世界の方言を語ろう

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1名無す
英語・ドイツ語・フランス語・中国語など、世界の方言について語るスレ
です。
知識を共有していきましょう
2名無す:2008/12/25(木) 02:59:22 ID:qQY8iT9+
中国弁 〜アル
韓国弁 〜ニダ
イタリア弁 〜ラコッタ
ドイツ弁 〜ベルグ
ポルトガル弁 〜ー二ャ
3名無す:2008/12/26(金) 13:46:28 ID:WiiwuIDK
ドイツ語で頭に来るSの発音が、北部ほどザと濁り、南部ほど濁らない。
その境界はバイエルン以南(オーストリア等含む)と中林間以北という感じか。
有名な電気メーカーSiemensの日本語表記は長い間ジーメンスだったが、
会社の所在地である南部方言に合わせて、最近シーメンスに変更された。
4名無す:2008/12/27(土) 04:03:54 ID:qlfcpjxa
アメリカ語とイギリス語の違いも方言でよろし?
5名無す:2008/12/27(土) 11:08:36 ID:PRruJo4G
タイ語のサワディーカーのカー。
バンコクなど中部方言→普通にカー
チェンマイなど北部方言→ヂャウ、と濁る
プーケットなど南部方言→カーのカの発音がnga、又はハングルのフフトに近い。
6名無す:2008/12/27(土) 15:23:29 ID:Y9pi1s84
>>4
よい。
あとオージー・イングリッシュ(オーストラリア英語)もお忘れなく。
7名無す:2008/12/28(日) 11:40:03 ID:SfFjuWB6
中国語の七大方言は別言語の違いだからなあ。
まあ共通性は確かにあるので(文法や発音の仕組み)、「姉妹語」の関係ではある。
「彼は誰ですか?」を例にとると

北方方言)北京: ター・シー・シェイ? (他是誰)
     四川: ター・スー・ナーコー? (他是那個)
呉方言)上海: イー・ツー・サニン? (伊是○人) 
   ※ ○は「口偏+舎」
カン方言)南昌(江西省): エイ・シー・ラーコー? (渠是那個)
ビン方言)アモイ(福建省): イー・シー・シャラン? (伊是○人)
   ※ ○は「口偏+舎」
エツ方言)広州(広東省): コイ・ハイ・ピンコー? (○係辺個)
   ※ ○は「人偏+巨」

これじゃあ方言同士通じないのは当然だな・・。
8名無す:2008/12/28(日) 13:36:04 ID:c8qU4Hc3
>>7
アルファベット圏のそれぞれの言語みたいなもんか
9名無す:2008/12/28(日) 17:26:55 ID:mYEzEoM1
>>7
司馬遼太郎が書いてたが、山を一つ越えるともう言葉が違うんだそうだ

10名無す:2008/12/28(日) 20:08:14 ID:SfFjuWB6
>>9
『街道をゆく25 中国ビンの道』で確かにそう書いてたなあ。
ガイド&通訳の張和平氏(福建省人)が子供の頃、山越えた隣村に勤労奉仕に行ったが「腹減った」と言っても通じないので困ったとか。

ただこの話を全体に拡大するのもどうかと漏は思う。
どうも針小棒大式に話がでっち上げられてるのでは?と。
上の話はたまたま両者が山を隔てた別方言区に属したから通じなかったのでは、と推測してる。
他の例も一部で通じない箇所があったのを大袈裟に言ってるだけと思うんだ。

もっとも中国の言語学者が「南中国は各方言区内で差異が大きい」と言ってるから、それは留意する必要はあるが。
11名無す:2008/12/29(月) 11:26:15 ID:gGm78M7E
>>7
追加

客家(ハッカ)方言)梅州(広東省の東部内陸):キー・へ・マンギン? (○係曼人)
         ※ ○は「人偏+巨」
12名無す:2009/01/01(木) 20:32:34 ID:C7oH39Zn
新年なので、あげとく。 各国語で「あけおめ」「Happy New Year!!」をどう言うか、のスレ。
ttp://academy6.2ch.net/test/read.cgi/gogaku/977287510/101-200

独)Gutes Neues!!(グーテス ノイエス)
仏)Bonne anne !(ボン ナネ)
伊)Buon / Felice anno nuovo!(ブオン/フェリーチェ アンノ ヌォーヴォ)
西)Feliz an~o nuevo ! 
カタルーニャ)Bon any nou !   
バスク)Urte berri on!
13名無す:2009/01/03(土) 12:37:15 ID:8nccN3Ny
>>7
7大方言に分類し、ビン方言を立てる場合、代表方言はアモイではなく、
福州。

イー・シ・ディエノイン。
14名無す:2009/01/03(土) 15:32:08 ID:Px8TKGiz
シナ語族間の差はゲルマン諸語、ロマンス諸語、スラブの諸語間の差より大きいだろうな。
15名無す:2009/01/03(土) 15:38:26 ID:Px8TKGiz
>>7 日本漢字音方言 タ・ゼ・スイ

  または     タ・ゼ・ナ・コ
16名無す:2009/01/03(土) 18:03:07 ID:EzKncw5A
>>13
情報サンクス。
ついでにで申し訳ないんだけど、漢字表記知ってたら教えてください
1713:2009/01/03(土) 23:42:06 ID:Z5noaHbl
>>16
漢字表記はどの表記でも便宜的なものだけど(台湾では、ビン南語については
政府で、使用推奨の漢字はあるが)、こう書くことが多いと思う。

伊是底人

「人」を表す語の本字は「儂」ってことで(ビン南語も同じ)、「人」
の替わりに「儂」を使うこともあるみたい。
18名無す:2009/01/04(日) 11:54:13 ID:nMvI5J34
>>13
同じビン方言でも北と南じゃあ大違いとは聞いてたが、こうも違うと通じないだろうな。
19名無す:2009/01/04(日) 16:15:51 ID:cmTnC3Oc













                   ☆★外国語の方言・言語変種を語ってみる!★☆
                   http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/gogaku/1010824689/














20名無す:2009/01/04(日) 18:51:17 ID:d9TIDJyh
>> 3:名無す:2008/12/26(金) 13:46:28 ID:WiiwuIDK
ドイツ語で頭に来るSの発音が、北部ほどザと濁り、南部ほど濁らない。
その境界はバイエルン以南(オーストリア等含む)と中林間以北という感じか。
有名な電気メーカーSiemensの日本語表記は長い間ジーメンスだったが、
会社の所在地である南部方言に合わせて、最近シーメンスに変更された。

日本では昔から(本物のの軍隊が存在した時期から)シーメンスと呼ぶのが
普通でしたよ。有名な”シーメンス事件”を検索した見てね。
21名無す:2009/01/04(日) 22:31:57 ID:/mBnof/o
>>20
レスの仕方ぐらい覚えろ。
22名無す:2009/01/05(月) 23:17:57 ID:dtTnfhb/
>>14
ラテン系三語を「これは何ですか?」で比較すると、

仏) Qu'est-ce que c'est? (ケ-ス・ク・セ)
伊) Che cosa 'e (questo)?(ケ・コーザ・エ(・クエスト))
西) Que es esto ? (ケ・エス・エスト)

となる。方言の違いといっても間違いじゃないな。
23名無す:2009/01/08(木) 01:05:00 ID:VNs5aKhG
ちなみにestはゲルマン語にも入ってるんだぜ。isやistで

思ったんだが、なんで方言の豊かさや特色の話になるとドイツ語があげられやすいんだろうな
フランス語もプロヴァンス地方やブルターニュ地方には特色のある方言があるし、地形的にも
ドイツとはそんなに違いは無いんだよな。川をまたげば言葉が違うなんてどこでも起こりうる
ことなのに。やっぱフランスは早くから王権が力持ち始めたからかな。ドイツほど領邦絡みの
騒ぎもなかったし
24名無す:2009/01/08(木) 01:21:12 ID:sx65bMhA
>>23
isやistはラテン語からゲルマン語派に入った訳じゃないけどね。
25名無す:2009/01/08(木) 12:49:58 ID:5tVYDE9B
>>23
??
>>22の「est/ esto」は「これ」って意味じゃないの?
英語の「this」、ドイツ語の「das」に当るのがそれかと。

つーか漏、釣られたか・・。
26名無す:2009/01/08(木) 15:15:59 ID:k0om2ofC
おまいらフランス語の方言思いつく限りあげてみ
27名無す:2009/01/08(木) 15:36:00 ID:SjMnAWG0
俚言を挙げればいいのか、ケベック方言とかそういう名前を挙げればいいのか
28名無す:2009/01/08(木) 23:25:47 ID:IDoVM5r1
>>22の例で南仏の方言を挙げると

ガスコーニュ) Qu'ei aquo(aco)? (ケイ・アコ)
ラングドック) Qu'es aquo? (ケ・ザコ)

になる。

>>23
そうかなあ・・。フランス語も方言の豊かさが十分語られてるとは思うけど。
『南仏語の話』とか南仏各語の会話集もあるし、ネット上でも方言の話題は色々見つかるよ。
確かにドイツに比べたら、中央集権でパリの絶対優位があるのは動かせないけど。
まあ方言の衰退傾向はあるし、アルザス語、ブルトン語、バスク語といった別系統の地方語も消滅寸前らしいからね。
29名無す:2009/01/09(金) 22:47:00 ID:Koh1bMmk
>>23,>>28
篠沢秀夫が言ってたが、「地方のフランス人は地元の言葉をコンプレックス抜きには語れない」そうだ。
標準フランス語(フランセー)以外の地方語は「パトワ」と呼ばれる(フランス語の方言だけでなく、アルザス・ブルトンなど別系統の地方語も含む)
「パトワ」には「獣が足でもがきながら喚く鳴き声」みたいなニュアンスがある(日本語で一語で訳せない)
篠沢は「里ことば」という語を当ててるが、この語の差別的ニュアンスを勘案すれば、
    「土語」
の方が適当だと漏は思う。   
(以上の引用は『フランス三昧』(中公新書)より)

要するにフランスの方言は日本以上に「劣性」だと見做されていて、パリ一極集中も相まって衰退に歯止めをかけるのが困難なことが分かる。
同じ本に地方のフランス人が「ドイツやイタリアでは方言が遠慮も呵責もなく話されている」ということに感銘を受けたという話が載ってる。
30名無す:2009/01/10(土) 09:55:58 ID:OYBu1zSK
>>23
プロバンサルは方言と言えるだろうけど、
ブルトンは別言語だろ。
31名無す:2009/01/10(土) 14:56:46 ID:ZJN+j6EM
>>23,>>30
「プロバンサル」と呼ばれるオック語系のプロヴァンス語はほとんど話されてないらしいね。
元々イタリア語に近い響きの言語だったとか。
今、マルセイユなんかで話されてるのは「プロヴァンス訛りのフランス語」ということらしいが、どんな特徴があるか興味ある。

知ってる人いたら、情報キボン
32名無す:2009/01/12(月) 16:44:34 ID:5EX0nTJ5
>>23
ドイツ語に is という単語はありません
33名無す:2009/01/12(月) 17:07:08 ID:oVECAIWN
>>32
ist はあるだろ
34名無す:2009/01/12(月) 18:22:30 ID:ng4R0K7J
>>32
オランダ語のことだろ
35名無す:2009/01/13(火) 00:43:14 ID:RrDmp3KU
伊語の歴史が載ってる本に、
誰だか名前忘れたけど昔のイタリアの作家が、
フランス人の作家友達に
「おたくの国は国民皆が理解できる共通語があってうらやましい。
私の場合は、毎回イタリアのどこの都市国家の言葉で書くか悩むよ」
みたいな手紙を書いた。って、書いてあった。

一応イタリアの場合、ダンテ以来フィレンツェ方言が文学の中で優勢だったけど、
あくまでも作家連中の内輪の話だからね。
一般人にまでフィレンツェ方言が通用してた訳じゃないし。

スペインも共通語(現スペイン語)が、早い時期からあったみたいだけどね。
36名無す:2009/01/13(火) 00:44:39 ID:cwTRhXhO
>>31
ここなんかどうだろう↓
ttp://sites.univ-provence.fr/tresoc/
プロヴァンス語のテキストもあるみたい。
と思ったらそもそもWikipediaプロヴァンス語版なんぞもあるのね。
語形がイタリア語っぽいだけで、語彙はフランス語とよく似ているという印象。
一般に用いられている表記には音とずれがあるので、少し慣れが必要。
語末のrは発音しない、とか、母音の音色がずれている(aとo)とか。
37名無す:2009/01/13(火) 12:15:46 ID:Fhl7VvYy
>>32 :名無す:2009/01/12(月) 16:44:34 ID:5EX0nTJ5
>>23
ドイツ語に is という単語はありません

He is mien Fründ. ドイツで使われている言葉なのですが。英語ではありませんし、
オランダ語でもありません。
38名無す:2009/01/13(火) 12:16:34 ID:Fhl7VvYy
>>32 :名無す:2009/01/12(月) 16:44:34 ID:5EX0nTJ5
>>23
ドイツ語に is という単語はありません

He is mien Fründ. ドイツで使われている言葉なのですが。英語ではありませんし、
オランダ語でもありません。
39名無す:2009/01/13(火) 22:20:07 ID:1XuqE0np
>>35
近代以前だよなw。
しかし19世紀後半でもミラノ人の劇作家が辞書を引きながら脚本書いたとか、
統一時の国王エマヌエレ2世とカブール首相もトリノ弁が母語なので、標準語話すのを苦労したとか色んな話があるな。
都市国家の集合体だったから、標準語の普及に苦労したのは間違いないな(今でも、という話もあり)。

>>36
サンクス☆ さっそく覗いてみる。
今のプロヴァンス訛りは「間延びした発音をする」と言われてるが、このプロヴァンス語の影響が残ってるのかもね。
40名無す:2009/01/13(火) 22:33:29 ID:vAPmZ1yE
>>29
日本語でいえば、平安貴族が東国語を評して言った、「舌だみたる」だろう。
語義は対応しないし、1単語でもないし、現代語でもないが。


それにしてもフランス語はすごいな。
パリ方言という、ラテン語以来の系譜でみれば、あれほどまでに訛りまくった
外道も外道の辺境方言が、完全な国家標準語、
さらに一時期は全欧州の社交・外交言語だったんだから。
日本で言えば、津軽弁が全日本の標準語となって、
江戸や西国の連中が必死で「「食べよ」じゃねべ、「け」だ、「け」!」
とやっているようなものだからなあ。
41名無す:2009/01/13(火) 23:22:28 ID:cwTRhXhO
>>40
以前から思っているのだが、パリ方言は要するにゲルマン系の影響を受けて出来たものだよね。
パリ方言は「辺境の方言」ではあるが、やはり「王族の言葉」だったんじゃないか。
フランス人は自分たちについて「ローマの末裔」とか「ケルトの源流」とか言うけれど、
「ゲルマン王族の子孫」というファンタジーも強いんではないだろうか、と。
42名無す:2009/01/14(水) 12:26:21 ID:dci5k2xP
>>40
以前は「東北弁(特に津軽弁)はフランス語に似てる」なんて、「何というネタ話w」と思ってたが、
ラテン語圏全体の位置づけで見ると、結構当ってるよな。
この相似性に気付いた人(東北人?)はなんという慧眼か・・。
しかし、片やリシュリュー、ルイ14世、ナポレオンがいて国際語に登りつめたわけだが・・。
(フランソワ1世も忘れちゃいかんが)

>>41
確かに「強弱アクセント」を持つことはゲルマン語の影響かもしれんね。
イタリアとスペインは共に「高低アクセント」だから。
43名無す:2009/01/14(水) 12:49:05 ID:6SnzoUW+
>>22みたい字面からすると、西伊仏って似てるとは思うけど(実際、俗ラテン語の方言だし)
仏語だけは、他のロマンシュ系とは違う感覚ある。

発音の仕方は勿論だし、主語を省略しないとか。
オレは伊語なんだけど、西・葡の文は同じ感覚で違和感無く文章読めるんだけど、
仏だけは、同じ感覚を共有できないw
44名無す:2009/01/14(水) 22:21:15 ID:rSMSWEAh
>>38
誰もドイツ語とはいってないぜ。GermanischとDeutschを一緒にするって激しく不可能だろ
まぁゲルマン語で括っちゃうと北欧はては氷島まで行っちゃうがw
45名無す:2009/01/14(水) 23:27:00 ID:l+Uv/5/l
>>43
>主語を省略しない

そうなったのは、実際の発音で動詞の格変化を示せないからだな。
ラテンや伊・西は「(私は)〜する」「(彼は)〜する」を明瞭に発音で示せるが、仏語は無理。
表記では区別してるが、「格変化があるフリをしてる」ってことだ。
46名無す:2009/01/15(木) 01:20:00 ID:cCJU7wRI
>>37
それはどこの言葉でしょう?
47名無す:2009/01/15(木) 12:13:19 ID:krm1VJhT
>>43
本家本元のラテン語で>>22を書くと

 Quid est hoc ? (クィドゥ・エスト・ホック?)

仏伊西とのあまりの違いに吹いてしまうがw、エリートの文語と各地の口語(俗語)は隔たりがあって当然ってことだね。
48名無す:2009/01/15(木) 23:57:25 ID:Feelwdto
>>28
ルイ14世のお祖父さん、アンリ3世はガスコーニュ出身。パリに乗り込んだ後も死ぬまでガスコーニュ訛りが抜けなかったそうな。
日本で言えば、薩摩隼人が東京に乗り込んだようなものか。
これに倣って大勢のガスコン人がパリに近衛兵としてやって来た。その代表がダルタニャン。
『三銃士』の主人公が南仏辺境の方言をしゃべったと思うとなんか和むw。
49名無す:2009/01/17(土) 00:40:56 ID:99lfBOhk
>>42
まあ、例えば大坂の陣の後で伊達政宗が徳川家康を上手に追い込んで天下を取り
仙台が全日本の武家の都だったとしたら、仙台弁が共通語の母体だったかもしれないw

ただ、そのような妄想を考えてみるにしても、武家の都が仙台でも弘前でも何でもいいが、
17世紀以降の江戸語がそうであったように、
文語と畿内語からの強烈な「矯正圧力」がかかったはずなんだよ。
結局、実際の(昭和30年代までの)仙台弁よりも、
ずっと畿内語に近い方言が「仙台弁」になり、標準語の母体となったはず。
今の札幌辺りの(中高年の話す)方言に近い感じになっただろう。

これが、フランス語とラテン語・イタリア語との間で起こらなかったのが
実に不思議なんだよ。
イル・ド・フランスの在郷の方言が訛りまくっているのは仕方無いにしても、
パリの宮廷言語はどうしてラテン語の発音体系による矯正をまるで受けなかったのか。
50名無す:2009/01/17(土) 01:19:59 ID:9DeHx32F
単純にフランスが強かったからじゃないの。

イタリアは、19世紀後半まで統一されてないから
イタリア語なんて存在して無かったし。
カトリックもローマ時代の絶対的な権力は失ってたし。
51名無す:2009/01/17(土) 16:04:45 ID:qwufR+yX
>>49
>例えば大坂の陣の後で伊達政宗が徳川家康を上手に追い込んで天下を取り
 仙台が全日本の武家の都だったとしたら、仙台弁が共通語の母体だったかもしれないw
>ただ、そのような妄想を考えてみるにしても、武家の都が仙台でも弘前でも何でもいいが、
 17世紀以降の江戸語がそうであったように、
 文語と畿内語からの強烈な「矯正圧力」がかかったはずなんだよ。
 結局、実際の(昭和30年代までの)仙台弁よりも、
 ずっと畿内語に近い方言が「仙台弁」になり、標準語の母体となったはず。

ドイツ語で起こったことはまさにそれなんだよな。
16世紀までにドイツ語の文語が確立されたわけだが、その基盤となったのは「高地ドイツ語」つまり南ドイツの方言。
北の方は「低地ドイツ語」というオランダ語に近い方言で文章語ができていたが、しだいに高地ドイツ語が使われるようになった。
ところが本家本元の南ドイツでは文語と口語の乖離が大きくなり、一方北の方は文語の規範を(発音も含めて)忠実に守った。
その結果、近代に入って南ドイツの言葉は「方言」と見なされ、北ドイツのハノーファーの方言が「標準語」とされるに至った。
52名無す:2009/01/17(土) 21:32:58 ID:aLM24+Vv
>>49
>パリの宮廷言語はどうしてラテン語の発音体系による矯正をまるで受けなかったのか。

多少複雑な経過だが、一言で言えば「文語と口語が離れすぎてて、混ざり合いようがなかった」というのが答え。
パリの宮廷言語が形成されたのは早くても12世紀。 17世紀が完成期。
形成期でも公用語となるには程遠かった。
そもそも中世期の王族や貴族なんてのはゲルマン以来の伝統か、「武」偏重で、「文」はカトリックの坊主や一部の学者文人に任せ切りだった。
もちろん王や貴族もラテン語の学習はしたが、必要最低限の文章が書ける程度。
書けても文章は洗練とは程遠かったし、きちんとした文章は前述したような状態だった。
ようやく公文書でフランス語を使うようにした15世紀後半にはもはやラテン語とは大きくかけ離れたものだった。

まあ今の関西弁が平安時代にできた文語と大きくかけ離れてるのを見れば、納得できるだろう。
5352:2009/01/17(土) 21:36:51 ID:aLM24+Vv
追加。
中世はやはりラテン語が圧倒的に権威を持ってて、俗語(後のフランス語も含めて)はきちんとした言語とは見られていなかったのも要因だな。
54名無す:2009/01/17(土) 22:16:24 ID:6PNfhK1z
>>42
イタリア語・スペイン語は高低アクセントじゃないぞ。

ラテン語は高低アクセントだったといわれているが。

55名無す:2009/01/18(日) 09:50:38 ID:Am/Cr/DN
>>42は耳で聞いた印象から「伊西は高低アクセント」と勘違いした希ガス。
56名無す:2009/01/18(日) 17:30:00 ID:hxKy7baM
カナダの英語は方言になるのか?
candyが「カンディー」、warmが「ワーム」になったりするが

そもそもアメリカ英語はブリティッシュの方言という扱いになるのか?
57名無す:2009/01/18(日) 18:16:03 ID:Am/Cr/DN
>>56
そりゃ方言ってことになるよ。
カナダだけでなく、アメリカ、オーストラリア、シンガポール皆英語の方言。
もちろんロンドン含めイギリス国内にもたくさん方言があるよね。

>candyが「カンディー」
てことはカナダ英語はイギリス英語に近いって感じだね。
「a」の発音が「ae」じゃなくて「a」になるのは。
「can」も「カン」になるんじゃないかな?
アメリカ英語より硬い感じに聞こえるね。
5856:2009/01/18(日) 18:31:49 ID:hxKy7baM
>>57
なるほどね
俺は学生時代カナダ人とアメリカ人と日本人に英語を習ったんだが
巻き舌が出来なかったからカナダ人に発音の試験を受けた時、riceの発音が出来なくて
放課後まで残されたわw
そのカナダ人モントリオール出身でフランス系だったから、特にrの発音にはうるさかった(のかも)
Mr.ビーンなど見てたら個人的にはイギリス英語って、アメリカ人やカナダ人よりも
日本人の英語の教師に似てて、ちょっと驚いた記憶がある
59名無す:2009/01/19(月) 12:06:56 ID:6wvyaoWy
>>57
漏は大学で英会話のサークルに入ってたんだが、ロンドンを舞台にした英語劇をやったことがある。
で、発音もイギリス式という徹底ぶりで、can'tを「カント」と言わなきゃいけなかった。
でもキャストの女の子の一人が使い慣れたアメリカ式発音をなかなか直せなくて、「あたしだけ、イギリス弁できない!」って泣いてたなw。
6058:2009/01/19(月) 12:19:04 ID:sJb0zZDN
>>59
へ〜
イギリスもcan’tをカントで発音するのか
stopはスタップじゃなくてストップで発音するのにはビーン見てて気がついたんだが
もう一度久しぶりにビーン見てみよ
61名無す:2009/01/19(月) 12:26:53 ID:O0jTm8e0
>>その結果、近代に入って南ドイツの言葉は「方言」と見なされ、
北ドイツのハノーファーの方言が「標準語」とされるに至った。

どのドイツの本に書いてありますか? ハノーファーの言葉が
標準語なんて。きれいに聞えるけど、北訛りだよ。ちがう?
62名無す:2009/01/20(火) 17:36:36 ID:OGpIZLpb
>>61
バイジンガー『ことばと社会 さまざまなドイツ語』に書いてある。
ただし「標準語制定の経緯」を詳しく見ると、
まず「高地ドイツ語」を基盤に文語が確定し、それを肉付けする(つまり実際に話し言葉にする)段階でハノーファーの舞台発音が採用されたということらしい。
ハノーファーで演じられる舞台では「表記と発音の厳密な一致」が行われたらしく、これが「標準ドイツ語」の基になったということらしい。
決してハノーファー在来の方言が標準語になったという話ではないようだ。
逆に南部各地では「表記と発音の乖離」が甚だしく、文語と口語の乖離も激しかったらしい。

で、その後統一ドイツでの教育で北部各地は標準語主流社会になり、南部は方言主流社会になった。
この辺りの事情はウルリヒ・アモン『言語とその地位 ドイツ語の内と外』に書かれてる。
(両書とも邦訳あり)
63名無す:2009/01/20(火) 22:47:40 ID:uIJe1QWn
漏の知り合いでドイツ人留学生(ザクセン人)がいたが、「ハノーファーが標準語」て言ってたな。

あと「ベルリン人は方言しゃべってるくせに、ザクセン人を”変な方言しゃべる”とか言っていじめる」とも言ってたw。
64名無す:2009/01/21(水) 22:01:15 ID:eF4QU18H
又聞きだけど、オーストリアでは(さよなら)を「アウフ・ビーター・シャウン」と言うそうだ。
標準ドイツ語では「アウフ・ビーター・ゼーン」。
なんとなくウィーンの方言が京言葉的な位置付けみたいだな。
「柔らかく、上品な方言」て評判を聞くし。
65名無す:2009/01/22(木) 03:28:44 ID:KuA4Ay7K
>>64
「アウフ・ヴィーダーゼーエン」ね。
66名無す:2009/01/22(木) 15:39:14 ID:YAFcWloh
ミィルク イギリス

メェルク アメリカ

皆さんはどちらで発音しますか?
もしくはどちらが好きですか?
67名無す:2009/01/22(木) 23:02:26 ID:os+CuLRv
>>66
慣れてて馴染みがあるので、アメリカ式に「メェルク」
68名無す:2009/01/23(金) 00:40:02 ID:FLvelcaL
>>64
オーストリアだけではなく,南ドイツと共通。
 京ことばのようなイメージはないと思う。
69名無す:2009/01/23(金) 12:08:42 ID:4hFQcTDB
スイスの方言はわけ分からんかったw。
南西ドイツとつながりがあるのかな?
70名無す:2009/01/23(金) 22:46:33 ID:rzsUM5VV
>>69
(こんちには)は標準語では言わずと知れた「Guten Tag」(グーテン・ターク)だが、
チューリッヒでは「Gruezi」(グリュエッツィ)になる。 
※’u’はウムラウト付き。

他にベルン辺りは「グリューッサ!」
くだけた言い方で「サリ、サリュ」というのもある。

オーストリアやバイエルンでは確か「グリュース・ゴット!」だった。
71名無す:2009/01/25(日) 22:21:35 ID:3RFJghC6
>>64
「Auf Wiedersehen」は、スイスだと「Uf Wiederl'u'ge」(ウフ・ヴィーダーホーレ)
フランスの影響か、親しい人には「Ade, Adieu」(アデ、アデュ)を使う。
72名無す:2009/01/26(月) 20:18:41 ID:bLR6L/jr
スイスドイツ語はホントに独仏のハイブリットだからねぇ。文法はドイツ語のそれでも
単語面はフランスにかなり影響されてるし。あと、ウィーン方言のアレだけどSchauen=観る、Sehen=見るみたいなものだから。まぁ
73名無す:2009/01/26(月) 22:05:08 ID:PPm1pOHp
>>72
(ありがとう)をスイスでは"Danke"と共に"Merci"まで使うと分かった時は吹いたわw。
さすが独仏中間地帯w。
しかし外国人がせっかく標準ドイツ語を使ってるのに、あくまでスイス方言で押し通すのは何とかならんのか。
スイス国内の仏・伊語圏の人間が学校で習った標準ドイツ語を使っても、スイス方言で返されるから不満たらたらって聞いたよ。
地元に誇り持つのは結構だが。
74名無す:2009/01/26(月) 23:04:51 ID:bL78okVT
別言語なんだから仕方ない。
75名無す:2009/01/30(金) 07:25:39 ID:zmUUdFmK
つうか、実際の共通語(スイス全土に通じる言葉)がスイスドイツじゃなかった?

公用語:独、仏、伊
共通語:スイスドイツ
その他:レトロマン、ラディン
76名無す:2009/01/30(金) 12:29:07 ID:IR7FvUf9
>>75
スイスドイツは話言葉でしかないから、学校では教えない。実態も各地で違ってるし、統一化の動きもない。
全土の学校で教えるのはあくまで「標準ドイツ語(Hoch-Deutsch)」
放送も訛りはあっても、一応標準ドイツ語ですることになってる。
77名無す:2009/01/30(金) 23:01:14 ID:LafZ8tpd
古いデータだけど(1960年頃)、「ドイツ語方言の人気アンケート」という調査がある。

ウィーン:19% ハンブルク:18% ケルン:16% ミュンヘン:15%
ベルリン:13% シュトゥットガルト:9% フランクフルト:8%
ライプチヒ:2%

やっぱりオーストリアの方言は人気あるみたい。
ライプチヒは涙目・・だが、やっぱり東側の方言は今でも評価低いのかな?
スイスの方言が挙がってないのは、「わけ分からんから埒外」ってかw。
78名無す:2009/01/31(土) 13:02:26 ID:xmgTmXl/
>>69
詳しくは知らないけど、「こんにちは」はシュヴァーベン(南西ドイツ、シュトゥットガルトなど)では「グリュース・ゴット」だった。
方言区画では同じアレマン方言だから、スイス方言と似てる所もあるんだろうけど、どのくらい似てるかは分からんね。
79名無す:2009/02/01(日) 11:42:06 ID:NRvLxE8g
>>77
最近の方言ランキングはここに書いてある。

ttp://ameblo.jp/gerumani/entry-10081415209.html

@バイエルン(ミュンヘンなど) A北ドイツ(ハンブルクなど)
Bベルリン           Cシュヴァーベン(シュトゥットガルトなど)

シュヴァーベンのランクが高いのが意外・・。
東側の方言はやっぱり人気無くて、若い地元民も方言をしゃべらない傾向があるみたいだね。
80名無す:2009/02/02(月) 23:31:30 ID:VuHP7atl
>>61
ハノーファーが北訛りかどうか知らないけど、ハンブルクは間違いなく北訛りだね。
こんなページ見つけたんだけど、日本語でドイツ語の方言講座あるとは思わんかった・・。

【低地ドイツ語講座】ttp://dt-herz.hp.infoseek.co.jp/plattkurs.htm

標準語)   Was ist das(ヴァス・イスト・ダス)? 
低地ドイツ語)Wat is dat(ヴァット・イス・ダット)?

英語の「What is that?」みたいで吹いたわw。
ハンブルク行った時、所々耳に付いた言葉があったけど、あれが低地ドイツ語だったのか。
81名無す:2009/02/03(火) 23:07:18 ID:3HXUc2sJ
オーストリアだったら「Was is das?」だな。
「標準語とそんなに違わないじゃないか」と思うだろうが、
「Was」は「ヴォース」と発音する。
「ヴォース・イス・ダス」ね。

「a」を「o」みたいに発音するのがオーストリア弁(つーかウィーン弁)の特徴なんだけど、
こういう所が「柔らかい」と言われる原因かもね。
もっともザルツブルクやリンツでそれぞれ違うんだろうが、漏は知らん。
82名無す:2009/02/04(水) 23:32:34 ID:4UjWNgAg
ベルリン方言てどんなの?
83名無す:2009/02/04(水) 23:52:58 ID:9P1Ppdie
Der ApfelがDer Appel
文法まで差異は無いよ
84名無す:2009/02/05(木) 17:01:15 ID:XLnk25XY
Ich(イッヒ、私は〜)をIck(イック)と言うのもベルリン弁の特徴じゃなかった?
あとnein(ナイン、いいえ)をne(ネー)とか。
85名無す:2009/02/05(木) 23:39:11 ID:GqHo25pA
>>83
「Apfel」が「Appel」か。北の方言(低地ドイツ語)の特徴だな。
でも漏が読んだ本ではベルリンは「東中部方言(ザクセンと同じ分類)」に入ってたんだけど、東中部から北部に変わる”漸次移行地帯”なんだろうな。
86名無す:2009/02/06(金) 12:56:55 ID:f5CfPeuK
【I love you三段活用(ドイツ編)】
・標準ドイツ語→Ich liebe dich.
・ベルリン方言→Ick liebe dir.
・バイエルン方言→I mog di.

う〜ん、バイエルンが違いすぎるw
87名無す:2009/02/06(金) 22:29:27 ID:x7cfGMzf
「私はベルリン人です」は

標準語)Ich bin ein Berliner. イッヒ ビン アイン ベアリーナー
ベルリン弁)Ick bin een Bärliner. イック ビン エーン ベェアリーナー

てなるらしいんだけど、正直ベルリン行っても、あまりベルリン弁らしき言葉聞かなかったんだよな。
地元の若者に聞いてみたら、「やっぱり街中で方言話すのは恥ずかしいから」って言ってたし。
350万都市だし、全国から人が来るから、どこの人でも通じやすい言葉でしゃべらなきゃいけないんだろうな。
周辺部では方言が濃くなるみたいだけど。
88名無す:2009/02/07(土) 22:46:27 ID:WpZvKMf0
アルザス語って「フランスにあるドイツ語方言」って聞いたけど、どんな感じなんだ?
89名無す:2009/02/08(日) 09:49:27 ID:eZVarzdP
>>86の例でいくと、
「Ich hoan dich geer」

確かにドイツ語方言と言える。
でも、ストラスブールなんかの都市部だとほとんどフランス語だけどね。
たまにレストランでおじさん、おばさんがドイツ語ぽい挨拶をしてくれるけど。
90名無す:2009/02/12(木) 22:33:21 ID:8fksjEO1
イギリスの方言について情報キボン
91名無す:2009/02/13(金) 05:57:55 ID:QvVo7Rn2
日本人の感覚に直すと

英国一般英語=標準語(東京弁)
英国の下層階級英語=北海道弁
米国英語=東北弁
加国英語=愛知弁
豪国英語=鹿児島弁
インド英語=琉球語
92名無す:2009/02/13(金) 22:16:36 ID:SOb9NiLr
>>91
>英国一般英語=標準語(東京弁)

RP(Received Pronounciation、容認発音)=いわゆる標準イギリス英語ってこれか?
93名無す:2009/02/13(金) 22:27:07 ID:OXJL7nsH
>>91
むしろこっちだろうw

英国の容認発音(RP)=旧洛中の京都弁
英国のコックニー=河内弁
英国の「河口部英語」=ヨシモト弁(いわゆる「関西弁」)
米国の公的な場で使われる英語=共通語
米国中西部の一般口語=首都圏方言
米国南部の黒人英語=茨城弁
豪州英語=広島弁
インド英語=アグネスチャンの日本語
94名無す:2009/02/13(金) 22:49:28 ID:QRF27ucY
>>93
いちいち的確でワロタwww
95名無す:2009/02/13(金) 23:34:29 ID:xDDVhp8+
コックニーを少々甘く見ているのではないか?
コックニーとRPの間には利根川の両岸くらいの差があると思う。
96名無す:2009/02/14(土) 00:27:51 ID:llJ+5p15
じゃあ和歌山弁あたりかな?
97名無す:2009/02/15(日) 23:18:26 ID:0zx2aNaM
>>95
コックニーはすごいらしいな。
中学の英語教師がロンドン行った時に「スン(sun)」や「ソン(son)」に仰天したって言ってた。
あと’think’を「フィンク」みたく、thがfの発音になるとか。
コックニーしゃべる有名人はなんといってもベッカムw。
98名無す:2009/02/15(日) 23:32:00 ID:Q1tADI0S
>>97
それは何か違う話が混じってないか?
コックニーは基本的には、母音遷移がさらにもう一段進んだ形なので、
多重母音を英語固有の論理で認識できる母語話者にとっては、
そんなに奇妙な訛りではない。
sunが「スン」になったりするのは、北部の訛り。
これはむしろ保守的な古い音。


それから、ベッカムが話すのはコテコテのコックニーではなく河口部英語。
下町の強烈ななまりが若干「薄まった」もので、まさに「ヨシモト弁」だ。
東京下町の江戸弁と首都圏方言の差のイメージではなく、
大阪で例えるほうがよく当てはまる。
99名無す:2009/02/16(月) 22:50:47 ID:L6N6mjqJ
コックニーは「わけ分からん方言(イギリス編)」の第3位だとか何かの本で書いてあったw。
100名無す:2009/02/18(水) 12:22:09 ID:fnI3Nd85
100get

>>99
ホントか? どんなランキングだ?
10199:2009/02/18(水) 23:00:41 ID:EZqwK7GL
英語の日常会話の表現についての本で、アンケートは著者の独自調査w。
以下、参考までに。

1.Geordie(ニューカッスル方言)、
  Scouse(リバプール方言)
2.スコットランド方言
  ヨークシャー方言
  ランカシャー方言
3.コックニー(ロンドン下町)
102名無す:2009/02/20(金) 22:35:22 ID:NOnKdDFm
>>101
Scouseがわけ分からん方言1位かw。確かに強烈だよな。
でもビートルズの面々もしゃべった由緒ある方言だぞww。
そういや、スポーツ雑誌のNumberでリバプール・サポータのセリフがなぜか「名古屋弁」に訳されてたw。
103名無す:2009/02/22(日) 21:30:07 ID:wBvQ3kMl
スコットランド方言の特徴について情報求む
104名無す:2009/02/23(月) 03:20:56 ID:bUtCljWo
>>97
発音してみると、舌の位置、thとfと近いよな。
ロシア語とかブルガリア語とかでは、中世にギリシャ語から伝わった
単語のΘはΦに入れ替わってる。
厳密には、19世紀までそのまま書いていたが、Θに相当する字を廃止した。
105名無す:2009/02/24(火) 00:46:56 ID:GKDmSAPz
>>104
フィタだな。名前もそのまんま、θitaのθがfになっただけ。

南スラブではtの音で受け入れているみたいだけど。
106名無す:2009/02/25(水) 23:18:19 ID:TrT19Z52
>>103
go → gae
no → nae

みたく「o」が「ae」になるのが特徴かと。
107名無す:2009/02/26(木) 23:48:45 ID:ayz4XjXt
スコットランド英語でも3「three」が「free」と発音されるんじゃなかったっけ
108名無す:2009/03/07(土) 11:16:05 ID:8W+2y+mh
訛度0:東京23区
訛度1:東京多摩地区、千葉県北西部、埼玉県、神奈川県
訛度2:群馬県、千葉県北東部、長野県、山梨県、静岡県
訛度3:北海道、千葉県南部、新潟県上・中越地方、愛知県
訛度4:岐阜県美濃地方、三重県
訛度5:和歌山を除く近畿2府3県
訛度6:茨城県、栃木県、和歌山県、徳島県
訛度7:宮城県、福島県、北陸3県、岐阜県飛騨地方、岡山県、香川県
訛度8:新潟県下越地方、鳥取県、広島県、山口県、愛媛県
訛度9:山形県、島根県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県
訛度10:青森県南部地方、岩手県、秋田県、宮崎県
(第一別言語の壁)
訛度11:青森県津軽地方、鹿児島県
(第二別言語の壁)
訛度12:沖縄県

これのゲルマン語版とラテン語版頼む
109名無す:2009/03/10(火) 11:35:36 ID:giDm0xGv
>>80現代低地ドイツ語(エムスからウゼドーム、フレンスブルクからゲティンゲン
やミュンスターなどの所謂低地ドイツ語)の文学書の出版は結構数あり、
毎年ハンブルクで低地ドイツ語出版市が開かれていると友人たちから聞いて
おります。いろいろ詩や小説、読本類、CD, カセットなどを貰って
勉強しているが、なかなか上達しませんね。何しろ日本では入門書類
や同好の士が近所にはイナソウで。
110名無す:2009/03/16(月) 11:01:04 ID:BLVjI+CL
韓国と北朝鮮は同じ朝鮮語だが、方言はあるの?
111名無す:2009/03/17(火) 13:44:43 ID:fwgapcHM
セルビア語、クロアチア語などの方言
スラブ祖語のěはイエ方言(JekavskiまたはIjekavski)でje,ije,i,eのいずれ
か、エ方言(Ekavski)でe、イ方言(Ikavski)でiとなる。
「何」を表す語彙がシ(ュ)ト方言(Štokavski)でštoまたはšta、カイ方言
(Kajkavski)でkaj、チャ方言(Čakavski)でčaとなる。カイ方言はクロアチア北
西部に分布し、スロベニア語に似た特徴をもつ。チャ方言はクロアチアのイス
トラ地方およびダルマチア沿岸部・島嶼部に分布する。クロアチアのその他の
地域とボスニア=ヘルツェゴビナ、セルビア、モンテネグロなどにはシ(ュ)ト
方言が分布する。
112名無す:2009/03/17(火) 14:23:20 ID:fwgapcHM
>>111の続き
セルビア東部のトルラク方言(Torlački govor/Торлачки говор)
はブルガリア語に似た特徴を持つ。クロアチア、ボスニア=ヘルツェゴビナ、
セルビア、モンテネグロの標準語は全てシ(ュ)ト方言で、セルビア標準語を除
いてイエ方言で、セルビア標準語はエ方言である。また、アドリア海沿岸の方
言にはロマンス語(イタリア語ヴェネツィア方言やダルマチア語)からの借用
語が多く、例:kanat歌(固有語はpjesma/pesma/pisma)、kapula玉葱(luk))
ボスニアはトルコ語などからの借用語が多い(例:ćuprija橋(most))など地方
によって他言語からの影響の度合いが異なる。
113名無す:2009/03/17(火) 14:42:51 ID:fwgapcHM
>>112の訂正
多く、例→多く、(例

>>110
韓国と北朝鮮の間では単語が違うものがある。
南:한국어(韓國語)、北:조선어(朝鮮語)(国名の違いに由来する語彙の差異)
南:이별(離別)、北:리별(離別) 意味:別れ(漢字語の語頭のrが北では変化
しないが、南では変化)
114名無す:2009/04/06(月) 14:11:03 ID:yV9WoYPe
ビートルズでリヴァプール訛りを勉強しますた。
方言の面でも四者四様なんだよなァ

ポール:全国区の人気者になるのを見越して早々に訛りを捨てる (でもインタビューではリヴァプール弁丸出し)
ジョン:↑に対抗してか、わざと訛りを強調しまくって歌う
ジョージ:多少気にしている様子だが、なかなか直らない
リンゴ:全然気にしてない様子
115名無す:2009/04/08(水) 13:29:45 ID:K7e6cOTi
>>5
チャウはにごらないよ。
116名無す:2009/04/09(木) 08:31:05 ID:Cvqaj7SU
>>110
方言多いよ。
南北の違いは、表記法や語彙にも現れる。

友達:(北)トンム(南)チング とかね。
117名無す:2009/04/13(月) 23:59:18 ID:OWhqThG4
トンムって同志の事じゃなかったっけ
118名無す:2009/04/16(木) 22:19:41 ID:3hCsBUYE
俺が初めて教えてもらった朝鮮語は랭명(冷麺)だった
北朝鮮訛だったとは
119名無す:2009/04/24(金) 12:02:20 ID:+Ut7CcQT
リバプール訛りってどんなん
120名無す:2009/04/27(月) 08:50:14 ID:15hje97W
>>80 Hamborgじゃないけれどごく近くの現地語の例。私の友人からのメール
の一部。


Ik frei mi bannig vun Di to hören. Jo, dat is seker een slimme Tiet för Di un Dien Familie wesen. Nu ober mußt Du no vörn kieken. Dat Leven geiht wieter. Wi köönt dat nich ännern.
Bi uns is nu Fröhjohr un allns blöht. Dat een Pracht, de Planten totokieken, wo gau dat gohn is.
121名無す:2009/04/27(月) 08:51:13 ID:15hje97W
>>80 Hamborgじゃないけれどごく近くの現地語の例。私の友人からのメール
の一部。読めば何とか分かるが、喋られると??、Noch mal bitte.
となるかもね。


Ik frei mi bannig vun Di to hören. Jo, dat is seker een slimme Tiet för Di un Dien Familie wesen. Nu ober mußt Du no vörn kieken. Dat Leven geiht wieter. Wi köönt dat nich ännern.
Bi uns is nu Fröhjohr un allns blöht. Dat een Pracht, de Planten totokieken, wo gau dat gohn is.
122名無す:2009/04/27(月) 14:08:16 ID:IghvEVb9
>>119
ビー板に専用スレッドがあるよ
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1126267469/

一番わかりやすいのがジョージのしゃべり方だな
リンゴのはどっちかっつーとロンドンコックニーに近い
123名無す:2009/05/28(木) 11:27:14 ID:1RFQ6izA
ピジン英語について教えてくだせい
124名無す:2009/07/19(日) 20:31:41 ID:n6N0boMa
日本語の「友達」は「トンム」が語源ニダ
125名無す:2009/07/19(日) 21:58:47 ID:vYbWkPGn
126名無す:2009/07/20(月) 00:46:16 ID:oGCIPdLJ
>>80
低地ドイツ語って英語に似てるの??

その他の表現も英語に似た感じになるの?
127名無す:2009/07/20(月) 00:47:30 ID:oGCIPdLJ
低地ドイツ人とイギリス人なら相互理解が可能?

なんか前にYouTubeでイギリス北部の方のめっちゃ訛った英語を聴いたが、ドイツ語に聞こえた。
128名無す:2009/07/20(月) 00:51:28 ID:++Vj0JZ/
>>126
第二次子音推移が起こっていないのでドイツ語よりはいくらか英語に見た目が近くなる。
ただし英語との意思疎通は不可能。低地ドイツ語の一種でさらにイギリスに近いオランダ語と
英語との意思疎通が不可能なことを考えよう。
フリジア語はさらに英語に似ているがそれでも英語との意思疎通は不可能だそうだ。
129名無す:2009/07/20(月) 00:55:04 ID:oGCIPdLJ
>>122
リバプールてコックニーに近いか?
コックニーは妙に変な抑揚をつけてしゃべるけどリバプールはよく分からんアクセントでモゴモゴとしゃべってたようなきがする

てかリバプールって eiをe:と伸ばすタイプの地域ではないの?
コックニーはアイに近いオージーの元となった発音だが
130名無す:2009/07/20(月) 01:35:50 ID:mUvzjnA0
>>129
そうじゃなくて
リンゴは幼い頃体調悪くしてロンドンの病院に入院してた事があるため
リヴァプール生まれでありながらロンドンコックニーぽい喋りをするっつー事だよ
131名無す:2009/07/20(月) 05:24:02 ID:ATa+9CR9
低地ゲルマン厨の皆さん乙
132名無す:2009/07/22(水) 01:04:45 ID:Z/Lhm5y4
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1192097737/383-387
ここのドイツ語と低ザクセン語を比べてもらえば分かるが、
確かに低ザクセン語はドイツ語よりやや英語に近い面があるものの、
基本的にはドイツ語に近い。英語と通じるほど近くはない。
133名無す:2009/07/25(土) 17:12:18 ID:49r4YMMa
各国の方言差と日本国内の方言差
はどの程度のものなのだろうか?

標準的イギリス英語とアメリカ英語が違うといっても、
関西弁と首都圏方言の差よりもずっと小さいと思う。

スコットランド英語とアメリカ英語だと、それより大きいくらいかな?
134名無す:2009/07/25(土) 18:57:41 ID:49r4YMMa
>>40
フランスの中央集権を日本がまねしたといわれてるからね。
フランスで方言札をやっていたのを参考にしたし。
つい近年までフランスではほんとの方言や小言語は弾圧されていた。
パリ方言を高貴なものとして崇め、そうでないものをバカにする傾向があるしね。
特に、フランス人はカナダのケベック方言などを、無知で教養の無い話し方の代表例として扱うし。
ケベック方言はフランス北部の19世紀の方言がそのまま残っているみたいだけどね。

実際、フランスの方言ってどれほど生き残ってるのだろうか?
135名無す:2009/07/25(土) 19:14:55 ID:49r4YMMa
ちなみに、イギリスではどこの方言人口が一番多いの?
ロンドンが大都市だから、コックニー方言が一番幅を利かしてるの?
それとも、コックニーはロンドのの下町だけ?ロンドン方言はまた別物?

イギリスってほんど、PR以外標準語というものが存在しないんじゃない?
ほぼ全員、普段は方言で話してるじゃん?
136名無す:2009/07/25(土) 22:06:54 ID:p2lN2Y/x
>>135
”本物のコックニー”をしゃべるのは本当に下町とかの人だけじゃいか?
でもコックニーの流れを汲むエスチュアリーイングリッシュが主流となってきてるからその考えは間違いではないね。
コックニーの発音の特徴とかもかなりあるので
137名無す:2009/07/25(土) 22:30:28 ID:p2lN2Y/x
ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフなんかを聴けばそうだと思う。
一般的に彼はコックニーだとは言われていないがコックニーの特徴があるエスチュアリーイングリッシュをしゃべってますよ。

また、ダニエル・ラドクリフはオーストラリア映画に出るさい、6か月もオージー発音の指導を受けて習得したらしい。
母音の面で似通ってる部分があるし、是非とも聴いてみたいものである
138名無す:2009/07/25(土) 22:37:12 ID:p2lN2Y/x
eiがaiっぽくなったり
thがf、vになったり
グロッタリーストップしたり

マルフォイの仲間(この間捕まったやつ?)もロングボトムをロングボッ'ォム と言っておりましたね。
139名無す:2009/07/26(日) 07:34:26 ID:VpYjJjzf
>>136
イギリスの英語教師は、国外ではPR+エスチュアリーイングリッシュまがいのものを
話してるのかね?国外で会う、イギリス人は個々人ほんとバラバラの英語を話している印象がある。
英語の教師は確かにPRっぽさが出てるんだけど...使い分けてるのかね?

しかし、現在のイギリスには標準語は存在しないと見て良いのかね?
PRでさえ人口の3%しか母語ではないみたいだし、BBCでも使用されてるものは
方言だらけ。

共通語使用が徹底されるフランスと日本とは大いにに違うね。
イタリアの現状はどうなの?
140名無す:2009/07/26(日) 07:38:02 ID:VpYjJjzf
まあ、イギリス英語=PRではなくなりつつあり、
将来はエスチュアリーイングリッシュが共通語的存在になるんだろうね。

すると、日本でアメリカ英語を勉強しても、イギリス人の英語とは
全く別のものとなってしまうね。PRはまだ、アメリカ英語を勉強しても
十分に理解が容易だけど、アメリカ英語で教育されるとエスチュアリーの聞き取りはかなり厳しくないか?

オーストラリアやNZではメディアや公式の場ではPRまがいのものを使ってるの?
141名無す:2009/07/27(月) 14:14:08 ID:7XfmUEKf
改まった場とかは知らんがメディアも程度は軽くてもオージー発音だよ。

>>139
国外?国内ではエスチュアリーが新標準となりつつあるみたいだが。
>>140
確かに聞き取り難しいかもな。

オックスフォードの英語はほんま日本人にもわかりやすいと思う


てか低地ドイツ語勉強したいw教材ないかなぁ。
俺ゲルマン系にはあまり興味がなくてドイツgもベタだからあまり興味ないんだけど
なんかすごい低地ドイツ語をやりたくなってきた
142名無す:2009/07/27(月) 18:18:08 ID:u+HQiWVD
>>141大学書林から”低ドイツ語入門”渡辺格司さんの入門書が出ていたが
恐らく版切れだと思う。Radio Bremenからウェブサイトの入門講座が音声付
で有ったが現在は閉まっていますね。Plattdeutschでサイトを検索すると
色々出てくるので、一番良いのは、ホルシュタインでPlattを母語とする
人をメル友でゲットすることですね。私は渡辺氏の本と現地の友人たち
からの資料やメールを使って低地ドイツ語をポチポチやっています。
ドイツのアマゾンを検索すると結構教本があるはずです。出版社としては
Wachholtz Verlagを検索すると情報が得られるでしょう。
143名無す:2009/07/27(月) 18:21:50 ID:u+HQiWVD
>>141 低地ドイツ語をやるにはHochdeutschの知識が不可欠です。と言うのは
ドイツ語で書かれた参考書や辞書が欠かせないので。
144名無す:2009/08/01(土) 22:07:58 ID:phaMVkjb
>>139-141
というより、ロンドン首都圏東部出身の下層都市民でもないのに、
エスチャリーを使うイギリス人なんて、
東京出身でもないのに、首都圏方言(のうち最も下品なもの)を使う奴と
ほぼ同じ痛さをかもし出しているんだが。

ちげーよ、ちげーんだよ、これがエスチャリーなんだよ、何言ってんだ、
国営放送みたくしゃべるなんて、ばっかじゃね?
これがこれからのUKのひょーじゅん、えすちゃりー。
認めねーやつは馬鹿なんだよ。これがかっけーんだ。かっけーだろ?

エスチャリーは、日本語でいえばまさにこんな言葉。
畑の真ん中で使った地方民が使うには、ありとあらゆる意味で痛すぎる。
実は、痛さの半分は、この首都圏方言の例もそうなんだが、
「育ち」を如実に示してしまうところ。
イギリスの方言は、何より階級の現れという面が強いからな。
145名無す:2009/08/01(土) 22:20:16 ID:phaMVkjb
>>139
しばしば誤解されているが、日本は共通語使用が徹底された国でも何でもないぞ。
むしろ、イギリスに近い、無標準の方言野放し国家と言ってもいい。
東京も含めて、国語教師がそのまま母方言を「日本語である」として使っている。
これは、共通語使用が徹底されているわけでも何でもない。

最も厳密な標準語使用国家は、おそらくイタリアのような国を指す。
Italianoと言えば、どの方言でもない標準イタリア語のみをさす。
他の「方言」は、Italianoという概念には含まれない。


日本において起きているのは、共通語化ではなく、首都圏方言という
特定の方言が席捲している状態。
これは、京阪神も含めて多かれ少なかれ全ての地域で起きている。
その次が、大阪地区の新方言(ヨシモト弁)だが、首都圏方言との力の差は歴然だ。
これは、「日本語」を、近代西欧の国家語としての意味で正確に切り分けず、
諸方言に便利な「弁」という接尾語を付けて、
「日本語(正確には日本諸語なんだが、日本語に複数形は無い)」の中に
放り込んでしまったところから生まれている。
146名無す:2009/08/03(月) 06:49:32 ID:9O5xFOTf
日本諸語が正確なんてどこのヴァカが言ってんのw
日本が方言野放しとか、精々ヨーロッパしか知らない低能共しか言いそうにないな。
ヨーロッパ的なきもぃ人工言語的標準語崇拝を理想とか思ってんだろwww
147名無す:2009/08/03(月) 12:23:40 ID:qn3aDIJ3
「きもい」の「い」が「ぃ」になってるのは方言か?
148名無す:2009/08/05(水) 14:00:33 ID:olVx6+ff
中国、韓国あたりはどうなんだ
149名無す:2009/08/05(水) 15:16:20 ID:5WK7ZehK
プサン弁は日本語の発音に近いらしい。
ソウル人がプサン弁を聞くと「韓国語のうまい日本人か?」と思うことがあるらしい。
150名無す:2009/08/05(水) 22:16:58 ID:YI1pPaXF
釜山弁は高低アクセントがあるからだろ(慶尚(キョンサン)道全体的だが)。
ちなみに韓国人の間では「慶尚道の方言がうねるようなイントネーションなのは、山が多くてはっきり発音しなきゃいけないから」という話が流布してるそうな。
151名無す:2009/08/05(水) 23:02:37 ID:rTd4wrPr
>>149
>>150

まあ、慶尚道方言は、高低アクセントがあって、
かつ各音節が、等しい時間で発音される傾向があるからな。
ソウル方言などは、特に頭音節が伸びたりするので、
音節の発音時間は等間隔ではない。
しかも、語中の母音連続が少ない(古い頭子音が残っている)傾向もあるので、
カタカタと等間隔に聞こえるようだ。

実際には、高低と言っても基本は上がり核アクセントだし(日本語の大多数は下がり核)
しかも日本語アクセントの用語を使えば二型に近い単純なもの。
さらに、等間隔なのはシラビームであって、
日本語(の大多数)のようなモーラの等間隔では無い。
でも、ソウル人には、これらの区別は全く付かないからね。
152名無す:2009/08/06(木) 10:31:19 ID:P5uQk5zr
マジでエスチュアリー広まってきてるかもな。
マンチェスターの若者ですらあのアクセントを真似てるし本来 エーと伸ばす発音なはずなのにァィっぽく言ってたりするぞ
153名無す:2009/08/08(土) 02:50:12 ID:JgtwbzhV
BrandenburgerさんはDer ApfelをDer Appelといってた。
これはpfやfも何百年かたてばpに変化するということを表してるのかな?
154名無す:2009/08/08(土) 03:58:08 ID:I+sLH3Ts
>>147
まあいわゆ視覚方言だろうな。
文字言語にも方言を認めるのは正しい。
155名無す:2009/08/08(土) 10:17:52 ID:EXb23+hm
>>153
それは単に第二次子音推移を経験していない低地ドイツ語じゃないの?
156名無す:2009/08/08(土) 10:55:02 ID:6v3kqck7
「Brandenburgerさん」てのは「ブランデンブルク地方(ベルリン周辺)の人」ってこと?
157名無す:2009/08/08(土) 20:27:59 ID:4tYdKzJB
Per que ningu vol parlar dels dialectes espnyols?
158名無す:2009/08/09(日) 11:45:16 ID:lEKKnsr6
>>157
Que idioma?
159名無す:2009/08/28(金) 22:48:18 ID:LCOYXw+l
良スレ
160名無す:2009/09/12(土) 10:31:24 ID:E1+u2dlq
ベルギーではオランダ語とフランス語が話されてるって言うけど、
それらは各々方言が話されてるってこと? 
161名無す:2009/09/12(土) 23:59:41 ID:1fGG1vDg
ベルギーのフランス語は、
フランス国内の南仏諸方言なんかとは比べ物にならないほどパリ方言に近い。
ベルギーの標準フランス語は、基本的には「フランス共和国の標準語」と同じもの。
162名無す:2009/09/13(日) 11:15:31 ID:rzC1viyF
ベルギーのオランダ語はフラマン語とも呼ばれるが、別にオランダとベルギーの国境で違う方言になるとか
そういうことはないみたいだな。
163名無す:2009/09/13(日) 14:18:11 ID:ciASHfJA
オランダ語よりはフラマン語の方が聞きやすいよ。
標準オランダ語の汚いGの音がマシになった感じの発音だよ。フラマン語は。
164名無す:2009/09/13(日) 21:25:01 ID:dv76dW6j
要するに、口語レベルではベルギーではオランダ語とフランス語の方言が話されてるってことだよ。
前者を「フラマン語(フランドル語)」、後者を「ワロン語」と呼びかえる事もあるけど、内実は同じだね。

で、公用語レベルでは、それぞれオランダ語とフランス語の標準語が行われてるってこと。
教育、行政、放送なんかは全部標準のものを使う。
文学でも、オランダ語使用の作家とフランス語使用の作家はそれぞれ本山である隣国でも執筆活動をしてる。
165名無す:2009/09/13(日) 23:03:01 ID:cl8bcyYO
>>164
ワロン語はまた別に存在します
166名無す:2009/09/13(日) 23:56:28 ID:IGdUCuvF
Ethnologueではいわゆる「フランス語」の下位分類として、
フランス語、ピカルディ語、ワロン語の3言語を区別していますね。
この基準だと、ベルギーの「フランス語地域」には上記3言語の話者がいることになります。ワロン語はそのうちのひとつ、ということでしょうか。
167名無す:2009/09/14(月) 22:21:26 ID:lJ/4t6rr
もともと「フランス語に近いながら、独自色の強い”ワロン語”を話す」だったのが、
標準フランス語への接近から「フランス語の方言を話す」という状況に変わったということじゃないか?
フランス国内の方言が標準語に吸収されたみたいに。
168名無す:2009/09/15(火) 10:54:19 ID:va78NUp0
沖縄語があったのに日本語教育でウチナーヤマトグチになってしまい、日本の方言のようになってしまった。
169名無す:2009/09/15(火) 23:12:14 ID:yOQ6645R
>>166-167
広義には「ワロン語」はベルギー南部全域のフランス語系の地方語のことだが、
狭義のワロン語はナミュールやリエージュなど東部のみの地方語。
この定義だと、ほかに西部のピカルディー語や南部のシャンパーニュ語、ロレーヌ語などが存在している。

間違えてはいけないのは、これらがいずれもラテン語から直接分岐・発展したということ。
決してフランス語から訛ってできたものではない。
170名無す:2009/09/16(水) 00:08:53 ID:kP2sqVd2
同じフランスでもブルターニュ語(ブリトン語)はケルト諸語

あるウェールズ出身者曰く
「あっち(ブルターニュ)じゃ無理して慣れないフランス語を使うよりも
ウェールズ語の方がよっぽど通じるよ」

(;´∀`)
171名無す:2009/09/16(水) 04:24:47 ID:odcJGuio
>>170
そりゃそうだろうな。アイルランド語とウェールズ語よりも
ブルターニュ語とウェールズ語のほうがずっと近い。
素人が入門書見ても分かる。
172名無す:2009/09/16(水) 22:02:08 ID:yiM9Ujpg
フランス語でビックリするのが、数の数え方。

ex「80(カットルヴァン)」=「4(カットル)・20(ヴァン)」
「90(カットルヴァンディス)」=「4(カットル)・20(ヴァン)・10(ディス)」

これってケルト語の20進法の名残りって言うけど、ブルターニュ語やウェールズ語にもあるの?
173名無す:2009/09/16(水) 22:20:17 ID:pQxy0fb4
>>169
そうそう、
174名無す:2009/09/17(木) 03:30:12 ID:QODvJd6Q
>>172
ある。今はアイルランド語なんかは10進法に切り替えているけど。

フランス語の20進法については、古フランス語の資料が少ないために
「ケルトの名残」なのか、「ノルマンあたりの影響で新しく成立した」のか諸説がある。

「ケルトの名残」論者は「書記フランス語に10進法があるのは、書き言葉だからだ。
当時も口語ではみな20進法を使っていた」などというので水掛け論になる。
175名無す:2009/09/17(木) 08:33:43 ID:xVFXG4Ra
>>145
台湾の國語やシンガポールの華語みたいだな
>>161
南仏はオック語から、標準フランス語はオイル語から来てるから系統が違うもんな
アルザスなんてドイツ語だ
176名無す:2009/09/17(木) 22:59:34 ID:8DVWVkh1
>>170
ブルターニュ語って言っても、ブルターニュ地方全域がもともとブルターニュ語圏ってわけじゃないらしいね。
首都のレンヌも、ブルターニュ公国の首都だったナント(現在の行政区分は「ロワール地方」)など東部はもとからフランス語圏。
ということで西部のカンペールなんかが歴史的にブルターニュ語圏ってことだけど、
やっぱり今はフランス語が浸透してると思うから、これらの地域の今のブルターニュ語使用度はどれくらいなんだろう?
177名無す:2009/09/18(金) 08:12:24 ID:2WCBXZGb
ベルギーはガリア戦記に出て来るから、ワロン語もラテン語から直接分岐だろうな
178名無す:2009/09/18(金) 22:10:21 ID:ShY9u2JK
ケベコワはどういう系統?
南仏よりはパリに近いと思った。
用法は古いものが残ってるみたいだけど。
ケベックは寒いところだから北フランスからの移民が主流だったのかな。
179名無す:2009/09/18(金) 23:13:56 ID:7RsEmak4
>>177
「ベルガエ」というガリアの一部族がその国名の語源らしいね。
「ワロン」というのは、ローマ支配下に入ったガリア人をゲルマン人がそう呼んだ事から来てるらしいが、上の「ベルガエ」とどういう関係なのか分からんね。

>>172
>フランス語でビックリするのが、数の数え方。
「80(カットルヴァン)」
「90(カットルヴァンディス)」

ブリュッセルのフランス語では、
「80(オクタント)」
「90(ノナント)」
だよ。
なぜかフランス人は笑いものにするらしいが。こっちの方がラテン語的なのに・・。
180名無す:2009/09/19(土) 03:03:44 ID:yLkHYNXk
>>178
ノリマンディーなどが多いそうです。
181名無す:2009/09/19(土) 03:04:47 ID:yLkHYNXk
ノルマンディー訛りをも残しながらフランスとは別の形で大き. く進化を遂げました。
182名無す:2009/09/19(土) 03:14:25 ID:yLkHYNXk
ケベック訛りではdとかtがヂとかチみたいになるっていうけど、これフランスでもなってるだろ。
183名無す:2009/09/19(土) 08:58:09 ID:OWEvEgpu
プチとかミヂってなってるな
ケベックは英語の影響が大きそう
184名無す:2009/09/19(土) 09:08:15 ID:ULUB4Hjp
>>183
語彙面では英語の影響は少ないよ。(表現面では影響あり。)
むしろ、徹底的に英語の影響を排除している。
Praking→Stationnement weekend→fin de semaine

あと、Haireの活用が違う。

ケベックでは、プティ→プツィ
これが、フランス人にはこっけい(田舎モノ)に聞こえるらしいよ。

19世紀のノルマンディー訛りが独自に進化させたのがケベック仏語
独特な抑揚などの面ではノルマンディーなどの北部仏方言に近い。
185名無す:2009/09/19(土) 09:23:27 ID:ULUB4Hjp
http://www.youtube.com/watch?v=WmrKecUE6bU
独特の抑揚があるから、平坦な仏蘭西仏語に繰べれば
英語っぽく聞こえるのだろう。
186名無す:2009/09/19(土) 10:06:06 ID:DyXEuaBR
>>108見ててこれ思い出した。
ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~accent/into.htmあなたが小学生時代を過ごされた地域は次のうちどれでしょうか。それによってアクセントの訓練の内容や期間などがやや異なってきます。
187名無す:2009/09/19(土) 12:22:43 ID:SGDhbkri
>>184
まぁ、ボン・ウィケンドなんか普通に言うとセバスが言ってたけどなw
188名無す:2009/09/19(土) 14:04:12 ID:yLkHYNXk
フランス人も ミヂ。とか言ってない?完全にヂではないけどそれに近い発音してると思う。
189名無す:2009/09/19(土) 21:24:12 ID:n6OtFVbG
>>184
政治的に英語地方に対抗してるらしい。

表現てのはMerciにBienvenuと答えたりvoitureをcharというようなこと?
190名無す:2009/09/19(土) 22:43:20 ID:n6OtFVbG
ミヂ
ズィでもジでもディでもないんだ
書き表せない
191名無す:2009/09/20(日) 00:16:41 ID:1R4D7Hn4
>>190
普通にミヂでいいがな。 ヂはdiやねんから。
ジはji ズィはzi
192名無す:2009/09/20(日) 22:51:29 ID:lm9bQF5e
>>172
>フランス語でビックリするのが、数の数え方。
「80(カットルヴァン)」
「90(カットルヴァンディス)」

スペイン語は
「80(オチェンタ)」
「90(ノベンタ)」
だな。
(8(オチョ)、9(ヌエベ))

ホント、同じラテン語系とは思えないくらい特殊だよな。
193名無す:2009/09/21(月) 22:12:59 ID:Cf/8FZVG
>>170,>>176
ブルターニュ東部のフランス語圏ではノルマンディー訛りに近い方言が話されてるの?
194名無す:2009/09/21(月) 23:50:55 ID:FY1ZWV3I
スペイン語はラテン語septuaginta,octoginta,nonagintaの系統だな。

スイスではseptante, huitante, nonante
ベルギーではseptante, quatre-vingts,nonante
195名無す:2009/09/22(火) 09:36:11 ID:vI8BXJOs
>>193
ブルターニュ東部の地方語は「ガロ語」と呼ばれてて、やはり衰退傾向なので、復興運動が行われてる。
196名無す:2009/09/22(火) 15:03:59 ID:s198BK+B
比嘉光龍(ふぃじゃバイロン)と諸見里杉子(むるんざとすぎこ)の沖縄方言(ウチナーグチ)講座

沖縄方言講座1
http://www.youtube.com/watch?v=6EfwfexTB9g&feature=PlayList&p=FF53ACA2F3CA2D7C&index=0&playnext=1
沖縄方言講座2
http://www.youtube.com/watch?v=ZWS8AtjmfB0&feature=PlayList&p=A48D744B853EE402&playnext=1&playnext_from=PL&index=35
沖縄方言講座3
http://www.youtube.com/watch?v=6jYUQiuohho
沖縄方言講座4
http://www.youtube.com/watch?v=RFnuHGhD3X8
197名無す:2009/10/02(金) 22:07:21 ID:j7D51nOb
スイスのフランス語は標準語に近いの?
198名無す:2009/10/03(土) 00:09:56 ID:dSx8qeH0
らしいです。
199名無す:2009/10/03(土) 01:08:59 ID:nMZOJZ8K
>>197
……フランスの標準語にってことだよね。
ジュネーブに行ったけど、フランスのフランス語とほとんど区別がつかなかった。
まあ、俺のフランス語力がその程度だってことなんだろうけど。
でも、ケベックのフランス語はテレビ・ラジオで聞く限りはだいぶ違う感じだ。
200名無す:2009/10/03(土) 10:30:49 ID:zFKVBQEM
(・Θ・)200!
201名無す:2009/10/03(土) 11:20:31 ID:qB6Q91g0
>>199
研究書読んだけど、元々は結構独自の言葉だったけど、フランスの標準語に接近したみたい。

ベルギーもそうだけど、絢爛豪華で論理明快な文化がバックにあるフランス標準語の威光にひれ伏したってことかねえ?
202名無す:2009/10/03(土) 21:23:31 ID:NTl+xJZe
まあ、フランス語ほど「標準化圧力」の強い言語も無いからね。

1、「単一不可分の一国家は単一不可分の一言語を用いる。異論を述べるものは内乱罪。」
という共和国原理=フランスの「国体の本義」が、国境を越えて浸透してしまう

2、フランス語の定義が厳密で極めて狭い。ロマンス語に共通なのだが、
françaisとは、厳密に標準フランス語のみを指す。他の方言は別言語扱いとなる。Italianoなどと同じ。

3、極端なパリ一極集中である。他の地方が言語文化を発信できない。

全部揃っているのはフランス語だけだろう。
日本語にしても、2と1が綻んでいるし、イタリアも3が駄目。イギリスに至っては、全部無い。
203名無す:2009/10/04(日) 22:00:06 ID:2EWwCuvr
スイスのフランス語圏の言葉は元々は「フランコ・プロバンサル語」だったらしい。
オイル語(パリ含む北フランス語)とオック語(南フランス語)の中間的言語だったとか。

ジュネーブはどうか分からんけど、パリ人がスイスの方言を笑ってるのは聞いたことがあるから、少しは特徴があるんじゃないかな。
あとローザンヌなんかでは話されてるかもね。
204名無す:2009/10/05(月) 03:20:19 ID:COXdavMU
観光地でもない田舎の老人はフランス語でもドイツ語でも方言だろう。

ジュネーヴ空港なんて出口にフランス口とスイス口があるじゃないか。
国際機関を誘致するにもアカデミーの決めた正統フランス語が必要だし。
205名無す:2009/10/05(月) 23:06:08 ID:wZlwMBDt
ジュネーブではフランス語よりも英語の方がよく聞こえたりしてw
206名無す:2009/10/07(水) 22:16:47 ID:vEnN45k+
そもそもなんでフランス語話してるのに、ベルギー、スイスと別の国に入ってるのか疑問に思ってる漏・・。
207名無す:2009/10/08(木) 08:33:30 ID:F4W8vEwC
外人とそのままの言語で会話する感覚が日本人は味わえない。

まあ普通に東京人としゃべるようなもんやろうけどな
208名無す:2009/10/08(木) 22:10:49 ID:Y0oIGIdI
>>206
両方とも「フランス王国」の枠内に入らなかったから、がFA。
これらは中世からドイツを中心とする「神聖ローマ帝国」の枠内にあり、
その後ベルギーはスペイン→オーストリア→オランダと支配者が変わって、
結局フランスと共通体験を持つことがなかった。
フランスもベルギーを伺うことはあったけど、さほど強い執着がなかったようで。

結局はフランスという国はドイツのような「民族国家」を目指す志向がなかったとしか思えない。
(その分、ブルターニュやアルザスなどで強烈な同化政策が展開され、移民政策にもそれが顕著なわけだが)
209名無す:2009/10/12(月) 22:29:30 ID:iSckiwhp
素人でスマンが、ブルターニュってフランス語と違うの?
どう違うのか知ってる人、おせーて
210名無す:2009/10/13(火) 09:15:52 ID:1yrORLxc
ブルトン語はケルト語派。
211名無す:2009/10/14(水) 23:07:30 ID:a+Pkto1x
例えば、
・「ジュ・スイ〜(私は〜です)」→「メー・ゾ〜」
・「ケ・スク・セ?(これは何ですか)」→「ペトゥラ・エオ?」

となる。同じ印欧語族だけど、単語の系統が全然違う。
 他に、VOS構文とか、動詞の格変化がないとか、違う点が多い。
212名無す:2009/10/17(土) 16:28:25 ID:KXqlDC/a
>>211
これだけ違うのにフランスから独立しようとは思わなかったんだな。
213名無す:2009/10/18(日) 15:51:30 ID:vRNoB+8c
スマン

正しくは「VSO構文」だ。大間違いだったorz・・・・
214名無す:2009/10/18(日) 17:26:43 ID:Duw5P2+y
細かいことだけど「動詞の格変化」もね
215名無す:2009/10/19(月) 23:37:02 ID:j7qY11Zr
>>212
領主(ブルターニュ大公)はフランスの王侯と婚姻関係を結びまくってるうちに王家に吸収されたからな。
主要都市のナントやレンヌなんかはもとよりフランス語系のことば(ガロ語)だし、
エリート層からフランス語教育が普及していくうちに、西部の庶民層のことばが圧迫されていた、て感じだろうな。
216名無す:2009/10/20(火) 00:31:36 ID:nVnIrNw7
ブルターニュは大公でなくただの公だと思った。
ブルターニュはブリテンだってことも言っておかないと。
Grande-Bretagne で Great Britain。
217名無す:2009/10/20(火) 20:41:42 ID:OgixaqE7
小さいBritainがブルターニュ?
218名無す:2009/10/20(火) 22:11:41 ID:nvzQ5IJp
期待せずに"Lesser Britain"でググったらあったよ。
219名無す:2009/10/21(水) 21:31:48 ID:s9caBeQs
>>217
「プチット(小)・ブルターニュ」が現在では無印ブルターニュになった(ローマ時代の地名は「アルモリカ」)。
イギリスの方は今でも「グランド・ブルターニュ」って呼んでるけど。

てことで、ウェールズ語はブルターニュ語と同根。
220名無す:2009/10/22(木) 23:34:09 ID:ymnGKnqk
元からフランスにいた連中にすれば、ブリタニアから変な言葉しゃべる連中がやって来たって感じだったんだな。
自分らの先祖が少し前まで似たようなことば(ケルト系ガリア語)を話してたなんて思いもよらず・・。

だから現代でも>>170の言ってるような状況が起こる。
221名無す:2009/10/24(土) 23:20:33 ID:osEqQNqD
今はウェールズでもブルターニュでも在来語のモノリンガルはいないだろう。
話せる人はほぼ英語なり、仏語とのバイリンガルと思われ。
222名無す:2009/10/28(水) 22:46:37 ID:pzkeovAU
ウェールズとブルターニュって交流あるの?
223名無す:2009/10/30(金) 12:04:49 ID:qgqjyBET
同じケルト系ということでいろんな文化交流がある。
224名無す:2010/01/27(水) 23:54:02 ID:+cW0K+lW
ここまでイタリア語の方言の話題なし。
誰か語れ
225名無す:2010/01/28(木) 13:17:55 ID:TmzHLCRN
イタリアの方言で「両唇震え音」なる音素が現れるらしいけど
どこの方言?どんな単語で使うの?


それより中国語の諸方言スレを立てたいんだけど需要あるかな
226名無す:2010/01/28(木) 13:35:02 ID:J51vrp/b
中国語の諸方言となるとさすがにそれは語学版じゃないのか
227名無す:2010/01/28(木) 13:41:00 ID:7Kh4kVKm
まず、サルディニア島の言葉は一部(コルシカ語が一部越境)除きかなり異なるはず。
次に、北部を走る等語腺により大きく大別される。北はフランス語やイベリア半島の言葉、あるいはレト・ロマン諸語と同じ系統。
南が狭義のイタリア語諸方言になる。
北では複数を名詞の語尾変化で、南は母音交代で表す。

標準イタリア語の元となったのは中北部トスカナ(フィレンツェ)方言。
この地方は古代ローマのイタリア半島統一以前は非印欧系のエトルリア語が話されていたという。
なお、現代のトスカナ方言には、昔ゲルマン語で起こったような子音推移が起きている。
(p,t,k→f,Θ,h)
口頭語としての標準イタリア語はローマ読み。

ローマ近在の在来方言から南はナポリやシチリアの方言に近い。

なお、少数派言語としては北東部(旧南チロル)のドイツ語、トリエステ近郊のスロベニア語等、半島南端部のギリシア語方言などがある。


228名無す:2010/01/28(木) 14:29:18 ID:F5B2jgCQ
229名無す:2010/01/28(木) 23:55:40 ID:XckmmkrG
>>225
あまり専門的にならず、各方言がどれくらい違うか一般にも分かるように書いたらいいんじゃない?

そこから中国の歴史や社会事情なんかも示したらいいと思われ。
230名無す:2010/01/29(金) 23:17:14 ID:spUfIjXl
>>224
発音で基本的な違いが示せるんだけど、「兄弟」という単語は以下のようになる。

北(ミラノ、トリノなど):fradel
中(フィレンチェなど):fratello(>>227の言う様に、標準語がこれ)
南(ローマ、ナポリ、シチリアなど):frate
サルデーニャ:frade

※参考) コルシカ(仏):fratellu
231名無す:2010/01/31(日) 00:29:03 ID:FrG2USYj
>>230
トリノ方言は「フランス人がイタリア語しゃべってるみたい」と言われるが、
発音の傾向から分かるような気がするな。
232名無す:2010/02/01(月) 12:17:23 ID:7nLbp2a5
ローマって首都なのに方言なの?
ローマ弁ってどんなの?
233名無す:2010/02/01(月) 18:04:57 ID:uOP8KkST
日本だって東京に東京方言があるだろう?
234名無す:2010/02/01(月) 19:25:43 ID:edt++e7o
ラツィオ州(ローマを含む州、語源は「ラテン」)の在来方言(南イタリア系)
トスカナ系の方言(ラツィオ州北西部からローマまでの地域)
標準イタリア語の地域変種(口語)
標準イタリア語の威信変種(文語のローマ読み)

東京近在でも江戸言葉・山の手言葉・標準(共通)語・首都圏方言、そして在来の西関東方言(多摩・神奈川・埼玉・千葉)があるようなものだ。
最も、在来ラツィオ方言はあるいは東関東方言になぞらえた方が当たっているかもしれない。
235名無す:2010/02/02(火) 00:31:03 ID:70/2mnqp
>>232
トッティ(サッカー選手、ASローマ)の笑い話を集めた本はローマ弁の宝庫だったよ。

標準語) sono(私は〜である)
ローマ弁)so

みたく標準語にある語尾を省略するみたいな傾向があるような。
236名無す:2010/02/03(水) 00:21:52 ID:s8joa4pe
ローマよりミラノの方が『経済都市』として全国から人が集まるみたいだけど、
方言はどれぐらい話されてるんだろうね?
237名無す:2010/02/03(水) 15:46:56 ID:M0AzMurD
>>236
市街地では在来方言は殆ど使われないらしい。
あるのは標準語の地域変種。
近郊農村には方言があるだろうが…
238名無す:2010/02/04(木) 23:54:15 ID:eT/naMS6
>>237
やっぱそうだよな。地方中核都市はたくさん人が集まるから、公用語で話すことが多いんだろうね。
日本で言う、仙台とか名古屋みたいに。

でもミラノ人の話す「イタリア語」にも多少は特徴があるんじゃないの?
少しは在来方言の特徴を受け継いだみたいな・・。
まあベルガモなんかはバリバリの方言だろうけど。
239名無す:2010/02/05(金) 22:52:36 ID:URkclW2v
>>237
>市街地では在来方言は殆ど使われないらしい。

ミラノは経済的には繁栄してるけど、上で書かれたような状況もあるから、
北部同盟なんかが

「ミラノ、トリノなど北イタリアはイタリア国から独立して、独自の言語と文化を守るべき」

主張して支持集めたりするんだろうなあ。
240名無す:2010/02/06(土) 22:46:30 ID:zI0/cbnf
昔はフランスの北部は英国王が持ってたけど
ノルマンディーやピカルディーの方言って英語の影響どれくらいあるの?
241名無す:2010/02/07(日) 21:02:24 ID:nVDL5fpd
>>240
ノルマンコンクェストの結果だからむしろ逆の関係だね。
英単語になった北仏方言の語彙であれば結構多い。

ロマンス諸語ではゲルマン語から借用した/w/はおしなべて/gw/や/g/になっているが、
11世紀のノルマンディでは/w/が保持されていたのは確実とされる。
(英語のノルマン借用語にはっきりとその痕跡が刻まれている)
現代ではどの程度残っているかは専門家に聞かなければ分からないが。

ただ、それ以前のアングロサクソン移住時代に一部がノルマンディ経由だったらしく、
そうした原初古英語の単語が紛れ込んでいる可能性はあるだろう。

まぁ多少はイングランドから北仏に持ち込まれた語彙もないではないだろうが、
近現代のフラングレの氾濫に比べれば取るに足らないと思う。
242名無す:2010/02/20(土) 23:25:08 ID:Qh3edvPg
ttp://www.youtube.com/watch?v=GcBNQn2jfx4
この若い美女が話してる言語はデンマーク語ですか?
243名無す
>>190
ミ’ズド’ゥィ
みたいな感じだな。

オナ ’ツデ’ィ とか