ちんこぽけもん
3 :
代原:2007/01/24(水) 23:15:47 ID:???
第十一話 プリーズ カムバック パイ!
八雲とスパズグの戦いで大規模に破壊された道路の検分を行う消防局員らの姿。
その影で、光牙によって切断されたスパズグの左腕が怪しく蠢いていた。
とある露天風呂で、紅娘やフェイオーとともに温泉で療養する「三只眼」。
酒の肴にと頼んだ料理の多さに面くらい、八雲と綾小路にも分けようとはしたのだが―
その二人がキスしていた光景が甦り、結局それらは紅娘とフェイオーの腹に収まる。
関係ないとうそぶきながら、「三只眼」は忍び寄る何かの気配に眉をひそめていた。
旅館の一室で「ニューカルチャーショック御一行」八雲達は、ベナレスを封じた魔道士について
綾小路に問いただすものの、彼女もその魔道士が老人である事以外は知り得ていなかった。
だがそれ以外に道が無いのならと、八雲は一人でイギリスへ旅立つ事を決めていた。
「三只眼」は当てのない捜索に出る気がなく、「パイ」の意思は確認さえできていない。
「三只眼」が出しゃばって「パイ」が出て来ない。八雲と綾小路のキスの現場を押えられてから、ずっと。
思い煩う八雲に、綾小路がそっと寄り添う。その可愛さにもよろめく優柔不断な八雲であった。
綾小路は「三只眼」のいる浴場に向かい、八雲は今後どうするか窓を開けてうなだれていた。
しかしそこで謎の影が突如飛び込み、鈴々が持ち込んでいた「敵の作成したフロッピー」を溶かされてしまう。
高速で旅館内を駆け回っていくその物影を追走し露天風呂にまで踏み込んだ八雲だったが、
女湯側から放たれた「三只眼」の光術に、その影もろとも吹き飛ばされてしまうのだった。
影の正体は、今や八雲側に情報を与えるのみとなったフロッピーを始末しに来たスパズグの左腕。
八雲と綾小路も見守る中、「三只眼」はそれに向けて残存思念の法をかける。
立ち上るスパズグの思念が叫ぶ「魔道士マドゥライ」―それが、ベナレスを封じた魔道士の名。
ついに手がかりをつかみ「三只眼」もイギリス行きを宣言する。その言葉が嬉しかったのか、
思わず側の綾小路に抱きつく八雲。…だがその瞬間をまたしても「パイ」が目撃する。
身を引くようにフェイオーで立ち去っていくパイ。八雲の悲痛な叫びは夜空に響き渡るのであった。
4 :
代原:2007/01/24(水) 23:17:28 ID:???
>>1さんスレ立て感謝です。スレ立て宣言しながらご迷惑かけました…
三只眼様がジェラってるぅぅ!!ヽ(*´Д`)ノ
マドゥライってやっぱあのマドゥライ?
でも老人って言うからには先祖かなにかか。
・・・?
あぁ!!マドゥライって精神世界のマドゥライか!w
なんか先週といい今週といい、ヌルイラブコメ展開になってきてるなw
嫌いじゃないぜ?www
最近特に三只眼の顔が可愛くなってきてるな・・・反則だぜ!(*´д`*)ハァハァ
綾小路が出てきてから裸率が(=゚ω゚)ノ ぃょぅ! に高いな
綾小路葉子が綾小路ぱいと同一人物って未だに違和感がある。
今回のバスタオルはギリだとしても、
前回の全裸で平気なんて小市民ぱいじゃないよなあ。
だいいち顔が違うし・・・。
顔が違うのはしょうがあるめぇw
化蛇の記憶も戻ったから二部の綾小路ぱいと全く同じという訳じゃないんだよな
全裸で平気なのはその影響だろう
立ち位置は綾小路ぱいだけど
ベナレスの元手下の新キャラと思った方が良さそうだな
化蛇としての記憶が150年分だから当然人格もそっちベースになるよな
しかし150年か…八雲なんぞより遥かに大人だ。
当然色々と経験豊富なんだろうなぁ…
それでもやっぱり化蛇=ぱいって感じられる様な展開をもっと希望しる
前スレで誰か言ってたけど、この先紅娘は綾小路とずっと組んで欲しいぜ
>>15 フロッピーディスクが無くても、
テープに保存することもできるよ。
経験豊富だから。
パンチカードに保存することも出来るな。
経験豊富だから。
ついにマドゥライと鈴鈴さんの関係が明らかになりそうだな。
ハーンはイギリスに行くのかなぁ?
八雲の親友ライバルポジションでパイ、八雲、ハーンの3人パーティで
このさき話が進むと思ってたのに影も形も出なくなったな・・・
このまま付かず離れずで忘れた頃に重要な役割で現れるんだろう
精神世界まで来て、このままフェードアウトはしないだろうし
利害が一致したハーンと綾小路が組んで
あの手この手で八雲とパイを引き離そうと企てます
イギリスか・・・一貫してアジアンテイストだったけど初欧州か
敵とか技が欧州っぽい奴が出てくるのかな
そういや言葉は通じるのか?
多分八雲もパイも欧米は未経験じゃね?
前スレで八雲は過去に4年間世界中を浮浪者やってたんで
英語くらい出来るだろうということでFAになった
そか、世界の浮浪者だったのか。
てっきりアジアレベルの浮浪者だと思ってた。
しかし妖撃社がある香港に一番いたはずなのに
2部で中国語があんまり話せなかったよなww
最終学歴中卒だもんなぁ…
31 :
代原:2007/01/25(木) 23:18:49 ID:???
第十二話 トラブルINウェールズ
イギリスはウェールズにて「マドゥライ」の名を持つ者を片っ端から訪れたが、
全く収穫を得られない八雲とパイ。首都の一角のパブで「魔道士マドゥライを探してみせる」と言ってのける
怪しげな情報屋ペキンパーと出会うものの、彼の勘定を肩代わりさせられるハメとなるのだった。
有り金も手がかりも無く途方にくれる八雲は「綾小路を連れてくるべきだったか」と呟いてしまう。
その何気ない一言に激しく動揺したパイは、八雲から離れ一人当てもなく駆け出して行く。
「頭が変になった」今まで生まれた事のない不思議な感情を、彼女はそう言い表す他なかった。
そんなパイが途中で見かけたものは、パブで出会った情報屋ペキンパーが、
宗教結社の男達にリンチを受けている光景。
「魔道士を探している東洋人がいる。その情報を買ってもらいたかっただけ」
捜査に失敗したか、苦し紛れの弁解のようなペキンパーの言葉ではあったが―
そのタイミングで、パイは何も知らずに「どうしたの」と声をかけてしまうのだった。
一方、姿を消したパイを見つけられず落ち込む八雲。警察がその不審さに声をかける中、
八雲の脳裏にパイの声が響く。通り過ぎる乗用車の中に拉致されているパイの姿を発見するも、
それを追う前に警察達に取り押さえられてしまう。
夜の墓地。パイとペキンパーは、不気味な衣装をまとう男達の前に連れ出される。
ペキンパーによると、男達は黒魔術結社であり「人殺しの危険な犯罪集団」
…なのにも関わらずパイはあまり彼らを恐れる様子がない。
そんな彼女らに向けて、血の生贄を得んとして何本ものナイフが向けられるのだった。
おぉう!いきなりもうイギリスかよ!w
またあやしい新キャラ情報屋も出てきたし展開はえーなww
名前からかゼンジー北京を思い出してしまった
なんだこの鈴鈴さんと四谷を足して2で割ったようなキャラはw
四谷とハーンを足して三で割ったようなやつだな。
36 :
35:2007/01/25(木) 23:36:10 ID:???
う、かぶった。
ナイフがパイのスカートを切り裂いたりして
「イヤアアン」な展開をキボンヌ
今週号読んできたぜ。
あんま話題にしてないけど、パイに嫉妬心が芽生え始めたのは
物語的つーか、八雲とパイの関係急速発展がくるかなり重要な出来事だよな?
>>37 四年も浮浪者やっててなぜ高校レベルの英語なんだw
やっぱ八雲の頭は飾りか、偉い人には解らんのか
>>39 三只眼の方も微妙に嫉妬してたし、なんか綾小路が来てから色々進展し始めたな
LikeからLoveになる訳だな
いや、限りなくLOVEに近くなるんじゃないのか?
ここ最近パイと八雲2人だけの物語展開はなかったが
ここにきて綾小路もハーンも鈴鈴さんも誰も付いて来ない状況
しかもパイは微妙に八雲への「恋」という気持ちを強めている
これらから推測するイギリス旅行の本当の目的はただひとつ!
>>43 マドゥライさんの大人の魅力が大爆発だな!!
>>37 どこかそういうシーンあったっけ?
>>40 4年間放浪しても進歩が無い。
しかしその後、ぱい(綾小路)と一緒に数日旅すれば完璧な語学力を習得する。
そういう理解不能な頭をしてる。
・・・・・これでもし无の不思議パワーで三只眼から知識を借りてるとかいう設定がでてきたりしたら悲しいな。
>>46 「ハ、ハロー あーー
ドゥ……ドゥユーノー”ベナレス” えーーっとベリーベリーストロングモンスター”ベナレス”」
いや、これ高校生どころか中学1年の一学期レベルじゃねぇか?w
2部に中国行った時も最初はカタコト中学生語学力だったのに
いつのまにか普通に会話してんだよなw
英語もきっとカタコトは最初だけだぜ。
おそるべし无の神秘の力!
无でなかったら八雲程の無能はそうは居ないって気がしてきた
あっさり主人を誘拐されるしな
100年単位生きてる妖魔達に対し、不死身とはいえ完全な素人から4、5年で渡りあえるようになっただけでも大したものだろ。
とはいえ、頭の方に関しては无とはいえ死にすぎてどっか障害起こしてるんじゃないかと思う時があるが(酷)
しかし綾小路を東京に残したのは戦力分配としては失敗だった気がする。
スパズグがイギリスで暗躍しているのは間違いない訳で、ここはスパズグに対抗可能な綾小路をイギリスに派遣して
八雲を東京の守りに置くべきだったかと。
そりゃ「俺がベナレスを倒す!」とか言った手前、ひっこみがつかなかったり、パイを守る使命もあるのだろうが、
だからと言って、八雲じゃ手負いのスパズグにすら負けそうだぞ。
それじゃパイを守るのも無理だし。実際、いきなりしくじってるし。
そもそもが東京に貴重な戦力を割いて置く必然性がよくわからんのだが。
何か東京か鈴鈴達に狙われる大きな理由ってあったっけ?
無いな、そりゃスパズグが独断専行で部下かなんかを送ってくる可能性はあるだろうけど、
今のところウェールス方面に比べれば無視して良いレベルの危険性だよな。
なんで三只眼に次ぐ戦力の綾小路を残したんだ?
だから俺がさっきから言ってるだろw
八雲がパイとにゃんにゃんするのに綾小路は邪魔なんだって!w
真面目にベナレス倒す気はさらさら無いのかwww
しっかし八雲がトドメを刺して倒した獣魔って片手で数えられるよなぁ
つーかいるか・・・?馬面獣魔しか思いだせんw
>>19 ついでに龍さんとガネーシャの関係も明らかに
>>55 多分、八雲パートと化蛇パートで別れて話が進む複線だと思う。
化蛇は単独で東京の皆を強敵から守りきり、
八雲はいつものようにウェールズで敵に凹られるも三只眼に助けられると。
綾小路が日本に残ったのは、単純に高校の授業があるためじゃないのか?
以前「ぱい」時代に休学してんだから、もう学校休めないだろう。
>>62 いやいやいやwww
一応八雲パワーアップ計画の旅なんだから
今回ばかりは三只眼に助けられちゃマズイだろw
>>64 八雲パワーアップってか、かつてベナレス封印したマドゥライかその子孫から倒し方聞くのが目的じゃね?
綾小路が求めてるのはあくまで「勝ち目」であってパワーアップじゃないし
(相対的には相手の弱点知ることもパワーアップと呼べるかもしれないが)。
48の殺人技を学びに行く旅じゃなかったのか・・・チェ・・・┃・ω`・)
八雲バスターとか妖怪絞殺刑とか習得されてもそれはそれでイヤだなw
八雲バスター吹いたwwwwwwww
この誘拐犯がベナレスの手先だったら无の資格ねぇなw
さすがにコイツらはただの人間だろうけど。
誘拐犯、三只眼に粉みじんにされっぞ・・・ガクブル
意外と誘拐犯が良い奴らだったりして
「なーんちゃって!これ儀式用のゴム製ナイフね!なはははは、びっくりした?」
とか言い出しちゃったり
―しかしそんな声はすでに彼女の耳には届いておらず
両目を閉じた彼女の額に怪しく光る第三の目があったという―
封じ込める術って魔封波みたいな実力差があっても可能な封印術だったのかな
そういう技じゃないと八雲は使えないよな
その場合、三只眼が使えば良いんじゃね?
役立たずの八雲の存在意義がますますなくなるお( ^ω^)
76 :
代原:2007/01/28(日) 20:54:20 ID:???
第十三話 十年前の少女
「誘拐犯の命が危ない!!」そう叫び、パイ達が拉致されたとおぼしき墓地へ駆け出す八雲。
その頃。誘拐犯―危険な黒魔術結社を前にするパイだったが、まるで緊張感は無い様子。
彼らに対してさえ魔道士マドゥライを知っているかを尋ねるだけ尋ね、
手がかりがやはりない事がわかると、平然と帰ろうとする。
男達がナイフで襲い掛かるのを難なくかわし、木の枝の上に飛び乗る余裕のパイ。
そこでふいにパイの心の中に「墓地に残されていた強い思念」達が、マドゥライについて語り始めるのだった。
だが訴えてかけてくる思念は一つでなく、そのあまりの数の多さをパイは堪える事ができなかった。
マドゥライの情報の核心である「十年前にウェールズを去った少女」の名が告げられようとした所で、
頭を抱えてしまう。その隙に放たれたピストルの弾丸が足元をかすめ、パイは地上へと転落し気を失った。
パイを黒ミサの生贄にしようとする男達だったが、異様な雰囲気を放つ墓石達に気圧され、まごついてしまう。
その間に駆けつけた八雲は、男達を軽々とのして「三只眼」相手だったら塵と化していたぞ―と言うのだった。
銃で目玉を吹き飛ばされるアクシデントはあったものの(それは吹っ飛ばした相手が怖れを成すだけだったが)
誘拐犯を撃退してパイとペキンパーを保護した八雲。仲間になりたいと申し出るペキンパー。
一方気絶したパイは、墓地の残存思念と共鳴し「大きな刀を持つ少女マリアが、父親とともにロンドンへ行く」
光景を夢の中で見る。そして程なく目覚めると、その夢を八雲に教えるのであった。
ただの人間相手だと強いんだよな八雲
もっとも不死身じゃなかったら普通に死んでただろうけど
自分より格下相手だとホント格好良いぜ八雲(;・`ω・´)ゴクリ
細かくて悪いんだが…倒れたパイの脇腹から見えてるのってブラジャー?
ホントに細かいなおいw
綾小路編でパンツ+胸包帯のパイを見たばかりだろうがw
いや、ブラよりサラシがいいなあ…って話w
パイはこの容姿でちょいとヤクザな感じにサラシ巻いてるのが非常に萌えるんで
じゃー胸包帯のパイはドストライクだった訳だな(゚∀゚)
なんかロールプレイングゲームのあっちこっち振り回されてる感じな希ガス
聖魔降臨伝思い出した
>84
あぁ、最近の展開のこの感覚はなんだろーなと思ってたけどRPGだなw
ロンドン行って少女を探してると今度はフラグ立ての為に
パリにでもおつかいに行かされるんじゃないか?w
とりあえずパイがひん剥かれてから八雲も助けに来ればいいものを…
空気読めない男だ
いや、むかれる前に黒ミサ男の命が危ないから。
10年前に7〜8歳の少女だから
今だと17〜18歳ってとこか・・・?
また八雲に惚れる女キャラ登場で複雑になる訳だなw
新キャラ金髪ロリっこ登場という訳だな!
いや、10年前だしロリではないだろ…
と思ったがマドゥライの子孫なら人間と同じに年をとるとは限らないんだよな
もしかしたら未だロリっ子かもしれんな!
92 :
代原:2007/01/29(月) 20:32:13 ID:???
第十四話 霧の男
ロンドンの夜に口づけをかわす男女二人。…そこに忍び寄る怪しいコートの男。
男の体が溶けるように霧となると、それに包まれた女はあっという間にミイラ化し、哀れ灰となるのだった。
次の日の朝。とある大学で「人体発火事件」(上記冒頭)について話す女生徒達の輪に混じるのは、
留学中の美星。変死した被害者はすでに市内で六人、さらにこの大学の女性のみが対象となっている怪事件に、
ふと美星は「こんな時八雲がいれば」と思いを馳せるのだった。
そんな中、昨夜の被害者は彼女にとって優しい先輩ジェシカだった事を知る。ショックを受ける美星の前に、
多くの男の取り巻きに囲まれた黒い長髪の美人―モルガンが現れた。たじろぐ友人達をよそに、
美星だけがモルガンに突っかかる。挑発的かつ死者への思いやりのない言動に憤りを覚えたからだったが、
モルガンは逆に飲みかけのコーヒーを美星めがけぶちまけてみせるのだった。
その夜、「MEIXING & MARIA」の表記のある寮室。昼間の講堂内でも一緒だった少女マリアに
声をかけられる美星だったが、その心中はすでに事件の真相―真犯人の行方へと向かっていた。
被害者の共通点は?ジェシカと共にいた男性ジョンが訴えていたという「霧になったヤッケの男」とは?
…腕組みしながら外を眺める。と、そこにはジェシカの部屋に窓から忍び込もうとする人影があった。
「てめぇがヤッケの男か!!」ジェシカの部屋へ先回りした美星が見た、男の正体は…八雲だった。
俺の美星キタキタキタキタキタキタキタ親父!!
うおおお!!予想外に美星再登場かよ!!!
そういやロンドンに留学中とか言ってたっけ?すげぇ伏線だ・・・
美星キタコレ!!!!!!!!!!
俺の嫁キタ―(゚∀゚)―!!!
お、おまいら・・・綾小路再登場の時でさへそんなにキターなかったのにw
妖魔にクンニされてよがるヨゴレ担当だったのに・・・
綾小路の時は夏子の実習先があの学校だったのに中々出てこなくて
「アレ?綾小路マダ-?」って感じだったからな。
さすが八雲!変質者の面目躍如だな。
美星には妖撃社が潰れた事は内緒にしてるっぽいね
よもや兄貴が日本のオカマ宅の居候極潰しになってるとは思いもよるまい・・・
>>100 ロープで窓から侵入に手馴れた手付きを感じるんだぜ?(;・`ω・´)
カラー扉絵のSDキャラがめちゃめちゃ可愛い件
つーかハーンがいないな・・・主軸キャラじゃないのかな?
4年間世界中を放浪しても英語一つ覚えられなかったのに
変質者のスキルはバッチリなのか
>>103 たぶん女キャラだけ集めたんじゃないか?
ん、でも・・・いや、何でも・・・
>そういえば「妖撃社」どうしたんだろう
一応社員扱いなのに倒産したこと隠されてるのか・・・
事情が事情だからな、倒産の事を話せば黄さんの事も話さねばなるまい。
わからんが名神は黄さんに可愛がられてたとかあるんじゃないか?
>>107 龍さんが失業した事を妹にいえなくて隠してます。
美星の学費はどうしてるんだろう?
>>109 多分、鈴々さんの貯蓄や君江さんから借りた金や八雲やパイがバイトした金等で支払っているんでしょう
美星の友達のメガネデコっこが可愛いなw
今までの3X3にはいないタイプだぜ!
美星はともかく、龍さんは妖撃社社員だったっけ?
でも昼間っから酒呑んで働いてる風には見えなかったぜw
夜の街でオカマバーのホステスさんの手相を見てあげてるんじゃないの?
>>111 そのメガネっこがマリアな件!!(;・`ω・´)ゴクリ
>>114 鈴々さんは徹夜で働いていたというのにな
>>114 しかもその酒、どうみても真行寺さんのだぜ?
さらに鈴々さんが龍さんに向かって「あたし徹夜よ」と愚痴っていたことから、龍さんは普通に寝ていた。
つまり龍さんは夜ぐっすり寝ておいて、朝起きてくるなり徹夜で働いてた人の隣で他人の酒を飲み始める人。
>118
なんてうらやまs・・・いや、ダメな奴なんだ!
龍さんには真行寺ママのお相手という大事な役目がある
>>116 うお!おまい細かいところまでよく見てるなΣ
マリアがたまたま美星のルームメイトってちょっと出来すぎじゃないか?ww
だがしかし、そういうお約束偶然は嫌いじゃないぜw
今回の敵はベナレスと関係なさそうなはぐれ妖魔っぽいから
久々に弱いものにはとことん強い八雲の格好良いとこ見れるな!
重要人物マリアがいる大学に偶然妖魔がいたんじゃなく
マドゥライのキー抹殺のスパズグの手下と考えるのが自然じゃね?
でもまぁ小ボスだから八雲はこういうのには強いだろうなw
どんだけ八雲はチキンなんだよwww
八雲がトドメ刺せた妖魔って・・・最後誰だっけ
128 :
代原:2007/01/30(火) 21:10:38 ID:???
第十五話 侵入者―イントリューダー―
何故ここにいるのかを問い質そうとする美星の口を手でふさぐも、駆けつけて来る他の物音に焦る八雲。
その頃、また別に忍び寄った怪しいコートの人影が、騒ぎに一人部屋に残った女生徒を狙うのであった…。
ジェシカの部屋。騒ぎ立てておきながらも、集まってきた寮生たちに「見間違いでした」で通そうとする
(タンスの中に八雲をかくまっている)美星。その振る舞いの不審さを厳しく問い詰めるモリガンだったが、
三年生の棟で響き渡った女性の悲鳴がそれを中断させる。モリガンらが声の方へと駆け出していくと、
ジェシカの部屋には八雲と美星だけが残るのだった。
今度は美星が八雲を問い詰める。事件と関係があってやって来たのか?この事件は妖怪の仕業なのか?
その質問にはろくに返答せず、部屋のタンスを漁り「探し物」を始める八雲。美星は訳がわからない。
と、そこに突然モリガンが戻って来た。妖気が近づいていた事もあり、八雲はとっさに外へと脱出してしまう。
問い質すモリガンに言葉を返せない美星だったが、追求は止まらない。―緊急事態が発生していたのだから。
その頃、八雲は霧の立ち込める中、妖気を放つコートの男と対峙していた。スパズグの手下と察知し、
八雲はすかさず光牙を放つ。しかし男の体もまた霧と化し、光牙は手応えもなく包まれて消えてしまう。
…そして三年生の棟の一室では、消し炭のような遺体と化した少女グレース(冒頭の狙われた少女)と、
寮生たちの悲鳴が響き渡っているのだった。
グレース!後ろ後ろ!!!
美星よ!八雲と話すときくらい日本語を使ったらどうなのかね!!
。・゚・(ノД`)・゚・。
1部の美星に戻っちまった・・・_| ̄|○il|li
美星はこの喋り方だからいいんだ。
カタコト日本語はぶりっ子ぽくて好かん。
(´・ω・`)えー・・・
美星なんてどーでもいい!!
そんな事よりフェイオーが可愛くてしかたないぜ!!1!
フェイオーのエサにワラタwwww
136 :
マロン名無しさん:2007/01/31(水) 15:28:19 ID:h+cOk7Qw
>>135 フェイオーって何食ってるんだろ…。
エサだけじゃわかんねえよwww
やはりじんに(ry
がくぶる
スパズグが情報を入手してマリアの大学を特定して
片っ端からマリアを抹殺してるって事かな?
俺のメガネっコが危ない!!!頼むぞ八雲!!
>>138 八雲の肉ならいくらでも生えてくるから食費がかからなくて良いな
142 :
代原:2007/01/31(水) 22:54:10 ID:???
第十六話 狙われる5人
朝―「妖怪退治」をしなければならないという美星だったが、それでもモリガンは合点が行かない。
ただ、襲われる女性達の共通点も未だわかっていない事がわかると、呆れ果てながらも
モリガンは「襲われる娘の名前はマリアだ」と言う事を告げる。美星は気づかなかったが、
何一つ共通点がないと思われていた被害者達は、皆「マリア」の名を持つ事で一致していた。
マリアの名を持つ者を集めて、犯人をおびき寄せればいい―目が覚めたような思いの美星の前に、
今度はパイが現れるのだった。
公衆電話から東京の龍達に連絡を取る八雲。大学に在籍するマリアはあと5人いるが
(今までの被害者は全てマドゥライと無関係)霧の化け物とはどう対峙すればいいのか?
そこまで聞いた綾小路は、敵は特殊な霧となり、対象を高熱化し乾燥させる「水妖」の一種だと推測。
同時に霧であっても、能力を使い高熱を発する時は実体化せざるを得ないとも告げる。
すなわち「高温に弱い」(叩くチャンスが生まれる)。そう結論づけアドバイスを送った所で、
龍は美星の話題を持ち出す。鬼眼王の復活も黄の死も告げてはいないと、改めてアピールする八雲。
一方、マリアを探している理由を美星に問われたパイは頭を抱える真っ最中。
ベナレスを倒すため―つまり今はベナレスが生きているとは言えない、とは言っても嘘もつけない。
そう思い悩む彼女をよそに、美星は同室の「マリア」に「部屋に5、6人泊めていいか」とお願いした。
了承を得て再びマリア集めを開始する美星―の前に、ぬけぬけと八雲が姿を現すのだった。
肝心な事を伏せてコソコソ何かをしている八雲に対し、美星は怒りの攻撃を繰り出す。
モリガンは八雲を「疑うだけ無駄」な人物と推し量るが、「マリア」の名には何らかの覚えがある様子。
そんな中で、美星のルームメイトのマリアは「実家からの電話」を取るために寮に向かったのだった。
拝み倒しマリアを1人、2人、3人、4人…と部屋に集める八雲達。言いたい放題の連中に疲れながらも、
マドゥライは関係なしに「霧の化け物退治」を優先しようと決意する八雲。
その姿に微笑むパイと、呆れ返るペキンパーだったが―そこに息を切らし駆けて来た美星が、
「マリアがいない」と叫ぶのだった。
143 :
代原:2007/01/31(水) 22:57:04 ID:???
>>136 …えー、以後気をつけます…すみません。
>>モリガンは「襲われる娘の名前はマリアだ」と言う事を告げる。美星は気づかなかったが、
>>何一つ共通点がないと思われていた被害者達は、皆「マリア」の名を持つ事で一致していた。
美星そこはリスト表見たときに気づいとけよ!!www
俺のめがねっこマリアが危ない!!!
しかしヒーター集めて暖めるって・・・原始的だなぁ
>>116 なんでその時期からメガネっこがマリアって気づいてるんだよw
当時の面影はあるけど・・・
と思って読み返したら部屋のドアに美星とマリアの名前が書いてあったんだなw
マリアはただの子孫で人間なのかな?
それともやっぱり特殊能力あるのか?
イヤボーンの法則が発動するのか?!
ベナレスを倒したマドゥライはやっぱ人間じゃないだろうから
血を受け継ぐ子孫のマリアも純粋な人間じゃないだろう・・・
リミッターメガネを外すと力を発揮するとかな!
意地悪モリガンにも素直な美星がサバサバしてて良い。
それにしてもモリガンは何者だ。
151 :
代原:2007/02/01(木) 21:37:59 ID:???
第十七話 襲撃
親戚の不幸があり遠方の実家に帰ったという、美星のルームメイトのマリア。
危険な可能性を感じた八雲とパイ、そしてペキンパーはその実家があるケンブリッジへと車で向かう。
行って戻るまでの約二時間、大学のマリア達は美星に託して―。
夜の大学女子寮。自らを奮い立たせる美星だったが、集めたはずのマリア達が部屋にいない。
その頃豪奢なモルガンの部屋では、4人のマリア達がパーティーまがいの騒ぎを始めた真っ最中。
そこに踏み込み「(ヒーターで暑くした)部屋に戻ってくれ」と訴える美星だったが、
マリア達とモルガンは相手にもせず、むしろ銃を用意し「犯人退治」には自信たっぷりの様子。
もちろん?美星も引き下がろうとはせず「モルガンの部屋も暑くしてやる」とヒーターを運ぼうとする。
…が、その途中で見かけたものは、周囲を巡回していた警察達が血を流し倒れている光景。
続いて棟全体を停電が襲うと、美星の前に怪しい風体のコートの男―妖魔が出現した。
ゾロゾロと部屋を出てきたマリア達を守ろうと、美星の蹴りが妖魔に向かって炸裂した。
しかし効果はなく、いよいよ妖魔の体は霧と変化し彼女達に襲いかかろうとする―所に鳴り響く銃声。
その銃声はモルガンの構えた銃のものだったが、妖魔相手に通用するはずはないのだった。
「何とかしなさいよ」そう叫ぶモルガンに意気揚々と応じ、ヒーターを構える美星。
だが辺りには肝心の(ヒーターを点けるための)電気が存在しないのであった。
おおお!そうきたか!
八雲抜きで美星がどこまで頑張れるかwktk
ここで八雲が単独行動か。
なんか圧倒的に人手不足だな。
やっぱ綾小路も連れてくるべきだったかな。
美星の見せ場到来だな
ぶりっ子じゃない俺俺美星の腕の見せ所か
これでメガネっこじゃなく先輩の誰かがマドゥライの末裔だったら高田は神
>154
美星の見せ場ってことは塗れ場ですねそうですね?
確かに人手不足
やっぱスティーブ連れてくるべきだったな
来ても酒飲んでるだけじゃんあいつ
まだ中国拳法使いの鈴鈴さんの方が頼りになるぜ
いやいや!ここは八雲ファミリーの中でも一番人間的な美星が
どうやって八雲なしの危機を乗り切るかが面白いポイントじゃね?
しかし美星もそこそこの憲法使いだとしても
散弾銃が効かない相手にどうするんだろうな・・・
電気がなくて温かくなるものって火くらいしか思いつかんが
さすがに寮を燃やしちゃう事はしないだろうし
兄貴特製のお札があるとか。
そういやお札系は格闘以上に龍さんの得意とするところだな
ハーンより劣るだろうが、霧状になる妖魔の足止めくらいはやってくれそうかも
美星がマリアやモルガンかばって霧の攻撃を胸に受けるも無傷
・・・!破れた服の隙間から見えたのはおっぱいと兄貴特製のお守りだった
おっぱいを見た霧の妖魔は体の一部が硬くなってしまって美星に蹴り倒されるわけか。
おっぱいでしっぱい
167 :
代原:2007/02/02(金) 21:15:51 ID:???
第十八話 マリア
美星とモルガンに襲いかかる霧。万事休すと思われた瞬間、そこに颯爽と現れた八雲。
懐から取り出した烏龍茶缶爆弾が、妖魔に向け炸裂するのであった。
二時間とかからず美星の友人マリア(気絶中)を保護し、大学へと舞い戻った八雲とパイ。
道が混んでいると見るや、車にペキンパーを残しタクヒとフェイオーを乗り継いで帰還するという
周囲の混乱を顧みない荒業。どことなく弛緩した空気が流れるのだったが、
このような状況・世界を初めて見たモルガンは、八雲やパイに対しての警戒を隠さない。
だが銃を向けてくる彼女に説明する間もなく、復活した妖魔はその爪を振り下ろしてきた。
モルガンをかばう八雲だったが、妖魔ではなく暴発した銃にどてっぱらを抉られてしまう。
妖魔の攻撃は次いで美星へと向かい、彼女は背後の壁ごと外へと弾き飛ばされてしまう。
十数メートルにも及ぶ高さ、そこから落下すれば普通の人間は―パイは必死に美星を救おうとするが、
妖魔の追撃を受け吹き飛ばされる。フェイオーもやられ、マリアは妖魔の虜となった。
…地面へ落下したパイと美星は、すんでの所でタクヒが救っていた。起き上がった八雲は
モルガンの肩を借りつつ、敵のいる屋上を目指するのであった。
一方、屋上に上がった妖魔―アヴァンクは描いた魔法陣からスパズグの指示を仰ぐ。
スパズグは捕らえた娘マリアを殺さず調べるように命じる。
「マドゥライについて聞いた事はないか」その八雲の問いには反応しないモルガンだったが、
その末裔の出身・所有物・身体的特徴、そして「マリア」の名には明らかな心当たりがあるようだった。
問い質そうとする八雲。だがふと見上げた所で、アヴァンクに半身を飲み込まれた裸のマリアを発見するのだった。
八雲はええええ!!!!!!!!
2時間帰ってこれない設定はなんだったんだ(;´Д`)
おっぱい丸出しにしてもメガネは外さない心意気にしびれた!!
メイシンのおっぱいは残念でしたね
この展開・・・モルガンがマリアか・・・?!
美星がマリアという急展開
>>172 だとすると兄貴は何なんだ?橋の下の子か?
兄貴なんて飾りです
しかし八雲はよく殺されるなぁ・・・w
176 :
代原:2007/02/03(土) 21:50:18 ID:???
第十九話 アヴァンクの最期
意識を失い眠るパイの隣、何とか目覚めた美星が見たものは、棟の屋上での八雲とアヴァンクの戦い。
飲み込んだ娘がマドゥライの末裔のマリアではない事を知るや、一瞬の隙をつきアヴァンクは八雲をなぎ払い
モルガンを追い詰める。何かを隠しながらも答えようとしない彼女を、アヴァンクは「死体からでも聞き出せる」と
その手にかけようとするが―戻った美星が放つ銃が、その危機を救うのだった。
アヴァンクの触手に捕われた友人マリアを救出し、屋上から一旦その場を離れようとする。
途中、モルガンとマリアを先に逃し、一人残る事でアヴァンクの追撃を食い止めようとする美星。
モルガンは何かを決意したように「待ってなさい」とだけ告げ去っていくのだった。
そしてついにアヴァンクが美星のもとに迫る。八雲は戻ってきたものの、獣魔を放とうとする間の油断をつかれ
逆に捕らえられてしまう。―だがそこで戻ってきたモルガンが振りかざす「大きな刀」が、アヴァンクの動きを止めた。
そのチャンスをものとし、ついに実体化しているアヴァンクに向け必殺の光牙が放たれる!
マリアがモルガンだとぉぉ!!?
この章のメガネっこ準レギュラーの座は・・・?(´・ω・`)
>>177 おちつけw
「モルガンがマリアだとぉぉ!!?」だろ?w
しかし今回もモルガンの助けがなかったら八雲ヤバかったな・・・
霧妖怪の腹に取り込まれてたマリアだけど
腹ん中は触手空間だったな・・・
取り込まれてた最中の下半身はさぞエロい事になってたんだろうな
久々に烏龍茶爆弾を使ってくれてうれしい
あの刀は何でできてるんだよw
触手が細い!細いぞ!これはいい・・・
振り回されている間、マリアのおっぱいがゆっさゆっさのぶるんぶるん
>>177-178 まてまて、仮にモルガンが人外だとしてもだ。密かにマリアの護衛をしていた
下っ端かも知れんだろ。
何よりも、モルガンが「マリアという名前じゃない」ことははっきりしている訳だし。
187 :
代原:2007/02/04(日) 20:14:32 ID:???
第二十話 もっと強く
アヴァンクの体を貫く光牙。だがアヴァンクは最期の力を振り絞ってモルガンを捕らえる。
探った遺伝子の情報から、彼女こそが真のマドゥライの末裔である事を知り、その命を奪おうと企てる。
―だがそれを阻止せんと現れたのは覚醒した「三只眼」。その手が閃いた瞬間、アヴァンクの体は四散し
永劫の闇に消えていくのだった。
「幼名がマリアだった」そう切り出してモリガンは己の出生を打ち明けると、八雲達を信用したのか
父親へと引き会わせようとする。大きな前進に感激する八雲の横で、唐突に眠りから目覚めたパイ。
彼女は食べ物の事しか考えてなく、その呑気な言動には八雲もモリガンも呆れ顔をする他ない…。
「ガンバレよ、関係もない奴らが何人も殺されてんだから」
事後処理を買って出た美星の、別れ際の言葉が八雲の胸に突き刺さる。
さらなる惨劇を呼ばぬよう―鬼眼王の魔手から皆を守れるよう、強くなる事を改めて誓う八雲だった。
巨大な豪邸に辿り着いた八雲達。モルガンの先導の元、いかつい風体の男達がひしめく中を歩いていく。
―モルガンが開く扉の向こうで見えたものは、熱狂する観衆達と、その中央リングでの男2人の激闘だった。
光牙 キタ━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━ッ!!
相変わらずとどめは三只眼━━━━━━━━('A`)━━━━━━━━━━ !!!!!
久々にかっこいい八雲が見られると思ったのに・・・
ところでモリガンとモルガンどっちだっけ
なんだよ、トドメはまっぱり三只眼かよ!!
三只眼が最後まで出てこれない状況の時、大丈夫なのか?
>>190 おまいヴァンパイアハンターにハマってるだろwww
やっぱ八雲はこうでなきゃ!
綾小路に追い払われたスパズグのそのまた手下に大苦戦した挙句、トドメも刺せないくらいが丁度いい。
194 :
代原:2007/02/06(火) 00:40:42 ID:???
第二十一話 コネリー
繰り広げられているボクシングとムエタイの異種格闘技戦に、思わず目的も忘れそうに興奮する八雲。
金持ち相手、セメント(殺し合い)を賭対象とした非合法かつ大規模の賭博場。嫌悪感もあらわに場所を説明するモルガン。
モルガンの父親コネリーと対面を果たす八雲。「暗黒街の顔役」の呼び名にふさわしい容貌を持つ彼は、
「ベナレスの倒し方を教わりに来た」八雲を気にも留めず、自分の都合通りのリングの結果―
ムエタイの勝利に歓喜するばかり。食い下がろうとする八雲をペキンパーが「パイも疲れている、潮時」と諭す。
ふと見ると、連日の疲れでパイは階段にもたれて今にも眠ってしまいそう。声をかけてみれば
「ごめんね、大丈夫」と気丈に振る舞ってみせるものの、これ以上八雲も彼女に無理をさせるつもりはなかった。
反応を示さないコネリーを不審に思いながらも、八雲はパイ達とともに(モリガンの準備した)部屋へ向かうのだった。
眠るパイとペキンパーを部屋に残し、八雲は外壁伝いにコネリーのいる部屋を探す。
開け放たれていた窓から一室に潜入すると、そこに飾られていたのはパイの精神世界で出会った
「パールバティー三世の无」マドゥライの肖像画。コネリー家がマドゥライの末裔である事は間違いない―
と、そこで聞こえてきたのは、隣の間でのモルガンとコネリーの言い争い。
(八雲達の)話を聞いてあげてと訴えるモルガンだが、コネリーは全く聞く耳を持たない。
モルガンが「お父様が言った魔道士マドゥライの証」と見せてきた大刀をも、初めて見たもののように言い放つ。
その様子を影から覗く八雲だったが、コネリーはそれを目ざとく察知しボディーガード達に「追い出せ」と命じる。
だがそこで八雲は「金儲けの話がある」と、コネリーに誘い水をかけるのであった。
八雲の金儲けの話ってなんだろ?
東京で飲んだくれているオッサンの臓器でも売るんだろうか?
本人の臓器を売るんじゃないか?
いくらでも生えてくるんだし。
高校中退の浮浪者兼変質者の考えた儲け話がうまい話な訳はない!
しかしなんだか随分と怪しい展開になってきたなw
傭兵とかになっていきそうだw
申し訳ないが最近のパイは萌える言動がやけに多くて困っている
ほう・・・例えばどれだ?
>>201 そう改めて聞かれると何だけど、
今週ならパイが無理して平気そうにする所とか微笑ましくて良かった
コネリー明らかに人間の顔してないな
トビラ絵のボクサースタイル三只眼がラヴィリーだ
206 :
代原:2007/02/06(火) 21:20:40 ID:???
第二十二話 情報屋ペキンパー
「金儲け」の手段を問うコネリーに、八雲は「俺がリングに立つ。あんたは俺に賭けてくれればいい」と答える。
そしてその暁には、ベナレスの倒し方を教えてくれと言うのだった。
いつの間にか窓際で煙草をくゆらしていたペキンパーに、ふと目覚めたパイが「眠れないの?」と声をかけた。
…何気ない会話の流れから、ペキンパーはかつてロンドンで弟と共に賭け店を経営しており、
さらにコネリーの策略によって店も、間接的に弟の命までも奪われていた事を打ち明ける。
いつか一矢をと思っていながら、こうしてコネリーのもとで厄介になっている運命の不思議さを呟くペキンパー。
そんな彼の手に、パイもそっと己の手を添えて感謝の意を表す。
と、そこにロープを持ったモルガンが「早く逃げて」と現れる。八雲に挑発されたコネリーが怒り狂えば、
下手をするとパイ達にも危険を及ぼす可能性があるからだった。
「成立しない賭けだ、もういい」と配下に命じ八雲を追い出そうとするコネリー。八雲は彼らの攻撃を俊敏にかわすと、
光牙で壁を壊す事で自分の力をパフォーマンスする。しかしそれでもコネリーは首を縦には振らない。
怪しげな術(獣魔術)を使われても客にはインチキにしか映るまい―そう言われると八雲も言葉を呑む他ない。
しかしそこに現れたペキンパーが、全財産の六万ポンドを八雲の勝利に賭けると告げる。
「勝っても金はいらない、ベナレスの倒し方を教えてくれ」コネリーとのサシウマ勝負を挑むのだった。
東洋の神秘www
ビビンバが格好イイ!!www
やっぱり3X3は10cmの爆弾を武器に闇ボクシングから傭兵をやる漫画になるんだぜ!
ペキンパーに死亡フラグが立った気がしないでもない
>>209 八雲はトランペットはおろかピアニカすら碌に弾けそうも無いが…
12巻でてた。
綾小路こええぇぇ
裏表紙でカラーになったら肌の色も緑っぽくなってより恐くなった。
俺がペキンパーだったら、パイがそっと手を添えた時点で
恋愛フラグ確定か!?って先走っちまうぜ。
214 :
代原:2007/02/07(水) 21:52:15 ID:???
第二十三話 八雲KO
「対戦相手はこちらで決める。試合は三日後」として、ペキンパーとの賭けを受諾したコネリー。
次の日。サンドバッグに鋭い蹴りやヒジを放つ精悍なムエタイ戦士、チャチャイ。その姿にモルガンは息を呑むが、
八雲は「相手を殺さずに」どうやって倒せばいいのか、甘い心配をしている程度。
何が何でも勝たなくてはならないが―コネリー(これさえ偽名だった)から、何としても情報を得る為に。
練習場に降りてきた八雲達の前で繰り広げられる、チャチャイとそのスパーリングパートナーのパンチャイのいざこざ。
…いつしか睨み合う八雲とチャチャイ。互いに挑発の言葉をかわした末、前哨戦を始める流れに。
「本番前に力量をはかれる」と八雲はリングに上がるのだったが、実際に受けたチャチャイの素早い攻撃に対応しきれない。
それどころか「ボスの意思(試合前の私闘禁止)に逆らうのはまずい」だから俺がやる―としゃしゃり出た、
チャチャイより遥かに劣る力量のパンチャイのヒザに完全KOをくらってしまう。
白目をむき気絶する八雲に、パンチャイを一蹴し払いのけたチャチャイの高笑いが浴びせられる…。
八雲よぇえええええええー!!!!!!!!
仙術を学べるレベルの武術の達人クラス一歩手前という設定じゃなかったのか?
妖撃社の藤井と裏の世界で恐れられてたんじゃなかったのか?
幾らなんでも見習い格闘家クラスのただの人間に負けるなんてOTL
や・・・八雲・・・おまいには失望したぜ
ふと気づいたが、今回の事で八雲もだが、只でさえ落ち込んでいた龍さんの株が更に落ちたのか。
チャチャイ>>パンチャイ>>素手の八雲>>手を縛った八雲>>武器を持った龍さん
不死身+土爪無ければこんなもんなのか
それともムエタイ強すぎか
考え直せペキンパww
ベナレスと戦おうって奴が、闇賭博場でしか活躍出来ない程度の
ムエタイ使いの、さらにそのスパー相手に一発でのされてどうするよ(;´Д`)
最後のコマの八雲のなさけなさといったらないな
もし俺が三只眼の立場だったら、今回の八雲の姿を見て本気で解雇を考えるな。
4部の八雲の戦歴一覧
・夏子が体を張って頑張って追い詰めた妖魔を遠距離砲でおいしくトドメだけ頂く
・不注意でホームから落ちて電車にひかれそうになる
・スパズグにいいように弄ばれて、化蛇に助けられる
・異国の地でパイをあっさり誘拐される
・素人の人間相手との余裕の戦闘中に不注意で脳天を撃ち抜かれる
・霧妖魔にトドメを刺せずに、重要人物を連れられてあやうく逃げられそうになる
・舐めきってたただの人間のムエタイ選手に一発でのされる
(´・ω・`)
>>223 さすがだな、最強の三只眼「パールバティ」の无に相応しい戦歴だぜ
ええええええ!八雲ってこんな弱いの!?
なんつーか・・・まあある意味リアルっちゃリアルだな。
バトル物の漫画って普通の少年が急激に強くなりすぎるから、
我々も感覚が麻痺してるのかもしれん。
逆に考えると、ボクシングの世界チャンピオンくらいならベナレスに勝てるんじゃね?
>>226 ベナレスっちはなんか素手で人体を引きちぎってたぞw
では世界チャンピオンが无で獣魔術を使えたらどうだ?
もうチャチャイに獣魔術覚えて貰おうぜ
八雲をベナレスに変わる存在にしようとしてた人が昔いましたねそういえば。
世界チャンピオンと言えば、ベナレスは昔j覆面レスラーだったな
八雲だめぽ
10カウント制だったら八雲に勝ち目ねぇww
ゴングと共に土爪でぬっ殺してダーク八雲に堕ちるか?!www
チャンピオンの前座に負けるぐらいだから覆面レスラーに勝てる訳ないな。
>>217 朝から酒飲みだす人なんかその辺の2chねらにも負けそうだから、元々そんなもんだよ龍さん株は。
龍さんの格好イイ姿ってあんまり見たことないよなぁ・・・
1部のとっ捕まってた状態で「ヘイ、ジャパニーズボーイ」が一番格好良かったかもな
二部初期の綾小路パイを調べた医者とのやり取りで
「ノーコメント、悪いが我々は学問に付き合ってる時間が無いもんでね」
と言った時の龍さんは不敵でかっこよかったと思う。
でも今読み返して気づいたんだが、この時病院の中なのに龍さん煙草吸ってるのな。
ここにきて実は龍さんがマリアってのはどうだろう
龍さんは名前からしてマドゥライの血族じゃなく、ベナレスの血族だろ。常識的に考えて・・・・
つまり今度はベナレスが美星をペロペロするのか
241 :
代原:2007/02/08(木) 20:42:15 ID:???
第二十四話 ゴング
…失神KOの八雲は、夜になってようやく意識を取り戻す。その傍らにいるのは看病していたパイ。
素人体術では歯の立たなかったムエタイ、チャチャイを倒す方法は?考えあぐねる八雲だったが、
そこに粗暴かつお金にがめつい来客が訪れる。「応援に来たよォ」言わずもがなの鈴々だった。
ムエタイとの闘い方を教えて欲しいと鈴々に迫る八雲の言葉を、コネリー配下ゴンザレスが遮った。
「今すぐ試合の用意をしろ」試合は明後日のはずにも関わらず、銃を突きつけ命令してくる。
試合放棄をほのめかした八雲を意に介さず、また別の男が今度はパイを取り押さえるだった。
とあるパブにふらりと姿を見せるのはペキンパー。馴染みの中年が「コネリーを相手にしているのか」と、
ダイナマイトをちらつかせながら声をかける。…が、ペキンパーは覇気なくそれを否定するのだった。
あまりにも不甲斐ない八雲の敗北の姿に、ペキンパーは六万ポンドも賭けずに逃げ出してしまった。
面子も賭けもつぶれて怒り心頭のコネリーに、パイを賭け金の代わりとする事で説得した―
二日の準備期間はなくなったけど、と経緯を話すモルガン。八雲はその計らいに感謝しながら、
改めて鈴々にアドバイスを乞う。「どうしても試合をするなら」と前置きした上で、
彼女はノーグローブの試合形式をとる事を提案した。殴り合って互いに拳を痛め合っても、
无ならば回復し後のアドバンテージとなる―さっそくゴンザレスを買収し、ルール変更を行う鈴々だった。
観衆のひしめく試合場、ついにチャチャイと八雲(リングネームはソニー・本田)が姿を見せる。
胴着をまといリングへの花道を進む八雲に、バニーガールの衣装を着たパイが声をかける。
どっちとも「自分がカッコいい」と言わんばかりに、パイはセクシー?なポーズをとり、
八雲はファイティングポーズを決めてみせる。…が、それには鈴々の鉄拳仲裁が入るのだった。
始まるのは「ノーグローブ、ルール無制限」かつ、八雲の死亡時刻のみが賭け対象となるセメントマッチ。
不死身ゆえの捨て身で相手の身も削っていく、それしか八雲の勝機はない。
…何故か鈴々の視線が必要以上にコネリーに向かう中、ついにゴングが鳴り響くのだった。
前々回はあんなにかっこよかったのに……>ペキンパ
まて、八雲の死亡時刻のみが賭け対象って、いくら八雲が弱すぎるからってせこ過ぎだろwww
なんかもう登場人物全員ろくな奴じゃないな
ペキンパの行動は致し方あるまい・・・
絶対に死なんからなあ、と言うか回復シーン(シュウシュウ煙)出るまで行きそうだぞコレw
しかし相変わらず鈴鈴さんが美味しすぎるな
登場シーンが最高すぎるw
あの八雲より弱い、のんだくれのもう一人の方は来ないのか?
おっさんは来ても意味ないしな・・・
鈴鈴さんは今みたいな機転も利くし
闇世界の用心棒を一蹴出来るクンフーの達人だから試合の助言も出来る
ソニー・本田ワロスwwwwwwwww
鈴々さんすげー悪い顔してる・・・
怪しい、怪しいぞ!もしやついに正体が分かるのか!?
コネリーになんか因縁があるのかねぇ
妖撃社以前にやってた会社をコネリーによって
店から許可証まで何もかも巻き上げられて
裸同然にひん剥かれた過去があるとか?
意外と八雲にも内緒でこっそり綾小路も来てるかも。
そんで汗を操作してチャチャイをスリップさせるとかして八雲を支援。
八雲はそんなこととは露知らず、奇跡的(と本人は思っている)な勝利に大喜び。
後に綾小路にそのときの事を自慢するが、
優しい綾小路は真相を言わず微笑みながら「さっすが八雲さんですね!」と褒めてくれるのです。
不死身ゆえの捨て身作戦か・・・フッ八雲らしいぜ・・・ (´;ω;`)
ダイナマイトを売ろうとした父っつあん
YAWARA!に出てきそう
チャチャイ、顔の腫れが引いたら結構二枚目。
今回の鈴鈴さんは生き生きしてていいなぁ
バニーパイに勃起
260 :
マロン名無しさん:2007/02/09(金) 10:01:46 ID:wIlQbwt+
マドゥライは、ベナレスを封じた際に息子=コネリーと生き別れてしまう。
また、術の反動で「息子がいた」事以外の記憶(自分の名前すら)を失ってしまった。
各地を転々とするが、自分の記憶や息子の消息が掴めないマドゥライ。
そして中国に来た時、「人外の存在=妖魔を扱う稼業なら、自分や息子の事がわかるかも」と妖撃社を立ち上げる。
やがて八雲からコネリーの事を聞いた時、記憶の一部が蘇り
息子と思われるコネリーと会いに、ロンドンまでやってきたマドゥライ=鈴鈴であった。
と見た。コネリーが見た目ジジイなのは老け顔って事で
コネリーはマドゥライと人間の混血と考えれば
コネリーとマドゥライ(鈴鈴さん)の歳の取り方の違いも説明がつくぜ
さすがにそれならパイの精神世界から帰ってきた時、女マドゥライの話をされたらなにか
反応がでるだろ。
でもマドゥライ捜索編で、最初パイと八雲の二人旅を演出しておいて
その核となるコネリーんとこに辿り着いてから
わざわざ鈴鈴さんひとりを登場させる展開が引っかかる。
戦力や情報的な事なら綾小路でも龍さんでも良かったのにさ。
それに最後コネリーを見る目、何かあるだろ
金握らせて交渉なんて裏技的な真似は他のやつにはできないだろ。
マドゥライと鈴鈴さんが同一人物ないしは血縁関係だと思ってる俺が
鈴鈴さん登場とともにさっそうとこのスレに光臨しますよっと
ついに鈴鈴さんの過去にスポットかな・・・
過去マドゥライ登場以前の「実は黄さんの仲間」っていう線はもうないのかねぇ
黄さんみたいにずっと前から読者にバラして話すすめるのもいいけど
2部ぱいで読者にバラさずに最後にドンデン返しって前科があるからな、高田は
第二十五話 バトル
…のっけから八雲はチャチャイの初撃をかわしに行ってしまう。その後の連続攻撃にあえなくダウンすると、
一旦リング外にまで逃れる他なかった。駆け寄った鈴々に「逃げるのではなく、捨て身で」と諭されるも、
どうしてもその感覚がまだつかめない。体で覚える他ないと覚悟を決め、再びリングに上がる。
試合開始から1分が過ぎ、それまでの八雲の死に賭けていた観客達がどよめき始めていた。
いよいよチャチャイは本気で八雲を殺そうと、怒涛のラッシュを浴びせかける。
そして喉に強烈なヒザが叩き込まれ、哀れ八雲は惨めな屍(…と、他人には見える)となるのだった。
これで決着、としてパイを競りにかけようとするコネリー。だが鈴々に言われもう一度リングに目を送ると、
そこには立ち上がり、再びチャチャイに立ち向かう八雲の姿があった。
无の存在を知らない者達はその復活劇を信じられないが、現に八雲は何度ダウンしても、
その度に起き上がってチャチャイへと喰らいつく。
皆の注目がリングに集まる中、コネリーの背後に忍び寄った鈴々は、彼の首筋にナイフを突きつけていた。
鈴鈴さんがロンドンに来てるって事はおっさんは君江さんとふたりっきりって事か
コネリーが何も知らないのは、単に偽物だからだと思う。
ちょ!おまwww鈴鈴!!wwwΣ
鈴鈴さんが暗黒に堕ちたwww
つーかなんか取り付かれてるだろこれ
いや、鈴々さんには鈴々さんの考えがあるんじゃないかと
同じトンガリ耳だし、きっと何か因縁があるんだよ
実はコネリーの方がベナレス側に洗脳、操作されてて
それを察知した鈴鈴さ・・・いやなんでもない
鈴鈴さんの黄化が始まったな
次週からいきなり急展開クルー?!
今回の鈴鈴の暴走、パターンからすると、偽者・洗脳・隠された本性と言ったところか。
目の周りが黒くなってるのは普通なら偽者パターンだが、それにしては行動があまりに鈴鈴さんすぎるし・・・・・はっ、そう言えば前回、守銭奴の鈴鈴さんが金をせびるどころか渡してるじゃん!!
偽者にしちゃ自然体で「らしい」し、隠された本性っていってもちょっとした伏線もなく唐突すぎるし
やっぱ洗脳されてて、コネリーを発見、確認すると拉致る様な催眠がかけられてると予想
そういや関係ないかもしんないけど
鈴鈴さんのオデコって前髪いつも垂らしてて一回も出てきてないよな
隠されたオデコ・・・(;・`ω・´)ゴクリ
目があるのか文字があるのか…
【金】て書いてそうだがw
でも今さら鈴鈴さんは敵でしたー。。ってのは萎える
>>269 先祖からマドゥライの肖像画と剣を受け継いできただけで
マドゥライの事もベナレスの事も素で知らないんじゃないのか?
つーかベナレスを封じたっていつの話なんだろうな
400年前のシヴァの人化の法の時にベナレスがいなかったからその時かな
>>281 いや、モルガンに剣をあげたことすら忘れてたぞ?
283 :
代原:2007/02/10(土) 20:30:54 ID:???
第二十六話 勝機
「何が目的だ」そう問いかけるコネリーに答える事なく、妖しく笑う鈴々はその手を彼の肩にかけるのだった。
一方、何度攻め立てても死ぬ事のない相手に動揺を見せるチャチャイ。八雲は勝負所かと攻撃に転じる。
意識して当てようとした攻撃は避けられたものの、反撃しようとしたチャチャイのヒジをも、
偶然ながら迎え撃つ結果となった。「いい気になるな」と怒り、なおも襲いかかるチャチャイ。
だが何かを悟ったらしい八雲も自爆覚悟で己の体をぶつけ、確実に相手にダメージを与えていく。
…いつしか八雲がチャチャイを見切り、鮮やかなカウンターを決める瞬間が幾度も生まれるようになっていた。
リング間際で八雲を案じるパイに、モルガンが「この試合はもらったようね」と声をかける。
今の八雲は、相手の攻撃が出るまで―恐怖心が生まれるまでじっくり見ているのでなく、
微かな動作の変化を感じた時点で勇気を持って踏み込んでいる。それが八雲に反撃のチャンスをもたらし、
ひいてはチャチャイの正常な判断力をも奪う結果となっていると。
「鈴々さんのおかげだ」と振り向いたパイだったが、鈴々はコネリーの側で異様な表情を浮かべていた。
「何故(コネリーの)思念が読めん!?これではマドゥライの末裔が他にいるかどうか調べられない」
八雲が明らかな優勢を握ったリング下、パイと鈴々の間に緊張が走るのだった。
やっぱ偽者・・・か?
ダークサイドに堕ちたなwwwww
八雲も新たになにかを悟った感じだけど
今までと同じ捨て身の戦法ジャマイカ・・・それじゃ強力な妖魔に通用しないだろ
>>286 だよな。
ただの人間相手にこの体たらくじゃあな…
やってることは捨て身だけど、動作の出がかりに反応できるようになったじゃないか!
……チャチャイ以外に通用するかはともかく
289 :
代原:2007/02/11(日) 21:47:23 ID:???
第二十七話 本性
目の前の鈴々が放つ異様な雰囲気から、彼女が本物の鈴々ではなく別人である事を察したパイだったが、
鈴々―の姿をした者の口から這い出てきた蜘蛛の糸に襲われるのだった。
もはやチャチャイにではなく、漂ってきた妖気に注意を向けて周囲を見回す八雲。そこで見たものは、
リング下でパイやモルガンといった会場にいた者達が、鈴々の吐き出した糸に絡め捕らえられている光景。
コネリーを抱え上げ、鈴々の正体―スパズグは逃走を計る。そうはさせじとする八雲だったが、
未だ状況をわからず闘い続けるチャチャイに妨害される。「とどめだ」とヒザを繰り出すチャチャイ。
だがカウンターで八雲はヒジを彼のアゴにぶち込み、ついに完全KOを奪うのだった。
スパズグを逃すまいと光牙を撃とうとする八雲だったが、パイは皆への被害を恐れてそれを制止する。
…だが八雲が撃たなかったのにも関わらず、スパズグの逃げた出口の方向で謎の大爆発が起きた。
コネリーの屋敷をも吹き飛ばした爆発の原因は、八雲を救おうと戻ってきたペキンパーの持つダイナマイト。
土爪で束縛されたパイ達を解放した八雲の前には、コネリーと傷ついたスパズグ(姿は鈴々)の姿がある。
「動くな」と光牙を構える八雲だったが、憤怒のスパズグの体から閃光が放たれた。
なんと!スパズグの正体は鈴々さんだったのか!
ええ? 連載当初から騙されてたの? 俺ら!?
いやいやいや(´・ω・`)
ちょっっ、あの変装無理あり過ぎだろ。
モシャスの騙まし討ちたぁ、さすがザボエラ様だぜ!
うう、あの生き生きとした今回の鈴鈴さんに萌えてた俺ははいったい・・・
それにしてもスバズグってば見かけによらず演技派だな
スパズグは鈴鈴さんがあんな金の亡者な性格してるってどうやって知ったんだろうな。
まさかスパズグの趣味が女装とわ
それにしてもこのスパズグ
ノリノリである
鈴鈴さんより鈴鈴さんらしい鈴鈴さんだったな
性格までコピーする術でも持ってたんじゃない?
アレがスパスグの実力だと引くぞさすがに。
一人で鏡に向かって鈴鈴の物まねをしているスパズグ
部下に金握させた時の媚びた顔も練習したんだろうかスパズグ
逆に考えるんだ。
スパズグが鈴鈴さんに化けたんじゃなく鈴鈴さんがスパズグのふりをしてるんだ。
コネリーからマドゥライの情報を得られれば敵だってことがばれてもいいと思ってたが
なんにも情報がなかったのでもう少し八雲達と行動をともにするため、スパズグのふり
して罪を全部なすり付けたんだよ。
ΩΩ Ω !!!
スパズグの能力なのか、他の仲間の能力かはわからんけど
かなり親しい間柄の人物に気づかれないくらい
仕草等を完全コピーして妖気も発しない変装が出来るって事は
今後もこういう反則技の「実は敵の変装でした〜」ってのがあるのかな
ちょっとイヤだなそれは・・・
逆に考えるんだ。
鈴鈴さんが偽者なんじゃなくて鈴鈴さん以外が偽者なんだ。
八雲はなんで顔が邪悪な鈴鈴さん状態のスパズグを見てスパズグだとわかったんだ?
ちゃんとした顔を見せたのはダイナマイトで足止めされてからだよね。
「この気は・・・」って言ってるし、前に下水道から光牙で狙い撃ちした時も気を感じてだし
妖気で個人個人を特定出来るんじゃないんか?
にしても、あんまり話題にしてないけど危険な男だなペキンパーは
最強クラスの敵スパズグにあそこまで傷を負わせるんだから
生身の人間の死傷者は相当数にのぼると見られるな・・・ヒドイ男だぜ
友情だよ。
友情のなせる技だよ。
311 :
代原:2007/02/12(月) 21:13:55 ID:???
第二十八話 応戦
仮のものから正体の魔物の姿へと戻ったスパズグが放つ衝撃光に、八雲達は動く事ができない。
スパズグの失った左腕を補う長い爪が、八雲に向かって振り下ろされる!…が、
その危機を救うのはペキンパーのダイナマイト。その衝撃にスパズグはおろかコネリーも吹き飛ばされた。
逃げ出した事を詫びるペキンパーを「何も言うなよ、助かったぜ」と許した八雲は、
他の者達を避難させるようパイに頼んだ後、コネリーを保護するためスパズグとの再戦に挑む。
光牙は通用しなかったものの、反撃を読みきった八雲は素早い動作でスパズグの背後に回り込む。
振り向きざま放たれた風牙をもくぐり抜け、渾身の一撃をスパズグの顔面に叩き込んだのだった。
倒れたスパズグに光牙の体勢を取り、闇の者達について情報を聞き出そうとする八雲。
…だがそんな彼の行為を、起き上がったコネリーが「無駄な事」と制する。
先程までと打って変わった、まるで全てを知っているかのような口ぶりに八雲も戸惑いを隠せない。
口を割りそうにないスパズグを殺す事さえほのめかすコネリーだったが、それはパイに強く反対される。
…が、その一瞬の隙をついてスパズグはコネリーを殺そうと風牙を放った!
しかし術の起動を悠々と封じ込めるコネリー。驚く八雲に、コネリーは「新しいお客さん」―
新たな敵の出現を警戒するよう伝えるのだった。八雲やパイ達の背後に立つ、その人影の正体は?
おおお、なんかコネリー格好イイな!
渋いチョイ悪親父だぜ、どっかのただの呑んだくれ中年親父とはちげぇ!
コネリーも格好イイけど八雲とスパズグの獣魔術合戦もなかなかいいな
コネリーはなんか別格クラスって感じだな。
八雲の方はようやく化蛇と互角くらいか?
化蛇>>>スパズグ>>八雲>ダイナマイト負傷スパズグ
くらいじゃね
龍さんどのへんだろう
世の中には知らない方がいい事だってあるんだぜ?
四谷さんよりちょい下くらいかな
下かよ!!www
龍さんはもはや人としてどうかと言うレベルにまで達しているからな。
正直、ちゃんと社会人している四谷さんと比べるのは四谷さんに失礼ではないかと。
比べるならゴンとチョロとかの方が良いと思うぞ。
ちょwwwwwゴンとチョロwwwww
ダチンコ乙wwwwwwwwww
いやいや、意外にちゃんと仕事してるかもしれねぇぞ
君江さんの店で
おいおいおまえら、スパズグ一人しか強敵が出てきてない理由を考えれば、最近出てないハーンと龍さん、真鈴々さんが残りの奴らの足止めをして居ることくらい容易に思い浮かぶだろう・・・。常識的に考えて。
化蛇ひとりいりゃ大抵の強敵は退けられそうだけどな
漫画の法則を忘れているぞ皆、味方になった元敵キャラは考えられないほど弱体化する!
328 :
代原:2007/02/13(火) 21:04:36 ID:???
第二十九話 魔道士マドゥライ
八雲達の前に降り立ったのは隻眼のガルガだった。スパズグを返せという彼の要求を、
「儂らにも手を出すな」と条件を出した上でコネリーはあっけなく承諾する。
「魔道士マドゥライと闘う気はない」と返すガルガの言葉に、八雲達はコネリーこそが
(マドゥライの末裔でさえなく)マドゥライ本人である事を悟ったのだった。
…が、勝負がついていたはずにも関わらず、再び八雲達を攻撃しようとするスパズグ。
反撃の光牙を放つ八雲、だがガルガが吐いた唾が変化した小さな魔神がそれを遮った。
スパズグを連れ飛び去るガルガ。その一方で、足元から出現した魑魅魍魎の何十本もの手達に、
八雲やパイ達は取り押さえられてしまう。
「小僧待ってる」とのベナレスの伝言を告げられても、歯噛みするばかりの八雲だったが―
ただ一人拘束されることなかったコネリーの腕が魔神を握り潰した瞬間、
コネリーいわくの「取るに足らない幻術」から解放され、体の自由を取り戻すのだった。
コネリーの力と洞察力にひれ伏した八雲は、ついに土下座までして師事入りを乞う。
即答を控えるコネリー…の前に突き出されるのはペキンパー。だがパイとモルガンの口添えもあり、
コネリーは無罪放免とするのだった。「女子には逆らえない」―その言葉にピンと来た八雲。
「ベナレスさんの倒し方を教えて下さいですぅー」「お父様、お願い」
パイとモルガンがそれぞれ、コネリーのもとにしなだれかかってそう懇願する。
さすがのコネリーも彼女らのこのアタックには逆らえず、ただ「うむ」と返答するばかりだった。
え? あれ? コネリーがマドゥライ?
またまた、マドゥライっつったら俺の嫁で……
あれ?
無数の手に胸から陰部まで身体中を弄(まさぐ)られ身悶えし甘い吐息を吐くパイ
ああ、あの美しかったマドゥライがあんなに老いさらばえて……。
しかも性転換だなんて何があったんだマドゥライ。
>>330 捕まってる時パイだけ妙にエロかったな。
とっつかまえてる手も、確かに胸を揉んでたり腰を押えてたりで
これだけは言える
今週はガチでヌケる!!
パイを押さえてる手が
ぶっかけAVとかのファン交流シーンにも見えないこともない
>>331 あれ婆さんだろ。
爺のふりしてるだけで。
どうこじつけるんだよw
コネリーさんを見た時からマドゥライ本人だと思ってました!
どーでも良いが志村何気に強いな
強さよりもニヒルで格好良すぎじゃないか
ワッハッハなのに
強くてニヒルで格好よく、そのくせエロ幻術をしかける志村ステキ
志村の癖に生意気だな。
ベナレスの指導法がいいのか
龍さんもベナレスにしごいてもらえば能力うpするんじゃね?
やけに大物ぶり始めたガルガも気に食わないが、
腕達に揉みくちゃにされてる時は切なげな表情してて
術が解けたらケロリとしてるパイも気に食わない
ガルガのなんつーか人間的な成長を見ると
ベナレスの管理職的な能力もあながち侮れんな・・・
マドゥライはパイの記憶では女だったけど、
本当は女みたいな男だった説をあげておこう。
肖像画はちょっと微妙だったし。
同一人物はないだろw
つかマリアことモルガンは半分はマドゥライの血が混じってるんだから
なんか特殊な能力を秘めててイヤボンで開眼するんじゃないか?
女子に弱いとわかった瞬間に
パイに肘うちして色気戦術取らせる八雲ってどーよ・・・
>>342-344 昔の志村だったら
「これがベナレス様から授かった俺様の新たなる力だ!ワハハハハ!!」
とか高笑いしてるよな絶対
一族の称号か氏か何かで、ショーンはたぶん親父か子か婿か。
/⌒ヽ、
く_.| イカ|._ゝ
│、,│ < まぁ、ガルカの株があがったということは憑魔全体の評価もあがるわけだ。俺とか
| ゚Д゚ノ
.ルリルリヽ
パイだけがどうして乳を揉まれたりと卑猥な襲われ方をされたのか、
誰かちゃんと理屈をつけて教えてくれ
ガルガの唾が見せた幻覚だとしたら、見え方はひとそれぞれ…
つまりは読者目線=主人公である八雲の脳内では
バニーパイの襲われている姿がああだったんだ!
でもそれじゃパイだけが過剰な反応っつーか
悩ましい表情までしてた事の理由にはならなくね?
>>354
バッカだなぁ
まず幻術を仕掛けたのが志村だという事実から推測すれば簡単だ
志村はシボンヌ確定と言われるくらいの反則ビーム食らってたよな?
誰にだ? そう、三只眼にだ・・・!!
志村はなによりも三只眼の反則ビームを恐れているんだよ!!
さぁ、もう答えはわかったね
パイの首を締めたり、ガチで関節技かけてパイの意識が飛んだら
三只眼がパイの危険信号を察知して起きてしまうんだよ!すなわち志村的に「俺・即・死」だ
パイに危険信号を出させないように、それでいて効果的な攻撃
志村はそこまで考えていたのだよ!!!
>>356 志村の頭の回転が早くなってるぅぅぅ!!!
これは志村が強敵になってるな
スパズグより力量は上っぽいな・・・バカ王子のくせに!
いよいよ志村も本編に絡んできたな
これはグプターとのいろんな決着があるかもしれんな、一応父親だし
そういや憑魔って今なにやってるんだっけ?
3人目の聖魔様を探してるのか?
マドゥライを探すのを手伝ってもらえば良かったのに
唯一の戦力であるグプターが産休に入った為
休 業 中
そんなこというとイカが出てくるぞ。
364 :
代原:2007/02/14(水) 21:30:38 ID:???
第三十話 覚悟
朝。受話器の向こうの相手に、ついに魔道士マドゥライを見つけた事とその覚醒を報告する八雲。
その部屋の中に元気良く飛び込んできたパイ…だったが、八雲が電話をしている相手に勘付いたのか、
気まずそうに部屋を自ら去っていってしまう。あわてふためき電話器を落とす八雲、
「どうしたの」とその向こうで尋ねている声の主は―やはり、綾小路だった。
電話を終え、部屋を出た八雲が見かけたものはモルガンとペキンパーのツーショット。
逃げ出そうとした自分を、墓前の弟が「意気地なし」と責めたような気がした―そう呟くペキンパーに、
愛らしくくっついてみせるモルガン。意外な程に良い雰囲気の光景を目にし、八雲は改めて決意する。
「綾小路はダチンコで、好きなのはパイだけ」と、男としてケジメをつける事を。
ゴンザレスに呼び出され、八雲は再びコネリーと対面する。八雲の目的―ベナレスとシヴァの打倒を
改めて確認したコネリーは「儂の術など今のベナレス様には通用しないかもしれんぞ」と言うのだった。
ベナレスは彼の師匠であり、四千年前に勝つ事ができたのもまぐれ同然。それも「運悪く」…。
話を切り替え、コネリーはついに本題の「ベナレスに勝つための手段」を八雲に告げる。
「鬼眼五将の行」。その荒行を乗り切れば、パイと命を同化させた八雲はベナレスと同等の力を得られるかも―
むろん八雲は二つ返事で承諾するが、コネリーの側で話を聞いていたパイは思わず息を呑む。
「覚悟はできているか」とコネリーに問われてパイも「はい」と答えるものの、表情は憂いを帯びている。
2人のやりとりの意味を質せぬまま、八雲はゴンザレスとのスパーリングへと駆り出されていく。
夜。すっかりズタボロの八雲は、明日から始まるという鬼眼五将の行に嫌な予感を覚えながらも部屋に戻る。
…そこには、涙にくれるパイの姿があるのだった。
おお、久しぶりに元妖撃社連中の顔を見たな。
おまけに四谷さんまで居るし。
そして龍さんは相変わらず飲んだくれているな。
どうでもいいが先週の裸のスパズグはなんかエロかった。
なんで四谷がちゃっかり一緒にいるんだw
こ、これは・・・!!パイとセクロスクル━(゚∀゚)━ !!
コネリー4000歳かよ!!
つーかベナレスも最低4000歳以上かよ・・・无じゃないし
鬼眼王より年上なのかもな
なんかパイの300歳がフツーにガキに見えてくるぜ(;・`ω・´)
なにげにゴンザレス強いな。強そうな名前なだけの事はある
>>369 綾小路が3000歳とも4000歳とも言われてるって言ってたじゃん。
/⌒ヽ、
く_.| イカ|._ゝ
│、,│ < 少し前に呼ばれた気がしたので出てきたぞ。まぁ、俺様の年齢は秘密だがな
| ゚Д゚ノ
.ルリルリヽ
遅れて出て来るなんていかんじゃないか。イカだけに。
とまあそれはさておき、鬼眼五将の行ってのはどうもパイにとっても危険なものっぽいな。
てか鬼眼五将って鬼眼王直属の大幹部みたいな響きなんだが、
もしかして今は亡き(はず)の鬼眼五将の地位を継承するとかそんな儀式なんかな。
敵「フハハハ、貴様らが倒した者など我ら鬼眼五将の中でも一番の小物よ!」
って言う展開が見えるぜ
前の鬼眼王の腹心の部下が5人いるんじゃないか?
そいつらは多分反・現鬼眼王だろうし、戦って認めさせれば封印の鍵見たいのが手に入って、
全部揃えると前鬼眼王の秘術が手に入るとか。
ジャンプ展開と言うよりはドラクエとかのRPG展開っぽいな。
鬼眼王
|
无(ベナレス)
| | | | |
化蛇 志村 スパ ?? ??(鬼眼五将)
こんな感じか
昔のヤング誌なサザンならともかく、
少年漫画テイストになった今じゃセクロスも期待できんだろうな…
もしあってもコトはとっくに済んで雀がチュンチュン…とか
いやしかし「ヤンマガ」+「高田裕三」だぞ?
同じセクロスなら化け物相手とかのレイプっぽい奴がいいから今回は見送りで
・パイは底知れぬ強さの鬼眼王が半年後に復活する恐怖に襲われている
・パイにとっても何やら危険な修行で不安を募らせている
・パイは今まで感じた事がない感情(嫉妬心)が芽生えてきて底知れぬ不安を抱えている
・パイは志村の幻術で初めて味わったエロティカセブンな感覚に戸惑いを感じてしまっている
・パイは300年間で最大級の情緒不安定になりかけている
・パイはどうしていいのか分からず夜にも関わらず八雲の寝室で八雲を待っていた
おいおまいら、この流れで次週の展開を予測してみろ!
♪
♪ ∧∧ セックロス ロォス
ヽ(゚ω゚=)ノ セックロス ロォス
(x へ) セックロス ロォォス
く アーンセックロスッッ!! ♪
意表をついてペキンパー×モルガンの濡れ場に一票
>>383 お楽しみのところ悪いが、据え膳でも八雲にそんな度胸はないぜ
せいぜいオデコにキスくらいだな
>>386 でも不可抗力とは言え、綾小路とキスしてるからな
しかもパイもそれを知ってるし
キス>>>>>オデコキス
オデコキッスじゃますます泥沼な気がするぜw
>>382 「そんなパイはパイらしくないよ」とか言い出して据え膳を逃す八雲、に一票
第三十一話 試練
パイの涙の理由がわからず立ち尽くす八雲。そんな彼に、パイはそっと抱きすがる…。
鬼眼五将の行―場所も告げぬ旅の準備を始めているコネリー。賭場と八雲の特訓は(ゴンザレスに)任せる、
という言葉に、ペキンパーは八雲を連れて行かないのかを問う。コネリーは脳細胞の可能性について語る。
様々な脳内物質(人体の可能性を引き出すも、分泌が続けば廃人となる)を例え永遠に分泌しようとも、
无ならばそれは大きな武器に変える事ができる。今の八雲には、まずそこから始めてもらう―
ただし最後に、コネリーは「どちらにしても、二人には辛い試練になるだろう」と付け加えるのだった。
ゴメンね―そう謝ってばかりのパイ。「謝るのは俺の方じゃないのか?今朝の電話だって…」と八雲が言うと、
「今朝の事はよくわかんない」と逃げるように離れてしまう。その後は、自ら緊張感を崩しておどけてみせる。
そんなパイに向かって、八雲は真剣な目で自分の想いを吐露しようとする…のだが。
「必ず大人になって帰ってくるから、待っててね」涙とともに告げるパイを目にし、言葉を止めてしまう。
そんな最中で現れるコネリー。パイに「それ以上話してはならない、全てを知れば八雲は反対する」と諭すと、
彼女もそれに従う。一体何をしようとしているのか?問い質す事もできず、八雲はコネリーの術によって
深い眠りに落ちてしまった。
…気が付くと八雲は何もない空間の中にいた。果ても見えぬ非現実的な光景の中で出会ったのは、
何とあのベナレス。恐怖に絶叫した八雲の心の中に響いてくるのは、コネリーの声。
鬼眼五将の行とは三只眼強化の行だった。ただしパイのような若い三只眼で成功するかは不明、
もしも失敗すれば醜い化け物と化す。だが、主のパワーアップなしに无のパワーアップもない―。
コネリー邸のヴァーチャルマシーンの擬似世界の中、永遠の別れの可能性をほのめかされて
パイの名を叫ぶ八雲。だがパイとコネリーを乗せた飛行機は、ついに飛び立ってしまうのだった。
>>「謝るのは俺の方じゃないのか?今朝の電話だって…」と八雲が言うと
アホだ!こんな場面でこんな話を切り出すなんて・・・!!
てんでダメ!女の扱いをわかってない!!
中学生からやり直して来い!!!!
うえええ!コネリー邪魔すんなよぉぉ!!
>>391 いや、あの場面じゃ、もうどうにもなりゃしないってw
今朝の電話の話なんてしないで
そのままベッドに倒れこめばセクロスに持ち込めたのにな
これだから童貞は(´・ω・`)
大人になるって処女喪失して帰ってくるのか。
と一瞬マジで思ったけど無いわな。
3世ママそっくりに急成長したら・・・漫画的にそれもないなw
コネリーが4000歳以上だとすれば、300年前の精神世界のマドゥライは
コネリーの先祖じゃなく子孫って事だよな多分。
コネリーがまだ普通に生きてるんだから
マドゥライも无じゃなくなったけど普通に生きてる可能性がかなり高くなったな!
なんせ4000年生きれる種族のたかが300年だ
なんかパイのキャラが悪い意味で大人になっちゃったらイヤだな
>>396 だ〜か〜ら〜、无じゃなくなったマドゥライは記憶をなくして
香港で出版社兼妖怪退治の会社を経営をし始めたって何度も言ってるだろ!w
399 :
代原:2007/02/16(金) 21:41:12 ID:???
第三十二話 ハーンからの手紙
とある宮殿。フードを被る一人の男に、金髪の美女が「ヴィシュヌ神の覚醒」への協力を要請していた。
傭兵や術士の力をバックとした脅迫同然のものだったが、男は「手を出せる代物じゃない」と返答する。
だが女は神の聖櫃が発見された事を伝え、さらに協力しないのならこの者の命はない―と、
眼鏡をかけた中年(フードの男の連れ)を人質として連れてくるのだった。
「ハメたな…」選択肢がない事を悟るフードの男の正体は、ハズラット・ハーン。
ロンドンのコネリー邸、擬似空間で八雲はベナレス(シミュレーションのプログラム)と闘っている。
打つ手は全て無為に終わり、惨敗。だがこの闘いをクリアしない限り、パイの居場所の手がかりはつかめない…。
イメージトレーニング用の特製バーチャルマシーンから離れ、現実の世界に戻った八雲を待っていたのは、
日本からやって来た綾小路。一週間連絡をしなかった事を咎められた八雲は、今の現状を改めて説明する。
あまりにも謎の多すぎるコネリーを信じて行ったパイの事をいぶかしがる綾小路だったが、
八雲は「パイは全部知ってるんだと思う」と微笑んで話す。他人の立ち入れない信頼関係の深さに、
思わず綾小路も愛らしい素振りで嫉妬?の姿を見せるのだった。
ママの店カルチャーショックに届いた「変な絵ハガキ」を差し出す綾小路。差出人はハーンだったが、
彼に似合わない奇妙な文章に八雲も呆れ顔。心配する綾小路には「ほっとけばいい」とまで言い放つのだった。
と、そこに近づいて来たのはペキンパー。どうやら彼は親日家?らしく、綾小路への話の切り出しにも、
今の日本がどのような様子かを尋ねてくる。「梅雨ばかり…」綾小路の答えに、八雲はふとハガキを読み返した。
梅雨―八雲はテーブルのコップをひっくり返し、ハーンのハガキを突然水びたしにする。
文章の大半は水に溶けたが、残った文字達(水溶性と油性のペンで書き分けてあった)を拾い読むと、
奇天烈な文章は一転「SOS ヴィシュヌ復活の危機 すぐに来い」というメッセージに変わるのだった。
ここで綾小路合流にハーン登場かよ!
めまぐるしく八雲のパーティが変わるなぁ
4部になって姿見せなかったハーンがようやく登場か・・・!
「望みの品」ってなんだろうな、結構重要なモノっぽいが
なんか綾小路無理してない?
「くやぴー」って
てかヴィシュヌって確かシヴァとも並ぶヒンドゥーの大物神様だったよな
もしかして第三の三只眼登場?
>>403 ほう!ヒンドゥ教とか詳しくないから知らんかったが
シヴァ神と同格の神様って事は・・・なにかあるな
今週の綾小路はちょっと2部のぱいの面影を見たおもいだ
いや、くやぴーとかじゃなくww
さりげなくパイの株を下げようとした綾小路の言葉に女の業を見たぜ
今度こそ綾小路を連れて行けよー
八雲一人じゃ糞の役にも立たないんだから
>>403 ヴィシュヌって慈愛の神だっけ?
シヴァよりは味方になりそうなイメージだな。
でも会ってみると全然違って実は人格破壊者とかかもしれないが。
ハーンの連れって亜栗?
眼鏡とひげだけ記憶にあるんだが。
二人の接点が見つからないから新キャラかも。
しかしハーンは格好良いな。
3部で八雲らとかなり親しい関係になりつつも
鈴鈴さんや龍さんみたいにベッタリせず距離を置いて自ら去り
一匹狼としてなにやらトレジャーハンターのように流離っていようとは!
パイを一刻も早く追いかけるべくのコネリー特訓マシーンもそこそこに
鬼眼五将とは無関係のイベント開始か・・・
なんかホントRPGのフラグ立て&お使いイベントな感覚になってきたぜ
>>410 しかも八雲みたく浮浪者になってないしな
ハガキの文章考えるの大変だっただろうなー
しかし場所書いてねぇけど何処にいけばいいのか判るのか?
・・・!!!
絵はがきの風景の場所に行ってみればいいのでは。
それ以外に消印とか、送り元とか
>>コネリー特訓マシーンもそこそこに
俺も思ったw
パイの居場所を知る&自身のパワーアップを投げ出すほど
ビシュヌっての復活はヤバイもんなのかな・・・?
あのハーンがあれだけSOSを出してるし、自分はメカベナレスをたおす手段すら思い浮かばないし、
「もうしばらくだいじょうぶじゃないかな。パッパッと悪者をかたづけて、サッと帰ってくれば……。」 by のび太
って感じなんでは。
そうやってノンビリ構えてるうちにも、修業と偽ってコネリーはパイの体を貪りつくしてんだがな
そういや、未だにトドメを刺せないよな八雲って、情けとかじゃなくたんなる力量で
チャチャイ、スパズグと多少裏をかける様になってきたから
このビシュヌ編でその辺の誰の助けもなく戦えるヒントってのを掴んでくるのかもな
で帰ってきてメカベナレスとやったら
意外にあっさりクリアしちゃったりとか
>>422 どうせヴィシュヌ覚醒の地がコネリー達の行き先のすぐ近くで、
最後の詰めで三只眼参上!
おいしい所を持ってかれる八雲。
ってパターンでは。
/⌒ヽ、
く_.| イカ|._ゝ
│、,│ < 俺様もお情けであんな所に液体窒素を置いてやったんだがな
| ゚Д゚ノ
.ルリルリヽ
言い訳はイカんぞ…イカだけに
>>419 ヒンドゥーの主神クラスだからねぇ>ヴィシュヌ
そりゃヤバイんじゃね?
428 :
代原:2007/02/18(日) 00:17:07 ID:???
第三十三話 神王思想―デーヴァラージャ―
国王派と共和党政府との抗争で戒厳令がしかれるインドネシアの一国、パルジャニア。
八雲がそこへ向かった事を、大学の講堂内で美星に話すモリガン。
国境警備隊からの攻撃を逃れ、ついにパルジャニア国内に潜入した八雲と綾小路。
「四年前、ちょっと面倒を見てやった」老術士の家へと辿り着くが、そこで出迎えてきた奥方―
老婆からは手荒い罵声の歓迎?を受ける。どうやら八雲は以前とんでもない騒動を起こしていたらしい。
…何だかんだ言いつつ、老婆は綾小路に湯浴みを許し、八雲にも食事を与えるのだった。
老婆に問われて八雲は、今回の入国目的は「ヴィシュヌの復活阻止」である事を伝える。
「クシャスタリ(国王)はまた企んでいるのか」老婆はそう怖れるが、
政府に追われた王が主権の復古を企む事と、ヴィシュヌの復活がどう関係しているのか?
裸のまま身を乗り出して聞いていた綾小路は、それがどうしてもつかめない。
八雲はただ一言「神王思想さ」―と答えるのだった。
宮殿の傍ら、劣勢にあるはずの戦況下で優雅にグラスを仰ぐ国王クシャスタリ。
カトマンズより運ばれてきたというヴィシュヌの聖櫃を見ながら、
「余はヴィシュヌの化身」「ヴィシュヌと合体する」と高笑いとともに繰り返していた。
そんな王を訝しく見つめるハーンに「王は神の化身であり、死後は神と合体する存在」という
インドネシアの「神王思想」を語る一人の女性(三十二話冒頭)。
下らないと言い捨てるハーンに、女性は「生きながらにして合体できるなら?」と返す。
彼女の家系に代々受け継がれている、「人と神が一つになるための秘術」とは―?
一方、八雲と綾小路は老婆と共にボートで川を進んでいた。4年前、パルジャニアにおいて
クシャスタリの目論んだ「ヒンドゥー神降臨の儀」を八雲と共に阻止?した老術士ウラジャ
(老婆の夫)は殺され、他の術士仲間も十人ばかりが行方不明となっている。
王政派の仕業―せめてアジトがわかればと考える八雲に、綾小路が呼びかける。
彼女が指差した宮殿は、ハーンの絵ハガキに映されていた写真の画と同じものだった。
僅かな魔力を感じ宮殿を探る八雲達。そこに突然、大地からせり上がるように妖魔が出現する。
これまたバカ殿っぽい国王だな。
志村のさらに上をいくバカ殿だな・・・背中がすすけてるぜ
何で綾小路に乳首がないの?作者が照れたのか?
蛇は哺乳類じゃないから乳をやる必要も無い。
八雲と綾小路が水場で隠れてる場面が妙に格好イイな
水に塗れた綾小路の髪が妙に可愛い(*´・ω・`*)
あの木にもたれてるやつな。
今までの絵で一番好きかも。
>>433-434 よう俺
黒の使い方が今までの絵とは違う感じでスゲー格好いい
高田はベタの何かに開眼したなw
にしても綾小路はほんとエロ担当だな・・・
それはともかく、強くて、優しくて、素直で、可愛い、露出も多い
3X3の女キャラで一番好きなキャラになりつつあるぜ!
マリア退場
ペキンバーは?
しかし移動時はホント展開はえーな!
未熟さから仕事を失敗してマグニチュード8の大地震を起こし
一国を恐怖のどん底に陥れる・・・
八雲は4年間の妖怪退治時代から、ちゃんとダメだったんだな
>未熟さから仕事を失敗してマグニチュード8の大地震を起こし
>一国を恐怖のどん底に陥れる・・・
闇のモノ達だってそこまではしないよな・・・
まったく恐ろしい奴だぜ
ちょっとしたお茶目な八雲のエピソードとして軽く流したけど
よくよく考えてみるとエライこっちゃだな藤井八雲
八雲とじーさんの話って、何かであった話なの?
442 :
代原:2007/02/18(日) 22:38:55 ID:???
第三十四話 遭遇
現れた妖魔は八雲の光牙によってあえなく倒れる。その場を立ち去る八雲達だったが、
程なくして妖魔の体は再生し、その口からは女の人面がゆっくりと現れる。
そして何も手がかりを見つけられないままの八雲達の前に、再び立ち塞がってくるのだった。
クシャスタリのアジトのもと十数人の術士と共に聖櫃を囲むハーンに、女(三十二話冒頭より登場)の
高笑いが浴びせられる。ハーンが兵士を買収してSOSのハガキを出していた事は知っており、
遠隔視の術らしきもので八雲達を見つけた様子だが、彼女にとって八雲は因縁浅からぬ存在らしい。
「四年前の借りを返す事ができる」そう言って女はほくそ笑むのだった。
一方、泥のような触手に絡め取られる八雲達。王政派の術士の攻撃と悟っても「争うつもりはない」八雲に
綾小路は納得できない(王政派が術士ウラジャの仇で、戦争を引き起こそうとする存在である以上)様子だが、
あくまで八雲はハーンさえ返してくれたらそれでいい、というスタンスを主張する。
が、敵は八雲達を嬲り殺す事しか考えていない。腹を噛み切られ、宮殿に激しく叩きつけられる八雲。
激痛の中で柱に突き刺さっていたハーンのナイフを発見するものの、拘束される中ではどうしようもできない。
ことさら恐怖を煽る敵の言葉に怯える綾小路や老婆。そんな中、八雲は体の傷が全く回復しない事から
自分達が幻術の虜になっている事に気付いた。落ち着く事―アドレナリンの分泌を抑える事を意識する。
そして妖魔の口に捕らえられながらも、冷静に幻術の源―樹木に貼り付けられた呪符を、
手元から放つ鉤付きロープで粉砕する。
「私の幻術を破るとは」捨て台詞とともに妖魔が消え去ると、何事もなかったように綾小路達も解放される。
そして八雲は、ついにハーンのナイフを手に取るのだった。
八雲が活躍してるなんて
俺も幻術にとらわれてしまったようだ
ちょっと心を落ち着かせてこよう
アドレナリがどうたらとか、コネリーの特訓の成果ってやつか・・・?
パイを無数の手攻めがあったと思ったら
今週は綾小路を触手攻めか、やりよるわGJだぜ!
綾小路ですら苦戦する幻術を八雲が破れたのは、多分コネリーのバーチャル特訓のおかげだと思う。
あれも一種の幻覚みたいなもんだし、耐性出来てたんだろう。
お前ら少しは八雲を信じてやれよ・・・
>>445 まあ今回のはちっともエロくなかったんですけどね
つ想像力
450 :
代原:2007/02/19(月) 19:27:20 ID:???
第三十五話 ヴィシュヌ
仕掛けられた霊的罠達を突破し、確実にクシャスタリのアジトの元へ近づいている八雲達。
途中、傭兵の一人を捕らえて服と情報を奪うのだった。
傭兵が証言するクシャスタリのアジトの場所はハーンのナイフのメッセージと一致するものであったが、
そこでさらに八雲達は「ヴィシュヌの聖櫃」の存在を知る。にわかには信じがたいものだったが、
(真贋はともかく)聖櫃が発見されていなければ、国王も打つ手無しでとっくに海外逃亡していたろう。
ヴィシュヌ復活の何らかのあてがある事は間違いない―準備不足だった、と八雲は肩を落とした。
綾小路がそこで「シヴァの復活が間近なのに、ヴィシュヌなんてどうでも…」とこぼしてしまうと、
老婆は「何を言うか」と、ヴィシュヌを軽んじた二人を一喝するのだった。
人間界のヒンドゥー教においてシヴァと並び称される神・ヴィシュヌ。慈愛と光の神であり、
また十の化身(アヴァターラ)を持つ存在として知られている。
あくまで「ヴィシュヌ」には(伝承の限り)第三の眼はないが、変化した姿がいくつもあるなら
第三の眼の有無はアテにならない。まして十番目の化身「カルキ」は、シヴァ同様の破壊神。
ヴィシュヌが三只眼の可能性は拭い難く、そうであるなら―「ベナレスが来る!?」怯える綾小路と八雲。
だが彼女らの騒ぎを老婆が制した。ジャングルを徒歩で移動している者がいる…そう警戒する中で、
今度は王政派の傭兵達がボートで登場。八雲達の姿を発見次第、発砲を開始する。
銃弾を身をかがめてやり過ごそうとする綾小路と老婆。やむなく八雲も光牙で応戦しようとするが、
黒いコートと帽子をかぶる男達が突如現れ、ボートに襲いかかった。その隙に逃げ出す八雲達だったが、
徒手空拳であっという間に傭兵達を制圧した男達の正体は?
ここで龍さんきたか
人間界のヒンドゥー教においてシヴァと並び称される神・ヴィシュヌ。慈愛と光の神であり、
また十の化身(アヴァターラ)を持つ存在として知られている。
>>403 >>408 おまいら博学だな・・・なんでそんな知識持ってんだよ
>>451 普通にベナレスの手下だろ
なんでも龍さんに絡めりゃいいってもんじゃないぞw
神と一体になる→別のモノと融合→憑魔一族
現人神として君臨→自意識はある→融合具合を制御→憑魔一族の課題
つまり、女=融合制御の法を極めた憑魔一族のはぐれ者。謎の集団=融合制御の法を得る為に来た憑魔一族なんだよ!
謎の軍団が憑魔かどうかはさておき
他者同士を合体させる事を得意とする家系って事は
女は憑魔関係者の可能性は高いよな。
・はぐれ女憑魔
・死んでいなかった憑魔のバカ殿(ベナレス教育の元、まともに・・・?)
・最近何やってるかわからないがバカ殿の子を身ごもるグプター
3人が関われば面白そうだなw
綾小路は優しいよな・・・
大量の水がある場所で、発砲してくる銃弾を水壁で防ぎつつ
相手の「水に乗ってる」ボートを沈めるなんて造作もない事のはずなのに
「ここは俺が!皆伏せろぉぉ!」と頑張ろうとしてる八雲を立てて
半笑いで「私たちどーなっちゃうの〜」なんて身をかがめてくれるなんてな。
そういやそうだよな
そもそも無防備な背中に風牙直撃喰らっても大丈夫なほどの耐久力を持っている化蛇が
銃弾ごときでどうにかなるはずもないし
自分より弱い男を立てようと気遣いにあふれてる綾小路はある意味一途だよな
綾小路はいいコ、これはガチ
非力な好きな男を立てつつも
敵兵士は締め上げて、目玉の水分蒸発させて脅迫する非情っぷり
敵に回すと怖いタイプだなw
ふと思ったんだが、これ実はバーチャルの中なんじゃないか?
ただ八雲にベナレス見せても勝てないから、順を追って脳内麻薬のコントロール法を
鍛えさせようって話で。
ハーンとかのデータはコネリーが八雲を眠らせた時に探っといて。
八雲視点だけで物語が進んでりゃそういう可能性もあるけど
ハーンや王政派も同時進行で進んでるからそれはねーな
464 :
代原:2007/02/20(火) 21:09:20 ID:???
第三十六話 聖櫃
聖櫃が開かない―ハーンを捕らえ、さらに八雲達に幻術で襲いかかった女術士サルラーマの報告を受け、
不満のクシャスタリ。サルラーマはハーンを含む術士達に聖櫃の封印を解くように命じているが、
蓋は全く動く様子はないらしい。「石棺を切断せよ。遺体がこれならば多少の傷は問題ない」
そう言って王が見せる聖櫃内のX線写真には人間で言う胸部と腕の骨、そして内臓らしき物が映されていた。
一方その頃、黒づくめの怪しげな集団の男達が、王政派の傭兵達を次々と倒して歩を進めている。
綾小路の背に乗り水泡のバリアに守られて水中を行く八雲も、彼らの正体が気になってやまない。
ついにクシャスタリのアジトの前まで到着した八雲は、綾小路に老婆を託し一人乗り込む腹づもり。
しかしヴィシュヌ信者である老婆が「儂も行く」と言って陸へ上がろうとする。
が、老婆が勢いで触れた木の幹には霊的罠が仕掛けられていた―綾小路と老婆は妖魔の虜となり、
八雲は吹き飛ばされてしまうのだった。
「我、ここに眠る。我目覚める時、世滅びるなり」聖櫃に刻まれた文字を読み解いているのは、
(ハーンがサルラーマに従う一因ともなった)眼鏡の中年。
使われている文字は何と、三只眼が使っていたもの。ヴィシュヌはやはり三只眼なのか?
「どちらにしても厄介な代物には間違いない」「八雲が来るまで開封の儀を引き延ばそう」
そう打ち合わせるハーン達の前に、円盤型の電動カッターを持った兵士達が現れる。
まさに神をも恐れぬ、力ずくの石棺暴きに出たクシャスタリ。その行為に怒りを覚えたかのように、
棺からは異様な妖気が漂い始めるのだった。
なんか、パイを追いかけるまでのちょっとした
サイドストーリーかと思ってたらかなり重要な展開になってきたな・・・
しかし八雲パパって本当に三只眼吽迦羅の研究の第一人者だったんだな
考古学者の間じゃかなりの有名人だったのかな
謎の集団との三つ巴か・・・面白そうな展開だ
国王はあんな遺体と合体するつもりなのか?
大昔に主の三眼只と別々に封印された无だった に500ジャストブリード
後の龍さんである
>>468 それ面白そうだな
再生能力を一時的に封印させられたとすれば
骨だけ写真も納得できるし開いた瞬間に再生して復活・・・
敵か味方かわからないが、八雲・ベナレス陣営ともに3人目の存在を知り三つ巴へ
サルラーマ……猿がパンにマーガリン塗ってる絵が頭から離れない。
472 :
代原:2007/02/21(水) 21:45:12 ID:???
第三十七話 解封
稲妻の如く放出される激しい妖気に、聖櫃を囲んでいた兵士達は吹き飛ばされる。
ようやく立ち上がった八雲も「聖櫃の中身」が復活しようとしている状況を感じて
いよいよ敵のアジト内へと踏み込んだ。兵士達を巧みな話術?で操り、聖櫃の場所を知るのだったが
地下への階段の途中、黒コートの男達と遭遇する。王政派の傭兵の服を着ている八雲を敵と判断し、
男達の一人が襲いかかるが、八雲はそれを一撃であしらう。
と、一人色の違うコートをまとったリーダー格の男が身を乗り出して言う。
「聖櫃は我々の発掘したものだ、返してもらおう」―道中、傭兵から得た情報の中にあった
「聖櫃を発掘した宗教団体」が彼らである事を察する八雲。
…そのリーダー格の男には、八雲の先制攻撃も通用しない。階段に倒れこんだ所、
とどめとばかりに男は一撃を喰らわせようとする。だが八雲はカウンターの頭突きで、
逆に相手を吹き飛ばした。帽子が取れ、判明する男の正体。それは何と八雲の馴染みの顔…ナパルバ。
凄まじい妖気を放つ聖櫃にたじろぐクシャスタリとサルラーマ。
「聖櫃を傷つけられヴィシュヌは怒りで目覚める。誰も止める事はできない」
割れ始めた棺を見てサルラーマがそう語る中、ハーンら術士達は決死の「結界」を張り続けるのだった。
聖櫃の在り処、地下祭壇へ急ぐ八雲とナパルバ達。500年前にナパルバの一族は聖櫃を解封し、
その時に何万という死傷者が出てしまったとの事だった。「あれはヴィシュヌ神なんかじゃない」
―ではついに姿を見せた、聖櫃の骸の正体とは?
なんか懐かしい名前が出てきたな・・・。
ここにきてナパルバかよ・・・ふいを突かれたぜ
綾小路編で、綾小路と八雲と紅娘が教室にいた時すげー懐かしくなったけど
今回のヴィシュヌ編は2部の面子での物語にするのかもな
あとはマクドナルドと・・・紅娘はやっぱ結局パイのしもべのままなのかな
綾小路のしもべになって欲しいんだけどなぁ
最後の最後にジェイク兄さんが来て、おいしいところを持ってくわけか
綾小路は顔が変わってるけど、どう説明すんのかね。
478 :
代原:2007/02/22(木) 20:59:36 ID:???
第三十八話 復活
崩れ出した聖櫃から出現する巨大な骸。ヴィシュヌの復活を成す時が来たと歓喜するサルラーマを、
王配下の構える銃が牽制する。「ただちに神王合身の儀を行え」そう命じられると、
彼女は呪文を唱えた後に左手のグローブを外した。―異形の腕が握る、謎の球体。
腕の事を問い質されても構わず、サルラーマはその球体をクシャスタリの額に取り付けた。
「憑蠱」―数多くの獣魔の卵を護るサルラーマ一族に伝わる、高等生物間の融合を媒介する獣魔であり、
神王合身を可能とする唯一の手段。
ヴィシュヌが完全に復活した後、融合をとり行う―としたサルラーマだが、骸は一向に肉体を得ない。
ハーン達が張る結界が、現状以上の再生を阻んでいるのだ。彼らの射殺を要請するサルラーマだが、
そこで「そんな事はさせない」と、老婆と共に捕われていた綾小路が目を覚ますのだった。
だがサルラーマの初撃こそ凌いだものの、控えていた兵士の銃に撃たれ、結局は取り押さえられてしまう。
聖櫃を囲う術士達は皆、兵士の銃弾に倒れていく。ハーンまでもが背を撃たれ、ついに結界は崩れてしまった。
ようやく八雲達も駆けつけたものの時すでに遅く、骸は肉体を取り戻すのだった。
化蛇さんやっぱ手近に大量の水がないとバリアは無理なのかな
下半身裸の綾小路は
エロい以前に落ち着かない。
パンツはくか、何か巻くかしてくれ。切実。
下半身裸の綾小路は
エロい以前に落ち着かない。
パンツはくか、何か巻くかしてくれ。切実。
二重カキコすまん
>>480 エロくていいじゃねーか!ヽ(´Д`)ノ
まぁギリギリ隠れるくらいの裸Yシャツくらいが好みだがな
化蛇ってやっぱりベナレス直属クラスの部下だったんだな、そりゃツエーわけだ
化蛇ってやっぱりベナレス直属クラスの部下だったんだな、そりゃツエーわけだ
みんなにオマ○○見られながら闘う綾小路はエロけなげ
だがそれがいい
やっぱ綾小路はエロ担当か・・・なんか複雑だぜ
ギリギリ見えるか見えないかじゃなく、
モロ見えだもんな・・・
アニメ化したらモザイク装備がデフォか…
いや、うろこをもうちょっと上まで生やせばいいじゃないかw
ぱいのころから脱ぎ要員だったし 仕方ない奴だ
蛇変形すると下半身はいつも裸になってしまうのか綾小路?w
俺としてはエロ要員の重要要素は「恥じらい」なんだが
今の綾小路にはそれがまったくない・・・!!けしからん。
せめて露天風呂でバスタオルで胸を隠しながら
困った顔しながら赤面してた綾小路くらいならベストだ!
そういや、蛇だから脱皮するのかな・・・
・封印が解かれて肉体再生
・こいつはヴィシュヌではない
やっぱり3人目のウーかな?
代原、最近ペース早いよw
サルラーマにやられた綾小路・・・みんなにM字開脚してるな(*´・ω・`*)
500 :
代原:2007/02/24(土) 21:04:29 ID:???
第三十九話 カルキ
復活したのは「ヴィシュヌ」ではなく、その化身「カルキ」だった!
上半身は埴輪のような虚ろな人面、下半身は白馬(頭部含む)―神と呼ぶには異形に過ぎる姿。
だがその力は凄まじく、放射される妖気によって人間達は吹き飛び、王のアジトまでもが崩壊を始める。
柱に叩きつけられたハーンに襲いかかる、巨大な建物の破片。だがその危機は八雲の光牙が救い、
ようやく二人は合流を果たす。「撤退する他ない」そう言うナパルバをよそに、王兵がカルキに向け銃を乱射する。
それは通用するはずもなく、カルキのさらなる怒りと報復の攻撃を買うだけに過ぎなかった…。
崩壊甚だしいアジトの瓦礫から起き上がる八雲とナパルバ。呆然とするサルラーマにナパルバは言う。
「カルキが復活した以上、人々を守るために協力してもらう」と。カルキとはヴィシュヌそのものではなく、
ヴィシュヌがカリ・ユガ(悪のはびこる末世)を滅ぼすために作った生体兵器だったのだ。
…そんな中、無事だったクシャスタリ(何もわかっていない)は融合を求めカルキに向かって呼びかける。
彼と、そしてその背後で気絶する綾小路と老婆の運命は果たして。
カルキ見てちょっと可愛いと思ったが、
最後のページはキモかった。
カルキっつーとアレか。水道水に入ってるやつ。
まぁ誰でもそう思うよなw しかしこの図体をどう美化したら白馬に乗った王子様に…
カルキ、えらい強そうだな・・・
三只眼がいない今回こそ八雲の真価が問われるかな?
王様のへたれ具合がたまらん
結局、3人目の三只眼でもその无でもなく、ただの生物兵器だったって事か
てっきり3人目に絡めてくるかと思ってたんだけどなぁ・・・
最後にヴィシュヌに繋がる情報を得るんじゃないか?
ヴィシュヌの无の獣魔なんじゃね?
何百年も出しっぱなしかよ。
誰かに望まず封印されたって感じじゃなかったのに。
普通にタクヒとかフェイオーみたいなシモベの最強クラスなんじゃないのか?
カルキキモイヨー。・゚・(ノД`)・゚・。
こんなん手下にしてるとは……やはりヴィシュヌは三只眼というのは確定か?
今後登場はありえるのかね。
んなこと言ってる場合じゃねーけど。
>508
カルキ倒す→八雲を新たな主と認める→なぜか小型化、ちょうど八雲が乗れる大きさに
てのは無理があるか… 凶悪すぎるわな
八雲が・・・?
なんか最凶クラスっぽい妖魔を・・・?
三只眼の助けもなく倒す・・・?
またまたご冗談を・・・
八雲が倒しかける→カルキパワーうp→
三只眼(orヴィシュヌ関係の新キャラ)登場でカルキを一撃
まあこのパターンだろ
そろそろ八雲にもひとり立ちして欲しいもんだが、この相手は分が悪すぎるな
柱のアオリがカッコイイ
カルキって名前だから日光に弱いとか?
それならナパルバが何年か待つなんて言わんと思う
520 :
代原:2007/02/25(日) 21:58:21 ID:???
第四十話 サルラーマ
カルキの口から放出される破壊光線。何とか意識を取り戻した綾小路は、八雲の呼びかけに反応し、
必死に老婆をかばいつつ身を伏せる。一方クシャスタリは、合身も叶わないまま
その身をバラバラに吹き飛ばされてしまった。
凄まじい爆風の中に消えていった綾小路達の姿を見て、愕然とする八雲。
だがサルラーマはクシャスタリの死をさほど気にかける様子はない。彼女はあくまで神の力が目的であり、
王についたのもそのための手段に過ぎなかったのだ。「クシャスタリなど捨て駒」そう言うと、
サルラーマは固く着つめた衣服を自ら暴き、八雲達に素肌を見せるのだった。
…彼女の肌は乳房こそ瑞々しさがあるものの、その他はあらゆる部分がしわがれ、ただれていた。
その体はと問いかける間もなく、八雲とナパルバは幻術の虜となり拘束されるのだった。
サルラーマは獣魔術の卵を守護する一族の末裔であり、幼少からいくつかの獣魔を体に植えつけられていた。
もちろん獣魔さえ使わなければ精を失う事はないと知っており、術士のもとで幻術を学んでいたが、
クシャスタリに見出された事で四年前の大地震(結果として八雲が引き起こした)に巻き込まれてしまう。
その中で生き残るためには獣魔術に頼る他なく…結果、大量の精を失った体は醜く枯れた。
その後、どんな霊的現象を前にしても失った精気を取り戻す事はできなかった。もしもチャンスがあるとすれば、
ヒンドゥー主神の復活のみだった―が、それもサルラーマの望む結果には終わらなかった。
悔し紛れかサルラーマは右手の獣魔「精吸牙」で、八雲の精気を奪いにかかる。
…みるみる精を吸い尽くされた八雲はミイラと化すが、もちろん无にとっては大した問題ではない。
土爪で自らの体を傷つけ、その痛みで幻術を打ち破る八雲。
「不死人」に対する驚くサルラーマに八雲は言う。「力を貸してほしい、カルキを眠らせるために」と。
やっぱ八雲は余計なことしかしない野郎だな
4年前のサルラーマがエライ可愛いな!
それがたった4年でここまでオバさんになってしまうとは・・・
八雲はサルラーマにごめんなさいしないといけないよね(´・ω・`)
昔のままなら可愛かったのに…今じゃまず髪型が酷すぎる
国王最後までバカス
もうちょっとなんかの役に立つかと思ったら結局馬鹿さ加減を見せただけで終わったな。
なんで都合よくおっぱいだけ無事なんだ。
普通一番最初になくなりそうだが。
つか綾小路は・・・?
避けたっぽい描写はあるけど、八雲の悲壮な表情やら
「こっちも被害甚大だぜ」ってセリフから、ヤバイ感じじゃね?
次はシャツも破れて全裸で戦闘だな>綾小路
見すぎたのは目じゃなくておっぱいだろーがw
特にナパルバwwwwwwwwww
>>525 あんなのを体に飼ってる一族なら、吸われる場所のコントロールをする術ぐらいは
あるんじゃないか。
つーか戦力足り無すぎだろこれ・・・・
いやいや、反則級の三只眼の不在
前章での八雲パワーアップへのヒント
綾小路、ハーン、(一応ナパルバ)と戦力的な仲間が勢ぞろい
太歳みたく完全に勝つまでいかなくても
なんとか再度封印くらいまでに皆で力をあわせて知恵を出して戦う
っていう2部ベナレス並に久々のワクテカ感でいっぱいなんだが
八雲+綾小路+ナパルバ+マクドナルド
でベナレスに勝てたんだ
八雲+綾小路+ナパルバ+ハーン
ならカルキにだって勝てる!
と思ったけど前者の場合、三只眼の力が大きかったんだよな・・・
対抗できるのは精々、呪鬼レベルまでかな
ベナレスで思い出したけど、最近チンクウ使わないよな八雲
あと変なスケボーみたいな獣魔とか
あぁ、あったなツォンリン
あれ乗ってる八雲は結構格好良いから、もっと頻繁に使って欲しいんだけどなぁ
>>532 水さえあれば綾小路単独でも呪鬼レベル以上に十分対抗可能だとは思うが…
うーむ、環境が悪いな。
やっぱ八雲を摩り下ろして水分取り出すしかないか?
呪鬼はベナレス直属の部下っていうより、はぐれ妖魔って感じかな
それだと化蛇>>呪鬼って印象だ
>>535 ここでプティが出張してきて川の氾濫を起こします。
プティか!
夏子とか綾小路とかナパルバとかこの前ちらっと出てきた四谷とか
物語から普通に退場したと思われたキャラがひょっこり再登場が結構あるからな
プティもあの最後の描き方だと再登場ありうるな
同じ変化形の紅娘のお姉さん的キャラとして!!!
539 :
代原:2007/02/26(月) 19:23:20 ID:???
第四十一話 臨戦
「カルキの精を吸い尽くしてくれ」綾小路達を救出しながら、一石二鳥とばかりにサルラーマに提案する八雲。
だがサルラーマは、八雲が実際に敵を食い止めたその後で―と、あくまで単独行動をとる考え。
八雲の策の成功より、むしろ失敗を願うようなセリフとともに去って行ってしまうのだった。
後ろから八雲を小突いたハーンは「退却だ」の一点張り。と、そこで「三只眼の力に頼るしかない」と言うのは
ハーンの連れだった眼鏡の中年、陳。妖怪にも詳しいと言う彼は、香港でハーンから八雲達の話を聞き、
その力になるために霊的武器や獣魔を探していた。…が、途中でサルラーマに騙されてしまったとの事だった。
「なるほど」と経緯を知った八雲は、皆に避難を命じながらもカルキに戦いを挑もうとする。
ベナレスと戦う自分が、逃げ出す訳には行かない―パイもまた、必死に力を得ようと修行しているはずだから。
そんな八雲の背中を「バカだねぇ」と呆れて見送るだけのハーン。が、綾小路はそんな彼の冷めた態度が許せない。
手酷い言葉とともに平手をくらわせると、そっぽを向いて八雲の援護に向かおうとする。
老婆も、そしてナパルバも戦いに加わろうとした―所で、「ぱい」の記憶も持っている綾小路は
下半身に何も纏っていない事も構わず、思わぬ再会を果たせたナパルバに抱きついた。
だがナパルバにとっては綾小路の外見は見知らぬ女性であり、ただ戸惑うばかり。
…そんな光景をハーンはふてくされて見ているのだった。
一方すでにカルキと交戦中の八雲だったが、光牙すらも破壊光線とぶつかればかき消されてしまう。
動きを読んで強力な攻撃を放ってくるカルキに、対抗する術は果たしてあるのか。
ナパルバ役得だなw
そしてハーンよ…確かに冷静さはお前の最大の武器かもしれんが、ここでは空気を読むスキルの方が重要だったな。
役得は生お尻を間近で見たハーンの気がしなくはないなw
サルラーマと気安く馴れ合おうとする八雲だけど
4年前の仕打ちを考えりゃサルラーマが邪険にするのは普通だよなぁ
ハーン・・・そういや女に弱い設定だったっけかな・・・
ハーンって日本人の女の子捜してたんだよな
こりゃフラグが立ったか・・・?
パイに傾いてたし、女なら何でもいいんじゃないかと
おかまは駄目だけど
綾小路はおしとやかタイプじゃないけど
平手びんたはフラグびんびんだな
親父にもぶたれた事ないのに!!でも・・・!!
余り物カップル計画発動
綾小路のお尻がエロすぎて他のことを見落としがちだが、
あのおっさんやっぱり妖撃社の元社長じゃん!
シャツの裾を引っ張って股を隠してる綾小路がエロカワイイ。
やっぱ恥じらいって大事だよな。
>>550 新参者は知らないかもしれんが
1巻の始め早々に黄さんに石化された社長がいたんだよ
・・・まさかこんな雑魚級キャラまで再登場させるとは侮れねぇ
>>548 あれ?あのおっさん龍さんじゃなかったの?
よく初期中の初期に2〜3コマ出てきたおっさんの顔覚えてるな皆
>>553 つ 単行本
10冊超えたら本棚の場所取るようになってきたな。
20巻ぐらいでおさまるんだろうか。
いや、俺も単行本持ってるけど顔がほとんど違うじゃんw
ほとんど後姿だけしか出てこないし、かろうじて勉蔵さんメガネが同じかどうかくらいだし
>>555 安心しる!1巻と今じゃ八雲もパイもほとんど顔違うから!!
557 :
代原:2007/02/27(火) 21:13:54 ID:???
第四十二話 応酬
あまりにも速いカルキの反応に八雲は成す術がなく、現状では逃げ回るしかない。
そんな彼を、建物の頂上から見下して嘲笑するのはサルラーマ。
「やはり行動を共にしなくて正解だった。カルキの精は欲しいが、お前が惨めに死ぬだけで満足だ」
ついにカルキの光線を受け爆風に包まれた八雲を見て、「やった」と喜びの笑みさえたたえる。
…だが八雲はまだ倒れていない。サルラーマに「一生孤独でいいのか、嫌なら俺を応援しろ」と訴えながら、
油断してそっぽを向いていたカルキの左腕を光牙で切断する。
だが精の吸収をサルラーマに要請しても、彼女は何のためらいがあるのか降りて来ようとはしない。
その間にカルキの反撃を受けてしまい、八雲もまた右腕と胴体の一部を吹き飛ばされてしまうのだった。
お互い片腕同士か―そう呟く八雲だったが、カルキの方は切り離された根元から再び新しく腕が生えてくる。
吹き飛ばされた腕は変化して別の妖魔と化し、八雲の左腕へと噛み付くのだった。
おいおい
八雲のアドバンテージって再生だけだろ
それなのにそれすらカルキの方が上じゃもうどうしようもないじゃん
カルキに鬼眼王とベナレス倒してもらえばよくね?
いや、八雲がまだ軽口を叩けてる処を見ると
そこまで絶望的な強さでもないべ
鬼眼王はおろか三只眼の敵でもあるまい
ベナレスですら力技で光牙をかき消すような光線技は持ってなさそうだったから
あれは三只眼の「おろかもの!」に近いぐらいのパワーはあるんじゃないか?
そんでもって何回も撃てて再生能力もあるってのは相当強いと思う。
しかも、知能の方もベナレスや旧ガルカに比べて遜色なさそうだな。
殺戮生物兵器って感じだな、キモイぜカルキ
そうみせといてきっと中に美少女が隠れてるんだぜ
中の人などいない!
566 :
代原:2007/02/28(水) 22:24:05 ID:???
第四十三話 集結
妖魔に取り押さえられる八雲に向け放たれるカルキの光線。間一髪で逃れる八雲だったが、
左腕も噛み切られて両腕を失った状態となってしまう。そこに再び妖魔の牙が襲い掛かる…が、
そこで妖魔を組み伏せ八雲を救ったのは、ナパルバが放った「食妖虫」。
ハーンとナパルバ、そして綾小路と老婆も参戦し、それぞれが八雲の力になろうと己の特性を発揮する。
その光景を見下ろしながら、何かが心中によぎるサルラーマ。
八雲の力を回復させるためハーンが大地の精を集める間、カルキの食い止めにあたる綾小路とナパルバ。
だが次第に戦況は押し返されていく。そして綾小路がナパルバを気に留めた一瞬の隙をつき、
カルキは彼女をその手に捕らえてしまう。
光牙で攻撃しようとする八雲だったが、それを牽制するようにカルキは綾小路を盾とする。
どうにもならないと叫ぶハーンだったが、八雲の脳裏にはかつてのあるシーンが浮かんでいた。
…綾小路とカルキに向け、光牙が放たれる!
おおお、なんか総力戦だな!マジでベナレス戦を思い出すぜ
カルキはちゃんと人質をとるぐらいの思考力があるんだ。
こりゃベナレスもうかうかしてられないな。
葉子は脱ぎじゃなくて責められ要員でもあったか
ヤング誌から少年漫画っぽくなって
ヒロインのパイでいじれないぶん、綾小路をいじくり倒そうという訳か・・・
裕三めヒドイ男だぜ!m9(`・ω・´)
いつかこんなシーンっていうけど、そんな場面あったっけ?
あれじゃね?プティん時のチンクウ使った反射攻撃
今回チンクウを召喚してないから、なにか後ろにある反射物を利用してって感じ
自分から離れた場所に獣魔召還できるようになったんじゃね?
腕でおもいだしたが、最近腕の遠隔操作してないよな
そーいや遠隔操作ってあったなぁ
カルキの腕は遠隔どころか別生物になるし、今更な技だなあれもw
これで綾小路ごとカルキを吹っ飛ばしたら、高田は神
そしてなぜか、綾小路ぱいの姿に戻ってハーレムになったらさらに神
それってパイがふたりいるのと同じじゃんか
絶対描き分けに苦労して、もうどっちがどっちだかってgdgdになるだけだろ
579 :
代原:2007/03/01(木) 21:11:33 ID:???
第四十四話 回生
一直線に綾小路とカルキめがけて向かっていく光牙。「我に力を」(バラス・ヴィダーヒ)―祈りとともに、
「まがれぇぇぇっっ」と叫ぶ八雲。それに応え光牙は綾小路に命中する間際で屈折し、彼女の横を過ぎていく。
そして八雲が咆哮と共に腕を振り下ろすと、再び光牙は軌道を変え―カルキの頭部を打ち砕いた!
綾小路を犠牲にする事なく、カルキに決定的な一打を与えた事に安堵して座り込む八雲。
驚くハーンに八雲は「光牙を曲げてみせた」と解説するのだった。
かつてガルガの手下に捕らえられた自分を救うため、ベナレスは放った光牙を曲げてみせた事があった―。
敵の受け売りと悪態づくハーンと、それに言い返そうとする八雲。そんな二人を「くつろぐのは後にして」
とたしなめるナパルバだったが、八雲はそれに笑顔で「全ては終わった」と返す。
…崩れ落ちたカルキの体に降り立ったのは、何とサルラーマ。
「誰だって一人は嫌だって事さ」サルラーマが協力してきた理由を皆に問われ、八雲はそう答えるのだった。
あれ?なんか八雲が敵を倒してるぞ?あれ?
おれたちはサルラーマの幻術に惑わされてるんだよ。
八雲が敵を倒すと大体ろくなことにならん気がしてならないぞ
まて、まだあわてるような時間じゃない
今週やけにページ数が少なくなかったか・・・?
イチかバチか うまくできるかわからなかったが
前にガルガの手先に捕まった時、光術を屈折して使うのを見た事があんだ
イチかバチか うまくできるかわからなかったが
前にガルガの手先に捕まった時、光術を屈折して使うのを見た事があんだ
イチかバチか うまくできるかわからなかったが
前にガルガの手先に捕まった時、光術を屈折して使うのを見た事があんだ
イチかバチか うまくできるかわからなかったが
イチかバチか
イチかバチか
イチかバチか
うおおおい!八雲!
イチかバチかで綾小路を殺す気かよ!!Σ(´Д`)
イチかバチかで綾小路を撃った八雲
どうせ曲げるつもりなら綾小路に当たらない軌道から曲げろよ・・・
鏡蠱反射撃ちじゃダメなのかコレ?カルキ知能低そうだし
鏡蠱を向こう側に置いとく暇がないんじゃない?
時々刻々変わる状況に素早く対応するためには、鏡蠱を出してたらワンテンポ遅れて致命的になるとか。
> 鏡蠱
これで思い出したがカルキの光術は反射できないのか。
八雲は光牙を取得したあたりから、光牙バカになってるからな、忘れてるんじゃないか?w
「裏をかく」ってのが最近八雲パワーアップのキーワードになってるけど
鏡蠱反射をつかった光牙の国電パンチ並の時間差攻撃なんてまさに裏をかく戦法なのに
結局、光牙を曲げるっつー裏でもなんでもない力技だからなぁ・・・
いやぁ
チンクウの無しでの屈折攻撃は充分裏技じゃね?
光牙撃つ→かわされる→光牙戻る→敵対応→走鱗で近づく→土爪で詰み
とか、キメ技にこだわらなければかなりイヤらしい使い方が出来そう
まぁ、コネリーの言っていた一手先を読むってのは
赤点キングの飾り物の頭には難しいかもしらんが…
>>593 そういやこの漫画のキャラって一発忍いだら油断する癖があるからな
八雲とかベナレスとか八雲とか三只眼とか八雲とか志村とか八雲とか
>>594 八雲は多分もともとそういう性格だった(1話でタクヒに殺されかけたのに深く考えてないし)のが、
不死身になって更に拍車かけたんだろうなあ。
不死身になった数日後にはもうパトカーダイブしてるしなw
まぁあれはダチンコ守るため故の必死の行動だったんだろうけど
カルキは綾小路を目の前で楯にしてたから正面から撃った光牙は死角になったんだよ
別角度で撃ってればカルキの光術で潰されてた可能性もある
当然鏡蟲で反射って手段も鏡蟲を潰されたら無意味だし
最善の策だったと思うよ
綾小路はほら、超回復もあるし、うん
最初から一回曲げるのはできると思ってたんじゃないか?
再度曲げなおしてカルキに当てられるかどうかがイチかバチかなんで。
と好意的解釈。
599 :
代原:2007/03/02(金) 20:56:37 ID:???
第四十五話 銃弾
「カルキを使役する、ヴィシュヌとは一体なんだったのか」第三の眼がないにも関わらず、
シヴァとの共通項をいくつも持つヴィシュヌとは?そう問いかける綾小路に「簡単だよ」と言う八雲。
…だがそれ以上の話は、状況の急変が許そうとはしなかった。膨大なカルキの精を吸い尽くせず、
むしろ苦しみ始めるサルラーマ。…さらに追い討ちをかけるように、彼女に向け銃弾が放たれた。
発砲者は老婆―カルキの体から滑り落ちていくサルラーマ。爺さんの仇討ちかと尋ねる八雲に、
老婆はそれもあるとしながら「爺さんを殺した連中に、ヴィシュヌの僕の力を与えられない」と答える。
ヴィシュヌとは!?そう改めて問う綾小路に、ナパルバは静かに答えるのだった。
「人間となった三只眼が人間界に来たなら、きっと数多くの奇跡を起こせただろう」―神の如く。
老婆は何かを包んだ風呂敷を抱えて「迷惑をかけるつもりはない、儂には用意がある」と言う。
…それ以上老婆を問い質す間はなく、ついにカルキは再生を始めてしまう。
光牙を撃とうとする八雲だったが、精が尽き果てしまいそれは叶わない。
「儂がカルキ様を鎮めてみせる」そう言って、覚悟を決めたらしき老婆はその場にうずくまる。
だがそんな彼女に向け、非情なカルキの光線が発射されるのだった。
・・・つまりビシュヌって人化の法で人間界に追放(逃げ延びた)された元三只眼て事?
前鬼眼王が人間になった時もちと疑問は持ったんだけど
「人間になる」=「術も何も使えなくなったか弱いただの人」って訳じゃないんだな
凄いエネルギーを使う術は使えないけど人間が使えるような術は使えるんじゃないか?
つまり三千年生きたハーン状態。
苦しくなるほど吸ったのに体が大して回復していないサルラーマ…
つーかヴィシュヌ=人間になった三只眼って事なら
一番可能性があるのはパールバティ3世じゃね?
ヴィシュヌの「慈愛に満ちた世界の維持者」ってのもなんかそんな感じだし
マドゥライ(コネリー)も絡んできてるし
ここにきて結構過去編の伏線が一気にくる予感
>>602 水を一日かけて1リットル飲むのは大丈夫でも10秒で飲めと言われたらきついだろ。
そういうことだ。
>>604 それって最初から計画に失敗があったような・・・・・。
それはそれとしてたかが人間一人分の精なのに他の霊的現象から回収できないっておかしくないか?
それともああいう状態から回復するには使った分より遥かに多い量が居るってことなのかな?
>>600 人間といっても俺たちと同じ体とは限らないもんな
にてるだけとか、所詮妖怪だし
>>605 実際に吸ってみなけりゃ膨大な量の精が一気に流れ込むのがどれだけきついかなんて
わからなかったんだろ。
精を吸うために精吸牙を発動させると、そいつに大部分もってかれるとか。
思念世界でだけど
前鬼眼王も眼をなくしたあとに術を使ってた
>>605 所詮宮仕えの唯の人間が4年間に遭遇できる中じゃ「いかなる霊的現象」といってもたかが知れてるだろ。
ところで今週の精気が底を尽きて獣魔打ち止めって結構重要な設定出てきたな
MPみたいな概念が今度から出てくるんかなぁ
無限に出せるのも考えもんだけど
あと一発しか撃てないって言葉に出されるとちょっとなぁとオモタ
とりあえず最後に出てきた国王の生首から考えるに、頭の獣魔を使ってカルキと融合して
体を乗っ取れってことかな?
613 :
代原:2007/03/03(土) 21:12:41 ID:???
第四十六話 決断
光線の直撃で吹き飛ぶ老婆。勢い解けた風呂敷の中身は、クシャスタリの生首だった…。
カルキの追撃を受け、吹き飛ばされてしまう八雲達。万策尽きたと諦めかける八雲に、
サルラーマが「一つだけ策がある」と語りかける。おそらく老婆の考えていたものと同様―
クシャスタリの額の獣魔・憑蠱でカルキと合身すれば、休眠状態まで導く事ができるかもしれないと。
そう言ってサルラーマは左腕を掲げ、王の生首―憑蠱を手元まで呼び寄せた。
「ただしカルキとの合身を行えば、二度と生身の普通の体には戻れない」
サルラーマにそう言われても、八雲はカルキと融合する決意を翻しはせず憑蠱を額に掲げる。
…が、背後に忍び寄ってきたハーンがそれを阻もうと、八雲を岩で打ち倒した。
「これから必要になる男をこんな所で犠牲にできない」と、己がカルキと合身しようとするのだった。
ただしサルラーマの計画に手を貸した以上、獣魔の卵は八雲に渡してほしい―そう告げて。
しかしそんな彼らを狙ってまたも放射されるカルキの光線。爆風に叩きつけられたサルラーマに、
さらにとどめの光線が襲いかかったが、それは間一髪で(右腕を犠牲として)ハーンが救うのだった。
再び攻撃態勢をとるカルキを見ても、倒れたままの八雲はサルラーマに「逃げろ」と叫ぶしかない。
だがそこから彼女は逃げようとはせず、代わりに八雲の額から憑蠱を抜き出すのだった。
あわわ!ハーン大丈夫かよ?!
出血多量でハーン死ぬな
そんな時こそ綾小路の体液治療だな
綾小路の治癒といい、カルキの再生能力といい
最近”无”の特徴が本当に「死なないだけ」になってきたな
八雲テラカワイソス(´・ω・`)
それにしてもカルキつえーな
カルキはアホの子だけど強い・・・・・・。
こいつ、誰かのう〜だろ。
サルマーラ改心フラグか
サマルーラ若返りフラグか
>>617 「死なないだけ」ってものすごいアドバンテージだと思うんだが・・・
ハーンて黄さん以降、八雲らと馴れ合わずにどこに行ってたかと思ってたら
何も言わずに八雲の為に獣魔の卵を探し回ってたのかよ・・・格好イイぜ
黙って獣魔術を探しに行くわ
カルキを沈める人柱に自ら名乗りを上げるわ
敵の女をかばって光術の直撃を受けるわ
ハーンの格好良さは異常
逃げ出そうとするわ
はナシか
626 :
代原:2007/03/04(日) 20:43:35 ID:???
第四十七話 憑蠱
まとめていた髪は乱れきったものの、憑き物が落ちたかのように優しい表情を浮かべるサルラーマ。
考えを悟った八雲は制止しようとするが、彼女はただ獣魔の卵と「一族の宝物庫の鍵」を差し出すだけ。
「死んでも協力しない」前にはそうまで言ったサルラーマが、何故?
「貴方達のどうしようもない甘さが移ったのかしら」
甘いのも、悪くない。そう呟いて憑蠱を額に構えたサルラーマは、カルキのもとへ駆け出していく。
―末世期の終わりにきっと、あなた達に再び出会う事を―。
カルキの破壊光線か、もしくは憑蠱が放ったものか?辺りは眩い光に包まれる。
咆哮とともに体が四散していくカルキ。そして光は、いつしか曇天を貫き天へ還っていくのだった。
…サルラーマの最後の言葉に八雲が静かに答える。―自分達のとる行為は「甘さ」ではない。
人間の「聖なる力」を信じる娘を裏切りたくないだけなんだ、と。
「その娘を大事にしなさいね」確かに聞こえたサルラーマの言葉に、八雲は力強く応えるのだった。
再び肉体を失い骸と化したカルキ。その胸骨の中央には、静かに眼を閉じるサルラーマの顔が浮かぶ。
夕闇の迫る廃墟の中、八雲はサルラーマにいつかまた会える事を願うのだった。
ああなるのか。
別に精を使い尽くした訳じゃないから胸骨だけにならなくてもいいと思うが。
やっぱりとどめは八雲じゃないんだな。
サルラーマ……・゚・(つД`)・゚・
サマルーラ、顔が若返ったな
631 :
代原:2007/03/05(月) 20:54:37 ID:???
第四十八話 それぞれの思い
再び眠りについたカルキを運び、パルジャニアの空を飛んで行く軍用ヘリコプター。
その中に回収された八雲達に訪れる平和なひと時(綾小路の治療を受けるハーンの絶叫はあるものの)。
カルキとその聖櫃をナパルバに託しながら、静かに「パイに会いたいよ」と呟く八雲。
…そんな彼を見て、綾小路の表情に確かな陰がさすのだった。
ロンドンのコネリー邸。帰還した八雲はサルラーマから得た獣魔の卵を孵化させると、
光牙を自在に駆使して瞬く間に契約を結ぶ。その力に感心する美星だったが、八雲に慢心はない。
ベナレスほど強かったら、もっと多くの人を助けられたのに―と。
「パルジャニアでやり残した事があるような…」そう八雲に呼びかけられても、まるで魂がないハーン。
右腕を失くしたのが相当こたえたのだろうか?と、そこに日本への帰り支度をまとめた綾小路が現れた。
何故かハーンは俄然元気を取り戻し、八雲が契約した獣魔「假肢蠱」(チイアチークウ)の解説まで始める。
とはいえ「話があるから、通りのカフェテラスに来て」(八雲に対して)と言う綾小路の声には、
しっかり聞き耳を立てていた。
カフェの座席で八雲を待つ綾小路の前に現れたのは、何故かバラを一輪たずさえてきたハーン。
一所懸命「パルジャニアに来てくれて助かった」と礼を述べると、綾小路も笑顔とともに言葉を返してくれた。
なのに「藤井にはパイさんがいる!!諦めろよな!!」と、いい雰囲気も自らぶち壊しでハーンは叫ぶ。
不器用にも程があリ過ぎた―綾小路には思い切り平手をくらい、店を出て行かれてしまう。
様子を見守っていた八雲はあまりにも哀れな男に向けて、失われた体を補う獣魔・假肢蠱を放つ。
と、あっという間に見た目は普通と変わらぬハーンの右腕が出来上がった。
綾小路の住所と電話番号のメモ、そしてサルラーマから託された獣魔保管庫の鍵を受け取ると、
ハーンは意気揚々と駆け出していく。「一件落着」と無理やりにオチをつける八雲と美星。
…その頃パルジャニアでは、一人取り残された陳が嘆いているのだった。
なんだこの非常に都合のいい獣魔は。
封印されない限り体が再生する无にはほとんどメリット無い獣魔じゃないか。
ベナレスは何考えてこんなの作ったんだ。
ハーンカワイソスwwwwwwwwwww
片腕犠牲の重みもへったくれもないな…
せめて再生されるにしても、もうちょい引っ張って欲しかったなぁ
せっかくの、仲間内初の五体に関わる重傷なのに
>>632 術となえないといけないんだから、不死身とは大分違うんじゃ。
死んでも生き返るってわけでもなさそうだし。
ハーンの童貞臭なドギマギっぷりは笑えるが
すぐにカフェ行ったり、すぐ日本に追いかけたり
行動力は男らしいな、優しいだけの誰かさんと違って
>>635 ?
无は元々すぐに再生するから假肢蠱は必要ないじゃないかってことなんだが。
八雲ならまあ、まわりのやつに使うからいいけど、ベナレスだったら獣魔使わないような
専用の術を開発した方が精の無駄遣いせずに済むんじゃないか?
確かにベナレスがいったい何考えてこの獣魔を作ったのかが謎
可能性としては部下の回復くらいだが、ベナレスがそんなこと考えるとも思えん
ご都合主義と言われても仕方ない
この獣魔で再生する事前提でのハーンの右腕吹っ飛びかと思うとちと萎えるな
>>632 実は意外に部下思いなベナレスが部下のためにつくったとか?
あるいは単純に趣味かも。
大魔道士とかそんな肩書きついてたし、意外に学者肌で術の研究とか好きなのかも。
光牙の曲げとか「散」とかみたいに
「失われた体を補う能力」以外のなんかの能力で
別の使い道があったんじゃないか?
っていうか術開発してたのって无になる前だろ
再生云々は関係ないじゃん
今回のハーンはわかりやすすぎるな
>>641 光牙の「散」から類推すると、腕が分かれて触手状態になるってことか?
いいプレイが期待できそうだな。
分離してオートで敵に襲いかかるとか。羽交い締めにされたところで発動させると効く。
腕をちぎる>本物が再生するよりも早くつけるを繰り返す。
そうすれば腕が一杯になるに違いない。
志村の体も似たような獣魔で補ってるんじゃないのか
体半分吹き飛ばされたよね
タイガーにお姫様だっこされてた時は五体満足じゃなかったか?
いつか来る、ハーンのロケットパンチに今からwktk
/⌒ヽ、 >646
く_.| イカ|._ゝ
│、,│ < まぁ、腕が一杯あると何かと便利だからな
| ゚Д゚ノ
.ルリルリヽ
>>650 そのたくさんの腕を生かして、今度は主要な女性キャラを
どうにかしちゃって下さい
腕なんて古いよ、これからは足プレイでしょ
653 :
代原:2007/03/06(火) 19:23:37 ID:???
第四十九話 鬼眼水将塚
とある山奥の洞窟深く。大きな空洞の中、眼を閉じて座禅を組むパイと、それを見守るコネリーの姿がある。
コネリーさえ頭を抱える妖気が漂う中、人魂のような不気味な光がパイの耳に潜り込んでいった。
髑髏のような三只眼のオーラが満ちる闇の世界を、一糸まとわぬ姿で漂流するパイ。
響き渡った奇声を合図にパイの腹部が大きく膨らみ、次の瞬間、そこからは内臓と醜悪な妖魔が飛び出した。
が、それでもパイは平静な心を保ち続ける。妖魔達は動きを止め、闇の世界も消え行くのだった。
…パイとコネリーの周りを漂っていた妖気が消え去る。パイの前にいる三つ目のミイラ「鬼眼水将」が、
一週間にも渡る超幻覚に耐え抜いた彼女をついに「力を与えるに足る者」と認めたのだ。
ただ最後まで無心で通さなければ、命さえ奪われかねない―懸念するコネリーだったが、
今やパイの目前にまで、水将の力の霊(たま)は近づいていた。…しかし。
最後の最後でパイは八雲へと思いを馳せ―無心であり続ける事ができなかった。
そんな彼女の心中を見抜いた水将の霊は、巨大な目玉のような妖魔に変貌し、攻撃へと転じた!
行の失敗を悟ったコネリーは、断食による衰弱で動けないパイを抱えて逃げ出そうとする。
出口を塞いできた水の壁を光術で突き破るが、弾けて飛んだ水粒は酸のようにコネリーの体を傷つけた。
いよいよ迫り来る目玉の妖魔に、コネリーは渾身の光術を放つのだったが―。
反動で生じた凄まじい爆風により(意識を失なったままの)パイは洞窟の入口間際まで吹き飛ばされていた。
そんな彼女のもとに忍び寄るのは、顔を真っ白い覆面で隠した大柄な男。
彼はパイを抱きかかえると「この娘はオラがもらった」と呟くのだった。
a
久々にパイを見たな。
どうしてこういう精神イメージっていうのは乳首がないんだ?
この娘はおれがモロタ\(^o^)/
って食われるのかな?
ようやくパイの登場か・・・綾小路もいいけどやっぱりパイだな
>>657 性的な意味で食われることをwktkして待つ
子供がいない優しいおじさんで、養子にしてもらえるのかもしれないよ
こういう荒行ってのは精神的に落ち着いてそうで元の人格な三只眼の方がやるべきじゃないのか?
なぜパイが?
いろいろ訳ありなんじゃないか・・・?
精神攻撃だから、三只眼が精神の中で多少の防波堤でなんかやってるとか
三只眼は修行とか面倒なことは嫌いなんじゃないか
「儂はこんなことをせずとも、十分強いわ!」
とか言いそう
まぁ魔道志の話が出た時もあんまり乗り気じゃなく
温泉でゆっくりして決戦に備えたほうがマシという考えだったしな
665 :
マロン名無しさん:2007/03/07(水) 01:01:35 ID:mUfIKeoj
/⌒ヽ、
く_.|鬼眼_ゝ
│、, │ <水将か……! 久々の出番が来るようだ。 触手責めも任せておくがいい
| ゚Д゚ノ
.ルリルリヽ
なんで三只眼の修行なのにパイがやってるんだ?
三只眼ならこんなヘマはしないのに・・・
>一週間にも渡る
三只眼は疲れて眠りに入っちまったのさ
2日目にね
精神攻撃って最終日は苦痛攻撃だったけど
7日間も時間があったんだ、途中には触手での快楽攻撃も当然あったんだよな?
快感も痛覚も刺激されてそれはそれはエライ事に
>>665 ひょっとしてスルメになってるんですか?
672 :
代原:2007/03/07(水) 20:46:58 ID:???
第五十話 塚守の花嫁
何故かパイは東京のバーガーショップの中にいた。コネリーを探すために店を飛び出し、
雑踏を見渡すパイ…の前を過ぎる八雲の姿。歓喜するのも束の間、その傍らにいたのは綾小路。
二人はパイの事はお構いなしに「誰だったっけ」とまで言い放ちながら、デートを楽しんでいた。
「見なかった事にしよう」と強がりの笑みを浮かべ、パイはバーガーショップに戻り注文を始める。
欲しいものはチーズバーガー、ダブルバーガー、フィッシュにポテト―そして、藤井八雲。
…そんな悪夢はようやく終わりを告げる。とある民家のベッドで、涙にくれながら目を覚ます全裸のパイ。
と、そこに姿を見せてきたのは一人の老婆。彼女が誰なのかを尋ねようとしたパイだったが、
猛毒の「水将水」に喉をやられていて、まともに声を出す事ができない。
民家の主であり、また大地の五つの力のうちの一つを司る「鬼眼水将」の塚守である老婆は、
シーツ一枚をまとったパイに「こっちへ来い」とうながすのだった。
パイが連れ出された先、別のベッドに眠るコネリーは水将水に全身を毒されて瀕死の状態にあった。
「水将の力を得た者なら水の効力を制して救う事ができるかもしれない」と老婆は言う。
が、パイが今から行をやり直して力を得られたとしてもコネリーを救うには到底間に合わない。
どうする事も叶わず、自分のせいでコネリーが死んでしまう―と、強い自責の念に襲われてしまうパイ。
「確実に助ける術が一つだけある」と老婆の言葉は続いた。百年前に水将の力を得ながらも、
取り込んだ異質の力により化け物と化した息子「ココ」の力をもってすれば―と。
パイの姿を値踏みするように見た後、「その男(コネリー)は助けてやろう」とも告げる。
喜ぶパイだったが、その代わりにと老婆は交換条件を突きつけた。
腕の触手で猛獣を屠り、その場で生で食い散らかすような「不憫な息子」
ココとの結婚を要求されたパイの答えは、果たして。
ほう、ついに、本物の触手プレイの番か
水将の力を得ると触手プレイが可能になるって事か
・・・どうしてパイは素っ裸にされているんですか?
ただの読者サービス?
いらいらする展開だ
>>675 最近蛇さんばかりぬいでたが、パイも元々はサービス要員でもあるしな
あの化け物がパイの裸をすみずみまで見たんだと思うと
それはそれで興奮する(;´Д`)
なんだまたババアかよ
新キャラは若い女にしろよ
おいおい、イカ、再登場したと思ったらこんな姿に・・・。
と一瞬思ったじゃないかこの野郎w
何も着てないパイは
思ったより胸あるな
683 :
代原:2007/03/08(木) 21:06:50 ID:???
第五十一話 出会い
ついにシミュレーションのベナレスを打ち破った八雲。それによりパイとコネリーの行き先は、
ネパールの「水将塚」という場所だという事が判明した。だが手がかりはそれだけしかない。
結局連絡待ちか、と呟く八雲の前に美星が訪れるのだった。
公園で食事をとりながら美星は、理由をつけて本気でパイを探そうとしない八雲の内心―
もしもパイが心変わりをしていたら?他に好きな男がいたら?という不安をズバリ言い当てた。
八雲の背中を(やや過剰に)叩きながら「負けんなよ、何があっても!」と激を飛ばす。
勇気付けられた八雲は、ネパールに発って「水将塚」の場所を探し出してやると宣言する。
と、その言葉に反応し草むらから一人の男が現れる。…パルジャニアに残されていた亜栗(陳)だった。
水将塚の位置を知る亜栗とともに、ネパールはヒマラヤの一村を訪れた八雲。
(藤井一の説によれば)大地は常に五種の「気」を放出している。その放出口の一つであり、
三只眼のミイラ「水将」が守る場所が、水将塚と呼ばれている―亜栗の解説を聞いた所で、
旅館の者が酒を持って現れた。「酒なんて頼んでない」と戸惑う八雲だが、
「山あいの家の結婚式の振舞い酒」と説明されて納得する。
新郎新婦が村を回っている―それを見ようと外に出る八雲と亜栗。
だがヤクの背中に乗る新婦とは、華やかな花嫁衣装に彩られるパイだった。
どうでもいいが、八雲は何時の間にネパール語もできるようになったんだ
やっぱり美星は可愛い
お互いがお互いの事を大好きなのに、
それをどうにも信じられないという温いラブコメは嫌いじゃない
亜栗さん便利だな。
やけに神妙な面持ちのパイが気にかかるが、
八雲がグズってる間に「夫婦の夜の儀式」を
済ませたのではあるまいな?
美星はやっぱいい女だな・・・3部の日本語の恋する美星もいいけど
今の失恋を吹っ切れた顔で後押ししてくれる美星に惚れる
バーチャルの話だけど
ツォンリン移動→光牙発射→避けられた所に土爪召喚
→召喚を邪魔される→その背後にさっきの光牙を曲げて仕留める
って一連の連続攻撃は格好いいな、これにチンクウも加わったらすげぇなw
イラつく展開は相変わらずだが
花嫁姿のパイ可愛いな
>>687 亜栗とかいうぽっと出の脇役よりも存在理由の無い龍さん・・・
あの民族衣装はちょっといいな。
負けんなよ八雲!!
何があっても何があっても何があっても!!
>パイちゃんが心変わりしてたらどーしよー
>hじょかに好きな男がいたらどーしよー
えらく唐突じゃないか美星。
697 :
代原:2007/03/09(金) 21:38:38 ID:???
第五十二話 異郷の花嫁
ついに見つけたパイのもとへ向かう八雲。そんな彼の姿を見出したパイも、
言葉にはならない声(声をやられているため)とともに、側に駆け寄っていこうとする。
…だがそんな彼女の肩を、巨大な体躯の「新郎」ココがつかんで制するのだった。
凄まじい妖気に彼が人間ではない事を悟る八雲。一方ココは、自分の嫁に近づいた男に刀を向ける。
それを必死に制止しようと八雲をかばうパイとのやりとりを聞いて、八雲は今の状況に唖然とした。
男が「夫」でパイが「花嫁」?何かの悪い冗談だろ―とパイに手をかけた八雲の油断を突き、
ココの刀が振り下ろされる。かわした八雲は「化けの皮をはがしてやる」と光牙を放つが、
何とパイがその間に割って入り、今度はココをかばおうとするのだった。
間一髪で光牙を散らしキャンセルした八雲だったが、パイの行為にショックは隠せない。
改めて問い質しても、パイはただ涙を浮かべて首を横に振るばかり―と、そこで唐突に騒ぎ立てる
(ココの母親の)老婆。「(八雲は)百年前に村に現れた化け物、悪魔の再来だ」と。
悲鳴とともに女子供は家へ避難し、男達は棒を持って八雲に立ち向かう。
その騒ぎの間隙を縫って、パイを抱きかかえたココと、老婆はその場を去っていくのだった。
>百年前に村に現れた化け物、悪魔の再来
これ時期的に考えてココだろ?
よく自分の息子の不祥事をネタにできるな。
逃げるときのバーさんの悪い顔といったらないなw
ああああこの展開むかつくむかつく
ハッキリ言うべきだ。
いい子ぶってるというか
八方美人なパイがムカツクと
いや別にパイがむかつくわけじゃないんだ。
昔のトレンディドラマのような展開がむかつくだけ。
703 :
代原:2007/03/10(土) 20:22:50 ID:???
第五十三話 探索
村の男達がふるった棒の檻を土爪で破壊する八雲。荷物を持って準備を整えていた亜栗とともに、
水将塚があるという山の方へと逃走するのだった。
夜、村人総出で始められた山狩り。異様な警戒ぶりに「百年前に何があったのか」調べる必要を感じる亜栗。
一方八雲は水将塚への道しるべを求め、張り巡らされていた(立ち入りを禁じるための)結界を
荒っぽく土爪で破壊し続けていた。…まるで何かの怒りをぶつけるかのように。
「愛しい三只眼が結婚するからってヤケになってはいけない」核心を突いた亜栗の言葉が火に油を注ぐ。
「何が結婚だ、何が花嫁だ」「俺とパイは一心同体なんだ」悔し涙とともに獣魔を放ち崖を駆け上がる。
薬か術かで、パイは正気を失わされているんだ!せめてそう思おうとする八雲に向け、亜栗はぽそりと言い放つ。
「正気だろうと何だろうと、今頃は初夜だな」―と。
艶めかく喘ぐパイの裸体を思い浮かべて、八雲は崖を無力に転がり落ちていくのだった。
吹き飛んだ岩に刻まれた文字を読み取って亜栗は水将塚の位置を推し測り…ついに入口へと辿り着く。
八雲は亜栗を残して、強烈な妖気に満ちた洞窟内へと単身向かうのだった。
途中またしてもパイの悶える姿が脳裏に浮かんだりしながら、八雲は数多の墓が並ぶ空洞に辿り着く。
一際手入れされている墓石のもとに近寄ってみた所で―再び「パイの夫」ココに遭遇するのだった。
ええい、初夜をほっぽりだして何やってるんだ。あの男は。
脱出あっさり杉ワロタ
パイの「大人になる」発言が
修行とは関係なくこんな形でつながろうとは・・・予言者?
八雲の想像は童貞臭がプンプンですな
つか想像のパイのエロさに気合入ってるなw
無理しないでエロいの描けよ高田センセーはw
甘いセクロスなんかいらん、もうガッツリとパイはレイプされてほしい
ライカローリングストーンwwwwwwwwwwwwww
女性は働きたければ働いて、働きたくなきゃ働かない、辛くなったらやめていい。
そもそも女性に辛い仕事を押し付けないこと。かといって雑用やらせるのもダメ。
それで給与も昇進も平等にね。ただし残業、転勤、深夜当直させたら女性差別だよ。
間接差別禁止規定って知ってるでしょ。なんでも平等にね。髪形と服装は女性の自由だけど。
それからアファーマティブアクションと管理職30%目標もね。産休育休もね。当然給与40%保障で。
主婦と言っても、家事を強制される言われはないし、出産するかどうかは女が決めること。
でも産まれたら育児を女性に押し付けないでね。二人の子供なんだから当然でしょ。
ただし離婚したら親権は母親のものだよ。育児は女性のほうが向いてるんだし。
それから働く夫を妻が支えるなんて時代遅れの女性差別。
これからは働く妻を夫が支えなきゃ。
あ、もちろん収入は夫の方が多くて当然だけどね。妻には扶養請求権だってあるんだから。
それと夫は妻に優しくね。妻が望まないセックスは家庭内レイプだよ。
夫が妻のセックスの求めに応じないと離婚事由になるけどね。
離婚したら慰謝料とか財産分与とかまあ当然だけど。
女性はか弱いから母子手当ても生活保護も税金控除も当然だよね。足りないぐらい。
それと女性に女らしさを押し付けないでよ。
そんなの窮屈で面倒だし、いまさら男尊女卑ですかって感じ。
でも男はやっぱ男らしくないとね。
いつになったらレディーファースト覚えるの?ワリカンなんてありえないし。
少子化だって男のせいでしょ。男がだらしないから女性が結婚できないんだよ。
え?レディースデー?あれはいいの。
別に私たちが頼んだ訳じゃないし。店が勝手にやってるんでしょ。
711 :
代原:2007/03/11(日) 21:08:12 ID:???
第五十四話 激怒
パイを返せと訴える八雲に対し、ココの腕の触手が襲いかかる。
一方その頃、ココの家では―夕飯に囲まれた老婆が、遅くまで帰って来ない息子を憂い溜息をついていた。
「花嫁が待つ大切な夜だというのに」鳥型の妖魔・バズにココの捜索を命じた後、寝室のカーテンを開ける。
ベッドには、両手両足を縛られて猿ぐつわまでされたパイの姿。老婆は彼女に近寄ると、
「ジタバタするんじゃない、身も心もあの子(ココ)に捧げるんだよ」と念を押す。
今朝の男(八雲)との間に何の関係があったとしても―もうココ以外の男には近寄るな、と。
「そうしなければコネリーの命は助けない」そう言われてしまえば、パイも黙る他なかった…。
辺り一帯を覆うほどの触手の群れから何とか逃れた八雲が、ココの懐に飛び込んで光牙の発射体勢を取る。
だがお互いの素性を探ろうとする一瞬のやり取りを縫って、再び触手が八雲に反撃する。
拘束された側から走る電流のような衝撃、続いてココが一度あおった水瓶の中身を吹き出すと、
それは強烈な酸のように八雲の体を溶かしていく。
光牙を放って墓地からどうにか退避する八雲。一枚の呪符が貼られた巨大な口のような胸元を暴かれたココは
その姿を余裕を持って眺めていたが、爆風に吹き飛ばされたある墓石の惨状に気付き、激昂するのだった。
顔をやられ進行方向もわからず洞窟内を走る八雲は、足元の障害物―コネリーのデイパックに蹴躓く。
「奥に来てしまった」そう悔いる八雲の前に、以前コネリーを追い詰めた巨大な目玉の妖魔が現れる。
さらに背後からは、猛スピードでココが迫り来ているのだった。
パエールさま大活躍の巻
水関係だったら化蛇連れてきた方がよかったんじゃないの?
水妖といえばプティがいるじゃないか
しかも今回の舞台はアジア
おあつらえ向きのシチュエーションだ
でも、野良妖怪と自称ベナレス直属のシモベじゃ戦闘経験が違いすぎるだろ。
戦闘経験ってか根本的な実力が桁違いなんじゃね?
仮に水が豊富でもプティじゃ流石にスパズグには歯が立たないだろう。
717 :
代原:2007/03/12(月) 21:20:24 ID:???
第五十五話 初夜T
「よぐもサラの墓を」怒り心頭のココが、八雲を(浅い崖から)目玉の妖魔のもとへと突き落とす。
液体でもある目玉の妖魔には光牙も通用せず、這い登ろうとしてもココの追撃を喰らい叶わない。
ココを追う事もできず、八雲は目玉の妖魔に押え込まれてしまうのだった。
インスタント食の準備をしながら八雲の帰りを待つ亜栗。世話になった藤井教授の息子でなければ、
ここまでは面倒見ない―そう軽く悪づきながら、藤井親子の数奇な運命に思いを馳せるのだった。
もっとも亜栗には亜栗なりの野心?があるのだが―その背後で声をかけてきたのは、何とココ。
「死にたくなければ今すぐ去ね」と言われ、亜栗はただへつらうのみ。
…そんな彼を手にかける事はなく、去っていくココだった。
水将水で構成された目玉の妖魔の攻撃力は甚だしく、无の再生能力さえも追いつかない程だった。
何とかしなければ、と打破策を求める八雲の腕にかかったのは、コネリーのデイパック。
その中にあった昆虫型の飛行用妖魔に抱きついて何とか窮地からの脱出は成功したものの、
水将塚の入口まで戻ってきた所で、ついにダメージのあまりに気絶するのだった。
ココの家。すでに老婆は眠りにつき、束縛されたままのパイもベッドの上で途方にくれていた。
…そこに帰ってきた花婿は荒く息をつき、胸元の口から涎を垂れ流している異様な興奮状態。
息を呑むパイへと伸びたココの腕が、彼女の衣服を乱暴に引き裂くのだった。
助けを求めるパイの祈りは、八雲に届くのか。
うわー!ついにパイのレイープクル━(゚∀゚)━ !!
触手プレイの予感
八雲が乗った妖魔って女マドゥライも使ってたっけ?
ココの体がどうなってるのかに興味がいった俺
722 :
マロン名無しさん:2007/03/12(月) 22:46:34 ID:dKL+rB7z
胸の口の中からも触手が出てくるんだよ
この世のものでない快楽を与えてやろう
いよいよパイのヌードが拝めるのか…
パイのままだったらエロ展開も待ってそうだが、
何かそろそろ「三只眼」が起きてきそうな気がするんだ・・・
ココはあの八雲をペットにして可愛がろうと思ったのか…
脳みそまで水将水が詰まってるんだな。
何にせよ余計な邪魔が入りませんように
本番はシヴァ相手にとっとけよ
糸目でもいいけど
残念、本番はすでに俺と使用済みだ
731 :
代原:2007/03/13(火) 18:52:03 ID:???
第五十六話 初夜U
明らかに正気ではない様子のココを見て、さすがのパイも怯えを隠せない。
組み敷かれそうになった所は逃れたものの、今度は腕が変化した触手が襲いかかった。
半裸にされたパイの体が、触手に捕らえられて宙を浮く―。
何十本という触手の群れが、パイの全身にまとわりつき、また締め上げていく。
「何故逃げる、オラがそんなに嫌いか」「醜いからか」暴力的な意思を怖れただけのパイに対し、
ココは鬱屈したコンプレックスをぶつけるように叫ぶと、彼女をベッドへと叩きつけ、今度こそ組み敷いた。
「一生オラのもんだ」と言い放って、激痛に泣き悶えるパイをなおも触手で追い詰めていくが、
あまりにも悲痛な彼女の姿を見て、取り返しのつかない過ちを犯す手前で踏みとどまるのだった。
縛られた痕も痛々しいパイは、背を向けた彼の意図がわからずに様子を見守る。
と、ココは突然、壁が壊れるほどの強烈な頭突きを何度も何度も繰り返していく。
「オラは姿も心も醜い化け物だ」衝動に身を任せ、パイを傷つけた事を後悔しているらしい。
ココは異形の面を覗かせながら、パイの両手両足の拘束も解く。
一方、八雲は亜栗とともに「体を再生させるため」食事をがっつく真っ最中。
パイが大人しく拉致されているのなら「三只眼」には頼れない、自分でココを倒す他ない。
亜栗に「百年前の事件」と故人「サラ」(墓に供え物があった)の調査を託し、
八雲は妖気を放っている鳥(バズ)を再びコネリーの飛行用妖魔で追跡する。
だが途中で、八雲は放たれた衝撃波を受けて墜落してしまう。
もっともそれは芝居に過ぎず、今度は悠々と地上からバズの行き先を追っていくのだった。
ついに八雲が辿り着いた民家(ココの家)。窓の戸板の僅かな隙間から、中を覗くと―
何と見知らぬ男の前でもろ肌脱ぎ、両腕を上に掲げたパイの姿があるのだった。
触手プレイというより 汁プレイだな
何かパイのいたぶられ方が尋常じゃないな・・・
リョナエロってやつなのか?これ
あんだけ乱暴にされて、なぜサラシが破れてないんだよ!あぁ?!
半分だけとれて、ギリギリ見えるか見えないぐらいが一番良い
この流れなら聞ける。本っ当に細かくて悪いが…
パイが思い切り絞め上げられて嘔吐(よだれ?)したコマ、
サラシの上から乳首の場所が浮かび上がってない?
この化け物が!!
せっかくの触手をただ締め上げるだけに使うたぁわかってねぇな!
なんでそんなにウネウネでネバネバで適度な太さで長くて自由自在か
一度頭冷やしてその足りない脳みそで一晩考えやがれ!!
/⌒ヽ、
く_.| イカ|._ゝ
│、,│ < で、触手妖魔の元締めたるパエール様の出番はまだか?
| ゚Д゚ノ
.ルリルリヽ
お前のは触手というか足だろ
てっきりパイは作者の寵愛を受けているもんだと思ってたんだが、
こうもエロというかSMまがいな目にあうとは思わなかった。
どうした?高田裕三
まず元締めにつっこんでやれよw
>>740 パイの事は娘というような感じとどこかの雑誌のインタビューで答えていたと聞いたが・・・・。
何かあったのかな?
いや、娘だからこの程度で済んだんだろ。
>>742 ココにオッパイ見せてるシーンはお色気で済むけど、
触手責めされて体が「ベキイッ」ってまでなっちゃうパイは
(エロかったけど)ちょっとかわいそうだったな。
で、作者も娘にする事としては非道だw
ベキィ!は確かになぁ・・・痛々しいだけだよな
もうちょい美星ん時みたいに性的に関連する描写を入れてほしかったぜ!
作者の寵愛を受けてるからこそ痛々しいだけの描写で済んだんだろう
>>745 ・・・ベキィ!ってパイがされるシーンでオナヌーした、
間違いなくド外道の俺がいる・・・orz 罵ってくれ
おまいら……こんな時だけスレの伸びがすごいんだなw
今回は特に読者サービスだけで繋いでる話だし
パイのよだれの量は異常
で、どうしてパイはココ相手に自分から乳を見せつけてるわけ?
おっぱいピームを放つためだろ。
なんか塗ってたが
>>ベキィ!は確かになぁ・・・痛々しいだけだよな
だがそれがいい
しかし八雲は何の役にも立たない男だな
759 :
代原:2007/03/15(木) 21:35:29 ID:???
第五十七話 心の傷
顔を真っ赤にしながらも、裸のパイは無防備な体勢で怪しげな液体を胸や腹に塗られていた。
その光景に唖然とする間もなく、八雲は(目を覚ました)老婆の一撃を後頭部に喰らう。
…ココがパイに塗っていた液体は、骨折に良く効くという薬だった。
自らの手で「花嫁」を襲い、肋骨を負傷させるまで追い詰めた事を悔いながらも、
ココは「化け物が愛される訳がない」「醜い化け物だから嫌いなんだろう」そう卑屈に呟く。
パイは首を横に振るが、続いた「愛しているか」との問いには返す事ができなかった。
…ココは身を震わせながらも、ゆっくりと去っていくのだった。
愛するって何だろう?どうして(ココの事を)好きだって言えなかったのだろう?
どんな姿の子でも怖くないのに、嫌いじゃなかったのに―自分の心に戸惑うパイだったが、
そこで突然後ろの窓が開いた。「手伝っておくれ」と声をかけてきた老婆の後ろで倒れているのは、何と八雲。
窓から飛び出したパイは彼を涙とともにかき抱く。これ以上ココを刺激したくない老婆は、
「今夜だけは特別だ」と言って、(パイとともに)家の二階へと八雲を運び出そうとする。
朝。とある村で「百年前の事件」の調査を始める亜栗。「百年前に化け物が現れて大勢の村人が襲われたが、
行者の老婆が符を貼り付けると、我に返って山へ戻った」―年寄り連中の作り話として村人は一笑に付すが、
正体を推測した亜栗は息を呑む。一方「サラ」についても「百年ほど前に、山奥(水将塚)の塚守と結婚した」と、
一人の老人が語るのだった。
…ココの家の二階。塔のような作りの薄暗い檻の中で、八雲はようやく意識を取り戻す。
そして側で(檻を隔てながらも)寄り添うように眠っているのは、彼がずっと捜し求めていた少女。
呼びかけた声にパイも目覚め、抱擁を交わす―二人はついに再会を果たすのだった。
土爪で檻を破壊し脱出した八雲は一階のベッドで苦しむコネリーを見て、パイが捕らえられていた理由を察する。
「綾小路を呼んで毒液を取り除けば何とかなる」―そう言ってパイに脱出をうながすのだったが…
彼女の瞳からは、何故かふいに涙が溢れていた。
そのクスリ、乳首には重点的に塗ったんだろうか
かかり具合からして、乳首も濡れている事は確実(*´д`*)
100年前の事が意外に重要な事に繋がってくるんかな?
ワキ腹に薬を塗るのに腕を上げる必要は無くないか?
というか、サラシを取る必要もないんじゃないかと思うんだが・・・
肋骨も折れてるんじゃないか?
>>763 果たして同じ状況になった時に、腕も上げさず
サラシもとらずに薬を塗ってやれる自信が漏れにはない
>>765 それは単に薬塗るのにサラシや腕がジャマと言う事か、それとも
せっかくのチャンスでスケベ心を押さえる自信がないと言う事か?w
100年前の事件についてのコメントが
嫁入り行進の時と全然違うな。
あれは婆さんのふかしというかハッタリも混じってるだろ
いったいどうココは言いくるめて、パイに
「おっぱいを自ら見せつけるように、かつ乳首を隠せないポーズを取らせる」
羞恥プレイをさせる事に成功したのか、劇中で描かれなかった流れを
誰かわかりやすく教えてくれ
おのれ淫獣め、触手だけでなく粘液まみれの刷毛で乳首を攻撃とは・・・・
くそっ、淫獣の攻撃を受けてパイも女の表情をしてやがるぜ
・・・パイのお色気シーンが増えたのは嬉しいんだが、
綾小路らと同じような読者サービス担当に転落したのかと思うと
それはそれで複雑(´・ω・`)
パイは元祖脱ぎ要員だろ
ここまでやって三只眼が出てこないのも気になるな。
封じられてる?
常に八雲のことが頭にあるので
>>774 三只眼サマならニ、三回くらいココを殺してそうなシーンがあるよな
777 :
マロン名無しさん:2007/03/18(日) 00:07:35 ID:dL66OKv7
「三只眼」が出てこない理由は八雲が何か言ってたが、
それが理由になってるのかよくわからんかった
実は三只眼は触手プレイ好きとか
またはパイにとっては触手責めも羞恥責めも
ガルガの幻覚責め同様に受け入れる事ができるもので、
危険信号を感じない三只眼は出てくる必要がないのかも
(参考:
>>356)
でも、「ベキ」って言ってたよ
>>780 パイにマゾの資質があったとすれば・・・
普通に考えれば鬼眼水将の修行?の影響なんじゃないのか?
どんな影響かはわからんが
783 :
代原:2007/03/18(日) 21:08:28 ID:???
第五十八話 かわいそうな子
突然泣き出したパイの手を取って逃げ出そうとする八雲だったが、肝心の彼女はその場を離れようとしない。
それどころか、傷ついた喉で、パイは「(八雲と一緒には)行けない」と告げてくるのだった。
コネリーを助けるために、ココと結婚して一生面倒を見るという約束を交わした以上―
例えどんなものであっても「約束」は破れない、と…。
もちろん八雲は激昂する。どさくさにまぎれて思いをアピールしたりもするが、パイが気付く由もない。
「とにかく外を出るんだ、化け物の言う事を聞く必要はない」と訴えてみても、
パイには「あの子(ココ)は化け物なんかじゃない」と涙ながらに返されてしまう。
「本当は優しい子なの。昨日の夜、そう感じた」―続いた彼女の言葉で八雲の脳裏に甦るのは、
昨夜(五十七話冒頭)の裸のパイとココの姿。実際に何があったのかを知らない八雲は、
「まさか初夜…」とショックによろめき、(梯子を踏み外して)二階から一階へと落下していった。
起き上がった八雲の前に現れたのは「話が終わったなら出て行ってくれ」と強い口調の、ココの母親。
手当てを終えたコネリーと一緒に、そして二度とパイには近づくな―そう言われた八雲は噛みつくが、
それさえ降りてきたパイにたしなめられてしまうのだった。
と、そこに響き渡る悲鳴。外へ出た八雲達が見たものは、ココに捕らえられた亜栗だった。
獣魔を放とうとする八雲にココはすかさず飛びかかるが、それを制するのは母親の老婆。
思わず怯んだココだったが、その間に亜栗は八雲に呼びかける。ココは百年前に村を襲って、
ニ百人もの死者を出し―さらに妻だった「サラ」をも(おそらく)手にかけていると。
…パイの前に立った、ココの動きが止まる。「危ないぜ」と八雲は身を乗り出すが、
ココは「オラは化け物じゃない」と、叫びとともに大地を思い切り殴りつけ、うずくまるばかり。
過去に葛藤するココを「かわいそうな子」と哀れんで、パイは彼の背中にそっと寄り添うのだった。
む、むぅぅ!
パイのイイ子ちゃんっぷりが鼻につく展開だ><
いい子というかおめでたいというか、
レイプされても謝られたら許しちゃうような
思考回路なんだろうな
今回ばかりは八雲と気持ちがシンクロしたぜ
話は変わるが4部入ってからサブタイトルの付け方がちょっとダサいな
扉絵が切ない
裸まで許した相手には情が移っちゃうものなのかな?
パイにとっちゃ明日はわが身だからな・・・
鬼眼水将の行だっけ?
それをやると全員触手使いになっちゃうのかな・・・さすがにそれはねーよな
じゃあ八雲がやれば八方丸く収まるな
鬼眼水将の行に失敗すると触手使いになっちゃうんじゃないか?
パイの場合は失敗しちゃったけど、コネリーの犠牲で触手は間逃れた感じとか
>>792 八雲にあの精神攻撃を平常心でクリアするメンタルなどあるわけがないッ!
/⌒ヽ、
く_.| イカ|._ゝ
│、,│ < あの小僧が我が後継者か……。見事鬼眼触将の行を失敗させおった
| ゚Д゚ノ
.ルリルリヽ
. -―- . さすがパエール様!
/ ヽ
// ', おれたちにできないことを
| { _____ | 平然とやってのけるッ!
(⌒ヽ7´ ``ヒニ¨ヽ
ヽ、..二二二二二二二. -r‐''′ そこにシビれる!
/´ 〉'">、、,,.ィ二¨' {. ヽ _ _ あこがれるニョロ!
`r、| ゙._(9,)Y´_(9_l′ ) ( , -'′ `¨¨´ ̄`ヽ、
{(,| `'''7、,. 、 ⌒ |/ニY { \
ヾ| ^'^ ′-、 ,ノr')リ ,ゝ、ー`――-'- ∠,_ ノ
| 「匸匸匚| '"|ィ'( (,ノ,r'゙へ. ̄ ̄,二ニ、゙}了
, ヘー‐- 、 l | /^''⌒| | | ,ゝ )、,>(_9,`!i!}i!ィ_9,) |人
-‐ノ .ヘー‐-ィ ヽ !‐}__,..ノ || /-‐ヽ| -イ,__,.>‐ ハ }
''"//ヽー、 ノヽ∧ `ー一'´ / |′ 丿! , -===- 、 }くー- ..._
//^\ ヾ-、 :| ハ  ̄ / ノ |. { {ハ. V'二'二ソ ノ| | `ヽ
,ノ ヽ,_ ヽノヽ_)ノ:l 'ーー<. / |. ヽヽヽ._ `二¨´ /ノ ノ
/ <^_,.イ `r‐'゙ :::ヽ \ `丶、 |、 \\'ー--‐''"//
\___,/| ! ::::::l、 \ \| \ \ヽ / ノ
ちょっと鬼眼触将の行をやりにネパールまで行ってくるわ
結界で隠されてるから
詳しい人連れて行った方が良いよ。
・・・(´・ω・`)
ちょっと亜栗さん探しにパルジャニアまで行ってくるわ
そういえばネパールとパエール・・・似てる、似てるなぁ・・・
つまりパエール様はパエリアの具になると
しかしちょっとだれてきたな。
しかもこの後、あと四将相手に同じような手間かけるんだよな。
次のエピソードは「三只眼」のエロシーン満載だったらいいな(;´Д`)
つまりあと4回触手攻めに会うわけですよ
今回すん止めで終わったのはそういった理由があるからです
質問させてください。
我らが八雲はパイとココとで初夜があったと勘違いしてるようですが、
クスリ塗ってる所を見てどういうプレイだと思ってるんでしょうか?
ヒント2 ローション
刷毛プレイ
>>809 パイの○○○○に毛なんか生えてないやい
813 :
810:2007/03/20(火) 18:46:45 ID:???
剃毛と読み違えてた…(つД`)
俺の心も変態の化け物だ
814 :
代原:2007/03/20(火) 19:59:46 ID:???
第五十九話 すれちがい
夕闇迫る中、ココの家の屋上で一人たそがれる八雲。
「かわいそうな子…」そう言ってココを慈しむパイの姿が、胸に残ってやまない。
と、そこに「お夕飯ができた」とパイがやって来る。相変わらずの無邪気な笑顔を向けてくるが、
それを見ても八雲はついそっぽを向いてしまう。そんな彼の態度に傷つきながらも、
パイは一緒に食べようとうながすのだったが―八雲は「いらない」と答えるのだった。
「結婚」の意味もわかってなく、ココに同情してばかりのパイが八雲にとっては面白くない。
「化け物は化け物だろう、人間の姿が欲しいならそれなりの手段があるだろう」憤る八雲に、
パイは「あの子(ココ)はほとんど人間だったの」と返す。かつての彼はは身も心も人間と変わらなかった、
でも今は―そこまで言ってパイは言葉に詰まる。何がココを変えてしまったのか、それを話す事ができない。
八雲は彼女の葛藤を察する事なく、苛立ちを隠さないままで家の中へと戻るのだった。
一方、亜栗は老婆に対してベナレスの存在を語っていた。パイと八雲しか、彼を倒して世界を救える者はいない―
それを笑い飛ばす老婆の前に八雲が戻る。「コネリーを連れて帰る、邪魔者は今すぐ消えてやるよ」
そう話す八雲を嘲笑い、夕飯に口をつけようとするのはココ。八雲はそれを妨害するかのように一気に平らげ、
再びココと交戦しようとするが、それはさすがに老婆が制するのだった。
パイの好きなようにさせる、パイの決めた事―自分に言い聞かせるようにしながら、コネリーを抱える八雲。
老婆にパイとコネリーを救ってくれた恩を感謝しながらも、改めて「結婚は認めていない」旨を告げる。
…いよいよ去ろうとする八雲の前に現れたパイ。あえて彼女に目を合わせないようにしながら、
八雲はただ「元気でな」と残し去っていくのだった。
パイのお気楽態度もやられるとムカっとくるかもしんないけど
八雲は八雲で大人げねぇなぁ・・・(´・ω・`)
たしかに、パイの料理はあまり食べたくはない
1部の時から何かと離れ離れになる運命だけど
初めてじゃね?自らの意思で離れたのは・・・結構重要な展開ぽいな
さすがにこのまま日本に帰ったりはしないだろーな・・・
仕切り直しか。
今回で15巻の最後だな。
鬼眼王が復活するってーのに、こんな身内揉めしてていいのかよ
もっと爽快にパイはなんたらの行を成功させて
八雲は修行して強くなって、ジャンプ並の爽快バトルにしてくれぃ
そしたら俺は読むのを辞めるぞ(汗
フフフ…鬼眼王などはわれら五眼王の中では一番の小物よ
次はこの魔眼王が相手をしてやろう
こうですか?
やればパワーアップするけど、自分の力が低いと死んじゃうとかリスクのある方法で
ドラゴンボールで超神水飲んだ悟空は1話でパワーアップしたぜ
>>822 五眼王全員を倒すと、五人が合体して最後の敵・邪気眼王になる。
私の眼は53万です
普通こういう三角関係といったら(男が出てくるなら)
イケメンで知的で非の打ち所のなさげな
それこそシヴァのようなヤツが出てくるのが定番なんだが、
よりによってこういうアテウマを出してくる所に
作者のひねくれ具合を感じるなw
まぁ三角関係ってより、水将水で自分が化け物となるかもしれない
悲壮感とか悲劇を読者に刷り込ませるのが目的ジャマイカ?
その話に花嫁とかそういうのを組み合わせたのは主題がブレる気はするがw
829 :
マロン名無しさん:2007/03/24(土) 07:54:51 ID:e0x34Xl5
あげ
休刊??
高田センセは腰痛と腱鞘炎持ちらしいからな・・・悪化したのか心配だ
832 :
代原:2007/03/26(月) 21:36:59 ID:???
第六十話 お逃げ!
「今にも死にそうな顔をして」山を降りて行った八雲の姿を思い出しながら、祝杯を上げるココ。
オラの勝ちだ、あの娘(パイ)はオラのもんだ…そう高笑いを上げる彼に、初めて母親が苦言を呈した。
パイの心はパイのもの、自分の事ばかり考えるのでなく彼女の気持ちも考えてやれ、と。
「お前は誰からも愛されない、誰も愛せないからだ」かつてなく語気の荒い言葉が続いたが、
かえってココの反発を招く事となる。彼は酒樽を抱え上げると、醜い姿を怖れられ続けた百年と、
愛を向けなかった人間達を呪いながら、中身を飲み干すのだった。
その頃、パイは二階の窓辺に一人たたずんでいた。「元気でな」八雲の最後の言葉が胸をよぎる。
何度も何度も「ヤクモ」と呟く彼女の瞳からは、いつしか大粒の涙が溢れていた。
約束(ココとの結婚)は破れない、しかし八雲への慕情が、どうしても断ち切れない―。
…と、そこに老婆が訪れる。健気にも涙をぬぐって笑顔を取り繕うパイだったが、
そんな彼女に老婆は優しい言葉をかけつつ、一階に静かに降りる事をうながすのだった。
百年前、(まだ人間の姿をしていた)ココは妻の「サラ」とともに幸せな生活を送っていたが
水将の力を得んとして化け物の姿へと変貌してしまった。己を最愛のサラに拒絶された事が引き金となり、
凶暴化した彼はサラと数多くの村人の命を奪い、人間の心を失ったのだった―。
ココの心の傷を癒したかった―息子の過去を打ち明けながら、老婆はパイを家の外まで連れ出している。
「お前さんもあの馬鹿者(ココ)は愛せない」そう言われて戸惑うパイの優しさは知りながらも、
老婆はまた彼女の本当の気持ちにも気付いていた。
「今のうちにお逃げ。八雲とかいう小僧のもとへ」結婚は解消しよう―ついに老婆はそう言うが、
パイは「でも…」と、逃げる事をためらってしまう。…と、そこにいつからいたのか、
「オラが化け物だから逃げる気か!!」と殺気立つココが姿を見せるのだった。
ばあさんの改心っぷりが妙に笑える。
今週の「お前が言うな」は婆さんに決定だなwww
改心し過ぎだ婆さんw
>>699の時の黒い婆さんを見てると
この改心っぷりが物凄い偽善に見えてくるな
「ヤクモ ヤクモ」のパイが可愛い
「ヤクイ ヤクイ」のパイが可愛い
って読んじまったじゃねーかwwwww
こいつぁヤクイぜ
89326
お嬢さんお逃げなさいと自分から言う熊を思い出した。
自分から拘束しといて、今更お逃げなさいもないよな・・・
やっぱ酷い仕打ちをしたのに
「このご恩は一生忘れません、何かあればお助けします」って八雲の台詞が効いたのか?
八雲の優しさ、ニンゲンの聖なる力ってやつか?
しかし改心が急だよな、婆さんは何がしたいんだ
まあ、息子に人並みの心を取り戻して欲しかったが今の奴じゃ結婚させても無理だと悟ったんだろ。
息子がここまで歪んでたと知ってショックだったんだろ
ここまで自分の息子がダメポだとは思ってなかったんだろうな
ココは改心→死亡フラグが見えない気がしないではないな
ココは死なないと思う。
消えるか仲間になるかは読めんが。
八雲との食事のドタバタ表現で仲間になる事を確信したぜw
敵になる描き方じゃなかったぜ
850 :
代原:2007/04/04(水) 23:26:21 ID:???
第六十一話 解放
また自分を拒絶するのか―誤解し雄叫びを上げるココの触手が、パイを木の幹まで吹き飛ばす。
老婆はそれを激しく咎めるが、それは泥酔しているココの反発をかえって招く結果となる。
彼は胸の(老婆が貼った)「邪気鎮定の符」を自ら引き裂き、隠されていた正体を露にする―!
その頃、すでに人里に戻っていた八雲は就寝中の亜栗を宿に残し、夜の空に向けて光牙を放っていた。
まるで何かの苛立ちを晴らすかのように、何度も何度も―数多の光牙が残す閃光の筋は、
雷鳴のように轟きながら天空へと消えていくのだった。
と、そこで「お見事」と言って木の上から姿を見せるのは、回復して起き上がってきたコネリー。
八雲の成長を褒め称えながらも、一方でパイを生命の危機にさらし、挙句ココに娶られてしまった事を詫びた。
パイが何を考えているかわからない、と憤る八雲に、コネリーは「塚守(ココ)に同情しているだけ」と返す。
「パイにしてみれば(ココの姿は)明日は我が身」―その言葉の意味を問おうとした先、感じる強烈な妖気。
八雲が振り返った先には、家をなぎ倒して村の人々を襲う巨大な「化け物」の姿があった。
コネリーにうながされ、何はともあれ八雲はその化け物のもとへと立ち向かうのだった。
「明日は我が身」?
つまりパイが触手で八雲にあんなことやこんなことをするというのかー!
でかすぎるだろ。
札がなければあんなに巨大化するとは。
ここまで化け物化したら死ENDになりそう。
光牙の連射かっけーな!土爪の立場がなくなる勢いだぜ
土爪に立場なんてこれまであったっけ
妖撃社の藤井八雲と恐れられた時の土爪の功績はデカイぜきっと!
初期の初期は敵の土爪一匹にめちゃくちゃ脅威感じてたけどなw
2部の最初で八雲が使った土爪は痺れた
結論:もう役目は終わって役立たず
自分の体を斬るのに使えるよ
缶切り代わりにはなるんじゃね?
861 :
代原:2007/04/08(日) 21:32:14 ID:???
第六十二話 死ぬ時は一緒だぜ
巨大な化け物の触手に吹き飛ばされ、または吐き出す毒液に体を溶かされ犠牲となる村人達。
あいつはまさか―化け物の正体を察した八雲だったが、次にその目に映ったのは、
フェイオーに乗ったパイとココの母親の姿だった。
「お願い、これ以上暴れないで」凶暴化したココの攻撃をかわしながら、必死に説得を試みるパイ。
あなたから逃げようなんて思っていない。あなたの気持ちはよくわかるから―と訴えるものの、
もはやココは「わがるもんか」と聞く耳を持たない。と、そこに老婆が割って入る。
「苦悩しているのはお前(ココ)だけではない」と。
八雲には事情を話さず(話せず)化け物になる可能性を承知の上で水将の行に挑んだパイは、
ココの気持ちを理解しようとしてくれている。だがお前はパイの気持ちをわかっているのか―
そう諭す老婆だったが、興奮状態のココにはやはり通じる由もなかった…。
正気を取り戻すための符を再び貼り直すしかない。何とかココに近づこうとするパイだったが、
伸びてきた触手にフェイオーの体勢を崩されてしまう。よろめくパイと老婆の隙をついて、
ココの毒液が襲いかかる!思わず息を呑むパイ―だったが、彼女のさらに上空から放たれた閃光が、
毒液ごとココの体を吹き飛ばすのだった。…パイの絶対絶命の危機を救ったのは、やはり八雲。
「お前が化け物になって自分を失ったら、俺がお前の命を絶ってやる」
「死ぬ時ァ一緒だぜ」そう言って八雲が向けてきた腕に、パイも自らの手を差し伸べるのだった。
光牙で毒液防げるのか。
飛び散って余計酷いことになりそうだが。
フェイオーって損な役回り多いよな
>百年間に鬱積した心の歪みで
>巨大に膨れおって!!
そうゆうもんなのか・・・
五将の行が化け物になっちゃう危険性のある事だと知った八雲が
黙って行った事を咎める訳でも、動揺する訳でもなく
第一声が「化け物になったら、俺がお前の命を絶ってやる」「死ぬ時は一緒だ」
なんて・・・成長してるな、格好イイぜ!
格好良すぎて八雲に見えないぜ!
「俺がお前の命を断ってやる」ってちょっと所有物チックな発言だよな。
八雲とは思えんかっこよさだ。
相手がパイでよかったな。
>>867 まあ三只眼の命を断ったら八雲も死ぬんだから心中のようなものだがな。
わざわざ説明せんでも・・・
野暮だなあ。
これ小娘、バーボンをもってきなさい。
874 :
マロン名無しさん:2007/04/11(水) 03:48:42 ID:/qsfaMiD
藤井八雲の名においてage
そりゃ死ぬときは一緒だわなあ。身も蓋もない。
既に化け物といえば化け物なのに…少なくとも人間じゃない
理性の話をしてるんジャマイカ
んだんだ。
代原氏待ちwktk
879 :
代原:2007/04/13(金) 23:43:11 ID:???
第六十三話 粉塵
抱き合うパイと八雲の姿を見たからか、火に油を注がれたかのように怒り狂うココ。
再び放たれたココの毒液に、八雲は光牙で応戦する。
巻き起こった水蒸気爆発の衝撃によりフェイオーの背から落ちてしまった老婆。
その彼女を抱え上げ(コネリーの飛行用妖魔に乗った)八雲は、ひとまずの退却を試みる。
「邪気鎮定の符」を貼りさえすれば、正気に戻るはず―老婆はそう言うが、
(パイも八雲も符に触れるのが苦手である以上)それは一体誰が貼れるというのか?
今の八雲は術でココを挑発して、村から離れた場所へとおびき寄せる他できない…。
光牙で負傷したココの体の傷から溢れ出す―体の内部に満ちている「水将水」を見て、
八雲は「水将水を蒸発させればいいのではないか」と考える。そうして体がしぼんだ所を見計らえば、
誰であっても符を貼る事は可能のはずだと。だが、その蒸発させるための手段は?
高熱なら―光牙は殺傷能力も高すぎる。上空に持ち上げれば―ココが凍ってしまう、と老婆が反対する。
と、答えをろくに出せない八雲と老婆に向かい、ココの巨体が体当たりを敢行した。
ココの攻撃をどうにかかわした八雲はパイに「火と油を探してくれ」と叫びつつ、民家へと逃げ込んだ。
が、そこには村人が住んでおり、さらに彼らに対してもココの触手が襲いかかる。
それを土爪で打ち払う八雲だったが、切断口から噴き出した水将水が八雲を襲うのだった。
「この村に火をつける」村人達に退避を命じつつ、八雲はランプを触手に叩きつけて火を起こす。
そして大樽(油が入っている?)を抱えると、それを思い切りココへ喰らわせようとするのだった。
マジックハンドで邪気鎮定の符を掴め。
村焼き払っちゃうのか。ココ鎮まったら、八雲パイで水将の行やりなおし?
どうせたいして燃え広がらないよ。
被害の大きい作戦は、飛行機墜落の様に
トラウマ生みかねないから失敗する。
村だと被害が出るから、人気のないところに逃げよう(誘いだそう)としてたのに
次の瞬間には村全体に火をつけるたぁ・・・食えない男だぜ、八雲
敵にまわすと危険な男だな、いろんな意味で
ココが今の暴走状態でやむなく方針変更?村人に避難勧告はしてる。
老婆・パイ・自分の生命の危機。
パールバティーは出てこないから(修行バテ?)八雲たちでなんとかなるのかな。
マドゥライは避難したんだろーか。
つーか燃やすっていうけどそれって普通にココは焼け死ぬんじゃないのか?
と、ちと思った
すっかりパイのお色気シーンがなくなって不満だ
>>886 水吸ってるから大丈夫なんだろ。
クラゲをたき火に焼べてもすぐには焼け死なないような感じで。
当たり前のようにレアな例えだされても知らんがなw
いや、俺も実際にくべたことはないがイメージとして…
じゃ、紙鍋は直火に当たっても燃えないようにとでも言えばわかりやすい?
3×3EYESのエロパロスレも過疎っとるね
最近は休載や合併号でなかなか毎週読めないからな・・・
ココの話はやや迷走感があるからなぁ
次のストーリーの構成に手間取ってるんじゃないかと邪心w
八雲&三只眼パワーアップ計画もぼちぼち終わって
ベナレスとの最終決戦も近いだろうからな
そうだな。
てかあんなベナレスをどうやって倒すんだ。まだまだパワーアップ必要かと。
自分の中ではココ話はパイ(≒三只眼)と八雲の絆確認イベント。
怒涛の連載再開を楽しみに待ってるよ。
また新しい獣魔出てくんのかな。初期獣魔があまり空気になるのは…
残り四将は四大元素で火・地・風ですかね
4と聞くと朱雀とかそっちの方を思い浮かべてしまうな
アジアンテイストだし、こういう系統も出てきそうな気がする
いや、残り四将は普通に考えて五行思想で火、木、金、土だろ
つーか四大元素なら残り一つなんだよ
こういう場合は4+最強の1って構図だと思う
もしくは五将の各将で五感が1個づつ研ぎ澄まされるとか?
>>901 修行が全部終わった頃にはセブンセンシズに目覚めてるという訳ですね!
五将全部と契約するって
漫画的にどうなの
全部と契約とか引き伸ばしってレベルじゃねーぞ!
いままでのペースでやるとしたら五将全部いく前に打ち切りになりそうだが。
じゃあテコ入れに天下一武道会か死亡遊戯だな
「水将のやつめむざむざ力を奪われおって・・・」
「クックックック、鬼眼水将など我ら5将の中でも雑魚中の雑魚」
「左様。300歳程度の毛も生え揃わぬ小娘、我らの敵ではないわ」
「地獄の苦しみというものを骨の髄まで味合わせてくれようぞ」
「パールバティさまお気を確かに!」
「パイ!俺が付いているからな!!」
−高田祐三先生の次回作にご期待ください!−
水将は敵なのかYOww
というか小娘なのかYO!
おそらくベナレスとの最終決戦引き伸ばしの為
残りの四将をベナレス+配下とのパワーアップ阻止の決戦が
単行本4巻分くらい続きます
短くするならこうだろう
「なんと、水将が敗れるとは」
「面倒だ、まとめて掛かって来い」
それなんて車田ワールド?ww
最近三只眼が足りないぜ・・・モルガン以降出てきてないんじゃないか?
とりあえず五将全部の修行を終えるのが半年後として
そこが本当の全員集合最終決戦だよな・・・今からwktkだ
三只眼
八雲
ハーン
亜栗
ナパルバ
マクドナルド
グプター
化蛇
紅娘
ココ
プティ
VS
ベナレス
シヴァ
ガルガ
スパズグ
ココは仲間になんないしプティは出てこないだろうしマクドナルドは役に立たないだろ
918 :
代原:2007/04/17(火) 22:08:26 ID:???
第六十四話 業火
巻き起こった炎にココの体が覆われた。のたうつ彼の姿に生き残った村人達は安堵したのか、
次第に嘲笑を浴びせ始めた。その声に反応し、ココは怒りを力に変えて脱出を図ろうとする。
怪獣の如き巨体が宙に浮かび始めていく。そこで(火に巻き込まれていながらも)八雲は、
パイに「(ココを)上からフェイオーで押さえ込め」と要請する。
それにパイは従い、フェイオーでココの頭上へ回ると大樽を落下させるのだった。
その中身により(酒か油かは不明)ココを包む炎の勢いがなおも増す。
「少しの間ガマンして」そう懇願するパイだったが―ココは余力を振り絞り、反撃する。
その大きな腕に突き上げられて、パイの乗ったフェイオーは反転して墜落するのだった。
フェイオーがクッションとなったものの、地上への落下の衝撃にうめくパイ。
八雲がそこに駆けつけて声をかけるが、彼女はあくまでココの事を案じてやまない。
「かわいそうな子なの」―助けてあげて、殺さないで…。
もうどうしようもないじゃないか、と(ココを救う事を)諦め始めた八雲に対して、
パイはそうすがるのだった。だが―そんなパイや母親の気遣いに未だ気付けぬココは、
天から「うづけもんどもめ」と呪詛の言葉とともに、村人達に毒液を放出するのだった。
だが「うつけ者は、お前だ!!」怒りとともに、八雲の光牙が一閃した!
毒液を一瞬にして蒸発させた一筋の閃光が、ココに向かって襲い掛かる。
だがまさに体を貫く間際で、光牙は軌道を変えてココの背後へと回るのだった。
光牙はココの体を傷つける事なく、囲うように屈曲しながら飛び続けていく。
決死の形相で術を起動し続ける八雲の真意とは、果たして?
曲げるってレベルじゃねぇーな
ココって飛べるんだな、触手に毒液に飛行能力か
食事のドタバタで仲間入りを確信したけど、こいつは強力な仲間になるぜ
俺はパイのティクビを見た男を今後の仲間として認める事はできん
連載再開わーい。
なにか八雲が工夫してるな。
光牙、縄状にしてココ捕獲か?
てかパイ、再三の落下による打撲大丈夫かな
神経もさいなむ超幻覚1週間→水将水に喉を焼かれる→触手で骨折→
吹っ飛ばされて木に激突→墜落
いいかげん痛いのも慣れちゃうかもな>パイ
マゾ
よく考えるとこの状況で三只眼が出てこないってのは
五将の行の疲労で眠りこけてるって感じなのか?
疲労はありうる。
三只眼、八雲のことで
行失敗したパイに動揺気味?
綾小路とパイとどっちつかず気味だった八雲にお怒り?
パイ、喉は快方に向かっとる
のか
「かわいそうな子なの」
嘲笑する村人に人間の醜さを見た
>>922-923 三只眼は生死の境を彷徨うほどの手傷を追うとさらに強い力を手に入れることが出来るんだよ
あれだな、光牙をぐるぐる回してトンボ取りみたいにココの目を回すつもりだ。
ぐるぐる回して紐みたいに拘束するんじゃないのか?常識的に考えて
縛る実体があるような獣魔か?
多分だんだん回転半径を絞って膨れた部分をこそぎ落とすんだ。
ぐるぐる回してバターにするんだよ
光牙を
ちびくろ乙
光牙を四方八方にぐるぐるにした状態から"散"をやったら痛そうだな
>>915 つ 鈴鈴さん
最終決戦前には覚醒すっからな
で、コネリーとの関係の昔話で単行本3巻分だぜ
冷静に考えて光牙ぐるぐるとか無理だろ
連載散開&触手同志が散りそうだと聞いて飛んできますた。
/⌒ヽ、
く_.| イカ|._ゝ
│ -│ <助けてあげて、可哀想な子なの。
|*゚ー゚ノ
.ルリルリヽ
>>938 このAAを見るたび足部分の「ルリルリ」ってところに気を取られて
一瞬本当の名前を忘れる。
可愛いよなルリルリ。
本当の名前なんだっけ…
なんだって・・・イカなんとかってのは覚えてるんだが・・・
イカロスだな
15巻買ってきたけど裏表紙の3コマ絵じゃなくなってるのな・・・(´・ω・`)
誰か龍さんのことも思い出してあげて下さい
リュウさん・・・・強そうな名前だな
何者?
>>944 うお!ホントだ、ダイジェストっぽくて好きだったのにな
>>944>>947 マジかよ!3X3の単行本のひとつの売りつーか特徴だったのに
まだ15巻買ってきてないけどどんなんに変わってんの?
>948
パエールさまに責められるメイシンたん。
なわけねー
951 :
代原:2007/04/19(木) 22:55:45 ID:???
第六十五話 悲しい事ばかり言わないで
いつしか光牙の軌跡は渦と変わり、ココの巨体を包み込んでいく。
光牙の屈曲の応用―内部で高温を生み出す「繭」を、遠くから見つめるコネリー。
改めて八雲の成長に感心しながらも、同時に落胆の呟きを漏らすのだった。
「限界以上の力を使い果たしては次の攻撃に備えられまい、どうする八雲よ」
コネリーの予言通り、全力を絞り尽くしてしまった八雲は崩れ落ちる。
無論、光牙の繭も消滅し―そこからは、水分を失いほぼ元の体躯にまで戻った
(ただし覆うものも何もない)ありのままの醜いココの姿が現れるのだった。
パイと八雲のもとに降り立ったココが叫ぶ。「醜くて悪いか」「気が荒くて悪いか」
「化け物が人間を愛して悪いか」裸の思いを訴えながら、その獣のような腕を構える。
息を呑む八雲、老婆、村人達。…だがパイだけは、一人そっとココの前に立つのだった。
「悪い事なんて何もない」そう言って彼を受け入れるように、両腕を広げる。
「なら何故オラを忌み嫌う」なおもそう問うココに、パイは諭すように答える。
誰も嫌ってなんかない。本当のあなたがちょっぴし見えなかっただけ―と。
しかしそのパイの言葉も、心を閉ざしたココの胸には虚しく響くだけだった。
全てを疑い憎んだまま、その爪でパイを引き裂こうとする!
…その次の瞬間。ココの唇には、そっとパイの唇が重なっているのだった。
涙をたたえた瞳で、パイは静かに訴える。
「悲しい事ばかり言わないで」あなたは、化け物なんかじゃない―。
美女と野獣展開ktkr
パイ博愛主義だなあ。
八雲気絶してたから
キスは目撃してないのね。
裸ココにちゅーは画的に衝撃。光牙は縄でなく繭だったな。
光牙を曲げられるようになってから
いろいろ使い方次第つーか頭脳プレーが多くなってきたな
土爪やチンクウとかもこれまでの使い方以外に何かあるんかな
あんなことして毒水がつかないのか?
水分繭で蒸発しても毒素残ってそう。なんか強酸?
俺のパイが……
頭脳プレイは歓迎
>>956 頭脳プレーもいいけど
ウサ晴らしに空に向かって放った連射同時光牙は格好よかったな
大砲のマシンガンみたいで、こういう力技も期待したい
ココは触手でパイにSMプレイを強要して、
さらにパイの生乳を間近で見て(感じてる表情込み)
最後には同情とはいえキスまでしてもらって・・・
(´・ω・`) ウラヤマスィ。何かすごい役得じゃね?
ココしね
ちょっと前までムエタイにぼこられてたのが嘘みたいだぜ
パイが偽善に見える俺は心が病んでるに違いない・・・
三只眼ならこんな甘ちょろいことしないのに
俺も百年くらい引きこもったら
パイみたいな子と仲良くなれますか?
うーん偽善であのココにちゅーは無理。村人と共に溶かされてきます、はい
>>961 風の谷のナウシカの映画ラストで同じ感想を抱きますた
病んでる?(´_ゝ`)フーン
これでココが改心して(本当の)人間の心を取り戻して
村人にごめんなさい(´・ω・`)して村復旧に性を出します、めでたしめでたしって感じか
>誰も嫌ってなんかない。本当のあなたがちょっぴし見えなかっただけ
苦しくないか。
いや、自分から周りを拒絶してたら周りから自分が受け入れられない
だからもっと周りに全てをさらけ出して、って事ジャマイカ?いい言葉だぜ
ただでさえ見た目で差別されるからな
まぁ姿を面とかで隠してたからって部分もあるだろうけど
物語冒頭は村人全員で結婚を祝福してくれたり、それなりに愛されてるっぽいから
これを機に、見た目怪物でも村人と一緒に暮らしていけんじゃないかね
ココのリアルな気持ちをぶちまけて、それをパイが受け止めてくれたシーンが
村人の前で行われた事の意味はでかいぜ
うんうん。んで、水将の行に協力してもらってめでたしめでたし
協力っつってもなにするんだ?
要はパイが水将を怒らせないように無心になれるかどうかだろ。
失敗した時の脱出の手助けぐらいならココにもできるだろうが、流石に同じ失敗はくり返さないだろうし。
基本は水将とパイの1対1の精神試練なんだからココはもう関係ないんじゃない?
いやーなんかココは墓守だから何か水将が静まりやすい(?)ヒントとかショートカットの抜け道とか知ってるかと。
修行をベナレス様側が邪魔してきたら戦力になるかもと。
邪魔が入ったらココ死亡フラグ
ありうるな
ベナレスの邪魔で思い出したけど、ベナレスって今どうしてんだろうな、3人目でも探してるのかな。
ココ編でパイが再三にわたって死にそうになってたけど、パイが死んで一番困るのはベナレスなんじゃないのか?w
そういやそうだなw
漫画だから三只眼がベナレスとの最終決戦まで死なないのは当然だろうけど
3人目探しに夢中で志村とかにも「女子供に構うな」と言い放ち
。oO(最強の三只眼パールバティなら放っておいても大丈夫だろう、まっはっは)
とでも思っているんだろうか・・・恐ろしい男だぜベナレス! いろんな意味で
>>955 >俺のパイが……
どさくさにまぎれて戯言をおっしゃってるな
オラのモンだ
俺の綾小路がいればそれでいい
そろそろ次スレ?
17
984 :
代原:2007/04/23(月) 20:56:41 ID:???
楽屋裏かな
代原さんいつもお疲れ様です、初代あらすじさんからの引継ぎで楽しませてもらってます
あらすじは無理にやる事もないですしお気になさらずに
代原さん、いつもありがとうございます!乙です。
987 :
マロン名無しさん:2007/04/24(火) 17:50:21 ID:vkqhRds7
13
代原さん乙です。
やっぱりずっとあらすじ書き続けるのは大変ですか。
実際、まだ半分も来てないんだよな。
やっぱり20巻ぐらいで締めるつもりが引き延ばしになったのだろうか?
でも途中途中の中だるみを考えなきゃ
ストーリー的には一本道で話的にも悪くないんだけどねぇ。
やっぱ月の後かシヴァ復活で一区切りとして章を変えた方が
引き伸ばし感はなくなったかもなw
初代あらすじさんも見てなさそうだし・・・うーん
自分、昔読んで単行本手元にないから、正直なところあらすじさんいないと辛いなあ。
単行本買えって話だけど。
文才がマジないし、文字打つのも遅い俺・・・
デジカメで撮って傘あたりに投下する方が俺は楽だけど
長続きさせる自信はないんだよなぁ
バトルなら月面が一番盛り上がってたな
八雲が敵をあそこまで圧倒したのは初めてだったし、何より八雲>三只眼という戦力の逆転が起きたのが大きい
次点ではやっぱり聖地決戦かな
敵味方の被害が甚大だったしね
/⌒ヽ、
く_.| イカ|._ゝ 作者殿は忙しいか。俺様も頑張っていい書き込みをできるように修行してこよう。
│、,│ < 如何に長い休載期間でもいいから、スレ再開を信じて待っている。
| ゚Д゚ノ あ、俺様いい加減しつこいか?
.ルリルリヽ イカ七匹より(額含む)。
>>994 いやもうアンタは末永くイカとして頑張ってくれ
おお、初代さんが復帰されたようだ。
おお、初代さんお久しぶりだ、復帰めでたい
無理せずお願いします
>>994 今ぐらいのペースなら全然問題ないと思う。
999 :
998:2007/04/27(金) 21:33:21 ID:???
あ、イカさんの出現確率がってことね。
1000 :
om:2007/04/27(金) 21:33:29 ID:???
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1001 :
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