【愛らしく】 FF 肉奴隷ティファ LV3 【淫らに】

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1名無しさん@ピンキー
碧の髪も、愛らしい唇も、透き通る声も、しなやかな指も
大きく美しい乳房も、引き締まった太ももも、艶かしい尻も
全ては男に嬲られ、貪り尽くされるために。
ここでは愛らしく淫らなティファに萌える人達が集うスレッドです

前スレ 肉奴隷ティファ Lv2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1050747776/
2名無しさん@ピンキー:03/07/04 23:33 ID:v8VfQxop
2?
3名無しさん@ピンキー:03/07/04 23:37 ID:VF3FVxVG
※書き込みの際のガイドライン

1、基本的にsage進行でお願いします
2、投稿をなさる場合にはメール欄にコテか題名を入れてください
3、今回からここでも純愛・陵辱を問いません
4名無しさん@ピンキー:03/07/05 00:53 ID:YPRi/Y5w
>>1
乙カレー

5名無しさん@ピンキー:03/07/05 01:05 ID:eDKuNTVF
>>1
激しく乙
6名無しさん@ピンキー:03/07/05 02:22 ID:YPRi/Y5w
即死回避の為即興の駄文貼りつけておきます。
エロまで行ってないし、ティファ視点なので微妙ですが。
職人さん方光臨までのつなぎで見ておいてくだされ。
7駄文1:03/07/05 02:24 ID:YPRi/Y5w
クラウドの瞳の色が暗く深く変わっていく。
私は彼に見つめられたまま、動くことも出来ない。
宿屋に入って部屋が決まった途端、クラウドは私を強引に室内へ引き擦り込んだ。
カチリと小さな音が聞こえた。その音でクラウドが後ろ手で鍵を閉め事を理解する。
何故こんな扱いを受けなきゃいけないのかもわからなくて、私はクラウド睨み据えた。
彼の眼がすぅと細められ、突き放すように私をの腕を離す。そして薄ら寒い笑顔を浮かべてクラウドが口を開いた。
8駄文2:03/07/05 02:25 ID:YPRi/Y5w
「なぁ、ティファ。どうしてヴィンセントと二人きりで調査になんか行ったんだ?」
クラウドの笑顔に背筋が凍った。クラウドは笑いながら私に一歩ずつ近づいて。彼の冷ややかな空気に圧されるように私は一歩ずつ壁際に追い詰められていく。顔は笑っているけれど彼の眼は鋭く鋭利なナイフのように私を切り裂く。
逃れようと身体の向きを変えた途端、クラウドが思いきり壁に手をついた。
崩れるんじゃないかと思う位壁から大きな音がした。
私はクラウドと壁に挟まれるような形でその場に囚われてしまって。
「ティファ。答えろよ。俺がPHSで呼んでも出なかったろ。どういうつもりだ?」
9駄文3:03/07/05 02:25 ID:YPRi/Y5w
私は唇を噛んでクラウドから顔を逸らした。そんなことはクラウドの方が良く知ってるはずなのに。
「そういうことされると困ると言ってるんだ。パーティなんだぞ」
強い力で顎を掴まれ、クラウドの方へと引き寄せられる。
それだけなの?リーダーとしてしか私に関心がないの?
私は思いっきりクラウドを睨みつけた。
戯れに私を抱いただけ?クラウドは、クラウドは。やっぱり昔と違うの?
クラウドが瞼を細めて、唇の端を吊り上げた。
「なんだよ。言いたいことがあるなら言ってみろ」
10駄文4:03/07/05 02:26 ID:YPRi/Y5w
酷薄な微笑みでさえも、私の心を絡め取る。こんなの私が好きだったクラウドじゃない。絶対に違う。
なのに彼の深い魔晄の瞳で見つめられると、それだけで心がざわついて苦しくて仕方が無い。
「ティファ。言えよ。何が不満だ?俺のやり方が気に入らないか?」
クラウドの問いは答えを聞きたいためのものでは無くて。
私がどう答えるか、どう反応するか見て楽しみたいだけに決まっている。
現にクラウドの表情は、この状況を楽しんでいるのだから。
「……別に。必要だと思ったから、行っただけよ」
顔を背けて、吐き捨てるように私は言った。
11駄文5:03/07/05 02:26 ID:YPRi/Y5w
「へえ? その根拠はなんなんだ? 連絡を絶つだけの理由も合わせて聞かせろよ」
「いちいち説明しなきゃいけない? 現に成果はあったんだし、それでいいじゃない。私疲れたし、もう休みたいんだけど」 
クラウドの腕を脇から外すように押した。鍛え上げられた腕はびくともしない。
「……離してよ」
「…………生意気だな。しつけが足りなかったか? なら、素直になるまでしつけるべきだよな、ティファ」
彼の瞳が鮮やかに揺れるのを瞳の端で捕らえた瞬間、私の唇は彼に塞がれていた。
12駄文書き:03/07/05 02:28 ID:YPRi/Y5w
すんませんまた書けたらうpしときます。
即死判定って何キロバイトでしたっけ。
うう、職人様方の続きが読みたいので死にませんように…
13名無しさん@ピンキー:03/07/05 08:58 ID:l6Or0wEB
うう、駄文書き様の続きが読みたいので死にませんように…
他の作家さまの続きも楽しみ。すごいスレになりそう。
>>1 乙でした

14名無しさん@ピンキー:03/07/05 10:04 ID:/wtaEfm9
>>1
乙〜
そして保守〜
15マッチョ:03/07/05 10:51 ID:YgVB56yE
sageってなんですか?(初めてなので)
16名無しさん@ピンキー:03/07/05 11:31 ID:RcTOw7GX
>>15
E-mail欄に「sage」と書き込んでレスすること。
そうすると名前のところが色が変わって下線が引かれる。
黄身のは下線なしで、色も他とちがうでしょ。
それが、「age」。
ageてレスすると、書き込むたびにスレタイ一覧のなかで
そのスレが先頭にきてしまうので、荒らしや業者がきやすく
なってしまう。
sageてレスすると、書き込んでもスレの順番に変化がないので、
基本はsage進行が望ましい。
17名無しさん@ピンキー:03/07/05 14:59 ID:CXDSxa2g
洒落だとは思うけど、駄文なんてよそうよ。
つづき、おねがいします。
18名無しさん@ピンキー:03/07/05 15:58 ID:WRc2bhb0
初めての方は
コノ板来る前に初心者板などで


チンコ片手に、勉強してこいヴォケ
19名無しさん@ピンキー:03/07/05 17:15 ID:rLM0hmuQ
>17さん
あう。すみません。改めます…。

即死回避文更に貼りつけときます。
20駄文改めリリカル小話6:03/07/05 17:17 ID:rLM0hmuQ
注意:エロ薄めです。


>>11
強引に合わせられた唇から逃げようと抗う私をいとも簡単にクラウドは組み伏せる。
噛みつくような荒々しさで私の唇を割り、クラウドの舌が入り込んでくる。易々と咥内に侵入した舌は私を面白がるように刺激を与えた。
逃げる舌を絡めとられて思うが侭に蹂躙されても、彼からもたらされるのは嫌悪どころか、ぞくぞくするような甘い刺激。
クラウドの舌は巧みな強引さで私を奪う。そして形だけの私の抵抗は次第に止んでいく
21リリカル小話7:03/07/05 17:18 ID:rLM0hmuQ
押し戻すはずのクラウドに私は何時の間にかしがみつき、クラウドの呼吸へ合わせるように舌を巻きつけた。
突然、唐突にクラウドが唇を離す。
もっと彼の唇が欲しくて、ねだる様に腕を首に回した。
くすりとクラウドが笑う。
どこまでも意地悪な微笑を浮かべてクラウドは私に問い掛ける。
「俺が欲しい? ティファ」
22名無しさん@ピンキー:03/07/05 17:18 ID:Bn5y2yOO
>>19

|  |     新人さんドゾー
|  |∧_∧
|_|´・ω・`)っ旦
|質|   ノ      
| ̄|―u'
""""""""""

|  |    
|  |_∧   がんがって書き込んで
|_|ω・`)
|  と )      
| ̄|u'   旦
""""""""""
23リリカル小話8:03/07/05 17:19 ID:rLM0hmuQ
欲しいに決まっている。私の体に今まで知らなかった快楽を植え付けたのは誰でもないクラウドだ。
だけど、答えない。すぐには答えるものか。
いいように私を振り回して不安にさせて。気弱で優しかった幼いクラウドの面影はまるで無い。それでいて私の事は熟知して、一番堪えるやり方で傷つける。
何故私がヴィンセントと行動を共にしたのか、理由なんてクラウドはわかりすぎるほどわかっているはずなのに。
24リリカル小話9:03/07/05 17:19 ID:rLM0hmuQ
こうして、私に言わせるように仕向けて、悪趣味に反応を楽しんでいる。
だけど。
それでもクラウドを嫌いになれない自分は一体何なんだろう――――。
「答えないつもりか?」
クラウドは鼻で笑って、耳朶を噛んだ。
思わず喉から吐息が漏れる。
「昔からティファは強情で頑固なところあったもんな。……いいぜ、そういうのも悪くない」
25リリカル小話書き:03/07/05 17:22 ID:rLM0hmuQ
>>22さん
マリガトー お茶頂きまつ(*´∀`)⊃旦

何か一日で30レスつけば即死回避らすぃので
夜に職人さん来てくれれば平気かなぁ
26あぼーん:あぼーん
あぼーん
27FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/05 21:44 ID:knzbKym0
<7−18>108
 普段から台所として使っている厨房で朝食兼昼食の準備をしていたティファは、2階から降りてきたクラウドに気付く。
「あ、クラウドおはよう」
「ああ…」
クラウドはボサボサの髪を掻きながら大きな欠伸をした。そして、ティファの方をみて口元に笑みを浮かべる。
「ティファは良く寝れただろ?スッキリとした顔してるし」
「なっばっバカなこと言わないでよ!」
クラウドのからかいに、フライパンを動かしていた手が思わずフライパンを落としそうになる。
「ん?だって俺より先に寝たじゃん」
そう言ってクラウドは笑った。
「もう、ご飯作ってあげないよ」
28FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/05 21:44 ID:knzbKym0
<7−19> 109
 ティファは家事という切り札を出したが、クラウドにも動揺に切り札があった。
「んじゃ、してあげない」
「っ……」
クラウドにしてみれば他意の無い言葉だったが、今のティファにとっては動きを止める言葉だった。
「それだけは、やだ……」
クラウドに背を向けたまま、いじけていると言った感じでティファは反論した。だが、その表情には明らかな同様の色があった。
 それは先程のユフィの言葉がいまだにティファの心に残っていたからだ。
 クラウドにしてもらえない。つまり、クラウドに抱かれない事は、ティファにとってイコール愛されないということに直結しているのだ。
29名無しさん@ピンキー:03/07/05 21:47 ID:knzbKym0
昨夜は1000まで10だったので勝手に新スレ(これ)を立てました
新しい方もいらっしゃいますのでちと自己紹介
数ヶ月前からここに毎日投稿していますのでよろしく

今回からこちらの管理上で通しナンバーをつけます
<7−19> 109←これ
特に意味はありません
30名無しさん@ピンキー:03/07/06 08:31 ID:T1w7wkPO
リリカルさんNeoGenesisさん乙。
ガンガレ!
31名無しさん@ピンキー:03/07/06 11:20 ID:DyGvbTHe
新スレおめ。
32名無しさん@ピンキー:03/07/06 12:55 ID:c18Hc87I
VOL2 落ちたみたい。ファイル保存、みんなしたか? (´・ω・`)ショボーン
33名無しさん@ピンキー:03/07/06 16:04 ID:k0W4rNpL
>>1 乙彼
>>32 してない。はやめにしとけばよかった。
34名無しさん@ピンキー:03/07/06 16:06 ID:QjZAkUh4
35FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/06 19:24 ID:FFw0VBI5
<7−20>110
「そういえばユフィは?」
厨房を見回してユフィが居ないのに気付いたクラウドはティファに尋ねる。
「……お風呂場に居る。まだあがってないんじゃない」
ティファは朝食を作る手を止めずに答えた。その答えはどこか素っ気無く、軽く嫉妬がこめられている。
 ティファの言葉に混めた嫉妬に、普段のクラウドならば気付いていたかもしれない。だが、ただ単にユフィの居場所を聞いただけでティファが嫉妬するとは思えず、クラウドは僅かに感じた違和感を自分の心の内で気付く前に消した。
「で、どれぐらい前からいたの?ティファより後」
「ううん、私より先に入ってた。私は先に上がらせてもらったから」
「ふーん……」
 先程からこちらに背を向けたまま朝食の準備をするティファに、クラウドは奇妙な感覚を覚える。
36FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/06 19:24 ID:FFw0VBI5
<7−21> 111
「ティファ、何かあったのか?」
「っ…ううん、どうして?」
ティファがそう答えた時にはクラウドはティファと体を合わせていた。
「どうして動揺した?嘘をついているのか」
クラウドの手がティファの後ろから腹部に回される。ティファは自分の体に回された手を、野菜を切っていた手を止めて払おうとする。
「やめてクラウド、本当に何でもないんだから」
「そうか?……」
クラウドは自分でティファから体を離す。ティファは再び包丁を持って野菜を切り出す。
「じゃあ、風呂に行ってくる」
クラウドは軽く片手を上げてティファに背を向けた。
「待って、クラウド……」
クラウドが足を止めると、ティファは肩越しにクラウドを見て、その視線を泳がせる。
「ううん、やっぱりなんでもない……」
「……そうか」
クラウドは心に引っ掛かる物を感じながらも厨房を出て行った。
37名無しさん@ピンキー:03/07/06 20:39 ID:F6fGU2MA
otu
38名無しさん@ピンキー:03/07/06 22:23 ID:JBBtaZRC
乙!
39名無しさん@ピンキー:03/07/06 22:32 ID:8V1zSK6/
作家様方、お疲れ様です。
「スラム」の作者様、見ておいででしょうか?
続き、激しくお待ちしています。
40名無しさん@ピンキー:03/07/06 22:45 ID:SxsuEuw8

                                ∧∧    
                                /⌒ヽ)  イイスレダナ・・ 
                                (___):   
41名無しさん@ピンキー:03/07/07 01:09 ID:ZxQ2GhK0
いつもグッジョブです(;´Д`)ハァハァ
新人のリリカルさんも乙!
42あぼーん:あぼーん
あぼーん
43(`・ω・´)シャキーン<40>:03/07/07 15:52 ID:zN3L05Oj
二人目の男のものは半分ぐらい嚥下したところで吐き出してしまった。容赦なく殴られた。
三人目の男のものは全部嚥下した。しかし嬉しそうに飲めということで殴られた。
四人目の男のものは笑顔で全部嚥下した。男たちは褒めてくれた。心から嬉しかった。
「おいおい、汚ねえな。ちゃんと飲まねえから全身小便まみれじゃねえか。」
確かに一糸まとわぬティファの体は男の排泄物で汚れきっていた。
「俺は綺麗好きだからな。綺麗にしてやるよ!」
そう言うと、男は何処からか水の入ったバケツを持ってきて、
その水をティファの体に叩き付けた。
「ありがとうございます。おかげで綺麗になりました。」
両手を顔の前について土下座する。
「おかげで高価な絨毯が水浸しだ。弁償してもらおう。近いうちに町に行って男を漁って来い。
 お前ほどの女ならすぐに大金を手に入れられるはずだ。」
「はい。申し訳ございませんでした。この体ですぐに弁償させていただきます。」
地面に額を擦り付け媚を売るティファの頭を男が踏みつけた。男達が嘲り笑う。
こんな行為までも、ご主人様に構って貰えるのと思い込み、
それを心から嬉しく感じるまで調教は完遂されていた。
44(`・ω・´)シャキーン:03/07/07 15:54 ID:zN3L05Oj
>>1
Zデス。
45FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/07 18:15 ID:fXXa0wcP
<7−22> 112
 クラウドは厨房を出て脱衣室に行く。
(ユフィは出てるかな?)
脱衣室の前に立つと、ドライヤーの動いている音がしたので、クラウドはユフィがあがっているだろうと思い、脱衣室の扉を開けた。
「ん?うぁっ!」
クラウドが脱衣室の扉を開けた瞬間、洗面台の前に立っていたユフィがクラウドの方を向き、なぜか驚いて後ろに下がった。
「…っいったーい」
当然洗面台の前に立っていたユフィが後ろに下がれば背後には洗面台があるので、ユフィは洗面台に腰を強打した。
46FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/07 18:15 ID:fXXa0wcP
<7−23> 113
 風呂から上がったあと、ユフィは洗面台の鏡の前に自分の姿を映す。鏡の前で自分の姿をチェックするのはユフィが毎朝やっている習慣のような物だった。
「ん、今日も異常無しっと」
ユフィは先程までティファが使っていたドライヤーを持って髪に風を当てる。
「あーあ、ティファが羨ましい」
ユフィは小さく溜息をつく。先程風呂場での言葉が糸を引いている。
 クラウドにどんな形であれ、体を預ける事ができる。それはティファとユフィに共通する、クラウドに愛されると言う事だ。
 ただ、ティファとユフィに違いがあるとすれば、ティファはクラウドに心が無くともその時だけは自分に向いている事で満足するが、ユフィは心も向けられていなければ満足はしないという違いだった。
47お前名無しだろ:03/07/07 18:52 ID:fU+7wnBO
(`・ω・´)シャキーン さん乙です。
48あぼーん:あぼーん
あぼーん
49名無しさん@ピンキー:03/07/07 20:44 ID:rcC06dyA
応援sage
50名無しさん@ピンキー:03/07/07 21:24 ID:Iu1d9Dbx
リリカルさん、遠慮せずにかんがんイってくれ! (・∀・)
51マッチョ:03/07/07 21:43 ID:x/BTJh1p
早く本番へ・・・
52あぼーん:あぼーん
あぼーん
5331@獣姦だったりします:03/07/07 22:21 ID:I0RMu/9/
「じょう・・・けん?」
「当たり前じゃない。本来なら、私に逆らったら即処分になるところよ。」
「・・・・・・」
「それを大目に見てあげようって言ってるのよ。さあ、どうするの?」
「・・・わかり・・・ました・・・」
ティファがそう言うと、スカーレットは2匹の犬を彼女から離し、壁に繋いだ。どちらもスカーレットの意思には従順で、衛兵のようにおとなしくしている。
ティファが、自分がやっと解放されたことに少しの安堵を感じている間に、スカーレットは部屋の奥から何かを取り出し、ティファの顔の前へそれをいささか乱暴に置いた。
「それを着けるのよ。いいわね?」
目の前に置かれたものは、犬に付けられているものと全く同じな大型犬用の首輪、それに目隠しと耳栓、そしてピンポン玉大の白い玉にいくつもの穴が開いた口の拘束具であった。
「これ・・・を・・・?」
その用具を見ただけで、彼女は自分の身に何が起こるのかうっすらと想像がついた。
普段ならある程度の期待と喜びをもって迎えられる「お仕置き」であったが、丸一日獣に犯されつづけていた今のティファにはまさしく拷問意外の何物でもなかった。
5431@獣姦ですよ。:03/07/07 22:23 ID:I0RMu/9/
「どうしたの?着けられないなら手伝ってあげるわよ?」
そう言うなり、スカーレットは手際良く彼女の首に首輪を巻きつけた。首輪には当然冷たい鉄の鎖が繋がっている。
「ふふっ、家族揃って同じ格好ね。」
続いて目隠し、耳栓が順に取りつけられる。視覚と聴覚を続けざまに失った彼女に、首輪のずっしりとした重さがのしかかる。
「最後は、その汚いお口、っと」
スカーレットが、まだ精液と唾液が光るティファの口にボールを押し込み、革のバンドでそれを固定する。
「ふぅぅ・・・ううっ・・・」
舌の動きを封じられたティファが、拒絶の言葉のかわりに苦しげにうめく。もっとも、拘束具がなくても彼女にそのような言葉を発する権利はもはやないのだが。
「あら、デザートが残ってたわ。」
「うっ・・・ううううーっ!」
ティファが声を張り上げる。床に落ちていた尻尾付きのアナルバイブをスカーレットが無造作に突っ込んだのだ。
普段から使われていたものだが、つい先程まで責められ続けていた上に、五感のいくつかを失った分、感じる快感はより強いものになっていた。
「そんなによがっちゃって・・・ひょっとしたら本当に持たないかもね・・・」
そう言うと、スカーレットは白衣のポケットから注射器とアンプルを取りだし、ティファの右腕に薬液を注入した。
「ふぁっ・・・」
「これで、疲れも痛みも感じなくなるわ。ただし、得られる快感は数倍に跳ね上がっちゃうけどね。」
注射器を捨てると、スカーレットは壁から片方の犬の鎖を外し、彼女の横へと並ばせた。
薬が効いてきたのか、次第に息が荒くなるティファの耳元で、スカーレットは静かに囁いた。
「犬といえばお散歩よね。素敵な所へ連れていってあげるわ。」
5531:03/07/07 22:29 ID:I0RMu/9/
こんばんわ。
本番までいけなくてすみません(つд`)
あと、個人的な理由でちょっと間が開いてしまいました。
これからもこんな感じで、週2〜3回のペースになる予定です。
つーか、今のお話は次かその次で終わってしまうんですが、
このあとも迷惑でなければこのスレで書き続けたいと思っています。
なにとぞよしなに。

あと、>1さん乙カレー
つ旦 バニラコーラ、ノメ!
56名無しさん@ピンキー:03/07/08 13:29 ID:KteirAPX
>31氏
迷惑なんてdでもない
じゃんじゃん新作うpして下さい
57あぼーん:あぼーん
あぼーん
58名無しさん@ピンキー:03/07/08 15:15 ID:1N1Xy32O
広告ウザ。アゲるな。
59名無しさん@ピンキー:03/07/08 17:35 ID:EBG/ziVT
>>58
言って止めてくれるような連中ならとっくに(ry
ほっといてハァハァするしか道はないのさ。
60名無しさん@ピンキー:03/07/08 20:18 ID:H1URSnQo
>>59
うん、だけど下げ進行でやってくれれば、こっちも誠意を感じるよ。
仕事なんだから、ユーザーの心証悪くすることない。 おれが代表して踏んでやってもいいぞ。
な、だから、これからは、sageでやれ、メール欄に、sageと入れればいいんだぞ。わかったか?
61FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/08 21:38 ID:+Ts/S5ap
<7−24> 114
 ユフィは鏡に映っている自分の姿を、まるで他人を見ているかのような視線で見つめた。
 女性らしく膨らんだ胸。その膨らみと対照的にしまっているウエストの括れ。その下には緩やかなカーブを描いている腰と脚。
(……この体が、クラウドに触られてる)
ふとユフィは自分の胸の膨らみに手を当てた。鏡に映ったユフィの後ろには実際にはいないクラウドがいる。ユフィの手はクラウドの手となっていた。
(いつもクラウドは私の胸を後ろから触るとき、首筋にキスをする……)
鏡に映ったクラウドが、鏡を見ているユフィに見せ付けるように鏡のユフィの首筋にキスをする。
62FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/08 21:39 ID:+Ts/S5ap
<7−25> 115
 今度は現実のユフィが自分の手を動かして、自分の胸に穏やかな刺激を与える。当然、鏡に映ったユフィの胸はクラウドによって揉まれていた。
(クラウドのもう片方の手が私のあそこに伸びる……)
ユフィはドライヤーを洗面台に置いて、ドライヤーをもっていた手を股間へと伸ばした。そして鏡に映る自分の股間にはクラウドの手が伸びる。
 そして鏡に映ったユフィの秘所に触れていた、クラウドの中指がゆっくりと秘所の中に沈められていく。ユフィもそれに続いて自分の秘所に指を埋めようとした。
 そしてその時だった、風呂に入ろうとしたクラウドが扉を開けたのは。
63リリカル小話10:03/07/08 22:15 ID:67vvu2sp
言われると同じに再び口づけられた。そのまま床に押し倒される。
息もつけない激しさで責めてくる唇に我を忘れた。
「丸一日、だよな。あの程度の調査で随分時間が掛かってるんじゃないか?」
息つく合間にクラウドが試すように訊ねてくる。
クラウドの首にまわした手は外され、頭ので押さえ込まれた。
身動きできないように拘束されても、高まっていくのははしたない快楽への期待だけだ。
首筋をゆっくりとなぞられた。柔らかい唇にきつく吸われて背筋が震える。
64リリカル小話11:03/07/08 22:17 ID:67vvu2sp
クラウドの指先がシャツの上から乳首に触れてくる。
「あっ……んっ」
じんとした疼きが体内を走り抜け、考えるより先に吐息が唇から流れ出した。
「へえ……。いつもより敏感だな。ティファ」
クラウドの手のひらは撫でさするように胸覆っていく。
包み込みむようにゆっくりと揉みしだかれながら、乳首は摘んで捏ねられた。
「っやぁ…あぁん……っ!」
服の上からだというのに痺れるような快感だった。
身体は意思とは関係なく違う生物のように反応する。
65リリカル小話書き:03/07/08 22:20 ID:67vvu2sp
レスアリガトンですた!
書くの遅いのですががんがりまつ。
宜しくおながいします。

66名無しさん@ピンキー:03/07/08 23:15 ID:gm3znlG2
リリカル小話書きさん31さんNeoGenesisさん激しくグッジョブ!!!
三者三様の話が同時進行でうpされるからお腹もイパーイ大満足です…ハァハァ

>>55
是非ヨロ!!
67名無しさん@ピンキー:03/07/09 20:08 ID:bZLIrjeG
がんがれー
68FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/09 20:16 ID:PdPCzeNo
<7−26> 116
 最初左手後方にある扉の方を向いたユフィは、扉が開いたことに意識を向けてはいても、誰かが来たと言う事には意識が向かなかった。
 その後、誰かが来たと言う思考が起こりクラウドが来たと言う思考に移り、そして、自分が秘所に指を当てたままだという事に思考が移った。
「ん?うぁっ!」
もしかしたら自分の妄想の行動を見られたかもしれないという意識でティファはクラウドから距離を取ろうと後ろに飛びのいた。
 そして背後にあった洗面台に腰を強打する結果となったのだ。
69FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/09 20:16 ID:PdPCzeNo
<7−27> 117
 ユフィは恥ずかしさで後ろに飛びのいた後、今度は腰からの激痛にうずくまる事となった。
「…っいったーい」
ズキズキとした痛みがユフィを襲う。ユフィの思考の中からは自分の痴態を見られたかもしれないという事よりも、自分の身に起こった痛みがクラウドのせいであるという思考へと移る。
「クラウド、いきなり開けないでよ。ビックリしたじゃない」
「悪い、驚くとは思ってなかった」
「もう、気を付けて……」
訴えるような視線で見上げたユフィの瞳に、近付いてきたクラウドの顔が入り、ユフィは言葉を止めた。
70名無しさん@ピンキー:03/07/09 23:47 ID:YsRMa9hU
おつ
71名無しさん@ピンキー:03/07/10 00:59 ID:klRJx+o/
乙です
72あぼーん:あぼーん
あぼーん
73(`・ω・´)シャキーン<41>:03/07/10 15:42 ID:yBdhzoSH
水まみれになったティファの姿に唯一反射するものがあった。
男達も、そして自分自身も気づかなかったが、まだ一つだけ身につけてるものがあった。
雫の形をした紅色のピアスだ。水の反射により控えめな装飾がやけに際立った。
「ピアスなんて付けてたんだな。あまりに自然に馴染んでたから気づかなかったが。」
確かにそのピアスはティファの端正な顔のパーツの一部として、
そこに生まれた時から付いていたかのように存在していた。
「褒めようがないぐらい似合っているが、奴隷には必要のないものだな。外せ!」
似合うはずだ。自分でも世界中の女性の中で一番にあっていると思う。
なぜならこのピアスはクラウドからの初めてのプレゼントだった。
アバランチ時代。ある日突然渡されたものだったが、その箱には「order-made」とあった。
つまり、クラウドがわざわざ自分のために注文してくれたのだ。
その日以来、ティファはこのピアスを片時も外した時がなかった。
「さっさと外せよ!なんなら俺達が引きちぎってやろうか?」
「い、、、いえ。や、、、やりま、、、す。」
もうどうしようもないのだ。観念してピアスを外す。
ピアスを外し終えた時、こころの最後で繋がっていた希望も外されたような気がした。
クラウドとはもう繋がっていない。
でも、もちろんまた会えたとしても男達に堕ちきった自分を見てくれるはずもない。
そう思うと、繋がりもなくし、二度と会えないほうがまだ救われるのかもしれない。
74(`・ω・´)シャキーン:03/07/10 15:44 ID:yBdhzoSH
いつも乙コメントどうもです。他の作家さんも乙です。
テスト期間なもので頻繁にうpできなくてスミマセンです。
75名無しさん@ピンキー:03/07/10 16:02 ID:eZug1FRc

テストばんばれ
76名無しさん@ピンキー:03/07/10 17:25 ID:FoufYWc9
∧_∧
( ´・ω・) 皆さん、よかったらどうぞ・・・。(冷たい麦茶と熱いお茶、ひとつセンブリ茶)
( つ旦O ∫∫∫           §  
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦

あっちは、○力氏専用になってマターリしてきたような、住み分けヨシだな。
シャキーンさんもテストがんがってくだされ。
77名無しさん@ピンキー:03/07/10 21:06 ID:S+lKCpsA
早い者勝ちだな。ゲトー!!

§  
78あぼーん:あぼーん
あぼーん
79あぼーん:あぼーん
あぼーん
80FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/10 22:20 ID:m9Z3yU7y
<7−28> 118
「ユフィ、大丈夫か?」
クラウドが心配してユフィの前にしゃがみ込む。
「だから大丈夫だって。でもその代わり……」
ユフィは立ち上がってクラウドの方を向き、言葉を一旦止める。ユフィの瞳の光が変わった。
「……今だけクラウドを私の好きにさせて」
ユフィはクラウドに体を寄せ、その顎先にキスをする。それと同時に右手の指はクラウドの股間へと伸び、ズボンのチャックを下ろし中に手を入れてクラウドの物を引き出す。
 クラウドの物は、硬くはなっていないものの朝で熱を帯びていた。
「お風呂に入る前に抜いてあげる」
ユフィの顔がクラウドの股間へと降りた。
81FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/10 22:20 ID:m9Z3yU7y
<7−29> 119
 ズボンの中から引き出された男の物は、硬くはなっていなかったが熱を帯びており、そして夜の行為の匂いが残っていた。
「クラウドの匂いとティファの匂いが混ざってる……」
ユフィは舌を伸ばし、男の物の先を裏側から舐める。舌に精液と愛液の混ざり合った苦味を感じる。
「んっ…むぅ…んん……」
ユフィは硬くなり始めたクラウドの物を、先を食べるかのように口を開けて口内に含んだ。
 そしてそのまま顔を前後に動かし、歯を軽く当て、舌を左右に動かしてクラウドの物を刺激していく。
82あぼーん:あぼーん
あぼーん
83あぼーん:あぼーん
あぼーん
84あぼーん:あぼーん
あぼーん
85名無しさん@ピンキー:03/07/11 22:16 ID:O2abBlQ7
sageおつ
86FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/11 22:39 ID:liHR0TWa
<7−30> 120
 クラウドの物はユフィの口の中で硬くなっていき、ユフィの口内を圧迫する。だが、ユフィは苦しさを覚えてもそのまま頭を前後に動かしてクラウドの物を吸い上げる。
「んんっ…むうっ…ふぁっ……」
ガラスボトルから栓を抜くような音をたてて、ユフィはクラウドの物から口を離した。
「ねえ、私の下の口にくれる?」
ユフィは立ち上がってクラウドを壁側に押していく。
「そこの椅子に座って」
脱衣室にあった丸い椅子にクラウドは座らされる。
 ユフィはクラウドの両足を跨ぐ形でクラウドに体を寄せ、クラウドの物に手を伸ばした。
87FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/11 22:39 ID:liHR0TWa
<7−31> 121
 ユフィは硬くなったクラウドの物を掴むと、その先を自分の秘所に合わせてそのまま腰を下ろす。
 ユフィの膣内はクラウドに奉仕をしていた時の興奮で軽く濡れてはいたが、それでもクラウドの物が膣内を擦り上げた時、軽い痛みを感じた。
「ユフィ……」
クラウドの両腕がユフィの背中へと回り、クラウドの唇がユフィに近付いた。その唇にユフィはついばむ様にキスをせがむ。クラウドの唇がユフィの唇に触れたとき、ユフィの膣がキュッとクラウドの物を絞め付ける。
「クラウドも動いて……」
不安定な体勢で腰を動かしながら、ユフィが哀願する。ユフィの願いにクラウドは答えた。
88あぼーん:あぼーん
あぼーん
89名無しさん@ピンキー:03/07/12 00:23 ID:PYchFWCJ
ところでユフィの一人称は「アタシ」じゃなかったっけか。
90名無しさん@ピンキー:03/07/12 02:40 ID:sQ6/0yau
>89くんのするどいつっこみ!
91あぼーん:あぼーん
あぼーん
92FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/12 21:03 ID:ZTXRbGhl
<7−31> 122
 クラウドはユフィのヒップに手を回し、椅子に座った状態から立ち上がる。浅く入れていたクラウドの物が一気にユフィの奥を突いた。
「あぁっ、あ…はんっ……」
ユフィはクラウドの首に両腕を回して自分の体が落ちないようにしてクラウドの動きをそのまま体に受けとめる。
 クラウドはユフィを壁に押しつけ、そのまま壁と自分の体でユフィを挟むようにしてユフィの秘所に自分の物を打ち付ける。
「ねえクラウド、私の事好き?」
体がクラウドによって上下に動き、膣内をクラウドの物で蹂躙されていたユフィが聴いた。
「ああ」
ユフィの体はクラウドの答えに喜び、クラウドの物を締め付け愛液を溢れさせる。
 そしてクラウドの動きがゆっくりとなり、浅く何度もユフィの膣内を突いていたのが、ユフィの秘所から抜けない程度まで抜き、そして奥まで突き上げるという方法に変わった。
93FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/12 21:04 ID:ZTXRbGhl
<7−32> 123
「あっあっ…クラウド…口の中に…だして……」
既に達しそうな状態だったユフィは、クラウドの動きの変化にクラウドも達するのが近い事を知る。
 クラウドはユフィを抱えたまま動き、ユフィの体を固い床ではなく、柔らかいタオルの上に下ろして激しく自分の物を動かす。
「あっんっ、んんっ…はぁっ…くぅ…あ、あああぁっ」
ユフィの体がクラウドに押し当てられ、それと同時にユフィの膣内がクラウドの物をきつく締め上げる。
 クラウドは締め付けられた自分の物を抜いて半開きになっているユフィの口に押し込んだ。
 ユフィは口の中に押し込まれたクラウドの物に舌を這わせ頬と舌で吸い付くと、口の中にあったクラウドの物が震え、ユフィの口内にクラウドの精液が流れ込んだ。
94名無しさん@ピンキー:03/07/12 21:06 ID:ZTXRbGhl
>>89
まさか書く前にユフィの1人称の変化に気付くとは思いませんでしたよ
もう少し先で、ユフィの1人称が「私」に変わった事を書こうと思ってましたが
ここで指摘されるのは予想外でした。
なお、ユフィの1人称が「あたし」から「私」に変わるのにはある条件があります
95あぼーん:あぼーん
あぼーん
96あぼーん:あぼーん
あぼーん
97名無しさん@ピンキー:03/07/12 22:53 ID:FQE+DwgL
「わたし」なユフィも可愛い
98名無しさん@ピンキー:03/07/13 01:47 ID:I4ltMhTi
宣伝なんとかならんのか
99名無しさん@ピンキー:03/07/13 03:38 ID:wNLVEPso
>98
専用ブラウザでNGワード設定しる
100名無しさん@ピンキー:03/07/13 05:58 ID:XLk6nF83
100
101あぼーん:あぼーん
あぼーん
102あぼーん:あぼーん
あぼーん
103FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/13 21:36 ID:EThZch+a
<7−33> 124
 ユフィの口内に精液を吐き出したクラウドは、自分の物が治まるのを待ってからユフィの口から自分の物を抜いた。
 精液を吐き出した男の物は硬さを失い、ユフィの唇に精液の白い線を残して離れる。ユフィの腹部に吐き出しきれなかった精液がポタポタと垂れた。
「ユフィ、大丈夫か?」
精液を吐き出した後にくる気だるさを体に感じながら、クラウドが聴いた。
「ええ、大丈夫……」
ユフィは口を閉じ、クラウドの方に顔を向けたまま喉を鳴らして口内の精液を飲み込んだ。ユフィの唇の周りにはユフィの唾液だけでなく、先走りの液や精液、愛液が混ざり合った白っぽい液体で濡れていた。
104FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/13 21:36 ID:EThZch+a
<7−34> 125
 ユフィは唇の周りに付いている液体を舌で舐めると立ち上がる。
「どうする、もう一回浴びるか?」
クラウドが行為で汗ばんだユフィの肌を見て聴いた。
「ううん、クラウドが入って。私は別に良いから」
「そうか、じゃあ入るから、ティファに10分ぐらいで行くって伝えといて」
ユフィが頷いたのを見てから、クラウドは風呂場の中に入った。
 クラウドの姿が風呂場の向こうに消え、磨りガラスに映るクラウドがシャワーを浴びるのを確認してから、ユフィは行動を起こした。
 まず、先程の行為の際に使っていた柔らかいタオルを手にとってそれを洗面台の水道で洗う。そしてそのタオルを絞り汗ばんだ体を拭く。火照った肌に冷たい水に濡らしたタオルが心地よかった。
105FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/14 21:13 ID:nkxPQTcC
<7−35> 126
 水で濡らしたタオルでユフィは丁寧に体を拭いていく。それはただ単に、汗ばんだ体から汗を拭き取るだけの行為とも違っていた。
 体に付いたクラウドの精液をその痕跡さえ残らないよう拭き取り、愛液が溢れて濡れていた秘所は、その周りだけでなくタオルを膣の中に浅く入れてまで拭き取る。
 そして体を拭き終えた後、水道から水を出して大量の水を口に含んでは口内をゆすいで吐き出すことを繰り返した。それは、吐き出す水が透明になってからも何度か続いた。
 ユフィがタオルを濡らしてから僅か数分、その数分でユフィは自分の体からクラウドとの行為の痕跡を消し去った。
 ユフィがこのような行動に出た理由は、決してクラウドとの行為が嫌な物だというわけではない。
106FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/14 21:14 ID:nkxPQTcC
<7−36> 127
 先にも書いたように、どんな方法であれユフィそしてティファにとってクラウドに体を預ける事ができるというのは愛されているのに等しい。
 だが、ユフィは心も向けられなければ満足しない。ここにこの行動の答えがある。
 胎内や腸内、また口内に注ぎ込まれ、胃や子宮などに入った精液に関しては何も問題は無い。しかし、その行為の後に残る精液はユフィにとって嫌悪的なものだった。
 なぜならば、それはクラウドとの行為の後も残っている物であり、そこにクラウドの心は無い。
 口内に残る精液は注ぎ込まれた時には確かにクラウドはユフィに対して心を向けていた。だが、口内に残る精液にクラウドの心は含まれていない。
 だからこそ、ユフィはその痕跡を、その行為をしたという事さえ分からなくなるまで消そうとするのだ。
107名無しさん@ピンキー:03/07/15 10:51 ID:PYgXgbXr
みなさん、激しく乙です。
108山崎 渉:03/07/15 11:08 ID:vhmwz+RP

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
109名無しさん@ピンキー:03/07/15 16:23 ID:xywOn3Yc
山崎渉って何者なんですか?
110名無しさん@ピンキー:03/07/15 16:33 ID:jrNw7juO
ある意味テロリスト・・・
111FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/15 21:33 ID:V/fkJQ2N
<7−37> 128
 一方のクラウドは、立ったまま体にシャワーを降り注がせ正面を見詰めていた。そしてフッと息を吐き、壁に両手をつけて下を見る。
 ユフィを抱いた時クラウドの中に生じた心、それはユフィを孕ませたいという気持ちだった。あの時、ユフィが何も言わなければ、そのままユフィの膣内に白濁とした液を放っていただろう。
(どうして俺は……)
あの時どうしてそのように思ったのか、クラウドにはその考えを浮かばせた自分自身が信じられなかった。
「……ティファのことか……」
口に自分の心境を出してみても、なにも変化は無い。
 クラウドの中には昨夜リーブから話された事が思い返される。
『残念だが…事実だ』
判決を述べる裁判官のような宣言をしたリーブの声が、クラウドの耳に残っている。
 今日の深夜、つまり店が終わってから1時間、いやそれ以上クラウドはティファの体を蹂躙した。そして、自分の吐き出した全ての精液をティファの中へと注いだ。
112FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/15 21:35 ID:V/fkJQ2N
<7−38> 129
 だがそれでも、彼女は妊娠する事は無い。それは医学という絶対的な物によって決められていた。
 クラウドがティファを抱く時とユフィを抱く時とでは違いがあった。ユフィとティファにしてみても、その違いは分かっていたはずだ。例え、2人が同時に抱かれた時に同じく扱われたとしても。
 ティファの場合、クラウドは拒否されない限り自由に精液をティファに注いだ。それは口内であったり胎内であったり腸内であったり、体の表面であったりした。
 しかし、ユフィの場合はそれとは違い、逆にユフィが許可した場合だけ胎内に精液を注ぎ、それ以外の場合は口内や腸内へと注いだ。
 この2人に対しての行為の違いは、無意識ではなく意図的に行っていた。
 ティファは互いが1人で抱かれている時にどのように抱かれているかは殆ど知らない。だが、ユフィはティファがどのように抱かれているかを知っていた。
 それは、愛する者に無意識のうちに心を向けられている者と、その光景を見ている者との違いであろう。
11331@今回はわんこ無し:03/07/15 22:05 ID:kGcTh3Aj
鎖を引っ張られるたびに首が絞まる。
冷たい床の上を、動物と同じように這いつくばって歩く。
どのくらい歩いたのかはわからない。音も光も消えた世界では、時間の感覚も希薄になってしまう。
1時間だと言われても納得できるし、5分だと言われても何ら違和感を感じないだろう。
歩いていた間、ずっとティファの中にあったものはとめどない快感、ただそれだけであった。
前を歩いていたスカーレットの足が止まる。それに気づかずに進み続けようとするティファを、彼女は鎖で制した。
「ぐっ!ううっ・・・」
ティファの悶絶の声には見向きもせず、スカーレットは扉の前の守衛に自分のI.Dを提示する。
指紋の照合が行われた後に、重い鉄の扉が音を立てて開いた。中からは冷たく、かび臭い風が吹いてくる。
「着いたわよ。」
スカーレットは短くそう言ったが、耳を封じられたティファには聞こえない。
「ああ、これはもういいわね。」
スカーレットが耳栓を外す。ティファの耳に流れ込んでくるのは横の犬の荒い息と、それから複数の男のうめき声であった。猿轡でも噛まされているのか、言葉の判別をすることは難しい。
「感動の再会、ってやつね。」
スカーレットが口を開いた。再会と言うからには、当然視覚のないティファに向けられた言葉でないことは明らかだったが、それを判断する思考は今の彼女にはなかった。
与えられ続ける振動に身をよじらせるティファを見て、男たちの声がより大きくなる。
「本当はもっと後にしようと思ったんだけどね。」
そう言ってスカーレットは、まるで新しいおもちゃを自慢する子供のように無邪気に笑った。
「今ではすっかり身も心も犬以下の肉奴隷に成り下がっちゃったのよ。」
言いながらスカーレットはティファの「尻尾」を掴み、激しく動かした。
「ふううっ!ううううんっ!」
口の拘束具から彼女の唾が飛び散る。
「ほら、これがあなた達の大事な大事な『仲間』の成れの果てよ。」
そう言い、スカーレットはティファの口からボールを外す。
「ああんっ・・・」
「ティファ、自己紹介してあげなさい。」
「わ、私は・・・いやらしい・・・いやらしい、肉奴隷のティファです。ど、どうか皆さん・・・好きなところを、気の済むまで犯して・・・犯して下さい・・・」
そこまで言わせた後で、スカーレットは壁に張りつけられた男達の方を振り返った。
彼等は2人とも目を塞ぎ、猿轡をぎりぎりと音が立つほど噛み締めている。頭上に固定された握り拳から、一本の赤い筋が腕を伝う。
「よくできました。ご褒美が欲しい?」
ティファが肯く。
「どんなのがいいの?口で言わないと分からないわよ。」
スカーレットの言葉責めが続く。それはティファに対してだけではなく、側の男達に対してのものでもあった。
目は塞げても、腕が固定しているために耳を塞ぐことは不可能である。彼らはかつての仲間の変貌した声を聞き、自分の無力さと絶望感を嫌というほどに味わう。これも拷問の一種なのだ。
11531:03/07/15 22:13 ID:kGcTh3Aj
あと2〜3回で終わりです。
構成力のない自分に鬱・・・∧‖∧

追伸。
誰か夏休みを分けてください(つд`)
116名無しさん@ピンキー:03/07/15 22:16 ID:myMPYsun
sage
117名無しさん@ピンキー:03/07/15 23:14 ID:CUS07/qv
>>115
ダメ。分けてあげない。(・∀・) 
もっともっと31さんの作品が読みたいので、徹夜してがんがれ!




                               



                                  (ほどほどにね)
118名無しさん@ピンキー:03/07/16 00:09 ID:MVTsboKg
さげ
119FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/16 21:58 ID:2EuRRhcq
<7−39> 130
 ティファが拒否しない限り胎内へと精液を注いでいたクラウドの行為。クラウドにはその行動の結果が何かは十分に分かっていたはずだ。
 しかし、それを知っているにもかかわらずそのような行動を取っていたというのは、言うまでも無くクラウドの心の中にはティファを孕ませるという意思があった。
 先のリーブとの会話でクラウドは、ティファ自身が妊娠できていない事に気付いているだろうとの予測をした。だがそれは、クラウドも同様に思っていたはずだ。
 しかし、クラウドの考えている孕ませるという行為は決して暴力的な物ではない。ティファもクラウドの行動の意味を知っており、それでいてクラウドの行為を容認していたからだ。
 愛する者の子供を生むことができる。それは、ティファ自身が口には出さずとも心の内では望んでいた事だった。
120FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/16 21:58 ID:2EuRRhcq
<7−40> 131
 だがそれは叶わない夢だとクラウドは気付かされる。そして、クラウドよりも先にティファがその現実を受け止めていたはずである。
(あの言葉は何だったんだろう……)
ふと、ティファの言葉が頭に残っていた。
 今日の深夜、風呂場でティファを蹂躙した後クラウドはティファを先に自分の部屋に行かせ、その後時間を開けてから自分の部屋に戻った。
 その時ベッドで待っていたティファが、クラウドがベッドに上がった時にこう言ったのだ。
『…あなたの気がすむまで、私の中にあなたを注ぎ込んで…いつまでも、私はあなたの側に居るから……』
ティファがそのように言うのは珍しい事だったが、その時のクラウドは特に気にせず、ティファを蹂躙する事を再開した。
 しかし、今になってみればその言葉の秘めた部分に直に気付いてやるべきではないかと今になってクラウドは思っていた。
121名無しさん@ピンキー:03/07/16 21:59 ID:2EuRRhcq
そろそろ本編に戻りたい・・・・
今書いているのは本筋からそれた部分ですので
122名無しさん@ピンキー:03/07/16 23:33 ID:ZweHD4HR
イイヨーがんがれー
123名無しさん@ピンキー:03/07/17 11:46 ID:8zdaZuX6
otu!
124名無しさん@ピンキー:03/07/17 13:58 ID:/84sHBWL
125FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/18 23:05 ID:TcK3ZU9t
<7−41> 132
 ユフィは体を綺麗にしてから脱衣室を出て、廊下にでる。廊下といってもこの廊下の壁の向こうは外で、風呂場と階段、そして厨房とを繋いでいる通路だった。
 ユフィはまだ湿っている髪をタオルで押さえながらゆっくり廊下を歩いていた。その瞳の先は下を向いており、どこか心あらずになっている。
「……ふぅ……」
ユフィは肩を上げて大きく息を吸い、それからゆっくりと息を吐き出した。
 そして、そのままユフィは厨房には入らず、階段を上って2階へと上がり部屋の扉を開けた。
 部屋の中に入ると、今度は机の上にあったポータブルパソコンの電源を入れた。
126FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/18 23:06 ID:TcK3ZU9t
<7―42> 133
 廊下側の厨房からユフィが入ってきた。首からタオルをさげているものの既に髪は乾ききっていた。
「ティファ、何か手伝う事ある?」
「んーとね、もうほとんどできてるから、お皿用意してくれる?大きいお皿が1つに、中くらいのお皿が3人分ね」
ティファにそう言われ、ユフィは食器棚から皿を取り出してテーブルの上に並べていく。
「ねえティファ」
「ん?」
頼まれた皿をユフィの横に置いた時に、ユフィが口を開いた。
「……クラウドが仕事から帰ってきたら、今日だけ借りてもいい?」
ユフィの言葉にティファの手と表情が止まる。
127FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/19 21:23 ID:tvXVJx7h
<7−43> 134
 ティファは無言のまま、作っていた料理を厨房の台の上に置かれた皿の上に置いて行く。
「別に嫌ならいいんだけど、さ」
気にしなくても良いというような言い方で、ユフィは料理が置かれた皿を持ってテーブルに運んでいった。
「……どうして急に?」
料理を皿に並べ終えた鍋を厨房のながしに置いて、ティファがテーブルの側に居るユフィに聴いた。
「ちょっとね、クラウドと話がしたくて」
ユフィは持っていた皿を3人分の食器の真ん中に置いた。
 2人の間に沈黙と無言の空気が流れる。その空気を破ったのはティファの方だった。
「いいわ。クラウドにはあなたから話しておいて」
128FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/19 21:23 ID:tvXVJx7h
<7−44> 135
 ティファがそう言って2人の間の空気が柔らかくなったちょうどその時、厨房の扉を開けて風呂上りのクラウドが入ってきた。
 クラウドが入ってきた瞬間、2人は互いに目配せして何も無かったかのように動きだした。
「ん、2人ともどうかしたのか?」
クラウドが2人の間に漂っていた微妙な空気に気付き聴く。クラウドの質問に2人とも揃って首を振る。
「ううん、何でもないの。さ、冷める前に食べよう」
ティファがそう言い、3人はそれぞれ椅子に座って揃っていただきますを言い、食べだす。
 食事をしている間、ティファとユフィが中心となって何気ない会話が度々起こる。第3者から見てもごく普通の光景だが、3人を中心とした世界は3人の知る事無く徐々に加速を始めていた。
129名無しさん@ピンキー:03/07/19 21:24 ID:tvXVJx7h
7章終了しました
明日より本筋に戻ります
130(`・ω・´)シャキーン<42>:03/07/19 22:21 ID:56lEU7wB
「えらくもったいぶってるな。そんなに大切なものなのか?」
「誰かからもらったのか?おい!誰だ?誰にもらった?」
男が俯いていたティファの髪を掴み上げ自分の方を向かせる。
答えに詰まっていると手を振り上げ叩く真似をする。その行為に意思とは関係なく体が震えた。
「く、、、、クラウドに、、、、婚約者にもらったものです、、、」
「ハハハ!それは傑作だ。これでめでたく婚約破棄というわけだ。
 心置きなく俺達の肉奴隷になれるな!」
髪を離され再び下を向いた。床に置かれたピアスが目に入る。それはたまらなく無機質だった。
「よし。ではお前の心を証明して貰おうか。お前はクラウドとやらの婚約者なのか
 それとも俺達の肉奴隷なのかな。」
リーダー格の男がどこまでも冷たい声で命令する。
「立て。そしてそのピアスを跨げ。」
「はい、、、、」
その意味も分からないままティファはよろよろと体を起こし、命令どうりの格好をする。
それを確認すると、リーダの男が仲間の一人に目で合図を送った。
嫌らしい笑みを浮かべながら男がそれに答える。
「いいか。俺が手伝ってやるからよく聞けよ。始めという声と共にケツを思いっきり叩いてやる。
 お前はそれと同時にこのピアスに向かって小便を出すんだ。」
男の言葉にティファは目を見開き、狂ったように首を左右に振って許しを請う。
「そ、、、それだけは許してください!もう私は皆様の肉奴隷です!もう十分でしょう!」
「さーて、予行練習だ!そら!!」
ティファの哀願を遮るように男が白く引き締まった尻を力いっぱい叩く。
しばらく耐えていたが、堕ちきった精神ではそう長く続くわけもない。
「許して、、、、、んぐっ!、、、もう、、、、勘弁して、、、、ひぁ!」
「ふざけんな!てめえは俺達に言われたことを忠実にやってればいいんだよ!」
男達の容赦ない攻撃に白かった美しい尻が赤く染まりかけた頃、
ティファは自分の意思などどうしようもないという事を悟った。
「や、、、やります、、、合図を、、、、お願いします。」
その姿に満足の笑みを浮かべながら、男が手を一段と思いっきり尻から離れたところ出止めた。
「よし!ではいくぞ!よーい、、、、、始め!!!」
131(`・ω・´)シャキーン:03/07/19 22:24 ID:56lEU7wB
テスト大部分は終わりますた。応援してくれた人感謝です。
こちらもさくっと終わらせねば、、、
132名無しさん@ピンキー:03/07/20 20:15 ID:wrxOsPO3
<8−1> 136
 午後3時前、クラウドが2階から小さなボストンバッグと長方形のケースを持って厨房に下りてきた。
 ティファとユフィは店の開店準備で料理の下ごしらえや掃除をしていた。
 クラウドは店内に入り、円形テーブルの上にボストンバッグと長方形のケースを置く。長方形のケースは40cm×150cm程のさほど厚みの無いケースだった。
「クラウド、帰ってくるのは何時ぐらい?」
店内の掃除をしていたユフィが手を止めてクラウドに聴いた。
「さあ、もしかしたら10時を過ぎるかもしれない」
ちょうどその時、店の入り口の扉が開いて、バレットとヴィンセントが入ってきた。
 バレットの右手の位置にあった機関銃はもう無い、その代わり左手と全く変わらない右手があった。
133FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/20 20:15 ID:wrxOsPO3
<8−2> 137
 あの後、バレットは自分の右手の機関銃を気にかけていた。これを付けた時には使い物にならなくなった右手のそこに何かが必要だったからだった。
 その時、バレットの心の中にあったのは神羅への復讐。その心が右手を武器へと変え、自らの意思で自らの手だけでなくその体さえ血に染めていった。
 だが、戦いが終わった時、バレットの心の内には別な思いがあった。今まで自分のしてきた事は許されるのかどうかという思いが。
 そんなバレットの思いを楽な方向へと後押ししたのはリーブだった。彼はジェノバプロジェクトで収集された技術を用いて、バレットの左手の細胞から右手を作り、移植しないかという申し出をした。
 戦いに明け暮れた日々が終わり、どこか虚しさを感じていたバレットだが、その申し出を受け入れ以前とは別な生活へと移って行った。
134あぼーん:あぼーん
あぼーん
135あぼーん:あぼーん
あぼーん
136名無しさん@ピンキー:03/07/21 15:59 ID:7KiSn9GN
シャキーン氏・31氏・細かく分割氏(勝手にそう呼ばせてもらってます)
テスト期間中だけど欠かさずチェックさせてもらってます
新作楽しみにしてます、がんがって!!
137あぼーん:あぼーん
あぼーん
138FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/21 21:50 ID:QxLF5ajR
<8−3> 138
 しかし、別な生活へと移ったとしても、自分や小学生となったマリンとの生活を支える為には収入が必要だった。
 だからバレットは、自らの戦闘経験がいかせる仕事、傭兵の仕事を選んだのだった。
 暫くバレットは機関銃が付いていた右腕につけた、バレットの細胞から形成された右手のリハビリに励んでいた。
 神羅にとっても、細胞からの四肢の一部を形成し移植するという手術は、バレットの右腕についていた機関銃によって神経や骨が通常の人間と変わっていて、困難な面もあった。
 しかし、それから半年でバレットは左手と同じ様な動きをできるようになった。元々右手を利き手として使っていた為、脳の神経では右手の動きを覚えていたのだ。
139FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/21 21:50 ID:QxLF5ajR
<8−4> 139
 次にヴィンセントについて触れてみよう。ヴィンセントは戦いの後、いや、戦いの最中でさえ目的と言える物は無かった。
 死ぬ事の無い体を背負い、幾多の年月を何もせず眠る事で過ごしてきた。そしてクラウド達と出会い、宝条に会う為にクラウド達と行動を共にした。しかし、それだけのこと。
 そして戦いが終わり、今度は目的という物さえ無くなった。あの戦いから数年以上が過ぎるが、ヴィンセントはいまだにその答えを見つけていない。
 だが、ヴィンセントは自分にできる事を探し続けている。クラウドと共に傭兵の仕事をしながら、目的という何かを探して。
140名無しさん@ピンキー:03/07/21 23:51 ID:Wbcz7lEM
141(`・ω・´)シャキーン<43>:03/07/22 06:55 ID:P7NBTtpX
ティファは男達の期待に応える事が出来なかった。どうしてもできなかった。
勿論男達がそれで納得するはずもない。
「てめえ、さっさとやれよ!!」
「まだ自分の立場がよく分かってないようだな。」
罵声と同時に張り手が体の至る所に飛ぶ。
その苦痛にティファは泣き叫ぶ事も、許しを請う事もせず無言で堪えていた。
自分の目の前に置かれたピアスを見た時、自分の中で何かが吹っ切れたようだ。
(もう、、、、何もしたくない、、、このまま消えてしまおう、、、、)
心の中で、強かった自分、こうして肉奴隷になった自分、そしてクラウドに愛された自分。
すべての自己の存在を消そうとした。消えてほしかった。
「おい!痛いんだろ?だったら許しを請えよ!さっきみたいに俺達にひれ伏せよ!!」
男達はこの至極の肉奴隷を手放すつもりはない。必死にティファを我に返そうとする。
しかしこの状況をもリーダー格の男は予期していたように動いた。
「また薬が必要だな。さっきと反応は違うが、俺達への反抗という意味では同じ事だ。
 肉奴隷は忠誠も抵抗も必要ない。考える事など必要ないのだ。」
ティファは男達へ抵抗したいわけではない。もうそんな気力はない。
この行動は自分自身への最後の抵抗だったのだろう。
男の一人に薬を詰めた注射器を持ってくる。
「ほんとに手間の掛かる女だな。」
この薬を打たれたら、また先程のように男達の精の施しを貪りつくす雌豚に成り下がるのだろうか。
142(`・ω・´)シャキーン:03/07/22 06:58 ID:P7NBTtpX
こんな時間にうp。あと2、3話で終わりですばい。
暇な方は最後までお付き合いくだせえ。
143あぼーん:あぼーん
あぼーん
144あぼーん:あぼーん
あぼーん
145あぼーん:あぼーん
あぼーん
146あぼーん:あぼーん
あぼーん
147あぼーん:あぼーん
あぼーん
148名無しさん@ピンキー:03/07/22 20:27 ID:4mcibf5A
禿乙!!
宣伝厨のageに負けずsage
149FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/22 21:36 ID:/0OHZb4P
<8−5> 140
「クラウド、それは必要ないんじゃないのか?」
ヴィンセントはクラウドがテーブルに置いた長方形のケースを指差す。
「そういえばそうだな。今日の仕事でこれは必要ないか」
クラウドがケースを持って立ち上がったとき、厨房に居たティファがクラウドに声をかける。
「あ、私が上に持っていくからそこにおいて置いて」
「そうか、じゃあ頼む」
クラウドはテーブルの上にケースを置いた。
 ちょうどその時、店の外の位置でクラクションが2回短く鳴らされる音がした。
150FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/22 21:36 ID:/0OHZb4P
<8−6> 141
 クラクションが鳴らされた後、ヴィンセントとバレットも立ち上がり、2人は先にエアリスを出た。
「じゃあ、行って来る」
クラウドはティファとユフィに声をかけてエアリスを出た。
 店を出ると外には1台の車が停まっていた。現実の世界で言えばリムジンのような車体の長さがやや長い車だ。
 助手席のパワーウィンドウがおり、助手席に乗った人間の顔が見える。
「いつも悪いな」
助手席に乗っていたリーブがクラウドに挨拶をする。
151名無しさん@ピンキー:03/07/23 05:16 ID:5Ld0KxBH
(`・ω・´)シャキーン氏 いつも(;´Д`)ハァハァさせてくれてありがとう……
152(`・ω・´)シャキーン<44>:03/07/23 06:57 ID:fVtT9PAX
「さて、俺が抑えててやるから早く射してやれよ。」
男がティファの腕を平行に上げさせ固定する。もう抵抗する力も残っていないだろうが念のためだ。
この絶対的な状況の中でも、この女を自分達の奴隷にすることはできないのではないか、
という奇妙な感覚に囚われる。
「おい。早くやれ!」
中々注射針を腕に射そうとしない男をリーダー格の男が促す。明らかに何らかの焦りを感じていた。
この男もこの奇妙な感覚に襲われているのだ。
「何をやってるんだ!、、、、もういい!注射器をよこせ!」
堪りかねたリーダー格の男が座っていた椅子を立ち男から注射器を奪い取ろうとした瞬間、
男の目には今感じている感覚以上に奇妙な光景が写った。
注射器を手にしていた男には首から上が付いていなかった。
「おい、、、、、な、、、、何なんだ、、、、、?」
周りの男達がこの理解しがたい光景に打ち驚かされる。
「、、、、、そこか!!」
浮き足立つ男達の中にあって、リーダーの男だけがこの状況にいち早く順応する。
注射器を首のない男から取り上げ部屋の壁に向かって投げる。
「気づかなかったのか?」
注射器が壁に刺さることはなかった。壁に刺さる前に見知らぬ男の手で受け止められた。
男は血の滴る大剣を携えていた。こいつが首を刎ねたのだ。
男の居る位置はドアのある方の壁だった。ドアはいつの間にか開いていた。
この男は音もなくこの部屋に侵入し、男の首を刎ね、また入ってきたドアの近くまで戻ったのだ。
リーダーの男ですらこれほどの大きな動きに気づかなかった。
もちろんこの男の並外れた速さもあるだろうが、
先程からの奇妙な感覚にかなりの冷静さを奪われていたのだろう。
「貴様、、、、、何者だ?」
リーダーの男は極力落ち着きを取り戻しながら言葉を発した。
「これから死ぬだけの奴が知っても意味はない。」
この金髪の男はどこまでも冷たい声だった。
今までに感じたことのない怒りが凍てついた冷酷な声を生んでいたのだろう。
153(`・ω・´)シャキーン:03/07/23 07:00 ID:fVtT9PAX
エロが終わりますた、、、

>>148
コメントありがとー。それにしても広告多いね…。

>>151
151氏 いつも(;´Д`)ハァハァしてくれてありがとう……
154(`・ω・´)シャキーン<45>:03/07/23 09:43 ID:fVtT9PAX
「てめえ、自分のしている事がわかっていのか!?俺達は元神羅のソルジャーだ!
 今お前が殺した奴は3rdだが、俺達三人は2nd、リーダは1stだ!」
この侵入者は勿論クラウドだった。捲くし立てる男にうんざりした様子で肩をすくめる。
「なめやがって!後悔しても遅いぜ!!」
怒りに我を忘れた男の一人が壁に掛けてあった剣を取りクラウドに飛び掛る。
男とクラウドが交錯した瞬間、男の頚動脈から大量の血が噴出した。
「ソルジャーが何だって?」
動脈を掻き切られた男はまだ絶命していない。声の出すこともできず地獄の苦しみに悶えている。
「さっきはあっさり殺しすぎた、、、、たっぷり苦しんで死ね、、、」
さらにこの光景に慄く男の一人に手に持っていた注射器を投げつける。
それは見事に男の利き手であろう右腕に突き刺さり、その能力の大半を奪った。
「ユフィ、、、あいつはお前に任せる。」
そう促されると部屋の外から素早くユフィが進入し、男に向かっていく。
「あの女!あいつがここを話したのか!、、、、ということはお前がクラウドなのか!?」
答えの代わりにクラウドは一気に男との間合いを詰める。
「言っただろ?、、、、死ぬ奴が知っても意味はないって、、、」
「待て!、、、、、待ってくれ!!」
男は戦う事を諦め許しを請うた。しかし許されるはずわない。
クラウドは一瞬にして男に無数の太刀傷をつける。全ては最高の苦しみのために計算されていた。
「このやろー!、、、、許さない!!、、、、許さないんだから!!!」
ユフィも自分の相手を圧倒していた。あまりの連続攻撃に男の意識はもうなくなっているのだろう。
ユフィの目には涙が溢れている。声も涙声だ。自分の犯してしまったことの結果、
ティファがこのような報いを受けてしまったことに耐えられないのだろう。
ユフィの様子を見て助けの必要がないことを確認したクラウドは、
最後の一人の男を氷のような眼で睨み付けた。
155名無しさん@ピンキー:03/07/23 09:54 ID:uXz2vCVl
ハァハァ
156名無しさん@ピンキー:03/07/23 20:29 ID:99Hn6cxp
世間じゃもう夏休みですね。
作家さん方もほどほどに休んでほどほどにガンガッテ!
157名無しさん@ピンキー:03/07/23 21:53 ID:kP8Wcrrn
158(`・ω・´)シャキーン<46>:03/07/24 04:28 ID:V/RfexR5
ティファはやっとおぼろげながら意識を取り戻しかけていた。
(クラウド、、、、、、クラウドが、、、、、いる?、、、、、、)
まだそれがどういうことなのか認識する力はない。
だが、自分の中に失われていた力が沸き水のように溢れてくるのを感じる。
「全く見事なものだ。いとも簡単にこいつらを殺すとは。」
クラウドと向かい合っていた男は、仲間の男達が死をもって煉獄の苦しみから逃れられたのを、
蛇のような笑みを浮かべながら見届けるとゆっくり口を開いた。
「だがこいつらは弱すぎる。四人纏めても俺の足元にも及ばなかった。」
男の態度ははとても落ち着いていた。クラウドはその態度にいらつきを憶えた。
「おまえも、、、、、俺にとってはおまえの仲間達と変わらないさ、、、」
「少しは感情のこもった声になったな。だがその台詞は高くつくぞ。
 洗脳して部下にと思ったが、、、、、、、、、、、殺すことにした。」
ここまで冷静だった男二人に変化が現れた。もうすぐ剣が交えられることを意味しているのだろう。
しかしこの二人が剣を交える事はなかった。
「いい加減に、、、、、、いい加減に、、、、、しなさいよ!!」
不意に後ろから掛けられた声に驚愕し、その声の主を確認しようと振り向いた瞬間、
男のみぞおちに強烈な一撃が加えられた。そして間髪いれず無数の拳が飛んでくる。
「まだまだいくわよ!たっぷり自分たちがしたことを反省しなさい!!」
この姿はクラウドの知っているティファと何ら変わらないものだ。
誰よりも美しく、誰よりも強い、自分の愛するティファだ。
「一人だけお高く留まって傍観して!そういう人が一番むかつくのよ!!」
ティファはさらに激しい攻撃を加える。
しばらく後、クラウドがティファの腕をつかんで止めるまでそれは続いた。
「ティファ、、、、、もう死んでるよ。」
ティファの攻撃が止むと、男はその場に崩れ落ちた。その姿はもはや原型をとどめていなかった。
159(`・ω・´)シャキーン<47>:03/07/24 04:29 ID:V/RfexR5
「ハァ、、、、、ハァ、、、、、、ハァ、、、、、」
「ティファ、、、」
一糸まとわぬ姿のまま肩で息をするティファを抱きしめようとしたが、
脇からものすごい速さで来た人物にそれは遮られてしまった。
「ティファ、、、、、ごめん、、、、、、、、ごめんよ、、、、ほんとにごめんよ、、、」
ユフィが顔を涙でぐちゃぐちゃにしながらティファに抱きつく。
「ユフィ、、、、」
ユフィの体温を感じて、ティファは冷静さを取り戻す。
「もう、、、、ユフィのせいだからね!これに懲りて二度と人のものを盗んじゃダメよ!」
「ティファ、、、、、ごめんよお、、、、」
ユフィのことを気にしてか、ティファは明るく振舞った。だがこの態度がクラウドには悲しく映る。
しばらく抱き合い二人を見つめていたクラウドが優しく話しかけた。
「さあ、こんなとこに居る意味もない。帰ろうよ。」
「そうね。私もこんなとこに居たくないわ。」
相変わらず明るくティファが応える。
「ユフィ、裸のままではティファが外に出れないから、
 何処かベットからシーツもはがして来てくれ。」
「わ、、、わかったよ、、、、」
クラウドに促され、ユフィは涙を拭きながら部屋を出て行った。
二人きりになると、ティファの顔から一瞬にして明るさが失われた。
「ティファ、、、、、」
見かねたクラウドがティファの肩を優しく抱いた。
しかし、ティファは体を預けてくる事もなく、ただ一点を見つめていた。
その視線の先には外されたピアスがあった。
160(`・ω・´)シャキーン<48>:03/07/24 04:30 ID:V/RfexR5
クラウドもその視線の先に気づくと、一旦ティファから離れ、そのピアスを持って戻ってきた。
「ごめん、、、、、クラウド、、、、」
今まで見た事のないティファだった。言い表しようのないほどかなしい表情だった。
クラウドはティファの顔いたわる様になでながら、耳にピアスを付ける。
「ほんとに、、、、、ほんとに、、、、、ごめん、、、、、ごめんなさい、、、」
頬を涙が伝う。男からどんな仕打ちを受けても出てこなかった涙が溢れてくる。
クラウドはティファの顔を胸に当てさせ、体ごと包み込むように抱きしめる。
「うぅぅ、、、、、、うわぁぁぁぁあ!!、、、、、うぅぅう!!」
その胸の中でティファは少女のように泣き叫んだ。クラウドは無言で抱きしめていた。
そしてティファが泣き止むと、顔を上げさせ優しく口付けをした。
「ティファ、、、、、、、、さあ帰ろう。」
「、、、、、うん。」
この時やっとティファはクラウドの顔を見た。ほんとうに優しい顔だった。
その後、シーツを持ってきたユフィと一緒に外へ出た。
この不幸の始まりとしてここに連れて来られた日と変わらない穏やかな日だった。
男達は全員もう此の世にはいない。あの少年達も薬が切れる頃には何一つ憶えていないだろう。
そしてユフィのように私を思ってくれる大切な仲間、
そして何より絶え間ない愛情を与えてくれるクラウドの傍にいると、
あの陵辱の唯一残された記録であろうティファの記憶も、段々薄れ行きつつあった。
161(`・ω・´)シャキーン:03/07/24 04:37 ID:V/RfexR5
テスト終了の勢いでサクッと終わらせて見ました、、、

今までコメントくれた方、ロムってくれた方、他の人がいるかどうかわからないけどその方も、
長い間(?)お付き合いいただいてありがとうございました。

また機会がありましたら、何らかのかたちでこのスレのためにに協力したいものですなぁ。
それでは〜(・∀・)ノ
162名無しさん@ピンキー:03/07/24 08:05 ID:/ILYAako
禿乙! 後味のよい終わり方でつた。
楽しみが一つ減りました…次回作期待します。
163名無しさん@ピンキー:03/07/24 09:25 ID:pehdrOPD
(`・ω・´)シャキーン氏、乙でした。次回作は気長にお待ちしておりますんで、ゆっくりと休んでください。
164名無しさん@ピンキー:03/07/24 13:41 ID:HN0jbUIl
(`・ω・´)シャキーン氏の作品どこかで読めませんか?
165名無しさん@ピンキー:03/07/24 20:31 ID:qdW2xPyn
(`・ω・´)シャキーンさん乙でした。また楽しみが一つ減ってしまいました。また書いてくださいね、お待ちしてます
166名無しさん@ピンキー:03/07/24 20:44 ID:ZZqJ831M
>>161
激しく乙ですた!
またの降臨を信じてお待ちしておりまつ…!!
167名無しさん@ピンキー:03/07/24 21:25 ID:pY+JA906
乙です>(`・ω・´)シャキーンさん。
また、いつか、どこかで連載してください!
168名無しさん@ピンキー:03/07/25 01:13 ID:/Orrrc8L
(`・ω・´)シャキーン氏、どうもお疲れ様でしゅ。最高でした。
169名無しさん@ピンキー:03/07/25 21:51 ID:VhQrIXUc
マジ乙。
170FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/25 22:15 ID:g5HHigeA
<8−7> 142
 クラウドも車の後部に乗り込みドアを閉める。クラウドがドアを閉めると同時に、車は4エリアの中をスムーズに抜けていく。
 助手席のリーブがクラウドに小型のラップトップパソコンを渡す。クラウドはそれを背中越しに受け取り、画面の電源を入れて表示されていたファイルを見る。
 幾つかの写真と文章で構成されたファイルには、4人の男女の顔写真が縦に並んで表示され、それ以外にも様々な人間が写っている幾つかの写真が次のページ以降に表示されている。
「1ページ目にある4人の写真、上から組織のリーダーと目される女、攻撃部隊を率い犯行声明を出すなど実質リーダーとなっている男。ハッキングできた組織のデータベースの中にあった爆弾を扱う男が2人。2ページ目以降はこっちが衛星を漁って見つけた映像だ」
171FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/25 22:15 ID:g5HHigeA
<8−8> 143
 さらにリーブはMDサイズのディスクをクラウドに放り投げる。放り投げられたそれをクラウドはキャッチし、ラップトップパソコンの中に差し込む。
 自動的に画面が切り替わり、今度はワイヤーで立体化された建物が表示された。地下2階、地上20階からなるその建物。一見して普通のオフィスビルのようにも見える。
「それが今回の目標の建物だ。外見は普通のオフィスビルの構造だが、対人兵器は無いものの物理的な防衛機能を備えている
 仕事の方はレノとルード、それにイリーナがこちら側の代表者として居る。突入の人員はタークスとBクラス以上のソルジャーで構成されている。3人はレノと共にチームを組んでくれとツォンからの伝言だ」
172あぼーん:あぼーん
あぼーん
173FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/25 22:17 ID:g5HHigeA
<8−9> 144
 車は4エリアを抜けオフィスビル街の多い2エリアに入る道に入る。クラウドの背にある窓から、『2エリアまで30km』の文字が見えた。
 クラウドは持っていた小型のボストンバックのチャックを開き中から黒い長方形の物を取り出し、さらに幾つかの物を取り出して長方形の物に取り付けていく。その長方形の物は異質な形をしたライフルだった。PROJECT90(P−90)をベースに改造したP−90α。
扱い易く独特なデザインのP−90を攻撃的に改造し、レーザーサイト、フラッシュライト、ダットサイト、サプレッサーを組み込み、普通のP−90のマガジンではなく脱着が容易なM16系のライフルマガジンを使えるように改造している。
 また、同様にバレットとヴィンセントにもそれぞれ専用にカスタマイズされた銃を持っている。
174FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/25 22:17 ID:g5HHigeA
<8−10> 145
 バレットのはCOLT M4A1(コルトM4A1)を元にして、威力と、発射数を重視している。バレットの体格に合わせて銃身を伸ばし、威力の高い弾の発射の反動を抑えれるようになっている。
 コルトM4に組み込んでいるのはダットサイト、フラッシュライト、レーザーサイト。また装弾数の多い特殊なマガジンを組めるように内部が一部改造されている。
 ヴィンセントのはSTEYR AUG(ステアーAUG)がベースになっている。
 ステアーのマウントレールにスコープを付け、クラウドやバレットのアタックを重視した物とは違い、スナイパーとしての部分を残している。
175あぼーん:あぼーん
あぼーん
176FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/25 22:18 ID:g5HHigeA
<8−11> 146
 車の中に携帯電話の電子音が響く。リーブは胸元のポケットに入れていた携帯電話を取り出し耳に当てる。
「どうした?」
クラウド達の耳にも携帯電話の向こうから聞こえてくる声が聞こえた。携帯の向こうから聞こえてくる声はどこか焦りが感じられる。
「…何だって?……そうか、わかった伝えておく」
何度か相槌を打った後、リーブは携帯を切った。
「クラウド」
リーブが後部座席に顔を向けた。分解して保管してあった銃を組み終えたクラウドが、コッキングを引いて離す。
「どうした?」
「さっきツォンから連絡があった。神羅の6th支部に行って打ち合わせをしてからの予定だったが、事情が変わった」
177FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/25 22:19 ID:g5HHigeA
<8−12> 147
「今回の目標の組織が先程犯行声明を出した。過去の事例から先に爆弾処理班を現場に向かわせても無線で爆破される。時間に余裕がある為、先に組織を襲撃し相手の動きを封じてから仕掛けられた建物を探す。
 爆破予告時刻は7時だ。少なくとも6時までには相手の機能を失わせたい。完全に制圧するのはその後でも構わない」
車は2エリアへと入った。高速道路を走っている車の先に、巨大な高層ビルが山脈のように集まっている。
 車は高速を降り幹線道路に移る。そのまま高層ビルが集まっている地点の西に向けて走る。
 そしてそこには、クラウドとティファに関わる重要な出来事があるのをクラウドはまだ知らない。
178名無しさん@ピンキー:03/07/25 22:22 ID:GBj6vqkc
(`・ω・´)シャキーンに比べてNeoGenesisはつまらん
179名無しさん@ピンキー:03/07/25 22:29 ID:NE/Hch/P
保存しておいて一気に読むとかなり面白いよ。
とゆうことでNeo様乙です。
180名無しさん@ピンキー:03/07/25 23:45 ID:34P9oebR
神々への感謝の供物をば・・・
tp://home4.highway.ne.jp/luna-jun/drokyodai/gallery/galleryimage/jun08.jpg
181名無しさん@ピンキー:03/07/25 23:47 ID:m3A8kSdf
確かに設定とかエロがないシーンも多いから毎日少しずつ読んでる香具師には物足りないと思う。
シャキーン氏は毎回エロエロだったしねw
182名無しさん@ピンキー:03/07/25 23:51 ID:EBYceBtk
荒しじゃないなら
名指しで一方を誉めるためにもう一方をけなす(逆も然り)のは
絶対やめるべき。
けなされた方はもちろんのこと、誉められた方も身の置き場がない。
結果として両方の職人を失うことになる。
183名無しさん@ピンキー:03/07/26 17:53 ID:2kBtXRoC
推力氏の時みたいな確信犯の気もするけどな…
とにかくNeo氏sage
184あぼーん:あぼーん
あぼーん
185名無しさん@ピンキー:03/07/26 20:29 ID:or2UpcAH
Neo氏がんがれー!!!
他の職人様もがんがってうpを…。
186FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/26 20:43 ID:Kfd5sDGa
<8−13> 148
 クラウドが出てから数十分後、エアリスでは店の掃除を終えたユフィが買い物に出ていて店にはティファだけがいた。
 自分以外誰もいない店内の中央に椅子を置いてティファはそこに座る。いつもは見ることすら無い天井を見上げ、息を吐いた。
「…何だろう……」
ティファの胸のうちには、霧のようにそこにあっても掴む事のできない何かがあった。
 ここ最近のクラウドの言動、唐突なユフィの言葉、自分の心の中……。その何れもがティファの心の中に何かを生じさせる。
 苦しいわけでもなく気持ち悪い物でもない、かと言ってその反対に楽しいとか心地よい物でもない。得体の知れない物なのだ。
 何もする事が無く、天井を見上げながら睡魔と闘っていたティファの耳に、ガタッと小さな物音が聞こえた。
187FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/26 20:43 ID:Kfd5sDGa
<8−14> 149
 ぼんやりとしていたティファは突然の音に肩を震わせて、音のした方向に目を向ける。それは厨房の向こう、店の裏口の方からだった。
(…猫…だよね?)
突然の物音に一気に目が覚めて、ティファは足音を立てないよう静かに厨房の中に入る。
 物音は先程聞こえてからは一度も無く、ゆっくりと慎重な足取りで廊下に繋がる扉を開ける。
(誰か外にいる……)
ティファはごく僅かだが廊下から外に出る扉の先に人の気配を感じた。
 厨房の扉を開けてすぐの場所にある外に繋がる扉に、ティファは手をかけて一気に引いて扉を開けた。
「…つ、えっ?」
扉を開けて下の方の視界に入った何かに目を向けたティファは瞳を見開いた。
 ティファの視線の先には1人の女性が倒れていた。その女性
金髪で年齢はティファと同じぐらいで服と髪は少し汚れていた。
188あぼーん:あぼーん
あぼーん
189名無しさん@ピンキー:03/07/27 12:52 ID:jpUhxQ5S
ドキドキsage
190名無しさん@ピンキー:03/07/27 19:44 ID:3G//5a/a
191FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/27 21:20 ID:nmhvvq+z
<8−15> 150
 ティファは女性の側によると体を抱え上げて声をかけながら体を揺する。
「どうしたの、大丈夫!?」
体を揺すっても女性がこちらに答える事は無く、ティファは女性の胸に手を当てた。
 心臓の鼓動も呼吸していて胸元が上下するのも感じられた為、一先ず安心して女性の背中と膝の裏に腕を回して持ち上げた。女性が華奢だったためティファと同じぐらいの身長にも拘らず、ティファでも運ぶ事ができたのだ。
 ティファは女性を店の長椅子に横たえるとタオルを持ってきて、汚れていた女性の服と顔や髪を拭いた。
 女性の髪や顔を拭き終えた頃、買い物に行っていたユフィが店の出入り口から帰ってきた。
「たっだいまー…ってその人誰なの?」
ユフィはカウンターに買い物袋を置いてから、ティファと女性のいる長椅子に戻ってきた。
「さっき店の外に倒れていたんだけど、気を失っているみたいで何もわからないんだよね……」
ティファは困惑した表情を見せる。
192FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/27 21:21 ID:nmhvvq+z
<8−16> 151
 ユフィはティファと位置を変わると、女性の腕をとり手首に指を当てて時計を見た。そして10秒程手首に触れてから今度は胸に手を当てて、また時計を見た。
「……んー脈におかしな所はないみたい、気を失ってそのまま眠っちゃってる感じ。病気とかで倒れたわけじゃないね」
こういう事に関してはティファよりユフィの方が長けている為、ユフィの言葉にティファは安心する。
「でも、あと1時間もしたらお店始まっちゃうし、このままここに寝かせておく事もできないね」
「あ、私の部屋に連れて行くわ。目が覚めたら下に降りてくるだろうし」
ティファは女性を抱え上げて厨房の奥に向かう。
 2階に上がる階段を上っている途中、女性の口元が微かに動いた。
「……ウド……」
「えっ?」
微かに聞こえた言葉に思わずティファは聞き返した。そしてもう一度、女性は唇を動かして言った。
「……クラウド……」
それ以降、ティファが自分の部屋のベッドに横たえるまで女性の口元が動く事は無かった。
193あぼーん:あぼーん
あぼーん
194あぼーん:あぼーん
あぼーん
195名無しさん@ピンキー:03/07/28 16:10 ID:OqrQibG7
おつでし
196FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/28 21:24 ID:DxEet7Kb
<8−17> 152
 クラウド達は今回の目標となる組織のあるビルに着いた。
 車を降りてそのビルを見上げてみても、看板が無いだけでごく普通のビジネスビルに見える。現に、周りのビルと比べても相違は無い。
 だが今は、そのビルの周囲を機動隊や警察が一定の距離を保って包囲し、民間人や一般の車は完全に立ち退きをさせられていた。
「作戦本部は向こうだ、後は彼らに聞いてくれ」
リーブは助手席からクラウドに声をかけると、そのまま行ってしまった。
「先に行くぞ」
片手に銃を持ったまま、バレットとヴィンセントは本部らしき通信車両や簡易テントのある場所に行ってしまった。
 目標となるビルを見上げていたクラウドの耳に、この喧騒と騒音の中でも良く通る声がした。
「クラウド、今回もよろしくね」
何度も聴いたその声に、クラウドは振り返らずとも誰だかわかっていた。
「相変わらずだなイリーナ」
クラウドが振り返ると、そこにはタークスのスーツを着こなした女性、イリーナが立っていた。
197FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/28 21:25 ID:DxEet7Kb
<8−18> 153
 今クラウドの前に立っているイリーナは、かつての配属されたばかりでどこか抜けているイリーナではない。
 タークスの青いスーツを芯が通っているかのように着こなし、相変わらず短めにしている金髪に赤のルージュが似合っている。雰囲気もクラウドより年上とはいえ、新卒でタークスに追加要員として派遣されたのだ。今ではそれ相応の雰囲気を身に纏っていた。
「イリーナは今回どうするんだ?」
クラウドはイリーナに向き合う。さほど離れていない交差点で飛び立とうとしているヘリの風が、2人の頬や髪を強い風にさらしていた。
「今回は後方支援、ま、突入とかはあなた達に任せるわ。私は肉体労働より知的労働の方が主だから」
そう言ってイリーナは微笑む。
 イリーナはクラウドに近付いて、軽く体が触れるぐらいの距離まで間を詰める。そしてクラウドの背中に手を回し、軽く抱きしめる形になった。
「……ねえクラウド、仕事が終わってから時間取れる?」
イリーナの囁きがクラウド耳元でした。
198名無しさん@ピンキー:03/07/29 05:00 ID:SPdsW9ia
乙です!

水を差すようで悪いのですが、もう少し文章を練ってみてはいかがでしょうか。
以前荒れる原因になった人の小説は(賛否両論だが)エロ以外の感情描写や理論にも引き込まれました。

もちろんネオ氏はネオ氏ですっっごくイイ!!んですよ!
それだけにもったいなくて…。

ここには投下しない癖に生意気な事を言ってすみませんです。
199名無しさん@ピンキー:03/07/29 18:41 ID:JEwzvXDp
>198
それは禁句でつ
200名無しさん@ピンキー:03/07/29 19:51 ID:VLNHw051
>>198
>>182を読んでくれ。
201名無しさん@ピンキー:03/07/29 19:54 ID:9Olm4OZi
Neo氏の話は続けて一気に読むとオモロイ
202FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/29 21:13 ID:xoN0AzxE
<8−19> 154
「どうして?」
イリーナに抱きしめられたまま、クラウドは言葉を返す。
 イリーナはクラウドから体を離しヘリの風圧で乱れた髪を軽く直す。ヘリは突入するビルの周囲を旋回しながらサーチライトをビルに向けて照らしていた。
「ちょっと、あなたじゃないと頼めない事があるの」
イリーナを訝しげに見詰めるクラウドに、どう?といった表情でイリーナは返す。
「それとも可愛い2人が怖い?」
周囲に物々しい警戒態勢がひかれこれからテロリスト組織の建物に突入するというのに、その場や仕事の内容に似つかわしくなくイリーナは声を上げて笑い出した。
 一方、そう言われたクラウドの方は自分の前で笑うイリーナに、顔をしかめて露骨に不機嫌そうな表情をする。
「ごめんごめん。でもね、これは本当に重要なことなの。あなたを信頼するから頼めることなのよ」
最初はふざけた表情と口調で、後半は真剣な表情と口調でイリーナは言った。
203FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/29 21:14 ID:xoN0AzxE
<8−20> 155
 クラウドは少しの間こちらを真剣な眼差しで見詰めてくるイリーナに視線を返し、その思惑を図ろうとしたが諦めて息をついた。
「……わかった、仕事が終わってから付き合うさ」
「ありがとう。じゃあ任務のほうよろしくね」
クラウドが了承した途端に真剣な表情を崩して、脳天気とも思える口調になる。
「…やっぱキャンセル」
素の表情に戻ったイリーナに対して多少の脱力感を覚えながら、やはり了承しない方が良かったのではないかとクラウドは思った。
「あら、逃げるようだとあの2人に吹き込んじゃうわよ、浮気した事」
脳天気さがイリーナの素なのだが、最近では狡猾さも身に付けているらしい。しっかりとクラウドの逃げ道を封じた。しかもイリーナの言っている浮気とは事実である。
「…たくっ、わかったよ」
逃げ道を塞がれた事に悪態をついてから、クラウドはイリーナと共に本部に向かった。
204名無しさん@ピンキー:03/07/29 21:52 ID:YQpwmcay
レス汚しスマソ。ここでは一読者、他スレで連載している名無しです。

>>198
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1057246945/
のスレを読めば判るが、こういう発言を「ありがたく思う」作者と、「煙たがる」
作者がいる。Neoの作者がどちらかはわからないが、言及なければ以後慎むべし。

>>199
>>200
>>182とはちと違う。「つまらん」といわれれば落ち込むが、「〜したら」という提案は受け入れる作者もいる(上記スレ参照)。
それに、182の元発言(>178)と比べれば198には作品への愛着が感じられると思う。
ただ、繰り返すが、それは作者の性格による。
Neoに関しては、以後慎んだほうがよさそうな感じだが。
205名無しさん@ピンキー:03/07/29 22:16 ID:eurMu4k6
ぜんぜん関係ないんだが・・・204のスレ先の発言で、

>それにしても某ROMってるスレの書き手さん。
>同じカップリングで毎回違うエロ行為を書いてて、
>それでも原作の雰囲気は壊さないでいて、
>作品世界もエロ以外の部分も凄く上手くって好きなんだが
>本人の書き込みがいちいち痛々しい…。

ってどこのスレ?なんかエロそうで興味津々なんだが・・・。
206名無しさん@ピンキー:03/07/30 01:18 ID:DeoDKsGt
確信犯だな
207名無しさん@ピンキー:03/07/30 06:19 ID:SgDmYA+h
>>206
使い方間(ry
208FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/30 20:51 ID:W0y22NW7
<8−21> 156
 本部のある場所にイリーナと向かう途中、2人の側に1人の女性が近付いてくる。服装からしてタークス、それもクラウドと同じくらいの年齢。
「お姉様、どこにいってたんですか?探しましたよ」
開口一番、この女性はそう言った。それも真面目な顔ではなく、敬愛する相手に対して親しさを向けるかのように。
 その女性の言葉にクラウドは脱力し、イリーナは顔を軽く引き攣らせる。
「…えっとそちらの方は?」
女性はイリーナの隣に居たクラウドに視線を向け、疑問の表情を浮かべる。
「ああ、彼はクラウド、今回の作戦で協力を依頼したの。まあ今後も会うことになるから覚えておいて」
「はい、じゃあ本部の方でルード先輩がお待ちですので」
そう言って女性は本部の方に走っていってしまった。
「……イリーナ」
女性が走り去ってから、歩くのを再開したクラウドがポツリと言う。
209FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/07/30 20:52 ID:W0y22NW7
<8−22> 157
 言われたイリーナの方はその一言に含まれている意味をハッキリと解っていた。
「ん、まぁ後輩ってとこ。最近になって女の子がタークスとかソルジャーに増えてきたんだけど、こういう所だからさ、女の子が少なくて…」
「で、一番先輩のあんたが…」
「…そういう事。まあ私も同姓が周りに増えるっていうのは良いんだけど、ただ先輩って以上なんだよねあの子達は」
「……お姉様って言ってる時点で想像は付くけどな」
「そういうこと……」
溜息をついてイリーナはうな垂れる。
「で、全員食ったのか?」
クラウドの言葉にうな垂れていた顔を上げ、イリーナはクラウドを睨む。
「あなたと一緒にしないでくれる!?…まあ、間違ってはいないけど……」
そう言っている間にも2人は本部へとついた。
210名無しさん@ピンキー:03/07/30 22:10 ID:dMO94lM0

イリーナがお姉様キャラか
それもいいな…ハァハァ
211名無しさん@ピンキー:03/07/31 13:08 ID:rcxshZXu
乙です!
212名無しさん@ピンキー:03/07/31 21:51 ID:iF49adC7
213名無しさん@ピンキー:03/07/31 22:35 ID:T+7oqm8r
Neo氏グッジョブ!
>>212
一番目はどこに…?
214名無しさん@ピンキー:03/08/01 00:15 ID:2xJtunAF
otu
215名無しさん@ピンキー:03/08/01 03:15 ID:1zpRVwmQ
>213
>>212の2つ目は英語バージョンだったよ。
1つめは普通にタークス、いいかんじ
216名無しさん@ピンキー:03/08/01 14:38 ID:oOKjmLF8
>>213
2つ目のその同人誌、昔持ってた。
絵がいまいちだったんだけど、台詞で読んだら激しくワラタ。

エアリスが宝条の実験台にされたのをクラウドに話すヤツなんだけどうろ覚えなんでこんな感じ。

エアリス「私、宝条のアレを触ったの」
クラウド「(クラウドのアレを見せて)それはそんなにスゴかったのか?!」
エアリス「うん、もっと凄かった」
クラウド「?!」

クラウドが最後に「FUCK」言ってるけど
実版では宝条に対して「畜生!!」と悔しがってると言うオチ
要するにクラウドより宝条のほうがスゴかったからクラウド悔しがってるんだよ。
友人にその本あげちゃったんでまた日本語で読みたいなぁ…エロなんだけどワラタよ。
詳細:「リミットブレイク」 発行サークル・ロケット兄弟

1つ目はティファがモルボルに犯されてんだけど
あそこまで描かれてるとスゲ―な…。
217名無しさん@ピンキー:03/08/01 14:47 ID:k5W4uwAb
>>213
直リン駄目だから強制的に扉に飛ぶわけだな。
一つ目は、いちばん下側で21歳以上で入場して
メインページの下側にあるOLDを選んで4ページ目あたり。
ティファがオッパイ晒してるところ。
218あぼーん:あぼーん
あぼーん
219FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/01 20:28 ID:K/dkHkIQ
<8−23> 158
 数々の警察車両やソルジャー部隊の装甲車が止まっている中で際立って大きく目立つ黒の車、神羅の所持する特殊作戦車両だ。2人はその中に入る。
 中の広さは4m×12m程度。前方と前部のサイドにはコンピューターが設置され、車内の中央にテーブルがある。
 クラウドとイリーナが車内に入ると、テーブルの上に表示されている何かを見ていた弁髪の男が顔を上げる。タークスの制服に黒のサングラス、そして厳つい顔に屈強な体付き。ルードだ。
「…説明を始める………イリーナ」
ルードは言葉少なにイリーナへ顔を向け、イリーナは頷いてクラウドの横からルードの方へ行く。
「じゃあ、始めるわ。建物の地図を出して」
テーブルの側に向いていたイリーナは、振り返って車内前部に設置されているコンピューターの前に座っていた女性に声をかける。
220FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/01 20:28 ID:K/dkHkIQ
<8−24> 159
 女性がコンソールを操作すると、車両内中央に置かれているテーブルにあるスクリーンに建物の平面図が表示される。
「まずこの建物は床面積が120u程。こことここがこの建物の正面入り口と非常階段。そしてここが階段、エレベーター」
モニターに表示されている図面にイリーナが指を置いていく。
「3D化して」
イリーナがそう言うと、モニター上で平面に表示されていた図面が空中に浮かび上がり、立体化したビルの外観となった。
「まず正面入り口にあなた達とA級ソルジャーが50名、裏口からはA級B級の50名の混成チーム、地下駐車場からB級ソルジャー50名が突入するわ」
イリーナが手元にあるキーパットを操作して、ビルの外観を拡大する。
「あなた達には1階からそのまま階段のフロアへと向かってもらってフロアを制圧、そのまま階段を上がって行って道を開いて行って。あなた達にはA級ソルジャー5名がつくから」
221FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/01 20:28 ID:K/dkHkIQ
<8−25> 160
 車内後部の扉が開き赤髪の男、レノが入ってくる。そしてその横にはソルジャー部隊の戦闘服を着た男も居る。
「ちょうど良かった。クラウド、今回あなた達と行動を共にするソルジャー5名の隊長、ウォード・マクレーンよ」
ウォードはクラウドに敬礼をし、クラウドは軽く会釈する。
「話を戻すわね。建物にいる人数は具体的には不明だけど、およそ400人程度。こちら側のヘリが建物の周囲に電波妨害をしているから、突入すれば外との通信はもちろん、建物内での通信も繋がりにくくなるわ。質問は?」
イリーナがテーブルから離れると同時にモニター上で浮いていた建物の外観が消えた。
「1つある」
車内の壁に寄りかかっていたクラウドが手を上げた。
「今回相手に対しての処置は?」
「できるだけ確保して欲しいけど、そんなに強くは要請しないわ。制圧が最大の目的だから」
222FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/01 20:29 ID:K/dkHkIQ
<8−26> 161
 クラウドが何を言いたかったのかというと、相手側が攻撃してきた際、どうするのかという事だった。それに対してのイリーナの答えは、端的に言うと射殺許可、生死は問わないという事だ。
 説明が終わると同時に車外にでたウォードに続き、クラウド達3人は車外に出る。
「ではこちらへ」
ウォードに案内され、3人はソルジャー部隊の車両の1つに向かう。そこには銃をはじめとした装備が並べられている。
「弾薬の方はこちらを使用してください」
そう言って出されたのは、ライフル用マガジンに9mパラベラムが装填された物。
 3人はソルジャー部隊の着る防弾ジャケットを着込み、ジャケットにパウチを付けマガジンを差し込んでいく。
 装備車両の無線が音を立て、そこから通信が聞こえてくる。
『全車両に通達。突入まで20分。各自配置に付け』
周囲に停まっていた装甲車から装備に身を包んだソルジャー達が降りてくる。周囲の緊張感がまた高まった。
223213:03/08/01 23:31 ID:TRaeQ94V
親切にアリガd!
>Neo氏
多めのうp乙です。
224名無しさん@ピンキー:03/08/02 01:58 ID:LBG/mn6b
sage
225あぼーん:あぼーん
あぼーん
226ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 04:43 ID:JhYl1NY6
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
227あぼーん:あぼーん
あぼーん
228あぼーん:あぼーん
あぼーん
229FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/02 22:33 ID:+8dvxm7J
<8−27> 162
 地上を照らしていた日は沈み、人工的な光が2エリアを照らしている。しかし目標となるビルの周囲50mに人工的な光は殆ど存在していない。自然の日の光も人工的な電灯の光も消され、見上げればここのエリアだけ星の光が見える。
 その本来であれば自然が作り出し、今は人間が意図して作り出した暗闇の中を250名近いソルジャー達が動き出す。突入するソルジャーだけでなく建物の周囲を包囲する役目など様々な任務を持ったソルジャー達が、静かにそして素早く闇の中をかけていく。
『本部、こちらCチーム。地下駐車場入り口から10mの位置で待機、突入許可を待つ』
『同じくBチーム、裏口を包囲、突入許可を待つ』
『同じくAチーム、正面入り口から15mの位置にて待機』
『本部了解、突入予定まで残り8分。以後別命あるまで待機』
230FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/02 22:34 ID:+8dvxm7J
<8−28> 163
 周囲に引かれた見えない電波妨害で、ソルジャー達の通信にも酷くノイズが混ざっていた。
 装備車両の後部で準備を整えて待機していたクラウド達も自分の銃を持ち、正面入り口から15mの位置で整列しているソルジャー達の後ろにつく。
 既に特殊装備に身を包んだレノとウォードもそこに居た。防弾ヘルメットを脱いだウォードが説明を始める。
「先程の説明でもあったように、我々以外の部隊は順に各フロアを制圧していきます。我々は部隊が円滑に進行出来るように道を作ることが任務です。
 突入してからの配置や行動は全てあなた達に任せるよう指示が出ていますので、我々は後方支援となります」
整列していた正面入り口から突入するソルジャー部隊の分隊長らしき男が手を上げる。すると一斉にソルジャー達が銃を抱え上げて構える。
『こちら本部、突入予定までまで後1分』
一斉に建物の周囲を包囲していたソルジャー部隊が動き出した。
231あぼーん:あぼーん
あぼーん
232あぼーん:あぼーん
あぼーん
233あぼーん:あぼーん
あぼーん
234あぼーん:あぼーん
あぼーん
235あぼーん:あぼーん
あぼーん
236名無しさん@ピンキー:03/08/03 20:33 ID:UBaqNEqW
いつも乙です
237名無しさん@ピンキー:03/08/03 22:26 ID:x9qrwt+v
31氏は何処へ?
238FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/03 22:27 ID:tZ5sppRn
<8−29> 164
―― エアリス
 クラウドの部屋に入り浸っていたせいであまり使っていない自分の部屋に女性を寝かせたティファは、下に降りてきてからカウンターに両肘をつけて頬杖をしながら考えていた。
(……どうしてクラウドの名前を?……)
ティファの耳にはハッキリとクラウドと聞こえた。名前にクラウドとつく人間は他にも多数居るだろう。だが、なぜかティファには女性が呟いたクラウドという言葉が、自分の知っているクラウドのことだと確信していた。
 それと同時に、あの女性を自分はどこかで見たという思いも沸き起こっていた。
(どこで見たんだろう?…どっかで……)
記憶の糸を手繰っている突然声がした。
『いや、なんでもない……いつもの夢だ』
急に聞こえた声にティファは顔を上げて周りをキョロキョロと見回す。だが、自分以外に誰もいない。ユフィもまた出かけていた。
239FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/03 22:27 ID:tZ5sppRn
<8−30> 165
 突然聞こえた声はティファには聞き覚えがあった。一昨日、クラウドがベッドの上で言った言葉。
 それと同時に突然脳裏に映像が浮かぶ。脳裏に浮かんだのはエメラルドを溶かしたかのような緑色に輝く水、そしてその上に立っている自分。
 目を上げるとその先に2人の人が居る。暗転したステージの上でスポットライトを浴びたかのように居る2人にティファは見覚えがあった。
(クラウド…それにさっきの……)
ティファの右側に居たのはクラウド、そして左側に居るのは先程自分が部屋に運んだ女性だった。
 女性はクラウドに向かってゆっくりと歩いていく。そしてクラウドが腕を伸ばせば抱きしめる事が出来るほどの距離でとまった。
 女性の細い腕が上がりその手がクラウドの肩に触れた。そして女性がクラウドに向かって何かを言った。それと同時にクラウドが消えていく。
『クラウド、待って!』
消えていくクラウドにティファは声を上げた。
240名無しさん@ピンキー:03/08/03 23:55 ID:mhbpaJnR
おつ                                                ゆ
241あぼーん:あぼーん
あぼーん
242あぼーん:あぼーん
あぼーん
243あぼーん:あぼーん
あぼーん
244あぼーん:あぼーん
あぼーん
245あぼーん:あぼーん
あぼーん
246名無しさん@ピンキー:03/08/04 18:41 ID:JRPqoA8v
待ち受け
http://m-no1.jp/
247あぼーん:あぼーん
あぼーん
248名無しさん@ピンキー:03/08/04 20:45 ID:483iUzUa
249FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/04 21:35 ID:gU2r7da+
<8−31> 167
 だがその声は自分の耳にさえ届かなかった。言葉を発した意思はある、だがまるで口だけがその形に動いているかのように、自分の耳にさえ言葉が聞こえてこない。
(何…これ……)
ティファは耳を手で塞ぎ混乱したまま女性を見る。いつのまにか女性はこちらを向いており、その口元には微笑みが浮かんでいる。その微笑にティファは引き込まれてしまった。
『…声が出ない?』
耳を塞いでいたティファの耳に、いや頭の中で声が聞こえる。その声はどこか幼く、そして大人の女性の声。
『声が出なくて当然よ』
もう一度女性を見た時、闇の中にフェードアウトするかのように消えかけていたクラウドがまたそこにいた。
『ここはあなたの世界。そしてあなたに新しく生まれた世界』
女性の片手はクラウドの肩に当てられている。だが、ティファはそこに立っているクラウドに違和感を覚える。
250FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/04 21:36 ID:gU2r7da+
<8−32> 168
 そこに居るクラウドは、クラウドであってクラウドではなかった。その顔もその瞳も良く見慣れたはずなのに、それはクラウドではなかった。
(…クラウド…じゃない……)
あえて言うなら動く置物、感情を持った人形のような様子。
 顔に僅かに表情が覗き、穏やかな表情。だが、いつもみなれた表情とは違い皮膚の表面に穏やかな表情を貼り付けたかのような、逆に能面な表情。
『違うわよ、これもクラウド…あなたの世界のね』
いつの間にか体が自由に動くようになっていた。ティファはそのまま女性の側へと歩こうとする、その距離は5m程。
 だが歩いても歩いてもクラウドと女性とは近付く事はない。それどころか心なしか遠ざかっていっている気がする。
(お願いクラウドに近付かせて)
ティファは心から女性に向かってそう言った。だがそれでも口は動くだけで声帯から言葉が発音されて出てこない。
251あぼーん:あぼーん
あぼーん
252あぼーん:あぼーん
あぼーん
253あぼーん:あぼーん
あぼーん
254名無しさん@ピンキー:03/08/05 10:57 ID:HFUJ0+5H
広告ウザイなー。ブラクラばっかだし。
なんとかなんねーのか。

こんなんじゃ職人さん来ないよ。

Neo氏乙
エロじゃなくても結構良いでつ。
FF7の別ストーリーを見てる気持ちで。
255名無しさん@ピンキー:03/08/05 15:45 ID:0YNStO43
256名無しさん@ピンキー:03/08/05 17:51 ID:IL5ttY8s
Neo氏応援sage
他の職人様方はどうしているのだろうか…
257FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/05 21:56 ID:7YBx0+HX
<8−33> 169
 不意にティファの耳に音が聞こえる。その音は繰り返し一定のリズムで聞こえてきた。
(何?…水の音……)
ピチャン、ピチャンと滴の落ちる音がティファの耳に届く。しかもその音はティファのすぐ側から聞こえてくる。
 その音の方向、足元を見回したティファは言葉を失った。エメラルドのような水の中、水面からごく浅いところに何かが居る。いや居るというのは正しくない、そこには何も見えないのだから。しかしそこに確かに居る。
 それ、その気配はティファの足元を中心として一定の間隔で回っている。ティファの正面にその気配が来たときだけピチャンと滴の落ちる音がする。
 次第に滴の音のタイミングが早くなっていく。それはティファの周りを回る気配の速度が上がったわけではない。2つしかなかった気配が2つ、3つ、4つと増えてゆく。
258FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/05 21:57 ID:7YBx0+HX
<8−34> 170
 4つに増えた気配のうち1つがティファの正面にくるごとに滴の音がする。
(…いや…いや……)
得体の知れない気配に心の奥底から恐怖を感じ、ティファは下がろうと右足を後ろへ引く。その時だった。
 ティファの周りにエメラルド色をした水が壁のように囲み、ティファの動きを止めた。その水の高さは水面から1m半程、自分の胸元まである。表面は噴水のように水が流れ、それでいて氷のように表面が硬い水の壁。
 水の壁は次第に動き出し、8つに分かれて8つの水の板になって宙に浮く。そしてティファの周りを回り出す。8つの板は回りながら様々な形に変化をして何かを形作ってゆく。
 1つは獅子の姿、1つは豹の姿、1つは鷲の姿、1つは梟の姿、1つは鯱(シャチ)の姿、1つは鮫の姿、1つは人間の男の姿、1つは人間の女の姿をした、エメラルドで掘られた彫刻のような物。
259あぼーん:あぼーん
あぼーん
260 :03/08/06 00:52 ID:u8TJufhr
こちらのビジネスは新規パートナー獲得で5000円
そのパートナーが新しいパートナーを獲得すると3000円という2次収入が入りま
す。
つまりある程度のパートナーを確保すれば何もしなくても収入が入ります。

2chを見ててもほったらかしで次から次へと入金が入る喜びを是非味わってください。

http://www.mahou.tv/magical/partner.htm
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261あぼーん:あぼーん
あぼーん
262あぼーん:あぼーん
あぼーん
263FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/06 22:15 ID:3cyeruav
<8−35> 171
 それらはみな、ティファの周囲で止まったまま女性の方を向いている。
 それから少しの間があった後、それら8体の動物を模った物が一斉に女性に向かっていった。が、女性に手を伸ばせば触れそうな位置で、それら8体が一斉に弾けた。まるで、壁に水風船をぶつけた時のように。
 弾けたそれらは水面へと落ち、また水の中に混ざり合う。先程の気配さえもはや無い。
『あなたと私は、いつか必ず対立しあう』
再び、女性の声がティファの頭の中に響く。
『その時、あなたの隣には誰が居るのかしら?』
いつの間にか足元は暗闇になり、先程まであったエメラルド色をした水はどこにも無い。
(そんなこと…突然言われても……ううん……)
一瞬どう答えようか戸惑ったティファだが、すぐに考え直し、女性の方を確りとした瞳で見詰めた。
264FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/06 22:16 ID:3cyeruav
<8−36> 172
『私には、クラウドが居ます』
この言葉はハッキリと自分の耳にも届いた。
『そうね、あなたには彼が居る』
女性は横で何もせずに立っていたクラウドの両肩に手を置いてティファの方に軽く押し出した。押されたクラウドゆっくりと歩いてティファの横に立つ。
 ティファはこちら側に歩いてくるクラウドの顔に、いつもの表情が戻ってきているのを見た。
『クラウド……』
自分のそばにきたクラウドに手を伸ばして触れようとした途端、クラウドの姿が消える。
『でも、彼が居ない時、あなたはどうするの?』
そう言った女性の口元が微笑む形になる。だが、その瞳は氷のように冷たく、細く鋭い刃物のようにティファの心を貫く。
(クラウドの居ない時……)
今まで当たり前のように居た愛する相手が居ない。ティファの心はその想像に冷たくなっていく。
265あぼーん:あぼーん
あぼーん
266名無しさん@ピンキー:03/08/06 22:57 ID:P0iP9/qD

ここ大量のモロ画像とモロ動画がある!
びっくり・・・・・
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/5848/ero_03.html
267あぼーん:あぼーん
あぼーん
268あぼーん:あぼーん
あぼーん
269あぼーん:あぼーん
あぼーん
270名無しさん@ピンキー:03/08/07 10:58 ID:AB5FzMk0
こんなんじゃ常連どころが、新しい職人さんも来ないよー。
毎日のようにがんばるNeoさんお疲れ様です。

広告のURLは全部ブラクラ!!
クリったらパソ壊れるよ!!
271あぼーん:あぼーん
あぼーん
272あぼーん:あぼーん
あぼーん
273あぼーん:あぼーん
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274あぼーん:あぼーん
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275あぼーん:あぼーん
あぼーん
276あぼーん:あぼーん
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277名無しさん@ピンキー:03/08/08 19:27 ID:17Ex6l4s
業者Uzeeeeeee
Neoさんガンガレsage
278あぼーん:あぼーん
あぼーん
279名無しさん@ピンキー:03/08/09 00:39 ID:BZwMmPSN
シャキーン氏の作品がまた読みたいな、、、
このスレはもう覗いてないのだろうか、、、
280あぼーん:あぼーん
あぼーん
281あぼーん:あぼーん
あぼーん
282あぼーん:あぼーん
あぼーん
283あぼーん:あぼーん
あぼーん
284FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/09 20:48 ID:aQnuMIl9
<8−37> 173
―― 2エリア
 『こちら本部、突入予定までまで後1分』
一斉に建物の周囲を包囲していたソルジャー部隊が動き出した。50人で構成されたソルジャー部隊の後ろについていたクラウド達も、彼らに続いて動き出す。
 正面入り口に控えているソルジャー部隊が左右に分かれ、フルフェイスのマスクを付ける。
「正面入り口クリア」
『…車場入…口クリ…』
『裏…ク…ア』
電波妨害は建物の壁面に広がるように張られているため、無線のノイズがさらに酷くなっている。
 左右に分かれた部隊から2名づつの計4人が正面入り口に近付き、自動ドアとなっているガラス戸に小型のプラスティック爆弾を設置した。4人が戻ってくると、周囲は無音の世界になり空気が張り詰める。
285FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/09 20:49 ID:aQnuMIl9
<8−38> 174
『…全…隊、突入許…』
その通信と同時に正面入り口に設置された2つのプラスティック爆弾が爆発し、高さ3mはあるガラス戸が派手な音を立てて割れた。それとほぼ同時に爆風の風が正面入り口にいた全員に襲い掛かってくる。
「よし、突入しろ!」
爆風が治まるとすぐに50名で構成された部隊が一糸乱れぬ動きで陣形を保ったまま建物の中に入っていく。それを追ってクラウド達も建物の中に入った。
 建物の中は明かりが落とされていて暗く、部隊員達の靴の音と装備している物の立てる音が広いエントランスホールに響く。
「視覚範囲に熱生体反応無し」
クラウド達は互いに顔を見合わせ自分の銃のコッキングを引く。
「これから突入する、援護してくれ。5階まで通路を開く」
クラウド達4人の後ろにウォードとソルジャー5人がつく。
「行くぞ」
9人は一斉に駆け出した。
286名無しさん@ピンキー:03/08/09 20:50 ID:aQnuMIl9
>>285
最後訂正 9人→10人
287あぼーん:あぼーん
あぼーん
288あぼーん:あぼーん
あぼーん
289あぼーん:あぼーん
あぼーん
290あぼーん:あぼーん
あぼーん
291あぼーん:あぼーん
あぼーん
292名無しさん@ピンキー:03/08/10 21:28 ID:k7APvN4S
<8−39> 175
 このビルは正面入り口から入ってすぐのエントランスホールが20階まで吹き抜けている。エレベーター以外の手段で上がっていくには、多少入り組んだ階段を上っていかなければならない。
 クラウド達10人は進行方向の熱生体反応に注意しながら進んでいった。
(おかしいな…反応が無いなんて)
先程から階段を上り通路を進んで10階まで来た。だが、ここまでで敵との戦闘に突入した事は無い。入ってくる通信にも交戦状態に入った通信は無く、エリア制圧の通信しか入ってこない。
(上に纏まっているのか、それとも……)
クラウド達の後ろをついていたソルジャーの内、周囲の状況をLSDで調べていた1人が声を上げる。
「微弱な熱生体反応あり、この扉の先です」
293名無しさん@ピンキー:03/08/10 21:28 ID:k7APvN4S
<8−40> 176
 その扉はごく普通のエアロック式の扉で、地図とデータを見ると内装はオフィスとなっているはずだ。
 レノとクラウドが扉の向こう側に移動し、ヴィンセント達と顔を見合わせる。そしてクラウドが3本指を立ててカウントをする。
「3…2…1……」
0と同時に扉を開け、クラウド、レノ、バレット、ヴィンセントが姿勢を低くして中に突入した。
 情報の通り中は1つの机ごとに低い衝立で区切られたオフィススペースで、暗く物音もしない。ヴィンセントが部屋の角にある場所を指差す。その先にはさらに部屋があり、コピー機が見えた。
 クラウド達はその場所に向かって慎重に歩く。が、途中でバレットが何かに躓く。
「ん…っなんだこれは……」
足元の何かを確認する為にフラッシュライトを下に向けたバレットは言葉を失った。
294名無しさん@ピンキー:03/08/10 21:42 ID:JbfpCYun
otudesu!!
295あぼーん:あぼーん
あぼーん
296あぼーん:あぼーん
あぼーん
297あぼーん:あぼーん
あぼーん
298あぼーん:あぼーん
あぼーん
299名無しさん@ピンキー:03/08/11 20:44 ID:8eZzhR0M
業者に負けずに今日もさげ
300FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/11 22:30 ID:nl/uQLAh
<8−41> 177
 先行していて部屋の角にある部屋に一番近かったクラウドが、バレットの声に振り返って一瞬フラッシュライトの照らした先に驚愕の表情を浮かべる。
「おい、明かりだ、電気を点けろ!」
戸惑っているソルジャー達とウォードを尻目に、クラウドはフラッシュライトで明かりのスイッチを探し、それに手を触れる。
 だが、何度触れても明かりが付く様子は無い。
「レノ、ここの電気は全て落としたのか?」
「ああ、ここを包囲した直後に電源はブレーカーから断ち切っている」
クラウドはフラッシュライトを銃から外し、光の範囲を広範囲に切り替えた。
「見てみろ」
クラウドの照らした先を見たウォード、レノ、ソルジャー達は驚愕の表情を浮かべた。
301FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/11 22:30 ID:nl/uQLAh
<8−42> 178
 その光の先にあったのは1人の死体。男の死体で首を鋭利な刃物で切られている。フラッシュライトが照らす先全てに飛び散った鮮血や死体が転がっていた。
「急いでここの部屋を調べろ。あと下の階に居る全員に9階より下に死体がないか調べさせろ」
ウォードは通信機を手に取り、クラウドの言った指示を伝える。その直後、別な報告がクラウド達の持っている無線に入ってくる。
『B−10エリアに死体を発見、およそ数は6。ただ、五体不満足の物や体の一部だけのもあるので正確な数は把握できず』
B−10とは10階のクラウド達の居る場所とは別な場所。
『こちらツヴァイ。9階以下に死体発見の報告は無し』
「…下の階の奴に連絡して外にこのことを伝えさせてくれ。俺達は上に上がっていくぞ。死体は後で数えさせろ、生存者の確認だけでいい」
302あぼーん:あぼーん
あぼーん
303あぼーん:あぼーん
あぼーん
304名無しさん@ピンキー:03/08/12 18:27 ID:CMJ5GT0V
http://www.lolita-sites.com/cgi-bin/potop.cgi?action=in&ACC=4229
220.144.187.170 , Air1Aaw170.ngn.mesh.ad.jp?
305名無しさん@ピンキー:03/08/13 02:29 ID:hCxTirFR
sage&乙
306名無しさん@ピンキー:03/08/14 13:01 ID:plFf/GGM
307あぼーん:あぼーん
あぼーん
308名無しさん@ピンキー:03/08/15 10:55 ID:+OSMOstk
309山崎 渉:03/08/15 16:13 ID:7WSqfyM8
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
310名無しさん@ピンキー:03/08/15 19:33 ID:+OSMOstk
311FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/15 20:42 ID:PgcpUajN
<8−43> 179
 10階、11階と上がっていくごとにクラウド達の表情は悪くなっていく。
 上がっていくごとに、というより各階の階段に近付けば近付くほど血の匂いが濃くなっていく。1つ2つ階を上がれば血の匂いもいっそう濃くなる。
(…いったい何がおきたんだ?)
10階で惨殺された死体を見てからというもの、奥に進み上に上がるごとに死体の数が増していく。
『こちらA−18、3名の遺体を発見。頭部が無い者が1名、あとは首を切られています』
『C−18、バラバラになった人間の遺体を発見、頭部と胴体の数から6名と思われます』
通信機には次から次へと死体発見の報告が入ってくる。
 通信を聞きながら、つくづくソルジャーという集団のそれぞれが軍人なのだなとクラウドは思う。死体を相当見慣れているか任務と思わないと、この場から逃げ出すのが普通といえる光景が目の前にはある。
312FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/15 20:43 ID:PgcpUajN
<8−44> 180
 通路や各部屋の中で見えるのは魂の無い抜け殻だけ。いや、とても抜け殻と呼べるものではない。
 ある者は四肢の一部が欠け、ある者は首から上が無く、ある者は頭部が潰され、ある者は上半身と下半身が分かれ、ある者は臓器が見えている。
 通路や部屋の天井、壁、床には飛び散った鮮血が一種の芸術ともいえる抽象画を描いていた。それも数人の血ではない、数十人以上、今までの数を合わせると180人を超えている。
 殺されているのは男も女も関係なく、いずれも出血多量による死因としか考えられなかった。だが、その姿は多少の違いがあるとはいえ芸術だった。
 鋭利な刃物かそれに類する物で綺麗に切られている。銃で撃ったり撲殺したような肉体に穴が開いたり潰れている部分は1つも無い。
 そこの通路の壁にいる女性など、首だけを切られていて体や服のどこにも傷は無い。その光を失った虚ろな瞳と首の傷、それに鮮血をむしすれば壁に寄りかかって床に座っているかのように見える。
313FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/15 20:43 ID:PgcpUajN
<8−45>181
『クラウド、聞こえる?』
イリーナから通信が入る。ここのビルはまだ電波妨害がされており、各階に通信機を置いて中継リレーで1階から19階まで通信が届いているのだ。
「ああ」
『さっき通信が入ったので198名の死体を確認したわ。多少の誤差があるとはいえ、恐らくあと5人ぐらいの死体をみることになるわ』
「…それで終わりだよな?」
『正直、私にもわからない。あなたに言われたとおり、空いている人間を動かして周囲を探しているけど、これらの事をやった何者かの痕跡はまだ発見できてないわ』
「包囲後は誰もビルから出入りしていないんだな?」
『それは間違いないわ。周囲は全てこちらで包囲したし空にはヘリも飛んでいる。人がこのビルから出てくるのを見逃すはずが無い』
314FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/15 20:43 ID:PgcpUajN
<8−46>182
「だが、事実は事実だ。ここにある死体は全て1時間以内に殺されている。壁に飛び散った血液と遺体の状況からして間違いない。…まだ体温が残っていた遺体もあった」
『……でもまだ犯人探しに時間と人を割ける状態じゃないわ。このビルの全員の遺体の処理もあるし。取り合えず20階、そして屋上まで上っていって』
「了解……行くか」
クラウド達は19階の最後の部屋に入る。ライトで照らしていく先々、血が見え5体不満足な遺体が見える。
「ここも駄目か……数を数えたら20階に行くぞ」
それぞれが散開し、部屋の中を進んでいったその時だった。
「おい、クラウド!」
部屋の壁伝いに進んでいたヴィンセントが声を上げる。クラウドはヴィンセントの元に駆け寄り、ヴィンセントの側に居た女性に驚く。
315FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/15 20:43 ID:PgcpUajN
<8−47> 183
「嘘だろ……」
クラウドは自分の持っていた通信を手に取ると、慌てて1階にいるタークスに連絡を取り、イリーナに繋ぐように言った。
『どうしたのクラウド?』
「生存者だ!意識は失っているが無傷でいる」
通信機の向こうでイリーナが息を飲むのがわかった。
『解ったわヘリを屋上に上げるから、急いで屋上に生存者を運んで』
「了解、ヴィンセント頼む」
ヴィンセントは頷き、女性を抱えて部屋を出た。
「後はどうだ?」
生存者が居た事で多少の希望を持ったクラウドだが、仲間から帰ってきたのは首を横に振る動作だった。
「……上に行くぞ」
316FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/15 20:44 ID:PgcpUajN
<8−48> 184
 20階は部屋が1部屋だけでリーダーの部屋と目されていた。
「……やっぱりか」
部屋に入った9人は同様の思いを持った。
 そこには椅子に座ったまま首を切り裂かれている体が3つあった。悪趣味にも、それぞれの膝の上に3人の顔が置かれている。
 だが、死体の上に置かれているのは死体自身の顔ではなく、同じく殺されている別人の顔が膝の上に置かれていた。
『こちらレノ、3人の死体を確認。顔からして実質リーダーとなっている男と爆弾を扱う男2名と確認。これにて全エリアの制圧を終了』
「どうした、クラウド?」
3人の死体の前に立って無言のままのクラウドにバレットが聴いた。
「……おかしい、3人しか居ない」
「えっ?」
「レノ、貸してくれ」
レノから放り投げられた通信機を受取ったクラウドはイリーナに伝える。
「1人足りない。リーダーの女が居ない」
317FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/15 20:44 ID:PgcpUajN
<9−1> 185
 クラウド達は屋上にいたヴィンセントと合流し屋上からヘリで地上に降りた。地上に降りるとすぐにイリーナが近付いてくる。
「お疲れ様」
「いくつか聴きたい事があるが、いいか?」
「いいけど、ここじゃ難だから場所を変えましょうか。レノはルードのところに行って頂戴。ヴィンセントとバレットはもう帰っても良いわ、私はクラウドと長い話があるから」
そう言ってからイリーナはクラウドに意味深な笑みを浮かべる。
「ああ、それなら俺達は先に帰る。ティファの方には遅くなると伝えておく」
「ああバレット頼む」
「車を回すから、装備の方は近くのソルジャーに渡しておいて。持ってきていた荷物は車に乗せてあるから」
イリーナが手配したタークスの車に2人が乗り込むのを見送ったのち、クラウドとイリーナは作戦車両の方に向かう。
318FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/15 20:44 ID:PgcpUajN
<9−2> 186
「話よりも先にあなたも装備品を置いてきて、それから話しましょう」
「わかった」
クラウドはそのまま装備車両に向かう。装備車両の後部に来たとき、クラウドはウォードとあった。
「あ、お疲れ様です」
「こちら、こそご苦労様でした」
「いえ、頼まれた仕事ですから」
クラウドはジャケットを脱ぎ、奥に放り投げる。
「今回は後味が悪かったですね」
「……そうですね」
ウォードの言葉にクラウドも頷く。
「後の処理は私達でします。気にするなとは言えませんが、しっかりと休んでください」
「はい、ではお疲れ様でした」
319名無しさん@ピンキー:03/08/15 20:46 ID:PgcpUajN
帰省していたので暫くぶりの書き込みです
320名無しさん@ピンキー:03/08/15 20:47 ID:xR4JiFDG
Neoタン・・・エロもっと多くして・・・。
小出しでもいいから・・・・゚・(ノД`)・゚
321名無しさん@ピンキー:03/08/15 21:45 ID:2jnkVXwQ
ん〜、細かい設定がよく考えられているのが伝わってきてNeo氏の作品かなり好きだけどな。
エロパロではないかも知らんけど、こういうのもありっしょ?
322名無しさん@ピンキー:03/08/15 22:25 ID:WEqyOaE0
でもここはエロパロスレでしょ‥。
neoさんはすごいけど
正直エロ以外飛ばし読みしてます。
323名無しさん@ピンキー:03/08/15 22:26 ID:oo9U9Ktu
ここ、エロパロ板だもん・・・。
324名無しさん@ピンキー:03/08/16 00:39 ID:inddPGw0
おいらは透明あぼーんしてるからモウマンタイです
325名無しさん@ピンキー:03/08/16 01:40 ID:H3EAvc2h
細かい設定やストーリーがあるからこそエロもよいものになると思う。
セックスするだけよりストーリーもあったほうがFFってかんじがする。
つーかストーリーなかったらパロディにならないじゃん。
ただ名前が同じ人がセックスしてるってだけになるじゃん。
ちょっとズレたスマソ。
自分はエロもストーリーもあるNEOさんの小説は大好きです。
326名無しさん@ピンキー:03/08/16 09:06 ID:YFjF3bff
↑自分もそう思うけど
でもやっぱもうちょっと多くして欲しいなぁ。
327名無しさん@ピンキー:03/08/16 13:17 ID:7gSsHlSz
Neoタンは設定やストーリーが長すぎだと思うぞな。
5レスあったら1レスぐらいはエロいれて欲しいぞな。
328名無しさん@ピンキー:03/08/16 21:55 ID:0FbKzbOp
<9−3> 197
 装備車両に装備を戻して再び作戦車両に向かおうとした途中、車両の横でイリーナが手招きをしてくる。
「クラウド、こっちこっち」
イリーナが作戦車両に居ない事に疑問に思ったクラウドがイリーナの側に行くと、黒の車が2人の横に横付けされた。
「さ、早く乗って」
イリーナは車のドアを開け、強引にクラウドの腕を引っ張る。
「おいイリーナ、あんたまだ仕事が…」
「あ、それならもう2人に任せてるから。クラウドは私と一緒に来るの」
クラウドの話をさえぎり、イリーナは車の中からクラウドの腕をさらに引っ張る。
「わかったから腕を放せって」
「荷物の方はトランクに置いといてね」
クラウドは呆れながらイリーナの腕を振り解くと車に乗り込む。クラウドが車の中に入りドアを閉めると同時に車は発進した。
329名無しさん@ピンキー:03/08/16 21:55 ID:0FbKzbOp
<9−3> 197
 装備車両に装備を戻して再び作戦車両に向かおうとした途中、車両の横でイリーナが手招きをしてくる。
「クラウド、こっちこっち」
イリーナが作戦車両に居ない事に疑問に思ったクラウドがイリーナの側に行くと、黒の車が2人の横に横付けされた。
「さ、早く乗って」
イリーナは車のドアを開け、強引にクラウドの腕を引っ張る。
「おいイリーナ、あんたまだ仕事が…」
「あ、それならもう2人に任せてるから。クラウドは私と一緒に来るの」
クラウドの話をさえぎり、イリーナは車の中からクラウドの腕をさらに引っ張る。
「わかったから腕を放せって」
「荷物の方はトランクに置いといてね」
クラウドは呆れながらイリーナの腕を振り解くと車に乗り込む。クラウドが車の中に入りドアを閉めると同時に車は発進した。
<9−4> 198
 車は作戦車両から離れていき、そのまま封鎖エリアを出た。
「おい、これからどこにいくんだ?」
スムーズに夜の街を抜ける車の中で、クラウドは楽しげに窓の外を見ているイリーナに聴いた。
「ん、もっちろんホ・テ・ル」
まるで出かけるのを楽しみにしている子供のように、イリーナは笑顔でそう言った。
「長い話は全部そこでしましょう。もちろん、夜も長いけど」
思わせぶりな口調でイリーナは言う。
 クラウドは先程から自分に向けられる視線を気にしていた。
「あのさ、運転手の子に俺、なにかした?」
イリーナの耳元に口を寄せて、小声でクラウドは言った。先程から運転している女性がクラウドにバックミラー越しに視線を向けているのだ。
330名無しさん@ピンキー:03/08/16 22:03 ID:0FbKzbOp
エロの方に関しては中盤以降回数が増えます
ストーリーに関わるエロしか書いていないもので
エロパロスレにしては物足りないかもしれませんが
エロ無しでは物語が薄くなりますのでエロありきということでここに
331名無しさん@ピンキー:03/08/17 00:58 ID:Bchw3lgE
続きもガンガッテくらさい!
332名無しさん@ピンキー:03/08/17 05:07 ID:V5bkJpya
もうすぐエロのヨカーン!
続きが気になりまつ。Neo氏ガンガレ!!
333名無しさん@ピンキー:03/08/17 10:16 ID:tolGy7IJ
もうすぐエロのヨカーン!
続きが気になりまつ。Neo氏ガンガレ!!
334名無しさん@ピンキー:03/08/17 17:20 ID:zlC6qvRx
もうすぐエロのヨカーン!
続きが気になりまつ。Neo氏ガンガレ!!
335名無しさん@ピンキー:03/08/17 20:00 ID:gDcWyP4n
<9−5> 199
「そんなの当たり前じゃない」
視線を向けられて当然とイリーナは言い切る。そう言われても解らず、クラウドは首を傾げる。
「だからーもぅ…ヒント1、運転しているのは男?女?」
(女)
「ヒント2、この子はタークスの新しい娘(こ)です。以上」
「……あっ、あぁなるほどね」
答えがわかったクラウドは脱力し、深く背凭れに体重を預ける。2つのヒントでイリーナが言わんとしている所にクラウドも気づいた。
 要するに、前で運転している女性はタークスの新人で、イリーナが相手をした女性だということだ。
「つまり焼餅ってこと?」
そうクラウドが口にした時、先程より強い視線がクラウドに届いた。今は暗くてよく見えないが、恐らく恨みの篭ったような鋭い視線に違いない。
336名無しさん@ピンキー:03/08/17 20:01 ID:gDcWyP4n
<9−6> 200
「そっ、私としては冥利に尽きるけどね」
イリーナの指が運転している女性の首の裏側をゆっくりと撫ぜる。指先が首に滑らされた瞬間、女性は大きく肩を震わせた。信号待ちで止まっていなければ、事故になっていたかもしれない。
(……女性に嫉妬されても困るんだけどな)
イリーナのどこか妖艶な口元と艶やか指の動き、そして車が動き出してから時折イリーナに向ける女性の興奮した瞳を見てクラウドは溜息をつく。
 自分が女性と話をしていて嫉妬したティファやユフィを見たことはあっても、自分が女性から嫉妬される、しかも女性同士の関係に入った事で嫉妬されるのは初めての経験だった。
「まぁ、この娘の機嫌が悪いのはあなたのせいでもあるし、私のせいでもあるから。…ほらほら、そんな顔しなくても今度遊んであげるから。今日は1人で慰めてて」
前半はクラウドに向けて、後半は運転している女性に向けてイリーナは言う。
337名無しさん@ピンキー:03/08/17 20:02 ID:gDcWyP4n
明日、ホテルです
338あぼーん:あぼーん
あぼーん
339名無しさん@ピンキー:03/08/18 20:04 ID:y2Dlvn38
340名無しさん@ピンキー:03/08/18 20:57 ID:Q4XXklDy
無腸AV写真!!!
http://66.7.65.90/sou/FreePICS/
218.41.123.78 , p297b4e.t128ah00.ap.so-net.ne.jp ?
341あぼーん:あぼーん
あぼーん
342名無しさん@ピンキー:03/08/18 21:21 ID:Fb22jSHl
343FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/18 21:34 ID:lPxFodTx
<9−7> 201
 2人を乗せた車は、3エリアのとあるホテルの側に止まった。
「ここよ」
イリーナが降りるのを見て、クラウドも自分の荷物を持って降りた。
 クラウドが降りるとイリーナは運転席の窓をノックする。
「送ってくれてありがとう」
女性が運転席の窓を開けると、イリーナが顔を運転席に寄せて女性とキスをする。
「んっ…むぅ……」
ホテルの横とはいえ、暗い細道なのでクラウドからはイリーナと女性がキスをしているのしか見えないが、声や音からして舌まで入れているのがわかった。
「じゃ、気を付けて帰りなさい」
数十秒は唇を重ね合わせてから、イリーナはキスをやめて女性に声をかける。
「随分と仲がいいんだな」
多少の皮肉を言葉に含ませてクラウドは言った。
「あら、可愛い娘とカッコ良い男は可愛がるのが私の趣味だもん」
それに対してイリーナは悪びれた様子も無く言い切り、皮肉に気付いているのか気付いてないのかさえわからない返答をしてきた。
344FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/18 21:34 ID:lPxFodTx
<9−8> 202
「なあ、さっきから思っているんだけど、ここに誰かいるのか?」
ホテルの中に入ってからクラウドがイリーナに聴く。どう考えても話をするのにホテルに来る理由が思いつかなかった。
「ぜんぜん。ここに私が泊まっているの。あっちょっとここで待ってて」
「あ、おい……」
クラウドが呼び止めるのを振り切って、イリーナはフロントに行ってしまった。
(どういうつもりなんだ、いったい……)
娯楽にあまり興味の無いクラウドでも、このホテルの事は知っていた。最近ティファやユフィが話していた場所だ。どうやら結構良い値段のホテルらしい。
 確かに、軽く見てみるだけではそれとは解らない高い調度品がバランス良く置かれている。
 泊まっていると思われる客や従業員の雰囲気も普通のホテルと違い、私服のクラウドの方がむしろここでは浮いていた。
「おまたせ。私の部屋に行くわよ」
カードキーを手にして戻ってきたイリーナが、戻ってくるなりそのままクラウドの袖を引っ張って連れて行く。
345名無しさん@ピンキー:03/08/19 17:44 ID:Bd3Y2EnG
ま、気休めに同人誌でも嫁や。
このスレ向きな感じのティファえろほんダス。

ttp://luscious.sexplanets.com/mangaman21/mangaman/papeonialactiflora/
346FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/20 21:54 ID:qmPx3kCN
<9−9> 203
「こんな所まで連れ出して、いったいどういうつもりか納得のいく説明をしてくれ」
エレベータに乗り込んでから、クラウドはイリーナに聴いた。
「だから、ここに私が泊まっていて、お話はそこでするの。OK?」
「そうじゃなくて……」
埒があかず、クラウドは壁にもたれて溜息をついた。気疲れしているクラウドとは違い、イリーナの方は楽しげにクラウドを見ている。
「いいじゃない。車の中や外とかじゃなくて、ホテルのベッドの上の方がゆっくり話もできるでしょ?」
話も、の部分に力を込めてイリーナは言う。
「俺はベッドの上まで付き合うつもりは無い。お前が作戦の始まる前に言っていた頼みたい事が何か確認する事と、この作戦、いや事件について聴きたいことがある。それだけだ」
「あら?でもあなたは仕事が終わってから付き合ってくれるって言ったわよね。それがこれだって事じゃない」
347FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/20 21:55 ID:qmPx3kCN
<9−10> 204
 そう言いあっているうちにエレベーターは止まり、扉が開く。イリーナが降りるのに続いて、クラウドもエレベーターを降りた。
「ついてきて」
ホテル特有の長い廊下を、イリーナの後ろをついて歩く。そしてイリーナが足を止めると同時にクラウドも足を止めた。イリーナはカードをドアに挿し込み鍵を開けた。
「どうぞ」
イリーナが扉を開けクラウドを中に招き入れる。クラウドはそれに従い中に入った。
 中は結構広く、ゆったりとしていて一見1人部屋には見えなかった。
「ここに1人で泊まっているのか?」
クラウドは近くにあったソファーに腰を下ろす。
「まあね。大抵ここでの仕事、あなた達と仕事をする時はここに泊まっているわ。……どうぞ」
イリーナは部屋に備え付けられているボックスから取り出したワインをグラスに注ぎ、1つをクラウドに渡しもう1つは自分用に持った。
「あなたの無事と仕事の終わりに…乾杯」
348FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/20 21:55 ID:qmPx3kCN
<9−11> 205
 イリーナが差し出したグラスにクラウドもグラスを合わせ、乾杯をした。
「意外に高給取りなんだな」
イリーナが毎回こういう部屋に泊まっているとは考えていなかったクラウドは呟く。
「違うわよ。私の給料ってあなたが仕事でもらう4回分ぐらいの報酬よ」
立ち上がって服をハンガーにかけていたイリーナが否定する。
「タークスってそんなに少ないのか?結構貰っていると思ってたけど」
クラウドの貰っている報酬4回分とは、大企業の課長クラスの給料ぐらいの数字だ。
「違うわ、私はまだ若いから給料が低いだけ。ツォンさんが一番貰っているわ」
イリーナはスーツを脱ぎ終え、ブラウスと下着だけの姿になってクラウドの座っているソファーに戻った。
「じゃあどうして?」
ブラウスのボタンを外して素肌を曝け出しているイリーナを視線だけで一瞥し、クラウドは視線を元に戻した。
 興味が無いといった態度をとるクラウドに、イリーナは唇を尖らせて拗ねた表情を見せる。
「クラウドのケチ。こういうときは、そのまま押し倒してくれてもいいのに」
349FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/20 21:55 ID:qmPx3kCN
<9−12> 206
 イリーナの言葉にクラウドの動きがフッと止まり、そしてゆっくりと視線をイリーナに向けた。
「いいか。俺はさっき言ったとおり、お前の話と質問の答えが欲しい。それだ…」
クラウドの言葉はそのままイリーナの唇によって止められ、クラウドはそのままソファーに押し倒された。
 ソファーに押し倒されると同時にイリーナが強く唇を合わせ、口内で人肌に温まったワインを流し込んでくる。クラウドはそれを受け止め飲み込んだ。
「…私はこうしてほしいの。話はそれからでも、ね」
イリーナの瞳の色が、先程までとは違い縋り付くような色に変わる。クラウドはゆっくりと体を起こし、イリーナの両腕に手を当てる。
「いったいどうしたんだ、お前らしくも無い」
「ううん、いつもの私よ」
何事も無かったかのように表情を戻し、イリーナは立ち上がる。
「…私、シャワー浴びてくるけど、クラウドも一緒に浴びる?」
350FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/22 22:09 ID:RcxM9hcy
<9−13> 207
 表情を戻し立ち上がったイリーナを、しばし混乱の表情で見ていたクラウドだが、小さく息を吐き立ち上がった。
「わかったよ、付き合ってやる…」
「…ありがとう、感謝するわ」
感謝の言葉と共にイリーナはクラウドの頬にキスをした。
 風呂場に入ると下着にブラウスだけだったイリーナは完全に服を脱ぎ、クラウドは上に着ていたジャケットとシャツを脱ぐ。完全に服を脱ぎ終えたイリーナの姿は、成熟した女性として完成されていた。
 ティファやユフィのようなまだ未成熟さが残るような体ではなく、大人の女性としての体。それでいてまだ若々しさを残している。
「後は私にやらせて」
イリーナはクラウドズボンに手をかけ、ズボンを脱がしていく。唇と舌はクラウドの腹部をなぞり、次第に下へと下がっていく。
 ズボンが下ろされると、クラウドの下着にイリーナの手がかかりクラウドの男の物が露出する。
「じゃあ後はバスルームでね」
351FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/22 22:10 ID:RcxM9hcy
<9−14> 208
 風呂場に入るとシャワーを浴びながら互いに体を探るように触りあう。クラウドはイリーナの上半身を、イリーナはクラウドの下半身に手を伸ばし互いに体を寄せる。
 そのうちイリーナの膝が折れ、イリーナの口元がクラウドの男の物へと寄る。
「久しぶりだわ、見るのも触るのも……」
イリーナの舌が突き出され、クラウドの物の先に触れる。その後大きく口を開け、貪欲に吸い付いていく。
「…ん…むぅ…やっぱり本物の方がいい」
「やっぱりって、いっつも偽物でも使ってるのか」
その言葉にイリーナの動きが止まり、クラウドの物を口に含んだまま見上げ、鼻を鳴らした後クラウドの物を深く口に含んだ。
「つっ…おい、怒るなよ」
深く口に含んだ際、わざとイリーナがクラウドの物に歯を立てたのだ。
352名無しさん@ピンキー:03/08/23 11:38 ID:mXa5tf+r
期待保守
353名無しさん@ピンキー:03/08/23 11:38 ID:mXa5tf+r
期待保守
354FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/23 20:48 ID:fnQWLlJp
<9−15> 209
 クラウドは浴槽の縁に腰を下ろす。イリーナの舌の動きは顔の前後の動きと組み合わさり、確実にクラウドの男の物を快感へと導いていく。
「ねえ、私のフェラって上手?」
男の物を口から抜き、イリーナが聴いた。イリーナの口元は唾液や先走りなどの粘度の高い液体でぬらぬらと光っていた。
「下手」
軽く笑いながらクラウドが軽口を叩く。
 クラウドの言葉に気を悪くし顔を顰めたイリーナだが、すぐにその表情は変わり、口元から喘ぎが零れ落ちる。座っていたクラウドの足先がイリーナの秘所を弄り始めたのだ。
「ちょっと…待って、まだ終わって…」
イリーナの言葉を無視してクラウドは立ち上がり、イリーナの脇腹に両手を差し入れて体を持ち上げる。
「時間切れ」
 悪戯を考え付いた子供のように口元にだけ笑みを浮かべてクラウドはゆっくりと言う。
355FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/23 20:49 ID:fnQWLlJp
<9−16>
「お前ってさ、痛いほうが好きだったよな」
クラウドは立ち上がらせたイリーナの体をそのまま壁に押し付けた。壁にイリーナの体がぶつかり、ダンッという音が風呂場の中に短く響く。
「待ってクラウド、あっ痛っ」
背中を取っているクラウドの手がイリーナの腕に伸び、左腕が後ろで締め上げられる。逃れようとして暴れれば暴れるほど肩の痛みは激痛へと変わる。
 胸にあたる冷たい壁の温度と締め上げられた肩の痛み、そしてクラウドの体がイリーナの抵抗する意思を衰えさせていく。
「大丈夫だ、痛いだけで肩は外れない。別にバラバラにしてからやるつもりはない」
クラウドの唇から放たれる冷静で落ち着いた言葉が、イリーナの心を逆に冷やしていく。
(本当にバラバラにされるかも……)
 だが、それに反して自分の下腹部から下が熱を帯びつつあるのもイリーナは感じていた。
356名無しさん@ピンキー:03/08/24 16:32 ID:UCnr5RGa
クラウド=三股男と認識してよろしいでしょうか?
357名無しさん@ピンキー:03/08/24 18:39 ID:D49C4908
保守でよろしいでしょうか
358FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/24 20:22 ID:6ZZNCCp9
<9−17> 211
 クラウドの舌がイリーナの体を壁に押さえつけたまま、背筋に沿って上から下へと動く。
「ひゃぁっ」
舌で背筋を舐められるくすぐったさと、それとは違う感覚にイリーナは身もだえする。
「やっクラウドっ変なことはっ」
イリーナの体に自分の体を擦り合わせながら、クラウドが立ち上がる。そして、クラウドの唇がイリーナの肩甲骨に当てられ、背中から突きだしている部分を軽く噛みながら吸う。
「んっ、ああっ…」
胸や腹部にあたっている壁の冷たさがイリーナの体から抜けていき、次第に火照った体を冷やす心地よい冷たさとなり、自分が乱れていくのを感じる。
 意識が締め上げられた腕の痛みではなく、クラウドの唇の動き、そしてヒップに当たっているクラウドの物に移っていった。
359FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/08/24 20:22 ID:6ZZNCCp9
<9−18> 212
 クラウドの手がイリーナの腕から離れ、締め上げられていた腕が自由になった。その間もクラウドの唇は背中を中心に端をなぞる様に動いている。
「クラウド…肩はいいから…指でも舌でも何でもいいから…下に頂戴」
下半身には何も触れられず、ただ痛みとくすぐったさしか与えられていないのに体が火照っている。内腿を汗でもシャワーの湯でもないものが伝っていた。
 そしてなにより、硬く熱をもったクラウドの物がヒップに当てられたまま何もされていない事に、イリーナは生殺しの状態になっていた。
「わかった、やるよ」
感情に乏しい平坦な声でクラウドが答え、先程まで腕を締め上げていた左手が脇腹をなぞりながら下腹部に滑る。
「クラウド、そこはっ」
「下に欲しいんだろ?」
イリーナのヒップでとまった指がアナルに当てられた。
360名無しさん@ピンキー:03/08/26 20:16 ID:KRKcSu32
otukare
361名無しさん@ピンキー:03/08/26 23:42 ID:W0QGPzSi
なんか最近Neo氏専用スレっぽくなってるのが寂しいな・・・。
他の職人も来ないかな・・・
362名無しさん@ピンキー:03/08/31 00:44 ID:k9vyms2E
hosshu
363名無しさん@ピンキー:03/08/31 13:20 ID:l501wZUi
あれ?一週間も続きが載ってない?
どしたんだ?
364名無しさん@ピンキー:03/09/02 00:39 ID:A2FZrhSh
クラウドのテク想像したら濡れる!ホントはティファとクラウドがいいけど小説うまい!続き気になるイイトコなのにー
365名無しさん@ピンキー:03/09/02 16:44 ID:X60MkGpz
test
366FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/03 19:18 ID:xidGKUgU
<9−19> 213
 イリーナはクラウドのしようとしている事に気付き、押さえられている体を揺らして逃れようとする。だが、クラウドの左肩と右手で体は左右どちらにも動かせないようにされていた。
「いやっ、クラウドやめてよ」
両腕に力を込めて必死にクラウドを押しのけて逃れようとするイリーナ。だが、逃れようとすればするほどアナルに当てられた指が体の中に入りそうになり、その度にイリーナは動きを止める。
「どうして嫌なんだ?」
肩や背中を攻めるのをやめたクラウドが、自分より少し背の低いイリーナの方に顎を乗せたまま聴いた。
「だって、もう嫌なの…この前だって、止めてって言ってるのにやめてくれなかったし……」
367FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/03 19:18 ID:xidGKUgU
<9−20> 214
 少し前の話だ。今のように依頼された仕事を終えイリーナに誘われてした際、クラウドはイリーナのアナルを攻め続けたことがある。
 イリーナの性癖もあってティファやユフィよりは過激でないとはいえ多少のアブノーマルなプレイをしたことはあるが、アナルを攻めたのはその時が初めてだった。
 秘所には手を触れられずに、アナルを攻められ続けるという強烈なアナル初体験をしたイリーナにとっては、その時の心理的な後遺症があるのだろう。
「だったら今日は両方してやる」
クラウドの左手の親指がアナルに軽く入れられると、イリーナは軽い恐怖心に体を震わせ背中越しにクラウドの顔を見る。が、そのままクラウドの中指がイリーナの秘所に入れられると、イリーナの口から甘い悲鳴が漏れた。
368FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/03 19:19 ID:xidGKUgU
<9−21> 215
「ああっ…そんなっ…んっんあっ…いきなりなんて」
クラウドは左手の親指でアナルの周囲や中に指を動かしながら、それと同時に中指と人差し指で秘所の中をかき回し、右手でイリーナの胸を掴んで揉んでいく。
「あっんっ…んんっ、おっぱい…もっとしてっ…」
イリーナがそう言うと、クラウドは秘所とアナルに回していた手を左胸へと移す。
「ああっ…あんっ、だめっ…下もしてっ」
 イリーナの口から出てくる熱い吐息が、イリーナに顔を寄せているクラウドの顔にもかかる。クラウドが攻めれば攻める程、イリーナの乱れは加速していった。
 クラウドの手がイリーナの胸の形を変え、指先が胸の突起を沈ませる。唇は耳や首筋をなぞり、キスの紅い痕を残していく。
369FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/03 19:21 ID:xidGKUgU
<9−22> 215
 そのどれに対しても、イリーナの口からは悲鳴のような喘ぎが零れ、秘所からは小水のように愛液が内腿を伝い流れ落ちる。
「あっあんっ…クラウドっだめっ…んっ…おっぱいばっかじゃ……」
クラウドの手が先程から胸を攻めているだけで他の場所には手を伸ばしておらず、達さない程度の攻めで済ませている為、イリーナの体は自然とクラウドを求める。
「じゃあどこにしてほしい?」
クラウドの手が今までより強くイリーナの胸を掴んだ。胸の形が大きく歪みイリーナは瞳を強く閉じる。
「ああっ…だめ…だめっんっ…あああぁ」
イリーナの背が反り、クラウドの掴んでいた胸が壁に強く押し当てられて歪む。
 声が途切れた後、イリーナの体から一瞬力が抜け壁をズルズルと滑り落ちていく。
370名無しさん@ピンキー:03/09/03 19:23 ID:xidGKUgU
ちょっと身の回りでごたごたして書き込みが止まっていました。
ごたごたの方は殆ど片付いたので、再開いたします。
この章の途中から終わりぐらいが中盤への入り口となると思います。
371名無しさん@ピンキー:03/09/03 23:03 ID:sRS07v1t
久々の透明あぼーんキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
372名無しさん@ピンキー:03/09/05 00:59 ID:nLeyfq7y
久々乙!
373FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/05 20:50 ID:y6LbyeW+
<9−23> 216
―― エアリス
 厨房の隅に置かれた電話の子機が軽快な電子音を立てて、誰かから電話が来たことを知らせる。
「ユフィー、手が離せないからお願い!」
厨房で料理を作っていたティファがユフィに声をかける。いつものように常連の女性客と話をしていたユフィは席を立って店の奥にある子機を取りに行く。
「もしもし、エアリスですが」
『ユフィか。ヴィンセントだ』
電話の先から聞こえてきたのはヴィンセントの声だった。電話の向こうからは走っている車の音が聞こえてくる。
「どうしたの?」
ヴィンセントがエアリスに電話をかけてくるのは珍しい事だった。
374FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/05 21:32 ID:y6LbyeW+
<9−24> 217
 それにどうしてクラウドではなくヴィンセントから電話がかかってきたのか。ユフィの頭の中では疑問が沸き起こっていた。
『クラウドから遅くなると伝言を頼まれた。俺とバレットはこれから家に帰るところだ』
「えークラウドだけぇ?」
明らかに不満だというのを電話口にユフィは伝える。その言葉の裏には様々な思惑があるのだが、それをヴィンセントは知るよしも無い。
『ちょっと今日の仕事は色々あったからな。クラウドがイリーナに幾つか聴きたい事があったらしく、それでクラウドだけ向こうに残った』
「わかった、ティファの方にも伝えておくね」
子機の通話ボタンを押して電話を切ったユフィは、スタンドに子機を戻してから小さく溜息をついた。
「……そっか、クラウド今日は遅くなるんだ……」
375FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/06 21:36 ID:554QXK7F
<9−25> 218
 ユフィは子機を置いて、店のテーブルではなくティファのいるカウンターに行く。
「電話、誰からだったの?」
カウンター越しに客に料理を渡したティファが、ユフィに尋ねた。
「ヴィンセントから。クラウド、遅くなるって」
「ふーん」
気にかけずいつものようにブレンドした酒をサキアに渡し、ティファは椅子に座った。
「いいのかなぁティファ。クラウド、イリーナさんと一緒だって」
意地悪くユフィがティファを突っ突いた。
「……別に」
明らかに気にした様子でティファが呟く。
「イリーナって誰?」
イリーナを知らないサキアが、興味を持って2人に聴く。
376FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/06 21:37 ID:554QXK7F
<9−26> 219
「イリーナさんは大分前からの知り合いで、クラウド達のお仕事での上司にあたる人です」
「そうなんだ。で、どうしてクラウドと一緒にいるのが不味いの?」
「まあ、ティファが心配する事って、サキアさんが考えられるような事ですよ」
そういい残して、ユフィはまた常連客の居るテーブルに戻った。
「勝手な事言わないでよ!」
カウンター越しにティファから浴びせられた声を無視して、ユフィはまた常連客と話を始めた。
「もう……」
ティファは溜息をついて椅子に座った。
「いいんじゃない?もてる彼氏がいると大変だけど、その分一緒に居て楽しいでしょ?」
口元に笑みを浮かべながら穏やかな口調でサキアが言った。
377名無しさん@ピンキー:03/09/07 18:06 ID:vLVClKyM
otu-
378FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/07 21:10 ID:0ZV8Sgql
<9−27> 220
「それはそうなんですけど……」
ティファはカウンターの上に脱力して伸びた。
「まあ、クラウドも自分から女の子誘うようじゃないんでしょ?」
「でもー」
ティファも棚から酒を取り出して、サキアに作ったのと同じ物を作る。そして仕事中にも関わらず軽く飲んだ。
「クラウドったら優柔不断なんですもの!」
軽く声を荒げてティファが言う。その声を少し離れた位置に座っているユフィが聞いたらしく、ティファに聞こえないように笑っていた。
 珍しく仕事中に酒を飲むティファ。先程のユフィの発言と相まって、クラウドがすぐに帰ってこないことでティファのフラストレーションが溜まっているのかもしれない。
379FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/07 21:13 ID:0ZV8Sgql
<9−28> 221
「あ、ちょっと席外しますね。ユフィ、2階に行ってくるから」
「わかったー」
ティファは席を立って2階に上がる。そして自分の部屋の扉をゆっくりと開けた。
(まだ寝てるか……)
夕方、店の裏口で倒れていた女性は、まだ穏やかな呼吸をして眠っていた。
 部屋の中に入ってティファは女性の寝ているベッドのそばに行く。そして床に両膝をついて女性の額に手を当てる。
「どうして倒れてたんだろう……」
今日1日で何度目になるかわからない溜息をティファはつく。
『クラウドにやっと会える』
急に近くで声がして、ティファは女性の顔をハッと見る。しかし、女性は先程までと全く変わらずに眠っていた。
380 ◆PQldS6ag9o :03/09/08 17:14 ID:A0ItX7Bf
381FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/08 20:55 ID:lucSsjAp
<9−29> 222
 再び話をクラウドとティファの居るホテルへと戻す。
 2人は風呂場から既に出ており、ベッドに座っていた。
 服を着なおしていつも通りのクラウドと、バスローブを着て多少の疲れを見せているイリーナ。
「それでイリーナ。付き合ってやったんだから、今度はこっちの番だ」
「うぅ、まだ足りないよー」
ベッドの上で駄々をこねる子供の様に、イリーナは手足をバタつかせる。クラウドの方は部屋にかけられている時計を一瞥しただけで、興味なさげに頭を振った。
「遅くなるわけにはいかない。あんたが話したかった事が早く終われば、もう少し付き合ってやってもいい」
「本当!?」
その言葉にイリーナは起き上がって後ろからクラウドを抱きしめた。
382FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/08 20:56 ID:lucSsjAp
<9−30> 223
 後ろから抱き付いてくるイリーナの両腕を払い、クラウドはイリーナと向き合う。
「それで、話っていうのはなんだ?」
素の表情に戻っているクラウドを見て、イリーナは不満を浮かべる。
「たっく律儀というか頑固なんだから……」
イリーナは部屋に備え付けてある化粧台の前に行き、台の上においてあった小さなチップと端末を持ってベッドに戻った。
「これよ」
イリーナに渡された切手大のチップを端末に挿し込み、クラウドは端末を立ち上げた。
 少しの間ロード画面となり、その後チップの中に収められていたデータが開かれる。
「……どういうことだ?」
開かれたデータを見てクラウドの口から漏れたのは疑問の声だった。
383FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/10 20:48 ID:F23RJo2H
<9−31> 224
 データの中には細々とした事が書かれてはいるが、一番メインとされているのは2枚の写真。
 1枚の写真は金髪に緑眼の女性。2枚目の女性は栗色の髪に黒眼の女性だった。
「この写真がどうかしたのか?」
装置とチップを渡してからずっとクラウドの後ろにいるイリーナに聞いた。
「そう、その写真が私の話したかった事」
イリーナの体がクラウドの隣へと移る。その姿は先程までとは違い、仕事中に見せる姿だった。
「いくつか説明しておくわね。あなた達があのビルに来る時、リーブから写真の入ったデータを見せてもらっていると思うけど」
「ああ、だがそれが…そうか、この写真……」
クラウドの記憶にふとある顔が浮かんできた。
384FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/10 20:50 ID:F23RJo2H
<9−32> 225
「この写真、組織のリーダーと目されている女の写真か?」
クラウドは金髪に緑眼の女性の写真を指差す。
 あの時、あのビルの最上階に上った時にいた3つの死体。その3つの死体は組織の中でも重要な人物だった。
 だが、その3人の中にもあのビルのどこにも居なかった最重要人物、それがこの写真の女だった。
「それは解った。だが、こっちの写真は?」
金髪に緑眼の女性の写真と共に並べられた栗色の髪に黒眼の女性の写真。
「よーく見てみて。全体じゃなくて顔のひとつひとつを」
イリーナは答えを述べず、あくまでヒントを与えただけだった。
 少しの間、2つの写真に視線を行き来させて見ていたクラウド。イリーナの言葉の意味が解ったのは1分も経たないうちだった。
385ちるみ:03/09/10 21:41 ID:q2K+UZG+
エアリスが死んだ晩‥初めてクラウドが幼い子供のように見えて‥我慢できなくて‥抱き締めた。
「クラウド‥もう悲しまないで。私が、ずっとそばにいるから‥」
「ティファ‥ありがとう‥」
言葉が出ると同時に彼の瞳から一筋の涙が落ちる。
私はそれを舐め取った後、軽くキスをした。
「ティファ‥?」
「少しでも‥気が紛れるように‥」
私は言葉も言い終わらぬうちに彼のズボンに手を入れる。
386ちるみ:03/09/10 21:50 ID:q2K+UZG+
「な、なにを‥?」
クラウドが抵抗する前に、彼のスボンから息子を出して、素早く口に含んで刺激を与える。
「う‥ティファ‥、や、やめろ‥」
言葉とは裏腹に、彼のものは口の中でどんどんと大きくなってゆく。
「気持ちよくしてあげるね‥?私にはこんなことしかできないけど‥」
手でしごきながら、先端の割れ目や裏筋を舐める。
「‥っ!ティファ!」
彼の手が私の頭を掴み、上下に揺らしてきた。
387ちるみ:03/09/10 21:55 ID:q2K+UZG+
私も動きに合わせるように、舌を使って舐め回す。
彼が敏感に反応する部分も感覚的に掴めてきた私は、重点的に攻め舐める。
「駄目だティファ‥イクから!」
そういうと彼は私の口から息子を引きだした。
しかし間に合わなかったのか、私の顔に発射してしまった‥。
388ちるみ:03/09/10 22:01 ID:q2K+UZG+
彼は慌てて布で私の顔をふき始めた。
「‥気持ちよかった?」
「全く‥やってくれるよな」
半分呆れたように、でもほほ笑むように、優しく言葉をかけてくれた。
「また‥辛そうだったらしてあげる。少しでも悲しさを消してあげたいから‥」
そういうとクラウドは優しくキスをしてくれた。
口の中には苦いような‥甘いような味が残っていた‥。

389ちるみ:03/09/10 22:02 ID:q2K+UZG+
下手な文章で投稿しますた。
逝ってキマス〜
390名無しさん@ピンキー:03/09/10 22:27 ID:MJ4vo1SH
>>389
心の中では「キタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!」
なんだけど「逝ってキマス〜」と書かれると「逝ってらっしゃい」と書きたくなってしまう。
2行目は無いほうがスマートだぞ。せめて「お目汚し」とかね。
ちなみに、オレの評価は3行上な。
391ちるみ:03/09/11 00:01 ID:hVK/orJ9
>390
突発的に考えなしで書いちゃったんで‥
読んでいただけてよかった〜!
いやはや‥ありがたい(=人=)
392吉野エミ:03/09/11 12:26 ID:GV7+qa32
これからもティファレス作っていこう!
393名無しさん@ピンキー:03/09/11 22:46 ID:25PDQG5i
このスレの初代ってどこ?
394名無しさん@ピンキー:03/09/12 02:40 ID:g9ScE5y+
395FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/12 22:08 ID:uxGP6Y4Z
<9−33> 226
「この2人…同一人物か」
左右の写真を見比べていたクラウドは、2人が同じ人物だという事に気づく。
 2枚の写真は一見して同一人物とは解らなかった。だが、顎のラインや目元、顔のパーツの位置などが全くと言っていいほど同じ位置にあった。
「でもこの写真に何の理由があるんだ?ただ単に顔を変えているというだけなら俺には関係ないと思うが」
「問題なのはその写真の出所なのよ。その写真、両方とも神羅のWDBに入っていた物よ。しかも、登録上では同一人物なのよ」
「…どういう意味だ?」
396FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/12 22:09 ID:uxGP6Y4Z
<9−34> 227
イリーナの口にしたWDBについて説明する。W(ワールド)D(データ)B(ベース)の略で、神羅が管理する様々な情報のデータベースの総称だ。
 都市と都市の間隔が遠いため情報が密接でなく、神羅の影響の及ぶ範囲で調べ上げた部分しかないが、それでもこの世界の98%の範囲を網羅しているといわれる。
 そしてこのWDBの中に世界中の人間の情報も含まれている。顔写真・氏名・性別・住所・本籍・職業・出生時に個人に割り当てられるID等、その個人に対してのおおよその情報がそこから得られる。
397FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/13 19:51 ID:pJCSGGcC
<9−35> 228
「いくつか順を追って説明していくわ」
クラウドは端末の電源を切って、ベッドの上のイリーナと向かい合う形で椅子に座った。
「私達神羅があの組織の事を知ったのは半年前、実際の本拠地とも呼べるあのビルを見つけたのが1ヶ月前のこと。
 そして、組織の中心にいる4人の名前を知ったのが1週間前、そして今日その場所に突入した。これが今までの流れね。
 組織の中心にいる4人の名前を知ってから、神羅はWDBにアクセスして4人の名前に合致する写真を抜き出した。その金髪の女性の写真がWDBに登録されていて、私達もこの女性の顔が組織のリーダーとされている女性だと思っていたわ」
そこでイリーナは一旦言葉を区切る。
398FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/13 19:53 ID:pJCSGGcC
<9−36> 229
「ところがほんの3日前、私のほうに妙な報告が来てね。…まあ個人的な付き合いをしている子なんだけど、その子はWDBを管理している部署にいてセキュリティ管理もしている子。
 で、その子から少し前に外部から奇妙な接続がされたらしいって言われたの。その接続された先っていうのがWDBの個人情報を管理する場所。
 あの場所は一部しか知らないパスワードで、指定されている数台のPCからでしかアクセスできないようになってるんだけど、それは外部から接続されていて、なおかつ不正アクセスとは判断されてなかったの。
 だから、あの子も自分の目で見なかったら気付かなかったって言ってたわ…」
内部からでしかアクセスできない場所に外部からアクセスし、それでいてその痕跡を残さない何者かがいる。そこまでをクラウドは理解した。

399名無しさん@ピンキー:03/09/14 00:54 ID:jeeH8Mv+
女からみてもティフィはいいおんな
400名無しさん@ピンキー:03/09/14 02:10 ID:5EQ39WrE
はげど
401名無しさん@ピンキー:03/09/14 03:01 ID:ltRY6e96
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1035186325/875
続きこっちで書いてもらっちゃ不味いかな?
まぁ作者さんがここ見てなきゃ意味ないんだが。
402FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/14 20:25 ID:t7tKYIeJ
<9−37> 230
「その子の報告を受けて私は、そのアクセスで何が行われたかを調べるように言ったの。そして昨日、それが個人情報を扱う場所だったっていうのが判ったのよ。
 さらに、そのアクセスされた場所が私達が目標としていた女性の情報で、その金髪に緑眼の女性の写真に差し替えた事がわかったのよ。
 そして、その差し替えられる前の写真が、さっき見せた栗色の髪に黒眼の女性の顔写真だってこともね」
「じゃあさっきの写真は、差し替えられる前の本来の写真と差し替えられた写真なのか」
「そう、恐らく写真を差し替えることで姿を隠すつもりだったのかもしれないわね」
クラウドはイリーナの顔を見ながら何かを考えるようにトントンと膝を指で叩き、少しの間沈黙してそれから口を開いた。
403FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/14 20:26 ID:t7tKYIeJ
<9−38> 231
「他の奴は知っているのか?」
クラウドが指した奴とは、他のタークスのメンバー、ルードやツォンの事だ。
「いえ、あの人達には何も言ってないわ。不正アクセスのことさえ知っているのは私とあの子とあなただけだもの」
「どうしてこんな重要なことをあいつらには知らせずに俺だけに?これを知らせなければ実在しない顔の人間を追うことになるぞ」
クラウドの問いにイリーナは答えなかった。その代わりベッドの上を動いてクラウドに向き合う。2人の距離は1mとない。
「そんなのはあなたには関係ないわ。もうとっくに顔を変えてるだろうし…それより、さっきの続きをして。教えてあげたでしょ?」
しなだれるようにイリーナは軽く腰を浮かせてクラウドに腕を伸ばし、その体を自分に引き寄せてベッドに倒れる。
「…あと1回だけでもいいの。ちょうだい……」
404FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/14 20:31 ID:t7tKYIeJ
>>401
そちらの方には職人さんもまだおられますし
自分としてはこの作品はここに骨を埋める形で居た方がいいかなとも思っています。
が、スレを統合(どちらもティファスレと呼べるので)する必要がありそうであれば
そちらに移動することも考えています(ただ、掲載分をどうしようかなと悩む・・・・)。
405名無しさん@ピンキー :03/09/14 21:40 ID:/fXvLSJz
ティファスレなんだからティファ中心の話が見たいよね。(イリーナって・・・鬱)
推力 氏激しくイケてまつ♪
406名無しさん@ピンキー:03/09/14 22:57 ID:CfdTPrAA
>404
NeoGenesis さんにあちらで書いてくれ…ということではなく、
あちらの方がこっちで続きを書かないか?…という事だと思います。
あちらはもう容量的に書けないようですし。
407名無しさん@ピンキー:03/09/14 22:59 ID:4SGgIeJx
シャキーンと推力はおもしろい。
もうこのスレには両氏とも書くことはないだろうが、、、
408名無しさん@ピンキー:03/09/14 23:28 ID:8G0/+l2u
スレ統合しちゃうの?
自分的に肉奴隷とか言われるティファは嫌なんだけど…
409名無しさん@ピンキー:03/09/15 00:08 ID:e58GBfqS
肉奴隷とラブラブものは別にしてもらえると確かに嬉しい。
410名無しさん@ピンキー:03/09/15 01:23 ID:h8+2TWcG



ティファってイイ女だよね♪ vol.2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1063556182/l50


411FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/15 21:58 ID:gBU51uHU
<9−39> 232
 ここに来てからのイリーナの態度に違和感を感じていたクラウドだったが、性急に求めてくるその行動であることに気付く。
「…イリーナ、何を怖がっている?」
そのイリーナの行動が、恐怖から逃れようとしている行動だとクラウドは気付いたのだった。
「え?別に怖いなんて思ってないけど…」
クラウドの問いに帰ってきたのはいつも通りの答え。
 だが、その瞳の揺らぎと、視線がクラウドの瞳からそらされた事。それに、重ね合わせている体の一瞬の震えがそれを否定していた。
「…まあいい、もう少しだけ付き合ってやる。まだ時間はある」
クラウドはそのままイリーナの背中に両腕を回し、ベッドの真ん中へと一緒に体を運ぶ。
412FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/15 21:58 ID:gBU51uHU
<9−40> 233
 クラウドはイリーナの着ているバスローブの紐を解き、完全には脱がさずにそのまま前を開かせた。
 僅かに上気して色付いた白い肌が部屋の弱い明かりに照らされ、シャワーを浴びている時に使ったボディシャンプーの弱い香りが嗅覚を刺激する。
 弱い明かりの中でも目を輝かせ、物欲しげにクラウドを見るイリーナの瞳を感じながら、クラウドは胸へと手を伸ばす。
「んんっ……」
先程までの話で行為が中断されていたとはいえ、風呂場での行為の快感はまだイリーナの中に残っていた。その為、クラウドの愛撫にすぐ声をあげる。
「ねぇ…あっ、くっ…ちょうだい…」
イリーナの手が、クラウドの物へ伸びて触れた。
413名無しさん@ピンキー:03/09/15 23:52 ID:eMS/HcBe
>Neo氏
乙。

それにしても31氏はどうしたのだろうか?
もう夏休みは終わったというのに。
414名無しさん@ピンキー:03/09/17 19:25 ID:pt3z8pDe
ティファのスレなのにイリーナとクラウドがヤるのか・・・
415名無しさん@ピンキー:03/09/17 20:31 ID:D/mfNsIP
>414
はげど
416名無しさん@ピンキー:03/09/17 20:36 ID:D/mfNsIP
碧の髪も、愛らしい唇も、透き通る声も、しなやかな指も
大きく美しい乳房も、引き締まった太ももも、艶かしい尻も
全ては男に嬲られ、貪り尽くされるために。
ここでは「愛らしく淫らなティファに萌える」人達が集うスレッドです

「」強調w
417名無しさん@ピンキー:03/09/17 21:12 ID:KsBOLtOT
ってかそのテンプレつけてこのスレ立てたのはNeo氏だと言ってみるテスト
418名無しさん@ピンキー:03/09/17 21:18 ID:KsBOLtOT
989 FINALFANTASYZ NeoGenesis sage New! 03/07/04 23:29 ID:VF3FVxVG
<7−17>
 そして自ら身を引くというのは彼女自身がそう決め、そして一番心の底では避けたいと思っている事態だった。
 ユフィは心に残った負を洗い流そうとシャワーのコックを捻り、全身にシャワーを浴びる。小さな水の粒子が皮膚に当たり、適度な刺激を与えて流れていく。
 シャワーを体に浴びながら俯いているユフィの瞳はどこか暗い。
(…クラウドをティファと取り合うなんて考えたくない……)
自分はクラウドの側に入れればいい、そう思う心と、クラウドの心を独占したい、その2つの心がユフィの中でせめぎ合う。


990 名無しさん@ピンキー sage New! 03/07/04 23:35 ID:VF3FVxVG
危ないんで立てました
今後の投稿はこちらへどうぞ

【愛らしく】FF 肉奴隷ティファ Lv3【淫らに】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1057329190/

1 名無しさん@ピンキー 03/07/04 23:33 ID:VF3FVxVG
碧の髪も、愛らしい唇も、透き通る声も、しなやかな指も
大きく美しい乳房も、引き締まった太ももも、艶かしい尻も
全ては男に嬲られ、貪り尽くされるために。
ここでは愛らしく淫らなティファに萌える人達が集うスレッドです

前スレ 肉奴隷ティファ Lv2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1050747776/
419FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/17 21:28 ID:oEgAn+q4
<9−41> 234
  クラウドはそのまま体を下へとずらして、伸ばしているイリーナの膝を開き秘所を露にさせる。
 まだ秘所は愛液が流れ出すほどに濡れてはいないが、それでも男の物を入れるには十分だった。
 クラウドはうつ伏せのままイリーナの股間へと顔を埋め、舌を秘所へと伸ばし露にされた秘所の中へと入れる。
「ああっ…んっくぅっ…あんっ」
クラウドの舌が秘所の中で動き、秘所の内側やクリトリスを刺激すると、悲鳴のような嬌声と共に愛液が舌を伝う。
 クラウドは体を起こし、ズボンと下着を脱いで男の物を露にする。
「いれるぞ」
クラウドはイリーナに膝を立てさせて、腰を浮かせる形にさせると、秘所に自分の物を当てた。
420FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/17 21:31 ID:oEgAn+q4
<9−42> 235
 クラウドは秘所に男の物を当て、そのままゆっくりと愛液で濡れた秘所へと入れていく。
「あっああっ…んあっ」
クラウドはゆっくりと前後に腰を動かしながら、男の物を膣内で回して感触を味わう。
 イリーナは男の経験が少なく女同士ですることが多いため、体や秘所の感度はいいもののクラウドの経験している女性達の中ではまだ未熟さを残している。
 だが、男の物を締め付ける膣内の感触と心地良さは一番だった。
 男の物が膣の中を出入りするごとに粘度の高い愛液が膣と男の物の隙間で擦れ、掻き混ぜられて卑猥な音を立てる。
421FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/17 21:34 ID:oEgAn+q4
>>414-418
イリーナは今回だけです。
これが終われば後はティファメインになります。
というよりも元々ティファメインの話なので、イリーナのはあくまで
物語全体の流れでの事ということで
422名無しさん@ピンキー:03/09/17 23:53 ID:xxhUv+Se
ティファメインじゃなくてクラウドメインじゃん
423名無しさん@ピンキー:03/09/17 23:56 ID:GkVt0jWk
もったりティファメインとやらを待とうぜ。
424名無しさん@ピンキー:03/09/18 05:59 ID:uOMuaRgt
スレ違いでも(・ε・)キニシナイ!!カコイイ
425メル:03/09/19 11:00 ID:cuALq9bz
ティファ可愛い!
うちの友達はクラエア派が多いけど私は断然クラティ派!
ED後の幸せになる2人をいつも想像してます。
ティファはいいお母さんになりそう。
42674243:03/09/19 11:28 ID:0+5d2lk/
427名無しさん@ピンキー:03/09/19 14:09 ID:TgBDzlQ5
スタッフもマジで驚いた「現役コンパニオン」の登場ッス!もちろん顔出しで無料公
開!
http://www.hamedori.net/video.html

61.199.55.48 , p3048-ipadfx01maru.tokyo.ocn.ne.jp ?
428名無しさん@ピンキー:03/09/19 14:22 ID:ygHdBfSt
429名無しさん@ピンキー:03/09/19 21:04 ID:BRKljvBB
sage
430FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/19 22:31 ID:sQQ2naYJ
<9−43> 236
 行為が終わった後、2人はシャワーを浴びなおしてクラウドは服、イリーナはバスローブという先程と同じ格好に戻った。
「もう時間ね…」
壁に備えられていた時計は既に9時を過ぎていた。
「どうするクラウド、車を下に呼ぶ?」
そう聞かれたクラウドの方は淡々と帰り支度を整え、ジャケットに袖を通した。
「いや、まだ電車は動いてる。そっちを使って帰るさ」
「クラウド」
持ってきていたバッグを肩に担いで扉に手をかけたところでイリーナが呼び止めた。
「これを持ってて」
近付いてきたイリーナがクラウドの手に何かを持たせる。それはデータディスクだった。
「さっきあなたに見せた物と同じのが入っているわ。これはあなたの所で保管しておいて」
「…ああ、いいけど」
431FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/19 22:32 ID:sQQ2naYJ
<9−44> 237
 ディスクを渡したイリーナの行動にどこか釈然としない物を感じながらもクラウドは扉を開けて廊下に出た。
 廊下に出てエレベーターホールに向かって歩いていくクラウドを見送っていたイリーナは、その姿が見えなくなると息をついて部屋の中に戻った。
 部屋に戻るとすぐに自分の持ってきているハンドバッグの中に手を入れ、何か白い小さな粒の入っているケースを取り出した。
 そのケースを持ったまま化粧台の前、先程までクラウドが座っていた椅子に座り、備え付けの冷蔵庫に入っていた水と共に、ケースの中に入っていた粒を飲み込んだ。
「ふぅ……」
溜息と共に化粧台に肘を付きイリーナは寂しげに目を細める。
 ふと、視界の隅に先程クラウドに見せたデータの入っているチップが目に入った。
 そのチップをゆっくりと人差し指と親指で摘み、目の高さまで持ち上げながら呟いた。
「……私も居なくなるかな」
432FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/19 22:34 ID:sQQ2naYJ
<9−45> 238
 その呟きは、クラウドにこれに入っているのと同じ物を渡し、さらには仕事が終わってからクラウドをここまで引っ張り込んだ心情だった。
 イリーナは携帯を手に取ると、リダイヤルボタンを押し、どこかに電話をかける。4度、5度と呼び出しのコール音がなっても相手は出ない。
 そして10度目のコール音がしたとこでイリーナは携帯を切った。
「……ダメかな……」
電話をかけていた相手は、先にクラウドとの話の中で出た女性。その女性とは連絡が取れていない状態だった。
 職場の方には休むと昨日伝えられていたらしく、イリーナが休んでいる事を知ったのは今日だった。
 明確な理由を言わないまま急に休むと連絡が来たらしく、職場の方でも休んだ理由を詳しくは知らなかった。
433FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/19 22:34 ID:sQQ2naYJ
<9−46> 239
 女性が休む事を伝えのが昨日であった事から、それを知った時イリーナは何か言いようのない不安を感じていた。
 その不安に気付いた時、馬鹿げた心配だとイリーナは自分自身を罵倒した。だが、それでも不安、心配は今でも残っている。
 現に、今日1日携帯に何度電話をかけても、帰ってくるのはコール音だけだった。
 電源が切れているか電波の届かない所にいると機械が伝えてくれれば、別な意味での安心ができる。だが、コール音はずっとしていて相手は出ない。
 それが一番イリーナの心を不安へと掻き立てる要因だった。
 クラウドをここに呼び入れたのも、この自分の持っている情報を伝える事と、抱いて欲しいという両方の気持ちからだった。
 つまり、クラウドの指摘、イリーナが不安を抱いているという言葉は間違いではなかった。
 イリーナは手にしている切手大のチップを光に透かすかのように明かりに重ねてみる。光を日食のように覆い隠し、チップの輪郭が光っていた。
434名無しさん@ピンキー:03/09/21 12:13 ID:PQtU/ILC
これガイシュツだった?

ttp://www.sexaround.com/de11to/pic06.jpg
435名無しさん@ピンキー:03/09/21 12:17 ID:PQtU/ILC
↑ ごめん。へんなとこに飛んじゃうね。
436名無しさん@ピンキー:03/09/24 08:18 ID:CvVn3v6M
続きま〜だ〜チンチン(AA略
437FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/26 06:52 ID:5i5az7BM
<10−1> 240
 クラウドはホテルを出た後、3エリアの街中を駅に向かって歩いていた。
 ホテル街でもある3エリアのメインストリートは華やかで、ある意味影などどこにもない。だが、影無き所に光なく、光あるところに影はある。
 1人やや急いで歩いているクラウドに声をかける女がいた。
「ねえ、時間ある?」
クラウドが声の方に振り向くと、胸元が開いた服を着ている女性が2人立っていた。この辺りに多い売春を生業としている女だ。
 2人1組で行動しているらしく、声をかけられて立ち止まったクラウドの両脇に回ってくる。
「いや、女なら間に合ってる」
「そう…残念」
クラウドがそう返すと、女は大人しく引き下がり別な客を探すために離れていった。
 女が去って行ったのを見てから、クラウドは再び歩き始める。
438FINALFANTASYZ NeoGenesis :03/09/26 06:53 ID:5i5az7BM
<10−2> 241
 だが、駅に向かって足を進めたその直後、クラウドは異様な感覚を覚えた。
(何だこれは…)
体全体がイラつくような不快感に襲われ、背中がジリジリと焼けるように疼く。
 それは背後からの視線。それも考えられないほどのプレッシャーを与えてくる視線だった。
 その視線には殺意も敵意も無い。だが、何も感じさせないそれが体の動きを止め、体を重圧で震えさす。
 クラウドがそのプレッシャーで震える体を無理やり後ろへと向かせると、先程まで強烈に襲っていたプレッシャーは跡形も無く消えた。
 視線を感じた背後を見ても、先程の視線は微塵も感じない。
(いったい誰が…)
歩道の真ん中で立ち止まっているクラウドを人が避けていく。その人の中に視線を巡らせても、こっちを見ている者は誰もいなかった。
439名無しさん@ピンキー:03/09/28 03:00 ID:qBGU963r
早くティファの濡れ場出て来て、またこのスレに活気が出ますように(祈
440名無しさん@ピンキー:03/09/28 03:20 ID:7TQww0Sm
そういえば久しくティファの濡れ場を見てないな・・・。
441FINALFANTASYZ NeoGenesis:03/09/28 17:34 ID:4MiQ3MZQ
<10−3>
 クラウドが振り返った視界の中にあるビルの壁。その壁にもたれて視線をこちらの視界へと向けているクラウドを眺めている男がいた。
 サキアにラフィスと呼ばれていた男、その男の特徴的な褐色の髪は黒く染められ、金の瞳は黒に変えられていた。
 その姿はビルの影が覆い、クラウドからは見えない。
「…そう遠くないか」
ラフィスの口からそう言葉が漏れる様に呟かれた。そして唇に挿んで燻らせていた煙草をアスファルトの上に落とし踏みつけた。
煙草を完全に踏み消すと、ラフィスは歩道へと出る。
 クラウドはラフィスに背を向ける形で駅に向かって歩いているため、クラウドとラフィスが灯りの下で顔を合わせる事は無かった。
442FINALFANTASYZ NeoGenesis:03/09/28 17:36 ID:4MiQ3MZQ
<10−4>
 歩道に出たラフィスは、そのまま足を止め歩道の端を手前から遠くへと見ていく。そして、先程クラウドに声をかけていた2人組の女に目を留めた。
(…あの2人なら使えるか)
ラフィスは頭の中でそう思うと、2人の女に足を進める。女達の方もラフィスがこちらに向かってくるのに気付いて、接客用の笑みをラフィスに向けた。
「どう、今晩だけでも付き合わない?」
そう女達がラフィスに声をかける。ラフィスは何もいわずにポケットから札を取り出した。
「2人合わせて10でどうだ?」
「えー10じゃちょっと足りないな。もうちょっと上がらない」
女達はさらに値段を上げさせるため、慣れた仕草でラフィスを挟み声を上げる。
「さっきと同じ10で2人と楽しめたら上げる。これだとどう?」
ラフィスの提示した条件に女達は納得し、3人はタクシーに乗り込んでどこかへと消えた。
443リリカル小話書き:03/09/28 20:45 ID:QxjBO8gN
コソーリ......
お久しぶりです。リリカルです。パソあぼーん+規制でこちらにこれませんですた。
続きつーのもおこがましいですが、書いたんで貼っていきます。

neoさん乙です! こつこつ出来て凄いなあ…。
444リリカル小話12:03/09/28 20:47 ID:QxjBO8gN
>>64
 じわりと何かが身体から溢れ出した。中心で燻り続けた熱は出口を求めて身体中に広がる。こんな風に感じたくはないのに。
 服の上から、胸の先端を吸われた。身体がのけぞる。回した腕に力がこもった。感じた始めた身体は私の意思など受けつけない。
 嫌なの、止めて、お願い――――!
 心で叫んだ声が私の喉を伝って流れ出る。それは、甘い吐息とせがむような喘ぎに変わり、 二人の間へ響いた。クラウドがクスリと笑った。傲慢な彼の気持ちが透けて見えるようだった。
 クラウドの思うが侭に流される自分が死ぬほど苦しい。心が切なくて辛い。
 けれど身体は、彼の指を、唇を、舌を、吐息を――――彼自身を、待ち望んでいる。
445リリカル小話13:03/09/28 20:47 ID:QxjBO8gN
「……ジャマだな……」
シャツをたくしあげられた。一緒に下着も掴まれ、持ち上げられた布は次の瞬間、切り裂くような音を立てて分かれた。
 白い肌と立ちあがった乳首が露になる。私はクラウドを呆然と見上げた。
「……ふうん? 痕はつけてないみたいだな」
 肌の上を舐めるように視線は動く。晒された胸は引き千切られた布の反動でゆらゆらと揺れていた。握った手のひらをクラウドが開いた。お気に入りの下着も、替えのないシャツも無残な姿で床に落ちる。
「な……! 酷い……!! こんなことするクラウドなんて……っ」
 流されかけた心と身体を少しだけ私は取り戻した。クラウドに回した腕を瞬時に解いて、彼の顔に思いきり手のひらを叩きつける。けれど、いつもの戦闘時のようなキレが出ない。なんなく取り押さえられ、頭の上で拘束された。
446リリカル小話14:03/09/28 20:48 ID:QxjBO8gN
「こんな体勢で、しかも感して力抜けてる状態で俺にかなうと本気で思った?」
何をしてもクラウドを喜ばせるだけ。悔しくて唇を思いきり噛み締めた。
「まったくティファは可愛いよ。だけど、今はいちいち抵抗されるのは面倒だ」
そういうと、クラウドは破れたシャツを引き抜いた。頭で押さえた私の手首をそれで縛り上げる。
「もう、離してよ……!」
 私はなけなしの理性でクラウドに抵抗した。こんなゲームの延長のように身体を合わせたくなどなかった。例え身体は彼を欲しがっていても。
「いい子にしてたら離してやるよ、ティファ」
 うるさいと言うような、乱暴なキス。クラウドの舌が生暖かく咥内を蠢く。歯列をなぞって舌を絡める。抑えた熱はあっけなく解放された。彼の行為に私の身体は蕩けるしかなくて。
447リリカル小話書き:03/09/28 20:49 ID:QxjBO8gN
今日はここまでで失礼しまっす。
448名無しさん@ピンキー:03/09/28 23:28 ID:aJg39COX
>リリカル小話書き
激しくお久しぶりです。
鬼畜クラウドにティファたんが・・・(´Д`;)ハァハァ
449名無しさん@ピンキー:03/09/29 12:45 ID:rdTiATlL
キタワァ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゚゚・* !!!!!
450名無しさん@ピンキー:03/09/29 15:03 ID:Yz2Elact
そういえばここは肉奴隷スレだったっけ。
忘れかけてた…

おわびage
451名無しさん@ピンキー:03/10/01 06:03 ID:HE+DxTnn
    ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃 ∧_∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・)  < NeoGenesisとリリカル小話書きの続きま〜だ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \__________________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| 
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       | 愛媛みかん  |/

↑これ貼るのに2回も誤爆してしまった俺は・・・
452名無しさん@ピンキー:03/10/01 18:17 ID:rDSfWy5E
リリカル小話書きサマすごく久々に来てくれてかなりウレシイ!もう来ないかと思い諦めてたから。続き楽しみにしてまーす!読みやすいし内容も大好きです!
453FINALFANTASYZ NeoGenesis:03/10/01 20:58 ID:bQlxf1Sb
<10−5> 244
 駅に着くとそのままクラウドは地下へと降りた。そこは地上の華やかさや無く、ホームレスや薬を売る者、また薬や酒に溺れた者達が通路の壁に背をもたれていた。
 別に珍しい光景でも異様な光景でもない。どこのエリアでも貧富の差は少なからずあり、富む者は中心へと集まり合い、それに外れた貧しい者は外や地下へと住処を求める。
 クラウドはその当たり前に広がる光景の中を当たり前のように進み、切符を買って改札を抜ける。
 ホームに降りるとすぐに4エリアの駅に停車する列車が滑り込み、クラウドはそれに乗り込んだ。1分程ホームに止まった後、発車のベルが鳴ると同時に扉は閉まり、ホームを離れていった。
454FINALFANTASYZ NeoGenesis:03/10/01 20:59 ID:bQlxf1Sb
<10−6> 245
 暗いトンネルの中を耳に響く騒音をたてて走る列車の中で、クラウドは吊革に?まりながらポケットの中に入っているディスクに触れる。
(やっぱりあいつ…怯えてたよな)
ふと、行為の時のイリーナの瞳を思い出す。その疑念はなおもクラウドの脳裏で燻っていた。
 どこか不安を持ってはいても、それをありえないと罵倒しながらそれでいて不安を振り払えない。クラウドの瞳にはそう映った。そう思ってしまうのは、かつての自分がそういう思いを持っていたせいかもしれない。
 かつて自分が何者なのかという不安に怯えたことがある。自分がニブルヘイムで生まれティファの幼馴染として育っていったという記憶があっても、そこから再会するまでの記憶に曖昧さが生じている。そういう不安だった。
455名無しさん@ピンキー:03/10/03 04:56 ID:OEH5w4z7
ティファが肉奴隷なシーン出るまで読みつづける!
456名無しさん@ピンキー:03/10/03 06:30 ID:Zo0inYBm
向こうのスレの方が肉奴隷っぽい
457FINALFANTASYZ NeoGenesis:03/10/03 22:59 ID:D6z1Um9T
<10−7> 246
 まだ客が残っているエアリスの扉が開く。
「いらっ…あ、クラウドおかえりなさい」
客からの注文が途絶え、サキアとの会話をしていたティファは慌てて言い直す。店内にいた女性客の何人かもクラウドに視線を向ける。
 だが、クラウドを誘うようなことはしない、彼女達にクラウドを誘ってティファから奪おうという考えは無からだ。
 たまにちょっかいをかけてクラウドとティファの微笑ましい光景を見るだけでいい。それも女性客達の楽しみなのだ。
 最初からクラウドを奪おうとは思わない。ただ、見ているだけなのもつまらないからからかってやる。そういう気持ちなのだ。
「クラウド、イリーナさんと一緒だったんだって?」
「あ、ああ…」
458FINALFANTASYZ NeoGenesis:03/10/03 23:04 ID:D6z1Um9T
<10−8> 247
 近づいてきても視線を合わせようせずティファの声がどこか尖っているのに気付き、クラウドは言葉を詰まらせた。
「…シャワー浴びてくるから」
ティファの気に障らないよう、そう言ってティファの横を過ぎようとすると、ティファの腕がクラウドの腕を掴む。
「…シャワー浴びる必要ないんじゃない?…」
ティファの手に?まれていた腕の場所が力を込めて握られ、クラウドは顔を強張らせて思わず腕に力を込める。
(久しぶりだな…こういうの…)
だいぶ前にクラウドがある女性客の頼みに答えて出かけた事がある。その際、何を考えたのかユフィがティファにデートだと伝えた。
459名無しさん@ピンキー:03/10/07 23:57 ID:QoKdlfv8
つづきよみたい‥
460名無しさん@ピンキー:03/10/08 22:26 ID:CjzZGle4
ティファ登場に期待さげ
461FINALFANTASYZ NeoGenesis:03/10/09 18:09 ID:UDBAdmGH
<10−9>
 その時のティファの反応は凄かったとクラウドは今でも思っている。明らかに態度が変わり、しばらく話しかけても答えてくれなかった。それでいて、夜は毎日クラウドの所に来て満足して疲れて眠るまで行為をさせる。それが1週間ぐらい続いた。
 ふと急にティファがクラウドの腕を離す。
「…ちゃんと浴びて来てよ…」
そう恨めしい表情に嫉妬と多少の怒りが入り混じった声でティファは言った。その言葉にはイリーナとの行為の痕跡を完全に落としてきてほしいという部分も少なからずある。
「解ったから、そんなに怒らないでくれよ、な」
クラウドは一様謝ってみるものの、ティファはツンとそっぽを向きそのままカウンターに戻っていってしまった。
462FINALFANTASYZ NeoGenesis:03/10/09 18:10 ID:UDBAdmGH
<10−10> 249
(さて、どうやって機嫌をなおそうか…)
クラウドは胸の内で溜息をつき、ティファの横を通って風呂場に行った。
「ティファー、珍しくクラウドと喧嘩?しかも店ん中で」
「そりゃーねー、いくらクラウドに何言われてもしちゃうってティファでも浮気は許せないか」
クラウドが店内から居なくなってから、1人の常連女性の声を皮切りに声が上がる。
「そんなんじゃないです!」
いちよう否定の声を上げるものの、恥ずかしさに頬を染めていては説得力に欠ける。
「ねね、さっき言ってたイリーナって誰?」
最初に声をあげた女性客がユフィの方に聴いた。
463FINALFANTASYZ NeoGenesis:03/10/12 18:30 ID:DxtSQuH/
<10−11> 250
聴かれたユフィは小首を傾げ、少し考えてから何かを思いついたかのように手を叩いた。
「そうですねぇ、イリーナさんは私達より少し年上で、すっごく綺麗な人です。まぁ、クラウドが誘われても断らないような美人ですよ」
「なるほどねぇ、それならクラウドがティファ以外の女に行くって言うのも納得できるわね」
「でも、クラウドって年上に弱いのかな?そういう風には見えないけど」
ユフィを中心としてテーブルの上でクラウドの行動をめぐって話がされる。当然、当事者の1人でもあるティファへの配慮は無視されている。
「うんうん。でも、逆にティファの相手ばっかで、クラウドが飽きたとか」
「えーまさか。あの2人がー?」
先にも書いたように女性達の会話の中にティファへの配慮は無い。
464FINALFANTASYZ NeoGenesis:03/10/12 18:31 ID:DxtSQuH/
<10−12> 251
 散々な言われ方をされているティファの方は見かけ普段通りだが、少し先で繰り広げられてる遠慮の無い会話にそろそろどうしようか考えていた。
「ティファちゃん、あんまり根に持つのはよくないわよ」
カウンターや棚に視線を行き来させ、あそこに持っていくものを探していたティファをサキアが止める。
「でもあそこまで言われちゃったら何かしてあげないと、と思って」
ティファは小さな冷蔵庫からジュースを取り出し、氷と一緒にタバスコを混ぜてコップに注ぐ。
 そんなに量は多くないので色が目に見えて変わることは無い。だが、味は劇的に変化しているはずだ。
「ティファちゃん、いくらなんでもそれは……」
ティファの行動を止めようとしたサキアの思いも空しく、ティファはテーブルの人数分のコップを盆に載せてテーブルに持っていってしまった。
465名無しさん@ピンキー:03/10/14 11:10 ID:GJhVRJCZ
ティファって嫉妬深い?
466名無しさん@ピンキー:03/10/15 00:42 ID:pyt01zEb
ティファとちょっと違う感じする。
こういうタイプ嫌いじゃないけどティファはちょっとな…
467リリカル小話書き:03/10/17 17:47 ID:/cM/6B0+
こんばんはー
468リリカル小話15:03/10/17 17:49 ID:/cM/6B0+
お!規制解除されたラスィ。書きに来るたびに規制でたまんないっす。
では、続きを貼っていきます。

>>446
 クラウドの手のひらが円を描くような動きで胸を強く揉み上げた。触れられた部分が熱を帯びる。 たまらずに身を捩った。身体が動くのは抵抗するため、と自分に言い聞かせても、開かれた身体は違う意思を持って揺れる。
「俺を置いて、楽しんでたんだもんなぁ……。それがどんなにいけないことか、ちゃんと教えなきゃだめだよな、ティファ。さて、と。どうしようか……」
 わき腹を指先で撫で上げられた。
「ゃっ……あぁっ……!」
 むず痒い快感が私を襲う。じんとつき昇る快感に私は酔った。
 クラウドの手のひらは強く弱く震える胸を揉んでくる。乳首をなぶるように舐めまわされて背中がびくんと跳ねた。
 あとからあとから溢れてくる快感。こんなのは絶対嫌だった。溺れたくない。このまま溺れてしまいたい。相半する気持ちはますます神経を研ぎ澄まさせていく。
「やだ……!……や……っ」
「や、じゃない。ティファはこうされるの、好きだろ?」
469リリカル小話16:03/10/17 17:50 ID:/cM/6B0+
 唇で乳首をつままれながら、もう片方の立ちあがったそれを執拗に捏ねられ、私は悲鳴に似た喘ぎを漏らした。
 するすると肌の上を滑り落ちる指先は、何時の間にか太ももの内側へ辿りつき、股関節のあたりを撫でまわす。それは触れるか触れないかのもどかしい動きを繰り返していて。
「ひっ……ぅ……ぁあ……」
 思考に霞がかかってくる。これ以上されたら、クラウドの思う壺なのに、逃げようとする意思は水にふやけた綿菓子のように、クラウドの前でみるみるとけた。
「どこにキスされた? 言えよティファ」
「さ、れて……ない……っ」
「こんなに痕つけて良く言うな、ティファは。それともつけられすぎて誰のものかわからないのか?」
 クラウドが薄く笑う。激しい屈辱だった。クラウドは私の心を言葉で緩慢に殺していく。クラウドはゆっくりと、そこここに散らばる痕の一つ一つに舌を這わせた。
 それだけのことにも身体は喜び彼に答えた。 
 見ればわかるはずなのだ。白い肌に刻まれた赤い痕は全てクラウドがつけたもの。薄くなったそれらは昨日今日つけられたものではないのはわかったはずだ。
 誰に抱かれたっていいとクラウドは言いながら、その言葉で私を縛る。そうして愚かな私は彼以外と肌を合わせるなんて出来るはずも無い。
470リリカル小話書き:03/10/17 17:52 ID:/cM/6B0+
今回ここまで〜
471名無しさん@ピンキー:03/10/17 23:03 ID:J8v90wPa
(*´Д`)ハァハァ
472リリカル小話書き:03/10/19 01:23 ID:WuCCLKZu
こんばんはー。
ハァハァしてくれてアリガトン!
珍しく連続ではっていきます。
473リリカル小話17:03/10/19 01:25 ID:WuCCLKZu
>>469


「はっ……ぁ…っ痕なんか……つくわけない……っ」
舌でなぞられた部分からじわりと刺激が伝わって、責めるはずの声は甘く震えてしまう。
「全部、ク……ラ、ウドが……っ……ひぁんっ」
下着の上から秘裂を割るように、クラウドの指先が前後した。
目眩が、した。気持ちが良くて。がくがくと腰が揺れる。
こんなひどいことをされているのに、私の身体はクラウドを待ちきれずに愛液を溢れさせ、はしたなく口を開けて待ち焦がれているのだ。
「俺が、何?」
溢れる蜜でぐっしょりとしめった下着の上から軽く強く刺激され、胸を舐めねぶられて、何も考えられずにただただ私は快楽の海に翻弄される。
474リリカル小話18:03/10/19 01:25 ID:WuCCLKZu
「クラ……ウドが、つけた……のしか、ないから……っ」
切れ切れにそういうとクラウドの強い視線が少し和らいだ。
「……さあ? 覚えてないな」
からかうような軽い口調。それに反抗したいのに、そう思う側から身体はクラウドに向けて開かれていく。
「……ひどいよ………ぁあんっ…」
泣きそうなのを堪えてクラウドを見た。与えられる愛撫で身体は蕩けているのに、クラウドは決定的なものをくれようとはしない。これが、お仕置きならなんて酷い拷問なんだろう。
クラウドの指が緩急をつけて蠢くたび、ひくひくと膣口が震える。
それもクラウドはわかってるはずなのに、直接触れようともしない。
焦れて疼いて、頭の芯まで溶けていく。自分からは屈したくないけれど、限界はとうに超えていた。
475リリカル小話書き:03/10/19 01:26 ID:WuCCLKZu
今日はここまでー
焦れる展開でスマソ。
476名無しさん@ピンキー:03/10/21 10:47 ID:jXY2ROSp
待ってました。リリカルちゃん(笑)!!
書き込みに来なかったのは規制が原因だったのか。

楽しみにしてます。がんがってくださいー。
477名無しさん@ピンキー:03/10/21 22:41 ID:PXjE+c6N
応援sage
478名無しさん@ピンキー:03/10/22 05:11 ID:DAaZVK/j
作家さん二人ともガンガレー
こっちのスレも盛り上がろう〜♥
479名無しさん@ピンキー:03/10/23 05:23 ID:M/F4PXII
NeoGenesisさん来ないねぇ
規制くらった?
480名無しさん@ピンキー:03/10/23 15:23 ID:4gtLXf7K
リリカルちゃん待ってました〜待っててよかった!二人とも頑張れ!
481名無しさん@ピンキー:03/10/25 21:33 ID:5O4YaIcw
ほしゅ
482名無しさん@ピンキー:03/10/27 16:31 ID:3KC4sbu2
オワタ?
483名無しさん@ピンキー:03/10/27 21:27 ID:HYc9h51R
糸冬 了 のヨカン
484名無しさん@ピンキー:03/10/27 21:38 ID:8Pni810U
巨星堕つ
せめて静かに幕を引こうではないか
485名無しさん@ピンキー:03/10/27 23:31 ID:DGNlju4+
堕ちて無い!堕ちてない〜〜〜〜〜〜〜〜!!
484のバカーーーーーーーーーーーーー!!!
。・゚・(ノД`)・゚・。 うえええん
486名無しさん@ピンキー:03/10/29 05:00 ID:rAKlx13d
まだ終わらんよ!(クワッ)
487名無しさん@ピンキー:03/10/30 13:51 ID:q+iWal3C
終わりなのか,,,
488名無しさん@ピンキー:03/10/30 23:15 ID:T+8ydVSK
復活を期待してage
489名無しさん@ピンキー:03/10/31 16:16 ID:UzdYWUhf
おお神よ、クラウドとティファの甘酸っぱい初体験をかいて下さい。
490リリカル小話書き:03/10/31 18:36 ID:X8p245lh
また日があいてスマソ。手が遅くて脳。近々投下したいとおもっちょります。
neoさんこないですなー。忙しいのかなー。

>489
クラティ甘酸っぱい初体験もの自分もキボン!!


491名無しさん@ピンキー:03/11/01 00:19 ID:nYw61UY5
最終決戦の夜をティファとクラウドが二人きりで過ごしたってあるけど
やっぱりsexしたのかな?
492名無しさん@ピンキー:03/11/01 14:54 ID:SRRo8vpp
決戦前の夜→キスとBぐらいまではした
493名無しさん@ピンキー:03/11/02 00:11 ID:u6wzJOPS
てゆーかゲームではなんでティファがクラウドにほれたんだっけ
そこらへんうまくわからない
そーいう描写あったっけ
494名無しさん@ピンキー:03/11/02 00:17 ID:osFDG0NG
給水塔が実質ファーストコンタクトみたいなもんだったって言ってたような。
495名無しさん@ピンキー:03/11/05 02:29 ID:HY4CR3CK
ティファの体に不釣り合いなデカパイいいねー
クラウドにもまれたんだろなー
496名無しさん@ピンキー:03/11/06 18:36 ID:AY3Oxw4b
>493
昔馴染みのヘタレ→例の事件の際カコイイかも?→でも都会に出たらそんな事は忘れて遊ぶ
が所詮田舎もの落ちぶれてスラムで身体を売る生活→客がアバランチ関係者→あ、そういえばと連絡
→大丈夫かな、コイツ?→なんだよ、女がいるのかよ→他人のものだと欲しくなる→決戦前夜にゲット
497名無しさん@ピンキー:03/11/06 23:27 ID:EweFEEuW
都会に出て遊ぶって…w
498名無しさん@ピンキー:03/11/06 23:33 ID:CH1YwVBP
例の事件って何?
セフィロスがらみのアレのことならクラウドだってこと知らないぞ。
499名無しさん@ピンキー:03/11/07 01:38 ID:CPBoUVa3
つーか、再開したのもスラムの駅で倒れているところをたまたま見つけただけ。
>>496は結構勘違いをしている。
500名無しさん@ピンキー:03/11/07 03:11 ID:P4s2/mjh
折れも500発くらいぶち込んでみたい…そんな500get。
501名無しさん@ピンキー:03/11/08 00:38 ID:QHbb4bV0
つーか、
>>496は殆ど勘違いだね、よく見ると。
502名無しさん@ピンキー:03/11/10 18:12 ID:xJM1LHag
もうこのスレに神はいないのか…
503名無しさん@ピンキー:03/11/11 00:53 ID:H+qBGLKm
NeoGenesisがイキナリ更新止めてから、もう1ヶ月近いね。
どうしたんだろ?
504名無しさん@ピンキー:03/11/11 01:13 ID:zSuomInG
「ティファはそんな性格じゃない」みたいな事言った香具師が何人かいたからじゃん?たぶん。それにしてもティファスレなのにティファ萌え一度も書かれてなかったな。ユフィとイリーナだけで
505名無しさん@ピンキー:03/11/11 21:55 ID:iAbG0EjA
今でもNeo氏の降臨を待っている俺。
506名無しさん@ピンキー:03/11/12 17:31 ID:ImzIiiJo
同意。
neoさん待ってます
507名無しさん@ピンキー:03/11/13 05:01 ID:yoFWLh8b
漏れはリリカル氏街。
508名無しさん@ピンキー:03/11/13 18:30 ID:jknYZ1It
作家さん全て待ち
509名無しさん@ピンキー:03/11/14 01:35 ID:IJnMUdX7
新規さんも降臨歓迎。
510名無しさん@ピンキー:03/11/14 13:59 ID:Ur9F+ABv
510ゲトー!
511名無しさん@ピンキー:03/11/16 23:38 ID:IKD1uMOs
hoshu
512名無しさん@ピンキー:03/11/17 13:30 ID:jFI7kESM
NeoGenesisさんもリリカルさんも来ないね。規制かな?
それともホントに  糸冬 了  なのか…。

513名無しさん@ピンキー:03/11/17 17:59 ID:0AlTmNXi
もう一つのティファスレにも書いたんですけど、シド×ティファのSS
読んだことある人いませんか? もし、ぜひ読んだことある人いたら
教えて下さい。
514名無しさん@ピンキー:03/11/17 18:43 ID:7HHQY/at
>>513
少なくともこの板のティファスレでは今んところ出て無い。
515名無しさん@ピンキー:03/11/17 19:41 ID:0AlTmNXi
>>514
レスありがとうございます!やっぱり無いんですね。
こんなん読みたいと思うの私だけなのか・・・
516名無しさん@ピンキー:03/11/18 00:31 ID:DIEEMAnD
>515
無ければ書く。
これ鉄則(?)

がんばって!○(≧∇≦)o
517名無しさん@ピンキー:03/11/18 13:48 ID:7NI0h8i0
>>515
誰も作家さんがいないようなので何か書こうと思うのだが、
途中にシド×ティファを入れることも出来るような…。
どんなの設定がいいのでつか?
518515:03/11/18 17:20 ID:Vd7yA9oB
>>517
ありがとうございます!!
シドとティファの絡みって、クラウドのことで凹んでいるティファをシドが
励ますというパターンが多い気がします。励ますだけで、それ以上は何もない…。
書いていただけるだけでも本当にありがたいと思っています。設定はどんなでも、
文句は言いません。よろしくお願いします!
519名無しさん@ピンキー:03/11/18 17:59 ID:xrPuBUEs
ティファとシドのセクースはなしということなのか、、、
520名無しさん@ピンキー:03/11/18 18:12 ID:xrPuBUEs
とりあえず517氏に期待する!
521515:03/11/18 18:58 ID:Vd7yA9oB
>>519
あ〜違います。「それ以上は何もない」っていうのは、今まで読んだ
ことあるSSでの話です。シドがティファを励ますっていうチェーション
の話なら結構あるのに、それ以上のことが書かれてる話が全然ないので
誰かに書いてもらえたら嬉しいなーと思ったんですよ。
517さんに期待しましょう!
522名無しさん@ピンキー:03/11/18 22:08 ID:kFknMTLJ
>>521
いちいち上げんでください。職人さん降臨待ちなら尚のこと。
メール欄に半角小文字でsageと入れてちょ。
523名無しさん@ピンキー:03/11/18 22:12 ID:3JjlZjp8
※sageのやり方(IEの場合)
____      ________             ________
|書き込む| 名前:|            | E-mail(省略可): |sage           |
 ̄ ̄ ̄ ̄       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                             ∧ ∧   。  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                            ( ゜Д゜) / < ここに「sage」(半角小文字)と
                            ⊂   つ   │ 入れるとスレがあがりません。
                           | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   \_____________
                           |          |
                           |          |
                       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


※このスレはsage推奨です。
524515:03/11/18 22:33 ID:Vd7yA9oB
いちいち上げてました(´・ω・`)
ご迷惑おかけしてスミマセン。もうしないのでお許しを。
525名無しさん@ピンキー:03/11/19 02:55 ID:AStvEhVq
>>522-524
なんだぁ〜2chのくせにイイ人ばっかだな〜おら〜ageてやんよぉ〜










なんて大それた事できましぇん(=゚ω゚)ノ
526517:03/11/19 10:47 ID:R+6VNxuf
んじゃ、今から書くです。
んでもある程度練っていたストーリーラインに押し込むような形になるので、
515さんや他の方の期待に沿えない可能性大です。適当に読んで下さいです。


それにしても相変わらずいい人が多いスレだな、、、
527名無しさん@ピンキー:03/11/19 11:08 ID:3epOH8+J
久々職人さんキター−!!
517さん期待sage−−!!
528名無しさん@ピンキー:03/11/19 20:55 ID:d4k45sNT
大人しく松
529517_(1):03/11/19 21:27 ID:R+6VNxuf
「いい加減に諦めたらどうだ?」
その言葉を無視するように足を引きずりながら後ろに下がり、相手との間合いを保とうとする。
「無理するな。もう立ってるのがやっとなのだろう?」
「うるさいわね。そう思うなら最後のとどめ刺したらどうなの?」
既に視界も霞み始めてていたが、その眼の輝きは相変わらず力強い。
しかし視線の先の男は笑みを浮かべながら臆することなく前へ進んでくる。
すらりとした細身の体――、腰まで伸びた銀色の髪――、全身を覆う黒いコート――、
そして手には不気味な輝きを放つ長刀――、
いつの間にか逃げ場は無くなっていた。背後は崩壊した建物の壁に遮られている。
(一か八か、、、最後の一撃に全ての力をかけるしかないわね、、、)
「これで終わりだ!ティファ!!」
男が刀を振りかざしながら一気に間合いを詰めてくる。
(今だ!ここしかない!)
凄まじい妖気を帯ながら襲ってくる刀身を間一髪のところでかわす。
そしてすぐに体を翻し、敵のみぞおち目掛けて拳をくりだした。
(完璧!このタイミングならかわせない!)
渾身のティファの一撃がセフィロスの体を貫いた。確かに貫いた。
しかし不思議な事に、ティファには何の感触もなかった。
「まさか、、、残像なの!?、、、、、、、、うぐっっっっ!!!!」
「惜しかったな。」
後ろから声がしたと同時に、背中に強烈な一撃が加えられた。
「あぁ、、、、、」
全ての力を使い切ったティファの体が足から崩れていく。
だが地面に横たわることは許されず、セフィロスに髪を捕まれ強引に体を引き上げられた。
「ニブルヘイムでは大人気なかった。今度は優しくしてやろう。」
ティファの血の気の失せた顔を上に向け、ゆっくりと自分の顔を近づけていく。
(誰か、、、助けて、、、、バレット、、、、エアリス、、、、、、、、、クラウド、、、)
530名無しさん@ピンキー:03/11/19 21:35 ID:qU/fOXyO
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
531517:03/11/19 21:35 ID:R+6VNxuf
一日一話を目標に(あくまでも目標ですが…)頑張りますので、しばらくの間よろしくお願いします。
532名無しさん@ピンキー:03/11/19 23:12 ID:FPp2Y7Zj
乙!
個人的には「、、、」より「……」の方がいいなんて言ってみるテス
533名無しさん@ピンキー:03/11/20 08:28 ID:2ACP6fFv
作家さん乙!(;´Д`)ハァハァ
534517_(2):03/11/20 15:45 ID:qaT/IAIf
暗闇の中でティファは意識を取り戻した。体中が汗でびっしょりと濡れている。
「まいったな、、、」
深いため息と共に体を起こし、汗と不快な心持を洗い流すためシャワールームに向かう。
最近よく夢をみる。しか人には絶対に言えないような夢ばかりだ。
先程の夢の続きだってだいたい想像がつく。
目覚めなかったらあのままセフィロスに抱かれていたのだろう。
「何でこんな夢ばかりみるんだろう、、、嫌になっちゃうなー。」
髪を流すため目をつぶると、たちまち夢の中の情景が浮かんでくる。
セフィロスだけではない。クラウドはもちろん、バレッド、シド、ヴィンセント、、、、
みんな今までの夢の中で自分と関係を持っている。
一般男性である彼らだけならまだしも、女であるエアリスやユフィ、獣であるレッド13、
そしてなんだかよく分からないケット・シーとも一晩を共にしてしまったこともあるのだ。
(わたし、、、、欲求不満ってやつなのかな、、、)
シャワーを終え部屋に戻ると、カーテンの隙間から日の光が差し込んできていた。
モヤモヤした気持ちを振り切るように勢いよくカーテンを開ける。
「ん〜〜〜。今日も良い天気だな〜〜。」
朝日を浴びるといく分か気がまぎれてきた。
だが部屋に一人でいるとまた余計な事を考えてしまいそうだった。
最近は仲間と話しているときでさえ、ふと一人で淫らな想像に浸ってしまうことがあるのだ。
「よし!散歩でも行きますか!」
着替えを済ますと、ティファは勢いよく部屋を飛び出した。
535517:03/11/20 15:50 ID:qaT/IAIf
レスどうもです。
あの「…」の件ですが、前書いたときに「…」にすると多すぎてうざいなーと感じたであります。
何かおらの文章って「、、、」が多いのよね。
536名無しさん@ピンキー:03/11/20 16:38 ID:1uaLfLMp
てすと
537名無しさん@ピンキー:03/11/20 16:42 ID:1uaLfLMp
あ!…書けた。久しぶりです。リリカルです。
ヤタ―!! 職人さんキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
517タン激しく乙&!(;´Д`)ハァハァ
続き楽しみにしてまっす!!

途中でスマソですが貼りつけて逝きます。
538リリカル小話19:03/11/20 16:43 ID:1uaLfLMp
>>474


「ひどいのはティファだろ?」
 心外だとでも言いたげにクラウドが言った。視線がかち合うと、クラウドが笑う。その笑顔に昔の気弱な面影はない。
「俺以外の男と寝ようとしてたくせに。すごく傷ついたんだぜ」
傷ついそぶりは少しも見せずにクラウドが言い、濡れた下着の上から塗りこめるように指を動かした。
 じわりと広がる快感が絶え間無く私を責める。彼が指を膣口に押し入れようとする。期待で鼓動が大きく跳ねた。
 けれど、布地越しの指は円を描くような動きをしたあと、その感触を残してゆっくり離れた。
「……もう、いい加減にしてよ! 大体……クラウドが、言ったんじゃない!」
 クラウドは黙ったまま私を見る。
「他の人と私がどうなっても関係ないって……そうだよ。例え何かあったって関係なんかないの、クラウドには!」
539リリカル小話20:03/11/20 16:44 ID:1uaLfLMp
 言いながら、せきを切ったように色々な感情が溢れてきて、私の視界は暖かい水の膜で覆われた。
 ――――これな涙なんかじゃない。村があの悪夢に襲われた時さえ、私は涙を流さなかった。流せなかった。そして、あれからのどんな厳しい修行にも、歯を食いしばって耐えてきたのだ。
 だから、これは決して違う。こんな最低な男のことで私が涙なんて流すはずがないのだ。こんな惨めな気持ちで流す涙なんて私にはないんだから。
「……ふぅん。ティファはバカだな」
 噛んで含めるような優しい囁きが耳に触れた。私の額に貼りついた髪の毛を整えるように撫でる指先。その指が頬までおりると、流れた水の跡をなぞり、クラウドは濡れた指先を唇で舐めとった。
 いつもふいに優しくなる。その優しさの中に見え隠れする面影が、気弱な昔の彼に重なると、騙されるとわかっているのに引きずられてしまうのだ。
 給水塔の思い出が今のクラウドと重なり、胸が苦しくなる。
540リリカル小話21:03/11/20 16:48 ID:1uaLfLMp
  羽根で触れるような軽いキスを頬に落としてクラウドは続けた。
「俺のやることが気に入らないなら勝手にしたらいい。それでティファがどうなろうと俺には関係ない。……ああ、たしかそんな風に言ったっけ。
だけど、ティファは――――俺のものだから。俺の為だけにその身体があるんだ。ティファが嫌だろうと何だろうと、俺のものに手を出すやつは許さないし、勝手なことをするティファには罰も与えるのさ」
541リリカル小話書き:03/11/20 16:52 ID:1uaLfLMp
今日はここまででっす。

最後まで上げようと思ってますので時間が空いても見てくれたら嬉しいです。
542名無しさん@ピンキー:03/11/20 17:26 ID:LB1kIjv3
517さん乙〜。「、」でも「…」でも読めればイイです。
そして久々リリカルさんだ!乙〜!
543名無しさん@ピンキー:03/11/20 19:19 ID:g85Ca+XU
てすと
544名無しさん@ピンキー:03/11/20 19:21 ID:g85Ca+XU
あーやっと書きこめた…今から名無しに戻る515です。
遅くなりましたが517さん、頑張って下さい。応援しています。
545名無しさん@ピンキー:03/11/20 20:47 ID:+WKNNdau
>517さん
良ければ小説のタイトルキボンヌ。

>リリカル小話書きさん
久しぶり&乙。
最後までしかと見届けますYO
546名無しさん@ピンキー:03/11/21 06:18 ID:0VQas+0A
ああ、このスレに作家さん達がまた降臨してくれた!
ありがとう(;´Д`)ハァハァ
547517_(3):03/11/21 16:48 ID:muM1BUN/
澄んだ空気を体中に吸い込む。
朝夕はまだ少し冷えるが、だんだんと春が近づいてくるのを日ごとに感じる。
ここミッドガルもこの一年で大きく様変わりした。
去年の今頃までは名実共に世界の中心――、世界を給仕っていた神羅の中心であった。
華やかに輝く大都会があり、その下に日の光の全く射さないスラムがあり、魔晄炉があり、
そしてそこに暮らす人々の心にも常に影がつきまとっていたような気がする。
私達がセフィロスを倒し、星を救った日から全てが変わった。
その直後はライフストリームにより多くの建物が破壊され、
都市として全く機能しない状態であった。
だが避難先からそこに戻ってきた人々の表情は一様に明るかった。
「ティファ!」
物思いに耽っていたティファは、急に掛けられた声に一瞬驚き肩を震わせる。
しかし、その後その声の主を確認すると心から嬉しくなった。
「おはよ、クラウド。どうしたのこんな時間に?」
「いや、目が覚めちゃったから見回りでもしようかと思ってさ。」
見回り――、クラウドらしい台詞だ。
「ティファも見回りか?」
「クラウド、もう見回りじゃなくていいでしょ。
 最近じゃ治安も良くなって、犯罪もほとんど起きてないよ。」
それもそうだ、とクラウドは思う。そのことがこの町もだいぶ復興してきた証拠であり、
自分達の仕事が実を結んでいる証拠である。
クラウドたちは神羅(それに変わる新しい会社にしようという動きもあったが)の
新社長に就任したリーブの要請でミッドガルの復興を手伝っている。
当初は、壊れた建物の撤去や再建、治安維持、モンスターの残党の除去など
様々な仕事があったが、最近は仕事の数も極端に減ってきている。
「クラウドも一緒に散歩行く?」
「散歩か、、、いいね。行こうか。」
見回りじゃなく散歩か――。平和になったものだ。
548517:03/11/21 16:51 ID:muM1BUN/
タイトル考えてないです…(汗
リリカルさん規制だったんですか。乙です。やっぱりNeoGenesisも規制なのかな?

エロまであと1、2話掛かりそうです。つまんなくてスミマセン。
特に515さん、もう少しお待ちください。
549名無しさん@ピンキー:03/11/21 17:11 ID:muM1BUN/
Neoさん呼びつけにしてスマンです…
550名無しさん@ピンキー:03/11/21 18:16 ID:1980ECyx
エロ突入までカウントダウンだ(;´Д`)ハァハァ
551名無しさん@ピンキー:03/11/21 18:43 ID:xxmBWRYz
待ちます、いつまでも待ちますとも!
少しもつまらなくないですよー頑張って下さいね。
552名無しさん@ピンキー:03/11/21 19:50 ID:q0A0MITm
エロまでの布石も大事ですから。
じっくり待っとります。
553517_(4):03/11/22 16:48 ID:9nydm08M
幾夜の光景が頭を過ぎる。
ある日は優しく抱きしめられ、時には荒々しく奴隷のように犯された。
脇に目をやると、そこには私の体をこれでもかと自由に操った男の姿がある。
「ティファ?」
多分ずっとクラウドの顔を見つめていたのだろう。
不思議におもったクラウドに問われ、ティファは恥ずかしさのあまり下を向いてしまった。
「な、なんでもないよ。ちょっとね、、、」
クラウドはティファが隣でこんな淫らな想像をしてるとは夢にも思わないだろう。
頭に浮かんだ光景――。つまりティファとクラウドとが体を重ね合う姿は、
全てティファの想像の世界、夢の中での出来事である。
二人が一番近づいた瞬間、それはあの決戦前夜――。もう一年も前の話である。
あの夜、二人は初めてキスをした。キスといっても唇が触れ合ったぐらいのものだった。
でもティファにはそれだけで十分だった。
色んなことがあったけど、やっとお互い通じ合えた。そう確信した。
(ただの成り行きだったのかなぁ、、、)
あの夜は特別な夜だった。明日死ぬかもしれないという状況の中で、
運命共同体としての仲間意識がああいう形になっただけなのかもしれない。
それを裏付けるように、あれ以来何の進展もないどころかキスさえ一度もしていないのだ。
554517_(5):03/11/22 16:48 ID:9nydm08M
「ティファ、最近ちょっと変だぞ?少し疲れてるんじゃないか?」
思い悩むティファの心内も知らずに、クラウドは何気なく話しかける。
いつもと変わらない口調。他の仲間達に話しかけるのと同じ口調だ。
やはり自分はクラウドにとって仲間の一人に過ぎないのだろうか、、、
「変?変って何が?別に疲れてもないよ。」
自分に対するクラウドの気持ちへの不安が乗り移り、少し語尾が強くなる。
しかしそれを気にする様子もなく、クラウドは話を続ける。
「だってさ、時々みんなと話していてもティファが無口になることあるからさ。
 何か考え事してるというか、上の空というか、、、」
「そんなことないよ!」
もちろんそういうときは決まって淫らな想像をしているのだ。
それをクラウドに全てを知られてるような気がして、ティファは必死に否定しようとする。
「そう怒るなよ。心配して言ってるんだぞ?」
そのとおりだ。自分は何を怒っているのだろう。
「ゴメン、、、やっぱり疲れてるのかな、、、」
「無理するなよ。今日は散歩はやめて宿舎に戻ろう。」
相変わらずどんな時もクラウドは優しい。
でもその優しさを今の自分は素直受け取れないでいる。それがとてつもなく悲しかった。
555517:03/11/22 16:50 ID:9nydm08M
次からエロいきます( ̄ー ̄)ニヤリ
556名無しさん@ピンキー:03/11/22 18:24 ID:cRYaVezp
今までの展開もいいですが…。
やはりエロ楽しみにしてまつ(・∀・)
557名無しさん@ピンキー:03/11/22 22:43 ID:goFsxmCH
こんな普通っぽいシチュエーションって意外に無いよね?
楽しみだ(*´Д`)ハァハァ
558名無しさん@ピンキー:03/11/23 18:45 ID:Q/xVKGQr
ほんとに普通のってありそうでないよね。
エチーにも期待sage!
559名無しさん@ピンキー:03/11/23 23:54 ID:aVXSJyZL
おお!久しぶりに覗いたら職人さんが降臨している。
乙&続きに期待です。
560名無しさん@ピンキー:03/11/24 18:15 ID:YtC2R/y4
ハァハァしながら続き待ち
561名無しさん@ピンキー:03/11/24 19:35 ID:n6Y9xRFS
続きが楽しみでつw
562517_(6):03/11/25 20:00 ID:uBxL/xcn
宿舎に戻ると、クラウドの半ば無理やりの勧めで部屋で休む事になった。
確かに体が疲れていたのも事実だったのだろう。ベットに入ると深い眠りについた。
眠りを覚ましたのは、誰かが入ってきた気配だった。
「誰なの?」
覚醒しきっていない意識の中、気持ちの乗っていない声を出す。
ティファを送ってきたクラウドが最後に部屋を出たため鍵が掛かっていなかった。
だが、この宿舎にいるのは気の知れた仲間たちだけなので特に危険はない。
「あ、起こしちゃった。ゴメン。気になってきてみたら鍵開いてたから入っちゃった。」
「、、、レッド、、、、おはよ、、、」
ティファに声を掛けられて安心したのか、レッド13はベット脇まで歩を進めた。
「寝ててよ、ティファ。おいらが起こしたって知られたらクラウドに怒られちゃうよ。」
「うん。でももう体も平気だから。」
ゆっくり体を起こす。しかし予想外に朝に比べて体が重い。
「ダメだよ!ティファ熱あるんだから!」
「熱?私が?」
そう言われれば熱っぽい。頭に手を当ててみると確かに熱い。
「クラウドがそう言ってた。クラウドはティファのことはよく気が付くからね。」
「ああ、今日朝一緒に散歩したから、その時に気付いたのかも。」
返事をしながら、ティファはレッド13の言葉の意味を考える。
(クラウド私の事よく気が付いたりするかなぁ?)
周りからみるとそうなのかもしれない。でも大事なことは気が付かないのだろう。
ティファのクラウドに対する気持ちなどは特に――。
563517_(7):03/11/25 20:33 ID:uBxL/xcn
きゃっ!!」
突然の事にティファは少女のような声を上げた。
レッド13が不意にティファの顔を舐めたのだ。
「驚かないでよ。これはおいらの種族の慣わしなんだ。
 熱が出た時は体を舐めてやるとすぐ直るんだって。ティファにも効くかな?」
「あ、ありがと。これで良くなるよ。」
ティファにそう言われると、レッド13は尻尾振って部屋を出て行った。
残されたティファは、一人顔を赤らめていた。
(ちょっと、、、顔なんて舐められたら、、、、)
あの時は怪我した足を舐めてくれた。
コレル山でレッドと二人で崖から落ちてしまった。
「痛っ〜!、、、、ねえ、レッド大丈夫?」
「平気!平気!、、、ティファのほうこそ足怪我しているよ!?」
そう言うとレッド13はティファの足、というよりは太ももに近い部分を丁寧に舐め始めた。
「ねえ、どう?少しは痛みが和らいできた?」
そう言いながらレッド13が見上げたティファの顔はかなり苦しそうだった。
その顔を見て、レッド13は先程より更に慎重に、範囲を広げてティファの太ももを舐めた。
(違う、、、この感じは痛みのせいじゃないよ、、、、ちょ、、、レッド、、、、)
今まで感じた事のない感覚に、ティファは顔をしかめた。
いつまでたっても苦しそうなティファをレッド13は必死に舐め続けた。
その範囲は、足全体に広がり、やがては股の部分、
そしてティファの大事な部分を時々かすめるようになった。
564名無しさん@ピンキー:03/11/25 21:10 ID:qvVniK2a
ハァハァ…。乙です…。
565名無しさん@ピンキー:03/11/25 21:59 ID:ye2PFdx0
じゅ、獣姦でつか…
566名無しさん@ピンキー:03/11/27 02:42 ID:lchN8sDB
レッド13は獣ではありません。我々の同志です。
567517_(8):03/11/27 18:34 ID:HSqRzN6E
「ダメ!ダメ!ダメ!、、、、ホントにダメ!」
ティファは狂ったように頭を振り、頭の中を空っぽにしようとする。
最近は自分が起きているのか、夢の中なのか区別が付かなくなってきている。
自分は四六時中、淫らな想像をしているのだ。
(ホントに私、、、おかしくなっちゃうよ、、、)
いつからだろう?こんなにな事になってしまったのは。
仲間と星を救う旅をしていた時は、こんなこと考えた事など一度もなかった。
星を救い、仲間達とミッドガルに来てからも考えた事はなかった。
考えるようになったのはごく最近のことなのだ。
そして、小さなその想像の塊は、何かの生き物のように日を追うごとに増殖し、
今ではティファの精神のかなりの部分をしめるようになっている。
最初のころ、夢の中に出てくるのはクラウドだけだった。
そのころはまだ自分が許せるような気がした。
しかし、日ごとにティファを抱く男の数が増えると、
自分がわからなくなるぐらいの自責の念に囚われた。それが今も続いてる。
(全く、、、とんだ淫乱女だよね、、、)
部屋に一人でいれば、またどんどん自分を追い込むことになる。
少し体が重いが部屋を出てみんなのところにいこうと思う。
時計を見ると、まだ昼前だった。
「よし!」
勢いよく部屋のドアを開けて外に出た。
すると何故かティファの部屋の目の前にシドがいた。そして彼は何故かひどく酔っ払っていた。
568名無しさん@ピンキー:03/11/27 19:05 ID:11Mjq+bk
獣姦なかったのか…
そしてついにシドがきましたか!
569名無しさん@ピンキー:03/11/27 21:12 ID:1lUaTn4k
シドキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
570名無しさん@ピンキー:03/11/28 20:53 ID:4X+5ivKE
ドキドキ…
571名無しさん@ピンキー:03/11/28 23:55 ID:PPRXGsW1
今日はなしでつか…(´・ω・`)
572517_(9):03/11/30 06:26 ID:Iykke/Ww
「おぉ、ティファじゃねえかぁ。体大丈夫かぁ?」
ジドの口調は明らかにおかしい。酒にはめっぽう強いジドのことだから相当飲んでいるのだろう。
「ちょっと、シド。昼間からお酒なんて飲んでどうしたの?」
「たまにはいいじゃねえかぁ。今日は休養日だぁ。」
そういうとシドはティファに体を寄せてきた。寄せてくるというよりもたれ掛かってきた。
仕方なくティファはその体を受け止める。だが予想以上の重さに部屋に押し込まれる形のなった。
「お酒臭いな〜。ねぇ〜、ちょっとシド大丈夫?」
「あぁ?ティファのほうこそ大丈夫かぁ?心配してたんだぞぉ?」
ティファにもたれたままシドが今の二人の状況にふさわしくない返事をする。
「心配している人がこんなことする?重いんだから、ほら、ちゃんと立って!」
「はいはい。なんだがシエラに説教されてるみてえだな。体の感触もシエラに似てるわ。」
もうこの酔っ払いには何を言ってもダメだと悟ったティファは、
突っ放すようにシドの体を強引に起こした。
「シド!もしシエラさんならものすごく怒られてるわよ!はやく酔いを醒ましなさい!」
「そうだ、ティファも飲むか?風邪には酒が一番だぞぉ!」
そんな話は聞いたことがない。
セブンスヘブンを経営していた時にも思ったが、やはり酔っ払いは相手にしないのが一番だ。
「遠慮しときます。さあシド、私みんなのとこに行くからね。」
ため息をつきながらシドの脇を通り過ぎようとする。
だがシドはそのティファの腕を強引に掴み自分の方に寄せ、その勢いのままキスをしてきた。
573517_(10):03/11/30 06:28 ID:Iykke/Ww
(なっ!?んんんっっ、、、、)
突然の出来事にティファは拒否すら出来ない。
そういているうちに、シドは自分の口に溜めておいた酒をティファの口のなかに注ぎ込んできた。
否応なしにシドの唾液の混ざったお酒が口じゅうに進入してくる。
時々シドの舌が自分の舌に当たる感触もあった。
しかし、何故かティファの体はとろけたように力が抜けてしまい、
全く抵抗する事が出来なくなっていた。
「んんん、、、、、プハァ、、、、ハァ、、、ハァハァ、、、」
シドが唇を離したことで、やっとティファは開放される。
長いキスから開放されたと同時に、ティファの口から飲み残された酒とシドの唾液が吐き出される。
「おい、ティファ零すなよぉ。上等の酒なんだぜぇ。」
悪びれる様子もなくシドはそう言いながら、
もう一度ティファに飲ませるつもりなのか、再び口の中に酒をふくみ始める。
「ちゃんと飲まねえと風邪治らねえぞぉ。」
口にたっぷりと酒を溜め込んだシドが、再度ティファに顔を近づけてきた。
「ちょっとシド!いい加減にして!!」
その瞬間、なんとか力を取り戻したティファの平手がシド顔に飛んだ。
かなりの勢いだったのだろう。シドは口に含んだ酒を吐き出しながら、床に倒れこんだ。
その隙にティファは部屋を抜け出そうとする。
だがシドに足を捕まれ、ティファも床に倒されてしまった。
「へへへ、、、、今のはきいたぜぇ!まるでシエラにやられたみてえだぁ!」
そう言いながらシドがティファの上に跨ってきた。見上げたその顔はは明らかに正気を失っていた。
「シド、、、、ほんとに、、、、落ち着いてよ、、、、」
怯えた声を出すティファに、シドがさらに追い討ちの言葉を吐く。
「最近シエラにも会ってねえからなぁ、、、、色々溜まってきちゃってんだよなぁ、、、」
574名無しさん@ピンキー:03/11/30 06:36 ID:Iykke/Ww
やっとティファ×シド突入できますた…。
リクくれた方、待たせてゴメンね。
575名無しさん@ピンキー:03/11/30 20:32 ID:TmGzWo5P
乙。ハァハァしますた。
576名無しさん@ピンキー:03/11/30 21:54 ID:T7n1x8Jw
お疲れ様です。
シド×ティファが読みたい、という個人的な意見だったにも関わらず、
こんな立派なSS書いていただいて本当に感謝です。続きも頑張って下さい。
577名無しさん@ピンキー:03/12/01 16:46 ID:fB9/bX7s
続きを…
578名無しさん@ピンキー:03/12/01 19:36 ID:8XFFrvr/
どうか続きを…
579名無しさん@ピンキー:03/12/02 08:18 ID:TiWxjnMw
         =≡=
          /
        〆          . .∈≡∋
         ||  γ ⌒ヽヽコノ   ||
         || .|   |:::| ..〓  .||
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\

          ∧_∧
         ( ・∀・)
         ( ∪ ∪
         と__)__)  旦
580名無しさん@ピンキー:03/12/02 20:53 ID:mU503O32
>>579
(・∀・)イイ!!
581名無しさん@ピンキー:03/12/03 00:32 ID:jfQsnsO3
待ち
582517_(11):03/12/03 09:05 ID:6Sbd/ltR
シドほどの屈強な男に上から抑え込まれてはどうしようもない。
しかもティファの体は思うように動いてくれない。
これから自分の身に起こるであろうことを想像すると、否応なしに体が固まってしまう。
沈黙を破るように、シドがティファの胸を強引に掴んだ。
「い、痛いぃ!!」
堪らずティファが声を出す。
「大きい声出すんじゃねえよぉ。他の奴らに見られたらどうすんでぇ。」
「ふざけ、、、ないでよ!、、、、これ以上続けるならもっと大きな声出してみんなを呼ぶよ!」
だがその言葉など聞こえなかったかのように、シドは執拗にティファの豊満な胸を甚振り続ける。
優しく表面を撫でるかと思うと、急に強く揉み上げる。そしてまた優しく撫で回す。
「ティファ、、、、大声出すんじゃなかったのかよぉ?、、、、あん?」
ティファは下唇を噛み、必死に耐え忍んでいるようだった。
優しく愛撫しているとその唇は段々と開き気味になってくる。
そこで強く刺激を与えるとぎゅっと唇を噛み締める。
その反応を楽しむように、シドは何度もその動作を繰り返した。
やがてティファの開いた唇からは吐息が漏れ始めた。
「へへへ、、、、だいぶ良くなってきたようだなぁ、ティファ」
「な、、、何が、、、よ、、、」
口では相変わらず抵抗していたが、そのティファの顔は艶っぽい赤みを帯び、
これ以上なくシドの加虐心を刺激した。
583名無しさん@ピンキー:03/12/03 09:08 ID:6Sbd/ltR
>>575-581
レスどうも。
うp遅くでゴメンナサイ…。
584名無しさん@ピンキー:03/12/03 18:30 ID:Up+XAjF0
ハァハァできますた。
585名無しさん@ピンキー:03/12/04 00:53 ID:/BxvrqCh
「視線の先」

 孤独…だった。

 視線を交わしても。
 舌をからませても。
 身体を合わせても。

 少しもあの人を近くに感じない。
 心はいつも闇に抱かれ、それはそのまま、あたたかいはずの彼の腕のようだった。
 あの、覗き込む者の心を凍て付かせる魔晄の瞳。その瞳に身体の隅々までも観察され、嘗め
られ、そして犯された。この身体の中で彼の舌の触れていない場所などどこにも無く、彼の唇
の降らなかった場所も、もうどこにも無い。全てを食べられ、全てを舐られてしまっては、彼
女が女としての尊厳よりも彼に全てを委ねてしまう安寧の方を選んでしまっても、それはそれ
で仕方の無い事だと言えた。
 なのに、委ねるべき彼の心が空虚なのだ。
 すっぽりと人間として大切なものが抜け落ちているように見える。人として心に留めておか
なければならないものを、どこか遠くに置き忘れてしまったような、そんな風に見える。
 でも。
 それでも。
 彼女は、今夜も彼の元を訪ねてしまう。
 狂おしいまでの、“肉の渇き”のままに…。

 メンバーそれぞれに個室が与えられる日。
 それが、二人の符合−暗黙の了解−。
 部屋割りをするのは、メンバーのリーダーであるクラウドだった。そのクラウドが個室を割
り振る。
 それはつまり、
 『今日、オレの部屋に来い』
 そう言っているのだと思っても、いい筈だった。
586名無しさん@ピンキー:03/12/04 00:54 ID:/BxvrqCh
>585
『ああ…』
 部屋に入り、ベッドに腰掛けて、ティファは思わず熱い吐息を漏らした。
 深夜まではまだ時間がある。
 彼女が彼の部屋を訪ねるのは、いつも夜中の2時と決まっていた。
 それは、絶対に護らなければならない彼との暗黙の了解…。
 2時より前に訪れた時などは、さんざんいじくられ体がどうしようもなく火照ってたまらな
くなってから、不意に部屋を追い出された。
 乳も、尻も、あそこも、ただ夜気に晒したまま、彼女は閉められたドアを呆然と見つめたが、
一度閉じられたドアは決して開く事は無かった。
 彼女はその夜、泣きながら部屋に帰って、一人寂しく自慰をした。
 あの時の惨めな気持ちは、もう味わいたく無かった。
『あと2時間…』
 “はあっ…”と、再び溜息がその可愛らしい唇を割ってこぼれ出てる。
 しっとりと肌が潤い、彼女の“オンナ”の匂いが部屋に満ち始めていた。風呂に入り、念入
りに身体を磨き、ローションで肌をしっとりとさせ、その上、乳とあそこには良い香りの香油
を擦り込むことさえしている。擦り込んでいる最中にも、数時間後、彼から与えてもらえる快
美感を思うと、乳が張り、乳首がどうしようもなく尖って、蜜口は御馳走を前にした野良犬の
ようにとろとろと涎を垂らしてしまった。

 はしたないオンナになった。

 自分でもそう思う。
 けれど、どうしようもないのだ。
 彼の、あのすっきりとしていながら男らしくがっちりとした顎のライン、首筋、肩の隆起。
 蜂蜜色の後れ毛は、ぎゅっと抱き締められた時にちょうど頬に触れる位置にある。
 バレットとは違う質の筋肉は、しなやかなのにぐいぐいと彼女の身体を翻弄する力強さを内
包している。
 意外に厚い胸板、薄く割れた腹筋の滑らかさ、強靭な大腿筋は見ているだけで胸が熱くなる。
587名無しさん@ピンキー:03/12/04 00:56 ID:/BxvrqCh
>586
 そして。
 そして、彼の、あの、“激情”。
 彼の心の奥の奥に人知れず潜む激しい情念の塊が、そのまま形となって外気に突出している
ように見える。
 それが、あと、2時間後には自分の身体の中に、在る。
 ぐっぐっと押し込まれ、ぬるぬると油送し、内壁をこそぎ取るように広がった亀頭の傘が、
柔肉を引き出すような勢いで…
『あ…はぁあ…』
 ぶるるっ…と身体が震えた。
 想像しただけで、口元が緩み、腿が痙攣するように震え、背筋が痺れる。下腹の奥が熱を持っ
てじんじんと泣き、“早く彼が欲しい”ととろけてしまう。
 今日はどんな風に愛してもらえるのだろう?
 彼女はうっとりと目を瞑り、恋する乙女のように頬をほんのりと染めた。

 今日は、頑張ったもの。
 きっと彼は誉めてくれる。
 御褒美をくれる。
 たっぷりと可愛がってくれる。

『よくやった、ティファ』
 アダマンタイマイの鼻面を、彼女が掌打ラッシュで打ちのめし、怯んだところを彼が大剣で
切り付け、首を切り落とした。
 絶妙なコンビネーション。
 呼吸のピッタリと合った、まさに阿吽のタイミングだった。
 メンバーに入ったばかりの忍者娘や、ぽんやりほにょほにょしたくるくる巻き毛のおねーさ
んでは、こうはいかない。
 いつもいつも彼の動向を見て、彼の視線の動き、彼の呼吸、彼の言葉を意識していないとダ
メなのだ。
 それを、彼は誉めてくれた。
 それはまるで、「やっぱりティファは俺にとって最高のオンナだ」と言われたのと、同じよ
うな気がした。
588名無しさん@ピンキー:03/12/04 00:57 ID:/BxvrqCh
>587
『そうよ…彼に相応しいのは私……彼の愛を受けられるのは私だけ…』
 ぶるるっ…と再び身体が震える。

 前回、彼に抱かれてから、もう1週間以上も経っていた。
 以前は毎日のように抱いてくれたのに、金髪の艇長や寡黙なガンマン、忍者娘などが仲間に
なるにつれ、段々と日を置くようになっていったのだ。その間、もちろん自慰は許されていな
い。彼がいつ抱きたくなってもいいように、身体は毎日綺麗にしているし、スタイルが崩れな
いように努力もしている。けれど、忘れたくとも決して忘れられないくらいに刻み込まれた彼
の“味”は、洗う時に軽く触れたり、身体を動かす程度ではとても忘れられるものではなかった。
 もう、彼の体臭を嗅ぐだけで頭の芯が痺れ、彼の視線を受け止めるだけであそこがとろとろ
に濡れるくらい、身体が彼を欲しがった。
 彼に抱いてもらいたかった。
 それが、あと2時間で許される。

『ああ…はやく…はやく……』
 とろとろに膣がとろけ、たっぷりと豊かな乳が張って、ただでさえ重いのに、より一層それ
を実感してしまう。
『クラウド…ああ…わたしをめちゃめちゃにしてぇ………』
 ベッドに倒れ込んで、胸の上でうずうずとした熱をその奥に持ったまま“たゆっ”と揺れた
乳を感じ、ティファは熱い情熱の吐息を“ほうっ…”と吐き出した。
589名無しさん@ピンキー:03/12/04 00:58 ID:/BxvrqCh
>588

 つづく。
590名無しさん@ピンキー:03/12/04 01:52 ID:4o1eGiuj
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
591517_(12):03/12/04 17:09 ID:+cuTq2eK
白いタンクトップの上からでも明らかに分かるようになってきた
乳首の膨らみが今のティファを象徴していた。
「しかしすげぇ胸してるよなぁ、、、まったくクラウドの奴ががうらやましいぜぇ。」
「く、、、クラウドって、、、何がよ!?、、、」
次から次へと与えられる快楽によって、半ばシドの言葉など聞こえない状態であったが、
クラウドという単語がティファの意識を覚醒させた。
「いまさらとぼけるなよぉ。お前らいつも俺たちの目を盗んで仲良くやってるんだろ?」
「そ、、、そんなこと、、してるわけ、、、ないでしょ、、、」
続けて何かを言いかけようとしたティファの唇をシドが塞ぐ。
同時に胸を覆っている服を巻く仕上げ、片手で胸を刺激し続ける。
そしてもう一方の手を下半身に伸ばした。
そこは固く閉ざされてはいたが、シドは強引にそれをこじ開けようとする。
(そ、、、そこは、、、だ、、、ダメだよ、、、)
口の中を舌でかき回され、胸を強く揉まれ、
体は徐々にシドに支配され始めてはいたが、ティファの意思は以外にも強かったようだ。
太ももは固く閉ざされたままビクともしない。
「おい、もう諦めろよティファぁ。気持ち良くしてやるからぁ。」
シドが唇を離し諭すように耳元で呟くが、ティファは相手にしない。
「ちっ!せっかく優しくしてあげようと思ったんだがもうがまんできねぇ。」
普段から短気なシドだ。ティファのその態度がかなり神経に障ったのだろう。
獣のような目でティファも見下ろすと、痛いぐらいに突起した乳首を力いっぱい摘んだ。
592517_(13):03/12/04 17:10 ID:+cuTq2eK
「ひぎぃぃぃぃぃ!!!」
ティファの蕩けていた体が強烈な痛みによって一瞬にして覚醒した。
「もっと痛くしてやってもいいんだぞぉ?嫌だった股開きな。」
残忍な笑みを浮かべながら、すぐ次ができるよう乳首を優しく撫でながらシドが言う。
しかし、相変わらずティファの下半身は閉ざされたままだ。
「へへへ、、そうかい。俺も強気な女は嫌いじゃねえぜぇ。せいぜい頑張ってくれよ!」
今度は先程とは逆側の乳首に攻撃が加えられた。
(はぐぅぅぅぅ!!!!)
絶叫するほどの痛みだったが、シドが唇を塞ぎに来たため、
ティファは悲鳴の変わりに、大きく目を見開き苦痛を表現した。
だが満足そうに二人の交じり合った唾液を垂らしながら唇を離したシドに
ティファが言い放った言葉は意外なものだった。
「お生憎様。痛いのには慣れてるの。一緒に戦ってきたあなたが一番良く分かってるでしょ?
 そんなことやったって、一生私は堕ちないわよ!」
確かにこの言葉は真実だろう。それはシドにもよく分かった。
シドを睨み返している鋭い眼光が何よりもそれを物語っている。
だがシドはこういうとこで引く事が出来ない男だ。
「そうかい!じゃあどんどん泣き叫んでもらおうかぁ!!」
シドは力任せに両方の乳首を摘みあげようとする。
ティファもその刺激に耐えようと身構える。
その時だった。二人のいるティファの部屋のドアがノックされた。
「あの、クラウドだけど、、、、ティファ起きてる?」
593名無しさん@ピンキー:03/12/04 17:13 ID:+cuTq2eK
何かいつまでも本格的なエロに入れなくてスマンです…。次ぐらいから頑張りたいです…。
消化不良の方。どうか新たな職人さんでハァハァしてください。
594名無しさん@ピンキー:03/12/04 19:38 ID:U805vZwW
十分ハァハァしてますが、何か?
595589:03/12/05 01:49 ID:A9FFkcId
>592

私の方はのんびりいかせて頂きたいと思います。
ゆっくりいきましょーゆっくり。
596名無しさん@ピンキー:03/12/05 19:25 ID:T5q6LM60
優しく素晴らしい神様が君臨してるスレばかりだなぁ ティファスレは
597名無しさん@ピンキー:03/12/06 13:44 ID:l7juxUrl
けなげなティファたん萌え
598名無しさん@ピンキー:03/12/06 15:34 ID:kuBXmOpw
>588
 アダマンタイマイの肉は美味で、甲羅は美術品や工芸品に加工出来るため、街でも高く買い
取ってくれる。そのため、今日彼らが宿泊する宿屋はこの町で一番宿代が高いにも関わらず、
一人一人に個室が与えられた。
 一番高い宿屋に泊まった事に、さして意味があるわけではない。あえて言えば、ここのとこ
ろ魔物との遭遇率が高く、しばしば戦闘になることもあり、皆、口にこそ出さないが疲労困憊
でたっぷりとした休息が必要だと感じていたところ、金髪の艇長が「どうせなら金も入った事
だし、ここはイッパツ豪勢に」…と主張したため、その流れでいつの間にか…だった気がする。
 静かに部屋を出たティファは、暗い廊下を、足音を立てないように素早く移動した。
 幸い、物音に敏感な赤色の巨獣と、いつも寡黙なガンマンは、それぞれ宿屋に泊まるのは性
に合わないとかで、今はこの宿屋にはいなかった。おそらく巨獣は森に、ガンマンは近くの教
会にいるに違いない。
 巨獣はともかく、教会もしくは墓守小屋で眠るのが一番良く眠れるなどという男は甚だしく
マトモではない。けれど、それが今日のティファにはありがたく思える。

 2階建ての宿屋の中央階段を下り、一階端の部屋を目指して歩く。自然と歩調が早くなり、
気をつけないと小走りになってしまいそうだった。
 もう、頭の中には彼の事しか無い。
 彼の口付け、彼の抱擁、彼の………激しい責め……。
 最初は正常位だろうか?それともいきなりお尻を抱かれて、後ろからガツガツと責め立てら
れるのだろうか?音がするに違いない、はしたいほどに濡れて、とろとろと涎を垂らしている
あそこに、彼の硬いモノがずぷりと根元まで刺し込まれ、内臓が喉まで押し上げられるような
圧迫感の中、重たくてどうしようもなくパンパンに張ったおっぱいを、ぐにぐにと両手で揉み
しだかれる……。
「ぁ……はぁっ…」
 腰が砕けそうになった。
599名無しさん@ピンキー:03/12/06 15:36 ID:kuBXmOpw
>598
 想像だけで、あそこが濡れてパンツの中がべちゃべちゃになっているのがわかる。少しでも
早く抱いて欲しくて、いじりまわして欲しくてブラを外した重たい乳が、脚を進める度にゆら
ゆらと揺れて、そしてシャツの裏地に硬く尖った乳首が擦れる。今はそれすらも刺激となって、
充血して開き始めた陰唇をさらに潤ませてしまう。もし同じように下着も着けていなかったら、
きっと廊下に点々と黒いシミを作ってしまっていただろう。
 本当は何も身に付けないで、シャツだけを羽織って彼の部屋へ行きたかった。けれど、彼女
の心に残っていた最後の羞恥心が、それを押し留めたのだ。
 彼の部屋の前に立ち、呼吸を整える。息をしないままダッシュで50メートルを全力で走っ
ても乱れない息が、まるで母親を探して駆け回った迷子の女の子みたいに、みっともないくら
い乱れていた。
『やだ……これじゃあまるで、サカリのついたメス犬……』
 そう思った途端、犬のように繋がって、後ろから激しく責められながら身も世も無く悦びに
泣きじゃくる自分の姿が脳裏に浮かんで、ティファはこくりと喉を鳴らした。
 この扉の向こうに彼がいる。
 そう思うだけで、もう我慢が出来ない。
 早く彼の顔を見たい。彼の唇に触れたい。彼の肩幅を感じたい。彼の胸板に頬を寄せたい。
彼の……
 思考が暴走し、熱を持って意識を溶かす。
 ノックをするために上げた右手が、震えていた。
 深呼吸する。

コン……コンコン…………コンコン…コン……

 決まったリズムでドアを叩く。
 いつも。
 いつでも、このリズムでドアを叩くのだ。
「開いてる。ティファ…」
 彼の声が、ドア越しに彼女の耳をくすぐる。
『ああ…』
 なんて心地良い声だろう…。
600名無しさん@ピンキー:03/12/06 15:38 ID:kuBXmOpw
>599
 耳元に口を寄せ、あの声で名前を呼ばれながら貫かれるのが、彼女はたまらなく大好きだっ
た。
「時間どおりだな…そんなに待ち切れないか?」
 ドアを開けると、驚くほど近い所に彼の顔があった。思わずぞくりとした震えが背中を駆け
下り、彼の吐息を感じた首筋があっというまに熱を持ってピンクに染まる。
 一歩部屋に入ると、全身をチリチリとした刺激が走り抜け、すぐに治まる。いつものように、
外へ音が漏れないよう、魔力障壁が張られているのだ。サイレスの変化形だと思われるこの障
壁は、指向性の強い防音区画を形成し、術者が望む対象からの音のみを伝え、また、術者が望
む対象のみに音を伝える。
 この場合の対象はクラウドにとってのティファだった。そしてそのティファが障壁内に入っ
てしまえば、部屋の外で中の音を聞く人間は一人もいなくなる。完全な防音状態となるのだっ
た。
「え…ええ……そう…待ちきれないの…」
 彼の吐息を感じ、視線を感じ、そして“誰にも聞かれる事の無い部屋の中で二人きり”とい
う状態を改めて認識し、声がうわずって、めまいさえしそうだった。
「そうか…」
 彼が顔を寄せる。
『ああ…キス……』
 ティファは眼を瞑り、その時を待つ。期待に鼓動は高まり、伏せられた長い睫(まつげ)が
ふるふると震えた。
 だが、
「ふ…」
 彼は嘲るように鼻で笑うと、身体を離してベッドに歩み寄り、尊大な格好で腰を下ろした。
「あ………」
 たちまちティファの顔が、おいてきぼりをくらった子供のように、心細くも戸惑った色を浮
かべる。
「で、今日はどうして欲しいんだ?」
 クラウドは水差しからグラスに水を注ぐと、喉を見せてそれをごくごくと飲み干す。
「ああ…クラウド……」
 彼女は“きゅ…”と胸元で手を握り、いやいやと首を振る。
601名無しさん@ピンキー:03/12/06 15:40 ID:kuBXmOpw
>600
「わかってるくせに……私、今日頑張ったでしょ?すごく頑張ったの。だから…」
「だから?」
「ご…御褒美が欲しいの。抱いて欲しいの。めちゃめちゃになるくらい、抱いて欲しいの」
 あっという間に、“かあっ”と彼女の顔が真っ赤に染まる。思ってはいても、それを口にし
て言葉として出すのはどうしようもなく羞恥を感じさせずにはいられないようだった。
「ブラ、してないのか?」
「あ…ん…うん…」
 もじもじと身体を揺すり、恥ずかしそうに手で胸元を隠す。シャツをおもいきり押し上げて
突き出した乳の上で、さらに乳首が硬く屹立しているのがハッキリとわかった。
「なんだ…もう興奮してるのか?」
 くくくく…とクラウドが笑う。皮肉げに歪んだ口元が、『なんて淫乱女だ』と如実に伝えて
いる。
「だって……だってクラウドに抱いてもらえると思ったら…私……」
「来いよ」
 不意に彼が呼ぶ。視線を上げると、彼はズボンのファスナーを引き下げて、自分の男根を露
出していた。
「あ…」
 めまいがする。
 今度のは本当だった。ぐらりと景色が歪み、彼の股間と彼の顔以外のものが形を無くしてゆ
く…。
 ふらっ…と腰から崩れるようにして、床に四つん這いに手をついた。どきんどきんと鼓動が
高鳴り、口の中に唾液がたっぷりと分泌されるのがわかる。
 身体が、口が、彼のモノをしゃぶりたがっている…!!…。
「どうした?今日はもういいのか?」
「あ…」
「待て」
 彼の言葉に慌てて立ち上がろうとした彼女を、彼は手で制した。
「そのまま這って来いよ」
 なんて冷たい言葉だろう。彼は彼女に、犬になれと言っているのだ。
602名無しさん@ピンキー:03/12/06 15:40 ID:Bj3npUg6
支援
603名無しさん@ピンキー:03/12/06 15:41 ID:kuBXmOpw
 つづく。
604名無しさん@ピンキー:03/12/06 15:47 ID:kuBXmOpw
>602
せっかくの支援、すみません。
書き上げてあるので、のんびりポツポツと投下させて頂きます。
605乙華麗様!:03/12/06 23:57 ID:U8L9VPAc
も〜最高すぎます!あなたの素晴らしさをうまく言葉に出来ないのが悔しい&申し訳ない。毎日×2あなたの小説楽しみにしてます!個人的には会話を多くねちっこいの書いてほしいな。とにかく応援してます!
606517_(14):03/12/07 15:41 ID:ZH2LfSOq
シドが顔に勝ち誇った笑みを浮かべる。対するティファの顔からは血の気が引いていく?
「ティファよ、、、、こんなとこクラウドに見られたらまずいぜぇ?」
シドが外にいるクラウドに聞こえないように、ティファの耳元を舐めるように囁く。
「オレの言うとおり、何でも言う事を聞くというなら協力してやらないでもねえぜぇ?」
ティファはなんとも応えなかった。
どうしてもクラウドにこの状況を見られたくない。
ティファは決して物音を立てたくなかったため、小声を出す事すらためらっていた。
「そうかい、そうかい。じゃあクラウドに入ってきてもらおうか!おめえの悲鳴を合図によ!」
堪りかねたジドが、再度ティファの乳首に指を絡ませた。
その瞬間ティファは全てを諦めた。
声は出さなかったが、シドの目を見つめ大きく頷くことで服従の意思を伝えた。
美しい紅の瞳にはうっすらと涙が滲んでいた。
「ようし、だがちゃんと口で言ってもらわんとなぁ?」
シドがティファの上から体をどかしながら囁く。自由になったティファは体を起こした。
まだクラウドの気配が外にある。ここで逆らう事はできない。
「どんな命令でも聞きます、、、、、聞きますから、、、、」
顔を下に向けたまま小声で屈服の台詞を口にする。
「あん?聞こえねえな、ちゃんとお話しするときは人の目をみようや。」
今度はシドの目を見ながら同じ台詞を口にする。しかしシドはまだ満足しない。
「命令を聞くだ?俺は何も命令したいわけじゃねえぜ、おめえがそうしてもらいたいんだろ?」
これ以上ない屈辱だ。だがどうしようもない。
ティファはシドに土下座をしながら口を開く。
「どうか命令してください、、、、、何でも、、、何でもしますから、、、、」
シドは完全に極上の獲物を支柱に収めた。
「最初からそういう風に素直にしてればいいんだよ、女なんてやつはよ!」
シドは土下座をしているティファの頭を踏みつけながら、台詞を繰り返すよう命令する。
「スミマセンでした、、、、可愛がってください、、、、、優しくしてください、、、、」
涙声になりながら、ティファは半ば狂ったように恥辱の言葉を繰り返した。
607517_(15):03/12/07 15:43 ID:ZH2LfSOq
「さて、やはり最初は情熱的なキスからいこうかぁ?」
「、、、、はい、、、」
ティファは立ち上がり体を命いっぱい伸ばして、上背のあるシドの唇に辿りつく。
唇が触れ合う。それだけで吐き気がしそうだ。
しかしもちろんシドはこの程度で許してくれるはずもない。
「、、、、遠慮は、、、、いらねえぞ、、、ティファ、、、」
「、、、んふぅ、、、、、はい、、、、、んん、、、、」
ティファは自らシドの口の中に舌を絡ませていく。混ざり合った唾液を飲み込み、
そして飲みきれなかったそれを形のよい唇の脇から下に垂らしながら卑猥に舌を動かし続けた。
「、、、、そのままオレの上の服を脱がしな、、、、」
「、、、ぷはぁ、、、、わかりました、、、、、」
吐息交じりの返事をし、甘美ななキスを続けながらシドの上着のボタンを外す。
そしてシドに命じられるがまま、唇から、次は首筋を嘗め回し、
さらに下に進み乳首を舐め始める。
「たまんねぇな、、、、シエラはサービスわるいし、、、、
 こういう奉仕する雌奴隷がほしかったんだよなぁ、、、、、、」
シドの返事に応えることなく、ティファは我を忘れて奉仕に没頭する。
その真摯な姿がシドの加虐心をさらに刺激する。
「きゃっ!!」
不意にティファの体がシドに突き飛ばされた。
「何でオレの言う事にすぐ答えねえんだよぉ。舐めるてるだけなら犬にでもでききるぜぇ?」
「ス、スイマセンでした!」
慌ててティファは地面に額を擦り付けシドに謝罪し、すぐに奉仕を再開しようとシドに近づく。
そのティファの顔をシドが力いっぱい殴った。
「何がスイマセンだ、、、、つまんねえ女だなぁ、、、」
「ぐは、、ホントに、、、、、申し訳ございません、、、、奉仕を、、、させて下さい、、、、」
ティファはもうまともな判断が出来なくなっていた。
ご主人様に忠誠を誓い誠意を尽くすことが自分のするべきことだと錯覚しはじめていた。
クラウドはもう部屋の外にはいないだろう。だがそんなことを考える余裕は奪い去られていた。
608名無しさん@ピンキー:03/12/07 16:20 ID:ezPPX/OL
517さん乙〜!ますますハァハァな展開w
ところで彼の人は何でこのスレに戻ってきたのですか?
609名無しさん@ピンキー:03/12/07 16:37 ID:nMwRF+/5
↑あげんなヴォゲ。糞。カス。
610名無しさん@ピンキー:03/12/07 17:01 ID:ezPPX/OL
ゴメンよ…。
611名無しさん@ピンキー:03/12/07 18:09 ID:nMwRF+/5
いや、こちらこそスミマセン…(謝るとは思ってなかったんで)
612名無しさん@ピンキー:03/12/07 21:07 ID:LmBA1Wvi
293 名無しさん@ピンキー sage 03/12/07 16:58 ID:nMwRF+/5
わざわざバレティマンセーしなくたってティファは地味でいい人なオリキャラと結婚&妊娠が決まってるので心配ないよ♪
野村も言ってるよ「ただティファは…クラウドとまだ一緒にいるかというと……ちょっと答えられませんね(笑)」って

294 名無しさん@ピンキー sage 03/12/07 17:00 ID:nMwRF+/5
ACでクラウドの相手はエアリスに決定したけどACでだけじゃないよ。Z-2でももちろんクラエアだよ。
クラエアの本格的な濃い恋愛が描かれるのは続編ゲームでなんだって☆キスシーンとかはゲームで。(ACももちろんクラエアだがZ-2程濃くは恋愛描かれないらしい。60分だし新たな敵の事とかエア復活シーンも描かれるから)
続編ゲームでティファはルールーと同じように夫との子を妊娠してるから旅に参加せず脇役らしい

295 名無しさん@ピンキー sage 03/12/07 17:02 ID:nMwRF+/5
「ただティファは…クラウドとまだ一緒にいるかというと……ちょっと答えられませんね(笑)」
これ雑誌で言ってたよ♪
野村「ACでクラウドはエアリスを全然忘れられてないんです。まだ想い続けてますね」みたいな事を語った後

296 名無しさん@ピンキー sage 03/12/07 17:04 ID:nMwRF+/5
皆考えてみて!
ACクラウド他人を拒絶し孤独じゃん。もしクラとティ一緒とかなら、本編で帰る所がなかったティをクラがほっとかないじゃん一応。同情で。
でもクラウドの傍にはティファ居ないってことはティファは帰る所出来た。つまりティは新しいキャラと恋してるからクラはティほっといてエアを想い続けてられる。
ティファ新しいキャラと恋してないならクラにつきまとっててクラウド一人じゃないよ。
なんかこの文ティファヲタに間違われそうだけどクラエアを証明してるだけだよ
613名無しさん@ピンキー:03/12/07 21:09 ID:jX9pMHYn
>>611
他スレを荒らすおまえが糞
614名無しさん@ピンキー:03/12/07 22:20 ID:rhlbOE8v
みなさ〜んヽ(´ー`ヽ)ヽ(´ー`)ノマターリ行きましょう〜
615名無しさん@ピンキー:03/12/08 15:22 ID:QFVGAGoL
neoさん復活しないかな〜
616名無しさん@ピンキー:03/12/08 17:10 ID:J55i8N9q
↑確率低…(⊃д`)・゚。
617名無しさん@ピンキー:03/12/08 17:11 ID:J55i8N9q
スマソあげてしまった…逝ってきます
618名無しさん@ピンキー:03/12/08 18:30 ID:QKKbpLS0
7の続編なんか出すべきじゃねー・・・
折角7が名作になってんのにここでエアリスが生き返って
クラウドと新婚生活でも始めたら
エアリスの死になんの意味も重みも無くなる事になる・・。


619517_(16):03/12/08 19:03 ID:cWSkXI0n
先の尖った艶のある舌を蛇のようにシドの体に這わせる。
吐息と一緒に唾液を吐き出しながら、だんだん舌のほうに進み、
やがて自分からシドのズボンのベルトを外していった。
「おう、、、、随分と積極的になってきたじゃねえか、、、」
腰まである長い黒髪に手を絡め、シドは嘲戯とも叱咤ともとれる台詞を吐く。
ティファはそんなシドの態度に気持ちをとどめる事もなく、
ズボンを脱がし終えると、躊躇うことなくシドの下着の膨らみに口付けをした。
猥らに鼻を鳴らし、口をいっぱい頬張り、時には高揚のため赤く染まった頬を思いっきり押し付ける。
全て今までティファが夢の中でしてきた行為である。それがいま現実に起こっているのだ。
これが良い事なのか悪い事なのか、望んだ事なのか望まない事なのか、そんなことはどうでもよかった。
今はただ、夜な夜な見た夢の行為を先に続けるだけである。
「はぅん、、、、、、はぅ、、、、、、んふぅ、、、、、、」
ティファの甘美な姿態にシドのモノは際限なく肥大化していくようだった。
それをティファは自分の恋人であるかのように愛情を注ぐ。
「、、、、もう我慢できねえ!じらさないでやってくれよ!」
シドは自分の下半身の前に平伏すティファの顔を引き離すと、急いで下着を脱ぎ自分のモノを露にさせた。
黒々と不気味な様態のそれにティファは一瞬慄いたようだったが、
すぐに先程と同じように舌を這わせてきた。
「んん、、、、、、たまんねえなぁ〜」
想像をはるかに超えた快楽に、シドはたまらず声を出す。
どんな上手い酒を飲んだ時でも聞いたことがないような声だ。
その声に、ティファは素直に喜びを感じ、ますます淫らな奉仕に力を込めていく。
まるで自分の惨めな艶姿をシドに魅せ付けるかのように、口の奥まで男根を飲み込み、
溢れ出す涎と淫水がまじりあった液をだらしなく垂らす。
620名無しさん@ピンキー:03/12/08 19:48 ID:JiJm9yMQ
VII-II出るの!?
いつごろ?
621名無しさん@ピンキー:03/12/08 23:50 ID:E4XL5B2Y
お前らガセネタに踊らされすぎです( ´,_ゝ`)
622名無しさん@ピンキー:03/12/09 01:41 ID:coYplyC0
そうゆう話はゲームスレ逝け。いやってゆうほどその話題あるから。
神様の小説まだかな〜
623名無しさん@ピンキー:03/12/09 01:48 ID:Lv3Geh4Y
517さん
セリフじゃない文は一文字下げると読みやすくなると思います。
624名無しさん@ピンキー:03/12/09 11:56 ID:clvly/1I
517さん乙です〜。
読みにくいか?それならメモあたりにコピペして、好きに読めばいいのでは…。
625名無しさん@ピンキー:03/12/09 18:17 ID:c7sHAr6z
517氏いつもご苦労様です(;゚∀゚)=3ハァハァ

新しい作家さんも来てくれてるようだし、
このスレも前のように活気を取り戻してくれるでしょう!
626名無しさん@ピンキー:03/12/10 00:16 ID:COrmuj3m
では。
627名無しさん@ピンキー:03/12/10 00:19 ID:COrmuj3m
>601
「は…はい…」
 だが、彼女はそんな彼の言葉に、うっとりと笑みを浮かべて素直に従った。手をつき膝をつ
いたまま、身体を揺らしながら彼の股間目掛けて這いずってゆく。シャツを引っ張り身体の下
に垂れ下がった重たい乳は、彼女が手を、脚を動かすたびにゆさゆさと揺れ動いた。
「…正真正銘の“牛”だな。ティファは」
 その乳を見ながら、彼は揶揄するように顔を歪めた。
「……そんな……」
「違うのか?」
「ああぁ…はい…牛です…ティファはいやらしいおっぱいを持った…牛です…」
 彼の冷徹な瞳が、ティファの胸を貫いて子宮を直接刺激した。彼の冷たい瞳を見るたびに、
彼の冷たい言葉を耳にするたびに、身体が疼いて彼を求める。もっともっと私を可愛がって
欲しいと……啼く…。
「牛のくせにミルクを欲しがるんだな」
「はい…はい…ミルク…欲しいです……クラウドのミルク……濃いの…」
 彼の両足の間に辿り着き、彼を見上げて哀れっぽくねだる。
 プライドも恥も外聞も無い。
 今はただ彼のおちんちんをしゃぶりたい。
 それだけだった。
「手は使うな!…口だけで嘗めるんだ」
 手を伸ばそうとする彼女に、彼の叱責が飛んだ。
 ビクリと肩を震わせ、主人に叱られた子犬のように彼の顔色を伺うティファは、『アバラン
チの闘姫』とも呼ばれた勇猛な女格闘家ではなく、ただの、色に溺れたオンナそのものだった。
 彼女の視線が、すぐに彼の股間へと流れる。股間のモノは硬く屹立し、びくりびくりと震え
るたびに、先端から滲み出た透明な粘液が垂れ落ちていた。ぬるぬるとしたそれは、銀の糸を
引きながら床板に落ちて黒いシミを作っている。
「ああぁ…」
 濡れた彼女の唇から、熱い吐息が漏れる。
628名無しさん@ピンキー:03/12/10 00:21 ID:COrmuj3m
>627
 顔を寄せ、舌を伸ばし、彼の男根の赤黒い先端をちろりと嘗めた。その途端、びりびりとし
た刺激が背筋を走り抜けて、尾低骨の奥の方…尻肉の合わさるその狭間にわだかまるようにし
て渦巻いた。
「んぅんんっ!」
 目を瞑り、唇を引き結んで背筋をピンと伸ばし、そのままビクビクと身体を震わせる。彼の
“味”を口にした途端、その味覚が彼女を官能に沈めたのだ。
 やがて、潤んで熱っぽくなった眼を開き、再度、彼の“剛直”に舌を伸ばしてゆく。ちろち
ろと先端を嘗め、てろんてろんと揺れ動く男根をいっしょうけんめいに捕まえようとする。口
を大きく開いて咥えようとするものの、上手くいかないようだ。
「ああ…」
 悲しげな声が粘液で汚れた唇を割り、ティファは上目遣いに彼を見上げる。だが、彼はつま
らなさそうに彼女を一瞥するだけだ。
 その瞳に怯え、彼女は尚一層いっしょうけんめいに男根を嘗める。このままでは彼の不興を
買い、何もしてもらえないまま部屋を追い出されてしまうかもしれない。その恐怖が、ティファ
のとろけた頭に染み渡る。
 ぶらぶらと揺れる玉袋を、出来るだけ身体を低くして下から救うように嘗める。玉袋は男根
と違って揺れてもそれほど振幅しないため、ティファは蜂蜜色の陰毛が茂り唾液で濡れ光るソ
レを、下から口を大きく開けてぱくりと咥えた。ころころとした玉袋の中の精巣を一つだけ口
に含み、舌で転がしたりてろてろと嘗めたりを繰り返す。一つをたっぷりと時間をかけて愛撫
すると、もう一つを口に咥えて同じようにした。
 びくびくと彼の男根が硬度を更に増し、震え、先端から滴った粘液がティファの左頬に垂れ
落ちる。
629名無しさん@ピンキー:03/12/10 00:22 ID:COrmuj3m
>628
「いいぞ…ティファ…」
 彼の、気持ち良さそうな声が聞こえ、頭をなでなでと撫でられて、ティファは嬉しさのあま
り失禁してしまいそうになった。言葉が耳朶を打ち意識を溶かし、腰が砕けてへなへなと尻を
床に落としてしまったのだ。
「よし、じゃあ手を使っていいぞ」
「は…はいっ…」
 嬉しい。
 たまらない。
 ティファは彼の言葉に、夢中になって男根へと吸い付いた。右手でゆるゆると茎を持ち、左
手で自分の唾液にまみれた玉袋を下から掬い上げる。そうしたまま、顔を伏せて粘液の滲んだ
赤黒い先端にキスをした。
 その拍子に、長い黒髪がばさりと落ちる。彼女は「縛ってくれば良かった」と思いながら茎
を握っていた手で髪を掻き揚げ、より深くまで男根を口に含んだ。
『ああぁ…あつい…』
 口の中でびくびくと彼の肉が震える。そこから噴出するのは彼の命の熱だ。魂の熱なのだ。
 もごもごと口内で嘗めしゃぶり、唾液を絡めて啜って飲んだ。亀頭を包むように舌の平でく
るみ、つぷつぷとした味蕾(みらい)で刺激し、舌の先端で亀頭と茎の境目を突付き、なぞる
ようにする。喉深くまで男根を呑み、軽く歯で茎の中ほどを刺激しながら左手で玉袋をやわや
わと揉んだ。
「ティファは本当にちんちんが好きだよな」
「んぅふ…ん…」
 彼の言葉に、くねくねと腰を動かし尻を振った。
 彼の言う通りだった。
 ティファは男根が大好きなのだ。それも、彼の男根が。
 「ぷあっ」と口を離し、彼を見上げて、右手でこしゅこしゅと茎を扱く。きゅっきゅっきゅっ
…と親指の腹で亀頭の裏側を擦って、尿道から滲み出る透明な粘液を舌で嘗め取り、啜った。
「好き…大好き…クラウドのおちんちん……」
 うっとりと淫猥な言葉を口にし、彼女が甘えるように鼻を鳴らして尻を揺する。
「ちょうだい……ほしいの…おちんちんほしいの…」
 太股を擦り合わせ、くねくねと身体をくねらせた。
630名無しさん@ピンキー:03/12/10 00:24 ID:COrmuj3m
>629
「そうか、じゃあ、いつものようにしろよ」
 完全に“出来上がってしまった”彼女に、クラウドは酷薄な笑みを浮かべて顎をしゃくった。
「うん、する。するよ。だからちょうだいね?いっぱいいっぱい、ちょうだいね?」
 にこぉ…と、とろけそうな笑みを浮かべて、ティファはふらりと立ち上がって彼に背中を向
けた。そうしてスカートに両手を入れると、恥ずかしげもなくパンツをするすると引き下ろす。
その股間に当たる部分はべっとりと粘液で濡れ、そこから彼女の股間へ太い粘液の糸が繋がっ
ていた。
「びちょびちょだな」
「ぁん…びちょびちょ…びちょびちょなの…クラウドのが…ほしくて…」
 痴呆じみた口調で彼に告げながら、ティファはパンツを膝まで引き下ろし、そしてスカート
を捲り上げて彼にそのつるりとした白い水蜜桃のような尻を見せた。べとべととした粘液は彼
女の尻にまで伝い、ぬらぬらと濡れ光っている。むあっとした、彼女の蒸れた“オンナ”の匂
いがクラウドの鼻腔を突いた。
「約束は守ったか?」
「はい…ずっと…我慢して…ました…」
「いい子だな、ティファは」
「あ…はい…あぁ…ん…」
 馬か牛にでもそうするように、ぴたぴたと彼が右の尻肉を軽く叩き、その刺激があそこに直
に響く。きゅ…と肛門がすぼまり、陰唇がぬるりと動いた。
「じゃあ、御褒美をあげなくちゃな」
「あはっ…ごほーび…ああぁ…」
 尻を彼に向かって突き出し、ティファは両手で尻肉を分けてその間にあるものをすっかり彼
の目に晒した。薄いココア色の肛門がひくひくと蠢き、すっかり充血して開いた陰唇は、とろ
とろとこぼれ出る粘液にぬらぬらと濡れ光っている。
「もうすっかり準備が整ってるな」
「ぁ…はい…だから、すぐ、ほしーの……クラウドの、かたぁいの…すぐ、入れてぇ…」
631名無しさん@ピンキー:03/12/10 00:25 ID:COrmuj3m
>630
 服も脱がず、キスもせず、今すぐに男根を挿入して欲しいと、ティファはふるふると全身を
震わせながら懇願する。
「わかった。そこに両手を付けよ」
 彼の左手が、サイドテーブルを指差すのが見え、ティファはふらふらとしながらその前に移
動する。そして、テーブルに両手を付こうと手を伸ばし…
「ひきゃ…ぁふっ…」
 尻に彼の両手を感じた途端、ぬるっ…と、身体の奥深くまで一息に彼が押し入ってきた。
 何の抵抗も無い。収まるべき場所に収まった。そうとさえ思えるほどのスムーズさだった。
「あ…あ…あ…」
 顎を突き出し、ぱくぱくと口を開閉するティファは、眼を瞑ったまま涙を零した。頭が真っ
白になり、ぶるるっと身体が震える。
 イッてしまったのだと気付いた時にはもう、彼の激しい油送が始まっていた。

 ちゅっ…ぶちゅっ…ぶっ…ぼぶっ…

 腰を両手で掴まれ、尻から熱い杭を打ち込まれる。手を付いたサイドテーブルがガタガタと
音を立て、びちゃびちゃとした粘液質の音が二人の接点から聞こえていた。
「ぅああああああっ…あっ…ぁはあっ…」
 顔を伏せ、身体が前後に揺らされるのを手を突っ張って堪える。ゆさゆさと重たい乳が前後
に揺れ動き、乳首がシャツに擦れて頭の芯が痺れるほど気持ちが良かった。
「クラウドぉ…クラウドぉぉ…」
 彼には、繰り返し繰り返し抱かれ、舐られ、身体の奥の深いところに決して抜けない“楔”
を打ち込まれた。ティファにはもう彼しか見えず、彼女は、彼に抱かれるためになら何でもす
る女にまでなっている。
 それは比喩ではない。もし彼が「2週間何も食べなければたっぷりと抱いてやる」と言えば、
本当にその通りにするだろう。貧血で倒れる事になったとしても、彼に糖蜜のように甘い快美
感を満足するまで与えられるのであれば、嬉々としてそれを受け入れるのだ。
632名無しさん@ピンキー:03/12/10 00:28 ID:COrmuj3m
>631
 彼女の、ひどく豊かであるにも関わらず形良く盛り上がった重たい乳は、愛しい人に毎日の
ように揉まれ、可愛がられて、成長期を過ぎたはずにも関わらずすくすくと育ち、この旅に出
るまでは大きいとは言ってもFカップだったのが、今ではGカップにもなっていた。しかも、
あと数ミリでHカップにまで届きそうなほどだ。
 その乳を、背中からまわされた彼の両手が“きゅむっ”と何度も揉み立てる。
「んぅふああぁんっ」
 リズミカルに揉み立てられ、その上でシャツの上から硬く屹立した乳首を摘まれ、捻られ、
引っ張られる。電気が走るような強烈な刺激が脳と乳と膣を繋ぎ、どろどろとした快楽が子宮
へと溜まってゆく。
 立ったまま尻から貫かれ、責め立てられ、その上で感じやすい乳を執拗に、しかも両方一度
にいぢめられては、もはや我慢など出来ようはずも無い。いや、もとから我慢などするつもり
もなく、ティファは口元から涎を垂らしながら、痴呆のようにただ声を漏らし続けていた。
「気持ち良いか?なあ、いいのか?」
 ぱちゅっ…ぱちゅっ…と響く粘液質な破裂音は、叩きつけるように彼の腰が彼女の尻肉を打
ち据える音だ。彼女の尻から垂れた粘液が飛び散り、広がり、彼女の尻や太腿の裏側は、すっ
かりべとべとになっている。そこに彼の太腿や下腹が当たると、湿った、イヤらしい音が響く
のだ。
 ズボンを膝まで引き下ろした姿で、彼はガツガツと彼女を責め立てる。やがてズボンがわず
らわしくなったのか、脚だけで上手にズボンとパンツを引き下ろし、脱ぎ捨てた。
「こんなにびちゃびちゃに濡らすなんてな…よほど我慢出来なかったんだな」
 ぐいっと彼女の腰を上から押さえ付け、尻の高さを強引に調整する。直立した状態よりも、
中腰になった方が腰が振り易いための行為だった。だが、そのために彼女はやや蟹股気味にな
り、それが彼女のわずかに残った羞恥を刺激した。
633名無しさん@ピンキー:03/12/10 00:30 ID:COrmuj3m
 つづく。
634名無しさん@ピンキー:03/12/10 03:05 ID:ZXE+h/4A
最高
635名無しさん@ピンキー:03/12/10 04:31 ID:/Jn1fODZ
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
636517_(17):03/12/10 14:26 ID:tr9szcD3
シドにはかなりの数の女性経験があったが、
このティファの奉仕はそれを全て忘れさせるほどのものだった。
普段から何事にも献身的なティファである。
たとえそれが卑猥な行為だとしても、相手に尽くそうとする気持ちは変わらない。

「それにしても、クラウドはいつもこんなことしてもらってるのかよぉ〜。
 世の中不公平だよなぁ…」
どんな言葉にも反応せず、シドの男根を愛し続けていたティファだが、
突然その動きをやめてしまった。
そして、今までの甘美な蕩けた表情が一瞬にして変わる。
シドの前に跪いたまま顔を上げ、シドの目をしっかりと見つめる。

「クラウドとは何の関係もないわよ…、二度とその名前は出さないで…」
「なんだと!?クラウドとはやったことないってことか!?」
ティファの予想外の台詞に、さすがのシドもたじろぐ。
さすがに自分のしてきたことに罪悪感が芽生えてきた。

「だってよぉ〜、おまえら恋人同士じゃねえかよぉ〜。」
「残念だけど、そうではないの。ただの仲間の一人よ。」
自虐的な笑みを浮かべるティファに、シドは先程までの気持ちがすっかり萎えてしまう。
酒の酔いはすっかり醒めてしまった。
637517_(18):03/12/10 14:36 ID:tr9szcD3
「だっていつも仲良かったしなぁ…、キスまでしてたじゃねえか、あの時よ!」
「ずいぶん前にね……、一度だけね……」
 ティファは元気なく下を向く。肩が少し震えている。
その姿は路地裏に捨てられた子犬のように、あまりに弱く悲しかった。
そんなティファに、シドは腰を下ろし肩に優しく手を掛けた。

「ったくよぉ…、クラウドは何やってんだよなぁ…」
「クラウドは……、クラウドは何も悪くないんだよ……、」
「だってよぉ、お前ら二人とも愛し合ってるだろ?どう見てもそうだろうよ?」
「…わかんないよ。私が勝手に期待してるだけかもね。」
 声が少し涙声になってきた。肩の震えも大きくなっている。
惨めな姿だ。今までの雌奴隷のようにシドに媚びていた姿よりも悲惨だ。

「悪かったよ…、俺はてっきりあいつに色々教えてもらってたんだとばかりさ…」
「……結構うまかった?私初めてだったんだけどね。」
「初めてって、全くか?」
「うん。あの時のクラウドのキスが、初めてで唯一の異性との触れ合いだったんだ……」
 無理に明るい声を出そうとしているのだろうが、相変わらず涙に滲んだ声だ。
その姿は何かを――、クラウドのことを必死で振り切ろうとしてるようだった。
638名無しさん@ピンキー:03/12/10 14:39 ID:tr9szcD3
書き方のアドバイスくれた方ありがとうございました。
出来るだけ読みやすいように変えてみましたがどうでしょうかね?

何分初心者なもので、他の方も何かアドバイスあったらよろしくお願いします。
639名無しさん@ピンキー:03/12/10 15:34 ID:0v+ehSbq
激しく乙〜!!確かに見やすくなりました。
自分は書いていただければそれで満足ですがねw
640名無しさん@ピンキー:03/12/10 21:37 ID:ZnBpk9gv
よかよか。
続き待ってます。
641名無しさん@ピンキー:03/12/11 00:09 ID:mOpHhJKZ
>632
「んあっ…はっぃっひっ…ひっ…ひぅっ…びちゃ……んひっ…びちゃ…なのぉっ!!…」
 ところが今の彼女は、その羞恥でさえも快美感のスパイスとしてしまうようだ。
「ティファは淫乱でセックス大好きだもんな」
「はひぃっ…だ…だいすきぃ!…せっくすだいすきぃ!!…」
「メス犬だな…いや、メス牛か」
「んうっ…ひっ…あっ!…はっ…んうっ!!…」
 彼がシャツを捲り上げ、たくし上げると、たぱんたぱんと肉の音をさせて重たい乳がまろび
出て揺れ動いた。それは普通とは思えないほど巨大で、重力に引かれ、たわわに実った南国の
果実のようにずっしりとした重量感を示している。
 部屋が魔力障壁によって完全に防音されていなければ、彼女の破廉恥な声は隣で寝ているバ
レットの耳に、細大漏らさず聞こえてしまっていただろう。それほどまでに大きく、そして淫
猥な音の響きだった。そして、辺り憚(はばか)る事無く思うままに声を上げてしまえる事が、
ティファをしてここまで性に対して奔放成さしめているのは疑いようの無い事実だった。
 彼女は快楽に溺れ声を上げ、声を上げる事で更に快楽に溺れているのだ。
「ふっ」
 彼が小さく呼気を吐き、両方の乳を掴んだままティファの身体を引き寄せた。繋がったまま
彼女は背中を彼に預け、その拍子に“かくん”と首が後に倒れて彼の右肩に後頭部をのせてし
まう。
 ぐったりとして力が入らないのに、感覚はより鋭敏になってゆくのがわかる。膣壁を擦る彼
の剛直の、その広がった傘の動きまでがわかってしまうのだ。
642名無しさん@ピンキー:03/12/11 00:10 ID:mOpHhJKZ
>641
 女の膣内は男が思うよりも鈍感で、男根が入っているかいないか、それくらいしかわからな
い。圧迫感には敏感だが、摩擦やわずかな刺激には驚くほど鈍いのだ。だが、入り口の括約筋
周辺は違う。膣口は特に鋭敏な神経の集合体であり、陰核に至っては敏感過ぎるほど敏感なた
め、感じ“過ぎて”しまうと露出するどころか包皮の奥へと引っ込んでしまうくらいに。なの
に、膣口のみならず膣内の内壁までもが、彼の動き、脈動、ひねりなどを、洩らさず伝えてく
る。

 狂ってしまう。

 その恐れが、脳裏を掠める。
 だが、いっそ狂ってしまいたかった。いや、もう狂っているのかもしれない。
 彼の動きそのものが、彼女を狂わせる麻薬と同じだった。
「んあぅうっ!!」
 ぐんっ!と、最後に一度、深くまで突き上げられ、そしてベッドに投げ出された。
 それを「ひどい」とは思わなかった。手荒に扱われる事は、何も今日に限った事ではないし、
何より、今日は最初から貫き、責め立て、奥深くまで“入ってきて”くれたのだ。こんなに嬉
しい事はない。
 仰向けにベッドに横たわるティファの、その美しい形の白い太股を片手で押し開き、クラウ
ドはぐちゃぐちゃになった股間を見て皮肉な笑みを浮かべた。
「“ちょっと”突いただけでコレか。ティファは本当に淫乱でどうしようもない女だな」
 15分近くも休み無く責め立てておいて言う台詞では無かった。強靭な肉体を持つクラウド
と一緒にされては、並みの女ではとても身体が持たないだろう。
 当のティファは、翻弄され弄ばれ、散々責め立てられて、涎の垂れた口元をぱくぱくと開閉
する事しか出来ない。だのに、その顔には至福の表情が浮かび、嬉しさのあまり涙をこぼして
さえいた。
 シャツは首元まで捲り上げられ、スカートは臍の辺りまでずり上がっている。胸元も、滑ら
かな腹も、そして引き締まっていながらむっちりと脂ののった太股も、すっかり熱を持って火
照り、ピンク色に染まっていた。
643名無しさん@ピンキー:03/12/11 00:16 ID:mOpHhJKZ
>642
 そして、その太股の帰結点に、真っ赤に灼熱した亀裂があった。
 たっぷりと濡れそぼり、とろとろと蜜を垂れ流しながらゆっくりと蠢く軟体の薄肉…。その
狭間には、きゅ…と閉じた尿道口と、ぱっくりと口を開いた膣口があからさまに覗いていた。
「欲しいか?」
 クラウドが、身じろぎも出来ずに体をひくつかせるティファに、まるで誇示するような動き
で自分の固くそそり立った男根を右手でしごいて見せた。硬い激情は80度近い傾斜で天を突
き、その先端から透明な粘液を滴らせている。たっぷりと染み出していたティファ自身の蜜で
ぬらぬらと濡れ光り、その上で亀頭の先端の小さな尿道口から、盛り上がるようにして粘液の
水滴がこぼれ落ちてゆくのだ。
 ティファはその光景に小さく「ああぁ…」と、吐息のような溜息のような声を洩らして、ま
るでだっこをねだる子供のように彼に向かって両手を差し伸べた。
「どうした?入れて欲しいのか?」
「…ほし…」
 途切れそうな声でそう呟き、ティファはぶるぶると身体を震わせる。その様子は、麻薬の中
毒患者ではないかとさえ思わせるものだった。
「ん?なんだ?」
「ほし……の……」
「なに言ってるのかわかんねー………よっ!」
「ひぃぐっ!!うっ…」
 ずぷり…と、彼の男根が根元まで一気に突っ込まれた。膣内で一番感じる、内壁の腹側…ざ
らりとした襞が折り重なる部分を、彼のモノがごりごりと擦っていった。
「うあああっ!うわぁあっ!」
 あまりの感覚に、ティファが叫ぶ。それは艶声というよりもむしろ、悲鳴に近かった。
 ごんごんごんと、まるで杭を打ち込むように腰を押し出し、彼女の内腿へと打ち付ける。たっ
ぷりと重たげに盛り上がった乳が、仰向けになってもその存在を誇示したままゆさっ…ゆさっ
…ゆさっ…と揺れ動いた。
644名無しさん@ピンキー:03/12/11 00:17 ID:mOpHhJKZ
 つづく。
645名無しさん@ピンキー:03/12/11 00:18 ID:VK4vzdCv
646お疲れ様です!:03/12/11 01:37 ID:XQCYJO3w
まじで最高すぎます。もう最高すぎ。それ以外言いようがありません。言葉が出ません。
入れるのもイイけど愛撫とかも読みたいな〜と思いました。とにかくこれからも素敵なSSお願いします!応援sage
647名無しさん@ピンキー:03/12/12 02:03 ID:+DfT2xaP
>643
「ひぃっ」
 彼が、右手の親指でクリトリスを捏ねたのだ。ぐちゃぐちゃとした粘液を指に取り、それを
なすりつけるようにして包皮の上から捏ねまわす。その刺激にティファの意識は、何度も白濁
した闇へと飛んだ。
『死ぬっ』
 本気でそう感じた。
 このまま自分は死ぬのだ。
 彼に抱かれたまま責め殺されるのだ。
 それが、とてつもなく幸せなビジョンだと思う彼女は、確実に狂気に近づいている。
「ひっ…ひっ…あひっ…あっ…ひっ…ひっ…」
 責め立てられながら、揺れ動く乳をむちゃくちゃに揉み込まれ、硬く尖った乳首を何度も抓
られる。無理矢理包皮を剥かれたクリトリスは赤く充血して、彼が粘液を絡めた指で撫でる度
に何度も死を垣間見た。
 生と死が、全てここにある気がした。
「クラ…あっ…クラウドぉ…あっ…ク…あっ…」
 いっしょうけんめいに彼の名前を呼ぶ。手を伸ばし、彼の首に抱き付きたかった。
 だが、それを跳ね除け、彼はティファをぐるっと裏返しにする。重たい乳がぶるんと揺れて、
汗が飛沫となって散り銀の軌跡を生んだ。
「あっ」
 すぐに、尻から彼が入ってきた。ぬるぬると内壁を擦り、みっちりと脂ののった尻肉をやわ
やわと揉みしだく。
 だが、彼が手を跳ね除けたという事実が彼女の意識に暗い影を落とす。わかってはいたこと
ではあったが、「彼は必ずしも自分を愛しているわけではないのだ」という事実は、やはり哀
しかった。
 とてもとても……哀しかった。
「んううぅぅ〜」
 だが、彼の与えてくれる快楽は、その哀しみを一時ではあるが越えている。
「ぅんあぁあああ〜〜…」
 突っ伏し、頬をシーツにつけながら全身を強張らせ、絶え間なく声が漏れた。
「あっ…んあっ…あっ…ぁ……」
 やがて声が途切れ、びくっびくっびくっと震えが走る。
648名無しさん@ピンキー:03/12/12 02:05 ID:+DfT2xaP
>647
 何度目かの絶頂だった。尻穴に彼が右手中指をねじこみ、中でぐりぐりと動かしたからだ。
膣内にある男根と尻穴の中の中指が、皮一枚を隔てて擦りあうのは格別の“味”だった。
 彼に責められ続けることで、確実にイキやすくなっている。ねっとりとした蜂蜜みたいな粘
液に身を浸しているような、全身を包む鈍い感覚とは別に、性器だけは益々貪欲に彼からの刺
激を貪ろうとする。乳も、あそこも……肛門さえも例外では無かった。
「んぅああはぁあ〜…」
 彼のストロークに変化が起きた。ガツガツと責めるものから、ぬるぬると彼女の膣壁の襞を
楽しむような、ゆっくりとした動きに変わったのだ。入ってくる時は比較的早く、抜き出す時
はじれったいほどにゆっくりと。熱い“肉”の先端の傘が、蜜口から出てしまうかどうかとい
う所まで引き抜かれ、そこから反転してスピードを増しながら奥の奥まで押し込まれる。尻穴
から中指は抜き出されたが、代わりに親指が膣口から溢れた粘液を掬って、尻穴に何度も塗り
つけられた。
『あ……おしり……』
 彼が次に何を望んでいるのか、ぼんやりとわかった。
 もう、彼には何度も尻穴に男根を挿入されている。アナルセックスという言葉は知っていた
が、今までそんな事をしようという気さえ起きなかった。
 それどころか、彼に出会うまで、ティファは本当の意味で「男を知らなかった」のだ。

 彼に、アバランチへの協力の報酬に身体を求められた時、彼女は最後まで拒めなかった。
 理由は色々あるが、それでも、あくまで金だけにしてしまう事も、出来ないわけでは無かっ
たはずだ。けれど、彼女はその要求を受け入れ、すぐに彼に抱かれ……女の痛みと悦びを知っ
た。

 どうして拒めなかったのか。

 この歳になってまでバージンだというのもなんとなく恥ずかしかったし、今まで強固に守っ
てきた貞操にも、もうそれほど執着も無かった…というのも、理由としてある。
649名無しさん@ピンキー:03/12/12 02:07 ID:+DfT2xaP
>648
 父や、村人達の敵を討つ。
 今もどこかでのうのうと生きているあの憎い狂気の英雄を倒す。
 神羅の暴挙を止める。
 そのためになら何でもすると誓いながらも、「自分の身体を使って目的を果たす」という事
だけは、ずっと躊躇っていた。
 娼館の、気のいい馴染みの姐さん達には、「スラムで暮らしながらバージンでい続けるとい
う事」は、「野良犬が真夜中のバーで葉巻を燻(くゆ)らせているのを見る事よりも、ずっと
ずっと難しい事だ」とまで言われた。「だからあんたの存在はとっても貴重なんだよ」と、誉
められているんだか馬鹿にされているんだかわからない言葉で言われながら彼女達にはずいぶ
んと可愛がってもらったものだ。
 実際、彼女がセブンスヘヴンで寝泊りするようになるまで、閉店後に自分のアパートへ帰る
途中、暗闇で男に襲われた事は10回や20回ではない。『斬岩流格闘術』を修練していなけ
れば、今頃、孕まされた子供でラグビーチームが何チーム作れたかしれないくらいだ。もっと
も、格闘術を習得していても、最初の頃は実際に顔を何度も殴られ、恐怖に身体が竦んで危う
い事が2度ほどあった。「ティファのバージンを護る会」を結成した姐さんが、心配して用心
棒を迎えにこさせていなければ、本当に危なかったところだ。

 だが、こうも思った。

 あるいは、あの時に純潔を散らしていれば、この身体を使ってアバランチの活動資金を稼ぐ
なり、神羅に内通者を作る事にも躊躇いは無かったかもしれない…と。
 そうでなくとも、ティファを抱きたいと思う男達は後を絶たなかったし、俺の女になれば力
を貸してやると言った男達も掃いて捨てるほどいた。
 けれど、その誰もが信用できなかった。
650名無しさん@ピンキー:03/12/12 02:10 ID:+DfT2xaP
>649
 男達の中に、まともに神羅と戦おう、惑星(ほし)を護ろうと思っている者など一人もいな
いと、わかっていたからだ。本当に思っていれば、彼女の肉体を報酬になど要求しなくとも、
アバランチに協力してくれるはずだからだ。男達は、ただ、豊満な彼女の肉体を一度は味わい
たいと思っているだけだったのだ。

 アバランチは非合法集団だ。
 テロルを神羅に対抗する手段としている以上、その構成メンバーを明かす事は出来ない。協
力を匂わせて接近してきた男達全てを信用していたら、彼女もバレットも他の仲間達も、たち
まち、幽霊になって汚れた黒い雨に濡れた自分の墓標をじっと見つめるようになる。
 そんな状況の中、本当に信用出来る男にしか、この身体は許す事は出来ない…と彼女が心に
決めてしまっても、それは仕方の無い事だったろう。
 そんな時、彼と出会った。
 再会した。
 かつて故郷で共に過ごした幼馴染の男と出会う事は、その頃には滅多に無かった。しかも、
彼は神羅のソルジャーの制服を身につけ、凶悪な形の剣を手にし、それを軽々と操って見せた。
バレットですら持つのがやっと…というその剣は、刃幅だけでも50センチ近くもあり。長さ
に至っては背中のアタッチメントに引っ掛けた状態で足首までもある。
 それを、まるで普通の剣のように扱う。
 彼ならば。
 そう思った。
 彼ならば、彼が協力してくれたならば、アバランチの目的は簡単…とまではいかなくとも、
叶えられるかもしれない。皆の生還率が、もっとずっと高くなるかもしれない。
 それに。
 それに、彼の言葉、彼の記憶、それらが、自分と少し違っていたのも気にかかった。おかし
いな?どこかヘンだな?そういう少しの疑惑が、彼の魔晄の瞳を見るたびに払拭出来ない黒い
シミとなって心に広がってゆくのを感じた。
 彼を行かせてはダメだ。そばにいて、見ていなくては。
 根拠があっての事ではない。ただ、どうしてもそうしなければならないと思ったのだ。
651名無しさん@ピンキー:03/12/12 02:14 ID:+DfT2xaP
>650
 最初は、冗談だった。
 法外な報酬を要求する彼に、
「私が抱かせてあげたら、もう少し安くしてくれる?」
 そう、言ってしまった。自分でもよくわからない。その時は本当に「彼に抱かれたい」と思
ったわけでは決してなかった。女に飢えた十代の男でもあるまいし、いくら幼馴染でも、再会
してすぐの男に抱かれたいと思うわけも無い。
 なのに、彼女は口に出した後もそれを訂正しなかった。
 「今のは間違いだ」と、言わなかった。
 そして彼は
「いいだろう」
 そう言って、皮肉げに口元を歪めて、彼女を見た。
 そして、あの、

 魔晄の瞳。

 彼女を強く見つめた、魔晄の光。
 あの光に、あの時、捕らわれてしまったのだと、今では思う。
 そして彼女はその日に、彼に抱かれ…彼を受け入れた。
 それから毎日。
 毎日、だ。
 ほとんど一日として欠かす事無く。
 彼は彼女を抱き、彼女は「約束だから」と自分で自分に言い訳しながら、彼を受け入れた。
 抱かれる度に、引き裂かれるような痛みは少しずつ和らいで、ゆっくりと彼が体全体に染み
渡っていく気がした。何度抱かれでも、何時間抱かれても、飽(あ)く事など無かった。抱か
れる度に彼を深く感じ、抱かれる度にもっともっと彼を感じたいと思うようになった。彼に抱
かれない時間は、まるで呼吸すらしていないくらい胸が苦しかった。抱かれている時にこそ、
安らぎと悦びを感じた。生きている悦びが、胸に満ちた。
652名無しさん@ピンキー:03/12/12 02:17 ID:+DfT2xaP
>651
 そんな彼女には、彼にアナルセックスを求められて、それを拒めるはずも無かった。彼がど
うして『尻辱』などという『変態行為』を知っているのか、それを知りたいと思ったけれど、
問うて答えてくれる人ではない事は、とうに彼女にもわかっていたから、今までそれを聞いた
ことは、ただの一度も無い。
 けれど、されてみて初めて、彼女は今までに感じたことの無い快楽に狂った。
 こんな世界があったのか。
 そう思った。
 もしかしたら、私はこれをずっと待っていたのかもしれない。
 そうとさえ思った。
 ふと、彼は私の心の中の願望を実現してくれているのかもしれない。
 そうとまで思った。
 彼に自分を捧げ、彼に抱いてもらい、彼にいぢめてもらって、自分の秘められた性癖を、白
日の下に晒されるが如くあからさまに痛感した。思ってもいなかった方法で、格好で、自分を
抱き、嬲り、弄び、狂わせる彼に、ティファはどんどんのめり込んでいった。

 もう彼なしではいられない。

 彼がいなければ自分は狂ってしまう。

 だが、その頃には彼らはミッドガルから脱出し、自分達の失われた故郷ニブルヘイムへの旅
路を辿っていた。
 それから寡黙なガンマン「ヴィンセント」が仲間に加わり、ウータイの忍者娘「ユフィ」が
加わり、ティファがクラウドに抱いてもらえる日がどんどん減っていったのだ。
 口には出さないが、バレットもシドも、あのナナキさえ、クラウドとティファの関係を知っ
ているはずだ。ヴィンセントは何を考えているのかわからないが、おそらく感づいてはいるだ
ろう。ケット・シーは論外だが、エアリスとユフィは、嫌われているのだと思えるくらいあか
らさまにティファを避けていたから、たぶん、誰よりも早く知っていたのかも知れなかった。
653名無しさん@ピンキー:03/12/12 02:19 ID:+DfT2xaP
>652
 ならば、もっと私と彼に遠慮して、二人が夜に会いやすくしてくれてもいいのに…とティファ
は思わなくも無い。けれど、肝心のクラウドに呼ばれなければ、ティファは彼の部屋を訪れる
事も出来ないのだ。
 もっと抱いて欲しい。
 毎日可愛がって欲しい。
 そう言葉にしたいという思いは、強く強く、ある。けれど、それを口したら最後、もう彼は
自分を抱いてくれなくなるだろうという事も、わかっていた。
 彼に「ダメだ」と言われた事をしてしまえば、彼はたちまち自分に興味を無くしてしまう。
 それは、2時前に部屋を訪れて、そして行為の途中で部屋を追い出されたあの日に、ティファ
の心に深く刻まれてしまったのだった。
『でも、いいの…それでもいい……こうして…彼に可愛がってもらえるなら…』
 尻から彼に犯されながら、ティファはうっとりと吐息を洩らした。
 彼を独占出来るだけで、嬉しかった。
 彼に必要とされるだけで心が躍った。
 毎日抱いてもらえないのは哀しいけれど、彼に本当の意味で「愛して」もらえないのは哀し
いけれど。それでも、こうして身体で繋がっている間は、彼と心まで繋がっているのだと信じ
られるから。
 信じてもいいのだと、思えるから。
「んうぅ…くんっ…」
 尻に感じる圧迫感。
 直腸を圧される感じ。
 たっぷりとほぐされた肛門が、徐々に広がって彼のモノを受け入れてゆく。
「んあぁあああ……」
 そして、ずぷりと亀頭が中へ入ってくる。ティファは深く呼吸し、身体から力を抜いた。
 それはいつものこと。もう慣れ切ってしまった身体の準備だった。

ずぷぷ…

「ひっ…んっ…」
 肛門の放射状の襞が広がり、伸びきって、ずるずるずる…と直腸を擦られると、『お尻を犯
されている』という感覚が強烈に意識を焼く。
654名無しさん@ピンキー:03/12/12 02:21 ID:+DfT2xaP
>653
 そして彼女は「はっ…はっ…はっ…」と短い呼吸を繰り返し、彼をより深く…全てを受け入
れてゆく…。
「ああ…かんじる……クラウドをかんじる……あつぅい…よぉ…」
 涎が垂れる。
 ほんの少し痛みを伴った強い痺れが、じわじわと尻から全身に広がってゆく。ざわざわと背
中がざわつき、産毛が一本残らず立ち上がった気がした。
「んゃ…いいの……いいの……」
「気持ちいいのか?」
「きもちいー……いいのぉ……ね…うごいて…ぐちゅぐちゅしてっ…おしり…おしりぃ…」
「ティファは恥知らずな女だ。クソをするケツの穴にチンポ入れられてヨガってるんだからな」
「ああぁあ…いわない…でぇ……いいの…きもちいいの…ずぼずぼってして…ふかくいれてぇ
…かきまわしてぇ…」
 はしたなくみっともない言葉が、後から後から唇を割って迸る。
 もう何も考えられなかった。幸せだった。心が満たされ、彼の全てを感じられた。
 彼が動く。
 激情が引き抜かれると、粘膜が引き出される。
 押し込まれると身体の中全てが圧迫を感じた。
「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!」
 だらしなく唇が開き、涎がシーツに染み込んでゆく。両手でシーツを掴んで尻を彼に捧げな
がら、ティファは完全に快楽へと没入していった。

 尻穴を深くまで貫かれ犯されながら、同時に太い10本の逞しい指で尻肉を揉まれ、乳を揉
まれ、更にはその手を前にまわされて陰核を捏ねられる。
 それだけで、わななくような震えがティファの全身を巡り、引き攣るような悦びの声を際限
無く紡いでしまう。ぞくぞくとした快美感とひりつくようなほんのわずかな痛みが、尻穴から
膣へと伝播し、とろとろとした淫汁を垂れ流させる…。
 彼に全てを委ね、全てを許し、そして全てを求められるこの悦びは、誰でもない、ティファ
だけのものだった。

 たった今。
 この時までは。
655名無しさん@ピンキー:03/12/12 02:22 ID:+DfT2xaP
>654
 …が、左頬をシーツにつけ、うっとりと目を瞑って、彼の男根がアナルをぬるぬると行き来
するのを愉しんでいたティファは、不意に感じた違和感に目を開き…そして愕然とした。
「あら?やっと気付いたの?よっぽど夢中だったみたいね、ティファってば」

 声。

 どこかおっとりとして、それでいて涼やかな、声。

「見てよ、あのバカっぽい顔…涎まで垂らしてるよ。きったなぁ…」
「そういう事言うものじゃないわ、ユフィ。今、ティファは気持ち良くて気持ち良くて気持ち
良くて気持ち良くてたまんないんだから」
「ケツの穴に入れられて?へぇ〜…ティファってやっぱりヘンタイなんだ?」

 …ゾッとした。

 一気に全身の産毛が逆立って、夢心地だった気分の大半が一瞬で吹き飛んだ。
 気が付くとそこには、優しい微笑を浮かべた“くるくる巻き毛”のお姉さんと、侮蔑的な目
で汚いものを見るように顔を歪めたまだ十代の忍者娘が、まるで何十分も前からそこにいたみ
たいにティファとクラウドの行為を見ていたからだ。
 “くるくる巻き毛のお姉さん”エアリスは、木造(きづくり)の椅子に脚を揃えて行儀良く
座っていた。そして、“十代の忍者娘”ユフィは、エアリスの座るその椅子の背もたれに左手
を置き、少し身体を斜に構えて、クラウドがさっき水を飲んだグラスを右手に持って瞳に嘲笑
と侮蔑の色を浮かべながら立っていた。
656名無しさん@ピンキー:03/12/12 02:25 ID:+DfT2xaP
 つづく。

>638
大量投下させて頂きました。
失礼にあたるようでしたら、自粛致します。>&ALL
657名無しさん@ピンキー:03/12/12 02:57 ID:ryZdpN1D
GJデス。
658名無しさん@ピンキー:03/12/12 15:40 ID:qI9qdDfg
乙です
自粛しなくていいですYO!自分は毎日楽しみにしてるし‥。
続きどうなるんだろう。気になる!
659名無しさん@ピンキー:03/12/12 18:06 ID:qI9qdDfg
あ、スマソ‥638さんに言ったんですね‥
2人の職人さん応援してます
660518_(19):03/12/14 12:28 ID:1lLTQPvj
「シド、ゴメンね…、何か愚痴言っちゃって。」
 顔を上げる。その顔はいつものティファの笑顔に戻っていた。
ティファはこういう女だった。どんなに辛い事があってもすぐに笑顔を取り戻す。
そしてその笑顔が仲間達をいつも勇気付けていた。
「ったく、たいした女だよなぁ…、ティファはよぉ…」
 シドはいつもそんなティファを心底尊敬していた。それと同時に哀れんでもいた。
いつもこんな感じで一人で悩んで、一人で泣いて、
そして全てを一人で解決してきたのだろう。いつも一人っきりで。

「シド…、途中で終わったままじゃ気持ち悪いでしょ?」
 シドはすっかりさらけ出した下半身のことなど忘れていた。
「あん?、……イヤもういいぜ、ティファ。…ほんとに悪かった。」
 シドはズボンを上げよとした。だがその腕はティファにより止められてしまった。
「いいの……、最後までしてあげる……、いいえ、最後までやらせて。」
 そういうと、ティファはシドの返答も待たず、
また先程のようにシドの股間に跪き、男根に舌を這わせていった。
661518_(20):03/12/14 12:29 ID:1lLTQPvj
「やっぱりやめようぜ…、ティファよぉ…」
「そんなこと言ったって、また大きくなってきてるよ?」
 ティファの言うように、シドの男根はすっかり勢いを取り戻していた。
ティファはそれを悪戯っぽく舌の先で転がしたりして、シドをからかったりもした。
「さっきから口だけじゃつまらないよね?」
 無邪気な声でそう言うと、豊満な胸をシドの股間に押し付ける。
濡れたシドの男根にさらに唾液を垂らし、胸の谷間に挟む。

「くうぅ〜、すげえなこれは…」
「ん……ん…どう?………気持ちいい?」
 経験のないティファの動きはぎこちないものだったが、
どうにかして気持ちよくしてあげようと奉仕するその姿が、何よりもシドを興奮させる。
「しかしよぉ…、何食ったらそんなデカイおっぱいができるんだぁ?」
「もう…、そんなことより、あまり上手くできないからやり方教えてくれない?」
 少し恥ずかしそうにしながらも火照った顔を上げ、シドに媚びるように頼む。

「じゃあよ、俺が動くから絶対離すなよ。」
 シドが上下に腰を動かす。
「あ、ああっ…」
 熱を帯びた男根がビクビクと小刻みに揺れ、ティファの胸を刺激する。
「おっと、ちゃんと挟んどけよ!力抜くな!」
「……はいぃ………ひあぁぁ………気持ちいい……よ………」
 力が抜け、体中が蕩けてしまいそうだ。必死に両脇から乳房を男根に押し付ける。
「…ほら、おめえも上下に動いてみろよ…」
 シドもかなり感じているらしく、息が弾んでいる。
662518_(21):03/12/14 12:30 ID:1lLTQPvj
「……ああぁ……んふあぁっ……」
 ティファはまともに返事もできない状態だったが、シドの指示に従い必死に体を動かす。
部屋中に男根と乳房が擦れあい、間に入った空気が漏れる淫らな音が響く。
ティファの胸には、唾液とシドの淫水が混じりあって白濁した粘液のようなものがこびり付き、
異様な光を放っている。

「…へへ、もうがまんできそうにねえや。膣の中に出してやりてえとこだが、まだ処女だしな…」
 シドが自分の性の爆発コントロールするように腰を巧みに動かす。
「……うあぁ………やめないで………もっと………お願い……もっと………」
 シドの腰の振りが弱くなると、ティファは狂ったように乳房を押し付けてくる。
「悪いが………そろそろ……イキそうだ……最後にお願いしてみろ、ティファ」
 シドがティファの耳元で何かを囁く。そしてすぐにティファがそれを復唱する。
「お願いします……この雌豚の…汚らわしい乳房に……シド様の…精液を…吐き出してください…」
 顔を真っ赤にさせ、口からは涎をたらし、焦点の合わない目を潤ませながらうわ言のように呟く。
「…ほら、そんなもんじゃ出してやらねえぞ!もっと叫べ!何度も叫び続けろ!!」
「…お願いします!……雌豚に精液を!!……シド様の大量の精液を下さいぃぃぃ!!」
 狂ったようにティファは卑猥な言葉を叫びだす。

「ほら!どんどん叫べ!」
「精液をぉおっぉ!!………豚に精液をぉぉぉおお!!!」
 絶叫ともいえるような大声が部屋中にこだまする。
「よし、サービスで口に出してやる!ちゃんと咥えて全部飲み込むんだぞ!」
 無理やりティファの頭を掴み男根を咥え込ませる。
 それと同時に大量の精液がティファの口内に吐き出された。
「んんん!!………んぶぅ………ううぅ……」
 命じられたとうり必死にそれを飲み込もうとする。
しかし初めて味わうその異様な臭いの味がそれを妨げる。しかも吐き出された量はかなりのものだった。
「わはは、どうだ?うまかったか?結構たまってたからいっぱいだったろ?」
 全てを飲みきれずに口から泡立った白濁液を垂れ流し、虚ろな表情で佇むティファの頭を、
その後しばらくの間シドは優しく撫で続けていた。
663名無しさん@ピンキー:03/12/14 12:36 ID:1lLTQPvj
シド絡みはこれでお終いです…。かなり消化不良のような…。

>>656
私は全然かまいません。

ていうかこういうことは、このスレの人たちが判断することだと思うよ。
おいらはただ好きで書かせてもらってるだけなので。
664名無しさん@ピンキー:03/12/14 19:48 ID:3tvW3m4N
マジ乙です〜!
665名無しさん@ピンキー:03/12/15 15:47 ID:VsYvmbD2
(;´Д`)l \ァ l \ァ
666名無しさん@ピンキー:03/12/15 17:20 ID:DxXS46QF
おつ〜!
リクによる押し込みでこれほどしっかりした作品が読めるとは驚きだな。
続きが本編なのだろうけど激しく期待sage!

もう一人の作家さんもガンガレ(・∀・)!!
667名無しさん@ピンキー:03/12/16 17:57 ID:GQyGnO3J
(´・ω・`)コナイ…
668名無しさん@ピンキー:03/12/16 20:07 ID:Rrqi1FZl
何でティファのスレが二つあるのだ?
669sage:03/12/17 01:22 ID:C08M2ywW
>668
そりだけティファは医大てコト
>660-663
シドティファヨカータ。インモラルな感じで。他作家様もこのカップリングキボン
670名無しさん@ピンキー:03/12/17 15:01 ID:YLyZOQSn
ネオ様復活キボン!
せっかくここまで呼んで来たのに…
すごく面白いっす!!
671信二:03/12/17 16:12 ID:XhPXGY7F
見られているとつい・・・
ttp://penn2daisuki.h.fc2.com/index.htm
672名無しさん@ピンキー:03/12/17 20:33 ID:GUFe04r/
いつからこのスレはage進行になったん?

確かにティファ×シドも良かった。
読んでみるもんだな。
673518_(22):03/12/17 21:10 ID:oDJExUNa
 ティファは一人ベットの上で目を覚ました。あの後シドが運んでくれたのだろうか…。
体が重い――、頭がモヤモヤする――、胸の奥が痛い――、
「ふぅ……」
 ひとつ深いため息を吐く。
夢に見ていたことが遂に現実となった。相手はシドだった。
最後まで――、処女を失うまではいかなかったが、ティファにとっての最初の男性と言えなくもない。
少なくともティファ自身にはそう思えた。
シドは心から信頼できる人だ。決して体を預けたことを後悔するような人ではない。
だが、この心に残っている罪悪感は何なのだろう?

「………クラウド………」
 自然と彼の名前が出た。自分にとって初めての相手は彼だと思っていた。
そう決めていたという訳ではないが、そうなるものだと思っていた。
(最後までしたわけじゃない…。シドだってそれを気遣ってくれたんだ…。)
 そう自分に言い聞かせる。
しかし、こんなことをしてしまった自分をクラウドは許してくれるだろうか?

「…バカだな、わたし。何考えてるんだろ?」
 クラウドは関係ないはずだ。クラウドとはただの仲間である。それ以上でも以下でもない。
彼への思いは先程振り切ったのだ。だからこそシドに体を預けたのだった。
枕に顔を埋める。すぐに両目から涙が溢れ出して来た。
情けない女だ――。いつまで叶うはずもない夢に心を奪われ続けているのだろう。
(……クラ…ウ…ド……、寂しいよ……、助けてよ……、)
 心が引きちぎられるようだ――。願わくばこのまま引きちぎれてほしい。
そうすれば自分は新しい一歩を踏み出せるはずだから。
674名無しさん@ピンキー:03/12/17 21:18 ID:oDJExUNa
テスト期間なのでうpできなくてスミマセン…。一応簡単なつなぎを書いときました。
エロは一気にうpしたほうがいいと思うので、今回は「エロパロにはいらねーよ」といわれそうな描写です…。

>>664 >>665
読んでくれてありがとー&レスどうもです。

>>666 >>667
頻繁にうpできなくてゴメン。しばらく辛抱してくだされ。

>>669 >>672
そう言ってもらえると非常に嬉しい!
あんまりシド絡みって見たことないから、他の作家さんならどう書くか見てみたいですな。

675名無しさん@ピンキー:03/12/17 21:28 ID:oDJExUNa
あと、もう一人の作家さん、>>663の自分のコメントは何だか偉そうに申し訳ないです。
うpが止まっているようですが、既に書き上げていらっしゃるようですし、
もし可能なら自分を含めてたくさん待っている方もいると思うので、是非お願いしたいです。
676名無しさん@ピンキー:03/12/18 11:08 ID:4B59/ejq
乙です!自分はこういう描写も好きですよ。
テスト頑張ってくださいな。
677名無しさん@ピンキー:03/12/18 19:27 ID:4lFOAn+c
余計に続きが気になる展開になった気が…。
678名無しさん@ピンキー:03/12/19 01:45 ID:0uaC2IFC
シドとティファの作家さん乙です
もう一人の作家さんまだかな…続き待ってます。
679655:03/12/19 02:49 ID:QU4s1woH
>675
偉そうには感じませんでした。
気になさらないで下さい。

オフで頑張ってます。
680名無しさん@ピンキー:03/12/19 16:54 ID:0uaC2IFC
キタ***・・。。。゚゚::。。:(*'ヮ'*)・・*゚゚・。・゚・。・**・。
オフで頑張ってるって?どうゆう事だろ
とにかくうp待ってます
頑張って下さい!
681名無しさん@ピンキー:03/12/19 19:25 ID:/G8Jfr0B
両作家さんとも急がしそうだ。年末だしな。ゆっくり待つとするか…。
682名無しさん@ピンキー:03/12/19 19:27 ID:/G8Jfr0B
幹事間違えた…(´・ω・`)
683名無しさん@ピンキー:03/12/19 23:44 ID:YOk09IV+
ワラタ
684517:03/12/20 03:39 ID:JKnBYgAV
>>679
それなら安心しました。オフ頑張ってくださいです。

685名無しさん@ピンキー:03/12/20 09:42 ID:nZduIIjb
突然ですが、保管庫って在ります?
686名無しさん@ピンキー:03/12/20 14:34 ID:XaCGCblz
突然ですが、オフで頑張ってるとはどういう意味ですか?
687名無しさん@ピンキー:03/12/21 13:54 ID:lb3jePlW
>>684
某スレで笑わせていただきました。ウゴウゴルーガッ…。

>>685
ないよ。

>>686
ネット以外の普通の生活を頑張るってことじゃね?
688686:03/12/21 16:37 ID:moH1Hsn6
↑ありがdございました!スッキリしました
689名無しさん@ピンキー:03/12/21 23:46 ID:+BqNXgxx
某スレってなに?
690名無しさん@ピンキー:03/12/22 00:03 ID:OdG0wzcm
冬祭りのことと思われ<オフで
691名無しさん@ピンキー:03/12/22 18:17 ID:xsfpmXlR
↑冬祭りって?
692名無しさん@ピンキー:03/12/22 20:55 ID:zZ6DSxiG
冬祭りって?某スレって?
693名無しさん@ピンキー:03/12/22 23:06 ID:o1Cacg3o
お前らつまらないのでそろそろやめてください。
スレがもったいないし。
694名無しさん@ピンキー:03/12/23 01:56 ID:K0jlhijp
ん。
695名無しさん@ピンキー:03/12/23 02:00 ID:K0jlhijp
>655
「…や…いやっ!!…見ないで…見ないでっ!…」
 ティファは慌てて顔を背け、そして更に左手で顔を覆って懇願した。

 見られた。

 よりによって、便をひり出す排泄器官に男根を挿入されながら、気持ちよさそうにうっとり
と忘我してしまっていたその姿を。
 その瞬間を。
 その、顔を。
「見ないでって言ったって…ねぇ…エアリス?」
「そうよねぇ…。ティファ…あたし達の前であんなに乱れてて、しようがないでしょう?今さ
ら隠しても」
「で…出てって!出てってよぉ!!」
 彼とは、まだ繋がっているのだ。
 しかも、アナルで、だ。
 だが彼女が咄嗟に、彼に対して「抜いて」と言わなかったのは、この離れがたい快美感を失
うのが怖かったからだろうか?
 それとも、そう言ってしまう事で、もう2度と抱いてもらえなくなるかもしれない…と思っ
てしまったからなのだろうか?
「…ふっ……
 クラウドはそんなティファの狼狽など全く気にせず、再びぬるぬるとした油送を始めた。彼
女の肛門は、キツ過ぎるほどキツく彼のモノを締め付けていたが、より深くに誘い込むかのよ
うにくねくねと尻が動いたのを、見逃さなかったからだった。

 彼女は、望んでいる。
 彼女らに見られながら尻穴を犯されるのを。

 彼は、そう思ったのかもしれない。
696名無しさん@ピンキー:03/12/23 02:01 ID:K0jlhijp
>695
「んあっ!あっ!」
 彼がゆるゆると油送を再開した途端、びくびくと全身を震わせてティファは啼いた。身を起
し、両手で身体を支えようとした矢先の事だった。重たげに垂れた巨大な乳の、そのはしたな
くも硬く屹立した赤い乳首が白いシーツを擦るか擦らないか…そのギリギリの高さで身体を支
えたまま、ティファは尻から責め立てられながらぶるぶると全身を震わせている。
「ぉおぅおお…」
 口を母音の「O」の形に開け、彼女にしてはひどく低い声を搾り出していた。ずぼずぼと直
腸を刺激されて、彼女は痴呆のように眼をとろんと曇らせたまま、涎を垂らしている。

 正常な思考が奪い取られる。

 いや、彼が動くたびに、彼女の顔から「知性」すら奪われてゆくようだった。
「うわっ…マジでバカっぽい顔…ってゆーか、バカ」
「…ふふっ…失礼よ、ユフィ。…まあ、確かに頭悪そうな顔ではあるけど…」
 ゆさっゆさっゆさっと揺れ動く、ティファのたっぷりと大きな白い乳肉を眺めやりながら、
エアリスは少し憂鬱そうに目を細めて溜息を吐く。だが、栗色の髪を右手で軽く掻き揚げて、
ピンク色の唇の両端を“きゅ”と引き上げ笑う様は、御伽噺に出てくるような『魔女』という
呼称がひどく似合いそうな表情を作り出していた。
 それも、老婆などではなく、旅人を蠱惑し魂まで魅了し尽くす妖艶な魔女だ。視線で心を捕
らえ、言葉で身体を絡め捕り、そして氷のキスで魂を奪う…。
「それにしても、大きいわねぇ、ほんとうに…このおっぱい」
 そうして栗色の髪の女性は、ティファの乳の揺れに頬をゆるめながらゆっくりと席を立ち、
ベッド脇にしゃがみ込んだ。
 30センチと離れていない視線の先には、ぱんぱんに張って重たげに揺れる乳肉がある。
「んあぁあっ!!!」
 不意にティファが身じろぎし、いやいやと首を振る。揺れ動く乳を、エアリスがその白くて
ほっそりとした右手を伸ばして“きゅむっ”と掴んだのだ。そしてそのまま形の良い指で“きゅ
むきゅむ”と何度も揉み、しばらくしてから手を離すと、鼻の前にかざして“くんくん”と匂
いを嗅いだ。
697名無しさん@ピンキー:03/12/23 02:03 ID:K0jlhijp
>696
「やめなよエアリス。臭いだろ?」
「ん〜…そんな事無いわよ?なんか、いーにおい、する。ほら」
「やめ……あ、ほんとだ…」
 ユフィは、目の前に突き出されたエアリスの手を犬のように鼻をひくつかせながら嗅ぐと、
「…どれどれ?」
 今度は自分…とばかりにエアリスの隣にしゃがみ込み、彼女と同じように左手でティファの
重たく垂れた乳を掴んだ。それはまるで、乳牛の乳房の張りを確かめる農婦のような、無造作
で躊躇いの無い動作だった。
「…ひんっ…」
 だが、ユフィの手をいっぱいに開いても、ティファの乳肉を手に収める事は出来ず、指の間
からぷりぷりとした柔肉がはみ出してしまう。その上、汗とは確実に違う感触が、ユフィの手
にべっとりとつき、それがティファの乳肉を滑らせているのだ。
「うわっ!べとべとじゃないっ」
「…そりゃあ汗かくもの。けど、それって汗ばっかりじゃないよ?でしょ?ね?香油でも塗っ
てるみたいよ?」
「…へぇ…ねえティファ、これってクラウドのため?いっつもこんな用意してんの?」
「んっ!…あっ…ああっ!…っ…」
「答えてあげなさいよ、ティファ」
「ああっ!やっ!いやっ!」
 クラウドに尻を犯されながら、ティファは二人の女性によって交互に乳を揉まれ、乳牛にす
るように乳首を摘まれしごかれた。だが、面白半分に行われたその行為は、ティファにとって
嫌悪を抱く行為でありながら、彼女はそれとはまた別に、自分の身体を熱くさせる何かを確か
に感じてしまっていた。
 なんというおぞましい感覚なのか。
 愛する人に抱かれながら、旅仲間に乳を嬲られ快感を甘受してしまうなど………!!
「…あ…や…ぁやめ…」
 それを認めてしまう怖さから、ティファは乳房に伸びる彼女らの手を右手で懸命に払い、涙
のいっぱいに溜まった目で必死に睨み付けた。その、普段の彼女からは想像も出来ない、脅え
た小動物のような仕草に、二人の女性はクスクスと笑みを洩らす。
698名無しさん@ピンキー:03/12/23 02:06 ID:K0jlhijp
 つづく。

>690
 違います。

 年内は終わり。
 旅行します。
 良い御年を。
699名無しさん@ピンキー:03/12/23 02:32 ID:klSNyyJC
今回も凄まじくイカッタです。
黒エアリス&意地悪ユフィ&鬼畜クラウドの肉奴隷ティファ調教、最高でつ。

よい御年を。
700名無しさん@ピンキー:03/12/23 04:04 ID:nYKIoq3g
700
701名無しさん@ピンキー:03/12/23 16:34 ID:xdcvPn8Q
久々に来ててマジ嬉しいっす。来年もステキな小説よろしくおねがいします。良いお年を。
702517_(23):03/12/24 09:41 ID:jOm0SwaZ
 ふらりと外に出た。
今は誰にも会いたくない。でも一人で部屋にはもっといたくない。
「およよ?ティファ?」
 やはりすぐに声が掛けられた。相手はユフィ。今は一番良い相手かもしれない。
「ねえ、大丈夫なの?熱出してぶっ倒れてたんでしょ?」
「そんなに深刻じゃないわよ。もうすっかりよくなったしね。」
 いつもユフィは能天気なくらい明るい。
そんなユフィにティファはいつも元気を分けてもらっている。今日もユフィのお世話になりそうだ。
「それなら一緒に食堂行こうよー、もうすぐ夕飯だよ。」
「え?もうそんな時間だったんだ…。」
 今日の記憶を探る。
朝にクラウドと散歩をした――。昼前にレッドが様子を見に来た――。そしてその後――。
「やっぱり食欲無いの?」
 ティファの心の中など知る由も無く、ユフィは無邪気に顔を覗き込むように話す。
「…そんなことないよ、一緒に行こう。」
「ふーん、ほんとに大丈夫なのー?ちょっと顔が赤いよ?」
 ユフィが心配そうに、さらにティファの顔を覗き込む。
「ホ、ホントに大丈夫だから。ね、行こう。」
 ユフィの純真で真っ直ぐな瞳が自分の心の中を覗きこんで来るようだ。
それを誤魔化すように、ティファは強引にユフィの手をとり食堂へ向かっていった。
703517_(23):03/12/24 09:41 ID:jOm0SwaZ
「おう、ティファ!元気になったのかぁ?」
 食堂について一番に、一番話したくない人から声が掛けられた。
シドは手にウイスキーの瓶を提げながら、何気ない調子で傍によってくる。
「ええ、おかげさまでね…。それよりまたお酒?一日中飲んでるつもり?」
 よくも気軽に声が掛けられるもんだ。心に引っかかった嫌悪感が素直に言葉に出る。
「あん?自分で言うのも何だが、今日は珍しくしっかり働いたんだぞ!仕事後の一杯というやつだぞ!」
 必要以上に胸を張ってシドが言う。
「仕事?だってさっき…」
「夢でもみたか?今日は一日大変だったぞ。何せジュノンとの間を三往復だからな。」
 シドはハイウインドを使って物資の輸送を手伝っている。もしそれが事実なら昼に宿舎にいたはずがない。
「シドの言っている事は本当だ。働き者のティファが休みだったからな。こんな日ぐらいシドも働かなきゃな。」
 ヴィンセントが遠くから話に入ってきた。ヴィンセントが話しに混ざる事は珍しい。
多分体調を崩したティファのことを心配していて、それが思わず口に出たのだろう。
「な?ヴィンセントもああ言ってるじゃねえかぁ。」
「うん…。ゴメンね、シド。変なコトいって…。」
 返答の変わりに、シドはティファの肩を叩きながらテーブルに置いてある自分のグラスに向かった。
(どういうこと…?あれは夢だったの…?)
 倒れこむようにバレッドの隣の席に腰を下ろす。何が何だか良く分からない。
「おい、ほんと大丈夫か?」
 そんなティファの様子を見たバレッドがティファの体を支える。
「ええ、大丈夫…。」
「そうか?ならいいんだがよ…。無理するんじゃんねえぞ。」
 今日の出来事を確かめたい。立ち上がりレッドを探し言葉を選びながら慎重に話す。
「レッド…、…今日様子見に…来てくれたよね?」
「ティファ元気になった?うん、昼前に行ったよ!おまじない利いた?」
 笑いながらレッドの頭を撫でる。しかしそれ以上、レッドに応える余裕が無い。
シドは違う――、レッドは当たってる――、じゃあクラウドとの散歩は――。
最後の答えを得るためクラウドを探す。しかし彼の姿はどこにも見当たらなかった。
704名無しさん@ピンキー:03/12/24 09:48 ID:jOm0SwaZ
今回もエロなし…。スマンです…。

>>676 >>677 >>678
レスありがとです。もう少しお付き合い下さいな。

>>681
忙しい時期ですからねー。ほんとうp遅くてスミマセン。幹事ワラタ。

>>687
ウゴウゴルーガッ…。

>>698
乙ですー。こちらこそ良いお年を。



705名無しさん@ピンキー:03/12/24 13:26 ID:ZTnQBAX3
706名無しさん@ピンキー:03/12/24 14:58 ID:ckBSlqQP
>702-704
乙。これからの展開楽しみにしてまつ。
707名無しさん@ピンキー:03/12/24 21:27 ID:7RNRrOb9
517さんおつ〜。ずっと続き待っとりましたw
無理しない範囲で、できるだけ頑張ってうpしちゃって下さい!

ところで、「ウゴウゴルーガ…。」って何ですか?
708名無しさん@ピンキー:03/12/24 21:31 ID:lVZnkOuB
なんかそんなアニメなかったか
709名無しさん@ピンキー:03/12/24 23:06 ID:s7osahBO
みかん星人とか出てた奴じゃなかったか?厨房のころ流行った記憶があるような無いような。
710名無しさん@ピンキー:03/12/25 17:46 ID:OkG1NijR
>>702-704
おちかれ。
こういう普通にありそうな展開好きだな。
711名無しさん@ピンキー:03/12/25 17:56 ID:4V0v+spy
517氏おつカレー。続きも楽しみだ。

>705
多分既出だと思うが、そのサイト探してたので感謝。
712名無しさん@ピンキー:03/12/26 01:37 ID:jcV2cq2d
【ゴールデンレス】このレスを見た人はコピペでもいいので10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
713名無しさん@ピンキー:03/12/26 05:52 ID:qpjHpIiB
二人の職人さんお疲れー。
来年もよろしくお願いしますよ。
714517_(24):03/12/26 10:52 ID:EpeelPJC
 眠れない――。
ティーポットにお湯を足すのはこれで何度目だろう。もう一杯飲めば気持ちが落ち着くだろうか?
赤茶色の水面に自分の顔が映る。血の気が無く、ひどくやつれているような気がして慌てて目を逸らした。

「クラウドは…、クラウドはどこ?」
 高鳴る胸の鼓動を抑え、限りなく平静を装いユフィに尋ねた。
彼はここにはいない――、それがユフィの答えだった。
何故彼がここにいないのか?他の仲間は全員そろっている。彼だけがいないのだ…。
「だからぁ〜、リーブが何か話があるんだって。飯でも一緒に食べながら話し込んでるんでしょ?」
 クラウドは仲間たちを代表して、ミッドガル復興の指揮を担っているリーブに呼ばれる事がある。
今回もそうだ。みんながそう思っている。――――今回は違うんだよ。

(………残念だけど、彼はもう戻ってこないかもね。)
 ずっと誰かがティファの心にそう告げている。彼は全てを知ってしまったのだと…。
日ごろの淫らな妄想――、夜な夜な繰り返される自慰――、そして今日のシドとの出来事――、
私は彼を裏切った。今思えばそれは必然だった。私は彼にふさわしい女ではなかった。
決戦前夜――、初めてキスしたあの時、彼は全てを感じ取ったのだろう。
そしてその瞬間、私たちは終わったのだ。あの時が始まりであり、そして終わりだった。

 手にした写真入りのペンダントを額に当てる。
その美しいゴールドのペンダントに反射した月明かりが、ティファの頬を優しく照らした。
今までに何度このペンダントに救われてきたことだろう。いつものようにペンダントを開け、中の写真に話しかける。
「また会いたくなっちゃった…。でも今日は私のことじゃないんだ…。」
 不思議と涙は出てこなかった。今まで何度と無くこのペンダントに涙を零したのに。
「ねえ、エアリス……。貴方がいればよかったのにね……。貴方なら彼の助けになれたのに……。」
 泣いていない――。泣くことさえできない――。
「彼はずっと一人ぼっちなんだよ……、エアリス……、彼を救ってあげてよ……、貴方にならできるの……。」
715517_(25):03/12/26 10:54 ID:EpeelPJC
「まだ起きてたのか?」
 不意に掛けられた声。全ての思いをを打ち破るほど力強く、そして優しい声。
「明かりが洩れてたからさ。ノックしたんだけ全然返事が無くて。」
 決まりが悪そうに頭を掻きながら、虚ろな目で自分を見つめるティファに話しかける。
「……クラ……ウド……?」
「エアリスと話してたのか…。やあ、エアリス。だいぶミッドガルも落ち着いてきたぞ。」
 隣に歩み寄ってきたクラウドが、ティファの手の中にいるエアリスに向かって言う。
そして話を終えると、その手から優しくペンダントを抜き取り蓋を閉じた。

「なあ、ティファ。体は大丈夫か?」
「えっ………あ、うん………」
 夢――?これは私の想像の世界――?クラウド隣にゆっくりと腰を下ろす。
「ならちょっと話したい事があるんだ……。いいか?」
「あっ……、ええ……、いいわよ…。」
 少し落ち着いてきた。多分顔には軽い笑みも浮かんでいる。夢じゃない――、そう信じてクラウドの瞳を見つめた。
すると今度は逆にクラウドの方がハッキリとしない態度になる。
「あのさ………、あの……、何から話せばいいかな?色々考えてきたんだけど……」
 その態度が現実と信じようとするティファを不安にさせる。
「クラウド……、クラウドはここにいるよね?」
「え?何言ってんだよ?」
 クラウドは笑いながらティファの顔をゆっくりと触った。暖かい、、、、これは夢なんかじゃない!

「笑ったら少し楽になったよ。これで話しやすくなる。」
「何?話ってそんなに深刻な事なの?リーブとのこと?」
 クラウドがここにいる。話ができる。そう思うと嬉しくて仕方がなかった。
私は彼の特別な人じゃなくてもいい。ただこうして時々一緒にいられればそれで十分幸せなのだ。
716名無しさん@ピンキー:03/12/26 11:07 ID:EpeelPJC
今回のうpで終了にすれば、クラウド×エアリスとしては綺麗に納まったような。
でもティファスレだし、何よりこれではエロが少なすぎですからね…。

>>705
色々見させてもらいました(*´Д`)ハァハァ

>>706 >>707 >>710 >>711 >>713
レスありがとうございます。あと一、二話エロなしで勘弁してくださいませ。
717名無しさん@ピンキー:03/12/27 00:32 ID:J1neofjZ
どうもお疲れです。

エアリスも好きだけど、これじゃティファがかわいそうすぎるよ…。
ティファが幸せになれるような続きを期待してまつ。
718名無しさん@ピンキー:03/12/27 00:49 ID:J1neofjZ
初歩的なミスを…。ageちゃってスマソ…。
719名無しさん@ピンキー:03/12/27 11:49 ID:tgo2JoJt
えっ?これで終わりΣ(゚Д゚)
一瞬そう思ってびっくりしますた…。続き期待してます。
720名無しさん@ピンキー:03/12/27 21:00 ID:Mx1pbYF5
時間経過とか、場面転換とか、よくわかりません…。
描写がすっとんでたりする気がする…。
先を急ぐより、わかりやすい文を目指して欲しいな…。

一個人の願望でした。
スマソ。
721名無しさん@ピンキー:03/12/28 09:43 ID:Mf5395xI
>>720
それがこの作品のテーマで、狙ってやってるじゃないの?
何が現実で、何が夢かとか良く分からなくする手法じゃないかな。

一個人の推測でした。
スマソ。
722名無しさん@ピンキー:03/12/28 09:56 ID:/W/daVeE
>>720
こう言った人が、新人作家さん減らすんだろうなぁ。。
自由奔放に書き始めることが許されないとは。
例えば素人で文章書くの慣れてないけど、自分の中のティファの話を書きたいと思っても
細かいことチェック入れられたりして、書く気力萎えたりして。

一個人の邪推でした。
スマソ。
723名無しさん@ピンキー:03/12/28 10:01 ID:5Qoro08C
>>722
釣りじゃないなら、お前

まぁいいやもう別に
724名無しさん@ピンキー:03/12/28 13:57 ID:raeiOzZC
>723
おれも722に同意なんだが

態度が悪いとか、わかりづらいとか
文句ばっかりいわれちゃ萎えるだろ

技術向上のスレじゃないんだから
725名無しさん@ピンキー:03/12/28 13:58 ID:JkZxQLpI
俺も>721と同じくわざとだと思うけどな。

でも作品を書いてる途中に>720のようなことを言うのはいかがなものかと…。
アドバイスは結構なことだが、言うなら作品が完結してからのほうがいいと思うよ。

726名無しさん@ピンキー:03/12/28 14:18 ID:/dXaamyu
>>722
これくらいの事を言われたくらいで
放棄するような奴は所詮それまでの奴だって事
悪いところはどんどん出していくべきだと思うよ
まして新人作家ならなおさらやるべき
それが今後の成長につながる

一個人の意見でした。
スマソ。
727名無しさん@ピンキー:03/12/28 14:22 ID:/dXaamyu
悪いところを指摘される=それだけ注目されてる事の表れ

真の駄作は壮絶な叩きか相手にされない事多数
意見を言われるだけ期待されてるって事だよ
何でも悪くとってはいけない
728名無しさん@ピンキー:03/12/28 18:21 ID:wp+qECAY
悪いところがあったから駄目だしする。

別にそんな事はどうでもいいだろ。自分が駄目ならスルーしてればいいだけ。
ここで書き込みして成長したいとかそんなこと考えてるかどうかわからないだろ。

妄想を書きなぐってみた、という人は意欲が失せるだけだろ。
729名無しさん@ピンキー:03/12/28 18:46 ID:kRURjOlI
そろそろ香ばしさに気づけよオマイら
730名無しさん@ピンキー:03/12/28 23:58 ID:vKQC4icB
批判的レスたかが一個でスゲーな、こいつら。
書き手を弁護しているようで、実は集団で雰囲気悪くしてるぞ。

気にせずスレを進行させていけば、ただの一意見としてスレの中に埋没していくだろーに。
731名無しさん@ピンキー:03/12/29 00:21 ID:U0QCPgAQ
俺の私見だが

1レス程度の短いSS歓迎、短編・長編歓迎、初心者・下手歓迎、妄想歓迎
嗜好が合わないものは読み流すから気にせずどんどん投下してくれ

って感じだな。ハァハァできればそれでいい。

だから、少しでも神が来づらい空気を作るなといいたい。
個人叩きもそうだし、批判レスもそうだし

千神万来。ハァハァできればそれでいい。
732名無しさん@ピンキー:03/12/29 01:58 ID:832W5tda
ネタに餓えてる状態で批判的な書き込みがどういう作用を齎すかすら理解出来ない馬鹿。
733名無しさん@ピンキー:03/12/29 04:57 ID:KsWxfYq9
>どういう作用
>732みたいなのがいつまでもギスギスした空気を引っ張ろうとするということか?
734名無しさん@ピンキー:03/12/29 10:17 ID:jA2SUzGJ
お前みたいな便乗煽りを呼ぶことだろ。
735名無しさん@ピンキー:03/12/29 11:03 ID:+DCaeU67
熱いお茶飲んだら落ち着く
736名無しさん@ピンキー:03/12/29 23:02 ID:cICtIL1c
熱いお茶が効いたようだ。
737名無しさん@ピンキー:03/12/30 06:17 ID:5ko7hCnT
         ∧_∧                             ∧_∧
ち下さい ( ・∀・)  そのままマターリでお待ち下さい  ( ・∀・)  そのままマターリでお待 
      ( つ  つ                            ( つ  つ       
  ∧_∧                            ∧_∧                 
 ( ・∀・)  そのままマターリでお待ち下さい ( ・∀・)  そのままマターリでお待ち下さい
 ( つ  つ                           ( つ  つ
                             ∧_∧                            ∧_∧
  そのままマターリでお待ち下さい  ( ・∀・)  そのままマターリでお待ち下さい ( ・∀・)
                      ( つ  つ                     ( つ  つ
738名無しさん@ピンキー:03/12/31 00:14 ID:FxkfbIqb
これでも読め。
23ページ目からだ。

ttp://fighters.h.fc2.com/books/0040/0040.html
739名無しさん@ピンキー:03/12/31 04:46 ID:cvjInJM7
大晦日だよ
そばでも食おうぜ
740名無しさん@ピンキー:03/12/31 13:45 ID:+OvNInGE
年越してから食うもんだ
741名無しさん@ピンキー:03/12/31 14:35 ID:LjIU/mUD
普通は年越す前に食うもんだろ
742名無しさん@ピンキー:04/01/01 03:04 ID:btsvw0P5
あけおめー!
自分は年越す前に食ったが
743名無しさん@ピンキー:04/01/01 03:04 ID:btsvw0P5
あけおめー!
自分は年越す前に食ったが
744名無しさん@ピンキー:04/01/02 21:43 ID:W2YYiKhW
 
745名無しさん@ピンキー:04/01/03 13:16 ID:L0Cv8fs+
推力様まだかなー
746名無しさん@ピンキー:04/01/04 18:31 ID:ct11WHHR
 
747名無しさん@ピンキー:04/01/05 18:10 ID:QGfUVqi8
これほどSSの投下しづらいスレは珍しいね…。
748名無しさん@ピンキー:04/01/05 21:14 ID:Z9yx88hf
>>747 推力さんへの最大の賛辞だな。
749名無しさん@ピンキー:04/01/06 16:24 ID:WOK4Az3Y
>>787
だからそういうこと言うなって…
750名無しさん@ピンキー:04/01/06 17:44 ID:7uz8gl18
 
751名無しさん@ピンキー:04/01/06 19:20 ID:CA2XDTTX
787が暴言を吐くことになりました!!
752787:04/01/06 19:53 ID:9Hnqtqm1
やっぱスキーはボーゲンだよネ★
753名無しさん@ピンキー:04/01/06 19:57 ID:eGJcGwjK
どうにも中途半端。
754名無しさん@ピンキー:04/01/06 20:07 ID:7R1BcYrL
517さん!もう一人の作家さん!
早く来てこのスレを救って下さい!おながいします!
755名無しさん@ピンキー:04/01/06 22:29 ID:ICV6wU76
>697
「…あ…や…ぁやめ…」
 それを認めてしまう怖さから、ティファは執拗に乳房へと伸びる彼女らの手を、震える右手
で懸命に払い、涙のいっぱいに溜まった目で必死に睨み付けた。
 そんな、普段の彼女からは到底想像する事も出来ない、脅えた小動物のような仕草に、二人
の女性は堪え切れないといった感じでクスクスと笑みを洩らす。それは、完全に彼女で“あそ
ぶ”事を決めた悪賢(わるがしこ)いオンナの笑みであり、弄(もてあそ)ぶための哀れな被
害者を見つけた、猫科肉食動物を思わせるような笑みだった。
「うわっ、睨んでるよ。お〜こわっ」
 ユフィは、クラウドがいつもそうするように肩を竦めて、皮肉げに唇の端を引き上げた。そ
うしながら、ティファが油断して右手をシーツに下ろすと、その隙を突くようにして手を伸ば
し硬く屹立した乳首を摘み、引っ張る。
「んぅあああっ!!!…やめてってばっ!!…んうっ!あっ!やっ!やっ!クラウドっ!あっ!」
 だが、そうして抗うと決まってクラウドの油送が激しさを増す。尻穴が擦れ、赤く充血して
ひりつく。にも関わらず、おぞましさに変わりながらも快楽は全身を巡るのだ。
「ダメよ、ティファ、そんな顔しちゃ」
「そうそう、せっかくの顔が台無しじゃん?バカっぽいブタ顔だけどさ」
「こらっユフィ。そうだ、………ね、クラウド」
 エアリスが、ぬるぬると男根をティファの尻穴に出し入れしている彼を見上げて、にっこり
と笑う。すると彼は、最初からエアリスとそう示し合わせていたかのように、ティファの身体
を繋がったまま後から抱きかかえて、強引に彼女を引き起こした。
「あっ?……あっ…いやっ…いやっ!!」
 その行為が示す先を感じ取り、ティファがわずかばかりの抵抗をする。だが、すぐにティファ
の身体は開かれ、彼女の全てがエアリスとユフィの前に現れた。
 ティファは、シャツも、スカートも、まだ身に着けている。だが、両方ともたくし上げられ、
その白い柔肉をすっかり晒して衣服としての用を成してはいなかった。その光景は、申し訳程
度に肌を覆う部分があるが故に、ただ裸であるというよりも遥かにいやらしく、淫靡であった。
756名無しさん@ピンキー:04/01/06 22:31 ID:ICV6wU76
>755
 赤みを帯び、まだらに指の跡がついてピンク色に染まった豊かな乳房、しゃくりあげるよう
に波立つ滑らかな腹、もしゃもしゃとした黒い艶やかな陰毛の茂った股間……その全てが、天
井の光の元に晒される。やや仰向け気味に引き起こされ固定されたためか、陰影が濃く肌に落
ちて、彼女のもったりとした重たい乳の豊かさ、巨大さを、ことさらに強調しているように見
えた。
 その乳が、ティファが身体を揺するたびにゆらゆらと重量感たっぷりに揺れる。クラウドが
すぐにその乳に両手を被せ、たぷたぷと揉みしだくと、その彼の両手にの上からティファが自
分の両手を重ねた。その動きは緩慢で、彼の動きを制しようとしているのか、それとも助けよ
うとしているのか、それはティファ自身にもわからなかった。
「あ〜…ずっぽり咥え込んでるよ。スゴイねこりゃ…しかも、なんかすごい匂い。くさっ!こ
れってティファのうんちの匂いだよね?ナニ食ってんの?…って、そりゃアタシらとおんなじ
か…ニヒヒヒ」
 ユフィがベッドに身を乗り出し、クラウドの男根が突き刺さり、ゆっくりと出入りしている
ティファの尻穴を覗き込んで、わざと大きな声で言いながらニヤニヤと笑った。彼に尻を責め
られるままにしか出来ずにいるティファが、激しい羞恥に襲われる事を知っていての所業だっ
た。ユフィは、ティファが「普通のセックス」とは無縁であるはずの、便をひりだす肛門で繋
がり、涎を垂らしながらよがっていた事をあからさまに揶揄しているのだ。
「ユ…ユフィ…やめ…だ……だめっ…見ないでぇっ!!」
 ティファは必死に両手で股間を隠そうとするのだが、すぐにクラウドが乳から手を離し彼女
の両腕をはねのけてしまうため、彼女はとうとう、ユフィとエアリスによって、彼のモノがぬ
らぬらと濡れ光りながら出入りするところを、さしたる抵抗も出来ずに代わる代わるじっくり
と観察され、視線で犯されてしまった。
「あああ……いやぁ………」
 ぐったりとして涙をぽろぽろとこぼすティファの、尻穴への男根の出入りにはもうこれっぽっ
ちも抵抗が見られない。
757名無しさん@ピンキー:04/01/06 22:33 ID:ICV6wU76
>756
 赤く充血し“くぱっ”と開いた陰唇から、とろとろと白っぽく濁った粘液が垂れ落ち、それ
が会陰を伝い尻の穴にまで達している。その粘液がクラウドの男根に絡み付いて、潤滑油の役
目を担っているのだった。
 目の前が真っ暗になるほどの激しい羞恥に、いっそ死んでしまいたいと心では思いながら、
ティファの性器は、彼女自身を裏切るかのようにとめどなく粘液を分泌し続けているのだ。
「へぇ〜…見てよエアリス、アソコよりもよっぽど気持ちいいみたいだねぇ…目なんかとろ〜
んってしちゃってさぁ、ヨダレなんか垂らしちゃって…恥ずかしくないのかな?」
「あたしは、わからないな……まだお尻でした事は無いから。でも、ティファのこの様子だと、
きっと恥ずかしいって思うよりずっと、気持ちいいんでしょうね。たぶん」
「あ、ねぇ、ケツの穴、もう広がってんじゃないの?ガバガバにさ。このままクラウドに精液
流し込まれたら、だらだらとうんちも出て来るんじゃない?」
「そうねぇ…それに、お腹壊したりしたら大変そうね。…どう?ティファ」
「ああ…い、いやぁ…やめてぇ……」
 セックスをしている場面を見られただけでも恥ずかしくて死にそうなくらいなのに、クラウ
ドと繋がっている部分をまじまじと見られ、体中を眺め回され、しかもそれを冷徹なまでに細
かく説明され、ティファはほとんど泣き出していた。
 「アバランチの闘姫」などと呼ばれ、普段は気丈に振る舞っているが、二十歳にもなりなが
ら根本の所ではまだ完全に大人にはなり切れていない、ただの若い女でしかないのだ。しかも、
セックスそのものもクラウドが初めての相手であり、その彼に身も心も全てを委ねて完全に無
防備となっていた。その心の隙を突くような、エアリスとユフィの突然の来訪…だった。

 なぜ?

 どうして?

 この二人がここにいる事が、まだ信じられない気がした。
 何かの冗談ではないのか?
 幻覚を見ているのではないのか?
 けれど、パニックになりながらも、彼に責め立てられながらべろりと首筋を野卑に嘗め上げ
られれば、彼女はもう身体をくねらせて泣きじゃくるしかなかった。
758名無しさん@ピンキー:04/01/06 22:34 ID:ICV6wU76
>757
ここまで。

全開の最後を少し変えました。

…ぼちぼち、と。
759名無しさん@ピンキー:04/01/06 23:25 ID:36zrHwDM
というわけで乙。
760乙!:04/01/07 00:02 ID:QmogEviZ
キタ━━━(゚∀゚)━━━(∀゚ )━(゚ )━(  )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━!!
761名無しさん@ピンキー:04/01/07 01:59 ID:t9acqh/E
乙カレー
肉の感触が伝わって着そうでイイ!!
762XXX:04/01/07 11:54 ID:6qVMKg8e
なかなか面白い!!!
763名無しさん@ピンキー:04/01/07 17:43 ID:/tK+/ILy
(;´Д`)'`ァ'`ァ
764名無しさん@ピンキー:04/01/08 03:05 ID:8ll+MuOU
はー、いつもエロいッス〜。
恥じらいながらも感じてしまうティファ・・・イイ!!
765名無しさん@ピンキー:04/01/09 01:46 ID:8UdLf82s
乙〜。517さんも早くこないかな〜。
766名無しさん@ピンキー:04/01/09 03:29 ID:f7HTkrtS
517さんは学生だからテスト期間と思われ
767名無しさん@ピンキー:04/01/10 01:12 ID:jx/G2SPs
>757
 それが、悔しかった。
 哀しかった。
 侮蔑され、嘲笑され、観察され、同性の視線を感じながら愛する人に抱かれ続ける…。
 死にたかった。
 死んでしまいたかった。
「やぁだあぁ…こんなのやだよぉ…くらうどぉ!」
 まるで、大嫌いなニンジンを無理矢理食べさせられそうな子供のようだ。顔をくしゃくしゃ
にして、涙と鼻水と涎でどろどろにしたまま泣きじゃくっている。
 さすがにこんなティファを見るのは初めてだからなのか、ユフィが顔を歪めてベッド脇から
離れた。
「こんな事で泣くなんて、ティファらしくないじゃん?アタシ達はなにもティファをいぢめよ
うってんじゃないんだからさぁ」
「そうよ?むしろその逆。あたし達は貴女が可愛くて仕方ないの。だから、」
「仲間に入れてあげようって思ってさ」
「…ぁ…んあ…な…なか…ま?…」
 繋がった股間と基点として身体を支えられながら、彼にゆさゆさと身体を揺さぶられていた。
その上で、後から回された両手でぐにぐにとたっぷりとした両乳を揉みしだかれている。そし
て、首筋を犬がそうするようにベロベロと、唾液でべとべとになるまで丹念に嘗められた後は、
左の耳の中にまで舌を差し込まれ、執拗に嘗めたくられているのだ。
 彼の熱い吐息を感じながらクチュクチュとした粘液質の音をいやがうえにも聞かされ、そし
て耳たぶも耳孔も全てがべっとりと彼の唾液で濡れてしまえば、もうなにもかもどうでもよく
なってくる。そしてその耳に行われた陵辱は、続けて右の耳にまで行われ始めていた。
「そうよ」
「ナニ?クラウドに抱いてもらってるの、自分だけだって思ってたの?それってスゴイ自惚れ
じゃん?」
「ユフィ」
「おっぱいばっかりブクブク膨れたあんただけに、クラウドが満足するワケないじゃん?そん
な事もわからなくなるくらい彼に夢中だったの?ばっかじゃない?ブタのくせに」
「ユフィ」
768名無しさん@ピンキー:04/01/10 01:14 ID:jx/G2SPs
>767
 「いぢめるわけではない」と言いながら、ユフィの口調は徐々に熱を帯び、うっとりと彼に
右耳を嘗められているティファの顔を腹立たしげに睨み付けていた。それは、嫉妬に狂ったオ
ンナの顔そのものであり、まだ『少女』と言ってもいい年齢でありながら同じ一人の男を愛し
てしまった女の持つ『業』が、じわじわと滲むように染み出していた。
「そうだよ、あんたはブタなんだよ。おっぱいデカけりゃいいってもんじゃないんだ。こんな
もの」

ぱんっ!

「んうっ!!」
 乳を強く張られ、ティファが体を強張らせた。右耳を舐っていたクラウドの眉が、苛立たし
げに寄せられる。だがユフィはそれには気付かず、クラウドがたぷたぷと揉みしだいている乳
の頭頂部に実った赤い果実を摘み、ぎゅっと捻り上げた。
「いっ…!!」
「痛い?痛いんだ?へぇ…クラウドを独り占めした気持ちでいた罰だよコレは。アタシだって
まだ3回しか抱いてもらってないんだ。だいたいエアリスだって」
「ね、やめなさいユフィ」
 ヒステリックな色を帯びてきたユフィの言葉が、これ以上ないくらい優しいエアリスの一言
でピタリと止まる。
 ユフィはこくりと唾を飲み込んで、慌ててティファの右乳首を開放した。
「それ以上言うと、怒るわよ?」
「お…お姉様…」
「ティファ、いぢめるなら、もう可愛がってあげないから」
「……ぅ…ごめんなさい……」
 彼女達の、奇妙に甘ったるい口調で交わされる不可思議な会話を耳にしながらも、ティファ
の意識はもう限界に近かった。絶え間なく襲う快楽の波が正常な判断力を失わせ、一刻も早く
安らかな闇へと沈み込んでしまいたいという欲望が、ますます大きく膨れ上がってくる。
 これ以上彼に抱かれ続けていては、もう自分は“こっち”には戻ってこられないのではない
か?そういう怖さもまた、感じているのだ。
769名無しさん@ピンキー:04/01/10 01:17 ID:jx/G2SPs
>768
 そう思った途端、硬い男根が“ぬるっ”と尻穴から抜かれ、彼がぐったりとしたティファを
ベッドへと開放した。
「…ぁ…は…ぅん…」
 両膝をシーツにつけ両足を大きく広げたまま、ティファは身体をうつ伏せに横たえる。その、
尻だけを高く上げた不恰好な姿に、エアリスの妖しいくらいに優しい声が降り注ぐ…。
「…やっぱり…もう…こんなに広がっちゃって…ねえクラウド、ちょっとやりすぎじゃない?」
「今日は4人で楽しむんじゃなかったのかよ?ティファ、こんなにしちゃって、どうすんのさ」
 ひんやりと冷たく細い指を、火照った尻肉と肛門に感じて、ティファは身じろぎした。
「んっあ…あ…」
 中の粘膜まで見えようかというほどぱっくりと広がった肛門の、その広がりきった皺をエア
リスの美しい指がなぞる。痺れたような感覚しかないその部分でも、なぜだか彼女の指の冷た
さだけはハッキリとわかった。

ぶぶっ!…ぶぅっ!…ぶりゅりゅりゅ…

「うわっ!オナラした!」
「違うわよ。クラウドので空気が入ったのよね?そうでしょ?」
 エアリスは、あくまで“仲の良い姉が妹にするように”ティファの髪を右手でなでなでと撫
で、それと同時に左手で肛門を優しく突付き、膣から垂れ落ちた粘液を癒すように撫でつけた。
「んぅ…ふ…うぅ…ん……」
「やだ、まだ感じてるわ。この子」
「なんだ。じゃあ大丈夫じゃん。このまま楽しもうよ」
 ニヒヒ…とユフィが笑い、再びティファの乳を下から掬い上げるようにして手に収めた。もっ
たりとした乳肉は、しっとりと湿り気を帯び、それは香油によるものなのか彼女自身の汗によ
るものなのか、すぐには判断出来ない。
「一度、飽きるまでたっぷりこのバカでかいおっぱいを揉みたくってみたかったんだよね」
「ぁああ…」
 ぐったりとしてユフィが乳を弄ぶのに任せるしかないティファの、その瞳から涙がぽろぽろ
とこぼれて、熱く火照った頬を滑り落ちる。
770名無しさん@ピンキー:04/01/10 01:18 ID:jx/G2SPs
>769
ここまで。
771名無しさん@ピンキー:04/01/10 01:24 ID:AMuP4rRc
>770
乙。やっぱあんた凄い。
でもたまには違う組み合わせで。VSレノとか
かっていってスマソ
772名無しさん@ピンキー:04/01/10 01:30 ID:YXpzKV77
乙です。待ってました━━━!!今回も完璧ですな。
個人的に、久々にこの作家さんのクラティラブラブ甘甘エッチが読みたい(*´д`)
でもこの話も読みます
773名無しさん@ピンキー:04/01/10 23:59 ID:Fll42lLp
>769
「やだ。どうしたの?ティファ」
 エアリスが、再びあやすようにティファの髪をなでなでと撫で、彼女の頬に散った黒髪を丁
寧に指で払う。その仕草は慈愛に満ちて、まるで狩人の弓に倒れた雌鹿を気遣う深緑の精霊の
ようだった。
「…どうして…こんな……」
「言ったでしょ?仲間に、入れてあげるって」
「ゆるして…もう…や…」
「許す?やだ、なあにティファ。それじゃあたし達がいじめてるみたいじゃない」
 にこにこと、邪気のまるでない笑顔でエアリスが言う。
 本当にそう信じて疑わない者の目をしている。
 だがその瞬間、ティファは故郷ニブルヘイムに一つだけあった古ぼけた教会で、一年中ぼん
やりとしているような歳若い牧師の、お決まりの言葉を思い出していた。
 それは、聖者の逸話を話した時、最後に必ず彼が口にする言葉だった。

『ですから、いいですか皆さん
 本当の悪魔は、いつも天使の微笑みを浮かべるものなんですよ』

「や…いや……」
 ティファは泣きじゃくり、いやいやと駄々をこねる子供のように首を振った。だが、彼女の
直腸で汚れたモノを布で拭いたクラウドは、エアリスにもユフィにも、そしてティファの涙に
も構わずに、再び彼女をごろんと仰向けに転がした。
「んうっ…あ…や…クラウド…も…もう………んあうっ」
 ずぶりと、たっぷり濡れそぼった膣内へ、クラウドは根元まで男根を押し込み、すぐにぬる
ぬると動き始める。
 たぷたぷと重たい乳が揺れ動き、ユフィはその乳を面白そうに捏ねまわした。
「あっ!いやっ!いやっ!」
 両手首で涙に濡れた目元を隠し、ティファは全身を這い回る“波”に、声を震わせた。つい
さっきまでとろけるようなたまらない快美感を生んだその“波”は、今では涙をとめどなく流
させ全身の産毛をざわつかせる、忌むべきものとなっていた。
774名無しさん@ピンキー:04/01/11 00:02 ID:c/hvaTOm
>773
 なぜ、こんな目に合わねばならないのか?
 どうしてユフィに弄ばれなければならないのか?
 クラウドは全てを知っていたのか?
 エアリスは何を考えているのか?

 いくつもの疑問が泡のように浮かび上がり、答えを得ぬまま消えてゆく。

 自分が悪いのか?
 クラウドを独占しようとした自分が悪いのか?
 彼を愛した自分が悪いのか?
 彼を受け入れた自分が悪いのか?
 彼を求めた自分が悪いのか?
 彼と再会してしまった自分が悪いのか?

 答えの出ない問いがぐるぐると頭を埋め尽くし、
 彼に責め立てられ、ユフィに乳を弄ばれ、
 そして、
「んふ……大好き…ティファ……可愛いわ…」
 覆い被さってくる慈愛に満ちた天使の笑みの女性を、涙に濡れた瞳で見上げ、
「……壊しちゃいたいくらい……」
 そのやわらかくあたたかな唇で口を塞がれて、
 たっぷりと口内を愛撫されながら見たその視線の先には





 悪魔が。


    ■■終■■
775名無しさん@ピンキー:04/01/11 00:07 ID:c/hvaTOm
>774
終わりました。

>771
それもいいですね。
VSだと戦闘シーンが長くなりそうですが。

>772
もう既に書き上がってますが、投下場所に苦慮してます。

517さん
 頑張って下さい。

 失礼します。
776772:04/01/11 02:24 ID:Y7mlYBUz
ぎゃー初めてこの神様から返事来た〜!嬉しくて眠れねー(*´д`)
しかも次の小説書いてあるとは。まさに神!!
今回も乙。ウマー(゚д゚)すぎて放心状態。言葉が出ません。
次回作皆楽しみ。お疲れ様です!
777名無しさん@ピンキー:04/01/11 05:46 ID:IY+hKQlu
これでやっとこのスレも落ち着くな。
さあ517さん!!ガンガレ!!
778名無しさん@ピンキー:04/01/11 06:04 ID:n8Dq7Ngc
>777
だから(ry

とにかく517氏、続き待ってます。
779名無しさん@ピンキー:04/01/11 12:34 ID:Y7mlYBUz
>>777アフォ。氏ね。カス。
780名無しさん@ピンキー:04/01/11 13:38 ID:bGGAdb2A
>>775
乙彼。
氏の書く話はどれも例外なく気に入ってるんで次作も激しく読みたい。
一応、肉奴隷スレ:陵辱系・イイ女スレ:純愛系となってるから
うpは向こうにお願いしたいんだが……何だあそこの粘着は。
781名無しさん@ピンキー:04/01/11 21:29 ID:Y7mlYBUz
↑禿同。
でもアンチは無視でいいよ。あまりにこの方の小説素晴らしいからって妬んでるだけだろうし。
この作家さんのファンは沢山いるんだし読みたい人沢山いるんだし応援汁
782名無しさん@ピンキー:04/01/11 23:56 ID:cMGwp6rp
粘着アンチタソは放っておいて是非投下をお願いします(;´д`)ハァハァ
783名無しさん@ピンキー:04/01/12 07:36 ID:iBeqwW8j
>>781
お前のような奴が一番問題だと早く気づけ…。
それとも煽りのつもりか!?(゚Д゚)
784名無しさん@ピンキー:04/01/12 09:24 ID:tLxz5RfT
どうでもいいからさー、
早く新しい職人さんが投稿しやすいようなスレに戻そうよー(・∀・)

517さんまだかなー。ずっと続き待ってるのに…。
785名無しさん@ピンキー:04/01/12 12:28 ID:i8q8u4hI
>>783このハゲ必死だなw
死ねよカス。
てめぇみたいな童貞デブヲタは死んでw
786名無しさん@ピンキー:04/01/12 12:31 ID:i8q8u4hI
517さん来なくていいよ。
来 た ら 荒 ら す。
( ゚∀゚ )アヒャヒャ
787名無しさん@ピンキー:04/01/12 13:05 ID:pdyIbD83
>>781
>あまりにこの方の小説素晴らしいからって妬んでるだけだろうし。
この一言が余計だ。

真の煽り厨はお前みたいな香具師の事>>785-786
788名無しさん@ピンキー:04/01/12 16:56 ID:yE1DuS7v
皆ー、マターリ(*´д`)ハァハァしようよ。
よーし今年もティファたんにハァハァしちゃうぞ(・∀・)
てなわけでちょっと書いてみたので落とします。
789:04/01/12 16:57 ID:yE1DuS7v
閉店間際、荒々しく入りこんできた5人の男達はカウンターのティファへまっすぐに近づいてきた。
警戒しながらティファは男達へ声をかける。
「…すみません。もう閉店なので、また明日ご来店下さい。」
男達はにやにやと値踏みするようにティファを見た。
「俺達は客じゃねえんだよ。なあ、皆」
一人が顎をしゃくるようにして答える。
「お客じゃないなら、なお更お引き取りください。」
剣呑な瞳でティファは男達を見据えた。
相手は5人。どうみてもそこらごろつきにしか見えない。ティファはゆっくりと拳を握り締めるとカウンターの中から出た。
790:04/01/12 17:00 ID:yE1DuS7v
男達はにやにやと笑いティファの身体を物欲しそうな眼で見ている。
こういった輩の相手は日常茶飯事だった。特に訓練はされていないごろつき達なら少し脅せば尻尾を巻いて逃げていくだろう。
「痛い目を見たくなかったらさっさと出ていきなさい。……すり潰すわよ。」
ティファは強い口調で男達に言った。
女だと思って侮る輩は後を絶たないが、そういったバカな男達はいずれもティファの前ではいつくばる運命を辿るのだ。
ティファはちらりと地下へ通じる床をみた。
今日、バレット達は重要な作戦の為に店を出払っており、今このアジトにいるのはティファとバレットの娘マリンだけだった。
念の為にマリンは地下にやっておいたのだが、用心しておいて良かったとティファは思った。
791:04/01/12 17:01 ID:yE1DuS7v
「へ〜え。気が強いお嬢さんだよなあ。さすがアバランチに入るだけのことはあるぜ。」
男達が下卑た笑いを浮かべる。ティファへ驚きと動揺が走った。
「なぜ、それを……! あんた達何者?!」
「俺達は親切にも伝えに来てやっただけだぜ。あんたんとこの仲間は作戦中にヘマをして行方知れずになっちまったってな。」
「う、嘘を言わないでよ!! なんであんた達なんかが知ってるのよ!!」
「知ってるも何も、なあ。」
「ああ。俺達の前で起きたことだもんなぁ。そりゃあ知ってるさ。」
男達が一歩ティファに近づいた。ティファの額から汗が一筋流れる。ティファは男達を睨み据えながら一歩後ずさった。
「あんたたち……私達を嵌めたの……?!」
「嵌める? はっはぁ。まだ嵌めてはねえぜ。これから嵌めるんじゃねえか。」
792:04/01/12 17:04 ID:yE1DuS7v
男達の汚らしい笑い声が静まり返った店に響いた。
男の手がティファの髪に伸びる。ティファは素早くその手を叩き落した。
「おぅ。痛えじゃねえかよ。」
「このメス猫ちゃんは気が荒いみてえだからな。迂闊に手えだすなよ」
「へえへえ。その猫ちゃんが睨んでるぞ。怖い怖い。」
男達はぎらぎらした眼で笑う。ティファとの距離を縮めるように一歩ずつ近づいてくる。
ぞくりと何かが背中を這った。本能が危険を知らせていた。
男達と距離を開けようと後ずさりするティファの肩に何かが触れた。
ティファが後を振りかえる。壁だった。ティファはすでに壁まで追いつめられていた。
793名無しさん@ピンキー:04/01/12 17:07 ID:yE1DuS7v
とりあえずここまで。

今年も職人さんのハァハァな話が読めますように。
517さんの続きが早く読めますように。
794名無しさん@ピンキー:04/01/12 22:23 ID:8MEhXjWM
>>793
good job!!
795名無しさん@ピンキー:04/01/13 02:13 ID:L6kW88gD
おつ!
796517_(26):04/01/13 12:26 ID:0qPjDv6+
 今朝クラウドと散歩をした――、部屋で少し休んだところにレッドが来た――、
そしてその後……、その後のことは全部夢――、
夕飯時に部屋を出て仲間達のところに行くまで、ずっと眠っていたんだ。
現実のような夢の中でもがき苦しんでいただけなんだ。

 そして今も一人部屋で苦しんでいた。
そこへクラウドが救いの手を差し伸べに来てくれた。
闇夜に捨てられて震えている子猫を拾い上げ、抱きしめるように――。。

 私がどうしようもなくなった時、こんなふうに彼はいつも助けに来てくれる。
アバランチの一員として、自分のしていることの意味が分からなくなっていた時、
彼は雨の7番街ステーションに現れてくれた。
そんなクラウドのことが心から信じられなくて、その結果彼を崩壊へと導いた。
そしてミディールで崩壊した彼を看病し、やがてそのことに疲れ果て、自分まで崩壊に近づいた時、
彼はライフストリームに私を呼び寄せ、全てを教えてくれた。

「ね、約束しない?」
「あのね、クラウドが有名になってその時、私が困ってたら……」
「クラウド、私を助けに来てね」

 光輝く星空の下、村の給水塔で交わした約束――、彼はその約束を守り続けている。
797517_(27):04/01/13 12:29 ID:0qPjDv6+
 クラウドの話は特に意外なものではなかった。
ミッドガルの復興は確実に軌道に乗った。そろそろみんな自分の道を進んでもいい時期だろう。
これがリーブとの会談の内容だったらしい。
「確かに私たちにしか出来ない仕事もなくなってきたしね。」
「ああ、俺も後はミッドガルの人達に任せても大丈夫だと思う。」
 この日が近いことは仲間たちも各々に感じていた。みんな自分の将来を考え始めていた。
「近頃、結構そんな話になってたしね。みんなどうするのかなぁ?」
「さあ…、みんな帰る場所があるからな…。」

 こんな場面…、前にもあったような気がする…。そう…、あの決戦前夜だ。
あの時も、クラウドと私だけは帰る場所がなかった。
結局二人だけでその場に残り……、そして初めてのキスをした。

「ティファは……、ティファはこれからどうするんだ?」
 クラウドがこう聞くのは自然な流れだ。だがこう聞かれることが堪らなく恐かった。
慌てて取り繕いの嘘のような返事をしてしまう。
「う〜ん、どうしようかな〜。また前のようにどこかで小さなバーでも開こうかな〜。」
 
 ティファは具体的に将来を考えることを拒んでいた。
ミッドガルの日々がずっと続いてくれれば……、そう考えていた。
仲間達といつまでも一緒にいたい。クラウドといつまでも一緒にいたい。
ニブルヘイムを焼き尽くされたあの日ように、また一人ぼっちになるのが怖い。
798517_(28):04/01/13 12:32 ID:0qPjDv6+
 少しの沈黙が訪れた後、クラウドが何かを決意したように口を開いた。
「ティファ…、あのさ…、俺、戻ろうと思うんだ……、ニブルヘイムに……。」
「ニブル……ヘイム……に……?」
 自分もニブルヘイムに戻ろうかと考えたこともあった。
だが自分はあの辛い思い出に耐えられない――、そう思って諦めた。
「ニブルヘイムか……、あそこに戻るなんて……、クラウドは……強いね。」
「いや、そうでもないんだ。これには条件があるんだ。」
「条件?」
「ああ……。」
 その後、しばらくの間クラウドは下を向いたまま何かを考え始めた。

 ティファはカーテンの隙間から覗く月を眺めながら、彼の考えがまとまるのを待つ。
そして幻想のような時が過ぎ、クラウドは世界中の人々に宣言するかのように声を発した。
「ティファが、ティファが一緒に来てくれるなら!」
「私が………、私が………一緒に…………?」
「あ、あの、無理にとかそういうのじゃないんだ、俺の勝手な気持ちだから、さ。」
 やっと言えた。ずっと言いたかった台詞を言えた。
ティファの答えはどちらでもいい。もちろんいい返事をもらえることに越した事はないが、
今の自分にならどんな答えでも受け入れられる。自分の気持ちを伝えられただけで十分だ。

「答えは今すぐでなくていいから、考えていてくれないか?」
 クラウドはそういい残し、ティファの隣の席を立ち部屋から出て行こうとする。
だがその背中を何かが引きとめる――。綿毛が引っかかったような微かな感触――。
それを頼りに振り返った彼の目に映ったのは、
愛くるしい紅の瞳に涙を浮かべ、彼の背中に震えた手を伸ばすティファの姿だった。
799名無しさん@ピンキー:04/01/13 12:41 ID:0qPjDv6+
規制を喰らってまして久しぶりにうpできました…。
何か前のうpの後、微妙にスレが荒れてしまったようでスマン…。

でも前に区切りのいいところで終わっていたので良かったかも。
今回のうpは一応前の続きですが、今回のうpから読んでもらっても分かると思うので、
面倒な人はそうして下さい…。次からはしばらくの間エロで行けそうです。

>>774
乙でした(;゚∀゚)=3ハァハァ
是非またここで書いてください。僕はボチボチ頑張ります…。

>>793
新しい職人さんキタ━(゚∀゚)━!
お互いスレが盛り上がるよう頑張りましょう!
800名無しさん@ピンキー:04/01/13 12:58 ID:0qPjDv6+
>>717,719,754,765,778,784
レスどうもです。お待たせしちゃってスミマセン。

>>720,721
わかりづらくて申し訳ない。ただ、確かにそれを狙って書いてるという部分もあります。
自分はある程度場面ごとに分けてファイルしてあるのですが、
うpする時ももう少し分かりやすいように、章分けするとか工夫すべきでしたね。

>>766
まだテスト期間中なワケだが…。

>>777,786
勘弁してください。・゚・(ノД`)・゚・。
801名無しさん@ピンキー:04/01/13 13:56 ID:c2PveejT
おつ〜!!やっと来てくれたw
続きも楽しみにしとりますんでガンガレ
802名無しさん@ピンキー:04/01/13 17:15 ID:5tnNSXMp
帰ってキタ━━━(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)━━━!!!
うp乙彼様。テストもがんがって下され。
803名無しさん@ピンキー:04/01/14 02:34 ID:m7gIJDYA
517さん来ないで下さい。
推力さん早く来て下さい。
向こうのスレでアホが推力さんを馬鹿にしたからこっちも仕返しして荒らします。向こうの馬鹿のせいです。
もう来ないで。
推力さんさえ居ればいい。
804名無しさん@ピンキー:04/01/14 02:35 ID:m7gIJDYA
517さん来ないで下さい。
推力さん早く来て下さい。
向こうのスレでアホが推力さんを馬鹿にしたからこっちも仕返しして荒らします。向こうの馬鹿のせいです。
もう来ないで。
推力さんさえ居ればいい
805名無しさん@ピンキー:04/01/14 02:40 ID:LzFudXNc
↑スルーすること。

 いいな?みんなの約束だ!b( ゚ー^)
806名無しさん@ピンキー:04/01/14 02:40 ID:m7gIJDYA
推力さんの悪口言うアホがいる限り荒らします。
807名無しさん@ピンキー:04/01/14 03:30 ID:/mflkX5d
漏れも参加。徹底的に荒らしてやる
目には目を
808名無しさん@ピンキー:04/01/14 11:14 ID:m7FAMGsP
推力氏をダシにして自分の欲望を満たしたいだけだろ
おまいらのやってることは完全な逆効果
それでは氏はさらに投下しにくくなる

・・・というか、こうやって職人を追い出していくわけか・・・
809517_(29):04/01/14 14:36 ID:WLkcNAwC
 ティファが泣いている――。
クラウドはその状況を確かめるように震えるティファの手を握った。
そしてその手のあまりの冷たさに、彼の心は凍りつく。

 ティファは涙を見せない女性だった。
クラウドが知っている彼女が涙、それはエアリスを失ったとき――。
ニブルヘイムの悲劇のときも、七番街スラムを破壊されたときも、彼女は決して涙を見せなかった。

 そんなティファが今泣いているのだ。
美しい大きな瞳から溢れ出した涙が彼女の白い頬を伝う。クラウドは慌てて手を伸ばしその涙を拭く。
「ティファ、泣かないでくれよ…。俺はティファのこと…、ティファのことだけは泣かしたくないんだ…。」
「ゴメン…、人前では……絶対泣かないって………決めてたんだけどな……」
 ティファは無理やりの笑顔を作ろうとする。
だが今の自分にそれができないことがわかると、クラウドの視線を避けるように顔を下に向けた。
「すまない…。自分の事しか考えてなかった…。ティファも色々考えてたはずだよな…。」
「違う……違うよ……クラウド………」
「だって泣いてるじゃないか…。何も違わないよ、ティファ…。さっき言った事は……忘れていいから……」
「違うんだって!!」
 ティファはそう叫びながらクラウドに抱きついた。
放心状態だったクラウドはその体を支えきれず、一つになった二人の体がベットに倒れこんだ。
810517_(30):04/01/14 14:45 ID:WLkcNAwC
 クラウドは咄嗟にその体を離そうとした。だがティファはクラウドに抱きつき離れようとしない。
「……行かないで……、クラウド……一緒にいて……」
 必死にしがみつくティファの体は震えていた。
しかし、クラウドの背中に回された腕にはしっかりと力がこもっていた。
この手を離したら二度とクラウドは私の傍に来てくれない…。ティファはそう思えて仕方なかった。

 クラウドも恐る恐るティファの体を抱きしめる。全身でティファの細い体を包み込む。
「行かないよ。何処にも行かない…。ずっと一緒にいよう……なあ、ティファ。」
 その優しい声に、ティファの体から力が抜ける。
そして彼の体温をさらに感じられるよう、よりクラウドに体を近づけた。
相変わらずティファの体の震えは止まらない。クラウドはそれをなだめる様に彼女の背中を優しく撫でる。
「一緒に……行くよ…、ニブルヘイム………戻ろう………一緒に……」
 その震えがおさまる頃、クラウドの胸に深く沈められた彼女の口から涙に滲んだ言葉が洩れた。

 そしてしばらく、二人はお互いの温もりを感じながら抱き合っていた。
肉体的にも、そして精神的にも、二人は今までで最も近づいていた。
もう二人は二度と離れる事は無いだろう――、お互いがそう確信していた。
 
 そんな穏やかな時が経つにつれてお互いの体が馴染んで来る。
ティファはクラウドの胸から顔を離し、彼の顔を見上げた。
最愛の人同士の視線が絡み合う。そのまま自然にお互いの距離が近づいていく。
二人は窓から差し込む柔らかな月明かりの下で、生まれて二度目のキスをした。
811名無しさん@ピンキー:04/01/14 14:48 ID:WLkcNAwC
うpしてみる…。

>>801
長く待たせてスマンかった…。

>>802
テスト期間に現実逃避がてらうpしますた…。
812名無しさん@ピンキー:04/01/14 15:42 ID:Xgqvw0xX
517さんお疲れ様です。
続きも頑張って下され。

新しく来てくれた作家さんも期待してます。
813名無しさん@ピンキー:04/01/14 15:54 ID:m7gIJDYA
推力氏の小説まだかなー
814名無しさん@ピンキー:04/01/14 16:28 ID:W+tlB56m
517さん乙。
ID:m7gIJDYAとかの荒らし厨はスルーしてやって下さい・・・
815名無しさん@ピンキー:04/01/15 00:20 ID:i5eusePR
>>517さん、お疲れ様です。
すごくいいです、グッときました。
816名無しさん@ピンキー:04/01/15 00:49 ID:iIt1xK0J
うん、ヨカタ
なんか凄くクラウドとティファっぽい感じで(*´д`)イイ
817517:04/01/15 01:49 ID:eCtzAcmH
皆さんありがとうです。
推力サンも、早く復帰してください。楽しみにしています。
818名無しさん@ピンキー:04/01/15 12:52 ID:A6Bx/3Ae
517さん、作品の雰囲気がスゴク(・∀・)イイ!!

>>817
そういうことはマジやめろ。
819名無しさん@ピンキー:04/01/15 15:48 ID:31uQ6vmT
ハァハァな展開がキター(・∀・)!!
変なレスは気にしないで続きも頑張って。
820517:04/01/15 19:21 ID:eCtzAcmH
ありがとうございます。
821名無しさん@ピンキー:04/01/16 01:54 ID:Nd+pJs5H
ID:eCtzAcmH消えろ。
822517_(31):04/01/16 19:05 ID:AohUjcjf
 お互いの唇が触れるか触れないかというくらい優しいキス。
その唇はすぐに離され、再び二人が見つめ合う。
何度かこのような行為が繰り返される。
 クラウドとティファは自分がキスしている相手を何度も確認し合っていた。
そして段々とキスの時間が長くなり、唇が離れている時間が短くなる。
やがて二人はお互いの存在を確かめるかように、唇がねじれ合うほどの濃厚なキスを交わし始めた。

 クラウドのざらついた舌が深く浅くティファの口内を舐めまわし、ティファも吐息をまじりにそれに応える。
「う………ふぅ…………」
 ティファの口から洩れる生暖かい息と艶かしい声にクラウドの心はさらに刺激され、
その心に呼応するように、彼の体はより大胆に、より深くティファの体を求めていく。

 二人の涎が絡み合い、溢れ出した粘液がシーツを濡らした。
その情熱的なキスを続けながら、クラウドはタンクトップに覆われた張りのある胸に手を伸ばす。
「んん……!」
 ティファはその刺激に一瞬驚き小さくビクッと体を震わせたが、とろけた体はすぐにそれを快楽に変える。
「あ………ああ……」
 敏感な乳房を揉まれるうち、いつしかティファは腰をくねらせ、大きく鼻を鳴らすようになった。
823517_(32):04/01/16 19:06 ID:AohUjcjf
「ティファ………大好きだよ………」
 お互い全てが初めての経験だ。
クラウドはティファの反応を確かめながら、彼女をいたわるように声をかける。
そして声が掛けられるたび、彼女は潤んだ眼でクラウドを向け声にならない声を出した。
 その反応に安心したクラウドはティファのタンクトップを脱がし、
自分のシャツも脱ぎ捨てる。そうして向かい合う二人の上半身が露になった。

 さすがに自分の胸を直に見られるのは恥ずかしいのか、
しばらくの間ティファは形の良い胸を自らの手で覆い隠したままだった。
「綺麗だよ……ティファ…」
「…うん、でも……やっぱり恥ずかしいな…」
「じゃあ…、電気消そうか?」
 二人は何の前触れもなくベットに倒れこみ、そのまま体を重ねた。
もちろん部屋の電気は点いたままである。
「うん……、クラウドお願い……」
 ティファにそう促されクラウドはベットから降り、部屋の入り口の近くにあったスイッチをOFFにした。

 こうして暗くなった部屋の中で振り返った彼の瞳に映ったのは、
月明かりに浮かび上がった、何一つまとっていない愛する人の――、本当に綺麗なシルエットだった。 
824名無しさん@ピンキー:04/01/16 19:15 ID:AohUjcjf
字数制限って結構厳しいのね。通し番号がどんどん大きくなっちゃう。

>>812 >>815 >>816 >>818 >>819
ありがと。そう言ってもらえるとマジ嬉しいです。続きもがんばるよー。

>>814
うい。

>>817 >>820
…。

825名無しさん@ピンキー:04/01/16 20:28 ID:uo69uuq4
ますます興奮する展開キタ━(゚∀゚)━!
早く続きを・・・
826名無しさん@ピンキー:04/01/16 23:21 ID:yZuQzS1N
517タン乙!

後、連載が長引くようならトリップ入れたほうがいいよ
ttp://www.geocities.com/tk2001b/utripper/
827名無しさん@ピンキー:04/01/17 01:54 ID:4aWj/TUQ
ACは、エアリス復活してクラウドと結ばれるの知ってた?ここのひきこもりデブヲタ達w
ちなみにティファは別キャラと結婚&妊娠してるらし〜w
嘘だと思うならFFDQ板いきな☆
まぁAC発売まで惨めにクラティを妄想してなさい♪プ
828名無しさん@ピンキー:04/01/17 01:55 ID:4aWj/TUQ
517さーオマエ処女だろwwwwww
そしてこんなんでハァハァしてるキモデブ達は童貞wwwwwwwwww
829名無しさん@ピンキー:04/01/17 01:57 ID:4aWj/TUQ
ここ荒らすと言ってたヤシが推力のHP見つけたらしくいねーから自分が替わりに荒らしてやるw
不細工517が消えるまでなwwwwwwwwww
830名無しさん@ピンキー:04/01/17 02:03 ID:4aWj/TUQ
517のプロフィール:
517は山田花子似で眼鏡をかけ、デブ。
32歳,独身,処女。
年齢=彼氏いない歴。
ひきこもり歴12年。
マンコはデカくて臭くオナニーのし過ぎで黒い。
遊んでないのに乳首も真っ黒。
ありえないクラティを妄想し、1日8回マンコをこすってる。
ある意味化け物w
831名無しさん@ピンキー:04/01/17 02:04 ID:4aWj/TUQ
517首吊って死ねばぁ?
832名無しさん@ピンキー:04/01/17 02:10 ID:4aWj/TUQ
517って文章ヘタ糞らしいね。
いかにも「処女が書きました」みたいな文なの?(プゲラ
エロパロ板でもゲーム板とかでも話題になってたよ?w
『消えてほしい糞SS書き』ランキングでは集計で50位中9位♪
嘘だと思うなら自分の腐った目で確かめてくればぁ〜?w
ショックで自殺しないようにネ♪
833名無しさん@ピンキー:04/01/17 02:22 ID:4aWj/TUQ
ハイ!
では又次から眼鏡デブでひきこもりキモ不細工517(32歳)さんが処女らしいマンカス妄想を投下しまぁ〜す♪
ちなみに517はこれから投下する自分の糞妄想文で昨日もマンコこすったそうでぇすw
では、負け犬の遠吠えと糞文スタート〜♪
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
834名無しさん@ピンキー:04/01/17 02:33 ID:4aWj/TUQ
間違えた。
30位中9位w
835名無しさん@ピンキー:04/01/17 03:22 ID:PGB8ptyh
>>834
普通にワラタ。

>833と>834のレス順を入れ替えてれば
ちゃんとした荒らしになってたのになw
836名無しさん@ピンキー:04/01/17 04:31 ID:la9CfThx
漏れもワラタ。
>>834が負け犬の遠吠えと糞文…か
837名無しさん@ピンキー:04/01/17 08:47 ID:aj0lPNxb
4aWj/TUQ = m7gIJDYA = 厨
838名無しさん@ピンキー:04/01/17 09:46 ID:o/QdkY5M
こんな状態だが
新たな小説や続き早く読みたいな・・・・・(´ω`)
839名無しさん@ピンキー:04/01/17 10:42 ID:XxALxtu8
マタリシル(´ω`)
840名無しさん@ピンキー:04/01/17 13:34 ID:qAAuNwSQ
マタ━(・∀・)━リ
841(・∀・)5:04/01/17 13:35 ID:qAAuNwSQ
>>792


「俺達はもうアンタ達のお遊びに付き合いきれねえんだよ。」
「そうそう。レジスタンスごっこはもう終わりだぜ。」
「アンタ達みたいな時代遅れの組織でやってらんねーんだよ。腐ったピザ?上等じゃねえか。お前らがどんなに抵抗したって新羅は揺るがねえんだ。わかれよ」
男の一人がティファの腕を掴もうとした瞬間、弾けたように男の体が宙を舞った。
「触らないで! この卑怯者!! 仲間を…売ったのね?! こんな真似して制裁は覚悟してるんでしょうね!!」
「やっちまえ!!」
男達が一斉にティファに向かって襲いかかった。ティファは一人のがら空きの腹部へ、もう一人の隙のあるわき腹へ拳や蹴りを打ちこんだ。一人は脇へ吹っ飛び、もう一人はもんどり打って床へ倒れた。
842(・∀・)6:04/01/17 13:36 ID:qAAuNwSQ
残った3人が怯んで後ろに下がった。男達との距離が少し開く。
「……このアマ……!」
憎々しげに呟く男の声を無視してティファは戦闘体勢のまま一歩近づいた。
「早く出ていきなさい。出ていかないなら力づくでも放り出すわよ。」
男達の一人が嘲るように笑った。
「いきがるなよ。俺達が出ていってもすぐ新羅兵がくるぜ。逃げられるもんなら逃げてみな。女一人で追っ手から逃げられると思うなよ。」
ティファは唇を噛み締める。内通者がいることに気づけなかった。ティファは自分を責めた。そしてこみあげる怒りは、目の前の男達に向けられた。
「自分の心配を先にしなさいっ!!」
ティファが一気に男達の間合いに入りこむ。
そして漸撃を打ちこもうとした瞬間――
「……ティファ?」
男達の背中からあどけない声が聞こえ、ティファは一瞬そちらに気を取られた。
そして男達はその隙を見逃すはずもなかった。
843(・∀・):04/01/17 13:41 ID:qAAuNwSQ
続きかけたので貼り付けに来ましたー

517さんキテタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
ハァハァ(*´д`)ハァハァ ティファとクラウドイイ!!

自分も頑張ります!
844名無しさん@ピンキー:04/01/17 14:55 ID:yug83BmD
517タン乙かれです。
ティファとクラウドの雰囲気が良く出てる(;゚∀゚)=3ハァハァ

新しい作家さんもガンガレ!
845名無しさん@ピンキー:04/01/17 14:59 ID:4aWj/TUQ
↑乙です〜☆
どっかのワンパターンなカス文(517)と大違いで、おもしろいし素晴らしい。

皆もそう思ってます。
これからもがんがれ!
846844:04/01/17 15:01 ID:yug83BmD
>>845
俺の文そんなにいいか?
なんだか照れるけど、ありがとなw
847名無しさん@ピンキー:04/01/17 15:44 ID:fxnfrHOH
↑ワラタ

517さんおつ〜。自分もこの小説感じが出てて好きです。
スレタイのせいかまったりした作品が少ないので尚更です。
848名無しさん@ピンキー:04/01/18 01:44 ID:CqgQz6ma
>>846 応援してます!
849名無しさん@ピンキー:04/01/18 01:48 ID:VQb7t3oK
>824
ヽ(゚∀゚)ノ ガンバッテ!!
850名無しさん@ピンキー:04/01/18 17:14 ID:PFOysOot
二人の作家さん乙です。
この調子で前みたいに沢山の作品が投下されるスレになるといいな。
851名無しさん@ピンキー:04/01/18 18:36 ID:lhknbjsU
FF7ってキャラ立ってるし、アバランチとか神羅みたいな組織があるから
話的には作りやすいんだけどね

俺の中ではFF7の記憶が薄れすぎてて世界を創造できん_| ̄|○
852名無しさん@ピンキー:04/01/19 00:53 ID:rmMHsdWf
>851
もう一度Zをプレイしる!!
853517_(33):04/01/19 20:39 ID:YI/Inqrt
 凍て解けを誘うような月光がティファの体に回りこむ。
その光が彼女の艶かしい体をさらに美しいものに変えていく。
なめらかな黒髪――、しっとり濡れた美貌――、柔らかな白肌――、
どこまでも繊細な身体のラインがクラウドの瞼に焼きつき、彼の鼓動を高ぶらせる。

「やだなクラウド……そんなふうに見ないでよ…」
「イヤ……だって………ティファ…何て言うか……その………すごく……すごく綺麗だよ…」
 溜息を付くかのような調子で、途切れ途切れの言葉を呟く。だがその瞳は何時までも彼女の艶姿を捕らえて離さない。
「ホントに恥ずかしいから、早くこっち来てよ。」
呆然とその場に佇んだまま動こうとしないクラウドに、ティファがふてくされたように声をかける。
裸を見られてることが恥ずかしいというより、彼女は早く彼にこの身体に触れてほしいと思った。

 上半身を露出したクラウドがティファの傍に戻り、彼女をゆっくりと横向きに寝かせながら肩に手を触れた。
瞼に焼きついたティファの身体はこの世のモノとは思えないくらい美しかった。
手を触れようとすれば透けてしまいそうなくらい、夢幻的で崇高なモノに見えた。
だが伸ばした手が触れた真っ白い肌は確かに暖かかった。生命の暖かさ――彼は生まれて初めてそれを感じた。
 そのまま彼女の体を自分に引き寄せ、優しく、そしてしっかりと抱きしめる。
ティファもそれに応えるようにクラウドの背中に腕を回し、さらに体を密着させた。
ティファの豊かな胸が押しつぶされたような形でクラウドの胸に触れている。
その部分に彼は何処よりも暖かさを感じた。体を潜り込ませ、その部分に顔を当てる。
854517_(34):04/01/19 20:41 ID:YI/Inqrt
「ちょっと……クラウド……」
 自分の胸に顔を埋められることに、ティファは多少の面映さを感じたが、それ以上に体の中心が熱くなってくるのを感じていた。
「すごいよ……ティファのおっぱい……」
 ティファの胸から顔を離すと、手のひらで乳房を包み込み、やさしくそれを揉み回す。
「ひっ……ああ……い、いやぁ………」
 初めて聞くティファの牝声に刺激され、クラウドは堰を切ったように彼女の体を攻め上げる。
両手を使い、激しく張りのある双乳を揺さぶる。
「う……はぁ………あぁ………んん」
 敏感な乳房を揉みしだかれ、彼女はさらに高く声を鳴らし、赤みを帯びてきた裸身をくねらせ身悶えする。
その妖艶な姿に、クラウドの心は淫らな黒い欲望に支配され始めていった。
「そんなに喘ぐなんて、そうとう男が欲しかったんだろ、ティファ。」
 時々クラウドはティファの耳元でこのような台詞を囁いた。
そんな声が掛けられるたび、ティファはさらに頬をピンクに染めて激しく体を揺すった

 たっぷりと口に唾液を溜め、それをこすり付けるようにティファの乳首に噛み付きながら彼女の反応を楽しむ。
ティファはクラウドに声を掛けられるたび、さらに頬をピンクに染めて激しく体を揺すった。
「ひぁ………そ、そんなぁ………、ダメ…………ダメ…だよ……」
 長い黒髪を振り乱し切なげに喘ぐ。胸に強い刺激を加えるたびに、ティファの体はビクン、ビクンと跳ね上がった。
「何がダメなんだよ?」
 意地悪そうに声をかけながら、クラウドは快楽に敏感に反応するティファの上半身の上に自分の体を乗せ、彼女を押さえつける。
動けなくなった上半身の変わりに、ティファは卑らしく腰をくねらし出した。
その余りの激しい動きに驚くクラウドだったが、彼の女体への興味はどんどん加速していく。
「可愛いよ………ティファ…」
 ティファを乳房攻めから開放し、あらためて彼の体の下にある彼女の顔を確認する。
普段は淡雪のように白いティファの顔は、今までに見たことないほど真っ赤に染まっていた。
855517_(35):04/01/19 20:42 ID:YI/Inqrt
 固く眼を閉ざし苦しげに息を吐き出すティファの紅の口を塞ぐように、クラウドは自分の唇を重ねる。
「んっ……んん………んうぅ……」
 呼吸することが出来なくなったティファが切なげに鼻を鳴らす。
だがこのような苦痛も、今は全て快楽に姿を変え、ティファの体をとろんと溶かしていく。
「ティファ……もっと気持ちよくさせて上げるよ……」
 クラウドの表情はすっかりと男特有の卑猥なものになっていた。
彼は慎重にティファの太股に指を這わせていく。その瞬間、ティファはさらにきつく眼を閉じ、塞がれた口から声にならない声を上げた。
「すごっ………ティファ……ちょっと感じ過ぎじゃないか…?」
「だっ……て………ああ………あ、あぁぁ!」
 上に重ねられたクラウドの体を跳ね除けるぐらいの力で体を震えわせ、自由になった口から叫ぶような嬌声を上げる。
「ああ!………んんん……く、くぅぅ…!」
「おいおい…、ほかの寝ているみんなに聞こえちゃうだろ?」
 部屋の外に洩れそうな勢いの淫声に、クラウドは本気で心配になった。

 だがクラウドの興奮した体は、彼の心と対象的に、より激しくティファを攻め立てる。
優しく太股を愛撫していた手が、しだいに彼女の淫裂に近づいていく。
「ふぁ……あ……そこ……ま…まって…」
「もう待てないよ、ティファ」
「あ……で、でも……………あっ……あ……ひっ、ひぃぃ!!」
 ついに彼の手がティファの最も敏感な部分に辿りつく。そこはもう既に十分熱っぽく潤んでいた。
856名無しさん@ピンキー:04/01/19 20:52 ID:YI/Inqrt
>>825 >>838 >>847 >>849
どうも。出来るだけガンガルよ!

>>826
色々ありがとう。でもこのスレはトリップなしが伝統みたいなんでこのままやってみます!

>>827-834
申し訳ない、随分前に処女は喪失しました…。
そしてもっと申し訳ないのは、いま自分の股間見たらチンコ付いてた…。

>>843
(*´д`)ハァハァしてくれてありがとね。お互いがんばりましょう!!

>>844
ありがと。確かに貴殿の文はすばらしい!
857名無しさん@ピンキー:04/01/19 20:59 ID:YI/Inqrt
>>851
自分もあんまり記憶ないかも…。とりあえず隣に解体新書置いて書いてます…。
攻略サイトとか見たら少しは思い出すかもね。それで気が向いたら作品投下してくださいね!

また前のようにたくさんの職人さんでスレが賑わうといいですねー。
858名無しさん@ピンキー:04/01/19 21:39 ID:plmU7plH
517タン(・∀・)イイ!!

これだけ感じのあるエロかけるならチンコ付いてても問題なし。
ていうか、自分にチンコ付いてるの今日気付いたのかよw
859名無しさん@ピンキー:04/01/19 23:28 ID:zSBFDhAV
(;´д`)ハァハァ
お二人ともがんがってください
860名無しさん@ピンキー:04/01/20 04:45 ID:eVx5FNo3
ムッハー(*゚∀゚)=3
861名無しさん@ピンキー:04/01/20 05:56 ID:m9oITH91
二人共イイ!! (;´Д`)'`ァ'`ァ
862名無しさん@ピンキー:04/01/20 15:23 ID:Di/qGbnB
517って文章へたです
863名無しさん@ピンキー:04/01/20 16:01 ID:i3zwcvmn
517さん∩(゚∀゚∩)イイヨー
チンコたてながら続きも頑張って!!

864名無しさん@ピンキー:04/01/20 17:53 ID:P5lUBYVc
>862
は、無効のスレでも推力タソを脅してるやつだな

SSのないエロパロ板に来て何がしたいのやら
865名無しさん@ピンキー:04/01/20 20:00 ID:TRFiLMN1
517さん、もう我慢できません(;´д`)ハァハァ

>>864
この人真性の厨っぽいから相手しない方がいいよ。
866名無しさん@ピンキー:04/01/21 20:33 ID:DDBFudC9
517さん乙〜。
新人作家さんもがんばってください。
867名無しさん@ピンキー:04/01/22 17:50 ID:JfUurapH
続きまだかな…(*´д`*)アハァ
868名無しさん@ピンキー:04/01/23 22:41 ID:nQ6FkXyt
まだか…
869名無しさん@ピンキー:04/01/24 21:40 ID:SUZAHDeF
517タンはやく汁〜
870名無しさん@ピンキー:04/01/25 02:24 ID:Ehjc9HV7
517は事故りました
871名無しさん@ピンキー:04/01/25 08:40 ID:W4tsSYay
517さんこないね〜。規制かな?
新人作家さんの方も待っとりますので頑張って!
872名無しさん@ピンキー:04/01/26 23:32 ID:ppdUytyv
゚・*:.。. .。.:*・゜゚*・゜゚・*:.。..。・゜・(ノД`)・゜・。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.
873名無しさん@ピンキー:04/01/27 17:06 ID:mhYHqK+K
(ノД`)コナイ…
874名無しさん@ピンキー:04/01/27 18:18 ID:YemoVpS/
オワタ?
875名無しさん@ピンキー:04/01/27 23:10 ID:AVP89N2n
オワッチャイヤ…
876名無しさん@ピンキー:04/01/27 23:51 ID:Hj14mdC1
いや多分規制
877名無しさん@ピンキー:04/01/28 01:42 ID:YH9lPcgL
もいっこのティファすれにもいいのがあた
878名無しさん@ピンキー:04/01/28 19:04 ID:wov8zRka
今日も無しかな…
879名無しさん@ピンキー:04/01/28 19:47 ID:df3qXEOh
オワタ・・・
880名無しさん@ピンキー:04/01/29 01:04 ID:rw8bGvPo
オワテナイ!!
881名無しさん@ピンキー:04/01/29 03:37 ID:6l7Kbg4s
>>880
( ´,_ゝ`)必死だな




(# ゚皿゚)ノ終わらせるもんか!
882名無しさん@ピンキー:04/01/29 12:08 ID:ui0MOSz1
オタワ
883名無しさん@ピンキー:04/01/29 14:45 ID:7faHhcf6
カナダか?
884名無しさん@ピンキー:04/01/29 16:54 ID:vpi1nRPj
517さんはカナダ旅行中という結論がでたようですね。
885名無しさん@ピンキー:04/01/30 00:07 ID:RUIFtqoZ
ラブレターフロームカナーダー
886名無しさん@ピンキー:04/01/30 00:37 ID:J4qJf7ez
オタマ
887名無しさん@ピンキー:04/01/30 01:03 ID:6VfbupwP
オマタ
888名無しさん@ピンキー:04/01/30 03:01 ID:47O7MZmI
タマオ
889名無しさん@ピンキー:04/01/30 15:19 ID:0pcrvOMI
このままだと肉奴隷ティファはこのスレで終了?
890名無しさん@ピンキー:04/01/31 13:45 ID:wmgLl3kp
“にゅっ! にゅるっ!”

粘音を立てて、くびり出すように縛り上げられた胸の谷間に、クラウドの魁偉な肉棒がめり込んできた。
火照った身体に心地よい、その熱棒の感触に、
ティファの理性は灼け堕ちる。

「……っ……はぁ。どうだティファ? どんな気分?」

禍々しい暗緑色の光を放つその瞳に射すくめられて、
乳首にヂリヂリと快感の血流が流れ込んだのが判った。

「…………ぅあ………おね…がい、くら…ぅどぉ………」

「イヤラシイ声だな、ティファ。でもお願いって?」

両の乳首を指でつまんで、自らの肉棒を強く挟みつけるように揺するクラウド。
それは蕩けかかったティファの身体には、もはや強すぎる快感だった。

「…ひぃっ! ぅああああっ!! ………もう、らめぇ! ちくびらめらよぉっ! くらうろぉ!」
891名無しさん@ピンキー:04/01/31 19:28 ID:9n0aeyGi
ワラタ
892名無しさん@ピンキー:04/01/31 23:09 ID:Ggf5wnNF
AGE
893名無しさん@ピンキー:04/02/01 01:20 ID:PvLpvEvs
>>890続きもヨロ
894名無しさん@ピンキー:04/02/02 21:45 ID:rrSPIwMp
895名無しさん@ピンキー:04/02/03 07:33 ID:xCc5wm6v
空想実験5誰かうpして〜

【ロダ】http://up.isp.2ch.net/upload/c=03okari/index.cgi

896名無しさん@ピンキー:04/02/03 14:41 ID:NbmkWl+j
upしたらタイーホ
素直に買いなさい
UPしたら一応空想実験のサークルに通報しておくか
897名無しさん@ピンキー:04/02/03 21:31 ID:wvATPpGG
どっかにFF girlsが読めるサイトあるらしいんだけど
898名無しさん@ピンキー:04/02/05 20:31 ID:UszY2/KA
マジで517さんはもうこないのか・・
899名無しさん@ピンキー:04/02/06 18:54 ID:EcengpLF
あっちに職人が来るとこっちが廃れ、あっちが廃れるとこっちに職人が来る。
そんなカンジでつか?
900名無しさん@ピンキー:04/02/06 22:27 ID:dM7MkIy0
517さんの復帰を期待しつつ900get!
901名無しさん@ピンキー:04/02/09 18:26 ID:2uasDyQl
901
902名無しさん@ピンキー:04/02/09 18:29 ID:2uasDyQl
902
903名無しさん@ピンキー:04/02/09 22:45 ID:Xtk8Fp8e
そして903
904名無しさん@ピンキー:04/02/09 23:02 ID:F1tzWr0m
904
905名無しさん@ピンキー:04/02/10 03:17 ID:tFYjvT2j
虚しいな
906名無しさん@ピンキー:04/02/10 17:12 ID:k9pRZf4E
夕暮れ時だ…
907名無しさん@ピンキー:04/02/10 23:16 ID:0IMpdOyH
に・・・にく・・・
908名無しさん@ピンキー:04/02/13 09:17 ID:mC2bGjZh
ほ・・・ほしゅ・・・
909名無しさん@ピンキー:04/02/13 11:04 ID:gMcI47Q1
j3・・・ですわ・・・る
910名無しさん@ピンキー:04/02/14 06:23 ID:jG1MJ/Xa
コココ、コ、ココ、コ、コ、コ、古式キタ━━━━━!!!!!!!!!!
911名無しさん@ピンキー:04/02/14 22:58 ID:Yce4KIW+
今ごろ コシキタン どうしてるかなぁ・・・?
912名無しさん@ピンキー:04/02/15 04:06 ID:O93Z/EHK
オワタ?
913名無しさん@ピンキー:04/02/15 04:17 ID:Rz1gPGPH
なんでエアリスよりティファの方が人気あるんだ?
914名無しさん@ピンキー:04/02/15 05:24 ID:cxKc6J9B
きょにぅだから
915名無しさん@ピンキー:04/02/15 18:23 ID:7pJBerSQ
コンプレクース餅のきょにうだから。


お姉さんなエアリスも萌えだがな。
916名無しさん@ピンキー:04/02/15 19:54 ID:7ch6U4lv
コンプレックスってどんな
917名無しさん@ピンキー:04/02/15 23:13 ID:f6cA7+xN

チチがでかすぎるので悩んでる
918名無しさん@ピンキー:04/02/16 01:03 ID:chtyrDu5
ゲームをプレイ汁!
919名無しさん@ピンキー:04/02/19 03:15 ID:a8LWlV8n
保守age
920名無しさん@ピンキー:04/02/19 16:09 ID:xQPwaViP
オワタ?
921名無しさん@ピンキー:04/02/19 18:43 ID:mW+JHT4s
オワタ
922名無しさん@ピンキー:04/02/19 20:14 ID:YBNeK0H4
              (⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
              (  とうとうこのスレも終わりか…
            Ο(
          ο   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
         。
        ∧_∧
___/⌒(l|l・∀・)_
    / |  |    ノ |  |
   |  |  | / |, |  .|
__|  |  | \ .| _|_|            マツデチ!  キャッキャッ!
   ヽ、(_二二⌒)__). \          ≡≡∧,,∧   ≡≡∧ ∧
____|  | \二 ⌒l.  \        ≡≡ミ,,>∀<ミ ≡≡(,,・∀・)
     |  | ̄ ̄ |  | ̄ ̄||         ≡≡ミ_u,,uノ  ≡≡ミ_u,,uノ
     |  |    |  |   .||               "~"    """  :::     "~""~"
     |  |_   |  |_  .||      """    :::          """    ::
     (__)  (__)  ||
923名無しさん@ピンキー:04/02/19 23:38 ID:mW+JHT4s
オワタ
924名無しさん@ピンキー:04/02/20 13:18 ID:xj/DFBxk
  | ティファスレなんだ!!!
  | age続けるんだ!!!
  | 名スレにするんだ!!!
  | きっと職人さんも来てくれる!!!
  \___________ ____
                       ∨  カタカタ__ _____
                 ∧_∧   ||\   \ |◎ |
                  (.#`Д´)| | | ̄ ̄| |[].|
           ∧_∧ . ┌(   つ/ ̄l| / ̄ ̄/  | =|
   ∧_∧   ( TДT) |└ ヽ |二二二」二二二二二二二二」
  ( TДT)  (  つつ   ̄]||__)   | ||       | ||
  (つ  つ  /  / /  ./ ̄\  / ||       / ||
  と_)_)  (___)__)  ◎    ◎ .[___||     .[___||
            ∧
   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   | ティファスレよ・・・もういいんだ・・・・・・・
   | 本当に良く頑張った・・・もう充分じゃないか・・・
   | 楽になっていいんだ・・
925名無しさん@ピンキー:04/02/21 01:24 ID:DG0kkm+S
┌──────────────────────―─―┐
│                                      |
│                                      |
│                                      |
│                                      |
│                 ∧_∧                     |
│                ( ´∀`)               |
│                (    )                |
│                | | |                    |
│                (__)_)                 |
|               2ちゃんねる              |
│                                      |
│               スレッドを終了しています…        |
│                                      |
│                                      |
|                                      |
|                                      |
└───────────────────────――┘
926名無しさん@ピンキー:04/02/21 02:52 ID:jcbG8Kae
オワタ・・・
927名無しさん@ピンキー:04/02/21 11:15 ID:tQfAk5uX
============終了============
928名無しさん@ピンキー:04/02/21 18:48 ID:eDDI4Prg
い、嫌だ。終わりたくない!
929名無しさん@ピンキー:04/02/22 02:27 ID:VMftAm9B
950
次スレよろ








と一応言っておくか……
930名無しさん@ピンキー:04/02/22 02:57 ID:wL1axNmQ
オワタ・・・
931名無しさん@ピンキー:04/02/22 09:49 ID:AG9u3dhR
職人様お願い、LV99まで逝きたいんだ。
932名無しさん@ピンキー:04/02/22 11:15 ID:MZY4+cJc
生き残る道はもう統合しかないんじゃね?
どっちにしても同じ内容で2スレはローカルルール違反だしな

統合するならするで新たなスレタイとかを考えねばならんし
933名無しさん@ピンキー:04/02/22 13:06 ID:sZvOOZA2
ネタフリおKなのかしらん?

漏れは7発売した97年から04年まで、気付くとティファでまだ抜ける。
凄いなティファは…凄いオナペットだ!
おまいらもまだ抜けるんですよね。
一体ティファに抜かれた精子は何gあるんだろうか?
934名無しさん@ピンキー:04/02/22 21:08 ID:pPCB8fcu
保守
935名無しさん@ピンキー:04/02/22 23:56 ID:z4r6n+va
尾張
936名無しさん@ピンキー:04/02/23 01:02 ID:Y0TiJtzI
水戸
937名無しさん@ピンキー:04/02/23 01:49 ID:WSojNe9W
助さん格さん
938名無しさん@ピンキー:04/02/23 01:54 ID:yzlGnzPe
ttp://www.42ch.net/UploaderAnime/source/1077468217.JPG

ティファ単体ではないのですが絵描いてみました。
ここ、よくわからないんですがいいのかな?
一応FF7の三人。コルネオに捕まってそのまま調教⇒従順なしもべに
⇒蜜蜂の館でコルネオのために労働、
という複雑な脳内変換をおねがいします・・・

つうか普通その過程を描くんだろうな・・・・_| ̄|○
939名無しさん@ピンキー:04/02/23 03:47 ID:2ZwYuNu3
むー
940名無しさん@ピンキー:04/02/23 17:57 ID:RPEyFsBS
今度こそ・・・オワタ
941名無しさん@ピンキー:04/02/24 13:01 ID:nDO4m1pd
いや、まだだ!
942名無しさん@ピンキー:04/02/24 16:38 ID:+BupPTXm
オワタ
943名無しさん@ピンキー:04/02/24 17:51 ID:IaWUPe+5
>938
乙。
でも3人とも胸が同じ大きさに見えるのが残念だ。
やっぱティファは別格じゃないと。
944名無しさん@ピンキー:04/02/24 21:28 ID:j/ELrYKr
>>938
乙です。
自分はこういうの好きでつ。
つか、この店行きたいですね(*゚∀゚)=3
ティファは特別料金ですか、やっぱり。
945名無しさん@ピンキー:04/02/25 01:11 ID:VHEFuZyQ
オワタ
946名無しさん@ピンキー:04/02/25 21:47 ID:qSUTPVdh
オワタ
947名無しさん@ピンキー:04/02/26 02:19 ID:vRIwLeWU
オワタ
948名無しさん@ピンキー:04/02/26 06:26 ID:uIbpuIBS
オワ…
949犬歯老:04/02/26 06:44 ID:bzGJbGvY
ほぉわぁたぁああぁ
950名無しさん@ピンキー:04/02/26 09:33 ID:+GwSeX3G
        / /        ./      ,,-" / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ____/ /_____./     ,,-"   | ・・・まもなく終点1000に到達致します。
      / /       /     ,,-"      | 黄色い線の内側までお下がり下さい。
 ───/ /────./    ,,-"       \_______________
 ──. / /─── /    ,,-"      ,, - "       Turrrrrr......
 二二/.「 二二二/   ,,-"     ,, - "       ,,,, -
 三 .//.| |三三/   ,,-"    ,, - "     ,,,, -- ""
 ≡// | |≡/  ,,-"  ,, - "    ,,,, -- "         ______
  .//  .| |/  ,,-" ,, - "  ,,,, -- ""            |______
 //   | | ,,-"- ",,,, -- ""                         | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.// ./ | |                    .┌―――┐ .| 「「 「「
.//   | |                           ||      ||  | | l  | l
      | |             _______.||_____.l|_|
 ̄\  | |             |  --,,,__   ||      ||  ""''''-- ,,,,__
   \ | |             |     "''''-、,,,__     ||         ""''
      | |              "''- ,,      "''''-、,,,_
      |_|.∧_∧             "''-,,        "''''-、,,,__
      (   )               "''- ,,         "''''-、,,,__
      /   i  ≡≡≡ヽ     ゙-、≡≡≡≡ "''- ,,
      i o U  ..\三三三三ヽ     ゙-、三三三三三 "'' - ,,_
       し'| ̄ ̄|  .\ニニニニニニニヽ     ゙-、ニニニニニニニニ   "''
       .|__|   ..\二二二二二ヽ     ゙-、二二二二二二二
       .. ゜ ゜
951名無しさん@ピンキー:04/02/26 16:35 ID:CEAta5Gi
…泣くな。みんな星に還るんだ。
952名無しさん@ピンキー:04/02/26 21:46 ID:ATIYZUJR
ライフストリームの流れに・・・
953名無しさん@ピンキー:04/02/28 13:49 ID:hIVPRlVX
                        Å∧r/:ξ
                     、‐、,.Σ==//ソ
                      \./:/゙、,.-'';;;;;;゙|
               __   _,.o ゙,;|-┐-.、;;;;;ミ             このスレももう終わりやろか?
               /‐\゙''''''\,,ヽ, ヽ,゙、ノ ,ノ/,.,.__
               ||;;;;;;;|::::::/,ミノ" ,-~‐==''''‐-二二_ヽ,  ,.-,.、
               \__;|:/ \;;レ';_;ノ、二=;,.---‐''""''ヽ./-‐‐''
                      ヽ‐'''''| ‐-//      //
                        /l .l/;;;\__,.,.‐''/
                        |;;;;フ三ニ、;;|‐__‐''"____
                ∠二ニ=‐‐''''""~~~‐‐'''"",.-‐‐'''''''/
               ,.、 ゙゙>;;"     ,、  ,.、   ::\,.-‐'"  ,.‐--,.、
               ,.|::|/∪     .∪,./:::|  :::::::::゙、    |\''‐、:゙ヽ、
             /|-‐‐'''''""""""''''‐--l,.,.|ノ ...::::::::::::゙、   ノ:::,\:::\::::゙ヽ、
            ,.‐''''l,.,.,从     __::::::::::::::::::,.-‐─‐-''",.::::::||\:::::ヽ,.‐-゙ヽ、
           ./-''"~ ヽ:::'''        ""''‐'''"      :::ヽ‐||-‐‐.、,|    ゙
954名無しさん@ピンキー:04/02/28 21:47 ID:WECO2Gms
オワタ
955名無しさん@ピンキー:04/02/29 01:37 ID:G3sOyFqu
オワタオワタ
956名無しさん@ピンキー:04/02/29 02:10 ID:euF/hQlK
| y'  /~^7ヽ_,,,|、;;;;;;::::::::::                    :::::::::;;;;;;;;;;;|__/~^ヽ
,/  |  |"___);;;:::::::::/~ヽ     / ̄\     /~^ヽ;:::::::::::;;(___ )il:: |
,,\ ヽ_7'   |i;;;;;;;;;::::::::|::  :i|    |::   ..::|    |i;  :|:::::::::::;;:;;;;T   ヾ/;;,/
;:\\      ヾ;;;;;;;::::::::ヾ_ノ     \_/    ヾ_ノ:::::::::::;;;;;;;;i
ヽ;:,\\__  ヾ;;;;;;;;;;::::::: ,,_,,,,,_________,,、::::::::;;;;;;;;/'     __
ヾヽ:;/;:j:=-,\\ ヽ;;;;;;;-=ty;T| |i  ~~=-,,,::::::::,,,-=="^ | | |~ty,;;;;;;;;/    ,,-~::::::::::~=-,,
;::ヾ;:il;:/;:ヾ \\\ ヽと|i | | | | ||:::::::::::::::::::::::::;::::::::,--,:::::::| | | | ||i>"   /::::;;-=~~^`ヾ:::`:
ヾヽ i;:i l;:::ヽヾヽ \\,,,|i| | | | | |i::::::::::::::::::::::i:::::::::::`- ':::::::| | | | |il__ /:::/      ヾ;:
i l;| l;:::jヽヽ;::>=-~^,~^,i}}il| | | | | |l      .:||:      /| | | | |i~^^,,,ニ~^^=--、
;;ヾヽヽヽ;/ ,,  ,,;;;=-~i|| | | | | ||、    :::||::     / | | | | il::::}{::;;;;;;;;=-,,   ヽ
;:) )ij;:::|;/  <,, (_) ||| | | | | ||ヾ,   .ヽ|/   / | | | | |i:::''     ~=-,,,,,|i
::u i;ヾ;{{     |  _/ il| | | | | |i .\ `ー─" /  .| | | | |l:''  (,,,)  _,,,-~|i
;;:;;;ヾヽ;;ゝ=-,,_ヾ/ /  |il | | | | |l   \__/    | | | | il___,,-=~   7
 ̄\;ヾ;;ヽ,,,  ~^^7イ  |il | | | | ||,,,..         /| | | | |i   ,,=,,___ソイ
   \;:::;;\,,,_,,/    ヽl| | | | |i~~=-,,___,,-~i | | | | |i  |]]]}};;|;:::|:::]~/'
             
                …トリアエズオワットケ…
957名無しさん@ピンキー:04/03/01 00:30 ID:kaRjsw9e
オワタ
958名無しさん@ピンキー:04/03/01 00:33 ID:kaRjsw9e
オワタ
959名無しさん@ピンキー:04/03/01 14:05 ID:e4nQ+I4v
ハジマ………オワタ
960名無しさん@ピンキー:04/03/01 22:38 ID:lDakIrz+
では、最後ということで。
961名無しさん@ピンキー:04/03/01 22:39 ID:lDakIrz+
「うたかた」

 夢を見ていた。

 長い、長い夢。
 そこで私は、幼い頃に同じ村で暮らしていた金髪の青年に再会し、そして、恋をする。

 そして始まる旅。

 長く苦しい旅だった。
 それでも、そんな旅でも私が頑張れたのは、彼がいたから。
 彼を支えたかった。
 彼の力になりたかった。
 失ってしまった彼の想いを護りたかった。
 私にはその力があった。
 格闘術をザンガン先生に習った事のある私は、もっともっと強くなっていて、彼を陽となり
陰となり支えるのだ。

 恋はやがて愛と変わる。

 長い長い長い苦しみを抜け、
 深い深い深い悲しみを刻み、
 そして私達は互いを必要とし、そして必要とされた。
 お互いが相手の中に自分の求めるものを感じ、それを手に入れ、魂の充足を感じる…。

 とても…。

 とても、幸せな夢。
962「うたかた」(2):04/03/01 22:41 ID:lDakIrz+
>961
「おい」
「…はい…」
 私を呼ぶ声がする。
 太い声。
 細い声。
 かすれたような声。
 つぶれたような声。
 様々な声。

 決して名前などでは呼んでくれない声。

「おうっ」
「は…はいっ…」
 何度も呼ばれる。
 そのたびに私は、手を止めてその声の主と歩く。
 テーブルを拭いているときでも、
 皿を洗っているときでも、
 タマネギを剥いているときでも、
 料理を運んでいるときでも、
 カクテルを作っているときでも、
 呼ばれれば、私は声の主についてゆく。
 場所は、トイレが多かった。
 店の裏口の外の、路地裏のときも少なくなかった。
 私は大抵いつも、
 立ったまま。

 後から尻を抱かれる。

「はひっ!」
 声が漏れた。
963「うたかた」(3):04/03/01 22:43 ID:lDakIrz+
>962
 トイレの便器に両手を着き、売春婦のように短いスカートを手早く捲り上げて背中を向けた
途端、お尻を掴まれ固定されて、根元まで一気にちんぽを挿入された。
 長く、硬く、熱い。
 奥の奥、子宮の入り口をコツンコツンと突付かれ、私は目の前が真っ白になる。伏せた顔か
ら便器の中の水面に雫がぽたぽたと落ち、それが自分の涎だと気付く前に男が腰を動かし、責
め立て始めた。
「んあっうっ…はっ…はげしっ…いっひっ…」
 前の男の精液でぬるぬるしていたため、痛みは少ない。けれど、それにしても男の責めは容
赦が無かった。
 この店にいる間は必ず着るように言われた、おっぱいが下半分ほども露出した破廉恥なタン
クトップを、男の手が無造作に捲り上げる。ぶるんっと重たいおっぱいが飛び出し、垂れ下がっ
て、すぐにぶるんぶるんと前後に揺れ始めた。その重たくて大きなおっぱいを、男のガサガサ
した手が乱暴に揉みしだく。
 痛くて声が出ない。
 揉み潰されてしまうんじゃないか?と思いながら、背中にかかる男のすごく重い体の熱と、
耳に吹きかかる男の生臭く熱い吐息に、体の奥でくすぶり続けていた炎が一気に燃え上がる。
「へっ…」
 くねくねと動き始めた私の腰に、男が侮蔑的な笑みを浮かべる。
 硬くしこった乳首を“ぎゅううっ”と捻り上げられながら、私はあられもなく声を上げて、
啼いた。

 男達にこうして抱かれるようになって、もう数ヶ月になる。
 私は『便所』と呼ばれ、男達が使いたい時に使いたいように使う、ただの道具だった。
 故郷の村が炎に撒かれて、瀕死の状態で退廃と欲望に満ちたこの街に運び込まれた私は、す
ぐにわずかばかりのお金で売り飛ばされ、次々と様々な場所を巡った。
964「うたかた」(4):04/03/01 22:45 ID:lDakIrz+
>963
 魔晄炉の整備工事の時には“飯炊き女”として飯場(はんば)に売られ、毎日男達の食事を
作り、毎晩男達に抱かれ続けた。
 ドン・コルネオの娼館『蜜蜂の館』には2年いた。
 神羅の息のかかった、バー『セブンスヘヴン』に売られてきたのは、まだ数ヶ月前の事だ。
 毎日、男達に抱かれる。
 他の男が射精した後でもまったく構わない男達に、立て続けに抱かれ続ける。
 テーブルを拭き、
 食器を洗い、
 料理の仕込をし、
 客に給仕をし、
 酒を注ぎカクテルを作り、
 そして男達の声がかかれば、どこにでも何をしていても後をついていって、

 抱かれる。

 毎日が同じ事の繰り返し。
 毎日注ぎ込まれる男達の精に、心も体も全てを諦めてしまった。

 何も起きない。

 何も始まらない。

 幼馴染の彼は現れず、
 心許せる盟友(とも)も現れず、
 世界の終わりも、
 世界の救済も、
 何もない。
 私を、この世界から拾い上げてくれる者なんて、
 どこにもいないのだ。
965「うたかた」(5):04/03/01 22:47 ID:lDakIrz+
>964
 ただ、夢がある。

 ……夢だけが、ある……。
 毎日、目を瞑ると鮮やかに浮かび上がる、

 『彼』の眩しい顔。

「ぅおっ」
 馬鹿みたいに腰を振っていた男がうめいて、私の体の中に臭い精液を注ぎ込む。
 膣内でびくびくとちんぽが跳ね、最後の一滴まで注ぎ込もうとしている。
 やがて、ちんぽをぬるっと抜き出した男は、トイレットペーパーで拭くと、私の両足の間か
ら便器の中へ、くちゃくちゃに丸めたそれを投げ入れた。
 トイレットペーパーは、すぐ水に浸って、沈む。薄まった小便色に染まって、沈む。
「今日も良かったぜ。またな」
 ぺちぺちと尻を叩かれ、私は男が出て行くのを背中で感じながらのろのろと便座に座り、火
照った体を浄水層に預けた。

ぼちょっ…ちょっ…ぴちゃっ…

 体の中から、たっぷりと注ぎ込まれた精液が便器に垂れ落ちる。
 熱っぽく潤んだ瞳で、天井を見た。黄色い電球が、ジジジ…と小さく音を立てているその周
りで、小さな蛾がパタパタと舞っている。
 フェラメントが剥き出しなら、蛾も燃えて死ねるだろうに。
966「うたかた」(6):04/03/01 22:49 ID:lDakIrz+
>965
「…ぁあ……」
 もう、涙も出ない。
 早くトイレを出て、店に立たなければ…。
 乱れた髪を整え、汗ばんだ額に張り付いた髪を指で梳いて撫でつける。トイレットペーパー
で簡単に股間を拭くと、私はすぐに立ち上がりながらべとべとに濡れたパンツを引き上げた。
 どうせすぐに次の男に抱かれるのだから、構わない。昨日も、一昨日も、その前も。明日も
明後日もその次も、きっと同じだ。
 ドアを開ける瞬間、夢の中の、あの金髪が瞼の裏に浮かぶ。
『ティファ』
 私を呼ぶ、声がする。

 ああ……そうだ。
 あの金髪の少年は、今、

 どうしているだろうか?

    ■■終■■
967名無しさん@ピンキー:04/03/01 22:55 ID:lDakIrz+
>966
おそまつさまでした。
10以内に終わったのは初めてかもしれません。

それでは、また、いつか。
968名無しさん@ピンキー:04/03/02 00:25 ID:67CZu12t
終わって始まる

それがD.C8(ダ・カーポ)


関係ないけどね
969名無しさん@ピンキー:04/03/02 01:38 ID:oe8S+4u+
>961-967
推力さん、最後の花火ありがとう。どうなるんだろこのスレ。
970名無しさん@ピンキー:04/03/02 04:24 ID:EIwCBotj
とりあえずもう一つの方に合流してあっちが埋まる頃に合併スレ立てでいいんじゃない?
971名無しさん@ピンキー:04/03/05 15:14 ID:rp7dzPbF
↑そうだね。 推力タソもまたいつかって言ってる事だし 合流して推力タソや他の作家さんも待つということにすれば良いかと
972名無しさん@ピンキー:04/03/06 00:26 ID:7PvxFNVV
ところでスイカって誰なんだ?
973名無しさん@ピンキー:04/03/06 00:41 ID:Zy4mEMlo
胸か鉄道金券のことだな、たぶんどちらかだ俺には分かる。
974名無しさん@ピンキー:04/03/06 09:55 ID:k8ekagh2
(コホン)では……


オワタ
975名無しさん@ピンキー:04/03/07 00:40 ID:3BUiOcM7
合流する必要ないだろ
かそ板だし
自治厨うざいよ
976名無しさん@ピンキー:04/03/07 01:45 ID:pfCFfxCk
うざい言わない。
まあ、何はともあれ、

オワタ
977 ◆LvdJAHkuH6 :04/03/07 10:53 ID:A5yb+Hhu
オワタ
978名無しさん@ピンキー:04/03/07 12:49 ID:5C08ekU1
オワタ
979名無しさん@ピンキー:04/03/08 00:49 ID:r6ZW9bCr
まだ終わらないのかよ!
980名無しさん@ピンキー:04/03/08 05:15 ID:dMLs5MR6
オワタ
981名無しさん@ピンキー:04/03/10 00:57 ID:quo2PrdZ
1000まで逝きそうな悪寒
982名無しさん@ピンキー:04/03/10 02:06 ID:ZX3TWoAm
保守。
983リリカル小話書き:04/03/10 02:31 ID:uhYOCyK5
久しぶりに見れたと思ったらオワテしまったですか?
何だか中途半端になってしまっててごめんなさい
次スレあるようなら書きにきたいと思います
984名無しさん@ピンキー:04/03/10 23:32 ID:abEi2HDT
合流したティファスレに行けばいいのでは?
985名無しさん@ピンキー:04/03/11 01:19 ID:YKCRK/tv
オワタ
986名無しさん@ピンキー
ティファじゃなくて、もうFF7で統合すべきかと?