研究員メダロット、ナエちゃんのパートナー、PLN型レディジェット」
ヒカルどのの説明など受けたくもない。私はマスターの不倫を止めようともせず、あまつさえ同じように興じるメタビーにつかみかかろうとした。
「よせよ。生身のティンペットで勝てる身体じゃないぜ?とくに こ の 身 体 は な 」
「見損なったぞメタビー……」
「なんのこった?……って、大体わかるケド。でもよ、雌が強い雄に服従するのは摂理だろーよ」
摂理などという言葉がメタビーどのこら出てきた事に驚く。
「雌だけじゃない……圧倒的に強いものには皆、跪くんだ」
「ヒカル……どの?」
379ロクショウ:05/03/11 18:51:23 ID:AbtIVrpF
信じられなかった。いつものほほんとして、太陽のように明るく、暖かみのある人間――それが私の記憶(メモリー)にあるアガタヒカルという少年だった。
「ね?ナエちゃん」
「………」
同意を求めるヒカルどのに、ナエどのは目をふし、ただ小さな方を振るわせてるように私には見えた。
「ロクショウ、わかれよ。お前も“強い方”の存在だろ?」
幾度となく背中を合わせた戦友が、度し難い事を平然と言う。
彼が少し首を動かすと、レディジェットは静かに跪き、メタビーの足…本来なら自分の足に口づけをした。
「メ、タ、ビィィッ!!」
同じ研究所の後輩だった。マスターのナエに似て、おしとやかで気だての良い……
「やれやれ……返すぜ、コイツはよ」
「何?」
メタビーの付けていた私のパーツが全て戻される。
「どういうつもりだ……いや、今は切る!!」
「…パーツ転送、DVL型ブラックメール」
「遅いっ!後ろをとっ……
強力な振動によって、私の視界は再び暗闇に……落ちた。
380ナエ:05/03/11 18:51:53 ID:AbtIVrpF
「僕は強かった」
昔ヒカルさんは言った。今と同じように、私の胸の中で。
「どうしたの?」
「うぅん……もっと、こうしていたいなって」
ヒカルさんは返事の代わりに笑顔で答える。
この笑顔を繋ぎ止める為に、私は媚びて、ヒカルさんに都合良く……
アガタヒカル――メダロットを始めたのは半年前。それなのにメダロット大会で優勝し、ロボロボ団壊滅に一役買った少年。
そんな経歴に反して、お人好しで少しお間抜けで、煽てれば調子に乗る、どこにでもいる普通の少年。
だけど、決して逃げず、裏切らず、人を信じ続ける誠意がこの人にはあって……その温かさが好き。
そんなヒカルさんが一ヶ月前、森の野良メダロットに敗れた。
負けてボロボロになったヒカルさんに私がしてあげられたことは、ヒカルさんの特訓の場所を貸してあげるだけ。
この、最新鋭のメダロット研究所の一研究員としての立場を介してしか、私はヒカルさんのとなりに居られない。
キララさんは、何も無しに居られるのに。
一週間後、ヒカルさんは野良メダロットにリベンジした。結果は勝ちもせず、負けもせず。
前ほどボロボロじゃ無かったけど、心は前よりボロボロだった。
鬼気迫るヒカルさんとメタビーさんの特訓。そしてヒカルさんの苛立ち。そんな心の隙間に私は……
私は、いやな女だ。
三回目の挑戦。ヒカルさんは勝った。
手に入れたパーツを調べたら、DVL型。かって軍用につくられたメダロット。そんなものがどうして森にいたのか……
「そんなメダロットに勝った僕は強い」もはや躊躇いもなく私を抱けるようになったヒカルさんは私に囁いた。
私はその時頷いたけど、けどね、ヒカルさん。あなたは弱くなったと私は思うの。けど、私は弱いあなたでいて欲しい。
強いヒカルさんには、私の場所が無いから…………
381ヒカル:05/03/11 18:52:34 ID:AbtIVrpF
ロクショウは後ろを取りたがる癖があるから……尤も、正面からやりあっても勝ってたけど。
「ロクショウはレディジェットに任せていいよ。あぁ、ヒールエンジェルもロクショウの事好きだっけ?」
「知らねぇよ。アルミの奴、待たすと五月蠅いんだぞ」
「可愛がってやりなよ」
「一々移動するのが面倒臭いんだよ。ヒカルもキララとナエと、一気に両方抱けばいいじゃんよ」
メタビーのおしゃべり!
それ以上言わせないために僕はメダロッチの転送スイッチを押した。
「ごめんね、ナエちゃん。メタビーが言ったようなことはしないから」
「……私が惨めだから?」
…………
「ぁんっ!」
僕は黙ってナエちゃんの乳房を鷲掴みにする。
「ヒ、ヒカルさん……」
白衣の裾から伸びた、普段日に当たってない白い指が僕の服をギュッと掴む。
しがみつくように、僕に向けられた黒い瞳が、非道く男の保護欲をくすぐるんだ。
「ロクショウのせいで、邪魔されちゃったもんね……続き、しよ?」
「はい……」
僕の胸にかかるナエちゃんの重さが、気持ちよかった。
「……と、言っても、ココにはロクショウがいるし……」
まだ目を覚ましてないけど。
「あ、なら、私の部屋で……」
「それって、普通すぎない?」
「え……?」
382ロクショウ:05/03/11 18:53:14 ID:AbtIVrpF
――んちゅ……ちゅっ……
『――再起動――パーツ確認――頭部有。KWG型。右腕有。KWG型。左腕有。KWG型。
 脚部有。KWG型。――視覚――正常。機能異常無――立ち上げまであと3,49562秒――』
……これは人間でいうところのデジャブ?
……目覚めなければよかったと思うところまで同じだ。
「……何をしてる?」
「ぁっ…………」
怒気を含んだ私の声に、彼女――レディジェットは狼狽えたように視線を彷徨わせている。
しかし、それをしたいのは私の方だ。
男根を晒して、気付いたら、女性に、ソレを……その……舐められて……。
「ロクショウ先輩の男性器を舐めていましたが?」
「っ!!?ヒールエンジェル?!」
「マスターとヒカルさんとメタビーさまのいいつけで、先輩のお相手をと」
ANG型ヒールエンジェルは、天使とはほど遠い冷静な口調で告げた。
「私は、私と彼女は嫌じゃありません。……先輩のこと、好きでしたから」
「わ、私も……です」
私は混乱しつつも、二人の言う“好き”の言い方が、どこかナエどのに似ているななどど、愚にも付かないことを思ったりもした。
誰もいない天体観測室の、巨大な望遠鏡の観測席で、小さな肩を揺らしながらヒカルの名を呟くナエに……
そんな事を思うと、跪いて私の顔を見上げるジェットレディを、俯いて私の前を浮かぶヒールエンジェルを、二人を振り払うことが出来ないではないか。
「む…ぅ……」
どうすればいいのだろう?
「悩まずに、抱いてくださればよいのですよ……」
先ほどとうって変わって、天使のような慈愛溢れた声で、ヒールエンジェルは私に言った……
383ヒカル:05/03/11 18:53:50 ID:AbtIVrpF
「……ぃゃ……」
耳元で聞こえるナエちゃんの懇願を僕は無視する。
今更止められないからね。
カツカツカツカツ・・・
「誰か来るみたいだね……」
僕が囁くと、ナエちゃんはビクンと身体を振るわせた。
彼女の心臓が早くなっていくのが分かる……これだけ密着してると、ね。
「……締め付けがよくなったみたい。見られたいのかな?ナエちゃんは」
「っ!?ち、違いますっ……」
「おっ……と。危ないじゃないか」
僕から離れようとしたナエちゃんを壁に押しつける。
ああ、楽でいいや。流石にナエちゃんを抱っこしながら歩くのには疲れたし。
「こうして息を殺していればばれないって」
丁度自動販売機の陰にもなってるし。う〜ん、ご都合主義だね。
カツカツカツカツ・・・
「近づいてきたね……」
だと言うのに僕は、ナエちゃんに突き刺したままの一物を揺さぶってみる。
「…んんっ……ぁぁっ……」
ナエちゃんが必死に声を堪えながら、甘い、甘い声を出す。
「ナエちゃんは頭がいいから、声出すと見つかるって分かってると思ってたのに」
意地悪な質問。
これがキララだったら、拗ねてみせるんだけど……いや、拗ねた顔はそれはそれで可愛いんだけど
ナエちゃんだと、目尻に涙を浮かべて俯いちゃうんだよね。
「顔、見せてよ……」
「………」
了解は取らない。無理矢理ナエちゃんの顔をのぞき込んで……
「…んっ」
「…ぁっ」
384ヒカル:05/03/11 18:54:39 ID:AbtIVrpF
カツカツカツカツ・・・
廊下でこんな事をしてるとも露すらず、研究員のお兄さんは僕達の横を通り過ぎていった。
「……んぁっ」
「キスしてれば声は出ないと思ってさ」
我ながらちょっとキザだ。まぁ、ナエちゃんにはちょっとキザくらいがいいかな。
大きく見開かれたくりくりおめめに、真っ赤な頬。そしてさっきより弱冠潤ってきたナエちゃんのナカ。
「それじゃ、いこっか」
「えっ……ま、まだ遠くまでいってな……」
「ナエちゃんが声ださなきゃ大丈夫だよ」
でも、僕は心なし上下に大きく揺れながら歩き始める。
「ぅぁ……んっ……ぁっぁっ……」
僕の肩に顔を押しつけながら、声を漏らすナエちゃん。
むき出しのお尻を掴む力を少し強めてみた。
「あんっ!……っ!!」
「……大丈夫、もう居ないよ」
僕だって、こんなあられもない……っていっても白衣で殆ど見えないんだけどね。僕に絡みつくすらりと伸びた足以外。
とにかく、ナエちゃんは僕のものだんだから、誰にも見せたりなんかするつもりはない。うん。
でも、ナエちゃんからしたら不安なのは分かるけど。着ているものといえばいつもの黒いTシャツに白衣……あ、あとスリッパだけだからね。
「あと少しで天体観測室だからね」
「……はい」
でも、部屋に行くには長〜〜い階段があるけど、ね。
385ナエ:05/03/11 18:55:21 ID:AbtIVrpF
 ト ン ッ !
「ぅあっ」
 ト ン ッ !
「ぁあんっ」
 ト ン ッ !
「んはぁっ」
どうしても声が出てしまう。ヒカルさんが階段を登るたび、普通に歩くよりも大きな振動……突き上げが私を攻める。
ヒカルさんが一歩足を上げる度、ヒカルさんの陽根が私の中を一気に押し開いてくる。
「ふぁっ」
また……声が出てしまう。
ヒカルさんが重心を動かす度、私の中をうねり、私の身体は重力で沈んでヒカルさんを貪ろうとする。
「ヒカル…あんっ……さん……」
うぅん。違う。重力なんかじゃない。私は自分から動いてるんじゃないの?……そんな疑問が頭をよぎる。
だって私はヒカルさんが欲しいもの……キララさんに負けたくないもの……
「可愛いな、ナエちゃんは」
その言葉、キララさんにも言ってるんでしょう?
「ドコが……ですか?ヒカルさんは私のどこが可愛いって思ってるんです?」
「え?……」
ヒカルさんの足が止まる……別に動揺した訳ではなく、階段を登りきったからだと、一間おいて気付く。
ビクビクと私の中で鼓動するヒカルさんの熱を、私はゆっくりと感じる静寂。
「それって、内面?外見?」
ギギギ……と重たい天体観測室の扉を開けながら、ヒカルさんは問い返した。
真っ暗な部屋の冷気に振るえると、ヒカルさんは私を一層強く抱きしめてくれた。
この抱擁にまた誤魔化されてしまう。そう思ったのに、ヒカルさんの服に私の肌に浮かんだ汗が吸い込まれていく後を見ると強い心は萎えていく。
「外見……かな……」
心とは裏腹の言葉が出てしまう。
でも、本当は安心もしてる。核心は聞くのが怖いものだ。
研究者としては失格だなと、ヒカルさんの胸板で私は自嘲した。
386ロクショウ:05/03/11 18:56:10 ID:AbtIVrpF
「ああ゛あぁあっ!!イイッ!いいよぉー先輩っ!先輩ィィ!あっあぁ〜」
今の私の心境を一言でいうと、 信 じ ら れ ん 
状況に流されて、こんなことをしてしまってる自分の信じられないが
普段大人しく、礼儀正しいレディジェットがこんなにも乱れるのが……マワリニキコエテイナイダロウカ……
「彼女はメタビーさまに随分開発されましたから……んちゅ……」
レディジェットとの結合部に口を這わせるヒールエンジェルから放たれた解説は私を不愉快にさせた。
その不愉快が、私の“雄”としての不愉快だったから、ますます不愉快になる。
「メタビーさまのは…… 大 き い ですから、どうしても……頭が真っ白になって……はしたなくなってしまいます」
安い挑発だ。だが、目的は達成したみたいだなヒールエンジェル。お前のメダルはエンジェルではなくデビルなのではないか?
「私はメタビーなんかには負けんっ!」
――ロクショウの攻撃。がむしゃら――
「ふぁああ゛っ!?掻き回されるっ!先輩っ!そんなに動いちゃっ…やぁあっ!!?…あっああぁああっぁぁっ!!」



後にメタビーとロクショウの二人を相手にしたアルミは二人をこう評したという。
『技のロクショウ、力のメタビー』
――と。
387ヒカル:05/03/11 18:57:43 ID:AbtIVrpF
「はぁっ!あっ!あっ!……ヒカルさん!ヒカルさん!」
「ナエちゃん……」
天体観測室のゆったりとしたソファーが二人分の体重で沈む。
ひんやりとした、星だけが明かりの部屋で、むせかえるような熱と甘い匂いが僕達を包んでいる。
僕の目の前で揺れるナエちゃんの瑞々しい果実を僕は口にした。
「はぁんっ!んぁあぁっ……」
しこった桜色の尖端はナエちゃんの味がした。
「ナエちゃんの可愛いトコ一つ」
僕の手に収まるか収まらないか位の二つの乳房。……まだ小学生なのに、ね。
まだまだ大きくなるんだろうね。僕も手伝うし。キララは……キララもナエちゃん程あればねぇ……
「ナエちゃん、顔だけじゃなくて身体まで真っ赤だよ」
「やぁ……んぁっ……ヒカルさん……」
「二つ目、星より真っ白な肌……」
その白い肌が僕によって桜色に染められるからいいんだ。
僕は首に回されたナエちゃんの手を持ち、その細く長い指を口に含む。
研究者だから細かな作業が多いのかな?繊細に振るえる指、僕はすごい好きだ。
「ヒ、ヒカルさん……」
「いっつもお世話になってるから、ね」
実際ナエちゃんの手でシゴかれるのはすっごく気持ちいい。キララはガサツ過ぎて……
いや、口でするときは断然キララなんだけど。奥まで銜えてくれるし……ってなんでココでキララに弁明しなくちゃならないのさ。
「………」
そんな事を考えてると、ナエちゃんは僕のさっきの言葉が恥ずかしいのか俯いてしまう。
でもさ、ナエちゃんのナカにいる僕には分かるんだよ?ナエちゃんが僕に誉められて嬉しいってさ。
「ナエちゃん、止まらないでよ」
「ぁっ……す、すいません」
僕の方から突き上げてもいいいんだけどね。ここまでナエちゃんを運んできてちょっと疲れたっていうか……さ。
そんなことを思っていると、ナエちゃんは再び腰を振り始めた。
「ん……素直でよろしい」
「…んあぁっ!ヒ、ヒカルさん゛ん゛!!」
ナエちゃんに合わせて僕も突き上げると、ナエちゃんは快楽に屈して嬌声をあげる。
このナエちゃんの恥じらいが崩れた顔、ゾクゾクするね。キララと明るく楽しくHもいいんだけど。
「三つ目、伏し目がちの表情……でも、ちゃんとこっち向いて、ナエちゃん」
388ヒカル:05/03/11 18:58:21 ID:AbtIVrpF
「んふぅ……ぁ……ヒカルさん……」
吸い込まれそうなくらい綺麗な黒。
少し太めで、それが幼く可愛くしているナエちゃんの眉に指を這わせて、ゆっくりと顔を近づける。
「好き……」
僕が言ったのか、ナエちゃんが言ったのか……
しっとりとしたナエちゃんの黒髪を撫でながら、ふっくらとした唇を堪能する。
静寂が支配する天体観測室の中で、僕達二人だけの息づかいが響いている。
いや、二人が繋がっている間から流れる愛液が滴る音もか。
ナエちゃんは多いから。締め付けはキララに負けるけど、こうしてジッとしてる分にはナエちゃんのナカは温かくてヌメヌメしていて……
「……んぁ……」
「一々、ナエちゃんの可愛いトコあげていたらキリがないね」
一旦離した唇をもう一度合わせる。
今度はより深く、相手の口内に侵入して舌を、唾液を貪る。
「…んちゅ…むぁぁ…んはっ……ぁあ……んはぁぁ……んっ…んっ……」
貪る貪る貪る
ナエちゃんの舌、ザラリとして絡みつく。ナエちゃんの歯茎、柔らかくなぞっていく。ナエちゃんの唾液、とっても甘い……
瞳を開けると、ぷにぷにしたナエちゃんのほっぺたが歪に動き回っているのが分かる。僕に蹂躙されているんだ。
「……ふぁぁ…ぁむ…くふぅ……んもっ……はふぅ……んちゃ……くぽっ……」
僕に応じるナエちゃんと目が合う。
あぁ、そうか。ゴメンね……
「…ぁあ……ん…ふぅ……ん……んあぁっ!!?」
腰に手を回してグッと引き寄せる。
僕のモノがナエちゃんを押し広げて、一番奥底の入り口まで深々と刺さる。…あったかぁい…
「ヒ…カル……さぁん……」
熱に浮かされたように、僕の名前を呟くナエちゃん。
ナエちゃんも暖かいんだね。
「愛してる。大好きだよ、ナエちゃん。…………キララと同じぐらい」
なんて非道い男なんだろうね。僕は。
でも、嘘はつきたくないよ。嘘をつく僕は好き?それとも嘘でもキララより好きだよって言って欲しかったの?ナエちゃん……
愛しさと悲しさと諦めがないまぜになった表情で、ナエちゃんは僕から目を背ける。
「目を反らさないで。可愛い顔を見せて。一緒に居て」
腕に力が篭もる。もっと、もっと、ナエちゃんと触れていたいから。
389ヒカル:05/03/11 18:59:42 ID:AbtIVrpF
「ぁんっ……ヒカルさん……なら、せめて……私を抱いている時はキララさんを忘れてください…」
「無理だよ。だって、キララを抱いてる時だってナエちゃんのこと思っている。どっちかを忘れることなんて出来ない」
「そう……です……か……」
ナエちゃんが零した涙は、ナエちゃんの肩越しに見えたどの星よりも綺麗に見えた。
「ナエ…ちゃん」
僕はナエちゃんの沈むような触感のお尻を掴み上げ、ボクを叩きつけた。
「んぁっ!ひぁっ、ひぐっ!うぁあっ!ヒ、ヒカル…ヒカルさんっ!!」
ナエちゃんから溢れた蜜液がくちゅくちゅと音を立てる。
そして、歳に分不相応な胸が上下に、まるでプリン…いや、ババロアかな?兎に角、そんな風に滑らかに揺れ動く。
「あふっあふっあふっ……ぅあぁ……いや!いやぁ……好きっ!ヒカルさん…うぁあぁん!好きぃっ!!」
ねっとりとしたナエちゃんのナカは、ボクの形に吸い付いていくようで、僕の精を欲しようとする女が本能のままに動いているんだ。
僕達の体重を受け止めているソファーは(きっといいソファーなんだろう)音が軋むことなく繰り返される衝撃を受け止めている。
その革の表面にぬめる液体は汗だけじゃなく、僕達の行為から生まれた生々しい液体。
でも、生々しいから、生々しいから、
「僕だって好きさ!ナエちゃんは僕のものだ!その証を叩き込んでやるっ!!」
「ぅあ…あふ……いっいぃっ!……は、はい……ヒカルさん……んぁあっ下さいっ下さいぃぃっ!!」
390ヒカル:05/03/11 19:00:11 ID:AbtIVrpF
針金のように細い足が僕に絡みつく。僕の肩に添えられた手の力から察するに、僕に合わせてナエちゃんもおぼつかなくはあるけど動いてくれているみたいだ。
段々頭が真っ白になっていく……それはナエちゃんも同じなんだろう。
空き続けた口からは嬌声が鳴り続け、求めるように突き出した舌は艶かましく光り、だらしなく涎を垂らす姿を、普段の穏やかで理知的な彼女からどうして想像できるっていうのさ。
アソコから溢れ出す蜜液はボクの挿入を滑らかにし、ジュプジュプと泡立つボクとの混合液は辺りに飛び散っていく。
抜き差しする度で傘の裏側が柔肉に優しく擦られて、クラクラするほど甘美な感覚に襲われる。
「ぁっ、あぁっ…っっんんんん………あっ、あっ……ヒカ、ヒカルさ…ぁ…ん……あんっ、はっ……も、もう……」
「ナエちゃんの一番可愛い姿、見れる?」
僕だって、限界ってもんがある。
ただ、本っ当に、ナエちゃんのナカは何時までも居られるような暖かさと柔らかさがあるんだ。
多分、これも一種の名器ってヤツなんだろうと思う。
でもさ、ナエちゃんのこれだけ乱れる姿って、それだけでも……
「イクよ!ナエちゃんっ!!」
「あぁっ……はぁぁんっ!んっあっっ!来てください!ヒカルさんの子種っ!あぁぁん!私の奥底……子宮にぃっ!!」
「ナエちゃんっ!!!」
ナエちゃんの足が僕を押し上げて、ナエちゃんの手が僕の顔を掴んで、ナエちゃんの口が僕を貪って、ナエちゃんのナカがボクをキュッと締め付けて
僕は真っ白になった。

391メタビー:05/03/11 19:01:07 ID:AbtIVrpF
今頃よろしくやってんのかねぇ……ヒカルの奴。ついでにロクショウも。
「ひっくっ……ひっくっ……馬鹿ァ……」
ああ゛〜コイツにひっぱたかれた頬が痛い。ついでに心も……やっぱ痛くねぇ!!
「サイテェ〜アンタ、反省してないでしょう?」
「あたりめーだ!なんで俺が反省しなきゃなんねーんだよ!」
「かわいいかわいいアルミちゃんを傷つけたぁ」
自分で自分をかわいい言うなっての!
「そして謝る代わりに押し倒した〜」
「アンアン喘いでたくせによ!」
「無理矢理なんて酷いでしょ!それにもう止めてって言ってんのに……」
まぁ……流石に二桁突入は不味かったか。
ふっ……絶倫に生まれた俺の才能(?)が怖いぜ
「……悪かったよ」
「…………よろしい。ただし、埋め合わせは覚悟しときなさいよ」
「……キララに似てきたな」
しかし、俺がこんなにも見境亡くラウンド重ねたのには訳があるんだよ。
ロクショウのボディ……パワーとデカさとスタミナじゃ俺に及ばねぇが、速さと瞬発力があったからな……
これに技が加われば俺の次くらいの夜のメダロットになるぜぇ〜
392ナエ:05/03/11 19:01:47 ID:AbtIVrpF
「んぁ〜〜」
私の下でヒカルさんは大きな欠伸をする。
「くしゅんっ!」
あら、はしたない。
「寒い?…よね。暖房つけてないもん」
そう優しく言って立ち上がろうとするヒカルさんに、私は全体重をかけて押しとどめる。
「ちょっ……ナエちゃん?!」
「まだ繋がっていたい……です」
本当にはしたない。こんな淫乱な女、ヒカルさんは嫌いにならないだろうか?
「ん、でもさ…………わかった」
杞憂だったみたい。
ヒカルさんは優しい目で私の汗でおでこに張り付いた髪を払うと、私を巻き込んでゴロンと横になった。
「うわっ!冷たっ!?」
私達が座っていなかったところは当然冷たかったけど、そういうことを素直におどけてみせるヒカルさんの醸し出す雰囲気は暖かいと思う。
「ナエちゃんさ、僕に“星は好きですか?”って聞いたよね?」
「はい」
天窓には、静かな山奥にある研究所の空一面に彩られた星達が切り取られてあった。
「僕は好きだって答えたけどさ、よくは知らないんだ。あれは何座?」
「あれは牡牛座ですよ」
「へぇ〜アレが」
ヒカルさんの横顔がすぐそこにあって、ヒカルさんの温もりが肌越しに感じられて、私はついつい話しを延ばそうとしてしまう。
「あの牡牛はですね、ゼウスっていう神様がエウロパっていう王女に恋いこがれて、彼女を連れ去る為に化けた姿なんですよ」
「へぇ〜ナエちゃんは何でも知ってるね。流石科学者の玉子」
「そんな……」
不純な目的で話した逸話を、そんなに純粋に感心されると、かえって心が痛む。けど、誉められたことは純粋に嬉しい。
「ねぇねぇ、もっと聞かせてよ」
「いいですよ」
「じゃあ……アレは?」
「それはですね……
393ヒカル:05/03/11 19:02:32 ID:AbtIVrpF
「んで、結局……」
「二人して風邪引いちゃったってオチ。へくしゅっ!!」
う〜クラクラするぅ〜
「でもまぁ、ナエちゃんが“私頑張りますから。ヒカルさんが私の事しか考えられなくなるようにしてみせますから”って言った顔はくぁわいかったなぁ〜」
「けっ!ノロケかよ。ナエ一筋でいくつもりはこれっぽっちもないくせに」
「おやおや、メタビー君。余裕かましてていいのかな〜。ロクショウの奴、今じゃブイブイ言わせてるようじゃないか?」
実際、あの後様子を見に行ったらレディジェットとヒールエンジェルを完全に手玉にとってたもんなぁ〜
「真面目な奴が吹っ切れるととんでもないトコいくってのは本当だぜ」
「校長のサムライに、夜のイロハについて修行中だって?うかうかしてられないんじゃない?」
クスクスと笑おうと思ったらくしゃみが出て逆にメタビーに笑われた。
(でも……余裕かましてられないのは僕かも……)
あの日、ナエちゃんの別れ際の言葉がよぎる。
『やっぱり、籍は産んだもん勝ちですよね……(ボソ』
籍ってやっぱ、アガタの籍の事だよねぇ……産むってやっぱ、チャイルドのことだよねぇ……
…………ナエちゃんとする時は出来るだけ外に出そう。
……出来るかな?意思弱いしなぁ〜僕……
――ピンポーーン!
「ヒカルゥ〜〜風邪引いたんだってぇ〜」
あ、キララ。
「ヒカル、言っとくけど、病人は激しい運動しちゃ駄目だぜ?」
「大丈夫だよっ!……多分」



  終  わ  り  
394ナエちゃんは愛人属性続き あとがき:05/03/11 19:09:06 ID:AbtIVrpF
う〜む。ロクショウサイドは蛇足だったな。読みづらい
あとヒカルがキビキビしすぎてるなぁ……原作のあの脱力した感じを出せない自分が情けない
いや、そもそもコレ自体が>>141の蛇足とか言われそうで……
395ROM者:05/03/11 19:42:53 ID:10lRNPMb
をををををををっ!!!!
ネ申光臨!!職人殿GJ!
396名無しさん@ピンキー:05/03/12 14:20:55 ID:0Qy2aPJq
>>376
GJ!
続きが投下されたら、漏れは必ず読むよ!
397イッキ×キクヒメを書いた者:05/03/12 20:53:44 ID:RnrnVVRp
↑ありがとう。
でも今日メダロットのビデオ発掘して見たら
何か萎えてきた(藁
おやびん家ユリさんって家政婦さんいるしお嬢様じゃん('Д')
イッキの家にもチドリさんいるし、何よりメダロットはどこ行っちゃったんだw
てかイッキ×アリカしかありえない気がしてきた。
一応書いたのがあるのですが、本番蟻と無があったのですが、蟻は耐えられなくて消しちまったw
イッキおまいやりたいだけだろって気がして。自分エロパロ向いてないorz
無しの方を投下する…かも。結局エロじゃないorzスマソ…
398イッキ×キクヒメ:05/03/13 01:58:05 ID:xRj+npY6
それから暫く経って、玄関のチャイムが響いた。
キクヒメが階下へ降り玄関を開けると、そこにいたのはイッキだった。
「キクヒメ…まだ怒ってる?」
イッキがあまりにも弱腰なので、キクヒメは先程の事件をくよくよと思い悩む必要はないのだと再認識した。
399イッキ×キクヒメ:05/03/13 01:58:52 ID:xRj+npY6
「最初から怒っちゃいなかったよ」
「これ…母さんが御詫びに持っていきなさいって。お菓子。」
イッキの手にはそれなりに値段の張りそうな菓子の紙袋が下げられていた。
「…逆に悪いことさせちまったな。お茶煎れるから上がんな。」
400イッキ×キクヒメ:05/03/13 02:00:03 ID:xRj+npY6
本心では先程の事もあり早々に帰ってもらいたかったのだが―失礼なことはできない性分だった故、キクヒメはイッキを家へ上げたのだった。
小学生の時まで雇っていた家政婦は、中学へ入学する頃、キクヒメの母が彼女の自立心の向上を願い解雇した為、彼女は独りで家に居ることが多かった。今日も変わらず閑かな家に、キクヒメとイッキは二人きりだった。
401イッキ×キクヒメ:05/03/13 02:09:19 ID:xRj+npY6
キクヒメが二人分の紅茶を煎れ、イッキは菓子の箱を開け、中身をキクヒメの出した皿に適当な数並べた。暫く二人は無言で菓子の消費にいそしんだ。

「…キクヒメ、さっきの事、まだ気にしてる?」
「え」
402イッキ×キクヒメ:05/03/13 02:14:51 ID:xRj+npY6
先程の事があってからの、彼らしくない態度に、キクヒメは些か緊張する。
「…何だよ、急に、」
意外な程自分に気を遣うイッキにくすぐったさとほんの少しの煩わしさを感じつつ、直ぐには返事が出来なかった。
「だって…さっきキクヒメ、泣いてたから…」

「あたしは泣いてなんかないよ」
キクヒメは否定した。本当に泣いてなどいなかった。少し、動揺して、涙腺の緩んだことは、なきにしもあらずとは言えども。
「嘘。オレが感情的になって、大きい声出して、おまけにジュースまでかけたから、」
「誰もそこまで考えてないって―柄にも無い事ばっか言って、イッキ、あんた変だよ」
イッキは少し沈黙した。
「…キクヒメが女の子だって、ちゃんと考えてれば…」

普段では信じられない台詞に、キクヒメは心臓の高鳴るのを隠す術もなく―
403イッキ×キクヒメ:05/03/13 02:16:24 ID:xRj+npY6
「私を女とも思わないくせに、わけのわからない同情なんかしなくてもいいんだよ」
イッキの脳裏には、先の情景が浮かんだ。わざとでないにしても、彼女を水浸しにしてしまった―あの時の彼女の姿。しかしそれよりも印象深かった、彼女の赤面した顔、震えた声、濡れた瞳。罪悪感、不思議な愛しさ、ある種の興奮―が彼を支配した。
「…じゃなくって、」
突然の抱擁に―キクヒメは為す術もなく、為されるがままに―
404イッキ×キクヒメ:05/03/13 02:17:18 ID:xRj+npY6
「キクヒメが女の子だって、ちゃんと分かってたし、それは当たり前なんだけど、あんな顔されたら―やっぱオレの態度が大人げなかったから、子供の頃から成長してないから、本当に、ごめん」
「…」
「キクヒメは、やっぱり、オレなんかにこうされるの嫌なの?」
405イッキ×キクヒメ:05/03/13 02:24:24 ID:xRj+npY6
「‥イッキ」
少し間を置きとっさに首を横に振るも、それより少し早く、より深くキクヒメは抱き寄せられた。

「‥‥お前には、アリカが、」
「何でオレがアリカを好きだと思うの?」
「アリカはきっと、お前のことが―」
「―だとしても、」
「イッキ」
「キクヒメが可愛くて―好きなんだよ、好きになったんだ」

めまぐるしい状況の変化に、キクヒメは直ぐには追い付けなかった。少しして、ようやく口を開いた。
「‥一時の感情に振り回されて軽々しく言うことじゃないね、なしだよこれは―」
「なしなら何で逃げないの?」
406イッキ×キクヒメ:05/03/13 02:28:26 ID:xRj+npY6
「‥‥」

イッキはいつからこんなに優しくなったんだろう…キクヒメはぼうっとして回らない頭で考えた。十分、成長してるじゃないか。昔のままなのは、あたしの方で―。
イッキはあたしを好きだと言ってる、アリカより、このあたしの方を。あたしは、イッキを―?
あたしが今ここから逃げないのは、腕をふりほどかないのは―。嗚呼、あたしはイッキの事を…。恥ずかしくて、認めたくない‥‥

「キクヒメ、キスしたら駄目かな…」
「イッキ、」
キクヒメの言葉を最後まで聞き終わらずに、イッキはキクヒメの今まで誰も触れる事のなかった唇を塞いでしまった。

「…お前、人の意見は最後まで…」
「困ってる顔が可愛くて、待てなかった、」
407イッキ×キクヒメ:05/03/13 02:35:59 ID:xRj+npY6
こういった台詞に免疫のない彼女は、赤面せざるを得ない。それについてはイッキも同様である。思わず口を突いて出た台詞に、自分自身が困惑している。
「あたしが可愛いわけ…ないだろ」
キクヒメは余り恥ずかしくて、うつむくより他なかった。
「…そういうとこが、だよ」
イッキはまたも口づけをし、今度は舌同士を絡めあうようにして、キクヒメの反応を窺いつつ、それを深めていこうとした―。
「ん‥‥イッキ…」

―まさにその時、キクヒメの携帯のメール着信音が短く鳴り響いた。
「!」
408イッキ×キクヒメ:05/03/13 02:52:49 ID:xRj+npY6
彼女は今までで最も動揺していた。何故なら、普段彼女にメールを寄越す者と言えば、母と、スクリューズの二人より他に考えられなかったので。

―母にしろ、二人にしろ、自分を信頼している人達―の呼び掛けをよそに、自分は、イッキとこんなことを―――

「…メール見なくていいの?」
イッキが少しキクヒメから離れて問う。二人の体の隙間から、着信ありを示すランプの点灯する携帯が目に入る。
「―別に、大体誰からか分かってるから」
それを聞き、おおよその見当のついたイッキは、キクヒメからそっと手を離した。
「―いいのかな、キクヒメとこんな事して―?あいつら、キクヒメの事を、好きなのかな」
キクヒメは、それはともかくとして―二人がこれを知ったら、どう思うかは―考えたくもなかった。
そして、動揺の内に於いても、目の前の出来事で頭が一杯の現在の彼女には、今このときの事しか考えられないのだった―。

「あいつらは、あたしをそんな目で見ちゃいないさ」
躊躇いながらも、彼女は自らイッキの唇を求める仕草をした。
無論、彼は止まる事もなく―。
409イッキ×キクヒメ:05/03/13 02:57:55 ID:xRj+npY6
あまりに若い二人が、本当の意味で愛し合ってこうなったのか―それは誰にもわからない。
或いは、若さ故の幼い好奇心のせいであったかも知れない―。
しかし、将来別の者と深い愛に陥ったとして、その時にも、そして永久に、この日の事が事実としてあり続ける―という考えまでは、若過ぎる二人の心には到底存在し得なかったので―
西日差す茜色に染まった部屋の中、この後の二人を書き残すことは敢えてしないでおく―。
410作者:05/03/13 03:01:41 ID:xRj+npY6






スマソ。
最後の一文のチキンっぷりをどうぞお笑い下さい。
エロでもないのにスレ消費して本当にすみませんでしたorz

では、消えます。
411名無しさん@ピンキー:05/03/13 19:07:35 ID:JOdWrTcO
>>410
無しでもよかったよ、GJ。
有りはどんなのだったか気にはなるが、これはこれで
漏れは好きだ(*´д`*)
何はともあれお疲れ様な410にお茶置いて漏れも消えまつw( ・∀・)っ旦
412名無しさん@ピンキー:05/03/15 13:13:45 ID:5xtuR5RH
>>410
GJ!
懐かしくてホロリときそうだったよ。
やっぱおやびんは可愛いねえ。
413名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 05:21:07 ID:bwAlB8v1
思わずキュンキュンしちゃいました!
もっと書いてホスィ
414上の作者:2005/03/23(水) 20:06:22 ID:JAtF7GAI
具体的なカップリングと設定があれば書きます…
415名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 04:24:28 ID:qLQ7KROh
イッキ×カリンで純愛物。
設定はムズイな…
少し禁断っぽさが欲しいところ。
416上の作者:2005/03/26(土) 18:11:31 ID:jSw3sA26
純愛っつーのはH無しということですか?(4様もセカチューも見たことない
417名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 19:07:01 ID:qLQ7KROh
無いよりはあったほうがいいけど
書けないならなくてもいいでつ。
メダ2のようなカリン希望。
418上の作者:2005/03/27(日) 00:34:40 ID:YtrN/laU
アニメしか知らんのですが…ツカエンヤシデスマソ

因みに年齢はどうしましょう。小3同士ではできんと思うので操作してもいいでしょうか。むしろ上のやつの続きということで書かせていただいてもいいでしょうか。
419名無しさん@ピンキー:2005/03/28(月) 01:48:05 ID:CBuQJNaR
純で受けなカリンでよろしくお願いします。
上のやつの続きで全然OK!
420イッキ×カリン:2005/03/28(月) 14:36:02 ID:yNe79+Xb
 イッキ達が高校に入学してから半年が過ぎようとしていた。
 キクヒメとは、あの時以来気まずくなり距離を置いている。元々キクヒメから話しかけてくることは中学の時あまりなかったので、イッキが話しかけないとなるとますます接点はなくなった。そのまま卒業し、それ以来は姿を見ることもない。
 中学在学中は小学校以来の仲間と顔を合わせるとあの事の罪悪感でいてもたってもいられなかったので、皆と違う高校に通うことになってイッキは正直安堵していた。あの事があった直後はメタビーと話すのさえ億劫だった。
しかし本当に辛い思いをしているのはキクヒメの方だろう。それを考えると己の軽々しさに腹が立つが、謝るタイミングも逃してしまったし、もう考えないようにしていた。合意の上での事だし、自分だけが悪いのではない。
友達を傷付け、メタビーに隠し事をし、昔とは違い段々汚れていくような自分を適当にごまかしながらイッキは生活していた。

421名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 09:41:06 ID:dQS+qziW
>>420
そのままお願いします(*´д`*)
422名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 19:43:50 ID:PnRe57ME
カリン萌え
423名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 01:53:58 ID:YUGkNxGj
>>420
期待age
424名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 22:26:44 ID:23dy/cxx
保守
425イキカリ作者:2005/04/28(木) 13:52:52 ID:MuclTXfK
すまん。ゲームやったらカリンに萎えてもう書けそうにないです。中途半端で申し訳ない。
426名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 22:47:39 ID:OJKDRx6C
なんの、お疲れ様。
427名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 05:29:31 ID:FRt1nhyg
誰か勲書陋房ってサイトに載ってたマルメロ物語って言う
カリンちゃんレイプ小説をうpして下さいな!
428235:2005/05/04(水) 11:17:59 ID:GoTHKyh5
ところで、このスレはメダなら全シリーズOKなのだろうか
5とか結構不評みたいだが
429428:2005/05/04(水) 11:19:04 ID:GoTHKyh5
スマソ別スレのが残ってた…
430名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 21:41:47 ID:8ppWanmt
特に指定はないみたいだし、いいと思うが。
投下してくれるなら、漏れは読みたい。
431428:2005/05/12(木) 19:55:20 ID:Ijj83b15
書けるのは書けるんだが、「メダモノ」は2,3年書いてないな
…しかし「メタビー×ブラス」なんて書いたのは漏れだけだろうか
432名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 22:51:02 ID:vxtKEwg1
いや、>130にあるよ。
漏れは書いたこと無いが好きだぞ
433428:2005/05/13(金) 21:23:47 ID:XH/pcnSW
「メダ状態で、メタビーの股間アーマーの下に…」とか
「イッキとアリカの情事を見て…」とかそんな設定だったわ(死
434名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 00:09:31 ID:d9ybexS1
保守
435名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 11:36:29 ID:2isBXXkS
今日は俺がホシュ
436名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 03:21:01 ID:yoCr0Z3G
最近メダ4買ったんだけど(1〜3はガキの頃プレイ)アリカに萌えちまって、まあそんなで導入部だけ(アリカ×イッキ)


震えてる……無理無い。
ていうか、僕が震えてるのかも知れないし……

それ程に二人は密着していた。
繋がる口唇は震え、鼻孔から漏れる息づかいが産毛がくすぐる、握られた右手には序々に力が籠もっといく。
まだ、か細い少年の手を、それ以上に細く汗ばむ手が締め付けていた。
「……っ……痛いよ」
押さえつけられる様に白いベッドの上に組付せられた少年は、首を動かして唇と唇の触れ合いから逃れたが。
少女は少年の柔らかさに堪能したり無いのか、唇と唇をただ重ねる。
大人、数年後の二人ならばまだしも。十年程度しか生きていない二人では、重ねるコトがキスだと、それ以外のやり方等知る由も無い。
しかし、それより後の、「本番」とでも言うべき行為を。二人は知っていた。
単純な理由だ。
簡単過ぎて話にすらならない、しかしそれは大人ならばであり、只の少年と少女にとっては。
興味と好奇が湧くのも仕方がなかった。


ベッドの横の床には、一冊の開かれた教科書が落ちていた。
437名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 15:32:12 ID:W7joKvAL
期待サゲ
438436:2005/06/02(木) 22:14:58 ID:TRd/BF7j
火曜迄には続きカキコ予定〜保守
439名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 01:57:17 ID:SSctbVYi
イッキとかアリカって小四位?
440名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 13:58:54 ID:cLZyfMXy
>>439
確かそれくらい。えろいな。
アニメ派とゲーム派とマンガ派、どれが一番多いんだろう?
洩れは、アニメとゲームのmix。
441名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 21:58:01 ID:5P0iyF4p
盛れも、アニ&ゲー萌え。
女装イッキはかなーり萌える
秘密裏に花育ててるアリカに萌えた

って感じ。
442名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 22:52:46 ID:PD0ullMZ
なんか漫画は
ほるまりんの絵が萌えないんだよな
動きがカクカクしてる感じ
おれはゲームやった事無いから兄メカな
443436:2005/06/07(火) 01:40:52 ID:nSoavcdG
間に合った〜、出来云々はともかくお前等に操を立てられ、ホッと一息。

ただ、エロシーンにゃまだ入ってないのでスルーしたいかたはスルーで。
444436:2005/06/07(火) 01:42:22 ID:nSoavcdG
夏の暑い日中。
ゴミや雑誌、衣服が散乱に近い状態の室内の中央に。教科書プリント類が散乱する小さなテーブルを挟んで、少年と少女が頭の登頂を向け合っていた。
窓硝子を開け放っているというのに、室内は蒸して、二人の額からは大粒の汗が流れ続けている。
半袖から伸びる細い腕で額についた汗を拭い、イッキは再びプリントに視線を落としたのだが。
息を吐くと、視線を上げた。
静かにシャープペンシルを机の上に置き、再び息を、少し深く吐いた。
朝からずっと勉強した性で疲れた目を泳がし、部屋を見渡した後、目の前に座るアリカを見たが。
アリカもイッキ同様に汗を流し続けていたが、集中している様でイッキの視線には気が付かない様だ。
イッキはこの部屋の主である怪盗レトルトこと、ヒカルが出してくれた、硝子のコップに半分程残った麦茶を飲み干す。
ぬるい麦茶は体を冷ます事無く、ただ味が薄いだけ。
視線の先、アリカは真剣な顔つきで、スラスラとまではいかないが、テンポ良く算数のプリントを解いていっていた。
イッキは暇潰しに漠然と、視線を幼なじみの上を這わせてみたが。
しかし、それは直ぐに止めた。
前屈みになっているアリカ、Tシャツの胸元から覗き見えた。柔らかそうな肌、なだらかな起伏、小さな桜色の突起。
確かに今でも時折、母親と風呂に入っている為。
アリカの以上に大きな物を見知っていたが、良く知る幼なじみの小さな乳房は、見るだけで気恥ずかしい様な。
そんなまどるっこしい情念に襲われてしまう。
そんな事を考える自分から逃げる様に顔を逸らすと、追い打ちをかけるかの様に。
「どうしたのよ?」
445436:2005/06/07(火) 01:44:30 ID:nSoavcdG
少しイライラとしたアリカの声に、イッキは顔をアリカに向け、直ぐ様横に振った。
「な、なんでもない」
「……ホントォ?」
「ホントだよ」
アリカはクスッと笑い。
「なら、いいけどね」
その段になって、からかわれていた事を悟ったが。笑い返すだけにして、反撃しない事にした。
「それにしても」アリカはンッと、腰を伸ばし「ヒカルさん何時頃帰ってくるのかしらねー」
「六時頃、とは言ってたけど」
「ふーん」
夏休みの終わり間近、というか前日である今日。
二人は『頼りになる』ヒカルに宿題を教えて貰おうと、ヒカルのマンションを訪れたが。ヒカルは
「ごめん、バイトあるから。でもなるべく早く帰ってくるから」
と、二人に留守を託して行ってしまった。
入って直ぐに気づいたが、ヒカルはクーラーをつけてなく。
一応……いや、立派に乙女なアリカの前でパンツ一丁、という姿で暑さに耐えている所を晒し。それを見たものだから、二人は無邪気にクーラーつけてとは言えず。
今もクーラーをつけずに、暑さに耐えていた。
アリカは壁にかけられた時計を見たが、まだ三時。後三時間もある、と考えて気が滅入るのを感じた。
446436:2005/06/07(火) 01:45:41 ID:nSoavcdG
入って直ぐに気づいたが、ヒカルはクーラーをつけてなく。
言った次の瞬間、ブラスが転送された。
「なぁに? アリカちゃん」
「アイス買ってきてくれない、いつも食べてるの」
正直生ぬるい水道水を飲む気も、冷蔵庫を勝手に漁るという世間知らずも出きる訳無いので。
アリカはブラスに、ポケットから出した小銭を握らせ。
「二人分ね」
ブラスは小さく頷き。
「うん、イッキさんの分だよね」
「うん、そ……て、何か食べたいのある?」
気怠げなの視線受け。
「じゃあ、えーと……」
イッキは顎に手を当て、少し考えようとした。
今、自分は小銭しか持っておらず、それに小遣いはパーツ代に消える為家にもそれ程無いし、高い物を頼むのは気が引けた。
となれば、安い物でコンビニにも売ってそうな物。
「私と一緒ので良いって」
「っ……ええ!?」
「何よ?」
視線を向けるよりも、反論するよりも早く。アリカの、暑さの性で気怠げで、それでいてちょっと挑発的な視線と言葉が、イッキを煽る。
「文句ある?」
口元に勝ち誇る様な笑みを浮かべながら、ハタハタとはためかせて襟首から覗く柔肌。
先程、注視してしまっていた、白い小さな乳房を思いだし。反論する気が失せ、別の感情がふつふつと沸くのを感じてしまい、イッキはそれを自分の中で誤魔化す為。
一つ頷くと。
「い、いや。別になんでもないよ」
苦笑する様に顔をひきつらせて笑うと、アリカは呆れた様な、反撃してこないイッキをつまらないとでも言う様な。そんな表情で視線を外すと。
「じゃあ、ブラスお願いね」
「うん」
ブラスは明るく答え、直ぐに部屋から出ていった。「ちゃんと勉強しないと駄目だからね」と、一言残して。
447436:2005/06/07(火) 01:46:44 ID:nSoavcdG
アリカはブラスが出ていくのを見届けると、小さくため息をつき。
ヒカルのベットの上に乗っていた雑誌類、掛け布団を退かすと。
「よし」
イッキの不思議そうな視線を無視し、ベットの上に思い切り寝転がった。
安物の堅い感触が、少し気に入らなかったが。ヒカルの恋人であるキララが手入れしているのか、それ程小汚く無かった。
両手足を広げ、大の字になると。顔に影が掛かり。
「勉強しないの?」
何時の間に立ち上がっていたのか、イッキがベットの横に立ち、困ったような顔付きでアリカを見下ろしていた。
アリカは迷うこと無く、自分自身可愛いと自信のある笑みを浮かべ。
「ちょっと休憩、少しくらいならいいわよね?」
「そりゃ……まあ……」
イッキの淀む言葉が気に入らないのか、頬を膨らませ。
「言いたいことがあるなら、ハッキリいってよ」
一泊間を置き、イッキは苦笑した。
アリカは気づいて無かったし、気づいた所でイッキ如きに見られてもさして気にしないだろうが。
オーバーオールの肩紐がずれ、汗で張り付いた白いTシャツに透過された、桜色の登頂を見られている事は。
言い淀むイッキに、アリカは何を思ったのか。
イッキの腕を掴むと、思い切り引き寄せた。
「わっ……わわ……っ」
リアクションが取れず、力任せに引かれた体は、次の瞬間にはアリカの上に重なっていた。
「一緒に寝たいんなら、そう言いなさいよねー」
純粋で悪意無く、アリカは言ったが。
引き寄せられた側は答える所では無かった。
重なる胸の下に柔らかい何かの感触が伝わり、鼻孔をくすぐる様な独特な少女の汗と体臭が混じった香り。
それに戸惑うばかりで、言葉を発する事等出来ないでいた。
448436:2005/06/07(火) 01:47:21 ID:nSoavcdG
からからと笑うアリカも、動かず何も言わない乗っかっているまま動かない、幼なじみに異変を覚え、顔から笑みを消すと。
イッキの背をさする様にして揺らし。
「ど……大丈夫……?」
「えっ……あっ、うん」
イッキは直ぐに答え、体をバッと離すと。股間を抑えるようにして、ベットの横にしゃがみ込んだ。
「ご、ごめん」
イッキは硬直したソレが当たったのだと思ったが、アリカの様子は違っていた。
離れて直ぐ、そっぽを向いたイッキの後頭部に、情けないアリカの声が掛かる。
「ご、ごめん」
「……え?」
「痛かった……よね? ホント、ゴメン」
「へ……」
イッキはなんとはなしにアリカの気持ちを察すると、一つ頷き。
「ああ、そっか」
ベットの上に上ると、アリカの隣に、イッキは寝転がった。
アリカは不思議そうな顔で、そちらに顔を向けると。
20cmと離れていないイッキと目が合い、少年にしては艶やかな薄い唇がにんまりと笑った。
薄い口唇は、おどけるように、
「ちょっと休憩」
言っても。呆けたままのアリカの頬をつねり、現実に引き戻すと。
「ブラスが帰ってくるまで……なら、いいよね?」
「……」
アリカはもどかしげに、リップクリームが塗られた口唇を真っ赤な舌で、ペロッと舐めてから、微笑み。
少しづつ顔を弛ませていきながら、目の前にあるイッキの額に、自分の額を合わせ。
頬に朱色が混じった二つの顔は、互いに視線を交差し笑い合った。

〜続く
449>>436:2005/06/07(火) 01:51:31 ID:nSoavcdG
次回はみさくら語でニャンニャン喘ぐアリカたんを書きたい所っす。



いや、ゴメン嘘。
続きはまた来週〜、って事で。
450名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 09:18:03 ID:BehttOPW
>>436
キター (・∀・) (  ・∀)(   ・)(    ) (・  ) (∀・ )(・∀・ )!!
GJ!!!続きが楽しみっス!
451名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 13:47:50 ID:QqqqSK59
俺も書いてみようかな?
メダロットで
452名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 18:19:59 ID:b9/dpj5s
みさくらにゃんにゃん…(;´Д`)ハァハァ
453名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 18:45:44 ID:0R363yxT
キクヒメきぼん
454436:2005/06/08(水) 20:20:56 ID:Yenqk0Yg
>>450 >>452
……おお、感想来たよ。
と、素直に喜んじまった。おまいら待っててくれよ
455名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 18:55:59 ID:/ib1g5tL
>>436
待ちますともさ!にゃんにゃんアリカたんハァハァ
456名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 17:46:08 ID:uL8kPL3Y
メタビー×ブラス(擬人化無し)の小説を考案中
457名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 22:57:13 ID:FtDwhcC9
非擬人化キター

楽しみにしとりやす(`・ω・´)
458名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 21:45:25 ID:dfjOq433
一気×在処の続きま〜だ〜?
459436:2005/06/15(水) 00:01:44 ID:c0wSWSdS
>>448からの続き。

しかし、とアリカは思った。
笑い合ったのは良いが、何故だかアリカの頬に触れたままのイッキの指先が、ふにふにと頬を押し続けているのだ。
イッキの顔を見ると、変わらず楽しげに微笑んでいる。
だが、無言で頬を触られ続けている側は、たまったものではない。
「ね、ねぇ。イッキ……?」
「え、なに?」
指はふにふにと押し続けている、やはり楽しげに。
「なにしてるの? さっきっから私のほっぺた押して」
「へ? ……ああ」
一瞬間が空いたものの、イッキは軽く頷いたが、押すこと自体はやめずに。
「いや、アリカのほっぺた柔らかいなぁ、て思ってさ」
「……ハァ?」
「なんかプニプニしてて、こう……やわ気持ち良い、みたいな」
今一つイッキの真意は掴めなかったが、まあ気にしない事にして、アリカは目を瞑って寝る事にした。寝てしまえばイッキのプニプニ攻撃も気にしないでいられる。
必要な時に必要なだけ睡眠を取れるのも、ジャーナリストとして大事なスキル……らしい。
ブラスが帰ってくるまで大体後15分、それだけしかない。
そう考えると眠って集中力を落とすのは非行率的だが、もとより高い室温湿度の性で集中力なんてものは、壊滅的にすり減っているのだから。
460436:2005/06/15(水) 00:02:02 ID:3gbJllBI
そうアリカが自分に言い聞かせていると。
イッキの指先が頬からゆっくりと、滑り落ちていき、唇に触れたのを感じた。
目を開けて怒ろうとしたが。
「うわ……やわらかいなぁ……」
呻きとも嘆息ともつかぬ呟きに、一瞬頬を弛めそうになったが止めて、心の中で笑った。
いつもながらにアリカの幼なじみが『おまぬけ』で、ちょっと安心できたのだ。
最近はロボロボと戦ったり、川に二回も流されてしまったり、宇宙に行ったりと。
ある意味『普通の男の子』で無くなってしまったように見えるイッキに対して、少し、ほんの少しだけではあったが。寂しいとでも言うような感情が、芽吹いていたから。
「……寝てる、よね……アリカ」
小さい頃、メダロッチも買って貰えなかった頃。
イッキはいつもアリカの後ろをついてまわり、どんな無茶な願いでも叶えようと、努力してくれた。
そんなイッキの事は、まるで弟の様に考えていたが、最近はなんだか違っていて。

イッキのことを想うと、何故か落ち着けた。心が暖かく、まるで優しく抱きしめられているような、そんな感情が。
(これじゃ、まるで……)
イッキの細い指が口唇から離れ、彼自身の唇をなぞると、指先についたアリカのリップクリームを舐め。静かに、顔を寄せていった。
461436:2005/06/15(水) 00:02:25 ID:c0wSWSdS
不意を突かれたような感触がアリカを襲った。
それまで触れていた指先ではなく、柔らかく、熱い、何かが触れ。アリカの呼吸を止めた。
(ちょ……えっ……え……えぇっと)
まるで口唇の柔らかさでも確かめるように、それはアリカの下唇をついばみ、背には細い腕が廻され、アリカの体に何かが密着する。
(冗談だよね……あはっ……あはは……は……ははは)
脚と脚とが絡み合い、無い胸が圧迫されるほどに体が引き寄せられ、下腹部に堅い何かが触れていた。
唇の動きに合わせるように、体も揺すられ、Tシャツ越しに擦られてるようで。胸の敏感な部分が小さく、とても小さくだが勃起し。
さらに敏感になって、体同士の擦れにまるで背中に冷たい物でも入れられたかの様な感触が僅かに走る。
(い、いや……いや……ンンッ)
頭の中では必死に快感に抗おうとする自分が居る事に、僅かにアリカは驚いた。
快感が、気持ち良い事自体が嫌。それならば目を開けてしまえば、この状態は終わるのだろうが。
理解しているのに、それを実行しようとは考えなかった。
熱い吐息が口の中に溢れ、涎と涎が混じりあって、こぼれベットに染みを作っていく。いつのまにか、背に廻された手が、ピンクのジーンズ生地越しに尻を撫で回している。
462436:2005/06/15(水) 00:02:41 ID:3gbJllBI
尻の谷間を指先でなぞる。
薄く、気づかれないように目を開けば。真っ赤な顔をしたイッキが、アリカの眼前に居て唇を弄んでいる。
いつものイッキならば考えられない大胆な行動……いや、違う。アリカはそう、考えた。
(イッキだって、もう……なんだし。無防備に寝てる女の子居たら……手、出したくなるよね)
ロボトル以外では気が小さいイッキが、激しく求めてくれている。
それが興味本位でも、下半身の赴くままでも構わなかった。
(イッキが求めてくるのなら、なら私は…………


〜続く
463436:2005/06/15(水) 00:07:32 ID:pLPxrzUs
どうもこにゃにゃちわ、今回も駄文に付き合って貰いサンクス。
なんだかまだエロ無しで申し訳ないって感じで、すいませんor2


まあまた来週(火曜)つー事で。
464名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 01:25:48 ID:6pjHXrPI
激しくGJ!
続きお待ちしとります〜!
465名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 19:10:21 ID:MtrpXuOW
電車の中からだけど



ニヤ(・∀・)ニヤ禿しくGJ!
466名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 11:10:17 ID:LFnUpLtO
甘酢っぺーな(;´Д`)ハァハァ
激しく続き楽しみにしてます。
467名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 13:12:44 ID:d6cxIod4
激GJ〜!!
続編を楽しみにしております。
468436:2005/06/17(金) 00:36:24 ID:hHSGrYGx
>>464-467
こげな駄文に付き合ってくれて、励みになるとです、オス(`・ω・´)


しかし誤字脱字が酷いや俺……バカスギス
469名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 13:11:44 ID:lJ9Gz+E5
続き期待sage保守
470名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 20:16:21 ID:90Y5V7DF
明日の続き投下に期待保守
471436:2005/06/21(火) 13:36:37 ID:GHkWNTax
どうも、こにゃにゃちわ。
では続き投下します。


しかし、難しいねSS書くのは。
472436:2005/06/21(火) 13:36:59 ID:GHkWNTax
もどかしくたどたどしい唇の重なりは、そのくすぐったい感じや、絶え間無く攻め続ける唇の性で満足に呼吸すらできない事も。経験のないアリカにとっては未知の快感だ。
ザワッとする心地よい感触に、アリカの胸はどんどん、どんどんと高鳴っていき今にも破裂しそうで。
思わず……
「……ひっ……いっきぃ」
思わずアリカの桜色の口唇から、吐息と共に初めての快感による喘ぎがこぼれた。
しかし何故か、アリカが喘いだ次の瞬間、濡れる互いの唇は、イッキ側より離れていってしまった。
アリカはとろけていた思考を止めて、イッキが重なりを止めた理由を考えた。それは直ぐに思い当たった、簡単で単純明快な話だ。
(……ま、まずい……声、出しちゃった……)
思考が急速的に展開していく。
最初に、喘ぎを漏らした事への恥ずかしさが、次に「感じて」しまった事自体への羞恥。それに対する言い訳と、とろんとした感想が湧きだし。
そこからイッキの、口に出すこと自体少し照れてしまう……キスの、その上手さ。
そして最後に。
(声出さなきゃ、もっと、もうちょっとしててくれたよね……?
私の……バカ)
されど、アリカの思考以上にイッキの脳内では、ロボロボ団が大量に湧きだし、「ろぼろぼ」言いながら駆け回っていた……
473436:2005/06/21(火) 13:38:20 ID:GHkWNTax
……もとい、混乱していた。
(……ま、まずい……起きてたんだ……)
思考がレクリスモードに変形し高速運動を始めた。
なんて言い訳したら許してもらえるか?
いや、それ以前にアリカの事だ。下手すれば死ぬより恥ずかしい目に遭わされる、確実に。
学級新聞にでも「寝ているところを無理矢理」した事を書かれでもしたら、卒業まで……いや卒業しても、おみくじ町に居る限りからかわれ続けるだろうし。
なにより、これまで比較的良好な関係を築けてきたアリカに嫌われる。その事が一番恐れる展開だ。
そんな事を考えていると、アリカの瞳がゆるりと開き。二人の視線が重なった。
余程怒っているのか? アリカの瞳は涙で濡れ、その瞳がイッキの恐怖を煽る。
(ヤバ、い……殺される)
頭は恐怖に怯えているというのに、だというのにその瞳の色に心が躍り、興奮してしまっていた。
余り、アリカは涙を流さない、人に見せないと言った方が正しいが。その強い瞳に涙が満ち、まるで惚ける様にとろんとこちらを見ている。
唇を好き勝手に弄んでいる時の興奮よりも、激しい興奮に踊らされる様に、再び顔を近づける。
喋らせなければ良い、喋られても、それでも一回でも、一秒でも多くしていたい。一秒でも多く触れていたい
「あ、アリ……」
「トイレ、私ちょっとトイレに行ってくる」
「へ」
起き上がってベットから降り、流れるような動きでアリカは部屋から出ていった。
イッキはポカーンと呆けた顔で、それを見送った。
「……へ?」
474436:2005/06/21(火) 13:38:51 ID:GHkWNTax
バダンッとトイレのドアを閉めると、便座の蓋を下ろし、蓋の上に座して。
「ああんっ……もおっ」
直ぐに頭を抱え、ガリガリと掻きむしり或いはバンバンと叩いた。
先程、イッキにされていた行為のせいで体が興奮し上気していて、顔が真っ赤に染まっているかと思うと、かなり腹がたった……自身に対して。
(あそこは私の方から……こう、もう一歩進む所でしょーに)
ある意味、勇気を振り絞ったイッキ。
というかイッキが自分の事を一人の少女として、女として見ていてくれている事が嬉しかったし。
マンガとかに載っていたのより、当たり前だがそれ以上に興奮した。
親しい人、身近な人に犯される。そのシチュエーションはメロドラマの様で、少し言葉は違うかも知れないが、ロマンチックとすら言えた。
あのまま自分さえ声を出さなければ、イッキは布一枚隔てて胸を触り、直ぐに私の服を脱がせて直に揉み。
そして……その、大事な、自分自身おしっこの時以外触れた事の無い……あそこへ手を滑らせてくれたかも知れない。
475436:2005/06/21(火) 13:39:15 ID:GHkWNTax
年齢的には早すぎるし、人の家だ、良心はそう言うが。
私はその、あれ、イッキの事が……だから。年は関係ないし、ヒカルさんは六時まで帰ってこないのだから場所も関係ない。
なのに……
なんで声だしちゃったんだろ……
「……はぁ」
そこまで考えてアリカは自身に落胆するように腕を頭から離し、ため息を吐くと。
すると、テンパっていた頭が少し鎮まり、落ち着けた。
「ふぅ」
もう一度、今度は大きく吸い、大きく吐いた。それを二回繰り返すと随分気が落ち着き、流石に部屋に戻っても赤面するような事は無いだろうと、確信した。
落ち着いたら突然尿意が湧き、立ち上がってオーバーオールの肩紐を外してパンティと共に下ろして。便座の蓋を上げ、座り直すと、おかしな事に気がついた。
「あれ……? おしっこじゃ、ないよね……?」
無毛の秘所には光る粘液性の液体が滴っていた。
476436:2005/06/21(火) 13:39:37 ID:GHkWNTax
部屋に戻ると、イッキはプリントと教科書に向かい、アリカを見ようとすらしない。
アリカも黙ったまま、机を挟んでイッキの正面に座り、中断していたプリントへ向かった。
沈黙とシャープペンシルの踊る音だけが室内に響き、ミーンミーンと蝉の鳴き声が耳に触れる。
ふと、後頭部に視線を感じ、アリカが顔を上げると。イッキと一瞬目が合い、直ぐにイッキは俯いて視線を反らした。
(……なによ)
再びプリントに目を落とすと、一分もせずに後頭部に視線を感じ、顔を上げると反らされた。
(なんなのよ?)
アリカは軽く頬を膨らませたが、怒るのも違う気がしたし、ここで喧嘩にでもなったら。それこそ疎遠にでもなりかねないので、何も言わない事にした、が。
(……また)
(また……)
(また)
余程何か言いたいのか、アリカの神経がささくれだつ程に、イッキの視線が幾度と無くアリカを見て、そして俯いた。
しかし、やはり怒ってはならないと自分を諫め。
イッキが何を考えて、何をいわんとしているのかを考えてみると、直ぐに思い当たった。
(……ハハーン、謝りたい訳ね。でも、言い訳されるよりも……)
「あ、ねぇアリカ……あ、あの……さ」
「何よ」
477436:2005/06/21(火) 13:41:09 ID:GHkWNTax
アリカが顔を上げると、イッキは一瞬顔をそむけようとしたが、なんとか気を保ちアリカの目を見据えた。
「あ、あのささっきのことなんだけど……」
「言い訳なら聞かないわよ」
「へ」
アリカは眼光を鋭く細め、シャーペンを机の上に置いた。
「自分がした事わかってるわよね? なら、聞くわけ無いって……わかってるでしょ?」
予測しても居なかった鋭い言葉に気圧され、視線が宙をさまよう。
「えっ、へっ、えぇと」
「言葉じゃ聞かないって、言ってるの」
「え? えぇと、その、だから、ボクとしては……」
「だーかーらーっ、言い訳は聞かないって」
苛立つようにアリカの眉間に皺が寄り、長年の付き合いによる判断は「マジギレ」を示している。
(マズイマズイマズイマズイ……どうしよう)
「な……ならどうしたら……?」
言い訳なら何パターン、何十パターンと用意していた。けどアリカは言い訳は聞きたくないという。
アリカを見ると、アリカの桜色の口唇が一瞬笑み。
「……こうしたら良いのよ」
有無を言わせず、二人の唇は再び重なった。
甘い香りが鼻をくすぐり、柔らかい唇は微かに震えていた。
イッキの手にアリカの手が重なり、からまってくる。
アリカは唇を一旦離し、荒い息を漏らしながら。頬を桃色に染め、潤んだ瞳が子犬の如くのぞき込むようにしてイッキを見つめる。
「あ……アリカ……」
「……しよ、イッキ……気持ちいい事、しようよ」

〜続く
478436:2005/06/21(火) 14:05:09 ID:GHkWNTax
次投下分(+1回?)程度で一旦endしちゃう訳ですが、その次辺りの構想なんてのも書いてみたり。

・カリン×イッキ
カリン邸にお招きシオマネキされたイッキ、しかし何故か女装させられ……
・コウジ×イッキ(これは多分怒られる)
秘密結社ロボロボ団の魔の手により、女体になったイッキ。
元に戻る方法はただ一つ、その躰で誰かとSEXする事……


取り合えずイッキに女装させたいだけの様です……ハイ。
479名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 16:07:40 ID:ZIUzP53w
とうとうキター!
期待
480名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 17:09:23 ID:CWxBGyc2
続き投下GJ!

もし投下するなら前者を禿しくキボーン
481ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/06/21(火) 19:52:28 ID:XoOfm52w
>>478
GJ!
乙です!
続き期待しております〜!

自分も前者を見てみたいですね。
482名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 09:10:34 ID:ZhPF1Aw7
うぉおおおお、GJ〜!!
乙です!
続きが楽しみでハァハァ(*´д`*)

自分はどちらも良・・・
483436:2005/06/22(水) 17:06:22 ID:Enn+25Cx
どうもこにゃにゃちわ。
おまいらのレスをオカズにして(何か言い方が違う気もするが)がんがらせてもらっとりますor2


で、少しばかり関係無い話だけど。
オーバーオールってなんとも着づらいし脱ぎにくいような?
例えば、
某秘密の花園(魂設定)に花の写真を撮りにきたアリカタソ、撮影に夢中になるあまりトイレに行くのも忘れ、小一時間。
ハタと突然もよおすも近くにトイレは無い。
「ブラス、見張ってて」
と、跳ね返りを恐れオーバーオールとパンツを脱ぎ脱ぎし、屈んでジョビジョバーッ。
出した途端、音もなく木陰よりユウヅルが。

ではまた今度の火曜日に投下しにきまーす。
484ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/06/22(水) 21:16:05 ID:ycw2O95G
>>483
乙です、毎回萌えさせてもらっています。
続きも期待しつつお待ちしとります〜
485436@短編:2005/06/25(土) 01:30:58 ID:Q2ejV0M6
メダロットDVD@購入記念(今更かよ)、SS投下。

題「カリンちゃんはお掃除が好きらしい」
486436@短編:2005/06/25(土) 01:31:17 ID:Q2ejV0M6
昼休み、彼女はいつもの如く広すぎる校内の清掃活動をおこなっていた。
「や、やあカリンちゃん。こんにちは」
そう彼が声をかけると、二房に束ねられた髪が揺れ、カリンは穏やかな笑みを浮かべながら振り返かると。
「こんにちは」
クラスメイトなのだから、顔くらい見知っていて当たり前だ。
しかし彼にとって、そのこと自体がとても、とても嬉しかった。例え、その笑顔がみんなのものだとしても。
あの噂が真実だろうとも……
「何か、私にご用ですか?」
彼が沈黙し立ち尽くしたまま喋らないせいで、カリンは微かに首を傾げ、その空色の瞳に困惑が滲む。
そんな彼女の表情すら可憐と言えた。
彼は唾を飲み込み、手の平に滲んだ汗を拭い。
「あ、あの……さ」
嘘かもしれない……
嘘だとしたら、彼女の心を傷つけてしまうかもしれない……けれど。
「一階の男子トイレを、さ。誰かが汚したみたいで、で、僕掃除頼まれたんだけど。
一人じゃ出来なさそうなんだ、だから、その。
カリンちゃん、お掃除得意でしょ? だから掃除するの手伝ってくれない、かな……ダメ?」
カリンは天翅の如く微笑み、快く。
「はい、よろこんで」
快諾した。
487436@短編:2005/06/25(土) 01:31:47 ID:Q2ejV0M6
「……ここ、ですか?」
カリンが連れてこられたトイレは、余程意地悪な姑でもない限り「汚い」とは言えない程、清潔であった。
首を傾げて彼を振り返ると、彼は想定の範囲内の問答だったというのに。
「あ、あ、うん、そう。ここ。こここの一番奥、一番奥の個室」
「そうですか」
そんな彼の様子を気にする風もなく、カリンがのんびりと向かうのを傍目に。彼は掃除用具箱から「清掃中」の札を取り出して、廊下側のドアノブにそれをひっかけた。
カリンは戸の開かれた一番奥の個室の前に来て、何故か再び首を傾げた。
その個室の中も綺麗で、やはり汚れてるとは言えない。
「あら? あの……」
カリンが振り返って先を言うよりも早く、そのなだらかな胸に手が触れていた。
カリンは彼と、彼の手を見比べつつ。それでも穏やかに笑みを浮かべ。
「あの、ここも汚れてませんけど。ここではないんじゃ?」
「はぃ……いっ、にえ、ここです。ここに……間違いないです」
胸に当てた手が微かに震えた、武者震いという類のものではない。
単純に怖かった。
この先、これから先の言葉を言ったら嫌われるかも知れない、それが怖い。
元より親しい間柄では無かったが、それでも怖かった。
彼の手が微かに震える。
488436@短編:2005/06/25(土) 01:32:27 ID:Q2ejV0M6
「でも……」
「カリンちゃんっ」
彼自身驚く程の大声で言葉を遮った。これ以上躊躇していたら、一生このままだ。
「よ、汚れてるのは、便座じゃなくて、その、よごれてるのは……」
「なら、なんなのですの?」
唾を飲み込もうとしたが、喉が乾いてしまっていて上手く飲み込めなかった。
彼はズボンをパンツごとまとめて下ろし、目の前に立つカリンに見せつける様に股間を突き出して。
「ぼっ、僕のおちんちんが汚れてるから、だから……舐めて、綺麗にして欲しいんだっ」
言い終えると、シンと静かな時間が訪れた、まるで時間が止まったかの様な。そんな時間が流れ、彼の興奮していたモノも、一秒経つ毎に縮んでいく。
カリンは驚いた様な呆けた様な顔で彼の顔を見つめ、彼はその純な瞳から逃れる様に視線を逸らし、タイル張りの壁を見つめた。
永遠とも思われる時間が過ぎた、そんな錯覚に囚われ、逃げ出したいと心の奥で何かが喚く。
駄目なら、駄目だとしても。
今ここで冗談だったと言えば、笑って許してくれるかも知れない。
そう考えて口を開こうとした、その瞬間。
「ああ、なんだ。そんなことでしたのね」
「……え」
カリンの手は彼の手を優しく包み込み。
「任せて下さい、お掃除、得意ですから」
489436@短編:2005/06/25(土) 01:32:41 ID:Q2ejV0M6
桃色の口唇がねっとりと皮も剥けていない陰茎をしゃぶり、涎が音をたてトイレの壁に反響する。
カリンは幕間に声と息を洩らし、それが彼の心を更にくすぐる。まるで体育の授業にて、全力で走った後の様な荒い息使い。
頬には朱が落ち、その頬を更に柔らかくみせる。
「……っ」
カリンは便座の上に座り、しながらも彼の顔を見上げ続けている。まるでその表情を見て愉しむが如く。
「声、出しても構いませんよ」
「そっ、んな……声なんて」
口の端から涎がこぼれ、スカートを汚す。
「気持ちよく、無いですか?」
「そんなぁ、ぁっ、こと……ぅんっ」
言おうとしたが、カリンの舌先が絡みつくように袋を舐め、先端が柔らかな頬に触れた瞬間。イってしまいそうになったが、なんとかこらえられた。
「ここにも、カスが……ちゃんと、んっ、洗わないと駄目ですよ」
言いながら股についたカスを舐めとり、それを涎と共に飲み込む。
彼は更に顔を赤らめ。
「かっ、カリンちゃんに洗って貰おうと思っへ……その」
舌先に代わり、細くしなやかな指が袋を包みこみ、撫ぜるように揉む。
「洗って無かったんですか?」
外皮の掃除が終わり、厚い包茎チンポの皮を唇で剥き、そのキノコの様な先端を露出させ。はむ様にさきっちょを甘噛みする。
490436@短編:2005/06/25(土) 01:33:04 ID:Q2ejV0M6
「……ひあっ」
「一杯出して良いですよ。洗わなかったのなら、この一週間オナニーもしなかったのでしょ?」
オナニー自分で言うなら、或いは他の誰かが言ったのなら、そんなにも気にならなかったかも知れない。けれど。
彼にとって、いや学園中の男子生徒の憧れであり、聖女の様に思われてる少女の可憐な口唇が言った。
「ぁ……ああっ」
それだけで、いや、だからなのかもしれない。
それまで押し留め我慢していた液が、せきを切ったように溢れ出し、発射された。
「キャッ」
凄まじい勢いで発射された白液は、カリンの喉ちんこを痛めつけるように喉に殺到し。その生臭さと勢いと量の性で、カリンは嘔吐感に襲われ、彼の陰茎を口元から押し退けた。
その刺激で更にむち打つ事となり、白液がカリンの顔や制服にかかり。
出し切る頃にはカリンの体は白液にまみれ、流れ落ちたモノがトイレの床や便座を汚した。
「うっ……ハァ……アァ……」
足が酷く震え、立っていられなくなり、閉められた扉に背中を打ち。滑り落ちる様に座り込んでしまった。
彼の股間はまだ出したり無いと言うように脈打ち、締まり悪く、脈打つ毎に白液を少しづつこぼす。
「一杯出ましたわね」
491436@短編:2005/06/25(土) 01:33:23 ID:Q2ejV0M6
声に彼は顔を上げ、頷いた。
カリンの顔はベトベトで、口の端からは不純物の入り混じった涎がこぼれていたが。それでも彼女は優雅に笑っている。
彼は精一杯の笑顔を作り。
「ありがと……綺麗にしてくれて、カリンちゃん」
カリンは天翅の笑みを浮かべると、舌先で口の周りの白液を舐めとり。
「まだです、ソレまだ汚いですから。ちゃんと綺麗にしないと、ね」
「え、でも……」
もう限界。
言おうとしたが、カリンは立ち上がり彼の体を掴んで立ち上がらせると。
先ほどまでカリン自身が座っていた便座に彼を座らせた。
カリン自体は床の上に座り。
「こうすれば、立てなくなるまでしても大丈夫、ですわ」
カリンはそう言い、笑った。


〜〜完?
492436:2005/06/25(土) 01:37:40 ID:Q2ejV0M6
色々つっこみたいだろうがスルーしてくれっ。
まあ一応書いとくと
・「彼」はただの花園生徒@名無し


それでは
493名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 14:29:43 ID:r7ISEBf0
カリンちゃんエロス(;゚∀゚)=3

彼、搾り取られてカワイソスw
494名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 19:01:18 ID:KatAZynb
>>492
萌え尽きた('Α`)グッジョフ
495名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 20:52:37 ID:BJ878O29
名無しカワイソス(´・ω・`)
496ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/07/04(月) 23:36:22 ID:78jYDWub
イッキ×アリカの続きマダー?
497名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 00:11:09 ID:KEUpC0C+
神が光臨するまで書いてみるか・・・
498名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 11:27:14 ID:FraiHKgc
保し
499436:2005/07/13(水) 17:39:24 ID:krTlJKTh
あまり長々私信書くのもあれな気はしますので、一言ですませますと。
ハプニングって続く物なんだね(´・ω・`)


取り合えず八月頃続き投下します、すいませんしたor2
500ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/07/13(水) 23:51:59 ID:5lJjPcJL
>>499
連絡乙です、気長にお待ちしとります〜。
501名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 12:06:56 ID:RnrqiUEa
イッキ×カリンきぼん
502名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 18:59:58 ID:U8CXNy8k
キノコ×シュリキボン(*´Д`)
503名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 22:29:33 ID:1jOXdYYz
キノコ×イッキ

キノキッキ
504ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/07/25(月) 16:50:16 ID:bdP8lDGB
保守っとこう
505名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 21:39:24 ID:fF6aUmIP
チドリ×イッキキボン
506名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 20:29:22 ID:tEa0y7ct
http://piza.2ch.net/anime/kako/963/963314584.html
魂じゃなけりゃ神だった・・
507ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/07/30(土) 19:44:30 ID:lq+3HByz
>>506
だいぶ前に読んだなぁ・・。
508ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/08/05(金) 23:48:40 ID:TlMk1CMx
保守っとこう
509名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 14:02:13 ID:BZro1+Hj
チャーミング娘ものどこかありませんか?
510名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 23:28:13 ID:ABS6udKY
ほしゅあげ
511名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 06:14:42 ID:J7a20p+i
>509
オッサンやしなぁ・・・
512名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 22:58:55 ID:SlzaTmjZ
誰かnavi好きはおらんかね?
フブキとかキリカとかいいキャラ揃ってると思うんだがなあ。
513名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 20:01:20 ID:dx7dWsEA
>>512 ノシ
naviもいいよな
シンキロウとヒョウガの関係とか萌える。
でも一番好きなのはナダレ…
514名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 20:02:01 ID:dx7dWsEA
ageスマソ
515名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 11:47:29 ID:8Q6tocVJ
小ネタ思いついたけど
うまく書けないや・・・・
516名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 13:44:48 ID:9dwzLTL8
どんなん?
517名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 14:58:07 ID:8Q6tocVJ
ロボロボ団のいたずら系
机の下に潜んでて、ターゲットが机に向かって座ったところを襲撃
背後からいんぺいで接近したメダロットが標的を拘束
で、ロボロボがその隙にズボンのふちから手ぇ突っ込んでチンコをしごく
刺激を知らない状態で逝ったら激しい脱力感の性で何もできずその間にメダロッチ強奪
そんなん。
メダ世界の少年はなぜか大抵半ズボンというのと
性に関しての知識があるかないか程度の歳なんで

悶えるイッキ(* ´Д`)ハァハァ
518名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 15:35:28 ID:SgiQCfnQ
大の大人が机の下に潜む段階で無理があるな
519名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 19:30:46 ID:nFHs/IwB
ロボロボならできそう
520名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 11:47:08 ID:0jA5729+
メイドイッキ・・・・・イッキって女難?
521名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 15:48:48 ID:p5VmFKEz
弐coreってなんなん?
5年ぐらいメダから離れてたからさっぱり…
522名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 21:30:04 ID:rbzZiscw
GBAで出た2のリメイク。キャラがアニメ画になってる上、画質が向上したのでラストのキスシーンの萌え度が二倍近くに。
523名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 23:55:17 ID:p5VmFKEz
>>522
まだ普通に売ってる?
524名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 15:22:25 ID:ybao04Jb
イッキ萌え。
525名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 16:22:18 ID:w074Py7X
弐COREはちょっと品薄かな
526名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 23:17:15 ID:xXPTsPjF
527ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/08/24(水) 02:28:51 ID:1Cf/HqTo
>>526
d!
528ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/08/29(月) 00:30:52 ID:OWFnXyKz
保守の王子様
529保守age:2005/09/04(日) 09:04:19 ID:hMCC044l
530保守age:2005/09/07(水) 01:26:28 ID:49ED1pxL
531ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/09/07(水) 12:34:30 ID:6n1WHvQZ
>>530
乙!
なんでしょ?
良いですがw
532名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 13:14:19 ID:LOxoBln9
携帯エロゲ作ってる「株式会社ナツメ」ってメダ作ってたトコと一緒か
533名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 09:57:54 ID:qlNCn5qc
ジャッジメントハイスクールのことか?あれは美少女ゲーではあるがエロゲーでは無いだろう
キャラデザやら声優やらがものすごい微妙なことになってはいるが
534保守age:2005/09/20(火) 13:40:50 ID:zWT2byJM
h o s y u
535名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 10:14:03 ID:AAvuAUSp
>>533
いや、まだ出てないやつ
ある絵師のサイトの仕事情報で
「株式会社ナツメ 携帯アプリ
 脱衣大○豪ゲーム CG・キャラデザ(発売日未定)」
とか書いてあった
536名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 21:26:59 ID:vOiBXc0c
保守
537名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 10:04:41 ID:FHEzoQMP
ほす
538名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 21:01:41 ID:ItyAhzFJ
マジで保守
539名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 09:11:43 ID:atoiHtLD
やべ、保守
540名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 22:46:02 ID:WBhG/Qdi
デストロイ!!
541名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 01:17:55 ID:zZljPAGO
カリン×イッキの続きが見たいナリ
542名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 18:38:18 ID:0tb1OgRt
>>486-491のカリンの続編を読みたいな
カリンが複数の男を同時に相手するのとか、どうしてカリンがこんな娘になったのかとか
543名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 02:58:49 ID:wrJRoeJH
>>477
このアリカ×イッキのつづきが見たいっス!
気になってるっス!!
544ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/10/20(木) 17:59:09 ID:rrXEoWnh
>>543
ノシ。

自分も続きが見たいっす。
545名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 18:57:00 ID:OrwhHcS5
同じくイッキ×アリカ希望保守
546名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 01:49:11 ID:av1m4Cfb
定期的に保守!
547名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 13:53:59 ID:Vza+Qo20
保守
>>546
お前のIDここに合い過ぎだな
548名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 13:39:47 ID:OKXaLoFW
メダ2のリメイク版買ってしまった

怪盗レトルトレディ萌え
549名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 13:19:06 ID:Iq2RtvC3
2のスカートめくりメダの改良型がカリンちゃんを…
ってのを書こうかなと思っているんだが
550546:2005/10/29(土) 23:06:37 ID:r7pJJ14c
>>547
そりゃどうもw

定期的にイッキ×アリカ希望保守
551ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/10/30(日) 01:05:14 ID:TXEzPXYv
>>549
是非に。
552名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 10:47:23 ID:nJbMzehc
カリンちゃんが攻められてるときの口調がわからんかっったorz
スカート…珠魚先生あたりにするかなぁ
553えjsだいf:2005/10/30(日) 18:57:05 ID:ePixxpg1
えろーいgdmzfsfzbjzんgbjんdmbjdrkfbdmfrmhbkmxdkvmbkmdfんbjんjんvjfbんんbんじcfんbjんfdbjひ
554名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 21:30:43 ID:Fom/nF2O
ここってナビも書いていいのか?
カスミ×ヒヨリを書きたいと思ってるんだが・・・
555名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 22:52:24 ID:Fom/nF2O
誰もいないようだが勝手に投下
カスミ×ヒヨリで。
556カスミ×ヒヨリ:2005/10/31(月) 22:53:05 ID:Fom/nF2O
その日は雨だった。
パタン。
カスミは本を閉じた。
ここは放課後の旧校舎。居るのはカスミと・・・メタビーだ。
しかしメタビーは動かない。メダルを失っているからだ。
動くことのないメタビーにカスミは声を掛けた。
「メタビー、今日は雨が激しいね。」
カスミはメタビーがメダルを失っているのを知っている。だが、いつか、いつか必ずメタビーは帰ってきてくれると信じていた。
メダルを失うことは死ぬのと同じ。もう帰ってはこない。変え様の無い事実はカスミに大きな心の傷を刻み込んでいた。
「止むまで待ってようかな・・・傘も忘れちゃったし。」
カスミはそう呟くと、瞼を閉じた。
557カスミ×ヒヨリ:2005/10/31(月) 22:55:23 ID:Fom/nF2O
どれ位経っただろうか?カスミは自分を呼ぶ声で目が覚めた。
「ちょっとカスミ!」
肩が何者かによって揺り動かされる。
「ヒヨリ?」
カスミの眼前には幼馴染のヒヨリが立っていた。雨に打たれながら来たのか、服が濡れていた。
「ヒヨリ?じゃないわよ!夏になっても雨降ると寒いんだから、こんな所で寝ちゃ駄目よ。」
「うん・・・どうしたの?」
「傘持ってるかどうか聞きに来たの。でも持ってないみたいね。」
「うん・・・」
「はぁ〜・・・こんなことだったら来なきゃ良かったわよ・・・」
トスン、とカスミの隣に腰を下ろす。理由が無くても来るんだろうなあ、とカスミは思った。
「あれ?オプチは?」
オプチとはヒヨリの愛機だ。ヒヨリの代わりにカスミを呼びに来るなんてこともしばしばだ。
「オプチは今日は点検に出したの。朝言わなかった?」
「そういえば言ってたような・・・」
「同じことを何度も言わせないで。」
558カスミ×ヒヨリ:2005/10/31(月) 22:57:25 ID:Fom/nF2O
「うん・・・」
お節介というか、気が強いというか・・・カスミの前ではいつもこんな調子だ。
そうだよね、メタビー?と思いながらメタビーを見やると、視界にヒヨリが入ってきた、
「・・・またメタビーのことを考えたの?」
「・・・そうだよ。」
ヒヨリは少し溜息をついた。
「カスミの気持ちも分かるけど、メタビーは絶対に動かないのよ!?いい加減メタビーのことは忘れなさいよ!」
言ってしまった後、ヒヨリはしまった、と思った。
本当は何か気の効いたことを言って元気付けてやろうと思ったのだが、言い方を誤ってしまった。
いつもならこんなことは言いはしない。今日は特に機嫌が悪かったのだろう。
カスミは一瞬驚いたような顔をしたが、次の瞬間には怒った顔をしていた。
「・・・ヒヨリにだって・・・大切な人を失った気持ちは分かるだろ!」
滅多に見せないカスミが怒った顔。ヒヨリは慌てて弁明した。
「ごめん・・・でも・・・」
「でも何だよ!ヒヨリなんか・・・ヒヨリなんか・・・!」
ガタッ
カスミは素早く立ち上がり、ヒヨリに覆いかぶさった。その拍子にヒヨリは転んでしまう。
「イタッ!ちょっと!何して・・・」
カスミはヒヨリの声など微塵も聞かす、ヒヨリのシャツに手を掛けた。
「嫌、やめて!」
「うるさいっ!」
カスミが勢いよくシャツを引っ張った。ヒヨリのシャツのボタンが弾け跳ぶ。
559名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 00:20:03 ID:W0Ze7HI+
と、止めないでくれ・・・
560定期的にイッキ×アリカ希望保守する者:2005/11/01(火) 02:25:51 ID:E5q8sTpK
ダ、ダメだ・・・・・・orz
ナビ(?)はわからん・・・・・(´・ω・`)
561名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 11:13:02 ID:98ZmqgWA
ワクテカ
562カスミ×ヒヨリ:2005/11/01(火) 22:04:24 ID:0moWcbnN
中から現れたのはヒヨリらしい、淡い水色のブラジャーだった。
「見ないでよっ・・・!」
ヒヨリも羞恥で顔を赤くしながら必死にもがく。カスミはそれにイラついた。
「うるさいって言ってるだろ!」
嫌がって振り回すヒヨリの腕をカスミは無理矢理掴み、口付けた。
「むぐっ・・・」
ヒヨリの目が一瞬大きく見開いたが、すぐに抵抗しだす。
「やめ・・・」
カスミは掴んだ腕に力を込めると、力を込めてヒヨリを床に打ちつけた。
ガツッ
ヒヨリは打ち付けられた衝撃で力を緩めてしまう。カスミは一度離した口をもう一度口付けた。
良くも悪くも二人とも初めてのキスだ。しかし、感動も、嬉しさも、微塵も感じることは無かった。
そこにあったのは、虚しさと、悲しみと、後悔だけであっただろう。
カスミは強引に舌をヒヨリの口内に入れた。
「ちゅぷ、くちゅ、ん・・・」
ヒヨリは段々抵抗しなくなってきた。受け入れ始めたのか、諦めたのか。
カスミはおとなしくなってきたことを感じ、徐にヒヨリの胸に触れた。
563カスミ×ヒヨリ:2005/11/01(火) 22:05:02 ID:0moWcbnN
「!」
平均より大きいヒヨリの胸。カスミはブラジャーを外すと、白く形の良い乳房が露になった。
そのままカスミは胸を揉み始める。
「あっ・・・」
ヒヨリがピクンと反応する。カスミはその反応を見た後、スッと口を離した。
つつっと透明な糸が二人の口を繋ぐ。カスミとヒヨリの目が合った。
「カ・・・スミ・・・?」
己を呼びかける声を無視し、カスミはヒヨリの乳首を抓る。
「きゃう!」
更に反応するヒヨリ。構わずカスミは抓り続ける。
「んくぅ・・・あん!」
ヒヨリはもう全く抵抗していない。嬌声も出始めていた。
カスミは黙ってヒヨリを見ていたが、視線を下に落とした。
見ているのはヒヨリのスカート。ヒヨリは嫌な予感がした。
予感は的中した。カスミはヒヨリのスカートに手を掛けた。
「やめて・・・そこは・・・っ!」
「そんなこと言ってるけど、ヒヨリのココびしょびしょだよ?」
カスミの言ったとおり、ヒヨリの下着は愛液で濡れていた。
カスミはスカートの中に手を突っ込み、秘所の辺りを指でなぞった。
「ああっ!」
快感で仰け反るヒヨリ。カスミは更に指を動かした。
564カスミ×ヒヨリ:2005/11/01(火) 22:06:50 ID:0moWcbnN
「ンっ・・・」
ヒヨリは必死に声を出すのを堪えた。
「もう・・・いいでしょ?」
カスミがヒヨリに問いかける。ヒヨリはカスミが何を言いたいのか分からなかった。
「な、なにを・・・」
するきなの?と問おうとしたヒヨリは次にはその言葉の意味が分かった。
カスミがベルトをカチャカチャと外し、自分のモノを出し始めた。
「きゃっ・・・」
カスミのモノは大きく勃起していた。
「(やだ・・・昔見たのと全然違う・・・)
昔見たと言っても、幼少の頃一緒に風呂に入ったときに見たくらいだ。あの頃は性の壁など存在せず。お互いに羞恥心など無かった。
今は違う。
ここまで来てしまった・・・必然の出来事では無いにせよ、だ。
少なくとも男として認識しているこの状況で、カスミが性器を見せるということはそれなりのことを意味していた。
「まさか・・・」
「入れるよ・・・?」
「待って!それだけは・・・」
565カスミ×ヒヨリ:2005/11/01(火) 22:07:41 ID:0moWcbnN
ここに来てまた抵抗しだしたヒヨリだったが、既に遅かった。
カスミはヒヨリの上に覆いかぶさり、秘所に自分のモノを番えた。
ズブッ
「ああぁ!」
ヒヨリは処女だ。当然痛みも伴ってくる。
「痛いよぅ・・・カスミぃ・・・」
ポロポロ涙を流しながらカスミに抱きつく。
「ごめんよ・・・少しだけ・・・少しだけ、我慢してね・・・」
奥まで入りきったときには、痛みは治まっていた。
「大丈夫?ヒヨリ・・・」
「ん・・・うん・・・」
「じゃあ、動かすね・・・」
グチュ、グチュ・・・
ぎごちない動き。その音は雨の降る音で掻き消された。
「う、くぅ・・・」
「すごい・・・あったかいや・・・」
段々慣れてきたらしく、カスミは動きを早めていった。
パンッパンッっと小気味の良い音がしてくる。
「んっ、あっ、あぁん・・・」
「ヒヨリってそんな声も出すんだね・・・」
ちょっとからかい気味なカスミの声。ヒヨリは顔を真っ赤にした。
566カスミ×ヒヨリ:2005/11/01(火) 22:08:11 ID:0moWcbnN
「だって・・・ぅぅん・・・きもちいいんだから・・・」
「そうだね・・・僕も気持ち良いよ・・・」
「ああっ・・・カスミ・・・もう私・・・」
「うん・・・僕も・・・限界かな・・・」
今日は大丈夫だから、と囁く。分かった、と頷く。こんなやり取りだけでも今では喜びを感じていた。
カスミはぐっ、っとヒヨリの腰辺りを掴んだ。
「くぅっ・・・出すよっ・・・!」
「いいよぉ・・・だしてね・・・ちゃんと・・・ちゃんと・・・うけとめるからっ!」
ドプッドプッ・・・
快感の余韻に浸りながら、カスミは自分のモノを引き抜いた。
***
「・・・ごめんね、ヒヨリ。」
ポツリと言った一言。
「私だって・・・言い過ぎた。」
お互い背中合わせで座る二人。
「でも・・・するならもっとちゃんとしたかったな・・・」
カスミに聞こえない程度に呟く。
「うん?」
「何でもないわよ。ほら、雨、止んだみたいよ。」
窓の外を見ると、確かに雨は止んでいた。雲の間から太陽が見える。
「雨降って地固まる、だね。」
「そんな言葉じゃ片付けられないわよ・・・」
ヒヨリは半分呆れ顔。
567カスミ×ヒヨリ:2005/11/01(火) 22:08:45 ID:0moWcbnN
「まあいいわ。このことは許してあげる。」
「ありがと・・・」
「その代わり!」
「?」
何を言い出すのだろう?
「生徒会・・・入いんなさい。」
「ええ?」
「何か熱中するものがあったらあんたも変わるかもしれないでしょう?」
「・・・そうかもしれないけどさ・・・」
「けど、なによ?」
「なんでもないよ・・・」
適当にはぐらかし、カスミはヒヨリの方を向いた。
チュッ
立ち上がり様にキス。
「ちょ・・・っと!」
また赤くなったヒヨリを見て、カスミもちょっと顔を赤くする。
まだ夏は始まったばかり。
何があってもこのことは忘れないだろう。
カスミとヒヨリはそう思ったのだった・・・
568名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 22:09:42 ID:0moWcbnN
以上。
淡白で申し訳無い。
多分漫画版の方のキャラを使用。
一緒だと思うが・・・
569名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 22:51:36 ID:W0Ze7HI+
グッジョォォォォブッ!!
ハアハアした
570ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/11/02(水) 00:08:25 ID:sTjTbpgg
良かったです!
GJ!
571名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 00:30:07 ID:2b3DqD77
おっきした
572名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 00:38:55 ID:W58vcmF9
昔のノートを見たら、おやびんと子分が仲睦まじく結ばれる話が

ヤバイアリエナステラハズカシス
ナビがわからないので仲間ハイレナス
573名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 00:51:29 ID:2b3DqD77
>>572
うp
574名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 03:18:04 ID:sVimpejp
>>572
どっちだろ、気になる
イワノイ?カガミヤマ?それともおやびん両方とも?ハアハア
575名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 08:38:25 ID:W58vcmF9
いやカガミヤマじゃないよw
そんな目新しいもの読んでみたいな。
でも肉体をどう表現するかが問題だ
576名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 19:25:20 ID:EeG2QIDK
>>572
本スレのほうに上がっていたが・・・
上の話の二人http://i.pic.to/1swll
577名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 19:31:54 ID:rvbd7wMO
アダルトなサイトが出てきたのだが
578名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 20:40:39 ID:EeG2QIDK
>>577
アドレスバーに突っ込んでくれ
h抜けばよかったな・・・スマソ
579名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 22:31:27 ID:rvbd7wMO
見れた。ありがと>>578 超真面目そうなメガネ少年・・・
ナビにはおやびんみたいな子はいないんだろうか。
それ以前にイッキ編も途中で放り出してるけど。
ってーかメダのゲームとか未だに買える?
580名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 22:34:47 ID:Iles66Ld
中古ゲーム屋とか行けば大抵あるとは思うお
581名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 10:44:53 ID:BrU0wwb4
RoMが楽
582定期的にイッキ×アリカ希望保守する者:2005/11/03(木) 20:51:43 ID:fUHxNHR1
時間かかるけど
今 書いてるから

それまで保守ってくれ><

でも期待しないで
583名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 21:46:54 ID:xMBX4iZr
>>582
ガンガレ
ちょっとだけ活気付いてるから保守する必要は無いとオモ
584名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 21:49:18 ID:Jaa+y40f
wktk
585名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 23:42:16 ID:VEc+9Wnq
wkwktktk
586名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 11:56:15 ID:epGOwyKl
メダロットのエロスレって、実質ココだけなん?
エロ画像探してるんだけどなかなか見つからん
587名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 11:59:33 ID:/GbFuDPd
画像が欲しいのか
588名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 06:50:07 ID:u6SMEOoB
時は動き出す
589名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 21:29:22 ID:tbuRvb0V
昔は半角二次にメダスレがあったんだけどな。今はないんだよな
それに、メダ描いてた絵師のサイトもどんどんなくなってる始末。メダファンの未来は暗い
590名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 21:36:05 ID:WDPylX5N
('A`)
591定期的にイッキ×アリカ希望保守する者:2005/11/09(水) 00:57:48 ID:lahNOoeB
我らでどうにかできんのか
592名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 01:01:42 ID:K/7GTAW/
集う→誰かが先導
593前回ナビを書いた者:2005/11/09(水) 17:39:17 ID:gVVrby7Z
何か書きteeeeeeeeee!!
やっぱり今嵌ってるナビが書きたいんだが、どうしよう?
スペロボ団本部でエロ本見た後のフブキ×カスミとか、シデン×フブキとか書きたいんだけど・・・
594名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 17:47:34 ID:7i5H9YWc
イイヨイイヨー
595名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 18:45:08 ID:yBsiRPZ3
>>593
ワクワクテカテカハァハァフライング
596名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 19:04:51 ID:gVVrby7Z
じゃあ時間に余裕が出来たら書いてみる
今はちょっと忙しいから、期待せずに待っててくれ
597名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 22:24:20 ID:a3JUHd7k
全員自サイト持てばちょっとは盛り上がるのでは

とか言って実は住人顔見知りだったらどうしよw
598名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 03:29:45 ID:3jj3eCZP
こいなスレがあたのか…

ナビ専門でもよければ書いてみるかな…(´・ω・`)
599ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/11/12(土) 05:32:44 ID:bGVTxzUd
>>598
お願いします〜。
600名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 20:42:12 ID:Wy+QnVWC
600
601名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 01:11:10 ID:ja7hVL3H
ちょっと確認。
漫画版でシデンってRR社の社長だっけ?
602名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 02:18:22 ID:ja7hVL3H
ごめん、解決。
ただフブキとシデンの関係って明記されてないんだな
603定期的にイッキ×アリカ希望保守する者:2005/11/15(火) 00:10:35 ID:F7I52w4q
おっと、一日書き込みがないぞ

保守
604名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 07:57:31 ID:qOcoDKxx
VIPじゃねーんだから一日くらいじゃ落ちねーよw
605名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 09:00:02 ID:O5YXfbYI
age無くても落ちないよ
606名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 19:06:31 ID:LDuorftt
>>604

…がageてくれたお陰で、俺がこのスレにたどり着くことができた。
お礼までに、なんか書いてみようかね。
607ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/11/17(木) 19:59:15 ID:awpJzdwZ
>>606
是非お願いします〜
608名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 02:23:01 ID:VxiIEaaP
よっしゃー
ま、わりと短いものになるだろうけど、任せてもらおうかね
609ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/11/18(金) 17:01:17 ID:FG2nZRh2
>>608
おお、お待ちしてます。
610名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 20:26:57 ID:Tja6rCsA
乳首出しながら歌イマース!!
                    _
                  ,〃   ゙̄ヽ 、
            , ‐'' ゙゙ ー-" __      ``ヽ、
          /  __    /´ .`ヽ        ヽ
         /   /  ヽ ,'     ヽ        ヽ
        /   /   ,>と,-―--、、、゙i        ゙i
       /   l , ' ´    ,-―-.、 l゙l        l
       〈    レ       '  _,,,,,_  |゙l        |
.       ヽ   |,-―     γ,.-‐、ヽ !|           |
        ヽ  |´ ___       l:::::::::',゙i |        |
         ヽ .| iγヽ     Ρ::::ノ |  _,,-‐ 、  .|
         ゙l ヽ' レ::::|     `¨`   レ'´~    ノ   .l
          .|   ゙l',:::ノ、    ,,、   ヽヽ´   _,,ノ    |
          l  l´´  、-‐''´|       /    |ヽ  |
           |   l、  ヽ  ノ       〈  ,、  |  `ヽ
           r⌒ ヽ.   `''´         ヽ | ヽ |
               ` - 、 __ , -     ',ト-‐¨l/⌒''‐、_
                | ノヽ /、|ヽ   ,,.〃´  /     \
                レ ヽ/ 冫´ ,-‐''/./   /       `ヽ,,_
                   /| 、   / |    |         ノ \
                  .イ |',  / |  |   笑顔で犯れる日も 生理が来ちゃう日も
                 /|  | ヽ /  |  |   オレンジ色の カリに 溺れてイク!
                /  |  |  .レ   |   ゙l、
               /   .l  l _,, .--‐''´ ,-‐-、ト、 強くエロいまなざし 犯り続ける君を
             <´     .レ‐<       〈 ・ 〉ヽ 信じて今行くよ 君と 一緒に
             ヽ,     .イ・ 〉      .`ー'
         _  /\    |゙¨´  _,,. -―''¨`l  イヤ! イク!  やっぱり君が先さ!
       ,-'´  `v´   \   l、ヽ ̄    _,, -‐''   ビクビク ジュルジュル  イッキに全部掛ける
      r'     ヽ、、  `ゝ  ,j ` ̄ ̄ ̄
     ,,l゙    ヽ、 ゙iヽ ./ `-' ヽ           外? 中!!  何も付けずにめざせ!
     i"   ヽ、 ヽ,-' ,,ノ       `、         処女膜 膣内  イッキに全部出そう!
611名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 20:31:33 ID:mUvZNq7p
wktk
612名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 20:33:19 ID:vsJ31nAe
ワロタ
613名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 20:36:09 ID:ZcWW6d8S
イッキに膣はないだろう。と真面目に突っ込んでしまった自分orz
614555:2005/11/19(土) 07:44:52 ID:ub1xk5X3
シデン×フブキが描き終わるのにもう少し時間が掛かりそうなんだ。
申し訳無いが気長に待っててくれ・・・orz
615名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 20:33:34 ID:m6F6s5Ey
友達の遅漏がじれったく感じても 心の太陽は絶やさないで
どこまでも続いてる尿道という名の道は いつだって放てない君を待ってる
胸(見ろ)脱(処女)ワギナをいつも目指せ!
ギラギラ(ワクワク)テカテカ(揉み揉み)
イキアリはよきぼんぬ
616名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 01:16:40 ID:7j9HBL6V
メダロットか・・・
1と3はクリアしたが、他はもう途中で捨て置いたな・・・
俺は4で離れた。
617名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 19:41:31 ID:ASCF/kKM
久しぶりにメダロットをやった
メタビーはやっぱり強いな

なんでダメロットをいっぱい持ってるんだろ?
618名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 23:07:58 ID:wPyB5yAH
カワムラー…



ダメロットって何だったんだろうか
619名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 20:20:10 ID:j72V+yTA
ギャルに高値で売れる
620定期的にイッキ×アリカ希望保守する者:2005/11/30(水) 16:50:55 ID:4ZAz0nWo
保守
621名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 23:13:14 ID:yIvDxr6N
ho
622定期的にイッキ×アリカ希望保守する者:2005/12/04(日) 03:02:58 ID:nnosysuq
えぇい、誰かおらんのか!
保守
623名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 15:56:20 ID:CMKPlGw9
ノシ
624名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 22:22:37 ID:bqM6B9ty
真・メダロットだっけ?
従兄妹がしてたけど見てて死んだ。
メタビーがぁー!!!
625名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 22:43:03 ID:WAW1ja2b
エロじゃないけど書いてみた。設定や文章が粗いのは勘弁。

タッタッタッタ
僕は今、とあるメダロットを探している。
数年前に再開して以来、彼とはまともに会っていない上、どこにいるかも分からない。
だが探さなくては…探して伝えなくてはいけないことがあるから…。
 
―数ヵ月前―

『博士が亡くなられた?!』
『はい、お爺さまが…うっうっうっ…』

人が死ぬ、それは必然的なことだ。だがあの人には似つかわしくない。

僕が小学生だった頃に知り合い、それからもずっと付き合いがあった。博士は老人とは思えないほど若く、行動力があったのを覚えている。…だから必然的なことが僕には受け入れられなかった。

数日後に葬式をあげることが決まった。メダロットの権威だった博士の葬式は盛大に行なうそうだ。その手伝いをする中で、僕は博士との出会いを思い出していた。それはハロウィンの日、とあるロボトルをして『………彼も呼ばなくては……。』
その日から僕は彼を探した。久しぶりに快盗になり、様々な山林を回った。しかし葬式の日に間に合うことはできなかった。
 
しかし博士の死を伝えることはできる、いや伝えなくてはならないのだ。
そう信じ僕はそれからも探し続けた。彼を…友人として共に戦った彼を。

タッタッタッタ


626名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 22:44:09 ID:WAW1ja2b
追加、まだ途中だからね。
627定期的にイッキ×アリカ希望保守する者:2005/12/04(日) 23:05:15 ID:nUU+bzZI
おぉ、がんばれw
ロクショウをさがしてるのか?
628名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 23:22:37 ID:WAW1ja2b
 
ガサガサガサ
『やっと見つけた、君は…ロクショウ君だね?』
 
少ない情報を元についに僕は捜し出した。初代KWG型メダロット「ヘッドシザース」。すでに二十数年も昔のメダロットだ。だからいまでも稼働している可能性があるのは彼しかいない。

『何故、拙者の名を…?』
『いや……久しいな、あいつも元気か?』

仮面をつけていても彼には分かったようだ。

『ああ、元…』

途中まで言い掛けてメダロッチから威勢の良い声が飛ぶ。

『俺は元気だ!おいっヒカル!すぐさま転送しろ!!!』

『(はいはい)…メダロット転送!』

光の中でメダロットが組み上がり僕の目の前に現われた。初代KBT型メダロット『メタルビートル』。KWG型と同じ日に発売された旧型だが、コイツ(メタビー)はこのパーツしか付けようとしなかった。

『話は抜きだ!俺と戦え!!!』
いきなりそう切り出すと構えるKBT。
『戦いは好まぬが…お主となら良かろう!』
右腕からチャンバラソードを引き出すKWG。

こうなることは想像がついた、久しぶりに再開した二人に話等必要ない、戦えば通じ合えるライバルなのだから。


………


パタタタタッ!!
沈黙を破り、サブマシンガンの銃口が火を噴いた。

629名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 00:09:45 ID:spe2JbOR
ボン!ガッ!ボフッ!

『フン!』
造作も無く避けるKWG。

この程度の弾が当たるはず無いとKBTも分かっている。

パタタタタタ!
ドンッ!ドンッ!
リボルバーとサブマシンガンを撃ちまくる。
 
当たらない、しかしそれも時間の問題だった。

ガン!
KWGの肩の装甲に鈍い音が響く。
リボルバーが命中したのだ。
『ちっ!』

直ぐ様回避の方法を変えるKWG。

KBTはただ連射していた訳ではない。撃ちながら逃げるターゲットのスピードを計算し、弾の軌道修正を行なっていたのだ。
 
『どうした?!ロクショウ。腕が鈍ったのか?』意気がっての挑発、腕が良くなっても性格までは良くならないらしい。


………


再び沈黙が流れる、完全に気配を消したKWGはどこにいるかすら分からない。
 
………

『覚悟!!』

それは一瞬だった、懐に入ったKWGは構える暇も与えずKBTの右腕を切断する。

『メタビー!!!』

『ぐぅ!』
呻きながらもKBTはすぐさま右腕を切り離す。

バーン!
弾倉を真っ二つにされたため弾が誘爆したのだ。

『やるな、ロクショウ!!』

『お主も!!』

何年も前、廃校で戦ったとき決着が付かなかったロボトル。
彼らはその決着をつけたかったのだ。

月に照らされるKBTとKWG。僕が入り込む隙は既になかった。
630名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 00:16:25 ID:spe2JbOR
すまそ、用事ができたからまた後でか明日続き書くよ。
631名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 00:22:13 ID:my3j9Tqu
wktk
632名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 14:18:19 ID:v5Zv7Xms
hos
633名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 20:47:33 ID:spe2JbOR
続き↓

ザン!

『当たるか!!』

KWGの一撃が決まってから、一進一退の攻防が続いた。
 
暗闇からの奇襲を2回も許すほどKBTは甘くない。
またサブマシンガンが直撃するほどKWGも遅くはなかった。
 
パタタタタ!!
カン、カン!
『くそぉ、直撃しない!』

KWGにも弾は当たっていた。しかし致命傷になるようなダメージではない。
 
『捉えた!ハンノーダーン!!』
バシュバシュ!

頭部パーツ「ミサイル」から、2発の反応弾がKWG目がけて発射された。
 
『あまい、見切った!』
ジャキーン!


チャンバラソードにより反応弾は二つに切断されてしまった。

ドコン!ドガンァ!

制御が効かなくなった反応弾はあらぬ方向へ飛び、爆発音が4回響く。

ジャコン!
『止めだ!メタビー!』隙だらけになったメタビーにピコペコハンマーを構え突撃するKWG。

『ちいっ』

直ぐ様、弾幕を張り反撃にでるKBT。

しかし遅かった。
ハンマーはもうすでに顔の目前だったのだ。


バチィィィ!
ロクショウの勝ち、僕はそう思った。

634名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 20:50:47 ID:spe2JbOR


しかし決まる寸前、KWGの左肩から突如火花が走りハンマーが止まった。

『もらったぁ!!』

KBTは動かなくなった左腕を掴み、胴体を思い切り蹴飛ばした。

『ぐわぁぁぁ!!』

KWGは後方にある木まで吹き飛ばされ、背中から叩きつけられてしまった。

ガシャーーン!
抵抗することもできず、地面に落下。
 

『はぁ、はぁ、はぁ』


突然のハプニング、それはKWGの肩に当たっていたリボルバーの弾が原因だった。そこに負荷が集中し肩が停止。…偶然以外のなにものでもない。

『ん?抜けちまったみたいだな』

良く見るとKBTはKWGの左腕を持っていた。

『ヒカル!預かってろ!』

そう言いながら、左腕を投げて寄越す。

すでに生産中止になっている大切なパーツだと、KBTは知っているのだ。自分も同じだから。

『おい、ロクショウ!もうくたばっちまったのか?!』

……

三度静けさが辺りを包む。しかしまだKWGは終わっていないと、身構えるKBTだった。
635ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/12/06(火) 21:49:17 ID:/3uc/rmu
乙〜!
よいバトルです。
636定期的にイッキ×アリカ希望保守する者:2005/12/08(木) 01:00:14 ID:Z38Mulxx
そろそろ重くなってきたなぁ・・・・・
次スレはどうしようか?

↓ 意見ドゾー ↓
637名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 07:18:04 ID:U0urQMtY
なあに、まだ244KB
638名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 01:24:52 ID:fZnlJwZ6
じゃあ意見を一つ。おまいさんはコテ外した方がいいと思う
639名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 21:59:14 ID:lXrlMMUn
>>636 待たせたな
>>477の続き、これから書くぜ……って事で場繋ぎ

「あれ…………ない」
マンション近くのコンビニ、昼下がりの時間は客の入りも殆ど無く、今はメダロットが一体だけ。
その一体はレジ近くに置かれているアイス売場の中を、店員の好意により貸された踏み台に乗って覗き込んでいる。
「え、と」
ブラスは困ったように頬を掻き、店員に踏み台を返し、頭を下げると。店を出。一旦帰ろうとしたが。
ヒカルが働いているコンビニへ向かおうことにし。その前にそこの公衆電話で、アリカに連絡を入れよう――そう思ったが。
財布の中身を思い出して止めた。
「……暑いなぁ」
メダロットだからってこんな暑い中を行かされるなんて不公平だ、ブラスは漠然と思った。

太陽はまだ高い

一枚、
一枚、
その度に衣擦れの音が耳に聞こえ、床に正座させられているイッキの視線が熱を帯びていく。
――自身で言い出した事とは言え――
アリカはしま模様のパンティに手を掛けた所で、ふいに思った。
――私だけ脱ぐなんて、不公平、よね。

アリカは不意に笑った。
イッキは真意に気づかず、笑い返した。
640名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 22:01:35 ID:lXrlMMUn
200X年12月22日くらいまでには書き上げようと思う。
待たせて悪かった。
641名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 23:00:42 ID:SkbdBZv/
だめぇええ!肝心なとこばつにしちゃだめぇええ!

だがGJ!&ワクテカ!
642名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 16:24:23 ID:Tkz3HLxx
スーパーワクテカ
643名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 16:46:57 ID:WcxrejZk
wktk
644ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/12/13(火) 20:08:29 ID:7Fq5AYmL
GJ!
楽しみにお待ちしとります〜!
645イキアリ希望保守者:2005/12/13(火) 20:16:43 ID:fuIoyHNd
(;゚д゚)・・・・・
646名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 20:53:22 ID:f2KgvTZk
>>641
つまりこういうことだな。XX005年12月22日までには〜〜
一万と二千年後にまた会おう、サラダバーヽ(*´∀`)ノキャッキャッ

>>645
(´・ω・`)?
647名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 20:55:02 ID:f2KgvTZk
>>639からの続き、まだ前戯にすら入らない辺りのクオリティの低さを御覧下さい。


背を向けたまま服を脱ぎ、既にパンツ一枚となったアリカは、くるっと振り返ると。
「あんたも脱いだら?」
にまっと笑ってそう言ったアリカに、イッキはなんのことか一瞬理解できず、ワンテンポ遅れて。悲鳴をあげた。
「そんなにイヤがらなくても良いじゃない」
「いや、でも、だって」
「いいから、いいから」
楽しげなアリカとは対照的にイッキの顔は悲壮に赤らんでくる。
その手は下腹部に張られたテントに当てられ、どうにも離せない。
するのだから見られるのは当たり前だが、それでも幼なじみにギンギンに興奮したソレを見られるのは。恥ずかしいことの様に思えたから。
「い、いや、でも、ボクは後でちゃんと脱ぐから。アリカがががさ先に」
口をつく言葉は予想外に慌てふらつき、それが更にイッキの心を色めかせる。
「何言って――」
そして、口と心の慌てっぷりを無視した様に眼はアリカの胸に固定されていた。
海水浴に行った時の日焼け痕が残ったままの肩、薄く肋骨が透けるなだらかな胸元。胸は小さく少年の様だがきめこまかく織られた布地の如き肌に、淡い色を纏った蕾。
イッキは固い唾を飲み込み、見入るばかりに。その距離が縮まっていることに気づかないでいた。
648名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 20:55:55 ID:f2KgvTZk
「――してんのよ」
「へっ?」
視界が陰に覆われ、イッキが顔を上げるより早く。アリカの顔がイッキに迫り、イッキの顔を一別すらせず、その真下を見。
「なに隠して。っていうより、なんでそこ押さえてるのよ」
イッキの返事を待たず、アリカはイッキの手をひっぺがし
息を飲んだ。
沈黙するアリカに、「あ、いや、これは。その……違うんだ」意味不明な良い訳を並べ立てたが、アリカはその言葉を無視し。短パンのホックに手を掛けた。
「ちょっ、アリカ」
アリカは鼻孔をいつもより拡げ、正座したままのイッキのチャックを下げていく。
イッキはまだ何事か呻き呟き続け、顔はどんどんと紅潮していき。体は仰け反って、腕は体を支えるに終始しアリカを引き剥がすことも出来ない――するつもりは無かったが。
純白のブリーフはいまや強情なテントと化していて、その天辺は既に限界が近づいていた。
アリカは乾いたのどで息を飲み。汗が一滴、頬をなぞった。
恐る恐る手を伸ばし、ゆっくり、慎重に。そのテントの天辺に触れ、さわりと少しずらす。
それだけで硬くなったイッキのソレは、ブリーフの白い布地を左右に押し退け、アリカの瞳にその姿を焼き付けさせる。
649名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 20:56:31 ID:f2KgvTZk
薄茶色の外皮に包まれた、ピンクに紫を加えた様な亀頭は、縁に皮が少し引っかかり。それでも限界まで伸びをしようと、びくんっと時折アリカの眼前で振るわれる。
その先端から何かが跳ね、アリカの鼻先に掛かる。
「な、なに? おしっこじゃないわよね……」
不思議げに眉ねを寄せ、鼻先に指を触れさせ、付着した暖かみの残る液体を取り。そのネトッとした感触に顔をしかめ、再び同じ台詞を吐いた。
イッキは答えず、不始末な自分の息子を叱りつつ、アリカから視線を逸らし眼を瞑ろうとした。が、
「――ひっ」
「ねーねー」
アリカは無邪気な顔で、目の前のモノを爪で弾いたり、皮を引っ張ったりしながら。
「いつもはどうやってるのよ」
「いつもって……」
イッキは必死に声を押し殺し、絨毯を指で握りしめる。
下手打てば今にもイキそうな程だ。アリカの手が自分の股間をいじっている、それが胸を熱くさせ。下腹がメラメラと燃えていく。
「その、えぇと」アリカはたどたどしくも「一人で――一人でしてるんでしょ? そういう時、どうやってるのか、見せてよ」
「うえぇっ!!」


続く?
650名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 21:06:39 ID:WcxrejZk
おっきしたお
651名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 22:22:25 ID:DVW040aY
キタ
652イキアリ希望保守者:2005/12/13(火) 23:31:52 ID:fuIoyHNd
これで俺は、あと10年は戦える・・・・(゚д゚)
653名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 18:09:46 ID:Yu/0FFza
>>650-652
褒めても何も出ないんだからっ

ってことで>>649からの続き投下ヽ(*´∀`)ノ

「ほらほら早く早く」
アリカは身を屈めイッキの股間近くに顔を寄せたまま、おどけるように言ったが。
「な、なんで」至極真っ当なイッキの言葉を聴き、むむっと眉間に皺を寄せ。
「見たいから」
「だから、なんでっ」
更に皺は深め
「眠ってる間、人の体触ったクセに、ナニ言ってんのよ」
「あ、あれは」
「なにっ」ズイッとアリカの顔が、後ろに少し引いているイッキの顔に近づける。
イッキは視線を逸らして逃れようと試みたが、先回りされてしまい。元より壁際に座っていたせいで退路はない。ゴツンと後頭部が安っぽい壁にぶつかった。
「さあ」
アリカの眼が光る。

「……なんで」
結果的にイッキは負け、短パンとブリーフを脱いでベッドの端に座らされ。今度はアリカがイッキの前で正座している。
「ねぇ、そこに座らない方が――」
「特等席でみたいじゃない、やっぱり」
「あ、そう……」
まあカメラを持ってないだけまし、か。イッキは深く息を吐いた。
そして、自分のペニスを包むように優しく掴むと、ゆっくりと上下のピストン運動を始めた。
ゆっくりと言っても、それほど長さはないため一往復にはさして時間はかからない。
654名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 18:13:26 ID:Yu/0FFza
シュッシュッと自室でやるのと変わらない行為も、直ぐそこでアリカが見ているというだけで、異様に興奮してくる。
幾度かしたことはあっても、こうして目の前にいるアリカを見ながらにするのは。どうみてもオカズにしてるだけに申し訳なく思い、イッキは目を閉じたり逸らしたりしたが。
やはり視線はアリカに戻る、興味深げに自分のオナニーを見てる純な瞳に。
瞳は強気に好奇なまま、しかし口は半開きで、頬は朱に染まっていく。気のせいか額を流れる汗が増したようだ。
退いた方が良いとは言ったモノの、実際アリカの顔にかけられるかと思うと。何故か自分の心が沸く事を不思議に思ったが、そんなことは直ぐに頭から消した。
手の動きが増し、速っていく。
早くかけたい、早く、早く。と。
「ぅ――うっ」
「へ、どうした――」の。と言おうとしたが、言うより早く。イッキの亀頭の先端の割れ目から、勢いよく半透明の精液が飛び出。間近に居たアリカの首筋、顔めがけたように上手くそれらはアリカに掛けられた。
ぴくんっぴくんっと小さく脈打つペニスの如く、イッキは射精したことによる達成感と、アリカにかけたという征服感に満たされつつ、短く荒い息を繰り返しながらアリカを見る。
アリカは何が起きたのか、すら、理解できず。ただ呆然と顔の下半分にかかっている精液を指先で掬い取り、それを見たまま動きを止めた。
「ごめん」
イッキは取り合えず謝り、目線をうろつかせティッシュを探しながらも。アリカの顔をちらちらと見て、アリカが指についた精液を舌で舐めとるのをみて、短く呻いた。
「アリカ……?」
「…………」
イッキの吐息より短く、ため息より小さい言葉はアリカの耳には届かなかったらしく。
不意にアリカは悪戯っぽく笑い。
「へぇ。これが……イった瞬間ねぇ」
なんてことを呟きながら、再びイッキのペニスに視線を下ろし。
「あれ? ちっちゃくなってってる……?」
「一回だしたから……」

続く
655名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 18:15:45 ID:Yu/0FFza
とっととズバッ、バズンッ、ブヂヂヂヂヂと行きたい所なんだけど、なんか間延びすんなぁ。

まあ次々回くらいにはなんとか……
656名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 18:56:29 ID:L4Ay1gUf
帰宅途中に新着チェックしたら電車内でおっきっき
657名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 20:33:13 ID:xnPRIVsS
wktk
658名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 22:30:05 ID:oLBCnI8s
659ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/12/15(木) 09:38:06 ID:CqCdAH5s
乙〜!
GJです!!
660名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 16:50:51 ID:OisEu4QV
>>653
何も出ないとか言いながら
随分といいもの出してんじゃねえか、ヘッヘッヘ…
661名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 23:39:34 ID:MrIC5qCd
>>654からの続きっす。
前言い訳:ふぇらのビョーシャがヘタレなのはシヨーです
(*´∀`)

「ふーん」
アリカはアヒルの様に唇を尖らせると、つまらなさそうに漏らす。
その目は離れることなく、少しづつ小さくなっていくソレをみつめ。少し悪戯っぽい輝きが宿ったが、イッキはそれに気付かないでいる。
射精した。ということによる満足感と、それ以上に心を満たしている興奮は、未だ冷めていない。
パンツ一枚で自分の前にアリカが座っている、という状況。
出した瞬間のアリカの驚きの顔。
自分から出た、少なくとも綺麗ではない液体がアリカの顔を汚し、
そしてそれをアリカが口に含んだ。
馬鹿になるんじゃないか? そんな興奮は熱く。まるでロボトルしている時か、それ以上に燃えていた。
イッキはもえるような気持ちに満たされながらも、それはひた隠しにしていた。
未だ濡れているアリカの顔を拭く為のティッシュを目だけで探すが、物はあちこちにちらばり法則性はないため、かなり難儀な仕事と言える。
イッキは立って探そうと腰を上げようとしたが、アリカに腰を掴まれ。術なくベッドに引き戻され座らさせられる。
「――アリカ?!」
アリカの手は素早くイッキの前に回され、小さくなったソレを掴んでいた。
662名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 23:40:04 ID:MrIC5qCd
「擦ればいいのよね?」
アリカは事も無げに言う。
その平然とした様は、完全に動転しているイッキと比べると、とても同年代とは思えない。
アリカは無言を肯定と受け取り、包むように握ると、小さく小さくピストンさせ始める。
アリカの手には熱を帯びた肉棒の感触が、イッキ自身が出したねっとりとした液体越しに伝わり。余りに柔らかいソレは、少し力を加えただけで潰れてしまうのではないかと思えてしまう。
アリカは慎重に手淫を続けるものの、ソレはあまり大きくならず、先ほどの様に膨張しない。
それでも敏感になっているため、或いは他人の手でされているせいだろうか? 背筋をゾクッとする快感がイッキを撫ぜていき、小さく声が漏れそうになる。
上手く大きくならない自分の股間に対する呆れと落胆、そして
「もうちょっと強く――」
「アリカ、お願いしたいことがあるんだけど。イイ?」
「なに?」
イッキはごくりと唾を飲み込み、下腹部が疼くのを感じる。
「口で、その……えぇと」
アリカと視線を合わせ、思わずたじろいでいた。ゲスなことを頼もうとしている自分の心を読まれたようで
「口で? なによ。またキスしたいの?」
アリカは悪戯っぽく含み笑う。
663名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 23:41:03 ID:MrIC5qCd
イッキは深く、ゆっくりと深呼吸してから。合わせるのを避けるように逸れる視線をそのままに、
「舐めてくれたら、その、また勃つと思うんだ。だから、口で舐めて、舐めてくれない…………ダメ」
イッキは勢いに任せて全て言い切ると、いつの間にか閉じていた瞼を開き、横目でアリカを見る。
アリカは頭の上にクエスチョンマークを幾つも浮かべ「何を?」と短く問い返した。
沈黙と、物言わぬ右手の人さし指が答え。
「舐めるってまさか」アリカは露骨に顔を歪め「アンタのちんちんを?」
負けそうになるが引いては要られない、のだが。
「……だ……駄目、かな」
どうにも口ごもってしまう。
元来ある小さい頃からの力関係はそう覆るものではない、理解していながらも。イッキは自身情けなく思った。
本当ならもっと強気に自分主導で
けれど実際にはアリカ主導で、確かに『かけれた』という事は興奮したが、自慰させられている。
そんな情けない想いを察したのか、アリカはフフンッと鼻で一笑の後
「いいわよ」
楽しげに笑った。
根本を軽く掴み、裏筋の上を舌が這っていき、小さなペニスの皮に包まれた先端に付着したままの精液を舐めとる。
舌を置いたまま桜色の口唇を近づけていき、軽くキスする。
精液を吸い取る様に先端に吸い付き、唇と皮を絡ませ。顎を左右に揺らし、歯を当てないように慎重に口内でもて遊ぶ。
「うあ…………あ……」
イッキの指先は強くシーツを掴み、そのゾクッとする感覚をその身に受ける。アリカはそれを見て満足げに笑う。
舌をペニスに絡ませ、うねるようにその身の上を這わせていき、根本まで辿り着くと。筋をレールかにし一気に滑らせる。先端部が口から出る寸前にチュポッと吸った。
心なしか膨らんできたペニスの腹をアリカの唇がくわえ、あむあむとはむように甘噛みする。
それを次第に下ろしていき、厚い袋に包まれた睾丸を唇でくわえ、数度はんでから口の中に片方を入れ。あめ玉を舐めるように中で転がす。その間も手がペニスを握り、手淫を繰り続けている。
アリカの頭に何かが乗り、それが手だとアリカが理解したのは。乗っかてきた何かがアリカの短めな黒髪を撫で回し、少しづつ押してきたから。
アリカは短く肩を竦めると、睾丸から唇を離した。
664名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 23:41:33 ID:MrIC5qCd
再びペニスを口にくわえると、
――あれ?
先ほど口に含んだ時よりも大きくなっている、アリカは一人そう想い。唇をすぼめて先ほどと同じく吸い付こうとした、が。あっさりと先端が喉に付き、咽ぶ。
しかしイッキは離そうとしないため、唇をすぼめ、鼻で大きく息をして呼吸を整え。
首を動かして外そうとしたが
「うぅ、あっ……ああっ」
イッキの嗚咽の様な喘ぎに、アリカはふと考えると。
ペニスから口を外さず、手でするのと同じくピストンさせる。
息苦しいが、それもイッキの喘ぎを楽しむ一環と考えれば苦ではないな。アリカは考え、その口の動きを繰り返す。
素早く激しく繰り返したり、ねっとり吸い付くように繰り返したり、或いはその二つを混ぜたように。ねっとり激しくイッキのペニスに吸い付き続ける。
分泌される唾液が舌とペニスと唇に絡まり、それらの境界線を混ぜこぜにしていく。
アリカは上手く声は出せずに居たが、直情で喘ぐイッキに気を良くし。口淫を続ける。
「……で……で、ぇ。る」
うめくイッキの言葉を理解できず、ただの喘ぎだと聴き逃したが。
――その意味は直後に理解できた。
イッキの両手ががっしりアリカの頭を掴み、その瞬間に備えようとする。そのせいで自然、力が篭もり。アリカの頭は引き寄せられる。
喉までイッキの先端が迫り、また咽びそうになるが。そんな事を考える間などなく。
「……んあっ…………ぁぁ」
「んふ――ふがっ。……ひ…………うあ、あ」
先ほどよりも強く、激しく、鋭く。それは突くようにアリカの喉を襲った。
アリカはその場でせき込み、離れようとしたが。イッキの両手が許さず。半分近くを喉の中に直接注ぎ込まれ、残りは咥内の唾液を犯し。
咽んだせいで半開きになった下唇から漏れこぼれた。
665名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 23:48:56 ID:MrIC5qCd
(´・ω・`)なんとか12月22日(キ○グダムハ○ツ2発売)までにはケリつきそうですな。


そういやここにうpするかはわからないけど、随分前に書いたカリンちゃんのを増補改訂してたり。
来年の今頃辺りまでにはカリンちゃん×男子生徒数名でも書いてみようかと。想ったり想わなかったり。
ヽ(*´∀`)ノジャネ
666名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 23:53:31 ID:MrIC5qCd
間違えた
×来年→○来月
667名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 00:18:23 ID:nAmWftmN
うはーGJ
668ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/12/17(土) 02:07:16 ID:eh8FCZSE
>>665
GJ!!
いやいやいや良いです〜。
尻に敷かれまくりのイッキもらしくて良いですなw
669名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 17:28:30 ID:/UDnTAen
キタ(゚∀゚)コレ!!
670イキアリ希望保守者:2005/12/18(日) 23:55:02 ID:AGUGN4sj
ヤベェ、見るみる寿命が延びてゆく・・・・・
671名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 22:06:17 ID:Vph05c2Y
>>664からの続き

アリカは出してもまだ威様を保ち続け、喉に触れている亀頭から逃れるように、イッキの手を逃れ顔を離して。
大きく息を吐いて。赤い舌先をペロリと、こぼれた精液を舐め取り、口内に残っていた精液と唾液との合成液をのみ下し。「んふっ」と小さく、笑みにも似た吐息を漏らした。
口の中にはまだ若干苦みの様なイッキの『味』が残っていて、アリカは小さく笑った。
「ご、ごめ……口の中で出す気は――」
「あと一発くらいはイケそうね」
謝ろうとしたイッキの言葉を遮り、アリカはイッキのペニスを握り。未だ萎えていないソレに満足気に
「ベッドの上に寝っ転がって」
戸惑うイッキを余所にそう言い、イッキの答えを待たずに押し倒す。
「ちょっ、アリカ」
「不公平じゃない。アンタばっか」
ニカッと太陽の輝きをまとって笑い。イッキの上に跨る。腰を折って、イッキの顔にその顔を近づけ、唇と唇とを重ね合わせる。
柔らかな弾力がイッキの唇に伝わり、ぬるっと舌先が唇を割り入ってくる。イッキは条件反射的に舌を絡ませ、眉間に皺を寄せる。
それを見てアリカは顔を離し。舌先から涎をイッキの咥内に落とした。
渋面を浮かべるイッキは
「なんか、苦くない……?」
672名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 22:07:31 ID:Vph05c2Y
「自分のじゃない、我慢なさい」
「…………でも」
「文句言わないのっ」
言いながらもアリカは片手でパンツを脱ぎ、まだイッキにも見せていない秘所に手を滑らせ。自身の心を反映しているかのような状態に満足し、そのまま手をイッキの股間へ走らせる。
「……入れたい?」
アリカは窓から差す陽光受けて、冗談の様な話だがイッキの目には輝いて映った。
イッキは眩しげに首肯。
「ちゃっ、ちゃんと私に合わせなさいよ」
「…………何が?」
「……その……イクの、とかよ。そういうのっ」
声を荒げるアリカだが、その言葉はどことなくキレを感じさせない。
「努力するよ」
「そりゃそうよ。私のな、中に……入れれるんだからっ。ど、努力くらいなさいっ」
「うん……」
微細な変化、小さすぎる、見逃してしまいかねないほど。けれど

「もしかして、アリカ……」
今まさに入れんと決意したアリカをイッキの声が止め、アリカが視線を送っても。イッキは二の句を継がず。
「なによ」
「えっ、あっ、やっ、その…………なんでもない」
アリカの眉間に皺が寄り、目が微細につり上がる。
「なによ、歯切れ悪いわね。言いたいことあるならハッキリ言ったら」
イッキは視線を落とし、アリカの柔肌が視線を埋め付くし。その最下に映る、連結せんとするソレらを見て。
「勘違いかも知れない……けどさ」
「……なによ」
「もしかして、入れるの怖い? 入れたくないんじゃない?」
僅かな間。
それが正しく、アリカの返答としてイッキに伝わった。
「なっ、なに言ってんの。バカじゃない。私がこんな――こんな事いちいち怖がると思う? 思わないわよね」
「無理、しなくていいよ」
「無理じゃないっ」
「……ほんとに?」
「本当に――」
イッキの手がアリカの腰を掴み、引き落とす。アリカの手が既に狙いをつけていたおかげか、イッキの亀頭の先端が、アリカの恥丘に触れる。
「――ヒッ」
「ほら、怖いんだ」
イッキが手を離しても、アリカは動けずにいた。


アリカは――
673名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 22:11:02 ID:Vph05c2Y
(*´∀`)次回で一応ケリ(の予定)っす。
感想レス多々感謝。

最後はあっさりさっぱり終わっちゃいそうです。
674イキアリ希望保守者:2005/12/19(月) 22:54:00 ID:Ma/MSDHM
GJ!!!!!!!
ヾ;(;(;*;゚;∀;゚;);););ノ"アーヒャッヒャッヒャッヒャァー
675ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/12/19(月) 22:54:26 ID:KFB7d+Qh
乙〜!
GJ!
押せ押せのアリカもこう来ましたか〜。
最終的にどうなるのか、期待しつつお待ちしとります。
676名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 22:43:56 ID:fGwYeRvm
>>672からの続きです
前言い訳:(´・ω・`)本番ビョーシャが書けネ


「ほら、怖いんじゃない。それなら……残念だけど――」
優しく語る口調には、真実残念だという風ではあったが。今無理しなくても、いつか。そう遠くないいつかチャンスは訪れる。
だからこそ。イッキは自身から身を退かんと言った。
少しでも本意でないのなら強制すべきじゃないし、その場の勢いに任せるべき事柄でもない。
アリカの無言を同意に取り、イッキは目を瞑り小さく息を吐こうとした。その口唇が――塞がれた。

目を開けるとアリカの顔は無く、ヒカルの部屋の薄汚れた天井のみ。
「アリ……カ……?」
体の上、服越しに確かに感じているアリカの体温。
「――ね、イッキ」
漏れるような吐息が耳にかかり。少しこそば痒く、気持ちいい。
「やるの? やらないの? どうする」言おうとしたが、喉が拒否し、口唇が拒み。違う言葉を短く、「……なに」たったそれだけしか言えなかった。
「努力、してくれるんでしょ?」
それは本当にアリカの声だったのか、それほどか細く、小さな、言葉。
イッキは直ぐに答えることが出来ない。

アリカはそう思っていた。けれど――
「うん。努力する、できるだけ」
ハッキリとイッキは答えた、その心音が大きく強く高鳴る。
677名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 22:45:41 ID:fGwYeRvm
「……ほんと?」
「うん」イッキは小さく首肯
「絶対?」
「……うん」
「一人で勝手にイ、イかないでよ」
「…………努力、するよ」
頼りないがイッキらしい答えに、アリカは苦笑を禁じえないでいたが。
されど、先ほどハッキリと自分の言葉を受けてくれたイッキ。

――少し嬉しかった。

これまでの互いの関係を考えるまでもなく、イッキには無理を利かせてきた。これまでずっとそうだったし、これからもそうかも知れない。
だから煙たがられていても仕方ないって思っていた。
実際、女の子らしくない私よりカリンちゃんのが可愛いし、彼女にするなら……明らかに、ねぇ?
だから、イッキが無防備な私を見て。手を出してくれたのは、そういう気になってくれたのは、こういうとアレだけど…………嬉しかった。
確かに気の迷いとか、トンビに油揚げみたいなモンかもしれないけどさ。
けど、女の子として……
こういうのの対象として、
視てくれていた。それが――

「――じゃ、覚悟はいい」
軽く笑う、嬉しさを押し隠した照れ笑いの様な軽い笑い。
イッキはただ微笑み返し
「アリカの好きなタイミングで良いよ、アリカの自由にして」

だから――
「天国にイかせてあげ
678名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 22:47:12 ID:fGwYeRvm
「天国にイかせてあげる」
アリカは鼻でフフンッと笑い冗談めかす、
「なんだよそれ」
プッと吹き出すイッキに、アリカは頬を少し膨らませる。

――だから。

イッキが私に触ってくるのも、
イッキが一人でするのを見るのも、
イッキのを口に含むのも、
怖くはなかった。
だけど、イッキのを私の膣に入れる。その行為は、考えてる段階じゃ全然怖かったのに、直前になったら。冗談みたいに怖かった。
自分の膣がちゃんと、他のみんなと違っていて。使いモノにならなかったら。イッキと、イッキと一つになれなかったら――
それが怖かった。

だから、イッキが私の言葉をそのままに受けて、「努力する」そう言ってくれたのが嬉しい――

アリカはイッキの根本を掴み、先端と入り口とを触れ合わせる。唾を飲みこむ。ジトッとした汗が服に滲む。
「い、いくわよ」
イッキの確かな首肯に、アリカはそれでも三拍ほど間を開けてから、ようやく。ゆっくりと腰を降ろし始めた。
濡れたままのイッキの先端が恥丘を分けて、鮮やかなピンクの花弁へと押し入っていく。
「――ぅあっ…………あ……あ」
愛液に満ちた肉壷にイッキの先端が入り込んでいき、緩やかに押し開く。
「――ヒャアッ!」
ツッ、と。一筋、赤い線が落ちていく。
「ご、ごめん痛かった?」
「ううん。大丈夫。むしろ」アリカは少し苦しげだが、それでも変わらずハッキリと「気持ちいいくらい」
「ほんと?」
「ホントよホント、アンタにも味合わせてあげたいくらいに、ね」
イッキは小さく苦笑し、
「動かせる?」
「当たり前――て言いたいけど」軽やかに笑い「なんか上手く力はいんなくて……だから、イッキが動かしてよ」
「う、うん」

差し込んだまま上下を入れ替え、イッキは緩やかに腰を振り始めた。
吸い付いてくるというよりも食いついてくるアリカの肉壷を、最初の内は前後させるだけでも辛い。
「アリカ、力、抜いてっ」
アリカは朱に染まった顔を腕で隠し、イヤイヤと首を振って。
「なら、脚――ぅあっ……ふぁ…………閉じさせてよ。恥ずかしいのよっ」
目尻に涙を浮かばせながらアリカは言ったのだが
「今更じゃないか……」ボソッとイッキは呟きつつも、手で足首を掴み、更に脚を開かせた。
「なっ、ああぁ……なにっ、……すんのよ」
恥ずかしがるアリカが可愛かったから。
なんて事は恥ずかしくてとても言えないが、実際問題、現実にある問題が差し迫っていた。
679名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 22:48:32 ID:fGwYeRvm
「それが、さ……もう、ちょっとで……」
過敏になり過ぎたと自身で理解できる感覚、既に限界は近い。
イッキは腰のフリを早くしていく。
約束した身としては破る訳にはいかない、が。
「ごめん…………アリカァッ」
「――へっ、ちょっ、嘘でしょ」

    ×    ×    ×    ×

「宿題ね」
「…………はい」
「努力するって言ったくせに」
「…………ごめん」
「一人で勝手に三回も、」
「…………ごめん」
アリカはフッと笑い
「ま、良いわ。それよりも」
「それよりも?」
「も一回やりましょ」
「えぇっ!」
「今度は私がイくまで、いいわね」
「……無理」
「はぁ?」
「無理無理、もう無理だって」
そういうイッキの言葉にアリカは、人差し指をピンッと伸ばし
「まだ元気じゃない、だから――」アリカはニィッと笑い、強引にイッキの唇を奪うと
「がんばろ。ね? イッキ」
そう言って、小さく笑った。



「ただいまー」
ガチャッと開かれるドアをブラスに続き、ヒカルが入ってくる。
「いやー、バイトが早く終わってさー」
脳天気に言いながら居間の扉を開くと

「おやおや」
イッキとアリカはヒカルのベッドの上で、仲良く並んで眠っていた。
680名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 22:54:37 ID:fGwYeRvm
>>677-678が変なことになったorz

tp://mbsp.jp/n.php?x-up-destcharset=17
↑個人的保管庫、ここにこれまで投下した分入っとります。

どうも有り難うございましたm(_ _)m
681名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 23:23:48 ID:M3z16Cpp
普通にいい話だったな!乙
682名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 23:31:19 ID:ig6unlc3
乙でしたwww保管庫、情報所得失敗って表示されるが(´・ω・`)
683名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 23:46:04 ID:fGwYeRvm
>>682
あれ? マジで?んじゃ
tp://mbsp.jp/Rionwing/
こっちでどう?
○押して、sage入力。
☆はこのスレ外での活動なんで、パス要らないとは思うがyuri
多分PCでも見れる。
684イキアリ希望保守者:2005/12/20(火) 23:54:57 ID:y4yiCmwX
(゚д゚)全裸で・・・
(゚д゚)仲良く・・・
(゚д゚)並んで・・・
(゚д゚)昼寝・・・?
685名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 23:57:28 ID:fGwYeRvm
>>684
全裸とは書いてないぜっ!


服を着て、とも書いてないから。まあそこは想像に任せるwww
686名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 00:01:38 ID:ig6unlc3
>>683
見れた。GJ!
687名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 01:36:45 ID:c3QVslwq
創作の銭湯、作者あんただったのか!
他のも読みたい、と思ってた トン
688ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/12/21(水) 08:17:50 ID:plvLGuGk
>>680
GJ〜〜〜〜〜!!!
萌える展開で良かったです!

イッキ×アリカはいいなぁと再認識したですはい。
689名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 17:59:28 ID:5BIqAy6D
もう動きはないのか
690名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 18:14:57 ID:iumetQqs
動きとは?
691イキアリ希望保守者:2005/12/23(金) 02:42:49 ID:Wln1HvaV
>>690
このスレのことじゃないか?

俺センスないからむりぽorz
692名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 23:25:04 ID:JMnkL74Z
ちょwwwwなにこのシャングリラwwwww
こんな良スレあったのね。
693名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 02:47:57 ID:LRYflklv
イキアリ希望者さんは書いてる最中かと思ってた。
何か短いのうpして存続させたいがセンスないし無理。

神の降臨を待つ。
694イキアリ希望保守者:2005/12/24(土) 23:36:57 ID:ubdUzPAv
>>693
書いてなくてないんだが
シーンが飛び飛びで・・・・orz
695ぼくらはトイ名無しキッズ:2005/12/25(日) 22:50:02 ID:7aDsoSfC
>>694
まとまったら投下してくらはい。
お待ちしてます〜。
696名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 17:52:27 ID:sd9dP1/Y
>>683
俺の好きな銀盤もハケーン!!thx!!
697名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 23:51:27 ID:CMZcwWo9
>>694
頑張れ。マジ応援してる。

んで、保守がてら
山なし
落ちなし
意味なし作品投下ヽ(*´∀`)ノ

淡い色に濡れた双眸に映り込む、驚いたような戸惑ったような顔をした髪を無造作に伸ばした暗そうな少年。
その仄かに染められた頬は、微かに俯けられて出来た影により隠され。少年の内心は驚いて見開かれた目と、何かを言おうと開けられたままの口唇だけが、静かに語る。
「ユウくん……ユウくんがしたいなら……」
音が書き消えた密室に、それは聖堂の鐘の音の如く響き。彼の耳に余韻を残し、彼の体が静かに震えた。
先程、不意に重ねられ。そのマシュマロみたいな柔らかさと砂糖菓子にも似た甘い匂い、心臓が張り裂けるのではないかと思えるほどの心の高鳴りを彼に刻ませた唇は更に続ける。
「……う、うん。そうじゃなくて……その」
恥じらう唇はまるで花びらの演奏会の如く、軽やかなのに簡単に浮き沈む。彼はどんな顔をしたらいいか分からず、困ったような顔をしようと試みたが、出来ないでいる。
断ることも出来るというのに、彼の身体は緊張を解いていく、その身を相手に委ねるように。
彼女の細いが力強い手は彼の華奢な手を取ると
「胸が、ドキドキしてるの……ユウくんと一つになりたいって…………こんなに」
その手に導かれるまま、彼の手は作業着に包まれた彼女の胸に触れた。
細身の身体に似合わぬ豊満な胸の弾力が手に当たり、彼は薬缶の様に湯気を頭から出して。
「…………ナエさん」
手越しに伝わる鼓動に、彼女の双眸に映る自分を重ね。彼は静かに
「ナエさん……ぼ、ぼく」


「ドークス、転送!!」
彼が叫ぶと、前方の空間に積彩色の光が溢れ。真白な四肢を持つメダロットが現れる様に、イッキは顔を歪ませ。
「ちょ、まっ。待てって、ユウヅル、冗談、冗談なんたがらさー」
「ウルサイ! それ以上言う気なら。オマエと言えど容赦はしない」
「なんだよ。人が折角オマエとナエさんのラブイチャライフのノロケでも訊いてやろうと――」
「知るか」
「ち、なら付き合ってやるよ。やるぞ、メタビー」
イッキの傍らに立っていたKBT型と呼ばれるメダロットは手を掲げると「おうよ」と短く返した。
「行くぞ。ロボトルー」
「「ファイッ」」
698名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 00:00:30 ID:OHu72aSJ
どうわーー
699名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 21:15:18 ID:IurVvp75
>>589メダロットの絵師はもう復活してくれないのか・・・・?
700名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 16:03:33 ID:iVbTNZJx
自分で描いていかなきゃ廃れる一方では?
公開しなくても自己満足で描いてます。あんまり意味ねえ
701イキアリ希望保守者:2005/12/30(金) 20:13:27 ID:4zttlEt8
>>700 うp!うp!
702名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 22:27:16 ID:7+I1TIaT
そうか・・・俺も頑張ってみるか
703ぼくらはトイ名無しキッズ:2006/01/03(火) 09:49:49 ID:1AnGgyty
期待しつつ保守
704名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 00:24:23 ID:X4n2DeAq
どうでもいいけど魂のコーマドッグとやらに萌えた。あけおめ
705名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 16:22:30 ID:SDT3wk4+
誰だー旧シャア版でここ宣伝したの・・・
706名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 21:17:14 ID:ZBVaVh4Y
ここってエロいのしか書いちゃ駄目かね?
707名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 22:16:04 ID:kLg9B9Ou
個人的には他に書くとこがないんだから
ここでいろんなのが見たい。
そーゆーのは板的に無しなのかな。
708名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 14:39:28 ID:Yg2C06Zi
「危ない!」

最後に聞こえたのはそんな言葉だった。
宙に浮いている。
視線は遥か上方を向いてはいたが、足が地面に触れていないことはすぐにわかった。
下は水面。
後ろでは、一人の少女が両手を前方に突き出した状態で俯いている。

街中にはよくある小さな河、そしてそこにかかる小さな橋。
しかし飛び込む・・否、突き落とされるのは、恐らく自分の人生の中で最初で最後であろう。
(・・死にはしないだろうが)
本当に短く、しかし自分には遥かに長い時間に感じられたその一瞬、宙を浮いていた少年の体が、
重力に引かれ、段々と真下に向けて加速していく。
(マントが濡れるのは厄介だな)
少年は冷静だった、普段の生活からか、常に平常心を失うことだけはしなかった。
その冷静な思考の中で、少年はたった一つ、こう思った。
(この女は、自分がこの世で最も嫌いな類の人間だ)
709名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 18:02:19 ID:sGRoM2L2
>>706>>707
メダ復活のためなら何でもおkだろ
と、俺は思う
710名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 18:47:33 ID:PSe9TvnR
メダ復活かあ…
復活したらいいなあ…orz
711名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 17:44:48 ID:KJCz44XK
コイシマル×カオル

キボン
712名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 00:47:42 ID:Pze3O8mn
>>711
カオルって「もろちん」て言ってた娘だっけ?
713名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 16:27:56 ID:tqMpXpE7
イッキ♀×コウジ
スレ違いかな?
714名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 21:25:17 ID:p0hb0nnl
>>713
このスレの住人次第じゃね?
実際女体化・ショタを受け入れられないで荒れてるスレは沢山あるし
715名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 22:10:40 ID:IO/Tacxl
エロパロなら何でもおk
他の人はわからんが。

713はそれを既に書いたのならマジでうpして欲しい。
716名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 23:34:21 ID:UUz5idFt
>>713
アリだ(*´д`*)

名欄あたりに「女体化」とでも入れとけば良いんじゃね?
717713:2006/01/15(日) 14:15:58 ID:uDm02Exb
イッキが思いっきり受け属性だから
ミズチとかカラスとの絡みばっか思いつく。
801は勘弁だから♀になってしまう訳だが。
718名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 14:20:46 ID:VbdqPJtc
メイド少年ならおk
719名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 16:44:48 ID:NYbJh+zk
あのまま時が進んでいたらイッキ達は中学生…
ナマナマシス
720名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 21:29:06 ID:O3aFqRgM
とりあえず、そのうちメダのHP作ってみようと思う
721名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 21:32:20 ID:v3eefOrz
アドレス晒してくれれば定期的に行きますよ
722名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 00:04:06 ID:JWS9rCw9
↑IDがorz
723名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 21:27:20 ID:1OvBsDrr
ほしゅ
724定期的にイッキ×アリカ希望保守する者:2006/01/25(水) 03:05:19 ID:zNoGH5t6
ヤヴェ、死にかけてる 保守
725名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 12:50:05 ID:UMxAnZUg
708って完結したの?待ってるんだけど…
726名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 23:24:52 ID:j+BXqDSw
需要あったのか
書く気なくしてたぞ
727名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 00:08:26 ID:/hHX3OL4
こんなに過疎な状況ではどんな話でも需要ある
728名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 02:54:25 ID:30m48+eo
本当にその通りだよ…
729名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 00:59:57 ID:N8dCPLU4
保守アゲしときますね
730名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 09:36:03 ID:EvoVmItS
イッキ編カムバック
731名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 21:44:12 ID:7Dn28nVa
とりあえず書きかけ投下
先はまるで未定






メダロット本社、66階のある研究室。

機械油のにおいが立ち込めるその部屋の一角に、彼はいた。

薄暗い部屋の中で、ひたすら机の上のコンピュータに向かい、何かを打ち込んでいる。目の前のモニターに映し出されるのは、まるで見たこともないような英単語が並ぶ表と、小数点以下の数が両手では数え切れないほどに並ぶ数列の数々。

彼は手元に置かれた、研究資料のような分厚い書類の束を見やりながら、ただ打ち込む作業を繰り返していた。

部屋の中にはモニター以外に一切の採光はなく、彼が触っているコンピュータ以外は、何があるのかさえまるで分からない。そんな暗闇の中で、ひたすらにキーボードを叩き続ける彼の様子は、少し狂気じみているようにも見受けられた。

「ヒカルくん!終わったかのー?」

陽気な声と共に、その部屋のドアが勢いよく開かれる。

部屋の光で、その人物の影が長く落ちる。しかし逆光のせいで、その顔を伺うことは出来ない。

声の主は初めその暗さに戸惑ったが、すぐに入り口脇の蛍光灯のスイッチを見つけ、それを適当にバチバチと点けていく。

天井に設置された蛍光灯が、パチパチとまばらに点いていく。

「……博士。これ、まだやるんですか…」

部屋の中がようやく明るくなって、開口一番に彼はそういった。
その目には生気が宿っておらず、目の下はクマで青ざめていた。

「バッカモン!このくらいで音を上げてどうする!男だったら根性じゃあ!!」

拳をぎゅっと握り締めて、その老紳士はそう力説した。

白衣にサングラスという風体がただでさえ浮世離れした雰囲気をかもし出していて、更に見た目の年齢と釣り合わぬ覇気が、いっそうその雰囲気を強める。…この手の技術職にありがちな、典型的な研究員という感じだ。

「今日で3日連続カンヅメですよ…博士〜、勘弁してくださいよ〜…」

対して、パソコンに向かう男は、いかにも優柔不断という感じの顔立ちの、青年。その顔立ちは優男と表現しても申し分ない整い具合だが、むしろそう呼ぶには疲労感が漂いすぎている。

「まあったく。最近の若いモンは気合がないのお。」
「って、博士の時代と一緒にしないで下さいよ!」
「なぁにをいっちょるか。…いいか、男とはすべからく“魂”じゃあ!」
「……はぁ…」

どこか、腐れ縁のような雰囲気をにおわせる彼らの会話は、聞くものがあったならきっと、思わず笑い出してしまうに違いない。

「…とは言っても、さすがにその様子じゃあのお…まったく、情けない。」
「…もう何でもいいですから、とにかく外の空気を吸わせてくださいよ……」

そう言い残して、その青年はふらふらとその部屋を出て行った。

バタン、と閉められたドアを前に、いかにも博士という風体のその老紳士はやれやれとため息をつき、はなはだ呆れた様子だった。

「…まったく、あれで日本メダロッターランキング第1位じゃと言うんじゃから……人は見かけによらんのお。」
732名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 00:05:53 ID:Eu2R5gKf
wktk
733名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 00:07:27 ID:F6wSJwIH
なげえwwwwwwktkwwwwwwwwwwwwww
734名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 00:59:23 ID:KltskXxu
支援アゲ
735731:2006/02/06(月) 00:41:37 ID:Idts1FES
なかなかまとまった時間がなくて次書けない(・ω・`)
とりあえず保守age
736名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 21:38:28 ID:ETGrvwGX
>>731=735氏
自分のかけるときにかいたらいいよ、いつでも待ってるから
737731:2006/02/07(火) 00:09:54 ID:XNBIv8yj
>>736

thx
そう言ってもらえるとやる気うp&リラックスできますわ。


ということでなんとか次が書けたので次レスで載せます。
流れがおかしかったり文章に違和感があったりするのはご容赦(・ω・`;)
738731:2006/02/07(火) 00:12:00 ID:LTWEdWK7
場面が違うけど731の続きです。
エロシーンは当分先というか。
一応キラヒカ+イキアリの予定。



メダロット社の広大な敷地の中に設けられた社内カフェ。純喫茶という雰囲気の店内の一角にある、向かう一面がガラス張りになったカウンター席に、女性がひとり、座っていた。

カウンターに置かれた書類を手に取ってその端を揃えると、かけていた眼鏡を外して、コーヒーを飲む。

「(……ふう。…これでOKね。)」

彼女がかちゃりとコーヒーカップを置くと、チリンチリンと入り口のドアが開く音がした。

今は勤務時間。一般の人はパスがなければ入れないところだけど、それでも時折抜け出してコーヒーの一杯、タバコの一本でも吸いに来る人はいる。
だから、この昼下がりの時間帯に、カフェに人が入ってくるのは別に珍しいことじゃない。

彼女はそちらを向くそぶりもなく、デスクワーク漬けだった書類の下に置かれた雑誌を手に取る。

「あら、キララさん!」

自分の名前を呼ばれて、彼女は反射的にその方向を振り返る。
そこには、開襟シャツの上に白衣を羽織った女性。

「……あー!ナエちゃん!」
立ち上がり、手を振るキララ。ナエもそれに答え、ささやかに手を振る。
「久しぶりですね。今日もアルバイトですか?」
「そうそう。夏休みだからねー、ほとんど毎日よ。」
「あはは。ヒカルさんも一緒に?」
「んー、まあね。ま、たぶん博士にこき使われてるんだろうけど。」
ナエはくすくすと笑った。
「おじいさん、あれでかなりヒカルさんのこと気に入ってるんですよ。」
「あはは。そうかもね。」

小一時間ほどだろうか、二人はしばらくの間立ち話にふけり、積もる話を消化していった。

「…何か飲まない?私がおごるよ?」
「あ、ごちそうになります。」
頷いたナエに、キララは自分の隣の席を進め、カウンターに置いてあった雑誌をどけようと
キララがその雑誌を手にとった時に、ナエがその雑誌の表紙を見て言った。

「あれ? その雑誌、週間メダロットですか?」
ナエは不思議そうな表情をした。

「うん。あはは、ほら、メダロット社のアルバイトっていっても幅広いでしょ?子供とかにも対応できるようにしておかないとさ。」
「あいかわらず、キララさんは真面目ですね。」
ナエは関心したような笑顔を浮かべ、キララは少し照れたように笑った。

「あ、そういえば」
ナエが両手をぽんと叩いた。

「今日、イッキくんとアリカちゃんが本社に見学に来るそうですよ」
「へー! あの二人が来るんだあ!」
キララは本当に楽しみに感じているのか、満面の笑みだった。
ナエは相変わらず落ち着いた表情だったが、それでもやはり楽しみであるらしく、とても明るい表情だった。
739731:2006/02/07(火) 00:13:37 ID:LTWEdWK7
また場面が変わります_| ̄|○
漫画みたいなイメージで進行させてるので
相当違和感あります。ごめんなさいorz




「…しかしながら、メダロットの市場は相変わらず本社の独占だね。」

革張りの高級そうなソファーに深く座り込んだ青年は、
机に据付けられたのディスプレイを眺めて、そう呟いた。

そこには円グラフや某グラフ、株のチャートのようなものなど、
一見しただけでもそれなりの量の情報がまとめられているらしかった。

「……一寸先は闇ですよ、ユウキちゃん。」

ソファーの横に置かれた丸椅子に座った、どこかおっとりとした雰囲気の女性が、たしなめるような口調で言った。

「はっはっは。ハニー……パティはやっぱり賢明だね。」

ユウキと呼ばれたその青年は、決して安物でない光沢を放つ机の上に置かれた、派手な装飾の施されたカップの取っ手を持ち、まだ湯気の立ち上るコーヒーを優雅な仕草で飲んだ。

黒いスラックスに赤いワイシャツという出で立ちからか、全体的にどこか気障な雰囲気のその青年。しかしその表情は凛々しく、目鼻立ちはかなり整っている。

「…パティ、そういえば。例のレトルトくんは元気にやってるのかな。」
「……博士にいじめられていないか心配だわ。」
「はっはっは。それについては僕も同感だ。」

そう言いながら、ユウキはまた一口、コーヒーを飲んだ。

そして丁度その頃合で、机の上に置かれた古風な電話のベルが鳴り響いた。

「もしもし?」
「ニモウサク副社長。天領イッキ様と甘酒アリカ様が中央ロビーにお見えです。」
「あぁ、来たのかい。わかった。すぐ行くから、そこで待たせておいてくれたまえ。」
「かしこまりました」
電話の相手は恭しい返事を返し、ユウキは受話器を置いた。

「お客さん?」
「とびっきりのゲストさ。今日は楽しい一日になりそうだ。」

そう言い残すと、ユウキは軽やかな足取りでその部屋を後にした。
740名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 22:41:47 ID:OkHyGMva
wktkアゲ
741名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 18:02:57 ID:fKWt/RK3
捕手
742名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 23:36:42 ID:fOZxc/Bq
久々に来た
>>739の続きをwktkして待つ


所で、上の方で出てたけど。ホントにTS、というかコウジ×女体化イッキはあり?
743名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 00:46:30 ID:ogSQm9XI
ありあり
744名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 01:06:48 ID:dbYxnv6g
当然wwwwもうなんでもあり
745名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 10:11:05 ID:21ZN2YG8
でも、さすがにBLはやばいだろ?
746名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 10:14:32 ID:ogSQm9XI
BLでも百合でもなんでもいいからとにかく降臨してくれ
747731:2006/02/12(日) 23:21:46 ID:AtdNF51e
続きを投下。長いので次スレに分けて。。
文章力が低いのは仕様ということで…_| ̄|○




メダロット本社、正面ロビー。

全面ガラス張りの構造は、、優美な雰囲気を醸し出すオブジェ、
そしていかにも高級そうな誂えのソファーなどは、世界を股にかける大企業の羽振りを表しているかのようだ。

「…ちょっとイッキ。あんまりキョロキョロしないでよ?」
たしなめるような口調で、アリカが言った。

「そんなこと言われても、あぁ!凄いよアリカ、あれ見て見てー!」
イッキは、アリカの的確な忠言などまるで無視するかの如く、あちらこちらを指差しては大げさに騒ぐ。
そんな様子を見て、アリカは呆れたように深く溜息をついた。

「……もう。勝手にやってなさい、バカ。」

アリカは呆れ顔のまま、頬杖をつく。
そして意味もなく辺りを見回した時に、見知った顔の男を視界に見つけた。

「…あ。」
アリカは思わず、そう声を出す。

男もイッキたちの姿を見つけたらしく、小走りでそちらに駆けていった。

「イッキ!ちょっと!」
アリカは、いまだ興奮冷めやらぬ様子で騒ぐイッキの耳を引っ張り、少々乱暴に自分の方に向かせる。

「いたた、いたいってアリカ!」
「ほら、イッキ!」

アリカに促されてイッキが見上げた先に立っていたのは、
メダロット社副社長、ニモウサクユウキその人だった。


「やあ、イッキくんにアリカちゃん。相変わらずだね。」
そう言って、彼は前髪を手でサっと流した。

「ユ、ユウキさん!?」
あまりに唐突なその登場に、イッキは驚いた様子で声を上げた。
アリカも、イッキほど極端ではないにしろ、十分に驚いている様だった。
748731:2006/02/12(日) 23:22:25 ID:AtdNF51e
「まさか、わざわざユウキさんが迎えに来てくれるなんて…。」
アリカはすっと立ち上がって、ユウキと目線を合わせた。

「元々君たちとは、多少なり縁があったからね。このくらいは当然さ。」
そう言って、ユウキは涼やかに微笑んでみせた。

「なんだか、わざわざすみません」
アリカは大人っぽく、丁寧な口調で礼を言った。
ユウキはそれに、ニコっと笑って応える。

「…ってあんたはいつまで座ってんのよ!」
アリカはイッキの耳を引っ張って、無理矢理立ち上がらせる。

「いたた、いた、いたいって!アリカ!」
「あんたねー、もうちょっと礼儀ってものを覚えなさいよねー!」
「ア、アリカだってそーゆーとこあるじゃんか!」
「なによー、言ってみなさいよー。ほらほら、どうしたのー?」
「う、うう…」

いつもの調子で始まった二人の会話を前に、ユウキは自然と微笑を浮かべていた。


(…僕が子供の頃、ちょうどヒカルくんとキララくんがこんな感じだったなあ……。)


「だいたいあんたは昔っからねー!」
「ううう…」
イッキはすっかりアリカに言いくるめられ、完全に押されていた。

(…これは将来、尻に敷かれるタイプだなあ)

そんなことを考えると、ユウキの顔からまた笑みがこぼれた。

「まあまあ。これだけ広いんだ、多少はしゃいでてもしょうがないさ。」
ユウキが、いかにもな大人の意見で場をなだめにかかる。

「イッキの場合はそれが多少じゃないから問題なんです。」
アリカは眉をしかめた。
「う、うるさいなあ…アリカだって昔はさあ。」
イッキも一応反論はするが、それはもはや効果などない、形式的なものだった。
749731:2006/02/12(日) 23:24:25 ID:AtdNF51e
(言われれば言い返す。言い返されればまた言い返す。
…とるにたらないケンカだけど、見ていて飽きない。
……だからこの二人は面白い。)


「あっはっは。…君たちの将来が楽しみだよ。」


この二人はきっと将来、お互いがかけがえのないパートナーとなる。
そしてきっと、今よりももっと愉快なやり取りを見せてくれるに違いない。


そんな思いを胸に、ユウキは、本当素直にそう言った。


「「……はい?」」

二人は、ユウキの言葉の真意をはかりかねたのか、
ぽかんとした表情で顔を見合わせた。


「ま、それはさておき。」
ユウキはそこで言葉を区切り、腕時計を見た。

「見学の前に、昼食でも食べるかい?そろそろそんな頃合だよ。」
「どうする、イッキ?」
「うーん……確かに、おなかは空いたかも。」
イッキが腹部をさするような仕草をする。
「それじゃあ、先にレストラン街にいこう。」
「…メダロット社にレストラン街があるんですか?」
「なあーんだ、知らないのー?イッキー。」
アリカが茶化すような笑みを浮かべる。
「…し、しらない。」
「まあ、無理もないさ。…ここは確かにメダロット社の本社だけど、君たちみたいに見学に来る人も多くてね。」
「やっぱり、たくさんいるんだなあ…」
「それで、そんな人たちを社員食堂になんか案内したら、社員たちも困るだろう? 今日なんかは殆ど人数がいないけど、週末ともなると結構な数になるからね。」
「それで、レストラン街を作ったってわけ。わかったー?」
小馬鹿にするように、アリカはイッキの額をつっつく。
「む、むう……なるほど。」
「まあ、そんな堅苦しい話はさておいて。早速、行こうじゃないか。」
「「は〜い!!」」

イッキとアリカは、仲良く手を上げて、元気に返事をした。


(…君たちは、本当に面白いよ。)


ユウキは、心のなかでそう呟き、微笑んだ。
750731:2006/02/12(日) 23:25:39 ID:AtdNF51e
早速ミス発見_| ̄|○

一行目の「前面ガラス張りの構造は、、」の「は、、」は要らなかった。
ていうかスレ消費スマソ、マジスマソ。
751名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 04:42:59 ID:nKg5hHgQ
アニメダのボイスに脳内変換して読むのたのしー( ^ω^)
テラ乙wwwwww
752ぼくらはトイ名無しキッズ:2006/02/13(月) 19:32:31 ID:EDVEz2Sp
GJです!
753731:2006/02/14(火) 00:37:02 ID:u+cmVzM8
なんか書くたびに文章力がないことを痛感する…
セリフの間の行動の描写とかどうやればいいやら。(^ω^;)



廊下を歩いているだけで、二人には彼がどれほど凄い人物かということが理解できた。

新入社員らしいかなり若い社員たちは畏敬たっぷりのまなざしを彼に向け、
どう考えてもユウキよりも一回りは年上であろう壮年の社員たちは、すれ違うたびに笑顔で深々とお辞儀をする。

年功序列という、二人の頭の片隅にある常識で考えるならば、それは全く持って度し難いものだった。

「……ユウキさんって、本当に凄いのね。」
アリカが、イッキだけに聞こえるような小声でそう囁く。

「…本っ当だよね。副社長、っていうから、まあ、当たり前なんだけどさ……」
イッキは感嘆の溜息まじりに言った。
「……なんだか、とんでもない人にとんでもないことさせてるみたいね…」
アリカは珍しく狼狽した様子だった。

そこそこに身近な人物の、余りある威光。
それをこうまで見せ付けられてしまっては、それは無理のないことだった。

「…二人とも?どうしたんだい。」

そんな二人の心中を知ってか知らずか、ユウキがふっと後ろを振り向いて歩みを止めた。

「あぁ、いやあ………ユウキさんって、すごいなあ、なんて…」

イッキにそう言われたのが意外だったのか、ユウキは目を丸くした。

「…そうかな。…僕は、僕よりももっと凄い人を知っているよ?」

「え?」
ユウキはそこで、意味深げな笑顔を浮かべた。

「君たちのよく知る人、さ。」
それだけを言うと、ユウキは再びすたすたと歩き出した。

二人は暫くの間、ぽかんとしたまま、その後姿を眺めていた。

「ほら、早く行こう。あんまり遅くなると、せっかくのランチメニューが終ってしまうよ?」

ユウキに促され、二人は心の中のささいな引っ掛かりをそのままに、駆けていった。
754名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:04:28 ID:I7yReDaC
毎度のことだが、期待させられまくっている俺がイル
755名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 05:22:04 ID:xtYNtna6
wkwktktkwwwwww
756名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 14:54:28 ID:tXuAbVKT
保管庫
757731:2006/02/14(火) 23:48:46 ID:u+cmVzM8
相変わらず文才ないですが、とりあえず続き投下。
例によって複数レスに分けてますので、あしからず。




「…ごちそうさまでした。」

しとやかさを感じさせる仕草で、ナエはフォークを皿の上に置いた。

「どういたしまして。」
「なんだかごめんなさい、飲み物だけじゃなくお昼ご飯まで…」
「いーのいーの!昔っからの付き合いじゃない!」
言いかけたナエを遮るように、キララは元気な口調で言った。

「それにしても」
キララは、ちょうどコンパスを刺すときのようにスプーンを皿に立てながら続けた。
「相変わらずキレイよねー。ナエちゃん。」
「そ、そうですか?」
ナエは少し視線を下げて、やや俯き加減になる。
もともとの長い黒髪とあいまって、その仕草はいっそうしとやかさを感じさせるものだった。

「なんてゆーか。ヒカルの惚れそうなタイプみたいな感じ。…なぁんて。」
キララはからかうような笑顔を浮かべながら言った。
だが、ナエはその言葉を聞いた瞬間に視線をあげ、じっとキララの目を見つめた。
「それを言うなら、キララさんじゃないですか?」
いきなりそう返されて、キララは一瞬狼狽したような表情を見せた。

それはその言葉についても無論だったが、それ以上にナエの表情だった。それは怒っているものとは少し違う。
咎めるでもなければ、叱るわけでもない。
でも、そこに余分な緩みはなく、ただ真剣に何かを伝えようとするような、そういう表情に。

「え? 私が? ヒカルの? …あはは、それはないよー。」
キララは、どこか他人事のような口調で空々しく言った。

「そうでしょうか。…私も、割と昔からヒカルさんのことは知ってますけど。案外、ぞっこんだったりするかも知れませんよ?」
「!! ぞ、ぞっこんって! べべ、別に私とヒカルはただの幼馴染で、えっとその、別にそういうような仲じゃ…!」
慌てふためいた様子で、キララが懸命にフォローを入れようとする。
だがナエは、そんなキララの心中などまるでお構い無しに話を続けた。
758731:2006/02/14(火) 23:50:34 ID:u+cmVzM8
「…キララさん。私、その内に伝えなくちゃいけない、って思ってたんです。」
ナエはこれまで以上に真剣味のある表情を浮かべ、動揺の色を隠せないキララをじっと見据えた。

「確かに、キララさんとヒカルさんはただの幼馴染かも知れません。」
「……」
キララは、軽く唇を食んで、ナエの話を聞いた。

「…私も女性ですから。正直なところ、ヒカルさんに異性としての魅力を感じたことはあります。」
「…。」
「本気で告白をしようと考えたこともあります。…でも。私は、打ち明けませんでした。」
そう言って、ナエは少し視線を落とした。

「…どうして?」
当たり前だが、最大の疑問がキララの口をついて出た。

「あなたが、いたからですよ。」
突然強められた語調に、ナエから視線を外していたキララははっとしてその顔を見た。

キララは、自分の存在を理由に告白を諦めたのだというナエの言葉に、
少なからず異性としての対抗心に似たようなものがあるのだと思っていた。

だが、ナエは優しく、包容力を感じさせる笑顔を浮かべていた。

「…こんなことを言うと、ロマンチシズムに浸るみたいですけど。」
そう前置きして、ナエはすっと目を閉じた。

「…ヒカルさんの中には、いつもあなたがいるんです。」
「………わたし、が……?」
「…はい。」
ナエは膝の上に手を合わせ、続けた。

「ヒカルさんと話している時に、キララさんのお話が出なかったことはありませんよ。」
「…私の?」
キララは少し驚き、目を瞬かせた。

「……ええ。」
ナエはゆっくりと頷いた。

「あんなに素敵な笑顔であなたのことを話されたら……なんだか、妬ましいだなんてことも思えませんでした。」
「……。」
キララの表情が曇る。
759731:2006/02/14(火) 23:51:55 ID:u+cmVzM8
「…ごめんなさい。言葉を選びませんでした。……でも、本当に幸せそうな笑顔なんです。」
「……そう、なんだ…。」
「私は、…。…いえ。」
ナエは何かを言いかけたが、そこで言葉を区切り、言い直す。

「…キララさん。私は、あなたのことを、本当にいいお友達だと思ってます。」
「………ありがとう。」
「でも、…だからこそ。キララさんには、もっとしっかりして欲しいんです。」
「…」
俯き気味なキララと対照的に、背筋をぴんと伸ばしたままナエは言った。

「私は、本当にヒカルさんの幸せを望みたいから。……だから、キララさんには、もっとしっかりして…欲しいんです。」
ナエは寂しげな笑いを浮かべながら、そう言った。

「……ごめんね。」
ぽつりと、呟くようにキララは言った。

「…わたし……、……、……でも、こわくて……っ……、…………、だから……っ、…」
キララは肩を震わせて、両の目尻に涙をたたえていた。

「……キララさん、……。」
「っ……、……。」

キララはしばらくの間、静かに咽びいていた。

それは、ナエに対する悔恨と感謝の涙なのか。
あるいは、自分自身に対する、不甲斐なさを嘆く涙なのか。

「……ナエちゃん、…ありがとう。」

しばらくそうした後に、キララは少し赤くなった目でそう言った。

「………ごめんなさい、なんだか本当に…………、本当に、ごめんなさい。」
「…謝らなきゃいけないのは私のほう。……私、結構ズルいよね。」
そう言って、キララは少し自嘲気味に笑った。
だが、その表情に曇りはなかった。

「…ありがとう。それと、ごめん、ナエちゃん。……」
「そんな……とんでもない、です…」

そう礼を交し合い、二人は暫くの間じっと見詰めあった。
760731:2006/02/14(火) 23:52:25 ID:u+cmVzM8
その途中、ナエの携帯電話だろうか、聞きなれた流行歌のメロディーが流れた。

「あ、すみません…………もしもし、私です。……はい、わかりました。すぐにそちらへ行きます。…はい、それでは失礼します。」
ナエはパタンと携帯電話を閉じて、キララの方へ向き直った。

「ごめんなさい、ちょっと商談の席に呼ばれちゃって…」
「ううん、いいのいいの。私のことは気にしないで!」
キララはまた気丈さを感じさせるいつもの表情に戻って、そう言った。

「……ありがとう。……今度は、私が何かおごりますね。」
「…うん。…楽しみにしてるね。」

そう言って、二人して屈託のない笑顔を交わした。

「じゃあ、また今度だね。」
「今日の夜にでも、私のほうから電話します。いいお店、知ってますから。……じゃあ、さようなら!」
そう言い残して、ナエはぱたぱたと慌しく店の外へと駆けていった。



(……おじいさん、あれで良かったのかな………だいぶひどいことしちゃったような気が…)



時刻は午後一時。
食堂のランチタイムが終る頃だった。
761731:2006/02/14(火) 23:54:33 ID:u+cmVzM8
ひとまず今回の投下は終了(・ω・`)
Hシーンまで折り返し地点を過ぎた感じです。
場面がちょくちょく変わるのはもうご容赦ください、mjd。
762名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 23:56:31 ID:nN+RkCZ6
GGGAGAGJAGJGJGJGG!!!
763名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 00:43:47 ID:/4JrM+K+
( ^ω^)ニヤニヤGJwwwwwww
764名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 02:02:37 ID:K0vNo0/G
wktk!!!!
765名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 10:53:38 ID:rAfdgHYX
超GJ!!ナエちゃんイイ!
766731:2006/02/15(水) 23:53:16 ID:mkhtQfZ9
続き投下。
なんだかまだるっこしい+おかしい展開で申し訳ないです…。




「…げふう。」
イッキは、深く椅子に腰掛けながら、
傍目から見ても満腹であることが分かるほどに張った腹をさすり、臆面もなくげっぷをしてみせた。
「…下品ねー。ちょっとは場を考えなさいよ。」
アリカは訝しげな表情をしてイッキをたしなめた。

「ふふ。満足してもらえたようで何よりだよ。」
ユウキは手を組んだまま微笑を浮かべた。

「満腹ですー…」
「…はぁー。もう、少しはこっちの身にもなりなさいって…」
そうぼやきながら、アリカはイッキの頭を小突いた。

「アリカ、もっと食べたらよかったのに…あ、まさかダイエット中とか?」
アリカは、思いっきりイッキの頭をはたいた。

「いたっ!なにすんだよ!」
「普通そーゆーこと女の子に向かって言う?!」
アリカがいつもの剣幕で怒鳴る。

二人は周囲の目など気にせず、席を立ち上がり、いつものようにじゃれ合い始めた。
それを見て、ユウキが軽快に笑い出す。

「あっはっは! いやいや、君たちは本当に見ていて飽きないね。」
必死に笑いを堪えようとしていたが、その表情は完全に緩みきっていた。

「ユウキさんも一発言ってやってくださいよー、この鈍感バカに!」
「ど、鈍感バカってなんだよ!」
「あーら、鈍感ともだちバカの方が良かったー?」
まるで山の手の貴婦人のような口調で、いやらしくアリカは言う。
「くううう…!」
イッキは悔しそうに拳を握り締めてアリカをにらむが、
涼しそうな顔で受け流されるだけだった。
767731:2006/02/15(水) 23:53:49 ID:mkhtQfZ9
一方のユウキは、そんなやり取りについに堪えきれなくなったのか、隠すそぶりもなく笑っていた。

「ははは……パディにも見せてやりたいよ、本当に。」
そう言って、ユウキは腕時計を一瞥する。

「…しまった!今日は総会か……!」
「時間?」
イッキがすっとんきょうな声で訊いた。
「そう。株主総会に……と言ってもわからないか。」
「か、カブ?」
「そう、株さ。それを所有してる人たちとの……まあ、意見交換会みたいなものかな?」
ユウキは珍しく曖昧な笑顔を浮かべた。
「へえ……八百屋さんとかですか?」
「…うん?」

「…バカ。」
全く話の腰を掴んでいないイッキに、アリカは深いため息混じりに言った。
「…………?」

いまだ表情からクエスチョンの抜けきらないイッキを見て、
ユウキはまた口元を緩めた。

「…もう。ほら、とっとと行くわよ、イッキ。ユウキさんだって忙しいんだから。」
「すまないね、見学のほうも案内できればよかったんだけど。」
ユウキはバツが悪そうに微笑んだ。
「いやぁ…そんな。」
「いえ、いいんです。昼食をごちそうしてもらえただけで、もう充分過ぎるくらいでしたから。」
お茶を濁すような礼を言うイッキに代わり、アリカが凛とした感じで謝辞を述べる。
ユウキは思いのほかにしっかりと礼を言われてしまったので、その様子に感心したような表情を浮かべた。
「そうかい? 」



「じゃあ、僕はここで。メダロット社の中には他にも色々と見れるものもあるから、楽しんでいくといいよ。」
そう言い残して、ユウキはエレベーターへ乗り込んでいった。ドアが閉まるまで、手を振りながら。

「行っちゃったねー」
イッキは少し残念そうに言った。

「副社長だからねー。…いくらヒマだっていっても、やっぱり色々あるんでしょ。」
「うーん……」
渋面を浮かべるイッキを見てアリカは、しょうがないヤツ、という風に苦笑した。

「どーするイッキ? 他にも見ていく?」
「あー…、なんか疲れちゃったよ。」
イッキはけだるそうな表情を浮かべ、肩を落とす。
「体力ないわねえ、男のくせに。……って言いたいところだけど、私もちょっと疲れたかな…」
「…じゃ、帰る?」
「そうしよっか。あ、そうそう。帰ったらアリカ新聞書くからそのつもりでね。」
「うぇー」
あからさまに嫌そうな表情を浮かべるイッキを無視し、アリカはすたすたと歩いていった。
768731:2006/02/15(水) 23:54:23 ID:mkhtQfZ9
駅から家まで続く川べりの道を、小さい影が二つ、仲良く並びながら帰る。

「…」
「……」

いつもなら、性差など微塵も感じさせないような雰囲気で会話に華が咲く彼らだったが、
さすがに人ごみにもまれて何十分も電車の中で立ちっ放し、というのは少々きつかったらしく、
互いに無表情で黙りこくったまま、ただ淡々と歩き続けていた。

そんな様子のまま歩き続けているうちに、二人はようやくそれぞれの家の前まで到着した。
元々家が隣同士なので、基本的に帰りはギリギリまで一緒だ。

じゃあまたね、と言ってそそくさと家の中に入ろうとするイッキの肩を掴み、アリカは低めの声で言った。

「アリカ新聞書くから、座布団とお茶とお菓子を用意しておいてね。」
「…………はい。」
「じゃ、よろしくー!」

それだけ伝えると、アリカは脱兎のごとき勢いで家の中へ入っていった。
凄まじい勢いで閉められた隣家のドアを前に、イッキはがっくりとうな垂れた。


(……元気だなあ…。)


だが、何ゆえか。
イッキの口元は緩んでいた。
769731:2006/02/16(木) 00:23:09 ID:XYUWWCKl
※場面変更:キララ


それは、彼女にとって分水嶺というところだったのかもしれない。

昼間、メダロット本社のカフェでナエに言われた言葉の数々は、
冷静になって考えてみると、よく言えたものだと深々と感心してしまうものばかりだった。

ナエの浮かべた、緩みのない、凛とした大人の表情。

自虐でもなければ自嘲でもなかった。

しかし余計な気遣いなど一切なかった。

過大でもなければ過小でもない。
ひとりの、一個の等身大の人間として話した。そういう感じを彼女は受けていた。

自分がアルバイトをしている部署に戻っても、彼女はぼうっとした気持ちのままだった。

友人の前で涙を流してしまったことと、自分の本当の気持ちを看破されてしまったこと、
そして彼女の想いを知ってしまったことなど、あの短時間の間に起きた出来事を、まだ整理できていないのだ。

彼女が考えあぐね、思いつめた結果、それはある一つに回帰した。


…ヒカル。
ヒカルに会おう。


そこには理論的な思考なんて、一切存在しなかった。
ただ、会わなければならないという、どこから来るのかもわからない
漠然とした使命感に駆られたのだった。
770731:2006/02/16(木) 00:24:03 ID:XYUWWCKl
そう発起してからのキララの行動力は、見上げたものだった。
口からすらすらと適当な言い訳を並べ立て、
それに大げさに相槌を打って感嘆を示す上司をやり過ごし、
ロッカールームで私服に着替えたのち、足早に職場を後にする。

社員の行きかう廊下を急ぎ足で駆けてゆき、正面ロビーの休憩席に座り込む。


当のヒカルの場所はわからなかったが、それはたいした問題ではなかった。
高校生ともなればもう携帯電話は必携、更に番号もアドレスも知っていれば、どこにいるかなどまるで関係がないからだ。


…しかし、それほどまでに素晴らしい行動力を発揮してはみたものの、
いざ携帯の液晶画面に表示された「アガタ ヒカル」の名前をみると、どうしても煮え切らない彼女がいた。

通話ボタンを何度も何度も押しかけたが、どうしてもその踏ん切りをつけられない。

バイトを途中で抜け出すいいわけは、あれほどすらすらと考え付いたのに、
幼馴染のヒカルと会うためのいいわけは、これほど考え込んでも出てこないのか。

キララは、心底自分自身が腹立たしかった。


(ナエちゃんに言われて、涙を流して、やらなきゃと思って。
…結局直前になって、私は臆病風に吹かれている。
こんなところで足踏みをしていいわけない。大丈夫。やれる、私はやれるよ…)

そんな自分の意志を表すように、キララは大きく息を吸って深呼吸をする。
そして、「通話」と書かれたボタンを押そうというその時、あまりにも聞きなれた声が彼女の耳に入った。

「…キララ? こんなとこでなにやってんの?」


上目で見上げたその先には、ヒカルが立っていた。
771731:2006/02/16(木) 00:26:00 ID:XYUWWCKl
とりあえず今日はここまでです。
致命的に文章力がないので、どうにも読みにくいと思いますが、、
そこはまたご容赦願えると嬉しいです。mjd。
恐らく次は金曜以降になると思われます。ご承知をば。
772名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 02:02:35 ID:BrIkIzAq
はう。いいところ〜。
乙ー。
773名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 02:12:17 ID:p7dWMiRQ
せつねぇwwwwww乙wwwwwwwww
774731:2006/02/16(木) 23:46:08 ID:XYUWWCKl
えー…771の続きなのですが、
キララがまるで別人みたいになっているのは仕様です。

…なんか収拾つかなくなりそう。文才テラナサス
あ、今回はこれだけです。




「まだバイト中なの?」

ヒカルは、何食わぬ顔でキララの隣に座る。

「え、う、ううん。もう終ったよ。」
「ふうん。そっか。」
そう言って軽く頷き、腕時計をみやる。

「もう三時過ぎかあ」
視線を中に上げ、ヒカルは独り言のように言った。


「参ったよ…博士にこき使われっぱなしで。」
「…ひょっとして、朝からずっと?」
「まあね。お陰で昼飯も食べてないし…。」
苦笑いを浮かべながら、ヒカルは腹をさすった。

「…ふふ。」
「…何?どうしたの?」
突然微笑んだ幼馴染に、ヒカルは眉をしかめて訝しげな表情を浮かべる。

「なーんでもない。」
そう言って、キララは足を伸ばした。
775731:2006/02/16(木) 23:47:04 ID:XYUWWCKl


伝えなければいけないと、力みすぎていたのかも知れない。


先ほどまでこの上なく張り詰めていた彼女の心の琴線は、
幼馴染のいつもと変わらない仕草や表情を見て、随分と緩んだようだった。


螺子を締めすぎれば螺子山が潰れて使い物にならなくなってしまうように、
人の気もまた、ただ引き締めればいいということではない。

彼女は心の底で、そんなことをうっすらと実感していた。


そして、だからこそ、彼女から言い出せたのかも知れない。

「…ね。」
キララは、ヒカルの顔を覗き込むように向き直る。
「…今度は何?」
先ほどと同じように、ヒカルは眉をしかめた。
「今日さ、ヒカルの部屋行ってもいいかな」
「…えぇ?」
「今なら夕飯もセット。更に特別にキララおねーさんが勉強もみてあげます。」
「ううん……………まあ、いいけど。」
渋々ながら、ヒカルは納得した様子。

というよりも、自炊がいまだにうまく出来ないヒカルにとっては、
誰かが料理を作ってくれるということはこの上ない魅力だった。
加えて、博士からの呼び出しが多いせいで最近はろくろく勉強も出来ていない。

それらを考えれば、ヒカルがそれを承諾するのは至極当然のことだった。

「じゃ、早速。」
そう言って、キララは立ち上がった。
「え、今から?!」
「夜遅く行けるわけないでしょ?ほら、さっさといくよ。」
ヒカルは困ったように顔をしかめたが、その表情はどこか嬉しそうだった。
776731:2006/02/17(金) 15:59:56 ID:578kT1tt



久々に入った部屋のなかは、かなり雑然としていた。

さすがに異臭はしなかったが、衣服などはかなり散らばっている。
それでもある程度の規則性を持って置いているつもりらしく、
片付けようとするとヒカルが制することもあった。

「これ、どう見ても洗ってないわよね?」
ベッドの上に置かれたTシャツを拾い上げる。

「いや、洗ったよ。畳んでないだけで。」

いたって真面目な顔で主張するヒカルだったが、
キララが持つそれには洗濯後の清潔感が全くなかった。

ぐちゃぐちゃに丸めた紙のように折り目がびっしりとつき、
いたるところに毛玉が付着していて、更によく見ると色移りまでしている。

「…これ、他の何かと一緒に洗ったでしょ?」
「…うん。」

はあ、とため息をつき、キララは洗濯機のある脱衣場へ向かった。

「いい? こーいう白いのはね、色ものと一緒に洗っちゃいけないの。」
よれよれのTシャツをネットに詰め込みながら言った。

「はぁー…なるほどー…。」
「こんなに色移りしてよく大丈夫だったわねー?」
「だって、制服着てるからわかんないし。」

そうだった、とキララは思い出した。

ヒカルは、同年代のそれと比べても、服に関しては圧倒的に無頓着だ。
高校生といえば、もっともお洒落に対する感性が磨きこまれる時期だと思うが、
ヒカルに限っていうならそれはまったくの例外。
ニ、三日同じものを洗って着回すことはザラだ。

そもそも彼が持っている服の数自体も決して豊富ではないから、
必然的にそうなってしまうわけだが。

「…これでよし、と。」
バタン、と洗濯機の蓋を閉めた。

「あとは、そのままほっとけば大丈夫。」
「はー…凄いねえ。」
「少しは覚えなさいよねー。…よくもまあ、これまで生活できたわね。」
「だって」
ヒカルはそこで間を置いた。
「だって…何?」
「キララがほとんどやってくれたからさ。」


頬が、少し紅潮したような気がした。
777731:2006/02/17(金) 16:01:06 ID:578kT1tt



ヒカルの住むマンションに限らず、日本の集合住宅というのは須らく手狭だ。

最低限の生活空間を、限られた敷地の中で間取りしなければいけないわけだから、
そうなるのは全く持って無理がないことだ。

ダイニングキッチンのすぐ横に、リビングがある。
部屋の広さそのものは目見当で六畳ほどに見えるが、
そこに三人がけのソファーと食事用の卓、テレビやMDコンポなどが置かれてしまえば、
自由に出来るスペースなどその半分もない事は明らかだった。

おまけに、所狭しに置かれたパーツや工具などの
メダロット関係の備品のせいで、その広さはいっそう縮まっている。

だからどうしても、彼らは隣り合って座るしかなかった。


「……」
「…」

テレビでは、かつて人気だったドラマの再放送をやっていた。

映画を元にリメイクされた純愛もので、丁度彼らが小学生だった頃にブレイクし、
シナリオの秀逸さと豪華な俳優陣が話題を呼んだものだった。

その頃は猫も杓子もそれを見ているほどの流行り具合だったので、
特にドラマに興味のない年代だった彼らの記憶の中にも、うっすらと断片的なシーンは残っていた。

「……」
「…」

テレビの中では、顔立ちの整った男女が二人、夕暮れの海岸を歩いていた。

悲恋を題材にしたような筋書きの中では、ありがちな光景だな、と彼らは思っていた。

「…………」
「……」

特別興味をひかれるようなシーンではないが、
彼らは何となくそれに見入っていた。

だが、やがてドラマは、
主役らしき男性が真剣な顔をして女性の両肩を掴み、
自らの想いの丈を打ち明けるというシーンに差し掛かっていた。

当時、色々と過激なシーンの描写で問題になったことをうっすらと覚えていたキララは、
その先の展開を考えるとどことなくぎこちない気分になってきていた。
778731:2006/02/17(金) 16:02:18 ID:578kT1tt
ちらりと横目でヒカルをみやるが、
眠そうな顔をしてテーブルに頬杖をついたままで、特に意識はしていないようだった。

画面の中では、懸命に訴えかける男性、しかし何ゆえかの事情によりそれを拒む女性…と、
既に物語がクライマックスに近い様相を呈していた。

やがて訪れるであろうシーンを考えると、
キララは今すぐにでもテレビを消したい衝動に駆られた。

加えていうなら、まるでそのドラマに急かされているような気がしていたからだ。
カメラワークのせいか時おり、テレビの中の主人公と目が合う。
その度に、早くしろと促されているような気分になって、ひどく落ち着かなかった。

彼女はぶんぶんと首を横に振って、その非現実的な考えを心から追い出そうとする。

「…どうしたの?」
「え?」

彼女は、隣に幼馴染がいるという事実を失念していた。
突然首を横に振ったキララを前に、ヒカルは不思議そうな顔をしていた。

「…あ、その、肩こったなあ、って。」

急場の言い訳にしては悪くない出来だ、と彼女は思った。

それに、別に肩がこっているというのは嘘じゃない。
折からの休みで毎日アルバイトの日程を入れていたため、
デスクワークによる慢性的な肩こりになっていたのは事実だった。

「アルバイトで疲れてるんじゃない?」
「たぶんね。そうだと思う。」
とんとんと肩を叩きながら相槌を打つ。

「僕も最近目が疲れてるよ。」
「…目? 博士からの頼まれごと?」
「そう。データの打ち込みなんだけどね。経費削減、とか言って電気つけさせてくれないんだ。おまけに毎日来いって言うし…」
「博士らしいわねー」
渋面を浮かべるヒカルに、キララは苦笑した。

「おかげで、最近は殆どキララと会えなかったよ。」
「あはははー…………… へ?」

突然の言葉にヒカルの顔を見ると、
まるで先ほどのドラマの男優のような真剣さをたたえた表情をしていた。
779731:2006/02/17(金) 16:02:55 ID:578kT1tt



「んっ、っと……………」
キララは、どう返していいか困惑していた。

「………」
ヒカルは、キララの出方をうかがうように、じっと顔を見つめていた。

「…さ、最近は確かに会ってなかったかな……うん。」

まずは、ヒカルの発言に他意があるのかどうかを確認したかった。


言葉以上の意味がそこにあるなら、…それを受け入れる。
もしもそうでないなら。……自分から踏み出そう。


キララがそう決意を固めた時、それは突然に訪れる。

彼女のすぐ隣から伸びた腕が、華奢な体に回された。








ドラマは、ちょうど男が相手役の女性を抱き寄せたところだった。


780731:2006/02/17(金) 16:29:03 ID:578kT1tt
「や…」

ヒカルが背後からそっと抱きしめると、キララは小さく声を上げた。
そしてキララの首元まで顔を近づけ、くん、と鼻を鳴らした。


「…」
時折聞こえる溜息のような呼吸に、ヒカルの心臓はますますに高鳴っていく。
かすかに触れ合う頬から感じる体温は、彼が昔母親の腕の中で感じたものと少し似ているようだった。

「……ダメ、かな。」

少しの間続いた沈黙を破り、ヒカルが呟くように言った。


それを受けて、キララはほんの少しだが、確かに首を横に振った。
だがそれが精一杯だったらしく、頬をこれ以上にないくらい紅潮させたまま、押し黙ってしまう。


ヒカルはキララに拒絶の意思がないことを知って、抱きしめる腕に少し力を込めた。
その加減に気付いたのか、キララの体が、ぴくんと一瞬震えた。


「…僕は、……キララのことが好きだ。…キララは、…。」
ヒカルはそこで言葉を区切り、口を閉じた。
肯定の言葉をキララの口から言わせたいという、ほんの少しの意地悪に駆られていたのだ。

「……」
「………」


「……す、……好…き、だよ……。」
キララが呼吸と共に言葉を吐き出すような、小さな声で呟いた。
そして、自分を抱きしめるその腕にそっと手を触れる。
781731:2006/02/17(金) 16:31:39 ID:578kT1tt
これまで、両親以外の誰にも抱かれたことのない幼馴染の体を
自分が抱いているという事実に、ヒカルは意識のどこかで、男性としての心理を刺激されていた。

そしてキララもまた、幼少より慕っていた異性が自分を抱きしめているという現実に、
女性としての満足感と、それ以上を求める本能的な欲求を刺激されていた。


だからそれは、どちらともなく、必然的に訪れることだった。

「……キララ。」
ヒカルは顔を前に出して、キララのすぐ横に寄せた。

いつの間にかキララは、ちょうどリクライニングのソファーのような形で、ヒカルに体を預けていた。


「…な、なに……ぃ、ひっ………」

ヒカルが、赤くなったキララの耳を一度はむと、
キララは声を押し殺すように、小さく声を上げた。


「ひ、…ひかる……」


まるで幼子が呼ぶような、たどたどしい口調。

吐息混じりに自分の名前を呼ばれ、
ヒカルは込みあがる劣情を抑えきれずにいた。


(いいかな……………いいよな………)


心の中で自分に言い聞かせると、
ヒカルは服の上からキララの乳房に軽く触れる。

丁度手のひらに収まるほどの大きさのそれを、
ゆっくりと包み込むように握る。


「っ!」
生まれて初めて体感するその感触に、キララは満足に声も上がらず喘いだ。

一度大きく息を吐くと全身がじわっと熱くなってゆき、
徐々に呼吸が早まっていく。


「…ひかる、……っか…る……」

キララは目をつぶったまま、荒く息をしながらヒカルの肩に顔をよせた。
782名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 16:52:50 ID:vhe9hpBB
キターーーー!!
GJGJGJ!!
キララたんカワイス
783名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 17:05:35 ID:Q0oqQoCN
がb・・・すげぇwwwwwwwwwwwGJwwwwwwwwwww
784731:2006/02/17(金) 21:33:39 ID:578kT1tt
自分の肩によりかかり、荒く呼吸を繰り返す幼馴染を前にして、最早ヒカルの理性は限界だった。

額に汗を浮かべ、目をつぶったまま自分によりかかるキララを、ヒカルは一旦自分の体から引き離す。
それに気付いて、キララがゆっくりと目を開ける。
焦点のぼやけたような視線で、キララはヒカルの顔を見つめた。

「……キララっ。」
そう一言、幼馴染の名前を呼ぶと、彼は唇を重ねた。
唇が触れ合う瞬間、ちゅぷっと唾液が混ざり合う音がした。

「ん……ふっ………」
ヒカルは赴くままに、舌を口内へと滑り込ませる。
にゅるにゅるとした内頬の感触を、舌でゆっくりと確かめる。
その淫猥な愛撫にキララは頬を更に紅く染め、眩しそうに目を細める。

まさに目と鼻の先にある幼馴染の顔。
お互いにとってこれまで経験したことのない、あまりにも近いその距離。
それがいっそう二人の気持ちを昂らせた。

呼吸が満足に出来ないことも、二人にとっては未知の快感となっていた。

時折接吻を止めて、荒く息継ぎをする。
しかしまたすぐに唇を重ね、お互いの唾液を流し込むように、深く唇を合わせる。

「くふっ……んぅ、……ぢゅる……」

ヒカルがねっとりと舌を絡ませると、
キララは背中を突っ張らせてびくんと反応した。


「ちゅく…ぢゅる、ぴちゃ……ふっ、ぅう……ぢゅ……」

二人の口内は、お互いの唾液でいっぱいだった。

ヒカルが少し唇を離した時に、
ヒカルに組み伏せられる形で横になったキララの口元から、すーっと唾液がこぼれた。

更にそのままゆっくりと唇を離していくと、ぬるっとした唾液が糸を引いて、キララの口元に垂れる。

「……ヒカル…」
消え入るような小さい声で、キララはその名を呼んだ。

まどろむような表情。
焦点の合わない瞳。
紅く染まった、柔らかそうな頬。

「キララ……、…か、」
「……か………?」
「かわいいよっ……!」

そう言って、ヒカルはキララをぎゅっと、胸に押し付けるように抱きしめる。

「…あ、………っ」

腕の中で漏らされた吐息に、ヒカルはいっそうの愛おしさを覚えた。
785ぼくらはトイ名無しキッズ:2006/02/19(日) 21:20:51 ID:fsujTIeD
GJ!
良いですよ〜!

続きも期待しとります!
786名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 21:32:15 ID:dDOuarfx
えれえwwwww乙wwwwww
787731:2006/02/19(日) 22:57:00 ID:huLlGLH9
>>785-786

こんな駄文に付き合ってくれてTHXです!
とりあえず完結するまでは頑張らせてもらいます、はい。(`・ω・´)
ちゅうことで、僭越ながら続きをば。





まるで自分のにおいを染み付けるかのように、
ヒカルは念入りにキララの口内を愛撫する。


唇の触れ合いから、舌の絡み合いへと。
歯の、つるりとした無機質な感触すら愛しい。

もどかしそうに開かれた彼女の手に、自分の手を重ねるようにして置く。

キララの口内を一通り味わい、唇を離すと、
形のいい唇が小刻みに震えていた。

その端から顎へと、唾液がつーっと伝わっていく。
相変わらず眩しそうに目を細めたままのキララの吐息が、鼻をくすぐる。

ヒカルは、そっとキララの頬を撫でる。
キララは潤んだ瞳でヒカルを見つめた。

それは、情交の前戯の最中にあって、
子供同士のじゃれ合いを思わせるような、純潔さを感じさせる光景だった。

「…ヒカル、……しよ?」
薄紅色の唇が小さく動いて、そう言った。
788731:2006/02/19(日) 22:57:55 ID:huLlGLH9
お互い、いざという時にやってくる気恥ずかしさからか、
背中を向け合って服を脱いでいた。

静かな部屋の中に、衣擦れの音だけが響く。

「…ヒカル? …終ったよ。」
既に服を脱ぎ終えていたヒカルは、ゆっくりと首を後ろに向けようとする。
が、その直後にキララに制止された。

「ま、待って!」
「…な、何?」
急に叫ばれて、ヒカルは何事かと焦りの色を浮かべた。

「その……カーテン、閉めよ?」
「…わ、わかった。」

ヒカルは、自分の前方にある窓へ近づき、カーテンを閉めていく。
陽は既に傾き始めていて、部屋の中の採光が徐々に奪われていく。

やがて、カーテンを閉めていく途中に、ヒカルは気付いた。
窓ガラスに、幼馴染の一糸まとわぬ後姿が映りこんでいることに。

既に事を目前に控えた今、そんなものに見惚れる意味がないことは彼もよく分かっていた。
だが、そんな理屈では説明できない感情が彼を支配し、
カーテンを閉める手を止め、ヒカルはしばしそれに見入ってしまった。

「…ヒカル?」
いつまでもカーテンを閉め終えないことを不審に思い、キララは声をかけた。

「…え! あ、ああ、ごめん。」
ヒカルは慌ててカーテンを閉める。
そして、ふーっと息を吐き、精神の落ち着きを取り戻そうとした。

「…閉めた?」
僅かな間の後、キララは確認の意味を込めて訊いた。
「…うん。」
「じゃあ、…いいよ。」

キララが言い終わるか言い終わらないかのうちに、ヒカルは後ろを振り向く。
789731:2006/02/19(日) 22:58:34 ID:huLlGLH9
「……あれ?」
ヒカルは、その光景に戸惑った。

キララは、ベッドに入り、薄いショーツにくるまっていた。
てっきり、直立のまま待っているのかと思っていたヒカルは、一瞬困惑した。

「…なに?どうしたの?」
「どうしたの、って…あれ?」

つい先ほど、窓ガラスにその肢体が映りこんでいた筈。
なのに、当の本人はベッドの上にいる。

不思議に思って辺りを見回すと、
壁にかけられたカレンダーが目に入った。
そしてそこには、スタイルのいい女性の水着姿が映った写真。

「……まさか。」
ヒカルの中で、自分の猜疑を打ち消すひとつの結論が出された。

「……どうしたの?なんか、さっきから変だよ。窓のほう向いたまま、立ち尽くしたり…」
「……ううん、なんでもない。」
ヒカルは、自分の度量の小ささに少し落胆した。

「…それより、その……とりあえず、入ったら…?」
キララは頬を染めて、呟くように言った。

「え?」
そういわれて、ヒカルは自分の体を見おろす。
すっかり、自分が全裸であるということを失念していた。

俯くキララを察し、足早にベッドへ駆けていく。

「…えっと、……お待たせ。」
少しでも気の利いた言葉を言おうとしてひねり出されたのが、それだった。

「…うん。」
キララは、おかしそうに笑いながら頷いた。
その笑顔と仕草に、ヒカルはくすぐったい気持ちを覚えた。

ゆっくりと、キララの肩に手を回す。
思ったよりもずっと熱く、そして柔らかいその感触に、ヒカルは感嘆の吐息を漏らす。

「その……」
「…何?」
「痛く、しないでね?」

上目遣いに、キララは言った。
790731:2006/02/19(日) 23:07:27 ID:huLlGLH9
今回はここまでにあいなります。
……フランス書院でも読もうかな…。


ちなみにイキアリは大まかな流れすら考えてません。

とにもかくにもお付き合いいただきありがとうございました。
是非次回もよろしくお願いします。
791名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 01:19:38 ID:Bj12bdDT
大作じゃんwGJ!
792名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 01:24:52 ID:Gr60ubxV
っめぇwwwwwwww乙wwwwwwwwww
793ぼくらはトイ名無しキッズ:2006/02/20(月) 08:37:45 ID:VUiGEfav
GJ!
次回も期待しとります!

イキアリもお待ちしとりますよ〜w
794名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 13:22:43 ID:VfPmPzLJ
息子が首を長くして期待しています
795731:2006/02/20(月) 23:23:40 ID:3bTRG/fK
>>791-794

こんな駄文に付き合ってくれて本当にthx。
みんながいると頑張れるとか言ってみるテスツ否ショーツ。

ということで、毎回僭越ながら、続きを。




期待と不安が入り混じった気持ちの中、
ヒカルは三度キララと唇を重ねた。

既に舌を入れる事に対する羞恥は薄れ、更に奥を求める欲求が湧き出ていた。
自然と大胆になり、先程のそれ以上に舌を動かす。

情事の際に口内に湧く、
独特の粘性を持った唾液をお互いの舌から舐めとるように、ねっとりとした愛撫を繰り返す。
頬の裏側の軟い皮膚を舐め、お互いの舌をはむようにして貪り合う。

唇を重ねたまま、ヒカルは丁度手に収まるくらいの大きさの、キララの乳房に手を触れる。

包み隠すように触れると、丁度手のひらの真ん中あたりに、やや固い突起が触れた。
ヒカルは、それを中に押し込むように掌で押さえ込む。

「ひっ、………ぅん、…………ちゅ……」

キララの口から漏れた嬌声を、ヒカルは更に深く唇を重ね合わせて塞ぐ。

押さえ込むように触れていた乳房から手を離し、今度は突起の部分をつまむようにいじる。
先端に触れる度に、びくんと体が震えた。

唇を離すと、唾液が糸を引いた。

ヒカルが、キララの乳房に顔を近づけると彼女もそれを察し、
母親が赤ん坊に授乳をさせる時のように自らの乳房を持ち上げた。

はぷっとヒカルが吸い付くと、キララはまた抑え気味に嬌声を上げた。

乳輪から渦巻きを描くように、その先を舌でいじりまわす。
一方で、片方の手では、もう一方の乳房を掴み、手の中で少し乱暴に揉みしだく。

「やっ、はあっ、ん、あっ、…ひゃうっ……だ、だめ…ぇっ」

絶え間なく押し寄せる生まれて初めてのその快感に、
キララは抗うことも出来ず声を上げる。

「っあぅ、…ら、…いう……っふ、あ、…んんう……」

いつの間にか、キララはヒカルの頭を抱き寄せるように抱えていた。
快感のためか時折その黒髪に顔をうずめ、小さく押し殺すように声を上げる。
たとえヒカルがその相手であっても、まだ喘ぐことに対する羞恥心は残っていた。
796731:2006/02/20(月) 23:24:46 ID:3bTRG/fK
ヒカルの愛撫は続いた。

舌で転がすように舐めていたそれを、
舌先で先端をくりくりと押したり、歯を当ててみたり、
甘噛みをしたまま、その先を舌で舐め回してみたり。

「あうっ!」
ヒカルが思いっきり乳房を吸い上げると、キララは反り返るように体を突っ張らせた。

口をそれから離した時、形のいいキララの胸が揺れ、戻った。

キララはまだヒカルの頭を抱いたまま、放心しているように呆けた表情を浮かべていた。
快感のあまり、まだ現実に戻れてきていないのだ。

ヒカルが顔を近づけると、瞳の焦点がようやく戻った。

「……どう?」
「…おかしくなりそう……」
キララは頬を染めたまま、伏目がちに言った。
その仕草が、快感の壮絶さを何よりも雄弁に物語っていた。

「……次は、………ヒカルの番。」

キララは髪を耳にかけ、ヒカルの膨張した性器に顔を近づけた。

「……マ、…マジで?」
その問いに答えることなく、キララはそれを口に含んだ。
口の奥、喉の手前まで咥え、先がすっぽりと覆われる。

「……は、……ぅ…」

ヒカルは、体のほんの一部から広がる未知の快楽に、心ならずも声を上げてしまう。

キララは先程のお返しとでもいわんばかりに、舌を激しく動かす。
つるりとした感触を楽しんでいるのか、まるで飴玉でも舐めているかのように。

ヒカルは腰を落とし、両手を後ろについて体を支えるのが精一杯だった。

「…ぅあ、………やば…………すごっ、気持ちいっ………ぅ…」
「ん…んふっ、ちゅぽ、かぽ…………きもち、いひ?」
そう上目遣いに聞かれ、ヒカルはもう何も考えられなくなっていた。
797731:2006/02/20(月) 23:27:42 ID:3bTRG/fK
応えないヒカルを察し、キララは首を上下に動かし、愛撫を激しくする。
口の中で、先っぽがほんの少し膨れたような気がした。
それと同時に、舌に当たっている筋のような部分がぷっくりとふくらみ、
温かい粘液質のものがキララの口内へ放出される。
喉にはりついた分もあれば、舌の上に出された分もあった。

「――ん、こふっ、……っふ、……」

ヒカルの体が小刻みに震え、口の中でそれが暴れ回るように脈打つ。
やがて大きく肩で息をするヒカルを見て、キララはひとまず終ったのだろうと解釈し、口を離した。

「……ろう? ヒカル?」
口の中に溜まった精液をそのまま、キララは訊いた。

「……おかしくなりそうだよ。」
苦笑いを浮かべならも、ヒカルは素直にそう言った。
それを聞いてキララは満足そうに笑い、
口の中に残っていた精液を唾液と共にごくりと飲み下した。

「………の、飲んで平気?」
「…平気だよ。………ヒカルのだもん。」
「………」

面と向かって言われ、
ヒカルはまたも愛おしさのあまり、無言でキララを抱き寄せた。

しかしそのまま抱擁を交わすわけではなく、
ゆっくりとキララをベッドに寝かせた。

「…じゃあ、次は僕の番、だね。」
「………うん。」
そう頷き、体の両脇に置かれたヒカルの手をぎゅっと握った。

「……その前に。」
「…なに?」
ヒカルは傾けていた上体を一旦戻す。

「…キララがしてくれたんだから、僕も。」
そう言うと、キララの足をばっと開かせた。

「や…っ、ちょっ…」
「……まだ、これからだから。」

そう言って、ヒカルはじゅんと濡れたキララの恥部に、そっと、あてがうように指を触れた。
798731:2006/02/20(月) 23:31:24 ID:3bTRG/fK
今日はここまでになります。

ふぇらの描写がどう見ても適当です、本当にありがとうございました。
キャラクターへの愛だけが先立ってます、すいません、はい。
799731:2006/02/21(火) 23:20:50 ID:sySwkvtM
続きっす。
またくどいのが始まりました。




彼女は、今更のように背徳感に駆られていた。


これで、いいんだろうか。
そう自問したが、答えは出てこない。


ナエの、ひとりの女としての告白を思い出した。
彼女は言った。自分もヒカルのことが好きだった、と。
そして、真剣にその想いを伝えることをも考えた、と。

彼女はこうも言った。
想いを伝えなかったのは、「あなたがいたから」だと。

それは、ある意味で負けを悟ったような境地に似た物があるのだろう。
完全な差を見せ付けられ、抗う気概も無くなり、勝負すらしない。
キララから見れば、それは好ましい言い方ではないが、自分の「圧勝」に他ならなかった。
有り体にいうなら、力勝ちとでもいえるのだろうか。

無論、色恋沙汰は必ずしも勝負ではない。
人それぞれ、個々人で千差万別。
それを勝負ととるか、単なるコミュニケーションととるかは、概して言えることではない。

でも。
究極的に客観視をしてしまえ、結局、ナエは負けたことに他ならなかった。
そしてキララは、勝負にこそ出てはいないが、結果として勝ったというのは事実だ。

それは図らずも、キララが幼少より築いてきたヒカルとの信頼関係によるものだ。
決して、誰にも埋める事の出来ない時間の差が、その分水嶺だったに違いない。

もちろん、キララはそれを勝ち負けに区別することを良しとしない。
そんな淡白な二元で分けてしまうことが、何だか悪いように感じられるから。

ナエは単に諦めたというわけではなかった。
自ら身を引き、この上ない覚悟で退いた上に、キララ自身に対して叱咤すらくれた。

それはきっと、ナエだからこそ出来たこと。
同じ相手を愛した、同じ性を持つ人間だからこそ、出来うることだった。

キララは、そんなナエに尊敬の念すら抱いた。
凛とした大人の表情で、自分を叱ってくれた、そんなナエの器量に。
800731:2006/02/21(火) 23:22:12 ID:sySwkvtM
だが、今の自分はどうだろうか。


自分から言い出すつもりが、ヒカルに先んじられ。
純粋に伝えたいとだけ想っていたはずの気持ちは、いまや情欲に溺れかけ。
快感の波に呑まれ、ナエの悲壮な決意すら忘れかけていた。

キララは今の自分に、ひとりの女性としてひどく引け目を感じていた。

それは、ヒカルとそういうことをしているという事実に対して、
彼女がほんの少し感じていた罪悪感に因るものでもあった。

当然、法律で決められてなどいない。
時と場所を考えれば、基本的に誰と契りを交わそうとも自由だ。

でも、今の自分はそういう次元ではない筈だ。
ナエの決意から来た告白を、まるで踏み台かなにかのようにし、挙句快楽に溺れている。


今の自分は―――


気がつくと、キララはヒカルの手を止めていた。
801731:2006/02/22(水) 00:38:56 ID:F0duk2eB
「……痛かった?」

最初にヒカルの口から発せられたのは、キララを気遣う言葉だった。

キララを気遣う言葉には変わりなかった。
だが、それは今しがたまで続いていた行為のことであり、
キララが考えている事とはまるで違う、むしろ正反対のこと。

「…違うの。」
「……じゃあ、…やっぱり、怖い?」
「………」

彼女は、うまく言い出すことが出来なかった。

「……どうしたの?…」
「……」

うまく言い表すことの出来ない自分に、少なからず彼女は苛立った。

早い話が、それは自己嫌悪だった。

人としての尊厳をかけたナエの叱咤の後に、
こうして男と肉欲に溺れている自分に対する、邪険な感情。
その行為の先を知ることに楽しみを感じていたこともどこか腹立たしかった。

ただ、それを、何の事情も分からないヒカルに対して説明しようとすると、
どうしても言葉が出てこなかった。
どこから説明すればわからない上に、
自分へ感じる蔑視的な感情のせいで頭の中は混乱し始めている。

彼女はただ、ヒカルの手首を握ったまま、
睨むとも見つめるともつかぬ視線を送ることしか出来なかった。

その一方で、ヒカルは何か自分に落ち度があったのかと考えあぐねているようだった。
時折浮かべる訝しげな表情は、何か思い当たる節でも見つけたのだろうか。
ただ、それもやはり正解とは考えにくいらしく、またすぐに困惑の表情に戻ってしまう。
原因はキララ自身にあるのだから、それは当たり前のことだった。
802731:2006/02/22(水) 00:39:31 ID:F0duk2eB
「……何か、僕にまずい所があったなら、謝るよ。…ごめん、キララ。」

そう言って、ヒカルはそっとキララを抱き寄せた。

行為の続きをしたい為に嫌々謝っているような感はどこにもなく、
本当に真摯に、自分の過ちを認め、贖おうとする口調だった。
そしてその表情は、少しも渋面ではなかった。

そんなヒカルの態度だったからこそ、
彼女の思考はそこで半ば無理矢理に止まった。
でも、それは彼女が理性を以って考えることを止めただけの話で、
彼女の心の中では今だ、自分を責める、罪悪感に満ちた思考があふれ出ていた。

もう何も考えられず、優しく抱き寄せられた胸の中で、彼女は涙を流した。

「……っく、……ひっ………ぅわぁあん……」

突然泣き出したキララに、ヒカルは初め、心底動揺したような表情を見せた。
だがそれでも、今の自分に出来ることはそれしかないと思ったのか、
震える肩をそっと包み、ぎゅっと抱きしめた。

キララは、まるで赤子がそうするかのように、ひたすらヒカルに抱きついた。
背中まで手を回し、ぎゅっと両手を握り。


もう、何がいけないのかも分からなかった。
だが、何も分からないこそ、彼女は泣くことしか出来なかった。


小一時間ほど経ち、彼女はようやく精神の冷静さを取り戻した。
体は相変わらず火照ったままだったが、涙で濡れた頬は少し冷えていた。

ヒカルはその間中、ずっとキララを抱きしめていた。

昔両親にしてもらったように、腕枕をしながら。
優しく優しくキララの髪を撫で、少しも急かす様な真似はせず、ずっと。

「……ごめんね、……」

ヒカルの名前を言うべきかどうか、彼女は一瞬躊躇した。
勿論、突然泣き出してヒカルを困惑させてしまったことは申し訳ないと感じている。
だが、元は誰に謝るべきなのかといえば、それはヒカルにではない。ナエにこそなのだ。
だから、彼女は一瞬の躊躇の後、…自分にしか聞こえないような小さい声で、その名前を呟いた。
「ナエちゃん」と。

「……いいよ、キララ。キララは、何も悪くないんだ。」

事情は何一つ知らないヒカルの言葉だったが、
その何も悪くない、という言葉は、今の彼女にとっては随分と救われるものだった。

そんな、少し見当違いの優しさでさえ、今の彼女の涙腺を緩めるには充分だった。
彼女は、目の端がじんわりと潤み、また視界がぼやけるのを感じた。
803731:2006/02/22(水) 00:40:03 ID:F0duk2eB
「………私、私ね。今日、ナエちゃんに言われたの。」

キララの話はいきなりだったが、
それでもようやく核心を話してくれると感じたのか、
ヒカルは優しい笑顔を崩さずに耳を傾けた。

「ナエちゃんもね、…ヒカルのこと、好きだったんだって。
でも、諦めたんだって。…なんでだと思う?……私が、いたからなの……!」

そこまで言い終えた時、再び彼女の目から涙がこぼれた。

「私がいたから、ヒカルのこと、諦めたんだって…!
ナエちゃん、そう言ったの。…そんなこと、普通言えないよ……!
でも、それだけじゃないの。その後、私を叱ってくれたんだよ?
もっとしっかりしなきゃいけない、って…!私にそう言ってくれたの!」

もう、彼女は随分と声を震わせていた。
ヒカルはただ、その華奢な体を抱きしめることしか出来ない様だった。

「なのに、なのに!私、こんなことしてるんだよ?
気持ちいいことして、それでナエちゃんのことなんか忘れてたの…!
最低だよ、私、最低だよ、最低…………さいて…………ぅ…!」

キララはもう、抑えが利かなかった。
声を押し殺すことさえも出来ず、声を上げて泣いた。
許されないとは分かっていても、それしかもう出来ることはなかった。

シーツに、溢れる涙がぽたぽたと零れ落ち、跡をつくっていく。



外は、もう陽がだいぶ傾いていた。
804731:2006/02/22(水) 00:41:37 ID:F0duk2eB
「……ねえ、キララ。」

ヒカルの声は、それまでとどこか違う調子だった。
先程までの、気遣いに溢れた優しさのあるものではなく、
何か普通に会話をするような響きがあった。

「……」

キララは、その口調を自分への咎めがあるものだと解釈し、じっと黙る。

「…その、言いにくいんだけどさ。………それ、ウソだよ。」
「へ?」

思わず、キララは間の抜けた声を出してしまった。

「いや、あの。ナエちゃんさあ、僕のことが好きだった……って言ったんだよね?」
「…そ、そうだけど。」
「ナエちゃん、かなり前からもう縁談がまとまってるんだよね。」
「……え??」

キララは目を見開いたまま、
ヒカルが何を言っているのかを必死に整理している様だった。

「ナエちゃん、あれで結構いいとこのお嬢様なんだよ。
メダロット博士見てもわかると思うけど、職業研究者ってかなりあっちの方には疎遠になるだろ?
だからってわけじゃないけど、だいぶ早い時期からもうそういう話は考えてあったらしくてさ。
まあ、許婚ってわけじゃないけど……そういう人はいるんだよ。」
「で、でも、だからって…」
「もっと言うとさ……その、えっと…僕、一度……その、言ってるんだよね。好きだ、って。」
「…えぇ?」

キララはそこで急に表情を歪め、さも不機嫌そうな顔をしてみせた。

「い、いや!あれはまだ僕が小学生の頃だったからさ、その、全然他意はないというかっ!」
「…ふうん。それで?」
「そ、それでさあ。その時に、キッパリ言われちゃったんだよねえ…」
ヒカルは、照れ隠しのように笑って見せた。

「……何て?」
キララは、泣き腫らした目を吊り上げていた。
まるで、亭主の浮気を問い詰める妻のように。

「………『ヒカルさんみたいな人は、私のタイプじゃないんです。』…って。」
「…………」

暫くの間、キララは無言でヒカルを睨んでいた。
先程のような弱気な目線ではなく、…気弱な子供なら、それだけで泣き出してしまうほどの鋭い視線。
ヒカルは、それをはぐらかすような笑いを浮かべながら、あいまいに受け流す。
805731:2006/02/22(水) 00:42:27 ID:F0duk2eB
「………でも、それじゃあ、なんでナエちゃんはあんなこと言ったのよ。」
「うーん……もしかしたら、博士から言われたのかもなあ…」
「……博士? なんで、そこで博士が出てくるの?」
「あ、あぁいや!なんでもない、気にしないで!」

質問に答えないヒカルの背中を、キララは回した手でぎゅっとつねる。

「言いなさいよ」
「わ、わかった!ゆう、ゆうから!」

ヒカルは、渋々と言った感じで話し始めた。

「……いや、実はさ………その、ちょっと前に博士に相談したんだよね…」
「……相談?…なにを?」
「えぇっと…その……キララとの関係、について……」
キララは眉をしかめ、その先を促した。

「えっとさ…その、僕、中学校あたりからキララのこと、好き、でさ…」
「……」
「でも、ずっと幼馴染だっただろ? だから、告白してもそういう関係になれるもんかなあ、って思ってさ。」
「……それで、博士に相談したってわけ?」
「…ぴ、ぴんぽーん……」

おどけてみせたヒカルの背中を、キララは再びぎゅっとつねる。
その様は、子供を叱る母親のようだった。

この頃になると、キララの表情からはもう一切の毒気が抜けていた。
泣き腫らした目はまだ少し赤かったが、もう表情に暗い色はない。
むしろ、目の前のヒカルに対してふつふつと怒りを湧き上がらせているようだった。

「それで、私は気にして、泣いて、落ち込んで……なるほど。」
「…あ、あはははは……いや、うん、…泣いてるキララも、可愛かったよ?」

ヒカルがそう言うと、ふっとキララの腕が彼を抱き寄せた。

「……今日は許したげる。…その代わり、今度、メダロット社のレストランでフルコースね。」
「………い、いえっさー…」

ヒカルの返事を聞くと、キララはぽふっとヒカルの胸に顔を寄せた。
そして、呟くよりも小さい声で、ささやいた。

「………続き、……しよ。」
806731:2006/02/22(水) 00:44:24 ID:F0duk2eB
展開と流れがむちゃくちゃですいません。
でも愛だけはあるんです。文才はないけど愛だけはあるんです。


ということで、また次を待っていていただけたらなと思います。はい。
807名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 01:22:31 ID:EY1SKoVc
wktkwktk!
808名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 11:14:41 ID:MhLSqcBr
すげeeeeeeeeeeee!!!!
809名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 09:59:18 ID:X9zg1/4K
wktk
ktkr!
810名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 15:38:58 ID:FV7uUJH1
そろそろあげないと。
811名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 18:31:14 ID:peFHM988
もしメダロット3のミニミニサイズのロボロボ団がエロイ事を考えてたら、
ナエを含む女性キャラ全員が処女喪失のピンチだっと今更だけど思う。(ナエは処女かどうか微妙だけど(笑))
812名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 19:05:48 ID:0yfn5i04
>>811
その小説書けばいいんじゃね?
813名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 20:38:38 ID:peFHM988
書きたくても書けない理由があるんです。
それは同人誌系統の大手サイトにメダロット物が無くて、ナエやカリンやアリカはヤメテお願い。とか処女喪失の恐怖に脅えてる様な台詞を適当に言わせてればいいけど
実際にメダロットのレイプ物を見たことが無いので
814731:2006/03/05(日) 01:32:31 ID:xF9j5GpJ
割れ目にそって、つっと舌を這わせる。

ふたつの膨らみを舌先で掻き分け、舌を中へ入れ込むと、きゅっと締め付けられた。
その戒めを半ば無理矢理解くように、ヒカルは更に奥へと舌を入れていく。

「あ…ぅ…、は、ん…」
キララはシーツを手でぎゅっと握り、もう片方の手でヒカルの髪を触る。

「…キララ、…気持ちいい?」
「………き…、ぅあ、んっ、ふっ、あっ」
キララが答えようとしたところで、ヒカルは舌を更に奥へと滑り込ませる。
にゅるにゅるとした媚肉をかきわけてゆく感触は、ほんの少し先程のキスに似ていた。

ヒカルは、舌を奥へ入れたり、出したりと単調な動きを繰り返す。
その度にキララは荒く呼吸をし、眩しそうに目を細める。

「………ひかるぅ……」
蚊の鳴くような声で、彼女は幼馴染の名前を呼んだ。


彼女の内股はすっかり汗ばんでいて、
秘所に控え目に生えたそれはぐっちょりと濡れそぼっていた。

ヒカルが中で舌を動かす度に、少し粘性のあるぬるぬるとした液体が出てくる。
喉を鳴らしてそれを飲み込むと、キララは恥ずかしそうに口元に手を当てた。

「…き、……汚いよ?」
「……」

ヒカルは答えず、黙ったまま、指を勢いよくキララの中へ入れた。
ちゅぷっと音がして、中でプール状態になっていた愛液が飛び散る。

「ひゃっ!?」
「……汚くなんかないよ。」
そう言って、ヒカルは指で糸を引くそれを、キララの顔の前に持っていく。
815731:2006/03/05(日) 01:33:44 ID:xF9j5GpJ
「…で、でも、は、恥ずかしいって……」
「……そう?」

普段は、どこかキララがリードし、一歩先んじているが、
いざこういう場合になると、それはどうも逆転するらしかった。

「……ねえ、キララ。」
「…うん?」
「その……そろそろ、いいかなあ、なんて…。」
「……えっと、…ってことは……」
「んーっと、だから、その……」
ヒカルは肝心な部分を伝えることが出来ず、視線を逸らし目を泳がせている。

「……したいの?」
キララは少し意地悪そうな目つきで言った。

「…えっと………うん。」
単刀直入に訊かれて、一瞬即答することを躊躇ったが、
ヒカルは確かに首を立てに振った。
816731:2006/03/05(日) 01:34:19 ID:xF9j5GpJ
「…その前に、いっこだけ。」
「…何?」

キララは急に面持ちを変え、少しばかり真剣さを帯びた表情になる。

「……もちろん、するんだから、最後まで責任とってくれるのよね?」
「……最後、っていうと………終るまでってこと?」
「違うわよ!バカ!」

キララははぁ、とため息をつき、呆れた。
ヒカルは何を咎められたかがいまいち理解できていない様子で、
表情からはクエスチョンが抜けていない。

「…最後ってのは……その、…アレよ、アレ。」
たった一言、漢字に直せばたかだか二文字のその言葉を
彼女の口から言う事は、大いに躊躇われることだった。

気恥ずかしさよりも、もしものことを考えるとやはり聞くのが怖かったからだ。
もちろん、この後におよんで今更ということはないだろう。
ただそれでも、ヒカルのように気弱なタイプには、
その言葉はかなりのインパクトがあるには違いなかった。

「……け、…」
頭文字だけが、ぽろりと口からこぼれた。

「…あ。」
そこまで来て、ヒカルはようやく理解できたようだった。

「………、…結婚?」
「そ、そうよ。」

古い貞操観念かも知れない。

ただそれでも、自分が体を許すのは、生涯の伴侶となる相手だけでありたい。

そういう思いが、彼女にそれを言う事を促したのだった。

「……」
「…」

ヒカルは急に真面目な顔になり、じっとキララの目を見つめる。
キララも、わざと逸らすことも出来ず、ただ見つめられていた。

「……当たり前、だろ。」

それは、キララがこれまでに聞いて来たヒカルの言葉のどれよりも力強く、
そして最も男らしい口調だった。
817731:2006/03/05(日) 01:40:36 ID:xF9j5GpJ
間が空いてどうもごめんなさい(・ω・`)
リアルが色々と立て込んでて、しばらく時間がとれなかった。

今日はまだちょいと余裕があるのですが
明日っから一週間くらいがまた立て込みそう。
待ってくれてる人とかがいたら申し訳ないです。


つーかメダロットのコミックスを古本屋で買ってきて読んだのだが
メダ1の第一巻が微妙に毛色が違ってちょっと驚いたわ
ていうか1巻はキララファンの漏れにはハァハァでココロガムズカユイ展開が色々あってごちそうさまだった。

全く関係ないけど、アリカたんのネクタイ姿には萌えた。
818名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 16:11:37 ID:Ex0o46IS
こうなったら頑張ってナエがロボロボ団に捕まって男の種を植える、苗床にされてる小説を考えてみる。
819名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 06:35:31 ID:I37Ba7Eg
その1。ビーストマスターの脚部の触手に絡めとられヒカル前で凌辱されるキララ

その2。まだコマチだっけ?のキララの変装がバレてない時に捕まり徹底的に辱められる

その3。パティに、捕まり?レズで責められる


の3パターンを考えてみた
820名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 07:42:52 ID:gPckEylm
趣味わりぃwwwwww
821名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 08:56:47 ID:I37Ba7Eg
パティの場合はやはり魔女ミルキーによる調教を希望。

後、聞きたい事がロボロボ団は犯罪者レベルはやっぱり初代が一番だよね?
822名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 16:06:58 ID:CDbn3+q/
もし次スレが立つようなら、〇〇投下しておk?とか前置きはなしにして
名前欄なりメル欄に内容説明等を入れて嫌な人は見ないようにすればいいと思う
823ぼくらはトイ名無しキッズ:2006/03/06(月) 22:04:39 ID:HVb9kb9I
>>817
乙&GJ!
ラブラブしてますなぁw
824名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 13:29:30 ID:KUxOgh5l
キララ、アリカは入らない事に首を突っ込んでロボロボ団辺りに凌辱

ナエ。カリンはシラタマやファンクラブに恥ずかしい写真を撮られ写真が欲しければ〜、と脅されて凌辱調教。
パティは魔女ミルキーからのレズ調教。
な展開を妄想してみた。
でもナエの場合はマジでシラタマがしそう。
825名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 16:10:26 ID:NNxrm0R3
しらたまさんのキャラはマジやばいからなwwwwwww
826名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 17:52:59 ID:cHo3lnxU
シラタマは本人曰く愛があるらしいし大丈夫じゃね?
カリンは死よりも恐ろしい復讐がありそうだ
827名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 06:01:39 ID:o1j6iAkY
アリカ×スクリューズで妄想してみた。
イッキが居ないときにスクリューズと言い合いになる→→→↓
キクヒメからロボトルに負けた方が罰ゲームを受けると提案される→→→↓
アリカは勝つ自信が会ったため了承→→→↓

しかし、アリカが三体メダロットを使えても、命令を出す人間で言えば実質は3対1。それが災いしたのかアリカ敗れる→→→↓
罰ゲームはスクリューズの下僕の性処理をすると言うアリカのプライドをズタズタにするものだった。


828名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 12:45:28 ID:XKVRu8Qo
春の精乙
829名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 01:55:16 ID:LLviB8Xs
妄想っつーか小説をうpしてほしいわけだが
830名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 14:00:54 ID:vMAZ8eZI
やっぱ女体化メイドイッキとか
831名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 14:46:23 ID:3cqQNSaK
誰がイッキをいじめるのかが問題
832名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 14:53:42 ID:FRw8Ua1n
そりゃあ天才ハッカーのイワノイだろ
833名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 15:16:17 ID:Kx4pVwsZ
いやいや、レトルトだろ
834名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 18:15:49 ID:fVs9DLGM
通りすがりの野良メダロットさ
835名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 18:54:03 ID:0LYeScgY
アリカとか(笑)
836名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 19:04:26 ID:6OIVPXSb
カリンちゃんとか(笑)
837名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 19:46:58 ID:FRw8Ua1n
カンちゃんとかいいんじゃね?
838名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 20:09:00 ID:Hb4keV68
>>836-837
一文字抜けただけでえらいことになるな。
こんなときに名前出してもらえない悪の組織(自称)ロボロボ団カワイソス
839名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 20:18:50 ID:6OIVPXSb
あいつらエロくないからなーw
840名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 20:20:54 ID:Kx4pVwsZ
スルメを忘れるな
841名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 20:35:03 ID:lhO3xKi+
まだ職人さんの作品投下も終わってないし極力スレ消費は避けたい
842名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 13:48:18 ID:SE1OHMOV
ロボロボ団は2からはヤバくないけど、
個人的な主観もあるけど初代のロボロボ団は平気で人の命を奪ったり、強姦等の犯罪をやってそう。
843名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 00:43:21 ID:SNb2tRcp
>>840
レイカも忘れるな。
844731:2006/03/13(月) 00:14:54 ID:/bnT/HHg
メダロット社の、数ある研究室の一角。

通路の奥まった場所に、隠れるように薄汚れたドア。
そこには「アキハバラ」と名札がかけてあった。

「おじいさん、いますか?」
コン、と一回だけ短く区切られたノックの音を響かせた。

「ナエか? すまんの、今手がはなせんのじゃ。勝手に入ってきてくれい。」
「失礼します」

そう言って、ナエはゆっくりとドアを開ける。

部屋の中は随分と薄暗く、
作業台のようなものが据え付けてある所だけ蛍光灯が灯されていた。

ナエはうわ、暗いなどとぼやきながら、
手探りで壁際のスイッチを探してバチバチとつけていく。
すっかり採光の奪われていた部屋は、改めて明るくなると、随分と雑然としているのが分かった。

「…っふー。これで一段落じゃの。」
博士は額をぬぐいながら息をついた。

「お疲れ様です。…あんまり根を詰めないでくださいね?」
ナエは少し咎めるような響きで言った。
「なぁに、このくらい。」
自身ありげに、博士はぐっと腕を上げてポーズをとってみせた。

本人にすれば純粋に身体の壮健ぶりを示したいだけなのだろうが、
ナエにとってその様子は随分と可笑しく感じられるものだったらしく、思わずくすりと笑ってしまう。

「…ふふ。おじいさんは、いつでも元気ですものね。」
「そうじゃそうじゃ。ワシはいつまでも元気じゃぞい!」
いつもと変わらない様子で、博士は豪快に笑った。

「あ、そういえば。えっと…ヒカルさんとキララさんのことなんですけど……」
「おぉ! どうじゃった、うまくいったか?ん?」
「その…一応は。」
ナエは曖昧に笑う。

「そうかそうか! すまんのぉ、わざわざそんなことをやらせて。」
「いえ、気にしないでください。…それよりも、……本当に研究目的だけ、なんですか?」
「ん? まあ、多少知的好奇心が伴ったことは否めないのお!」
博士はにやりと意味深に笑い、机の上に置かれた書類に目をやった。

「……環境とロボトルの戦績が関係することなんて、よくあることだと思うんですけど…。」
「なぁにをいっちょるか。天領イッキとアガタヒカル!この二人は共に現在、そして将来伝説的なメダロッターになることは確実じゃ。
その二人に仲のいい幼馴染がいるという共通点を見過ごして、ワシはメダロット博士などと名乗れん!」
「…まさかイッキくんのほうも?」
ナエが眉をしかめて訊くと、博士はどこか誇らしげに口元を緩めた。

「もちろんじゃ!」
「……そうですか。」
「まぁ、そう怪訝そうなカオをするな。ほれ、ひとつどうじゃ?」
そう言って、博士は机の上においてある皿にてんこ盛りに盛られた梅干をひとつ奨めた。

「…いえ、結構です。」
「そうか? 梅干はいいぞぉ……ん〜!」

一つ口に含むと、博士は幸せそうな表情で酸味を堪能した。
845731:2006/03/13(月) 00:15:58 ID:/bnT/HHg
「…い、いくよ?」

キララは消え入りそうな声で返事をして、こくんと頷いた。

先端が割れ目の入り口と触れると、二人はそろってごくっと唾を飲んだ。
そして、ヒカルはゆっくりと腰を動かし、自身をキララの割れ目の中へと挿れてゆく。

「…っふぁ、…ぁん………」
亀頭の先端が飲まれるように中へ入っていくと、キララは切なげに声を上げた。

「ちょ…、ぅ、うわ……………」
ヒカルは感嘆のため息を漏らし、その初めて味わう感覚に言葉に仕切れない感慨を覚えた。

風呂場で、自分のそれを洗う時に似たような感覚を味わったことを思い出していた。
それがもっと柔らかくなって、もっと生物的になって、更にほのかに熱く感じるような、そういう感触。
しかも裏も表もなく四方八方から責めてくるものだから、ヒカルはその快感に思わず大げさに呼吸をしてしまう。

「……き、気持ちいい?」
まったく自信のない口調だった。

ヒカルが気持ちいいかどうかは、いくら初体験の彼女とて見ればわかる。
時折深呼吸をして、表情をしかめているその様子から、それは容易に察しがつく。

ただ、それ故にヒカルが一言も喋らず、
たとえ一時でもヒカルとの意志の疎通が図れないことが不安に感じたからだ。

「…すごい、………としか言えないよ…」
「…そ、そっか……………、…よかった。」
そう言って、キララは微笑んだ。

「じゃあ、…このまま……」
ヒカルは更に腰を動かし、ゆっくりとキララの中を押し開いてゆく。
時折膣内がびくんと脈打つように動き、その度にヒカルは何とも耐え難い快感に襲われた。

「…ぃ、いいよ………ひかる…ぅ、……んぅ……………、…ひゃうっ!?」
亀頭がずっぷりと中へ入り、ヒカルが更に奥を求めて腰を動かした時、
キララは突然悲鳴に近いような声を上げた。
膣の入り口、ヒカルの陽根の隙からはツっと一筋の血が流れた。

「ご、ごめん!」
何が悪いのかは分からなかったが、取り敢えずヒカルは謝った。
少なからず、彼は取り乱していた。

「……ご、ごめんね…驚いたよね。」
「…い、いや…。……ど、どうしたの?」
ヒカルは恐る恐るといった口調でそう尋ねた。

「えっと………たぶん、…………初めてだから、…その……」
「………あ!」

ヒカルは、「そのこと」をすっかり失念していた。
846731:2006/03/13(月) 00:17:17 ID:/bnT/HHg
「…あ、……なるほど。」

そう、考えてみれば当然のことだが、キララは「初めて」なのだ。
となれば当然、そこにはあるべきものがあって然り。

自分に落ち度がないことが分かり、彼は内心胸を撫で下ろした。

「えっと……こういう時は、お赤飯だっけ?」
「……………バカ…。…それは違う時よ。」
「あ、あれ? えーっと、…それじゃあ、」

そう言い掛けて、ヒカルは腰をぐっと前へ動かした。
じゅぷと液体音がして、ペニスが膣内へ更に入っていく。

「ぁっ!」
突然に、しかも一気に挿れられたものだから、キララは思わず大きく声を上げてしまった。


対するヒカルは、ぐっと屈み込んでキララの両脇に手をつき、ちょうど腕立て伏せをするような格好になる。
そして、すっと顔をキララに近づける。
「……これで。」
そう一言言って、ヒカルはそっと唇を重ねた。

「……」
「…」

唇が触れあっていたのは、ほんの5秒かその程度だった。
先程の如く舌を入れる様なこともしない、触れ合うだけのキス。

キララは突然のヒカルの行動の意図が読めず、少し困惑した表情を浮かべた。

「………ど、どーゆーこと…?」
「いや…その、初めてのお祝い……みたいなさ。」
「…………それがキスなの?」
「だって、お赤飯じゃないっていうからさぁ……」
「…あんたねぇ……、…ふふっ。」

いつもと変わらない、どこか抜けたような幼馴染に、キララは苦笑した。

今していることはこれまでにない初めての体験でも、
その相手はキララがよく知っている、これまでずっと一緒にいた相手なのだ。

そんなことを思い、彼女は緊張していた気持ちが徐々に緩んでくるのを感じていた。
847731:2006/03/13(月) 00:22:58 ID:/bnT/HHg
本番って書くの難しいどころじゃない、勉強せねば。

なんていうかやたらとクソ長くて微妙な展開なんだけど、
漏れの溢れる愛だけは感じてもらえると嬉しい。愛だけ。

ていうかなんとかこのスレで追われるよう頑張らねば。(・ω・´)

ということでその内また投下させてもらうので、次もよろしくお願いします。はい。
848名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 00:46:22 ID:q9ghqZqM
GJ!
849ぼくらはトイ名無しキッズ:2006/03/13(月) 09:15:19 ID:Au+Xjlhj
乙&GJ!
850名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 00:37:44 ID:ShWdStzx
リバティーズリーダーキノコが捕まって、
極太バイブを股間に付けた無数の暴走メダロットに犯され
グッタリして所にコクエン隊辺りの男に放心状態でマトモに抵抗も出来ずに凌辱中だしの連続で快楽に堕ちていくキノコを妄想してみた。

ちなみにレイプ物なり純愛物でも良いからキノコの同人誌があるなら見てみたい
851名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 01:30:20 ID:NTgvYmFJ
妄想はいいからSS投下しる
852名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 21:34:07 ID:OAWX3LlL
そろそろいったんageないと
853名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 01:19:03 ID:BA4lXQba
イッキとキノコなら一人称とそれぞれを呼ぶ名前を教えてくれれば書く。
というか書きたい。
854名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 03:43:15 ID:Z2RMpI9j
それからキノコの口調はどんなんだったか覚えてる人居たら教えて欲しい。
もしくは4のどこらへんに出るかわかれば今からやってくる。休日だし。
855名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 04:09:41 ID:HN4HjFv0
キノコは四天王西のハクマ編途中で少し会える
あとは南のシュリを追い込むところで少し
他は覚えてねえや
856名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 05:28:15 ID:Z2RMpI9j
>>855
ハクマは済んじゃった。でも一人称とか呼び名とか覚えてないんだよな・・・
多分ギンコはイッキって言ってそうな気がするんだが…
でイッキはキノコちゃんかな。
エロゲじゃないゲームは表みたいなまとめがないから難しい。書いた人もいないし。

性格で印象に残ったのは自分なりにからかうタイプのキャラってことくらいか。
シュリのところではコウジと一緒にチームバトルするんだっけ?
とりあえずシュリのとこまで進めてきます。
857名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 07:04:40 ID:cl5sUapy
ED後だからあんまり判らないけど
ジャクナンで戦う場合
あら、イッキあたしとロボトルするの?

オッケーそれじゃいくわよ!

そう簡単には勝たせてあげられないわね

ケンカだったら負けないわよ

またいつでもあいてになってあげる

の六個のキノコの台詞だけ確認できた。

858名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 12:46:36 ID:Z2RMpI9j
>>857
なんというか。アリカにしか見えん。つまりツンデレじゃないアリカと認識すればOKですか。

キノコの声ってないの?一番声優使って欲しかったんだけど…
859名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 13:43:39 ID:cl5sUapy
一番声が出そうな、ジャクナンのシュリとキノコが睨み合ってる漫画絵になる所で声無かったから
声優はついてないと思う
860名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 14:45:27 ID:Z2RMpI9j
>>859
シンラの創造村の横の大樹でもないしな・・・

とりあえずキノコの一人称はあたし、呼び名はイッキ。
あとはイッキだけどアリカとあねご以外呼び捨てにしない主義だ、多分。
861名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 16:02:04 ID:bSyBsVd8
攻略本にキノコのセリフが一つあったからのっけとく。
「このむらのなかでただ一つあたしが気に入ってる場所よ」
862名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 16:34:25 ID:41g2h7BD
全裸で待ってます
863名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 18:39:04 ID:aYw2/D6w
俺の嫁に何か用?
864名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 19:22:27 ID:Z2RMpI9j
うおおおおおおおおおおおおおミスコン勝てねぇぇぇぇぇ
865名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 19:42:33 ID:Z2RMpI9j
シュリ城1F中央廊下

ねえ そこのキミ ちょっとあたしと「お茶しない」?
 キノコちゃん!来てたんだ!
うふ まーね
いちおう 出るつもり イッキも出てたよね
ゆうしょう ねらってる?
ふーん あたしはべつにどっちだっていいんだけどね
うん ま それがもくてきってわけじゃないから
イッキとはけっしょうで しょうぶね
手は ぬかないからかくごしておいてね(ハート)
あ そーだ!ちょっと あたしに つき合わない?
 えっ つ つき合うって?
お手なみ はいけん!
〜ロボトル〜 そう かんたんには 勝たせて あげられないわね
〜その後〜 ケンカだったら まけないわよ(ハート)
あはは! じゃー また あとでね(ハート)
 ・・・・・・・・・・アリカいじょうに 行動に よそくが つかない子だな

1個空けたのはイッキの言葉
866名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 02:05:21 ID:h8rcxG9Y
キノコとイッキについてなんだけど
長いから文章を貼るんじゃなくてどこかに文をうpするからそれでいいですか?
無駄な装飾が多いけど今から編集するのが申し訳ないけどめんどくさい。
867名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 15:56:16 ID:/ewHSM4Z
全然問題ないと思う。
SS保管庫にアップロード掲示板あるし。


今2やってるんだけど、花園学園でアリカを助けるシーンが萌え。
「アタシのせいでアンタが怪我したら〜」ってやつね。
868731:2006/03/25(土) 01:45:31 ID:09tE3GnL
とりあえず一つだけ投稿します
なかなかいい感じに書けなくてスマソ(・ω・`)




「やだ、ちょ……んぁうっ!!」

お互いが向かい合う様に抱き合い、キララはヒカルの上に跨る格好になっている。
自重によって更に奥深くまで媚肉が押し分けられ、膣内から分泌された液体がお互いの陰部で糸を引いていた。

「…っふ、……こんな、しかた……ぁっ、あったんだ……んぅっ…」
恍惚とした表情を浮かべながら、ぎゅっとヒカルに抱きつく。
「…僕はこれが一番いい、…かなぁ……」
ヒカルがキララの細い腰を抱いて、まるで大樽を振るかのようにキララの体を激しく上下に揺さぶる。
その度にヒカルの陽根とキララの淫靡な色をした秘肉が擦れ、彼女は大きく嬌声を上げた。

「…っ、気持ち、…良い?…キララ」
「そ、そんぁっうっ、んうっ、んっ、ぁっ、ふっ」
言葉にならない喘ぎが、その快感の度合いを如実に物語っていた。

ヒカルは更に激しくキララの体を上下させ自らの快感の度合いも高めようとする。
既にキララの膣内は溢れ出す愛液のせいで抵抗を生まない程に潤っていたため、
必然的にヒカルが体を動かすペースも早いものになっていく。
本能的に絶頂を求めてどんどんと加速する動きに、キララが敏感に反応した。

「ひ、ひかぅ、ひかるっ、…は、はやす、ぎぃ…んぁ、あっ、ぅんっ、あんっ!」
キララの呻きも最早ヒカルの耳には届かず、ヒカルは乱暴なまでに激しくキララの体を上下に揺らす。
しかし突き上げる快感によってキララの膣から止まることなく分泌される愛液のせいで、彼女が痛みを訴えることはない。

「…キララ、………すご…っ、…ぅ……」
「ひ、かる………す、…き………ぃあっ、んふっ、ぁんっ」
二人は、ひたすらに欲求の赴くまま目合いにふける。

幼き日より片時も心から消えることの無かった想いを、
十数年越しに情交を以って二人は消化していた。


「らぅっ、ら、らめ……ぇっ、ぁっ、んぅうっ!!」
噛み殺すように嬌声に突然抑揚がなくなった刹那、
彼女の体が電撃的に反応し、びくっとのけぞる様に背筋を伸ばした。
膣壁が急激に動き出し、中で膨らみ切っていたヒカルの陽根を刺激し、
その亀頭はまるで半ば押しつぶされるように乱暴に揉まれた。

「っ! や、やば……………ぅあ…」


一瞬の我慢も空しく、彼は放精感に身を震わせた。
869名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 02:22:48 ID:4QhofP8J
GJ
毎回、楽しませてもらっています。
870731:2006/03/30(木) 01:40:17 ID:9KKCMYee
いずれオチを書くとして、
キラヒカ編はとりあえず一時区切りがついたと考えるので
イキアリ編にそろそろ移行します、どうか読んでやってください
ということで以下↓




「ちょっと、ここも忘れてるわけー?」
「えぇっと……そんなのやったっけ?」
「……はぁ、もういいわ。次。」

西日が差し込む部屋の中で、二人は卓を挟んで向かい合いながら座っていた。
元々が大して広くもない室内は、テーブルを出してさらに人が二人ともなると、割と手狭に感じられる空間だった。

「…ねえ、アリカ。」
ぽつりと、呟くようにイッキが呼んだ。
「なに?またわかんないところがあったわけ?」
アリカは少し不機嫌そうに眉をしかめる。
「違うよ! ていうかさ、新聞書くんじゃなかったの?」
「さっき書いたじゃない」
アリカは事も無げに、告げるような口調で言った。
「…見出しだけじゃんか」
にわかに怒気を含んだような物言い。
「…アンタが新聞書かないなんて聞くなんて、珍しいわねー?」
アリカが意地悪そうな笑みを浮かべながら、まるで問い詰めるようにそう訊いた。
イッキは急に顔色を悪くして、目を泳がせる。
「そそ、そんなことないって………うん」
「…サボろうとしても、ムダだからね。」
目を三角にして、アリカはそうイッキをたしなめた。
「い、いや、サボろうだなんて…」
「ホラ、ごちゃごちゃ言ってないでさっさと次の問題やる!」
イッキは渋面を浮かべつつも、大人しく問題集に向かった。

暫くして、イッキは困ったようなびくつく様な、そういう表情でアリカを見た。
その視線に気付き、アリカもふっと顔を上げる。

「……また、わかんないの?」
「…ごめん。」
アリカは、深々と溜息をついた。

「いーい? ここは、この公式を使うのよ。」
教科書を逆向きにしてイッキに示し、ペンで問題を指しながら言った。
イッキはそれを覗き込むように見て、納得したような装いの面持ちを浮かべたが、
理解しているかどうかは甚だ怪しいものだった。
「…あぁ〜、なるほどー…。」
「……アンタ、人の言ってることちゃんと理解してる?」
アリカは眉をしかめ、かねてから疑問だったことを訊いた。

イッキは昔から、理解はしていないがとりあえず曖昧に返事を返すクセがある。
そのせいで苦労したことも、少なくない。
871731:2006/03/30(木) 01:42:35 ID:9KKCMYee
「えーっと……つまり、これをここに入れればいいんだよね?」
「………的外れもいいとこね。全っ然理解してないじゃない!」
アリカは少し声を荒げて叱る。
「ご、ごめん……」
思いのほか神妙なイッキの態度に、少し言い過ぎたかとアリカはふっと表情を緩ませる。
「…まったく。しょーがない、こーなったら理解するまで徹底的に説明してあげるわ!」
そうアリカが意気込むように言ったところで、コンとドアがノックされる音が響いた。

「イッキ、入るわよ?」
そう言ってドアの向こうから現れたのは、イッキの母親、チドリだった。
見ればその手には盆を持っていて、そこにはガラスコップに注がれたジュースやスナック菓子類がある。
それを見て嬉しそうにはしゃぐイッキを、アリカが呆れたように横目で見た。

「アリカちゃん、ごめんなさいね。うちのイッキのお勉強なんて見てもらっちゃって」
いつもの如く、眠くなるような優しい口調。
「いえ、私も復習になりますから!」
アリカがそう言うと、チドリは薄く微笑んだ。
「イッキ? ちゃんとアリカちゃんにお勉強教えてもらわないと、ダメよ?」
口調は優しかったが、そこには相手に有無を言わせぬ迫力にも似たものがあった。
イッキも、無意識のうちにそれを察しているのか、少し肩をすくめている。
「……わ、わかってるって。」
イッキの返事を訊いて、チドリは満足そうな笑顔を浮かべた。

「そうそう。これ、ちょっとしかないけど、息抜きに食べてね」
チドリは手に持っていたそれを卓に置き、二人に奨めた。

「ありがとうございます!」
アリカがはきはきとした口調で礼を言うと、チドリは嬉しそうに笑い、
頑張ってね、と励ましの言葉を残して部屋を後にした。

「…相変わらずキレイねえ、イッキのお母さん。」
部屋を出て行くチドリの後姿を見て、アリカは感嘆のため息を混じえながら言った。
「えぇー…?そうかなぁ。」
イッキはそれに応じつつも、懐疑的な返事を返した。
アリカはその反応が少し不服なものらしく、眉を吊り上げ気味にする。
「イッキはそうは思わないの?」
「いや、思わないってわけじゃないんだけどさ…てゆうか、考えたことないし。」
「………それもそうね。」
納得したような面持ちで視線を卓に移し、先程チドリが運んできたばかりの菓子をひとつ取ってそれを口に含ん

だ。
「やっぱ、キレイなほうになるのかなぁ」
「キレイなほうなんてレベルじゃないわよ。私の調査によると、ギンジョウ町内では屈指の美人人妻よ!」
びっとイッキの眉間のあたりを指差し、アリカは得意げに言った。
「へ、へぇー……そうなんだー…」
「……何かあんまり嬉しくなさそうね?」
アリカは不満そうに眉をしかめる。
「え? …うーん……、だってさ、自分の母親だし、さ。キレイとかキレイじゃないとか…なんか、よく分かんないんだよね。」
予想していた以上に淡白なイッキのその返答に、アリカは詰まらなさそうにため息を漏らした。
「…なにそれー。つまんないのー。」
「そんなこと言われても…」
イッキは困ったように表情を歪め、頬を掻いた。
「っていうか、イッキって、誰それがかわいいとかきれいとか、そういう話題にはいまいち反応が薄いわよねー。」
「え? そ、そう?」
「そうよ。…あ、やっぱりカリンちゃん以外には興味がないとか?」
アリカが、にやりといやらしく笑いながら、上目遣いでイッキに訊いた。
「そ、そんなことじゃないって!」
「…ふーん?違うの?」
顔は笑みを浮かべながらも、アリカはどこか複雑そうな面持ちだった。
872731:2006/03/30(木) 01:45:27 ID:9KKCMYee
「違うよ! …それはさ、カリンちゃんは可愛いと思うし、確かに、その…一時、いいかなあ、とか思ったけどさ」
「思ったけど…、何よ?」
「その…よく考えたらさ、カリンちゃんのことは全然知らないし。それに、なんかさ、やっぱりコウジと…お似合い、っていうか。」
イッキは、視線をあちらこちらに逸らしながら、躊躇いがちに続けた。
「なんか…うまく言えないけど、今は…好きとか、そんなんじゃないよ。」
「………ふーん、……そうなんだ」
「それに、…………って、な、何言わせるのさ!」
「なによー!アンタが勝手に喋ったんでしょー?! てゆーか、“それに”なんなのよー?」
「いや、その、だからっ、っと…………あ、そ、そんなことより勉強!勉強しないとね!」
イッキはわざとらしく問題集に向かい、ぶつぶつと呟きながら鉛筆を動かし始めた。


(………なによ。言いたいことがあるなら、ハッキリ最後まで言いなさいよ。)


アリカは、不満げな表情をそのままに、少し乱暴にその場から立ち上がった。
「…ど、どうしたの?」
イッキはおそるおそるといった口調で尋ねる。
「……トイレ。」
不機嫌さを何ら隠さない口調だった。

イッキは、アリカが少なからず腹を立てていることを確信した。
日頃から、イッキはアリカには常に頭が上がらない。
でも、それは普段からの関係とアリカ生来の勝気な性格によるもので、
それ自身が別段アリカとの間柄の良し悪しに関係しているものではない。

だけど、長年一緒にいれば、何度かはお互いに気まずい空気になる時はある。
そういう時は、いつもは捲くし立てるアリカが決まって無口になるのだ。

イッキは何か言い繕おうと必死に言葉を探したが、何も言えぬまま
アリカはズカズカと歩いてドアも閉めずに部屋を出てしまった。


(…まずい。どうしよう………)


長年の付き合いの中でも、ニ、三度あったかないかの、
彼にとってみれば世紀末的な事態が、今目の前に生じている。

心当たりは、あった。
ただ、今回の場合はそうおいそれと出来るような事ではなかった。

言いかけた言葉の先を続けるには、今の彼にはあまりにも勇気が足りなかったから。
873731:2006/03/30(木) 01:48:32 ID:9KKCMYee
今回投下分は以上です。
文章力も相変わらずないですが、そのへんはどうかお目こぼしを。

ていうか励ましのレスをくれた皆さん、ありがとうございます。
自分としてはこの上なく嬉しいです。本当にありがとうございます。
874名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 08:22:59 ID:5/67qxb/
GJです。
これからも、頑張ってください。期待しています。
875名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 18:40:43 ID:dcJbNTjb
GJ期待さげ
876731:2006/04/02(日) 01:38:25 ID:wi7STNyK
どうもです。
また続きを投下します。





階段を降りながら、アリカは今更ながらに後悔していた。



階下。
トイレに行くと言ってイッキの部屋を出てきたアリカだったが、それは本当の理由ではなかった。

単純に、相も変わらず煮え切らない優柔不断なイッキ自身の態度に、
久々に本格的な鬱陶しさを感じ、同じ空間にいることを嫌った彼女が、口実として言ったことだった。

だが、イッキの母親によろしくといわれている手前、
勢いに任せて家を出ることも、彼女の良心が薄ら痛む。

彼女は必然的に、普段イッキの母親が居るリビングへと足を運んでいた。

「…あら? アリカちゃん。」
なにか浮かない表情で現れたアリカに、どことなく気遣うような視線を向けるチドリ。
アリカはその視線にそれとなく気付きながらも、何も言葉を発することなくソファーに腰掛けた。

「どうしたの? …もしかして、うちのイッキがまた何か失礼しちゃった?」
アリカはその問いかけに、ふるふると首を横に振って、やはり無言で答えた。

まさか、イッキが優柔不断なので、それに苛付いてちょっと部屋を出てきました、などとは口が裂けても言えるわけがなかった。

あるいは、チドリのように大人としての器量を十二分に兼ね備えたような人間なら、そう言っても取り立てて怒るようなことはしないかも知れない。
むしろ、そこで自身の大人としての度量でイッキとの仲立ちをするようなことをして、状況を好転させてすらくれるかもわからなかった。

イッキにとってはどうか知らないが、アリカにとってチドリというのはそれほどの存在なのだ。
アリカは、彼女のことを心底尊敬している。単なる幼馴染の母親という枠に収まらない、彼女が目指す理想的な女性の形のひとつ、だからだ。
877731:2006/04/02(日) 01:38:56 ID:wi7STNyK
そういう女性を心の奥底で目指しているからこそ、アリカは、「この程度」のことで腹を立てて部屋を出てきた自分が、心底情けなく思えてきていた。
…「この程度」という認識は、裏を返せば、落ち度はむしろイッキではなく自分にあるということを自覚しつつある、ということだ。

イッキが、海の物とも山の物ともつかないような、曖昧な態度をとるのは、よくあることだ。
まして、幼馴染として物心がついた頃から一緒にいる彼女にとって、それはとうに既知の事実だった。

普段は腹を立てるようなことをしないイッキの態度に、
今日に限って苛立ちを覚えてしまったのは、あの質問のせいだったかも分からない。





――うまく言えないけど、今は…好きとか、そんなんじゃないよ





それが何故彼女の気分を不愉快なものにさせたかは、
ここでは割愛するが、彼女がイッキに対して持っているある感情に所以する。


「…アリカちゃん、何だか元気ないわね。 ひょっとして、風邪でも引いちゃった?」
いつもの、裏表をまるで感じさせない優しい口調でそう言うと、チドリはすっとアリカの目の前にかがみ、自分の額をそっとアリカの額に付けた。

五秒かその程度のごく短い時間だったが、チドリの体温と触れ合ったことが、自身を浅ましく思う少し気持ちにはやっていたアリカの精神を弛緩させた。


「……少し、熱いかしら? そうだ、体温計でお熱をはかってみましょう。女の子は体を壊すとたいへんだから…。」
そう言って、チドリはそっとアリカから額を離し、少し慌しげに体温計を探す。


どこまでも自分のことを気遣うその優しさが、むしろ落差となり、アリカは自分自身に対する暗澹した気持ちが湧き出して来るのを抑えきれない。


「あ、あの…私、平気ですから。」
精一杯強がって絞りだした言葉は、余りにも淡白なセリフだった。
チドリは、きょとんと不思議そうな目線を向ける。
「…そう? なんだか、元気がないから……おばさん、ちょっと心配よ。」
「大丈夫です、それに…そろそろ戻らないと、イッキのやつ、また悩んでる頃だと思いますし」
そう言って、アリカは空元気を振りまく意味合いもあって、微笑んで見せた。
当人にとっては空元気であっても、チドリはそれを見て少し安心したように表情を弛緩させた。
「ちょっと変だと思ったら、すぐに言ってね。私のお部屋のベッドでよかったら、いつでも貸せるから。」
アリカは、なおも自分を気遣い続けるチドリの器量に心底敬服しつつ、笑顔で謝辞を返して居間を出て行った。

「(…大丈夫だよね。……うん。)」

心の中で、そう自分に言い貸せるように呟き、アリカはイッキの部屋がある二階へと続く階段を上っていった。
878731:2006/04/02(日) 01:39:54 ID:wi7STNyK
ドアを開けて部屋に入ると、イッキが恐る恐るといった感じで目線を上げてきた。
アリカの機嫌をうかがうように、上目遣いで視線を合わせている。

「…………」

無言のアリカを前に、イッキは堪えかねたのか
テーブルに両手をついて、がばっと頭を下げた。

「ごめんっ、アリカ!さっきのは、その、ええっと…」
「イッキ」

むしろイッキが先に言い出してくれたことが、
アリカにとってはかえって好都合なことだった。

自分が悪かったということは、アリカ自身理解している。
だが、いつもの関係の具合を考えると、どうしても自分から謝りだすことは躊躇われる。
それに、もしもイッキも気を立てていたら、下手に謝れば逆効果になってしまうかも知れない。

そんなことを心配していたからこそ、イッキの方から口を開いてくれたことは、この上なく有難かった。

「さっきは、ごめんね。…ちょっと大人げなかった。」

アリカ自身、まだ気恥ずかしさは拭い切れなかったが、確かにそう謝った。
イッキは、まさか謝られるとは思っても見なかったのか、困惑したように眉の頭を吊り上げた。

「…え? あ、いや、そんな……僕のほうこそ、その…ごめん。」

イッキは今一つ合点がいかないような表情だったが、
アリカはひとまず、蟠りを消化出来たことによる充実感と安息感に浸った。

「……どう?問題、進んだ?」
向かい合う位置ではなく、アリカはあえてイッキの隣に座った。
「え、いや、えーっと、その……ご、ごめん。」
しゅんとうなだれ、イッキはばつ悪そうに謝る。
そんな様子に、アリカは薄く苦笑いを浮かべた。
「……今日、これで終わりにしよっか。もう5時過ぎだし。」
「え? あ、…う、うん。」
予想外に柔らかいアリカの物腰に、イッキはやはりどこか合点がいかない様子だった。


アリカがここまでいつもと違う様子になるのは、ひとえに先程の質問から始まったことだった。
879731:2006/04/02(日) 01:40:32 ID:wi7STNyK
小学校も高学年と呼ばれる年齢に至ると、
男女の分け隔てなく遊び回っていたそれまでとは一線を画し、
それぞれがそれぞれなりに性差を意識し始める。

アリカとて全くその例外ではなく、常に身近にいる存在である男子、
ひいてはイッキのことをここ最近になって強く意識するようになっていた。

しかしながら、そこで引っかかったのが、自分とイッキとの関係の調子だった。

正直なところ、対等ではないと彼女は思っていた。
どこかお姉さん気質のような自分と、少し気弱で弟のような気立てのイッキ。

確かに小さい頃からイッキの世話を焼くことは多かったし、
アリカ自身面倒見がいいタイプではあった。

ただ、ここ最近になって、イッキは急激に変わってきている。

非凡なメダロッターとしての資質、意外なまでの正義感、想像も出来ないような勇気。

彼女がそれまで見たこともなかったイッキの一面が、次々に顔を出してきていた。
だが、イッキとアリカとの関係の調子が変わることはなかった。

…ないからこそアリカは、イッキよりも一枚上手に立って、
いつまでも自分が姉のような存在でいることが、イッキにとって鬱陶しく感じるのではないかと思っていた。

それでも、長年続いてきたイッキとの関係の調子をいきなり崩すことに、彼女は少なからず抵抗を感じていた。

それは彼女の面倒見のよさがかえって災いしているのかも知れない。
だが、理由はそれだけではなかった。

イッキが、暫く前に好意を寄せていた、純米カリン。
隣町の有名私立校花園学園の女子生徒で、見るからに麗しいその外見と、指折りの気立てのよさ。

どこかチドリと似通うような雰囲気を持つ彼女に、イッキは好意を寄せていた。
いや、今でも寄せているとアリカは思っていた。

強く意識している男子が好意を寄せているのは、自分とはまるで正反対のしとやかな気質の、女の子。

その事実は、彼女が以前から朧気にチドリに対して抱いていた尊敬の念をいっそう強めた。
強めはしたが、アリカにとっておしとやかに振舞うというのは、どうにも肌に合わないことだった。
880731:2006/04/02(日) 01:41:37 ID:wi7STNyK
それに、イッキもそれについては強烈な違和感を拭い去れない。
その証拠に、先程、アリカがいつもとは違い、まったく怒ったようなそぶりも見せずにいた時、
イッキは納得がいかないような表情を崩せなかった。



…イッキの好きな子は、おしとやか。
でも、おしとやかなんて、とても肌に合わない。
…でも、…。



そんな堂々巡りの気持ちを抱いて燻らせていた矢先に、
あの質問が彼女の口をついて出た。
彼女は今にして、よくあんな冷静なままに聞けたな、と自分自身に感心していた。

当然アリカは、今も好きだというような答えが返ってくるものだと思っていた。
本当に心の奥底ではその答えは望んでいなかったが、
そう答えてくれれば、彼女自身諦めがつくのではないかとも思っていた。

諦めがつけば、今みたいに悩むこともなくなる。
イッキとはずっといい友達でいられる。
この先もずっと。

そう決心をしていたのに、イッキの口から出た答えは、まるで正反対のもの。

そうして、アリカが内心穏やかでなく困惑している矢先に、
イッキが言いかけた言葉。



今は、好きとか…そんなんじゃないよ。それに―――



いくら訊問しても答えないイッキに、アリカのある意味で理不尽な苛立ちは頂点に達し、そして…。



「…アリカ?」
「え?」
アリカは暫くの間、そんな想いに浸っていたせいか、イッキの呼びかけを無視してしまっていた。
「…どうかしたの?」
「あ、…ううん。どうもしないよ。」
そう言って、アリカは微笑んだ。

しばらく表情を強張らせていた幼馴染が、ようやくその口元を緩ませたのを見て、
イッキも何故だか笑いを浮かべてしまった。

「…イッキこそ、どうしたの?」
「え?」
「笑ってるから」
「………」



二人は、お互いの中に芽生えていたささやかな猜疑心をかき消すように、暫し静かに笑い合った。
881731:2006/04/02(日) 01:42:43 ID:wi7STNyK
今回はこんなものです
相変わらず無理矢理な流れで申し訳ないです

では、また来ます。
882名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 01:50:17 ID:o1qDYXuJ
>>881
883名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 01:52:10 ID:IC/MjBM7
乙wwwwww
884名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 12:23:47 ID:FjTRmESf
GJです
885名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 20:13:00 ID:3LBRS1Nd
ナエ×ヒカルってまだ需要ある?
886731:2006/04/03(月) 00:53:17 ID:DqBqKujK
この状況下ではどんな話も(ry
887名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 01:14:27 ID:r/X9i6TI
確かに…
888885 :2006/04/03(月) 06:25:28 ID:Mx/CSyPn
結構前から暖めてたから直ぐにでも投下できるんだけど、残り少なくなってきたから
次スレの頭に投下します
889名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 16:23:43 ID:r9RBO2yV
期待
890名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 02:11:51 ID:G1n6wFDW
保守っとく
891名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 21:31:59 ID:a6JHEhD0
待ってる奴は埋めたらいいんじゃないだろうか
892名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 22:02:23 ID:G1n6wFDW
じゃあ埋め
893名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 22:58:49 ID:sdJVvaZh
続けて埋め
894名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 23:57:58 ID:VVsFQN7k
埋め
895名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 23:59:22 ID:VVsFQN7k
埋め
896名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 02:06:06 ID:X9nJs2Wf
埋め
897名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 16:23:09 ID:TKcDF0qw
何で100レスも残ってるのに埋めになるんだ馬鹿ども
898名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 17:01:01 ID:s6hmv4fq
じゃあお前が何か投稿しろよ
899名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 22:22:58 ID:5oNLdm5l
埋めるか投下するか、か。これはひどい
900名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 22:34:52 ID:Z/ZWhSwi
900ゲット
901名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 00:58:47 ID:gpId/cBV
愛も何もないようなモノを投下してもいい?
鬼畜ではなくて…今書いてる。
902名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 01:10:58 ID:aBPO1eBg
してくだパイ
903名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 01:17:34 ID:A4RlZHQ9
期待
904名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 21:14:49 ID:y6xo3KX+
すっごいマイナーキャラを出すけど

ウオナとラブレター男のラブラブエッチ小説を希望
905885:2006/04/23(日) 22:12:23 ID:622i5EDP
ここまで進まないとは思わない事もないけど、こちらとしても投下して置きたいから、
もし良ければ短編を一発投下した後に俺が次スレでも立てようか?
906名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 22:31:05 ID:i3tP0966
お願いします。
907名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 21:43:26 ID:5/Rn0qDV
投下期待
908名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 13:59:37 ID:sTvRsDJW
期待して保守させてくれ。
909名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 16:36:30 ID:rH9+S40B
今日は一日『アニソン』三昧
各地域のNHK-FMで2006年5月3日12:15〜25:00放送!
(NHK-FMは小笠原諸島、大東諸島意外の日本全域で聴くことが出来ます!)
PC:http://www.nhk.or.jp/zanmai/next.html#060503
携帯:http://www.nhk.or.jp/zanmai/k/

リクエストはこちらから
PC:https://www.nhk.or.jp/zanmai/request-song.html
携帯:http://www.nhk.or.jp/zanmai/k/select_song.html

リクエスト曲/アーティスト名
知恵と勇気だ!メダロット/竹内順子
やっぱり君が好き!/仙台エリ
荒野のメダロット/篠原功
夢色ロリポップ/坂本真綾
素敵ロボロボ団/岩崎征美、並木のり子、金子はりい、進藤一
1+1=∞(MUGEN)/竹内順子、山崎みちる
われらスクリューズ/鈴木真仁、山崎樹範、井関佳子
SUPER GUYS!/中村裕介
年下のボク/貝田由里子

メダロットのリクエストよろしくお願いします
910名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 22:22:05 ID:+3x492wO
>>909
知恵と勇気だ!メダロット 転送!
911731:2006/05/04(木) 01:22:32 ID:7YHfTJL/
新規投下期待wkwktktk




最近ちょっとリアルが忙しかったりして滞り気味で申し訳ない
連休中にはまた投下再開するつもりなのでどうか一つ
912名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 00:31:01 ID:0qkmBTYC
>>911
予告ktkr
913731:2006/05/06(土) 13:43:48 ID:Pf6ZYu10
短いけど続きを
以下


その後、しばらくを二人は取り留めのない会話をして過ごしていた。

学校の先生の悪口や、クラスメートのこと、あるいはそれまでの過去のよもやま話など、内容はごく平凡なものだ。
初めのうちは、先だっての気まずい空気との落差からか、二人して口をつぐむこともなく延々と喋り続けていたのだが。

ただ、余りにも当たり障りのない話ばかりをしていたせいか、いつしか場の空気はすっかり気だるいものに変わっていた。
先程までのどこかきな臭く感じられる空気に比べてみれば、それは二人にとってはマシと呼べるものではあったのだが。

「……ねー…、イッキ。」
アリカは、ベッドから足だけを投げ出して、天井を見上げていた。
「何?」
「ひま」
返って来たのは、この上なく短く区切られた返答。
「………えっと…ゲームでもする?」
「…あんたねえ、バッカじゃないの?ふつう女の子にテレビゲームとか進める?」
「え、えーっと……あ、じゃあ新聞でも」
「昨日書き上げたばっかりじゃない」
「ええっと……じゃあ…」
「はー……もういいわ、アンタに期待した私がバカだった。」
そう言われて、イッキは困ったように表情を歪める。
「そんなこと言われても…」
「ふつう、『じゃあ映画でも』とか『お茶でも飲みに』とか、そーゆーこと言うんだと思うけど?」
「だって…お金ないし」
弱弱しくそう言うイッキを見て、アリカは呆れながらも、どこか安心したような笑いを浮かべた。
「…はー。アンタ、昔っから変わんないわねえ」
「ええっと………ごめん」
「………」
あまりにも女々しいイッキの様子に、アリカはため息をついた。


思えば、こんな関係もいつからのものだろうか。

いつが始まりかは、よく覚えていない。
気がつけば側にいて、ふと横をみればいつもそこにいる、イッキ。

こんな関係がいつまで続くのだろうか。

これまでにも、そんな事を考えたことが何度かあった。
ただ、今日明日で崩れるわけがないと、あまり真剣に考えた試しは無かった。

崩れないとは思う。
イッキとの関係は、放っておけばこのまま続くと。

ただ、…きっと、いつの日かは違うものに変わってしまうだろう、とも思う。


そんな事を考えながらイッキの横顔を見ていると、何故だか無性に哀しい気持ちに駆られた。


「…ねえ、イッキ。」

瞳を少しばかり潤ませて、アリカはささやくように呼びかけた。
914731:2006/05/06(土) 14:11:08 ID:Pf6ZYu10
上の続き。
なんかアリカのキャラがおかしい…。



少し声色の違うアリカに、イッキはやや戸惑い気味な表情。

「……イッキ、さ」
「…うん?」
「私のこと好き?」
「えっ!!?」
唐突に訊かれた質問に、イッキは思わず咽てしまった。
一気に高鳴った鼓動と襲い来る息苦しさをこらえつつ、イッキはアリカの方を見る。

「ちょっと、勘違いしないでよ? 友達としてってことだからね?」
眉間に縦皺を寄せて、アリカは言った。

「と、友達として、ね」
呼吸を整えながら、イッキは自分の心中の整理にもかかっていた。

(友達として好きかどうかって…なんかおかしいような気がするんだけどなぁ)
(友達だったら好きに決まってると思うんだけど……それとも、イヤイヤ付き合ってるのかどうかってことかなあ)
(いきなり聞かれても……やっぱ好きって言ったほうがいいのかな)

「ちょっと、何黙りこくってんのよ」
「え! あ、ああ」

イッキは、まだ決心をつけられずにいた。
どう答えるべきか。一言好き、で済ませばいいのか、それとも何か付け加えて言うべきなのか。

「…しょうがないわね。…じゃ、質問を変えてあげる。」

力なく悩むイッキを見ているアリカの内には、先ほどとは違った感情が芽生えていた。

年頃の異性を前に、様々な未知の情動に悩むような初々しいものではない。

それは、支配欲にも似た、湿った暴力的な衝動。

もう質問の答えなんかどうでもいい。
もう、どうでも。

「ごめんね、イッキ」
「え?」
イッキが何事かと顔をしかめたその時、
アリカはその両肩をぐっと掴み、ベッドの上から組み伏せるようにして押し倒した。

「っ?!」
「……友達としてじゃなくって、…女の子としてなら、どう?」
「えっ!?」
艶やかな、薄紅色の唇を薄く歪ませ、アリカはぐっと一気に顔を近づける。
まるで接吻を交わすかのように、ゆっくりと。

鼻息がかかり、ともすれば唇が触れ合うのではないかというくらいの距離に来たところで、イッキが口を開いた。
「ぼっ、僕は」
「……ボクは?」
「僕は……、…好き、だよ」

アリカは薄く満足そうに笑い、少しだけ開かれたイッキの唇に、そっと自分の唇を重ねた。
915名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 23:20:37 ID:bvbX9QJB
916名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 02:44:07 ID:fM91BTT8
乙です、職人。
917名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 22:12:22 ID:Ovek2n1c
いつの間にか職人さんが投下してくれてた・・・・・orz
以前、短編投下してスレ立てるとか何とか言ってた者だけど、なぜかアク禁食らってた
から投下できなかった・・・・ホントにスイマセン
一応短編が出来ているのでこれから手直しして明日に投下するので少しの間だけ
待っててください
918名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 06:02:28 ID:W4CxuIcR
ワクテカさせてくれ。
919ぼくらはトイ名無しキッズ:2006/05/08(月) 18:41:46 ID:BU8IaNCx
イキアリがきてた─!!

GJ!
920名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 21:10:06 ID:fHb0IlFl
そろそろ短編と言うか小ネタの様なものを投下したいんだけど、白玉ってSSに出しても
問題ないかな?
921名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 22:52:23 ID:t9poSdGd
まるで俺が望む(妄想している)展開なんだがwwwwwwwww
GJwwwwwwwwww
922神・白玉×ナエ:2006/05/08(月) 23:07:46 ID:fHb0IlFl
「やあ、僕だよ僕。あれ、みんな忘れちゃったの?神たるこの白玉様を!え、なんで僕が神様なのかって?それはメダロットの
戦闘システムを作ったのがこの僕だからだよ!!」
廃工場のベッドの上、白玉は独り熱弁を振るっていた。
「ぼ?」
「ああ、なんでもないんだよ。僕の可愛いジュニア・・・・・。」
白玉の愛機、リンボマンボも主のイカレっぷりを心配して・・・・・居る訳でもないが、この男、いろんな意味で心配だ。今も明かりをつけず、闇に
溶け込んで何やら良からぬことをしているようだった。
「ナエすわん、ハァハァ・・・・・・・。」
そう今夜も白玉はナエに萌えていた。白玉の座り込むベッドの隣に本人が用意したナエ専用ベッドには星の数より多そうな
写真が散乱していた。微笑むナエ。寝ているナエ。仕事に勤しむナエ。全てがナエ一色だった。ここまでくれば神業だがそれと
同時に犯罪でもある。夜が更けるにつれ白玉の息は荒くなる。
翌朝、白玉は何やら妖しい薬物を調合していた。目は充血し、クマも出来ている。どうやら徹夜をしたようだ。
「むふ、むふふふふふ・・・・・・・・・・ついにできた・・・これでナエさんのハートとボディをガッチリキャッチ!!」
白玉の高々と掲げた手の中には、先程の薬品を含んでいると思われる謎のキャンドルがあった。何とも分かりやすい手段を思いついたものだ。
「おっと、そう言えばライターが無かったな。」
そう言うなり先程のキャンドルを握り締め、小躍りしながらコンビニに向かった。
「いらっしゃいませ〜。」
爽やかな青年の声が心地・・・・良くなさそうな白玉だった。
「(アガタヒカル・・・僕の抹殺リスト第一位、妖しいアホ毛ランキング第一位、僕のナエさんに近づいたランキング第一位・・・・・・まぁとにかく僕のナエさんに
馴れ馴れしくする害虫で、ナエさんとチョビット仲が良いからって調子に乗ってる勘違い男だ。早めに計画を進めなければ・・・・・。)」
「あの・・・・お客さん?何かお探しでしたらお手伝いしますけど・・・・?」
妖しすぎるオーラを漂わせる白玉にヒカルは多少警戒しつつも努めて普通に接した。
「ふふ・・・・ライターなりマッチなり火が点くやつをくれたまえ。」
「は、はぁ・・・(もしかして変人で有名な白玉さん?いやいやみんな同じ顔だから白玉さんじゃないかも知れない・・・・)。」
いろんな意味で伝説となっている白玉はある意味神なのだろう。しかしそれはそれで神と言う存在が安っぽく感じられる。
今さっき買ったライターと謎のキャンドルを手に、白玉は追放されたにも関わらず威風堂々研究所へ向かった。
ナエの研究室が近づくにつれて徐々にその隠しても隠し切れない異様なオーラが強まる。白玉の指先が近づき、そして扉に触れた。
『あぁ・・・ナエさん、例えどんなに離れていても僕は君を、君だけを愛し続ける!!』
『白玉さん・・・・・私も・・・・白玉さんのこと・・・・!』
『た、たまらん!!!!!!』
毎度お馴染みの白玉の妄想が沸点に達したそのとき・・・
「た、たまらん!!!!!!」
「そこに居ったのか、白玉君・・・・。」
すぐ後ろには将来のお爺様(?)であるメダロット博士が立っていた。
「・・・・・・・・何がたまらんのかね?」
「お・・・お爺様!!」
歴史に名を刻む事もなく、神白玉は散華した。
923名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:11:42 ID:fHb0IlFl
スマン、焦って見にくく貼ってしまった・・・・orz
確か500kbで落ちると思うから、次に投下するつもりのナエ×ヒカルは
多分大丈夫だろうけどどうしたら良い?まだ残ってるけど次スレ立てようか?
924名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 00:15:05 ID:stAiPjUg
あと100kあるぞ?5万文字は流石に書かんだろw
925名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 00:45:24 ID:wSL3OZGS
まぁ頑張っても5レス分程度しか書けんwww
手直しがあるからナエ×ヒカルは明日投下するとして、今度のSSの注意点を一つ
言うと結構鬼畜だ。ナエがねw
926名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 05:13:52 ID:F7hBzSXk
このまま白玉暴走日記が読みたい気がする…
927名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 20:29:48 ID:wSL3OZGS
>926
こんな感じか?

×月○日
今日はナエさんがトイレで催してるところを激写した。
僕もナエさんのマシマロの如きお尻で圧迫されたい。そして形が崩れるくらい
揉みまくりたい。僕のグランドキャニオンもエライことになっている。
萌えた。素で萌えた。萌えすぎていつの間にかメガネが曇っていたので
メガネを拭く。かけ直すと目の前にはお爺様がいました。

今日の反省点
トイレではなくお風呂に入っているところを撮ればよかったと思う。



こんなんで良ければ幾らでも作るけど、その前に折角できたんでナエ×ヒカル
を投下させてください
928名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 20:57:22 ID:kpJSGp2B
ぜひお願いします。
929名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 21:03:52 ID:X+BCvI93
白玉日記を本物の白玉さんが見たらどう思うだろうかwww
930名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 22:10:45 ID:wSL3OZGS
>929
いや、俺もそれを心配して920で出しても良いかって聞いたんだけど・・・。
万が一を想定して言っておくけど白玉さんの事、尊敬してます。数々の非礼を
許してください。

んじゃ、SS投下します。
931名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 22:11:39 ID:wSL3OZGS
 押し殺された女性の喘ぎ声と、肉が奏でるクチャクチャという卑猥な旋律が、研究所のとある一室に響く。息も絶え絶えな
その声は、聞いているだけで苦しくなりそうなくらいだった。自慰。その行為に酔う女、ナエは快楽と悲しみが入り混じったような
鳴き声を上げていた。
「ん・・・・・ぁん・・・・あっ・・・・・・・。」
何が辛いのか、何が悲しいのかそんなことはどうでも良い。ただ快楽を得て、嫌な現実を忘れればそれで良い。純粋に愛する
気持ちから始めたその行為は、いつの日からか逃避行為になっていた。しかしナエは感じられずにはいられなかった。心の奥底で
感じる寂しさと虚しさを。
「はぁ・・・ふぁ・・・んん・・・。」
片手に無垢だった日の思い出を握り締め、もう片方は自らが出した半透明の弦をかき乱す。まるで規則性の無い、卑猥な旋律を生んだ。
そして、紡がれる途切れ途切れの苦しそうな声。
『ナエさん・・・・ここ、気持ち良い?』
「あぁ・・・んっ・・・・カ・・ル・・さんっ。」
『ふふ・・・気持ち良いんだね・・・。ナエさんも女の子だもんね?いつもの大人しいナエさんも可愛いけど、こうやってさ、
甘えるナエさんはもっと可愛いと思うよ。』
「あぁ!・・・ヒカル・・・さん・・・はぅ・・・ヒカルさんっ!!」
『ナエさん、好きだよ・・・・独り占めしたいくらいに・・・。』
「ヒカルさん!・・あっ・・ぅん・・・す、好き・・・です・・・・ん・・・大好きっ・・・!!・・・あぁぁ・・・ん・・・大好きぃぃ!!!」
夢想は現実と異なり、いつも優しく迎えてくれる。だからこそ嫌な事からそこへ逃避してしまう。ナエは華奢な肢体を淫らにくねらせると、
多量の潮が吹いたのを最後に今日何度目かになる絶頂を迎えた。朦朧とする甘美な余韻を感じる最中、ナエの僅かに痙攣する手から何かが床に落ちた。
それは色あせ、皺だらけの写真。愛しい人が写された写真。それを再び手にすると、丁寧にしわを取って白衣のポケットに大事そうに仕舞った。
「あれ?おっかしいなぁ・・・・またどっかに行っちゃったのかな?」
ヒカルは副業(?)で怪盗をしている。今も昨晩手に入れたばかりのレアメダルをメダロット博士に届けるつもりだった。しかし当の博士は出払っている
らしく、部屋には無造作に書類があるのみ。こうしていても仕方ない。ヒカルはそう思い、博士の居所を聞くためにナエの研究室へと歩を進めた。
その頃ナエは何をするでもなく、ただパソコンに向かっていた。何か考え事をしているのか、その瞳はどこか遠い所を見つめている。最もこれは
今に始まった訳ではない。以前から頻繁にあったことだ。
そんな抜け殻状態のナエを覚ますかのように、何も知らないヒカルが部屋に入ってきた。
「あの・・・ちょっと、いいかな?」
「!」
ナエは聞き覚えのある声に余程驚いたのか身体全体がビクンと反応した。
「あ・・・・・・・ヒカルさん・・・どうかなさったんですか?」
ナエはヒカルに会いたくなかった。嫌いだからではなくヒカルのことを想うだけでも潰れてしまいそうな切なさを感じるからだ。顔を伏せヒカルを
見ないようにし、小声で話すも想いを隠し切れるかどうかとても不安だった。
「博士はどこにいるのか知ってる?」
「え・・・・・祖父・・・ですか?」
「うん。」
「確かメダロット社の方に行っていたと思います・・・。」
「そっか・・・・・ありがとう。じゃあ、また今度来るね。」
そう言ってヒカルは部屋を出ようとした。ナエにとってはヒカルが早く出て行ってくれた方が辛い思いをしなくても済むはずだ。しかし頭では
分かっていても気づいた頃には身体がすでに反応していた。
932ナエ×ヒカル:2006/05/09(火) 22:12:40 ID:wSL3OZGS
「今度っていつですか・・・?」
心の奥底ではずっとこのまま一緒に居たいと思っていたのかも知れない。出て行こうとするヒカルの腕を掴みナエは言った。
「え・・・?」
ヒカルは驚いたように目を広げ、聞き返した。
「あ・・・・・・・。やっぱり、何でもないです・・・。」
「どうしたの?何だか調子悪そうだけど?」
顔を覗き込み、心配そうにしているヒカルの姿がナエの心を掻き乱し、狂わせる。このまま帰って欲しいという願いと、ずっと居て欲しい
という相反する願いが入り混じり、ナエを苦悩させた。
「まぁ、大丈夫なら良いんだけど・・・・身体には気をつけてね?これから博士のところに用があるから僕はそろそろ行くよ。」
このままヒカルを帰せば何事もなく終わる。でも、もしこのままずっと一緒に居られたら?都合の良いことに今は二人きり。躊躇いはあった。
理性だってこのまま帰せと言っている。しかし、一瞬キララの存在が脳裏を過ぎった。たったそれだけのことで今まで抑えていた欲望がナエの
全てを支配し、動かした。
「あの・・・そんなに時間は取らせませんから、少し私に付き合っていただけませんか・・・?」
「うん?別に良いけど・・・何をするの?」
ナエの唐突な誘いにヒカルは怪訝そうに尋ねた。
「・・えっと・・・・新しいパーツのテストに付き合って欲しいんです・・・。」
「分かった。僕でよければ付き合うよ。」
ナエの卑しい考えなど、当然ヒカルは知る由もない。
ヒカルはそんなに時間は掛からないだろうと安請け合いをしてしまった。全ての過ちはここから始った。
「・・・でしたら、ここで少し待っていただけますか?準備がありますから。」
「うん。分かった。」
いつもと違う空気が漂う中、一人取り残されたヒカルはただその時が来るのを待つしかない。
「お待たせしました。あの・・・よろしければ、どうぞ。」
ナエは手に持った飲み物を少し躊躇しながらヒカルに渡した。
「え?あぁ・・・ゴメン。わざわざ持ってきてくれてありがとう。」
何の疑いもなく渡されたものを飲むヒカルをナエはどんな風に見ていたのかヒカルは知らない。何故なら、気づいた時には極度の睡魔が
ヒカルを襲ったからだ。
「ごめんなさい・・・でも、ヒカルさんがいけないんですよ・・・・・・?」
聞き取れないほどの小声でナエは囁いた。それからしばらくしてヒカルは体の異変を感じ、目を覚ました。身体が動かない。身体は布切れ
でできた即席の拘束具で手足を縛られていた。
「うぅ・・・・なんだ・・・?」
「目が覚めたみたいですね。」
「ナエさん?・・・・何これ・・・。」
自分の置かれた状況がいまいち把握できず、困惑した様子でヒカルはナエに尋ねた。しかし
「ヒカルさんは・・・私とキララさん、どっちが好きですか?」
質問を無視し、ナエは単刀直入に質問し返した。
「どっちって言われても・・・二人とも僕にとっては大切な幼馴染だから、何とも言えないよ・・・。」
「ヒカルさんらしいですね・・・・そう言うところ素敵だと思います。ですけど・・・そんなの許せません。」
ナエの言葉は明らかに怒気を孕んでいた。今までの物腰柔らかく、誰に対しても優しいナエはどこにもなく、突き放すような冷たさを感じさせる。
鈍感なヒカルでもこの変貌には流石に気づいたのか、何かを探るようにナエを見ながら言った。
「悪いけど、僕には何のことだか良く分からないよ・・・。それになんでこんな格好をしてるのかも説明してくれるかな?」
「ヒカルさんを誰にも渡したくないんです。」
「え?どういうこと?」
933ナエ×ヒカル:2006/05/09(火) 22:16:50 ID:wSL3OZGS
いまだに自分の目的を理解できていないヒカルにナエは淡々と自らの思いの丈をぶつけた。
「私は独りぼっちです。キララさんとは違って・・・。キララさんはいつでもヒカルさんと一緒。でも私は違います・・・。
私が本当に辛い時、本当に会いたいときにヒカルさんは居てくれないのに・・・キララさんとはいつも一緒。
そんなの耐えられません・・・!」
「そんなことはない・・・・言ってくれれば僕は・・・。」
きっと何か誤解し勘違いしているのだろうと思い、ヒカルはなだめようとしたが間髪入れずにナエが捲くし立てた。
「ヒカルさんはキララさんのことが好きなんです!!今度っていつですか!?キララさんとは毎日楽しそうなのに、
私とはたまにしか会ってくれないなんて・・・そんなの嫌です!私だって・・・・私だってキララさんみたいに・・・キララさん
以上にヒカルさんの傍に居たいのに・・・・。」
嫉妬。ナエはキララに嫉妬している。一度は諦めようとした恋だが、ナエは未だ諦め切れずにいた。恋らしい恋など
殆どしたことがないナエはこう言う不器用な方法でしかヒカルと言う存在を繋ぎとめておくことが出来なかったのかも
知れない。
「私はずっと独りでした・・・・昨日も、おとといも、その前も、何年も前からずっと・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
「・・・ヒカルさんを毎日想いながら、かりそめの快楽で満足していたんです。」
ナエはポケットから皺の寄った写真を取り出しヒカルに見せた。
「これは・・・・・?」
「見ての通りヒカルさんの写真です。」
「・・・それは分かるけど・・・これがどうしたの?」
全く解せないと言った様子で写真を見つめるヒカルに、ナエは僅かな苛立ちを覚えた。
「分かりませんか?・・・そこに居るヒカルさんだけが私を慰めてくれたんですよ・・・・?」
「僕はここにしか居ない・・・。僕はここに居る一人だけだよ。」
ヒカルは普段では考えられないほど冷たく言い放った。別にナエが嫌いな訳ではない。ただナエを正気に戻したかった
だけなのだ。
「そんなことは分かってます!・・・ヒカルさんは私が今までどんなに辛かったか分かりますか?本当は、ヒカルさんが
幸せならそれで良かったんです。そう思って諦めようとしたのに・・・・忘れようとしたのに・・・結局、忘れる事ができません
でした・・・・。それどころか、いつも考えているのはヒカルさんのことばかり・・・。」
幼い頃のナエはヒカルのことを想うたびに心地が良かった。毎日が幸せでいられた。しかし、今のナエにとってヒカルとの思い出
は決して心地の良いものばかりではない。なぜならヒカルにはナエよりも深い関係でいる幼馴染がいるからだ。拭っても拭っても
止め処なく溢れる切なさに心が引き裂かれそうなほど悲しかった。ヒカルは鈍感でどこか飄々としているが人一倍優しい心を持っている。
だが、それが例えどんなに優しい心を持ち合わせていようとも他人の思っていることなど、分かるはずもない。
「僕にはナエさんの感じてきた苦しみは、少しも分かってあげられないと思う・・・。今まで自分は誰のことが好きなのか考えた
事もなかったから・・・。キララも好きだし、ナエさんのことも好きだ。煮え切らない僕のせいでナエさんに辛い思いをさせてしまった
んだよね?ごめん・・・今の僕には謝る事位しかできない・・・。自分勝手かも知れないけど、僕に少し時間をくれないかな?」
ヒカルは努めて優しく言った。しかし、そんな一言で解決するほどナエにとって浅い話ではない。以前のナエならばそれで許して
いたかも知れない。だが、今となっては許せるはずもなかった。自分以外の誰かの名前が出ることすら許せない。
「ダメです。そんなことをしたらきっと、ヒカルさんはキララさんを選んでしまいます・・・そんなの絶対に許しません・・・。私だけの
ものになっていただけないヒカルさんなんか大嫌いです・・・・・・!」
言うなりナエは唯でさえ動けないでいるヒカルを押し倒し、腕を床に押さえ付け体の自由を完全に奪った。
忘れ去られたかのように、床にはボロボロの写真が投げ捨てられていた。
「ぅ・・・ッ・・・・ナエさん・・・・・頼むから、せめてこの布切れだけでも・・解いて・・・・・くれ・・・。」
「逃げるおつもりなのでしょう?そんなの絶対に許さないんですから・・・。」
ヒカルの悲痛な声などナエには聞こえていないようだった。自分に都合の良い理想の関係が、例えかりそめとは言え実現するの
だと言う感覚。そして想い人の愛情を束縛し続けたいと言う考えしか今のナエの頭にはなかった。
「ヒカルさん・・・誰にも渡したりなんかしません・・・。これからはずっと私だけのもの・・・・。」
934ナエ×ヒカル:2006/05/09(火) 22:18:49 ID:wSL3OZGS
ナエの唇はゆっくりとヒカルのそれに近づき、そして重なった。
「んっ・・・・んん・・・・。」
初めこそ触れるだけだったが、ナエはヒカルをさらに感じたいが為に、次第に強く唇を押し当てた。
「・・・ナエさん・・・・・・。」
「はぁ・・・・素敵ですわ・・・。ヒカルさんとの口づけが、こんなにも気持ち良いだなんて・・・・・・・溶けてしまいそう・・・。」
熱に犯されたかのような表情で艶やかにそう呟くと、再び不慣れな、想いだけの下手で稚拙な口づけが今までの空白を
取り戻すかのように、幾度となく繰り返された。
「んむ・・・・・・・ぴちゃ・・・・くちゅ・・・。」
ナエは一生懸命ヒカルに口づけをし、舌を這わせ、ヒカルの身体に自分と言う存在を刻んでいった。ムリヤリ舌をねじ込まれ、拒もうとする
ヒカルだが体が思うように動かない。自分の口内を好き放題に荒らして回るナエをヒカルは悲しそうな目で見つめた。
「・・・・なんでここまで・・・・・・・いつものナエさんに戻ってはくれないのかい・・・?」
「私は・・・ずっと前からヒカルさんとこんなことしてみたいって考えていた、浅ましい女なんです・・・。ヒカルさんはこんな私を軽蔑しますか・・・?」
「・・・分からない・・・・・・・でも、僕は・・・いつものナエさんの方が好きだよ。」
「そんなの卑怯です。これ以上私を壊さないでください・・・私・・・・もう・・・・・・。」
ナエは頬を朱に染めながら、スカートを捲り上げ、自らが分泌する液体で濡れそぼった下着を脱ぎ捨てた。秘所はこれからの行為に
期待しているかのように愛液を滴らせ、ヒカルを待ち望んでいる。
「ナエさん・・・こんなことしてどうするつもりなんだ・・。やめよう?」
「・・・・嫌です。私はヒカルさんのせいで壊れてしまいました・・・もう、戻れません。・・・・・私はヒカルさんがもっともっと欲しいです・・・。」
ナエの手がたどたどしくヒカルの下半身へ伸び、そして衣服の中へ侵入した。文字どおり手も足も出ない状態のヒカルにはナエを止める術など
あるはずもなく、成されるがままだ。ヒカルが言葉で幾ら制止しようが、今のナエには通じもしない。ヒカルはナエの愛撫にただひたすら耐え
るしかなかった。
「あ・・・・まだ撫でただけなのに・・・・・もうこんなに・・・・。」
3、4度手で撫でただけで、まるでナエの期待に応えるかのようにヒカルのものは敏感に反応している。
手の中で徐々に大きくなり、熱を帯びるそれに対してナエは自分の気持ちが高揚しているのを感じた。
ずっと隠されていたヒカルのものがいきなり外気に触れた。ナエが次なる行為のために、それを取り出したのだ。しかし、膣へ導こうにも
思うように入らない。
「どうして!・・・・何で私を受け入れてくれないんですか・・・。キララさんなんかよりもすっとヒカルさんの事を想っているのに・・・どうして・・・・!!」
ヒカルが自分を拒絶しているように思え、ナエは切なさで今にも泣き出しそうなほど叫んだ。何度も何度も同じ行為を繰り返し入れても、
今度は腹部が裂けるほどの痛みが襲う。
「ッ・・・ひ・・ぃ、痛い・・・・・。」
「大丈夫!?・・・もう止めようよ。今なら間に合う。」
自分が縛られているのも忘れ、ヒカルは痛がるナエを心配した。
「・・ぅ・・・嫌です・・・・私を独りにしないで・・・ください・・・・・・。」
ナエは苦しげな表情で言うと、ヒカルのものを自分の中へ無理矢理に導いた。その結合部からは純潔の証しとも言える紅い血
が流れている。激痛のあまりナエは仰向け状態のヒカルへ倒れ込んでしまった。その激しい息遣いはヒカルの頬を撫で、二人
の心臓の鼓動と呼吸音がこの空間を支配していると言って良いほど静かだ。それからしばらくの時間がたった。それでもナエは
未だに辛そうな表情で息を荒げている。
935ナエ×ヒカル:2006/05/09(火) 22:21:25 ID:wSL3OZGS
「大丈夫?・・・痛い?」
倒れているナエを気遣うように見やり、優しい口調でヒカルは尋ねた。
「こんな酷い事されてるのに優しいんですね・・・・・ヒカルさんがそんな風だから・・・私は・・・ずっと忘れる事ができなかったんですよ?」
「ごめん・・・・・・・。」
「もう良いんです。これからはその優しさも私が全部独り占めしちゃうんですから・・・。」
友達などではなく、女としてヒカルに愛されたい。その一方的な想いがやがて衝動となり、乙女を失った痛みさえも忘れさせ、ナエの
腰を動かした。そしてヒカルの存在を確かめるように締め付け、愛撫した。
「うぅ・・・・・・ナエ・・さん・・・・・やめ・・・・・!」
いくらナエが初めての事とは言え、それはヒカルにとっても同じ。ナエから浴びせられる、享受しきれないほどの快感がヒカルの理性を襲った。
ヒカルの意識を自分に集中させ、キララの事など永遠に忘れさせようとナエは焦らし、甘い吐息を漏らした。
「あっ・・・・ん・・・今更・・・引き返せません・・・・ヒカルさん・・・んん・・・・・・ん・・。」
いつも自分の指をヒカルのものだと思い込み、胸を荒々しく掴む自らの手をヒカルの手と置き換え、独り自慰に夢中になっていたときとは違う。
指とは比べ物にならないほど太く長いそれは、初めこそ苦痛を与えたものの、今ではナエを虜にするほどの快楽を与えた。夢想でしか味わった
ことの無いヒカルとの交尾は既に現実であり、それは想像以上の快楽をもたらした。しかしそんなナエに一抹の不安が脳裏をよぎる。
「キララさんとはこういう事したんですか?」
「・・・キララとは、そう言う関係じゃない・・・・。」
「した事がないんですね?」
「・・・・・・・・。」
ナエは無言を肯定と受け取り、勝ち誇ったように薄ら笑みを浮かべた。
「嬉しい・・・私がヒカルさんの初めてなんですね・・・・。ヒカルさんは初めて出来た友達。ヒカルさんは私の初恋の人。全てが私に
とって初めての人・・・。もう、離しません。浮気したら嫌ですよ?」
ヒカルを自らの恋人にしたかのような錯覚を覚え、ナエは狂喜した。自分が与える愛でヒカルが悶える様が愛しく、そしてまっさら
な心を自分の思いのままに塗りつぶしていくのが幸せで堪らなかった。
「くっ・・・・・う・・・・。」
休む暇なく浴びせられる快楽の波に耐えるも、その限界は確実に近づいてきていた。初めてで、ナエの膣に入っただけでも果ててしまい
そうなのを我慢し、そして今もまた我慢し、ヒカルの精神は長年使い込まれた雑巾のようにボロボロになっていた。
「そんなに・・・私の身体、気持ち良いですか?」
「違う!・・・そんなんじゃ、ない・・・。」
「強がるヒカルさんも素敵ですけど、我慢のしすぎはいけませんわ。気持ち良いって言ってくださらないんでしたら言いたくなるよう
にするだけです・・・。」
ナエはパンパンに張り、今にも破裂しそうな袋を手で優しく解した。
「私、ヒカルさんになら・・・どんなに中に出されても平気ですよ。」
そう言うとナエはクスリと悪戯っぽく笑って見せた。
「そんなこと・・・できない・・・・・・。こんなこと、僕は・・・」
「嫌です・・・私のこと好きだって、私だけを愛してるって、気持ち良いって・・・・キララさんなんかより私の方が大好きだよって、
言って欲しい・・!!」
まるで脅迫か拷問のようにヒカルのものを締め付け、腰を振り、先程まで乙女だった女は徹底的に攻めてくる。一方のヒカルに
は抵抗する余力さえもう残ってはいない。目を瞑り、ただ最後の時を待つしかなかった。
「あっ・・・・ん・・・・あん・・・ヒカルさん!・・あ・・・・ヒカルさん!!」
快楽に顔を歪めながらナエはヒカルにキスを求めた。抵抗した所で無駄だと言うのは分かっている。
936ナエ×ヒカル:2006/05/09(火) 22:23:59 ID:wSL3OZGS
ヒカルは素直に従い軽く触れる程度の口づけを受け入れた。もう全てを諦めたのかも知れない。それに気を良くしたのかナエは舌を
絡めさせ、恋人同士がするような深く濃い口づけを要求してきた。それさえも何の抵抗もできず享受せざるを得ない。
ただし目は閉じたままで。目の前で動物の様に乱れ狂い、欲望のままに腰を振るこの変わり果てた女の姿を見たくなかったからだ。
清潔な印象を与える白衣はもはや清潔と言うには程遠く、飛び散る二人の精液と汗で酷く汚れていた。
「ぅ・・・・・・・キララ・・・・・・。」
苦悶の声を上げながらヒカルは大切なもう一人の幼馴染に謝った。
「ヒカルさんが名前を呼んでいいのは私だけ・・・優しくしていいのは私だけ・・・・愛していいのは私だけです!私が1番じゃなきゃ嫌・・・
2番目も3番目も存在したらダメなんです!それなのに・・・!私のことなんか微塵も目に入ってなくて・・・キララさんのことばかり・・・!!
ヒカルさんは私のもの・・・・・眼差しも、唇も全部・・・・。」
乱暴にヒカルの唇を奪い、それ以上何も言えないように封じ込めると、自分以外の人間を考えさせる余裕を与えないほどの快楽で
ヒカルのものを包み込む。
「ぅあ!」
「早く!早く膣に・・・ヒカルさんの・・・全部・・・膣に・・・出してください!!」
「・・・ま、不味い・・・・・もう・・ん・・・・!!!」
「あっ・・・ヒカル・・さん・・・・・んんっ!私・・・・・・私・・・・もうダメ、です!!あぁぁっ・・・・!!!」
ヒカルのものから勢い良く放たれた今にも溢れ出さんばかりの大量の白濁液を余さず受け止め、ナエもまた堰を切ったかの
ようにヒカルを自らの愛で染めた。
今まで快楽に染まりきる事のできなかったナエの心は完全に満たされた。
「はぁ・・・・出てます・・・・私・・・・ヒカルさんに種付けされてる・・・・ヒカルさんにも分かりますか?・・・・私、今ヒカルさんの
赤ちゃんを作っているんですよ?」
いまだに膣内で射精し続けるヒカルのものを、ナエは淫孔全体で愛しげに包み、子種を搾り出そうと腰を振るわせた。
「・・・・・・・・ナエさんは・・・本当にこんなことを望んでいたの・・・?」
正気沙汰ではないナエの行動にヒカルは絶望に打ちひしがれた。
しかしナエはそんな思いなど気にした様子もない。先程の余韻に酔いしれたような表情で答えた。
「ヒカルさんがいけないんですよ?私以外の誰かに優しくしたりなんかするから・・・ヒカルさんに近づく人たちをどうしようかと
毎日のように考えて、狂い死にそうな程ヒカルさんのことを想って・・・でも、これからはずっと一緒・・・死ぬまで、ずっと・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「こんなに沢山愛してくださったんですもの。私を・・・・お嫁さんに貰っていただけますよね?」
何もかも諦めた。だからもうこれ以上は絶望しなかった。
ヒカルの手足を拘束し続けた布きれはナエによって解かれた。そこには青黒い痕が残されている。ヒカルはぐったりとした様子で
死んだように動かない。そんなヒカルを癒すようにナエは縛った痕を舐め回し、唇を何度も零した。そして首筋に舌を這わせ頚動脈の
辺りを頬が凹むほど強く吸引し、刻印にも似た痕をそこに残した。
「うふふ・・・・もう・・・これでヒカルさんは私だけのものです・・・嬉しい・・・・・。」
937名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 22:26:09 ID:wSL3OZGS
鬼畜でごめんなさい。性格変わっちゃってごめんなさい
そして白玉さん、ネタに使ってごめんなさい
938731:2006/05/10(水) 00:03:55 ID:PhhM5Za4
乙&GJ!
ナエさんナマナマシス…
939名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 06:56:44 ID:tz8binGl
メダロット5のヒロインメンバーのエロ小説を希望してみるけど
無理ですよね?
940名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 15:44:12 ID:WALKUe3n
こういうの大好き、最高でした。
941名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 06:02:49 ID:DZ6wKFiR
か、神だ!
しっかし、黒いナエさんも似合うなぁ…
942名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 19:54:39 ID:0d5+nKMr
過疎化が激しいな
943名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 00:37:11 ID:0HwZ09Mk
>>939
無理じゃないけど、ヒロインは誰?個人的にはカオルがハァハァ・・・。

今、SS作ってるとこだけど何か希望とかある?
カップリングでもシチュでも良いよ
944名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 02:27:57 ID:Z0o2OA7K
イッキ×キクヒメが見てみたいですぞ。
945名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 01:28:35 ID:kqRuvP6v
メダロット5ではサキ×コイシマル希望

カオルだと純愛って言うよりは初期のまだキツイ感じの頃のカオルが
アラクネヤクモに逆らった事を理由に
ヤクモに雇われた複数の男に無理矢理に学園長室で泣き叫びながら犯されるって言う方がカオルは似合いそう

余談ですがミコのカナエさんって意外と美人だよね?
946名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 12:09:11 ID:0XQafM6N
ナビネタがほしい。
特にフブキ。
947名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 13:10:34 ID:hE5PipjL
もしメダのエロをやるなら
5のヒロイン総出演で凌辱を希望。
初代はコマチ(キララ(2はアリカ。カリン。3。4は登場キャラが同一だから省くとしても
シリーズで唯一ヒロイン拉致が無かったし
948名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 16:35:51 ID:6/es14Ds
キララが一番エロい
949名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 09:56:38 ID:haSVP1s0
いや、イセキだろ
950名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 13:08:29 ID:yFCuw/Rq
ナエさんは外せないと思う
951名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 01:40:28 ID:7ZZ9Q5LK
何言ってんだ。
ヒカルが一番エロ魔王さ
952名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 01:48:50 ID:QM0pdxRQ
メイドイッキだろ
953名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 20:27:14 ID:7n9kABLN
じゃあ、間をとって
メイド博士ってことで

メダロット博士の本名がアキハバラ・アトムだって事が明かされてるのは
漫画だけだったっけ?
954名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 21:09:09 ID:QM0pdxRQ
アニメではアキハバラだけだったよな
955名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 21:12:42 ID:7eGEkPHd
次スレの季節だね。建てないけど
956943:2006/05/30(火) 21:18:52 ID:VJ62ToZC
ごめん、マジでごめん。今度はキララで書き出してるんだけど良いかな?
今週中には完成させるから待っててください。
957名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 23:29:40 ID:QkvJHQlz
超期待
958ぼくらはトイ名無しキッズ:2006/05/31(水) 23:11:54 ID:Y3J+J3T1
雄町しとります。
959名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 16:21:14 ID:SjIu9XQ3
wktkwktk
960名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 02:13:17 ID:yuMQYgub
止まってますね・・・・^^;
新スレ作った方がいいのでは?
961名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 14:25:12 ID:DMnnhvum
そろそろ次スレ立てる?
というか4のクワガタVrテラムズカシス
962731:2006/06/13(火) 22:35:56 ID:VDa4dcJe
死ぬほど忙しくて全く先が書けん、本気でごめんなさい
なんとか今月中には次を書きたい

お詫びにもならないが2のEDを大分部前に耳コピったやつをうpしとく
パスはmeda
ttp://www.vipper.org/vip275090.mp3.html
963名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 06:15:56 ID:BLvbjrtl
いやいや、あんたスゴイよ・・・・・
書く意欲があることが確認できただけで、十分wktk出来る。
964名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 04:49:23 ID:rzGmT6G8
965名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 23:29:25 ID:HYunz5Y1
保守
966カリン×シュリの作者:2006/07/05(水) 02:46:24 ID:OgqZnCKz
長い間放置してたけど、スレを埋める目的でこれから投下!
因みにまだ未完成!完結までもうチョットかかる鴨。
967カリン×シュリの作者:2006/07/05(水) 02:50:13 ID:OgqZnCKz
赤いワンピースとピンクのノースリーブそして二組のシルクの下着。
ベッドの下に脱ぎ捨てられていた衣服は
この後の2人の交わりを暗示するかのように絡み合っている。

ベッドの上でシュリとカリンは、お互いの裸体をさらけ出していた。
「シュリさんの素肌もとってもお美しいですわ」
「カリン…」
カリンの言葉に顔を赤らめるシュリ。
カリンはそんなシュリの肩に両手を伸ばすと
シュリのおでこにその柔らかな唇を重ね合わせた。
「シュリさん、恥ずかしいですか?」
「だって…こんな事初めてだから…」
「そんなシュリさんも可愛くて素敵ですわ」
「カリン」

シュリはカリンの顔を覗き込むと、両目を瞑った。
カリンはシュリに顔を近づけ、お互いの唇を重ね合わせた。
カリンとお互いの唇を触れ合わせながらシュリは
かつてないほどに全身を紅潮させる感情の高ぶりを感じていた。
唇と両手に火照りを感じたカリンは
シュリから唇を離すと鮮やかなピンクに染まったその裸体を
いとおしげに観察した。
968名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 02:51:32 ID:zKWPGZnH
ええっ!?
わざわざ埋めなくてもいいんじゃ?次スレも立ってるわけだし…
969カリン×シュリの作者:2006/07/05(水) 02:57:20 ID:OgqZnCKz
「そんなに見つめないで、恥ずかしい…」
「シュリさんってとっても敏感な方なのですわね」

そう言ってカリンはシュリの両胸を彩る敏感な突起に手を伸ばした。

「ひぁうぅっ!?」

カリンの人差し指がその突起に微かに触れた瞬間
突起を中心にシュリの全身を痺れるような快感が駆け抜けた。

シュリはその快感に一瞬全身を硬直させたが
すぐに力なくカリンにもたれかかりその華奢な肢体に身を任せた。

「軽く乳首に触れただけで達してしまわれるなんて」
「違うのカリン、こんなの初めてなの…」

事実シュリはここまで全身を火照らせ胸をときめかせた事は
これまでの人生の中でただ一度もなかった。

美しいもの、己の欲したもの全てを手に入れ
ジャクナン小学校の全生徒を従えてなお
シュリは精神的にも肉体的にも満たされた事はなかった。

だが今は違う。これまでにはなかった
心を満たす不思議な感覚にシュリは包まれていた。
カリンは持たれかかるシュリを抱き起こすと
その潤んだ瞳を見つめながらこう語りかけた。

「これが精神的に満たされた事で得られる快感ですのよ」
「これが…」

これまで経験した事のない快感と、それが肉体的だけでなく
精神的に満たされた事によって得られるという事実に驚嘆するシュリ。
そんなシュリをはベッドにやさしく横たわらせると
カリンは上から覆いかぶさるようにベッドに両手をついた。

「お楽しみはこれからですわよ、愛される事の快感を
これからじっくりと教えて差し上げますわ」
「焦らさないでカリン、お願い…」

そんなシュリの懇願に応えるように
カリンはシュリの唇に己の唇を再び重ね合わせた。
970カリン×シュリの作者:2006/07/05(水) 02:59:01 ID:OgqZnCKz
>>968
あー確かにそうかも!どないしようか…
971名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 13:57:52 ID:NNl6IITr
埋まるってのは980まで行って埋まるっていうんだよ。950超えただけじゃDat落ちしない。
972名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 04:08:09 ID:rQOtSGk2
というわけできっちり埋めろ
973名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 16:48:45 ID:4SDzO+Xr
ume
974名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 04:07:57 ID:3phoGs8z
ソウル・タブレット氏のイキアリものはもう終わった…のか?
975名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 23:34:47 ID:oY6UuUnC
キクヒメたん・・・・
976名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 21:37:55 ID:v9OiEczp
たのむ、誰か次スレでイキアリの萌え死にしそうなのかいてくれぇぇぇ
977名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 16:34:45 ID:tIhV0qY2
埋めないのか?
978名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 06:25:07 ID:pvHaLWjx
ume
979名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 02:08:57 ID:pLFmWtBW
イキアリがいい。イキカリは別にいい
980名無しさん@ピンキー
流れ豚切ってスマソ
だが言わせてくれ
>>717 
お 前 は 俺 か
半年前にこのスレに出会いたかったorz