エンジェル隊の中で性交したいのは…どなたですか?

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1ヴァニラ・H
新しいゲームの発売…とても、嬉しいです…
まだ未熟者ですが、こんな私たちでよろしければ…よろしくお願いします…
では、続きをお楽しみください…  

第三スレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1054459968/l50
第二スレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1040536120/l50
第一スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1011/10110/1011016863.html
2名無しさん@ピンキー:03/07/22 20:49 ID:RXlJiGFn
一等自営業阻止。
3名無しさん@ピンキー:03/07/22 20:50 ID:6ik2d7JS
>>1
新スレ乙
4名無しさん@ピンキー:03/07/22 20:52 ID:gJ6y8q6z
よりによってタイトルに【W】を入れ忘れました…
鬱なんで逝ってきます…
願わくば、このスレが良スレとならんことを…
5名無しさん@ピンキー:03/07/22 20:55 ID:8vRZMjWW
>>1
ヴァニラさん、乙です。
6名無しさん@ピンキー:03/07/22 20:59 ID:8PC6F+t6
ヴァニラさん新スレ乙です
7桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/07/22 21:01 ID:537cKxWn
ヴァニラさん、新スレ立てお疲れさまです。
8あぼーん:あぼーん
あぼーん
9名無しさん@ピンキー:03/07/22 21:37 ID:XHjS5X5f
>>1
小津華麗
10玉露入り茶 ◆I3FooYH6LE :03/07/22 21:47 ID:JFoE64SG
新スレ乙
…この勢いだと落ちそうな気がするのだが…
11名無しさん@ピンキー:03/07/22 21:52 ID:Kn/dGO1V
前スレで1000GETできなかったーーーーーーーーーーーー。
12名無しさん@ピンキー:03/07/22 22:16 ID:Kn/dGO1V
>>buOlwzck
1000GETを奪われた怨み思い知るがいい。
13名無しさん@ピンキー:03/07/22 22:17 ID:Kn/dGO1V
aーgーeーてーやーるー
14名無しさん@ピンキー:03/07/22 22:17 ID:Kn/dGO1V
つーぎーこーそーはー
15名無しさん@ピンキー:03/07/22 22:18 ID:Kn/dGO1V
1000をー
16名無しさん@ピンキー:03/07/22 22:18 ID:Kn/dGO1V
GETだぜ!!
17名無しさん@ピンキー:03/07/22 22:19 ID:Kn/dGO1V
かーくーごーしーろー。
18名無しさん@ピンキー:03/07/22 22:28 ID:Kn/dGO1V
ああ、らいむ隊との競演SS誰かかいてくれないかなあ
19名無しさん@ピンキー:03/07/22 22:32 ID:Kn/dGO1V
ちなみに別スレで100GETというけじめをたった今つけました
20玉露入り茶 ◆I3FooYH6LE :03/07/22 22:34 ID:xB24k7gH
det落ちだけは避けねば…
21名無しさん@ピンキー:03/07/22 23:21 ID:thLFd3d/
んだんだ
22桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/07/22 23:30 ID:tZrhbD52
いきなり書き上げた駄作ですが、スレ支援のために投下します!

「あっ、ミルフィー」
ランファは通路を行くミルフィーユを呼び止める
「あれ、ランファ、どうしたの?」
「うん、ちょっと…ね」
恥ずかしそうに顔を赤らめるランファ。その様子を見て、ミルフィーユは口を開く。
「いつもの…だね」
その言葉に的を突かれたのか、ランファは極まりの悪そうな顔をする。
「…そうよ。最近、ご無沙汰だったでしょ?」
「うん、そうだね…」
ミルフィーユはそんなランファを愛しそうな目で見つめていた。
ランファもそんなミルフィーユを見て、意を決したように言った。
「…じゃ、今日はアタシの部屋で…ね」
23桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/07/22 23:31 ID:tZrhbD52
「いい?ミルフィーユ…」
「うん…来て、ランファ…」
二人はそう言ってお互いの唇を合わせる。
その動作はあたかも恋人同士であるかの様に自然なものだった。
「んっ……」
「あっ…ん…ふ…ぁ…」
互いの腕を腰に回し、舌を絡め合い、唾液を流し込み合い、二人は濃厚なキスを続ける…
「…ん…んんっ…」
「ラン…フ…ぁ…」
そして、先に限界を迎えたのはランファの方だった。
「…ミ、ミル…」
唇を塞がれ苦しそうに言葉を上げる。だが、ミルフィーユは自分の唇を離そうとしない。
それどころかランファの両頬に手を添え、ランファを離さないかのように口付けを続ける。
「……ミルフ…ぃ…や、ぃやぁ…」
ランファの喘ぎ声が漏れてくる。既に彼女の顔は真っ赤に紅潮し、恍惚の色を帯びていた。
「……っ!」
次の瞬間、ランファの体が大きく震える。
ランファのその様子を見たミルフィーユは、ようやく唇を離す。
すると、ランファはベットの上に脱力したように崩れこんだ。
24桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/07/22 23:31 ID:tZrhbD52
「キスだけでイったのは…アタシも初めてよ…」
疲れ切った声を上げるランファ。
「じゃあ、これであたしの5勝目だね」
一方のミルフィーユは無邪気な顔で嬉しそうにランファの頭を撫でていた。
「…あんなの、反則よぉ…」
ランファは相変わらず力の抜けた声を漏らす。その顔はまだ赤らんでいたが、満足そうな表情だった。
「でも、ランファもこの前あたしの胸をず攻めてたでしょ?」
「あ、あれは…その、とっさにやっちゃって…」
脱力感の残る体を無理に起こし、反論しようとするランファ。
だが、まだ体に力が入らず、ベットに倒れこみそうになる。
「と、大丈夫、ランファ?」
そんなランファをミルフィーユが優しく抱きとめた。
「あっ、ミルフィー…」
ミルフィーユに抱き締められ、再び顔を紅潮させる。
そして、ランファも思わずミルフィーユを抱き締めていた。
互いに抱き締めあったまま、しばらく時間が流れる。
(このまま、ずっとこうしていられたら…)
ランファは何とも言えない安らぎを覚えつつ、ミルフィーユをさらに強く抱き締める。
ミルフィーユも、さらにランファに強く寄りかかることでそれに答えた。
25桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/07/22 23:31 ID:tZrhbD52
だが、二人の時間は突如の警報音により妨げられた。
『敵艦隊の反応を確認!総員、第一種戦闘態勢に移行して下さい!』
オペレーターのアルモの声が艦内に響き渡る。
「こんな時に…ミルフィー、行くわよ!」
「う、うんっ!」
突然の事態に戸惑いつつも、二人はベットから起き上がり部屋を出ようとする。
「あっ、そうだ!」
「いきなり何よ、どうしたの?」
警報音に負けない程の大声を上げたミルフィーユに、ランファは思わず足を止める。
「おまじないだよ、ランファ…」
そして、ミルフィーユは無防備なランファの唇を再度奪った。
今回のキスは唇に軽く触れた程度だったが、不意を突かれたランファは再び顔を真っ赤に染める。
「ミ、ミ、ミ、ミルフィー!いきなり何するのよっ!」
「だから、おまじないだよ。今日も頑張ろうね、ランファ!」
そう言って、ミルフィーユは格納庫へ向かって駆け出した。
「ちょ、ちょっと、ミルフィー!待ちなさいよっ!」
離れていくミルフィーユの後姿に声を掛け、ランファもその後を追う。
(大丈夫よ、ミルフィーのおまじないがあるんだからね…)
自分にそう言い聞かせ、ランファは自分の愛機の元へと向かった。
26名無しさん@ピンキー:03/07/22 23:47 ID:YlsiffgQ
しまった!dend立ち入り禁止&完全放置のテンプレが追加されてない!!
27名無しさん@ピンキー:03/07/23 00:12 ID:AZQZSovj
>>26
別にわざわざ掘り返すことでもないだろ。
おまいも放置しる!!!・・・オレモナー
28ぷんすかぷんすかぷぅ:03/07/23 00:12 ID:bEUSVVVL
ヴァニラさん、スレ立て乙です。

>桜花氏
どうもアナタと漏れの性的嗜好はよく似てるようです(w
激しく(;´Д`)ハァハァ
漏れも早く加筆終わらせよう…。
29てすら:03/07/23 00:16 ID:zaM9yN0m
うっ、結局3連休でできあがらなかったら、スレはパート4へ
はやいなぁ(^_^;
30名無しさん@ピンキー:03/07/23 00:51 ID:nj5kKHZ9
>>22-25
癒された。
ミルフィーたん(・∀・)イイ!!

>>28-29
ガンガテー
31あぺっくすしーる:03/07/23 00:58 ID:G8sP6S1h
どうも、初書きです。
文章のちゃちなところや誤字脱字は脳内保管していただければ幸いです。
性的表現が非現実&幼稚な所は作者が童貞なんで・・・
暇つぶしにもならないような文章でスンマセン。スレ汚しお目汚し失礼します。



あるありふれた日の事。
儀礼艦エルシオール内部は、夜が更けようとしている。

エルシオール内部、司令室。
そこには、茶を飲みながらくつろいでいる男の姿があった。
男の名はタクト=マイヤーズ。
若干21歳にして佐官、そしてエルシオールの司令官を任された
エリート中のエリートである。
・・・普段はマヌケで威厳もなく、とてもそうは見えないのだが。
「はぁ〜・・・やっぱり紅茶もいいけど、やっぱり緑茶が一番だなぁ。
 この香り、この渋み・・・俺のウキウキ気分をかきたててくれるよ。」
などと相変わらずわけの分からない事を口走っていた。
32あぺっくすしーる:03/07/23 00:58 ID:G8sP6S1h
扉の向こうからふいに声がする。
「タクトさん、起きてらっしゃいますか?」
タクトはゆっくりと立ち上がると、その声に答えた。
「その声は・・・ミントかい?」
「はい、そうですわ。」
彼女の名前はミント=ブラマンシュ。月の聖母シャトヤーンの直属部隊
ムーンエンジェル隊の一員だ。今はわけあってエルシオールに身をおいている。
エンジェル隊は全部で五人の部隊で、その全員が女性。
タクトは裏表の無い性格が気に入られ、その全ての娘から慕われていたのだが、
特にミントとは他の四人が嫉妬するほどの相思相愛の関係を築いていた。
「タクトさん、入ってもよろしいでしょうか?ちょっと話したい事が・・・」
「うん、開いてるから入りなよ。」
「それでは、失礼しますわ。」
そう言って、ミントは部屋の中に入ってきた。
「ちょっと待ってて。ちょっと変わったお茶が手に入ったんだ。今入れてくるから
 そこら辺に座ってて。」
そう言うと、タクトは備え付けのキッチンのほうへ足を進めた。
「あの・・・タクトさん?」
「なんだい、ミント?」
「こんな時間に・・・お邪魔でしたか?」
「そんなことないよ。ミントならいつでも大歓迎さ。」
「そうですの?うれしいですわタクトさん。」
ミントが満面の笑顔でそう言うと、もう一つの耳がぴょこん、と動いた。
33あぺっくすしーる:03/07/23 00:59 ID:G8sP6S1h
「おまたせ、ミント。お茶、入ったよ。」
タクトがキッチンから、お茶を持って戻ってきた。
「タクトさん。これ、変わったポットですわね?」
「これは『急須』って言うんだ。変わった形だろ?」
「そうですわね。初めてみますわ・・・じゃあこっちのカップは?」
「こっちは『湯呑』さ。どっちも時空震以前の物らしいよ。」
そういいながらタクトは、静かに湯飲みにお茶を注いだ。
「・・・綺麗な緑色ですわね。着色料ですの?」
ミントの耳がぴくん、と動く。
「期待されても困るけど・・・天然色だよ。トランスバール星系の外れにある
 星でしか取れないんだって。まあ、飲んでみなよ。」
と、タクトはミントに茶を勧めた。
ずずず・・・っ・・・
「・・・何か・・・凄く渋いですわ・・・」
「うーん、ミントの口には合わなかったか・・・じゃあ今、紅茶入れるね。」
「え・・・?でも・・・悪いですわ。」
「いいからいいから。ちょっと待っててね。」
タクトはとにかく優しかった。
それが彼女たちエンジェル隊に慕われる要因の一つかもしれない。

その十分後。
「タクトさん、これは・・・レディグレイですわね?」
「お?よく分かったねー。味はどう?」
「美味しいですわ。ありがとう、タクトさん。」
ミントは微笑みながら言う。
「どういたしまして・・・こっちも口に合わなかったら
 どうしようかと思っちゃったよ。ははっ。」
タクトは緑茶、ミントは紅茶。それぞれ茶をすすりながら他愛も無い会話を楽しんだ。
34あぺっくすしーる:03/07/23 01:01 ID:G8sP6S1h
「そう言えばさ・・・」
「タクトさん、どうかされました?」
「ミントさ、何か用事あったんじゃなかったっけ?」
タクトがそう言うと、ミントは急に黙りこくってしまった。
「ミント?」
「・・・・・・・・・」
重苦しい空気。しばらく沈黙が続いた。
そして、ミントは重い口を開けた。
「タクトさん・・・」
「ん?」
「わたくしを・・・わたくしを、抱いてくださいましっ!!」
その刹那、
「ぶっはーッ!!」
と、タクトの口から緑色の液体が朝霧のごとく噴射された。
「ぐげほっげほっ!!ミント・・・今なんて?」
ミントは恥ずかしそうに言った。
「二度も・・・言わせないでくださいまし・・・
 タクトさん・・・絆を・・・ください・・・」
「だめだよ、ミント。まだ君は・・・16歳じゃないか。
 君と、するわけには、いかない。」
「タクトさん、でも・・・!」
「駄目だって言ってるだろうッ!!」
タクトの声が、部屋中に甲高く響いた。それは、暴発しそうな性欲を抑えるために
出すつもり無く発してしまったものだった。
「タクト・・・さん・・・」
ミントの頬から、一本の光の筋が流れ落ちる。
「ごめん、言い過ぎたよ、ミン・・・」
ミントはタクトが言葉を言い終わらないうちに、おもむろに抱きついた。
35あぺっくすしーる:03/07/23 01:01 ID:G8sP6S1h
「ミント・・・」
「タクトさん・・・もう・・・貴方のことが・・・
 好きで好きでもう・・・どうしようもないんですのっ!」
ミントはまるで赤ん坊のように泣きじゃくりながら言った。
「タクトさぁん・・・ひっく・・・ひっく・・・」
こんな小さな娘が勇気を振り絞って来てくれたであろうこと・・・
タクトは、それが嬉しかった。
「・・・わかったよ。君が望むなら・・・後悔はするなよな?」
「タクトさん・・・ありがとう・・・タクトさんが、初めての人なら、わたくし・・・」
タクトは、ソファにミントをゆっくりと押し倒していった。

タクトは、ミントに静かに口づけをした。
そして、タクトは舌をミントの唇の中に滑り込ませる。
「ん・・・くちゅ・・・」
二人の舌、そして唾液がいやらしく絡み合う。
「・・・っ・・・ちゅぴゅ・・・」
ミントの舌使いは、やはりぎこちない。しかしタクトにとってそれが
逆にどうにも心地よかった。そして、愛らしかった。
「くちゃ・・・くちゅっ・・・」
ミントの目が、トロンと、虚ろになっていくのが良く分かる。
「ん・・・んん・・・ちゅっ・・・」
長い長い口づけだった。タクト、そしてミントにはその時間は
一時間にも、二時間にも感じた。
36あぺっくすしーる:03/07/23 01:03 ID:G8sP6S1h
「・・・ミント。脱がすよ。」
そういうとタクトは丁寧に上着を脱がせていった。
衣擦れの音が、一段といやらしさをかきたててくる。
「うーん?ミントさ・・・いっちょまえにブラなんかしてるんだ・・・」
「んもう!タクトさんったら。わたくしもう子供じゃありませんわよ。」
ミントが眉をひそめていうと、
「ごめんごめん。そんなつもりじゃないんだよ。」
そういいながらタクトはミントの背中に手を回し、ブラのホックを外しにかかった。
「タクトさん・・・何か女性の扱い・・・慣れてますわね・・・
 今まで・・・何人の方と・・・その、されたんですの?」
ミントが、切なそうな顔でタクトに言った。すると、
「そんなの、今は関係ない。今俺が見てるのはミント、君だけだよ。
 だから、そんな事言わないで。」
「タクトさん・・・うれしいですわ・・・」
ミントの頬が薄く桃色に染まっていった。
ブラが外れると、まだほとんど膨らみの無い未成熟な乳房が露になる。
その中央に二つ、可愛らしい桜色の乳首が心地よさそうに乗っかっていた。
ミントの頬の桃色が、さらに濃くなっていく。
「ん?どうかしたかい?」
「・・・その・・・恥ずかしいですわ・・・」
「じゃあ、電気、消すかい?」
「ううん・・・タクトさんを、もっと見ていたいから・・・」
37あぺっくすしーる:03/07/23 01:03 ID:G8sP6S1h
タクトは乳房に手を触れる。思っていたよりもずっと柔らかかった。
そして後ろから乳房を揉み、同時に舌を使って耳やうなじを刺激していった。
ただし、乳房をもむ手は、決して乳首に触れないように。
「あん・・・くすぐったいですわ・・・」
「じゃあ、これは?」
こんどは、首筋を舐めてみる。
「ん・・・やん・・・」
「へー。じゃあ・・・これはどうだい?」
タクトはそう言うと、おもむろにミントの『第二の耳』を舐め始めた。
「ひゃうん!」
「ここ・・・痛覚があるみたいだからもしかしたらとは思ったけど・・・すごく敏感だな。
 ぴちゃん・・・ぴちゃちゅ・・・」
「いやん・・・あん・・・はうぅ・・・」
タクトは耳を軽くかんでみたり、唇ではんでみる。
「いやん・・・タクトさん・・・はぁう・・・」
タクトが刺激するたびに、ミントのウサギ耳はビクン、と反応していった。
その間にもタクトは、乳房への愛撫を続ける。
優しく撫でるようにしたり、強くこねるようにしたり、変化をつけながら。
「あん・・・もう我慢できない・・・乳首を・・・」
「ん?なんだって、ミント?」
「乳首も・・・舐め・・・て・・・」
そう、ミントは乳房への愛撫が一番敏感な乳首を避けて行われていたため
生殺しも同然の状態であるのだ。
38あぺっくすしーる:03/07/23 01:04 ID:G8sP6S1h
「だーめ。」
「な・・・何でですの!?」
「何となく。」
「お願いですタクトさん!!乳首を・・・ああんっ!!」
ミントが突如、弓なりにのけぞった。そう、ミントが言い終わらないうちに
タクトは右の乳首を後ろからクリっとつまむように愛撫し始めたのだ。そして、
余った左の乳首もまるで抱きつくような格好で舐め始める。
「ちゅぷ・・・ちゅぷん・・・」
「ああんっ!・・・あふん・・・もう・・・もうだめですわ!!」
タクトはコリッと勃起したまるでマシュマロのような乳首を夢中になって舐め続けた。
「あん、あーんっ!!あー・・・はあん!・・・はぁ・・・はぁ・・・」
ミントは一気にエクスタシーへと登りつめてしまった。無理もない。
生殺しも同然の状態から急に刺激を受け、極限まで高められた性感が
一気に爆発してしまったのだから。
「どうかな、ミント?」
「はあ・・・はあ・・・タクトさんの・・・いじわる・・・」
ミントが、妖艶とは程遠い幼さの残る甘え顔でタクトを見る。
タクトにとって、ミントのその顔は
今までミントが見せた顔の中でも一番愛くるしく思えたのだった。
39あぺっくすしーる:03/07/23 01:05 ID:G8sP6S1h
「今度はわたくしが口でさせていただきますわね。」
そう言うと、もう既にギンギンになっているタクトの物に手をやった。そして、
静かに軍服のファスナーを下ろしていった。
「ええ!?ミント、それは汚いし・・・いいよ。」
「そういうわけにも参りませんわ。」
ミントはそういうと今度は、トランクスに手をやった。そして、脱がせていく。
そうこうしている内にタクトの物が露になった。ミントの目が見開く。
「男の人のって・・・こんなにすごいんですの・・・」
ミントは同じエンジェル隊の蘭花の部屋でそんな本を見た事はあったが、
ミントが思っていたよりずっと大きく、興味津々にそれに見入っていた。
「・・・でもタクトさん・・・結構、皮かぶってますのね・・・くすっ」
「うるさいなー。そんなの別にいいじゃないか。」
「お待ちくださいね。今、きれいにして差し上げますから。」
そう言うとミントはタクトのものに口づけし、物と皮の間に舌を滑り込ませた。
「ぐ・・・!」
「ぴちゃ・・・くちゅっ・・・ちゅ・・・」
ぎこちないが、いやらしい舌使い。
一言で言うなら、天へも登るほどの気持ちよさだった。
皮を被ったままのフェラ・・・タクトにとって初体験の心地よさだ。
しかし、律儀なタクトはこんな事を言う。
「ミントさ・・・せめて皮剥いてからやんない?」
「え・・・剥けるんですの?」
「・・・真性じゃないからね・・・」
「ふふ・・・ごめんなさい。」
微笑みながらそう言うとミントは、皮を剥き、物を舐めた。頭、傘、うらすじ・・・と。
「ちゃぷ・・・ぴちゅん・・・ぴちゃっ・・・ぷちゃ・・・」
タクト自身の射精感が高まるまでには、そう時間はかからなかった。
40あぺっくすしーる:03/07/23 01:05 ID:G8sP6S1h
「ぎ・・・ミント、もう出るよ・・・」
「そうですの?それなら・・・」
そう言ってミントはタクトのものを口いっぱいにくわえ込んだ。
そして、おもむろにスロートしていく。
「もう・・・マズいって・・・!」
タクトは快感を少しでも長く味わおうと、必死に我慢した。しかし、
ミントの一生懸命な愛くるしい顔を見ただけで、よりいっそう射精感は高まる。
「だ・・・だめだぁ!!」
タクトは一気に射精した。それは、今までのどんな性行為より気持ちよかった。
ただ、精液が全てミントの口の中に収まるはずはなく、顔にぶちまけてしまった。
「!痛っ!!」
「ミント、ごめん・・・」
「ううん、そんな事・・・くっ!」
「どうやら精液が目に入っちゃったみたいだね・・・ホントにごめん。」
「タクトさん、あまり気になさらないで。もう大丈夫ですから。
 ・・・精液って、苦いんですのね、クスっ」
ミントは、そばにあったティッシュで顔を拭きながら笑顔で答えた。
41あぺっくすしーる:03/07/23 01:06 ID:G8sP6S1h
「下も脱がすよ。恥ずかしい・・・かい?」
「タクトさんに見られるんであれば・・・かまいませんわ・・・」
タクトは高まる鼓動を必死に抑えながらニーソックスを脱がす。そして
スカートに手をやる。
(だめだ〜。緊張して手が震える・・・童貞ってわけでもないのに。)
タクトは深呼吸をして、スカートを優しく脱がせてやった。
可愛らしい下着が顔を覗かせる。
(ああっ!ヤバイ!性欲が暴走しそうだ・・・ッ)
ここで野生に身を任せてしまったら・・・ミントの心に一生の傷を負わせてしまうかもしれない。
そんな事を思いながらタクトは唇を噛み締めた。タクトの唇から僅かに血がにじむ。
「タクトさん、大丈夫ですの?」
ミントが、心配そうにタクトの顔を覗き込む。
「うん・・・なんでもない。そうだ、とりあえず俺も脱ぐか・・・」
タクトは暴走しそうな性欲を、違う動作をする事で沈静化しようとしたのである。
そして、二回ほど深呼吸して。言った
「ミント、待たせたね。それじゃ脱がすよ。」
「はい・・・・・・」
タクトはミントの下着に手をかけ、静かに下ろす。するとどうだろう。
ミントの秘所には、ミントの髪の色と同じ淡い青色の恥毛がうっすらと生えそろっていた。
「恥ずかしい・・・ですわ・・・」
「ミント・・・何気に毛が生えてるんだね・・・」
「タクトさん、もしかして毛が生えてない方が良かったんですの?」
「そんなの、関係ないさ。生えてようが生えていまいがミントはミントだよ。」
そう言ってタクトはミントの秘所に顔をうずめる。ミントのそれは
淡いサーモンピンクに染まり、息を呑むほど美しかった。
42あぺっくすしーる:03/07/23 01:06 ID:G8sP6S1h
「つつー・・・」
「ひゃうっ!」
タクトが舌でクレヴァスをなぞると、ミントはまるで小動物のように声を上げた。
「くちゃ・・・くちゃんっ・・・」
「んん・・・だめ・・・やん・・・」
ミントの秘所から、愛液があふれ出る。
その甘い香りに、タクトはくらっときた。
「ミントの・・・おいしい・・・」
「タクトさぁん・・・気持ちいい・・・ですわ・・・」
ミントは小さい躰を精一杯くねらせて言う。
「ああん・・・はあ・・・はあ・・・」
ミントの息遣いが、荒くなってきたような気がした。
(これは・・・どうかな?)
タクトはふいに、大きくなったクリトリスに舌をつけ、皮を剥く。
「ああっ!!」
ミントは声を張り上げた。しかし、タクトの舌は止まらない。
「ちゅぷっ」
「あん!タクトさ・・・やめ・・・ひゃんっ!!」
「どうだい・・・気持ちいい?」
「もう・・・イってしまいそう・・・です・・・わ・・・
 中に・・・ください・・・おねがい・・・」
「ホントに・・・いいんだね?」
「はい・・・宜しくお願いします、タクトさん・・・」
「じゃ、いくよ。痛かったら、遠慮なく言ってな・・・」
そう言うとタクトはミントの中へ腰をうずめていった・・・その時だった。
43あぺっくすしーる:03/07/23 01:07 ID:G8sP6S1h
「おい、タクト。いるかー?」
「んげっ!レスター!?」
彼の名はレスター=クールダラス。エルシオールの副司令官だ。
士官学校時代からの腐れ縁。おかげでタクトとホモだという噂まである。
実際、彼はタクトの事を好いているようにも見えるが、またそれは別の話。
「タクトー!!コラ!!返事がないなら勝手に入るぞー!!」
「や・・・やばすぎる!!もしこんなところを見つかったら・・・」
タクトの頭は真っ白になった・・・しかし、
「ん?開かねぇ・・・外に出かけるとき以外は寝てるときでも鍵をかけない
 無用心なヤツなのに・・・そうか、またカフェテラスで
 エンジェル隊といちゃついてやがるな?ったく、しょうがねえヤツだ。」
と言ってレスターは去っていった。
「た・・・助かった・・・そういや何で鍵が?」
「こんな事もあろうかと、わたくしが掛けておきましたの♪」
耳をぴこぴこさせてミントが言う。
「ミント・・・助かったよ、ありがとう・・・」
タクトはそう言ってミントに軽く口づけをした。

「んじゃ・・・今度こそ!」
タクトは自分の物をミントの秘所にあてがった。そして、
滑り込ませようとするが、入らない。
「くく・・・キツイな・・・」
「ごめんなさい・・・わたくしが悪いんじゃ・・・」
ミントはしゅんとして言う。それに対しタクトは笑顔で答えた。
「そりゃ最初っから簡単には入らないよ。力、ぬいて・・・」
タクトは、もう一度腰をうずめ、ゆっくりミントの中へ入っていった。
44あぺっくすしーる:03/07/23 01:08 ID:G8sP6S1h
「痛ぁっ!・・・はぁ、はぁ・・・」
ミントは破瓜の痛みに耐えかね、顔をゆがめた。
「ご、ごめん。大丈夫?」
「はい・・・何とか・・・」
二人はしばらくの間抱き合って、一体感を味わった。
幸せだった。今二人は、宇宙で一番幸せだった。
「腰・・・動かすよ。痛かったら言ってね。」
そう言うとタクトはゆっくりと、ミントの味を噛み締めながら腰を振った。
「ん・・・んん・・・あん・・・」
ミントの破瓜の痛みは消え、快感へと変わっていく。
「タクトさん・・・気持ちいいですわ・・・あん・・・」
タクトはスロートをやめ、ミントへ口づけする。
「ちゅぷ・・・くちゅっ・・・」
血の味。しかし、ミントにとってそれすら甘美に感じるのだ。
タクトは、またスロートを再開した。そして、おもむろに乳房をつかみ、愛撫する。
「あふん・・・ああんっ!!」
ミントは、快感に耐えられずに叫んだ。しかし、タクトは腰を動かす事をやめない。
「はあん!・・・気持ちいい・・・気持ちいいよぅ・・・やん・・・」
タクトはより速く、より激しく、腰を振った。
「あん・・・ああん・・・ああんっ!」
「ミント・・・そろそろ・・・イク・・・」
「わたくしもですわ・・・いやん!ああんっ!!」
ミントはタクトに抱きついた。それによりタクトの射精感は極限に達する。
「出る・・・ッ!」
「はああん!はうっ!あん!あ・・・はあ・・・」
ミントが絶頂に達するのを見計らって、タクトは自分の物をミントの膣内から抜く。
そして、ミントの躰にありったけの精液を放出した。
「はあ・・・タクトさん・・・だあいすき・・・」
45あぺっくすしーる:03/07/23 01:09 ID:G8sP6S1h
「ミント、どうだった?」
「・・・・・・・・・」
返事がない。
「・・・くーっ・・・くーっ」
「・・・寝ちゃったか・・・よっぽど疲れたんだな・・・」
タクトはそういうと、ミントの躰についた白濁色の液体をタオルできれいに
拭ってやり、服を着せてやった。そして、ミントを抱きかかえると、自分のベッドへ
連れて行き、寝かせてやった。
「・・・くーっ・・・ん・・・タクトさん・・・す・・・き・・・」
その寝顔は、まさに天使のように愛くるしかった。それを眺めながらタクトはこう言った。
「俺が、こいつを一生かけて守ってやんなきゃな・・・」

「そういやレスターが呼んでるんだっけ。」
タクトはそんな事を思い出した。
「どうせくだらない事だろうけど・・・たしかカフェテラスに
 行ったんだったな。しょうがない、行くかな。」
そう言ってタクトは、急いで服を着ると、部屋を出た。
静まり返ったタクトの部屋で、ふいに声がする。
「まったく・・・タクトさんだったら中に出してくださってもよかったのに・・・
 本当に律儀なんですのね・・・ふふっ」

終わりでつ・・・
駄文長文スマソ。
46名無しさん@ピンキー:03/07/23 01:12 ID:AZQZSovj
>>45
個人的には修羅場も期待してみたり・・・山さんのSSを見ちゃったから
47名無しさん@ピンキー:03/07/23 01:21 ID:zsqLiBTi
>>45
ラブラブ(・∀・)イイ!!
48名無しさん@ピンキー:03/07/23 01:26 ID:8O8SVm/S
>>あぺっくすしーる氏
乙です!ハァハァさせてもらいました。
一つ生意気言わせてもらえば、最初と最後の自己卑下が余計だった。
自己卑下と謙遜は別物だし、せっかく良い話書いても台無しにしかねないから。
まぁ自分も一職人だから、なんか付けたしとかなきゃ不安になる気持ちは分かるけどね。
49名無しさん@ピンキー:03/07/23 01:33 ID:AZQZSovj
>>48
んん、カコイイ!!
まぁ、その気持ちがかけらもなくなると(検閲)になるの・・・わけないか。。。
50ぷんすかぷんすかぷぅ:03/07/23 10:45 ID:BalClUM9
>あぺっくすしーる氏
う〜ん、ラブラブ。ミントさんメンコイなぁ。
タクトが仮性なのがワロタ
オチが良いでつね。「実は寝たフリ」というシチュ好きなもので(w

少し校正めいた事をさせていただけば、
>>31
×→脳内保管
○→脳内補完 でつね。

あと、ここに来てる人は基本的なキャラ設定は飲み込めてるので、設定解説の文はいらないかな、と。
レスターが出てくる所で、特にそう感じました。
それから、「・・・」は「……」にした方が良いでつよ(三点リーダ(…)ってヤシでつね。これを2つ付けるワケでつ)
漏れは普通にレス書く時は面倒なので「・・・」を使いがちですが、小説書く時は三点リーダの2つ重ねにしてまつ。

勝手言ってスマソ
51名無しさん@ピンキー:03/07/23 14:54 ID:tasvu9rI
神の降臨に水を射すようでなんだが…
前スレの1000は良い仕事したと思うよ、まったく。
52名無しさん@ピンキー:03/07/23 15:50 ID:Kb9FkuUn
>>あぺっくすしーる
神!
ラブラブ具合がサイコーです。
おかげで朝から妄想全開でした。
次回作期待! 可能なら続編とか!!

>>50
すんません、自分テレビでしか見たことないのです。
だから人物説明嬉しかったんだけどなぁ。
53ぷんすかぷんすかぷぅ:03/07/23 17:18 ID:Iy6JMnsT
>>52
ああ、そうか。そういう人もいるよね。
これは失敬。思慮不足でした。

さて、漏れの方は、今週中になんとか……なるのか?(w
54名無しさん@ピンキー:03/07/23 19:53 ID:BshwtKQu
>>51
なぜ?
55名無しさん@ピンキー:03/07/23 20:35 ID:xFUi6OYE
身障者に1000取らせなかったからだろ?
56名無しさん@ピンキー:03/07/23 22:11 ID:0b/4xc8h
フォルテさんの名がまだこのスレで出ていないので
フォルテさんと打ってみる。

>>31-45
とことん腹黒いのもいいけど恥ずかしがってるのイイ。
生えかけミントさん(*´д`)ハァハァ
57名無しさん@ピンキー:03/07/23 22:29 ID:2DR8/nke
ちとせのSSに挑戦する猛者はいませんか?
58名無しさん@ピンキー:03/07/23 22:54 ID:bcrFGFF9
>>57
あの体験版の内容じゃ、かなり無理があると思われ
59名無しさん@ピンキー:03/07/24 00:12 ID:UV0f472+
カモンらいむ隊!
60名無しさん@ピンキー:03/07/24 00:14 ID:Lynbf3X0
らいむ隊で別スレ立てたら?
61名無しさん@ピンキー:03/07/24 00:28 ID:sZ4PhfJs
den(ryの狂言なので、らいむと騒ぐ奴と、ageる人は無視して下さい。
62あぺっくすしーる:03/07/24 00:34 ID:cAKG92K9
どうもみなさん。
お褒めの言葉&指摘ありがとうございます。
実は漏れはアニメは二期までしか見てないし
ゲームも四章の途中までしかやってないんですよ。
身の程知らずや……
まあ、ミントの七色ゼリーで急に書きたくなったわけです。

また機会があれば書きたいと思いますので
宜しくお願いします。
63玉露入り茶 ◆I3FooYH6LE :03/07/24 01:11 ID:ehE0DPU4
>桜花氏
ランファとミルフィーユ、ラヴゥラヴゥですな〜。
5回も勝負(?)してたとは…学生時代から続いてたのかな?
ミルフィーユはいったい何処でその技術を…ま、まさか!
(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル


>あぺっくすしーる氏
……イイ…良すぎる……。
最高!神!
やったら
萌エタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
ミントタン最高でつ!
64名無しさん@ピンキー:03/07/24 01:13 ID:DDw8obWF
また来てくださいね
お待ちしています
65ぷんすかぷんすかぷぅ:03/07/24 11:27 ID:T3LWiH4L
前スレ>>770のうpろだ、ホントに閉鎖されちゃったのね・・・。
仕方ないから、双葉でうp
「女体盛りロストテクノロジー和え」ディレクターズカット版(笑)
ttp://cgi.2chan.net/up2/src/f15709.zip

主な変更点
1.最初の屋台のシーンに若干セリフ追加。
2.ロストテクノロジーの効能について、ミントさんと姐さんの会話シーン追加。
3.他に、若干セリフ直ししたシーン有り。
4.何人かの方が期待されてるシーン(笑)を追加。

ロストテクノロジーの効能については、結局最初のままにしました。
最後の方、「何だよ!こんなのじゃ物足りないよ!」という人もいるでしょうが、コレが漏れの限界でつ。
ちょっと急ぎの原稿とかがあるので、しばらくGASS書きはお休みします。
スレ自体は毎日覗くし、書き込みもするので、他の作家様の作品に触発されて、また書くかもしれませんが(w
66名無しさん@ピンキー:03/07/24 11:41 ID:2KDNnf21
>>65
ウハーっ!流石ディレクターズカット版です!
一気に読んで激しく萌えた!しっかりミントも…ねぇ。
休養ですか…残念ですけど、頑張って下さい!
個人的にはいつでも大歓迎なので。
67あぺっくすしーる:03/07/24 15:32 ID:RyTIVppv
>>65
あ…あれ?
もう404でつ…
漏れのやり方が悪いのかも…
68ぷんすかぷんすかぷぅ:03/07/24 17:14 ID:IhB8h585
>>67
え、消えてます?
むう、ならば明日再うpします。
どこか長持ちするうpろだありませんかね?
69dend:03/07/24 17:51 ID:KyaCbPxf
期待してますよ。
70玉露入り茶 ◆I3FooYH6LE :03/07/24 20:00 ID:tBH/iw9/
 | ぷ、ぷんすか先生ぇ…もうでませぇ〜ん
 \___ __________
       V
      ∧_∧∩
     (;´Д`)/
  _ / /   /     
 \⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄\
  ||\        \
  ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
  ||  || ̄ ̄ ̄ ̄

71名無しさん@ピンキー:03/07/24 22:16 ID:UPmBE/5h
レスターにお似合いの奴って誰なんじゃろ?とか思ってみたり
72名無しさん@ピンキー:03/07/24 22:44 ID:Mmsxibyl
>>71
本命アルモ
対抗ウ゛ァニラ
大穴シェリー
シェリーは同じ武人として、意外と気が合うのでは。
73名無しさん@ピンキー:03/07/24 22:58 ID:UV0f472+
いや以外にもらいむ隊だったりして(笑)
74名無しさん@ピンキー:03/07/24 23:12 ID:H++KFXEe
>>71
本命アルモ、対抗ランファorフォルテ
ってところじゃないですか?
75名無しさん@ピンキー:03/07/24 23:13 ID:dVE2NjO8
そろそろ、らいむネタがウザくなってきた
76名無しさん@ピンキー:03/07/24 23:23 ID:1KidDATk
ギャラクシーエンジェルエロビデオ (:θ:)ドレニシヨウ

「夜のオカズ」 ミルフィーユ
「愛のカーテン」 ランファ
「地獄の訓練」 フォルテ
「壮絶!お嬢様凌辱」 ミント
「汚れた巫女」 ヴァニラ
「巫女の淫夢」 ちとせ
77名無しさん@ピンキー:03/07/24 23:26 ID:UV0f472+
漏れだったら全部見ます。
78名無しさん@ピンキー:03/07/24 23:43 ID:Gap7nXvB
ちとせ:「あの娘のアソコにシャープにシュート」
79名無しさん@ピンキー:03/07/25 00:00 ID:jyplYPzc
なんだかレスター×アルモが読みたくなってきた…
80名無しさん@ピンキー:03/07/25 00:09 ID:cZovEQ+a
アルモ「副指令…お願いです、一度だけでいいですから…私を…私を抱いてください!」
レスタ「断る」

--------------------------完-----------------------------
81名無しさん@ピンキー:03/07/25 00:18 ID:OS5tmroS
>>80
(゚Д゚) ゴルァ!!
82あぼーん:あぼーん
あぼーん
83名無しさん@ピンキー:03/07/25 00:54 ID:17kWRCil
>>81
わかったわかった、俺がエロありで書いてやるから。


アルモ「アイラッビユー」
レスター「アイニーデュー」

(省略)

アルモ「イ、イッちゃう〜!」
レスター「お、俺も〜!」

(省略)

アルモ「あたし、あなたを好きになってよかった」

ハッピーエンド。
84名無しさん@ピンキー:03/07/25 01:04 ID:6FM0Rr8r
あまりこういう事は言いたくないんだけど、
脊髄反射的に書き込むのは止めませんか?
何か最近、ここの雰囲気おかしいですよ。
まぁ…こんな事でマジになってどうするって言われそうですけど…
85名無しさん@ピンキー:03/07/25 01:21 ID:DuQi3psc
黒竜眼はいなそうだな。では。
86名無しさん@ピンキー:03/07/25 01:30 ID:t/7fALwx
かわりにゴジラがいるが・・・
87ぷんすかぷんすかぷぅ:03/07/25 11:24 ID:lsBoLMDx
では、再うp
ttp://corundum.s3.x?beat.com/up/img/76.zip

今度こそ、大丈夫かな?これで速攻デリされたらどうしよう・・・?
もう、レス形式でうpるしかないか。メチャクチャ長くなりそうだけど・・・。
88ぷんすかぷんすかぷぅ:03/07/25 11:27 ID:lsBoLMDx
ミスった。
ttp://corundum.s3.x?beat.com/up/img/76.zip
これで大丈夫かな?
89ぷんすかぷんんすかぷぅ:03/07/25 11:32 ID:lsBoLMDx
同じミスを2回繰り返したよ、漏れ・・・
_| ̄|○
おかしいなぁ・・・。
えっとでつね、
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1057569568/14
の2次元(;´Д`)ハアハアの76.zipでつ。
うpる前にエクースビートであるのに気づくべきだった・・・。
90桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/07/25 17:00 ID:QxUtkBB5
>ぷんすか氏
お疲れさまです。楽しませてもらいました…ハァハァ…
最後は修正前よりもよりエロくなってて凄く萌えた…
早速保存をさせてもらいました!(オイ)
では、これからも同じ性的嗜好を持つ者同士、頑張りませう。
91あぺっくすしーる:03/07/25 18:19 ID:5FZUuftZ
>ぷんすか氏
文章の使い回しが漏れと比べ物にならないほど
うまいでつね…漏れももっと精進せねば。
ミルフィーユとミントがエロエロで(・∀・)イイ!!
92名無しさん@ピンキー:03/07/25 22:06 ID:t/7fALwx
>>ぷんすか氏
なるほど、あのクスリはそういう意味で・・・・・・
ミルフィーユがすっごく黒くなっていて(・∀・)イイ!!
93名無しさん@ピンキー:03/07/26 16:14 ID:YiJddOPy
閑古鳥退去age
94あぼーん:あぼーん
あぼーん
95名無しさん@ピンキー:03/07/26 19:42 ID:YiJddOPy
                / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     デケデケ        | 職人さんまだー?
        ドコドコ      \
   ☆      ドムドム      ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ☆   ダダダダ! 
  ドシャーン!  ヽ            ♪
         =≡=  ∩_∩     ☆
      ♪   / 〃(*゜∀゜*)    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ   ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\

96名無しさん@ピンキー:03/07/26 19:45 ID:Lu7tr79M
>>95
君が職人になれば無問題。
97名無しさん@ピンキー:03/07/26 19:46 ID:o+CpMxdi
醜い作品は勘弁してもらいたいが。
98名無しさん@ピンキー:03/07/26 22:14 ID:TeJcGDiJ
>>97
思わず書いたSSを読み直したよ・・・
99名無しさん@ピンキー:03/07/26 22:25 ID:YiJddOPy
体験版も登場したんだし、もうちとせSSが出てきてもいいころだと思うんだが
100名無しさん@ピンキー:03/07/26 22:42 ID:TeJcGDiJ
           /     / / /      ヽ      \ |    ヽ
             /      /  / |       | | | |   l    V       ヽ
         // / / | 〃 | |    | | | |l  |      !   \   !
         /,'  l  |  || ハ || || |   //| j| || j||  l  |│    \ |
         |ハ  || |─||十ヽ¬ト||  ///ナT Tフ厂/  | ハ.       |
         l! ヽ || ヽ十rトr〒=ミ!ヽ∨ 〃ィ_テTヾ|z/  j/| ヽ       |
            ヽト、 ト、|`ヾ:::::::ノ         {:::::::ノ レ/ /〃  ト、    |
           \\| ト-、 "´    i      ̄r‐イ/∠.ノ    | \   |
                レ|`、 ll      __    〃 ,ィ レ'´ ̄`ヽl   ヾ、j  100getです……
       , '´ ̄ ̄ヽ| | \||        〃/ | |       \   |  
      /    rt─ 、レ1入ゝぅ丶、   _, イフトイ.j レ─ 、     `、 |  
    / , -‐┤ \ \|___Yし⌒V丁l⌒し〃rイ  |    \     ヽ |   
   / /    |         __`` ¬-⊥r┴一⌒トv'       \    `、
  .//     / __    」-┴ヘ     `ヽ、   |V/_     \
  /        /  ⊂ニ⊃  |, イ 「  __  ヽ///     h  `ー‐
  |      /             └┘ ⊂ニ⊃     |          | |   /
  `、    /  「ヽ __   ____             /        | |  /|
   〈/  l    レ⌒ヽrイ二ヽ__       _r‐┴一      /, ィく  j
   /  /|    |   \ィ   ヽ   rイ⌒ヽ           /  ヽ∨

>>99
体験版やった人はまだ少ないんじゃないか?
101名無しさん@ピンキー:03/07/26 22:51 ID:n/3hQnPg
5000円分のポイントためれば体験版手に入れられるよ(漏れはいま14ポイント)
102あぼーん:あぼーん
あぼーん
103名無しさん@ピンキー:03/07/26 22:56 ID:o+CpMxdi
頼むから、上げるなって。上げて神が来るわけじゃないだろ
いいかげんに学習しろって…
104名無しさん@ピンキー:03/07/26 22:57 ID:NHi88so7
すまそ101はただのミスです
105名無しさん@ピンキー:03/07/26 23:34 ID:TATSCmIv
>>103
age
106あぼーん:あぼーん
あぼーん
107名無しさん@ピンキー:03/07/27 00:17 ID:Qu/jGxaB
ここのところかなり短い間隔で神が降りてきてたから
三日間も新作がないと寂しいなぁ
108名無しさん@ピンキー:03/07/27 00:23 ID:cjlVaAo1
テストとぶつかって書けないんだよ〜…少し待ってくれよ…
109名無しさん@ピンキー:03/07/27 00:40 ID:hH25FWcI
ハア、テストって神は工房なのか?
110名無しさん@ピンキー:03/07/27 00:43 ID:cjlVaAo1
俺は大学生だが。
111名無しさん@ピンキー:03/07/27 01:10 ID:Qu/jGxaB
じゃあ俺のこの場しのぎ小説でお茶を濁そう

ある夜突然フォルテの部屋を訪ねたアルモ。
こんな夜中になんだ、と怪訝そうな顔をしながらも迎えるフォルテだが、
アルモの思いつめた顔を見て流石に顔を固くする。
「フォルテさん、お話があるんですけれど」
「なんだい?」
フォルテに真っ直ぐに見据えられアルモは一瞬言葉に詰まる。
しかしぐっと腹に力を入れ、負けずにフォルテをにらみ返すようにして言葉を搾り出す。
「フォルテさんは…副指令のことをどう思っていますか?」
「どうって?」
「ですからっ…そのっ…」
まあ、わかってたことだけどね、とフォルテは心の中でそっとため息をつく。
実はフォルテは、数日前にレスターに交際を申し込まれていた。
フォルテも彼にはそれなりに好意を抱いてはいたが、彼に想いを寄せるアルモの
事が気になってしまい、返事はもう少し待ってくれと告げたのだ。
そのアルモがこうして自分のところに真意を問い質しに来ている。
(やれやれ、このコ、本気なんだねえ…)
「どうなんですか…?」
「なんであたしにそんな事聞くんだい?まぁあんたのレスターへの気持ちはわかってる
けど、まさか艦の女全員に聞いて回ってるわけじゃないんだろう?」
うっ、と言葉に詰まるアルモ。
なんてカンタンに揚げ足を取れる娘なんだろうと少し笑いたくなる、が必死に堪える。
「だって…あの…見てて、わかるんです、副指令は、フォルテさんが、その、す………す、
好き…だって…」
辛そうに答えるアルモ。見ていて少々痛々しい。
(さあて、どうしたもんかねえ)
112あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/07/27 02:41 ID:ksVgaNqE
トリップ付けてみる。

駄目だ・・・アレの続編書いてるけど
思うようにいかんのでつ…
113名無しさん@ピンキー:03/07/27 10:14 ID:hH25FWcI
>>111
               / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     デケデケ        | 続きまだー?
        ドコドコ      \
   ☆      ドムドム      ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ☆   ダダダダ! 
  ドシャーン!  ヽ            ♪
         =≡=  ∩_∩     ☆
      ♪   / 〃(*゜∀゜*)    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ   ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
114名無しさん@ピンキー:03/07/27 11:17 ID:I8kAuGoA
>>110,112
がんばむ(・∀・)!!

>>111
大人なフォルテさんと一途なアルモに
味が出てて良いな
どう絡んでいくのか、続き期待してます(;´Д`)ハァハァ
115名無しさん@ピンキー:03/07/27 23:53 ID:hH25FWcI
閑古鳥退去age
116あぼーん:あぼーん
あぼーん
117名無しさん@ピンキー:03/07/28 00:16 ID:Di7NsMGP
広告しかこないからsageていこうよ
118名無しさん@ピンキー:03/07/28 01:49 ID:BzblWiID
姐さんSSがなかなか出てこない…神の光臨を期待
119名無しさん@ピンキー:03/07/28 01:50 ID:BzblWiID
とこっそり>>111の続きを期待してみる
120名無しさん@ピンキー:03/07/28 10:23 ID:uSo/NvHn
>>93>>115=dend
age荒らしなので、言っても無駄
121名無しさん@ピンキー:03/07/28 19:28 ID:2rs36mPN
職人さん降臨キボーン(・∀・)
激しく>>111さんに期待
122名無しさん@ピンキー:03/07/28 23:13 ID:ofcMNV2i
                / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     デケデケ        | らいむ隊まだー?
        ドコドコ      \
   ☆      ドムドム      ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ☆   ダダダダ! 
  ドシャーン!  ヽ            ♪
         =≡=  ∩_∩     ☆
      ♪   / 〃(*゜∀゜*)    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ   ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
123名無しさん@ピンキー:03/07/29 11:30 ID:cqgOAXO8
らいむ隊イラネ
安易に乳放り出しくさって、萎えるんじゃ
124名無しさん@ピンキー:03/07/29 16:54 ID:nm2oQm+H
125玉露入り茶 ◆I3FooYH6LE :03/07/29 19:37 ID:5PavJ2oX
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!キタキタキタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
キ(゚…




玉露入り茶は萌え死にました
126名無しさん@ピンキー:03/07/29 19:53 ID:OiWlEfI5
おお、ぎょくろいりちゃよ、ここでしんでしまうとはなさけない
127名無しさん@ピンキー:03/07/29 20:01 ID:pzD57ger
>>126
ワロタ
128名無しさん@ピンキー:03/07/29 20:02 ID:pzD57ger
ageちまった…スマソ
129てすら:03/07/29 20:03 ID:a6g5vNcR
なかなか新作が進まないのは↓みたいなことをやってるせいです。
ttp://fogtan.tripod.co.jp/gatest.lzh

うー、早く書こう!

>124
あ、姐さん……うおーーーーー
はらしょーはらしょー
130あぼーん:あぼーん
あぼーん
131名無しさん@ピンキー:03/07/29 22:07 ID:RoDRjA17
>>129
見せてもらったよ カナーリ楽しめた(・∀・)イイ!!
SSもがんがってー
132名無しさん@ピンキー:03/07/29 22:17 ID:7Cv6GDn3
OPはガン種か!?
133名無しさん@ピンキー:03/07/30 22:45 ID:SJgYs7SQ
                / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     デケデケ        | 職人さんまだー?
        ドコドコ      \
   ☆      ドムドム      ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ☆   ダダダダ! 
  ドシャーン!  ヽ            ♪
         =≡=  ∩_∩     ☆
      ♪   / 〃(*゜∀゜*)    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ   ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
134名無しさん@ピンキー:03/07/30 22:53 ID:e+pTQTmb
>>133
よし、ひとまず貴公が書いてくれたまえ
135名無しさん@ピンキー:03/07/30 23:01 ID:SJgYs7SQ
いえいえ私には文章など書く才能などありません。
私に出来るのはAAを作る事だけです。
136名無しさん@ピンキー:03/07/30 23:08 ID:Ejxw8c83
ならば黙って神の降臨を待て。
天の岩戸のように騒いで神が来るわけでも無い。
137111 :03/07/31 00:14 ID:iMuAUzHF
>>111の続き

「あたしも、レスターが好きだよ」
その言葉にハっとアルモは顔を上げる。
「って言ったら、どうする?」
「え…、ど、どうって…」
ぎゅっと手を握り締め、じっと見つめてくるフォルテの端正な顔を見上げる。
(…綺麗な、人、強い、人……あたしが、勝てるわけないよ)
「そしたら…そしたら、諦めるしか…ないじゃないですか…」
「それでいいのかい、おまえさんは」
「両思いじゃ…しょうがないです…」
ああ、困った、とフォルテは少し視線を泳がせる。
男は泣かせても、女、ことに可愛い女の子は(変な意味ではなく)泣かせたくない主義だ。
だからと言って、レスターを振ればアルモとくっつくだろう、なんてうまいこと行かないのは
わかっている。
「あのな、正直言っちゃうけど、あたしあんたの推測どおり、レスターに告られたんだ」
「!!……そ、そう…ですか、やっぱり…」
「でも、返事はまだしてない」
「えっ」
「なあアルモ、あたしからレスターを奪い取ってごらん?」
138111 :03/07/31 00:14 ID:iMuAUzHF
「えっ、えっ?」
フォルテの悪戯っぽそうな微笑みを、アルモはぽかんとした顔で見つめる。
「愛を奪い取ってみな、なあに、あんたは可愛いし、できるって」
「ちょ、ちょっと…フォルテさん…!?」
「あたしは、まぁレスターと付き合ってもいいかなぁと思ってるよ。でも、こーんな感じで
付き合ってもいいかなー、なんて言ってるあたしにレスター取られていいの?」
フォルテは少し口の端を持ち上げ、ふふんと言った表情でアルモを挑発する。
そんな見え見えの挑発だったが、単純なアルモは簡単に乗ってしまった。
「いっ、いやです…!あたし、あたしは本気で、夜も眠れないくらい、副指令の事を想って
るんです!そんないい加減な気持ちで付き合ってもいいか、なんて考えてる人に彼を
渡したくないです!」
(うーん、なんて単純なコだろ。可愛いねぇ)
あまりにもうまくコトが運び、本気で笑いをかみ殺すフォルテであった。
「よっしゃわかった、じゃあアルモ、あたしの言うことをお聞き!」
「…え?」
「あんたの恋の天使になってあげるよ、このエンジェル隊のフォルテさんがね」
豊かな胸の谷間をどんと叩き、先ほどの表情から一変、いつもの姉御の顔になる。
「え…で、でも、フォルテさん、いいんですか…?」
「ま、どうせならアタシも、あんたとがレスターを好きなのと同じくらい好きになる男と
付き合いたいからね。レスターには悪いけど、アンタを応援したくなったよ」
アルモは目に少し涙を浮かべて、フォルテの胸元にすがりつく。
「ありがとうございます…フォルテさん…」
139名無しさん@ピンキー:03/07/31 00:37 ID:NyfH3vp2
キタ━━(・∀・)━━!!
140名無しさん@ピンキー:03/07/31 01:20 ID:A/5z28UM
>>137-138
アルモたんみたいな可愛い女の子が卑屈に言っても
妬まないで、鬱陶しいとも思わず可愛いと言えるフォルテさん(・∀・)モエ!!
彼がどうなるか気になる〜
141あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/07/31 03:12 ID:1Ff08MHH
>>111さん、乙です!
姐さんかっちょええですなあ。
アルモとレスターの恋の行方も気になります。
続きがんがってください。

遅まきながらPC版GA全クリしますた。ミントで。
もう…あの二人、妬ける。
ゲームやって泣きそうになったのホント久しぶりだ…
二人とも、お幸せに。さて、次は姐さんだ〜(w

というわけで、続きはもうちょっと待ってくださいでつ……
142名無しさん@ピンキー:03/08/01 00:48 ID:xAcl9gkj
ほっしゅ
143名無しさん@ピンキー:03/08/01 10:56 ID:+s8x/9B8
(;´Д`)ハァハァ
144名無しさん@ピンキー:03/08/02 00:29 ID:WXP1kihE
one fine day!! hey!!
145名無しさん@ピンキー:03/08/02 01:38 ID:na/blJ/7
もう我慢できん、AGEだAGE!!
そして職人来い!! もうdendでもかまわん、誰かSS書け!!
146名無しさん@ピンキー:03/08/02 01:51 ID:i5d96MmJ
>>145
お前・・・釣り師だろ
147あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/02 03:41 ID:gBjNis9Z
頼まれてたこの前の続き書きました〜。
もし良ければ、職人さん降臨までのおやつにどうぞです。
(ゲーム版やってない人ネタバレあるかもです。)
ちなみに、ミント編のEDの後です。(分かるか)



トランスバール皇国でのエオニアのクーデターより二ヶ月後。
トランスバールは皇王に即位したシヴァにより復興作業がなされ、
町並みには少しづつ活気が戻り、人々は笑顔を取り戻し始めていた。
148あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/02 03:41 ID:gBjNis9Z
……その頃、宇宙某所を航行していたエルシオールのある朝の事。
「……んんー!ふわぁぁ…ねむ…」
タクトは珍しく早起きをした。
「………まだ6時かよ…」
タクトは頭に手をやりながらふと横に目をやると、ミントが小さな吐息を立てて眠っていた。
まるで子供のように愛らしく、抱きしめたくなるような寝顔。
タクトもミントも裸であった。どうやら、昨晩の情事のあとそのまま眠ってしまったらしい。
「………」
タクトは静かにミントにかかっている布団を上半身捲った。
僅かに膨らんだ乳房と美しい桜色の乳首が露になる。
タクトは、ミントに唇を合わせた。とても柔らかい唇が心地いい。
そして右手でミントのウサギ耳を撫でながら左手で右の乳房をこね、乳首を刺激する。
見た目に似合わずとても柔らかく、まるでマシュマロのよう。
タクトが夢中になって愛撫を続けたため
ミントの乳首が勃起するまでにはそう時間はかからなかった。
そうなると、さすがにミントは目を覚ます。
「んん…!」
「あ…起こしちゃったかい?」
「起こしちゃったかいじゃありませんわ……あん…」
「気持ちいい?」
「平日の…朝ですわよ…ああ…ん」
「いいじゃないか……時間はたっぷりあるんだし…」
そう言ってタクトはミントに口づけした。今度は触れるだけのキスではなく、
とろけてしまいそうな程のディープキス。二人の舌が熱く絡み合う。
「くちゅん…ちゅぷぅ……ちゅっ……」
ミントの耳がぴこぴこ動く。
タクトにとって、ひっきりなしに動くウサギ耳が可笑しく、また愛らしかった。
149あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/02 03:42 ID:gBjNis9Z
タクトは今度はミントの左乳首に吸い付いた。
「んあ……あぅ…」
そしておもむろに、左手をミントの秘所へと滑り込ませる。
「ああんっ!」
ミントは快楽のあまり、躰を激しく震わせる。
タクトは静かに左手でクレヴァスを滑らせた。
「いやぁっ!あん……あっ…」
「これなら…どうだい?」
タクトはゆっくりと、ミントの中へ人差し指と中指を挿入していく。
「はぁん!……はうぅ…感じちゃいます…わぁ…」
ミントの秘所からいやらしい蜜が滴りおちるのがタクトにはよく分かった。
そしてタクトの指にミントの愛液が絡みつく。
「こんなに濡らしちゃって…悪い子だ。」
「タクトさんが…そんなに攻め立てるから…ああんっ!」
そんな会話の間にも、タクトは愛撫を止めない。それどころか
より激しく、よりアグレッシブに攻め立てる。
「そんな悪い子には…!」
「んん……ああんっ!ひゃうっ!!…タクトさんっ…そこは…っ!」
タクトは左手で肥大化したクリトリスの皮を剥き、摘むように愛撫した。
「あふん!…ああん……あんっ!や…やぁん!いやぁっ!!」
「いやならやめるかい?」
タクトはそう言うと手を休める。
「いや…続けて…」
「何だってー?」
「もう…タクトさんの…いじわる……お願い…やめないでっ!!」
ミントは甘えるような顔でタクトに迫った。
「ふふ…わかりました。」
そう言うとタクトは愛撫を再開した。
150あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/02 03:43 ID:gBjNis9Z
「あうぅ……ああん!…いい……はぅあんっ!!」
「どうかな…ミント」
タクトは確信犯的に言う。
「欲しい…」
「え?」
「欲しいですわ…タクトさん。」
「朝っぱらから…かい?」
タクトはワザとらしく言ってみせた。
「こんな気分になったのは…タクトさんのせいですのよ!
 責任とって…くださいましっ!!」
ミントが顔を赤らめながらタクトに抱きつく。
タクトは、ミントの愛くるしいその仕草に鼻血が出そうになった。
「しょうがないなあ…ふふ♪」
タクトは左手の指についたミントの愛液を舐め取りながら、悪戯っぽく言った。

「それじゃあ…いくよっ。」
「ああ…ん……」
タクトはミントの中へ入っていった。そして、ゆっくり腰を振る。
「ああん…タクトさぁん……」
「ミント…可愛いよ……」
「はぅん…あん!……あふんっ!」
タクトはスロートの角度、そして速度に変化をつけながら
巧みにミントを攻め立てていった。
151あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/02 03:43 ID:gBjNis9Z
「ああんっ!ふわぁっ!…タクトさぁん…気持ちいいですわぁ……はぁんっ!!」
ミントの普段からは想像出来ないような色っぽい顔。そして喘ぎ声。
タクトはそのギャップに興奮せずにはいられず、スロートの速度を速めた。
「ああ…あうっ!…タ…タクトさん…激しすぎますわ…んん……」
ミントの息が次第に荒くなる。
「もう…イきますわ…タクトさぁん!!…はあっ、は…ああんっ!」
「俺も……」
「今日は…中に…中にくださいまし…」
「…ホントにいいの?」
「おねがい…タクト…さん…」
「……いいよ…」
タクトはそう言うとスロートの速度をトップギアへ入れた。
ミントの喘ぎ声はどんどん激しさを増していく。
「あんっ、あはん、ああん、はあぁん……もう…もうだめですわっ!」
「ミントっ!」
「タクトさぁん!」
二人はまるで絵に描いたかのように同時に絶頂を迎えた。
「……タクトさんの…熱いですわぁ…」
二人は抱きついたままの姿勢で、一緒になる幸せを噛み締める。
「ミント…大好きだよ……」
「タクトさん…わたくしも…愛していますわ……」
152あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/02 03:44 ID:gBjNis9Z
「……遅え…遅すぎる……」
ブリッジでレスターは右往左往しながらこの言葉を繰り返していた。
「今日は7時からミーティングするって伝えたのに…
 あのヤロー…いくら戦争が終わったからって平和ボケしすぎなんじゃねえのか!?」
「ま…まあ副指令。落ち着いてくださいよ。平和なのはいいことですし…」
アルモがなだめる。
「一回目ならともかく…これで三回目だぞ!?もう許さんぞ…
 一発殴らにゃ気が済まん!!」
「うーん…まあ、本人に悪気がある訳じゃないですし…」
ココが言った。すると。
「それが一番の問題なんだよ!!……はぁぁ〜。」
レスターはガックリとうなだれる。
アルモが話題を変えようと話題を探していると、ふと気がついて言った。
「そういえばミントさんも居ませんね?」
「…ホントだ。しっかり者のミントらしくないな?」
その瞬間。
「おはよう、レスター。」「おはようございますわ、副指令。」
二つの声がレスターの耳に入った。
「『おはよう』じゃねえ!何時だとおもってやがる!」
「ごめん…また寝坊しちゃってさあ…」
「ふざけるなぁ〜!!」
その台詞とともに、レスター怒りの右がタクトの左頬に炸裂し、
タクトは後ろに吹っ飛んだ。
153あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/02 03:44 ID:gBjNis9Z
「タクトさん!しっかり!…副指令。ちょっとやりすぎじゃありませんの?」
「ミント!お前もなんで遅刻したんだ!」
「う゛…それは…寝坊!寝坊ですわ。」
ミントの顔が真っ赤になる。
「怪しいな…?」
「な…何にもやましい事なんかしてませんわ…よ?」
そのとき、アルモが突如
「なんかお二人…いかそうめん臭くないですか?」
と言い放った。その刹那、タクトが…
「え゛え゛!!?俺もミントもちゃんとシャワー浴びたのに!!」
失言だった。
「タ…タクトさん!!」
「……しまった。」
レスターの何かが切れた。様な気がした。
「タ〜ク〜ト〜…てめぇ!!朝っぱらから会議にも出ないで何いちゃついてやがる!!」
「ひえ〜ごめん、レスタ〜!!」
二人の追っかけっこが始まった。
「タクト、もう勘弁できん!成敗してくれる!!」
「ごめん、ごめんってば!」
今日もエルシオールの一日が始まる。
154あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/02 03:45 ID:gBjNis9Z
駄目だ…Hシーンがワンパターンのような気がする。
もっと精進します…
良ければ感想を聞かせていただければと思います。
それでは。
155ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 04:44 ID:e3EGd7L5
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
156名無しさん@ピンキー:03/08/02 10:11 ID:na/blJ/7
キタ━━(・∀・)━━!!
157名無しさん@ピンキー:03/08/02 13:27 ID:tTl+udK9
>>147-154
大人の雰囲気のミントが(・∀・)イイ!
しかし…朝っぱらからやってくれますね…
次回作もガンガッテ!
158名無しさん@ピンキー:03/08/02 14:36 ID:i5d96MmJ
いかそうめん!?w
159名無しさん@ピンキー:03/08/02 20:48 ID:CH9MHn14
上げなくていいのかい?
160名無しさん@ピンキー:03/08/02 20:48 ID:na/blJ/7
そういえばそうですね。
てなわけでage
161あぼーん:あぼーん
あぼーん
162名無しさん@ピンキー:03/08/02 20:54 ID:hylpA/wh
163名無しさん@ピンキー:03/08/02 22:03 ID:Qq3NbG/Q
>>154
(・∀・)イイ!
ハァハァさせてもらいました。
アルモのいかそうめん発言ワロタ
164名無しさん@ピンキー:03/08/02 22:42 ID:1rpc45SR
職人さんガンカッテ
165名無しさん@ピンキー:03/08/03 17:56 ID:I6tXlUzH
                _∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
     デケデケ      |                         |
        ドコドコ   < シャトヤーンまだーーーーーーー!!? >
   ☆      ドムドム |_ _  _ _ _ _ _ _ _ _|
        ☆   ダダダダ! ∨  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
  ドシャーン!  ヽ         ハァハァ!!    ♪
         =≡= ∧_∧     ☆
      ♪   / 〃(´Д` *)    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ  ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
         ドチドチ!
166名無しさん@ピンキー:03/08/03 18:35 ID:8uEeCucJ
毎回名前が違うから久しぶりに見ると探すのが大変だよ・・・
167名無しさん@ピンキー:03/08/03 22:36 ID:yKFSL5Rq
広告召喚age
168名無しさん@ピンキー:03/08/03 22:37 ID:yKFSL5Rq
なんちゃって、広告防御sageでした
169名無しさん@ピンキー:03/08/03 22:50 ID:V6Ia9Dfm
召喚なら職人さんを。

ミルフィーユは
ランファは
ミントは
フォルテは
ヴァニラはまだか?



(;´Д`)ハァハァ
170名無しさん@ピンキー:03/08/03 22:56 ID:KvQXjpiF
そういや最近職人さんの降臨する間隔が長くなってきてるな。
みんな何か忙しいのかな?
171名無しさん@ピンキー:03/08/03 23:25 ID:yKFSL5Rq
コミケが近いから
172名無しさん@ピンキー:03/08/04 01:34 ID:hyD0CqoA
ゴジラが前スレで暴れまくったから
173名無しさん@ピンキー:03/08/04 01:54 ID:QWRb84L9
お久しぶりです。第2スレ705です。
またもや人様とネタが被ってしまって申し訳ないのですが、ケーラ×ヴァニラを書いてみました。
(まだ途中ですが……)
174173:03/08/04 01:54 ID:QWRb84L9
「さて、患者さんもひと段落したことだし、今日はそろそろ店じまいにしましょうか」
ケーラは伸びをしながら、傍らで資料整理に励むヴァニラに声をかけた。
「はい、ケーラ先生。こちらももう終わるところです」
ファーゴに入港してから丸一日。
戦闘もなく、花粉症騒動も落ち着いた今、医務室の忙しさもさほどではなくなっていた。
いいことだ、とケーラは思う。
とりあえず一息つこう。椅子に凭れ掛かると、右手が無意識のうちにコーヒーサーバに伸びていた。
ロンビ・コナ産。ヴァニラが淹れてくれたものだ。
「今日二十杯目です、ケーラ先生」
「えっ、もうそんなに?」
「紺屋の白袴という喩えもあります。度を越されるのは……」
「わ、わかったわよ。今日はこれで最後だから、ね?」
全く、ヴァニラの真面目さと几帳面さには恐れ入る。
だからと言って、今の私の殆ど唯一に近い楽しみに文句をつけなくても……
(大体、紺屋に喩えなくても「医者の無養生」そのまんまででいいじゃないの。
 このあたりが、ヴァニラのわからないところなのよね……)
表情を変えぬまま、てきぱきと書類をまとめているヴァニラを見ているうち、ふと悪戯心が湧いてきた。
「ねぇヴァニラ……最近、悩み事があるんじゃない?」
「え……?」
ヴァニラの手から、ぱたりとファイルがこぼれ落ちた。
「なぜ……そう思われるのですか?」
驚きの目でこちらを見つめる。どうやら図星だったらしい。
175173:03/08/04 01:57 ID:QWRb84L9
「何言ってるの。私、ヴァニラのことだったら何でもわかるんだから」
「そんな……ミントさんのようなテレパスならともかく……」
「あのねえヴァニラ。心の状態というのはいろいろなところに反映されるの。
 コーヒー一つにとってもそう。
 淹れた人が苛立っていれば、苦味が増してしまったりするものよ」
「そう……なのですか?」
「ええ。ヴァニラが淹れてくれた今日のコーヒー、
 確かに美味しいけれど、普段よりちょっと酸味が強く出てるわ。
 ほんの微妙な差だけれどね」
これは嘘だ。ヴァニラは自分で味見もしないくせに、
判で押したようにベストな味のコーヒーを淹れてくれる。
今日もその例に漏れない。
だが、何しろ自分では飲まないのだから、
こうやってカマをかけられてもわかるはずがない。

「さすがです……ケーラ先生」
ヴァニラの視線は、尊敬の念さえ帯びていた。
いくら冷静沈着でも、こちらのはったりにあっさり引っかかるところは、まだまだ子供だ。
固より、ヴァニラは人を疑うことを知らない性質ではあるのだが……。
「伊達にカウンセラーの資格を持ってるわけじゃないわ。
 よかったら話してくれない?」
176173:03/08/04 01:59 ID:QWRb84L9
ヴァニラの悩みは、おおよそ見当がついていた。
タクトだ。
花粉症騒動で倒れた時に介抱してもらって以来、明らかにヴァニラのタクトに対する態度が変わった。
廊下ですれ違っても、タクトを無意識のうちに目で追っている。
それに、ナノマシンペット。
ヴァニラがタクトを会話を交わしている間、ナノマシンペットははしゃぎっぱなしなのだ。
そのナノマシンペットが、今日は全く元気がない。
尻尾を丸め、ヴァニラの肩でこれでもかというくらい小さくなっている。
(それまでの感謝や尊敬の気持ちが、ヴァニラの中で変化してきているのね……)
ケーラはそう推測していた。
177173:03/08/04 02:00 ID:QWRb84L9
「で、でも……」
「大丈夫。秘密は絶対に守るから」
そう言って、ヴァニラの肩に手をかける。
「ですが……」
ヴァニラは俯いてしまった。
ナノマシンペットが、不安げにヴァニラとケーラの顔を見比べている。
「……じゃあ、当ててみましょうか」
「え?」
「マイヤーズ司令と関係があるでしょ」
「……!」
うたれたようにヴァニラは顔を上げた。
殆ど驚愕の目でこちらを見据える。
「どうして……わかるのですか?」
(この子ったら、自分が司令のことが好きなこと、バレてないと思ってるんだわ。
 可愛い……可愛すぎる!)
「だから言ったでしょ。ヴァニラのことは何でもわかるんだって」
「……ケーラ先生には、お見通しなのですね……」
ヴァニラは諦めたように肩を落とした。
「秘密に……していただけますか?」
「もちろんよ」
来た来た来た! 年上への憧れ、自分の気持ちへの戸惑い、そして意識し始める性のうずき……
これぞ思春期!! それを人生の先輩として根掘り葉掘り聞き出せるなんて……くぅーっ! たまらないわ……
内心浮き足立ちながら、入り口をロックするケーラ。
そのケーラが、今度は驚く番だった。
178173:03/08/04 02:02 ID:QWRb84L9
すみません、エロいシーンまで届きませんでした……。
続きは……書きたいのですが時間が……ごめんなさい。
……っていうかそもそもお呼びでない感じですか?

そういえば、第3スレ231氏の後半(ヴァニラがタクトの部屋を訪れた後)、すごく読みたいっス。
第3スレ231氏、是非おながいします!
(ネタ勝手に使っといて図々しいとは思いますが……)
179あぼーん:あぼーん
あぼーん
180名無しさん@ピンキー:03/08/04 08:00 ID:sz+7dtS2
えー、初カキコです。
なんか最近職人様が、忙しいせいか盛り上がってませんね…。
(あ、悪い意味じゃないんですよ。)
非エロですが…見てやって下さい。
時代設定は、クーデター騒ぎから5年って事で…
181名無しさん@ピンキー:03/08/04 08:01 ID:sz+7dtS2
「平和って、良いものだねぇ……」
ある若い将校が、笑いながら歩いている。
その将校、タクト・マイヤーズは、白き月に遊びに来ていた。
「シヴァ様…最近会ってなかったけれど、どのように成長されたのかな?
チェスも上手くなってるかなー?」

少し歩くと、そこは白き月の神殿。
月の聖母、シャトヤーンが住んでいるのである。
「あの…シヴァ様にチェスの教授に参りました。」
美人の侍女さんに、タクトは話しかける。
侍女さんは、畏まりました…と言い、扉を開ける。

「シヴァ様…タクト・マイヤーズがお見えになりました。」
そう侍女さんが告げると……
奥から足音が聞えてくる。
182名無しさん@ピンキー:03/08/04 08:01 ID:sz+7dtS2
「タクトっ!!久しぶりだな…!」
「えぇ、お久しぶりです。シヴァ様。」
そう、タクトが言いながら、皇族に対する礼をとった。
「よさぬか、私はもう皇族ではないのだぞ…?」
「はは、そうでしたね。しかし、シヴァ様。随分成長なされましたね?」
シヴァはもう15歳。
背丈もあの頃よりは伸び、胸も母親…シャトヤーンに似たのか、大きくなって。
顔には幼さが残るものの、綺麗が形容する端正な顔立ちになられていた。
「当たり前だ。もう、あの時から5年も経っているのじゃぞ?
どんなに成長が遅い者でも、少しは変わるものであろう。」
いや、俺は胸の事を…とタクトは思ったが、それは口に出さない事にした。
一介の女にそのような事を言えば、叩かれるのは必至。
それでいて彼女は次期、月の聖母なのだ。叩かれるどころではない。
さっきの侍女さんに、切り殺されているであろう。
「まぁ、そうですね。
それで、今日はチェスを教えに来ましたよ。」
そう、タクトが言うと、シヴァは目を一杯に開いて嬉しそうな顔で
「おぉ!それは大儀だ!!早速やろうではないか。
成長した私の力…篤と思い知るがいい!」
元気よくシヴァは言い放ち、奥へと手招きしてきた。
183名無しさん@ピンキー:03/08/04 08:01 ID:sz+7dtS2
「はぁー、やっぱり綺麗なところだなぁ…」
奥に入り、タクトは感嘆の念を洩らした。
「そうか?私なんか見飽きてしまったよ。」
そういいながら、シヴァはチェスの盤をテーブルに置いた。
腰掛けてくれ…と言われたので、タクトは椅子に座った。
「今、お茶を出させるからな。待っていろ。」
そう、言うと、侍女さんがすぐにお茶を持ってきてくれた。
シヴァも椅子に腰掛け、タクトと向かい合った。
「それじゃ、軽く一戦やりましょう。」
そう言って、タクトは自分の駒を動かす…。

もう、どれくらい経ったのだろうか?
シヴァと談笑しながらチェスを打っていたのだが…。
「(まぁ…いいか。今日は非番だしね。)
ん?シヴァ様…いい手ですね?」
「瞬間、閃いたんじゃが…いい手か?」
「えぇ…俺、手に困っちゃいますよ…こんな手を打たれては」
苦笑いしながら的確な場所に駒を進める。
その時だった。
184名無しさん@ピンキー:03/08/04 08:02 ID:sz+7dtS2
「シヴァ……?」
「あ、シャトヤーン様っ!!」
シャトヤーンが現れた。
容姿端麗、頭脳明晰。
文句なしの人だ。
なんと言っても、男心を悩殺する胸……。
「シャトヤーン様…お久しぶりです。」
タクトはそう言い、ペコリと頭を下げた。
「えぇ…マイヤーズ司令…お久しぶりですね。」
綺麗な声で、丁寧に礼を返してくれる。
こんな人が奥さんならなぁ…と、密かにタクトは思ってみる。
「?どうしました?マイヤーズ司令…?」
「あ、い、いえ…。なんでもないですよ。」
思わず見惚れてしまっていた…。
恥かしさから、苦し紛れの乾いた笑い声を上げる。
「シャトヤーン様、今日はタクトがチェスを教えに来てくれたんですよ。」
「あら、そうなんですか…。
有難う御座います、マイヤーズ司令。」
そう言って、タクトに微笑みかける。
釣られてタクトも微笑んでしまう。
もっとも、その微笑みは、男心の下心から来るものであろう。
「何を、ニヤけておるのだ、タクト?」
シヴァの鋭いツッコミが綺麗に決まる。
「とほほ…」
タクトは頭から煙を出しつつ、嘆いていた…。
185名無しさん@ピンキー:03/08/04 08:02 ID:sz+7dtS2
「(すっかり遅くなっちゃった…。)」
そう思いながら、シャトヤーンの手作り料理を食べていた。
チェスをやりに来ただけなのに、晩御飯も出してくれた。
「お味は…どうですか?」
シャトヤーンがタクトに聞いてくる。
タクトは、「宇宙芋の煮っ転がし」を箸で口に運び、嬉しそうな表情で、
「美味しいですよ。
シャトヤーン様、料理…出来たんですね?」
何気なく口走ってしまった。
「それは…私には似合わない…って事ですか?」
「あっ…!!?」
…もう手遅れである。
シャトヤーンの頬はみるみる紅潮し、目じりには涙が溜まっている。
「ち、違いますよ!!俺はそういう意味で言ったわけじゃ…」
「いいんですよ……」
そういうと、シャトヤーンは席を立ち、奥の自室に戻っていった。
186名無しさん@ピンキー:03/08/04 08:02 ID:sz+7dtS2
「…どうしたもんかな……」
そう思い、箸を置く。
「(そういえば、シヴァ様は…?)」
さっきから姿はあるのだが、声が聞えなかった。
チラッとシヴァを見やると、俯き静かだった。
「シヴァ…さま?」
肩を揺すってみる…。反応が無い。
「寝ちゃってる…?」
よほど疲れたのであろう。
好きな人が突然やってきて、ずっとはしゃいでいたのだから。
タクトは抱きかかえると、最寄のソファに、シヴァを寝かせた。
「風邪…ひくかな…?」
マントを外し、シヴァにかけてあげた。

シャトヤーンはそのころ、部屋で咽び泣いていた。
「なんで…涙が…」
そう思っているのだが、自然と出てくる。
「ただ…料理が似合わないと言われただけなのに…」
187名無しさん@ピンキー:03/08/04 08:03 ID:sz+7dtS2
とりあえずタクトは、シャトヤーンに謝ろうかと考えていた。
「うーん…どうしたもんか……」
久しぶりに彼を、悩ませた。
「えぇい、悩んでもしょうがない。
とりあえず、行こう!」
思い立った矢先、瞬間移動でもしたかのような速さで、部屋の前に来た。
侍女さんが二人ほど、扉のまえで見張っていた。
「あの…」
タクトは、優しそうな顔つきの侍女さんに声をかけた。
「はい、貴方は入れないようにと、言われました。」
事務的に侍女さんは返してくる。
その返答に少し…いや凄く戸惑いを感じながら…
「入れてください。」
いつもとは違う真剣な顔つきで、侍女さんに言う。
「入れません。」
これまた事務的に返されてしまう。
「どうしても……?」
「えぇ…」
侍女がそう言った刹那、タクトの右拳が侍女さんの腹に入る。
その場に、侍女さんは崩れ落ちる。
横で見ていたもう一人の侍女さんは、腰を抜かして屈んでいた。
188名無しさん@ピンキー:03/08/04 08:03 ID:sz+7dtS2
「シャトヤーン様…。」
タクトは重いドアを開け、そう言う。
真っ暗な部屋…。鼻水を啜る音が響き渡る。
「(何も見えない…。まぁ、いいや。)
えっと、シャトヤーン様。先ほどは申し訳御座いませんでした。
一つ、言わせて貰います。
私は、あぁいう意味で、そう言ったのでは御座いません。
むしろ、似合ってると思います。」
タクトは、一つ一つ、発音に気をつけ、シャトヤーンに伝えた。
「ただ、月の聖母というものは料理の修業なんて
する時間がないと思ったのです。
だから…申し訳御座いません。」
暗がり…。シャトヤーンにもタクトは見えないと思う。
が、タクトは律儀に礼をした。
「もう…いいんですよ…。」
暗がりの奥から声が聞える。
「そういうつもりで言ったんじゃないんですね…?」
その問いかけにタクトは、
「はい。」
その一言だけだった。
ただ、その一言は凄く奥が深いものだが。
189名無しさん@ピンキー:03/08/04 08:04 ID:sz+7dtS2
「すみませんでした…私とした事が…」
そう言って鼻水を啜る音が聞える。
「……いいんですよ?」
タクトは暗がりに向かって言った。
「泣いてもいいんですよ。
シャトヤーン様だって…人間です。
一人の女性なんですから。」
「マイヤーズ…司令……」
そう聞えたと思ったら、後ろから抱き締められていた。
「マイヤーズ司令…ありがとう…ございます。」
「いいんですよ。どうせ、こんな言葉くらいしかいえないんですから」
ははっと、乾いた笑い声を洩らし。
「そんなこと無いですよ…。あの…マイヤーズ司令……」
「あ、ハイ。なんですか……?」
190名無しさん@ピンキー:03/08/04 08:04 ID:sz+7dtS2
「………」
「シャトヤーン様…?」
沈黙…。
時が止まったのかのような感覚だろう…。
「シャトヤーン…様?」
「……好きです…」
「へっ!?」
あまりに唐突すぎた。
タクトの思考回路は、状況判断の為に、必死だろう。
「なんででしょう…好きに…なってしまって……」
タクトの身体を抱き締める腕に力が入り、
「好き……。」

もう、タクトの頭の中は真っ白だった。
あれだけ憧れたシャトヤーンから「好き」と言われて…。
「あ、迷惑なら…いいんです…」
タクトを抱き締める腕から伝わる温もり…
優しさに満ち溢れ…
愛情に満ち溢れ…。
191名無しさん@ピンキー:03/08/04 08:05 ID:sz+7dtS2
「…うん。」
たった一言。
だが、シャトヤーンからしてみれば、
その「うん」の一言…
それだけで、100回好きと言われるより、嬉しくなった。
嬉しく、なれた。
「ありがとう…ございます…。」

両腕の力が弱まる…。
タクトは、その瞬間。クルリと向きを変え、シャトヤーンと向き合う。
そして、安堵の表情をしているシャトヤーンの右頬に軽くキスをした。
「あ……」
「あはは、やっちゃった!!」
「マイヤーズ司令ったら…」
シャトヤーンは頬を赤らめ、俯く。
「あぁ、そうだ。
これからは俺のことをタクトって呼んでくれよ?
ね?シャトヤーン。」
いつもの間抜けな顔でそう言う。


「……うん……」
192名無しさん@ピンキー:03/08/04 08:05 ID:sz+7dtS2
えー、長くて申し訳御座いません。
その上、文章力無さ杉でごめんなさい。
そして、スレ違い、全く持って、すみません!!
勘がいい人は「これ、あの唄に似てるじゃんか!!」って思うかも…(汗
著作権侵害吊ってきます。

感想とか頂ければ次に役立てれると思うので…待ってます!!。
それじゃ、おやすみなさい。
193名無しさん@ピンキー:03/08/04 09:50 ID:hyD0CqoA
キタ━━(・∀・)━━!!
194名無しさん@ピンキー:03/08/04 11:12 ID:2sGRyK4U
前に謙遜と自己卑下は全くの別物って書いてあったけど憶えてる?
195名無しさん@ピンキー:03/08/04 13:17 ID:IxsyvGwu
>173氏
な、生殺し…ですがこれでもハァハァさせてもらいました。
やはりヴァニラはケーラ先生に一度食べられてしまうのか…(汗
お呼びで無いことはないです!降臨してもらえるなら歓迎です。

>180氏
やば…シャトヤーン様可愛すぎ…
脳内で井上喜久子さんの声で変換して楽しませてもらいました。
ただ、タクトの目が女性の胸に集中し過ぎかな、と思います。
それなら最後にちょっと胸に触れてみるぐらいのことはやっても良かったのでは…
名無しが出過ぎた真似を書いてすみませんでした。
196名無しさん@ピンキー:03/08/04 17:04 ID:cDiGv2Qi
 >>194
       巛彡彡ミミミミミ彡彡
       巛巛巛巛巛巛巛彡彡
   r、r.r 、|:::::::    ⌒   ⌒ i ヘェ〜
  r |_,|_,|_,||::::::          |    ヘェ〜
  |_,|_,|_,|/⌒    ( ・ ) ,  ( ・ )  ヘェ〜
  |_,|_,|_人そ(^i    "" ) ・ ・)'""ヽ      ヘェ〜
  | )   ヽノ |.  ┃ノヨョヨコョヨi┃ |  ヘェ〜
  |  `".`´  ノ  ┃ |コュユコュ|┃ |   
  人  入_ノ´   ┃ヽニニニソ┃ノ\   \ \ メ / )`) )
/  \_/\ヽ、  ┗━━┛/| \\ . \ メ ////ノ
      /   ヽ、  ` ー── ' /   ヽヽ メ /ノ )´`´/彡
     /      ` ー┬─ '"´     i i  /   ノゝ /    ヘェ〜
    /          |      Y  | |/| 、_,,ィ '__/,;'"´``';,._ ヘェ〜
    /  y         |      ヽ_/  \ _/  |ニニニニ|  ヘェ〜
   /\/    B u f f a l o e s  / υ      /   | ̄ ̄ ̄|   ヘェ〜
197173:03/08/05 01:10 ID:Q6zud+0n
「私……こんな気持ち、初めてなんです……」
正面の丸椅子に座らせたヴァニラの口からは、そんな甘酸っぱい言葉が流れてくるはずだった。
だが、目の前のヴァニラは、俯いて黙りこくったままだ。
先ほどは覚悟を決めたように見えたが、それでもまだ何か迷っているようだ。
「あの……ヴァニラ?」
声をかけると、ヴァニラは弾かれたように腰を浮かせた。
制服の下に履いているタイツに手をかけ、無言で下ろしにかかる。
「ちょ、ちょっと……」
見ると、ヴァニラは顔を真っ赤に染めている。恥ずかしさの余り、口も利けないといった風情だ。
それでも、意を決したように口を開く。
「すみません、見ていただくのが一番早いと思って……」
そう言うと、ヴァニラは制服の裾をおずおずとつまみ上げた。
余程恥ずかしいのか、目を瞑って横を向いている。
フリルが持ち上がった、その向こうには……
「……ヴァ、ヴァニラ、あなた男の子だったの!?」
タイツと一緒にショーツも下ろしてしまっていたのだろう。
恥毛の兆しすら見られない陰部から、紛れもない陰茎が顔を覗かせていた。
                             (つづく)
198あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/05 02:26 ID:MHlM2n07
ご感想ありがとうございます。
イカそうめんネタは友人のある発言のパクリだったり…(w
ちなみに、早速新しいSS書き始めてますんで
期待しないで待っていてくださいでつ…

>>173
こ…こんな展開が待っていようとは……
凄い展開だぁ〜(w
続きに激しく期待…

>>180
普通の女の子っぽいシャトヤーンもいいですなっ。
199名無しさん@ピンキー:03/08/05 15:47 ID:deijdDnV
>173氏
な、なんだってー!(AA略
200名無しさん@ピンキー:03/08/05 17:38 ID:U7o+E2To
200get
201名無しさん@ピンキー:03/08/05 17:52 ID:lZwHyI7i
    /\___/ヽ   ヽ
   /    ::::::::::::::::\ つ
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
  |   、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
.   |    ::<      .::|あぁ
   \  /( [三] )ヽ ::/ああ
   /`ー‐--‐‐―´\ぁあ

http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058874419/197
202名無しさん@ピンキー:03/08/05 19:49 ID:gwSjQq+l
ショタネタになりそうな極寒…。
203名無しさん@ピンキー:03/08/05 20:31 ID:1FAqsVEq
いや、ふたなりネタとみた
204玉露入り茶 ◆I3FooYH6LE :03/08/05 21:40 ID:PryKB5i4
>>173
         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・

            ,. -─- 、._               ,. -─v─- 、._     _
            ,. ‐'´      `‐、         , ‐'´           ヽ, ‐''´~   `´ ̄`‐、
       /           ヽ、       !          ヽ‐'´           `‐、
      /          _,......'丿、.``ヽ   ./       人  /        人     ヽ
      i.    / ̄ ̄ ̄      ヾl !   1     ノ_/  ヾア   ,    /  ヽ_,     i
      ,!ヘ. / ‐- 、._____  u    |ソ   ヾ  _,......,/    ._ヽη ./l /!/   ヾ;    !
.      |〃、!ミ!___,イ   ゝ、 .. __ .l         レ二ヽヽ、 、___ |/ |/         ;ト、   │
      !_ヒ;    └──′'"〈___,` /       ri._____i  'ヽ_____ノ ! ‐;-、   、__,....___  ヽ. ,.-'、
      /`゙i u       ´    ヽ  !        !{   ,!   `   ( } '____〉  i._____`_!‐‐‐|//ニ !
    _/:::::::!             ,,..ゝ!       ゙!   ヽ '      .゙!  7         | トy'/
_,,. -‐ヘ::::::::::::::ヽ、    r'´~`''‐、  /        !、  ‐=ニ⊃    /!  `ヽ"    u    ;-‐i´
 !    \::::::::::::::ヽ   `ー─ ' /             ヽ  ‐-   / ヽ  ` ̄二)      /ヽト、
 i、     \:::::::::::::::..、  ~" /             ヽ.___,./  //ヽ、 ー         / ゝ
 .! \     `‐、.    `ー;--'´             //イ;;:::::    //〃 \   __, ‐'  / / \
  ヽ \     \   /               /  /i:::::.   //      ̄ i::::: / /

205名無しさん@ピンキー:03/08/05 22:56 ID:TiQpgRZU
G.A.ドキドキ☆
全ての未完SSの続きに超期待
206玉露入り茶 ◆I3FooYH6LE :03/08/05 23:18 ID:PK4b/1bh
俺はひたすらその動作を繰り返していた。
何故なら、その後はどうすればいいのかが判らなかったからだ。
いや、その動作でさえ本能に従っただけだ。
あいつが何を望んでいるのか、どうして欲しいのかが子供の俺には理解できなかった。

俺は知らず知らずのうちに手を止めていた。
キョトンとした顔で、あいつが俺の方を見ている。
「…どうか…しましたか?」
「いや……」
俺の思いに気付いたのか、あいつは俺ズボンをに手を伸ばし、一気に下ろした。
「うわ!いきなり何すんだよ!」
「わたくしばかりでは不公平かと思いまして。ここからは、私にお任せくださいまし」
そういって、ゆっくりと俺の下着を下ろしていった。
「まぁ、可愛いこと」
俺のそれをマジマジと見てそう言う。
「こ…子供あつか…いぃ?」
あいつは俺のを口に加えてた
207玉露入り茶 ◆I3FooYH6LE :03/08/05 23:20 ID:PK4b/1bh
「な、何やってんだぁ!?そんな所…」
「うふふ、可愛いサイズですわね…」
ぎこちない手つきで俺のを触ってくる。
ひんやりとした指が俺の太もも辺りに置かれ、暖かく、軽くザラザラした舌の感触と
軽く当る硬い歯。頬の内側の柔らかさ。
「んっ…」
俺が我慢できずに声を漏らすと、あいつは上目使いで軽く微笑んだ。
そして、ゆっくりと俺の皮をめくっていく。
「ミント…少し痛い」
俺がそう言うと、少し捲れた皮の中に舌を入れて、少しづつ回して行く。
俺のが完全に捲れた時、なんだか体がビクビクいって、なにかが出た。
「…ミントごめん。漏らしたかも…」
あいつは俺のほうを向き、一瞬表情を険しくすると、俺のを飲み辛そうに飲み込んだ。
そして少し大人のように微笑んだ。
心臓がバクバクいって、さっきまでの凍えそうな寒さはどこかへ飛んでいっていた。


まだここまでしか書けてないのです…。
間があきすぎてすんません
208名無しさん@ピンキー:03/08/05 23:45 ID:Y362IyS8
>>207
キターーーーーーーー!!
ミントたんがリードしてる…(;´Д`)ハァハァ

急がなくてもゆっくりマイペースで書けばOKですよ。
209名無しさん@ピンキー:03/08/06 00:55 ID:LoPHOyBi
「遅いですね…」
エンジェルルームでウォルコットはフォルテの帰りを待っていた。
フォルテは半日ほど前に任務にでていき、連絡もいっさいなかった。
プシュー
ドアの開く音にウォルコットは慌てて振り向いた。
「フォルテさん…心配し…!?」
彼女は右半身、血まみれの状態であった。
そのままフラフラと歩きどかっ、とソファーに座り込んだ。
「フォルテさん!だ、大丈夫なんですか!?すぐに医務室に行ったほうが…」
ウォルコットは必死だった。しかし、そんなウォルコットとは対照的にフォルテはずいぶんとさめていた。
「大丈夫…全部敵の返り血だから。ロストテクノロジーの争奪戦で、ね。」
「そ、そうですか、でもそれなら早く着替えたほうがいいですよ。」
フォルテは力なくため息をつき
「…中佐、あたしは、あと何人殺せばいいのかなぁ。もう…疲れたよ。」
高い天井を見上げ、力なく、搾り出したような声でつぶやいた。その眼に涙を溜めながら。
「フォルテさん…」
するとフォルテはウォルコットに自分の全体重をかけてよりかかった。
210名無しさん@ピンキー:03/08/06 00:56 ID:LoPHOyBi
「フォ、フォルテさん!」
「中佐…中佐ぁ…!」
フォルテは震えた声でウォルコットの胸に泣きついた。
ウォルコットは困りつつもよりかかってきたフォルテの肩を抱き寄せた。
最初は彼女のうなじからシャンプーか、香水の香りか、が漂ってきた。
しかしすぐに彼女を無残なものにしている、誰の物かもわからない血のにおいがして、
むせ返りそうになった。
だが…その血の臭い、彼女の涙、彼女の全てがウォルコットの中に哀愁、愛情
といった感情を作り出していった。
「あのですね…」
優しくフォルテの髪をなでながらいった。
「中佐…?」
「その…今晩私の部屋にきてくれませんか?このままあなたをほっておくわけには…」
ウォルコットの言葉にフォルテは嬉しそうに微笑んだ。
「うん…じゃあ、着替えてくるから、部屋にもどってて」



続きはまた後ほど…
211名無しさん@ピンキー:03/08/06 01:25 ID:pewpsj9q
キター!
フォルテ姐さんの小説…待ってました
続き期待してますよ
212173:03/08/06 09:27 ID:eI4zmpzK
今度はケーラが、驚きの目でヴァニラを見つめる。
「いいえ……ケーラ先生」
ヴァニラは消え入りそうな声で、やっとそれだけ口にした。
それはそうだ。ヴァニラの入隊検査記録にも、きちんと女性と記されていた。
半陰陽という報告もない。
「じゃあ、これは……?」
「それが……今朝起きてみたら、いつの間にか……」
生えていた、ということ? そんな馬鹿な……
もう一度しげしげと眺めてみる。
歳相応に可愛らしいペニス。
包茎ではあるが完全に閉じてはおらず、包皮の間から鈴口が顔を出している。
先ほどは驚きのあまり気付かなかったが、その根元に陰嚢は付いていなかった。
ちゃんと女性器がその位置にある。
要はクリトリスがペニスに成り変わっているという恰好だ。
213173:03/08/06 09:28 ID:eI4zmpzK
「……こんな大事なこと、どうしてすぐ相談してくれなかったの? ヴァニラ。
 そりゃ、恥ずかしいでしょうけど……」
「すみません……」
ヴァニラは心底すまなそうに言う。
「い、いえね、責めてるわけじゃないのよ?」
「はい……。
 今一時落ち着いているとはいえ、いつエオニア軍の攻撃があってもおかしくない状況です。
 攻撃があれば、また負傷者が出ます。
 そんな時に、ケーラ先生のお心を煩わすようなご相談をするのは、と……」
「ヴァニラ……」
「恐らく原因もすぐにはつかめないでしょうし、だから……」
ああ、そうなのだ。この子はこういう子なのだ。
そう思っていたからこそ、殊更冷静に振舞おうとしていたのだろう。
不安を押し殺して……
「馬鹿ねヴァニラ、そんなこと気にしてどうするの」
そう言って、ヴァニラの頭を優しく腕に抱える。
「すみません……」
腕の中からのくぐもった声を聞きながら、
ケーラはヴァニラをからかおうとしたことを後悔していた。
もっとも、そうしたからこそ、ヴァニラに起きた異変を知ることができたのだが……
214173:03/08/06 09:29 ID:eI4zmpzK
(あら? でも……)
と、ケーラは一つの疑問に行き当たった。
再びヴァニラを丸椅子に座らせる。ヴァニラは律儀に裾を掴んだままだ。
「自分で言ったくせに訊くのもなんだけど、
 どうしてこれがマイヤーズ司令と関係が……」
言いかけてケーラはその理由を悟った。
タクトの名を出した途端、ヴァニラのペニスがひくん! と反応したからだ。
しかし、気付かぬ振りで続ける。
「……マイヤーズ司令と関係があるのかしら?」
「いえ、あの……」
目を伏せるヴァニラ。
「もしかして、司令にいやらしいことをされたりとか……?」
「ち、違います……タクトさんはそんなことをする方ではありません……!」
気色ばんで否定する。
「じゃあ、どうして……?」
再び俯いてしまう。
その仕草とは裏腹に、自ら口にした「タクト」という単語に反応したのだろう、
ヴァニラのペニスはむくむくと頭をもたげ始めていた。
柔らかな包皮が剥け出し、亀頭が顔を見せ始める。
「あ……!」
ヴァニラは慌てて制服の裾を引き下げた。
215173:03/08/06 09:38 ID:eI4zmpzK
>>203 氏は、お見通しなのですね……

……というか、細切れで申し訳ありません。ちょっとずつ書いてるので……
でも、さすがに >>197 の切り方は中途半端過ぎでしたね。失礼しました。
(妙な物議を醸してしまったような……)

遅れ馳せながら、>>195 氏、>>198 氏、ありがとうございます。

>>180
シャトヤーン様……こんなお茶目な方だったとは。萌えまする。
実母に嫉妬するシヴァ様とかも見てみたいかも〜
216あぼーん:あぼーん
あぼーん
217あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/06 19:43 ID:A9HjTJ9W
>>209
ジーク姐さん!の漏れなんで
続き期待します!

>>玉露入り茶氏
キタ━━(・∀・)━━!!
ようやく来られましたね!
続きがんがってください。
218名無しさん@ピンキー:03/08/06 21:23 ID:09j4iaOj
>>181-191
可愛いシャトヤーン様がヨカータ
そんでもってイイ思いばっかりなタクトが羨ましい・・・(;´Д`)ハァハァ

>>206-207
ここぞと先行してあげるミントさんがイイ!!
まったり書き下ろしてくださいな

>>209-210
桜花氏のSSに続くシリアス路線ですね
フォルテさんが中佐にどう介抱されるのか気になるハァハァ

>>212-214
ケーラ先生も好きなので
理性を抑えきれなくなったヴァニラさんに食べられる
・・・よりは先生がヴァニラさんを食べるのが妥当ですか(;´Д`)
219あぼーん:あぼーん
あぼーん
220桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/08/07 15:09 ID:adRSrBQq
覚えている方はいないと思いますが何とか前スレの続きが完成しました…
かなり長くなってしまったのですが…落としてみます


「いいのか、俺で…」
俺の言葉に少女は微笑みを浮かべてコクリと頷く。
「…後悔するなよ…」
この少女が望むなら、俺に出来る事をしよう。それで、あの笑顔を取り戻してくれるなら…
俺は少女の唇に自分の唇を押し当てる。
「ん…」
少女はまだ慣れていないのか、俺の舌に自分の舌を絡ませようと必死になっているのが窺えた。
「んんっ…ん…はぁ…」
そっと唇を離す。俺の舌から少女の舌に唾液のブリッジが伝う。
「エヘヘ…こういうキスをしたのは初めてです…」
少女は顔を赤く染めてそう言った。その恥ずかしげな表情が俺の心を大きく揺らす。
(やばいな…本気で可愛い…)
照れを隠すように、俺は少女との絡みを続ける。
次に俺は少女をベットにそっと押し倒した。少女も抵抗することも無く、その体をベットの横たえる。
先程は少女の裸を見ても何も感じなかったが、今は違う。
白くふっくらとした少女の体に俺の目は釘付けになる。
「あ、あの…そんなにじっと見つめられたら…恥ずかしいです…」
俺の目線に気付いたのか、少女は胸を両腕で隠す。
「すまない…だが…綺麗だよ…」
俺はそう言って再び少女の唇を奪う。今度は少々強引に舌を少女の口に押し込んだ。
「あぁ…ん…んんっ…」
そして俺は少女と舌を絡ませながら彼女の豊かな胸を揉む。
「んんっ……」
唇を奪われながら、少女は胸から伝わる感覚に必死に耐えている様子だった。
長い口付けの後、俺が唇を離すと、少女の目は何か陶酔したように虚ろになっていた。
221桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/08/07 15:10 ID:adRSrBQq
それから俺は少女の乳首に軽く噛み付き、舌で嘗め回す。
「あんっ…!」
思わず少女の口から喘ぎ声が漏れる。俺はその声には構わず、もう一方の乳首を指で攻め始める。
「ああっ!あっ、だ、ダメですっ…」
「…感じ過ぎて、つらいのか?」
「あ…い、いえ…頭がジンジンして…ヘンな感じなんです…」
「だったら、問題ない…」
そして俺は少女の下半身へ手を延ばし、その秘部に触れる。
「ああっ!」
ビクン、と少女の体が大きく反応する。
多少濡れてはいるようだったが、まだ挿入するには早いようだった。
俺は一方の手で胸を攻めつつ、さらに少女の秘部を弄った。その度に少女は声を上げる。
「あっ…ああっ!ああんっ!」
「…感度はいいみたいだな」
俺はわざと少女に意地悪く言い放つ。
「ち、違いますぅ…あんっ!」
「何が違うんだ?」
「そ、その…あなたが上手だから…ああんっ…!」
忘れていた。俺は、少女のあの忌まわしい体験を忘れさせようとしていたのに…
俺は少女を攻める手を一端止めた。
「……?どうしたんですか…?」
「いや…優しくするっていうのを忘れてた」
「…そんなことないですよ。あなたは…優しい人ですから…」
少女が顔を赤らめて恥ずかしげに言う。
その表情に俺は再び心を奪われた様だった。自分でも照れてるのがわかる。
そんな事を誤魔化すように、俺は少女を再び攻め始める。
222桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/08/07 15:10 ID:adRSrBQq
今度は少女の股に顔を回し、少女の花弁を直に確認する。
充血したように真っ赤になった少女の秘部は、神秘的な美しさすら感じた。
「いやぁ…そんなに見ないでぇ…」
少女が何とも言えない甘い声で言う。
「力を抜いて。痛くはしない…」
そう言って少女を落ち着かせる。
実際に少女が落ち着いてくれたかどうかはわからないが、膝にかかった力は緩くなった。
俺は少女の股に顔を埋め、その秘部を舌で嘗め回した。
「ひゃうんっ!」
少女はその体を大きく震わせ、声を上げる。
俺はその声に構わず真っ赤になったクリトリスを舌で攻め、さらに膣口に吸い付いた。
「ああっ!す、吸っちゃだめぇっ…ああんっ!」
少女はさらに大きく体をくねらせ、次々に湧き上がる感覚に耐えていた。
(そろそろいいか…?)
少女の膣口が次々と湧き出てくる愛液でしっかり濡れている事を確かめ、
俺は徐にズボンを下ろして自分のモノを出した。
少女は勃起した俺のモノを見て少し緊張しているようだった。
先程はこの様に見つめる暇も無く犯され続けたのだから、無理は無いだろう。
そんな少女を安心させるように、俺は少女の顔に手を添えて言う。
「大丈夫だ。痛くないようにするよ」
自分でも自信は無かったが、少女の悪夢を少しでも呼び覚ましたくは無い。
そんな俺の思いに気付いてくれたのか、少女は俺の手を優しく握り返してくれた。
「はい、あたしは大丈夫ですから…お願いします…」
223桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/08/07 15:11 ID:adRSrBQq
ゆっくりと少女の膣内に俺のモノを収めていく。
膣の入り口は締り、俺のモノが膣内に入る感覚が強烈に伝わってくる。
「あああっ…!」
少女は俺のモノを挿入されていくに従って大きく体を震わせる。
「…痛いのか?大丈夫か?」
少女が上げる声に、俺は思わず少女に声を掛ける。
「な、なんでも…ないんです…ただ、すごく切なくて…」
「辛かったら…言ってくれよ」
「…はい。お願いします…」
その言葉を契機として、俺は腰を動かし始める。
少女に負担が掛からないようにしたつもりだが、
少女の中は俺の想像以上に狭く、俺のモノを容赦無く締め付けた。
その感覚に俺の頭もショートしそうだった。
「ああっ…あんっ…ああんっ…!」
俺の腰の動きに合わせ、少女も喘ぎ声を上げる。
「ああぅっ!ま、また大きくなっ…ああっ!」
少女の締め付けで俺はすぐにでも絶頂を迎えてしまいそうだった。
だが、この少女の辛い思いを断ち切るためなら…
「あっ、あああっ…!奥に当たってぇっ…!」
目の前で俺と繋がっているこの少女を、永遠に抱き留めていたかった。
俺は少女を抱き締め、さらに膣の奥へと自分のモノを突き立てる。
「あああっ!だ、だめぇ…そんなにぃ…!」
少女の切なげで、そして可愛げな表情を、俺はこの目にしっかりと焼き付けた。
「や…やあっ!あ、あたし…もうっ…!」
「……ッ!」
「あっ、ふああっ!あああああっ!」
そして、俺は絶頂を迎える寸前で少女の膣から引き抜き、少女の腹の上に射精した。
224桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/08/07 15:11 ID:adRSrBQq
「…ありがとう…ございます…」
「…何が…だ?」
「その…とても優しくしてくれて…」
少女はベットのシーツに包まり、恥ずかしげにこちらを見つめていた。
その顔にはすでに暗い影は無く、健やかな表情を見せてくれた。
俺はその少女の顔を直視できず顔を背ける。何だか、凄く恥ずかしく思えてくる。
だが、一方で嬉しかった。これで少女があの記憶を少しは薄める事が出来たと思えば…
「あの…」
見ると少女が恥ずかしそうな顔で起き上がり、こちらを見つめていた。
「何だ、どうした?」
そんな少女に対し、俺はぶっきら棒に答える。だが、内心ではこんなやりとりすら嬉しく感じられた。
「…もう一度、キス…してくれますか?」
頬を赤く染めて言う少女に、再び俺の気持ちが高まる。
「ああ…いいさ」
「あっ…んんっ…」
少女の望み通り、何度目かのキスを交わす。今度は少女の方から積極的に舌を絡めてくる。
「あ……ん…ふ…ぁ…」
少女の喘ぎ声が漏れる。俺の気持ちはその声によって再び揺さぶられる。
唇を離すと、俺は思わず少女を抱き締めていた。
「…少しは忘れられたか…?」
そして、俺は恐る恐る核心を少女に尋ねてみた。
その俺の問いに対し、少女はゆっくりと頷くことで答えた。
そして、俺の腕の中で満面の笑みをこちらに向けてくれた。
(こりゃ、完全に惚れちまったな…)
自分でも十分意識している。この少女の虜になってしまったことを。
この笑みに、この可愛らしさに、この守ってやりたくなる姿に…
225桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/08/07 15:11 ID:adRSrBQq
そんな甘い思いを抱く俺をモニターの警告音が現実に引き戻した。
その突然の出来事に、少女の顔は再び怯えた色に染まる。
俺は少女の頭を軽く撫でて落ち着かせると、モニターの通信に答える。
相手に少女が見られない様にあらかじめ映像モードは切っておいたが、それも不要だった。
『副長、こちらにおいでですか?至急発令所までお戻り下さい!』
通信は指揮所からのものだった。よほどの事態なのか、音声のみの通信だ。
「落ち着け、状況を報告しろ」
『敵襲です。アステロイド帯に敵が潜んでいました!現在急速接近中です!』
「わかった。敵の規模はわかるか?」
その俺の問いにオペレーターは一瞬息を詰まらせたのが伝わってきた。
そして…絶望的な返答が返って来る。
『反応数4、例の紋章機です!』
その言葉に俺だけではなく、背後にいる少女も息を呑んだのが分かった。
「わかった…すぐに向かう。艦長、いや指令にそう伝えてくれ」
冷静を装いつつ返答し、向こうの了解を聞かずに俺は通信を一方的に切った。
内心舌打ちしつつ、少女のほうを向き直す。
見ると少女も俺の方をただじっと見つめていた。
その表情は安堵と後悔、そして申し訳なさが混じった様な複雑なものだった。
何故かは分からないが、その時俺は二度とこの少女とは会えない予感に襲われた。
あの紋章機の威力を目の当たりにして間もないせいもあったが、何か特別な予感がしたのだ。
それは何かは分からなかったが、偶然出合ったこの少女と別れるのもまた偶然の出来事なのかもしれない…
226桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/08/07 15:12 ID:adRSrBQq
(これが、最後かもな…)
内心でそう思いつつ、俺は少女を再び抱き締めた。
「大丈夫だ。大丈夫…俺が守ってやる。敵からも、味方からも」
それは俺自身を慰める為の言葉だったのかもしれない。自信など無い。
だがこうでも言わないと、少女だけでなく俺も不安で潰されそうだった。
少女は抱き締められた俺の腕の中でただ黙っていた。
正直、何か言葉を掛けて欲しかった。それが俺にどれほどの力になるか…
だが時間は非常な物だった。艦が戦闘に突入したのだろう、急に部屋全体が大きく揺れる。
俺は少女を離し、指揮所に向かうべく背を向ける。
もう、二度と少女の方を振り向かないつもりで。
そしてドアノブに手を掛けたその時―
「あの……」
少女がはっきりと俺に声を掛けたのが分かった。
俺は一瞬振り向くのを躊躇ったが、結局少女の方へ顔を向けた。
「あの…あなたの名前…教えてくれますか?」
少女も何かを感じていたのだろう。精一杯の笑みを浮かべて、俺にそう問いかけてきた。
その少女の笑みに俺も自然と自嘲的な笑みを浮かべる。そして、答えた。
「ライルだ。レイモンド・ライル。君の名は?」
別に聞きたいということは無かった。だが、自然と俺の意識は少女の名前を聞いていた。
「…あたしは、ミルフィーユ・桜葉です。ライルさん…」
ミルフィーユ・桜葉。その名前を胸に刻み、俺はドアに手を掛け部屋を出る。
そして最後に、こう少女に言った。
「…一生、忘れないさ」
少女からの返答を聞かずに俺はドアを閉め、ロックを掛けると指揮所へ向かった。
227桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/08/07 15:12 ID:adRSrBQq
艦内に警報音が鳴り響く。クルー達もけたたましく走り回っている。
既に戦闘に入ったことは、艦の動きですぐにわかる。
乗員の事を全く無視した操艦は、この艦が敵の攻撃を必死に回避している事を示していた。
俺も艦の凄まじいローリングに耐えつつ、戦闘指揮所を目指して歩みを進める。
突如、艦が大きく揺れる。被弾したのか、それとも…
『ニーベルンゲン被弾、戦闘行動不能!後落します!』
戦闘オペレーターの悲鳴に近い声が艦内に響く。僚艦がやられたのだ。
内心毒づきながら目的地を目指して進む。何度も揺れる艦に足を取られつつ、俺は半ば意固地になっていた。
だが、次の瞬間、物凄い衝撃が艦を襲った。
俺は自分の体が一瞬宙に舞ったのを感じた。そして次の瞬間、背中から床に叩きつけられた。
脳髄まで響く衝撃に必死になって抵抗したが、俺の意識は段々遠のいて行く。
「……」
声を上げてみようともしたが、無駄だった。そのまま、俺は気を失っていった…

次に目を覚ましたのは、艦の床の上だった。
先程の激しい艦の動きとは裏腹に、今は静寂が辺りを支配していた。
遠くから響いてくる艦の機関の音も聞こえない。どうやら、状況は最悪のようだ。
兎に角、現状を確認しなければならない。俺はまだ痛みの残る体に鞭を打って立ち上がる。
そして手近なモニターから通信を入れてみる。だが、どこも反応は無かった。
内心落胆しつつ、俺は辺りを見渡す。どうやらこのブロックはほとんど被害が無いようだ。
だが、俺はここでようやく大切な事を思い出した。あの少女の事だ。
味方に殺されてしまっては元も子もない。俺は自分の個室へ歩く向きを変えた。
228桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/08/07 15:13 ID:adRSrBQq
体へのダメージがまだ残っているせいか、思うように歩けない。
そして、周囲への注意力も欠いているようだった。
突然、目の前に一人の女が現れたのだ。長い金髪と赤いチャイナドレスが暗い通路で良く映えていた。
俺は一時、状況が飲み込めずに呆然とその場に立ち尽くす。
そんな俺をその女は見逃さなかった。女は一気に俺との間合いを詰め、鋭い蹴りを放ってきた。
女の蹴りが俺の右腕を直撃する。その勢いで俺は通路の壁に叩きつけられる。
女は攻撃の手を緩めない。さらにもう一発の蹴りが今度は俺の側頭部に命中した。
目から火花が散る、という表現が見事に当てはまった。
完全に延びきった俺に掴みかかり、その女は一気にまくし立てる。
「ちょっとアンタ、アタシの言うことがわかる!?紋章機のパイロットをどこに隠したのよ!」
女の声は意外にも高く、若若しい感じがした。尤も、今の俺には頭に響くその声は苦痛でしかなかったが。
そうか、あの少女を救出に来たのか…
俺は左腕を上げ、自分の個室のある方向を指差した。
「その通路を行って、副長と書かれた札のある部屋にいる…」
喉の奥から声を振り絞って言う。どうやらこの女にはしっかり聞こえたようだった。
「信じていいの…?」
顔に警戒の色を滲ませ、女が尋ねる。俺にここまでしておいて、本当に疑り深い女だ。
俺は懐から自室のカードキーを取り出し、女の目の前に示す。
「さっさと…救ってやれよ…」
自分でも減らず口だな、と思う。
だが、もしかするとそれは俺の小さな抵抗だったのかもしれない。
あの少女は、俺の手で救ってやりたい。そんな思いがいつの間にか芽生えていたのかもしれない…
そして俺が吐き棄てた言葉に女も一瞬、怒りの表情を示した。
だが女は何も言わずに俺の手からカードキーを奪い取り、俺の個室に繋がる通路へと姿を消した。
その女の後ろ姿を俺は黙って見送った。
そうだな、これでいいんだ。これでな…
229桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/08/07 15:15 ID:adRSrBQq
「こちらカンフーファイター、アタシよ。ミルフィーを救出したわ」
『本当か、ランファ。よくやってくれたよ。ご苦労さま、帰艦してくれ』
「了解。とっとと引き上げるわね」
『フォルテも無事に脱出したし、ラッキースターもヴァニラが回収してくれた。作戦は大成功だよ』
「当たり前じゃない。アタシがミスをするワケないでしょ?」
『ハハ…じゃあ、無事に帰って来てくれよ。ミントが退路を確保してる』
「わかってるわ。じゃ、切るわね」
そう言って一端通信を切るランファ。そして軽く息をつく。
彼女の膝の上にはシーツに包まったミルフィーユが座っていた。
「結局、あの男に助けられたってワケね…」
ランファがぽつりと呟く。実際、あの男が言った部屋はすぐに見つかり、キーも一致した。
すっかり散らかったその部屋の中では裸のミルフィーユがシーツに包まってじっとしていたが、
ランファが助けに来た事に気付くと彼女は泣きながら抱きついてきた。
今は落ち着いたようだが、泣きじゃくるミルフィーユをなだめるのは大変だった。
そんな事を思い返していたランファは、ふとミルフィーユの横顔を見た。
ミルフィーユは今しがた脱出してきた敵艦をじっと見つめている様子だった。
「ミルフィー、どうかしたの?アンタの機体はしっかり回収したわよ?」
不審に思ったランファが声を掛ける。
「あ…う、うん。何でもないよ、ランファ」
艦から目を逸らし、ランファに笑いかけるミルフィーユ。
そのぎこちない笑みと曇りの残る声にランファはミルフィーユの身に何かがあった事を悟ったが、
今は敢えて何も尋ねない事にした。
「ま、いいんだけどね…」
そう言って彼女もミルフィーユが捕らわれていた敵艦を改めて見遣る。
ランファには、それはまるで宇宙に漂う大きな墓標の様にも思えた。
(あの男…かな…)
ランファはそんな内心の思いを突き放すかの様に、機体を加速させた。
次第にその艦から遠ざかっていくカンフーファイター。
ミルフィーユは離れていく敵艦をその姿が見えなくなるまで見つめ続けていた。
230桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/08/07 15:16 ID:adRSrBQq
結局、俺は皇国軍に投降した。
偶然近くを行動していた艦隊が俺達の艦を調査しに来たのだ。その調査に来た連中に世話になった。
普通なら宇宙の藻屑になっていたところだ。まさに幸運としか言いようが無い。
それがこの戦争が終わるちょうど一週間前のことだ。
だが、幸運はそれだけでは終わらなかった。
捕虜になった俺は戦後、軍法会議に掛けられた。罪状は勿論、エオニア軍への裏切りだ。
国家反逆罪に当たる訳だから、銃殺刑は当然。良くて永久禁固か辺境への配流だろうと思っていた。
だが、判決は「懲役10ヶ月」。聞いた俺が拍子抜けした。
裁判長であるどこぞの中佐は面白く無さそうに「上からの指示だ」と言い放って席を立った。

そして、刑期を終えた俺は娑婆に戻ることになった。
軍刑務所から出るバスに乗り込む。俺を含めて、釈放組は7人だ。
デブの係官が俺達を見回し、運転手にバスを発車させるように言った。
車窓から久し振りに見る外の風景を眺めながら、俺は脇に挟んだ新聞を取り出す。
気の利いた刑務官が俺に社会勉強のためだと言って渡してくれた物だ。
皇国の復興が進んでいることを示す記事が多い中で、俺の目は一つの記事に釘付けになる。

 『皇国の英雄、世紀の成婚!』
 皇国軍は27日付けで、タクト・マイヤーズ大佐(22)とミルフィーユ・桜葉少尉(18)の成婚を発表した。 
 マイヤーズ大佐は先のエオニア内乱の際に皇国軍の近衛部隊、ムーンエンジェル隊を率いて
 反乱の鎮圧に大きく貢献し、また桜葉少尉はその一員として多大な戦果を挙げるという活躍を収めた。
 この発表は軍のイメージアップと共に…

その記事に添えられた写真の中で、あの少女が戸惑いながらも笑みを浮かべていた。
その隣にいるのが婚約者の大佐殿なのだろう。こちらは自信に満ちた表情でその少女の傍らに立っていた。
(世紀の成婚、か…)
俺は新聞を閉じ、窓から注ぐ日の光を感じつつ静かに目を閉じる。
(いいさ。あの子の一番の笑みは、俺の胸の中にあるんだからな…)
231桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/08/07 15:18 ID:adRSrBQq
長々と失礼しました。これで終章です。
色々とツッコミどころはあると思いますが、感想を頂ければ幸いです。
次はランファ×シヴァとか書いてみようかとも思っています。では。
232名無しさん@ピンキー:03/08/07 16:47 ID:wymzjfNs
タクトは負け組
233名無しさん@ピンキー:03/08/07 16:48 ID:4EsplVvA
                / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     デケデケ        | キター!!
        ドコドコ      \
   ☆      ドムドム      ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ☆   ダダダダ! 
  ドシャーン!  ヽ            ♪
         =≡=  ∩_∩     ☆
      ♪   / 〃(*゜∀゜*)    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ   ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
234名無しさん@ピンキー:03/08/07 16:49 ID:4EsplVvA
>>232
WHY?
235名無しさん@ピンキー:03/08/07 19:22 ID:/3AUaju1
>>234
「タクト死ね」は名言だから
236あぼーん:あぼーん
あぼーん
237あぼーん:あぼーん
あぼーん
238名無しさん@ピンキー:03/08/08 11:11 ID:6BZWc6Zu
>桜花氏
ついに完結しましたね。
オリキャラを使った作品は最初は抵抗感があったのですが
この作品においてはよかったと思います。
ミルフィーユの大人の面が色濃く出ていて、
彼女の新たな魅力を引き出しているのも良かったですよ。
ランファ×シヴァにも今から期待してます…ハァハァ
239^-^)ノ匿名でok!:03/08/08 11:36 ID:H5HTVQ17
24075375:03/08/08 11:53 ID:CubFkWqk
241あぼーん:あぼーん
あぼーん
242あぼーん:あぼーん
あぼーん
243あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/08 14:37 ID:/CQoi2oZ
>>桜花氏
乙です。
へタに感想書くのもアレなんですが…
何とも言えない切なさがこみ上げてきますね。
とにかく、良かったです。
244あぼーん:あぼーん
あぼーん
245玉露入り茶 ◆I3FooYH6LE :03/08/08 19:40 ID:MKqJj4Ni
>>桜花氏
凄い……
これしか言えません…

246あぼーん:あぼーん
あぼーん
247あぼーん:あぼーん
あぼーん
248あぼーん:あぼーん
あぼーん
249ぷんすかぷんすかぷぅ:03/08/09 10:49 ID:1YbShASX
久々に来たら、桜花氏キタ━━(・∀・)━━!!
助け出されてから、タクトと結婚する事になるまで、ミルフィーの心にどんな変化があったのか、
色々と想像出来て良いでつよ!

漏れも新作書こう。桜花氏の作品が完結した事もあり、これでネタかぶりも大丈夫(w
まあ、それ以前に明日までに仕上げないといけない原稿があるのに、完成のメドが立ってないのだが・・・。

250名無しさん@ピンキー:03/08/09 11:55 ID:LQtQrCOu
ちとせ「あ・・・兄様、こんなところで・・・」
タクト「え?何かおかしなことやってる?」
ちとせ「ここは仕事場です!誰かに見られたりでもしたら・・・」
タクト「じゃあ、誰も見てないところならいいんだね?」
ちとせ「い、いえ、そういう事では・・・」
タクト「・・・昔はそんな事気にしなかったのになぁ」
ちとせ「今は・・・置かれている立場が違います・・・」
タクト「今でも・・・変わらない事があるだろ?」
ちとせ「・・・?何が・・・ですか?」
タクト「ちとせの・・・ここのことだよ」
ちとせ「あ、兄様、そこは・・・」
タクト「ふふふ…昔からちとせはここが……………」
ちとせ「…………………ん?ど、どうされたのですか、タクト兄様?」
タクト「…お前………ちとせじゃないな?」
ちとせ「…………はい?」
タクト「俺の知っているちとせは、こんな所に毛は生えていなかった!お前は偽者だ!!」
ちとせ「………え?(汗)」
251名無しさん@ピンキー:03/08/09 12:36 ID:ynZm9XHS
旧ちとせスレからのコピペか
ってか上半分は俺が書いた記憶が・・・
252あぼーん:あぼーん
あぼーん
253あぼーん:あぼーん
あぼーん
254名無しさん@ピンキー:03/08/09 13:48 ID:5UCxGIiu
://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1045134320/678
255名無しさん@ピンキー:03/08/09 13:49 ID:5UCxGIiu
葉鍵板の「葉鍵的SSコンペスレ」を見て思いついて、この板でも
「コンペ」を企画してます。
第1回目のお題は「初体験」。締め切りは8/20のAM8:00までです。
詳しいルールは、下記のスレにありますので、ご一読の上、
是非とも投稿してください。お願いします。
URLはこちら
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1060124470
256あぼーん:あぼーん
あぼーん
257あぼーん:あぼーん
あぼーん
258あぼーん:あぼーん
あぼーん
259あぼーん:あぼーん
あぼーん
26060732:03/08/09 20:35 ID:DWqscPaD
261あぼーん:あぼーん
あぼーん
262名無しさん@ピンキー:03/08/10 01:51 ID:mzXXsDrf
カモン職人!
















(夏コミ前だから期待できないが)
263あぼーん:あぼーん
あぼーん
264名無しさん@ピンキー:03/08/10 19:02 ID:lnqOZR3a
>>262
せめてsageようぜ。
ageても来るのは職人ではなくて業者のみ。
265あぼーん:あぼーん
あぼーん
266あぼーん:あぼーん
あぼーん
267あぼーん:あぼーん
あぼーん
268名無しさん@ピンキー:03/08/11 09:33 ID:I32XM0P3
あの...突然申し訳ありませんが、第二スレの>>413の168氏のSS、どなたか補完してもらえませんか?
気がついたらすでに存在してなかったもんで・・・・(泣)

269あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/11 15:45 ID:KOvD4JFT
「作品投下だよ!ストライクバーストッ!!」

※今まで書いた話の外伝的なやつです。(そうでもない?)












現在、エルシオールは白き月を目指していた。
エオニア、そして黒き月に対抗しうる兵器がそこにあるという
僅かな可能性にかけて。

途中、惑星ブラマンシュでの補給作業を終え、一行は順調に
白き月へと舵を取っていた。
270あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/11 15:46 ID:KOvD4JFT
ある日の午後のエルシオール、ブリッジにて。
「レスター。ちょっと休んだらどうだ?お前、全然休んでないだろ?」
タクトが番茶をすすりながら問う。その問いに対し、
「お前とは鍛え方が違うんだ。ほっとけ。」
レスターが答える。それに対しアルモは
「副指令。無理は体に毒ですよ。ほら、ヴァニラさんの事もありますし。」
と心配そうに言った。
アルモは、エルシオールのクルーで、白き月に住む月の巫女である。
レスターの事が好きで、彼の身をいつも案じているのだ。
「大丈夫だって。お前こそ休んだらどうだ?」
「私はココと交代で休ませてもらってますから…でも副指令は指令が指揮をまかせっきりにして
 ミントさんといちゃついてばかりいるから全然休んでないじゃないですか。」
アルモはタクトをチラッと見て言った。
「ぐは。…まあ、ホントの事だからな〜。」
タクトはしばらく考える素振りを見せ、こう言った。
「あのさレスター、しばらく休んでこい。これは命令だ。」
「はぁ?命令なんて大それた事を……分かった。休ませてもらう。」
フォルテ同様生粋の軍人であるレスターは、命令という言葉に弱かった。

「って言ってもな…何処に行こうか。」
レスターは頭を掻きながらエルシオールを徘徊していた。
「……展望公園にでも行ってみるか…」
そう言いながらレスターは展望公園に足を進めた。エルシオールは儀礼船にも関わらず
非常に大規模で、公園や人工海まであるのだ。
271あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/11 15:47 ID:KOvD4JFT
レスターが展望公園に足を踏み入れると、そこにはどこまでも続いていきそうな草原と、
あちこちに生い茂っている草むら、そして木々が目に入った。
「……空気が美味いな…空調だって分かってても
 木々があるだけで空気が美味く感じられる…不思議なもんだ。」
レスターはそう言いながら歩み始めた。

しばらく進んでいくと、やがて人影が現れた。
桃色の髪の少女。ミルフィーユがへたりこんでいた。
うつむいたその顔にはいつもの笑顔は無い。
「よう、ミルフィーユ。どうかしたのか?」
レスターが話しかけると、ミルフィーユはぎこちない笑みで言葉を返した。
「あ……どうも、レスターさん。こんな所に来るなんて、珍しいですね。」
「久しぶりに休みを貰えたからな。ミルフィーユこそどうしてここに?」
「ピクニックですよ。」
「一人でか?」
「たまには一人もいいなと思って…そうだ、レスターさん。
 パウンドケーキ焼いたんですけど一緒に食べませんか?」
「でもお邪魔じゃないか?一人になりたかったんだろ?」
「そんな事無いですよ。今紅茶淹れますから、どうぞ座ってください。」
「それじゃあお言葉に甘えるとするかな。」
そう言うとレスターはそこに腰掛けた。
272あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/11 15:48 ID:KOvD4JFT
「…美味いよ、ミルフィーユ。」
「……ありがとうございます。」
相変わらず元気の無いミルフィーユに、レスターは尋ねた。
「……なにか悩みでもあるのか?」
するとミルフィーユは驚いた表情でレスターを見る。
「ええ?どうして分かったんですか!?」
「態度を見ていれば分かるさ。」
「そうですか…なるべく表に出さないようにしてたから
 誰にもバレないと思ってたのにな。」
(自分ではバレてないつもりだったのか…?誰がどう見ても
 考え事してるのがバレバレなんだがな)
レスターはミルフィーユのそんなところが子供っぽく、また可愛らしく思えた。
「…俺で良かったら…その、なんだ?…相談に乗るけど?」
ミルフィーユはきょとん、としてしまった。無理も無い。
普段はタクトにしか心を開かないと思っていたレスターがこんな言葉を発するなんて
夢にも思わなかったのだから。
「……やっぱ話したくないよなぁ…すまん、今のは聞かなかった事に…」
「いえ、話します…レスターさんにこんな話するのはヘンかもしれないですけど……」
「……本当に俺なんかに話していいのか?」
「はい…私の愚痴でよければ、聞いてやってください。」
273あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/11 15:48 ID:KOvD4JFT
「実は私…タクトさんの事が…好きだったんです。」
レスターはやはりな、と思った。それもそのはず、
ミルフィーユは普段も、笑顔を決して絶やさないような娘だが、
タクトと話しているときはそれが更に輝いて見えていたからだ。
「でも…結局……タクトさんはミントと…将来を約束するまでの仲にまで……」
「……」
「頭では二人を祝福してあげよう、そう思ってるんですけど……
 でも……あきらめきれないんです…」
ミルフィーユの目にうっすらと涙が浮かんでくるのがわかった。
その光景が、レスターの胸にきゅん、とくる。
「タクトさんが…好きで好きでしょうがないんですっ!!」
ミルフィーユは、泣き出してしまった。まるで悪戯を大人に叱られた子供のように。
レスターにとって、その光景は痛々しかった。そして、こんなに想われているタクトに
正直、憎しみさえ覚えた。
「ひっく、ひっく…くすん……ごめんなさいレスターさん…こんな話
 面白くもなんとも無いですよね……?…ひっく。」
「ううん。そんなことないさ。でも、これだけは言える。」
レスターは、まるで教え子を諭すかのように続けた。
「それはミルフィーユ。君自身の問題だ。俺がどうこう言える問題じゃない。
 ……すまない、こんな事しか言えなくて。」
「いえ…ありがとう、レスターさん……」
「……」
「……」
少しの間、沈黙が続いた。そして、レスターが重い口を開く。
「あのさ、ミルフィーユ。」
「…なんですか、レスターさ…」
レスターはおもむろにミルフィーユに抱きつき、こう言った。
「俺じゃあ…タクトの代わりにはならんか……?」
「……へ?」
「ミルフィーユ、君が…好きだ。」
274あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/11 15:49 ID:KOvD4JFT
ミルフィーユは状況が飲み込めずに、そのまま固まっていた。
その数秒後、レスターはミルフィーユから飛び退くようにして離れた。
ミルフィーユは我に返る。その頬はうっすらと赤く染まっていた。
「レスター…さん…?」
「ご、ごめんミルフィーユ。急にこんな事言われても困るよな…んっ!?」
レスターが言い終わらないうちに、
今度はミルフィーユがレスターに抱きついてキスをした。
「ミル…フィーユ?」
「えへへ…こんな事言われたの久しぶり…嬉しいです…」
「ミルフィーユ……」
「レスターさん、ミルフィーでいいですよ…へへ。」
ミルフィーユは笑みを浮かべ、言う。
(可愛い…もう、我慢できない……)
レスターはたまらずミルフィーユを押し倒した。
「きゃっ!」
「ミルフィー…もう…我慢できないんだ。」
「レ…レスターさん…」
275あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/11 15:49 ID:KOvD4JFT
レスターはゆっくりと続けた。
「君を…抱きたいんだ……って…何言ってんだ俺…ごめん……」
「いいですよ…」
「……は?」
「貴方なら…いいです。私を…抱いてください。」
「…俺なんかでいいのか?」
「はい…お願い…します……」
「ミルフィー……」
(俺はヤツの…所詮タクトの代わりなんだろうな…)
レスターはそんな事を思った。しかし、『ミルフィーユが好き』その気持ちが
彼の山のように高いプライドでさえ打ち砕いてしまう。
276あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/11 15:50 ID:KOvD4JFT
「んん……っ」
二人は舌を絡めあう。
ミルフィーユの舌、そしてレスターの舌が華麗にダンスを踊る。
しかしそれは意外にも
終始ミルフィーユがレスターをリードしているといった感じである。
「くちゅ……ちゅぱ……んんっ……」
レスターはミルフィーユの舌使いに目がトロンとなっていった。
「ちゃぷ……ぷは…っ……」
二人の舌からいやらしい虹色の架け橋ができる。
「あの…レスターさん。失礼かも…しれないですけど…」
レスターは悟ったようにミルフィーユにこう言う。
「何でもお見通しかな…そうだよ、俺、初めてなんだ……
 タクトと違ってこういうのには奥手っていうか…はは…」
レスターは情けなかった。そして、せめてタクトと一緒に遊んでおけば…
そんな事を思っていた。自分が宇宙一惨めとまで思えてきていた。
「いいんですよ。早い人もいれば、遅い人もいます。
 最初から上手な人なんていませんよ。」
ミルフィーユは薄っすらと笑みを浮かべた。
そして、今度は切なそうに、ゆったりとした口調で言う。
「あの…それと…タクトさんの事は……
 出さないで…ください…今、私が見ているのは貴方だけなんですから…」
レスターは、ミルフィーユがどうにもこうにも可愛くて仕方が無かった。
「ミルフィー……うん…」
277あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/11 15:50 ID:KOvD4JFT
レスターはミルフィーユの服を脱がしにかかる。
まずは、大きめの花をあしらった髪飾りをとってやる。すると、
随分と印象が変わった感じだ。
エンジェル隊一律儀に着られている軍服の上着を脱がすと、ブラに包まれた
二つの膨らみがあらわれた。そして、レスターはブラを外そうと手をミルフィーユの背中に
まわしていく。すると、ミルフィーユはこう言った。
「あの、レスターさん。このブラ、フロントホックなんですよ……」
「そ、そうなの…いや…緊張しちまってさ…ごめん。」
そう言いながらレスターはミルフィーユのブラのホックを外した。すると
服の外から見た以上に大きく、たわわに実った二つの乳房が顔を覗かせる。
その上にはピンク色に染まった、まるでさくらんぼの様な
可愛らしい乳首がツンと上を向いていた。
その乳房はまだ熟しきっていないにも関わらず、大きいのはもちろん
形がとても良く、綺麗な御椀型だった。
「それじゃ、いくよ、ミルフィー…」
レスターはそう言うと、ミルフィーユのゴムまりの様な乳房を二つ同時に揉み始めた。
「ん…っ……」
想像以上に柔らかい。とても気持ちいい。
レスターはこねる様にしてみたり、揉むようにしたり、強くしたり、弱くしたり……
とにかくいろんな風に揉んでみた。
278あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/11 15:51 ID:KOvD4JFT
「こんな感じで…いいのか?」
「ああんっ……レスターさん…上手…です…んん…くぅ…」
今度は、レスターは左手は右の胸を揉みながら左側の乳首に吸い付いた。
今までに体験した事の無い弾力。そして甘い香り。
レスターはそれを夢中になって舌で転がす。
「あふぅ…気持ちいい…です…あん……」
ミルフィーユの息が荒くなる。
「あの…そんなに左の乳首ばかり弄らないで…」
「す…すまない……」
「でも…気持ちよかったです…初めてとは思えませんよ。」
ミルフィーユは笑顔で言った。レスターはその光景だけで
心臓が飛び出しそうになった。

「今度は…私がいいことしてあげますぅ…」
そう言ってミルフィーユはレスターのズボンを脱がす。
「何か…恥ずかしいな……」
「私だって裸なんですから…おあいこですよ。」
そう言ってミルフィーユはトランクスも脱がした。すると、
もう既にギンギンになったレスターの物が露になる。
「大きい…ですね。」
「そうか…?」
「ここは清潔にしてないといけませんよぉ…ふふ。」
ミルフィーユはそう言うと舌でチロチロとカリの溝の部分を這わせていく。
279あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/11 15:51 ID:KOvD4JFT
「うッ…」
「ぺろ…ちゅ……ちゅ…っ」
そしてミルフィーユはおもむろにレスターの物を口いっぱいに頬張った。
「ちゅぷぅ…ちゅぱ……くちゅ……」
レスターの亀頭にミルフィーユの舌がヌラヌラと絡まってくる。
レスターはその気持ちよさに心ここにあらず、といった感じだ。
(気持ちいい…いきなりヤバい…)
自分のものにミルフィーユの生暖かい唾液が絡みつく快感。
ミルフィーユの一生懸命な顔がよりいやらしさを演出する。
愛しい人が自分のために……そう考えただけで
レスターの射精感は高まっていった。
「もう…だめだ……」
「そのまま出してくださって構いませんよ。」
ミルフィーユは口から物を離し、言う。そしてすぐさまに
フェラを再開した。
「ちゅば…ちゃぷぅ……んんっ」
「くっ…」
レスターは射精感で頭の中が真っ白になる。そして
ミルフィーユの口内に発射してしまった。
「んん……っ!」
「す…すまない……」
ミルフィーユは口の周りについたレスターの精液を舐めとりながら
言って見せた。
「ふふ…苦くて…おいしい……ですね…」
280あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/11 15:52 ID:KOvD4JFT
「じゃあ……脱がすぞ。」
既に服を脱ぎ捨てていたレスターはそう言いながら半ば強引に
ミルフィーユの下着をスカートごとずり下げた。すると
淡い桃色に染まった恥毛が露になる。
その奥には、更に濃い桃色の秘所が輝いていた。
「いっぺんに脱がさないでくださいよぉ〜…」
「どうせ脱がすんだからいいじゃないか…」
そんな会話をしながら、レスターはミルフィーユの秘所に
自分の物をあてがった。
「じゃあ…いくぞ……」
その時だった。
突如、草むらから小さい影が飛び出す。
「きゃっ!」
「なんだぁ……こりゃ、宇宙ウサギ……!?」
その直後、何か声が聞こえてきた。
「待って…ウギウギ……」
(げっ!この声…ヴァニラ!?)
ウギウギとはヴァニラが最近飼い始めた宇宙ウサギである。
まあ、そんな事はどうでもいいのだが。
レスターは立ち上がると、、ミルフィーユを連れて木陰に素早く隠れた。
「ウギウギ…待って…ウギウギ…」
ウサギと彼女はそのまま園外へ消えていった。
「ふう…こんなとこ見られたらホントやばかったな…」
「えへへ…そうですね…」
「……」
「レスターさん…?」
「あのさミルフィー…このまま…しないか?」
「え…?…ちょっ……あんッ!!」
レスターはそう言い、木にもたれかかったまま松葉崩しの体勢でミルフィーユの中へ
入っていった。
281あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/11 15:53 ID:KOvD4JFT
「あん…あん…ッ!」
レスターは後ろから右手でミルフィーユの右の乳房、
そして乳首を刺激しながら荒っぽく腰を振り始めた。
「んん…んん…はぁんっ…!」
ミルフィーユの声を噛み殺すかのような喘ぎ声。
それによりレスターの興奮は最高潮に達していく。
「んん…はぅん……あん…!」
「ど…どうかな……ミルフィー……」
「ん……ああんっ!はうわっ!あんっ!!」
ミルフィーユは、次第に快感を我慢する事が出来ずに、声を張り上げていった。
「いいですぅ…あん!レスターさ…ぁん!!」
レスターはその快感を少しでも長く味わおうと神経を集中させる。
「気持ちいいよぅ…レスターさぁん!!…はぅん!ああんっ!!」
やがて、レスターの頭の中に射精感が浮き上がってきた。
一度ミルフィーユのフェラで射精していたとはいえ、憧れの人との
セックスはそれは刺激が強すぎるのだ。
「あんっ!…あんっ!…ひゃうんっ!!」
「ミ…ミルフィー…もう…だめかも…」
「レスターさぁん!もう…私も…イっちゃいますぅ…はうぅ…」
レスターはスロートの速度を加速させた。ミルフィーユの喘ぎ声が
より激しく、公園中にこだましていく。
「あふっ!ああん!!もう…ダメですぅ……ああんっ!!」
「くぅッ!!」
「ああんっ!はぁんっ!……レスターさぁんっ!好きっ!!」
二人は無意識のうちに、口づけを交わした。
その刹那、レスターの精液がミルフィーユの膣内に流れ込む。
「好きだよ…ミルフィー……」
「熱い…レスターさんの……熱い…です……はあ…はあ…」
282あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/11 15:53 ID:KOvD4JFT
「…すまない。中に出しちまって……」
既に服を着終わったレスターが、申し訳なさそうに言った。
「ああ、大丈夫。安全日ですからね…レスターさん、初めてとは思えないくらい、
 上手でしたよ。」
「そりゃお世辞かい?」
「女の子は、こんな顔でお世辞は言わないものですよ♪」
ミルフィーユは服を着ながら、あっけらかんと言う。
「……」
二人の間に、ちょっとした沈黙の時が流れる。
その沈黙を破ったのは、ミルフィーユだった。しかし、そこには
先ほどまでのあっけらかんとした笑顔は無い。
「レスターさん…」
「なんだ?」
「レスターさんは…何処にも行きませんよね…?」
ミルフィーユは、そう言いながらレスターに抱きついた。
「…どうしたんだよ…?」
「こんな事言ったら…昔の男の話なんかしたら…私…嫌われちゃうかもしれない…」
「……」
「でも…貴方…レスターさんには…話しておきたいの…」
「…話してみなよ。俺はそんな事ぐらいで君を嫌ってしまうほど
 冷たい男じゃないよ…」
283あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/11 15:54 ID:KOvD4JFT
「実は私…2年前まで付き合っていた人がいたんです…」
ミルフィーユはゆったりとした口調で話し始めた。
「その人とは、将来を約束するまでの仲だったんです…でも…」
ミルフィーユの頬に一筋の光が輝く。
「その人…士官学校の軍事演習中に…ミスを犯した仲間を助けようとして…」
「……」
「星に…なりました……んんっ…ひっく…」
ミルフィーユは続ける。
「だから…だから……っ!!」
レスターはぎゅっとミルフィーユを抱きしめた。
「ミルフィーユ…!」
普段は天真爛漫で常に笑顔を絶やさない彼女が、過去にそんな十字架を背負って
生きていたなんて、正直、想像できなかった。したくもなかった。
「レスターさん…」
レスターは自分の胸に、何か込み上げてくるような気がした。
「俺は…俺は…何処にも行かない…何処にも……!!」
284あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/11 15:54 ID:KOvD4JFT
再び、エルシオールのブリッジ。
タクトとアルモが小声で話していた。
「なあ、アルモ…」
「何ですか、指令?」
「レスターのヤツ…休憩から帰ってきたら何か余計
 やつれてるような気がするんだけど?」
「そうですねえ…副指令の性格上
 指令みたいに遊びまわってるって事は無いと思うんですけど…?」
「あ!ヒドイな〜。まるで俺がいっつも遊んでるみたい…」
「実際そうでしょうが。」
「……反論できないのが悔しいぞ。」
そんな会話を聞いてか聞かずか、レスターが声をかけた。
「なあ、タクト…」
「んん?なんだい、レスター?」
「休みってのも…いいもん、だな…」
タクトはレスターのその顔に、心地よさとやるせなさが混じっているように見えた。
285あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/11 15:55 ID:KOvD4JFT
すいません…かなり設定矛盾っぽいですが
突っ込まないでください……(ヲイ
言葉の使い方も間違ってるとこあるかも…すんません。
286あぼーん:あぼーん
あぼーん
287名無しさん@ピンキー:03/08/11 16:48 ID:sOhu4zQz
>あべっくすしーる氏
お疲れ様です!レスターとミルフィーユの組み合わせは正直意外でした...
桜花氏と同様にアダルトなミルフィーユの魅力に悩殺されそうです(汗
てかいつの間にミルフィーユは彼氏を!?Σ(゚Д゚;) 
あとレスターはもっとぶっきら棒な口調でも良かったと思いますけど
その他は問題ないと思いますよ
(それにしても最近ミルフィーユ大人気だな...)
288名無しさん@ピンキー:03/08/11 17:14 ID:I95rd/k/
>>268
http://tokyo.cool.ne.jp/vanillah/mil_h.zip

ほいな。つか、誰か168氏の蘭花編持ってない?
289名無しさん@ピンキー:03/08/11 17:29 ID:I95rd/k/
>あべっくすしーる氏

楽しく読ませてもらいました♪
ミルフィーの過去が意外…でも確かにミルフィーって暗い過去ありそう…
タクトに振られておちこむミルフィーも萌える…

ただ、ちとレスターがミルフィーを好きになる過程があまりに唐突かも。
なんていうかこう…レスターの不器用っぽさが欲しいと言うか…セリフも、
徹底的に硬派を貫いて欲しかった…さすがにレスターが「ううん」とか「あのさ」
とか言うと鳥肌が(w
290あぼーん:あぼーん
あぼーん
291名無しさん@ピンキー:03/08/11 21:15 ID:ZxQBuagt
寝取られ・・・ムハァ♥
292あぼーん:あぼーん
あぼーん
293ぷんすかぷんすかぷぅ:03/08/11 22:34 ID:3qBxG9NP
ところで皆の衆。今月のドラゴンエイジは読んだ?
ゲームでは見れなかった、シヴァ皇子のドレス姿が見れますよ!
先月号の蘭花といい、最近のかなんは、漏れの萌えポイントを確実にヒットしてくるなぁ(w

>あぺっくすしーる氏
乙です。今、携帯から書き込んでるので、作品は明日改めて読ませていただきます。
しかし、ミルフィー×レスターですか。
漏れもココ×タクトとケーラ×タクトは考えていましたが……。
294あぼーん:あぼーん
あぼーん
295名無しさん@ピンキー:03/08/12 09:42 ID:KxlIRDTC
>>293
姐さんといいシヴァ皇子といい、ちゃんと見せ場があったのに、
ヴァニラは、ヴァニラは……(泣
296名無しさん@ピンキー:03/08/12 11:05 ID:XtMjr/fl
      l、、_     _,/'}
      |ヽ''~ ̄ ̄ ̄~`ヾ
     / ,,-‐‐   ‐‐-、 `v_'`、   ( こ  
    /:  '"⌒` ,: '"⌒`  | ニ_}  
    |::   , 、_:< __,、   ヽ  |   ┼'っ
  //::   /\i_i_i_/ヽ   |ヽ、|    l 
  /'../::    -=,=.ヮ.     |、.ノ    
 /':::|:::     /∠..._     |./    l | 
 !-'L|::.     ̄ ̄      v'     ノ 
.   ヾ:::..           /       。
.    , ゞ、、;;;,,_,,,..._;;;;;__,,..ノ、
    'ー┐,,..、_ ノ  l_,,,...、 _,,一``
297名無しさん@ピンキー:03/08/12 14:20 ID:CRlDfxOc
>>295
姐さんにも一応見せ場はあったんだしそのうちあるよ
298ぷんすかぷんすかぷぅ:03/08/12 19:09 ID:HErceCmL
>あぺっくすしーる氏
作品拝読いたしました。レスターをリードするミルフィー萌え。エロエロですな(w
漏れも負けてられんなぁ。
ところで、他の方もおっしゃってますが、レスターの口調はもう少し硬い目の方が良かったと思います。

「ううん。そんなことないさ。でも、これだけは言える。」
        ↓
「いや、そんなことないさ。だが、これだけは言える」

「ご、ごめんミルフィーユ。急にこんな事〜」
        ↓
「す、すまんミルフィーユ。急にこんな事〜」

てな感じですか。あと、セリフの最後は「。」付けない方が良いでつよ。

「ミルフィーユ、君が…好きだ。」
        ↓
「ミルフィーユ、君が…好きだ」

色々言ってスマソ
299名無しさん@ピンキー:03/08/12 19:37 ID:8etGweL0
台詞の文末に「。」をつけるのが正式だから、
つけない方がいいと勧めるのはどうかと思われ
300名無しさん@ピンキー:03/08/12 19:44 ID:CRlDfxOc
こういう小説の場合「」の途中で文が区切れるときは。をつけるが、最後には
つけないほうがすっきり見えるのですよん
301ぷんすかぷんすかぷぅ:03/08/12 21:41 ID:AMjpJK78
>>299
ちょっと言葉不足でしたね。
>>300さんが補足してくれてますが、小説では、「」の一番最後には。を付けないのが正式なのですよ。
勿論、途中で区切る所では付けますよ。
でないと某氏のSSのようになりますから(w
まあ、我々はプロではないし、出版するワケでもないので、どうでも良い事かもしれませんが。
あと、ついでに一つ言えば、「」のセリフの途中に?や!が付く場合、
次の一文字との間にワンスペース空けるのが正式な文法らしいです。

×「攻撃が効かない?じゃあコレはどうだい!ストライクバースト!」

○「攻撃が効かない? じゃあコレはどうだい! ストライクバースト!」

コレは漏れもできてませんが……。
302名無しさん@ピンキー:03/08/12 23:12 ID:XtMjr/fl
脳内編集しる!!
303名無しさん@ピンキー:03/08/13 02:58 ID:rONQv/OW
173氏の続きが読みたいです!
ヽ(・∀・)ノイイ!!
304あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/13 11:11 ID:4EYlTWeh
どうもみなさん、ご感想ありがとうございます。
…レスターの口調…皆さんのご指摘の通りで…
読み返したら、すっごい変や…
何かタクトと混ざってるー!!(w
次はキャラの口調を生かせるようにしたいです……

>>ぷんすか氏
細かい所のアドバイスもありがとうございます〜。
次はそういう所も気をつけて書いてみますね。

それでは。
305名無しさん@ピンキー:03/08/13 12:19 ID:ytvX7/GH

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ノーマシド用しおり
  ∧ ∧   
 (-ω-)< 今日はここまで読みましたよ     
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
306173:03/08/13 12:20 ID:cGVaXaky
>>303
ありがとうございます。
ただ、急に仕事が立て込んできてしまいまして……
(さらに W32.Blaster が追い討ちを)
書けるのはお盆明け以降になりそうです。ごめんなさい
307あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/14 23:56 ID:q3P0o+jE
保守
308名無しさん@ピンキー:03/08/15 09:49 ID:yHXpnaT3
保守
309名無しさん@ピンキー:03/08/15 15:10 ID:+OSMOstk
http://the.tgp-list.com/hello?id=1003851
210.142.178.146 , nsb.nag.ac.jp ?
310あぼーん:あぼーん
あぼーん
311名無しさん@ピンキー:03/08/15 15:44 ID:u9zGw08v
「」内に。や、は付くの付かないの?
ttp://homepage2.nifty.com/osiete/s465.htm
312山崎 渉:03/08/15 15:50 ID:7WSqfyM8
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
313名無しさん@ピンキー:03/08/15 21:45 ID:5B7bRk5s
さげ
314名無しさん@ピンキー:03/08/16 01:12 ID:hdy55yQP
age
315名無しさん@ピンキー:03/08/16 20:03 ID:prvg/ilY
定期保守
316名無しさん@ピンキー:03/08/16 20:23 ID:1tjnQ/f4
>>288さん、どうもありがとうございました。
蘭花編もあるんですか?誰か持ってませんかねぇ・・・
317あぼーん:あぼーん
あぼーん
318あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/18 12:29 ID:xwVgg7jn
あの…
新作張ってもいいっすか……?
319名無しさん@ピンキー:03/08/18 12:48 ID:1UesvAG1
どうぞ
320名無しさん@ピンキー:03/08/18 13:09 ID:BV/+oOLW
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!! 
321あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/18 16:22 ID:cdMMD+Ls
「小説投下ですわっ! フライヤーダンス!!」


…ミント編の最後のムービーを見たとき……
感動するより先に『いや、これってフィンファ○ネルのパクリだろ!!』と
思いっきり突っ込んでしまった漏れは逝ってよしなのでしょうか?

「くどいですわね♪」

……は? ミント…さん? その金棒……

「そう…今流行り(?)の…折檻ですわ♪」

ちょ…ちょっと待って…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

「氏なばもろとも、ですわっ!!」

うわぁぁぁぁぁ!!!
ゴス。グシャ。バキ。



では、本編へどうぞ。

※今回の話は、読者の方を無視した掃き溜めの様な文になってしまいました。
 こういう話に嫌悪感をもたれる方、ごめんなさい。

 今更ながら、俺の書くミントはテレパス使えないんです……
 言おう言おう思ってたんですが書きそびれちゃって……
322あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/18 16:23 ID:cdMMD+Ls
トランスバール皇国で起こったエオニアによるクーデターから数年が過ぎた。
女皇として立派に成長したシヴァ、そして宰相であるルフトの努力も手伝って
皇国は安定期へと向かっていたころの話。

タクトは皇国の英雄として、大将の称号を得、連合艦隊指令の地位を
築いていた。ちなみに、レスターは少将の地位を得たにも関わらず、相変わらず
タクトの補佐を務めている。
一年前、タクトはミントと結婚し、ミントはエンジェル隊、そして軍を辞めた。
現在、エンジェル隊は新人である烏丸ちとせが加わり、今まで通り
五人で活動している。

ある六月に入って間もない日の事。
連合艦隊旗艦・エルシオールは、二ヶ月間の軍事演習を終え、
トランスバール本星へ帰還していた。
エルシオール内、ブリッジ。
「やっと帰ってこられた〜! ほんと長かったなー…いやっほ〜!!」
タクトがまるで子供のようにはしゃぐ。と言うよりは
暴れまわっている、と言ったほうがピッタリだ。
「たった二ヶ月じゃねーか。そんな大げさな…とりあえず、落ち着け」
椅子に座ってコーヒーを啜るレスター。すかさずタクトが突っ込む。
「二ヶ月だぞ!? もう…あいつに会えるってだけで
 飛び上がりそうだよっ! …気楽でいいね、独身は」
「何だと!? 調子に乗るなよ、ロリコンタクト!」
「ロリコン!? ふざけるな!! ミントはロリじゃない!!」
そして喧嘩しそうな二人を、ココとアルモがなだめる。
「お二人とも、喧嘩はやめてくださーい!!
 (この二人、ホントに成長しないねぇ…)」
エルシオールのクルーは、相変わらずこんな事を繰り返していた。
323あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/18 16:24 ID:cdMMD+Ls
ミントが買い物かごをぶら下げながらスキップしている。
「ふんふんふ〜ん♪」
とても上機嫌で、耳が時折ぴこぴこ動く。
本当はタクトを迎えに宇宙港へ行きたかったのだが、
タクト曰く『命を狙われたらどうするんだ』との事で家でおとなしく待つ事になっていた。
「今日の晩御飯は…豪勢にいきましょう♪」
そんな事を考えながらミントは商店街へ向かう。

「た…たくさん買いすぎてしまいましたわ…」
ミントが荷物を重そうに抱え込んでいた。普通の人間なら
大したことの無い量なのだが、ミントにとっては
まともに歩くことさえ難しい量であろうか。普通の人から見れば、幼児虐待である。
「もうだめですわ…休みながら参りましょ……」
少し汗ばんだ額を、初夏の心地よい風が撫でていく。
「……気持ちいい…ですわ……」
ミントは荷物を運んでは休み、運んでは休み、を繰り返しながら
自宅へと向かっていった。
324あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/18 16:24 ID:cdMMD+Ls
(ミ…ミントたん……やっと見つけたよ……フフ…)
ミントが人気のない路地に差し掛かった時、怪しい人影がミントのすぐ後ろまで
迫っていた。
「ホント重いですわぁ〜…こんな事なら誰か連れてくれば良かったかしら…?」
しかし、荷物の重さとタクトが帰ってくる事へのうかれで全然気がつかない。
男は突如、ミントの腕を鷲掴みにする。
「…きゃあ!!」
荷物が地に落ちて、袋からこぼれ落ち、轟音が響き渡る。
ミントはその男に、奥の袋小路まで引きずり込まれた。
「あ…あなた…なんですのっ!!」
その男は中肉中背で、皇国の軍服を身にまとっていた。歳は二十台前半くらいだろうか。
「やっと二人きりだね…ひひひ……」
「あ…あなたは……ジーダマイア卿の…!」
その男はクーデターで殉職したシグルド=ジーダマイア元帥の
忘れ形見で、ヨハンといった。
大した努力もせずに親の名声と地位だけで大尉にまで上り詰めた男である。
「何を……するつもり…ですの!?」
ミントの顔がこわばっていく。
「……いいことだよ…僕にとっても…君にとっても……ひひ…」
ヨハンは顔をニヤつかせながら言った。
ミントが身の危険を感じ、腰に手をやる。まるで何かを取ろうとする動き。しかし。
「何するつもりだい…妙なまねしたら…殺すよ」
そう言いながらヨハンはミントを組み伏せ、その頬にナイフをつき立てた。
「僕は…クーデターが起こるずっと前から…
 君が好きで好きでしょうがなかったんだよ……なのに………
 僕は…許せなかったんだよ…僕というものがありながら
 あんなスケベ男と結婚してしまった君が!!」
ミントは何かを口に出そうとしても、恐怖で言葉が出ない。
ただ、ガチガチと歯が鳴る音だけが響いた。
325あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/18 16:25 ID:cdMMD+Ls
「愛してるよ……ミントたん…くく……」
ヨハンは無理やりミントの口を自分の口で塞いだ。
「むぐぅ……っ!」
ミントは、必死に歯を食いしばり舌の侵入を防いでいた。しかし、そのうちに
舌がミントの口内へと侵入してくる。
「ん…ちゅ……んん……っ!!」
舌と舌が絡み合う。ミントの舌がヨハンの舌に捕まらないように必死に逃げるが、
すぐに追いつかれ、強制的に絡み合っていく。
「ん…ちゅ…ちゅっ……」
ミントの目じりからうっすらと涙がこぼれ落ちる。
ヨハンにとって、ミントの舌はとろけてしまうほど甘美だった。が、
ミントにとっては、それは拷問など問題にならないほどの苦しみであった。
「美味しいよぉ…ミントたんの舌…ひひ…」
「もう…やめてくださいましっ…!」
ミントが泣きながら訴えかける。
しかし、それはヨハンの性欲を増大させるものでしか無い。
「かわいい…ふふ……君はもう…僕のものだよ……ひひ……」
そういいながらヨハンは自分のズボンのファスナーをおろした。
そして、すでに直立したものが露になる。
「さあ…愛しのミントたん。コレを…しゃぶってよ…」
「いやぁっ! やめて! やめてくださいましっ!!」
ミントは必死にイヤイヤをした。
「聞き分けの無い子だなぁ…」
再び、ミントの頬に凶器がつき付けられる。ミントはもはや、
ヨハンの言いなりになるしかなかった。
326あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/18 16:26 ID:cdMMD+Ls
「じゃあ…口をあーんして……」
ヨハンはミントの可愛らしい口に自分のものを押し込む。
「んんっ!!!」
ミントは栗の花の刺激臭に吐き気を催す。それとは対照的に、
ヨハンは生暖かいミントの唾液によって早くも射精感が込み上げていった。
「ふふ…ミントたん…気持ちいいよォ……ひひ…」
ミントは、ヨハンのものをフェラし始めた。自分がタクト以外のものを受け入れているなんて
悪夢のように感じていた。いや、そう思うしか救いようが無かった。
「さあ…しゃぶって、ミ・ン・ト・たん!」
「んんっ…んんんっ!!」
ミントは泣きながらスロートし始めた。
「むぅ…んんっ……ちゅぅ……」
ミントの唾液が、ヨハンのものに絡みついていく。
泣きながらフェラをするミントの顔が、とてつもなく愛くるしく、また、いやらしい。
「気持ちいい…もっと速くやって…ミントたん…ふふ…」
「はむっ…んん…むぐぅ……っ」
ミントは、スロートの速度を速めていく。それに対しヨハンも、
快感を貪るように腰を動かしていった。
「ク…もう……だめだ……気持ち良すぎるっ!!」
これによってヨハンは全身の毛が逆立つかのような感覚に襲われ、そして果てた。
ミントの口内で果てたヨハンの精液はミントの口の中で収まるはずもなく、
その愛くるしい顔を汚していく。
「げほっ、げほげほっ! おえっ…げほっ!!」
「気持ちよかったよぉ…あはは…」
「もう…許して…くださいませ……」
327あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/18 16:27 ID:cdMMD+Ls
「それじゃあ…服をとっちゃおうか…ひひひ……」
ヨハンはミント着ていたブラウスを上半身剥ぎ取った。すると可愛らしいブラが現れる。
「ふふ…ブラジャーなんて付けてるのかい…見栄っ張りさんだなぁ……」
ミントの頬は、耐えられない程の恥ずかしさにより真っ赤に染まっていった。
「や…やめて……犯さないで……」
そして、ブラをも無理やりに剥ぎ取る。すると、まだ未成熟の乳房、
そして、桜色の乳首が露になった。
「やめて…くださいまし……っ!」
「もう…我慢できない……ひひ」
ヨハンはそう言うとミントを抱きしめ、左の乳首に吸い付いた。
そして、激しくしゃぶっていく。
「いや…いやぁっ!!」
「気持ちいいかい…ミントたん…」
ミントは激しく首を横に振る。
ミントは、自分が感じている事を…タクト以外の男に気持ち良くされている事実を
認めたく無かった。
「素直じゃないなぁ…じゃあ…」
今度は、指で右の乳首を愛撫しながら、ミントの首筋に
舌を這わせていく。
「んんっ…いやぁ……」
「感じてるんだろ?」
ミントは無我夢中で首を横に振った。
「素直じゃないなぁ…? そういう子には…お仕置きしちゃおうか……ぐひひ…」
そう言うとヨハンは、ミントのスカートの裾に手をかけた。
328あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/18 16:27 ID:cdMMD+Ls
「お願い…そこだけは……ッ!」
ヨハンはミントのスカートを下着ごと無理矢理ずり下げる。すると、うっすらと
薄い青色の茂みが露になった。ヨハンは、そこに指を入れていく。
「いやっ! …やめて……ああんっ…!」
「ほら…こんなに濡らして…見た目に似合わず淫乱だなあ…グヒヒ…」
ヨハンはそう言うと、ミントの秘所に顔をうずめていった。
そして、クレヴァスを舌で舐めまわした。
「やめて…お願い…やめてくださいまし……ふわぁっ!」
ヨハンは夢中になってミントを攻め立てる。
それによって、ミントの秘所からはまるで湧き水のように愛液があふれ出てきた。
「ぷふぅ……ミントたんのって…おいしいなぁ……」
「ひゃう…やめ…てぇ……ああっ!」
ミントは快感を押し殺そうと必死に耐える。しかし、その動きが逆に悩ましく、
ヨハンの性欲を激しく刺激していった。
「ちゅぷ…ちゅぷぅっ……」
「いやぁ…ああん…はぅぅ……やめ…てぇ…ふわぁ…あんっ……」
ミントは耳を激しく動かし、快感に悶え続ける。
「…それじゃそろそろお豆さんを攻めてみようかなぁ?」
「ひぁっ! ああんっ…いやぁんっ!!」
ヨハンはミントのクリトリスをしゃぶるように愛撫した。
ミントは躰中に電流がはしるかのような刺激によって躰をビクンっ、と弓なりにした。
「ああんっ! はうっ! あん…っ!」
「ミントたん…気持ちいいだろ……?」
「やめて…おねがい…あうぅ…っ……」
ヨハンは、愛する人を悦ばせているという快感により、自分を見失いつつあった。
そして、ミントは、抵抗する事を忘れ、快感に身を任せつつあった。
329あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/18 16:28 ID:cdMMD+Ls
「それじゃあ……ミントたんの中を…美味しく頂いちゃいますか…」
ミントの瞳は絶望で焦点がまるで合っていなかった。そして、涙すら出ることはない。
「可愛らしいミントたんと一つになれるなんて…夢のようだ…」
ヨハンはミントの秘所に自分のものをあてがう。しかしミントには
もう、抵抗する力すら残っていなかった。
(タクトさん…ごめんなさい……わたくし…もう…
 舌を…噛み切り…ますわ……。さようなら……タクトさん。愛して…ますわ……)

「おい…貴様…何をしている!?」
突如、小路の出口の側から声がする。ヨハンは、弾かれるように声のほうに顔を向けた。
(これは…幻聴…ですの……?)
「お…お前は…ヨハン=ジーダマイア大尉か!?」
(ちがいますわ…これは……!)
ヨハンがたじろいでいる隙をつき、ミントは最後の力を振り絞って声のほうへ駆け出した。
途中、足に絡まっているスカートに何度も足をとられそうになりながら。
「タクトさぁん!!」
ミントは声の主――タクトに抱きつく。そして、泣きじゃくりながら言った。
「タクトさぁん! 怖かったよぅ…寂しかったよぅ!!」
タクトの温もりによる安堵感。これによってミントの涙はとめどなく流れていった。
タクトはミントを力いっぱい抱きしめ、頭をなでてやった。そして、こう言った。
「ミント…ごめん…」
タクトの目は、うっすらと涙をうかべていた。怒りと悔しさ、そして安堵の涙を。
タクトは、おもむろにミントの躰を自分のマントで包んでやる。
そしてその頭をぽんぽん、と二回叩いてやると、
自分の愛するものに数々の陵辱行為を行った憎き男のほうへゆっくりと歩んでいった。
330あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/18 16:28 ID:cdMMD+Ls
「貴様…ヨハンっ!!」
「ヒィッ! 悪気は…なかったんですぅ…」
タクトは男を睨みつけながら叫んだ。
「世の中にはなぁ…やっていい事と…悪い事が…あるんだよ!!!」
その刹那、タクトの怒りの拳がヨハンの左頬に炸裂し、たまらず後ろへ吹っ飛んだ。
「立てよ…このくらいじゃあ…俺の…そして…ミントの気は晴れないんだ!!」
その時、ヨハンはタクトの膝を足払いした。タクトはたまらず後ろへひっくり返る。
いつものタクトならこのくらいの攻撃はいとも簡単にかわしてしまうのだろうが、
頭に血が上り、冷静さを欠いていたため、その攻撃をまともに食らってしまったのだ。
「うわっ!?」
ヨハンがタクトを組み伏せる。
その目はすわっており、まるで血に飢えた獣のようである。
「なめるなよ…アンタさえ…いなけりゃよぉ!!」
そしてヨハンは、ナイフを振りかぶった。
「ウソだろ…死んだ…ッ!?」
タクトは目を瞑った。その頭には、この短い、時間にすれば一秒にも満たない僅かな間に、
死への恐怖、楽しかったエルシオールでの出来事……
そして、そしてミントはどうなるのかという恐怖……そんな事が巡り巡っていった。
331あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/18 16:29 ID:cdMMD+Ls
パァン!!
辺りに、乾いた音が響き渡る。
そして、むせ返るような血の臭いが漂ってくる。しかし、タクト自身に痛みは無い。
「死んで……ない…?」
タクトがゆっくりと目を開ける。すると、
頭から血を流し絶命している男、そして
銃を持ったままへたり込んでいるミントが目に飛び込んできた。
「ミ…ント……?」
ミントが、ゆっくりと言う。
「フォルテさんが…守ってくださいました…」
ミントは、エンジェル隊を辞めるときに餞別としてフォルテから貰った銃を
護身用としてスカートの中へ隠し持っていたのだ。『司令官どのと仲良くやりなよ』
そんな言葉がミントの頭の中にこだました。
「タクトさん…わたくし…わたくし……」
ミントがタクトの膝に抱きついてくる。そしてミントはその膝の上で泣き続けた。
日が、いつもと変わらずに暮れていく中で……
332あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/18 16:29 ID:cdMMD+Ls
「離婚…しましょう…」
ミントが重い口を開く。
「何を…言ってるんだ…?」
「妻が人殺しなんて…貴方の経歴に傷をつけるわけには…まいりませんわ…」
「こんなの…正当防衛じゃないか! ミントは何も悪くない!!」
「例えそうであったとしても…ジーダマイア卿の…一人息子を
 殺めてしまったんですもの…ただでは済みませんわ…」
ミントはふらふらと立ち上がると、そのまま歩み出す。
「待ってくれよ…」
「……」
「待てって!!」
タクトがミントの腕を掴む。
「離して!」
ミントが振り返り、涙でぐっしょりと濡れた顔で訴える。
「いやだ!」
「もう…貴方に…迷惑を掛けたく…ないんですの…っ」
ぱしんっ。
ミントの右頬に、タクトが平手打ちをする。ただでさえ泣きつかれて真っ赤な
ミントの頬がより赤く染まる。
333あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/18 16:30 ID:cdMMD+Ls
「タクト…さん…」
重苦しい沈黙。そしてタクトが意を決するように口を開いた。
「ミント…逃げよう」
「……?」
「何処か追っ手の来ない辺境惑星で…一緒に暮らそう」
「そんな…そんな事をしたら…英雄という肩書きも…
 連合艦隊指令という地位も…全て失っておしまいに…なるんですのよ!!」
「そんなの…そんなものくらい!!
 俺は…地位も名誉も失ったって生きていける…でも!」
タクトの目からは堰を切ったように涙が零れ落ちた。
「ミント…君がいなかったら…俺は…一秒でも
 生きていけない…人間なんだよ……」
タクトは、ミントを抱きしめた。そして、誓った。この腕をもう二度と放すまいと。
「タクトさん…タクトさぁん…うわぁぁぁんっ!!」
ミントは、タクトの腕の中で泣き続けた。いつまでも、いつまでも。
334あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/18 16:32 ID:cdMMD+Ls
陵辱ネタ初めて書きましたが…だめだ……話臭いし…無茶苦茶。
もっと上手くなりたいです……すいません…
次はまともなの書きます…

…ちなみに。
某氏の叩かれ方を見て
オリキャラ出すの、正直気が引けますた…
335名無しさん@ピンキー:03/08/18 17:03 ID:Y2Wmbodr
>>334
結構(゚∀゚)イイ!!
ヨハンの鬼畜っぷりとミントを守ったタクトが気に入った!!
・・しかし・・・殺すのはどうかと思うが。
336あぼーん:あぼーん
あぼーん
337マウンテン@山:03/08/18 21:57 ID:AWvgBHQF
>>334
乙彼です、つーかタクトグッジョブ!
ヨハンは……さすがジーダマイアの息子といったところかw


自分もミントSS書いたのでちょいと投下。
あぺっくすしーる氏のタクト×ミントとやや被り気味ですが…
338マウンテン@山:03/08/18 21:58 ID:AWvgBHQF
ぱん!ぱんっ!ぱんっ!
ずっ、ずんっ!ずぶ、ずぶぶっ!
「あんっ!ああん…ッ!!ダメっ…、イッちゃうっ!!」
「俺も…もう…っ!」
「ふああぁぁんっ!イクっ!イクうぅぅっ!あああぁぁっ!!」 
ミントの絶叫にも似た嬌声の中で、俺は限界まで堪えていた欲情の塊を
彼女の胎内にどくどくと迸らせた。
これで二回戦終了なのだが、ミントにはまだまだ余裕があったりする。
「はぁ…はぁ…気持ち良かった……」
「ミント、随分と派手に喘ぎまくってたけど…ひょっとして、欲求不満だった?」
「…!?…も、もう!デリカシーが無いコト言わないでくださいまし……」
行為の余韻だろう、上気して薄っすらと朱に染まった頬を膨らませて俺を非難するのだが
そんな風に拗ねた仕草も可愛い。
「あの、タクトさん、もう一回…しませんか?」
「ちょ、ちょっと一休みさせてもらうよ、立て続けに二回もした後なんだし……
 ミントって、以外にスタミナがあるなぁ」
「うふふ、こう見えても昔は家の教育でスポーツも習ってたんですのよ」
「それにしたって、あんなに派手に喘ぎまくって何度もイッてたのに……
 回復が早いと言うか何と言うか」
男の場合は射精したらそれで一先ずは終わりなんだけど、女の場合はそうではないらしい。
ミントの場合は一回、絶頂に達してもすぐに更なる快感を求めて、より一層淫らに…
積極的に求めてくる始末なのだ。
「しょうがないですわね……私が膝枕をしてさしあげますから早く元気になってくださいな♪」
(ここは彼女の好意に甘えさせてもらおうかな)
俺は頭をミントの膝の上に移動させると、彼女の柔らかい太ももの感触を味わうことにした。
339マウンテン@山:03/08/18 22:00 ID:AWvgBHQF
(……ん…んん……)
「…き…て……朝……よ…お……て…」
(……?)
「起き…て…さい、…もう朝ですわよ、起きてくださいな」
まだ半分夢の中に意識が取り残されている感じだが、俺を呼ぶミントの声で目が覚めた。
瞼を擦りながら辺りを見回すと、そこは見慣れたミントの部屋だ、
時計の針は午前6時を指している。
(あれ?確か、ミントに膝枕してもらって、それから…?)
「やっと起きてくれましたわね、あれからぐっすり寝ちゃいましたから
 そのまま頭を枕に移させてもらいましたけど…」
「あ……そうか、疲れてそのまま寝ちゃったのか」
「もう、折角元気になるのを待ってましたのにそのまま寝入ってしまうんですもの、
 そんなに私とするのは疲れますの?」
「いや、そういう訳でもないんだけど、あんまりミントの膝枕が心地良くってさ、
 思わず意識がすっ飛んじゃったんだよ」
これはお世辞でも言い訳でもなく、素直な感想だ。
小さいながらも若いミントの太ももは張りがあって、本当に心地良い。
(それに肌もすべすべしてるし、言うこと無しなんだよなぁ)
「…確かに私もちょっと大胆に求めすぎましたわね、だから今回は許してあげますわ。
 その代わり、一つお願いがあるんですけど……」
「え?何かな?」
「それは………」
・・・・・・・・・・・
340マウンテン@山:03/08/18 22:01 ID:AWvgBHQF
俺は今、廊下で一人でぼーっとしている。
朝食を二人で食べて、シャワーを浴びて……、甘いひと時を過ごしていたのだが、不意に
俺を残してミントは自分の部屋へ引っ込んでしまった。
先ほどの「お願い」の件もあるし、何だか嫌な予感がするのだが。
「ミント、一体何をしているんだろ……それに『今日一日タクトさんのお姉さんになりたい』
 だなんて、どういうつもりなんだ?」
……と、不意に部屋の中から声がした。
「お待たせしました、入って来てくださいませ」
(準備が出来たみたいだな)
「ミント、それじゃ入るよ?」
少しの不安と緊張感を覚えながら、俺はゆっくりとミントの部屋のドアを開けてみた。
すると……。
「……!!」
「うふふ♪どうですか?」
「どうって……それ、メイド服じゃないか。一体どうしたの……それ?」
「私、着ぐるみ以外にこういうのも集めてますのよ」
ミントのメイド姿につい目を奪われてしまう。
「うふふ、目が点になってますわよ、そんなに見つめられると恥ずかしいですわ……」
「ご、ごめん……でも、何でそんな格好を?」
「そんなの決まってますわ♪私のお願いを叶えさせてもらう為の演出ですわ」
妙な含み笑いを漏らしながら明るくそう言い放つと、ミントはゆっくりと俺の方へ歩み寄ってきた。
そして、身軽に背後へ回り込むと俺の背中を前の方へ押し出した。
341マウンテン@山:03/08/18 22:02 ID:AWvgBHQF
「え?あ、ちょっと、ミント……?」
「『ミント』じゃダメですわ、『ミントお姉さん』って呼んでくださいまし」
「へ?」
「……もう!鈍いんですから……いいですか?タクトさんは今から私の弟で、
 私はタクトさんのお姉さんですわ」
(ああ、なるほど……さっきの「お願い」はそういう意味だったのか)
俺は何となくミントのしたいコトを察して、大人しく彼女に従うことにした……が、
やっぱり恥ずかしい気がする。
ミントの方が俺よりも五つ年下なのに、ミントお姉さんだなんて……
「ミント…お……、お……」
「ほら、恥ずかしがらずに頑張ってくださいな!」
「…お…姉さん……」
「はい、最初から続けてくださいまし」
「…ミ、ミントお姉さん……」
やっとのことで、そこまで言えた。
ダメだ、自分でもとんでもなく恥ずかしいコトを言っているのが分かる。
耳の先まで真っ赤に紅潮していくのが自覚できる、普通、メイドとかって奉仕する方なのに
逆にこっちが責められるなんて……
そんな俺の心情を察したのか、ミントは満面の笑みを浮かべて嬉しそうに
「あら?そんなに真っ赤になってしまわれて、ふふ……可愛い♪」
「………」
「さ、こっちに来てくださいませ、お姉さんがいろいろ面倒見てさしあげますわ」
(うう、ミントの奴、ノリノリじゃないか、こっちは恥ずかしくてたまらないってのに)
そうは思ったが、折角面倒を見てくれると言われれば逆らえないのが男の悲しい性だ。
まるで初めて人間の家に入れられた子犬みたいに小さくなって、俺はミントのベッドに腰を下ろした。
342マウンテン@山:03/08/18 22:04 ID:AWvgBHQF
「さて…と、それじゃあナニからしてあげましょうか?」
「や、やっぱり止めようよ、何かミントの雰囲気がいつもと違うし……」
「ミントじゃありませんわ、ミント…お・ね・え・さ・ん…ですわ」
「……はい」
やけに優しい声と表情がかえって怖い、怖すぎる。
すっかりミントのペースに乗せられてしまっている。
(こうなってしまったら、もう何を言っても無駄な抵抗なのかもしれない)
諦めてミントに可愛がられることにしよう。
「じゃあ、まずは服を脱がせてさしあげますわ」
「そ、そんなのは自分でも出来るよ」
「だめですわ、遠慮しないでお姉さんに任せなさいな」
ミントに半ば強引に上着とシャツを脱がされる。
手際よく服を脱がせていくミントはまるで本当に何かのメイドさんみたいだ。
しかも上を全て脱がされたかと思ったら、今度はズボンにまで手をかけてきたではないか。
「ちょ、ちょっと待った!ミントっ!……お姉さん」
「はい、何でしょう?」
「下は……ホントに自分でも脱げるから」
「それじゃあ、私が見ててあげますから早く脱いでくださいね」
仕方なく、自分でズボンを脱ぎ始めた……のだが。
俺がズボンを脱いでいる姿をミントがまるで本当の姉のように
微笑ましそうに見つめてくる。これじゃ気恥ずかしくって仕方ない。
顔を赤くしたまま、ズボンを床に置いてトランクス一枚だけになってベッドに腰を下ろす。
普段だったら、今度はミントの服を脱がす番なのだが。
「まだ残ってますわ」
「こ、これはまだいいよ。それよりも今度はミントお姉さんが脱ぐ番……んっ!」
最後まで言葉を続けられなかった。
343マウンテン@山:03/08/18 22:05 ID:AWvgBHQF
ミントから不意に唇を奪われてしまい、そのまま時が止まったかのようにキスを続ける。
しかし、ミントの方から舌を差し込んでくるような事はしないで
あくまでも唇を重ねるだけのフレンチキスにとどまっている。
一瞬、何が起こったのか理解出来なかったが気を取り直して
ミントのキスに応じようと舌を差し込もうとした。
やっぱり唇だけを重ねるだけのキスじゃ何となく物足りない。
けど、俺が舌を差し込もうとした直後にミントはすっと唇を離してしまった。
「……こら、いけない子ですわね…」
「………」
「そんなにせっかちにならなくても、後でゆっくりとしてあげますから……ね?」
キスのおあずけを喰らって、満たされない欲求が勃起と言うカタチで表面に出る。
あれだけ羞恥プレイを要求されても結局は興奮していた自分が少し情けない。
なんて事を考えながら、ミントの着ているメイド服のスカートを捲り上げて、そのまま下着を脱がしにかかる。
「…んっ、ダメ……まだ早いですわ」
「あれだけ焦らしておいて、そりゃ無いよ…」
「ふふ、ごめんなさい……それじゃあ、お姉さんが可愛い弟の為にご奉仕してあげますわ」
そう優しく囁くと、ミントはゆっくりと俺の足元に跪いて
俺の顔を上目遣いで見上げてくすりと微笑んだ。
そしてトランクスを丁寧にずり下ろすと、中から充分に大きくなっているそれを取り出した。
昨晩は二回も射精したと言うのに、俺のモノはミントの手の中で
どくん、どくんと激しく脈打っている。
344マウンテン@山:03/08/18 22:07 ID:AWvgBHQF
「くす、元気ですわね、昨晩は途中で寝ちゃったからタクトさんのココもやっぱり
 欲求不満になってるんでしょうか?」
「ミントお姉さん…!は、早く……!」
「うふふ♪早く……何でしょう?ちゃんと言ってくれないとお姉さん分かりませんわ」
(何てこった、ミントの奴、俺がしている言葉攻めをそっくりそのままやり返すつもりだ)
する方は結構楽しいんだけど、逆にやられる方はこんなに切ないとは。
「ほら……早くして欲しいんでしょう?でしたら、早く言ってくださいまし」
「ミ……ミント…お姉さん……その…してくれないかな……」
「それじゃダメですわ、年上のお姉さんに対してちゃんと言葉遣いにも気をつけないと失礼ですわよ」
そんな事を言いながら、ミントは悪戯っぽい笑みを浮かべて
俺のモノを軽く上下に三回〜四回ほど扱いた。
自分でするのとは全く比べようが無いくらいの快感が、彼女に握られているペニスから
背筋を通ってそのまま脳天にまで届く。
焦らされているのもあって、ちょっとした刺激でも凄まじい快感となって
俺に襲い掛かってくるのだ。
「うっ…くあぁっ……!」
「うふふ、女の子みたいに喘いでしまわれて……そんなに我慢できないんですの?」
「はや…くっ!ミントお姉さん!もう我慢できないから……!」
「うふふ、よく私がタクトさんに焦らされる時の気持ち…少しは分かっていただけましたか?」
(うう、やっぱり普段俺が意地悪して焦らせたりするのが好きだから、仕返ししているんだな)
今更になって、ミントを焦らさなければ良かったと後悔したが手遅れだ。
俺はミントの隠された部分を垣間見た事に驚きを覚えずにはいられなかった。
それに、普段の日常もこんな風に責められたらどうしようかと思わず不安にもなってしまった。
345マウンテン@山:03/08/18 22:08 ID:AWvgBHQF
「も、もう焦らしたりしないから…!早く楽にして下さい…っ!」
「それじゃあ、意地悪するのも可哀想ですし……気持ちよくしてあげますわね……」
やっとその気になってくれたのか、ミントは痛いくらいに勃起している俺のモノに口を近づけた。
……くぷっ…、ちゅっ、ちゅる…ちゅ、ちゅぷっ……
温かくて柔らかい舌の感触がペニスから伝わってくる。
待ちに待っていた快感だけあって、普通にされるよりもずっと刺激的で快感の強さも段違いだ。
「うふふ、こんなに大きくしてしまわれて……嬉しい…」
「それは、ミントお姉さんが上手いからだよ……」
「お姉さんを褒めても何も出ませんわよ?それよりもタクトさんの方こそ
 少し出始めているみたいですわ……」
ミントは竿から亀頭にかけて舌を這わせながら、悪戯っぽく微笑んだ。
彼女の言うように俺のペニスは早くも先走り液が出ていて、
それがミントの唾液と混じり合ってテラテラと光っていた。
それを舌先でくすぐるようにして舐め取りながら、袋の方にも手を添えて優しく揉んでくれる。
袋の方は力を入れ過ぎるととても痛いのだが、ミントは俺が一番気持ち良く感じる
力加減を心得ているのでそんな心配は無用だった。
「…んっ、んん……、美味しいですわ……ねぇ、早く出してください……
 お姉さんのお口をあなたので一杯にして……」
「それじゃあ、先っぽをもっと吸ってくれないかな。あと、舌を絡めるように…」
「…んく、んん……あむっ…んむっ……」
ミントは俺の言うとおりに舌を亀頭に絡ませるようにして吸い込み始めた。
舌が亀頭を包み込む時の快感と言ったら理性が思わず吹っ飛んでしまいそうになるくらいに強烈だ。
裏筋をちろちろと責めていたかと思うと、今度は先端の割れ目に
舌先を潜り込ませるようにして先走り液を美味しそうに舐め取る。
ミントも俺の欲情の証が欲しくてたまらないのだろう。
346マウンテン@山:03/08/18 22:09 ID:AWvgBHQF
「…ふぅ、はむっ……んくっ、んく……」
「……っ!ミントお姉さん…っ!そろそろ出そう…!」
「ぷはっ…、イキそうですの?……いいですわ、思いっきり出してくださいまし…!
 お姉さんにあなたのをちょうだいっ…!」
メイド姿でそんな風にじれったそうに言われたら、我慢など出来るはずがない。
俺は反射的にミントの頭を掴んで、限界にまで高まった快感を勢い良く彼女の口に発射した。
「だ、出すよ!」
どぴゅっ、どびゅ!どびゅびゅっ!
「んうっ…!ん、んんっ……!」
一瞬、ミントの顔が苦しげに歪んだが、すぐに恍惚とした表情になって
俺の射精を受け止めてくれた。
どくっどくっと、規則的に脈打ちながら俺のペニスは溜まりに溜まった精液で
ミントの口内を一杯にしていく。
余りに快感が強すぎたのか、大きな波が過ぎ去ってからも、
彼女の口内では俺の射精がまだ続いている。
「……ん、んくっ…んぐ、んう……」
「はぁ…はぁ…はぁ……」
ようやく射精が終わって、呼吸を整えながら目線を落とすと
ミントの小さな喉が何度か動いている、
俺が放った精液を一生懸命飲み干そうとしているみたいだ。
こく…こく…こくん…
三回か四回くらい喉を鳴らしてミントは何とか口の中のモノを飲み込んだみたいだった。
「ミント、苦しいなら無理して全部飲まなくてもいいんだよ?」
思わず心に思った事がふと口をついて出てきた。
口調もいつもと同じように戻ってしまっていたが、すぐには自分でも気づかなかった。
けれど、ミントは全く嫌な顔一つしないで
「いいえ、折角タクトさんが出してくれたんですもの……吐き出したりしたら
 もったいないでしょう…?」
「でも、結構苦しそうだったよ、もしも俺の為に気を使ってくれているなら
 素直にティッシュとかに吐き出していいからさ」
「本当に大丈夫ですわ、私が好きでしていることですし、それに……」
347マウンテン@山:03/08/18 22:10 ID:AWvgBHQF
「それに?」
「私……結構、タクトさんの精液を飲むコト……好き…なんですの、
 ちょっと苦いですけど…それが好きなんですの……」
そこまで言われれば男冥利に尽きると言うものだ。
すっかりお姉さんプレイをしていることも忘れて、ミントをそのまま押し倒してしまった。
股間の方も出した直後だというのに、臨戦態勢は万全となっている。
「あん…!いけませんわ、お姉さんに乱暴なコトしちゃ……」
「ミントお姉さん、俺…もうお姉さんの中に挿れたい……」
「ふふ♪正直な子ですわね、いいですわよ、来て……」
ミントから挿入許可が出た。
俺はいそいそとメイド服を脱がしてミントを全裸にすると、ゆっくりと彼女の足を
抱えるようにして亀頭を膣口にあてがった。
温かくて濡れた感触がすぐに伝わって、早く奥まで挿れてしまいたいという欲求に
駆られたのだが、何とかそれを抑える。
「ミントお姉さんも濡れてるよ、ほら、こんなにぬるぬるしてるし……」
「あんっ…!そ、そんな風に擦らないでくださいまし……」
「だって…ほら、こんなに濡れているんだから、こうすると気持ちいいんだよ」
ペニスの先端で膣口やクリトリスを何度も擦りながら、ミントの反応を窺う。
このままミントに責められっぱなしで終わったんじゃ俺の立場が無いと考えて、
ちょっとばかり反撃に出る事にしたのだ。
(はは、俺ってちょっとガキっぽいな)
「うわ…、めちゃくちゃいやらしいよ、ミントお姉さんのここ……」
「あッ…んッ!やぁ…ッ!そんなに擦らないでぇ……!」
「それじゃ、挿れるよ……」
「あぁん、早くぅ……!」
ずぷ……
濡れそぼったミントの中にゆっくりと自分のモノを沈めていく。
もちろん、俺を受け入れる準備が出来ているその部分は、何の抵抗も無く
スムーズに入っていった。
348マウンテン@山:03/08/18 22:12 ID:AWvgBHQF
奥まで挿入し終えると、ミントはじれったそうに両手を俺の背中に回してしがみ付いてきた。
「ね…ぇ…、早く動かしてくださいまし……」
「えっちなお姉さんだね、俺のをあれだけ美味しそうにしゃぶったり、
 ザーメンまで飲んじゃったり……」
「やだ…お姉さんをあんまり苛めちゃダメですわ……」
それじゃあ…と、言うことで俺は自らの分身を前後にスライドさせ始めた。
俺を包み込んでいる柔肉の感触もたまらないが、滾々と湧き出る愛液が
潤滑剤代わりになって更なる快楽を呼ぶ。
にゅぷ…じゅぷ、じゅくっ、ずぷっ……
「あ…ッん!ふあぁ……はぁ…んッ!」
「ミントお姉さん、気持ちいいよ…何だか、いつもよりも感じているみたいだね」
「あんあんっ!いいッ!気持ちいい…!もっとぉ……お姉さんの中を突いてくださいましッ!!」
ショートカットの髪を振り乱し、快楽に染まった瞳ではしたないことを
平気で叫び散らすミントに煽られて、俺はますます腰の動きを早めた。
腰を前に突き進めるたびにミントの頭の耳がピクピクと動いて何とも可愛らしい。
俺は誘われるように乳首を掴もうとして手を伸ばした…が
「ああんっ!…だ、ダメ……あん!…手悪戯しちゃ……あんっ!」
「どうして?ミントお姉さんの乳首…可愛いのになぁ……」
「あとで…あん!好きなだけ触らせてあげます…から……っ!
 今は…しっかり抱きしめて……ああんっ!」
喘ぎながらそれだけ言うと、ミントは俺の背中に両手を回して抱きついてきた。
乳首に悪戯することは出来ないが、自分の胸板に決して大きくはないが、
とても美しい乳房が押し付けられたので充分心地良かったりする。
「えっちなミントお姉さん、お姉さんももっと動いてよ」
「はぁ…!はぁん!いい……!奥に当たって…子宮に届きそう……あああぁん!!」
上へと突き上げる度にミントは頭を後ろに傾けながら淫らに喘ぎまくる。
お姉さんプレイとは言えやっぱり普段のセックスでは受身が多いのだから
抑え切れない部分があるみたいだ。
349マウンテン@山:03/08/18 22:13 ID:AWvgBHQF
「ミントお姉さん、お姉さんの中……ぐいぐい締め付けてくるよ、それに…
 こんなにエッチな液も溢れてる。」
そう言いながら体を動かしミントを四つん這いにさせる。
「ふあぁ…!こんな……格好なんて…あん!何だか恥ずかしい…ですわ…あああっ!」
奥まで挿入してから一旦亀頭のえら辺りまで戻し、一気にミントの胎内を貫く。
ぱんっ、というミントのお尻へ自らの腰を打ち付ける軽快な音が一度したか思うと、
俺のペニスはミントの肉壁を掻き分けていった。
勢いが付いた後は、夢中でミントの膣内を突きまくる。
俺のペニスとミントの膣壁が擦れる感触や、内部の締め付け具合がたまらない快感を呼ぶ。
じゅぶ、じゅぷ!ずぷっ!ずぶぶっ!
「ひうぅっ……!すご…い!奥まで届いて…気持ちいい……ッ!」
四つん這いのままで喘いでいるミントの膣内を突きまくりながら、同時に上から
覆い被さるようにして乳首を指できゅっと摘み上げた。
こりこりした感触が俺を興奮させ、ますますミントも派手な嬌声をあげて悶え始める。
結合部からは性器の擦れ合う卑猥な音が聞こえるだけではなく、
溢れ出した愛液が太ももを伝ってベッドのシーツにまで染みを作り始めていた。
ずぷっ、ぐぷっ!じゅぷぷっ!
「あん!そこッ…!気持ちいい…ふぁ……!はあぁん!」
「…ッ!(すごい締まりだ……!)」
最初にあれだけお姉さんみたいに振舞っていたものの、エッチに夢中になって
立場が入れ替わってしまっている。
(やっぱり、何だかんだ言ってもミントはミントなんだなぁ)
「はぅ…ん!おかしく、なっちゃいそう…ですわ…んああっ!」
じゅぷじゅぷと俺のペニスがミントの中を出入りする音も次第に激しくなり、
それに興奮したのかミントもますます淫らになっていく。
350マウンテン@山:03/08/18 22:14 ID:AWvgBHQF
俺も理性が消えそうになるのを辛うじて抑えていたが、それも時間の問題だった。
ペニスを包み込む柔らかくて温かい感触が射精を促すかのようにぐいぐいと窄まり、
内部のひだが波の様に蠢いている。
「ミ…ミントお姉さん…っ!俺も気持ちいいよ!本当に…すごい……っ!」
「んぅ…!はあぁん!嬉しい…あんあんっ!タクトさんも一緒に…来てっ!お願い……!」
「ミント…お姉さ…ん…!」
ぱん!ぱんっ!ぱんっ!
ぐぷっ、ぐぷぷっ!じゅぶ、じゅぶっ!
室内には俺たちが結ばれている音と互いの息遣い、
そしてミントの喘ぎ声が入り混じり合っている。
興奮と快楽の渦の中で、俺もそろそろ二度目の限界に達しそうだった。
「あんっ!はああぁん!…わ、わたく…し……!もうダメ…!イッちゃいそう!」
「はぁ、はぁ…!ミント…お姉さん……!俺も一緒に…!」
「ふぁ!…お姉さんの中に来てぇ…ッ!!あんっ!はああああぁぁん!!」
「っ!ミントお姉さん…イクよ……!」
どくっ…ごぷっ…どくんっ!
感極まったような声を上げてミントが絶頂に達した。その瞬間、
内部の締め付けも一気にきつくなるのを感じた。
頭がおかしくなりそうな快感の中で、俺は後先を考えることなど出来なかった。
絶頂の余韻でひくひくと収縮を繰り返すミントの膣内へと
残っていた最後の精を迸らせるのだった。
「あぁん…中に出てる……熱い…!」
「はぁ…!はぁ…!はぁ…!」
ミントはうわ言のようにそう呟くと、崩れるようにうつ伏せになってしまった。
白い肌を上気させて息も絶え絶えに肩で息をしている。
ミントだけではない。こっちも精も根も尽き果てて
ミントの背中に倒れ込んで脱力してしまった。
351マウンテン@山:03/08/18 22:16 ID:AWvgBHQF
「はぁ、はぁ…何かすごく疲れたね……」
「うふふ…私も疲れちゃいましたけど……すごく気持ち良かったですわ…
 それより、いかがでしたか?いつもと違う感じでエッチするのは……」
「う〜ん、結構病み付きになるかも…」
実際、最後の方は俺も乗り気になっていた。
最初は恥ずかしいとしか思えなかったけど、案外悪くは無かったというのが今の素直な感想だ。
俺の感想を聞いたミントは顔を嬉しそうにほころばせて
「それじゃあ、今度エッチする時も私をタクトさんのお姉さんにしてくださいますか?」
「こ、今度も…!?」
「はい……ダメ…ですか?」
「いや、駄目って訳じゃないけど…」
「……(うるうる…)」
(うう、そんな風に潤んだ瞳で見つめられると…さっきまでお姉さんぶっていたのに反則だよ)
しばらくの沈黙の後、俺は首を縦に振ってミントの願いを受け入れるしか無かった。
「わ、分かった、分かったよ…この次もミントお姉さんに甘えさせてもらうから……」
「ホントですか?嬉しいですわ!うふふ……タクトさん、大好きですわ♪」
さっきまでの涙目はどこへやら、途端に満面の笑みを浮かべるミント。
この笑顔に勝てない限り、俺はこれからも彼女に可愛がられる運命なのかもしれない。
352マウンテン@山:03/08/18 22:21 ID:AWvgBHQF
以上お姉さんプレイでした。
353名無しさん@ピンキー:03/08/18 23:15 ID:ipegLQez
萌えッ!! グッジョブ!
あ〜、ミントさん可愛いな〜ぁ。(悦

・・・ クロミエ×皇子 キボンヌ
354名無しさん@ピンキー:03/08/18 23:31 ID:T2+Lbthh
    / ̄ ̄ ̄\. ..r ̄~ヾ 
    |::::         | ../  / 
    |:::: (● (● | / / キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 
    ヽ:::::::.....∀....ノ// 
     iミ!つ86iミ!つ      
    /'‐,__)ルル ()      
    )'/ム/YYi〉

355名無しさん@ピンキー:03/08/19 01:13 ID:oaCoqele
夏コミでシヴァたんのエロ同人誌探したが・・・・無かったよ・・・・
356名無しさん@ピンキー:03/08/19 23:21 ID:oV9LsLG3
>>352
(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ
357あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/20 00:56 ID:EBTXjmeZ
>>マウンテン@山氏
凄い…
ここまでミントの可愛さを引き出せるなんて…
嗚呼、俺のSSが霞んで見える…(w
358S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/20 13:59 ID:F7gb2YhM
俺も小説書きになりたいぜよ。
誰か軽くネタ頂戴。
359名無しさん@ピンキー:03/08/20 15:09 ID:7ka+z2vO
軽々しく他人にネタを求めるようなら、SS書きはその時点で失格だと思う
話の構想、展開など起承転結を自分でやれてこそSS書きではないでしょうか?
少々苦言を呈しましたが、私もSS書きの端くれなので言ってみました
360名無しさん@ピンキー:03/08/20 17:18 ID:OzLue7e/
レッツ・ザ・起承転結のお時間がやってまいりました!

起「やだタクトさん、朝だちしちゃってますよ」
承「私が静めてあげますね、ん、んぐんぐ・・・」
転「きゃっタクトさん、何するんですか?」
結「もうタクトさんたら、朝なのに最後までしちゃうんだからあ。気持ちよかったからいいですけど」
361桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/08/20 17:46 ID:Z6sdwAuF
前作の感想を下さった皆さんありがとうございました。
その…Moonlit Loversが手に入りまして、
しばらくSSを書けそうにありません…がっでむ…。
姿を現した時は宜しくお願いいたします…
362名無しさん@ピンキー:03/08/20 17:47 ID:OzLue7e/
>>361
できれば第一章でキスシーン出るそうなんで全員分一章先に見てもらえませんか
なーんて・・・・
ちょっと感想が聞きたくて・・・・ゲームスレじゃこんなの頼めないし・・・・・
363桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/08/20 18:00 ID:Z6sdwAuF
   r-、,,ミ`''" __,,.r-_,,.-'',r-、、r'''ヽ、__,,,,,_ー-、,,_''"ヽ,>'i
    |   \''",.'--/ ̄ ̄/::::::::::::::::::::ヽ:::::::ヽ--、ヽ/  レ''i
   !"|    /::::::'":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\   |  i
   _i,,_i  /::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::\ ノ -く
 r'" r'\/:::::::::::::::::::::::::::::;'::::::::::::::::::::::::::::::';:::::::::::::::::::::::::::Y ヽ  `ゝ
 \ i,ノ7::::::::::::::::;':::::::i:::::!::|::::::i::::::::::::::::::i:::|:::i::::;:::';::::::::::::;:::'i、ノ,,.ノ
  ,.`/ /::;:::::;'::::::::i::::::メ、:/';:|、::::|:::::::::::::i::/:/ヽレ'::::::i::::::::::::';::::iヽ, \
 / ,! !::;!:::::!::::::::|:::/ レ'\,,_\|;::::::::://リ,.∠;;_';:::::|:::::::::;::::!:::| ',_',
 `''7 .レ',!:::::i::::::::|:::|,.r'"~ r、`  \:ソ/. "r、.  `、ノ!::::::::i:::i.レ'  `、
  └'''"|ハヽ、ト、::::|`.|    |;;|.       |;;|    | .|::::::/ノ:::`r─'"
      ヽ|`i. \|. 'i,   |;;|.       |;;|   ノ .レ'"i::::';レ' 
      i::i:::'、`ヽ!.    ~         ~    /ノ /::::::',  代理で言いますけど、
      ,!::i::::::`r-'、                /-i":::i::::::'、  ネタバレはいけませんよ?
     ./::;':::::::::|:::::::ヽ,r‐、     ○      /::::::|、:::'!::::::`、  そんな事したら、蘭花さんに 
    /::;':::;:r''"|:::::::::::|'、 ヽ,_        _,,.rl"|::::::::::::|;;`ヽ、::::::`、  怒られちゃうんですから!
   ./:::;';r';;;;;;;;;|:|:::::::::|;;!.  !;;`r-、、,,..-7 : : |;;|::::::::::::|;;;;;;;;;;\:::::`、
   /::::;'/;;;;;;;;;;;;レ';::::::i:|::|.  |;;;r''ヽ. / : : ,':!;|::|:::::;レ';;;;;;;;;;;;;;;ヽ::::::',
  ./::::::i;!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'、:/⌒''ーV  /,r': : : : /::|;レ|:::/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'!::::::',
 .,':::::::!.|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/  \ ヽ .!/: : : : :/:::::|;;;;レ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::'!

と、いう事で勘弁して下さい…
364名無しさん@ピンキー:03/08/20 18:03 ID:z1uTeaTz
>>361
もうゲマ屋で売ってたんでつか?
365S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/20 18:12 ID:F7gb2YhM
>359
俺の場合は、皆の希望を取り入れたいので。
気に触ったらスマソ。
366名無しさん@ピンキー:03/08/20 19:02 ID:uaYr2ou5
>>365
がんがれ。ネタつーか、それならリクだな
仕事に失敗して、落ち込んでるエンジェル隊を見て蘭花さんが
Sっ気を引き出され・・・っていうのを読みたい
367名無しさん@ピンキー:03/08/20 19:25 ID:HmSq5ZwD
>>365
クレータ班長キボンヌ
368名無しさん@ピンキー:03/08/20 19:32 ID:TJp+MJyM
>>365
第二次成長期に入り、日々悶々とするシヴァたんに
ミルフィーユが性の手ほどきをする話をキボンヌ。
369名無しさん@ピンキー:03/08/20 20:32 ID:Uqy/frPU
タクト×皇子キボン!!
10章で白き月に着いた日の夜、皇子の部屋で・・・(ry  って感じでおながいしまつ。
あ、そうそう、シヴァイベントを起こしてる事が前提でね。

じゃあがんがって下さい!!
370桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/08/20 21:09 ID:Z6sdwAuF
|_・)…成る程、シヴァ皇王陛下…もとい皇子がいいのですね。
   参考になりました…。
371名無しさん@ピンキー:03/08/20 21:27 ID:Uqy/frPU
>367のネタのパクリで申し訳ないが・・・。

ショタなクレータさんがクロミエを襲う話キボン。
372S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/20 22:04 ID:F7gb2YhM
もまいら…もまいらも素敵なセックスマシンガーだな!!
クレータかシヴァ……この俺様を悩ませんじゃねぇぇ!!
うむむむ…よし!!シヴァだな!!
クレータはその次!!
よっしゃぁぁ!!萌えてきたぁぁぁ!!
ドラム叩きながら、構想を練るぜ!!

                 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                 | ♪びんび〜ん!
                  \       
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ♪ちんこがぁぁ〜!
\__  ______
     ∨          .ゝノ/、 |  ,
               ,ノ/ノノ\∩⊂⊃
           ⊂´⊃ (/д。` ) / , .|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
             | !⌒!!⌒!つ ,-=-   | ♪あ〜な〜た〜は〜いつも〜
    ノンノ 〔〕    ||,─、(SEX).─、 | |  \_  ________
  ノ/ノノ\|||o   (MACHINEGUNS)||.|     .|/
  ン( ゜∀゚.|||   / `ー ´ `ー- /へ   、,,、
   (  つ/|||ゝ               ∩///ハヽ
    > / へ゜>       ._    .   ソ(´∀` )ハ
    し´し´         非      ┌┴--っ )ノ,
         /|||\   .//       | [|≡(===◇
        ( `Д´)ハ_/Cハ      `(_)~丿
        |||⊃θ .) 呂~/           ∪
          .) \(__)_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         (_/ \.)   \ ♪萌えまくり〜〜!
     .        /\ .  .\__________
                  
373S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/20 22:13 ID:F7gb2YhM
んで、たっくんかミルフィー…どっちキボンヌやねん!!
俺様的にはレス(ry もしくはルフ(ry
はっきりしないとこのスピードスターサイパンジョー様のバチでおてぃんりん叩いちゃうぞ!!














あ、それと、セックスマシンガンズ、解散しちゃったね…。でも、皆聴いてみてくれ!!
いやっほーう!!
374名無しさん@ピンキー:03/08/20 22:20 ID:v0uGMFFH
?┐(´〜`;)┌?
375名無しさん@ピンキー:03/08/20 22:23 ID:1fMaKqLI
キモオタというものを久しぶりに見た思いです。
376S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/20 22:27 ID:F7gb2YhM
>375
なんだ、俺様の事か?
俺は本物のジョーだ!!
いいか、もまえみかんのうたを聴いて見やがれ!!
感動するぞ。俺のドラムプレイに!!

んで、はっきり汁!!
377:03/08/21 17:27 ID:ulFMlQ0r
薬のやりすぎ(゚Д゚)イクナイ!!
378名無しさん@ピンキー:03/08/21 19:52 ID:sJuKSOqJ
まさかdendじゃないだろうな?
379名無しさん@ピンキー:03/08/21 19:56 ID:4qCa9L9y
>>378
シッ!みんな分かってるんだから、言っちゃダメだって。
380野郎:03/08/21 20:15 ID:K36yypbs
>>376
薬イクナイ・・・
381野郎:03/08/21 20:19 ID:K36yypbs
あの〜初めましてです。小説家を目指す者なのですが・・・
一筆書いてもよろしいでしょうか?・・・
あまりうまくはないのですが・・・
382名無しさん@ピンキー:03/08/21 20:24 ID:YOlFg8ag
ガンバッテ!!
自分に自信を持って(笑)
383名無しさん@ピンキー:03/08/21 20:25 ID:4qCa9L9y
>>382
そういう場合は、
初めて書きましたが落としてみます、と言って書けばいいんじゃない?
遠慮する事は無いと思う。それなりに感想ももらうと思うけど。
384名無しさん@ピンキー:03/08/21 20:26 ID:4qCa9L9y
ミスった…>381さんです。
385名無しさん@ピンキー:03/08/21 20:28 ID:sJuKSOqJ
書かない事には上手くならない。
とりあえず腕試しに書いてみてはどうかな?
386野郎:03/08/21 20:28 ID:K36yypbs
頑張ってみます・・・
387S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/21 20:47 ID:yLKtJKVi
>377>野郎様
もまいら、ヘルニアの薬は呑んでるけど、ドラッグはやってねぇぇ!!
マシンガンズなめんなよ!!

>378>379
まさかっ!!?
俺が、この俺様があんな陳腐なものと一緒にすんでねぇ!!
おっと、悪い。方言出しちまった。


んでよー、シヴァ王子とタクトにするよ。
どんな感じか思い出すため、今ゲームやってる。
終わり次第書くぜ!!
期待しないでまってろやぁぁぁっ!!

んで、野郎様。
頑張ってくだされ。
388名無しさん@ピンキー:03/08/21 20:51 ID:OQHCgK47
くそ…発売までにちとせSS間に合わなかった…エロ以外の部分なら完成してるのに…
389S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/21 21:03 ID:yLKtJKVi
>388様
頑張ってくれよぉぉぉっ!!
応援しとく!!

               .ゝノ/、 |  ,
               ,ノ/ノノ\∩⊂⊃
           ⊂´⊃ (/д。` ) / , .| 
             | !⌒!!⌒!つ ,-=-   
            ||,─、(SEX).─、 | |  
           (MACHINEGUNS)||.|    
           / `ー ´ `ー- /へ  
390あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/21 21:12 ID:Q/mld0zR
何か…香ばしくなってる……このスレ。

明日は朝一で秋葉のゲマ屋に直行すっか……

というわけでムーンリットをプレイするため
しばらくの間SS書けないかもしれませんが
また、書かせてください…
391野郎:03/08/21 21:23 ID:K36yypbs
誰にしましょう・・・相手役は?ミントさんでしょうか?
はたまたミルフィーさんでしょうか?
それともフォルテさん?
>>387
machinguns・・・僕も好きです
392名無しさん@ピンキー:03/08/21 21:39 ID:97lXH362
>>388
激しく期待(;゚∀゚)=3ハァハァ
>>391
漏れはフォルテさんが

393名無しさん@ピンキー:03/08/21 21:44 ID:sJuKSOqJ
>>391
俺はミントが…
まあ野郎殿の書きたいものを書けば良いと思いますよ。
394野郎:03/08/21 21:59 ID:K36yypbs
>>392
フォルテさん・・・頑張ってみます。
>>393
3Pとかいかがでしょう?ミントとフォルテ・・・もしくわ
ほかの隊員で・・・
395名無しさん@ピンキー:03/08/21 22:20 ID:97lXH362
>>394
マジで書いてくれるんか?
気前いいな、どうあれ楽しみだ
396野郎:03/08/21 22:30 ID:K36yypbs
>>395
自信ないのですが頑張って書きます・・・
397S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/21 22:38 ID:yLKtJKVi
どうでもいいけど、もまいら、俺のももうすぐ出来そうだ!!
できたらすぐ、クレータとクロミエも作る。
まってろよーーー!!

               .ゝノ/、 |  ,
               ,ノ/ノノ\∩⊂⊃
           ⊂´⊃ (/д。` ) / , .| 
             | !⌒!!⌒!つ ,-=-   
            ||,─、(SEX).─、 | |  
           (MACHINEGUNS)||.|    
           / `ー ´ `ー- /へ  
398168:03/08/22 02:31 ID:v4g8xSla
ギリギリ発売前にちとせSS上げます。
「タクト兄様」系の独自設定なんで、MLが発売されると崩壊するんです(笑)。

18禁部分はまだ時間かかりそうなので、その部分カットして全年齢版ってことで(^^;
それでもクソ長いですけど、暇な人読んでみてくださいm(__)m

MoonlitLovers(前編)
http://honny2.hp.infoseek.co.jp/data/No_0298.zip
399名無しさん@ピンキー:03/08/22 14:01 ID:H3lY+TZD
MLやるならティッシュは必須アイテムだね。。
ナニをするのではなくて、鼻血対策に。。
400名無しさん@ピンキー:03/08/22 15:59 ID:t9sz+o0r
>>398
ああっ、いいところで終わってしまった…
でも期待が高まりますね。待ってますよ。
つーかシャトヤーン様も可愛いんですけど。
401名無しさん@ピンキー:03/08/22 17:06 ID:nNSkg+5t
短すぎるし
立ち絵もあんま変わっとらんし
戦闘パートは良いが戦闘回数自体すくないし
姐さんをまっさきにクリアしたけれど敵のボスがアレはアレで萌えるし
402名無しさん@ピンキー:03/08/22 19:58 ID:H3lY+TZD
確かに短い。。
でも今回は最初に選んだヒロインを中心にしてるから仕方ないのかも。
前作は2〜6章まで章ごとにヒロイン入れ替わってたようなもんだから。
403名無しさん@ピンキー:03/08/22 20:43 ID:MmuJl+7B
シャトヤーンものキボーン
404S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/23 03:51 ID:q3cfW31n
神が光臨しそうなヨカーン

               .ゝノ/、 |  ,
               ,ノ/ノノ\∩⊂⊃
           ⊂´⊃ (/д。` ) / , .| 
             | !⌒!!⌒!つ ,-=-   
            ||,─、(SEX).─、 | |  
            (MACHINEGUNS)||.|    
           / `ー ´ `ー- /へ  
405野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 03:56 ID:1d45nPsz
タクトは一人倉庫の整理兼捜し物をしていた。
古くなった機材、武器の確認。段ボール・・・何が入ってるんだ?
いくら司令官といっても雑用係とあまりかわりがない。
「ってかなんで俺がこんなことを・・・」
ぶつぶつ言いながらも倉庫の整理兼捜し物を淡々と終わらせてゆく


なぜ俺が倉庫の整理などをしているかと言うと・・・

さかのぼること2時間前・・・
「おっ、司令官殿いいところにいるじゃないか〜」
昼飯を食っているとフォルテが隣に腰掛けてきた。
一仕事終えてきたのか、少し疲れの色がでていた。
「どうしたフォルテ?って俺の昼飯を喰うなー!!」
「まぁまぁそう堅いこと言いなさんなっ!」
俺の昼飯が〜とほほ〜・・・
「んで、何の用だ?」
ぶっきらぼうにフォルテに問う
「あ〜そうだった。ちょっと捜し物をしてほしいんだよ。
アタシが昔使ってた物なんだけどさ・・・」
ん?なんか今少し照れてなかったか?
「はぁ〜?飯喰われたうえに探し物?」
俺の怒りはMAX状態だったが、次の言葉聞こえたとき
俺の怒りはMAXから0まで落ちた・・・が、MAXになったのは
このところご無沙汰してた息子のほうだった。
406野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 03:57 ID:1d45nPsz
「・・・・ねッ?」
フォルテが可愛らしくウィンクをする
「・・・・お、おう。任せろ」
俺は動揺を隠せないまま返事をした
「さっすが司令官殿!話がわかるぅ〜♪
じゃぁ明日までに頼むよ☆」
そう言い残しフォルテは食堂を後にした。
ってなわけで整理兼捜し物をしているわけだが・・・
量が多すぎる。
しかしまぁ・・・デヘヘ〜フォルテのあんな姿を見られると思うと・・・
おっといかんいかん!もう少しだから待っててね〜
俺の息子よ〜♪
「さぁ〜って一気にやっちゃいましょうか!」
気合いを入れ直し仕事を終わらせてゆく。
・・・・・・・・・・・ん?
「なんだこの箱は!明らかに周りと違うぞ!」
その箱は段ボールが並べてある一番奥の列にあった。
「明らかに怪しい・・・ってか、フォルテ専用って書いてあるし」
しかし・・・どうやって開けるんだ?完全に四角い物体だよな
「まぁいいかっ!とりあえず持ってこ〜」
というわけで捜し物を済ましフォルテの部屋に向か
407野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 03:58 ID:1d45nPsz
ブイィィィン
「フォルテ〜?・・・酒くせ〜」
部屋に入るなり俺の嗅覚を刺激したの酒だった
「また呑んでのかぁ?」
奥に進むにつれて臭いは過激さを増した。
「を?司令官殿〜おちゅかれさま〜♪」
完全に酔っている・・・っておい!下着かよ!
ラッキー☆じゃなくて
「お前服を着ろ!服を!」
慌てて後ろを向き着替えるよう言う
「りょ〜はい!」
ろれつの回らない口調で返事をする
カサッ・・・シュルルル・・・
服が擦れていやらしく聞こえたせいか少し緊張してしまう
「もう・・・いいか?」
おそるおそる問う
「遅くなりました!フォルテ・シュトーレン
出動準備OKです!」
威勢良く俺に敬礼をする・・・え?
「なんだよお前その格好は!制服!?」
そこにいたのはいつものフォルテではなく少し幼い
感じがするフォルテがいた
「これを探してほしかったんだよ☆司令官殿」
完全に酔いが醒めているわけではないがちゃんと話せる
までにはなっていたってかあの箱どうやって開けたんだよ!
408野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 04:01 ID:1d45nPsz
「あ、ああ・・・そうだったのか」
目のやり場に困る・・・可愛すぎる・・・
「どうだい?似合うだろ?アタシが学生のころに
着ていたやつさ」
クルクルと回ってポーズをとる
確かに似合う、似合いすぎる
「あぁ・・・よく似合ってるよ」
黒いオーソドックスな色に白のリボン、丸襟が特徴なのか少し大き

めだった。胸元がきつそうに見えたのは俺だけか?
スカートはやや短めでスラーっと伸びた足がなんとも大胆だった
「どうだい?久々に青春を味わってみないかい?」
フォルテの目は何かを訴えるかのように妖艶で美しかった。
「約束したじゃないか〜探してくれたらご褒美をあげるって♪」
俺はフォルテの瞳に釘付けだった・・・青く輝く瞳に俺の姿が映る
、俺は動けなかった・・・フォルテの瞳に心を奪われている。
「俺だって男なんだぞ・・・本当にいいのか?」
高鳴る心臓が俺の理性を破裂寸前まで追い込んでいた。
「司令官殿なら大歓迎さ・・・あんな噛ませ犬とは大違いさ」
言葉の中に寂しさが見えたのは気のせいだろうか・・・?
「さぁ〜・・・楽しもうじゃないか!☆」
俺の思考探索を無視して唇を押しつけてきた。
「んッ・・・ちゅ・・・んっ・・・はぁ〜・・・」
久々の感覚に我を忘れていた
409野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 04:02 ID:1d45nPsz
「んッ・・・んん!?くちゅ・・・ちゅ・・・」
え?司令官殿って以外と大胆・・・舌使いもうまい・・・
あっ・・・アタシ・・・濡れてきちゃったのか・・・?
「し、司令官殿・・・も、もう我慢できない・・・」
タクトは頷いてアタシの服を少しずつ脱がしてゆく
「フォルテって結構着やせするタイプなんだ・・・
見かけよりもずっと大きいよ」
な、なんでこの人はそんな恥ずかしいことをすっと言えるんだ!?
「ほらこんなに乳首が堅くなってる・・・フォルテのおっぱい
柔らかくて気持ちいいよ」
「いや・・・そんなこと・・・い、言わないで・・・」
ぴちゃっ・・・ちゅ、ちゅ・・・ちゅぱ・・・
「ほら・・・俺に吸われてこんなに喜んでる・・・
敏感なんだね」
それ以上言わないで・・・あっ、頭がおかしくなっちゃう・・・
いくら久々とはいえ感じすぎてる・・・
このままじゃ・・・どうかなっちゃう・・・
「ねぇ、司令官殿・・・今度はアタシがしてあげるよ・・・」
口で奉仕なんてアタシやったことないよ!どうしよぉ〜
いくらあと少しでイッちゃいそうだったはいえアタシは何を言って

るんだ〜バカバカ〜!?
「ん?そうか?じゃぁしてもらおうかな?」
タクトは恥じらいながらも服を脱ぎ捨て生まれたての姿になる。
「じゃぁそこに座って・・・」
タクトをベッドに座らせまじまじとタクトの怒張した物を見つめる

・・・以外とおっきい・・・大丈夫かな?
「恥ずかしいからあんまりみないでおくれよ・・・」
男性の独特の臭いが懐かしく、少し余韻に浸ってしまった。
410野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 04:03 ID:1d45nPsz
あ、ん・・・く・・・んちゅ・・・ん・・・あむ、はむ・・・
じゅっ・・・んんっ・・・ん、んっこんなに、んっ・・・おおきく
・・・なってる・・・」
タクトは初めての感覚なのかぐっと上を向いて堪えている
か〜わいい☆
「む・・・くちゅ・・・んうっ・・・ン・・・・・・ど、どう?
気持ち・・・くちゅ・・・いい?」
亀頭の裏を少しぺろっと舐めあげると堪らなく声をあげる・・・
「じゅる・・・ずずっ、チュ・・・んんっ・・・」
「うっ、もうだめ・・・」
タクトはアタシの口の中に放出した。
「んくっ・・・・んくっ・・・んっ・・・んぐっ・・・ぷはっ・・・
はぁ・・・はぁっ・・・全部飲んじゃった・・・」
アタシって以外とうまい?なんだかアタシも我慢できなく
なってきた・・・・は、早く欲しい・・・

「し、司令官殿・・・ア、アタシ・・・もう・・・」
フォルテの目はまるで餌を待つ子犬のようにトロンとしていた。
かわいい〜♪いたずらしちゃおうかな?
「ほら、こんどは俺がフォルテを気持ちよくさせる番だよ♪」
なんか俺いつもと違うな・・・
「フォルテ・・・可愛いよ・・・」
ぺろっ・・・ちゅ・・・ん、はむ・・・ちゅっ・・・・
「あ、あんっ・・・い、いや・・・そんなに・・・つよ・・・く
噛まない・・・で・・・」
フォルテの乳首はさっきよりも堅く張りを増していた
411野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 04:03 ID:1d45nPsz
「そろそろいいかな?」
俺はスカートをたくし上げショーツの染みをまじまじとみる
「フォルテのアソコこんなに濡れてるよ・・・」
恥丘をすっとなで上げる、ショーツの上からでもしっかりと
フォルテの暖かさが指に伝わってきた。
「そんなこと・・・言わないで・・・」
フォルテは目を背けるがこっちのほうはさらに染みを増やしてゆく
「こんなにお漏らししちゃって〜・・・フォルテには
お仕置きが必要みたいだね〜」
フォルテをそっと抱き抱えて等身大ほどある鏡の前に移動する
「キャッ!?どこいくの?」
不安の色を隠せないのか顔には恐怖と好奇心でいっぱいであった
「ただの鏡だよ。別に気にすることはない」
鏡=自分を見る=その前で行為をする=自分を見ながら行為をする
「ほら、足を開いて・・・怖がることはないよ」
おそるおそる足を開くフォルテ
「こんなに濡らしてパンツがビショビショじゃないか・・・
濡れたパンツをはいていたら風引いちゃうよ」
すーっとショーツをずらしてゆく。愛液の酸っぱい香りが
俺の鼻をくすぐりさらに俺の物は大きく怒張した
「やだ・・・恥ずかしいよ・・・こんなの・・・」
目をそらして足をとじようとするがそれを阻止する。
「ダメだよ〜フォルテにはお仕置きが必要なんだからさ」
俺はいたずらっぽくフォルテに問う、するとさらにフォルテの
陰部から愛液があふれ出した。
412野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 04:05 ID:1d45nPsz
「フォルテは言葉で攻められるのが好きなのか〜」
「ち、違う!そんなことはない・・・」
必死に抗議をするが時すでに遅し。
「フォルテのココ綺麗だね・・・お尻の穴も丸見えだよ」
「いや・・・お願い・・・それい・・・じょう・・・言わない・・・で」
何かに怯えたように声が震えていた。とてもしおらしくみえ
より一層俺の萌え魂に火をつけた
「ふふっ・・・ピンクで可愛いな・・・」
人差し指と中指で軽く陰唇を開き、じっくり
フォルテの女の子の部分を観察する
ピンクの粘膜が、ヒクヒクと怯えているかのように見えた
「ほら、フォルテの恥ずかしい所丸見えだ・・・よく見てごらん・・・
ここがクリトリスだよ・・・」
割れ目からぷくっと膨らんだ恥豆を軽くつつく
「んっ・・・んぁっ・・・あう・・・」
フォルテの女の香りが濃くなり、鼻をついた。
「あ、ああ、あぁぁぁ・・・・・・・」
快感に体をくねらせてもがいたせいで大きな胸は
たぷんたぷんと波打っていた
「あ、ふぁっ、あふうっ・・・ふぅ、はぁぁっ!」
少し苛めてやろうと尿道をつついても敏感に反応していた
「そ、そこは・・・ダメ・・・汚い・・・から・・・ダメ・・・」
そろそろ我慢できなくなってきたな・・・
「もう準備は大丈夫だよね?」
俺は怒張した物をフォルテの恥丘にあてがった。
「大丈夫、力・・・抜いて。俺だって、緊張してるんだからさ・・・
気持ちは同じだよ・・・多分・・・」
フォルテって経験あるよな?・・・ちょっと心配
413野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 04:07 ID:1d45nPsz
「いくよ・・・・」
俺の肉棒が亀裂に入り込む・・・
「ふぁぁぁぁ!」
思ったよりもソコはせまく、先端を入れただけでかなりきつかった
「フォルテって経験あるんだよね?」
こんな美人の処女を奪ったの誰じゃ!不機嫌に聞く
「なかり昔のことさ・・・実はアタシ結婚してたんだよ・・・」
ケッコン・・・香港?大根?・・・・なにーーーー!結婚だと!?
「それは初耳だな・・・ってことは人妻?」
はっきり言ってむちゃくちゃ動揺していた。
こんな美人が結婚・・・悔しいぃ!今こうしてセックスしている
自分はなんなんだー!アレか?夫が相手をしてくれなく今晩
寂しくて眠れないの・・・とかそんなノリか!?
「でもね・・・両親が決めた結婚だったんだ・・・」
快楽に溺れていた顔が見たこともない寂しい顔になっていた。
きっと辛いことがあったんだろう・・・
「でも夫がいるのに俺とこんなことをしてていいのかな?」
少しビビッタ・・・夫にこんなことがバレたら・・・ヤバイって!
「いいんだ・・・もうあの人はこの世にはいないんだから・・・」
なんだって?この世にいない?ってことはアレか、死んでるってこ
とか?
「・・・・・・・そう、だったのか・・・すまない。辛いことを思い出させて
しまって・・・」
414野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 04:09 ID:1d45nPsz
部屋の空気が一気に辛気くさくなってしまったが、
勃つ物は勃っていた
「まぁ昔のことをとやかく言っても戻ってはこないさ・・・
今は今を楽しむだけだよ!」
フォルテの顔はいつもの元気な笑顔に戻っていた。
「俺が過去なんか忘れるくらい愛してあげるよ・・・」
俺は決意した・・・フォルテは俺が生涯守る・・・
「ん、んんっ!ちゅっ・・・くちゅっ・・・ぴちゃ・・・
はむっ・・・あ、あぁ・・・・」
もう一度深くキスをする・・・永久より長く・・・二人の絆・・・
なにもかもがここからがスタートなんだ・・・
「アタシも司令官殿・・・いや、タクトとなら
うまくやっていけそうな気がするよ・・・」
「あ!う、うぅ・・・・・」
ズプズプ・・・・・・・
「はぁっ、き、きつい・・・・」
こんなに体は大きいのに
「あ、ぁぁぁ・・・・・・
うあッ・・・・・あ・・・・・・!!!!」
久々の感覚なのか身体をよじって痛みを堪えている。
そんな姿が愛しく想え激しく腰を動かしてゆく
「はぁ・・・あ、フォルテっ」
ズン・・・・・・ズン・・・・!!
「う・・・・・くぁン・・・あうぅぅ・・・」
「痛く・・・ない?でも我慢してね・・・・」
ぷるん、と揺れる胸を揉んであげる。
「タクトの・・・・好きに・・・していい・・・よ・・・」
甘美な膣肉の感触に、俺は夢中で腰を振った
「あぐっ・・・う、あぁぁぁっ・・・はぁ・・・はぁ・・・・」
フォルテの痛みがこもった声が耳に届く。
その声がまた可愛い。
415野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 04:09 ID:1d45nPsz
ズンッ、ズンッ、ズンッ・・・・
「んッ・・・んぁッ・・・あう・・・」
とてもスタイルの良い絞られた身体・・・
「すごく魅力的だよ・・・フォルテ・・・」
そろそろフィニッシュが近づいてきた。
一層激しくピンスト運動を開始した。
ズンッ、ズグッ、ズチッ、ズヌッ・・・・
「あンッ、ふぁ・・・・あ、あぁあ・・・・
ダ、ダメ、そ、そんなに動いたら」
ズ・・・・・ズグッ、ズコッ
ダメだ・・・・もう我慢できん!
キュッとくびれた腰をつかみ、一気にラストスパートにはいる。
「フォルッ・・・・フォルテっ・・・・!」
「あ、ふぁっ、ふぅ、はぁぁぁッ!!」
ジュ、グチュ、ヂュグリッ・・・・・・
水音が大きくなる、愛液の量が一気に増したようだ。
「くっ、い、いくぞッ!」
ずどん、と強烈な一撃をうちこみ、子宮口を突き上げた
「うあ、あ、あ、あぁぁぁっっっっ!」
「うっっっっ!」
フォルテの首に手を回し強く抱き合う。
どくん、どくん、どくん、どくんっっっ!
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」
すさまじい勢いで注がれてゆく俺の精液。
フォルテの腰がピクン、ピクンと痙攣していた。
勢いがすごくて、結合部からあふれ出る。
「あ、あぁぁぁ・・・・・」
がくっ、とフォルテは快楽と幸せに溺れながら気絶した・・・・
416野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 04:10 ID:1d45nPsz
「ん・・・・?あれ?ここは・・・アタシの部屋・・・」
目覚めるとすでに出勤時間を過ぎていた
「あれからアタシ・・・・どうしたんだっけ・・・・タクトの
声が聞こえて・・・・・・!タクトは!?」
辺りを見回すがタクトの姿はなかった。
そうだよな・・・・もう仕事の時間だもんな・・・・
シャワーでも浴びよ・・・・
ジャァァァァァァァ・・・・・
少し熱めのシャワーを浴び、昨晩の汗を洗い流す。
タクト・・・アタシ、あんたのこと好きだよ・・・・

着替えを済ませタクトを探す。この時間なら食堂にいるだろう
「タクト・・・・」
「ん?フォルテか、おはよー」
この人は相変わらずマイペースだな。そんなところも
好きなんだけどね。
「昨晩はよく眠れましたか?お姫様・・・・」
ニヤリと不気味な笑いをしながらこちらを向く
「な、何を言い出すんだよいきなり!」
恥ずかしいからやめておくれよぉ・・・・
「そんなことより、大事な話があるんだ・・・・」
417野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 04:10 ID:1d45nPsz
今度は本当に冗談ではなく、真剣な眼差しでアタシを見つめる
「俺、明日から惑星探索員としてここを離れるんだ・・・・」
「えっ?」
ちょっとまってよ!アタシはどうなるのさ!もう置き去りなんて
まっぴらごめんだよ!
「いつ・・・決まったのさ!」
「今さっきだ。上からの命令じゃ従うしかあるまい、
この船のことはレスターに頼んである。心配はないだろう」
「ちょ、ちょっとまっておくれよ!アタシはどうなるのさ!
昨日、生涯守ってくれるって言ったじゃないか!」
いつの間にか目頭が熱くなっていた。
「・・・・・・・すまない。」
「すまないって!タクトはそれでいいのかい!アタシより上の
命令のほうが大切なのかい!」
これじゃああの人同じじゃないか!
「俺だってフォルテと離れたくないさ・・・」
タクトはそれ以上は言わなかった。タクトだって
必死の覚悟で決断したんだと思う・・・・
「せめて、出発日を延ばすことくらいできないのかい?」
ここで引き留めたら余計離れたくなくなるのはわかっている。
でも、あの人と同じ運命を辿って欲しくない・・・・
「わかった。交渉してみるよ。」
そう言い残しタクトは食堂を後にした・・・・
418野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 04:11 ID:1d45nPsz
それから何日が経過したのだろうか・・・・
ろくに食事もとっていない・・・・タクトのことを思い出すたびに
涙が溢れてくる。もう何日も会っていない。
会いたい・・・・・タクトに会いたい・・・・
いつの間にかアタシの心の中でタクトという存在が必要不可欠
になっているらしい・・・・・
ブイィィィン
突然部屋の扉が開いた。
「タクト!?」
ベッドから飛び起き扉へと向かう。
「タ、タクトォォォォォォォ!!」
ギュッ・・・・
「ゴメン、心配かけたね」
そこには確かにタクトの温もりがあった。
419野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 04:11 ID:1d45nPsz
「タクト〜ぐずっ、う、うわぁぁぁぁん!」
まるで張りつめていた一本の糸が切れるようにフォルテ
は俺の胸に顔を埋めて泣き出した。
「おいおい、せっかくの美人が台無しだぜ?」
そうさ。泣くのはまだこれからだよ。
「行こう・・・・みんな待ってるよ」
フォルテの手を引きみんなの待つ広場へ・・・・
ブイィィィィィン
扉が開くと同時に
パンッ!パパンッ!クラッカーの音が二人を祝福する
「えっ?」
動揺を隠せないまま俺の手に引かれて広場の中央へと向かう
「フォルテさ〜んおめでとうございますぅ!」
ミルフィーユの暖かい声・・・・・
「タクトー!フォルテさんを泣かしたら
あたしが許さないからね!」
蘭花の元気な声・・・・・
「タクトさん、フォルテさん、末永くお幸せに・・・・」
ミントの優しい声・・・・
「神の・・・・ご加護がありますように・・・・」
ヴァニラの静かな祈り・・・・
420野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 04:11 ID:1d45nPsz
「タ、タクト?」
何が起こっているのか全くわかっていな状態だった。
「え、えっとだな・・・・その〜うまく言えないのだが・・・・
俺と、結婚してくれないか?」
「・・・・・!?」
口元に手をあて驚くフォルテ・・・・優しく抱きしめる。
じわーっと胸に伝わってくるフォルテの涙・・・
俺はこの人を一生守っていく。そう心に誓った・・・・
「返事を聞かせてもらってもいいかな?」
「・・・・・う、うん・・・・・」
「ありがとう・・・・・」
んっ・・・・お互いの唇がゆっくりと重なりあってゆく・・・・

その後、
タクトは命令通り惑星探索員としてこの船を離れた。
フォルテもタクトの帰りを待っているといって
決心した。タクトがいなくなりレスターが司令官として
役目を果たしている。この船にはいつもどうりの活気さが
あった。
「タクトのいない毎日は寂しいけど、アタシは待つって
決めたんだ!そのことに後悔はないよ・・・・」
何年だって待ち続けるんだ!タクトがもう一度アタシの
名前を呼ぶ日まで・・・・
あの人は帰ってこなかったけど、タクトはきっと帰ってくる。
そう信じている・・・ううん、絶対帰ってくる。そう確信できた。
421野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 04:12 ID:1d45nPsz
あれから何年経つのだろうか・・・・・長い間眠っていたような気がす

る・・・・タクトから連絡は無し・・・・あの人と同じなのだろうか・・・・
「あの人はもう・・・この世にはいないのだろうか・・・?」
芝生にに寝そべり、瞑想をする。あの日のことが昨日のことの
ようにはっきりと映る・・・・
私を置いていったあの人・・・・・私には帰る場所なんてなかった。
孤児のアタシを育ててくれた家族・・・・暖かかった・・・
その家のしきたりで18になった女は結婚をしなければならなっか

た。アタシは嫌だった・・・・でもあの人は本当に優しかった・・・・
でもあの人は・・・・帰ってこなかった・・・家を出てしまったアタシに

は帰る場所もなくなってしまった。この船に来たのも本当に偶然だ

った・・・・あの人がいなくなってから何度涙を流したのだろう?あの

人を忘れるためにタクトを愛した訳じゃない・・・今ではタクトに頼

ることでしか自分を維持できない・・・・
タクトは本当ににこんなアタシでいいのだろうか・・・・最近不安に
なることが多い。
422野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 04:13 ID:1d45nPsz
「アタシに帰る場所なんてないんだよ・・・・・」
涙が頬を伝わりすーっと芝生に吸い込まれてゆく・・・・
「帰る場所ならあるさ・・・・ここに」
突然の声に一瞬何が起こったのかわからなかった。
「タ、タクト・・・・」
「おうよ、今帰ったぜ」
バカ・・・・・
「タクトーーーーーー!!」
再会のキス・・・・止まっていたはずの歯車がまた動き出した・・・・
永遠に終わることのない二人の愛・・・・
二羽の青い小鳥が空を羽ばたいていた・・・・
檻の中から飛び出して自由を堪能するかのように・・・・
流れていった時を埋めてくれるように・・・・
まるで二人を祝福するかのように優雅に羽ばたいていった・・・・

                         END
423S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/23 04:13 ID:q3cfW31n
キタァァァァァァァァァ(゚∀゚)ァァァァァァァァァァァァァァ!!!!! 
424S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/23 04:19 ID:q3cfW31n
俺様も萌えてきたぁぁぁ!!
よっしゃぁ!!全力前進!!SSつくーる!!

                .ゝノ/、 |  ,
               ,ノ/ノノ\∩⊂⊃
           ⊂´⊃ (/д。` ) / , .| 
             | !⌒!!⌒!つ ,-=-   
            ||,─、(SEX).─、 | |  
             (MACHINEGUNS)||.|    
           / `ー ´ `ー- /へ  
425名無しさん@ピンキー:03/08/23 07:33 ID:mHiLmO6B
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
なんちゅう可愛い姐さんですか!

ゲームの姐さんもこれくらい可愛くていいのにな
426名無しさん@ピンキー:03/08/23 08:00 ID:aUVAdImg

       ヽ(・ω・)/   いいお話しだよね
      \(.\ ノ
      ,,、
427野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 08:07 ID:Eq31u7O1
ありがとうございます・・・!
全体の流れとしてはどうでしょうか?
428名無しさん@ピンキー:03/08/23 13:08 ID:gsndwzP4
>>398
デリられてます。もしよろしければ再UPしてください。
是非読みたいので。
429野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 13:34 ID:ujGZGHAZ
第二2弾を書こうと思うのですが・・・ご希望があれば言ってください
430名無しさん@ピンキー:03/08/23 13:39 ID:Mjq1bbHb
>>429
じゃあ殺し屋がGAメンバーを殺していくというのは・・・


















冗談ですけど
431名無しさん@ピンキー:03/08/23 13:45 ID:mHiLmO6B
>>427
まあ姐さんの設定がアニメ・こみっくとも少し違うのですが、設定自体は別に
書かれた方のオリジナルが少し入っていてかまわないと思います。
個人的に姐さんが数年待ってた、というのが良かった。

でもできれば、ゲームのミルフィーユエンドみたいに、フォルテさんのために軍をやめる
くらいのタクトがよかったかな。
まぁこれは、個人的な感想ですが。
432S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/23 13:55 ID:hIy3H8G+
GA学園…。
パロディ大行進のとき見たいのキボンヌ。



つか皆さん、聞いてくれ。
やっぱタクトとシヴァ難しい。
よって、>368の意見でいくぜ。
今エッチ突入したところまで書いたからな!!
待っておれよ、貴様ら!!
433野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 13:56 ID:ujGZGHAZ
>>431
感想ありがとうございます。またフォルテを書くとマンネリ化して
しまいそうなのでキャラを変えてその方向でやってみたいと思います
434野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 13:57 ID:ujGZGHAZ
>>430
殺しやですか?でも以外と面白いんじゃないでしょうか?
キャラ設定さえ間違わなければ・・・
435野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 13:59 ID:ujGZGHAZ
>>432
心の中だけで期待しています・・・
436S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/23 14:03 ID:hIy3H8G+
野郎様キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
しかも期待してくれてるし…
頑張らねばっっ!!

                .ゝノ/、 |  ,
               ,ノ/ノノ\∩⊂⊃
           ⊂´⊃ (/д。` ) / , .| 
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            ||,─、(SEX).─、 | |  
            (MACHINEGUNS)||.|    
           / `ー ´ `ー- /へ  
437野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 14:06 ID:ujGZGHAZ
僕も次回作頑張りますので・・・・
438S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/23 14:07 ID:hIy3H8G+
つか、二作目と同時進行してる俺様…。
そりゃ、いつになってもできねぇよなぁ〜。
439ぷんすかぷんすかぷぅ:03/08/23 19:55 ID:bkxFntca
お久しぶりです。とりあえず、書きかけだったミルフィーSS完成しましたので、これから投下しまつ。
当初の予定と違い、セリフだらけでエロいシーンがまったくといって良いほど無いのですが、ご勘弁あれ(w
 エオニア軍に囚われたミルフィーユが救出されたのは、先の戦闘から1週間が過ぎた頃であった。
 タクトはフォルテからの通信を受けるや否や、ブリッジを飛び出し、格納庫に向かった。
 ハッピートリガーが着艦し、降りてきたフォルテにタクトは駆け寄った。
「フォルテ! ミルフィーは!?」
「ああ、司令官どの。ミルフィーなら無事だよ。……ただ、今ちょっと具合が悪いようなんだ。
落ち着いた頃にまた連絡するから、少しの間そっとしておいてやってくれないか?」
 フォルテの言葉に、タクトは言い知れない不安を感じた。
「……ミルフィーに何かあったのか?」
「……その件に関しては、後で報告するよ。今は早くミルフィーを休ませてやりたいんだ。
アタシを信用して任せてくれ?」
「判ったよ……。ミルフィーの事はフォルテに任せる」
 タクトはそれでも心配そうに紋章機の方を見た。コクピット内にミルフィーユの姿がある。
 ミルフィーユはチラリとこちらを見たが、目が合った瞬間、恐ろしい物でも見たかのように、
座席の陰に隠れてしまった。
 タクトはなおも名残惜しそうに紋章機を見つめていたが、やがて肩を落として格納庫を
出て行った。

 3日後。司令官室にフォルテが訪ねて来た。
「司令官どの、ちょっと良いかい? ミルフィーの事なんだが」
「ああ、ミルフィーはどうしてるんだい?」
 タクトは沈鬱な表情で尋ねた。あれから何度かミルフィーユの部屋に足を運んでいるのだが、
会う所か、ロクに話す事も出来ていなかった。どうも避けられているようなのである。
「……一応は元気だよ。ただ、ね……」
 フォルテは言いながら表情を曇らせた。この先を話すか思案している感じであった。
「頼むよ、フォルテ。ミルフィーがどうしてるか聞かせてくれないか?ミルフィーは……
オレを避けているようなんだ。理由は、その……判らないけど……」
「……本当に判らないのかい?」
 フォルテは射抜くような眼差しでタクトを見据えると、静かに言い放った。
 タクトはそのフォルテから目を逸らせた。
 実の所、タクトには、ミルフィーがなぜ自分を避けるのか、漠然とした予想がついていた。
 しかし、それは決して現実であってほしくない予想であった。
「率直に聞くが……オマエさん、ミルフィーの事、どう思ってる?」
「どうって……」
「ミルフィーの事、愛しているのかい?」
「…………」
 タクトは顔を伏せ、少しためらった後、キッと顔を上げ、ハッキリと答えた。
「ああ、愛している。一人の隊員に過度の思い入れを持つのは、司令官としては失格かもしれない。でも、オレは司令官である以前に、一人の男としてミルフィーを愛している」
「何があろうと、あの娘の事を信じて、そばにいてやれるかい?」
「もちろんだ……」
 タクトは正面からフォルテを見据えた。
「……オマエさんが司令官で良かったよ」
 フォルテは弱々しいながらも笑みを浮かべ、タクトを見つめた。
 少しの逡巡の後、フォルテは表情を引き締め静かに語り出した。
 その内容は、やはりタクトの予想通りであった。


「ミルフィー、ちょっといいかい?」
 フォルテはミルフィーユの部屋のドアをノックした。
「あ、フォルテさん……。どうぞ、入ってください……」
 ドアの向こうから、消え入りそうな声でミルフィーユが答えた。以前とは比べ物にならないぐらい、か弱い声であった。
 フォルテは部屋へ入り、ベッドの上で膝を抱えて蹲っているミルフィーユを見つめた。
「ジャマするよ」
 フォルテはミルフィーユのすぐそばに腰を下ろした。
「なあ、ミルフィー。アンタの気持ちは判るけど、いつまでもそうしてはいられないんじゃないか?」
 フォルテは単刀直入に語り始めた。
「アタシたちの任務はシヴァ皇子を守る事だ。敵が来たら戦わないといけない。
そうすれば、イヤでも司令官どの……タクトの前に出ないとダメなんだぞ」
 タクトの名前が出た瞬間、ミルフィーユは体をビクリと震わせた。
「でも……わたし……もう、タクトさんには会えません……だって……だって……」
 ミルフィーユは抱えた膝に顔を埋め、嗚咽を漏らし始めた。
「ミルフィー、アンタ、タクトの事信じてないのかい?」
「信じてます!信じてますけど……でも、わたし……」
 ミルフィーユは顔を上げ、フォルテを見た。その瞳から、とめどなく涙が溢れていた。
「だからといって、この先一生タクトを避け続けるのかい。好きなんだろ、タクトの事」
「……好きです。好きですけど、だからこそ会えないんです……」
 ミルフィーユは再び顔を伏せて泣き始めた。
「実はね、今、部屋の外にタクトがいる」
「え……?」
 ミルフィーユは驚愕と恐怖が入り混じった顔でフォルテを見つめた。
「何も話さなくてもいい。ただ、アンタはタクトと会う必要がある。このまま避け続けても、
お互いに傷つけあうだけだよ」
 フォルテは立ち上がり、ドアの方へ向かった。
「い、いやっ!フォルテさん、やめてください!!」
 ミルフィーユはベッドから立ち上がり、フォルテに縋り付こうとした。
 しかし、その前にドアが開き、フォルテは道を譲るように移動した。
「あっ!」
 縋り付く目標を失ったミルフィーユは、つんのめるように部屋の外に飛び出した。
 その目の前にはタクトが立っていた。
「ミ、ミルフィー……」
「タ、タクトさん……」
 ミルフィーユは驚愕に目を見開き、慌てて部屋の中へ戻ろうとした。
「待って、ミルフィー!」
 タクトはミルフィーユの腕を掴み、強引に自分の元へ引き寄せた。
「いや! 離して!」
 ミルフィーユは腕を振り解こうと懸命にもがく。しかし、タクトは手を放そうとはしなかった。
「ミルフィー!!」
 タクトはミルフィーユの両肩を押さえ、一喝するようにミルフィーユを呼んだ。
 ミルフィーユは体をビクリと震わせて、動きを止めた。
 タクトは苦虫を噛み潰したような顔でミルフィーユを睨みつけた。
 だが、すぐにホッとしたような、安堵の笑みを浮かべ、ミルフィーユの体を抱き締めた。
「ミルフィー……やっと会えた……」
「タク……ト、さん……」
 耳元で囁かれたタクトの言葉に、ミルフィーユの瞳からとめどなく涙が溢れ出した。
「タクト……さん……。タクトさん! わたし……わたし……うっ……ううっ……」
 ミルフィーユはタクトの胸に顔をうずめ、堰を切ったように泣き始めた。
 最初はか細く、やがて胸の中に溜まっていた物を吐き出すように、大きな泣き声を上げる。
 タクトはミルフィーユの髪を優しく撫でた。そして、傍にいるフォルテに視線を送る。
「それじゃあ、ミルフィーの事は頼んだよ、司令官どの……いや、タクト」
 フォルテはニッコリとほほ笑み、ミルフィーユをタクトに託すと、自分の部屋に入って行った。
「ミルフィー……とりあえず、中に入れてもらっても良いかな?」
 タクトはミルフィーユを抱き締めたまま、そっと囁いた。
 ミルフィーユは涙を湛えた瞳でタクトを見つめ、小さく頷いた。

 部屋の中に移動し、二人は並ぶようにベッドに腰掛けた。ミルフィーユはすでに泣き止んでいたが、
俯いたまま口を閉ざしていた。
 タクトもまた口を開く事なく、ただミルフィーユの肩を抱いていた。
 そのまま10分ほどが経過し、初めてミルフィーユが声を発した。
「……何も……聞かないんですか……?」
「……ああ、聞かないよ。聞く必要も無い。こうしてミルフィーの隣にいられるだけで
幸せだからね」
 タクトは優しい笑顔でミルフィーユを見つめた。しかし、ミルフィーユは、その視線を避けるように俯いたままだった。
「何で……そんなに優しくしてくれるんですか……」
「ミルフィーの事が好きだからだよ。誰よりも大事な人だから……」
 タクトの言葉に、ミルフィーユは静かに肩を震わせる。また涙がこぼれ出していた。
「わたし……うれしいです。わたしも、タクトさんの事好きだから……。でも!」
 ミルフィーユは悲しみと決意を秘めた瞳でタクトを見つめた。
「だからこそ……わたし、タクトさんの気持ちに応えられません。だって、わたし……わたし……」
「いいんだ、ミルフィー。何も言わなくていい」
「わたし、エオニア軍の人たちに……」
「何も言わなくていいんだ!!」
「犯されたんです……」
「…………」
 タクトは言葉を失った。その表情が苦痛に満ちた物になってゆく。
「わたし、もう汚れちゃったんです。タクトさんの気持ちを受け入れる資格なんて無いんです……」
 ミルフィーユは涙を流し、諦観がもたらす渇いた笑みを浮かべた。
 タクトは唇を噛み締め、何かに耐えるように下を向いた。
 タクトの脳裏に、司令官室でのフォルテとの会話が蘇った。
『敵軍に捕まった若い女がどんな目に遭うか、オマエさんも想像はつくだろう?』
『……じゃあ、やっぱりミルフィーは……』
『ああ、敵兵達の慰み者にされてたよ……。アタシが駆けつけた時なんざ、そりゃあヒドイ
有様だった』
『何を……されてたんだ……?』
『アタシの口からはとても言えないよ……』
『そうか……』


「……は関係無い」
 苦虫を噛み潰したような顔で俯いていたタクトは、ボソリと呟いた。
「え……?」
「そんな事は関係無い!」
 タクトはそう言い放ち、ミルフィーユを見つめた。
「ミルフィーはどこも汚れてなんかいない! 何も変わってないさ!」
「タクト……さん……」
「何があったって関係無い、オレはありのままのミルフィーが好きなんだ!」
「…………」
 ミルフィーユはゆっくりと立ち上がり、タクトの正面に移動した。
「これを見ても、そんな事言えますか……?」
 ミルフィーユは1枚づつ、着ていた服を脱ぎ始めた。
「み、ミルフィー!?」
「わたしの体、良く見てください……」
 着衣を全て脱ぎ捨て、ミルフィーユはタクトにその裸身を晒した。
「この体を見て、まだ好きだって言えますか?」
「な……」
 タクトは思わず絶句した。そこに現れた物は予想以上の物であったのだ。
 ミルフィーユの白い肌の全体に、クッキリとした縄の痕が付いていた。
 赤黒い痣が、亀甲縛りの形で全身を走っていた。
 それだけではない。体中にキスマークや蚯蚓腫れ、ヤケドの痕などがあった。
 さらにタクトを驚愕させたのは、両の乳首に付けられた、リング状のピアスであった。
「わたし、エオニア軍の兵士たちに犯されました。ほとんど休む間も無く犯され続けたんです。
しかも、途中からは、わたし自らが望んで犯されてたんです。わたしは……そんな女に
なったんです……」
 ミルフィーユは暗く澱んだ瞳でタクトを見つめ、うっすらと笑みを浮かべながら、タクトにピアッシングされた乳首を見せつけるように乳房を持ち上げた。
「このピアスだって、無理やり付けられたんじゃないんですよ? わたしが自分でお願いしたんです。その時、わたし何て言ったと思います?
 『皆さんのペットになりますから、もっとわたしをイジめてください』て言ったんですよ。こんな、こんな女なんです……」
 ミルフィーユはなおも微笑んでいたが、その瞳から一筋の涙が流れた。
「わたし……初めてだったんです……」
「え……?」
「敵に捕まったわたしは、すぐに司令官室に連れていかれました。わたしだって軍人です、拷問まがいの尋問は覚悟していました。
でも……尋問どころか、わたしはその場でレイプされました。それがわたしのロストバージンでした……」
「ミルフィー……」
 タクトは声をかけようとしたが、それよりも早くミルフィーユが言葉を接ぐ。
敵艦に乗っていた人たちに、順番に犯されたんです」
「その時、3回犯されました。3回目は、オシリを犯されました。わたしが『痛い』って泣き叫んでも、止めるどころかニヤニヤ笑いながら、激しくされました。その後は、部屋の外に連れ出され、
敵艦に乗っていた人たちに、順番に犯されたんです」
 ミルフィーユは虚ろな目つきのまま、その場にへたり込んだ。
「それから2日ぐらい、本当に地獄でした。わたし、何度も死のうかと思いました。でも、そんな事を忘れてしまうぐらい、何度も何度も犯されたんです。
そうしていると、不思議なものですよね、いつの間にか辛くなくなっていたんです。
3日目ぐらいから、わたしは自分から進んで快感を貪っていたんです。そうしないと……壊れてしまわないと……とても耐えられなかったから……」
 ミルフィーユは再び立ち上がると、タクトに背を向けた。
 その仕草の痛ましさに自然と俯きそうになったタクトの視線が、ミルフィーユのヒップの辺りで止まる。その肉付きの良い双丘に、太い字で『司令官専用』という文字と、明らかに菊門を指し示している矢印が書かれていた。
「このオシリの字……刺青なんです。敵の司令官に入れられました。そうして、刺青を入れ終わった後『オマエのケツ穴はオレ専用だ。誰にも使わせるなよ。もし、オレ以外に許したらオシオキだ』って言われました。
わたし、命令を守るつもりでした。でも、敵艦の人たちは、そんな事に関係無く、わたしのオシリを犯すんです。わたしが、敵の司令官に言われた事を伝えても、兵隊さんたちは、『だったら、なおさらケツを犯してやる!』って言うんです……」
 ミルフィーユの自嘲めいた告白は続く。
「もちろん、お仕置きされました。ムチで叩かれたり、ロウソクを垂らされたり……。
そうして、何度も言わされるんです『わたしはチ○ポ狂いのメス豚です』って。
そんな事が一昼夜続けば、感覚がマヒしてくるんです。精神的にも、本当に……メス豚になっちゃうんです……」
 ミルフィーユはもう一度振り返り、じっとタクトを見つめた。
「身も心も堕ちてしまえば、ツライ事は無くなりました。あとは……彼らのオモチャとして、彼らが望むように振舞えば良いんです。何も考えず、与えられた快楽をただ貪れば良いんです。
わたしがフォルテさんに助けられる寸前まで、何をしていたか判りますか?」
 そんなミルフィーユの問いに、もちろんタクトは答えられない。
「わたし……見世物として、犬とSEXしてたんです。四つんばいになって、後ろから犬のペニスに貫かれて、腰を振って悦んでいたんです。そんなわたしを見た時のフォルテさんの顔……。
それでも、わたしはフォルテさんに見られてる事に興奮して、犬の精液を膣に注ぎ込まれながら
イッたんです……」
 そこで言葉を切り、ミルフィーユは泣いているような、笑っているような、何とも形容し難い表情を浮かべた。
「ね? わたしはこんなにキタナイ女なんです。ホラ、見てください」
 ミルフィーユは恥部に手を伸ばし、ヴァギナを濡らす淫液を指ですくった。
「話しながら、自分のされた事を思い出して、こんなに濡れるヘンタイなんです。
こんなわたしでも、まだ『好きだ』なんて言えますか?」
 無理やり笑顔を浮かべ、ミルフィーユはタクトに詰め寄った。
「もちろんだよ……」
 タクトは躊躇する事なく、ミルフィーユの体を抱きしめた。
「さっきも言ったろ? 何があっても関係無い。オレはありのままのミルフィーが好きだよ」
 そう言って、タクトはそっと唇を重ねた。
「!?」
 緊張でミルフィーユの体が強張る。だが、その優しい唇の感触に、自らの体を抱く腕のぬくもりに、次第にミルフィーユは力を抜いていった。
「オレは……全てを受け入れるよ。その上で、誰よりも強く愛してみせる。だから……オレの傍にいてくれ。キミはオレの……幸運の女神だから」
「タクトさん……本当に、本当にわたしみたいな女を愛してくれるんですか?」
「当たり前だろ? この銀河の誰よりも、ミルフィー……キミが好きだよ!」
「タクトさん……タクトさぁぁぁぁぁぁん!!」
 ミルフィーユはタクトの胸に顔を埋め、大声で泣いた。全てを涙で洗い流すように。
 タクトはただ、そのミルフィーユを抱きしめながら、優しく髪を撫で続けた。
「とりあえず、辛いだろうけどケーラ先生とヴァニラに診てもらった方が良い。
体の傷は、それでキレイに治るよ。心の傷は……オレが一生かかってでも癒してみせる。
だから、オレを信じて任せてくれるかい?」
 タクトはミルフィーユの肩を抱き、優しくささやいた。
「はい、わたし……タクトさんを信じます」
 涙で目を腫らしながらも、けなげにミルフィーユは微笑んだ。その笑顔は、先程までの、
悲しみの混じった諦観めいた笑みではなく、心からの笑顔であった。
「そうか。なら支度して、ミルフィー。イヤな思い出は少しでも早く忘れた方が良いからね」
「ハイ、タクトさん!」
 ミルフィーユは立ち上がり、脱いだ衣服を身に纏い始めた。
「じゃあ、オレは外で待ってるから……」
 静かな笑みを浮かべて、タクトはドアに手をかけた。その瞬間、背後からミルフィーユが抱きついてきた。
「ミ、ミルフィー!?」
「タクトさん、一つお願いがあります……」
 ミルフィーユはタクトの背中に顔を埋めるようにして言葉を続けた。
「傷とか全て消えて、見た目だけでも元通りキレイになったら……わたしを抱いてください」
「え……」
「タクトさんのぬくもりで、全部……忘れさせてください。ダメ……ですか?」
「ダメなもんか。判ったよ、ミルフィー。オレが……全部忘れさせてあげるよ」
 体を抱きしめるミルフィーユの手をそっと解くと、タクトは再びミルフィーユを向き合う。
「この先ずっと、何があろうとも、ミルフィー……キミを守る。守ってみせる、永遠に!」
 タクトはミルフィーユを強く抱きしめ、誓いの言葉とキスを送った。
 
愛に包まれた二人は、お互いの欠けた部分を補うように、そのぬくもりを求め合うのであった。

                                END
449ぷんすかぷんすかぷぅ:03/08/23 20:19 ID:bkxFntca
途中一箇所コピペをミスったが気にしない(w
何よりも、エロが無くてスマソ。
本当はミルフィーユのセリフ部分を一部回想シーンにして、最後にタクトに抱かれるシーンを入れるつもりだったんだけど・・・
時間ありませんでした。
またヒマがあれば、その辺りを含んだディレクターズカット版を書くかもしれません。でも、時間無さげ・・・。
450桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/08/23 20:33 ID:OJ06hLAD
ぷんすか氏、お疲れ雅でした。
先程ムーンリットのミルEDを見たのですが…
これで鬱度が倍増されてしまいました…(笑)
うーむ、私はここまで鬼畜な表現は書けないからな…参考になります。

なんかゲームをやってて次々とネタと書く気が湧いてきましたので
近々書いてみたいと思います。

追伸。これだけは言えます。ミントスキーの方はやって損はないかと>ムーンリット
451野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/23 21:24 ID:u1jWHmk1
>>449
感動しまつた・・・うぉぉぉぉぉ!!ミルフィー!!
うわぁぁぁぁん・・・・
僕もこんな風に書いてみたいです。
・・・ポッ♪
452ぷんすかぷんすかぷぅ:03/08/23 21:33 ID:ZFFJWUQ2
>桜花氏
まあ、漏れはコッチ方面(鬼畜系)が本職ですので(w

ムーンリットなぁ……。
実は自宅PCを持ってない人なので、PS2版を待つしかないんだよなぁ……。
近々パソコン様買う予定ですが。
ミントスキーのSS書きとしては、プレイ出来ない悲しみを、SSで晴らしたい所でつが……。
453S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/23 21:34 ID:hIy3H8G+
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
お疲れ様でやんすぅぅぅっ!!

          ダララ♪   .ゝノ/、 |  ,
               ,ノ/ノノ\∩⊂⊃
   カシャカシャ♪    ⊂´⊃ (/д。`*) / , .| 
             | !⌒!!⌒!つ ,-=-   
            ||,─、(SEX).─、 | |  
       デケデケ♪  (MACHINEGUNS)||.|    
           / `ー ´ `ー- /へ  
454S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/23 21:35 ID:hIy3H8G+
          ダララ♪  .ゝノ/、 |  ,
               ,ノ/ノノ\∩⊂⊃
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       デケデケ♪ (MACHINEGUNS)||.|    
           / `ー ´ `ー- /へ  

ズレ、スマソ
455S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/23 21:36 ID:hIy3H8G+
          ダララ♪  .ゝノ/、 |  ,
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       デケデケ♪(MACHINEGUNS)||.|    
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ズレ、スマソ
456あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/24 01:59 ID:rRWgjr59
>>ぷんすか氏
タクト…すごくかっこいい…っす…
人を好きになるって…全てを受け入れるってことなんだよなぁ…
くさい事言ってすんません…

>>桜花氏
MLのせいでミントスキーになってしまいますた……
457ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/08/24 13:48 ID:CKmN7Ygi
漏れもトリップ付けてみる。

>野郎氏
書いた側的には、「セリフばかりで読み辛いよ!エロ無いし!」なんですが、予想外の反響でつ(w
前に投下された姐さんSS、カワイくてステキでしたよ。
次はミントさんで1本(w

>あぺっくすしーる氏
いえいえ、それなら、クサイ話書いてスイマセン(w
とりあえず、ミントスキーの輪を一緒に広げていきましょう。

>S.S.S.JOE氏
ありがとうございまつ。漏れも「みかんのうた」好きですよ(つうか、それしか知らない。スマソ)
でも、ちょっと落ち着きましょうよ(w
とりあえず、氏の作品楽しみに待ってまつよ。
458野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/24 18:42 ID:+N/7JY1h
>>457
いえいえ、鬼畜系がまだまだな漏れ俺的にはとてもよい勉強になりまつた。
姐さんネタが初なのでちょっと心配だったのですが、以外とうけてました。
姐さんって可愛い系のキャラでしたっけ?(w
漏れもミントスキーなので是非ミントスキーの輪を広げるのに
協力したいと思っております・・・
459名無しさん@ピンキー:03/08/24 22:08 ID:yfChwH8U
>>428
http://lovesior.minidns.net/~GA_Chara/upload/source/ga2up0036.zip

ほい。ここからそう簡単に消えないべぇ。あ、もし直リン不可だったら、
アドレス欄にコピペして使って。
460S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/25 00:26 ID:X8zC10kj
>457
みかんのドラムは漏れが叩いてるぞ!!
みかんみかんみかんみかーーーん!!デケデケ♪
おぉっ!サンキュウでつよぉ!!
ぷんすか様も次回作がんがってくだされぇぇ!!
実は貴方が出初めから見てる漏れ。
大ファンだったりするわけで。

そして、漏れに落ち着けなんて無理な話だぜぇぇ!!
 ♪             _∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
     デケデケ      |                        |
        ドコドコ   < ミカ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ン!   >
   ☆      ドムドム |_ _  _ _ _ _ _ _ _ _|
        ☆   ダダダダ! ∨  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
  ドシャーン!  ヽ         ハァハァ!!    ♪
         =≡= (∧V从`;     ☆
      ♪   / 〃(´Д` *w    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ  ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
         ドチドチ!
461名無しさん@ピンキー:03/08/25 00:32 ID:gOZclBr4
>>460
スレの容量についてご存知ですか?
512KBを超えると容量オーバーで書き込みが出来なくなります。
SSは長文になりやすい上に、最近は大作を持ち込んでくれる方が多いので
それだけ容量を消費してしまいます。
また巨大AAも容量を大きく消費してしまいます。
簡単に言えば、容量不足でスレがdat落ちし、なかなかhtml化されない事態になります。
ここは仮にも作品の発表の場です。
お気持ちは分かりますが、他の方に配慮する事もまた必要ではありませんか?
462S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/25 00:33 ID:X8zC10kj
>461
自治厨キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
正直スマソ
463野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/25 00:38 ID:V5R0NQ2U
>>460
デケデケドラムもいいですが新作は・・・大丈夫なのでしょうか?
漏れのほうは今書いてるのが駄作になってしまったので・・・
書き直しです。とりあえずミント方針で行くつもりですが
蘭花もサブとして入れていきたいと思っております
464S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/25 00:44 ID:X8zC10kj
>463
あー、もうちょいかかるな。
頑張ってくださいよ。



余談だが個人的には、GalaxyAngelってこの曲が合いそう。
アルフィーの「Brave Love」って曲。
銀河鉄道999の主題曲なんだけどね。
465野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/25 01:30 ID:V5R0NQ2U
>>464
お互いにがんがりましょう。

GAにはやっぱりウォルコット中尉が必要ですよ
466428:03/08/25 01:36 ID:YINs+QdO
>>459
ありがとう。さっそくDLしました。
467名無しさん@ピンキー:03/08/25 11:12 ID:v73fOVWR
シャトヤーンもの激しくキボーン
468名無しさん@ピンキー:03/08/25 11:36 ID:3ZpH7WEe
ランファ×シヴァまだー?(チンチン)
469名無しさん@ピンキー:03/08/25 13:57 ID:iciSpVRG
シヴァXシャトヤーンまだー?(チンチン)
470S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/25 21:28 ID:X8zC10kj
ちくしょう!!
女と女は難しいぜっ!!

>467
よしっ!!
次の次はそれで決まり!!
ネタさんきゅうぅぅっ!!
471野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/25 21:56 ID:LuuLXVaA
>>468
つまりレズっけもんですか?
472名無しさん@ピンキー:03/08/25 22:50 ID:kZyOUs6X
ちとせ 「お姉さま…私、もうガマンできません!!」
フォルテ 「……ちょ…ちょっとちとせ?」
ちとせ 「ご安心下さい。私、これでも士官学校時代に、『こましの烏丸』と呼ばれた猛者なんです!」
フォルテ 「ちっとも安心じゃない!!」
ちとせ 「ふふふ…うれしい…お姉さまぁ…」
フォルテ 「よ、寄るなちとせ! それ以上近づいたら…あ、あたしゃ舌を噛んで死ぬっ!!」
ちとせ 「お姉さま…どうして急に私を拒絶するのですか…あの時は手取り足取り私を特訓して
    下さったのに…」
フォルテ 「人が聞いたら誤解を招くような事を言わないでおくれ! それ以上近づいたら…ほ、ホントに
    舌噛むよ!!」
ちとせ 「……無駄ですわ、お姉さま………てやっ!」
フォルテ 「なっ、なにぃ!! ………………………(もがっ)」
ちとせ 「ふふふ……烏丸家に代々伝わる秘奥義、『真・霧幻猿轡』(むげんさるぐつわ)からは
    何人(なんぴと)たりとも逃れられません!」
フォルテ 「(もがっもがっ!)」(訳:『どんな家系だ、それはっ!』)
ちとせ 「さぁ、邪魔者(?)は消えました…後は全て私にお任せください…ああ…お姉さまぁ……」
フォルテ「(もがっもがっもがっ)」(訳:『やめろ!やめてくれっ!!う…うわぁぁぁぁ!!!!』)

473名無しさん@ピンキー:03/08/25 22:54 ID:OoAQXvbs
マルチポストはいけませんなぁ
474名無しさん@ピンキー:03/08/25 23:00 ID:kZyOUs6X
>>473
失礼。でも萌えたので・・・・
フォルテお姉様に迫るちとせってのが。
たくとが「あのー、ちとせ、フォルテには一応俺がいるんだけど・・・」て発言も萌え
要はそういう意味で姐さんを?と思って。

いずれこのカップリングで小説書きます
475野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/25 23:31 ID:LuuLXVaA
3日後だった。ミントの顔に疲れの色が見えていた。
「お疲れさま・・・大丈夫だったかい?」
「はい。なんとか無事に戻ることができて良かったです」
ミントがエオニアの敵艦に向かった理由・・・・・・・
俺たちエンジェル隊はエオニアの配下に墜ちたのだ。
『ローム星系』へは目と鼻の先だった。しかし後少しの
ところで油断をしていた。エオニア軍の勢力範囲に飛び込んで
しまったのだ。
それから後のことはよく覚えていない・・・大勢の仲間が命を落とした・・・いくらもがいても『まな板の上の鯛』そのものだった。
「とりあず今日のところは休もう・・・みんな
何日も気が張って疲れただろう」
生き残ったのは俺たち4人・・・・
俺、ミルフィー、フォルテ、ミント、だけだった。
蘭花、ヴァニラの消息はわからなかった。
僅かな人数で探索を続けているが、
今だもって発見することができない。
「そうですわね・・・今日は休ませていただきますわ」
ミントの声はかすれていた。すまない・・・俺が役不足なばかりに
みんなに迷惑をかけてしまって・・・
「みなさん元気をだしてください!きっと何か良いアイディアが
見つかりますよ!ですよね・・・タクトさん・・・」
いつも元気なミルフィーでも不安の色は隠せなかった。
「あぁ!俺がなんとかしてみせるぜ!」
みんなを元気づける為なら俺だって嘘を付く。
この状況でエオニアとの勝算は0に等しい。
エルシオールは修理不能・・・すでに動かすことすらできない。
「とりあえず今日のところは寝よう・・・っていっても
使える部屋が一つしかないんだよね・・・」
運よく生き残った部屋・・・ミルフィーの部屋である。
「こんな時まで運がいいよな・・・ははっ・・・」
とりあへず今日は寝よう。明日は俺がエオニアのところへ
行こう。
476野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/25 23:33 ID:LuuLXVaA
・・・・・・・
夜、俺は眠れなかった。いろんなことが一気に起こったせいで頭の中はパンク寸前だった。今までのこと、これからのこと、
俺にはどうしていいかわからない・・・レスター・・・お前なら
この状況をどう乗り切る?エオニアだっていつ攻撃してくるか
わからない。今は余裕を持っているかトドメを射さずにはいる。
「ちくしょー・・・エンジェル隊司令官が隊員に助けられて
いてどうすんだよ・・・」
ミントがエオニアの船に行ったのは話し合いに行ったのではない。
男たちの欲求を解消しに行ったのだ・・・
すまないミント・・・・俺が情けないばかりにミントに辛い思いを
させてしまって・・・・・・・
「・・・・・・ん?」
何か声がする・・・誰か起きてるのか?
俺はそっと起きあがり声の方へと向かってゆく。
その声は部屋の外から聞こえてきた。
ん・・・ぐすッ・・・う、うっ・・・・んっ・・・
「ミント・・・」
声の主はミントだった。廊下に膝を抱え込んで座っている。
普段から小さいミントがより小さく、切なく見えた。
「うっ・・・ぐずっ・・・タ、タクトさん・・・」
ミントは顔をクシャクシャにして泣いていた。
「ゴメン・・・俺が情けないばかりかこんなことになってしまって」
ゴシゴシゴシッ
ミントは目頭に溜まった涙を制服の袖で強く拭き取った。
「タクトさんだけの責任ではありませんわ・・・わたくしも
油断していましたから・・・」
俺は最低な男だよ・・・女の子一人守ることができないなんて・・・
「ミント・・・今更こんなこと言うのもなんなんだが・・・」
俺は戸惑った。本当に今言うべきなのか・・・
477野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/25 23:36 ID:LuuLXVaA
「なんでしょう?タクトさん・・・」
ミントの顔は月の光ではっきと見えていた。
月光が映す少女の姿・・・まるで『月の聖母』のように、
優しく、安心感を漂わせていた。そして何よりも・・・・美しかった。
「今まで何度ミントに助けられたかわからない・・・
だから・・・・だから今度は俺がミントの力になりたいんだ!」
「えっ、えっ?そんな急に言われましれも・・・」
ミントは予想外(?)なのか困惑している。
「俺にできることなんでもするよ!」
俺は焦っていた。ミントに断られたらどうしようかと。
しかもミントってテレパス能力使えるし・・・・
「こんなこと言うと軽蔑されるかもしれませんが・・・
あの・・・その・・・だ、だい、だ、だ、」
だ?だ?
「抱いてください!私を愛してください・・・」
へ?・・・・・えっ!!?
「ちょ、ちょっと待ってくれ・・・・本気なのか?」
小さくコクリと頷く。
「エオニアの船で男たちに犯されました・・・とても辛くて・・・
死んだ方が楽だって何度も思いました・・・でも、でも・・・・私は
タクトさんが好きです・・・だから、生きて帰えればタクトさんに
会えるってずっと我慢してきました。」
震えるミントの体をそっと抱き寄せる。見かけ以上に小さく、
今にも壊れてしまいそうだった。
「ミント・・・」
俺はこういうときにどんな言葉をかけてあげればいいかわからなかった。俺は、『ギュッ』と強く抱きしめた。
もう絶対に離さないと誓って。
478野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/25 23:38 ID:LuuLXVaA
途中経過です・・・・
まだ続きますのであしからず・・・
479S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/25 23:40 ID:X8zC10kj
神キター
480名無しさん@ピンキー:03/08/26 14:28 ID:NAg5qPOz
シャトヤーン!シャトヤーン!!シャトヤーン!!!
しぃぃやぁとぅいやぁぁぁぁん!!!!!!!
481名無しさん@ピンキー:03/08/26 15:55 ID:mpaz9lkF
シャトヤーンはそもそもキャラに不明な部分多いんで、SSのメインにするの難しい。
それこそ>>459みたいな脇役的に使うことしか…

まぁジェラールに「お望み」された夜のネタとかならなんとかなるかな…

白き月とトランスバール皇国が対立する事態を避けるべく、自らその身をジェラール
に差し出すシャトヤーン…とか。
482名無しさん@ピンキー:03/08/26 20:33 ID:Ktqr7jng
そういえば、タク×ランってありそうで全然無いですね
483野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/26 20:46 ID:G7LBPkiH
>>482
漏れは次、それを書こうと思っておりますが?
484名無しさん@ピンキー:03/08/26 21:14 ID:Ktqr7jng
>>483
激しく期待!!
485名無しさん@ピンキー:03/08/26 21:34 ID:WwBrofJK
ミントスキーな俺は、何故かランファスキーでもあるので、
激しく期待!
486野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/26 21:40 ID:G7LBPkiH
>>484
>>485
次回作なんでマターリとお待ちください
487S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/26 22:23 ID:aw81OYgZ
うぉぉぉっ!!
野郎殿!がんばってくれぇぇぇぇっ!!

もまいらに言っておく。
もうちょいでかんせいだぁぁぁぁ!!
もまいらどうでもいいとか思ってるかも知れねぇけど、みてろよっ!!
この俺様の力をみせてやらぁっ!!

>481
ふん。
シャトヤーン作ってみるぜ!!
待ってやがれっ!!
(前にあったよな、あれおr(ry)
488S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/26 22:24 ID:aw81OYgZ
スマソ、ageちまった…。
489名無しさん@ピンキー:03/08/26 22:24 ID:3EGW5Qys
せめてsageれ
490名無しさん@ピンキー:03/08/26 22:38 ID:NAg5qPOz
然しシャトヤーンは萌えだ!!!(笑)
491野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/26 22:50 ID:G7LBPkiH
「ん・・・ん、ん・・・」
そしてキス・・・・優しくも強く。ミントに安心感を与えてあげる。
「タクトさん・・・早く・・・抱いてください・・・・もう・・・・つぶれてしまいそうです・・・」
ミントの体が小刻みに震えている・・・・辛かったんだ。ミントの辛さが痛いほど心に響いてくる。でも・・・
「俺だってミントのこと好きだよ・・・でも・・・・今の俺に君を抱く資格はない」
そっとミントを引き離す・・・・
今ミントを抱いてしまったら・・・・俺は弱い人間になってしまう。
『ミント』という逃げ道を作ってしまう気がする・・・
「どうしてですの!?やはり私を受け入れることができないというのですか?」
ミントは今にも泣き出しそうだった。しかし今はミントの気持ちに答えることができない。
本当は俺だって今すぐミントを安心させてやりたい・・・・でも、今の俺にはできない・・・
「ごめんミント・・・・今俺が君にしてやれることは・・・・」
もう一度『ギュッ』と強く抱きしめる。
ミントは泣いていた・・・・俺は優しく頭を撫でてやる。さらさらとした髪の毛が心地よい。
「もうエオニアの船に行く必要はないよ・・・明日は俺が直接行く。」
シヴァ皇子がエオニアに捕らわれている今、俺たちがやるべきことは少しでも長く生き延び、
最善の戦略でエオニア軍を壊滅させることだ。
「タクトさん・・・本当にお優しい方ですわ・・・・いいえ、明日は私も行きますわ!」
「えっ!?」
いつの間にかミントは『いつもの』ミントに戻っていた。
「ミントは本当に強いな・・・・俺も見習わなくちゃ。」
「いいえ。私は強くなんてありませんわ・・・・タクトさんが私に強さを分けてくださったじゃないですか☆」
ミントは強い子だな・・・・俺はこの子を、この笑顔を絶対に守らなくちゃいけない!そう心に強く誓い、
もう一度キスを交わす・・・さっきよりも長く、深く、そして・・・互いの命を確かめ合うように・・・・
492野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/26 22:51 ID:G7LBPkiH
え〜前回の続きを投下しまつた。
エッチシーンはまだです。ラストだけにしまつた。
493S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/26 22:53 ID:aw81OYgZ
>野郎様
緊張感あっていいですNaaaaaaaa!!
続きに期待sageeeeeee!!
494野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/27 00:34 ID:AlN0w0M6
・・・・・・・そして翌日。残り僅かな食料を4等分し、朝食を済ませる。
「みんなに言っておきたいことがあるんだ」
俺は覚悟を決めた。
「今日、俺はミントと一緒にエオニアの船に乗り込む、そしてシヴァ皇子を助けだす」
「何いってるんだよ!?そんな危険なことやめときなよ」
「そうですよ〜いくらなんでも危険すぎます!」
やはり反対されたか・・・でも俺の覚悟は決まっている
「私は覚悟を決めましたわ!エンジェル隊の一員、そして月の巫女としてシヴァ皇子をお守りいたしますわ!」
「エンジェル隊として・・・・月の・・・巫女として・・・・」
フォルテははっと我に返る。
「そうですよね・・・エンジェル隊としてシヴァ皇子をお守りしなくちゃいけないんですよね!」
ミルフィーもグッと眉間にしわをよせ気を引き締める。
「わかったよ・・・・司令官どの・・・・あたしの命、おまえさんに預けるよ!」
「その意気ですわ☆」
「ありがとう・・・・・」
俺は改めてエンジェル隊の強さを知った。
「よし!それじゃぁ一度ブリッジへ移動しよう」
補助電源のおかげでレーダーだけはなんとか動く。いつまでもつかわからないが・・・
「作戦を説明する・・・・・・・・・・
この通りだ!みんな、うまくやってくれよ!!」
「了解!!」
互いに敬礼をする。
「今日はもう遅い、決行は明日の朝だ!」
明日・・・・何もかもが終わる・・・・勝つか、負けるか・・・・
みんなミルフィーの部屋へと戻ってゆく。
495S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/27 04:53 ID:LopLtPR4
test
496名無しさん@ピンキー:03/08/27 10:24 ID:LOiLEJ8V
野郎様、S.S.S.JOE様
ガムバッテクダサイ!
497ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/08/27 11:08 ID:q2lykj35
>野郎氏
ミントさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
漏れもミントさんで書きたいけど、フツーの甘々非エロになってしまう罠(w

>S.S.S.JOE氏
大ファンとまで言っていただいて、光栄でつ。照れますね・・・。
これは漏れもがんばらないといけないなぁ(w

とりあえず、ネタ的に蘭花の話を思いついた。つうか、女体盛りの頃にちょっと考えてた話だけど。
書くかもしれないし、書かないかもしれない。とりあえず書く方向で動いてみる事にする。

P.S.ムーンリットがプレイ出来ない腹いせに、一昨日からPS2版のミントさん4周目に突入しました。
現在、第8章。どんなハイペースでプレイしてるんだ(w
498名無しさん@ピンキー:03/08/27 12:53 ID:3TLddXlX
>>306
ガンガレ!!

>>398
冒頭の紋章機がどうのこうのには眠気がさしちまったが
ちとせさんヨカータ かわいい
後編激しく期待

>>474
ちとせさん攻め楽しみにしてまつ

>>494
ミントさんも、フォルテさんのも(・∀・)イイ!!
499あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/27 14:34 ID:Xs8wz8vV
>>野郎氏
綺麗な文章ですね!
タクトの、そしてミントの気持ちが
痛いほどに伝わってきてよかったです。とにかく上手い!
500野郎:03/08/27 16:02 ID:rV0TebLD
その夜、やはり俺は寝付くことができなかった。俺は部屋を抜け出しブリッジへ向かう。
「この椅子とも今日でお別れか・・・・短い間だったけどお疲れさま」
ゆっくりと腰掛ける。今までのことが走馬燈のように思い出される。
蘭花、ヴァニラ、レスター、ルフト先生、アルモ、ココ・・・・俺は明日みんなの仇をうちにいってくるよ・・・・
いつの間にか俺の頬に冷たい滴が線を描いて落ちてゆく。
泣いているのか?
情けないな・・・・まだこれからだというのに・・・・
「タクトさん・・・・ですの?」
声のした方に振り向く・・・・ミントが立っていた。
「どうしたんだい?眠れないのか?」
「いいえ・・・・目が覚めたらタクトさんの姿がなかったので」
探しに来てくれたのか・・・・
「ついに明日が決戦ですわね・・・」
ミントは震えていた、やはり不安や恐怖が大きすぎる・・・・
「ミント・・・おいで・・・・」
そっとミントを自分の胸へと導く。
「タ、タクトさん・・・・」
ミントはゆっくりと俺の胸へ顔を埋めていく。
「大丈夫だよ・・・・俺が付いてる」
なんの確信もかなったが、俺は信じていた。きっと俺たちに光りを与えてくれると・・・
501野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/27 16:10 ID:rV0TebLD
トリップいえ忘れました
502S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/27 16:23 ID:++Ko3n5k
おかしい…。
ここ壊れてますって表示があったのに…。まぁ、いい。

>482
ぬぉぉぉっ!!
ありがたや〜ありがたや〜

>483
ぷんすか様
頑張ってください。
って、ランファキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
ハァハァ……

>野郎様
神、良い!
これからの悲劇(?)に期待sage
503名無しさん@ピンキー:03/08/27 17:49 ID:EnHBORKC
>>482
亀レスですが、dendがそれかいてたぞ
504名無しさん@ピンキー:03/08/27 21:59 ID:EnHBORKC
スレが凍結中
505名無しさん@ピンキー:03/08/27 23:14 ID:bEluZTKJ
>>503
そんなヤシは、これまでも、そしてこれからも存在しない。
506野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/27 23:35 ID:WGSo+koW
「あの・・・・タクトさん・・・お願いがあります」
ミントは体をそっと離し、俺をまっすぐに見つめる。黄色い瞳がどこまでも透き通っていて
吸い込まれそうだった。
「待って、その言葉は俺に言わせてくれ」
みんなから勇気をもらった・・・・今の俺は弱くなんかない!ミントが側にいれくれる、
俺は逃げたりしない・・・俺は、ミントを愛している・・・・
「ミント・・・・愛してるよ・・・・」
俺はミントの小さな唇にキスをする。ミントの体が一瞬ブルッと震えたがすぐにおさまった。
ミント・・・可愛いよ
「タ、タクトさん!」
ミントは急に顔を赤らめて俯いてしまった・・・なるほど。テレパスか・・・・
「だって本当のことじゃないか、嘘をついた覚えはないけど?」
ミントはさらに顔を赤らめて俯いている。
「タクトさんてば・・・・エッチなんだから・・・・」
こんなときだけ心が疎通してもあまり嬉しくないのだが・・・まぁいいか。
ん・・・ちゅッ・・・・くちゅッ・・・ん、ん・・・・
もう一度キスをする。そしてゆっくりと服を脱がしてゆく。
「!?」
ミントの体にはいくつも傷があった。痛々しいみみず腫れが俺の心を痛めた。
ごめんミント・・・・俺が情けないばかりに・・・・ミントがこんな目に・・・・
「大丈夫ですわ・・・・この身が傷ついていようとも、私の心は貴方の中にあります・・・・
貴方が辛いとき・・・・私が優しく包んであげます。私が辛いとき・・・・貴方の笑顔で暖めてください」
俺はそのとき気が付いた・・・・テレパスとはただ人の考えを読むだけではなく、
互いの『心』が一つになった時、初めて『心』の声を聞くことができるのだと・・・・
「ミント・・・・何年かかっても君の傷を癒してあげるよ・・・」
507野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/27 23:37 ID:WGSo+koW
>>500より
続きです。なんだかタクトがカコヨクなってきています・・・w
やっとヘッチシーンに入りまつた。
508S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/27 23:47 ID:++Ko3n5k
いいねぇ…深い!
漏れのはショボイ!

(野郎様の話が終わったら投下しよう…。)
509野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/28 00:23 ID:IYNbPEMj
>>508
いやいや、期待してますよジョーさん!
510あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/28 02:14 ID:0f30FyEf
>>野郎氏
ホロリときちゃいました…
続きがんがってください!

ところで、クロミエ×ヴァニラって
需要あるのだろうか。
511名無しさん@ピンキー:03/08/28 02:31 ID:lvJDlTUT
むしろヴァニラ×ウギウギの方が。
512名無しさん@ピンキー:03/08/28 17:50 ID:aX6MDaue
ところでSSの保管庫は誰か作る気ないんですか?
非常にキボンヌな気分なのですが・・・














PS うわさのあの人のSSも一応保管してくださいね、そうしないと後が怖そうだから・・・
513名無しさん@ピンキー:03/08/28 18:08 ID:NK8LrZXv
>511
獣姦かよ!!ww
514名無しさん@ピンキー:03/08/28 19:12 ID:Uh5m8u++
職人さんマダー?
515名無しさん@ピンキー:03/08/28 20:28 ID:sf8P470w
タク×シャトってあればいいのになぁ。
純愛ものでも陵辱ものでも。
516名無しさん@ピンキー:03/08/28 20:54 ID:/mbvre6P
>>515
確か前スレぐらいにあった気がするが
517あぶらむし:03/08/28 21:17 ID:pCEWvDs/
お久しぶりです。今まで何かと忙しかったのですが、やっとここに戻ってこれました。
このブランクの間に秘密な特訓をしていた、わけでもないのでたいした進歩はしていません。
とりあえず今期初の私の作品、しかと見届けてやってください。

ちなみに設定はアニメ版です。ミルフィーユが皆を呼び捨てにするのは、どうもなれなくて…。
518あぶらむし:03/08/28 21:19 ID:pCEWvDs/
ミルフィーユが焼きたてのパイを持って、ミントの部屋の前に立っていた。
「ミントさぁん、パイを持ってきましたぁ。食べてく〜ださぁい。」
ドアの向こうにいるミントにむけて投げかける。
「あっ、ミルフィーユさんですか。鍵は開いてますので、どうぞお入りください」
ミルフィーユは「は〜い」と返事をし、ミントの部屋へ入っていった。
「今日はミントさんの大好きな、駄菓子を使ったパイなんですよ。おいしそうでしょ」
「あら、これはおいしそうですわね。ソースの香ばしい匂い、ん〜、たまりません」
ミントはソースが染みこんでいる部分を選んで取り、紅しょうがをたっぷりのせ、勢いよくかじった。
「おいしい! とてもおいしいですわ」
ミントは目を潤ませて歓喜した。「おいしい」という言葉より表情やリアクションが、そのおいしさを物語っている。
「やったぁ。うれしいですぅ」
ミルフィーユも同じように喜んだ。ミルフィーユの幸せ回路は、相手がうれしければ自分もうれしいという、極めて単純で純粋なものだった。
他人の幸せをつまみ食いすることで、またがんばろうという気がわいてくる。
次は何にしようかな、酢漬けのイカを使ったクッキーなんてどうかしら。スポンジが綿菓子のケーキなんてのもいいんじゃない?
ミルフィーユらしい斬新なアイデアが、ポップコーンのようにはじけ飛ぶ。
出来上がったお菓子を想像していたのだろう。口をポカンと開けたミルフィーユにミントが囁く。
「ミルフィーユさん、次はあなたがお菓子になられたらどうですか?」
ミルフィーユの中で、大きなポップコーンがひとつはじけた。
519あぶらむし:03/08/28 21:27 ID:z5W0O6a2
「ああ、それいいですね! 私もケーキさんや駄菓子さんに、なってみたかったんですよ」
「ふふ、ミルフィーユさんならそういって下さると思いましたわ。もうレシピはできておりますの」
「さすがはミントさん。準備がいいですね」
「それほどでもありませんわ。それでは材料を持ってきますので、少々お待ちになってください」
ミントは耳をピクピク動かし、台所へと消えていった。
「クリームまみれのミ〜ルフィー、イチゴをたくさんのせましょー。ああ、イチゴを先に食べてはダメよ。指ですくってぺろりと舐めて、イチゴの汁はあまずっぱ〜い!」
ミルフィーユがいま作ったであろう歌を、陽気に口ずさんでいた。
ミントは生クリームとイチゴを手に取り、変に勘の鋭いミルフィーユに動揺した。
が、徐々にいつもの平常心を取り戻し、影のある笑顔でケーキのスポンジへと近づいていった。
520あぶらむし:03/08/28 21:28 ID:z5W0O6a2
「ミルフィーユさん、心の準備はよろしいですか?」
「はい、いつでもOKです!」
「それでは、はじめましょう」
ミントは生クリームの容器とイチゴを、テーブルの上に無造作に置いた。
「まず、服をお脱ぎになってください」
表情を崩さず、ミントはいう。
「はい?」
「聞こえなかったのですか? 服をお脱ぎになってくださいませ」
「ちょ、ちょっとミントさん。お菓子になる事と裸になる事に、どんな関係が…」
ふう。ミントは大げさにため息をつき、あきれた眼でミルフィーユを見た。
「あなたはケーキを箱ごと食べますか?」
「いいえ、食べないです…」
「あなたが着ている服は、ケーキにとっての箱なのです。箱を開けなきゃ、ケーキは食べれないでしょう?」
「あっ、それもそうですね。じゃああたし、服を脱がなきゃ」
「解っていただけましたか。私はてっきり、ミルフィーユさんはケーキを箱ごと食べてしまう方なのかと」
そういって、ミントは微笑む。それにつられてミルフィーユも笑う。
ミントにとって、ミルフィーユは操り人形だった。
521あぶらむし:03/08/28 21:29 ID:z5W0O6a2
全裸になったミルフィーユにテーブルへ寝るよう、ミントが指示する。
「素敵な造形ですわ。ミルフィーユさん、あなた立派なケーキになれますわよ」
ほめ言葉と受け取ったミルフィーユは、頬を赤らめて喜んだ。
「でもミントさん。裸になるって、恥ずかしいものですね」
「ケーキに恥じらいは無用ですわ」
そういってミルフィーユの羞恥を消し去り、生クリームを垂らした。
まず顔面にかけ、そこから首筋、胸、下腹部へと乱暴に塗った。
「まあ、おいしそうなケーキ。食べてしまいたい」
それはメタファーではなく、本心に聞こえた。
「ミルフィーユさん。生クリームって外側だけでなく、中にも入っていますよね?」
「そうですけど」
「それじゃあ」といって、クリームの容器をミルフィーユの陰部に差し込んだ。
「きゃあ、ミントさん!」
ミルフィーユが遮ろうとしたが、時すでに遅し。クリームの容器はミントの握力によって握り潰されていた。
白濁したとろみのある液体が、ミルフィーユに飲み込まれていく。「きゃ、はう…」クリームに押し出されるように、ミルフィーユが喘いだ。
「ケーキになりなさい」クリームを流しこみながら、ミントはいった。
そして大粒のイチゴを手に取り、中へ入れようとした。
522あぶらむし:03/08/28 21:29 ID:z5W0O6a2
「きゃあ、ミントさん! イチゴは外にのせるものですよぉ」
相次ぐミントの奇行に、ミルフィーユは戸惑った。
「何いってますの? スポンジの中にもイチゴは入ってますでしょ」
「ですけど、メインは外側ですよ…」
やれやれ、というようにミントは目を細め、両手を広げ手のひらを上に向け、肩をすくめた。
「外側にはもうのっているでしょ」
「えっ、どこに…」
「ほら、ここ」
ミントはそういって、ミルフィーユの乳首をつまんだ。
「ふふ、可愛らしい…」
「ミ、ミントさぁん」
やめてください、という言葉が出なかった。お菓子として食べられることに、少し快感を覚え始めていたからだ。
胸の木苺を食べ終わると、陰部にある差しかけのイチゴを押し込んだ。
「栗と苺の食べあわせは、いかがなものかしら?」
ミントは品の無い洒落に自ら嘲笑した。
一方ミルフィーユは、「私おいしいケーキになれるのかな」と、そんな心配をしていた。
523野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/28 21:33 ID:mBcaO42e
え〜大変申し訳ないです。
勉強がおいつかないので投下するのが遅くなると思われます・・・
本当に申し訳ないです
524あぶらむし:03/08/28 21:38 ID:NEqvgFEr
二個目、三個目と次々にイチゴを差し込んでいく。
「あら、もう入りませんわね」
四個目のイチゴを手にしたとき、すでにミルフィーユの膣内はイチゴで溢れかえっていた。
「仕方ありませんわ」
ミントは強引に、四つ目のイチゴを押し込んだ。
「ミントさん、ちょっと痛いんですけど…」
イチゴの間を縫うように、赤い液体が流れ出ていた。
「あの、私には血が出ているように見えるんですが…」
「何いっているのですか。これはイチゴの果汁ですわよ」
ミントは床にこぼれた赤い液体を、もったいなさそうにチロチロ舐めた。
そしてそのままミルフィーユのイチゴに噛り付き、引き抜いた。
「あっ」突然の衝動に、ミルフィーユは悶えた。
「ふふ、クリームまみれのイチゴ…。さしずめ、イチゴミルクってとこかしら」
低俗な洒落にまたも嘲笑しながら、ミントはふやけたイチゴを咀嚼した。
「ミルフィーユさん、あなたもおひとついかがです?」
陰部の奥深くへ指を差し込むと、形の崩れたイチゴをつまみ、外へ引き抜いた。
「ほら、お口を開いて。あ〜ん」
されるがまま、ミルフィーユは口を開きイチゴを招き入れた。
かめばかむほどイチゴの汁が口の中へ広がる。今日のイチゴはいつもより甘く、いつもより酸っぱかった。
525あぶらむし:03/08/28 21:39 ID:NEqvgFEr
「またいらしてくださいね」
放心状態のミルフィーユに、ミントは優しく投げかけた。
生まれて初めてケーキになったミルフィーユ。
「私ミルフィーユって名前だから、将来ケーキさんになりたいんですよ」
幼い頃、友人と夢を語り合ったのを思い出していた。
ケーキって、こんな複雑な心境だったんだ…。
今まで闇雲に作っていた自分が恥ずかしいような、腹立たしいような、ケーキに今すぐ謝りたい気分であった。
「あっ、そうそうミルフィーユさん。あなたにお渡ししたいものがございますの」
ミントは一冊の本をミルフィーユに手渡した。
「これをよんでお菓子作り、もっと精進してくださいませ」
ミントが差し出した本は明らかに料理本ではなかった。なぜならその本の表紙に、「奴隷地獄 Mの境地」と書かれていたからだ。
だがミルフィーユは何のためらいもなくその本を受け取り、深々とお辞儀をした。
526あぶらむし:03/08/28 21:43 ID:NEqvgFEr
以上です。
自分としては今回不本意だったかなと。作品に独創性が欠けているように思えます。
ミントのマインドコントロールは好きな題材なので、今後も織り交ぜていきたいです。
最後に新たな神々の誕生、遅ればせながら祝福させていただきます。
527S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/28 21:50 ID:uUV/eJ4t
良かった!
528野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/28 22:49 ID:mBcaO42e
「キャッ!?・・・・タクトさん・・・恥ずかしいですわ・・・・」
構わずミントの体を舐めまわしてゆく。
「ミントのおっぱいちっちゃくて可愛いね」
小さな胸を舌でゆっくりとなぞってゆく。
「あっ・・・あんッ・・・・ダ、ダメ・・・ですわ」
俺は構わずピンと立った乳首を舐めまわす。
「そ、そんなにされたら・・・・ダメですわ・・・・あ、あんッ・・・・」
ドサッ
ミントはその場にへたりこんでしまった。
「大丈夫か?」
俺は内心ヒヤッとした・・・・大丈夫かな・・・俺なんかやったかな・・・
「ええ、大丈夫ですわ。タクトさんがお上手なだけですわ」
「えっ・・・そうかい?」
俺はどぎまぎしてしまった。
「じゃあ俺の華麗なテクニックをとくとご覧あれ」
座りこんでいるミントを抱きかかえ、椅子へと座らせる。
ミントのショーツをたくし上げ、陰部を明らかにする。
「恥ずかしい・・・・ですわ・・・・」
ミントの恥丘をまじまじと見てしまい、俺の棒は爆発寸前だった。
「ミント・・・・ミントのこことっても綺麗だよ。ほら、ぷにぷにしてて気持ちいい・・・こんなに愛液が溢れてる・・・」
ミントのアソコは俺の指を喜んで咥えるほどに濡れていた。
529野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/28 23:34 ID:mBcaO42e
「はぁっ・・・はうッ・・・あっ・・・はあッ・・・」
「もうこんなに濡れてる・・・・ミントはエッチなんだね」
俺はニヤニヤとミントの顔をのぞく。
「そ、そんなコト・・・・ない・・・ですわ」
ぷいっと頬を膨らませてそっぽを向いてしまった。
そんなところも可愛いよ・・・・
「ここはどうかな・・・・?」
赤く充血した陰核を指の腹で転がす。
「あぅぅ・・・・はぁっ・・・はぁン・・・」
とても甘く切ない声だった・・・・
「くぅ・・・んっ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
ミントの秘裂はさきほどよりも更に濡れていた。
「ん・・・じゅるっ・・・」
「ふぁ!あっ・・・・・あぁっ・・・舐めてはダメですわ・・・」
俺はわざとらしく音を立ててミントの愛液を啜ってゆく。
「んうっ・・・ダメェ・・・」
ミントの恥丘から顔を離すと力なく椅子に倒れこんっだ。
俺の肉棒はもう準備OKだった。そろそろいいかな?
「ミント・・・・いくよ・・・」
俺はミントに優しく言う。
「タクトさんなら安心ですわ・・・・」
ミントの可愛い花弁に肉棒をあれがう。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!」
530野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/28 23:35 ID:mBcaO42e
誤爆ハケーン・・・・ご勘弁を
531名無しさん@ピンキー:03/08/28 23:39 ID:cm67Oegg
>>512
だよな 俺もずっと欲しいと思ってたんだ 保管庫
もう量がかなりあるし…と言いつつ俺はHP作れないんだが 誰か頼む…
532野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/29 00:07 ID:Sl7sWvZt
ゆっくりと腰を前に突き出した。
「力まないで」
「うぅ・・・・・くぅ・・・・」
「ミント・・・・・いくよ・・・・」
ミントはコクンと頷きキスを求める。
「ん、んっ・・・はぁ・・・・」
軽くキスをする。ミントの体から力が抜けていくのがわかった。
俺は、抵抗してくる膜を突き破った。
プツンッ・・・
「うぐっ・・・」
激痛にミントがビクッ震える。
破瓜の血が痛々しくミントの秘裂から滴り落ちる。
「大丈夫か?」
「はい・・・なんとか・・・思った・・・以上にい、痛いですわ・・・・」
結合部から、血液が流れているのにも関らず、涙目で何とか言葉を

紡ぎだしている。
「動くよ・・・・ミント・・・・しばらく痛いけど・・・」
ズッ・・・ズズッ・・・ズッ・・・
「んくっ・・・・んんっ」
全く使われていない姉貴の中はかなりキツかった。
ズプッ、という水音が耳を打つ。
「ぐ・・・ぐぐ・・・」
ミントは叫ばぬよう口を閉ざしうめいている。
ずんッ・・・・ズッ・・・ジクッ・・・・
「はぁっ、はぁっ」
「奥まで入れるよ・・・」
ずちゅんっ・・・
「あぁぁぁっ・・・痛ッ・・・ぐ・・・タ、タクトさん・・・」
痛みを堪えようと必死で俺の名を呼ぶ。
533野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/29 00:08 ID:Sl7sWvZt
ズチッ・・・ズプッ・・・ジュッ・・・
「あ、あぁぁ・・・」
そろそろ限界が・・・・
「ミント、動きを早くするよ」
「・・・・・・(コクン)」
俺は、腰の動きを早めた。
ズンッ!ジュグンッ!
「んあっ・・・・・あっ、あっ、あっ、あぁっ・・・・」
誰にも汚されていない場所を俺が開拓してゆく。
ジュッ!ググッ!
「ああっ、ああああああっ、あっあッ・・・」
ズッ・・・ジュプッ・・・・ププッ・・・
ずぐっ、とできるだけ奥まで打ち込む。
「あうっ!」
ミントが背筋を反らす。
「もう・・・で、出そう・・・中にだすよ・・・」
今にも放出しそうな感覚を必死に抑え、ラストスパートをかける。
「やン・・あっ・・・あ・・・な、中に・・・出して・・・くだ・・・さい・・・」
俺の突きにミントの体が揺れる。
「だ、出すよミント!」
ぐりぐり、と股間と股間をあわせて、ミントの一番奥に肉棒を
はめこむ。
534野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/29 00:08 ID:Sl7sWvZt
「くあっ・・・あ・・・ダメッ・・・」
「くぅっ・・・・」
どぴゅッ!どぴゅッ!どぴゅッ!
「かはっ・・・あ、熱い・・・」
ドクッ、ドクッ、ドクッ・・・。
「タ、タクトさんのが私の中で・・・あ、あう・・・」
すっかり出し終えると、ミントの中から肉棒を引き抜いた。
透明な糸が、結合部から俺の肉棒にかけてひいている。
ミントの股間から、赤と白が混ざった様々な体液が溢れていた。
「大丈夫か?ミント」
俺はそっとミントを介抱する。
「大丈夫ですわ・・・・もう・・・怖いものなんてありませんわ・・・
だって、だってタクトさんがついていてくださいますから・・・」
ミントの顔には『不安』という言葉はなかった・・・・
ただ俺をまっすぐ見つめている。
「あぁ、俺は何があっても、たとえどんなことが起きても、ミント

の側にいるよ・・・約束する・・・」
そして・・・・長い長いキスをする・・・
俺はそのとき、時が永遠に止まればいい・・・そう願っていた・・・
『満月の夜に二つの影が重なり合う時、新たる生命、時代が始まる

であろう・・・・・』


535野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/29 00:09 ID:Sl7sWvZt
なんども申し上げますが・・・誤爆はご了承ください・・・・
536S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/29 19:31 ID:VQ0Ic+ld
神だ。
537名無しさん@ピンキー:03/08/29 19:32 ID:pQlATXn5
>>535
ミントたん(;´Д`)ハァハァ

ところでミントが処女になってますが
エオニアの船で犯されたのでは…?
538野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/29 20:09 ID:71Ew1ZEi
え〜一応設定では犯されたとなっていますが、
陵辱というより鬼畜ですな。SMですな。なので処女は奪われていない
ことになっています
539名無しさん@ピンキー:03/08/29 20:21 ID:pQlATXn5
>>538
そうでしたか、納得。
次回作もがんがってください。
540野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/29 20:23 ID:71Ew1ZEi
すみません文章の中でうまく表現できなくて・・・・次はもっと頑張ります。
えっと・・・・ここで終わらせてもいいのですがまだ続きますよ
541名無しさん@ピンキー:03/08/29 20:33 ID:pQlATXn5
>>540
これは失礼しました、では続きがんがってください。
542野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/29 20:40 ID:71Ew1ZEi
がんがります。
え〜次回作はまだ考えてないのですが、誰かお好みのキャラは?
543名無しさん@ピンキー:03/08/29 20:44 ID:pQlATXn5
若かりし頃のシャトヤーンとルフトというのはどうでしょう?w
544野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/29 21:10 ID:71Ew1ZEi
なるほど・・・シャトヤーン様とフルト准将か・・・
でもシャトヤーン様はあまりタイプでない・・・w
なんとか頑張ってネタ考えてみます
545野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/29 21:34 ID:71Ew1ZEi
たぶん次はオリキャラで攻めるとおもいます
546羽根をもがれた天使たち@:03/08/30 16:04 ID:5ifGbHKG
何をされようとかばい合う5人の女どもが鬱陶しい。
5人の美しい女たちの顔は痛々しく腫れあがり、体の所々には醜い痣が出来ている。
今日も、その中のミントと言うガキを痛めつけている。
他の4人の女たちは必死にやめてくれと訴えている。
少し反応が鈍くなってきたので、ミントの尻に針を刺した。
「ぎゃっ!!」
お嬢様に似つかわしくない悲鳴を上げてミントが途端に反応する。
それに気を良くし、俺は尻の所々に針を刺し捲った。
「ひぎゃああ、あああ、痛いいい、痛いよおおお!!!」
既にお嬢様言葉も使えなくなるほど余裕がないようだ。
「やめろお!やめてくれっ、何でそこまで・・・・」
うるさい隊長様だ。
俺はミントをその場に放り出すと、フォルテの髪をひっつかんで引きずっていく。
そしてミントの脇にフォルテを叩きつけた。
「じゃあ、お前が代わりになるんだな」
そして俺は、もっと太い針を出し、フォルテの眼前でちらちらとそれを見せつける。
端正な顔が恐怖に歪んでいるのが愉快でたまらない。
「馬用の注射針だ。おまえのようなデカイ女にはちょうどいいだろう。
四つんばいになれ。さもなくばミントにこいつをブッ刺すぞ」
ミントはそれを聞いてガタガタ震え出す。
この娘の小さな尻にこの針を刺すのもなかなか楽しそうだ。
547羽根をもがれた天使たちA:03/08/30 16:15 ID:5ifGbHKG
しかしつまらんことに、フォルテは大人しくはいつくばり尻を突き出す。
はん、部下の為に、か、むかつく女だ。
「フォルテさん…」
涙に濡れた目でミントがフォルテを見る。
「大丈夫…あたしは大丈夫だから…あたしのことは…心配するな…」
その言葉はミントではなく、自分に言ってるように見える。
へっ…その強がり、どこまで持つかな?
「おら、もっと尻を高く上げるんだよ!」
フォルテの尻を蹴飛ばし、この女の愛用のムチを尻穴に突っ込みグリグリかき回す。
そこまでされても涙一つこぼさず、声も抑えている。むかつく。全くむかつく女だ。
「ああ…なんで、なんでアタシたちがこんな目に…」
ランファがまたシクシク泣き出した。ああ、鬱陶しい。
今日はこいつは後で浣腸だな。大好きなタバスコで浣腸してヒイヒイ泣き叫ばせてやるぜ。
タバスコと一緒にウ●コを噴出すところをビデオに録画して、こいつの故郷にでも送ってやろう。
「さあてと…こっちに尻を向けろ、こいつらにもじっくり見てもらうんだからよ。
いいかあ?お前ら目を逸らすなよ?逸らしたら今日の飯はお前らの排泄物だ」
フォルテは唇を噛み締め、白く形のいい、しかし痣や火傷の跡がたくさんついた尻をミルフィーユたちのほうへ向ける。
ミントも耳をつかんで引きずられ、ミルフィーユたちの方へおもいきり投げ飛ばされた。
4人とも、溢れる涙を拭おうともせずに、目を見開き彼女の尻を見つめる。
肛門までパックリと口をあけて晒された哀れな白い尻が、小刻みに震えている。
548名無しさん@ピンキー:03/08/30 19:39 ID:8B6/0Uao
黒スレ行け
549名無しさん@ピンキー:03/08/30 19:41 ID:tMoY4QQ/
カエレ
550名無しさん@ピンキー:03/08/30 19:55 ID:/2cH0BZI
>>545
ガンガッテね

>>546-547
(・∀・)イイ!!続きは黒スレで頼む
551S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/30 20:01 ID:gWfhOJAi
言っておくが俺様の作品じゃないからなっ!!w
552あぶらむし:03/08/30 21:10 ID:TfEOo0l6
新作、書き終わりました。
初心に帰ってヴァニラの話です。
読んでやってください。
553あぶらむし:03/08/30 21:10 ID:TfEOo0l6
人を好きになると何も手につかなくなる。
その人のことで頭がぎゅうぎゅう詰めになって、何も考えられない。
それが恋ってもんである。
ヴァニラもそれを生まれて初めて体験した。
張り裂けそうな胸の痛み、ほてった身体、いつものより高い心拍数。
はじめは何かの病気かと思い、医学書を片っ端から読みかじった。
ほとんどの病気の症状や治療法は熟知していたつもりだが、未熟者の自分はまだ知らないことがあると思ったらしい。
しかし、端から端まで読んでもそんな病気など載っていなかった。
当然だ。「恋の病」なるものが医学書に載っているわけがない。
ヴァニラはこの治療薬のない病について、ケーラに相談することにした。
554あぶらむし:03/08/30 21:12 ID:TfEOo0l6
消毒液の匂いとコーヒーの香りが混ざった医務室。
頭の痛みを訴えて来た者が立ち去り、部屋の中はケーラとヴァニラだけになった。
「で、何か悩みでもあるんでしょ、ヴァニラ?」
これから聞こうと思っていたことを先に言われ、ヴァニラはびっくりした。
「何故わかったのです、ケーラ先生」
「わかるわよ、ヴァニラの様子を見てれば。それよりも何に悩んでいるの? 私でよければ相談にのるわ」
ケーラが優しく微笑みかける。
「実は…」
いざ言うとなると少し恥ずかしい。できれば隠しておきたい心の部分だからだ。
なにか更衣室を覗かれているような、そんな気分になった。
「男の人を好きになってしまったのです…。そのためか、最近胸が苦しくて…」
ケーラの微笑みに、わずかに冷やかしが混ざった。
「へぇ〜、ヴァニラが恋ねぇ。お年ごろだもんね」
興味津々、というようにケーラは身を乗り出す。
「それで、誰を好きになっちゃったの?」
ヴァニラはうつむいた。見せてはいけない所を見せようとしている気がした。
「あの、それが…、タクトさんなんです…」
心臓が燃えるように熱かった。
555あぶらむし:03/08/30 21:17 ID:PkL99pH/
「ふ〜ん、マイヤーズ司令官ねぇ。裏表もないし、悪い人ではないわよね」
「はい、優しくてとても良い方です」
ケーラは少し沈黙をつくったあと、ヴァニラの肩に手を乗せ「告白しちゃいなさい」と言った。
「えっ、それは…」
できません、ヴァニラは震える眼で訴えた。
「大丈夫よ。私から見たら司令官もあなたに、好意を持っているように思えるわ」
「…それは、上司と部下としての…」
「ヴァニラみたいなかわいい子、振る男なんていないって」
「私は、未熟者です…」
「何言っているのよ。あなたならできるわ」
「私には…、無理です…」
「んもう、臆病ね。胸に溜まっている想いを吐き出さないと、モヤモヤは消えないわよ」
ケーラは地団駄を踏みながら一喝した。
黒い煙のようなものが渦まく胸の中。それは燃える心臓から出る湯気みたいなものじゃないかと、ヴァニラは思った。
この煙に霞んで見える真実は一体なんだろう。それは煙を消さないかぎり見えてこない。
ヴァニラは白く小さな手を力強く握った。
「ケーラ先生、私やります」
556あぶらむし:03/08/30 21:17 ID:PkL99pH/
十分ほど経つだろうか。ヴァニラは司令官室の前でずっと立ちすくんでいた。
宇宙の万華鏡、そんな宇宙神話があったことをヴァニラは思い出していた。
この世界を創った神様の苦悩の話。世界を創ってみたのはいいものの、もしかしたら自分はとんでもない過ちを犯してしまったのではないかと、神は悩んだ。
気まぐれで災害を降りそそぐ壮大な自然。自分が生き残るために殺し合いをする動物たち。
そんな世界に繰り返される哀しみや憎しみを考えると、神は恐ろしくなった。神はその恐怖から逃れるため自ら暗闇を創り、そこに隠居した。
自分が創り出した悲劇から目を背けたのだ。
しばらく経って、世界がどうなっているのか気になり始めた。しかしそこに流れた血と涙の川を想像しただけで、身震いしてしまう。
勇気をだして覗いた神が見た世界は、意外なものだった。
自然と動物たちが助け合い、励まし合い、共存している。美しい世界だった。
まるで万華鏡を覗いているようだと、神は思ったのだ。
自分が思っているほど未来というのは残酷ではない。この神話はそう教えてくれる。
ヴァニラは大きく息を吸い込んだ。
この一歩を踏み出そう。万華鏡を覗きに行くために。
「タクトさん、お話があるのですが、入ってもよろしいでしょうか?」
ヴァニラの頼りない声は、かろうじて扉を貫通した。
557あぶらむし:03/08/30 21:19 ID:PkL99pH/
「おお、ヴァニラか。入っていいよ」
タクトの声が聞こえる。
ヴァニラは思い通りに動かない両脚に、力を込めた。万華鏡のきらびやかな景色を扉の向こうに描く。
今まで踏み出せずにいたはじめの一歩を、踏み出した。
「なんだい、話って?」
タクトはいつもの笑顔で聞いた。
「あの、実は私…」
言葉が出てこなかった。別に難しい言葉を使いたいわけじゃない。
漢字が思い出せない歯痒い気分とは、少し違っていた。
何か喉の奥で、言葉が行き先を見失ったように佇んでいる。
「どうしたの?」
タクトが言う。タクトの台詞は空気の振動となり、ヴァニラを揺らす。
「タクトさんのことが、その…、好きなんです…」
ありふれた言葉だった。だけどそれでよかった。
伝えたいことが、伝えられたから。
「あは、こりゃ驚いたな」
タクトは照れくさそうに頬を掻いた。
「俺も、君に言おうと思ってたんだ。その台詞」
ヴァニラははげしく揺れた。
タクトの声は、まるで砂崩しで遊ぶ少年の手のようだった。
溶けていくような足元を、ヴァニラは必死で支えた。
558あぶらむし:03/08/30 21:21 ID:PkL99pH/
「あの、それでは…」
「ああ、俺も好きだよ。ヴァニラ」
胸の霧が晴れていく。そこに見えたのはキラキラ輝く、万華鏡だった。
「よかった…」
ヴァニラは安堵の表情で笑った。
「私、タクトさんのこといろいろ知りたいのです。ずっとそばにいてよろしいですか?」
「もちろんいいさ。俺も、ヴァニラのそばにいたい」
幸せな時間が流れていく。いつもの単調な流れとは少し違っていた。
こんな時でも、時計は今までどおりの速度で時を刻むのだろうか。無感動な秒針が滑稽に思えた。
「ヴァニラ、さっき俺のこといろいろ知りたいって言ったね?」
「はい、言いました」
「それじゃあ、教えてあげるよ」
タクトはいつもの優しい笑顔でこう言った。
「まずは、マスターベーションのやり方だな」
559あぶらむし:03/08/30 21:21 ID:PkL99pH/
「えっ?」
「俺のこと知るには、まずここから始めなきゃ」
タクトはそう言うと、押入れから一本の縄を持ってきた。
「あの、私が言ったのはそういう意味ではなく…」
「いいから、いいから」
タクトは笑顔を崩さず、慣れた手つきでヴァニラを縛った。
そしてそのまま柱にくくりつけ、身動きを取れなくした。
「こんな宇宙ハムみたいな格好をさせて、何をする気ですか?」
ヴァニラは、恐怖と憎悪と好奇心の混ざった表情で言った。
「宇宙ハムかぁ。なかなか面白い表現だね、ヴァニラ」
タクトは笑いながら、薄茶色の液体の入った器とハサミを持ってきた。
「危ないから動かないでね」と言って、ハサミでヴァニラの服を切った。ちょうど股間の部分である。
ほんの少しだけ毛の生えたヴァギナが顔を出した。
「や、やめてください、タクトさん…」
「心配いらないよ。新しい服、あとで買ってあげるから」
「だからそういう意味ではなくて…」
タクトはヴァニラの声など聞こえていない素振りで、刷毛に謎の液体を浸らせた。
560あぶらむし:03/08/30 21:28 ID:QZ/9Dy/E
「なぜ、こんなことするのですか?」
「君が頼んだことじゃないか。知りたいんだろ? 俺のこと」
タクトは液体の染みこんだ刷毛で、ヴァニラの股間をなぞった。
「はあん」と、ヴァニラはあまり感じたことのない感覚に悶えた。
「…その液体は、なんですか?」
「これかい? これは宇宙うるしの樹液さ。塗るととっても痒くなるんだ」
タクトの笑顔はまだ崩れていない。
「私が知りたかったのはそんなタクトさんじゃない! もう離してください」
ヴァニラは泣きながら懇願した。
いつも優しいタクトさん。そのイメージが崩壊した。目の前にいるのは人の神経を離脱した、狂った性癖を持つ変態だった。
「ヴァニラ、俺は真剣なんだ。今君にしていることはすごく気持ちのいいことなんだ。この快感をわかってほしい」
「わからない、わかりたくない!」
ヴァニラは唯一動かせる首を、はげしく振った。
「これだけは確かなことなんだ。俺は君を絶対に不幸にはしない」
こんなことしておいて何てこと言うんだ、とヴァニラは思った。しかしタクトの真っ直ぐな眼は、ふざけているように見えなかった。
561あぶらむし:03/08/30 21:28 ID:QZ/9Dy/E
股間がむず痒くなってきた。だが掻こうにも両手を縛られているこの状況では、文字通り手も足も出ない。
「…縄をほどいてください。うるしの痒みくらい、自分で治療できます」
タクトは首を横に振る。
「それは、まだできない」
いつも冷静で温厚な彼女だが、今回は違った。怒りで頬を震わせ、泣き叫び、じたばたした。
「お願い、もう離して! 痒くて、どうにかなってしまいそう…」
ヴァニラを抱きしめる縄がミシミシ唸った。
股間に毛虫が百匹くらい迷い込んだような、そんな痒さがヴァニラを襲った。
「痒い! 痒い! 痒いぃぃぃ」
うるしの樹液を吸い込んだ股間が、赤く腫れはじめた。
「そろそろ、頃合いかな」
タクトはヴァニラを縄から離してやった。
自由の身になったヴァニラは、無我夢中で股間を掻いた。皮膚がめくれ、血が流れてきてもヴァニラは掻き続けた。気が狂ったように、力を込めて掻いた。
「あっ、はあん、あぁ…」
掻けば掻くほど、不思議な気分になってくる。意識だけが別の世界に迷い込んでしまったようだ。
理性が剥がされていく。怖い夢から目覚めたみたいに。
だんだん、気持ちがよくなってきた。
…何か見える。あれは、万華鏡?
「ヴァニラ、わかってくれたかい?」
タクトが囁きかけた。優しく頬を撫でながら。
562あぶらむし:03/08/30 21:29 ID:QZ/9Dy/E
「はい、わかった気がします。…こういうことだったのですね」
マスターベーションがこれほど気持ちいいものだったとは。
タクトが必死に伝えようとしたのも無理はない。
「俺のペニスを見るかい?」
ヴァニラは頷いた。
タクトのペニスは掻き毟った跡が残っており、赤黒くただれていた。
むかし何かの本で見た、ガン細胞みたいだった。
「素敵な…、ペニスですね」ヴァニラは素直に褒めた。
「ああ。このふたつの生殖器は、愛の証だ」
ヴァニラは赤黒いペニスと血まみれのヴァギナを、交互に見比べた。
二人だけの秘密を持ったみたいでうれしくなった。
「…あの、またお願いしますね」
ヴァニラが恥ずかしそうに言った。
「もちろん」タクトは股間から流れる鮮血を、脱脂綿で拭きながら言った。
「いつでもおいで」
にっこりと、タクトは微笑んだ。ヴァニラもうれしそうに微笑んだ。
タクトの笑顔は、やっぱり優しかった。
563あぶらむし:03/08/30 21:31 ID:QZ/9Dy/E
改行の手抜きはご了承ください。
564S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/30 22:10 ID:gWfhOJAi
神だ。アンタ神。
漏れの大好きなヴァニラタン…(・∀・)モエッ
565野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/30 22:57 ID:wdZLBJ5Y
黒から白へ・・・・漏れも早く仕上げねば
566文月:03/08/31 00:00 ID:HqEh4Yn/
初めまして。
初めてSSなるモノを書いてみましたんで、読んでやってください。
蘭花のお話です。
内容的には今作のゲームに近い…かな?
567名無しさん@ピンキー:03/08/31 00:02 ID:HqEh4Yn/
なんていうか、最近の蘭花はこれまでにもましてオレにべったりくっついてくるようになった。
ペアルックじゃ満足できないのか、顔を見るたびに腕を絡め、後ろから抱きついてくるなんてのはもう当たり前。
暇さえあればオレのところに来て他の人に見せつけるようにキスをせがんでくる。
おかげでレスターには「人のいない所でやれっ!!」って怒鳴られるし、他のエンジェル隊の面々もあきれてきたのか皮肉ばっかり言ってくる。
いや、オレ的には全然いいんだけど。てゆーか、やっぱり愛しのマイハニーのやることだもんなぁ。
そりゃ嬉しいよ。

そんなある日のこと。
「はぁ〜い! ダ〜〜リ〜ン!!」
オレが休憩時間中に廊下を歩いていると、例のごとく突然蘭花に後ろから飛びつかれた。
ドスッ!!
「ぐあっ!?」
完全に不意打ち。しかも最近の蘭花は力加減が全くない。蘭花の熱い抱擁がオレの体をギリギリと締め付ける。
「うおぉぉ〜〜…ギブギブっ! はなせぇ〜〜!」
「んもう。ダーリンってば、寂しいんだぁ」
なんて言って、とりあえずは腕の力を緩めてくれた。
「まったく…容赦ないなぁ、蘭花は」
「タクトだからじゃない。わかってるくせに」
「いや…悪い気はしないさ、そりゃ」
蘭花はずるい。こういう言葉を素でいうんだ。
「ところで蘭花、なんか用か?」
オレは照れを隠すつもりで聞いた。蘭花はオレの首に手を回して
「キスしてほしい……」
と目を潤ませながら言った。まあ、いつものことだ。
「しょうがないな…」
オレは周りに人がいないことを確認して蘭花にキスした。
こういうときに蘭花に人目がどうの言ってもなんの意味もない。それなら蘭花が満足するようにできるだけ情熱的にキスをする。
568文月:03/08/31 00:03 ID:HqEh4Yn/
「んっ……」
「好きだよ、蘭花……」
「私もよ、タクト……」
そういってもう一度口づけをする。
数度軽く唇同士が触れる程度のキスをし、ついで蘭花の方から先に舌を入れてきた。
オレもそれにお返しするように蘭花と舌を絡ませた。
どれくらいそうしていたか、どちらからともなく唇を離した。
「……っふぅ」
オレは軽く酸素を吸い込み、息を吐いた。
蘭花は頬を紅潮させてオレの方を見つめている。
「よかった?」
「もう…バカ」
蘭花は体をくねらせながらオレに寄りかかってきた。
いつもならここで満足して行ってしまうのだが、今日の蘭花は違った。
いつまでも蘭花はオレから離れようとせず、濡れた瞳を向け続ける。
「蘭花?」
「ねぇタクト……して」
「はっ?」
いきなりの台詞。一瞬意味がわからなかったが、蘭花がオレの股間に手を伸ばしてきたのでオレもさすがに気づいた。
「おいおいおい!?」
「いいじゃない…しよ?」
いいながら蘭花はオレのズボンのファスナーをおろし、中のモノを引っ張り出ししごきはじめた。
569名無しさん@ピンキー:03/08/31 00:05 ID:HqEh4Yn/
「うぁっ」
蘭花は馴れた手つきで、オレに快感を与えてくる。あっという間にオレのモノは臨戦態勢OK!になってしまった。
「んふふ…もうこんなになっちゃって」
「ら、蘭花……」
「いいよね……?」
蘭花はそのままひざまづくとオレのモノに舌を這わせはじめた。
「うぉっ……蘭花……いくら何でもここでするのは………ううっ!」
聞いているのかいないのか、蘭花はその行為をやめることはしない。
「誰か来たら……っていうか廊下だぞここ、絶対誰か来るって!」
「いいじゃない……あたしたちのこのラブラブっぷりを見せつけてやれば」
「んなマニアックな……くぅぅっ」
オレの訴えを聞いても、蘭花は気にもとめず、むしろ燃え上がったかのように、口いっぱいにオレのモノをほおばり、
顔を上下に動かしはじめた。
「んうう……」
「ら、蘭花………」
蘭花の左手がオレのタマに伸び、緩やかに揉みしだく。そして右手で竿を握ると、上下に動かし、口の中では敏感な部分を絶えず舌で刺激してくる。
もうオレは蘭花のされるがままだった。
「もうイキそうなんじゃない……?」
手の動きは休めずに上目遣いでそう聞いてくる。
「あ、ああ……」
「タクト、あんまり我慢強くないしねー……一回出しちゃうけど、いいでしょ?」
言って蘭花は上目遣いのままオレのモノをくわえなおす。そんな蘭花にオレは情けなく頷くしかできなかった。
首の上下運動は激しくなり、手の動きにも熱が入ってくる。オレのモノは蘭花の口の中でいいように弄ばれている状態だ。
「こんなピクピクさせちゃって……可愛い」
「ううっ……蘭花、もう………っ!」
言うのとほぼ同時だった。
オレのモノから勢いよく精液が飛び出し、蘭花の口の中いっぱいに広がった。
蘭花は大して驚いた様子もなく、オレのモノから口を離した。蘭花は口の中の精液を味わうように転がし
存分に堪能した後、飲み込んだ。
「………おいしい」
蘭花はうっとりとした表情で呟いた。
570文月:03/08/31 00:06 ID:HqEh4Yn/
「蘭花……今度はオレが…」
「うん……して」
もうオレもここが廊下だとか、そんなこと頭になかった。
オレは蘭花の後ろに回り込み、服の上から胸を揉みはじめた。
「あん……」
服の上からでもわかる蘭花の豊満な胸。その先ではもうすでに乳首がピンと堅くなっていた。
オレは右手で胸を揉みながら、もう片方の手で蘭花のアソコに手を伸ばした。
チャイナのスリットの間から手を入れ、そのまま遠慮なくパンツの中に手を入れると
そこはもう音をたてるほどに濡れていた。
「蘭花……オレのくわえてて感じちゃった?」
「だってぇ………あっ…」
「もう下着もビシャビシャじゃないか」
「やだ……言わないでぇ」
オレの体の中で蘭花が息を荒くして悶える。
調子にのったオレは人差し指を蘭花の中に差し込んで、軽く動かしはじめた。
「ああん……ん、ん……やだ、タクト………」
「こんなに濡れてるから全然抵抗ないな」
「ぁ……はぁん……タクトぉ……あ……っふぅ」
蘭花の蜜がどんどん増えてくる。声を荒げ、もう立っていられないという風に両足が開き、腰の位置が下がってきた。
蘭花は真っ赤な顔でオレを見上げ、
「タクト……お願い、もう入れて……」
我慢できないと、おねだりをしてきた。
571文月:03/08/31 00:08 ID:HqEh4Yn/
オレは軽く頷くと、蘭花の体を正面に向け、下着をずらしてオレのモノを遠慮なく突き入れた。
「ふあああっ!!」
「っく」
相変わらず蘭花の中はきつい。オレのモノを離さないとばかりにギュウギュウ締め付けてくる
オレはその締め付けに対抗するように腰を使い始めた。
「ああぁっ! ああっタクト!!」
蘭花の声の出し方はもうここがどこであるかわかっていない。かくいうオレもヒートアップしすぎでそんな常識的なことなんかより、いかに二人で気持ちよくなるかのほうが大切だった。
「あ、あ、あ、あ」
「蘭花!」
後はもう惰性だ。オレはひたすら腰を振り、蘭花はそれに合わせるように自分も腰を揺すっている。
「あ、はぁん! タクト! わたし……ああっ! もうっ!」
「お、オレも!」
「一緒に! 一緒にイッてぇ!!」
「わ、わかった!」
「ああああぁぁーーっ! イッちゃう! イッちゃうーーーっ!!」
「うくっ!」
蘭花の絶叫と同時にオレを締め付けていた壁がさらに収縮し、俺自身も我慢できずに蘭花の中に思いっきり精液を放った。
蘭花はエクスタシーが収まると、大きく肩で息をして、オレにもたれかかってきた。
572名無しさん@ピンキー:03/08/31 00:09 ID:HqEh4Yn/
「はぁ……はぁ……」
「蘭花……」
「あったかい…タクトの……」
おなかのあたりを押さえながら言う蘭花。
「愛してるよ…蘭花」
「アタシもよ……ダーリン」
二人、最後にキスをしようとしたその時、
「なぁにやっとんだ貴様らーーーっ!!」
そんな怒声が響いた。
ビクッとして、その声のした方に顔を向けると、そこには……
「げぇ、レスター!?」
「みんな!?」
レスターとエンジェル隊の面々が真っ赤な顔して立っていた。
「休憩過ぎても帰ってこないっていうから探しに来てみりゃ…」
「まさか廊下でいたさなくても……」
「……………」(真っ赤)
「た、た、た、タタタタクトさん!?」
えーと、つまりこの状況は………
「見てた?」
「当たり前だ!」
聞くまでもなかった。
「タクトてめぇ、今日という今日は!」
「うわわわわ、悪かった! 今度から部屋の中でするからーっ!」
「そういう問題じゃねぇ! 待ちやがれ!」
「助けてくれーっ!」
オレ達の行為に当てられて逆上して追っかけてくるレスターから必死で逃げるオレ。
「いくら自分に彼女がいないからってそんなに怒らなくても!」
「おまえの非常識さ加減に怒ってるんだ! いっぺん死にやがれ!!」
その後、レスターに捕まってしまい、オレはその後6時間ほど説教を受けてしまいました。
司令官なのに………

573文月:03/08/31 00:10 ID:HqEh4Yn/
んで。

「それにしてもみんな、ずっとのぞいてたわけ?」
「のぞくだなんて人聞きの悪い。通りかかったら蘭花さんの『喘ぎ声』が聞こえてきたものですから。ねぇ?」
「……すごい響いてました……」(真っ赤)
「やだなぁ、もう」
「なに言ってんだい。いくら仲いいからってこういう公共の場はどうかと思うけどね」
「そ、そーだよランファ!」
「はーい、反省しまーす」
「まあ、滅多に見れないモンを見せてもらったからね、今回はまあ特別って事で」
「タクトさんは連れていかれてしまわれましたけど」
「あ、そーよ。クールダラス副司令もずっといたわけ?」
「えー、私たちが来る前からここにいたよ」
「じゃあ、あの人ずっと覗いてたわけ?」
「……………………………………………………………」
「………………ムッツリ」(真っ赤)
574文月:03/08/31 00:13 ID:HqEh4Yn/
こんな感じですがいかがですか?
ageてしまってすいません。
575名無しさん@ピンキー:03/08/31 00:14 ID:Enu/4KMj
レースクイーン盗撮
http://65.57.163.168/venusj/okazu.htm
576 ◆CG9cH8Hm6M :03/08/31 00:19 ID:TE+uF8Uq
はじめマツて、これからSSを投下しまつ内容はある殺し屋がヴァニラ・Hを助けるために再び殺し屋の道に入るというものです
577名無しさん@ピンキー:03/08/31 00:30 ID:4KtL3QIy
>>576
・・・ん?
578名無しさん@ピンキー:03/08/31 00:41 ID:4KtL3QIy
>>574
月並みな意見しか言えないけど・・・キタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━!!!!
579 ◆CG9cH8Hm6M :03/08/31 00:44 ID:TE+uF8Uq
 「すごいものですね、この惨劇は一体誰の仕業なのでしょうか?」
 「ふん、まさか「あの男」の仕業とえもいうんじゃないだろうな」
 「この惨劇が何よりの証拠でしょう」
 「で、「その男」を雇う方法はあるのか?」
 「何、手筈は整えています」
 「そうか、テメエは冴えてやがるぜ」
二人の男が皆殺しの施設の監視モニターを見ながらこの惨劇の張本人の男について語り合っていた
死臭の漂うモニタールームでの二人の会話はいささか異様な光景であった。
580名無しさん@ピンキー:03/08/31 00:45 ID:YvBva2tC
>574
あんた最強でつ。

>576
嫌な悪寒が・・・
581 ◆CG9cH8Hm6M :03/08/31 00:47 ID:TE+uF8Uq
とりあえず今日はこれでおしまいです、ものすごい長編SSにする予定です。
ではでは
582名無しさん@ピンキー:03/08/31 00:48 ID:4KtL3QIy
初めまして、じゃない予感が激しくするんだが・・・勘違いだよな
583名無しさん@ピンキー:03/08/31 00:50 ID:YvBva2tC
>582
「勘違い」であって欲しい
584名無しさん@ピンキー:03/08/31 00:57 ID:4KtL3QIy
>>583
それもイヤだw
585S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/31 00:59 ID:OHT2guRf
流石だよな…。
なんか生徒会うんたらで忙しい漏れ…はぁぁ…。
Dendは漏れだからなっ!勘違いすんなよっ!!(ぉ
586名無しさん@ピンキー:03/08/31 01:10 ID:4KtL3QIy
>>585
さりげないカミングアウトですなw

de(ry かどうかというよりは作風・態度etcに怖さが・・・
587名無しさん@ピンキー:03/08/31 01:13 ID:D0WzlIjS
ここもすっかり香ばしくなりましたな
神よ、願わくば優良職人がここを見捨てる事が無き様に…
588名無しさん@ピンキー:03/08/31 01:16 ID:4KtL3QIy
朝起きてから見た香具師、ビックリするんだろうか

>>587
香ばしいのは今日ぐらい・・・だといいんだけど
589あぶらむし:03/08/31 01:18 ID:82zKqx0F
文月さん、テンポのいい展開でよかったと思います。無駄がないのですごく読みやすかったです。
蘭花がすごくチャーミングに書かれてますね。
欲を言えば、もう少し攻撃的でもよかったかなと。まあ、あくまで私の趣味ですが。
自分の中で蘭花は赤丸急上昇中なので、また蘭花でお願いできないでしょうか?
無理は言いませんが、違うパターンの蘭花も読んでみたくなりました。

ところで、JOEさんの作品はいつ落とされるのですか?
とても興味があるのですが…
590名無しさん@ピンキー:03/08/31 01:18 ID:SvQMknO8
>>574

雰囲気出ててイイ!!グッジョブ。

>>585

…えーと、何で21歳以上にもなって『生徒会』なのでつか?と思わず突っ込んでしまうテスト。
591羽根をもがれた天使たちB:03/08/31 01:31 ID:jKbvyQ3I
俺に殴られて腫れた顔のエンジェル隊の娘どもが、陶器人形のような顔色で
俺の持った針と生贄の子羊となる上司を見つめている。
「へへ、でかいおシリが震えてるぜ?怖いのか中尉殿?」
ぺたぺたと軽く尻を叩きながらフォルテを挑発する。
「可愛い部下たちの前でたっぷり可愛がってやるぜ。たく、楽しみだな、この針で
お前さんの…」
「御託はいいからとっととやったらどうだ、腐れ下道が」

この状況でこの口ぶり。あーまったく可愛くねえ女だ。まあソノ分やる気も出るわな。
俺は口の端をくいっと持ち上げると、右の尻肉へいきなり針を突き刺す。
「ぐっ…!!」

「きゃああああああああああ!!」
「ひいっ・・・・・ひいいっっ」
「いやああああああああああ!!」
「あ、あああ・・・」
悲鳴を上げたのは刺されたフォルテではなく、見ていた他の四人だった。
フォルテは少しうめき声を漏らしただけで耐え抜きやがった。
か〜、たく、ここで思い切り叫べば少しは手加減したかもしれねえのにそれも
わかんねえのか、この馬鹿女は。
592S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/31 01:34 ID:OHT2guRf
>586
漏れの態度?
あぁ、マシンガンズのライブビデオ見てみなよ。
こういうキャラだから。

>589
漏れのかっ?
出来てるんだけど…こうも良SSが貼られてるとお目汚しになるかと思いまして…。

>590
俗に言う公僕ですから。
593名無しさん@ピンキー:03/08/31 01:41 ID:4KtL3QIy
>>592
JOEさんのことではないよw
>581辺りから非常に強い○○を感じたり感じなかったり・・・

エロに理解のあるって、イイ教師だよなぁ・・・
594S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/31 02:20 ID:OHT2guRf
>593
言っとくか。

  俺  様  が  次  期  de  (ry  だ  が  何  か  ?


教師は皆エロティックですが何か?
595名無しさん@ピンキー:03/08/31 02:22 ID:eHobPN4o
581をde(ryと決めるのはまだ早いんじゃないか?
オリキャラ出しても、最終的にそれがエンジェル隊なり他のGA登場人物を引き立てて、
尚且つエロがしっかり出来てればいいんだし。
奴のSSはエンジェル隊がオリキャラの引き立て役で、エロ描写に至ってはコピペレベル
だったじゃないか。とりあえず様子を見ようぜ。
596S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/31 02:24 ID:OHT2guRf
>595

だ か ら 俺 が D E N D だ っ て の …
597名無しさん@ピンキー:03/08/31 02:36 ID:eHobPN4o
>>596
冗談でもヤメレ・・・・
それよりシヴァたんのSSはどうしたんだよ?俺、結構楽しみにしてるんだけど・・・・
夏コミに行って(ちなみに初参加)シヴァたんのエロ同人誌を探したけど、見つから
なかった漏れを癒してくれ・・・(つД`)
598あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/08/31 02:43 ID:kigErlfh
>>あぶらむし氏
ぐっじょぶです!
相変わらずの独特な世界の数々、俺には書けんですよ。

>>文月氏
タク蘭のバカップルぶりがイイっすね〜!
でも、一番レスターに萌えてしまったり・・・(w


ヤバイなぁ・・・
文に詰まりっぱなしで全然書けない・・・
来週中には何とかしたいです・・・
599野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/31 03:25 ID:iMNqbXpT
何度目の夏だろう・・・SS書きたくても勉強が追いつかなく
嘆いている野郎です・・・もうすこしお待ちください。申し訳ないです
600 ◆CG9cH8Hm6M :03/08/31 08:37 ID:TE+uF8Uq
よく考えてみましたら、私のSSはここで発表するより個人サイトで発表したほうがいい内容と長さでした
どうも騒がせてすいませんでした
601名無しさん@ピンキー:03/08/31 14:29 ID:+BRmhPq/
しゃとやーん
602S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/08/31 16:12 ID:2UViSP/d
>597
あー、スマソ
つかコミケって行った事無いな…。
エロシーンは終わってるのだが…ラストが上手く行かない…その上仕事が…。

>598>599
がんがって下さいな。

>600
そう…。
ま、いいけど……。

>601
漏れもシャトヤーン萌え。
そんな事より早く仕上げねば…。

そんじゃ、仕事に戻りまつ。
603名無しさん@ピンキー:03/08/31 19:35 ID:lVm/9NTe
カモン!!
烏丸ちとせSS
604名無しさん@ピンキー:03/08/31 20:03 ID:9/CM+90K
クレクレ厨は氏ね。
605名無しさん@ピンキー:03/08/31 20:36 ID:7dvG+3Vu
>あぶらむし氏
才能あるよ、めちゃくちゃ上手い
>文月氏
エロイ
>>581
その投下分だけでは何とも言えんが・・・がんがれ
>>591
グロスキー(*゚∀゚)=3
606野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/31 20:53 ID:vs7nEeiM
もう少しなのでなんとか今日中には投下できると思われます。
607名無しさん@ピンキー:03/08/31 22:11 ID:lVm/9NTe
期待してます
608野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/31 22:34 ID:vs7nEeiM
>>534
翌朝、俺はミントの温もりの中で目覚めた。
ミントはまだ寝ているようだった。そっと頭を撫でてやる。
こんな小さな少女なのに本当に強い子だ・・・
ミント愛してるよ・・・
ミントを起こさぬよう俺は着替えを早々と着てブリッジを後にした・・・・・・
「ゴメン。俺、やっぱりみんなを死なせたくないよ・・・・蘭花、ヴァニラ本当にゴメン・・・
エンジェル隊の指揮官として、そして友達としてみんなを守れなかった・・・・
もう誰も犠牲になんかしない!俺がこの戦いを止めてみせる!」
小型船に乗り込む時、俺は我にかえる・・・・
「ミント・・・・」
「やはりこうなると思っていましたわ・・・・あなたならやりかねませんのもね」
俺は胸を付かれた。ミントは俯いていて表情がわからなかったがきっと泣いているのだろう。
「俺は、俺はもう誰も死なせたくないんだ・・・」
「あなたが死んでしまったら私はどうすればいいんですの!?残される人間のことも考えてくださりませんこと!
私は・・・・あなたしか頼れるものがありません・・・」
俺は小型船を降り、ミントの側へとゆく。
「大丈夫、俺は死なないさ。だって・・・俺にはミントがいるじゃないか。ミントを守りたいからこそ
俺は命を張る・・・・俺は必ず帰ってくるさ・・・」
ミントの体を強く抱きしめる。離れぬよう・・・・離さぬよう・・・・
「・・・・わかりましたわ。止めても無駄のようですわね。タクトさんを信じています。
だから、だから・・・・きっと帰って来て下さい・・・・」
ミントは今にも泣き出しそうな顔を無理やり笑ってみせた。
その笑顔に恥じぬよう俺はきっと帰ってくるよ・・・・
「ありがとう・・・・俺は必ず帰ってくるから・・・」
「待ってますわ・・・・」
609文月:03/08/31 22:58 ID:QWNptSX5
え〜、ども。文月です。
みなさん読んでいただいてありがとうございます。
また書いてみましたが、時間に追われて書いたんですこし読みづらいかも。
ともかくお願いします。
610文月:03/08/31 22:58 ID:QWNptSX5
「あの…蘭花先輩、一つ聞きたいことがあるのですが……」
ある日のこと。
ちとせが突然蘭花の部屋を訪ねてきてそう言った。
「え、なに?」
ちとせを部屋の中に招き入れる蘭花。
「えっ……と、大変申し上げにくいのですが……」
うつむいて、モジモジしながらいうちとせ。そんなちとせに蘭花は不思議そうな顔を向ける。
「どうかしたの?」
「いえ、あの……」
しばらくの間ちとせは言いにくそうに口をモゴモゴとさせていたが、やがて意を決したように言った。
「お願いします! 私に夜伽のやり方を教えてください!!」
「はあっ!?」

「なによ突然あんた……なんかの冗談かと思ったじゃない」
「す、すいません……」
蘭花に言われて小さくなるちとせ。
突然のちとせの言葉に素っ頓狂な声を出して驚いた蘭花であったが、冷静になって理由を聞くと、どうやら好きな男ができたが
自分にはそういった知識がまったくないために、聞きに来たということらしいのだが……
「ところで何でアタシにそんなこと聞きに来たの?」
素朴な疑問。
「いえ……この艦の中で一番経験豊富そうだったので……」
「ぶっ!!」
思わず吹き出す蘭花。
「な、なーに言ってんのよアンタは!? アタシはまだ経験ナシよ! 人を淫乱みたいに言わないでよ!」
「す、すいません!」
真っ赤になって否定する蘭花。自分がそういう風に思われていたとは……。少なからずショックを受けた。
「で、でも蘭花先輩はスタイルも良くて女性としての魅力も、あ、その素晴らしいのでついそう思ってしまったわけで……すいません!」
611名無しさん@ピンキー:03/08/31 23:01 ID:QWNptSX5
ちとせは声を荒げる蘭花に必死になって言い訳する。どもっているところをみるとどうやらちょっとびびっているようだ。
「く、ま、まあいいわ」
「すいません……」
とりあえず自分を落ち着ける蘭花。
しかし、ちとせはアテがはずれたと少し落ち込んでしまった。グッとこぶしを握りうつむく。
「う〜〜ん…」
ちとせの性格を考えると相当勇気を出してきたに違いない。好きな男ができたからっていきなり夜伽=Hというのは
いささか極端すぎのような気はするが。
しかし自分だってそのテの事に興味はあるし、おそらく普通にできるだけの知識もあるだろう。
「ところでちとせさぁ……アンタの好きな奴って誰なの?」
気になって聞いてみる。
ちとせは少し戸惑ったように視線を泳がせてみたが、思い切って口に出した。
「……タクトさんです」
「やっぱねぇ…」
今にも泣き出しそうなちとせに対し、同情とともにちょっとしたいたずら心を出した蘭花は、ちとせに後ろから覆い被さった。
「ら、蘭花先輩!?」
「たしかにアタシもシタことははいけど、アンタよりは知識もあるから、アタシで良ければ教えてあげるわ」
「本当ですか!?」
驚いてハッと顔を上げるちとせ。そんなちとせに蘭花は
「モチロンよ。ちとせがタクトとうまくいくようにしてあげる」
そう言ってウインクして見せた。
「あ、ありがとうございます蘭花先輩!」
ちとせは嬉しそうに蘭花に抱きついた。

「まずはキス……の仕方でいいのかしら」
「はい、お願いします」
かくして蘭花の講義及び実技の講習が始まった。
「とりあえず、アタシに思った通りにキスしてみて」
「あ、え……でも…」

612名無しさん@ピンキー:03/08/31 23:05 ID:QWNptSX5
「女同士なんだから、大丈夫でしょ? それに練習なんだからこんなのファーストキスにもカウントされないって」
「あ……そ、そうですね」
ちとせは多少戸惑いを見せたが、これは自分から言い出したことなので覚悟を決めた。
「では……参ります」
「アタシをタクトだと思ってやるのよ」
「はい……」
目を閉じる二人。ちとせはゆっくりと顔を近づけると、おそるおそる唇と唇を触れさせた。
「ん……」
しかし、一瞬で離してしまう。
「ちょっとぉ、今ので終わり?」
目を開けると蘭花が言った。
「え…でも今の…」
「恋人同士のキスなら、舌くらい入れるモンよ」
「し、舌なんか入れるんですか!?」
「当たり前じゃない。そんなことも知らなかったの?」
「す、すいません……」
心底申し訳なさそうに言うちとせ。こういうことに関してはまったく免疫も知識もないのだろう。
「わかったわ。じゃあアタシからするから、ちゃんとアタシの舌と絡めてみてよ」
「あ、はい。お願いします……」
ちとせはギュッと目をつぶる。
「いくわよ……」
今度は蘭花の方からちとせにキスをする。たしかに蘭花も初めてだが、どうにか自分の知識を動員して
ちとせの固く結ばれた唇をこじ開けて、口内に自分の舌を進入させた。
「……!」
身構えていたが、それでも驚いたように体を震わせるちとせ。蘭花は自分の行為を集中しており、気づかなかったようだが。
蘭花はちとせの縮こまった舌をつっつく。が、緊張しているちとせにあんまり反応はない。それでも蘭花はちとせの歯やその裏、歯茎などをなぞってゆく。
「んん……」
しかし、そういう行為を続けられているウチに、ちとせも消極的にではあるが蘭花の舌に対して自分の舌を絡めはじめた。
613名無しさん@ピンキー:03/08/31 23:05 ID:HzuGGSv5
614名無しさん@ピンキー:03/08/31 23:06 ID:QWNptSX5
「ん……ふぅ……」
「…ん……」
蘭花は驚いた。舌と舌がふれるとこんなに気持ちがいいものなのか。
徐々にちとせの舌使いも積極的になり、二人の口内の至る所で舌同士がピチャピチャと音をたてて絡まり合う。
「んん……っふぅ」
一分ほどそうして、蘭花の方から顔を離した。
二人の離れた唇の間で、どちらのものかわからない唾液が垂れる。二人の口元も唾液に濡れている。
「ちとせ……」
「ら、蘭花先輩……」
お互いを見つめる。二人とも頬が上気しており、瞳が潤んでいる。心なしか息も荒い。
「蘭花先輩……もう一回……」
「ちとせ……」
ちとせは酔ったようにフラフラと、今度は自分から唇を押しつけた。躊躇なく舌を差しだし、蘭花も答えるように絡ませる。
ぴちゃ……ぴちゃ……
「……っぷはぁ」
「ちとせ……次、進むわよ…脱いで……」
「はい……」
唇を離すと、蘭花に促されちとせは自分の身につけていた物を脱ぎはじめた。ディープキスで気持ちが高まったのか
戸惑うような素振りは見せなかったが、それでも恥じらいつつゆっくりと一枚一枚脱いでゆく。
ちとせのその様子を見てから、蘭花も自分の服を脱ぎはじめた。
「蘭花先輩……脱ぎました」
一糸まとわぬ姿になったちとせは、両手で胸と秘所を隠し、顔を真っ赤にして言った。
「ちとせ……かわいい」
同じく全裸になった蘭花は、そんなちとせの姿に、女同士であるというのに欲情し、素肌でちとせを抱き寄せた。
「あっ……」
そして蘭花はちとせの、自分よりは小さいが、それでも十分に発達した胸を揉みはじめた。
「蘭花先輩……」
「おとなしくして……」
身をくねらせるちとせに蘭花は柔らかく緩やかにその胸を揉み続ける。
「う…はぁ……ああ…ん……」
徐々に湧き上がってくる快感に、自然と声が出てしまうちとせ。
615文月:03/08/31 23:10 ID:QWNptSX5
「ちとせの胸…柔らかくて気持ちいいわ……」
「あぁ……蘭花先輩ぃ……ああん」
「ちとせ…気持ちいい……?」
「はい……あっ……き、気持ちいいです……」
どんどん快感が増してゆくちとせ。
「ちとせ……ベットに……」
「あっ……は、はい…」
ちとせは蘭花に促されてベットに横になる。
「足……開いて」
「はい……」
恥じらいながらも、ゆっくりと両足を開く。足の付け根の秘密の部分は、もう目でわかるほに濡れている。
蘭花はその部分を、軽くなぞってみる。
「ああっ!?」
ビクンとちとせの体がはねた。これまでの人生で性の知識も、当然自慰行為というものも知らなかったちとせにその快感は、軽い衝撃のようなものであった。
逆に知識もあり、オナニーも盛んだった蘭花は、自分で自分の花びらをさわりながら、ちとせのその部分を刺激する。
「ああっ……蘭花…先輩……はぁ…ああん!」
ちとせの感じ方が大きくなるにつれて蘭花の方も気持ちが高ぶってくる。ちとせを刺激する指の動きと同時に自分の秘所をまさぐる手の動きも徐々に激しくなってくる。
「や……あ、ふぅ……あ……んん…」
「ぁ…んん…あん……」
蘭花の声もだんだん高く色っぽくなってくる。
「ちとせ………アタシにもして……」
我慢できなくなってきた蘭花は、それぞれお互いの秘所が顔の前にくるような体勢=シックスナインの状態になった。
「アタシの……舐めて…」
そう言った蘭花は自分から先にちとせの秘所に舌を這わせはじめた。
「ああん! ら、らんふぁ先ぱ…い……ぁあ…はあ!」
気持ちいい。先ほどまでの指よりも全然すごい。
しかし、さっきからのこの快感は蘭花に与えられてるものだ。蘭花にも同じ快感を与えてあげたいと思った

616文月:03/08/31 23:12 ID:QWNptSX5
ちとせは目の前で揺れる蘭花に秘所おそるおそる舐めはじめた。
「んんっ……!」
ちとせのその部分を舐めたまま反応して声を漏らす蘭花。
「蘭花…はぁ…先輩……っ」
「ちとせ………」
お互いがお互いの秘所を舐め続け、部屋の中には二人の性器を攻める湿った音が静かに響く。
「ちとせ……そのマメのところ……舐めて」
蘭花に言われるとおりにその部分を攻める。とたんに、蘭花の反応が大きくなる。
『気持ちいいんだ……蘭花先輩』
そう思うと、不思議と自分の体も余計に熱くなっていく。蘭花もちとせの部分を舌で攻撃した。
「ふあぁっ!」
ビクンッ!! ちとせが思わず声を漏らす。ちとせのそんな反応に気をよくした蘭花はさらに攻め続ける。
ちとせも負けじと舐め続ける。
やがて二人に限界が近づいてきた。
「あぁっ! らん、蘭花先輩!!」
「ちとせ…あん! もっとぉ!!」
「ああーーっ! らんふぁせんぱぁ〜〜〜い!!」
「ああぁーーーーーっ!!」
二人は絶叫にも近い声をあげて、同時にイッた。とくに、ちとせは初めてのエクスタシーだ。
蘭花はちとせの体に覆い被さり、ちとせはその下で大きく肩で息をしている。
ちとせは初めての、蘭花は初めて相手がいるという状態でのエクスタシーの余韻が抜けきっていないようだ。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
「ちとせ……大丈夫………?」
「はぁ……はぁ……はい…大丈夫です…」
そうは言うものの、ちとせはまだ魂が抜けたように天井を見つめたまま深く息をしていた。
617文月:03/08/31 23:14 ID:QWNptSX5
二人とも落ち着いて服を着た後、蘭花は微妙な罪悪感を感じていた。
『いや〜〜、教えるもなにも、ただ単に二人でレズっただけじゃないこれじゃ〜』
しかし、そうは思うものの一人で、自分の指でするよりは他人の舌でしてもらうほうが全然気持ちよかった。
「うっ」
蘭花はそんな考えを振り払うように顔を左右に振った。
「ち、ちとせゴメンね〜〜」
いつまでも惚けているちとせにあやまる蘭花。すると……
「蘭花先輩!」
声をかけられた途端大きく反応するちとせに、蘭花はビクッとなった。
「ゴメン!」
怒ってる。そう思った。
蘭花は手をあわせて頭を下げる。
しかし
「蘭花先輩、愛してます!」
「はあっ!?」
いきなりちとせは蘭花に飛びかかって抱きついてきた。
「ち、ちとせ!?」
「今ので目が覚めました。私はタクトさんなんかよりも蘭花先輩のほうが好きなんです!」
「ちょっ、えぇ!?」
目を丸くする蘭花。とんでもない方向に話が進んできた。
「これから蘭花先輩のことを『お姉様』と呼ばせていただきます!!」
「呼ぶなぁ! はなせーっ!」
引きはがそうとする蘭花に必死でしがみつくちとせ。もうその目は蘭花しか見えていない。
「あ〜〜ん、蘭花お姉様ぁ〜〜〜っ!!」
「誰か助けてぇーーっ!!」
618文月:03/08/31 23:15 ID:QWNptSX5
すんませ〜ん、またageてしまった・・・。
逝ってきます。
619名無しさん@ピンキー:03/08/31 23:16 ID:xnL+5Ziq
>610〜617
あのネタがここで・・・w
オツカレサマです。
620名無しさん@ピンキー:03/08/31 23:22 ID:f49/fmWA
>618
逝くな!!
621野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/31 23:24 ID:vs7nEeiM
俺は頷き、再び小型船へ乗り込む。
エオニアの船に近づくにつれ緊張感は限界を超えそうになっていた。
これで終わりにするんだ・・・・
エオニアの船に進入するのは簡単だった。
エオニアに話がある。その一言で許可が出た。
「エオニア様のお部屋はここだ」
傭兵が俺をエオニアの部屋へと案内する・・・・
ドスッ!!
「ぐはぁっ!!」
首筋に一撃・・・・こんなにうまくいくとは思っていなかった。
前に読んだマンガの真似をしてみたのだが・・・・我ながら惚れ惚れする・・・
なんていってる場合じゃない・・・・先を急ごう。
傭兵たちに見つからぬよう慎重にエンジンルームへ向かう。
「やけに人がいないな・・・・」
人影が一切見当たらない・・・・なにか変だな・・・
一層緊張感を高め通路を進んでゆく。
「んっ・・・・声・・・・?」
通路の向こう側から声が聞こえた。
「おい、大丈夫か!おい!アルモ、アルモ!」
アルモ・・・・アルモだって!?
声が聞こえたほうをそっと覗いてみる。
「しっかりしろ!おい!アルモ!アルモ!!」
通路も向こうは暗くてよく見えなかったが、俺は親友の声を忘れるほどバカじゃない。
622野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/31 23:25 ID:vs7nEeiM
「レスター・・・・」
「んっ!タクト・・・・タクトか!」
ガシッ!と互いに強く抱きしめあう。
「レスター!無事だったのか!」
「ああ、俺にもよくわからんのだ・・・・いったい今何が起こっているんだ?」
俺は今までのことを手短に説明した。
「そうだったのか・・・・エルシオールが・・・」
レスターの暗い顔を見たのは初めてだった。やはり不安なのだろう・・・・
「とにかく、この船を破壊するんだ!」
レスターは頷き、アルモを抱きかかえて走りだす。
とにかくエンジンルールへ行ければ・・・・
「エンジンルームか?あそこだったら確かここの突き当たりにあったはずだ。
「なんで知ってるんだ?」
俺は半場呆れてしまった。
「あぁ、目が覚めてからいろいろと周ったからな」
まぁいいか。レスター・・・・助かったよ。
「なにをするか知らんが頼んだぞ・・・・」
「うん・・・・」
レスターと別れエンジンルームへと向かう。
「ここか・・・」
エンジンルームへと入る。メインエンジンを探す・・・・
しかし誰もいない・・・・なんでだろう?
「これがメインエンジン・・・・」
部屋の最深部にソレはあった・・・
「なんだこの大きさは・・・・」
果てしなく大きなエンジンがそこにはあった。
ダメだ・・・持ってきた爆弾じゃ足りなすぎる・・・
「くそッ!ここまでなのか・・・・」
「ん・・・・タ・・・さん・・・タクトさん・・・」
623野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/31 23:27 ID:vs7nEeiM
胸のあたりから声が聞こえてきた。
「な、なんだ!?」
慌てて俺は声の主を探す。
「あ、あった!これは・・・・スピーカー・・・・」
なんでこんなものが・・・
「タクトさん・・・聞こえていたらそのままで聞いて下さい」
ミントの声が俺が安心させてくれた。
「タクトさんは今すぐその船から逃げてください」
なんだって!?
「おいおい、逃げるって・・・・一体どういうことだよ!」
「今からエルシオールを黒き月へ突撃させます。
「おい!聞いてるのか!聞こえてるなら返事をしてくれ!」
そんなことしたらミントたちが・・・・
「やめろ!そんなことしたら君たちまで犠牲になるじゃないか!
もう誰もにも死んで欲しくないんだ!」
「タクトさん・・・・私を愛してくださって本当に嬉しかったですわ・・・」
ミント・・・・
「私はタクトさんから愛を頂いて強くなれました・・・・今も私の中でタクトさんが溢れていますわ」
「俺だって愛してるよ・・・・」
誰よりも愛してるよ・・・
「愛する人を死なせるわけにはいきませんわ!だから・・・・だから早く逃げてください!」
624野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/08/31 23:28 ID:vs7nEeiM
ミント・・・
「返事はしなくてもいい・・・・とにかく聞いてくれ・・・」
俺は泣き出しそうな感情を抑え話す。
「愛する人を死なせたくないのは俺も一緒だ。ミントが死んじゃったら俺が残されるじゃないか・・・
エルシオールだって動くあてもない・・・危険すぎるよ!」
エルシオール・・・あれさえ動いてくれれば・・・・
「レスターが生きていたんだ・・・・だからこっちは俺たちに任せてミントたちは早く逃げてくれ!」
「タクトさん・・・・本当に優しいお方ですのね・・・・あなたに愛していただいて私は幸せでしたは・・・
タクトさん・・・心から愛していますわ・・・・だから早く・・・逃げてください・・・・」
そういい終えるとプツンと通信が切れてしまった。
「ミント・・・・」
625名無しさん@ピンキー:03/08/31 23:43 ID:4O8xWjmg
マダー?
626名無しさん@ピンキー:03/08/31 23:47 ID:wxAhNDDC
なんかいろんな人のSSが連続うpされてるんで、頭混乱しそう(笑)
627名無しさん@ピンキー:03/09/01 12:08 ID:h5QAUi9b
>>610-617
ちーちゃんネタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

>>626
900越えたら作者別とキャラ別でアンカー別けしてみます
628名無しさん@ピンキー:03/09/01 13:32 ID:F1vlQPcT
保管庫って無いんですか?
629名無しさん@ピンキー:03/09/01 19:23 ID:TVVaJNqj
ない、そして作るとするとちょっとした論議が起こる
630名無しさん@ピンキー:03/09/01 19:34 ID:oLdfS4Nj
保管庫なんざいらね。過去ログ見りゃいいだろ
>>621-624
タクト羨ますぃ・・・
>>610-617
素晴らしく(・∀・)イイ!!それでランファさんが経験有りだったら
ちとせたんも骨抜きだなハァハァ
631名無しさん@ピンキー:03/09/02 01:15 ID:oVcUWwd8
貝合わせって気持ち良さそうだよな…
632名無しさん@ピンキー:03/09/02 20:36 ID:XPjlzImJ
あらあらこのスレも静かなものですねえ
633名無しさん@ピンキー:03/09/02 20:38 ID:bTyvQfVM
むしろこれぐらいが普通、今までが騒がしかっただけ。
634タクト:03/09/02 23:53 ID:0SrN4lz3
最近一生懸命書いてる長さの割に感想少ないからな
なんかこう、気力が
635名無しさん@ピンキー:03/09/03 00:32 ID:JusaZdMh
>>634
まぁはっきり言っちゃうと、下手なのも多いからな…

もちろんみんな素人だから上手い文書けないのは当然なんだけど、でも読み手としては
下手な文よりは上手い文を読みたい、と思うのは当然の心理でもあるわけで。

しかも一生懸命書いてるのは分かるんだけど、だからこそ本当の事は言い難い、かといって
嘘も結果として本人のためにならないし…って所だと思う。

某D氏みたいに徹底的に「アレ」だとまだ楽なんだけどねぇ(^^;)。でもSS作者さんたちは、
めげずに書きまくって欲しい。数こなさないで上手い文かけるようにはならないし、面白い
文がかけるようになれば、反響も絶対に増えるから♪
636野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/03 01:11 ID:CTCcP1rV
そのところ僕はどうなんでしょうかね?このスレの中では・・・・?どれくらいですかね?
もしくわランキングで言うならばw
637名無しさん@ピンキー:03/09/03 01:19 ID:RF5DyXKh
>野郎氏
自分の評価を聞くのはどうかと…(汗
ここの作家にランク付けとかやったら大変なことになりますよ。
個人的主観も入りますし、あまり気にすることは無いかと。
作品の感想と指摘は受け入れるべきだと思いますけど…
638名無しさん@ピンキー:03/09/03 03:17 ID:Bifu0q3I
野郎ウゼー
639野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/03 03:37 ID:3Q4nM5vN
>>637
いやはや、コレは失礼したしました。
なにゆえ仕事にしたいと思っているので・・・・
どうか温かい目で見ていてください
640名無しさん@ピンキー:03/09/03 15:19 ID:RCesV830
保管庫早く作れ!!
641名無しさん@ピンキー:03/09/03 17:14 ID:UzdOnC/u
自分で保管しろ。

保管庫の話はこれにて終了。
642dend ◆7igY4SLYdc :03/09/03 20:47 ID:KcYJgP7F
どうも久しぶりです、今回はSSを投下しにきたわけではありません、今月の終わりごろに
別板でSSを投下するのでその挨拶に来ました、このトリップを覚えといてください。
ではでは。





ちなみに「トマス・ローレンス」は「ジョン・ウー」を意識して作りました。
それと保管庫には私のSSをちゃんと保管してください、話は以上です
643名無しさん@ピンキー:03/09/03 22:04 ID:liU36YcI
>>642
ご苦労様。
透明あぼ〜んに設定しましたので二度と会うこともないでしょう。
644名無しさん@ピンキー:03/09/03 22:21 ID:UzdOnC/u
やはり保管庫保管庫と騒いでいたのはこの糞だったな
所詮は構って君か
645名無しさん@ピンキー:03/09/03 22:32 ID:O1TT7UWL
いやIDが違うから別人でしょ
646ミルフィーユ:03/09/03 23:01 ID:fu9tDd6D
は〜い、こんばんは〜。
今日はえっちな視聴者の皆さんが知りたくてたまらないエンジェル隊の皆さんの夜を
実況生中継しちゃいま〜す!
レポーターはあたし、ミルフィーユ・桜葉でお送りしちゃいま〜す!

各エンジェル隊の皆さんのお部屋に、隠しカメラを取り付けておきました。
これでエンジェル隊の恥かしい場面もばっちりですよ!

ではでは、まずはえっち女王の異名を取る蘭花さんのお部屋からお忍びレポート行きましょう!
スイッチ、オン!
「あ、あん…いいわぁ…」
おおっと、いきなり悩ましい声です!
どうやら通販で購入した玩具で遊んでいるようですね。
「ああん、いいのぉ、これ、クリちゃんに響くのぉ!」
蘭花さんすごいですぅ、あそこからえっちなお汁がすごい量で溢れてきてますぅ!
それに結構大きい玩具ですねえ、…えっ、すごい、同じのをお尻にも入れてますぅ!
「お尻もお●んこもいいのぉ、ああ、イク、イク、いっちゃうぅううぅ!!」

…さすがえっち女王の異名は伊達ではありませんでしたねぇ。
皆さんもおちんちんもいきなり元気になっちゃったんじゃないですか?
それでは次、ヴァニラさんのお部屋に行ってみましょう!
647名無しさん@ピンキー:03/09/03 23:06 ID:JusaZdMh
>>646
続きが読みたいような、読みたくないような(w
648ぷんすかぷんすかぷぅ:03/09/04 00:01 ID:plgt9a8h
>>645
IDって、回線繋ぎ直したら変わるんじゃなかったっけ?

何にせよ、漏れは保管庫より、うpろだが欲しいでつ。
保管庫兼うpろだが理想でつが。
まあ、自分で作る知識が無いので、これ以上は語るまい(w

とりあえず、蘭花モノを書いていますが、どうして漏れはエロくないシーンばかりサクサク書けて、
エロいシーンになると調子が悪くなりますか?(w
649名無しさん@ピンキー:03/09/04 00:17 ID:iKYKrJMm
>>648
> エロくないシーンばかりサクサク書けて、
> エロいシーンになると調子が悪くなる

分かる! わかるぞぉ!!

ノーマルなシーンは、書いてるそばから次の状況が連想
できてサクサク書けるんだけど(その展開が面白いかどうかは別として^^;)、
エロになるととたんに筆が止まるんだよね…

書けたとしても、どっかで読んだようなエロゲやポルノ小説のHシーンの
展開そのまんまになっちゃったり。あるいは状況毎(フェラとか挿入とか)の
部分的には書けても、それらの展開を繋げるようとするとえらい不自然な
展開になったり。


やっぱりリアル世界でのHの経験不足かなぁ(藁
650桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/09/04 00:18 ID:v9ZzQk76
新作の触りなんですが、書いてみました。
シヴァ皇子メインなんですが、まだ性別はばれてないという事で「彼」と表記しておきます。
651桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/09/04 00:19 ID:v9ZzQk76
儀礼艦エルシオール。現在はエオニア軍の追撃から逃れ、退避戦の真っ最中である。
数度の危機もエンジェル隊の活躍、
そして赴任してきたタクト・マイヤーズ大佐の指揮により乗り越えてきた。
一路目指すは皇国軍残党が集結するローム星系。
しかし度重なる激戦はクルーの士気を確実に削ぎ落としていた。
そして、「護られる者」である皇国王位継承権を持つ唯一の皇子もまた、それは同じだった。

「…ふぅ」
溜息が自然と漏れる。エオニア軍の手から屈辱を堪えて逃れてきてから数十日。
未だに味方の主力と合流できず、しかも向こうからの呼びかけも無いと言う。
果たして、タクト・マイヤーズの言葉を信じて良かったのか…。
「…シャトヤーン様…」
今は追われる身となったシヴァ・トランスバールは、そう呟くと服の裾を思わず強く握り締めた。
白き月の周辺にはシールドが展開され近づく事はできないとは言え、
聖母シャトヤーンが敵のど真ん中に取り残されている事には変わりは無い。
何度自分の力の無さを痛感したことか…。
目から自然と零れ落ちそうになる涙を堪え、自室の窓から無限に広がる暗黒の宇宙を眺める。
少し前までは白き月の方角を侍女に聞いたりもしたが、
今はもうどちらの方向を望めばいいのかすらわからなくなっていた。
すると、窓に自分の姿が映る。あの詭弁と演説を揮うエオニアの姿に比べ、何と頼りない姿なのだろう。
「……っ!」
腹立たしさを紛らわせる様に、窓に映った自分を叩く。
だが、手から伝わる痛みは自分の無力さをますます痛感させるだけだった。
(私も疲れているのか…)
ここ最近の戦闘により艦内の空気が重くなっている事を、シヴァは薄々感じ取っていた。
彼の周りの侍女達はそれを感じ取られまいと振舞ってはいたが、シヴァの感性はそれすらをも察していた。
そして何より、エンジェル隊の面々からそれが読み取れた。
652桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/09/04 00:20 ID:v9ZzQk76
数日前、シヴァは戦闘から帰還したエンジェル隊と偶然通路で出会った。
「あっ…シヴァ皇子…」
ミルフィーユ・桜葉がいち早くこちらに気付き、礼をした。
その言葉にエンジェル隊の全員がこちらを振り向く。
「わかってるね、シヴァ皇子に礼!」
エンジェル隊の隊長であるフォルテ・シュトーレンの号令により全員がシヴァの前に跪いた。
艦内の通路でもこのようなことをさせなければならない罪悪感を内心感じつつ、シヴァは口を開く。
「よい。気を楽にして構わないぞ。出撃、ご苦労だった」
「はい、ではお言葉に従わせて頂きます」
フォルテのその言葉で、エンジェル隊の少女達も立ち上がる。
だが少女達の顔には疲労が色濃く表れていた。
ミント・ブラマンシュに至っては右腕を負傷しているのか、白く細い腕を包む包帯が目に付く。
「大丈夫なのか?本当に疲れているのではないか?怪我をしている者もいるし…」
ミントの腕に眼を遣りつつ、エンジェル隊に声をかけるシヴァ。
その言葉にミルフィーユとミントは少なからず動揺した様子を見せたが、
フォルテは全く動じる事無くシヴァに言い放った。
「ご安心下さい皇子。私達はあなたを護る為なら、身を挺してでも戦うつもりです」
「そ、そうです。わたしも皇子のためならいつだって頑張りますから!」
ミルフィーユも慌てた様にフォルテに続く。そして無理に作った笑みをシヴァに投げかけた。
「微力ですが、私も…全力を尽くさせて頂きます」
「はい、フォルテさんの言う通りですわ。皇子、ご心配無く。この程度の負傷は問題ありませんので」
ヴァニラ・Hにミントも言葉を続ける。
653桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/09/04 00:21 ID:v9ZzQk76
エンジェル隊の少女達の言葉に頷きつつも、シヴァは内心複雑な思いだった。
(私が無理をさせている原因なのだからな…)
そう思いつつ視線を巡らすと、蘭花・フランボワーズが彼の目に入った。
そう言えば彼女の言葉は聞いていないなと思い、シヴァは口を開こうとする。
だが彼女の様子を見て、シヴァは口を噤んだ。
ランファはフォルテの傍らに力なく佇み、
王族であるシヴァの面前であってもその表情は疲れ果て、作り笑顔すら浮かべられない様子だった。
シヴァの目線にも気付くことなく、ランファはその瞳を閉じ軽く垂れた頭を片手で支えていた。
そのシヴァの視線に気付いたのか、ランファの側に立つフォルテがランファを軽く小突く。
最初は不快な顔をしたランファもようやくシヴァの視線に気付き、表情を引き締めた。
そんな彼女の仕草をシヴァはじっと見つめる。
(私の為に、ここまで…)
思わず暗い表情になってしまうシヴァを気にしたのか、ランファが口を開く。
「あの、皇子。アタシは大丈夫ですから。その…お気遣い、ありがとうございます」
そう言ってランファはシヴァに頭を下げる。
「だが…いや、何でもない。皆の者のこれからの活躍を期待しているぞ」
シヴァはそう言って自室へ戻るべく、エンジェル隊の面々に背を向けた。
急なシヴァの行動に慌てて彼の侍女もその後を追う。
(蘭花・フランボワーズ、か…)
いつもより歩く速度を速め肩で艦内の重い空気を切りつつも、不思議と思いはどこかに向いていた。
654桜花 ◆GA/Wjtp/EM :03/09/04 00:22 ID:v9ZzQk76
連投規制の馬鹿…今日はここまで…(涙
一応ランファ×シヴァの話なので、待っていただければ光栄です。
655名無しさん@ピンキー:03/09/04 15:42 ID:Lgd9PoTj
続き期待してます
656名無しさん@ピンキー:03/09/05 20:12 ID:4rHSkzht
>>646の続きマダー?
657名無しさん@ピンキー:03/09/05 23:33 ID:kJiSpdNY
>>654
エンジェル隊は皆いい子だな・・・・健気なシヴァ皇子がかわいいっす
規制に負けずガンガッテください。待ってますよー



そしてご無沙汰フォルテさんのSS続きキボーンヽ(`Д´)ノ
658あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/09/06 01:37 ID:yO0hFY2X
エルシオール内部、クジラルームのある日の夕方。
そこに、ある少年の姿がある。
綺麗にまとまった赤茶色の髪の毛に、少女の様な美しい顔立ち。
背中には、宇宙クジラの赤ん坊らしき生き物がすやすやと吐息を立てている。
彼の名は、クロミエ=クワルク。
クジラルーム内部の人工海岸および動植物園の生き物の世話をしている少年だ。
歳のわりに思考はしっかりしており、タクトを始めとする
エルシオールのクルーの良き相談役になっていた。

「……疲れましたね…子クジラも寝ちゃいましたか…」
彼は、今までタクトの「指揮に失敗したせいでフォルテに絞られた〜」という話を
延々二時間も聞かされていたのだ。おかげで、少し元気が無い。
「さて…皆に晩ごはんを食べさせてあげなくちゃ…」
彼はそんな事を言いながらいつものように淡々と宇宙ウサギに餌をやっていた。

「ん…? これは……」
餌をやり終わったとき、ウサギ小屋の隅から変わったものを見つける。
「これは…ヴァニラさんのヘッドギアじゃないか…どうして?」
恐らく先ほど宇宙ウサギと遊んで行った時に忘れたのだろう。
しかしヴァニラがいつも肌身離さず身に着けているヘッドギアを、なぜこんな所に
忘れていったのだろう? 彼はそんな事を思った。
「ヴァニラさんらしくないなぁ…」
ヴァニラが命の次に大事にしている(と思われる)ヘッドギアだ。きっと
困っているに違いない、と思いながらクロミエは急いで他の動物に餌をやり、
子クジラを寝かしつけると、ヘッドギアを持って急ぎ足でクジラルームを出た。
659あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/09/06 01:37 ID:yO0hFY2X
(今の時間なら多分医務室ですね…)
クロミエはエルシオール内部の医務室に向かった。
ヴァニラは、普段は医務室でケーラ女医のアシスタントをしている。
ナノマシンを使ったまるで魔法のような治療、そしてその風貌から
エルシオールの男性クルーからは『白衣の天使』という名前でよばれ、
熱狂的なファンまでいたりする。
「失礼します、クロミエです。ケーラ先生、いらっしゃいますか?」
返事が無い。そして中を覗くとやはり誰もいない。
仕方が無いのでクロミエは中に入って待つことにした。

「あの…クロミエさん?」
突如医務室のドアが開き、ヴァニラが現れる。
「あ…ヴァニラ…さん?」
「私のヘッドギア…見ませんでしたか…?」
クロミエははじめて見るヘッドギアを付けていないヴァニラの顔に
見とれていた。ヘッドギアを付けていないというだけでこれほどまでに
印象が変わるのか、などと思いながら。
「あの…私の顔に…何か…?」
「あ…いや…すいません。ヘッドギアですよね? さっきクジラルームに
 忘れていかれてましたよ」
そう言いながらクロミエはヘッドギアを差し出した。
「…ありがとうございます」
ヴァニラは人にめったに見せない笑顔で受け取り、頭にはめ込んだ。そして。
「…クロミエ…さん…」
ヴァニラはめったな事では感情を表には出さない。しかし、この時は違った。
彼女は思いつめた表情で、服を脱ぎ始める。
「な…ヴァニラさん!?」
「……」
660あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/09/06 01:38 ID:yO0hFY2X
じきにヴァニラは、頭のてっぺんから足の爪の先まで、
生まれたままの姿になっていった。
「ヴァニラさん…服を…着てください…!」
クロミエはそう言いながらも、ヴァニラの瑞々しく美しい裸体に
釘付けになっていた。
「クロミエさん…私を…抱いてください…」
ヴァニラは普段は見せないような恥らうような表情をして言った。
「ええ…? 一体何を……?」
「大好きなんです…クロミエさん……」
「……ふざけないでください!!」
クロミエは雑念を振り払うかのごとく叫ぶ。
「僕の事をからかうの…いいかげんにしてくれませんか、ヴァニラさん!!」
クロミエはその言葉を発した瞬間、はっとする。しかし、もう遅かった。
「すみません…そんなつもりじゃ……ないんです……!」
普段は温和で怒る事のないクロミエが怒った。その事によほどショックを受けたのだろう。
ヴァニラは泣きながら服を着込むと、早々とその場を立ち去ってしまった。

「あれ? クロミエ君じゃない。どうしたの? またペットの餌でも食べて当たったの?」
「……ケーラせんせ…」
「…クロミエ君…?」
ケーラは首を傾げた。普段のクロミエなら、僕の可愛い動物たちに
ペットなんて言い方やめてください! 
などと突っかかってくるところなのだが、今日はえらく元気がないからだ。
「一体何があったの?」
「…実は……」
クロミエは今までのことを当たり障りのない程度に喋った。
661あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/09/06 01:38 ID:yO0hFY2X
「いきなり『抱いて』だなんて…まったくヴァニラったら…
 あの子、男の子へのアプローチの方法なんて全然知らないから…しょうがない子ね」
ケーラは赤面しながら続けた。
「でもあなた…ヴァニラの事が好きなんでしょう? 何でそんな言い方を…」
「好きだから…ですよ」
クロミエは歯をギリっと微かに鳴らしながら続けた。
「ヴァニラさんは…タクトさんの事が好きなんでしょう? そりゃ
 僕みたいなのが敵うわけありませんよね……」
「………」
「恐らくヴァニラさんはタクトさんにふられでもしたんでしょう?
 その気持ちを抑えられなくて…要は誰でも良かったんですよ!」
ぱんッ。その瞬間、ケーラの平手打ちがクロミエの右頬に炸裂する。
クロミエの右頬が、微かに紅色に染まっていく。
「あなた…本当にそんな風に思ってたの…?」
ケーラはクロミエを叱り飛ばすかのように続けた。
「ヴァニラはね…ヴァニラは…あなたの事が好きだったのよ!
 マイヤーズ指令じゃなくて…クロミエ君、他でもないあなたの事が!!」
「…ええ…?」
「今日ヘッドギアを忘れたのだって…恐らくあなたと会うきっかけを作る為に
 わざと忘れていったのよ…あなたと会いたいがために!!」
「ヴァニラ…さん……」
「あの子の所に…行ってあげて。今、あの子の支えになってあげられるのは
 クロミエ君…あなたしかいないの!」
「………でも…」
「行きなさいよ! 男には…やらなきゃいけない時があるの…! さあ!!」
クロミエは無言で医務室を飛び出した。
「まったく…手間の掛かる子達ねぇ…私にも…あんな熱い時期があったかしら……フフ」

クロミエは走った。夢中で走った。
途中で大福モチらしき物体とすれ違っても気に止める事無くヴァニラの部屋へ急いでいった。
662あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/09/06 01:39 ID:yO0hFY2X
「ヴァニラさん…開けてください…その、話が……したいんです…」
ヴァニラの部屋の前に立ち、クロミエが叫ぶ。しかし、返事がない。
「ヴァニラさん…さっきは…その…ごめんなさい…」
「…気にしてませんから……」
「ウソだ! 気にしてないなら…ここの扉を…開けてくださいよ!」
「………」
「話が…したいんです…僕の気持ちを…知ってもらいたいんです……!」
「………」
しばらくの沈黙。
クロミエが、ここを開けてくれるまで帰るもんか! と覚悟を決めた丁度その時。
「…クロミエさん。どうぞ。」
その声と同時に、重い扉が開く。クロミエは、案外簡単に開けてもらえた事に
肩透かしを食らってしまった。

中に入るとヴァニラは、普段どおりに椅子に座って物思いにふけっている様だった。
しかし、いつもと様子が違い、クロミエに対しそっぽを向き、
明らかにクロミエを避けていた。
「ヴァニラさん…すみませんでした…あんな酷い事言っちゃって」
「もう気にしていません……」
「………」
「話はそれだけですか? それならもう今夜は遅いです。お引取りくだ……」
その時。クロミエはヴァニラを後ろから包み込むように抱きしめた。
「クロミエ…さん?」
「ヴァニラさん…好きです。好きなんです」
「……えっ…?」
「誤解だけは…解いておきたい…。僕は決して貴女を嫌いなわけじゃ…ない!
 ヴァニラさん……大好きだ!!」
そのクロミエの行動、そして言動に対し、ヴァニラはもちろん、当の本人でさえも
思考がショートしてしまっていた。
663あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/09/06 01:40 ID:yO0hFY2X
(何でこんな事言ってるんだろう…僕は)
しばらく沈黙が続く。するとヴァニラがクロミエのほうへ振り向いて口を開いた。
「クロミエさん…うれしい…です…
 私も…貴方の事が…好きです。愛しています」
ヴァニラは頬を紅く染めて微笑みながらそう言った。
「ヴァニラ…さん…」
「じゃあ…私を…抱いてくださいますね…?」
いつものクロミエならば、ええっ!? 何でそうなるんですか!! とでも
言い放っている所なんであろうが、クロミエの心はヴァニラに対するはちきれんばかりの
想いで、そんな思考はこれっぽっちも無かった。

ヴァニラはシャワーを浴びていた。既にシャワーを浴び終えたクロミエは
下着一枚の姿になりベッドの上で高まる鼓動を抑えるのに必死になっていた。
(……勢いでこんな事になっちゃったけど…一体どうなるんだろ…?)
クロミエは髪の毛を両手でクシャクシャと掻きながらヴァニラへの気持ちを
無理やり押さえつけようとした。しかし、気持ちを押さえつけようとすればするほど
先ほどのヴァニラの裸体を思い出させ、その想いが勃起という形で現れてくる。
クロミエは、その勃起した自分の物を見て、何となく情けなさを感じるのであった。

「クロミエさん…お待たせして…申し訳ありません……」
そう言ってヴァニラはバスタオル一枚の状態でシャワー室から出てくる。
クロミエはそのヴァニラの姿を見て、思わず息を呑んだ。
ほのかに湯気が立ち昇り、湿り気のある髪の毛。
りんごのように紅く染まった頬。無論、ヘッドギアは付けていない。
例えるならまさに月の天使という言葉が良く似合う。
「ヴァニラさん……素敵です…」
「クロミエさん…」
ヴァニラはベッドの傍まで近づくと、おもむろにバスタオルを脱ぎ始めた。
664あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/09/06 01:41 ID:yO0hFY2X
「クロミエさん…」
クロミエはヴァニラの躰に食い入るように見入っていた。先ほどは
必死に目を逸らそうとその躰をよく見ていなかったので、ここまでくっきりと
見るのは初めてである。
抱きしめたら砕けてしまいそうなくらいの華奢な躰。淡いエメラルドグリーンの茂み。
そして何といってもクロミエはその豊満な胸に目を奪われていた。
均等の取れた乳房の上に、淡い桜色の乳首が心地よさそうに上を向いている。
着痩せしているというのもあるだろうが、エンジェル隊の中に入るとどうしても
見劣りしてしまう大きさ。だが、それでもとても13歳とは思えないほど大きい。
「綺麗…です…ヴァニラさん」

ヴァニラが布団の中へ入ってくる。するとクロミエは恥ずかしさからそっぽを向いた。
それでもクロミエの心臓は破裂しそうになっていく。
「あの…ヴァニラさん。具体的に…どうすればいいんだか…分からなくて」
「私も…です…」
しばらくの間、二人は恥ずかしさから背中を向け合っていた。そして。
「ヴァニラさん…貴女を…包み込んであげたいです…いつまでも」
そういうとクロミエはそっぽを向いているヴァニラを
正面に返すと、腕を後ろへ回し、抱き寄せた。
「きゃっ!」
ヴァニラの豊満な胸がクロミエの胸に当たる。柔らかくて、とても心地よかった。
「ヴァニラさん…可愛いです……他の誰よりも」
「クロミエさん…暖かい…です…」
二人は、抱き合ったままその温もりを噛み締めた。
このまま時間が止まってしまえばいいのに……なんて思いながら。
665あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/09/06 01:43 ID:yO0hFY2X
「ヴァニラさん…その…キスしても、いいですか……?」
クロミエはもう既に抱き合ってすらいるのにこんな事を言った。
「はい…お願い…します」
ヴァニラが微笑みながらそう言うとクロミエはその可愛らしい唇に自分の唇を重ね合わせた。
彼は、普段から子クジラやその他の動物たちとキスをしていた。しかし、
その動物たちの誰よりも、ヴァニラの唇は、柔らかい。
「くちゅっ…くちゅ……」
二人は、ぎこちないながら一生懸命に舌を絡ませあう。それは、
何よりもとろけそうで、何よりも甘美だった。
「ぷぅ……ヴァニラさんの舌…とろけちゃいそうです……」

「あの、クロミエさん…」
「どうしました…?」
「さっきから…その…クロミエさんの…物が…お腹の辺りに……」
ヴァニラは顔を赤らめ、立派にそそり立ったクロミエの物をさすりながら言った。
「ヴァ…ヴァニラさんッ! ……すいません……」
クロミエは顔を真っ赤にして、頭から湯気を出すかのごとく言った。
それに対して、ヴァニラは無言でクロミエのトランクスをずらす。すると、
まだ皮を被ったままの美しい物が露になった。そしてヴァニラは、
クロミエの物を直に両手でやんわりと包み込んだ。
666あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/09/06 01:44 ID:yO0hFY2X
「ヴァニラさん…!?」
「その…こうやってあげると男性の方は喜ぶって…
 蘭花さんが仰っていたものですから……」
ヴァニラはクロミエの物を手で抜くように刺激していく。
「どうですか、クロミエさん…」
「その…気持ちいいです……すっごく…」
自慰などとは比べ物にならないほどの快感。クロミエはその快感に身を任せていく。
「それなら、これはどうでしょうか…?」
ヴァニラはそう言いながらクロミエの皮を丁寧に剥いていく。すると、
白く美しいまさに少年のような亀頭があらわになる。そして、躊躇することなく
クロミエの物を口いっぱいに頬張っていった。
「むぐっ……」
「ヴァニラさん…!? あ…あの…」
自分の大好きな女の子にフェラをされている。
それによってクロミエは半分パニックに陥っていた。
ヴァニラの舌使いは当然のごとく、とてもぎこちない。しかし、クロミエにとっては
意識がどこかへ飛んでいってしまいそうなほど気持ちよかった。
667あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/09/06 01:44 ID:yO0hFY2X
ヴァニラはまず、亀頭にねっとりと舌を押し付け、にじみ出た液体を
舐めとっていくかのように刺激する。
そして、裏筋をまるで子犬がミルクを舐めるかのように舐めていく。
そして、その度にクロミエの背筋に電撃が走っていった。
「クロミエさん…どうですか……?」
「は…はい…気持ちいいです……」
クロミエがそう言うとヴァニラは微笑みながらフェラを再開した。
やはり、セックスの時でも普段の献身的な性格がにじみ出るのだろう、
ヴァニラはクロミエを悦にさせている事をとてもよろこびを感じているようだった。
「もごっ…ちゅぷぅ……」
たまにカリの部分にヴァニラの歯が当たる。しかし、それすらクロミエにとっては
快感の極みであった。
(もう…なんだかどうにも…ならないよ……!)
やがて、クロミエは激しい射精感に襲われていく。それに対して、
ヴァニラの舌使いを少しでも長く味わおうと、神経を集中させた。
「んんっ…くちゅっ……」
ヴァニラは夢中になり、クロミエの物を味わっていた。その真っ赤に染まった顔は、
普段ヴァニラが魅せないような色っぽさ、いやらしさを醸し出している。
「ヴァニラさん……すいません…もう…出ちゃいそうです……」
クロミエの搾り出すような声。しかし、ヴァニラの耳には入っていないようだった。
「すいません…出ます……っ!」
ヴァニラの舌がクロミエの物のカリの部分に引っかかると同時に
クロミエはありったけの想いをヴァニラの口内へ放出した。
ヴァニラに、苦痛の表情が浮かぶ。そして、放出した液体を
少しづつ、確実に飲み込んでいった。
「苦いです…クロミエさんの……」
「それって、飲み込まなくてもいいんじゃ…?」
クロミエがそう言うとヴァニラは、照れ笑いをしながら答えた。
「…そうなのですか……? でも…いいんです…
 クロミエさんが…私の事だけを想って出された物なんですから……」
668あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/09/06 01:45 ID:yO0hFY2X
「ヴァニラさん…次は僕の番ですよね…ふふ……」
クロミエはそう言いながらヴァニラの両胸に腕を伸ばした。そして、
その形の良い綺麗な胸を手で優しく包んでいく。
「ん……」
ヴァニラの胸は、柔らかいながら適度な弾力もあり、揉み心地は最高であった。
クロミエは、それを味わうかのごとく、優しく、それでいて力強く
その胸を揉みしだいていった。
「ヴァニラさん…可愛いです……とっても」
「クロミエさん……」
クロミエは少しづつ揉み方に変化をつけ始めていく。優しく包み込むように
揉んだかと思えば、力強く捏ねくり回すかのように揉んでいったり……
そんな風にヴァニラの豊満な胸を楽しんでいった。
「ああ…ん……」
(感じてる…のかな…?)
クロミエは今度は左手で乳首をくりくりと摘むように刺激しながら、
うなじの辺りに舌を這わせた。
かすかにフローラルの香りが漂ってくる。シャンプーの香りであろうか。
「ク…クロミエさん……なんだか…切ないです…んんっ…」
ヴァニラの声を噛み殺すかのような喘ぎ声に、クロミエは興奮していく。
そして、ヴァニラを両手で抱き寄せると、今度は耳を甘噛みしていった。
続いて、首筋に舌を這わせていく。
「あん…クロミエさん…っ…気持ちいい…です……」
「ヴァニラさん…」
クロミエはヴァニラのその表情が愛らしくて仕方がなかった。
やがて、クロミエは右手でヴァニラの左胸を愛撫しながら右胸に吸い付いていく。
「ああんっ……んんっ…」
クロミエはコリコリとした乳首の弾力を、噛み締めるように味わっていく。
その甘い香り、弾力、そして何よりもヴァニラの反応がたまらなかった。
669あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/09/06 01:47 ID:yO0hFY2X
「ここも…してあげます…」
クロミエは、もう既に愛液でぐっしょりと濡れているヴァニラの秘所を指でなぞりながら言った。
そして、おもむろにヴァニラの秘所へと顔をうずめていく。
「クロミエさん…! そこは…汚いです…ふわぁっ!」
クロミエは美しいサーモンピンクに染まっている花弁を舌でなぞる。
「ああん…声が……出てしまいますぅ…あふぅ……」
「…ヴァニラさん…おいしいです…とっても……」
「あぅぅ…クロミエさん…そんな恥ずかしい事……言わないで…んんっ……」
クロミエは、ヴァニラの恥らうような声に興奮し、舌使いをよりアグレッシブにしていく。
「クロミエさぁん…気持ちいい…です……はぁうっ!」
(こんなのは…どうかなぁ…?)
クロミエは突如、ヴァニラの肥大化したクリトリスに吸い付き、皮をむいていく。
その瞬間、ヴァニラの躰に電撃がはしり、弓なりにのけぞった。
「ひゃうっ!! ク…クロミエさ…そこは…ああんっ! いやぁんっ!!」
ヴァニラはこれまでに無いほど悩ましく喘いだ。クロミエは自分がヴァニラの事を
悦ばせているという事が可笑しく、また、うれしかった。
「はぁん…クロミエさぁ…んっ…」
「ヴァニラさん…その…僕…もう我慢できないんです…」
「私も…です……クロミエさん…来て、ください…」
クロミエの物は、先ほど射精したばかりだというのにもう既に元気を取り戻し、
すでに臨戦態勢となっていた。
「それじゃヴァニラさん…いきますよ……」
670あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/09/06 01:47 ID:yO0hFY2X
すでにコンドームを付けたクロミエは、ヴァニラの秘所に
自分の物をあてがい、挿入しようとする。しかし、極度の緊張のためか、
なかなか狙いが定まらない。
「く…えっと……」
「クロミエさん、ここです…あせらないで……」
クロミエはヴァニラのその言葉に、自分への情けなさと彼女への愛らしさを
同時に感じていく。
「いきます……」
そう言うとクロミエは、ゆっくり確実にヴァニラの膣を貫いていった。
「痛っ…くぅ……っ」
ヴァニラは破瓜の痛みからか、悲痛な叫びを上げる。
そして、涙が頬を伝って流れ落ちていった。
「ヴァニラさん…大丈夫ですか…!?」
「痛い…凄く痛い…です…でも…
 クロミエさんが一緒なら…怖い事なんて……何もありません…」
ヴァニラは必死に笑顔を作りながら答えた。
(ヴァニラさん……僕の事を…心配させまいと…)
クロミエは、ヴァニラを強く抱きしめた。暖かい、ヴァニラの鼓動。
こんなに近くに感じられるなんて、思ってもみなかった。
671あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/09/06 01:48 ID:yO0hFY2X
「動かしても…大丈夫……ですか…?」
「多分大丈夫だと…思います…」
クロミエはおもむろに腰を動かした。自分の物に絡み付いてくる快感は
他の何物にも変えることのできない快感だった。
「あんっ…はぅん…クロミエさぁん…」
「ヴァニラさん…とっても可愛いです…」
ヴァニラからは破瓜の痛みが消え、快感へと変わっていく。
「はぁんっ! 気持ちいいです…クロミエさぁん…ふわぁっ!」
クロミエは、ヴァニラの味をゆっくりと噛み締めるように腰を動かす。
「あんっ…はぁん…あぁんっ…」
「ヴァニラさん……っ」
クロミエは、快感を貪るように腰の動きをどんどん速めていく。
「ふわっ…気持ちいい…です…クロミエさぁんっ…あぁん……っ」
大人しいヴァニラが、普段は魅せないようないやらしくも愛くるしい顔。
可愛らしい喘ぎ声も手伝ってクロミエの射精感はどんどん高まっていく。
「はぁん…クロミエさぁん……」
「ヴァニラさん…僕……もう駄目そうです…っ!」
「私も…どうにかなってしまいそうです……ああんっ!」
「もう駄目です…イきます……! ヴァニラさんッ!!」
「クロミエさぁん! 好き…大好きですぅ…ふわあぁぁぁんっ!!」
その瞬間、クロミエとヴァニラは奇跡であろうか、同時に果てた。
二人は抱きしめ合い、その余韻を味わう。
「ヴァニラさん…愛しています……」
「クロミエさん……」
二人は、幸せの余韻を、いつまでも噛み締めていた……
672あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/09/06 01:49 ID:yO0hFY2X
次の日、エルシオールは突如エオニア軍との交戦に入った。
五機の紋章機が、いつものように敵と戦闘を行う。
その中でも五番機・ハーベスターの動きが明らかに違った。
一言で言うなら、無敵なのだ。
「ヴァニラのやつ…何て動きだい!?
 あんな操縦、頭のネジが2、3本吹っ飛んでるとしか思えないよっ!!」
フォルテが思わず叫んだ。そしてエルシオールのブリッジでは。
「ヴァニラのやつ…支援型の紋章機であそこまで戦えるなんて…
 すごすぎるぞっ!!」
タクトが叫ぶと、レスターがゆっくり、そして力無く言った。
「……お前……13歳は犯罪だろ……」
673あぺっくすしーる ◆FD3S/HpJRI :03/09/06 01:50 ID:yO0hFY2X
どーもです…
うーむ、微妙…?
クロミエとヴァニラの口調って、けっこう被るなぁ…(汗
それにクロミエの口調、レスターみたいに間違ってるかも。どーもごめんなさい。

>>635さん
忠告、身に染みました…
えっと…やっぱり僕にも自惚れの心があるのかも…
もう一回初心に戻って腕を磨きなおそうかと思います。
674名無しさん@ピンキー:03/09/06 14:12 ID:bcVEMbTv
仕事場から…。
興奮してしまったではないか…。
ちょっとトイレに逝くか…
675S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/06 16:41 ID:bcVEMbTv
さて、仕事終了。
SSに専念したい…だが…。
シヴァはかなりの延期ポ…間違ってゴミ箱で消去してしまった…。
鬱だ死のう。
途中まで書いてるちとせのヤツでも読んでくれ…。
(激しくヘタレですんで…)
激しくスマソ…。
676S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/06 16:51 ID:bcVEMbTv
エオニア戦役から一年…本当に色々な事が起こっていた。
烏丸ちとせ少尉の入隊…。
レゾム少佐とエオニア軍の残党…。
そして、EDEN文明の外敵「ヴァル・ファスク」との戦い…。
全てが幕を閉じて、また物語が始まっていく…。
愛し合う二人の心温まる(?)物語―――

「う〜〜ん…」
司令官室の椅子で、大きく伸びをする。
「なんだかんだ言って、エンジェル隊の司令官は良いねぇ…」
アクビをして、司令官タクト・マイヤーズが一言呟く。
彼はエオニア戦役後、辺境の調査に当たっていたのだが、
ひょんな事からまた司令官に就任したのである。
「さて…と。30分くらい艦内を歩いてこよう」
立ち上がり、司令官室から出て行った。
677S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/06 16:53 ID:bcVEMbTv
二階の居住区まで歩いてきた。
「そうだな〜…どこに行こうかな?」
何処に行くか思考を巡らしている時、それは起こった。
「きゃぁっ!!」
奥の…烏丸少尉の部屋から叫び声が聞こえた。
「ん?ど、どうしたんだっ!?」
タクトは走って、烏丸少尉の部屋まで行った。
「ちとせ!入るぞ!!」
返事も待たずに、部屋のドアを開けてしまう…。

純和風の部屋。程好いお香の香りがする。
ここにくると何となく心が落ち着くのである。
「どうしたんだっ!?」
「た、タクトさん……?」
そこには真っ裸のちとせが立っていた。
髪が濡れている…風呂にでも入っていたのだろう。
タクトは、その姿に見惚れてしまっていた。
「きゃぁぁっ!!」
また叫び声。ちとせは顔を真っ赤にして風呂場のほうに逃げてしまった。
「ははは…な、何やってるんだろ?俺……」
そう思いながら、その場に唖然呆然と立ち尽くした。
その癖、自分のモノだけはしっかりと反応していた。
678S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/06 16:54 ID:bcVEMbTv
いつもの服のちとせが現れ、タクトは我に返った。
「あ…ちとせ…ごめん」
ちとせにそう呼びかけたのだが、そっぽを向いてその場に座り込んだ。
(あちゃ〜〜…怒っちゃってるよ…)
そう思っていると、ちとせが口を開いた。
「それで…なんのようなんですか?」
いつもの口調だが、ちょっと言葉に棘を感じる。
それをタクトは感じ取り、少しビビッていた。
「えっと…さ。ととせの叫び声がしたから…心配で…。
あんな姿、見るつもりなんて無かったんだよ?でも、ごめん」
タクトは精一杯の謝罪を込め、ちとせに向かって言った。
ちとせは立ち上がり、こちらを振り向いた。
そして顔を綻ばせ、「それだけですね?」と言った。
タクトはこの言葉にズキッと心が痛んだ。
(傷つけちゃったな…はぁ…)
そう思い、反省しているとちとせがまた…
「それじゃ、出て行ってくださいね?私はこれから仕事があるので」
仕方なくタクトは部屋から出て行く。
出て行くときに、一言ちとせに言った。「本当にごめん」と。
679S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/06 16:54 ID:bcVEMbTv
(ティーラウンジにでも行って…落ち着こう)
自然と足がティーラウンジに向かっていた。
「あら、タクトさんじゃありません事?」
ティーラウンジに入った矢先、ミントが声をかけてきた。
タクトはどんより曇った表情で、ミントを見やる。
「やぁ、ミント。こんにちは」
「どうしたんですの?浮かない表情をしていますわね…?」
ちょっと身体がビクッとして、俯いた。
心の中はちとせの事で一杯になった。
(ちとせ…ごめんよ……俺が悪いよな…)
「ちとせ…ごめんよ……俺が悪いよな…」
思っている事と、同じ事をミントに言われた。
そう。ミントがテレパスだった事をすっかり忘れていたのだ。
「ミント…」
「まったくもう、私達の司令官はどうしてこんなに頼りないんでしょうね」
呆れたようにそう言われ、タクトは唇を噛み締めた。
「誤解を解きたいなら…真っ向勝負が宜しいんじゃなくて?」
ミントがニコリと笑って、タクトに教える。
「え…?で、でもさ……」
「何を悩んでいるのですか?タクトさんのお気持ち…もう察していますわよ?」
何を察したのだろうか?と思いながらも「あぁ、そうだよな」と言って立ち上がる。
タクトのその目は強く光り輝いていた…。
680S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/06 16:55 ID:bcVEMbTv
続きは今夜あたりにでも。
本当にスマソ…。
681名無しさん@ピンキー:03/09/06 20:40 ID:XBKg0G1w
ちーとせ!ちーとせ!!ちーとーせぇぇぇl!!!!
682名無しさん@ピンキー:03/09/06 21:15 ID:0ocy4AGF
ツマンネ
683名無しさん@ピンキー:03/09/06 22:55 ID:rAai2aDx
        ,,,,,,,
     ∧∧ミ,, ,;;
    ( ゚ー゚)ノ)"  ガンバレ
    / ,,- ,,|    ガンバレ
    `ミ   ;
     `''''"
684名無しさん@ピンキー:03/09/06 23:17 ID:EvwteduG
続き期待してます
685名無しさん@ピンキー:03/09/07 00:10 ID:5UZojHY1
>>680
ミントさんいい子ヽ(*゚∀゚*)ノ
ガンガッテ!
自信なくてもスマソゆーな。しらけるぞ
686S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/07 00:50 ID:m0G5PcUA
(俺は何してたんだよ…。しっかり言わなきゃダメだろうが!)
タクトは走った。例えちとせが許してくれなくても…
二度と口を聞いてくれなくても、タクトは走った。
ただ自分の想いを伝えるために…。
「ちとせっ!!」
ドア越しに大きな声で叫んだ。
「ちとせ、俺だ。開けてくれ。話があるから」
沈黙。
…が、数秒後部屋のドアが不意に開いた。
「何か御用ですか?タクトさん」
いつもと変わらないちとせ…。
だが、それはそれはちとせがそう取り繕っているだけであった。
「ちょっと話が…ある。時間、良いかな?」
タクトも平然を装った。また誤解を招くような事はしたくないから。
「え…えぇ、はい。いいですよ。どうぞ、上がってください」
687S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/07 00:52 ID:m0G5PcUA
「それで…お話というのは何でしょうか?」
畳の床に座り、お茶を一口飲んで、ちとせが聞いてくる。
「さっきの事なんだけどさ…」
タクトがそう言った矢先、ちとせの顔が強張った。
「あの時はごめん。見るつもりなんて無かったんだ…」
素直にそう思い、ゆっくり頭を下げた。
「もう、いいんですよ…あれは事故だっ――」
「違うんだっ!!」
(ここで甘さにしがみ付いたら…おれの負けだろ?なら…)
「本当は見たかったんだろうね。だからあの時、見惚れてたんだろう?
ったく、しょうがないヤツだよな…」
自分に言い聞かせるようにタクトは言った。
ちとせはハッとして、俯いた。
愛しい…とても愛しい…。タクトの身体は勝手に動いて、ちとせの身体を抱き締めた。
「俺…好きになってたんだろうね。ちとせの事」
抱き締めたちとせの肩は、震えていて、冷たかった。
「どうして…どうしてそう言うんですか…?」
ちとせは優しく…でも乱暴にタクトの手を振り解いた。
「どうしてそうやって私を…私を甘やかすんですかっ!!?」
「ちとせ……」
また抱き締めた。強く優しく…ちとせを抱き締めた。
「俺はちとせが好きだ…この気持ちだけは変わらない…」
「た…タクトさん……」
今度はちとせからも抱き締めてくれた。
この温かい温もりを感じたかった…ずっと…ずっと…。
688S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/07 00:59 ID:m0G5PcUA
とりあえずはエロのまえまで書いたっす。
>635
そうなんですがね、どうも書いちゃうんですね。
あと、シヴァのSS紛失とか…(汗
まぁ、頑張ってみますよ。

(そういえばシャトヤーンとクレータは…?あーやばいかも…)

それじゃ、おやすみなさい
689名無しさん@ピンキー:03/09/07 01:03 ID:uWsq8eT0
無理はしないでガンガッテ!

他の皆さんの作品も期待させてもらってますよー。
690名無しさん@ピンキー:03/09/07 11:53 ID:oWBweCXF
シャトヤーン・・・
691名無しさん@ピンキー:03/09/07 13:47 ID:JIAXsqwn
クサい小説嫌いなんだよなぁ、最後に夕陽をバックにしてて点描と花飛んでるよーなヤツ
俺はミルフィーユ萌えじゃないけど前あった敵兵に囚われた鬼畜小説えがった
あれでタクトが受け入れてくれた奴。
本当はあそこでタクトにも見捨てられるのが一番イイんだけどまああれはあれでよかた
692名無しさん@ピンキー:03/09/07 14:14 ID:sI7PJnmI
それはタンに>>691が鬼畜好きってだけだと思うんだが・・・
あえて、嫌いとかいちいち言わなくても良いんじゃないかな?
693名無しさん@ピンキー:03/09/07 14:33 ID:yWi1pcQJ
鬼畜エロが好きなら100g100円スレへ行くことを薦める
694S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/07 14:35 ID:XCBD9euR
鬼畜は難しい…(ブツブツ

一応途中経過のお知らせです
やっとのことでエロ行きました。
今、タクトが胸揉んでます。
今夜には完成させたいですね。
695S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/07 21:28 ID:JFexjVly
ほんのり香るお香。渋みを効かせた番茶。
そして、布団……。
タクトはその空間で呆然と宙を仰いでいた。
(えーっと?どうしてこうなったんだっけか?)
思考回路を探ってみるがなんかよく覚えてないらしい。
それはそうだ。
頭の中が真っ白になるような事が起こったからである。
いや、自分で起こしたといったほうが良いだろう。

「ちとせ……」
タクトは背中に回していた右手をちとせの頬に置いた。
「あっ…タクトさん…?」
「好きだよ……ちとせ」
キス。
唇が触れ合うだけの優しいキス。
「んっ……はぁ。
タクトさん……」
真っ赤に頬を染め、照れくさそうに俯いた。
その仕草に…タクトの頭の中は真っ白になった。
「ちとせ…いいかい?」
口が勝手に動き、その言葉を漏らしてしまった…。
696S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/07 21:30 ID:JFexjVly
「あぁ、そっか…そういえばそんな事を言ったような…」
布団の上で胡坐を掻きながら、思い出していた。
(んで結局やることになったんだよなぁ…)
溜息を漏らし、風呂場のほうを見やる。
うっすらとちとせの影が映り、タクトは誰にも言えないような精神の高揚を感じた。

「あの…タクトさん?」
バスタオル一枚身に纏い、ちとせが風呂場から出てきた。
タクトの心は今までに無いような興奮を覚え、その姿をジィッと見つめた。
「ちとせ…」
ちとせはタクトの横にちょこんと座り、優しく微笑んだ。
その笑顔が愛しくて…タクトはちとせの肩に手を置いた。
「愛してるよ…ちとせ」
そう言うと、ちとせの唇を塞いだ。
身体がすこし強張ったが、すぐに受け止めてくれる。
舌を入れようとするが、ちとせの歯が邪魔して入らない。
タクトは仕方なく、歯茎を優しく撫で始めた。
「んんっ……」
ビクッと身体が震え、歯によって閉じられた口が開かれる。
すかさずタクトは舌を入れた。
「ん…あぁ…っ……くぅ…」
ちとせの舌を弄ぶように絡みつけ、愛撫していく…。
「た、タクト…さん……」
無理やりちとせに離れられ、唇を離した。
「ちとせ…?どうしたんだい?」
そう尋ねてみると、ちとせの頬は真っ赤になり、一言。
「あの……切ないです……」
697S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/07 21:30 ID:JFexjVly
優しく寝かせた。
ちとせの身体が壊れないように、優しく。
「で、何処が切ないんだい?」
意地悪く尋ねる。(まぁ、怒られるのがオチだろうな)と思っていたが、意外に…
「わ、私の…ソコです……」
(あれ?答えてくれたよ。そっか…嬉しいなぁ)
その言葉を聞いたとき、嬉しさが込み上げてきた。守りたいと思った。
頬にキスをして、バスタオルを脱がす。
綺麗な身体をギュッと抱き締めた。
「タクトさん…私も…好きです」
形の整った胸を優しく触れる。が、乳首にはまだ触れない。
乳房を揉みしだいていくと、そのうち我慢していた声が出てくる。
「あっ…はぅっ……イイです…」
その言葉を聞くと、タクトは安心した。
そしてもっと好きになれた。
698S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/07 21:32 ID:JFexjVly
相変わらず、乳首を弄らず、乳房のみを責め立てていると
「タクト…さぁん……その…ち、乳首…」
顔を真っ赤にしてちとせがそういう。
イきたいのに、イけなくて我慢の限界だったらしい。
「ごめん、ちとせ。意地悪だったね」
言って、乳首をコリッと捻る。
「きゃぁっ!……た、タクトさん…」
離して、捻り。離して捻り。これの繰り返しをしてみた。
時には扱いて…そのうち絶頂を迎えた…。
「イっちゃう…イっちゃいますよぉ……」
「イっていいんだよ…?」
乳首を強く摘み上げると、身体が強張り、震えてしまう。
「ははは、イっちゃったね」
「もぅ…タクトさんったら……」
「でも、悪くは無かっただろ?そこの所が気になるなぁ」
意地悪く尋ねると、ちとせの眉が吊り上がって
「怒りますよ!?」
でも、ちとせはそれが心地よかった。こうしていたいと思っていたのである。
699S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/07 21:33 ID:JFexjVly
「そんじゃ、次は下を攻めるからね」
「い、いちいち…言わないで下さい…」
覗き込む。
毛も生えていない綺麗なソコだ。
タクトはピンク色の割れ目に手を触れた。
「あぅっ……はぁ、はぁ…」
触れたとたんに、ビクッと身体を震わせる。
「すごい濡れてるね。ビショビショだよ?」
押し付けるようにして、指で開いてみる。
「あぁっっ!……だ、ダメ…タクトさん…」
綺麗…その一言に尽きる程の綺麗なピンク色である。
我慢が出来なくなった。タクトはその中に舌を挿入した。
舌にじんわりと伝わる甘さと刺激感…これだけでタクトは絶頂に向かいそうになった。
「ん…んんっ……」
優しく舐め上げる。痛みを感じないように…優しく。
「だ、ダメです…あぁっ!!タク…トさぁ…ん」
その言葉にタクトは離した。勿論、意地悪を言うために。
「え?したくないの…?そっか」
ニヤリと笑いながら言ってみてみる。ちとせの反応が楽しみだ。
「えっと…その……」
「ん?なんだい?」
(しめしめ、何て言うのかな…あはは)
「タクトさんが…その、欲しい…です」
言葉を振り絞って、でも確かにちとせはそう言った。
700S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/07 21:36 ID:JFexjVly
(予想外だったなぁ…向こうから欲しがるなんて…)
タクトはそう思いながら、さっさと下着を脱ぎ、コンドームをつける。
「そいじゃ、心の準備はいいかな?痛かったら言ってくれよ?」
「はい、解りました」
しっかりその返事を聞いたタクトは、ちとせのソコにモノを押し付ける。
「好きだよ…ちとせ」
一言言って、ゆっくりと先を入れる。
「っつ…痛い…っ…」
ちとせは破瓜の痛みを堪えようと必死になるが、声が出てしまった。
「大丈夫?ちとせ?痛いならぬく――」
「大丈夫ですっ!
大丈夫ですから…続けて…くださいっ!!」
大丈夫なわけない。誰だってそう思う。でも、ちとせを信じたかった。
タクトはそれに応じて、根元まで挿入した。
701S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/07 21:38 ID:JFexjVly
「いいかな…動いても」
耳元で一言言ってみた。そろそろ動かしたくなってきたからである。
「どうぞ…いいですよ……」
「うん」
ゆっくりゆっくり動く。ちとせの鼓動を感じながら。
「あ、ん…タクトさぁん……」
「ちとせ…いいよ…凄くいいよ」
ゆっくりと貫いていく。そのうち、ちとせの顔には快楽の色が見えてきた。
「タクトさんっ…気持ち、良いですよ…っ…」
もっと良くしてあげよう、そう思いだんだんと動きを早めていく。
「あっ…はぁ……んっ…もっと、もっとっぉ…」
「そ、そんなに締め付けると…持たないよ、ちとせ」
実際タクトは暴発しそうなモノに力を入れ、無理やりに射精を止めていた。
それなのにこの締め付け…そして透き通った声の喘ぎ…淫らな表情…
限界という文字を超越していた。
「ちとせ…イきそう…」
「タクトさんっ…わ、私も……っ!!」
絶頂。
二人は疲れ果ててグッタリと倒れる。
でも、心は満足していた。愛し合える喜びがあるからだ…。
「愛してるよ、ちとせ…」
ちとせの右頬に触れながらタクトは言った。
「私もです…タクトさん……」
抱き締めた。その時のちとせの身体は温かかった…。

(俺はこの温もりを感じて居たい…守っていきたい……)
702S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/07 21:39 ID:JFexjVly
「なぁ…」
穏やかな日の昼下がりの展望公園…
「なぁ、ちとせ。キスしていいかな…?」
「ダメですよ。仮にもタクトさんは司令官なんですから」
そう言って、資料に目を通している。
「じゃぁさ、こっち向いてよ」
タクトは仕方なくそう言った。
「え?あ、はい。何です――んっ!!?」
そっとキス。
「〜〜〜〜〜〜!!」
「ははは、やっちゃったよ」
ちとせは驚いたが、にっこり笑って
「もぅ…今度は怒りますからね!」
こんな日々が続けばいい…。穏やかな…日々が…。
703S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/07 21:41 ID:JFexjVly
糸冬しましたよ…。
まさにTHEへタレ!!(w
えーっと、意見などありましたら言ってくださいな。
おやすみなさいっと。
704ぷんすかぷんすかぷぅ:03/09/07 21:41 ID:p82+xXt7
>>691
漏れが書いたヤシでつよね?
気に入っていただけたのは光栄でつが、
こういう具合に引き合いに出されるのは、少々複雑でつ……。
まあ、好みは人それぞれでつが、マターリいきましょうや。
そんなワケで、S.S.S.JOE氏ガンガレ!
今、携帯からなので、作品は明日読ませていただきまつ。
705S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/07 21:44 ID:JFexjVly
>690
おぉぉぉぉっ!!
我が心の神、ぷんすか様!!
シヴァのが消えちゃったもので苦し紛れのちとせSSでつ…スマソ
ぷんすか様もがんがって下さい!!
706名無しさん@ピンキー:03/09/07 21:48 ID:Fya5Jmz1
最近フォルテ姐さん受け少ないなぁ
漢泣き氏とか大好きだったんだけどもう来ないのかな
707名無しさん@ピンキー:03/09/08 20:13 ID:3d5Md5/I
>>703
シヴァSS、残念だったな
ちとせもかわいい。正しく(*゚Д゚)ウマーですた
>「あの……切ないです……」にハァハァした

>>706
禿同。フォルテ受けが欲しい
最近来られない職人さんは忙しいのだろうか・・・・
708名無しさん@ピンキー:03/09/09 09:14 ID:OaosQech
ちとせもかぁいいなぁ(;´Д`)ハァハァ
709ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/09/09 10:49 ID:97dubqNU
普段からトリップを付けなれてないので、つい忘れちゃうなぁ(w

>S.S.S.JOE氏
拝読しましたよ〜。MLやってないんで、ちとせのキャラがイマイチ判ってない人なのですが、
セリフ回しとかイメージ通りでつね。
どこを責めるのか言ってみたり、どんな感じか言わせたりする所が、羞恥責めみたいでハァハァ

では、イヤなツッコミをば(w
>>678 誤字ハケーン
「ととせの叫び声がしたから…心配で…。」

あと、結局ちとせが悲鳴を上げた理由が何だったのかが書かれてないのが気になりましたね。

>>706-707
姐さんSS書いてはいるんだけど、上手く話が纏まらないのな。話の展開上、エロ無しの方がスッキリするので、
エロ無しの方向で書いてるし・・・。
710ジョー@携帯:03/09/09 18:36 ID:J/zh+md9
>ぷんすか様
誤字…(汗
あ、書くの忘れてましたよ〜…
えっと、ゴキブリが出てきたって事だったんですけどね〜…

次はタクト浮気編ってなノリでシャトヤーン様とやっちまう話を考えてますよ。
期待しないで待ってて下さいな
711名無しさん@ピンキー:03/09/09 19:55 ID:CCetNknb
無理です!!期待しちゃうし、待てません!!(笑)
712名無しさん@ピンキー:03/09/10 01:50 ID:FT/cNPXD
親子丼を構想している者ですが出来たら投下してもよろしいですか?
ゲーム1しかやって無いけど大丈夫なのでしょうか。
713名無しさん@ピンキー:03/09/10 01:54 ID:FT/cNPXD
あげてしまいました、逝って来ます。
714S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/10 03:09 ID:ca/BiTdK
>>711
待てませんって…まてぇぇぇ!!(w
今頑張って構想練ってます。明日辺りから仕事しながら書きますよ。

>>712-713
親子丼!?美味しいですよね…鶏肉が…え?違う?
あ、シャトヤーンとシヴァかな?楽しみです!!
ゲーム1の方が内容が濃いので楽勝でつよ。

あ〜…逝ってしまわれた…。また来て下さいな!


つかML…ちとせエンドが無いんですよね〜…ゴルァァ温野菜めっ!!
愚痴を溢すなりきり兼SS書き(見習い)のJOEですた。おやすみなさい。
715名無しさん@ピンキー:03/09/10 20:56 ID:YB7Aqncw
>>714
いや、ついシャトヤーンものとなると期待してしまって・・・
迷惑だったらすいません・・
716S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/10 21:12 ID:d9KjM5CY
>>715
いや、解るよその気持ち。
俺様もちとせとシャトヤーンには過敏に反応してしまう罠(w
迷惑だって?とんでもない。
こちらは嬉しい限りですよ。

さて、その最新SSだが…とてもシャトヤーンじゃない…。
こんなシャトヤーンは嫌だ!みたいな意見も多いかも…。
717597:03/09/11 02:59 ID:uT7Aj+Pe
>S.S.S.JOE ◆SypanONHio
スマソ・・・・漏れあんたの事疑ってたよ・・・・マジで単なる荒らしじゃないかって。
けどよく考えてみたら、AAの時も漏れが注意した時も、ちゃんと聞いてくれてたんだよな・・・
そしてちゃんとSSを投下してくれた。あんたは時期d(ryどころか神だった。
シヴァのSSの件は残念だけど、今回のちとせのは十分良かった。
これからもがんばってくれ。
718ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/09/11 11:21 ID:kkX2nU1J
自分にプレッシャーをかけ、執筆ペースを上げる意味で、
とりあえず蘭花SS出来てる所まで投下。
今回もゲーム設定でつ。
719ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/09/11 11:22 ID:kkX2nU1J
『ミルフィー、ここはアタシが食い止めるから、アンタは早くエルシオールに戻って、みんなを呼んできて!』
 クロノクリスタルを通して聞こえてくる蘭花の言葉に、ミルフィーユは困ったような表情を浮かべた。
『そ、それならわたしが囮になる! カンフーファイターの方が足が速いし……』
『アンタに囮が務まるワケないでしょ!? いいから早くしなさい!!』
『う、うん、判った。ランファ、気をつけて!』
 ミルフィーユは通信を切り、紋章機を転進させると、戦闘宙域から離脱を始めた。
「まったくグズなんだから……。急いでよ、ミルフィー……こっちもそう長くは保たないわよ!」
 蘭花はラッキースターの様子を横目で確かめると、前方の敵に集中した。

 偵察に出た蘭花とミルフィーユは、小惑星群に隠れていたエオニア軍と鉢合わせ、交戦状態に入った。
 根本的な戦力差に加え、不意を突かれた事も相まって、二人は苦戦を強いられた。
 しかも、敵は用意周到に待ち構えており、戦闘宙域一帯に電波障害を起こす粒子を散布し、
 遠距離通信を封じておいて、彼女たちを味方から孤立させたのであった。
(一緒に来てたのがミントなら、何とかエルシオールに通信を入れれたのに……)
 蘭花は撤退するラッキースターを守るように、エオニア軍に立ち向かう。
 だが、多勢に無勢の現状では、さしもの紋章機も十二分にその性能を発揮出来なかった。
「こ、こんな所でやられて……たまるかぁっ!!」
 敵軍の一斉砲火に晒され、蘭花は懸命に回避行動を取るが、機体ダメージは確実に蓄積されて
いった。
 そして、遂に致命傷の一撃がカンフーファイターを襲った。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
 装甲の薄さが災いし、カンフーファイターは完全に動きを止めた。蘭花もまた、着弾の衝撃で気を失ってしまった。
 沈黙した紋章機の様子を伺うように、敵軍はジリジリと包囲を縮める。
 やがて、完全に抵抗力を無くした事を確信したエオニア軍は、紋章機を拿捕し、蘭花を捕らえたのであった。
720ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/09/11 11:23 ID:kkX2nU1J
「ちょっとぉ、放しなさいよぉ!」
 両腕を後ろ手に固定された蘭花は、男たちに抱えられるように引きずられ、殺風景な部屋に連れ込まれた。
部屋の中には椅子が一脚あるだけで、その椅子に30代半ばぐらいの男が腰掛けていた。
「司令、紋章機のパイロットを連れて来ました」
「おう、ごくろうさん」
 司令と呼ばれた男は、椅子から立ち上がると、蘭花に近づき、顎に手をかけ強引に顔を上げさせた。
「ほう、イイ女じゃねぇか。小娘かと思ってたが、なかなかどうして上玉だな」
 そう言ってニヤニヤ笑う司令官に、蘭花は唾を吐きかけた。
「キタナイ手で触んじゃないわよ!」
「気が強いお嬢さんだ。気に入ったぜ。それにしても、イイ身体してやがるな。男とヤリまくって
作ったプロポーションって感じだな」
 司令官は強引に蘭花の身体を抱き寄せ、その豊満な乳房を鷲掴みにした。
「イイ感触だ。これからタップリ可愛がってやるぜ」
「さ、触んなって言ってるでしょ! 放して!」
「この状況で、まだそんな口が聞けるとは、ますます気に入ったぜ。どうだ、オレの女になるなら、
少なくとも相手をするのはオレ一人で済むぜ? それなりにイイ暮らしもさせてやる。
断るなら、この艦に乗ってる全員の慰み者だ。さあ、どっちが良い?」
「どっちもお断りよ! アンタ絶対に殺してやるんだから!」
 蘭花は気丈にも司令官を睨み付けた。虜になっても、決して心は折れていないのだ。
「そうかい。じゃあ、こうしようか。オイ、アイツも連れて来い!」
 上官の指示を受け、兵士の一人が部屋を出ると、ほどなくして一人の女を連れて戻って来た。
 蘭花は入ってきた女の姿に、驚愕して目を見開く。
721ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/09/11 11:24 ID:kkX2nU1J
「ミ、ミルフィー!?」
「ふえ〜ん、ゴメン、ランファ〜」
 蘭花の視線に、ミルフィーユは申し訳無さそうに顔を伏せる。
「オマエよりも先に捕まえてたんだよ。コイツを逃がす為に、必死になって戦ったのも無駄だったワケさ」
 司令官はニヤリと笑い、ミルフィーユを連れて来た兵士に合図した。
 兵士は一度頷くと、何の躊躇もなく、ミルフィーユの服を掴み、胸元を引き裂いた。
「きゃあぁぁぁぁぁぁっ!?」
 ミルフィーユは顔を真っ赤にして蹲った。蘭花同様、後ろ手に拘束されているため、胸元を隠すにはそうするしかなかったのだ。
 しかし、兵士は無理やりミルフィーユを立たせ、幼い顔付きには不似合いな豊かな乳房を、上官の眼前に晒させた。
「ほう、コッチもなかなか立派なモン持ってるじゃねぇか」
 司令官はミルフィーユに近付き、手を伸ばすとその乳房を揉み始めた。
「あ、いやぁ! さ、触らないでくださいっ!!」
 ミルフィーユは体をよじらせ、その手から逃れようとするが、司令官はますます激しく胸を揉みしだいた。
「そら、ココはどうだ?」
 司令官は乳房を揉みながら、親指と人差し指で乳首をつまみ、コリコリと転がす。
「あ、や、いやぁっ! あ、あん、や、やめて……あふ……」
「どうした? 甘い声が出だしたぞ。感じてきたか?」
 司令官はミルフィーユの返事を待たず、乳首に吸い付いた。
「ひゃあっ!? あ、あ、あぁん……やぁ、吸わ…ないでぇ……」
 ミルフィーユは頬を上気させ、唇を噛み締める。
「なかなか感度が良いな。オイ、外の連中を連れて来い!」
 その命令に、兵士は一礼して部屋を出ると、すぐに外で見張りをしていた二人の兵士を連れて
戻ってきた。
722ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/09/11 11:25 ID:kkX2nU1J
「よぉし、オマエら。この女を好きにしていいぞ」
 司令官は兵士に向かって、ミルフィーユを乱暴に突き出した。
「いいんですか? 司令より先にヤッちまっても?」
「そいつも上玉なんだがな、イマイチ俺の好みじゃねぇんだよ。それに、司令官たる者、
部下にも気を使ってやらんとな。オマエらタマッてるだろ?」
「司令〜。オレたち、一生司令に着いて行きますよ! じゃあ、遠慮なく……」
 3人の兵士たちがミルフィーユに群がり、思い思いにその肢体を撫でまわした。
「ひょ〜、カワイイ顔して、結構凶悪な胸してるじゃねぇか」
「くぅ〜フトモモもスベスベだなぁ。娼婦なんぞとは比べモンにならねぇぜ」
「おやおや、おびえちゃってカワイイねぇ〜」
 男たちは口々にミルフィーユを囃したてる。ミルフィーユは懸命に逃れようともがき続けた。
「い、いやぁっ! ランファ、助けてぇ! やだぁ、いやぁぁぁぁっ!! タクトさぁぁぁぁん!!」
 泣きながらタクトの名を呼ぶミルフィーユに、蘭花はつい先日ミルフィーユと交わした会話を思い出した。

『あのね、ランファ。タクトさんが、わたしの事好きだって言ってくれたの。
わたし……凄くうれしい!』
『へ、へぇ〜。そうなんだ……』
『どうしたの、ランファ? 様子がヘンだよ』
『な、何でもないわよ! しっかし、タクトのどこが良いのかな〜。もっとイイ男いそうなモンだけど……』
『そんな事ないよぉ〜。タクトさんステキだもん!』
『え〜、どこがぁ? 言ってみなさいよ』
『タクトさん、カッコイイし、優しいし、えっと、えっと……』
『ホラ見なさい。もう詰まってるじゃないの』
『もう! いいの!! わたしタクトさんの事大好きだもん!!』
723ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/09/11 11:26 ID:kkX2nU1J
『ハイハイ、判ったわよ……。まあ、悪いヤツではないし、ちょっとヌケてる同士お似合いかもね』
『わたしもタクトさんもヌケてないよぉ〜』
『アンタ、よくそんな事言えるわね……。見る目が無い辺り、充分ヌケてるっての……』
『え、ランファ?』
『まあ、いいけどねぇ〜。それじゃあ、あたしはそろそろトレーニング室行くわ。
アンタも付き合う?』
『え? わたしは……遠慮しとく』
『そう、それじゃあ後でね。あ、そうだ! もしタクトにヘンな事されそうになったら、
すぐに言いなさいよ! こってりお灸を据えてやるから』
『タクトさん、ヘンな事なんかしないもん!』
『確かに、そんな甲斐性アイツには無いか。じゃあね』
『あ、ランファ!』
『……何よ?』
『その……ありがとう』
『例を言われるような事してないし、言ってないわよ』

『ホント、見る目無いんだから……タクトの……バカ』


「やだぁ! ランファぁっ!! タクトさぁん!!」
 ミルフィーユの悲鳴が蘭花の意識を今に戻す。
「アンタたち、やめなさい!」
 蘭花は大声で男たちに怒鳴りつける。
「バァカ、やめれるワケねぇだろ? こちとら軍隊暮らしで溜まってるんだ。
このお嬢ちゃんのカラダで、タップリ慰めてもらうぜ。それとも、アンタが代わりになるか?」
 男の一人が下卑た笑みを浮かべて答える。
「こらこら。オレはそっちの嬢ちゃんを好きにして良いとは言ったが、コッチの女については
まだ許可出してねぇぞ?」
 司令官は歯噛みする蘭花の肩を抱いて、その耳元に囁いた。
724ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/09/11 11:27 ID:kkX2nU1J
「さて、お嬢さん。あの女とオマエ、どちらか一人が慰み者になるなら、もう一人は助けてやる。
好きな方を選びな」
「な、そんなの選べるワケないでしょう!」
「選ばないなら、自動的にあの女はオレの部下にマワされる。オマエの目の前でな」
「……ひ、卑怯者」
「何とでも言いな。さあ、どうする?」
 蘭花は苦渋の表情を浮かべてミルフィーユを見た。
 そのミルフィーユはすがるような眼差しで蘭花を見つめている。だが、すぐに視線を司令官の方に移し、口を開く。
「わたしが……慰み者になります。だから……ランファは助けてあげて」
「み、ミルフィー!?」
 ミルフィーユの予想外の言葉に、蘭花は驚愕に目を見開いた。
「ちょ、ちょっとアンタ何言ってんのよ!」
「だって、わたしのせいでランファに迷惑かけて……」
「だからって……」
 蘭花は思わず口ごもる。
「おお、麗しき友情だねぇ。よっしゃ、本人の許可だ。オマエら、遠慮なくヤっちまいな」
「それじゃあ、お言葉に甘えて……」
 男の一人がズボンを脱ぎ、固く屹立させた男根をミルフィーユの眼前に晒す。そしてミルフィーユの秘部に先端をあてがった。
「それじゃあ、入れるぜ?」
「…………許して、タクトさん」
 ミルフィーユは体を震わせながらそう呟いた。それは小さな囁きに過ぎなかったのだが、鋭い槍のように、蘭花の心を貫いた。
(ミルフィー……タクト……)
 瞬間、蘭花の脳裏にタクトの笑顔が浮かぶ。次いで、タクトに告白された事を幸せそうに話す
ミルフィーユの姿がそれに重なる。
725ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/09/11 11:28 ID:kkX2nU1J
「待って!!」
 今まさに男の肉棒がミルフィーユを貫こうとした瞬間、蘭花は大声を上げてそれを制した。
「ミルフィーは許してあげて。アタシが……アタシが代わりになるから……」
 蘭花は搾り出すようにそう告げた。
「アン、何だって?」
 司令官はわざとらしく聞こえない振りをして、蘭花の口元に耳を寄せた。
「だから……アタシが代わりになるわよ……」
「もっと大きな声で言ってみな!」
「だから、アタシがアンタたちの相手をするって言ってるでしょ!!」
 蘭花はうっすらと涙ぐみながら、大声で叫んだ。
「そうかい。オイ、オマエら! その女から離れろ」
「そりゃないッスよ司令〜。オレらもう限界ッスよ〜」
「もうちょっとだけガマンしてろ。オレに恥かかす気か?」
「でも司令〜」
「でもじゃねぇ! 確かにオレは悪党かもしれねぇが、その前に軍人だ、男だ。
オレがどちらか片方は助けてやるって言ったんだ。約束は守らねぇとな。で、オマエらは
オレの部下だ。オレの命令に従う義務がある。違うか?」
「判りましたよ〜。その代わり、オレらにもその女使わせてくださいよ?」
「オウ、オレの後なら好きにしろ。少々ムチャしても構わんからな」
 兵士たちは渋々といった感じではあるが、ミルフィーユから離れた。
726ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/09/11 11:29 ID:kkX2nU1J
「さぁて、それじゃあランファちゃんって言ったか? さっそくお相手してもらおうか」
 司令官は蘭花の目の前でズボンを下ろす。途端に固く屹立し、ゴツゴツとした男根が飛び出して来た。
「ひっ!?」
 蘭花は眼前に突き出された逞しくもグロテスクな肉棒に、小さな悲鳴を上げた。
「どうした? こんなモン見慣れてるだろ?」
「司令。さすがに司令ほどブットイのを相手するのは初めてなんじゃないですか?」
「そうかもな。さあ、早くしろよ。まずは口からだ!」
 司令官は蘭花の髪を掴み、口元にペニスの先端をあてがった。
「そら、早く咥えろ! それとも、やっぱりお仲間の身体を売るか?」
 司令官の言葉に、蘭花は横目でミルフィーユの方を窺った。
 怯えきったミルフィーユと一瞬目が合う。
 蘭花は諦観と羞恥と屈辱が入り混じった表情で、おずおずと口を開いた。
 司令官は蘭花の頭を両手で掴み、男根の根元まで、強引に蘭花の口内に押し込んだ。
「んぐっ!?」
 喉の奥まで入り込んできた固い肉棒の感触に、蘭花は思わず嘔吐しそうになった。胃液が喉元まで逆流してくる。
 だが、頭を固定された上に、完全に口内を男根で塞がれているので、吐き出す事も叶わずに再び嚥下するしかなかった。
 口内に広がる胃液の苦味と、生臭い体液のしょっぱさに、蘭花はボロボロと涙をこぼした。
「どうした? しゃぶれよ。もっと口の中で舌使うんだよ!」
 司令官に言われるまま、蘭花はぎこちなく舌を動かす。しかし、それはこの男を満足させるにはほど遠い、あまりにも稚拙な動きであった。
「なんだよ、オマエ咥えるの初めてなのか? まさか、そんなエロい身体してて、処女って事はないよな?」
 その言葉に、蘭花はビクリと体を震わせた。
「あン? オマエ、まさか本当に処女か?」
 司令官は口から男根を引き抜くと、乱暴に蘭花を突き飛ばした。
「痛っ!」
 床に尻餅を付き、蘭花は顔をしかめながら男の方を見た。司令官はその蘭花をさらに強引に寝かせ、その下半身に手を伸ばした。
「あ、いやっ!」
「いやじゃねぇよ。処女かどうか確かめるんだから、おとなしくしてろ!」
 司令官は蘭花のドレスのスリットから手を差し入れ、下着越しにヴァギナに触れた。
727ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/09/11 11:30 ID:kkX2nU1J
途中でageちゃった、スマソ・・・。
とりあえずココまで。これで半分ぐらいかな?
じゃあ、ageた責任取って、逝ってきまつ・・・。
728名無しさん@ピンキー:03/09/11 13:40 ID:6ani9XIr
>>727
むしろイ`
729S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/11 17:31 ID:/IexHkkU
>>717
確かに荒しぽかったなぁ…。
AAの件で迷惑もかけたし…。
ありがと。やる気出てきた。おっしゃぁぁ、書くぜ!!!

>>727
おぉぉぉっ!!!
ぷんすか様キター--!!
恐い作品ですな。
でも、凄く楽しみですぜ!!
がんがって下さいな!!


で、次回作なんですが…やっぱり難しいですな。
頑張って執筆しているけど、遅筆なんで…遅くなったら申し訳ないです。
730名無しさん@ピンキー:03/09/11 23:31 ID:NR6tTWKt
今までにない異質な流れになってるな
731名無しさん@ピンキー:03/09/11 23:33 ID:g0/4Vk4U
>>730
確かに…
732名無しさん@ピンキー:03/09/11 23:40 ID:05cmSym6
>>730-731
どういう事?
そんなに流れおかしくなってる?
733名無しさん@ピンキー:03/09/11 23:44 ID:g0/4Vk4U
>>732
まぁ、ここも変わったなぁ〜って事だ。
734S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/11 23:56 ID:/IexHkkU
>>730-731
俺様のせいかな?
それだったらスマソ…
735名無しさん@ピンキー:03/09/12 00:08 ID:X2K3lCEp
>>734
確かに個性的な神ではあるけど神である事には違いない。
異質といっても悪い流れじゃないんだからこれからも頑張ってくれ。
736597:03/09/12 00:29 ID:bJ7UQed1
っていうか、今の流れが本来在るべき流れなんだよな。
この状態が続くといいな。職人さん達頑張ってください。
737S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/12 01:01 ID:bmuvbExg
>>735
個性的というか…こういうキャラなんで許してください。
あ、頑張りますよ!!

>>736
そうなんすかね?
あ、ありがとうございます。よーし、ジョー、頑張っちゃうぞ〜


今、なりきりで如何わしい事をしてるわけだが…。
こんな事してるから遅いのかな?と思いつつSSを書いているJOEでした。
おやすみなさい!
738名無しさん@ピンキー:03/09/12 20:10 ID:vOLZ6L5Y
>>737
スマソ
おもいっきりジョエってよんでますた
739名無しさん@ピンキー:03/09/12 21:00 ID:tV5B06fy
>>737
JOEの前のS.S.S.って何ですか?
740S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/12 22:10 ID:mrw3jqko
>>738
「ジョエ」ってなんだよゴルァ
「じょー」で変換してみて。「JOE」って出るから!

>>739
Speed Star Sypan JOE。
マシンガンズの皆やマシンガー達は「Sypan(サイパン)」って呼んでる。
ジョーでも良いけど、個人的にはサイパンって呼んで貰いたいですな。
741名無しさん@ピンキー:03/09/13 00:50 ID:eyoM0RCx
雑談はいいからSS投下してよ
742S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/13 01:23 ID:Q+/9EG3M
>>741
スマソ。
今製作途中でつ。
早ければ明日にでも落とせますよ。
743ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/09/13 01:38 ID:HH1nRJrk
サイパン氏は書くの早くてうらやましいのぅ。
漏れは一本書くのに、ヘタすりゃ半年ぐらいかかる時あるし。
それも短編で(w
まあ、言い訳すると、他にも書いてるSSがあるからなのだが。
あとは自宅PC持ってない事か。

そんなワケで、蘭花モノの続きは鋭意執筆中。
でも、途中まで載せた部分の反応が、イマイチ薄くてさみしいぞ(w
744名無しさん@ピンキー:03/09/13 03:03 ID:zuASDVzD
>>741
別にイインジャネーノ?
雰囲気壊すことはないと思うが。。
745597:03/09/13 03:04 ID:63iJ5pFj
マターリ雑談出来るのもいいと思うんだけどなあ・・・
神達のちとせSS読んだら、ELが出てから一緒に買う予定だったML欲しくなってきた。
タカラから出る、黒き月のお友達買う為に貯金しといた金使うかな・・・・
746名無しさん@ピンキー:03/09/13 03:31 ID:Uyb455k+
最近はこのスレの初代や二代目ばっか見てるな
いっぺんに読んだらつまらんのでちょっとずつ
正直昔の方が面白いの多かったな
747S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/13 11:28 ID:1429ubQH
>>743
SpeedStarですから(w

ランファネタ激しく期待!!
ぷんすか様の作品、楽しみにしてまつよ。


で、問題の作品ですが、出来たような出来てないような?
正直自分で「この作品はダメポや!作り直そう」と思いまして…。
ラッキーな事に連休のお陰で仕事量が少ないんですよね。
って事で作り直します。
それで、皆に聞きたいんだけど…
1、タクト責め
2、シャトヤーン責め
のどっちが良いですか?意見を聞きたいので、答えてくださいな。
あ、勿論違うパターンでもいいんですけど…ね。
748名無しさん@ピンキー:03/09/13 13:34 ID:LxOz5N+1
>>747の神様
「2」番を希望します。
749名無しさん@ピンキー:03/09/13 13:58 ID:zCxOnynT
2番でFA
750名無しさん@ピンキー:03/09/13 15:46 ID:k2gBvm7l
>>747
シャトヤーン『が』責めるですよね?
なら2番で。どんなシチュになるんだろう?
751S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/14 10:43 ID:RO8EvgWt
2番が多い模様。
もうちょっと意見を聞いてみよう。

>>750
そうですな。
シャトヤーン『が』責めるんですよ。
期待せずに待っててくださいな。
752名無しさん@ピンキー:03/09/14 12:16 ID:L4MYev77
           ///::/::::::::::/A/l/l/| |::| |::::Ll::|::|::::|::::::::゙i::::|:::::::|::::|::::|
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            レ  |wVi!\.  ヽ_/   _, ,イ〃i/|::ノ::||/::||::|j   "''‐-;;;_ \
                 レvi\    _,,-'".:.:.:|ノ/ソV从|'`リ         "''‐`
                 _/'''"`ーt'''"  _,,,-┴ヽ__,,,_     いたずらばかりしおって?
               /;:\r''/ニー─'''" _,,-''/ /  "''''ヽ
               i';:;:;:;:;:;:\゙、○i○ ,,-''":::::/ i'    ::::  \
                |;:;:;:;:;:;:;:;:゙、"''iii''''" _;;-‐;: ̄\  ::     \
              /;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;゙、//,,-‐''";:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;゙i    ::::::::∧‐-、
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              (  /\| |:::::| |;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;/ニ`‐--,,,,/ /.:.:/\
               `/\  |:::::`、ヽ__;;;-‐''"  |"'''ー--''" フ''.:.:.:.:ヽ
753名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:12 ID:P8GHW/NF
嫌だああああああああああああああああああああ
754ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/09/14 14:20 ID:7ECW90DZ
ちくしょう、蘭花モノがちっとも進まないぜ。
今度知人と一緒に自主制作の映画撮るんで、そっちの作業で手一杯だよ、ママン(w

さて、サイパン氏にしつもーん。
前から気になってたんですが、あなたはマヂにマシンガンズのS.S.S.JOE氏なのでつか?
いや、元マシンガンズのドラムで、現教師で、GAファンでSS書きで2ちゃんねらーだなんて、
こんなマンガのような人が本当にいるのかと(w
で、スレ違いではあるが、もう一つ質問。
S.S.S.は「Speed Star Sypan」の略で、「Sypan」はサイクリングパンツの略だと聞きました。
でも、それだとS.S.C.になりまつよね?海外のサイパンと引っ掛けた造語なんでつか?

みんな、スレ違いな事ばっか書いてスマソ。がんばって続き書いてるから、
ぷんすかの小さなイタズラ、見逃してね(はぁと)
あ、しまった。昨日「いたずら黒ウサギ」聞くの忘れてた。この書き込みで思い出したよ(w
755S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/14 14:51 ID:RO8EvgWt
>>754
キャラネタ風味な質問でつな、ぷんすか様。
マシンガンズのドラマー(のなりきり)ですが何か?w
お?濃い質問ですな。
初めてのレコで動きやすいサイクリングパンツをはいってったら、こういうあだ名になりますた。
Cycleだから「C」なんだけど、所詮マシンガンズですから。
Cycleの頭文字が「S」だと思い込んでますた。(つか、SSCよりSSSのほうが見た目もいいしね…)
Saipanとは全く関係ないです。
馬鹿なマシンガンズの恰好付けの造語ですので、気にせずに…。
(正直、無茶苦茶言ってるな、俺様…)

板違いスマソ
756名無しさん@ピンキー:03/09/14 21:42 ID:vRVQgIm8
なんかヘンなコテハンがのさばり出してからすっかり読む価値のないモノばかりになったな
757名無しさん@ピンキー:03/09/14 22:47 ID:gM5RgSyE
やつの「エンジェル隊の最後」はタイトルじゃない、このスレに対する宣告だったんだ!!
758名無しさん@ピンキー:03/09/14 23:11 ID:LHqsbqKb
ま、意味も無くスレが進む分、質は相対的に低下してる罠。活性化と駄スレ化は別物だということを認識して欲しい所ではあるかもね。キャラ云々以前に反応厨な部分を何とかしてくれと。

…と、遠回しに言ってみるテスト。
759名無しさん@ピンキー:03/09/15 02:45 ID:T8DLDadU
何でGAスレは何処も殺伐としてるんだろ。
まあGA以外の雑談が多くなった気がしないでもないけど。
ところで、「こんなGAキャラは嫌だ!!」ネタでスレ進めるのは
有りかな?
760名無しさん@ピンキー:03/09/15 02:48 ID:Xx3/i/fb
今は耐えるのだ。生きてこそ得ることのできる栄光をこの手に掴むまで、その命!ワシが預かる!
761名無しさん@ピンキー:03/09/15 03:29 ID:eUnAfjlk
終末が近づきつつある事を感じつつ、
足掻きを見せて空回りしてるって感じだな、今の各GAスレは
762名無しさん@ピンキー:03/09/15 04:03 ID:Xx3/i/fb
>>761
ふっ、第四期が始まるまで足掻き続けるさ!
763名無しさん@ピンキー:03/09/15 10:28 ID:C7jIhc+K
                _∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
     デケデケ      |                          |
        ドコドコ   <      職人さんまだ〜!?         >
   ☆      ドムドム |_  _  _ _ _ _ _ _ _ _|
        ☆   ダダダダ! ∨  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
  ドシャーン!  ヽ         オラオラッ!!    ♪
         =≡= ∧_∧     ☆
      ♪   / 〃(・∀・ #)    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ  ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
         ドチドチ!
764野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/15 15:02 ID:7Hi1Dqk4
いや〜入院生活長かった・・・・
だいぶ間があいてしまいましたが、今週中にでも続きを投下したいとおもいます
765名無しさん@ピンキー:03/09/15 19:11 ID:CtfGWQqA
>>756-758
もう自作自演やめろよ、DEND!
つうか、ヤツじゃないにしろ、読むだけのヤシが、「読む価値が無い」とか
「質の低下」とか言うなよ。
特に>>758、質の低下を嘆く以前に、おまえの書き込みを何とかしろ。
改行ぐらい、ちゃんとしやがれ。携帯での書き込みなのは判るがな、
携帯でも改行は出来るんだぞ!
766名無しさん@ピンキー:03/09/15 19:13 ID:d27pjNe4
とは言え>>758の発言にも一部頷ける部分はある。
こことか↓
>反応厨な部分を何とかしてくれ
767名無しさん@ピンキー:03/09/15 21:01 ID:lHU9c6RB
こういうことでスレが消費されるのが嫌なんだよ
768こんなシャトヤーン様は嫌だ!!:03/09/15 23:51 ID:T8DLDadU
じつはイケメン好きの為、タクトなんかよりレスターの
方に興味深々なシャトヤーン様。
769名無しさん@ピンキー:03/09/16 13:38 ID:/mGMZndr
なんだかよくわかりませんが、ここにミントタンフライ置いておきますね。

        r
      ,r'''ヽ!'-‐'''''ヽ、
 ,,,..---r'",r, , 、`ヽ、 ヾ  さくさくですわ!
 ヽ、__/ ./ハレハ i`ヽ、 `''r`ミ_
   .レ//r,,,、 レ'レハヾ,  L,,_ `ヽ、、..,_      /i 
    "レ, l;;;l   l;;;l`i.リレ' リ  ̄~~:,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
     ヽ、 ワ `"/-'`'`'. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄  ̄
       `''''''''" `"゙' ''`゙ `´゙`´´´
770名無しさん@ピンキー:03/09/16 19:49 ID:gXS5dlx0
お前ら自分で小説書いてないくせに文句ばっか言ってんじゃねーよ!!






と、釣られてみる
771名無しさん@ピンキー:03/09/16 19:58 ID:WqdQgeN6
>>768さん

ならば対抗して、『大○司みたいにトランスバール本星の民をこますシャトヤーン』
とか
772名無しさん@ピンキー:03/09/16 20:20 ID:AuI2+fsx
>>768
エンジェル隊の不甲斐無さに激怒し、
新たな紋章機を駆って出撃するシャトやん。(しかも異常に強い)
773こんなシャトヤーン様は嫌だ!!:03/09/17 02:49 ID:tLE6WOr6
低血圧の為朝に弱く、起きるのが昼過ぎのシャトヤーン様。
774名無しさん@ピンキー:03/09/17 03:37 ID:bfwVINEw
775名無しさん@ピンキー:03/09/17 20:20 ID:szlgCcpH
職人さんはもう来ないかもしれないな
776名無しさん@ピンキー:03/09/17 20:28 ID:rJh0xLCF
最近GA各スレの糞スレ化が目立つな

○○○スレも荒らしが住みついてるし…
このスレも多分職人さんに見放されたな……
777てすら:03/09/17 21:48 ID:pgQTUUF5
最近むくむくとやる気が戻ってきたので、頑張って書いてます(;´_`;)丿
778名無しさん@ピンキー:03/09/17 22:28 ID:8noEXARS
神々の皆様、あまり無理はせずに頑張って下さい
マターリ進行もいいと思いますから
779ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/09/17 22:32 ID:zxbIq8mZ
見捨ててないでつよ〜。
漏れに関しては、漏れのスレ違い雑談の後にプチ荒れしたので、
少し自粛してただけでつ。
ちょっとづつですが、続き書いてます。
他の皆さんもマターリと待っていれば、降臨してくださるでしょう。

さあ、飽きないうちに、蘭花モノの続き書いちゃわないとな。
780597:03/09/18 02:56 ID:bzAmLO56
>>773
だが、アバレと555の為に日曜の朝は頑張って早起きするシャトヤーン様。
ちなみにシヴァたんも同伴。

「あの・・・・シャトヤーン様・・・・私はこんな幼児向け番組より、皇族としての見聞と知識を
広める為、別の番組を観たいんですが・・・・」

「シヴァ皇子・・・心掛けは立派ですが、どうせ今週も総裁選の(略
 それよりも今週の555の方が・・・・」

781名無しさん@ピンキー:03/09/19 01:36 ID:os5N22F6
単に妄想を垂れ流してみるのもアリなのでは。 職人さんが帰って来るまでの時間稼ぎということで。 ○○にこんなコスプレさせてみたいとかさ。 ちなみに漏れはミルフィーユにマックの制服着させたい。
782名無しさん@ピンキー:03/09/19 01:37 ID:os5N22F6
単に妄想を垂れ流してみるのもアリなのでは。
職人さんが帰って来るまでの時間稼ぎということで。
○○にこんなコスプレさせてみたいとかさ。
ちなみに漏れはミルフィーユにマックの制服着させたい。
783名無しさん@ピンキー:03/09/19 01:39 ID:os5N22F6
すみません。
二発目は誤爆です。
784名無しさん@ピンキー:03/09/19 02:52 ID:kB7k8Zz6
>>780
一万人エキストラ応募して見事当選。喜々としてさいたまスーパーアリーナに
向かうが、いつもの格好で行った為に参加できず、半泣きで帰ってくるシャトヤーン様。
785名無しさん@ピンキー:03/09/19 15:07 ID:os5N22F6
エロい話しようぜ、エロい話!
786名無しさん@ピンキー:03/09/19 16:36 ID:TgBDzlQ5
ラブホにて恒例のアナル見せ&オマンコCHECK!現役コンパニオンの彼女
http://www.hamedori.net/video.html

61.199.55.48 , p3048-ipadfx01maru.tokyo.ocn.ne.jp ?
78774243:03/09/19 16:47 ID:0+5d2lk/
788名無しさん@ピンキー:03/09/19 17:47 ID:CG1tIRJf
789名無しさん@ピンキー:03/09/20 18:07 ID:TZVRGXPV
職人さんキボーン
790名無しさん@ピンキー:03/09/20 18:29 ID:KdHoMCKu
レスターとタクトのホモネタってないの?
791名無しさん@ピンキー:03/09/20 18:30 ID:KdHoMCKu
レスターとタクトのホモネタってないの?
792名無しさん@ピンキー:03/09/20 18:31 ID:KdHoMCKu
レスターとタクトのホモネタってないの?
793名無しさん@ピンキー:03/09/20 18:36 ID:KdHoMCKu
くどいようだけどレスターと……
お願い! 誰か書いてくんない!
794名無しさん@ピンキー:03/09/20 19:35 ID:MY6ATokj
うせろ
801板逝け
795名無しさん@ピンキー:03/09/20 20:22 ID:9RbRxxRk
100kg近くの同人女が書いてると思うと吐き気がします
796名無しさん@ピンキー:03/09/20 22:53 ID:8rBb2c5G
「アタシの副指令はあんなヘタレとホモったりしないんだよゴルァ!!」
と、KdHoMCKuに対してブチ切れるアルモ。

・・・そういやアルモやココのSS無いね・・・・
797名無しさん@ピンキー:03/09/21 10:59 ID:b+YfzokT
アルモなら微妙にあった
ココは・・・
798ロサンゼルス:03/09/21 15:09 ID:w72E8z0V
「ほら、しっかりと足を舐めなさい。吸い付きが甘いですわよ。
なに、私のおまんこを舐めたいですって?
オ〜ホッホッホ! 愚問ですわよ、薄汚いドブネズミの分際で!
私の観音様を拝もうだなんて、百年早いわよ。
あなたには、御自分の立場がわかってらっしゃらないようですわね。きつ〜いお仕置きが必要ですわ。
さあ、ズボンをお脱ぎになって、もちろんパンツもですわ。
そしたらうつ伏せになって、尻を高く上げて…、フフフ、なんて無様なお姿でしょう。肛門が丸見えですわ。
この汚い尻に、これをお見舞いさせますわ。これは汚い所が大好きですの。
こんな所に入れたら嬉しくて踊り出すでしょうね。まるで精神異常者が狂乱するように!
あら、どんどん飲み込んで行きますわよ。なんて貪欲なんでしょう。もう根元まで入ってしまいましたわ。
ほらほら、もっと雄叫びを上げなさい!あなたは獣なんだから。
もっと狂って、もっと感じて、もっとのたうちまわって!
そうよ、あなたは私の下僕、私の奴隷なんだからぁ!」


くらいSのミントたん、萌えっ。
799名無しさん@ピンキー:03/09/21 20:25 ID:Si/8etsi
そういうのはフォルテか蘭花が似合う
800名無しさん@ピンキー:03/09/22 00:14 ID:MR4QdNXR
フォルテはMの方が萌える
801名無しさん@ピンキー:03/09/22 19:36 ID:yM8gCSLd
職人さんは何処いっちゃったんだろう…
802名無しさん@ピンキー:03/09/22 20:47 ID:A+jAiYaA
>>798
猛烈に萌え〜(*゚∀゚)=33
803S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/23 01:49 ID:BbhUzngp
>801
ごみーん!!
色々仕事に追われてたのさ…。辛い……。
もうちょい待っててくれっす!!
それと、希望のキャラがあったらメールくれい!!
804ラスベガス:03/09/23 15:33 ID:xdopxTkE
こんなミルフィーユはいかが?

「ああ、やめて…。いや…。
そんなところ、舐めないでください。あたし感じちゃいます。
あれ、変な液が出てきちゃいましたぁ。と、止まりませんよぉ。
え、いいんですか?いっぱい出しちゃっても。
それじゃ我慢しないで出しちゃいますよ。
えいっ…って、ああ!
大丈夫ですか!?
ごめんなさい!全身液まみれにしちゃいましたぁ。」

って、なんじゃこりゃ…
805ラスベガス:03/09/23 18:01 ID:xdopxTkE
今読み返した。う〜ん…。
改めて、スレ汚しスマソ
806S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/23 18:47 ID:bx9uJEOe
不覚にも萌えますた…。
おっと、早く作品を仕上げねば…。
くそー、忙しいぞ!!
807名無しさん@ピンキー:03/09/23 19:27 ID:kxd6Xvdp
ぷんすか氏の続きとJOE氏の新作に期待sage!!
808名無しさん@ピンキー:03/09/23 20:04 ID:sb7quM/M
俺は野郎氏の続きにも期待sage
809野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/23 20:13 ID:glg3HovB
>>808
え〜只今製作中です・・・・
810S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/23 20:21 ID:bx9uJEOe
俺様は全ての職人様に期待sage
811野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/23 21:47 ID:sTRNLDH6
>>624
ミントを死なせるわけにはいかない!
「チクショーォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!」
ダダダダダダダダダダッッ!!
俺はわけもわからず部屋を飛び出した。行くあてなんて何もない。
ただ、ミントたちを救いたかった・・・・それだけだった
「ハァッ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・」
俺は無我夢中で走った。とくかくレスターと会おう。
考えるのはそれからだ。
「レス・・・・・」
俺はレスターの待つ小型船へとついた・・・・しかし、俺が見たもの・・・・
「ほう、まだ生き残りがいたのか」
「エオニア!」
そこで俺が目にしたもの・・・・それは仲間たちの醜い姿だった。
磔にされ、殴られたのだろうか、身体中に痣が見える。
「貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
叫ぶ前には身体が動いていた。
「うぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
俺の右手が火を噴いた。
ドグッ!!
鈍い音が艦内を包んだ。
「ぐはっ・・・・!」
俺は壁に叩きつけられた。
「ふはははははぁ!!愚かな人間よ、
我に牙を向く精神を表して我がエオニア使える気はないか?」
エオニアの甲高い笑い声に怒りを覚えながらも意識は薄れていった・・・・
俺は・・・・・何もできないのか?目の前に仲間たちがいるというのに助けられない・・・・
俺は・・・・俺は・・・
「タ、タクトさん・・・・」
「!?ミント、ミントなのか!」
ミントの声が俺の心に響く。
812野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/23 21:47 ID:sTRNLDH6
「ごめんなさいタクトさん・・・私たち、何のお役にも立てなくて・・・・」
「そんなことはない!絶対に・・・・誤るのは俺のほうだよ。司令官である俺が
部下の君たちを助けられなくて・・・・司令官失格だよ」
「いいえタクトさん、私たちエンジェル隊はあなたのことを本当に好きでしたわ・・・・
蘭花さんなんてラブレターを書いていましたもの・・・・」
情けないよな・・・・助けられなかった仲間・・・助けられている俺・・・・
ちくしょー・・・・ちくしょー・・・
「タクトさん・・・・聞いてください。只今エルシオールはエオニア軍の
手にあります。しかしそこを利用するのです・・・」
エルシオールがエオニアの手に堕ちているのならもう打つ手がないじゃないか・・・・・
「いいえタクトさん・・・・タクトさんならできますわ。エルシオールに積んである
ロストテクノロジーを爆発させるのです」
「それじゃあみんな巻き添えを・・・・」
「もともとそのつもりでしたわ・・・・タクトさんだって同じじゃありませんか・・・」
ミントの表情を見ると、無理して笑っているようだった・・・
「そんな・・・そんな悲しい笑顔を見せないでくれ!」
俺は立ち上がりエオニアを睨む。
「なかなか見込みのある男ではないか。さすがはエンジェル隊司令官だな。
しかし、人一人助けられない男になにができる?泣くことか?怒ることか?
それとも自分だけが助かろうとすることか?ふっ、どれにしても愚かなことだ」
エオニアの言葉が痛々しく胸に突き刺さる。
しかし・・・・俺はみんなを・・・・みんなを信じている。
「エンジェル隊のみんな!俺の頼みを聞いてくれるか!?
ごめん・・・・一緒に死んでくれ!!」
「ふははははははは!!それが貴様の答えか、実に面白い!」
俺はみんなを信じてるよ・・・・
813野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/23 21:48 ID:sTRNLDH6
「タクトさん・・・・喜んでご一緒させていただきますわ!」
「もっとマシなデートの誘い方はないのかい?司令官どの」
「ミルフィーユ・桜庭!頑張ります!」
「ありがとう・・・・みんな!ほんじゃちょこっと待ってて〜♪」
これから死ぬ運命にあるというのに俺はなぜだか落ち着いていた。
レスターが殺されたと言うのに俺は・・・・
「あ、あれ?俺・・・・泣いてるのか?」
視界がぼやけてよく見えなかった・・・・
エルシオールが保管されている場所につく。
そこには何人かの兵士が見えたが、俺は気にしなかった。
ゴキッ!ドフッ!バキッ!
幾度となく兵士をなぎ倒し、エルシオールへと向かう。
半壊しているエルシオールに入るのは一苦労だった。
「懐かしいな・・・・」
俺はやっとの思いでブリッジに着いた。
そっと愛着のある椅子へと腰を落とす
「コレで最後か・・・・本当にありがとう・・・・みんな」
最後まで俺は平常心だった。
「エンジェル隊のことを本当に好きでいらっしゃるからですわ」
「そうなのかな?なんだか照れくさいな・・・・」
「きっとタクトさんのことでしょうから椅子に座って思いふけってるのではないでしょうか?」
俺ってそんなに単純なのかな?
「こっちはなんとかエオニアから解放されましたわ・・・
多分、タクトさんの行動を見届けたいそうです。シヴァ皇子も無事ですわ。」
「ああ、それじゃあ期待に答えてあげないとな・・・・」
「タクトさんと出会えて本当によかったですわ・・・」
「おいおい、最後の別れみたいなことを言わないで欲しいな〜、
そうそう、首の後ろを2回叩くようみんなに言ってくれないか?」
「ええ、わかりましたわ」
俺はなにがあっても君たちの司令官なんだ・・・部下を死なせはしないよ・・・・
814野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/23 21:55 ID:sTRNLDH6
「なんですのこれは!?」
「それ?高性能バリアってやつ」
「いったいなにをお考えですの!?」
「コレは俺にとっての罪滅ぼしなんだよ」
レスター、蘭花、ヴァニラ・・・・
すぐに行くから待っててくれよ・・・
「やめてくださいタクトさん!先ほどの頼みはなんだったんですの?」
「俺は『最後』とは言ってないよ・・・ちょっと卑怯かな?」
「いいえ、タクトさんらしいですわ・・・・」
「ミント・・・・みんなに伝えてくれ、一生懸命生きてくれって・・・・」
俺はそっと目を閉じ、そのスイッチを押した・・・・・・・


815野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/23 22:14 ID:sTRNLDH6
あれからもう10年・・・・あなたのおかげで『黒き月』は消滅、シヴァ皇子が王の座に・・・・
この子も10歳になって・・・・あの人に見せてあげたかったですわ・・・
「あなた・・・・あの子も元気に育っていますわ・・・みなさんと一緒に暮らすようになって
本当に幸せですわ・・・でも、やっぱりあなたがいないと私は満たされませんわ」
私ったらまた愚痴をこぼしてしまいましたわ。
「ちょっとミント!何やってんだい?早くこっちを手伝っとくれ」
「はい!只今〜♪」
その事件は夕食の時におこった・・・・
「このところ胸がもやもやすることが多いんですの・・・年かしら?」
「おいおい、ミントはまだ26だろ?あたしゃもうみそじ越えてんだよ?」
「もうあれから10年も経つんですね〜はやいですよね〜」
本当に早かった・・・・あなたがいない毎日がとてもつらくて何度も死にかけました・・・
でも、いつかはあなたに会える・・・・そう信じて生きてきましたわ。
「いいえ、私は今日で26歳を卒業ですわ♪」
816野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/23 22:15 ID:sTRNLDH6
「これでみそじへまた一歩近づいたわけだ!はははっ〜」
「おめでとうございます♪そうそう!アップルパイ作ったんですよ☆
みんなで食べましょうよ!」
おめでとう・・・・ミント
「!?今の声は・・・・・」
「ん?どうした?」
「もしかしておいしくなかったですか!?しくしく〜」
「いいえ、なんでもありませんわ」
まさか、まさかそんなことは・・・・
そのとき・・・・
ブー・・・・
っとインターホンが響く。
「私が出ますわ、ちょっとお待ちください」
今では珍しくあまり見かけない手動の扉をそっと開ける・・・
「ただいま・・・ミント・・・誕生日おめでとう・・・・・」
歯車は一つでは意味がない、歯車は二つあってこそ本当の役目を果たすのじゃ・・・・
ルフト先生は正しかったのですね・・・・
空回りしていたわずの歯車が本当の役目を果たそうとしている・・・・
あなたという存在・・・・私の心を動かしてくれるもう一つの歯車・・・・
ゆっくりと歯車は動き始める・・・・空白の時間を巻き戻すかのように・・・・
                              FIN
817名無しさん@ピンキー:03/09/23 22:23 ID:sb7quM/M
野郎殿、お疲れ様です。
えぇ話しや(つД`)

最後に出てきた人はタクト……ですよね。
てことは生きてたという事でよろしいんですか?
818S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/23 23:18 ID:bx9uJEOe
質が俺様のとは全然ちがう!!
良すぎですよ、野郎様…。
ここまで良い描写が出来るとは…恐れ入りますな!!


ったく、俺様なんて糞みたいなタイトルだし…。
「君に胸キュン(?)-浮気な馬鹿者-」…。
もう、皆さんお解りでしょうな。ははは、馬鹿というジャンルですよ、俺様は。
逝ってきまつ…
819名無しさん@ピンキー:03/09/23 23:48 ID:yiKEDWck
>>818
YMOかよ!
いっそのことバカで突き抜けてくれ
820名無しさん@ピンキー:03/09/24 00:24 ID:fpgBeXSL
>818
シリアスも好きだが馬鹿な話も好きだ!
逝くな!! 逝く暇があるなら書いてくれ!!
821ぷんすかぷんすかぷぅ ◆hK/O9yr0Yc :03/09/24 01:50 ID:jKdKxBr4
>>807
ありがとう。そう言ってくれると励みになります。
よぉ〜し、オジちゃんガンバっちゃうぞ〜(w

最近、フツーの話が書きたくなってきた。
非エロで、萌えというより燃えな話。
あと、そろそろ蘭花とミルフィー以外でエロが書けるようになりたいです……。
822名無しさん@ピンキー:03/09/24 01:54 ID:+eOboXZy
キズの舐めあいが多くなった気がするな、ここ
823野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/24 18:17 ID:z6NEWyhs
え〜只今新作を書いているのですが・・・・
オリキャラありですか?
824名無しさん@ピンキー:03/09/24 20:14 ID:KTFAUBFu
OKOKですよ
825野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/24 20:45 ID:z6NEWyhs
ではオリキャラを少々・・・・
一応フォルテさんの妹です
826名無しさん@ピンキー:03/09/24 22:27 ID:yUPZnhNa
期待
827野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/25 18:05 ID:5sIJWSla
>>817
書き始めたころは二人とも死んでしまうはずだったのですが・・・
いろいろとやっているうちになぜだか生きてましたw

漏れの作品は思いついたときに一気に書くので、設定以外は
構想を練っていませんw
828ラスベガス:03/09/25 18:42 ID:E5sBFfUV
「ふ〜ん、ミルフィーユについて知りたいの?
どうせあんたも、天然ボケで優しい子だと思ってるクチでしょ。
あっ、その顔は図星ね。まったく困っちゃうわ、みんな騙されるんだから。
本当のミルフィーユはねぇ、これ聞いたら失神するかもしれないけど、性欲の鬼なのよ。
一日五回はオナニーしてるわね。しかもオカズはなんだと思う?
ふふ、それはねぇ、私たちよ。私たちエンジェル隊をネタに毎日こすってるの(笑)
この前なんか急に襲ってきたんだから。後ろからおっぱい揉んできて、服を脱がせようとしたの。
そして開口一番、「おねがい、舐めさせて」。
ホント、なに考えてるんだか。
まあアタシは得意のカンフーで吹っ飛ばしてやったけど、可哀想なのはミントよね。
あの子って非力でしょ。だから抵抗しても無駄だったみたいで、ミルフィーユに処女とアナルを奪われたのよ。
しかも熱したおたまでアソコを掻き混ぜられたの。
その時ミルフィーユはよだれを垂らしながら笑っていたわね。
その後の二人はどうなったかって?
ミルフィーユは謹慎処分、ミントは病院にいるわ。
といっても精神病院よ。なんでも四六時中「私のモロヘイヤがぁ!」ってうなされてるみたい(爆)。
ふふ、だから体だけは鍛えとけって言ったのになぁ(笑)」

『月刊・堕天使の翼』に掲載
829野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/25 18:55 ID:oLPqpnya
エオニアの魔の手から『白き月』を守りぬいてからはや5年・・・
いろんなことがあった。
エオニア軍の壊滅、『黒き月』の破壊、エンジェル隊への新しい仲間。
そして・・・蘭花との結婚・・・・

「ちょっとタクト〜、聞いてるの?タクトってば!」
瞑想にふけっていると蘭花の声が聞こえた。
「あ、あぁ・・・えーっと・・・・なんだっけ?」
「ちっとも聞いてないじゃい!もぉ〜しっかりしてよ。
これから新入隊員の歓迎会じゃない!」
そうだった。今日は新入隊員の歓迎会だった。
「えッ!歓迎会って今日だっけ?まだ公演の文章全然考えてないよ!」
エルシオールでは2年に1回隊員の配属転向がある。
とは言ってもエルシオールは「ロストテクノロジー」の
一級品。『月の巫女』にしか扱えない代物。
簡単に言えば白き月の隊員との交代みたいなものだ。
「びしっと決めてよ☆ダーリンっ♪」
「おいおい・・・いきなりそんな恥ずかしいこといわんでくれよ・・・」
こいつは昔と全く変わってない。
「そういえば昨日フォルテさんからメールが入ってわよ」
フォルテ・・・懐かしい名前だ。フォルテ、ミントがこの船を
降りたのは2年前だ。とはいっても白き月にいるのだから
これといって変わった気がしない。
「なんだって?」
「えっとねー・・・実は私も読んでないんだ・・・」
「そうなの?それじゃあ一緒に見ようか」
「うんッ☆」っと返事をすると部屋へ戻っていった。
ブイィィィィィン
830野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/25 18:55 ID:oLPqpnya
俺も蘭花の部屋に入り椅子に腰掛ける。
「ほら、これよ」
「ん、どれどれ」
最近流行っているロストテクノロジーの小型の電子ユニット。
『スペースモバイル』
俺はモバイルの画面をのぞき込む。そこにはこう書いてあった。
「久しぶりだね〜。どうだい?エルシオールの具合は?
司令官どのは元気でやってるかい?
おっと、積もる話もあるけど本題に入るよ。今度エルシオールにあたしの妹が配属されるんだよ。
まぁ迷惑かけるかもしれないけどよろしく頼むよ☆あっそうそう。
ついでにミントもまたそっちに配属になったから!
その辺よろしく♪また時間ができたら遊びにいくよ☆早く子供の顔を見せれおくれよ♪」
「妹ね〜・・・・初耳だ」
フォルテの妹だろ・・・やっぱ銃とか好きなのかな?
「フォルテさんも言いたいこといってくれるわよね」
「まぁフォルテらしいといえばフォルテらしいけど・・・ははっ」
でもミントも戻ってくるみたいだし、大丈夫だろう。
「ねぇ・・・」
なにやらもじもじとしている。
「ん?どうした?トイレか?」
「ち、違うわよ!その〜最後の文章・・・・」
最後の文章・・・・あっ・・・
「あ、あははは〜・・・そういえばミントと会うのは3年ぶりだね〜なんだか楽しみだよ〜♪」
無理やり話題を変え、蘭花の気をそらす。
「何よデレデレしちゃって・・・・」
831野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/25 18:56 ID:oLPqpnya
「何よデレデレしちゃって・・・・」
なにやら蘭花はご機嫌斜めのご様子。
「もしかして嫉妬してるのか?いや〜参ったな。モテる男はつらいね〜☆」
「調子に乗ってんじゃないわよ!早くティーラウンジに行くわよ!」
ぷんすか怒りながらズカズカとティーラウンジに向かってゆく。
「さて、俺も仕事頑張らなくちゃ!」
気合を入れ直してティーラウンジへと向かう。
「結構集まってるな〜」
ティーラウンジには真新しい顔がいっぱいあった。
とは言っても前にいた人もいるみたいだ。
「え〜ただいまよりみなさんの歓迎会を行いたいと思います。まぁ堅い話は抜きで・・・・
オホン、私がこのエルシオールを仕切っているタクト・マイヤーズです。
それではみなさん、今日は楽しんでください!それでは、乾杯!」
「かんぱーーーーい!!」
カチ〜ン
勢いよくグラスのぶつかる音がティーラウンジ内に響き渡る。
「あっ!マイヤーズ指令!」
「んっ?」
声のしたほうに振り返るとアルモだった。
832ヴァニラの華麗なるヴの字:03/09/26 18:25 ID:M8P5ONhV
何故でしょうか?

あなたを見るだけで、
あなたと話すだけで、
あなたの事を思い出すだけで、

とてもとても、不思議な気分になるのです。

何故でしょうか?

833ヴァニラの華麗なるヴの字:03/09/26 18:25 ID:M8P5ONhV
「ヴァニラ。」
呼ばれて振り向いた。
エルシオールのティーラウンジ、今日のお祈りも済ませ喉を潤そうとしていた所に…

なんで、この人が…

「タクトさん…」

とたんに胸の鼓動が早くなる。
顔が火照る。
穴があったら入りたい。

「実は…紋…で…修理…」
全然声が耳に入ってこない。

あなたと一緒にいるだけで心臓が
こんなにもおかしくなってしまいそうなのに、

あなたと夜を共にした時、私はどうなってしまうのだろう。
834ヴァニラの華麗なるヴの字:03/09/26 18:26 ID:M8P5ONhV
「…ニラ…ヴァニラ!」

「えっ?」

「顔真っ赤じゃないか、どうしたんだい?熱でもある?」

そう言っておでこと、おでこをくっ付けられた。

なんでこの人はこんなにも恥ずかしい事を平気で…
顔が近い、息がかかる、煙草臭い、心臓の音が聞こえたら恥ずかしい、

さまざまな思いが飛び交って、

「やっぱり、ちょっと熱があるみたいだね、ケーラ先生の所へ行こうか」

言うなり、

「きゃっ!」

835ヴァニラの華麗なるヴの字:03/09/26 18:27 ID:M8P5ONhV
抱き上げられた。

世に言う、お姫様抱っこ。

なんでこの人はこんなにも恥ずかしい事を平気で…
誰かに見られたら誤解を招きかねない。

「平気です!熱もありません!」

そう言ってもがいてみたが降ろす気はさらさら無いらしい。

「熱は酷くなる前に治さなきゃ駄目。嘘はいけませんよアッシュ少尉。」

アッシュ少尉などと言われた。
事実、階級は少尉だがこの人に言われるとイライラしてくる。

結局熱も無いのに医務室まで来てしまった。
抱き上げられたままで。
836ヴァニラの華麗なるヴの字:03/09/26 18:28 ID:M8P5ONhV
「さぁ、着きましたよ御姫様。」

少尉の次は御姫様ときた。
この人は本当に何を考えているのやら。

「私は御姫様じゃ有りません。」
軽く怒りを込めて反論をしてみる。
私は期待している。
この人が恥ずかしい台詞を口に出すのを。

そして、期待通りの台詞。

「御姫様だよ、俺にとっての。」

…言うと思った。

恥ずかしい台詞。
それでも嬉しくなってしまう自分に少々腹が立った。

「なんて、台詞を期待した?」

「…」

この人は…
837名無しさん@ピンキー:03/09/26 19:49 ID:9lb4GhTm
おお!
神が舞い降りた。それも立て続けに。
アーメン
838野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/26 23:53 ID:otQaZQPG
>>831
「あれ?アルモもエルシオールに配属されたのかい?」
「ええ☆またよろしくお願いします!」
そういえばレスターとはうまくやってるのかな?
「レスターとはどうだい?うまくいってる?」
「もちろんですよ♪」
アルモの猛アタックのすえレスターは心を開いていってのである。
「それなら良かったよ。あいつ結構奥手だから〜ガンガン攻めちゃってOKだから☆」
「もぉ〜何言ってるんですかマイヤーズ指令!」
アルモは顔を真っ赤に火照らせて平手で俺の肩を叩いている・・・痛い・・・・
「私たちのことより蘭花さんとはどうなんですか?」
「ん〜?いつもどう・・・いやいや、毎日ラブラブだよ!」
「どうしたんですかマイヤーズ指令・・・そんなそわそわして」
動けなかった・・・・視界の向こうにいる獣が
俺を捕らえていたからである。
「ターークーートーー?」
その獣は牙をむけてゆっくりと近づく。
「いや・・・俺は・・・何も・・・」
ベキッドゴッバキッ!・・・・
「こら!待て!いてッ!ちょ・・・待てって・・・グホッ!」
蘭花のラッシュを紙一重でかわしていたが得意の膝蹴りが顎を直撃。
「ふんっ!!」
蘭花はぷんすか怒って行ってしまった。
「何をあんなに怒っているのでしょうか・・・・?」
アルモが倒れている俺に近づき問う。
「ヤキモチでもやいてるんだろう?」
俺にはいまいち女心はわからん・・・
「あらあら、それでは一人前の司令官にはなれませんわよ」
聞き覚えのある声・・・・パタパタと動くウサミミ・・・・
「やぁミント・・・久しぶりだね」
痛む顎を抑えながら当人のほうへと向く。
839野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/27 00:07 ID:6aZMLgIf
「お久しぶりですわタクトさん」
「お久しぶりですミントさん☆」
「2年ぶりだね〜白き月ではどうだった?」
2年の歳月が過ぎているというのに俺たちは何も変わっていなかった・・・
むしろ何も変わらないほうが俺にとっては嬉しいんだけどね。
「もう毎日忙しくて大変でしたわ。環境保護チームのサポートとして
いろんな星を点々と移動していましたから・・・」
ため息をつきながらも顔は楽しそうだった。
「へぇ〜でもフォルテさんと一緒だったんじゃないんですか?」
「いえ、フォルテさんは傭兵訓練所に派遣されましたは・・・・
『これでいくらでも撃ちまくれるぞ〜!!』ってはしゃいでいました」
フォルテらしい・・・・
「そういえばフォルテの妹が入ってくるって言ってたけど・・・聞いてる?」
ミントはきょとんとした顔で答える。
「いえ、フォルテさんとは船を降りた日以降会ってませんから・・・」
「う〜ん・・・いったいどんな子なんだろう?」
「やっぱり銃とか好きなんじゃないでしょうか?」
「以外にもお子ちゃまだったりして」
「あははははははは〜〜!!」
みんなで大笑いしてしった。
本当にどんな子なんだろう・・・早く会いたいな♪
俺はミント達と別れ新人隊員の資料を見るため司令官室へと向かう。
「おや?」
司令官室に向かうと一人の女の子がドアを一生懸命叩いている。
「どうしたんだい?ここの部屋に何か用かな?」
女の子は見慣れない服を着ていた。隊員じゃないのかな?
「すみません・・・・あの・・・その・・・道に迷ってしまって・・・
姉から何かあった時は司令官どのに聞けばいいって・・・」
姉・・・・まさか・・・
「君・・・名前は?」
840野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/27 00:08 ID:6aZMLgIf
女の子は顔を真っ赤に染めて俯いてしまった。
なんか悪いことしちゃったかな・・?
「ごめんごめん。もしかして君のお姉さんはフォルテかな?」
半信半疑で女の子に問う・・・・
「はい・・・・」
マジで!!!!!!!!!!!
「そうか、君がフォルテの妹だったのか・・・・おっと、
自己紹介が遅れたね、俺の名前はタクト・マイヤーズ、この船の責任者だよ」
俺はそっと手を差し伸べる。
女の子はその手にそっと自分の手を重ねる。
「えっと・・・モナカ・シュトーレン・・・・」
モナカって言うのか〜可愛い名前だな。
「えっと・・・・ティーラウンジに行きたいのかな?」
俺は話しを本題へと戻す。
「エッ・・・あの・・・その・・・う、うう・・・」
「?」
「う、うぅ〜うあああぁぁぁぁぁぁぁん!」
何!!
「え、あの・・・ちょっと・・・?」
「うあぁぁぁぁぁん・・・うっ・・・ぐず・・・うわぁぁぁぁん!!」
「た、頼む!泣き止んでくれ!」
どうするタクト!このままではいつのも展開に・・・グフッ!!!!
時既に遅し・・・・俺の身体は放物線を描いて宙へと舞った。
良い蹴りだぜ蘭花・・・これでお前に教えることは何もない・・・安心してあの世に逝けるぜ・・・ガクッ
「何勝手に妄想入ってんのよ!」
今日はよく飛ぶ日だ・・・・あははは〜・・・
俺はそのまま目を閉じた・・・・
841名無しさん@ピンキー:03/09/27 03:59 ID:fjvhhsgu
名無しで恐縮ですが、投下してみます。
842名無しさん@ピンキー:03/09/27 04:00 ID:fjvhhsgu
(これから、どうなるんだろう)
(あたし、絶対母さんの仇とるから)
(あぁ、休み欲しいー)
 今日もいつもと変わらない昼下がり。エンジェル隊のパイロットミント・ブラマンシュはいつものように儀礼間エルシオールの廊下を歩いていた。
(家に帰りたい、みんなどうしてるかな)
(ミントさんて見かけ子供だよなー)
(くそっ、あいつ絶対許さねぇ!)
 ミントは耳をふさいだ、
そんなことをしても意味はないとわかってはいた、
ただそうせずには居られなかった。
「・・・やっぱり・・・疲れますわ・・・」
 ため息混じりにそう漏らした。彼女にはテレパシー
という他人の思考を読み取る能力があった。
843名無しさん@ピンキー:03/09/27 04:01 ID:fjvhhsgu
 それゆえ人間の裏の顔、薄汚れた部分もはっきりと見えてしまうのだ。
 もともと繊細な性質なため、表にこそ出してはいないが、日々の仕事と相まって
精神的にもかなり疲れていた。
ミントは自分にしか聞こえない雑音から逃げるようにクジラルームへと入っていった。
「ここは落ち着きますわね・・・」
 そっと目をつぶり肩の力を抜いた。
 聞こえてくるのは波の音と草木のすれる音だけ。
 人工の風でさえこの上なく心地よく、
部屋の中ででは味わえない開放感がそこにはあった。
 クジラルームは本来誰でも出入り自由なのだが、
皆日々の多忙に追われて、非番の時間はもっぱら自部屋で睡眠に徹していた。
なのでクジラルームにはほとんど人は来ず、
たまにタクトが顔を出す程度だった。
844名無しさん@ピンキー:03/09/27 04:01 ID:fjvhhsgu
 それゆえ人間の裏の顔、薄汚れた部分もはっきりと見えてしまうのだ。
 もともと繊細な性質なため、表にこそ出してはいないが、日々の仕事と相まって
精神的にもかなり疲れていた。
ミントは自分にしか聞こえない雑音から逃げるようにクジラルームへと入っていった。
「ここは落ち着きますわね・・・」
 そっと目をつぶり肩の力を抜いた。
 聞こえてくるのは波の音と草木のすれる音だけ。
 人工の風でさえこの上なく心地よく、
部屋の中ででは味わえない開放感がそこにはあった。
 クジラルームは本来誰でも出入り自由なのだが、
皆日々の多忙に追われて、非番の時間はもっぱら自部屋で睡眠に徹していた。
なのでクジラルームにはほとんど人は来ず、
たまにタクトが顔を出す程度だった。
845名無しさん@ピンキー:03/09/27 04:02 ID:fjvhhsgu
>844
スマソ、二重
846名無しさん@ピンキー:03/09/27 04:04 ID:fjvhhsgu
「ミントさん」
 いきなりの声かけに一瞬躊躇したが、
声の主がクロミエだと分かるとすぐさまいつもの笑顔を作った。
「あら、クロミエさん、お邪魔してますわ」
「いえ、いいんですよ。クジラルームにはあんまり人が来ませんから。
来ていただいてうれしいですよ」
 クロミエはミントより一つ年下の15歳。
年齢の割りに人格がしっかりしているので
タクトもたまに相談にきているようだ。
「ここはいいところですわ、本当に。
この戦いでの心配ごとも一時は忘れさせてくれますもの」
「・・・そうですか・・それはよかった、
僕もここの管理をしている甲斐がありますよ。
でも・・・僕はミントさんの方が心配ですけどね」
「・・なんのことですの?」
 ミントはクロミエの予期せぬ発言に少々面食らった感じだったが、
またすぐいつもの顔を作って言葉を返した。
『これよりドライブアウトします。
エンジェル隊は至急格納庫へ移動してください』
847名無しさん@ピンキー:03/09/27 04:04 ID:fjvhhsgu
言葉を返した刹那、アナウンスがなった。
ミントは今のクロミエの言葉が何を意味しているのかが気になったが、
今はそんなことを考えている場合じゃない。
一言クロミエに別れを告げるとすぐさま廊下へ走り出した。
「ミントさん」
「えっ、なんですの?」
「またいつでも来てください。ここなら誰もいませんから。」
クロミエはいつものニコニコ顔でそういった。
「・・・」
ミントはしばらく困惑した様子だったが、
すぐはっとなって、踵を返し格納庫へと向かった。
848名無しさん@ピンキー:03/09/27 04:05 ID:fjvhhsgu
次の日、昼になりティーラウンジも人で賑わってきた頃、
ミントはまたクジラルームへと向かっていた。
 やはりあそこはいい骨休めになるし、
それに昨日のクロミエの言葉も気になっていた。
「えっと、クロミエさんは・・」
 ミントはクジラルームに入るなりあたりを見回した。
 ホログラムなのだからあたりまえだが、とてもよい天気だった。
 空気もおいしく、生きていると実感がわく。
 そして脚立に乗って木の手入れをしているクロミエを確認した。
「クロミエさん」
「あぁ、ミントさん、こんにち、わ!ぁっとと!」
「クッ、クロミエさん!」
 ガシャーン
 なんとクロミエは振り向きざまにバランスを崩して脚立ごと倒れてしまった。
脚立はかなり高く、怪我もただではすまなそうだ。
849名無しさん@ピンキー:03/09/27 04:06 ID:fjvhhsgu
「いたたたたた・・・」
 脚立はかなり高く、怪我もただではすまなそうだ。
「だっ、大丈夫ですの!?すぐ医務室へ参りましょう、
さ、肩につかまってくださいませ!」
「はぁ・・すいませんミントさん、っつつつ」
 
「うーん、骨は大丈夫みたいだし、ただの打撲ね。
ただ頭を強く打ってるみたいだからしばらく安静にしてなきゃ駄目よ。」
「はい、ありがとうございますケーラ先生」
 クロミエはベットに座って、いつものニコニコ顔で答えた。
「うみゅー」
 いつもクロミエの肩に乗っている子宇宙クジラが心配そうにしていた。
ただでさえ大きな目をさらに大きくして、大粒の涙を流している。
「大丈夫だよ子宇宙クジラ、大したことないから。」
 そういって子宇宙クジラの額にそっと口づけた。
「まったく脚立で転ぶなんて、
そういう高い脚立はきちんと固定しておかなきゃ駄目でしょう。
まあいいわ、ちょっと倉庫から包帯取ってくるから、
ミント、クロミエのこと見ててあげてちょうだい。」
「あっ、はい、わかりましたわ」
850名無しさん@ピンキー:03/09/27 04:07 ID:fjvhhsgu
 ミントはケーラが部屋から出て行くのを確認すると、
クロミエの方へ向き直った。
その顔には、いくらか暗い面持ちがあった。
「すいませんクロミエさん、私がいきなり声なんてかけなければ」
「そんな、ミントさんのせいじゃありませんよ。
僕がうっかりしていたからです。気になさらないでください。」
「・・・はい」
 クロミエからはミントへ対する憎悪などはまったく感じられかった。
クロミエの今の発言以外は何も聞こえなかった。そう、
なぜかクロミエにはテレパシーが効かないようなのだ。
本当に裏表のない人なのか、
しかしそんな人間はいるはずがないというのが、ミントの信条だった。
「ありがとうございますわ・・」
 ただクジラルームの管理人なのだから、
理由は何であれ心が見えないことに越したことはないとミントは考えていた。
きっと見えていたのなら、クジラルームの魅力も半減してしまうだろう。
「はい塗り薬と包帯。自分でできるわよね。」
「はい、ありがとうございます、先生」
「それじゃミント、クロミエを管理人室まで送っていってあげて」
「はい、承知しましたわ、クロミエさん参りましょう」
851名無しさん@ピンキー:03/09/27 04:08 ID:fjvhhsgu
「それほど大したことなくて良かったですわね」
「はい、今日はありがとうございます。二度と送っていただいて」
「いいえ、私にも責任があるんですから、これぐらいさせてくださいまし」
 しばらく歩いていると、向かいの通路から蘭花がとおりかかって来た。
「あれ、ミントに・・クロミエ?」
「こんにちは、蘭花さん」
 クロミエはいつもの調子で返事をした。
「なにやってんの二人で、ってははーん、ミントー、
あんた最近ちょくちょくクジラルームに行ってると思ったら、
そういうだったんだー」
「ちっ、違いますわよ!。ただ、
クロミエさんが脚立から落ちたので医務室まで送りに行っていただけですわ」
 いまの蘭花の言葉が何を意味しているかは、
たとえテレパスでなくとも分かるだろうが。
そういうことに疎いクロミエにはなんのことかさっぱりで、
のほほんとしているだけだった。
「ほら、クロミエさん!行きますわよ」
 ミントはとにかくこの場をはなれたい一心でクロミエの手を引いた。
「えっ、あっはい・・っていたたた、痛いですよミントさん」
「あははは!、なによテレなくてもいいじゃない、あんた達おにあいよー」
852名無しさん@ピンキー:03/09/27 04:09 ID:fjvhhsgu
「なんだったんでしょうね?蘭花さん。」
 クロミエはいまだ、さっきのことが理解できないでいた。
「知りませんわ・・ハァ・何か悪いものでも食べたんでしょう・・ハァ」
 ミントは急に走ったためすっかり息が上がってしまっていた。
「大丈夫ですか?ミントさん」
「はい・・ハァ・・・もう大丈夫ですわ」
 深呼吸して息を整え、いつもの落ち着きを取り戻した。
「それでは、このへんで失礼しますわ、また」
「あっ、ちょっと待ってください」
 クロミエに呼び止められ、思わずバランスを崩しそうになった。
「えっ、なんですの?」
「せっかくですから、お茶でも飲んでいきませんか?」
「・・・そうですわね、それじゃあ」
 断る理由もなかったので、行為を素直に受けることにした
853名無しさん@ピンキー:03/09/27 04:10 ID:fjvhhsgu
「どうですか?クジラルーム特製なんですよ、そのハーブティ」
「えぇ、すごくいい香りですし、おいしいですわ」
 実際ハーブティは良質だった。
ティーラウンジにある最高級のものにも引けをとらない味だった。
 しかし彼女にはそんなことよりもっと気にかかっていることがあった。
昨日のクロミエの言葉だ。
突然のハプニングで聞きそびれていたが、
ちょうどいまが聞き時だろうと思った。
「昨日のあれは、どういうことですの?」
 ミントは変わらぬ調子でそうたずねた。
「あれって何のことですか?」
「クロミエさんが、私のことを心配だと」
 クロミエは、「あぁ」と思い出したようにつぶやいた。
「あれは、どういうことですの?」
「どういうことって・・・
疲れている人を心配するのがそんなに不思議なことですか?」
「っ・・・」
 ミントはなんだか心の中を見透かされたような気分だった。
確かにテレパシーゆえの周囲の雑音でストレスがたまっていたが、
決して表には出さないようにしていたはずだ。
854名無しさん@ピンキー:03/09/27 04:11 ID:fjvhhsgu
「別に疲れてなんてございませんわ、ご心配なさらずに」
 そういって、またもとどおり笑顔でハーブティーに手を伸ばした。
それを見てクロミエは少し不満な表情を浮かべた。
「うそです、よかったら僕が相談に乗ります、なんでも話してみてください」
「ありがとうございます、・・でも本当に何でもありませんから」
 変わらぬ調子でハーブティーを飲んでいる、
ミントに対し、クロミエは苛立すら覚えてきた。
「あなたの、力になりたいんです」
「ですから、何もないと」
「僕ではだめでしょうか?」
「ですから!何もないと言っているではないですか!!
どうしてそんなに私に干渉してくるんですの!」
 ミントは、勢いあまってつい怒鳴ってしまった。
すぐにはっとなり、それと同時に自分がこんなに感情的になることに驚いた。
「・・すいません、おせっかいだったでしょうか」
855名無しさん@ピンキー:03/09/27 04:12 ID:fjvhhsgu
クロミエは、
おそらくこの艦で誰にも見せた事のない悲しい顔を浮かべてそう言った。
肩に乗っている子宇宙クジラもなみだ目だ。
「あっ、いえ、、私こそ、つい感情的になってしまい、
尾見苦しいところを。申し訳・・」
「愛しているんです」
「えっ」
 ミントはいきなりの出来事に動転して、
状況を正確に判断できなかったが、
すぐにそれが自分に向けて放たれた言葉だと理解し、赤面した。
「だから心配なんです、あなたが」
「かっ、からかわないでくださいまし!」
「からかってなんていません、
疑うのなら僕の心を読んで下さってもかまわないです」
 クロミエの目を見ることができなかった。
それに対しクロミエの瞳はしっかりとミントの法へ向けられていた。
「わっ、私は・・・しっ、失礼します!」
「あ、ミントさん!」
 ミントは一言そういうと、勢いよく管理人室を出て行った。
856名無しさん@ピンキー:03/09/27 04:16 ID:fjvhhsgu
うーん、どうしても素人が書いた感が、素人だからしょうがねけど。
とりあえずエロくしようと思っとります。これがお気に召した奇特な方は
気長にまっちょっとくれ。
857名無しさん@ピンキー:03/09/27 08:09 ID:GFnMmCho
いつまでも待つ
858野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/27 11:07 ID:ZHTGBQlZ
>>840
「はぁッ!・・・・ここはどこだ?俺は・・・何をしていたんだっけ?」
いててて・・・なんだか身体中が痛むな・・・
「気づかれましたか・・・タクトさん・・・」
「・・・・」
ん?
「目が覚めたみたいね〜目覚めのコーヒーはいかが?」
へっ?
「あの〜・・・・ここはどこなのでしょうか・・・?俺はいったい何を・・・・」
「何寝ぼけてんのよ〜ほら、コーヒーよ」
「あ、ありがとうございます」
思い出せない・・・・俺はいったい何がどうして・・・・
コーヒー美味しい〜こだわってんな〜
「すみませんお世話になっちゃって」
俺は医者であろう女性と不思議な動物を肩に乗せている女の子に御礼を言い、
とりあえず部屋を出ることにした。
「ちょっと待って!」
急に呼び止められ、反射的にビクッ!っとなってしまう。
「は、はい・・・なんでしょう?」
「ヴァニラ・・・ちょっと身体検査をお願い」
「はい・・・」
女の子はヴァニラって名前なのか〜可愛いな・・・っておい!
「・・・・・」
ヴァニラは無言で不思議な動物を操り、俺をじーっと見つめている。
「・・・・終わりました」
「どうだった?」
「全身打撲の他脳に重度の障害が見られます・・・一時的な記憶喪失だと思われます」
なに!記憶喪失だって!?
859野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/27 11:26 ID:ZHTGBQlZ
「あら、それは大変ね〜どうしましょう・・・ズズッ」
おいおい、のんきにコーヒー飲んでるなよ。
「あの〜俺はどうしたらいいんでしょうか?」
「一緒にお祈りを・・・・」
お祈り・・・ですか?
「な〜に一時的なものだからすぐに治るわよ☆」
ほっ・・・ならよかった。
「よくない!全然よくない!」
「コレも・・・神の思し召しです」
神でも仏でもなんでもいいから助けてくれーー!
「せめて俺の素性だけでも・・・」
俺はケーラという船医からいろいろと話しを聞いた。

「俺って結構偉い役職だったのか・・・」
改めて自分のことを聞くとなんだか不思議な気分である。
資料を見ながら司令官室へと向かっていると不意に声をかけられた。
「タクトさ〜ん!」
ピンクの髪の毛、頭に花・・・えっと・・・ミルフィーユだったかな?
俺はさっきまで見ていた資料から必死に探す。
「大丈夫ですか?蘭花にボコボコにやられたって聞いて・・・」
「あ、あぁ・・・大丈夫だよ・・・それじゃあ俺は行くよ」
この場から早く逃げ出したかった。記憶が曖昧なのに名前を間違えてしまったら
彼女を悲しませてしまう・・・
「ちょっと待ってください・・・あの、タルトを作ったんですけど・・・一緒に食べませんか?」
えっ・・・やばい、かなりやばい・・・
「す、すみません!お仕事の邪魔しましちゃって・・・それじゃあ!」
「あ、あの!・・・・」
行ってしまった・・・・あとで謝っておかないと。
「とにかく今は部屋に戻ることだ」
860名無しさん@ピンキー:03/09/27 12:29 ID:31uUfUDa
861名無しさん@ピンキー:03/09/27 20:45 ID:DCCIuR30
職人のみなさんがんがって、続き期待してまつよ。
862名無しさん@ピンキー:03/09/27 23:18 ID:I+WaiqDz
職人の皆さんへ
「なんでいきなりこうなるの?」てのが多すぎだと思います
話の流れが「坂」ではなく「階段」になってるものが多くて気になります
あまり話が長すぎるのもなんですが、それならそれだけの過程を済ませた状態で
話をさせれば良いことなので・・・どうもここ最近のはそれが気になります
863S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/28 00:05 ID:7vuB0KTy
さて、今頑張って製作中な訳だが…。

>862
それはあるね、俺様は。
「階段」っつーか、むしろ「高飛び」ですな。日本新ですよ!!
鬼畜系なら強引はOKなんだろうと思いますが、やっぱり純愛?で強引はいけないっすね。
そこら辺は善処していきますよ。
でも、こっちの身から言わせて貰うと、「仕方ない」んですよ。
話が長いと、読み難い。尚且つ伏線が多いと、エロが難しくなるんですよね。
こちらも貴方の意見を取り入れますから、こちらの気持ちも汲み取ってもらいたい。

馬鹿が調子ついて申し訳ないですよ。すみません…。
864野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/28 00:07 ID:pjJGjD5D
・・・・迷った・・・
やばい!どうしよう!誰かに聞くって言っても・・・俺は司令官であるわけだし。
うおーーーどうすれば!
「あ、あの・・・タクト・・・さん」
心の中で絶叫していると不思議な服を着た一人の少女が話しかけてきた。
「え〜っと・・・どうしたのかな?」
ここで記憶喪失だとばれたらまた話しがややこしくなる!
誤魔化すしかない!
「あの・・・さっきはごめん・・・なさい・・・」
「さっき・・・あ〜あれね・・・大丈夫だよ。もう平気さ!」
さっき何があったんだ!
「これ・・・・」
「なんだいこれは?」
「・・・・・・」
ダッダッダ・・・・
「ちょ、ちょっと君!・・・行ってしまった」
いったい何をくれたのだろうか?
あとで見るとしよう。今は司令官室が先だ。
それから何人もの隊員と会話しながらやっと司令官室へとたどり着くことができた。
「うっひゃ〜もうダメ〜疲れた〜」
ソファーへ横になると睡魔が一気に襲い掛かった。
時計に目をやると既に午後9時を回っていた・・・
「晩飯・・・zzz」
865野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/28 00:14 ID:pjJGjD5D
>>862
確かにそれは御もっともです。
漏れも長文かいてますからね〜
やっぱりエロだけでなく『繋がり』があったほうが面白いのでは
ないでしょうか?個人的には無理にエロをいれる必要はないと思うのですよ。

GAだけに限らずいろんなSSがありますが・・・やっぱりその物語に合った
オリジナリティ&リアリティが必要なのではないでしょうか?
読者が自然に『面白い』って言ってくれるようなSSが漏れは書きたいのですわ。

ジョーさん同様バカが調子こいて申し訳ないです・・・・
866名無しさん@ピンキー:03/09/28 23:26 ID:DFl6tTK7
職人さんガン(・∀・)ガリ!!
エロいフォルテさんが見てぇ〜

>>856
ミントたんとクロミエですか、よくよく思えば
そう珍しくもない組み合わせに感じられて
お似合いでつね。続き待ってますよ

>野郎氏
ドタバタが上手く書けてるなぁ
展開に先走りしがちな点が惜しいような
でも楽しさが出てて(・∀・)イイ
867名無しさん@ピンキー:03/09/29 01:54 ID:qPLsogaW
そうだな エロいフォルテさんがみてぇ
一時期フォルテさん祭と言われる位姐さん作品一杯だったのに
4スレ目はさっぱりだな あの頃の職人さんまた来ないだろうか
868名無しさん@ピンキー:03/09/29 16:41 ID:4tixEklu
ブロッコリーってソフト・オン・デマンドの子会社になれば良かったと思わない?
869S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/29 21:18 ID:/To/urX0
現在必死にSS執筆中…。
いやはや、やはりエロは難しい…。

あ、ついでにメルアドの訂正も。
多分誰もメールしてくれないと思うけどね(w
870名無しさん@ピンキー:03/09/30 00:19 ID:hZ/E/Nbn
>>868
オレ的には番台ビジュアルのほうがよかったとオモワレ。。
871野郎 ◆hV6hyuDUPw :03/09/30 01:06 ID:WhN2tM0T
>>869
ジョーさんアド変えたのか???
872名無しさん@ピンキー:03/09/30 09:01 ID:W6/EV5O+
ミントあたりに、タクトが激しくお尻を犯される系のSSキボンヌ。
873S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/30 19:50 ID:v0vRA7ah
>868
俺様も>870に同意。

>871
だから、”訂正”ですよ。
[email protected]だと思ってたんだけど、よく確かめたら
[email protected]だった罠。

客の皆様、希望などをメールで送ってくだされ!!
874名無しさん@ピンキー:03/09/30 21:09 ID:Z7STCzSf
でも高橋がなりにエンジェル隊をいじらせたら面白そうじゃん。
ミルフィーユに50人連続ぶっかけとか。
875名無しさん@ピンキー:03/09/30 21:20 ID:3upADCTB
>>847
こちらへどうぞ。
http://pink.bbspink.com/avideo/
876名無しさん@ピンキー:03/09/30 21:21 ID:3upADCTB
>>874だったか…
877あぶらむし:03/09/30 21:55 ID:nj64zSNV
どーも、お久しぶりです。
あまり来ないと忘れられてしまうので、新作と共にやってきました。
と言ってもほんの10分程度で書いた簡単なものです。
時間を見つけ次第、力作に取り組んでみようと思っています。
今回の作品は松屋で朝食をとってから会社へ向かう、
僕のようなサラリーマンへ向けた応援歌です。
何も考えず読んでください。
878あぶらむし:03/09/30 21:56 ID:nj64zSNV
割り箸を割る。
牛丼の湯気が顔にかかる。
箸でご飯を掴み、それを口に運ぶ。味噌汁をすする。
味噌汁の中にはヴァニラがいる。豆腐やワカメやネギに隠れて。
ヴァニラからだしが出る。良いだしだ。
牛丼をまたかき込む。ちらっと時計をみる。7時50分。
もっとのんびりしていたいが、あまり時間がない。
8時には電車が来てしまう。「さあ、さっさと乗れよ」と言わんばかりに、
人を飲み込む扉が開いてしまう。
味噌汁をすする。とても良い味だ。
箸でヴァニラをつまみ、口に運ぼうとした。でも途中ですべって味噌汁の中に落としてしまった。
僕は指先が不器用だ。箸を使うのがあまり得意ではない。それに、ヴァニラはよくすべる。
今度は慎重にヴァニラをつまんだ。そのまま口に入れる。
コリコリという食感が口の中に響いた。
真新しい打楽器を叩いたような、そんな音がした。
僕は残りの牛丼を食べ、店を出た。
そして駅へ向かう。せっかちな電車が待つ慌ただしい駅へ。
胃袋の中で声がした。「がんばって」。
これはきっとヴァニラの声だ。
879S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/09/30 22:59 ID:v0vRA7ah
>878
なんか元気でた!!
特にココの部分が良かった!!
>真新しい打楽器を叩いたような、そんな音がした。
なんかドラム叩きたい…シンセドラム叩こう!!
飽きたら風呂逝って、続き書こう!!
よっしゃぁ!!頑張るぜ!!
880名無しさん@ピンキー:03/09/30 23:42 ID:JFcOI9mX

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881名無しさん@ピンキー:03/10/01 00:38 ID:7UDeEzME
>>877
グロかと思ったが、最後の二行でマターリしたよ。
ノーマッドもいっしょに居たりするのかな。
882ヴァニラの華麗なるヴの字:03/10/01 14:07 ID:JFxua8Q9
>>832
卑怯だ。

自分の手の内は見せずに、相手の手の内は隅々まで覗き込む、
私の心の中にノックもせずに、土足で入り込んで散々荒らし回った挙句に
いくつか私の大切なものを盗んでいく。
全てを知らない顔をして、全てを知り尽くしている。
先程少尉呼ばわりしたのも、命令していたという事か。

なんて卑怯で、なんて狡猾で、なんてロリコンな男。

なら何故私はこの人と一緒にいるだけで不思議な気分になるのだろう。

「おーい、ヴァニラ?ヴァニラ?」

何故・・・

「返事が無い、どうやら唯の屍のようだ。」

屍?
883ヴァニラの華麗なるヴの字:03/10/01 14:08 ID:JFxua8Q9
「なんですかそれは?」

「知らない?ゲームDQNクエストでコミケイベント後の人間に話し掛けると出てくる台詞で・・・」

「そうではなく私は屍ではありません。」

「屍みたいだったよ。心此処に在らず、って感じだったね。」

五月蝿い。誰のせいでこうなった。貴方のせいだ。
大体、貴方に私の心が分かるのか。
貴方なんて大嫌いだ。顔も見たくない。吐き気がしてくる。
実際、今日も洗面所で二度も吐いた。

貴方のせいだ。
貴方が私の心の中に入ってきてから何もかもが変わってゆく。
人に見られたことが無い笑顔も、涙も、怒りも、
何故、貴方はそんなに私の心から簡単に引っ張り出してしまうのか。

この感情は何?
分からない。
884ヴァニラの華麗なるヴの字:03/10/01 14:09 ID:JFxua8Q9

「ちゃんとケーラ先生に見てもらうんだよ。とりあえず俺は
もう行くね。早く帰らないとレスターが五月蝿いんだよ。」

そう言いながらクルリと背中を私に向けてブリッジに戻って行く。
他人の意見を聞かずに自分で始めて、他人の意見を聞かずに自分で終わらせる男、
やはり卑怯だ。
あの人の背中が角に消えた。

ここまで来て自分の部屋に帰るのも馬鹿らしい。
ケーラ先生に話したいこともある。

とりあえず医務室に入った。
ドアが開いた瞬間、コーヒーの臭いと消毒液の臭いと物音。

・・・物音?

物音がした方向に顔を向けると、

「ケーラ先生?」

「あ!ああ。ヴァ、ヴァニラ、いらっしゃい。」

何故か先生は偉く焦っていて壁に偉く近づいていた。
入った瞬間何かを後ろ手に隠した。
その何かは耳に繋がってる・・・

聴診器だ。

壁に聴診器を当てて先ほどの会話を・・・盗み聞きしていたのだろう。
この船には卑怯な人間しか居ないのか。
885ヴァニラの華麗なるヴの字:03/10/01 14:10 ID:JFxua8Q9

視線に気づいたのか、開き直ったようだ。

「あのね、タクトさんは貴女の事を御姫様なんて呼んだんだからそこは
もっとロマンチックに『もう良い、下がれ。』ぐらい言えばいいのに。」

その台詞はロマンチックなのかどうかは知らないが、普通の女性はそう返すものなのか。
そう返すのはケーラ先生だけでは・・・

「もう済んだ事です。それより聞いて欲しい事があるんです。」

「ん、私でよければ。なんでも言って御覧なさい。」

「その前に、この部屋は防音ですか?」

「防音にしようか?」

「ぜひともお願いします。」

外から盗聴されたら話にならない。
彼女は立ち上がってドアの脇にあるボタンの一つを押した。
886ヴァニラの華麗なるヴの字:03/10/01 14:11 ID:JFxua8Q9

『通常モードから防音モードに切り替えます。3、2、1、DONE!』
機械の無機質な合成音。
私もこんな風に話していたのだろうか。

「さぁ、防音になりました。なんでも言って御覧なさい。」

そう言って椅子を勧める。
椅子に座りながらヘッドギアを外した。こうしないと自分の気持ちが言葉に出ない。
外した途端、急に言葉が抑えきれない衝動に駆られる。

何から言えばいいのだろう、もうなんでもいい、とにかく言葉を出さないと、

溢れそう。
887ヴァニラの華麗なるヴの字:03/10/01 14:11 ID:JFxua8Q9

ヘッドギアを机の上に置いて、なんとか言葉を吐き出した。

「私、タクトさんと一緒にいると不思議な気持ちになるんです。いえ、居るだけではなく
タクトさんの顔を思い出すだけで不思議な気持ちになるんです。なんというか、こう胸の
辺りがギュッってなって、血が昇って、穴があったら入りたい気持ちになるんです。」

ケーラ先生は私の言葉を何故かニヤニヤしながら聞いている。
人が真剣に悩みを聞いてもらっているのに。
何様のつもりだ。

ケーラ先生が笑いながら、それでいて楽しそうに、言葉を出した。

「ヴァニラ、それはね、『恋』って奴よ。」

「鯉?」

「ヴァニラ、魚の鯉じゃなくて、『恋』。人を愛しているって事よ。」









…恋?
888ヴァニラの華麗なるヴの字:03/10/01 14:13 ID:JFxua8Q9

ちょっと待って下さい。
おかしいです。

恋?
愛する?
私が?
鉄仮面女だの、鋼の乙女だのと呼ばれている私が?
誰を?
あの人を?
あんなにも卑怯な人を?
冗談じゃない。

「違います!!」
椅子から立ち上がってすぐに否定した。
違う、違う、違う、絶対違う。
あんな人に恋をするなんて絶対嫌だ。
年の差も、階級の差もあるのに恋なんてするわけが無い。

先生は驚いたようだ、普段叫んだりしない私が大声を出したからだろうか。
とにかく、恋なんかじゃない、恋とはもっとロマンチックな物だ。
889ヴァニラの華麗なるヴの字:03/10/01 14:13 ID:JFxua8Q9


とある宇宙の、とある星の、とある国の、とある士官学校。
私はその学校の生徒で2年生。
とある先輩に淡い恋をした。
しかし先輩は後少しで卒業してしまう。
なんとか卒業する前に告白したい。
『校庭の桜の木の下で告白すると必ず恋が叶う。』
そんな伝説を信じて、私は唯でさえ少ない勇気を振り絞り、
なんとか憧れの先輩を桜の木の下に呼び出す。
そして告白、実は先輩も自分の事が気になっていた。
実は周囲の人間には、その事はバレバレで気づいていなかったのは本人達だけ。
めでたく二人は付き合う事に。
しかし先輩の父親はジャパニーズマフィアの首領で先輩はその後継ぎ。
元々心優しい先輩は後を継ぐのを嫌がっていた。
そして二人は駆け落ち。
しかし父親の手先により捕まってしまう先輩。
私はどんなに先輩を愛しているのかをお義父さんに必死に話し込む。
しかし頑固な父親はそんな話に耳を傾けない。
が、お義母さんが

(以下中略)

そして、「あの、馬鹿息子めが・・・」
と呟き、瞳から涙が、懐から書類が零れ落ちる。
それはあの時破り捨てた婚姻届でセロハンテープで不器用に補修してあるのだ。
婚姻届の両親の承諾の欄には瀬戸豪三郎の文字が。
そして私は先輩と共にオランダで風車小屋の番人をして生涯を過ごすのだ。


こんな風にもっと素敵なものだ。
890ヴァニラの華麗なるヴの字:03/10/01 14:14 ID:JFxua8Q9

私が感じているタクトさんに対する感情、
こんなグチャグチャな物は恋じゃない。

恋じゃない、絶対恋じゃない。

もし恋だとしたら。
私はなんて愚かな道化なのだろう。

「ヴァニラ、自分に嘘をついちゃ駄目よ。」

自分に嘘?嘘などついていない。
ケーラ先生、貴女は恋をした事があるのですか?
もし無いとしたら何故そんな根拠の無い事を言えるのですか?
私の気持ちが分かると言うのですか?
あなたはテレパスですか?
違うでしょう?

「嘘なんかついていません!私はタクトさんに恋なんかしてません!」

「照れなくてもいいのよー。あー、若いっていいわねぇ…」

顔が真っ赤になる。
もう、もう怒った。
891ヴァニラの華麗なるヴの字:03/10/01 14:15 ID:JFxua8Q9

「絶対違います!私はあの人なんか大嫌いなんです!!」

先程よりももっと大きな声を出して否定する。
駄目だ。
これ以上喋ったら泣く。
今でも泣きそうなのに。
喋っちゃ駄目。
こんな私はあの人にしか見せてはいけない。
駄目だったら!
駄目だと分かっていても一度吐き出した感情はとどまる事を知らない。

「あんなに卑怯で狡猾でロリコンな方を見た事がありません!
あの人の顔を思い出すだけで吐き気と殺意が抑えられないんです!
き、今日、も、せ、洗面所で、ヒック、に二回もは、吐きました!
ぜ、全部ヒックあ、あの人のせいです!
あの人のせいで、ヒック、どれだけヒック、わ、私が苦しいか、ヒック、あ、あの人は、ヒック、知らないんです!
わ、私どうしたら、ヒック、いいのか、ヒック、全然、ヒック、わ、分からない・・・」

やっぱり泣いた。
涙が止まらない。
892ヴァニラの華麗なるヴの字:03/10/01 14:16 ID:JFxua8Q9

「ヴァニラ。」

ケーラ先生が両腕を広げている。
もういい。

甘える。

腕に飛び込んだ。

思いっきり泣いた。
赤ん坊の様に泣いた。
涙が止まらなかった。
防音で良かった。

十分ぐらいケーラ先生の腕の中で泣いた。
ケーラ先生は何も言わずに只、私をギュッとしてくれた。

「ぅ、ぁー、ヒッ、ヒッ、ぁ、ぁー…」

「落ち着いた?」

「…」

答えたらまた泣きそうだったから答えなかった。
私の返事を待たずに先生は喋りだした。
893ヴァニラの華麗なるヴの字:03/10/01 14:16 ID:JFxua8Q9

「ヴァニラ、人を愛するって言う事はとても難しいのよ。その人の好きな部分だけじゃなく
嫌いな部分も認めてあげなくてはならない。それが本当の愛ってものだから。
あなた、ちゃんとタクトさんの嫌いな部分が分かっているんでしょ?それだけでも凄いわよ。
昔から『恋は盲目』って言ってね。その人の好きな所しか、見えなくなっちゃうものなの。」
私も昔は……いや、よそうか。」

「…」

「あなた、実は分かってるんじゃないの?」

「何を、ですか?」

「タクトさんの好きな部分。」

あの人はいつも優しくて。
いつも笑顔で。
いつも自分より他人のことを考えて。
どこか抜けていて。

およそ司令官には向いていない性格だ。
何それ?
894ヴァニラの華麗なるヴの字:03/10/01 14:18 ID:JFxua8Q9

なんだか可笑しい。

「どう?」

「タクトさんは、馬鹿です。」

「そうね、馬鹿かもね。こんなにも自分を愛している人が
近くに居るって気づいていないんだから。」

笑ってる。
先生も、私も。

「先生、私は、どうしたらいいんでしょうか?」

「そうね、手っ取り早く既成事実でも作っちゃたらどう?」

「既成事実?」

「えーとね、つまりタクトさんと夜を共に過ごすって事。」
895タヴレット:03/10/01 14:24 ID:JFxua8Q9
と、いうことで華麗に895ゲットです。
続きはまた今度。
896名無しさん@ピンキー:03/10/01 23:39 ID:ocbx41R2
つまんね
897名無しさん@ピンキー:03/10/02 00:04 ID:36bNgiWN
>896
氏ね
>タグレット氏
イイ(・∀・)
898名無しさん@ピンキー:03/10/02 13:29 ID:AOaI3xdC
>>841-856
感情を鋭く読み取れる二人同士ですから、なんとも切ないですね。
続きも期待してます。頑張って下さい!

>>あぶらむし氏
一瞬グロ系かと思ってしまいました・・・
毎回新鮮な感じで感心させられます。次回作も期待してます。

>>タヴレット氏
少しヴァニラさんの内心が饒舌過ぎるかも・・・
もっと感情を抑えてやるといいかと思います。素人が口出してすみません・・・
899名無しさん@ピンキー:03/10/02 18:49 ID:36bNgiWN
>>855の続きです。
三日後の昼下がり。
今日もクジラルームの天気は変わらずさんさんとしていた。
「大丈夫、皆さんタクトさんのことを信用されていますよ」
「そうか、ありがとうクロミエ」
 エルシオールの司令官、
タクト・マイヤーズはクロミエに相談に来ていた、
司令官である彼にとって、愚痴をこぼせるような相手は少なく、
若いながらも、寛大なクロミエはよき相談相手だった。
先ほども「レスターとフォルテにこってりしぼられたー」
などとぼやいていたところだった。
「それじゃ、俺はそろそろブリッジに・・」
「あっ、タクトさん」
「んっ?」
 急に呼び止められて、タクトはマントを翻した。
いつも笑顔のクロミエが、なんだか思いつめたような顔をしていたので、
何事だろうと思った。
「なんだい?クロミエ」
「あ、いえ・・・ミントさんは、最近どうですか?」
900名無しさん@ピンキー:03/10/02 18:50 ID:36bNgiWN
あのことがあってからミントはクジラルームに顔を出さなくなっていた。
クロミエはクジラルームが彼女の憩いの場であることをよく知っていたので
ストレスがたまっていないかと気がかりだった。
もちろん別に理由もあるわけだが。
「あぁミントかい?そうだなぁ、俺はいつもと変わらないと思うけどな。
あ、でもたまにうわの空だったりするときもあるな」
「そうですか・・・」
「なにか悩みでもあるのかもな、
でも聞いても『なんでもございませんわ♪』
の一本張りだからなぁ。クロミエはなにか知ってる?」
「えっ!えと・・僕はなにも・・・」
「どうしたんだよクロミエ?今日はなんか変だよ」
「いえ・・・なんでもありません」
 クロミエはタクトから目をそらした。
「なんだよー、ミントもクロミエも、俺ってそんなに頼りないかな?」
「いっいえ、そんなことは」
「ミントのことかい?」
 図星を言われてクロミエは少し言いづまった。
「・・・・・はい」
「そっか・・・話してくれてうれしいよクロミエ
それでどうしたんだい」
 クロミエは言おうか言うまいか迷ったが、
ここまできてしまったのだから思い切って
言うことにした。
901名無しさん@ピンキー:03/10/02 18:52 ID:36bNgiWN
「思いを・・伝えたんです、愛していると」
「いきなりかい?それはまぁ、クロミエらしいというかなんというか・・・」
 タクトは少し困ったように顔を赤らめて返答した。
「でも、拒絶されてしまいました、振られてしまいましたね・・・」
「そうか、・・でもそれは多分違うよクロミエ」
「?、なにがですか?ミントさんは行ってしまわれたんです、
何もいわずに」
「でも嫌だなんて言っていなかっただろ」
「それは・・」
「きっと突然の出来事に気持ちの整理ができなかっただけだよ。
今だってきっとどうクロミエに会えばいいのか悩んでるさ」
「・・・そうでしょうか?」
「あぁ!きっとそうだよ。
だからクロミエの方から会いに行ってあげなきゃ
こういう時は男が動くものだよ」
「タクトさん・・・」
「おっと、やばいやばい、早くブリッジに戻らないと、
またレスターに怒られちゃうよ。
じゃあねクロミエ、必ずミントに会いに行くんだよ!」
そういうとタクトは踵を返して急ぎ足で司令官室へ向かった。
「はっ、はい、ありがとうございました、タクトさん」
902名無しさん@ピンキー:03/10/02 18:53 ID:36bNgiWN
時間は夜の12時すぎ、艦内のクルー達も今日の疲れを癒し、
来たるべく明日に備え床に入っている時間だ。
 何時もならクロミエもとっくに眠っているころだが、
さっきのタクトの言葉をずっと考えて、眠れないでいた。
「星がきれいだね、子宇宙クジラ」
「うみゅー♪」
 クロミエはいつものように肩にのっている子宇宙クジラにそう言い
子宇宙クジラの方も笑顔でそれに答えた。
 クジラルームの中は、この時間帯になるとホログラムを解除し、実際の外の
景色が映し出される。夜空に瞬く星星は今日も信じられないど美しく、
なかでもこのクジラルームは海が一面に海が広がっていることもあって
展望公園などよりも、よく星が映えた。
「明日ミントさんに会いに行こうと思うんだ」
 クロミエは星を見上げたまま、子宇宙クジラにつぶやいた。
ミントが自分の能力、テレパシーのせいで頭を抱えているのはクロミエも
気がついていた。
最初の内はただそれを気の毒にしか思っていなかった。
 だが次第にその気持ちは愛情へ変わっていった。
しかし今彼女の抱えている問題ばかりは、自分にもどうしょうもならない。
 だから彼女に知ってほしかったのだ。自分を愛している人間がいることを。
903名無しさん@ピンキー:03/10/02 18:55 ID:36bNgiWN
「そして、もう一度ちゃんと思いを伝えようと思う」
『それは、すごくいい考えだよクロミエ』
 不意にクロミエの頭にその言葉が響いた。
「?・・宇宙クジラ?」
『彼女は今悩んでいる、本当に信用できる人を求めているんだ。
きっとその行動はいい結果をもたらしてくれるよ。君にも、もちろん彼女にも。』
「・・・ありがとう・・宇宙クジラ」
 クロミエは満天の微笑みでそう言った。
そして宇宙クジラも水しぶきを勢いよく背中から放射してそれに答えた。
その光景はこれ以上ないほど美しく、クロミエの心を沸きたてた。
904名無しさん@ピンキー:03/10/02 18:56 ID:36bNgiWN
「少しのどが渇いたな、ホールの自販機でお茶でも買おう」
 クロミエは明日に備えもう寝ることにしたが、体がそうはいかなかった。
潤いを求め、深夜のエルシオールの廊下をさまよい歩いていた。
「うーん、ホールってどこだったかなぁー。
あまりクジラルームから出たことないから分からないや」
 クロミエは後頭部を掻きながらそうぼやいた。
昼間なら人に聞けるが今は深夜の1時前、
誰もおきている者はいないだろう。
 子宇宙クジラも寝てしまったので、何だか心細くなってきた。
「弱ったなぁー。・・あれっ?今人影が?」
 人影かどうかは分からなかったが、確かに何か動いていた。
助かった、クロミエはそう思った。誰かは知らないがこれで道が聞ける。
「あの、すいませんホールは、、、?」
 廊下の角を曲がりすかさずクロミエはそれを呼び止めた。
その瞬間クロミエは目を見張った。
人だと思って呼び止めたそれは、人の形をしておらず、なにか真ん丸い物体、
さながら大福もちでも思わせる形状をしていた。
しかしもっと驚いたことにその中に入っていたのは・・
「ミ、ミントさん・・?」
「クロミエさん・・・・」
 
905名無しさん@ピンキー:03/10/02 18:57 ID:36bNgiWN
二人は目を合わせたまま呆然と立っていた。
深夜に着ぐるみを着たミントと廊下で突然出くわす、
この不可解な状況にただそうするしかなかった。
「きっ・・・奇遇ですわね、こんなところで会うなんて、おほほほ」
「はぁ・・・ほんと奇遇ですね・・・」
 またもや長い沈黙が始まった。
しばらくしてクロミエははっとなって我に帰った。
とりあえず着ぐるみについてはあえて問わないことにした。
今はそれよりももっと大切なことがある。
「そっ、それじゃあ、私はこれで・・」
「あ!待ってください!」
「なっ・・なんですの?」
「クジラルームへ行きませんか?星がすごくきれいですよ」
 クロミエは持ち前の平静さをとりもどしそう言った。
「・・・せっかくですけど遠慮させていただきますわ。もう遅いですし、
クロミエさんも早く、きゃっ」
 ミントがしゃべっている途中、クロミエはミントの手をとって引っ張った。
「そう言わずに、クジラルームで見る星空は格別ですよ♪」
「ちょっ、ちょっとクロミエさん!ひっぱらないで下さいまし!
分かりましたから、着替えだけでもさせてください!」
「いいじゃないですかそのままで、誰も気にしませんから」
「そういう問題ではなくて、ちょっとクロミエさん!?聞いてますの!?」
906名無しさん@ピンキー:03/10/02 18:59 ID:36bNgiWN
「まったく・・・強引な方ですわね」
 ミントはクロミエのいつにない行動に、驚きつつも少々あきれ顔だった。
「ほら、こっちです、浜辺で見ると星もよく映えるんです。
見てください。すごくきれいですよ」
「もう、人の話を・・・」
 ミントは無数に瞬く星星を見上げ、
その美しさに心奪われ思わずクロミエへの文句を止めた。
 ホログラムを解除したクジラルームは初めてだったので
いつもと違う光景に新鮮な気持ちだった。
「本当に・・きれいですわね」
「その着ぐるみも、とても素敵ですよ」
 クロミエは本気なのか、冗談なのか分からないような調子で言った。
そのこと言葉に、ミントは少し不機嫌な表情を浮かべた。
「・・クロミエさん、あまり年上をからかうものではありませんわよ」
「年上といっても1つ違いじゃないですか。
それにからかってなんていませんよ、とてもよくお似合いです」
 クロミエの返事に少々ミントは困惑した、
本当に彼からは嫌味な感情など微塵も感じられなかったからだ。
907名無しさん@ピンキー:03/10/02 19:00 ID:36bNgiWN
「・・・本当に何を考えているのか、分からない方ですのね」
 ミントはため息まじりにそう言った。
「・・?テレパシーで僕の思考を読み取れないんですか?」
「それができれば、苦労はしませんわ」
「?」
 クロミエは今の言葉が何を意味しているのかよく分からない
ような顔をして、答えを求めるかのようにミントを見つめた。
「・・私、あなたの心だけはなぜか読めませんの」
「えっ?そうなんですか?」
 クロミエは以外な事実に少々驚き顔だった。
「でも、何ででしょうね。僕だけだなんて」
「さあ、わかりませんわ・・・」
 ミントは心なしか少し元気のない調子で答えた。
「でも、そんなことはどうだって構いませんわ。
今はこの星空を楽しみますわ」
「そうですか・・よかったです気に入って頂けて」
 二人は浜辺に座って、満天の星空を見上げた。
「ミントさん、この前は突然あんなことを言ってすいません」
 クロミエはもう一度きちんと話をしようと切り出した。
ミントの方もやはりきたかと、少し緊張気味になった。
「でも、この気持ちは本当です」
 クロミエはゆっくりとそう言い、ミントの返事を待った。
908名無しさん@ピンキー:03/10/02 19:00 ID:36bNgiWN
「私、クジラルームに逃げてたんですの」
「・・・」
「すいません、クロミエさん、失礼でしたわよね」
「いいえ、かまいませんよ。
それに、分かっていましたから」
 クロミエは、穏やかにそういった。
ミントが正直に話してくれたことがうれしかったのだ。
「ずっと、この能力を疎ましく思ってましたわ」
「・・・」
「物心ついた時から。
家には沢山の人がいましたから、
それだけいろんな思想が飛び交ってましたわ。
そして私を慕ってくれる方の大半が、父に取り入ってもらおうと
お考えしたわ。誰も、私なんて見ていませんでした」
ミントはふぅっと憂鬱そうにため息をついて話を続けた
「舞踏会なんてひどいものでしたわ。うわべだけの付き合い、
お世辞や、建前だけの会話。その裏には憎悪の念もみうけられたり
もしましたわ。
それから、なんだか誰も信じられなくなったんですの。」
 ミントはとうとう泣き出してしまいそうな顔になって、
俯いた。
909名無しさん@ピンキー:03/10/02 19:01 ID:36bNgiWN
「ミントさん・・・・・。
ミントさん、人はそんなに強いものではありません。
一時の感情に振り回されて、自分を見失ったりもしてしまうでしょう。
でも、本質的なところでは、汚い人間なんてきっといませんよ」
「・・わかって、いますわ・・。わかっているつもりですわ。
でも、駄目なんですの。信じたいと、どんなに思ってもその人の裏の顔
が見えてしまうんです!怖いんですの、人を信じるのが!」
 ミントは今までためていたものを一気に放出せんばかりに
まくし立てた。そしてその目からは、一筋の涙が流れていた。
「ミントさん・・・」
「クロミエさん、あなたに愛しているといわれてから、
ずっと考えていましたわ。信じたいと、私を愛してくれていると。
でも、それも駄目なんですの!心が読めないから、あなたの・・」
 ミントは力なくそう言い、続けた
「心が読めるから、信じられない。でも・・読めなければ不安になる。
私は・・誰も・・」
「ミントさん」
 ミントが言い終わる前に
クロミエは身を乗り出してそっとミントを抱きしめた。
910名無しさん@ピンキー:03/10/02 19:02 ID:36bNgiWN
「!?、クロミエさん?」
 ミントは突然の出来事に、気が動転した。
「ミントさん・・聞こえますか?僕の心臓の音が」
ミントと急接近したためか、クロミエの心臓の鼓動はこれ以上ないくらいの
大きさで激しいビートを刻んでいた。
「これが、僕の気持ちです」
「クロミエさん・・・」
 波の音も、風の音も聞こえなくなった。
聞こえるのはただ一つ、クロミエの心臓の鼓動だけ。
それはどんなに美しい音楽よりもやさしく、そして暖かかったに違いない。
人に抱きしめられるなんて何年ぶりだろうか。
彼の暖かな気持ちが心臓の音を通して伝わってくるようだった。
「・・・」
 ミントはゆっくりとクロミエをから離れ、
そして着ぐるみのファスナーをおろした。
「!え、み、ミントさん!?」
911名無しさん@ピンキー:03/10/02 19:03 ID:36bNgiWN
 着ぐるみを脱いだそこには、下着姿のミントがいた。
てっきり普通に服の上から着ているものだとばかり考えて
いたクロミエは予想外の出来事に気が動転した。
そんなクロミエなどお構いなしにミントはすっとクロミエに抱きついた。
「ちょっ!、ちょっとミントさん!?」
「暖かいですわ・・・」
「えっ?・・」
 ミントは静かにそういった。着ぐるみの上からでは分からなかった
クロミエの体温が、しっかりと伝わってきた。
「抱きしめてくださいまし、クロミエさん」
 ミントは、もっとクロミエのぬくもりを感じようと、さらに力を込めた。
「・・・はい」
 クロミエもそれに答えるかのようにそっと腕を回した。
そして、しばらくお互いを見つめあいそっと唇を重ねた。
長い接吻だった、二人にとってはまるで永遠にも永く感じられた
その間にも二人に心臓の鼓動はさらに激しいビートを刻んでいた。
912名無しさん@ピンキー:03/10/02 19:04 ID:36bNgiWN
「・・クロミエさん、お願いがありますの」
「なんですか?」
「私を、・・・抱いてくださいまし・・・」
「?、今抱きしめています」
「もう、・・そうではございませんわ」
 ミントは今の自分の言葉に赤面しながらも、
クロミエの鈍感さに少々あきれた。
「もっと・・・クロミエさんを感じたいんですの・・・」
 クロミエは一体何のことやらと、少しだけ考えたが、
すぐにミントに言わんとしていることが分かると、彼女同様
赤面してしどろもどろになった。
「えっ、でっでも、ミントさん!?」
「お願いしますわ・・」
 ミントは恥ずかしさのあまりか、消え入りそうな声で言った。
「・・・いいんですか?」
「はい・・・」
「分かり・・ました」
913名無しさん@ピンキー:03/10/02 19:04 ID:36bNgiWN
 そういうとクロミエはミントのブラのホックに手をかけ、静かにそれをはずした。
ミントの、決して豊満ではないが形のいい乳房が外気にさらされた。
クロミエはミントを砂浜へゆっくりと押し倒し、その乳房へ顔をうずめた。
「はっ、ん・・・、」
 ミントは切なそうにそう漏らした。
そしてクロミエは、少し後ろへ下がり、ミントの水玉の下着に手をかけた。
「あっ、!まってください、自分で脱ぎますわ・・」
「すっ!すいません、なんだかあせってしまって・・・」
 ミントはそういって自分の腰に手を当てたが、
クロミエがいまだ服を着たままというのがどうにも腑に落ちなかった。
「クロミエさんも、脱いでくださいまし・・」
「あっ、すいません、気がつかなくて」
 クロミエは自分の上着に手をかけ
下着ごと脱ぎ捨てた。
15歳の少年相応の体つきだった。
 
914名無しさん@ピンキー:03/10/02 19:06 ID:36bNgiWN
スマソ、エロいのって難しいね。
続きはまた今度。
915名無しさん@ピンキー:03/10/02 19:42 ID:A7AKRIoP
>>914
(・∀・)イイ!
今まで考えた事なかったけどクロミエ×ミントって結構ツボです。
続き期待してますよ。
916名無しさん@ピンキー:03/10/02 21:47 ID:aoibqQ/+
シャトヤーン
917名無しさん@ピンキー:03/10/03 07:11 ID:XeCUCrDR
そろそろ次スレのスレタイ考えた方がいい気が・・・
918名無しさん@ピンキー:03/10/03 13:44 ID:kLF0LhOa
次はミルフィーユに立ててもらいたい
919名無しさん@ピンキー:03/10/03 18:40 ID:s1Ww0yf/
漏れもミルフィーに勃ててもらいたい
920S.S.S.JOE ◆SypanONHio :03/10/03 18:41 ID:d9r/Ph0g
漏れはシャトヤ(ry
921名無しさん@ピンキー:03/10/03 20:43 ID:XzuLXIio
漏れはちt(ry
922名無しさん@ピンキー:03/10/03 21:09 ID:EENxIqWB
漏れはラn(ry
923名無しさん@ピンキー:03/10/03 21:38 ID:XzuLXIio
ミルフィーハァハァ
924名無しさん@ピンキー:03/10/03 21:47 ID:E3tjAlPY
漏れはシv(ry
925名無しさん@ピンキー:03/10/03 22:10 ID:Y1lRJybx
おまえら勃ててもらいたい云々の前に
>>899-914でハァハァしる
クロミエたんミントたんほのぼの微笑ま(*゚Д゚)スィ


そしてフォルテさんのエロを激しくキボン
926名無しさん@ピンキー:03/10/04 08:14 ID:Ro3ZC9DJ
アルモたんハァハァ
927名無しさん@ピンキー:03/10/04 15:18 ID:86N1EnpO
漏れはフォ(ry
928名無しさん@ピンキー:03/10/04 22:13 ID:UHRTsjTS
最近、駄作置き場になってきたスレはここですか?
929名無しさん@ピンキー:03/10/04 22:46 ID:A/tStEkK
>>928
最近のでも良い物はあるよ、ちょっとあれなのもあるけど。
それに昔だってそんなにレベル高かったわけじゃないし。
930名無しさん@ピンキー:03/10/04 23:02 ID:tDqPcEJj
まあどこが悪いのか等建設的な意見が出てこなくなった点では、
ここもレベルが落ちたことは否定できないな
931名無しさん@ピンキー:03/10/05 19:11 ID:H+S1pGzz
つまり読む側のレベルが落ちた……と
932名無しさん@ピンキー:03/10/05 20:40 ID:qraO2Fpe
書き手にも意見にやたらと反応したり、全く意見を聞こうとしないような奴ばかりだしな。
933名無しさん@ピンキー:03/10/05 21:22 ID:H+S1pGzz
>>932
確かに反応しすぎなのもいるな、しかし意見を聞くにはまず
まともな意見が出ないと話しにならない。
過去スレの作品もよく見ると駄作のオンパレードだけど
それでもマンセーしたりちゃんと指摘したりしているので
やはり書き手より読み手のレベル低下が激しいかと。
934名無しさん@ピンキー:03/10/05 22:15 ID:qraO2Fpe
んー、まとも且つ適切な意見ができる読み手はみんな出ていっちゃったかもね…dの付く人絡みの一連の騒動で。

時に>>932殿は書き手かね?ならば次スレ移行時にでも一つ作品投下して様子見してみては?

非建設的且つ他力本願な発言激しくスマソ
935名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:10 ID:aLn1Btjh
とりあえずSS投下の準備をしたんだけど、次スレ建てますか?
投稿しとけば、少なし即オチは防げると思うんですが。
936名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:11 ID:qraO2Fpe
間違えた、>>933氏だよ…再びスマソ
937名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:14 ID:H+S1pGzz
>>936
一応過去に何度かSSを投下した事はあるよ、でも今は
書く気がおきないんで………
今投下してもほとんど反応無いだろうし、書き手にとって
読み手が反応してくれるのは一番嬉しい事なんだよ。
マンセーはもちろん例えそれが悪い所を指摘するものであってもね。
まあ俺も人様のSSに対してまともな意見が言えるわけじゃないけどさ、
そういうちゃんとした反応を示してくれる人が多ければ
書き手も上達するしやる気が起きると思う。
938名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:26 ID:aLn1Btjh
こんな感じでたててもOK?

【小説】エンジェル隊の中で性交したいのは誰だい?【X】
フォルテ・シュトーレン

さあ、あんたがしたいのはあたし達の中の誰だい?
え?あたしだって?だったらもう少し男を磨くんだね。

弟四スレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058874419/l50
第三スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1054/10544/1054459968.html
第二スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1040/10405/1040536120.html
第一スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1011/10110/1011016863.html
939名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:31 ID:OXQO4/IS
今は即死判定が早いから、
新スレの方に新作を落とした方がいいと思いますが…
940名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:31 ID:OXQO4/IS
すみません…よく読んだら新スレに落とすんですね…
汚しカキコ申し訳ありません…
941名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:36 ID:/4BdOmVO
前スレでも出てたし、次スレはフォルテさんで賛成
彼女のように大人なマターリ進行でいこうじゃないか
>>935
期待〜
942名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:38 ID:aGhlbmDt
また漏れも投下しようかな・・・
943名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:44 ID:aLn1Btjh
↓立てておきました↓

エンジェル隊の中で性交したいのは誰だい?【X】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1065365024/l50
944名無しさん@ピンキー:03/10/06 09:54 ID:oZio9o3Y
さあ、埋め立てるぜ
945名無しさん@ピンキー:03/10/06 10:23 ID:gN4T1x8G
>>944
埋めるついでに、いっそ出入りしているスレでも列挙しておけば?dend君。
せめて一度で良いから21歳以上っぽく振る舞ってみろっての。
946名無しさん@ピンキー:03/10/06 19:06 ID:tkF5rQrN
クロミエ×ミントたんのSSの続きマダー?(AA略)
947名無しさん@ピンキー:03/10/06 21:07 ID:ztUJ/wHB
梅梅
948名無しさん@ピンキー:03/10/07 23:37 ID:djp0p/7+
さあ激しく暴れるぜ
949名無しさん@ピンキー:03/10/07 23:43 ID:djp0p/7+
埋め立て開始
950名無しさん@ピンキー:03/10/07 23:44 ID:djp0p/7+
950GET
951名無しさん@ピンキー:03/10/07 23:45 ID:djp0p/7+
カモン広告!!

















今日のところはこの辺で勘弁してやるぜ
952名無しさん@ピンキー:03/10/08 02:44 ID:AE3FMdEq
生めろ!
953名無しさん@ピンキー:03/10/08 19:53 ID:foyUE5mY
埋めるなよ、埋めるぐらいならSS投下を待てば良い。
954名無しさん@ピンキー:03/10/09 00:20 ID:MyuoyrbQ
うめ
955名無しさん@ピンキー:03/10/09 15:56 ID:g6kOabr9
まぁここに投下してもすぐ倉庫だし。
956名無しさん@ピンキー:03/10/09 16:55 ID:vdI6vBL/
ume
957名無しさん@ピンキー:03/10/09 18:09 ID:/0Ml3jbM
埋め立てます
958名無しさん@ピンキー:03/10/09 20:15 ID:HVvz/gCa
ウメッシュ!
959名無しさん@ピンキー:03/10/09 20:23 ID:xGxOUV/H
またーりと埋め立て
960名無しさん@ピンキー:03/10/09 21:42 ID:HVvz/gCa
梅酒
961名無しさん@ピンキー:03/10/09 22:11 ID:I1Bz+68p

「はーあぁ。ふざけてんじゃないわよ。アタシに惚れようなんて100年早いわ。ばっかじゃない?」
「うぐぅぅっ…!! あぐっ、ふ……ぅうう!!!」
引き千切られてしまいそうなほどの手の圧力で陰茎を弄ばれる。
しおやかな彼女の身体から、どうしてそんな力を出せるのであろう。
右に、左に、上下に陰茎を捻られてタクトは大きな肢体をよじって痛みに悶える。
きりきりと痛みを疼かせる手首に足首を荒縄で接着され、元より身に隠すものさえ与えられずのタクトは、抵抗もままならなく彼女の罵声を浴び続けた。
「がぁぁぁっ!! ひっひあひいいぃっ……!!」
情けない女の悲鳴めいたタクトの声が口から迸る度、ランファは愉快そうに艶めいた微笑を浮かべる。
「くすっ。大きくなってるわよ。気持ちいい? アタシ馬鹿にされて気持ちいいのかしら?」
「やっ…め……やめ…ろ――ッあぁ…!! ラン…ファ……!!!」
「……ランファ〜…? はあ…? 気安く名前呼んでんじゃないわよ。礼儀って知ってる? あのね、奴隷が女王様に会ったら、まずなんて言うの? 挨拶でしょ? それと一緒よ。ちゃんと決められた名前で呼んでくれなきゃ、駄目じゃない」
ぎゅうっと握られた陰茎がびくびくと激しく脈打つ。
最早声だけの抵抗が馬鹿馬鹿しくなってきた。

いいや。どうして抵抗なんてしているんだろう
962名無しさん@ピンキー:03/10/09 22:13 ID:I1Bz+68p

血の昇る頭の中、快楽にとろんだ目、どこにも正気はない。あるのは被虐の快感を貪る自分だけだ。そうなりながらも、タクトはひたすら一点に焦点を合わせ見ていた。

ランファの赤いハイヒール。
光明の無い暗い背景の部屋で、卑下た血液のように紅いハイヒールはとても厭らしい。
目の上をちらちらと動くそれ。
ほのかないい臭いもしそうだ。
美味そうな甲だ。
凶悪なほど典型的な女王様の図を表すランファの赤いハイヒールに心を奪われる。
踏んでもらいたい。
あのハイヒールで局部を、身体中を踏んでもらいたい。
「虫けら」
ランファの嘲笑。愛らしい美少女に見下されたまま、タクトは悦楽に喘ぐ。
「虫けら」
虫けら。虫けら。虫けら虫けら虫けら虫けら虫けら虫けら虫けら虫けら虫けら虫けら虫けら虫けら虫けら虫けら虫けら虫けら・・・・・・・・・・
963名無しさん@ピンキー:03/10/09 22:14 ID:I1Bz+68p

「はい。女王様」
俺は虫だ。虫なのだ。そして彼女の奴隷でもある。
愛するランファの手によって完全な悦楽の奴隷に仕立てられていくのだ。
俺は虫けらなのだから。
呼吸がつらい。手の指の先がぴくぴくと震えているのが分かる。足の爪先が限界まで伸びきっていることが分かる。俺の太い首に白い手がかかっていた。滲んだ汗が目に痛い。なおも口から泡が噴き出てくる。
「そう。そうよ。ウフフフ……それで、いいのよ」
それでも俺の息子はちゃんと勃起していた。
964名無しさん@ピンキー:03/10/10 21:30 ID:3bj3qXS5
965名無しさん@ピンキー:03/10/10 23:46 ID:FYCn4K5D
勃起ume
966名無しさん@ピンキー:03/10/11 05:36 ID:mPNvqPP6
埋め立てage
967名無しさん@ピンキー:03/10/11 12:21 ID:RjQzEdSS
ここにあったよ サムシング
968名無しさん@ピンキー:03/10/11 12:58 ID:R1xOwB6x
もうすぐ夜明けだ・・・・
969名無しさん@ピンキー:03/10/12 00:07 ID:1Gq4DcdL
みんなでメガンテしませんか?
970御影咲夜 ◆Mikage/sG2 :03/10/12 01:30 ID:crVI7LtV
さいたm
971名無しさん@ピンキー:03/10/12 21:15 ID:+FQiIdXa
ヴァニラ「今日は埋める日…っ、ふ…ぁ……」
9721/8:03/10/13 00:26 ID:uDbuS5B8
 夜の風景を映し出すクジラルーム。
 潮騒の音が静かに響く。
 腰を屈めたタクトの頬に、ヴァニラの唇がそっと触れる。
「ッ!?」
「元気が出るおまじない……だそうです。ランファさんが教えてくれました」
 ヴァニラはそう言って、はにかむ。
「ヴァニラ……」
 突然のヴァニラのキスに目を丸くしたままのタクトに、ヴァニラは不安げな表情を浮か
べる。
「あの……タクト……さん」
「あ、ああ。ごめんヴァニラ」
 ヴァニラの表情に気がついたタクトは、その小さな身体を優しく抱きしめる。
「ありがとう、ヴァニラ」
 ヴァニラはそれを聞くと、安心したようにタクトに身体を預けて囁く。
「タクトさん……後は……お任せします」
「それもランファから聞いたのかい?」
 ヴァニラはこくりと頷く。
「でも……男性と女性の営みについては……知っているつもりです」
「知ってるのと経験があるのは違うんだよ、ヴァニラ」
「でしたら……タクトさんが教えてください」
9732/8:03/10/13 00:27 ID:uDbuS5B8
 ヴァニラの深紅の瞳が、ジッとタクトの瞳を見つめる。吸い込まれるようなその瞳に宿
るヴァニラの真剣な想いに答えるように、タクトはヴァニラの唇を奪う。
 ヴァニラの小さな唇をついばむように何度もキスをしながら、タクトはヴァニラの服に
手を掛ける。
 上着を脱がせると、白いスリップが現れる。その下には、スリップよりもさらに白い、
透き通るようなヴァニラの肌がぼんやりと見える。
 スリップの肩ひもにタクトの手が掛かると、流石にヴァニラの肩ががびくんと震えて力
が入るのが分かる。
 タクトは軽く口づけをしてヴァニラを見つめる。
 その目には、普段ヴァニラが見せることのない怯えが浮かんでいた。
「ヴァニラ、大丈夫だから」
「はい……」
 ヴァニラは答えたが、不安の色が消えないのを見て、タクトはヴァニラを抱いたまま浜
辺に腰を降ろす。
「ッ……」
 タクトは、突然のことに驚くヴァニラの身体をやさしく持ち上げて向きを変える。
「これは……恥ずかしいです」
 タクトの足の間に腰を降ろす格好になったヴァニラが、後ろを見て言う。その頬は赤く
染まっていた。
 タクトはスリップの上から、ヴァニラの胸をさわる。
「ぁっ……ぁっ……」
9743/8:03/10/13 00:28 ID:uDbuS5B8
 指が乳輪の中心を通るたびに、その口から小鳥の囀りにも似た声が漏れる。
 やがて、その中心がゆっくりと隆起し始める。タクトがそこを中心に責め立てると、ヴ
ァニラは体の中に走る初めての感覚を押さえるように、口を横一文字に結んで、タクトの
中で微かに身もだえする。
 しばらくその行為を楽しんでいたタクトだったが、ヴァニラが突然身体を固くする。
「ヴァニラ?」
 タクトは心配そうにヴァニラの顔を覗き込む。
「……ぅ」
 小さな声を漏らすブァニラの身体がブルッと一瞬震える。同時に、砂浜を叩く水音が聞
こえる。タクトが音のする方に目をやると、ヴァニラの股間から小水が流れ出していた。
 タクトが驚いてヴァニラのを見返すと、あまりの恥ずかしさからか小さな嗚咽を漏らし
ていた。
「ヴァニラ、とりあえず濡れた服を脱がないと」
 タクトの言葉に、ヴァニラは無言で頷く。
 もぞもぞとスリップを脱いだヴァニラだったが、やはりさっきのショックからか、タク
トの中で、まるで宇宙ウサギのように身体を丸めている。
 タクトはヴァニラの身体に手を伸ばすと、小水で濡れた恥丘をそっと撫でる。
「そ、そんな……タクトさん……汚いです」
「そんなことないさ」
9754/8:03/10/13 00:30 ID:uDbuS5B8
 タクトはヴァニラの身体を腕でしっかりと抱きしめながら、空いている手で恥丘を縦に
走る割れ目を何度も撫でる。まだ誰の手にも触れられたことのないそこは、何人の進入も
許さぬかのように固くその割れ目を閉じていた。
「タクトさん……何か……変です」
 ヴァニラは不安そうにタクトの腕にしがみつく。
「感じてるのかい」
「わかりま……せん」
 今まで感じたことのない感覚に戸惑うヴァニラ。タクトはその首筋にキスをする。
「あ……」
 ヴァニラの割れ目が一瞬ひくつき、その扉を微かに開く。タクトはそれを逃さず、人差
し指をその隙間に潜り込ませる。
「ひっ」
 異物の進入にヴァニラが悲鳴を上げる。
「初めてなのかい?」
「したことは……あります……」
 恥ずかしいのか、それ以上ヴァニラは言わなかったが、指を中に入れたことなど一度も
なかったのだろう。
 タクトは人差し指をゆっくりと抜き差しする。ヴァギナはタクトの指を噛みつくかの様
に締め付ける。
9765/8:03/10/13 00:31 ID:uDbuS5B8
(うーん、最後までするのは無理だな)
 タクトの少し残念そうな表情から察したのか、ヴァニラがおどおどと語りかける。
「……タクトさんがしたいなら、私」
 ヴァニラの言葉に、一瞬タクトの心が揺らぐが、その考えをタクトは振り払う。そのま
ま劣情に任せてヴァニラを犯すのは簡単だし、その事でヴァニラが自分のことを嫌うこと
は無いと分かっていても、ヴァニラにそれだけの負担をさせることは出来なかった。
「いいんだよ」
 とはいったものの、タクトのものはズボンの中で痛いほどに勃起していた。しかも、ヴ
ァニラの先程の言葉に反応したのか、ビクビクと先走り液を走らせて臨戦態勢を取ってい
た。
「うーーーーん…………おっ!」
 しばし考えていたタクトは、何かを思いついたのかごそごそと身体を動かす。
「タクト……さん?」
 ヴァニラは不思議そうに首を傾げる。タクトがヴァニラの身体を抱え上げてズボンの
チャックを下げると、そこからビンッとペニスが飛び出す。
 タクトはヴァニラのお尻の割れ目に標準を合わせると、ヴァニラの身体をゆっくりと下
に降ろす。
 にゅるん
「あっ」
 先走り液で濡れていたタクトの亀頭を、ヴァニラのお尻の割れ目がしっかりとくわえ込
む。
9776/8:03/10/13 00:32 ID:uDbuS5B8
「こ、こんなところに……タクトさんの……」
 性器のの名を口に出すのが恥ずかしいのか、ヴァニラは言葉を切る。
「こういうやり方もあるんだよ」
 タクトはそう言って腰をゆっくりと動かす。
「知りません……でした」
 タクトはヴァニラの尻肉を感じながら、ヴァニラのヴァギナへの愛撫を再び始める。
「あ……お尻を……突いてます……ひゃっ」
 後ろに気を取られていたヴァニラは、前からの責めに不意をつかれる。
 お尻の割れ目にはタクトの亀頭が潜り込んで暴れ、前の割れ目にはタクトの指が潜り込
み、その中を掻き回す。
「ひ……ひゃぁ、こんなの……」
 これは嫌悪感ではない。快楽というものをハッキリと認識したヴァニラは無意識のうち
に腰をゆっくりと動かし始める。腰を前に動かしてタクトの指を深くに誘い、後ろに動か
してタクトの竿をしごきあげる。タクトもその動きに指と腰の動きを合わせながら、徐々
にスピードを上げて、自身の快楽を貪り始める。
「た、タクトさん……なにか……出ます……またッ」
 タクトの指をを締め付けていたヴァニラの割れ目がプルプルと震える。
「ヴァニラ、イキそうなのかい?」
「イク……こ、れが……イクという、感覚なのですか」
 限界が近いのか、タクトに問いかける言葉もとぎれとぎれになっている。
「あ……あんっ、た、タクト……タクトさんッ」
9787/8:03/10/13 00:33 ID:uDbuS5B8
 ヴァニラが切なげにカン高い声を上げ、ヴァギナがタクトの指を短い間隔で締め上げる。
 キュ……キュ……キュ……
 本来男性の性器から注がれる精液を絞りとるための動きなのだろうか。三度収縮を繰返
したヴァニラの性器は突然緩み、タクトの指を解放する。その指先には愛液に濡れ、そし
て微かに赤く染まっていた。ヴァニラの処女膜を破りこそしなかったものの、傷つけたよ
うだ。
「ほら、ヴァニラ。これがヴァニラがオレを受け入れてくれた証だよ」
 眼前に差し出された、愛液と純血に濡れたタクトの指をボーッと見つめていたヴァニラ
は、やがて口を近づける。その可愛らしい唇を割って現れた舌が、タクトの指先に付いた
ものぺろぺろと舐め取る。
 その光景に、タクトのものが限界を超える。
「ぎっ」
 奥歯を噛みしめて射精を一瞬堪えたタクトは、ヴァニラの顔に手を伸ばして振り向かせ
ると、その舌を口腔に含む。タクトはヴァニラの愛液と血の味に酔いながら、ヴァニラの
尻肉の間にペニスを押しつけて一気にしごき上げる。
「ヴァニラ、出すよッ」
「え?」
 タクトの声に、ヴァニラは正気を取り戻す。
 ドプッ
 溜まってたタクトの濃い精液が、ヴァニラのお尻の割れ目を流れる。
「熱ッ」
9798/8:03/10/13 00:36 ID:uDbuS5B8
 思わず腰を浮かせたヴァニラの尻肉に、タクトの放つ2射目3射目が放たれ、精液でベ
トベトに濡らす。
 再び降ろされる尻肉に、タクトのペニスはごぽごぽと鈍い射精を繰り返し、二人の間を
ドロドロとした白濁液で満たした。


「恥ずかしくて……痛くて……死にそうでした」
 海で身体を洗った二人は生まれたままの姿で抱き合い、浜辺に転がる。
「じゃあ、しないほうがいいかな」
 ヴァニラはタクトの胸に身体を預ける。
「タクトさんは、意地悪です」
 タクトは頬を赤く染めて呟くヴァニラを抱きしめ、その頬にお詫びのキスをした。
「今度は……最後までちゃんと教えてください」
「ああ、この戦いが終わったらね」
 二人はそのまま潮騒の響きに身を任せ、最後の戦いまでの短い時を過ごすのだった。
980てすら:03/10/13 00:39 ID:uDbuS5B8
前スレ立てた罪として、一本投下〜
スレタイにもなってるヴァニラで書いてみました。
フォルテさん以外書くのは初めてなんで、「こんなのヴァニラじゃない」という
意見もあるかも(;´_`;)
981名無しさん@ピンキー:03/10/13 01:26 ID:i1ftM8ml
うに
982名無しさん@ピンキー:03/10/13 02:14 ID:C9Zl0cx0
いい! 最高!! ヴぁ〜に〜ら〜!!!!
983名無しさん@ピンキー:03/10/13 09:08 ID:DrxIMvtI
ウギウギ・・・
984名無しさん@ピンキー:03/10/13 13:07 ID:cbSec0yg
次スレ寂しいね・・・
985名無しさん@ピンキー:03/10/13 14:41 ID:wKAqYxV/
>>980
ふぉるて姐さん書けてう゛ぁにらさん書けて



ス  ゴ  す  ぎ  ま  つ
   _、_
 (* ,_ノ` )      n
 ̄     \    ( E)  グッジョブグッジョブ!! グッジョ━━━━ブ!!!!
フ     /ヽ ヽ_//
986名無しさん@ピンキー:03/10/13 17:24 ID:CGCbNWUq
最後までスレを活用しないでどうするんですか。
全く困った人たちですね。
少し、いえ、かなりヴァニラさんのことを見習う必要がありますねぇ。ヴェヘヘヘヘ。
この私でよろしければこのスレのまとめをしましょう。
中にはヴァニラさんをああしたり、こうしたりするものもありますが、
その点は水に流しましょう。私は大人ですからね。

・桜花 ◆GA/Wjtp/EM 氏
>>22-25
>>220-230
>>651-653

・あべっくすしーる◆FD3S/HpJRI 氏
>>31-45
>>147-153
>>269-284
>>321-333
>>658-672

・111氏
>>111,137-138
987ノーマッド:03/10/13 17:26 ID:CGCbNWUq
私としたことが、名前を入れますれてしまいましたよ。
それもこれもエンジェル隊の連中の…いえ、何でもありません。

・173氏
>>174-177,197,212-214

・180氏
>>181-191

・玉露入り茶 ◆I3FooYH6LE 氏
>>206-207

・209氏
>>209-210

・マウンテン@山氏
>>338-351

・168氏
>>398
988ノーマッド:03/10/13 17:27 ID:CGCbNWUq
・野郎 ◆hV6hyuDUPw 氏
>>405-422
>>475-477,491,494,500,506,528-529,532-534,608,621-624,811-816
>>829-831,838-840,858-859,864

・ぷんすかぷんすかぷぅ◆hK/O9yr0Yc 氏
>>440-448
「君が好きだよ〜守って、守ってあげるから〜」
>>719-726

・あぶらむし氏
>>518-522,524-525
>>553-562
>>878

・546氏
>>546-547,591
「羽根をもがれた天使たち」
989ノーマッド:03/10/13 17:27 ID:CGCbNWUq
・文月氏
>>567-573
>>610-612,614-617

・ミルフィーユさん?
>>646

・S.S.S.JOE ◆SypanONHio 氏
>>676-679,686-687,695-702

・ロサンゼルス氏=ラスベガス氏?
>>798
>>804
「こんなミルフィーユはいかが?」
>>828

・タヴレット氏
>>832-836,882-894
「ヴァニラの華麗なるヴの字」
990ノーマッド:03/10/13 17:28 ID:CGCbNWUq
・841氏
>>842-855,899-913

・961氏
>>961-963

・てすら氏
>>972-979

では職人のみなさんに敬意を表しつつ、私はこれで失礼します。
991名無しさん@ピンキー:03/10/13 17:35 ID:/74W1jxt
いやー とても見やすくなったなーー やるじゃねーか ノーマッド
992名無しさん@ピンキー
           /     / / /      ヽ      \ |    ヽ
             /      /  / |       | | | |   l    V       ヽ
         // / / | 〃 | |    | | | |l  |      !   \   !
         /,'  l  |  || ハ || || |   //| j| || j||  l  |│    \ |
         |ハ  || |─||十ヽ¬ト||  ///ナT Tフ厂/  | ハ.       |
         l! ヽ || ヽ十rトr〒=ミ!ヽ∨ 〃ィ_テTヾ|z/  j/| ヽ       |
            ヽト、 ト、|`ヾ:::::::ノ         {:::::::ノ レ/ /〃  ト、    |
           \\| ト-、 "´    i      ̄r‐イ/∠.ノ    | \   |
                レ|`、 ll      __    〃 ,ィ レ'´ ̄`ヽl   ヾ、j
       , '´ ̄ ̄ヽ| | \||        〃/ | |       \   |   つづきは…次スレでそうぞ…
      /    rt─ 、レ1入ゝぅ丶、   _, イフトイ.j レ─ 、     `、 |  
    / , -‐┤ \ \|___Yし⌒V丁l⌒し〃rイ  |    \     ヽ |  
   / /    |         __`` ¬-⊥r┴一⌒トv'       \    `、
  .//     / __    」-┴ヘ     `ヽ、   |V/_     \
  /        /  ⊂ニ⊃  |, イ 「  __  ヽ///     h  `ー‐
  |      /             └┘ ⊂ニ⊃     |          | |   /
  `、    /  「ヽ __   ____             /        | |  /|
   〈/  l    レ⌒ヽrイ二ヽ__       _r‐┴一      /, ィく  j
   /  /|    |   \ィ   ヽ   rイ⌒ヽ           /  ヽ∨

エンジェル隊の中で性交したいのは誰だい?【X】
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