<ペット>6割が「捨て犬、猫が問題点」 内閣府が世論調査
内閣府は6日付で動物愛護に関する世論調査の結果を発表した。
ペット飼育の問題点について61%が「捨てられる犬や猫が多い」と回答
00年6月の前回調査に比べ5.5ポイント増えた。
飼い主のうち、犬で73.6%、猫で28.1%が
去勢・不妊手術をしていないと答えており
環境省動物愛護管理室は
「捨て犬、捨て猫の最大の原因は去勢・不妊手術をしないこと。
啓発に努めたい」と話している。
調査は今年6、7月に20歳以上の3000人を対象に実施。
2202人から回答を得た。
飼えなくなったペットの処置については「新たな飼い主を探す」
(55.3%)が最も多く
続いて「保健所などに引き取ってもらう」(25.4%)だった。
ペットの安楽死処分については69.3%が「必要、やむを得ない」と容認し
前回調査に比べ2.4ポイント増加した。
飼っているペットの種類(複数回答)は(1)犬62.4%(前回調査比1.4ポイント減)
(2)猫29.2%(同1.1ポイント増)(3)魚類11.7%(1.6ポイント減)(4)鳥類7.7%(同1.6ポイント減)
79年調査では37.6%が鳥類を飼っており「鳥離れ」が目立つ。
http://newstopics.dion.ne.jp/pubnews/story/?nc=20030907M40.025&nd=20030906181800&sc=dn&dt=new