521 :
名無しさん@英語勉強中:2007/04/03(火) 22:40:47
『 映画字幕は翻訳ではない 』
清水 俊二(著)
戸田 奈津子(編)
上野 たま子(編)
ISBN:978-4-15-203522-6 刊行日:1992/07/28
522 :
名無しさん@英語勉強中:2007/04/03(火) 22:56:38
字幕翻訳家は戸田さんだけじゃないし、誤訳しているのも戸田さんだけじゃない。
字幕で誤訳が出るのには、いろんな事情がある(もちろん翻訳者の
語学力不足、知識不足、リサーチ不足で、誤訳が生まれることもあるが
誤訳が生まれてもしょうがないだろうってケースもある)
523 :
30:2007/04/20(金) 21:37:57
うん、太田直子の本を読んでいると、
配給会社が、どんどん変えていっちゃう場合もあるみたい。
いつも槍玉にあがっている『ボランティア軍』とか
『ローカルな星人(だっけ?)』も、
そうかもしれないね。
なんていうと、擁護って言われちゃうかな?
それよりアジア映画の字幕の改善を申し立てて下さい。
英語映画の字幕は全体的にレベルが高いよ。
ごめん、30じゃないのに、30ってなってた。
sage
test
527 :
名無しさん@英語勉強中:2007/09/06(木) 00:27:22
あげ
530 :
名無しさん@英語勉強中:2008/01/03(木) 15:54:59
映画字幕を音のストリームで学ぶのはどうですか?
age
532 :
名無しさん@英語勉強中:2008/05/11(日) 01:23:54
533 :
名無しさん@英語勉強中:2008/05/31(土) 19:58:42
すまんが教えれ
DVDを借りてきて英語ー英語字幕でみようと思ったんだが、
英語ー日本語字幕しかなかったんだ。
全てのDVDに英語字幕がある訳じゃないのかな?
どこかのメーカーの作品にはついてるとか、そういう傾向ってある?
534 :
名無しさん@英語勉強中:2008/06/01(日) 10:18:29
ワーナー、FOX、ブエナビスタ、ユニバーサル、ソニーは全部入っていると思う。
ソニーはCCも入っている。
デスプルーフやバンデットQはどこか忘れたが入ってなかったな。
535 :
533:2008/06/01(日) 21:28:32
>>534 dクス 大手は結構入ってるのね チェックしますわ ありがと
漏れは今回メディアファクトリーの「Hooligans」って映画みたんだけど
英語字幕なかったわ
勉強用ならクローズドキャプションの字幕があるかどうかだね。
そうじゃないものは英語字幕でもやめた方がいい
537 :
533:2008/06/02(月) 09:19:16
クローズドキャプションの字幕って
視覚障害者のために音楽や効果音が記号や文字になるやつの事?
確かに何本か見たことあるけど、あれは分かりやかったなぁ
そこまで、DVDのパッケージの裏面に書いてあるのかぁ?
538 :
名無しさん@英語勉強中:2008/06/06(金) 09:10:48
>視覚障害者のために音楽や効果音が記号や文字になるやつの事?
一応、聴覚障害者の事だろうと思うが。
パッケージの裏にCCって書いてある。
539 :
533:2008/06/06(金) 21:21:43
うぅ、すまんかった 聴覚だよね orz
裏にccって書いてあるんだ 見つけてみますわ
>>344 Jack : That’s interesting. I couldn’t resist, mate.
私はプロの翻訳者ですが、戸田さんの「面白い。1枚掠め取ったのさ」の訳は完璧です。
"I couldn't regist" は直訳すると、「なにか冗談を言うチャンスがあればついそれに乗ってしまう」という決まり文句です。
"mate"は航海士だけでなく、アメリカでは友人・同僚・敵であろうが相手のことをそう呼ぶのです。
いちいち訳してたらきりがありません。
あなたのように英語ができないのにでしゃばってこられると迷惑です
>>540 4年半も前の書き込みにレス乙
344も今では中学を卒業し、期間工として各地を回ってるから
2ちゃんなんてやってる余裕ないかもしれないのに
一般大衆を相手にした字幕で「掠め」るなんて漢字は使えないだろ。
難しすぎる。僕は吹き替えの方がいい訳だと思うよ。
resistに「なにか冗談を言うチャンスがあればついそれに乗ってしまう」
なんて意味あるの?
基本的に、我慢できないとか抵抗できないって意味じゃないの?
> 直訳すると、・・・という決まり文句です。
て書いてる時点でネタと気付けよw
ネタじゃなくて天然では?
完璧です、regist、直訳すると、冗談を言うチャンスがあれば〜という決まり文句、
アメリカでは、・・・全部実力で書いてると思う。
超亀ぷりっといいなっち擁護者らしいズレっぷりかと。
p2pの映画や海外ドラマに字幕つけてるやつ
馬鹿に出来ない実力の人いるね。
547 :
名無しさん@英語勉強中:2008/09/16(火) 01:32:18
逮捕の字幕職人。「WALL・E」「アイアンマン」など手がけた作品群に唖然!
[eiga.com 映画ニュース] 日本公開前の海外映画に、字幕をつけてインターネットで公開していた「字幕職人」と呼ばれる男が先週逮捕された。
逮捕されたのは、ネット上で「tikal(ティカル)」と名乗り、新作のハリウッド映画などに字幕を付けて「Winny」などのP2Pネットワークに
違法アップロードを繰り返していた、仙台市の無職・平田一志容疑者(33)。「tikal」こと平田容疑者はダウンロード・コミュニティでは著名な存在で、
過去に引退した伝説的な字幕職人である「アナル男爵」や「ゲルマン花子」の後継者として支持されていた。その「仕事」の早さには定評があり、
今回の逮捕の直接の原因となった作品「ウォンテッド」では、欧米公開の直後に、海外のサイトやP2Pネットワークソフトを通じて、
英国で盗撮された本編動画と英語のシナリオテキストを入手。シナリオテキストを翻訳ソフトで訳すなどし、欧米公開日の9日後には
日本語字幕入りの本編を「Share」や「Winny」といった国内ユーザーの多いP2Pネットワークに「放流」したという。
映画の著作権侵害行為の防止活動を行っている日本国際著作権協会は、これらの違法ファイルの存在を確認し、「Winny」に絡んだ犯罪捜査に
実績のある京都府警に告発。今回の摘発へとなった。
それにしても驚かされるのは、その華麗なるフィルモグラフィーだ。今年の公開作では「インディ・ジョーンズ4」や「カンフーパンダ」などの
大ヒット作をしっかり押さえているばかりか、「WALL・E/ウォーリー」や「アイアンマン」「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」など、
これから日本で公開される超大作も含まれており、当該作品を持つ映画会社から損害賠償を請求されても不思議ではない。
549 :
名無しさん@英語勉強中:2008/11/11(火) 18:31:00
もうそろそろ1秒4文字とかの自主規制を無くすべき
いったいいつの調査で決めたんだよ
英語のアダルト映画の字幕で学びたい。
興奮して覚えて一石二鳥!
だけど、日本語字幕しかないのばかり!
誰か、英語字幕入っているエロいDVD知りませんか???
アルバトロス配給は全滅。確認済み。
552 :
名無しさん@英語勉強中:2009/03/01(日) 00:07:44
(猛苦笑)
553 :
名無しさん@英語勉強中:2009/06/17(水) 03:42:05
【断層】呉智英 「ローマの休日」はローマの休日か
ttp://sankei.jp.msn.com/culture/arts/090610/art0906100834003-n1.htm 2009.6.10 08:33
一カ月ほど前の本紙コラム「私の1本」で論説委員の皿木喜久氏が『ローマの休日』を取り上げていた。
ヘプバーン主演の楽しい映画だ。しかし、この名画は楽しいだけでなく、その背景には王室への期待感もうかがえるという論旨だ。
皿木氏らしい鋭い眼力だが、この映画には日本人の九九・九九%が気づかないもう一つの重要な背景がある。
この名画は本当にローマにおける休日を描いたのだろうか。原題は確かに「Roman Holiday(ローマの休日)」だし、
某国のアン王女のローマにおける一日の息抜きを描いてはいる。しかし、この名画の邦題は原題を直訳した一種の誤訳である。
正しくは『はた迷惑な王女様』か『王族のスキャンダル』としなければならない。
ちょっと大きい英和辞典でこの言葉を引けば分かるが、「Roman Holiday」は熟語である。
ローマ帝国では、奴隷戦士をライオンと戦わせる見世物があり、ローマ人は休日に娯楽としてこれを観戦した。
見ている方には娯楽でも奴隷戦士にとってはいい迷惑である。このことから、「ローマの休日」で他人の迷惑を楽しむ、
あるいは、面白いスキャンダル、という意味になった。ここでは、王女様の楽しみがはた迷惑であり、
王女様の恋がスキャンダルとして騒がれそうだ、ということだ。欧米の教養人ならすぐ分かるしゃれが日本人には分からない。
映画だろうが音楽だろうが、予備知識なしに感性で味わえばいいという人がいるが、それは間違いである。
文化のコード(約束事)を知っておかなければ、外国のことは半分も理解できないのだ。(評論家)
554 :
名無しさん@英語勉強中:2009/06/19(金) 13:17:03
おもしろいけど、最後の段落が
>>553 なんで日本人ダメ論に落とし込もうとするんだろうw
朝鮮人だからか?w
556 :
名無しさん@英語勉強中:2009/08/22(土) 09:53:39
>>551 ブラジルで買ったエロビデオが、音声はポルトガル語だかスペイン語だかで、
字幕は英語だったよ。
558 :
557:2009/08/22(土) 11:32:55
訂正だ。
音声が英語、字幕がポルトガル語だった、かもしれない。
女の子がエロい格好させられて、You can see everything!って言ってたから。
役に立たないね。
559 :
名無しさん@英語勉強中:2009/11/24(火) 23:19:40
じまく
560 :
名無しさん@英語勉強中:2009/11/27(金) 03:42:02
数ヵ月後、匿名の封書でタイプ
オマエ、あっちに送ってどうするんだよ!!!!
561 :
名無しさん@英語勉強中:2009/11/27(金) 04:06:20
553さんに賛成です!
562 :
名無しさん@英語勉強中:2009/11/29(日) 18:27:10
563 :
名無しさん@英語勉強中:2009/11/29(日) 18:28:26
◆◇◆
そんな思いをもって、戸田奈津子さんを訪ねた。「地獄の黙示録」をはじめ、最近の「グラン・トリノ」など数多くの映画字幕を手がけてきた第一人者である。
業界に入るきっかけを作ったのが清水だった。師匠の考え方を最もよく理解する一人だろう。
「先生から一番学んだことは…字幕は字数制限があるから、直訳だと入りきらないの。
少し意訳が必要なんだけど、意訳が原文から離れてしまう人がいる。それはやっちゃいけないと」
字幕の仕事は翻訳と異なる作業といっていい。1秒におよそ3、4字という読む速度を考慮して、一画面の文字数が決まっている。
1行10字から13字で2行まで。今は14字以内という。「先生は原文にあくまでも近く、ギリギリの線で日本語が成立しているの。そこがすごかった」
戸田さんの著書『字幕の中に人生』(白水社)に詳しい。
例えば、〈If you don’t listen to me, you’ re gonna see a side of me you’ venever seen before〉
(おれの言うことを聞かなければ、君は君がいままでに見たことのないおれの一面を見ることになる)。
男が開き直って相手を脅すセリフが、清水訳では「君がまだ知らぬおれをみせるぞ」。
戸田さんが言う。「日本語にない言い回しの面白さを生かし、それでいて抵抗のない日本語の文章になっているでしょう?」
564 :
名無しさん@英語勉強中:2009/11/29(日) 18:37:37
〈語学のできるのは大前提、それより日本語の方が大事でね〉(「週刊文春」昭和43年1月29日号)と、
清水はインタビューにこたえている。
とはいえ、西洋とは文化や風俗が違うのだから、うまい訳語が見あたらないこともある。
そんなときは柔軟に構え、日本になじんだカタカナ語を選んでもいる。
マリリン・モンロー主演の名作「お熱いのがお好き」で、女装した名優ジャック・レモンが尻をさわられ、「Fresh!」と叫ぶシーンがある。
なれなれしいなどを意味する俗語だが、〈私はここに、『エロね!』という字幕を入れた〉と、
昭和60年の自著『映画字幕(スーパー)五十年』(早川書房)で述懐している。
〈ところで、『エロね!』はもう古すぎる。『エッチね!』でも古いだろう。いまだったら、なんという字幕にすればよいのだろう〉。
要するに、万人に届く言葉を常に探し求めていた人だった。
取材の動機になった疑問を戸田さんに尋ねてみた。カタカナ語がそのまま流通する現状を、清水先生ならどう思ったでしょうか?
「私と同じ感想を言ったと思います。『あれは、いかんよね』っておっしゃるでしょうね」(堀晃和)
565 :
名無しさん@英語勉強中:2009/11/29(日) 18:38:38
◇
■パイオニアとしての誇りと覚悟
映画会社の試写室を訪れると、一番後ろの端に、電気スタンドのついた小さな机がある。
「翻訳者が座るところで、チェック台と呼ばれています」。
映倫の元審査員で元日本ヘラルド映画製作部長の秋山茂さん(80)は、清水俊二が、ここで仕事をする様子を覚えている。
「セリフがしばらくないところがあると、2回ぐらい、ポーンポーンと手をたたいていました。
眠気覚ましだったのか分からないけど、そんなことをする翻訳者はいなかった」
戸田奈津子さんは、師匠の鉛筆が印象に残っている。「昔の人だから、もったいない世代なのね。
いつも、“ちびた”鉛筆を使っていました。長いのなんて見たことない」
その鉛筆で清水は、年間30〜40本の数をこなしていた。字幕の作成は、まず、翻訳者が試写を見ながら、
「箱書き」という作業から始まる。画面でセリフをチェックしながら、一つの字幕の長さに区切りをつけるため、
シナリオの原文に斜線を入れていくのだ。画面を見たり、線を引いたりと、かなりせわしい。
秋山さんが見たのは、清水なりの気分転換だったのだろうか。
この箱書きをもとに、セリフを、俳優の感情や声の調子を考慮しながら翻訳していくわけだ。
そして2回目の試写で、自身の字幕原稿に必要な訂正を入れた。
清水の時代は、テープレコーダーを使っていなかった。
「1回試写を観ただけで、あそこまでやるんですもの、もう神業です」と戸田さんは言う。
566 :
名無しさん@英語勉強中:2009/11/29(日) 18:39:44
「字幕の仕事は一般的な翻訳とは違う」(「翻訳の世界」昭和62年8月号)が、清水は持論だったようだ。
背景には、語学が堪能なだけでは字幕は作れないという強い信念がある。
だから、肩書きについては、「映画字幕翻訳家」よりも「外国映画字幕監修者」にこだわったという。
日本語の字幕が入った最初の外国映画は、昭和6年に公開された「モロッコ」で、字幕を手がけたのは「キネマ旬報」主筆の田村幸彦。
清水を同年、字幕の道に歩ませた人物である。珍しい職業を志したパイオニアとしての誇り、
限られた字数の日本語で意味を伝えるという覚悟のほどが、肩書きへのこだわりにつながっているのかもしれない。
◇
【プロフィル】清水俊二
しみず・しゅんじ 明治39(1906)年、東京生まれ。昭和4年、東京帝国大学経済学部を卒業後、
ワーナー・ブラザースやMGM、パラマウントの各映画会社に勤務。
6年に渡米したとき手がけた「ラスト・パレイド」を皮切りに、担当した映画字幕は計1400本以上という。
海外小説の翻訳も同時に手がけ、中でもレイモンド・チャンドラーの一連の作品や、
アガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」は有名だ。昭和63(1988)年5月22日、81歳で死去。
567 :
名無しさん@英語勉強中:2010/02/13(土) 10:25:19
Avatar を観に行ったら、
字幕が戸田奈津子で思いきり萎えた(´Д⊂
保
エロね!
570 :
名無しさん@英語勉強中:
近頃、アジア映画も英語から翻訳するので、翻訳の質が落ちた