1 :
トクU ◆tokuUgwIxo :
日本史板
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/history/1065415038/l50 現代では、万能教育(主義)をやっているように思える。
つまり、何でもできて当たり前という考え方なのだ。
しかし歴史的な有名人をみると、一長一短がある人物が多く、
むしろ、万能な人間はまれだったのではないかと思えてくる。
(例えば坂本竜馬、エジソン、アインシュタインなどは物覚えが悪く、
勉強がまったくできなかったというし)。
確かに苦手な分野を伸ばすのは大事だが、得意なものを伸ばす方がもっと大
事ではなかろうか。
日本(世界)は、万能主義をやめ、適材適所を考えた教育をするべき!
参考
http://www.kamou.co.jp/keiten/saigoikun.html の6こめにある藤田東湖という人のことば
藤田東湖先生はこう申されている。「小人は才能と技芸があって用いるに便
利なものであるからぜひ用いて仕事をさせなければならないものである。だから
といって、これを上役にすえ、重要な職務につかせると、必ず国をくつがえす
ような事になりかねないから、決して上に立ててはならないものだ。」と。
西郷隆盛も、この人の言葉に賛同していたらしい(「翔ぶが如く」
司馬遼太郎著の四巻130Pあたりにそのことが載っている)。
西郷が言うには、才芸のあるものには地位ではなく、褒美だけを与えろということらしい。
3 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/03/03 21:16 ID:DDxiYPSe
どうか
「名選手、名監督に非ず」ということわざもあるが
ぺ
春日潜庵という人がいたようだが(「翔ぶが如く」四、148頁あたり)、
この人などは、典型的な才芸のない人なのかもしれない。
この人は、相当物覚えが悪かったようだ。
「お前のような魯鈍な者をみたことがない」と、その塾を開いている
重勝という人にいわれたらしい。
しかし相当な人物だと評判があったそうだが、おしいことに、公家社会の嫌がらせで
ほとんど陽の目を見なかった。こういうのがなければ今頃、もっと有名になっていただろう。
しかし、こういう物覚えが悪い人間というのは、現代ではほとんど評価
されそうにないだろう。
4 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/03/04 21:43 ID:D4aHf1ld
反応がないが書いていこう。
かき
大隈重信という人がいるが、彼は小説によると、文字が下手でその悪筆のため、
自ら、手紙や意見書を書かず、代筆だったらしい。
文書も上手でなかったという(「翔ぶが如く」5、37P)。
これがほんとだとすると、文字もうまくかけない人間が、大蔵卿、参議になっていた
ことになる。
確か長州系もそういう人が多いとどこかに書いていたような(竜馬がゆくだったか?)。
現代では、こういうことはありえまい。
文字がろくにかけないというだけで、どこも採用してくれないだろう。
やはり、歴史的有名人は万能ではなく、一長一短が多い気がする。
ついでにこれも
http://c-rodience.hp.infoseek.co.jp/page101h.html >ナポレオンはかなりの悪筆であった。
>彼の字は小さく、乱れていて、綴りの間違いも多く、自己流の略字を
>使ったり、言葉をあちこちに散らしたように書いたりするので、他人だけ
>ではなく、ナポレオン自身さえも読めないときがあったらしい。
大隈重信もそうだが、ナポレオンもかなりの悪筆だったらしい。
字を書くというのも細かい作業といえるが。
もはや、これでは事務的仕事はできないだろう。
こういう悪筆な人物は、現代では筆記試験でもさせるとすぐ落とされてしまい
そうである。
6 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/03/05 22:38 ID:AEyE3oZO
かき
東条英機という人がいるが、彼は陸軍大学を首席で卒業など非常に優秀だっ
たらしいが、勝手に引用させてもらうと
http://www.hpmix.com/home/medakapark/C2_1.htm >東条英機は陸軍大学を首席で卒業。ただ、司馬遼太郎の「未公開講演集」によりますと、首相
>になったとき、東条英機の奥さんが「首相になるような器でない」かなにかこれに類することをいったそうですし、
>司馬遼太郎自身もラジオの演説を聞いて「町内会長」ぐらいの印象を受けたそうです。これは陸軍大学の
>順位(記憶力の順らしいです。)は首相の職務に必要な能力を示していない。
彼は事務能力に相当優れていたということかもしれないが、それと指導者に適して
いるかはまったく関係がないといえるだろう。
7 :
実習生さん:04/03/05 22:41 ID:NkfJGMIQ
教員の世界はそんな大それたものではありません
たとえば教育で歴史を教えるとき、その人物がどんな人物だったかをより詳しく
教えるべきなのだ。
教科書の事実だけでは、あまり実用に役に立たないし。
そうすれば才芸がある(細かいことができるとか)というだけでは、別に威張るようなこ
とではないという風に増長を防げるし、ない人も「こんな人物がいたのか」
と自信をつけれる。
100メートルだったかの競争で、同時にゴールさせるような指導をするくらい
なら、こっちの方が良い。
補足だが、
>>4の長州の悪筆は、
やはり、「竜馬がゆく」に、松陰門下は、悪筆ぞろいだったという説明がある
(二、380Pくらい、新装版とか本によってずれがある)。
9 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/03/07 21:59 ID:b0+UsJdr
>>7 ん?歴史的人物と教員は関係ないと。
まあ、それより、子供を歴史的人物を参考にしながらの教育が大事か
もしれない。
これもはっておく
参考
働かない「働きアリ」の役割
http://www12.ocn.ne.jp/~drhase/031117.html 前に2ちゃんでもニュースになったやつだが、2割のありは働かないという
のがあった。
確か鈍いアリは、新たなえさを発見しやすいが、優秀なアリは発見しにくい
という記事もあったように思う。
それで、優秀なアリだけでは、鈍いアリがいる集団よりえさを集める効率が
悪かったとも書いてあった。
やはりこれは人間にもいえることで、適材適所が大事ではなかろうか。
11 :
実習生さん:04/03/07 23:23 ID:xJDrMkfx
教師は独裁者ではなく、組織の中の一員
本来は決して一人で子どもを指導するのが
目的ではなく、組織として教育するのが理想(実際は裸の王様が多いが)
そのような中にエジソンやアインシュタインのような指導者が
出現することは求められていない。
そのような子どもが現れるように指導しようなんてのは
もう議論され尽くした話題。
現代は二極化してる。
つまり、自信過剰な人と、自信のなさ過ぎの人である。この2タイプがいるため、
一定の教育方法では成功しないのである。
やはり、そこで、この歴史的人物の話をひつこくしていくべきなのだ。
そうすれば、
>>8に言ったことのようになるに違いない。
13 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/03/09 20:01 ID:0wwzNv4x
>>11 >もう議論され尽くした話題。
そうかな。どうもまだ万能主義にこだわっているように思える。
勉強で、物覚えがいいというというのはそれはそれですごいが、それは単に
人間を評価する上での一要素に過ぎないのだ(むしろ、坂本竜馬などは
その点、落ちこぼれであった)。
なんというか、その組織の子供への評価方法が一つ二つにならないよう
にすべき。いろいろな評価の仕方がある。
14 :
実習生さん:04/03/10 16:01 ID:tV4kugPA
>>13 ゆとり教育って知ってる?
あれがまさに「勉強のみで子供を評価しない」
を標榜に掲げた教育だったんだよ。
どのような顛末になったかは周知の通り
>>14 まあ、あれはあれでよかったのではないかと私的には思うのだが。
実際、日本は欧米より勉強時間が長いということもあるらしいから。
ただ、他に何をやるかについて、体制が整っていなかっただけだろう。
はじめは混乱するかもしれないが、もう少し時間がたてば、ボランティア
とか受け皿ができるかもしれなかった。
とにかく、学校の勉強以外のことがしたいという人にとってはいいはずである。
16 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/03/11 20:34 ID:0hGFkm/u
ついでかき
教育者は、十人十色とかいう言葉を知ってるにもかかわらず、一つの教育方法
で成功するとか思うのはどうか。
例えば、しごきみたいな、指導の仕方について、部活でその成功例がある
からといって、それを全体で成功するとか考えるのは早まっているか
もしれない。
そういう厳しい部には、大抵、うまくて自信がある人しか入らず、また、
入ってもうまくない人は、やめていくことが多いだろう。
つまり、残った人は必然的にうまい人だけになり、指導というより、
ある意味人選とも言えなくもない。
それでみんなうまくなったという発想なら、それは少し違うかもしれない。
しごきみたいなことがいい場合と悪い場合があるのだ。
17 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/03/14 21:41 ID:Yl4annQ5
大久保利通についても、小説(翔ぶが如く4,245Pあたり)に出ている
>大久保は平素、「自分は細かいことができない」、と周りのものに
>も言っている
どうも大久保は、実務が苦手だったということらしい。司馬遼さんはどういう資料を
もってそう考えたのか(あるいは想像か)、なにか根拠があるのだろう。
>大久保のような男に実務的吏才が宿っているとは思えないのだが
というのを見ると、まるで、大久保のような人物はみんな実務ができないと
言いたいような感じもしないでもないが。
司馬さんの小説は、「司馬史観」ともいうし、何か全体として事実にも基づ
くものがあるのだろう。
18 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/03/17 21:38 ID:QolswF0m
ほしゅかき
歴史を見ると指導には、慎重さが必要だと分かる。
徳川家康などはその典型だろう、慎重さのおかげで天下を取ったといって
いいかもしれない。
臆病とも言われ、無口で、どもり癖もあったというし、ある意味反応の鈍い人な感じがする。
そもそも、現代では、優柔不断はダメで、即決を求めておきながら、失敗すれば
非難しまくるという非常な慎重さも要求する矛盾さがある。
即決すればするほどミスが多くなるのは、当たり前である(裁判や、国会はそのため
やたら時間をかけるのだろうし)。
にもかかわらず、即決しろといい、少しのミスもだめだ(つまりもっと慎重になれと)と
矛盾したことを両方いっている。
しかし、現場では即決、上にたつようなひとは慎重さが必要といえば、矛盾はしないだろう。
現代ではこれがごっちゃになっているのでないか。
やはりどうも現代では、「適材適所」という言葉をよく知っているのに、単に知ってるだけ
でまったく実行されていない気がする。
19 :
実習生さん:04/03/19 21:28 ID:46u/BC5D
教育思想の歴史をちょこっと勉強してごらん
ご高説を賜るのはありがたいけど、似たような
主義主張をしている人はたくさんいるよ。
「竜馬がゆく」
http://www4.ocn.ne.jp/~inas/ryuma.html 1.大賢は愚に似たりと古語にもいうぞ。鋭さを面にあらわして歩いている
ような男は才物ではあっても第二流だ。第一流の人物というのは、少々馬鹿
に見える。少々どころか、凡人の目から見れば、大馬鹿の間抜けに見えると
きがある。そのくせ、接する者になにか強い印象を残す。
このあたりが何か面白いものを感じる
21 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/03/20 20:43 ID:5kA1rc3G
>>19 ほう。似たようなこといってる人がそんなにいるとは心強い。
ぜひ、そういう人たちの意見をみんな尊重すべきだ。
歴史は見ようによっては、万能主義で国は腐敗し、適材適所の反乱軍が革命
を起こし、国がしばらく治まる。しかし、時がたつとまた万能主義に戻り、
また適材適所の反乱軍が革命を起こすということの繰り返しのように見える。
「愚者は経験に学び,賢者は歴史に学ぶ」とビスマルクは言ったそうだが、
同じことの繰り返しを避けるためには、歴史をしっかり見るべきだ。
23 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/03/23 22:09 ID:nQbbSNax
青木雄二(漫画ナニワ金融道の作者)という人がいるが、
彼は裏社会などもいろいろ体験したり、起業もしたことあるらしいが、
そのエッセイで、優秀な大学卒の人などを
「ペーパーテストができるだけや」と書いている。
また、日本の資本主義はおかしいと、ほとんど絶望的な思いを持っていたよ
うで、共産主義のほうがましという考えだった。
そして、日本の教育は、個人の得意分野を伸ばさず、勉強ができることだけ
をほめて、単一な人間ばかりを作ろうとしているとも書いている。
彼のエッセイは、絵が変だと思うが、内容は面白いので読む価値はあると思う。
(去年なくなったそうだが)
24 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/03/27 21:12 ID:C4IqnMDi
かき
最近、文学やスポーツで、非常に若い(十代とか)人が賞をとるのが
目立っている。大人はどうしたんだ、と思えてくるが。
彼らは、確かに優秀だろうが、はたして思想性はどの程度のものかという
感じではある。何か、なにも考えていない人のほうが、優秀な成績を残すこと
が多いのではないかというのを感じることがある(別に全員がそうだということではない)。
逆にやたら考える人のほうが、ぎこちなく、成績が残せなかったりする。
しかし、深く考えるというのは、新案を考えるとか思想の上では大事なの
は確かであり、それが指導では重要なのだ。
25 :
実習生さん:04/03/27 21:17 ID:4C1M1uPG
あなたは病気なので医者に行ってください。
>>25 なんてこというのだ。
そもそも日本の教育は、均一すぎるというのは、前々から言われてい
ること。
私だけの意見ではないのだ。
27 :
実習生さん:04/03/27 22:31 ID:4C1M1uPG
いや、あんたは他人の意見しか言ってないし、自分の意見が全く入ってないのは分かってるよ。
ただ、出典のしかたが心の病、理論的な話し合いの方法を根本的にわかってない。
とりあえず教育を語る前に勉強してくれ。
わかりやすいもの、自分の興味のあるものだけを読まずに基礎から固めてくれ、
とりあえず歴史学の入門書でも読んで「歴史上の出来事」というものがどうやって作られるのかだけでも知っておいてくれ。
自分が病なのは気づきずらいよ。自分の現在の状況を肯定するため、っていう理由でもいいので
医者に診てもらうことをオススメします。
28 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/03/29 21:53 ID:AB5AbbOV
>>27 >自分の意見が全く入ってない
いや、一応自分の意見だが。
しかし自分の意見だけでは独善的に見えるかもしれないので、似たようにこといっ
てる作家など(彼らの方が知識はずっとうえだし)を引用しているのです。
確かに、文章構成は少し下手なところもあるかもしれんが、なんの内容が伝わればよい。
不満があるなら、具体的に指摘してくれるとありがたいが。
>自分が病なのは気づきずらいよ
そこまでいうか。
引用している場合はレスのはじめにそう書きます(だから
>>24は自分の意見)。
それで青木雄二という人は、こうも言っている。
観念論、唯物論というのがあるが、日本の教育は、観念論が多いと
指摘している。
「思う」が観念論、「ある」が唯物論だという。つまり、思想としてどう思うか、
先入観なく事実のみを見るか、の違いだと思うが、日本は観念論が多いので、
事実を見れていないということを言いたいのだろう。
30 :
実習生さん:04/03/31 03:49 ID:awBDu3eZ
先入観が無くては、物事を「眺める」ことは出来ても物事を「読む」ことは出来ません。
素人がレントゲン写真や病理写真を見たって、微細な病変部位を特定するのは
不可能でしょう。
経験に合致しており、また社会的に妥当性のある先入観を植え付けること、それが教育。
かき
「坂之上の雲」(司馬遼太郎著)のあとがき(3)に、重要なこと
が書いてある。
そこには
陸軍大臣の寺内正毅という人が、井口省吾というひとに、「教科書がないのは
はなはだ不都合ではないか」みたいなことを言った。
この井口省吾という人は、児玉源太郎(この人のおかげで日露戦争に
勝ったとも思われる評価が高い人物)に買われていた人で、
その人が、寺内正毅に対して反論している。
教科書はないほうがいい、教科書など独創性をなくし教育を均一化させ
るだけといわんばかりに反論している。
このあとがきの部分は、何か歴史において司馬遼太郎がいいたかったことが
表れているのではないか。
32 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/04/01 22:26 ID:fTYtyybq
>>30 それは先入観というより、創造力というもので、違うものか
と思われます。
レントゲンの場合も、先入観で医者が間違った判断をすることもあるだろうし。
まあ、別に知識で、こういう場合はこうだと教えるのはかまわないこと
でしょうが。
33 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/04/04 22:16 ID:WxstIw0W
かきこ
今の社会は、指導者のタイプで言えば、人望タイプだけが(なんとか)評価されるが、
参謀タイプはほとんど評価されないように思われる。
例えば大久保利通(
>>17)などは、大勢に評価されるタイプの人間ではなく、当時は
少数の歴史的人物だけに評価されていたような感じだった。
多数決で言えば代表には認められそうにない。
それでもやってこれたのは、革命のせいもあるが、当時大衆が代表を決め
るという形ではなかったためである。
だから、現代では大久保のような人物は評価されにくいだろう。
多くの人は本人の思想も見ずに代表を決めてしまったりする。
いかに、人の評価の仕方は万能とか均一で単純に見てはいけないということである。
それにはやはり教育などにおいて、人の評価の仕方は、適材適所が大事か教えていくべ
きなのだ。
34 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/04/08 22:04 ID:TPosbHu4
ひたかき
それで歴史的人物というのは、当時は評価されず、死亡して後から評価
されるという例がよくある。
やはりこれは、多くの人々が、当時その人物の思想を深く見ずに、万能とか
表面で判断してしまうために違いない(逆に後世の人は、その人物の短所をあまり
悪い感情をもたず、冷静にものを見れるのだろう)。
逆に、当時評価が高かった人が、歴史になるとその評価が下がるというこ
ともある(東条英機とか、乃木とか)。
つまり、現代で評価されたからといって、必ずしも歴史で
評価されるとは限らないのだ。今の人物の本当の評価は、100年後とか
歴史にならないと正確には分からないかもしれない。
しかし、それでは遅い。今すぐ万能的な評価をやめれば、そういう年月を得ずに
評価されるようになり、適材適所でみんな適切に評価されるに違いない。
35 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/04/10 22:28 ID:S1ZBh9HE
そもそも適材適所をやってこなかったから女性から
「指導者で支持されてる男性というのはこの程度の人物か、もう男性に指導者は
任せられない」などと思われてそうである。
女性から見れば、男性の指導者はたいしたことない、女性がやった方がまし、
といふうな感じか。
日本の指導者の決め方は、適正かどうかより、現場でいい成績を残したからそ
の褒美に、という指導が適正かどうかはまったく関係がないやり方なので、
こう思われても仕方がないでしょう。
西郷隆盛(
>>2)の言うように、そういう人物は指導権を与えず、褒美だけをや
ればいいのだろうと思うが。
男性にもいい指導者がいると思うが、一長一短がある人物は評価されず出てこない。
もっとも、女性も適材適所を取っているわけではないし、そういう男性を支持し
てきたこともあり、女性自身にも問題はあるが。
36 :
実習生さん:04/04/11 19:18 ID:VpwpSwk7
あんた日本史板でもぼろくそいわれてるわけだが…めげないヤシだなw
とりあえず、
1)現場で優秀=優秀な指導者ではない
2)優秀な指導者を輩出するためには「あらたな評価方法」が不可欠
とこの二点を言いたいわけだな?
では、質問だ。
その「あらたな評価方法」の具体的な展望と、その具体的な評価方法を持ってるのかね?
日本史板でも言われてるように、(1)も(2)もみんな周知の事実だ。それでも
その「あらたな評価方法」をみんなが採用しないのはナゼか?それが「具体的に見えてこない」
からなんだよ。少なくともそれをシステム化できていない、ということだ。だったら、そんな基準は
「使えない」んだよ。
その場合、次善の策として、とりあえず「教員として必要な資質の一つ」である「学力」を基準として
選抜し、その中に上記資質をもったヤシがいることを期待するしか方法がないじゃん。
そして、その選抜方法が最善ではないこともまた自明だから、教員の「権力」をあまり強いものに
設定しない、と。まあその辺で妥協してるわけだ。わかるか?
37 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/04/12 23:27 ID:6fLBRSXU
>「あらたな評価方法」の具体的な展望
まあ、確かに、そういうのがなければ評価のしようがないが、難しい問題だ。
とにかく、独創性が大事なのは事実。
今の勉学は、答えがみんな同じになるように作られている。独創性のかけらもない。
参謀タイプの人物などは、もっとも独創性が必要とするものだが。
一つの評価方法として、
例えば、「ある問題が発生した、君なら指導者としてどう対処するか」という
ふうに問題を出す。
ありきたりでなく、それで独創的な案を出す人を見つけるとか。
手間がかかりそうだが。
>上記資質をもったヤシがいることを期待するしか方
一長一短からすると難しそうだな。
歴史的に見て、何でもできる人物はほとんどいないような気もするしな。
38 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/04/15 23:10 ID:ZKH6iFyL
39 :
実習生さん:04/04/15 23:16 ID:wwEfq0eW
>38
どのような教育課程における、どうようなタイプの「オチコボレ」であったか、は問われる必要があるな。
何人学級だったのか、どのような教師だったのか。
そもそも、アインシュタインもエジソンも、「現代日本の教育システム」で「オチこぼれた」わけではないし。
それに、彼らほどの才能があれば、仮に学校制度で「オチコボレ」たところで、全く問題ない、ということは
それこそ「歴史」が証明しているのではないかな。
むしろ、既存の教育システムにのっとって、偉大な功績を残した人物はそれこそ山ほどいるわけだが、
そのへんはどう思うね?
40 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/04/16 23:11 ID:zus6J/vn
>>39 >どうようなタイプの「オチコボレ」であったか
難しい事を言いますな。
どのような学校って、まあ、今とそれほど差はないと思うが。
>現代日本の教育システム
両者とも、暗記物が苦手だったから、現代日本の教育でも通用しないでしょう
エジソンなどは学校の勉強について行けなかったため母親が教えていたとか。
アインシュタインも学校嫌いで、学校教育は当てにしてなかったのだろう。
世界をみて、独創教育がどのへんまで進んでいるかわからないが、
日本のノーベル賞の数は他国と比べて少ないという。人口2分の一の英の
方が多いとか。
日本は独創性を養わないということで元ノーベル賞学者も非難している。
日本のノーベル賞受賞者は自国でなく、他国で認められて初めて有名になる場合
が多いようだしな。
江崎氏などは大学ではまったく認められなかったらしい。
まあ、今のノーベル賞がアインシュタインクラスで認められているのか、
よくわからないが(この賞は毎年必ず出るものなのだろうか)。
41 :
実習生さん:04/04/17 21:17 ID:3PgLhNVG
司馬の幕末小説は、沢山有る説の中から、日本人のプライドに合致するものを意図的に
選択、または創作したもので、議論の論拠になれるものでない事をお忘れ無く。
42 :
実習生さん:04/04/17 21:47 ID:Xbr0s5z+
>>1 話がまったく違うかもしれんが、
接客業(飲食店、コンビ二)で、
店側にとってありがたい店員は、
必ずしも客側にとってありがたい店員ではないという
構図はあると思う。
43 :
実習生さん:04/04/17 21:48 ID:UxgywtuC
44 :
実習生さん:04/04/18 00:16 ID:qf7TrQGV
>41
同じ事をうちのバ課長に言いたい。
なにかっちゅーと「こういう時龍馬なら」とか言いだすし、
司馬先生はこう語られた・・みたいな戯れ言をキャバで大演説
しだすし。それで女の子離れてくのに気づいてないし。
歴史上の偉人はたしかに偉かったろーけど、その信奉者に
ヴォケカスが多いのはなぜ?
スレ意については役に立たん奴ほど「私には別のカがある」と
負け惜しみをたれるが、それと同じなんじゃねーの?
45 :
_:04/04/18 08:14 ID:6ShZJ/wM
>40
「どのようなタイプの…」
たとえば、エジソンは相当家庭が大変だった。生活費を稼ぐために激しくアルバイトしまくってるよね。
暗記物をクリアできなかったのは、本当に彼の頭のせいなのか、それともそういう余裕の無さのせいだったのか?
学校に行っても彼の場合居眠りばかりしてたのかもしれない。
今の日本の学校なら、奨学金制度も一応、ある程度はある。エジソンが落ちこぼれることは無い…かもしれない。
アインシュタインは、ぼーっとして色々考えるタイプの子どもだったらしい。今の日本の小学校とかだと、
逆に喜ばれるタイプなんじゃないか。塾とかでは評価されないだろうけども。
「独創的な…」云々の基準にノーベル賞を出してくるのもどうかと思う。
一応ノーベル賞受賞者がユダヤ系に偏ってることとかは知っておいてもいい話だし、
日本で「ノーベル賞」は素晴らしい賞の代名詞になってるけど、それが日本独特の
ことだというのも知っておいて損はない。ノーベル賞受賞者は、毎年沢山います。
日本の科学研究における基礎研究の世界的レベルについて云々したいなら、
世界的な権威有る科学雑誌への論文掲載件数、他の科学者によって引用される回数、
などを調べてみたらいいんではないでしょうか。
46 :
実習生さん:04/04/18 12:10 ID:pIG6LfGF
>>41 日本人らしいのは、精神主議だが、むしろ、そういうのだけでは
よくないようなことを司馬さんは言っている。
日露戦争の乃木神話もわずらわしいとか、反発を覚悟で書いている気がする。
別に、日本人のプライドにこびているように思えない。
>>42 そうでしょうな。
例えば、やたらひつこく商品を進める店員は店側はいいが、客には迷惑とか。
>>44 ・・・まあ、形だけやたら真似て、くわしい内容をよく見てない人は多いが。
竜馬などは、細かいことができないたちとか、小さい頃物覚えが悪かった、
とか書いてあるが、人物の都合のいいところ(長所)だけを取り上げて言うのはよくない。
その人がそうかは分からないが。
おれの場合は、長所と短所を見ているつもりだし。
48 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/04/19 22:01 ID:y5DU3sBB
>>45 >生活費を稼ぐために激しくアルバイトしまくってるよね
それは知らんかった。
しかし、居眠りのせいなら、そういう話が残っていそうですがな。テレビなど
では、勉強がまったくできなかった、と放送されてたし。
>今の日本の小学校とかだと、逆に喜ばれるタイプなんじゃないか
とても喜ばれない気がするな。
むしろ、「ぼー、っとするな、もっとしゃきっとしろ」とか言い続けられそう。
>ユダヤ系に偏ってることとかは
まあ、ユダヤ系が優秀だとしても、その国の教育方法によるだろうしな。
だいたい日本の受験というのは、入る前の試験で評価されるが、欧米の大学では入るのは
たやすく、出るのが難しいらしい。つまり、受験勉強などはなく、入ってから
一生懸命勉強すると言う形ではないだろうか。
こういう受験型は、世界でも日本と韓国ぐらいなものだろう。
>引用される回数
これニュースで日本が多いとか出てたな。
しかし、引用が多いからどうだと言うことはないと思う。単に日本はやたら論文が
多いだけかもしれないし、これはおかしい、とたくさん突っ込まれてるだけかもしれない。
>>46 まあ、後で見ておきます。
49 :
44:04/04/20 14:44 ID:qpZutx8H
トクリさんへ 44の男です
レスどーも&茶化して悪かった
47のレス見て、あぁそうかもな、と思った
外面真似で豪傑ぶるヘタレとは、トクリさんは違うかもな、とも
可能なら、うちの課長を教育し直してホシ
かき
学校というより、むしろ家庭とかの話で、
物覚えのいい人は、実用的なことなどを簡単に覚えてしまうため
それで、「自分は何も教わらなくても実用的なことはできた」、と思ってるか
ら子供などに実用的なことを何も教えようとしなくなる。
教えなくても、みんな自分のようにできるはずだ、と思ってしまうのである。
物覚えというのは、十人十色で違うものだと思うが、そういう人は自分が普通で
覚えが悪い人は「単に怠けている」と思ってしまうようである。
こういうことからして、物覚えがいいから、教育がうまいとは
考えられない。むしろ、物覚えが悪い人のほうが、工夫して覚えてる人が多く、
教え方がうまいかもしれない。
51 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/04/23 22:50 ID:j0+HAaH/
>>49 そうですか。
なんというか、そういう自分の都合のいいとこだけまねようとする人が多い
ような気がするのだ。
なんというか、「翔ぶが如く」で、大久保利通をみて、尊敬して真似ようとか思って
る人(サラリーマンとか?)は多そうだが、なら実務ができない(
>>17)とか書いて
るところも含めて大久保を尊敬してるのか、と思うが。
新撰組もそうだが、短所を含めて尊敬するならいいが、長所だけを見て好きとかいって
る人はファンとはいえないと思う。
また、格好だけ真似ても、そういう人物に実力が近くなるわ
けでは当然ない。
そういうことを自覚してやってるのならいいが。
52 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/04/28 21:59 ID:0IsOH+N9
ほしゅ
53 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/05/03 22:51 ID:5a88zz4v
参考
ビジネスニュース、「アジア系は経営者になれない?」
http://book2.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1082389611/l50 >アジア太平洋系はミツバチのように仕事に精を出すが、
>リーダーシップの才能には恵まれていないとの観念にとらわれる白人経
>営者も少なくないようだ。
なぜこのようになって(思われて)るか。やはりこれは、日本などは海外に比べて、指導
者が重要視されてないからではないか。
つまり、日本は会社の指導が良いのでなく、サービス残業や休日出勤で現場の人間が
無理をしてるから結果を残せている(しかもそれが美徳みたいに思われている)、
だから、サービス残業も休日出勤もなさそうな米では指導が重要なため、
あまり成功しない、ということ(思われてる)かもしれない。
これは良くない。米で適材適所が完全にできているとは限らないが、日本より
は指導方法が重視されているに違いない。教育の違いが出ていると言える。
これは考えさせられる事実である。
54 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/05/06 21:54 ID:BmZ1WIY7
「君子は器ならず」、と孔子が言ったそうだが、
この解釈を検索で調べてみると、
君子は一芸に秀でたところはなく不器用だが、全体を把握している、
とか、人が使うのがうまい、とかいうのが出てくる。
この「君子は器ならず」について
渋沢栄一という人も言及している。
http://www.rakuten.co.jp/kigyoka/379381/419538/503634/ 他のは無視して「君子は器ならず」というところみると
大久保利通(
>>17)、西郷隆盛(西郷も、「翔ぶが如く4」には「西郷には
才芸がない」と言うふうに出ている)、木戸孝允などがそうであると言っている。
渋沢栄一は今の経営社会にも通ずるところがあるだろうが、その人がこういう
ことを言ってるのは重要である。
55 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/05/08 22:33 ID:fDeJvNzG
しかし、日本の子供ほど独立心がない民族はないのではないか。
なんというか一人で物事をやるのではなく、人と群れてやらないと何もできな
いとかいわれるし。
これは今に限ったことではなく、昔から日本人は周りに合わせるという気分が
強く、独立心がない。海外ではこうではないだろう。
これは、今までの日本の問題ある教育がさせたことであろう。
56 :
_:04/05/09 23:14 ID:gyt5ihNa
>55 それは単に日本がアジア的村社会であるということに過ぎない。
なんでもかんでも教育で語るのは、無理がないか?
57 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/05/13 23:03 ID:GfReAKZi
>>56 そうかなあ。
しかし、そもそも日本型社会というなら、江戸時代などは教育方法もばらばらで
藩で独立していたようだし。教育が統一されたのは明治になってからだろう。
吉田松陰が開いた塾と横井小楠が開いた塾は違うことを教えていただろうし。
だから、日本でみれば思想が、統一するということはなかった。
昔の武士などは、主家が気に入らなければ裏切ってもよいという例も多くあり、
これは独立心ともいえる。
つまり日本は、欧米の教育方法を取り入れておりながら、
本来の日本型でも、欧米型でもない中途半端な形を取っているのだ。
参考にするなら最後まで、やるか、昔にように藩内でばらばらに教えるかにする
べきでしょう。
58 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/05/15 23:38 ID:H+b78jkp
ん?
59 :
nakao:04/05/18 09:13 ID:UGxbqRE6
60 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/05/21 21:43 ID:vtncQVLv
何か、最近、子供が「大人が悪い」というのを聞くが、これが適材
適所のことを言ってるとしたら分からなくはない。
つまり、大人の指導方法が悪いということだろう。
正確に言うと、大人全体が悪いのではなく、指導に向いてない大人が
悪い指導をやっているということになるか。
子供の直感でも、今の大人の指導の悪さがよく分かるのかもしれない。
やはり現場と指導ということで評価を分けるべきだな。
61 :
実習生さん:04/05/24 22:51 ID:20VWLBfZ
優秀なら校長並みの待遇も 中教審、教員処遇で初会合
文部科学相の諮問機関、中教審(鳥居泰彦会長)は、学校の組織運営や教員の処遇の在り方などを探るため、作業部会を設置し、24日、東京都内で初会合を開いた。
優秀な現場教員を校長並みの待遇とするような方策も検討する見通し。
学識者や小、中、高の校長ら13人の委員で構成。学校選択制を主導し、積極的な教育改革を進めている東京都品川区の若月秀夫教育長が、議論のまとめ役の主査を務め、年度内に結論をまとめる予定。
部会では、個々の教員に対する評価を処遇に反映させる仕組みを議論。その中で、教員の意欲を引き出すために、指導力に優れた教員を校長と同等に扱うような待遇の在り方も検討する予定。
校長がリーダーシップを発揮しやすい校内組織の在り方を討議するほか、運営能力がある人材を確保する方法も話し合う。(共同通信)
。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000039-kyodo-soci
62 :
実習生さん:04/05/26 11:33 ID:xgx6eTjZ
なんじゃこのスレ?スレタイで否定してる奴のほうが役立つだろう。
むしろ「優秀な指導者」だというふれこみで現場でちっとも役立たない
奴の方が害があるぞ。
このスレの住人たち、司馬遼太郎でオナって楽しいか?
63 :
実習生さん:04/05/26 18:36 ID:Ydx2u2sS
トクUさん
文の最初の「かき」とかがうっとおしい。
64 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/05/28 22:43 ID:LXcUen3Z
>>61 この優秀って、どういうふうに決めるつもりかな。
>>62 >優秀な指導者」だというふれこみで現場でちっとも役立たない
まあ、現場というか、指導する人数の大小にもよりますが。
少なくとも指導方針を考える人は、別に現場で優秀でなくても良いというのは
史実にも現れてるしその通りだと思う。
そもそも、今も教員でもない国会が決めてるのだが。
>>63 ん。
いきなり長文を書き始めるのもなんだと思ったのですが。
不評ならやめた方がいいか。
65 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/06/03 23:00 ID:Ucu0CnTW
ほしゅ
66 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/06/07 22:23 ID:DypuAF9H
>>16の関連で、
何かテレビで、スポーツとか全国から人を集めて厳しい教育するような番組
があったような気がするが、あれは優秀な人を人選をしてるわけで
(そもそもそういう人しか集まらない)、耐えられない人もやめていく。
つまり、あれは鈍い人については、はじめから自分たちには教育は無理であると、
教育放棄してるようなもので、自分たちの教育方法は優秀な人しか育てられ
ないと言ってるようなものである。
つまり、個人で優秀な人間なら、ああいう教育もありなのかもしれないが、
さも国民全員がああいう教育で成功すると思い込むのは間違いでしょうな。
67 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/06/12 22:13 ID:EtxNoCLy
人には、大きく分けて現場型と独立型がいるのだ。
独立型とは、例えばアインシュタイン(
>>38)のように、集団より独立して
やったほうが得意な人のことである。
教育は、この二つに分けてしまうべき。
68 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/06/19 23:07 ID:vk66FsaB
「精神主義と規律主義は無能者にとって絶好の隠れ蓑である」というのが、
坂之上の雲(あとがき3)に出てくる。
これは今の日本のおかしさを考える上で重要だ。
そもそも欧米などは、日本のような規律はなさそうである。
現に日本のような規律的な均一教育はなく、個人主義が重要視されているがそれでもう
まくいってるのである。
それで若者を比較しても日本よりむしろ欧などのほうが、しっかりした考え方をしている。
要するに過剰な規律を用いなくても、人が育つ証拠である。日本は規律規制以外に指導方法を知らない
人間が上に立っているのではなかろうか。
万能主義で適材適所ができてないおかげで。
69 :
実習生さん:04/06/19 23:20 ID:uBxE9tlE
>>68 欧米の方が、規律にうるさいよ。
バスに乗って老人に席を譲らないと、周り全員から怒られる。
アパートで夜中にシャワーを浴びると、うるさいとご近所からぶーんぐ。
芝生を刈らないと罰金。
個人主義は、自分勝手主義とは違います。日本よりもルールに厳しいのが
欧米だよ。 日本は個人主義と自分勝手を混同したのが間違いのもとだね。
>>69 そうかな、日本よりは許そう。
挨拶も握手で、日本ほど規律的な上下関係もなさそうだし。それでも若者は、
欧米のほうがしっかりしているように見える。
ものはやりようではないか。
なんというか、全体をいっぺんに変えることができればうまくいく
気がするんだが。
71 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/06/21 22:56 ID:GCMlFf7q
>自分勝手主義
まあ、確かに、無意味に勘違いして増長してる人はいますが。
しかし、規律がいい方向に行く場合と、悪い方向に行く場合があるのも事実。
ニュー速+にもあったか、厳しい教育で、逆に引きこもった人もいるようだし。
偏見だが、厳しい学校は、確かに規律はできてるが、逆に不良がこわく、
そうでない学校は不良はさほど怖くない印象もあるのだが。
とにかく、
>>67でいったように、人には違いがあるのだからせめて使い分け
てほしいものだ。
72 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/06/26 22:54 ID:2DqyOKtC
ほしゅ
何か、テレビなどを見ると、小学生が大人びたまともなことを言ってるのを
聞くことがある。
しかし、それに対し高校、大学生の方が言っていることがさほどでもない、という
ことが(まあ、そういう人の意見しか聞かないのかもしれないが)ある。
中高生の間に何があったのかと思えてくるのだが。
これは、まともな小学生が、評価されず表に出なくなったのか、それとも
中高の教育が、おかしかったのか。
73 :
実習生さん:04/06/27 13:37 ID:e2Rpsp8B
まともなことってどんなことを喋ってたのよ、小学生が?
内容希望。まず聞いてからだ、まともかどうか判断するのは
74 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/06/30 22:11 ID:A8wIkFHm
うーム、前にテレビや、新聞で見た話なので、内容は忘れたな。
しかし、感心した記憶があって(聞いた人も感心していた)。
まあ、全員ではないのかもしれないが。
75 :
a:04/07/04 09:48 ID:q+SZIcwS
76 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/07/04 21:35 ID:UK2fNsuF
規律について言えば、
メジャーの松井秀喜などは、本が出ているようだが、評判を聞いていると
もっと、自主性を尊重すべきとか、むしろ規律でがちがちはいけないような
考え方をしているようだな。
やはり、今の均一化教育のように一つの教育方法で成功するみたいな考えは
明らかにおかしく、どうかしていると言わざるをえないな。
77 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/07/07 22:52 ID:ndmvgQYb
78 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/07/11 22:48 ID:yCFgoCsv
そもそも日本は資本主義社会なのに、全体主義みたいな精神論を押し付ける
ことがどうかしているといわざるをえない。
資本主義を擁護するなら、(競争においてやり方は自由だろうし)精神や教育
方法も自由にすべきだろう。
本来、資本主義社会は、大衆に均一化の教育をする資格はない。
その点欧米は、個人主義でまだよく分かっている。
日本はいかに未熟な国かが分かる。
それに日本は均一化すると、第二次大戦時みたいに暴走するので、無理にでも分けて
しまうべきなのだ。
ほしゅ
日本は、一つの集団に入ると、
そこの均一化した方針に従わないとまるで
すべて自分が悪い(別にそれに従う理由は全くなくても)というように
奇妙な方向に心理状態が行きがちな国なのだ。
やはりこういう国においては、無理に藩に分けるというか、欧州のEUみたい
にするほうがいいかもしれない。
80 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/07/20 21:55 ID:qEm8TU3x
とにかく、指導者はよくない点がある。
そもそも、学校などのある集団において、その入った人物が成長しなかったり
すると100%その人物が悪いといういうふうになりがちである。
確かにその点もあるかもしれないが、
しかし、指導側から見ればあくまでその人物を育てられなかった指導者の
実力不足なのだ。
その人がやめたりしても、100%本人のせいというより、指導者にその人を
育てる能力がなかったから、といえるのだ。
それを社会が何か勘違いしているようでいけない。
81 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/07/26 22:33 ID:cg/NqWPs
保守
本もろくに読んでなくいうが、やはり教育者たるものは松井秀喜の父親
を良く参考にすべきだ。
今までの教育方法とはまったく別の考え方をしているような感じを受ける。
82 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/08/01 22:38 ID:yBBChPo4
83 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/08/10 22:30 ID:OQ3wvms5
ほしゅ〜
二八の法則、パレートの法則からみて、
万能教育(実際は違うが)、は少なくとも2割の人が失敗するようにな
っているのだ。
しかし残りの8割が成功する(ようにみえる)ものだから、全員万能教育で成功すると
思いがちだが実際は残りの2割は独立向きの教育をしないと成功はしにくい。
つまり均一教育をするなら2割の人がついていけず失敗して当然と考えておかな
いといけない。それが努力不足でそうなるとは限らないのだ。
テレビのように感動的には行かない。
84 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/08/16 22:28 ID:5mQGNmr6
ひたすら保守
しかし日本は指導者同士は、互いに批判しあわないという暗黙の了解みたいの
がありますな。
その人に気を使っているのか、「あの人のやり方はおかしいのでは?」と思っていても関係を
悪くしたくないせいか、何もいわない。
そのとばっちりが、指導を受ける側に向かうのだが。
(逆に司馬氏などの小説には、明治維新で、指導者同士が嫌ったり、批判しあっていた感じがあっ
たりするが)。
ようするに、今の指導の評価は、大半はあてにならないかもしれない。
悪い指導をしているにもかかわらず、気を使われているため本人は気づかないのだ。
こうなったら、制度的に無理にでも適材適所などを押しすすめるしかないのだ。
85 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/08/26 22:53 ID:MvCo+4Tm
絵がうまい人や歌がうまい人は、もともと昔からうまかったりする。
しかし絵や歌などがド下手な人が、のちのちものすごくうまくなる例を見たこと
がある人はどれだけいるだろうか。よほど少ないはず。
三つ子の魂百までというが
性格なども後で180度変わった人を見た人はほとんどいないだろう。
これは努力でできるというのは限られているということを示している。ある程度
昔から素質があったのだ。
そりゃ、苦手を克服することは大事だが、それをメインにやっていては、それだけ
で人生が終わってしまいかねない。やはり適材適所が大事。
86 :
実習生さん:04/08/27 01:12 ID:b8ftGo3P
>現場で優秀=優秀な指導者、ではない
これ自体は同意。この本のどっかに書いてあった・・・はず
暗黙知の解剖―認知と社会のインターフェイス 福島 真人 金子書房
問題は、人間の向き不向きを判断するのは、他人はもちろん自分自身ですら
難しいことだ。やはり「現場向け能力」と「指導者向け能力」の両方を
教えておく方が間違いが少ないと思える。
87 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/08/31 22:54 ID:zyCNpPl/
>>86 そ、そうです。
そういう本は、参考になりますな。後で見てみます。
>両方を教えておく方
そう、少なくともそういう事実を教えておかなければ。
実際に教育で分けるのには、不公平とかいわれそうですが。
もはや、別々に学校自体をわけるとか。
88 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/09/05 23:11 ID:D2Vie2BE
日本ではやたらやり方まで介入したがる。さもこのやり方でないといけないみたいな。
(たとえばプロ野球でメジャーをみると米などでは打ちかたがばらばらとか)
日本はやたら形を整えたがるが。
迷惑がかからなければ、結果が重要なんだからそのやり方などはどうやってもいい
と思うのだが。
同じやり方なら、そのやり方にあった人間しか出てこないにすぎないのだし。
89 :
実習生さん:04/09/12 00:33:50 ID:og3vZn53
>>80 いいこというね〜。
>>84 >互いに批判しあわないという暗黙の了解
それはほら、この2ちゃんねるでもそうだけど、
それを始めると何もきまらなくなるから(笑)
あと昔からの国民性が(つまり歴史が長いから)
他人を攻撃することをさけている傾向もある。
90 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/09/13 22:54:56 ID:DhskAe0l
>>89 そそうですか。
なんというか、革命期が終わって、長く体制が続いて
しまうと体制腐敗してしまうという歴史でよくありがちな。
まあ、藩があった頃は、藩ごとにそれなりに指導が違っていたので
「あの藩はだめだ」とかいえたのでしょうけど。
今の状態は。
やはりこれは変えねば。面と向かっていえない日本人なら幸い今
広がってネットでも何でもつかってなんとかならないものだろうか。
時代遅れの思想を、なんとか変換させねばならない。
91 :
実習生さん:04/09/14 23:34:28 ID:OHqSs8cx
司馬遼ファンの俺には恥ずかしいスレ
92 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/09/16 23:02:31 ID:CcxNUmve
ほしゅ
それにしても日本の教育者は、自分の教育で必ず成功するという
姿勢の人が多い気がする。どこからその自信が出てくるのか。
可能性的に失敗する場合もあるのでは?と、なぜ考えないのか。ある苦労を課せば
感謝される場合もあるが、恨まれる場合もでてくるということは当然ありうること。
その覚悟がないというか。絶対それで成功するものだと思っている。テレビとか漫画のような
作り話のようにはうまくいかないのだ。
>>91 まあ、というか全部は読んではないんであれですが。
少なくとも、今の日本はまずいだろうという考えはもっていたのは確か。
93 :
実習生さん:04/09/23 18:56:37 ID:zhaDwqgM
>>92 誰もそんなこと思ってない。
だからこそ悩むんじゃないか
94 :
実習生さん:04/09/27 11:59:39 ID:tffxMkNf
>>1 エジソンや坂本龍馬、レオナルド・ダ・ビンチらはADHD
アインシュタインはサヴァン症候群という脳障害
特殊な人間を参考に出し、自論を主張するのでは説得力がない
寧ろ、これらの人物を対象として考えるのなら、特殊学級について考えるべきだろ
〜
「「精神主義と規律主義は無能者にとって絶好の隠れ蓑である」
>>68の関連で、
例えば、大学の講義で、
何もしなくても人気で人が集まる講義と、
普通なら集まりそうにないが「出席しないと単位を与えないぞ」といっている講義では、
集まる人数は同じかもしれない。
しかしどっちの講義が優れているかというと前者だろう。学術的にもこちらが評価されるのかも。
が、集まる人数は、結果的に同じである。
つまり優れていなくても、規律を用いれば指導者の能力をごまかしたりできるのかもしれない。
まあ、これは必ずしも例がいいとはいえず、それぞれの事情も考えないといけないが。
96 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/09/28 22:34:08 ID:Xjnbi4mQ
>>93 そうですか。
まあ、これはむしろ親のほうが多いかもしれませんが。
>>94 病名を言うと、いくらでも出てきそうですからなあ。
しかしもしそうだとしても、もし20%ぐらいがそういう症状なら、
それは病気というより、一種の能力と認められれば。
特殊といっても単に認められた人が少なかったのかもしれないし。実際は
結構いるとか。
97 :
実習生さん:04/09/29 00:19:22 ID:e2VVidGQ
生徒に人気がある=優秀な教師
と勘違いする傾向にあるよね?
98 :
実習生さん:04/09/29 04:03:52 ID:6b+uTi2N
97は、その通りですね。
そして教師病になって行く・・・。
でも迎合して人気が出た場合の底の浅さはすぐに露呈しますよね。
ところで主の言う「日本の教育は万能主義」って・・・、全然そんなことないんじゃないですかねえ。
中学程度の内容とアインシュタインを同列に考えるならナンセンスです。
平準化と個性化の対比ならわかります。「機会の平等か結果の平等か」とか「馬鹿も個性の一種って何」とか。
中学程度でジェネラリストもスペシャリストもないでしょう。
能力を伸ばすほうではなくて、伸ばさなくても許されるほうに甘えている感じです。
99 :
実習生さん:04/10/01 06:48:56 ID:Wd3LZ/hc
>>96 全ての脳障害に対して言ってる気はないぞ
知的障害やダウン症候群・外因性脳障害とは別ものだろ
彼らの場合は治療的教育やリハビリが必要だと思うが、
ADHDの患者に対しては同様な方法は適切であるかどうか
確かに近年ADHDの患者は増加してきていると言われている
しかしアメリカの例を取ってみても、まだ総人口の1%程度のはずだ
これは少数派と考えて良いのではないか?(潜在数云々言うなよ)
現在ADHAの患者には治療的教育が行われている場合が多い
しかし、上記に挙げた人物を見ると、それぞれの能力に合う教育がされ、
(正確には能力を伸ばせる環境が与えられた)
適切な指導者に教育・影響されている
エジソン→母
坂本竜馬→姉
ダ・ビンチ→師匠
アインシュタイン→叔父
で、ここまで書き込んでスレ違いの内容になってるのに気付いたので、→俺的に終了
100 :
実習生さん:04/10/02 16:26:02 ID:eOfX/g8U
よくみると松井(の父親)と同じような考えをしているな落合監督も。
上下関係が嫌いらしい。
>>97 まあ、それはそうですが。
例えば歴史でも、維新当時、大久保より西郷の方がずっと
人気が高かったようだが、実力は大久保もまったくおとらなかっ
たはず。
まあ、適性の問題ともいえる。適材適所がはまったというか。
>>98 >中学程度でジェネラリストもスペシャリストもないでしょう。
それは人によるのです。全員を動物のように決め付けてはいけない。
均一化でうまく行く人と行かない人が間違いなくいる、ということです。
102 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/10/03 22:04:44 ID:+oFTHseP
>>99 難しいですが、知的障害とかならすぐ分かるが、
精神障害もいろいろあって、普通に見える人でもかかっているよ
うですからなあ。
>上記に挙げた人物を見ると、それぞれの能力に合う教育がされ
それはかなり運が良かったように思えますが。
ほとんど落ちこぼれに見える人物を許容できる人は少ない
ように思える。
エジソンの母親も、学校などに行かなくてもいいとか言ったらしいが、
そういうことが普通できるかどうか。
103 :
実習生さん:04/10/03 22:36:34 ID:+yoMboU3
アインシュタインの時代は、理論ではなく実験による発見がモノを
言う世界だったが今の時代は実験はもとより
まず計算式等を作らなきゃいけないから現代にアインシュインが産まれても
単なる妄想扱いされて終わりだと思う。
104 :
実習生さん:04/10/03 22:38:15 ID:+yoMboU3
あと、エジソンやアインシュタイン本人が「学校行けなくてもやれば出来るよ!」
とかいってグッと親指ポーズしたわけでなく、取り巻きが結果だけ見て
学校行かなくてもやれるんじゃないか?って思い込んでるだけでしょ。
それにアインシュタインがきちんと理論を学べたら
もっとすごい発明や研究を残せたと思う。
105 :
実習生さん:04/10/03 22:45:26 ID:+yoMboU3
106 :
実習生さん:04/10/05 12:46:16 ID:e7+MS3ad
>>104 実際は学校にいかなくても、できないこともない。自力で独学
して、難しい資格を高得点で取得すればいいわけ。
高得点取得者はなんとかという帳簿にのって企業から声がかかる。
日本の場合はこれで学校にいかなくても、できないこともないと証
明できる。
だからどうしたといわれそうですが一応。
107 :
実習生さん:04/10/05 22:37:23 ID:ydlKfF0c
>>104 アインシュタインは学校に行ってるんだけど・・
そしてきちんと理論を学んでるんだけど・・
ただ独学で学んだ事も多いだけ
んで、アインシュタインは学校で好きな科目は勉強し、良い成績を残してるけど、
それ以外の成績は最低レベルで勉強もしてなかったんじゃなかった?
教師の評も
「勤勉さがない」
「君が(アインシュタイン)が居なかったら、このクラスは素晴らしいクラスだっただろう」
など、好意的な評は少なかったと。。
とどのつまり、
アインシュタインがエジソンや龍馬の様に登校拒否になったり、学校から追い出されなかったのは、
数学という判断し易く、認めねばならない分野で才能が開花したことが幸運だったんじゃないかな
108 :
実習生さん:04/10/05 22:56:17 ID:ydlKfF0c
>>102 だから、そこが言いたかった事なの
「学校教育で天才を作れる可能性は皆無」と
学校教育レベルでは、ランク別に一定知識水準の人間を生産してればいいじゃないか?
天才は生まれた時から天才な分けだから、適した教育システムを新たに作り生産
するべきなのではなのかな?(敢えて生産と書いたぞ)
ダイヤの原石を無能な人間に預け、屑石として世に出すよりかは建設的だと思う
実際、アメリカでは民間レベルではあるが、その様なシステムが既に稼働しているはずだし。
109 :
実習生さん:04/10/07 23:06:54 ID:8KQP4T4U
>>108 日本では東大や京大がそれにあたるんじゃないかな?
といってみるテスト。
110 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/10/13 22:25:11 ID:Avmu0U8t
>>104 >>107サンの言うとおりでしょう。
なんというか、集団生活が苦手だったようですな。
周りから見ると変人なので、そういう人はつらいん
でしょう。
その点日本などは均一化が行き過ぎているからさらに状況が悪い。
一人だけういてしまう、というか。
>>108 その人物の判断が難しいのでしょう。
天才とかではなく、大まかに独立型と集団型とかいう感じで。
しかし、そもそも歴史的に見るとたいてい非凡な人というのは一長一短がある。
そのことを現代人が分かっていないというか、研究すれば出てきそうだが。
万能好きな。
>>109 それは、一つの判断基準でしかないからなあ。
111 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/10/20 22:35:25 ID:RSnmf7+w
ほしゅ
何か人を説教するとき、よく世論を持ち出す人がいるが
あれはあまりよくない気がする。
「社会ではみんなこういう考えだ、だからお前はこうしろ」みたいな。
こうなるとその人の意見というより、単に世論を代弁しているだけか
もしれないが。
世論を持ち出すと、正誤ではなく、単に多数決で圧倒されて同意せ
ざるを得なくなる。
つまりその人物の言葉に感動して同意するわけではなく、多勢に無勢でやむ
をえずみたいな。こうなるとそれが正論かどうかは関係がないのである。
日本というのは特に、均一化だからこういうことが多いが。
歴史的にみると少数意見も大事なのだがなあ。
112 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/10/29 22:04:48 ID:HqPKASVo
心理学に、正常性バイアス、多数派同調バイアス、というのがある
そうだが、
ようするにこれは、人間は、(危機などに)多数の人間のやっていることが
正しいという思い込みが起こるそうだ。
今の日本がそうなりがちだが。
独立型が比較的少ないからといって、その意見を無視してはならないのだ。
保守
114 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/11/23 22:16:29 ID:TYfPR8zb
ほしゅ〜
・・・
>>10などの関連で二八の法則からすると、
一つの教育方法では20%くらいは必ず失敗するのかもしれない。
どこかそういう調査とか出ていないだろうか。不登校が20%とか。
その人に合った教育方法をしないと、ひたすら同じ失敗をしかねないでしょう。
その教育方法ではいくらやっても無駄だということを早く気づかないと。
115 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/12/03 22:22:09 ID:bzYsqIir
定期保守
人間社会というのは、違う次元の人々がごっちゃになって生活している
ようなもの。
価値観がまったく違うため、「これが常識だ」といっても人によっては
まったく合わない。そんなこといってもまったく無駄というか。
やはり、次元を分けるように、独立と集団型みたいに分ける必要があるのだ。
そもそも、人の価値観を無理やり否定するから人類の争いなどが終わら
ない。
116 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/12/09 23:10:53 ID:S+ZCHGpS
くう
「王様は仰向けに寝 賢者は横向きに寝 金持ちはうつ伏せに寝る」
ということわざがあるそうだが、
検索すると、性格と寝姿勢は深く関わっていると。
それによると、王様タイプはかなり大らかな性格をしているらしいな。
逆に言うと、賢者と金持ちは大らかではないということだ。
むしろ臆病とか内向的とか。しかし、その性格の方が非凡な能力を発揮していると。
臆病とか内向的であるというのは、現場では活躍しにくいのではなかろうか。
それでも金持ちタイプは評価されるからいい。問題は賢者だな。
ことわざによると賢者と金持ちは別れている。
賢者は一長一短があるから経済社会では評価されにくいのかもしれない。
・・・・・・・・
アメリカなどはうつ伏せに寝る人も多いと聞いたことがあるよ
うな(横向きはわからない)。
日本は完全に、仰向け型だな。これは日本では大らかな性格の
人が評価されている証拠か。日本の過剰な均一化社会ではそういう性格の
人しか出てこれないのかもしれない。
努力とかそういう問題ではなく、環境によって評価される人が変わるのだ。
ちなみにこのスレでは今評価されている人を評価するなといっているのではない。
一長一短の人物などが現在、正当に評価されていないのでそれをちゃんと評価す
るべきということなのだ。
119 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/12/17 22:27:35 ID:vb6EkljV
・・・・・つづき
やはり過剰な均一化による規律主義というのは諸刃の剣だな。
確かに不良を更正させるという点ではいいかもしれないが。
そのとばっちりを受けているのが真面目な人間とも言える。
もともと真面目なのに、さらに押さえつけられるような教育のせいで
だめになったりするとか。
下手すると社会を恨むようになったりするかもしれない。真面目な人がいきなり
切れだす、というのがあるが。
もともとの不良を更正させても、真面目な人間が逆に不良化することになったりする
可能性がある。
あと規律主義は指導者の指導方法が間違っていても周りが指摘しにくくなるという
欠点もある(前に述べた日露戦争の203高地攻撃など)。
120 :
実習生さん:04/12/17 22:31:41 ID:acyQiCq3
ほしゅ
なんだったか、司馬遼太郎著「関ヶ原」に、
「七たび主家を変えねば一人前の武士とはいえぬ」
というようなのが、藤堂高虎の紹介の場面で書いてあった。
僕は別の武士の考え方全部に賛同するわけではないが、武士(大名?)とい
うのは主家が気に入らなければ他の人物につくということが頻繁に起こったと
いうことだろう。
122 :
トクU ◆tokuUgwIxo :04/12/26 22:26:47 ID:MdvXF2Xr
>>120 リンク切れてますね。
・・・つづき
要するに指導者が気に入らなければ、無理して仕える必要がないと
いう感じなのか(まあ、身分にもよるかもしれないが)。
だから「関ヶ原」でも家康が他の大名の心が自分から離れないように
大名に気を使って努力したといえる。
しかし、今の日本はそんなことする必要がなく、ある意味指導者は楽とも言えるな。
部下が離れないように努力する必要がない。日本は特に、海外と違って組織から抜けずらいし。
もっとも、日本の指導者はやたら責任が重かったりしてその点では大変ともいえるが。
123 :
実習生さん:04/12/27 00:52:43 ID:3o/EF3jY
あなたが思っている「@あるべき姿(TO BE)」←→A現状
このギャップがB課題となり、C解決策を立てます。
@〜Cを借り物の言葉でなく自分の言葉で出していただけるとより多くの賛同を得ます。
みんな新聞や本くらい読んでるんだから。
本やTVでちょろっと紹介されていることをもっと深く知っている人だっている訳だ。
124 :
実習生さん:04/12/27 11:22:20 ID:k4EXOiOc
7度主君を変えなければ....と言うのは、全く違う意味ではないかな?
>>123 ん、どういう意味でしょう。
>借り物の言葉でなく
例えば有名な人の言葉を出しているのは、その方が説得力が出る
かなあ、と思うわけでたまに出しているのです。
だからもともとは自分の意見ともいえるのですがね。しかしそのまま述べても
単なる2ちゃんねらの一意見に過ぎないと思われるから、有名な人で似たような
意見がないか探してみたわけです。
まあ、文章に関して知識不足だとは自分ではおもうんですが。
126 :
トクU ◆tokuUgwIxo :05/01/02 23:57:35 ID:paabAFmf
>>124 まあ、ちょっと場合が違うともいえますが。
しかしご恩と奉公、と言うことばがありましたな。上下関係には違いないが、
上のものは下のものを必ずしも私的には扱えないみたいな。
とにかく、いつでも部下が裏切られるような戦国時代のような状態の方が、
指導者の力は本当に試されたのはなかろうか。
明治以降(特に日露戦争後)のように、部下が何の選択肢もない状態なら、
尊敬してなくても上に従っているのは当たり前のことで、別に指導者が
偉かったかどうかは何も関係ないではないか、ともいえる。
上下関係をするなら、最低、ある程度下のものの自由意志(他に移れる)は認めるべき
だと思うんですがね。
127 :
実習生さん:05/01/03 05:02:30 ID:tfYb+V4u
いろいろ書いてるけど,史実と創作は区別して読んだ方がいいよ。
司馬遼太郎が歴史上の人物の名を借りて喋ってることだってあるし。
ちなみに,彼はたしか戦車兵だったかな。
結局,現場で優秀ということは一芸に秀でているだけの可能性があるので
オールマイティーであると言う訳ではないから重用するべきでないというこ
とが言いたいんだと思うけど,それを言うなら本を読み引用するばかりの文
章しか書けない人が指導者論を語るのは無理があるといえます。
しかも,いいかげん板違いなのではないでしょうか?
削除依頼はご自分で出しておいてくださいね。
128 :
実習生さん:05/01/07 04:36:02 ID:jqP2pb3/
>>127 > 結局,現場で優秀ということは一芸に秀でているだけの可能性があるので
> オールマイティーであると言う訳ではないから重用するべきでないというこ
> とが言いたいんだと思うけど,
それは言いたいことじゃなくて前提じゃないか?
そして、その前提を超えた先の話をしてるんではにいのかな?
あと、引用はアイテムの一つであり、それを完結とせずに
その引用から何かを生み出すことが大切なのではないのかな。
>>127 >史実と創作は区別して読んだ方がいいよ。
まあ、確かにそうですが。
ただ司馬氏のは、小説の中で結構昔の古文を
引用したりして史実に沿って書くという感じはあってそれでよく他でも
引用されるのでしょう。
もちろん、古文に書いてないことは自分で推測なり想像して書いているん
でしょう。
ここで引用しているのはそれが事実っぽい書き方をしている部分ですが、しかし、確かに
事実を確認してからの方がいいので、最近もっと調べてからとは思ってますが(まあ、藤堂の
裏切り癖は(
>>121)などは史実として有名でしょうが)。
>それを言うなら本を読み引用するばかりの文章しか書けない人
前にも言ったように別に引用ばかりではありません。
引用している場合は、ちゃんとそのように書いているつもりなのでそれ以外は自分の
言葉なのです。
>いいかげん板違い
うーむ、受験というなら少し板違いでしょうが、教育なら歴史など全般的に
いってあってると思ってるんですが。
>>128 その通りです!
130 :
トクU ◆tokuUgwIxo :05/01/08 23:09:14 ID:GJqJlEZP
まあ、気に入らなければこのスレはほっとけばいいのです。
ああいうのもあるのか、という感じで。
〜
しかしご恩と奉公、封建制というのは、ようするに、大名の部下の部下は
自分の部下ではない、といった感じで、大名の命令権がなかったんですな。
まあ、武士と農民は違うでしょうが。
そういえば、日本の戦国時代は人質という制度があったな。
大名がなにか約束事をする時に人質を贈って裏切らないよう
にするという。
これは海外にはないのではなかろうか。
つまりそれだけ武士というのは裏切りを考える人間が多かった
といえる。
そもそも武士というのはプライドが高く、例え上下関係をとっていても
心の中ではなにを考えているかわからないという感じか。
藤堂高虎の例を見ても、それが決して悪いことではな
かったようだし(現に、徳川家では豊臣を裏切った高虎を重宝したようだし)。
132 :
トクU ◆tokuUgwIxo :05/01/13 22:13:23 ID:EU5WW55J
そもそも上下関係というのは、指導者の権力が大きくなりがち
である。日本はよく上下関係をとるのだが。
海外では、上下関係は少なくバランスが取れている気がするが。
このバランスを取るものとして、裏切りも良し、というようになっていれば
バランスはいいのかもしれない。
まあ、私としては真面目な人間は自主性で、わがままな(自信過剰な)人間は
上下関係がうまくいくのかな、と思ったりする。
133 :
実習生さん:05/01/14 02:27:01 ID:wmYmD/v8
権力のイメージに縛られ杉w
?
権力を甘く見てはいけないな。
135 :
トクU ◆tokuUgwIxo :05/01/17 22:54:46 ID:j0W4Hn+R
そういえば、「八人との対話」という司馬遼氏の対談集
の中で大江健三郎氏との教育の話が出ている。
その中で司馬氏は
「僕はどうも教育される側の失格者で、学校嫌いだった」と述べて
いる。
また、「教育なんて人からされるもんじゃない、自分で自分を教育する以外にない」と、
中学校の頃思ったという。これはもっと自主性を重んじてくれということなのか。
「いい先生、上司がいなかった」とか、指導者の批判もしているが。
しかし、こういう人物が日本一ともいえる(歴史)小説家になったのは事実で。
思うに独立向きの人間というのはやはり自主性を重んじる方がいいんでしょう。
その本の中で、吉田松陰と正岡子規の話が出てくるが、彼らは自分の弟子を友人と見て
いたなどのことが書かれていて、おもしろい。
136 :
実習生さん:05/01/19 12:33:14 ID:yWvmmT1v
このスレって、なんで書き込みが少ないんだろうか。
>>やはり過剰な均一化による規律主義というのは諸刃の剣だな。
>>確かに不良を更正させるという点ではいいかもしれないが。
>>そのとばっちりを受けているのが真面目な人間とも言える。
>>もともと真面目なのに、さらに押さえつけられるような教育のせいで
>>だめになったりするとか。
>>下手すると社会を恨むようになったりするかもしれない。真面目な人がいきなり
>>切れだす、というのがあるが。
>>もともとの不良を更正させても、真面目な人間が逆に不良化することになったりする
>>可能性がある。
不良以外と金持ち以外、教育受けられないから当然。
悪貨は良貨を駆逐するみたいに、不良と金持ちはまともな人を苦しめてる。
まともな人が教育受けたら、不良と金持ちは一切太刀打ちできないからね。
137 :
実習生さん:05/01/19 20:18:29 ID:EUgVj9OE
>>134 権力のさらに上が権威だとあるコテハンがいってたな。
138 :
実習生さん:05/01/19 20:21:29 ID:EUgVj9OE
それで今失敗してるんじゃないの?
人間を舐めてはいけませんよ
>>135 それから、自分の頭でも考えな。
>>136 >このスレって、なんで書き込みが少ないんだろうか。
まあ、ちょっと変なスレですからな(自分で言うのもなんだが)。
>不良以外と金持ち以外、教育受けられないから当然。
ふむう、これはつまり、一般の教育は不良を対象している。
それで金持ちは一般の教育はだめだと分かっているので受けさせず自分で育てる、
(私立とかいかせる)、ということですか。
まあ、本当にすべてそうなのかわかりませんが、確かに今の状況では
そうみえてもおかしくはありませんな。
>>137 だれですか?権威か。
まあ、一人の指導者も自分の意思で動いているというより、上からの意思で動いている
みたいなところもあるかも。
>>138 >それで今失敗してるんじゃないの?
つまりあれだな、それで成功する人と失敗する人がいるということでしょう。
吉田松陰も正岡子規にしてもちゃんとした弟子を育てているし(高杉晋作、久坂
高浜虚子など)。
つまりわがままな人間に自主性を尊重すると失敗することが多いかもしれない。
増長してしまうと。
しかし、真面目な人間なら成功するとか。
例えば松井秀喜の父親は自主性を尊重するタイプだが、松井自身が元々まじめだか
らそれで増長するわけでもなかった。
なんというかやはり、今の日本では不平等といわれようが2タイプぐらいには教育を
分けるべきべきなのかもしれない。一つの教育方法では成功しないと。
141 :
トクU ◆tokuUgwIxo :05/01/24 22:46:34 ID:es8rdqZh
自主性を尊重する指導者なら下の者はその指導者をある程度尊重する
べきだろうな。
それがそこそこできない人は、自主性教育を受けるには向かないかもしれない。
しかし、関係ないが日本の上下関係は、
ある指導者から受けた横暴の対する不満をその指導者にあたらず、別のものに当たる
ということがよくある。礼儀とか気が弱いとかのために。
まあ、つまりその指導者は自分が不満を持たれていることにのんきに気づかなかっ
たりするかもしれない。こういうのが指導の質を落とすのか、どうかだが。
日本の表面的な指導者評価は当てにしてはならないのだ。
142 :
実習生さん:05/01/29 19:27:50 ID:IyDXnCWN
必死すぎてわけわからなくなってるんだがw
むむう!
144 :
トクU ◆tokuUgwIxo :05/01/29 22:53:20 ID:ThJyWKYL
@
しかし関係ないが今の日本はまだ「家族」という形態は難しいかもしれないな。
歴史を見ても上下関係が多いし。対等は少ない、それが明治以降いきなり変わ
ったわけだ。
家族はそもそも欧米のように対等な方がうまくいくものだが。
今の日本の場合、無理すると虐待が起こったりする。
対等は大事だが、それを広める方法としては家族というは今の日本は不向きなので
いっそのこと別の方法を考えた方がいいかもしれないな。明治以前は今のような
家族形態ではなかったようだが(大名は乳母とかいたとか)日本は独自の方法を考えた
方がいいかもしれない。
145 :
実習生さん:05/01/31 20:28:22 ID:FBQe/2Wv
>>144 別に、ヨーロッパだって必ずしも父・母と一緒に住んでいたわけ
ではない。また欧米も家族同士が対等ということでもないぞ。
日本で虐待がおこっているのは家族形態の問題でもないんだな。
>>145 そうですか?
欧米は、親子関係と言うのはどちらかというと友達に近いと
聞いたことがあったような。
歴史的に上下関係が多いと言うのは司馬遼氏などもいっていたしな。
まあ、日本は、まだいきなり近代化で生活スタイルが追いついてないのかも
しれないが。何しろまだ、明治維新から150年もたっていないし。
徐々に変わればよかったのかもしれないが。
関係ないが自衛隊と、旧日本軍の徴兵を比べると、明らかな
違いがあるな。
自衛隊には旧日本軍ほどの無理はない様に見える。
まあ、これはもちろん時代が違うせいもあるが。
これは自主的にはいる自衛隊と、強制的な軍隊では
兵員の質がまったく違うからだと思われる。
つまり自衛隊は、自分で入ろうというものしか入らない。
だから厳しい均一的な規律でもやっていけると思う人間しか入ってこないため
そういう教育にあったものだけの集団になる。だからうまくいっている。
しかし旧日本軍の徴兵制は、その教育に合わない人間まで入ってくることになる。
これが無理があり、無理やりんでも押さえつけるようにしてやったために陰鬱で
ロボットみたいな集団になった。
148 :
トクU ◆tokuUgwIxo :05/02/05 22:32:10 ID:AuC/RaCF
やはり個人主義でもない均一化を押し付ける日本は
徴兵制など無理があったとしか言いようがない。
日本は一つの教育方法ではうまくいかないと言ういい見本では
ないだろうか。
149 :
実習生さん:05/02/06 17:54:17 ID:m3ug5KqO
>>146 そんなことはない。ヨーロッパだって、父は父、母は母と
なっているよ。どこの国も友達に近い家族なんていうのはない。
近代化はすでに明治時代から外国の文化を受け入れよう
と動いていて、実は200年も近代国家にむけて運動している。
近代化はついこの間、はじまったことではない。
偉い人の話しをもちだすのが好きなようだから書くが、坂本龍馬だって
日本の近代化を推奨していた。
>>148 実は日本は個人主義国だっていう見方もあるよ。
電車やタクシー乗り場での光景、受験競争などをみていると、
日本人がいかに個人主義かわかるらしい。
>>149 >どこの国も友達に近い家族なんていうのはない。
そうですか?
うーむ、どこかでそう聞いた記憶があるからそう書いたのだが。
>近代化
いや、近代化自体が問題ではなく、日本は日本の近代化の
やり方があるだろうと思ったりするわけで。
そもそも、日本人は挨拶にしても、礼をして(まるで自分があ
なたの下ですといわんばかりに頭を下げるのだが)、海外では握手ですむし、
こういう上下関係では海外のような対等な付き合いをしにくいに違いない。
こういう国だからだから外国より工夫がいる。それで上下関係でも裏切りだとか、
対等にするにしても欧米型の家族形態ではうまくいきにくいので別形態のほうが
いいのではと思ったのです。
>>148 >実は日本は個人主義国だっていう見方もあるよ。
それはどうかなあ。
組織内では均一化としかいえない風に思うが。
やたらやり方を決めるし。
うーむ、電車などは、あれは個人主義というより、なんだろうか。
逆におとなしすぎる人もいるし。
これ以上押さえつけるというのもなあ。やはりある程度教育を分けるしか。
152 :
トクU ◆tokuUgwIxo :05/02/15 22:58:43 ID:fWCaWM0w
しかし、関係ないが、学校では部活を義務化しているところがあるが、
あれはようするに、中高生は暇ができれば不良みたいなことをや
りかねない、という発想もあるのだろう。
しかし元々真面目な人間が、そういうことするわけないような気もするが。
やはりとばっちりを受けているということかもしれない。
153 :
実習生さん:05/02/16 02:10:05 ID:afC11Dar
>>151 >>組織内では均一化としかいえない風に思うが。
>>やたらやり方を決めるし。
自分なりのやりかたを持ってる人は多くないのでは?
組織のマニュアルを基礎基本にして、自分なりの方法を編み出してるような。
>>しかし元々真面目な人間が、そういうことするわけないような気もするが。
>>やはりとばっちりを受けているということかもしれない。
激しく同意。
>>153 >自分なりのやりかたを持ってる人は多くないのでは?
そうかなあ。
あまり変わったやり方だと、日本ではすぐ何かいわれるから やらないだけ
かもしれない。
米国人と日本人を比較すると、米国の方がはるかに個性がある。
例えばメジャーリーガーなんて、変なうち方する人が多いが、日本ではだいたい
同じだしなあ。メジャーを見ると、米の個人主義がどういうものかがよくわかる。
日本とは考え方がかなり違う。
これはなにを意味するのか。
(まあ、米にも悪い点はあるとは思うが)。
155 :
実習生さん:05/02/22 23:00:57 ID:6nhyjiU/
当たり前だがアメリカ人の考える個人主義と、日本人の考える
個人主義は違うから、例にするのはおかしい。
さらに歴史が浅いアメリカと、歴史が長い日本と比較するのも
間違っているように思うけどな。
アメリカはアメリカ、日本は日本。
156 :
トクU ◆tokuUgwIxo :05/02/22 23:02:48 ID:sPhZpNob
しかし、関係ないが日本の人間関係は藩によってさまざまだった
のか。
また小説の話で申し訳ないが、「翔ぶがごとく」では筆者がそのことを
説明している部分がある。
江戸時代薩摩藩は、上下の規律がきっちりしていたとか、それに対し熊本や佐賀は
議論とか、文学を重視する藩で薩摩藩のようではなかったとか。
薩摩藩は、考えたらすぐ行動するところがあるが、後者の藩はやたら議論をするため
なかなか物事が決めれなかったとか。
これはどちらが優れているとはいえないとは書いていた(現に維新後、西南戦争や佐賀の乱を
見るとどちらにも弱点があった)。
こういう昔の人間関係というのは、今のことを考えると参考になるかもしれない。
弱点を補うには適材適所だが・・・・・。
>>155 ん?まさかさげで、レスがあるとは。
比較するのは重要。それに日本も均一でなく変わったやり方をした
人ほうが成功しているような気がするし。
158 :
実習生さん:05/02/24 04:39:41 ID:hj61zon/
・・
まあ、いきなりこの話を出すのは突然だが・・。
しかし、つまり薩摩藩などは、今までの日本に似ているというか。
しかしそれで評価されるのは参謀タイプのような人間では
ないのだろうな。
西南戦争の桐野とか、篠原とか、どんどん敵の罠にはまっていくよう
なタイプで。
そういえばそれが第二次大戦の日本に似ているとも「八人との対話」のどこか
に書いてた。
「肥後(熊本)人の議論倒れ」というぐらい個人の思想を重要視した藩(横井小楠がいた)もあっ
たのだが、
まあ、どっちもどっちで欠点はあるのだが、
日本には、他に価値観もいろいろあったのに、なぜああタイプだけ強調されたのかということで。
160 :
トクU ◆tokuUgwIxo :05/03/04 23:15:42 ID:gVd85plF
しかしそもそも均一化なんというのは、能力主義では
ないな。
まあ、規律といってもいろいろあるがな
161 :
実習生さん:05/03/04 23:29:53 ID:5a8L/Zrx
>>160 均一化教育なんて無かったような気がする、あったのは機会平等な良い教育。
教育機会を独占したい人たちが、
機会平等があった昔の教育を破壊する、教育を受けるチャンスを無くすため、
個性を伸ばせだの均一化教育反対とか叫んだのでは?
均一化、無個性、同質等の言葉って、
悪い意味で使用されてる。
暴れる人間ではないし、良心が無いわけでもない。
本当は機会が平等だった証拠、良い言葉なのに。
誰でも平均以上の労働力を持ってる、素晴らしいような。
162 :
実習生さん:05/03/06 14:52:58 ID:mSFgyeCj
逆に全ての教育を個性重視の偏った教育にするということには
危険を感じるね。それでは集団で動けなくなるからね。
やはりある程度までは、みんな同じことができないと
テンプレートがなくなり、集団で動けなくなってしまうわけだ。
>>161 ん?
まあ、なんというか、何をもって平等にすべきとか、個性を伸ば
すべきかというのが人によって違うのでしょうがね。
しかし、日本は個性がないことで他国に気味悪がられているの
は事実だし(第二次大戦なんていい例だが)なあ。
自分の個性的な意思がないように見えるのはどうもロボットが宇宙人の
ようにも見えるのかも。
まあ、かといってわがままな個性ではいかんのだが。
・・・・
しかし、話が違うが、なんというか規律が(全面的に)悪いというよりは、
日本の規制、規律主義者があまりにも無責任なのが問題があるとも
いえるが(日露戦争の旅順とか)。
例えば規律の上下関係というのは、部下が気合が足りないとか努力が足り
ないとかになるのでしょうが、それだと指導者の責任があいまいになってし
まう恐れもある。
つまり、全体的な結果が悪くても、部下の努力が足りなかったためこうなったというように
なりかねない。つまりそれだと結果が悪くても指導者の責任にはならないのである。
教育に関してはそれでもいいかもしれないが、結果に対しては指導者の責任のはずなのに。
これに対し、自主性を重んずる指導者の場合は管理が甘いとか過剰に責任を取らされそうだが。
165 :
トクU ◆tokuUgwIxo :05/03/14 23:08:05 ID:urqSZcAZ
能力主義とか言うが、規律主義者にたいしては、それが当てはまらないよ
うではなあ。
そのままで能力主義をやると逆に不幸になるか。
規律主義者は、よく甘い甘いとか言うが、どうも日本人は逆に規律精神主義者
の指導者に甘すぎたのかもしれない。
(現場で)優秀だとどうしても遠慮しがちだが、それで指導とは
ぜんぜん違うというところがこのスレでは重要で。結果がすべてという
考え方では・・。
166 :
実習生さん:05/03/15 23:13:23 ID:Pb0rKKBg
>>163 >日本は個性がないことで他国に気味悪がられているの
>は事実だし(第二次大戦なんていい例だが)なあ。
ちょっと古い事実だな。今はそうでもなくなったよ。
現代社会では、なんでも言える世の中にはなりつつある。
>まあ、かといってわがままな個性ではいかんのだが。
同意。ちょっとそういう部分が目立ちはじめている。
>>164 だから、現代社会では上司には「部下の監督責任」があって、
「監督不行届」という罰も用意されているじゃないか。
部下が失敗したら、同様に上司も「監督不行届」で
罰せられるシステムになっているわけだが。
167 :
実習生さん:2005/03/23(水) 03:44:06 ID:qIy/EvnG
他スレの書き込みをコピペだけど、コレ↓に尽きる。
845 :実習生さん :2005/03/23(水) 01:57:19 ID:K5TouDDl
>>830 >>維持する為には今までの画一教育を変更しないとどうしようもないと言われてるのも事実。
>>831の言っているように、これが真実かどうかは、かなり怪しいと思ってます。
今までの技術や知識を追い越すためには、まず既存のものに追いつく事が必要。
その既存の技術や知識を錬磨させるのは、そこから先の話。
高い知識や技術を習得した人間が100人よりも1000人の方が、
そこから新しいものを産み出す可能性も高くなる。
1人でも多くの人間に既存の高い技術や知識を習得させるべき。
画一教育という言葉はイメージ悪いが、
実際今の教育も「個性を大切にする」と称した放任教育。
そこから優秀な人材が生まれるとは思えないです。
>>166 >今はそうでもなくなったよ。
そうかな。
例えば、今も反日思想とかあるが(別に反日の味方をするわけではないが)、
あの憎悪は、日本人とはまるで考え方が合わないというの
も一つにあるのかもしれないとか思うが。まあ、それだけが原因ではないだろうが。
>部下が失敗したら、同様に上司も「監督不行届」で
>罰せられるシステム
そうかな。何か形だけな気がする。サービス残業で従業員が過労死しても
それを支持した指導者は責任をとらなそうだし。
なにか犯罪的な事が起こったときだけ、マスコミが騒ぐとか。
(ただ、マスコミの責任追及は、まじめな指導者まで過剰にたたいている気がす
るので問題があるのだが。やはりこれも不良な指導者のとばっちりを受けている)。
責任感がある規律指導ならいいんでしょうがなあ。
>1人でも多くの人間に既存の高い技術や知識を習得させるべき。
それはそうなんでしょうが、ただ、たくさん習得した人が偉いみたいな
評価方法ではなあ。
>「個性を大切にする」
しかし、世の中の偉人はむしろ個性があるからなあ。
また個性を引き出すような教育をしていた場合も多いし。まあ、
全員が、偉人になるようなタイプではないといえばそう
だろうが(だとすればやはり教育を分けるべきか)。
しかし野球なんかでは、現場で優秀なことと監督の評価
は分けられているという感じか。
現役でどれほど優秀だったとしても、負ければファンに罵倒されるし。
あげく、ファンから「おれが監督やったほうがまし」みたいに思われる。
落合監督のように自主性を尊重してもそれで優勝すれば評価は
されるし(一年目で優勝するとはすごいことだが)。結果がすべてなら。
僕はむしろ競争主義をあまり推進する方ではないが、しかし能力主義をやるんなら、
すべてを平均してそうしないとうまくいかないんではなかろうかとは思ったりする。
現場でそれをやるなら指導もそうしないとバランスが取れずおかしくなるとか。。
171 :
実習生さん:2005/03/31(木) 09:38:27 ID:EUVaschl
>>168 今は反日思想を表現することも、法的に認められているよ。
>サービス残業で従業員が過労死しても
>それを支持した指導者は責任をとらなそうだし。
今それで会社が訴えられているじゃない。
またサービス残業自体が、労働基準法違反で、
ついこの間も、残業代を支払うよう命じられた会社もあったそ。
>たくさん習得した人が偉いみたいな
>評価方法ではなあ。
だって、それはそれで偉いんだもの。評価して何が悪いの?
>世の中の偉人はむしろ個性があるからなあ。
>また個性を引き出すような教育をしていた場合も多いし。
教育をどのように行うかは、社会背景にもよるんだよね。
今は戦時中ではないから、一定のことを一定にできる兵士はいらないわけ。
サービス業が中心の世の中だから、個性を重視する教育が必要になっている
わけだ。
あなたのいう偉人というのがどういう人物かは知らないけど、多分
政治家とか、芸術家といったサービスを行った人間だと思われる。
172 :
実習生さん:2005/03/31(木) 09:47:34 ID:EUVaschl
>>170 >しかし野球なんかでは、現場で優秀なことと監督の評価
>は分けられているという感じか。
そうではなくて、スポーツは、勝敗とファンサービスが絶対の評価であって、
その他の部分はそれに通じる過程の1つでしかないということなんだよ。
>現役でどれほど優秀だったとしても、負ければファンに罵倒されるし。
そう。
>あげく、ファンから「おれが監督やったほうがまし」みたいに思われる。
それはないな。そう思う人間は悪いけどバカだろう。
実際にやってみて、現場のシステム・選手の事情などいろんな要素があって
そういう結果につながっているわけで。現場のシステムを変えることができる
(選手がそれについてくる)監督は、そうはいないから。
>僕はむしろ競争主義をあまり推進する方ではないが、しかし能力主義をやるんなら、
>すべてを平均してそうしないとうまくいかないんではなかろうかとは思ったりする。
>現場でそれをやるなら指導もそうしないとバランスが取れずおかしくなるとか。。
スポーツは競争主義をとらないと、どうしようもないから(見ていてつまん
なくなってしまう)仕方ない。現場の教育は競争主義をとるべきかといわれると、
ある程度社会をみれば競争主義も必要かなと思うのだけど、
競争をすべてにするべきではないし、まぁそのへんは現場にいない人間には
わからないことだな。
ふーむ。
>>171 >今それで会社が訴えられているじゃない。
まあ、それについては少しはましになってきているんでしょうが。
それだけが、問題ではない。
とにかく、今までの悪い規律主義が、若者やファミなどの反感を買ったと
もいえる。
無責任とかそういうことだろう。まるで、部下をを自分の物のように扱うとか。
といっても中には無茶な非難もあるが。
>だって、それはそれで偉いんだもの。評価して何が悪いの?
歴史上では、むしろそれだけでは何も評価されないことが多いしな。
というか、例えば記憶力のよさは、指導力の良さと何の関係もないし。
それなら大人より子供の方が、記憶力がいいとされているから、子供に先生をやっ
てもらおうという無茶な話にもなるし。
>スポーツは、勝敗とファンサービスが絶対の評価であって、
>その他の部分はそれに通じる過程1つでしかないということなんだよ
スポーツに限らず、結果が重要なのだろうと思う。
過程を厳しくしようが優しくしようが関係はないな。現に甘く育てされてもちゃんと
生活している人もいるし(例えば父親が娘に甘い場合とか)。
問題はその教育方法が合う合わないかで大きく違ってくるわけで。
>現場の教育は競争主義をとるべきかといわれると、
まあ、学校の教育と企業などは少し違うが。
ただ、社会のことは十分に参考にすべきだろう。松井の話
>>76とか。
こういう例があると、「ひょっとしてこのタイプの人間のこの教育がいいという
ことなのでは」というのを考えて当然で。
175 :
トクU ◆tokuUgwIxo :2005/04/09(土) 23:05:28 ID:c28ga8BL
もちろん努力もあったろうが。
177 :
トクU ◆tokuUgwIxo :2005/04/26(火) 23:04:23 ID:ppKc5PXp
>>175のような一長一短タイプは、日本に特にありがちな
現場で万能で優秀なら偉いみたいな考えに当然納得する
はずはないだろうな。
理論思想などが彼らよりずっと上なのに偉いのは彼らということに
なってバカにされてしまうのである。
一長一短をバカにされ続けるから集団生活も困難になる。だから一人でやっ
た方が速いとか、思ったりするかも。
こういうのは精神が強いとか、努力とか以前の問題だろう。
チャーチルの
>少年期にはあまりの鈍さに、生計を立てていくのさえ難しいだろうと
まあ、彼らのようなタイプは、英雄になるか、ホームレスみたいになるかのどちら
かかもしれないな。
ほしゅ
つまり日本などは特に、そういう一長一短の論理家タイプの人間を一
生懸命つぶしてののしったりしているわけで・・。
それを日本では精神論的に正義だとわけのわからないことをいっ
たりするのだが。単に、評価方法の違いだと思うが。
やはり価値観が違うというか分けるしかないような。
179 :
トクU ◆tokuUgwIxo :2005/05/03(火) 23:28:23 ID:6gM7T2tg
180 :
実習生さん:2005/05/05(木) 14:22:17 ID:7EmuJ10K
>>175 >万能で人を評価するのは誤っているのでないか
そうでもないんじゃないの?低い評価をあたえられることで、
より高い評価をめざして頑張れる側面もあるわけじゃない。
その時点・その時点で評価をだしていくのが教育ではないかな。
先のことは誰もわからないのだから、それは仕方ないと思う。
>>180 ん?ハングリー精神というやつですか。
しかし、どうも日本では特にそのタイプの人間が評価されてない
というか。司馬遼太郎氏も「日本人は欧米に比べ論理性がない」
ということを言っていたが、つまり日本は論理的な人物がまったく評価されて
いないようだし。
これが評価されているなら、その考え方もアリなのですが。
しかし、一長一短の人物は、ハングリー精神は異常になっているかもしれない。
そもそも子供のころから、罵倒、バカにされ続けるのだから、もはや日本に
ありがちな人に従うような人間関係が不可能かもしれないな。
しかし日本はそれを強要するんだが。
集団より独立の方がいいというか。
182 :
トクU ◆tokuUgwIxo :2005/05/12(木) 23:02:54 ID:okb/WkoC
・・・
それにしても
一長一短タイプは真面目な人間が多い気がするが、
日本という国は、社会に出る前は真面目さが重要視されるが、社会に出たあとは逆に
不真面目な人の方が重要視されているように思える・・。
あまり周りに気を使うタイプより、過剰に現場で積極性の人の方が有利というか。
そもそも日本の教育は、真面目なことを重要視するが、これはわがままな人間には有効
かもしれないが、真面目タイプの人間にはまったくムダなのかというか社会の価値観
から考えるとこれは逆に不利にしているわけで。
これなら、初めから教育で真面目な人に「もっとわがままになれ」
とでもいっといた方がちょうどよく、社会に出たとき有利なのではないか、とも思えてくるな。
わざわざ社会に不利な教育をしているというか、真面目さは社会の出たときには
ぜんぜん役に立たなくなるというおかしな国で・・。
183 :
実習生さん:2005/05/13(金) 19:04:05 ID:tMrjzfVL
>日本という国は、社会に出る前は真面目さが重要視されるが、
>社会に出たあとは逆に
>不真面目な人の方が重要視されているように思える・・。
>あまり周りに気を使うタイプより、過剰に現場で積極性の人の方
>が有利というか。
確かにそれは感じるね。
子供の頃に「まじめとはどういうことか」を知っておくのは
大事なことで、逆に「ふまじめとはどういうことか」を知っておく
のも大事。臨機応変にこの2つに対応できるようになれればいい
んじゃないの?
>>183 そうです。
そもそも真面目、不真面目というのは能力とは関係がない話で
真面目だから、得なんてことはないし。
社会に出ることが最終目的なら、真面目さは別に意味がない、ということにな
ってしまう。
そういえばよく非難される「自己中が増えている」みたいな話も
ではそういっている人でも、実際採用などをするとしたら、一体どっちを取るつも
りなのかということになる。多少周りに迷惑かける不真面目な人でも、結局そういう人を
取ったりして?(そういえば、東京の人より積極的な大阪の人がいいみたいな話もあったな)。
日本というのは、特に真面目な人間が損をするのだ。
これではいっそのこと、日本は逆に不真面目、自己中を推進したらどうかという皮肉みたいなことを
思ってしまうのだが。
そもそも日本は、過剰な厳しさはあるが、逆に真面目さがない国のように思える。
例えば、政治とか真面目に考えないような。楽観的というか、どうにかなるだろう
みたいな。
やはり、そういう人の方が評価されてる証拠なのか?
欧米は逆なのではないか。真面目に自国の政治を考えるし。
また、人間関係は個人主義だし。
186 :
トクU ◆tokuUgwIxo :2005/05/19(木) 22:29:26 ID:htGfFffF
>>181のつづきだが
ハングリー精神といえば、有名な大名などは、そうかもしれないな。
有名な大名は子供の頃あまりいい評価を受けてない人が多いように思える。
例えば織田信長は「うつけもの」とか言われていたようだし(まあ、彼は乱暴なところがあったが)。
こういう人達は、特に異常なハングリー精神をもつ。
他の人にとっては既存の体制、常識などが正義でも、彼らにとってはそれがばかばかしいとしか
思っていないとか。だから新しい発想をする。
彼らにとってはそんなものは単に自分の評価の邪魔にしかならないのだろう。
しかし今の日本は欧米人と比べて、政治とか社会の変革に関心がないように思えるが、これはつまり、
その程度のハングリー精神しか持ってない人が評価されているということなのか。
環境に満足してしまっているというか。
187 :
実習生さん:2005/05/20(金) 19:53:26 ID:XhABaGaH
【教育】「スーパーティーチャー」誕生へ…京都市教委
★「スーパーティーチャー」認証へ 京都市教委 指導力評価
・京都市教委は7月から、教科や部活動で卓越した指導力を持つ高校教諭を
「スーパーティーチャー」として認証する制度を始める。教員研修や特色の
ある学校づくりで主導的な役割を担ってもらう狙いで、教員の資質向上を
目指す「教員評価システム」と関連させ、給与や処遇面に反映させることも
検討している。
20日の市議会本会議一般質問で門川大作教育長が明らかにした。
認証は1年ごとの更新制で、各高校の校長から推薦を受け、市教委指導主事らが
面接や勤務実績などを基に実践力や熱意などを総合判断し、他の模範となる教諭に
ふさわしい人物に与える。授業の手法だけでなく、進路指導や部活動などでの力量も
認証の対象にする。
市教委によると、岐阜県教委が2001年度から同様の制度を設けているほか、広島、
愛媛、大阪、宮崎各府県が試行実施や導入予定だが、市レベルでは初めてという。
当面は高校教諭のみを対象にするが、市立小、中学校への導入も進める予定で、
市教委教職員人事課は「優れた教育活動を進めている現場の先生を評価する
仕組みをつくり、教員全体の力量アップを図っていきたい」と話している。
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1116572276/ http://live14.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1116570974/ スーパーティーチャーは「現場で優秀」なのか、それとも「優秀な指導者」なのか?
188 :
実習生さん:2005/05/29(日) 06:59:27 ID:k8kuca0e
静岡県内ニュース(社会) 懲戒教諭、3分の1が「優」評定 14―16年度
県内で多発する教員のわいせつ行為について、懲戒処分を受けた教諭の約3分の1が
勤務評定では「優れている」との評価を受けていることなどが25日、分かった。同日開か
れた県教職員コンプライアンス委員会で、県教委が平成14年度から16年度にかけてわ
いせつ行為で懲戒処分を受けた公立学校の教員22人について、分析結果を報告した。
講師を除く教諭19人について見ると、校長の勤務評定は「優れている」が6人、「普通」
が12人、「努力を要する」が1人。管理職の所見では「問題はない」とされたのが4人、
「指導力に優れる」が4人、「授業に熱心」が4人、「まじめ」が3人だった。
動機やきっかけでは「英語の発声練習の個別指導時に腹式呼吸の確認のため胸や腹
を触ったことがきっかけ」(50代)、「生徒から悩みを打ち明けられて、励まそうとする過程
で衝動的に」(30代)、「自分に好意を持っていると思われる生徒の誘いに安易に乗った」
(2人、20代)、「教育実習生に激励の意味で手を握ったことがきっかけ」(50代)などが
あった。
小学校教諭1人を除く21人の担当教科を見ると、理科5人、保健体育4人が目立った。
http://www.shizushin.com/local_social/20050526000000000029.htm
>>187 どうでしょうなこれは。
>指導力
と書いてあるんだから、そうなんでしょうけど。
しかし、これだけではよく分からないが、指導力というのは勉学や
部活などの成績だけに限定するのもどうかとは思うがな。
それだけだと暗いイメージが・・。
つまり、生徒に好かれるとか、そういうものとか。
>>188 まあ、別に指導力とは関係ない話だが。
しかしとにかく優秀とは総合的に見るべきでしょうな。
単に頭の回転が速いというのではなあ。だから一長一短を言ってるわけで。
・・・・・
真面目というののつづきだが、
真面目さが不利というのを論理的に証明すると、
真面目さは「自分に厳しい」ということだとする(ちょっと表現が違うかもしれないが。自律ともい
えるか)。
だとすると、こういう人は逆に厳しい環境(厳しいといってもいろいろあるが、この場合自主性が
認められないなど)に不利なのではないか。
つまり、こういう人は、「自分に厳しい」+「環境の厳しさ」、の二重の苦しさを味わってしまうか
らである。
逆に不真面目な人は自分に優しいために「環境の厳しさ」だけを耐えればよい。
つまり結果的には厳しい環境に耐えられるのは不真面目な人間になって
しまうわけで、さらにそういう人の方が「精神が強い」とされるのだろう。
別に本当に精神が強いわけではなんでもないのだが(今はこれしかいいようがないにせよ)
結果的に理不尽にもこうなる(もちろん本当に強い人もいるだろうが)。
こうなると、「自分に厳しい」人間の方が厳しさに耐えられないため評価されず、つぶれて
いってしまうのである。
191 :
トクU ◆tokuUgwIxo :2005/05/30(月) 22:29:23 ID:5IwlGHCM
人間社会というのは所詮、そうそう要領よくは作られていないのだろう。努力すればみんな幸せ
になるというのはメルヘンの話で、現実社会ではメルヘンではないのだが、過剰な精神論者
はこうなると信じ込んでいる。海外でもそういう考えがあるかもしれないが
日本は特にそうである。
さらに、正義という概念が強い日本では、集団になじめない者は=悪みたいな思想をするため
、なじめなかった真面目な人間にさらに追い討ちをかけるように悪と言う様な精神攻撃を
するのかもしれない。もはや、日本の真面目な人間はどんどんつぶれるのみか。
偽善もここまでくれば滑稽である。
192 :
実習生さん:2005/05/31(火) 01:39:34 ID:Va7RsxOQ
>>190 ハゲドウ。
まじめな人ほど不利というか、
まじめな人ほど、教育を受ける機会があって無いようなもの。
理不尽で無意味、生産性が無い義務教育じゃ、まじめな人ほど腐る。
そ、そうです。
真面目な人の教育はもっとこう・・・。
・・・・・
それでこれは、責任にもいえる。
真面目な人は、責任感が強いというか、迷惑をかけたくないと常に思っているのだが、
実はこれでは逆に人からの過剰な責任の罵倒に耐えにくくなる可能性がある。
例えば、何かに失敗したとき、真面目な人はかなりの自己嫌悪になる。言い換えると、「自分で自分を
罵倒している」というか・・・。
こういう状態で人から過剰に罵倒されると、「自分で自分を罵倒+他人からの罵倒」、になりやはり
耐えれるかどうか、ということになる。
つまり、結局罵倒に耐えられるのは無責任な人物で、反省しないような人か?
やたら自分で反省するような人はやっていけなくなってつぶれていくと・・・・。
これを考えると、やはり特に日本で(海外もだが)は不利なのである。
人間というのは、反省する人の方が、精神が強く何でも耐えられると思いがちだが、冷静に
考えると実際逆なのではということになりましょう。
わがままな人間だけにしぼって罵倒するという器用なことは現在の人間には出来ないようである。
195 :
トクU ◆tokuUgwIxo :2005/06/07(火) 22:14:58 ID:ZF/qnJ2A
これからもわかるように、所詮、競争社会に正義などはない。
正義だと思うっている人も、実は無意識に悪行をやっているかも
しれないし。
自然社会では勝敗は運の要素が強いが、人間社会も似たようなものなのだろう。
ただ、人間社会には勝敗に正義というよけいなものがくっついている気がするが。
自然社会→自然界
197 :
実習生さん:2005/06/07(火) 22:33:07 ID:GqmdAkG3
>>194 ハゲドウ。
>>わがままな人間だけにしぼって罵倒するという器用なことは現在の人間には出来ないようである。
わがままな不良人間だけしか注意を受けられない。
教育って勉強だけじゃなくて、怒られる・叱咤される事、注意されるのも教育。
注意される機会を問題児だけが独占してるのは大問題。
まじめな人ほど学校で注意される経験・チャンスが無い。
注意される事により、
これをしたらこう言われる、あれはいけないとか、
絶妙な間合い・処世術・微妙な社交性を得られる。
まじめな人は、
注意を受けられないだけならまだしも、教科指導面がどうしようもないのが痛い。
学業なんかお金が無い場合は学校頼み、学校が駄目だとピンチ。
198 :
実習生さん:2005/06/07(火) 22:48:16 ID:GqmdAkG3
不良人間の強み、ストレスが溜まらない、溜まってもまじめな人ににぶつけられる、
サンドバックでストレス解消。
小中常に、白くてきれいな紙で教育を受けられる。
まじめな人は反対。
思い返すと、
小学校時代に3・4回先生に怒られただけで、
中学時代に一度も教師から注意された事が無い。
勉強面、中学一年から塾に行かなかった場合の人生を想像するのが怖い。
ん。
そうですが、不良人間だけしか注意を受けられないというより、
注意の仕方が、不良人間に合わせてあるので適切でない、といえる
でしょうな。
それで、前のつづきだが、
(現場タイプで)優秀な人は、知識を習得するのが得意なんですが、その知識自体
もともと多くは一長一短の人間(
>>175)が考え出したとすると、
過去の一長一短の人間(落ちこぼれ)が作った知識を習得した現在の
優秀な人間が、現在の一長一短の人間を罵倒しているといった滑稽なことが
起こっているというか。つまり一長一短自体をいけないといって
罵倒しているのである。
その知識自体を考え出したのが、一長一短タイプが多いという事実を知って
いればこういうことが多く起こるかどうか。
一長一短が嫌いなら、昔のそのタイプの人が考えた知識を使わなければいいのに
という感じもしないでもない。
201 :
トクU ◆tokuUgwIxo :2005/06/17(金) 22:59:48 ID:xt+EP84q
なんというか平時の人間社会では原案者が偉いのではなく、それをうまく使える
人間の方が偉いということになるらしい。
日本は特にそうで。原案者を重視しないというか。
「八人の対話」でもぱらぱら見てみると司馬氏が、こんなことを言っているな。
「外国からパテントを買って、改良して、より過ぎれた組織で売っちゃうから、
発明した国のほうはあたふたするという形ですからね」
これも似たようなことを言いたかったのか。パテント自体を考えた人々を重視せず、
それを使った人の方が偉いという感じで。
原案者の苦労は何も評価されないというか。
それを正義といってるんだからどうもひどいというか。
原案者というのは、真面目なタイプが多い気がするのだが。発明家は真面目なタイプ
が多いとはよくいうけど。
202 :
実習生さん:2005/06/18(土) 02:19:46 ID:Vfs156vJ
発明するための環境を作ったり、特許を認めてもらうために動いた人が、
原案者と同じくらい重要な存在だからかもよ。
会社を存続・発展させてきた人がいる上での功績だったり。
なるほど。
まあ、僕が言っているのはむしろ発明だけでなくて、そういう独立
向きとか、表に出ない参謀みたいな人もですが。
確かに発明家だけ重視していても仕方が無い。
というか、また評価についてはそんな無茶な特別扱いということではなく、最低で
も(現場で)優秀な人間と同等の評価を受ければいいのではと思っていますが。
日本はそれさえも出来てないというか。
そういえば、関係ないかもしれないが例えば米では漫画などでは原案者(絵を
書かない人)も評価されるとか。これも適材適所か。
204 :
トクU ◆tokuUgwIxo :2005/06/27(月) 22:58:18 ID:6A0HH+13
・・・それで学校の真面目さの例えで
例えば学校では夏休みの宿題を出すが、不真面目な人はどうするかというと
家族に手伝ってもらったりするな。
しかし、真面目な人はこういうことはやらないだろうな。自分でやるだろう。
家族に迷惑かけたくないと思うだろうし。何より、そうしろといわれているんだから
律儀に一人でやるだろう。
しかし、結果としては宿題の量としては前者(不真面目な人)の方が多く出来そうである。
つまり、人の迷惑を考えない人の方が結果としてたくさんの物が出来てしまうと。
これは学校以外でも成り立つ。
それで結果的に日本などは(海外もかもしれないが)不真面目な人の方が評価さ
れて地位が高くなる可能性がある。
逆に生真面目にに一人でやった人は、「それだけしか出来てないのか!あいつを見習え」
みたいに罵倒されるかも。内容だけ見れば、むしろ真面目な人の方が苦労が多い
かもしれないが。
日本というのは特に結果の内容を重視しない傾向にあるからな。こうなる。
まあ、宿題は大げさな話だが。
205 :
実習生さん:2005/07/08(金) 19:22:24 ID:XUC6oTqY
>>204 手伝ってもらった宿題は、誰がみても「あぁ手伝ってもらってるなこれ」
とあからさまにわかるので、「偉い」とはならんよ。
ちなみにね。
>逆に生真面目にに一人でやった人は、「それだけしか出来てないの
>か!あいつを見習え」
>みたいに罵倒されるかも。
社会的にみれば、社会では基本的に短時間でより多くの仕事をこなすほうが
いいわけね。(例外もあるけど)
そういう時は、"真面目なんです"だからといって1人でやって、全然仕事が
すすまないよりは、多人数でやってより多くの仕事をこなしたほうが
えらい…というか何かといいわけ。
まぁ夏休みの宿題はそういうものではないので話しは別だけど。
まぁだから夏休みの宿題の場合は、人に手伝ったことを隠さずに
「人に手伝ってもらって、より多くの研究をこんなにすすめました」と
いえるのがいいかもしれない。かもだけど。
>>205 >手伝ってもらった宿題は、誰がみても「あぁ手伝ってもらってるなこれ」
ふーむ、まあ、字が違ったりするのはあろうが。調べ物とかならなあ。
まあ、宿題は一つのたとえだが、社会では結果について手伝ってもらったか
どうかは、関係がないし。
>そういう時は、"真面目なんです"だからといって1人でやって、全然仕事が
>すすまないよりは、多人数でやってより多くの仕事をこなしたほうが
>えらい…
それは社会の仕事上、当然そういうことになりそうですが。
しかし問題は、個人の評価の場合、
その人物自身がどれだけの量やったかが重要で・・・。
手伝ってもらった人自身の評価もあるわけだし。
まあ、とにかく、人に遠慮なく、仕事を押し付けられるタイプの人が
たくさんの量が出来る場合があることには変わりない。
例えば、家族に家事を押し付ければ、その人はほかのことが出来るとか。
ちょっと違うか。
207 :
トクU ◆tokuUgwIxo :2005/07/09(土) 22:47:32 ID:p2ifIx8V
参考
科学ニュース 日本の研究活動:貢献大だが深みに欠ける 欧米の研究者による評価――文科省調査
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1120639547/l50 >文部科学省が欧米の研究者を対象に初めて実施した調査で、
>日本の研究活動は「世界で多大な貢献を果たしている一方、
>画期的なものが少なく研究の深さが不足している」と、研究の斬新性や厚みに課題があると指摘された。
これなんかは日本という国そのものを表しているというか。
日本は、既存の知識を使うのはどこよりもうまくやる(「八人の対話」の話もそういうことだろう)。
それをちょっと改良したりするのも(これらが貢献大?)。それに特化しているというか。
しかし、まったく新しい概念とかを作り出したり、深みがないと。
日本はつまり、新しい知識も輸入しているんですな。
他国は普通、それなりに自給自足をするが、日本はそれもやらない。
パソコンとか、社会制度とか主要ものは元々外国のものだし。
日本は、世界でもっともこういう知識を依存してうまく活用しながら、
世界で最も、これらを考え出すようなタイプの人々をまったく評価しない国というか。
208 :
実習生さん:2005/07/10(日) 20:57:25 ID:1LvF3u3/
>ふーむ、まあ、字が違ったりするのはあろうが。調べ物とかならなあ。
書く系の宿題は,本人の論理構造がでるからわかるよ。
数学で答えだけ書いてだせば手伝ったどうかはわからなくなるけど!
>しかし問題は、個人の評価の場合、
>その人物自身がどれだけの量やったかが重要で・・・。
まぁみんなでやって、みんなが集団でどれだけやったかかを
評価しないとみんなだらけてしまうのでそれはわかるんだが…
社会的にみれば、個人は部品なわけで。
車に例えれば、車が走ることが重要であって、部品はそのための
要素にすぎないわけだ。ステレオとか車内電話なんかは走ることに
あまり関係ない部品だが、しかしそれも利用者によっては必要になる
わけで。
だから結局、いろんな人がいないと便利なシステムはできないわけで、
特定の人の特定の評価だけでさばけるかというと、それは違うわけだな。
209 :
実習生さん:2005/07/10(日) 21:03:26 ID:1LvF3u3/
>>207 >世界で最も、これらを考え出すようなタイプの人々を
>まったく評価しない国というか。
そんなことはないだろう。
斬新っていうけどさ、斬新にもいろんな斬新があるわけで。
あなたのいう斬新は、それこそ生活に直接関わるような、あからさまに
わかる"斬新"でしょう。
研究における分野というのは、分野の中にも分野があるわけで、
その分野の中でさらに派があって、その中での常識をかえるような
斬新さをもった研究というものもあるわけね。ここまでくるとマイナー
だから知る人ぞ知るの世界になっているんだけど。
だから、斬新さのある研究は行われているし、評価も受けている。
だが一般の人には、その研究を別の分野(例えばアメリカなどが買い取って)
にうつって、それで外国からまた輸入されたりするので、それとはわからない
わけだ。
210 :
実習生さん:2005/07/10(日) 21:04:18 ID:1LvF3u3/
もちろん、それに対する評価は、その買い取った分野からちゃんと
行われている。
>本人の論理構造がでるからわかるよ。
そうなんですか。分かるようになると。
まあ、本人の性格が出るんでしょうけど。
例えば、英語の単語を(一人で)調べろ見たいな課題でも、複数で調べれ
ば数分の一で済み早いし楽だしたくさんできるとか。
真面目な人は一人でやるだろうけど。
ようするに結果というのは苦労でなくいかに本人が楽できる性格かで決まる場合があると。
これは宿題に限らず。まあ、宿題の話はもういいが。
>特定の人の特定の評価だけでさばけるかというと、それは違うわ
>けだな。
しかし、今の能力主義という考え方からすると個別に評価されて
しまうしなあ。
まあ、確かに協力しろというのは大事でしょうが。共産主義的な会社ならば
ともかく。
212 :
トクU ◆tokuUgwIxo :2005/07/22(金) 22:28:37 ID:TfKVw0XH
>斬新っていうけどさ、斬新にもいろんな斬新があるわけで。
まあ、そうなんですけど、日本と海外では明らかに違うような(それを
>>207で
でていると)。
日本で評価されることは海外で評価されるだろうが、海外で評価されてることが
日本で評価されないようじゃなあ。その部分の足りない部分があると。
それでももっているのは海外から知識を輸入しているおかげで。
つまり海外の他の国が厚みのある研究などを評価する体制をとっているこそ日本は成り
立っている。海外ではありえない体制だが。
だから日本の体制が優れているからとはいえないでしょうな。
悲惨なのは日本のその深みタイプの人間で。日本はこの体制をとっているとこのタイプ
の人間が評価されなくてもすんでしまう。
>それに対する評価は、その買い取った分野からちゃんと
>行われている。
買い取っているのはあくまで海外のものだしなあ。日本で評価されないと。
213 :
実習生さん:2005/07/28(木) 15:26:52 ID:J+VGsZMA
【社会】「人生、順調すぎ。挫折しらず」 中学の先生、挫折から大麻など使用→クビ…高知
★「病気で仕事できず…」MDMAや大麻使用の教諭クビ
・高知県教育委員会は27日、合成麻薬MDMAなどを使用したとして、県立高校(土佐
清水市)の英語科教諭(26)を懲戒免職処分にした。県警は麻薬取締法違反の疑いで
近く書類送検する方針。
県教委によると、教諭は2004年8月、知人に勧められ、MDMAや大麻などを20回
ほど使用した。教諭は当時、任されていた仕事を病気でやり遂げることができず
落ち込んでいたという。
県教委は「到底許されるものではない。再発防止を図り県民の信頼回復に努めたい」と
話した。
★「まじめで親切」 よかった生徒の評判
・大麻などの薬物使用で27日に懲戒免職となった清水高の山下大介教諭(26)は
15年度、同校で教員生活をスタート。英語を担当し、本年度は2年生の担任になって
いた。生徒によると、「まじめで教え方がとても親切。分からないところを聞くと、わざわざ
席までやってきてくれた」「面倒見がよく、相談に乗ってくれた」。評判は総じていい。
元教諭をよく知る保護者は、「配慮を欠かさない優しい人」としながら「そんな性格が
裏目に出たのだろうか」と推察する。
安田耕三教頭によると、元教諭は、薬物にかかわるようになったのは昨年の夏▽米国
でのホームステイに生徒を引率する予定だったが体調を崩して参加できず、責任を
感じていた▽昨秋から半年間、企業研修に参加したことや、愛犬の交通事故死など
でもストレスを感じた―と話していたという。
元教諭は薬物使用を後悔しながら、こうも漏らしたという。
「今までの人生が順調すぎた。挫折を知らなかったために、考えが甘かったのかも…」
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1122528623/
・・・・・?
真面目でもうまくいっている人は裏がある場合も多いと。
そういえば、仕事では(真面目で)うまくいっていても家庭では
妻とかに暴力振るっていたという話が日本ではよくあるな。
ストレスを別で発散させているとか。
しかし、日本ではこれでも優秀で仕事ができているから問題ないとか、
言ったりする。
こういうのは日本という国そのものを表しているというか。
(現場で)優秀でなくてもいいから、家族に優しくしようという考え方の方が
日本では評価されない。
本当は結果だけでなく、中身も見るべきなんだが。
日本という国は、自分から真面目にやってはいけない国というか。
人から厳しくいわれて初めて真面目にやらないといけないみたいな。
つまりそういう人は元々は真面目じゃないんですが、規律で押さえら
れて真面目に見えているだけともいえると。そういう人のほうが
評価されやすい。
・・・・・・
やはりわがままな人間はどこに行っても得する性格なんでしょうな。
例えば、家が厳しくて一度追い出されたりしてもどこか友達の家に上がりこんで
平気で住めるから、本人は精神的にどうってことないとか。
真面目な人間はこうはいかないだろう。例えばどこかから追い出されたり
しても友達の家族とに悪いと思って気を使ってしまっ
たりするだろうからな。とても平気で住めないとか。
つまりいかに、人に迷惑かけても平気な人のほうがいい思いできるというか。
どんな厳しい環境でもやっていけそうな。
結局は無責任タイプの方がいいということに。
216 :
トクU ◆tokuUgwIxo :2005/08/02(火) 22:18:54 ID:Hz8tn0Q1
どうも苦労すれば比例して成功するという話は嘘八百を教えているよう
に思える。
結局精神的にいくら苦しんでもいい結果は出ないということになってしまう。
これは人生は苦労が大事だということと別問題で。
世の中はいかに理不尽で正義などうそだということを子供に教えた方がいい気がす
るなあ。
真面目な人間が多くもってそうな思想を日本でももう少し評価されればまだいいでしょうが。
217 :
実習生さん:2005/08/02(火) 22:51:38 ID:b84L4KYR
>>215>>216 激しく同意、長州力の生き様を見ればわかる。
わがままでアクが強い方が精神的に楽、ゆとりあってこその成果。
不利益や生産性の無いことは暴れて回避。
わがままな人とまじめな人は、クラス分けで別々にしたほうがいい。
218 :
実習生さん:2005/08/03(水) 01:20:40 ID:ZLayZAR4
教育者ではなく研究者であるとかほざいている大学の先生はいますぐ学校やめましょう。いやならばそういうわけのわからないことをほざかないようにしましょう。生徒がいてはじめて生きていけるのです。給料がもらえるのです。
219 :
実習生さん:2005/08/03(水) 16:59:17 ID:5SOKqzE7
大学では生徒でなく学生です。
220 :
実習生さん:2005/08/03(水) 17:02:08 ID:5SOKqzE7
>>214 日本という国は表していないと思うなぁ。
題名忘れたけど外国の小説で、外での顔と家での顔が全く違う
2重人格な男の話しもあったし。
人間の社会を表しているという表現が妥当かと。
221 :
実習生さん:2005/08/09(火) 23:41:39 ID:MMK3EjgE
222 :
キリ番マン:2005/08/10(水) 01:33:13 ID:YLZEtGpt
>>217 そうです。
>わがままな人とまじめな人は、クラス分けで別々にしたほうがいい。
まあ、これが難しいんですが。
>>218 ?
研究者でも、どういう研究しているのかを教えれば、子供は面白が
るかもしれないな。受験教育は苦手でも。
>>220 >人間の社会を表しているという表現が妥当かと。
まあ、そうですが、日本は特にギャップが激しいような気がする。
関係あるかどうか欧米は確か、家族と仕事どっちをとると聞かれた
ら間違いなく家族を取るということだが、日本は仕事を取るという話がどっか
にあったような。
日本は、極端に言えば家族を崩壊させてでも仕事を優先させないといけない
ようなそんな感じがあるような。
ようするに家族にもそれなりにやさしく、みたいな真面目そうな人間は
だめと?社会的にも実力は発揮できないと?
224 :
トクU ◆tokuUgwIxo :2005/08/16(火) 23:49:41 ID:iN5LGH5R
>>221 うーむ、これは本当にダメだったのか、あるいは万能では教員は務まらない
とかいうことなのか。
・・・・つづき
また、例えば、学校で授業をやって、さらに朝練とか厳しい部活を遅くまで
やる人はすごいなあということになるが、そういう人が授業中寝てたり、
宿題を写さしてもらってるような性格の人なら、ちょっと事情が違う気がする。
真面目な人は、そういうことはまずやらないだろう。
授業中寝るとか、さらにはあくびをするのは先生に失礼とか
はじめから思う人は逆に厳しい人間社会では、精神的にもたないかもしれない。
自分から失礼と思ってしまうような真面目な人は日本ではダメになる、かも?
つまりなにが失礼になるかよくわからない人のほうが楽に生
きれて、結局這い上がって評価されていく。
ものがわかっている人のほうが、うまくいかないと。
225 :
実習生さん:2005/08/17(水) 00:18:18 ID:axrDMQ8u
>>224 >>221のケースは本当に力不足の教師が淘汰されただけでしょ。
駄目な小中学校の先生が少なかったら塾に行く生徒は少ない。
>>自分から失礼と思ってしまうような真面目な人は日本ではダメになる、かも?
こういう人ほど教育を受けてない、
燃料が片道分しかないっていうのが途中でわかってしまうようなもの、
ゴネる人に練習機会を奪われてたりするわけで。
>>つまりなにが失礼になるかよくわからない人
愛想と力関係を把握するうまさ、処世術が優れてるから有利。
226 :
実習生さん:2005/08/17(水) 00:25:37 ID:axrDMQ8u
悪貨が良貨を駆逐しまくる、
人間は他の動物と違って強肉弱食だから仕方がないのかもしれない。
生物を勉強したりするとわかること。
ん?
>>225 >駄目な小中学校の先生が少なかったら塾に行く生徒は少ない。
ふーむ、 小中学校は行く意味がないと?
塾が学校の代わりをすればいいとか。
しかし、どうも塾にやたら行かしたがる親の心理がわからないが、子供を遊ばせたくない
みたいなことなのか。
しかしまあ、自分で考えて勉強できるタイプの子供は先生にやたら教わる必要がない
とか思ったりするが。
>こういう人ほど教育を受けてない、
どういう意味なのか。
世の中には、何をやったら相手に不快な思いをさせるかわからない人が
いるが(まあ、あくびはどうでもいいが)、しかし、世の中でそういう人が落ちこぼ
れてるというのはあまりない気がするな。
>愛想と力関係を把握するうまさ、処世術が優れてるから有利。
これもどういう・・・。
まあ、それも必要だが、わがままな人間は、
は人に迷惑かけてでも、それで這い上がっていきそうな感じはするな。しかし
上司に愛想はいいが同僚には冷たいというのがよくあるような。
考えてみると日本を変えるには、極端な話、指導者の半分くらいを外人にしてしまっ
たらいいかもしれないな。
まあ、今もめてるアジア系ではなく、欧州あたりから。
プロ野球で以前、阪神が外部から監督を呼んだことがあったが、あれは阪神の
組織が腐敗していたからということらしい。それで体制をぶち壊すみたいな
感じで外部から呼んできたと。なら、日本を変えるなら外人を呼ぶとか。
学問的に言えば世界史でもそういう例があったような。大きな戦争のあと、国を立て
直すのにほかの国から国王とか呼んだとか。
230 :
トクU ◆tokuUgwIxo :2005/09/15(木) 22:13:11 ID:Avz1gxN5
ほし
・・・・・・・・
日本はやたら、形を重視するが、形だけなら
例えば詐欺師にでもできる気がするがな。
見た目には客のことを思っているようにしか見えない。でも心はだまそ
うとしてまったく不真面目なんだが。
つまり、気持ちなんかともなってなくても人間、形なんていくらでも
出来るわけで。
むしろ気持ちがありすぎると形がうまくいかない場合もある。
まあ、別に形をやることを非難しているわけではなく、内容をろくに
見ない、今の日本の状態がなあ。
うそ泣きとかもわがままな人間の方が、うまい気がする。
悲しくないのに、外観はそう見えるように整えられる。
よく、女性がうそなきして男性をだますというのがありそうだが、
あれをよくやっているのは、やはりわがままな女性だろう。真面目な女性は
むしろそういうのが苦手だろうから。
つまり、極端に言えば外観を整えるのに気持ちはいらないということだろう。
気持ちがあれば外側が整うと勘違いしている人が多いが。
むしろ気持ちがありすぎる人のほうが、下手な場合も多い。
もっとも、真面目さというのは外観に現れる場合があるが、前にも行ったように
社会ではいくら真面目さを見せたところで役には立たないからな。
学校では評価されても、社会では評価されない。
まあ、不真面目な人は、せめて外観だけは整えるべきという確かにある。
せめて見た目でもよくしないとというのはある。
しかし、元々真面目な人間にそんなことはあまり必要ない気がするが、
が、わがままな人間のとばっちりを受けて結局同じようにやらされる。
それは比較的不得意な人が多いから、非難されると。
233 :
トクU ◆tokuUgwIxo :2005/10/02(日) 23:02:39 ID:+nAmTR3S
・・・・・・・・
しかし、日本は、自主的にやる危険さには、あれだけ騒ぐのに(道頓堀の飛込みとか)
、なぜ組織による過労死とか強制的な危険さには、反応が鈍いんだろうな。
逆だろうと思うんだが。
自主的にやる場合は、自己責任だから、まわりが煽ったりいてなければ
さほど騒ぐ必要なく、本来はほっておけばいい。
しかし、組織(周りの)の強制は、自分の意思じゃないんだから自己責任ではない。
が、なぜかこっちのほうが、個人の問題とされてあまり注目されてない気がする。
まあ、自主的にやる場合でも、中には強制する人がいるから区分けがつかず、
規制されるのかもしれないが。
どちらにしろ強制する人が無責任なのが問題だ。
・・・・・
ひさかき
とにかく理不尽な強制というのはなあ。わがままな人間には分からない
でもないが。
また例を挙げると・・
例えば、ある会社でトラックなどを運転していて不眠不休でやらされたり
積載可能以上の荷物を無理やり載せられて行けといわれるとしよう。
この場合、まじめな人間は危ないだろうな。責任感ある真面目な人間はちゃんと
上司の意見をきちんと聞いたりするだろうが、そうすると体が持たなくなり居眠り運転
したりで事故を起こすと。真面目にやればやるほどその可能性は高くなるかもしれない。
当然、事故で被害者が出ればさらに遺族から攻撃されますが。
まあ、本人の責任にはなるが、また、厳しい会社ほど、「おまえの運転が下手だからうまく
いかないんだとか努力不足だから・・・」というようになりそうな。
ちょっと悲惨な気がするが。
この場合、不真面目人間は、たまにさぼるわけだか、こういう無責任の人のほうが、
当然体が持って、厳しい環境でもやっていけるというわけですな。
やはり世の中「運」ということか。
だいたい「努力」なんてのは、真面目な人にとっては本来当たり前の
事なんだが、
わがままな人間が評価される日本ではわざわざそれを多く言わなけれ
ばならないということなのかもしれない。
ほしゅ〜
やはり、前々から思っているが指導者というのは、
「おもしろいことをいっている」か、「許容性がある」かのどちらか一方がないとだめだな。
どちらか一つがあればいい。(面白いというのはいろんな意味があるが)
参謀型か人望型と言える・・
両方ともないとどうしようもない。
面白いことをいわない人でも許容性があれば、部下が代わりにやれば(言えば)
いいわけだし問題ない。むしろこういう人もいないと困る。
しかし面白みも許容性もないとなると、部下はどうすることもできない。日本はこういう
指導者が多いが。
これは特にまじめな人にとっては不利である。
なぜならまじめな人は、指導者を差し置いて自分が勝手に物事をやるのは失礼ではないかと
思うので、例え素質があっても許容性のない指導者をはばかってできにくくなってしまうだろう。
逆にこういう場合、わがままな人間のほうが気を使わないので有利である。
ようするに、指導者のいうことを聞かないわがままな人のほうが日本では結局得するということである。
つまり、これも運だな。どんな指導者が周りにいるかでその人物の実力がどのように発揮できる
かが変わってくる。
人の能力というのは運の要素がけっこう強いのだが、その評価の仕方はまるでそうではないがな。
238 :
実習生さん:2005/11/19(土) 17:18:42 ID:ADmRh0g3
わがままな人は大胆に動くので周りから
顰蹙をかいます。まじめな人はちゃんと空気を読むので
なんとか世の中わたっていけます。
まじめな人のほうがよい。
それはどっちとも言えますな。
空気読めずに言っている人のほうが、良い状況になる場合もある。
いいたいこと言ったりするので楽なのは確かだし。
話は変わるが、
日本人は矛盾が多いというか、例えばある指導者が
「指導者の言うことを反抗するな。従順になれ」、見たいな事を言ったりしているのに、
そこそこ成功した人を指して、
「あれは周りになに言われても自分の考えを通したから」と言うこともある。
ようするに、周りの指導者がなに言っても聞かなかったからということになるはずだが、
そういうことを評価したりする。
ようするに、わがままな人のほうが評価されるのである。
真面目な人は、そのまま従順になってしまうが、つまり指導者の言うことを聞く人の方が損をすると。
では初めから、真面目な人間にはもっと自主的になるように言っとけばいい気がするが。
が、日本はわががまな人が対象だからなあ。
まあ、人間感情の生き物だから、多少矛盾するのはしょうがないが、それにしても
日本は多すぎる。
ほしゅ
関係ないが、人間の能力の全体の8割以上は、周りの人間で決まる、と思う。
周りの人間の影響というのは、本人が思っているよりはるかに大きい。身内なんかがそうか
もしれないな。
そういうことに、人間は普段は気づかないで、これは努力だと思ったりするんだが。
しかし、わがままな人は、ある意味、わざと指導者を怒らせようとしか見えない
場合があるな。
なぜか知らないが、どうも怒られたいとかそういうことなのか、それともどうやったら指導者が
怒るかまったく分かってないとか?
怒られたいとかいう性格は、どうしようもなかろうが、問題は他の人間のとばっちり
がなあ。
関係ないが教育的な話でよく、
誰が言ったか、人間、もっともつらいのは厳しくされることでもなく、やさしくされることでもなく、無視される
ことである。という話があったな。
それで無視されるという点で言えば、一長一短型は変人が多いから、無視されることが多いかもしれない。
日本は特に、同じ人間が好まれるからすぐ仲間はずれになったりするかも。
厳しくても無視されなければそれなりに幸せであるという意見もあったような。その意味で言えば、そういう
厳しさだけが苦労ではなかろうな。
この点「苦労すれば成功する」みたいなこと言ってる人は、この厳しさのタイプが多いが、
どうも違うなあ、という感じもするが・・・。
しかし、苦労で成功するというのは、どちらかというと、「苦労した人が近くにいた人が成功する」という方が
正しい気もする。
他人を不幸を見れば成功するみたいな感じで。これはいじめた人が成功するみたいなことも見出せるが、
まあ、これはどうかな。
無視されタイプは、アインシュタイン
>>38とかエジソンとか。
常人と思考が違うので、孤立しやすい。
だから学校にろくに行かなかったりしたり偉人もいる。坂本竜馬とか。
・・・・・・・・
「不幸な人が近くにいた人が成功する」
というのは、あくまで現場で優秀のことだけかもしれないが。
不幸な人が近くにいる場合、本人もその関係で不幸になる場合も多いが。
だからいじめっ子が、優秀になったりする場合もある・・か?
つまり、本人が不幸で苦労してても周りが幸せな人ばかりの場合、その人は
優秀な力は発揮できないかもしれない。いじめられっことか?
まあ、推測だが・・。
246 :
実習生さん:2006/01/13(金) 00:38:11 ID:LgZtWa9v
不幸とはまた意味が違いそうだが、
スポーツでは仲が悪い人同士でくませたほうが
強さを発揮する。っていうか、呉越同舟?
>>233 ちなみにリンゲルマン効果によると
人は群れると個々の能力が落ちることが知られて
いるのだが、(「リンゲルマン効果」っていうんだけど)
これはどう説明されるんだろう…?
>不幸とはまた意味が違いそうだが
いや、苦労でもいいんですが、そうすると例えば家族において父親などが「会社で苦労してるから」
その息子はどうなるのか、というのが入ってしまうのはちょっとそれは違うかな、と思って。
実際関係ないし。
そうすると不幸という方が近い。
>仲が悪い人同士でくませたほうが
そうなんですか?それは知りませんが。
まあ、しかし一長一短でなくお互い似たような能力ならば・・・。
>人は群れると個々の能力が落ちることが知られて
それは、やはり独立してやったほうがいいということですか?
まあ、集団でやったほうが能力を発揮できるという人もいそうですが。
しかし、これとは関係ないかもしれないが一長一短タイプは、やはり集団でやるよりは一人でやった
ほうが早い場合が多いというか。
例えば教育というのは、学校を例にとると、1人遅れてる人がいても待ってくれないだろうし、どんど
んおいてかれたりして、分からなくなるだけで。それで分からない授業を受け続けることになる。
こうなると、平均的じゃない人は、学校に行く価値はないかもしれないな。
これは学校だけじゃなく、他の組織でもそうですが。
249 :
実習生さん:2006/01/17(火) 00:21:33 ID:t2HBJe2E
リンゲルマン効果は
ttp://www.google.com/search?client=safari&rls=ja-jp&q=リンゲルマン効果&ie=UTF-8&oe=UTF-8 みておくといいかもしれないね。教育では大事だから。
リンゲルマン効果は以下のことをいっている。
人を2人にすれば作業効率も2倍になる
と思われるが実際はそうはならなく、人数が増えれば増えるほど
心理的作用が働いて一人あたりの作業能力が低下,全体の作業効率
が低下していくという話し。
だから人を沢山集めればいいってものではないということ。
学校の例でいうとあれだよね。生徒の数が多いと先生自体も
1人1人の面倒がみきれないわけで、クラスの80%が授業に
ついてこれればそれでいいという考えになる。後の20%は
悲惨なことになる。塾はそこに目をつけたのかもしれないね。
20%の人にとっては少なくともその授業をうける価値はあまり
ないかもしれないね。
250 :
実習生さん:2006/01/17(火) 00:24:04 ID:t2HBJe2E
つまり、1学年200人いたとして、その200人に教育を
ほどこしても、実際にものになるのは160人くらいだ
といわれている。
シビアな世界だ…。
>>249 なるほど。
まあ、嫌いな人がいたほうが競争意識がましていいというのもあるか
もしれないが。
しかし、例えば日本では、「出るくいは打たれる」みたいなことがあるんで、上司に
気を使って、上司が間違ってても本当のことをいえないとかがありますからな。
(真面目な人間は特に)
とすると結果的どうみても要領が悪いと分かっていてもそういう方法をつづけざるをえない
状況になったりする。
指導者本人が自分で間違いに気づかないとどうしようもないという感じで。
(日本の指導者は、礼儀で気を使ってるのに、本人がそのことに気づかない場合が多いんじゃなかろうか)。
となると、わががまで人に気を使うことを考えない人以外の真面目な人などは、組織にいるより一人でやっ
たほうが早いじゃないかといことになったりして。
>塾はそこに目をつけたのかもしれないね
まあ、家庭教師なら、一番いいんでしょうが、教える効率が悪いからなあ。
・・・・・・・
真面目不真面目を数値で計算すると、
初め、真面目な人間が、100の力を出して仕事していて、わがままな人間が、50の力を出して
仕事していたとする。そういう人たちが、同じ組織に属していたとする。
指導者は、50の人をけしからんと思い、今の倍組織を厳しくしてやることにした(例えば8時間労働を
16時間労働なんかにしてしまったとする)。
100の人は、200出さないといけなくなった(8時間精一杯やっていたがさらに8時間増えた)
50の人はちょうど100になりちょうど良い環境になる。初めから真面目にやっていた100の人はもたなくなる。
50の人は、厳しい環境でも耐えられたということで評価される。
つまり、やる気のない人のほうが、厳しい環境ではちょうどうまくいってしまうのである。
それで真面目な100の人は、逆に50の人から、お前は耐えられないのは精神が弱いとか、もともと
力を半分しか出してなかった人に正義論的に非難されるようになり、さらに追い討ちをかけられつぶれる。
(わがままな人に言うのはちょうどいい?)。
まあ、世の中は所詮、運ですな。何度も言ってるように環境によって、評価される人物が変わってしまう。
253 :
実習生さん:2006/01/24(火) 21:59:07 ID:D5VUdqZG
面白いから見てたけど、トクU ◆tokuUgwIxoさん、あなたは何者なんですか?
>>251,
>>252あなたは人間を善か悪か、でしか振り分けられないみたいですね。それではあなたは1%の曇りもない
人生を歩んできたの?きっと透明なガラスみたいな善人なんでしょうね。
つっこみどころが多すぎて困りましたが今ここで机上の空論を展開されても結局、
なんの実にもならず、建設的ではありませんね。
さて、あなたの言われる真面目な人間、わがままな人間、という定義を聞かせてください。
>(日本の指導者は、礼儀で気を使ってるのに、本人がそのことに気づかない場合が多いんじゃなかろうか)。
日本の指導者とは日本の政治をしている人のことですか?だれに対する礼儀かはわかりませんが、それで自国に
不利益な行為をしていたら、それは、政治家としてどうなのか?ということを考えていただきたい。もっとも、
あなたの言う日本の指導者が不明確ですが、それでも指導者であるからには、組織・相手方ともに丸くおさまるようにする
勤めがあると思いますが。つまり、お互いが不利益にならないベターな方法をとっているはずですよ。
>となると、わががまで人に気を使うことを考えない人以外の真面目な人などは、組織にいるより一人でやっ
>たほうが早いじゃないかといことになったりして。
真面目=良い人間、わがまま=悪い人間、と決め付けていませんか?それではお訊ねしますが
とても親切で面倒見はよいけれどもわがままな人や、真面目だけれど自分の考えをもたず他人の言うことを
真に受けて騙される人などはどういう位置付けになりますか?
言いたいことは山ほどあるんですけど私みたいなニートが言ってもだめでしょうから
あとはあなたの適切な判断を期待します。情報源が偏ってるのはお互い様だけど勉強熱心みたいだし私が思うに、
まだまだ熟してない考えのようでありますからこれから練り上げてこの難題に答えをだしてくださいな。
私も勉強不足だし、言葉が足りない文章もあるかと思いますが、そのあたりも含めて
こういう場所で語り合えたら(指摘しあえたら)すばらしいことだと思ってます。ガンガレ!!!
>日本の指導者とは日本の政治をしている人のことですか?
いや、別に政治に限らず、会社とか、教育機関とかすべての組織においてです。
日本人は、他人に対して気を使って間違ってるとか本当のこといわなかったり
するんですが、それを真に受ける人がいるというか。
それが、優秀な人間に比較的多いですな。
>真面目=良い人間、わがまま=悪い人間、と決め付けていませんか?
別に決め付けていませんが・・だから、「運」ということを言っているのです。運が良かった人が
悪いという考えをする人はいないでしょうし。
>とても親切で面倒見はよいけれどもわがままな人や、真面目だけれど自分の考えをもたず
>他人の言うことを真に受けて騙される人
なるほど・・・しかし、親切というのはある程度余裕がある人でないとできないと思ったりもしますが、
だから、不親切な人でも、環境に余裕が出ればやさしくなったりするかもしれないし。
まあ、親切といっても、特定の(好きな人)人だけに優しくするというのは誰でもやることで
それだけを見てこの人は、やさしいところもある、といっても仕方がないんですけども。別にそれを
見ている周りの人間に親切じゃなければ周りの人間にとっては親切な人でもなんでもないわけだし。
真面目で真に受けるというのは正しくないかもしれないですな。自分に自信がつかないため、その
罪悪感から他人の言うこと聞かざるをえない場合があるし。
>ガンガレ!!!
どちらかというと僕の言うことが非難されているんですが、それでもそういわれるのはうれしいですな。
・・・・・・
話は変わるが、
労働時間で思い出したが、真面目な国で評判なのはドイツという話が良く出てきますな。
それで、日本とドイツは似ているという人がいますが、ぜんぜん違うと思う。
まず、労働時間だが、ドイツは先進国一労働時間が短いな。
労働時間の短さは、真面目さを追求すると、当然そうなるものだと思うが、日本はまったく逆だな。
日本はそもそも真面目な国でもなんでもない。ただ、形を真面目にしているだけの国なのである。
実態は、ただ、わがままな人間が、抑えられて形だけ真面目になっている場合が多いだけで。
その証拠に、組織から出ると、例えば消費者側になったりすると、態度が非常に悪くなるし。
海外の国々は、ドイツ人が真面目な国と思ってても、日本人が真面目な国とは本当は思ってる国はいな
いんじゃなかろうか。
まあ、ドイツにそれほど詳しいわけではないので偏見かもしれないが。
後、ドイツは、交通事故では、歩行者側にも責任を取らせるとか、売春が合法の国というのは知っているが。
交通事故も、真面目な人間の過失に配慮したものだろう。これも理解できる。
ドイツも戦争して、ここまで来た国なのに、なぜ日本だけが、「昔は朝から晩まで働いて大変だった、だから現代も
同じようにすべきだ」みたいなるんだろうかな。ドイツはそうなってないのに。
257 :
実習生さん:2006/01/30(月) 17:41:11 ID:1OjRLhIC
>>247 ttp://www2u.biglobe.ne.jp/%7Eazma/iori/hobo/ho4/co20403g.html なんかに労働時間に対する記事はある。
ドイツでは長期休暇は1ヶ月はとる。
まじめさというのをどうとらえているかはしらないが、
「よく働きよく遊ぶ」ことをまじめと考えているなら
ドイツのほうがまじめ。
「人生のすべてを仕事にささげる。仕事のための人生」
をまじめと考えるなら日本のほうがまじめだ。
ちなみに海外の日本の評価は、優秀な技術をもっているものの、
取引の場には決定権のない人間がでてきて「その件は会社にもち
かえって検討します。」などといったり、グローバルなやり方に
なれていない国という印象はあるらしい。後やたら挨拶する国だ
とも。
後戦後復興は、ドイツは東西合併による新しいドイツを作ることに
あって、日本は「昔の強い日本を取り戻す」ことが目標だからその
へんが違うね。発想がそもそも、欧米は未来をみていて日本は過去
をみている。
>>257 面白いホームページですね。
けっこう働いている人で、その体制に文句を言うというのは大変なことだし。
仕事以外に趣味がない人間につきあってられるか、というのももっとも。
ようするに、仕事人間は、人間的につまらない人が多いという主張ですな。
>「よく働きよく遊ぶ」
そうですな。
そもそも、真面目かどうかは、家に帰ってからで決まると思うんだがなあ。
お金がほしいために、形だけ整えてやれ、という人はたくさんいるし(例えば、
後で同僚などと、接待した人を馬鹿にするとか言うのは良くあるが)。こういう
人は形だけはうまいのだが。
家は、形を整える理由がなくなりますから、本当の性格が出る。
組織内の真面目さは、その人物をあらわさないと思うんだが。
>欧米は未来をみていて日本は過去
>をみている。
その通りですな。ドイツはその典型で。ドイツは、つらいことがあった、なら次はそれを
やらなければいいのでは、と思うんだろう。
本当に真面目だからこうなるんでしょうけど。
話は変わりますが、
よく、「社会変えるべき」みたいな話が出ますが、あれはどちらかというとわがままな人間
の方は言わないかもしれないな。
なぜなら、真面目な人間は、指導者の言うことをちゃんと聞かないといけないと常に
思ってますから、指導者や体制の良し悪しがそのまま直結するんですな。どんなに馬鹿な体制でも
責任感からやらざるをえなくてそれできつくなってしまう。
しかし、わがままな人間は、どんな指導者や体制だろうが、半分程度しか聞かないから
多少悪くても、それを聞かなければいいだけと思ってるんで、たいしたことがないと思う。
だから悪くても今の体制でもいいじゃないか、と言うのです。
耐えられるから評価もされますし。
当然、逆に真面目な人間の方が、社会変革を望みますな(まあ、これは、わがままな人も混じ
ってることもあるけど。)。
>>254の親切さの話は、メディアに出てる人などをよく視聴者が誤解することも多いかもな。
例えばテレビに出た人が恋人とかある特定の人に親切である。愛情があったと報道されたとする。
すると、視聴者は、「この人はなんていい人なんだろう」と思ってしまうが、実際は視聴者に
親切かどうかを示してるわけでもなんでもない。
しかし、視聴者は、勝手に親切な人と思ってしまう。
自分が好きな人なら、誰でも親切にするのは当たり前だと思われるが、それを自分に置き
換えて「自分も同じようにされるだろう」と思ってしまうんですな。
ひょっとすると、自分に会うとひどい扱いを受けるかもしれないのだが。
まあ、確かに、実際親切な人はいるだろうが、誰かに親切というだけではなあ。
こういうので、メディアなどで国民はだまされるというか、あったこともないのに評価してしまうとか。
まあ「国民の得するような、社会の改革を」みたいな事を言う人なら、みんなに親切ともいえるん
でしょうけど。
261 :
実習生さん:2006/02/22(水) 22:24:45 ID:Ah7/SxXZ
ドイツの話のつづきで、
そもそも仕事というのは単調なものも多いと思うが、そういう仕事を長時間
続けるというのは人間としてどうなのか。
そういうのをドイツなどの他の国は分かっているに違いない。
まあ、仕事中におしゃべりしまくるような(わがままな)人なら、何時間でもいけるかもしれないが。
おしゃべりしている人の方が、長時間耐えられるので、「精神が強い」となる今の日本はどうもなあ、
という気はするが。
日本の指導者は、現場の状況というのをろくに把握しようとしないからな。
先入観でものを判断して、「たいしたことないだろう」という風になってしまう
ことが多い。だからろくに何の対処もしない。
・・・・・・・・・・
そもそも子供のころから(現場で)優秀な人間が、精神が強いとなるのは疑問が残る。
例えば、指導者に「お前は不器用で何もできない人間だ」といわれても、もともと
優秀な人間は大してショックではないでしょう。
なぜなら、これは太ってない人に「デブ」と言ってるのと同じ事で、うそだということが分かっている。
美人にブスと言うとか。そんなこと言われてもショックは少ないだろう。
周りと比較すれば、自分が優秀なのは一目瞭然なのである。優秀でない人が言われるほど精神的ショック
は少ないはずなんだが、周りの一般人はそう評価しないんですな。平気なので「なんて精神が強いんでしょう」
となるな。本人もそう思ってしまう。
世の中のからくりというか、世の中は不平等だということが一般人には分からないんですな。
坂本竜馬など歴史的人物は、その点、子供のころ鈍かったんで良くわかっていたでしょうが。
・・・・・それにしてもここ下がるの早いな。人口が多いのか?
まあ、落ちたら落ちたでしょうがないが。
まあ、これは良いか悪いかの問題ではなく・・運というか・・・。
努力も確かに重要で。
念のため。
266 :
実習生さん:2006/03/08(水) 18:00:53 ID:bRy8WTKe
>>254 単調な仕事を長時間続けることによって、
専門性が育まれ、効率がよくなります。それはそれで
別にいいんじゃないでしょうか。
>>266 専門家みたいになれるのは一部の人だけなんじゃないでしょうか。
つまり、あれですな。確かに、単調に見えても細かく見れば、ぜんぜん違うという
ことでしょう。
しかし、大きく見ればみんな同じことだともいえる。
それで細かいことが得意な人は大きなことが苦手な人が多いというのが、
歴史が証明しているというか。
(司馬遼なども対談本で「技術的リアリズムというのは、大局を合理的に考えるという
ときにはあまり役に立たないんじゃないかと思うんですよ」 見たいな事を言っているが)
まあ、確かに、細かいことが見れる人間は単調な仕事は向いているでしょうが(その人にとっては
同じことばかりやっているというのではなかろうし)。
しかし単に長時間やってるから、生産量が多いという当然の結果が本当に効率がいいのかどうか。
日本は労働生産性は低いし。
しかし単調な仕事を長時間続けるのに耐えられる性格は、よく怒る人か、よくしゃべる(雑談が得意)人
のどちらかな気がする。
これの善悪はともかく、どちらも単調な仕事でストレスを解消しやすい性格であるの
は間違いない。
それで日本は、必然的にこのタイプの人が上がってこれることが多いな。
別に、性格と精神が強いとは関係ない気がするんだが、世間の評価はそうであるから
そうなってしまう。
日本は、江戸時代でいう、えた、非人主義と、参勤交代(一般人の)をやっているのだ。
農民にもっと下がいるから、お前らはがんばらなくてはならない、とか、
給料が入ってきても人間関係などで使ってしまうとか(そりゃ、右から左へ
お金が出て行けば経済は良くなるかもしれないが、手元には何も残らないので生活は
苦しくずっと働かなくてはいけないだろう)。
こういうのはなあ、わがままな人間ならそれでも良いかもしれないが、真面目な人間
だとな。
>>268は
よく怒るというより、怒りっぽい人というか。罵倒が好きな人とか。
しかし日本は、「無理な付き合い禁止法」という法律でも作ったら良いんじゃなかろうか。
むりに付き合わした場合、罰則が課される。
もちろんその人が嫌がっている場合で、それによってお金がかか
ってしまうという場合。
慣習なんかも入ってしまうがな。
271 :
実習生さん:2006/04/24(月) 08:17:22 ID:cB7uOpUw
アルコール・ハラスメントを正式な犯罪にしよう。
酒を飲んでいい年齢を20から一気に60にしよう。
それがいやならせめて社則に「宴会禁止」を制定しよう。
>アルコール・ハラスメントを正式な犯罪
飲めない人にとっては、いっきのみなんて最悪ですからな。
しかし、真面目な人間は断れるかどうか
そういえば、以前ニュースで新人に無理に飲ませて死亡させたというニュースが
あったな。(きっと、大丈夫、とか言ってたんだろう)。
しかし、企業側は言い訳をしている。
分かりきった結果に何をうろたえてるんだろうか・・・。
そもそも、無理やりやらしておいて死亡して責任取らないのは最悪だと思うが。
無理やりだから本人の自己責任なんてまったくないわけだし。
>酒を飲んでいい年齢を20から一気に60にしよう
それはどうかと思いますが・・・・しかしそういえば以前米国で禁酒法というのがあったな。
ひょっとして、これは宴会対策だったか。
人間関係で言えば、東京や大都市で、マンションに住んでると隣の人に無関心で
挨拶もしない関係になったりするという。
日本特有の無関心社会だが、これは理由が簡単に想像できますな。
日本の人間関係は無理やりな関係が多いということでしょう。ある意味、知人を作れば作るほど
損をしてしまう。だから日本は、無関心社会になる。
これをなくすには、人間関係で、形式的で無理やりな金銭的や時間的な関係をなくすようにするしかない
でしょうな。それがない限り、改善することは今後ない。
274 :
実習生さん:2006/04/26(水) 19:53:58 ID:KhS6Fs25
田舎はお隣同士
で「うちの畑でとれた野菜」です。
という,言い方が悪いけど物で人間関係を築くんだよね?
よって畑から離れた日本がこれを回復するのは難しいだろう
物・・・そう物です。
>よって畑から離れた日本がこれを
ふむ、日本はもともと、作物でそれをやっていたんでしょうな。
だからある意味、簡単だったのかも。
しかしそれがなくなったものだから、別のものに変わってやりにくくなって
しまったのか。
しかし、日本というのは全体的に、やはり、うそくささ、があるというか、うそっぽい形が多い
というか。「本当はそんなこと思ってないだろう」という感じで。
これは、単純な人間なら真に受けるかもしれませんが、そうじゃない人は
本当はどうなんだ、と思ってしまうが。
しかし、残念ながら世間ではそういううそっぽい形がうまい人のほうが大半評価される。
「で、誰にその形を習ったんだ?」と聞き返したいくらいで、その形をやれば世間で評価
されると教えてもらったからやってるというような、そういう風に感じるというか。
そもそも元々は、偉人とかが初めにそれをやってたんだろう。それを凡人
がかたちだけ何の理解もないまま真似てしまい、それをやる必要のない場面でもやるよ
うになった。
それが形だけの正義論とかやっかいなことに。
・・・・・・
しかし、このスレ、落ちそうだが、
あまり自分の書いた内容が良くないから、誰かがあげたらそれで良いが、
そうでなかったらなかったで、別に落ちでもどちらでもいいという感じになってきた。
新スレを立てても良いが、どうするかな。気分次第だ、
しかし、まったく遊ばない大人というのも困ったものだな。
それが親だった場合、子供は落ち着かないだろう。
休日とかにも親が何か作業してる場合、子供は遊ぶことに罪悪感を感じかねな
いだろうな。
279 :
実習生さん:2006/05/27(土) 22:39:44 ID:V25t9ZDT
>>1 まったくだ。
例えばG県の菊地K之とかいう人格破綻の糞指導者は優秀な実績があっても
人間としては糞だったぞ。あんなの教員、いや世の中から葬り去った方がいいなw
280 :
実習生さん:2006/05/28(日) 07:51:54 ID:yM+dtX0T
>>279 気狂いマルチ晒し揚げ
こいつは、いつもは「氏名黙秘」というハンドルを使い、沈んでいるスレに延々と私怨コピペを貼り続けている、正真正銘の気狂い
ヒマな香具師は「氏名黙秘」、または「G県」で検索してみろ
こいつの異常さがよくわかるぞ
お、落ちずに上がってる?
>>279 まあ、評価の仕方ですな。
優秀さというのは、人に好かれる要素ではないし。
>>280 ん?
つづきだが
世の中には、家にいることがまったく似合わない大人というのがいるなあ。
仕事人間で家で、仕事しかしないと言う感じの。
家が貧乏で仕方なくというなら、子供も納得するだろうが、そうでないのに
作業をし続けるというのはどうも。
子育てが(ここで言う子供は物心がついてない子供)
好きでないという感じで・・・・。
このタイプの人間は、昔は良かったんでしょうが今はどうもなあ。
こういう古い考え方の男性の場合内助の功を、自分の功績にできるようだが、
そういう人が(内助の功を期待できない)今の人と比べて本当に強いのかどうか。
つまりこういう人は離婚して一人になってみるべきなんですよ。
それで強いんなら、多少は今の人も納得するだろう。
しかし、どうも、自分の書いてることは穴があるというか、言葉足らずで、
それが誤解を与えかねないな。
まあ、分かってくれると思うが、説明が難しいもんだ。
284 :
実習生さん:2006/07/03(月) 08:27:06 ID:9Z+HipNY
>>1 まったくだな。そのいい例を知ってるけど、
G県の菊地K之とかいう糞教師がとにかく猛烈に糞な奴だったね。
今までに関わった教師の中でワースト1。
過去に何回も全国大会に出場した経験があって、県の協会で上の方にいてそ
ういうのを鼻にかけてるのか知らんが、とにかく人を平気で見下すし、特に
自分の気に食わない奴は平気で差別する。しかも自分のことは棚に上げて平
気で人をバカにしたり貶したりする。生徒の悪口も容赦なく吹聴する。偉そ
うにしてるわりには、言動が粗雑かつ幼稚。そんなのが偉そうに人を批判し
ようとしても説得力ないのにね。
そんなわけで、影じゃ結構反感買ってたし、そいつの人間性が嫌でやめてい
った奴も多いようだ。
嫌われる先生の要素をあれほど兼ね備えた人物も記憶にないし、人間、権力
をもったり、成功して天狗になって勘違いしたりするとああなるんだろうな
という典型例だな。先生というより「殿様」とか「暴君」みたいな感じだったし。
特にああいう団塊の世代の腐った人間性の持ち主は氏んでもらった方が日本
のためじゃないかと思う。
285 :
実習生さん:2006/07/03(月) 22:28:59 ID:ZMJuNa6g
>>284 気狂いマルチ晒し揚げ
こいつは、いつもは「氏名黙秘」というハンドルを使い、沈んでいるスレに延々と私怨コピペを貼り続けている、正真正銘の気狂い
ヒマな香具師は「氏名黙秘」、または「G県」で検索してみろ
こいつの異常さがよくわかるぞ
>>279を見てみろ!
?
どう解釈すべきなのか。
もっと具体的なら分かるけど。
287 :
現場事務所も全面禁煙だ〜!:2006/07/09(日) 22:12:06 ID:npfYqxtk
煙草を吸う権利はあるが、「義務」と「責任」がある。
禁煙者には、煙草の煙を吸わされない権利」もある。
法律で認められていても、マナーがあるだろうや!!
他人の居る車内、密室、飲食店での喫煙の全面禁止!
煙草を吸う時は、自分で「灰皿・煙草・ライター類」を用意!
屋外で!、煙が迷惑にならぬ様に気を遣い喫煙をして下さい。
吸い殻も、自己責任で片付けて下さい!
喫煙マナーを守って円滑な社会生活を送りましょう。
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/cigaret/1131217757/1-100 煙草の値上げ、小学生の小遣値上げと同程度か!
1箱¥1000になれ〜! 税収は目的税に限定し、健康保険の赤字補填に!
WHO「喫煙者雇用せず」新政策
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-051201-0010.html たばこを吸う人は雇いません−。世界保健機関(WHO)は1日、喫煙者を雇用しない政策を導入した。たばこが健康に有害であることを訴える国連専門機関として、政策の一貫性と「反たばこ」のイメージ強化を狙う。
WHO当局者によると、職員の新規採用で喫煙者を排除するのは国連諸機関でWHOが初めて。
WHOは、喫煙を原因とする疾患で毎年世界中で500万人近くが死亡していることを挙げ「たばこの害を減らす運動の先頭に立つ機関としての責任を雇用面でも果たさなければならない」としている。(共同)
喫煙者の最後は藻掻き苦しみ、亡くなるんだな。
ヘビィスモ ーカー
橋本元首相が死去…省庁再編に道筋も「経済失政」
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_07/t2006070121.html 橋本龍太郎(はしもと・りゅうたろう)元首相が1日、東京都新宿区の国立国際医療センターで死去した。
【68歳】だった。岡山県出身。 日本歯科医師連盟からの1億円献金隠し事件を受け、2004年7月に自民党橋本派会長を辞任。
昨年9月の衆院選に出馬せず政界を引退していた。6月4日夜、腹痛を訴え入院。腸管虚血との診断を受け、大腸の大部分を切除するなどの手術を受けていた
ほしゅ・・・
しかし、現在の日本を見ても、第二次世界大戦前の日本の状況が
想像できるというか。
当時も日本式競争社会だったはずだが、そういう中で評価されるのは、
やはりことごとくわがままな人間だったので、そういう人間だけが多く力を持っ
てしまい、発言力も高くなる。
そうすると、どうしても必然的に社会全体に緊張感(ここで言うのは真面目さのこと
だが)が、なくなってしまうんだろう。
欧州あたりならこういうのはありえないことだろうが。真面目な人間が評価されるので。
そうすると、こういう緊張感がない社会ではバランスが取れなくなり、
そういう社会に対する批判もたくさん出て、
それにまったく対極に当たる部分の緊張感そのものの軍部とかが逆に力を持ってきてしまう。
そうして戦争という感じになったんだろう。当時の状況が目に見えるようだ。
日本は結局わがままな人間が自分がわがままと気づかないというか(周りの評価に踊らされているというか)。
そういうのが、まったく逆の物を作り出されるはめになるのか。
まあ、今は単純に昔みたいにはならないとは思うが。
しかし今でもわがままな子供を注意しろ見たいなCMがあるがあれはまったく役にたた
ん気がするな。どう見てもやっても無駄だろう。
日本では結局そういう人物が後で評価されるんだから意味がない。
のちに大人になって形だけ真面目になった人物のほうが評価されるだけだし。
評価方法を変えない限り結局同じ事で。
日本は資本主義というのは、やはりそのままではうまく行かんのかもしれない。
よほどうまくやらないと今のままでは、どうにもならんな。
現場の優秀さだけで評価しているようではどうも。
・・・・・・・・・・
日本は、「真面目者検定」という資格でも作るべきだな。
これをもってる人ともってない人で対応を変える。
といってもこれは大人になってからではなく、子供の時どうだったかで
決める。
大人になってからでは、単に計算して形だけやっているだけかも
しれない。形だけなら誰でもやる。どんなに真面目に見えても中身は分からない
ものであるし。
三つ子の魂百までというし。小学生くらいまでか。
もちろん真面目さは、形がうまいとかそういう能力面のものとは一切見ない。
例えば、人に迷惑かけない、ということがどういうことか分かってるとか。
・・・・・・・・ほしゅ、そろそろ落ちそうだが。
それにしても、子供のころ悪さしまくりわがまま放題やった不良
みたいのが、その後、更生して、それなりに成功し
子供などに真面目に更生することが大事などと教育するも妙なものだな。
いや、これをわがままな人間だけに言うのは、良いことかもしれない。
うまくいったではないかと。
しかし、真面目な人間にまで、元わがままな人間が真面目に更生すべきだみたいに
言うのが問題なんだな。
真面目な人間からすれば、彼らが成功したのは、子供のころにやりたい放題した
ためとしか見えないだろう。
例えば反抗期が大事とか言うが、これはようするに感情どうりに単にやりたいほう題したという
事に過ぎないだが。それを反抗期ときれいな言葉に言い換えただけのことで。
つまり、成功には、やりたい放題、真面目という2つの要素が大事だとすれば、真面目の部分は
すでにうまくいってる。だから、逆に、やりたい放題題しろとでもいった方が良いじゃなかろうか(笑
まさか更生だけが成功の要素と考えているとは思えないが、そういう人は、自分がやりたい放題した
という事実をなぜか隠蔽している気がしますな。というか気づいていないのか。
まあ、ようするに、わがままな人間中心の国だからどうにもならないが。
>>288でも言ったように、日本社会が世界一緊張感がなくなるのは、もはや(今のままでは)止める事は出来ないだろう。
厳しくしようが、しまいが、同じことだろう。わがままな人間が有利なのには代わりがない。
今も社会形態が変わったが、人間の評価方法が変わったわけではないからな、結局同じ事で・・・・・・。