1 :
774ワット発電中さん :
2006/05/17(水) 20:41:35 ID:QhJkWpFH
2 get ずさーーーーーー。
>>1 乙
ソフト屋の漏れから高周波屋に言って置きたい事がある
マクスウェルの方程式しっかり勉強汁
Microwave Journal、Microwave & RF を読んで知識を深めれ
基盤はduroid(Rogersの)がお勧めだよ
ジャクソンの電磁気学で勉強しる。 うちはdicladなんだが駄目かい? あと、日本ピラーってところのpc-cladってのもちょっと興味があるなぁ。
それらでアースの取り方とかバイパスのしかたで残留インピーダンスや 2点間のアイソレーション度がわかるのある?
11 :
774ワット発電中さん :2006/05/20(土) 20:05:19 ID:tLcyhYFo
>>4 ピラー良いですよ。2.6が良く出ているみたいです。2.2もハイエンドで人気。
何だ神田で以前より供給状況が大幅に良くなっているのでコストパフォーマンスは
今一番良いんじゃないかと (除くコンシュマー…超大量購買なら淀川と中興が安いという
噂を聞いたことが)。基板屋さんが中京圏に有る場合は中興の対応が良いという噂も。
何か材料屋と基板加工屋には微妙な縄張りがあるみたいでして(笑)。
#昔々ピラー材は京都の某基板屋じゃないと調達が難しい、って時期があった。少なくとも
#馴染みの基板屋さんはそう言っていたなぁ…なのに基板事業止めちゃうとは >○本○真印刷
そう言う俺は最近PPEとFR4ばっかり orz …周波数低い小物しかやってねぇ。
昔はRT/DuroidとかDicladとかpc-cladとかチューコーフローとかTaconicとかあれこれ浮気したけど(オイオイ)。
マイクロ波までのコンバータとかアンプならば、テフロン材はどれも差がなかったです。
ID:+LGroMfi ← 氏ねよ軽さん
↑ ン? どうした、誤爆か? sage
>12 おお。2.2が安いと嬉しい>金に糸目をつけない基地局用 サンプル貰って普通にOKだったから、試作用に最小ロットと 在庫を聞こうとして……電話かけたらサンプルくれた営業さんが 不在だったからなんとなくそのままに(w 結局dicladの在庫で試作品を設計しちゃいますた。 テフロンも準ミリ波とかになると、繊維の編み方とかで異方性が……
>12 おお。2.2が安いと嬉しい>金に糸目をつけない基地局用 サンプル貰って普通にOKだったから、試作用に最小ロットと 在庫を聞こうとして……電話かけたらサンプルくれた営業さんが 不在だったからなんとなくそのままに(w 結局dicladの在庫で試作品を設計しちゃいますた。 テフロンも準ミリ波とかになると、繊維の編み方とかで異方性が……
>12 おお。2.2が安いと嬉しい>金に糸目をつけない基地局用 サンプル貰って普通にOKだったから、試作用に最小ロットと 在庫を聞こうとして……電話かけたらサンプルくれた営業さんが 不在だったからなんとなくそのままに(w 結局dicladの在庫で試作品を設計しちゃいますた。 テフロンも準ミリ波とかになると、繊維の編み方とかで異方性が……
>12 おお。2.2が安いと嬉しい>金に糸目をつけない基地局用 サンプル貰って普通にOKだったから、試作用に最小ロットと 在庫を聞こうとして……電話かけたらサンプルくれた営業さんが 不在だったからなんとなくそのままに(w 結局dicladの在庫で試作品を設計しちゃいますた。 テフロンも準ミリ波とかになると、繊維の編み方とかで異方性が……
>12 おお。2.2が安いと嬉しい>金に糸目をつけない基地局用 サンプル貰って普通にOKだったから、試作用に最小ロットと 在庫を聞こうとして……電話かけたらサンプルくれた営業さんが 不在だったからなんとなくそのままに(w 結局dicladの在庫で試作品を設計しちゃいますた。 テフロンも準ミリ波とかになると、繊維の編み方とかで異方性が……
ID:45l0G5pg ← 氏ねよ軽さん
>>19 五重書き込みはいくらなんでも(笑)。
基地局用途ならPPEの方が一般的じゃないでしょうか >アンプまわり。
カップラ・デバイダなら2.6の方が俄然多いですよ…判っている範囲では。関東近郊の
ミカカ基地局向けカップラ・デバイダ設計者はみんなNPC-F260Aユーザーだったり。
準ミリ波で異方性って話は聞かないですね…Ka VSATなら噂を聞くけど、普通に
pc cladとかdicladとかチューコーフローらしい。RO4003を使う強者も北米には
居るようだし。HittiteのMMIC評価基板から流行した模様。あと猪名寺謹製鉄道向け
ミリ波はTaconicだという噂を聞いたことがある。妥当な設計するとt10milとかの薄物に
なっちゃうから大変らしいです。
そもそも基地局と準ミリ波両方やってるって…大手さんは裏山しい。
#あ、非テフロン材で思い出した…三井と利昌は逝って良し。
うう、ごめんよー。 全然反映されないで書き込みエラーでたからなんども試行したんだよ。すまんかった
23 :
774ワット発電中さん :2006/05/29(月) 19:39:19 ID:F+8q2EPD
地域によって板の中のスレの内容が結構違うみたいだね。
数分反映されない時多いよ。
25 :
774ワット発電中さん :2006/05/29(月) 21:33:17 ID:F+8q2EPD
熊本市の根カフェと鹿児島市の根カフェで 昨日と今日の板の状況チェックをしたんだけど、 結構ちがうんだな、これが。
26 :
774ワット発電中さん :2006/06/14(水) 21:22:06 ID:LGGaVMos
オマイラ もちろん今月のトラ技よんだよナ おまけの基盤はいいとして、なんだか昔の初ラとかラ製 みたいな特集にビクーリした
トラ枝も親が子供に買い与える時代になったのですね
28 :
インピーダンス :2006/06/27(火) 13:58:51 ID:a5rlA6Pr
質問させてもらっていいでしょうか? 実は高周波電力300W未満の4MHzの高周波電源があるのですが 出力インピーダンスが500Ωとなっており50Ωに変換したく思っています。 そこで、インピーダンス変換器が存在するものなのかお聞きしたくて。 50Ωに変換したい理由は50Ω系の計測機器を利用したいためです。 挿入損失については諦めています…。
29 :
shoji12 :2006/06/27(火) 17:03:20 ID:PxzjeFDG
>>28 フェライトコアを使ったインピーダンス変換器があると思います。
300W未満ならば空冷でいけるでしょう。
自作したほうがてっとりばやいかも。
コネクタもケーブルも特殊な物は必要なさそうだし。
メーカー品は、仕様は保証するけど、フェライトコアの仕様は明かさないよね。
コストが判ってしまうから。
30 :
774ワット発電中さん :2006/06/27(火) 20:30:48 ID:+lSPJ6GL
↑ 目的の周波数帯域によりコアを使ったトランスが必要な場合と (でも変換比1:10ダゼ)LCのディスクリで組んだナローバンド回路 で行けるバヤイがある。 ってか、アンプの素子は真空管か?トラなら出力整合回路をいじったほうが 早いベ
4MHzだから適当なRFトランスでもいけそうなきがするなぁ SW電源用のコアとかどうでしょう。 撒き線はテフロンの被覆線かホルマル線ですかね。
500Ωで300Wだと高電圧になるので、気を付けないとホルマル線は危険な希ガス。
ああ、ホルマル線は耐熱というだけでしたか・・失礼しました
CPS、coplanar striplineってマイクロストリップとどう違うんですか。 a broadband microstrip-to-coplanar stripline(CPS) balunという表現の意味がよくわかりません・・・。
自分でそこに書いてるじゃないか もしかして日本語にしたいわけ?
37 :
774ワット発電中さん :2006/07/16(日) 03:06:37 ID:TBykdRvR
パッシッブミキサー(たとえばDBM)はよく使うが、アクティブミキサってどう? 知ってる??
38 :
774ワット発電中さん :2006/07/16(日) 19:51:06 ID:IlLQEPcf
↑ あのサ DBMって「ダブル・バランスド・ミキサー(モジュレータ)」の略で、動作素子の規定は無いヨ だからDBM=パッシブとは限らない アクティブ素子で組んだリング変調器=DBMだってある ただDBMって言うとほとんどが動作素子にダイオードを4本使った リング変調器だけどな
差動でドライブしてるのがDBMでしょ アクティブで代表的なギルバートセルミキサはDBM
>>39 時々で良いのでシングルバランスミキサの事も思い出して下さいw
SBMもLoを差動で駆動してるから…
ちなみにMESFETやHEMTを使っていてバイアスが必要なのに
動作上パッシブミキサ扱いのレジスティブミキサとか
(これは異論があるかも)。
アクティブミキサはギルバートセル以外はメリットほとんど無いですね。
当分は実用製品ではS帯以下に限られるかと。その上だとDBM/SBMか、
裏技的にサブハーモニックミキサ、とパッシブばかり。X〜K帯のMMICも
大抵SBM時々サブハーモニックって感じだし。
結局設計的にはRF/Lo/IFをどう分離するかが一番問題でしょうね。ミキサが
パッシブかアクティブかはそれに比べたらどうでも良い話だと思いますよ。
41 :
774ワット発電中さん :2006/07/18(火) 23:30:07 ID:VOvQivwp
どちらにしろ高調波スプリアス(nf(RF)+mf(LO)あるいは、nf(IF)+mf(LO))は 出てくるということなのね? だとしたらアクティブミキサを使う利点は?Loレベルが低くてよいということぐらい?
>>41 そういうこと。アクティブミキサの方が高調波スプリアスが出やすい傾向にあります。
送信系の設計で一番困るのがスプリアスの処理と相場が決まっているのでw
受信系も同じだけどイメージ周波数処理って形で表面化しますね。
昔々アクティブデバイスが高価だった頃はLoレベルが低くて良い=アクティブデバイスが少なくて済む
というのは大きな利点だったんですが、今時はHEMTも安いのでポンと付けて確実に動くDBM/SBMの
方がトータルで有利なケースの方が多いと感じます。Ku帯の衛星放送受信機は今時は一般家庭に
いくらでもありますが、こいつらほぼ例外無しでSBM使ってますね。あまつさえこれ用のミキサ用MMICが
あって、この中身もSBMと言う状況だし。
とは言えデュアルゲートMOSFETが使える周波数帯の受信機ならアクティブミキサの御利益もありますよ。
ところが最近この辺りはいわゆるラジオ受信機だからIC化が進んでいて、ディスクリートでアクティブミキサを
組むケースは少ないと思います。業務用無線の場合はデジタル変調でアクティブかパッシブかよりも
IMないしP1dBが確保できるかどうかが(受信系でさえ)問題だったりするし。
ギルバートセルはしかし素晴らしい…そういう低周波回路(オイオイ)やってみたいなぁ、と思ってみるテスト。
秋月にUPA101Gと言う、ft9GHzの低周波トランジスタアレイが有るので実際にやってみるのが吉かと。 たまには低周波回路を弄ってみるのもいいもんですよ。と言って見るテスト。
>>43 |.。oO(馬鹿なことを口走ったせいか知らないけどUHFの受信アンプの仕事が回ってきましたw
業務用で数出ないって orz
使用帯域周波数がMHz表示なのは久しぶり)
45 :
774ワット発電中さん :2006/07/20(木) 19:49:11 ID:ROxQnURe
↑ で、ディスクリで組むのか?
うん、頭の石興味あるなあ。
48 :
774ワット発電中さん :2006/07/21(金) 00:02:15 ID:nvKZnxu0
49 :
44 :2006/07/21(金) 08:08:27 ID:tjfFc9Kp
ディスクリートにする予定。広帯域のHBT MMICではNFがクリアできないが HEMT持ち出す程には厳しくない程度。気軽にC3356辺りでOKなレベル、と 言えばだいたい想像つくのではないかと。 |.。oO(C3356がゴロゴロ余ってるの…
>>49 C3356ですか。かなり古い石ですね。もっと性能の良い今時の石を使うのかと妄想してましたw
最近は携帯向けの石が開発されてるので良くなりましたよね。とは言え、私もリールでC3356を
手に入れた口なので売るほど持ってたりします(汗
51 :
774ワット発電中さん :2006/07/21(金) 19:42:11 ID:pgXapLKt
2SC3356か・・・ 懐かしいナ 低周波小信号汎用増幅=2SC1815 高周波汎用素子=2SC3356 って感じか?? どっちも秋月で大量に買ってきてストックがまだ有るヨ
ビデオ帯でもC3356使った事がある。100db近く稼ぐチャージアンプなんだけど AF用だと帰還容量の関係で発振してたのがピタッと収まった。
53 :
774ワット発電中さん :2006/07/26(水) 20:25:47 ID:/fs5dE1k
オペアンプじゃなくてディスクリで組んだんか?? ビデオ帯って言うから、NTSCのコンポジットで フラットネス±.5dB位って勝手に解釈してるがナ・・・
コンポジットは2SC1815を3石で差動を組んでた。これでピーキングなどしなくても十分な特性が出る。 C3356使ったのは、ライトペン(ブラウン管面に当てて座標を読む奴)の部分を設計した時だね。 ゲインが高い上に、ジッタもシビアだし、量産しやすいように、ライトペンへのコードを50Ωの1.5Dにして 電源ラインと検出パルスを共用にしたりしたので結構難しかった。 2SC3356を5石も使った贅沢なアンプでした。
55 :
774ワット発電中さん :2006/07/28(金) 21:06:53 ID:JK8ilpOh
↑ 家庭用VTRなんかに搭載されていたナ ライトペン
56 :
774ワット発電中さん :2006/08/08(火) 02:14:17 ID:yAGCXYXf
シロートなんでちょっと教えて。 ミキサーでローカルのモレをおさえるにはどーすればいいの? DBMやギルバートセルでもモレるでしょ? どーなのかなぁ・・
>>56 フィルタで切る。とにかくフィルタで切る。
DBMやギルバートセルならシングルエンドミキサより20〜40dB押さえられるので
それだけフィルタの設計が楽になる。
システムによってはミキサの前後に物凄い高性能な立体回路フィルタを使うことも
あるが、一般的なシステムならLCやマイクロストリップフィルタの性能を見据えて
Lo周波数を離してあるので切れるはず。
どうにもならずにIFステージが増えることもままあります。状況によってはわざと
RF周波数より高い周波数へいったん変換することもある(特に計測システムで良く
起こりがち)。
|.。oO(広帯域の受信機とかアマチュア無線のトランシーバーの方が実は
コンバーター系の設計が難しい場合があるのさ…)
58 :
774ワット発電中さん :2006/08/08(火) 20:15:33 ID:cvL03FDj
59 :
774ワット発電中さん :2006/08/31(木) 02:46:07 ID:8S1RpAhx
2GHz-3GHzのSGの出力周波数を2倍にしたいです。 スプリッタで2つに分けて、DBMのIFとLOに入力すれば、RFから2倍になった周波数が出てきますか? なんか無理のような気がするのですが、無理ならば、なぜ無理なのか教えてください。
60 :
774ワット発電中さん :2006/08/31(木) 19:49:41 ID:/AbS/nI0
↑ 簡単に、ただし精度はソコソコでいいなら ダブラーを使え ってかオマイの想像していることがそうなんだがナ
61 :
774ワット発電中さん :2006/09/16(土) 16:10:37 ID:xJKRpjFE
皆さんに質問。 AD83141を2.9GHzで使ったことのある猛者、居ませんか? データシートでは2.7GHzまでは使えると書いてあるのですが。 #Digi Keyで買えるLog Detはこれが一番周波数が高いんですよね… #石買ってPWB起こす前に、このスレに勇者が居たら話を聞かせて欲しいな、と #思ったものですから。
62 :
774ワット発電中さん :2006/09/29(金) 21:49:36 ID:KO76Aqlz
ご存知の方、ご助言お願いします。 インピーダンス変換をしたいのですが 周波数4MHz 通過電力120W 入力500Ω 出力50Ω 初心者で何をどうして良いのか良くわからないのですが 500Ωの出力インピーダンスのジェネレーターを 50Ω系の計測機器に接続して出力測定をしたいと思っています。 そこでインピーダンス変換回路の設計方法を 知りたく、自分で出来ればと思っています。 宜しくお願いします<m(__)m>
計測器を入力レベルオーバーで壊しそうな悪寒
抵抗で変換したら?
2.4GHzの発信機ってどーいう回路が主流なの? 数MHzの発信回路でただ単に部品だけ高周波モノ使ってもうまくいかんだろうと思うのですが・・・ ガンダイオードとか大げさなもの使わないと出来ないのかな? それにしてはワイヤレスLANのPCカードとか薄くて小型だし・・・
66 :
774ワット発電中さん :2006/09/30(土) 15:05:59 ID:+f7WEg+2
>62 作るよりも改造した方が早いかも。 アマチュア無線用のアンテナ・チューナーで検索すれば色々見つかるよ。 これは送信機が50オーム、負荷が5−500オーム位だから入力と出力を入れ替えて検討するとか・・・ いきなり最大出力にしないで、徐々に出力を増やして試してみれば?
>>65 まさにその辺やっていたりするような気が…それもディスクリートw
2.45GHz/WLANはLSIの中に入ってます。C-MOS差動増幅アンプの帰還型回路が定番になってます。
それ以外だとバイポーラTr1石でクラップ発振回路。デバイスとしてはその辺にあるC3356でもOK。当然もっとfTが高い石を使えば
性能を良くしやすいので、fT〜10GHzぐらいの物が良く使われている模様。。この辺の石は携帯端末なんかで沢山出回っている
おかげでコストパフォーマンスが抜群です。問題はベースに入っている共振器をどう組むかで、プリント基板上にλ/4のショート
スタブで安くそこそこ性能を狙うか、半同軸誘電体で高性能を狙うか、巻物Lと組み合わせて広可変を狙うかの選択かな。
売り物のVCOは半同軸誘電体か広可変帯域がほとんどのようです。
余談だけど狭帯域の共振器作るよりTCXO+PLL+VCOフルスクラッチ回路の方が安かったりします。
GunnとかIMPATは波長が10mm以下にならないと話にも出てこない…なっても見かけなくなりましたがw
>>67 おぉっ!
情報トンクスです。
>それ以外だとバイポーラTr1石でクラップ発振回路。デバイスとしてはその辺にあるC3356でもOK。
なるほど〜、アマチュアの方でもGHz帯の発信機を製作してたりするけど、高周波に無縁な漏れにも
自作の希望が見えてきた!・・・希ガス。
69 :
774ワット発電中さん :2006/10/01(日) 14:13:18 ID:nDRWLXFn
>>64 さん
>>66 さん
ありがとうございます。
ちなみに抵抗で変換するためにはどのように
すればよいのでしょうか?
50Ω→75Ω変換などの定数の求め方は色々と情報は
あるんですけど…。500Ωの場合はどのように
算出すればよいのか参考になるものがあればと思っています。
アンテナチューナーを利用した方法もあるんですね。
ちなみに入出力を逆にした場合、容量的にも通常使用の場合と
同じになるんでしょうか?
例えば200WがMAXのアンテナチューナーの出力に
180W程度を突っ込んでも大丈夫なのか?と言う事なのですが
本当に素人でよくわかっていなくてすみません。
宜しくお願い致します<m(__)m>
アンテナチューナみたいな未知の変換器を使っても測定には向かないでしょう。
測定ということなら変換損失などはどうでも良いのでしょうから・・・
抵抗変換パッド」なら↓の真ん中あたりのRFCalcというソフト使ってみそ
ttp://www.milmega.co.uk/downloads.php tool⇒calculators⇒Padsタブね
抵抗で117Wロスって測定器で3Wだ。さらにアッテネータ入れないとだめだね。
計算が間違えてなければ(汗
71 :
774ワット発電中さん :2006/10/01(日) 20:04:46 ID:97FAidMY
↑ オイオイ抵抗が燃えるぞ〜 ブロードバンドのインピーダンス変換の場合、測定用の通過電力 はSGレベルで精度が重要なとき、抵抗変換は確かに便利だナ。 でも通過電力120Wだと、ナローバンドである程度の帯域になってしまうが トランス(高周波トランスだぞ)じゃネーカ?? 易しくってならトロイダルコアでも使ってみな VNAが使える環境なら簡単なんだけどナ・・・
もちろんそれなりの抵抗を・・・・4MHzだから何とかならないかなぁw
>>62 出力インピーダンス500Ωってのはどんな機械なんですか?。
13.56MHzなら高周波電源と想像つくけど、4MHzって一体・・・。
出力のコネクタ形状も興味あるな。
74 :
73 :2006/10/01(日) 23:00:54 ID:r+plThq/
思いつきなんだが、トロイダルコアを使ってバランのような方法なら500->50が 可能かも。 ただし、100Wとか200Wの電力で使えるかはわかりませんが。
500Ωで4MHz・・・何だろう 電磁誘導?超音波? エネルギーを何らかの目的で使うものだろうけどRFで出力というわけじゃなさそう・・
76 :
素人 :2006/10/02(月) 11:20:51 ID:WEqEns2k
皆さんありがとうございます。 機器の詳細は私もよくわからないのですが 医療や工業用の高周波電源なのです。 出力の端子も一般的ではなく、 また500Ωのインピーダンスですので同軸も使っていません。 ご想像の通りRFをANTで飛ばすのでは無く熱に変えたり 真空中で放電させたりします。 500Ω→50Ωに変換させる事が出来れば入力1000Wmaxの ATT(-30dB)がありますのでそこで吸収させる事も 可能ですので終端型のパワーメーターで 読めるのではないかと思っているのです。 ちなみに測定といいましても 精度を大きく求めているわけでもありませんので インピーダンス変換器の理論値でも良いので 損失がわかっていれば良いと言うような感じです。
77 :
素人 :2006/10/02(月) 11:25:30 ID:WEqEns2k
>>71 さん
ありがとうございます。
ちなみにVNAとは何なのでしょうか?
スペアナなどでしょうか??
トロイダルコアでインピーダンス変換する際に
必要な何か参考となるようなものは
無いでしょうか?
ホント、無知ですみません<m(__)m>
78 :
774ワット発電中さん :2006/10/02(月) 11:38:46 ID:zjgECbO0
CQ出版の トロイダル・コア活用百科 ISBN4-7898-1182-4 C3055 \1,900 古い本ですが 1.9MHz 500W 半導体アンプの回路とか 1:9 インピーダンス変換トランスとか コアの選び方も載ってるので参考になるかと。
79 :
素人 :2006/10/02(月) 11:41:56 ID:WEqEns2k
>>70 さん
pad便利ですね。
ちょっと計算してみたのですが
抵抗が見つかるかどうか。
無誘導抵抗であれば比較的簡単に
私でも出来そうな気はしますが。
80 :
素人 :2006/10/02(月) 13:39:36 ID:WEqEns2k
>>78 さん
ありがとうございます。
探してみます<m(__)m>
ちなみにトロイダルトランスで1:9と言う事は
50Ω:450Ωになってしまうという事でしょうか?
単純に1:10に出来ないと言う何かがあるのでしょうかね?
81 :
774ワット発電中さん :2006/10/02(月) 13:43:47 ID:zjgECbO0
巻き線比 1:3 でインピーダンスが 1:9 になるからです
82 :
774ワット発電中さん :2006/10/02(月) 13:48:09 ID:zjgECbO0
トロイダルコアに同じ線を4本 平行に巻くと ほぼ同じ条件の巻き線が4組できますから 3本を直列にすると 1:3の巻き線が出来ます。 1:1 1:2 など広帯域の高周波トランスを 作るのに便利です。
83 :
774ワット発電中さん :2006/10/02(月) 13:55:07 ID:tSNfvBk6
それってさ 単純に 50Ωを500Ωって表記間違いじゃまいか? 500Ωにする必然性がない。もしくは50.0Ωとかだったりする。 周波数が低いからかもしれんが、 高周波屋としては、なにか目的がねー限り500Ωにしなーとおもうぞ、
高電圧がほしいときとか。 ぐぐると電気メス(高周波メス)の電源が500Ωらしい。
>>83 50Ω系ならNコネつかってそうなもんだが
>出力の端子も一般的ではなく、
>また500Ωのインピーダンスですので同軸も使っていません。
と有るから、間違いないんじゃね?
汎用電源は別として、専用装置なら出力マッチングとか考えてるとか。
>>76 その条件で俺が作るとしたら、抵抗によるインピーダンス変換だな。
抵抗は定格10Wかそれ以上(あるいは組み合わせで達成)+オイル漬け。(抵抗の消費電力は計算できるが、メンドイ)
ただ、入力側の最大電圧がV=√(120*500)≒245Vであることを考えると、人には安易には薦められない。
最近の部品は、高電圧下で使うようには出来ていないものが多い。
これは工夫すれば解決できる。
しかし、作る側に耐電圧に関するノウハウがないと、危ないかも。
87 :
86 :2006/10/02(月) 17:38:46 ID:b2B3jVbk
>>79 >無誘導抵抗
4MHzなら、巻き線抵抗以外なら何でもいけるだろ。
ところで4MHzってほぼ正弦波と考えてよいの?
89 :
素人 :2006/10/03(火) 09:14:55 ID:W6k/FitP
ありがとうございます<m(__)m> トロイダルトランスのご説明も良く理解できました<m(__)m> ちなみに出力のインピーダンスは50Ωでは無く 500Ωで間違いないです。 あと正弦波が基本ですが60Hz程度のパルスで Duty50ほどで4MHzを出力している波形もあります。 出力波形が正弦波でない場合、測定は難しくなるので しょうか?
大電力だからね〜。使う部品も大電力(大電流・大電圧)で考えないと。
正弦波なら
>>86 の通り実効値245V、電極間のピークは√2倍でよいかもしれないけど、
もしデューティ比が極端で、例えば10%とかの矩形波とか言ったらパワー120Wだとしても
波高値はとんでもないものになるね。今度は耐圧とか問題になるでしょ。
波形を聞いたのは、一応そこいらあたりは考慮しないとってことです。
91 :
素人 :2006/10/03(火) 11:52:00 ID:W6k/FitP
>>90 さん
ありがとうございます。
なるほど。同一電力であればそうなりますよね。
とりあえず測定はCWで120W程度です。
もう一点、抵抗での変換の場合のpadを
>>70 で
お教えいただいているのですが
出力インピーダンスが500Ωだと
π型でも入出力共に50Ω時のATTの定数で算出されて
出ているような気がするのですがどうなんでしょうか?
92 :
774ワット発電中さん :2006/10/03(火) 20:14:38 ID:f7xZUnFF
シロウト君 悪いことは言わんから抵抗変換はヤメレ 抵抗がソリッドとか金皮とか酸金とかPとかの問題ではなく デューティー100パーで120Wって燃えます!! ポイント周波数で良いならトランスでなく LCでも組めるぞ、抵抗で組んだTとかπのときと同じ リアクタンスにすればOK
抵抗負荷に比べて他は負荷インピーダンスが正しいか 検証できないと、パワーぶち込むのに結構勇気が必要だな。 なんせ出力側のPA壊しかねないから・・・。どういう回路かしらんけど・・
ところでパワー計測ってだけなら、 500Ω終端でオシロで観測して算出とかはだめなのかしら? もしくは500Ω終端で抵抗体の温度上昇を測定する。 その後で、抵抗にDC電圧かけて同じ温度になるまで電流を流す。 あとから何W食ってたかを算出する。
95 :
素人 :2006/10/04(水) 09:09:45 ID:1jhdHEnY
ありがとうございます。 抵抗で組んだ場合はどの程度の容量の抵抗なら 大丈夫なんでしょうか?計算方法がわかれば いいのですが… LC回路とすれば負荷吸収の一番大きいポイントで マッチングが取れてると言う判断をせざるを得ないと 言う事になるんでしょうか? ちなみにアンテナチューナーの入出力を逆接続した 場合は電力容量は理論的には正接続時と 同じになるのでしょうか? 温度計測は波形が歪んでいようが何であろうが 正確に測定できそうですね。ただ、温度測定する機器が 無いのが問題です^_^; 500Ω終端で両端電圧をオシロで読んで計算してみたのですが 60Hzリップルが乗っているのと校正してある オシロを使用していますがオシロの個体差が大きく どうもノイズ成分で表示が曖昧になっている様子で どの値を信じてよいのかわからなくなっているんです。
>>95 |.。oO(もしも500Ω終端で両端電圧をオシロで見るときにプローブを1本だけでやっているなら、
2本用意して引き算して見るとノイズキャンセルできる可能性が高いかと。
プローブのGNDは、どちらか一方だけを装置のシャーシグランドに繋ぐとよいかと。
引き算の具体的な方法はオシロの取説読んで下さい。基本的には表示切り替えスイッチの
中にADD(加算)があるのでそれを選びます。ch2をInv(反転)にすると正負がひっくり返るので、
結果[ch1]+[-ch2]になりますよ。
そうそう、温度測定するなら熱電対がよろしいかと。ちょっとしたテスターにも測定レンジが
ついている事があるし、なくても熱起電力を測ってDC入れたときと同じ電圧になれば良いのだから。
実は高周波のパワーメーターでも同じ原理で測定している物が多数あります)
97 :
774ワット発電中さん :2006/10/05(木) 21:04:10 ID:G7tZxkQt
98 :
素人 :2006/10/06(金) 12:16:39 ID:WhaI4cN+
>>96 ,97さん
ありがとうございます。
かなり解かりやすく説明まで頂き感謝です<m(__)m>
ここまでご説明いただければ自分でも出来そうですので
一度トライしてみます。また結果報告などさせて頂きます。
99 :
774ワット発電中さん :2006/10/11(水) 13:43:11 ID:qQRY8vl8
高周波7MHzで1A程度の電流計測に利用できる カレントセンサーは存在しないでしょうか? どれも数百kHz程度のものしか見つからなくて。 ご存知の方がおられましたら情報いただけませんか?
100 :
774ワット発電中さん :2006/10/11(水) 20:12:50 ID:lR3mQDs3
↑ オイオイ カーレントセンサーな、計器用変成器、CTのナーカマだが・・・ あるわけネーダロ、大体何をしたいンダ??? Z=50Ωだと1Aは50Wダショ MCカップラあたりかナ 状況をもっと詳しく
質問があるのですが,例えば50Ωの伝送線路に信号源を接続するとき, 理想的な信号源のままではなく,信号源の出力に50Ωの抵抗を 繋ぐ理由はなんでしょうか? 伝送線路側から,信号源へ向かって戻ってくる波を消すため ですか? このようにした方が信号源の振幅がきっちり半分にはなるが, 伝送線路側から後進波の影響を受けずに正確に伝送線路へ入って いけるようにはなる事は式で確認しました.
102 :
101 :2006/10/12(木) 01:35:00 ID:cVhGNFwe
受信端を50Ωで愁嘆しておけば,反射が起きないので,送信側が 伝送線路からの後進波を気にする必要はないような気がするの です. 反射だけでなく,伝送線路の途中から入り込んで,信号原側の 方向へ進んでいくノイズのような物への対策でしょうか?
>>101 理想信号源はショートだろ?
もし信号源に直列に50Ω入っていなかったら、伝送路の片方がショートしていることになる。
(つまり、終端からみて、0Ωの負荷抵抗が伝送路の先に繋がっていると見える)
>受信端を50Ωで愁嘆しておけば,反射が起きないので,
これは、伝送路のインピーダンスが50Ωで閉じているときの話で、信号源のインピーダンスが
0Ωの時点で、反射が起こる。
数式で表していないからなんか説得力ないけど・・・
この説明でいいんかな?>親切な他の人
104 :
101 :2006/10/12(木) 02:11:38 ID:cVhGNFwe
>これは、伝送路のインピーダンスが50Ωで閉じているときの話で、信号源のインピーダンスが >0Ωの時点で、反射が起こる。 そんなはずはないと思うのですが. 確かに終端から送信側を見たときのインピーダンスは,50Ωではなく なってしまいますが,だからと言って,終端での反射が起きると 言うことにはならないと思いますが.
>>104 じゃあ、その条件で周波数を振ってみたら終端の両端の電圧はどうなるでしょう?
また、伝送路がある場合と無い場合で考えてみてください。
106 :
101 :2006/10/12(木) 03:59:03 ID:cVhGNFwe
>>105 以下,電圧,電流を,周波数成分で考えたフェーザ表示として,
理想信号源の裸の電圧をVg,
伝送線路の送信端の電圧をVs,電流をIs
伝送線路の受信端の電圧をVr,電流をIr
伝送線路の特性インピーダンスをZ0, 伝搬定数をγ, 長さをl
とし,伝送線路の受信端をZ0で終端したとして,
i) 理想信号源を伝送線路の送信端に直結した場合
Vr=Vg*(cosh(γl)-sinh(γl))
Ir=(Vg/Z0)*(cosh(γl)-sinh(γl))
ii) 理想信号源にインピーダンスZ0を直列接続して伝送線路の送信端に直結した場合
Vr=(Vg/2)*(cosh(γl)-sinh(γl))
Ir=(Vg/2Z0)*(cosh(γl)-sinh(γl))
単にii)の場合は,受信側の電圧が半分になるだけになりました.
107 :
101 :2006/10/12(木) 04:01:32 ID:cVhGNFwe
少し言葉を訂正: ii) 理想信号源にインピーダンスZ0を直列接続して伝送線路の送信端に直結した場合 ---> ii) 理想信号源にインピーダンスZ0を直列接続して伝送線路の送信端に接続した場合
理想的な信号源の出力インピーダンスが何Ωか?という問題ではないかな。 伝送路が50Ωで負荷(終端側)が50Ωであるならば信号源も50Ωでないとイカン のではないかな。 理想的な信号源っていうものが高周波用のSGであったとして、これの出力に 後付で50Ωを直列に挿入するっていうケースはあまり聞かないなあ。 ブロックダイヤグラムとか、模式的に信号源を表記したい場合に、発振器の出力に 増幅器だとか色々なものを接続したりして出口のところに50Ωの抵抗の記号を 書き込んで「この信号源の送りインピーダンスは50Ωで整合してますよ」みたいな ことは有り得るし、漏れも書いたりする。 的を得ていないレスだったら通過損失0dBで右から左にスルーしてくれ。
109 :
101 :2006/10/12(木) 10:33:33 ID:cVhGNFwe
>>108 >理想的な信号源っていうものが高周波用のSGであったとして、これの出力に
>後付で50Ωを直列に挿入するっていうケースはあまり聞かないなあ。
かなり高速なオペアンプのデータシートの中の回路例として,
オペアンプの出力に75Ωの抵抗が直列接続され,その回路の
最終的な出力は,その抵抗の他方の端になっていました.
オペアンプの入力はどうなっていたかというと,75Ωの抵抗が
入力とGNDの間に並列に接続されていました.こちらの方は,入力側
の伝送路の終端していると普通に理解できますが.
例えば,これです:
http://focus.ti.com/lit/ds/symlink/opa695.pdf
110 :
101 :2006/10/12(木) 11:14:08 ID:cVhGNFwe
>>108 >理想的な信号源っていうものが高周波用のSGであったとして、これの出力に
>後付で50Ωを直列に挿入するっていうケースはあまり聞かないなあ。
内部に入ってるからでは?3dbとか10dbのパッドが入ってる事が多いよ。
まあ、理想的な信号源なんて作れないからと言うのは大きいけどw
112 :
101 :2006/10/12(木) 12:30:16 ID:cVhGNFwe
結論としては,送信側に入れる直列抵抗は,受信端での反射や, 伝送路の途中でのノイズによる後進波が送信端で二次的に反射して 再度受信端へ戻ってしまうのを防ぐため,ということでよろしいで しょうか?
>>101-110 そこまで判ればあとちょっとですね。
波長に比べて長い距離を伝送する場合に、反射があると定在波が立って
波形が乱れます。よって定在波が立たないように特性インピーダンスで終端する必要が
あります。
定在波が立つ=インピーダンスミスマッチの状態で、受電端の電圧波形がどうなるかを
式に入れて検討すると判りますが、その時に周波数で見て、単一スペクトルの連続波(CW)を送る
場合ではなくてパルス状の波形がどうなるかを見ると、デバイス出力端と入力端の両方が
マッチングが取れていないと波形が恐ろしく乱れる場合があることがはっきりします。Spice系の
シミュレータで、伝送線路をLCで近似して(中には伝送線路がそのまま使えるものもありますが)、
信号源として適当なスルーレートのパルス波形を突っ込み、伝送線路の長さを変えると波形が
乱れるのが簡単に見れます。
例に出てくるような高速OPアンプで伝送する信号でよく見かけるのはビデオ信号の
伝送ですが、例えば30MHzなら波長10m、定在波は半分の5m単位、同軸ケーブルだと
波長短縮率があるので3.5mぐらいだと波長に比べて長く、インピーダンスマッチングを
しないと波形が乱れる事になります。ビデオのケーブルで3.5mって割とあり得る長さです
よね? そしてビデオの信号は数十KHzから数MHzまで、波形の乱れ無しに伝送する必要が
あります。その中身もCWではないので、さらに高い周波数(5〜10倍ぐらいでしょうか…)を
歪み無しで伝送しないといけません。
逆に定在波が問題にならないほど伝送距離が短い場合(波長に比べて1/20だと悩むところ、
1/100ぐらいなら大丈夫と言って良いかも…ケースバイケースなのですが)は、
マッチングを取らなくても=出力に抵抗を入れなくてもきれいな波形で伝送できます。
半導体デバイスの多くは入力電圧に対して電流を制御する事で様々な機能を実現しているので、
デバイスの入力端の電圧波形が送出側と同じ波形であることが求められます。
|.。oO(光の速度がわずか300Mm/Secなのがいけないんだよなwww
でもおかげで携帯電話のアンテナがあのサイズで済んで居るんだから…)
114 :
101 :2006/10/12(木) 16:01:37 ID:cVhGNFwe
>>113 「もうちょっと」と言うことは,送信端に直列接続された抵抗素子に
>>112 以外の意味の役割があるとすれば,例えば何ですか?
115 :
108 :2006/10/12(木) 16:20:14 ID:+X8XB3vU
>>109 提示されたオペアンプの特性について詳細に検討していないままで返信しますので
ヘンなことを言うかもしれませんが、そんなときはスルーしてくださいよ。
アンプが裸の状態での出力インピーダンスが50Ωあるいは75Ωで定義というか、設計
されていないので後付けでシリーズに抵抗を挿入しているのだと思います。
あるいは、50〜75Ω程度で直結OKだけれども接続する伝送路や負荷が意図するような
インピーダンスでない場合もあるから、ここはひとつ75Ωをシリーズに入れて、とか。
電力増幅用のパワーモジュールなんかだと内部構造がマイクロストリップライン等で
50Ωに整合して設計・製造してありますね。古いけど三菱のM57xxxとか。こういう
デバイスでは抵抗をシリーズに入れたりしないです。
>>111 そうなんですよ。内部にはアッテネータが入っていたりして詳細に見ていけば50Ωに
なるような構成になっているのは判っております。ちょっとワタシの説明不足で、
SGの出力端子に後付でユーザーが50Ωをシリーズに入れる例はあまり聞かないなぁ、
に訂正です。
全く未知の機械に接続する時とか、DCが重畳されているかも知れない機械とか、
何だかワカランときにATTを入れたりはしますね。
トランシーバなんかは結構怖いです。蓋あけて調整中に不意にプレスしちゃったとか。
アホの独り言みたいなんでスルーしてください。
>>115 >SGの出力端子に後付でユーザーが50Ωをシリーズに入れる例はあまり聞かないなぁ、
>に訂正です。
訂正してもやはり変。マッチングを理解出来てないようですね。
同軸ケーブルを途中で切って、中間に50Ωの抵抗をシリーズに入れればミスマッチになるでしょう?
117 :
113 :2006/10/12(木) 17:53:15 ID:8plmXpIY
>>114 レス
>>112 を見てませんでした。申し訳ない。
送信側の直列抵抗の役割は
>>112 の、受信端の反射が再度反射して行くのを防ぐ、です。
ノイズは関係ありません。因果関係をまとめると
定在波が立つ程長距離を伝送する(周波数が高くなれば電気長が長くなる)
→インピーダンスマッチングをして定在波が立たないようにする必要がある
→送電端はOPアンプ出力に直列に抵抗入れてマッチング取ればOK、受電端は対GNDで抵抗入れて
おけば良いのだ! (OPアンプが高入力インピーダンス/低出力インピーダンスだから)
で、OPアンプのマッチング回路としては、直列に75Ωとか47Ωを入れるのが一番簡単なのです。
トランス等を使う手もありますが、スイング電圧が充分取れるのであれば、コストパフォーマンスは
抵抗を入れるのが抜群によいのでみんなそうしてる、ってことです。
帰還量をうまくコントロールしたICだと、出力インピーダンスが直列抵抗無しで50Ωになっている
ものもありますが、これらは回路方式がOPアンプとは抜本的に違っています。多くの場合利得も
低いですし、温度変化も大きいし、f特もフラットネスで見ると良くないし…でもOPアンプよりずっと
高い周波数まで使えるので棲み分けしています。
>>115 OPアンプは出力段がSEPP、対してRFアンプICは出力段がエミッタ接地と回路からしてかなり違います。
そもそもOPアンプは負帰還をかけて利得をある程度自由に設定できますが、RF ICでは利得固定の方が
多いですし。さらにOPアンプを使うケースでは数kHz以下から数十MHzをフラットに増幅することが求め
られるのに比べたら、M57xxなんかは非常に狭い帯域しか増幅できませんね。
狭帯域ならLCで(=マイクロストリップラインで)ロスレスでマッチングが取れるのですが、広帯域となると
ディストリビュートアンプになってしまい、消費電力の割に利得が低いので問題になるかな、と。小信号なら
帰還量をコントロールするとマッチングが取れますね。
昔の本を見てみると、ビデオアンプとしてディスクリートTrを使った直結アンプやら差動増幅入力アンプを
組んでいた時代があったらしいのですが(その頃はまだ学生だったような気が)、今はOPアンプで割と
手軽に出来るのですから…と偉そうに言いつつビデオアンプは作ったこと無いなぁ
|.。oO(44あたりでは迂闊なことを言って自爆したけど今回は大丈夫だろう…)
1〜2GHz程度までのSGだったら内部に50Ωが直列に入ってる例も多い。 ALCがあるんで終段のとこで等価的にインピーダンス0Ωになるから。 (負荷を変化させても出力レベルが変化しないので等価的に0Ω) 直列に50Ω接続して、OUTPUT側からインピーダンス50Ωになるようにしてる。
119 :
774ワット発電中さん :2006/10/12(木) 21:20:05 ID:Km3vtBZI
測定器なんだからソースマッチは常識ダッペ 出力は50オームがシリーズではなくて3dBのパッドが多くないか?? πかTかはいろいろダガ・・・
120 :
108 :2006/10/12(木) 21:28:35 ID:+X8XB3vU
>>116 最初の質問で「理想的な信号源」という言葉が指す物を50Ω出力で規定された
RFのSGだと思ったんですよ。
普通にSGを使う場合、わざわざ出力接栓から先に50Ωをシリーズに入れたり
しないよな・・・と。
・・・根本的になんか間違って理解しているのかな、漏れ・・・・
>>119 漏れが回路図見たりバラした範囲では50Ω直列の方が多い。
マイクロウェーブ以上になるとPADかな。
122 :
774ワット発電中さん :2006/10/12(木) 23:32:11 ID:GEuVcGkZ
>>101 君は君自身が信じる道を進んだ方が良い。
ゴミのような返答に惑わされるな。得られるのはエネルギーの浪費だけ。
124 :
101 :2006/10/13(金) 01:49:15 ID:hG5y+WO3
>>121 オペアンプを使った負帰還回路は,理論上,直流-高周波まで増幅率一定,位相差0で増幅
できることが最大の売りになるので,純粋な抵抗器が適しているんですね.
他の整合法では,周波数によって減衰率や位相のずれの度合いが変わってしまいます.
トランスの場合は,直流を伝達できませんし.また,0Ωを何倍しても0Ωですから,
トランスを使う場合,トランスの直前に(小さめの)抵抗が必要になりそうです.
>>120 50Ω出力になっているICや装置の場合は,そのまま50Ωの同軸ケーブルに繋げるように
なってます.
理想信号源というのは,同じ状態, 時刻において,どんな値のインピーダンスを接続して
も電圧が変化しないような,内部抵抗0の交流電圧源のことを意味してます.要は,何
を繋いでも,強制的に思った通りの電圧にしてしまうような理想化された信号発生器のこ
とです.オペアンプ出力は理想信号源に近いです.
これは,0Ωの出力インピーダンスなので,50Ωの伝送路に繋ぐときは50Ωを直結するこ
とで,整合をとると言うわけです.
他の例としては,50Ωの出力インピーダンスに75Ωのケーブルを繋ぎたいときは,
75-50=25Ωの抵抗を直列接続すると整合が取れます.
今回は,この整合の必要があるかどうかについて議論していました.
今までの結論から言うと,
・この整合は,伝送路の先の受信端で反射された後進波が,送信端まで戻ってきたと
きに,再度受信端まではるばる戻って行く二次的な反射を防ぐ効果がある.このとき,
送信端では,後進波が吸収されるように振る舞う.
・もし,受信端で完全な整合がとられており,なおかつ,(理屈では生じないが)
伝送路の途中からの反射が起きなければ,後進波が存在しないので,この整合の必要
はない.
・整合すると,電圧振幅は,裸のアンプ出力に比して半分になるデメリットがある.
このデメリットにより,出力電圧レンジが最高でも電源電圧の半分になってしまう.
125 :
101 :2006/10/13(金) 02:13:21 ID:hG5y+WO3
>>117 >送信側の直列抵抗の役割は
>>112 の、受信端の反射が再度反射して行くのを防ぐ、です。
>ノイズは関係ありません。因果関係をまとめると
↑は,私の思っていることと完全に一致しています.
ただ,何度も書いてますが,受信端で整合がとられていれば,受信端での
反射が起きません.よって,送信端に戻ってくる後進波は,基本的には存在
しないことになります.
ということは,送信端で二次的な反射を防ぐ必要がそもそも無いことになり
ます.
これが正しければ,わざわざ出力の電圧振幅を半分にしてまで整合する必要
がないことになってしまいます.もちろん,受信端での整合は,依然必要で
すが.
ただし,完全に後進波がないとまでは言い切れません.それは,ケーブル
を曲げたようなときに,曲げた部分で反射波が生じたりするようなケース
があるかもしれないからです.
ということは,送信端の整合は,こういう事に対する対策なのでしょうか.
>>124 >他の例としては,50Ωの出力インピーダンスに75Ωのケーブルを繋ぎたいときは,
>75-50=25Ωの抵抗を直列接続すると整合が取れます.
例えば75Ωに変換するとして、SG(50Ω)出力を1mの同軸で引っ張ってその先に
25Ωの抵抗を入れ、更に75Ωのケーブルで1m引っ張ったらその先は75Ωで終端すれば
減衰はするが整合はとれて反射は起こらないということでしょうか?
127 :
101 :2006/10/13(金) 03:27:05 ID:hG5y+WO3
>125 >わざわざ出力の電圧振幅を半分にしてまで整合する必要がないことになってしまいます. べつにエネルギー効率を気にして整合のための抵抗入れてるわけじゃないから。 >119が既に書いてるがソースインピーダンスが50オームのものをエミュレートしてるだけ。 正しい整合というのはリアクタンス素子だけで整合させたもの。抵抗による「整合」が 整合のイメージとマッチしてなくてもそれは誰の責任でもない。
129 :
101 :2006/10/13(金) 03:56:52 ID:hG5y+WO3
>>128 >べつにエネルギー効率を気にして整合のための抵抗入れてるわけじゃないから。
>>119 が既に書いてるがソースインピーダンスが50オームのものをエミュレートしてるだけ。
エネルギー効率よりも,出力の電圧振幅が電源電圧の半分以下になっ
てしまう事がかなり痛いのです.電源電圧を大きくする必要が出ます
から.
>正しい整合というのはリアクタンス素子だけで整合させたもの。抵抗による「整合」が
>整合のイメージとマッチしてなくてもそれは誰の責任でもない。
オペアンプのように出力抵抗が理論上0Ωの物をリアクタンス素子
だけで50Ωなどに変換することは可能だとお思いでしょうか?
130 :
113 :2006/10/13(金) 08:17:06 ID:S5pAWxl/
>>125 確かに受電端で完璧なマッチングが取れているのならば不要に思えます。
でもそれがほぼ不可能なので、OPアンプ出力にも抵抗を入れないといけないのです。
(送電端+伝送線路)のセットで、受電端側からみた、信号源インピーダンスが
いったいどうなっているのか、も考えてみて下さい。もしも送電端のインピーダンスが
伝送線路の特性インピーダンスから大きく外れていた場合、伝送線路はLCの
ネットワークで近似できますが、線路の長さが変わるとLCも変化してしまいます。
すると受電端の直前で切り分けて信号源側を見ると、伝送線路長が変わると
インピーダンスが変わってしまいます。この、いくらになるか判らないインピーダンスに
対して完全なマッチングが取れるであれば、確かに無くても問題ありません。
ここで(出力インピーダンス0Ωの理想信号源+伝送線路)のインピーダンスを見ると(スミスチャート
にプロットすると簡単)、信号源インピーダンスが0Ωから完全オープンまで、線路長によって激しく
変化してしまうのです。しかも純抵抗成分全く無し。これに対してマッチングをどうやって取れば
良いのか、って事になりますが…
プリント基板上のパターン等で伝送距離も非常に短く、絶対に変化しないようなケースでは実際に
ミスマッチしてても気にしないことがあります。この場合は長さが短いので定在波が立っても
波形が崩れないからです。ただしこの回路間を切り分けて測定器に繋ぐ必要がある場合は、繋ぐための
ケーブルの長さが長くて定在波が立つと測定にならないのでマッチングを取る必要が出てきます。
対して純抵抗の出力インピーダンスを持つ信号源+特性インピーダンスが純抵抗になる
伝送線路+純抵抗の入力インピーダンス負荷の組み合わせではこの問題が発生しません。
結局裸のアンプの電圧出力が半分になるなんて問題は、正しい波形を伝送する事に比べたら
どうでも良いことなのであります、と言う認識です。逆にどんな負荷条件でも正しい波形が伝送できる
のなら、電源電圧の利用効率は非常に重要になってきます。あくまでケースバイケースです。
数十〜数百MHzの信号なら定在波が立って波形が崩れる心配をしないといけないかな、ってこと。
実例でも例えば水晶発振器の26MHzをPLL ICに突っ込むケースではインピーダンスマッチング取らずに
繋げてみたり、一方で高々10MHzの方形波を伝送するのに300Ωで終端してみたり。
131 :
101 :2006/10/13(金) 14:03:52 ID:hG5y+WO3
>>130 >インピーダンスが変わってしまいます。この、いくらになるか判らないインピーダンスに
>対して完全なマッチングが取れるであれば、確かに無くても問題ありません。
これは,あなたの完全な誤解です.
確かに,受電端から見込んだ伝送路のインピーダンスは,送電端に接続されたインピー
ダンスに依存します.
しかし,受電端での反射を防ぐために必要なのは,特性インピーダンスと終端抵抗を等
しくすることだけです.
これは,次のように説明できます.
特性インピーダンスZ0, 伝搬定数γの伝送路において,伝送路をx軸にとって,
送電端をxの原点にとり,x軸の正方向を電流の正方向とすると,
伝送路の位置xでの電圧V(x)と電流I(x)は,
V(x)=V1*exp(-γx)+V2*exp(γx) ・・・・・・・・・・・・(1)
I(x)=(V1/Z0)*exp(-γx)-(V2/Z0)*exp(γx) ・・・・・・・(2)
と表せます.
この式で,第一項がx軸の正方向に進む波,第二項がx軸の負方向に進む波に対応します.
なお,今までの議論では,私は,これらをそれぞれ,進行波,後進波と呼んで来ました.
第二項を「反射波」と言わずに「後進波」と呼んだのは深い意味があります.それは,
第二項が必ずしも反射によって生じるとは限らないからです.第二項は,受電端から波
を入力したり,伝送路の途中からノイズが入り込む場合にも生じるからです.しかし,
このことは,本題とは関係有りません.
132 :
101 :2006/10/13(金) 14:05:51 ID:hG5y+WO3
さて,本題に戻ります. 伝送路の長さ(線路長)をlとすると,受電端での電圧Vrと電流Irは,(1),(2)でx=lとして, Vr=V(l)=V1*exp(-γl)+V2*exp(γl) ・・・・・・・・・・(3) Ir=I(l)=(V1/Z0)*exp(-γl)-(V2/Z0)*exp(γl) ・・・・・(4) と書けます. ここで,受電端を抵抗Zrで終端したとすると,VrとIrにはオームの法則: Vr=Zr*Ir ・・・・・・・・・・(5) が成り立ちます. (5)に(3),(4)を代入すると, V1*exp(-γl)+V2*exp(γl) = Zr*{ (V1/Z0)*exp(-γl)-(V2/Z0)*exp(γl) } ⇔ V1*exp(-γl)*( 1 - Zr/Z0 ) = -V2*exp(γl)*( 1 + Zr/Z0 ) ⇒ V2/V1 = - exp(-2γl) * ( 1 - Zr/Z0 ) / ( 1 + Zr/Z0 ) ・・・・・(6) が得られます. この式の左辺は,反射率です.また,右辺は特性インピーダンスZ0,終端抵抗Zr, 伝搬定数γ,線路長lによって完全に決まってしまうことを示しています. 従ってこの式は,受電端での反射率が,送電端に何を接続したかに全く依存せずに 決まってしまうことを示しています. また,(6)において,Z0 = Zrとすると,右辺は0になるので,V2 = 0であることが分 かります. つまり,伝送路の特性インピーダンスZ0と終端抵抗Zrを一致させると,反射が起きな い事を示しているのです. よって,受電端での反射を起こらなくする条件が,送電端に何を接続したかにかかわ らず,伝送路の特性インピーダンスと終端抵抗の値を一致させることのみで良いとい うことが結論できました. 以上で説明を終わります.
つまり
>>101 さんは
送信端に抵抗を入れるなんてエネルギーの損失になるだけでもったないじゃないの?
いいたいのですね?
それともOPAMP限定かな?OPAMP限定だとして通常50Ωドライブ可となっているものは
当然ながら負荷抵抗RL=100Ωとしていますので、そこに50Ωを直にぶら下げるというなら
メーカは保障してくれないでしょう。周波数特製も多分落ちます。その辺はデータシートみれば
判りますよね。
伝送路使う回路で送信端に抵抗つけるというのはOPAMPとかECLの同軸ドライバとか
特殊な例だけになると思います。・・・・と思っているんだけど・・自信なしw
134 :
101 :2006/10/13(金) 14:48:46 ID:hG5y+WO3
>>106 において,既に,受電端での反射率が,送電端に何を接続したかに全く依存
せずに決まってしまうことを定量的に厳密に示しました.
しかし,定性的に考えると,このことは当然の結果であったと言うことが分かります.
送電端で起きたことは,しばらく経ってから受電端に伝わります.
つまり,送電端の状況は,受電端にはすぐには伝わりません.
送電端に接続していた物を後で取り外した時を考えるます.
この場合,受電端が知りうるのは,受電端の近傍の電磁場の様子と,受電端の近く
の媒体の物性のみです.つまり,受電端の近傍の電圧と電流,および,受電端に
接続されている伝送路と終端抵抗のみによって,反射現象が支配されることが
になります.
受電端の近傍の電圧と電流は,進行波の振幅と後進波の振幅によって決まります.
そして,それらの比が反射率です.
よって,伝送路の性質と終端抵抗が,この反射率を決定することが当然であること
が分かります.
135 :
101 :2006/10/13(金) 14:51:40 ID:hG5y+WO3
136 :
101 :2006/10/13(金) 14:59:46 ID:hG5y+WO3
>>133 >つまり
>>101 さんは
>送信端に抵抗を入れるなんてエネルギーの損失になるだけでもったないじゃないの?
>いいたいのですね?
まあ,そう言うことです.しかし,万が一後進波が生じてしまったときに
それを吸収する効果はありますので,全く無意味だとは思っていません.
実験的に確認しなければ厳密にはよく分かりませんが,もし,実験的に
後進波が滅多に生じないと言うことが実証されれば,送信端のその抵抗は
省いても構わないと考えられます.
>それともOPAMP限定かな?OPAMP限定だとして通常50Ωドライブ可となっているものは
>当然ながら負荷抵抗RL=100Ωとしていますので、そこに50Ωを直にぶら下げるというなら
ここで言う「負荷抵抗」とはどの抵抗のことか,「直にぶら下げる」の
「直に」とはどの位置のことかがよく分かりません.
もう少し,分かりやすく説明頂ければ幸いです.
>>134 >
>>106 において,既に,受電端での反射率が,送電端に何を接続したかに全く依存
>せずに決まってしまうことを定量的に厳密に示しました.
いやこの式ではですね、伝送線路側は無限長、つまりどこを切っても特性インピーダンスZ0の前提です。
そこにある基準点を設けて、そこから距離 l 離れたところに在る負荷との関係を表しています。信号源
インピーダンスもZ0だから、出てこないのです。前提が間違っているので、誤った結論をしています。
正しく境界条件(boundary condition)を考察してみて下さい。このケースでは、ある出力インピーダンスZsの
信号源と、特性インピーダンスZ0の無限に続く伝送線路(有限の長さにするならZ0で終端する)を
接続した境界部分を最初に考えなければなりません。
>>132 の(6)相当の式だけ、信号源インピーダンスをZs、その他は同じ表記として示すと
V2/V1 = - exp(-γ*0)*( 1 - Z0/Zs ) / ( 1 + Z0/Zs )=-( 1 - Z0/Zs )/( 1 + Z0/Zs )
となります。まずここでインピーダンスミスマッチによる反射が発生するのです。ここで
伝送線路の先、受電端から信号源側を見た時のインピーダンスZは、というと結論だけですがZ0に
なっていません。どうなるかは適当な等価回路網を作って、ゆっくり考えてみて下さい。
一般には真面目に電圧と電流の式を解くのは面倒なので、反射係数とスミスチャートを利用して
考えると簡単…最近高周波シミュレータが流行中なので紙のスミスチャート(orイミッタンスチャート)を
使う機会は減りましたけど。
で、この信号源Zsと特性インピーダンスZ0の伝送線路の特性を合成したZ0'と、Zrについてまた
検討して下さい。結果Z0=ZrでもZsが違う場合、結局反射が立つことが判ります。反射が起こらない
のは、結局Zs=Z0=Zrの場合だけであることが判るはずです。
以上、考えて判らないようなら、本を読んでみて下さい。これ以上は誰か詳しい先生に直接講義して
もらわないと、掲示板では面倒です(それにやる気もしない)。小生"Microwave Circuit Theory"
by Glenn F. Engen,ISBM 0-86341-287-4を見て確認しましたが、この本ではこの問題を反射係数と
Sパラメータに置き換えて詳しく説明してあります。たぶん他にも適当な教科書があるんじゃないかと
思います。
|.。oO(マイクロ波の基礎理論と測定方法に関してとても詳しく、良い教科書だ、と個人的に思います。
難点は英語で書いてある事ぐらいかと)
139 :
774ワット発電中さん :2006/10/13(金) 20:28:02 ID:vo+dapaM
ついでに RF領域の各種測定に関する誤差や変移関連の技術的解説 に関しては、昔HP今アジレントのテクニカルサマリー あたりもお勧めダ
馬鹿は死んでも直りそうにないな 使えない団塊はさっさと引退して欲しい
141 :
101 :2006/10/14(土) 00:29:50 ID:euwwd+kI
>>138 >いやこの式ではですね、伝送線路側は無限長、つまりどこを切っても特性インピーダンスZ0の前提です。
この式とはどの式のことですか?
>>131 の(1),(2)式のことですか?
だとしたら,無限に続く場合ではないですよ.
142 :
101 :2006/10/14(土) 00:38:04 ID:euwwd+kI
>>138 >となります。まずここでインピーダンスミスマッチによる反射が発生するのです。
一応コメントしておきますと,送信端に裸の理想信号源を繋げば,
確かに反射は起きます.反射は起きますが,それは,信号源に
向かって行ってすぐに吸収されてしまいます.
信号源と送信端の距離が非常に短く理論上は0です.このような
場合は,反射が起きていても,距離がないので定在波も見えません
し,その周辺は集中定数回路として扱って良いのです.反射が起き
ても,実質的には見えないというような状況です.これは,低周波
を扱う通常の回路と同じ状況です.
もう一度,基礎から分布定数回路を勉強し直してみてください.
まずは,電信方程式の意味と導出を勉強し直す必要がありそうで
す.また,電磁気学もMaxwellの方程式を導出する程度の基礎の
部分でよいですから,勉強すると理解しやすくなりますのでお勧
めします.もう,勉強したことがあるならご免なさい.
でも,あなたは,まだ電信方程式の基礎の部分の理解がまだ出来
ていないようです.
まず、その理想信号源っちゅーのが存在するんですか?
144 :
101 :2006/10/14(土) 00:56:30 ID:euwwd+kI
>>143 オペアンプの出力は出力抵抗がかなり低いため,理想信号源と
近似的に見なせます.
また,理想信号源でなくても,出力抵抗が非常に0に近い信号源
であれば,結果は誤差を除いて同じになりますので,誤差を除いて
は理論に修正を要しません.
じゃあせいぜいVHF帯どまりの話ですね。
>>144 ちなみに、50Ωケーブルに直結できるオペアンプはどのような物がありますか?
147 :
101 :2006/10/14(土) 01:26:55 ID:euwwd+kI
>>146 >>109-110 でリンクを張った箇所で説明されているオペアンプでも
行けるはずです.
むしろ,回路例にあるオペアンプの出力に直列接続されている50Ωの抵抗
を取り除いた方が,振幅を大きく取れるような性能の向上も有り得るで
しょう.
ただし,理論だけでは,思わぬ落とし穴がないとは言い切れないかも知れま
せん.不具合が絶対起きないと言うことを理論だけで証明するのは非常に
難しいことですから.
148 :
101 :2006/10/14(土) 01:29:41 ID:euwwd+kI
>>145 私の記憶が正しければ,数10GHz程度まで帯域がある電流帰還型
オペアンプが世の中には存在していたと思います(入手性は悪いで
しょうが.).
>>147 どのオペアンプも、直結で使うと発振しそうな感じですが…
実際に直結で使われた事は無いのですね?
と言うか、実際にオペアンプを使われた事は有るのですか?
「理論だけで証明」なんて大げさな事をしなくても、データーシートから導き出せないものでしょうか。
150 :
101 :2006/10/14(土) 02:05:25 ID:euwwd+kI
>>149 実際にオペアンプを使った事はあります.
発信はしません.いい加減なことは言わないようにしてください.
151 :
101 :2006/10/14(土) 02:10:51 ID:euwwd+kI
>>149 発振するというなら,理由をお示し下さい.
少なくとも,オペアンプの出力に抵抗を入れなければ,必ず発振すると
言うことは有りません.
典型的な例としては,バッファアンプがあります.
また,普通のオペアンプを使った負帰還増幅回路や,加減算器なども,
負帰還抵抗はもちろんありますが,オペアンプの出力に抵抗が直列
接続されたものを最終出力にしないといけないなんて事はありません.
152 :
145 :2006/10/14(土) 02:17:57 ID:ZQyveHel
>>148 じゃあ、それを実際に使ったとして回路を作ったときにあなたの言う理想の回路に
仕上がるでしょうか?
例えばDC〜1GHzをフラットに増幅するとして基板上にOPAMPと抵抗と同軸を繋ぐだけ
ですよね?ああ帰還抵抗も忘れずにね。よしこれで従来よりも6dB利得があがった!
普通の同軸50Ωケーブル(比誘電率が2ぐらいのやつ)だと、約100pF/mの容量があるから、 オペアンプをケーブルに直結すると、オペアンプの許容負荷容量を超えて不安定になるよ。 不安定具合は、ケーブルの長さとオペアンプの容量負荷駆動力によるけどね。 オペアンプとケーブルを直結する場合のRsの役割は、容量負荷軽減と、信号源と伝送路の整合を兼ねている。
154 :
101 :2006/10/14(土) 02:29:44 ID:euwwd+kI
正しく受電端を終端した同軸ケーブルは,高周波において送電端から 見て純抵抗と見なせる事はよいですか? 低周波においては,リアクタンス成分が出てきます.しかし,それで オペアンプが不安定になるかどうかは,オペアンプの仕様によりけり であって,本質的ではありません. 理想的なオペアンプにおいては,許容負荷容量などは考えませんし.
155 :
101 :2006/10/14(土) 02:32:07 ID:euwwd+kI
>>152 では,50Ωの抵抗をオペアンプと送電端の間に接続したら,あなたの
望む回路に必ずなりますか?
実験しないと分からない部分はあるでしょう.
しかし,理論上の問題と実験しなくては分からない問題とを混ぜて
はいけません.
156 :
101 :2006/10/14(土) 02:35:18 ID:euwwd+kI
仮に発振したとしましょう. その場合,特性インピーダンスに一致させた50Ωの抵抗でなくても, 10Ωの抵抗でも,1Ωの抵抗でも,オペアンプの発振しない条件を 満たす物なら何でも良いと言うことになりますが,それで 納得されますか?
157 :
101 :2006/10/14(土) 02:41:23 ID:euwwd+kI
>>152 >DC〜1GHzをフラットに増幅するとして
そもそも,この前提が間違っています.
オペアンプは,DCから増幅できますが,同軸ケーブルを接続する
場合は,高周波のみを出力することが大前提になります.
なぜなら,低周波成分を同軸ケーブルに流すことは,同軸ケーブル
の前提を崩し,思わぬ悪い結果を生むことになるからです.
従って,もし,不安定になるようなら,高周波以外が増幅されない
よう,フィルタを用いるなどの対策が必要になるでしょう.
しかしながら,これも本質的な話ではありません.なぜなら,
それは,議題の出力に直結する50Ωの抵抗があってもなくても
考慮すべき事柄だからです.
158 :
152 :2006/10/14(土) 02:44:53 ID:ZQyveHel
せっかくOPAMP使っているのにDCから増幅しないと意味無いじゃないですか。 ならMMICアンプもってこれは抵抗も必要とせず1GHzどころかもっと上までいけますよ。
159 :
101 :2006/10/14(土) 02:50:05 ID:euwwd+kI
>>158 そうでしょうか.
オペアンプなら,S行列を使った設計も必要有りませんし,簡単そうです.
DCを増幅して,それを同軸ケーブルに繋ぐつもりですか?
そんな事をする人がいるとは思えません.
十分高周波になったときには,特性インピーダンスは,50Ωに収束して
行くものの,低周波,ましてや直流では全く違ったインピーダンスに
なります.ですので,低周波や直流成分は50Ωで整合することは出来ま
せん.
ならば,何の話をしているか全く分からなくなります.
160 :
101 :2006/10/14(土) 02:52:53 ID:euwwd+kI
そう言う意味では,オペアンプのデータシートの回路例は,実際には必要な フィルタを省略して書いてあるのかも知れません. でもそれと,議題の直列抵抗とは関係がないです.
161 :
152 :2006/10/14(土) 03:02:53 ID:ZQyveHel
>>159 通常DCはコンデンサ等カットするのが普通です。
前提にあなたがOPAMPに深くこだわっていた事。
単に信号増幅だけ考えるなら、OPAMPの大きな利点ってDCからいけることでしょ?
あとは高調波歪みが少ないとか・・・。
そんなのどうでもいいというなら、MMICの方が出力端が50Ω整合されているので
簡単だな。
162 :
101 :2006/10/14(土) 03:08:39 ID:euwwd+kI
>>161 実際の回路として,オペアンプを選定すべきかどうかという問題は,
私には余り興味がなかったのです.
なぜなら,インピーダンス・マッチングにおける,送電端に接続する
出力の出力抵抗の必要性,に興味があったためです.
理想信号源に最も近い存在がオペアンプなので,それによって,理論との
対応を取ったのです.
よって,オペアンプの直流増幅能力などに,今回は興味はありません
でした.
そういえばアジレントの2分配のパワースプリッタなんかは50Ω2本ですね。 port1--50Ω--common--50Ω--port2 16.6Ωを全てのポートに入れたほうが全てのポートがマッチング取れるんじゃないの? と思ったけど・・・ 利点としては出力ポート間のアイソレーションが取れるということなのかな?
>>154 >理想的なオペアンプにおいては,許容負荷容量などは考えませんし.
>>147 で説明されている
>
>>109-110 でリンクを張った箇所で説明されているオペアンプでも
>行けるはずです.
と言うのは、これらのオペアンプが理想的とみなせる訳ですか?
>>164 メーカーのデータシートの回路例の出力の50Ωの直列抵抗を取り除いた
場合に何が起きるかの話です.
理想的ではなくても,少なくとも,その抵抗がある段階では,例
としてメーカーが書いた回路です.
その抵抗を取り除いたとき,不安定になるかどうかの問題になります.
しかし,それは,伝送路とのインピーダンス整合の問題とは全く関係有
りません.
166 :
774ワット発電中さん :2006/10/14(土) 12:27:03 ID:ZwkuddWB
>>161 >通常DCはコンデンサ等カットするのが普通です。
「通常」って…オマイの通常っていったいナニよ?
167 :
161 :2006/10/14(土) 14:22:27 ID:ZQyveHel
. ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(;´Д`)< スンマセン、そろそろ片付けます
-=≡ / ヽ \_______
. /| | |. |
-=≡ /. \ヽ/\\_
/ ヽ⌒)==ヽ_)= ∧_∧
-= / /⌒\.\ || || (´・ω・`)
>>101 / / > ) || || ( つ旦O
/ / / /_||_ || と_)_) _.
し' (_つ ̄(_)) ̄ (.)) ̄ (_)) ̄(.))
169 :
774ワット発電中さん :2006/10/14(土) 20:20:25 ID:c+62oic6
エ〜諸君 このスレはアナログ高周波回路なわけだが・・・ とりあえずメガヘルツオーダー以上の周波数の話をしようゼ♪
170 :
774ワット発電中さん :2006/10/14(土) 20:42:30 ID:6qXHmZso
>>163 現実的には、送出側でマッチング取っておけば
受け側のミスマッチに因って発生した反射を吸収して再度送出しなくて済むから。
広帯域に使うには伝送路にマッチした抵抗を付けるよね。
送出側のマッチングを取らない回路なんて学生の脳内だけじゃね?
171 :
774ワット発電中さん :2006/10/14(土) 21:07:20 ID:c+62oic6
>>170 はなんかズレ〜だな
>>163 は抵抗分配の話だし、ブロードバンドでも扱う電力によっては
パッドは入れないゾ(入れると燃える)
何らかの高周波回路を伝送回路(伝送線路)に接続
するときはインピーダンスマッチングを考慮するのは
当たり前なんだか、それはすべて抵抗を挿入することにより
成し得るってわけじゃないからナ
>>101 のおかげで、このスレで声の大きかった人たちの理解度の低さを改めて知ることができた。
今回の反省を踏まえて、おっさんどもも今一度、基礎理論の理解を確認していただきたい。
「実際問題は…」と言って始めから理論から逃げてしまうおっさんに、回答者たる資格はない。
173 :
101 :2006/10/15(日) 00:54:21 ID:2B+04qZX
他スレでリクエストがあったので,回路シミュレーションを 行ってみました.使ったのは,LTSpiceです(SwCAD III). 結果は,大変良好で,私の予想通りの物となりました. 良い画像アップローダーを示して頂ければ,画像を貼り付けようか と重います. なお,アップローダーとしては,電気・電子板にふさわしい物が よく,猥褻画像などのサムネールなどが見えるような物以外が 必要かと思います.
175 :
101 :2006/10/15(日) 01:15:07 ID:2B+04qZX
シミュレーションも行ったので,今回は自信を持って言うことが出来ます. 伝送路の特性インピーダンスと同じ値の純抵抗で受信端を終端した場合, 予想通り,受信端での反射が起きず,何らの後進波も生じませんでした. この場合,予想通り,信号源出力と送信端間の直列抵抗を入れなくとも 結果は良好で,後進波は全く生じませんでした.この場合,これもまた 予想通り,信号源の電圧をそのまま受信端へ伝えられました. 信号源出力と送信端間に直列抵抗を入れた場合,受信端に伝達された電圧 振幅は予想通り半分になってしまいました. そして,受信端の終端抵抗の値を特性インピーダンス以外にした場合にどう なるかを調べても完全に予想通りで,受信端では必ず反射が起きます. 受信端で反射が起きても,送信端に直列抵抗がある場合は,送信端での二次的 な反射がおきませんでした.その結果,反射の往復は起きませんでした.これ は,受信端で生じた反射波が送信端に届いたとき,信号源が上手く反射波を吸 い取るような効果があるためです.これが送信端の直列抵抗役割だと予想して いましたが,その通りの結果となったと言うことです. 受信端の終端抵抗を整合させず,送信端にも直列抵抗がない場合は,予想通り, 反射波が送信端と受信端の間を何度も往復しました.受信端での電圧波形は, 伝送路を往復する時間が経過すると,正確に上乗せされていくような波形に なりました.
176 :
774ワット発電中さん :2006/10/15(日) 01:17:42 ID:Oqvnx2Bj
絵は?
177 :
101 :2006/10/15(日) 01:21:24 ID:2B+04qZX
>>176 信号波形のグラフを同一画面に見やすく並べたり,分かりやすく色
を配分したりする手間がありますので,気長にお待ち頂ければ幸い
です.
178 :
101 :2006/10/15(日) 01:36:18 ID:2B+04qZX
ところで,LTSpiceだと,T要素(Transmission Line)の途中の電圧を 見る事は出来ないんでしょうか. 今のところ両端の電圧しか見れてないので,進行波と後進波が 直感的に判別しにくく,まだ納得できない人が出てくる可能性 がありそうです.
Tラインを継続すればいけるよ
180 :
101 :2006/10/15(日) 01:45:29 ID:2B+04qZX
>172 実際問題は歩留まりでダメだろ。
182 :
774ワット発電中さん :2006/10/15(日) 21:11:29 ID:CaveRxr4
>>175 が
>>101 なのかどうかは確認できないが・・
後進波とか(反射波となぜ言わん??)言ってるしナ
>>信号源出力と送信端間に直列抵抗を入れた場合,受信端に伝達された電圧
振幅は予想通り半分になってしまいました
に関して、伝送線路の特性インピーダンスZoに対してどのような値の
抵抗を縦続接続したんだ??、信号の出力インピーダンスが、実は
伝送線路の特性インピーダンスより高くて・・・ってならわかるけどヨ
本当に信号源から見た見かけのインピーダンスが伝送線路の特性Zoと同じで
反射波の発生はないのか??
184 :
774ワット発電中さん :2006/10/15(日) 21:28:25 ID:CaveRxr4
いま 送信端Zo=50Ω------伝送線路Zo=50Ω------受信端Zo=50Ω の回路網に抵抗を挿入して 送信端Zo=50Ω---インピーダンス50±j0Ωの抵抗 ---伝送線路Zo=50Ω------受信端Zo=50Ω とした場合に送信端から受信端へ伝送される電力はオーミックロスを無視すると 当初回路の−6dBなのか・・・??? 本当に????
>>184 -3dBだな。
でも、101が言ってるのは
送信端Zo=0Ω------伝送線路Zo=50Ω------受信端Zo=50Ω
or
送信端Zo=0Ω---インピーダンス50±j0Ωの抵抗 ---伝送線路Zo=50Ω------受信端Zo=50Ω
でしょ。
送信端Zo=50Ω---インピーダンス50±j0Ωの抵抗 ---伝送線路Zo=50Ω------受信端Zo=50Ω だと,通過損失は4/9,すなわち約-3.5dBです. 特性インピーダンスがゼロの時は,負荷の規格化インピーダンスは∞になるので 電力は通過しません.
187 :
185 :2006/10/16(月) 01:47:39 ID:tC4Ehtan
ん、何か記号が変だな 送信端Zs=0Ω------伝送線路Zo=50Ω------受信端ZL=50Ω or 送信端Zs=0Ω---インピーダンス50±j0Ωの抵抗 ---伝送線路Zo=50Ω------受信端ZL=50Ω ですな。すみません。
189 :
185 :2006/10/16(月) 10:45:05 ID:tC4Ehtan
あひゃひゃ、酔っぱらってたからoが0に見えた。 送信端Zs=0Ω------伝送線路Z0=50Ω------受信端ZL=50Ω or 送信端Zs=0Ω---インピーダンス50±j0Ωの抵抗 ---伝送線路Z0=50Ω------受信端ZL=50Ω でした。度々のスレ汚しすまん。
190 :
185 :2006/10/16(月) 18:59:38 ID:tC4Ehtan
>>186 -3dBというのは、抵抗を挿入する事による損失のことです。
191 :
186 :2006/10/17(火) 00:14:35 ID:XKJTao5a
>>185 回答ありがとうございます.
こちらは適当な回答ですみません.もうちょっと詳しく説明します.
この場合,50Ωの系に50Ωの抵抗が直列に接続されますので,
入力から見た出力側のインピーダンスは50+50=100Ωになります.
すると,反射係数(S11)は(100-50)/(100+50)=1/3となります.
また,透過係数(S21)は2/3となります.
これらの係数は入射電圧と反射電圧の比ですので,
これを電力比にするには2乗する必要があります.
よって,入射した電力を1とすると,
反射損失は1/9(-9.5dB),通過損失は4/9(-3.5dB),
残りの4/9(-3.5dB)は抵抗で消費される熱損ということになります.
192 :
186 :2006/10/17(火) 00:17:52 ID:XKJTao5a
訂正します. >これらの係数は入射電圧と反射電圧の比ですので, これらの係数は入射電圧と反射電圧又は透過電圧の比ですので,
電気について素人なんだけど、受電端における効率を最大限に確保するためには、受電端のインピーダンスは何Ωになる? 送信端Zs=1Ω------伝送線路Zo=50Ω------受信端ZL=XΩ 51Ωになるんかいな?
194 :
186 :2006/10/17(火) 00:48:18 ID:XKJTao5a
>>193 残念ながらそうはなりません.
「効率を最大限に確保する」というのを「反射が起こらないようにする」
と読み取って,説明します.
この場合,伝送線路の電気長θを考慮する必要があります.
すると,送信端から見た反射係数は
(X+jZo*tanθ)/(1+X/Zo*tanθ)という式になります.
反射が起こらないためにはこれがゼロでなければなりませんので,
答えはX=1Ω,θ=N*π(N=0,1,2..,例えば180°)となります.
物理的には,受信端は入力端インピーダンスの共役になっている必要が
あることと,伝送線路で反射された波が入力端でちょうど逆相になって
いるというイメージを持っていれば良いと思います.
>>194 反射を最小限に抑えるという観点では、1Ωであることは理解できました。
以上を踏まえて質問が2つあります。
1.
単純に伝送効率(位相・波長・反射を無視する)と51Ωになるのでしょうか?
2.
話を蒸し返す事になるかもしれませんが、実際の回路設計において50Ωの伝送路&受電端において、
送電端で直列50Ωのインピーダンスが必要だと考えております。
理由としては、コネクタを介した外部接続環境においてインピーダンスが不定になる状況が想定される場合や、
受電端および伝送路における動作モードの変化に起因したインピーダンスの変化や、
電源インピーダンスの変動による伝送路および受電端のインピーダンスが変動する可能性がある場合は、
負荷変動による異常発振等が起き得る事を考慮する必要があるため、
送電端のインピーダンスを伝送路および受電端のインピーダンスと整合させる必要があると考えますが、
これは現実に即しつつ理論的に正しいのでしょうか?
最後に、自らを電気の素人と申し上げた事を訂正します。
私は、多少なりとも理屈はわかっていますが、理論で回路設計ができない末端のエンジニアです。
私自身も送電端のインピーダンスを負荷インピーダンスに整合する必要は無い場合がありうると考えていました。
一方で、現実的な回路設計を考えた場合(コスト、性能、信頼性、検証責任等)インピーダンスマッチングを取っておいたほうが、良くも悪くも無難だと考えております。
例えばマイクロストリップで繋がっていたとして両端の終端状態が違うと そのストリップは終端時よりもアンテナとして働いたりしてしまわないかと気になるところ。 同軸でも同じ。 デジタル回路のだすスプリアスも結構すごいものでしょ? 理論的な話じゃなくてスミマセン
197 :
774ワット発電中さん :2006/10/17(火) 14:41:35 ID:ke6DXF8e
お城スレでみんな(…の中には彼を馬鹿にできないような馬鹿もいた ね)からおもちゃにされていた勇者ってどこいったの?
なかなかシミュレーション結果が出てこないので、
面白半分で伝送線路のSPICEモデル作ってみました。
スケマを固めて上げておきますので、各位LTSpiceを入手の上
色々と試してみると面白いんじゃないかな…と思います。結果画像より
サイズも小さいし、みんなが弄れた方が楽しいしw
L-CのロスレスなL型ネットワークモデルになってまして、L-C一組で50Ωの
線路、2.5D-2Vあたりで100mm相当になっています。よってλ/4=500MHzを超えると
モデルとしての精度が心配になってくるところ、100MHzぐらいから下なら大丈夫かな、と。
なぜ2.5D-2Vにしたか、というと、実はRFラインに平行してトリガ信号を伝送する
事になったのでごにょごにょww (RFとトリガの送り受けその他処理の1セットなんですが…
もうちょっと複雑なことを別途してますが、それはご容赦を)。より太い同軸の場合には
単位長さ当たりのLCが減るので、より長く見えることになります。
より高い周波数(もしくは高速パルス)を相手にするなら、LとCを適宜小さくして段数を
増やす必要があるでしょう。√(L/C)=50ΩならOKな訳でして。
これを150段繋いであるので、2.5D-2V 15m相当です。一応電源と負荷のところにネットラベルを
付けてあります。
|.。oO(実はSPICEいじったこと無かったのでこんなものに苦労してしまった…
フリーで入手出来るのに150node計算可能とは、本当に恐れ入りました >Linear Technology社)
つ
ttp://radio.s56.xrea.com/radio/src/radio1060.lzh ちなみに俺は長距離伝送では入出力マッチで乗り切ることに決めましたw
200 :
198 :2006/10/17(火) 18:13:00 ID:AnzGXW2s
>>199 ウケタウケタ
内職した甲斐が…('A`)
…というか101氏はどうなったんだろう?
進行波と反射波の分離が云々とか書いてあったけど、それなら散乱パラメータ(S-parameter)で
記述したシミュレータ使えばずっと簡単じゃないかな、と思います。Ansoft Designer SVなら無償で
入手可能です。Sパラはそのまま進行波と反射波の関係を記述したパラメータなので悩む必要が
無いですよね。強いて言えばAC定常状態解析オンリーになってしまうことぐらいでしょうか。
|.。oO(ロスレス&理想電源だと何処まで行っても反射係数1ですが…でも抵抗負荷なら定電圧電源でも
定電流電源でもjXがついていても-jXでも電圧波形は出て来るんだし、マアイイや、さあ行こうかw)
>>194 釣ですか?回答と言うより引っかけ問題みたいですねwww
それ反射起きまくりだからw
その場合はむしろ反射・再反射を積極的に利用しているんですよ。
定常状態になるまで時間が必要なので使えるケースは限られている。
受信端で反射が起きないのはX=50Ωの時だけですよ。
>>198 乙です。ファイル頂きました。
MatchedとUnmachedで信号現の立ち上がり・立ち下がり時間が食い違ってますよ。
同じ(1nsとか)にして実行すると波形がかなり近づきますね。
末端で反射が発生してるのは伝送路が完全な50Ωになっていないからかな?
あー1nsじゃどう考えても早すぎるね。 妥当な立ち上がり時間ってどれくらいまでなんだろ?
Lを25.3n→25.25nに変更したら反射が少なくなった。 それでもまだ微少な反射が見えるのはシミュレータの計算誤差?
>>198 初SPICEでよくこんなに書きましたねw LTSpiceはノード制限等いっさいないですよ。
残念ながら、この線路はロスレスではないです。
LTSpiceのインダクタは、デフォで1mΩの直列抵抗が入っています(HELP参照)
この線路には150個のインダクタがあるので、全部で150mΩの抵抗があります。DC解析して電流を見ると分かります。
これを嫌う場合は、各インダクタ内のRserに0を明記しましょう。俺はあまりに大変そうなので変えてませんw
LTSpiceでもSパラシミュレーションはできます。.netコマンドを使います。下記exampleファイル参照。
C:\Program Files\LTC\SwCADIII\examples\Educational\S-param.asc
この時、Port2側のZ0=50Ωが計算時に勝手に付加されるので、うpしてもらたったファイルで計算する場合は、
R2を1MegΩぐらいにしとく必要があります。
ttp://radio.s56.xrea.com/radio/src/radio1063.zip 簡単に反射、進行っぽいのを見るファイルをうpしました。入力は単位ステップです。
RserとRLを変えながら、x0、x1、x2、xL を見てください。
おまけで、RL>=1Megにして、RserとRout(.net文内)をいじってAC解析すると、Sパラを計算します。
ちにみに101ではありません。
206 :
194 :2006/10/18(水) 00:33:22 ID:/dZnIyqe
>>201 さん
ご指摘ありがとうございます.この回答は,
送信端Zs=1Ω------伝送線路Zo=50Ω------受信端ZL=XΩ
の場合についてですので,やはり反射が起こらないのは
X=1Ω,θ=N*π(N=0,1,2..)の時になります.
例えば途中の伝送線路の電気長をゼロとした場合,
反射係数は(ZL-Zs)/(ZL+Zs)となりますので,X=50Ωとしてしまうと
この値は49/51で,ほぼ全反射となってしまいます.
>>195 さん
回答が遅くなりすみません.
>2.
>送電端のインピーダンスを伝送路および受電端のインピーダンスと
>整合させる必要があると考えますが、
>これは現実に即しつつ理論的に正しいのでしょうか?
正しいです.回路単体としてこの必要性があるかどうかは疑問ですが,
送受信機などを構成する場合は,個々の回路(アンプ,ミキサ,スイッチ等)
の入出力端はあるインピーダンス(例えば50Ω)に規定される必要があります.
さもないと,例えばアンプのパワー整合が取れるように動作点を決めたのに,
その入力端に接続されるスイッチの出力端のインピーダンスが50Ωから
ずれていたために,アンプ本来の性能が出せなかった...,といった
不具合が生じます.
1.については,質問がよくわかりませんでした.すみません.
207 :
101 :2006/10/18(水) 02:09:50 ID:9nzXswOv
>>201 >受信端で反射が起きないのはX=50Ωの時だけですよ。
私もそう思います.
>>194 さんは,何か勘違いをしておられる.
208 :
201 :2006/10/18(水) 02:41:17 ID:+xGpPvTY
>>206 さん
「効率を最大限に確保する」の定義が「最大の電力を伝送する」ということであれば
[送信端Zs=1Ω------伝送線路Zo=50Ω------受信端ZL=XΩ]の条件下において
論理的にはX=1でOKだと思いますが(ただし周波数が限定され、ケーブルの長さに大き
な制限がつくという条件が付加されてます)、
>>194 さん自身が提示した定義は
「効率を最大限に確保する」=「反射が起こらないようにする」でした。残念!!
前のレスでも書きましたが、X=1の場合、伝送路の両端で-49/51の反射が起きます。
>>194 にだって
>伝送線路で反射された波が入力端でちょうど逆相になって
>いるというイメージを持っていれば良いと思います.
と書いてあるではないですか!
明らかに上の文章は「反射は起こらない」と矛盾した事が書かれています。(笑
また、X=50の時に起こると言われている「反射」は集中定数回路内で解決されるも
のです。これは一般的に言われる反射ではなく、抵抗による分圧に過ぎません。
X=50で受信端がマッチングした状態では「伝送上の反射」は全く起こらず、
理想電源からみれば51Ωの純抵抗負荷がぶら下がってるのと等価となります。
209 :
194 :2006/10/18(水) 07:22:43 ID:/dZnIyqe
>>101 さん、201さん
ご指摘ありがとうございます。
上述の簡単な式だけで十分だと思っていましたが、
分かり易い説明でなかったようですみません。
所用がありまして、回答できるのは明後日以降になってしまいます。
もし学生さんの方でしたら、先生から別の説明を聞いてみてください。
もしプロの方でしたら、回路シミュレータで動作を確認してみてください。
>>202-205 みなさんいろいろ教えていただきまして多謝! 特に
>>205 氏
Lにデフォルトで微小なRがついてる、ってのは全然気が付きませんでした。
MatchedとUnmatchdの信号源の立ち上がり時間が違うのは、いじっている途中の
ものを不注意にupしたせいです。みなさんへの引っかけ、的になってしまって申し訳ない orz。
まあ回路は単にコピペしただけなので書くのはなんの手間もなくて、
コピペのコマンドが何か調べるのが一番時間がかかっていたりw
Sパラシミュレーションまで出来るとは、ますますLTSpice侮りがたしですね。
自分計算工学の専門では無いので判らない所がありますが、妙なリップルが
見えるのは有限な要素で近似しているの"も"原因なのではないかという気がします。
もちろん計算誤差もあるかと思いますが。LCを共に10倍にして段数を減らすと、リップルの
継続時間が長くなるようですし。そもそも伝送線路のLC近似モデルというものは、どう見ても
影像インピーダンス法で設計したパッシブLPFですから嘘が入っているのはしょうがないかな、と。
MWSpiceのようにフーリエ変換逆変換したら誤差が減るのかも知れません(使ったこと無いので
噂で想像してますが)。
|.。oO(しかし肝心の主役は?)
211 :
101 :2006/10/18(水) 10:26:20 ID:9nzXswOv
>>209 あなたが先生であるなら,先生の資格を剥奪されるべきです.
212 :
101 :2006/10/18(水) 10:33:54 ID:9nzXswOv
>>206 伝送路をどんな長さにしても,受信端の抵抗値を特性インピーダンスZ0に
一致させると受信端での反射が起きないことは,シミュレーションでも
確認しています.
その図の回路において反射が起こらないのは,ZL=50Ωの時です.
「ある地点から見込んだインピーダンス」
という概念を,あなたは勘違いなさってる.
数式を全てご自分で導出してみると,ご自分の勘違いが分かるはずです.
213 :
101 :2006/10/18(水) 10:44:15 ID:9nzXswOv
>>206 さんが,数学の分かる人であるなら,
>>131-132 を良くご覧になれば,
>>132 の(6)式において,反射が起きない条件が,Zr=Z0で有ることが
分かるはずです.
最初から厳密に導出しているので,線路長を変化させても条件が全く変化
しないことが厳密に言えることが分かるでしょう.
条件には,信号源の出力インピーダンスは含まれません.つまり,
信号源のインピーダンスは,反射を防ぐことには全く関係ないのです.
信号源のインピーダンスと受信端の終端抵抗とを一致させることも必要
有りませんし,これらの二つを線路長をパラメータとした何かの関係式に
よって結ぶ事も必要ではありません.
条件は,厳密に,伝送路の特性インピーダンスと受信端の終端抵抗とを一致
させることです.
214 :
201 :2006/10/18(水) 12:34:41 ID:+xGpPvTY
>>209 送信端Zs=1Ω------伝送線路Zo=50Ω,Len=λ/2------受信端ZL=1Ω
の回路で送信端から周波数fの信号出力を開始し、定常状態になった後に出力を
OFFする場合を考えてみてください。
もし、反射がないのであれば、出力OFF後1/(2f)秒後には受信端でも信号がOFFす
る筈です。また、出力OFF後は送信端では信号は全く検出されない筈です。
「反射がない」とはそういうことです。
しかし、上の回路ではそうはなりませんよね?
したがって、明らかに、この回路では反射が発生します。
215 :
101 :2006/10/18(水) 14:19:37 ID:9nzXswOv
>>194 >この場合,伝送線路の電気長θを考慮する必要があります.
>すると,送信端から見た反射係数は
>(X+jZo*tanθ)/(1+X/Zo*tanθ)という式になります.
>反射が起こらないためにはこれがゼロでなければなりませんので,
>答えはX=1Ω,θ=N*π(N=0,1,2..,例えば180°)となります.
この数式がどこから出てきたのか不明です.
>>131-132 の様に,基本
方程式から初めて導出して見せて貰わなければ,正しいかどうか誰にも
分かりません.
しかも,仮にこの数式が正しいと仮定しても,あなたの述べた結論には
なりません.
>答えはX=1Ω,θ=N*π(N=0,1,2..,例えば180°)となります.
は明らかに間違いで,
X=0Ω,θ=n*π(n=0,±1,±2,±3,…)
となります.
後半は単に書き方が違うだけで同じ内容ですので,気にしなくて構いませ
んが,前半は違っています.あなたの結論では,X=1になっていますが,
正しくは,X=0となります.ただし,正しいと言っても,この数式が正しく
なければ意味がありません.この数式から導かれた一応の正しい答えとし
ては,X=0となると言うことです.
あなたは,過った数式を持ち出してこられて,結論も恣意的に改ざんした
ように思えます.どうやったら,X=0の結論がX=1に変わってしまうのか
理解できません.唯一理解できるとすれば,最初から受電端の抵抗値と
送電端の抵抗値が一致した時に最適になると言う結論を得たいという願望
があったために,結論を改ざんした可能性です.
216 :
101 :2006/10/18(水) 14:29:54 ID:9nzXswOv
念のため,
>>194 さんが書かれた数式と似た数式を探し出すと,次の数式が非常によく似て
いることが分かりました:
Z={Zr+Z0*tanh(γl)}/{Z0+Zr*tanh(γl)}*Z0
この式の意味は,後に述べます.
数式として,この状態が最も美しいと思えますが,最後にあるZ0で分母を
割ってみると,
Z={Zr+Z0*tanh(γl)}/{1+Zr/Z0*tanh(γl)}
となり,非常に似た形式になります.
この式は何かというと,長さl,特性インピーダンスZ0,伝搬定数γの
伝送路の受信端にインピーダンスZrを接続したときの,
「送信端から見込んだインピーダンス」
です.
「見込んだインピーダンス」というのは,その位置での電圧を電流で単純
に割った物です.
しかし,
>>194 さんの数式では,虚数単位jが分子第二項に付いてますが,
こちらでは付いてませんので,同じ式であるかどうかは本人にしか分かり
ません,
217 :
101 :2006/10/18(水) 15:03:13 ID:9nzXswOv
出力抵抗がR,内部電圧V(t)の信号源に抵抗R2を接続した場合, Rを変えられない条件で,最も多くの電力(単位時間当たりのエネルギー)を取り出す ためのR2の条件は,R2=Rです. しかし,これは,信号源の内部抵抗Rを固定してR2を変えたときに最大のな電力を 得るための条件であって,逆にR2を固定してときに,Rを変えたときには,こうは なりません.R2を固定した場合は,R=0の時にR2が受け取る電力が最大になります. 今回の議題では,反射が起きなくするために受信端は特性インピーダンス50Ωに 等しい純抵抗で完全に終端しなくては行けません.この状態では,伝送路と受信端 の純抵抗全体を含めた部分は,送信端においては,高周波に対しては,単なる50Ωの 純抵抗のように振る舞います. よって,R2=50に相当し,これが固定された場合と見なせます.よって,電力 最大の条件は,R=R2ではなく,R=0,ということになります.
218 :
101 :2006/10/18(水) 15:24:36 ID:9nzXswOv
虚数単位jが何故,余分に付いているのかもう少し考えてみたところ, 他にも数式に違いが見つかりました,tanとtanhの違いです. tanh(j*x)=j*tan(x) の関係があるので,そう思って式を比べると,ある程度納得が出来ます. 唯一,分母にjが付いていないことを除いては.
>>193 で「受電端における効率を最大限に確保するため」の条件を聞かれて、
>>194 がこれを「反射が起こらないようにする」と読み取ったと言いながらも、
当の
>>194 は、「受電端における効率を最大限に確保するため」の条件を導き、
X=1Ω,θ=N*π(N=0,1,2..,例えば180°) と示した。
「受電端における効率を最大限に確保するため」の条件下で、この結果は正しい。
が、
>>101 は「反射が起こらないようにする」に捕まってしまい、主題を忘れてしまった。(
>>194 に騙された?)
「反射が起こらないようにする」条件は
>>101 の言うとおりだけど、
無反射の場合が効率最大ではなかった。
話がこじれてる原因はこんなかんじかな?
220 :
101 :2006/10/19(木) 00:49:36 ID:ulSlw2Bq
>>219 >>217 で私が言及したのは,Zと書かずにRと書かれていることからも
推論できるように,純抵抗の場合です.
受電端をちゃんと終端しないことには反射が起きてしまいます.
また,皮相電力が出てきてしまうので,純抵抗で成り立つ電力の
話が成り立たなくなります.
よって,受電端をきっちり終端していない場合には,そもそも,
効率を考えること自体意味を成さないのです.
ということで,話がこじれている原因は,そもそも,
>>194 さんの理解が
変な事が原因です.
221 :
101 :2006/10/19(木) 00:53:26 ID:ulSlw2Bq
>>219 >当の
>>194 は、「受電端における効率を最大限に確保するため」の条件を導き、
>X=1Ω,θ=N*π(N=0,1,2..,例えば180°) と示した。
>「受電端における効率を最大限に確保するため」の条件下で、この結果は正しい。
これも,
>>215 で書いたとおり,全くのデタラメです.
言われるように、効率を考えること自体意味を成さないむちゃくちゃな状態という認識はありますが、
このような特異な状態でも、あえて導いた条件を
>>194 は示していると思います。
あと、X=1ΩとかX=0Ωは、リアクタンスじゃなくて純抵抗って認識してます。(
>>193 の記述が紛らわしかった?)
ttp://radio.s56.xrea.com/radio/src/radio1068.png シミュレーション結果をうpします。
送信端Zs=1Ω------伝送線路Zo=50Ω------受信端ZL=XΩ
周波数単一1GHzで、伝送線路長を0cmから50cmまで横軸挿引。X=1m(緑)、1(青)、50(赤) の3パターンでのS21です。
使った伝送線路の波長短縮はないので、1GHzの半波長=15cmの整数倍の線路長 かつ X=1Ω(純抵抗)のとき、
最大の効率が得られるようです。受電端の絶対電力で見ても同様の傾向になります。
223 :
101 :2006/10/19(木) 02:18:47 ID:ulSlw2Bq
>>222 >>194 の説明だと,
>>194 に出てる数式は,反射係数だと述べられています.
しかし,物理学で行うような単位に対する「次元解析」を行っても,
明らかにあの数式の次元はインピーダンスであり,反射係数の次元とは
一致しません.
よって,確実に
>>194 の説明は理論が破綻しているんです.
もちろん,
>>222 のシミュレーション結果はその通りでしょう.
しかし,私が最初に議題に挙げた内容とのつながりをもっと明確にする
必要があります.
サンプル回路などで頻繁にオペアンプ出力と送信端の間に直列に繋がれて
ある50Ωの純抵抗がどのような意味を持つか,実質的に意味がないのであ
れば,省略可能かもしれない,と言ったような疑問に対する答えに繋げて
いく必要があります.
224 :
101 :2006/10/19(木) 02:25:28 ID:ulSlw2Bq
>>224 のような事情を頭の中に入れたとします.
それでは,その事が,送信端の50Ωの直列抵抗を省いてはならない理由
になるかどうかです.
>>217 にも書きましたが,
>>222 で調べられていることは,送電端の
出力抵抗を固定した場合に,負荷の抵抗値をいくらにすれば,
最大の電力が遅れるか,と言うような事です.
しかし,実際の問題は,反射がない事が絶対的に必要条件なので,
特性インピーダンスZ0と受信端の終端抵抗の値を一致させる必要があ
ります.
その状態では,R2を固定して,Rを動かした時の,電力最大の条件を
求める場合に相当します.この場合,R=R2ではなく,R=0が解です.
よって,電力最大の条件も,私が最初に提示した通り,送信端の直列抵抗
がない場合に一致するという幸運に恵まれたことになります.
225 :
101 :2006/10/19(木) 02:27:59 ID:ulSlw2Bq
226 :
101 :2006/10/19(木) 02:29:50 ID:ulSlw2Bq
>>224 の誤字訂正(追加):
最大の電力が遅れるか
--->
最大の電力が送れるか
絶対的に必要条件
--->
絶対的な必要条件
送信端からみた負荷側(伝送線路とX込み)のインピーダンスZinは、
Zin = Zo * (X + jZo*tanθ) / (Zo + jX*tanθ) …@
このZinと信号源抵抗Zsとの反射係数を
>>194 は求めようとして、Zsに既に1を代入してしまったため、
反射係数の式の次元がおかしく見えてるんだと思います。(でもあの式はちょっと変?)
>>194 の式はちょっと分からないので、簡単に上の@式で計算したZinがZsと等しくなれば、S11がzeroになって、
すると無損失線路であればS21が1になるので、受電端への電力効率が最大になります。
Zin = Zs を満たすには…(略)… X-1=0 かつ tanθ=0 が条件となるので、
>>194 の結果と一致します。
Sパラだけで考えるとこれだけで良さそうに聞こえますが、
実際には、受電端では反射が起きて、後退波が送信端のZsでちょっとロスってを繰り返して…と考えると
先のSパラでの結果はホントか?と疑問に感じてしまいます。
定常的にはSパラでの結果に落ち着くとは思うのですが、途中の過渡的な過程を考えてみるのはおもしろそうです。
おいらとしては途中の議論よくわからんけど
OPAMPで同軸線路使って、いままで電圧が半分、だったところが2倍になるなら、
すなわちRL側で電力4倍になるなら万々歳なんですが・・・もちろん、伝送特性もフラットでね。
>>101 さんはそれが可能だといっている。
で、どうなのよ?
229 :
101 :2006/10/19(木) 10:34:14 ID:ulSlw2Bq
>>228 シミュレーションする限り,実際に可能です.
あとは,それで何か問題が起きないかどうかです.
なんかスレが紛糾する理由が分かった気がするよ。
>
>>101 さんはそれが可能だといっている。どーよ。
ときいてるときに101が答えちゃいかんだろ(w
可能だと主張している101が「可能である」と主張するのは当然なんだからして。
>228
可能。もちろん理想アンプ、抵抗負荷条件で。Zo=50ΩにみえてもS12があるような奴はだめ。ミキサとか。
もともとソース側のマッチはリアクタンス素子でとるのが正しく、
抵抗いれるというのはパワーの損はもともと覚悟の上なので、パワーの観点で抵抗の挿入可否を
考察するのが誤り。
231 :
774ワット発電中さん :2006/10/19(木) 12:12:03 ID:pYQl4n8j
未経験30過ぎの大卒電子科卒でも回路設計士として雇ってくれますかね?
「回路設計士」すか?
233 :
774ワット発電中さん :2006/10/19(木) 14:52:47 ID:XjRJSCXe
>>231 回路かければOKだよ。
これまで書いたことのある回路の部品数とかノード数を表にまとめてアピールだ。
未経験だとつらいね。やる気と情熱で勝負だもんな。まぁがんばれ
235 :
774ワット発電中さん :2006/10/19(木) 15:09:30 ID:XjRJSCXe
236 :
774ワット発電中さん :2006/10/19(木) 15:33:45 ID:XjRJSCXe
237 :
774ワット発電中さん :2006/10/19(木) 15:40:08 ID:XjRJSCXe
デジタルチューナでも作るの?
239 :
201 :2006/10/19(木) 16:06:24 ID:QTXEDsuq
1/2λ伝送路によるインピーダンスマッチの件、過渡現象を見る為のシミュレー
ションのファイル(LTSpice)をアップしました。
ttp://radio.s56.xrea.com/radio/src/radio1069.lzh このファイルでは伝送線路にはLTRA(Lossy Transmission Line)モデルを使用
しています。1cm辺り2.5nH/1pのL-Cを持つ50Ω同軸を想定しています。
R=0としてますのでロスレスです(Rの値を変えることによりロスがある
場合のシミュレーションも出来ます)。
これですと1cm当たりの電気長が50psとなりますので、len=10とし10cm、500psの
遅延時間を持つ伝送路としています。
シミュレーションをRUNしますと、T=0に送信端から1GHzの正弦波の出力を開始し、
200ns後(200サイクル後)に出力を停止します。
定常状態になるまで、及び、出力停止後受信端での信号がOFFするまで、それぞれ
100ns近い時間が掛かっているがはっきりと分かると思います。
出力停止後に見えている信号は滞留していた反射波以外のなにものでもありません。
240 :
774ワット発電中さん :2006/10/19(木) 16:51:50 ID:gPvDWKar
>>231 不思議でたまらないんだが、何を好き好んでそんな士として
雇ってもらいたいの?そんなもんになりたいの?
"回路設計士" の検索結果 約 56,700 件 いや驚いた。そんな日本語があるのね。これはシツレイした。
>>238 いいえ、スレ違いです。
単発スレになるのを恐れて書き込みました
誤解をしていたことを責めるつもりはない。
しかし、
>>211 をはじめとした
>>101 の発言は見るに耐えない。
とりあえず、
>>101 は
>>194 に一言謝るべきだ。できなければ、このスレからは身を引くのがスジだろう。
>>101 を書き込んだ頃の謙虚な初心を忘れないで欲しい。
>243 オシロスレ見れ
245 :
194 :2006/10/19(木) 22:22:20 ID:zq2RJb4z
なんとか早く帰ってくることができました.
経緯については,ざっと斜め読みしかしていないのですが,
元々の「反射係数は(X+jZo*tanθ)/(1+X/Zo*tanθ)」が発端になっているようで.
すみません,これは明らかに誤った記述で,
「入力端から見たインピーダンスは(X+jZo*tanθ)/(1+jX/Zo*tanθ)」
が正しいです.お騒がせしまして失礼しました.
これが入力電源のインピーダンスZsΩと複素共役でなければいけないので,
答えはX=1Ω,θ=N*π(N=0,1,2..)となります.これは変わりません.
>>222 さん
ご尽力ありがとうございました.
確信はあったものの,このように示して頂けるとやはりほっとします.
>>227 さん
フォローありがとうございます.単なる誤記ですみませんでした.
定常状態での解は上記の通りで間違いないと思いますが
(つまり
>>222 さんのSパラ計算は正しいと思います),
確かに過渡応答がどうなるかは興味のあるところですね.
>>201 さん
アップありがとうございます.
しかし残念ながら私は結果を見ることができません..
また
>>214 は,反射の定義について述べられていると
思うのですが,ちょっとよく分かりませんでした.
246 :
774ワット発電中さん :2006/10/19(木) 23:00:23 ID:Jk1X/zI0
で、101は絵をアップしたの?
247 :
101 :2006/10/20(金) 00:17:41 ID:YPIV/X/e
>>246 めんどくさくなってしまいました.
シミュレーション結果は,ちゃんと出てますが,シミュレーションや
実験でしか納得できない人に,助言を求めること自体,意味がない物
でないかと.
あれだけ,整然とした理論を示したのに,それでは納得できない人達
に何も教わることはないんじゃないかと.
248 :
101 :2006/10/20(金) 00:22:18 ID:YPIV/X/e
>>243 デタラメを書いていたのは,
>>194 さんの方です.
あとから自分の言ったことに辻褄を合わせるために,屁理屈を
述べているようにしか思えない.
数式が間違っているのに,結果だけ合っているなんて事はあり得ない.
あるとすれば,他人が導いた結果だけを覚えているに過ぎない.
偉そうな発言からすると,万が一,こういう人が日本で指導的立場に
立っているとすれば,由々しき事態で,全身全霊を書けて,
また,一生をかけて引きずりおろしてやらねば,日本のためには
なりません.
なんとしてでも潰してやらないと行けない.
強い意志を持って化けの皮をはがす必要がある.
249 :
101 :2006/10/20(金) 00:24:22 ID:YPIV/X/e
一生の仕事として,こういう偉そうなくせに,本質を分かっていない 人間を引きずり下ろす,それが私の指名だと考える.
250 :
101 :2006/10/20(金) 00:26:44 ID:YPIV/X/e
あれだけ明確で簡素な数式を用いた理論を理解できず,シミュレー ターを頼り,素子の値を実際に変えてみないと納得できないような 人が,頭がいいはずはない. それは実験馬鹿だ.実験系は体力勝負だ.理論系と同じと考えて 貰っては困ります.
>由々しき事態で,全身全霊を書けて, >なんとしてでも潰してやらないと行けない. >それが私の指名だと考える. 御高説は尤もだが、これじゃ説得力がないねぇ・・・ 極めてバカっぽい文章だな。
252 :
101 :2006/10/20(金) 00:32:54 ID:YPIV/X/e
私の予想としては,最初の101の書き込みの後,誰かが, 「実はそうなんです.いいところに気付かれましたね. 詳しい理屈・・・」 位で終了するだろうと予想していたが,それはとんでもない 間違いだった. それでも最初は,言葉だけの説明で気付く人がほとんどだろうと 考え,数式を用いずに語った.ところが予想外に的を外して理解 出来てない人が大勢だったので,数式を用いた厳密バージョンの 発言を書いた.これで,今まで反論していた人はどうするのだろう かと思っていたら,今度は,その数式や理屈に反論せずに, シミュレーション結果を示して,反論とも同意ともつかぬ事を 書いてきた. めんどくさい.とにかくめんどくさい.
253 :
101 :2006/10/20(金) 00:34:14 ID:YPIV/X/e
>>251 あの私の数式での説明を見て,納得できない人には,
何の理屈を持ってしても納得できない.
何か不備があるなら,箇所を示して反論すべきだ.
それ以外のウダウダは要りません.
254 :
101 :2006/10/20(金) 00:37:06 ID:YPIV/X/e
>>245 それであなたは,送信端の直列抵抗は必要だと思うのか,必要ない
と思うのか.
>>253 別にアンタの屁理屈に興味はないよ。
文章がバカっぽいからそう言っただけだ。
256 :
101 :2006/10/20(金) 00:42:09 ID:YPIV/X/e
>>255 変換ミスです.馬鹿馬鹿しくて読み返してまへんでした.
すんまそん.
彼の日本語能力は書くのも読むのも高くないことはこれまででもう十分見えてるから・・・・
まあ、ヒステリーはみっともないから、程々にしとくんだね。
259 :
201 :2006/10/20(金) 01:47:25 ID:KqmENGXk
260 :
774ワット発電中さん :2006/10/20(金) 01:51:51 ID:5Q51WqBS
>101は知ったか君を論破するのが一生を掛けた生き甲斐らしいから、今の状況は望むところだろう。
|.。oO(めんどくさい、って言うのなら掲示板に書き込むのだってめんどうでしょうに…
既にLTSpiceのスケマが何種類かアップローダーに上がっていて、
複数の人がそれを見ていじっている状況下にあるというのに。
ついでに、啓蒙ならこんな場末の掲示板でやらずとも、もっと良い所がありますよ。
http://www.analog-technology.or.jp/ 割と有名なNPO法人で、群馬大学を拠点に活動してます。アナログ高周波屋も
多数、参加しているそうです。ここに連絡を取って講座を開かせてもらったり、
技術誌への投稿を支援してもらうと効果高いですよ。
それこそ日本のためになるんじゃないかと…正しければ、の仮定付きですが :-P)
この手のシトはリアルタイムで反応が返ってこないところには行かない。
264 :
774ワット発電中さん :2006/10/20(金) 10:03:46 ID:yk2ovCCL
176 774ワット発電中さん 2006/10/15(日) 01:17:42 ID:Oqvnx2Bj
絵は?
177 101 sage 2006/10/15(日) 01:21:24 ID:2B+04qZX
>>176 信号波形のグラフを同一画面に見やすく並べたり,分かりやすく色
を配分したりする手間がありますので,気長にお待ち頂ければ幸い
です.
246 774ワット発電中さん 2006/10/19(木) 23:00:23 ID:Jk1X/zI0
で、101は絵をアップしたの?
247 101 sage 2006/10/20(金) 00:17:41 ID:YPIV/X/e
>>246 めんどくさくなってしまいました.
シミュレーション結果は,ちゃんと出てますが,シミュレーションや
実験でしか納得できない人に,助言を求めること自体,意味がない物
でないかと.
あれだけ,整然とした理論を示したのに,それでは納得できない人達
に何も教わることはないんじゃないかと.
...もったいぶらず見せてあげたらいいのに。
そもそも抵抗いれるアプリなんて一部だからどうでもいい話
266 :
KP :2006/10/20(金) 15:43:04 ID:cpSZfhLk
AMPの仕様書に、 ロードインピーダンス=100Ω (Rout=0Ω時) って書いてあるんですが、 ロードインピーダンスって、負荷のインピーダンスってことですよね? つまり、このAMPを負荷として見たときの入力インピーダンスってことですか? また、Rout=0Ω時ってどういう意味なんでしょうか? 素人ですみませんが、教えてください。
>>266 AMP出力端から見たドライブする負荷のインピーダンスだと思います。
仕様書のどのセクションにどういう形で書かれているのか詳細が分か
らないので、どんな意味で書かれているのかは不確かですが。。。
型番等を書いて頂けると、もっとマシな回答があると思います。
268 :
KP :2006/10/20(金) 22:59:49 ID:ugySJtz2
型番は書けないんです。すみません。 AMPの特性の欄(Gainとか色々書いている欄)に、 ロードインピーダンス 100Ω (測定コンディション:Rout=0Ω)って 書いてあるんです。 ずっとデジタル畑で育ったんですが、デジタルICだと 入力インピーダンスとか出力インピーダンスの特性が載っているのが一般的だと思うんですが、 特性欄にこう書いてある場合は、どう解釈すればいいんでしょうか? ドライブする負荷のインピーダンスっていうのは、ドライブ可能な負荷(あるいはインピーダンスマッチングなしでドライブする適切な負荷の抵抗値ってことでしょうか?) その場合、Rout=0Ωって意味が、さっぱり分かりません。
今日になってもまだ、定常反射係数と瞬時反射係数の違いを理解してない老害を散見する。 これでは、馬鹿の壁とか言われても仕方ないぞ!おっさんども、しっかりしろ!
>>268 データシートのどこかにRoutの説明ないですか?
想像で書くと、RoutはAMPの出力端子の直ぐ後に置く直列終端抵抗で、
Rout=0つまり抵抗を省略した場合はロードインピーダンス 100Ωって
ことかな?これはMINなのか、それとも100Ω限定なのかその辺はこの
情報だけでは分からないですな。
>型番は書けない 非公開の資料って事か。 仕様を書いた人間が理解してない、という可能性も。
273 :
201 :2006/10/21(土) 01:32:08 ID:7UUMK6pH
>>271 揚げ足を取ってるつもりは毛頭ないが?
間違いとは何のことかね?
ごまかす気はないから指摘してくれたまえ。
274 :
101 :2006/10/21(土) 02:21:34 ID:Qa8bkUuE
>>271 数式を使った議論まで示してあるのですから,間違いがあるなら箇所
を指摘してください.
275 :
KP :2006/10/21(土) 06:43:55 ID:Lf2xsuXl
>>267 , 270
Min 100Ωです。
ところで、ものすごく基本的な質問なんですが、
ICのロードインピーダンスっていう意味がさっぱり分かりません。
ICの特性として持つインピーダンスって、
インプットインピーダンスとアウトプットインピーダンスだけじゃないんですか?
ネットを散々調べたけど、ロードインピーダンス=ICに繋がる負荷のインピーダンス
って載ってます。
僕の認識では、
ICのアウトプットインピーダンスと負荷のインピーダンス(接続先のICの入力インピーダンス+配線のインピーダンスの合成抵抗)のマッチングをとらなきゃいけないって事なんですが、間違ってますか?
でもその特性表には、アウトプットインピーダンスが載ってなくて、ロードインピーダンスが載ってるんです。
でも、アナログICってMinだけとか、Typだけの特性多いですね。
全部ないと手抜きに見えてしまうが、そんなもんなんですか?
>>272 まだ暫定版って奴です。
そんなんを、アナログ素人の俺に渡されても。。。
>>273 ,
>>274 >>201 で,
送信端1Ω---伝送線路50Ω---受信端50Ω
で反射が起こらないとか言ってなかったっけ?
これ間違いじゃないの?
>276 あのあたりは効率最大と無反射を混同した議論で、 なにを間違いと主張しているかを把握しないと矛盾してるように見えるので注意。 1. 送信端1Ω---伝送線路50Ω---受信端50Ω; 受信端から送信端へむけた反射なし。 2. 送信端50Ω---伝送線路50Ω---受信端1Ω; 送信端から受信端へむけた反射なし。 3. 送信端1Ω---伝送線路50Ω---受信端1Ω; ケーブル長が1/2λの整数倍でエネルギー効率最良。 4. 送信端1Ω---伝送線路50Ω---受信端2500Ω; ケーブル長が1/4λの奇数倍でエネルギー効率最良。 5. 送信端1Ω---伝送線路50Ω(長さ L)---受信端X Ω 長さ L が与えられている時、リアクタンス分含めて X を自由に定めて良いならば、 3, 4 と同等の効率を得ることができる。受信端リアクタンスが0であるとするならば、 ケーブルは1/4λの整数倍以外では 3, 4 と同等の効率を得られない。 なお、3, 4, 5 では定在波が立つ。 ケーブル長をある長さにしたときに得られる最良点が、1 や 2 のケースと比較して トータルで良い結果であるかどうかは送信側の構成に依存する。 送信側インピーダンスを抵抗で作ったか、LC で作ったかその他もろもろもろもろによるので。
278 :
201 :2006/10/21(土) 12:07:09 ID:7UUMK6pH
>>276 送信端と伝送線路の境界で反射は起こりますが、反射波の経路の長さは
理論上ゼロですので、反射波が発生し入射波と重ね合わされRsに消費さ
れるまでの時間はゼロです。
つまり反射波の存在時間はゼロです。
もちろん、現実の回路ではこの部分の経路長をゼロにすることは不可能で
しょうが、十分に短い場合は、近似的にゼロと見なせます。
>278 受信端の条件が文面に入ってないんだが。 受信端インピーンダンスがいくらであっても送信端反射は起きないってことか?
280 :
201 :2006/10/21(土) 12:23:28 ID:7UUMK6pH
>>279 はい。送信端での"波"の反射は受信端の状態とは全く無関係です。
>>276 >あのあたりは効率最大と無反射を混同した議論で、
効率ってのはS21ってことで良い?反射ってのはS11ってことで良い?
>>278 送信端1Ω---伝送線路50Ω---受信端50Ω
の時の話かな?
このとき、送信端から伝送線路側を見たインピーダンスは
いくらで計算してる?
282 :
201 :2006/10/21(土) 13:05:42 ID:7UUMK6pH
>>281 そうです。[送信端1Ω---伝送線路50Ω---受信端50Ω]の時の話です。
この場合、伝送線路のインピーダンスは50Ωです。
受信端での反射がありませんので、定常状態における実効値におい
ても伝送線路のインピーダンスは50Ωです。
反復しますが、送信端と伝送線路の境界での"波"の反射は
送信端と伝送線路のインピーダンス比によって決定されます。
受信端インピーダンスは無関係です。
>>282 う〜ん、では、
送信端1Ω---伝送線路50Ω---受信端50Ω
の回路において、S11、S22、S21はそれぞれいくらになるの?
普段Sパラ使っているのでこっちにしてもらえるとありがたい。
>>282 追加。
>この場合、伝送線路のインピーダンスは50Ωです。
>受信端での反射がありませんので、定常状態における実効値におい
>ても伝送線路のインピーダンスは50Ωです。
自分もまったく同意見なのだが、これと送信端インピーダンス1Ωは
どう考えても反射起こりまくりなんじゃない?
だって
>>282 によれば、1Ωと50Ωが繋がったのと同じことなんでしょ?
285 :
201 :2006/10/21(土) 14:04:39 ID:7UUMK6pH
>>284 >>ても伝送線路のインピーダンスは50Ωです。
>
>自分もまったく同意見なのだが、これと送信端インピーダンス1Ωは
>どう考えても反射起こりまくりなんじゃない?
しかし、その「起こりまくり」の反射は非常に短時間(理論的にはゼロ)で
収束しますから。
送信端での反射と伝送線路に送出された後に発生する反射を同等に扱うべき
ではないという事です。
送信端での反射が問題になるような電源も現実にはあるでしょうが、それは
また別の問題です。
286 :
201 :2006/10/21(土) 14:07:13 ID:7UUMK6pH
>>283 >送信端1Ω---伝送線路50Ω---受信端50Ω
>の回路において、S11、S22、S21はそれぞれいくらになるの?
この回路にはポートがないので、Sパラメータ計れません><
>>285 う〜ん、全然わからない。
過渡応答を無視すると、
送信端1Ω---伝送線路50Ω---受信端50Ω
の回路では、送信端での反射0、
受信端に到達する信号1と考えればよいの??
>>286 送信端(1Ω)をポート1、受信端(50Ω)をポート2にすればいいのでは?
288 :
201 :2006/10/21(土) 14:17:59 ID:7UUMK6pH
>>284 もともとが、「低いインピーダンスを持つドライバを伝送線路に
接続する場合に直列終端抵抗が必要か?」というところから議論
が始まっています。
SGのようなユニット化された電源を考えているのではありません。
もしかしたら、その片が食い違ってるのかも?
289 :
201 :2006/10/21(土) 14:52:00 ID:7UUMK6pH
>>287 [入力ポート1Ω---[伝送線路50Ω]---出力ポート50Ω]
こういう回路の機器を1Ω→50Ωのインピーダンス変換器と
して作ったとしたら、S11は49/51になるでしょう(笑
>>289 でしょ?だったら
送信端1Ω---伝送線路50Ω---受信端50Ω
の回路は反射起こりまくるんじゃないかな?定常的にね。
ま、
>>201 の
送信端1Ω---伝送線路50Ω---受信端50Ω
で反射が起こらないとか言ってるのは間違いということで。
自分でも分かってるんでしょ?
それよりも、
>>277 が
>4. 送信端1Ω---伝送線路50Ω---受信端2500Ω;
>ケーブル長が1/4λの奇数倍でエネルギー効率最良。
という良さげな答えを出してくれた。
いわゆるλ/4変成器だが、
>>245 が示した入力端から見たインピーダンス
(X+jZo*tanθ)/(1+jX/Zo*tanθ)が正しいとすると、
θ=n*λ/4(n=1,2,..)の時、この値はZo^2/Xとなる。
これがZsと等しいとすると、Zs=Zo^2/Xで、Zs=1Ω、Zo=50Ωを
代入して、X=2500Ωが得られる。
ナイスな提言。
>>291 を訂正。
誤:θ=n*λ/4(n=1,2,..)の時
正:θ=n*λ/4(n=1,3,..)の時、、、かな?
度々すまん。
294 :
201 :2006/10/21(土) 16:54:48 ID:7UUMK6pH
>>291 >送信端1Ω---伝送線路50Ω---受信端50Ω
>で反射が起こらないとか言ってるのは間違いということで。
送信端と伝送線路の間に境界を置くことが自体が不適当であると
主張しています。
ドライバの出力素子から伝送路の入り口までの経路が集中定数回
路(点)として扱える場合を考えているのですから。
そうで無ければそもそも直列終端になりませんから。
共役整合だけが整合ではない。
例えば、通常の短波帯辺りの送信機の出力インピーダンスは無限大に近い。
しかし、最適負荷抵抗はかけ離れたものであることが多い。
だが、実際はその最適負荷抵抗で終端(インピーダンス変換→ANT)してやれば反射はしない。
したがって、
>>291 > 送信端1Ω---伝送線路50Ω---受信端50Ω
> で反射が起こらないとか言ってるのは間違いということで。
は、正しいとはいえない。
ただし、この場合送信端側が共役整合でないということは、別な問題を抱えることになる。
296 :
295 :2006/10/21(土) 17:28:38 ID:hkZJcwyB
>>295 ちょっと訂正。
× だが、実際はその最適負荷抵抗で終端(インピーダンス変換→ANT)してやれば反射はしない。
○ だが、実際はその最適負荷抵抗で終端(インピーダンス変換→ANT)してやれば不具合は生じない。
追加
送信端とケーブルの間では共役整合ではないが、最大電力輸送(送信機の効率)を実現しているという意味で考えると反射はない。
>>294 もういいよ。少なくとも
>>193 に対する答えにはなってないよね。
勘違いや間違いを認めて次の話題に進まないと、
話が収集つかなくなっちゃうでしょ。
>>295 う〜ん、意味不明。
そんなことより、
>>277 は良いこと言ったよ?
3.送信端1Ω---伝送線路50Ω---受信端1Ω;
ケーブル長が1/2λの整数倍でエネルギー効率最良。
4. 送信端1Ω---伝送線路50Ω---受信端2500Ω;
ケーブル長が1/4λの奇数倍でエネルギー効率最良。
この2条件が
>>193 に対する定常状態での答えということでいいよね?
さて次は、過渡応答ですが。。。
298 :
201 :2006/10/21(土) 18:18:51 ID:7UUMK6pH
>>297 >>193 はどうみても
>>101 の議論の流れを引きついだ上での
質問と解釈したまでです。送信端のインピーダンスと伝送路の
インピーダンスが決まっているという想定のですから、低イン
ピのドライバに50Ω線路を直結する場合の話であると。。。
そうでないならば僕の勘違いでした。僕ももういいです。
>297
過渡応答の波形もサイン波の重ね合わせで書け、
それが歪まずに伝わるということは周波数特性、群遅延特性がともにフラットであるということと同値。
で、 送信端10Ω---伝送線路50Ω---受信端 10Ω(黒), 50Ω(青), 500Ω(赤) のケース。
ttp://radio.s56.xrea.com/radio/src/radio1081.png 10、500Ωでの電力ピークはほぼ等しく、50Ω時よりも上にある。
10、500Ωでの受信端での群遅延特性はぼろぼろである。
電力効率最大点で群遅延が100nsよりはるかに大きくなるというのは定常状態へ時間が掛かるという意味だな。
50Ωでは群遅延、周波数特性とも平坦。ただし得られる電力は10、500Ω時を下回る。ソースインピを抵抗で作ったから。
送信端50Ω---伝送線路50Ω---受信端 10Ω(黒), 50Ω(青), 500Ω(赤) のケース。
ttp://radio.s56.xrea.com/radio/src/radio1080.png 受信端インピーダンスにかかわらず群遅延、周波数特性が平坦になる。
そして電力最大点は受信端インピーダンスが50Ωの時に得られる。
>>299 面白い結果だね。
このデータからいろいろ考察できそう。
ところで、上の方のグラフはI(RL)*V(LOAD)と書いてあるのかな?
縦軸は何を意味するの?
>300 1W = 0dB とするデシベル表記になってる。 そっか、上の左縦軸は W 表記にすればよかったんだ…
>>301 サンキュ。dBWってやつね。
送信端10Ω---伝送線路50Ω---受信端 10Ω(黒), 50Ω(青), 500Ω(赤) のケース
では、10Ωと500Ωとでピークの出る周波数が交互になっているのが
面白い結果だね。おそらく、受信端50Ωの時以外は全てピークを有する
曲線になって、50Ωを境にピークの出る周波数が変わるんでしょう。
この場合はλ/4変成器の動作をするのは、受信端250Ωの時だね。
ちなみにこの計算で入力電力(電圧かな?)はいくら?
このスレを活動中心にして、上矢印(”↑”)を使って レベルの低い、役にたたないレスがあちこちに書かれており迷惑です。 ぜひ、レベルの低い発言、役に立たない発言を自粛して下さい。 そういう多量の発言としつこい粘着行為では、軽石さんと同じで、嫌われます。
先週までの嵐が収まって秋らしくなってきたみたいですね(謎)。 なんの役に立つか判りませんが(笑)、F行列(ABCDパラメータって言い方もあるのかな)置いていきます。 これを見て自力で解いてくれることを祈ります。 伝送線路のF行列、γ:伝達係数、l:距離、Z0:特性インピーダンス [ coshγl Z0*sinhγl (sinhγl / Z0) coshγl ] 電気回路の心得のある人なら、この行列を使ってλ/4とかλ/2でのインピーダンスマッチング条件やら、 端子電圧・電流を導き出せるんじゃないかな、と。
今だいたい10〜20GHz帯をカバーできるウィルキンソン型パワーデバイダを作ろうとしてるんだが なかなかうまくできません。どうしても高周波帯でロスがおおきくなってしまいます。 デバイダを作るときのコツとやらは何かあるんでしょうか? ちなみに「マイクロウェーブ技術入門講座[基礎編] 」という本を参考に作ってます。
基板の材質は?
307 :
305 :2006/10/30(月) 01:02:24 ID:Qw1kr6f5
>>306 材質名とかはわかりませんが、比誘電率3.3、厚さ0.8mmです。
>>305 以下自己責任で試してみて下さいw
たぶんその基板は使わない方が良いかと思います。おそらくPPEかPPOと推定します。推定があたりなら
tanδがそれほど良くないのと、その誘電率-厚みの組み合わせではパターン幅が太すぎて放射が
大きくなり、特性がかなりうねっているのではないかと思いますがどうでしょう?
で、εr=2.2のテフロン基板を使うと良いです。各テフロン基板メーカで最も特性が良いグループです。
可能ならRT/Duroid 5880がベスト。基板厚は上が20GHzなら、厚めでt0.38、薄めでt0.25に
しておいた方が良いでしょう。コネクタを付ける場合は放射を押さえるために、中心導体が
Φ0.5とかΦ0.3に細くなっている物を選びましょう。50ohmパターンの幅にしっくり付きます。
それから当然2〜3次の広帯域ウィルキンソンになってると思いますが、アイソレーションの
抵抗が付く所はぐっと近づけて、抵抗も1608裏返し実装とか、いっそ0603を付けると良くなります。
実は抵抗体までの伝送線路(チップ抵抗の電極部分も含む)があると特性が劣化します。
本当はアルミナ薄膜もしくは厚膜で抵抗部分も一緒に焼き付けると良くなるので、検討してみては
如何かと。古い設計品だと、このメインラインから分岐する伝送線路を短く、かつ放射が出ないように
するためにワイヤボンディング用抵抗やリボンボンディングの抵抗を使ってあることもあります。
チップ抵抗を使うなら、チップの真下に穴を開けて抵抗が宙に浮くようにすると良いのですが…
…電気的には良いのですが、実装・信頼性には問題が残ることが。裏返しでチップ抵抗を付けるのも
同様で、電気的には良いですが現場からクレームが来ることが多いかと。
パターンはぱっと見、ひょうたん型にすると良いです。極力緩やかなカーブを描くように。ベンドは
使用しない方が良いです。もしも長くなっても良いなら、Y字にしてやるともっと良いのですが。当然
アイソレーション抵抗の後で左右に振り分ける事になりますが、ここも緩やかなカーブにしましょう。
最後に天井全面に電波吸収体を入れるとぐっと良くなる可能性がありますが…
…吸収体は最後の武器だ、我々は忍者(ry
冗談はさておき、放射が大きい場合には、理論限界性能よりもロスは増えますがうねりがなくなるので
見かけの性能が良くなることがあります。参考まで。
うぉっ!
>>305 じゃないけどモーレツに感動しました!
310 :
305 :2006/10/30(月) 14:05:14 ID:qmA1yKPh
>>308 ありがとうございます!材質名はまだ確認できてないですが、上記の内容である程度実験してみようかと思います。
参考書では全く触れられてないような内容で、すごく詳しくタメになりそうです!
いろいろ検証してみての結果をまたカキコしたいと思います!!
311 :
305 :2006/10/30(月) 14:12:28 ID:qmA1yKPh
追記ですが、
>>308 さんがおっしゃってるように、特性がかなりうねってます。
あと、ひとつ質問なのですが、t0.38とかt0.25というのは、厚みが0.38mm、0.25mmという認識でよろしいでしょうか?
>>311 ふふふっ、タメになるかどうかは保証しませんよ。何しろ2ちゃんねるのカキコだしwwww
やはりうねってるんですね。詳しい話は出来ませんが(難しいので途中で挫折した)、
定性的には波長に比べて基板厚が厚いと、ちょっとした不連続点での輻射が多くなる傾向に
あるそうです。なので周波数が高くなるほど基板が薄い方が良いのですが、一方で基板が
薄くなるとパターン幅が狭くなって抵抗分による損失が増えてくるというジレンマがあり
難しいところです。ウィルキンソンの場合、途中の線路のインピーダンスが高くなる=細くなる
ので、パターン幅のエッチング精度も問題になってきます。最後に行き着くのは、
精密なパターニングが可能なアルミナ薄膜なのですが…
閑話休題。
tとは厚み(thickness)のことで、その認識でOKです。それぞれ米国では15mil/10milとキリが
良い数字で、日本ではmm単位有効2桁で呼ぶことからt0.25/t0.38と言えば通じます。テフロン基板を
やっている基板屋さんなら、十中八九ストックしてます。
オマケ:パターンを見せているメーカーって少ないのですが、Y字ストレートタイプを見つけたので。
カンだけどRT/Duroid 5880使っているみたいですね。
ttp://www.princetonmicrowave.com/power_dividers.php
>t0.25/t0.38と言えば通じます そうなんだー。まじめに254/381で呼んでた。 テフロンは高くてなー。加工機で削ってもドリルがすぐ駄目になるし……
>>313 無意味にハッチングしてない?超硬の刃を回転早め移動速度遅めに設定すれば、
そんなに極端に消耗しないと思うが。
315 :
チラシの裏。 :2006/10/31(火) 10:37:47 ID:O7gnQ6NG
難しいことを何も考えずに高周波のパターン設計できるのは、通常のやり方で4GHz位までだしな。 それ以上は、マイクロスプリットライン上の伝送モードが変わり(複合モード)、Zo・εrは周波数によって変動するようになる。 昔、導波管の高次モードを習った時、何でこんなめんどくさいモード使うんだ?と思ったことがあった。 複合あるいは高次モードは同軸でも問題になるというのも、学校ではじめて習った。 スプリットラインのインピーダンスが低すぎると、幅が広くなりすぎてスプリットの幅方向の電流が均一でなくなり正確な動作把握は困難。 高すぎる場合は、スプリットラインの厚みに対して幅が狭くなりすぎて厚みの影響を補正するのが面倒。 最近まったくタッチしてないから、詳細すっかり忘れてしまった。 ・・・さて、仕事仕事。
316 :
305 :2006/10/31(火) 16:18:56 ID:xH8rr2vf
>>308 さんの助言にそってやってみました。
基盤が合致するものがなかったので厚さ0.2mm、誘電率3.3の基盤にしました。
S21において-3dBのフラットを期待してるのですが、どうしてもうねってしまいます。上が-3.5dB、下が-10dBくらいで。
1.8GHzの周期でうねってるようですが、このうねりの原因って何なのでしょうか?
一応もう2〜3同じように作ってやってみます。
何かあれば皆様アドバイスをお願いします><
>>316 >S21において-3dBのフラットを期待してるのですが、どうしてもうねってしまいます。上が-3.5dB、下が-10dBくらいで。
>1.8GHzの周期でうねってるようですが、このうねりの原因って何なのでしょうか?
入力端-出力端が空間で結合している可能性は高いかと思います。とにかくうねりの原因を取るのが先決。
当然リターンロスも悪いと思います。フラットに10dB以上=VSWR2以下が出てないようなら、基本的な
何かが間違ってます(いや、本当はウィルキンソンでVSWR1.5以上でも酷いんですが)。
まずは入力端-出力端の距離が70〜80mmぐらいじゃありませんか? コネクタが適当なエンドランチャに
なってないのかも。
>>308 に書いたように中心導体が細くなっている物を使ってますか?
例えばオリエントマイクロだと、BL52-1215-00/-02みたいな物がベストです。絵はこれ
ttp://www.orient-microwave.com/web_c/connector/SMA/img/15-4.gif 次にきちんと出来ているウィルキンソンなら、アイソレーション抵抗を取っ払ってもQマッチセクションとして
働くので、抵抗を全部取っ払ったらどうなるかも見てみましょう。まあまあ良い性能だったら抵抗まわりが
良くないって事になります。
それから全体に手をかざして近づけるとうねりが消えませんか? そしたら電波吸収体をフタ全面に
貼るとロスが増えますがフラットネスは回復します。
あと基板とケース壁面の隙間に金属体(マイナスドライバとか)を差し込んで、動かすと様子が変わることは
無いでしょうか? もし様子が変わる場合はGND側に不連続部があります。こうなるとお手上げ。ケースの設計を
やり直すしかありません。試作的にはアルミホイルで不連続部を埋める事も出来ない事はないのですが。
基板屋さんに出さずに自家加工しているようですから、ひとつ50Ωの伝送線路だけの物を製作して、
フラットな特性が出るかも試してみるのも手です。同じケースを使えば尚良し。たかが同軸-マイクロストリップ
モード変換、されどモード変換、って事で(笑)、モード変換=コネクタ取り付け部をきちんと作るのが
実はなかなか難しかったりします。
ここまでで判らない場合は、2ちゃんねるで聞くのは無理があるかも。基板材質からケース寸法基板パターンまで
全て晒すのなら別ですが…それならどこか同軸コネクタ屋の技術担当に聞けば、良いアドバイスをくれるかも
知れません。
|.。oO(まさかとは思いますが誘電率が違っていてインピーダンスがおかしかったです ><o.
…なんてことは無いですよね? PPEやBTレジンとか、あまつさえFR-4だったりした日には…)
>>315 ストリップラインじゃね?
>316
317のいうように、コネクタ+線路から、単純なT分岐、ウィルキンソンで一段の、
それから増やしてって徐々に段階を追った方がいいと思われ。
急いがば回れで。
319 :
774ワット発電中さん :2006/11/01(水) 19:55:50 ID:6+JbfQ/Q
ウィルキンソン回路って教科書も含んで大体1段構成だが これを多段構成にすると、スペースの問題だけ解決してやれば ブロードバンドで利用できるぞ、実際の機器では意味がないから 使っていないがナ 昔の(Y)HPをはじめ、セキテクノトロンとかウィルトロンとか東陽テクニカ なんかで扱っていたUSAあたりの測定器屋さんの製品に結構有ったヨ 今も有るのか???昔の話だ ちなみによく覚えているのがHPのブロードバンドのデバイダー 特性はほんとによかった、Sパラを測定するとデバイターの特性より 測定系の方がリターンロスが大きい・・・ でも中身は電子回路と言うより、なんか精密な箱根細工って感じだった こりゃ高くて当然と納得した覚えがある、まだ新人の頃だナ
ウィルキンソンのパターンをひょうたん型にするのってスペース節約以外に何か意義あるの? 真っ直ぐの場合と何か違うんかい?
>>319 いや実際設計で2段3段は割と良く出るし、虎技CD'99のどこかにも解説あったぐらい有名かと。
非常に良くあるのが800-2300MHz。
教科書とか参考書って、みんな何を読んでるんだろうか? やはりArtech Houseのシリーズ?
それとも総合電子出版のなのか(本屋でチラ見したことがあるけど結局買ってない)。
>>320 意義はない。しかしそれで節約できるスペースがどれ程大きいことか考えてみると良いかと。
昔某社の研究所に居た人曰く「MMICの集積度の低さと言ったら、銀座に3000m滑走路を
持つ飛行場が有るような状態だ。何とかならないものかのぉ…」「プリント基板の実装密度の
低さと言ったら浅草に空自基地があるようなもので(ry…花やしきみたいに立体に集積化できんのか」
…飛行機オタ・ミリオタ多いですよねこの業界w 個人的にはウィルキンソンを見ると森林公園の
車両基地あたりを連想するのですがwww…orz
チラシの裏だけど、こーいう業界って若いエンジニア育ってんのかね?デバイダとかの話題でふと…
けっこう育ってると思うし、それほど悲観的な状況ではないかと。 今はPCの性能が上がったおかげで電磁界シミュレータがサクサク動くから、 正しい理論的基礎知識を持った若手ほど、シミュレータを駆使して成長してくる。 世の中、便利になったと思うよ。
324 :
774ワット発電中さん :2006/11/04(土) 20:07:41 ID:9ED4R5XY
↑ 正しい! 理論的?? 基礎知識 ナ〜 正しくない 実践的 応用知識 ってあるのかネ 実際の現場のでの感想は、基礎的知識が余り無く、 PCを使っての各種作業は早いが・・・ なぜ??その結果になるのか??について系統立てて 説明できる香具師は、それ程多くないナ
理論を知らずにシミュレータ使ったって使いこなせないし、PCでカット&トライするか 半田ごてでカット&トライするかの違いだけ。
要するに、使えないおっさんどもはさっさと引退してくれても大丈夫だよってこと
>>327 いや、この世界は多分に経験がモノをいう。
一概にそうはいえんよ。そんな俺は大学院生。
ずいぶんと年老いた仮面院生だなw もっと志を高く持たないと、先が短いぞ! あ、年寄りだからホントに短いのかwゴメン
324が文盲ってのはよくわかった
331 :
774ワット発電中さん :2006/11/05(日) 20:02:34 ID:scH8OAtn
別に高周波に限らずなんだが・・・
ソフトの中身は、単に理論的内容だけではなく、
過去の経験則からの、ヒロヒロな鼻薬が重要なんだナ
もっとも、最終的には、その鼻薬部分も理論解析できる分けなんだが・・・
だから
>>328 の主旨はあながち、まったくの勘違いとは言えん
さらに良いソフトとは、その過去の経験則に基づく部分も、完全に
網羅している物って事ダナ
>>331 経験も役にはたつが、天才プログラマを見ると
そうでもないと思う。
上矢印書いてネットに粘着してるようじゃ
いい年喰った爺さんが何吠えてんだよ(^^ )バーカ
つう感じだね。
333 :
774ワット発電中さん :2006/11/05(日) 23:24:56 ID:a/X3zRFf
おい!今日オレのCAL KIT持ってったヤツ 出て来い!!!
334 :
774ワット発電中さん :2006/11/06(月) 01:22:21 ID:2tM0sWtg
すいません、AMBっていう同軸コネクタってご存知でしょうか? ググルと七星科学の製品のようでもあるのですが、同社のWebサイトにでは見つかりませんでした。 ワンセグチューナに使っているものです。映像系なので75オームかなぁと思っていたりします。 識者の方々、ご教示のほど、よろしくお願いいたします。
335 :
774ワット発電中さん :2006/11/07(火) 20:27:58 ID:Ml7brNbJ
>>333 オイオイ
オマイんトコでは、CALKITTは個人持ちかい
ウチンチは測定器1台に1キットもナイゾ・・・
>>328 高周波回路は実装方法が悪いと全く動かないから
経験が大切なのはわかるけど、これだけ先端の開発ツールが
出てくると、旧式の経験では歯が立たないと思うよ。
今や、↑書いて得意になっているような爺さんの出る幕は無い。
>>334 一寸ググって見たところ、USBワンセグチューナーの紹介ページがヒットしました。
つ
ttp://konsu.sakura.ne.jp/special/dhoneu2.htm この写真を見た感想では、SMBコネクタに近い大きさ・形状のような気がします。
ケーブルの先端のL字型コネクタなんかはいかにもSMB互換品っぽいです。
もしかしたらSMBのtypoか、Aから始まる頭文字にわざと変えてSMB寸法互換・MIL非準拠の
コネクタとしてラインナップしてあるとかの可能性もないとは言えないでしょう。
#MIL準拠だとコストダウンが難しいらしい。確かJAEとかHRSに存在したような気がする。
#MILにはコネクタの構造がこと細やかに規定されているが、SMBは構造を工夫すると
#部品点数が減るのだ。で、工夫したらSMBとは呼べなくなってしまうのですが、接続は
#当然OKだったりします。
UHF以上で、アンテナの接続でプッシュオンコネクタの場合、SMB寸法互換品は割と良く
見かけます(無線LANアクセスポイントとか)。もう少し小さいのでMCXってのもありますが、
抜き差し回数の制約や機械的強度がぐっと厳しくなり、ロッドアンテナ直付けには使えないように
思われます。
それと直付けロッドアンテナ/外部アンテナを取り替えて使える構造から見ても本体のOEM
メーカとアンテナのOEMメーカが違う可能性は高いと思います。そうなればそうそう特殊な
コネクタを採用するとは思えません。
あとこの手の小型スナップオン同軸コネクタはまず間違いなく50ohmです。75ohmだと中心導体が
細くなり過ぎてさらに壊れ易くなります。
もしお手元にチューナーをお持ちなら、SMBのプラグを入手してそっと挿してみるのも手かと。
秋葉原ならラジオデパート1Fの神保商会と西川電機、3Fの斉藤電気へ現物を持って行ければ、
一般的な同軸コネクタなら何とかなるかも知れません。
…以上、推定だけで情報ほとんど無くて申し訳ありません OTZ
大きさがわかりにくいけどSMBとは1.5倍くらい大きさが違うよ
339 :
337 :2006/11/09(木) 17:21:02 ID:037QI+7Y
>>338 そうでしたか。本当に申し訳ありませんでした orz
>同軸コネクタはまず間違いなく50ohmです。 75?MCXってのがあるナリよ。
指定した周波数を中心とする指定した範囲の電波の強さを測る計測器は, RFパワーメータであってますか. 電界強度計も同じ意味? どんなのがあるのかな??
343 :
774ワット発電中さん :2006/11/30(木) 20:02:05 ID:tdhBeHPs
>>341 任意の周波数F0を中心として、任意の周波数帯域傳Wの電磁波
のレベルを測定する物=スペクトラムアナライザーだ、
あのさ、指定した任意の帯域って部分が気になるな??
何をしたいんだ??
電界強度計の場合、確かに受信機入力電圧で表示されるが
目的とする電磁波がCWでないとき(変調されている)、受信回路の
IF段のFILTERの特性が効いてくる事があるしサ
>>343 RF送信回路がちゃんと設計通りの周波数を出力しているかと、
FSK変調させようとしたとき、ちゃんと出力の周波数が変化しているか
知りたい。あと,出力されている電波の強度も知りたい.
スペアナでいいんでない? パワー測定について精度が必要ならパワーメータ
>>345 スペアナは、高くて選択肢に上りません。
347 :
774ワット発電中 :2006/12/01(金) 12:07:45 ID:pMCG/DPu
>344 RF送信回路がちゃんと設計通りの周波数を出力しているかと、 FSK変調させようとしたとき 普通のパワー計では周波数が解らない。 高いとかの問題ではなく、スペアナでしょう。 メーカーの人なのかな? 会社にないの?
348 :
774ワット発電中さん :2006/12/01(金) 20:00:48 ID:5wOy6ap/
送信周波数が知りたければ周波数カウンター でもDSとかFHのSSなんかだと反応なしダナ あとサ、ナローバンドなら角度変調の変移の幅 は安いスペアナでも観測できるが、マイクロ波でFが結構高くて かつ変調速度も速いと並のスペアナじゃどうだ?? 駄目だろ
テクトロのリアルタイムスペアナ使ってみて〜 使ったやつ、感想聞かせて〜
>>349 ちょっと前、計測器展で見たことあるよ。
少し弄らしてもらったが、個人的にはイマイチ。
趣味の世界かな。変調波扱わないと威力発揮しない。
雑音レベルもイマイチな感じがしたし。
値段聞くとかなり高い。まともに揃えると余裕で1000万を超える。
自分が購入担当なら同等値段クラスの純粋なスペアナを選ぶ。
ものすごい高級機が余裕で買える。
みなさん来週は同窓会ですねwww パシフィコで逢いましょう、ナンチャッテ |.。oO(営業向けの展示品解説書作らなくちゃ)
>>354 このスレのコピーをお持ちの方には記念品を・・・ なんてやらないの?
むかしのMWEで配布してた紙製計算尺がまた配布されないものか
申し訳ありません。助言をお願い致します。 40GHz程度対応のバイアスーTで10万円以下で購入できるもの ありますでしょうか? ア○レントは高すぎて・・・ ご存知の方お願い致します
>>358 必要な帯域が狭くて良ければ基板にラジアルスタブとλ/4側結合ラインを作れば
高性能な物が安くできますよ。
50MHzから40GHzまで広帯域な物が必要なら、諦めてアジから買って下さい。
あ、でも来週のMWE2006で輸入商社とKコネを作っているメーカーに片っ端から
聞いてまわるともしかしたらもしかするかも知れません(笑)。
360 :
774ワット発電中さん :2006/12/09(土) 19:48:39 ID:MsH/9D54
↑
仮に味程度の物があったとしても、劇的に安い可能性は無いな
で
>>358 は何の用途ナン??
レスありがとうございます。 物性実験(高周波用ではなし)の特性試験で、40Gまでの広い範囲での 応答を見る必要がありまして・・・ アジのは経費上買えないようなので、何とか考えないといけません。 アンリツという会社のはやっぱり高いのかな。 週明けにあたってみます。
362 :
774ワット発電中 :2006/12/10(日) 13:56:46 ID:c4poFPf4
>361 40GHzとなると20万円はするでしょう。 26.5GHzまでなら、アジレントのが手元に何個かあるけど。
>>361 40GHzまで特性見るのなら、
コネクタなんかも高級品使わないといけないから、気をつけてね。
364 :
774ワット発電中さん :2006/12/10(日) 19:56:15 ID:bBHroKMO
>>361 ちなみに
味は高いと言うがナ、国産メーカーもおんなじヨ
さら〜に、アンリツとかアドバンとか(それ以下はあってもなくても良い所ダ)
は納期管理とか相変わらずダゼ、味は基本的に全部輸入だから、在庫をある程度
持っているし、もし無くなってもいつはいるかはかなり正確に回答してくる
国内で汎用RFテストセットは味にかなわないだろ
(あくまでも汎用、何しろアンリツ≠NEC、アドバン≠富士通だ
国策がらみは別)
パルス(10ns)をパルスジェネレータで素子に印加したいんですが パルジェネはBNCコネクタ、プローブはKコネクタ。 単純にBNC-SMA変換コネクタ+両側SMAケーブル以外に良い組み合わせ あるでしょうか? KコネクタにSMAをつなげるのは耐久性がまずそうなので気になっています。 初心者質問で申し訳ありません。
366 :
774ワット発電中さん :2006/12/12(火) 20:39:56 ID:p1n0DFSQ
あのサ、プローブってどんなプローブ?? とあるものをプローブとして使っているって事?? 本来Kコネってバルスジェネで扱う周波数で使うものでは ないからナ、Kコネの嵌合はトルクレンチ必需だぁ、耐久性 うんぬん以前に・・・
>>365 それで良いのか、ってのはちょっとおいておくとしてw
SMAオス-Kコネメスで勘合させた場合、まっすぐ挿せば大丈夫なのですが
ちょっとでも軸が曲がった状態で挿すとKコネメスの中心コンタクトがひしゃげますので
充分注意しましょう(でもやっちゃうんだよね…orz)。
プローブはきっと数十GHzのデジタイジングオシロで、アイパターンを見るって
話何じゃないでしょうか? ちなみにKじゃなくてAPC3.5かも知れないですね。
APC3.5だと、曲がった状態で挿すと、中心コンタクト内部の薄い板バネがひしゃげます。
しかも外観からは一瞬では判らないという恐ろしさ。
余裕があるなら両側Kのケーブルを用意するのが一番良いです。
耐久性について言えば、中心コンタクトさえひしゃげなければ大丈夫。実はKの方が
SMAより耐久性高いです。挿抜試験をやると、SMAメスって意外と耐久性が低いです。
SMAの方がスリ割りが少なくて機械疲労が蓄積し易いみたい。しかし上記の理由で
Kの方がひしゃげて壊れ易く、故に長持ちしにくかったりします。
>>365 パルスをそのままデバイスに入れて、何を見るの?
30〜40GHzくらいの周波数だと、パルスをダイレクトに入れても
あまり面白い波形は得られないと思う。
普通は、SG(Kコネ)から出力される信号をPGで
パルス変調して、その信号を観測すると思うが。
365です。 ちょっとスレ違いだったのかもしれませんが、 パルス電圧を与えると抵抗変化する素子がありまして、 変化する閾値電圧の測定をする予定です。 今のところusは単純な測定でできるのですが、 nsのパルスを用いた測定は初めてで質問させて頂きました。 できれば、パルス印加中の電流がモニタできればベストなのですが、 ちょっと難そうですので、パルス印加→印加終了後に抵抗測定、 を繰り返す測定を考えています。
>>366 プローブは高周波用のGSG(〜20GHz)を使う予定です。
トルクレンチ必要なんですね。早速用意します。
>>367 回答ありがとうございます。
一応予算は余裕があるので、両側Kのケーブルを用意します。
ご指摘のとおり、パルジェネとデジタルオシロ(数GHzですが)を
組み合わせて素子抵抗変化をモニタできないかと考え中です。
(でもまだどこにオシロをつなげばいいのだろうといったレベルです。
低レベルで申し訳ないです・・・)
いろいろノウハウあるんですね・・・もっと勉強しないと。
371 :
774ワット発電中さん :2006/12/15(金) 02:19:56 ID:+gubIge/
高周波コイルの中小メーカーの社長やってます。 知識のある人募集中です。 年齢40位迄で・・・。 一緒に仕事やりませんか?
372 :
774ワット発電中さん :2006/12/15(金) 02:56:49 ID:zPQll22m
高 知 年 一 ???
ところでみなさん今日は寄り合い@横浜行くんですか? 昨日は本当に人が少なかった。知り合いにもあまり会えなかった。 不景気なのか知らん? |.。oO(立食パーティーはなかなか美味しかったので良かった。特にピザと貝殻の形のパスタのチーズソースwww 昨日の説明員で良かった)
>>360 上↑を使う年配のおじ様へ
俺様天才というスタンスで 人を小バカにする発言表現に不快感を感じています。
今後電電板で発言される場合は、礼儀ある姿勢、文章でお願いします。
>>61 長射程の自己レスwww…orz
結局実験の費用が確保できた、ってことでやってみました。やはりOKでした。これで一安心。
傾きはだいたい0.17V/10dBでテストした4ピース全部が、有効2桁以上揃ってました。
3GHzまでは使えるようですが、その先はSGが無いので知りません orz。
興味ある人は居ないみたいですが、一応参考まで。
今年はAPMCやってるんだから、MWEの方は駄目だろう。 MWE自体、あんまり規模が大きくない感じ?
380 :
774ワット発電中さん :2006/12/29(金) 11:36:22 ID:xeoWJbIr
高周波用基板で高誘電率と低誘電率の物があるけど どう使い分ければいいの??
>>380 場末の設計者的選択基準をば…
(1)2.2〜2.6のグループ:性能優先のテフロン基板。2.2付近の物は性能も素晴らしいが、ガラスクロスが
少ないので機械的な特性に若干不安あり。2.6付近は妥協の産物で、コストパフォーマンスが良い傾向にあり。
妥協と言っても、BTレジンやPPEと比べると月とスッポン。数が出る携帯電話帯のカップラ・デバイダなんかは
性能も最高の物を求められるが価格が厳しいので、現時点ではεr=2.6のがベストの模様。
|.。oO(RT/Duroid 5880はマイクロ波回路屋では知らない者は居ない、神のプリント基板だw)
(2)3.3付近:主力はBTレジンやPPE。高性能なFR-4って感じで使える。熱膨張率がテフロンより俄然良いので
パワーアンプまわりとか、機械強度も高めなので巨大サイズになるアンテナ基板向け。昔はテフロン基板より
安かったけど、最近は差が小さくなった(テフロンが安くなった)。
テフロン系のは、セラミック粉末とのコンポジットタイプが一般的。熱膨張率ではテフロンより良いけど…いまいち
存在価値が不明(実は軍用品で意外に歴史があると聞いたことがある)。
|.。oO(京セラのPPEは本当に良いですよ…しかしコストではFR-4に適わない上、スルーメッキ可能な基板屋が限られるorz)
(3)6.0付近:コンポジットテフロン基板で、3.3のグループにあるヤツの、セラミックの割合を変えて作る。プリント基板上に
フィルタを作るとか、ベアチップを直接実装・ワイヤボンディングとかするので無ければまあ使うことは無いでしょう。
|.。oO(余談だけどコンポジットテフロン基板はカッターで切り込みを入れるときの手応えが、凄く気持ち良いwww)
(4)10付近:フィルタ入りの回路設計時の最後の武器。これもコンポジットテフロン。こいつの上に折り畳んだフィルタを入れ
込むと驚くほど小型化が可能だったりする。裏技としてはεr2.2の基板回路上にεr10の基板で作ったフィルタやカップラや
PIN Di SWを入れる、なんて事をして自家製SMD部品を作るケースも…
|.。oO(普通やらないなぁ orz …でもλ/4線路を短く作れるから)
|.。oO(チラシの裏でごめんなさい)
明けましておめでとうございます。 (´-`).。oO(正月ですね…
387 :
774ワット発電中さん :2007/01/15(月) 20:31:42 ID:M1WYq39/
藻マイラ 今週は江東区方面に行くのか?? 基板屋さん関連も同時開催だし・・
>>387 俺は行く予定。金曜日にw
ほぼ毎年行ってるし。はんだごてやニッパーやディスペンサを見て
ハァハァするのが正しい回路設計担当の姿だとおもう。
アナログ高周波屋としてはあまり収穫ないけどね…
90MHzくらいの高周波信号を増幅するICを探しています。 ゲインは20dBそこそこあれば十分です。 お手軽に4端子くらい(IN,OUT,Vcc,GND)でハンダがしやすい大きさのものを ご存知ないでしょうか? 若松や共立など、ネット販売してるお店であるとうれしいです。 どうぞよろしくお願いします。
391 :
389 :2007/01/27(土) 12:34:42 ID:UtYpvwun
>>390 ありがとうございます。
これってミニパッケージですよね?
これまでにμPC1676Gを組んでみたのですが、
煙を吹いて終わりました。
なのでミニパッケージにはこりごりです。
μPC1676Gの場合はICにつながるカップリングを省いてしまい、また、Vccのデカップリングコンも
入れてなかったから火を吹いたのだと考察してます。
カップリングやデカップリングコンを入れなかっただけで火を吹くことってありますか?
ICの足の配置や、5Vはきちんと供給していました。
壊れるのは当たり前だ。 高い金払ってモジュール品買った方が良いよ。
>>391 俺も、
>>392 に同意。
一般的に、部品は必要だからつける。
Cが何らかの理由で必要だから、Cをつける。
その理由がわからないのに、勝手に部品を省略する・・・・ry
395 :
774ワット発電中さん :2007/02/14(水) 20:15:30 ID:HoUTJWtS
NSのLMH6739という高速ビデオアンプを使った簡単な回路を構築する予定です。 電源電圧は5Vで駆動させる予定です。電源とGNDの間にパスコンと電解コンデンサ を入れるのは当然としまして、それ以外に電源とアンプの間だに回路を付ける必要 はあるでしょうか?ちなみに電源は5VのスイッチングACアダプタ(5V-2A)を使う予定です。
>395 いるかもしれないし、いらないかもしれない。時と場合と状況による。
397 :
774ワット発電中さん :2007/02/14(水) 21:27:50 ID:jyV4BdJk
日本で高周波回路が最も優れていると考えられる企業を教えてください!
>>395 どういう用途に使うかによる。
スイッチング電源なら3端子はあまり意味を成さないかもしれないが、
スイッチングノイズは抑圧しきれないのでチョークいれたりとか・・・
399 :
395 :2007/02/15(木) 00:08:21 ID:UxKfnu86
特に入れなくても問題無いでしょうか・・・? チョークというのは100μHくらいのコイルのことですか?
つ「フェライトビーズ」
401 :
395 :2007/02/15(木) 03:25:11 ID:UxKfnu86
フェライトビーズに関して調べてみました。 単なるインダクタンスではなく、抵抗+インダクタンスというメカニズムで ノイズをエネルギーとして消費してくれるんですね? ちなみに電源という直流に対しては抵抗として振る舞うかと思うのですが 電源とICの間に直列に抵抗成分を入れてしまって問題無いでしょうか?
>>401 高周波的にと考え、直流的にはフェライトビーズを貫通する銅線の抵抗となる
なんでみなさんそこまでプロの技術が身についてるんですか? 最近アナログ回路の基本的な入門書読んだけど、トランジスタ技術見たら全く意味不明でした。 来年これが仕事になるとしたら全く何もできません・・・どうすればいいんでしょうか。
気にするな、みんなそこから始めたんだから。 ただ、入門書がそらで書けるぐらい読み込んで覚えろ。
>>403 大丈夫。行き先が大手企業の場合、新入社員のほぼ全員がアナログ回路を理解していないから。
|.。oO(オームの法則どころか、logやsinも判らない連立方程式も解けない、って学卒の例もあるから…)
卒業後すぐに回路設計出来るヤツは、電子回路を趣味でいじっていた奴に限られるのですよ。
高周波屋だと、アマチュア無線を趣味にしていない限りは皆初心者。結局は会社で仕事しながら
理論→実践→理論→実践…とやって覚えていくしか無いのです。例外もあるかもしれませんが、
個人的には見たこと無いですね。
あと高周波屋については、英語を読むのが苦手だと大きなハンデになりますので。
新入社員どころか、それなりの年数積んでる香具師でもアナログ関連はテンデ駄目なデジタル屋はゴロゴロいる。 アナログ屋でも、高周波の取り扱いは根本的なところで抜け落ちていて……なんてザラ。 高周波関連は研究室がそれ系じゃないとハムやってた奴には太刀打ちできない罠。 でも、プロでハムやってる人間はともかく、ただのアマチュアな人達は結構デタラメだから勉強しないと危険だね。 EHアンテナとか喜んでる人って何考えてるんだろう
もうみなさん趣味が仕事みたいな感じなんですか? そこまでいけたら幸せだろうなぁ。
>>395 すこし ン?? ナンダガ・・
>電源とGNDの間にパスコンと電解コンデンサを入れるのは当然としまして
とあるが・・・
409 :
774ワット発電中さん :2007/02/17(土) 21:23:57 ID:6yKU22cE
彼は最近いたるスレに質問しまくってるよ。 夢はでっかく希望は高く。 でも質問内容からして実際に何か作った経験は殆どなさそう。 そのペースじゃ完成する前に意欲が失せる方が先かな。 自作は勢いが大事だ。グダグダ細かいことばかり気にしてないで、 とりあえず動くものを作ってみるのがいいと思う。
411 :
395 :2007/02/18(日) 04:17:31 ID:VwbcnleE
あいすいません(´Д`lli)ゞ 石橋を叩いて渡る性格が災いしてなかなか第一歩を踏み出せない人生を歩んできました。 おかげさまである程度の骨子は見えてきたのでそろそろ製作の方に取りかかろうと おもっています。助言ありがとうございましたm(_ _)m
>>411 ところで+5V単電源? データシートを見ると±5V入れるようになっているので、
もしかしたら-5VをDC/DCで作るか、+10VにしてAC結合で使うかのどっちかにしないと
いけないような気が。
少なくとも歪み特性を見る限りは0〜+5V/AC結合では思った通りの特性が出ないような。
一般に印加電圧を下げると消費電流が下がり、GBWも下がる傾向があるのでf特も
劣化する可能性がありますが…Vs=7V(=±3.5V)まではグラフが載っているので、逆に
言えば5Vで使うとかなり性能が落ちる可能性が。
|.。oO(知っていてあえて+5V片電源にトライするのなら良いのですけど…)
413 :
395 :2007/02/19(月) 15:50:52 ID:9oByxaJ3
>>412 そうなんです。LMH6739は±5Vの電源が必要なので+5Vだけでなく-5Vの電源も
作る必要があります。というわけで今のところLT1054というボルテージコンバーターIC
を使って+5Vから-5Vを生成する予定であります。
ちなみにもちろん生成した-5Vの電源の方にもフェライトビーズを入れるつもりです。
>>413 なるほど…
…釈迦に説法かもしれませんが、LT1054はスイッチドキャパシタタイプ故にもともと-5Vにちょっと電圧が
足らない(多分LMH6739のアイドル35mAだと-4.5Vぐらいでしょうか)のでオフセット電圧が発生する可能性が高いです。
カタログスペックよりかなり大きくなるので、AC結合して使った方が良いかと(現実には前後の回路にも寄るので
実はオフセットが出ても良いのかも知れませんが)。
本当は9Vか12Vのアダプタを持ってきて、正電圧側は3端子で、負電圧側はLT1054のVrefを使ってキッチリ
±5Vに仕立てた方が良いように思いますが(もっと良いのはLT1054を単なるインバータとしてだけ使って
負電圧側も3端子入れる)、部品点数を考えたら多少のオフセットはCでカットが良いのかも。でもそれならば、
片電源にして、入力端子を中点電圧に浮かしたらLT1054がそもそも不要だったり…そんな手間をかけるなら
実験用にちゃんと±が出るトラッキング電源を用意する方が簡単かなとも思ったり…5Vの絶縁DC/DCモジュール
は高くないのでそれに変えれば問題なし…でも大きさが問題かも知れないし…
|.。oO(難しいですねw -4.5〜+5.0だと中点が+0.25Vになっちゃうんですよ。しかも負荷に電流を流すとき、
マイナス側に振れて出力電流が増えると電圧低下が大きくなって、結果オフセットが増えてしまうので
あまり大きなスイングでは使えなくなってしまうという問題が…どれくらいのスイングで負荷にどれだけの
電流を流すかで決まってくるのですが。もちろん歪みがどれだけ許容されるかも問題ですが、ICの性能を
かなり貶める使い方のように思います。無論、それで問題ないケースもあるので余計に何とも言えないのですよ)
415 :
395 :2007/02/19(月) 22:54:22 ID:9oByxaJ3
>>414 そうですか、アンプを使う場合負電源側の電圧もきっちり取った方がいいわけですか。
AC結合に関しましてLMH6739に入れる前は設けていますがLMH6739の出力は
ダイレクトでCRTのRGB入力につなぐ予定です。
ちなみにLT1054は結構入手に難があるのですがこれを使おうと思ったのはインバーター
として使ってもそこそこの電流が取り出せるからです。もしインバーターとしてではなく
レギュレーターとして使うのであればスペックが落ちても入手しやすい7660を使った方が
いいかもしれませんね。
>414 考えすぎ。 5V2AのACアダプタからLT1054で-5V作るくらいなら 最初から±電源用意すれば良いだろ。 ACアダプタ2個とかね。
アダプタ2個は電源の立ち上がり時間とか危険だなぁ。なんせ電源投入がそれぞれ手動?だからw 出来合いのDC-DC買ったってそんなに高くないからそれでも良いんじゃないかな。 多分HDTVとかそのくらいの信号DC〜100MHzを扱うんだろうけど、もちろんプリントパターン起こす前提でしょ? この石の扱いは高い周波数慣れていないとちょっと大変かも。
419 :
774ワット発電中さん :2007/02/27(火) 18:56:46 ID:YsZhcErs
突然ですが、悩みがあります。 オシロスコープの波形情報のみで、負荷インピーダンスを 特定できるでしょうか。 方向性結合器で進行波と反射波を見ているのですが、 この情報では足りないのでしょうか。 スミスチャートもにらめっこしていますが... 修行中です。
他に基準となる情報が無いとダメじゃないのかな。 負荷の位置に負荷の代わりに開放や短絡を繋いだときの 入射波と反射波の位相の関係や、負荷の代わりに整合を 繋いだときの入射波と反射波の振幅の比率など。
>>419 タイムドメインリフレクトメーター(TDR)が使えると良いですね。
電圧反射係数が大きさと位相差を決定できるのですから、観測点と負荷までの距離を
入れて計算すれば、負荷インピーダンスが容量性か誘導性か、伝送線路の特性インピーダンスに
対してどれくらいの大きさかを特定できます。
観測点と負荷までの距離が不特定の場合、ステップ応答で反射波が帰ってくるまでの
時間も観測しないと、負荷インピーダンスについて反射係数の大きさだけしか特定出来ず、
位相が不明になってしまいます(スミスチャート上で一定半径の円上に居る事だけ判るが、
確度が判らない…でも高周波屋ではそれで満足なケースも結構あったり…)。もっともステップ
電圧(=方形波)を入れて測るのが一般的なので、あとは時間軸の分解能だけかと。pSecオーダー
になるのでその辺のオシロじゃなかなか太刀打ち出来ませんけど。
ところで負荷までは特性インピーダンス一定の、ロスが無視できる伝送線路で良いんですよね?
これが不定だったりすると、キャンセルするための情報=オープン/ショート/ロードを
負荷の位置に繋いだ時の値を使ってさっ引く必要があるのですが…ロスが判っているなら
等価回路として入れることが可能ですが、インピーダンス一定で無い場合はかなりきついですよ。
422 :
774ワット発電中さん :2007/02/27(火) 19:48:23 ID:YsZhcErs
基準負荷はとりあえず500Ωのボリウムを使っています。 50Ωで反射波がゼロに近づくことを確認しました。 ボリウム可変では、入射波と反射波位相は変わらず、振幅が変化する のも確認しました。 オシロでは振幅と位相が確認できるのでポーラチャート を使用するのでしょうか。
423 :
774ワット発電中さん :2007/02/27(火) 20:02:19 ID:YsZhcErs
>>419 です
基準負荷は1.5D2Vを0.3mの長さでつないでいます。なので無視できる程度です。
周波数は13.56MHzでサイン波を使います。
プラズマ系の負荷変動をリアルタイムに観測するのが目的です。
424 :
774ワット発電中さん :2007/02/27(火) 20:16:53 ID:J6388dXB
↑ リアルタイムって言うけどどの程度を想定してんダ?? たとえば毎秒◎■ポイントとかサ 周波数一定で変化なしのCWなら方向性結合器を使えば オシロにこだわらなくても行けるでしょ もちろん使っても良いけどネ
425 :
774ワット発電中さん :2007/02/27(火) 20:38:49 ID:YsZhcErs
リアルタイムとはいっても、マッチャーの動作時間もありますので 毎秒5ポイント?が目標です。 最初は検波で計画していたのですが、この業界にもDSPとか デジタルパワーループやらが出始め ”検波だと周辺回路が必要だし、いっそ情報量の多い波形でどうだ” といった流れなのです。
オープンとショートで、反射波の位相が180度違う筈なのですが…それを確認するのが先決かと。 VRを変えると反射波の振幅が変わるのは観測できている訳ですから、極端な条件=オープンと ショートを見てみた方が早いでしょう。
427 :
774ワット発電中さん :2007/02/28(水) 09:31:58 ID:Am3Kqyqv
>>419 です
極端な条件=オープンとショートの件ですが、
アンプの出力に影響を与える様で、高調波が発生?してしまい波形が乱れます。
BPFを挿入しようと思いますが、ほかに良い方法はありますか。
また、VRでの観測はできたので、誘導性,容量性についての 良い評価法は
ありますか。
428 :
774ワット発電中さん :2007/02/28(水) 09:57:23 ID:Am3Kqyqv
>>419 です
極端な条件=オープンとショートの件ですが、
アンプの出力に影響を与える様で、高調波が発生?してしまい波形が乱れます。
BPFを挿入しようと思いますが、ほかに良い方法はありますか。
また、VRでの観測はできたので、誘導性,容量性についての 良い評価法は
ありますか。
つコンデンサ
うーん、いっそのことダブルバランスミキサーを持ってきて位相検波すると簡単かも。
詳しくは
ttp://rfwireless.rell.com/pdfs/TN_WJmphase.pdf そもそも信号源が方形波だったら観測しやすい筈なんです。それにオープン・ショートが
きれいに観測できないなら誘導性・容量性の負荷は位相差がさらに小さいので観測が
難しいかと。
高調波を切るなら、グループディレイ=位相回りが大きくなって訳が判らなくなるので
BPFではなくLPFの方が良いです。しかもベッセル関数のやつ。でも切れ味がとても悪い…
それからマッチャーがあるならば、オートでもマニュアルでも良いですが、マッチャーで反射波が
充分に下がる位置を記録、実験の前に予めマッチャーから見たインピーダンスを何点も測っておいて、
今この位置だから負荷のインピーダンスがR+jXだ、ってやる方が現実的かも。ただこれだと
ループに入れる情報が後からやってくるので目的には沿わないでしょうか。
アカデミックな研究なら、日本高周波とか(株)AET辺りに聞いてみると良い答えがあるかも。
お金が絡む変わりに、2ちゃんねるより良い回答をくれると思いますよ。
431 :
774ワット発電中さん :2007/02/28(水) 13:11:33 ID:Am3Kqyqv
位相検波は、アマチュア無線のアンテナチューナで見たことがあります。 いろいろ試して、最後に残してあります...。 反射波の位相は50Ωを境に180度反転します。入射波と反射波の位相差は10°程度ですが、 オープン・ショート時は、位相差90°に激変します。この現象が良く分かりません。 振幅値については、スミスチャートにプロットしたところ妥当性がありました。 また、容量性(コンデンサシリーズ接続)も試しましたがスミスチャートの シュミレーション結果と合いません。
>>431 >反射波の位相は50Ωを境に180度反転します。入射波と反射波の位相差は10°程度ですが、
>オープン・ショート時は、位相差90°に激変します。この現象が良く分かりません。
いや、合ってます。これで正しい結果が得られるメドが立ちましたね。スミスチャートってのは
ポーラーチャートで、電圧反射係数をプロットする物です。で、ここに正規化インピーダンスについて、
インピーダンスの実数部・虚数部が同じ値になる点を結んだ物をスミスチャートと呼んでいるわけです。
パッシブな負荷の場合には電圧反射係数の絶対値が1を超えることはありませんから、チャートの外側が
半径1の円になってます。
で、ショート時がスミスチャートの一番左側(-1,j0)、オープン時が右側(1,j0)、コンデンサを負荷に
付けたときは1/(jωCZ0)で表される、正規化された点になります…と文書だけじゃ判りにくいので、
一休みしてこの辺をじっくり読んでみて下さい。
つ
ttp://www1.sphere.ne.jp/i-lab/ilab/kairo/k1.htm (I-Labさん有り難う)
反射波の位相が50Ωを境に180度反転するのは、負荷が純抵抗なので中心線上を(-1,j0)側から
(1,j0)の方へ移動するので、原点から見るとベクトルの位相=電発反射係数の位相が180度変わります。
計算でも反射係数がマイナス側からプラス側に動くし、チャート上の抵抗値目盛りにプロットしていく場合でも
同様だから、理屈と測定結果が良く一致しているのです…
(…ここまで当たり前の事を偉そうに書いて、ごめんなさい)。
で、50Ω付近の位相差が10度程度ある問題ですが、おそらくは方向性結合器と同軸ケーブルの長さが、
電気長にして5度程度あるのだと思われます。行って帰っての差が10度ですから負荷までの距離はほぼ半分の
5度と言うわけです。距離にするとエアで300mm程度。
>>423 では1.5D2Vで300mmと書いてありますから、まあまあ
有りそうな値です。本当は同軸線では波長が短縮されるので、観測結果の位相差は10度より大きくて、
15〜16度ぐらい有るのではないかと思います。
コンデンサをシリーズにしたときの結果とシミュレーションの結果が合わないとの事ですが、おそらく
どこか勘違いがあるのではないか、と思います。13.56MHzなら割と理論通りの結果が得られる筈…
ひとつ、ゆっくり考えてみて下さい。
|.。oO(ところでコンデンサはいわゆる巻物でなくて、セラミックですよね? 巻物のマイラ、スチコン、アルミ電解…etc
だとインダクタンスが大きいので訳判らなくなりますよ)
433 :
774ワット発電中さん :2007/02/28(水) 17:54:29 ID:Am3Kqyqv
親切にご指導いただきましてありがとう御座います。 問題が解消されつつあります。 それと、コンデンサはセラコン(青くて小さいやつ)です。 今夜は、I-LabさんのHPで勉強します。
>>433 >それと、コンデンサはセラコン(青くて小さいやつ)です。
本当に余談ですが、容量は適当でしょうか? 青くて小さい奴というと、積層セラミック
0.1uFとか1uFなんかを思い浮かべるのですが、13.56MHzなら、220pF辺りを繋ぐと
観測しやすい筈です。50〜1/(jω220pF)となり、位相がオープンとショートの中間
付近に来るので。
435 :
774ワット発電中さん :2007/03/01(木) 09:45:28 ID:OokgLl59
セラコンは10pFから用意しています。 バリコンもありますので試してみます。 スミスチャート上ですと、円の最下点から外周に沿って インピーダンス無限大の位置に行くのですね。
436 :
774ワット発電中さん :2007/03/01(木) 10:33:14 ID:OokgLl59
スミスチャートは QuickSmithを使用しています。 L(Load)はR=0,X=0でシュミレーションしています。 セラコンの接続は、チャート上はシリーズですが、実際はL(Load)0なので 見た目?には発信源に対しパラレルのようになっています。 これがシュミレーションと合わない原因なのでしょうか。
437 :
774ワット発電中さん :2007/03/02(金) 19:44:08 ID:iRoolC1t
>>435 =
>>436 ??
信号元と接続される回路がなん端子の
回路網になるのわかってますか〜??
438 :
774ワット発電中さん :2007/03/03(土) 17:47:38 ID:ilK84HEh
>>436 です
お騒がせしました、自己解決しました。というか、ただの勘違いでした。
ホームページが参考になり、CおよびLでの実測も上手くいきました。
次は、R, C,L 直列回路(シリーズ)に挑戦しようと思います。
>>438 良かった、というか、やっぱり、と言うかw
理解できて嬉しいのは判りますが、プラズマとLCRシリーズの直列共振回路は
関連有るのでしょうか? 周波数を変えるとか、高調波の位相振幅も見る、って
言うのならともかく、高周波電源が13.56MHz一点しか出せない以上はそこまで
凝る必要なないような気が…
|.。oO(気持ちは判りますけどね)
440 :
774ワット発電中さん :2007/03/05(月) 13:40:59 ID:IJtgmhYK
オシロスコープの波形情報で、負荷インピーダンスを 特定するというちょっと強引な目標がありまして ...。 進行波,反射波の波形情報(振幅,位相)から チャートを書こうと思っています。 チャート内の任意の場所に負荷点をおくため、LCRシリーズ回路を試します。 抵抗(0〜150Ω),キャパシタ(0〜200p)は可変を考えていますので、 共振条件にはこだわっていません というか 共振まで考えていませんでした。
441 :
774ワット発電中さん :2007/03/09(金) 12:38:32 ID:mmu0C4cN
HSPICEを用いて、CMOSΔΣ変調器のシミュレーションを行っています。 そこで、正弦波をΔΣ変調したときの波形をFFT解析したとき、 結果を見ると、高周波側にノイズシェーピングされていることは確認できたのですが、 本来ならば、入力信号周波数よりも低周波の帯域では雑音電力は、 どんどん小さくならなければいけないと思いますが、 低周波側で雑音電力が小さくならず、一定となってしまいます。 どのようなことが原因でこのようなことが起こっているのでしょうか?? 自分では、FFTの点数の取り方か積分器のゲインの不足かと考えました。
442 :
774ワット発電中さん :2007/03/09(金) 16:33:45 ID:PEr8HTHS
443 :
774ワット発電中さん :2007/03/10(土) 01:23:57 ID:/K5vW1I1
ぜひ見たいのですが、パスワードを要求されてしまいます。 みなさんは見れますか??
445 :
774ワット発電中さん :2007/03/10(土) 12:42:56 ID:mXR/G7hU
ありがとうございます。 試してみます!
アナログ関係がここしか無かったので、ここで相談させてください。 今、レベル変換甘露で悩んでいます。何かヒントでもあれば教えてください。 マイコン出力 0<->3.3V(または0<->5V) を -5V<->10Vに変換する回路で悩んでいます 一見、矩形波の変換なので簡単に出来そうに思ったんですが、 ・周波数は3MHz ・変化時間(0-90%, 90-0%)は30〜40ns程度 ・-5<->10Vの出力電流能力は2Apeak、200mA(typ) ・使用できる電源種類は不問 3.3→5Vは簡単で、変換ICを使って終わりでした。 次に0-5Vを-5--+10Vに変換できていません。オープンコレクタでは遅すぎるのと 上げ下げが対称にならないので却下。高速フォトカプラ(HPのHCPLなど)でも いいんですが、電源電圧が5Vのみで却下。 高速OP AMP (SR=500V/us程度)でも電源電圧の広いものが見つからず。 いったん-5--+10Vになってしまえば、あとはFETで押し引きすれば良いと思っています。 何かよい方法がありましたら、アドバイスください。
>447 つ 高速磁気アイソレータ 例えばアナデバの ADUM1100 や NVEの IL710 HP(アジレント) HCPL-9000 系も問題なさそうなのだが… 3Vの高速フォトカプラで検索すれば山ほどあたりそう。
449 :
448 :2007/04/04(水) 13:00:11 ID:kHyr/g5K
出力レンジは -5 〜 10V (15Vpp) なのか。448は忘れて orz -5 〜 -10 に見えてただ。
どうもありがとうございます。 HPCLは、試して見ました。HP2430ですが、 5V電源のものなので、直接12V系を操作出来ませんが、 2個使用して、出力段のFETの上側アームと下側アームを 専用に駆動する作戦でした。しかし、出力段のFETのCissが大きくて HPCL2430では駆動できず。現在、ハマっています(^^; 高速レベル変換って、思ったより難しいんですね。
>>447 各種TTLや高速ドライバICの等価回路見てみれば?
メーカーによってはデータシートに載ってないけど、ヒントになると思う。
と思ったけど、ロジックレベルでドライブ出来るようにFETスイッチ組んで -5Vと+10V切り換えた方が簡単そう。
そうですよね、それも考えてみましたが、 FETの.... ・入力容量でON速OFF遅になってしまい、参りました。 ・ゲートの電圧を、他の2本よりも上か、他の2本よりも下にしないといけなくて ・しかも、N-chとP-chでVthが違うので、簡単なバイアス回路ではダメだし。 (泣)
つ トランスで変換
高速化のためのデバイスの選定や回路の工夫をやってんのかな?
できるだけ高周波領域まで損失が無いよう同軸ケーブルを基板に固定するには、 編組線を2,3つに分けてそれぞれ基板にハンダ付けするとよいといわれているけど これってどういう理由からなんだろう? 面倒くさいから編組線は1本によじっちゃってそのままハンダ付けしたいんだけど・・・
>面倒くさい あっそ。 とりあえず警察に迷惑掛けるんじゃねぇぞ。
( ゚Д゚)?
基板の方が高周波領域まで考えて設計されていないと意味なし。 で、何MHz通すのよ?
いや、RFは同軸通すんでしょ? ケーブルが2〜3本あって、その固定方法についての質問でいいのかなぁ・・ 別に束ねてもよいはずだけど・・・ 相互に影響があるというならそんな同軸つかうな、とかセミリジッド使えとか そんな感じじゃない?
いや、ケーブルは1本のみ。
芯線はそのまま基板にハンダ付けすればいいとして、問題は網線の方ね。
網線を1本によって(ぶっといけど)そのまま基板にハンダ付けしちゃっていいか、
それとも網線を2つか3つに分けてよって、それぞれを基板にハンダ付けしたほうがいいかで迷ってるわけ。
>>459 400MHz程度かな
ああ、ごめん末端の処理の話ね。 別に網線は高周波的にはほどいてしまう必要は無いと思うよ。 切った外皮の部分に半田メッキを施して直接基板に半田付け。 芯線と絶縁の露出部分は長くしない方がよいと思うけど。。。 400MHzだったら大丈夫だよ。
>こいつはGNDがちょいと心配 フォローしておきますと、この人の処理が悪いとかそういうわけではないです。 この人のアプリだったらこれで問題ないです。詳しく読んでないけどHFくらいの周波数でしょうね。
GND部分がアレくらいの長さだと2〜4nH位はありそうだから 400MHzでXL=400M*2*π*2n or 4n = 5〜10Ωか・・・ 50Ωに対して10〜20%くらいの抵抗がGNDと同軸の外皮に繋がるわけだ。 通す信号にもよるけど、おいらはイヤだなぁ・・・
仰るとおり減る。でもマンドクサ ^^; 後は外皮部分をよじるなら写真のメッキ線に比べて太いからやっぱりインダクタンスは減る。 おいら的にはいきなり外皮を付けるのが簡単だなぁって。
>461 一言で言えば電磁波のモードが急激に変化すると良くないから 同軸のモードというのは、中心の導体と、外側のGNDとの間に電界が立っているっしょ。 それをいきなり並行二線に繋いだらモードミスマッチングが生じる。 だから理想的には 「中心導体を導体の筒で包む」(同軸線路のこと) ↓ 「中心導体を沢山の導体(線)を均等に配置して囲む」(同軸の外導体をワイヤーに置き換える) ↓ 「中心導体を沢山の導体(線)で囲むが、一部に大きな隙間を作る」(ワイヤーを不等間隔にする) みたいに徐々に変化させてマイクロストリップやコプレーナ線路に繋ぐと良い。 編組線を2,3つに分けるというのは、より同軸ケーブルに近い状態ということ
>>470 > 編組線を2,3つに分けるというのは、より同軸ケーブルに近い状態ということ
了解。そういうことなのね。ありがとう。
472 :
774ワット発電中さん :2007/07/06(金) 01:57:14 ID:A6Yirx8v
あげ
('A`).。oO(今度の案件はISM帯パルス電力の計測回路…orz マジデスカ アジからパワーメーター買えば簡単だがそれでは駄目らしい。 しかもデューティー不問で平均電力測れ、って本気ですか? それ計測器作れ、ってのと一緒ですよ…さすがに精度は±10%程度で良いらしいですが。 ウチみたいた零細企業に出すような案件じゃないですって…) |.。oO(アプリケーションノート00-2566に救われました。実験してみます。本当に有り難う> agilent)
ショットキーダイオードに温度補償とかですか?
>アジからパワーメーター買えば 普通こっちだろ。 精度10%はいいけど、経時変化はどのくらい許容出来るの?
476 :
473 :2007/07/26(木) 23:42:57 ID:jHBbDdYz
帰りのバスでやけに浴衣姿が目立つナァと思った…(謎)
>>474 サーミスタでDC置換することにしました。しかも汎用の1608とか1005でやってみよう!!?
ってことで…馬鹿だなぁ >俺
と言うわけで基本的には00-2566.pdfそのまんまの回路です。ISM帯のみなので
バレッタをチョロマカしてその他も安く仕上げる予定。
詳しくは秘密だけどパルスRF測定…で、ダイオード検波に数次のフィルタだとうまく
いかなかったらしい…で、話が回ってきました。
|.。oO(実は低レシオでのマグネトロンのピークレベルと平均レベルが違いすぎて
自乗領域と直線領域跨いでるのが原因なんです。自乗領域に入るように
検討したら出てくる電圧が低すぎ…って言うかダイナミックレンジ40dB
近いんですけど orz)
それなら熱量測ればOKじゃん、そもそも測りたいのは負荷に注入される熱量では?
アジのパワーメーターもそういう仕組みらしいですよ…と言ったのが運の尽き…口は災いの
元ですね。今気がついたけどちょうど1年前には言霊をww…orz
|.。oO(あ、でもUHFアンプと違って今回は未知との遭遇 orz)
>>475 >普通こっちだろ。
ですよねぇ…。精度緩くて良いから激安で作れ、って課題なのです。経時変化は
おそらく±10%に含まれているっぽいです。あとは試作品作って試すしかないかも。
依頼主曰く、別途標準器を用意して週1校正必要でも仕方ないらしいので、出たとこ勝負で
試作してくれ、となりました。
477 :
474 :2007/07/27(金) 00:47:27 ID:qcSJEPve
サーミスタって、、、、結構感度パワー必要ですよね。 海外のRF用のロード抵抗作っているところにパワー検出用の ブリッジ構造のサーミスタデバイスがあったかと思いました。 結構パワー必要ですけどね。10dBm以上だったっけか・・・思い出せない。 ふと思ったのですが、100MHzくらいの帯域ならダウンコンしてADCして算出とか・・・・・ 最近のADC高速ですし・・・あ、激安ではないかw
連投失礼して・・他にはアナログ乗算器か。 logアンプは信号によって感度が違っちゃいます。 特にパルスは大きいかも・・・
480 :
473 :2007/07/27(金) 08:11:35 ID:ceT8PDd/
>>477-479 |.。oO(最初logアンプもマジで考えたのですが、対数取ってから平均を取ると値が合わない!!11
当たり前なんですけどね。よーく原理から机上検討しておかないと後で痛い目に遭います。
久々に置換積分どうやるんだっけ、なんて悩みましたww…orz
ADCも考えたけど、それをやるともう少しで某USBパワーメーターが買えそうな気がしたりとか。
サーミスタをどう使うかは、前出のアプリケーションノート見ると判ります。かなり自由度があって
-20dBmぐらいでも割と楽に測定可能なのですよ)
.。oOの人って理論はてんでダメな人だったな。適当に勘と経験だけで頑張るのがお似合いw
・・・その昔、コイル状じゃない極小電球使って500MHz位まで使える小電力計でっち上げたことを思い出した。 で、あまりにもフルスケールが小さい(電力の桁忘れた)と、電球に息を吹きかけただけで0点がドリフト・・・w
483 :
774ワット発電中さん :2007/07/30(月) 23:27:20 ID:Q3iTiRc0
質問です。 75Ω伝送路⇔OPアンプ増幅回路(入力インピーダンス75Ω、出力インピーダンス50Ω)⇔50Ω伝送路 上のようにした場合、インピーダンスはマッチングしてると考えて良いのでしょうか? 宜しくお願いします。
いいと思う。 老婆心で付け足すと、OPアンプ増幅回路が75ohmで受けるのが最適か?と50ohm伝送路をドライブする能力があるか?と、 50ohmで出力する必要があるか?は実際のアプリケーションが分からないと何とも言えないけど。
>>483 75ΩのラインにZinが75±j0Ω、Zoutが50±j0Ωの四端子回路網(OPアンプ)を
接続して、出力のラインZoが50±j0Ωならば入力からの電力は無反射となる
つまり見かけのRLが−∞
>>485 なるほど! 分かりやすい説明ありがとうございました。
487 :
774ワット発電中さん :2007/08/07(火) 23:20:34 ID:JIiaxWpr
SHF帯ユニットの基板材は何使ってる? アタイはROGERS RT6010
ベーク
489 :
技術奴隷 :2007/08/08(水) 03:43:50 ID:Rp6W3fvk
FR-4
490 :
774ワット発電中さん :2007/08/08(水) 11:27:12 ID:4UpM12O3
空気
ネタにマジレス申し訳ないが、FR-4って実際のとこ、どのぐらいの周波数まで使えるの?
ロスが問題にならないなら5〜6GHzでも問題なし。発振器とかなら問題なく行ける。 逆にkW級アンプだと0.01dBでもロスると強烈な発熱として帰ってくるのでUHFでも 使うのを考えてしまう事もある(らしい。俺は30dBm以上の回路やってないけど)。
493 :
技術奴隷 :2007/08/08(水) 12:57:43 ID:Rp6W3fvk
1.9Gと2.4Gには使った。自宅の5GLANはバラしてみるとG10を使ってるね。 量産で安定するなら(メーカーと打ち合わせは一応する)特に問題無いんじゃないかな。 LNAとかならちょっと奮発したくなるけど、ほとんど安物基板の仕事だから高価な素材は縁が無い。
>>492 さんくす。そんな上までいけるんだ。
なんとなく、FR4ってスカスカのイメージがあるから、等価誘電率が
不安定そう(再現性悪そう)で、上で使うのは恐い印象をもってた。
G10で思い出したけど、民生用の量産品なら、プロ用じゃ考えられないコストダウンがあったりする。 どこかで見たけど、900MHz位で「ベーク」基板を使った例もあるとか・・・・
>>487 ちょっと話が戻りますが、RT6010をわざわざ使ってるって事はフィルタ屋さんですか?
497 :
774ワット発電中さん :2007/08/09(木) 00:34:33 ID:y1GkIphc
マイクロ無線機屋です。 昔から比誘電率10の基板材を使ってるのですが・・ 他のマイクロ屋さんは何使ってんだろう?
>>497 (´-`).。oO(知ってる範囲だと
・パッシブコンポーネント(デバイダ・カップラとか)はテフロン2.2/2.6
・低電力回路の量産はFR-4
・ハイパワーの送信機はPPE、ISM2.4辺りからはテフロン
・衛星通信機器はC帯受信はBT、他は送受ともテフロン2.6(たまに2.2)
・マイクロストリップ/ストリップのフィルタはテフロンセラミックコンポジット3〜10
・Mil搭載品はテフロンとFR-4
・Sat搭載品は厚膜セラミックもあり
が多いかと。せっかく波長に比べて小さい部品を使おうと努力しているのに基板の
誘電率が高いと努力がキャンセルすることがありますし、同じ長さなら電気長が
長くなるから同じtanδでも損失が増えるとか、テフロンセラミックコンポジット材は
基板厚みの制約が大きいしεr=10だと同じインピーダンスならより薄くする必要が
あったりとかで、コストの問題も含めると、RT6010で全部やっている例はあまり多く
ないような気がします。
そういえば米国ではRO3010にするとかなり安いという噂を聞いたことがありますが
国内では代理店が今どう価格を設定しているのやら…Arlon・Taconic・ピラーでも
εr=10は作っていて、基板屋さんによってはこちらの方が安くできる鴨。理論限界に
迫るような超HighQの共振パターンを作るのでなければメーカー差は見えなかったです)
電波法の微弱無線が変わる(規制が緩くなる?)噂を1〜2年前に聞いたんですが、あれから音沙汰無い。 どなたか詳細知ってますか?
500 :
774ワット発電中さん :2007/08/09(木) 23:33:19 ID:y1GkIphc
台湾や中国製の板の品質ってどうでしょう。 量産で、品質(高周波特性)が安定しないって経験あるかたいますか?
>492 ロスが問題になるし、再現性も酷かったが量産コストダウンのために 5GHzの製品に無理矢理FR-4を使わされて死んだ会社の先輩に敬礼
基本的な事ですみません。 スミスチャートに「S.W.LOSS COEFF」と「S.W.PEAK(CONST.P)」って目盛りがありますが、 これの意味がわかりません。どなたか教えてください。。。
504 :
774ワット発電中さん :2007/09/24(月) 10:58:41 ID:bvVQSNrz
BufferとInverterを別々に用意するかわりにEX-ORで代用しただけに見えるな。
いや、反転側と非反転側の遅延時間を揃えるために非同期回路が主流の時代にはよく使われた方法。
それをもって「EX-ORでミキサーができる」と表現してるはずはあるまい。 きっとミキシングにEX-ORロジックを活用してるはずだ! ・・・で、どこ?
508 :
774ワット発電中さん :2007/09/29(土) 10:18:36 ID:qWwm97Jp
分布定数の整合回路について聞きたいのですが この回路だけは調べとけってのはありますか?
>>508 "Microwave Circuit Design Using Linear and Nonlinear Techniques" ISBN-13: 978-0471580607
"Mic & Mmic Amplifier and Oscillator Circuit Design (Artech House Antennas and Propagation Library) " ISBN-13: 978-0890063057
をお勧めしておきます。どちらかあると、ほぼ困らないと思います。
>>509 ありがとうございます。しかし、大学の司書を軽く検索書けたら在りませんでした。・゚・(ノ∀`)・゚・。
国内だとアマゾンでだけど中古で16K・・・・
輸入の法が安く・・・・・再来週までレポートなんでどうしようって感じです。ありがとうございました
>>510 ゴメンよぉ( ´Д`)ノ(´・ω・`)
ただ分布定数の整合回路だから特別って事は、基本回路には無いんですよ。
一方分布定数回路特有の回路としては、高調波をショート/オープンにするとか。
Class Eだったかな、BSのPAで出てくる他に逓倍器・高調波ミキサの基本でもある。
リチャード変換すると折り返しが出るってだけですけどね。
ディストリビューテッドアンプ…こいつは既製容量が無視できないのが原因ですが、
故に分布定数回路になるのが一般的…いまいちですね。
マグネトロン・クライストロン辺りはいかにも分布定数回路だけど、整合…うーん…
分布定数回路ならではの整合回路って訳じゃなく、単に周波数とI/Fと電力の都合だしなぁ。
あとハイパワー応用で各種材料を励起する場合のチューナー…も周波数によるだけで分布定数
だからって事はないしなぁw
ところで大学のレポートって言うんなら、部屋の院生に聞いた方が早いかと。過去レポも
持ってるはずだし。研究テーマが絡んでいるなら、もう少し具体的な内容を晒してみると
良いかと。
512 :
774ワット発電中さん :2007/10/01(月) 02:08:24 ID:VmHkfrTy
スレ違いのような気もしますが、それらしいスレが見つからなかったので。 PC量販店に並んでる大陸製のBluetoothアダプターなどにはFCCやCEのマークはあっても 技適シールは無いですが、これって実は日本では使ってはいけない物なのでしょうか?
>>511 まだ3年なんですが、院生との交流をしてないんです・・・そういうのがめんどい、教授らしいので・・・
院生も年、数人しか取らないからほとんどいないし・・・
お聞きしたいのですが
整合回路にTschebysceff型の特性やWagner型の特性を与えるのはもう古い事なんでしょうか?
その分、資料がたくさんあると思うのですが?
>>512 はい、ダメです。日本で使うと違法無線局になります。
>>513 >整合回路にTschebysceff型の特性やWagner型の特性を与えるのはもう古い事なんでしょうか?
普通にやってます。教科書にも出てます(あ、教科書ってマイクロ波回路設計の洋書ですよ)。
でも「分布常数の整合回路ならでは」って条件には合ってないような気が。そもそも最初に集中常数で
g値を出してそこから変換するので。周波数その他の設計条件によって、集中常数のLCで組むか、電送
線路+Cで組むか、全部分布常数にするか、とか決める訳ですから。
ちなみに研究室で年に数人院生を取るのは割と多いですよ。院生のたまり部屋があるはずなので、そこへ
飛び込まないと向こうからは来てくれないでしょう。
>>515 その教科書どの大学の図書館にもないような
>514 有難うございます。 やっぱダメなんですね。
趣味の変遷でこのような方が多いですね オーディオアンプ → Windows のアプリソフトのプログラミング → FPGA 焼き セミプロの人もいます。 屁ボなエンジニアより出来るから驚き CQ出版社のお陰かも
521 :
774ワット発電中さん :2007/10/21(日) 05:28:13 ID:5Goxp6cT
デジタル回路からのTTL(パルス幅20ns)をインバータをとおして、 アナログスイッチ(RF用)のコントロール信号にしています。アナログと デジタルのグラウンドを分けたいのですが、インバータのグランドと スイッチのグラウンドは共通でないといけないので、どうすればよいのか 悩んでいます。フォトカップラというのを使えばよいとどこかで 読んだのですが、digikeyでみるかぎり、20nsのスピードについていける ものはなさそうです。どなたか、良い解決法をご存知でしたらアドバイス ください。
またまた面白いスレ発見...
>>519 趣味は年代によって違うんじゃないかなあ。
一概にはいえないけど、40以上かな、それ以上のおじさんだと、無線、ラジオ、オーディオ。
セットでやってる人も多いし、50〜55くらいを境に真空管とトランジスタに分かれるような。
真空管とトランジスタは好き好きあるから。
そういえばOPAMP使うオーディオの人は比較的若いみたい。
パソコンソフトをやるのはせいぜい40台くらいまでだけど、40台以下のラジオ少年はほとんどいないような。
最後の世代のラジオ少年はパソコン等のデジタル回路もやるね。
30台前半以下になると、ソフトは多いけど、ハードをやる人は少ないね。
60より上かな? 時計とかの機械物も好きな人が多いね。
古いの好きな若い奴もいるから、例外も結構ありそうだけど。
ヤフオクのライバルの購入履歴を見ると結構年齢が予想できて楽しいね。
どうでもいいけど、高周波、電磁波工学必須じゃないの?
マクスウェルの方程式なんか駆使しないの?
テキストでどうやってベクトルの太文字表現してるのかと思って眺めたら見当たらないよ...
LTSpice以外に電気回路で使えるシミュレーター波ありませんか?
>>521 逆にパルス幅が20nsならトランス伝送でいいんじゃない?
ただ20nsスイッチングだと
アナログスイッチのコントロール=シグナル間のカップリングによる歪が無視できない。
526 :
774ワット発電中さん :2007/10/21(日) 08:33:11 ID:5Goxp6cT
>>524 アドバイスありがとうございました!試してみます。
>高周波、電磁波工学必須じゃないの? 何に対してかと思ったらこのスレ的にということか。脈絡の無い展開に目が点だ。 当然、必要。
マイクロ波設計のハロワ求人があるのですが、条件は、電子系学校と電子知識だけです。 僕は設計はしたことありませんが、条件は満たしています。 以前は、無線機能を有する電子機器の修理をしていました。が設計知識などありません。 僕でもつとまるでしょうか?
>>530 面接へ行って尋ねるべき質問だな。
務まるかどうか、その会社の人が判断してくれるよ。
人柄とやる気
連投すまん 面接官が情熱を感じればよし
みなさん来週は同窓会ですねwww パシフィコで逢いましょう、ナンチャッテ |.。oO(実はMWE2006の一週間前にも同じ事をカキコしました…人の居ないスレだなぁ)
535 :
774ワット発電中さん :2007/11/23(金) 16:34:17 ID:gug0HyA4
もうそんな時期になったか
>530 スミスチャートが取り扱えれば大丈夫じゃね?
>534 時間が無くてちょろっとしか回れなかった。
今年の目玉はなんでしたか?
こんぱにおん
狭い業界だけど、知らない会社もあった。 当たり前か…。 零細もたくさん出品しているのでしょうか。
虎技読んでいたらこんなものが:
ttp://www.rf-world.jp/ 単発企画なのか、季刊なのか、不定期なのか、まさかの月刊なのか…
わざわざドメイン取っている所を見るとある程度やる気なんでしょうけど。
|.。oO(ECBみたいにすぐに無くなっちゃったりして)
>>542 楽しみではあるけど、日本のRF業界は狭いからねぇ…。
上手くいくんだろうか?
みなさま、あけましておめでとうございます。 (´-`).。oO(今年もおみくじ機能あるのかな)
>>542 自己レス。
ページが新しくなってました。12月の時は「読者の掲示板」しかなかったけど、今見たら
ちゃんとフレームが付いてそれっぽい感じにw
しかもトップページの写真は野辺山のパラボラとか基地局のアンテナとか
局舎アンテナタワーとかUSB青歯(だと思うけど)とかをランダムに出して雰囲気出してます。
CQ出版か。EHアンテナとか、莫迦丸出しな絶賛提灯記事を書いて平然としてるイメージが強いから、 どうにも胡散臭いんだが。
SONYのワンセグTV付メディアプレーヤを使ってます。 地デジサービスエリアの端のほうで、 外に出ればよく映りますが、家に入ると受像が非常に困難です。 アンテナ端子は無く、ロッドアンテナがあります。 ロッドアンテナは表面が絶縁体でコーティングされてます。 外部アンテナとロッドアンテナをC結合させて、受信感度を あげる上手い方法はありますか? 家の中で安定に受像したいのです。 漏れのスキルは、VHFのアマ無線機を設計製作して 成功していますが、UHFは失敗している というレベルです。 SHFやODFM、SS変調は全く経験も知識もありません。
548 :
774ワット発電中さん :2008/01/10(木) 23:45:46 ID:/HcJLs3s
>>547 考えてる1例です。
|->室内
UHF八木ANT(家の外)===75Ω同軸ケーブル====75Ωマッチング回路->室内1λループアンテナ...静電結合...ロッドアンテナ->ワンセグ
549 :
774ワット発電中さん :2008/01/10(木) 23:49:31 ID:/HcJLs3s
>>548 考えてる2例目です。
|->室内
UHF八木ANT(家の外)===75Ω同軸ケーブル====->室内1/2λダイポールアンテナ...静電結合...ロッドアンテナ->ワンセグ
(マッチング回路無し)
550 :
547 :2008/01/10(木) 23:54:05 ID:/HcJLs3s
地デジの電界強度は、82〜84 dBu(?)で サービスエリア端ではありますが、ブースタのために 強すぎるとメーカから言われています。 60〜70が良いと言ってます。(SHARPさん情報)
82〜84ってどんな計測器で測ったのですか? チューナの値ならdBμじゃありません。 あくまでも指示値です。メーカによって違いますし。
552 :
774ワット発電中さん :2008/01/12(土) 10:44:09 ID:dt77x7vR
質問です。 Agilent 8110A パルスジェネレータをつかって 試作した半導体素子に1us程度のパルス電圧を印加したいのですが、 素子抵抗が500ohm程度あります マニュアルには50ohm to 50ohmで開放端にすると電圧2倍 と書いてあるのはどういうことですか? 抵抗に応じて印加される電圧が変わるということでしょうか?
>>552 このスレに来るくらいなら、自分が何を調べればいいかわかるだろ。
>>552 出力インピーダンス50Ωってコトじゃない?
直列に50Ωが入ってる
>>552 すみません。詰まってしまって質問させてもらいました。
>>554 ,555
ありがとうございます。
50ohm+50ohmで全体の電圧降下が1V
500ohmつないで例えば0.5V出力とした場合は、単純には
1/550*500=0.9Vが素子に印加されるということですか?
それでおk
563 :
774ワット発電中さん :2008/01/31(木) 15:03:52 ID:JGxjko8v
HFSSでFinite ground coplanerをシミュレーションしたいんですが、ポート設定がいまいちわかりません。 チュートリアルでは左右のグランドとポートが交わるように設計する必要があるようなのですが、実際の 設計上の理由で左右のグランドをあまり太くできず、ポートがグランドを全体を覆ってしまいます。 HFSSを使用されている方がいたら教えて下さい。
うわ、マルチかよ。回答するんじゃなかった
Qucsは、まだharmonic Balance のシミューレションができないので、 SPICE OPUS に乗り換えました。 急がなくては!
SPICE OPUS のダウンロードで登録が必要のようですが、ホームページの一番 下に next のボタンがあり、そこをクリックすると直接、ダウンロードできる ページに行けます。登録無しでDL出来ましたので報告しておきます。どうぞ
>>568 BTなら、アーリ電圧小(ベース抵抗で決まる)
DMOSなら、ゲート幅変調小(ウエルの濃度および深さで決まる)
で決まりだな。Tr特性悪いなら、入力信号を歪み分をキャンセルするようわざと
歪ませるしかないな。帰還かけられないから、歪みをキャンセルさせる信号量を
調整できるようにすれば可能かもしれないが、無調整ならトランジスタの製造
バラツキを含めた回路を検討しないといけないなぁ。まぁ学生なら、ここまでは
いらないか? パワートランジスタをディスクリートTrにすれば、選別で悪い
特性のTrは除けるからなぁ。
モジュール屋だと上の意見でしょうが、IC屋だと、歪みキャンセル回路に パワー段にBTを使っているなら、このTrのベースで抵抗を形成して組込むこと を考えますよ。同様にパワー段がDMOSなら、このTRのウエルで形成した抵抗を 組込むよ。
パワーアンプってどうやったらパワーが出るようになりますか?
電源を供給して信号を入力する。
576 :
774ワット発電中さん :2008/02/09(土) 20:07:59 ID:8n9f5SPX
ググっても本探してもわからないんですけど。 少し昔のアナログ回路でパターンに尖っている部分が無くて丸くなっていたり、太さが途中で違ったりするのは 基板の箔が持つ抵抗を意識しての事ですか? それとも?
少し昔って何年頃のことかな? 単にパタン設計がCADじゃなくて手貼りだからなんてオチじゃないよね?
578 :
774ワット発電中さん :2008/02/09(土) 21:01:14 ID:8n9f5SPX
どう見ても手貼りです。1980年代まではそんな時代でした。 勿論手貼りでも大きな電流の流れる部分やGNDは幅を広くしたりしてますけど。
高周波回路なら角角曲がる線より曲線の方が性能は向上するよ
>579, 580, 581 どうもありがとうございます。 高周波じゃなくてスタジオのコンソールミキサーの中の回路なんですよ。 ということはCADがある近年では意味が無いのですか...。勉強になりました。
銅箔部分を沢山残すと、 エッチング液の節約効果もあるだろうな。
NINTENDO64の基板パターンはすごい曲線使っててびっくりしたよ
開けてみてきます
586 :
774ワット発電中さん :2008/03/01(土) 10:06:42 ID:phC7pkOa
計測に使う 5M から 200MHz のプリアンプをつくってみたいのですが よくみかけるトランジスタやFET で NF が 1-2dB ですが GaAs の HEMT などは NF が 0.3dB とかあるとおもうのですが これらは 200MHz以下では NFは悪化しているのでしょうか?
>>586 考え違いをするな。
高周波の広帯域アンプは、低雑音に出来ないと考えていい。
GaAsは1/f雑音のコーナー周波数がSiよりも高いので 低い周波数帯ではSiのほうがよいと聞く SiGeとかGaNとかのデバイスはどうなんでしょうね? あと、広帯域とした場合にNFが悪くなるのはNFBに抵抗を使うからだっけかな? おしえて 低雑音よりもパワーもんに興味があるなぁ・・・
589 :
774ワット発電中さん :2008/03/01(土) 14:08:17 ID:phC7pkOa
>>588 どうもありがとうございます。
やはり 1/f の問題があるのですね。たしかに NFB を抵抗でかけると抵抗
を低くするのに限界があって3dB ぐらい悪化しました。 トランスで帰還を
かけるかゲート接地かと考えたのですがWEB でよく見かける ゲート接地
の回路図の2SK125は J-FET で作ってみたら 30MHz ぐらいまでで、GaAs
や SiGeをつかったらと質問した次第であります。
やはり Si の低雑音 MOS-FET のゲート接地で試作してみたいと思います。
>>580 みんなわかっていないようだなwおいらは知ってるけどおしえてあげないw
591 :
定期age :2008/03/23(日) 21:30:02 ID:ZPCgGYgO
592 :
774ワット発電中さん :2008/03/23(日) 21:31:28 ID:ZPCgGYgO
593 :
774ワット発電中さん :2008/03/23(日) 22:04:53 ID:rQ6BqImd
595 :
592 :2008/03/25(火) 02:55:46 ID:M+QWxm8H
RF-CMOS の場合、0.18u で製造している所は、黒字で、0.13u 製造している所は 赤字だと聞いた。 ダイナミックレンジがシビアで、歩留り悪いのが原因だとか。
W-CDMA では、RF 製品は、CMOS 版ありました?
90n か CMOS の Vth のメニューが多い。 RF 部は、0.18u ぐらいで回路規模が大きくない方式を使っていると思われ?
JAPAN は今あるチップセットを SIP で組み立てたら価格いくらかなぁ? 値段との競争だな。
原価原価とうるさい香具師に問いたい。 オマエはコーラを普段から10円以下で買っているのかと・・
やべ、誤爆
フリースケールは、グローバルで使える携帯電話の市場に対し攻めに入ったと 思われる。この辺のマーケットはワールドワイドの見積もると、どれくらい大きさ なんだろう。中国が独自のW-CDMAを導入しているけど、これは使えるの? その点も踏まえて戦略建てないと駄目だわさ。アジアは、まだまだGSMだしな。 グローバルで使える携帯電話がアジアで大量に売れる国は多いのか?
605 :
774ワット発電中さん :2008/04/29(火) 01:49:31 ID:ttf+AnMS
>>595 結構ゲート幅が大きそうな石だから入出力整合させないとバイアスかけただけで
発振するとおもうぞ。
>>602 いいんだよ、最近の若者は貰う収入がゼロでいいんだ。
だから買う時にも原価を気にするwww
607 :
774ワット発電中さん :2008/04/29(火) 11:43:30 ID:drjIwOgg
こっちだった 10GのPA/LNAをつくったけど、マイクロ波基板を ケースにネジ止めしただけだと、うまくアース がとれない。かといって、ケースにべったり 半田付けはしたくない。どうしたらいい?
せっかくだから基板見せてよ。
609 :
774ワット発電中さん :2008/04/29(火) 12:00:25 ID:drjIwOgg
企業秘密だから・・ φ2.0のネジで、小さい基板は2点止めで、 一回り大きい基板は4点止めで、ケースに とめてる。なにか導電性シート的なものを はさんだ方がいいかな・・
普通は銀を練りこんだガスケットとか、ゴムの周りに金属の網をつけた奴とかで密着させるよ。
ネジに菊は付けてる?これがキクんだよ と治具屋の前で言ったら失笑されたorz
でもしゃれじゃなく,ネジやスタッドが平らじゃないと基板がしっかり 付かないから点で受けた方が良い。あとは基板にハンダメッキじゃん?
基板を金属でサンドイッチにするんだよ。
まてよ、固い基板ならそこまでしなくとも大丈夫かも知れないけど、、 基板材質は?
615 :
774ワット発電中さん :2008/04/29(火) 12:54:08 ID:drjIwOgg
ロジャースRT6010に金属(銅など)が接着されてる製品があるでしょ? (スルーホールも作れる)あれを使ってる。あれだと基板がたわんだり しないと思うのだが・・
duroidかぁ。基板だけだとふにゃふにゃだからね^^; 金属がはっつけてある奴なら大丈夫だとおもう。 もっと安い基板って手に入らないかなぁ。。。
1.外部とのインターフェースは、必ず両側にネジを付ける。コネクタとMSラインの変換部でこれを忘れて片側だけ、とか
やるとてきめんに性能が悪くなりますよ。遠いと効果低いけど、あまり近すぎてもトラブルの元で結構難しい。
2.ネジ穴は必ずスルーホール。テフロン基板は柔らかいのでネジを締めてもどんどん沈んでしまう。そこで
ささやかな抵抗としてスルーホールにします。
3.デバイスのGND(HEMTのソースですね)は直近にネジを付ける。ただしネジ穴とは別にビアを用意。ネジ穴
だけだとパターン断線などでトラブルになる。最適な距離は…ノウハウなので自分で実験してみよう。
ヒートサイクルで切れないように、一方で少しでも近いところに寄せないといけないし、となかなか難しいですよ。
4.それでダメならメタルクラッド基板を使う(
>>615 )。でも加工が面倒だし値段も高くなるのが悩み。
5.基板をケースないしベースプレートに接着するのも良い方法。やってくれる基板屋さんが存在します。ヒントは
MWEの出展者。
6.基板は普通金フラッシュ。LNAは実はプリフラでも大丈夫だったりしますが、レベラー仕上げだと難しいですね。
7.レベラー仕上げならケースないしベースプレートをニッケルメッキして、ハンダ付けしてしまうという技も。
8.試作でやっちゃった、ネジ追加の余裕がない、ってな場合w は、上の1をクリアするためにインターフェース部分の
押さえ金具を作るという手も。さらにインターフェースが側面の同軸コネクタ、回路はベースプレート上に構成していて
ベースプレートとケースの間に隙間がある、なんて場合は、その隙間をアルミ箔とか導電性塗料で埋めると改善することが
あります。
9.念のため、ケースがカットオフモードになっているかチェックしておきましょう。
10.蓋に電波吸収体を貼る。特に指でデバイス上面に触れると改善するような場合に有効。
まあ2ちゃんねるの書き込みなのであまり参考にならないでしょうけどw
ちなみにピラーならテフロンでもさほど高くないですよ。
618 :
774ワット発電中さん :2008/04/29(火) 23:35:42 ID:drjIwOgg
あーなんか参考になった。 ありがとう。
619 :
774ワット発電中さん :2008/05/02(金) 00:15:53 ID:XWy9o34Z
>>617 あんたなかなかやるね。
話が合いそうだ。
テフロンなんか使うって事は CS/BS チューナーとか WirelessLAN かな? WLAN にテフロンなんか高くて使ってられないか。 おいらは DTV 屋なのでごく普通のガラエポしか使わないけど。 もっとタンデルよさげな基板使いたいよ。
ピラー高くないっても、やっぱテフロンの値段なんだな、、、これはしょうがないかw テフロンは誘電率低いから2〜3GHz位で使おうと思ったらレジンかPPOになるんだろうけど・・・ 誘電率10位が欲しいんだよな。
だから安いとは言わなかったんですよw でもPPEやPPOだってFR-4から見たら高いし、 そう言い出すとFR-4で我慢した方が良いかと… で、誘電率10って…フィルタならεr=10でも結構でかいし、セラミック屋に頼んだ方が 良いように思います。半同軸共振器の方が性能も良いですし。カップラならAnarenの Xingerやそのパチモン(florida RF Labお勧め)を付けて、基板は低誘電率の方が 色々とロス少ない設計がしやすいですよ。 フィルタで極少量生産なら、そこだけεr=10の基板で設計して接続する手もあります。 アンテナならばどうにもならないのでRT6010とかAD1000とかTLY-10とかCGC-500とかで 丸々作るしかないでしょうけど。でもテフロンNPC-260から見てもはてしなく高価な基板が 出来上がってしまいますねw |.。oO(奴らテフロンセラミックコンポジットの基板は、カッターを入れたときの"さくっ"って 感じがとても大好きですw)
623 :
774ワット発電中さん :2008/05/04(日) 14:15:31 ID:nmZ8ZY5B
5GHz帯のアマチュア無線でガラエポ使える? もし使えるなら挑戦してみたいな。
送信機には使えても受信機には使いづらいと思う。 ってか基板よりもパターンレイアウトの方が重要じゃね?
PAっても微小電力ならどうでもいいけど 数W超えてくるようなのだと、マッチング回路の損失もバカにならないなぁ・・ 基板が熱くなるから・・・
>>624 > ってか基板よりもパターンレイアウトの方が重要じゃね?
棚・・・4GHz越えると伝送モードを考慮しないとな。
日本でないけど海外ではWiMAXがにぎわってるね。 Infineon、Freescale、Analog Devices 関連LSIを発表している。 読むと基地局だね。
海外のインターネットは、ADSLの次はWiMAXになる模様、 アクセス系は日本のように光の方にに進んでいない。
なんですか?>WiMAX
WiMAXはラストワンマイルじゃなかったのか。それが主流になるのか。不思議だな
無線LANの一規格だろ?>WiMAX そのエリアに人家が5,6件しかないなら問題ないが もっと大きな集落があったりしたらすぐに帯域を使い切ってしまう気がするが。
WiMAXはOFDMですよ。送受信周波数は2.5GHzだし、帯域より端末側のパケット量が 問題になるのでは? ビデオオンデマンドの画像のストリーミングが一番しんどい のではない。
無線つ〜のは無線LANみたいにごく限られたエリア内での通信が最適だよな。 多人数同時アクセスとなると一気に無線のメリットが無くなってしまう。
無線つーのは携帯電話みたいに多人数同時アクセスには非常に有効ですな。
まあ、設計次第だな。
無線つ〜のは一方向のブロードキャストには最適な媒体だよ
>>636 地震とかで一寸トラフィックが多くなるとすぐにパンクするけどね。
それは有線でも同じ
642 :
あまちゅあ :2008/08/07(木) 23:41:46 ID:z7Hhbunc
皆さんに質問させてください アナログ回路設計でキャリアアップしたいって思ったら、どの会社がいいって思います?
よく知らんけど日本の会社はもう何処もダメだと思う。
644 :
774ワット発電中さん :2008/08/26(火) 11:11:06 ID:VbP5uorw
>>644 (´-`).。oO(パワーアンプはGaAs HBTって書いてありますよ。SiGeでも開発成功してるらしいですが…
HPAらしいHPA…1W級は今のところCMOSで製品化は難しいのではないかと)
646 :
774ワット発電中さん :2008/08/30(土) 00:34:47 ID:JB+N0ao7
RFの派遣社員を現在も継続中ですが1年程やっています。増幅器です。 知識と経験は増幅器に限れば初級者レベルに達していると思います。 しかし派遣はもう辞めたいです。 今27歳なので出来るだけ若いうちに転職したいです。 こんな私でも正社員として受け入れてくれる企業はあるのでしょうか? 中小の福利厚生がほとんどない会社でもかまいません。 そしてどこで探せばいいのでしょうか?
つ「ハローワーク」
>>647 マジですか!?
ちょっと探してみます。
もうちょっとスキルがあれば同業他社に引き抜かれたり出来るんでしょうが
いかんせん今のレベルでは無理ですもんね。
649 :
774ワット発電中さん :2008/08/31(日) 01:37:49 ID:Ql4xTPmr
>646 つ 「RFMD」 日本法人に当たってみたらいかがかな?
650 :
774ワット発電中さん :2008/09/01(月) 00:15:33 ID:0xOsnydS
アナログ技術者の活躍する場所少ないよ 電気の中でも職人みたいなもん。 障子張り職人っているだろ どんなにきれいに張れたとしても 機械で張ったほうがきれいで単価が安い。 つまり活躍の場所が限られ始めているってことだ いつまでも職人気取りは貧乏になるから 早くほかの仕事探すか、外国に出るかかんがえろ。
>>646 転職エージェントに登録したら?
ただ、派遣の業務経歴だと未経験と同格に扱われる可能性が高いから注意。
健闘を祈る・
>>646 「雇ってくれ」ではなくて「俺を雇うなら儲けさせてやる」くらいの気概
でなくてはな。
まっ、マイコン小僧あがりじゃ、dBmと聞いても「はぁ?」となるようなのが
大半だし、RFはこれから鍵になるから大事にしとけ。仮に自分で設計する
機会はなくても他人の設計を読めるだけでも偉い違いだ。
地デジ絡みでもう一波乱ありそうだしな
653 :
774ワット発電中さん :2008/09/20(土) 05:27:35 ID:XxFPGbBa
MEITEC〜キャリア採用〜のホームページ
http://recruit.meitec.co.jp/career/job/index.html ----------------------
電気・電子設計技術職(EL)
メイテック:マイコン応用、LSI設計、伝送無線回路、電源回路などのアナログ・デジタル回路設計、その他機器デバイスの開発等
メイテックフィルダーズ:マイコン応用、LSI設計、伝送無線回路、【【【高周波回路】】】、電源回路などのアナログ・デジタル回路設計、その
他機器デバイス等の開発、また装置、製品の組付・据付・保守メンテナンス等
----------------------
「高周波回路」だとメイテックの正社員にはなれない?!
「高周波回路」は子会社のメイテックフィルダーズでしか募集してない。
>地デジ絡みでもう一波乱ありそうだしな >地デジ絡みでもう一波乱ありそうだしな >地デジ絡みでもう一波乱ありそうだしな >地デジ絡みでもう一波乱ありそうだしな >地デジ絡みでもう一波乱ありそうだしな
>>654 ほとんどの社長が反骨精神と自分のプライドだけで起業しているな。
中には、これは儲かると言ってお金儲けの為だけに色々な業種で起業し
ている社長もいるな。どちらがいいのだろう?
そろそろ出番ですか? 今年のメインはなんでしょう? いや、私は見物人ですが。
遅レスだけどメイテックって派遣だろ…
いやぁ、今年も同窓会が無事に終わりましたw 今年は最終日3時の集計で、登録者数が去年と同数だったとかで、出足は良かったようですね。 #それだけ仕事がないって話でもあるけど…orz
ちょい質問。 皆さん方シミュ使ってる? おいらはてこきで数G までなんだけど、今度もう少し上まで行きましょってなって PNA持ってきたけどたからのもちぐさせとも(使うのはEcal様がいて簡単)。 ADS EE_sof? 金額はおいておくとしてすぐに使えるのはどっちでしょう? システムシミュは置いておいてまずは回路シミュ。
自分のバカを宣伝しにきたのか?
あけましておめでとうございます。 今年はもう少し話題がありますように(笑)。
あけましておめでとうございます。 今年はもう少し笑いがありますように(笑)。
インピーダンス整合についてだけど、 たとえば、1GHzで Rl=5+j40 を50Ωに整合したい場合、 インダクタは使いたくないとして、コンデンサ2素子で整合回路作ると、 1.直列1.36pF + 並列2.77pF + Rl (スミスチャートの右側経由) 2.並列9.55pF + 直列6.37pF + Rl (スミスチャートの左側経由) どちらでも整合はできるんだけど、それぞれに利点・欠点はあるんでしょうか?
1GHz以外の特性を考えたら?
スレ違いかも知れんが 電源&RF設計+パターン設計一通り出来るんだけど 起業したヤツいる? 2/20一杯で早期退職するんだが、実家の畑&林を 継ぎつつ、設計で起業しようかと思ってる。 (ex:あいらぼのI氏のような感じで) 諸先輩方のアドバイス等ありましたらヨロシクお願いします。
I氏は比較的初期からトラ技で記事書いてたからね。 標準品で売る物無ければ、名前売らないと厳しい気がする。 特注やコンサルの場合、副業だと営業するのも限られるだろうし、 RFは金が掛かるのもマイナスポイント。 俺も起業したい…。
>>667 設計ができてないって事なんでしょうが、
あいらぼの市川さんの事なら、少し会話したので、設計も当然できるし、
本も書ける人だよ。あなた本書いたり人をトレーニングしたりする気ある?
まぁなくても御社のそういう開発部署にもチャンスあるだろうから、
できるだけたくさん応募してみれば?
設計で起業するにしてもコネ作らないと、ビジネスとして成り立たないし。
RFってもどれくらいのRF?
>>667 まあ「実家の畑&林」ってのがメインと言うか、全てになるだろうな。
食いっぱぐれなくて良かったね。文面から設計で起業は…
672 :
774ワット発電中さん :2009/01/18(日) 00:18:07 ID:h7MOtKWs
今のアナログ技術屋が日本で必要なのは試作の監修程度でそれ以外はみーんな中国とかだよ。農家の方が確実だと思う。
RFで設計だけなんてそんな手切れの良い仕事なんてあるものかな。 試作調整まで面倒みないの?
農地の借地が自由化になったので、これからは農業に進出するスーパーが 増加すると聞いたけど、アナログよりおもしろそうだなぁ
農業やるならLED栽培とかやってみたいな。採算に合わないかな;;
高周波設計って何が難しいのでしょうか。 回路設計で難しいところってありますか? 例えばセットレベルで言えば、マッチング定数はリファレンスに載ってますよね。 LSIレベルで言っても、個別デバイスに関しては、デバイス屋がマッチング定数等測定してますよね(たぶん)。 マイクロストリップ等使えば、線路のインピーダンスを合わせるのは比較的、簡単ですよね。 難しそうなのは、レイアウト設計のクロストークぐらいしか思いつきません。 あとは、共振の対策は難しそうだけど、そこまで行くとシミュレータがないと、誰も分からないんじゃないかなって思います(ここが肝ですか?)。 漠然としたイメージで良いので、どこが難しいのか教えてください。
RFは難しいということにしておいてもらわないとおいらが困るので教えません;;
678 :
774ワット発電中さん :2009/01/22(木) 13:03:15 ID:UoN6gGYG
>高周波設計って何が難しいのでしょうか。 一瞬ムッとしたw
>>679 こんな話でむかついちゃいかんにょ。
うちの会社では複素が理解できるデジタルやさんがほしいな。
CPLD,FPGAは自分ではやる気にならん。
681 :
676 :2009/01/22(木) 22:54:35 ID:VKzCHulg
具体的に何が難しいのですか? UHF帯の回路設計しましたが、クソ簡単でした まだ本質が見えてない可能性もあります
で、UHFの何を設計したの?調整までしたの?
683 :
676 :2009/01/23(金) 01:10:31 ID:wEu+sFkq
回路設計の中で、具体的に何が難しいかイメージないの? 調整の何が難しいの?
684 :
774ワット発電中さん :2009/01/23(金) 18:58:16 ID:kaTBt1al
>>676 そりゃデバイス選定が適切に行われている状態で
行えばよいだけの回路設計なら難しくないと思うよ。
それでもそれなりのRF知識はもちろん必要だが。
高周波の回路設計って、むしろ、デバイスの選択じゃないの?
高周波信号を扱う基板の信号入力部はベタアースを排除して入力結合を出来る限り抑えよと 教科書に書かれていますがいまいち何を言わんとしているのか理解できません。 低い周波数なら片面基板で十分だったのに、扱う信号の周波数が高くなればなるほど両面基板に 移行して片方の面はベタアースに、もう片方の面には信号ラインを設置することが推奨されています。 それなのに入力結合を廃するためにベタアースするなというのはどういう了見なんでしょうか?
>>685 結局ベタアース、VIA打ちまくりに落ち着くのが大半なんだけど、clkが近所を走りまくたっり、するとグランドループの考慮が必要。
>676 いくらでもあるが。 GHzを大きく越えると、50Ωの線路自体は簡単につくれても、ICと繋がる部分がな。 基板厚とか誘電率が違うと、50Ωと50Ωを繋げたはずなのにおかしなことが起きる。 リファレンス通りの基板を使うか、PADやリード線を含めて電磁界シミュレーションをしておき、 接続部のSパラを求めて調整したりする。もちろん実験で合わせこむのもありというか、こっちが標準か? それより本質的な問題は、デジタルや低周波の回路屋は 「なんでもいいから電線を繋げば線に電流が流れて信号が伝わってく」 直流回路のイメージでしかモノを考えていないこと。
688 :
676 :2009/01/24(土) 01:48:45 ID:yvLN0W9U
>>684 デバイスの選択は低周波回路でも必須だと思う。
このスレの人たちは周波数云々じゃなく、アナログ回路に精通しているのは理解できる。
今、知りたいのは高周波回路設計特有の難しさです。
>>687 ほとんどがカット&トライですよね。
でも受動部品の値を調整するだけで難しくはない。
全くイメージが同じです。
電磁界解析はどちらかというとレイアウト設計の問題解決に使用しますよね。
結局、高周波が難しいというのは、やっぱりレイアウト設計の難しさなんですかね?
>>686 私も入力部分のベタアースは無いよりもあった方がいい気がしてならないんです。
たとえばインピーダンスマッチングを取るためにしばしば導入されるマイクロストリップライン。
これは理想的にはマイクロストリップラインの裏面に無限に広いベタアースが広がっていることが
動作の前提です。このベタアースを取り除けと言われてもいまいちぴんと来ないんです。
>688 つ EMI
目的の周波数だけについて考えるだけなら簡単かもしれない。 トランジスタのマッチングについていえば特定周波数に合わせるのは簡単だろう。 じゃあ、それ以外の周波数は?やっぱここもマッチング、もしくはオープン、ショート等させとかないといけない。 非線形回路使う限り希望波以外のものは必ず発生するから・・・ あと、比帯域が広くなってくると更に難しい。
>>688 >電磁界解析はどちらかというとレイアウト設計の問題解決に使用しますよね。
>結局、高周波が難しいというのは、やっぱりレイアウト設計の難しさなんですかね?
そういう話で済むような種類の回路なら、実際高周波回路は難しくないですよ。
それがたとえ数GHzであっても難しくない。逆にそれで済まない場合は数十MHzでも案外難しい。
高周波回路設計の黒魔法な部分というのは、
・回路定数=物理寸法になっているので、回路設計がパターン設計と等価の場合(マイクロ波回路全般)
・寄生容量を無視するとまともに動作しない回路の場合(VCOなんかで顕著)
・寄生容量が無視できないほど高い周波数や、波長に比べて部品が巨大な場合
・集中定数回路と分布定数回路の中間で動作するインダクタ・トランスが混じっている場合
・
>>691 にもあるように目的の周波数外での振る舞いのコントロールが必要な場合
・波長が短い事による放射の影響が無視できない場合(電波吸収体を使うと解決するけど高価)
・工作精度が特性に影響する場合(周波数が上がっても加工精度等は簡単には上がらないので)
といった辺りでしょう。
黒魔術がひとつ以上含まれる回路は途端に難しくなります。まあデッドコピーなら難しくありません。
正しい知識が無いと例題回路のモディファイも難しいしカットアンドトライがまともに出来なかったり
する事もあります。その上近年のコンピュータの能力を持ってしても完璧なモデルを作ると現実的な
時間でシミュレーション出来なかったりします。一方では部品の小型化・IC化に助けられて簡単に
出来る周波数はだんだんと上がってきています。
いつかは高周波回路特有の難しさが過去の物になるかも知れませんね。
CPUクロックがGHzなんてi8080、Z80、MC6800をやってた頃には空想の世界だよ。 M/B設計がもろ高周波回路設計になっているもんな。
>685 信号入力部って具体的にはなに?同軸ケーブルとか同軸コネクタ、じゃないよね?
>>694 > 信号入力部って具体的にはなに?
同軸ケーブルを直づけするか、同軸コネクタを基板に実装しようかと思っています
基板背面で?テフロン径に合わせてパターンを抜くのかな。それならベタグランド+穴だよね。 側面につける場合は、両面板ならベタグランドでもいける。ただ、基板の縁ギリギリまでパターンが来ていないと…… 設計ルールで、基板の端部からコンマ数mmの縁取りされる場合はグランドが中途半端に近いと危険。 多層基板だと内層が悪さをするので、更にいやんな感じ。 だから、管理されたスペースを設けて、GSGのラインで一旦接続してから落ち着いたところでMSL線路にするみたいな。
697 :
676 :2009/01/26(月) 00:43:38 ID:RR0ahlEx
>>692 あくまで自分のイメージです。
「高周波特有の全般に及ぶ難しさ」のイメージはあるんですよ。
それが、回路設計に及ぶ難しさを知りたいです。
>・回路定数=物理寸法になっているので、回路設計がパターン設計と等価の場合(マイクロ波回路全般)
これはリファレンスに載っている気がしますね。
>・寄生容量を無視するとまともに動作しない回路の場合(VCOなんかで顕著)
>・寄生容量が無視できないほど高い周波数や、波長に比べて部品が巨大な場合
これが回路設計というイメージは無いですね。
レイアウト設計か、むしろプロセス選択(材料の選択)に近いですよね。
回路設計で何とかする場合、ほとんどがマッチングの部分だと思いますが、
リファレンスに大抵載っていると思う。
あとはデバイス選択の問題だと思いますが、回路屋の仕事だとしても高周波特有の問題じゃない気がする。
マッチングが簡単に出来ればいいですけど・・・
699 :
676 :2009/01/26(月) 00:58:23 ID:RR0ahlEx
>・集中定数回路と分布定数回路の中間で動作するインダクタ・トランスが混じっている場合
これはちょっと、文章のイメージが沸かないです。
ラジオでいう中間周波数に変換する際の、IFトランスですかね。。
もう少し具体的にお願いします。
>・
>>691 にもあるように目的の周波数外での振る舞いのコントロールが必要な場合
これはイメージなんとなく分かりますね。
要はフィルタなり、デカップリングコンデンサなりが必要になると。
でも、、難しいイメージは無いな。ちょっと部品追加するぐらいのイメージです。
>・波長が短い事による放射の影響が無視できない場合(電波吸収体を使うと解決するけど高価)
これも回路設計ですかね。シールドとかそっちの話ですよね。
難しいイメージはないな。
>・工作精度が特性に影響する場合(周波数が上がっても加工精度等は簡単には上がらないので)
手半田だったらそうかもしれないけど、これもプロセスの問題って感じで、回路設計ってイメージはない。。
700 :
676 :2009/01/26(月) 01:05:22 ID:RR0ahlEx
ちなみに共振の予想、Q値の選択もしくは調整、までやっている人居ないんですか?
701 :
676 :2009/01/26(月) 01:15:25 ID:RR0ahlEx
>>698 基本的にはリファレンスの値±αぐらいだと思ってます。
もしかしたら、それから外れることがあるから(システムが動かないレベルは経験したことないですが)、
何が原因か確実に突き止めることができない案件がいくつか浮上した挙く、難しいってイメージが定着したのかな。
何か具体的な体験談ないですか?
それとも、昔はシミュレータが無くて、色々手探り間があったので、難しいってイメージが付いたのかな。
その何かね、自分は、解析含め設計、レイアウト等色々やっている立場ですが、
あんまり納得していないのは、レイアウトだったりとか、プロセス的な難しさを、
回路屋がマネジメントしているっていう、そういう感じが正直あんまり好きじゃないんですよね。
>>699 良いところに気がつきましたね。
そう、高周波アナログ回路設計なんて、
難しいようですが、実のところ簡単なんです。
みんな毛嫌いしているだけ。
ってか、毛嫌いしてもらわないと困る、仕事なくなるからw
要は回路というのは簡単なもので、難しいのは他の分野の問題であるって結論を言いたい訳? そりゃそうだよ。回路理論は簡単だから実用的なんだもん
>>701 >それとも、昔はシミュレータが無くて、色々手探り間があったので、難しいってイメージが付いたのかな。
それはあるかと思います。今はフィルタ設計とかシミュレータ任せでいけちゃいますからね。
おいらはそれら無しでは設計できません。orz
>システムが動かないレベル
そういうのは無いですけど、スペックに入るかどうかというところで苦戦します。
例えば歪とかスプリアスとか。フィルタの特性なども。
あとはデータシートに無いトラブルは結構あるな。
あとEMCが難しいぽだな。 アナデジ分離だとかいって適当にグランドを切り刻んだり、 穴だらけのシールドになっていないシールドで漏れまくったり、 差動線路が片側だけうねうね曲がってペアの線路になっていなかったり。 経験則で全てを語るジジイが過去と異なる状況でも絶対に自説を曲げず、 若造の言うことを無視して自爆したり。 アホか
初心者なんですが、質問です。 携帯Aから1GHzで33.5dBmを出力したとして、 1cm離れた携帯Bで受信する電力ってどのくらいのものなのでしょうか? アンテナに詳しくないので、こいつがどの程度空間に電力を伝えて、 そして受け取る事ができるのかわからなくて・・・。 一般的な携帯をイメージしてます。 宜しくお願いします。
708 :
774ワット発電中さん :2009/01/31(土) 09:14:21 ID:JfpSzw0M
>707 携帯A/Bが一般に普及している携帯電話と同じ構成とすれば・・ 1GHz/33.5dBmを1cm離れた電力を計算するだけ。 ただし、この結果は単に携帯Bのアンテナ端に生じる値になる。 現実は、A/B直接通話するのではないので、質問そのものが意味をなさない。
初心者質問スレで同じ事を書いたので恐縮ですが、 インピーダンス整合回路でLOADとTUNEはどういう役割でしょうか。 LOADとTUNEのダイヤル(バリコン)を適当に回して良いのでしょうか。 よろしくお願い致します。
710 :
774ワット発電中さん :2009/01/31(土) 13:01:39 ID:U7YqKGJJ
もういい加減半導体なんてやめたら?
>707 1GHzだと波長が30cmだから、1cmということは1/10波長とえらい近距離になってまう。 アンテナの大きさと比べても距離が近いことかwら、「1cm」などという 具体性を欠く条件では正確な回等は不可能。 二台の携帯をひっつけた状態を想定しているのか、一台の中に収められている、 2つのアンテナ間のアイソレーションの話なのか。 ついでにそもそも論なら、一般論としての2点間の送受信の話がしたいんじゃねーの? と思ってみる。それならフリスの伝達公式で調べること。
>>709 πマッチのことっすか?
TUNE側が送信機終段 LOAD側がアンテナ側
最初にLOAD側容量最大でTUNEを操作して
プレート電流のディップをとる
でLOAD側を少し増やしてTUNEを操作して
ディップをとる を繰返しながら
プレート電流を規定の値にもっていく
というのが教科書の説明
送信機側からみれば C1+C2とLのタンク回路になっていて
ディップ状態ということはこいつを共振させる つまり
LOADとTUNEの直列接続の合成容量が
同じになるように調整されているということ
(実際は意図しない容量が存在するから嘘だねw)
アンテナ側から見ればC1とC2を変えると無線機側の
インピーダンスが変わってみえることになるから 整合する点に
合わせにいっていることになる(出力インピーダンスがきまれば
プレート電流も決まるから 逆にディップ(共振状態)を
保ちながらプレート電流を見てれば 整合点がわかることになる
ヒドス;;
>>712 詳しい解説ありがとうございます。
共振を保ちながらアンテナと結合していく
という感じですかね。
勉強になりました。
無線工学を学び直します。
信号線の50Ωインピーダンスマッチングについて分かりやすく教えてください。
時間とともに電流電圧の大きさや向きが変わる交流では 発生した電界の変化が磁界の変化を生みまたそれが電界の変化を 有無という因果律を避けられない ゆえに線路上を流れる 交流電流は どのような環境でどのように流されるかによって この電流を流すためにはこの電圧をかけないと というのが 決まってしまう それでその線路の特性を表すのに電圧を電流で 割った値を特性インピーダンスと呼ぶ たとえば 5D-2Vの特性インピーダンスは50Ω 超電導で電気抵抗を0にできても特性インピーダンスは0にはできない インピーダンスの変わるところで信号は反射してしまう これは光が空中から水へはいる 水から空中へ出るときに 屈折するが 光の屈折率が水と空中で異なるために生じるが 屈折率がまさにインピーダンスに相当する 信号を無駄なく伝送するためには接続部分での インピーダンス不整合をなくしたいので 送信機ー信号線ー受信機と考えたとき 送信機と信号線の インピーダンスを合わせて かつ信号線と受信機のインピーダンスを 合わせることで最大の効率で信号を伝送できる
最大の効率で伝送ってことは高圧送電線とかもインピーダンス整合されてんのかね?
なぜ50Ωになったの? 別に75Ωでもいいんじゃね?
損失が小さいところ付近のキリのいい数字だから
出力インピーダンスと(入力)インピーダンスが等しいと、 最大効率で信号を使えるってのが、イメージできない。 数式で解くと、そうなるのは分かるんだけど・・・ イメージでは、出力インピーダンスよりも大きければ、 効率は あまり変わらない気がするんだけど。 イメージさせてください
>>720 >イメージでは、出力インピーダンスよりも大きければ、
>効率は あまり変わらない気がするんだけど。
これはどういうイメージをしてるの?
>>721 出力インピーダンスが(入力)インピーダンスよりも大きいと、
内部での電力消費が大きくなって効率的じゃないってのは
直感的にイメージできます。
なので、出力インピーダンスよりも(入力)インピーダンスを
大きくしてやれば、負荷側での電力消費がメインになって、
効率が良くなるのかなって。でも、このイメージだと負荷が
大きければ大きいほど、効率が良くなっちゃう・・・(笑)
分かりやすくイメージを教えてください!
イメージって大事でしょ♪
じゃあ、どうやって入力インピーダンスを大きくするかどうぞ。
>>722 直列に抵抗が二つ接続されている回路に電圧あけたときの分圧が
出力のインピーダンスが小さいとどうなるかを考えたらいいんじゃない?
電力Pが電圧V×電流I だからなんですよね・・・ 負荷を大きくすると、(出力インピーダンスと分圧された) 負荷にかかる電圧は上がるけど電流が小さくなっちゃう。 負荷を小さくすると、電流は大きくなるけど、(出力インピ ーダンスと分圧された)負荷にかかる電圧は下がっちゃう。 良いところが入出力インピーダンスが等しいところだと。 もやもやするのもナンなので、納得したことにしとこ(笑)
高周波回路理論的には、インピーダンスの不一致があると反射が起きるという波のイメージも可
727 :
774ワット発電中さん :2009/02/05(木) 23:06:15 ID:HQn5Gvnd
もうずっとスレを荒らしてた奴は、今日はいないのか? なぜいないんだろうね。
>>670-726 はマネージャ? サポートマネージャなんだろアジレントの。だあから
アジレントの EDA のサポートのみんなにきらわれてる奴。
729 :
774ワット発電中さん :2009/02/06(金) 22:58:26 ID:O3gK9+ee
>>728 サポートのマネージャさんよ、
客にそんなやり方で喧嘩売ってるんだったらゆうけど、
客じゃありませんから。アジレントの。
微分回路が発振し易い(と言われるのは)、 高周波の位相が回った(戻った)ところで、 ゲインが最大になるからですか?
732 :
774ワット発電中さん :2009/03/14(土) 14:58:14 ID:1JTUFzve
あげ
あげついでにネタ振り シュミレータは何がおすすめ? 出力パワーも100Wくらいまで。 おおざっぱにOFDMの出力みたいなモデルをすぐにしみゅできるようなのはないもんかね? たぶんないね。 で、みんなは何つかってんの?
734 :
774ワット発電中さん :2009/03/15(日) 02:32:41 ID:gE0PJgl5
無償で他人の知恵を頂こうというシナ人みたいなやっちゃな
737 :
774ワット発電中さん :2009/03/17(火) 02:21:24 ID:3sjbon4m
LabView や MATLAB では”出力パワー100W”のシミュレーションは出来ないと思ふ。 そもそも”シュミレータ”じゃないからイイのか?
> シュミレータ > すぐにしみゅできる 微妙w
趣味レータなら JAVA だな :-)
741 :
774ワット発電中さん :2009/03/20(金) 18:02:27 ID:Vjez1e07
>>738 > LabView や MATLAB では”出力パワー100W”のシミュレーションは出来ないと思ふ。
> そもそも”シュミレータ”じゃないからイイのか?
100W だろうが線形として扱えば問題ないだろうが。
100W の増幅器すら線形に作れないのか?
だったら勝手にそのアジレントの何とかにすれば?
>>741 > 100W だろうが線形として扱えば問題ないだろうが。
> 100W の増幅器すら線形に作れないのか?
↑笑うところかね?
どのくらいの線形を想定しているんだろうね。
>>742 笑うところだろうな。
以前にUHFデジタル多重無線用の46dBm超低歪アンプを設計したことがあるが、
16QAM時のACPRが全温度範囲で -73dBc を超える辺りからは血を吐きそうな世界だった。
普通に作ったら-30dBc がいいとこで、とてもリニアとは言えない、ていうか超ノンリニアな世界。
測定とシミュレーションモデルのパラメータフィッティングの繰り返し。
>>745 Xパラメーターでもうちょっとスマートに。
3,4年前にはXパラメーターなんか無かったんだよ。
>>746 ,747
っていうかXパラメーターがやってるようなことをやる自動測定系を組んで走らせまくってた。
あの時これがあったなら、容積も値段も1/10以下で、能率は10倍以上だったろうな。
749 :
774ワット発電中さん :2009/03/21(土) 23:21:42 ID:/ZuJoANr
>>748 >
>>746 ,747
> っていうかXパラメーターがやってるようなことをやる自動測定系を組んで走らせまくってた。
> あの時これがあったなら、容積も値段も1/10以下で、能率は10倍以上だったろうな。
X パラメータなんて入力電力を掃引させた S パラだな。とっくに知ってるのに
チミがいるから、*** 値段 10 倍以上、能率 1/10 以下 *** だよ。
チミアジレントの EDA サポートマネージャ。
750 :
774ワット発電中さん :2009/03/22(日) 01:37:29 ID:iOseftZ3
751 :
774ワット発電中さん :2009/03/22(日) 02:01:04 ID:iOseftZ3
>>743-744 ,745,747-748
2 分間隔で同一IDでカキコしてるバカがいるぞ。ばかばかばか。
742-748 のことだけど。
少なくとも 743, 744, それに 745, 747, 748 が同じ人であることが
動かしようがないな。
なぜ唐突にこのような論争が始まろうとしているのであろうか。 理解に苦しむ。
754 :
774ワット発電中さん :2009/03/22(日) 23:37:17 ID:5tlOs2MV
いずれにせよ、私怨書き込みされる理由があるんだから、アジレントのサポートは。 少しでもおかしいと思ったら叩きまくりましょう、このスレの住人なら。
>>754 =ID:iOseftZ3
おまえさんのカキコは特徴があるからすぐわかるんだよ。
756 :
774ワット発電中さん :2009/03/24(火) 12:50:43 ID:/ChnQWjZ
>>743-744 ,745,747-748,752,753,755
本スレで、アジレントのプロパガンダはいいかげんにやめてもらいたいな。
ワロスww 2chで私怨粘着とか負け犬の極みwww
759 :
774ワット発電中さん :2009/03/24(火) 17:24:18 ID:Sd3iOlrp
デジタル回路設計をしているのですが、今、RF信号の勉強をしてます。基本的なことなんですが、教えて下さい。 デジタル回路だと、周波数 = ビットレートです。 例えばTV信号だと、90MHz - 800MHzの信号で、同じビットレートのデータを転送するとありますが、この概念がよく分かりません。 (搬送波の概念が分かりません) OFDMなどのマルチキャリアだったら、帯域のイメージがわくのですが(帯域内に複数のキャリアのデータがある)、 アナログ信号の場合、帯域の意味が分かりません。なぜ幅を持った周波数からデータを抽出できるのでしょうか? ダウンコンバートやアップコンバートのイメージも湧きません。 デジタルの時間軸の考え方から、スペクトラムの考え方に切り替えられないのが原因だと思うのですが、図などで分かりやすく書いてある参考ホームページとかあったら教えてもらえないでしょうか?
>デジタル回路だと、周波数 = ビットレートです。 はは・・・
バリコンで発振器の周波数変えると実感できるよ まずは五球スーパー・ラジオから
>>759 もう少しディジタル回路の勉強を深めてからでも遅くないと思うよ
っていうか、6石スーパーヘテロダインのラジオキット辺りからどうぞ。
765 :
774ワット発電中さん :2009/03/25(水) 02:17:54 ID:lkVG+8An
>> 「今、RF信号の勉強をしてます。」といいつつ 「ダウンコンバートやアップコンバートのイメージも湧きません。 」 って何これ? どの面下げて「RF信号の勉強をしてます」って言ってるの?
766 :
774ワット発電中さん :2009/03/25(水) 14:03:37 ID:08tronrv
759です。
皆さんから見ると笑っちゃうくらい初心者なのは理解しています。
アドバイスをもらえるとうれしいです。
>>760 さん、762さん
周波数=ビットレートと書いたのは、デジタル回路だとクロックにデータが同期しているので、
(もちろん非同期データで、サンプリングしてデータを取得する場合もありますが)
1clock=1bitのシリアルデータ(ステータス情報なしのピュアデータ)の場合を書きました。
>>765 さん
「GHz時代の高周波回路設計」という本を読んでいます。
綺麗なサイン波1波の場合は、ダウンコンバートやアップコンバートは分かるんです。
分からないのは、データと周波数とバンド幅の関係と、PM変調された信号を周波数変換するとどうなるかです。
例えばAM変調やPM変調の場合、周波数の変化がないので、スペクトラムアナライザーで見ると単一キャリアがみえて、バンド幅はフェーズノイズ分だけ。
FM変調の場合、たとえばバンド幅=10MHzで中心周波数が100Mhzのときは、95MHz〜105MHzに搬送波を変化させて元の信号を表す。
ということでしょうか(つまりオシロスコープで観測すると殆ど違いが分からない)?
また、AM変調の信号を周波数変換すると、元信号を表している信号の周波数が変わるだけというのは分かるのですが、FMやPM信号の場合周波数変換すると周波数/位相の移り変わりの部分の波形はどうなるのかが分かりません。
自分では、時間軸から周波数軸の考え方への切り替えが必要なのだと思っているのですが、
ここら辺のアドバイスやいいホームページなどがあれば教えて下さい。
AMは理解できるんだろ。FMの変調と復調を式で理解しろよ。
>>759 なら話はそれだけで終わる。
>>765 > どの面下げて「RF信号の勉強をしてます」って言ってるの?
はぁ?
今勉強中だって言っているんだから、いいじゃないのか?
良く読め。
770 :
774ワット発電中さん :2009/03/26(木) 01:57:25 ID:78RExDQz
>>743-744 ,745,747-748,752,753,755,757-769
EDATS のサポートマネージャの自演はもう止めてもらわないと、
殺されたりなんかして。
解雇されたんか?w
>766 アナログのFMとPMはほぼ同じものだぜ。wikipediaで変調信号の図を見れば理解できるだろう。 たぶん皆は式を見て、周波数軸で考えて納得して解った気になってる。 それで仕事は出来るし、特に問題ない。 どうしても腑に落ちないなら、適当な信号を用意して、excelかなんかで変調してみてグラフにすればいい。 あくまで時間軸上でどうなるかというのは結構みんなが体感していないものだから
773 :
774ワット発電中さん :2009/03/27(金) 01:14:56 ID:drq9P1oW
>>771 EDA のサポートマネージャが、解雇されたいのか?
774 :
774ワット発電中さん :2009/05/22(金) 15:17:25 ID:oEPxSYNp
(コラム) 信号に重畳する雑音は、シグナルGNDと同じなら問題ないので除去する必要は ありません。よく間違うのが、電源配線の分離、100%高周波アナログでは、電源 配線は分離しない方がよい、信号の流れの沿って電源配線を接続しましょう。 最終段の出力だけは、次段のブロックの電源と分離すべきです。シグナルGNDは、 短い配線で、そのまま接続しましょう。なんでもかんでも電源は分離する必要が あると考えるのは間違いです。
デジタル回路よりもノイズの多いアナログ回路があるから困る。 本当に困る!(゚Д゚#)
日本のRF測定器コネクタってしょぼいよね。Nとか・・・ なんでだろう。
>>776 加工やさん(切削やさん)が減ってるのでは?
N型程度では問題ないけどね。
マイクロで使える日本のコネクタやさんは川島製作所以外知らないね。
778 :
774ワット発電中さん :2009/06/24(水) 15:19:32 ID:dXwK64Rn
トランジスタを使った増幅回路ってベース接地方式にしても周波数はたかだか数十MHzまでだけど 最近のフルハイビジョンといった動画はアナログだと帯域は数百MHzくらいは余裕であるよね。 もっとも周波数特性がいいはずのベース接地方式ですら帯域はたかだか数十MHzどまりなわけで、 どうやったら数百MHzの信号を増幅してりできるんだろうか? ちょっと値が張るけど広帯域用の専用ICに頼る以外に方法はない?
>ベース接地方式ですら帯域はたかだか数十MHzどまり それは、かなり古典的な品種の話では? たとえば、2SC1815のftは80MHz(min) だし、 2SC945だとftは250MHz(typ)なんだが・・・ 最近の高周波用トランジスタなら、シリコンで数百MHz、 GaAsやSiGeだと数十GHz程度じゃないかな?
780 :
774ワット発電中さん :2009/06/24(水) 19:17:16 ID:AEawY6Mx
>>779 > 最近の高周波用トランジスタなら、シリコンで数百MHz、
> GaAsやSiGeだと数十GHz程度じゃないかな?
あら、そんなにいいのが出てるの?
ちなみにそれらを高周波増幅用に使うときはベース接地で使うべき?
それともエミッタ接地でも十分帯域は稼げる?
古い100MHzのオシロに2sc3355が使われてるft6.5G うまく使えばエミッタ接地300MHz行きそう て、昔からUHFのテレビあるよね、あのチューナーにはトランジスターが使われてるよ 30年前から 広帯域では、カスケード接続をご存じ?
>カスケード接続 広帯域化なら、カスコード接続では?
C3356エミッタ接地+エミッタフォロアで500MHz付近の受信アンプを作ってます。
ちなみにTO-92にするとC3355になります。
AT31011は1GHz付近で良い性能でした。発振回路なら3GHz近くも問題ないですよ。
>>780 ftが十数GHzぐらいの石を迂闊にベース接地すると発振するかも。
エミッタ接地が前提で、SOT143等の4pinパッケージでエミッタが
2本出てますから、素直にエミッタを直にGNDに付けると楽です。
#あ、C3356は古いので3本足ですがw
784 :
778 :2009/06/25(木) 01:36:11 ID:HVMBlm39
それじゃもうベース接地回路は、爆安の汎用トランジスタを無理矢理高周波に対応させる場合を除いて 用済みになっちゃったのかな・・・
2SC3355-58って70年代の最先端技術で作られてるんだよな。 でも未だに使われてる3356,3357。RF版1815みたいなものか。 (仕事ではデカいパッケージの1815は使ったことが無いんだけど) 実は低めの周波数でも良い仕事をする。VHFまではハイゲインで使える。 3357はちょっとしたパワートランジスタでもある。 さらに高性能な2SC3585(ft=10GHz)でさえも、 今や古く感じるようになってしまったが、これからも使い続けるような気がする。
>>776 測定器のNコネがしょぼいというのは間違い。
通常のNコネに比べてf特が伸びている物を使っているようだ。
同様にBNCなんかも白いテフロンが無く、特殊な構造になっていたりする。
当然、所定の性能を得る為には、
良質のケーブルアセンブリや変換コネクタの使用が前提だが。
白いテフロンがないのは75Ωじゃないのか?
アジレントのGHzリアルタイムオシロのコネクタってそういうのじゃ無かった? でも普通のBNCも1GHzだか4GHzだかまで使えたかも知れない・・・
789 :
774ワット発電中さん :2009/07/09(木) 23:53:42 ID:CH96nzeh
>772 FMとPMがほぼ同じと言うことは 直感的にはドップラー効果で理解できるとおもう 位相が進みつつある 音源が近付いてくるとき 位相が遅れつつつある 音源が遠ざかるとき 音源の接近速度は観測者にとっては位相の変化速度 このとき周波数も速度に比例して変化する
790 :
福島 俊明 :2009/07/13(月) 06:26:22 ID:hp8EfG7F
突然の書き込み申し訳ありません。
集団ストーカー、電磁波によると思われる身体攻撃、音声送信被害に遭っています。
思考盗聴によると思われるプライベートな情報の搾取、また、その悪用。プライベート情報を最大限に悪用した音声送信被害と、電磁波によると思われる身体攻撃を受けています。
超単パルス的な特性を持ち、さらに、電離性の電磁波(放射線)が悪用されている可能性もあります。
現在、思考盗聴器の原理を考えています。原理が分かれば、被害をICレコーダーに記録する事も不可能ではないと考えています。詳しくは、”ハイテク犯罪に関する調査と研究”ページ内の”思考盗聴器の可能性”を見て頂ければと思います。
工学的に考えられる可能性など、情報がありましたら連絡を頂ければと思います。
どうぞよろしく御願いいたします。
ハイテク犯罪に関する調査と研究
http://haitekuhannzai.ganriki.net/ 共同研究者のページ
加害者への公開質問状
http://mongar.biroudo.jp/
IP抜かれるから注意
最近ロジャース材が入手難なのだが、そんなことない?
代理店がプリント板事業止めたらしい
794 :
774ワット発電中さん :2009/07/22(水) 18:11:50 ID:fMYDMT9T
FETトランジスタきもい
796 :
774ワット発電中さん :2009/09/17(木) 19:09:46 ID:pKokObZH
新刊 アイラボ著「高周波回路の設計と製作」をさらっと目通したが、 中々ええよ。
>796 検索で油断すると『高周波回路の設計・製作』のほうが当たる…なんて紛らわしい。 とりあえずアイラボで目次みてきたけど バイアスティーとかスプリッタとか、市川氏の文章でどっかで読んだことがあるよーなないよーな。
>797 市川ラボだから、見たような記憶も当然だよ。
799 :
774ワット発電中さん :2009/09/18(金) 20:15:51 ID:SCVHuD3F
>>797 >> とりあえずアイラボで目次みてきたけど
> 市川ラボだから、見たような記憶も当然だよ。
誰だこのバカな会話は。
te
801 :
774ワット発電中さん :2009/09/20(日) 20:46:44 ID:aKesyY96
小判鮫のような状態のあの奥さん微妙だよなwww
>>801 ことさん可愛いじゃん。知人だけどそれなりのアナログエンジニアだよ。
>802 それなりってどのくらいのレベルなの‥‥、 それにしてもうちの会社は休み無さ過ぎだ 年休が50日くらいだよ
804 :
774ワット発電中さん :2009/09/23(水) 11:57:40 ID:Zr3DLvsd
ここはアジレントどうだべかではない.
805 :
774ワット発電中さん :2009/09/23(水) 12:11:52 ID:W/qBxiQt
コトーさんは奥さんですか。 だいぶ歳が離れているので兄妹かと思っていた。
806 :
774ワット発電中さん :2009/09/23(水) 13:13:46 ID:yi2jw6Sb
それなり・・・・・・・ビミョー
811 :
774ワット発電中さん :2009/09/24(木) 17:21:49 ID:voYzUcDO
首狩り族の浅田飴鞭は, 外資を出てモーデックに逝け.
812 :
774ワット発電中さん :2009/09/25(金) 04:27:34 ID:vhYPefrk
非常に未熟なRF屋です 3逓倍器で死にかけてます
>>813 愚痴るならw、もうちょいと具体的に。
ひょっとすれば、救世主が現れるかもしれない。
816 :
774ワット発電中さん :2009/09/27(日) 21:29:09 ID:0OIVQM5g
>>815 > どれ、教えてしんぜよう。
人喰い土人の宣教師は, 外資を出てモーデックに逝け.
817 :
813 :2009/09/27(日) 22:18:16 ID:8bEdtYu8
>814-815 とりあえず、サイズは15mmx15mm、電源電圧3V、電流は50mA以下 トランジスタ3段で、発振、3逓倍、アンプって感じです 基盤はFR-4で2Gを6Gにするだけです あと、ロックもさせます リファレンスは外部からです 出力は+6dBm min C/Nは1KHz offsetで-90dBc/Hz、100KHz offset-115dBc/Hzです こんな条件です
818 :
813 :2009/09/27(日) 22:34:07 ID:8bEdtYu8
今のところ、会社で余ってた板で2種類の回路を組みました 部品は1005サイズでやってます VCO & 3逓倍は、3倍の出力レベルが-0.5dBm、100KHz offset-117dBc/Hzで電流23mAです アンプは、ゲイン7dBで電流16mAです ここまでは根性でどうにかしました ここから先が不安なんです 最終的な基板のサイズに納めて、特性出せるのかどうか 部品も1005までしか使ったこと無いのに、今回は0603サイズ使わなきゃ入らないだろうし‥‥、 それで、一番の不安は数が出ることなんです 普段作っているものは一品ものに近い感じで、量産系は初めてなんで怖いです
819 :
774ワット発電中さん :2009/09/27(日) 22:55:57 ID:kWvAKFWD
>>817 その周波数でディスクリートTrで組んで量産はリスク高いぞ!
ちなみに各段のTrは?
820 :
813 :2009/09/27(日) 23:39:30 ID:8bEdtYu8
>819 トランジスタはすべてNECのものです VCO部分が2SC5010、3逓倍とアンプがNESG3031です 最初に2SC5010ですべて組んだときは全然ダメでした 今実験的に、組んだ回路も整合とか考えてなくて、適当に組んだダメダメ回路です 普段は、5Gとか10Gくらいの周波数ならテフロン基板で、Hittiteとかの整合取れた便利な石を使ってやってます ただ今回は、一部デバイスが指定されていたりして、トランジスタを使って3逓倍の形でやらざる得ないんですよね あと、電流的にもコスト的にもトランジスタじゃないと無理かなって思ってます
821 :
813 :2009/09/27(日) 23:46:46 ID:8bEdtYu8
>819 この仕事をこなせば、自分的にレベルアップできそうな気がするんですよね 初級レベルから中級レベルに進めそうな気がします とりあえず、11月末までに目処を立てたいです
822 :
774ワット発電中さん :2009/09/27(日) 23:48:39 ID:kWvAKFWD
>>820 5010ってfTいくつだっけ?
6GにするだけだったらFR-4でできないこともない。
あえてマッチング問わない部分以外はマッチング取らないとNG。
>>820 部品的には特に問題無いけど
>ここまでは根性でどうにかしました
ってのが問題だな。回路ってのは理屈どうりにしか動かないから
量産ならそれなりに設計する必要があるが
そんな断片的な情報じゃ判断のしようが無い。
身近にチェックしてくれる人は居ないの?
824 :
774ワット発電中さん :2009/09/30(水) 15:18:41 ID:viAgtXIx
>>820 一台、二台ならいいけど、量産はキツイんじゃまいか?
>>820 釈迦に説法かもしれませんが…
(1)てい倍器のバイアスを変えてみる。理屈では方形波に近い方が3rdのレベルが
高いので、充分な入力+A級バイアス点とするのが理想ですが、入力レベルが
足らない場合はてい倍器をカットオフに近い形にしたりとか、コレクタに抵抗を入れて
Vcをわざと低くすると良いことも。ただしこれをやると2次4次のレベルが上がるので
スプリアスカットのフィルタ特性に注意が必要。
(2)てい倍器の出力側で基本波をきちっとショートしてあるか確認。VNAでてい倍器Tr
のコレクタから先の回路が、基本波でショート、3倍波でマッチ(かオープン寄り)に
なっているか確認。
MSLine使えるスペースがあるならば偶数次のてい倍器が楽で良いんですけど…
部品が増えてもよければ、奇数次はアンチパラレルダイオード+アンプ2段って手も。
2次4次を切るに当たって、フィルタのスカートが15〜20dBぐらい、楽が出来ます。
6GHzあたり、となりますとフィルタとの兼ね合いもありますから、思い切って
EHM+局発3GHzにして代わりにフィルタのスペースを減らすとかの
トレードもあり得るんじゃないかと思います。C帯LNBあたりはロックかけずに
DROでダウンコンバート、周波数エラーはIDUで辻褄を合わせるなんて事も
やってますね。3てい倍すれば位相ノイズも10dB程度悪くなるので、思い切って
HEMT持ってきてDROにしたら安く上がったりして。
参考にならなくて申し訳ない(笑)。
TRを止めて、FET採用で流通角(バイアス)を調整する手もある。 3倍以上はG-S最大定格を超える可能性があるが、2倍なら十分いけるだろう。
827 :
813 :2009/10/01(木) 21:58:07 ID:MMNN2kKJ
皆さん貴重な意見ありがとうございます なんていうか、励みになります とりあえず、基板の設計は終わりました 共振器も合わせて12mmx12mm内に部品が収まりました 部品は0603サイズなんで、実装屋さんに頼みます このサイズだと、うちの会社内で部品の変更は無理ですね 周波数の調整は共振器を削るだけです 削りすぎたらはんだやシリコンでも載せときます あと、シールドケースが低いんで、被せた時にどれくらいVtが動くかが気になってますね
828 :
813 :2009/10/01(木) 22:02:32 ID:MMNN2kKJ
>823 そうですね 一応先輩が手伝ってくれました うちの会社は仕事が忙しすぎてお互いに助け合う余裕が無いんですよね あと、電気理論をもっと勉強しないとだめですね 本は買うだけ、その後は積読だけです 今日も、小宮さんのPLLの本買いましたよ 確実に積読行きです
829 :
813 :2009/10/01(木) 22:06:13 ID:MMNN2kKJ
>824 一番怖いのは、十分な出力レベルが取れるかどうかですね それ以外は、あまり厳しい条件でもないです 量産すればどうしても特性がバラツクでしょうからね
830 :
813 :2009/10/01(木) 22:13:55 ID:MMNN2kKJ
>825 いえ、非常に参考になります 今回はデバイスの指定もあって、3逓倍以上の形でやるしかないんですよ だからDROはちょっと使えないですね それと、外からの信号で3波を切り替える形なんですよ DROだと周波数の可変範囲が狭すぎるのでダメなんです
831 :
813 :2009/10/01(木) 22:18:18 ID:MMNN2kKJ
>826 またまた、貴重な意見ありがとうございます ただ、FET苦手なダメダメエンジニアです 電源シーケンス間違えて、ゲート電圧入れ忘れ、壊しまくりのダメエンジニアです 今回は基板が設計し終わったので、Trでやります でも、FETも暇なときに勉強しときますね
アナログのRGB信号って直流成分はもってたりする? たとえばケーブルで機器間をつなぐ際、出力がACカップリングされてたりすると 直流成分は欠落すると思う。ということはやっぱ直流成分は無いと考えるのがいいのかな?
>>832 受信側でクランプして直流再生してる。
834 :
813 :2009/10/01(木) 22:24:52 ID:MMNN2kKJ
とりあえず、設計費はもらっているので試作は何度か出来ます 時間もまだまだあるので、どうにかなりそうな気がしてきました 実際に物が出来上がってくるまでは、いろいろ仕事を抱え込んでいるので、そっちに集中しようと思います
>>833 ってことは直流近くの帯域には情報は乗っていないと考えてok?
>>835 情報がのってるか否かはシステム固有の問題だからわからん。
水平周期中に変動しなけりゃ画面には表示されない。
画面一面真っ黒、あるいは真っ白という絵を表示させたときのRGBはどういう信号になる? 直流になるの?
そうなんだ(´・ω・`) もし黒ベタ、白ベタ画面の表示にDC成分が使われていると 増幅時に下手にACカップリングさせちゃうと情報が欠落しちゃうんだよね( ´・ω・)
>>839 >838でシステムによると書いたのは、Gに同期が混入されていたりいろいろな場合があるから。
RGB出力は普通はACカップリングにする物。
841 :
774ワット発電中さん :2009/10/03(土) 17:46:49 ID:4Zr8fyjz
>>840 > RGB出力は普通はACカップリングにする物。
>>841 > 0V でブランク, 0.7V で最大輝度になる.
どうも腑に落ちないんだけど常に単色で満たされた画面(つまり電圧が時間に依存せず一定値)を
ACカップリングされた回路を通してやりとりしたら、受け手側から見れば0Vになってしまうわけで
どんな単色の画面を送信しても受け手からみたらブランク(真っ黒)な画面になってしまはない?
だから受け側で直流再生するんだよ。 低域はアナログTVなら30Hz位までがきちんと通れば大丈夫。
>>843 > だから受け側で直流再生するんだよ。
> 低域はアナログTVなら30Hz位までがきちんと通れば大丈夫。
いまだによく理解できていないんだが、たとえば時間に寄らずコンスタントに0.3Vだった映像信号や
コンスタントに0.5Vだった映像信号(いわゆる単一色画面)をACカップリングを通してしまうと
どちらも共に0Vの信号に変わってしまう。
受け手側で直流を流して再生しようにも、元の映像信号が0.3Vだったのか0.5Vだったのか、はたまた
それ以外の直流電圧を持っていたのかの情報が無い限り正しく復元できないと思うんだが。
ググればやり方とか具体的な回路あるじゃん;;
>>844 カラーバーを表示して調整するのでは?
チョット前のマスモニとかなら全白表示でプローブ使ってホワイトバランスとって、
それからカラーバーで輝度や色合いを合わせたような…。
素人なので正確には分からんのでゴメン。
家庭用テレビなんかは割と大雑把なんかな?
>>845 分からんorz・・・
>>846 NTSCじゃなくてRGBだからカラーバーといった概念は無いかと・・・
シンク・チップや同期信号忘れてね?
849 :
843 :2009/10/04(日) 00:32:35 ID:eQPPaJlW
>>844 NTSCでもRGBでもブランキング内に黒レベルとしている部分があるから
そこを基準にする。
もし同期波形が残っていれば、その尖頭値を利用しても良い。
もぉ面倒くさいなぁ、地デジ世代はTV技術l教科書とか読んだことないのか… 「ペデスタルクランプ」 でググってみ。
>>844 いっぺんNTSCコンポジットビデオ信号の波形を見てごらん。
映像信号、同期信号、ブランキング信号、カラーサブキャリア信号、その他、、、の合成だから、
単色画面でも一定電圧ってことは無い。
854 :
774ワット発電中さん :2009/10/05(月) 23:33:29 ID:A+mfQPPi
VHF帯の信号を+10dBm程度まで増幅しても 歪まないAMPってなにかありますかね? GAINは20dBあるとうれしいけど・・15dBぐらいはほしい
数値にしてもらわないと。IMでいいから・・・ 歪が無いアンプはない。意地悪だけど。
856 :
774ワット発電中さん :2009/10/06(火) 00:09:56 ID:ZbWNZL7h
歪みが少ないかな IM3=-45dBcはきついかな? -40ぐらいはほしい
857 :
774ワット発電中さん :2009/10/06(火) 00:11:31 ID:ZbWNZL7h
歪みがすくないかな IM3=-45dBcは厳しい? -40はほしい
858 :
774ワット発電中さん :2009/10/06(火) 00:53:07 ID:UhAj3rQg
そんな、まだ心の準備ができてないっ
861 :
774ワット発電中さん :2009/10/09(金) 08:05:51 ID:6sLNk65o
718 就職戦線異状名無しさん age 2009/10/09(金) 03:17:04 工学部電子系だから楽勝だと思っていた時期が私にもありました
862 :
774ワット発電中さん :2009/10/20(火) 17:19:48 ID:P8AdNbE1
悪役商会の俳優が出てきそうなサイトだな。
864 :
774ワット発電中さん :2009/10/21(水) 18:16:24 ID:lefwmwsZ
>>864 横からど素人が思いつきで答えるけど、
同軸ケーブルではないかな
ライン型CCDで高周波をかけると誤ったノイズ出力が多くなるタイプって どういう事か?わかります?
じゃあ正しいノイズ出力もあるのかな? でもってそれは少なくなったりするのかな?
Furthermore, there are various technology tools available to ease person-to-person communications or to recreate a networking environment. ,
Your English sucks.
870 :
774ワット発電中さん :2009/10/23(金) 09:19:54 ID:LpK8xlPW
secks sitai
ベークライトじゃないの?
>>871 マジか!これ・・・
おいらもPT1つなげるのに昔九十九でかった
400〜500円の分配器はガラエポ基板で意外としっかりしていたよ。
包装の袋は
>>871 と似ていたと思う・・・
ネタ作りのために基板引っ剥がしたのかと思ったんだが、 画像を見てもその痕跡が無いな。
場合によっては映る映らないチャンネルが出てくるぞ。
880 :
774ワット発電中さん :2009/12/28(月) 16:20:32 ID:WnmMS5wy
UHFのミクサ用に500MHz(固定)を出力させたいのですが、 どうしたらよいでしょうか。 できるだけ安定しているものが嬉しいのですが・・・
881 :
774ワット発電中さん :2009/12/31(木) 21:00:58 ID:VSrcDPLY
>>880 100MHzのクロックモジュール買って来る。
→電源接続。出力をスイッチングダイオードに突っ込んで高調波発生させる。
→500MHzのBPF突っ込んで500MHz取り出す。
面倒ならクロックモジュールの出力をそのままBPFに入れてもいい。
元の波形が方形波だから5次の成分はたっぷり含んでいるだろう。
882 :
774ワット発電中さん :2010/01/01(金) 10:43:22 ID:VOqK1ciL
Si532を500MHzで注文すれば良し。
883 :
774ワット発電中さん :2010/02/21(日) 13:26:14 ID:cOyqDvl0
初歩的な質問をさせてください。 こんな高周波電源を探しています。 ┌──────┬─┬─┐ │30MHz発振 ×9 ×9 □━━━━━━□ 装置 └──────┴─┴─┘ 同軸ケーブル 波形は _ ̄_ ̄_ ̄_ ̄ 2.45GHz 出力1W未満、将来は50W 交流電圧は±対称で、低電圧大電流が理想です。 周波数(固定)は高いほど良いのですが、漏洩を考え2.45 ∵真上が航空路; 予算も乏しく、ロジックアナライザでは100MHzまでしか計測できないため、 1段目は秋月のキット、2・3段目は自作を考えています。 あるいは、安価な完成品があれば、それに越したことはありません。 皆様のお知恵を拝借したく言上仕り候 m(-.-)m
そんなの何に使うの?測定器どころか知識もないのに。 漏洩したスプリアスが電波法違反になるかもしれない。
885 :
774ワット発電中さん :2010/02/21(日) 16:56:09 ID:N9wnum4d
2.45GHzで1W簡単に作れるよ、って言うなら止めませんけど。 その筋の商社と相談して買った方が間違いなく安く上がります。 10mWぐらいは簡単に作れて、カタログ通りの特性が簡単に出せ ますが、0.1Wを越える辺りからネットワークアナライザ、パワー メータ、スペアナ(最低でも2倍波を見るために6GHz対応の もの)等の基本的な測定器無しには難しいでしょう。デバイスの 入手も簡単ではないのですが、回路設計はさらに難しいですよ。 測定器を揃える値段で50W出力のISM帯高周波電源が何台も (何十台もかな)そろいますからねぇ… だいたいにして、同軸ケーブルも同軸コネクタも一般に入手容易 なのは50Ωと75Ωなので、低電圧大電流って言われてもなぁ…
出力段は電子レンジか無線LANの回路コピペして使ったら?
889 :
774ワット発電中さん :2010/02/21(日) 22:16:22 ID:cdeHF4es
まてまて、質問者は方形波を出したいんだろ。 そんなアンプ持ってきても方形波は出せないんじゃないか。
スーパーワイドアンプが必要ですね。
892 :
774ワット発電中さん :2010/02/22(月) 00:21:10 ID:BmLLwbSO
変調をかけた後が方形波じゃなくて、1サイクルごとに方形波か? Fクラスアンプでやるしかない。MOSFETって、2.4Gでスイッチング できる?
つCPU
>>892 1サイクルごとに方形波ということなら、
F級アンプでも方形波にならないよ。
なんせ奇数次の高調波に対しても特性を維持しないといけないわけですから
と、釣られてみました。 途中送信してしまった;;
896 :
886 :2010/02/25(木) 10:27:12 ID:XmSTYJFx
886です 皆さん、貴重な助言、ありがとうございます。 ギガヘルツの世界に入ってくると、計測や波形の制御そのものが難しいのですね。 889の中国製アンプ・・・・露骨に違法くさくて怖いなぁw ただ、同軸ケーブルを廃して、装置全体を金属で密閉すれば、こういう選択もアリかな。 2.45GHzの無線LANを分解して勉強中ですが、 チップ内部で処理が完結していて、あまり参考にできなかったです。 残念! というか、よく出来た設計; 893 つCPU って; 内部で並列処理してるから、リアルGHzじゃないですよね? なるほど・・・装置の方を並列化して、電源の周波数を落とせ、ということですか。 電子レンジのマグネトロンから、位相の揃った波だけを選別できれば、 高周波・大出力のスイッチング電源という目的は達するかも・・・ 暴論ですよねw
誤爆した スマソ
898 :
774ワット発電中さん :2010/02/26(金) 17:46:50 ID:FtoLXSaQ
899 :
774ワット発電中さん :2010/02/28(日) 18:31:43 ID:w1LKlGi7
>>896 最近のCMOS ICの中のMOSFETは(PMOS、NMOSともに)余裕で数GHzでスイッチングしますよ。
>>896 >電子レンジのマグネトロンから、位相の揃った波だけを選別できれば、
おまいがオシロを睨みながらスライドスイッチのON・OFFをすれば簡単だ。
>896 逆、逆。pen4のコア部分(ALU)はクロックの倍速で動いてたりとかそういうのもありだから もちろん低クロックのパラレルって手法はありだけど
民生品の無線回路は所詮ICが全て 実装するだけなら中国に勝てるわけない フロントエンド回路、アンテナの調整?リファレンス以外ありえないだろ! これからはソフトの技術で差別化するしかない、RF技術なんて何の役にも立たないんだよ ・・・だってさ
発言者のレベルが知れるな
ああ、回路の事が解らないソフト屋上がりのえらい人がマジ顔で言ってたな。 以来、業績と開発力が右肩下がりなんだが……
先日はどうも また質問をさせてください。 原発振は安価で正確な方形波を出す、秋月の30MHzオシレータLTC1799モジュール基板。 ___ ̄ ̄ ̄___ ̄ ̄ ̄___ ̄ ̄ ̄ 出力のデューティーサイクルは50%固定ですが、 ↓ ____ ̄ ̄____ ̄ ̄____ ̄ ̄ このように、33%より小さなものにしたいのです。 (30MHzで、5%以下に絞り込めたら最高・・・) 原発振 ┌──┐ トランジスタ │LTC.├┬─────────┤増\ │1799││┌┐┌┐┌┐┌┐┌┤ 〉─────→ 装置 └──┘└┘└┘└┘└┘└┘│幅/ (↑回路の遅延パターン) こんなやりかたで、デューティーサイクルを小さく出来るでしょうか?
>>906 >>907 より使いやすい方法がある。
例えば、
方形波入力 ┏━\
○━━┳━━━━━━━━━━━━━┫ \
┃ ┃\ ┃AND ┣━○出力
┗━┫ ┃○━>>>>━┳━━━┫ ┃
┃/ 抵抗 ┃ B┃ /
インバーター ┻ ┗━/
┳ コンデンサー
┃
▽
↑この部分で遅延させる↑
諸元は、識者の登場を待てw
(場合によっては、抵抗とコンデンサーは使わずインバーターを重ねてロジックだけで遅延させることもある。)
あるいは、「ロジック デューティーサイクル 積分」でグーグル教授にお伺いを立てろ。
なお、この方法は周波数によってデューティサイクルが変わる。
また、詳しい助言が欲しいなら、用途をきちんと晒す(必要な仕様が明らかになる)のが良いと思われる。
>>907 >>908 早速に有難うございます。
目的は、装置内の小さなコイルを高速でOn/Offすることです。
Onになっている時間が十分に短ければよく、逆に、消磁する時間稼ぎにOff時間が長く欲しい。
それでデューティーサイクルが33%以下(或いはもっと)という、妙な条件になるんです。
装置の中身は小さなコイルで、プリント基板上にパターンを作成して積層しようと考えています。
位相差をつけてコイルを動作/停止させる、電子加速器みたいなイメージです。
基板を重ねるので、可能な限り『厚みゼロ』『実装部品ゼロ』を目指したいのです(←暴論)
周波数は固定で使い、動作中に変更はしない。
波長が何mもあるとコイルが大型化してしまうので、可能な限り高周波にしたい。
(デューティーサイクルが小さく、Onの長さが10センチ以下に出来たら最高・・)
コイル同士の位相差が欲しいため、あまりエッジの乱れた方形波は欲しくない。
出力は、微弱な磁気が確認できれば十分なので、ミリワット単位でいい。
波長10センチで矩形波?
しかもミリワットって結構でかい。
波形が乱れたら良くないってマッチングが広帯域にわたって良くないといけなくない? しかも広帯域にフラットな特性
>906 30MHzなら波長10mだから、まあ同軸ケーブルぐるぐる巻きにして できないことはないな。プリントパターンだとすごいことになるぞ。 ちなみに短縮率をお忘れなく(ググってください)
ぉいぉい初心者スレかと思ったらアナログ高周波スレだった。 910にツッコミが入らないとは・・・ 最近はアマチュア無線も経験しないで、この趣味(や仕事)に入る人も多いのかな。
アマチュア無線やってる奴って、理屈とか理解しないでやってるのが多いな。 だから要求された仕様も理解できずに自分の思い込みで勘違いレスばかり。
皆さん、レスありがとうございます。 プリント基板で遅延パターンを作るのは、余計な磁界を発生させない工夫ですが、 同軸ケーブルの物量でやったほうが、下手なノイズが入らないかもしれませんね。 デューティーサイクルが小さくなると、トランジスタの選択も難しくなるでしょうか? また、原発振を水晶でやることは可能でしょうか?(Onの長さが、ギガヘルツ波なみの短さに出来るが・・)
素人にありがちなんだけど、もう少し範囲を限定するか、具体的な用途を書いた方がいいと思う。単に物理量を言ってみるだけなら 幾らでも大きな事が言えるが、実現できるかどうかは自分の実力も含め、様々な要因によって束縛される。 そうでないと素人のアマチュア無線家見たいな輩から頓珍漢なレスが帰ってきてまともには収束しない。 1)具体的には、33パーセントから、ON時間10センチを同じ単位に自分で計算してみて、どれ位のオーダー違うかを認識する事。 2)自分の技術、もしくは実績で、どれ位の周波数で使えるトランジスタアンプを製作出来るか晒す事。GHzまで扱った事、ほんとにあるの?
>>917 d
ギガヘルツ帯は今の世代にはブラックボックスですね・・・ICの中の小人さんに聞かないと分からんです
33%のデューティーサイクルというのは、この辺り、という程度の目安です。
空芯コイルでも、何らかのヒステリシスはあるもんで、やってみなきゃわからん領域です。困ったわい
四角い方形波といっても、フーリエ変換してバラしてやれば、サインカーブの合成なんですよね。
単純にOn/Offしているつもりが、実態は多くの周波数の合成なわけで・・・・
確かに、マザーボードの基板設計とか、やってる人の技術はすごいものがありそうですね。
919 :
774ワット発電中さん :2010/04/24(土) 18:39:38 ID:7L+CJml0
興味深い
対数変換回路(ログ回路)は何で出力電圧が対数で出力されるんですか? それと、ダイオードの順方向電流の式(I=exp(qV/kT))を物理的に説明…ってどういうことですか?
宿題スレにいけよ。
923 :
774ワット発電中さん :2010/04/26(月) 14:18:26 ID:L2nQEjbS
途中割り込みの書き込みなんだが、発振には泣かされるよなぁ。30DB程度の AMPならまだいいが、60DB程度となると、発振との戦いだよな。よっぼど、 アースのインピーダンスを下げないと、まず、おてあげだな。 昔から知られた手法だが、やはり、回路を組むのは銅板が効果てきめん。
60dBもゲインが必要って何処よ。帯域は?
>>924 マイク入力からラインレベルまでそのくらい必要だよ。
すまん、スレタイ見てなかった。高周波でマイク入力は無いな。
スレ違いじゃない?
928 :
774ワット発電中さん :2010/04/27(火) 06:51:26 ID:0OWp/cNq
>>924 数MHzは最低必要だな。10MHzあればbetter。
ちなみな、いまや、全国どこの病院である超音波診断装置の
受信部は、その程度の仕様は必要だぜ。
929 :
774ワット発電中さん :2010/04/27(火) 13:05:53 ID:hdobOrGn BE:1008096184-2BP(0)
>923 よく銅版って話がでるけどさ、それってプリント基板配線の弊害だよ。 平面に部品を配置するって制限が出ちゃう、それを抑えるために 銅版張りという話になる。利得勝負になったら板金工作のお世話にならなきゃ ならん。けど、10MHzくらいで60db持ち上げるのにはそんな面倒なとは いらんと思うけどね。
uPG1651を低融点合金に沈めて使えばいいよ3段くらい使って、カップリングは貫通コンで それと電源は石ごとにレギュレータを入れて独立させてね
貫通コンはマチガイ、メンゴ
リード線や端子が直接低融点合金に触れないようにコーティングせんと逝けない
うはwwwwuPG1651ってなんだ?uPC1651Gだろwwww ハズカスィのでノシ
1651なんか3段もつなげたら発振するよ。
そうでも無い
936 :
774ワット発電中さん :2010/04/27(火) 15:49:57 ID:gCgpZEcz
>>929 >「けど、10MHzくらいで60db持ち上げるのにはそんな面倒なとは
いらんと思うけどね。」
いや、まいった、まいった。そう、あっさり言われると、自己嫌悪に
おちいってしまう・・・退散退散。
937 :
774ワット発電中さん :2010/04/27(火) 23:36:57 ID:2ZJQ2uGl
デュープレクサを組むとき、LPFとHPFの位相合わせをしないと 互いに干渉してダメって聞いたけど、筆算で設計できる方法 知りたいのです。 高価なシミュレータは手が出ないもので。
フリーやGPLで十分。
939 :
774ワット発電中さん :2010/05/01(土) 01:20:31 ID:iyZwMTZ7
高価なシミュレータはスレ違い。
なんで?
誰も持ってないから?
942 :
774ワット発電中さん :2010/05/06(木) 21:57:01 ID:S8Nbbbxv
ちなみに高価なシミュレータって、どの製品?
944 :
774ワット発電中さん :2010/05/07(金) 11:34:19 ID:BohHzs15
某 AD カスのことかと思われ。
ADカスで判るやつ、語ってやれよ
946 :
774ワット発電中さん :2010/05/09(日) 09:12:49 ID:/YUcPiNW
マクスウェルの方程式しっかり勉強汁 Microwave Journal、Microwave & RF を読んで知識を深めれ 基盤はduroid(Rogersの)がお勧めだよ
947 :
774ワット発電中さん :2010/05/09(日) 20:10:15 ID:5ngwPr05
具体的には?
初心者質問スレにいったら、共振回路を理解してない奴が回答者してるのは笑た。
共振回路を理解してる人なんてどれくらいいるのか疑問だけどな。 電源プレーンとか、アンプに蓋して発振とかトラブルを起こす連中の多いこと
教えてください。 HPのLCRメーターを持っています。 それには、試験周波数が100Hz, 120Hz, 400Hz, 1KHz....100KHzと、段階的に変えられるようになっています。 このように試験周波数が変えられるようになっている理由は何でしょうか? というか、どのようにして使い分けるのかがわかりません。 1. 試験品の、「使用周波数に近い周波数」にセットするために、複数の周波数がある。 2. 周波数変化による傾向を見るために、複数の周波数がある。 3. その他 私の考えは、 自己共振周波数以内までは、比例的に変化するので、どの周波数で測っても良いのではないかと思うのです。 もしそうでないと、GHz帯で使用するコイルを測定しようとすると、 GHz帯で使えるLCRメーターを用意しないといけないので、実用機ではないと思うのです。 宜しくお願いします。
すみません。別のところで聞いてみます。 すみませんでした。
952 :
774ワット発電中さん :2010/06/04(金) 08:09:30 ID:ydZNUJE+
帯域10MHz,ダイナミックレンジ60db程度のAMPって 今、簡単に作れるのかい? 但し、IC等は一切使わなず、ディスクリート回路でのみで。 *** 問題:Trは2個、抵抗は2本のみで、高入力低出力インピーダンスの (増幅度6db)のampの回路を作ってごらん。 by OB
953 :
OB :2010/06/04(金) 08:42:03 ID:f3k+94Rp
こんなところで聞くな by OB
>950 で、何処逝った? 自己共振周波数が既知の部品ならそれでいいが ネットアナかインピーダンスアナライザ辺りを使わないと 測定前に知る事は出来ないっしょ? それに自己共振周波数以内でも特性の変化が非直線なブツもある。 あと100Hzとか120Hzは主に電源用だな。
>>950 周波数が変わると、コイルの場合コアーや線材によって特性が変わる
スイッチング電源のトランスをを、100Hzで計ってもまともな値が出ない
使用周波数に近いところで計るのが理想的
コンデンサーにもtanδを使用周波数で確認
単にμFだの容量だけを求めるのではないはず
>もしそうでないと、GHz帯で使用するコイルを測定しようとすると、
>GHz帯で使えるLCRメーターを用意しないといけないので、実用機ではないと思うのです
いいえ、用意しないといけませんが、あまりにも高価です(ネットワークアナライザー)
この場合は、メーカーが発表してる特性を信じるより仕方ないのです
>>954 が書いてましたね
>954 測定器スレ。 大概のLCRメータの測定周波数の低さに呆然とするんだけど、あれって電源用なのか。 電源トランスとか電源用フィルタとかが主戦場なのか。 そんなとこに需要あるんだ。 せめて1MHzくらいないと悲しいんだが、そういうのって無いよね。
ネットワークアナライザでどうぞ。 ただし50Ωから大きく外れたところは確度落ちるけど。
>957 0.1〜10MHzあたりを主戦場とするスイッチング電源の各パーツって 50Ω近辺にあるとは限らないんだぜ... 小型DCDCが1MHzで10uHくらいのコイルを使ってて何気に50Ωに近いのは 偶然じゃないのかもしれないけど。
まぁ、想定している周波数が2桁違うんで、そういうことです。 でも大抵は1MHz〜10MHz位の測定の値でだいたいあった性能になります。 数百MHzのフィルタとかでも。 パターンとかパッケージによる影響のほうが影響してくるので あまりその辺を測っても意味ないという感想。 まぁ、おいら程度のレベルじゃそんなもん。
960 :
774ワット発電中さん :2010/06/04(金) 23:32:00 ID:xEahqs14
変な質問。 大学の工学部で高周波回路の研究している者なんですが、ここで質問や受け答えしているのは 学生、先生、企業の技術者、電子回路が趣味の方のどのあたりが多いのでしょうか? 企業でも設計部署ならここに書いてあるようなことを考えるのかと思いまして。
>>961 多いのは、高周波が専門とは言えない通りすがりのエンジニアではないかと。
俺は、日雇い労務者、二個四、最底辺 スペアナもって、趣味として
964 :
961 :2010/06/06(日) 00:14:05 ID:WYwG3X7E
なるほど。 エンジニアになったり経験が長くなると他分野のことがわかったりもするんですね。 ありがとうございます。
>961 大学からアンテナやってる。回路は非専門。企業の技術者。 高周波と言っても100MHz,1GHz,10GHzで全然感覚が違うから見てると面白いね。
>>965 > 高周波と言っても100MHz,1GHz,10GHzで全然感覚が違うから見てると面白いね。
4GHzが一つの目安ではなかろうか。
(アンテナのプロならご存知と思うが、ここを境にマイクロスプリットラインの伝送が複合モードになる。)
明確な境は無い。
高周波増幅回路で最終段のFETのゲートを破壊する原因ってどんなことが考えられますか?
設計不良
最終段のFETが、なんのFETなのか?FETはGaAs? パワーアンプ?小信号?筐体の外に出る端子?
>>966 基板材によって違う気が
30GHz位までは境とか感じたこと無いけど
50MHzで3Wの増幅器でMOSFETです。
考えられるのは・・ @ゲート破壊なので入力耐圧を超えてしまった。パワーぶち込みすぎとか。 A3Wってことは出力端子としてそのまま外部のコネクタ等に出る可能性があると考えると 静電気(ESD)とか。MOSFETはあんま聞かないけどね。 BSWRが高くて反射で壊れた。PdもしくはVdsが最大を超えた・・など。
どうもありがとうございます。調べてみます
>>966 ,971
記憶が正しければ伝送モードを決めてるのは基板厚さではないかと。
あと4GHzを越えた辺りにはエポキシ樹脂の比誘電率が変化する点が
あったような気が。
神奈川県内で基板のできの良いところろどこにあるかな・・ アームが死にそうだし
977 :
774ワット発電中さん :2010/06/10(木) 16:08:55 ID:w8nB31sa
教えてください 400MHzの原発振(デューティーサイクル50%)を作りたいのですが、 秋葉で水晶は200MHzまでしか入手できません。 どういう装置を探せばいいのでしょうか?
厳密に50%というなら2倍の800MHzで発振して、ECLで2分周じゃにぃ?
980 :
イザベラ*アイリス :2010/06/10(木) 18:18:37 ID:mWqTCN3F
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しかし私は夜の6時から11時の間です
ほぼ毎日出現している
私ができるのは
TRやOPAMPなどの無線と増幅とCPUアーキテクチャー
VHDLなどのデジタル工学と電子工学の全て
数学など
分かりやすく簡単に説明する
質問は本や資料を読みながら簡単に説明します
しかし英語だと読む時間が遅いです
C++ X86 GCC NASM LINUX CYGWIN COMMAND PROMPT
Z80 H8 JAVASCRIPT WIN32APIができる
Z80でC言語やBASICコンピュータが作れる
SPIMゲートアレイCPU
GCCで高速BASICが作れる
回路CADなども規格表だけで作れる
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>>976 神奈川に限定する理由ってなに?
凸版とかCMKじゃ駄目なん?
>977 1.6GHzで発振、分周比1/4のプリスケーラでどうよ
いまどきデータをメールして基板を郵送してもらった方が面倒が無くて良いと思うけどなぁ わざわざ時間を割いて営業と打ち合わせなんてめんどい。
ところで、2.4GHzくらいだと基板の基材メーカ1社固定しなくて大丈夫? 中国あたりで作ると、基材メーカ固定できないよね。
986 :
774ワット発電中さん :2010/06/12(土) 09:15:25 ID:Xs7PFKC7
978 979 982 さん、ありがとうございます。 無線機から波を取って、なんとかできました。 正確な波のときは、是非、使わせていただきます。 多謝!
>>984 購買からの声、もちろんデータはメールで飛ばす。