スレ立て乙
5 :
88005:03/08/27 13:42 ID:MOLcZo2S
乙カリ〜
即死回避sage
乙
>>1 即死回避ってどのくらい書けばいいんだろうねぇ?
10 :
名無しさん@ピンキー:03/08/27 14:35 ID:2W7NKGyq
即死回避記念カキコ
プリンさんのSSはエロくて(・∀・)イイ!と思った今日この頃
スレ立て、乙でーす。
乙、即死回避カキコ。
乙ですた。どれどれ、もう一つカキコをね。
「月華のTSF工房」が閉鎖されるらしい。
17 :
380:03/08/27 19:43 ID:zGosT9d1
即死回避には30〜40レスくらい必要だったような気が・・・
仕方ない。即死回避SSでも書くか。亜美の話はまだ熟成できてないし
二日以内にはなんとかしてみよう、とか書いておくかな
18 :
名無しさん@ピンキー:03/08/27 20:00 ID:zp+peAsa
上げ
19 :
名無しさん@ピンキー:03/08/27 20:10 ID:vDx/1WO9
20 :
プリン:03/08/27 20:35 ID:m0t3dEwQ
>>1 お疲れ様です
>>11 ありがとうございます。応援されるとやる気でます。
>>17 30〜40ですか・・・自分も載せたいとこですが
なんか浮かばなくて進んでないから頑張らないと!
亜美さん&回避SS期待しております。
保守
ほしゅ。
漏れもホシュ
支援だワッショイ!
保守
hosyuuuuuuuuu
レスの数ではなくて、容量だったっけ?>即死回避
28 :
名無しさん@ピンキー:03/08/28 00:22 ID:Y0t2O8P2
こんどこそは
捕手
保守
プリン先生がんがって!
もひとつ保守
32 :
名無しさん@ピンキー:03/08/28 05:54 ID:YP0EMKgQ
>27
両方。
ageて広告呼び込み。
33 :
お絵描きBBS:03/08/28 06:17 ID:SX9PAzx/
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 同人をやっています! 明るく、楽しいHPですよ!
\____ __________________
V
, -―- 、 /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/了 l__〕 〈] /お絵描きBBSがたくさん,ありますよ!
7| K ノノノ ))))〉 ,、 |
http://pink.sakura.ne.jp/~erotan/ l」 |」(l| ( | | ||. !lm \_ _________
| |ゝリ. ~ lフ/リ lアノ V
| | /\∨/‐-/`'/
. l l | /ヽ/==|‐-- '
!リl/ // ヽ _ , '⌒ ⌒\
_〈 // \\\ ノ// ヘヘ、
. `つノl// ヽ // |||)、 <絵を描くのが好きな人は
//'へ゛ーノ お絵描きしに来て下さいね!
219.27.112.12 , YahooBB219027112012.bbtec.net ?
34 :
名無しさん@ピンキー:03/08/28 07:26 ID:Mrku2+Ky
ポシュ
更に保守
37 :
名無しさん@ピンキー:03/08/28 12:59 ID:SBpdYrXy
業者釣りage
hosyu
まだ危険なの?
>>8 私は即死防止には有る程度の書き込みと、ある程度の容量がいるとか聞きました、、
私は新スレを立てる前にSSを書き貯めして投下していますが、
正確なルールはどうなんでしょうね(^^;
張れてない…
保守
規制されてる間に漏れが立てたPart8が落ちてた・・
と愚痴をこぼしつつ保守。
保守 保守 保守 保守 保守 保守 保守 保守 保守 保守
保守 保守 保守 保守 保守 保守 保守 保守 保守 保守
ちょっと多め。
もう十分と思われ
容量だけなら
>>41がもっとも効率がいいね。
あんまりやると荒らしと区別が付かんようになるような気が(w
まあ、落ちるよりはマシではないかと
ほしゅ
作家さんの登場を待ちながら保守
生き延びそうじゃないかね?
多分即死回避できたと思われ。
「朝起きたら美女に変わっていた」ってのが多いのはそういう願望があるからかな?
TS属性
┃
┏━━━┻━━━┓
┃ ┃
自分が性転換 他人が性転換
自分が好きなのは自分が性転換派でつ。
他の人はどう?
自分。迷う余地無し(・∀・)
自分が性転換される奴だと高確率で犯されて調教されるんだがその辺どうよ?w
TS属性
┃
┏━━━━┻━━━━┓
┃ ┃
自分が性転換 他人が性転換
┃ ┃
┏━━┻━━┓ ┏━━┻━━┓
┃ ┃ ┃ ┃
? ? ? ?
ボク妊スレで失言すると妹化されて孕まされるのか(w
無事に即死回避できたようだが、旧スレを放置すると
「早すぎる次スレ」ということで削除を喰らう可能性あり。
適宜埋め立てすべし!
65 :
TS:03/08/30 10:42 ID:isRsTATJ
1
>>63 あのスレではそれがデフォです。
てか、元は荒らし返しのネタだった筈なのになんででしょうねえ(w
67 :
プリン:03/08/30 15:41 ID:TKgn70GR
素人質問ですいません。
こちらの方は平気そうなので旧スレの方に小説を載せた方が
いいのでしょうか?
69 :
プリン:03/08/30 18:25 ID:TKgn70GR
旧スレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1045070923/l50 の
>>885からの続きです
『ふぅ、涼しい〜』『あぁーーー腹減った』『のど渇いた・・・』
全員が汗だになりながら校舎に入っていく、校舎内には冷房がかかっているために外と比べもの
にならないほど涼しい空気が流れており、ひんやりとした空気が体を撫でていった。まだ授業終
了のチャイムは鳴っていないのでシーンとした廊下をダラダラと教室にむかっていく。
『悠、昼飯は?』
教室に向かう途中にクラスメイトの1人が質問してきた。
『俺は弁当あるから教室で食うよ』
『ちぇ、食堂で並んで食おうと思ったのにな〜』
『下心みえみえなんだよ、弁当無くてもお前とは食わねーよ』
虫を追い払うように手でシッシッと払って教室に入った。クーラーが効いているとはいえ体育直
後の着替えで室内は汗臭い匂いは感じられた。自分の机脇の窓を開け着替えようと体操着に手を
かけたところで周りの視線に気がついた。
『な、なに見てんだよお前ら!!』
『ちぇー、おしかったな』『もう少しでみれたのにな〜』
残念がる連中を睨みながらタオルと制服、そして男子用の体操服を手に持ち教室から出ようとす
ると声をかけられた。
『お、おいどこ行くんだよ?』
70 :
プリン:03/08/30 18:26 ID:TKgn70GR
『お前らの態度が怪しすぎるからトイレで着替えてくる』
スタスタと歩いていく悠の背中に皆が不平不満をぶつけたが気にせずに中央棟女子トイレに向
かった。授業終了チャイムが鳴って込みだすまえに着替えてしまおうと足を速めた。トイレの個
室に入ると鍵を閉め荷物を引っ掛ける杭に制服をかけ体操服の上を脱ごうとするとリボンに束
ねられた髪が引っかかった。
『体育も終ったしもういいかな』
体育のときに邪魔にならない様にしばっていたために、授業が終った今はもう必要なと思い、黄
色いリボンを解いた。リボンをほどくと髪がフワッと鳥が羽を広げるように広がった。リボンを
杭に引っ掛け体操着を脱ぐと押さえられていた乳房がブルンと揺れた。汗に濡れた肌を涼しげな
風が冷やしてくれた。
(しかし、朝からトイレで着替えなんて3回目だな・・・何をしてるんだか俺は・・・)
下着、ブルマの穿き替え、そして着替えと自分の行動に呆れながらもタオルで上半身を拭いてい
く、腕、脇の下と丁寧に撫でていく。最後に乳房の周りを拭き始めた。
(胸の谷間に汗がたまって気持ち悪かったんだよな)
体育中の感じた事を思いつつ片手で乳房を掴み谷間に溜まった汗を拭っていく、タオルを擦るた
びに押さえてないもう片方の乳がプルプルと揺れ動いた。
(でも、こんなかたちで女の胸を触ることになるとはな〜)
男のとき写真やビデオで女性の胸を見ることはあったても実際に触って揉んだりしたことは無
かった、いつかは女性の胸を触ってみたいと思っていた夢が女になったとたんにあたりまえとい
えばあたりまえなのだが、好きなときに好きなだけ胸を触ることができる。顔を下に向けると真
っ白い柔らかそうな白桃が二つ並んでおり先っちょが桃色に染まっている。ごくりと唾を飲み込
む。男の本能が眼前に広がる二つの果実から目を背けるのを許さなかった。
(・・さわりた・・い・・・女の子の・・・おっぱい・・・)
71 :
プリン:03/08/30 18:27 ID:TKgn70GR
まるで催眠術にかかったようにそろそろと左手を動かし片方の乳房を下から持ち上げる、少し力
を入れて揉んでやると柔らかく弾力のある乳房に指が埋まっていく。しばらく柔らかさを楽しむ
ように下から持ち上げ乳房を愛撫してやる。女の子の胸を触っている男としての喜びと、乳房を
揉まれて恥ずかしくも気持ちいい刺激に女としての悦びが交錯する。頬を赤らめながら左手の指
がくい込む姿をじっと見つめた。昨日乳房を触った感触を思い出すように手のひら全体で揉み砕
いていく。すべすべとした肌の感触が手に残る。
『んっ・・・んぁっ、こんなに・・・ぅん・・・やわらかい・・・なんて・・・あぅ』
手に残る柔らかい感触、揉まれる事で感じる乳房への刺激、二つの反応が心地よく手を止めると
いう行為を否定させた。しばらくそのまま揉みほぐした後に下乳に手を当て思い切り上に持ち上
げ顔に近づかせると、首を傾け小さな口からチロッと出した小さな舌で乳首をペロッと軽く舐め
た
『ふぁ・・・』
ざらりとした感触が乳首に感じられ思わず小さな声がこぼれた、拭き残った汗の残りが口の中に
はしょっぱさを感じさせたが、乳首に感じた刺激からか自分には今まで一度も味わったことのな
い甘くとろけるような味に思えた。頭がぼーーっとしていき心臓の鼓動が徐々に早くなっていく。
(も、もう一度だけ・・・)
初めて感じる味と刺激にもう1度だけと決め再び舌を舌をのばしペロッと蕾を舐める。胸の先か
らピリッとした刺激が身体を通り抜け脳に届く。それと同じく舌で感じた塩気も脳に届くときに
は甘く優しい味が口の中に広がる様に感じられた。
『あぅんっ・・ゃん・・・ふぁ・・・』
ペロペロと子犬がミルクを舐めるように小さな舌を一生懸命にのばしてピチャピチャと舐めつ
づける。自分で1度と決めたのも忘れ喘ぎ声を漏らしながらも夢中で舌を動かした。乳首が痺れ
てくる、舐めるごとに背筋がゾクゾクっとして甘美なる刺激が身体を覆った。舌先で飴玉を転が
すように刺激してやると身体がそれに答えるようにしだいに乳首は硬くしこっていく。
72 :
プリン:03/08/30 18:28 ID:TKgn70GR
(やめなきゃ・・・でもでも・・もっと舐めていたい・・・舌が、ザラザラして気持ちイイ・・・)
次々に感じられる刺激に舌を止めることができない、舌先を尖らせ乳輪から円を描きながら中心
部に向かって舐めていくぷっくりと膨れた突起にたどり着くとグリグリと舌を押し付け突起物
を埋め込ませる、敏感に反応する乳首はそれだけで軽く達してしまいそうだ、それでも舌先を止
めることなく舐め弄くる唾でビチャビチャになっていく。体育のときに押さえた火照りが息を吹
き返し身体が熱くなり下半身が痺れてくる。内側から熱い汁が滲み出てきた気がした、咄嗟に下
着が濡れないようにと空いた右手で下着ごとブルマをフトモモまでおろした。見なくてもとろり
とした恥ずかしい液が染み出てくるのがわかる。しかし乳首を舐めるのを止めることなく責めつ
づける乳首を舐めながら右手で、もう片方の乳房を揉んでやると、ぐにゃぐにゃといびつな形に
なる。乳房を握りつぶすように力を入れる。
『いつっ・・・も、もっと優しく・・・優しく触って』
焦る右手をなだめ、誰かに教えるように胸を撫でさせる。紅く染まる苺の蕾に手のひらをあて円
を描くようにゆっくり大きくこねていく、その間も左の乳房を舐める事を忘れることはなく、ピ
チャピチャと音を立てて舐める。左右からリズムも感触も違う刺激に脳が麻痺していく。ガクガ
クと脚が震えて立つのも大変になると便座に腰掛けた。しかし手と舌の動きを止めることは無く
二つの桃を味わっていく。
『あんっ・・おいしぃ・・・おっぱいが美味しいよ・・うんっ・・乳首きもちぃぃよ』
舌で乳房全体を舐めていく、乳房を持ち上げ舌をのばして丁寧に舐めていく。ザラザラとした感
触が手では感じることのできない刺激を生み出していた。唾液でベトベトになっていく、ひとし
きり舐め終えると乳首に再び口を近づける、艶やかでしっとりとした唇で蕾にキスをしたあと唇
で含むと思い切り吸ってみた。
『んんんんんーーーーーーーー!!』
口の中に吸い上げられた乳首から想像以上の刺激が身体を貫き身体を仰け反らせる、
あまりの刺激に口を広げ乳首を離す。
73 :
プリン:03/08/30 18:29 ID:TKgn70GR
『はぁ、はぁ、はぁ・・・・』
(す、すっごい・・・今の、刺激・・・)
大きく肩で息をして呼吸を整える、じわりと肌に汗が滲み出て、上気した肌がほんのりピンク色
に染まる。朦朧とする意識の中再び唇で咥えて吸い上げる。ビリビリとした刺激が身体を巡り回
り膣からどろっと新たな液が零れだす、お尻の割れ目を伝っていく。息が続くだけ吸い尽くし、
もう片方は親指と人差し指でコリコリと乳首を捻ってやる。それだけで頭の中が真っ白になる気
がする。息が限界になるとチュパッと音を出し唇から乳首を離すプルルンっと放たれた乳房が揺
れる。
(ト、トイレで何してんだよ俺は・・・・でも・・・乳首が、疼いて・・・)
今の自分の現状が情けなく早く辞めなくてはいけないとわかっていても、充血している真っ赤な
蕾が疼き勝手に両手が乳房を揉んで、乳首をしごいてしまう。すると否定の考えが溶かされて指
で弄くることに意識がいってしまう。そんな時、バンッと音がしてトイレの戸が開けられ女子が
入ってきた。いつのまにチャイムが鳴り授業が終了しており廊下も少しづつ賑やかになっていた。
『ねぇねぇ、今日何食べる?』『う〜んサンドイッチでも食べようかな〜』
そんな声が扉の向こうに聞こえ悠は意識を取り戻した。急な訪問者に驚き手の動きが止まる。し
かしすぐに胸が疼きだす。
(早く・・・早く出て行って・・・・)
胸に手を当てたまま必死に疼きに耐えながら女子たちがトイレから出て行くのを待った。だが、
今居る中央棟にある食堂に昼食を食べに来る為に女子が次々と入れ替わり来てしまう。耐え切れ
なくなった指先がそろそろと動き出し乳首をなぞり始める。
『ぅんっ!!』
微かな喘ぎ声が出る、それに気づいた女子が口を開く
『あれ?今何か聞こえなかった?』『そう?何にも聞こえなかったけど』
まさか個室の中で裸状態で胸を弄くり慰めている娘がいるとも思わず疑問に満ちた会話をする。
悠は必死に下唇をかみ締め声を出さないようにする。
(駄目、声が漏れちゃう・・・早く出て行って・・・・)
74 :
プリン:03/08/30 18:30 ID:TKgn70GR
手を離せばいいだけのことなのだが頭にはそんな考えは無くトイレから早く出て行ってもらう
のを願うしかなかった。その間も手のひらで力強く揉みほぐし、指先で乳首を刺激してやる。快
感に耐えるように首を左右にブンブンと振る、それに合わせ解かれた髪がフワリフワリと舞い上
がる。もう愛液はとまることが無く膣から湧き水の如くとろとろと湧き出て溜まりきれなくなっ
た液が雫となって便器の中に垂れていた。そんな必死な悠の願いがかなったのかトイレから女子
たちがいなくなった。それと同時に両乳首を指で挟み思い切り引っ張った。
(ち、乳首だけで・・・乳首だけで・・・・もう・・・)
『んんんんーーーーー!!!!!!!』
その瞬間身体は反り返り意識が真っ白になるとぐったりと背もたれに寄りかかった。
『はぁぁぁ・・・はぁぁぁ・・・』
身体全体で深く息をする、いつもながら意識がはっきりしはじめると快楽に勝てなかった敗北感
のような気持ちが残り自己嫌悪に陥ってしまう。力を抜くようにため息をすると、尿道口からチ
ョロチョロと黄金色の水が垂れ、便器内の水を黄色く染めていった。おしっこが完全に止まった
後もやる気無くぼーーっと天井を見上げていた。昨日の自慰行為は自宅で回りに誰も居ない中行
なったのに比べ、先程は、毎日通っている学校のトイレでしかも扉を隔てた向こう側には人もい
たというのに疼きが止まらず手を動かしてしまった。通常時の男としての意識が自分の身体とは
いえ女の肌に触れたいという性欲を生み出し、触ることでいつしか女としての意識が目を覚ます
ように感じてしまう。
一人で二つの異性の意識を持ち合わせているようであった。
(なんだか、昨日に比べて肌が敏感になって感じやすくなって気がするな・・・)
昨日は女になり身体を確かめるように触ったりしなければ特に男のときと変わらず普通に過ご
していたのに、今日の下着を穿いた頃からクラスの連中の視線だけでなんだか身体が火照り、感
度が高まってくると服が肌に擦れるだけで敏感に反応してしまう。また体育時はなんとか耐えら
れたがこのトイレに入ったときみたく一度身体を触ってしまうと、もう一度イってしまうまで動
きをとめらなくなってしまう。
75 :
プリン:03/08/30 18:32 ID:TKgn70GR
『敏感すぎだよな・・・もっと意識をしっかりもたなきゃ駄目だな』
今一度自分の意識を高め、気合をいれるとそんな時、お腹が
「ぐぅぅぅ〜〜」
と鳴った。そんな気合の乗った気分でいても運動の後で使用した分のエネルギーの補給を胃が要
求をした。
『はぁ、着替えるかな・・・』
お腹の反応から一瞬先程の自慰行為を忘れ着替えようと立ち上がりブルマを持ち上げ穿くと、じ
わりとした感覚が股間に感じた。愛液を垂れ流し、尿をしたあとそのまま穿いてしまった為に
下着に股間に付着していた液体がショーツに染み込んでしまったのだ。
『やっば〜〜、拭くの忘れてた・・・・ミスったな〜』
失敗してしまったと思いブルマに手をかけようとしたが、一度脱いでしまうと空気が入り更に気
持ち悪くなってしまうと思い、このまま着替えることにした。胸についた唾液をタオルで拭き取
り朝着てきた男の体操着に着替え、ブラウスとスカートを着てリボンを胸元で縛った。衣服の乱
れがないのを確認すると荷物を持ち教室に戻った。歩いてもそこまで違和感は無くぼーーっとし
ている間に少し乾いたのもあり、下着は濡れているというより少し湿っただけのようだった。
『おっせーな、先食べてたからな』
教室に戻ると健吾を含む数名がすでに弁当や購買で買ってきたパンを食べ始めていた。持ってい
た衣類をカバンにしまおうと腰を下げた瞬間
『今だ、とりゃっ』
『うわっ!!』
後ろからスカートめくりをされて思わず声を上げてしまった。スカートめくりを計画していたと
思われる連中がスカートの中を覗き込む、また悠の声に反応してクラスに残っていた数名が悠を
見ると、フワッとめくられたスカートの中に青いブルマがあらわになる。特に考えてはいなかっ
たがブルマを穿いたままスカートの穿いていたのが幸いして下着は見られなかった。
76 :
プリン:03/08/30 18:34 ID:TKgn70GR
『なんだよ〜、せっかくパンツが拝めるチャンスかと思ったのに、ブルマ穿いたままかよ』
『お前ら・・・覚悟はできてんだろうな・・・』
ブツブツと文句を言う奴らの頭をグーで殴った。頭を押さえながら痛がる連中を放っておいて、
衣類をしまうと弁当を持ち健吾達の元に向かった。
『なんだよ、下ブルマなのかよ〜』
『お前を殴られたいのか?』
遠くから先ほどのやりとりを見ていた健吾が残念そうに語ってきたので拳を健吾の目の前に向
けてやると、苦笑いで首を振って誤ってきた。健吾の態度を確認すると机に弁当箱置き自分も食
べ始めた。その後談話をしつつ昼飯を食べ終えた。
『悠、髪の毛ボサボサだぞ』
服を着替えたりしてそのままにしていたので髪が所々で跳ねていた。手で髪全体を軽く梳かして
やる、顔をやや傾け必死に自分の髪の毛を梳かす姿は可愛くいつまでも見ていたくなるほどであ
った、腰まで流れ頬の横を伝い胸の横まで垂れる艶やかな髪に健吾達はしばし見とれてしまった。
『ん?どうした?』
『い、いやなんでもない。よ、よーし飯も食べ終わったしトランプでもやるか』
ぼーっとこちらを見ている連中に気付き不思議そうに疑問をぶつけると焦りながら否定してき
た。そしていつも昼休みの余った時間を利用して遊んでいるトランプをすることにした。
『っと思ったがなにげにそこまで時間無いから一発勝負でいくか!今日は何を賭ける?』
普段、その時の気分により賭ける商品をジュースにしたり、宿題を替わりにやってくるなど参加
者全員がOKしたならば、ほとんどのことが可能になる賭けで、毎回トランプで遊んだ最後に行
なっていた。
『特に宿題も出て無いからジュースでいいんじゃないか?』
『いや、今日は賭けるものは決まっている』
いち早く答えた悠の意見を遮るように健吾が声を出した。
77 :
プリン:03/08/30 18:35 ID:TKgn70GR
中途半端なところですが、今回ここまでです。
何か同じような展開ばかりですいません。
賭けの対象はどうなるかまだ考えてないので、とりあえずここまで載せてみました
毎度ながら強引な展開で申し訳ないです。
自分が早く載せないのもありますが、旧スレ新スレともに盛り上げて
保守していきたいですね。
プリンさんお疲れ様です。
自慰好きなのでとても楽しく読ませて貰っています。
エロシーンが書けるのがうらやますぃでつ
ブルマー!!
ブルマを賭けるのだー!!
しかしいいところで止めてくれましたなぁ
正直、オナり過ぎで不自然ぽ。
てゆーか久しぶりのエロよのぅ。
もっとエロふやしましょうよ。
レズにだけはもっていかないように
賭けの対象が気になりますな。
楽しみ楽しみ。
レズはダメだわな、レズは
レズもありだと思うが・・・
むしろレズ展開キボンネ。
レズイラネ
このまま男にいたずらされる展開が一番。
話の展開は職人の好きにやらせるのだ!
ブルマかなぁ。
もっと直接的に、ショーツとか。
もともとの所有物じゃないから返却しろ!とか言って(w
>>90 パンツは対価を払った(持ち主に見せた)から返却はないと思われ。
やはり金払わず実質貸しただけの体操服一式の所有権かと。
ブルマ脱がすこともできるし。
(・∀・)イイヨイイヨー
レズレズいってる香具師は、きっとちんぽをしゃぶったことも無いんだろうな。くすっ
>>94 そりゃ男でちんぽしゃぶったことのある人間は少数派かと。
96 :
380:03/08/31 17:56 ID:MwdunTXU
>>94 そう言うお主はしゃぶったことがあるのかな?
ちなみに、レズは延々と交わり続けるので男とするのとは全然違うそうです。
攻殻機動隊の一巻で「ナメクジかよ」とか表現されているけど、そんな感じ。
べたーっと張りついてねろねろと・・・。違うやり方を好む人もいるそうだけれど。
男とは違うのよ、男とは! とシャ○少佐みたいな事をレズのお姉さまに言われてしまいました。
随分前の話ですけどね。
97 :
380:03/08/31 18:00 ID:MwdunTXU
ついでだけど、ホモは相手の体を舐めたりすることはあまり無いそうです。
プレイの流れとして舐める事があるくらいみたい。
サンプル数が少ないんで、これが実態とあっているかどうかは保証しませんが。
どうでもいい知識ばっかりあるなー。トリビ○ボタンを押されそう(藁
>>プリンさん
楽しくみさせてもらってます
保管庫更新されないなー
最近お気に入りのスレが落ちたこともあってチョットびびってます
出来れば更新キボンヌ
ホモの人でつか?
今ごろ読んでおいて何だけど・・・・・・
プリンさんスマソ。
今度のはてにをはを始めとして文章の変なところが目立ってしまって
正直入り込めんかった。
>94
自分のチムポならある
ホモの人はきにせずレズシーンたのんます
乳首攻めイイ
105 :
プリン:03/09/01 20:08 ID:8z5oEGjw
>>78 未熟な作品をほめて頂き感謝します
>>79-83-90-91
とりあえずは無難なとこでいこうと思います
>>80 自分もそう思います・・・
>>81 すいません、なかなか難しくて・・・でも頑張ってみます
>>96 勉強になるお話ありがとうございます。380さんもガンバです
>>98 少しでも楽しんでいただけたら幸いです
>>102 いえ、こちらこそ急いだあまりの誤字脱字変な表現などですいません
>>104 表現がへたれで申し訳ありませんでした。
>>レズ関連
未熟な自分で良ければ、いちおう色々なパターンをやってみたいとは思っています。
てか、そろそろ一人以外のエロを入れないといけませんね・・・・
皆様のご意見を聞いて少しでもいい作品を作れるよう精進いたします。
レズが好きな香具師はマザコンに多いらしい
だからおまいら、個人の嗜好で争うなってばよ。
同じTSでも、求めるものが違って〜なんて話はもう何遍も出てるんだから、
プリソサソの書きたいようにやらせたれって。
あるいは自分の嗜好にあったSSを、自ら投下するとか・・・・
108 :
380:03/09/01 22:51 ID:wcB2v8Y3
そういえば、乱交ってこのスレのSSではほとんど見ないな
ということなので、乱交キボンヌ>プリンさん
女が男に変えられて、女にハァハァするのは無いのかのう。
いや、TSスレが何か読めなくて。
>>109 今度、二次元ドリームで出るのがまんまそれ。
そういや、男女人格入れ替えってあんまりないな……
あ、そうか「強制女性化」スレでしたな
>>109 その手はこのスレの住人は好まないだろうな。
なので、相手の女をTSした男にしたらどうだろう?
そうすれば君も俺らも満足のいくものになる。
+
+ +
+ (´▽`)
+ +
漫 湖 の 溝 か ら 水 が あ ふ れ る
そういや、兄妹で性転換して妹が兄を犯す小説が初期にありましたな
ほ兄ちゃんのバカ
瑞っこはどこ行ってもウザイの〜
ぱ ん つ は い て な い
>>117 見てみた。
だめだな、そりゃ。
文がしょぼいわ、展開は唐突だわ、ろくなもんじゃねえ。
まったく、書いた馬鹿の顔が見てみたいよ・・・・。
って・・・よく見たら俺が書いてて途中で投げ出した小説じゃねーか!!
自分の書いた物の内容を忘れていて、自分で質問してしまうとは・・・・。
>>121 ヾ( ゚д゚)ノ゛ ハンセイスルチクー
_、-、〃1,. -'``~〃´Z
Z.,. = =. ´z あれあれ?
. / '´`ミ = = 、、ヾ~``` \ 誰だ、こんなダメ小説を書いた奴は・・・?
/ ,.-- .ミ = = ミ. --、 \
. < 〃-、 ミ = = ヽ ,.-ヽ > 誰だ?
ヽ i l | |ヽ= = 〃| | u l i ゝ_
. / ̄u −,´__ | に|= =| l::|/ _`,ー- ,._ ヽ 誰なんだ・・・? こんなダメ小説を書いたのは・・?
ーz..ヽ___,,...-,-、ヽ.-'=´= = ゝ| ,´,.-,-...,,___ゝー'
',=',=,'=,'=|. /ヾ三 三ノ| |=,'=,'=,'=,' 誰だ・・・? 誰だ・・・? 誰・・・?
,―'ーーーーー' /. | 'ーーーー-'--、
| l ! i ; ' /. | i i i ; , |_
L____/. |_______l
/ ヽ / ヽ
,/テ=、
| ///,.-ー`,〃´レ,
. | // / ̄ 、,、、、,、,、,Z 〃
| / ミ \ ′ あ・・・
. /`ー、ノ|. r‐、ヽ ,.==ヽ' -ヽ _
/、 > 1 |.l=| | ' ,=、 .=,< ´ オレだった・・・!
` ヽ´彡. `ー|/ ////r_~'ヽゝ っ
/ イ /| ,=:=:=,=,=「
/ 7 ./|. .| .ー'ーヽ'ノ. ̄|
/ 三/ |i. ヽ .l l i ; ; |
./´ ̄ .| |:| `ー---,―--' ←
>>121 | |+|、___/| |''ー..,,__
騒ぎまくれ!!!!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ ) (´⌒(´
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
>>121 そう思うんなら書き直して改めてうpしてくれよ。
カイト君に匹敵するような、TS(もちろんエロ)、SSが載ってるサイト知ってる人〜
情報プリーズ
131 :
409:03/09/04 14:56 ID:iKlPdJz1
じつは129は保管庫を知っていて、そこにあるSSをすでに全部読んでおり、
そのうえでカイトタソシリーズ以外のSSは全てこれに匹敵しないと思っている。
に1000万ペリカ
ぬぅ…確かにカイトシリーズを超えるハァハァ度の作品は今までに御目にかかったことがない…。
そうか?漏れとしては令の話が一番良いんだが、
まあ、人それぞれではあるわけだが、
どうやら漏れはSでは無いらしい、
他のTS系サイトを覗いてみて、憑依関係のを見てみたら
気持ち悪くなったよ。
確かにここを見たら他のTS系のSSが肌に合わんか判る。
801の穴化とも別路線だし。
136 :
プリン:03/09/04 23:39 ID:c4ZELSb2
ここのは名作だらけですよね、そんな中駄作でほんと申し訳ない限りです。
根本的にまずエロが少ないんですね、自分のは。プロの職人の方が復活
しだい早々にも駄作を切り上げますのでしばしお付き合いお願いします。
>>131 お疲れ様です
いえいえ、プリンさんのお話もエロエロですYO
お風呂でのシーンなんかはすごくエロかったです
楽しみにしていますので、今後も頑張って下さい。
140 :
名無しさん@ピンキー:03/09/05 13:24 ID:tFJz70vH
前スレが終わらない…暇つぶしに一緒に埋め立てしませんか?
あげちゃった…ごめんなさ(ry
>>前スレ 355 より
部屋の外からジージーと、セミの鳴く音が聞こえてくる。
どんよりと薄暗い部屋は澱んだぬるい空気に満たされているはずなのに、湖
畔の夜風に似たひんやりとした空気と、どこか高原を思わせる爽やかな匂いが
支配している。
この部屋は、外の世界と切り離された異空間と化していた。
アパートの一室に、全裸に等しい少女が机の端に体重を預け、男性の前に立っ
ている。
ただそれだけで、部屋の雰囲気がいつもとはまるで違ってしまう。
いや。彼女を少女と呼ぶには、あまりにもにじみ出る雰囲気が淫らすぎる。
一糸まとわぬ全裸を晒し、本来は秘すべき部分まで異性の前にさらけ出して
いるというのに、その顔には隠しようのない喜悦が溢れ、そして堂々としてい
る。目の前に跪いた男は、女王陛下に拝謁する忠実な臣下のようだ。
彼女が顔を少し動かすだけで、艶やかで滑らかな黒髪が、昆虫の長い脚のよ
うに音もなく白い肌を這ってゆく。髪が肌を這う感触がくすぐったいのか、少
女はさらに身をよじる。
豊かな胸が、ふるりと震える。
忠実なる下僕と化した男……都築悠司は、手で触れると少女が泡となって溶
けてしまいそうな予感に囚われ、わずか数十センチが踏み出せないでいる。
「足を……開いて。あそこを見せて」
しわがれた声に驚いて左右を見る。
なんと、自分の声だった。喉に手をやる悠司を見て、亜美は薄く笑った。
亜美は立ったまま、机にお尻を乗せるようにして足を開いてゆく。背後にパ
ソコンがあるので十分に体重をかけきれず、不安定な状態だ。
ゆっくりと足を開いてゆくと、ぴち、という音がした。
濡れた陰唇が、音を立てて開いたのだ。
まるで幼い少女のようだと思ったのは一瞬だけで、ふっくらと膨らんだ亀裂
の中に隠れていたのは大人の性器そのものだった。しかし、悠司の目を引いた
のはそれではない。
無毛症かと思っていたのだが、陰唇の脇に少しだけ顔をのぞかせているヘアー
の毛先に気がついたのだ。
「亜美ちゃん、もしかして剃ってるの?」
悠司が悪戯っ子のような視線で亜美を見つめる。亜美はうつむいて伏し目が
ちになって言った。
「先生の意地悪。そんなこと……恥ずかしくって、言えません」
悠司はわずかに生えている黒い穂先に指を伸ばし、なぞってゆく。亜美の体
が、少し跳ねた。
「まるでひげみたいだ。亜美ちゃんは毛深いみたいだね」
「そんなこと、ないです!」
「剃っているんだよね?」
悠司はもう一度尋ねた。
亜美が拗ねて顔を横に背けた瞬間、亜美の両足がびくりと跳ねた。悠司が敏
感なクリトリスをカバーの上からくるりと一周、なぞったのだ。
「い、いやあ……」
悠司はゆっくりと亜美のラヴィアを指でなぞり続ける。身をよじらせている
亜美は、抵抗をしているどころか、もっととせがんでいるようにさえ見えた。
「おっきなクリトリスなんだな。きれいだよ、とっても」
「そんなの……いや。だめぇ……」
「びらびらもバラの花びらみたいなきれいな色だ。ふっくらとしてて、舐めた
ら溶けちゃいそうだな」
興奮したのか、あまり目立たなかった花びらはよりくっきりと形を現わし、
蕾が開くように膨らみ始めた。つぼみからは甘露があふれ始め、悠司の指を濡
らしている。
「ほら、気持ちいいんだろ? どんどんいやらしい格好になってきてるよ。腰
なんか動かしちゃって、本当にエッチな子だな」
「ん……やぁ……だめ。恥かしい」
「さっきから亜美ちゃんは、恥かしいばっかりだね」
「だって、本当に恥ずかしいんですもの……」
声さえもが少し拗ねた、甘えたような媚びる物へと変化していることに、亜
美自身は気づいていない。
悠司は無造作に亜美のクリトリスに手を伸ばし、親指と人差し指で器用に皮
を剥いて芽芯を剥き出しにしてしまった。
「ここも大きくなってきた。おっと、綺麗に剥けちゃったね」
亜美は体をのけぞらせて悶えた。
「あ……かっ……」
ぬめる媚肉の中でひときわ大きく主張をするクリトリスは包皮から完全に顔
を出し、悠司の指で円を描くように震えている。
「やぁん! せ、せんせ、そんなに……んっ! いぢらないでぇっ!」
敏感な器官を強く刺激されて、亜美は両手を握り締め、身を屈めるようにし
て堪える。体を乗り出している悠司の頭に覆い被さるようにして、彼の背中に
手を伸ばし、手のひらで軽く叩いて抗議する。
だが悠司は彼女のかわいらしい抵抗を無視して、手を止めなかった。
「ほら。亜美ちゃんのいやらしい汁でじゅくじゅくだ」
確かに悠司の指は、まるでローションでも塗りたくったように、床に滴り落
ちるほどの粘液に包まれていた。
「そっ、そんなの、見えません!」
亜美は固く目を閉じ、眉をしかめて言った。
悠司が指を動かすたびに、体の奥を突く甘い衝撃が断続的に亜美を襲う。自
分でも熱い蜜を漏らしているのがわかっているのに、口ではそれを否定してし
まう。
「亜美ちゃんって、ここの毛をジョリジョリと剃ってるんだよね?」
「ち、違いますっ!」
ほんのわずかに、剃り残しの髭のような淡い跡がうかがえる。よくよく目を
凝らしてもわからないのだが、亜美が色白なので間近で見ている悠司にはわかっ
てしまうのだ。それに、ここ十日ほどは、いつも手入れをしてもらっているゆ
かりとの"夜遊び"をしていなかったという理由もある。
「もう一度聞くよ。亜美ちゃんは、ヘアーを剃っているんだよね。安全剃刀で
剃ってるの?」
悠司が口を尖らせて、股間に息を吹き掛ける。
アヌスが、きゅっと締まった。
息がかかるだけで、気持ちがいいのだ。
目に見えない極細の糸で作られた筆で撫でられたようだった。
執拗に繰り返される吐息の愛撫に、亜美は身体をのけぞらせ、快楽にうち震
えた。太腿やへそにまで吹き掛けられる息だけで、亜美は声を押し殺しながら
も、乱れに乱れた。
気がつくと、息の攻撃は止んでいた。
「もう一度聞くけど」
悠司は一拍おいて言った。
「亜美ちゃんはパイパンなのかな? ……パイパンって言ってもわからないか
な。要するに、ええと……最初から生えていない、ってことはないよね」
まだ、身体中に悠司の愛撫の残滓が残っているようだ。もちろん、息なのだ
から跡など残るはずもない。だが、確かに肌の上に何かが存在し、微妙な刺激
を与え続けているようだ。
息をするだけで、どんどん高まってしまう。
自分の吐息が甘い成分を帯び、空気中に媚薬を散布しているような、そんな
感じさえする。
「亜美ちゃん?」
「あ……はい」
「返事は?」
甘噛みされたような刺激が両方の乳首に走る。彼とのやり取りだけで、亜美
は体のそこかしこが、さらに興奮してくるのがわかった。
今までにない経験だ。
「お返事」
「は、はい」
「じゃなくて、亜美ちゃんは剃っているのかどうかってコト」
悠司が意地悪な表情を浮かべながら言う。
亜美は顔に血が昇ってくるのがわかった。
この男性(ひと)は、わかっていて自分に言わせようとしているのだ。
「はい……わ、私……」
呼吸が、そして声が小刻みに震えているのが自分でもわかる。
信じられないほどか細く、頼りない声だ。
「……剃ってます」
「何を?」
「あの……ヘ、ヘアーを……です」
「エロい縮れっ毛だよね」
亜美は間髪入れずに、頭を軽く何度も縦に振った。
悠司の言葉で、亜美の芯が疼く。
何気ない言葉が彼女の心を否応無く揺り動かす。
「腋の下とかも?」
「はい……脱毛クリームとテープで……」
「それであそこを濡らしたりしてるんだ。亜美ちゃんはいやらしい子だ」
事実かどうかは問題ではない。
相手がどのような答えを望んでいるのかが大事なのだ。
「はい、そうです。私は……」
舌が乾いて、上あごに張り付いてしまった。口を開けたまま息をしていたか
らだろう。一度口を閉じて唾を口の中に行き渡らせ、続ける。
「エッチな毛を剃りながら、オナニーをするんです。鏡の前で、あそこを広げ
ながら、いけないことだってわかっているのに……手を止められないんです」
少し早口で一気に言ってしまうと、熱い飛沫が、つぅっと会陰の方へ流れて
ゆくのがわかった。
(精液……ううん、そうじゃない。いやらしい蜜が出ちゃってる……)
亜美の頭の中は、割れ鐘が何十個も鳴っているような大騒ぎだ。
理性的な考えができなくなってゆくのがわかる。気持ちよくなりたいという
動物的な欲望だけがいっぱいに広がってゆく。
「よく言えました。じゃあ、ご褒美」
悠司は亜美の股間に顔を埋めると、彼女の聖なる領域にある宝冠――クリト
リスに口づけた。
「やぁ……ひぃぃぃぃんっ!!」
閉じたまぶたの裏に、光が産まれた。
悠司の頭を自分の股間に押し付けるようにして体を縮こまらせ、彼を包みこ
む。まるで、彼を胎児に戻して子宮に押し戻そうとでもするかのように。
息苦しいはずだろうのに、悠司は更に奥へと舌を進ませようとする。
無精ヒゲのざらざらとした感触さえもが、亜美を高ぶらせる。
「いやっ、だめっ! せんせっ、だめぇっっ!!」
爆発する!
膨れ上がった快楽の風船が、ついに弾ける。
鼻の奥にきな臭い匂いが走った。足が悠司の身体を強く締めつける。
その瞬間、亜美はついに、絶頂に達して気を失ってしまったのだった。
***
体が重いのに、空中に浮いているような奇妙な感覚がする。
まだ、目は閉じたままだ。
汗の匂い。
男の臭い。
嫌い。
でも――好き。
ここでじっとしているだけで、湿った少しかび臭い部屋の匂いや、電子部品
が放つ独特の無機質な香りにつつまれ、身構えていた心が解きほぐされ安らい
でいくようだった。
なぜ安心できるのか。
他人のはずなのに、懐かしい、長年嗅ぎなれた部屋の匂いがする。
(なんか……不思議……)
どうやら、垢じみた薄汚れた万年布団に横たわっているようだ。
亜美は潔癖症ではないが、男が住んでいる場所で一夜を過ごした事は一度も
無かった。
なぜだろう。
目を閉じたまま、整髪料と油の匂いが染み込んでいる枕に顔を埋めた。
匂いを肺いっぱいに吸い込む。
心と体が蕩けそうだ。
体の中に残る快楽の残滓が再び体中に広がり、総ての感覚が快感へと変換さ
れてゆく。
こんなことは初めてだった。
今までにエクスタシーを感じたことは数知れない。しかし、そんな時でも彼
女が気を失うことはなかった。常に男が疲れ果て、倒れるまで亜美が主導権を
握り続けた。
最後に残るのは、いつも彼女のみ。女王のように君臨する。
でも、体は確かに燃えているはずなのに、心の中は不完全燃焼。どれだけエ
クスタシーを感じて、終わった後に残るのは虚脱感だけだった。
だって、私を満足させてくれないんですもの。
男なんて所詮、精子を出せばお終いのだから。自分だけ先に満足してしまう、
身勝手な生物。
女を孕ませるのが怖いくせに、孕ませようとする矛盾した種族。
だから私は、彼らの上に君臨するの。
男を支配するの。
でも……。
――でも?
わからない。
自分の、今の気持ちがよくわからない。
胸が熱くて、苦しい。
悠司の顔を想像するだけで、顔が熱くなってくるのがわかる。股間が熱い。
射精をしてしまった後のような虚脱感があるのに、空しさは少しも無い。
挿入されてもいないのに、満足感がある。心が温かい。
わかっているのに、初めてのような、この気持ち。
これは……。
何?
ワタシハ、オトコナノニ。
ワタシハワタシナノニ……
ワタシハワタシニ――コイ、シテル?
***
意識の戻った亜美がまず感じたのは、じっとりと湿った空気と変質した汗の
匂いだった。
目をゆっくりとあける。
だが、目の前に悠司の姿は無かった。
いつもより重く感じる体を起こすと、地面に這いつくばるようにしている悠
司の姿が目に留まった。
彼の手にはデジカメがあり、横たわっている亜美の姿を写している。
「や、やだ。先生ったら!」
亜美は慌てて胸を両腕で隠し、足を閉じて膝を折り畳み、体を縮こまらせる。
「かわいいよ、亜美ちゃん」
何気ない言葉に、彼女の心臓が大きく跳ね上がった。
かわいい?
胸の真ん中に何かが挿し込まれたように苦しくなり、亜美は胸を押さえる。
心臓がバクバクと勢いを増し、胸が一回りも膨らんだように感じる。手の下
にある乳首が固くなっているのがわかる。
悠司は彼女の変化にも気づかず、デジカメの液晶画面を反転させて亜美の方
に向けて見せた。
「ほら、見てごらん。こんな風に見えるんだよ」
亜美は平静を装い、身を乗り出して画面を覗きこんだ。
だが、その化粧は一瞬にして剥がれ落ちてしまった。
無防備に裸体を晒している姿が、亜美には自分でも信じられなかった。リラッ
クスしているのがわかる。全てをゆだねきり、くつろいでいるのだ。
そして、小さな液晶画面を通してもわかる色気が漂っていた。
「私、すごくエッチな人に見えます」
「だよね。亜美ちゃんって、むちゃくちゃにエロいもんね」
そう言って手を伸ばし、亜美の胸を揉む。
「ほら。すぐに乳首が固くなってきた。おっぱいだってこんなに大きいし、乳
輪だってぷっくら膨らんでる。オマンコだって……」
「お、おまん……」
直接的な猥褻語に、亜美の芯がきゅんっと疼いた。
「亜美ちゃんのあそこだよ。自分のを、こんな風に見たことないだろ?」
悠司がパソコンの方に歩いていって、マウスを操作し、何かのソフトを立ち
あげた。すぐに画面が出てくる。
画面いっぱいに現れたのは、横たわって気を失っている彼女の画像だった。
お尻の方から撮影したのだろう。薄墨色をしたすぼまりと、南海の珊瑚のよう
な鮮やかな色彩を持つ桃色の秘部がそこに映っていた。
会陰から太腿の中ほどまで広がってるものは、もちろん精液ではない。自分
自身の愛液だ。足を閉じているので膣内までは見えないが、普段はそれほどで
はないラヴィアの膨らみが見えるということは、よほど感じていたのだろう。
亜美は身を乗り出し、食い入るようにして画面を見つめた。
悠司はマウスのボタンを操作し、次々と様々な角度から撮影した姿を亜美に
見せる。
セックスしている自分の姿をビデオ撮影したこともあるのだが、小さな液晶
画面で見る自分の姿は、まるで別人のようだ。
とてもかわいい。
気を失っている自分をいじり倒し、このような写真を撮られていたことに対
する怒りは無かった。むしろ、無防備な自分のかわいらしさに胸がときめくの
を押さえられなかった。
亜美は悠司の無言の誘いにのせられ、全裸のまま椅子に座って自らマウスを
操作し、画像を見てゆく。いつしか彼女は、空いた片方の手を股間にやり、自
慰を始めていた。
悠司はデジカメを操り、画面を見ながらオナニーをしている亜美の撮影を続
けている。確かマイクロドライブが入っているので、高画質モードで百枚以上
は撮れるはずだった。
こんな淫らな姿を映像として撮られてしまっている。
もし、こんな画像が人に見られたらどうしよう……。
それより、もっと真剣に愛撫して欲しい。奥の奥まで、狂ってしまうくらい
ぐちょぐちょにして欲しい。
指なんかじゃなくて――熱いおちんちんで!
「せんせ、ねぇ、もっと……もっといじってください!」
悲鳴にも似た哀願の言葉に、悠司はカメラを置いて椅子を回転させ、亜美の
脚に手をかけて両手でラヴィアを広げ、指を挿入した。
熱い雫が溢れるのがわかった。
濡れているという表現は似つかわしくない。
煮えたぎっている。彼の指が火傷をするんじゃないかしら、と亜美は思った。
執拗な愛撫に、亜美は熱い吐液が溢れ出るのを感じつつ、真っ白になりそう
な思考を懸命にこらえる。
悠司が指を動かす度に彼女のアヌスのすぼまりが、きゅっと締まる。体が跳
ねるのを押さえる事ができない。涙が自然に、ぽろぽろとこぼれ出てきた。
「ど、どうしたの亜美ちゃん。痛かった?」
亜美の様子がおかしいことに気がついた悠司が顔を上げて言った。
「だって、先生がいぢわる過ぎるんですもの」
しゃくりあげながら亜美は返事を返す。だが、その一方で薄目を開けながら
こっそりと悠司の様子をうかがうのも忘れない。半分ほどは恥ずかしくて仕方
がないので、演技ではない。
「ごめん。ちょっと調子に乗り過ぎたな。少し休んでいてよ」
悠司はゆっくりと立ち上がって、指についた粘液をどうするか少し悩み、亜
美の見ている前で自分の口を開けて指を中に突っ込み、まるでフェラチオでも
するかのように音を立ててしゃぶり、吸った。
その悠司の仕草を見た亜美の股間に、火をあてられたような衝撃が走った。
漏らしてしまった……。
もちろん小水ではなく、愛液だ。まさか自分が潮を吹くだなんて思ったこと
もなかった。一時間足らずで、快楽を知り尽くしたはずの自分の体が、更に貪
欲になってゆくのが恐ろしかった。
どこまで飛んでいけるのだろう?
どこまで堕ちてしまうのだろう……。
恐れる一方で、お腹の底に鉛のように張りついているような負の感情を楽し
む自分がいる。
恐怖の感情すら快楽へと転じてしまう自分がいる。
張り裂けそうな苦しさが、快楽を倍にもしているようだ。恥ずかしいから、
気持ちがいい。こんなことをしたくないから、気持ちがいい。禁忌を破る事が
快楽に繋がっている。
亜美は自分の股間に手をやり、無意識に自慰を始めていた。
その間に悠司はデジカメからカードを抜き、パソコンに増設してあるスロッ
トに入れるとマウスを操作して画像の転送をする。
このまま待っているのかと思っていると、悠司は次にビデオカメラを手に取っ
た。最新型ではないが、パソコンに直接データを転送できるデジタルビデオだ。
亜美には見覚えがない物だが、どうやら大学の知り合いあたりから借りてきた
ようだ。
椅子に手を突き、前のめりになっている亜美にレンズが向けられた。
無言の誘いに、亜美はほぅ……と息を吐き、ゆっくりと足を広げ始めた。
体の奥から、じくじくと小さな虫が這い出てくるようなムズ痒さと、頭まで
心臓になったのではと思うほど、胸が高鳴っている。
セミの鳴く声と扇風機のモーターと風切りの音だけが室内に満ちている。
言葉も無く、亜美はかかとを椅子の上に乗せてM字型に足を開いた。まるで
蛙が今から飛び出そうとするかのような格好だ。
(見られている……)
カメラは股間を写している。
もっと上を見て欲しい。おっぱいでもなく、顔を見て欲しい。私の顔を撮っ
て欲しい。
言葉に出せない想いを込めて股間を熱心に撮影している悠司の頭を見つめる
が、超能力など持っていない彼女の気持ちが彼に伝わるはずも無かった。
亜美の想いも知らずに熱心にビデオ撮影をしている悠司は、広げられている
珊瑚色の肉洞の奥に、暗がりの中から時折、ちらりちらりと顔を覗かせる物が
あるのを見つけた。
「亜美ちゃん、ほら、見てごらん。これは何かな?」
カメラの液晶画面を反転させ、亜美の方に向けた。
「な……にって……えっ?」
「この奥に見えるのは何だろうね」
「それ……は、その、あの……」
「あの?」
悠司は自分の方に突き出しているような格好の彼女の股間の溝に、空いてい
る右手の指を深く差し入れた。
「先生っ! いやあっ!」
いきなり深く挿入されて亜美は声を張り上げそうになり、あわてて折り曲げ
た自分の人差し指を歯で噛んで堪えた。女性のものとは違う無骨で大きな指が
無遠慮に亜美の中をえぐってゆく。
「せ、せんせぇ。つめ……爪切っています、か?」
亜美は薄く歯形がついた指を離して言った。指で奥をまさぐるだけではなく、
膣口の裏側に指を突き立て、ほじるようにする悠司の中指と人差し指の動きは、
熱い淫液をほとばしらせる。
「ちゃんと切ってるよ。亜美ちゃんのあそこを傷つけたりなんかしないから」
「それなら……んふぅっ!」
膣口の上、クリトリスの裏側に近い部分に曲げられた指が蠢いている。指が
動く度に、でたらめな量の莫大な快楽信号が彼女を襲う。
「んんん、やぁぁぁぁんっ! せんせ、だめぇっ!」
「凄い。指でも気持ちいいよ。ざらざらしてて、締めつけてくる……」
亜美の抗議もお構い無しに、悠司は亜美の中で何かを削ぎ落そうとでもする
ように指を動かす。指が動く度に、亜美は電撃でも食らったように体を跳ねさ
せ、甘い声を上げる。
ああ、見られてる。見られている。自分の奥の奥、普通ならば決して見られ
ない場所を初めて見られている。
しかも、指だけで達せられようとしている。
左手はビデオカメラを持っているので、右手だけで広げられている膣口は、
ともすれば悠司の指を絞め殺そうとでもするように収縮している。これでも悠
司はかなり指の力をこめているのだ。
淫靡、と一言で説明するのは簡単だ。悠司の指はとろみのある少し白濁した
粘液にまみれ、膣は両脇から前に回された手によって脚を広げられ、指を挿し
込まれて大きく左右に広げられている。クリトリスはとうにカバーから顔を出
し、時々悠司の手が触れる度に、亜美に小さな悲鳴をあげさせている。
冷静に見える悠司が憎らしく思えた。
彼が持っているハンディビデオの液晶には、恥じらいながら、溢れる官能に
戸惑いを感じつつ、乱れるのを懸命に押さえようとしている姿が映っている。
鏡でもなく、後で見直すビデオの映像でもない生の自分の客観的な映像は、と
ても新鮮に感じた。
さっき画面に映っていたのは、子宮口だった。
リラックスしきっていないとそこまで見えないのは、過去の経験からわかっ
ている。今まで彼女のそれを見たことがあるのは、亜美の姉である観夜と、義
兄の雄一郎くらいのものだ。つまり、家族以外で彼女の子を宿す部分を見たの
は悠司が最初ということになる。
いつの間にか指の動きが止まっているのに気づいた亜美は、不思議な笑みを
浮かべている悠司を見つめた。
「亜美ちゃん、実はね……」
悠司が体を寄せて、耳元で囁いた。
「ほら、あそこにカメラがあるのがわかるかな? あのカメラはインターネッ
トで全世界に向けて今の光景を放送しているんだ」
確かに悠司が指した場所には、小さな丸い形のビデオチャット用のカメラが
あり、コードを伝ってパソコンのUSB端子に接続されていた。
亜美の背中に粟が立った。
「どうしたんだい? 寒いのかな。こんなに鳥肌立てちゃって」
鳥肌の感触を楽しむように悠司は彼女の腕に手のひらを這わせる。
「亜美ちゃんのいやらしいオマンコやお尻の穴、もちろん顔までばっちりと世
界中の人に見られていたんだよ」
息苦しい。
呼吸ができない。
「い……いやぁっ!」
「抵抗したってむだだよ。だって、もうライブで放映されているんだからね。
さっきの写真も、何人がダウンロードしたかわからないね。きっと、君のきれ
いなオマンコを見ながら、シコシコやっている人がたくさんいるよ」
足が震え、体の力が抜けてしまい、悠司に体を預けることになってしまう。
頭が真っ白になってしまって、まともな考えがまとまらない。
「あ……いや……だめなのぉ……せんせ、だめ……」
胸が熱くなったと感じた瞬間、堰を切ったように目から熱い飛沫が頬を伝っ
て胸まで滴り落ちてゆく。
涙が止まらない。
つけたままの眼鏡が涙で曇り、濡れてゆく様を見た悠司が慌てて言った。
「嘘! 嘘だよ。ごめん、亜美ちゃん。そんなことしてないよ。繋がっている
なんていうのは嘘。あのカメラは故障しているし、それに……亜美ちゃんを他
の人なんかに見せてたまるか」
そう言って亜美の顔を自分の胸に抱きしめた。
Tシャツを通して、彼の体臭が亜美の体に染み込んでゆくようだ。
見られないで良かった。
確かに亜美の父親がこんなことを知ったら、猟銃で悠司を撃ち殺しかねない
だろう。きょうだいの中で、一番可愛がっているのが次女の亜美なのだ。結婚
をしないでいつまでも家に居てくれと本気で言うくらいだし、なによりも、た
かだか小学校を卒業したばかりの娘に、独立した部屋が欲しいとねだられただ
けで、敷地内とは言え、あの豪邸を建ててポンとプレゼントするような親バカ
である。これを親馬鹿と一言で片付けるのも問題があるような気もするが。
だからというべきか、今でも父は、自分が処女であると信じて疑っていない。
いや、娘が性的なことはなに一つ知らないと思い込んでいる。まさに箱入り娘
であり、掌中の珠なのだ。
その一方で、亜美の心の中には別の感情もあった。
本当は恥ずかしかったのではない。
あまりの快感に、興奮し過ぎていただけなのだ。
もちろん、今までに裸体を見せたことが無いわけではない。
しかしそれは、自分の裸を見て興奮してゆく人の心の移り変わりが面白かっ
ただけで、単なる前戯の一手段でしかなかった。自分では興奮などしたことが
なかった。
なのに今は、唯一人、目の前の男性に見られているというだけで痺れ、濡れ
てしまう。
こんな事は初めてだ。本当に何もかもが新鮮な体験だ。
まだ挿入もされていないのに、深い満足感がある。
涙を流すことさえ心地好い。快感だ。体の中に溜まったどす黒い塊が洗い流
されるようだった。
涙を流し続ける亜美に、悠司は抱きしめながら言った。
「ごめん。本当に悪かったと思っているから、泣き止んでくれないかな。なん
か俺、極悪人みたいだな」
亜美は返事を返そうとして、頭に閃いた言葉を悠司に言った。
「……じゃあ、私のお願いを一つだけかなえてくれます?」
「そうだね。一つだけなら……ああ、でも無理なお願いは無しね。それと、あ
まりお金がかかるようなのは勘弁して」
亜美はくすりと笑い、首を左右に振った。
「私、早く先生が欲しいんです。先生も、脱いでくださいますか?」
「それが亜美ちゃんのお願いかな」
「いいえ。……秘密、です」
眼鏡を外して涙を拭い、ついでに手元にあった箱からちり紙を取り、眼鏡の
レンズを拭き始めた。
悠司は、全裸の少女が眼鏡を拭いている光景に奇妙な興奮を感じていた。おっ
ぱい星人にメガネっ娘萌え属性の彼にとってはたまらないシーンだ。
「亜美ちゃん、眼鏡を外さないんだね」
「だって、先生の顔が見えなくなってしまいますもの」
「ねえ、亜美ちゃん。その、先生……ってのはよしてくれないかな?」
「でも……」
亜美は口ごもった。
どうしても、悠司さんとは呼べない。呼んでしまったが最後、自我が崩壊し
てしまいそうな気がするからだ。
自分は確かに女性ではあるが、心の中には男の部分がある。これは確かだ。
その人格は、都築悠司の記憶を持っている。彼女は悠司という存在など知らな
かったし、多重人格でもないようだ。亜美と悠司の二つの記憶と人格が奇妙に
混ざり合い、一つの体を共有している。
しかし、目の前の人は間違いなく都築悠司であり、実体を持っている。
どちらが本当なのだろうかと問えば、彼女の前にいる男性以外には有り得な
い。では、今自分の中にある男性は、自分の妄想の産物なのだろうか?
レンズをきれいにし終わった亜美は眼鏡をかけ直し、深呼吸をする。
今の自分の疑問を口に出そうとしたが、やはり言えない。代わりに口をつい
て出たのは、別の台詞だった。
「先生のペニス、なんで勃起していないんですか?」
「勃起って……」
ストレートな台詞に言葉を詰まらせるのは、今度は悠司の番だった。
悠司は頭を掻きながら言う。
「いや、あの、あんまりにも夢のようでさ。興奮するより先に、疑っちゃうん
だよ。でも、実は……その」
「もう、一回射精してしまった……でしょう?」
身を乗り出し、ジーンズの上からさする亜美の指先に感じる、じっとりと指
を濡らすほどの湿りと、股間から漂う青臭い臭いが全てを物語っていた。
「うん、まあ、そうかな」
亜美は椅子から降りてひざまずき、突っ立ったまま所在無げに天井を仰いだ
悠司のズボンのボタンを外した。
トランクスの前面がまるで、おねしょでもしたように濡れている。汗と青臭
い匂いが股間からたちこめている。下着を触ると、染みはまだ熱かった。
亜美は居ても立ってもいられなり、その下のトランクスごと一気にズボンを
下にずり下ろした。
「うわっ! ちょ、ちょっと亜美ちゃん!」
「まあ!」
亜美は思わず声を上げた。
内側にはねっとりとしたおびただしい量の粘液が、ペニスだけではなく、陰
毛や袋に至るまでこびりついていた。ゼリーのような小さな塊が、射精をして
からまだ間もないことを物語っている。
恐ろしく大量の精液だ。トランクスの前面にべったりと粘塊が張りついてい
る。指で布地を拭ってみると、指に糊状の精液がたっぷりとこびりついた。
亜美の視線はまるで磁石で吸い寄せられた方位磁石の針のように、男のシン
ボルと呼ばれる部分に向いてしまう。
(悠司さんの、剥けていて色が濃いわ……私のおくちに入るかしら?)
萎えてなお存在感のある陰茎に、亜美の芯が疼く。
亜美は悠司の、まだ柔らかい粘液まみれの亀頭にキスをした。悠司のペニス
があっという間に大きくなってゆく。ほんの少し、雁首に引っ掛かっていた包
皮が、みるみるうちに引っ張られて余りがなくなっていった。
(ああ……おっきい……)
つやつやの先端は、灼熱の熱さを秘めていた。
かつて自分が持っていた部位を目の当たりにして、亜美はただうっとりとし
てしまう。頭の片隅が疑問と警告を発するが、精液への渇望が亜美を酔わせる。
妊娠したい、この人の子を孕みたいという欲望が彼女を突き動かす。
(私、変態だ。自分のおちんちんを舐めて喜んでる……)
口の中いっぱいに広がる塊を思い切り噛み締めたら、きっと大量の精液が口
の中に広がるに違いない。この中にあるのは血液ではなく、精液なのだ。身体
中の水分が全て精液になってしまうほど、注いで欲しくてたまらない。
自分の口の中を圧倒するように太く大きくなってゆくペニスを、亜美は目を
細めて見つめる。
美味しいエキスをくれる男のシンボル。
(自分……自分の? ううん。私、女なのに……どうしておちんちんがあるだ
なんて……何か、おかしい……)
頭の中が熱で朦朧としているようだ。ぬるりとした少し苦い粘液の味が口の
中に広がるにつれて、思考はさらに錯乱状態に陥ってゆく。なかなか大きくなっ
てくれない口の中の物に少しいらだちを感じ、顔を後ろに引くようにしながら、
わざと大きな音を立てて引き抜いた。
気持ち良くなってきたのにお預けをされた悠司は、眉をしかめて亜美の方を
見る。そして亜美は、悠司に見せつけるように自分の指にこびりついた精液を、
舌を伸ばして舐め、続いてフェラチオをするように口の中に突っ込み、しゃぶっ
た。
ペニスが一層いきり立ったのを見て、亜美はくすりと笑った。
「先生の、えっち」
「笑わなくてもいいだろ」
「お口でして欲しいですか?」
返事をする代わりに、悠司は亜美の顔に両手を伸ばした。
だが亜美は手の間をすり抜け、胸を股間にすり寄せた。柔らかな乳房の感触
に、悠司のペニスは一瞬にして限界まで張り詰めてしまった。
「うわっ……も、漏れそう」
亜美の方も、耳元で心臓が鳴っているようだ。頬が熱くなり、呼吸が苦しい。
股間の架空のペニスが固くなり、亜美の心を突き上げる。
セックスが、したくてたまらない。
だが、それを止める強力な抑制力も自分の中に存在する。頭の中にもやがか
かったような状態だが、思い出せない何かが彼女の行動を縛っているのだ。
亜美は胸を押しつけながら右手を股間にやり、熱く濡れそぼった谷間に指を
差し入れる。指はすぐに根元まで沈み、かき回すようにしながら、左手で義兄
の雄一郎より長く、たくましいペニスを、大きな胸の間に挟んだ。
「うふっ。先生のおっきいから、ほら……」
あごの下に顔を覗かせる亀頭に、亜美は舌を伸ばす。
伸ばした舌で尿道口をちろちろとくすぐると、悠司の体が跳ね上がる。
「柔らけぇ……亜美ちゃんのおっぱい、凄く気持ちがいいよ」
パイ擦りをしながらオナニーをする巨乳美少女の姿は、悠司の琴線をかき鳴
らしたようだった。
完全に寝転がり、天井を見上げて胸の柔らかさを楽しんでいた悠司は、不意
に動きが止まったのを感じ取り、起き上がった。
亜美の手にはいつの間にか、細い綿棒が握られていた。
「これで先生をくすぐらせてください」
「え?」
悠司が問い返すのも待たずに亜美は素早くしゃがむと、悠司のペニスを握り
締めて尿道に綿棒の先を押し当てた。
「痛い! ちょ、ちょっと亜美ちゃん。何やってんの」
「尿道をくすぐっているんですわ。先生、暴れると尿道が血まみれになってし
まいますよ」
亜美は右手につまんだ綿棒を左右にねじりながらゆっくりと挿入しつつ、悠
司の敏感な場所を愛撫することも忘れない。そして左手はペニスの根元と睾丸
を握り締めている。逃げようとすれば握り締め、激痛を与えて動くことを許さ
ない。悠司はたまらず膝を折り、そして目に見えない手でねじ伏せられたよう
に床に寝転がってしまった。
時には舌や胸をも使い、悠司が腰を引こうものなら陰嚢までやんわりと握り
締めて動きを縛る。まるで、展翅板の上に載せられてピンを打たれた昆虫のよ
うだ。
「ああ……亜美ちゃん、痛い……痛いよ」
悠司は脂汗を浮かせて喘ぐ。亜美は彼の苦痛に歪む顔を満足そうに眺めなが
ら、雁首などの敏感な部分を指でさすり、快感と苦痛を同時に与えてゆく。
この人は……こいつは、私に無い物を当たり前のように持っている。
だから、憎い。
故に――いとおしい。
失ったもの、最初から無かったものへの渇望が亜美を揺り動かしている。
十数分かけて、彼を決して萎えさせずにじっくりと時間をかけ、ついに綿棒
は片方の先、5ミリほどを残して全て茎の中へ収ってしまった。
「うふふ……先生の尿道のバージンは私がいただきました。どうです。気持ち
いいですか?」
股間に這いつくばるようにして、亜美が顔だけを上げて悠司の顔を見上げる。
彼女の手はカリの裏側を指先でこすり、綿棒を軽く指で叩いている。
やがて痛みが薄らいでゆき、体の深い所、今まで感じたことのない場所から
強烈で不思議なパルスが発生し、悠司を貫く。ペニスが跳ね上がり、射精をし
たような感覚が断続的に彼を襲うが、しっかりと亜美に握られているので動け
ない。
小さく奇妙な声を上げながら、悠司は亜美の責めに耐え続ける。
十分以上も尿道責めをしてから、亜美は粘液でどろどろになった綿棒をゆっ
くりと引き抜いた。
「う……はあぁっ!!」
綿棒が完全に引き抜かれたと同時に亜美がペニスを咥えると、間髪を入れず
に射精のトリガーが引かれ、悠司は口の中に精を放出してしまった。
何度もペニスが跳ね、どろどろのマグマが亜美の喉を汚す。
噴出がおさまってからも亜美は咥えたまま離さず、最後にストローでシェイ
クでも吸うかのように尿道に残ったザーメンを吸い出し、半勃ち状態のペニス
をようやく口から離した。
背中がぞくぞくする。
すぐにでも吐き出して口をゆすぎたいという欲求と、もっと彼の精を味わっ
てから自分の体に取り込みたいという渇きにも似た感情が亜美を揺さぶる。
左右に揺れる竿を舌先で袋から先端までなぞってから、体を起こした悠司の
目の前に顔を持ってゆき、口を開いた。
頭の中が再び真っ白になり、股間が熱くなってゆく。
「ふなぁ……」
意味不明の言葉をあげた亜美は、悠司が舌の上に溜まっている精液を見たの
を確認してから口を閉じ、唾と混ぜ合わせながら痺れる苦い液体を味わう。そ
れから少し顔を上げ、ゆっくりと口の中のものを胃の中へと送り込んでゆく。
三回も飲み込むと口の中には何も残らない。それでも唾を溜めて、残った精
を洗い流し、悠司に見せつけるようにして喉を鳴らす。
柔らかくなっていた悠司のペニスが、精飲する少女の姿を見て復活した。
それを見て亜美は、自分の頭蓋骨が割れたような気がした。
何か大事な物を、自分は失ってしまったのだ。取り返しのつかない事をして
しまった……。その一方で喜んでいる自分もいる。まるで心が二つに割れてし
まったようだった。
「酷いよ、亜美ちゃん」
自分の精液を余さず飲み干した、呆然としている少女の目を見ながら悠司は
言った。
「気持ち良く……ありませんでした?」
しばらくして、ようやく亜美は返事を返した。
「痛かった」
「うそですね」
今度はすぐに言い返した。
「何なら、後ろのバージンでも良かったのですけれど」
「後ろって……あ、アナル?」
「正確にはアヌスですけれど。でも、先生はお尻に慣れていないようでしたの
で、無理にしても切れて大変でしたから」
「切れるって……」
ちに点々がついた一文字が彼の脳裏に浮かぶ。
「ん? 『先生は』って、まさか、亜美ちゃんは……したことあるの?」
「ええ。私、後ろも気持ちいいと思いますよ」
熱で溶けた飴玉のようなうるんだ瞳で、亜美は悠司を見つめる。
「そうか。亜美ちゃん、バージンじゃないんだね」
「残念ですか?」
「うん」
まだ精液にまみれている唇は、自ら光を放っているかのようにぬらぬらと輝
いている。
「では……私が初めて心を捧げる人になってください」
亜美が少し顔を傾け、唇を求めてきた。
悠司に近づいてきた顔からは、化粧品の薄い香りと、精液の匂い。そして嗅
ぎ慣れない良い匂いが漂ってくる。
亜美の体臭だった。
発情した彼女からは、麝香(じゃこう)のような動物的な香り……男を惑わす
フェロモンにも似た濃厚な匂いが発散されていた。
頭がくらくらする。
さっきまで自分の汚い部分を咥えていた上、たっぷりと精液を出してしまっ
た口とキスをするのには、抵抗があった。顔を引き、無意識に顔を背ける。
キスをしてくれないのを感じた亜美は、悠司のペニスを柔らかく握り締め、
指を動かした。
「ふぉっ!」
柔らかく温かい指が少し動いただけで、さっきあれほど放出したはずの精液
が勢いよく飛び出して、彼女の縦長のへそのあたりにべっとりと張りついた。
「先生、まだ、こんなに濃いのが出せるんですね。嬉しい……」
これだけ出せばとっくに枯れ果ててもいいはずなのに、腹の底にはまだ大量
の欲望がたぎり、噴火を今か今かと待ちわびているようだ。その証拠に、亜美
が先端の割れ目を指でほじくるたびに、少量ではあるが小さな噴火が彼女の身
体を汚し続けている。
ようやく噴出はおさまった頃には、亜美のへその上から秘めた部分にいたる
まで、ヨーグルトでもかかったような大量の精液がへばりついていた。
その粘液を指ですくい、まずは口に運んだ。
「苦いです」
と言ったが、彼女の顔は美味な砂糖菓子でも食べたような笑みを浮かべてい
る。
もしかしたら美味しいのかもしれないという考えが一瞬頭の片隅を駆け抜け
たが、亜美の行動でそんな考えは瞬時にして吹き飛んでしまった。
亜美は最初は悠司のほっぺたに。次は目尻から耳の方へ精液にまみれた指を
動かし、くびれたウエストから下へ滴り落ちている白濁液を何度も指ですくい
取り、鼻筋やあごまで、歌舞伎役者の隈取りのように化粧をほどこしてゆく。
たとえ自分の出したものとは言え、顔につけるようなものではない。すぐに
でも洗面所に行って洗い流したかったが、亜美の指が催眠術にでもかけたよう
に動けなかった。
顔に精液を擦りつけるられるのを、悠司は身動きもせずに見守っている。
指が胸までなぞり終え、顔についたザーメンが乾き始めると、亜美は指で描
いた線を舌で舐め取り始めた。
「くすぐったいな」
「んふ」
亜美は嬉しそうに鼻を鳴らし、子猫のように小刻みに舌を動かしながら、て
いねいに乾いたミルクを舐めとっている。
今までどんなにセックスをしても、亜美はどこか満たされなかった。
それなのに、自分を犯す……いや、自分に犯されるようで胸の奥が妖しく熱
くなっている。
期待と嫌悪という逆方向のベクトルを持つ感情が亜美の理性を狂わせている。
ここまで乱れるのは初めてだった。
頭の中は、セックスの事で一杯になっている。血液の流れ、心臓の鼓動、呼
吸にいたるまで、全ての生命の営みがセックスの為に亜美をつき動かしている
ようだ。
悠司の顔につけたザーメンを舐め終わる頃には、すぐにでも挿入して欲しい
という考えで頭の仲が一杯になっていた。
亜美は黙って体を後ろに倒し、万年布団の上に横たわった。そして悠司の顔
をじっと見つめる。
すぐにでもセックスをしたい。
しかし、自分の口から言い出す事ができない。
恥ずかしいからではなく、漠然とした恐怖が彼女の言葉を縛っているのだ。
悠司の方も迷っていた。
処女ではないのはわかっている。それどころか、かなり性経験は豊富なよう
に思える。
だが、例え家庭教師と言えども、教え子に手を出すわけにはいかない。
それなのに、悠司の中で、何かが引っ掛かっていた。
いつ頃から教え、いつ家庭教師を辞めたのか、はっきり思い出せないのだ。
頭の中にもやがかかったような状態で、記憶が定かでない。
どこが変だとは指摘できないが、確かに何かが狂っている。彼に残った理性
が、これ以上亜美に触れるのを拒んだ。
ところが体を離そうとした悠司は、起き上がった亜美に勢いよく引き寄せら
れた。
とんでもない馬鹿力だ。あまりの力の強さに、悠司は一瞬、呼吸困難に陥る。
そのまま唇を吸われ、舌をねじ込まれる。
迷いが一気に吹き飛んだ。
据膳食わぬは何とやら。これだけの美少女が自分を求めているのだ。悠司の
中から迷いが消えた。亜美を布団に押し倒し、足の間に体を割って入れる。や
や抵抗されたような気がしたが、もう我慢ができない。
へそに張りつきそうなほど反り返ったペニスを右手でぐいと押し下げ、少女
の股間に狙いを定める。
幾重にも重なりあった淫靡な肉の花から、ひと雫の蜜が、薄墨色のアヌスの
方へと流れていった。先端を花びらにこすりつけると、亜美の方ももどかしげ
に腰を動かす。
写真を撮った時が五分咲きならば、今は満開だ。胎内の圧力に負けた媚肉が
花びらを押し広げているのだ。
もう一度狙いを定め直し、何度射精したかも忘れてしまったペニスを、亜美
の中へ押し込んだ。
ぬめやかで桜色の可憐な花弁に、赤黒い杭が射ち込まれてゆく。
挿入された瞬間、処女ではないのに強烈な痛みが彼女を襲った。
(ああ……頭がぴりぴり痺れる)
体に押し入ってくる熱い塊は、まるで全身を貫く杭のように亜美の喉元まで
突き通されるようだった。
体が真っ二つに裂けてしまったようだった。
しばらくの間は、痛みで声も出なかった。
「くっ……か、はぁぁあっ!」
亜美の口から、小さな吐息が漏れる。
まるで息ができなかった。肺までペニスで串刺しにされたように、体の中か
ら酸素が押し出されてゆく。
ゆっくりと時間をかけて、奥の院まで押し込む。
カリの裏側まで柔らかな肉襞が絡みつき蠢く。
すぐにでも射精してしまいそうだったが、なんとか耐えられた。脳のしわま
で気持ちよさが染み渡ってゆくようだ。
いや。気持ちいいなんてもんじゃない。極上だ。これ以上の相手には巡り合
えないという確信にも似た想いが彼の心を満たしてゆく。
悠司は酸素不足の金魚のように、口をはくはくさせて喘いでいる亜美に口付
けをして、酸素を送り込む。
歯を磨いていたっけ? と、場違いな考えを脳裏に浮かべつつ、甘い唾液と
絡みついてくる舌を貪った。歯と歯がぶつかり合う、まるで初心者同士のキス
のようだが、これは違う。
相手の血肉を貪り食らおうとする獣のような口付けだった。
唾液が口の端からだらだらと流れ落ち、顔の周りを汚してゆく。不快な感じ
は全く無い。むしろ、男の唾液が媚薬のように亜美を狂わせてゆく。
(今、私は、自分とセックスしてる……)
その言葉が持つ矛盾(パラドックス)も、今の彼女には理解できない。
亜美の中で、何かが大きく壊れた。
しかし快楽にうち震える今の彼女には、自分が失った物に思いを馳せる余裕
など微塵もなかった。
体を重ねあい、唇を合わせながら二人は一個の生物と化し、体液を振り絞り
始めた。
部屋の中に、押し殺した低い歓喜の声が床を這っていった……。
===== 今回はここまで =====
亜美たんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
ボリュームも内容もとんでもないっす。
この週末はさびしく過ごさないといけないのに余計にさびしくなったっす。
でも(・∀・)イイ!!!
亜美たん、これからどうなっちまうんだろう…
171 :
プリン:03/09/05 21:21 ID:zqh6rQUO
380さん、ほんとお疲れ様です〜。
お見事としか言えないですね、さすがです!!
自分も見習って頑張らなくては!
大量投下キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
グジョブ!!
でも出来たら、小出しで投下して欲しい・・・・
いいとこで終わりかよ!!w
(・∀・)ニヤニヤ
175 :
名無しさん@ピンキー:03/09/07 10:48 ID:7LSDC0ZP
↑1000取られた…前スレ埋め立て完了しますた
176 :
プリン:03/09/07 14:46 ID:aFete/do
>>76 からの続きです
『じゃあ、何賭けるんだ?』
『ふふふっ、やはり今日は悠が今穿いているパンティだろう!!』『おおっ、それ良い!!』
『なっ!?』
健吾の予想外の提案に悠を含め一同驚きを隠せなかったが、同じ驚きでも悠は嫌そうに、周りは
嬉しそうな声を漏らした。
『ふざけんなよ!!絶対嫌だからな!!』
あまりになめた発言にムカついて立ち上がり自分の机に戻ろうとすると健吾が謝りながら訂正
した。
『待て待て、さすがにそれは言い過ぎた、じゃあブルマでいいだろ?』『うん、それでもいい』
『おい、たいして変わらないだろ、だいいち俺が買ってもメリットないじゃないか』
『う〜ん、まあお前が勝ったら望み通りジュースでいいだろ。俺等が勝ったら体育着一式で。だ
いたい代金出してんだから少しくらい貸してくれてもいいじゃん、すぐに返すからさ、いいだ
ろ?』
『買ったのはお前らが勝手に金出したからだろう、ブルマ穿けばいいって言ったんだからそれで
チャラになるじゃないか』
『だから賭けの対象にしたんだよ、別に問題ないだろ?賛成の方〜?』『は〜い!!』
健吾が手を上げるのにつられ一緒にいた2名が楽しそうに手を挙げる。
『はい、平等な多数決の結果決定しました』
『多数決の何処が平等なんだよ・・・弱者が切り捨てられてるだろうが!!』
『おいおい、いつまでウジウジ女みたいに言ってんだよ、男だったらスパッと決めろ。そ・れ・
と・も、悠ちゃんは身体だけでなく心まで女の子になっちゃったのかな?』
『誰が女だ!よ〜し俺も男だ、勝負してやるぜ。』
177 :
プリン:03/09/07 14:47 ID:aFete/do
皮肉を言うような口調で話す健吾の策略にはめられ勝負することを認めた。しかし悠の内心はか
なりの嫌々であった。体育をする前ならまだしも今穿いているブルマは運動で汗が染み込み、確
認はしていないが、もしかして下着と同様に恥ずかしい染みや尿のアンモニアが染みついている
かもしれないという考えが頭をよぎる、さすがにそんな状態だとは言えなかった。また賭けを認
めた後になって可愛い女子高生の脱ぎたてブルマがジュース1本と同等の賭けになってるとは
思えなかったが、今になって文句を言えば、なにやら皮肉を言われてしまう。
『ただしあんまり大声だすなよ、これ以上参加者増えたら俺はやらないからな』
『わかったわかった。じゃあやるぞ!!』
参加人数は全員で4人、ただし今回は悠だけがジュース狙いなので3対1の構図になり悠が3人
と1人づつ勝負して2勝すれば悠の勝ちという形式にした。勝負は簡単にジョーカーを抜いた5
2枚のカードをランダムに並べその中から2枚選んだ数の合計が高い方が勝ちというルールに
した。
『よ〜しとりあえず1戦目大事にしていこう』
1戦目、裏返しにされたカードの山から2枚を選びピラッと捲る。
悠 ・・・3と7で10
相手・・・5と9で14
『よっしゃあ〜勝ち〜、早くもブルマリーチ!!』
(まじかよ、ここは勝っておきたかった・・・次は絶対勝たなくては!!)
はしゃぎまくる相手チームを尻目に、自分が選んだカードの数値を恨んだ。
2戦目、今引いたカードを除外して再びカードを2枚選ぶ
悠 ・・・11と5で16
相手・・・2と4で6
『よし!!これで並んだ!!』
残念がる敵を無視してガッツポーズをとる。
最終戦、健吾と対峙したあと慎重にカードを選ぶ
悠 ・・・13と1で14
健吾・・・8と7で15
178 :
プリン:03/09/07 14:48 ID:aFete/do
『キターーーーーーーーーーーーーー!!!!』
『まじかよ・・・たった1違いで・・・』
おおはしゃぎをする健吾達の脇で机に手をつきがっくりとしょげる。そんな悠の肩を健吾がポン
ッと叩く
『そうがっかりするなよ、ジュースなら奢ってやるから』
言葉では慰めていても顔はこれでもかと言えるほど笑顔で話し掛けてきた。
『じゃあ、悠さっそく頼むよ〜ん。どうせだから人来ないとこ行こうせ』
『・・・わかったよ、じゃあ5階いくぞ』
ブルマを教室や廊下で渡すと、誰かが寄ってきてしまうと思い素早くカバンから体育の時に着て
いた体操服を取り出し、5階に向かった。一緒にカバンに突っ込んでおいたリボンも持ってきて
しまったのでスカートのポケットに入れた。悠達二年生は3階に教室がありその4階は1年生、
5階は会議室やら授業道具が置かれた部屋など、あまり人が来ない階層である。 5階に到着す
ると連中を空き部屋に待たせ男子トイレに向かった。個室に入ると体操服を荷物掛けの杭にかけ、
ため息をした今日一日でトイレの個室は自分にとってあまりいい記憶ではない。しかし周りから
隠れて着替える場所が他に思い浮かばなかったので仕方なくスカートの脇から手を入れブルマ
のウエスト部分に指を引っ掛け、ぐいっと一気に膝までブルマをおろした。小さいブルマは下着
も巻き込み一緒になって脱げてしまいお尻が丸出しになってしまった。
『わっ!』
誰もいないとわかっていても恥ずかしさが込みあがる。汗で湿気をおびた下着が脱がされお尻と
ブルマの間にあったむわっとした空気が外気に一瞬のうちに冷やされる心地よかった。パンティ
をブルマからはずそうとすると、股間が触れていた部分がほんのり黄色く染まっている事に気付
いた、また黄色い染みの周りとお尻の谷間に沿うように縦に黄色ではない染みで濡れているのが
わかる。尿と愛液のあとである。
『やっぱ染みになってたか・・・・』
179 :
プリン:03/09/07 14:49 ID:aFete/do
白で特に絵柄もついてないせいか、想像以上に染みのあとが意識させられてしまう。自分の不注
意とはいえおしっこの後に拭かずにショーツを穿いてしまぅたの失敗したと思った。淋しくため
息をするとショーツをブルマからはずし穿いた、ブルマはそのまま足元までおろし片足づつ抜き
取った。ショーツは染みになった部分がそのまま秘部に沿うようにあてがわれる、もうほとんど
乾ききってしまったのか濡れているという感触は無かった、スカートをめくり覗いてみると正面
からも股の付け根がほんのり黄色く染まっているのがわかる。
『なんだか・・・小学生が、おしっこちびったみたいだな。でも、女は男と違いちびりやすいら
しいし、たいした問題じゃないのかな』
女性は男性と違い尿道口の構造上衝撃などで漏らすことがあるという事を聞いた事があったの
で黄色いシミができていても、そこまで不思議ではないと考えた、今回はおしっこの後に単に拭
き忘れただけなのでが、いちおうそういう事にしておいた。とはいえ恥ずかしいのには変わらず
ブルマも脱がなくてはいけないし、先程みたいにスカート捲りでもされたら一発でばれてしまう
ので気をつけなくてはいけ無いと思った。次にブルマを手に取り見てみる、光の加減かもしれな
いが、うっすらと染みができてるようにも見える。そっと鼻を近づけると汗の甘酸っぱいような
香りと微かにアンモニアの匂いがフワッと鼻孔をくすぐった。自分がしたようにこれから連中に
匂いを嗅がれると思うと恥ずかしくなる、あらぬ妄想をするのはやめてブンブン頭を振り考えを
散らすと、ブルマと上着をぎゅっと握り締め連中の下に戻った。脱ぎたてのブルマはまだホカホ
カと温かさが残っていた。
『おっ、来たな。待ってたよ〜』
『はいよ、ブルマと上着』
『ういっス。じゃあ後でジュースでも飲んでくれ、俺等はちょい楽しむから』
『どうでもいいけど、汚して返すなよ』
待ちわびていた3人にブルマを手渡すと、ジュース代を渡されそそくさと教室の隅に行く連中の
背中に向かって叫んだ。
180 :
プリン:03/09/07 14:51 ID:aFete/do
『ふぅ、どうせあいつら好き勝手使うんだろうな・・・・』
女の子の脱ぎたてのブルマを持っていったのだから、それをネタにオナるのだろうと考える、も
し自分も可愛い子の品が手に入ったら同じような行動をしたかもしれない、しかし今は自分が使
用したものが使われると思うと嫌気が差す。一人で考えていると、どんどん落ち込んでしまうと
思いジュースでも飲んでリフレッシュしようと思い教室から出ようとすると、健吾に呼び止めら
れた
『あのさ、悠。すまないが少しの間そこにいてくれないか?』
『は?なんで?』
『いや、本人いてくれたほうが想像ができていいかなって思って・・・』
『殺す!』
口篭もりながら言う健吾を言葉を聞いて一気に頭に血が上った。自分がこいつらのオナネタにさ
れ、しかも自分の目の前でしようとする考えに腹が立ち。思い切り引っぱたくと教室からさっさ
と出て1階にある自販機まで小走りで向かった。
お昼休みが終わりに近づいているとはいえ自販機のある食堂付近はそれなりに賑やかだった。食
堂を覗くとまだ食事や談話をしている教師や生徒の姿が見受けられた、もちろん女子もいる。購
入したドリンクをゴクッゴクッと喉を鳴らしながら一気に飲み干す。甘い風味と冷たい感覚が舌、
喉と流れていく。飲み終えると心地の良い清涼感が頭と心をスッキリさせてくれた。空き缶を缶
用のごみ箱に捨てようとすると、自分の目の前を走っていく女の子がいた。何気なくその子の後
ろ姿を見ていると、少し先にある女子トイレに入っていった。
(なんだトイレか・・・・そうだ、ちょっとくらい俺にも役得があってもいいよな)
女になって自分の周り(特にクラスメイト)ばかり得して観があり、先程の賭けに負けたウサ晴ら
しとばかりに覗きでもして少しは自分も楽しみたいと思い自分も急いで女子トイレに入った。
181 :
プリン:03/09/07 14:53 ID:aFete/do
考えはこんな男だが、見た目は女の子だし悠の事を知っている人はほとんど限られているので、
廊下を歩いている生徒たちのも不審に思われずすんなりと女子トイレに潜入した。中に入り鍵が
閉まっている個室を確認すると、素早く隣の個室に入った。壁の下に空いている隙間から隣を覗
こうとしたが予想以上に幅が狭く無理に見ようとするとタイルに顔をつけなくてはいけ無いの
で、さすがにそれは嫌だと思った。それによくよく考えたら、女子棟は入ったことが無いので詳
しくはわからないが(たぶん男子と同じ)男子棟の個室は全て和式なのに比べ中央棟のトイレ(女
子用は今日知った)は全て便器は洋式なのだと思い出し、覗いてもあまり効果は無いと思った。
来賓の方などが使いやすいようにと中央棟だけ洋式にしたらしい。そう考えるとあまりたいした
ことはできないと思いせめて音だけでもと壁に耳をあてて隣の様子を確認した。
「シャーーーーージョボジョボジョボッ」
勢いのある音と共に便器の溜められている水とぶつかり合う音が聞こえる、どうやら相当溜まっ
ていたらしくなかなか尿が止まらなかった。隣で女の子がおしっこをしていると思うと自分が女
の姿であるのも忘れなんだか興奮してくる。おそらく自分自身相当にやけた顔になっていただろ
うが、それでも美少女の顔は崩れていなかった。覗きにも近い行為にばれるのではないかという
緊張感が加わり心臓の鼓動が早くなる、口に溜まった唾液をゴクリと飲み込む、頭の中で隣の光
景を想像しながら既に膨らんでいると思われた自分のモノを掴もうと股に手をやるが、股の部分
はツルンとしていた。すぐに自分が女の身体になってしまったことを思い出させる。下半身のモ
ノがそそり立つ感じがしたが実際は股を見ても今まで数年間も一緒に過ごしてきた相棒とも言
える品は無かった。急に興奮が冷めなんともいえぬ悔しさが湧き上がる。興奮しても膨れ上がる
モノをシゴクこともできない虚しさが心に残った。そうしていると音の勢いが無くなり、カラカ
ランとトイレットペーパーを巻き取る音がしたと思うとジャーーッと水が流れる音がして女子
生徒はトイレから出て行ってしまったが悠にはもうどうでもよかった。少しそのままうなだれた
あと自分も個室から抜け出した。洗面台の鏡を見ると哀しそうな目でこちらを見る少女がいた。
182 :
プリン:03/09/07 14:54 ID:aFete/do
『こんな可愛い子になっちまうなんてな・・・・』
鏡の向こうにいる少女に手を差し伸べると鏡という壁によって遮られ、少女に触れようとする願
いは届かなかった。しばしそのまま何も考えずに少女の瞳をじっと見つめていた。
しばらくして、ため息をひとつすると手を洗いトイレをあとにした。
『・・・・・』
(こんな事ならジュース飲んですぐ教室戻ればよかったな)
せっかくリフレッシュされた気分も覗き行為をしようとおかげで自分が女になってしまった事
を再認識させられ、すっかりブルーな気分になってしまい、とぼとぼと階段に向かって歩いた。
『ふぅ、いつになったら戻れるのかな・・うわっ!?』
『あっ!?』
角を曲がろうとした時に逆側から走って来た人にぶつかり互いに後ろに転ぶ形に飛ばされた。
『いたたたっ、すいません大丈夫ですか・・・!?』
『いえ、こちらこそ・・ん?』
ぼーーっとしていた自分にも非難があると思い謝ろう上半身を起こし相手の男子生徒を見ると
顔を赤くしながらこちらを見ているのに気付いた。恥ずかしながらも見惚れている姿に疑問を持
ち視線の向いている方角、視線は自分の顔を見ているというより、やや下を向いていたのでそち
らを見ると、転んだ拍子にスカートは捲れ上がり脚の膝を曲げM字に開いており、視線の先には
シミのついたショーツがばっちりと露出されていた。すらりと伸びた脚を遡り柔らかくすべすべ
してそうな両足のフトモモに挟まれている小さな布切れに男子生徒は目が放せなかった。
『わわっ!!』
悠はショーツが丸見えなのに驚き脚を閉じ床にくっつけ女の子座りをするとスカートを押さえ
た。恥ずかしさで顔が赤くなっていくのが自分でもわかった。微妙な沈黙が二人の間を流れる。
『あ、あの・・・』
『ご、ごめんね!』
沈黙をやぶるように先に口を開いた男子の言葉を遮るように誤ると、サッと立ち上がり男の子を
置いて廊下を走り抜け全力で階段を駆け上り急いで教室に向かった。
183 :
プリン:03/09/07 14:55 ID:aFete/do
(うう・・・モロにパンツ見せちまったよ)
教室に戻り自席につくと腕を枕にして机に屈服しながら先程のことを思い浮かべた。
(くそ〜恥ずかしいよ〜きっとシミになってるのもばれただろうし・・・)
単に下着を見られただけでも恥ずかしいのにその上誰にも見せないように注意しようとしてい
たシミまで見られてしまい顔から火がでるほど恥ずかしかった。
(見たこと無い顔だったし1年生かもな・・・誰にも言わないでくれよ〜)
学年全員の顔を覚えているわけではないが、まだ幼さが残る顔つきだったので1つ下の後輩だと
考えた、もし人に言われるようなことがあれば嫌なあだ名でもつけられてもしたらたまったもん
じゃない、彼が誰にも喋らないことを祈りつつも先程の光景が思い浮かぶ。事故とはいえ知りも
しない生徒に股を広げショーツを見せてしまったと思うとほんとに恥ずかしい。しかし恥ずかし
がっていくうちにこうなったのもブルマを脱ぐはめになった健吾のせいだと思い、怒りに変わる
のを感じた
(あの野郎・・・帰ってきたらおぼえてろよ!!!)
硬く拳を握り締め隣の健吾の机を睨んだが今だ楽しみ中なのかなかなか帰ってこなかった。途中
ポケットに入れた置いたはずのリボンがなくなっているのに気付いて机の周りを調べたが見当
たらないので諦めた。
チャイムが鳴り教師がやってくるのと同時に健吾達三人組が教室に戻ってきた、静かになる教室
でさすがに怒鳴りあげることもできなかったので、とりあえず教科書の角で健吾の頭を引っぱた
いておいて気を紛らした。
『あいたっ、何すんだよ』
『うるせー、いいから体操服出せ』
小声で会話しながら手を出すと、体ごと悠の方に向け手を合わせ頭を軽く下げてきた。
『すまん、もう少し待ってくれ!!』
『は?なんでだよ』
『いや・・・その、なんだちょっとよごしちゃってさ・・ははは』
184 :
プリン:03/09/07 14:57 ID:aFete/do
口篭もる健吾を問い詰めると、苦笑いしながら体操服を渡された後のあらましを話してきた。ど
うやら匂いを嗅ぐだけではものたらず、自分たちのモノに巻き付けていたら射精して汚してしま
い、今洗って干してあるらしい。その言葉を聞いて怒りを通り過ぎ呆れるしかなかった。
『・・・もう、お前らにやるよ。そんな事された体操着いらねーよ』
『いや、洗ったから平気だって。それに、洗った体操着なんて俺らもいらねっての』
『はいはい』
まだ何かいいたげな健吾を黙らせ、机にうつ伏せになり目を閉じた。声をかけても反応の無い悠
にこれ以上は無理だと感じ、健吾も話し掛けるのをやめた。
(はぁ、なんにもやる気しねぇ・・・寝るかな)
疲労とお腹の満腹感から次第にまぶたが落ちてくる、首の向きをかえ、腕を枕に顔を横向きにす
ると目を閉じた、熱弁を振るう教師の声を子守唄代わりに聞いて眠りについた。
『・・・・う、う〜ん』
どのくらい寝ていたのかわからないが、周りがザワザワと五月蝿くなり目を覚ます。
『!?』
そろそろとまぶたを開いていくと目の前に突如誰かの顔が見え咄嗟に目を見開き顔から離れる
ように立ち上がった。起き上がった悠に驚き近くにいたと思われる生徒達が我先にといった感じ
に逃げていく、いまいち状況がつかめない悠は逃げ送れた顔を近づけてきた男のむなぐらを掴み
引き寄せると事情を説明させた
『おい、こりゃ何の真似だ?俺が寝ている間のことを話せ!』
『ああ、みんな逃げてずるいぞ〜。わ、わかった話すからとりあえず離してくれ』
逃げられないと悟った男が寝ている間の事を話し始めた・・・・・
『おい、悠。もう終ったぞ』
185 :
プリン:03/09/07 14:59 ID:aFete/do
授業も終わり教師もいなくなると健吾は今だ寝ている悠に声をかけるが起きる気配は無い、もう
一度起こそうと声をかけようとした所を悠の机が置いてある列の前から歩いてきた生徒があわ
てて健吾の口を塞ぎ、シーーッと口の前に指をあてる。疑問に持つ健吾にむかって悠の机の下を
指差しながら机の前に回りこみしゃがんだ。健吾も同じく前に回りこみしゃがんむと、下着が見
えた。寝ている間に脚を広げたらしく前から見ると下着がモロ見えだった。顔を上げお互い視線
を合わせると硬い握手をするとすぐに視線を机の下に戻した。机とスカートのせいで影ができた
が十分に白い布の存在が確認できる。ふっくらと盛り上がった恥丘を二つに分ける縦筋が1本、
それを中心にするように他にもフトモモに挟まれ何本もシワが縦に入っていた。またつま先で脚
を支え浅く椅子に座っているためにお尻の丸みもなんとなくわかった、お椀型の山が二つ並んで
いつ。。呼吸をするたびにお腹の膨れにあわせ恥丘も上下しているようだった。朝に見れなかっ
た悔しさをはらすようにギンギンと下着を睨みつけた。そんな二人に気付いたのかクラスの連中
が集まりだし俺も見せろと騒ぎ始めた。
『しかし、悠の奴いつの間にブルマ脱いだんだろうな』
『さ、さあ、でもおかげでパンツ見れるんだからいいじゃん』
賭けの事を知らない連中の疑問を健吾が適当に言って誤魔化す。まさか賭けをしてブルマは俺が
持っているなんて言えば、悠に殺されるかもしれないので、それだけは約束通り内緒にしておい
た。
『おい、なんか悠のアソコの部分シミになってないか?』
『やっぱり?俺もさっきから気になってたんだよな、なんか黄ばんでるよな』
『あれが黄金水のシミだな、やっべぇ俺なんだか興奮してきちったよ』
186 :
プリン:03/09/07 15:00 ID:aFete/do
シミに気付いた連中は皆、股間が膨れ始める。頭の中に悠がおしっこをしている様子を思い浮か
べる。そんな前組に参加できなかった連中は悠の顔を見ていた、穏やかな寝息をたてながら眠る
少女に誰もが見惚れてしまった、透きとおるように繊細で白い肌、艶やかな唇、クーラーの風で
そよそよ揺れる前髪、触れてしまえば壊れてしまうのではないかと思えるほどであった。そんな
穏やかに眠る悠に見惚れキスをしようと近づいたところ悠が目を覚ましたのだ。
『てめぇらーーーー人が寝ている間にそんな事してやがったのかーーーー!!!』
話を聞き終えると捕まえていた男を殴り、教室にいたクラスメイト全員を追いかけ一人残らず力
任せに殴った。しかし所詮は男のときと比べ弱った女の力、殴られたとしてもたいした痛みも無
く、この程度の痛みで下着を観賞できたと思えば満足であった。もう1発殴ってやろうと思った
が、その前に担任の秋元先生が教室に来てしまい、仕方なく自席に戻った。金曜日は5限授業な
のでホームルームをしにきたのである。いつも通り簡単な連絡事項をすませ終わると思ったが最
後に自分に関わる話だった。
『え〜っと、あとは・・橘』
『はいっ』
『体育の真田先生に言われたんだが、お前体育の時だけ女子の方に行くかもしれないから』
『ええええぇぇ〜〜〜』
手をまわすのが早いというか、まさか今日一度の授業で真田の奴が担任まで話を持ち込むとは思
わなかった自分も驚いたが、それ以上にこの話を聞いたクラスメイト達が騒ぎ始める。
『先生、それはないですよ』『もうブルマみれねーなんて嫌だーー』『女子棟いくなんてずるい!』
『まあまあ、落ち着け。別にまだ決まったわけじゃない、一応職員会議にもかけるし、お前らが
橘に見惚れて授業真面目にやれば問題は無いはずだよ』
『あ、それなら大丈夫だな』『別に悠に見惚れること無いし』『悠が誘惑しなきゃいいだよ』
本人の意思を聞かずに次々と勝手なことを言い出す。先程まで人のパンツ見ていた奴らがそんな
事を言う資格は無いだろうと悠は思った。第一俺がこいつらを誘惑したことなんかないだろうと
も思った。
187 :
プリン:03/09/07 15:01 ID:aFete/do
『まあ、これに関しては決まったらまた教えるからな。それじゃあ今日はこれで終わりな』
そう言うと礼をして解散となった。担任が出て行くと皆それぞれが
『悠、月曜の下着の色も期待しているよ』『シミのついたパンツいらないなら貰うよ』
などと好きなことをいいながら帰宅や部活動に向かって教室を出て行った。見られないようにと
思っていながら結局クラスの大半に見られてしまい、疲れて言い返す気力も無く椅子に座ってい
た。
『はぁ、こいつらの顔を2日間見ないですむと思うとありがたいな・・・・』
肩を下げながらしみじみと呟いた。しばらくしてクラスの人数が減るとのろのろと身体を動かし
返りの仕度をする。そこへ面目なさそうな顔でまだ湿っている体操服を持って寄ってきた。
『ほんと、すまない・・・』
『・・・・・』
無言のまま差し出された体操服一式をカバンに詰め廊下に向かって歩き出した。慌てて健吾もそ
の後に続く。
『なあ、わるかったよ。機嫌直せよ、今度お前が見たがってたAV見せるからさ?』
『・・・・いいだろう、それで許す。ただし二度とやるなよ』
結果的の物につられてしまったが以前から見たいと思っていた品なので、それで手を打つことに
した。二人で階段を降り靴を穿き変え校門に近づくと声をかけられた。
『あ、あの・・・』
『ん?』
健吾と一緒に声がする方向に顔を向けると、男子生徒が一人立っていた。おどおどしながらもこ
ちらをじっと見つめている、その顔を見て悠は驚いた
(昼休みにぶつかった奴だ!!)
『健吾、すまない先に帰ってくれ』
188 :
プリン:03/09/07 15:03 ID:aFete/do
『へ?あっ、お、おい・・・どこ行くんだ〜〜』
咄嗟に生徒の腕を掴み、校舎の方に引っ張っていく。取り残された健吾はぶつくさ文句を言いな
がら駅に向かって歩いていった。
『何の用?』
昇降口から死角になる角まで連れて行くと用件を聞き出した。まさか下着のことで何か言われる
のではないかとハラハラしたが、実際の用件は全然関係なかった。
『あ、あの、先程ぶつかった時にリボンを落したみたいなので、それを返そうと・・・』
差し出してきた手には無くしたと思っていた黄色のリボンがのっていた。
『あ、ありがとう・・・』
予想していたことが外れ拍子抜けしてしまった。別に無くなったらそれでいいと思っていた品だ
がとりあえず素直にお礼をした。
『い、いえ、お礼なんていいですよ』
『しかしよく自分が帰る時間わかったね?』
『あ、その、ホームルーム終ってすぐ校門で待ってましたので・・・』
『そうなの?!何もそこまでしなくても良いのに・・・』
どうでもいいと思っていた品に、そこまでしてもらい驚いてしまった。しかし久々に受ける親切
さはなんだかうれしかった。
『とにかくありがとね、それじゃあ』
『あ、あの、も、もしよろしければ名前教えてもらえませんか?僕、「木下 雄介」1年です』
『名前?えっと「橘 悠」2年生だから、じゃあ、またね』
お互いの名前を言い終わると木下に手を振り校門に向かった。健吾を先に帰らせてしまったので
駅まで一人テクテクと歩きながら今日1日を振り返った。女子の制服での登校、パンティを穿き、
ブルマを着て、トイレで自慰をして、クラスメイトに下着を見られと、ろくでもない記憶しかな
かった、でもくよくよしても仕方が無いので明日から二日間を充実させようと思った。
189 :
プリン:03/09/07 15:04 ID:aFete/do
今回ここまでです。なんか、のほほんとした流れで
たいした展開も無くてすいませんです。次回はエロシーン用意できる
ように頑張ります。
エロシーンに期待。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
次のエロシーンに期待しときます。
のほほんでも無問題!!!
かえって学園生活が新鮮でいいなぁ。
帰りの電車で痴漢キボン
>>193 ショーツが汚されてトイレでブルマ直穿きか(´∀`)
(・∀・)イイヨイイヨー
毎回エロをやるよりじらしたほうがこっちも後が楽しみになるし。
寝ている間にもっといたずらしちゃってくれ
エンピツで乳首つつくなど等
保管庫のトップページは更新されないのかな?
>>196 今の中高生はエンピツではなくシャープペンなのだそうでつ。
時代も変わったなぁ…
鉛筆というと、漏れは小学校の時までだったなぁ、使ってたの
中学に入ると自然にシャーペン使ってた
今は肥後の守とかも持ってないの?
>>201 漏れ22歳だけど、消防の時から肥後の守使ってるのは漏れだけダターヨ・・・
護身具になるかなと思ってたけど、実際はDQNにふんだくられそうになったりで全然役立たず( ´∀`)
今は刃物なんて子供には触らせないんじゃないの?
危険な物はすぐに排除って思想の親が多いから。
ボンナイフってのもあったな(w
物語の中だけで良いから性転換したいねぇ
現実になると色々と問題が発生してくるので
刃物系は持っていなかったけど、
常に筆入れの中にはコンパスが常備されていたので同じか。
昔は剣道少年だったから、リコーダーを武器に戦っていたw
リコーダーが丁度良い長さと軽さだったんだよ。
206 :
129:03/09/09 12:39 ID:DZeuaesX
結局、カイトたんレベルのSSサイトは、ここ以外に無いのかっ!?
・・・俺も色々見て回ったけど、ずばり俺の股間にヒットしたのがないよ〜(涙
強制女性化スレのみんなっ、オラに元気(情報)を分けてくれっ!!(古
207 :
129:03/09/09 12:55 ID:DZeuaesX
結局、カイトたんレベルのSSサイトは、ここ以外に無いのかっ!?
・・・俺も色々見て回ったけど、ずばり俺の股間にヒットしたのがないよ〜(涙
強制女性化スレのみんなっ、オラに元気(情報)を分けてくれっ!!(古
208 :
129:03/09/09 13:48 ID:DZeuaesX
わりい。
連貼りしちまった
210 :
129:03/09/09 15:21 ID:DZeuaesX
無理
旧スレの最後に書こうとしていた香具師はどうしたんだろうか
>>206 じゃあ、一つ質問
カイトの話のどこに萌えているのかな? どんな点がツボにはまっているのか?
どんなシチュエーションが萌えるのか。どんな点に萎えるのか
それがわからないと、答えることもできんわい
まあ、学校物ならストックにいくつかあるがな
男子校→男女共学→阿鼻叫喚というやつとか(邪藁
さて、一呼吸おいて亜美の話の後書きっス
お待たせしました。実時間で4か月かけて、やっと挿入までいきました
尿道プレイは慣れないと痛いとオモいます。とゆか、漏れには無理です。絶対に
拡張すると鉛筆くらいは楽に入っちゃうそうですけど(マジですヨ!)
挿絵があったら、汁気を描くのが大変そうだなーとかオモたりして
詰まっている原因は、エッチシーンの展開に悩んでいるとゆーのが主要因です
それでもガンバって、この後もいろいろなプレイを山盛り予定してまつ
次回こそは強制女性化ならではの凌辱シーンがある予定なんで、もちょっと待ってね
あと、今回の3分の1くらいの長さで少しずつ上げた方がいいんですか?
長さについて意見くれると嬉しいです。さすがに今回は長すぎでしたが(苦藁
この次は、早くても10月頃になってしまいます。年内には完結したいんだけどね
それにしても今回は本当に糞長過ぎでしたな。スマソ
>>212-213 どういう経過で男女共学になるか興味湧いてしまいますた。
今回の亜美たんは長かったけど、漏れは気にならなかったけどなあ。
陵辱が今から楽しみだあね。がんがってください。
>>205 リコーダーを武器に戦っていた
フェラの隠語か?キミのテクで皆ハァハァ
>>189 精神とか脳はどうなんだろう
既に女になりかけてる心でエロビを観てそのあまりのでたらめさに悩むとか
なんて疑問を投げかけてみるテストw
>>213 いいところで切られたおかげで勃ちっぱなしですが何か?
しかも先の展開を想像すると先汁出まくりですが何か?w
長いのはむしろマンセーでつ。
129はTS物で陵辱系が読みたいんじゃないの?
このスレでも濃い陵辱系はカイトしかないわけだし。
ネットで検索してもあまり見つからないしな。
>>185 > 授業も終わり教師もいなくなると健吾は今だ寝ている悠に声をかけるが起きる気配は無い、もう
> 一度起こそうと声をかけようとした所を悠の机が置いてある列の前から歩いてきた生徒があわ
> てて健吾の口を塞ぎ、シーーッと口の前に指をあてる。疑問に持つ健吾にむかって悠の机の下を
> 指差しながら机の前に回りこみしゃがんだ。健吾も同じく前に回りこみしゃがんむと、下着が見
> えた。寝ている間に脚を広げたらしく前から見ると下着がモロ見えだった。顔を上げお互い視線
> を合わせると硬い握手をするとすぐに視線を机の下に戻した。机とスカートのせいで影ができた
> が十分に白い布の存在が確認できる。ふっくらと盛り上がった恥丘を二つに分ける縦筋が1本、
> それを中心にするように他にもフトモモに挟まれ何本もシワが縦に入っていた。またつま先で脚
> を支え浅く椅子に座っているためにお尻の丸みもなんとなくわかった、お椀型の山が二つ並んで
> いつ。。呼吸をするたびにお腹の膨れにあわせ恥丘も上下しているようだった。朝に見れなかっ
> た悔しさをはらすようにギンギンと下着を睨みつけた。そんな二人に気付いたのかクラスの連中
> が集まりだし俺も見せろと騒ぎ始めた。
> 『しかし、悠の奴いつの間にブルマ脱いだんだろうな』
> 『さ、さあ、でもおかげでパンツ見れるんだからいいじゃん』
> 賭けの事を知らない連中の疑問を健吾が適当に言って誤魔化す。まさか賭けをしてブルマは俺が
> 持っているなんて言えば、悠に殺されるかもしれないので、それだけは約束通り内緒にしておい
> た。
> 『おい、なんか悠のアソコの部分シミになってないか?』
> 『やっぱり?俺もさっきから気になってたんだよな、なんか黄ばんでるよな』
> 『あれが黄金水のシミだな、やっべぇ俺なんだか興奮してきちったよ』
すいません janeの手違いで引用して投稿してしまいました
出来ればローカルあぼ〜んして下さい
>>215 喧嘩の時にリコーダーで殴っていたのかと思われ。
友人にもそんな香具師いたけど、あれって無茶苦茶痛いぞ。
>>213 自分も長くても(・∀・)イイ!ですよ
>>216 そんな風に心を改竄する洗脳行為をして欲しくないな。
つーか女に欲情する女の方が共感できて楽しい。
やっぱSSは静かな深夜に情景思い浮かべながら
読むのが最高だと漏れは思う。
職人さんがんがってくれ〜と応援してみるテスト
224 :
TS:03/09/11 01:23 ID:oo5e3a0z
>>223 ほめ言葉しか浮かんでこない、面白かった。
>>223 結構前に見つけてたけど、そこからリンクされてるサイトにも良質のTS小説がある。
227 :
プリン:03/09/11 22:08 ID:ty6rnMMZ
>>190〜196
なんとか頑張ります
大まかな骨組みはでき皆様が予想されるような展開にはなったのですが
最近筆が進まなく細かな部分の言葉が上手く浮かばないので、少し載せるのに
時間がかかりそうです、申し訳ありません
>>227 言葉うんぬんって言う部分はともかく…。
誤字脱字、句点濁点の間違いがないようにがんがれ。
保管庫で掲載されたときに間違いがあると、ちょっと萎えることがある。
サルベージイイヨーイイヨー
ほとんどを読み切って、もう無いと思っていたのに
読んでないのがいっぱいでてきて感謝してまつ
>>229 (・∀・)イイネ!
むさい男とは違って
綺麗な女性相手のレズプレイはすごく楽しいでつ。
>>231 またレズか男相手のどちらが良いかとか不毛な論争のきっかけに
なるから2行目以降のスレみたいなのは自粛しやがってください
233 :
129:03/09/12 13:36 ID:HqV0PGar
>>223 >>229 エロいサイト情報ありがとうございます。
お礼にあなた方の幸せを祈らさせて下さい。では、送信。ぴぴぴ。
・・・・・・・223さんと229さんが可愛いおにゃのこに強制女性化されて幸せになりますように・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぴぴぴ(送信中)
234 :
TS:03/09/13 23:19 ID:UCgUWifW
ほしゅ
プリンタンの話で男子生徒をみんな女に変えたらいいんじゃないかと思ってしまう。
元男子生徒がみんなそろって自分のパンティにハアハアするのは萌えまつ。
下着のとっかえっこやレズレイプも楽しそうだな。
>>235 少年少女文庫の「俺達は女だ!!(学校編)」が、まさにそんな話だよね。18禁じゃないから
Hな描写はないけど。
あれを読みながら、色々妄想で補完して、ハアハアしてまつ。
>>235 女性化の原因が判っていないからね。
感染性だったら・・・
ヤヴァイ、ヤヴァイよ
TSった夢を今日見たよ
親友萌えだったよ
性的描写は無かったが、かなり萌えた
これを小説にしたら、萌え狂うだろうな
239 :
プリン:03/09/14 17:15 ID:EGWie+hr
悠とSEXすると男が女になっちゃう・・・
みたいにすれば、そのうち女の子だらけになっちゃいますね
人類皆女体化!
女体マンセー
レズマンセー
みんなで下着の匂いかいでハァハァしましょ。
241 :
名無しさん@ピンキー:03/09/14 19:24 ID:sjEowQHu
242 :
380:03/09/14 20:32 ID:nLVyZWCY
>>240 みんなが女性化したら屈辱も何もないではないか。つまらん。
女性化した後のレズ行為も、背徳と屈辱なくして、何の強制女性化かっ!
野獣のような男の目に晒されっ!
かつては自分もそのような目をしていただろうと夢想しっ!!
そして股間から蜜を流す浅ましき自分に嫌悪を抱くっっ!!!
いいか、諸君!
……とりあえず、sageてくれや>240
>>242 みんなが女性化したら全員が背徳と屈辱だろ。
そしてみんなが野獣のようなレズの雌豹の目に晒されっ!
たとえ女相手でも、襲うか襲われるかと緊迫感の連続っ!!
>>235 却下
女性化した主人公&男の友人・クラスメートの関係がないと萌えない
却下。みんな女性化したら男が居なくなって人類滅亡。
| ! | |
| │ 〈 !
| |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
/⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l |
| | /ヽ! | |ヽ i !
ヽ { | ! |ノ /
>>246 クローン技術で子供を作るのですよ。
科学の発展は素晴らしいですね。
249 :
246:03/09/15 21:53 ID:gKYCx3oy
>>248 同じ顔の子供がいっぱい出来て気持ち悪い。
それに今の技術で成功したとしても寿命が短い、または
なんらかの障害を伴っている可能性が高い。
それにクローンとばかりヤるのは気が引けるのでは?
>>249 >同じ顔の子供がいっぱい出来て
>クローンとばかりヤる
あのー、人間は60億人もいるのですが。
>今の技術で
どうせファンタジーなのだから
障害のないクローン技術が開発されたということで
他人に自分の好み押し付けるの(・A・)イクナイ!
皆様、そろそろネタ切れでつか?
漏れをTSしてもいいから新作キボンヌ
253 :
名無しさん@ピンキー:03/09/15 22:55 ID:5PDbEyvg
むしろ全人類がふたなりになったら…
スマソ、あげてしまった
255 :
名無しさん@ピンキー:03/09/16 00:02 ID:A+bHBW8R
256 :
380:03/09/16 00:09 ID:PB9w7Mdd
>>248 柴田昌弘氏のマンガに「ラブ・シンクロイド」というのがあってなー。
それがそのまんま、女性だけの世界って話でな。
いや、それだけなんだが。
>>256 いやまた懐かしいな〜
でも居なくなった男性の代わりのように、一部女性がごつくなってるのは鬱
ほしゅずさー
学園TSものだけど、殆どが明るい雰囲気だよね。
息子が自分の知らぬ間に女性に変化したら、母親なぞ何時まで経とうが息子と認識出来ない人も多いと思うんだけど。
両親にも。彼女にも否定されて暗くなっていくんだけどね年の離れた別居している兄に保護されて一緒に住む展開とかないかな?
んで、兄の後ろにピタッとくっついて離れない、とか。
兄の彼女に隔意が芽生える、とか。
当然ひきこもりなわけだけど。兄の学校までお弁当を持っていって、そこで注目を浴びて怯えてしま、とか。
一緒になれる筈もなく、最後は失踪するとか、自殺とか。
そんなの読みたいなぁ〜
>>259 そこまで考え付いたんだったら
ぜひあなたが書いてください。
人の好みは十人十色。
もともとはこのスレはタイトルのとおり
「強制女性化して陵辱する」いわゆるSな人を対象としたスレだったわけだが、
倉庫を見させてもらうと分かるとおり結構マイルドなものもある、
これは「強制女性化」される方に共感するMな人用(漏れもそう)、
分割しても共倒れの可能性もあるし、マターリいきましょうや。
いったいどこから分割なんて話がでてきたんだ?
>>261の脳内か?
>>262 確かに分割はよけいだったな、スマソ。
言いたかったのは、職人さんの作品がうpされるまで気長にマターリ待とうよ、ということ。
マターリしる
265 :
名無しさん@ピンキー:03/09/18 11:19 ID:nQNjGaOg
( ・∀・)つ旦~~マァノメ…
>>261 TSは好きだが、陵辱は嫌いな人がいるからね。
要求に対し、細部まで理想を実現してるものはなかなか無いもんだよ。
どこかしら「もう少し〜だったら」的な部分はあるものだし。
単純に兄とTS弟の話なら、ボク妊スレにあるが
>>259まで仔細に条件出されると・・・
ミカエルの結末、雫が誰の子を産んだのかだけわからん
223面白かった…・゜・(ノД`)・゜・
>>270 単行本3巻は持っているか?
いるならカバーを外してみよ
>>269 すいません、ボク妊スレってなんですか?
続きに激しく期待
275 :
270:03/09/18 23:03 ID:ToC3BT7V
277 :
276:03/09/19 00:26 ID:fc/weXRb
278 :
でんでん:03/09/19 01:23 ID:WaR5R9GG
彼の名前は加藤亮太、山城大学の3回生。
今は一人暮らしをしていて、付き合ってる彼女とたびたび会う。
そんなあまり変わり映えの無い日々を暮らしていた。
そんな彼が通っている喫茶店、ウェーバーにいつものように行った時の事だった・・・。
「マスター、こんちわ。いつものやつ頼むよ」
「おっ、亮太君。オッケー」
亮太はカウンター席に座り、雑誌を取って読み始めた。
店には亮太以外の客はいなかった。
それというのも近所にスター○ックスができたので、客をほとんど取られてしまったのだ。
最近のウェーバーでは閑古鳥が鳴く毎日が続いていた。
「はい、どうぞ」
マスターが湯気の上がったコーヒーを亮太の前に出した。
亮太はブラックのまま何も入れず、コーヒーを飲み始めた。
「やっぱここのコーヒ−は美味いね。ス○バなんかより数段美味いよ」
そう亮太が言うと、マスターは浮かない顔をして答えた。
「ありがとう、嬉しいんだけどねぇ・・・実はもう店をたたむ事に決めたんだよ・・・」
ピタッとコーヒーを飲む亮太の手が止まった。
「ええっ!?・・・マジ?」
マスターは作り笑いをしながら答えた。
「うん、もう無理なんだ・・。あ、そうだ・・・最後だから亮太君にコレあげるよ」
マスターはそう言うと、外国語で書かれたインスタントコーヒーを1パックを取り出した。
「なんでもコレ、凄くおいしいらしいよ。知人に貰ったんだけど・・・
今まで来てくれた亮太君にお礼がしたいしね」
「マスター・・・・ありがとう・・・」
亮太はそのコーヒーを受け取り、マスターと最後に握手をして店を出た。
手を振るマスターにこちらも手を振り返し、亮太は自宅へと帰って行った。
279 :
でんでん:03/09/19 01:40 ID:WaR5R9GG
「はぁ・・・もうあそこのコーヒー飲めないんだな・・・」
亮太はタバコを吸いながら、しみじみそう思った。
大学1回生の頃から通い続けた店だけに、ショックも大きかった。
「マスターがくれたコーヒー・・・飲んでみようかな」
亮太は慣れた手つきでコーヒーを作った。
温かい湯気と共に、豊満なコーヒーの臭いが漂ってきた。
「美味そうじゃん・・・ズズ・・・うん、美味い!」
そのまま何かに取り憑かれたように、亮太はコーヒーを飲み干した。
「美味かった・・・でもマスターのコーヒーの方が・・・」
突然、亮太は強烈な眠気に誘われた。
火のついたタバコを消し、亮太はそのまま眠ってしまった・・・。
ピンポーーーン
家の呼び鈴が鳴り、亮太は目を覚ました。
時間は夜の7時を回り、亮太は彼女が今日泊まりに来る事を思い出した。
亮太は飛び起き、玄関のドアを開けた。
ドアの前には亮太の彼女の中村絵美が立っていた。
だが、その顔は何故か驚きの表情を示していた。
「・・・アンタ誰よ?」
絵美の第一声は思ってもみない言葉だった。
亮太は?の思いで絵美に言い返した。
「誰って・・・俺だよ、亮太だよ」
だが、その声は女の声のような高い声だった。
182センチもある亮太の声は福山雅治のようなトーンの低い声だっただけに、
亮太は風邪でもひいたのか?と思った。
だが、絵美の顔は見る見る内にこわばってくる。
「ふざけんじゃないわよ!亮太いるんでしょ、誰よこの女!」
絵美はそのままずかずかと亮太の家へ入って行った。
「女・・・?」
ふと玄関の全身鏡を見て、亮太は愕然とした。
亮太の体は160センチくらいの女性に変わっていたのだった。
281 :
でんでん:03/09/19 02:00 ID:WaR5R9GG
「な・・・なんだよコレ!?」
その体は胸に2つ膨らみがあり、筋肉質の体は女性特有の柔らかい体に変わっていた。
亮太は背筋がゾッとし、股間に手を持っていった。
「な・・・無い・・・えええっ!?」
亮太はパニックに陥った。
無理もない・・・体の何もかもが女性になっていたのだ。
「ううっ・・・酷いよ亮太・・・浮気なんてする人じゃないと思ってたのに・・・」
ふと見ると、絵美は悲しそうな顔をして涙を流していた。
「ち、違うんだ絵美!俺が亮太で・・・その・・・」
「何訳分かんない事言ってんのよ!・・・あんた・・絶対に許さないから・・・」
絵美はそう言うと、泣きながら部屋を飛び出して行ってしまった。
「え、絵美っ!!」
亮太が追いかけようとした瞬間、亮太のはいていたジーパンとトランクスがずり落ち、
女性器が丸見えの状態になってしまった。
亮太は慌ててドアを閉めて鍵をかけ、そのまま座り込んでしまった。
「何なんだよこれぇ・・・まさかあのコーヒーが・・・!?」
亮太は立ち上がり、ベルトでギュウギュウに閉めたジーパンをはき、
ブカブカのシャツを着て、家を飛び出して行った。
「マスター・・・なんてモノをくれたんだよ・・・!!」
大急ぎで亮太はウェーバーに向かった。
ウェーバーに着くと、店にはすでにシャッターがかけられていた。
「もう閉まっちまったか・・・クソっ・・・」
すると突然、後方で聞いた事のある声がした。
「亮太君かい?」
亮太が後ろを振り返るとマスターが笑いながら立っていた。
「いやぁ・・・いい女の子になったね、これは逸材だよ・・」
マスターの思いも寄らぬ言葉に、亮太は言葉を失った。
282 :
でんでん:03/09/19 02:23 ID:WaR5R9GG
「いやぁ・・・ゴメンね、亮太君。
ルックス良くて若くてスタイルのいい男の子探してたんだけど、僕の知り合いじゃそんなの君しかいなかったんだよね・・・」
マスターは微笑みながら話し続けた。
「僕の店は借金が凄くてさ、仕方なかったんだよ・・・許してね」
「え・・・マ、マスター・・・何言って・・・」
突然亮太の後ろから手が伸び、それを嗅がされた。
亮太は意識が朦朧とし、そのまま倒れ込んでしまった。
複数の男の笑い声だけが聞こえていた・・・。
亮太が目を覚ますと、亮太は裸にされ、手と足が身動きできないように縛られていた。
周りにはヤクザ風の男が数人おり、その中にはマスターの姿も見られた。
「おい、山形。お前なかなかいい素材を見つけて来たな」
一人の男がマスターにそう言った、山形というのはマスターの名前だ。
「へへ・・・そうですか?あの・・これで借金の方は・・・」
「ああ、全部面倒見てやるよ。コイツを売り飛ばせば大金が転がり込んで来るだろうしな」
売り飛ばす・・・その言葉に亮太は身震いするような恐ろしさを感じた。
「あ・・あんた達は何なんだ!?俺の体に何したんだよ!?」
亮太がそう言うと、男達は下品な顔をして笑い始めた。
「あのな、お前はこのクスリで女になったんだよ。
そんでこれから俺達に調教されて、金持ちに売り飛ばされるってワケ。
もちろん誰も助けてくれないぜ、お前が加藤亮太と言っても信じる奴なんかいないだろうしな」
そう一人の男が言うと、男達はまた笑い始めた。
「ウソだろ・・・?頼む、元に戻してくれよ!!
俺、そんなの嫌だよ!マスター、何でこんな事するんだよ!」
「ギャーギャーと五月蠅い奴だな・・・山形、言ってやれ」
すると後ろからマスターが出てきて、亮太に言った。
「頑張ってウチの店のために、いい女になってくれよ亮太君。
いや、リョウちゃんって呼んだ方が今は正しいかな?」
再度、男達の下品な笑いが部屋中に響き渡った。
亮太は今更どうあがいても、もう助かる道は残されていなかった。
リアルタイムきたー陵辱まんせー!!
ぐちょぐちょエロエロ再起不能できぼんぬ
284 :
でんでん:03/09/19 02:38 ID:WaR5R9GG
「じゃ、リョウちゃん。今から俺達と遊ぼうね〜」
と一人の男が亮太にディープキスをしてきた。
「んんんっ!!ぷはっ・・・おえぇっ・・・うえっ・・・」
だが亮太はあまりの気持ち悪さに嗚咽してしまった。
「失礼な女だなぁ・・・俺のキスにそんな反応示すなんて・・・」
ククク・・・と他の男達が笑った。
男達は女としているつもりでも、亮太にとっては男としているのだ、
その気が無い亮太にとっては無理もない反応だろう。
「面倒くせえ・・・とっととヤっちまおうぜ!」
と一人の男が真珠入りの一物を出した。
「まあまあ、最初ぐらいは知り合いにやってもらった方がいいんじゃねーか?
おい、山形コレ使ってマンコいじってやれ。その後にヤってやれ」
と男がマスターにローションのような物を渡した。
まだ気分が悪そうな亮太にマスターが近寄って行った。
「リョウちゃん・・・すぐ気持ち良くなるからね・・・。
心配しなくてもいいよ・・・ククク・・・」
マスタ−がローションを手に出し始めた。
「はあ、はあ・・・マスター、頼むからやめてく・・・・!?ああっ!!」
亮太の懇願も虚しく、マスターは慣れた手つきで亮太の秘部を愛撫し始めた。
285 :
でんでん:03/09/19 02:54 ID:WaR5R9GG
「ひううっ!あ・・・はあっ・・・ああっ・・・ああっ!
(な、何だこの感じ・・・女ってこんなに感じるモンなのか・・・?)」
マスターが亮太の秘部を執拗に責めていった。
クリトリスをつまみ、中に入れた指を上下左右に動かし始める・・・。
そしてローションがジワジワと亮太の秘部に染み込んでいった。
「あひっ・・・ああんっ・・・んん・・・はあっ・・・あっ!
(何て声出してんだ俺・・・でも、止められないっ・・・)」
マスターはピタッと指の動きを止め、指を放していった。
「じゃあ、そろそろやりますね・・」
マスターはズボンを脱ぎ、自分の一物を亮太の秘部へ向けた。
「安心しろよ、そのローションは初めてでも痛くないようにしてくれるからな。
ああ・・・俺って何て優しいヤクザなんだろう・・・」
周りの男達が笑い出した。
虚ろな目をしている亮太にマスターがそっと呟いた。
「もう諦めて女になっちまえ、そっちの方が幸せだぞ・・・ふんっ!」
ブツッと言う音と共に亮太の処女膜はマスターの一物に貫かれた。
「ひああーっ!あっあっああっ・・・ううっ・・・はあっ・・・」
確かに痛くは無かった、だが女としての喜びを感じる事に、
亮太は得体の知れない恐怖を感じた。
もう男には戻れない・・・!そんな恐怖を。
だが、体は違っていた。
「はあっはあっ・・・あんっ!!う・・・ああっ・・・あああっ!!」
マスターが腰を動かすたび、高揚していく体。
一物が出入りするたびに濡れてくる秘部。
恐怖が少しずつ無くなり、快感だけが亮太を支配し始める。
286 :
でんでん:03/09/19 03:08 ID:WaR5R9GG
「リョウちゃん・・・ククッ・・・気持ち・・・いいよっ!」
「ま、マスタぁ・・・ひうっ・・・ああっ・・・ひあっ!!」
亮太がマスターの顔を見ると、いつもの優しい顔をしたマスターはそこにはいなかった。
快感に浸る、一匹のオス・・・。
だが、亮太はそんな事などどうでも良くなっていた。
男の時より数段上の快感・・・ずっと感じていたい・・・。
それだけしか考えれなくなっていた。
そして亮太は初めての女としてのSEXで初めてのオーガズムを迎えた。
「ああーっ!!ひうっああっああっああーっ!!」
それを見た男達が笑みを浮かべる。
「初めてのSEXでここまで感じるたあ・・・ホント良い素材だぜ」
「こうなりたいっていう願望が前からあったのかもな・・ヒヒッ」
「何人も女にしてきたが、こんな感じまくる変態は見た事ねえなぁ・・・」
周りから男達のさげすむ声が聞こえる・・・。
それが亮太の快感をさらに高めるのだった。
「はあっああっだめっ・・・あああっ・・・あああーっ!!」
「くうっ・・・出るっ・・・」
「ああああぁぁぁーーーーっ!!!」
亮太は絶頂を迎えた。
ギリギリで抜いたマスターの一物から精液が飛び出し、亮太の腹を白く汚していく。
だが亮太は余韻に浸っており、秘部はドクンドクンと波を打ち続けていた。
亮太は女の喜びを知ってしまった、もう後戻りはできない。
そしてさらに宴は続いていくのだった・・・。
287 :
でんでん:03/09/19 03:13 ID:WaR5R9GG
今日はここまでにしますね。
まだ後に何やるか決まってないので、考えてきます。
お騒がせシマスタ!(・∀・)
>>287 ヨカタヨ、ヨカタ
ツヅキキタイシテマツ
GOOD JOB.
290 :
名無しさん@ピンキー:03/09/19 10:36 ID:7XLZSBeR
>>261 >>「強制女性化して陵辱する」いわゆるSな人を対象としたスレだったわけだが、
タイトルからはそうとは読みとれなかったぞ。
「強制女性化、だけど陵辱はナシで女性化を喜んだり楽しんだりする」
ようなものがあったらもっとうれすぃ。
>277じゃないけど、読んでみた。
面白かった。
>291に感謝。
おい、でんでん!てめぇ!
続きお願いします。
>>290 陵辱はともかく、こちらは「強制」だからTSされた本人の意思は女性の肉体に対し
否定的な傾向の作品が多くなるのでは。肯定するタイプなら
>>292の言うように
もし理想の女性に生まれ変わったらスレの方が良いかもしれない。
私的には男の精神に女性の肉体という状況への葛藤こそがTSの萌えポイントの
一つだと思うし・・・
296 :
でんでん:03/09/20 01:34 ID:o306wDwY
>>286からの続きです。
「はあ、はあ、はあ・・・・」
部屋に亮太の荒い息使いが響いていた。
マスターは亮太の体に散った精液をふき取っている。
「では、私はこれで失礼しますね・・・。
リョウちゃん・・・次に会う時は完全な女になっててくれよ・・・フフ・・」
マスターはそう言うと着替えを済ませ、部屋を出て行った。
「さて・・・次は俺のチンコを舐めてもらおうかな?」
男の一人はそう言うと、亮太の頬に一物を擦り付けてきた。
「そ・・・そんな事できない・・・・」
亮太はぷいっと横を向いてしまった。
男はそんな亮太を見て、ニヤリと笑う。
「そうか・・・それは仕方ないなぁ・・・。おい、あれを」
男がそう言うと違う男が亮太に近寄り、アルコール臭のする綿を亮太の二の腕に擦り付けた。
男は慣れた手つきで入念に拭き、得体の知れない透明の液体を亮太に注射した。
「え・・・あっ・・いてっ・・。な、何を・・・?」
「ただの鎮静剤だ。今日はもう勘弁してやるよ」
男はそう言うと、他の男と共に隣りの部屋へ移った。
隣りと言っても亮太のいる部屋から丸見えで、男達はビールを飲みながら世間話をし始めた。
(今日は・・・これで助かったのか?・・でも、もう俺は二度と男には・・・・)
そんな事を考えると、亮太はうっすらと涙を浮かべた。
(涙を流すなんて何年ぶりだろう・・・。これも女になったから・・・?)
亮太はそっと目を瞑り、静かに泣いた・・・。
297 :
でんでん:03/09/20 01:57 ID:o306wDwY
30分後・・・。
亮太の体は異常なほど火照りだし、顔が紅潮し始めた。
だんだん息使いも荒くなり、秘部がまるで火でもついたかのように熱くなりだした。
「あぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・」
そんな亮太に気付いたのか、男達が再び亮太のいる部屋にやって来た。
「ん?どうした、そんなに興奮して?・・・あ、スマンスマン!
お前に打ったの鎮静剤じゃなくて催淫剤だったわ、しかも結構強烈なヤツ」
周りの男達が笑い始めた。
「ま、今日は勘弁してやるって言っちゃったしな・・・。」
男はそう言うと、他の男達を連れて再び部屋を出て行こうとした。
そうこうしている内に、亮太の興奮はどんどん高まっていく。
手足が縛られている亮太にとって、この興奮をおさめてもらう為には男達にヤられるしか無い。
ついに亮太は言ってしまった。
「ま、待って・・・・行かないで・・・くれ」
男達全員がいやらしい笑みを浮かべて、くるっと振り返った。
「ん、どうした?まさかヤって欲しいのか?」
亮太はコクリと頷いた。
「じゃあフェラしてもらわないとなぁ・・・。
フェラ嫌がって自分だけヤりたいなんて、虫が良すぎるだろ?ククク・・・」
亮太は考え込んだ・・・だが、再び口を開いた。
「や、やる・・・・やるから・・・・」
男達は再びいやらしい笑みを浮かべた。
そして先ほど一物を亮太の頬に擦り付けた男が、再び亮太の頬に一物を擦り付けた。
「おい・・・チンポしゃぶらせて下さいって言えよ。
言わなきゃフェラさせてやらんぞ・・・?クククッ・・・」
既に亮太は我慢の限界で、理性が保てなくなっていた。
一刻も早く気持ち良くなりたい・・・それだけだった。
「ち、チンポ・・・しゃぶらせて下さい・・・・」
298 :
でんでん:03/09/20 02:14 ID:o306wDwY
亮太の縄は解かれ、立て膝で仁王立ちする男の一物を舐める形となった。
そして亮太は恐る恐る一物を舌で舐めた。
硬くなった肉の生暖かさが舌全体に拡がる。
「れろっ・・・れろっ・・・はあ、はあ・・・・れろっ・・・れろっ」
ぎこちない舌の動きが良いのか、男は「うっ」と声をあげた。
「おい・・・舐めるだけじゃなくて、くわえてくれよ」
亮太は素直に一物を口の中へ入れた。
一物の熱さが口いっぱいに拡がっていった。
「んうっ・・・んんっ・・・・ぢゅっ・・・ふうっ・・・」
ジュプジュプと唾液がかき回される音が響いた。
「んむっんむっ・・・ちゅうっちゅうっ・・・んんっ・・」
「あー・・・やっぱ下手くそだなぁ・・・・・オラッ!」
男は突然亮太の頭を掴み、口の奥まで一物を無理矢理入れ込んだ。
「ふううっ!?んーんー!!んううっんうーっ!!」
だが亮太が叫ぶたび、男の腰の動きは激しくなる。
「おらっ・・おらっ!出すぞっ!」
「んんんんんんーーーーーーっ!!!!」
亮太の口の中で、一物が精液を出しながら激しく暴れ回った。
299 :
でんでん:03/09/20 02:33 ID:o306wDwY
精液を出し尽くした男の一物が亮太の口から引き抜かれた。
「う・・・ごほっごほっ・・・うええっ・・・」
亮太は口に出された精液を吐き出してしまった。
それを見た男が顔を歪めた。
「お前・・・俺の精液は汚くて飲めないってかぁ!?
いい度胸してるじゃねーか・・・ああっ?」
男は亮太の長くなった髪を掴んで叫んだ。
「ごほっごほっ・・・すい・・・ません・・・げほっ。
苦しく・・・なって・・・ごほっ・・・」
確かに亮太の顔は涙目で赤くなり、苦しそうだった。
だが、もちろんそんな言い訳はこの男達には通用しない。
「普通に気持ちよくしてやろうと思ったが、気が変わった・・・。
おい、ケツの穴を開発してやれ!」
「へいっ」
男はそう言うと、若い衆の一人にあのローションを手渡した。
若い男はローションを手に取り、まだ嗚咽に苦しむ亮太のアナルを指で触り始めた。
「!?え・・・ああっ!?」
亮太は力が抜けて、抵抗らしい抵抗はできなくなってしまった。
まさかそんな所をいじられるとは思っても見なかったからだ。
若い男は亮太のアナルに指を入れ、少しずつ穴を拡げ始めた。
「ああっ・・・そんな所・・・うあっ・・・あんっ・・・」
だが若い男は手を緩めない。
1本・・2本・・3本とアナルに指を入れて愛撫し続けた。
「ひうっ・・・あはあっ・・・あああっ!」
若い男は中に入れた3本の指を広げたり閉じたりして、亮太のアナルを緩め続けた。
「よし、そろそろいいだろう・・・入れてやれ」
男がそう言うと若い男は一物を出し、亮太のアナルに近づけた。
「はあっはあっ・・・そんなトコ無理・・・・」
若い男はミチミチと音を立てながら、亮太のアナルに一物を突き刺した。
300 :
でんでん:03/09/20 02:57 ID:o306wDwY
「ひぎっ・・・あっああああーっ!!!」
亮太はこれまでで一番大きい声で叫んだ、もちろん若い男は腰の動きを止めようとはしない。
「あああっ!!だ、だめ・・・だって・・・さ・・・け・・るぅ・・・。
ひっ・・・・あああああーっ!!」
「裂けやしねえよ、ただ・・めくりあがっちまうかもな・・・ヒヒッ」
男が残酷な笑みを浮かべる。
若い男は気持ちよさそうな顔を浮かべ、亮太を突き続けた。
「ああっ・・・んあっ・・・ああっ・・・」
「そろそろ痛みに慣れた頃だな・・。おい、俺の上に乗せろ」
違う男があおむけになりながら若い男に言った。
若い男は軽々と亮太を持ち上げ、その男の一物と亮太の秘部が重なるように乗せた。
ズブブッという音がし、亮太は2つの穴に一物を入れられる形になった。
「は・・・あああっ!!んあああっ!!」
「どうだ?2穴責めは。気持ちいいだろう?」
「ひ・・はあっ・・・あんっあんっ・・・・き、気持ちいいよぉっ・・・」
亮太にはすでに理性は無かった。
2穴責めに喘ぐ、一匹のメスと化していた。
「ククッ・・・そうか。・・・チンポは好きになったか?」
「ああっ・・・ああんっ・・・ち、チンポ好きぃっ・・・。
ひあっ・・・あああんっ!!!」
亮太のこの姿この態度を見て、元が男など誰が信じるだろうか?
「ひゃあああんっ!もっと・・もっとぉっ!!」
信じる者などいないだろう・・・この淫乱なメスを見れば。
「兄さん・・・俺、そろそろイキそうっす・・・」
「そうか、じゃあスパートかけるかっ!!」
二人の動きがよりいっそう激しくなった。
その動きに連動して、亮太の胸が大きく揺れる。
「ああっ・・・おかしくなるぅっ!!ああっああっああーっ!!」
301 :
でんでん:03/09/20 03:10 ID:o306wDwY
「くうっ・・・いくっ・・」「おおっ・・・」
「ああっ!!ひっ・・あああーーーっ!!!」
二人の動きが途端にゆっくりになる・・・。
ドク・・ドク・・と亮太の前後に精液が流し込まれていく。
亮太もまた、動きがゆっくりとなり、余韻に喘いでいた。
「あああっ・・・・はあっ・・・はあっ」
そして二人の一物が抜かれ、亮太はゴロンと床にあおむけになって転がった。
その顔は、「女」そのものであった。
「これで・・・穴という穴は全部ヤり終わったか・・・。
じゃあお前らもやりたいようにヤれ、さっきの薬がピル代わりだから何回中出ししても構わんぞ・・・ククク」
男がそう言うと、待ってましたとばかりに残りの男達全員が再び亮太を犯し始めた。
「う・・・ああっ・・・ひあああああーーーっ!!!」
そして宴は朝まで続いた・・・。
302 :
でんでん:03/09/20 03:24 ID:o306wDwY
正味な話、ネタ尽きますた・・・。
続編考えてたけど、ちょっと無理っぽいかも(´∀`;)
あと女性化萌え好きな人には苦痛ですよね、ホントにスマソ。
そのうち萌えも書きたいと思ってるんで、期待して下さい。
苦痛だなんてとんでもない!
方向性は間違ってないと思います。
この方向での続編を期待しております。
304 :
名無しさん@ピンキー:03/09/20 19:15 ID:pVxJAdUC
女性化萌え好きな人もいれば、女性化陵辱好きもいると思うんで
別にいいかと思いますよ。
つうか俺がスマソageてもた
漏れは萌えと陵辱の両方好きだな
いろいろなジャンルがあったほうが楽しみやすいし。
そういうわけで、でんでんさん、続きを期待してます。
漏れも
>>306と同じだが、出血シーンとか肉体が意図的に
傷つけられるシーンがあるようだと引くな…。
それがなけりゃ別にかまわないんだが。
まぁなんだ。
出されたものは好き嫌い言わず
黙って平らげとけと。
食べ終わったら「御馳走様」って言わなきゃだめだぞ。
309 :
プリン:03/09/20 23:05 ID:UHK+K35h
>>188 からの続きです
駅に着きカバンでお尻を隠しながら階段を登り停車中の電車に乗り込むとタイミングよく発車
した。なんとなく座る気分ではなかったので扉に寄り添いながら立った。傾き始めた夕日が悠の
顔をオレンジ色に染める。少し憂鬱だった気分も夕日の赤く染まる景色を見ていると心が和んだ。
でも、そんな気分も長くは続かなかった。途中の乗換駅に停車すると夕方の帰宅ラッシュのため
にドヤドヤっとたくさんの人が乗り込んできて。車内は一気に込みだし、軽いすしずめ状態にな
ってしまい扉に押し付けられる体勢になり、そのまま電車が動き出した。夕日は見えても、しず
かに見ている余裕は無く電車の揺れに合わせ後ろから扉に押しつけられる。苦しさに耐えている
と最初ただの揺れでぶつかっているのかと思っていたが、なんだかお尻に違和感がした。先程ま
で手の甲がぶつかっていたはずなのに、いつのまにか手を返し、お尻にピッタリと掌をくっつけ
て来ていた。
(痴漢かよ!?)
310 :
プリン:03/09/20 23:06 ID:UHK+K35h
男の時には無縁だった事が起こり何をしていいのかわからず、そのままじっとしていると、抵抗
を見せない悠に気をよくしたのか次第に大胆に手は動かしはじめ、軽く撫でていたのが柔らかさ
を楽しむようにお尻の肉を揉んでくる。背中がゾクゾクと震え嫌悪感が生まれる。自分の細く繊
細な指と違い、硬く膨れ上がった手がスカートの上からお尻を撫でまわした。初めての痴漢に頭
が真っ白になってしまい考えがまとまらない、しかも両手とも前にあり扉に押し付けられている
ために後ろに手を回せそうも無く、払いのけることもできない。また災難な事に悠の回りは皆背
を向ける体勢になっており誰も気付いていなかった。迷っているうちに痴漢はスカートの裾を軽
く持ち上げ中に侵入すると下着の上から撫で始めた。先程と比べ撫でられる感触がはっきりとす
る、汗ばんだ指先が気持ち悪く感じる。
(気持ち悪い・・・こいついいかげんにしろよ)
ささやかな抵抗とばかり腰を左右に振り手を払いのけようとするが、痴漢には逆に自分の手に擦
りつけてきていると思われ、よりいっそう強く触り揉まれるはめになった。知らない奴に自分の
尻を好き勝手遊ばれていると思うと身体がピクピクと震え頭に血が上ってくる。もう捕まえて駅
員に突き出してやろうとしたとき不意に痴漢の手が下着を掴むと勢いよく上に持ち上げた。
『ひっ!』
鋭い痛みが下半身に突き刺さり驚きから声を上げてしまった、しかし電車の音によりかき消され
気付く者はいない。痴漢は悠の痛みなどおかまえなしにギリギリとショーツの裾を掴み持ち上げ
る。悠は慌ててスカートに手を入れ後ろに引っ張られる下着を前から掴んだ。前と後ろから引っ
張り上げられる布地は伸びて、悠の股の間で争われる。
『くっっ!!』
引っ張り返される下着に痴漢も悠に負けまいと力を更に入れる。
(うっ、手を・・離してくれ・・・)
311 :
プリン:03/09/20 23:07 ID:UHK+K35h
両者譲ることなく引っ張られる下着は前後に揺れ動き股間にくい込み、陰部をすりあげていく。
すでに下着は細く絞りあげられ、Tバックのようになっており、擦られあかくなる花唇によりく
い込んでいく。夕日があたりわかりずらいが、段々と悠の顔が赤らんでいく。陰部と肛門が布に
擦られてヒリヒリとする痛みに耐えながら必死に下着を掴む。
(やめっ・・いつっ・・・)
強引過ぎる秘部への愛撫は快感など無く痛みしか生み出さなく、痛みから目が潤んでくる。まだ
開いてない花唇への摩擦で熱をおびてくる。だが、止まることの無い引っ張りあいに痛かった刺
激が本人が気付かないほど、ほんの少しづつ甘い刺激に変わり始め、鼻から吐息がもれる。悠の
変化に気付いた痴漢は上に引っ張りながらも軽く左右に下着を揺すってやる。秘部を隠す布は肉
壁を押し分けるようにくい込んでいく、ちらりちらりと花弁が見え隠れする。擦り上げられる花
弁が徐々に潤みをおびてきてショーツにシミをつくっていく。
(なんで?なんで濡れてくるの?痛いだけなのに)
擦られて熱をおびてきたのとは違う、中から出てくる熱い液体に自分の身体がわかなくなる、痴
漢への怒り、しつこい責めへの嫌悪感と痛みしか心に無いはずなのに、まるで悠の考えに反する
ように身体は悦んでいるのか中から快楽の象徴ともいえる液が湧き出てくる。濡れてきたせいで
摩擦抵抗が減り、先程以上に早く擦られる。
『・・・ぁふっ・・・っ・・・』
股を閉じ扉に体重を預けながら快感と痛みに耐える悠にふと考えがよぎる、自分はもしかして今
の微妙な刺激を楽しんでいるのではないか?痛みを伴いながらも少しづつ感じることができる
微かな快感を望んで行なっているのではないか?そんな疑問が生まれてくる。しかしそんな考え
を中断させるように痴漢はさらに力を入れ上方へと下着を持ち上げる、絞られ幾重にもシワがで
きた布地が花唇をそして陰核を圧迫して擦った。
『ひゃ!!』
312 :
プリン:03/09/20 23:09 ID:UHK+K35h
突然下半身から脳に襲い掛かる電流に身体がビクッと震え思わぬ刺激に手が緩み掴んでいた下
着を離してしまった、その瞬間取っ掛りの無くなった下着は、ぐいっと後方に引っ張られた布
は柔らかく開き始めている花唇に鋭くくい込み身体に電気が流れる。
『ぅんんっっ!!』
気を失ってしまいそうになる程の刺激に耐えながら急いで下着を掴もうとするが、後ろに引かれ
た布に掴む隙間はほとんどなく縁のゴムを掴むことぐらいしかできず、ただ指で挟んでおくこと
ぐらいしかできなかった。ほぼ前からの抵抗の無くなると、お尻の割れ目にキリキリとくい込み
吊り上げられる。悠はつま先で立たなければならないほど吊り上げられもう、襲い掛かる痛みと
快楽の刺激に耐えることしかできなくなった、膣からは押さえつけられた水道口のようにじわじ
わと蜜が染み出てくる。苦痛とつま先で立たされて膝がガクガクと震え痙攣し始めた、もう自分
一人で立っているのも困難になり始め、下着から指を離し、もう片方の手も持っていたカバンを
離し床に落すと両手をドアのガラスに貼り付けた。目を閉じ下唇をかみ締め必死に痴漢からの責
めに耐えた。扉に寄りかからなければ立っていられない悠に気付いた痴漢は持ち上げていた下着
をパッと離した、吊り上げられた力から解き放たれ地に足がつき、がくっと崩れ落ちそうになる
悠の腰を掴み支えた。下着が少し緩み足がついたことによる安心から気がゆるみ下半身への力が
抜け蜜がトロトロっと溢れ出してきた。痴漢は放心状態に陥る悠の回復を待ってはくれず、自分
の体を悠の背中に密着させ後ろから覆い被さるようにして抱きすくめるとドアのガラスに押し
付けてきた。腰を掴んでいた手を前にまわし、スカートの中に入れると秘部を指でなぞってきた。
『いたっ!』
布に激しく擦られた花唇は赤くはれ上がり触れるだけで痛みが走り苦痛で悠は顔をゆがめた。だ
が、じっとり濡れている花唇を繰り返しなぞられるとヒリヒリとした痛みが徐々に痒いような疼
きへと変化していく。キュンッと子宮が疼き蜜壷から多量な蜜液が流れ出し、下着に染みていく。
『んっ・・・うっ・・・う、ぅん・・・』
313 :
プリン:03/09/20 23:10 ID:UHK+K35h
(も、もう・・やめて・・声が漏れちゃう・・・誰かに聞かれちゃう)
抵抗しなくなった悠は痴漢に好きなように弄くられる、指が割れ目をなぞる度に小刻みに身体が
震える。声が漏れそうになるのを目をつぶり必死にこらえる。しかし反応を愉しむようにその間
も痴漢は絶え間なく刺激を悠の身体に与え続ける、腰を押さえていたもう片方の手を離すと乳房
を荒々しく揉み始めた、力いっぱい握られても張りを失わない胸を楽しそうにこねくり回してい
く。握りつぶされて痛いはずの刺激が疼きへと変わる。
(痛い・・・・痛いけど、気持ちいい)
身体に感じる変化に嫌がっていたはずの心の中も少しずつだが、刺激を求めていくようだった。
目を開き視線を胸元におろすと痴漢の手が自分の胸を鷲掴みしているのが見える。おっぱいの肉
に指が食い込ませながら荒々しく揉みほぐしている。胸の先端に血が集まり、すでに痛いくらい
ビンビンに硬くなっているのがわかる。上下から襲い掛かる刺激に次第に顔がほころんでいく、
快感が脳を侵食し興奮の波が高まり限界が近いのが自分にもわかった。自分が触るのとは違い、
他人に触られるという行為に、そして誰かにバレてしまうのではないかという羞恥心からいつも
以上に感度が良く興奮が高まっていく。布越しからでもわかるほど突起した乳首と同じように膨
れ上がるクリ○リス同時に摘み上げ捻る。
『!!!!!!!!?』
電流が身体をめぐり、今まで快楽を押さえつけていた最後の砦が簡単に破壊され頭の中が真っ白
になり身体がビクンビクンと震える。
(イッてる・・・今、イッてるよ)
力が抜け崩れ落ちる悠を優しく抱きかかえてくれた痴漢に体重をあずけ、そのまましばらくの間
余韻に浸っていた、頭が朦朧として何も考えることができなかった。
『またねっ』
314 :
プリン:03/09/20 23:12 ID:UHK+K35h
不意に耳元で声が聞こえると、名残惜しそうに乳房を数回揉むと背中をトンッと押して痴漢が離
れていった。ドアのガラスに顔が張り付き熱を奪っていく、意識が戻り始め辺りを見回すと知ら
ぬ間に何処かの駅についており乗客が降りていく。
『あっ・・・』
慌てて後ろを振り向くがもう誰が痴漢だったのかもはやわからない程に人が入り混じっていた。
ゆっくりと再びドアに身体を向きなおす。胸が締め付けられ切ない気分になる、そっとスカート
の上から股間を押さえると今だにくい込んでいる下着越しに熱い汁が感じられる。虚ろな目で外
を眺めていると、ガタッと揺れ電車が動き始めると、その拍子に意識がはっきりする
(知らない人に・・・痴漢にされてイッちゃったんだな・・・俺)
先程まで光景が頭に浮かび上がってくる、初めて自分以外の人に身体を弄られ達してしまった。
しかも何故かあれほどクラスの連中などから見られたりする行為を嫌がっていたはずの自分は
無く、気持ちよく感じさせてくれた痴漢に引かれる気持ちがあった。でも、そんな自らの感情を
否定するように自分は男だ、今度痴漢の奴に会ったら絶対捕まえてやると、わざと憎しみに変え
た。
複雑な気持ちのまま自分の利用している駅に到着しホームに下りる、スタスタと早足でトイレに
向かった。
(うぅ・・・なんかぐちゃぐちゃしてて気持ち悪いな)
愛液をたっぷりと染み込んだショーツはピッタリと股間に張り付き歩くたびにグチュッグチャ
と音を出しているように聞こえた。また電車内で直すこともできず未だに下着がくい込んでいる
ため歩くと秘部をすり上げ微かな痛みと共に流れてくる快感を理性で押さえつけた。駅内にある
トイレに駆け込むと個室に入り、スカートを捲り上げた。股間を覗き込むとビチョビチョに濡れ
たショーツが張り付きクリ○リスが透けて見えていた。下着のサイドに指をかけ、ゆっくりと下
ろしていくとぬちゃっと音がして下着が離れていく、膝辺りまで下ろすと秘部と下着を繋げてい
た糸が切れた。足から抜き取るとトイレットペーパーで包み丸めてカバンに入れ、股間に残った
液も綺麗に拭き取った。
315 :
プリン:03/09/20 23:14 ID:UHK+K35h
『さて、どうするかな・・・まさかノーパンで帰るわけにもいかないし・・・』
悩んだ挙句、朝に穿いてきたトランクスをあったことを思い出し、カバンから取り出して足を通した。
(トランクスってこんなのだったか?)
昨日、そして朝まで何事も無く穿いていたはずの自分の下着が、女物の下着を穿いた後だとスカ
スカで中に風は入ってくるし、あまり履き心地がいいとは感じられなかった。
(なんかやだな・・・あんま穿いていたくないな。でも他に何もないし・・・あっ)
ショーツを1日穿いていたせいかトランクスを穿いていたいとは思えず、下半身が固定されない
感じが嫌で脱ぐと、ブルマがあったことを思い出し足を通した。体育の時と違い直接穿いたブル
マはショーツとはまた違った柔らかさでスポンジのようで、さらさらした下着と違い滑らないよ
うにぴったりと張り付く感じだった。しかしトランクスと段違いで穿きやすく心地よかった。ま
だ少し生乾きだけど、それほど気にはならなかった。ショーツの替わりになるものも見つけ安心
するとトイレを後にし、駅をでてバスに乗り込んで家に向かった。
(う〜〜、なんか下着と違って変な感じ・・歩くとくい込んでくるみたいだし)
バスを降り自宅に向かっていると下着とは違った感触、それに小さいブルマは歩く度に引き締ま
り少しづつ股間にくい込んできているのに気づいた。一定の距離を歩いては気になるので周りを
確認したうえでスカートに手をいれブルマを元の位置に戻した。
『あっ、悠姉ちゃん』
『ん?』
バス停から家に向かって歩いていると横道から声をかけられた。振り向いて見ると学校帰りらし
く鞄を背負った弟の晋也が駆け寄って来る。
316 :
プリン:03/09/20 23:16 ID:UHK+K35h
『晋也も今帰りか?』
『うん、一緒に帰ろう』
『いいけど、お前、友達はどうするんだ?』
晋也が走って来た方角に目線をふると、こちらに向かって歩いて来る少年がいる。
『うん、カズも途中まで一緒に帰る』
カズと呼ばれた少年は近寄ると悠に指をさしながら口を開いた
『晋也〜この人誰?』
『あ、うん。俺の姉ちゃんだよ、姉ちゃん、こいつは和雅、同じクラスメイト』
『こんにちは』
『こ、こんにちはっ』
晋也に紹介され和雅と目があったので挨拶をすると、照れながら挨拶してきた。その後二人を前
に歩かせ自分は後ろを歩いて家に向かった。随所で二人にバレ無いようにブルマを直して歩いた。
少したつと前でぼそぼそと話していた二人がチラリチラリとこちらを見てきたので、気になり二
人の会話に耳を傾けた
『なあ、晋也の姉ちゃんってさ、おっぱいでかいな!』
『う、うん、そうかもね』
(ませたガキだなぁ〜なんて会話してんだよ!晋也もろくな友達作らないな)
いやらしそうな目でこちらを見ながら話す和雅に健吾の事を思い浮かべ、兄弟揃ってエロい悪友
を作ったものだと思った。
『それじゃあ晋也、またね〜』
『じゃあね〜』
途中の曲がり角で和雅と別れると二人で並んで歩いた。
『あの、姉ちゃん?』
『ん?どうした?』
317 :
プリン:03/09/20 23:17 ID:UHK+K35h
『夜にテレビでやる、恐い話を一緒に見てくれない?』
『ああ、そういや今日だったな』
毎年恒例ともいえる夏休み前に放送される心霊もののテレビが今夜やると以前からCMが流れ
ていたのを思い出した。
『なんだよ、一人で見れないならやめればいいじゃん、それか母さんと見てろよ』
『一人じゃ恐いんだよ〜、お母さんはどうせ片付けで忙しいから無理だよ、お願いだから一緒に
見てよ〜』
スカートの裾をぎゅっと掴みながらこちらを見上げてくる。
『わかったわかった見てやるよ』
晋也が小学生になった頃から父親は単身赴任をしていて、晋也の面倒は悠がほとんどみている、
その為か弟思いで本当に仲が良かった。また頼まれると弱い悠は特に晋也の頼み事には弱い。そ
れに昨日は性転換の驚きと疲れから、あまり構ってあげられなかったから付き合ってやろうと思
った。
『やったぁ〜ありがとう〜』
そんなに嬉しかったのか笑顔で抱き着いて来た。豊満な乳房の谷間に顔をうずくめる
(柔らか〜い、それに良い匂いがする)
朝に触った時の柔らかさを思い出すように顔を擦り付けるとフニフニとした感触と鼻から女性
特有の甘い香りが入って来る。そんな思いで抱き着いているとは思わない悠は
『わかったから離れろって、恥ずかしいから道の真ん中で抱き着くなよ』
と拒んだが、口では否定していても内面では嬉しそうにくっついて来る弟に母性本能がくすぐら
れたのか可愛く思えた。とりあえず晋也を引き離すと手を繋いで二人で自宅に戻った。
318 :
プリン:03/09/20 23:19 ID:UHK+K35h
今回ここまでです。時間かけた割にできそこないですまないです。
次回できるだけ早く仕上げるように頑張ります。
>でんでんさん
お疲れ様です、とっても面白いですよ.続編期待してますよ〜御馳走様
319 :
TS:03/09/20 23:28 ID:q5W7JbRw
よかった、、、、
ぷりんさん
ウホッ!いい痴漢…
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
トランクスに違和感を感じはじめて女性化が進行してるところが(・∀・)イイ!!
322 :
でんでん:03/09/21 01:32 ID:9fNP6NMm
>>318 正直凄い・・・。
プリンさんの描写方法とかホント勉強になります。
また書いて下さい、楽しみにしてます。
プリン氏、でんでん氏乙です。
和雅が活躍するHシーンがあるといいなあ。
324 :
でんでん:03/09/21 05:42 ID:9fNP6NMm
ヒマなんで、早速続きを書きまっす。
亮太が女に変えられてから1週間が過ぎようとしていた。
毎日のように男達に犯され続け、亮太は半ば希望を失っていた。
唯一自由になれる時間は、昼の11時から夕方の5時まで。
そして今、時計は昼の1時を指していた。
「なあ、昼飯はもう食っただろ?そろそろ風呂に・・」
「うん・・・」
亮太に話しかけたこの男、
名前は健二と言い、このマンションで亮太の世話役をしている若い衆だ。
道具のように扱う他の男と違い、健二は亮太を一人の人間と扱ってくれる。
彼は亮太が男達に犯されている時は別室に行き、
事が終わると、亮太の体を拭きながら「ごめん・・」と謝り続けるのだった。
亮太はそんな健二だけは嫌いでは無かった。
「よし・・・じゃあ洗うぞ」
健二はそう言うと、亮太の髪を洗い始めた。
精液が付いて固まってしまった部分を、優しく洗う。
「なあ・・・健二は俺を犯さないのか・・?」
髪をお湯で流されながら、亮太が聞いた。
「俺は・・・こういうの嫌なんだよ・・・」
タオルで亮太の髪を優しく拭きながら、健二が答える。
次はタオルをボディソープで泡立て、亮太の体を洗い始めた。
「・・・そっか。・・・女の体にも興味ないのか?」
亮太が少し笑いながら質問する。
325 :
でんでん:03/09/21 06:03 ID:9fNP6NMm
「まさか。俺だって女には興味あるよ」
亮太の体をゴシゴシと洗いながら、健二が答える。
「あ・・・いつもみたいにあそこ洗うから、こっち向いてくれ」
亮太が泡だらけの体で健二の方を向いた。
健二の体は筋肉質で、トランクス一丁だった。
何故かそれを見ると、亮太の胸の鼓動が速くなった。
「(何考えてるんだ俺・・・健二は男だぞ。
心まで女になったんじゃないだろうな・・・?)」
そんな事を考えている内に、健二は亮太の秘部を洗い始めた。
昨日までは亮太は健二に触られても少し感じるくらいだったのに、
今日は何故かいつもより感じてしまっていた。
「ん・・・あんっ・・」
亮太の色っぽい声に反応し、健二のトランクスはムクムクと大きくなっていった。
健二は急ぐようにお湯をかけ、秘部に付いた泡を流す。
「さ、終わりだ。向こうを向きな・・・」
だが、亮太は後ろを向かなかった。
「なぁ・・・健二。健二さえ良かったら俺・・・健二とHしてもいいぞ」
すると健二が迷いを振り払うかのように答えた。
「な・・馬鹿野郎。誰がお前みたいな元が男の奴と・・・」
だが、健二の股間は言葉とは裏腹にビクビクと動いている。
今にもしたいと言わんばかりに・・・。
「無理しなくてもいいぜ・・・ほら、俺を抱いてくれよ」
男達に犯され続けたせいなのか、毎回のように注射された催淫剤のせいなのか、
亮太は女性の体で男性並みの欲望を持つようになっていた。
「なぁ・・・健二ぃ・・・」
326 :
でんでん:03/09/21 12:28 ID:ijibmgxz
「お前が・・・言ったんだからな・・・」
健二はそう言うと、亮太に抱き付いた。
健二の硬い胸板に押されて亮太の胸がグニュッと潰れる。
そして亮太の秘部に手を伸ばした・・・。
「あ・・・はぁっ・・・んっ・・・」
「凄いな・・・もうこんなに濡れてる・・・」
さらに健二はクリトリスを優しく摘んだ。
「あっあぁっ・・・んんっ・・・ふぅっ・・・・」
亮太は淫乱な声を出し続ける。
「よし・・・そろそろ入れるぞ・・・」
健二がトランクスを脱いだ。
大きく勃起した一物が亮太の目の前に現れる。
ジュブブッ・・・・・!
一物を入れられた亮太の秘部から愛液が噴き出し、風呂場の床にポタリと落ちた。
「はっ・・・・あああぁぁっ!!」
亮太の顔は恍惚とし、快感の表情を浮かべる。
その顔に女になるという不安はすでに無い。
まさに快感に溺れる「女」そのものだった。
「んっあっあっあっ・・・はぁんっ・・・」
健二は腰を振り続ける・・・。
「くそっ・・・」
狭い風呂場の床に健二は動きにくそうだった。
それを見た亮太が起きあがり、そっと健二を床に倒した。
「俺が・・・動くよ・・・んんっ・・・」
亮太は両胸を上下に揺らしながら健二の一物を出し入れした。
「あっあっああっ・・・凄い・・・奥まで・・・ひぁっ!!」
亮太は初めての騎乗位にさらなる快感を感じていた。
自ら腰を動かす・・・女になった初めの頃には考えられない事だった。
「ううっ・・・」
出し入れするたびに締まる亮太の秘部に、健二もまた快感を感じていた。
「ひぁぁっんん・・・あっああっ・・・い・・・ああっ!!」
そして亮太の動きはさらに激しくなる。
327 :
でんでん:03/09/21 12:42 ID:ijibmgxz
「うっあああんっ・・・健二・・・俺、もう・・・ひぁっ・・・」
「俺も・・・もう限界だよ・・・くっ・・・」
健二も亮太の動きに合わせて腰を突き始めた。
二人の動きはさらに激しくなり、
ペチッペチッと肌と肌がぶつかり合う音が小さな風呂場に響いた。
「ひぁっ・・・あっあっあんっ!!ああっ」
「くうっ・・・出るっ・・・!!!」
「あひぁっ・・・・うっああっんん・・・あああーっっ!!!」
ドクッドクッと亮太の中に健二の精液が入っていく・・・。
亮太は力尽き、健二の体にそのまま倒れ込んだ。
「はぁっはぁっはぁ・・・」
「亮太・・・んんん・・・」
健二が舌を絡ませてキスをしてきた。
亮太は男とキスをする事だけは、この一週間極端に嫌がっていた。
だが、何故か健二のキスだけは素直に受け入れられた。
「は・・・んんっ・・・んんん・・・・」
二人の唇が離れる。
健二は亮太を抱きしめ続けた。
亮太は今でも絵美(彼女)の事を愛している。
できることなら早く男に戻って安心させてやりたい。
だが、亮太は「女」として健二に「愛」を感じ始めていた。
「(もう、なんだか・・・よく分からないよ・・・俺。
・・・・・絵美、ごめんな・・・)」
亮太はそっと目を瞑り、健二の腕に抱かれ続けた。
328 :
でんでん:03/09/21 12:55 ID:ijibmgxz
「亮太・・・俺と一緒に逃げよう」
健二が風呂から上がった亮太にそっと呟いた。
「えっ・・・そりゃ逃げたいけど・・・。でも、そんな事したら健二が・・・・」
だが、健二の目は決意の眼差しをしていた。
「関係ない、俺も逃げ続ければいい・・・。
お前には彼女もいるんだろう?その子を安心させるためにも早く帰らなきゃな。」
そう言った健二は、少し悲しそうな表情をしていた。
「健二・・・分かった・・・ありがとう」
亮太は健二にそっと微笑んだ。
「おう・・・。」
亮太は健二に下着と女性用の服を貰って、着る。
ブラジャーに少し違和感を感じたが、今はそんな事、どうでもよかった。
「ほら、これもかぶってろ」
健二はキャップ帽を亮太に深々とかぶせた。
健二もまたニット帽をかぶり、サングラスをかけた。
「行くぞ・・・」
二人はマンションを出て、早歩きで最寄りの駅へと歩いて行った・・・。
329 :
でんでん:03/09/21 13:11 ID:ijibmgxz
空席の目立つ電車内で、健二がそっと呟いた。
「お前を買おうとしてる男は・・かなりの変態なんだ・・・。
今まで買った女に何をしたか知らんが、すでにお前と同じ奴を2人殺している」
亮太はそれを聞き、背筋がゾクッとした。
「マジ・・・かよ・・・!」
健二はコクリと頷く。
「○○党のかなり権力のある国会議員なんだ、そいつ。
自分の性欲を満たす為なら金をいくら出しても惜しまない奴で・・・」
健二の話を聞くと、いかに自分が恐ろしい状況にあるか再度理解した。
ヤクザどもは亮太達が失踪した事に気付き、血まなこになって捜すだろう。
「(絶対見つかる訳には・・・いかないな)」
ガタンガタンと電車が揺れ続けた。
ほとんど2県分の距離を進み、亮太は自分のアパートが近くにある駅にやって来た。
そして健二を自分の家へと案内して行った・・・。
自分の部屋の近くに来ると、ドアの前に一人の女性が体育座りでしゃがみ込んでいるのを見つけた。
「・・・・絵美っ!?」
女性がそっと顔を上げた。
顔は涙を流した跡があり、少しやつれているようだった。
「あ・・・あなたは・・・・」
次の瞬間、亮太は絵美に抱き付いた。
330 :
でんでん:03/09/21 13:30 ID:ijibmgxz
3人は亮太の部屋の中にいる。
健二と亮太が、絵美にこれまでの事を細かく説明をしていた。
「な、何それ・・・酷い・・・酷いよ・・・」
絵美がうっすらと涙を浮かべる・・・俺はそんな絵美をそっと抱きしめた。
「ごめんな・・・心配させて・・・俺はもう大丈夫だ・・・」
「亮太ぁっ!!」
二人は抱き合いながら泣き続けた。
健二は複雑な心境だったが、二人を見てニコリと微笑んだ。
二人が少し落ち着いた時、健二がゆっくりと口を開いた。
「・・・じゃあ絵美さんは警察を呼んで待ってたんだな?」
絵美がそっと頷く。
「よし・・・警察にウチの組を踏み込んでもらえば、すぐにネタは上がるだろう。
俺も共犯で捕まるけどな・・・」
亮太が言う。
「俺が・・・俺が健二は違うって弁明するよ!だから・・・」
「ははっ・・ありがとな・・・でも多分無理だ。
今までに何回も共犯してるからな・・・」
それを聞いた絵美が言った。
「なんで・・・なんで亮太だけ助けてくれたの?」
健二がクスッと笑いながら答える。
「女になったあんたの彼氏が・・・亡くなった俺の元カノに似てるからさ・・」
健二はそっと亮太を見つめた、亮太は顔を赤くして目をそらした。
「(え、え?この二人もしかして・・・ウソでしょ?)」
絵美が少し不安に感じていると、部屋の呼び鈴が鳴り響いた。
デンデンサン
ヨカタ、アイカワラズヨカタヨ
ナントカガンバッテツヅケテクダサイ
332 :
でんでん:03/09/21 15:18 ID:jrYq1Jsq
「あ、はい」
絵美が向かう。
ドアを開けると、警官が2人立っていた。
「どうも○○署の者です。ここの住居人の加藤さんが失踪された事について・・・」
「はい・・・取り敢えず中に上がって下さい・・・」
絵美がそう言うと、隣りから柄の悪そうな男が数人現れた。
「クク・・・じゃあ遠慮なく上がらせてもらうぜ・・・?」
その男達を見て亮太と健二が愕然とした。
そう、その男達は亮太を一週間陵辱し続けたあのヤクザ達だった。
「な・・・なんで・・・!?」
亮太の顔が真っ青になる。
「・・・クク・・・俺達を舐めてもらっちゃ困るなぁ。
警察が来るからって安心してたんだろ・・・?はははっ。」
ふと2人の警官を見ると手には膨れ上がった封筒が握られていた。
「クソッ・・・まさか警察までウチの組の手が延びてるとは・・・」
健二がそう言うと、男の顔が見る見る内に恐ろしい形相に変わる。
「健二ぃ・・・てめえ舐めた事してくれんじゃねえか・・・おおっ!?」
男はそう言うと指輪をした手で健二の顔を殴り飛ばした。
健二は壁に叩きつけられ、前歯が折れ、鼻血を出している。
そしてさらに数人の男達が健二を蹴り始めた。
「う・・ぐうっ・・・があっ・・・」
「や、やめてくれっ!!やめてくれーっ!!」
亮太が叫ぶ。
しかし男達による健二への暴行はエスカレートしていった。
「リョウちゃん・・・駄目じゃないか、勝手に逃げちゃあ・・・」
男がそう言うと、亮太は他の男達に口を押さえられ、
羽交い締めにされながら、アパートの下に止めてあるワゴンに連れて行かれた。
333 :
でんでん:03/09/21 15:34 ID:jrYq1Jsq
横には同じように体の自由を奪われた絵美がいた。
「え、絵美は関係ないだろっ!?放してやってくれよ!!」
男は冷酷な笑みを浮かべた。
「だってリョウちゃん、この子に俺達の事話しちゃっただろ?
・・・連れて行け」
男達によって、絵美がワゴンの中に押し込まれた。
「ああっ・・・こんな・・・こんな・・・!!」
そして亮太もワゴンの中に押し込まれた・・・。
・・・亮太は目を覚ました。
あまりにも叫ぶので、薬でも嗅がされたのだろう。
ゆっくりと目を開けると、そこには・・・
「ああっああっ!!亮太っ!!ひあああっ!!」
男達に犯されている絵美の姿があった。
「え・・絵美っ!?」
絵美は2穴責めをされ、泣きながら喘ぎ声をあげている。
「ひゃぁんっ!!りょ・・うたぁっ・・・ひううっ・・・ふぐっ!?」
一人の男が絵美の口に一物を突っ込んだ。
「君が逃げ出したりするからこんな事になったんだよ・・・。
そう、全部君の責任なんだよ、リョウちゃん・・・ククク・・・」
亮太は言葉を失った。
「そうそう・・・健二にも罰を与えないとねぇ・・・」
男がそう言うと、部屋に男達に身動きできなくされた健二が入って来た。
端正な顔立ちは暴行によって酷く膨れ上がり、所々に血の跡が付いている。
「ぐっ・・・す、すまん・・・亮太。
まさか・・・こんな事になるとは・・・ぐうっ!?」
健二が男の手に押さえつけられ、床に叩きつけられた。
「勝手に喋ってんじゃねえよカス・・・・。
リョウちゃん、それと・・絵美ちゃんだったかな?
あんまり俺達を舐めない方がいいよ・・・俺達は・・・ヤクザなんだぜ?」
334 :
でんでん:03/09/21 15:42 ID:jrYq1Jsq
男はそう言うと、胸からドスを取り出した。
「警察なんかに・・・ひれ伏す程・・・甘く・・・ないんだよっ!!」
男はそう言うと、持っていたドスで健二の小指を切り飛ばした。
「う・・・があああああっっ!!」
健二の悲痛な叫びが響き、小指から鮮血がほと走る。
亮太は顔面が蒼白になり、絵美は今にも失神しそうだった。
「け・・・健二ぃーっ!!」
「ひはぁっ!!ふううーーーっ!!!」
二人が叫ぶ、だが健二は痛みにもがき苦しんでいた。
「おい、向こう行って治療してやれ」
健二はズルズルと男達に引きずられ、別室に連れて行かれた。
床には無惨にも、血の跡がびっしり残っている。
「これで・・・分かっただろ?無駄な抵抗は・・・よしな」
亮太は瞬時に悟る。
〔もう二度と逃げられない・・・〕
そして、亮太は男達に身を任せた・・・。
335 :
でんでん:03/09/21 15:59 ID:jrYq1Jsq
「はっああっ・・・ひうっ・・んんっ・・・れろっれろっ・・・」
亮太が声をあげながら男の一物を舐める。
正面には同じように絵美が男の一物を舐めていた。
さらに二人のアナルには男の一物が突き刺さり、秘部には双頭バイブを入れられ、
亮太と絵美は繋がっていた。
「ひううっ・・はあ・・・ちゅっちゅう・・・」
絵美もまた声をあげる。
横には別の男が二人の様子をビデオに撮っていた。
「どうだ、俺の粋な計らい?
最後くらい恋人同士結ばれていたいもんなぁ・・・ヒヒッ」
「ひううっああっ・・・はぁっ・・・ちゅうっ・・・れろ・・・れろ・・」
両側の男達が二人のアナルを突くたび、双頭バイブが奥へとめり込んでいく。
「りょ・・ああっ・・うたっ・・・ひはぁっ・・・んんん・・・ちゅ・・・」
絵美が必死に亮太の名前を呼ぶ。
「え・・・みぃぃっ・・・ごめ・・・んんっ・・・んあっ・・はぁっ!!」
次々に男達は二人のアナルの中に精液を吐き出し、交代していく。
何度イッただろう・・・何度中に出されただろう・・・。
数える暇すら無く、途切れる事の無い快感が二人を襲う。
「ひっああっ・・・んああーっ・・・んんん・・・」
「んはぁっ・・・だめっ・・・また・・あああーっ!!!」
二人が舐めていた一物から精液が飛び出した。
大量の精液が二人の口や顔を汚す。
「ふ・・・ああっ・・・ん・・・ちゅっ・・んん・・・」
「は・・・んん・・・あん・・・・ちゅっ・・・・・んう・・・」
生臭い匂いと味が二人の口の中に拡がる。
二人は舌と舌を絡め合い、キスをした。
おそらく、二人でする最後のキスを・・・・。
336 :
でんでん:03/09/21 16:15 ID:jrYq1Jsq
それから2週間後、亮太は売られていった。
体も心も「女」となって・・・。
それからさらに1年が過ぎた・・・・・。
絵美は組の性欲処理の道具となっている。
その世話係の健二は今、風呂場で絵美の体を洗っていた。
「はぁ・・・チンポ欲しいよぉ・・・」
薬漬けにされ続けたせいなのか、
最近、絵美はこんな事しか喋らない。
健二は黙って絵美の体を洗い続けた。
「欲しいよぉ・・・欲しいよぉ・・・・・」
絵美の言葉が小さい風呂場に響いた。
健二は4本の指でタオルを持ち、絵美の体を洗い続けた。
秘部とアナルはさんざん使い込まれ、20代の女性とは思えない色と形をしている。
だが健二は何事にも動じず、静かに絵美の体の泡をお湯で流した・・・。
337 :
でんでん:03/09/21 16:22 ID:jrYq1Jsq
夕方の5時頃、男達がやって来た。
今日はいつもと違い、眠った女を抱きかかえている。
「おい、新しい売り物だ。こいつの世話も頼むぞ」
「どういう事ですか・・・?」
まさかと思い、健二は聞き返した。
「どうもこうも、○○党の●●さんが買ったリョウちゃんが使い物にならなくなったらしくてな、
新しい商品をご発注って訳だ」
「・・・・はい」
そして健二は別室に移った。
真っ暗な部屋で、健二以外は誰もいない。
「・・・・・・う・・・・・・うううううぅぅ・・・・・!!!!」
健二は床にしゃがみ込み、静かに泣き叫んだ。
亮太は死んでしまったのだ。
どんな酷い事をされたのだろう、どんな痛い目に合わされたのだろう。
自分が死んででも、亮太を助けるべきだった・・・。
そんな後悔の念がさらに健二を苦しめる。
だが無情にも、隣りの部屋から絵美の喘ぎ声と新しく来た女の悲痛な叫び声が、
健二の耳に聞こえてくるのであった・・・・・。
完
338 :
でんでん:03/09/21 16:28 ID:jrYq1Jsq
とりあえず考えてたストーリー書き尽くしました。
・・・自分で書いたのに読むとちょっと鬱になってくるなぁ・・・。
やっぱりラブラブ書いてた方が楽しいかも。
あと、もっともっと描写力を向上せねば・・・正直見るに耐えない部分が数カ所ありますw
グググググググッジョブwぢおwhc:;・うぇjf:え:prj:rぱえg
でんでんさんナイスです。
ところで、ここでエロシーンの殆どないほのぼの小説を書いたら需要はあるのだろうか?
何となく閃いたネタがなきにしもあらずと言ったところ。
オチがまだ考えついていないので書けるかどうかは微妙だけど。
プリン氏の痴漢一人称うまい!
一人称がうまい人って尊敬します。
ぜひ、続きをお願いします。
>>261ハ ヨミカタヲ マチガッテマス
>もともとはこのスレはタイトルのとおり
>「強制女性化して陵辱する」いわゆるSな人を対象としたスレだったわけだが、
「もともと…」「…だったわけ…」トカイテアリマス
強制女性化小説ない?
>>1 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 01/10/04 18:04 ID:ojfx3.Po
>>何かの復讐や恨みから男性を無理やり女性化させて、
>>屈辱や羞恥を与える小説があるサイトを教えて!
モチロン スグニ ジョセイカモエ モ デテキマシタガ
でんでんさんグッジョブです。
リョウちゃん。・゚・(ノД`)・゚・。
>プリン氏
乙です 痴漢イイ!!また登場させちゃってくださいよ
今度は帰りでなく行きに。それでパンツぬれちゃってノーパンで1日生活する〜みたいな
>でんでん氏
乙でっす そんな悲観的にならないでいいですよ、ぜんぜん楽しいです
次回作も待っておりますよ、ガンガレ
なんか最近ほかの板のTSスレが落ち始めてる気がする
頼むからここは落ちないでくれ
TS祭りだわっしょいと盛り上げレス
347 :
プリン:03/09/22 21:49 ID:P3OfUVN1
>>319-320 ありがとうございます
>>321 少しずつ変化していきたいだすね
>>322 たまたまですよ、でんでんさんもすごくお上手ですよ
お疲れ様です、次回作楽しみにしております。
>>323 和雅はどう絡めましょうかね悩みますね・・・
>>341 ありがとうです、でもきっと皆さんのがお上手ですよ
>>345 再び登場してもらいたいですね、朝も夕方同様混みますからね
TS作品って女性化した主人公が色んな男(一部女)にエロの有無を問わずハァハァされるのが多いけど
特定の相手のみってのよりそっちの方が人気なのかな?
自分はTS以外では近親系が好きだから、TSでも姉(元兄)×弟とか自分(男)×自分(女)にはまってしまう
でも自分(男)×自分(女)はいくらかあるけど、前者をメインにしたのは滅多にないから人気ないんだろうな
もっと見たい!!
350 :
でんでん:03/09/24 02:52 ID:0heZvdgV
【カノジョのカレシ⇔カノジョのカノジョ】
ジリリリリッ!!
目覚まし時計が1ルームマンションの一室に響く。
ここの部屋の住居人の名前は 工藤勇。
年は二十歳で、今はファミレスのバイトをしている・・・いわゆるフリーターだ。
いつものように勇はのそのそと布団から手を伸ばし、
ガチャン!と音を鳴らして目覚まし時計を止めた。
「ふわぁ・・・昨日の目覚まし解除すんの忘れてたか・・・まだ7時じゃん」
勇はふと、自分の声がやたら高いのに気が付いた。
「なんだ・・・風邪か?・・あーあー・・・」
だが、勇の声は高いままだった。
「あとで薬でも飲むか・・・っと、トイレトイレ・・・」
勇は布団から出て立ち上がり、ゆっくりとトイレに歩いて行く。
気のせいか、いつもより部屋の天井が遠く見えた。
ドアを開け、パジャマとトランクスを一緒に下ろす。
「あ・・・れ・・・つか・・めない・・・?」
勇は股間に両手を当てて性器を探したが、一向に見つからなかった。
「ちっ・・・どうなってんだよ・・・え?」
勇は股間に目をやり、言葉を失う。
股間には、朝になればいつも猛々しくなっている男性器が付いていなかったのだ。
そして股に手をやると、何やら肉のヒダのような感触が伝わってきた。
「えっ・・・ウソ・・・だろ?・・・まさか!?」
勇はトイレを飛び出して、洗面所の全身鏡に目をやった。
勇の目の前には、ブカブカのパジャマを着る、
綺麗というよりは可愛いという感じの女性が立っていた。
351 :
でんでん:03/09/24 02:54 ID:0heZvdgV
「えぇっ・・・えええええーーーっ!!?」
勇は焦りながらパジャマを上下共脱ぎだした。
パジャマを脱ぐと、鏡にはBカップくらいのツンと上向いた胸と、
女性特有の柔らかい脂肪のついた体が艶めかしく映っていた。
下腹部に目をやると、うっすらとしたヘアが女性器を隠している。
「お・・女だ・・・女になったのか、俺!?」
男言葉を使うその声も、今はただ可愛いとしか言えない声域だ。
そう、勇は完全に「女」になってしまったのだった・・・。
パジャマを着直し、布団に戻った勇は数分間茫然としていた。
(女・・・なんで女になったんだ?・・・俺、昨日に何か変なモンでも食ったか?
それとも変な薬でも飲んだか?さっぱり分からねぇ・・・)
だが、いくら考えても思い当たる事は無かった。
それが勇を益々混乱させる。
(・・・そ、そうだ・・・とりあえず美香に来てもらおう!!)
美香というのは勇の彼女だ。
彼女も二十歳で、若者向け婦人服店の見習い社員だ。
二人はかれこれ1年以上付き合った仲だ。
勇は早速携帯に手をやり、美香の番号に電話をかけようとする。
だが、気付いたように通話ボタンを押す手を止めた。
(待てよ・・女声で呼んでも、浮気相手だと勘違いされるだけだな・・・それはマズイ。
・・・よし、メールで呼ぼう!!)
【朝早くにスマン。頼む、緊急事態なんだ!すぐ来てくれ!!】
メールにこう書き、美香に打つ。
(おそらく今日、美香は休みの日だから・・・来てくれるはず!)
勇はそう期待しながら掛け布団をかぶる。
できる事ならこの体はあまり見たくはなかった・・・。
食器棚のガラスや電源の消えたテレビの画面に映った姿でさえも。
この艶めかしい女の姿を・・・。
352 :
でんでん:03/09/24 02:56 ID:0heZvdgV
1時間くらいだろうか、美香が勇の部屋にやって来た。
「勇、いるの〜?」
勇は布団の中で携帯を持ち、美香にメールを送る。
【いる。鍵は開いてるから入って来て】
数秒後、ガチャッという音と共に美香が部屋に入って来た。
美香は布団にうずくまった勇を見て言う。
「もう・・・何なのよ勇!心配したんだよぉ!?」
美香がそう言うと、勇の布団がモゾモゾと動き出す。
すると、一枚のメモが布団の中から出てきた。
【ごめんな、美香。俺も信じられないような事が起こって戸惑ってるんだ。
これからその事を話すけど・・・逃げずに・・・驚かずに聞いて欲しい】
メモを見て、美香が声を荒くする。
「な、なんなのよ!?信じられない事って!?
あたしは逃げも驚きもしないから、早く布団から出てきてよっ!!」
勇は覚悟を決め、ゆっくりと布団から立ち上がった。
160前半くらいの背のショートカットの女性が立ち上がり、くるりと美香の方を向く。
「美香ぁ・・・俺、女になっちゃったよ・・・」
可愛い声がそっと呟く。
美香は目を丸くして茫然としていた。
すると、腰を抜かしたのか、ペタリと床にへたれ込んでしまった。
353 :
でんでん:03/09/24 02:57 ID:0heZvdgV
何分間か・・・勇は美香に説明をした。
まあ説明と言っても、勇にも真相や原因などはさっぱりなのだが・・・。
取り敢えずできる事は、自分は工藤勇だという事を証明する事だった。
「・・・はぁ・・・びっくりしちゃったよ・・・女になるなんてさぁ」
「ゴメン・・・でも、俺だってびっくりしてどうしたらいいか分からないんだ・・・」
勇が悲しそうな顔をして下を向く。
「・・・ま、いいかぁ!明日になれば戻ってるかもしれないし!」
美香は笑顔であっけらかんに叫んだ。
「明日になればって・・・楽観的だなぁ・・・お前」
「そう?・・でも何も思い当たる事が無いんじゃどうしようもないじゃん」
確かに美香の言う事はもっともだ。
勇に思い当たる事が無ければ、何も手の打ちようが無い。
「・・・それにしてもさぁ・・・女になった勇の顔、滅茶苦茶可愛いね〜!」
美香が勇のほっぺたを掴み、「にゅーっ」と言いながら横にのばした。
「お、おい・・・やめろよ・・・」
勇が美香の手を離させる。
「ホントに可愛いのにぃ〜・・・ね、コレ見てみて」
そう言うと、美香は棚に置いてあった手鏡を持ってきて、俺の顔の前に置いた。
「二重で目も大きいし・・・しかもちょっとタレ目なのが男心をくすぐりそうだよね〜。
あと鼻もそんなに高くないのも可愛い〜」
美香があんまり褒めるので、勇はそっと手鏡を覗いてみた。
「・・・ほんとだ・・・」
勇は自分の顔を見て、惚れ惚れとしてしまった。
確かに勇の顔は可愛かった。
この顔で上目遣いに誘われたら、浮気はしないと決めている勇でも襲ってしまうだろう。
それくらい勇の顔は可愛かった・・・むしろ可愛すぎた。
「ねえ、下着とか服はどうする?まさか今家にある服なんて着れないでしょ?
今からあたしが店の売れ残った服いくらか持って来てあげるよ!下着もいくらか買ってきてあげるし!ね、それでいいでしょ?」
「あ、ああ・・頼む。それにしても・・・美香、お前なんか楽しんでないか?」
勇がそう言うと、美香は「えへっ」と作り笑いをしながら部屋を出て行った。
354 :
でんでん:03/09/24 03:06 ID:0heZvdgV
「はぁ・・・」
勇が大きなため息をついた。
一体これからどうなるのか・・・このままずっと女のままなんじゃ・・・?
そんな不安が勇を悩ませる・・・。
(・・・やる事無いし・・・オナニーでもしよ・・・)
そう思い、勇はティッシュを取り、股間に手を持っていくが、
自分には男性器が無い事に気付く。
「ちぇっ・・・」
残念そうに手を股間から離す勇に、一つの欲望が生まれた。
(・・・女でも・・・オナニーできる・・よな?)
勇はその欲望を押し殺そうとする。
だが勇の体は勇の思いに反し、まずは胸に手がのびていく。
ぎゅっと胸を握ってみた。
「はぁっ・・」
いやらしい吐息が漏れる。
(こんな声が俺の口から・・・・)
さらに勇の手は勇の胸を揉み続ける。
「はぁっ・・・あっ・・・」
段々と乳首が固くなっていくのが分かった。
もう片方の手で乳首を親指と人差し指で摘んでみる。
「んうっ・・・・あんっ」
(なんか・・・声が出ちまう・・・俺は男だぞ・・・こんな事で・・・)
だが、勇の欲望は勇の体の自由を奪い、勇の乳首を刺激し続ける。
「はぁ・・はぁ・・んっ・・・ひ・・・あぁっ」
(だめだ・・だめだって俺!こんな事したら・・・)
だが、勇の右手はゆっくりと勇の下半身へ向かって行く・・・。
355 :
でんでん:03/09/24 03:13 ID:0heZvdgV
今度は萌えを書きます!
とりあえず今日はここまでですけど・・・。
これからもガンバルゾー(・∀・)
>>355 >(・・・やる事無いし・・・オナニーでもしよ・・・)
いくら何でもこれは急すぎるんじゃ?
個人的には陵辱物より好き
ガンガレ〜
>356
つーか
(やらなきゃならない事あるんだけど…とりあえずオナニーしよ)
となると思う(w
>>358 いやいや(w
やることないからオナニーって展開がぶっ飛んでいると言いたかったんだ。
まぁ、みんなそんなこと気にしないんだろうけど。
360 :
でんでん:03/09/24 13:54 ID:rp41xLdG
>>359 スマンです。
少しはエチーな事書かないと、このスレ的にどうかなって思って・・・。
ていうか一番の原因は、
一人暮らしで、暇な時はオナニーをするという俺の性格がそのまんま反映してるせいですw
女は知らんが、一人で居る時なら常時ティムポに手が置いてあるのが男ってもんだべ( ´ー`)
お、俺のIDギリギリ凄い気がする
展開が早すぎるのも問題だが職人さんにまかせましょうよ
焦らずにたのんます、我らは応援するべし
つーか、2週間以上自慰行ってないのに
夢精あせしない漏れって....
女性化の前兆です
>(・・・やる事無いし・・・オナニーでもしよ・・・)
吹き出しました
オナニーばっかりしてると、こわーい555さんにおしおきされちゃいますよ
ちんこもみもみも〜みもみ〜〜〜
…昼頃起きたらムラムラしたんで全力でオナニーして汗だくのまま二度寝したら
今猛烈な寒気に襲われてる自分をすごく間抜けに思ってしまうのだが。
女なのに。
間抜けだな。
…シャワー浴びてきますた。寝ます…
373 :
名無しさん@ピンキー:03/09/25 23:45 ID:9J8LmMQG
やべアゲちった。
強制的に女性化されてリンカーンされてきまつ。
主人公の心理描写をしっかりとお願いしますm(_ _)m
376 :
でんでん:03/09/26 02:44 ID:OP/sKGHl
スマソ、やっぱり俺の力不足っす・・・。
もうちょっと修行してから続き書く事にしますね・・・。
イッテキマス・・・ヽ(´Д)
>376
おう、いつまでも待ってますぜ!
こちとら待つのはカイトたんで慣れてらぁ…(泣)
せめてもう少しきりのいいとこでやめてほしかった‥グフッ
ウワーン誰か週末用によみきりもいいから書いておくれー
なんか保管庫が見れないんだけど…俺だけ?
>>376 重く考えずに修行のつもりで、続きを書いてみては?
待ってますよ。
乳無しさんや某板805さんはどこに行ったのでせう・・・・・
オナシーン好きとしてはここでストップは痛い
384 :
さらまんだら:03/09/27 21:10 ID:8X4JR0S1
このスレ最高だよ・・・・・・
ところでプリンさんの続きはまだかな〜?まだかな〜?
弟と・・・・・・・・・
弟と……のあとは何なんだ?
漏れ的には今日中に弟とセクースを……
職人さん光臨までスレを暖めて入りやすくしとこか。
プリンさんは愚息をちゃんと制御できる人間だと思われ
hoge
388 :
74243:03/09/28 16:10 ID:mb6Tz1Um
何だhogeって。
>名残惜しそうに乳房を数回揉むと
この部分でオパーイを揉みたくなったよ〜プリンさん続きを早く頼む
晋也、姉ちゃんの胸を揉むんだ!!!
この弟こそ後に深夜番組などで有名になる山本晋也だったとは
はやくつづきかいてよおおおおおおおおお
しょくにんさああああああああああああああああああああああああああああん
もうまちきれなあああああああああああああああああああああああああああああ。。。グフ
でんでんさん、やっぱりオナニーは基本だよね。
目の前に美味しそうな身体があれば、ついつい手がのびてしまう。
女の感覚は分からないけれど、綺麗な身体をオカズにオナニーは興奮します。
それで女同士でお互いが女体に欲情しながら味わい尽くすんだ!
じゃ、新作投入。まだエロなしですが。
396 :
WD:03/09/29 23:24 ID:29R/trCt
夕方の5時半ごろ、僕・海原祐樹はいつものように学校から路地を抜け、自宅へと帰った。走れば5分とかからない。この近さこそが、僕がこの高校に入学した最大の理由だった。
「ただいまー」
そして、『海原』という表札の掛かった門を抜け、家のドアをあけて声を上げる。どうせ返事なんて返ってこない。それでも、3年前に事故で死んだ父母のしつけは、僕の行動の規範として大切に守り続けている。
「お帰りなさい」
と、唐突に、予想外に、迎えの挨拶。柔らかな女性の声。5歳年上の姉・美絵だ。
「あ、あれ?珍しいね、姉さんがこんな時間に帰ってるなんて」
予想外すぎて、僕は思わずどもってしまった。僕の唯一の肉親で、売れっ子の占い師である姉は、こんなに早く帰ってくることは滅多にないからだ。
397 :
WD:03/09/29 23:27 ID:29R/trCt
369>
「うん。ちょっと面白い資料を見つけちゃったから、試してみようと思って」
ぞくり。玄関を上がった僕を襲う、嫌な予感。
「資料?」
「そ。面白い秘薬の作り方の資料見つけちゃってねー」
「はぁ…」
やっぱり。思わず溜息をついてしまった。
姉は昔から、魔女の秘薬やらなにやら、アヤシゲな薬を作ることに熱中する妙な趣味を持っていて、その趣味の犠牲者は主として僕だ。
毎回のように、トカゲの粉末やらマンドラゴラのエキスやら、謎の代物を食事に混ぜては僕に食べさせて、実験していたのだ。
1年くらい前には、そのアヤシイ薬の所為で2週間も腹痛で寝込む羽目になった。非人道にもほどがある。
まあ、おかげで姉に食事は任せずに自分で作るようになって数年。僕の料理の腕は、その辺の女の子よりも上手い自信がある。
クラスの女子にも評判だ。…ちょっとむなしいけど。
「夕飯は僕が作るから、姉さんは手を出さないでよ」
当面の危険を回避する為に、釘をさしておく。
「うーん、祐ちゃんのごはん、たのしみだわ〜。あ、じゃあ、先にお風呂はいっちゃうね」
少し強く言い過ぎたかと思ったけれど、姉はまったく堪えていないようで、浮かれながら風呂のほうに歩いていった。
「さて、姉さんが変な事しないうちに夕飯の用意でもするか」
そして、僕はキッチンへと向かった。
398 :
WD:03/09/29 23:29 ID:29R/trCt
>>396 ざぼん。
「はー」
僕は湯船に肩までつかって、ゆっくり息を吐き出した。
結局、心配していた姉の暴走もなく、夕食はつつがなく片付いた。
姉は、そのあとは何か研究をするとかで、自分の部屋に戻っていった。
「このまま何もしなければいいけど…」
そう呟いた僕は、ふと目の前が揺れているのに気付いた。
「あれ…?」
違う。揺れているのは目の前じゃない。僕自身だ。
「のぼせた…かな?」
立ち上がって、湯船から足を踏み出した丁度その時、頭がくらりとして、そのまま僕の意識は真っ暗になって、ほとんど何もわからなくなった。
ただ、湯船からは出たはずなのに何故か体は燃えるように熱くなって、溶けていってしまいそうな感覚だけが、僕を支配していた。
399 :
WD:03/09/29 23:32 ID:29R/trCt
「はっ…」
蛍光灯のまぶしい光が目に入る。
僕は、湯船の横の床にべったりと、仰向けによこたわっていた。どうやら気絶していたらしい。
体が冷えていないことからすると、それほど時間はたっていないみたいだ。心臓が早鐘のように鳴り響いている。
僕は上半身を起こすと、胸に手を当ててみた。
ぷにゅ。どくんどくんどくん。
心臓を落ち着かせるために、そのまま深呼きゅ…ぷにゅ?
謎の感触が、手のひらにあった。そして、胸の方からも、何かがついているような感覚が伝わってくる。視線を落とした。
400 :
WD:03/09/29 23:33 ID:29R/trCt
>>396 …………。
「なんだ、これ?」
僕の胸には、手のひらほどの範囲の膨らみが二つ、並んでいる。自慢ではないけれども、僕はこれまで一度も贅肉をぶよぶよいわせたことなんてない。
大体、何で急に胸に贅肉が付くんだろう。
「これじゃ、女の子みたいじゃないか」
それほど大きくはない、っていうか、むしろちっちゃい位だけど。
と、そこまで考えて再び視線を落としたとき、僕は、再び倒れそうになった。
最初のうちは、無意識が拒絶して気付かなかったんだと思う。
だけど今、確かに僕の視線の先、僕の股間には、当然男としてあるべきものがついていなかった。
そして。
「何だよこれ〜〜!!」
バスルームに、僕の―何故か女の子のように高く澄んだ―声が響き渡った。
401 :
WD:03/09/29 23:34 ID:29R/trCt
今日はここまで。
このあとは、オナがデフォですかね。もしくは姉とのからみ?
悲観して自殺っていうのもいいかも
ガンガレ〜
おお!また新たな職人さんが降臨した!ガンガレって!
>>403 > 悲観して自殺っていうのもいいかも
エロに発展しないと。
407 :
WD:03/09/30 03:03 ID:OznwGfl4
>>400 落ち着け、自分。大体、何で僕の体が女なんだ?
焦る僕は、自分の体中をぺたぺた触りなら、確認する。
心臓が、破裂しそうなくらい、五月蝿い。
肌。全体的にすべすべとして、透き通るように白かった。
胸。小さいが確かに膨らんで、女の子の体の一部だと自己主張している。
腕。それなりについていたはずの筋肉が大分落ちて、ほっそりとしている。
足。腕同様にすっかり細くなってしまって、自分の足の面影がほとんど残っていない。
……そして、股間。さっきまであったものが、ない。替わりに、産毛のような茂みの中に割れ目が見える。
誰が何処からどう見ても、完全無欠に完璧に寸分の狂いもなく、女の子の体だった。
それでいて、確かに、僕の体でもある。
何故こんな事になったのか、まったくわからない。
408 :
WD:03/09/30 03:04 ID:OznwGfl4
>>407 整理のつかない頭の中で、ふと思いついたことがあったので、立ち上がって脱衣所へ入った。
そして、壁に取り付けられたの姿身の前に立つ。ベリーショートの愛らしい少女が、戸惑った顔つきでこちらを見つめている。
その顔立ちは、確かに僕の面影が残っていたけれど、それ以上に、奇麗だった母の特徴を色濃く移していた。
僕は、激しくなる一方の動悸に操られるように、鏡の中の少女にそっと触れた。
桜色の唇。大きく、潤んだ瞳。全体的にほっそりとした体に、白い肌。
ずくん。
何かが、おなかの下のあたりで疼くような感覚。
「んっ…!」
初めて感じる感覚に、つい声を漏らしてしまう。目の前の繊細な少女にふさわしい、ささやかで透明な声。
その声に触発されるように、疼きが胸に飛び火してきた。先端が、尖りはじめている。
「んくっ…!?」
これが、感じているということだろうか。慣れない感覚に、声が抑えられない。
それは、僕の更なる官能を刺激する。
ふと鏡に目を戻すと、少女は顔を赤く染めて、潤んだ瞳でこちらを見つめる。まるで、誘っているかのように。
けれども、それは僕自身だ。
動悸はますます強くなって、心臓が耳元に移動してきたように感じる。
もう、何も考えられなかった。考えたくなかった。
409 :
WD:03/09/30 03:05 ID:OznwGfl4
>>408 「くぅん…っ」
自分のものとはとても思えない甘い喘ぎが、耳に入り込んでくる。
いつの間にか僕の両腕は、まるで何かに取り付かれたかのように、自分の胸を揉み上げはじめていた。
ささやかな胸は、それでもその存在感を誇示するためにせりあがり、先端は尖りを増す。
「ふぅあっ…くぅっ!」
その先端が、摘み上げられた。両方、一度に。
「あ、ふ…」
体中を汗が流れ落ちていく感覚。それすらも、鋭敏になった僕の肌は快感として捉えてしまう。
鏡の中の少女は、その白い肌で構成された体全体を紅潮させ、今にもへたり込みそうなくらい膝を震わせている。太ももを、液体がつたって流れ落ちていく。
可憐な少女の、たまらなく淫らな姿。
僕は、もう立っていることが出来なくなって、床にへたり込んだ。
べちゃり、とマットレスに、濡れた太ももが触れる。
「あっ…」
それでも、僕の両腕は止まらなかった。
左手で胸を弄りながら、右手は淫らな疼きの中心へ指を這わせる。
「ひぁ、くぅぅんっ!!」
その中心、すでに顔を出し始めた芯を、指が捉える。
瞬間、甘ったるい電流のような感覚が、背筋を駆け抜けて脳を直撃した。
そして、子犬の鳴き声のような、媚声。
全身が「びくんっ」と跳ね上がり、そして力が抜けていった。
僕は荒い息を吐きながら、床に仰向けになって転がる。
「あら、もうイっちゃったのね。女の子になったばっかりだって言うのに、ふふ、いやらしい娘」
唐突に、頭上から投げかけられる笑いを含んだ声。
それは、確かに僕の姉の声だった。
410 :
WD:03/09/30 03:08 ID:OznwGfl4
そういうワケで、日付が変わったのであげてみました。
オナと姉攻め、両方やる事にします。
WDさん乙です。
オナも姉攻めも両方楽しみに待っています。
そして超個人的ですがTS貧乳マンセー
412 :
さらまんだら:03/09/30 12:07 ID:Bq9a9+zv
マンセー!マンセー!!女性化マンセー!!!
角でぶつかって男と女が入れ替わるってのは既出か?
既出ではないだろうがここのスレにはないネタだな
>WD氏
乙、この調子でガンガン話しを進めてくだされーー
エロエロで。
つーか、どっちかというとそれは強制女性化なのか?
強制女性化というと人為的に女性化させれるものだと
思ってたんだが
まあ言葉の定義だけで言えば
本人の意思以外の要因で女性化すれば強制だろう
そういう経緯部分より自分的に大事だと思う”強制”は
女性化された本人がその状況を望んでいない事だと思う
海外モノによくある”女になりたい男が本当に女になれてラッキー”
みたいなのは定義的にはTSだし、誰かが本人の許可なく
女性化すれば一応は強制女性化だろうけど
あのタイプはまったく萌えない。
漏れ的には本人の意思以外の要因で女性化しちゃった男が
はやく男に戻りたいって最初は思ってても
女性としての快感が病みつきになったり女性としての生活に少しずつ慣れていったりして
女性性にじょじょに目覚めてくっていう展開に禿しく萌える。
418 :
プリン:03/09/30 23:14 ID:Oij2vxVx
>でんでんさん
遅ればながらお疲れ様です。修行の頑張ってください、いち早く戻ることを
期待しております
>WDさん
お疲れ様です。今後の展開楽しみにしております。続き頑張ってください
>>413 TSとしては既出では無いとは思います。もし人格入れ替わりネタ思いついたなら
書いてみてはどうでしょうか?
少し間空けてすいませんでした。とりあえず自分の作品は2,3日中に
載せますので、もう少しお待ちください。弟とは絡ませますがエロって
のは今回はもしかして無理かもしれません・・・
419 :
413:03/10/01 01:15 ID:pLyaKat2
文章力ないからネタ提供したということでw
420 :
名無しさん@ピンキー:03/10/01 15:03 ID:ZlLIb+3T
>>419 ネタには面白いかもしれないけど、
ちとスレ違いじゃない?
まぁ投下されたらされたらで見るんだろうが(;´Д`)
ごめん サゲ忘れてた
422 :
プリン:03/10/02 10:31 ID:YHKQyo2T
>>317 の続きです
『ただいま〜っ』
悠と晋也の声が家中に響き元気よく帰宅したことを母親にしらせる。
『あら、二人一緒だったの?』
『ああ、途中でたまたま会ったんだ』
靴を脱ぎ台所に二人で入るとそれに気付いた母が声をかけた。母に顔を見せると晋也は自室にカ
バンを置きに階段を上って行った。
『あっついな〜早くクーラー直してよ〜あと俺の部屋にも付けてくれよ』
『それがなかなか業者さんが来てくれないのよね〜後でまた電話しとくわ。あんたの部屋に付け
たら電気代かかるでしょ、扇風機で我慢しなさい!それでなくてもゲームとかで電気使ってるの
だから』
当然ながら橘家は全室にクーラーが設置されてるわけでは無い、しかも一階に設置されてるクー
ラーは故障中で動かないために扇風機しか涼しくする品が無い。ぶつぶつと文句を言いながらカ
バンを椅子に置き扇風機を強に設定してスイッチを押す、冷たいとは言えないが涼しい風が勢い
よく吹き始めた。勢いのある風は悠のスカートをブワッとめくりあげ脚の間を抜けていく。
『あら?ブルマ買ったの?なんだかんだ言いながらもちゃんと女の子らしくしてるじゃない』
『あっ、こ、これは成り行きで仕方なく買ったんだよ!』
『そんな照れなくてもいいじゃない、ちょっと制服脱いで体操着姿見せてよ』
スカートがめくれ、まる見えになったブルマを必死で弁解したが、母親の押しに負けて渋々制服
を脱ぎ体操姿になった。
423 :
プリン:03/10/02 10:33 ID:YHKQyo2T
『可愛いじゃない〜とっても似合っているわよ。あら?悠、朝束ねてあげたリボンは?』
『ああ、体育終ったらはずしたんだよ。』
自分の息子(娘?)の体操服姿を見ながら、はしゃぐ母にカバンからリボンを取り出し渡すと、悠
の後ろにまわり髪を掴み再びポニーテール姿に髪を束ねた。
『うん、ロングのままもいいけどポニーテールも似合うわ。母さんほんとは息子じゃなく娘が欲
しかったのよ』
『・・・・・はぁ、そうですか・・・』
女の子になってから機嫌がいいと思っていたら、そんな理由なのかと呆れて何もいえなかった。
『あんた可愛いんだから、おしゃれしないともったいないわよ。晋也もそう思うわよね?』
『えっ、う、うん』
いつの間にか一階に戻って来ていた晋也に話題を振ると照れながらも、しっかりこちらを見てい
た。ブルマはキュッとお尻を引き締め上のシャツは男子用なので大きかったが、かえってそのダ
ボダボ感がより悠を可愛くみせた。
『も、もういいでしょ。着替えて来る!』
なんとなく二人の視線に恥ずかしくなり制服とカバンを持つと階段をかけ上って行った。
『あらら、別に逃げなくてもいいのにね?』
『う、うん。そうだよね』
(姉ちゃん可愛いかったな)
晋也は母親と会話しながら先程の姉の姿、すべすべしてそうな肌の細い脚、股間にくい込んだブ
ルマ、くびれた腰周り、大きいシャツの上からでもわから豊満な胸、頭を動かすたびに揺れ動く
髪とリボン、母と自分に見られ恥ずかしさに頬を赤く染める顔を思い出していた。
424 :
プリン:03/10/02 10:34 ID:YHKQyo2T
『ひぃ〜俺の部屋も暑いな〜』
締め切られた自室を開けると、むわっとした暑さが感じられた。窓を開け網戸にすると、制服を
壁にかけ、カバンを放り投げると体操着を脱いだ。ぶるるんと勢いよく乳房が揺れる。いつも寝
巻きに使っているTシャツとハーフパンツに着替えようとしたが見当たらなかった。
『あれ?何処いったんだ?』
半裸姿のままベット周りを探すが見つけられなかったので仕方なく再び体操着を着て1階に戻
った。
『母さ〜ん、俺のハーフパンツとか何処行ったか知らない?』
『ああ、洗おうと思って洗濯機の中にいれちゃったわよ』
『ええっ!?じゃあ俺着替えられないじゃん、勝手に洗わないでよ、今日どうすんだよ?』
自分の質問にあっさりと返答した母の答えに困ってしまった。そこまでファッションとかに興味
の無い自分には服の数は少なく替えとなる服はほとんど無いのである。Tシャツはなんとかなる
としても下のハーフパンツは1着しか持っていなかった。
『もう、あんたがいつも洗濯にださないからでしょ。それにいつもトランクスのまま寝ること多
いじゃない、今日だけでも我慢しなさい明日買いに行くんだから。それよりあんたもご飯食べち
ゃいなさい』
『ううぅ・・・わかったよ』
こちらの言い分もあっさり返答され、しぶしぶと椅子に座り体操着の格好のままご飯を食べ始め
た。
『晋也、あんま見ないでくれ。恥ずかしいから・・・』
『ご、ごめん』
逆の立場なら変でもなかったが晋也は自分の兄(姉)が食卓にブルマ姿で食事をしている姿が珍
しく、また恥ずかしがる悠が可愛いく気になって仕方なかった。謝りつつもチラチラとこちらを
見ていた。
425 :
プリン:03/10/02 10:36 ID:YHKQyo2T
『母さん、ちょっと100円ショップに行ってくるけど何か買ってくる物ある?』
食事を終え居間で寛ぐ悠と晋也に母が声をかけた。
『あっ僕、ジュースとお菓子』
母の声にさっと手を上げると大声で晋也が叫んだ。
『あ〜、そうだな俺もジュースかな・・・・あ、そうだ、それとさ・・・』
ふと、とあることを思い出して母親の傍に寄ると恥ずかしいので小声で話した
『それと・・・パンツ買ってきてくれない?その・・・女物の。』
悠の言葉を聞くなり母は少し意外そうな顔をした。
『あら?ブルマあるからいいんじゃないの?それにトランクスなら替えあるでしょ?』
『いや、さすがにブルマは風呂の時脱いじゃうし、トランクスはちょっと・・・スカスカでちょ
っと嫌かなと・・・』
自分でも何を言ってるのかよくわからなかったが、そう説明するしかなかった。
『わかったわ、でも今穿いてるのでもいいんじゃない?明日買いに行くんだから』
『あの、その・・・ブルマの下には何も穿いてないんだよね〜あ、あはは』
『あらそうなの?でもできるだけそういう穿き方はやめなさいね、ブルマにシミ残っちゃうわ
よ』
ブルマを買っているのに下着は買っていないことに少し驚いたみたいだったが、気軽な性格の為
か、わかっているのにあえて聞いてこなかったのかあっさり承諾してもらった。自分としてもシ
ョーツは持っているものの尿と愛液でベトベトだから穿けないとは言いたくなかったのであり
がたかった。
426 :
プリン:03/10/02 10:38 ID:YHKQyo2T
その後母が出て行くのを確認すると階段を駆け上り自室に戻るとカバンからショーツを取り出
し1階の洗面所に向かった。トイレットペーパーを取り除き包まれていた下着を手にとると広げ
てクロッチの部分に指をあててみると、ヌメヌメとしたものが付着していた。それが自分の身体
から出てきたものと解かっていても、女の子のパンティと粘液独特香りで興奮してくる自分がま
だ男だということを自覚させてくれた。しだいに息遣いが荒くなり下着に顔を近づけ始めた。
『姉ちゃん、何やってんの?』
『!!?・・・い、いやなんでもないよ。ちょ、ちょっと髪梳かそうと思ってね』
鼻がクロッチに付くかいなかのところで後ろから声をかけられ、ドキッして体が跳ねた。母が出
た後バタバタと走り中々居間に戻ってこないことに疑問を持ち寄ってきたようだ。咄嗟に後ろに
下着を隠したからバレなかったようだ。あいまいに返答をして居間に戻るように促した。晋也が
戻るのを確認すると、また変な雰囲気にならないうちに水でショーツに付く粘液を洗い洗濯機に
放り込んだ。
『晋也〜俺、部屋にいるから何かあったら呼んでくれ』
『うん、わかった』
好きなアニメが始まったらしく、先程のことも忘れテレビに夢中になっていた。トントンと軽快
なリズムで階段を登り部屋に戻った。
『ふぅ、気分転換でもするかな』
先程からの興奮気味の気分を晴らすためにネットでもしようとパソコンの電源を押した。起動を
待っている間キョロキョロと部屋を見回していると机に置いてある手鏡程度の大きさの鏡に写
る自分に目がいった
427 :
プリン:03/10/02 10:39 ID:YHKQyo2T
(部屋にブルマ姿の女の子がパソコンしているのも変な感じだな)
椅子の上で安坐を組み座り直すと苦笑いしながら視線をパソコンに戻した。
その後、お気に入りのサイトやネットゲームをしたりして時間を潰していると母が帰宅した声が
玄関から聞こえてきた。気にせずそのままネットをやり続けていたが、しばらくすると晋也が部
屋に入ってきた。
『姉ちゃ〜ん、もう少しでテレビ始まるからお風呂入っておいてよ〜』
『ん?もうそんな時間か。わかった今から入る』
晋也に言われ今夜一緒にテレビ見る約束していたことを思い出し時計に目を向けると、始まるま
であと1時間切っていた。まだ余裕とは思ったが、ネットも一区切りついたところなので風呂に
入ることにした。晋也は風呂あがりらしく髪がまだ濡れていた。リボンを解き机の上に置くとタ
ンスから大きめのTシャツを取り出すと風呂場に向かった。
『下着、籠の中に入れておいたから』
『わかった、ありがと』
階段を降りたとこで母とすれ違い頼んでおいた品が脱衣所にあることを教えてくれた。脱衣所に
入りドアを閉めると服を脱ぎだした。下着を一切身に着けていないので体操着とブルマを脱ぐだ
けであっさりと、素っ裸になる。脱いだ品を洗濯機に放り込み浴室に入る前に籠に目をやると小
さくたたまれたピンク色の下着が置いてあった。
(ピンク色のなんか買ってきたのかよ)
自分としてはピンク色なんて女っぽいので普通の白を望んだのだが、特に指定もしてないから仕
方が無いと諦めた。シャワーのレバーを捻り温水を出すと体についた汗や汚れを流した。
シャンプーを多めに手に出し頭から腰まで垂れる髪先までまんべんなく洗った。
『ほんと長いな、シャンプー代がかかって仕方ないな、重く感じるし今度切るかな〜』
428 :
プリン:03/10/02 10:41 ID:YHKQyo2T
髪を洗うのは二回目とはいえ、まだ慣れ無い長さに手間取りながら黒くのびる髪を洗い流した、
次にボディソープをスポンジに垂らし腕から擦りつけていった。
(昨日、身体洗いながら感じてきてオナッちゃったんだよな〜今日は気をつけなきゃ)
昨日の行為を思い出し敏感な胸や尻は優しく洗った。最後に股間を擦るとほのかな痛みが走った。
『いつっ!・・・なんだろう今の痛み?』
とりあえず軽く擦り綺麗に洗うとシャワーで身体につく泡を洗い流した。泡を流し終えるとタイ
ルにペタンとお尻をつけ座ると股を開き身体を前のめりにして自分の秘部を覗き込んだ。毛が生
えていないためにつるつるで丸見えの性器は周りの白い肌に囲まれる中、縦にビラビラとしたも
のが延びていた。その綺麗なピンク色の割れ目に目を向けると、ほんのり赤くなっている気がし
た。指の腹で筋をなぞると微かな痛みと刺激が身体を巡った。
『んっ・・・・』
反射的に声が漏れる。
『もしかして痴漢に会ったときにきつくパンツで擦られたから腫れたのかな?』
帰宅途中の痴漢の行為を思い出す、でもブルマでいた時や歩いても痛みが無かったのだからたい
した事では無いと思い、明日には治るだろうと考えた。
『いちおう、もう少し確認するかな』
冷静に傷の状態を確かめようとするが場所が場所だけに興奮してしまう。すっと陰唇に指を沿え
て横に開いてみた。浴室の温度と興奮からか身体が火照っているために比較的軽く広がった。
『そういえば、こうしてちゃんと見るの初めてだな・・・』
自慰行為は数回したものの女性の性器を目の前で見たことは無いので、体育の教科書などに載っ
ていた図を思い出しながら目の前に広がる性器をまじまじと見つめた。
429 :
プリン:03/10/02 10:42 ID:YHKQyo2T
『この皮を被ってるのがクリ○リスだよな、これはちょっと危ないから触るのはやめておこっ。
で、その下が尿が出る穴だな、ぅんっ、触るとなんだかおしっこしたい気がする・・・その下が
膣口だな・・・ふぁんっ・・・これが処女膜かな、いちおう俺処女なんだな・・・』
肉壁を開くと、手前から順番に調べていく。興奮と興味本位から空いている手の指を軽く膣口に
入れてみると、すぐに膜みたいなものが穴のまわりに張られているのがわかった。敏感な部分の
為すぐに指を抜き手を離すと、股を閉じて女の子座りをした。自分で言っておきながら自分が処
女という言葉に恥ずかしさとともに女だと自覚させられたが、膣に触れた刺激が身体に残ってお
り興奮が止まらない。乳頭はまるで触って欲しいのか硬くなり始め自分の存在をアピールする。
(やばっ、アソコが疼いてきちゃった・・・・どうしようオナりたくなってきちゃった、でも少
し腫れているみたいだし、やめておこうかな・・・・)
悩んでいる悠の前の壁に取り付けてある鏡には瞳を潤ませながら、もじもじと股を擦り合わせて
いる少女が映っていた。
430 :
プリン:03/10/02 10:44 ID:YHKQyo2T
今回ここまでです。この後行動をよければ選んでください
→ 誘惑に負けてオナる
→ いや、今日はやめておこう
今回エロシーンないからオナったほうがいいのか、自慰ネタしつこいから話を先に進めた方が
いいという方もいるでしょうから、できたら選択してください
弟との絡みが無くて待っていた方すいません。次、晋也に活躍してもらいます。
また毎度へたれで申し訳ないです。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
→ いや、今日はやめておこう
流石に話が進まなくなるので・・・(w
話的にも我慢するのは必要だろうし。
悲観しなくていいぞ十分たのしませてもらってますよ
→ 誘惑に負けてオナる
漏れ的にはこっちだな、風呂場でオナ癖つけておこう
弟と濡れ場があればなしでもかまわんが。
午前中からすげーや。
→ いや、今日はやめておこう
やるのは後でも、まだまだ出来ると思う。
今やっちゃったら、シャワーが道具か? そういうのはまだ先でも良いんではないかな。
→ いや、今日はやめておこう
に一票 話進まないし
→ 誘惑に負けてオナる
かな、オナシーン好きだし
→ いや、今日はやめておこう
でしょ
→ いや、今日はやめておこう
適度に溜めといた方が感じ方は大きくなると思われ。
438 :
WD:03/10/02 17:36 ID:+TmYayWA
→やめておくに一票。
私が濡れ場上げますし(そういう問題か
焦らした方が、乱れが凄いと思われ。
439 :
WD:03/10/02 17:38 ID:+TmYayWA
あ、今夜中にっていう意味です。>私が濡れ場上げ
→ いや、今日はやめておこう
テレビネタ希望
つーか早く下着買いに行ってくれ(w
442 :
WD:03/10/02 18:46 ID:J3Nrxz+I
>>409 「ねえ…さん?」
僕は、荒い息を吐き出しながら、何とか言葉をつむぐ。
「うふふ。凄いでしょ、男の子を女の子にする薬よ。実験的にお風呂に混ぜてみたんだけど、効果覿面ね」
姉は、妖艶ともいえる笑みを浮かべながら言った。
両親が死んで2人っきりになってから、ずっと僕を支えてくれた姉。
その姉の、こんな表情を見るのは初めてだった。
「どうして、こんな…」
「あら、作った薬は実験してみなくちゃ効果がわからないでしょ?それに、今回のは特に、人間の男の子にしか効果がない薬だし。大丈夫よ、ちゃーんと戻れる薬を作ってあげるから」
姉の言葉に、僕は少し安堵した。
いくらなんでも、自分が可愛い女の子だなんていうのは違和感がある。戻れるに越した事は無い。
だけど、そんな僕の気持ちを見透かしたように、姉は続けた。
「いい子にしてたら、ね」
「え…?」
「せっかく可愛い女の子なんだもの。可愛がってあげなきゃ損でしょ?」
「ね、姉さん」
何を言ってるんだろう、この人は。
一瞬、言葉の意味に気付く事を理性が拒絶した。
そして、気付いた時には背後から抱きすくめられていた。
「抵抗しちゃ駄目よ?薬、作ってあげないからね」
「そ、そんな―ひぁっ!?」
耳元でささやくそんな言葉にも、さっきの余韻で火照ったままの僕の体は、敏感に反応してしまう。
「うふっ。さっき一回イッたから、感じやすくなってるでしょう?」
「姉さん、もうやめてくれっ」
恐かった。
さっき自分をなぐさめた時の、自分が本当に心まで女の子になったような感覚が。
あれ以上に感じてしまったら、もう戻れなくなってしまうような気がした。
443 :
WD:03/10/02 18:47 ID:J3Nrxz+I
「あら、嫌なの?でも、こっちはそうは言ってないみたいだけど?」
けど、姉さんはそんな僕の考えなんてお構いなしに、腕の中の華奢な体を弄りまわす。
「あぁ…んふぅ…や、やだって…」
「ほら、ここはもうこんなに濡れてるくせに」
くちゅ、くちゅ、と音を立てて指を操る。
「ひぁ…くぁう…ぁぁ…んふぅ…っぅあぁ……ぃやぁ」
太ももをつたって、足首のあたりまで汗ではない液体が垂れ落ちる。
膝ががくがくするけど、倒れることも許されない。
「ほら、見なさい。自分のいやらしい姿を」
僕はあごを持ち上げられて、目をそむけていた姿身を見せられた。
そこには、妖艶な女性に抱きすくめられながら快感に翻弄される、繊細な美少女の…僕の姿が映っていた。
「これが今の祐ちゃんよ。ふふ、いやらしい女の子でしょ?処女の癖にこんなに濡らして、可愛らしい胸もこんなに尖らせちゃって」
「ぁくぅっ!」
鏡の中の姉が少女の乳首をつまみ上げると、その腕の中で少女が跳ね上がり、僕は喘いだ。
体の中の火が、だんだん強くなっていく。その熱が、思考を霞ませる。
もう、体が言う事を聞かない。
声すらも、自由にならない。
僕が女の子になった証とも言える、繊細で、悲痛で、気が狂いそうなほど淫らな喘ぎ声を、堪える事が出来ない。
それでも、僕は男であった感覚を捨てきれず、鏡の中の少女の媚態も、喘ぎ声も、すべてが他人事のように感じていた。
だから僕は全てを姉に身を任せて、思考するのを止めた。
「ふぁっ…あ、ぁあ…ひぁんっ……ぃあ…ひっ、ぁ、ぁ……」
「あら、素直になったのね。でも、駄目よ、自分から逃げちゃ」
姉は、全てを見透かすような目で僕を抱きしめると、さらに激しい攻めを始めた。
ささやかな、硝子細工のような少女の体を、姉の指先は容赦なく蹂躙していく。
僕の正面のその少女は、目元を快楽によって真っ赤に染めて、ただの快楽人形と成り果てて、今まで到達した事のない高みに押し上げられようとしていた。
あと一押しで、全てが終わるはずだった。
けど、姉さんはその瞬間に全ての動きを止めて、僕から離れた。
>>442
444 :
WD:03/10/02 18:49 ID:J3Nrxz+I
>>443 「…ぇ…?」
突然支えがなくなって、力の抜けきっていた体が崩れ、床に膝をついた。
その衝撃で溢れ出した液体が床にシミを作り、広がっていく。
僕は、ぼぅっとする頭をめぐらせて、姉さんの方を振り返った。
停止したはずの思考が、再び動き出す。
ナゼ、ツヅキヲシテクレナインダロウ。
違う。
ハヤクイキタイノニ。
違う…。
アトスコシダケダッタノニ。
違う…ちがう…。
「うふふ。そんなに物欲しそうにして…でも駄目よ。今祐ちゃんは、感じてる女の子は自分じゃないって思い込もうとしたでしょ。そういうズルイ子は、イかせてあげない」
嫣然と微笑む姉は、本当に楽しそうにそう言った。
「…っん…」
ただ呆然とその声を聞いていた僕は、ふと下半身に生じた快感に身を震わせた。
僕の両腕が、別の生き物のように蠢いて、秘所を弄っていた。
キモチヨクナリタイ。
キモチヨクナリタイ。
キモチヨクナリタイ。
頭の中が動物的な感覚で満たされていく。
「あらあら、我慢できなくなっちゃったのね。ホント、いやらしい娘ね。でも、それも駄目。それじゃあ本当に気持ちよくはなれないわよ?だから、オアズケ」
「くぁんっ…な、ぁに!?」
僕は姉さんに両腕をバスタオルで縛り上げられて、タオルかけに縛り付けられてしまった。
丁度両手は万歳するような形で、体はその下の壁にもたれかかってしりもちをついて座り込んだ。
445 :
WD:03/10/02 18:51 ID:J3Nrxz+I
>>444 ぴぃん。姉さんの指が、僕の胸の先端を弾く。
「ひあっ!」
それだけで、全身をしびれるような快感が駆け抜ける。
「可愛い胸。苛めたくなっちゃう」
ぴん、ぴんぴぃん。ぴん。ぴんぴんぴぃん。連続して、不規則に続けられる感覚。
「ぁっ…んぁっ…ふぁぁっ…ひぁっ…」
キモチイイケド、タリナイ。
さっきまで全身を満たしていた燃えるような感覚に比べれば、それは随分と物足りなかった。
そう感じた瞬間。
ぴぃん!!今度は、秘所の尖りを弾かれた。
電撃にも似た感覚が、僕の体を満たす。
キモチイイ。
コレガイイ。
「ふふふ。こっちはお気に入りみたいね。そんなにとろけた顔して」
「ひぃん!…あ、ぁああっ、くぅんっ!!」
そして姉さんは、完全に顔を出したその尖りをつまむと、上下に擦り上げ始めた。
「…ぃ!!…ぁぁ…!! ーっ!!!」
目の前に火花が散っている。
体は不自由な状態から何度も何度も跳ね上がって、まともに息も出来ない。
声にならない喘ぎが漏れる。
そして、また高みへと到ろうとする瞬間。
「ふふ、オアズケ」
「ぁぁ…そんな…」
あと少しで、最高の快楽が手に入るという瞬間に止められた僕は、思わずそんな事を口走ってしまった。
「そんな、なに?」
姉は、相変わらず微笑みながら、僕の口元に耳を寄せる。
だけど、言える訳がない。
イかせて欲しいだなんて。
イカセテホシイノニ。
「あら、まだがんばるのね。しかたないわね、そんなに嫌なら、やめてあげる。でもその前に、その汗拭いてあげるね」
にっこりと微笑んだ姉は、僕の体をタオルで拭き始めた。
446 :
WD:03/10/02 18:55 ID:J3Nrxz+I
>>445 「…っん!」
タオルが、僕の胸の先端を掠めていく。
限界近くまで焦らされて、敏感になった体は、たったそれだけの刺激にも反応してしまう。
「ああ、ごめんね、うっかり手が滑っちゃったわ。あ、そうそう、ここもびしょびしょだから、拭いてあげるね」
「ぁ…っ…ぁぁっ…ぃ…ぁっ…―っ!!」
僕の秘所は、タオルでごしごしと刺激されて…。
「駄目ね。きりがないわ。拭いてもすぐにまた濡れちゃうし」
姉は唐突に、タオルを投げ出した。
また、絶頂の直前で投げ出された。
モットシテホシカッタ。
もっとして欲しかった。
我慢できなかった。
理性も、矜持も、プライドも、頭の中から消え去った。
「もっと…して…」
もう、止らなかった。
447 :
WD:03/10/02 18:55 ID:J3Nrxz+I
>>446 「うふふ、何を?」
満面の笑みを浮かべて、姉は問う。
「いやらしいこと、気持ちいいこと…」
「そう。じゃあ、イかせてあげる。嫌って言うほど、ね」
そう言った姉の表情は、契約に成功した悪魔みたいに見えた。
「でも、さんざん待たせた罰よ。最初はこれでイきなさい」
「ぁぁっ、そ、そんな…ぁのっ…ぃ、ぃあぁっ!」
僕の股間は、姉の足に蹂躙されていた。
爪で過敏な先端を突きながら、足でぐりぐりと踏みつける。
完全に快楽に溺れた僕は、そんな屈辱的な行為でも、気持ちよければ何でも良かった。
「ホントに足でよがっちゃうなんて、祐ちゃんってマゾっ気もあったのね」
僕を貶める姉の言葉も、今は気にならない。
「んぁぁっ!くぅんっ!も、もう…っ!!」
「イきなさい、祐ちゃん」
「んぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
とどめとばかりに尖りを足で捻られた僕は、全身を震わせながら、真っ白な世界へと沈んでいった。
乙です 続き期待しまつ(;´Д`)ハァハァ
449 :
WD:03/10/02 19:02 ID:J3Nrxz+I
今日の分は終了。
続きは…
1・姉による調教(ハードorソフトエロ)
2・学校編(コメディ)
3・買物編(羞恥エロ)
4・その他。
どれにしましょうか。
2がいいと言ってみるテスト
3がいいなあ
1のハードが良いカナ
1ハードキボン
2→3→1がいいです!とかわがままなこと言ってみるテスト
455 :
380:03/10/02 22:16 ID:2PTxh325
>>430 → いや、今日はやめておこう
>>449 3がいいです。
さて、漏れも続きを書かなければ……いや、今日はやめておこう(w
>>430 → 誘惑に負けてオナる
オナニー話大好きなので。
でも、話が先を読みたいというのも確かに。
>>449 2番をお願いしたいです。
>449
1のハードの後に3に続き、
買物途中で妹出現、妹にまでハード責められキボン
ご無沙汰しております。
以前、乳無しという名前でつまらない駄話を書かせていただいていた者です。
久しぶりにスレを覗かせていただいたところ、新しい書き手の方々がたくさんおいでになられたようで、嬉しい気持ちでいっぱいです。
これから、じっくりと読ませていただきたいと思います。
さて一応ですが、近況を報告させていただきたいと思います。
結局、件のザウルスのみでは、まともに長文を書き込むことは困難であるという結論に達したため、新たにPCを自作することになりました。
パーツを揃えて組み、一応、OSが動く状態にはなりましたが、肝心のネットに接続できないでおります。
具体的には、PCカードアダプターがきちんと動作しないため、ネット接続に使用している唯一の手段であるドコモの@FreeDが使えません。
何の為にPC自作にまで手を出したのか分からない状態です。
解決策がまったく見つかりません。
検索して調べても、ろくに情報が集まりません。
長々と申し訳ありません。
こんな言い訳をしている間に、とっとと解決策を探すべきですね。
もう、現在のこのスレには、わたくしの駄話なぞ必要ないとは思っています。
ですが、いかに能無し甲斐性無しのわたくしでも、途中までさんざん大風呂敷をひろげたあげく投げ出す――などというのは、さすがに情けなさ過ぎるというもの。
どうにかしたいとは思うのですが、どうしたら良いのかさっぱりわかりません。
PCカードアダプターさえ、額面どおりに動いてくれれば、それで解決できるはずなのですが……。
>>460-461 そんな話どうでも良い
誰も聞いてもいないし聞きたくもない
FDに文章入れて人のPC借りて掲載でもしる
ネタだろ?
>>465 あっちのスレみたいなパターンはなしの方向で。
468 :
WD:03/10/03 18:50 ID:JFy+OhAc
>>450-459 なるほど。
ここまでの希望をまとめると、姉によるハードな調教の一環で学校の購買部でギャグをかましつつ羞恥プレイ…?
いくらなんでも、そんなものまとめられません煤i□;
つーわけで、買物羞恥)-2(学園コメディ)-1(調教ハード)でこれから書きます。
>>455 >今日はやめておこう
そんな事言わずに。楽しみにしてるんですから(w
>>460-461 懲りずに挑戦してください。
続きが非常に気になってますから。
469 :
WD:03/10/03 18:57 ID:JFy+OhAc
失礼。訂正です。
3(買物羞恥)-2(学園コメディ)-1(調教ハード)ルートでこれから書きます。
470 :
プリン:03/10/03 21:31 ID:r1uhvdLK
>>WDさん
お疲れ様です、自分的に3を期待しております
WDさんの拝見して、できるだけネタが被らないようにしなくては!!
>>380さん
亜美ちゃんの続き頼みます〜
>>乳無しさん
ご苦労様です、いつでもお帰りをお待ちしておりますよ
とりあえず多数なのでオナ無しでいきます。やはり展開の遅さが微妙ですね
時間の流れをできるだけ早めにしていきますね。下着購入ネタあまり自信
無いので、あまり期待しないでください、いろんな下着試着させたりすれば
いいのだろうか・・・・
>470
ショップの店員が何も知らない悠ちゃんにあれこれ指導するとか。
で、ショップのお姉さんが実はレ…
472 :
WD:03/10/03 23:34 ID:JFy+OhAc
>>470 ていうか、プリンさんのとかぶるのは、私が適当に書いてる所為です(苦笑
せめてエロの方向性くらいはかぶらないように、気を付けますが。
なので、こちらは下着購入ネタはスルーの方向で。
過激エロと萌えは両立するか、とか。実験的に。
投入時期は…今は忙しいのでわかりませんが。
473 :
さらまんだら:03/10/03 23:35 ID:G6c9rF5A
やっぱ女性化した男は
男とからむのがイイと思うのはオレだけか?
474 :
名無しさん@ピンキー:03/10/03 23:49 ID:+j0QfIce
475 :
WD:03/10/03 23:55 ID:JFy+OhAc
>>473-474 >男とからむ
そのあたりは趣味の問題ですが…私の場合は以降の展開次第です。
476 :
プリン:03/10/04 00:41 ID:MJw9Pg94
>>471 なるほど、参考になりました〜頑張ってみます。アイディア感謝
>>473 未だに絡ませてなくてすいません・・・
>>WDさん
全然スルーしなくていいですよ、むしろ書いてくださいw
478 :
WD:03/10/04 18:39 ID:CIIwWXDS
>>477 >生やすとか
いただきます(w
予定からは少々ずれるけど…まいいか。
そんなわけで、次回もエロです。個人的には萌えも表現したいですが。
投下タイミング:明日…?
>乳無しサマ
いつまでも待ってまつ。
480 :
380:03/10/04 22:54 ID:UuNp68nV
乳無しさん、執筆環境復活おめ!
悩んでいる人を罵る香具師など、漏れが藻前等みんなまとめて強制女性化しちゃる!
さて、PCカードアダプタですが、もしかするとアダプタが通信カードに対応していないのかもしれませぬ
普通はメモリカード類だけ読み書きできればいいので、通信カードを想定していないことも考えられます
さもなくば、必要なドライバが導入されていないかです
もっともありがちなのは、実際には認識されていない、または壊れているなどですが
んで、私事で失礼ですが次の話が書き上がりました。が……校正と修正に手間がかかりそうです
うまくすれば数日以内、下手すれば最初から書き直し(20数レスほどあるんですが)
今日一日頭を冷やしてから、修正にかかります〜
PCカードアダプタは板違いPC初心者板でも行ってこい
そもそもそんな話振るなよ
簡潔に「接続できないのでうpできません」で済むのにね。
ふうむ・・・
488 :
WD:03/10/05 22:16 ID:G+f3WwJe
『羞恥プレイ編前哨』、投下。
489 :
WD:03/10/05 22:17 ID:G+f3WwJe
>>447 「ン…ん」
僕は、ベッドの上で目を覚ました。
ベッドの上で身を起こして、まだはっきりしない頭で周囲を見回す。
本棚にスチール机、パソコン、ゲーム機、テレビ。僕の部屋だ。
1つ頭を振ったけど、ぼんやりと頭に幕がかかったみたいに、すっきりとしない。
体もだるい。
夢だと思いたくても、そのだるさと手首のタオルの跡が、昨日の事は事実だとはっきりと告げていた。
結局、僕はあの後もさんざん玩ばれた。「嫌って言うほど」というのは、比喩でもなんでもなかった。
むしろ、何度「嫌」と言っても止めてくれなかった分、より酷い。何回イったかすらも、覚えていない。
「…はぁ……」
1つ溜息をついて、本来よりも一回りほど小さくなってしまった体を見下ろす。
姉が着せてくれたんだろうか。見慣れたパジャマを着ている。
しかし、もともとゆったりとしていたパジャマは今はだぶだぶで、下手をすればずり落ちてしまいそうだ。
ちなみに、下着はつけていなかった。多分、姉が面倒がったんだろう。
「学校、これじゃあ行けないよなぁ」
枕もとの目覚し時計は、すでに起きて家を出ていなければいけない時間を指している。
が、顔立ちは元の面影を幾分残しているとはいえ、根本的に姿が違いすぎる為に、僕が海原祐樹だと名乗って登校するにはいささか無理がありそうだった。
胸が小さい分、男のフリをするくらいなら何とかなりそうなのは、喜んでいいのか悲しむべきなのか。なかなかに微妙だ。
ともあれ、何とか姉に元に戻るための薬を作ってもらわなくては。
僕は、まだふらふらする体を支えながら、何とかベッドから降りた。
490 :
WD:03/10/05 22:18 ID:G+f3WwJe
>>489 「おはよ、祐ちゃん」
姉は、昨夜のことなど忘れてしまったかのように、にこやかに挨拶する。
場所は、キッチン。だけど、料理をしている様子は無い。ついでに言えば、何故か両手を後ろに隠している。
「…おはよう。何してるの?それと、仕事は?」
とりあえず、僕は尋ねた。
「うふふー。祐ちゃんにご飯作ってもらおうと思って、用意してたの。あと、仕事はお休み。今日は祐ちゃんで遊ぶの」
用意!?
祐ちゃん「で」!?
背筋が凍った。
「ま、またなに企んでるの!?」
「あらあら、企んでるなんて人聞きの悪い。可愛い女の子を可愛がって何が悪いの?そんな事より…じゃーん!」
背後に回していた両手を、前に出す姉。
何か、布切れみたいなものを持っている。
「!?」
それは、なんというか、いわゆるフリルとレースたっぷりでピンク色の、エプロンだった。
「それを、着ろって!?」
「当然。あ、もちろん裸エプロンね」
言うに事欠いて、とんでもないことを言い出した姉。
「はだっ、裸って、そんなっ!」
「あら、べつに恥かしくないでしょ?昨日あれだけ恥かしい所見せたんだから」
そんな訳は無い。いくら昨日僕がさんざん乱れたって言っても、こんな恥かしいエプロン一枚で料理をするのは、また別の次元の問題だ。
けれども姉は、そんな僕を追い詰める為に切り札を出した。
「あら、元に戻れなくてもいいの?」
「…………わかった」
僕は、がっくりと肩を落とした。
切り札が向うにある以上、姉の言うなりになるしかないみたいだった。
491 :
WD:03/10/05 22:19 ID:G+f3WwJe
>>490 「はぁ……」
僕は、深い溜息をついた。
男としては一度は見てみたいというような興味はあったけど、まさか自分がやる羽目になるとは。
パジャマを脱ごうとしたら、姉は微笑みながらじぃっとこちらを見つめてきた。
「…向こう向いててよ」
僕はさすがに気になって、姉に訴える。
「姉が妹の性徴具合を確認して何が悪いの」
姉は、開き直った。多分、何を言っても聞かないだろう。
仕方なく諦めて、パジャマを脱ぎ始める。
「それにしても、可愛い胸ね。昨日は胸よりの下の方が感度がよかったみたいだけど、今度、胸だけでイかせてあげようかしら」
出来るだけ聞き流そうとしたけど、姉の欲望丸出しの声は、嫌でも昨夜の悪夢的な快楽を思い出さずに入られなかった。
「それに、縛って足で弄ってあげただけでイっちゃうんだもの。きっと祐ちゃんはマゾの素質があるわよね」
姉の意地の悪い言葉に、頬が火照るを感じた。
無視、無視。こんな所で下手に反応なんかしたら、きっと昨日の再現になってしまう。
僕は羞恥に俯きながら、さっさと着替えて姉が変な気を起こさないように祈る事しか出来なかった。
492 :
WD:03/10/05 22:21 ID:G+f3WwJe
>>491 じゅわーっ。しゃん、しゃん。
フライパンに、目玉焼きがおどる。芳ばしい香りがただよう。
その出来具合を確かめて、脇に寄せておいたトーストに載せる。出来上がりだ。
いつもならもう少し凝った事をするけれど、さすがにこんな状況ではきちんとした料理をつくる気にはなれなかった。
姉はその間、リビングの方からじっくりと僕の露出した背中を眺めていた。
と、出来上がった分をリビングに運ぼうとしていたら、背後から抱きつかれた。
「ふふ、もう我慢できない」
「ちょ、姉さん!?」
「祐ちゃんが、こんないやらしい格好をしてるのが悪いのよ」
「そ、それは姉さんが―ひんっ!」
ぬるリ。股間に、姉さんの指の感触。そして、その指を僕の目の前にもって来る。
「あらあら、何にもしてないのにこんなにに濡らしちゃって、本当にしょうのない娘ね」
その指は、確かに何かに濡れて光っていた。
再び、頬が熱くなるのを感じた。そして。
「見られてるだけで感じてたんでしょう?マゾの祐ちゃんは」
ずくん。下腹の辺りに、何かがキた。
「反論がないわね。なら、認めるのかしらね」
そんなわけがない。
「っ!ち、違うよっ!」
反射的に、言葉が口をついて出た。
「そう?まあ、いいわ。その事については、後でじっくりと、ね。今は、コレ」
「……?…っ姉さん、それって!?」
「いいでしょう?ちょっと薬を調整して、ここだけ男の子になったの」
僕の背中に、ピッタリと張り付いてきた姉の、そのロングスカート越しの股間からは…今の僕には無い、男の、アレの感触が生じていた。
「これで、たっぷりと祐ちゃんを可愛がってあげる」
「嫌だよ、そんなのっ!」
姉に処女を奪われるなんて、いくらなんでも嫌すぎる。
僕は必死に抵抗した。
「乱暴ねえ。でも、ちょっとくらい抵抗してくれた方が面白いわ」
けれど今の体で、しかも最初から姉に体を抱きすくめられている状態では、抵抗らしい抵抗にはならなかった。
そして、あっさりと押さえつけられてしまった。
493 :
WD:03/10/05 22:23 ID:G+f3WwJe
>>492 「うふふ。そうねぇ、処女をもらってあげてもいいんだけど…まだ勿体無いわね…祐ちゃんがお口でしてくれるなら、今日は処女を諦めてあげてもいいけど?」
「そんな無茶な」
大体その言い方じゃ、遅いか早いかの違いだけで、処女をもらうっていうのは確定しているみたいだ。
どうせなら一思いに、と考えが傾きかけた瞬間。
「さ、どっちにするか、選んでね。早く決めないと、我慢できなくなるわよ」
姉さんはスカートを捲り上げてソレを取り出し、僕の背中に押し付けた。
僕が昨日まで持っていたモノよりも、かなり大きい。
「っ!…く、口で…」
その、恐さが先にたって、思わず先延ばしにする方を選んでしまった。
「口で、なぁに?」
その僕の葛藤を見越した上で、意地の悪い質問が投げかけられた。
「あ、その…口で………口でさせて」
「ふぅん。ま、いいわ」
僕が顔を真っ赤にして、全身を震わせながら言うと、姉さんはあっさりとそう言って、僕を振り向かせた。
「ほら、立ったままじゃできないでしょ。膝立ちになりなさい」
そして、肩を抑えられて、膝立ちの姿勢に誘導された。
目の前に、姉のものとは思えないほどグロテスクで凶悪なモノがある。
こんなモノを、一体どうすればいいんだろう。ソレを目の前にして、僕は途方にくれた。
と。
くちゅり。
「ひぃんっ!?」
姉の足が軽く持ち上がって、そのつま先が僕の秘所を刺激する。
「こんなに濡らしちゃって。ホント淫乱ね。昨日までは男の子だったくせに。いい子ぶったって駄目よ、マゾの祐ちゃん」
「ひぁっ・ぁぁん…ふぁ・んぅ…っちが、違…ぁくうっ…!!」
痺れる体。真っ白に染まっていく思考。姉の侮蔑の言葉が、妙に心地よく感じられる。
頭の片隅で、このままじゃまた昨日と同じだ、と警鐘が鳴り響いているが、それすらも飲み込まれていく。
「ほら、処女のくせに淫乱な祐ちゃんの好物よ」
鼻先に突き出される、姉のモノ。つい昨日まで、自分も持っていたモノ。
何故か、とても愛しく感じた。
494 :
WD:03/10/05 22:24 ID:G+f3WwJe
>>493 「そう、先の方から…ね」
ぴちゃ。ぴちゃ。
「ふぅ…んむっ…くぅん」
僕は、いつの間にか舌を伸ばして、ソレを舐めていた。それが、とても自然な事であるかのように。
「そこで、筋に沿って…」
目を細めながら指示を出す姉は、僕の秘所を足で攻めるのも休めなかった。
しかし、姉は唐突に僕に出していた指示を止めると、言った。
「ああ、やっぱりまだ下手ねぇ。仕方ないわ。のどを使わせてもらうわね」
「ひぃん・くぁう…うむっっ!?」
姉は、僕にソレを咥えさせると、猛然と突き込んできた。
のどの奥を容赦なく突かれ、ただ僕は性欲処理の為の道具と化していた。
「ふぅ。いい感じよ、祐ちゃん。お口に出してあげるから、こぼしちゃ駄目よ」
勝手な事を言う、姉。
そして、ほどなくして姉は僕の口の中に精を放った。
びくん。びくん。ソレが大きく痙攣し、大量の精液を吐き出す。
「んぐぅっ!!?…っむぐっ、げほんげほん」
僕は、あまりのその生臭い量液体の多さにむせて、床に大分撒き散らしてしまった。
「あらら、こぼしちゃ駄目って言ったのに。お仕置きね」
「げほっ、げほっ。お、お仕置き?」
「そ。…そうね、祐ちゃんが床にこぼした分、ちゃんと奇麗にしなさい。もちろん、舌でなめ取るのよ。犬みたいに這いつくばってね」
「あぁ…」
もう僕には、その命令に逆らうだけの気力は残されていなかった。
ゆっくりと両手を床につくと、飛び散った白い液体を舐めとっていく。
屈辱的な行為に、体が震える。
そんな僕を、姉は微笑みながら眺めていた。
495 :
WD:03/10/05 22:25 ID:G+f3WwJe
今日はこれまで。
おお、これはこれは。THANK YOU.
では早速、
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
お姉様マンセー (;´Д`)ハァハァ
なんか男対女で面白いTSサイト無いですか?
ほとんど読み尽くして、新しい小説探してるんですが
私の方は女同士の恋愛やSEXするTSサイトを探してる。
月華さんが閉鎖しちゃったので、いいサイトがないんですよ。
500 :
雪水月予:03/10/06 14:21 ID:rkgMNXKV
>>498 >>499 その前に、貴方(女)方が知ってるTS(エロ)サイトを列挙して下さい。
>>ほとんど読み尽くして〜
その情報量に期待
新しいの見つけますた
ご迷惑おかけしますた
いや、教えてけって(w
テイクが無いのに、ギブがあるわけない
と言ってみる
このスレの住人ならお互いただで提供するのが基本だとおもわれる
>>509 ここって注意がやたら喧嘩腰だなw
関係ないのに読んでて、むかついてくるんだけど・・・。
>>509 そこの小説、やたらと状況説明が長いな
読んでてうっとおしくなってきた
そうか?
自分はあのぐらいが適量だが
ネット上には台詞と擬音だけが9割占めてて小説をなのるものが氾濫してるけどな
状況説明が長いなんてまだ良い方
知障ばかりの小説読んでると頭痛くなる
なぜ、こんなにも知障キャラが多いんだろうか…
小説じゃないんだが、革命の日の恵は下の方はどーなってるか気にならない?
>>514 見た目上は、普通に性転換手術うけた人と同じようなもんだろ。
その奥に子宮や卵巣があるだけで。
516 :
WD:03/10/08 21:33 ID:VpS6SdDz
>>511 >状況説明
もう少し長いほうが良いのかと思ってましたが…そーいうものですか。
>>512 >台詞と擬音
あか〇り系より酷いのもありますからね。
>>513 >知障
痛いデス。
>514
そのままじゃ潤滑性は無いんだろうナァ。
やっぱりローションを使わないと出来ないんだろうか。
>511
状況説明については、長すぎるって言う程ではないのでは。
その代わり、一つの文が短くてぶつ切りにされている事の方が
気になったし、読み難く感じる。
そして、ほぼ全文が体言止めと言うのもチョット。
一つの文を細切れにしないで、もう少し長くして「読ませる」様にしてみてはどうかと
思うんだけど・・・ライトノベルにはああ言った書き方をしている作家も多いので
それの影響なのか、意識して真似ているのか判断は付かないが。
>511と違う理由でだけど、読み難さを感じる。
前スレ(Part7)の911より続き
龍鬼の手が、心の纏っているガウンの裾に触れた。
「治す前に確かめないといけないから、ちょっとだけ見せて欲しいんだけど、いいかな?」
「いや! 見ちゃだめ……見ないでください」
「でも、見えないと――どういう状態なのかわからないと、上手に治せない」
「ダメです、見ないで、見ないでなおして」
「見ないで触ったら、痛くしちゃうかもしれないよ? 痛いのは嫌だよね?」
「平気だもん! 痛くても、がまんできるもん……だから、だから見ないで」
ムキになって答えたものの、心はすぐにモジモジしはじめてしまう。
龍鬼の言葉を、痛みを『嫌がる』=『怖がっている』と思われたと、心はそのように捉えた。
なんといっても心は『男の子』だから、そういう『弱虫』だと思われたことが心外だった。
それでムッとして、語気を強めたわけだ。
しかし、そのことと身体を見られるのを『恥ずかしい』と感じることとは、まったく別の問題だ。
恥ずかしいものは、どうしたって恥ずかしい。
それにさっきから龍鬼は、心の身体の見ると――とくに心が恥ずかしいと思っている部分を見ると、
様子がおかしくなって悪戯してくるように、心には思える。
よってこれ以上、彼に身体を見せるのは『イヤ』であるし『よくない』と考えたのだ。
「いいの? 本当にいいの? 見ないで触ったら危ないよ? 傷になったら、大変だよ?」
龍鬼は、しつこく念を押す。彼としては、心を傷つけることは絶対に避けねばならないし、
傷つけて嫌われたりしたら、それこそ悔やんでも悔やみきれない。
「平気です。それに、たつきは痛くしない…よね?」
「もちろん、気をつけるよ。だけど――」
「たつきを信じます。もし痛くても、がまんします……だから見ないで。見ないでください」
心の瞳は澄みきって、まっすぐに龍鬼を見つめている。
>>519 確かに、龍鬼にはもう何度も『悪戯』されているが、だからといって心には、彼が悪い人間には思えない。
龍鬼は信用できる人だと、良い人なのだと、心はすでになかば確信している状態だ。
人を信じる――それが、何よりも大切なことだと教えられて、心は育った。
いまの心はこころが幼く『戻って』いるため、その『教え』を素直に守ろうとしているのだ。
「うん、分かった」
自分がこれまで以上に注意して、慎重に行動すれば済むことだ――龍鬼は、そう考えた。
「さ、はやく治してあげようね」
心の肩に手をおいて引き寄せ、額と額をくっつける。
「お願いします……はやく、治してください」
火照った身体――ちょうどお腹の奥のあたりで、熱いかたまりが燻ぶっている。
龍鬼と話しているあいだも、心はずっと我慢していたのだ。
「ん……」
唇がふさがれた。
舌を絡めあいながら髪を撫でてやると、ただそれだけで、心の身体からは少しづつ力が抜けていく。
片手で背中を撫でながら太ももへと手が伸びていき、こちらも撫でようとする。
「んっ…ん」
ぴくんっ――と、心は身体を強張らせた。
{まだ、緊張しているみたいだ}
心を安心させてあげたい。もっともっと安らかな気分で、楽に、気持ち良くさせてあげたい。
そうなると、やはり此処では色々とやり難いかもしれない。
龍鬼の決断は、行動は、素早い。
手を止めて、心を抱え上げようとする。もちろん、唇は合わせたままで。
「んぁ……やぁっ! なにするのぉ?」
唇を離して、心は抗議する。
>>520 「ベッドに戻ろうね? ここだと上手くできないから、ね?」
「いや、いやいや、いやです。汚いよぉ…汚いの…このままは、汚いからイヤぁ」
手足をパタパタさせて、心はイヤイヤをする。
「汚くないよ。大丈夫」
{困ったな……すごく嫌がってる。ここで、このまましてあげるしかないのか?}
龍鬼はふたたび、心の唇をふさいでしまう。
キスをつづけながら、もう一度、心を落ち着けせようと頭や背中、肩やお腹などを優しくさする。
「ん、んぅ…ん、んん」
さほど時間もかからず、心の抵抗は静まっていく。
喉をなでられた子猫のように目を閉じて、大人しく身をまかせはじめる。
心の身体から力が抜けてきたところを見計らい、龍鬼は太ももへと手を伸ばす。
太ももに手がのった瞬間、ピクっと反応した――が、今度は大丈夫なようだ。
手の平をすべらせるようにして、太ももを『なでなで』する。
くすぐったいのか、心はかるく身をよじらせる。けれど、先ほどのような緊張は感じられない。
{良かった。安心してくれたんだ}
だが、龍鬼の手が内ももに伸びると、心は肢を閉じあわせて挟みこんでしまう。
{やっぱりきちんと確認して、許可をもらわないと駄目かな?}
唇を離す。
軽く開いた二人の口、舌と舌のあいだに透明な糸が数本のびて――すぐに切れた。
「はぁ…ぁあ」
深い溜息をつく心。
内ももをそっと撫でるように、龍鬼の手が肢の付け根へ移動していく。
「ん、んふ……あ、あぁ…ん」
くすぐったくて我慢できないのか、心は太ももを軽く擦りあわせる。
龍鬼の手は太ももの間に挟まれるが、ごく弱い力なので動きを阻まれることもなく、
かえって刺激が強くなるだけだ。
股間に触れるか触れないかという微妙なところで、もぞもぞと手を蠢かせ、太ももを揉みしだく。
>>521 「そろそろ触るよ? 治してあげるからね? 怖がらなくて、いいんだよ?」
心は声もなく、ただ素直にうなずいた。
「あ…ん、んっん……んふ、んん! ん、んぁ、あ、あ、あっ」
やわらかな太ももの肉を押しのけて、龍鬼の手はようやく心の大事な場所にたどりつく。
幼女のようにピッチリと閉じた割れ目を、指先で包み込むように触れている。
「あれ? ぬるぬるしてる」
むちむちした大陰唇を指でよせて閉じあわせ、敏感な粘膜に触れないようにわざわざ注意しながら、
弾力を確かめるように指を押しつけてふにふにと揉んでくる。
少年がすることとは思い難い、回りくどく陰湿な感じを与える愛撫。
龍鬼はひじょうに器用というか……よくもまあ、指が攣らないものだ。
「あっ……あ、あぁん、ん…やっ、やぁ」
こんな中途半端な状態が、いつまで続くのか――。
心は焦らされつつも、熱い塊が身体の奥で大きくなっていくのを、はっきりと感じている。
「あ…あ、ん」
「どうしたのかな? 一体どうしちゃったのかな、これ――ここ、何でぬるぬるしてるの?」
たとえ柔肉を無理によせていても、その『隙間』を完全にふさぐなど不可能なこと。
龍鬼が大陰唇を押すたびに、中央の切れ目からは、じくじくと陰蜜がしたたってくる。
切れ目が開いてしまわぬように注意しながら、龍鬼は溢れた蜜をまわりに塗りつけていく。
「や、いやいやぁ……ん、たつきがぁ、あ、あん…たつきが、ん、なめたから…ぬるぬるするのぉ」
「そうか――そうだね、そうだったね。ごめん。もうあんなことはしないから、許してね」
桃色をした花弁が、自分自身の柔肉に挟まれたまま、それごとグニグニと揉まれる。
ほとんど無毛の、顔や手などと同じくすべすべした、普通の皮膚におおわれた周りの肉。
敏感な薄桃色の粘膜でかたちづくられた、それなりに複雑な外観をもつ中心部分の肉。
二つの異なった、けれど、どちらも同じ身体の一部。やわらかな肉同士が擦れあい、絡みあう。
「あ、あん…あ、あ、んぁ……だめ、だめぇ…ん」
心は、包みこまれた陰肉が熱くなって溶け、ぐずぐずのジャムになっていくような――そして、
その溶けた恥ずかしい肉が割れ目から流れ出してしまうような気がしてきた。
>>522 「たつき…たつきぃ、あついよぉ…あつい、あついですぅ」
潤んだ瞳で、心は訴える。
「どこかな? どこが熱いのかな? 教えてごらん」
「たつきが…たつきが、さわって…る、ところ」
「ここ?」
くにゅくにゅ――と指先を押しつける力を少し強めて、それでもクレヴァスの内側には触れずに、
龍鬼は確認してきた。
「ん……」
心はうつむいて黙ってしまう。
先ほどから、龍鬼のやり様があまりに陰湿なので戸惑っているのだ。
(やさしいのに……いじわる)
つい先ほどまで、龍鬼はあんなに優しくしてくれたのに――いや、今も変わらず優しいのに、
そうでありながらとても『いじわる』なことをされていると、心は思うのだ。
「うーん、それじゃあ……ここかなぁ?」
「ひあっ!!」
龍鬼は割れ目に指先を押しつけると、レールの上をかるく滑らせるようにそっと動かした。
「はうぅ…はい……そこ、そこです」
悲鳴をあげてしまったことを恥じているのか、心の声は消え入りそうなほど小さい。
「そうなんだ。ここが熱くて、大変なんだね?」
「…はい」
「よーし、冷ましてあげる。ふうふうしてあげようね」
その意味するところを判断する間さえ与えずに、龍鬼は心の太ももを割って股間に顔を近づけていく。
「あ、あ…いや、いやぁ! 見ないで、見ないでぇ」
龍鬼の頭を内ももに挟みこんで止めながら、同時に両手で押しのけようとする。
>>523 「うん。分かってる。見ない。見たりしないよ」
言葉どおり、龍鬼はしっかりと目を閉じている。
「……見ない? 見ないで、ふうふうするの?」
「うん」
「見ないで、わかるの?」
「もちろん。こうすれば――」
グリグリと内ももに顔を擦りつけながら、龍鬼は心の大切な『女の子の部分』を目指す。
「こうすれば目を瞑っても大丈夫。それに心のここはとっても良い匂いがするから、匂いのする
ところ――匂いの強いところをふうふうすればいいんだよ」
言いながら、龍鬼は鼻を鳴らして息を吸い込んでみせる。
「しないもん…匂いなんてしないもん」
「するよ、いい匂い。とってもとっても良い匂い。甘くて美味しそうな香りが、ここから」
見えていないはずなのに、龍鬼は指先で正確に秘裂をさぐり当てて左右にかるく拡げると、
鼻先が触れそうになるほど顔を近づけた。口を軽くすぼめて、ふうーっと息を吹きつける。
「にゃっ?! いやぁ、いや、いやぁん」
ふぅーふぅーと何度もしつこく、龍鬼は『お花』に息を吹きかける。
あまりのこそばゆさに、心は情けない悲鳴をあげて腰をくねくねさせてしまう。
すっかり充血して敏感になった粘膜に、龍鬼の吐く空気は強すぎず弱すぎず丁度良い加減でぶつかり、
ちりちりと沁みてくる。
ふつうなら人の吐く息だから多少なま温かいはずなのだが、心の『恥ずかしいところ』が火照っている
せいで涼しく感じるらしい。
龍鬼の言うとおり、熱くなったところを冷ますには効果がありそうだ。
しかし実際は冷めるどころか反対に、心の陰裂はますます熱く火照り、むず痒さを増していく。
熱くなればなるほど、どんどん吐息が沁みるようになってくる。
>>524 「ふぁあ…ん、ダメぇ、ダメ…ふうふう、ダメぇ」
ぴちゃ――と湿った音がして、心の股間に龍鬼の顔面が押しつけられた。
べつに龍鬼がそうしたわけではなく、心が彼の頭を抱えこんでしまったためだ。
鼻と口をふさがれてはさすがに龍鬼も苦しいのか、モゴモゴと呻きながら顔を離そうとするのだが、
心はよほどしっかりとしがみついているらしく容易には離れてくれない。
龍鬼からは見えないが、心は単純にしがみついているわけではなく、両腕の関節を然るべき位置で絡め、
簡単には外れぬようにロックをかけている。
かつて男であった頃の、格闘技者として技量がこのようなまったく何の関係もないところで顔を出し、
状況を思わぬ方向へ運ぼうとしていた。
****************************************
――と、いうわけで乳無し改め能無しでございました。
前回のくだらない書き込みでスレを荒らしてしまったことを、
深くお詫びさせていただきたいと思います。
本来ならば、とても書き込みさせていただく立場にはありませんが、
せめてものお詫び代わりです。
とはいっても、まったくお詫びになっておりませんね……。
>>462様
>>463様
>>481様
>>483様
>>484様 このスレのすべての皆様へ
ごめんなさい。
今後は二度とあのようなスレ違いの話題は書き込まぬよう心がけます。
>>477様
>>380様
わざわざ情報を提供していただき感謝いたします。
スレ違いになってしまいますので詳しい話はできませんが、
どうにかネットへ接続できるようになりました。
(最初に調べた情報の上では、きちんと対応しているはずのアダプター、
そして動作環境を選んだはずだったのですが……。
メーカーに問い合わせたところ「OSをXPに変えろ」とのこと。
「XPのみ対応」だなどと、どこにも明記されていなかったのですがね……)
また脱線してしまいました。 失礼しました。
励ましてくださった皆様、「待っている」とおっしゃってくださった皆様、
本当にありがとうございました。
もしも許されるなら、これからも細々とこのスレに書き込ませていただきたいのですが、
よろしいでしょうか?
「駄目だ」とおっしゃられる方がいらしたら、やめます――かどうかはわかりません。
なぜなら、元々このスレに書き込み始めた目的はカイトたんが「安定して」帰ってくるまでの
保 守 荒 ら し だったから。
ようするにスレが落ちなきゃそれで良いです。
心たん……
どうなっちまうんだよぉ。どこまで逝ってしまうんだよぉ。
>>515 半年間の調整と薬物療法とだけ記述してあるな。
・・・・付いてるんじゃない?
いくらなんでも半年じゃ無理でしょ。
>>528 手術は数時間その後の回復も一月ほどで大丈夫らしいぞ。MTFの手術
最初に手術したと考えるべきだろ。
そうでないと、女物の下着は使えないだろうし女子更衣室で着替えなど
できん。
>>529 > そうでないと、女物の下着は使えないだろうし女子更衣室で着替えなど
> できん。
そういえばそうだな。
・・・・そうか付いてないんだ。
良かった。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
532 :
sage:03/10/09 23:57 ID:kszWLR6R
心タン、キタ━*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*━!!!!!
乳無しサマ、がんがん投下してください。待ってまつ。
533 :
TS:03/10/10 01:02 ID:HpCLCjlW
保管庫さん。もう更新はしないのでつか
結構たまってると思うんですが
亜美たんマダー? チンチン(AAry
保管庫の管理人さんも善意でやってくれているんだから、少しは待とうよ
その気になれば、自分で見ることだって出来るんだし、ねぇ?
待ち。
カイトタン……ハァハァ
亜美タン……ハァハァ
心タン……ハァハァ
和也タン……ハァハァ
卓哉タン……ハァハァ
心タン……ハァハァ
悠タン……ハァハァ
勇タン……ハァハァ
祐樹タン……ハァハァ
みんな早く帰ってきておくれハァハァ
WDさんの、ふたなり相手はちょっと萎えるなあ。
TSというのは女体を求めるものだから、女体同士を愛であうのが萌えまつ。
540 :
WD:03/10/11 02:12 ID:rxivHj3Z
>>494 「早くしないと置いてくわよ」
姉が、道の先の方から僕を呼ぶ。
その濃紺のスラリとしたスーツ姿は、とてもついさっきまで僕を犯そうとしていた人と同一人物とは思えないくらい、ビシッと決まっている。
黙ってさえいれば、モデルにも見えるだろう。
さっきから街中ですれ違う男―まれに女も―達が、羨望の視線を送る。
「そ、そんなこと言ったって…こんなの…!」
僕はそんな姉に必死に言い返しながら、今自分が着ている服をつまむ。
白いレース地のブラウスに、桜色でミニのフレアスカート。足元はミュール。どれも姉のお下がりだった。恥かしくて、火が出そうなくらいに頬が熱くなるのを感じる。
だけれども、僕が必死になっているのは、女の子の服装だからというだけじゃない。
541 :
WD:03/10/11 02:13 ID:rxivHj3Z
>>540 今、僕は姉に連れられて買物に来ている。僕用の女の子用品を買うために。
「男物の下着なんて可愛くないから着ちゃダメ」その一言で、家の中にある僕の下着は全て処分され、姉のブラやショーツは、完全にスカスカだった。
つまり、今僕はこの服装の下に、何もつけていない。
だから僕は、下手に動いてスカートがめくれやしないかとか、ブラウスが透けていないかを慎重にチェックしながら歩かなくてはいけなかった。
当然、片手でスカートを抑えつつもう片手で胸の辺りをかばって俯いている僕には、早く歩くなどという事は無理な話だった。
そして、声をあげたことで周囲の視線が、全て自分に向けられたように感じた。一瞬、自分が何も着ていないかのような錯覚に陥いる。
「あ…ぁぁ……」
姉はそれを見透かした上で、意地悪な口調で僕を責める。
「あら。さっきの裸エプロンに比べたら、別に恥かしくないでしょ?それとも、恥かしいのに感じちゃったのかしら?」
指摘されて、僕の体が、びくっと震えた。朝、中途半端に刺激された僕の体は、確かに下半身にじんじんとした痺れが生じていた。それに、胸の頂点が、布地に擦られて膨らんでいる。
めまいのような感覚が生じて、頭の中が、人々の目で埋め尽くされていく。その中心で、裸を見られて感じているいやらしい少女。
また、自分が制御できなくなる。
542 :
WD:03/10/11 02:15 ID:rxivHj3Z
>>541 と。
「ほら、こっちへ来なさい。」
姉が、僕の手を引っ張って、ビルの隙間の奥へと入り込む。昼間でも薄暗い、袋小路だった。多分、誰も通らないだろう。
そこまで考えた時、体が震えた。
「あっ…んんっ」
じんわりと、全身に広がる快感。
姉は、僕を壁に押し付けると、唇を重ねてきた。一瞬の早業だった。動揺した僕は、それに抵抗できない。口の中に、舌が入り込んでくる。
「んむぅ………ん、ん」
姉の舌が動くたびに、柔らかな陶酔感が僕を包む。ぼうっとしてきて、全てをゆだねたくなる感覚。
「…ん…ん…?」
不意に、下腹部に妙な違和感を覚える。
…この感じは…。
ぼんやりした頭で、考えて考えをめぐらせた。
543 :
WD:03/10/11 02:17 ID:rxivHj3Z
>>542 「っ!!」
そして、思いついた。
朝、あの後すぐに出かけることになってしまった為、トイレに入りそこねてしまった。つまり、これは…。男の時とは感覚が微妙に違うけど、間違いはないだろう。
意識した途端、急に尿意が強くなった。さっきまでの陶酔感が、吹っ飛んでいく。
「あら、どうしたの?」
突然に顔を青ざめさせた僕に、姉が唇を離して、言った。
「あ、あの、トイレに…」
「あら、おしっこ?」
「ぁ、うん」
僕は、だんだんと強くなる尿意に、俯いて体を振るわせる。
早く、トイレに行かなくちゃ…。
「ダメよ」
走り出そうとした僕の腕を、姉がつかむ。
「な、なんで!?」
「今から行っても、間に合わないわよ。ここでしなさい」
「そんなっ!嫌だよっ!」
「ふぅん。でも、男の子の時は平気だったでしょ?」
確かに、男の時なら道端でしたこともある。でも、今この姿で、しかも姉の見ている前でなんて。
544 :
WD:03/10/11 02:20 ID:rxivHj3Z
>>543 「じゃあ、無理やりにでも出させてあげる」
また、強引に壁に押し付けられた。少しでも変に力が入ると、漏れてしまうかもしれない。そう考えると、抵抗できなかった。
「んんんぁっ!…やめ、ひぃんっ・あぁ…」
股間の、特に尿道の周辺や尖りを、姉の指が蹂躙する。
「も、もれちゃ‐んっぁぁっ…やだぁ」
我慢しようとすればするほど、意識がそこに集中して、ますます刺激が強く感じてしまう。
「ほら。すっきりしちゃいなさい」
酷薄な微笑み。
激しい快感とともに、膀胱の辺りが少しずつ押し込まれる。
「ひゃ、ぁ、ぁぁ、も、ぁめぇ、っ!」
ちょろ。
苦しさと快感がないまぜになった、ほとんどパニックになっている状態で、ほんの少し、漏れてしまった。あわてて、止めようとする。
「ふふふふふ。もう、ダメね。せっかくだから、漏らしながらイきなさい」
「ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ」
指が、激しく踊る。
もう、我慢の限界だった。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ…も、もれちゃ、ぁ…っ…っ」
姉は、限界を察したらしく、僕の花芯を強く弾いて、素早く下がる。
そして、我慢が終わった。
…………………。
とても聞くに堪えない、恥かしい水音が耳を叩く。
剥き出しの足が、跳ねた雫で濡れていく。異常に高められた感覚は、それすらも快感と感じてしまう。
「ひんっ…嫌…いやぁぁぁぁっ……っ!!」
そして、それと同時に絶頂に達した僕は、力が入らなくなって、その場に倒れそうになった所を姉に抱きとめられた。
「可愛かったわよ、祐ちゃん」
姉が、とても楽しそうにささやいた。
545 :
WD:03/10/11 02:23 ID:rxivHj3Z
つづく。
>>539 その辺は好き好きかと。
私は百合とロリとショタと調教属性なのでこんな感じですが。
まぁ、フタナリメインならスレ違いだが女性化ちゃんとしてるので
合わなかったら読まなかったら良いだけだと思う
漏れ小説読まないで、雑談しに来てるだけだしな
いいところで続いちゃったよ (´・ω・`)
>>545 百合とショタっつーのは凄いぞ(藁
グジョブ!!
それでは定番の、
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
549 :
380:03/10/11 18:58 ID:S7Fm7b5H
>>534 保管庫の人も忙しいからだと思われ
焦らないで、マターリ待っていましょう
>>535 書き上がったんでが、見直し作業がなかなか進みません
現状では28レス必至という前回並かそれ以上の長さになりそうです
今日気合いが入れば、明日にはうpできる‥‥といいな
いやー、説明とエロが両立しなくて‥‥喉も痛いし、上手く書けないわで鬱だ〜
>>538見て思ったけど、もしかして書き込み規制でうpできない職人さんもいるのかな?
何故か心タンだけ二つありますがー。
>>538途中作品こんなにあったんだな
規制なのか他のスレいってしまったのか、どちらにしても続き期待したいですな
戻ってこい (ノ゚Д゚)ノ==== ┻━━┻
穢れてるな
そうか職人さんが規制食らってる可能性もあるんだよなぁ・・・
某スレで規制食らって鬱。
仕方が無いので、こっちの話をすすめることにする。
と、こういう効果も。
そーいう問題ではないか。
>>1より
>屈辱や羞恥を与える話に萌えましょう!
これだけじゃなきゃ駄目なの?他の方向性は却下?
んなことはない。
ただし、完全な女性化が前提条件。
>>557 サンクス
学園モノでネタが浮んだのだが、既に他の作家の方々が書いてしまって
いるので書こうかどうか悩んでいる…さて、イカガナモノカ。
学園モノという舞台だけならいいんでない?
舞台が同じようなものでもキャラクターの容姿や性格、巻き込まれる騒動の要因や経過が違えば
当然毛色が違う作品になるわけだし。
露骨にキャラやシチュが被らん限りは無問題だと思うが。
〜以降、敬語に訂正〜
では、頑張ってみます。今宵か明日あたりにうpできると思います。
ガンガレ
期待してまつ
562 :
380:03/10/13 21:23 ID:C1HoPDh1
>>560 期待してます。うわー、楽しみだ
漏れの方は、ちーっとも進んでないっつーか、ずっと弄ってます
説明シーンが多くてエロくないYO! しかもわかりづらい
だもんで、色々な人の文章を読んでリフレッシュ中
このままだといつまでも弄ってしまうんで、今週末をめどにうpすることにします
乳無しさん、がんばれ
漏れもカイトタンが戻ってくるまでがんばるから(まだ続ける気かYO!<漏れ)
『ピピピピ・・・』
目覚まし代わりに使っている携帯電話から、アラームの音が発せられる。
「ん・・・」
もぞもぞと動く気配。ベッドの上の毛布の塊から、一本の腕が伸ばされた。
その腕は枕元に置いてある携帯電話を掴むと、それを布団の中に引き摺り込む。
(眠いなぁ・・・)
まだ完全に眠気が取れている筈もなく、虚ろな意識のまま、浅人(あさと)はアラームを止めた。
(あー、もう時間かぁ…起きるのだるいなぁ・・・・・ん?)
そこで初めて、浅人は異変に気付く。
(この手・・・誰のだ?)
携帯電話を掴んでいるその指は、明らかに細かった。意識が朦朧としているためか、事態がはっきり
掴められない。
暫く呆けていた浅人だが、布団から顔を出した。とりあえず体を起こす事にしたようだ。
「う〜、寒い・・・・・あれ?」
そこで、第二の不思議発見。
声が変である。いや、正確に言うと、声が高い。自分の声はもっと低い、男の声だった筈だ。
これではまるで、女のような───。
「・・・・・・」
妙な違和感がして、浅人はベッドから飛び出した。そして、すぐさま部屋にある姿見の前に。
それは、予想だにしない形で浅人を驚かす形になった。
「・・・・誰だ?」
そこに立っていたのは、女の子だった。長く伸びた黒髪。可愛いが、何処か挑発的な容貌。
二回り近く縮んだ身長。寝巻はブカブカである。ふっくらと膨らんだ胸。きゅっと締まっている腰。
間違いない。だが、これは・・・。
「・・・女になってる・・・」
衝撃を通り越して、何がなにやら判らなくなっていた。
鏡の前で固まる事数分。突然扉が開いた。
「浅人、起きてる・・・の?」
いつまでも起きてこない浅人を不思議に思ったのか、母親が入ってきたのだ。それに反応した浅人は
素早く振り向く。目がばっちり合った。
「・・・あの・・・どちら様でしょうか?」
慌てる、というよりは混乱気味な母の質問。それに、浅人はどう声を掛けていいか判らなかった。
「・・えっと・・・とりあえず、俺が浅人・・・なんだけど・・・」
しどろもどろ、とは正にこの事だろう。自分自身でもよく掴めていない状況を、他人にどう説明
すればいいのというだ。
「・・・え、浅人?」
見知らぬ女の子の言葉に、我を失いかけてる母親。
「お母さん・・・俺、女になっちゃった・・・」
それが、決定打だったのだろうか。母親はその場に倒れてしまった。
「あ、お、お母さん!」
浅人は慌てて抱き起こし、自分のベッドに寝かせる。やけに重く感じるのは、母が重い所為ではない。
(お母さんは気が弱いからなぁ・・・)
等と、呑気な事を考えている暇はなかった。浅人は再び鏡の前に立った。
そして、そこに映し出されたのは、やはり女子であった。
「嘘だろ・・・漫画やアニメじゃあるまいし」
改めてその姿を観察する。昨日までのあの筋肉質な自分は何処にも居ず、
華奢、とまではいかないが、細い体がそこにある。それに反発するように、割と大きめな胸が自己主張している。
坊主だった頭には、ともすれば鬱陶しいともとれる程ボリューム感のある髪がある。
よく見ると濃い青色のようだ。
その髪を軽く引っ張ってみると、しっかりと頭にくっついているのか、痛覚を刺激した。
「・・・マジ、なのか・・・」
力無く、その場に座り込んでしまう。こんな事あり得ない。では、今のこの状況は何だ?
常識なんか通用しない。夢でもない。幻覚でもない。
夢であれ。すぐ治れ。大丈夫だ、これは只の錯覚だ。
でも、もしこのままだったら?俺はどう生きていけばいいんだ?
望んでもいない、頼んでもいない。何の因果か知らないが、女にされて、俺はどうしていけばいいんだ?
驚きは恐怖へと変わっていく・・・と、ここで浅人の頭の中に一つの考えが流れ込んできた。
まさしく電波受信である。
「・・・ひょっとして、これっておいしい?」
そう呟いた瞬間、浅人の中から笑いの衝動がこみ上げてきた。
さっきまでの感情の揺らぎはどこへいったのか。発想の転換は気分の転換、とでもいうのだろうか。
「クックック・・・この姿のまま登校すれば、あいつ等驚くだろうな・・・。
朝起きたら女になってたなんて、本当にあるとは誰も思わないだろうし・・・」
その姿は、美少女には似合わない程、笑いのオ−ラに包まれていた。
喉を鳴らし不敵に笑っている浅人。目先の問題など頭の片隅にもなく、
未来に起こりうる情景を思い浮かべては、笑い続けているのであった・・・。
という訳で、序章でした。
この文に関して、リアリティは求めていません。書き手の妄想が全開となってます。
・・・自分一人でハァハァしてる方が良かったのかもしれない_| ̄|○
「俺が書いてやるぜ」的書き込みをしたのにも関わらずこの程度で申し訳ないです・・・
お目汚しすみませんでした。
浅人タ〜ン!!
続き期待してまっせ
>>223 | Hit!!
|
|
ぱくっ|
/V\
/◎;;;,;,,,,ヽそんなネタで
_ ム::::(,,゚Д゚)::| 俺様が釣られると思ってんのか!!
ヽツ.(ノ:::::::::.:::::.:..|)
ヾソ:::::::::::::::::.:ノ
` ー U'"U'
学園系大好き。ゴロータンガンガレ!!プリンタンも
ちょっとしたアンケート。
あなたは、女性化もののどの辺に『萌え(あるいは燃え、又は欲情し)ますか?』
俺は、男の時に持っていた色んなモノの喪失(性器だけじゃなく、体力や立場、名声その他)
が結構大きなポイントだ。失った変りに得た物があっても良いんだが、色々失ってる方が萌え。
色々失うのが好みだけど、二つだけ失って欲しくないのが『男としての自覚』と『男だった記憶』
この二つだけしっかりと持ったまま、筋力や背の高さ、地位、名声、運動能力、未来図、性格的な
男らしさ、男言葉の使用、恋人(女)、親友との男同士の友情等などを失うのが萌える。
そういう意味で、カイトタン当りは非常に萌える。他の皆さんはどうよ。
571 :
名無しさん@ピンキー:03/10/14 22:03 ID:s3DQsaIS
>>570 さん
「男だった記憶」は確かに外せないですねぇ。
「男としての自覚」はある意味微妙ですね。
女言葉はどうしても使えない、使ってみてもむしろ周囲が違和感覚え、とか。
男として男らしい行動とればとるほど逆効果、なんてのが萌え
572 :
ゴロ−:03/10/14 22:28 ID:wHYDxalC
>>570 自分も「男だった記憶」は外せないです。
でもって、周りに翻弄されながら段々女としての
快感に溺れてく、みたいなのに萌えますね。
・・・マテ、これってまるっきりプリンさんの作品じゃないか?
只今執筆中。まだエロには遠い・・・(泣)
573 :
ゴロ−:03/10/14 23:58 ID:wHYDxalC
>>565からの続きです。まだエロじゃないけど(汗)
・・・翌日。
騒がしい喧騒。浅人が通ってる学校、浅人の教室。普段と何も変わらない光景。
「しかし、あのアサやんが欠席、ねぇ・・・」
浅人と同じ野球部の沢田は、その不思議について他の友人と語り合っていた。
浅人は所謂スポーツ推薦で入学した人物である。野球の技術に長け、また同時に野球しかない男。
野球の為に無欠席・無遅刻は当然、野球の為なら風邪を引いてでも登校する馬鹿である。
そんな男が欠席する理由・・・それは果たして何なのか。
沢田は心配よりも興味津々であった。
『キーンコーンカーンコーン・・・』
チャイムが鳴った。それでも、騒がしさは収まらない。これもまた、いつものことであった。
『ガラッ』
「おら、お前等席につけー」
教室の前の方の扉が開き、その口調とは裏腹に女が入ってきた。阿笠桜子。この時間、国語の
担当であり、浅人達の担任である。
女教師の一喝で、騒がしかった男女問わずが、各々の席に座っていく。
それを視界に捉えながら扉を閉め、教卓の前に移動する桜子。
「よし、んじゃ今日一発目の授業・・・と言いたいんだが、先にお前等に言うことがある」
号令はかけない主義らしい。いや、そんな事はどうでもいい。担任の言葉に教室が少しざわめく。
「あー、静まれ静まれ。昨日休みだった前田だが、実はとんでもない事になってる」
前田とは浅人の苗字である。
そこで、ざわめきの種類が変わった。関心から不安、疑問に。
「まあ、見てもらえば判るだろう。おーい、前田。入ってくれ」
扉が開かれて、生徒達の視線は『その人』に釘付けになった。
青く、長い髪。ツインテールにしている。紺のブレザー。前を開いているため、やや大きめな
胸が強調される形になっている。その上で、紅いリボンが咲いている。
膝にかかるかかからないか、という長さのスカート。そして、可愛い。
扉を閉じ、教卓の横に移動する。生徒達の方を向く美少女。腰に手を当て、ニカッと笑う。
犬歯が伸びているように見えるのは気のせいだろうか。
574 :
ゴロ−:03/10/15 00:00 ID:bV8Vq/Tj
「ま、アレだ。見ての通り、前田は女になった」
桜子は頭を掻きながら説明・・・とは程遠い呟きを零した。
やはり、今一度間近で見ても、どうも信じきれないらしい。
「そういう訳だ、皆、ヨロシクッ!」
全員が全員唖然としてる中、やけに可愛くなった浅人の声が教室に響き渡った。
一時間目も終わり、桜子は教科書の類を片付け、出て行った。
「・・・おい、アサやん」
教科書を片付けている浅人の元に、沢田が近寄ってきた。
浅人は顔を上げ、沢田の顔を覗き込む。
「ん、何だ?沢田」
可愛い声。本当にこの美少女はあの浅人なのだろうか・・・と思う前に、沢田の中に燻りが生まれた。
覗いてくる顔は、やや吊り目だとしても、その辺の女子なんかより断然可愛い。
その声と重なって、その表情は、沢田の中の『何か』の導火線に着火した。
「・・・何だ?固まっちゃって。何か用事があるんじゃないのか?」
次の授業の準備をしながら、浅人は問い掛けた。
浅人にしてみれば、自分に関して質問の嵐が来るのは予想していた。逆に、クラスメイトは
一歩引いて浅人を見ている為、軽い疎外感を感じているのが事実だ。
「あ・・すまん」
浅人に声を掛けられてやっと我に返った沢田。軽く頭を掻いて気分を切り替える。
「お前、野球部どうするんだ?」
その質問をしたい訳ではなかった。だがしかし、何故か本来したかった質問は、
沢田の中ではどうでも良くなった・・・のかもしれない。
その質問が最初にくるとは思ってなかったのか、一瞬驚いたような表情になる浅人。
しかし、すぐに顔を顰めた。そんな表情でも、少女の可愛らしさは失われない。
575 :
ゴロ−:03/10/15 00:03 ID:bV8Vq/Tj
「そこなんだよなぁ・・・やっぱり筋肉や体力も落ちてるし。
監督に聞いたら、職員会議で決まるまで出るな、って言われたんだけどなぁ・・・」
その審判には至極不満なのか、眉を寄せたまま続ける浅人。自分としては、女になった今でも
野球自体は出来るだろう、と考えていた。女が選手をやってはいけない、なんてルールは存在しない。筈である。
「そうか・・・」
沢田の呟き。そこで、何故か沈黙が降りた。何となく、お互いに声を掛けづらい感じ。
「・・・ところで、本当にアサやんなのか?どう見ても別人だろ」
沢田の口がやっと事の核心を吐いた。
その言葉に、浅人は「待ってました」と言わんばかりに笑顔を向けて口を開く。
「ああ、マジもマジ。俺も最初は信じれなかったけど、ね」
事実、母親が倒れた後、浅人は自分の体を隅々まで調べた。
本来あるべき男のシンボルは無くなっていて、代わりに豊満な胸と女性器・・・所謂秘所が付いていた。
勿論、浅人も元は男である。それに深い興味を持ち、一人トイレに走りオナニーをしたりしたが、
それはまた別の話である。
「・・・そうか」
確かに、この喋り方は浅人だ。語ってる訳じゃなさそうだ。
よく考えれば、一介の学生に扮してここに紛れ込む利点なんてどこにも無い。
「何だ、女になったのそんなに不思議か?」
「あ、ああ・・・それは当然だろ」
「だろうな。でも、ま、気分の転換ってヤツだ。何なら、胸揉むか?」
ブレザーを開いて胸を張る。それだけの動作で、浅人の胸が若干揺れた。
それを見た沢田・・・と周りの男子数名の視線の色が変わった。
ゴクリ、と喉が鳴る。沢田の中の導火線が、少し縮んだ。
576 :
ゴロ−:03/10/15 00:05 ID:bV8Vq/Tj
「アサやーーーん!」
突然、けたたましい叫び声と共に扉が開かれた。その勢いを殺さず、十数名の男子がなだれ込んできた。
他のクラスの野球部員である。
「うおっ、すっげぇ!マジで女になってる!」
「しかも結構可愛いぞ!?うわーすっかり浅人ちゃんじゃん!」
「何でそんなになっちまったんだ?」
疾風怒濤。
男達の波のような質問・戯言に、それまで少し落ち着いていた浅人は圧倒されてしまった。
沢田は反応が遅れ、一気に外野に飛ばされた。
「ちょ、皆落ち着けって」
冷静にさせようと両手を上げて静めるジェスチャーをする浅人。しかし、そんなの効く筈がない。
山火事に如雨露で水を掛けても意味が無い。むしろ油を注いだ。
「うわ、声まで女だ!」
「でもお前、部活どうするんだよ?」
「これでエースの座は俺のものだな!」
最後の言葉に、浅人の怒りに火が付いた。
「岸田!今何て言った?」
周りにいる野郎共を軽く押しのけ、浅人は立ち上がった。
男の時の浅人であれば、その威圧感は相当なものだろう。その辺のヤンキ−なら恐れおののいて
逃げ去るくらいだ。
だが、今の浅人は可愛い少女。
そんなか弱い存在に、身長が180近い岸田‐浅人とエース争いしている男‐がうろたえる筈も無い。
「だってそうだろ?こんな可愛らしい浅人ちゃんが、前のお前や俺みたいにできるか?」
頭一つ分低い浅人の顔を見下ろしながらの、あからさまな嘲笑。岸田という男、実はあまり部の中でも
いい印象は受けてない。腕は確かだが。
577 :
ゴロ−:03/10/15 00:07 ID:bV8Vq/Tj
そんな表情と感情を目の当たりにして平然としていられる程、『男の』浅人はできた人間ではなかった。
「出来るぜ。やってやるさ」
「へぇ・・・じゃ、ここは一つ勝負といこうじゃないか」
その言葉に、周りの部員がざわつき始める。それを無視して、岸田は続ける。
「放課後、部活に出ろ。そこで数人の打者を相手に投げな。
全員抑えたら、お前をエースと認めてやるよ」
「貴様に認められんでも、俺がエースだ」
怒りの感情をもろにぶつける浅人。それを容易く受け流し、岸田は続ける。
「その代わり打たれたら・・・そうだな、ユニフォームを脱いでもらおうか。
ヒットで一枚、ツーベースで二枚、スリーベースで三枚。
そして見事ホームランを打った奴には・・・」
ニヤリ、と岸田が笑う。厭な笑み。
「一晩、そいつと寝ろ」
「・・・な」
その台詞に、浅人は一瞬固まった。言葉を理解できなかったからではない。理解したがため、だ。
先に反応したのは・・・部員達だった。
「公開脱衣野球・・・ってか?」
「面白そうだな、それ!」
「よし、俺、乗った!」
周りで騒ぎ立てる奴等の声で我に返った浅人はもの凄い剣幕で岸田に喰いかかる。
「巫山戯るな!誰がそんな賭けに・・・」
「何だ、逃げるのか?」
あまりにもお約束な台詞だが、今の浅人には十分すぎる効果があった。
「・・・わかった、やってやるよ」
578 :
ゴロ−:03/10/15 00:09 ID:bV8Vq/Tj
「おい、聞いたか皆!前田浅人は放課後、俺等と勝負する!負けたら服を脱ぐ脱衣勝負だ!
逃げたら無条件でこいつは負け犬!エースの資格なんてない、ただの女だ!」
教室一杯に聞こえるように大声で喋る岸田。浅人の逃げ道を潰すためだろう。
その一言一言が浅人の怒りに拍車を掛ける。
元々、浅人が岸田の事が好きでなかったのもあるだろう。
「じゃ、精々頑張れよ、あ・さ・と・ちゃん♪」
ピン
「ひゃっ!?」
岸田は浅人の胸をデコピンの要領で弾いた。たゆん、と揺れる胸。
突然の刺激に、浅人の体はビクッと竦み、可愛らしい声を上げた。
「ハハッ、そんなんで大丈夫か?ま、期待してんぜ」
また一つ、嘲笑を残し、岸田は立ち去っていく。
「ま、待て!」
真っ赤な顔をした浅人が岸田の背中を追う───と。
『キーンコーンカーンコーン・・・』
丁度、タイミングだった。次の授業が始まる鐘が鳴り響く。
それまでたむろっていた野球部員共も、ニヤニヤと笑いながら退室していく。
その様子を見ながら、沢田は違和感を覚えた。何かが変だ。それは、部員達の気配・・・。
「・・浅人・・」
心配になった沢田は浅人に声を掛けた。
浅人の表情は、憤怒であった。
──次の時間から昼休みまで、浅人と沢田の姿は教室には無かった。
579 :
ゴロ−:03/10/15 00:13 ID:bV8Vq/Tj
そんな訳で、勝負までこぎつけました(゚д゚)ゝ
まだエロがなくてごめんなさい_| ̄|○
次回辺りでエロ出す予定です。気長にお待ち下さい。
・・・また、オナニーシーンや買い物シーンが無かったのは仕様です。
嬉々として買いに行ったりするのを見ても、あまり萌えられないかな、と思いまして。
580 :
名無しさん@ピンキー:03/10/15 00:24 ID:+j0062ZT
無理にエロシーン書くこともないと思うんですが。気を楽にして執筆してくださいな。
乙なり!!
無理にエロいれて世界観がくずれても意味が無いから、まったりとね
エロパロで言ってもなんだが
正直、エロなんてどうでも良いので
無くても文句は言わん。あれば一層喜ぶけど。
やっぱエロも一応ほしいがストーリー重視だろう
俺はエロ重視展開キボン。
しかし強引なストーリーだ(w
凄く好みだ。
しかし学園系の女性化SSはムズかしいよな。
女になる経緯とか他人と馴染むまでとかエロネタの持って行き方とか。
だからそういうの書ける人って羨ましいよなぁ。関係無いけど。
まあとにかく、ゴローさん乙
いつもの奴ですが、あまりにも糞長いので、二日に分けてうぷします
続きは明日ということで‥‥
>>169 二人は、蛇の交尾のように艶めかしく、ぬらりと光る体で絡み合っていた。
悠司が上から押さえ込むようにして、互いの顔を見ながら交わる、技巧も何
も関係ない基本的な体位だ。どうやらこの格好が一番お互いにとって居心地の
いい体位のようだ。
腰を突き入れたまま、悠司はゆっくりと渦巻を描くように回転させ、時々体
位を少し変えるが、すぐに正面から抱き合うような姿勢に戻ってしまう。
もう、かれこれ二十分も突いているというのに、悠司のペニスは一向に萎え
る気配が無い。対して亜美の方はと言えば息も絶え絶えで、体中の力がすっか
り抜けてしまっているようだ。赤ん坊のように拳を握り締め、体の脇に手を折
り曲げて震えている。
「ん……んふっ……あぅ、ふぅんっ!」
亜美の押し殺した声が出るほかは、二人とも今は言葉を口にすることも無く、
まさに快感を貪っていると表現するしかない。
時折、カリが外に出そうなほど腰を引くと、まるで逃がすまいと、紅に染まっ
た媚肉がペニスにまとわりついているのがわかる。激しいピストン運動ではな
く、長く楽しもうという無言の協定が二人の間で成立しているようだった。
亜美は小さな喘ぎ声を上げつつ、そのくせ何かを嫌悪しているような、眉間
にしわを寄せた複雑な表情をしている。それが悠司にとっては好ましいものに
思えるのか、挿入したまま彼女の顔を撫で、キスの雨を降らせる。
どちらにしても気持ち良さそうだ。
(羨ましい……)
自分の目の前で、自分が自分に犯されている……そんな異常なシチュエーショ
ンをぼんやりと眺めている第三者がここにいる。
たぶん今の自分を端から見れば腰を落して踵にお尻を乗せ、ぽかんと口を開
けたまま股を大きく開き、両腕を前に垂らしてだらしなく座っているのだろう。
しかし、どうも実体であるという気がしない。下を見ても体は見えないし、
手で体を触ろうとしてもスカスカ通り抜けてしまうのに、胸や腕の重みや髪の
毛の存在を感じることができるのは、なんとも不思議な気分だった。
いつの間にか、意識だけが亜美の体の中から出てしまったようだ。
こういうのが幽体離脱と言うのかな? と悠司は呟く。
「こうしてお話するのは初めて……になるのかしら?」
不意に声をかけられ、悠司は振り向こうとして感覚が混乱した。瞬間的に視
界が真後ろに変わったのだ。首から上だけが180度うしろを振り向くことな
ど人間には不可能だから、混乱するのも無理はない。
「ずいぶんと来るのが遅かったんですのね。そろそろ学校も夏休みのはずです
けれど」
背後は1メートルほどで壁になっている。悠司は気配を探った。だが、目の
前に誰かが見えるはずなのに誰もいない。まるで夢の中にいるように頼りない
のに、目の前の光景は恐ろしいほどのリアリティーをもって彼に迫ってくる。
「誰?」
悠司は返事をしようとして、自分が女性の体であることに戸惑いをおぼえた。
今の今まで疑問に思っていなかったが、体は見えないけれど、柔らかい女性の
肉体が感じ取れるのだ。なにより、胸の重みと股間の寂しさが、自分が男では
ないと否応なく分からせてくれる。
自分は、都築悠司だ。しかし、瀬野木亜美でもある。
ではこの目に見えない――自分もそうなのだが――女性はいったい誰なのだ
ろう。
「悠司さんの方は、うまく体と馴染めたようね。私の方はあまりうまくいかな
かったのに。ちょっと不公平ですね」
どこかおかしそうな様子が声なき声から伝わってくる。
「あなたは亜美なの?」
「私? ふふっ……私はあなた。あなたは、私」
おかしそうな声が悠司の心の中に響く。
「悠司さんは、もうほとんど女の子ですのね。可愛らしいですわ」
人の気配が悠司のすぐ右横にやってくる。
「どうしてこんな事になったのか、説明して!」
「うふふ。声を荒げるなんてレディ失格ですわよ?」
確かに今の悠司の声も言葉も、女の子……亜美そのままだ。
もう一方の彼女は、声の質は亜美そっくりだが、口調にどこか冷たい響きが
ある。悠司は自分が女の子の声でしゃべっていることに気がつき、愕然とした。
「私……男なのに。どうして……?」
「悠司さんは私の体と記憶に引っ張られてしまって、女の子寄りの精神になっ
てしまわれたのですわ」
どちらも亜美の声をしているのに、確かに二人は別人だとわかる。頭の中と
いうより、全身が耳になっているような不思議な感覚だ。
「ねえ、先生……って言うのも変ですね。だって一度も勉強を教わっていませ
んもの。でも私にとってあなたは、やっぱり“先生”なんです。先生は私……
亜美の体になりましたよね。だとしたら、私はどうなったと思います?」
目の前の男に悠司の視界が向く。
まさか。
「私、というか、あの“悠司”はあなたなの? あなたの体が、私、いや俺に
なったの? でも、どうしてこんなことに……」
「私にはわかりません。だって、今度はいつもとは様子が違うんです」
「だったら」
質問をしようとする悠司の言葉をさえぎるようにして亜美が言った。
「私には特殊な力があるんです。人の体に私の心を移すという力が」
悠司は息を飲んだ。この異常な事態の原因が初めてわかったような気がした。
「もしかして、私の時もそうなるはずだったの?」
「そうです。わずかでも直接的な繋がりがあれば、私は人の心に自分の意思を
宿すことができるんです」
なるほど、全てが変わってしまった夜に、確かに謎のメッセージが送られて
きた。あのくらいでも繋がりになるとすれば、これを原因とするべきだろう。
「あの時、あなたがメッセージを送ってきたの?」
「……ごめんなさい。私、入れ代わってから一週間ほどの記憶が無いんです」
残念ながら、原因の究明から一気に解決とまではいかないようだ。悠司は落
胆した。そして亜美からは、微妙な戸惑いの感情が伝わってきた。
「本当に、こんなことは初めてなんです。いつもは、私の心を自分の体に残し
たまま、心の一部だけが他の人に乗り移っていたのに……」
彼女の言葉に嘘はないようだった。少なくとも悠司は、そう感じた。
つまり、自分の体が変化して亜美という少女の体になったのと同じように、
彼女もまた都築悠司という男性の肉体に変化してしまったということのようだ。
だが、自分の中には確かに亜美としての心があるのがわかる。
では、“彼女”はいったい、誰なのだろう? 自分の中にある亜美が偽物と
は思えない以上、彼女の存在は謎だ。
「あなたは、もう一人の私、いえ、亜美? それとも、もしかして……」
この世に生まれて来なかった、亜美の姉妹の霊魂か? とも悠司は思ったが、
彼女からは否定の波動が伝わってきた。
「いいえ、私は亜美です。先生の中にあるのは、私の記憶と心の一部。でも、
今までの私には、大事なものが欠けていたんです」
「大事な、もの?」
突然話が飛んで悠司は戸惑ったが、亜美と思われる相手は、さらに言葉を続
けた。
「あなたと一緒になって、私は初めて本当の“私”になることができるんです。
私は、あなたを……悠司さんをずっと探し続けていたんです」
何がなんだかよくわからないが、悠司には彼女もまた亜美であることだけは
彼女の言葉から理解できた。そして、自分の中にある亜美の心が、彼女の渇望
が事実であることを裏付けている。
だが、彼女からどことなく嬉しそうな気配がするのは気のせいだろうか?
「気のせいじゃないわ。楽しいんです。それに、これからもっと楽しくなりま
すから」
亜美が悠司の、実体の無い首に手を回すのが感じ取れた。
ちょっと待って。どうして彼女は自分が口にしていないのに私の考えている
ことがわかるのだろう。それに、なぜ彼女は自分に触れる事ができるのだ?
「それは私達の心が同調しているから。魂が一つになろうとしているから……」
顔が近づいてくる。
それは。
すっかりお馴染みになった、自分の――亜美の顔だった。
亜美、いや悠司は息を飲もうとしたが彼女の唇が被さってきて、彼の口の中
を亜美の太いペニスが犯した。喉奥を突く怒張に驚いて亜美を突き飛ばそうと
したが、まるで手応えが無い。
息が苦しい。
「それは苦しいと思っているから。もっと……私を受け入れてください」
亜美の思考が悠司の全身に染み渡ってゆく。
悠司の力が抜けたのを知って、亜美は再び彼の口の中をひとしきり舐め回し、
舌を抜いた。
ペニスだと感じていたのは、さっきのフェラチオの感覚が蘇ったからだった
ようだ。たちまち、爆発的な屈辱の感情がわき上がって亜美を振り払おうとす
る。
だが、振りまわした手は宙を薙ぐだけで一向に亜美に当たる気配が無い。悠
司はパニックを起こして暴れまわるが、体はがっちりとホールドされたまま、
全く抵抗できない。不条理な現象に怒りがこみあげるが、どうにもならない。
亜美と触れ合っている場所が全て性器になってしまったように、休むことの
ない快楽信号の嵐が悠司をさいなむ。そして徐々に、触れる事ができないのに
触られているという不条理を感じる余裕も無くなってきた。
「あら。おしっこなんか漏らしちゃって。可愛らしいんですのね」
「ううっ……」
実体は無いのに、確かに彼は小便を漏らしてしまった感覚を感じていた。
あまりの恥ずかしさに顔が熱くなる。快感を感じて失禁してしまったのと、
無理矢理体を開かされているという恥ずかしさ、そして思うようにならない自
分の体と心に、悠司は混乱してしまう。
少女の体の中にいた悠司の魂は、亜美の記憶と体によって強烈な刷り込みを
され、行き場の無い欲求を感じていた。
「もっと欲しいんですか?」
悠司は目をきつくつぶって、顔を横に振った。
気配が自分から離れたのを感じて、彼はほっとしたと同時に不安を感じた。
だが、亜美は悠司のそんな気持ちを知ってか知らずか、別の事を話し始めた。
「私は、とても感情の起伏が乏しかったんです。それは“せのき”の血の濃さ
がもたらす宿命なのです」
「“せのき”?」
微妙なニュアンスの差を感じて、悠司は問い返す。
「わからなければそれでいいですよ。いつか、わかりますから」
相変わらず亜美は謎めかして答えようとしない。
姉の観夜は、白子(アルビノ)とまではいかないが、肌が日光に対して非常に
敏感で、野外で長く過ごす事ができない。弟の那岐(なぎ)も虚弱体質気味で、
喘息など様々な薬が手放せない。
人並の体力を持っているのは、長兄の洵彌(じゅんや)と亜美だけだ。
「私は他の人の記憶を取り込みながら成長したの。でも、喜びも悲しみも私に
とっては本で読む知識のようなものでしかなかったわ。“せのき”の濃い血が
普通の人であることを許してくれなかった……」
亜美は再び悠司の側に寄ってきて、彼の肩に手を回す。
「でも、悠司さんを知って私は本当に人になることができるの」
「人に?」
「そう。私は中途半端だったわ……。私の半身を埋めてくれる人を、私はずっ
と探し続けていたの」
「それが、わた……俺?」
苦労して男の心を引き出して返事を返す。
「そう。ああ……なんて素敵な魂なのかしら。この光の前では、私なんかろう
そくの灯火に過ぎないわ」
うっとりとした雰囲気の中に、かすかに畏怖の念も感じられる。
彼女が見ているのは、あの性行をしている男女ではない。実体のない、この
自分を差しているのだということがわかる。
「あの悠司さんは、普通の人にすぎないわ。悠司さんの本質は、あなた。いい
え、可能性と言い替えてもいいわ。私にはわかるんです。悠司さんこそが、私
が求めていた私の半身……いいえ、魂の伴侶となる男性だってことを」
可能性? いや、それよりも伴侶だと!?
「ちょっ、ちょっと待ってちょうだい! なんのことだか、さっぱりわからな
いわ……いや。わからない、ぜ」
言葉尻を繕ってみても無駄だ。今の自分は、かなりの部分が女性に侵食され
てしまっている。パニックに陥っている悠司をよそに、亜美は言葉を続ける。
「先生にとって私は大勢の一人でしかないけれど、私にとっての先生……悠司
さんは、たった一人の運命の人。絶対に離したくないの。きっと、こんな事に
なってしまったのは、私のせいですね」
「あなたのせい、なのか?」
どうしても言葉がちぐはぐになってしまうが、仕方がない。悠司は腹をくくっ
て、変な言葉になってしまうのを我慢することにした。
「あなたを縛りたい。永遠に一つになりたい。愛してるなんて言葉じゃ言い表
せない。言葉にできないほど好き。大好きです」
(だったら私(オレ)は、この人(オンナ)を殺したい。私をむりやり女にして、
心をズタズタにしたあなた(お前)を……この手で、微塵にまで引き裂きたい!)
悠司の心の中に、殺意よりも昏(くら)い精神の染みが生じた。
だが亜美は、悠司のそんな感情を感じ取っているはずなのに、さらに強い感
情を込めて彼に言葉をぶつけてくる。
「私は悠司さんの全てを奪いたい。私の全てを与えたい。あなたの何もかもを
知りたい。私の全てをあなたに知って欲しい……」
真摯な言葉が悠司を突き刺す。それは、途方もない感情――総てを、世界中
をも焼き尽くさんばかりの恐ろしいほどの情熱だ。
悠司は耐えた。だが、それだけだ。打ちのめされ、ノックアウト寸前だ。
「悠司さんの心に触れて、私の心は荒れ狂っているの……静められないの」
亜美は再び彼を抱きしめた。
背骨が折れるほどの強烈な、そして羽毛で包まれるような柔らかな抱擁だっ
た。触れ合った場所から亜美の感情が流れ込み、悠司の心を嵐のように揺さぶっ
た。
「私はあなたと交わり、あなたは私になるの。完全に溶けて、交わって……新
しいあなたに生まれ変わる。新しい私になる……それが――私の望み」
悠司はあとずさろうとした。しかし、動けない。がっちりと抱きしめられて
いるだけではなく、何かが彼の心を縛っているのだ。
「い、や……」
「もう遅いわ。ほら、もう射精するわよ。その時、あなたは私になるの。私は
“私”になる。全てが終わり、新しいことが始まるわ」
肉体の方の悠司が、腰の動きを早めている。
一秒でも長く快感を味わっていたいからか、口を半開きにし、だらしない顔
で必死に射精をこらえている。揺さぶられている亜美の胸が大きく震え、突か
れる度に、
「ぁンッ! あふっ! ひゃんっ!」
と声をあげ、こちらは貪欲に快感を貪っている。
亜美の肉体から聞こえてくる声だけで、“悠司の”子宮が疼く。
「うふふ……もう男言葉なんて使えないでしょう? だって、先生は私と心が
混じっちゃっているんですもの。ねえ、先生。もう自分が男だという自覚も、
ほとんど無いのでしょう?」
「違う! わ、俺……は男だ!」
言ってから驚く。意識を強く集中しないと、男言葉さえ口に出せなくなって
いた。そればかりか、早くペニスで貫かれたいとすら考えている。
射精したいではなく、受精したいという気持ちになってしまっている。
悠司は混乱した。
「すっかり女の子に引きずられてしまっているのね。でもそちらの方が好都合
だわ。私も楽に先生と一緒になれる……」
亜美が尻の方に手を伸ばす。悠司は反射的に退こうとするが、逃げられない。
「ひいっ!」
いきなりの挿入感に、悠司は身をすくめた。尻の双方の頂きから子宮に向かっ
て何本ものペニスが突き立てられたのだ。もちろん、そんな場所から挿入でき
るはずが無いのに、確かに快楽を感じる。十本のペニスを受け入れた下腹部の
双球は、まるで涙を流すように愛液を垂れ流し始めた。
「どうかしら。精神体でのセックスはまた格別でしょう?」
まるで身体中にヴァギナが生じているように、亜美が触れる箇所全てからペ
ニスを突き入れられる疼きがわきあがる。いや、実際に挿入されているのだ。
とても我慢できるようなものではなかった。たちまち悠司は、甘く淫らな声
を上げ始めた。
亜美の愛撫によって、悠司の男性としての最後の自覚が崩れ去ろうとしてい
る。まさに魂のレイプだ。悲鳴を上げているつもりなのに、出る声は、
「ああん、だめぇ……もっと、奥までいっぱい突っ込んでぇっ! とろとろに
してぇ……」
と、ペニスを突きこまれた女の淫声にしかならなかった。
この少女は、心の全てを女性に染めてしまおうとしているのだ!
「うふふ……悠司さん、やっとわかってくださったのね」
口に出していないのになんでわかるのだろう。いや、もともと肉体などない
のだから、心の中で考えていることがダイレクトに伝わるのだろう。
「私は、本当の人間になるために悠司さんが必要なの。悠司さんは、私を人間
にしてくれる先生。人として大切なこと、全てを……私に、下さい」
熱っぽい、情感が込められた思念が悠司を縛る。
心が痺れて抵抗できない。
「嫌だ! わた……俺を元に、男に戻してっ!」
「先生は嘘つきなんですね。だって、こんなに濡れているのに」
ヴァギナにつるりと入ってくる冷たい指の感触に、背中がぞくりとした。次
の瞬間、性器から脊髄を通って脳髄へとダイレクトに亜美の精神が悠司の性感
を刺激する。
「あ゛あ゛ぎなぁひるぅりぃぁぁあっ!」
抑えようとしても抑えきれない、意味をなさない声が口から漏れてしまう。
神経節の一本、脳細胞の一個に至るまで、細心で乱暴で圧倒的な亜美の愛撫が
悠司を狂わせてゆく。
論理的な思考など軽く吹き飛ばしてしまうほどの快楽パルスの中、悠司はた
だひたすら、同じ言葉を繰り返し続けた。
(怖い。怖い怖い怖い、怖い……っ!)
まるで強姦されているようだった。いや、これはまさしく精神の強姦だ。亜
美の記憶にすっかり染まってしまった悠司でさえ、今の亜美に恐怖を感じる。
いや、女性になりかけているからこそ怖いのだろうか。
身をすくめている悠司の様子を見て少し亜美の愛撫が緩み、彼女の声が脳に
ダイレクトに伝わってくる。
「どうです? 女の子の快感って凄いでしょう? でも、これだけじゃ足りま
せんね……先生が身も心も私に捧げてくれるようになるまで、もっと気持ち良
くしてさしあげます」
(そうか。この亜美という女の子は――人間じゃないんだ!)
その閃きは強力な爆弾が破裂したように悠司を圧倒し、一時的に意識を取り
戻させた。その間も亜美の愛撫は、悠司を体の内側から凌辱し、彼に生身では
決して味わえない純粋な快感を味わせ続けている。
普通ではない、男性から女性への肉体の変容。記憶と人格の融合。
誰に言っても、冗談でしょうと笑い飛ばされるのが落ちだ。下手をすれば精
神科へと送り込まれかねない荒唐無稽な話だ。
だが、恐らく彼女の真の狙いは、自分と魂すらも一つになってしまうことだ。
これに比べたら、女になってしまったことなんて大したことはない。男であっ
たことさえ忘れてしまえば、今の意識を持ったまま生きてゆける。
だが、彼女と一緒になってしまえば、自我が保てるかどうかもわからない。
それは、『精神的な死』なのだ。
悠司は最後の抵抗を試みた。
「いやっ、ダメぇっ! や、やめろ。放せっ! 俺を……俺を元に戻せぇっ!」
だが、もう遅い。勝負は既に決していた。
もう一つの原始的な欲求が悠司を突き動かしている。心の中は、口にしたも
のとは相反する言葉ではちきれそうだった。
(早く、早く、はやく、はやくはやくハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクッ!)
頭の中が真っ白になってゆく。脳味噌の襞の一枚一枚にまでペニスが侵入し、
何万何億という悦楽器官が直接脳を凌辱して悠司を狂わせる。肉体の限界から
解き放たれた限度の無い快楽は、彼の精神を容易く女性へと書き換えてしまっ
たようだった。
自分の精神は亜美の記憶と融合し、さらに度重なるセックスによって女性と
しての快感を自然に求めるようになってしまっている。
一言……たった一言で楽になれる。
そうだ。
言ってしまえ。
楽になろう。そうしたら、もっと気持ちよくなれる……。
「イヤ……は、早く――早く、チンポを私にブチこんでぇっっ!!!」
ついに――心が、堕ちた。
悠司の鋭利なナイフのような思考を突き立てられた亜美は、その声に後押し
をされるように体を重ね、彼を一気に貫いた。
「はぐぅうっ!」
宇宙が爆発したようだった。
物理的な処女膜があるわけではないのに、ぶちぶちと何かを引き裂くような
感触がして悠司はのけぞった。
悠司の男性としての人格を、亜美が引き裂いているのだ。
魂がバラバラに砕け散ってゆくようだった。
圧倒的な快楽が悠司の心を押し倒し、心のあらゆる部分をしゃぶり尽くす。
何もかもがことごとく亜美という凌辱者によって徹底的に犯され、塗りかえら
れてゆく。男としての気構えやプライドなどは、あっさりと亜美に剥がし取ら
れてしまった。
心まで女に染まりきってしまった悠司には、もはや抗う術は残されていなかっ
た。隠しておきたいことも忘れたいことも、全てが亜美の前にさらけ出されて
しまう。決して逃げられない、地獄のごとき責め苦が悠司をさいなむ。何もか
もが亜美によってあばかれ、悠司の虚飾が剥ぎ取られてゆく。
だが、亜美に凌辱されてゆくのを、悠司はなぜか歓喜をもって迎えた。心の
虚飾が剥がれ落ちてゆく。細胞の一つ一つが女性器になり、無限の男性器に犯
されながら、自分はどこかでこうなるのを望んでいたのを確信した。
気持ちいい。
素直に声が出る。
さらに気持ちが良くなる。どんどん高ぶってゆく。
いつの間にか、亜美が犯しているのではなく、悠司が亜美を組み敷いて犯し
ていた。
亜美も素直に、気持ちがいいと声を上げる。
心と心が繋がってゆく。
そうか。さっきから私は、心が共鳴していたんだ。
だから女と男の両方の感覚を感じることができたんだ。
決して普通の人には味わえない、魂と魂の交わりによる絶対的なエクスタシー
を感じながら、二人は相手を貪った。亜美は悠司の睾丸を喰らい、悠司は亜美
の子宮に舌鼓を打った。肉を、骨を、血を、そして精神を喰らいあって、どち
らがどちらだかわからなくなるまで精神の顎でお互いを貪り喰った。
肉体の概念はとっくに失われ、何もかもが砕かれ、混じりあってゆく。
溶けあい、思考さえもが交わってゆく。
どちらがどちらなのか、もはや二人にはわからなくなっていた……。
===== 本日はここまで。続きは明日 =====
601 :
380:03/10/15 20:57 ID:EMwoplVx
よし。計算通り、華麗に600ゲット!
続きは明日になります。15レスほどあります
お楽しみ? に
す・・・素晴らしい展開だ・・・。
続き激しくキボンヌ!
そろそろ完結でしょうか・・・?
なんか凄い展開になってきたな〜
面白いけどやっぱり長いのは苦手だ。
いや、単にネットで見るのが面倒なだけなんだけど。
す、すげー。
ここまで行っちまうなんて……。
380さんには足を向けて眠れませんや。
「え……き、貴様……」
「な、なんだよ……。人の頭を勝手に覗くなよ……」
自分に非があるわけでもないが、雄介は反射的に目をそらした。
悶々とした精神の彼に肉欲の望みを無視することはできなかった。
元来男は女よりも性欲を生み出す分泌ホルモンが異常に多いのだ。
そんな事実があるとはいっても…やはり「男女の交わり」が最大の願望だと思われるのは蔑まれた気持ちがする。
お世辞にも清廉といえない思いが白日に下に晒されたのだ。若き男子が赤面しないはずもない。
雄介自身『交わり』の経験がないわけでもないが、心を覗き見されるとなるとなんだかとてもイケナイことを考えてしまったように思える。
「くっ……なんてことだ……」
マーヤも突然流れ込んできたイメージに少しほほを朱に染める。
普段クールにふるまうマーヤにとっても、それはアクシデントといえる事態だった。
(ま、『交わり』だと……)
内心の焦りなど全く……いや、認めよう。マーヤの心理は決して安定的とは言えなかった。
しかし焦りはえてしてよい結果をもたらさないものだ。
そこは学園きっての才女。装いを素早く正すことに成功すれば、溢れる知性と美貌に揺るぎはしない。
ところで、マーヤには実のところSEXの経験はない。ただそういう行為自体はもちろん知っている。具体的にどれをどうするのかも。
歴代の魔法士の中に性交をもって自らの魔力の源とするものもいたらしい。いかにも俗物的信念が見え隠れするが、魔学的には理解できる行動といえるのだそうだ。
しかしそれはあくまで一つの『方法』である。他にいくらでも方法はある。要は選択肢を選ぶ本人次第だ……。
美しき魔法使いは雄介の前に現れたときと同じように言葉を続けた。
「なるほど。……わかった……」
マーヤを満たすのは明日の魔学の担い手としての威厳と誇りだ。
「なにがわかったんだよ!……って、まさか……」
ビシィッ!
そんな音が聴こえてきそうな勢いで異世界からの珍入者は雄介を指差す。
思わず雄介はたじろいだ。それこそ己の欲望を忘れさせるほどに。
「わかったからわかった、と言ったのだ。貴様、アホか。」
マーヤには夢がある。それは母のような立派な魔法士になるということだ。
そしてそのために様々な苦難に挑戦し、また乗り越えてきた。
今回もまたその数々の試練の一つにすぎない。このマーヤにできないはずもない。
ましてや大事な学業の一環だ。やれるかどうかではない、やるしかないのだ。
「貴様の肉欲を満たしてやる、と言っているのだ。」
言葉の後半部分ですでにマーヤは衣服を脱ぎかけていた。決意をすればすぐ動く!これはマーヤの生き方の基本指針でもある。
だが、そんな行動派の性格が今回は悪いほうに傾いた。
雨の降り止まぬこの天候、人通りが見えないとはいえ、いつ彼と同じ意図でここを通りかかるものが現れるかわからない。
マーヤには何か行動する以前のTPOの判断が少しズレていた。もちろん本人は気づいていない。
慌てて雄介は止めようとする。尋常でないおかしな女にからまれた自分の運命にちょっと半泣きだ。
「ちょ……ちょっとまて!何勝手に決めてんだ!こんなところで服まで脱ぎやがって……」
「む!貴様、何をするのだ。願いをかなえてやるといっているのに。」
服の上からは想像もしないほどの深い胸の谷間を覗かせてようやく静止する。美貌を向けて抗議の表情を訴えた。
(う……!)
止めにはいった雄介がその表情に硬直してしまう。
「……」
「……」
しばしのお見合い状態の後、女魔法士は全てに合点がいったような顔をする。
「ふむ、そうか……」
勝手に妙な空気に耐えていた雄介もようやく落着いた。
「はぁ…勘弁してくれよ(;´Д`)」
「場所が悪いということか。」
「おい!(゜A゜;)」
「任せろ。その程度のこと心配無用だ。」
乱れた衣服を正しもせず、無表情で自信を伝える。
小さく聞き取れない言葉を紡ぐとマーヤの周囲に蒼い光が生じ始めた。輝く円陣は半径を拡大し瞬時に二人を包み込む。
「お前の部屋でいいな。」
「はぁ!?(((( ;゚Д゚)))」
光はやがて収束を始め、閃光のように空へと放たれていった。
というの強引でちょっとズレてるクールビューティ系なのが(;´Д`)ハァハァしませんか?
てめえのエゴ主張ばかりで突然のクソ文スレ汚し申し訳ない。ウザかったらスルーしてください
>>605-607 誤爆? 強制女性化方向に行ってない気がするんだがこの後か?
それ以前に605の前があるはずなんで、かなり誤爆臭いが
609 :
ゴロ−:03/10/16 00:57 ID:lZmHpwWF
610 :
380:03/10/16 01:10 ID:H1FJ8CJ/
>>603 んじゃ、どうすればいいか教えて
同人誌とかのペーパーメディアがいいのかな?
それともPDFなんかにまとめるとか?
具体案があれば検討するので、よろしく
TSをメインにしたサイトを作りたいんだけど、色々あって当分できそうにもないです
意外と有料サーバーも規約が面倒でねー
無料レンタルページなんか、広告もそうだけど、こちらも想像以上に規約が面倒
エロ小説を安心して置けないのさ〜
>>570 ちょっと遅くなったがアンケートの答え。
俺は女になったことを利用して他の女の子の裸を堪能して、
欲情するのに萌える。
まあ、女同士だろうがかまわず女の子をさそう、のが好き。
>>570 男が女の体とのギャップに苦しんで、四苦八苦して生活しようと
するところ。
男に惹かれるはずないのに、惹かれていき段々心が女性化していく
ところなどに萌える
まぁ、感情移入しないから相手が女でも良いんだけど
その場合比較的、自己の体との葛藤はあっても
精神面での葛藤は無いから、H相手は男の方がいいかな
>>600 ***
天も地も前後左右すらわからない空間に、“それ”はいた。
ここがどこなのか、いや、そもそも自分が何者なのかもわからない。それな
のに、不安は無かった。
溶けていきそうな解放感に身を任せ、空間に感覚を溶かしこんでゆく。やが
て、無数の存在が感じ取れるようになってきた。
“それ”は、近くにある存在の一つを覗いてみた。
幸せそうな家族がいた。穏やかな顔をした夫婦が間に女の子と男の子をはさ
んで、道を歩いている。
突然膨れ上がった感情に驚き、“それ”は急いでその存在から身を離した。
あの男性は、悠司だった。
女性は高校の時の後輩、九条由阿里(ゆあり)……かつて悠司の恋人であっ
た少女が成長した姿だった。
今の感情は何だったのだろう。恐怖か、それとも嫉妬なのか。
周りを見渡すと、無数の輝きが存在するのがわかった。
「あれは、私の可能性……なんだ」
“それ”……亜美の記憶と個性が完全に融合した悠司は、今のショックで悠
司としての自我を取り戻し、輝きの中を次々と見てまわった。
大学の同級生、浅川純と結婚して優秀なプログラマー、そしてソフト会社経
営者として世界に名を知られ財を成す人生。大学の女性講師と同棲した後に子
供ができて結婚し、やがて自分も教育者として名を成すという人生。高校時代
の友人の妹と結婚して政治家になり、歴史に名を残す名宰相となる人生。アル
バイト先の年上の女性と結婚し、一大飲食チェーンを築くことになる人生……。
他にも見たこともない女性、顔くらいしか知らない女性、良く知っている女
性、年増の女性、ほとんど犯罪に近い年齢の年下の少女など、無数の女性達の
姿がそこにあった。
数え切れないほどの可能性、未来の選択肢が悠司の周りに溢れていた。その
ほとんどが、幸せな一生を生涯の伴侶と共に過ごすであろう、幸福で穏やかで、
成功を約束されたも同然の人生だということがわかった。
「そうか。私って、女の人次第でこんなに恵まれた人生が送れるんだ……」
だが、足りないものがある。悠司はもう一度、輝きを見渡した。
あった。
一番小さいが、もっとも強く輝いている物がある。
悠司が手を伸ばすと、それはすっと近付いて悠司の手の平に乗ってきた。
これは、亜美と結婚した時の可能性だ。中は……見なくてもいい。
決めた。いや、これは最初から運命として定まっていたのかもしれない。
後悔はしないか?
もちろん、後悔している。あのパソコンの前で起こったできごとさえなけれ
ば、自分には洋々たる未来が広がっていたというのに……。
でも、いい。
彼女はこんなに自分のことを、強く想ってくれている。それで十分だ。
手の中の輝きが悠司の心を癒す。それに、彼にはわかってしまったのだ。こ
れらの可能性は、もはや自分の物ではない事を。女の心が芽生えてしまった彼
は、もはや男として暮すことなどできないのだ。
涙がこぼれた。
その涙に魅せられたように、無数の可能性の輝きが雫へと吸い込まれてゆく。
光の粒は次第に渦になり、悠司をも飲み込んで光の渦巻きへと変わっていった。
やがて何も無い空間に、二つの存在だけが残った。あとはどちらかに吸収さ
れてしまったようだった。
片方は、まだ男の子と女の子の差を自覚していない、性が未分化だった4、
5歳くらいの姿をした悠司だった。
もう片方は、今よりも少し幼い頃、中学生くらいの姿をした亜美だった。
彼女は体を胎児のように縮こまらせ、泣いていた。悠司は少女を見て、義兄
と初めてのセックスをする前の亜美だと思った。
亜美に人の心が無いなんて、嘘だ。どうしてだかはわからないが、強く強く
心の奥底に感情を沈めていただけなのだ。
今なら、姉がセックスの手ほどきをした理由も理解できる。彼女の奥底に縛
り付けられている人間性を引きずり出すための荒療治だったのだ。
亜美は顔を上げ、涙を指でぬぐって、不安に溢れたか細い声で悠司に向かっ
ておずおずと言った。
(ねえ、ボク……お姉ちゃんと、ずっと一緒に、いてくれる?)
(うん!)
やさしいお姉ちゃん。でも、とってもさみしがりやのお姉ちゃん。素直じゃ
ないお姉ちゃん……。
幼い頃に戻ってしまった悠司は、彼女の本質を直感的に見抜いていた。
(ありがとう……)
自分に向かって広げられた両手の中に、悠司は飛び込んだ。
そこに、光が生まれた。
光の中で、幼い悠司は、一筋の涙を流した。
それが――都築悠司としての、最後の意識だった。
***
「ああ……亜美ちゃんのオマンコ、とろけそうだぁ……」
呑気にだらしない言葉を呟きながら、悠司は腰を突き入れた。
「ひぃんっ!」
何かが弾けた。
悠司の肉体が動きを止め、最も奥深い部分に己の遺伝子を注ぎこむために、
腰を押しつける。
何かが弾ける気配がし、子宮底に突き当たった先端から、何億もの精虫を含
んだ白くこってりとした大量の液体が亜美の膣内に溢れ、子宮を目指してゆく
のがわかった。
「ああ……嫌ぁぁっ!!」
全てが染め尽される恐怖に、亜美は本能的に悲鳴を上げた。
精液と共に、別の凶悪なまでに異質な物が亜美の中に潜り込み、征服の雄叫
びを上げる。同時に彼女の中からも、熱い何かが彼の中へ移動していった。
悠司の肉体が一層深く腰を突き入れた。子宮口が内臓の方まで押され、異様
な感覚が下腹を襲う。射精は、何度も何度も彼女の奥底を叩いた。
精液が、精神を溶かしていくようだった。亜美と同化した悠司は最後の抵抗
をしたが、もはや何もかもが遅きに過ぎた。
溶岩が注がれたような熱さを感じて、亜美は思わず悠司を力一杯抱きしめる。
彼女の中にある男の部分が男らしからぬ悲鳴を上げるが、抵抗などできなかっ
た。それどころか、暖かな感情が彼女を満たしてゆく。
「はぁー……」
悠司はぐったりとなって亜美にのしかかった。
亜美の肉体にいる悠司は射精を受け止めていた。
心の全てがどろどろに溶け、崩れてゆく。
いや。もう恐怖は感じない。悠司の感覚を受取り、肉体的にも精神的にも虚
脱感に包まれた亜美は、散らばった悠司と亜美の記憶を、物凄い早さで再構築
していった。中には亜美が乱暴に剥がしたおかげで再利用できなくなってしまっ
たものもあったが、それは捨てることにした。
二人分の記憶をきれいに整理し終わると、亜美は改めて自分の心と向き直る。
大丈夫。
落ち着いている。
悲しみが満ちているのは、女性に精神をレイプされ、もう二度と元に戻れな
いことを知ってしまった悠司の部分だ。
一方の亜美は、彼に倍する喜びにあふれている。もちろん、今の二人は一心
同体となったのだから、悲しみも喜びも共有していることになる。そして次第
に、歓喜の感情が彼女を覆い尽くしてゆく。
幸せ。
とっても幸せ。
私は、この時のために生きていたんだ。
細い細い運命の糸が偶然に絡み合い、二人は一緒になった。
万に一つ、いや、億兆に一つの奇跡に等しい確立を乗り越え、悠司と亜美は
パートナーを得た。
もはや死さえも二人を分かつことはできない――永遠に。
そう。永遠に二人は一人なのだ。
人としては異質な亜美の心が完全に溶け、悠司の人間性が亜美を支配する。
しかし、そこにいるのは男性ではなく、完全に女性の精神にされてしまった悠
司だった。
それでいて“彼女”は亜美であり、悠司ではない。
自分自身に精を注がれる事によって、悠司の“男”は打ち砕かれ、“女性”
を受け入れざるをえなくなってしまったのだ。
悠司に女の快感を覚えこませた上で男の体と再会させ、自分から抱かれるよ
うに仕向ける。そして魂まで一つになる。
これこそが瀬野木亜美の望みであり、目的だった。
記憶と魂が交わり、そして今、悠司と亜美は真の意味で一つの存在へと変化
を遂げた。記憶ばかりではなく人格までも全てが完全に融合してしまった。
自分が亜美である以上、それに反する行動はできないのがわかった。亜美が
悠司である部分を縛り、コントロールしている。
まだ固いペニスが亜美の中でひくひくと蠢いている。会陰の方に、ぬるりと
ぬめる感触がする。
たっぷりと出された精液が溢れ、シーツに垂れているのだ。
半端ではない量の精を注がれてしまった。通常の数倍はあるだろうか。時折
どちらかがみじろぎをすると、くちゅくちゅという音がする。その淫靡な響き
を耳にする度に、亜美の芯が疼く。
「奥ぅ……奥に、先生の……精子が、いっぱぁい……」
膣がまるでしゃっくりでもするようにひくひくと痙攣するたびに、悠司もま
た体を震わせる。あまりの気持ちよさに声も出ない。
決して強ばりでは埋められない膣壁の一枚一枚まで、悠司のペニスと、ザー
メンで埋め尽くされている。
圧倒的な充足感。
体の芯はまだ疼いているが、征服される悦びに亜美の心は酔いしれた。
上に乗っかっている悠司の締まりの無い顔さえ愛しい。
彼が感じている快感が亜美にも伝わってくる。
体が活性化してゆくのがわかる。指先から内臓にいたるまで、全てに神経が
行き渡る。血液の流れまでが手に取るようにわかる。
(もっと、気持ちよくしてあげたい。ううん、一緒に気持ちよくなりたい)
亜美が心の底から思ったと同時に、ヴァギナが蠢動を始める。うねり、そし
て締め付ける運動が悠司のペニスを襲った。
「亜美ちゃんのココ、すごく……気持ちがいいよ。ぷりぷりしてて、俺のチン
ポが削り取られそうだ」
悠司の感覚を感じることができる。
ペニスだけではなく、腹の奥までずしんと響くような快感を味わっているは
ずだ。
「気持ちいい? ねえ、気持ちいいですか?」
「ああ、気持ちいいよ」
“自分”に貫かれているのがわかっていながら、亜美=悠司は腰を大胆に押
しつける。
誰にもサディズムの傾向があり、マゾヒズムの一面をも併せ持っている。
今の亜美は、それらを無意識に抑えこんでいる精神のストッパーが無い、暴
走した機関車のようなものだった。だから、サディストであると同時に、瞬時
にしてマゾヒストにもなってしまえるのだ。
「先生、中で出したの、初めてでしょう?」
足を悠司の腰にからめたまま、亜美はぽつりと言った。
「赤ちゃん……欲しいな」
「いいよ。俺も、亜美ちゃんに俺の子供を産んで欲しいな」
きゅん!
亜美の心が甘い痛みに痺れる。
男の、寝間の睦言ほどあてにならないものは無い。亜美には、悠司が嘘を言っ
ていることがわかってしまう。それに、今の自分は経口避妊薬を飲んでいる。
妊娠の確立は1%にも満たない。
それでもいい。
彼の望みは、私の望み。
私の願いは、彼の願い。
「ねえ、先生。もっと、もっとセックスしましょう……」
悠司は返事の代わりに亜美の唇に、自分のそれを重ねた。葛湯のようにとろ
りと柔らかく蕩けた唾液が交換される。
あまい……とても甘い空気が、二人の間に満ちてゆく。
汗にまみれた悠司の肌が、ひんやりと冷たい亜美のさらさらとした肌と密着
し、なんとも心地好い。体温の交換すら、今の二人にはセックスと同様だ。
やがて二人の舌が相手の体を這い始める。
体液にまみれた部位すら避けることはない。
粘液で濁った眼鏡もそのままに、亜美は悠司の前で膝立ちになり、腰を突き
出すようにして見せる。発情しきったコーラルピンクの淫裂から、彼が注いだ
情欲の証が指を伝って床に垂れ落ちてゆく。
亜美は脚を広げ、股間の桜の園を指で割り開いて言った。
「ほら、私のここから、こんなにたくさんのザーメンが流れ出しちゃって……
せんせぇのザーメンが、私の中一杯にあふれてまぁす」
見られている、ただそれだけで亜美はエクスタシーを感じていた。
尾てい骨のあたりから、熱い物が背中を這い上がってくる感覚だけで、絶頂
に達しそうだった。
悠司の体の一部が軽く当たるだけで、飛沫をほとばらせてしまう。どこもか
しこも敏感になってしまっている。
触れる、撫でる、揉む、ねじる、咬むといった行為ですら、挿入をされてい
るのと同じような快感が得られる。彼の体はすべてペニスで、自分の体はどこ
もかしこもがヴァギナになってしまったようだった。
「今度は私が上で……んっ……」
亜美は仰向きに寝そべった悠司の上にまたがった。
あれだけ放出したにも関らず、まだ天を向いていきり立っているペニスに照
準を合わせ、亜美は腰を下ろす。悠司が突き上げる。絶妙のタイミング。
「ああっ……ン!」
背中をのけぞらせ、痺れるような快楽を味わう。
悠司の、ペニスに集中した快楽信号も亜美は同時に感じることができる。頭
の中で、オトコとオンナの快感がミックスされ、脳髄を揺さぶる。たまらない、
最高だ。でも、まだまだ気持ちよくなりたい……。
亜美は何百人もの男達とセックスをしてきた。最初は姉に誘われるまま。次
第にあてもなく男を貪るようになった。感情が恐ろしく希薄な亜美にとって、
セックスは唯一、楽しいという感情を心に生じさせる事ができる行為だった。
そう……。
見つけた。やっと、見つけた。
私の、大事な人。
亜美は悠司の上で激しく腰をはね上げた。
「あん! あんっ! ああんっ! 奥ぅっ、奥まで来てるぅっ!」
重力に従って腰を落下させる度に、奥を突くペニスが腸や胃を突き抜けて口
から飛び出そうになる感覚がたまらなく良かった。本来鈍感なはずの子宮口な
のに、悠司の確かな強ばりの手応えを感じることができる。
快感が精神を激しくシェイクし、まるで泡になってしまったようだ。
頭の中が真っ白になってゆく。
心だけではなく、体の芯までが圧倒的な快楽に蕩けてゆく。
キモチイイ。
下から悠司の手が伸び、胸をつかんで揉まれると、亜美は顔をのけぞらせ、
「はぁっ……」
と、色っぽいため息をつく。
長い髪を振り乱すさまを下から眺めながら、悠司も腰を使う。
激しく、時には抱き合うような姿勢で互いの唇を貪ったりしているうちに、
再び悠司に射精感が込み上げてくる。
「きてっ! 先生、来てっ!」
再び騎乗位にして、悠司はラストスパートをかける。亜美の上半身がひねら
れた拍子に新たな刺激が加わり、二度目の膣内射精が始まる。痛いほど激しい
射精に、悠司の表情が歪む。熱湯が尿道を駆け抜けて行くようだ。
奥深くで精を受け止めた瞬間、亜美は身体中の力が抜けて、軟体動物のよう
に悠司の上に崩れ落ちた。
それでも悠司は、まったく固さを失っていない。亜美を抱き寄せる手にも、
もっと交わりたいという強い意志が感じられる。
「先生、今度は私の……つぐみのお尻にも……先生のを、下……さい」
実はこのアパートに来る前に浣腸をして洗浄し、オイルを塗りこんである。
前と後、どちらでも受け入れられるようにと無意識のうちにそうしていたのだ。
いや、むしろこのようになると確信していたのかもしれない。
悠司は黙って亜美をひっくり返し、一度ペニスを引き抜いた。湿った、どこ
か間抜けな音と共に剛直が引き抜かれ、亜美は小さな喪失感に胸を焦がす。彼
女の心情を察してか、悠司はすぐに狙いを定め、ゆるゆると強ばりを小さなす
ぼまりへと進めていった。
尻を左右に広げ、ひくついているアヌスに亀頭を当て、悠司は一気に貫いた。
「!!」
あまりの絶妙な締めつけに、悠司は一瞬のうちに射精していた。それでもペ
ニスは固さを全く失わない。亜美は排泄器官であるアヌスすらも名器だった。
これを味わってしまうと、他の女性とのセックスなどできそうにもない。
「凄いよ……亜美ちゃんのお尻、最高だよ」
「うふっ。ねえ、せんせぇ? もっと……奥まで、何度でも私の中に射精して
ください。もっとドロドロで一杯にしてください」
お尻を突き上げるようにして、悠司に媚びてみせる。直腸の中に入っている
快楽器官が、びくりと反応した。
彼の心の中に確実に楔を打ち込んだのを、亜美は確信した。
これで悠司は逃げられない。
悠司が腰を動かし始めた。
突きこまれる卑虐の悦びと、昏い満足感で胸を一杯にし、亜美はアナルセッ
クスの快感にしばしの間、酔いしれた。
***
夏の強い陽射しもようやくやわらぎ、空は赤く染まっている。
セミの声もヒグラシの静かな響きへと変わり、昼間の熱気の余韻の中にも、
どこかひんやりとした夜の香りが混じってきているようだ。
だが、悠司の部屋の様子は昼間とまるで変わっていなかった。
飽きもせず、男と女が体を交えている。いや、「貪(むさぼ)る」と表現する
のが正しいだろう。
これまでに亜美は口の中に3回、膣に4回、アヌスで3回、それぞれ精液を
注ぎこまれている。彼女は、今まではそれほどいいとは思えなかった中出しの
快感に目覚めてしまった。
「亜美ちゃん、そろそろ夕飯だし……家にも帰らないといけないだろう?」
「抜いちゃ、ヤですぅ……」
上に乗ったまま、亜美は甘える。
「それに、先生のおちんちんは、そう言ってないみたいですよ?」
上から腰を回転させるようにすると、ぐちゅぐちゅという粘液質の小さな音
が部屋に満ちてゆく。
「私も先生のおちんちんと離れたくないです」
亜美は自分に目覚めた力を使って悠司を萎えさせなかった。
悠司と繋がっている間は、彼の感覚を共有することができる。それは亜美の
中の悠司にとって、男の感覚を取り戻せる時間でもある。
いや、もはやそんなことなどどうでも良かった。
好きだ。
私はどうしようもなく、この人の全てが欲しくてたまらない。
起き上がろうとする悠司を亜美は優しく、しかし力のこもった手で押し倒し、
口づける。
魂のほとんどを奪い取ってしまったとはいえ、人並以上の魂の持ち主だった
悠司は、普通の人と変わらない反応を返す。
もっと吸い取ってしまった方がよかったかしら。
悠司の乳首に吸いつきながら、亜美は考えた。
自分の中に溶けこんでいる悠司だけでは足りない。
精液を枯れ果てるまで吸い、生命の源泉である睾丸を喰い、唾液の一滴、毛
髪の一本、排泄物さえも残すこと無く、骨から肉から血液まで全てを貪欲に喰
らい尽くし、飲み干したいという欲望を抑えるのが難しいほどだ。
目の前には温かい心臓が脈打っている。
指でひっかけば、ほら。
「……つっ!」
悠司が痛みで苦痛の声を漏らす。
亜美は一筋の引っ掻き傷から浮かび上がる赤い粒を舌で舐め取り、口に含ん
だ。
(美味しい……)
鉄錆臭い味が口の中に広がる。
精液の苦さとは違う、生命の味だ。
「亜美ちゃん、ダメだよ」
悠司の抗議にもかまわず、亜美は子猫のように胸の傷を舐め続ける。
だって、あなたは私なんですもの。
自分が自分に抗議するなんて、おかしいと思いませんか?
なにやら哲学めいた考えが自分でもおかしくて、亜美は舌を引っ込めてくす
くすと声を上げて笑った。
亜美の突飛な行動に戸惑っていた悠司も、やがて彼女が上半身のあちこちを
舐め始めたので、むずがゆさに耐えるのに必死になり、頭に生じた疑問も忘れ
てしまう。
悠司が亜美を舐め尽くすよりも早く、亜美は悠司の体の隅から隅まで舐め尽
くしてしまっていた。尻の穴どころか髪の毛すらしゃぶる亜美に悠司は寒気を
おぼえたが、圧倒的な快感の前に声も出なかった。
魂の大部分を亜美に吸われてしまった今の悠司には抵抗する事ができない。
そればかりか、亜美は悠司の感覚を共に味わう事ができる。どこが気持ちいい
のか、隠す事ができないのだ。
亜美は悠司の胸に舌を這わせながら考える。
自分はもう男には戻れないのに、分身である彼は男であることに疑問も抱か
ず、男の身分を享受している。
彼を殺してしまいたいほど、愛しい。愛しくてたまらない。
今、彼の喉笛を掻き切ってほとばしる鮮血を飲み干せたら、腹を断ち割って
生命に溢れる臓腑を貪り喰うことができたらどんなに嬉しいだろう。
だが、それでは彼を殺してしまう。
でも、食べてしまいたい気持ちを抑えるのが本当に難しいほど……好き。
これは私の考え?
いや。
彼女は心の中でくすりと笑った。
これは悠司だ。自分の中に残った、小さな男の部分だ。決して男には戻れな
いのならば、自分の体なんか見たくないと駄々をこねているのだ。
食べて、自分の物にしたい。
自分の血肉として、またひとつになりたい……と。
だめですよ、悠司さん。
私とあなたは、もはや一心同体。やけを起こしたってむだですよ。
あなたの考えることは、みぃんな私には筒抜けなんですからね? あなたの
記憶や考えは、私には隠せないんですから。
もっとも、私の考えも悠司さんに筒抜けなんですけれども。
だって、私とあなたは、同じ人になってしまったんですから。
わかるでしょう? 私が何を考えているか。
悠司さんも私と一緒でいたいって思っているのがわかります。
そうでしょう?
あなたが、好き。大好き。
でも、許してあげませんからね。
男の体に戻りたいだなんて、考えたらだめです。
だって私の体が滅んでも、永遠に一緒なんですから。
もっとも、悠司さんの体の方も離す気はありませんけれど。
そして、最後に残っていた亜美の精神は、悠司と完全に融合した。
もはや二人は、一つの人格に統合されていた。嫉妬という感情を知り、絶望
を知った。心から人を愛しく思うと共に、激しく憎悪した。
人とは、身の内に矛盾を抱えた生き物だ。
今こそ彼女は、本当の人間として目覚めたのだ。
でも、女の子のセックスって気持ちがいい……。
ほら。おまんこをおちんちんでぐりぐりされるだけで、とろけちゃう。
男って射精をしたら終わっちゃうけど、女の子っていつまでも感じていられ
る。どこまでも、どこまでも昇りつめて行くよう……。
完全に亜美と溶け合った悠司は、女性としての快感に溺れた。いや、もはや
悠司や亜美と呼ぶのはふさわしくない。彼は彼女であり、彼女は彼だった。
しかし“彼女”は、男性としての矜持を完璧に打ち砕かれているくせに、い
まだにどこかで、自分は男性だと思い込もうとしている。
(むだなのに)
心の片隅に残った小さなかけらに向かって亜美は呟く。
最後に残った、男としての矜持。
握り潰してしまうのは簡単だけれど、これもまた自分なのだ。
私、あなたの理想の女の子なんですよ。
おっぱいが大きくて、淫乱で……。
あなたに会うために、何百人もの男に抱かれたんですから。
もしかしたら、次にセックスをする人が私の運命の人かもしれないって思う
だけで、エクスタシーを感じてしまうほどだったの。
だからわかるでしょう? 私が悠司さんと一緒になることができて、どれほ
ど嬉しいか。
心も体も、何もかもすべてを独占できるなんて、他の人には絶対にできない
んですから。
独占したいの。身も心も。過去も未来も、現在も――何もかも。
そして、たくさん、たくさん、ネズミのように、悠司さんの遺伝子を持った
赤ちゃんを産みたいの。
子宮いっぱいに、羊水のようにあなたの精液を溜めておきたいくらい……。
好き。
あなたが好き。
だぁい好き。
離しませんよ。
離れませんよ。
永遠に。
そう――永遠に。
くすっ……くすくす……………………………………。
===== 今回はここまで =====
>380氏
激 し く 乙 ! ! (゚∀゚)
>>608 おっとっと、すまんです。それ説明しなくてどうすんだよ俺ヽ(´Д`;)ノ
実はこのマーヤって女がTS済みという設定です。
以下設定
・男性には使える魔法量に上限がある
・一流の魔法士になるには女性でないと極めて困難
・だからマーヤは男性時必死に性転換術を死に物狂いで会得して女の子になりますた
んで魔法学園でさらなる学業を詰んでます。
しかし「学位を取るためには人間界に来て願いをひとつ叶えなければならない」というのが学業の一環にあったので
上記のように雄介の願いを叶えざるを得ない状況になったと・・・・・・
ありきたりですが、こういう経緯でよろしくお願いします(;´Д`)
エロが無くってすまんです
キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━ !!!
話も面白いし、エロいしで面白い!
630 :
ゴロ−:03/10/16 22:30 ID:/M421ViZ
>380氏
キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!
凄い・・・スト−リーにもエロにも圧倒されました。
次回も期待してます!
それに比べて自分のは・・・だめぽ_| ̄|○
>>607 平平凡凡にくらす男、紀和雄介。
彼は父、母、妹と暮らす典型的な核家族世帯の長男だ。
掃除という単語はどうやら雄介には難しすぎるようで、自室では服や菓子類は放りっぱなし。
それでもゴミが少ないのはただ単に彼が多くを望まないからか。面白みにかける若者である。
妹の猛烈な反対を押し切り、手に入れた約八畳ほどの空間。『ゆとり』は『無駄』と紙一重だ。
そんな空間の中央に突如小さなプラズマが発生する。中心に生じた黒点はやがて縦2m横1mほどの長方形に姿を変えた。
プラズマが治まった後、ゆっくりと、向かって右側から長方形が手前へと“開いた”。
マーヤが先導し二人が異空間との接続点を越えてくる。
「こっちだ……。」
「『どこ○もドア』かよ!」
「む。なぜそこで怒鳴る……」
理解不能の抗議に『不快』よりも『不思議』が優先している。
「あの大げさな演出は何なんだ!ドシュッ!ってゆーよーなあの光みたいなの!?」
「こちらのほうが位置が安定するんだ。文句を言うな。」
にべもなくあしらう魔法使いに雄介は話すのを止めることにした。これ以上の問答は意味がなさそうだ。
“未来の秘密道具”から出てみると当然のことながら雄介の部屋だ。
ベッドにテレビに…散らばった雑誌類。昨夜お世話になった女性の裸がメインの雑誌まで記憶と同じ位置にある。
紛れもなく紀和雄介の部屋。その主人なのだから、そんなものは見ればわかる。
「はぁ……わけわかんねー。」
だからといって納得できることでないことも事実だ。
「くそっ…」
ややこしいことはあとで考えることにした。立て続けに理解不能の事態が起こったため、彼の頭脳では処理しきれない。
とりあえずどうしようか……。目下すべきことは……
(そうだな……)
復活してきたこの性欲の処理である。もっと重要な事があるかもしれないが、他は後回しにした。
雄介は傍らに立つ異界の住人を見る。
冷たそうな話し方をする割にはこうしてみると意外に幼顔のようだ。そこから視線を下に移せば、転移前に拝見した深い胸の谷間があった。
…服の上からだが形も良さそうだと判断した。折れそうな細いウエスト。ちゃんと飯食ってんのか?なんだか不思議なくらいだ。
女性特有の突き出した臀部。魔法士らしいといってよいのか、ローブのような衣装の下からまるでこちらを挑発するように育っている。
丸々とした実の下部に位置する魅惑の壷を想像し、雄介の下半身は早くも臨戦体制に移行していた。
「ヤるか……」
「うっ……」
ボソッとつぶやいた彼の言葉にマーヤは敏感に反応した。覚悟はしたつもりだが……やはり抵抗は拭いきれない。
目標のため自分で選んだことであるし、女性に性転換していることを悔やむつもりはない。
元々の魔力許容量にかなり制限が課せられている男性が性転換の魔法を習得することは並大抵では済まされない。
今の自分は過去のたゆまぬ努力の結果だといえる。そして今SEXを男から求められている自分も……。
「わ、わかってる……」
少し声が上ずってしまった。
「私の体を…好きにすればいい……」
(まさか男にこんな事を言うなんて…)
今度はマーヤが顔を赤らめることになった。
(
(耐えるんだ…)
落着け。そう、落着くんだ。
「それにしても、見れば見るほどお前の体はエッチだよなあ」
「な、何をいって…!」
なんという品のない、無遠慮な言葉だろう。堪らず顔を伏せてしまう。
「さっさと…しろ…」
伏せてから、自分の行動がまるで女性そのものであることに気づいてしまった。
(私は男だぞ!)
心まで屈するわけにはいかない。これは試練なのだから。
深呼吸してみる。1回では足らず3回ほどやってみた。無理矢理とはいえ少し楽になってきたかんじがする。
気を取り直しゆっくりと目を開く。何度も心で念じながら。
(そうだ。私はおと……)
しかし、うつむいた視界に最初に飛び込んできたのは豊満に盛り上がった自分の乳房だった。
足元が見えないほど大きなものに育っているのだから、“元”男として意識しないわけにはいかない。
(くっ…これでは…)
これほどまでにふっくらとした乳房は見たことがない。胸から視線を外すことなく、いや、外せなくなりながら、おかしな話だが自分でもそう思う。
学園の正装の胸元を押し上げる2つの頂きは“女性としての魅力”を余す所なく振りまいていた。
(女だと思われても仕方がないではないか!)
重力に干渉される事なく突き出した弾頭に型崩れは一切存在しない。
「へへ。んじゃ、そのでかいオッパイから」
雄介の視線を感じる部分。この曲線が下着のせいではないことをマーヤは知っている。
なにしろ自分のものなのだから…。
(……やわらかそう)
実際に触り心地がそのとおりで、同時にえも言われぬ高揚をもたらしてくれることもマーヤは知っている。
しかし今改めて、そう、思った。
もう何度も見てきたものである。今さら興奮も何もない。ないはずだ。何度も見て…触って…感じて…。
それなのに自然と、初めて性転換に成功し自分の乳房に手をかけた時の記憶が蘇ってくる。
だが、もちろん盛りのついたオスがマーヤのそんな心など知るはずもない…。
「……うん…」
(しまった…!)
思わず肯定してしまった。反射的に頷いた自分が信じられない。
後悔するのは嫌いだが、もう少し考える時間がほしかった。
(でも……)
邪な男の手が自分の体に迫ってきた。
(“触られる”のは……)
……初めてだ。
なぜかマーヤは先刻よりも嫌悪を感じなくなっていた。
男は視床下部への刺激による催淫が強い。要は視覚からの興奮作用が大きいということらしい。
改めて強く“男”を意識してしまったせいで、あろうことか、自分の体にムラムラときてしまった。
雄介の手が乳房まで残り1センチまで近づく。久しぶりの女の体にオスの本能を露骨にむき出していた。
中身が男のマーヤも同様である。少しだけ制御できていた興奮がいまや頬を紅潮させて暴走直前だ。
雄介の手に一心に見入る。
目が…離せない。
そして…
指先がマーヤの巨乳へと触れる…。
「ふ……!」
(ああ!“触られて”る!)
雄介は正面からわしづかみにしてきた。指の間からあふれ出る柔肉の量がその大きさを表現する。
最初に充分に手に含まれると、次に2,3度軽く試すように揉みこまれた。
「ふぅ……あ…あ…!」
声が我慢できない。
(あぁ!“揉まれて”る!胸が……!)
自分以外のまったくの他人に自分の体を触られている。
乳房をもてあそばれている。
自らで制御できない感覚のリズムに戸惑いが隠せなかった。
同時にそこから生まれる不思議な高揚感にも迷いを覚えてしまう。
「ひぅ…あ…」
少し強めに握られた。
それだけなのになぜか声まで発してしまう。
。
掴まれた胸が揉みしだかれるたび、二つの柔肉への感覚が研ぎ澄まされ、かわりに頭がボヤけていく。
「おお!こりゃ想像以上だな、たまんねえや」
乳房に張り巡らされた鋭敏な神経は、あまりに素直に感想を述べる雄介の手のあらゆる動きをリアルに伝えてきた。
マーヤは必死で否定した。外界の空気。すべての感覚を。
「う……くぅ……んはっ」
しかし自らの胸は余すことなく刺激を受け止める。意思とは無関係に。
与えられる力をすべて柔らかく。彼の手の感触が指の一本一本にいたるまでの詳細を…。
雄介は黙ってマーヤの見事なふくらみをもみ続けた。単調にならないように角度をつけながら。
「あ……あ、くっ!……んん…」
下からすくいあげられるように揉みしだかれれば、そのまま自分のすべてが浮き上がるように感じる。
(ああ!……)
いくら外界からの感覚を必死で否定しても…この湧き上がる高揚は抑えることができなかった。
体の奥深くから生まれいずる理解不能の衝動だけはどうしようもない。
男の時には決して経験しなかったこの感覚…
(これは……胸を揉まれるというのは……)
それを理解する一歩手前までマーヤは押し上げられた。
(ああ……)
「気持ち……」
いい、と言いかけてあわてて正気に戻る。
自らをもてあそぶ雄介の手を力ずくで捕まえた。
すっかりムードができあがっていたと信じていた雄介は案の定怪訝な顔をする。
「ちょ…ちょっと待て…」
上気した顔を冷静に見えるようになんとか繕うことに成功した。
「身」だけでなく「心」まで女になりかけた瞬間に少なからず感じた恐怖も後押しした。
まるで自分が自分ではなくなってしまうような、言い知れぬ恐怖。
後には退けぬという覚悟……それはある。あるはずだ。
しかし、これは…
(…くそっ!)
これは自分が想定していたものとはかけ離れている。
苦しみを伴うものならば、どんなものであろうと心は揺るがない自信がある。
だが、自身は決して「苦」を感じることはなかった。この高揚はそれよりもむしろ……
「まだだ。まだ心の準備というものが…」
なんといいわけじみたことだろう。いまさら詭弁じみた発言などマーヤにあるまじき失態だった。
恥ずべき自分を呪いながら、なおも沈着に思考する。
そもそもなぜここまで感度が鋭いのだろうか。
胸だけでここまで高揚を得ることができるのはやはり女として喜ぶべきことなのか。
まぁ…不感症よりはいいだろう。
しかし、それは…
(そうか…。この言い知れぬ高揚感こそが…。女というものの…。)
それは『女の悦び』を知るということなのだ。そしてそれは紛れもなく、自らの「女」を決定付ける。
「心」は屈するわけにはいかない。いかなる場合とて。
「なにをいまさら。」
雄介がまた胸をまさぐりはじめた。そのままベッドにゆっくり押し倒そうとする。
「んん、あ!なにをっ!ちょっと待てって…」
たいした力もかけられていないのに抵抗できない。
無理に対抗しようとすると、愛撫される己の2ヶ所が意識を乱す。
(くっ!女の胸がこれ…ほどに…!!)
「ん、やめっ!胸やめ…んはぁ…ろ…って」
そんな願いが受け入れられようはずもなく、雄介の思うがままにベッドに身を預けてしまった
ここまで書いてみました。7レスも使用してすんません!
くっ!しかし、380氏の後に書くことになるなんて…ヘヴィだな
自分の低能が憎い!
まじでスレ汚しにならないことを祈るばかりです
イヤマジデヽ(´Д`;)ノ
大丈夫!!全然面白いですよ〜
続き激しく期待してまーーす
なんか最近盛り上がってるな、ここ。
どのSSも(・∀・)イイ!!
642 :
ゴロー:03/10/17 02:01 ID:A4avQC18
>>たごター( ゚д゚)ーン氏
上手い…そして美味です。
これからも頑張ってください!
皆様レベル高すぎ…自分の稚拙な文をうpするのが
申し訳ない気持ちでいっぱいなんですが(´・ω・`)
推敲を重ねて、深みのある文でないと、萌えられない…日々是精進也、ですね。
643 :
ゴロー:03/10/17 02:06 ID:A4avQC18
訂正。
>>とごター( ゚д゚)ーン氏
名前間違えるとは…逝ってきます∧┃∧
>380氏
今回ここまでって事は、まだ終わりではないのでしょうか?
エピロローグがあるのかな?
>とごター( ゚д゚)ーン氏
レス数なぞ気にする必要はないかと。逆に多い方が良いぐらいですし。
380さん
あじがどー
それと乙
646 :
ゴロ−:03/10/17 16:08 ID:exA2aVQI
|
|Д`) ダレモイナイ・・アップスルナラ イマノウチ
|⊂ノ
|
11レスいきます。
647 :
ゴロ−:03/10/17 16:09 ID:exA2aVQI
放課後になった。生徒達の自由な時間。
浅人は野球部の部室にいた。自分のサイズに合うユニフォームを探していたのだ。
「・・・ま、これでいいか」
ベルトでやっと止められるくらいのブカブカなズボン。少し大きめのアンダーシャツに上着。
ズボンの上に出している事に加え、サラシを巻いてるため、胸が強調されないようになっている。
・・・だらしなく見えるが。
以上が、ここで予備の物を漁った結果である。
「よし、行くか」
大きめになった帽子を被り、一年の頃から愛用していた野球バッグを肩に担いで、浅人は部室を出た。
「お。来たぜ」
グラウンドを均していた野球部員の一人が声を上げる。
それを聞いた岸田は、ベンチにある選手用通路の出口を見遣り、笑みを浮かべた。
ベンチに現れたのは、小柄な体には似合わない大きなバッグを担ぎ、
深々と帽子を被ったツインテールの少女・・・浅人であった。
岸田はグラウンドを均す道具(トンボという)を横にいた奴に預け、浅人に近寄っていく。
浅人はベンチに座り、バッグの中から二つの袋を取り出した。その内の一方を開き、中からスパイク靴を取り出し地面に置く。
「よくもまあ、逃げずに来たものだな」
あまりにもお約束な台詞が、この男に良く似合うのは何故だろうか。
浅人が、ベンチに設置されている麦茶を一口飲んだところで、岸田は浅人に声をかけた。
「部活に出るだけだ。野球部員が野球部の活動に出て、何の不思議がある?」
男言葉は、今の浅人にはあまりにも似合わなすぎる。が、野球のユニフォームを着ている分、
まだ説得力はある方ではあるが。
648 :
ゴロ−:03/10/17 16:11 ID:exA2aVQI
そんな浅人を見て、岸田は笑った。嘲笑。厭な笑み。
「一体誰がお前を抱くんだろうなぁ?楽しみだ」
「抱かせねえよ」
空になった紙コップを投げる。
見事にゴミ箱に入ったのを確認してから、浅人は岸田の目を睨みつけた。
「誰にも抱かせねえし、一枚も脱がねえ」
真摯な双眸が、岸田を貫く。
その視線に、岸田の背筋がゾクゾク・・・と震えた。嘲笑がより深く刻まれる。
「その自信、いつまで保つかな?ま、期待してるよ・・・浅人ちゃん」
相手を見下す厭な笑みを浅人の脳裏に刻みつけ、岸田はグラウンドの整備に戻っていった。
その岸田の背中を見ながら、浅人は何か異様な感覚を憶えていた。
(やつの行動と視線・・・何か引っかかる)
「アサやん」
「ひっ」
思考を巡らしていた為か、突然声を掛けられて体を竦ませる浅人。急いで振り向くと、
「・・・どうした?」
そこには不思議そうな顔をした沢田が立っていた。浅人と岸田のやりとりを見ていなかったのだろうか。
「あ、ああ、沢田か・・・何の用だ?」
内心の焦りを隠しきれないまま、浅人は曖昧に笑ってみせた。
だが、その笑みは沢田の心を大きく揺さぶるものであった。いや、決心させるもの、か。
「やっぱり、止めとけ」
「は?」
「こんな賭け、お前がやる必要なんてどこにもないじゃないか。男に戻るまで、部活を休んでろよ。
それが駄目ならマネージャーとか・・・兎に角、お前は今野球をやるべきじゃ・・・」
649 :
ゴロ−:03/10/17 16:12 ID:exA2aVQI
言葉を続けようとした沢田の口が、止まった。目の前の少女の、その瞳を見た瞬間。
「大丈夫だよ。確かに球速や球威は激減したけど、その代わりに球のキレとコントロールは
男の時よりいい。お前も見ただろう?」
浅人は、淡い微笑みを浮かべていた。それこそ、儚く消えてしまいそうな粉雪の如き。
自信、ではない。覚悟、でもない。決意を秘めた双眸。
それを見た瞬間、沢田は何も言えなくなってしまっていた。何故かは、本人すらわからない。
「俺は負けない。あんな下劣な野郎なんかにはな」
少女の吐く言葉とは思えない乱暴なことばも、今の浅人には十分フィットしていた。
「んじゃ、そろそろ準備でもしましょうかね・・・おーい、種倉ー!」
軽く体を動かしながら、遠くの方を均している少年を呼んだ。
少年はトンボを端に置いて、駆け足で近づいてきた。
野球部の習わし通り、髪型は坊主頭ではあるが、その整った容貌は、誰が見ても美少年である。
種倉。野球部一年にして、キャッチャーのレギュラーを取った実力者である。
「はい、何でしょう先輩」
「準備するから、ストレッチとか手伝ってくれ」
「了解です」
種倉と共に、外野の端の芝生の方に向かっていく浅人。
種倉は、浅人のお気に入りであった。今時の若いのとは違い、種倉は素直で、律儀であった。
バッテリー(ピッチャーとキャッチャーの組み合わせの事)だから仲良くしなくてはいけない、という
ことも無いわけではなかったが、それを抜きにしても、浅人と種倉の仲は良いものであった。
そんな二人の背中を見つめながら、沢田は何を思っているのだろうか。
650 :
ゴロ−:03/10/17 16:13 ID:exA2aVQI
準備を全て終え、再び浅人と岸田は対峙した。
「ルールは簡単。スタメンの内5人に対して投げろ。打たれた時の罰は朝に言った通りだ。
守備は一年生にやらせる。何か聞くことは?」
「特に無い」
素早く切り返すと、浅人はマウンドへ向かった。その後ろ姿に、岸田の笑みが向けられる。
岸田は──欲情していた。女になった浅人に。
今だってそう。何とか抑えられてるようなものの、勃起しているのがばれるのは時間の問題だ。
そんな事など全く知らず、浅人はマウンドに立った。視線は遥か上、青き空。
準備中の種倉との会話・・・それが浅人の脳内で回り巡る。
『先輩、逃げてください』
『あ?突然どうした』
『岸田の野郎、俺達にエラーしないと酷い目に合わすって脅してるんですよ』
種倉も岸田の事は嫌いらしい。先輩であるにも関わらず、呼び捨てである。
『そんなんだろうと思ったよ』
『何呑気に言ってるんですか。先輩、もしかしたら・・』
『大丈夫だよ。お前が俺にそれを言ってくれた。それだけで、十分勝機はある』
『・・・先輩・・・』
『そんな顔するなって。俺は負けないよ。あんな奴等に負けてたまるかってんだ』
「そうだ、あんな奴等に」
再び小さく呟いて、浅人は前を向いた。
己の為に戦う戦乙女が、その地に舞い降りた。
「へへ、最初は俺が相手だ」
左のバッターボックスに入った男は、この野球部の一番を任されている男だ。
打率も高く、足も速い。塁に出れる確率は、五割以上である。
そんな選手を前にしても、浅人の真剣な表情に揺るぎは無かった。そうでなければ、エース等と名乗れない。
651 :
ゴロ−:03/10/17 16:15 ID:exA2aVQI
浅人は、男の頃から度胸の据わった人間であった。些細なことで、その難攻不落の鉄壁は打ち崩せない。
「じゃ、始めろ!」
岸田の号令で、守備に入っていた一年生がそれらしく構えを取る。しかし、どいつもこいつも芝居で
ある事を、浅人は既に知っていた。
(打たせて取る戦法は殆ど使えない・・・となると、三振だけ・・・後はピッチャーフライと、キャッチャーフライか)
淡々と状況分析を始める浅人。そして、投球に入る。腕を高々と振りかぶる、所謂ワインドアップ。
その細い腕から渾身の力を込めて投げられた、その第一球。
カキィィィン
「!」
冷や汗がどっと出る。
「ファールボール」
白球は白線を切り、ファールゾーンへと飛んでいく。
「ふぅ・・・」
命拾いした、という溜息か。否、計算どおりうまくいったことへの安堵の溜息だ。
浅人はわざとこの打者の好きなコースに球を投げたのだ。そして、男の時より遅い球に対して
打者は振りは早すぎた。大分前でのミートとなり、結果、打球はファールになるしかなかった。
悔しそうにする打者は、再び構える。さっきまでのにやけた顔は何処にいったのか、極めて真剣な表情
で浅人を睨みつけてくる。あの程度の球なら次は打つ・・・そう言っているのだろうか。
構わず、浅人の第二球。
652 :
ゴロ−:03/10/17 16:16 ID:exA2aVQI
白球は、舞った。
「あうと〜」
酷くやる気の無い声で、一番打者の死が宣告された。
結果はピッチャーフライ。浅人は、ストレートの緩急だけで、見事仕留めて見せたのだ。
「あぁ〜〜〜」
落胆の声が球場に木霊する。この場にいる殆どの人間が、浅人の下着姿、或いはそれ以上を望んでいるようだ。
例外を挙げるとするならば・・・沢田、種倉、そして女子マネージャーくらいか。
「ふぅ」
一旦帽子を取り、額の汗を拭う浅人。その動作は、何故か少女の可愛らしさを引き出していた。
輝いているからこそ、人は美しいとか綺麗とか思うものなのかもしれない。
次に打席に入ったのは、長身の男。この高校の四番打者であった。
(げ・・・よりにもよって、こいつか)
この打者の恐ろしさを、浅人は誰よりも知っていた。どこまでも喰らいつく反射神経。ホームランは
少ないものの、その長打と粘り強さは投手にとってかなり厄介なものである。
この状況にして、いきなりピンチ到来である。
それでも、浅人の瞳の輝きを失わせる事は出来ない。むしろ、その力強さは増していく。
腕を高く振り上げる。狙いは内角ぎりぎり、ボールの球になるコース。
白球が浅人の手から離れる。その球は、種倉のキャッチャーミットに吸い込まれるように───
カキィィィン!
ボールは、ミットに収まる事を拒絶した。
「っ!!」
浅人は咄嗟に体を沈める。同時にグローブを突き出す根性は、正に投手の性質であろう。
が、今回ばかりはそれが悪い方向に傾く。
『バシッ!』
「あうっ!」
四番が打った打球は、物凄い速さで浅人を襲った。ピッチャーライナーだ。
その打球が、差し出した浅人のグローブに直撃した。ボールは軌道を変えただけで、そのまま外野、
センターとレフトの間に転々と転がっていく。その間に、打者は一塁を回り二塁へ。悠々とセーフ。
653 :
ゴロ−:03/10/17 16:17 ID:exA2aVQI
(ツーベース・・・!)
打たれた。その事実に浅人は歯を食いしばった。
「あ〜さとちゃ〜〜ん!」
ベンチから声が聞こえる。愉悦の声。
「さあ、約束通りだ、脱いでもらうぞ〜!」
岸田の酷く嬉しそうな声が、浅人の鼓膜を刺激する。感情がもろに流れ込んでくる。
(クソ・・・!)
浅人はおもむろに帽子を取り、投げ飛ばした。髪を結わえていたゴムを外し、頭を左右に振る。
ボリュームのある髪がブンブン揺れ、髪が整われていく。まず、これで一枚。
次にグローブを外して脇に挟み、上着のボタンを外していく。
「おっ」
誰かが声を上げた。誰もが、いきなり上着を脱ぐとは思ってなかったようだ。靴下とか、帽子だけでも
脱げば上等、と思っていたのだろう。
その光景を見て、岸田の欲情はより一層膨れ上がった。
「そうだ・・・それでこそお前だ、浅人・・・」
最早狂気すらも含んだ彼の瞳。この時に、誰か一人でも彼を止められていれば、未来は変わったかもしれない。
だが、この時点で止められるのは浅人一人であった。
上着を脱ぎ捨てる。その下に着ているアンダーシャツは、体の部分は白、肩から手首まで黒い生地で
覆われている。その姿の方が、浅人を美しくさせている。
「さあ、次はどいつだ!」
雄々しく胸を張り、叫ぶ浅人。自分は男だ。この柱が折れぬ限り、自分は負けない。
気丈なまでの浅人の態度は、岸田だけでもなく、部員達の心にも火をつけた。
「よし、じゃあ次は俺だ」
バットを持って打席に向かう男。この打者もまた、打率には自信のある打者であった。
654 :
ゴロ−:03/10/17 16:18 ID:exA2aVQI
ここで、岸田がベンチから出た。
「そうだ、一つルールに追加しよう」
その言葉に、浅人の眉間に皺が寄る。
「追加?」
「ああ。ランナーがホームベースに戻る数・・・つまり、お前が得点された数だけ、
俺らの前でオナニーをしろ。どうだ、面白いだろう?」
両手を広げ、まるで地獄の死者のようないでたちの岸田。この状況を、心から愉しんでいる。
そんな男を前に、浅人はあくまで気丈に振舞う。
「いいぜ、それで行こう」
こんな事とっとと終わらせる。打たれなければいいのだ。浅人はこの時そう考えていた。
岸田がベンチに戻る。それとほぼ同時に、浅人が構えた。ランナーがいる時の、セットポジション。
左手・・・グローブを填めてある手の痛みを、意識的に忘れて。
左のバッターボックスに入った男の特性を思い出し、そこに投げようと意識を集中、そして・・・
「走ったぁ!」
投げた、と同時に聞こえた種倉の声に、浅人はハッとした。まさか、この状況で盗塁?
打者は打たない。ボールをキャッチした種倉は、三塁に──投げなかった。投げれなかった。
その姿を見て、浅人は再びハッとした。自分と種倉以外は、エラーすることが前提である。
つまり、ランナーをアウトにする事は、事実不可能。
悠々と三塁に走りこむランナーを見て、浅人は歯を食いしばった。
(姑息な・・・!)
だが、それに乗ったのは自分だ。今更ながら、己の愚かさに気付かされた。
だが、状況はより悪い方向に転がっていく。浅人の自信を揺さぶる形で。
ボールを手元に戻し、第二球。そこで、打者は思わぬ行動を取った。
いや、今の状況で一番適切、という方が正しいか。
655 :
ゴロ−:03/10/17 16:19 ID:exA2aVQI
コン・・・
「!?」
バットを横に構えて、来たボールにただ当てるだけ。当たったボールは勢いが死に、三塁の方に転がっていく。
バントだった。
「チッ!」
舌打ちを残し、浅人はボールの元に走った。急いでボールを拾う。そして、そこで丁度ランナーとすれ違う。
(もらった!)
素早く持った手をランナーにつける。躱す動作は見せたものの、浅人の手にはしっかりと触れた感触。
しかし、それでもランナーは全力で走った。ホームベースでスライディング。まるで、タッチされた
ことなど感じてないように。
そして、それが現実となる。
「セーフ!」
ランナーを迎えたのは、罵倒ではなく賞賛だった。
「な・・・待て、今俺は確かに・・・」
怒りのボルテージが上がり、審判に文句をつけようとした時。
「先輩!」
二塁の方から声。咄嗟に振り向き、ボールを投げた。呼ばれたことで、今の状況を速攻で理解した。
バッターが一塁を回り、二塁に走ったのだ。
投げられたボールは上手く二塁手の元に行く。それをキャッチした一年は、滑り込んでくるランナーに
果敢にタッチしていく。だが。
「セーフ!」
審判の下した宣告は、非情なものであった。
「・・・得点を与えた・・・だって?」
656 :
ゴロ−:03/10/17 16:21 ID:exA2aVQI
オ オ オ ォ ォ ォ !!
球場が沸いた。自分らの願望が成就したのだ。部員一人一人、守備に入っている一年の殆どですら、
それを隠さずに咆えたのである。
「ま、待てよ!今のはどちもアウトだろうが!どう見ても!」
浅人は怒りに任せて二塁の審判に食い下がった。審判といえども部員である。文句を言ってはいけない
理由はない。
「審判は中立なんだよ」
しれっとした態度で受ける二塁の審判。岸田の根はここまで広がっているのか。
やられた。完璧に策にはまった。審判もグルだったなんて。
抗議しても無駄と言うことなのか。不平は不平ではないのか。
あんな奴等の前で、女として自慰を披露しなければならない。今更、後悔しても遅かった。
その上、打者は二塁打。さらに二枚、鎧を剥がなければいけない。それは、浅人の怒りをより高めた。
そして同時に・・・絶望も。
誰かが言う前に、浅人はグローブを外しアンダーシャツを脱いでいた。誰かに言われてやるより
自分の意志でやる方がまだ救いになる。そう自分に訴えた。
(・・何の救いだ?)
震える手が、自分のシャツを脱がす。素肌をさらす・・・白い肌には、豊かな胸を押し潰すようにサラシが巻いてある。それにも手を掛ける。
今までの気配と一変、球場は静けさに包まれた。
白いブラジャーが露になる。それと同時に、押さえつけられていた胸が自己主張する。
その全体の美しさに、全員が息を呑んだ。仲間である、種倉でさえも。
「次は、誰だ?」
消え入りそうな声だった。ともすれば、震えていたかもしれない。俯いたまま、前髪でその表情は伺えない。
それで、時は動き始めた。「じゃあ、俺が」と、一人の立った、その時。
657 :
ゴロ−:03/10/17 16:22 ID:exA2aVQI
「ぐあっ!」
呻き声で、浅人は顔を上げた。そこにいたのは、出ようとしていた打者を引き摺り落とした───
「沢田・・・?」
浅人は信じられなかった。我が目を疑った。
沢田は、あの男だけはこんなゲームに乗らないだろう、そう思っていたのに。
一年の頃から共に努力し、励まし合ってきたあの沢田が、自分をどん底に落とすようなことはしない
だろう・・・そう信じていた浅人の精神は、混乱を超えて錯乱状態に陥った。
打席に入る沢田。その顔に、表情は浮んでいない。
「沢田先輩・・・」
種倉の懇願するような声、どうして貴方が・・・そんな訴えが含まれているのは明らかだ。
沢田は、何も語らない。ただ上半身が下着姿になった浅人を見つめるだけ。
「・・・信じていたのに」
浅人は小さく呟いた。立ち直れるか、自分では判断できない。
左手の痛みが、ここぞという時に増してきた。いや、思い出した、というべきか。
やるしか・・・ないのか。
浅人は構えた。前髪で視線を隠し、虚ろな心を隠して。
「うあああぁぁぁぁぁ!」
渾身の力を込めて球を放る浅人。そして───
カキィィィィン・・・
やけに甲高い金属音が球場に響き、白球は綺麗な放物線を描いた・・・。
658 :
ゴロ−:03/10/17 16:25 ID:exA2aVQI
本当は、もっと勝負の所で詳しく書きたかったんですが、
マニアックすぎると何か違う。
・・・段々と萌えでない方向に走っています(汗)
いらなかったらいらないと仰って下さい。喜んで消えさせていただきます(土下座)
では・・・。
| 彡 サッ
いや、萌えた。燃えた。
それで十分だ。
ブラボー・・・
心臓ばくばく、手が震えてるぐらい萌えた・・・
実にドラマティックなところで切れてくれた。
もうホームランでいいよ。
前回から思ってたがこの勝負、浅人になんのメリットもないな(w
を、麦茶ではなかったか。
さて、一呼吸おいてのあとがきです
風邪をひいて喉が痛いわ、関節痛もバキバキだったりします
やっと「転」も、ここまできました。あとひと息‥‥かな?
今回は説明部分が多くてエロが薄かったので(え?)、残りはひたすらずぶずぶのエロエロの予定です
でも、今回の前後編の倍くらいになっちゃいそう‥‥絶対に3Pはやっておきたいし
‥‥って、まだエロをやるんかい! ああ、また伸びるじゃないか
女性化したとは言っても、この亜美は女性であって女性ではないので、
それなりに萌え要素はあるんじゃないかなーと勝手に思っていたりして
年内になんとかもう1、2本。最悪でも、このエピソード完結までは持っていきたいですね
「転」のエピソードが終ると、いよいよ「結」
これは前・後編となるはずです(7割ほどは書き上がってます)
つまり、残りは4話(プラス・マイナス1話)
完結の目標は、来年2月のバレンタインデーを目途にしています
一月一本ペースなら、なんとかなるかな?
年末に、またイベント物やろうかなともおもっていたりして
今度は他の人も書いてくれると嬉しいなー
ラストスパート? それ、食えますか?
663 :
380:03/10/17 20:28 ID:m7txXH+8
>>602 これで終わってもいいような気もしますけどね
でも、まだ謎も残っているし、もうちょっとだけ? 続きます
完結までたぶん‥‥100から120レスくらいかかるかな、あはは‥‥
でも今回、エロがマジで薄いってかなり真剣に悩んでいたんですよね
その反動で次が凄いことになりそう。もう少しだけガマンしてくださいね
>>644 申し訳ない。まだ終わ「れ」ないんです。事実上、物語はラストスパートに入っていて、
このままラストエピソードまで端折っちゃってもあまり問題ないのですが、
そうなると、えっちシーンが大幅にカットということになります
早く終わった方がいいのだったら、こっちを選択するという方法もあるんですが‥‥
このへん、ちょっと迷ってます。もう終わらせた方がいいのかな。飽きました?
恐らく、あと1〜2回かけて「転」のエピソードを収束させ、
「結」のエピソードを2回かけて書くことになるはずです
実はもう、ラスト部分は書き上がっています。あとはそこに向けて書くだけなのですが‥‥
うまくいけば、今月中には次の話を出せそうな気配です
ラストエピソード直結も視野に入れながら書いている最中です
実は TS ノベルゲーの案を練っていたりして、けっこう「浮気」してまつ‥‥
664 :
380:03/10/17 20:29 ID:m7txXH+8
最近、新しい人が入ってきて嬉しいなあ
まとめて感想を書いてみますね
>>ゴローさん
これぞまさしく野球拳! 浅人たんに貞操の危機が迫る!
最初はちょっとありがち過ぎてどうかな〜とおもっていたけど、化けそうですね
部員の黒い欲望が垣間見えて実に(・∀・)イイ!!
沢田が打った球の行方も気になる。次が早く読みたい!
文章的な荒さはあるけど、個人的には一番先が楽しみだったりします
>>とごター( ゚д゚)ーンさん
ちょっと読みにくいけど、目のつけどころがいいかも
くそー、魔法少女物は漏れも考えていたのに〜。でも先に書いたもの勝ち
いろいろと説明不足が目立つので、萌えシチュのみをひたすら書くのか、
それとも物語上でちゃんと書くのか、今のうちに決めておいた方がいいとおもいますよ
>>WDさん
エロ姉さんに萌え! でも、三木原令たんの話とキャラが少々かぶっているような‥‥
もうちょっと読んでみないとわからないので、評価は保留
何か得意な描写に特化するといいかも‥‥個人的な意見ですけどね
>>プリンさん
続きまだー?(AA略
待〜ちく〜たび〜れた(AA略
楽しみに待ってます。がんがれ!
665 :
WD:03/10/17 20:35 ID:PWIXYb8F
>>662 イベントものー。いいですねー。
今の時期だと…なんだろ。
てか、長期展望が凄すぎです380氏。
ちなみに、ラストスパートはソースをかければ自由と正義のヒトが食べてくれます。
666 :
WD:03/10/17 20:43 ID:PWIXYb8F
>>664 と。キャラかぶりはねー。書いてから気付きました。
TSで高校生で姉主導っていう時点でアレですが。
描写に関しては…前向きにz(ry
最近プリンサソコナイナァ
浅人タンが何回オナルはめになるのか期待だ−ーーーー
プリン氏、WD氏 続き読ませてクレーー
ゴローさんのが面白いです。
盛り上がってキターーーー(゚∀゚)ーーー?
(`・ω・´) コイコイコイコイ・・・
(゚∀゚)キタキタキタキタ━━━━!!!!!
>669 好みは色々だがそういう発言はやめれば?比較するような言い方はイクナイ!
短くてもいいから完結して欲しい…
>639氏
サンクスです(゚∀゚)
感想がある。それだけで俺は…・゚・(ノД`)・゚・
>640氏
もちろんそれも考えておりますよ!最初に身体に触れるときってのは萌えますな
>ゴロー氏
なんというありがたきお言葉。ゴロー氏のSSも…スゲェ(゜Д゜;)の一言
毎回お世話になってます(゚∀゚)タマラン!
>644氏
ありがとうございます。たらたらと長く書いてしまいがちなので…(´・ω・`)
>380氏
アドバイスありがとうございます。大感謝!
方向性は基本中の基本でありながら…定めないといけませんねやっぱ・゚・(ノД`)・゚・
ご指導痛み入ります…
というわけで続き投下させていただきます(((((┗(゜皿゜)┛)))))
「さあって♪お披露目しましょうねえ」
体全体を覆うローブを剥ぎ取り、そのまま上着の前をはだけさせられる。
感心するほどの手際のよさだった。
「へぇ。パッと見た感じセクシーなのに、下着は地味なんだなあ」
「う、うるさい!ほっとけ!」
だいたい下着なぞにこだわってどうする。男はいちいちそんなことはしない。少なくともマーヤはそうだ。
「さぁいよいよって、ん?意外だな。ノーブラか」
ふとマーヤが不思議顔をする。なんとなく探究心がくすぐられたような。
「ノーブラ?なんだそれは。」
「ブラジャーつけてないってことだよ」
「ブラ…なんなのだ?」
うまく発音できない。異界の言葉を事前に調べた時に見逃してしまったようだ。
「ノーブラだよ、ノーブラ。要するに胸が揺れたりするのを防止する、なんてぇんだろ、補正?補強?」
「ああ、そういうものならもちろんある。だが使ってはいない。苦しいからな」
「苦しいっていったってさ、邪魔になるでしょ?動くとき」
「何か激しい運動するときにだけは魔法で補強しているな」
「運動するときだけ?でもこれだけでかいと何かと腕に当たったりしてうっとうしくないの、女からすればさ?」
「いや、そんなことはないぞ。女の乳房の感触は私はとても気に入って……!?」
一気にマーヤが顔を紅潮させる。つい素直に言い過ぎてしまった。知識欲のせいで自分の置かれる現状を失念してしまった。
「ば、ばかもの!何をいわせる!」
「ちょ、ちょっと待てって。それって自爆?」
「うるさい!」
怒られてはいるものの、雄介がそんなことで遠慮するはずがない。むしろ面白くて仕方ないという顔をしている。
「まぁまぁそう怒るなよ。ほれほれ、生の乳を揉んでやる」
ゾク……
「んん!」
掴まれただけで電気が走った。怒鳴ることも忘れて全身の衝撃がおさまるのを待つ。
「おうおう、感度のいいことで」
ムニュ、ムニュ
「はぁ、くっ、ん、んはぁ…」
餅のようにこねまわされて、それだけで頭がぐるぐるを回ってきた。
服の上よりも雄介の指が強く感じられ、どれだけ自分の乳肉が掴まれ握り締められているかが感覚だけでわかる。
乳首を吸われた。
「はぁぁぁ!」
無意識に背筋をそらせてしまう。心地よく川の流れに乗っている目の前に急に滝が現れた。
その反応が面白かったのか、雄介は重点的にポイントを攻める。
「ん!あ、ああああ!くふっ!ん!これ、む、胸…かはっ!胸、やめ…!」
(!!!!!!!!!!………!?)
ひときわ背をのけぞらせる。
一気に滝つぼに落ちてしまったような感覚。
やがてゆっくりと浮上するように落ち着きが戻った。
「イッた?胸だけでイッちゃったのかよ。」
「はぁはぁ。イッた……はぁ…だと。ふん、バカな」
いまだ荒い呼吸のあいまになんとか否定の弁を放つ。
「なにいってんだよ。いまのは明らかにイッてただろ」
「そ、それは……。」
正直なところわからない。まるで未知の体験なのだから。
「…し、知るか…」
そっぽを向いてやる。
女のイクとは加速するように滑り落ちる感じらしい。これが男のようにデジタルな感覚ならばわかりやすい。しかし今感じたものはそれとはまったく異なる。
先に襲った津波のような感覚をイクというのだろうか。もしそれが「イク」というのだとすれば
(女の絶頂、というのもそう男の射精と変わらないものだな…)
男と女の快楽の差、これはスレの住人なら誰しも気になるところであろう。
マーヤは男であったときからこの命題には興味があった。いやらしい気持ちは一切ない。ただ心理学的な側面から一考の余地はあると認識はしていた。
男女の交わりの時あられもなく声を上げる女性をみて、そんな疑問を浮かべることもそうおかしなものではないだろう。
さて、ふたたび天才魔法士が知識欲の権化になっているあいだに
「わ!わわわわわ!な、なにをする!貴様!」
下半身が下着一枚になっていた。
一切の無駄毛のない、女性特有のふっくらしたふとももが外気にさらされる。
女体の神秘をそっと包み隠すのは純白だ。ほんの少しふっくらと起伏を生む場所が白に濃淡と魅惑を添える。
マーヤが気づいたときにはすでに両脚の間に雄介が陣取っていた。
「し、しかもお前まで…」
「もちろん!お手間はとらせません!」
すっかりトランクス一枚姿だった。
マーヤの悩ましすぎる身体を覆いかぶさるように目でなめまわす。
「あらら。下半身は女の子っぽい下着なんだなあ」
「い、いちいち人の下着を批評するな!」
いくら心が男はいえ、まさかトランクスを履くわけにはいくまい。さすがにそれくらいは妥協した。
無理矢理ブリーフを着用してみたが、所詮女が履くようにできているはずもない。
そもそも局部の体積をある程度考慮したつくりなので、顕示力を激減させた股間にはゆとりがありすぎた。
男用のビキニパンツというのもあるが……自らのことながら気が萎えた。
「さて、これも邪魔だなあ」
「待て!」
ムニュウ
「んはっ!」
最後の砦を守ろうと身を起こした瞬間、伸びてきた手に乳房を握られた。
「だめだめ。いまさら抵抗することもないだろ。」
先ほどの絶頂で熱くなっていた女の頂きから身も心も震えてしまった。
思わず漏れた声と油断でそのまま簡単に上半身を倒される。
「ほら。」
グリグリ
下着の上から股間を指でつつかれた。
いままで全身の快楽が収束してきた部位から今度はすべてが逆流する。
(んん……!)
鋭い感覚に顔をしかめた。想像以上の刺激。だが耐えられない範囲ではない。
ふん、声などあげてやるものか。
「おお。耐えるねえ。ほれほれ」
指を上下にすり始める。割れ目に沿うようにソフトなタッチで。
(ん……くっ…!!)
マーヤは身体を悩ましげによじりながらも耐え切った。
「じゃぁ、ここは」
少し上にある小さな突起に触れてきた。そこをクリクリっと突付かれる。
「くは!がっ!んん…な、なんだ!?」
とても声を我慢できるものではなかった。「イッ」てしまったのかと錯覚したほどだ。幸いにもそこまでにはいたらなかったが。
「へへえ、さすがにここはダメみたいだなあ。」
予想通りのリアクションなのだろう。言葉に満悦の含みがある。
雄介の腕にすがるように静止を求めるが、単純に力の差でかなわない。
「へへえ、ではない!あああああ!そこはやめろ!…ひっ…ずるいぞ!」
どうしようもできない刺激。女の…自分。
「ずるいってなんだよ。ほんと負けず嫌い…」
「……だまれ」
「はいはい」
すると今度はいきなり下着の横から指を差し入れてきた。
まるで何かの虫のように狭い隙間にもぐりこむと湿り気のある地帯に接触する。
突然生じた直接接触はマーヤは相当の衝撃を与えた。
「おま、お前!いきなり!ひっ!」
指だけ別の虫みたいな動きをする。この場合、「水」を得た魚か。
「水」を求めるように「魚」が中央を目指した。そこからはすでにこんこんと「水」が沸き出始めていた。
そこにもぐりこんでしまうようなことはしなかったが、淵を彩る花びらを少し撫でるだけで絶えず「水」は沸き出でた。
下着をつけたまま、股間の横からもぐりこまれるなんて…なんだか犯されている気さえしてくる。
そんな女みたいな痴態をさらすのはごめんだ。
「すっかりぬれてるよなあ」
「……」
雄介の恥ずかしいセリフを否定することができない。沈黙が肯定を意味するというのに。
また…こんな…女みたいなこと…。
「お、今度はいちいち抵抗しないな。自分の身体は認めたほうがいいぜ」
「くっ、いちいちお前に言われなくても…わかってる…」
実を言えば、雄介に胸をいいようにされていたときから股間には湿り気を感じていた。
女が快楽を得ているとそのようなことが起きることはわかっている。雄介に下着を見られればすぐに悟られてしまうだろう。
だから下半身に手をかけられた場合のことが気が気でならなかった。もっとも気づかないうちに脱がされていたが。
「女は……こういうものなんだ。」
「いや、俺もさっきからヌレヌレでね」
ボロンと雄介がイチモツを公開する。先走りでいやらしく光る怒張が蛇のように鎌首を上げた。
「あ…ああ」
なぜだろう。目が…目が…離せない…。
以前の自分で見慣れたはずのもの。男の象徴的部位。すべてを知り尽くしている性感帯。
それが今眼前にある。いまさら凝視するほど興味のあるものでもない。
ならば…ならばなぜこんなにも注意をひきつけるんだろう。
(どうしようもない…。)
マーヤはただそれだけをイメージした。
あんな猛り狂った肉棒を前に、受け入れるしか使い道のない自分の股ぐらの抵抗など蚊が鳴くようなものだ。
「さてと、じゃぁ本番といきますか。」
雄介の手が最後の砦を崩しにかかる。
(もうだめだ…)
人目見ただけで理解できた。これが今の自分なのだ、と。
ぎゅっと目を閉じて全身の力を脱する。一切の動きを止めた身体の中で天を向いて大きな乳房だけがぷるんと揺れた。
羨望の代名詞である異界の使者は、その人生においてかつてない無力をかんじた。
なんだか…涙がこぼれそうになった…。
「…おいおい。そんな顔やめてくれよ」
下着を脱がしかけた雄介が作業を止めた。
「なんだかさ、俺がレイプ犯罪者みたいだ…。すまん、ちょっと落ち着くわ、俺」
マーヤの脚の間でちょこんと正座する。
「別に強姦じゃないんだからさ。最後の一歩くらいはお前自身に任せるよ」
「私…」
「そう、ようするに本当に最後までする気なら自分でパンツを脱いでくれってこと」
「え…ええ!?」
あまりの恥ずかしいリクエストに耳を疑う。
「じ、自分でだと!?」
確かに雄介のいうことは正論かもしれない。マーヤの意思が十分尊重されているので文句もない。
しかし、自ら脱ぐということは…何を意味するのか明らかだ。
「くっ!そ、そうだな。そ、それくらい自分でや、やってやる」
まさかやめるわけにもいかない。これは試されているのだ。覚悟を。
自分の下着にそっと指を通した。女性のふっくらした下半身は自分の身体ながら魅力的だ。
(………)
軽く深呼吸して一気に脱ごうとした瞬間、視界の角から雄介のペニスがあらわれた。
びくっと動きにセーブがかかる。
これを脱ぐということは、あれを…その、受け入れる、ということだ。
あんな大きなものを自らの股間に挿入するということだ。女を決定づけるかのように自らのヴァギナに……。
指でいじられただけであれほどの感覚が得られた。あれほどの太さが進入すればさぞかし気持ちがよかろう。
だが、やはり
(怖い…)
怖いものは怖い。どうしようもない心理だ。
雄介は突然動きがとまり、自分の股間を凝視するマーヤをみて心情を悟った。
「大丈夫。乱暴になんてしねえよ。」
あおむけのマーヤの両肩にそっと手を差し伸べ、真上からまっすぐに目をのぞきこんでくる。
そっと…身体を密着させてきた。そのまま熱を放つ肉槍を下着越しにやさしくマーヤの秘部に重ねた。
巨大なはんだごてを押し付けられている感じがしたが、不思議と恐怖が和らいでくる。
チュゥっと雄介が乳首を口に含んだ、同時のもう片方の乳房を手に含む。
「安心しろって」
なぜだろう。雄介なら本当に大丈夫だという気がしてくる。
あんまりまじめに見つめてきたからそう信じるしかないという気さえしてきた。あの目は本音を語るときの目だ。
そして、なんだか不思議なことが続くように素直に秘部をさらすことができた。
雄介は身体を離し、挿入しやすい角度を準備する。
「じゃ、いくぜ」
直径も巨大な鈴がすべてをさらした局部にそえられる。
「う、うん…」
挿入(い)れられるんだ…
マーヤは自らの結合予定部分から目を離すことはしなかった。もともと注射の時には針から目をそらさない性格ということもある。
「ゆっくりいれるからな。痛いだろうし」
「その点は問題ない。痛覚を遮断する魔法処置をしている」
「便利なもんだね…。そら」
ぐにゅっ!
一瞬股間が棒で押し込まれる感触。次いですぐに訪れる軽い侵入感。
爆発的な快楽がマーヤを襲った。
「んん!ひぃぃぃあああ!!!」
支援
今回はここまで。中途半端だ…(;´Д`)
しかしようやく入った(笑
眠いぽ。時間が時間なだけに。すんません・゚・(ノД`)・゚・
なんとか「気持ちよさ」を伝えたいんですが、ダメだ、うまくいかない。
一眠りして出直します
ぐっじょぶ。
って終わりか(w
続き期待してます。
686 :
ゴロ−:03/10/18 03:22 ID:Nz5VEv4t
グッジョブでした!(゚∀゚)b
マーヤタン(;´Д`)ハァハァ
続き頑張って下さい!
>380氏
コメント有難う御座います(礼
>ありがち
確かにそうかな、とは思ってました(死)
因みにこの後、暫くありがちな展開続きます(爆死)
>>668 >何回オナルか
打点を数えて貰えればおのずと答えはでるとおもいます。
・・・エロエロ言ってた割に、実はエロって書いた事ないんです(汗)
すんごい詰まってます・・・暫く時間かかりそうです・・・(土下座)
健一は夏休みの登校日で学校へ行く準備をしていた。
高校三年になっても165センチの身長は健一のコンプレックスだった。
クラスで一番小さいというわけではないが、前から数えた方が早いのだ。
女子たちは健一の事をかわいいといってくれはするのだが、彼氏候補ではなくあくまでペットのようなあつかいをしていた。
「いっそのこと女の子になれば、男子にモテモテになったりして」
そう口走ると、全身に虫唾が走ったようになって震えてしまった。
「あ〜やだやだ…俺はホモじゃねえェッつうの。」
キッチンから姉が呼ぶ声が聞こえると、朝食を食べるため急いでシャッツのボタンをとめズボンのベルトを締めるとキッチンに向かった。。
父親が仕事の都合で海外に赴任して母親も一緒についていってしまった。
それ以来、2歳年上の姉が食事の世話をしてくれている。
「ハイさっさと食べちゃってよ、私も大学行かなきゃならないんだから」
「ヘーイ」
姉の作ったいつもと変わりのないハムエッグとトーストをほおばっていると、
「あ、今日から5日間サークルの合宿だから自分で食事の用意してよ」
「え〜今日から!」
「そう、今日からよ、じゃあ行ってくるから!」
と大きなかばんを持って姉は出て行ってしまった。
「チ、何で姉ちゃんは勝手なんだろうなぁ〜、女の子なら料理できるんだろうけどできないしなぁ…ン…なんだ?」
また、健一の全身が震え鳥肌が立ってしまった。
皿とマグカップを流しに持っていき手早く洗いおわると、トイレに入っていった。
チャックを下ろして自分のチ○ポをひきだそうとするのだが、上手くつかめないでいた。
ようやくちんぽを引き出すと、いつもの自分のちんぽよりかなり小さいことに気が付いた。
健一のチンポはもともと大きい方ではなかったが、今日はまるで小学生のときのようなサイズ…いや小指ほどのサイズになっていた。
「なんだ、何でこんなにちっさいんだ?」
恐る恐る触ってみると、いつものオナニーの何倍もの気持ちよさに夢中になっていじりまわしていた。しばらくいじりまわしていると急に全身に電流が走ったようになって、今までに感じたことのないような快感に床に座り込んでしまった。
ちんぽの先からは今までに見たことのないような量の精液と、透明の液体が入り混じりながら噴き出し続けていた。
「あ、あぅぅ…はぁぁ…」
腰がガクガクと上下に震え、肩で息をしている。
口は半開きで目はうつろなまま徐々にまぶたが閉じられ、眠るように意識を失っていった。
目をさまして続きを〜
>>668 今のところの状況まとめ
1人目(1番) 三振
2人目(4番) 2ベース(2枚) ホームイン
3人目 2ベース(2枚) 下の結果次第でホームイン
4人目(沢田) 謎(でかい当たりなのでランニングホームランかも)
5人目 多分岸田
続き期待してます〜>ゴローさん
もちろん他の皆も。
>>687-688書いたものです。
すいません、校正前のものを間違ってUPしてしまいました。
一旦忘れてください。
m(__)m
>>525より続き
多少は動揺したように見えたものの、龍鬼はいたって冷静に対処をはじめている。
頭とともに太ももに挟み込まれていた両手を引き抜くと、わずかな緩み――隙間が生じた。
心を刺激しないように、そっと静かに動いて、呼吸できる体勢をつくりにいく。
ふっくらと発達した大陰唇にもぐりこんで、ぬめりを帯びた『花びら』に押し付けられていた鼻と口を
上へずらして息を吸えるようにした。鼻だけが土手のうえに出て、ちょうど、勃起した陰核に唇が押し
つけられている。
極めてデリケートな『女の子の部分』を強くこすって傷つけたりしないように、龍鬼は細心の注意を
払って行動した――だがそれでも、どうやっても多少は刺激してしまうのはやむを得なかった。
「やっ…やぁ…いやぁ!」
敏感な部分が擦れたことに過剰に反応して、心はますます強く龍鬼にしがみつく。
せっかく作ったわずかな隙間も、これで無くなってしまった。
心はもう便座の上に座ってすらいない。体を丸めて龍鬼の首から上にしがみつき――頭を太ももで挟み、
両足を絡めて固定し、その上からさらに両腕で閂をかけるようにロックして――宙に浮いている。
万一に備え、龍鬼の腕はすでに心の身体を抱きかかえているが、いまのところ落下する心配も感じぬほどに、
しっかりと抱きついている。
龍鬼はもはや身動きするのも困難だ。この体勢は息苦しいし、辛い。
いかに軽いとはいえ、人ひとり分の体重を、ほぼ首一本で支えているのだから、これは当然のこと。
だが同時に、このうえ無く『おいしい』状態でもある。
龍鬼にしてみれば、ずっとこのままでいても良いくらいだ。いや、むしろ是非そう願いたい。
心の『お花』に口元を突っ込むようなかたちで固定されているのだから、動けば、どうやっても必ず
敏感なところを刺激してしまう――つまり、どのような方法をとろうが結局、心を『愛して』あげられるのだ。
「いやぁ、いやぁ……ふうふう、やめてぇ」
>>692 口を塞がれているのだから、もう先ほどまでのように『ふうふう』と息を吹きつけているわけではないのだが、
鼻息がどうしても恥丘に当ってしまう。うすい恥毛がなびいて、それを心はむずかっている。
言葉をかけて弁解したいところだが、そうすることもできない。
もうこれは、さっさとやるしかあるまい。
このまま、心を『食べて』しまうのだ。
たっぷりと愛情を籠め、あくまで優しく、じっくり時間をかけて、心の大切な『女の子』を口で気持ち良く
して『治して』あげる――それ以外に方法はない。
心には、先ほど口で『治す』ことを禁じられているが、この場合は仕方ないだろう。後できちんと謝れば、
こころ優しい心はかならず分かってくれるはずだ。
深く息を吸い込んで、ゆっくりと吐く。口がふさがれているから、もちろん両方とも鼻で行った。
{いい――いい香りだ。心、僕の…女神}
「いやぁ、だめ…だめですぅ」
鼻息のかかるこそばゆさに、心は身をよじらせる。
小さな蕾にはり付いていた龍鬼の唇が、ゆっくりと動きだす。
「ふあっ! あ、ああん、いやぁ」
クリトリスにしゃぶり付き、舌で舐りはじめる。
腰をくねらせ、心は必死に逃れようとしている。だが、それとは反対に、しがみつく力はますます強くなる。
「あ、あ…やっや、いや、いやぁ、やぁん! あん、ああっん……だめぇ」
龍鬼の顔にぐりぐりと股間を押しつけながら、可愛らしい声で抗議する。
ときおり、ぴくんっ、ぴくんっ、と身体が跳ねて、つま先がひくつく。
>>693 間違っても、歯を立ててしまい傷つけるような過ちを犯さぬよう、龍鬼は注意ぶかく心を『食べて』いる。
「あん、あん、ああ……あ、いや、いやぁん、いや、いや…あ、あふ」
心の手足から少しづつ力が抜けはじめ、龍鬼の腕に重みが掛かっていく。
しがみつく力が弱まって、龍鬼はかなり自由に動けるようになったが、とうぜん離れようとはしない。
「はぁう、あ……あん! あん、あん、いや……はぁ、あ…あ、だめ、だめぇ…」
自分からこんな体勢になっておいて、駄目も何もあったものではないが、心は先程から言葉のうえでだけは
抵抗をつづけている。そう、言葉だけだ。
龍鬼は唇をすぼめて肉芽をはさみ、吸いながらかるく引っ張った。
「いやぁ! いやいや、だめ、だめなのぉ!!」
びくびくと身体を痙攣させて、ストンと、心は龍鬼の腕のなかに落ちてきた。足はまだ肩に引っ掛かったまま
なので、上半身だけが離れた状態だ。
心の淫肉がわななく度に、ぷちゅぷちゅと蜜が流れだす。ミルクのような香りのする、透き通った粘液だ。
顔の下半分をそのいやらしい蜜まみれにして、龍鬼はクリトリスを貪りつづける。
「ふぁあっ…………あ、あぅう…あはぁ♪」
喘ぎつつわが身を抱きしめて、心はついに言葉での抵抗すら覚束無くなりはじめた。
小さな身体のほんの一部、本当に小さな小さな、豆粒のように小さな肉の塊をもてあそばれるだけで、
いまの心はいくらでも快楽におぼれてしまう。
本日はここまで。
アク禁くらっておりました。
試しに書き込みしてみたところ、書き込めるようになっておりましたので、
さっそく荒らしてみました。
それでは皆様、ごきげんよう。
696 :
ゴロ−:03/10/19 09:48 ID:cJpH1kNn
|ゴ=
|Д`) ダレモイナイ・・アップスルナラ イマノウチ
|⊂ノ
|
>>690 まとめて頂いてどうもです!
強いて言えば、最初の打者はピッチャーフr
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
>>乳無し氏
キタァァァァァァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)ァァ( ゚)ァァ( )ァァ(` )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ
心タソ、陥落!楽しみですw
8レス程いきます。
697 :
ゴロ−:03/10/19 09:49 ID:cJpH1kNn
浅人は振り向かなかった。
沢田の打球は高々と舞い上がっていく。角度も伸びも申し分ない。
それ以上に、浅人の中にある一つの気持ちが、彼女を振り向かせなかった。
『打たれた』
全てに裏切られた今の浅人にとって、その事実だけで足が鉛のように重くなってしまう。
やがて、歓声・・・には程遠い、欲望の雄叫びが球場に響き渡る。それが、全てを物語っていた。
レフトスタンド。そこに、沢田の打球は吸い込まれていった。
「・・・・・・」
キャッチャーマスクを外し歯を食いしばり、今帰ってきたランナーも無視し、
種倉はダイヤモンドを回る沢田を睨んでいた。
三塁を回り、自分の元に向かってくる先輩に、後輩は小さく、しかしはっきりと聞こえるように呟いた。
「あんた、最低だ」
沢田は、答えない。無言ですれ違い、本塁を踏む。
「流石沢田!」
「でかしたぞ、同志!」
部員からの賛美の言葉にも、沢田は一貫して反応を示さなかった。その仮面の如き表情からは、
何を考えているのか、読み取る事は出来ない。
だがそんな事、岸田にとってはどうでもいいことであった。
(浅人が、堕ちた)
狂気に歪んだ笑みを浮べ、岸田はマウンドの上で沈んでいる浅人を見遣った。
あの、浅人が。
あの、強情で目障りだった浅人が、今は自分の策にハマり、絶望に落ちている。
岸田の欲情は頂点に達していた。
あとは、打たれた分の衣類を脱がせ、自分がトドメを指すだけ───の筈だった。
698 :
ゴロ−:03/10/19 09:50 ID:cJpH1kNn
「コラァーー!」」
突然、球場に怒号が響き渡った。野球部員なら誰もが聞いた事のある、その声。
「何をやってるんだ馬鹿たれ共!」
ベンチから現れたのは、この野球部を率いる監督だった。普段なら準備等を終えた頃を見計らって
来るのだが、今日は何故か早く球場に足を運んでいた。
(・・・チッ)
内心舌打ちした岸田。監督の後ろには、女子マネージャーが心配そうな表情で佇んでいた。
ヤツが告口(ちく)ったのか。なら、後で罰を与えなければ。
「おい、どういう事か、説明してもらうぞ」
球場全体に響き渡る監督の怒鳴り声。その声にいち早く反応したのは、種倉だった。
「監督!実は、きし・・・」
「ただのゲームですよ、監督」
種倉の言葉を、岸田が制した。監督の前に自ら進み、真正面から対峙する。
「なっ・・・」
「前田君が女になった自分でも充分野球できるから、やらして欲しいって言ったんですよ。
で、打たれたら罰として服を脱いでやるって」
岸田は、まるでそれが真実であるかのようにペラペラと監督に報告していく。その顔には、終始
笑顔が刻まれていた。
「嘘だ!先輩は、前田先輩はそんな事を言って・・」
「・・・本当か?」
監督の耳に、種倉の言葉は届いていないのか、岸田の顔を見ながら呟いた。
岸田は何という事はないように「ええ」と答え、得意げに笑ってみせる。
「岸田ぁ!てめえ、嘘ばっか言ってんじゃねえ!前田先輩も、沢田先輩も何とか言って下さいよ!」
種倉は必死に呼びかける。しかし、浅人も、そして沢田も黙って顔を伏せているだけ。
その二人を見て、種倉も言い知れぬ絶望感を感じていた。まさか、こんな事になるなんて。
699 :
ゴロ−:03/10/19 09:51 ID:cJpH1kNn
暫く黙ってその状況を確認してから、監督は指示を出し始める。
「前田!とっとと服を着ろ!それから、今日はもう練習中止!全員片付けて、速攻で帰宅しろ!
それから、前田と岸田、それに沢田・種倉・舞浜は後で学校に来い!」
指示を受けた部員達は、監督の言う通りに動き始める。しかし、浅人は身動ぎ一つしない。
「前田先輩、服、着て下さい」
いつの間にか近寄っていた女子マネージャー、舞浜の言葉で、浅人の意識は辛うじて呼び戻された。
「あ、ああ・・・悪い・・迷惑かけた・・・」
「そう思うなら、早く服を着て学校に来て下さい。先輩のこんな姿、見るに耐えません」
瞳に涙を溜めて語る舞浜に、浅人は目を合わせる事はできなかった。
先生からの事情聴取が終わり、浅人は昇降口にいた。二回り近く小さくなった上履きを仕舞い、
こちらもまた小さくなった靴を取り出して履く。
「・・・はぁ・・」
溜息を漏らし、ロッカーに額をあてて寄りかかる。力が出ない。入れようとすれば、何処かから
抜けていく感覚。パンクしたタイヤのよう。
「・・・・・」
痛い。湿布を貼った左手の甲が、痛い。ズキンズキンと疼く痛み。
浅人の中で、幾つかの思いが渦巻いて混沌と化していた。
実力を失った自分。
仲間だと思っていた部員達の下劣な態度。
親友だと思っていた沢田の、圧倒的な裏切り。
いつもの浅人であれば、笑って耐えるか怒り飛ばしているだろう。しかし、それはできなかった。
有頂天から一変、奈落の底に落とされた浅人の精神は、最早軽く押すだけで脆く崩れてしまいそうだった。
「・・帰ろう・・」
そう自分に言い聞かせなければならない程、今の浅人は弱りきっていた。
700 :
ゴロ−:03/10/19 09:52 ID:cJpH1kNn
外は既に闇がかかり始めていた。
昇降口を出て、はた、と視界に『そいつ』が映った。
「・・・沢田」
半分閉じられた、出入り口の門に寄りかかるようにして、沢田は佇んでいた。
ド ク ン
『見事ホームランを打った奴には・・・一晩、そいつと寝ろ』
ほんの半日も経たない前の言葉が、鮮明に甦る。浅人の心臓が跳ね上がった。
自分はこの男とセックスするのか。
自分は男だぞ?
男同士で、やると言うのか?
「浅人」
黙して自問自答していた浅人に、沢田の方から声を掛けてきた。また一つ、浅人の心の臓が跳ね上がる。
「・・・よう、裏切り者」
こんな事、言うつもりは無かった。言った直後、浅人本人がハッとして、口元を塞ぐ。
だが、それはあまりにも遅すぎる。
「・・・裏切り者・・・だと?」
沢田は寄りかかっていた門から離れ、ズカズカと大股で浅人の方に近寄っていく。
浅人が弁解の言葉を見つけ出す前に、沢田は浅人の胸倉を掴んでいた。
「裏切り者だと?それはどっちだ!心配して止めろって言ったのに、それを無視してあんな事を!」
その言葉に、そして沢田の双眸に、浅人はハッとする。
「いつもの浅人なら、あんな無謀な賭け、絶対にしなかった!100キロ前後の球なんて、丁度
打ちごろだ!それをお前は・・・馬鹿が!」
バッと突き放すように、沢田は浅人を解放する。浅人は顔を伏せ、暗い表情をするだけ。
「・・・悪い・・言い過ぎた」
沢田はそう呟くと、鞄を担ぎ直し校門へと向かった。その背中に、浅人の声が向けられる。
701 :
ゴロ−:03/10/19 09:53 ID:cJpH1kNn
「じゃあ、何であそこで打席に立ったんだ?そう言ってくれればよかったじゃないか!
そうして止めていればよかったじゃないか!何を今更そんな事・・・!」
パァンッ
咄嗟に振り向いた沢田の右の平手が、浅人の頬にクリーンヒットする。何をされたのか理解できない
浅人は、打たれた頬に手を当てた。痛い。疼くような、痛み。
「貴様は馬鹿か!親友の決意を無下にしろとでも言うのか!?」
その言葉と突然の痛みで、浅人の頭の中は混乱していた。何が、一体どうなっている?
「舞浜が監督を呼びに行ったのを知っているのは俺だけだった!だから監督が来るのを待ってた!
でも来なかった。そんな時にお前があの状況だ。俺でなくとも簡単にホームランを打てただろう。
だから!俺が出た!他の誰かなら確実にお前を抱くだろうが、俺はそんなつもりない!!」
つまり、沢田の言い分はこうだ。
止めろ、というのはその場では無意味だった。浅人の気持ちを踏みにじるような事はしたくなかったし、
他の部員には言うだけ無駄であった。
頼みの綱は監督だけであった。学校から球場までは車ですぐだ。
勝負が始まってすぐ、マネージャーの舞浜が呼びに行ったのを確認して、安心した。
でも、監督はすぐには現れなかった。時間的には来てもいい時間ではあったが。
そんな時に、浅人の精神を打ち崩す出来事が発生した。あのままじゃ、誰にでも打てる。
だから、誰かに打たせるよりかは自分が打った方が浅人が背負う重荷は軽くなるだろう、と踏んだの
である。時間稼ぎ、という意味もある。
それでも監督が来なかった場合、沢田は最悪自分の選手生命を掛けて、部員を止めるつもりだった。
即ち・・・暴力沙汰になったとしても。
浅人の中に電撃が走った。抱く気が無かった?この男は、あのゲームに乗ったのではなかったのか?
自分を助けるために、敵を欺くためにあそこに立った、と?
そう思った瞬間、浅人の瞳から・・・涙が零れた。一つ。また、一つ。
702 :
ゴロ−:03/10/19 09:55 ID:cJpH1kNn
まさか泣くとは思ってなかった(少なくとも、浅人が泣いた所を今まで見たことのなかった)沢田は、
当然うろたえてしまう。
「わ、悪い・・・痛かった、か・・・?」
自分の平手打ちが相当痛かったのだろうか?沢田は真剣にそう考えていた。勿論、浅人が泣いている
理由は、そんな事ではないのだが。
(裏切られたと思ってた)
(仲間なんて、いないと思ってた)
(でも、それは俺の勘違いだった。思い過ごしだった)
(申し訳ない。本当に、申し訳ない・・・)
懺悔と後悔。絶望によってぽっかりと開いてしまった心の穴に、二つの涙が注ぎ込まれていく。
「ゴメン・・沢田・・本当に・・・ゴメ・・・」
次から次へと溢れる涙で、浅人は上手く喋れなかった。こんなに大泣きしたのは、いつ振りだろうか。
胸が締め付けられている感じに、浅人は自分の胸元を抱え込んだ。心臓がバクバク鳴っている。
そんな浅人を・・・沢田は抱き締めた。こいつは男だ、抱き締めるのは違う・・・。
そう頭で反芻しての結果であった。
「あ・・・」
「・・・すまなかった・・・」
厚い胸板。それに体を預けるようにして、浅人は泣いた。一昨日まで笑い合っていた親友の胸に
顔を埋めることに、何の不思議を感じない浅人がいた。
もし、自分が最初から女として生まれていたら・・・頭の片隅で、そんな事を考えた。
703 :
ゴロ−:03/10/19 09:56 ID:cJpH1kNn
・・・そうして、少しの時間が過ぎた。
涙が収まった浅人は、押し返すように沢田から離れる。
「何か、女々しいトコ見せちまったな」
恥ずかしそうに視線を逸らして言うと、沢田は冗談っぽい笑みを浮かべた。
「今は女だろうが、アホ」
「あ、アホって言ったな。アホって言う方がアホなんだよ」
「じゃあ、お前の方が多く言ったからお前の方がアレだな」
「む」
そう、こんな他愛ない話が出来るのが、限りなく嬉しい。一瞬でも全てを失ったと思った浅人にとって、
この感覚は何にも替え難いものであった。
ふと、沢田がじっと自分を見ているのに気付き、不思議そうにその目を見返した。
「・・・どうし・・んっ」
全ての言葉を言い切る前に、喋れなくなった。口が塞がれた。
・・・沢田の唇によって。
「・・!!?」
目を見開いて驚く浅人。心臓の跳ね上がりが、わざわざ確認しなくてもわかった。
何故、この男は、俺に、その・・・キスをしたんだ?俺は・・・男だぞ?
それは浮かび上がった疑問と同時に、自分に言い聞かせるものでもあった。
そうしなければ・・・ともすれば、気持ちいいと感じてしまっている自分に負けそうになるから。
「んんっ・・・ぷあっ。な、ななな何すんだよ!?」
今度は引き剥がすように離れた後、顔を真っ赤にして咆える浅人。だが、それよりも遥かに顔を赤く
する沢田。
「あ、す、すまん。こんなことするつもりじゃ・・・」
自分自身でも、何故そんな事をするのかわからないらしい。慌てて距離をおく沢田。
704 :
ゴロ−:03/10/19 09:57 ID:cJpH1kNn
互いにぎこちなくなっているのを感じて、黙りこんでしまった。浅人が口を開いたのは、丁度一分が
過ぎた時だった。
「か、帰ろうぜ。早くしないと、ウチの母が心配する」
「あ、ああ、そうだな」
ギクシャクとしながら互いを促すように学校を後にする二人。
(やべ、まだドキドキが治まらねぇ・・・)
浅人は自分の動揺っぷりに激しく混乱し、
(何であんな事したんだろう・・・でも、気持ちよかった)
煩悩丸出しな思考をしながら歩く沢田。
明日、どんな風に顔を合わせるのか、野次馬根性がある者なら見ものであろう。
「・・・おいおいおい」
そんな二人の光景を、昇降口から見てしまった、一組の男女。
「ひゃー・・・」
顔を真っ赤に染めて、頬を手で包むようにして見ていたのは、マネージーの舞浜。
もう片方、呆れた、というか何と言うか・・・唖然としてるのは、一年の種倉。
たまたま目撃してしまったふたりが、この後、浅人と沢田より少し上のコトをするのは秘密秘密。
705 :
ゴロ−:03/10/19 09:59 ID:cJpH1kNn
自分の中で出来てた急遽を内容変更・・・何だか、もう(死)
結局4話投稿して一回もエロが無いとはどういう事だ自分!
エロを書きたいのに書けないストーリーと自分の文才の無さを呪います(´・ω・`)
・・・岸田君、頑張ってくれたまえ(ぇ)
色んな作家様が増えてきたから、自分が不要に思えていた・・・さくっと仕上げて立ち去ります故、
もう暫くお付き合い下さい。やるぞ!Σс(゚Д゚с
では。
| 彡 サッ
|・∵. ターン
浅人たんキタ━━━ヽ(゚∀゚ )ノ ━━━ !!
>>ゴロー様
『勝負』っていうところが、いかにも『男の子』していて、
わたくし的に凄くツボでした。
続きを楽しみにお待ち申し上げております。
いやー、書き込めるのは良いですねえ……本当に(シミジミ
>ゴロータン
キタ━━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━━ッ!!
あまりにもシチュがツボすぎて悶絶しそうだ。
おい、ゴロー
最高じゃねぇか、こんちくしょう!!
マジで萌えたよ(*´д`)ハァハァ
709 :
380:03/10/19 13:13 ID:7VjCgd+j
いや、これがなんというか、ツボにはまって萌え狂いっ!
こういう屈辱に悶えるってシーンがもう、最高っ!
沢田がいい人っぽい感じでいながら、心に黒い欲望を芽生えさせたのもいいっ!
マネージャーと種倉の関係も気になるけどね
今はまだエロの準備段階。このあとが……ああ、このあとが楽しみで仕方がない
続きをっ! ぜひとも続きを!!
できればすぐ。今すぐ。はあはあ……
710 :
380:03/10/19 13:16 ID:7VjCgd+j
>>695 おかえりなさーい。心たんのこのシーン、どこまで続くのやら
もっと読みたいという心と、色々な謎の真相を早く知りたいというのが半々
じらされるこの気分っ! くぅぅっ! 何とも悔しいっ!
続きを楽しみに待っております
このスレ、久々に活性化したなあ‥‥保守して良かったとおもう今日この頃でありました
・・・イイ仕事だよ、ゴロー
>ゴロー氏
な、なななな、なんとっ!モエルナァ(;´Д`)
まさしくグッジョブ!なんつーかこの葛藤みたいなのが た ま り ま せ ん な !
張り手を受ける浅人タンにこれほど萌えてしまうとは・・・なんだか新たな自分をハケーンしてしまった(゚∀゚)
駄文準備中、自分の稚拙さを猛省する毎日であります!ヽ(´Д`;)ノ
>乳無し氏
心タンのイヤイヤするのがますますハァハァ(゜A゜;)してまいりましたな!
しかし悪禁であったとは・・・。氏の続投激しくお待ちしておりますよ!
そういや俺もノートンのおかげで・・・
ま・・・・まねーじー・・・・
と、それはともかく、超グッジョブ!!!感動した
715 :
ゴロ−:03/10/19 18:56 ID:9N5KpSt6
|ゴ=
悲Д゚) ナ・・ナンノマツリダ!?
|⊂ノ
|
何だか凄いことになってますな・・・めっさ恐縮で御座います(礼)
この後の浅人の行動及び話の展開についてアンケートをとりたいと思います。
1、帰宅後、部屋でオナニー
2、そのまま次の日
どの道、学校で岸田君率いる野球部に辱められる運命にあるわけですが(爆)
ゴロー氏のあとか。荷が重い…ヽ(´Д`;)ノ
投下させてください。
>>682 爆発的な快楽がマーヤを襲った。
「んん!ひぃぃぃあああ!!!」
前戯時の絶頂。あれを少し超える感覚。間違いなくイッたと確信した。
「あ、あれ?イッたのか?まだ先っぽなんだけど…?」
(そ、そのようだ…)
伝えたいけれどあらぶる呼吸が整えられず、必死で首を縦にブンブンと振った。
「は、ははは。そりゃすごい感度だな。そら、もっと奥まで」
ズ、ズニュゥゥゥゥゥ!
さらなる侵入感。
また訪れる絶頂感。
「んひ!んんんあああ!」
今度は動きを止めることなく、そのままどんどん雄介が入ってきた。
「んんんんん!ひぃ、ああ、あん!はぁぁぁ!」
さっきまで感じていた「恐怖」なんて最初に挿入(い)れられた時点で霧散していた。
少し挿入(い)れられたときから、そしてそのまま身体の内側をひっかくように侵入される時、すべてを支配していたのは「快楽」だ。
そう、「女の快楽」。揺るぎようのない「最高の快楽」。
「ああ、お前の中すげえ気持ちいい。ああ、まだ入る」
「おお!おおおお!ま、まだああ!んんひぃ…」
ズドン!
最奥に到達したとはいえ実際はそれほどの衝撃でもないだろう。しかし突き立てられる側にしてはとてつもない圧迫を感じた
「すげえよ…。全部入って…ぬるぬる動いて…ああ」
一時的にしろ挿入による内壁の愛撫が止まったせいでマーヤ自身も落ち着きを取り戻した。
男が絶頂時頭が真っ白になるように、すでにこの状態でマーヤの頭は真っ白であった。意識が断続的になる。
自分が絶頂を迎えているのか否か、それさえも判断できない。
ただ男であれば……そう、男であればとっくの昔に盛大な射精をむかえていたことだろう。
もちろん女である今のマーヤが射精を行えるはずがない。
「イ…イッて…??」
全力で喉から搾り出すように放ったそれだけの言葉。疑問。自分はイッているのか?
「さぁ、俺に聞くなよ。まぁ、まだ入れただけだし別にイッてはいないんじゃないのか?」
であれば、雄介の言うことが本当だとすれば…
(こ、これが普通の状態…ってことか…!?)
ピク、ピクと痙攣するような身体の動きが止められない。落ち着きを取り戻したとはいえ、あくまで一時的なものだ。
少し気を緩めればおそらく自分の口からはあえぎ声しか出てこないであろう。あられもない、女のような…。
身をよじり耐え切ろうとしたところで串刺しにされたこの身体をどうにかできるとは思えない。
この拷問のような快楽から逃れることなど到底無理難題であると早々にマーヤは悟った。
だが…身をよじらずにはいられない。ほとんど無意識にこの快楽から逃れようとしているのだ。
それは自分の女の身体がこれから襲いくるであろう快楽に耐えられない、ということを示しているに他ならないのだろう。
意識が白濁しきった頭でイメージできたことはただ「深い」ということであった。
深い、あまりにも深すぎる。深い女だけの快楽。
「は…は…はは。ほんとう…にわ、私に…くふぅ!…入って…る……よ」
呼吸が落ち着かない。精神力が保てない。この状態でどうしてイッていないといえるのか理解できない。
「じゃ、動くぞ」
「ま、待って!」
まだあえぎ声以外を発することができたことが驚きだった。
マーヤは思いきり腹部のつねって痛みによる快楽の分散を試みながらも、上半身を起こして雄介に顔を近づける。
「待てって…お、おお!あ、頭がおかしく…なりそうなんだ…。こ、これ以上動くなんてマネしたら」
「いや、まだ入れただけじゃん。これからだろ、普通」
「もう、普通じゃない…はおおっ!胸はぁ…!」
ムニュゥっと絞り込むように乳房を揉みしだかれる。
「気、気が狂う…うああっ!!」
「じゃあ、狂ってもいいよ…」
悶えつづけ、それに必死で抵抗しようとするマーヤの姿に雄介自身も我慢の限界寸前である。
「ばか!…恥ずかしいこと言いそうだ…だからぁぁ!」
「いいじゃん。恥ずかしいことなんていまさら何もないでしょ」
「お前…んぐぅぅ!」
なおも抗議しようとするマーヤの口を雄介の口がそっと塞ぎ、すぐに離れた。
(!?…お、男にキスされ……)
事態を理解したマーヤは一瞬激怒したかと思うと、今度は蒼白になった。
「貴様、自分のしたことが、あああああああ!!!」
おかまいなしに雄介が律動を開始した。脳をかき回されるような圧倒的な快楽が全身をくまなく襲撃した。
気持ちよさの固まりであるような怒張が身体の内側をえぐりとる。
引き抜かれるたびにペニスのほぼすべてを外界にさらすため、再挿入のたびにはじめて入れられたような感覚が駆け巡った。
「ああああ!あああああああ!んんんんんん!んはぁぁあ!おおおお!」
マーヤは何かの獣のように遠吠えを繰り返すのみであった。
なにしろ膣で動かれるたびに男の射精を超える快楽が発生するのである。しかも浮かんでは消える男の快楽とは違い、女の快楽は持続し粘るような性質をもつ。
一度発狂するほどの感覚が得られればなかなか消えない。それなのに休む間もなく股間で暴れられるのだ。
すさまじい性感。これが止まらない。登ればけっして降りられない。10分なら10分、30分なら30分、男が射精しつづければどうなる?
ガクンと上半身の力が抜け、背後に倒れこむ。
「おっと…」
あわてて雄介が支えた。マーヤの目はすでに雄介を捉えてはいない。
「これまた、すげえ乱れっぷり」
体位が安定し、本格的に雄介も律動を開始する。
一回一回すべてを引き抜くように動かしていたが、今度は膣内でうごめくようにされた。
マーヤは膣のどの部分でもすさまじい快楽を得ることができるようだ。
子宮口近くまで突っ込んで円を描くようにぐりぐりと圧迫された。まったく気が狂う。
「あひぃい!ひいぃ!ひもちいいいいぃぃ!!」
「おいおい。これまた恥ずかしいセリフだな…」
涙にあふれた視界を覆う自分の頂を力まかせにわし掴んだ。
「んんん!おおおおっぱいぃ!んはぁ!気持ちよすぎるぅぅ!な、なんで!?…くぅぅぅ!」
「な、なんでっていわれてもなぁ。自分の感覚なんだからそんなの。」
720 :
ゴロ−:03/10/19 19:17 ID:9N5KpSt6
んでもって返信を。
>>乳無し様
有難う御座います。
自分も心タンの続き、楽しみにしてますよ!
>>707,708
そ、そんなに萌えないで下さい!
次にプレッシャーがぁ・・・いえ、めっさ嬉しいですけど。
有難う御座います!
>380様
い、今すぐは・・・(汗)
お誉め頂き有難う御座います。恐縮です(震)
>>711 いえいえ、自分なんぞ大した仕事しか出来ず、諸先輩方に比べれば虫と太陽。
でも、こんな自分に言葉をかけてくださりどうもです!
>>とごター(゚∀゚)ーン様
顔が変わってるw
葛藤を書くのは難しいんですが、こんな文が好きなんで(照)
有難う御座います!
>>714 おや、マネージャーの舞浜が気になりますかな?
どう絡ませるかは・・・あまり考えてません(爆)
自分の股間部分だけがすべてのような気がした。自分が股間以外の何者でもないような感覚さえする。
それほどまでに内部を蹂躙する肉圧は圧倒的であり、絶望的であり、官能的だった。
膣内でペニスに暴れられることがこれほどまでに気持ちいいものだとはまったく想像していなかった。
奇妙な形の肉槍は下腹部のどの位置にこすれても狂おしいほど気持ちいいのだ。
男のペニスというものはなんと攻撃的で、切ないほど愛しいのだろう。
驚くほど素直にそう思うことができた。もはやこの快楽を前に「男に犯される」ことなど小さなことに思えて仕方がない。
「はぁぁぁ!お、おま○こに力はいんない…」
「ん?まだそんな元気あるのか?ほれほれ」
「ああああ!おま○こ気持ちいい!!」
「ほらほらほら。まだまだだぞ!」
これまでの動き自体がまるで前戯であったように猛り狂った雄が蜜の溢れる穴に突き立てられる。
「あ!あああ!それ、すごい!」
(ああ!こんな敏感なとこで…)
「おらおら!どこがいい?どこでも突いてやるぞ!」
「すごい!すごい!すごい!すごい!!!」
(そんなものに暴れられるなんて…!!)
「ああああ!!だめっっ!もう、お、『女』でいいから!私は『女』でいい!」
何かが弾けた。認めなかった自分の一面がはじけ、全身を覆い尽くす。
「なにいってんだ?そりゃそうだ」
「なにか!!なにか、きそう!!」
(… た ま ら な い ! !)
背骨が折れるほど弓なりにそらす。喉がつぶれるほど絶頂の叫びを放った。
「おお!おおおお!おおおっ!いくぅぅぅぅぅぅうううううううおおおおおお!!!!」
(女とは…サイコーだ!!)
全身から力の抜けてしまったマーヤを見て、ニヤニヤしながら雄介はいった。
「あらあら。イッちゃったみたいだな、ほんとうに。でもまだなんだよあ。俺は!」
あおむけのまま、動くことのできないマーヤに全身を重ねる。
「すべすべした肌触り。もうイッちゃいそうだ」
そして雄介は恐ろしいことをした。
興奮まだ冷めやらぬマーヤの肉体。
左の乳房をもみしだきもう片方の乳首を口に含む。深々と挿したペニスはそのままに自由な手をクリトリスにそえた。
ヴァギナ付近に感じる手。その意を悟ったマーヤの意識が恐怖のあまり目覚めた。
「お前、何をやって!」
「4点攻め、だな。」
次の瞬間…
「いくぅぅぅぅぅぅうう!」
最初の一突きで絶頂に達してしまった。
ズルルルルルウゥ…
ペニスが引き抜かれる。再度挿入…。
ずにゅうう!
「い、いく!ふああああ!」
ズルルルルルウゥ…
ペニスが引き抜かれる。再度挿入…。
ずにゅうう!
「がっ!!」
連続絶頂。
確か魔法士として性転換する前、「女とは気持ちよければ何度でもイクことができる」となにかで読んだことがある。
ズルルルルルウゥ…
ペニスが引き抜かれる。再度挿入…。
ずにゅうう!
「がはっ!!」
実際に今それを経験している。自分が女になって…
ズルルルルルウゥ…
ペニスが引き抜かれる。再度挿入…。
ずにゅうう!
「ひぐぅ!!!!」
男からすればそんな楽しいことはないと感じるだろう。マーヤもその一人だ。
ズルルルルルウゥ…
ペニスが引き抜かれる。再度挿入…。
ずにゅうう!
「がっ!!」
実際に経験すればそれらがすべてただの妄想だったと知るだろう。
苦しい。苦しすぎる。快楽が強すぎて。達するのが早すぎて苦しい。
ただのセックス時の挿入とは違う。フィニッシュとしての最後の一突きが今断続的に股間の内部で繰り返されている。
逃げたい。ただ一心にそう思った。だがそれが不可能なことはとっくにわかっている。
どうやってもこの快楽から逃げられない。やめてくれ、そういいたくても声にする間もなく絶頂が訪れる。
一度くらいの挿入は耐えられるだろうからそのタイミングで、と考えたりもした。
だめだった。理不尽なほど自分の女の身体は素直に受け入れる。
意識も限界だった。もう前が見えない。真っ白じゃない……真っ黒に……すべてが…
「おいおい。しっかりしろって。イきまくってるな。すげえ締め付け。」
ペチンと頬をたたかれて視界に色がよみがえる。
「お前なあ。いくらなんでもイきすぎだって。この1分の間に何回イッてんだよ」
「でも…き、気持ちよすぎて…」
「いくらそうでも、ったく女ってのは…」
「はぅ、う、うるさ…いな。こんな感覚味わったことも…ううぅ、ないくせに」
「ったりめーだって。さ、ラストだ!」
「えっ!ひぃぃ!ぐっ!」
3回イッた。
「がっ!ぐぅ!がひっ!!」
また3回も…。
(イ、イクのが止められない…!!)
魔法士になるために女になった。でも…今はもうひとつのことしか考えられなかった。
「よおし!膣に出すぜえええ!!!!おおおおおおお!!!」
「また、またいくぅぅぅぅうl!!!!!」
今度こそ異界のエリートは脳内が暗転した。薄れゆく混濁の意識の中、思った。
(女になってよかった……!!)
雄介は壊れるほどにマーヤに突き入れたまま大量のスペルマを放出した。
出し切るとそのまま眼下の胸の谷間にダイブする。
「はぁはぁ!よかった…。しかしすげえ乱れっぷりだった…。またからかってやろう」
久しぶりの心地よさを堪能しながらやがて訪れた眠気に身を任せた。
(女ってのもいいかもな)
次に目が覚めたのは翌朝だ。
ここまでです。長々と書いてしまった。
ようやくHが終わりました。たらたらと書いてしまって読みづらくて申し訳ない。
なんか自分の作品がかなり恥ずかしくなってきました。みなさん、巧くてっていうか巧すぎ
次回投下は今のところ未定ということでヽ(´Д`;)ノスンマセン
726 :
ゴロ−:03/10/19 19:31 ID:9N5KpSt6
>>とごター( ゚д゚)ーン様
グッジョ━━━( ゚∀゚ )━(∀゚ )━(゚ )━( )━( ゚)━( ゚∀)━( ゚∀゚ )━━━ブ!!!!
・・・そして割り込んでしまって済みませんでした((;゚Д゚))ガクブル
今死ぬ訳にはいかない・・・死ぬ気で書くので勘弁して下さい(泣)
>>とごター( ゚д゚)ーン
ぐっじょぶ。エロいよ〜!
>>715 2で。
激しい絶望きぼん。
728 :
380:03/10/19 20:40 ID:ZoM8ZG3q
>>715 >2、そのまま次の日
なんて事が許されるわけないでしょ!
部屋でオナニーなんて生温い事言っちゃダメ! もっと責めて! 責めまくって!
あの粘着な香具師らが、次の日まで待っていると思う? 人をあそこまでハメた香具師だよ?
途中で部員に待ち伏せされて夕方の公園で公開オナニーさせるとか、やるこたぁ一杯あるでしょ
とにかく、ジェットコースターのように! 責めて、責めて、責めまくってくれ!
そしたら間違いなく、漏れの話より面白くなる。ぜひ、ズガーン! と突き抜けてくれ
あー、でも一方では浅人たんに幸せになって欲しいという気持ちもあるんだけどネ
でも漏れの鬼畜な血が、彼女の不幸を楽しみにしているのよ。くけけ‥‥
>ゴロー氏
レス遅れました。そうですね。
帰宅オナニーも捨てがたいですがやはり次の日が気になる。
すっごいことされるかもしれないと思うともう…サイコー!(゚∀゚)
というわけで2をキ・ヴォンヌであります!
>727氏
サンクスです。エロいと認識されてよかった
マジデ・゚・(ノД`)・゚・
>380氏
お、落ち着いてくだされ…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
といいつつも俺も同感だったり。(((((┗(゜皿゜)┛)))))
730 :
プリン:03/10/20 01:31 ID:3DHJ+HuU
職人の方々お疲れ様です
>>WDさん
姉に苛められる弟(妹?)の恥ずかしさが最高です。これから先どうなっちゃうんだろ・・・
>>乳無しさん
心ちゃんが可愛過ぎます!!嫌がりながらも龍鬼にお願いするところがいいな〜
>>ゴローさん
すごいです、展開が素晴らしすぎます。萌えとエロさ見習わなくては!
>>380さん
もう言葉はいらないですね、表現や文章の作りや流れ見事すぎます。亜美ちゃんエロい〜
>>とごター( ゚д゚)ーンさん
はっきり言って面白いです、しかもエロい!この二人の次の日が楽しみだ〜
皆さん頑張っているのに自分だけ話も進めないヘタレですいません。言い訳を言っても
仕方が無いので今週中に必ずアップしますのでお許しを・・・駄作ですが。
733 :
ゴロー:03/10/20 20:50 ID:XHxwjPGq
>>プリン様
プリンサンキタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!
楽しみに待ってますよ!焦らずじっくりと書いて下さいね。
・・・風邪でダウンしますた。熱が38度突破してます。
と言う訳で執筆活動停止です。頭が回りません(汗)
ご迷惑をおかけします。
また、ストーリーの展開ですが、
沢田が「何かあってはいけない」と浅人の自宅までついていった
として、次の日から始める事にしました。
380氏、本当に申し訳ない(土下座)
734 :
380:03/10/20 22:09 ID:al1GUBy6
>>733 あやまらんでいいから、早く寝て風邪を治して下さいな
今年の風邪はけっこうしつこいみたいなので、養生してね
マーヤタソ(((;-д- )=3ハァハァ
736 :
WD:03/10/21 17:36 ID:k4hUlApe
>>733 >焦らずじっくりと
ゴローさんもそのまんま当てはまる方に2000点(w
>ストーリー展開
自分の好きな展開が一番いいと思うです。
羞恥買い物後編を途中まで書いたケド…TS分とかエロ分が激しく不足しているので書き直し。
困ったものです(他人事
>WDサソ
前々でもこういう意見は出てたけど、話の展開上エロ分が薄くなるのは仕方がないかと。
間を飛ばして話が支離滅裂になる方が、かえって萌え分低下を招く気がします。
無論あるに越した事はないんですがー。
738 :
WD:03/10/21 18:05 ID:k4hUlApe
>738
「入れ替え魂」の方にも寄稿されてる「カオルがカオリ」ですな。
一応ガイシュツでは無かったかと。
ネットのTSアダルト小説じゃ結構古いけど
強制女性化のツボをついたいい作品だと思うですよ、はい。
個人的には「女装」のシチュエーションが加わればもっとよかったのでつが。
女装はスレ違い
>>740 まあ、女装だけならスレ違いだが、
強制女装→強制女性化コンボならスレ違いではないので、
そうきつく言わなくてもいいと思うが。
むしろ、そういう過程を楽し人もいるわけだし。
# アーサー王子乱行記の桃・色・騎・士とか
742 :
ゴロー:03/10/22 01:14 ID:S3gRUubX
|ゴ=
|∀゚) カゼ・・?ソレッテ タベラレマスカ?
|⊂ノ
|
さて、多くの方の期待を裏切り、かつ自分でも言った事を覆す(←最悪)
浅人一人エッチシーンです((;゚Д゚))ガクガクブルブル
バッと書いてバッと見直したものですので、誤字・脱字があるでしょうが、その辺はご愛嬌(ぉぃ)
7レス程いきます。
743 :
ゴロー:03/10/22 01:15 ID:S3gRUubX
「ありがとな。わざわざ送ってもらって」
前田家自宅、門前。浅人と沢田は別れの挨拶を交わしていた。学校から徒歩十数分、既に二人のぎこちない
緊張は解けていた。・・・外見だけでは。
「気にすんな。何処にあいつ等が隠れてるかわからないからな」
「ホント、助かった。それじゃ、また明日な!」
片手を挙げてくるりと振り向くと、浅人はすたすたと家に入っていってしまった。まだ恥ずかしさが残っているらしい。
そんな浅人を苦笑混じりで見送った後、沢田は一人駅へと向かい歩き始めた。
帰宅した浅人を待っていたのは、仕事から帰ってきて、一人ソファに座りビールを飲みながらテレビを
観ている父と、台所で夕飯の支度をしている母の姿であった。
「ただいま」
浅人がそう告げると、前田父が驚いた表情で振り向いた。
「・・・どちら様?」
「お母さんから聞いてないのか?お母さん、ただいま」
唖然とする父親をスルーし、浅人は台所に入っていった。そんな浅人を迎えたのは、いつもの笑顔。
「あら、お帰り。部活やってきたの?」
「う、ん・・・一応ね」
言葉を濁す。
あの事件の後、事の詳細(教師が知っている限りの、ではあるが)と
『正式な処分が下るまで野球部の停止処分』が各保護者に連絡されている。
つまり、自分が部活で何をしていたのかは、全て親に筒抜けなのである。
「あんまり無理しちゃ駄目よ?今は女の子なんだし」
744 :
ゴロー:03/10/22 01:16 ID:S3gRUubX
浅人母はそれだけ言うと、再び夕飯の準備に戻っていった。
強く優しい母に、浅人は感謝の意を表した。
制服のまま夕飯を終えて、部屋に戻った浅人。バタン、とドアを閉めてバッグを放る。
「はぁ、疲れた・・・ん」
ベッドに飛び込もうとした時、視線の端に姿身が映り、何となくその前に立った。
「・・・・・・」
鏡の向こうには、青い髪を靡かせた可愛い少女が佇んでいる。そっと手を伸ばし、それに触れる。
三日。三日前、自分はこの鏡の前で投球フォームの確認をしていた。監督から「肘の使い方が変だ」と
言われて、必死に考えながら鏡と睨めっこをしたものだ。
だが・・・その野球少年の姿は、今は無い。
あの逞しい肉体も、男らしい顔つきも、坊主頭も。
あの速球も、あの変化球も、あの打力も、あの足の速さも。
野球部としての地位も、培われてきた技術も、楽しかった日々も。
『彼』が『彼女』になった時から、それらは一瞬にして崩れ去った。
「・・・っ」
自分の両肩を抱いて、顔を伏せる。
怖い。自分の今までの結果が、全て無くなるのが。自分の力がなくなるのが。
浅人の頭の中で、あの瞬間が甦る。四番に打たれたピッチャーライナー、そして沢田に打たれたホームラン。
自分が信じてきたものが崩れていく。もう、自分は駄目なのか。
「こわい・・・こわいよ・・・」
部屋の電気を点けていない効果もあるのか、体は小刻みに震え、少女は恐怖に飲まれてしまった。
そんな時、また別の風景が頭をよぎる。
745 :
ゴロー:03/10/22 01:17 ID:S3gRUubX
沢田の───ドアップ。
「・・・ぷっ」
瞬間、浅人は吹いてしまった。あの時の真剣な表情といったら、面白いったりゃありゃしない。
それと同時に、浅人の中に燻りが生まれた。
左手は抱いたまま、右手をそっと持ち上げる。人差し指を、自分の唇に当ててみる。
(俺・・・あいつとキス、したんだよな・・・)
そう認識した瞬間、下半身がキュン、とした。今まで感じた事のない感覚。
「え・・・あ・・・」
気がつけば、肩を掴んでいた筈の左手は、右の乳房を鷲掴みしていた。無意識だったために、
浅人本人が一番驚いてしまう。
「・・・あん・・」
そして、おもむろに握り締める。柔らかい触覚と、まだるっこい気持ちよさが、浅人の思考を鈍らせる。
「・・は、あ・・・」
左手の動きが止まらない。ゆっくりと吟味するように、左手は優しく自分の胸を揉み解す。
(や、止めないと・・・でも・・・)
そんなつまらない思考は、快感の前では呆気なく吹き飛ばされる。右手を下ろし、ブレザーを脱ぐ。
一旦胸から手を離し、左手の袖からも服を通し、茶色のブレザーは完全に床に落ちる。
「・・・ぁっ、んぅ・・・」
シャツのボタンを一つだけ外し、そこに侵入した左手が再び胸を掴む。下着越しに揉まれる感覚は、
先程よりも何倍も感じるように思える。
「は・・ふ・・」
甘い声と吐息が浅人の口から漏れる。それにハッとして、無理矢理手を服から引っこ抜く。
(な、何やってんだよ、俺は・・・)
慌ててボタンを留めようとする。しかし、腕が震えて上手くできない。
746 :
ゴロー:03/10/22 01:18 ID:S3gRUubX
(早く・・・早く留めなきゃ・・・)
何に焦っているのか、しかしその焦りは浅人の手元をより一層狂わせる。
そんな時、おあずけをくらった『何か』から、浅人の脳に信号が下る。
『早ク・・・続キヲ・・・』
「え、あぁんっ!」
そんな声が聞こえて来たと同時に、ボタンを閉めていた筈の手が、自分の両胸をしっかりと掴んだ。
突然のこそばゆい感覚と甘ったるい快感に思わず声を上げて身を捩る浅人。
(な、何で・・・でも、今の・・・)
「気持ち・・・いい」
認めてしまった。その瞬間、『男浅人』の壁が呆気なく崩壊する。
「んぁ・・・あぅん・・・」
手は、左右非対称に自分の胸を揉みだす。ぐにぐにと、見ているほうが心地良い程に形が崩れ、
元に戻ろうとする弾力が、浅人の手に伝わってくる。また、その姿を見ているのは浅人だけである。
(こんな・・・柔らかい・・・)
それが自分の胸だと認識するのに、浅人の脳は若干も時間が必要であった。そして、それを意識した
瞬間、言い表せぬ快感の波が浅人の体に波紋を作る。
「ぁはぁ・・・ふぅぁ・・・」
服の上からではまどろっこしくなったのか、手を休めてボタンを外し始めた。今度はスムーズに上手くいく。
ボタンを全て外すと、今度はスカートを脱ぎ捨てた。上下の下着と靴下だけという姿になって、
浅人は自分のベッドに寝転がる。
「あふ、あぁん・・・」
停止していたのはそれ程長い時間ではない。むしろほぼニ十秒足らずだ。しかし、それだけの時間でも
浅人の体は待ってましたと言わんばかりに、胸への愛撫による快感を普通以上に受けようとする。
『貪る』とは、このような事を指すのだろうか。
747 :
ゴロー:03/10/22 01:19 ID:S3gRUubX
やがて、ブラジャーからでもしっかりとわかる様に、二つの丘の上に小さな膨らみが立っていた。
(あ・・・これって・・・)
そう思うよりも早く、手は両方のそれにしっかりと食いついていた。
「ひゃっ!」
ビクン、と背筋が伸びる。程よく勃起した乳首を掴んだ瞬間、体中に雷が走ったような感覚が浅人を襲う。
「んんっ、ひぁぁっ・・・!ぅぁあっ・・!」
親指と人差し指で挟むようにして、クリクリとこねたりギュッと掴んだりするだけで、その度に快感が
浅人の中を駈け巡り、脳に舞い戻る。余った指で乳房を押し込むように揉むのも止まらない。
すぐに、下着の上からでも足りなくなった。ブラを上に上げて、その拘束から解放させる。ぷるん、と
胸が震えるのを見て、浅人の『何処か』が欲情した。
──それは、何処か?『男』の浅人か、『女』の浅人か。
「ふぁ、あぁあん・・・!」
生の乳房に喰らいつく両手。乱暴に揉んでも、その痛みすら浅人の脳を蕩けさせていく。
ふと。右手が名残惜しそうに胸から離れると、真っ直ぐに下半身・・・秘部へと伸びていく。
(あ・・・ま、待て・・・)
だが、『男』の浅人の思考は、最早その肉体には届かない。
「んあっ!ひうっ!」
ビクビクン!
浅人の体が痙攣する。ただ、下着越しに触れただけなのに、浅人は軽く達してしまった。
(あ・・・な・・・?)
よく、わからない。頭の中は一瞬真っ白になり、元に戻るのには時間がかかりそうだ。
だが、意識が甦るよりも早く、体が動いた。
748 :
ゴロー:03/10/22 01:20 ID:S3gRUubX
「は、ぁぅっ!」
ショーツを横にずらし、中指をおもむろに秘裂に差し込む。それを簡単に受け入れる程、
浅人のそこは十分に湿っていた。
「あ、あ、ぁぅ、あ」
膣の襞を擦るように中指を動かす。ほぼただの上下に近い運動でも、浅人の膣は十分に快楽を享受し、
またそれを数倍にして躰と脳に伝えていく。
(そんな・・・っくぅ!)
僅かに残っている男浅人にとって、それは正しく既知外じみたものであった。
腰ががくがくと揺れる。それに合わせるように、左手が胸を激しく揉んでいく。
「あくっ!はぁああぁん!んんんっ!」
上下から襲い来る快感に、口が開きっぱなしである。そこからは涎が滴り落ちる。
そして、火照り、白から紅色にかわった肌にぽつぽつ・・・と浮き出る汗。
さらに、秘裂の中から泉のように湧き出る愛液・・・。
全身を濡らし、浅人は喘ぐ。腰を振って、快感を貪る。
「ふあぁん!あうっ、ぁぅんっ!」
指は二本に増えていた。それくらい、今の浅人の壷は湿り、滴っていた。
ぐちゃ、ぐちゃ・・・という淫らな水音が部屋に響く。いつからか、鼻をつく妖しい香りが充満していた。
そして、右手の親指が、それを捉えた。
「!!!?」
稲妻が疾った。少なくとも、浅人にはそう感じれた。
隠核。クリトリス。ただ快感を与えるだけの場所に触れたのだ。
「ああぁっ、んはあぁぁっ!!」
最早、家族のことは頭に入ってなかった。絶叫に近い喘ぎ声をあげながら、浅人は隠核をいじり続ける。
749 :
ゴロー:03/10/22 01:21 ID:S3gRUubX
(気持ちいいっ・・・駄目、壊れるっ!!)
既に壊れていた。
「くあ、ひああああぁぁぁっ!!!」
引っ掻くように刺激を与えた瞬間、浅人は背筋をピーンと伸ばし、それと逆に膝はガクガクと震え・・・。
絶頂に達したのだろう、そのままで暫し固まった後、どさっと力無く崩れ落ちる。
「はぁ・・・はぁ・・・」
荒い息を整えるために肩で息をする。まだ波のように広がった快感の灯火が残っている。
(昨日やった時よりも・・・気持ちよかった・・・何でだろう・・?)
冷静な思考が戻り、そう思った瞬間、再び沢田のドアップがフラッシュバックする。
「ばっ・・・」
そんな自分の考えに顔を真っ赤に火照らせて、浅人は裸のまま布団に潜った。全身がびしょびしょな
事を忘れて。
(何だ・・・何で鼓動が治まらねぇんだ・・・)
素っ裸な自分の胸に手を当てて、深く深呼吸・・・そんな事を繰り返している内に、想像以上に疲れたのか、
浅人の意識はまどろみに溶け、深い闇に吸い込まれていった・・・。
・・・暗闇に潜む、妖しい笑顔の存在も知らずに・・・。
750 :
ゴロー:03/10/22 01:22 ID:S3gRUubX
えー・・・という訳で、初エロっす(汗)
エロくない!自分でヌケない!くそう、実力が足りん・・・。
それよりも浅人。お前風邪引くぞ(切実)
WD様のお言葉で吹っ切れました。それだけでもありませんが。
自分の萌えスタンスと脳内物語で突っ走ります。大分暴走行為を繰り返しますので、
お邪魔であれば吹き飛ばして下さい。
えと、これからテストがあるので、暫し執筆活動は停止します(またか)
次にうpするのは、来週末でしょうか・・・暫しお待ち下さい。
では。
| 彡 サッ
ぐっじょぶ!
>えと、これからテストがあるので、暫し執筆活動は停止します(またか)
ガーン
752 :
WD:03/10/22 02:06 ID:qjCKp1T2
>ゴローさん
内なる葛藤良いですよー(w
で、こちらはエロ梨な話で明日か明後日の夜にでもあげ予定。
課題は心理描写ー。
753 :
プリン:03/10/22 02:19 ID:pvphXqoY
>>ゴローさん
お疲れ様で〜す、充分楽しめましたよ!自分も見習わなくてはいけないと
つくづく感じました。続き&テスト頑張ってください。
>・・・暗闇に潜む、妖しい笑顔の存在も知らずに・・・
誰が見ていたんだろう・・・
754 :
739:03/10/22 05:43 ID:lbw7/Tb/
>740-741
> 女装はスレ違い
あ、説明不足ですた。この場合の「女装」っていうのは
カイトたんのメイド服や三木原令たんの女子制服みたいに
「性転換させられた主人公が女物の服を着る事を強いられる」
っていうシチュエーションの意味だす。
一応男の身体で女物を着る女装と区別する意味でカギカッコ付けたんですが
言わなきゃわかりませんでしたね、スマソ。
756 :
380:03/10/22 20:53 ID:qouyOBls
このペースだと、そろそろ次スレの準備をした方がいいんじゃないかな?
445Kだしね・・・
もしかすると、次スレに次の話が上げられるかも・・・
予想以上に書くペースが上がっています。年内完結もいけるか? いや、無理か
次に誰かSSを上げた時点で、次のスレ立てをお願いします
保管所に別スレの過去にあったレズ・スカトロのお話は収録されてますか?
二人で玄関前にW脱糞したのを最後に終わっているみたいだけど・・・。
>>730 プリン閣下
月華御大亡き今、あなただけが
巨乳スキーの希望の星なのです。
テンプレ用意するか一応
関連スレッドをどうするかが問題だが
>>757 ここの保管庫は基本的にこのスレ用(管理人さんの判断次第だけど)なので、
他スレのSSは今のところないですな。
そもそもそれ、TS系のSS保管庫に保存されるタイプの話だったの?
763 :
380:03/10/23 20:39 ID:nyhvQKKH
>>762 収録しても問題ないようなTS話だったよ
個人的にも中断したままなのが非常に残念なSSの一つです
名無しライダーさんのとか、けっこういい話があったなあ、あのスレ
ポキールっていうのもあったな。
>764
あれはよかったなあ…なんといっても
エロだけじゃなくコメディ物(ってーかギャグ)としても結構面白かった。
766 :
WD:03/10/24 02:59 ID:RF8mOrUr
>>544 「ん…ぁ…」
さっきまでの強烈な快感とは違う、心地よい感覚。
「ほら、動かない。服が汚れちゃうでしょ」
姉が、僕の濡れたところをタオルで丁寧に拭いてくれている。自分が赤ん坊になったような気分だ。女の子になって以降、精神的に不安定になっているのかもしれない。
不幸中の幸いで、服の方までは濡れていなかった。
一度達した所為か、今はもう大分落ち着いてきた。まだ、下着を着けていないことと、スカートによる違和感はあるけれども、あえて意識をそらして、無視した。
「と、これで良し、と。さ、行きましょ」
姉さんは念入りに拭き終えると、僕の腕をつかむ。
「う、うん」
僕も、それに合わせて立ち上がった。
767 :
WD:03/10/24 03:00 ID:RF8mOrUr
>>766 「これなんかどう?」
そう言いながら姉が見せたのは、桜色のフリルつきブラだった。ちなみに、Aカップ。
……そんなに小さかったのか。
僕は、軽くショックを受けた。
大手デパート内の女性用下着売り場。姉は、つぎつぎとブラやショーツを手に取っては、かごに入れていく。
ほとんど自分の好みで決めているようで、さっきのように僕に確認してくるのはごく稀だ。そして、確認してきたとしても、僕が何か言う前に購入を決めてしまう。
かごの中に詰め込まれていく下着は、フリルつきの割合がやたらと多い。他には、レースやらなにやら装飾過剰なものや、逆にほんの少ししか面積がないものなどがちらりと見えた。
アレを、着るの? 僕が?
ちらり、と店内に据え付けられた鏡を見やる。
鏡の中の“少女”は、助けを求めるような視線を返す。
この“少女”が白のフリルつき下着をつければとても可憐だろうし、レース地のものなどは、未発達な体ゆえに、かえってアンバランスな妖艶さを漂わせる事になるだろう、と思う。
しかし、それが自分の未来の姿だというのだから、さっさと逃げ出したくなってくる。
768 :
WD:03/10/24 03:02 ID:RF8mOrUr
>>767 とはいえ、姉に弱みを握られている以上逃げる事など出来ないし、それでなくても、下着類を一切身につけていない格好で歩き回るのは、是非とも遠慮したかった。
下着を着けないと、胸が服に擦れて変な感じがする上に、下はすかすかし過ぎて、まともに歩く事が出来ないからだ。
更に、少しかがんだり高い所に上がったりするだけで……中が、見えてしまう。
「と、これでよし、と。あら、何ぼーっとしてるの。次はこっちよ」
「え、ちょっと、姉さんっ!?」
僕が、思考にはまり込んでいる間に会計を済ませてきたらしい姉は、強引に僕の腕を取ると店内を横断して行く。どうやら、行き先は服売り場らしい。
そして、下着売り場の時と同様に、次々と衣類をチェックしていく。
「えーと、とりあえずはこれとこれとこれ。さ、試着してきなさい」
ある程度チェックし終えた段階で、姉はいくつかの服を僕に押し付けると、試着室の方へと押しやる。
「え? え!? こ、ここで着替えるの?」
「当たり前でしょ」
769 :
WD:03/10/24 03:04 ID:RF8mOrUr
>>768 「…………はぁ」
目の前の少女が、大きく溜息をつく。
人1人がすっぽりと納まる直方体で、正面には大きな鏡がある。つまりは、試着室の中だ。
足下には、フリルつきの白いワンピースや、レースたっぷりのフレアスカートなど、趣味的な衣類が重ねられている。ちなみに、ズボンは1つもなかった。あまつさえその上には、同じように趣味的な装飾が入った下着類が重ねられている。
「着なきゃ、駄目なんだよね…」
僕は、大きく溜息をついた。
仕方なく手をのばして、一番マシに見える白いブラを手に取る。所々縁にひらひらがついているけれども、他のものよりは大分おとなしい。
「うー」
少しだけ迷って、出来るだけ鏡の方を見ないようにしながら、そのブラを胸に当ててみる。すべすべして、意外に良い気持ちだ。
姉が気を効かせてくれたのか、胸の前に金具があるタイプだったので、初めてでも何とかつける事が出来そうだった。
かちゃり。
金具を止めると、ブラのカップが僕の胸を包んで抑えてくれる感じがする。成る程、これなら擦れて困る事はないようだ。
770 :
WD:03/10/24 03:06 ID:RF8mOrUr
>>769 そして、ショーツも足下から1着取って、穿いた。ブラとおそろいの、控えめなフリルに飾られた物だ。
腰まで引き上げると、前から後ろまできゅうっとすべすべした布地に包まれる。肌触りが気持ち良かった。
そこで、どうしても気になって、鏡をちらりと見た。目が離せなくなった。
やや幼い容貌をした可憐な少女の未発達な体を、清楚な、飾り気の少ない白の下着が引き立てている。控えめなフリルが、少女の繊細な可愛らしさを控えめに主張する。
ぼくは、硝子人形のような儚さを持った少女に魅せられて、そおっと、鏡に触れた。
一瞬、この少女が僕自身だということを、忘れていた。
しかし、帰ってきたのは、冷たく、硬い拒絶。
「あ…」
はらり。はらり。
頬を、涙が伝って落ちる感触。
「あれ?あれ?」
感情までが、僕の思う通りにならなくなっているのか。
胸が、締め付けられるような感覚。体が、小さく震える。
ふわり。
唐突に、背後から婦って沸いたような柔らかい感触が、僕の体を包み込んだ。
771 :
WD:03/10/24 03:08 ID:RF8mOrUr
>>770 鏡を見ると、いつの間に入ってきたのか、姉が震える体を抱きしめてくれている。
その暖かさに、気がつくと涙が止っていた。
「姉さん…」
「随分時間がかかってると思ったら……恐いのね。大丈夫よ、ちゃんと、姉さんが愛してあげるから」
「あうっ」
姉の吐息が、耳に吹きかかる。
「さ、早く着替えちゃいましょ。あんまり遅いと店員さんに怒られるわよ」
「ぅ…ん」
何故だろう。今、姉に抱かれている瞬間だけ、“女の僕”に違和感を感じなかった。
772 :
WD:03/10/24 03:12 ID:RF8mOrUr
うわー、のびてしまいましたよ。
買い物編はあと一回くらい(それも怪しい)つづくらしいです。
>>770 訂正「婦って沸いたような」→「降って湧いたような」
ゴロータソマダー?
>>772 ラワーン
続きを〜、このままじゃ生殺しなのじゃよ〜
このスレははだしのゲンですらチェックしていたのか・・・
今日初めて伺いました。何ですか、この良スレぶりは!
こちらのスレでご活躍されている作家サマ方、無理なく頑張って下さい。
ところで、部分変身(交換)モノはスレ違いでしょうか?
不完全な女性化だから、スレ違いになってしまうんでしょうか・・・。
>>776 それはむしろ801の範疇だと思うが、どうか?
778 :
ゴロー:03/10/24 14:56 ID:6D94ZqG3
>>WD様
グッジョブでした!
祐ちゃんの涙・゚・(ノД`)・゚・
>>773 まだです(汗)
あと一週間程お待ち下さい。
>>776 ちょっとスレ違い的な雰囲気はありますね…
新参者なのでデカイ口は叩けませんが(汗)
現在、結構真剣に詰まってます。どんな手段が、どんな態度が、どうすれば浅人に深い絶望を
与えられるか、頭の中で構想と妄想が浮かんでは消え浮かんでは消え…。
心理的な描写もなかなかてこずらせてくれます。
辱められた浅人は何を思うのか。沢田率いる野球部の狂気はどこまでいくのか?
文章力、構成力、ボキャブラリーの少なさがネックになってます。
仕方ないのかな…なんせ自分はK(削除)
さ、来週からテストだ(現実に逃避)
779 :
380:03/10/24 17:29 ID:+WLx2wFY
激しく「頭痛が痛く」て、鬱ひとしおの380です。そんなこと聞いてない?
次スレ、どうしましょうね。これだとまだ2〜3個のSSがきても大丈夫かな
480K越えたら危険なので、そのあたりまでに誰かスレ立てよろしく
>>776 面白ければそれでもいいんだけど、それで屈辱や羞恥を感じるかどうか
「わあ、女の(ぴー)だ! ずこずこ、あーいくいく!」
とかだと、他の板の方でもつまらないとか言われちゃうでしょうね
そう言えば、「入れ替○魂」に部分入れ替えの「キメラ」というお話がありましたねー
こういう話がいいのかな?
>>778 これこれ。そう滅多なことを言うもんじゃありませんよ?
この時期にテストっつー時点で、私の顔には冷や汗が一筋流れてましたよ
Pink板は21才未満入場禁止なのじゃよー
大学のテスト(臨時のでしょ?(わらい))、がんばってくださいね
とりあえず描写に悩んだのなら、何を書きたいか箇条書きにしてみるのもいいかと
ボキャブラリーに関しては本を読んで、自分なりに消化して吸収するしかありません
構成力は、経験が物を言います。時間さえかければ、そこそこの物ができます
文章力は漏れも悩んでいる。こればかりは書いて経験値を溜めてレベルアップするしかない
だけど、末恐ろしいというか、頼もしいというか‥‥ぶつぶつ
780 :
776:03/10/24 21:16 ID:xtxuxw/p
777様、ゴロー様、380様、レスありがとうございました。
『入れ○え魂』の、「身勝手の○て」や「おさ○なじみ」のようなのが好みです。
とはいえ、やっぱこのスレ向きじゃないですよね。失礼しました。
内容に磨きをかけつつ、適したスレの登場を待ちます。どうもありがとうございました。
781 :
名無しさん@ピンキー:03/10/24 21:21 ID:TxDq62o4
782 :
名無しさん@ピンキー:03/10/24 21:34 ID:Fmg2vPAO
毎年、約1万組の日韓結婚。
それに伴なう朝鮮化した混血児。
年間、日本の新生児約100万人のうち、
約1〜2万人の新生児に
容赦の無い朝鮮人の血が流し込まれている。
また、韓国朝鮮人の帰化が年間約1万人も!
どんな伝説なんですか?
ありがトン。
まほろちゃんのトコねw
>380氏
まあ一応社会人でも資格とか昇進のためのテストはありますから・・・・
というかこの手の話題はちょっと・・・・なにせこのパターンで荒れたスレは数しれず
788 :
ゴロー:03/10/25 01:40 ID:k8X45fiV
>380様
>787様
私の至らない発言のせいでいらぬ心配をおかけしてすみません・・・。
責任とって暫く謹慎します。
>>788 謹慎しなくていいから、作品書き込んでくだしあ(´д⊂
ゴロータソの作品が書き込まれてるかいないかだけで、このスレチェックしてるのに(´・ω・`)
>>772 (WDさん)
ちょっと方向性が変わってきましたね。お姉さんとらぶらぶ路線になるのか?
これからどうなってゆくのか、見守っていきたいです。わくわく
>>787 すまん。その通りだ。許してくれとは言わないが、心より謝罪する
スレの流れに水を差してしまった。まことにもうしわけない
>>788 こっちの方こそごめん
おわびの短編を書いているので、それで許してくれると嬉しいなあ‥‥
ぜひ、また戻ってきて完結させて欲しい
そして、応援してくれる人への責任も考えてみてはいかがかな?
以上の理由で、お詫び短編を執筆中。今晩中にはアップします
亜美の話もできてはいるんだけど、次スレができないとちょっと厳しい(20K以上あるので‥‥)
うちではスレが立てられないようなので、テンプレを見て誰か立てて下さい
お願いします
792 :
プリン:03/10/25 17:49 ID:GorjeqQz
>>WDさん
祝、買い物編突入!姉さんすごい、まさに飴と鞭を使い分ける悪女ですね。
>>ゴローさん
じっくり煮込んだ美味しい作品期待しております。
>>758 巨乳を表現できるようにがんばります。
以下は、ゴローたん復帰祈願の短編です。ゴローたんへのエールです
ちなみに、かなり外道な話です。そういうのが嫌いな人は読まないように
『ずっと抱きしめて』
「ほら、もっとちゃんと舐めなさい」
「はい。お姉様……」
俺は籐椅子に腰掛けた女の脚を両手で押し抱き、舌を伸ばして花の匂いがす
る足の指を舐めている。
呆れるほど贅沢なマンションの最上階、その一角にあるサンルームで俺は奴
にかしずいている。あいつも俺も、全裸だ。だが、冬だと言うのに寒さは全く
感じない。この部屋は年中、快適な気温が保たれている。
だから俺は、ずっと何も身にまとっていない。いや、正確には眼鏡だけが許
されている。これが奴の好みだからだ。
「……手が止まっているわよ」
「お許しください、お姉様」
奴の体が動いた。何千回となく繰り返された動きを察して体がすくもうとす
るが、強烈に刷り込まれた意思が反射さえも許さない。
鋭い痛みが背中に走る。
鞭だ。だが肌にはわずかな跡しか残らない。それだけ奴は、鞭に熟達してい
る。痛みだけ与えて、決して跡は残さないのだ。なにしろ、俺は奴の今の所一
番のお気に入りときている。食事も最上、化粧も極上、何もかもが普通では考
えられないほど贅沢な代物ばかりだ。
「まだ男として考えているの? ここまでして落ちない娘(こ)は久し振りよ」
「申し訳ございません、お姉様」
俺は長い髪を決して奴に触れないように気をつけながら、深々と頭を垂れる。
心は悔しくてたまらないのに、涙すら出ない。奴の何ヵ月にも及ぶ調教が、俺
の心と体を分離させる原因になった。
痛みも、苦しみも、今の俺には別人のように感じられる。人形になってしまっ
たようだ。
だが奴は、いいなりになる俺の所作や表情の中に、反抗心を感じることがで
きるという。それが奴にとっては、たまらない快感になるのだそうだ。
自由になる人など、たくさんいる。だが、ここまで心が折れない人は珍しい
のだという。
大概は、女にされてしまった時点で砕ける。
次に、女が告げる言葉で、ほぼすべての人が意思を失ってしまう。
奴は男を女にして、そいつを調教して飼うのを無上の喜びとするイカレタ女
なのだ。
そう……。
俺は奴に女にされてしまい、奴の下で飼われているのだ。
***
どうしてこんなことになったのかというのは、あまりにも不条理すぎて思い
出したくない。なぜならば、奴は他人の魂を担保として自分の望みをかなえる
という、卑怯極まりない手段で、ここまで財産を築いたのだ。
奴の背後には悪魔がいる。
俺も何度か見掛けたが、奴とは特別な形で契約を結んでいるのだという。悪
魔は奴の求めに応じて男を女に変え、そいつが絶望して死んだ時点で魂を刈り、
女に対価を支払うそうだ。
この高価なマンションも、土地から建物、全てが奴の所有物だ。高価な家具、
衣服、アクセサリー、これらは皆、何十人もの男の魂で購われた血の対価だっ
た。
奴の今の姿も、悪魔によって絶世の美形へと作り替えられている。元がどん
な姿だったか、何をしていたかなんて俺にはわからない。
非凡な奴の姿と比べると、俺の体は貧弱だ。
いや、今時のアイドルと比べても遜色の無い容姿なのだが、奴の圧倒的な魅
力の前では何もかもが霞む。
胸はあいつの好みなのか、とても小さい。谷間などとてもできるはずのない
小ぶりな乳房だが、全裸で過ごす事を余儀なくされている俺にとっては、こち
らの方がありがたい。
恥毛は薄い。ラヴィアは……考えるだけで気持ちが鬱々としてくるので、こ
れ以上俺の女の体を語るのはやめておこう。
俺にはプライバシーが無かった。
排泄はかならず、奴の……お姉様の許しを得てしなければならない。大抵は、
奴の目の前で排泄させられることになる。そのまま奴の指で女の部分をまさぐ
られ、残尿を無理矢理出させられたり、失神するまで敏感な部分を責め続けら
れることもある。
週に一度は、浣腸で責められる。
腹が膨らんで脂汗が浮き、顔が倍に膨れ上がったように感じて頭の皮が弾け
そうになっても、奴は排泄を許さない。俺の心がどんなに望んでも、体は完全
に奴に躾られてしまっている。
出したくても出せない、この恐怖……わかってもらえるはずがない。
奴は俺の耳元で、俺の罪を語るのだ。
「あなたは掲示板でよけいなお節介をしたのよ? それでどれだけの人が迷惑
したとおもうの? 軽率だわ。だから……私があなたを調教するの。もう二度
と人に迷惑をかけないようにね」
「はい、お姉様……」
奴が俺の瞳を覗き見る。毒々しいまでに美しいルージュが塗られた唇がにぃっ
と吊りあがり、笑いの形をとった。
「反省してないわね。言葉では従順だけど、心では謝っていない。そうでしょ
う?」
「いいえ、お姉様」
奴には俺が決して逆らう言葉など口にすることができないのを知っていて、
こんなことを言うのだ。
調教……まさにあれは人に対する行為ではなかった。何があったか、微かに
思い出すことしかできない。あまりに苛烈な仕打ちに、心が記憶をブロックし
てしまっているのだ。
突然俺の家に金髪の肌も露な美女が現れ、次の瞬間にはあの女の目の前に立
たされていた。奴の言う俺の罪とは、無垢な人を言葉によって傷つけ、多くの
人を落胆させたというものだった。
確かに憶えはある。だが、それで何をしようというのかと笑った俺は、次の
瞬間、鞭で引き倒されていた。ピンヒールで顔を蹴られ、短い鞭で乱打された。
抵抗する余裕などまったくなかった。
気がつくと俺は鏡の前で大の字に両手足を縛られ、吊り上げられていた。
鏡に映っていたのは、今ではすっかり見慣れた女の体だった。
そこで俺は器具によって貫かれ、月日を忘れるほど責めに責め抜かれた。縛
られ、鞭打たれ、犯され、性感を強引に引きずり出しては放置され、気がつけ
ば俺は、女主人に従順な人形に成り果てていた。
奴が自慰をするなと言えば、俺は決してそれをしない。いや、できない。ど
んなに狂おしい性の渇きが体を襲おうとも、俺の男としての心と奴によって完
璧なまでに植え付けられた従属する心が体を縛る。
立っていろと言われれば、俺は何十時間でも立っている。俺を立たせたまま、
三日も家を空けた事もあった。大小を垂れ流しても、俺は一歩も動かなかった。
いや、動けなかった。
涙も出なかった。奴に流していいと言われるまでは流せないのだ。
三日後、ようやく家に帰ってきた奴は俺を見るなり腹を思い切り蹴飛ばした。
「誰が粗相をしていいと言ったの! このできそこないの糞豚! 舐めて掃除
をしなさい!」
「はい、お姉様」
俺はしわがれた声で返事をした。
三日ぶりの水分は、奴の小便だった。久し振りに腹に入れたのは、俺の糞だっ
た。その後奴は、俺を風呂に入れてやさしく足をマッサージし、よく我慢した
と俺の頭を撫でた。
俺の偽りの心がときめく。お姉様に褒めてもらえたのが嬉しくて仕方が無い
のだ。アメと鞭の使い分けによって、俺の心は狂ってゆく。奴の命令を心待ち
にしている自分を発見し、俺はおののいた。
どこまで俺は、自分の心を保てるのだろう。
いっそのこと『折れて』しまった方がいいのではないか……。
あの『女』が現れたのは、そんな時だった。
「ハァイ♪」
奴のペディキュアの手入れをしている時に、あの『女』は突然姿を現わした。
「ちょっとあなた、どうやってここに入ったのよ!」
「ん? シャーリィンと同じ方法よ」
浅黒い肌の豪奢な金髪の女は、見事な黒のエナメルビスチェを着こなして、
微笑んでいる。奴は、その一言で全てを悟ったようだった。
「あなたも悪魔ね。でも、あたしは契約で守られているわ。シャーリィン、来
なさい! 私を守るのよ!」
だが奴は、悲しげに肩をすくめ、首を左右に振った。
「あの娘は地獄に戻ったわ。もう一度生まれ変わってやり直しをさせられてい
るわ。実行主の存在が消えた以上、契約も無効だわ」
「ならば、この子の魂で契約をするわ。さあ、私を守ってとあの悪魔に言うの
よ」
奴は俺の肩を押して、女悪魔の方へ押しやった。言葉が自然に出てくるのを、
俺は止める事ができない。
「お姉様の命をお守りください。対価は私の魂で……お願いします」
「残念ね。他人に強制された願いでは契約はできないの」
「そんな……馬鹿な!」
奴は椅子から立ち上がって叫んだ。
「シャーリィンはやり過ぎたのよ。いくら上級魔になるためには多くの魂を集
めなければならないとは言っても、世の理(ことわり)を無視してまで集めては
ならないことになっているの」
「あなたに……あなたにそんなことを言う権利があるのっ!?」
奴は逆上していた。絶対の優位にあると信じて疑わなかったのに、自分が立っ
ていたのは砂上の楼閣だったと知ったような、あまりにも哀れな狼狽ぶりだっ
た。
「あるのよ。私は第一級限定解除魔族……ようするに、理に反しない限り全て
の行為が許されている悪魔。名前は、あんた達の言葉でわかりやすく言えば、
メイアってとこね♪」
「その何とかってのがどうしたっていうの。私は関係ないでしょ!」
「シャーリィンもやり過ぎたわ。でも、それをそそのかしたのはあんたよ。悪
魔をたらしこむだなんて、あんたも大した男よね」
俺は思わずメイアという悪魔の方を見た。
「そう。この人はあなたと同じ、元は男だったの。ホストクラブで働いていて
パトロンをみつけたのはいいけれど、その人の旦那に見つかって無理矢理女に
されちゃったのよ。それで意趣返しにって、シャーリィンを使って六十二人の
男を女に変え、調教してから魂の契約をさせたってわけ。このマンションから
何から何にいたるまで、全部がその人達の魂で贖った、言わば血塗られた財産っ
てとこね」
「……さすがは悪魔ね。何もかもお見通しってわけか」
奴の口調がどこかふてぶてしい物に変わった。
「それで、私をどうするんだ?」
「決まってるわ」
メイアが微笑んで俺にキスをした瞬間、奴の足下のフローリングが煮えたぎっ
たように波打ち、そこから血塗られた手が何本も伸びてきて体をつかんだ。
「な、何これっ!?」
逃げようとしても動けない。それどころか固いはずの床の中にどんどん引き
ずり込まれているのだ。
「助けてっ! あなた、私を助けなさい!」
奴が俺に命じた。だが、いつもは無条件で動くはずの俺の体は、不思議と奴
の言うがままにはならなかった。
「この娘の条件付けは解除させてもらったわ。もう、あなたの命令は彼女には
通じないわよ♪」
さっきのキスはそのためだったらしい。
「いやぁ! いやよ! なんて……なんて気持ち悪いんだ! ああ、熱い。熱
くて気が狂いそうだ! 助けてくれえっ!!」
今までは天上の音楽に等しかった奴の声が、今ではガマガエルの断末魔にも
劣って聞こえる。
「シャーリィンの苦痛に比べればその程度、どうってことないわ。彼女は全て
の記憶と人格を破壊され、肉体さえも下級魔に劣る存在にまで貶められたのよ。
それに、あなたが地獄へ送り込んだ魂は、あなたの欲望のために苦しみを味わっ
ている。だからあなたは、行きながらにして地獄の最下層へ送られて、魂の数
億倍の苦しみを永遠に味わうことになるのよ」
「謝る! あやまるか……」
奴は一気に床の中に引きずり込まれ、姿を消した。
部屋は静寂に満たされた。床には何の跡も残っていない。
「それじゃあ、あたしはこのへんで……」
「待って!」
俺は後に振り向こうとしたメイアの手をつかんで引き止めた。
「私はどうなるんですか。お姉様に姿も心も変えられてしまった私は、これか
らどうやって生きていけばいいんですか」
「悪いけど、あたしにはあなたにそれ以上の手助けをする事はできないの。無
償で働くのは禁じられているのよ。魂の契約は破棄されているし、もうあなた
は自由の身よ」
「元には……戻れないんですね」
「そっ。ダァ〜メッ♪」
メイアはにっこりと笑って、俺の額を人差し指でつつく。
「まあ、いいじゃない。あの人の財産も、全部あなたが使えばいいんだし。そ
のくらいの融通はサービスしてあげるわ。どこからどう見ても完璧にしといた
から。一生どころか、十回生まれ変わっても使いきれない金額よ。せっかくな
んだから、思いっきり女をエンジョイしなさい♪ じゃあね〜」
言うだけいっきにまくしたてると、金髪の悪魔は部屋の中に小さな旋風を残
して消えてしまった。
こうして俺は、奴の残した財産で暮している。
だが、どんなに贅沢をしても俺の心は満たされなかった。
嫌悪を無理矢理押し殺して、男にも抱かれてみた。何人もの美女と夜を過ご
してみた。鞭で叩いたり、叩かれたり、ありとあらゆるプレイを試してみた。
しかし、満たされるのはほんの一時だけだった。
徐々に俺の心は、癒されない渇きが支配するようになっていた。
他人が羨む環境も、俺には無意味だった。
メイアは消える前に、俺の手に奴を呼び出す古ぼけたルージュを残していた。
あいつは確かに、悪魔だった。俺の中にある願望をしっかりとわかっていた
のだ。奴に調教され、引きずり出された、支配されたいという願望を。
俺が求めているのは、奴……いや、『お姉様』ただ一人……。
***
私は鏡の前に立ち、ルージュを手にしています。
私の願い……それはお姉様がいる地獄へ行くこと。お姉様と共に地獄で責め
られること。お姉様の罪を、少しでも贖いたい。それだけで頭が一杯なのです。
私にはお姉様にかしずくことだけしか考えられません。
男の心を装う必要は、もうありません。隠すことなんて無かったのです。
どうして私は、お姉様の本当の心をわかってあげられなかったのでしょう。
私の心はそれを考えると張り裂けそうに痛みます。
ですから、私は、お姉様のもとに参ります。
たとえ罪が許されなくても、お姉様と共にいれば、地獄の痛みも快楽に変わ
るでしょう。腹を裂かれ、頭を潰されるのも辛くありません。いいえ、お姉様
の代わりになるのならば、私は何度でも死に、生き返り、また殺されてもかま
いません。
私を根本から変えてしまったお姉様……。
ですからお姉様には、責任をとってもらう必要があります。どこまでもつい
て行きます。永遠に離れません。
あなたを永遠に縛りつけたいという欲望を抑えきれないのです。もしかした
ら、私こそが悪魔なのかもしれません。
だから、ほら。
鏡に移る私の姿は、シャーリィンという悪魔に似てきてませんか?
私は鏡にルージュで大きな円を描きます。円の内側の鏡が歪み、暗い深淵が
そこに現れました。
果たして私は地獄に着いた時、人間の姿でいられるのでしょうか。
でも、かまいません。悪魔になっても、私はお姉様を愛するでしょう。そし
て、永遠に離しません。
待っていてください……お姉様。
===== END =====
802 :
380:03/10/25 22:15 ID:tiSj9GEq
以上、構想から執筆まで8時間というゴローたん応援&穴埋めSSでした
突貫工事で書き上げたので、意味が通らないとかエロくないとかあるかもしれませんが、
そのへんは大目に見てくれると嬉しいです
さて、>790 で漏れが責任とかのたまってますが、
責任と言うより「期待」ですね。大勢が期待しているんだから、
ゴローさんには戻ってきてほしいものです。応援にはなってませんが、このSSには、
そういう意味もあったり無かったり‥‥
どちらかというと、荒らしてすまん、という反省SSだったりします
楽しんで貰えれば幸いですが、ちゃんと意味通っているかな〜。不安だ
803 :
プリン:03/10/25 22:36 ID:GorjeqQz
>>429 の続きです
『やっぱやめておくかな。癖になったりしたらやばいしな』
疼きはあるものの耐えられないほどでもない、それに女の悦びに慣れすぎては男に戻るのが遠く
なってしまうのではないかと考え、温めのシャワーを浴びながら疼きを押さえ込み浴室から出る
ことにした。ふかふかのバスタオルで身体に張り付く水を拭き取ると籠に入れてある下着を取り
出し広げてみた。
『なっ!?母さん・・・こんなの選ぶなよ』
母が買ってきたショーツが女の子らしいピンク色であること事態嫌だったのに、広げられた下着
のお尻部分には可愛らしいクマの顔がプリントされていた。
(まじかよ、勘弁してくれよ・・・・)
高校生が穿くには恥ずかしいと思えるショーツのデザインにクマの顔を見つめながら動きが止
まってしまった。唖然とする悠を笑顔で見つめ返すクマがいた。しかし、再び汗のついたブルマ
を穿くには抵抗があるしトランクスも密着しない感じが嫌なので、穿くことにした。
(ちくしょう、俺は何やってんだよ)
女になって可愛らしい下着まで着ける自分が情けなく思えた。ショーツに足を通すと、なかなか
ぴったりとしていてデザインには不満があったが履き心地は抜群だった。
脱衣所にある悠の全身が写るほど大きな鏡に視線を向けクルクルとその場で回ってみた。ピンク
色のショーツと白い肌がお互いを高めあっているようだった。
(・・・可愛い)
804 :
プリン:03/10/25 22:37 ID:GorjeqQz
目の前にいる胸を前で手組みながら立つ少女を見て頬が赤くなるのがわかった。すると当然なが
ら鏡の中の少女も頬を染める。少女の可愛さがさらに上昇したとこで自分の愚かさに気付いた。
(何やってんだよ俺は!恥ずかしがったり、姿を確認するなんて女みたいなことして。もっと堂々
とすりゃいいんだよ)
だんだん考えも女っぽくなって着たことに気付き仁王立ちをした。恥ずかしい気もしたが自分に
言い聞かせ下着のことを忘れるように努力しながらシャツに首を通すとタオルを片手に持ち脱
衣所をあとにした。ノドの渇きを潤すために冷蔵庫を開けドリンクを飲んでいると、お風呂から
上がったのに気付いた母が話し掛けて来た。
『う〜ん、お風呂上がりで濡れた髪が色っぽいわね〜下着のサイズはどう?』
悠の全身を見たあとにシャツの裾をペラッとめくった、笑顔の熊が顔を出す。
『うわっ、急に何するんだよ!!』
『そんな驚かなくてもいいじゃない。あんたもなんだかんだ言ってるけど、そういう反応は女の
子っぽいわよ』
めくられた裾を押さえ後退りする悠の態度に母から、なかなかきつい意見を頂いた。家族とは言
え自分の子供の下着を確認しようとするのもどうかと思うが、女になってから女っぽいなどの言
葉に過敏に反応するようになった、それゆえにその直後はすぐに反発するようになった。
『誰が女だよ、俺は男だ!!』
『はいはい、わかったわよ。それよりサイズはどうなの?』
『うっ・・まあちょうどいいかも・・・』
かたくなに男という事を強く言ったが軽く流されてしまった。
805 :
プリン:03/10/25 22:39 ID:GorjeqQz
『まあ念の為に明日は3サイズも測ってもらいましょ、あまり遅くまで起きてて寝坊しないよう
にね』
『はいはい』
なんだか小言が続きそうなのでドリンクを持ち二階にあがった。自分の部屋に入ると晋也がテレ
ビを見てた
『姉ちゃん、始まるよ!』
『はいよ』
返事を返すとベッドに乗りあぐらをかいて座った。
『どうした?』
『・・・え、ううんなんでもない』
こちらをぽーーっと見ている晋也に声をかけると慌ててテレビ画面の方を向いた。お風呂上りで
火照った肌、大きいシャツのため片方の肩は露出され、膨らんだ二つの乳房の先には突起があり、
シャツの裾から見えるピンク色のパンツ、そんなものを見せられ興奮しない訳が無い。
晋也は後ろにいる悠を忘れようとテレビに集中した。
「カツッ、カツッ・・・」
暗い廊下を一人の女性が歩いていく、突き当たりの部屋まで。
扉の前に来ると足を止めドアノブを掴もうとする考えがあるものの腕が動いてく
れない、この扉を開けることを体が躊躇わせる。扉越しからでも扉一枚先に何か
しらの不気味な雰囲気が漂っているのが体に伝わってくる。
「ゴクッ」
唾液を飲み込むと意を決したのか強引に体を動かしドアノブを掴みひねると扉を
開け放った。
「キャーーーーー!!」
屋敷中に絹を裂くような悲鳴がこだまする。
806 :
プリン:03/10/25 22:42 ID:GorjeqQz
『うわーー!ね、姉ちゃん、もういいよテレビ切って』
『なんだよ、これからが面白そうじゃないか』
テレビな内容も後半に差し掛かったところで晋也が恐さから目をつぶりながら抱き着いてきた。
『もういい、充分楽しんだから切っちゃって!』
『はぁ、わかったわかった。わかったから離れろよ。』
怖がる晋也をなだめながら引き離すとテレビの電源を切った。
『まったく、だから見るのやめておけって言ったのに』
『だって恐過ぎるんだもん』
『はいはい、じゃあ晋也はもう寝ろ。明日も微妙に早いみたいだしな』
『え〜、まだ早いよ〜。なんかして遊ぼうよ〜』
さっさと寝かせてゲームでもしようとしたが、さすがに休み前なので寝ようとする気配が晋也か
ら感じられなかった。なんとかして寝かせてしまおうと考えた。
『じゃあ今寝たら夏休み宿題解くの手伝ってやるよ、もうすぐ休みになるしそろ
そろ渡されるだろ?』
『ほんと!?わかった僕寝るね、来週末辺りには渡されそうなんだ。それじゃあお休み〜』
毎年苦労している宿題をネタに揺すってやると笑みを浮かべて自分の部屋にかけていった。
『ふぅ、なんかしようと思ったけど俺も疲れたな・・・』
807 :
プリン:03/10/25 22:44 ID:GorjeqQz
学校で下着やらなんやらで恥をかき、トイレでオナニーをして、帰り途中に痴漢にイかされて、
なにげにヘトヘトになってしまった。休み前で少し時間がもったいない気がしたけれど体のだる
さにやる気も起こらないので寝ることのした。寝る準備を整えるとベッドに横たわり、瞼を閉じ
ていった・・・・。
『・・・うぅ、怖くて眠れないよ』
夜中、晋也はテレビの光景が頭に残り寝付くことができず苦しんでいた。必死に目を閉じ眠ろう
とするが恐怖から誰もいないか確認するためにどうしても目を開けて周りを見回してしまう。そ
んな事を繰り返しているために眠れなかった。
(トイレ行きたくなってきた・・・)
部屋の電気をつけると真っ暗闇の廊下にビクビクしながらトイレに向かった。途中怖くなって、
一緒に行ってもらおうと悠の部屋に向かった。
静かに悠の部屋のドアを開けて中を覗くと窓から差し込む月明かりで思っていたより部屋の中
は明るかった。
『・・・寝ちゃったのかな?』
部屋の静けさに寝てしまっていると思い起きてもらおうとベッドに近づくと悠の姿に驚いた。
ベッドに横たわる悠を覗くと大の字に仰向けになって寝ており、寝返りにより衣服が乱れたのか
Tシャツはお腹までめくれ上がりパンツどころかヘソまでが丸見えになっていた
『ゴクッ・・・ゆ、悠姉ちゃん?・・・起きてる?』
808 :
プリン:03/10/25 22:48 ID:GorjeqQz
『すぅ〜・・・すぅ〜・・・』
晋也は悠に小声で話しかけたが反応は無く規則正しい寝息が聞こえて来る。念の為に軽く肩を揺
すってみたが反応は無い、よく眠っているようだ。トイレに行く途中なのも忘れて目の前の半裸
姿の女性に興奮し始めた。
(姉ちゃん昔から寝るとなかなか起きないからな・・・)
普段ならできない行為も寝ている今なら可能だと、いけ無いと解かっていても興奮には勝てずじ
っくりと悠の身体を目を通す。
いつ起きてしまうかわからない緊張を少しでも抑える為に自分自身に言い聞かせると悠の顔を
覗き込んだ。気持ち良さそうに眠る悠の寝顔を見ているだけで心臓が破裂してしまうのではない
かと思わせるほどドキンドキン鳴っている。晋也が悠を見つめる瞳はもはや兄弟としてではなく
年上の女性に恋をしてしまった目であった。視線を顔全体から呼吸の為に微かに開かれた唇へと
移される。ふっくらとしてみずみずしい唇を見つめると引き寄せられるようにそろそろと自分の
顔を近づけていく、悠に息がかかり目覚めないように息を止める。ゴクリと唾液を飲み込み目を
細め口を気持ち前に突き出す。晋也の唇に悠のふわっとした吐息がかかる心臓がバクンバクン鳴
る。互いの唇の距離が狭まる。
(・・・姉ちゃん)
意を決すると最後に残った距離をゼロにした。温かく柔らかみのある感触が自分の唇とぶつかり
潰されていく。触れ合っただけで悠の唇に甘さを感じられた。
『・・・ぅん』
809 :
プリン:03/10/25 22:49 ID:GorjeqQz
悠から微かな声が漏れる、慌てて頭を持ち上げ唇を離して様子をみると、規則正しい呼吸が突然
止められ抵抗しようとして声が漏れたようで首の向きを変えると再び静かな寝息を立て始めた。
起きなくて安心すると自分の指を唇に当ててみた。まだ悠のぬくもりが残っているように感じら
れた。実際触れ合っていた時間は、たいして長くは無いのだが晋也にはものすごく長い時間に感
じた。
(姉ちゃんとキスしちゃった・・・)
心臓の鼓動が止まらない、キスの余韻を味わうとゴクリと唾液を飲み込み、ゆっくりと再び悠に
近づいた。
『・・・はぁ・・・はぁ』
自分が何かやってはいけ無いことをしているのではないかという罪悪感を抱きつつも、目の前に
いる半裸姿の姉を見ていると興奮が罪悪感を上回り呼吸が荒くなる。今度は身体全体に目を動か
す。二日前とは別人の様な姿となってしまった兄弟の身体を見直したTシャツとパンツだけで眠
る悠の肌はほとんど露出されている。視線を足元から移動させていき、パンツ、ウエストときて
二つの盛り上がった丘で視線を止めた。膨れ上がる丘は悠の呼吸に合わせて上下している。
「ゴクッ」
緊張で心音が高くなり唾液を飲み込む音も自分には大きく聞こえた。夕方から何度か顔に押し付
け柔らかさを味わったが、やはり朝のように掌で触りたく、この瞬間を待ち望んできた。ドキド
キしながら、そ〜っと片手を延ばし丘の上に置くと形状を調べるように手を滑らせ胸の曲線に沿
って手を動かす、丸く温かみのある感触が脳に伝わる。
『ぅう〜ん・・・』
810 :
プリン:03/10/25 22:51 ID:GorjeqQz
たまにくすぐったいのか悠が声を漏らすと、ぴたりと手を止め様子を伺い、平気だと感じると再
び手を動かした。ひとしきり撫で回すと再び丘の頂上に掌を乗せ少しづつ広げられた指を閉じて
いく、ズブズブと沈んでいく指の間からシャツが零れ出す。
(柔らかいよ・・・お姉ちゃんのおっぱいとっても気持ちいい)
顔を綻ばせ素直な感想を漏らした。数回に渡り乳房を揉むと手を離し、そろそろとシャツを捲っ
た。白く透き通るような肌があらわになっていく。丘を登り下ったところでシャツから手を離し
覗き込んだ。シャツの上からでも大きいと解かってたが実際の乳房の大きさを見せ付けられ驚い
た。昔にお風呂で見た母の胸とは比べ物にならない大きさの乳房が二つ仲良く並んでいた。聳え
立つ双丘の先には桃色の乳首があった。ゴクリと唾液が喉をならす。緊張と興奮から震える手を
そっと乳房に重ねる、シャツ越しとは違うもっと柔らかな感触が掌を通して頭を刺激する。弾力
のある乳房は揉んでも掌を弾くように跳ね返してくる。
『ぁん・・・うぅん』
悠の声によっていつのまにか夢中になって力いっぱい揉み解していたことに気付き揉むのを止
めて撫でまわすことにした。
『はぁ・・・はぁ・・・ぅぁん』
晋也の興奮と比例するように悠の息も荒く激しくなっていく。晋也はふと気づくと柔らかな丘の
上に硬くなるものを発見した。
(姉ちゃん乳首が硬くなってる)
811 :
プリン:03/10/25 22:53 ID:GorjeqQz
上から撫でていた掌を横に持っていきサイドから乳房を揉みながら指先で乳首を撫でてやると、
今まで以上に悠が悶え始めた。
『ぁあ〜ん・・・ふぁっ・・あっあっ・・』
(ね、姉ちゃん・・・)
悠の声にあわせ空いているほうの手で自分の膨れたモノを掴んだ。まだオナニー経験もなかった
が本能的に手を上下に揺すり始めた。
『んっ、んっ、んっ』
『・・・姉ちゃん・・・んっ!』
悠の紅潮する顔をみながら擦っていると、すぐに股間が熱くなるのを感じた。
(あっ・・・おしっこ漏らしちゃった・・・)
下半身が熱くなったのに気付くと今までの興奮が嘘のように無くなり急に頭が冷静になってき
た。乳房から手を離し自分のズボンに目をやると、じわじわとしみになっていくのがわかった。
瞬間的にヤバイと感じて、まだ荒い呼吸をしている悠を放っておいて、急いで1階の脱衣所まで
走っていった。
そのままズボンの穿き返ると晋也は悠の部屋には行かずに自室へ戻り眠りについた。
悠は寝ている間に弟に悪戯されているとは知らずに朝まで眠りつづけていた。下着が濡れている
のも知らずに・・・・。
812 :
プリン:03/10/25 22:54 ID:GorjeqQz
二日目終了です
もう、すいません。どんどんヘタレになっていくばかりです。
3日目は下着購入ですが、なんか勉強し直した方がよさそうな気もしてきました・・・
エロもないし駄目駄目な駄文で申し訳ないです
>>380さん
お疲れ様です、色々なパターンが書けて尊敬いたします
弟きたーっ!
もっとエスカレートきぼん
380さん、プリンさん、お二人ともGoodJob!!
キスキタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!!!!
エロガキキタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!!!!
やっぱ最後のはおしっこじゃなくいっちゃったんだろうな。
816 :
ゴロー:03/10/26 00:55 ID:XYTR5FP/
>>380様
お疲れ様でした〜。ъ(´д`)グッ (゚∀゚)bジョブ!
何だか凄く思わせる作品でした。380様の御心、しかと受け止めさせて頂きました。
>>プリン様
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
悠タン(*´Д`)/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ
人生是学習也。学ぶ事も重要です。頑張って下さい!
埋めついでに反省文デス。
下らない書き込みで、住人の皆様に要らぬ心配をかけましたこと、本当に申し訳ありませんでした。
皆様に誉められて、天狗になっていたんだ、と思います。
「ふざけた冗談言っても許してくれるだろう」
そう呟いていたんだと思います。我ながら、甘えたガキでした。
その罪を償うためにも、自分は書き、作品を紡ぎ続けます。浅人にも、もしかしたら
他の誰かになるかもしれないけど、私がここで書けなくなるその日まで、お付き合い
して下されば幸いです。要らなければ処分されますので。
長々と申し訳御座いませんでした。
最後に。ぶっちゃけ、自分
純 愛 マ ン セ ー 派 (*´д`*)
なんで、鬼畜な表現できないんですよ(おい
でも、浅人を虐めて快感に叩き落すのは書いてて面白かったりするんですよ、これが。
人間、わからないものです(溜息
神はわれらを見放してはおられなかった!
埋めてOK?
OK
どうせならエロい書き込みで埋めて(;´Д`)ハァハァ
>>380氏
>>プリン氏
乙ナリ〜エロ感謝
感想言いながら産め盾ナリ
埋め立て。
朝起きたら女の子になっていたらいいなあ
と思いながら今日は早めに寝ます
823 :
380:03/10/27 22:49 ID:G/nOKp/R
>>820 もう枯れてむりぽ‥‥
10Kで何か書けと? ‥‥や、やっぱ無理だ(;´Д`)
埋め埋め
おまいら女性化関係を小説以外で
楽しんでますか?
漫画・エロゲ・AVなど色々あるようですが
とりあえず、ワシが今探してるのはコミックかな…
とりあえず封殺百怪とプリンセス・クエスト・サーガ買ってみたけど
どっちも何か微妙で(´・ω・`)ショボーン
あかねちゃんOVERDRIVEの方が楽しめた。
>826
>プリンセス・クエスト・サーガ
唯登詩樹だと、他にいいのがあったんだけど、
タイトル忘れちゃったよ。
異世界から来た女主人公とやった男が女性化してしまって、
人格も天然ボケで淫乱になっちゃう奴。
何つったかなぁ。
なぜそういう事をしようと思い立ったのか、自分でもよくわからない。
学校から帰って来て、部屋のベットに腰掛けた時、ふとベットの横に置いてある姿見に
移る自分を見て、なんとなく考えた事だ。
ちょっとしたイタズラ心だったのか、あるいは動機なんか元からなかったのか。
ただ何か言いようのない奇妙な矛盾を感じたような気はする。
そして気が付いたら自分はベットに横たわり、制服のまま仰向けになっていた。
「……っつ、はあぁっ…………」
いつのまにか息が随分と熱く、そして甘くなっていた。
始めてからどれくらいの時間が経ったのかも自分では把握していないが、体がすっかり
高まってしまっているのは息の荒さを聞かずともわかる。
だが、今はあえて声を殺して想像に身を委ねる。何故なら声を出すと現実に引き戻されて
しまうから。
頭の中で考えているのは、一組の男女の交わり。有り体に言えばセックスだ。
このテの行為を行う際には定番の想像。男女の容姿などは曖昧に心の流れにまかせて、
ただその様子を頭に想い描く。
目の前の少女の胸を蹂躙し、強引に唇を奪う。声を荒げて喘ぐ少女の制止を聞かず、
ゆっくりと責めを激しくしていく。
胸を揉み、その頂を口で吸うごとに甘い声を上げ、少女は鳴く。
だめぇ! そんなに激しくしないで!
声を押えられないのが恥かしいのか、少女は頬を染めた顔で懇願するが、手は決して緩めない。
―――想像に合わせて、現実の自分の息も荒くなる。興奮が高まる。
舌を胸からお腹、腰へと這わせた後に、静かに足を開かせる。
あ―――と、少女は軽く羞恥の仕草を見せるが、拒否はしない。
今度はゆっくりと足に舌を這わせ、そのまま静かに根元に下ろしていく。
830 :
413:03/10/30 03:07 ID:lbBikzcX
行き付くのは当然秘部。根元に触れるか否かのタイミングで、少女は思わず足を閉じようとするが、
当然男はそれを許さない。ちょっと手に力を入れて拒絶の仕草を跳ね除けた後、
舌を茂みの肉目に添える。
きゃっ! ひゃあああぁぁん!
びくんっ! と少女の腰が跳ねる。あまりの刺激に少女は自身の秘部舌を寄せている男の頭を
押しのけようと、手に力をこめる。
しかしその手が逆に男の頭を押し付ける形になり、快楽は減るどころか増幅されてしまう。
―――想像につられて、だんだん自分の手のスピードが上がっていく。
首を振って、少女は叫び続ける。しかしいくら叫んでも、快楽は収まるどころか
次々と自分の体に注ぎ込まれてくるため、どうしようもならない。
そしていよいよ高まりがピークを迎えると思った途端、男は不意に顔を上げた。
突然の寸断に少女は静かに顔を上げる。が、男の姿を見て全てを理解した。
当然これで終わりなのではない。男女の交わりならば、当然その先がある。
男は自分のペニスをゆっくりと少女の秘部にあてがう。
じゃあいくよ―――と少女の顔を見て同意を求めた。
男の視点で、少女の顔を見つめ……
―――あ、
少女を覗きこんだ途端、ぼやけていた輪郭が突如クリーンになり、目の前にはっきりと
少女の顔が写る。彼女は他の誰でもない、自分自身「三木原 令」だった。
刹那、視点は唐突にぐるりと少女の側に切り替わる。
―――なっ! ま、待って!!
慌てて自身の思考を修正しようとする。しかし何故か視点は切り替わらない。
「ひゃうぅっ! やあああぁ―――ッ!!」
想像が挿入の段階に入った途端、令は声を押える事ができなくなった。
想像の中でされている自分とシンクロし、スカートと中に入れた右手をより激しく動かし、
腰から制服の中に入れた左手で胸をより強く揉みしだく。
831 :
413:03/10/30 03:08 ID:lbBikzcX
制服姿のまま、令はベットの上で自らの指が生み出す快楽に逆らえなくなっていった。
想像の中で、男のペースが早くなる。激しく腰を打ち付けられ、中をかき回される。
それに合わせて令は無意識に指の抽挿ペースを上げ、腰をバンプさせた。
「ひぃん! きゃうぅぅっ! そん……なに、激しくしないでぇ! きゃあん!!」
抱かれている自分になりきらされ、令は自身の想像の中の相手に懇願する。
しかし心の中の相手は、そして暴走した令の指は、当人の意思を聞こうとはしなかった。
下着や制服のインナーをもどかしげに押しのけるように、より責めは力強くなっていく。
そんな激しさを増した自身の責めに、令の体は否応なしに高まってきた。
「あ、あ、ああっ……イく、ふああぁッ!! もうだめぇ!!」
自身の高まりに合わせるように、想像の中の相手も最後のスパートに入る。
そしてとどめとばかりの一突きが来た途端、令も絶頂を迎えた。
「ひゃっ、ああああぁぁぁ――――ッ!!!」
腰を弓なりに反らせ、ニーソックスを履いた足の指先がぎゅっと握られる。
きゅうっと子宮が収縮する感覚に、想像の中で精を注がれる感覚を重ねた。
しばし頂点の感覚……そして静かに高まりが引くと、そのまま体がどさりとベットに落ちる。
荒い息を吐きながら、令は朦朧と想像との境界をさまよう。
想像の中、令を責めていた相手が静かに顔を近づける。そのまま静かに唇を重ねた。
「…………あ」
想像の中でキスをされ、その顔を見た途端、令の意識は完全に現実に戻った。
ベットに膝をかかえて座り、先ほどの行為でしわだらけになったベットのシーツを見ながら、
令はぼんやりとさっきの想像を思い返していた。
最初はどちらでもない、第3者としての視点だった。自分を高めるのに使ったのは、AVを
見るような感覚。そこに自分はいない。
832 :
413:03/10/30 03:09 ID:lbBikzcX
途中から自分の意思で男の視点に切り替えた。それが結構慣れ親しんだ視点だし、
自分の価値観も、どちらかと言えば今だにそっちの感覚だと思っていた。
しかし…………高まってしまった途端、無意識に自分は責められる側にまわってしまった。
潜在意識なのか、それが今の自分の価値観なのか、自分でもよくわからない。
でも、昔なら「される側」の立場で自慰を行うなど考えもしなかった。
だが今は、それに嫌悪を抱くどころか、その方がより高まる感じすらある。
それはつまり……
「やっぱり、心も女の子になりつつあるのかな…………」
思わずつぶやき、少し暗い気持ちになる。
随分前に覚悟したような気もするが、やっぱりどこかに引っ掛かりがあるのだ。
寂しさなのかもしれない。昔の自分として残っている、最後の部分が消えるような、
そんな漠然とした不安というか、未練に近いもの。
少々憂鬱な気持ちをかかえたまま、令はふうっと溜息をついた。
が、その行為で想像の最後の締めを思い出す。
無意識に最後をキスシーンにしたのは、自分でも少々やりすぎかと思うが、
自慰が誘発したものなのだから仕方がない。まあ、そういう考え自体が言い訳にすぎないのだが。
最後に男にキスされて終了……だから、まさにこれは少女の願望だろう。
自分の意識がそういう方向に行ってる証明でもある。
そう、ただし相手が”男”だったらなのだ。
途中の行為までは確かに男だった。しかし最後がああであった以上、結局令は最初から最後まで
無意識にその相手を本来の相手と重ねていたのではなかろうか。おぼろげな男の像は、
単なる記号にすぎないものだったのだ。
なにしろその相手は……
「ただいま! あ、令ったらもう帰ってたのね」
と、階下から声が聞えた。どうやらその”相手”が帰って来たようだ。
833 :
413:03/10/30 03:10 ID:lbBikzcX
そう、令の一応”夫”となるセネアである。先ほどの最後、令にキスをした相手は、
最後の最後でセネアの顔をしていた。
つまりそれは、自身が快楽を与えられる相手に彼女を望んでいたという事。
階段を上る音の後、部屋の扉が開く。そこには黒いスーツを着たセネアが立っていた。
「おかえりなさい、セネアさん」
「ただいま。また、貴方に似合いそうなお洋服色々買ってきたわ。もちろん下着もね」
「ま、またぁ? ……最近やけに散財癖がついてない?」
セネアの言葉に令は少々呆れた声で答える。なにしろセネアがこの家に住み着いて半年も
経ってないのに、令の服のレパートリーは昔の倍ではきかないぐらい多くなっているのだ。
ある意味、セネアの令に対する溺愛の結果なのだが、セネアの好みか妙にかわいらしい衣装が
多いだけでなく、妙にマニアックなものまで買ってきては令に試着を強要する。
そんなこんなで、最近ではその収納場所も難儀するほどなのである。
「酷い反応ね。令にもっともっと可愛くなって欲しいなって思ってるのに……」
セネアはわざとらしく怒ったような仕草でむくれる。無論本気で怒っているわけではない。
それどころか最近は、セネアもこういうやりとりを楽しんでいるフシすらある。
「それにしても、最近はペース早すぎない? だいたいセネアさん、どこにそんなお金持ってるのさ?
…………まさか、いかがわしい事してるわけじゃないよね」
「ますます酷い言い様ね。私は令に軽蔑されるような事は、貴方を好きになって以来してなくてよ。
こう見えても最近じゃあ、真面目に仕事して稼いでるのに、ひどいわ」
さすがに言い過ぎたか、セネアは拗ねて横を向いてしまう。
令はベットから立ち上がると、拗ねてるセネアの頬に軽くキスをした。
「ごめん、冗談だよ。僕がセネアさんの事、悪く思ってるわけないでしょ」
「……もう、そういう態度を取られちゃうと、何も言い返せないじゃない」
素直に謝る令に、セネアは拗ねてるだか照れてるんだかわからない表情で答える。
結局しばし二人で見つめ合った後、なにか可笑しくなって互いに笑ってしまう。
834 :
413:03/10/30 03:13 ID:lbBikzcX
「もう令ったら……じゃ、今日はコレね。良ければ今すぐ着る?」
セネアが令に差し出した大きなケース、中には案の定新しい服と下着一式が入っていた。
しかし……
「セネアさん、これって―――」
入っていたのは普通はお目にかかれない類の服。いや、そういうタイプの飲食店や、
本当のブルジョワの家では見られるのかもしれないが。
それは西洋のお手伝いさんの制服―――ぶっちゃけて言えばメイド服だ。
「普段の家事の時にいいかなって思ったんだけどね。あとおまけで夜伽の時も……かしら?」
「……そのおまけの方が本命なんじゃないの?」
ちょっと皮肉っぽく令はセネアにつっかかる。が、それに返って来たのは言葉ではなく
ダイレクトな行動だった。突然腰を抱えられたかと思った途端、令はベットに押し倒される。
「わかっているのなら、余計に問題ないんじゃなくって? まぁ、これは夜のお楽しみでいいわ。
今日は久しぶりに制服の令をいただいちゃおうかしら」
「久しぶりっておとついも制服で……むうぅッ!!」
反論しようとした口を強引にキスで塞がれる。そのまましばし舌で口内を蹂躙され、ようやく
開放された時には、もう歯向かう気力も全て吹き飛ばされてしまっていた。
「ずるいよもう……いっつも一方的なんだから」
「ふふっ、そうね。でも令は、そういう風にされるのは嫌? いっつもされてばかりなのは嫌?」
何気ないセネアの問い。しかし偶然にもそれは、あの自慰の時抱いた感情への間接的な問い
だった。先に抱いたのは、抱かれる立場の葛藤。しかし……
「嫌……じゃないよ。入れられるのは慣れないけど、好きで抱かれるのは……嫌じゃない」
835 :
413:
それが先ほどの行為の果てに思った素直な感情。立場的な葛藤はあるが、好きで体を重ねるのなら
行為の意味に差はない。心の立場は問題ではない―――令は結局、そう結論づけた。
素直な想いでセネアに微笑む。それに返すようにセネアも笑った。
「そう…………じゃ、了承ね! 夕飯の準備の時間まで、たっぷり喜ばせてあげるわ!」
「あぁもう! ムード台無し!」
嬉々として喜ぶセネアに、令は抗議の声を上げる。だが反論もそこまでだった。
すぐさま服の中にセネアの腕が滑り込み、体中の意志をセネアと自身の快楽に奪われる。
こうなるともう令に反撃の余地はない。あとはなすがまま、抱かれるだけ。
すぐに息が荒くなり、体が汗ばむ。心が再び抱かれる悦びに浸される。
そんな状況に対して男の意識が微かに悲鳴を上げる。
あそこまで悩んでまだ未練があるんだなと、令は自身の心を可笑しく感じながらも、
そんな葛藤もまた悪くないんじゃないか……最後は結局、そんな事を思っていた。
了
前の前スレぐらいで書いてた413です
「天使か悪魔か」のおまけ話を、当時使わなかったシチュを再利用して
穴埋めがわりに書いてみました
次回作構想みたいなのがちょっと入ってマス。