309 :
トクU ◆tokuUgwIxo :05/01/23 22:51:41
前に言った、司馬氏の「八人との対話」の最初の方を読むと、
やはり、日本という国の特徴がわかるような。
日本はなんというか技術の知恵というか、そういう細かな知恵は非常に
優れていると。生活の知恵の技術版みたいな感じなのか。
まあ、それはそれで尊敬はすべきでしょうが。
しかしそういうことで優秀な人間も、物事を全体的に考えることになるとどう
いうわけかおかしくなるみたいな。
これでよく人の評価を誤るのかもしれないが。この人なら何でもできると思ってしまうとか。
司馬氏ももっと後の方でだが、「技術的リアリズムというのは、大局を合理的に考えるという
ときにはあまり役に立たないんじゃないかと思うんですよ」
というような発言もあるが、当時を知っているだけになにか説得力もあるな。
おまえの妄想に比べりゃたいていの話には説得力あるよ。
なにぃ
ではこういう人の思想は、ちゃんと参考にしないと。
しかしどうも日本というのは(ほかの国も?)、偉人の思想などは
ろくに広まらず、形だけが広まるなあ。これが偉人の評価を下げる原因になる
かもしれない。
僕などは子供のころ、歴史的人物が一体なにがすごいのか
さっぱりわからなかった。西郷隆盛など「〜ごわす」とかいうし、
田舎っぽいとしか思わなかった。家康とかも、単に身分が高かっただ
けか程度にしか思わなかったし。
やはりこれは彼らの思想を知らなかったせいだろう。
313 :
トクU ◆tokuUgwIxo :05/02/02 00:02:13
ようするに日本は偉人の思想は広まらず、どれだけ苦労したとか大雑把に
何をやったとかしか広がらないのだろうなあ。
これではおそらく女性(フェミとか)の一部などは、男性はたいしたことない、
女性を押さえつけてのしあがっただけ、程度にしか思ってないだろう。
その人物を評価する理由がいまいち伝わってこないからである。
やはり思想は大事。
314 :
日本@名無史さん:05/02/05 04:34:22
思想がなけりゃ人間は欲の産物。
獣以下
その通り。
というか、思想がないとみんな同じことばかり言っているようで、
どうも。
しかし作家というのはだいたい旧日本軍の体制に否定的とい
う感じなのか。
太宰治なども当時の人だが、斜陽(ぱらぱら見ただけだが)なんかで
直治というまるで自分に似せたような人が軍人をバカにするようなことを
言ったりしているが。
まあ、太宰治自身は病気で徴兵されてないが。
しかし、太宰治という人は「人間失格」などを見るとまるでうつ病のような感じだな。
こういう人もいるのか、といういい参考になる。
317 :
トクU ◆tokuUgwIxo :05/02/10 22:53:22
作家というのはどちらかといえば、外で活発に活躍する
よりも家で黙々と作業するタイプだから、そういう人たちか
ら見れば、
現場で、万能的にやらそうとする旧日本の制度に否定的になるのは
当然といえるのかもしれない。
まだいたのかこのキチガイ
一昨年の10月からだもんな。すごいよ。
この1年半を何か別のことに費やしてたらかなり有意義なものになってただろうに。
ムガ!
・・
しかし、司馬遼氏の考えを参考にして「(参謀タイプの)指導者は臆病でなければならない」みたい
な事を何回か言っているが、
臆病にも、いろいろあるとは思う。説明は難しいが。
別に、参謀タイプは、目の前に危険がくればさっさと逃げるようでもいいとは思うが、
やはり強い思想は持っているべきだろう。
臆病でも何か強い信念を持っているというか。
322 :
トクU ◆tokuUgwIxo :05/02/23 23:03:49
家康も臆病の典型だが、そういう人だろうし。
これと関係あるかどうかわからないが、
前にだした、メジャーの松井(秀)
>>249は、争いごとが嫌いで
乱闘が起こっても本当は参加したくないんだ、みたいな事をどこかで言っていた
が(とう言うことは自衛隊とか警察には合いそうにはないタイプか?)。
しかし信念はありそうだし。
これと関連するかどうか。
ただの臆病ではなく、何かを持っているような。そういうのが参謀的というか。
まあ、偏見かもしれないしなんともいえないが。
だから馬鹿の言うことなんて誰も聞いてないよw
324 :
日本@名無史さん:05/02/24 00:44:51
◆高機能自閉症の特徴・症状 ※9割くらいヒットすれば可能性ありかも
【01】こだわりが強い 【02】規則や理屈を重んじる 【03】頑固 【04】変化を嫌う
【05】冗談、比喩、ほのめかし、皮肉などの理解が弱い(マジで受け取るなど)
【06】暗黙のルールがわからない
【07】自分の好きな話題(いつも同じ話題)に戻っていく
【08】雑念にとらわれやすく嫌なことや今、不要な思考を排除できない
【09】記憶力の異常 【10】音に過敏 【11】感情表現がへた
【12】ストレスを受けやすく怒りっぽい 【13】狭い範囲での優れた知識
【14】とても論理的で理数系に強いことが多い
【15】科目で得意不得意の差が激しい
【16】宇宙人、変人、ボケのどれか言われたことがある
----子供(3歳以上)の頃に現われやすい特徴----
【17】分解、組み立てを好む。機械いじりが好き。
【18】板、ダンボール、布などで囲いを作り隠れる(遊びでなく)
【19】回るモノに強くひかれる(洗濯機、扇風機、モーターなど)
【20】自分の空想世界に深く没頭する
【21】とても些細なことでもめる(本に折れや指紋をつけると怒るなど)
【22】絵など芸術的な才能を持つ者が多い
【23】人に触れられるのが苦手 【24】物を規則的に並べる
【25】視線をそらす 【26】オウム返し 【27】物集めが好き
【28】形式ばって大人っぽく難しい言葉をよく使う
うーむ。どうもスレ立て直したいところだな。
>>324 それは有名人をバカにしているのか。
・・
しかしやはり、日本というのは、歴史にしてもなににしても
なにか広まり方がおかしいのか。
例えば、ヨンサマとかいうが、あれはドラマ自体はみたことないが、きっと
良い内容なのだろう。しかし、あれではまるで内容ではなく、ヨンサマがいるから
おもしろいみたいな、印象を受ける。ドラマの内容と全然関係がないし。
日本だけなのか歴史的人物にしろ、なにんにしろ形だけで内容とか思想を重視
しないのはその人物とかものの評判をわざわざ落としているような気がして
ならないがな。
そういう表面的なことばかりを重視(評価)する人が、日本では評価されている証拠か。
327 :
日本@名無史さん:05/03/12 18:34:46
コソコソsage書きやってんじゃねえよ。
>>324って
>>1のことだろ。
何が「それは有名人をバカにしているのか」だ。
誰が見たって、
>>1のこと言ってるんだよ。全然自覚が無いのか?
スレ立て直しなんて、厚かましいにも程がある。
>>1が
>>1である限り、何遍繰り返そうが結果は同じw
328 :
日本@名無史さん:05/03/14 21:08:37
このスレももう1年半か…同じ諦観を持つなら日本の文化や制度とかじゃあ
なく、自分自身にしてみたら?その方が楽だよ。
第一あんたが無能なのさだから貴方は世間から認められないだけ。1年半あ
ればなにか資格を取るとか趣味を持つとか色々出来たんじゃあないのか?
進歩無さ過ぎだよ貴方、世間なんてさ個人々々が変われば少しは変わるって
程度で良いじゃないか。所詮は貴方の尺度の中の問題なんだからさ。
なんですと。
しかし一年半といっても、数日に一回くらいしか書いてないので
時間的にはたいした事はないがな。
331 :
日本@名無史さん:2005/03/23(水) 21:08:18
07】自分の好きな話題(いつも同じ話題)に戻っていく
332 :
日本@名無史さん:2005/03/23(水) 21:17:53
>>157 ウィンストン・チャーチル
元来優秀な一族の中でも最も傑出した存在となったチャーチルは、
少年期にはあまりの鈍さに、生計を立てていくのさえ難しいだろう
と父親を嘆かせた。異常に活動的な子供だったチャーチルは、歴史
や文学は好んだが、ラテン語やギシリャ語、数学は一切寄せ付けず、
ハロー校へ最下位の成績で入学した。四年半の間には多少成績も上
がったが、その後、サンドハースト陸軍士学校の入学試験に二度も
落ちて、ハロー校から家に引き戻され「詰め込み用家庭教師」をつ
けられた。彼は三度目の挑戦で合格し、それ以降は修得不可能な障
害にはほとんど出合わなかった
ttp://www.geocities.jp/honmei00/zasugaku/otikobore.html 連合国を勝利に導いたチャーチルも少年時代は劣等生の落ちこぼれだった。
>>331 重要なのだ。
>>332 なるほど。やはり歴史に名を残す人は、(少なくとも子供の頃は)
落ちこぼれとかなにか一長一短があった人が多いということかもしれんな。
学者はもっと調べてみるべきだ。
うーむ、しかし、関係ないが読み返してみると
臆病についての説明
>>321は、書き方が良くないな。
もっと別のことを言いたかったのだが。
臆病だが勇気もあるとか・・・・・・何か矛盾してるな。
松井の話も別に臆病とは関係がないし。
まだこのキチガイいたんだね。
>>1よ。
おまえの述べているような有名人の言葉や業績なんかはっきりいって常識なんだよ。
そしてみんなおまえよりは高いレベルで理解・咀嚼・研究している。
自分が世の中から完全に取り残されてしまっていることにはやく気づけw
失敬だな、きみはっ!
>>336 常識のわりにはぜんぜん世間には広がっていないような気もするが。
しかし、
>>332の
>元来優秀な一族の中でも最も傑出した存在となったチャーチルは、
>少年期にはあまりの鈍さに、生計を立てていくのさえ難しいだろう
これをみるとチャーチルにしろ、アインシュタインにしろ、成功したのは紙一重なのか
もしれないな。
つまりこのタイプの人間は、本当に「生計を立てていくのさえ難しい」ホームレスみたいな
状況になるか英雄になるかのどちらかなのだろう。
努力も大事かもしれないが、これは運ともいえるだろうな。環境が恵まれていたとか。
しかし、やはりこういう子供の頃の話などを学校教育でもしていくべきだと思うがなあ。
そうすれば万能(と思っている)人間が増長しないようになるかもしれないし、一長一短の
ある人も自信がつくし。
日本などは、やけにわがままな人間と、自信がなさ過ぎる人がなぜか極端に分かれている。
これは評価方法のせいに違いない。
>>338 それは単におまえの世間がせまいだけろw
なに!
>>332にのってる
落ちこぼれだった偉人
有名なのは、アインシュタイン、チャーチル、
ダーウィン、エジソン、ニュートン、 ピカソ、坂本竜馬とかか。
これなどをみると、いかに万能思想がよくないかがわかる。
というかこのタイプの人間にするれば、現場で優秀な
だけで偉く、それで上下関係みたいな体制は、当然、受け入れられる
はずはない。それだと、ずっとバカにされ続けるだろうし。
こんなものは精神が強いとか努力とか言う以前の問題だろう。
やはりただちに評価方法を変えるべきだ。
343 :
日本@名無史さん:2005/04/13(水) 22:32:56
厭味でも何でもないが…
1さんは、自分自身が経験したことを何か一つでも書かないと説得力ないよ。
リアリティがない。
確かに精神論だけではやっていけないが理屈だけでもダメ。
良質なプランでも受け入れられなければ実行には移せないよ。
現場で何やっても結果の出ない人間のプランに果たして皆が乗るだろうか?
いくら自分では最高のプランだと思っても、それに対して相応の代価を払う
相手もいるし、実働部隊として動く人間もいる。
客観的に認められるかどうかだと思うよ。
そのためには過去の実績も必要なんじゃないかな?
みんな、ギャンブルで人生過ごしてるんじゃないんだから。
少しでもリスクの低い方になびくと思う。
344 :
日本@名無史さん:2005/04/13(水) 23:50:39
ま、一年半相当の書き込み読んでも、社会性は一片たりとも感じられんわな。
幾ら小理屈を並べようと、スカスカの上げ底ってのが一目瞭然。
そこそこイイ年齢の人間と推察するが、本人が無自覚ってのが致命的、
こうなってはもう矯正の見込み無しね。
せめて他人には迷惑をかけず、便所コオロギのようにヒッソリと生きてくらはい。
新人教育やら何やらの季節で、妙な甘ったれも時々来るけれど
さすがにこんな手合いは一人たりとも見ませんな。
345 :
日本@名無史さん:2005/04/15(金) 00:00:51
日本史板にもこのスレあったんだ。
>>339 >>と父親を嘆かせた。異常に活動的な子供だったチャーチルは、歴史
>>や文学は好んだが、ラテン語やギシリャ語、数学は一切寄せ付けず、
興味や関心、好奇心があって行動力がある時点で落ちこぼれではない。
本当の落ちこぼれは非活動的で勉強一切しない。
>>がったが、その後、サンドハースト陸軍士学校の入学試験に二度も
>>落ちて、ハロー校から家に引き戻され「詰め込み用家庭教師」をつ
>>けられた。彼は三度目の挑戦で合格し、それ以降は修得不可能な障
勉強が苦手でも、必要な基礎基本をしっかり身に付けられる環境と資本がある。
346 :
日本@名無史さん:2005/04/15(金) 00:03:42
>>339 >>これをみるとチャーチルにしろ、アインシュタインにしろ、成功したのは紙一重なのか
>>もしれないな。
>>つまりこのタイプの人間は、本当に「生計を立てていくのさえ難しい」ホームレスみたいな
>>状況になるか英雄になるかのどちらかなのだろう。
出身階層が高いから衣食住、教育には一切困らない。
経済力・身分・教育環境が無い、出身階層の低い人間と比べると圧倒的有利。
アインシュタインとチャーチル等お金持ちの活躍・実績は出せて当たり前、当然の結果。
庶民が競争に参入不可能、競技人口が少ない分野だから特別ではない。
資本金のある人の環境よりも、
金無し教育無し人間の、覆せない後天的不利を考察したほうがイイと思う。
昔の日本は良かったなぁ。
>>343 >自分自身が経験したことを
ふーむ、あれば書くんだが、しかし、現実に結果を残している人の例を
出せばいいと思っているのだが。
まあ、言っていることはわかるが。
とにかく
>>332にのっているようなタイプの人間は日本で評価されやすい
とは到底思えないし。何らかの方法で変えないといけない。
>>345 >本当の落ちこぼれは非活動的で勉強一切しない。
ふーむ、それは。
まあ、落ちこぼれもいろいろだろうが、わがままとは違うだろうな。
実際にやってみて本当に一長一短があると。
>>346 まあ、別に彼ら二人だけではないだろうが・・。
それに金持ちだから別にみんな偉人になるというわけでもな
いしな。
確かに貧乏なのは不利だろうが。
まあ、しかし貧乏といっても日本はともかく、どこか貧しい国なら
逆に日本のように世間があまりないから、一長一短をあまり突かれ
なくていいかもしれない。世間体みたいのがなくて。
多少無茶でも許容されると。
日本などは、その点、世界で一番一長一短が目だってこういう金持ち国
で貧乏なのは最悪か?
349 :
日本@名無史さん:2005/04/27(水) 21:27:04
お前みたいにバカで貧乏が最悪だよ
なんだと!なにをいってるんだ。
・・・・
確か、司馬氏の本に勝海舟の話がのっていたな。
咸臨丸でアメリカに行った勝海舟が、江戸の殿中で呼び出されて
いった言葉で、「アメリカはどういう国だ」と聞かれたら、
「アメリカは日本とさかさまでございます。偉い人が賢うございます」
とかいったとか。
(少なくとも当時の)米では偉いと周りから言われている人は、本当に賢いが、
日本はまったく逆、つまり、偉いとされている人がまったく賢くない、ということか。
日本という国は、混乱期はともかく、平時ではどうしてもこうなってしまうのか
もしれない。
元々他国の情報が入ってきにくい国では、客観的に自分を見れない多くの日本人はその間違いに
気づかないのだ。
そういえば、たまにここに出している青木雄二氏が
「(例えば)パスカルの定理は、それを考えたパスカルが偉いんであって、それを習得した
者が偉いんではない」
みたいな事を書いていたような。
人のやり方を習得するのが早いこととものを考える力があるということはまったく
別だろう、といいたかったのかもしれない。
もちろん両方ある人もいるかもしれないが。
・・・・・
指導者について、
言っていることがつまらない(思想がない)。
許容性がない。
この2つともあてはまる人は、指導を受ける側(部下)に反発されて当然なのではな
かろうか(それが好きなSM的な人はともかく)。
指導者の2大悪というか(まあ、私の偏見もあるかもしれないが)。
自分が指導を受けたい人を冷静に考えれば、当然といえるのだ。
つまり逆に言えば指導者は思想があるか、許容性があるかのどちらか一方をもって
ればいいのかもしれない。つまり参謀型か人望型みたいな。
もっとも指導者にどっちか一方があるのに、その指導者に反発する人は、
逆に、受ける側の方が問題があるのかもしれないが。
まあ、不幸な環境で能力を発揮できない人もいるかもしれないが。
というかこのスレの趣旨はそれを改善することだが。
とにかく、現場で万能優秀でも、上記のようだと、結局指導者としてどうかということ・・。
355 :
日本@名無史さん:2005/06/11(土) 23:39:49
age
356 :
日本@名無史さん:2005/06/12(日) 00:02:25
ん、あげてくれる人がいるとは、このスレもまだまだか。
・・・・
それで、つづき。
前に出した「八人の対話」のなかで
「当時の高級軍人には本当の意味での愛国心は無い。」
と、司馬遼氏(当時、軍隊にも入ったことがある)がいっているところがある。
当時は、バリバリに愛国心教育がされていたはずだが、これはどういうことだろう、
というと、勝手に推測するが、
つまり、やはり物事を大局的に考える人が上に立っていなかったということかもしれない。
確かに優秀であるが。
つまり、局地的な思考しか出来ないために自分の周りだけ良くすることだけを考えて日本全体を
よくすることをまったく考えないと。
だから全体としては、悪い方向に進んでいく。
本人は意識しないにしろ無意識に反愛国的になってしまっているのに気づかない。
今の日本も似たようなものだろうな。自分は愛国心があるとかいっている人も実は結局
そういうものはないのかもしれない。
今、「愛国心」が叫ばれているが、ものを大局的に見れない人が評価されない限りそう
いう教育をしても結局無駄だろうな。
昔のように戦争は起こらないにせよ昔と似たような
状況にしかならないだろう。