【ネギま】ちうとザジに萌えればいいんじゃね?12

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1相坂さよ
基本的にザジ×ちう、でも萌えれば勝ちです
基本的にはsage進行ですけれども、ときどきはageてください

前スレ:【ネギま!】ちうとザジに萌えればいいんじゃね?11 はここです
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1145705230/


まとめwikiは
http://www.wikihouse.com/chuzazie/
携帯まとめは
http://www.geocities.jp/chiuzazie/
避難所はここです
http://jbbs.livedoor.jp/anime/3429/

次スレ立ては>>980ぐらいか、容量が480KBぐらいになったらお願いします
SNSのザジちうコミュに参加したい方は、メール欄にアドレスを書き込んでください。メンバーさんが招待します

以上、相坂さよでした
2マロン名無しさん:2006/05/07(日) 21:43:23 ID:???
>>1
円「乙!私が牛丼復活の物語を熱く語ってあげよう!」
3マロン名無しさん:2006/05/07(日) 21:43:46 ID:???
2ゲト
4えう゛ぁ:2006/05/07(日) 21:44:01 ID:BYlOZjUG
26、華麗にゲットしたぞ

    ,. '´ .i ヽヾミ 、 丶、ヽ l!.  l      ヽ
   //, i | ト、 ヽ、ヽ、ヽ、\ l! l li  ヽ  l   ヽ
  /,.'// .l .! .l!ヽヽ、 丶、 、丶.ヽ! l |.l   丶 ヽ., 丶
 ,'/ .l.l! | l. l! 丶、丶. ヽ‐ヾ´`l l |ュ、  ヽ./.!  ヽ
..,''  l l! | l  l  ヽ '´`´,ィ''テ'l. l  |) .}、、/´`iミ.   \ ,.ィ
,'   lハ  ト, .ト、 L_ `` '´`''´ .l!.l .|_/ll∨  .l 丶、_,.-く/,
   ll ! .llト.」'´ ,.ァ、   、-----」!L__|! l!∨  /、   /  丿.\
    l. ヽラll トヾ丶' 、  >、      ̄`ソ .∧.`ン  / 、  丶、
  ___ノ.|l. K"丶、 <  ヽ.      /  .L_ソ´ . / 、  \ _  `
  `‐、_  !!, |    ``ミニェヘ    ノ      く _,,. -''´Tソ´丶、
   /``>l! .l    `丶!_  `ヽ、/ __      ` _,,.-‐''"、   `
  / //l!   |丶、_   / .`丶、    ヽ     i'´ _,,. --ュ‐ァ 、
,.'´  / //l  |-ツ´ Z___/   / ヽ          ̄ __,,. -‐'´   丶
   / / l! ノ    /./   i!.   ゝ      ,,.-" ̄
5ゆーにゃ:2006/05/07(日) 21:44:13 ID:???
乙だにゃー
6茶々○:2006/05/07(日) 21:45:38 ID:BYlOZjUG
        ヽ  丶 〃  〃 /  / / ! ! || |  ヽ  ヽ ヽ  ∨/    /
          `,  ヽ   イ  l  ,' ,'  l l || l   ヽ  ヽ ヽ.  ヾ   イ
          ヘ.  !   i|   !  i| !  l ! !! !   i   i i  ||  /‖
          i|ト. │   |! ,1. ‖ |   !│ ‖ !    ト.   | |  || ./ || マスターの出番はまだ先です
          ||! 、 |   |! i|  ‖│  l│ l、 ヽ  | ヽ  | |.   !!,'  !!
          ||  、!  .|i |.!  | l_」.. - l.|   !-、ム__l ハ. ! !  ||1   li
          !!  i i|  ‐i七!弋 1´! |   !|  l ヽ ヽ」 ̄!¨'i¬  || !  !!
           ||  | ||   |!ニ 二三‐- 、  !  ̄ ,. -三二... 二、!!   !| !  !!
           ||  | ||   |トヾ.い::::jリ`¨'      弋´::: jリ  ィ 1|  || |  ||
           ||  ! ||   ||i `ー‐'‐        ‐ー='‐ '  / i|  |! |  |!
           !l  ! !!   |||ヽ         !            / !|  || |  ||
            ||  | ||i   !!ト ヽ                , ' /i||  !| !  !|
            ||  | |||   !!| ヽ.\     __     /, イ!!|||  || |  ||
            ||  | ||.!.  !|ト i|`.i`‐:、  ´  '   ,.イ! T ! l|||.!   |! |  |!
            ||  | ||!l.  ||l i || l !|} > 、 ,. ィ  | !‖.‖|!!!|  || |  ||
            ||  | ||||   !!i !||  ! /!   ヽ `´ /   !ヘ | .‖|リ !  || |  !|
            ||  | ||||   ||1 || ノ" \ 冫´ヾ.  /  ヽ ‖l!│  .!! !_, ⊥ -─‐- 、
     ,. '´ ̄ ̄ `ー┤   .||」弌1     ヽ'   ∨     /`メ:-!   .|| |         ヽ
7明日菜:2006/05/07(日) 21:48:04 ID:???
i ̄`>y'       「   、       ヽ 「7'/
='  / / //ヾ    \丶、   、  ∨'ヾ、
7  / /  / /   !  !     ヽ ヽ   ヽ !|   |!
く__/ /  /, /    l  トヽ    ヽ ヽ.  Yム、__,ゝ
 / /  //_'  し  ! | ヽ\   Y ト!   !l   |i    二人して
 ! /i|  | |  ̄`丶、ヽ !  \,>¬弋ヾ  ||   ||    なにやってんのよ・・・
,/ jl ||  |jj   -- 、  ヾ   ヘ.二ヽ ヾ!|」 ||   ||
, イ!! !l ハ!¬ ァ¬ト      ´,ィt ァナァ!! jト、. ||
 |│!| ト!ヽ マftdj!         ト-iスノ/∧ リ j  ||
 |│ゞiヘヽヾ ゞ= ' ////, ゞ='//∧!レ1'  !!
 |│ |ト二ゝ./////////ィ--'リ!||   ||
 |│  !|   丶、   __      /´   !||   ||
 |│  ||     `ト .  ` , ィ´      !||   ||
 |│  ||     /´!    ̄  ト、.      !||   ||
 |│  ||   / │      j i     !||   ||
8春  空気:2006/05/07(日) 21:51:52 ID:???
次の空気は貴様だ!



>>1
ごほうびに私が謎のシスターの魅力を小一時間語ってあげるわ
9春・・・何とか:2006/05/07(日) 21:53:07 ID:???
あれ?
一つずれてますよ
10茶々丸:2006/05/07(日) 22:01:05 ID:???
空気清浄機が必要ですね
11釘宮 円:2006/05/07(日) 22:02:58 ID:???
ネギ先生の出席簿見てみたら…
私って写真映り悪いなァ
12クーフェイマン:2006/05/07(日) 22:04:36 ID:???
    ⌒●__●⌒
      ヽ|・∀・|ノ  アルー
      |__|
       | |
13マロン名無しさん:2006/05/07(日) 22:06:13 ID:???
        lヽ  斬岩剣!
        l 」   __●⌒
γ´ ̄ソζ⌒ヽ‖..ヽ.ノ∀・|ノ  ア゛ル゛ウゥゥゥゥゥゥ!!
ノリ√ヽヾ)リ|∩ . |__|
..d| ゚ -゚ノl彡    | |
∠二i=⊂彡
14マロン名無しさん:2006/05/07(日) 22:08:20 ID:???
        lヽ ブッ血切る!
        l 」   __●⌒
γ´ ̄ソζ⌒ヽ‖..ヽ.ノ∀・|ノ  ア゛ル゛ウゥゥゥゥゥゥ!!
ノリ√ヽヾ)リ|∩ . |__|
..d| ゚ -゚ノl彡    | |
∠二i=⊂彡
15ちびせつな:2006/05/07(日) 22:15:21 ID:???
                        _,.-‐‐
                   ,.-;'´,.-‐''"´l
        __,.-─---、.., ,./ '´´ .    |
       ,.-'"     ,.._,,、_ `'、ヽ          |
      /       l   `ヽ ヽヾ、  `=_‐-、 l,
    /       i、l、  _ l、 `'  、、_``ヽ`'
    / ,      lヾ、 '´  ヽ、,、 ,、`ヾ'‐、.\
  // |l   l、__|'i_ゝヾ、 ,,-‐-、. i,.i,`ヾ、ヽヽ、 ヽヽ
  //l .| | ,_,,レ‐‐‐、   '´i゚ ヽヽ|ヾi, ヽ ヽ、i、 `
  i.l | | l | ,l L゚  l     ´l_,.ノ l_,.レ-‐T"`)`i
    `' ヽ ヽ` (_ 丿,..-‐-、、i, -ノ     .|-'´   ウフフ・・
   ,-'T ̄'l lゝ、´''' ヽ、 |  /     |
   ヽ、.|,  | l、 "'‐、..__//ヽ    |"`)
     'i, l `i,   l ヽ ヽ、/ / `ト-、_|く´
      ヽ. ヽ'l.   〉 \./ ./  _ゝ"´  'iヾヽ
       `ヽ、|,,.-'ヽ,__/__,l_,.-',.'\   ヾヾ、
          ,.-'",l二/`-'、`>  \   ヽ
        ,.-'´,.-''/ <_,-|、"ヽ、   \
      ,.-'´,. '"  i   l .l, 'ヽ、.>   .〉
      '''"´    l,   `-' ヽ     /
            ヽ、   . ,,.-‐ヽ-、-'|
              ゛i--イ     ヽ」
16マロン名無しさん:2006/05/07(日) 23:13:07 ID:???
              r .、
        _   __/    \_,,.-ァi
       |'´``''",..-───‐-、_  |_
  、ヘ  __ノ .,.-'"´:::::::::::::::::::::::::::::::`丶、``ー、ィン
  へlヒi ,//,,.-'::::::::/:/:::ト、::丶::::::::ヽ ./ニコ
   _>.〉 .l::/::::iア::::::::/:::/l!:::! ヽ:::::ヽ i:: :::l lヽヽ、
 /,イ::ヘ l:/ ::::l! :::::/::/./:/  ヽ::::: li! i!l;;ヽ!ヽl!
. lイl!::r'´l;|:|:::...l :://::/  /./     ヽ...li! l!l;;ト、>
.!::/イ;;//;;|:|:::::|_,∠/ァ-  l/  -─‐-、::ll! ::|::L_ト!
::/ .|/ /;;;|::|::::|;フ |!--、 '   ,ィ‐-、  ソヽ:::|:::l
/  |! ``|::|::::ト、.i´|   |      .l  .l`i l'´!,l:::l!::l
   !  l:::|::::|.ヽ `-‐'  、   `ー'  l_,,.イ:::lL┴、
     l:/.|:::lヽト、    __,    ./i/´    ゝ、
    lソ |::::ト、:| 丶、. `  ´ ,.ィ'l/,,.-‐'''"丶、  ヽ、
    '  |::::| ヾ! ヽ;!`` ‐-‐''´ア//       l   〉
       〉::|      //、三彡ソ          l!.  l
      { ヾ!     l.l;アフl!ヘ´!          .li!  ヽ
       ヽ !    .l.l_,イ | |. |!          .l.l   /
      / ヽ   !.l;;;//|├'|            l l /
      !   l   〉;/」 l .l l         / l ヽ
      `!   ヽ、 l!へ.  `//     _/   |/
       ヽ   .|! _-‐〉 /'´7___   //ヽ.\  .,|
         ̄! _l!  / ` ソ  ``ソ  l  ヾ'´|
17椎名桜子:2006/05/07(日) 23:18:38 ID:???
         _  _ _
      ´>((,'´,. ,、`ヾ)く`
       ' リi/シ' `)ハ) `
        。・(i ^ヮ^ノ・。 千雨ちゃ〜ん♥
         ⊂ik卯iつ
           く/_|〉
           し'ノ
          調子
        調子調子
       調子調子調
     調子調子調子調
    調子調子調子調子調
  調子調子調子調子調子調子
 """"""""""""""""""""""""""V
18○○○:2006/05/07(日) 23:22:39 ID:???
 そこに行ってみようと思いついたのは、本当に偶然だった。あの子ども先生
のせいでマスコミに追い回され、一時はどうなることかと思ったが、その後は、
何かとおせっかいなロボ子と別れて、暇を持て余していたのだ。人のたくさん
いるところは嫌いだし、何よりクラスのメンバーと馴れ合うのはかなり苦手な
ので、空いているネットカフェかどこかで適当に時間をつぶすのがいつものス
タイルなのだが、
「一応作るの手伝ったし、どんな感じになってるのか見といてやるか。それに
……私だってバレないようにすれば大丈夫だろ、フフ」
 怪しく丸メガネを光らせると、少女は誰にも見られないように注意しながら、
トイレの個室へと入っていく。手には青いあめ玉が握られていた。

「ねえ見て見て、あれ」
「かわいい〜〜!」
「テレビの子役か何かかな」
 それまで、泣き声やこの世のものとは思えない叫び声ばかりがこだましてい
た3−Aホラーハウスの周りで、黄色い歓声が上がっている。注目の的はまだ
幼稚園ほどの幼い少女。お人形のような洋服をまとい、マシュマロのような甘
い笑顔を振り撒くその姿はまるで地上に舞い降りた天使のよう。視線を浴びる
快感に少女の本性が目覚め、彼女は満足感にだらしなく口元が下がりそうにな
るのを何とかこらえなければならなかった。
「ここって本当に怖いって噂だよ、一人で大丈夫……」
少女の番が回ってくると、近くにいた客が心配そうに声をかけてきた。
「うん、大丈夫!わたし怖いの慣れてるの」
完全に“なりきった”彼女は、いつもとは違う口調で言うと、暗い教室の中へ
入っていった。
19○○○:2006/05/07(日) 23:23:24 ID:???
 少女の顔は引きつっていた。3−Aの脳天気なガキどもがやっている、いか
がわしいお化け屋敷など、怖いはずがないと高をくくっていたのだが、
「うう、あいつらいつの間に作り替えたんだ……」
 自分が作ったものとは明らかに違う内部。首か取れ、血まみれになっている
学園長の人形。ちらちらと目の端に映る黒いマントに不気味な仮面をした“何
か”。なぜだか少女には、あれが3−Aの誰でもないことが分かる。
「ひいっ。もう、いやだ……」
 ぐずっ、と鼻を鳴らした少女はもはや半泣きだった。ついさっきから、誰か
が自分のすぐ後ろを付いて来るような、近づいてくるような気がする。
「誰だ、付いてくんな」
 と精一杯の強がりで振り返ってみてもそこには何もなく、さらに恐怖がつの
った。背中ごしの“何か”の気配はだんだん強くなり、それの吐く生温かい息
を感じられる気さえする。再び振り向く勇気はもはや無かった。
 少女の小さな身体は震え、目には涙をためて今にも声を上げて泣き出しそう
になっていた。あの薬には精神まで幼くする効果はないはずなのに、少女の心
はその幼い容姿のままの年齢になってしまっているかに見える。もう何でもい
いから早く出たい。そう思い歩調を早めようとした瞬間、何かが少女の細い足
首を掴んだ。氷のように冷たい手。
「つ……カ……マ……え……タぁ」
 それが限界。少女はこらえていた恐怖を爆発させると、がむしゃらに走り出
した。
「ひぃ……っ……ぁ」
 目をつむり、ほとんど声になっていない悲鳴を上げながらただ闇雲に走る。
途中で何かにつまずき――それが何かなんて見たくない――膝をすりむいてし
まうが、パニックに陥った少女はそのまま地を這うようにしてひたすら前に進
もうとする。しかしついにどん、と何かにぶつかり、全く前進できなくなって
しまった。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
 何に謝っているのかは少女自身にも分からなかった。ただ、もうどうしてい
いか分からず、目をつむったまま身体をめいっぱいこわばらせて、次の恐怖を
待つしかなかった。
20○○○:2006/05/07(日) 23:24:00 ID:???
 どうしてか、その手が頭に触れたとき、少女は恐怖を感じなかった。優しく、
柔らかい手が、なだめるようにゆっくりと少女の頭をなでると、それまでがち
がちだった身体から少しずつ力が抜けていった。おそるおそる目を開けて上を
見上げると、そこには黒いマントをまとった一人の小悪魔、暗闇の中に浮かび
上がる銀色の髪。
「ザ……お、おねえちゃぁん」
 呼び慣れた相手の名前を叫びそうになるのを、微かに残った理性で何とか押
さえた。正体がばれるのはまずい。
「……」
 相手は何も言わず、少女の身体がまだ震えているのを見ると、おどかしてご
めんねというように、その小さな身体を優しく抱きしめた。暖かさと優しい香
りに包まれ、少女はみるみる落ち着きを取り戻していった。そう言えば、いつ
もは私が慰める役だったなあと思いながら、
「まあ、たまにはこういうのもいいか」
 と言うと、小悪魔は不思議そうに首をかしげた。
 少女が落ち着いたのを確認して、彼女は闇の中に去っていった。その後は、
それまでの邪悪な雰囲気が嘘のように消え去り、何もないまま出口に到着する
ことができた。それまでさんざんおどかされてきた“何か”も、遠慮をしてい
るようにさえ感じた。

「あーあ、何か疲れたけど、面白かったと言えば面白かったか」
 元の身体に戻った少女はそう言うと、外に出るために校舎の玄関に向かって
いた。下駄箱の前に着くと、“長谷川千雨”と書かれた外履き入れをのぞき込
む。
「ん、なんだ……」
 靴の上に何か小さいものがのっている。取り上げてみると、絆創膏が二つ。
「フ、あいつ」
 少女は嬉しいような恥ずかしいような声で言い、絆創膏を両膝に貼ると、靴
を履き校舎の外に歩き出した。
21美空ウイルス.exe【ver:5.1】:2006/05/07(日) 23:31:55 ID:???
足元の定まらない歩きで、千鶴は夏美の残滓を求めて彷徨っていた。何が起きたのか分からない。明らかに事態は理解を越えている。

演劇部の部室。これが最後の頼りだ。しかし、ドアの前に立ってみると、無意識に足ががたがたと震え始めた。怖い…。
今朝のネギ先生の対応、昨晩のあやかの振る舞い、それだけじゃない。クラス全員が、夏美を無視していた。まるで、夏美が要らない人だったかのように…。

「あの…何かご用ですか?」
「えっ」
声の方に振り向くと、一人の少女が千鶴を見つめていた。演劇部の部員だろう。
「あの…」
確かめなければいけない。私が変なのか。皆が変なのか…。
「あの、村上さんは居るかしら?」
言えた。胸の辺りが暖かくなる。私は夏美を裏切らなかった。



「村上…村上…?そんな子いたかなぁ…」

言葉が出なかった。全てを否定された気がした。事実、否定されたのだ。誰からも、村上夏美という人物の存在を。
千鶴は逃げた。部員の呼び止める声が聞こえたが、無視した。足が千切れるほどに走った。何かが、大切な何かが壊れてしまう…。

振り返ると、演劇部の部室はもう見えなくなるほどに遠くだった。千鶴は自分を責めた。夏美を守りきれなかった、そんな気がしたからだ。
跪き、天を仰ぐ。夕焼けに染まった空が、虚しくも美しい時を奏でていた。昨日の同じとき、夏美と別れたとき、彼女の消える瞬間を、鮮明に思い出すことができた。
微温暖かい涙が、つうっと頬を伝った。

「夏美ちゃん…ごめんなさい」

嗚呼、なんて、美しい、空。
22美空ウイルス.exe【ver:5.2】:2006/05/07(日) 23:34:42 ID:???
放課後、龍宮真名はPCを持って、ある人物の寮部屋を訪れた。
「長谷川、居るか?」
しばらくの沈黙の後、鍵が開く音がして、軋みながらドアが開いた。長谷川千雨がビスケットのようなものをくわえたまま顔を出した。
「入れよ」
「邪魔するぞ」
後ろ手に扉を閉じる龍宮に向かって、椅子にどっかと座った千雨は訊いた。
「で、PCが変になったって?」
「そうなんだ。これを見てくれ」
龍宮は鞄から中古のノートPCを取り出すと、机に置き電源を入れた。
「まぁ、ノートPCでWinnyttaを使うこと自体、かなりの勇者なんだが」
「これを売りつけたのは長谷川だろう」
「どのPCが良いか分からないから選んでくれ、って言ったのは誰だよ」
「ふん、まぁいい…」
次第に、PCの画面に怪しげな文字の羅列が映し出された。
「これか?変になった、って」
「あぁ、謎のシスターMだとか、果たし状か犯罪予告文みたいなものが表示された後は、ずっとこの画面だ」

=====================
・「ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊」にて空気認定を受けた者を新たなる空気とする。
======================

「意味がわかんねぇな…」
千雨は苦笑した。こんなウイルス、お目にかかったことがない。
「早速、対処してほしい。これではアキラの画像がダウンロードできない」
呆れながら、千雨は答えた。
「とりあえず、こっちのPC貸してやるから、そっちのPCは預かるよ。どんなウイルスだか調べないとな」
新種のウイルスなら、新人のネトアを潰すのに使えるかもしれない。千雨の頭脳はそんな考えに徹していた。

「『Virus_Misora』…マニアックな名前だぜw」
龍宮が帰った後、千雨は密かに笑みを溢した。

【つづく】
23マロン名無しさん:2006/05/07(日) 23:37:13 ID:???
なんだこのかつて無い壮大な物語が待ち受けているような感覚は!!
24美空ウイルス.exe【ver:6.1】:2006/05/08(月) 00:12:55 ID:???
ラジオの人気番組『ネギまほラジオ』は麻帆良学園でも聴くことができる。リスナーの支持もかなり高い。
そして、キャラの人気をランク付けするというその内容は、ネットアイドルの顔を持つ千雨にも当然ながら興味深いものだ。
===・「ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊」にて空気認定を受けた者を新たなる空気とする。===
しかし、ここに書き記されている言葉の意味が、千雨には理解できなかった。"空気"…それも、"新たなる空気"とは何か。
ウイルスに感染したPCを操作している内に、龍宮が見ただろう文面にも遭遇した。それの文末は、このように締め括られている。
===では、私が本気であることを証明するため、まず見せしめとして、最新の空気を空気にしてみせよう。===
"最新の空気"…なんだ、それは。それに、PCのログを閲覧していたら、こんな行が見付かった。====================
Action:Virus_Misora【________:空気設定を完了】
====================
空欄には何か文字が入っていたはずだ。そもそも、ログに書き込まれていた文字が消滅するとは、不可解だ。
閃いた千雨は受話器を手に取り、彼女の部屋の番号にかけた。
コール音がしばらく続き、勢いよく相手の受話器が持ち上げられる音がした。
「もしもsy

ガチャン!……ツーツーツー…

思いっきり切られた。千雨はもう一度、怒りながらもコールする。
ガチャ…
諦めたように受話器が持ち上がる。よし。
「もしもし、早乙女か?」
「ったく、何よ。長谷川?今、本番前で大変なのよ」
「長く話す気はない。だから、ちゃんと答えてくれ」
「…なに」
「お前らがやってるラジオ番組の話なんだが…」
25美空ウイルス.exe【ver:6.2】:2006/05/08(月) 00:15:52 ID:???
ミソラは激怒した。

握り拳を掲げ、絶叫と共に振り下ろす。クラスが、社会が、この世界が憎かった。叩かれた机は振動し、そこに乗っていたガラスが倒れる。中の水がじわりと溢れ出た。
自分が主役のSS、タイトルにも自分の名が刻まれている。それなのに、扱いは空気以下ではないか。
美空は短髪で隠れることのない額に血の竜脈を浮き立たせ、再度、絶叫した。まさに狂人だった。しかし、彼女は戦っているのだ。
「存在していないかのように見なされていることで存在している存在なんて、私は認めない!」
言い終わってから、台詞のややこしさに頭を悩ませる。間違ってた気もする。いいや、気にしない。間違ってたとしても、すべて世間様が悪いのだ。

美空は既に犯罪者の仲間だった。ウイルスを意図的に感染させたのだから。しかし、今回は更に恐ろしい暴挙に出ることにした。

「ネギまほラジオ…私の味方はアナタだけ…」
そう寂しげに言い、天才Cの作り上げた"ラジオ乗っとりマシン"を愛しそうに撫でた。

==========【ラジオ放送】==========
ガーガーピー……みんな…聴いてる?私のこと、聴こえてる?
…番組の途中ですが、全学園同時特別生中継を行います。
私は全世界の空気を動かせる唯一の人間、カスガ・M…ミソーラ。通称「M」です。
みんなは、この『ネギまほラジオ/ゆえパル分析隊』を楽しみにしてるよね…
でも、それを楽しく聴いていられるのも昨日まで…
みんなは覚えてないよね?
村上夏美って娘がさ、昨日、消えちゃったんだよ。誰が消したと思う?
えへへ…私。空気を軽く見ると、酷い目に遭うよ…

この番組で、空気認定された娘は、大変なことになるよ…消えちゃうからさw
あの、村上夏美みたいにwww

だがMという私は実在する!
==========【特別生中継終了】==========
【つづく】
26美空ウイルスの中の人です:2006/05/08(月) 00:22:40 ID:???
今日は疲れたorz
俺もう今日は書けないな。

しばらく投下してない『帰り道』だけど、ウイルスが猛威を奮っている間はお休みします(´・ω・`)
同時進行は難しいし。

>前スレで流れてしまった"ちびちう絵"を悔いていた方へ
別の機会に、他の絵と一緒に再うpさせていただきます。次回は流れにくいロダを使います。すいますんでした(´・ω・`)
27マロン名無しさん:2006/05/08(月) 00:22:58 ID:???
ごめん。正直おもしろいわ。
28マロン名無しさん:2006/05/08(月) 00:34:31 ID:???
 空ウイルス面白すぎwww
なんかノリがコメディ版バトロワっぽいよwww

空気脱出ガンガレ、夏なんとか!
29マロン名無しさん:2006/05/08(月) 00:36:22 ID:???
千雨×桜子X

注:防犯上の都合で一部伏字になってます。

千雨「ケッ、面白くねぇ。おい100円」
桜子「あ、うん」
今日の千雨ちゃんはご機嫌斜めです。煙草をくわえてゲームセンターで遊んでるの。
ゲームの代金もう3000円近く使ってるけど、全部私のお金なんだよね…
原因は分かってるの、私と千雨ちゃんはさっき柄の悪い人たちにナンパされて連れて行かれそうになったの
それで必死になって逃げたんだけど、千雨ちゃんは制服が破れちゃった挙句別の柄の悪い人にガン飛ばして
また騒動になっちゃの…だから今は下手に刺激しないようにしてるんだけど…

千雨「あークソ!帰ぇるぞ!」
桜子「うん」
堂々と煙草を床で踏み潰して帰ろうとしたところに…
千雨「……さっきのムカツク野郎の車ハケーン」
桜子「千雨ちゃん…何をするの」
千雨「ギる」
ええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!

ガチャ

千雨「へっ、鍵もかけてねぇで無用心だな」
桜子「だめだよー。ばれたらシャレじゃすまないよ!それに鍵ないじゃん」
千雨「んなもんキーシリンダーの●●●をドライバーで…(バキッ)…この車の配線はネットで入手済みだ。
   (カチャカチャ)やっぱな、●●●と●●の配線を直結させてっと(バチッ)」
キュルルルルルルルルル ドゥン
30マロン名無しさん:2006/05/08(月) 00:37:05 ID:???
千雨「へへへ、楽勝楽勝。乗れよ」
桜子「慣れてる…」
ああああああ〜〜〜〜千雨ちゃんが悪の道に進んでいく〜、そしてそんな千雨ちゃんに付いていく私…(泣)。


山の中
千雨「ふぅ、何とかポリ公に見つからず隠れることが出来たな」
桜子「あわわわわ…どうしよう…捕まったらどうしよう…」
千雨「おっ、このカーステレオ最新のじゃん。ヤフオクで売ろう」
桜子「だめだよ〜これ以上罪を増やさないで〜」
千雨「(ガチャ)おー龍宮か。今から指定する場所に来てくれないか」
千雨ちゃんは全く聞いてくれません。

千雨「さてと」
すると千雨ちゃんは私にヤスリを渡し、ボンネットを開いたの。
桜子「やめたほうがいいよ〜、絶対バレるよ〜」
千雨「あ?大丈夫だって、お前はこいつでこの●●●を削れ、あと●●●●と●●●を外して
   ●●●は縦に折ってどこかに1メートルくらいの穴に埋めて、●●は燃やせば証拠は残らないってな
   あっ、指紋は全部拭き取っとけよ」
桜子「…」
千雨ちゃん…どこでそんなこと覚えたの…

そして龍宮さんが乗ってきたストラトス(助手席は千雨ちゃん、私はトランク)に乗って逃げました。
今日ほど千雨ちゃんが怖いと思ったことはありません…
31マロン名無しさん:2006/05/08(月) 00:40:39 ID:???
>>25
メロスwwwつか、帰り道の方だったなんて全く気付かなかったYO!
この後、分析隊がどう来るか楽しみw 続きwktkで待ってます!!
>>30
ちう黒すぎwパーツより扱い悪い桜子カワイソスw


今からゆーなのバイト話を投下します。今回もまた珍妙なバイトでごめんなさい
ゆーなと朝倉の台詞がおかしいのは仕様です。テレ○ンよりはディ○ス風かな?
まあ、先に謝っておいた方がいいネタですね。ごめんなさい

では投下開始〜
32ゆーなのアルバイト3:2006/05/08(月) 00:42:29 ID:???
ゆーなのアルバイト3

1/4

「ゆーな、ちょっくらカラダ貸してくんない?」
「やだ。あたしのカラダは亜子のものだっての」
 あたしは即座に朝倉の申し出を却下した。どーせまたさよちゃん絡みなんでしょ……。
「違うって。バイトだってバイト! 話だけでも聞いてよ〜っ!」
 尚も食い下がる朝倉。何やら本当に困っているみたいだ。仕方なく、あたしは朝倉の話に耳を傾けた。
「―――でさ、私は撮影もやんなきゃならないから、人手不足で……」
「ふんふん」
 あたしは神妙な面持ちで頷く。この時点であたしはすっかり乗り気だった。けど、相手はあの朝倉だから、
ほいほい話に乗っちゃったら足元見られかねないもんね。
「けどさ、こーゆー役は村上の方が向いてない?」
 あたしは教室でおしゃべりしていた村上の方に目線を送る。演技といえば彼女だもんね。まあ、恐らくは
とっくに交渉した後だろうけど……。ちなみに村上はハカセと二人っきりでラブラブオーラを放ちまくってる。
あーあ、あたしも亜子とおしゃべりしたいけど、亜子はサッカー部のミーティングに出掛けちゃったんだよね〜。
「村上いわく、『カメラの前で演技するなんてムリムリッ!』だそーだ……」
 朝倉はモノマネを交えて説明してくれる。うーむ、イマイチ似てない……。
「つーコトで、後はこのテの番組のノリを理解してて、物怖じしない人を当たってるワケで……」
「―――で、あたしに白羽の矢が立った、と」
「明後日が収録予定日なのよ〜っ! 日当七千円でお願い!」
「昼食付きで八千円なら」
「そこをなんとかっ!」
「あたしキャプテンだから、あんま部活サボるワケにもいかないんだよね〜?」
「ああもう! 八千円でいいですから!」
 おや、あの朝倉があっさり折れた。……しまった、さてはまだまだ予算に余裕があるな。
こりゃ設定金額を読み違えたかな。ま、この条件ならいっか。
「じゃあ、明後日の朝九時に中等部の放送室だからね〜っ!」
 そう言って朝倉はばたばたと駆け出していった―――
33ゆーなのアルバイト3:2006/05/08(月) 00:43:36 ID:???
2/4

 それから一週間後の夜。千雨は日課となっているHPの更新を終えた。もうすぐ午前三時だ。ザジの方は
とっくの昔に眠っている。だが、千雨は全く眠気を感じていなかった。
「やべえな……。明日も学校だってのに……」
 仕方なく、千雨はテレビのリモコンを手にした。そして、退屈そうな番組はないか、と適当にチャンネルを
ころころ変えてみる。と、そこで千雨の手が止まった。
「―――なんだこりゃ?」
 やっていたのは通販番組である。だが、画面に映っているのは、千雨のよく見知った顔だったのだ。
チャンネルを確認すると、どうやら麻帆良ケーブルテレビのローカル番組に合わせていたようだ。
「ふん。退屈しのぎに見てやるか」
 画面の中で司会をこなす朝倉を見て、千雨はダメ出しする気まんまんで不敵な笑みを浮かべた―――

朝倉「さあ、続いての商品はこちら!」
 朝倉の合図で画面が切り替わる。すると、スタジオに現れたのは裕奈であった。
「け。明石の奴まで引っ張り出したのかよ……」
 千雨は思わずつっこみを入れる。だが、彼女が忙しくなるのはここからであった。

裕奈「HAHAHA。やあ和美、今日はスゴイ商品を持ってきたんだ」
朝倉「まあ! それがウワサの『もっこり真名さん』ね!」
裕奈「これさえあれば女同士のカップルも安心サ! まずは実際に利用したモニターの声を聞いてみようか」

「アホかこいつら……」
 わざとらしい外人口調で話す二人に、千雨はとてつもない脱力感を感じていた。
 画面が切り替わり、見慣れた廊下が映し出される。
「おいおい、これって女子寮じゃねーか。よく撮影許可が下りたな……」
「ちう……?」
 背後からザジの声。どうやらテレビの音で目を覚ましたようだ。
「お、ザジも見るか? バカ共がくっだらねー事やってっぞ」
 こうして千雨とザジは二人で寄り添いながら番組を観る事となった。
34ゆーなのアルバイト3:2006/05/08(月) 00:45:06 ID:???
3/4

 画面は次々とモニターのインタビューを映していく。
T宮M名「この薬のお陰でアキラとの仲も安泰だ! この私の百合棒は最高だからな!」
K衛K乃香「これ使こたらせっちゃんがかわええ声で鳴くんよ〜」
C鈴音「我ながら恐ろしいモノを発明してしまたヨ……」

「てゆーか、龍宮には元々付いてんじゃねーか」
「……百合棒?」
「それに開発者自らインタビューされてんじゃねーよ」
「ちう、百合棒って?」
「ザジは一生知らなくていい代物だ」
 千雨の返事は素っ気無い。まあ当然か。ザジに百合棒が生えた場合、その標的となるのは自分なのだから。
 だが、テレビが次の場面を映し出した瞬間、ザジの表情が変わった。

裕奈「どうだい和美? この『もっこり真名さん』があれば一発でステディな関係になれるのサ!」
朝倉「女同士のカップルには必需品ね!」
裕奈「おやおや、和美はすっかり『もっこり真名さん』の虜だね! HAHAHA!」
朝倉「超春館製薬から発売の『もっこり真名さん』! 今なら5回セットでお値段は19.800円!」
裕奈「今回は特別に万能クリムゾン型媚薬『びくびくせっちゃん』もサービスだ!」
朝倉「お申し込みはこちら! 0120−まほら−まほら! 0120−まほら−まほらまで!
深夜ですのでお掛け間違えのないように―――」

「ステディな関係……。必需品……」
「あの、ザジさん? なんで携帯を取り出してるのかなあ?」
「私も欲しい、『もっこり真名さん』……」
「だああっ!? やめろやめろやめろおぉぉーーーっっ!!! そ、その薬はシャレになんねーっての!!!」
 千雨が必死でザジを説得している間も、朝倉と裕奈による怪しげな商品の紹介が続いていたという……。
35ゆーなのアルバイト3:2006/05/08(月) 00:46:05 ID:???
4/4

「おい明石」
 あの放送から数日後。学校に来るなり、あたしは隣の席の長谷川に話し掛けられた。
「長谷川から話振ってくるなんて珍しいね。何の用かにゃ?」
「何の用かにゃ、じゃねえっ!! テメーらのバカ番組でやってた商品の事だ!!」
 もの凄い剣幕でお怒りになってらっしゃる。ど、どうしたんだろ。
「あんな不良品よこしやがって……! お陰でこちとら毎晩寝不足だっつーの!」
「あ、あたしは只のバイトだから、苦情なら朝倉に……」
 と、ここで長谷川が何を購入したのか気になってしまった。
「ねえ、長谷川は何を注文したの?」
 すると長谷川は何故か顔を赤くしてしまう。もしかして……!
「まさかもっこり―――」
「その先を言うなあっ! 私が買ったんじゃねえ! ザジの奴が……!」
「え、えーと、何といいましょうか、ご愁傷様です」
「お陰で今朝も腰いてーよ……」
 あの薬を実際に買う人がいるなんて……。長谷川もとんだ災難だね……。
「取り合えず苦情なら番組責任者の朝倉に……」
「あのボケ、超のヤローと一緒に中国の奥地に潜む謎の生命体を追って取材に出掛けやがったんだよ!!」
 うーむ。さすがは朝倉、素晴らしい逃げ足だ。
「まあ、ザジさんの愛だと思って、頑張りなよ……」
 あたしはあさっての方向を向きながら、長谷川に慰めの言葉を掛けてやるのであった―――

(おしまい)

注:某先生を見てない方へ
『もっこり真名さん』とは、百合棒が生えてくるお薬です。副作用としてcv:若本規夫となり暴走します
ようするに発情した真名さんそのものですね

ちなみにハカなつと古×楓はピュアカプなのでモニターから除外しました
36マロン名無しさん:2006/05/08(月) 00:52:21 ID:+GvEbhtk
刹那やアキラはピュアじゃないのか・・・
37マロン名無しさん:2006/05/08(月) 00:55:50 ID:???
相手が悪すぎw
38マロン名無しさん:2006/05/08(月) 00:57:09 ID:???
>>32
ちょwwwwもっこりwww
ザジ、百合カプはピストンだけじゃないんだよwww



無駄に長くなっちゃったけどザジちう投下〜
39君とペット:2006/05/08(月) 00:59:37 ID:???
「ただいまー……」
疲れた顔をして、私は自室の扉を開く。
鬱陶しいことに、佐々木が近くにいないのに大河内アキラのそっくりさん(名前なんつったっけ?まぁいいか)と会ってしまったのだ。
喋って「偽物め!成敗!」とかいうわけのわからない展開になるのは御免なため、言葉を発しないでイケニ……龍宮と引き合わせるのにかなりの時間と労力を費やした。
サーカスの練習があるからと途中で分かれたザジの方が、おそらく早くに帰宅しているだろう。
「………ザジ?」
ドアを開けようとドアノブに手をかけ手前に引くも、向こうが引っ張り返しているのかドアが重くて開けられない。
無理矢理開けてもよかったが、もしザジを怒らせるようなことをしたなら謝りたい。
そう思って、ドアノブから手を離し、ドアの向こうの愛しい人に声をかけた。
「………ちう、怒らないで聞いてね………」怒る?
なんだ?ザジの方が何かしでかしたって言うのか?
「あのね、さっき道端でイジメられてる捨て猫を見たの………大きいし、ちょっと臭うけど、その………」
「ほっとけなかったと」
少し拍子抜けするほどの謝罪に、なんだかザジらしさを感じ思わず口許が緩んでしまう。
40君とペット:2006/05/08(月) 01:01:44 ID:???
「ま、でも動物の扱いには慣れてんだろ?私のPCや衣装をダメにしないって誓えるか?」
「う、うん!」
ドア越しなため見ることは出来ないが、おそらく頭を何度も縦に振ってるだろう。
頭の中にその光景が浮かび、思わず顔全体がゆるんでしまう。
「私は世話の仕方とかわかんねぇけど、ちゃんと世話できるよな?」
「うん!うん!」
「なら、今回だけは飼ってもいい」
「(*≧∀≦*)」
猫かぁ、鳥だけでもかなりの時間取られるのに、猫まで増えたらさらに二人の時間が減るなぁ。
きっと三日くらいは猫の方にかかりっきりだろうし……あぁ、憎たらしいぜまだ見ぬクソ猫。
「ありがとう、ちう……」
憎たらしいけど、却下できるわけねぇよなぁ。
ザジに嫌われるのももちろんツラいが、なによりザジに悲しまれるのが一番ツラい。
41君とペット:2006/05/08(月) 01:03:57 ID:???
ご機嫌なザジによってようやくドアが開かれた。
「さぁて、いったいどんな猫なのかな……と」
これから同居する相手だ。気にならないわけがない。
捨て猫だと言っていたため汚いだろうと思っていたが金色の毛並みは美しく、警戒心に満ちた瞳はとても澄んでいる。
予想の数倍も大型で、ハイエナすら仕留められそうな鋭い爪やシマウマを美味しくいただけそうなほど巨大な牙を持つソイツ。
詳しくないため種類まではわからないが、まず間違いなくソイツは虎にカテゴリされる動物だろう。
「これ、猛獣って言わないか?」
「……猫は猛獣じゃないよ?」
ザジはきょとんと首を傾げてる(そしてその姿はたまらなく可愛らしい)が、これはどう考えてもおかしいだろう。
少なくともベッドを丸々占領してやがるコイツは絶対大型の猫なんてものじゃない(ザジの奴、わかって言ってんじゃないだろうかと少し疑いたくなるくらいだ)
「つーかなんでこんなヤバいのが捨てられて……」
そこまで言って、ふと思い出した。
さっき、コイツがいじめられてたとか言ってなかったか?
「なぁ、ホントにコイツいじめられてたのか……?」
42君とペット:2006/05/08(月) 01:05:49 ID:???
「うん……青い服着たおじさん達が網とか持って追い掛け回してた……酷いよね」
「それ捕獲作戦だろ捨てられたんじゃなくて脱走だぞ十中八九ッ!」
ヤバい。これはヤバい。テレビつけたらコイツのことが報道されてるんじゃなかろうか。
「とにかく元いた場所に返してらっしゃい!」
グルルルル………
「な、なんだよ……おいコラやめッ………」
ギャーーーーッ!

「だ、大丈夫ちう?」
「血まみれのこの姿が大丈夫に見えるのか?あぁ?普通なら死んでるぞ」
「じゃ、じゃれてるんだよ……甘噛みだし……」
「私には殺す気でやったとしか思えないんだが」
「そんなことない………この子が本気出してたら、ちう今生きてないよ……?」
「その話聞いて飼育許可する奴がいると思うのか」
こんな危ない奴置いておけるか!
さっさと通報して引き取ってもらわなくちゃ………
「ま、待って……もう二度と噛ませないから………ほら、とらも謝って」
「いや、もう少し名前捻れよ」
受話器を取ろうとした私の手をザジが掴む。上目使いにやられた私は、あっさり受話器を置いてしまった。
「ひっかくのも無しだ、わかったな」
「………うん!」
ヤバいな、甘すぎるぞ私。
43君とペット:2006/05/08(月) 01:07:45 ID:???
「………ザジ……」
「ん………ちう………」
抱きついてきたザジの太股に右手を這わせ、激しく唇を貪る。
虎の飼育を許可したんだ、少しくらい欲望を全面に出してもいいだろ。
「ふぁっ……そこは………」
ベッドは虎が占領してるため、スカートの中に手を忍ばせながら床にザジを押し倒す。
「グルルル……」
「あ……噛んだり……ひっかいたらダメ……だよ……ひぁっ」
牙を向き立ち上がる虎をザジが注意する。
大好きなザジをいじめてるように見えるのだろうか。
「ちう……今日はいつもと違って積極的………」
「たまにはいいだろ……?」
虎とはいえ、見られてると興奮するな。
ザジの言うことは聞くみたいだし、噛まれる心配はないんだ。ザジの乱れる姿を見せ付けてやるか。
そういう使い道があるならペットも悪くないかも。
「やッ……ちうダメ……そこはッ………いやぁぁぁぁぁぁッ」







「あ、ザジさん。千雨さん今日お休みみたいですけど、何かあったんですか?」
「………虎に……体当たりされて……怪我を………(T△T)」
「………?Σもしかしてトラックに撥ねられたんですか!?」
「(T△T三T△T)………いじめられてたわけじゃないのに………」
「……………?」
44マロン名無しさん:2006/05/08(月) 01:17:47 ID:???
ちょwww最後ザジ虎って認めてるwwwww
45マロン名無しさん:2006/05/08(月) 01:20:41 ID:???
スレの頭から千雨大忙しだなwwwwww
46朝倉:2006/05/08(月) 01:26:05 ID:???
前スレで言おうか迷ったんだけど…
さよちゃん、【ネギま!】だよ。びっくりマーク次から付けてネ(^Д^ゞЖ
47マロン名無しさん:2006/05/08(月) 01:43:46 ID:???
そろそろラジオの季節。
48マロン名無しさん:2006/05/08(月) 01:57:30 ID:???
分析の方、PC修理中なのかな?
49マロン名無しさん:2006/05/08(月) 02:00:44 ID:???
>>18-20
流れが早いから亀レスに見えるが、そんなことはないと信じたい。
すっごくハートが温まった(=´д`=)GJ

>>48
そうらしいね。
とりあえずwktkして待ってましょう。
50マロン名無しさん:2006/05/08(月) 02:39:14 ID:???
>>35
スマン……アメリカ通販口調だとキューピットジョンが出てくるんだ……
5135:2006/05/08(月) 04:01:31 ID:???
俺の頭は何年も前からブラッドリー・レイマンにとり憑かれてます

キューピットジョン、ってーと・・・、ラブやん?(間違ってたらごめん)
その手があったか!!ラブ時空から例の矢を出してきて
新カプを次々と・・・。キャスティングどうしよ・・・。



どう見てもこれ以上の掛け持ちは不可能です。本当にありがとうございました
52美空:2006/05/08(月) 16:11:02 ID:???
分析隊が…分析隊がやってくる音がする!
53マロン名無しさん:2006/05/08(月) 16:20:28 ID:???
    ⌒●__●⌒
      ヽ|・∀・|ノ  呼んだアルカ?
      |__|
       | |
54美空:2006/05/08(月) 16:53:14 ID:???
>>53を倒すみんなの味方、  ちゃん参上!
55マロン名無しさん:2006/05/08(月) 17:01:01 ID:???
さあ!みんなでくぎみーお姉ちゃんを呼ぼう!!


せーーの!!!
56マロン名無しさん:2006/05/08(月) 17:03:44 ID:???
くぎみーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん
57マロン名無しさん:2006/05/08(月) 17:04:03 ID:???
マジカルボマーたーん!
58史伽:2006/05/08(月) 17:05:05 ID:???
円お姉ちゃーん!!
59マロン名無しさん:2006/05/08(月) 17:30:56 ID:???
く−−−ぎー−ーみーーーん
60マロン名無しさん:2006/05/08(月) 17:52:46 ID:???
くぎみん言うな
61マロン名無しさん:2006/05/08(月) 18:15:36 ID:???
        lヽ  斬岩剣!
        l 」   __●⌒
γ´ ̄ソζ⌒ヽ‖..ヽ.ノ∀・|ノ  ア゛ル゛ウゥゥゥゥゥゥ!!
ノリ√ヽヾ)リ|∩ . |__|
..d| ゚ -゚ノl彡    | |
∠二i=⊂彡


62爆破少女本気狩るボマー釘:2006/05/08(月) 19:10:52 ID:???
                                           ドゴォ
          ,. :──-、_                 . ’      ’、   ′ ’   . ・
       /´::::::イ::::::::::::::ヽ:::.ヽ         、′・. ’   ;   ’、 ’、′‘ .・”
       /. // :' |l:.::li.、:::::::ヘ`. :.ヽ          ’、′・  ’、.・”;  ”  ’、
     /./. :./::|..:i :||::::|| ヽ:::::ヘ:ト、 :.ヽ      ’、′  ’、  (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”;
     ,'.:,'.:::/:::i:|:::|:::ll::::lゝ Uヽ :::l:::l:::::.|        ’、′・  ( (´;^`⌒)∴⌒`.・   ” ;  ’、′・
    ,'.::i:::::ll::::|:!:::l:::|| :::l _, -ゝ!:::| ::i:l      、 ’、 ’・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;ノ、"'人      ヽ
   ,':,イ::::::七'!「`丶jl ゞ'´ ヽ l:::::!:::|:|           、(⌒ ;;;:;´'从 ;'   ;:;;) ;⌒ ;; :) )、   ヽ
   !」 L_ヤ,r┬ ミ   =ヤ¬j::::|1!j           ( ´;`ヾ,;⌒)´  从⌒ ;) `⌒ )⌒:`.・ ヽ    ,[]
      |::::::i` ゝ'     ゝ '7:丿リ      ′‘: ;゜+° ′、:::  ::>>52-57・59⌒(,ゞ、⌒) ;;:::)::ノ    
      |::::::ト """     """/ヶ'            `:::、 ノ  ...;:;_)  ...::ノ  ソ ...::ノ
      レ'⌒丶、  r ‐z  /'/
             `7: 、_, ィ'´|/ ′
           / l.    ,ハ
         /| ゝ  /  |`丶、
63マロン名無しさん:2006/05/08(月) 19:12:33 ID:???
前スレは容量満杯になりました
64マロン名無しさん:2006/05/08(月) 19:32:11 ID:???
今スレも夏なんとかって呼ばなきゃならんのか………
65マロン名無しさん:2006/05/08(月) 19:39:36 ID:???
>>64
ウイルスが夏なんとかの設定を解除しない限り空気だな
66マロン名無しさん:2006/05/08(月) 19:41:19 ID:???
>>62
ちゃんと妹見分けてるw
67美空ウイルス.exe【ver:7.1】:2006/05/08(月) 20:12:36 ID:???
ここは何処?
暖かくて寒い…変な気分。脳裏に焼き付いた、ちづ姉の必死な顔。あれから、何が起きたんだろう…。私、どうしちゃったんだろう。
霞の中にいるみたい。何もかもが揺らいでいて、これと定まっていない世界。私、誰だっけ?
握ったり開いたりして手の感触を確かめる。掌を見つめると、透き通っていた。

空気になるって、こういうことなんだ…。
私は生きてるのかな?
皆はどうしてるんだろう?

村上夏美という自分の存在は、どうなってしまったんだろう?

「気付いたカ?」
だっ、誰?
「名乗るつもりはないネ。しかし、今の村上さんを認識できる存在のひとつ、とでも紹介しておくヨ」
私は、生きてるの?
「死んではないネ。概念的には生きていると言えるヨ」
あなたは、どうやって私に話し掛けてるの?
「それは言えないヨ」
じゃ、じゃあ…私は元に戻れるの?
「もうすぐ戻れるはずネ。そうプログラムしたネ」
ぷろぐらむ?
「なっ…なんでもないヨ」

それを最後に、その声は聞こえなくなった。誰だったんだろう…。でも、私、戻れるんだ。
待っててね、ちづ姉…。もうすぐ、帰るから。

【つづく】
68ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊:2006/05/08(月) 21:05:00 ID:???
ゆえ「ゆえと」
ハルナ「ハルナの」

『ザジちうスレ・傾向分析〜!』
ゆえ「前編です」

ゆえ「最近のスレ内での各キャラの扱われ具合を分析する『傾向分析』、7回目になりました。
    実は今回放送室が改装中のため、ある方の協力を――」
エヴァ「……おい綾瀬夕映」
ゆえ「はい?」
エヴァ「貴様がこの別荘にいるのは百歩譲っていいとしよう。だがな……」
ハルナ「やっほ〜エヴァちゃん。別荘持ってたなんてびっくりだよ〜」
エヴァ「これはどういうことだ! 何故『こちら側』に関係のない早乙女がここにいる?」
ゆえ「ちゃんと目隠しして耳栓してダ○スベ○ダーの曲で連れて来ましたですが」
エヴァ「答えになっとらぁぁぁぁんっ!」

<この番組は
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃     ノノ                               .┃
┃   〃 ´⌒`ヽ.                               ┃
┃  Ki ((ハレ))〉  *  『抱き枕から夜のオカズまで   .┃
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┃  (( ⊂リ.水'||つ  ,*                        ┃
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┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛と
  『花より大人の味のお団子はいかが?』鳴滝製菓の提供でお送りいたします>
69ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊:2006/05/08(月) 21:05:31 ID:???
ゆえ「改めて今晩は。今回の傾向分析は放送室が改装中のため、エヴァンジェリンさんの別荘からお送りいたします。
    ちなみに現在こちらの時間は午前1時です」
ハルナ「へ? 『こちらの時間』?」
エヴァ「貴様は知らんでいい事だ。ほれ、さっさとラジオとやらを終わらせてしまえ。私は忙しいんだ」
ハルナ「なんかひっかかるなぁ……まぁいいわ、あとでゆえゆえを問い詰めておくから。
     さてゆえ吉君、新ランキングの説明をお願い」
ゆえ「はいです。今回から『傾向分析』ではランキングのカウント形式を新しくすることになりました。
    具体的には以下の基準からの『ポイント制』で判定するです」

・明確に主役なSS、イラスト等:3ポイント
・明確な主役がいない、複数主役:2ポイント
・名前欄ネタ、セリフなし、AAネタ:1ポイント

ゆえ「ちなみに同率順位の場合は【登場回数の少ない方】を上位とするです」
ハルナ「つまり、回数は少なくてもそれだけ強力な『存在感』を持ってる、って判断するわけね」
エヴァ「下らんな、全く……」
茶々●「早乙女さん、マスターのポイントを20ほど私に」
エヴァ「ごめんなさい調子乗りました空気はやめてください」

ゆえ「……さて、肝心のランキングに移るです」
ハルナ「まずは上位15名、イってみよう〜!」
70ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊:2006/05/08(月) 21:06:02 ID:???
1位:龍宮真名:71
2位:早乙女ハルナ:54
3位:桜咲刹那:49(24)
4位:長谷川千雨:49(26)
5位:和泉亜子:48
6位:鳴滝風香:47
7位:明石裕奈:45
8位:大河内アキラ:42
9位:春日美空:41
10位:長瀬楓:40
――ここまでスレの中心――
11位:村上夏美:39
12位:Zazie Rainyday:36
13位:鳴滝史伽:31
14位:Evangeline.A.K.McDowell:29(14)
    雪広あやか:29(14)

ハルナ「見えない、隊長が見えない」
ゆえ「実は今回、龍宮さんの登場回数は36回。今までの独走ぶりを考えると恐ろしいほど減ってるです」
ハルナ「むしろ登場回のほとんどが主役、ってことね。なにこの結果ふざけてるの?」
エヴァ「ほう、私と雪広が同率か……あの娘も出世したものだ」
ゆえ「登場回数まで一緒ですね。さて、続いて下位の発表になります。運命の空気は一体誰になるでしょうか」
71ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊:2006/05/08(月) 21:06:36 ID:???
16位:超鈴音:27(12)
17位:葉加瀬聡美:27(13)
18位:綾瀬夕映:26(12)
19位:釘宮円:26(15)
20位:神楽坂明日菜:25(12)
    宮崎のどか:25(12)
22位:絡繰茶々丸:25(14)
23位:柿崎美砂:22
24位:朝倉和美:21(9)
    近衛木乃香:21(9)
26位:佐々木まき絵:20
――ここからデッドゾーン――
27位:四葉五月:19
28位:椎名桜子:18(9)
    那波千鶴:18(9)
30位:古菲:17

【空気】相坂さよ:14

ゆえ「というわけで、今回の空気は相坂さんとなりましたです。残念ながら2度目ですね。
    後程スタッフから記念品と――おや? なんでしょうか、この小包は」
ハルナ「えーと『親愛なる空気へ愛を込めて シスターM』……まぁいいや、多分記念品でしょ」
エヴァ(何か猛烈に嫌な予感がするんだがな)
ゆえ「それでは続いてキャラ別の分析に移るです」
72ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊:2006/05/08(月) 21:07:07 ID:???
〜1番:相坂さよ〜

ゆえ「ええと、いきなり今回空気に決まってしまったさよさんです」
エヴァ「登場回数8回。クーフェイと同率だが、ポイント差が出たようだな」
ハルナ「これはキツイわ〜。スレ立てしたときの危惧が図らずも当たっちゃったわけね」
ゆえ「皆さん、新たな活躍の場を少しづつ開拓してますからね……」

〜2番:明石裕奈〜

ゆえ「登場回数22回。まぁ、順当なポジションだと思うです」
ハルナ「すっかりにゃんころりんで定着したなぁ。安定期ってカンジ?」
エヴァ「和泉とともに、か。全く仲のよろしい事だ」
茶々●「……。」

〜3番:朝倉和美〜

ゆえ「このかと同率です。前回かなりの登場数を誇っていただけに、この急落下はどうしたのでしょうか」
エヴァ「相坂とのつながりも今回はあまり見られなかったようだな……」
ハルナ「空気となったさよちゃんともう一度会うため、必死にウィルスの原因を探す和美!ああ、絵になるなぁ……」
ゆえ「……妙な現実感が出てきましたね」
73ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊:2006/05/08(月) 21:07:43 ID:???
〜4番:綾瀬夕映〜

ゆえ「登場回数は12回。円さんにぎりぎり勝ってる状態ですね」
ハルナ「回数だけ見ると結構危険だけど、ポイントで逆転できちゃうのが新ランキングの恐さかな」
エヴァ「主役を多く張るか短編に多く出るか……ということか」

〜5番:大河内アキラ〜

ゆえ「登場回数21回。一時に比べるとずいぶん勢いが落ちて来ましたね」
エヴァ「あの美空と1ポイント差だろう? やはりMの存在が大きいのかもしれんな」
ハルナ「そういえば龍宮さんに頼んどいたエクスカリバー、まだかな〜」

〜6番:柿崎美砂〜

ゆえ「登場回数11回で22ポイント…一番コンスタントなポイントの取り方をしてるです」
ハルナ「逆にいえば、主役SSが殆ど投下されてないってことでもあるかもしれないけど」
エヴァ「とりあえずウチの酒を返せ。話はそれからだ」
茶々丸(半分は姉さんがこっそり持ち出してるんですけどね……)

〜7番:神楽坂明日菜〜

エヴァ「タカミチにフラれて以来、すっかり雪広に夢中らしいな」
ゆえ「のどかと同率ですか…そういえば前回はかなりの高位にいたはずなのですが」
ハルナ「いいじゃない、今回も図書館組は全員デッドゾーン脱出達成よっ!」
74ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊:2006/05/08(月) 21:08:16 ID:???
〜8番:春日美空〜

ゆえ「登場回数実に25回。通常の回数ランキングならなんと4位にランクインしてるです」
ハルナ「え、嘘…ああっ、おねーさんと1回差じゃない!」
エヴァ「やはりウィルスの影響か…? いや、むしろ回数の割にポイントが伸びていないな」
ゆえ「端的に言えば、やはりポイントのロスが多いのですよね」

〜9番:絡繰茶々丸〜

ゆえ「登場回数14回。ポイントだけ見ればのどかたちに並ぶのですが、これがランキングマジックです」
エヴァ「14回ということは…ふむ、少し回数は落ちているようだな」
ハルナ「ネピアの季節も過ぎちゃったしねぇ」
茶々●(つまり私がマスターの代りに主役になるネタを見つければ……)

〜10番:釘宮円〜

ゆえ「登場回数15回。マジカルボマーなどでの活躍が目立ちますが、あまりポイントが伸びてませんです」
ハルナ「ふーん、でもまだまだ伸びていきそうよね。マジカルボマーの投下開始はスレの後半からだったし」
エヴァ「しかし爆破されても爆破されても蘇るあの2体……真祖並だぞ?」

ゆえ「……といったところで今日も放送時間が来てしまいましたです」
ハルナ「エヴァちゃん、出演した感想は?」
エヴァ「全く、疲れるだけだ。さっさと放送室の修繕を終わらせる事だな」
ゆえ「……下手したら次回もここからの投下になるわけですが」
エヴァ「な、なんだtt(ry」

<この番組は『抱き枕から夜のオカズまで漏らさずカバー』の雪広社と
  『花より大人の味のお団子はいかが?』鳴滝製菓の提供でお送りいたしました>
75マロン名無しさん:2006/05/08(月) 21:15:55 ID:???
>>68-74
GJなんですが、亜子タンは何処に…
76マロン名無しさん:2006/05/08(月) 21:18:44 ID:???
亜子にゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああ?!
77マロン名無しさん:2006/05/08(月) 21:30:44 ID:???
次はさよが、美なんとかウィルスの標的になるのか、可哀想になぁ・・・
78マロン名無しさん:2006/05/08(月) 21:34:53 ID:???
でももともとあんまり見えないしなぁー・・・w
79マロン名無しさん:2006/05/08(月) 21:38:57 ID:???
ラジオの人は亜子にゃんになきつかれたマジカルボマーにドカンか‥
80亜子:2006/05/08(月) 21:44:31 ID:???
          , -───- 、
       ,.. :':´::::::::::::::::::::::::::::::::`丶、
      /::::::::::::::::::::::::::. 、:::::::::::::::::::::ヽ
.   /::::,::::::/::,1:::..:::::::::: i::ヾ::::ヽ::::ヽ:::::\
   /.::::::/ :::/|::ハ::::i :. :::::: |::.:! ヽ::ヾ:::::ヽ::: ヽ
.  /.: :::. !:::::' !:l 入! .:. .::: : l:`ト乙:::l ヽ:::i. :.ヽ::!
. ,':!.:...: :l:::;' 」イ ヾ、 .::. : :::.ト.:|,.二弐¬‐! ::|:l:::l
 |::l::::..:::|ィ'´,.ィ七_ヾ 、::::. :::j ! r= 、ヽ.ヾ::::|::!:::!
 l::|:::::::::|:|〃 f'`o ヽ ヾ.、.::::!  とP ミL}! |:::l::ト.:l
  !:!:::::::::ヾ{!ノ=ラフ´//∨//丶. 〕 .!:/::,' l|
  l:|!::::::::l::ヽY´!   ,  -── 、   i ! ,'/ ::ハ |!
  ヾ.ヽ:::::ヽ::`!│  f       i.  |│i1:::イ:::l ヒドイ!!!酷すぎるで!!!
   `ト、::::::ヾゝl  !       l │|',イ:/::ト;ヽ  鬼畜や!!アンタは鬼畜や
    j:::!\::ヽ.ム  ヽ.      ,'  j,ィ」;イ::::| `ヽ  うああああああんん!!!おかーさーん!!!
    !:/l:::|冫´>、¬ 丶、  ノ ∠ ヘ  ヾ:l
.    レ  ,:|i ´  '⌒ゝ-、_ ィ─  `    ヾ─- 、
     _」!        l !        〉 1 \
    / ヾ        i' u         /  l !   \
.   /   ヽ      Y  |      / ヽl      ヽ
81マロン名無しさん:2006/05/08(月) 22:11:56 ID:???
あ…亜子は要らない子…
82マロン名無しさん:2006/05/08(月) 22:20:40 ID:???
今度は亜…がウィルスの餌食になったのか?
83マロン名無しさん:2006/05/08(月) 22:26:57 ID:???
亜…先生の危機だな
84ミラー第4話:2006/05/08(月) 22:31:33 ID:???
美空がソファーの上でしきりに両足を掻きむしっていた。どこか落ち着かない様子を見せている。
そんな美空の様子を見た朝倉が、美空を落ち着かせようと、冷蔵庫からウーロン茶を出して、2人分のコップを
テーブルの上に置いた。美空がそれを取って一口含む。

朝倉がシャワールームの中でずっと考えていたのは、ネギの体に異変が起きたのか、それとも朝倉自身が
何か魔法による“毒”的なものにやられてしまったのか、ということだった。しかし、確かにさっきのネギは異常な
雰囲気を醸し出してはいたが、学校内から既に何か普通ではない気配を感じ取っていた朝倉は、後者の線が
強いと踏んでいた。だとしたら、美空はどうか。もし、誰かが意図的に朝倉を陥れようとして、幻覚めいた何か、
あるいは、エヴァンジェリン宅にあった“転送装置”の様なものでどこか別の場所に来てしまったのであれば、
一番身近にいる美空こそが危険な存在になりうる。場合によっては、先制攻撃もやむなしかもしれない。
何にせよ、まずは出来る限り情報を集めなければ。
朝倉は、話の口火を切った。
朝倉「で、まず、何から聞こうか」
美空「え?あ、そ、そうだね。何から話そうか……」  さっきから動揺を隠し切れていない。イタズラ好きなのに
嘘を吐くのが下手なのは致命的だろう。
朝倉「う?ん、それじゃあ、まず『気を付けろ』ってのから。あれは、何に対してだったの?」
85マロン名無しさん:2006/05/08(月) 22:32:13 ID:???
突然向けられた朝倉の真剣な眼差しに、美空の気持ちがほんの少しだけ揺れ動いた。いつもの朝倉にはない、
微かな優しさが瞳から滲み出ていたからだ。その瞳は、突き付けられた物事は全て全力で取り組み、思い付いた
遊びは全力で味わい尽くす、そんな昔の朝倉の姿を美空に思い起こさせた。
しかし、ここで引き返すわけにはいかない。一人友達を売り渡すだけで、これからの学園生活が大分楽に
なるのだ。このチャンスは逃してはならない。
美空「あれは……。いや、あれは、その……なんとなく、勢いで言ったというか……」
語尾は遠慮がちに萎んでいった。その返答に、朝倉が少し残念そうな顔で、
朝倉「なんとなくってことないでしょ。ハッキリと『誰かに会ったら』って言ったんだから」
美空は額にぐっしょりと汗をかいていた。今までにない程頭を高速回転させ、朝倉を欺く方法を考える。
美空「実は……。実は、最近寮内で不信な人物を見かけるっていう噂があるの……」
朝倉「不信な人物?」
美空「うん……。噂では、寮内に潜む悪霊って言われてるんだけど、そいつはよく大浴場に出没して、誰かに
    取り憑くって話らしいの。あっ、でも、前に3-Aに出た相坂さよって子じゃなくて、もっとおぞましい気配を
    持ってるの。取り憑かれたら最後、人格が恐ろしく変わっちゃうって話らしいよ」
朝倉が頬の辺りをぽりぽりと掻きながら、少し困った様な顔で中空を眺めた。上手く騙せただろうか。何か変な
事を言って不信がられていないだろうか。騙すのは今日だけでいい。この瞬間だけでいい。そんな願いが頭の
中を逡巡する。

神さま……

朝倉「そうか……さっきネギ先生と会って変な感じがしたのもそのせいか」

美空は心の中で大きくガッツポーズをした。
86マロン名無しさん:2006/05/08(月) 22:32:46 ID:???
美空が嘘をつくときは、もう少し表情を隠していた。しかし、今のはあからさまに違っていた。
いつものイタズラっぽい嘘ではない。人を騙す時の瞳の色をしていた。
朝倉は顔には出さないよう努めたが、大きな落胆を感じていた。誰にでも隠し事はある。魔法に関する事だったら
尚更そうだろう。でも美空なら、冗談を交えてでも本当の事を伝えてくれる筈だった。
ネギ先生が悪霊に取り憑かれた? この寮内に潜む悪霊に? その悪霊は、一体いつから潜んでいたという
のか。どうして今まで誰も噂にしていない。そんな噂、この私の耳に入らない筈がない。

仕方がない。これは美空の方から仕掛けてきたのだ。この朝倉和美に、嘘をつこうとした。騙そうとした。
最後のカードを出すしかない。今は何よりも情報が大切なんだから。
朝倉「美空、アンタさ……」
魔法使いでしょ。喉元まで出かかったその言葉を、朝倉は飲み込んだ。
美空「え? な、何……?」
朝倉「あぁ、えっと……」 朝倉は、中空に消えた言葉の続きを探した。
美空の目が怯えきっていた。私は今、何をしようとしたんだ。
脅してでも情報を引きずり出そうとした。本当の事を言わなければ、魔法使いである事をバラす、と。
そういえば、ネギ先生にもそんなような事をした記憶がある。あの頃はまだ何も知らなかったんだけど。
いけない。何も知らないだなんて、そんな言い訳で、また酷い事をしようとしてしまった。
まだ何が起こっているかも解らないのに。美空はただ、自分の身を守ろうとしているだけなのかもしれないのに。
そんなところから引っ張り出した情報に、一体どれほどの信憑性があるというのだ。

朝倉「あ、いや、えぇっと……何でもない」 さっきの美空と同じ表情になってるかもしれない。

そうか。こういう嘘もあるのか。
87マロン名無しさん:2006/05/08(月) 22:39:42 ID:???
とりあえず投下してなかった分と合わせて。


さて、もう少しプレッシャーかけておこうか。



亜子ぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!
88マロン名無しさん:2006/05/08(月) 22:44:31 ID:???
ミラー氏、お久しぶりっ!!GJ!!

亜子ぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
89マロン名無しさん:2006/05/08(月) 22:48:59 ID:???
>>84
ミラーさん、おひさ〜
早く続き続き!

まとめの人じゃないけど、トップページのリンクだけ直してきました。
あれでいいんだよね?
このスレもついに31スレ目です。だからってザジ祭りになる様子はありませんが、ね
90マロン名無しさん:2006/05/08(月) 23:02:36 ID:???
待った!
1位:龍宮真名:71
2位:早乙女ハルナ:54
3位:桜咲刹那:49(24)
4位:長谷川千雨:49(26)
5位:和泉亜子:48
6位:鳴滝風香:47
亜子はいるが?
ごめんよくわからないんだよごめんそれとも何かこれ以外なら教え(ry
91マロン名無しさん:2006/05/08(月) 23:04:55 ID:???
92マロン名無しさん:2006/05/08(月) 23:06:18 ID:???
下のほう読んでいてやっと気が付いた。
これはやはりウイルスにやられたな
93マロン名無しさん:2006/05/08(月) 23:07:05 ID:???
>>90
志村ー、分析、分析!!
5番がアキラになっとるって!!!
94マロン名無しさん:2006/05/08(月) 23:08:26 ID:CWCvxX/w
>>90
キャラ別分析の夕映とアキラの間が一人いなくて番号がその分ズレてんだよ…

…あれ、えーと……だれがいないんだっけ…………?
95マロン名無しさん:2006/05/08(月) 23:10:03 ID:???
ゴメンageた
96美空ウイルス.exe【ver:8.1】:2006/05/08(月) 23:16:04 ID:???
ラジオを聴きながら、美空は小包がスタジオに届いたと確認して、ついに笑いを堪えきれなくなった。
「空気!空気!あいつも空気〜!」
部屋で孤独に、独り空気祭りを開催中だったが、急に虚しさに気付いてしまった。
「考えてみれば、『シスターM』って自ら本名隠してるじゃん…」
とんでもない計算違いだった。ラジオに送りつけたにも関わらず、誰にも"美空"を意識させられていないのだから。
「ちっくしょー!超の奴に騙されたァー!」
この小包をスタジオに送りつければ良いネ!これで美空も有名人ヨ!…とか妙な助言を信じた自分も自分だが。
「そういえば、あの小包の中身って何だったのかな?まぁいいや、興味ねッス」

とりあえず、空気の新入りが出来ることは嬉しい。美空は孤独も忘れて、独り空気祭りを再開した。
97美空ウイルス.exe【ver:8.2】:2006/05/08(月) 23:18:40 ID:???
相坂さよと朝倉和美は、互いに目を見合わせ、部屋に届いたばかりの眼前の妖しげな小包について議論していた。
「絶対に開けない方が良いと思います」
「謎のシスターMが電波ジャックしたのは聴いたけど、まさか番組にまで手を出すとは…」
朝倉は顎を触って、考えを巡らせた。電波ジャックの内容によれば、番組で空気認定されたキャラは存在が消えてしまうらしい。しかし、そんなことが信じられるはずもない。
「そういえば、確か、今朝の出席確認で那波さんが変なこと言ってたよね?」
何かに気付いた朝倉は、さよに尋ねた。
「えーと、"村上夏美って人がクラスにいるはずだ"って」
「そう、それだよ!それから、ネギ先生が出席簿の印刷ミスに気付いて…」
「信じられませんが、電波ジャックの内容とは、言い分が一致してますね」
二人は考えた。そして、ひとつの仮定をしてみることにした。シスターMの発言が正しいとした場合、何が起きるか。
「大変ですよ、朝倉さん!私、消えちゃいます!」
「大丈夫だって。さよちゃん、まだ消えてないから」
そして、やはり二人の視線は小包に注がれる。うん。絶対に開けない方が良い。間違いない。
二人は顔を合わせて頷いた。
「これを開けなければ安心ですよね?」
不安そうに訊く友人を慰めようと、朝倉は気分転換を促した。
「さよちゃん、心配しすぎだよ。ところでさぁ。明日の放課後にでも、彼処に行かない?ほら、西の花畑!」
………。

返事がない。部屋を突然の静寂が支配した。まさか、そんな、まさか。朝倉は浮かび上がる推測を振り払おうと努力した。
「さよちゃん?ねぇ…さよちゃん?…返事してよ」

Action:Virus_Misora【相坂さよ:空気設定を完了】
98美空ウイルス.exe【ver:8.3】:2006/05/08(月) 23:20:53 ID:???
ラジオを聴き終えた千雨は、再びPCの画面と"にらめっこ"を続けていた。
「なんだかなぁ…」
そう呟いて、解読できないウイルスのコードを睨んだ。謎のシスターMとかいう、このプログラムを作ったらしい馬鹿の電波ジャック放送はもちろん聴いた。
"空気"という単語の意味も判明した。ところで、どうやって人の存在を消すというのか?そもそも、相坂さよって誰?

「ああっ!そうか!相坂さよって人物の存在は、もう消えてるのか!」
ありえねー。千雨は冷ややかに自身へのツッコミを済ませた。
「ちうー?」
今の声に、眠っていたザジが起きてしまったみたいだ。千雨はザジをなだめ、PCの画面にお別れを告げることにした。
「ウイルスも訳わかんねぇし、とりあえず今日は寝るか」
千雨はザジの敷いてくれた布団に潜り込んだ。それに続いて、ザジも布団に潜り込む。ところが、お布団は一人分しかない。
はてな?千雨は背中越しに、飢えた野獣の鋭い視線と涎を感じとった。今夜は長そうだ。


千雨とザジがお楽しみの間、PCは勝手に起動した。彼女たちが気付かぬ間に、ウイルスは新たなる三行をログに書き込んだ。

Action:Virus_Misora【村上夏美:空気設定を解除】
Action:Virus_Misora【相坂さよ:空気設定を完了】
Action:Virus_Misora【和泉亜子:空気設定を誤って完了】

【つづく】
99美空ウイルスの中の人です:2006/05/08(月) 23:25:10 ID:???
ちょwwwwwなんで亜なんとかも巻き添え食らってんの?www

完全に想定外の事態なんだけどw
ちなみに、このSSは行き当たりばったりの展開で書いています(´・ω・`)
あ〜あ…、亜なんとかが消えた理由はどうしよう…orz
100マロン名無しさん:2006/05/08(月) 23:36:04 ID:???
なんとなく
101亜子風香 甘えん坊将軍:2006/05/08(月) 23:36:17 ID:???
>>99
そうか・・・アンタのせいだったのか。おかげで亜子が泣いているじゃないか
あやまれ!!あ・・なんとかにあやまれ!!!って、あれ?なんで怒っていたんだっけ?
あと、GJ!! 返事がない・・どうやらしかばねのようだ。と想像してしまった

風香 甘えん坊将軍


1/10
むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな
しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです


さて将軍様、今日はおとなしくお城にいるようです。しかしそれには訳がありました
風香 「予告状?」
あやか 「そうです。昨日このようなものが矢文で届けられました」
そういってあやかさんは将軍様に一通の手紙を見せました
風香 「どれどれ・・・”予告状、明日夜にマ・●ベの壺を頂きに参ります。ねずみ娘より”」
楓 「盗みの予告とは・・・けしからんでござる」
史伽 「怖いです・・」
葉加瀬 「心配しないでください。侵入者は私の装置で皆殺しですから」
夏美 「それが怖いのよ」

風香 「うふふ・・対決・・対決だあ!!!!!」
将軍様、立ち上がって大興奮しています
あやか 「な、何を言っているのです!!!」
風香 「だって侵入者だよ!!!撃退しなきゃ!!!葉加瀬、じぇのさいど計画発動だよ!!!」
葉加瀬 「さー!!いえっ!!さー!!」
それは見事な敬礼でした。葉加瀬さん、のりのりです

かくして将軍様対、ねずみ娘さんの対決が始まったのでした
102風香 甘えん坊将軍:2006/05/08(月) 23:38:18 ID:???
2/10
その日の夜・・・

葉加瀬 「ふっふっふっ・・・こんなこともあろうかと、ちゃんと用意しておきました。見てください”五重塔”です」
お城の一角にそびえ立つ五重塔、昨日はまではなかったのですが・・・
風香 「さすがだね、葉加瀬。一日でこんなおもしろい舞台を用意するなんて」
葉加瀬 「まあ、天才ですから。で、この塔なんですけれども五つのステージが用意されています」
風香 「やっぱり!!!そうこなくっちゃ!!!」
葉加瀬 「で、侵入者はその階の人を倒せば次の階に進めます。それで五階に壺があるわけです」
風香 「うんうん!!!」
葉加瀬 「一階は棒使い、二階はブーメラン使い・・ではなくて、まあ、誰か適当に配置します」
風香 「ボク5階ね!!!」
葉加瀬 「残念ながら5階の配置は済んでいます。ですから1階から4階までの配置を決めてください」
風香 「5階がいいな・・・」
葉加瀬 「もしかすると5階になると出番が回ってこないかも知れませんよ?」
風香 「そっか・・・」
葉加瀬 「で、配置ですけれど・・・」

こうして麻帆良状の夜は更けていきます
103風香 甘えん坊将軍:2006/05/08(月) 23:40:20 ID:???
3/10
ねずみ耳頭巾をかぶり、顔を布で隠して目の部分だけ出した怪しい出で立ち。どうやらこの人たちがねずみ娘さんのようです
ねずみ娘 「何、これ?」 
麻帆良城に進入したねずみ娘さんと付き人さん、立てられた立て札に唖然としています
”壺はこちら→”
ねずみ娘 「馬鹿にされてるのかな?」
付き人 「さて・・」
ねずみ娘 「まあ、いいかな、罠があっても。全部突破してやるんだ」
付き人 「我が命に代えても姫はお守りします」
ねずみ娘 「だから堅苦しいのは止めようよ、ね?」
付き人 「はい」
ねずみ娘 「じゃ、行くね」
こうして何の障害もなく、二人は塔までたどり着いたのでした


ねずみ娘 「ここね・・・」
二人は塔の前に立ち、大きな扉をゆっくりと押しました
ギギィィ・・
きしむ扉はゆっくりと開き、中で灯るろうそくは薄暗く中を演出しています
あやか 「待っていましたわよ!!!どろぼうさん!!!」
一階の番人、それはあやかさんでした
104風香 甘えん坊将軍:2006/05/08(月) 23:41:58 ID:???
4/10
ねずみ娘 「雪広家のあやかさんね。性格はまじめ、性癖は少年好きのこまった変態さん」
あやか 「な、なんですってぇ!!」
ねずみ娘 「まあまあ、お近づきの印にこれでもどうぞ・・」
あやか 「わたくしに買収なんて・・・そ、それは!!!早乙女工房初期の傑作、”尻友岬”!!!」
ねずみ娘 「ま、これはお近づきと言うことで・・」
あやか 「お、お近づきですわね。お近づきを断るなんて失礼ですから・・って、なに、このひもは!!?」
いつの間にでしょうか、ねずみ娘さんの手には平らな布がついた棒が握られているではありませんか
しかもその布はあやかさんに巻き付いて動けないようにしてしまったのです
ねずみ娘 「さすがあの情報屋ね。麻帆良の把把裸津恥の名は伊達じゃないわね」

あやか 「うぐぐ・・・不覚・・」
ねずみ娘 「その本はあげるからさ、おとなしくしててね」
あやかさん、簡単に撃沈されてしまいました

カツカツカツ・・
二人が二階に上がると、そこにいたのは夏美さんでした
夏美 「あうあう・・・来ちゃったよ」
夏美さん。当然戦闘などできるはずもなくおろおろになっています
ねずみ娘 「さあて、あなたは何をしてくるのかな?」
夏美 「な、何も、ひゃあ!!」
と夏美さん、恐怖のあまりでしょうか?転んでしまったようです
ねずみ娘 「大丈夫?さ、手を・・・」
差し出された手を握ろうとした夏美さん、豹変です。いきなりねずみ娘に抱きついて喉元に刃を突きつけたのです
夏美 「動いちゃダメ。ぶすっといくよ、ぶすっと」
ねずみ娘さん、動けません
ねずみ娘 「騙したのね・・・やるなぁ」
夏美 「ごめんなさい。これでも怖くて必死なんだから・・・え?」

夏美さん、もう一人いることを計算に入れていなかったようです
105風香 甘えん坊将軍:2006/05/08(月) 23:43:08 ID:???
5/10
付き人 「命が惜しくば手を離せ」
付き人さんは夏美さんの背後から、容赦なく刃を突きつけて脅します
夏美 「こ、殺さないで・・」
付き人 「手を離せと言っている。二度は言わない」
夏美さん、震えながらねずみ娘さんに突きつけた刃をおろしました
付き人 「眠れ」
それだけ言うと、付き人さんは夏美さんに当て身を食らわせて気絶させてしまいました
夏美さん、健闘しつつも撃沈です
ねずみ娘 「ちょっとやばかったかな。なかなか頑張ったけどね」

さてここは三階、誰が守っているのでしょうか?

風香 「よく来たな!!!ここはボク、将軍様が守る三階だい!!!」
将軍様、お立ち台の上に立って見栄を切ります。とっても得意そうです
ねずみ娘 「あれ?あの娘って」
付き人 「確か・・あのときの」
風香 「なにいってんの!!!さあいきなりいくよ!!鳴滝忍法究極奥義!!!大分身の術!!!」

将軍様、何かを床に叩き付けました。するとその何かは小さく爆発すると、たくさんの煙をまき散らし始めたのです
そしてその煙がはれたとき、将軍様は二人になっていました

風香 「これぞ」
史伽 「必殺」
風香 「大分身の」
史伽 「術です!!!」

動きも言葉もぴったりです。完全にユニゾンしています
106風香 甘えん坊将軍:2006/05/08(月) 23:44:33 ID:???
6/10
ねずみ娘 「第22代将軍、風香か・・・確か嫌いなものは・・」
風香 「無いもん!!!ボクに弱点なんて!!」
ねずみ娘さんからみて右側、その将軍様が怒り心頭で反論しました
ねずみ娘 「つまりこっちが本物っと・・」
風香 「し、しまったぁ!!!!」
将軍様、大分身は1分と持ちませんでした

ねずみ娘 「さて、今から話すお話は友達の友達が体験したお話なんだけれど・・・」
風香 史伽 「へ?」
突然、ねずみ娘さんが何かお話を始めたのです
ねずみ娘 「麻帆良の北にあるとても大きなお屋敷。ここは今では廃墟になっていて・・」
風香 史伽 「まさか・・」
ねずみ娘 「さかのぼること30年前、ここでとても恐ろしい惨劇が起きたの。その名も八つ首くくりの惨劇って言って・・」
風香 史伽 「い、いやぁぁぁぁ!!!!」

5分後・・
ねずみ娘 「こうして今でも八つ首がその屋敷をさまよっていて、誤って踏み込んでしまった人に取り殺すと言うことです」
風香 史伽 「・・・・」
将軍様、史伽さん、怪談話でノックアウトです。気絶してしまいました
ねずみ娘 「残念ね、やっぱりお子ちゃまかな?」


さて、ここは4階ですここを守るのは・・・
楓 「お待ちしていたでござる」
107風香 甘えん坊将軍:2006/05/08(月) 23:45:55 ID:???
7/10
ねずみ娘 「ふむ、あなたが一番強敵そうね」
楓 「それはどうでござろうか?拙者まだまだ修行中の身の上でござるから」
付き人 「姫、ここは私が」
楓 「それは望むところでござる。さて、ねずみ娘殿、上の階へ行くでござるよ」
ねずみ娘 「へ?戦っていないのに?」
楓 「ここにいたら戦いに巻きこまれるでござるよ。おそらくは死ぬかもしれないでござる」
ねずみ娘 「でもね・・・」
付き人 「姫、私からもお願いいたします。この者相手では手を抜くことができません」
ねずみ娘 「わかった・・・死んじゃダメだよ」
付き人 「全力を尽くします」

こうしてねずみ娘さんは付き人さんをその階に残すと、最後の五階に行くのでした

楓さんは忍び刀を、付き人さんは手の中に何かを持ち対峙しました
楓 「北方にある国のお姫様、確かそこの姫君が国を追い出されたと聞いたことがあるでござる。確か名は・・・佐々木・・」
付き人 「それ以上は言うな」
楓 「そしてその姫に付き従う影が一つ。通り名を死黒天使”真名”」
付き人 「知られたからには・・・殺す!!!」
楓 「お手柔らかに頼むでござるよ」
108風香 甘えん坊将軍:2006/05/08(月) 23:47:29 ID:???
8/10
ねずみ娘 「さあて、ここには誰がいるのかな?」
いよいよ最上階に上ってきたねずみ娘さん。しばらくして部屋の中央に大きな箱が置かれているのに気がつきました
ねずみ娘 「なに、これ?」
そのときです。姿は見えませんが、どこからか声が聞こえてきました
葉加瀬 「お待ちしておりました。さて、早速ですがやられちゃってください」
ねずみ娘 「そう簡単にできるかな?」
葉加瀬 「ふふふ・・・では、改造人間1号!!!出撃です!!!」
葉加瀬がそう叫ぶと、部屋の中央の箱の一部が開き、中から何かが出てきました

ねずみ娘 「ま、まさかこれって・・」
?? 「うにゃぁ〜」
光る猫目、ぴんと立った猫耳としっぽ、ゆらゆらと揺れるひげは気配を探り、凶悪な爪が生えた猫ぐろーぶは獲物を狙っています
葉加瀬 「そうです!!!改造人間ねこ裕奈、ばぁじょん1.03です」
ねずみ娘 「ひ、人を改造するなんて酷くない!!!」
葉加瀬 「大丈夫です。改造と言っても丸一日ご飯をあげていないだけですから。だから凶暴性は233%アップです」
ねずみ娘 「や、やばい・・かな?」
葉加瀬 「昔からねずみ退治にはねこさんです!!!さあ、ねこ祐奈さん。ぱくっと行っちゃってください!!ぱくっと!!」

ねずみ娘 「ひっ、ひぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
109風香 甘えん坊将軍:2006/05/08(月) 23:49:21 ID:???
9/10
突然の悲鳴に、楓さんと戦っている付き人さんの動きが止まりました
付き人 「むっ!!!姫様ぁ!!!!」
楓 「始まったでござるな・・・さすが葉加瀬殿」
付き人さんは楓さんの方に向き直ると、すさまじい気合いを武器に込め始めました
付き人 「貴様とじゃれ合っている暇はなくなった!!!奥義・・」
楓 「待つでござる。拙者、死にたくはないでござるから、上に行くでござるよ」
付き人 「・・・いいのか?」
楓 「拙者にも守りたい人はいるでござる。それに貴殿の姫様も懲りたであろうし」
付き人 「・・・」
こうして付き人さんは風のように消えて5階に向かうのでした
楓 「さて・・あのまま続けていて拙者、勝てたであろうかな?」
楓さん、冷や汗をかきつつも、少し残念そうです


ねずみ娘 「や、やめ・・・くすぐったいよう!!あんっ!!」
ねずみ娘さんはあっさりとねこ祐奈さんに捕まってしまい、ねこ祐奈さんはねずみ娘で遊び始めたのです
遊ぶといっても・・
首筋を優しく噛み噛みしたり、耳をちゅうちゅうしたり、頬をぺろぺろ舐めたり、ねこぐろーぶでいろいろ揉み揉みしたり・・
端から見ればけっこう気持ちよさそうです
裕奈 「にゃぅん・・・にゃ!!!」
ねずみ娘 「あ、そこ、ダメぇ!!!」
ねこ祐奈さん、ついに服の中に手を入れ始めました。なかなかに手慣れているようです

付き人 「き、貴様!!!姫様から離れろぉ!!!」
付き人さん、その光景を見たとたんねこ祐奈さんに飛びかかりました
そしてねこ祐奈さんをねずみ娘さんから引き離します
110風香 甘えん坊将軍:2006/05/08(月) 23:52:19 ID:???
10/10
付き人 「大丈夫ですか!!姫!!!」
ねずみ娘 「うん。でもちょっと気持ちよかった」
付き人 「姫っ!!!」
ちょっとした甘酸っぱいラブシーンのようでもありますが、本人たちにそんな気はありません

裕奈 「にゃぁ・・・」
おもちゃを取り上げられた祐奈さん。残念そうに遠くからねずみ娘さんを見つめています
葉加瀬 「ふふ・・・まだやりますか?今度は鰹節をあなたたちにふりかけますよ?」
付き人 「ぐっ・・・姫!ここは引きますよ!!」
ねずみ娘 「でも・・・」
付き人 「引きます」
結局、ねずみ娘さんは付き人さんの言葉にそれ以上逆らえませんでした
こうして付き人さんはねずみ娘さんを抱きかかえたまま、塔から逃げ去っていきます


葉加瀬 「行きましたか・・・ねこ祐奈さん、ご苦労様でした」
裕奈 「にゃ〜・・・」
葉加瀬 「ご飯ですね。ちゃんと用意してありますから」
裕奈 「にゃ!!」

戦績は一勝三敗一分けです。一応、壺は守りきりることができました
葉加瀬 「反省点の多い戦いでした・・・」
楓 「拙者はなかなか楽しめたでござるが」
風香 史伽 「怖いよう・・・怖いよう・・・」
将軍様、ちょっとトラウマになったようです

111マロン名無しさん:2006/05/09(火) 00:01:10 ID:???
GJ!まき絵×真名イイ!!
でも姫様が余り馬鹿っぽくないような…w
112真名ちゃんもっこり日記49:2006/05/09(火) 00:08:11 ID:???
これは新しい組み合わせ!GJっす。
美空ウイルスの作者さんへ、ちょっとネタをお借りします、勝手に使ってすんません。


真名ちゃんもっこり日記49

今日も一日元気に帰ってきた。それもこれもWinnyでアキラの画像や動画を落としているためだ。ふふふ。
付けっぱなしのパソコンの画面を立ち上げて…おー落ちてる落ちてる。
うはwwwwwwwレアなのゲトー。

カチカチ パッ

ん?警告だと!?ウイルスか。
全く、最近いろんなウイルスが出回っているな…おちおちWinnyもできやしない。
何だ!?変なウィンドウが勝手に開いたぞ!

[ここに好きな数字を入れてください]

…カチ パッ カチ パッ カチ パッ カチ パッ カチ パッ
うざい。消しても消しても出てくる。
だからと言って電源を落とすとダウンロード中のアキラの画像やコラージュ動画が…
とりあえず適当にしよう。好きな数字なのだろう…
さっきまで録画していたF1のビデオ見てたし…そのレースのウィナーのカーナンバーでいいや。
えーと5番っと。

あ、消えた。
念のためにウイルススキャンとかいろいろ試したが特に問題はなかった。
一体何だったんだあのウィンドウは…
まぁいい、これでアキラの画像動画がたくさん手に入る。もう寝よう。


Action:Virus_Misora【和泉亜子:空気設定を完了】
113マロン名無しさん:2006/05/09(火) 00:09:50 ID:???
ちょwwwwwwwwwwwwwたつみーwwwwwwwwwwww
114マロン名無しさん:2006/05/09(火) 00:13:29 ID:???
これでたゆんたゆんし放題か…
115マロン名無しさん:2006/05/09(火) 00:18:04 ID:???
>>96
ひっでー話だなオイ
116マロン名無しさん:2006/05/09(火) 00:19:56 ID:???
>>114
姿無きたゆりすと、か……恐ろしいな
117マロン名無しさん:2006/05/09(火) 00:21:45 ID:???
>>114
その発想はなかったわ
118マロン名無しさん:2006/05/09(火) 00:40:54 ID:???
裕名「うにゃ!?胸が勝手に揺れて…!」
亜…?「うひひ、たゆんたゆんのしほうだいや!」
119110:2006/05/09(火) 00:42:46 ID:???
>>111
まき絵馬鹿だって忘れてた・・orz
120美空ウイルスの中身:2006/05/09(火) 00:45:17 ID:???
>>112
ちょwwwっと待てーい!
そのネタで亜子トラブルを乗り切ろうと思ってたのに…(´・ω・`)

まぁいいや、他の展開を探そう。
121マロン名無しさん:2006/05/09(火) 00:54:10 ID:???
馬鹿じゃないまき絵も新鮮w
122明日菜 唇:2006/05/09(火) 01:25:18 ID:???
明日菜 唇 33


私より一歳年下のかわいい少女、佐倉愛衣。高音さんをお姉様と呼ぶちょっと百合かもしれない少女
今日は彼女の唇を奪ってみます

麻帆良学園カフェテラス、そこで偶然にあった愛衣ちゃんに聞いてみました
明日菜 「あなたってレズよね?」
いきなり核心を突いてみます。すると愛衣ちゃん、飲んでいたジュースを吹き出しました
愛衣 「ち、違いますよ!!!私は・・・ノーマル・・です」
明日菜 「高音さんのことは好きじゃないの?だってお姉様って呼んでいるじゃない?」
愛衣 「その・・高音お姉様は本当のお姉様じゃないけど、お姉様みたいに優しくしてくれるって言うか・・」
明日菜 「ベッドの中でも?」
愛衣 「だから違いますって!!!もうっ!!」
真っ赤になって膨れる愛衣ちゃん。これはなかなかに可愛いな

明日菜 「じゃあ、高根さんに遠慮することはないわね」
愛衣 「何をで・・・むうっ!!!」
今日は公衆の面前でキスします。だって愛衣ちゃん、可愛かったんだもん
愛衣 「うっ・・んあっ・・・」
あれ?この対応、愛衣ちゃん、もしかしてキスされ慣れてる?

しばらくして唇を離す。ぺろりと唇を舐めてみた
明日菜 「一回や二回じゃないわね、とてもキスされ慣れているって感じだった。やっぱり高音さん?」
愛衣ちゃんは再び真っ赤になって答えない。でも私にはわかる
明日菜 「おはようのキス?おやすみのキス?ありがとうのキス?違うわね、あのキスのされ方・・・愛してるのキスね」
愛衣 「・・・・」
愛衣ちゃんは何も言わず、私に背を向けて逃げるようにどこかに行ってしまった

明日菜 「こうなったら高音さんもキスして確認してみないとね・・・どこにいるのかな?また脱がされてなきゃいいけど」

123マロン名無しさん:2006/05/09(火) 02:26:25 ID:???
久々にキターー
ついにこの二人にも食指を延ばしたか。
124マロン名無しさん:2006/05/09(火) 07:19:37 ID:???
アスナといいんちょ、略してアちょー

屋上
アスナ「あー、いい天気じゃないの。こんなときこそ大声で叫びたいわね」
いいんちょ「学○へいこうじゃあるまいし、大体何を言いますの?」

アスナ「私、神楽坂明日菜はいいんちょこと雪広あやかを愛してまーーーーーーーーーーーす」

いいんちょ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
まき絵「ガーン(T△T)」
亜子「うわー、ぶっちゃけすぎやで明日菜」
アキラ「すごいね」
ゆーな「にゃー」

いいんちょ「あああ、明日菜さん…い、今のは…」
アスナ「あーすっきりした」
いいんちょ「明日菜さん!」
アスナ「あそうだ。今日泊まりに行っていい?」
いいんちょ「何故唐突に…」
アスナ「いいんちょとエッチしたいもん」
いいんちょ「…」

本気で身の危険を感じたいいんちょであった。
125マロン名無しさん:2006/05/09(火) 07:45:58 ID:???
アスちょは好きだ
だが…これはアちょーだw
126マロン名無しさん:2006/05/09(火) 09:02:06 ID:???
ィヤッホオオォォーーッッ!!! かつてない程投下しづらい流れだぜえええぇぇぇーーーっっ!!!
・・・いつものようにあこゆな書いてた俺はどうすればorz

>>68-74
まずはおやくそくの一言を
亜子おおおぉぉぉぉぉーーーーーっっっ!!!!!
某先生お休み中にこんな美味しすぎるネタをかましてくれてありがとうww
・・・で、マトモなレスをしますと、意外と同ポイント多いですねえ
で、今夜の展開にwktkしてるw

>>96-98
>>112
絶妙すぎるコンボをありがとうwwwww

>>101-110
ゆーにゃ凶暴だったんだww
で、旦那。ATOKさんがまた機嫌悪いみたいですぜ
ここは辞書登録するべし。そんで俺みたく辞書確認して自分の業の深さにヘコんでくれw
>>122
高音姉さんの次はにのみープリーズ!!

>>124
アちょー、と聞いて今は亡きゲーメストを思い出した俺ゲーマー&オサーン


124氏もフツーに亜子出してたし、もういいや。あこゆなぶち撒けまーす
では投下作戦開始ぃ〜
127『One More Sweet』幸せな日常:2006/05/09(火) 09:03:23 ID:???
『One More Sweet』幸せな日常

1/5

 日曜日。時刻は午後二時を過ぎたあたりか。今日の部活は早々に終了。他の部が練習試合やるから、って
こんな時間に切り上げる事になったんだ。まだ動き足りないなあ、と思いながら、取り合えずあたしは
食堂棟で遅めのランチを取る事にした。
「―――お、亜子はっけーん」
 グラウンドの横を通り掛かった時、ピッチの隅でメニューボードを片手にちょこちょこと動き回る亜子が
目に入った。うんうん、頑張ってるね、敏腕マネージャーさん!
 あたしは足を止め、しばしサッカー部の練習風景を眺めていた。亜子は練習メニューの合間に
かいがいしく部員達の世話をしている。くぅ〜っ、あたしの部にも亜子みたいなマネージャーが欲しいなあ……。
あの笑顔で励まされたら負ける気しないよね!
「―――あ、コケた」
 あははっ。亜子ってばそんなに慌てなくていいのに。ほら、部員達に笑われてる。けどさ、亜子が失敗しても
その後の照れ笑いが堪んないのよね〜。ふふっ、他の連中もすっかり和んじゃってる。
「さーて、そろそろ行きますか」
 あたしのおなかも悲鳴を上げる寸前だ。ちょっと名残惜しいけど、あたしは食堂棟へと向かった。

 行き付けの喫茶店で桜子と本屋にばったり出会ったせいで、あたしは二時間近くも長居してしまった。
ホント、本屋はからかいがいがあるよね〜。桜子と二人で延々と質問攻めしちゃったよ。
 うーむ、いつもの公園で練習しようと思ってたんだけどなあ。もうこんな時間だよ……。
「―――あれっ?」
 再び、あたしはグラウンドで足を止める。そこには亜子が一人でリフティングをしていたのだ。
他の部員が見当たらないけど、もう練習終わったのかにゃ? 
「んっ、よっ、ほっ……!」
 亜子は熱心にリフティングに集中している。あたしが接近しても気付かない。しっかし、亜子も上手だねえ。
あたしは手が専門だから、あんな風には出来ないよ。にしても、楽しそうだにゃ〜。
「わわっ……!」
 ボールは大きく外れ、こちらに転がってきた。ひょいと拾い上げると、ようやく亜子はあたしに気付いた。
128『One More Sweet』幸せな日常:2006/05/09(火) 09:03:56 ID:???
2/5

「亜子もなかなかやるじゃん。よくそんなに長く続けられるね〜」
 あたしがボールを手渡すと、亜子はちょっぴり恥ずかしそうに受け取った。
「ややわ……。いつから見とったん?」
「んー、ついさっきだよ。亜子が一人で残ってたのが目に入ったから。もう上がりなの?」
「もーちょいや。みんな最後のランニングで出払っとるだけやし」
 そうなんだ。ちぇっ、一緒に帰ろうかと思ってたのに、残念。
「んじゃ、あたし先に帰るね〜」
 ひらひらと手を振り、あたしはグラウンドを後にする。―――と、言い忘れた。
「亜子も頑張りすぎて転ばないようにね〜♪」
「わああっ!? そ、そないなトコまで目撃しとったん!!」
 亜子の情けない悲鳴にくすくす笑いながら、あたしは学校を出た。
「ゆーなのいけずうぅぅ〜っっ!!」

「さて、と―――」
 寮に戻ったあたしは着替えを済ませ、マイボール片手にいつもの公園に向かう。もう五時を過ぎてたせいか、
バスケのコートは誰も使っていなかった。では、今日も今日とて練習しますか♪
 ざしゅっ。
 フリースローラインから放ったシュートは鮮やかにリングに吸い込まれた。へへん、練習一発目から
ハズしちゃつまんないもんね。さあ、ガンガンいくよーっ!
 ジャンプショットにスリーポイント、と、あたしは角度を変えながらシュート練習に没頭する。
部活と違ってボールが一つしかないから、いちいち取りにいかなきゃなんない。ま、ダッシュを忘れずに
拾ってるから、いい運動かな?
 今日は調子がいいみたい。あたしは疲れも忘れて練習を続けていた。
「ゆーなっ!」
 亜子の声。振り返ると、私服に着替えた亜子が立っていた。気付けば、空は薄暗くなっている。
もうそんな時間なんだ。
「お迎えご苦労さま。ちょっと待ってて―――!」
 仕上げ、とばかりにあたしの放ったシュートは、音も無くリングを通過した。
129マロン名無しさん:2006/05/09(火) 09:04:05 ID:???
>>124
まき絵とアキラのセリフの間が空いてるのはなぜ?
130『One More Sweet』幸せな日常:2006/05/09(火) 09:04:43 ID:???
3/5

「ふぃーっ、気持ちいいにゃー」
 ベンチに腰を下ろし、あたしはタオルで汗を拭う。そしてご褒美のスポーツドリンクで喉を潤す。 
練習後のこの一杯が堪んないのよね〜♪
「えいっ!」
 がぃん……!
 何やら亜子がシュートしたみたい。けど、ボールはリングに嫌われちゃって、あたしの方に転がってきた。
「あん、ゆーなみたいに入らへんなあ……」
「ふふん。手首の使い方にコツがあるんだよ。―――なんなら教えよっか?」
 あたしはボールを亜子に渡し、ぴったりと亜子の背後に張りついた。
「初心者はボードを狙った方が入りやすいよ。目線を上の枠に合わせて、シュートした時に手が開くカンジで」
「こ、こうやろか……?」
 あたしの指示に従いながら、亜子はもう一度シュートを放った。おっ、いいカンジ!
 ガガン!
 ボールは的確にバックボードに当たり、そのままゴールに飛び込んでいった。
「わっ、入った! 入ったで!」
「ナイッシュー! 飲み込み早いねー、今のシュートはバッチリだったよ」
 あはは。亜子ってば笑顔満面だよ。この子はもう、カワイイんだから♪
「ゆーなゆーな、もーちょい教えてえな」
「はいはい。じゃあ、次はレイアップを……」
 こうしてあたしたちはすっかり暗くなるまでバスケを楽しんだ。

 寮に戻ったあたしたちは大浴場に突撃する。くたくたになったカラダで湯船に浸かれば、そこはもう楽園だ。
「ふにいぃ〜〜〜、身も心もとろけそう〜〜〜」
「あはは。ゆーな今にも寝てまいそーやな。あとでマッサージしたるから、まだまだ寝かせへんよー」
「よろしく〜〜〜」
 あたしたちがまったりしていると、いつものように双子が騒いで、たつみーは目をぎらぎらさせている。
そんでアキラに睨まれて、今度はアキラにセクハラ三昧、と。うーん、平和だねえ……。
131『One More Sweet』幸せな日常:2006/05/09(火) 09:05:23 ID:???
4/5

 そのままアキラはたつみーの部屋に行ったので、今日も亜子と一緒だ。
「ここはどうやろ?」
「んんっ、そこ……、すっごく気持ちいいよ……」
「ほな、ちょい強めに……」
「痛っ! も、もっと優しくして……!」
「こんなカンジやろか?」
「ふあっ! いいっ、すっごくいいよ……!」
 あたしは猫のようにぐぐーっ、とカラダを伸ばす。亜子のマッサージはあるイミ犯罪だと思う。
もうね、気持ちいいなんてモンじゃないの! カラダもすっかりぽかぽかして、このまま寝ちゃいそーだよ。
「ホント、亜子ってばテクニシャンだよね〜♪」
「ゆ、ゆーな……。その表現はカンベンしてえな……」

 この後、亜子が下ごしらえしてくれた夕食を済ませ、二人で宿題に取り掛かる。ううっ、瞼が重い……。
けど、亜子と一緒に勉強するとはかどるんだよね。あたしが理系で亜子が文系、と得意な教科が
正反対だからね。アキラだとこうはいかないんだよね。二人しておんなじ問題で止まっちゃうんだ。
ちなみにまき絵は……、言わなくても分かるよね?
「ゆーな。問4の答え間違っとるで」
「そう? ―――ありゃ、ホントだ。計算ミスしてる」
「ゆーなはケアレスミス多いもんなあ……。真面目にやればウチよりええ点取れるんとちゃう?」
「あっはは。そんなの無理だって!」
「うーん。ゆーなにバスケやっとる時とおんなじくらい、やる気と集中力があればええのに……」
「ほっとけー!」
 ったく、受験のない麻帆良で勉強なんてやってらんないっての。あたしの情熱は亜子とバスケにのみ、
注がれるべきよね。
 しっかし……。どうしてお勉強している亜子はこんなにカワイイんだろう? 何てゆーのかな、
ころころ表情が変わって、見てて飽きないんだよね。うんうん唸ってる時もカワイイし、答えが分かって
ぱあっ、と表情を輝かせた時にはもう! ってなカンジ?
 そんなこんなで、あたしは亜子よりたっぷり時間を掛けて宿題を片付けた。
132『One More Sweet』幸せな日常:2006/05/09(火) 09:10:34 ID:???
5/5

 深夜番組をタイマー予約して、あたしたちは一緒のベッドにもぐり込む。
「ゆーな……」
 早速、亜子が甘えるような仕草で抱きついてきた。ふふっ、ここからはあたしの時間だからね!
「亜子……。大好きだよ……!」
 あたしは亜子の髪を愛撫しながら、ゆっくりと唇を重ねる。亜子の甘い吐息。亜子の感触。亜子の味。
痺れるような感覚に、理性を保つのが大変だ。けど、まだまだ暴走するワケにはいかない。もっともっと、
亜子を気持ち良くしてあげるからねっ♪
 とはいうものの、慎重に亜子のパジャマを脱がせ、亜子の声が上ずってくる頃には、あたしの理性は
跡形も無く消し飛んじゃったけどね……。まだまだ修行が足りないなあ……。反省。

 たっぷりとお互いに愛を交わした後、亜子がこんな事を言い出した。
「ホンマにゆーなは不思議やわ……。バスケやっとる時のゆーなはめっちゃカッコええのに、こうして
二人きりの時はめっちゃかわええんやもんなあ」
「何それ?」
 あたしが訊くと、亜子はくすりと笑った。
「ウチの目には色んなゆーなが映っとるんや。凛とした表情のゆーな、大人っぽく見える美人さんなゆーな、
少年みたいな笑顔のゆーな、みんなみんな、ウチの大好きなゆーなや……」
「な、なんか恥ずいなあ……。そんなにあたしってころころ表情が変わるの?」
「ううん。ゆーなはいっつも元気一杯で楽しそうに笑ろとるだけや。けど、ウチにはそんな風に見えるんよ」
「つまり、あたしは亜子にとって特別なのかな?」
「当然やん。ゆーなはウチの大切な人や……」
「ふふっ、あたしもだよ……」
 ふわりと包み込むように、あたしは亜子を抱きしめた。
「あたしはずっと亜子の傍に居るから。ずっと亜子を見続けるからね……」
 離さない。あたしはずっと、亜子の温もりを感じていたい。
「愛しとるで、ゆーな……」
 亜子の愛に包まれながら、あたしは眠りに落ちていった―――
(おしまい)
133マロン名無しさん:2006/05/09(火) 09:18:47 ID:???
>>132
な、何か物凄い糖尿オーラが出ているのにゆーなの相手が見えない……
134マロン名無しさん:2006/05/09(火) 12:09:22 ID:???
ウイルスネタ面白いんだが、他のSSに飛び火するのはなー
135マロン名無しさん:2006/05/09(火) 12:09:27 ID:???
見えないな
136マロン名無しさん:2006/05/09(火) 12:22:49 ID:???
見えない・・・が、なぜか豆乳の危険がwwwww
137マロン名無しさん:2006/05/09(火) 12:33:06 ID:???
悪乗りもほどほどにな
138マロン名無しさん:2006/05/09(火) 12:43:27 ID:???
ウイルスネタでそのキャラが出難い

また最下位

ウイルスネタで(ry

何だこれ。悪循環しか生まないやん
他のSSを制限するようなネタじゃな
最初は面白かったけどさ
あんまり周りが乗り過ぎなんじゃね?
139マロン名無しさん:2006/05/09(火) 12:59:28 ID:???
とりあえずこれで解決じゃね?
                          Action:Virus_Misora【和泉亜子:空ドゴォ】
          ,. :──-、_                 . ’      ’、   ′ ’   . ・
       /´::::::イ::::::::::::::ヽ:::.ヽ         、′・. ’   ;   ’、 ’、′‘ .・”
       /. // :' |l:.::li.、:::::::ヘ`. :.ヽ          ’、′・  ’、.・”;  ”  ’、
     /./. :./::|..:i :||::::|| ヽ:::::ヘ:ト、 :.ヽ      ’、′  ’、  (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”;
     ,'.:,'.:::/:::i:|:::|:::ll::::lゝ Uヽ :::l:::l:::::.|        ’、′・  ( (´;^`⌒)∴⌒`.・   ” ;  ’、′・
    ,'.::i:::::ll::::|:!:::l:::|| :::l _, -ゝ!:::| ::i:l      、 ’、 ’・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;ノ、"'人      ヽ
   ,':,イ::::::七'!「`丶jl ゞ'´ ヽ l:::::!:::|:|           、(⌒ ;;;:;´'从 ;'   ;:;;) ;⌒ ;; :) )、   ヽ
   !」 L_ヤ,r┬ ミ   =ヤ¬j::::|1!j           ( ´;`ヾ,;⌒)´  从⌒ ;) `⌒ )⌒:`.・ ヽ    ,[]
      |::::::i` ゝ'     ゝ '7:丿リ       ′‘: ;゜+° ′、:::  ::⌒(,ゞ、⌒) ;;:::)::ノ    
      |::::::ト """     """/ヶ'            `:::、 ノ  ...;:;_)  ...::ノ  ソ ...::ノ
      レ'⌒丶、  r ‐z  /'/
             `7: 、_, ィ'´|/ ′
           / l.    ,ハ
         /| ゝ  /  |`丶、
140マロン名無しさん:2006/05/09(火) 13:03:59 ID:???
よし、みんながいい辛い極論でもいってみるか。

ラジオの人がランキング発表をやめるか、
ウィルスの人がやめるかのどっちかだな。

釘 ドゴォ>俺<アッー! 新
141マロン名無しさん:2006/05/09(火) 13:06:21 ID:???
最下位キャラを出すためのウィルスネタだろ?
>>138の出難いってのはなんか違う気がするんだが。
142マロン名無しさん:2006/05/09(火) 13:09:45 ID:???
>>138
そうでもないんじゃないか??空気認定されたキャラはそのスレ内で一個確実にレギュラーを獲得する訳だし。
設定解除したけりゃ短編なりなんなり投下すりゃあいい。人気のないキャラにスポットを当てるという点ではある意味救済策とも言えると思うが。
そもそもこのスレはザジちうスレなんだから全部のキャラかまんべんなく登場しなきゃならんってことはないだろう。人気不人気が生まれるのは必然。


長文&マジレススマソ。
143マロン名無しさん:2006/05/09(火) 13:12:16 ID:???
名前は出なくとも明確な主役ならいいわけだろ
144マロン名無しさん:2006/05/09(火) 13:14:39 ID:???
ウイルスネタは諸刃の剣だったな
シリーズ抱えてる作者も投下し辛いしな
まあ気にせず投下すればいいんだが、住人のレスがウイルスネタで来るとなぁ
145マロン名無しさん:2006/05/09(火) 13:21:52 ID:???
空気にされたキャラのファンがどう思うかが重要。
職人が亜子ネタ書いてレスで見えないとか言われてどう思うかも考えてやれ。
俺なら不貞寝するぞwwもう次スレまで投下しないがw・・・
146マロン名無しさん:2006/05/09(火) 13:24:42 ID:???
>>142
ちょっと待て、ウィルスネタは美空が主役じゃないのか?
147マロン名無しさん:2006/05/09(火) 13:25:05 ID:???
>職人が亜子ネタ書いてレスで見えないとか言われてどう思うか

ここが問題なんだよな
悲しくなるもん、ただ見えないとか言われまくると
148マロン名無しさん:2006/05/09(火) 13:29:50 ID:???
自分で書けばいいんじゃない?
いずれにせよ全く気にしない俺は勝ち組
149マロン名無しさん:2006/05/09(火) 13:29:56 ID:???
ネタをネタと(ry
150マロン名無しさん:2006/05/09(火) 13:36:39 ID:???
もっと楽に生きようぜ……

年中無休空気認定されてる某彼女が主役の美空殉血の中の人を見習えよw
151マロン名無しさん:2006/05/09(火) 13:36:50 ID:???
だよな
152マロン名無しさん:2006/05/09(火) 13:38:22 ID:???
連投スマソ

てか、問題なのは亜子が真性の空気じゃないからかもしれんね
153マロン名無しさん:2006/05/09(火) 13:43:36 ID:???
美空が見えないって言われても誰も怒らないのに亜子が見えないって言われて怒るのはなんかおかしい
154マロン名無しさん:2006/05/09(火) 13:46:29 ID:???
GJって言うやつ減ってきたよな
ネタだらけ
155マロン名無しさん:2006/05/09(火) 13:47:17 ID:???
最下位じゃないのに空気認定されたからじゃね?
「空気じゃねぇじゃん!」って怒る気持ちもわからんでもない
156マロン名無しさん:2006/05/09(火) 13:47:57 ID:???
それがおかしい。どちらもネタなのに。
157マロン名無しさん:2006/05/09(火) 14:38:02 ID:???
美空は長いこと空気キャラだったからそれが板について様になってたが、亜子とかは急にそのキャラが押しつけられたからその分の反発が出てるんじゃね?
このネタは古木に内野をやらせるくらい無謀だってことだとハマファソの俺w
まあ、急に環境を変えようなんて無理な話だったんだ。


さよが空気設定されたのを忘れてる奴が多いしな。
158マロン名無しさん:2006/05/09(火) 14:51:03 ID:???
議論中申し訳ないんだが俺も絵的なものを書いてみたんだ
http://p.pita.st/?m=tnkhiwt8
どうかな?
んで、まぁまぁかな〜って思ったら
「下手糞が!つまんねぇ落書き書いてんじゃねぇよ!」
ってレスくれ
159美空ウイルスの中の人です:2006/05/09(火) 15:30:59 ID:???
なんだか数々の問題を生み出しちゃってたことに今更気付いたよ(´・ω・`)

とりあえず、すいません。こんなにウイルスネタが使われるとは思ってなかったんだ。

で、そもそものウイルスSSは、空気ネタをテーマにSS書いたら面白いんじゃないかな…といった単純な興味が出発点です。
ラジオ分析隊のSSはもちろん、他のSSに影響を与える意図はありません(分析隊の方には、前もって引用について了承をいただいていました)。
また、ウイルスによる空気設定についてですが、既に空気になっていた美空と夏美が『美空ウイルスSS』に登場しています(空気視点で)。だから、SSでの登場を制限する意図はありません。
また、ちづ姉は空気になった夏美の存在を忘れていませんでした。加え、超は空気になった夏美を認識しています。認識も制限する意図はありません。
美空ウイルスとは、美空ウイルスSSに内包される世界(スレの一部)において、空気設定を有効にしてしまうウイルスであって、美空ウイルスSSに内包されない部分には影響を与えないものです。


<<和泉亜子のトラブルについて>>
で、今回のこの問題についてですが、私としては
(1)美空ウイルス.exe【ver:8.3】を書き直す。
(2)美空ウイルスSSの中でつじつまを合わせる
のどちらかで対処したいと思っています。亜子の空気化はシナリオ外の事故でしたので。


>>158
まぁまぁかな、と思ったけれど、そう思い通りにはさせないぜ(`・ω・´)GJ!
160マロン名無しさん:2006/05/09(火) 15:51:07 ID:???
最初に飛び火が〜って書いたもんです。
今日のアコユナすっげーよかったんだが数人が見えないってコメして、作者はどう思うだろうって思った。
作者が悪いって意味じゃない。ウイルスもかなり面白い。ただ他の作者に対するコメが見ていて何ともかわいそうだ。
と思ったわけだ
161マロン名無しさん:2006/05/09(火) 16:01:28 ID:???
まあ…GJと思う人と思わない人もいる訳で
そんな事は置いといて今回は住人の変な団結力が問題を呼んだって事か
次回から気を付ければいいんじゃね
162マロン名無しさん:2006/05/09(火) 16:01:37 ID:???
まぁ、あれだ。人によってストライクゾーンはまちまちだからな。
好きもあれば嫌いもあるだろ。

(チラシ)
真面目に語るなら
投下すればどうなるか良く考えて、投下する前に客観的に見直しした方がいいんじゃね?
一つ言うなら、ネギま!は31人のヒロイン(?)が居て、各キャラにファンが居るんだから
そのファンにも楽しめるような作品・・・そういうものが書ける職人に私はなりたい。

あと、避難所の事を忘れるなよ。こういう時にこそ使わないと変な業者に乗っ取られるぞw

もう一つ提案があるんだが、
シリアス物専用のスレを避難所に作るのはどうだろうか?
バトロワやイジメスレを乗っ取るわけにもいかないだろうし、(SSの)世界が違うからな。
(追い出すのが目的ではなく、住み分けの提案。)
(ここまでチラシ)

ま、ファンの人たちの事を頭の片隅において書くべきだな。

>>159
この手(シリアス)のものは苦手だけど、逆風に負けずにガンガレ。

漏れも空気キャラ救済ネタを即興で考えてみたんで

投下〜(ラジオの方、インスパイヤスマン)
163タイトルが思いつかんかった:2006/05/09(火) 16:03:20 ID:???
美空「みなさんこんにちは、春日美空です。」
夏美「アシスタント兼初回ゲストの村上夏美です。
   この番組は、ランキングを下から数えた方が早い人たちをゲストに呼んで、
   職人さんたちに使われやすくしてみたり、いろいろな方向性を探ってみたりしよう的な番組です。」

『なめんなの部屋。この番組は 笑いは人生の調味料、まほ落語 の提供でお送りします。』

千雨「おい、プロデューサー。誰がパクったかモロバレするようなCMを取って来るなよ。」
朝倉「だって、他にネタ顔もいつかなゲフンゲフン・・・。はい、CM明けました。カンペ出して。」
千雨「やれやれ。」

美空「はい、第一回目のゲストは、前スレで空気になった村上夏美さんです。ワーイ!仲間仲間!」
夏美●「うるせぇんだよヴォケ!」
美空「ちょ・・・・」
夏美●「(放送できませんと書いて ネタが無い)」

朝倉「・・・」
千雨「おい、何が起きてんだ?」
葉加瀬「ヒャー、●属性発生器が暴走するとは。
    あ、ごめんなさい。緊急停止しましたからもう平気ですよ。」
千雨「そんなことだと思ったよ。」

夏美「あれ?私、何をしてたのかな?」
美空「・・・この番組は呼ばれたゲストが次回の司会をする方式を採用しますので、次回は村上さんにお願いしますね。
   では、村上さん次のゲストを紹介してください。」
夏美「じゃあ、くーちゃんで。(ピポパ・・・プルルル)」
古「もしもし〜?」
夏美「もしもし、くーちゃん?次回、来てくれるかな?」
古「オッケーアル〜!」

『なめんなの部屋。この番組は 笑いは人生の調味料、まほ落語 の提供でお送りしました。』
164マロン名無しさん:2006/05/09(火) 16:07:14 ID:???
正直避難所見てないやつ結構いるんじゃね?
165マロン名無しさん:2006/05/09(火) 16:10:32 ID:???
避難所って既に機能してなくね?
166マロン名無しさん:2006/05/09(火) 16:23:05 ID:???
分析の人です。
昨日の放送事故……もとい大誤植ですが、ウィルスSSとは一切関係なく私のミスです。
逆インスパイアさせてもらったのは例の小包の部分だけでした。

周知のとおり現在PCを修理に出しておりまして、出先のPCをこっそり拝借しての投下となっています。
そのため充分原稿を見直す手間が取れないままの投下となってしまいました事をお詫びいたします。

亜子の件ですが、本日分でしっかりコメントさせていただきます。
ラジオのランキング基準は毎回冒頭にありますように、あくまで私が独断の下に作っているものです。
当然ミスも入る事はありますし、
別の基準では(旧基準ではくーふぇとさよが同率)別のキャラが最下位となることも充分ありえます。

スレの活性化の一助にと思って始めましたので、ラジオネタについてはインスパイアでも何でも大歓迎です。
ただ、分析ネタ自体が迷惑になるというのであればいつでも止める心積もりですので。

それでは、ザジちうスレに更なる発展のあらんことを。
167マロン名無しさん:2006/05/09(火) 16:33:00 ID:???
>>166
やめろとはいわないが、この機会に言いたいことを言っとくと
ランキングを廃止した方がいい。
下位のキャラが、次のスレで異常に増えて
前回中盤にいたのが下位になって…が繰り返される状態が起きる。
ま、そっから掘り出しもんが出てきたけど。風香とかね
ラジオの功績は認めてるよ
168マロン名無しさん:2006/05/09(火) 16:37:12 ID:???
>>166
>>167

じゃあ、上位10位までを発表すればいいんじゃね?
後は各キャラの動向を分析するってことで
ラジオの人が苦しみそうだけど・・・

後、分析ネタは止めないでくれ。楽しみにしてるから
169美空ウイルスの中:2006/05/09(火) 16:42:27 ID:???
>>167
そうなると、美空ウイルスの空気設定が定まらなくなるんですが…

美空ウイルスSSは、他に影響を与えるSSではなく、スレの影響を間接的に受けるSSであるつもりです。もし、他のSSに悪影響が出るのであれば、投下を中止する考えもないわけではないです。
170マロン名無しさん:2006/05/09(火) 16:48:43 ID:???
>>196
正直止めた方がいいと思うぞ、それでもやるんなら俺はもう投下しないだろうな。
空気キャラ好きの勝手な意見だが。(勝手にしろといわれるの覚悟)
171マロン名無しさん:2006/05/09(火) 16:49:31 ID:???
勝手にしろ
172マロン名無しさん:2006/05/09(火) 16:51:35 ID:???
スレが汚れるから議論は避難所でやってくれ。正直見苦しい。
173マロン名無しさん:2006/05/09(火) 16:53:38 ID:???
172では無いが、立ててきた

ちうとザジに萌えればいいんじゃね? 議論スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/3429/1147161131/

良スレにしていこうぜ。
174マロン名無しさん:2006/05/09(火) 17:00:52 ID:???
>>173
乙。そんでは以下こっちでの議論は控えませう。
175マロン名無しさん:2006/05/09(火) 17:25:24 ID:???
なんかスレのびてると思ったらこんなくだらない事か。
どうせネタスレなんだから楽しくやればいいじゃない
176マロン名無しさん:2006/05/09(火) 17:35:37 ID:???
>>175
せっかくイジメスレから派生した萌えスレなのに、このテのネタが出てきたから騒ぎになってるんじゃない?

このスレはもうダメかもわからんね
177マロン名無しさん:2006/05/09(火) 17:51:50 ID:???
どうしてこう悲観的な奴らが多いんだ。
そんなんじゃ萌えられないぞ。
178マロン名無しさん:2006/05/09(火) 17:55:38 ID:???
>>ウィルスの人
議論がまとまるまで投下を控えてみてはどうでしょうか?
決着がつかないままで続けるのは火に油を注ぐ事になると思われるので・・・。

投下〜 ダレカボキャブラリーヲワケテクダサイ。>orz
下位からから上へゲストを紹介するのに、さよを飛ばしてた・・・
179マロン名無しさん:2006/05/09(火) 17:56:08 ID:???
夏美「みなさんこんにちは、なめんなの部屋のお時間です。
   早速ですが、前回の放送で事故がありました。今回のゲストは相坂さよさんでした、訂正してお詫びいたします。」

『なめんなの部屋。この番組は 笑いは人生の調味料、まほ落語 の提供でお送りします。』

夏美「それでは、今回のゲストをお呼びしましょう。相坂さよさんです〜。」
さよ「シクシク・・・酷いですよぉ・・・。」
夏美「ほら、元気出して・・・。」
さよ「救済番組でも忘れられるなんて・・・。」
夏美「まぁ、生きてたら良い事ありますよ。」
さよ「私、もう幽霊ですけどね・・・。」

千雨「墓穴掘ったな。」
朝倉「さよちゃん。・゚・(ノД`)・゚・。」

夏美「では、今回は『他人の属性をつけてみよう』のコーナーです!
   今回は私の『演劇部属性』を相坂さんに付けてみましょう。ファッションのコーディネートは・・・」
桜子「さっくらこで〜すっ!じゃ、始めるね〜。・・・・・・・・・かんせ〜!」
夏美「さあ、どうなったかな〜?相坂さん、登場です!おや?曲が聞こえてきましたね〜」

さよ「♪虹の都 光の港 キネマの天地〜・・・・」

夏美「か、蒲田行進曲・・・演劇は?」
桜子「私の『カラオケ好き属性』もつけてみたよ〜!」
夏美「『長生き(?)』『演劇部属性』『カラオケ好き』このキャラクターなら、映画解説キャラクターとしていけるかな?
   映画好きな職人さん!このキャラ使ってみませんか〜?」

『次回こそ古がゲストのなめんなの部屋。この番組は 笑いは人生の調味料、まほ落語 の提供でお送りしました。』
180美空ウイルス.exe【謝罪】:2006/05/09(火) 18:00:54 ID:???
とりあえずの対処として、前回投下した回の最後『美空ウイルス.exe【ver:8.3】』を訂正させていただくことにしました。

亜子は分析隊で空気認定を受けてはいないため、空気には設定されません。

以降の展開は、以下の訂正を前提として書いていきます。
スレの方々には迷惑をお掛しましたことを、深く謝罪いたします(´・ω・`)

訂正:(>>98)美空ウイルス.exe【ver:8.3】の末

======================
千雨とザジがお楽しみの間、PCは勝手に起動した。彼女たちが気付かぬ間に、ウイルスは新たなる二行をログに書き込んだ。

Action:Virus_Misora【村上夏美:空気設定を解除】
Action:Virus_Misora【相坂さよ:空気設定を完了】

【つづく】
181マロン名無しさん:2006/05/09(火) 18:02:02 ID:???
(方眼紙の裏)
ウイルスで見えなくなるのはウイルスSS内
もしくはウイルスSSインスパイア作品内でのことであって
スレ自体に影響は無いってことやね
だから感想に見えないネタを使うのは各々が自粛
すればいいじゃない?
(方眼紙がいっぱいになったので終了)

方眼紙の表にさよ亜子を
書いてみようと思った受験生の戯言乙
182美空ウイルス.exe【ver:9.1】:2006/05/09(火) 18:03:21 ID:???
日が昇る。新しい何かが始まるのには、朝陽がまず必要なのだ。今日の始まり。それは、昨日の終わり。
「ふぁあ〜」
夏美は目覚めた。見慣れた天井が視界を塞ぐ。変な夢だったなぁ…そんなことを思いながら、目覚まし時計を傾けた。
「6時…起きなくちゃ」
素足が触れた木張りの床は冷たい。ベッド脇に脱いだままになっているはずのスリッパを足で探る。そして、いつまでも足に触れないスリッパに苛立って、足元を直視してみた。
「あれ?スリッパがないや」
不思議がりながらも、夏美は自分の部屋を出た。いいんちょとちづ姉の部屋の扉はまだ閉まっている。まだ眠っているみたいだ。
階段を降り、スリッパの行方を探す。ぴたぴたとした足音が、静かな寮部屋に聞こえた。
「スリッパ〜、スリッパはどこに脱いだっけ?」
瞬間、夏美は納得のいかない光景を目にした。スリッパは玄関にあったのだ。帰って来る主人を迎えようとするかのように、その口はドアを向いていた。
夏美には、まるで自分が寝床に直接帰って来たみたいに思えた。玄関から帰って来て、スリッパを履き忘れて、夜まで気付かないはずがない。

「夏美さん?」

いいんちょの声が、後ろの方から響いた。何故だろう。どこか懐かしい感じがする。
振り返ると、階段の途中にいいんちょが立っていた。階段を降りる途中で夏美に気付き、硬直してしまったように、眼を見開いて、驚きの表情を浮かべている。
「夏美さん…そんな、わたくし、なんてことを…」
あやかは眼を瞑り、頭痛を抱えたように俯いた。
「いいんちょ、おはよう。頭痛いの?」
その言葉を聞き、あやかは突然泣き出す。
「ごめんなさい、夏美さん、ごめんなさい」
夏美には意味がわからなかった。でも、あやかを抱きしめることはできた。

【つづく】
183マロン名無しさん:2006/05/09(火) 18:03:40 ID:???
>>180
まだ続けるのかよw!空気嫁!
184178・9:2006/05/09(火) 18:07:42 ID:???
>>182
返事欲しかったなぁ・・・

ナンダヨコノナガレ・・・モウダメダ、ギブアップ。>orz
日曜日に投下したいのを投下してお別れッス。
185マロン名無しさん:2006/05/09(火) 18:08:07 ID:???
>>183
お前が空気読めや。悪いのは悪のりし過ぎた住人であって、ss職人さんではない。そこを理解汁。
186マロン名無しさん:2006/05/09(火) 18:14:50 ID:???
だからなんでここで議論続けるかなぁ
せっかくスレ立ててくれた人がいるのに(^ω^#)
187マロン名無しさん:2006/05/09(火) 18:18:51 ID:???
>>178
ごめん。携帯電話から書いてるから、書き込み寸前のレスは見逃しちゃうんだ。無視したわけではないよ。

どうなんだろ。本心を言うと、『批判非難の対象になるようなSSは廃止中止すべき』なんて考え方はしたくないのですよ。受け取り側の問題でもあるわけだし。影響力を持つSSは投下すべきではない…なんてことになったら、ザジちうスレのSSの大半が消え去り得るよ。

美空の空気設定。亜子のたゆんたゆん。龍宮の浮気症。これらも、複数のSSが互いに影響を与え合って生まれたものだし、レスにも影響を与えてる。

まぁ、問題の原因が言えたことではないけどさ(´・ω・`)
188マロン名無しさん:2006/05/09(火) 18:20:08 ID:???
議論は俺には全く分からないが、
>>182 続きにwktkと言っておこう!
189マロン名無しさん:2006/05/09(火) 18:20:47 ID:???
>>179
蒲田行進曲とは・・・また渋いものを
しかし!しかし!さよは階段落ちができないのである。でも転ぶけどね

さよ、歴史の先生とか言う意味合いで使ってみようかな・・
ネタふりGJです

投下〜
190楓 守人:2006/05/09(火) 18:21:17 ID:???
楓 守人 14 (15と14が逆になりました)


1/2
麻帆良は広いのでござる。故に拙者の足を持ってしてもそのすべては巡回できないのでござる
そこで拙者は式紙を使って巡回をしたのでござるが・・・

楓 「番号!!!」
ちび1 「いち!!」
ちび2 「に!!」
ちび3 「さん!!」
ちび4 「よん!!」
・・・・
何度点呼しても一人?足りないのでござる。もしかすると・・・何者かに消されたのでござろうか?
もしかして侵入者が、という不安に駆られた拙者は、5番目の式神を出した地区を調べることにしたでござる
すると・・
?? 「助けでほしいでござ〜」
と何とも情けない声が聞こえてきたでござる。しかもそのこれが聞こえてきたのは拙者の住んでいる寮だったのでござる
?? 「やめ・・・舐めてはいかんでござ〜」
舐める?果たして式神は誰に捕まったのでござろうか?ともかく真相を確かめるべく、拙者は探索を開始したでござる

式神は簡単に見つかったでござる。とある部屋のベランダ、そこで誰かに捕まっていたでござる
捕まえていたのは裕奈殿、楽しそうに式神を捕まえては放し、そしてまた捕まえていたでござった
あの様子、どうやらまたねこにされているようでござるな。思えばここは那波殿の部屋のベランダ、あり得ない話ではないでござる
ちび5 「あ、主殿〜。助けてほしいでござ〜」
式神は拙者に気がついたようで助けを求めてきたでござる。まったく、我が式神ながら情けないでござるな
191楓 守人:2006/05/09(火) 18:23:02 ID:???
2/2
拙者は裕奈殿をねこじゃらしで式神から気をそらすと、そのまま膝の上に乗せて喉を優しく撫でたでござる
裕奈 「ごろごろごろ・・・」
まさに猫なで声を出して拙者の膝の上で甘える裕奈殿、これは春の縁側でやってみたいシチュエーションでござるな

ちび5 「助かったでござ〜」
ちびかえで5は、拙者を挟んで裕奈殿の反対に来ると、そうつぶやいたでござる
楓 「まったく、裕奈殿に捕らわれるとは、修行が足らんでござるな」
ちび5 「面目ないでござ〜」
楓 「さあ、今日は特に何も起こっていないようでござるから、もう戻るでござるよ」
ちび5 「あいあい、でござ〜」
式神はそういうと紙型に戻り、拙者の手の平にひらひらと落ちてきたでござる
拙者はその紙型をしまうと、ちょっと途方に暮れたでござる
この裕奈殿、どうしようかと
そのときでござる。突然ベランダの窓が開かれ、中から千鶴殿が顔を出したのでござる

千鶴 「あらあら、裕奈さんがどこにもいないと思ったら・・こんなところにいたのね。こんにちは楓さん」
優しそうな笑みを浮かべ、千鶴殿はベランダに出てきたでござる
楓 「失礼しているでござる。裕奈殿が・・」
千鶴 「こんなに甘えているなんて・・・よっぽど楓さんが気に入ったのね。楓さん、動物に好かれやすいのね」
楓 「まあ・・」
千鶴 「こんなところでお話なんてなんだから、お部屋に入ってくださいな。お茶とお茶菓子を出しますから」
楓 「お茶菓子・・では遠慮無く」
千鶴 「そういえば楓さんはプリンが好きでしたわね。お手製だけどいかが?」
楓 「是非いただくでござる!!!」

平和・・・プリンのある平和。たまらんでござるなぁ〜

192マロン名無しさん:2006/05/09(火) 18:34:14 ID:???
>>190
和むなぁ…
縁側に座って茶飲み話にふける楓と千鶴なんてのも絵になるかもね GJ!
193マロン名無しさん:2006/05/09(火) 18:52:02 ID:???
>>190 荒んでいた気持ちが和みました GJです
194マロン名無しさん:2006/05/09(火) 18:55:31 ID:???
>>190
ほんわか(=´д`=)GJ!
195マロン名無しさん:2006/05/09(火) 19:08:59 ID:???
キャラだけでなく職人をも消すとは恐ろしいウィルスだなw
196マロン名無しさん:2006/05/09(火) 19:11:57 ID:???
〜が見えないってのを控えればいいんだ
楽しみにしてるやつも居るよ、美空ウイルスの人頑張ってくれ
197マロン名無しさん:2006/05/09(火) 19:16:05 ID:???
>>179
ちょっと予定と違うけど・・
投下〜
198さよ 小さな知識:2006/05/09(火) 19:17:22 ID:???
さよ 小さな知識


さよ 「こ、こんにちは・・・さよです」
和美 「ふっふっふっ・・・私にかかればどんな情報も丸裸!!朝倉の和美さんでいっ!!!」
さよ 「あ、あのう・・今日はいったい?」
和美 「みんなでお勉強しようってのよ。何か小さな知識を教えてよ」
さよ 「わ、私がですか?」
和美 「そうよ!!我がクラスで3番目に長生き?のさよちゃんの知識を教えてよ!!」
さよ 「三番目?」
和美 「そう、二番目に長生きなエヴァちゃんは基本的にブラックなネタになっちゃうし・・・」
さよ 「一番目っていったい・・」
和美 「○ばさん何だけど・・・うわ何をするやmwqあwせdrftgyふじこlp;@:・・」
さよ 「あ、朝倉さんが・・・朝倉さんが異次元空間に連れ去られてしまったので私一人で始めようと思います」

さよ 「で、小さな知識なんですが・・・時代劇で見ることのある日本刀のかちゃりという音です」
夕映 「よくお侍さんが刀を構えたときに鳴る音のことですね」
さよ 「あ、綾瀬さん!!!どこから!?」
夕映 「ふっふっふっ・・・こんなこともあろうかと柱の影から覗いていたです」
さよ 「そ、そうなんですか・・」
夕映 「それでその音がどうしたですか?」
さよ 「あ、それであのカチャリという音は鐔(つば)と切羽(せっぱ)がゆるんでいるときに鳴る音なんですね」
夕映 「それはつまり?」
さよ 「それってゆるんだ日本刀のことでしっかりと刀を管理していない、つまり武士としてはずかしいことなんです」
夕映 「なるほど、つまりあの音がする刀を持っているというのはダメ侍なんですね」
さよ 「そうなんです。この間、映画館で時代劇を見ていたときに感じたことなんですけれどね」
夕映 「映画館にはいるときにお金、払ったですか?」
さよ 「・・・あ!!いけない、集会の時間です。遅刻しちゃうので今回はここまでで・・・」
夕映 「逃げたですね・・・」

199マロン名無しさん:2006/05/09(火) 19:20:02 ID:???
>>198
えっ、そうだったのΣ(゚Д゚;)ノノ
豆知識って手軽だけども為になるよね(`・ω・´)っGJ
200マロン名無しさん:2006/05/09(火) 19:21:22 ID:???
さよが見えない……って言いたいところだが、
GJ!!
201マロン名無しさん:2006/05/09(火) 19:43:11 ID:???
結構な漫画で剣士キャラが音出してるような
あいつら全員ダメ剣士なのかよwwwww
あ、日本刀に限った話かな?
202Volley:2006/05/09(火) 19:48:10 ID:???
のどか「頑張る那波さん
ハルナ「8時に集合!のどか「疲れた那波さん
ハルナ「二食でビンビン!
のどか「コ〜チ、結構厳しいね〜、バチコン バチコン
ハルナ「コ〜チ、結構タイプだわ〜、アタック アタック
の・ハ「那波さんバレー、那波さんバレー、那・波さん…。
のどか「諦〜め〜た首筋に、絡み〜付くコレステローぉぉぉぉル
ハルナ「吐き出〜し〜たストレスを、ぶつけ〜る姿ぁぁぁぁ〜!
の・ハ「那波さんバレー、那波さんバレー、那波さんバレー、那波さんばれぁぁぁぁぁぁぁいっ!

千鶴「長ねぎギンギン!!」
203五月 くいもん屋:2006/05/09(火) 19:51:55 ID:???
五月 くいもん屋


GWも終わり、今日はくいもん屋はお休みです。食べに来てくれた人に感謝です
さて、お休みとは言っても私は日々修行なのです
それで今日訪れたのは、那波さんのお部屋でした

千鶴 「あら・・・いらっしゃい」
エプロン姿の那波さん。お料理を作るお嫁さんみたいです
千鶴 「今日はどうしたの?お店、お休みなの?」
五月 そうなんです。それでお勉強もかねて那波さんのお料理の技術を見せていただけないかと・・
千鶴 「あらあら、それは光栄だわ。でも私なんかでいいの?」
五月 お願いします。那波さんの作る家庭の味、最高だと小太郎さんから聞きました
千鶴 「そんなにすごいとは思えないけど・・・じゃあ、こうしましょう。一緒に作るっていうのはどう?」
五月 はい!喜んで
千鶴 「私もあなたからお料理を教えてもらいたかったのよ。ちょうどいいわ」
五月 私でよければ・・・

トントントン・・・
まな板の上で長ネギを刻む音
ことことこと・・・
鍋が煮えて、蓋が踊る音
これが家庭の音なんだ。出来上がりを待つ、旦那さんを刺激するいい音なんだ

千鶴 「五月さん、そっちのお皿を取って」
いけない。ボーとしてちゃ一緒に作る意味がなくなっちゃう
五月 これですね。盛りつけは任せてください
千鶴 「お願いしますね」

そうか、見せる姿も、聞かせる音もそれはもう食事なんだ

204マロン名無しさん:2006/05/09(火) 20:06:14 ID:???
>>202
ごめん分からん
なんとなくイメージは面白いんだが

>>203
ネギと聞いて襲われるさっちゃんが浮かんだ俺は負け組
GJ!
205マロン名無しさん:2006/05/09(火) 20:11:05 ID:???
久々に普通の那婆さんをみた希ガス
206マロン名無しさん:2006/05/09(火) 20:12:49 ID:???
>>203
さっちゃんに若奥様スキル追加wGJ!
207マロン名無しさん:2006/05/09(火) 20:17:19 ID:???
その後の>>205を見た者は誰もいなかった・・・・
208マロン名無しさん:2006/05/09(火) 20:17:36 ID:???
>>203
ちづ姉ぇのエプロン姿を妄想した。
千鶴「貴方、今日はすき焼きよ(はぁと」
209ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊:2006/05/09(火) 20:18:15 ID:???
ゆえ「ゆえと」
ハルナ「ハルナの」

『ザジちうスレ・傾向分析〜!』
エヴァ「中編だと」

ゆえ「最近のスレ内での各キャラの扱われ具合を分析する『傾向分析』、7回目になりました。
    分析を始める前に、まず言っておかなければならないことがあるですね」

<この度は皆様にご迷惑をお掛け致しまして、誠に申し訳ございません。
  前回放送分の出席番号5番は和泉亜子であり、その後の出席番号が一つづつずれています。
  ここでお詫びと訂正をさせていただきたいと思います。
  避難所の方で今後の放送についてのご意見を募集しております。
  これを機により良い放送にしていきたいと考える所存でありますので、宜しくお願い致します>

<この番組は
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃     ノノ                               .┃
┃   〃 ´⌒`ヽ.                               ┃
┃  Ki ((ハレ))〉  *  『抱き枕から夜のオカズまで   .┃
┃  ノヘ.|l. ゚ ヮ゚リ  ,*   漏らさずカバー』の         ┃
┃  (( ⊂リ.水'||つ  ,*                        ┃
┃   ))  く/_|〉                                ┃
┃      し'ノ                  雪  広  社   ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛と
  『ひとときの甘さにネコまっしぐら』ユナカン ウィズアコの提供でお送りいたします>
210ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊:2006/05/09(火) 20:18:46 ID:???
〜5番:和泉亜子〜

ゆえ「ドクターアコー休止になってからどうなるかと思っていたですが、すっかり安定してるですね」
ハルナ「主流は野球とあま〜いシリーズ、かな…あれ、ランキングについてのコメントはなし?」
ゆえ「とりあえず議論が一段落するまでは内容だけで見ていこうと思うです」
エヴァ「考えてみれば、開始当初はランキングなどなかったらしいな」
ゆえ「ええ、最初は出来ていたんですからなんとかなると思うですよ」

〜12番:古菲〜

ゆえ「すっかり二代目総受けを継承したくーさん。楓さんとは安定した関係を育んでいるようですね」
エヴァ「む、考えてみたらヤツの血は吸った事がなかったな……貴様の血より健康的で良いかもしれん」
ハルナ「……こっち見んな」

〜13番:近衛木乃香〜

ゆえ「妙な占いが最近注目され始めたこのか。当初からの設定ですが、あまり生かされたSSは多いとはいえないです」
ハルナ「いろいろ奪い合いはあったけど、最終的なせっちゃん獲得レースの勝者、かな」
エヴァ「公式設定の壁は厚いということだろうよ、まったく」
ハルナ「ん、エヴァちゃんからほのかなラブ臭が……」
エヴァ「気のせいだ。今すぐ忘れろ」
211マロン名無しさん:2006/05/09(火) 20:19:18 ID:???
ネギまキャラたちの大暴露


高音「さあ始まりました『ネギまキャラたちの大暴露』。私、司会の高音・D・グッドマンです」
愛衣「この番組はネギまキャラたちが個々の知っている情報を大暴露するものです。あっ私は佐倉愛衣です」
高音「ちなみにこちらが今回大暴露をしてくれる6人の人たちです、それぞれ専用ボックスに入ってます」
愛衣「尚、喋り方などで面が割れてはいけないため、すべて標準語でお願いします」

1〜6のボックスの人たち「分かりました」

高音「それでは早速大暴露に入りましょう」
愛衣「フリップに書いてもらいますが、イニシャルかキーワード的なものでもOKです」
高音「それでは1番の方から」

[K.K]
高音「一番の方、K.K」
愛衣「そのKさんはどういう一面を?」
1「…実は最近彼女を呼ぶとき『このちゃん』って言わないと返事をしてくれなくて…もう私はどうすれば…うっ、うっ…」
高音「のっけからバレバレですね」
愛衣「そんな1番の方を慰めつつ2番の方」

[T]
2「えーこの人は○○○○に行った先で、10人が10人ともヤったと言ってましたね」
高音「2番の方それは真実なのですか」
2「らしいですよ」
3「ギリギリギリギリギリギリギリギリ」
愛衣「まずいです。3番の方、歯軋りがすごいです」
高音「また浮気したと大揉めになりそうですね」
212ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊:2006/05/09(火) 20:19:28 ID:???
〜14番:早乙女ハルナ〜

ゆえ「相変わらず大活躍ですね。龍宮さんといい、一度ハマるととことん動きやすいですよね」
エヴァ「某所の分析……具体名は出さんが、貴様は暴走の素質があるらしいな。
     ネタ系SSに走るにはうってつけの役目という訳か」
ハルナ「そのネタ引っ張るならお色気担当といいなさいな幼女。お〜っほっほ♪」
エヴァ「き、貴様……言うてはならん事を……」
ゆえ(この二人、普通に絡ませても面白いかもしれませんですね)

〜15番:桜咲刹那〜

ゆえ「元祖総受け……とはいっても最近はもっぱらこのかと一緒のようですね。後は妄想症説でしょうか」
ハルナ「時々幼女化するけどね。いぢめてオーラはすっかりくーちゃん担当だからなぁ」
エヴァ「貴様とチャオの妄想マシンは……ああ、今回は自爆だったな」

〜16番:佐々木まき絵〜

ゆえ「いいんちょさんといい関係のまき絵さん。そういえば数少ないピュアカプでした」
ハルナ「いいんちょ自身はアスナに襲われまくって経験積んでるからね〜」
エヴァ「しかし盗賊兼姫役をやるとはおもわなんだ。あのシリーズには少なからず期待しているぞ」
茶々●「時代考証的にマスターが登場できるとは思えませんが」
エヴァ「……。」
213マロン名無しさん:2006/05/09(火) 20:19:58 ID:???
愛衣「ちょっと待ってください。6番の方どうされました?」
6「すいません、私も同じなのですが。彼女にインタビューしたときにこんなことを言ってましたよ
  『私の一番のシンボルはこの百○棒だ、アキ○にとってこれは幸せを呼ぶ延べ棒さ』とか」
愛衣「3番の方、どうなんですかー!幸せを呼ぶ延べ棒でしたか!」
高音「どんな棒だったんですか!」
1「すいません。これ以上追求すると3番の方によく似た私の師匠の××がやってきそうなので…
  そろそろこの話は控えてやってください」
高音「わ、分かりました」
3「ギリギリギリギリギリギリギリ」


仰天大暴露はさらに過激な後編につづく…
214ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊:2006/05/09(火) 20:20:02 ID:???
〜17番:椎名桜子〜

ゆえ「最近はギャンブラーとしてはなりを潜めつつある桜子さん。千雨さんのパシリとなりつつあるですが……」
ハルナ「そういえば大博打に出てザジちゃんからちうちゃんを分捕る、なんて手もあるのかな?」
エヴァ「主役級のあの組み合わせが早々簡単にオチるとは思えんが……まぁ、期待しておくか」

〜18番:龍宮真名〜

ゆえ「すっかり本来の姿よりもっこり真名さんで定着してしまいましたね。大活躍は止まりそうにないです」
ハルナ「数少ないところでシリアスルートが残ってるよ。ミラーワールドと『絶望の淵から』だっけ」
エヴァ「そういえば、分析自体をスタートした時から龍宮はスレの中核を占めていたな。
     この勢い、止まることはあるのだろうか……」
ゆえ「少なくとも亜子さんのたゆん並の破壊力を持つ属性でなければ難しいと思うです」
ハルナ「一番期待できるのは将軍様ね。あのシリーズは単発ですごいペースだからなぁ」

〜19番:超鈴音〜

ゆえ「良くも悪くも今一番の注目株である『ウィルス』及び『ミラーワールド』での重要人物ですね」
エヴァ「これまた某分析を引用するが『煽り役』というのが言いえて妙だ。
     登場自体は少ない上にそれほど目立たんが、必ずストーリーの中核に絡んでくる」
ハルナ「クスリネタもあるからね〜。あの人の抱えてるシリーズは目立つ属性をくっつけるのが凄く上手いよ」
ゆえ「次はどのようなネタを発見するか、いつも楽しみにしてるです」
215ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊:2006/05/09(火) 20:20:33 ID:???
〜20番:長瀬楓〜

ゆえ「今回非常に活躍していた楓さん。当然功労者は例の将軍様ですね」
ハルナ「それだけじゃなくて、守人も通常通り投下が続いてる。その割に目立たないのは忍者だからかな?」
エヴァ「これを目立たないと言ってしまうのは少し違う感もあるのだがな。
     前に出ないというより、保護者的立場であることが似合うからだろうよ」

〜21番:那波千鶴〜

ゆえ「最近では年上のお姉さんという側面を色濃く反映しつつある千鶴さんです」
エヴァ「ネギを振りかざす事も少なくなってきたようだ。全体的に落ち着きつつあるな」
ハルナ「必ずしもそれがいいとはいえないのがこのスレなんだけどね。
     守りに入らずどんどん新しい発見をしていくこと。それ自体がキャラの発展に繋がるんだから」

ゆえ「といったところで本日も時間が来てしまいましたです」
ハルナ「なんか時差ボケな感じがするなぁ。確かにここの時計は午前1時なんだけど。
     まるで時間が早く過ぎていくような……」
ゆえ つ[オカカチョコ]

ゆえ「…さて、ハルナも黙った事ですし、次回の分析をお楽しみに願います」
エヴァ「…その残りのチョコはどうする気だ?」

<この番組は『抱き枕から夜のオカズまで漏らさずカバー』の雪広社と
  『ひとときの甘さにネコまっしぐら』ユナカン ウィズアコの提供でお送りいたしました>
216211、213:2006/05/09(火) 20:21:44 ID:???
うわ…更新しないで投下してたら被っちゃった。
ラジオの方申し訳ない
217分析隊:2006/05/09(火) 20:22:48 ID:???
>>216
いえいえ、ある意味裏番組的で面白いと思ってしまったんですがw
ではではどうぞ〜
218マロン名無しさん:2006/05/09(火) 21:54:52 ID:???
ラジオの人グッジョブ!
219マロン名無しさん:2006/05/09(火) 22:03:18 ID:???
>>ラジオの人
いろいろ大変だろうけどガンガレ。楽しみにしてるから
将軍様には一応全員出せたらいいなって思ってます
配役は全員決まっていますので・・・
>>211
えろいよ。えろいよ。ハァハァ・・

で、投下します
220風香 甘えん坊将軍:2006/05/09(火) 22:05:09 ID:???
風香 甘えん坊将軍


1/5
むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな
しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです


さてここは麻帆良城下にあるくいもん屋五月、なにやら店内が騒がしいようですが・・・
?? 「うい〜、もっとお酒のませてよぅ・・・」
店内でくだを巻く酔っぱらいが一人、とっても見苦しいです

風香 「なに、あれ?」
楓 「酔っぱらいでござるよ、ネギ殿にあったあやか殿のような感じでござるよ」
風香 「ふうん・・」
やがてその酔っぱらいさんは、店主の五月さんに絡み始めました
?? 「ねぇ、お酒ちょうだいよう・・」
五月 もうだめですよ、美砂さん。飲み過ぎです
美砂 「いいじゃない、お金はあるんだからさ」
五月 体によくないです。もう止めましょうね
美砂 「もう、あなたと私の仲じゃないの。女にしてあげた夜のこと、忘れた訳じゃ無いわよね」
五月 み、美砂さん!!!
美砂 「可愛かったなぁ、あの夜のさっちゃん。朝まで可愛がってあげたら、次の日、立てなくなってたわね」
五月 もう、やだ!!!

女将さんはそういうと、顔を真っ赤にして厨房の奥に逃げてしまいました
酔っぱらいさん、ちょっとつまらなさそうです
美砂 「ん〜なんだかしらけちゃったなぁ・・・次はどこに遊びに行こうかな・・」
221風香 甘えん坊将軍:2006/05/09(火) 22:07:42 ID:???
2/5
風香 「ねぇ、あなた遊び人なの?」
将軍様、この酔っぱらいさんに興味津々です
美砂 「ん?なんだね、ちみたちは?」
風香 「ボクね、遊び人の風さん。で、こっちが楓」
楓 「楓でござる」
美砂 「私は美砂、この町で遊び人をやってるの、よろしく」
風香 「よろしく。で、ボクはこの町に来たばかりだからこの町よく知らないんだ。ちょっと案内してよ」
美砂 「ふむ、ようござんしょ。そういうことならこの私、遊び人の美砂さんにお任せでい!!」
風香 「そう来なくっちゃ!!」
こうして三人は麻帆良の町のお遊びスポットを巡るのでありました


美砂 「遊びと言えば飲む、打つ、買う。飲むはさっちゃんのところだから・・・打つね!!!」
風香 「打つ?」
美砂 「そう、打つ。つまり・・・博打のことよ!!!!」
風香 「おおお・・・」
美砂 「で、ここなのよね」
そういって美砂さんが連れてきたのは、とある丸太でできたお屋敷でした
風香 「ここ?」
美砂 「遠い海外風のお屋敷らしいの。何でも貿易で訪れた屋敷の主人がこの町での住処にって建てたらしいの」
楓 「それで博打とどう関係しているでござるか?」
美砂 「実はね・・・ここの地下に賭博場があるの。それもかなり凄腕の賭博師がいるの」
麻帆良国では賭博は完全な違法ではありません。まあ、限度はありますが・・
風香 「凄腕・・わくわく」
楓 「ふむ・・・」
美砂 「では、れっつごお!!!」
222風香 甘えん坊将軍:2006/05/09(火) 22:10:14 ID:???
3/5
?? 「いらっしゃいませ、どのようなご用でしょうか?」
呼び鈴を鳴らしてしばらくすると、扉が開かれました。出てきたのは少し無表情な執事服を着た女の人です
美砂 「茶々丸さん、私よ、私。用件は”今夜は星が出てるなぁ、明日はきっと天気だろう”なんだ」
茶々丸 「わかりました、美砂様。お連れの方もどうぞ・・」
美砂 「ねえ、ここのご主人は?」
茶々丸 「入院です。花粉症の治療で和泉養生所に入院しています」
美砂 「そっか・・」

執事さんに案内され、皆は地下に下りていきます。案内されたのはお屋敷の大きさよりも広い大広間でした
そこではいろいろな人が賭博に興じているようです

?? 「くう〜どっちだぁ!!!」
声のする方を見れば、どこかで見た人が何かの賭博をしています
あの人影、確か裕奈さんをさらった画家さんではありませんか
ハルナ 「くくく・・・こっち!!!」
相手が持った二枚のカード。そのうちの片方を画家さんは引きます。そしてそれは・・・ジョーカーでした
ハルナ 「う、うああああ!!!!」
?? 「あンた・・・背中が煤けてるぜ」
ハルナ 「ま、まだだからね!!!あんたがもう一回ジョーカーを引けばまだ負けてないから!!!」
二人が行っている博打、それはどうやらババ抜きのようです
?? 「ふっ・・・」
相手はゆっくりと手を伸ばし、画家さんの持つ二枚のカードのうちの一枚を引きました
ハルナ 「あ・・・あ・・・」
?? 「終わり・・だ」

相手の手から二枚のカードがこぼれ落ち、勝負の決着を示しました。ハートのAとスペードのA、終了です

美砂 「あれが最強の賭博師、桜子さんよ」
223風香 甘えん坊将軍:2006/05/09(火) 22:12:09 ID:???
4/5
風香 「か、格好いい!!!」
美砂 「私の知る限り、彼女の負けはないわ。一度もね」
風香 「じゃあ、ボクがその一番乗りだい!!」
美砂 「あ、待って!!」
しかし将軍様、そんなことはお構いなしに勝負を挑んでしまいました

風香 「ボクと勝負だ!!!いざ尋常にしろい!!!」
桜子 「私と?ふっ、火傷するよ、お嬢ちゃん」
風香 「ぬうう、ここに300万帆(1帆=1円)あるもん!!!これをかけて勝負だ!!!」
桜子 「・・・親の金で豪勇かい?気に入らないな」
風香 「うるさい!!!負けるのが悔しいんだろう!!!この負け犬め!!!」
桜子 「わかったよ。勝負は一回勝負。恨みっこなし」
風香 「もちろん!!!」
桜子 「で、何で勝負だ?」
風香 「それはこれ!!”丁半”だい!!」
伝統の博打、さいころを使った丁半博打で将軍様は勝負を挑むようです
桜子 「で、お嬢ちゃんが振るのかい。それとも私が振ればいいのかな?」
風香 「ボクが振って、お姉ちゃんが当てる。それでいい!?」
桜子 「どちらでもいいさ。さあ、早く振ってくれ」

さて、将軍様。壺を持ち、さいころを二個持って構えます
風香 「ようござんすか?では・・・入ります!!!」
手をクロスするようにして、さいころを壺の中に入れます
そして壺を机に振り下ろしたときに事件は起こりました
ころん・・・
なんと壺の外にさいころが二個とも出てしまったのです
224風香 甘えん坊将軍:2006/05/09(火) 22:15:30 ID:???
5/5
桜子 「丁・・・」
転がったさいころは1と1、俗に言うピンゾロの丁です。丸見えのピンゾロの丁です
風香 「ま、まった。今の無し!!て、手元が狂ったんだ、ね?」
桜子 「お嬢ちゃんには博打は100年早い、とっととお金を置いて出て行きな」
風香 「で、でも・・・」
楓 「すまなかったでござる、これ、風殿。行くでござるよ」
風香 「でもぉ・・・」
楓 「明らかに風殿の失策でござる。勝負に言い訳は無しでござる」
桜子 「・・できればあンたと勝負したかったな」
楓 「それは今度の機会にでも」
美砂 「ここはまだ早かったみたいだね。別のところ行こうか・・」
こうして将軍様は、涙を流しながら賭博場を後にしたのでした


美砂 「じゃあ、最後に・・買うをいってみようか!!!」
風香 「買う?」
美砂 「ぐふふ、お・と・こ・の・こ。可愛い子がいるのよ。小太郎太夫っていってね・・」
そのときです。三人に大きな怒声が浴びせられました
?? 「アンタ!!!いつまでふらついているの!!!早く帰ってきなさい!!!」
振り返ると、そこにはとっても怒ったお姉さんがたっていました
美砂 「げ!!円!?」
円 「お酒ばっかり飲んで、その上博打。あげくにいたいけな少年で遊ぼうなんて・・・妻の私がいるっていうのに!!!」
どうやらこのお姉さん、美砂さんの奥さんのようです
円 「今日という今日は・・・うちでこってりと絞ってやるんだから!!」
こうして襟首を捕まれた美砂さんは、円さんに引きずられていきました

風香 「あやか姉より怖いね」
楓 「博打とかよくないでござる。よくわかったでござろう?」
引きずられてゆく美砂さんを見て、将軍様はちょっぴり反省したのでした

225マロン名無しさん:2006/05/09(火) 23:17:53 ID:???
>>224
美砂円という新カプがwwwww
いつもGJ!
…ところで最初の一行誤植じゃね?
226マロン名無しさん:2006/05/09(火) 23:25:00 ID:???
ネギまキャラたちの大暴露

高音「えー後半に入る前にお詫び放送をさせていただきます」
愛衣「前編でラジオとぶつかり同時に投下となりましたことをお詫びいたします」
高音「それでは本編に入りましょう3番の方」

[A]
愛衣「Aさんです、苗字か名前かはっきりしてないのでかなりの数が該当しますね」
高音「えーこのAさんは何をした人なのですか」
3「…これは言っていいのかな」
高音「何かまずいことでも?」
3「まずいというか…少し前に○○で×××なことが…」
愛衣「え゛」
高音「それは大問題ですね、百合組にとっては大事件では…」
愛衣「一体誰なのですか!?」
3「……あの」
ごにょごにょ
高音「え!?嘘!?!?」
愛衣「嘘ーーーーーー!orz」
2&5&6「誰?誰?誰ー?」
高音「こ、これは刺激が強すぎるので大半を伏せさせていただきます…ごめんなさいorz」
愛衣「えー4番の方はまだ迷ってるらしいので5番の方」

[S]
高音「はい、Sさんですね」
5「えーとそいつは学園何かで打ち上げや集まりなんかでは×××優先で必ずといっていいほど
  出てこなくて(正直私も出てない)、料理を出す以外はそっち方面にお金を使いたがらないらしんだ。
  …というのを隣の6番の人に聞いた」
愛衣「はい6番の方、出番ですよ〜」
6「この人は目立たずのんびりペースを保ってるじゃないですか、とにかく何があっても絶対×××に立ち寄るの
  水道や次の日のスープの仕込とかガスの元栓が締まってるかとか」
227マロン名無しさん:2006/05/09(火) 23:25:38 ID:???
高音「そういうのは大事でしょうね」
6「それはいつものこと、最後に中華鍋で売上伝票を燃やしてるらしいんですよ」
一同唖然
2「ほんとですの!?」
5「それは初耳だぞ!」
4「…」
6「あのコック帽の中に隠してたんだ!とんでもない×××ですよ!!」
高音、6番の人に突っ込み。
高音「あなた、ネタ固まりすぎですよ」
愛衣「これ以上追求すると収集がつかなくなるので最後の4番の方に移動します」

[ちう]
高音「誰ですか?」
愛衣「ちうとは可愛い名前ですね」
5「…」
愛衣「そのちうさんってどんな人なんですか?」
4「…ちうは優しい、学園だと付き合い悪いとかキツイとか陰口叩かれてるけどそうじゃないの
  私がアイスを落として泣いてると自分のアイスをくれたり、お買い物でお金が足りないと
  不足分を立て替えてくれたり、それと…///ベッドの中とか…」
5番の人がフリップで顔を隠しながらこっそりと4番のボックスに入り込む。
4「痛い、痛いよちう」
5「そういうことは人前じゃ絶対言うなってあれほど言っただろう!!!」
高音「ボックスでご本人さん乱入です、こちらでは擦りガラスのせいで姿は見えませんが」
愛衣「ちうさーん、顔見せてくださーい」
5「ヤベ!」
高音「あれ?いない」

愛衣「そんなことをやっているともうお時間です。今日はみなさんありがとうございました〜」
高音&愛衣「次回もお楽しみに〜」

228マロン名無しさん:2006/05/09(火) 23:26:13 ID:???
収録語

愛衣「お姉さま。はっきりいいますけど、こんなぶっちゃけトークで次回はあるのですか?」
高音「これ自体、かなりの濃い可能性でお蔵入りになってましたし…それより愛衣、今日は暇?」
愛衣「お姉さま?」
高音「 や り ま せ ん か ? 」
愛衣「いやん♥」
229マロン名無しさん:2006/05/09(火) 23:36:11 ID:???
>>191
うはぁーGJです!!
っていうか誰かちび5イラキボン!!
230マロン名無しさん:2006/05/09(火) 23:42:48 ID:???
>>215
ラジオの方乙です。
分析大変でしょうが、スゴク楽しみにしています!がんばって下さい。
231224:2006/05/09(火) 23:43:27 ID:???
>>225
レスdです
ええと・・・どこが誤植かわからないです
>>暴露の人
正直、ネタが濃すぎてわからないです
しかし・・・
私がアイスを落として泣いてると自分のアイスをくれたり、お買い物でお金が足りないと
不足分を立て替えてくれたり、それと…///ベッドの中とか…

ここはハァハァしました。GJです!!
232マロン名無しさん:2006/05/09(火) 23:46:05 ID:???
>>228
漏れも全然ワカンネ
住人失格カモ
233マロン名無しさん:2006/05/09(火) 23:46:53 ID:???
俺もぜんぜんわかんねえw
新参でごめんね。勉強するね。
234サヨロット:2006/05/09(火) 23:52:03 ID:???
「いや〜、スクープが大当たりしたからもうお金がぁ凄いよー」
朝倉が満面の笑顔で札をばらまきながら部屋で踊っていた。
「そうださよちゃん!何か欲しいものある!?」
朝倉がさよに向けてお金をばらまく。
「そうですねぇ・・・じゃあ!」
さよがテーブルからポルターガイストの応用で紙とペンを取り出し欲しいもの買いて朝倉に渡した。
「えーと、何々?」


真帆良タツミヤ堂製
COLT PYTHON6in


「え〜と、これは?」
朝倉がさっきとは正反対の顔でさよに聞く。
「りぼるばぁって奴ですね、これを使って・・・・」
何かよからぬことに使うようだが、とりあえず朝倉はタツミヤ堂まで行くことにした。
タツミヤ堂に着くと主人とその奥さんが愛の行為の真っ最中だったがそれを見ないふりして店内に。
「はぁ・・・はぁ・・・何だい?」
主人が息を切らしてカウンターまできた、とりあえず朝倉はさよに書いてもらった紙を見せた。
「これね、はいはい、まいど〜」
主人さんから銃をもらうとさよにその銃を渡した、すると。
「これです!この感覚です!ありがとうございます朝倉さん!」
ふよふよとどっかにさよは行ってしまったが、いやな予感がして朝倉はそのまま寮に戻った。

数時間後、聞き覚えがある悲鳴が聞こえた気がしたが、朝倉は怖くなりどこかへ行ってしまった。
「あれー?朝倉さんは・・・どこ?」
さよの足元には銃に驚いた人たちが転がっていたとかいないとか。
235マロン名無しさん:2006/05/10(水) 00:05:51 ID:???
>>234
さよが凶悪になっていくような・・・
宙に浮かぶ銃、こええ

で、さよネタでつ
236さよ 小さな知識:2006/05/10(水) 00:07:02 ID:???
さよ 小さな知識


さよ 「こ、こんばんは。集会から帰ってきたさよです。何の集会かは秘密です」
ハルナ 「アンタ・・・映画をただ見してるんだって?」
さよ 「な、何のことでしょうか?」
ハルナ 「夕映吉から聞いたよ。アンタも結構悪だねぇ」
さよ 「いいんです。だって私、幽霊ですから!!人権ありませんから!!えーん!!」
ハルナ 「泣かなくてもいいじゃない・・・」
さよ 「いいんです、どうせ私なんて・・」
ハルナ 「小さな知識、話すんじゃなかったの?」
さよ 「そ、そうでした・・・」

さよ 「で、今回の小さな知識ですが・・・座布団についてです」
ハルナ 「座布団?」
さよ 「はい、座布団と言っても笑点で使われている座布団についてです」
ハルナ 「また渋いところをついてくるわね」
さよ 「実は・・・笑点の座布団のお値段は35,000円もするんです」
ハルナ 「・・・それだけ?」
さよ 「”小さな”知識ですから・・・」
ハルナ 「て、いうことは、十枚集めると35万円の上に座っているということなのね」
さよ 「そうなんです。とっても贅沢ですよね」
ハルナ 「まあ、それだけの価値がある人が乗っているとは思うけど・・そういえば歌丸さん、入院したわね」
さよ 「え、それは大変です。お見舞いに行かなきゃ!!!」
ハルナ 「止めた方がいいわね。お迎えと勘違いしちゃいそうだから」
さよ 「えーん!!またハルナさんがいじめましたぁ!!!」
ハルナ 「泣かないでよ。ごめんってば」
さよ 「ハルナさん・・あんまりです・・」

237マロン名無しさん:2006/05/10(水) 00:10:16 ID:???
さよ 「朝倉さん!朝倉さぁんっ!!」
朝倉 「どうしたの?さよちゃん、そんなにはしゃいで」
さよ 「今、委員長さんに取り憑いて朝倉さんに手紙を書いてきました!!」
朝倉 「(・・・さよちゃん、今さらっとスゴイこと言ったよ・・・)
     て、手紙?どうしたの突然」
さよ 「らぶれたぁですっ!じゃーん!
    『愛羅武勇』
    きゃー恥ずかしいっ!!」
朝倉 「・・・・・・・さよちゃん、特攻だったの?」
さよ 「?特攻には入りませんでしたが、B-29を竹槍で墜とす訓練はしていました」
朝倉 「へ・・・へぇ―― そうなんだ・・・」

さよ 「これからもアササヨを『夜露死苦』です♪」
朝倉 「さよちゃん、ここザジちうスレだから・・・苦笑」
238マロン名無しさん:2006/05/10(水) 00:12:02 ID:???
たつみー、>>236に35,000円の座布団3枚あげて!!!
239237:2006/05/10(水) 00:13:13 ID:???
うは。今日サヨちゃん祭だw

ボケかますサヨちゃんのネタにするつもりが、サヨちゃんの死んだ年齢考えると
普通にそういう時代だと知って軽く沈んだ。
サヨちゃんにはきっと重い過去があるんだろうなーってシリアスになってしまった。
240マロン名無しさん:2006/05/10(水) 00:14:39 ID:???
さよちゃんかわいいよさよちゃん
241さよ 小さな知識:2006/05/10(水) 00:48:14 ID:???
おまけ

さよ 小さな知識


さよ 「こんばんは・・夜は私の時間のさよです・・・」
まき絵 「暗いなぁ、明るく行こうよ」
さよ 「はい・・でも私、幽霊ですから・・」
まき絵 「そっか・・でも安心して、私なんて馬鹿なんだから!!」
さよ 「まき絵さん・・優しいんですね」
まき絵 「えへへ・・褒められちゃった」
さよ 「では気を取り直して・・・小さな知識です」

まき絵 「で、今回はどんな知識?」
さよ 「はい、二宮尊徳さんってご存じですか?二宮金次郎さんとも呼ばれていますけど」
まき絵 「えへへ・・・よくわかんない」
さよ 「ほら、よく学校の校庭や入り口付近に建っている像です。荷物を担ぎながら本を読んで歩いているという像です」
まき絵 「ああ、よく夜になると歩くっていう怪談がつきまとうあの像か」
さよ 「・・・と、とにかくその像です」
まき絵 「で、その像がどうかしたの?食べるとおいしいとか?」
さよ 「違います。通常は尊徳(そんとく)って呼ばれていますけど、本来は尊徳(たかのり)が正しいんです」
まき絵 「名前、間違えられてるのか。可哀想に・・」
さよ 「まあ、今となっては(そんとく)で呼んだ方がいいみたいですけどね」
まき絵 「実は・・はじめの頃、さっちゃんのことを(ごがつ)ちゃんだと思ってたんだ。えへへ・・」
さよ 「頑張ってください・・・」
まき絵 「な、何でそんな可哀想な顔するの。私が馬鹿だから?ひ、酷いよさよちゃん。うわぁぁぁん!!!」
さよ 「あ、ご、ご免なさい!!な、泣かないでください」

242マロン名無しさん:2006/05/10(水) 02:00:08 ID:???
千雨×桜子6(最終回)

とあるゲーセンのスロットマシン
桜子「ねー千雨ちゃん、煙草止めたほうがいいよ。身体に悪いよ」
千雨「うるせーな。ばれねぇって」
千雨ちゃんはいつもこんなことをしています、正直困ってます。
桜子「あ、これ揃いそう」
千雨「ん?マジ」
横から出てきてボタンを一回押すとびっくり!コインがジャラジャラと出てきちゃった。
それも3回連続。
桜子「やったー。大当たりぃ」
千雨「ちくしょー、こんなに当たるんだったらパチンコ屋にしときゃ金になったのにな」
桜子「プレゼントを買うためでしょ」
千雨「…」

相手は知ってる、ザジちゃん。
明日ようやく帰ってくるんだって。千雨ちゃんは喜んでた。
でもその代わり扱いの私はお払い箱なんだよね…寂しい。
桜子「あっまた大当たり〜。どうするの千雨ちゃん、このコインキープしとく?」
千雨「こんなに勝ちまくったらこれねぇんじゃねぇのか?」
男性1「ちょっと君たち」
男の人が二人?
男性2「見た感じ中学生くらいだが、身分証はあるかい?」
え!?ひょっとしてPTAか自治会とか!?
桜子「だから煙草は止めたほうがいいって言ってたじゃん、千雨ちゃん」
千雨「テメーが勝ちまくったせいだろが」
大体この時の対処の仕方は知ってる。
桜子、千雨「ま、とりあえず。逃げろーーーー!!」
男性1「ま、待て!」
あーあ、本当にあのゲームセンターに行けなくなっちゃったじゃん。
243マロン名無しさん:2006/05/10(水) 02:00:46 ID:???
必死に走って川原まで走って逃げた。
桜子「はーっ、はーっ、もう大丈夫…もう追ってこないよ」
千雨「ったく」
桜子「あー、千雨ちゃん髪乱れてるーあはは〜」
千雨「てめーもだろ!」
あーあ、もう帰らなきゃいけない時間だよ。もう千雨ちゃんとはお別れ…
千雨ちゃんに出会っていろいろと変わることが出来たんだよ。
桜子「もう、お別れ?寂しいよ」
千雨「……」

すると千雨ちゃんはコインを取り出したの。
千雨「さっき1枚ギッてきた」
するとコインを上に飛ばして両手で受け止めて、私の目の前に差し出したの。
千雨「二択だ」
桜子「…当てたら何かくれるの?」
千雨「ああ」
桜子「何でも?」
千雨「いいぜ」
その言葉にすごくやる気が出てきちゃった。じーっと両手を見てどっちにあるか…
どっちに………
千雨「お前、そんなに近づいてどうす!?
私は何も躊躇わず千雨ちゃんの唇を奪った。初めて千雨ちゃんとキスをした。
ザジちゃんにはいつもこんなキスをしてくれるのかな?

ゴッ

たぶんこうなるだろうと思ってたけど、やっぱり痛いや。
桜子「もー、グーでぶたなくてもいいじゃん」
そんな怖い顔で睨まないでよ千雨ちゃん。
244マロン名無しさん:2006/05/10(水) 02:01:51 ID:???
桜子「さっき何でもって言ったじゃん」
千雨「ぶっ殺す!」

桜子「そーやっていつも怒るけど…千雨ちゃんもズルイよね」
千雨「…」
桜子「さっきのコインだって、上に投げるふりをして後ろの草むらに投げたんでしょ。音が出てないもんね」
千雨「…お前」
桜子「今日はありがとう千雨ちゃん」
そう言って私は立ち上がって帰ろうとした。いつもの笑顔のままで。
桜子「じゃあね、また明日学校で。ザジちゃんによろしく!」
最後まで振り返らずに私は寮まで帰ったの、顔を思いっきり殴られたから円や美砂に心配されたけどね…
千雨ちゃん。私、本気だったんだよ…だからね、代わりでも結構楽しかったよ。
あれ?何で涙が…あはは、変だなぁ…私こんなに…涙…脆かった…っけ。

桜子が帰った後、一人川原で立ち尽くす千雨。
千雨「…」
(桜子「ズルイよね」)
後ろの草むらに顔を向けるとそこには飛ばしたコインが…そして握った両拳は何もなかった。
千雨「……馬鹿野郎」


千雨×桜子


245マロン名無しさん:2006/05/10(水) 02:03:23 ID:???
っきゃあああああああああ!!!!!!!!1111111
246マロン名無しさん:2006/05/10(水) 02:06:32 ID:???
ちょ…マジでか
247マロン名無しさん:2006/05/10(水) 02:09:48 ID:???
せつねぇよ、桜子×千雨………
テラGJ
248生み出せ超新星!!アミダショーSP:2006/05/10(水) 03:18:37 ID:???
1/2

風香「〜〜〜はいっ!!! 鳴滝風香でーす!!」(右手を右頬に添えるようなポーズ)
千雨「…………………長谷がw
風香「千雨ちゃん!今回はスペシャルだよ!なんと一挙3組のカップリング提唱!!」
千雨「ふーん。投下の間が空いたからか?」
風香「そんなチンケな理由なんかじゃないよ!とにかくスペシャルなんだよ!」
千雨「何をどう以てスペシャルなのかよく分からんが……」
風香「SSを書くにあたって重要なのがカップリング!しかし斬新なものはなかなか思い付かない!!」
千雨「個人的な話じゃないのか?」
風香「そこで!!カップリングを機械的に決めてしまえばいいじゃない!」
千雨「それでアミダか。安直な。」
風香「さあ!すべての命運を握るはただあみだくじのみ!今回提唱カプ第1弾はー!?」

    『和泉亜子』と『釘宮円』!!

千雨「………なあ」
風香「じゃあ早速カップリング第2弾もいってみよー!!
   お次のカップリングは……」

    『明石裕奈』と『佐々木まき絵』!!

千雨「……おい」
風香「何?どしたの千雨ちゃん?」
千雨「今日3組発表する理由が手に取るように分かったぞ。」
風香「え?なにが?」
249生み出せ超新星!アミダショーSP:2006/05/10(水) 03:20:05 ID:???
2/2

千雨「……まぁいいや、面倒だ。さっさと終わらせちまおう」
風香「じゃあ3組目いくよ!
   3組目のカップリングは……」

    『大河内アキラ』と『葉加瀬聡美』!!

千雨「えーと…浮気されぎみの水泳少女と純愛メカオタか。」
風香「ちょっと、他のカップリングにも触れてよ。」
千雨「どうして自分の首を絞めるようなこというかな。
   …でもお前の妹はいない話って無かったな、そういえば。
   それにこっちは最近見ないというか。」
風香「ほら!アミダは身近な落とし穴を見つけてくれるじゃない!
   手元で咲いてる花を見つけだしてくれるじゃない!」
千雨「上手く纏めたつもりか。」
風香「さあ!これらのカップリングに少しでも感化されたあなた!文章の長短、上手い下手は関係ないよ!」
千雨「甘いやつでもギャグタッチでも大歓迎だそうだ。」
  『このSSを投下するのは画面の前のー!』
風香「あなた!」
千雨「…あなた」
  『あなたでーす!』
250マロン名無しさん:2006/05/10(水) 07:14:24 ID:???
アちょ〜

いいんちょの部屋に泊まりにきたアスナ。
アスナ「いいんちょ、この紅茶頂戴」
いいんちょ「…別にかまいませんが」
アスナ「ありがと…ごくごく」
いいんちょ「何故自分で買って飲まないのですの」
アスナ「だっていいんちょと間接キスしたかったもん」
いいんちょ「…」

いいんちょ「そろそろ寝ますわ、明日菜さんはそっちに布団を用意してますので」
アスナ「…」
いいんちょ「何ですの」
アスナ「いや、そのパジャマ姿かわいいなぁ〜って」
いいんちょ「誰がどんな服を着てもいいではないですの」
アスナ「いや、下着姿でも十分ハァハァ出来るよ&hearts;」
いいんちょ「…」
アスナ「♪」
いいんちょ「あ、明日菜さん、何故私のベッドに…」
アスナ「だって添い寝したいもん」
アスナの両手の拳は人差し指と中指の間から親指が見えていた。
「もうだめかもしれない」と思ったいいんちょだった。
251マロン名無しさん:2006/05/10(水) 07:16:02 ID:???
試しにSSを書いてみたんだが、思ってた以上に難しいもので
本当に職人さんは凄いな、と改めて実感
現存のSSに感化された所もあったり
作者の力不足で駄文だったりしますが
お暇な方は是非読んでみて下されば幸いです
では、投下
252マロン名無しさん:2006/05/10(水) 07:19:43 ID:???
存在

「みんな楽しそう・・・」
誰に言うでもなく彼女は呟く。
彼女の名は相坂さよ。地縛霊歴60余年と無駄にベテランだ。
部活の様子を羨ましげに眺めながら、さよはふと教室の時計に目をやる。
もうすぐ部活が終わる時間だ、と思いながら、さよは教室を後にした。

コンビニに向かう足取りの途中、さよは見知った顔を認める。
「あれは確か・・同じクラスの和泉亜子さん?」
ボールを器用にリフティングしながら亜子は歩いていた。
方向から察するに寮へ帰ろうとしているのだろう。
「よっ、ほっ、とっ・・・あ、すいませーん!取って下さーい!」
亜子の蹴ったボールがさよの目の前に転がってきた。
思わずさよはボールを拾いあげる。
亜子はさよの少し後ろにいた生徒に言葉をかけたつもりだったのだが。
「・・え」
突然、宙に浮かんだボールに亜子は唖然とする。
それが自分の方へフワフワ寄ってくるから堪らない。
「お、おおおお化け!?ひゃあああ!!」
血の気の引いた顔で駆け出した亜子を見て、さよはようやく自分の失態に気付いた。
うっかり彼女に自分が見えていないことを失念していたのだ。
その場に残されたさよは慌ててボールを返すために亜子を追う。
だが、さよにしてみれば親切のつもりでも、亜子から見ればボールが
自分を追ってくるという恐怖現象としか写らなかった。
「亜子さーん!ちょっと待って下さーい!」
「い、嫌や!助けておかーさーん!!」この鬼ごっこは世界樹前広場まで続いた。
253マロン名無しさん:2006/05/10(水) 07:21:08 ID:???
「も、もう走れへん・・堪忍して・・・」
さよはようやく止まった亜子の傍にボールを置く。
が、散々追い回してきたボールだ、亜子は怯えた表情でそれを見つめるばかりである。
どうにかして誤解を解かないと・・、とさよはボールの横に文字を書こうとして、
しかし、以前クラスで血文字を怖がられたことを思い出して周りを見渡した。
そうして手頃な木の棒を見つけて亜子にメッセージを書いた。
[あの、何で怖がるんですか?]
「怖いに決まってるやん・・」
ボールに続いて動き出した棒にギョッとしながらも、
綴られた言葉に
一応ツッコミを入れるあたり流石3−Aの生徒である。
「誰なん?何でウチについてくるんよ・・」
[私は同じクラスの相坂さよです。ボールを返そうと思って・・]
相坂さよ・・・?少し考えて亜子は幽霊騒ぎのことを思い出した。
確かあのときの霊の名前は相坂さよだったはず。
クラス名簿にも相坂さよと出席番号1番にあったような・・
その幽霊が目の前にいるのか、と亜子は把握する。
「何や、そうやったん・・ごめんな、ウチ逃げたりして・・」[いえ、私、幽霊ですから・・・]
亜子はまだ少し怖さを感じていたものの、それ以上にさよを不憫に思い始めていた。
幽霊だから・・・
幽霊だから、クラスメイトにさえ怖がられて、いつも1人で。
幽霊だから、そこにいるのに存在さえ認めてもらえなくて。
幽霊だから、気付いてもらえても恐怖の対象としか見られなくて。
幽霊だから・・・この5文字にはいろんな苦悩が垣間見える気がして。
ねぇ、と亜子はさよのいるであろう方向に顔を向ける。
254マロン名無しさん:2006/05/10(水) 07:23:57 ID:???
「ボールのこと、ほんとにありがとな」
[いえ、]
「さよちゃん、って呼んでもええかな?」
[あ、はい]
「さよちゃん、ウチとお友達になってくれへん?」
・・え?彼女は何と言ったのだろうか、とさよは自分の耳を疑う。
まさか自分と?幽霊の自分と?姿も見えない自分と?
だけど確かに聞いた。友達になってくれ、と。
さよは暫く固まって返事が書けなかった。
いつから待ち望んでいただろう、友達になって欲しい、この言葉の響き。
「あの、さよちゃん?」
[私なんかでいいんですか?]
[私、幽霊ですし、ドジで足もないのに転んじゃうし]
[私、幽霊ですし]
亜子は満面の笑顔で答える。
「そんなん関係あらへんよ。ウチはさよちゃんが好きになったから」
「友達になりたいって理由はそれだけで十分なんちゃうかな?」
「おっと、愛の告白とはちゃうよ?・・何や照れるなぁ」
微かにに赤面しながら笑う亜子を見て、さよは釣られて笑った。
地面には映らない染みを点々と作りながら。
世界樹は不思議な樹だ。
強い思いに応えてくれるのは何も学祭中に限ったことではないらしい。
亜子の瞳はさよの姿を捉えた。目の前に立つ人の良さそうな少女。
驚きながらも、しっかりその姿を認めて亜子は右手を差し出す。
「ウチとお友達になってくれますか?」
差し出された右手を震えながら、しかししっかりと掴んでさよは微笑んだ。
「はい!喜んで!!」

それは強い思いが生んだひとときの奇蹟と永遠の友情。
255マロン名無しさん:2006/05/10(水) 07:26:11 ID:???
はいはい改行ミス改行ミスorz
これだから携帯は嫌なんだよなwww
(´・ω・`)
256マロン名無しさん:2006/05/10(水) 07:29:02 ID:???
あまぁい
GJ!
257マロン名無しさん:2006/05/10(水) 07:30:24 ID:???
GJ!
亜子とさよかーいいね
258マロン名無しさん:2006/05/10(水) 08:39:59 ID:???
>>254
十分甘いじゃねーかこいつめ!
GJ!
259マロン名無しさん:2006/05/10(水) 09:48:01 ID:???
「こらっ!シスター美空!」
「いっ!」
教会の屋根の下から、自分への怒声が飛んでくる。
またシスターシャークティかと美空は起き上がった。

「よ、元気ぃ?」
「すんませんシスターシャーk…あ?」
しかし現れた顔は全く違うもの。
まるでいたずらをする風香のようにニヤニヤした朝倉は、トントンと梯子を登る。
その様をあぐらをかきながら見ていた美空は、あっちーなと空を仰いだ。

「清々しいねえ、女子中学生の半袖制服姿」
「またまた。初々しいよ、似合わないシスター服」
うるさいなーと寝転がる美空に、朝倉は座りながらずりずりと近付く。
暑いからか、吹く風が心地良い。
後ろでアップにした髪が乱れるのも構わずに、目を細める。
無論、美空は気にしない。
260マロン名無しさん:2006/05/10(水) 09:49:23 ID:???
「ずって動くと、スカート汚れるよ」
「いーよ、美空に汚されたって言うから」
「その乱れ髪のセクシーさなら、いいかもしれない」
意味もなく美空が上げた腕を、朝倉は見つめる。
ちょうど太陽を遮る位置の手は、ふらふら動く度ちらちらと眩しさが訪れる。

「私さー、こういう空好きなんだわ」
「ふーん」
「青い空、白い雲。まさに春日美空よ」
「そうねぇ」
空を見上げながら、朝倉は空返事をする。
本当に、気持ちのいい空だなあ。

「朝倉はつれないねぇ」
「スクープにならないからね」
ふむ、と眉間に皺を寄せて美空は呟く。
261マロン名無しさん:2006/05/10(水) 09:50:03 ID:???
スクープになることなら聞いたげるよ、言う朝倉。
それならひとつ言っちゃおうかな、返す美空。

「今日のねー」
「うん」
「朝倉のパンツは白い色!」
「…つまらない」
「乱れ髪セクシーとのギャップがミソだよね」
「美空のミソね、つまらない」

また無言で空を仰ぐ朝倉に、美空は変わらず話しかける。

「空見てんの?」
「んー、きれいだから」
「いやん、綺麗だなんて恥ずかしいわ」
「楽しそうねぇ」
「そっかー、朝倉も好きかぁ。空」
でも多分私のが空好きだよ、呟くと。
いや、多分私のが好きだよ、返される。
262マロン名無しさん:2006/05/10(水) 09:51:57 ID:???
「じゃあ二人の空だね」
「そりゃいいわ、そうしよ」
ぽかんと口を開けたまま、二人で仰ぐ青い空。
空飛びたいな、美空は呟く。
それすらも心地良いと朝倉は感じた。


「見つけましたよ!シスター美空!!」
「朝倉やめてよ驚くからさぁ…うお!」
やべえマジだ!美空は叫んで走り出す。
待ちなさい!と追うシャークティ。
なんかルパンと銭形みたいだと思いながら、朝倉は二人を目で追う。

「お、美空飛べてんじゃん」
屋根から飛び降りる美空の、シスター服が翻る。
とんだシスターだな、と朝倉は苦笑いをひとつして。
今私うまいこと言った、と寝ころんだ。

終わり
263マロン名無しさん:2006/05/10(水) 10:15:52 ID:???
ちょwww朝倉まで駄洒落使ってるwww
いやしかしGJ!美空の口調ってツボなんだよなあ・・・。朝倉ともいいコンビですね
264マロン名無しさん:2006/05/10(水) 11:21:18 ID:???
誰がうまいことを(ry
GJ!
265マロン名無しさん:2006/05/10(水) 16:34:35 ID:???
こんなやりとり結構好きだ。GJ!
266ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊:2006/05/10(水) 16:43:41 ID:???
ゆえ「ゆえと」
ハルナ「ハルナの」

『ザジちうスレ・傾向分析〜!』
エヴァ「後編だ」

ゆえ「最近のスレ内での各キャラの扱われ具合を分析する『傾向分析』、7回目になりました。
   次回の分析までには放送室の改修が終わっているといいのですがね」
エヴァ「まったくだ。貴様ら、いつまでここに居座る気……早乙女! 貴様、何を持ち込んでいる!」
ハルナ「へ? 次の原稿なんだけど。ここ静かだから製作もはかどるはかどる。
    今度から修羅場前はここを使わせてもらおうかな」
エヴァ「今すぐ出て行けぇぇぇぇぇっ!」

<この番組は
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267ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊:2006/05/10(水) 16:45:15 ID:???
〜22番:鳴滝 風香〜

ゆえ「今回MVPを選べと言われたら確実に彼女でしょう。念願のレギュラーSSを手に入れた風香さんです」
エヴァ「かつてないほどの活躍ぶりだな。よくぞあんなハマり役を見つけたものだ」
ハルナ「ねぇ、私の役回りがあんまり変わってない気がするんだけど」
ゆえ「仕様です」

〜23番:鳴滝 史伽〜

ゆえ「風香さんの大活躍で少し影が薄くなってしまったかもしれませんが、まだまだ元気な史伽さんです」
ハルナ「そういえば前回はフミ見て投下されてなかったよね。2週間くらいで埋まっちゃったからなぁ」
エヴァ「ポンポン続きが書けるようなら作者陣の苦労はないだろうよ」
茶々丸「マスター、その発言は投下の早い皆様方を敵に回しますよ」

〜24番:葉加瀬 聡美〜

ゆえ「数少ないピュアカプ筆頭、奪い奪われもなく平和な愛を育んでいる聡美さんです」
エヴァ「相変わらずそれほど目立つ役回りではないがな」
ハルナ「そういえば、ハカセって同人系オチの犠牲になったことあったっけ?」
ゆえ「確か全員回ったはずですよ。超さんと共に仕掛ける側にいる事が多いですけどね」

〜25番:長谷川 千雨〜

ゆえ「はい、主役の登場です。ここ暫く登場回数は増加傾向にありましたが、
   前スレでは中盤から下位にかけてが一気に底上げされたために若干減少しています」
ハルナ「とはいっても、影が薄くなったってほどではないよね。なんだかんだであっちこっち顔出してるし」
エヴァ「スレ主役の特権とも言えるがな」
茶々●「マスター、その発言は単なる僻みにしか聞こえません」
268ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊:2006/05/10(水) 16:45:55 ID:???
〜26番:Evangeline.A.K.Mcdowell〜

エヴァ「さぁ敬え崇め奉れっ! 例によって2スレに一度の活躍期が回ってきたぞ!」
ハルナ「ホントに活躍するときとしないときの差が激しいよねぇ。なんでなんだろ?」
ゆえ「やはり熱烈なファンが多い事でしょうか。しかしその法則で行くと今回は……」
茶々●「マスター、書き込み履歴の内容が妙に偏っている気がするのですg」
エヴァ「わーっ! わーっ! つ、次だ次!」

〜27番:宮崎 のどか〜

ハルナ「さぁ我らが本屋ちゃん。一時の低迷期を抜けてそこそこ安定してきたかな」
ゆえ「少し新ランキングに救われてる部分もあるですけどね。いずれにしても喜ばしいことです」
エヴァ「一悶着あったからというわけではないが、今スレはいろいろと新方面の開拓が進んでいる。
    今まで日のあたらなかった部分も意外な発見があるかもしれんな」
茶々丸「マスター、その発言は傷口を抉りますよ」

〜28番:村上 夏美〜

ゆえ「かつてないほど盛り上がった夏美さん祭り、といいましょうか。
   良くも悪くも彼女がここまで扱われたことはかつてなかったと言えるです」
エヴァ「空気認定も考えによりけりだな。意外な発見を生むこともあるが、恣意的と取られることもある」
茶々丸「マスター、続きは避難所でやってください」
ハルナ「あれれ〜? 私の台詞がないよぉ〜?」
269ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊:2006/05/10(水) 16:46:44 ID:???
〜29番:雪広 あやか〜

ゆえ「最近めっきりまき絵さんよりアスナさんと組むことの多くなったいいんちょさんです」
エヴァ「本編の影響もあってか急加速しているな。現時点で佐々木がやや劣勢か」
ハルナ「まき絵と組んでるときのいいんちょは初々しいのに、アスナと組むと雰囲気が変わるよね。
    まぁ、ネタになるからいいんだけどさ」

〜30番:四葉 五月〜

ゆえ「相変わらずのマイペースを貫く五月さん。一度だけ空気となってしまいましたが、
   実のところほぼ毎回安定した感じです。やや増加、程度ですね」
エヴァ「今回は甘えん坊将軍でのボーナスポイントがコンスタントに入っている。
    レギュラーとまではいかんが、ある程度安定して活躍できるだろうよ」
ハルナ「開店休業だった食いもん屋も復活したみたいだし、下手に弄らない方がおいしい例だよね」

〜31番:Zazie Rainyday〜

ゆえ「最後はザジさんです。初期の関係に少しずつ戻りつつある気がします」
ハルナ「『ザジちう』というカップリングを除けば、
    スレ発足当時からそんなに妙な設定をくっつけられてないのがザジちゃんだよね」
エヴァ「弄ろうにも何もその設定がほとんど不明のままだろうが」
茶々丸「マスター、それは禁句です」
270ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊:2006/05/10(水) 16:47:37 ID:???
ゆえ「さて、そろそろ今回の分析隊も時間が来てしまいました」
ハルナ「エヴァちゃん、参加してみての感想は?」
エヴァ「こんな夜中に二度と来るんじゃない。騒がしいのは苦手だ」
茶々丸「その割にはずいぶん積極的にコメントなさっていたようですが」
エヴァ「フン、あまりにも無様なDJだったから少しだけ手を貸してやっただけだ」
ハルナ「おお? 照れてるのかな? かな?」
エヴァ「頭を撫でるな、頬をつつくな! 真祖だぞー! ギャピー!」

『それでは、これからもザジちうスレが良き萌えの聖地とならんことを。』

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271マロン名無しさん:2006/05/10(水) 16:59:51 ID:???
分析の人乙!!
ベッキー吹いたwwwwwwwwww
272マロン名無しさん:2006/05/10(水) 17:51:54 ID:???
ラジオの方乙でした!
フミ見て・・・投下していなかったか・・・気付かなかった。
ネタはあるけど時間がない。仕事忙しいよ・・・へるぷ
273マロン名無しさん:2006/05/10(水) 18:06:52 ID:???
ハルナが渡辺さんになったwww
274さよ 小さな知識:2006/05/10(水) 18:36:37 ID:???
さよ 小さな知識


さよ 「・・・こんにちは、出てくるにはまだちょっと早いさよです」
亜子 「た、たゆ?」
さよ 「はい?そんなことをしても私のおっぱいは揉めませんよ?私幽霊ですから・・・」
亜子 「た・・たゆ〜!!!」
さよ 「あ、揉めないからって逃げることはないのに・・仕方ないので一人で始めます」

さよ 「さて、今回の小さな知識ですが・・」
古 「アル?」
さよ 「あ、くーさん。相方になってくれますか?」
古 「ヒドイことしないアルか?」
さよ 「しませんよ、くーさん。一緒に・・・こっちへ・・おともだち・・」
古 「こ、怖いアルー!!」
さよ 「何もしないですってば。で、今回の知識は膀胱についてです」
古 「膀胱?おしっこを溜めるアレのことアルか?」
さよ 「そうです。膀胱は中身が空だと膀胱の壁の厚みが1.5cmぐらいあるんです」
古 「ほうほう」
さよ 「でもいっぱいの時は3mmぐらいの薄さになって、中が透けて見えるくらいになるそうです」
古 「想像すると気持ち悪いような気がするアル」
さよ 「でも私には膀胱はないんですけれどね。幽霊ですから」
古 「夕映吉くんはさらに薄いかもしれないアル」
さよ 「そういえば夕映さん、先日おもら・・なんでもないです」
古 「まさか・・・やっちゃったアルか?」
さよ 「い、今のお話は気のせいです!!嘘ですからね!!!」

275桜子→千雨Song:2006/05/10(水) 19:19:33 ID:???
>>274 GJ!…まさか…
桜子×千雨の人、インスパイア申し訳ない。

桜子「我儘といわれても〜、我儘といわれても〜…
我儘でも構わない〜、私は、構〜わな〜い〜。
誰かに縋りたくても〜、誰にも愛されない〜。
嘘つきと言われても〜、嘘つきでも構わない〜。
信じられなくなっても〜、優しさを無くしても〜、
私はそれで構〜わな〜い。何が起きても…
いぃま〜、あ〜なたに近付くぅ〜。かなしみ〜の海を越えて〜
そこに、あぁなたがいるならぁ〜、歩いてぇ〜行けるぅ〜、
そこにあなたがぁ〜…」

美砂「………。(桜子…)」
276マロン名無しさん:2006/05/10(水) 19:36:52 ID:uNYaZD2J
こいつはまた数少ない正当派な曲を・・・GJ!
277マロン名無しさん:2006/05/10(水) 20:30:34 ID:???
>>270
分析乙!これからもがんがって下さい!
>>274
さよの知識の偏りっぷりにワロタw
>>275
あんたマシンガンズ大好きだなwww


さて、素晴らしいネタを提供して下さった分析の方とウイルスの方、そして皆さんに感謝を
こんな危険人物を空気にしちゃシャレになんないよねw つーコトで作ってみた
以前にあった亜子正義ネタをちょいインスパイアさせていただきました。ごめんなさい

空気設定期間中の亜子先生の話です。一瞬、コレを第三部にしよーか迷ったw
だがしかし、これはデリケートなネタなので、読みたくないという方はNGorスルーを推奨します
タイトルは

はぐれ先生暴走派

ですので。これをNGワードにして下さい。当SSの苦情は避難所の議論スレでお願いします
全三話の予定ですが、状況によっては黒歴史(打ち切り)にする所存でございます


ではたゆんたゆん開始〜
278はぐれ先生暴走派:2006/05/10(水) 20:31:49 ID:???
はぐれ先生暴走派

1/3

 ウチの名は和泉亜子。たゆん界ではちょい知られた医者やってんけど……。
「いやー、こっちの手違いで空気設定しちゃった。手屁」
 目の前で謎のシスターMが爽やかな笑顔で答える。温厚なウチに初めて殺意が芽生えた瞬間やね。
「あ、あの……。気を落とさないで下さい……。きっと次スレまでには空気解除されてますから」
 と、同じく空気設定されとったさよちゃんが慰めてくれる。どうやら空気になってもーたウチを
認識出来るのは、おんなじ空気であるこの二人だけなんやと。
「ま、取り合えず美空ちゃんにはたっぷりお仕置きやね」

 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ
 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ
 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ
 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ
 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ
 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ
 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ
 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ
 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ
 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ
 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ……。

 ウチの持てる技を結集した最終決戦たゆん奥義をかましながら、ウチは今後の方針を決めた。
「どーせ誰からも認識されへんのやったら、思う存分たゆりまくったるわ!!」
 口から泡を吹いてる美空ちゃんを放置して、ウチは手をわきわきさせながら出陣した。
「な、なめんな……!」
279はぐれ先生暴走派:2006/05/10(水) 20:33:11 ID:???
2/3

「あ、あのー亜子先生。どちらへ?」
 なんや、さよちゃんも付いてきたんかいな。まあ、ええけど。
「えへへ。普段やったら絶対にたゆれへんよーな人んトコや!」
 ウチが侵入したのは隊長の部屋や。ふーん、ホンマに気付かれへんなー。隊長はアキラを可愛がるのに
夢中やし、アキラの上の空やね。
「ひあっ! そ、そんなに激しく……。ああっ!」
「ふふ……。もっと私に可愛い声を聞かせてくれ、アキラ……!」
 あーあ。隊長はホンマにけだものさんやなー。そない激しく腰振ったらアキラ壊れてまうで?
「あわわ……」
 さよちゃん、二人の激しすぎるプレイ見て真っ赤になっとる。この子は純情やねー。
「ほな、試しに……」
 ウチは堂々と二人に接近し、アキラのおっぱいに手を掛けた。
「たゆんたゆんたゆんたゆん……」
「きゃああっ!? ど、とうして胸が!」
 アキラは全く気付いてへん。あんなに揉みまくったハズやのに、ウチの感触まで忘れてもーたんか……。
「せやったらもーちょい強く……」
 たゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆん……。
「ふああっ! こ、この感触、どこかで…はうっ! ああっ、やっ、あっあっ、あああああっ……!」
 あ、やってもーた。
「大河内さん、昇天しちゃいましたね……」
「なんやアキラ思い出し掛けてたみたいやってんけどなあ……」
 ここでウチの存在がバレたら射殺されてまうし、まあええわ。ほな、メインディッシュやね。
「どうしたアキラ? 夜はまだ長いぞ!」
 隊長、アキラは気絶しとるっちゅーのに、まだ動いとるわ……。ゆーなもしまいにはこんなけだものさんに
なってまうんやろか? こんなんお手本にされたらウチ壊れてまうやん。
「ここはウチの明るい未来の為に、隊長にお仕置きやっ!」
 ウチはそろーりと隊長のバックを取った。この間合いやったらウチのもんやで。
280はぐれ先生暴走派:2006/05/10(水) 20:34:03 ID:???
3/3

 念には念を入れて、ウチは慎重に両手を構える。

「回天たゆん六連!!!」

 目にも止まらぬ疾さで、ウチの手が隊長のおっぱいに六連揉を放った。
「ぬおおっ!? な、なんだこの感触はっ!!!」
 あはは。隊長も女の子やね。ちょっぴり顔を赤くしながらきょろきょろしとる。
「誰だっ! 誰かいるのか!?」
 隊長が魔眼を発動した。けどな、そないな能力じゃウチら空気は認識出来へんよ?
「ほな、隊長に銃を乱射されたらかなわんから、仕上げに掛かるわっ!!」
 ウチは両手を包み込むような構えを取り、隊長のおっぱいをむにゅっ、とくっつけた。

「奥義・菩薩揉!!!!!」

 ある格闘家が使ったという幻の大技・菩薩掌―――
 超振動によるその威力は、容易くビール瓶を砕くという―――
 その技のたゆん版となれば―――

「な、なんだこの快感はっ!? ああっ、ああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!」
 恍惚の表情を浮かべ、隊長はゆっくりと崩れ落ちた―――

「す、凄い……。あの龍宮さんが一撃で―――!」
「ま、普段の隊長やったら間合いに入らしてくれへんのやけどな。ほな、たゆんたゆんやあぁぁっっ!!!」
 ウチは気絶した隊長のおっぱいを存分にたゆんたゆんし始めた。えへへ、さすがは隊長やね。
きょぬー四天王と呼ばれるだけあって、極上の感触や〜♪
「ああ、朝倉さん。私はどうすればいいのでしょうか―――?」
 延々とたゆり続けるウチを呆然と見ながら、さよちゃんは途方に暮れる一方やったそーな―――
(つづく)
281マロン名無しさん:2006/05/10(水) 21:00:11 ID:???
>>278-280
これは十分面白いですよwとってもGJ!

千雨×桜子の新作を作成の間に読みきりを投下〜


団地妻シリーズ。昼下がりの誘惑。

ここは麻帆良市のとある団地。
夏美「あっ、いやぁ…ハカセ…駄目ぇ」
葉加瀬「いいよ夏美、大好き」
そこには、朝から幸せ(煩悩?)いっぱいの夫婦がいました。

夏美「今日の仕事は?」
葉加瀬「うん、今日は意外と早く終わるかも」
夏美「じゃあ今日の晩御飯は腕によりをかけちゃうからね」
葉加瀬「…」
夏美「どうしたの?」
葉加瀬「会社サボっちゃおっかな〜」
夏美「さっさと行きなさーい」
夫を見送った夏美はゴミを纏めて運び出す。
夏美「よいしょっと、ふぅ」
?「あっ、夏美さん。おはようございます」
夏美「あ、亜子さん」
亜子「二人でもゴミは出てしまうなぁ」
彼女は明石裕奈の妻、亜子。
この団地一の濃厚な夜をお過ごしな二人だ。
夏美「え?夜の生活?」
亜子「ゆーなもウチもとにかく積極的やから互いに攻めて攻めてやで」
夏美「そ、そうなの」
282マロン名無しさん:2006/05/10(水) 21:00:47 ID:???
?「おはようございまーす」
亜子「あっ、明日菜さん」
明日菜「行ってきまーす」
夏美「神楽坂家の旦那さんは羨ましいな〜、お金に困ってないし、家事とかみんなやってくれるし
   しっかりゴミの分別とかしてるし」
亜子「奥さんがしっかりものやからよ、それにあれだけのハイテンションやと…」
あやか「うぅぅぅ〜〜〜、こ、腰がぁ〜〜〜……」
夏美「確かに、明日菜さんって手加減しなさそうだよね」
?「何ダベってんだ」
そこに現れたのはこの団地の管理人の長谷川千雨。
千雨「ちゃんとゴミの分別はしたのか?」
夏美「失礼ね、ちゃんとしてるよ」
ザジ「ちう、来てー」
千雨「分かった、待ってろ」
亜子「そちらも夫婦円満やね」

部屋に戻ってテレビのチャンネルをいじる。
洗濯物はすべて洗濯機に入れて、部屋の掃除。毎日この繰り返し。
幸せなのだが…何故かつまらない。

ピンポーン
夏美「はーい」
?「なかなか綺麗な奥さんじゃないか。うちの化粧品使ってくれたらもっと綺麗になるぞ」
夏美「いきなり出てきて!あなたは誰なのです!」
真名「申し遅れた。私はこういうものだ」
夏美「(セールスマンか…)」
真名「うちの嫁のアキラも使っている化粧品だ、効果は私が保証する」
283マロン名無しさん:2006/05/10(水) 21:01:22 ID:???
夏美「…はぁ」
真名「疲れているのか?そんな顔してると旦那に相手にされなくなるぞ」
夏美「大丈夫ですよ…むぐっ!?」
いきなり夏美にキスをする真名。
真名「旦那がいない間に知らない相手を自宅に入れなるなんて隙だらけだぞ」
夏美「(この人、キスがうまい!?)」
いっきに押し倒される夏美。

それ以降、夏美の退屈な日々に一筋の亀裂が入った。


未完
284マロン名無しさん:2006/05/10(水) 21:13:09 ID:???
ちょwwwww夏美wwwww
285マロン名無しさん:2006/05/10(水) 21:13:36 ID:???
昼ドラ的展開キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !! wwwwwwwwwwwwww
286サヨロットその2:2006/05/10(水) 21:18:09 ID:???
さよはとりあえず寮に戻ると・・・廊下から何か声が聞こえた。
「フフフ・・・できた・・・できたよゆーにゃちゃん・・・・ウフフフフ」
どうやらハルナが同人誌を描いているようだった、それならいつもの事なのでさよが通り過ぎようとしたところ。
「離すにゃ!これを解くにゃ!」
何故か語尾に「にゃ」なのが少し不可解だがさよはドアをすり抜け部屋に入ってみた・・・すると。
猫耳を付けられ縛られてそんでもって全裸なゆうなさんを惚れ惚れとした目でジロジロ見ているハルナの姿が・・・。
ハルナの机の上には口では言えないおもちゃ、原稿が散らばっていた。
「う〜ん、いいねぇゆーにゃちゃん、これからも使わせて・・・」
ハルナが高笑いしようとしたとこでさよがだいぶ前に見たアニメのセリフを言ってみた。
「待てぇい!」
モロあの人だがそこは気にしてはいけない。
今回はハルナにも声が聞こえたようだった、気持ちが高ぶっているからだろう。
「だれだっ!?」
お決まりの返し文句だがやはりそこも(ry
「お前たちになのrッ・・・名乗る名前はありません!」
シュピーンという謎の効果音と共にさよが姿を見せた、もちろん銃を握って(浮かせて?)
「幽霊!?」
ゆうなはすでに気絶しているようだった。
ハルナはGペンで応戦体制に入っているが・・・これは地で「ペンは剣より強し」を行くつもりだろうか。
「お前の運をためしt・・・・試してやるです!ここに一発の弾丸がある!よーく見ておk・・・見ておきなさい!」
今度はあの人なのだが、意外とゲーマーなさよだった。
シャラララーシャン!カチンッ!カチンッ!カチンッ!
「い・・・いやぁぁぁぁ」
287サヨロットその2:2006/05/10(水) 21:19:24 ID:???
ハルナが逃げようとしているがゆうなを逃がさない為に出口は自ら封じていたので逃げる事ができなかった。
カチンッ!カチンッ!ドウッ!
とうとう弾丸が発射するが・・・ハルナのベレー帽に辺りハルナに傷はなかったようだ。
「え・・・えーい!」
ハルナがGペンで切りかかるものの相手は幽霊、スカスカと通り抜けてしまった。
「私のりろーどはれぼりゅーしょんです!」
シャー、カチャカチャカチャカチャカチャ
リロードを山猫部隊のあの人のような真似をさよは試みたが、ポルターガイストの応用なのでさらにレボリューションなリロードになってしまったがそこは気にしないほうがいいだろう。
ドウッ!
弾丸がハルナの腕を直撃!
「う・・・・ぁ・・・」
といってもハルナは細胞さえあれば再生するというDガン○ム細胞のような細胞を持っているので命に別状はないだろう。
さよは悪人退治をしたという達成感で胸がいっぱいになりまたどこかへふよふよ去っていってしまった。
あ、悲鳴が。
288古×楓:2006/05/10(水) 21:44:15 ID:???
「ただいまでござる。」
修業を終え部屋に帰ってきた楓。
「む!?」
ふと自分のベットを見ると何やらもぞもぞと動いている。不審に思い恐る恐る布団をめくった。
「うひゃー!!」
悲鳴とともに目にも止まらぬ速さで部屋を出ていってしまった。
楓の部屋のクローゼットから鳴滝姉妹が出てきた。
「うしし、ドッキリ大成功!」
「ちょっとやり過ぎちゃったです〜。」
楓のベットには蛙のおもちゃが大量にあった。

その頃、古は自室で格闘技を見ていた。
「ミルコは美濃輪にひどい事したよね( ´・ω・`)」
などと独り言をいってるとドアを激しく叩く音がした。
「あ、開けて欲しいでござるー!!」
「か、楓!?今開けるアル!」
ドアを開けると楓が勢いよく入ってきた。
「何があったアルカ!顔真っ青アルヨ!」
「ベ、ベットが、か、蛙で、めくったら…、みぴょこぴょこで…」
「落ち着くアル!」
古は楓を抱き締めた。
「ゆっくりでいいからワタシに話すアルヨ。」
しばらくして落ち着いてきた楓は事の経緯を話した。
289古×楓:2006/05/10(水) 21:45:02 ID:???

「拙者もうあの部屋に戻れないでござるよ…。」
「なら泊まってくアルヨ。」
「…かたじけないでござる。」
古は嬉しかった。楓が泊まるのは勿論だが、楓の意外な一面を見れたことに。
二人はシャワーを浴び夕食にした。
「夕食まで用意してくれて本当に申し訳ないでござる。」
「別に気にする事ないアルヨ。そーだ、何かテレビでも…」
気を紛らわそうと思いテレビをつけた。しかしそれが逆効果だった。
『生きもの地球紀行。今日はアマゾン川に生息する蛙について…』
プツッ
急いでテレビを消したが時すでに遅し。楓は声を上げずその場で蹲り震えていた。
不謹慎だがその姿を可愛いと思ってしまった。
「…今日はもう寝るアルヨ。」
「い、一緒に寝て欲しいでござる。」
震える声で言うと抱きついてきた。
「い、いいアルヨ。」
(ムハー!弱気な楓可愛いアル!ギャップって凄いアル!)
ベットに入るとより一層強く抱き締めてきた。まだ楓は震えている。
(むー、気がおかしくなりそうアル。)
やがて震えがとまり寝息が聞こえてきた。とても安心しきった寝顔だった。
(こうして見るとやっぱり女の子アルネ。)
とクスリと笑い楓のおでこキスをする。
「お休み、楓…。」

二人の夜は更けてゆく…。
おわり
290マロン名無しさん:2006/05/10(水) 21:51:25 ID:???
>>286
シ、シャラシャーシカ…
291マロン名無しさん:2006/05/10(水) 21:56:09 ID:???
お、オセロッt
292真名 こんなにも青い空の下で:2006/05/10(水) 22:20:05 ID:???
真名 こんなにも青い空の下で


私の手はどのくらい血で汚れているのだろうか
幾多の命を奪い、目的のためには他の犠牲などいとわなかった
私の生き様を知れば、彼女は私を避けるだろう
だがそれでいい

本来ならばそれが正しいはずなのだ


誰かを守りたい、そんなことを考えたことはなかった
「ほかのことは知らないね」
それが私の考え方だった
それなのに・・・

心が痛む


「金の為だ」
「仕事だ」
「手は抜かない」
もう私には・・・

必要ない

アキラ 「何を考えているの?」
真名 「・・・空が青いなぁって、そうは思わないか?」
アキラ 「うん」
空はどこまでも青く続いていた

293マロン名無しさん:2006/05/10(水) 22:24:29 ID:???
なんかグッときますた(´・ω・`)
たつみーいいなぁたつみー
294マロン名無しさん:2006/05/10(水) 22:24:40 ID:???
>>292
はわぁ・・・真名さん・・・かっこよすぎ
涙ちょちょぎれちゃったよ
295ハルナ きっかけ:2006/05/10(水) 22:37:08 ID:???
ハルナ きっかけ


初めて絵を描いたのはいつの頃でしたか?
私は覚えています。それは幼稚園の頃
先生 「とっても上手ね。ハルナちゃん」
私が書いたのはひまわり、黄色と黒と緑だけで書いた
先生は褒めてくれた。見たみんなも褒めてくれた
だからは私は絵を描くことが好きになりました

絵から漫画になったのは小学3年生の頃
絵が上手いからということで学級新聞の四コマ漫画を書くことになりました
ネタも落ちもない、ただの日常を書いた物でした
ある日のことです。テストに自信のあるという子が名前を書き忘れて0点を取るという4コマ漫画を書きました
次の日、みんな笑ってくれました。とってもうれしかったのを覚えています

6年生の時です
同じように漫画を書いているというほかのクラスの人と会いました
すぐに仲良くなって、そして一緒に漫画を書きました、いっぱい描きました
とっても楽しくて、とっても辛かったです


そして今・・・
ハルナ 「ぐふふ・・・ネギ君が握って、小太郎君が我慢して・・・尻っ!!尻っ!!尻っ!!」
夕映 「戻ってくるですハルナ!!締め切りまであと6時間ですよ!!!」
のどか 「ふにゃぁ・・・」

あれ?

296マロン名無しさん:2006/05/10(水) 22:42:18 ID:???
一体ハルナに何が・・・
297マロン名無しさん:2006/05/10(水) 22:47:22 ID:???
>>295
俺も幼稚園の頃思い出して温かくなってたのにお前ってやつはwwwwwwwww

ハルナ二枚、楓、パルやん
http://www.imgup.org/iup204521.jpg.html
http://www.imgup.org/iup204526.jpg.html
http://www.imgup.org/iup204527.jpg.html
http://www.imgup.org/iup204529.jpg.html
298マロン名無しさん:2006/05/10(水) 22:49:56 ID:???
>>297
ちょwwwwww最後の投下する場所まちがえt(ry
299マロン名無しさん:2006/05/10(水) 22:54:56 ID:???
パルちゃん
⊂二二二( ^ω^)二⊃
楓味があるね楓
ちょwwwww性転換wwwwwww
300マロン名無しさん:2006/05/10(水) 22:58:09 ID:???
>>292 >>295です

>>293
よかったです。ぐっっとなってもらえて
>>294
たまには格好いい真名でもどうぞ

パル同人落ちにしてしまおうとしていたのは内緒だ


>>296
新田に出会ったらしい
>>297
だって私はひねくれてるからね
というかキミ・・・

真名がぁ!!!真名のぉ!!!真名にぃ!!!
(´・ω・`)おちんちんついてる
301マロン名無しさん:2006/05/10(水) 22:59:13 ID:???
もう見れないorz
302マロン名無しさん:2006/05/10(水) 23:01:41 ID:???
>>295
パルの幼稚園の先生はきっと某ネギオバサン。
303マロン名無しさん:2006/05/10(水) 23:06:53 ID:???
>>298-300
あれwww隊長に百合棒ってもう死に設定?wwwwwwww
だったら悪いもの描いちゃったな、ごめん
304マロン名無しさん:2006/05/10(水) 23:10:31 ID:???
>>301
見れたり見れなかったりしてるから根気強くがんがれ!
305マロン名無しさん:2006/05/10(水) 23:12:55 ID:???
>>303
大丈夫、百合棒はまだ生きてる設定だから・・・
でないと・・投下待ちのSSがお蔵入りになってしまう
306マロン名無しさん:2006/05/10(水) 23:13:34 ID:???
>>302
うしろうしろ!!!
307マロン名無しさん:2006/05/10(水) 23:19:57 ID:???
>>303
まさかやらかすとは思わなかったんだろwww
308マロン名無しさん:2006/05/10(水) 23:20:28 ID:???
その後>>302の姿を見t(ry
309マロン名無しさん:2006/05/10(水) 23:20:55 ID:???
初投下
文章力ないからSS書ける人が裏山
http://www.uploda.org/uporg386824.jpg.html
310マロン名無しさん:2006/05/10(水) 23:25:33 ID:???
か…かわいいんですけど… まき絵ファンじゃないのにかなりヒット
311マロン名無しさん:2006/05/10(水) 23:25:38 ID:???
>>309
こ、これは・・可愛い・・・GJです!!!
こんなすばらすい絵が描けるなんて・・・裏山です

だが・・・裕奈がひんぬーとはこれいかに?
312マロン名無しさん:2006/05/10(水) 23:32:00 ID:???
>>309
これはやばい…
破壊力が高すぎる…
GJだ!
313280:2006/05/10(水) 23:49:27 ID:???
>>281-283
レスd。
つかやられたwww団地妻は盲点だったよwww
>>286-287
パルってDC細胞で出来てたんだww
>>288-289
美濃輪wwwww
>>292>>295
真面目なSSの直後にネタを持ってくる貴方が最高だよwww
>>297
ちょwwパルのブーンで和んでたのに隊長wwwww>>309
まきゆーキター―――(゚∀゚)―――!!!冬服ゆーな(*´Д`)ハァハァ
ゆーなイラが投下されたたけでも嬉しいのに、素晴らしい!!テラGJ!!
>>311
ゆーなは着やせするタイプ。これだけはガチ


今からアコー空気編の第二話を投下します。次で終わらせる予定なので、ちょい端折り気味です
お陰で前半はギャグで後半がシリアス、というカオスな代物に・・・orz
しかし、このテキトー加減がアコーらしい、と作者は思ってますw ダメかな?

>ウイルスの方へ
さよの話、少し手を出してしまいました。こちらはヨゴレシリーズでのお話ですので
やりにくかったらガン無視しちゃって下さい。空気解除は任せます

では投下します
314はぐれ先生暴走派:2006/05/10(水) 23:51:03 ID:???
はぐれ先生暴走派2・1/2

1/5

 ウチの名前は和泉亜子。訳あって今は空気になっとる。ま、お陰でたゆり放題なんやけどな。
 夜が白み出す頃。ウチは寮の前である人物を待っとった。
「亜子先生……。今度は誰を毒牙に掛けるつもりですか……?」
 毒牙、ってのはヘコむなあ。ウチのたゆんたゆんはみんなを気持ち良うさせる妙技やのに。
「ま、ええからここで待っとき」
 程無く、今回の標的がやって来た。新聞配達から帰ってきた勤労少女。それがウチの標的や。
「えへへ……。普段やったらたゆたゆする代わりにキスされてまうもんな〜」
 ウチはこそーりとアスナに接近する。ほんで、まずは挨拶代わりに……。

 ぷに。

「きゃっ!?」
 ウチがおっぱいをつっつくと、アスナはびっくりした様子でしゃがみこんだ。おおー、感度良好やね。
「な、なに今の……?」
 アスナはきょろきょろしとる。まあ、そないカンタンに見えたらウチらも苦労せーへんて。ほな今度は……。

 むにゅっ。

 ウチはアスナの背後に回り込んで、包むようにアスナのおっぱいを掴んだ。むむ、ちょいサイズ不足やけど、
ええ張りしとるわ〜♪
「ひゃああっ!? 何なのよコレッ!」
 アスナの顔がちょい赤うなってきたな。意外と敏感やってんな〜。
「なーなーさよちゃん。受けアスナってなかなか萌えへん?」
「わ、私に振らないで下さい〜。……でもカワイイですね、明日菜さん」
 うんうん。さよちゃんもそー思うやんな。さて、そろそろたゆんのお時間やな。
 きゅぴーん、と目を光らせ、ウチは手をわきわきさせた。
315はぐれ先生暴走派:2006/05/10(水) 23:52:11 ID:???
2/5

 ウチは再度アスナの背後に回り、しゃがみ込んだ。万が一アスナが暴れた時の対策やね。アスナの馬鹿力で
どつかれたらウチも一発で気絶してまうやろーし。ほないくで〜♪
「たゆんたゆんたゆんたゆん……」
「きゃあああっ!? や、やだ、ちょっ、何よ…はうっ!? んんっ、はぁはぁ、ひぃん!」
 暴れ出すかと思うたけど、アスナはへなへなとしゃがみ込んでもーた。えへへ、そない気持ちええんかー?
せやったら、もーちょい激しく……!
「たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ……」
「ら、らめぇ……これ以上されたら私…ふあっ! しゅ、しゅごいよぉ……! はああっ! あああっ!」
 ありゃ、アスナの口調がみさくら語になってもーた。アカンアカン、ちょい加減しよ……。もっとこう、
優しく包み込むよーなカンジで……。
「たゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆん……」
「んっ、くっ、はぁん……! き、気持ちいい……!」
 アスナの声が甘うなってきたわ。それでこそウチも萌えてくるっちゅーモンや!
「まだまだ逝くでー? たゆんたゆんたゆんたゆん……」
 ……てなワケで、ウチは美味しくアスナのおっぱいをいただいたのでした♪

「―――明日菜さんが果てた回数は14回です……。亜子先生、ちょっとやりすぎですよ……」
「やー、アスナの反応めっちゃかわええんやもん♪ さよちゃんもマメやな、ちゃんとカウントしとったんか」
「私の出番、少ないですから……」
 ちょっぴり淋しそうな表情をするさよちゃん。うーん、これは可哀想やなあ……。
「―――せやったら、ウチにええアイディアがあるわ!」
「わわわ、亜子先生待って下さい〜」
 ぴくぴくと悶死しとるアスナを放置して、ウチとさよちゃんはとある人物の所へ急行した。
 ちなみに、アスナはその後くーちゃんに発見されたそーや。んで腹いせとばかりににくーちゃんにたっぷりと
キスの雨を降り注いだ、っちゅー話や。くーちゃん、強く生きるんやで……。

「アスナは私にひどいことしたよね(´・ω・`)」
316はぐれ先生暴走派:2006/05/10(水) 23:53:41 ID:???
3/5

「んと、まずはアスナの部屋をチェックや」
 ガチャリ、とウチらはアスナの部屋に侵入した。んー、このかは予想通りおらんなあ。部屋にはネギ君が
気持ち良う寝とるだけやね。
「……そーいや、まき絵は見た、ってゆーとったなあ」
 ちょっぴりイタズラ心が疼き出したウチは、そろーりとネギ君に接近する。
「あ、亜子先生何を?」
「や、ちょいネギ君の成長を……」
 ウチはネギ君のズボンとパンツに手を掛け、ずりずりと下ろした。
「か、かわいい……!」
 さよちゃんは真っ赤になりながらも、ネギ君の象さんに見蕩れとる。まあ、これが戦闘態勢になったら
那波さん仕込みの銘刀になるらしいんやけどな。
「隊長みたいな暴れん棒になったらアカンでー?」
 そんなスピリチュアルメッセージを残して、ウチとさよちゃんは次の部屋に向かった。

「ここは龍宮さんの部屋ですよね? また龍宮さんにたゆんたゆんするんですか?」
「ちゃうちゃう。多分、今日の隊長は神社でアキラとしっぽりやっとるハズや」
 ウチらは堂々と部屋に侵入した。中には同じベッドで幸せそーに眠っとるこのかと桜咲さんがおった。
「えへへ。さよちゃん、桜咲さんの身体に入らへん?」
「い、いいんですか? その、桜咲さんに悪いですよ……」
「ふっふっふ。ウチは朝倉から聞いとるで。桜咲さんの身体を借りて、たゆりたゆられ愛しあってたそーやん」
「あ、あれは朝倉さんが強引に……」
「ええからええから。気絶しとる方が入りやすい、っちゅーならウチにおまかせやっ!」
 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ……。
「……んっ! こ、このちゃんそんな…! ふあっ! だ、だめぇ! やあああああっ!! びくびく!」
 ウチがちょいたゆたゆしただけで、桜咲さんはあっちゅー間に気絶してもーた。
「……凄まじい感度ですね」
「このかにすっかり開発されてもーたからやね。ほな、今のうちやで!」
 ウチに促され、さよちゃんはおそるおそる桜咲さんの身体に侵入した。
317はぐれ先生暴走派:2006/05/10(水) 23:54:54 ID:???
4/5

「えっと、入りました……」
 むくり、と桜咲さん(inさよ)が起き上がる。うんうん、やっぱ身体乗っ取るんならゆーなか桜咲さんやね。
「ほな、今から朝倉んトコ行くで!」
「えええっ!? そ、そんな、朝倉さんに逢っても私は認識されませんよ!」
「だいじょーぶやって。さよちゃんって分からんでも、桜咲さんとしてなら認識してくれるやん。
さよちゃんかて朝倉とおしゃべりしたいやろ?」
「う……」
 さよちゃんはやや躊躇ってたみたいやけど、やがてゆっくり頷いた。
「亜子先生の言う通りです……。私、もう一度朝倉さんとおしゃべりしたいです!」
 こうして、ウチらは朝倉の部屋に突撃した。

「―――朝倉さん。朝倉さん」
「う…ん……。誰?」
 さよちゃんがおねむの最中だった朝倉を揺り起こす。と、朝倉は眠そうに目を擦りながら起き上がった。
「おおっ、桜咲が夜這い掛けてくるとは意外〜。……って、もう朝か。私に何か用?」
「は、はいっ! あの、その、えっと……、わ、私とお話しませんかっ!!」
 うーわー。さよちゃん、がちがちに緊張しとるやん。朝倉、きょとんとしとるで。
「ま、まあ構わないけど……。何か相談事かな?」
「さよちゃん落ち着いて。ここは朝倉に話合わせるんや」
 ウチはぷるぷる震えてるさよちゃんの肩をぽんと叩く。朝倉やったら根掘り葉掘り訊いてくるから、
勝手に話進めてくれるやろ。
「まあ、言いにくいみたいだから、こっちから色々聞いちゃうよ?」
「は、はい……」
 ウチの予想通り、朝倉は色々と話を振ってきた。さよちゃんはその都度うんうん頷いとる。えへへ、
この二人はやっぱ微笑ましいわ。見とるこっちまでにこにこしてまうもんなあ。
 と、ウチが温かい目で見守っていた時。唐突にさよちゃんが口を開いたんや。
「あの、朝倉さん。実は私、桜咲さんじゃないんです……!」
 朝倉とウチの表情が固まる。この子はイキナリ何言い出すんや!!
318はぐれ先生暴走派:2006/05/10(水) 23:56:30 ID:???
5/5
「珍しいねえ……。桜咲がボケるなんて……」
「い、いえ違います! 私……、私は相坂さよなんです!!」
 ぴたり、と朝倉の動きが止まる。そして、
「相坂さよ、って言われてもなあ……。私、その人の事知らないから」
 朝倉の返事は非情なもんやった。さよちゃんの表情が微かに曇る。……ウチもショックや。なんやろ、
分かってた事なのに、事実を突き付けられる、っちゅーのは残酷やね……。ウチもこんな風に
ゆーなに知らない、って言われてもーたら……。
 ウチもつられてずーんと落ち込む。けど、さよちゃんはウチが思ってたより強い子やった。
「私は相坂さよ。ずっと前から3−Aの教室に居た幽霊です。今は桜咲さんの身体をお借りして、
朝倉さんとお話しています」
 淡々と、さよちゃんは自己紹介したんや。まるで初対面のように。
「3−Aの幽霊……。前にそんなネタを拾ったよーな……」
 朝倉は首を傾げながらさよちゃんの話に耳を傾けてくれとる。さよちゃんはにっこりと笑ったままで、
改めて自分という存在を訴えたんや。さよちゃん……。朝倉との関係を一からやり直す覚悟やってんな……。

 ウチはどうなんやろ?
 ウチとゆーなの関係。それを最初からやり直す勇気があるんやろか?
 答えは、否―――
 ぷるぷるとウチの手が震え出す。アカン、禁断症状や。
 なんで? ウチはいつもみたいに、いや、いつも以上にたゆたゆしとったハズやのに。
 ゆーな―――
 やっぱウチは、ゆーなやないとアカンみたいや。ゆーな無しでは生きられへんのや。

「―――そっか。さよちゃんは淋しかったんだ。じゃあさ、私が話し相手になってもいいかな?」
「は、はい……! ありがとうございます、朝倉さん!」
 さよちゃんと朝倉は改めて関係を築き上げる道を選んだんやね。けど、ウチはそんなん嫌や。
ゆーなとの思い出。それをゼロにするやなんて、ウチには耐えられへん!
「ウチ、今からゆーなのトコへ行ってくる!!」
 ウチは駆け出した。最愛の人の元へ―――                   (つづく)
319マロン名無しさん:2006/05/11(木) 00:17:22 ID:???
いつもの路線かと思ったらシリアスも…GJ!!!!!

デハ投下します…

1/2

彼女椎名桜子は意気込んでいた。ある女の子をメロメロにすると決意していたからである。

よ〜し!よしよし!千雨ちゃんはゼェェェェェェェェェェェェェェェェェェェッタイ私のものにする!
今日はどんな服で決めていこっかな〜…あれ?そう言えば千雨ちゃんってあんま私服のときってないな〜
普段着ってどんなの着てるんだろう?う〜ん、気になる…でも勝手にのぞいちゃダメだよね〜…
うん!ここはいっそ突撃しちゃえ〜!それにうまくいけば服のことからこんなことやあんなことまで…
(即時的な快楽から将来のヴィジョンまで妄想中)
うおっ!?こりゃ行くしかな〜〜〜いっ!早速GO!

彼女長谷川千雨は困っていた。コスプレの衣装の量がクローゼットのキャパを超えてしまったからである。

うぉぉぉぉぉ!しまったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!いくらザジといる間はあまりコスプレもHPの更新もできないからって
これは作りすぎた…もうしまいようがねえ…コレじゃあ誰か来たときに私の趣味が完全にばれちまうっつーの…
新しく収納を…作るスペースなんてねーか。あああいったいどーすればどーすれば…
320マロン名無しさん:2006/05/11(木) 00:18:33 ID:???
2/2

コンコン
桜子「千雨ちゃーーーーーーーん!入るよーーー!」
千雨「し、椎名か!?今はちょっと待て!」
ガチャッ
桜子「ってもう入っちゃったよってええっ!?こ、この服の量は…」
千雨「て、てめーっ!入るなっていったろうが!(こうなったら…こうなったらヤルシカナイ…鈍器は…ドンキハドコダッ!?)」
桜子「(こ、この量は…私のより多いかも…って言うかコレ服?どう見ても利便性悪すぎな気が…)ね、ねえ千雨ちゃ…」
千雨「(いやまて、殺してどーするっ!もっとダメだろーが!なんとかしてごまかさねーと…)いやー、あの、これはな?」
桜子「(うーん、気になる…でも、この状態、多分しまえなくて困ってるんだよね…だったら、助けてあげるべきだよね)
    千雨ちゃん、服の収納、手伝おっか?」
千雨「(へ?この衣装に対する突っ込みはナシ?しかも手伝うって…まあここは好意に甘えとくか。)
    じゃあ頼む、手伝ってくれ。もうしまえないほどの量なんだ」
桜子「よーし!千雨ちゃんのためなら張り切っちゃうよー!」

桜子「ここはこうすればもっとたくさん…」
千雨「おおなるほど…」

千雨「今日は助かったよ」
桜子「いやー私も服いっぱい買うから収納に関してはうまくなっちゃってね」
千雨「・・・・・・・・なあ」
桜子「何?」
千雨「いや、まあ、その…なんであの服について聞かなかったんだ?気になったろ?」
桜子「ふふっ、それは服がどうとかより千雨ちゃんが困ってることのほうが一大事だからだよっ♪」
千雨「・・・・ありがとな、桜子」
321マロン名無しさん:2006/05/11(木) 00:21:06 ID:???
ウッヒョー!このスレの大半のレスが見え(ry
ワロタ
322309:2006/05/11(木) 00:48:38 ID:???
コメントくれた方達、大変どうもです

>>311
元がデフォルメされた小さい絵でそれを拡大して描いたので
平面絵になってます。だがそう裕奈はきょぬーおk
>>313
ここで言うべき事ではないのですが
前、某スレであなたの書かれたあこゆなSSで4コマ描いたことが
323真名 原因:2006/05/11(木) 00:56:02 ID:???
真名 原因


1/2
我が部屋の風景は大きく変わってしまった
以前は緊張した空気が張り詰め、息をするのにも注意を払った
しかし今はどうだ?ここはどこの楽園だ?頬が緩んで仕方ない

気が向けば甘えてくるせつな
自由気ままに甘えてくるねこ裕奈
まったりと私にマッサージをさせてくつろぐ■アキラ
鼻歌を歌いながら夕食を作る那波
一人だけ部屋の隅で締め切りという修羅場を作り出している早乙女、っていうか自分の部屋でやれ

今の私を過去の私が見たらなんというだろうか?腐っている・・・それは早乙女だ
あの頃の自分に立ち戻るべく、ちょっと気合いを入れてみようか
では・・・

真名 「那波、その乳には何が詰まっているんだ?」
千鶴 「”愛”よ」
何の躊躇もなくそう答えた。やはりこの空間の元凶はコイツだな
真名 「じゃあ、私にその愛を分けてくれ」
千鶴 「でも、どうやって分ければいいのかしら?」
頬に人差し指をつきながら困ったような顔で那波は言う。安心しろ、それから先は私に任せればいい
真名 「こうするんだ!!!!」
私はおもむろにエプロンの上から那波の乳をつかむと、ぐっと上に揉み上げる
千鶴 「あ・・ら、いきなりね」
ふふ、さすがに揺らがないか・・・
324真名 原因:2006/05/11(木) 00:56:51 ID:???
2/2
しかし何というボリュームだ。片手では何ともならんな
千鶴 「真名さん・・いたずらはダメよ?」
真名 「ふふ、愛を分けてくれるんだろう?」
千鶴 「もう・・ここじゃダメ。移動するけどいい?」
真名 「どうやって移動する気だ?私は揉むのを止めないぞ?」
千鶴 「ふふ・・・こうやるの」
那波はそういうと、長ネギを取り出した。まさか・・・入れる気か?
だが予想に反し、那波は長ネギを振っただけであった
千鶴 「そ〜れ〜」

次の瞬間、信じられないことが起こった。あたりは一瞬にして暗くなり風景が変わる
気がつけばそこは別の場所だった。ただベッドが置いてある簡素な部屋だった
真名 「な、なにぃ!!!」
千鶴 「はい、ここは超さんにいただいた秘密のお部屋。いくら声を出しても外に漏れないから・・・」
真名 「き、貴様魔法使いだったのか!!!!」
千鶴 「なんのことかしら?」
真名 「とぼけやがって・・・いいだろう!!決戦だ!!!」
ここまでお膳立てされて引き下がるわけにはいかない。百合棒を持ったこの私を・・・あれ?
千鶴 「お探し物はこれ?」
那波の手に握られた物、それは私の愛しき百合棒ちゃん

取れちゃった・・・

こうなると、もはや私に勝ち目はなかった
おそらくはこういった敗戦が私を弱くしていったのだろう・・・そう、弱く

千鶴 「ねえ?愛はどのくらい注げばいいのかしら?」

325318:2006/05/11(木) 01:38:46 ID:???
>>318です。やっとバイトが一段落したよ・・・。遅レス気味で申し訳ない

>>319-320
シリアス久々なんでチト不安だった件。レスありがd
桜子が白いよ・・・。まばゆいばかりの純白だよ・・・。GJ!

>>322
マジっスか!?うはwww俺見てねえEEEEEEE!!!
あのう・・・。こちらに再うpしてもらえないでしょうか?
見たい、めっさ見たい、魂の根源から見たいです・・・

あと、レスアンカーの改行ミスってごめんなさい。>>297氏にも失礼しました

>>323-324
隊長がヘタレたあああぁぁっ!!てゆーか、もげたあああぁぁっ!!!www
326マロン名無しさん:2006/05/11(木) 06:09:25 ID:???
>>323-324
さすが最強超人ちづ姉ですね、隊長でも相手にならないとは‥‥
327マロン名無しさん:2006/05/11(木) 06:24:19 ID:???
ちょwwwwwwwwwwwwww
百合棒抜くなよwwwwwwwww
328マロン名無しさん:2006/05/11(木) 13:03:02 ID:???
そもそも百合棒って着脱可能だったのかwwwww
329マロン名無しさん:2006/05/11(木) 15:04:22 ID:???
…何やってんだ俺。
http://p.pita.st/?m=mcewg8my
330マロン名無しさん:2006/05/11(木) 15:20:07 ID:???
GJ!!
ねここねこ?
331マロン名無しさん:2006/05/11(木) 16:03:23 ID:???
>>329
可愛いなぁ〜GJ!

自分を見失い真剣にネギまとアレの融合に挑んでました
http://p.pita.st/?m=vbvwsy7r
332マロン名無しさん:2006/05/11(木) 16:37:41 ID:???
ちょwwwwwさよスタンドwwww
333マロン名無しさん:2006/05/11(木) 17:23:19 ID:???
334マロン名無しさん:2006/05/11(木) 17:59:58 ID:???
>>333
上のはあこwww
335マロン名無しさん:2006/05/11(木) 18:35:09 ID:???
百合棒\(^O^)/トレタ
http://www.imgup.org/iup204889.jpg.html
336マロン名無しさん:2006/05/11(木) 18:47:36 ID:???
>>335
バカスwwwwwwwww
337マロン名無しさん:2006/05/11(木) 18:57:57 ID:???
>>333
(´∀`)
>>335
まwwwwwwwwww村正キタコレwwwwwwwwwwタン塩卒業wwwwwwwwww
338マロン名無しさん:2006/05/11(木) 19:35:23 ID:???
パルぅぅぅぁぁぁぁぁぁぁあ!!!
339サヨロットその3:2006/05/11(木) 20:27:56 ID:???
さよは朝倉の部屋に戻ろうとしているときにゆうなを汚しているハルナを仕留め今度こそ戻ろうとしたときに・・・。
「たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ
たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ」
という謎の音が・・・。
「や・・・やめ・・・・ぅぁっ・・・・や・・・やめ・・・アル・・・」
クーフェイの悲痛な悲鳴、さっきの優越感を残したままで勢いと調子にのって亜子の部屋に踏み込んだ!
「待てぇい!」
さっきと同じやりかた、さよにはレパートリーというのが無かった。
「たゆ?」
亜子はもう獣の顔だった。
「人の乳を揉みくり倒すだなんて言語道断!このさよが撃ち殺してやるです!」
いきなり危ない発言だがてんで気にしてないようである。
「幽霊でもウチには勝てんで!覚悟しいや!」
亜子がワシャワシャと手を動かす・・・。
ついさっきまでウイルスにやれらていた亜子は幽霊にだって触れるのだ。
この勝負・・・油断した方が・・・負ける!
異様な空気が立ちこめる、クーフェイは今のうちにと逃げ出してしまった。
「もんだる!」
亜子がサッカーで鍛えたその脚でさよに襲い掛かる。
「来るな!こっちへ来ないでください!」
ダウッ ダウッ ダウッ ダウッ ダウッ ダウッ
六発の弾丸が亜子の頭、右腕、左腕、心臓、左足 右足を貫いていた。
亜子は完全に死んだ。だが、亜子には少し秘密があった。
「あわわわ・・・えーと・・・アキラさーん、あとは任せました」
さよに押されてアキラが登場すると・・・。
冷たくなっていた体が急に温かくなり、心臓が活動を始め、銃弾を押し飛ばし、傷口を塞いだ。
「アキラ!たゆんたゆんや〜!」
「え?あ?う?えええ!?」
揉まれているアキラを横目にまたさよは朝倉の部屋に近づいた。
あ、夏美の悲鳴が聞こえる。
340マロン名無しさん:2006/05/11(木) 23:11:45 ID:???
>>325
マジですかw…んじゃこの場を借りてうpします。絵の方に少し修正を兼ねて。
ttp://www.uploda.org/uporg387611.jpg

くっ…11月のだから絵柄が…だがそんなこと気にしないぜ俺は…!
素晴らしいSSに対してこんな拙い絵で本当に申し訳ない
勢いで描いたもので細かい所にツッコミ所が…フヒヒ!
341マロン名無しさん:2006/05/11(木) 23:30:05 ID:???
最後の柿崎に吹いたwww
342マロン名無しさん:2006/05/11(木) 23:40:10 ID:???
>>340
>>309の人?
どこのプロの方ですか?
343マロン名無しさん:2006/05/11(木) 23:42:00 ID:???
>>340
この絵柄は反則
344318:2006/05/11(木) 23:42:49 ID:???
>>339
ちょwww亜子まで不死身かよwwwwww

>>340
アレだったのかあああああああああああああっっっ!!!!!
流れてて見れなかったんだよなあ、あの時・・・。いやもう、素晴らすい・・・。
なんかもう、半年掛けて労が報われた心境です。作者冥利に尽きる、の一言です
魂が震えました。ご馳走様でした!! これからも時間がありましたら投下をお願いしますm(_ _)m
345未来予想図:2006/05/12(金) 00:09:26 ID:???
今日は麻帆良学園の卒業式。仲の良かった中等部の面々とも今日でお別れ。佐々木まき絵の顔は涙でグシャグシャだ。

あれから10年、まき絵は麻帆良学園中等部の数学教師として赴任することになった。
「2-Aか。はじめてあの人と会ったのもこのクラスだったな。」
まき絵はネギのことを思いだしていた。
「今日からこのクラスの担任を務める佐々木まき絵です。みなさん、よろしくお願いします。」
まき絵の目の前にはこれから自分が受け持つ生徒達が座っていた。それはかつての自分達を見ているようだった。
放課後、体育館を訪れると、一人の女性がバスケのゴールに向かってシュートを決めていた。
「裕奈!」
それはかつてのクラスメートで親友でもあった明石裕奈だった。
まき絵は嬉しさのあまり、裕奈に抱きついた。
「ちょ、あんたどうしてここにいるのよ。」
「へへ、私今年からこの学校の先生なんだ。」
「へぇ〜、アンタもなんだ。」
二人はダビデ広場に移動し、昔の思い出を語りあった。
「改めまして。今年から2-Bを受け持つ明石裕奈です。担当は国語です。」
「え、うちのクラスの隣なの!?」
かつての親友だった二人が同じ年に同じ学校の同じ学年の教師になるとは、まったく運命とは数奇なものである。
「それにしてもバカレンジャーなんて呼ばれてたあんたが先生とはね。」
「失礼ね。これでも一生懸命勉強したんだよ。」
まき絵は膨れた。裕奈にとって彼女は昔のままなのだろう。
「じゃ、再会の記念に、今夜はおもいっきり飲もう。」
まき絵はそう言い出した途端、強引に裕奈の手を引っ張った。
「ちょ、ちょっと、あたしまだ仕事がのこっ」
「そんなのいいから、行こう。」
裕奈はクスッと微笑んだ。やっぱりまき絵はあの頃とちっとも変わってないや。


「私達が大人になったらこんな感じなのかな。」
「まき絵、アンタその設定無理がありすぎ。」
346マロン名無しさん:2006/05/12(金) 00:15:35 ID:???
>>340
ウマスwwwwwwwwww
サイトで紹介しても遜色ないですよえぇ。

>>345
まき絵wwwwwww


ということでお久しぶり、『とりえリレー』の中の人です。
1ヶ月くらいぶりにリレーいっちゃいますよー!!
347マロン名無しさん:2006/05/12(金) 00:16:52 ID:???
ラストで吹いたwwwまき絵の数学教師って違和感バリバリだったからな
3483−Aとりえリレー 第26走:2006/05/12(金) 00:18:23 ID:???
亜子「あ、もうウチかいな…。」
しずな「新田先生が炎上しちゃってるから、代わりに私が進行するわね。」
千雨(助ける気なしかよ!?
   ってか誰も新田の方見ちゃいねぇし!!)

亜子「……なんや、作者の陰謀を感じずにはいられへんクジやなぁ…。」
しずな「ん?どれどれ…『鳴滝史伽』ね。」
史伽「や、やっと私ですか…。」
新田「ふぅぅっかぁぁぁぁつっ!!」
千雨(燃えたまんまじゃねーか!)
新田「うぅむ、今日から『バーニング新田』と改名するか…。
   それより、今回の対決はこれだぁぁぁぁぁぁ!!」
千雨(メーミングセンスもねーのかよ!)


3−Aとりえリレー
第26走『姉の 奮起に 妹も!!』


新田「鳴滝妹といえば美化委員。
   そこで、和泉とはプランター運び競争で対決だ。
   あそこに土が入った、大きめのプランター3個が置いてある。
   あのプランター全てを50m先のゴールに、先に運びきった方の勝ちだ。
   なお、今回はハンデとして和泉は10m前からスタートだ。」
朝倉「はいは〜い、1ヵ月ぶりの司会も朝倉が担当しますよー。
   今回は新田先生有利ということでハンデ付けさせてもらったよー。」
3493−Aとりえリレー 第26走:2006/05/12(金) 00:19:14 ID:???
>>348
千雨「……なぁ、柿崎?」
美砂「なによぅ?まさかあたしに惚れたかぁ?」
千雨「…なんで和泉にあんなモノを履かせた?」
美砂「ぬふふふふ〜…そこは美砂様の考えがあってのことよ。」
亜子「な、なんやスースーしてかなわんなぁ…。」
円「ハァ……ハァ……」
史伽「円おねぇちゃん……ヘンタイさんに見えるです…」
円「ハッ!?ちちち違うの断じて違うのよ!
  これは…そう!亜子のかわいさに見惚れちゃったからなの!」
史伽「なるほどです〜!それなら納得ですぅ〜!」
千雨(といってもお前ら3人はもう変態域なんだけどな。)

新田「よぉし、位置につけー!」
亜子「…なんや、緊張するな…。」
和美「とりえリレー、第26戦!和泉亜子対新田先生のプランター運び対決!
   なぜか和泉はフレアミニスカートですが…さぁスタートです。」
真名「…スターターの龍宮です。」
千雨(またおまえかーっ!?)ガーン
真名「位置について…用意……っ!」


ズドォォォム……
千雨(今龍宮が肩に担いでるの、絶対バズーカだよな!?)
3503−Aとりえリレー 第26走:2006/05/12(金) 00:19:49 ID:???
>>349
和美「両者同時にスタートし、戦いの火蓋が切られたぁぁっ!
   まずは両者、一つ目のプランターにかかったぁっ!」
円「亜子、ムリしないでねぇ〜っ!!」
史伽「がんばれ〜っ!」
亜子「んしょ…ってこのプランター、結構重いやんか…。」
和美「やはりこの種目は不利なのか和泉亜子っ!
   プランターを抱えてからペースがガタッと落ちたぁ!」
新田「シュベゲハハハハハハハァ!!!」
和美「一方の新田先生、意味不明な笑い声を上げながらも、快調に飛ばしているっ!
   …とか言っているうちに、先に1個運び終えたのは新田先生っ!!」

千雨「あ〜ぁ、どう見たって劣勢じゃねーの?」
美砂「まぁまぁ、最後のあたりに逆転があると思うよ、あたしは。」
千雨「んな状況じゃねーだろ、今は…。」


和美「さぁレースも終盤、新田先生最後のプランターに入ったっ!
   一方の和泉は……今ようやく2個目終了!」
史伽「どどど、どうしようです……。」
円「まずいわね……」
亜子「…あぁぁ、もうアカン…って、うわっ!!」

ぴらん……

和美「出たぁ!赤松作品直伝!ドジっ子のパンチラだぁぁぁ!!」
美砂「ほれ来た!」
3513−Aとりえリレー 第26走:2006/05/12(金) 00:20:30 ID:???
>>350
円「-------------ッ!!!(////////)」←突発的なアクシデントに赤面&興奮


ドゴォ!!! ドゴォ!!! ドゴォ!!!
うごぁー… アルー… なめんなー…

和美「おぉぉぉっと、そのパンチラで興奮した釘宮のボムが炸裂ぅっ!!
   新田先生とくーちゃん、それに美……なんちゃらが餌食にっ!!
   新田先生の最後のプランターも消滅っ!!」
美砂「ほーれ見なさい、コレがあるから円は侮れないのよ!」
千雨「お前、それ狙いだったのかよ!?」
美砂「まぁね〜…さて、コレで亜子の勝ちは確実でしょ。」

亜子「はぁ…はぁ…お、終わったわ…。」
和美「ゴォォォォォォォル!和泉の見事な逆転勝利だぁ!」

史伽「おねぇちゃ〜ん!!」ぽふっ…
亜子「わわわ…。」
円「まさか美砂、アレが狙いだったとはね……。
  あとでカクテルの1杯でもオゴってやろうかしら…。」

史伽「…っと、そうでした。次は私なのでした…。」
352340:2006/05/12(金) 00:42:04 ID:???
コメントくれた方どうもです

>>342
ねーよw
>>344
そこまで喜んで頂けると嬉しいです
やっぱりSSが大変いいものでした><
絵の投下はネタが出来たらやっていきたいと思ってますが…どうなんでしょ
>>345
まき絵が数学教師やってるとこ想像したらとても興奮した
353マロン名無しさん:2006/05/12(金) 00:46:40 ID:???
>>352
一万年はwktkで待ってますので、頑張って下さい

>>351
久々のリレーGJ!つっこみどころ満載でバロスwww

フレアミニスカート、ってだけでにやけちまったジャマイカww柿崎GJ!
そしてバズーカといえば早朝バズーカを思い出したよ

今日はなんでしょう、俺のモチベーション上がりまくりなんですけどw
作者の俺より面白いってズルイよね(´・ω・`)
354風香 甘えん坊将軍:2006/05/12(金) 00:50:45 ID:???
>>351 なんかボマーに一部が巻き込まれている気が・・GJ!!
>>352 投下するべしっ!!みんなまってるから

風香 甘えん坊将軍


1/5
むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな
しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです


風香 「なに、これ?」
将軍様の目の前にたつ怪しい館、異様な匂いが立ちこめ、さらには見た事もないような細工がしてあります
楓 「どうやら西の大陸の建築様式でござるな」
風香 「西の大陸の人ってこんな怪しげな屋敷に住んでるの?」
楓 「全員がそうとは思えないでござるが・・・」

?? 「怪しいとは失礼ネ」
その声は館の中から聞こえてきました
風香 「誰!!」
?? 「まあ、入ってくるネ。歓迎するヨ?」
怪しいです。怪しさ爆発です。でも将軍様、こういうのが大好きなんです
風香 「突撃〜!!!」
楓 「ま、待つでござる」
楓さんに止められる将軍様、しかしそんなことはお構いなしです

中にはいると、それはそれは気味の悪い物が展示してありました
蛇をつけた酒、何かの目玉、猿の置物
とってもいやな感じです
風香 「で、ここは・・・何なの?」
?? 「フフフ・・・ここは”薬屋”ネ」
入り口から正面、雑然と並んだ怪しい物の中央の椅子に、異国の衣装を身にまとった少女が一人座っています
355風香 甘えん坊将軍:2006/05/12(金) 00:51:58 ID:???
2/5
風香 「お薬屋さん?」
?? 「そうネ。ここは超春館薬局と言うネ。そしてワタシが主の超ネ」
背もたれのあるいすに座りながら、少しばかりにやりとして少女はいいました
風香 「超さんか・・・私は風香、風さんって呼んでね」
楓 「せ、拙者は楓と申す・・・」
楓さん、なんだか落ち着きがないようですが・・・
超 「ここは大陸の漢方という薬を扱うお店ネ。どんな効果の薬でも調合できるネ」
風香 「ホレ薬でも?」
超 「そんなの簡単ネ。ここにある黒ヤモリの干物とガマ蛙の軟膏・・」
楓 「ひ、ひぇぇぇぇぇ!!!!!やっぱりその匂いは!!!」
楓さんはそういうと、一目散に館から逃げ出してしまいました

超 「どうしたネ?」
風香 「楓姉、カエル嫌いなんだ・・」
超 「そうカ・・・」
風香 「ねえ、お薬扱ってるなら亜子先生知ってる?」
超 「アコ・・・ああ、たゆんの先生カ。知ってるネ、お得意様ヨ」
風香 「あの先生にたゆんされた?」
超 「出会うたびにたゆんしてくるネ。でも身代わりで防いでいるヨ」
風香 「身代わり?」
超 「フム、ちょうどいいネ。紹介しとくヨ。古〜!!」

そう呼ばれて出てきたのは、これも異国の衣装を身にまとった少女です
古 「ワ、ワタシ、くーイイマス。ヨロシク」
356風香 甘えん坊将軍:2006/05/12(金) 00:52:44 ID:???
3/5
風香 「言葉、よく喋れないんだ」
超 「ワタシは天才だからすぐに覚えたヨ。でも古は馬鹿だからまだ覚えいないネ。でも古は武術の達人ネ」
風香 「武術?」
超 「そう、10mはある巨大な象も倒せるくらいの実力はあるネ。背中には鬼の面相もでるネ」
風香 「な、なんかすごそう・・」
超 「でも、気が弱くてネ。その実力のほとんどを発揮できていないヨ」
風香 「ちょっと可哀想かな」
超 「簡単に振り払えるはずなのにたゆんの先生にいつもたゆんされるネ。そしてめろめろにされるネ」
風香 「あはは・・・」
超 「あそこまで抵抗しないというのは、感じてるからかもしれないネ」
風香 「ふうん・・」
将軍様、古さんに興味がでたのか、古さんのそばに行きました

風香 「それっ!!!」
将軍様、いきなり古さんのおっぱいを揉み始めました
古 「オ、オキャクサン!!ヤ、ヤメ・・・」
しかし古さん、もう動けません。将軍様のなすがままにされています
超 「やっぱり気持ちいいノカ」
古 「ハァハァ・・・モウ、ダメ・・」
風香 「えーい!!!」
将軍様、つまんでしまいました

古 「!!!!」
古さんは声も上げることもできずに崩れ落ちてしまいます
357風香 甘えん坊将軍:2006/05/12(金) 00:54:10 ID:???
4/5
風香 「ちょっと面白いかも・・」
超 「この国ではいきなり乳を揉むのが礼儀なのカナ?」
風香 「違うけどね・・でも、このお姉ちゃんの潤んでおびえた瞳を見たら・・いじめたくなっちゃうな」
超 「それはわかる気がするネ。でも古をあんまりイジメないでほしいネ。それに古は・・」
風香 「あはは・・ゴメン」
古 (ポッ・・)
古さん、頬を赤らめています。何か芽生えて・・・
超 「惚れやすいネ」
風香 「へ?」

古 「フウカサン・・・オヨメサン・・」
風香 「な、なに?」
超 「ムムッ?やはり、惚れられたらしいネ」
古 「ツクシ・・マス」
風香 「ふえぇ!?」
超 「古を幸せにしてあげて欲しいネ。後、式には呼んでほしいネ」
風香 「ちょ、ちょっと!!!」
古 「アナタ・・」
楓 「そこまででござる」
ビシュッ!!!
いつも間にか古さんの背後に立った楓さん。首筋に手刀を打ち込みました
358風香 甘えん坊将軍:2006/05/12(金) 00:58:29 ID:???
5/5
風香 「か、楓姉ぇ!!!」
超 「ほほう・・・あの古を」
楓 「は、早くここを去るでござる。拙者、じんましんが治まらぬでござる」
風香 「うん。やっぱりここ、怪しいね」
超 「ここまで遊んでおいてそれはあんまりネ」
そう言うと、二人はそそくさと館を出るのでした

超 「また来るヨロシ〜」


しばらくして・・
古 「アイタタ・・・ワタシ、ナニヲ?」
超 「また悪い癖がでたネ」
古 「ダレモイナイ。マタフラレタ・・」
超 「またいつものように慰めてあげるネ。ついでにいい薬が入ったから試すヨ」
古 「チャオ・・・アリガトウ・・」

359マロン名無しさん:2006/05/12(金) 01:07:23 ID:???
>>背中には鬼の面相

ちょwwwオーガwwww
GJ!!
360千鶴 私はいます:2006/05/12(金) 01:35:14 ID:???
千鶴 私はいます


抱きしめるために、私の両手はあります
頭を撫でるために、私の手のひらはあります
おでこに優しくキスするために、私の唇はあります

夏美 「ちづ姉」
小太郎 「ちづる姉」
あやか 「ちづるさん」

みんなの声を聞くために、私の耳はあります

千鶴 「ご飯よ〜」
みんなに呼びかけるために、私には言葉があります

夏美 「おいしい!!!」
みんなが喜ぶから私は料理を作ります

小太郎 「ひ、一人で風呂ぐらい入れるワイ!!」
みんなのために私はお節介を焼きます

あやか 「ち、ちづるさん!!いきなりなにを!?」
みんなを感じるために、私は触れ合います


千鶴 「みんな好きよ、だってそれが私なんだから・・」
みんなと共に生きるために、私はいます

361マロン名無しさん:2006/05/12(金) 01:46:52 ID:???
>>358
ちょwwオーガwwww
くーちゃん可愛いなあ〜。その薬は飲んじゃダメだよ?
>>360
GJ!ちづ姉温かいよちづ姉
・・・まともなちづ姉だったんでびっくりしたのは内緒だ

長ネギを刺すために、私の両手はあります。

↑が来ると思ってた俺は吊ってきます
362マロン名無しさん:2006/05/12(金) 03:17:50 ID:???
>>358
惚れっぽい性格なのに総受けにしか見えないぞクーwww

>>360
癒された……GJ!
久々に普通のwちづ姉見れてよかったw

>>361
お前は俺かw
363マロン名無しさん:2006/05/12(金) 05:36:48 ID:???
こんな時間にこんにちは
昨日投下した亜子さよにレスありがとうございます

>>256
多分あんまり甘くねーよwww

>>257
何でこの二人になったのかは俺にも分からない件

>>258
あんまり甘k(ry

少しずつにもSSが上手くなれたらなどとほざきつつ
昨日の続きのようなものを投下してみるテスト
364マロン名無しさん:2006/05/12(金) 05:40:14 ID:???

さよ 挨拶

涙には2種類あるといつか聞いたな、と。
昨日の出来事を浮かべつつ、さよはふとそんなことを思う。
悲しい涙ならこの長い長い学園生活で幾度となく流したけれど。
あのとき自然と零れたものはそれらとはまるで違う。
―――そう、あたたかかったな、って。
「私にまたお友達ができました・・」
呟いて、つい笑みになってしまう。
そんな自分を可笑しく思いながらさよは夜空を見上げた。

午前7時半頃、さよは亜子を待っていた。
亜子は毎朝大体この時間に登校していたのだ。
「亜子さんが来たら挨拶しなきゃ!」
ガッツポーズをしてそう決意する。

ガララッ
教室のドアが開き、次々と生徒達が入ってくる中に
ようやくさよは亜子の姿を見つけて駆け寄る。
「亜子さん!おはようございます!」
亜子に向けて挨拶をしてみたが、返事はなかった。
「あ、亜子さん・・?」
365マロン名無しさん:2006/05/12(金) 05:44:09 ID:???
やはり返事はなく、まき絵と話すのを止める素振りすらない。
「あ、・・・聞こえてない、よね・・」
「私、幽霊なんだから・・」
さよは肩を落として呟く。
もう慣れたはずのことなのに・・・
溜め息をつきながら、さよは自分の体を改めて呪った。
何となく亜子の顔を見ていたくなくて教室を出る。
窓の外の空模様は、早朝の晴れ空が嘘のように曇り始めていた。

「私と亜子さんは違う・・」
世界樹前で沈む。
分かっていたことだ。
この60余年で嫌でも悟ったはずの現実という壁。
幽霊とそうでない彼らとの隔たりの深さ。
何落ち込んでるんだろう、私。
朝のHRの時間が迫ってきたようだ、とさよは歩き出した。
教室までの道程がこれほど遠く感じたのは始めてだった。
重い足取りで教室に着くと、すでにHR中で。
慌ててさよは席に着く。
が、ネギの話を聞く気になれなくて、俯いて机をボーっと見つめていた。
すると昨日までなかったはずの文字が目に入った。
366マロン名無しさん:2006/05/12(金) 05:46:19 ID:???

[さよちゃんおはよう! by.亜子]

「亜子さん・・・」
先刻まで自分は何て愚かな勘違いをしていたのだろう。
壁なんてなかった。隔たりなんてなかった。
そこにいたのは臆病で弱い自分だけ。
ごめんなさい亜子さん。
そして、ありがとうございます亜子さん。
それからさよは、すぐに亜子の席に返事を書いた。

[おはようございます!亜子さん! さよより]

書き込みに気付いた亜子はさよに
それに応えてさよは亜子に
それぞれが持つ最高の笑顔を投げ掛ける。
曇りがかっていたはずの空には太陽が顔を出していた。

それは何でもないようで、でもとても大切なある朝の出来事。
367サヨロットその3:2006/05/12(金) 06:42:39 ID:???
うわぁ・・・とても甘いなり・・・
リボルバーさよより数倍いいなり・・・。
368マロン名無しさん:2006/05/12(金) 07:19:37 ID:???
あま〜〜〜〜〜〜〜い( ´∀`)
369マロン名無しさん:2006/05/12(金) 07:28:48 ID:???
あめぇ あめぇよ
370マロン名無しさん:2006/05/12(金) 11:11:23 ID:???
>>366
甘い、というより俺はほんわかしますた。すっげ癒されるよ〜GJ!


・・・えーと、舞い上がってたせいで今頃気付いたけど、>>352氏に俺の素性がバレバレな件w
やはしカプでバレるものなのかねえ・・・。向こうでもバレバレだったしw
ここで言うべき事じゃないけど、某スレの912氏へ。おっちゃん頑張るから貴方も頑張れ!
(もしかして魔眼連鎖の方? 間違ってたらごめん)


さて、今からアコー先生空気編の最終話を投下します
何やら看板に偽りあり、な話になってしまった・・・。誰だよ、あんな引き方したのはorz
お陰様でシリアスぶち壊しの単語が飛び交って、真剣に読ませる事を拒絶する代物に・・・
自分で自分を馬鹿認定しながら書いていました。こんな話で本当にごめんなさい

インスパイアの許可を下さったウイルスの方に感謝です。投下の方向で進むようですので
完結まで期待して待ってます!このバカ話の設定はご自由にどーぞ。

では投下を始めます
371はぐれ先生暴走派:2006/05/12(金) 11:12:18 ID:???
はぐれ先生暴走派3・1/33

>>398から続き

1/5

 いてもたってもいられない、っちゅーのはこのことやな。今のウチを動かすのは、ゆーなへの想いだけや。
ばぁん! と音を立て、ウチはゆーなの部屋に飛び込んだ。
「あれっ、今日は早いね?」
 ゆーなはもう起きとったみたいや。Tシャツ一枚にショートパンツ、っちゅーラフな恰好で玄関に出てきた。
「アキラ? あれっ、誰も居ない……?」
 誰も居ない―――。その一言が、ウチの心を貫いた。
「ウソ、やろ……?」

 ―――その言葉だけは聞きとうなかったのに。

「ゆーな……。ウチが、ウチが分からへんの!」
 ゆーななら、誰よりもウチの事を愛してくれとったゆーなならウチが見えるかも。
 そんな淡い期待が、脆くも崩れ去っていく。
 ゆーなはウチの横を通り抜け、開け放たれた玄関のドアを閉めるとリビングに戻ってゆく。
ウチの存在に気付く事なく……。
 これが、これが空気の辛さなんやね……。美空ちゃんはいつもこんな思いをしてたんやな……。
 ウチの頬を涙が伝い、ぽたりと落ちた。涙の粒はじわりと床に広がってゆく。
「うっ……、ひぃん……、ゆーな……、ゆーなぁ……!」
 絶望。そして孤独―――
 その重さに耐え切れず、ウチはその場に崩れ落ちた。
 存在。ウチの存在って何やったんやろ……。
「あはは。ウチはお医者さんなのに、自分の病気も治せへんやんか。藪医者もええとこやな……」
 ウチからゆーなを切り離してもうたら、只の問題医師やん。三度の飯よりたゆんが好きなヘンタイさんや。
 もうええ。もうどうでもええ。なーんも考えとうないわ……。
372はぐれ先生暴走派:2006/05/12(金) 11:12:53 ID:???
2/5

 ゆっくりと立ち上がり、ふらふらとリビングに侵入する。
「ゆーな……」
 ウチは録画した番組のチェックをしとるゆーなの隣に座る。いつもの場所。ウチの特等席やった場所。
 番組に夢中になっとるゆーなにかまって欲しくて、ようたゆたゆしとったなあ……。
 ちらり、とウチはゆーなの胸に目線を送る。いつ見てもええ乳しとるわ……。なんやこう、触ってくれと
ゆーとるみたいや。

 たゆ。

 あ、無意識に触ってもーた。
「ひゃっ!?」
 ゆーながかわええ悲鳴を上げる。びっくりさせてもーたなあ……。けど、どーせウチが見えへんのやったら
たゆたゆしても意味ないやん。せやのに。
 せやのに、なんで―――
 なんで……?
 なんでウチはたゆたゆしとるんやろ―――?

 たゆんたゆんたゆんたゆん……

「きゃああっ! さっきから胸が勝手に……!! 何なのよ一体!!」
 どれだけゆーなが嫌がっても、ウチの手は止まってくれへん。ウチはもう諦めたハズやのに、ウチのカラダは
まだゆーなのおっぱいを忘れられへんのやな……。
 せやったらいつもの調子でたゆたゆしたる。お別れのたゆんたゆんや。
 たゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆん……。
「やだっ、ちょっ、何この感じ……! ふあっ! だ、だめ…やぁん!」
 ウチの心に住みついていた存在。ゆーなという、かけがえのない存在。ゆーながウチにくれた気持ち。
その全てを返すように、ウチは一世一代のたゆんたゆんを敢行した。ウチが空っぽになる為に。
 ウチの抱いてたゆーなへの愛情。その想いを込めて、ウチはたゆんたゆんを続けた。
373はぐれ先生暴走派:2006/05/12(金) 11:13:53 ID:???
3/5

 それは、奇跡であった。
 人の想い。その能力はどんな魔法をも凌駕する。
 例えば、長ネギ。千鶴の想いを込められた長ネギは、鋼鉄の貞操帯をも容易く貫く。
 例えば、エロノート。ハルナの想いが詰まったノートは、全てを具現化する能力を持った。
 そして今、奇跡の瞬間が訪れる―――

「んっ、はあっ……、こ、こんなに激しいのに、なんだろ……、すごく温かい感触……」
「えっ―――?」
 ゆーなの甘い声。けど、なんや違和感が……。
「カ、カラダが熱い……。あたし、どうしちゃったの……! た、たしか前にもこんな感じがあったような……」
「―――!!」
 ゆーなの反応に、ウチの心に新たな希望が芽生えた。ゆーな、思い出してきとるやん!
「ゆーなっ! ウチやっ! ウチの声が聞こえんか!!」
 ウチは必死に問い掛けながら、ゆーなのTシャツに両手を潜らせた。もっと刺激が必要や。その為には生乳や!
 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ……!
 手早くブラのホックを外し、ゆーなの生乳をすっぽりと包み込んだ。ウチの手は自然と速う動く。
小刻みに、ギターの早弾きのように、ウチは魂のビートを与えた。
「ふああっ! こ、この感触、このビート……! ダメ、こ、これ以上は……、あああっ!!」
「せや! こないな芸当が出来るんはウチだけや! ウチの指使いを思い出してや!!」
 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ……!!
「―――い、」
「『い、』?」
 ゆーなが呟く。そして、
「いい加減にしろおおおおおおぉぉーーーーーっっっ!!!!!」

 すぱこーん!!!

 ゆーなのスリッパつっこみが、ウチの頭に炸裂した―――
374はぐれ先生暴走派:2006/05/12(金) 11:14:32 ID:???
4/5

「―――ったく、朝っぱらから発情しないのっ!」
 ぺしっ。
 呆然としとるウチに、ゆーなはお説教しながらでこぴんをお見舞いした。
「ゆ、ゆーな……? ウチが、ウチの事が分かるん……?」
「―――もしかして寝惚けてる? あんたは和泉亜子! この学園のセクハラ医師で、あたしの恋人でしょ!」
 呆れた表情で説明するゆーな。普段とおんなじ目でウチを見るゆーな。ウチの大好きなゆーな……!
「あはっ、あはははっ……!」
 思わずウチの口から笑い声が漏れる。そして、
「ゆーなああああっ!!!」
 ウチはぽろぽと涙を流しながら、ゆーなの胸に飛び込んだ―――

 同時刻。某所―――
「あーらら。勝手に空気解除されちゃったか。ま、もともと無理があったよねー。あの亜子先生が空気ってのはさ」
 美……じゃなかった、謎のシスターMはやれやれといった表情で呟いた。
「元々、想定外のアクシデントだったし。ま、いっか」
 何の未練もなく、シスターMはウイルスの内容を更新した。まあ、只の告知だが。

 Action:Virus_Misora【和泉亜子:空気設定を解除】

「しっかしまあ、自力解除とはねえ。愛の力は偉大だわ。『たゆんは世界を救う』、ってヤツかな?」
 などと独り言を呟きながら、シスターMは何処かに消えた―――

「―――ちょっ、どーしちゃったのよ一体?」
 先程からゆーなはしきりに戸惑っとる。ウチがいきなり大泣きして抱きついたもんやから、どうしていいか
分からへんみたいや。
「えへへ、ウチは今めっちゃ嬉しいんや! もう離さへんよ、ゆーなっ!!」
「あはは……。悪い夢でも見たのかにゃ?」
 夢。たしかに夢みたいな出来事やった。けど、これはホンマにあった出来事なんや。
375はぐれ先生暴走派:2006/05/12(金) 11:16:30 ID:???
5/5

「せやな……。夢ん中で教わったわ。空気の怖さを……」
 説明するのも面倒やったから、ウチはてきとーにゆーなに話を合わせた。それより今はやらなアカン事が!
「ゆーな……」
 ウチはゆーなの顔に手を掛け、そっと口付けを交わした。ほんで……、
「たゆんたゆんやあああぁぁっ!!!」
「きゃああっ! こ、こらちょっ、また始めないでよっ!!」
「いややっ! 今日は学校サボって一日中たゆたゆするんや〜!!!」
 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ……。
「あたしの部活はどーなるのよおおおぉぉぉ……!」
 こうしてウチの災難は終わった―――

 エピローグ

 麻帆良学園中等部の保健室。そこにはちょっと性癖に難のあるドクターがいました。
「―――しっかしまあ、亜子も随分とぶっ飛んだ夢をみたねえ〜」
 保線室にはいつものように亜子先生と裕奈がまったりくつろいでいました。
「まあ、空気を大切に! っちゅー話やね」
 そう答えると亜子先生は美味しそうにお茶をずずず、と飲みます。
 あの事件から数日。亜子先生の存在はすっかり元の状態に戻っていました。しかし、
「さよちゃんのこと、どないしよ……」
 ぽつり、と亜子先生は呟きます。彼女の存在は空気のまま。さよさんを認識出来るのは二人しかいません。
「さよちゃん、って誰?」
 あれほどとり憑かれまくっていた裕奈ですら、この有り様です。空気って恐ろしいですね。
「さよちゃんかー。めっちゃええ子やで。あれでおっぱいおっきかったら最高なんやけど……」
 何といいましょうか、やっぱり亜子先生はひんぬーには興味がないみたいです。ああ、こんな人しか
たゆれない…ではなくて、頼れないさよさんの運命はどうなってしまうのでしょうか―――

(はぐれ先生純情派・おしまい)
 ・・・あれっ、タイトル変わっちゃってるよ?
376マロン名無しさん:2006/05/12(金) 14:57:56 ID:???
亜子の悩み

亜子「なー、『おむすびころりん』って話あるやん」
まき絵「うん、知ってる」
アキラ「子供の頃に聞いたね」
ゆーな「にゃー」

亜子「弁当のおむすびを落としてしもたおじいさんが追いかけて最後に財宝もろて帰るやつ」
まき絵「たしかそういうストーリだったね」
ゆーな「にゃー」
亜子「せやけど『ころりん』になった時点でおむすびえらい泥まみれにならへん?
   おじいさんは単なるドケチやったんか、それとも当時もうすでに『3秒ルール』があったんかいな?」
一同「おぉ」
ゆーな「にゃー…」
アキラ「でも転がったんだから3秒じゃ間に合わないんじゃないのかな?」
まき絵「うんうん」
ゆーな「にゃー」
亜子「ウチが思うに、その辺は経験でカバーやで…つまり、1!2!2.1、2.2、2.3、2.4とか…
アキラ「ちょっと、その時代に小数点の概念なんてあるの!?」
亜子「せやから日本式に“何割何分何厘”てなるやんか!」
ゆーな「にゃー」

377マロン名無しさん:2006/05/12(金) 14:58:27 ID:???
[おむすびころりん討議中]
アキラ「時代風景を考慮に入れたら、米が…
まき絵「それを言ったらネズミが結婚式って…
ゆーな「にゃー」
アキラ「そもそもこの昔話って何を言いたいのか…
亜子「だから3秒ルールが…
ゆーな「にゃー」
あやか「一体何の話ですの?」
まき絵「あっ、あやか。実はね…」

あやか「えっ、3秒ルール!?落としたものなんて普通食べないでしょう!?」
ピシッ
亜子「ブルジョワめ…」
ゆーな「にゃー」
結局話の収集はつかなかった。
378マロン名無しさん:2006/05/12(金) 17:01:34 ID:???
>>375
涙がぽろりと・・GJ!!
純情?あれ?
>>377
あやか「えっ、3秒ルール!?落としたものなんて普通食べないでしょう!?」
千鶴 「あやか〜、もったいないでしょう?残しちゃダメよ?」
と想像してしまった・・・
GJ!!

投下〜
379さよ 小さな知識:2006/05/12(金) 17:02:13 ID:???
さよ 小さな知識


さよ 「こんにちは黄昏時のさまよい人、さよです」
新田 「服を着ない変態教師、新田である」
さよ 「変態なんですか?」
新田 「見たまえ・・・」
さよ 「見苦しいですね」
新田 「反応が薄いな、見慣れてるのか?」
さよ 「見慣れているって訳じゃないですけど・・・60年以上幽霊やってますから、変態ぐらいは見たことがあります」
新田 (´・ω・`)ショボーン

さよ 「で、今回の小さな知識なんですが・・・あの・・”きん●ま”についてです」
新田 (;´Д`)ハァハァ
さよ 「こ、これって別にえっちな言葉じゃないんですよ!!!」
新田 (;´Д`)'`ァ'`ァ
さよ 「飛鳥時代には生の玉(きのたま)とか生玉(きたま)と呼ばれ、これがあれば生きられると言った意味合いがあったそうです」
新田 !(゜д゜)
さよ 「のちには厳し玉(きびしだま)と呼ばれ、切ったり打ったりすると死ぬくらい厳しいと言う意味合いで呼ばれることもありました」
新田 (((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル
さよ 「そして江戸時代ぐらいに”きのたま”や”きびしだま”が訛って”き●たま”になったらしいです」
新田 「そうだったのかね・・」
さよ 「大事にしてあげてくださいね」
新田 「そういえばおまえ(きんた●)はいつも頑張っている割に報いてやることがなかったな・・・風呂にでも入るか?」
さよ 「あの・・」
新田 「そうか、うれしいか。それなら行こうではないか。女風呂に突撃しようではないか!!!」
さよ 「あの・・」
新田 「ヒャッホウウゥゥゥ!!!!!突撃ィィィィ!!!!」
さよ 「行っちゃった・・」

380マロン名無しさん:2006/05/12(金) 18:17:59 ID:???
新田ぁああ マジカルボマー助けてくれぇえ
381マロン名無しさん:2006/05/12(金) 19:12:35 ID:???
↓救世主登場
382クーフェイマン:2006/05/12(金) 19:19:16 ID:???


    ⌒●__●⌒
      ヽ|・∀・|ノ  呼んだアルか?
      |__|
       | |
383マロン名無しさん:2006/05/12(金) 19:22:27 ID:???
        lヽ  斬岩剣!
        l 」
γ´ ̄ソζ⌒ヽ‖..ヽ.ノ∇\ノ 混沌としたスレに三度鋼の救世主が!!
ノリ√ヽヾ)リ|∩ . |__|
..d| ゚ -゚ノl彡    | |
∠二i=⊂彡
384マロン名無しさん:2006/05/12(金) 19:34:22 ID:???
385マロン名無しさん:2006/05/12(金) 20:48:22 ID:???
なんか失速気味だな。
投下数は変わらないのに、レスが少ない。
誰もいないのか?いないのなら鈴音貰ってくよ?
386マロン名無しさん:2006/05/12(金) 21:07:29 ID:???
レス付けたくてもGJとかだけだとなんか悪いような気になったり‥
雑談とかもなくなっちゃったしくぎみーもらってく
387サヨロットその4:2006/05/12(金) 21:10:44 ID:???
超タンは渡さないぞ。
朝倉を追いかけるついでに、エッチな変態さんを倒す。
それが相坂さよなのです!
「キャアアアアアアアア!?」
夏美の悲鳴だ、まぁ幽霊がリボルバーなんてもの持ち歩いていたら驚くだろう。
「あのー・・・夏美さん?」
心配げにさよが声を掛ける、夏美がさよの姿が見えるのはウイルスの性である。
「朝倉さん知りませんか?」
とりあえずさよは今探している人を聞いてみる。
「え?朝倉?超包子にいたけど・・・それより何に使うの?それ」
夏美が言っているのはこの銃のことだろう。
「ありがとうございます!・・・えーと、これは朝倉さんからのプレゼントなんです♪」
「あ・・・朝倉・・・」
何か言い足そうな夏美を放ってさよは超包子までふよふよと行った。
そこには朝倉の姿があった、超と何か話しながら肉まんをほうばっている。
さよは朝倉や超に気づかれないように近づき話を聞いた。
「でね・・・なの・・・」
よく聞こえなかった、一体なんなんだろうか。
「うーん、・・・はきっと・・・に違いないネ、まぁ心配する必要はないヨ」
超の声は少しだがはっきり聞こえた。
とりあえず朝倉へ話しかけようとさよは朝倉に近づいた。
388サヨロットその4:2006/05/12(金) 21:11:14 ID:???
「さよちゃん!?」
朝倉が悲鳴交じりの声で言った。
「・・・?」
訳がわからないさよに超は少し説明した。
「いいカ?そのコルトパイソンはねタツミヤ堂製ということもあって
予測不可能な事が起きる可能性があるネ。」
この銃はタツミヤ堂製、タツミヤ堂は銃器から口では言えないおもちゃまで売っている。
そしてタツミヤは新田を超えた変態とも言われている、何が起きても不思議ではないのだ。
「少し、検査するヨ」
超はそういうと何やら怪しげな機械のスイッチを入れた。
ウィィン  ウィーン
さよが手にしている銃を機械は分解し始めた、そしてそのパーツを一つ一つ検査すると驚愕の事実が明らかになった。
「グリップ部分にアキラの愛液が微量だが付いてるネ、弾丸には鉛ではなく媚薬を金属まで固めた物ネ」
そう、この銃は普通ではなかったのだ。
丁度愛の行為の真っ最中だった主人は
慌てて違う銃を渡していたのだ。
撃たれた人はハルナと亜子。
変態+エロパワーが加わったことにより、二人は・・・今、いろんな意味で危険な状態だった。
「そんな・・・。」
さよが肩を落として落ち込んでいる。
「落ち込んでる場合じゃないヨ、今すぐ二人の暴走を止めないと被害者が増えるネ!」
超が今まで見せたことがない慌てた顔でさよに銃を手渡した。
「この銃を使えば・・・二人の暴走は止められるネ・・・急ぐヨ!」
さよは銃を受け取り、ハルナの部屋へ走った。
389サヨロットその4:2006/05/12(金) 21:12:43 ID:???
分かり難くてすいません、とりあえず投下は以上です。
あ、くぎみーはわたさな(ry
390マロン名無しさん:2006/05/12(金) 21:32:18 ID:???
媚薬弾wwww続きにwktk
くぎみーだめかじゃぁ美砂の彼氏ってことで美砂貰ってく
391マロン名無しさん:2006/05/12(金) 21:37:59 ID:???
>>384
おお!!色つきが完成しましたか。GJ!!です
あれ?一人色が付いていなかったような・・気のせいか
>>387
つまり愛液が潤滑液だと・・・どこに売っているんだね、その銃は?
超の銃・・怪しさの予感、GJです!!
392マロン名無しさん:2006/05/12(金) 22:25:51 ID:???
>>384
ちょwwwwwww美空wwwwwwwwwwwww
393マロン名無しさん:2006/05/12(金) 22:27:25 ID:???
>>384

ぎゃふー!完成乙です!!すばらすぃー!!
貴方様のおかげであずまんが大王買っちゃいました!
んでもって今日はよつばとに手を出しました。
作者様&薦めてくれたみんなありがとう!!
394マロン名無しさん:2006/05/12(金) 22:52:08 ID:???
>>384
sugeeeeeeee!!!!
完成超乙!!!!!
395マロン名無しさん:2006/05/12(金) 22:57:34 ID:???
>>384です。レスd
絵が雑いのはご愛嬌ということで見てもらえるとありがたいです
次に何か作るときまでには絵が上達してるといいんだがなぁw

>>387
ちょww媚薬弾とかwwwwwww
続きも期待してます

>>391
ん?全員色をつけたと思いますが・・・w

>>392
美空との思い出を頭に浮かべて見てあげてください><

>>393
自分はネギま!もあずまんがもよつばともすごく好きなので仲間が増えてうれしいですw

>>394
ありがとうざいます
これ作ってる約2週間のうちに視力がかなり落ちた気が・・・
396マロン名無しさん:2006/05/12(金) 23:34:02 ID:???
ちょっと受けな明日菜を書いてみました。


君だけ居れば他は何もいらない…
そんなこと言えるわけないのに、そう思ってしまう。

「明日菜さん!聞いてますの!?」
「…あ」
そうだ、今日は小テストで1点しか取れなかったからいいんちょに教わってたんだ。
「聞いてるよ、早く終わらないかな〜って思ってただけ」
「それはこのテストで6点以上取ってから言うことですわね」
「はいはい、がんばりまーす」
いいんちょはいつも喧嘩ばかりしてるけど、実は私のことを大切にしてくれる。
それは私も同じだったりする。
そう思っているんだけど…

「早くしないと今日は一緒に帰ってあげませんことよ」
「分かってるって、えーと…」
あほくさ…贅沢な悩みだ。

「……6点、ギリギリクリアですわよ」
「うー、やった〜」
大きく伸びをする。
「それでは帰りますわよ」
「…悪かったわね、いつも遅くて」
「明日菜さん、それは減点1ですわよ」
え?
「いつも遅くまでいてくれてありがとう、でしょ」
「…バカ」
少し頬を赤くして一緒に帰路に着く私といいんちょ。
397マロン名無しさん:2006/05/12(金) 23:34:37 ID:???
「今日はいつもより早く終わりましたわね」
確かに今日は早く終わったわね。
「そうね、だからさいいんちょ。ご褒美頂戴」
そう言って口を突き出す私。
「…///」
そっと私に近づくいいんちょ。そうやって行動で表現してくれるのはうれしいけど…
何か私が一方的に好きと思ってるみたい…

「…やっぱやめ」
そう言って私はいいんちょを遠ざけた。
「どうされましたの?」

「なんかさ…私ばかり好きだって表現してさ…それでいいのかなって」
そうやってうつむいてるといいんちょは私をそっと抱きしめた。
「いいん…」
「それはこちらの台詞ですわよ」
「嘘」
「嘘ではありませんわよ。だって、いつも私ばかり欲しがってますわよ」
そう、それは真実。自分のものにしたいっていうのは本当。
「口で言ったことがすべてではありませんわよ」
それは分かってる。自分の我侭だってこともすべて…
「…だったら、いいんちょも言って」
「明日菜さん」
「…私のこと欲しいって言って」
そう言うといいんちょは少し微笑んでくれた。
そっと耳元で欲しいと言った。

少し私の胸に引っかかってたものが軽くなったみたい。
398マロン名無しさん:2006/05/13(土) 00:20:22 ID:???
GJ!
俺は受けなアスナが好きだ
399マロン名無しさん:2006/05/13(土) 00:31:42 ID:???
GJ!キシリア様に伝えてくれ・・・、受けアスナはいいものだ・・・!
真逆この二人にこのレスをするとは・・・

(*´Д`)あま〜い
400新作情報:2006/05/13(土) 01:30:47 ID:???
SILENTHILL5 negima

人気ホラーアドベンチャーの最新作がついに登場!
あの「魔法先生ネギま!」とのコラボレーションによって未体験のホラーが始まる!

ストーリー

麻帆良祭もいよいよ終盤の3日目。

綾瀬ゆえは図書館島で目を覚ます。
探検大会の後何があったのか、どうしてここに居るのか?
すべてわからなかった。

ゆえの目の前に犬のような生物が現れる。
その生物に襲われるが何とか撃退する。

しかしこれが麻帆良学園、そして魔法界の存亡を賭けた戦いになろうとは
ゆえはまだ知らなかった・・・

サイレントヒル5 登場人物

綾瀬ゆえ
本作の主人公。

龍宮真名
パートナーキャラで彼女を操作する事もある。

でないかな・・・こんなゲーム・・・
401マロン名無しさん:2006/05/13(土) 01:40:02 ID:???
>>397
受け明日菜。新感覚にGJ!!
>>400
敵として新田が襲いかかってくるのか・・・

投下〜
402風香 甘えん坊将軍:2006/05/13(土) 01:40:36 ID:???
風香 甘えん坊将軍


1/8
むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな
しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです


さて、ここは麻帆良国内の西の方、ここには帝さんが住んでいます。ちなみに将軍様は東に住んでいます
麻帆良国は国の象徴として帝が、政治の運営は将軍様側が行っています
しかしこの帝さん、ちょっと困ったちゃんだっだのです


?? 「木乃香様、月詠です。入りますえ」
大広間、一段高くされたところに帝さんがいるようですが、垂れ幕がかかっていて姿を見ることはできません
木乃香 「月詠はんか・・・お入り・・・今日はどないしたんや?」
月詠 「はい、刹那先輩の居所がわかったんで報告にきましたんですわ」
木乃香 「せっちゃんが見つかったん!!!」
月詠 「はい、東の地、麻帆良城下におられますわ」
木乃香 「もう、せっちゃん。せやけどなんで帰ってけえへんの?」
月詠 「それなんですけど・・・どうやら記憶を失のうてるらしいんですわ」
木乃香 「なんやて!!」
月詠 「記憶を失のうて子供になっとるんです。せやから戻ってこんのです」
木乃香 「せっちゃんが・・・ょぅι ゙ょ!?」
月詠 「木乃香様?」
木乃香 「月詠はん、東の地へ向かうえ」
月詠 「それはあかんのでは?ウチが迎えに行きますさかいに」
木乃香 「なにいうとるん!!ょぅι ゙ょやで!?ハァハァや!!!」
月詠 「もう・・・困りますえ。そないなこといきなり決められても・・・」
木乃香 「東の将軍はんに連絡してや、今からそちらへうかがいますって」
月詠 「はぁ・・・わかりました」
403風香 甘えん坊将軍:2006/05/13(土) 01:41:56 ID:???
2/8
風香 「で、なにがあってそんなにいきなりなの?」
あやか 「さあ、ですが、帝が動くとなるとよほどの事であるかと思われます」
夏美 「今、お城の中は慌ただしいよ。何せお迎えしなきゃいけないからね」
風香 「ふーん・・・」
そして数日後、帝さんが来る日のことでした

あやか 「逃げたですってぇ!!」
夏美 「そうなの・・途中までいたはずなのに・・・籠から消えちゃったの」
葉加瀬 「大変ですぅ〜」
あやか 「今度は何!!」
葉加瀬 「将軍様が逃げちゃいました。身代わりにって、史伽ちゃんが縛られていました」
あやか 「はぅぅ・・・」
ばたん、とあまりのことにあやかさん、気絶してしまいました
夏美 「あやか姉!!!」
葉加瀬 「あやや・・・どうしましょう?」
夏美 「どうしたらいいの?」
夏美さん、あまりのことに、いまにも泣きそうです
葉加瀬 「仕方ありませんね、こちらで何とかしましょう。帝さんと将軍様が会見したと言うことにして・・・」
夏美 「うんうん・・」
葉加瀬 「後はみんなで探して捕まえましょう。二人とも」
夏美 「葉加瀬・・・お願いね・・」
葉加瀬 「では、帝さん側に連絡しましょう」
404風香 甘えん坊将軍:2006/05/13(土) 01:43:08 ID:???
3/8
ところは変わって、麻帆良の町
木乃香 「ここなんやな?」
月詠 「ここにおられます」
帝さんたちが来たのは和泉養生所、せつなちゃんがいるところです
月詠 「どなたかおられまへんか?」
月詠さんは門をくぐり、玄関にはいると大きな声で誰かを呼びました。すると・・
亜子 「なんやうるさいなぁ・・・」
眠そうな顔で玄関に出てきたのは亜子先生。もう昼前なのですがどうやら寝起きのようです。

月詠 「こちらに刹那はんがおられると聞いてきたんやけど・・」
亜子 「ん?せつな・・・あんたらせつなちゃんの家族か!?」
月詠 「そんなところです。で、刹那はんはどちらに?」
亜子 「まあ、あがってや。奥にいるんや」
月詠 「ほな遠慮無く。ささ、木乃香様・・」
木乃香 「失礼いたしますえ」

二人が通されたのは縁側、そこでせつなちゃんは裕奈さんと遊んでいたようです
亜子 「せっちゃん、お客さんやで!!!」
せつな 「おきゃくさん?」
亜子 「ほら、この人たちや」
せつな 「ふえ?」
しかしせつなちゃん、二人を見ても何の反応も示しません
405風香 甘えん坊将軍:2006/05/13(土) 01:45:21 ID:???
4/8
亜子 「知らない人なんか?」
せつな 「わかんない・・」
亜子 「そうか・・・すまんなぁ、せつなちゃん、記憶を失ってるんや。気を悪くせんといてな」
月詠 「わかってます。せやから・・・しょっく療法です!!」
それはいきなりでした。月詠さんはいきなり刀を抜くとせつなちゃんに襲いかかったのです
月詠 「せんぱい〜御指南お願いします〜」
大きく振りかぶり、月詠さんはせつなちゃんに斬りかかりました。しかし、すんでの所で刃は止められます。亜子先生によって・・・

亜子先生は二人の間に割ってはいると、柄を持つ手の部分を受け止め、月詠さんを睨みました
亜子 「いきなりなにするんや!!!ウチの家族に!!!」
月詠 「家族!?先輩はウチのもんやで?」
亜子 「なんやて!!!ゆるさん・・・乳天御剣流(ちてんみつるぎりゅう)!!乳翔閃(にゅうしょうせん)!!」
月詠 「な!?」
亜子先生は素早くしゃがむと、揉み上げるように手を下から伸ばして、乳をつかもうとします
しかし、月詠さんはさっとそれをかわしました

月詠 「その技・・・まさか乳天御剣流なんか?30年前まで帝はんを守護していたあの乳天御剣流なんか?」
亜子 「この流儀をしっとるとは・・・まさかあんたら帝はんの関係者か?」
月詠 「・・・答えられまへんな。それよりあんさん、あんさんこそなぜその失われた流派をしっとるんや?」
亜子 「ウチのお師匠はんにたたきこまれたんや。偏屈なお師匠はんやったけどな」
木乃香 「月詠はん、そこまでや。あんさん・・・連れが失礼いたしましたな」
亜子 「そう思うんなら剣を納めさせてほしいんやけど・・」
木乃香 「月詠はん、そこまでに」
月詠 「もう・・ひさしぶりなんに・・」
406風香 甘えん坊将軍:2006/05/13(土) 01:46:16 ID:???
5/8
亜子 「で、アンタは何者なんや?」
木乃香 「帝やけど・・・」
亜子 「そうか・・って帝!!!」
月詠 「そうです。このお方は帝の木乃香様や」
亜子 「そんな馬鹿な!!!帝はんがこないなところにおるわけ無いやん!!!」
木乃香 「せっちゃんにあいたくて逃げてきたんよ」
月詠 「もう・・・困ったもんです」
亜子 「そないなこと・・・あるんか?」

せつな 「みんなでなにしてるのかな?」
裕奈 「ふにゃ?」

亜子 「で、その帝はんがなんの用や?」
木乃香 「せやからせっちゃんに会いに来たんやゆうてるやん」
亜子 「せっちゃん・・帝はんの関係者なんか?」
木乃香 「ウチの婚約者なんや」
亜子 「こ、婚約者!!!」
月詠 「違いますえ。ウチのどれい・・やなくて、帝はんの護衛なんですわ」
亜子 「ご、護衛?退魔師やなかったんか?」
月詠 「表向きは・・・本当は帝の護衛なんですわ。まあ、それくらいの実力があるちゅうことなんですけど」
亜子 「し、しかしな、そないなこといわれても信用でけへんやろ」
月詠 「そうなんですけれども・・・」
そのときでした

?? 「ちあー!!!」
玄関の方から、誰かの声が聞こえてきました
亜子 「せっちゃん、ちょっとみてきてくれへんか?」
せつな 「うん。いこう、ねこさん」
裕奈 「にゃ」
407風香 甘えん坊将軍:2006/05/13(土) 01:53:27 ID:???
6/8
亜子 「どうやって信用したらええんや?そんなこと」
木乃香 「そうやなあ・・どうしようか?」
月詠 「このお人を消して、先輩を連れ去るちゅうんはどうでしょうか?」
亜子 「んふふ・・・ええ度胸や。この第13代 亜子清十郎 の名を継いだウチを消せるとおもとるんか?」
月詠 「13代・・・名を受け継いだちゅうことは先代は・・・」
亜子 「揉み倒したで・・この手でな。おかげで西にはおられんようになったけどな」
月詠 「ふふ・・しかし、しょせんは過去の流派。今、帝はんをお守りする神鳴流に勝てると思いますか?」
亜子 「乳天御剣流が帝の護衛を外されたのは、先代が当時の帝はんにたゆんしたからや。実力がなかったわけやない」
月詠 「戯れ言を・・」

木乃香 「月詠はんそれ以上は止めとき。第一そないな事をしたらせっちゃんが泣きそうや、な?」
亜子 「わかってくれるならええ、しかし、信用したわけやないで?」
木乃香 「困りましたな・・」

とたとたとた・・・三人が話し合いをしていると、誰かが近づいて来る足音が聞こえてきます。どうやらのお客さんのようです
風香 「ちあー!!!め組のお頭のお薬もらいにきた・・はうぁ!!」
楓 「こんにちはでござ・・・はうぁ!!!」
楓さん、とても珍しく両目を見開いて驚いています。将軍様も驚いています
風香 「な、何でここに帝さんが?」
楓 「いま、お城に向かっているはずでござる」
その言葉を聞いて、今度は帝さんたちが驚きました
木乃香 「将軍はんやないの!!なんでここに?」
月詠 「お庭番の楓はんまで・・ここはどういうところなんや?」
亜子 「将軍はん!?もうわかわからんわ!!!」

こうして事態収拾のために、将軍様の正体を知っていて、亜子先生の信頼のできる人物、め組のお頭が呼ばれたのです
408風香 甘えん坊将軍:2006/05/13(土) 01:55:37 ID:???
7/8
千雨 「帰りが遅いと思ったら・・・何でこんな事になってやがるんだ?」
亜子 「お頭・・風さんが将軍様っていうのはホンマなん?」
千雨 「ああ・・お城で謁見したから間違いねぇよ」
亜子 「し、失礼しました!!!将軍様とはつゆしらず・・」
亜子先生。あわてて平伏します
風香 「やめてよ。ボクは遊び人の風さん。ね?」
亜子 「それでいいん?」
風香 「そう呼んでくれなきゃやだ。あと普通に接してね」
楓 「拙者からもお願いするでござる」
亜子 「そういうことなら・・で、風さん、この人はホンマに帝はんなん?」
風香 「うん・・影武者でもない限りは本物だよ」
木乃香 「これで信用してもらえましかやろか?」
亜子 「はあ・・でもどうしたらええんやろ?」
楓 「これから先はせつな殿に決めてもらえばいいのでは?」
亜子 「なるほど・・・」

こうして亜子先生は、せつなちゃんにここにいるか、西に行くか聞きました
せつな 「わたしはここにいる。先生もいるし、ねこさんもいるし、アキラねえさんもいるから」
木乃香 「アキラ姉さん!!!抱かれたんか!!!その女に抱かれたんか!!!」
帝さん、いきなり興奮し始めました
亜子 「ちゃう、せつなと裕奈の世話をしてるのがアキラや。ここで看護婦をやっとる。今は使いにでとるけどな」
月詠 「また、競争相手ができてしまったのかとびっくりしたわ」

亜子 「アンタら・・・西でせっちゃんに何をしてたん?」
409風香 甘えん坊将軍:2006/05/13(土) 01:57:30 ID:???
8/8
木乃香 「決めた。ウチはしばらくここにおることにする」
亜子 「なんやて!!」
月詠 「そんな・・・御所を空にするっちゅうんですか!?」
木乃香 「御所よりせっちゃんや、そういうわけでここに住ませてもらえんやろか?」
亜子 「そうはいってもな・・・帝はんをこんなところに住ませるわけにはいかんし」
風香 「じゃあウチに来ればいいよ」
木乃香 「将軍はんのお城に?」
風香 「こっちに来たらいつも泊まっているでしょ。ウチなら広いしさ」
楓 「あやか殿がなんと言うであろうかな?」
風香 「心配ないって、今頃は必死になって探しているところだと思うし・・・一緒につれて帰ったら喜ぶでしょ?」
楓 「さて・・・」
木乃香 「せやけど・・お城から出られへんようににされてしまうのとちゃうの?」
風香 「大丈夫、だってボクがこうやってでてるんだよ?まあ、目を盗んで逃げてるんだけどね」
木乃香 「なるほど・・・ほなら、お世話になりますえ」
月詠 「そんなに簡単に決めてもええんですか?」
楓 「そうでござる。大問題になるでござるよ?」

風香 「将軍様が決めたの」
木乃香 「帝も合意したんよ。何か問題でも?」
月詠さんと楓さんは心でこう思いました。”問題ありすぎ”と

こうして麻帆良の町にまた一人、問題児が生まれたのです。その名は”ふうてんのこのちゃん”


せつな 「きょうはおうちにいっぱい人がきて、にぎやかだったね」
裕奈 「にゃん」

410マロン名無しさん:2006/05/13(土) 01:59:40 ID:???
>>409
乳天御剣流に吹いたwww
GJ!
411マロン名無しさん:2006/05/13(土) 02:02:38 ID:???
俺は先代の亜子清十郎が気になって仕方がないwwwwww
GJ!この大所帯を動かすのは大変そうだ・・・。乙でした!
412マロン名無しさん:2006/05/13(土) 02:08:43 ID:???
ごめん、読み返したらもう一回レスしたくなった
せつなちゃんとゆーにゃの平和っぷりが堪らないんですけどww
この投下ペース・・・、見習いたいなあ・・・
413409:2006/05/13(土) 02:25:56 ID:???
>>409です。こんな夜中にレスありがとうです

>>410
以前出したネタに、亜子の剣心ネタがあったのを思い出して武術属性をつけてみました
再び天翔乳閃(あまかけるにゅうのひらめき)を出してみたいところです
>>411
先代亜子清十郎はひねくれてて実力者だからイマかな。先代の帝は詠春ということで
つまりイマが詠春をたゆん?まあいいか
>>412
この二人、ほんわかとしてのアクセントとしてとても使いやすいです
なるだけ不幸には巻き込まれないようにしていかないと
414マロン名無しさん:2006/05/13(土) 02:50:48 ID:???
ちょwwwアルさんが詠春にたゆんするより、亜子がアルさん揉み倒した方がヤバイかもwwwww

以前、あのネタをやって下さったのはやはり貴方でしたか。記憶が曖昧だったので・・・。
ちょい前に蒼紫の技まで持たせてしまいました。ごめんなさい
415真名ちゃんもっこり日記50:2006/05/13(土) 03:21:02 ID:???
真名ちゃんもっこり日記50

今、非常にまずいことになっている。
昨日の夜にやっとストラトスが帰ってきたため、アキラと共に夜のドライブに出かけたのだが。

駐車場で夜景を眺め、そのまま私とアキラはそっとキスをしてその後…
ぶっちゃけて言えばあのクソ狭いストラトスの中でヤったということだ。
あまりにも車内で激しく動いたせいで微妙にストラトスが動き、数センチ横の溝にジャストイン!
ちょっとばかし(素っ裸で)アクセル吹かして出たのはいいがサスペンションが壊れてしまった。
急いで服を着てそこらの駐車場に止まってる車からサスをもらうことにした。
誰もいないし緊急事態なのだ別にいいだろう。(゚∀゚)ジャッキアップジャッキアップ

ガチャガチャ

よしこれでいいはずだアキラの助けがあったが3時間近くもかかってしまった…
早く帰ろう。もう夜中の3時過ぎじゃないか、ふぁ〜〜〜
「真名、眠そうだね」
「う、そうかも…」
いかん、最近依頼とかアキラの相手とかで一日3時間くらいしか寝ていない。
強烈な睡魔が…だが早いところここから逃げないと怪しまれる。
「真名、私が運転しようか?」

何!?駄目だアキラ!いくら非常時とはいえ無免許運転はいけないぞ(とかいう私は免許偽造)。
だがここで逃げないと…うぅぅ、やむを得ん…事故らないように教えないと。
「いいか、ゆっくりとクラッチを戻して…」
「う〜〜〜〜〜〜〜」
グォン!グロロロロロロロロ…ガッコン!
エンストだ。やはりアキラにこの車は難しいのだろう…と思っていた。
だがアキラはあっという間にコツを掴んで寮近くの駐車場に帰ることができた。実はアキラって運転とかうまいとか?
まぁいい、今日は土曜で休み。
帰り道で助手席でゆっくり寝たから体力回復!このまま朝までカー○ックスだー♪。
416マロン名無しさん:2006/05/13(土) 09:57:21 ID:???
>>415 隊長エロ杉ww あともっこり日記50まで達成おめでとうございます
417マロン名無しさん:2006/05/13(土) 10:25:49 ID:???
>>397
最近この二人にめろめろだぁ〜
あまあまGJ!
418マロン名無しさん:2006/05/13(土) 14:31:41 ID:???
ネギまキャラスタンド使い化計画第1弾
http://p.pita.st/?m=5cvw3v9a

スタンド名:『ナイン・インチ・ネイルズ』

破壊力:S  スピード:B以上  射程距離:E〜A
持続力:―  精密動作性:―  成長性:C
武器型   

能力:どこからともなく釘〇〇を出し、即座に攻撃可能。
このスタンドで攻撃を受けた箇所は瞬時に爆発する。

釘みんの精神状態で形状は様々(2丁釘打ち機、釘メリケン等)だが7割り方釘バットである
※スタンド名は一応洋楽のハンドから取りました、
さすがに釘一本9インチもありません

あと自分携帯なんだけどPCの方々ちゃんと見れてますか?
サイズ、撮り方とか問題あったら言ってください
419マロン名無しさん:2006/05/13(土) 14:40:38 ID:???
>>418
PCでも見れるけどサイズが
すごく…大きいです…
420418:2006/05/13(土) 15:08:07 ID:???
>>419
な、なんだってぇー
大きいほうが良いだろうと一番でかいサイズにしたわけだが…でかすぎたのかぁー!
ズキュ ̄ ̄ ̄Z__..ン
【418再起不能(リタイア)】
421マロン名無しさん:2006/05/13(土) 15:21:04 ID:???
らめぇ、そんなおっきいいの、わたしの(ウィンドウの)ナカに入りきらないよぉ

てなぐらいデカイぜ
422マロン名無しさん:2006/05/13(土) 15:36:36 ID:???
>>421
マジかよ…俺の下手糞な絵がそんなでっかく表示されたと思うとすっごく恥ずかしい
とりあいず大急ぎで小さくした
>>421感謝いたします・・・
423マジカルボマーくぎみん:2006/05/13(土) 17:55:52 ID:???
1/6
やっほー全国の皆!私、釘宮円!
くぎみん言ったらぶっ殺す☆
前回の話は、なんか変な男、いや男とも分からないのか。
とにかく変な奴に喧嘩売られました。
本当に、なんだったんだかアイツ。
私が邪魔になるって……何の事だか。
あれから私はまた嫌がらせがあるんじゃないかと警戒したけど、何もなかった。
私の周りは概ね平和で、アイツはただの頭がイカれた変質者じゃないかと思い始めたくらいだ。
しかしそれは大きな間違いだった。
今回の事件は、私が昼休みに世界樹の根元を散歩してた時に起きる。

私は妹たちと仲良くご飯を食べ、その後世界樹まで足を伸ばした。
まぁ食後の軽い運動って感じだ。
世界樹には見知らぬ人が数人。
残念ながらクラスメートは一人も居なかった。
元々世界樹は人が集まりにくい場所だから仕方ないけど、ちょっと寂しい気もする。
「……戻ろっか」
踵を返して世界樹から離れようとする。
その私の背中に、女生徒の大きな悲鳴が届いた。
「キャー!?」
「ん?」
何だろう、毛虫でも出たのかな?
少し興味をそそられて、悲鳴の上がった方に向かってみた。
と、世界樹から何人もの生徒が逃げ出してくる。
おかしいな、毛虫で逃げ出すってのは大袈裟な話だ。
「ねぇ、一体どうしたの?」
適当に逃げている一人を捕まえて聞いてみる。
するとその女の人は、顔に恐怖の表情を貼り付けて言ってきた。
「あなたも逃げて!向こうに行っちゃダメよ!」
「は?何があったの」
「お、恐ろしい物が出て来たのよ!」
424マジカルボマーくぎみん:2006/05/13(土) 17:56:29 ID:???
2/6
「恐ろしい?……まさか、G!?」
女の子なら誰でも恐れるあの黒い悪魔。
まさか外でみかけるとは……!
しかし女の人は首を振った。
「アレはそんな生易しい物じゃないわ。……あぁ、来たわ!」
女の人が世界樹方面を指差して叫んだ。
その指の先にいた物を見て、私は固まってしまった。
先に言っておこう。
私は別に恐怖で固まった訳じゃない。
ただ単に反応に困っただけだ。
「……なにコレ」
それは、なんと言うか、四角かった。
子供の落書きのようなシンプルな姿。
目はただの点で、手足はまるで紐のよう。
口はアルファベットの『A』をひっくり返したような感じ。
てっぺんに付いた丸くて黒い物が特徴と言えば特徴か。
それらがくっ付いてる体は、豆腐か羊羹かクッションかを彷彿させ、なんとも柔らかそうな感じだ。
それを改めてじっくり見て、再び私は言った。
「なにコレ」
「キャー!怖い!」
返って来たのは女の人の悲鳴だった。
というか何故これで悲鳴を上げる?
「えっと、コレのどこが怖いの?」
「どこって……四角いじゃない!」
「いやまぁ、四角いけど」
「それに手足が細い!」
「確かに細いね」
「おまけに目が点なのよ!」
「点だねぇ」
「怖い!」
「どこが?」
425マジカルボマーくぎみん:2006/05/13(土) 17:57:02 ID:???
3/6
この人はパニックでも起こしてるのだろうか。
それとも私が変なのか?あの落書きは実は畏怖の対象なのか?
疑惑の眼差しを向けると、落書きは口を開け、言葉を発した。
「アルー」
…………。
沈黙。
落書きはそれ以上何も言わなかった。
そして私は何も反応できなかった。
そりゃそうだ、あれに対してどうしろと言うんだ。
このどうしようもない雰囲気を打ち破ったのは、女の人だった。
「いやぁぁぁ!喋ったー!」
「……うん、喋ったね」
「助けてー!」
そう言い残して、女の人はとうとう逃げて行った。
一人取り残された私は、この落書き相手に何をすればいいんだろう。
途方に暮れていると、助けは意外な人物からあった。
「驚いたか?」
声と共に、落書きの後ろに誰かが姿を現す。
アイツは、この前のマント!
「よくもまぁノコノコ姿を現したな!サツに変質者として突き出してやる!」
「やれるものならやってみろ。コイツを倒せたらの話だがな」
コイツ、落書きを指差すマント。
「こんな落書きがなんだって言うのよ」
「落書きではない。コイツは、『クーフェイマン』だ」
「……古菲マン?」
「お前のクラスに拳法の使い手が居ただろう。それをベースにさせてもらった」
マントの言葉を聞いて、もう一度落書き――クーフェイマンを見る。
なるほど、言われてみれば頭に付いた丸くて黒いのがくーちゃんを連想させるような。
「コイツにはあらゆる拳法がインプットされている。お前に勝つ事が出来るかな?」
「拳法ね……。あんまりマジカルボマーを舐めない方がいいよ?」
よし、変身だ!
426マジカルボマーくぎみん:2006/05/13(土) 17:57:34 ID:???
4/6
制服の上から手早く学ランを着込む。
どこに学ランを持ってたとかは秘密だ!
そしてお馴染み釘バットを取り出し、いざ勝負!
「よし、来な!生まれてきた事を後悔させてやる!」
「アルー!」
クーフェイマンは一声上げて襲い掛かってきた。
相手を見据え、距離を測る。
クーフェイマンとの距離は大体10m、バットの長さは1m弱。
上手く出会い頭に一撃入れれば拳法もへったくれも無い!
残り8m、まだ距離はある。
残り5m、慌てるな。落ち着け。
残り3m、もう少し引き寄せろ!
残り2m、今だ――!
渾身の力が込められたバットは吸い込まれるようにクーフェイマンに直撃し、一撃でKO。
その筈だった。
「――そんな」
バットはクーフェイマンの頭上を通り過ぎて行った。
何も当たらずにただ空を切るバット。
タイミングは完璧だった、振る位置も間違ってない。
しかし私は見事に空振りをした。
何故かって?
単純な話だった。
クーフェイマンは私の2m手前で――コケたのだ。
「アルー」
地面でバタバタともがくクーフェイマン。
どうやら自力で起き上がられないらしい。完璧に設計ミスだ。
「拳法とかなんとか……散々脅かしといて……」
私はバットを縦に振り上げる。
狙いはクーフェイマンの背中らへんだ。
「アホな事してんなぁぁぁ!」
ドゴ!ぼよん。
427マジカルボマーくぎみん:2006/05/13(土) 17:58:09 ID:???
5/6
全力でバットを叩きつけると、柔らかい感触が返って来た。
見かけ通りクーフェイマンは柔らかい材質で出来てるようだ。
調子に乗ってさらに殴る。
ドゴ!ぼよん。ドゴ!ぼよん。ドゴ!ぼよん。
なんかコレ楽しいな。笑いが込み上げてくる。
ドゴ!ぼよん。ドゴ!ぼよん。ドゴ!ぼよん。
あはは、まるでサンドバッグみたいだ。
あはははははははははははははははははははははははははは
「げほぉ!ゴホ、ゴホ!」
……笑いすぎてむせた。
その時になりやっと気が付いたが、もうクーフェイマンは地面に埋没していた。
上から土をかけてやると姿が完全に見えなくなる。
さらばクーフェイマン、安らかに眠れ。ちゃんと肥料になるんだぞ。
少しだけ感傷に浸ってから、改めてマントへと宣言した。
「さぁ、次はお前の番だ!」
居なかった。
「……あれ?」
一陣の風が吹く。
世界樹に居るのはいつの間にやら私だけになっていた。
つまりは、逃げられた。
キーンコーンカーンコーン。
しかも鐘が鳴った。
そういえば今は昼休みだっけ。
ひょっとしてあの鐘は本鈴?
「あのマント……次会ったら絶対ぶっ殺す!」
私は一人、世界樹に誓った。
その前に授業の遅刻の理由、どうしよう……。
428マジカルボマーくぎみん:2006/05/13(土) 17:58:53 ID:???
6/6
次回予告!
現れた第一の刺客クーフェイマン、ザコ敵の匂いがプンプンするぜ!
一体次の刺客はどんな奴なのか。
というか次があるのか?
さぁ行くんだマジカルボマー!
周りの視線は気のせいだ!


「と、いう夢を見たアル」
「くーちゃん、私がアブない人になってるんだけど」
「くぎみんはクーフェイマンにひどいことしたよね(´・ω・`)」
「してない。というかクーフェイマンならいいじゃん。つーかくぎみん言うなと」
429マロン名無しさん:2006/05/13(土) 18:25:15 ID:???
>>428
やっぱくぎみーいいわぁ、超GJ!
俺もあなたも、くぎみんでクーフェイマンをじめるのがお好きなようでw

あと釘男のスタンドはあなた様の作品からインスパイアしました、ごめんなさい

続きwktkで待ってます
430サヨロットその5:2006/05/13(土) 19:04:24 ID:???
タツミヤ堂から買った銃で
                 いろいろピンチな状況なのが、相坂さよなのです!
さよは足音もせずに(幽霊だからだろう)暴走しているかもしれない和泉の部屋に向かった。
「・・・っ」
超はなにやら箱から銃を取り出している。
「あれ?ちゃおりんも行くの?」
朝倉は身の危険を感じたのか追いかけてはいなかった。
「クーが・・・ピンチかもしれないネ」
超が悲しそうな目でP90に似ている銃に弾を込めている。
「いつも実験台にしてるくせに何いってんのさ」
朝倉は笑いながらもさよのことを心配しているような素振りを見せている、
「こんな時に茶化さないでもらいたいネ。クーは私の一番大切な人ヨ。
一時期は、同じベッドで寝たこともあったヨ。」
なかなかの爆弾発言だがそこは気にしてはいけないだろう。
超はその銃片手にクーがいるかもしれない部屋まで走った。
朝倉は独りになったのが寂しかったのか追いかけていった。
さよが和泉を探しに行くと、あっさり部屋がわかった。
何とまだアキラをたゆんたゆんしていたのだ。
さよはドアをすり抜け、和泉の頭を正確に狙い、撃った。
これはあくまでもあの媚薬弾の効果を無くすための物。
人体には問題ない、そう超が説明したのを信じて。
ダンッ!
弾丸が、亜子の頭を貫通した。
幸いにもアキラには当たらなかった。
「あれ・・・?私」
「ハァ・・・ハァ・・亜子」
「え?アキラが裸でおる・・・たゆんたゆんや〜!」
撃っても撃たなくてもどうやら同じだったようだ、さよは申し訳なさそうに
ドアをすり抜けこんどはハルナの所へ向かった。
超達は一足早くハルナの所にいた。
しかし、ハルナはもう完全に狂っていた。
431サヨロットその5:2006/05/13(土) 19:05:18 ID:???
ハルナの伝説の武器「エロノート」
これで何本も触手を描きクーフェイを犯しているのである。
「ぁ・・・・ぅ・・・・ぁぁぁっ!」
クーフェイは何とも言えない姿だった。
服ははだけ、最初から無いような胸を触手で何回もイジられているのだ。
超は、その銃をハルナに向けて銃を乱射した。
完全にハルナに当たるハズだった。
しかし。ハルナは瞬間的に壁を出現させ弾から身を守ったのだ。
「あれ?ちゃおりん?私の邪魔しちゃだめでし?」
どこかの悪役みたいな表情でハルナが笑う。
そうしてる間にもクーフェイの身体は弄ばれてゆく・・・。
「ハァ・・・ハァ・・・超・・・逃げ・・・・アアアアッ!・・・ンッ・・・アンッ」
クーフェイは言葉もまともに言えず、触手に遊ばれていた。
超は決意した、何かの映画のようだったが。
それ以外方法はない、と超は判断したのだ。
「やめるネ。私が身代わりになるヨ、だからクーフェイを今すぐ開放するネ!」
超がそう叫んだ、ハルナは高笑いしながら超を見下ろす。
「いいよ・・・最高だよちゃおりん。
その愛には感動したよ。
ほら、くーちゃんは解放したよ。
ちゃおりん、私を楽しませてね。」
ハルナはクーフェイを開放した
432サヨロットその5:2006/05/13(土) 19:06:38 ID:???
朝倉はクーフェイを受け止め自分の上着をクーフェイに被せる。
超は触手によって磔にされ、さっきと同じように触手が超の衣服を剥ぎ取る。
一糸まとわぬ姿になった超は赤面することもなくハルナを睨み付けた。
しかしそれも全くの無駄で、逆にハルナを喜ばせた。
さっきより多い触手で超の身体全体を弄んでいるのだ。
クーフェイの時にはしなかった、下の方すらやられていたのだ・・・。
その時、さよが入ってきた。
触手と超の表情を楽しんでいたハルナは後ろのさよの姿に気づかなかった。
「貴女の負けです・・・ハルナさん」
「え!?」
ハルナは後ろを振り向こうとしたが時すでに遅し、もうさよは撃っていた。
ダンッ ダンッ ダンッ ダンッ ダンッ ダンッ ダンッ 
今までにない、憎しみを込めてさよは撃った。
自分が手にした銃がいけなかった。自分が銃をねだるからいけなかった。
そんな自己嫌悪の気持ちを込めてさよは撃った・・・。
433サヨロットその5:2006/05/13(土) 19:07:42 ID:???
以上っす。
毎回毎回わかりづらくてスンマセン。
434マロン名無しさん:2006/05/13(土) 19:21:44 ID:???
>>433
GJ
戦うさよも良いものだw
435マロン名無しさん:2006/05/13(土) 19:46:55 ID:???
エロノート…使える!
436マロン名無しさん:2006/05/13(土) 20:08:53 ID:???
美空ウイルスSSの中の人です(´・ω・`)
議論スレでの議論を踏まえた上で、美空ウイルスSSの投下を続けることにしました。
苦手な方はスルーしてください。空気ワードはタイトルの「美空ウイルス.exe」です。
美空ウイルスSS投下続行に対する意見などは、このスレではなく、議論スレの方にお願いします。

では、
>>180
>>182
の続きを【約3分後】より投下します(`・ω・´)
437美空ウイルス.exe【ver:10.1】:2006/05/13(土) 20:13:43 ID:???
いいんちょの寮部屋は、今や日常から切り放されていた。二人はソファに並んで腰掛け、昨日の事柄に関する言葉を交す。
そこには早朝の清々しさはなく、ただ謎めいた事実への恐怖が漂っていた。あやかも、夏美も震えていた。

「私は、昨日の私は、どうしてしまっていたのでしょう…」
あやかには当然だろうが、彼女の語るその話は夏美にも到底理解できないものだった。
「つまり、昨日は、私がいないことになってたの?」
あやかはゆっくりと頷いた。
あやかの表情が伴って、やっと真剣になれる話だ。それほどに、現実性に欠けている。人の存在が記憶から抜け落ちる…そんなことが、有り得るのか?
「ネギ先生も、いいえ、クラス全員、まるで夏美さんのことを全く知らないみたいに振る舞っていました…。でも、本当に覚えてなかったのです。嘘みたいな話で、私にもよく…」
そこまで語って、あやかは言葉を止めた。思い出したのだ。何よりも重要な、あの事実を。
「千鶴さん!」
「ちづ姉がどうかしたの?」
「千鶴さんだけは、夏美さんのことを忘れてませんでした!」
「えっ、ちづ姉が?」
そこまで聞いて、夏美は自分の記憶に微かに残る夢の断片を拾いあげた。ちづ姉の、必死な顔。それは夕陽の刻を舞台にした、夢の一場面。
「そんな…まさか、ね?そんなはず、ないよ。夢で見たことが現実だったなんて…」
夏美はよたよたと言葉を続ける。
「そんなこと、有り得ないよ。それじゃあ、私は昨日、何処にいたことになるの?」
玄関のスリッパ、カレンダーの日付、あやかの嘘のような話…そして、あの夢。
「ちづ姉を起こさなきゃ…いいんちょも学校に遅れちゃうよ?」
そう言いながら、しかし、その言葉の無力さを夏美は十分に分かっていた。
438美空ウイルス.exe【ver:10.2】:2006/05/13(土) 20:15:34 ID:???
千鶴の部屋のドアを軽くノックする。返事はない。
「ちづ姉、入るね」
そう断って、夏美はドアを開けた。いつもと同じ、部屋の光景。ベッドで寝息を立てる千鶴は穏やかな顔をしている。しかし、千鶴の瞼はわずかに赤く腫れていた。
「ちづ姉…眠れなかったんだ」
あやかが心配そうに千鶴の顔を覗き込む。
「やっと眠れたんですわね」
「そうだね」
「今は、そっと寝かせてあげましょう。今日は、いつもの朝とは違うようですから」
あやかが夏美の肩にそっと手を置くと、夏美は首を縦に振って答えた。

昨夜は泣き明かしたのだろう。それを思うと、夏美は胸を締め付けられる思いがした。でも、夏美が悪いのではない。非日常の出来事が三人を翻弄したに過ぎない。

部屋を出ようとした夏美とあやかは、机に立て掛けられた写真に目を留めた。修学旅行の時の写真が、京都で買ってきた写真立てに収まっている。
写真の中で、班のメンバーはそれぞれが目一杯に笑っていた。夏美も、千鶴も、あやかも笑っていた。

「…夏美…ちゃん?」
声の方を見ると、ベッドで千鶴が上半身を起こしていた。夏美は言葉に詰まった。 何から告げていいか分からない。
「ちづ姉…」
それしか唇は動かない。千鶴は困惑した表情のまま目を閉じると、ホッとしたように微笑み、瞼を上げた。
「おはよう。今何時かしら?早く支度をしないと、学校に遅刻してしまうわ」
昨日と思われている時間は、夢の中の出来事だったのだ。悪夢を見ていただけなのだ。千鶴はそう自らに言い聞かせたのだと察知して、あやかは苦しく残酷な台詞を聞かせる決意をした。
「千鶴さん」
「なにかしら」
「夏美さんに、おかえりなさい、と」
咲いたばかりの希望が、一瞬で枯れてしまう様を夏美は見た。
439美空ウイルス.exe【ver:10.3】:2006/05/13(土) 20:17:19 ID:???
予鈴が校内に響きわたり、学校が動き出したことを知らせている。
開いたままの教室の出入り口から長谷川千雨が現れるなり、池の縁に吸い付く泡のように龍宮真名が近付いた。
「例の件は解決したか?」
龍宮の妙に堅苦しい言い方に吹き出しそうになりながら、千雨は首を左右に振った。
「登校早々、そんな話かよ…。別のPCを貸しただろ?」
「確かにWinnyttaを使ってダウンロードする分には不自由ない。むしろ、故障したPCよりも快適なくらいだ」
「なら良いだろがっ」
「いや、そんなことはない。故障したPCにダウンロードしてあったファイルが見れないじゃないか」
千雨は言い返す気も失せかけた。しかし、言わねば更に厄介なクレームが待っているに違いない。
「ウイルスの原因かもしれないファイルを見たいのか?」
龍宮の顔つきが一瞬で変わった。
「つまり、もう見れないということか?」
「そうだよっ」
龍宮は灰になった。眼は生と死の境をうろつき、頬は涙に濡れていた。開いたままの口は閉じず、息絶えてしまったようだ。

絶望する龍宮を全力で無視して、千雨は自分の席に座った。あぁ、腰が痛い。座ってしまったら最後、しばらくは立ち上がれそうにない。
千雨がザジを睨むと、ザジは千雨にしか読み取れない全力の笑顔を返した。

ザジ:(=´∀`)b…昨日のちうは可愛かったよ

千雨:Σ(OДO;)…バッ、皆がいる場所で言うんじゃねぇ!

ザジ:(=´∀`)b…ザジの愛言葉はちうにしか聞こえないから大丈夫
440美空ウイルス.exe【ver:10.4】:2006/05/13(土) 20:19:22 ID:???
「つまり、夏美ちゃんは幻のような場所に閉じ込められていたというの?」
千鶴は訊いた。部屋の中央に置かれたテーブルを囲み、三人は真剣に話し合っていた。あやかと千鶴は寝間着のままで、夏美は制服だった。
「私にもよく分からないんだけど、真っ白な霧の中で浮いてたの。自分の体も透けてて、でも、身体の感覚ははっきりしてた」
「それで聞こえた声…その声は、誰の声だったのですか?」
あやかの質問に、夏美は表情を曇らせた。
「それが、わからないんだ。何処かで聞いた声なんだけど…」

ここまで話して、今度は夏美が質問する番になった。
「いいんちょは、私のことをどう忘れてたの?」
あやかは頭の触れられたくない部分を素手で触られたような気がした。この嫌悪感はなんだろう…。
「全く知らない人…そんな忘れ方でしたわ」
あやかの気持ちを汲み取ってか、千鶴はあやかの手を両手で包む。
「自分を責める必要はないわ…ねぇ、あやか。あなたは悪くない。そうでしょ?」
千鶴の優しさにあやかは感謝した。

時間は刻々と過ぎていく。忘れられた時計の針は、ぴったし朝の九時を指していた。

学校の方からチャイムの音がする。ホームルームが始まる。
441美空ウイルス.exe【ver:10.5】:2006/05/13(土) 20:22:02 ID:???
教室にネギ先生が入ってきて、教卓の前に立つ。
「皆さん、おはようございます」
『おはよー、ネギくん!』『おはよう、ネギ坊主』『おはようネ』
それぞれが元気に挨拶を返す。
「あ…龍宮さん?ホームルームを始めるので、席について下さいね」
一瞬、笑いが沸いたが、死にかけた龍宮の表情を知って、静かになった。
「それじゃあ、出席をとりますね」
ネギ先生は笑顔だ。

生徒の名前が次々と呼ばれていく中、朝倉和美は堪えていた。昨夜、ラジオ放送の後に親友は消えた。
そして、今の自分の立場は、自分も参加していた昨日の出席確認における那波千鶴と同じだ。
「那波さん…那波さん?…あれ、那波さんはいませんか?」
那波千鶴が欠席?いや、昨日のあれを思えば不思議じゃない。
私がさよちゃんの事を訴えたところで、昨日と同じ結果が待っているだけだ。そもそも、さよちゃんは幽霊。認識できる人は限られてる。どうすればいい?
「宮崎さん」
「は…はぃ…」

「いいんちょさ…あれ?すいません、間違えました。村上さん」

返事はない。教室はざわめいた。しかし、教室に溢れたのは、普通のざわめきではなかった。自分の中に謎を見い出し、それに驚く。そういった、ざわめき。
ネギは名簿を見直し、思い出す。訂正で消された30番。それ以降の、まるで掛け違えたボタンのように上書きされた出席番号。ネギは混乱のうめき声を発した。
「えぅぇ?…これは、どういう…」

「先生、話があります」
椅子から立ち上がった朝倉に皆の注目が集まる。教室は真空のような無音になった。
「あ…朝倉さん、これは一体…何が起きたんですか!?」
朝倉は震える唇を強引に動かし、クラス全員に聞こえる声で言った。
「先生は、シスターMを知っていますか?」

【つづく】
442マロン名無しさん:2006/05/13(土) 20:27:04 ID:???
キチャッタ━(;´Д`)━!!
443サヨロットその5:2006/05/13(土) 20:27:19 ID:???
GJ!
続きに期待です
444442:2006/05/13(土) 20:28:54 ID:???
ごば…いや、もうなにもいうまい
445マロン名無しさん:2006/05/13(土) 20:29:56 ID:???
シリアス展開GJ! …なんだけどつまらない突っ込み
>訂正で消された30番
さっちゃんのことかぁーーーっ!!(ガビーン
446サヨロットその5:2006/05/13(土) 20:33:12 ID:???
あ、ということはとうとうさっちゃんが空気に!?
いや、そればっかりは認めん。
447美空ウイルス.exe【訂正】:2006/05/13(土) 20:35:59 ID:???
ごめんなさい、早速やっちゃった(´д`;)

===美空ウイルス.exe【ver:10.5】===
『訂正で消された30番』を『訂正で消された28番』に訂正ですorz
448マロン名無しさん:2006/05/13(土) 21:02:06 ID:???
まあ落ち着け
449某スレ912 ◆AN26.8FkH6 :2006/05/13(土) 21:46:33 ID:???
>>370
亀ですまんが・・・、>>352さんが俺じゃない。
魔眼連鎖はお、俺じゃないからなっ!
450マロン名無しさん:2006/05/13(土) 21:57:11 ID:???
>>419
>>418のバットが股間から伸びてるように見えたから「サイズ」は室伏のサイズだと勘違いして一人ですげー笑った
タン塩タン塩言ってるからだな、吊ってくるorz
451barn:2006/05/13(土) 22:12:51 ID:???
新田「私にあ〜いをくださ〜いぃ〜、痺れるほどのぉ〜」
瀬流彦「あなたに、奪われたい」
ガンドルフィーニ「ローリングサンダー!」
新田「勇気をく〜ださいぃ〜恋のパワーをぉ〜」
瀬流彦「あなたの、腕の中で」
ガンドルフィーニ「バーニングファイアー!」
新田「答えてく〜ださい、な〜ぜなの〜」
瀬流彦「な〜ぜなのぉ〜」
新田「心が震えるのは
   愛!本能のまま〜
   愛!走り抜けろ〜
   愛!あなたの元へ辿り着くまで〜」
   愛!ほぉのおの中をぉ〜
   愛!走り抜けろぉ〜
   愛!あなたの元へ〜辿り辿り辿り着くまでぇぇぇぇ」
三人「sir―――――ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!」

新田「・・・なんともはや、不毛だな・・・。」
ガンドルフィーニ(ふ・・・。そんな事はないですよ)
瀬流彦「何だ、この異常なラブ波動は!?」

色々スマンカッタ・・・
452五月 くいもん屋:2006/05/13(土) 23:03:56 ID:???
>>ウイルスの人
ちづ姉がたまらない・・ちづ姉はもらった。でも投下するのは五月だけど


五月 くいもん屋


1/2
疲れたとき、癒しを求めるのは当然のこと
私は、そんな人たちを癒してあげたくてここに立ちます
私は五月、人を癒す、くいもん屋のおかみさん


五月 いらっしゃい
暖簾をくぐって現れたのは超さんでした

超 「ニーツァオ、サツキ。もうかりまッカ?」
五月 いらっしゃい超さん。今日はどうしたんですか?
超 「フフ・・おなか空いただけネ。何かつまめないカナ?」
五月 つまむ物ですか?柿崎さんみたいですね
超 「飲んべえもいいものネ。じゃ、頼んだネ」
五月 はい


鍋にごま油を入れて熱し、ベーコンを焼き、次に白菜の白い部分、葉の順に加え、強火で炒め酒をふり込む
全体に火が通ったら、オイスターソース、醤油を入れる。火を止めて、仕上げにカツオ節をふり入れ、ひと混ぜ
これが五月特製”白菜とベーコンのおかか炒め ”です
453五月 くいもん屋:2006/05/13(土) 23:06:04 ID:???
2/2
五月 どうぞ、白菜とベーコンのおかか炒めです
超 「うはっ!!美味しそうネ!!」
こうして超さんは炒め物をぱくつきはじめました
超 「むうぅ・・おかかがたまらないネ・・それにこのふりかけ。これをかけると苦みが・・・くはぁ!!!」

喜んでもらえてうれしいです・・・?ふりかけ?
五月 ふりかけってなんですか?置いてはいないと思いますが?
超 「これネ。ここに置いてあったネ」
と、超さんは一つの小瓶を私に見せてくれました。でもこんなもの、置いた記憶はないんだけどな
超 「くはぁ!!この苦み、紹興酒があれば言うことなしネ!!」
五月 用意しましょうか?
超 「お願いネ!!うひょぅ!!!」
どうしたんだろ、超さん。なんだか気分がハイになっているような・・・

超 「うひゃひゃひゃひゃ!!!サイコー!!!お酒、ふりかけ、炒め物!!!ひゃひゃひゃ!!」
五月 ちゃ、超さん?
超 「五月!!!アイシテルネ〜!!!」
超さんにいったい何が?そういえばさっきのふりかけって何だったんだろう?
そう思った私はふりかけを手にとって調べてみました。すると・・
”カカオ99%ふりかけ 綾瀬食品”

そういえば、超さんが来る前に夕映さんがウチでお食事をしていきましたが・・・その忘れ物でしたか
でも、残りの1%ってなにが入っているんだろう?
カカオにこんな効能は無かったと思うけど・・・それともあるのかな?

あ、超さん。こんなところで脱いじゃダメですってば

454マロン名無しさん:2006/05/13(土) 23:08:47 ID:???
ふりかけワロスァwwwwwwwwww
455マロン名無しさん:2006/05/13(土) 23:22:14 ID:???
美空ウイルスです(`・ω・´)レスdでした。

>>452-453
カカオ99%…くると思ってたぜww(=`ω´=)
そのふりかけ、きっと締め切り前日のハルナに投与したりするんだろうな…
456453:2006/05/13(土) 23:55:31 ID:???
>>454
綾瀬食品からは練りカカオとかカカオ漬けとか出てるからww
>>455
締め切り5時間前ぐらいからが一番効くらしいww
457マロン名無しさん:2006/05/13(土) 23:59:02 ID:???
>>453
あのチャオですらああなるとは…カカオ99%恐るべし!

千雨×桜子ネタ投下します。
初めの頃はやたらギャグだったの最後はめちゃくちゃシリアスです。
あぁ桜子…と思いながら描きました。

千雨×桜子 その後…

私は千雨ちゃんのことを好きと思ってる。
だから屋上で寝ている千雨ちゃんにこっそりキスしたり触れたりしてみたりして…
円「…何してるの」
後ろから円がやってきた。
桜子「別に何でもないよ。千雨ちゃん、起きて」
千雨「…ん?…あぁ」

千雨ちゃんが立ち上がるとそのままだるそうに教室に入っていった。
ザジ「ちうー」
屋上の入り口で千雨ちゃんの腕に抱きつくザジちゃん。ザジちゃんを見る千雨ちゃんは本当に嬉しそうだった。
私はそれをじっと見ていて、円は何も言わずに私の後ろで立ったまま。
桜子「見てたの?やらしー」
円「べ、別に見る気はなかったんだけど…」
桜子「ふぅん」
なんかぎこちない会話。
円「ねぇ、桜子ってまだ諦めてないの?」
桜子「どーぜんだよ。恋に障害の一つや二つはあたりまえだよ、絶対千雨ちゃんのこと振り向かせてやるんだから!」
円「それは分かってるよ。最近のドラマとかそんなんばっかりだし……でもさ」
桜子「?」
458マロン名無しさん:2006/05/13(土) 23:59:47 ID:???
円「桜子って…本当に長谷川のこと好きなの?」

それは言ってはいけないタブー。
ザジちゃんが帰ってきてから千雨ちゃんは彼女しか見なくなった。
あれ以来、パシリみたいなことも無くなったけど…今度は逆に何をしても相手にしてくれないの。
代わりなのは分かってる、それが終わったことも知っている、でも…
桜子「…円にはどう見える?」
何だか悲しさと嬉しさをごちゃまぜにしたような顔で円にそう呟いた。
円「桜子、あんた変わったね。何かこう…前までは表情で表してたのにさ、そのあんたがあまり笑わなくなったね」
桜子「…」

思い出される1ページ。
ザジが帰ってくる前日に千雨に殴られた後、しばらくして千雨ちゃんが部屋に尋ねに着てくれた。
とても嬉しくて、どうしようもなくなって…千雨ちゃんにキスをして押し倒したの。
初めは驚いた表情の千雨ちゃんだったけど、軽く微笑んで身を任せてくれた。そう思いたかった。
だけど軽く笑っていたメガネの奥の瞳は何も映っていなかった…。
記憶を持っていない人形のように、この行為は何の意味もないように訴えてるような気がして、絶望して
服のボタンを外していた指はこれ以上動かせなかった。

「本当に長谷川のこと好きなの?」
好き。私は千雨ちゃんのことが大好き。どうしようもなく。
だけどその生活は終わった。
千雨ちゃんから私が離れていくのは時間の問題だろう。
無表情で涙が流れた。
円「ちょ…ちょっと桜子!?」
どんなに泣いても、千雨ちゃんは私のことを忘れてしまう。
千雨ちゃんは忘れることは出来ても、こっちは忘れることなんて出来ない。
そう思うと…涙が止まってくれなかった。


459マロン名無しさん:2006/05/14(日) 00:27:24 ID:???
ノД`)゚。桜子ォォォォ!
テラGJ!
460マロン名無しさん:2006/05/14(日) 00:34:58 ID:???
切ねぇ…
こういうの大好きだぜ…GJ!(つд`)
461マロン名無しさん:2006/05/14(日) 00:40:24 ID:???
桜子切なすぎる…GJです!
462さよ 小さな知識:2006/05/14(日) 00:48:41 ID:???
さよ 小さな知識


さよ 「こんばんわ、この時間こそ私の時間のさよです」
和美 「ふぅ・・・やっと戻ってこれたよ。さよちゃん、愛してるよ〜」
さよ 「い、いけません。こんなところで・・・」
和美 「んふふ・・・手を握って挨拶しようとしただけなんだけど・・・なにを想像してたのかな?」
さよ 「もう!!朝倉さんったら!!それに私の手は握れないですよ」
和美 「もし握れるなら・・・お姉さんがいっぱいいいこと教えてあげるのに」
さよ 「あ、朝倉さん!?」
和美 「さよちゃ〜ん!!!」
さよ 「ひゃぁぁ・・・ってやっぱり握れませんね」
和美 (´・ω・`)しょぼーん

さよ 「で、今日の小さな知識ですが、語呂合わせの”いい国鎌倉幕府”です」
和美 「作者の受験時期の定番の語呂合わせだね」
さよ 「実は1192年は源頼朝が征夷大将軍になった年なんですね」
和美 「ふむ・・」
さよ 「でも、守護・地頭を設置した1185年こそが鎌倉幕府の始まり、と言うのが最近の歴史研究家の意見なんですね」
和美 「へ?」
さよ 「幕府として全国的に影響を与え始めた時っていうのを起点としているみたいですね」
和美 「な、なんだってー!!!!」(AA略)
さよ 「まあ、歴史は発見でいろいろ変わりますから・・・」
和美 「でもこの語呂合わせって、たぶんもっとも有名な物なんじゃない?それが変わるかもしれないなんてさ」
さよ 「変わってしまうなら覚えるだけ無駄な感じがしますね」
和美 「結局何が本当なんだろうね?」
さよ 「・・・・私たちの愛・・・です」
和美 「さよちゃ〜ん!!!」
さよ 「い、いけません!!物事には順序が・・・ああっ!!!」

463帰り道6『探しもの』(1):2006/05/14(日) 02:23:27 ID:???
薄暮の陽は、今や地平線の彼方。夜が訪れて、学園は闇に沈んでしまいました。
規律正しく並んだ街灯が、それぞれの家路を照らします。その様子はまるで無口な案内人。
でも、残念なことに、彼等が導くのは帰り道だけなんです。

夜の学校って、なんだか怖くありませんか?
何年経っても慣れない恐怖が、夜の校舎には棲んでいると思うんです。
「お姉ちゃん〜とても恐いです〜」
小さな双子の二人が、廊下に足音響かせやって来ます。
二人の手には懐中電灯。どうやら廊下を照らす蛍光灯は、今はお休み中のようです。
それにしても、どうしたんでしょうか。
特に怖がりのこの二人が夜の学校を探検しているなんて…。
幽霊でも出てきたら、どうするんですか!?

申し遅れました。私は相坂さよ、地縛霊はじめて60余年になります。
実は、私も苦手なんですよね…夜の学校…。

「史伽が鍵をなくしちゃったのが、いけないんじゃないか〜」
「あーん、ごめんなさいです〜」
どうやら、落とした鍵を探してるみたいです。私も力になれたら良いんだけど…。

懐中電灯は風香さんに従って、暗闇を隅から隅までゆらりゆらりと暴いていきます。
それでも鍵は見つかりません。きっと、どこか別の場所に落としたんじゃないでしょうか?
「史伽〜、本当にこの廊下で落としたのか〜?」
私もそう思います。
「この廊下です〜、教室で確かめたときはまだ持ってたです〜」
史伽さんの言葉に、風香さんは頭をぽりぽり指先で掻いて首を傾げました。
私にも妹がいたから、その気持ち良くわかります。
「もう一度、他も探してみようよ」
風香さんはそう言って、懐中電灯を後方に向けました。

…あれ?あの…今、何かキラッと光りませんでした?
464帰り道6『探しもの』(2):2006/05/14(日) 02:25:23 ID:???
私は床に顔を寄せて、懐中電灯の光を逃れた廊下の端を凝視しました。
明らかに、金属的で、それでいて、小さいから、
気付かれなかったみたいだけど、これは、間違いなく、…鍵!

「他も探してみようよ。ね?思い違いってこともあるだろ?」
違いますよ、風香さん。史伽さんの言う通り、鍵は、ほら、ここにあるんです!
そして、私はそれを見つけました。でも…
「…はい…お姉ちゃんの言う通りにしますです…」

私にできることは、別の場所へと離れていく二人の背中を、ただ見つめることだけでした。

時計の針は止まることなく動き続け、夕飯時を過ぎたことを告げています。
私には、あれから実際よりも、ずっと長い時間が経ったように思われました。
彼女たちが探した先に、もちろん鍵はありませんでした。
だって、鍵はあの廊下でまだ眠り続けているんですから。
鍵探しに疲れた二人は、気が付くとコンビニエンスストアの前に佇んでいました。
店内の眩しいくらいに明るい照明が、辺りの闇を退けています。
あの廊下も、これくらい明るかったら、二人は今頃…。

「ごめんなさいです…」
「大丈夫だって」
「でも…鍵がこのまま見つからなかったら」
「楓姉が帰ってくるよ」
涙に頬を濡らす妹を、風香さんは慰めの言葉で包みます。
でも、彼女たちが家に入れない現実は変わりません。
長瀬さんが帰ってくるのも、随分と遅くなってからの話みたいです。
それでもやっぱり、今の私には何もできません。朝倉さん…早く帰って来ないかなぁ…。
465帰り道6『探しもの』(3):2006/05/14(日) 02:27:14 ID:???
コンビニエンスストアの客足はぴたりと途絶え、自動ドアの閉開音さえもしなくなりました。
店内に流れるスピーカーの歌声も、中に籠ったまま漏れてきません。
レジの奥に見える壁掛け時計は、今が十時過ぎだと教えてくれました。
「誰かの部屋に泊まらせてもらおうか」
「誰かの部屋って、誰の部屋ですか?」
「ちづ姉…とか、かな?」
「きっと、もう寝ちゃってるです…」
「…うん」
そんなことないと思いますけど。あぁ、二人はこの時間に眠るんですね?
そういえば、二人とも欠伸の数が増えてきたかもしれません。
「お姉ちゃん…ごめんなさいです…私が鍵をなくしたから…」
「違うよ。ボクが史伽に任せっぱなしだったのが悪いんだよ」
二人共、反省しはじめたみたいです。
でも、私にもう少し存在感があれば、鍵のことを教えてあげられたかもしれません。
「鍵のことは、もういいよ。楓姉が帰って来さえすれば、部屋には入れるんだから」
「でも、楓姉は何時に帰って来れるか分からないって…」
史伽さんは再び泣き出しそうな顔です。私もなんだか泣きたい気分になって来ました。
朝倉さんは十一時過ぎの帰宅になるらしいですし。私もどうしていいか、わかりません。
「ハルナの部屋とかは、どうかな?いつも徹夜が何とかって言ってるし、まだ起きてるかも」
他の部屋に泊まるって話ですか?確かに、早乙女さんは夜遅くまで起きてますね。
って、まだ十時だから誰でも起きてますよ。
「えっ!そうなの?」
そうですよ。朝倉さんだって、毎日、相当な夜更かしですし。

「お姉ちゃん…誰と話してるですか?」


「え?」
え?
466帰り道6『探しもの』(4):2006/05/14(日) 02:29:03 ID:???
ここは寮の玄関口。私は一人で朝倉さんの帰りを待っていました。

規律正しく並んだ街灯が、それぞれの家路を照らします。
灯りと灯りが重なって、家路を歩く人の影は二つにも四つにも見えます。
どれもが朧で曖昧で、まるで影なんて無いんじゃないかと思えてしまいました。
そんな灯りに導かれ、街灯のアーチの彼方から、ある人影がぼんやりと現れました。
「朝倉さん!」
「あ!さよちゃん、待っててくれたんだ〜」
すっかり楽しんできた朝倉さんの両手には、数えきれないほどの買い物袋が下げられ
ています。幾ら費やしたのか、訊きたくもありません。
「遅いですよ。十一時頃には帰るって言ってたじゃないですか」
「いやぁ、それがね。ついつい買い物に夢中になっちゃって」
そう言って、朝倉さんは舌を見せ、悪戯な笑みを作りました。

疲れた疲れたと訴える朝倉さんを急き立てて、なんとか部屋の前まで来させます。
ところが、部屋の目の前で、朝倉さんは立ち止まってしまいました。
両手の袋を床に並べ、バッグやポケットを必死で探っています。
段々、朝倉さんの顔が青ざめてきました。まさか…
「さよちゃん、鍵…落としたみたい…」
「ええっー!ど、何処でですか!?」
「麻帆良駅で確認したときはあったから、駅から寮までの間…かな?」
「もーぅ!探しますよ!」
「ねぇねぇ、さよちゃん?さよちゃんが部屋に入って、
中から鍵を開けてくれればいいんじゃない?」
「そんな器用なこと、できませんよぅ!」

寮から駅まで続く道。街灯がほんのり照らす道。
この道の何処かに落ちてる鍵を見つける、その時まで、私達の帰り道は続きます。
部屋に入れたら、話しますね。私達みたいに鍵をなくした、新しい二人のお友達の話を。

【おしまい】
467マロン名無しさん:2006/05/14(日) 04:34:30 ID:???
さよちゃんかわええよさよちゃん
ってか、上手いなぁ。文章の流れとか
師匠と呼ばせてくだs(ry(釘バット
最後の朝さよも読んでて微笑ましいなぁ
次回作期待してます。GJ!
468真名ちゃんもっこり日記51:2006/05/14(日) 05:05:52 ID:???
>>465
さよかわいいよさよ。

真名ちゃんもっこり日記51

今日も依頼とかの都合で夜中に帰ってきた。
アキラはすでに寝ていてぐっすりしている。…今日はこのまま寝かせよう。
久しぶりにネットでもするか。
スイッチオン!
さて、ギコナビ起動っと。
ほほぅ〜しばらく見ないうちに色々とスレが増えているな。

【ザジちう!】千雨×ザジ157【ザジちう!】 (575)
刹那マジ小物wwwwwwwwwwwwwwwwwww15(862
超胞子の身売り先を考えるスレ その3(598)
鳴滝姉妹のいたずらに腹が立ってる香具師の数→(622)
ちゃおりんの復帰を願うスレ2(873)
こちらパル画伯漫画教室 6ページ目(854)
●のどか様がささやく19(632)
【刹那と】このちゃん54【百合】(342)
   がなんで空気だったか忘れてしまった件について(745)
【明石】ゆーなかわいいよゆーな25【ゆーにゃ】(421)
明日菜といいんちょ21(252)
シスター   とともに苦難を乗り越えていくスレ85(741)
古老子に戦いを挑むスレ 4(817)
【○ばさん】那波千鶴59【あらあら】(215)
釘宮円が振り向いてくれるまで『クギミー』と言い続けるスレ9(503)
こんな龍宮隊長は嫌だ!!4発目(239)
エヴァンジェリン様vol.20(491)
469マロン名無しさん:2006/05/14(日) 05:07:29 ID:???
MISORA(笑)5(482)
   より哀れな物を挙げて   を慰めるスレ3(321)
さよって何でいるの?(99)
おいちょっと!四葉五月って可愛くねーか?12(222)
アキラとM子 どっちがすごい?7(321)
村上夏美をひたすら語りつくすスレ1(178)
楓 マ ジ 大 物 13(739)
まき絵タソにぷにぷにされたい香具師の数→(938)

それにしても   が多いのが気になるな…
???「なめんな」
470ウソ続報:2006/05/14(日) 09:19:58 ID:???
>>400の続き

SILENTHILL5 negima

今回は他にも操作できるキャラを紹介するぞ!

ステージ情報

図書館島
中等部校舎
地下迷宮

操作キャラ

大河内アキラ
ゆえのクラスメート、水泳部所属で水の中を移動できる。

春日美空(空気とか呼ばない、それがクオリティ)
ゆえと同じクラスの生徒、足が速いのですぐに逃げれる。

敵情報

新田
なりふり構わず襲ってくる、それも大勢で

高音・D・グッドマン
長い髪を使った攻撃をしてくる

佐倉メイ
体が炎に包まれている

本当に作って欲しいな・・・SH新作
471マロン名無しさん:2006/05/14(日) 10:58:21 ID:???
>>470
SILENTHILL5 negima
って3―Aのみんなで
静岡(SILENTHILL→静かな丘→静岡)に5泊6日の旅行に行くゲームじゃないの?
472禁断の果実 両者激突?:2006/05/14(日) 15:09:38 ID:???
月明かりの荒野に立つ美空と円
「胸がどきどきしてる。怖いのに楽しいって、どうしてかな、かな?」
二人とも狂気を帯びた感じだ
「あたしもときめいてる、これが禁断の恋ってやつだね」
円はニヤリと笑う
「嘘だッ!!!なんでギターなんか持ってるかな、かな?」
怒号を発する美空、その顔は怒りに満ちている
「死のライブってやつよ。最高のエクスタシーを味あわせてあげる」
「え?、え?、なんていったのかな。かな?。あは、あははははははははは」
美空は狂気めいた笑いを浮かべて突進する

473禁断の果実 両者激突?:2006/05/14(日) 15:10:34 ID:???
「うーん、まあまあだな」
「そうネ?、いけてると思うヨ」
エヴァのログハウスのゲーム部屋。テレビの画面には、ゲーム画面。
円と美空のキャラクターが戦っている。エヴァと超はそれを見て語り合っている
いわゆるテストプレイだ
「あのー、いいっすか?」
美空がエヴァと超の話しに割ってはいる。
「おや、美空サン。どうしたネ」
「いや、なんで私があんな話しかたなんすか」
超はあっさりと
「簡単ネ、いつものだらだら無気力じゃゲームにならないネ」
「言えてるな、普段のままだと完全に没キャラだ」
「もういいっす・・・」
しょぼくれる美空に超は耳打ちする
「実はエヴァサンには強めに設定してあるネ、これでいいかネ」
ニヤリと笑う美空、早速エヴァに対戦を申し込む
「やれやれ、美空ってば・・・」
「やぁ、円サン。キャラ設定はどうネ」
超に美空共々呼ばれてきていた円は呆れ顔である
「デスメタルの人じゃないんだから・・・。ま、いいけどね」
そして対戦する二人を見る
「ムキー、なんでこいつに苦戦する!。真祖だぞ!!」
「やりぃ!」
どっちも子供だなと笑う円と超だった
474マロン名無しさん:2006/05/14(日) 15:21:33 ID:???
GJ!
いつも乙です。これからもふぁいと、お〜!です。にぱ〜☆
475マロン名無しさん:2006/05/14(日) 15:29:12 ID:???
ファイアーエムブレムネギ魔の光石
龍宮戦闘画面
http://www.imgup.org/iup206611.png.html
http://www.imgup.org/iup206613.png.html
龍宮クラスチェンジ
http://www.imgup.org/iup206614.png.html

ついカッとなって改変した、後悔はない
こうなると全員分のクラスを考えてしまうので困る
476マロン名無しさん:2006/05/14(日) 15:54:39 ID:???
新田ァァァ!!
477マロン名無しさん:2006/05/14(日) 16:03:55 ID:???
くさったカルピスバルスwwwwwwwwwwwwwww
478マロン名無しさん:2006/05/14(日) 17:26:04 ID:???
投下

(チラシの裏私信)
すみません、一旦このスレからドロップアウトして修行しなおしてきます。
あと、ずっと前に『目黒の秋刀魚』が聴きたいっておっしゃられた方、ごめんなさいね。
美空スレでどんな空気ネタでも乗り越えられると鍛え上げたと思ったんだけどw
今書いてるネタとかの筆が進まなくなってきてw ・・・ギロンスレトカノナガレニツイテイケナイ>orz

>ラジオの方
勝手なわがままですが今回の『落語・大喜利』と『なめんなの部屋』と後の噺は出番のカウントをしないでください。
これは個人的な考えに基づく意見なので、カウントするのであればラジオの方の意思を尊重いたします。

尚、これはラジオ・ウィルス・他の職人の方たちの作品を否定・中傷を目的としたものではございません。

まほ落語を観てくださった皆様、ありがとうございました。誰もみてないだろうk(ry
大喜利の次の噺は、正月の高座にも掛かる縁起のいい噺です。
でも、気が萎えた中で書いたのでちょっとおかしいような希ガス・・・
(チラシここまで)

一応、登場人物は全てネギまのキャラですからね。
誰が誰かは読み手のみなさましだいです。


では、しばしの別れの一席
479まほ落語 大喜利:2006/05/14(日) 17:26:41 ID:???
朝倉「緊急企画、円楽師匠の勇退を(勝手に)記念大喜利がやってまいりました。
   まずはメンバーの変更があったので、全メンバーのご挨拶からどうぞ。」
亜子「え〜。最近、建築現場に依頼主が立ち会うことが多くなったそうです。
   なんでも、手抜きや偽装されたら困るからやそうで。突貫工事はいかんよぉ〜。
   悪徳業者と作者にもいってやりたいですよ、突貫工事はやめぇや〜!
   おなごのおちちを揉む会長(副会長ちゃうやん・・・)、和泉家亜子でございます。」
釘宮「勝手に勇退を記念されたら円楽師匠もありがた迷惑でしょうね。
   円楽師匠は今後は後進の育成に当たるそうです、頑張って欲しいですね。くぎみ家円です。」
古「画面の向こうにみなさま、今日は日曜なのに家に引きこもってたアルカ?
  外に出て中国拳法でもするヨロシ。くーふぇいアルッ!」
さよ「初めての大喜利ですが、前の方が一度も答えていない呪われた席みたいです。
   あ、龍宮さんも一度も答えてませんでしたね。相坂亭さよです、よろしくお願いします。」
茶々丸「えー、前の緑色のががぽっくりと逝ってしまったようです、500年も生きてんだから大往生ですね。
    絡繰亭茶々丸です。」
まき絵「みなさま!私、まき絵が第2の故郷のザジちうスレにやってまいりました!
    いつ来てもいいスレですね〜。なお、みなさまにお知らせがございます。
    私のカバンには若干の(ryではみなさま、まいりましょう!1・2・3・チャンラ〜!まき絵で〜すっ!」
朝倉「最後に椎名さんのご挨拶です。」
桜子「♪光風を追い越したら〜 君にきっと会えるね〜
   あっ、もう良いですよ。この間お友達と遊びに出かけたんですけど、話かけても、うるさいっ!って
   怒鳴られちゃいました。なんでだろう?フォーメーションがずれてたのかな〜っと考えてたら、
   気づいたときには私一人だけになってました。ポンポンあれば満足する椎名桜子でございます。」
朝倉「今回は、座布団10枚の賞品をといっても10枚も溜まりませんので、トップ賞としての商品があります。
   キーワードは『鴨が葱をしょってくる』です。みんな頑張ってね。」
古「アルー!」
まき絵「よーし、トップになるぞ〜!」
さよ「(何かな何かな〜?)」
480まほ落語 大喜利:2006/05/14(日) 17:27:18 ID:???
朝倉「では、一問目。椎名さん、皆さんに例の物を配ってください。」
桜子「ハイかしこまりました〜。」つ『[ ] □ [ ] = [ ]』
朝倉「[ ]の中に3−Aの生徒や先生などの名前を入れて、□の中に+・−・×・÷の符号を入れて式を作ってください。
   私がどうなるの?と聞きますので、何と何で[何々]になりますと答えてください。」
まき絵「ハイ!」
朝倉「はい、まき絵さん。」
まき絵「美空+ザジさん=」
朝倉「どうなるの?」
まき絵「空気と出席番号で、ぱ○○にの桃○く○みになります。」
朝倉「作者の守備範囲の狭さがバレちゃうでしょ。氷川先生に敬意を表してまき絵さんに一枚あげて。」
釘宮「はい。」
朝倉「はい、クギミーさん。」
釘宮「クギミー言うな!・・・アキラさん+桜咲さん=」
朝倉「どうなるの?」
釘宮「見た目と剣術で、ラ○ひ○の青○素○になります。」
朝倉「くると思ったんだよね、身内ネタ(?)にはあげませんよ。・・・はい、他に誰か。」
まき絵「ハイ!」
朝倉「はい、まき絵さん。」
まき絵「夏美×美空=」
朝倉「どうなるの?」
まき絵「あれ?掛けたら0になっちゃった。ああ、ないものを掛けたからか。」
朝倉「桜子さん、まき絵さんの一枚持ってって。・・・いくらなんでも失礼だよ。はい他。」
茶々丸「はい。」
朝倉「はい、茶々丸さん。」
茶々丸「まき絵さん、その場合はこうするんですよ。夏美×美空=・・・」
朝倉「どうなるの?」
茶々丸「マイナス同士なので一応はプラスになります。」
朝倉「褒めてるんだかどうだか解らないけど・・・茶々丸さんに一枚あげて。」
ハルナ「ハイッ!ネギ×コタ=ネギ先生が攻『しばらくお待ちください。』
481まほ落語 大喜利:2006/05/14(日) 17:29:03 ID:???
朝倉「はい、何事も無かったように二問目。大喜利・麻帆良学園教育改革。皆さんは学園長になって、
   改革案を発表してください。私がそんなの必要ないよといいますので何か一言。」
亜子「ハイ!」
朝倉「はい、和泉さん。」
亜子「保健体育に実技を!」
朝倉「もうその先を言わなくて良いよ。はい、他に。」
古「ハイヨ!」
朝倉「はい、くーちゃん。」
古「工作の授業にあの〜・・・あ、屋根・・あの〜、建築のあの〜改革」
朝倉「どうせ、やーねーって言うんでしょ?はい、他の人はできました?」
古「司会は回答者に酷いことをしたよね。(´・ω・`) 」
茶々丸「はい。」
朝倉「はい、茶々丸さん。」
茶々丸「理科で空気について学ぶ時間を増やします。」
朝倉「そんなの必要ないよ。」
茶々丸「美空さんに必要なんですよ。」
朝倉「茶々丸さん、美空さんってだれよ?・・・はい、他に。」『なめんな』
まき絵「ハイハイ!」
朝倉「はい、まき絵さん。」
まき絵「新しく、座布団運びについての授業を作ります。」┃ヮ^)<・・・
朝倉「そんなの必要ないよ。」
まき絵「世の中のムダってのをおしえ『ペチッ。』痛〜い!」
朝倉「うんうん。何もかもが使い捨てになった時代、ムダってのを教えないと。一枚あげて。」
桜子「え〜!あげるの〜?!」
まき絵「えへへ〜。やったネ!」
482まほ落語 大喜利:2006/05/14(日) 17:29:41 ID:???
朝倉「はい、三問目。椎名さん、例の物を。」
桜子「ハイかしこまりました〜。」つ『(夏草や) (兵)どもが 夢の跡』『(卯の花に) (兼房)見ゆる (白毛)かな』
朝倉「なつくさや つわものどもが ゆめのあと。うのはなに かねふさみゆる しらがかな。
   大喜利おくのほそ道。皆さん俳人になって( )の中をいろいろな人や物などに変えて川柳を作ってください。」
釘宮「はい。」
朝倉「はい、くぎみん。」
釘宮「くぎみんゆーな!・・・では。アニま!2期 新房見ゆる パロディかな」
朝倉「う〜ん、ぱにぽにのパロディがあるでしょうかね?
   新房監督に期待して、一枚あげて。」
古「アイヨ!」
朝倉「はい、くーちゃん。」
古「限定版が買えなかった人たちの気持ちを詠むアル。通常版 オタクどもが 夢の跡」
朝倉「買い逃したら涙が本当に止まりませんよね。強引ですが良いでしょう、一枚あげて。」
まき絵「ハイ。」
朝倉「はい、まき絵さん。」
まき絵「大喜利に 限界見ゆる 作者かな」
朝倉「それは言っちゃダメだよ。でも、的を射ているから一枚あげて。」
茶々丸「はい。」
朝倉「はい、茶々丸さん。」
茶々●「棺の中 マスター見ゆる 葬儀かな」
エヴァ(´・ω・`) <フジミナノニ・・・
朝倉「・・・・。他に誰か。」
まき絵「は〜い!」
朝倉「はい、まき絵さん。」
まき絵「座布団運び 桜子見ゆる ハロワかな『にゃんだって〜!』イタ〜イ・・・」
朝倉「あーあ、全部持ってかれるからそういう事を言っちゃダメだって・・・。はい、ここまで。
   では、座布団の枚数を確認しましょう。和泉さん0枚、クギミー1枚、くーちゃん1枚、
   さよちゃん0枚、茶々丸さん1枚、まき絵さん0枚。トップはクギミーと茶々丸さんとくーちゃんです!
   では、桜子さん!賞品を。」
483まほ落語 大喜利:2006/05/14(日) 17:30:14 ID:???
桜子「ハ〜イ!」
まき絵「いいな〜、なんだr・・・。」

カモ『おもい〜!あにきぃぃぃ、オレっちがなんでこんなことを』
ネギ「朝倉さんにどうしてもとお願いされて断れなかったんだよ。頑張って、カモ君。」

朝倉「トップ賞獲得おめでとうございます。トップ賞として、キーワード『鴨が葱をしょってくる』に
   ちなみまして、カモ(君)がネギ(先生)をしょってくる光景をお見せします。・・・アレ?」

釘宮「こんなもののために」
茶々丸「・・・」
古「頑張ってたアルか・・・」
まき絵「二度も桜子に突き飛ばされたのに・・・」
朝倉「血を見る前に、円楽師匠(勝手に)勇退記念大喜利お開きです。どうもありがとうございました。
   そして、円楽師匠お疲れ様でした。」

釘宮「待て。逃がさん!」
茶々丸「目標捕捉。細胞一つ残さず破壊します。」
古「覚悟するヨロシ!」

ドゴォ!ドゴォ!!!!『ギャー!』『アルー!!!』

さよ「朝倉さ〜ん!大丈夫ですか〜?!」
朝倉「アハハ〜、さよちゃんに触れるよ〜ん。」
484      空気死神:2006/05/14(日) 17:30:57 ID:???
 この村は、先祖が自由を求めて新たなる土地を切り開いたそうな。
 人々は時に喧嘩し、すぐに仲直りしたりとそれはそれは仲良く暮らしていた。
 そんなある日、朝起きた村人たちが異変に気づいたようで

あ、あれ?なにが起きたの?何がどうなってるの?姿が・・・姿が見えない?!
おい!そこに誰か居るのか?
えっ?!誰?見えない。見えないよ!
なに言ってるんだ?私はここに居る!お前こそ見えないぞ!
なにふざけてるの?私はここに居るよ!

 なんと、みなの姿が見えなったり姿が薄れていました。

「ふっふっふ、何がどうなったか教えてあげようか?」
だ、誰?!
「私の名は、空気死神。空気をつかさどる死神よ。
 この村の人たちに呪いをかけた、お前らとこの村はもうすぐ消えてしまう。だからみんなの姿が見えないの。」
な、なんだって〜!!!!!!なぜ?なぜ私たちの楽園が・・・
あなたの仕業なの?!ヒドイッ!
「話を最後まで聞きなさい、空気を司る死神の私がなんで寿命を教えに来てると思うのさ。
 私はね、存在感がなくなって可哀想なキャラを目立たせるためにやってきたの。
 でも、みんなが受け入れてくれなかったからこのスレの寿命を縮めたのよ。」
ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!そんな〜!
私たち関係ないじゃない!
「うっさいねぇ〜、どこぞの誰かに比べたらあんたたち優遇されてるんだから。
 まっ、このスレを守りたければ寿命を示すロウソクから、この別のロウソク火を移しなさい。」
485      空気死神:2006/05/14(日) 17:32:02 ID:???
 空気死神に案内されまして、やってきました寿命ロウソクの森。

「さあ、このスレの寿命を示すロウソクだよ。早くこれに継ぎ足しなさい。」
よーし、やるよ〜!
「早くしなと言いたかったんだけど、みんなの姿が見えないから渡しようがないなぁ。」
えぇぇぇぇぇぇ!!!!!

 さて、一大事。さらに困ったことによその村から事件に気づいた野次馬たちがやってきまして。

『おいおい!私たちの親友に何してるんだよ!この疫病神!』
『ふざけんな!さっさと消えろ!』
「あーあー、外野がうるさいねぇ!悪いけど、止めないよ。」

 拍子悪く村の人々がそれに気づいて、掴み合いの大喧嘩・・・と行きたいんですが、
 互いが互いの姿が見えない上に死神の姿も見えないときたもんで空振りのオンパレード。
 とりあえず、空気死神に罵声の限りを浴びせかけたんですよ。

てめぇのせいで大混乱じゃねぇか!
そうだそうだ!!!
「聞こえませ〜ん。聞こえませ〜ん。」

 そぉんな内に誰かが「過去に空気になった奴が居るから悪いんだ」「出番が下位で空気認定されたから悪い」
 と言い放ったもんで喧嘩は益々酷くなるばかり。さらに悪乗りする者まで出てきちゃいまして
 どいつもこいつも救いようがございません。そんな時に空気死神

「ほらほら、喧嘩なんかしてないで。もうすぐ火が消えちゃうよ」

げげっ!
もう終わりや!
もう少し長生きしたかった。
486      空気死神:2006/05/14(日) 17:32:42 ID:???
「さ、これでおしまいね。もう1ミリも残ってないよ。」

させませんわ!こんな時こそ私が!

 さあ、誰かがロウソクを持ちまして火を移そうとしますと。

ねぇ!ボクにやらせてよ!
こんな時にふざけちゃダメですぅ!

 あぁ、誰か後ろから飛びつきまして誰かが倒れ、同時にロウソクも落としちゃったよ。
 そしたら、寿命ロウソクの火がフッと消えちゃったときたもんだ!

「あーあ、ギリギリのところで助けようかな〜って思ってたのに。あんたたちバカねぇ。
 まぁ、続きはあの世で聞いてあげるからさ。バイバ〜イ!」

 さあ、ロウソクが消えてしまったので村と人々たちが消え始めてきました。

あ・・・あああ・・・きえて・・・・・あれ?・・・なんだっけ?何を騒いでたんだっけ?
ここはどこ?・・・私は誰?あなたは・・・だれ?
ウチらきえ・・・・あ?・・・なに考え・・・てたん・・・・だっ・・・・け?


 ロウソクの火が消えまして、何もかもが終わってしまいました。
 誰も彼もが楽園の事を忘れてしまい、楽園は廃れ、ゴミ集積場と産業廃棄物置き場になってしまいました。





 と思ったら
487      空気死神:2006/05/14(日) 17:33:30 ID:???





ハルナ「おめでとうございまーす!



    消えたと思っていた寿命のロウソクには残ってたまだ小さな火種が残ってました!
    そしてなんとなんと倒れた時に落っことしたロウソクにその火種が移り、新しい火が灯りました!
    新しく灯った火は、前回にも増して明るく輝き、ザジちうスレの発展を願うかのように燃え盛っております!
    では、『【ネギま!】ちうとザジに萌えればいいんじゃね?』が全ての職人さんたちにより永遠なる繁栄と
    さらなる発展を祈り三本締め!画面の向こうの皆様もご一緒に!いよぉぉぉぉぉッ!ソレッ!」

全ネギま!キャラ『よよよい!よよよい!よよよいよい!ハッ!
           よよよい!よよよい!よよよいよい!ソラ!
           よよよい!よよよい!よよよいよいっ!!
ハルナ「今まで、まほ落語にお付き合いいただきまして・・・せーの!」
全ネギま!(ry『ありがとうございました〜!』


  まほ落語
これにて終演
488マロン名無しさん:2006/05/14(日) 17:37:22 ID:???
Action:Virus_Misora【まほ落語:駆除完了】
489マロン名無しさん:2006/05/14(日) 17:49:15 ID:???
>>488
ブラックジョークのつもりか?笑えないぞ

>>487

絵心は無いが、代わりに

つエロ心
490マロン名無しさん:2006/05/14(日) 18:12:40 ID:???
>>487
毎回すごく凝っていて面白かったでっせw
お帰りをお待ちしております。GJ!
491マロン名無しさん:2006/05/14(日) 18:22:33 ID:???
>>487
乙オブジイヤー!

こんなにネタが浮かぶのは本当にすごい
492マロン名無しさん:2006/05/14(日) 18:52:03 ID:???
>>487
GJでしたっ!
貴方のSSは笑点とか落語が好きな私のお気に入りでした。
絶対に帰ってきてくださいね(´・ω・`)

>>467、468
レスd(`・ω・´)

>>488
書いてる方としては、そういう使い方はしないで欲しい。
493マロン名無しさん:2006/05/14(日) 19:05:53 ID:???
>>487
終演てorz
落語スキーとしてはアンタのSSが楽しみだったのに!
494487:2006/05/14(日) 19:20:02 ID:???
円楽師匠お疲れ様、昇太師匠がどんなキャラクターか楽しみで来週が待ち遠しい。
さて、改行規制に引っかかったから分けてレスしますね。

>>489
朝倉「エロ心かよw椎名さん、>>489さんに一枚あげて。」
          _  _ _. 
        ┌○┐ ,、`ヾ)く`
        │座 |シ' `)ハ)
        │布 |^ヮ^ノ・。<はい、かしこまりました〜 
        │団│//     
        └○┘(⌒)
           し⌒

>>490
本当にありがとうございます。
これから修行に励んで、芸に磨きをかけてきます。

>>491
ありがとうとしか言葉が浮かびません、ほんっとぉ〜にありがとう!
でも、ここまでレスがもらえたのは各噺をつくり、それに磨きをかけていった
噺家の方々のおかげですよw

>>492
ありがとうございます。
実は、投下する前にあなたから叩かれるかと心配していたんですよw
私がウィルスネタを叩いたと思われている方にこの噺を解説すると
(あんまり噺の説明とか求められるのは、噺家は嫌がる人がいるからタブーだけどw)
ウィルスネタでスレが荒れても、みんなが協力してまた良い状態に戻る・
スレがつぶれても、また華麗に蘇ることを祈った一席でございました。
(今日までスレから離れてたから空気よめんかったかも・・・)
495487:2006/05/14(日) 19:26:14 ID:???
>>493
ごめんね、キャラが叩かれたくらいで凹む弱い人間でごめんね。
必ず戻ってくるって約束するから待っててね。
(これで他に落語ネタで演目を全部やられたらアレだけどねw)

あれ、涙がとまらないよ?笑点見終わった後の涙は拭いたのに?

あと、このスレはちょくちょくのぞきますから完全に来なくなるわけじゃないですからねw
落語って本当にいいものですよ、時には泣いたり、笑ったり。それだけじゃなく人生の勉強になる。
木戸銭(入場料)は高めですけど、その分の価値はある。(そんな漏れは一回しか見たこと無いけどw)
懐に余裕があるときには一度でいいから見てみたい・・・違う、観に行く事をオススメします。
なお、私のPCの空き容量にはまだ若干の余裕がございます。
あ、別に何かクレとか言うつもりはないですからw
涙でキーボードがぶっ壊れそうだからここら辺でお別れです。
クオリティを今より少しでも上げてきますね。
それまで良スレを保ってください。(偉そうな挨拶で、ど〜もすみません。)
496492:2006/05/14(日) 19:36:57 ID:???
>>495
その余った容量うめるから、ちょっと待ってろ(`・ω・´)
497マロン名無しさん:2006/05/14(日) 19:44:41 ID:???
>>495
目黒の秋刀魚を待っていた者です。俺はずっと待っているから必ず帰ってきて下さいね!
・・・あと、ごめんなさい。俺もやや調子が戻らないので、河原とミセリは無理だったorz

投下いきます。こめんなさいなネタ、またやっちゃいました
498落日哀歌・3:2006/05/14(日) 19:45:43 ID:???
落日哀歌・3

 黄昏時。其は逢魔ヶ刻とも称される―――
 ハルナは戦慄していた。目の前に居る、この人は本物なのだろうか―――?
 あやかしが化けているのかもしれぬ。そう、思わざるを得なかった。
 人を幸せにする筈の料理人。彼女が差し出した品は、ハルナの想像を絶していた。
 これは、何―――?
 
 五月は動かなかった。
 ハルナもまた、動かなかった。

 五月は動かなかった。
 ハルナもまた、動かなかった。

 五月は動かなかった。
 ハルナもまた、動かなかった。

 一陣の風が吹き抜ける。それを合図に、五月は口を開いた。
五月:今回はアメリカンに挑戦してみました……。
 此れが本場のアメリカン料理だと言うのか。しかし、相手は食神と称えられる五月である。
 意を決して、ハルナは箸を付けた―――

 沈黙―――
 五月は涙した。はらはらと泣いていた。
 矢張りハルナと云えども、本場アメリカンの前には赤子のようなものであった。無念であった。
苦労して入手した冬虫夏草も、水泡に帰した。最早、この食材を供養する術は無いと云うのか―――
 夕暮れの空。赤の世界。ハルナは夕焼けの空に笑顔でキメていた――― 

(おしまい)
499マロン名無しさん:2006/05/14(日) 19:48:36 ID:???
>>498
冬虫夏草ってアメリカンなのか?www
500マロン名無しさん:2006/05/14(日) 19:51:34 ID:???
乙カレー大盛りドゾー
色々考えさせられる結果になったが、それよりも>>489が桜子から座布団を貰えることがうらやま(ry
501マロン名無しさん:2006/05/14(日) 20:04:28 ID:???
>>498
アメリカン(笑)wwwwwwwww
502498:2006/05/14(日) 20:07:00 ID:???
>>499
ごめん、某ラブやんネタなんだ。さっちゃんにジャモジさんやらせちゃった・・・
ネタ分かんない方ごめんなさい
>>500
ありがとうwww
503498:2006/05/14(日) 20:07:59 ID:???
うお、アンカーミススマソ
>>500>>501
504496:2006/05/14(日) 20:32:45 ID:???
>>495
描けたけど、親が使用中でPC使えneeeeeeee!
今日中にはうpするから待っててぇー!うわぁ━━━━!

>>498
GJ!
映画のクライマックスだけを見せられたような気がして笑えたw
505マロン名無しさん:2006/05/14(日) 20:51:29 ID:???
>>504
レスd。つか、どたくさに紛れて貴方のイラストをwktkしてる俺ガイルw

そして>>449に亀レス返しw
いやはやすまない。文章繋げちまったから混乱させてしまたヨ・・・
あれは>>352氏のマネして、どたくさ紛れに貴方にレスしたんだ
・・・つーコトで魔眼連鎖の続き待ってるw
506マロン名無しさん:2006/05/14(日) 20:56:58 ID:???
>落語の人
カウント諒解しますた
折角の力作なのですから是非カウントしたいと思いましたが…
…なめんなの部屋、何かの形で逆インスパイヤさせていただくかもですw
ともあれ乙でした。再講演の先行チケット予約しておきますね
507マロン名無しさん:2006/05/14(日) 21:32:48 ID:???
>>505
うん。スレ違いなんだ。だけど
何故わかったぁぁぁぁぁぁぁ!?
勉強中のSSにつきもう少々・・・
508マロン名無しさん:2006/05/14(日) 21:52:59 ID:???
ヒント:目欄
509マロン名無しさん:2006/05/14(日) 21:53:54 ID:???
>>487
乙かれです。
またまほ落語を見れる日を楽しみにしてます。

>>498
アメリカンで来ましたかwww

それではこちらも投下します。
510真名ちゃんもっこり日記52:2006/05/14(日) 21:54:29 ID:???
真名ちゃんもっこり日記52

暇なので本屋に行った。
すると隅のほうに「真名ちゃんもっこり“浮気”日記」というものが売っていた。
疑問に思って中を見ると先日まで使っていた日記に書いていた内容そのままであった。
どこから流出したのであろう?しかもM子に関する部分は文字が倍の大きさになっている。
しかもなぜか長谷川のコメントだけで10ページもかかっている。
立ち読みをしていると店員に怒られた。
「どうせ買う気も無いんだろう?」
と店員に小一時間問い詰められ店を追い出された。

けっ、少しくらい見てもいいだろ!
出版は早乙女出版改め早乙女ファクトリーとなっていたな。
あのゴキブリめ…、あとで朝倉と長谷川と一緒に問いただしておかねば…
などと思いつつストラトスに乗りこもうとしたら10円パンチされていた(涙)

もう今日は外に出たくない、寮に帰ってインターネットをやる。
もっこり真名ちゃんと呼ばれる私のことだ、きっとネットでも有名人に違いない。
とサーチエンジンで自分を検索してみた。

長谷川千雨   約196,000件ヒット
早乙女ハルナ  約121,000件ヒット
大河内アキラ  約56,900件ヒット
朝倉和美     約49,800件ヒット
龍宮真名     約36,900件ヒット ←←←

……………!!
本当に散々な一日だった…
511マロン名無しさん:2006/05/14(日) 21:56:52 ID:???
たつみー。・゚・(ノД`)・゚・。

アキラが意外に多いことに驚いている俺ガイル
512マロン名無しさん:2006/05/14(日) 22:01:06 ID:???
>>86
朝倉「ごめんごめん、何でもないよ。気にしない、気にしない」
少し照れた笑いを浮かべた朝倉が美空の頭を撫で回した。そんな朝倉の不可解な行動に、美空は怯えるとも
安心するともつかない複雑な顔になった。実際、突然緊張状態が緩和されたはいいが、あまりに突然過ぎるその
訪れに、朝倉がまた何か企んでいるのではないかと警戒を解けずにいた。

美空(でも、なんだろう。今日の朝倉、何か安心する……)
朝倉「汗、べちょべちょじゃない。も一回シャワー浴びてきたら?」
美空「え? でも……」
シャワーを浴びている間、持ち物を漁られる場面を想像した。ひょっとしたら、何か弱みにつけこまれるかもしれ
ない。
美空「いや、いいよ。汗は、タオルで拭いとくから」
朝倉がまた何か考え事をしている。まだ何かを疑っているんだろうか。
朝倉「じゃあさ、一緒に浴びよっか」
美空「……へ?」
朝倉「いいからいいから、ホラッ!」
無理矢理美空の上着を剥いだ朝倉も、それに合わせて少しずつ服を脱いでいく。美空が誰かと一緒に裸になる
のは大風呂以来で、久々に第三者に裸体を見られ、何だか気恥ずかしさが込み上げてきていた。
美空「朝倉、今入ったばっかりじゃん。別に、無理に付き合わなくても……」
朝倉「いいのいいの。ハダカの付き合いってやつよ」
隠すべきなのか、それともハダカの付き合いに乗ってやるべきなのかで、美空の手は行き場所を失って
あわあわと揺れ動いていた。その間に朝倉は美空の背中を押してシャワールームへと連行して行く。
513マロン名無しさん:2006/05/14(日) 22:05:12 ID:???
狭い浴槽に一緒に入ってるものだから、二人して体を縮めて体育座りの体勢になった。
かといって、朝倉から「狭いんだけど」なんて悪態が飛んでくるわけでもない。飛んできても困るのだが。
美空「どうしたの? 突然……」 こんな狭い浴槽で。
一緒にシャワーを浴びよう、と言い出した事もそうだが、言外に、突然親しみを露わにした事に対する探りを
入れてもいた。伝わったかどうかは知らないが。
朝倉「嫌だった?」
美空「嫌じゃ、ないスけど……」
口元まで湯船に沈めて、ブクブクと空気を浮かび上げた。汚いとは思わなかった。
美空「質問されたと思ったら、いつの間にか湯船に入ってた。しかも二人で」
朝倉「しかも窮屈な」
わかってるじゃない。でもそれは浴槽のせいではない。多分。
朝倉「最近、学校はどう?」
まるで最近学校に行ってない人に聞かれたようだった。聞かれてから初めて、同級生だったことを知った。
朝倉「あ、この質問はダメなんだっけ」
美空は答えない。拒否しているわけではなかったが、受け入れたわけでもない。ただ、迷っていた。
せっかくチャンスを掴んだのに、逃したくはない。でも朝倉は、単なる記憶処理を受けたわけではないようだ。
美空「うまくやってるよ」 実際、上手く逃げ回っている。嘘ではない。って、わたしはいじめられっこか。いや、
そうだったっけ。朝倉が微笑む。
朝倉「なんかいじめられっこみたいな返事だね」
そうなんスよー、と言ってしまいたくなる。やっぱり知ってるのか。もう一度探りを入れてみる。
美空「アタシがなんでいじめられるのよ」
朝倉「それもそうか」 そうきたか。
514すごいよマサルさん風にネギま:2006/05/14(日) 22:05:17 ID:???
前回までのあらすじ

明日菜さんの髪についてる変なやつは、すごく変だった。
雨に濡れれば雨にぬれ、煙が出れば煙が出る。
レジは狂うは、おまけにそれを外すと明日菜さんの髪は、さっぱりした。

絶対怪しいと思うこのか達に明日菜さんは
「地球の山に落ちてたんだから、地球のものでしょ?」と言った。
515マロン名無しさん:2006/05/14(日) 22:09:35 ID:???
朝倉「アタシは何者なの?」
美空「出席番号3番、朝倉和美。パパラッチ、報道部部員、趣味はスクープ、バストは……」
朝倉「いやいや、そうじゃなくて」
美空「ヒップから数えた方がいい?」 いやいや、そうじゃなくて。質問の意味は何だ。
朝倉「今日の夕方、っつっても殆ど夜だったけど、私は目覚めたわけよ」
朝倉は唐突に話し始める。途中から話に参加したかのような錯覚に陥ってしまう。
美空「ねぼすけさんだ」
朝倉「そのねぼすけさんは、来月の麻帆良新聞に載せる記事の内容について、頭を悩ませていました」
朝倉は目を閉じて、何かを回想しているようだった。
美空「悩むのは簡単で、答えを出すのは難しい」 東京大学を受験するのは簡単で、合格するのは難しい。
朝倉「そう。それで目を開けた時、報道部部員が入ってきて、いつまで経っても纏まらない私のレイアウトに
    業を煮やしたのか、ひどく不機嫌だった」
美空「そりゃあ、不機嫌にもなるね」
朝倉「うん。そりゃあ、不機嫌にもなるさ。でも、必要以上に不機嫌だったら、おかしいと思うでしょ?」
美空「まぁ……」 必要以上に機嫌のいい人も、同じぐらいおかしい、とも思う。
朝倉「その2」 あぁ、その1だったんだ、今の。
朝倉「某私の友人が、いなかった。見えなかった、って言った方がいいかもしれない」
これは、私の事を言っているのだろうか。嫌味と受け取るべきだろうか。しかし、今の朝倉からは考えにくい。
昨日までなら、いや、今日の夕方までならまだしも。
そこで美空は、ふっと気が付いた。つまり朝倉は、今日の夕方から学校がおかしい事に気が付いたのだ。
恐らく記憶処理が行われたのだとすれば、部活時間帯からその辺りだろう。本当に行われていたらの話だが。
516マロン名無しさん:2006/05/14(日) 22:12:04 ID:???
>>515
何か、考えるよう促されている気がしてきた。朝倉ぐらい頭が良ければ、それぐらいのことは出来るの
かもしれない。さっきついた自分の嘘がバカみたいに思えてきた。
湯船に浸かってリラックスしている所為か、落ち着いて頭を働かせることができた。無理に回転させるよりも
効率的に思えたし、健康的であるような気さえした。
美空「見えなかったって、誰の事?」 念のため、聞いてみた。今更、あなたのことですよ、と言われたところで
大して驚きはしないが。
朝倉「さよちゃん」
美空「へ? さよって、あの相坂さよ?」
朝倉「そう。まぁ、幽霊だし、向こうの都合もあるのかもしれないけどさ」
美空「取り憑かれてたの?」
朝倉「憑かれてた、のかなぁ……。面白いから、さよちゃんなら大歓迎なんだけど」 朝倉に歓迎されない幽霊が
可哀想だ。
美空「向こうの都合って、なによ」 予定があったとか。
朝倉「例えば……免許の更新とか。幽霊でいるための免許。期限が切れたのかもしれない」
美空「ゴールドだった?」 とりあえず、話を合わせる。
朝倉「さぁね。でも、さよちゃんならきっとゴールドだよ。さよちゃん、ちゃんと幽霊やってたもん」
美空「で、それは何時頃の話なの?」
朝倉「ゴールドの話?」 言われて、一体何がゴールドだったのか、と思ってしまう。
美空「その、さよちゃんがいなくなったのは」 幽霊なのにいなくなったのは。
朝倉「授業中はいた。隣の席だったし」 
朝倉の隣の空席を思い出す。授業中もいろいろと気が抜けなかったから、いまいち朝倉の様子は憶えていない。
517マロン名無しさん:2006/05/14(日) 22:13:14 ID:???
>>514
失礼。終わったんでどうぞ。
518マロン名無しさん:2006/05/14(日) 22:26:30 ID:???
みらーさんみらーさん

GJ!!
519マロン名無しさん:2006/05/14(日) 22:28:54 ID:???
ミラーさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
もはや誰が信用できるのか分からなくなってる俺ザンギ
520サヨロットその6:2006/05/14(日) 22:31:37 ID:???
マサルさんの人いないみたいだから投下してもおk?
521487:495:2006/05/14(日) 22:45:34 ID:???
>>496
翌日になってもかまわないから、とても楽しみに待ってます。

>>497
変な注文出して悪かったwww
ところで、冬虫夏草って食べれるの?

>>500
桜子帰っちゃったから次の機会にねwww

>>506
勝手なわがまま済みません、あまりの美空の叩かれっぷりが悲しいもんで・・・
師匠(近所の落語好きのおっさん)からも「お前のいい所は感受性がいい事だが、
同時に最大の欠点だ」との評価が出た感じで・・・。
悪いことを言う形になりますが、最下位キャラがウィルスネタに出て、そのファンが
叩く中でキャラ批判などが・・・。
このくらいの事で凹む自分に苛立ってしまい、とても情けない限りです。
もうちょっと打たれ強くなって、こんな自分を許せるようになってから再開したいと思います。
つ[チケット]
『なめんなの部屋』は権利フリーです、誰でも好きなようにお使いください。

>>510
たつみーカワイソスw

>>516
ミラーさん、いつも乙です!

あと、議論するのはとても良い事ですが『叩く』と『議論』は
どこまでも別のものであると心得てください。
物事を語るときは『一歩引いて物を見る』『二歩引いて考える』
『三歩引いて意見する』つまり良く考えろ・・・って国語の先生が言ってました。
522マロン名無しさん:2006/05/14(日) 22:54:02 ID:???
>>521
四歩引くとどうなるの?
523マロン名無しさん:2006/05/14(日) 22:57:19 ID:???
>>522
どうでもよくなる
524492:2006/05/14(日) 23:03:37 ID:???
>>495
やっとPC使えた
雑でスマソ
http://vista.x0.to/img/vi4761478590.jpg

http://vista.x0.to/img/vi4761485123.jpg


色々あったから忘れてたけど、前スレで悔いてた人へ
>ちびちう再うp
http://vista.x0.to/img/vi4761470519.jpg
525524:2006/05/14(日) 23:09:05 ID:???
あ…名前欄間違えたw
>>492じゃなくて>>496の方がたどり易いかな
526さよろっとその6:2006/05/14(日) 23:12:29 ID:???
もう投下していいみたいだから投下。
作者すら
         これから展開が分からない
                           それがサヨロットなのです!

                                               イヤマジデドウニカシテクダサイコレ
さよが放った弾丸は、ハルナの頭に直撃した。
これでハルナの暴走は止まるはずだった。
しかし、ハルナは生きていたのだ、脅威の回復能力、D○細胞とも勝るとも劣らない脅威のEH(エロ・ハルナ)細胞。
「さよちゃーん・・・・だめでしょ?こんなことしちゃあ」
ニヤリとハルナは笑った、それを見ていたさよと朝倉は突然大笑いしだした。
「アハハ、面白いんですね、ハルナさん。
私 だ け が撃ったなんて誰か言いました?」
そう、実は発砲したのはさよだけではなかった。
実は朝倉が超の落とした銃を撃っていたのだ。
「そ、それに、あんたの触手とノートを見てごらん」
ハッとしたハルナは超が捕らえられているはずの触手を見た。
ない、ないのだ。
次にノートを確認した・・・。
ノートは穴だらけ、そう、朝倉はノートに向けて発砲したのだ。
「こ・・・これじゃあ・・・・。」
ハルナは逃げ出そうとしたが、さよと朝倉は逃がさなかった。
ダンッ ダンッ ダンッ ダンッ ダンッ
全てハルナの頭に命中、再生はしなかった。
EH細胞は、本人の気力で機能するのだ。
527さよろっとその6:2006/05/14(日) 23:13:32 ID:???
ハルナが絶望した瞬間、EH細胞は機能しなくなった。
「10:00、早乙女ハルナ、死亡確認。」
ピーンッ・・・・ピーンッ・・
怪しげな研究室の中には、三賢者がいた。
アキラ、葉加瀬、美空の三人である。
「ハルナさんがやられちゃうのは誤算ですね〜」
いつもと語尾は変わらない葉加瀬、変わっているのはいつもの白衣が返り血を浴びてるだけだ。
「次は・・・・M.Tの出番かな」
アキラだ、こっちも白衣を着ている。アキラの白衣は何かの機械油で汚れていた。
「M.Tはないでしょ、HG.Nでいいでしょ」
美空だ、美空はいつものシスター姿だが、首にしているロザリオは黒く錆びついていた。
「HG.Nですか〜?三ヶ月餌を与えていないから十分ですね〜」
三賢者たちは再びさよ一向の監視を続けた・・・。
528さよろっとその6:2006/05/14(日) 23:14:05 ID:???
以上でつ、本当にどうすればいいか真剣に(ry
529521:2006/05/14(日) 23:19:01 ID:???
>>521
程よく距離が取れて詩(4)人になります。
うん、謎掛けは不得意なんだ。すまない(´・ω・`)

>>524
ありがとぉぉぉぉぉ!
必ず帰ってくるよぉぉぉぉぉ!

>>528
不死身のハルナがぁぁぁぁぁぁ!
困ったときは
つ夢オc(ry
530マロン名無しさん:2006/05/14(日) 23:25:06 ID:???
コレクターハルナに変身させればいいじゃまいか
531マロン名無しさん:2006/05/14(日) 23:27:45 ID:???
また亜子さよ書こうと思ってたら亜子出てないよorz

改めて落語の方、お帰りをお待ちしております故、
比較的速やかに御戻り頂き、スレをまた盛り上げて下さいw

>>367
いやいやいや、サヨロットの方が数段面白いなりw

>>368
レスサンクス。けど、あんまり甘くねーよwww

>>369
レストン。だが甘くはn(ry

>>370
ありがとうございます。そう言って貰えると本望ですw

>>524
アクセスを拒否されますた…( ゚Д゚ )…orz

>>527
ちょwwwこの展開はwww予測不可能wwwGJ!

では亜子さよなのに亜子出てないよorzを投下
ちなみに書き上がってないので途中までです(マテ
532マロン名無しさん:2006/05/14(日) 23:33:48 ID:???

儚い出会い、そして永久の別れ

地下室に数日閉じ篭りっきりの主人からの呼び声が届いたのは、
時計を見れば既に卯の刻を迎えた頃だった。
リビングで編み物をしながらそれを聞いた茶々丸は、完成間近なそれを置き声の元へ急ぐ。
魔法書で埋もれる書庫に入ると、神妙な面持ちで胡坐を掻いたエヴァンジェリンがいた。
「お呼びでしょうか、マスター」
手に持つ古書から視線を上げてエヴァは頷く。
「あぁ。――― 先日から私が研究していた内容を覚えているな?」
言ってエヴァは軽く笑った。
「成功しそうなんだ、一応は。だが正直なところ、迷っている」
「と言いますと、何か問題でもあったのですか」
有無を言わず、エヴァは再び書へ目を向ける。
「おそらく相坂さよの願いを叶えることはできる。すでにその為に必要な準備も整った。
 …だが、問題はその後だ」
「つまり、彼女を人間に戻した後に問題が控えているのですね」
「難儀な話だ。強力な魔法には、それに伴い重い制限や代償は付き物だが…」
「…そうですね」
茶々丸は同意する。死者蘇生の代価が、そうそう容易い代価とは思えない。
「ですが、彼女の想いは本物です。その彼女が避けたくなるような内容なのですか?」
それが分かれば苦労はしない、とエヴァは苦笑いする。
「だが、もし奴がこのことを知ったなら、反対するかもしれないな」
「―――はい」
「それだけに際どい。果たして叶えていいものなのか」
533マロン名無しさん:2006/05/14(日) 23:37:26 ID:???
その翌朝、台所で朝食の支度をしていた茶々丸を、エヴァが制服姿で呼びにきた。
ついて来いと言われて玄関へ向かい、そこで不安げな表情のさよが目に付く。
あのことを話すのですか、と目線を送れば、エヴァから肯定の眼差しが返ってきた。
それを読み取って、彼女に近づく主についてさよに挨拶をする。
「おはようございます、相坂さん」
「お、おはようございます!茶々丸さん」
私と口を聞くようになって間もない所為か、まだ初々しい反応に少し微笑む。
エヴァはその様子を見やった後、話を切り出した。
「この数日研究をし、お前を蘇生させる手段を探した。―――おかげで寝不足だ」
「ご、ごめんなさい…」
「結論から言おう。お前を蘇生させることは…おそらくは可能だ」
「本当ですか!?それなら…」
「早まらないで下さい、相坂さん」
「え?それはどういう…」
嬉々とした顔を一転、先ほどまでの表情に変えてさよが問えば、エヴァは頷く。
「言っただろう、結論だと。だがそう簡単にはいかないようだ。強力な魔法にはそれ相応の代価が
 必要になることは最初に言っておいたことだ。解っているな?」
「それは―――はい、わかってます」
「特に死者の蘇生などと言った、存在さえ疑わしい魔法だ
 ―――その代償が大きいことは火の芽を見るより明らかだったこと。そうだろう?」
さよにはエヴァに何と返せば良いのか分からなかった。茶々丸の方を見るが、少し寂しげにこちらを
見てくる視線を感じ、つい目を逸らした。
「準備はそう難しいことじゃなかった。必要なものの大半はこの家に元々あったものだ。
 ―――おかげで魔法薬に重宝する薬草を切らしてしまうがな」
「ご、ごめんなさい…」
534マロン名無しさん:2006/05/14(日) 23:39:37 ID:???
「でも、でも!私、亜子さんに…」
「お前が人間に戻ることはできる。生身のお前と会えたら和泉もさぞや喜ぶことだろうよ。
 だが、その代償の内容を知れば奴ならきっと反対する―――それでも?」
さよは軽く息を呑んだ。亜子はどう思うだろうか。このことを話して反対されたらどうする。
「―――だが、気付かれないで済むかもしれない」
エヴァの言葉に、さよは首を傾げた。
「何事もなければ和泉が中等部を去るまでに、その代償がお前に与える影響は微々たるものになろう。
 だから、気付かれないで済むかもしれない」
言って、エヴァは自虐的な笑みを作る。
「どうせ奴らの記憶から我々は消えるんだからな」
さよはそんなエヴァを見て、ようやく登校地獄の残酷さを少し知ったように思った。
その悲しげな笑顔が映すのは、忘れられる悲しみ。
自分のように気付かれない苦しみに比べたら、と思っていた。
近くに理解者がいる彼女を羨ましい、と思っていた。
だが、それは間違い。私達は同じように苦しいのだ。
―――私達は似ているかも、とさよは初めて感じた。
「エヴァさん、私は覚悟ができてます。私は彼女に会いたいです!」
そうか、とだけ呟いて、エヴァは書をさよの前に差し出した。
「書にはこう記述がある。さよ、お前は一時的に肉体を得ることができる」

「だが、あくまで一時的だ。そしてその後、お前は消える」
535マロン名無しさん:2006/05/14(日) 23:43:18 ID:???
とりあえず、ここまで
変な方向に向かっていると感じるのは自分だけでおk
あれ、亜子さよだよね?(´・ω・`)
536514インスパイア:2006/05/15(月) 00:02:31 ID:???
裕奈  「なるほど…つまり君は個性的な女になりたいという訳だニャ!」
美空  「はい!よろしくお願いします!」
まき絵 「んー…そんなこと言われてもねェ…」
アキラ 「それって人がどうこうできるものじゃないからなァ…」
美空  「そ…そこをなんとか!!お願いします!」
まき絵 「う〜〜〜〜ん…」
裕奈  「あだ名とかないの?」
美空  「フフフ…待ってましたよその言葉…実はあるんですよあだ名…
     連載数年にしてようやくつけられたあだ名がね」

  美空  「『空気ちゃん』です」

アキラ (まんまだー!!)
まき絵 「やっぱりアナタあきらめた方が…」
裕奈  「やってやってもいいよ!!」
美空  「ほ…ほんとですか?!」
まき絵 「ゆうにゃー!!」
裕奈  「なーに!まかせといて!悪いようにはしないからさ!
     個性なんてまず見た目から!まず見た目を変えれば中身だって変わってくるもんさ!
     まかせといて!フフフフフフフ…」
美空  「あのー…なんで目かくしを…?」
裕奈  「フフ…いいからいいから!
     よし!出来たよ!!」
537すごいよ!!ユウナさん:2006/05/15(月) 00:03:41 ID:???
( ゚∀゚)
(;゚д゚)
(;´д`)
(;-_-)

美空  「あの…鏡ありますか?」
裕奈  「ないんだ!一切!!」
まき絵 「ゴ…ゴメンね…」
  (さわっ)
  (さわさわっ)
美空  「これ…アフロじゃないっスよねぇ…」
アキラ 「ち…ちがうちがう!」
まき絵 「そ、そんなワケないじゃん!
     すごくかっこいいよ!ジミ・ヘンドリクスかと思ったもん」
美空  「え?」
アキラ 「う…うん!私もロッキーのアポロかと思った!」
美空  「そ…そうっスか…?!」

 ジミ・ヘンドリクス ttp://nagasaki-ya.com/33/images/guitar21_1.jpg
 アポロ ttp://www.auto-mania.com/10842.jpg

  美空  「どっちもすごいアフロじゃないスか――!!」ガビーン

裕奈(ボソッ)「ああ…あれがアフロっていうのか…」
美空  「やっぱり――!!?
     は…話が違うじゃないかー!!なめんなー!!」
538コマンドー32 ユウナと没個性新人:2006/05/15(月) 00:04:56 ID:???
  裕奈  「甘ったれるなコンチクショ―!!
       個性っていうのは見た目じゃない!まず中身!!
       自分を表現した結果が見た目の個性となるんじゃないのっ!!」

  美空  「!!」

アキラ (い…言ってることがさっきと違う――――!!)
まき絵 (なんていい加減な……)

美空  「す…すばらしいっス…
     さすがっス!!感動したっス!!
     裕奈さん…私は変われるでしょうか…
     何のとりえもない私でも…」
裕奈  「もちろん…今のままでも十分個性的だよ!
     髪型とかニャ!」
アキラ Σ(;´д`)

裕奈  「そうだ!今日の記念にあだ名をつけてあげよう…
     いつまでも空気じゃ何でしょ?」
美空  「ほ…ほんとですか?」
裕奈  「ああ…君は今日から変わるんだ!
     今までの自分と違う新しい君にふさわしい最高のあだ名…」

  裕奈  「アフロちゃん!」

そのまんまだった
539おまけ:2006/05/15(月) 00:06:14 ID:???
超   「それではこれより…
     まほらカップ第2回戦を始めるネ」

超   「整列!!」

超   「ん?オイ、Cチーム!4人しかいないガ…一人は欠場なのかネ?」

Σ(;゚д゚) ビクッ
まき絵 「い…いえ これは…」

裕奈  「後で来ます!気にしないでください!ヤツはただの…」

   裕奈   「空気ですから!」


コマンドー38 ユウナとアフロ魂(ソウル)


まき絵 「ゆうにゃ…あの言い方はよくないよ…
     あれじゃアフロちゃんが空気吸いにいってるんじゃなくて…
     アフロちゃんが空気キャラみたいじゃない!」

裕奈  「なァに…似たようなもんさ!」
540マロン名無しさん:2006/05/15(月) 00:07:24 ID:???
投下終了

>>532
続きwktk
541マロン名無しさん:2006/05/15(月) 00:19:17 ID:5vCKbUBu
      _
     '´,   ヽ
  <^(゚w゚)ノハヾ^、  
   Wリ(i!゚ ヮ゚ノv'` )) 
   (( ( つ ヽ、     
     . 〉 とノ i ))     
     (__ノ^(_)

  花梨は不思議な踊りを踊った!!
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1147003919/
542マロン名無しさん:2006/05/15(月) 01:01:00 ID:???
>>516
ミラーさんキタ―――(゚∀゚)―――!!
この、演劇を見ているかのような二人の対話が堪りません!GJ!!

>>524
GJ!しかし何故ゆえに夕映w
あと、ちびちう見そびれてヘコんでたのは俺です。こっちも可愛い〜。サンクス!

>>528
ちょwwwHG・Nまで控えてんのかよwwww

>>529
俺は待ち続ける、貴方の帰還する日を・・・!
冬虫夏草は一応、食べられる・・・ハズ。アメリカンなのはアウトだがw

>>534
やべえ、wktkが止まんねえ・・・!GJ!!

>>540
ゆーにゃがネタSSで主役とな!キャスティングでツボったwwGJ!



さて、今日は柿崎さんの誕生日でございます。つーコトでへべれけを投下〜
543へべれけさん16:2006/05/15(月) 01:02:50 ID:???
へべれけさん16・へべれけさん生誕記念大宴会純愛可憐セニョリータすぺしゃる(タイトル長すぎ)
1/6

 麻帆良学園中等部女子寮。そこには夜な夜な徘徊する酔っ払い女が棲むという……。
「―――ふむ」
 いつものようにロビーで一杯飲っていた柿崎さん。柄にもなく物憂げな表情をしてますね。
「明日になれば誕生日、だとさ」
 ぽつりと呟いて柿崎さんはぐい呑みをきゅっ、と呷ります。
「さして感慨もなし、ですな」
 誰に話すでもなく、ぶつくさと独り言を繰り返す柿崎さん。一体どうしたのでしょうか?
「―――ったく、私の酒癖には付いていけない、なんて軟弱な男はこっちから願い下げだっての」
 あらあら。いつかはこの日が来るとは思っていましたが、どうやら柿崎さんはフラれてしまったようですね。
柿崎さんの飲みっぷりについていける方なんて、そうそういませんからね。
「ま、私にはお酒とゆー愛しの恋人がいますよーだ」
 いつもよりご機嫌斜めな様子で、柿崎さんはふらふらと自室へ戻っていきました。
「んー? なんでしょうねえ、この人数は」
 玄関に並んでいた靴を見て柿崎さんは首を傾げます。そして、彼女が部屋のドアを開けると……、
「おおおおっ!?」
 ぎらり、と柿崎さんの目付きが変わりました。そこには同居人の釘宮さんと椎名さんの他に、明石さん和泉さん、
アキラさんまき絵さん、ハルナさん朝倉さん、といった面々が待ち受けていたのです。
リビングはすっかりパーティー仕様の飾り付けが施され、ご丁寧に『柿崎美砂生誕記念祭・前夜祭』と書かれた
横断幕が掛けられていました。テーブルには豪勢な料理の数々。そして柿崎さんの心の友であるお酒が
所狭しと鎮座していました。
「まさか前日から仕掛けてくるとはね……。こりゃおねーさん一本取られたわ」
「えっへへー、私とパルが仕組んだんだよー」
「で、このまま明日の朝まで騒ぎ続けるんだってさ」
 椎名さんは得意満面に、釘宮さんはやや呆れた顔でそう言いました。そして皆さん次々と柿崎さんに
お祝いのメッセージとプレゼントを送ります。
「ありがと、みんな……。よーし、今宵は無礼講じゃあああっ!!!」
 柿崎さんは一瞬だけほろりと涙を零しそうになりますが、すぐさま威勢良く宣言しました。
544へべれけさん16:2006/05/15(月) 01:04:04 ID:???
2/6

「ままま旦那、ぐいっとやって下せえ」
 早速、仲間達の祝杯ラッシュが始まります。その口火を切ったのはハルナさんでした。
「うむ。苦しゅうない」
 とくとくとく……、とハルナさんが注いだ日本酒を、柿崎さんは一瞬で飲み干してしまいました。
「美砂おめでと〜♪ どんどん飲っちゃってね〜!」
 お次は椎名さんです。こちらはバーボンをストレートで差し出してきました。
「おーけーおーけー! 今日は浴びるくらい飲み倒してやるからっ!」
 またしても一気飲みです。いつにも増して急ピッチですね。
「じゃあ私からはこれっ!」
 まき絵さんはヘヴィなお酒から一転して、甘いメロンリキュールを差し出します。
「ほほう、アンタといいんちょみたいに甘々なので来おったか! 甘いわ!!」
 柿崎さんの一気飲みは止まりません。本来はカクテル用の原液すらも秒殺してしまいました。
「なら、コレでどうだああっ!!」
 明石さんはクセの強いジンをぶち込みます。が、
「んっんー、この独特の香りがたまんないのよね〜」
 柿崎さん、あっさりクリアしてしまいました。
「ほな、ウチからはサービスタイムや」
 和泉さんはごく普通に赤ワインを注ぎました。日本酒とワインは柿崎さんの大好物です。実に美味しそうに
柿崎さんはグラスを空にしました。
「ん〜、おねーさん気配りの出来る子は大好きよん。お礼にちゅーしてあげよっか?」
「ええっ!? そ、それは遠慮しとくわ……」
「コラーッ! 亜子の唇はあたしのモノだってば!!」
 即座にディフェンスに回った明石さんに、柿崎さんはからからと小気味よく笑うのでした。
「みんな美砂を本気で潰したいなら、これくらいはやらないと」
 釘宮さん、アルコール度数が70%オーバーのラム酒で挑んできました。
「ふっ、このへべれけさんがこれしきの酒で沈むと思うてか! マジカルボマー敗れたり!」
 喉の奥から爆発しそうなお酒でしたが、柿崎さんは表情一つ変えずに呷りました。釘宮さんはぽかーんと
呆気に取られたものの、笑顔で負けを認めました。
545へべれけさん16:2006/05/15(月) 01:06:20 ID:???
3/6

「こりゃ私のお酒も通用しないかな?」
 快進撃を続ける柿崎さんに苦笑しながら、朝倉さんはスコッチを注ぎました。
「むう、フロム・ザ・バレルか……。スコッチのクセにアルコール60%を越えるクセ者ではありませんか。
さすが朝倉、渋いわね……。―――うん、美味しい。私に似て硬派な味わいだね……」
『誰かだよ』
 全員から突っ込まれてしまうへべれけさんなのでした。
「最後は私だね。おめでとう、柿崎」
 アキラさんはお疲れさま、とばかりにブランデーを手渡しました。
「アキラでラストなのに、こんな飲みやすい酒でいいの〜? もう降参、ってコトか」
 柿崎さんは満足げにブランデーを一気飲みしました。が……、
「あ、ちょっと待って。真名からもお酒を預かってるんだ。今日は用事で参加出来ないから、って私に……」
 龍宮さんがアキラさんに託したお酒。それを見た一同は固唾を飲んで見守ります。
「来やがったな……。強敵と書いてともと呼ぶ、私の永遠のライバルが……」
 お酒に詳しい方ならもうお分かりですね。そうです、世界最高のアルコール度数96%を誇るスピリッツ、
スピリタス様の登場です。
「その、きっと冗談半分で真名は渡したんだと思うから、無理はしないで……」
 アキラさんの気遣いが、逆にへべれけさんの闘志に火を点けてしまいました。
「引かぬ! 媚びぬ! 皆の衆、私の名を言ってみろ!」
 何やらサウザーとジャギが混じってます。宴会前の落ち込みはどこへやら。素晴らしいテンションですね。
「スピリタス……。天に帰る時が来たのだ……!」
 ケンシロウの名台詞を言い放った柿崎さん。あろうことかスピリタスをラッパ飲みしてしまいました。
「おおっ、すっげ……!」
「フツー、火を吐くよーなカンジなんだけど……」
「この妖怪、平気で飲んじゃってるね……」
 これには明石さん朝倉さんハルナさんの3−Aお騒がせトリオも度肝を抜かれたようです。そして、
「生まれ変わった私の敵ではないわあああっ!!!」
 日付が変わったと同時に、柿崎さんは最強の好敵手を葬り去ったのでした。
546へべれけさん16:2006/05/15(月) 01:08:23 ID:???
4/6

『お誕生日おめでとーっ!!!』
 ぱぁん! とクラッカーが鳴らされ、仲間達の祝福の声が掛けられます。
「ぃよおおぉし、まだまだ夜は長いぜ皆の衆! このまま朝まで付いて来なさいっ! 飲め! 歌え!
踊れ! 脱げ! 絡め! へべれけさん力いっぱい憂さ晴らしの夜、今夜はパーティィィィッ!!!」
『DAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!』
 柿崎さんの号令に、宴会は凄まじい勢いで加速していったそうです―――

 そして、四時間後……。
「―――とは言うものの、私に付いて来られるワケないか」
 ほんのり頬を染めた柿崎さんの周囲には、仲間達の骸が転がっていました。全員酔い潰れています。
部屋には3ケタの大台を越えた空き瓶が山のように積み上げられていました。その大半が柿崎さんの
飲み干した分です。今の彼女に火を点けたら大爆発しそうですね。
 しかし、柿崎さんはまったく酔ってはいませんでした。気心の知れた仲間とわいわい飲むお酒。
それはどんな銘酒よりも格別なのでしょう。美味いお酒だと、このお方は酔っ払いません。
「ありがと、みんな……」
 柿崎さんは全員に優しく毛布を掛けてあげました。そして、こっそりと部屋を後にします。
 微かに明るくなってきました。もうすぐ夜が明けます。朝の空気を味わう為に、柿崎さんは
寮の玄関へと向かいました。
「―――おや、勤労少女」
 外に出た直後に、柿崎さんはばったりと明日菜さんに出くわしました。
「おはよ、柿崎」
「おはよう。もうバイト上がり? 今日は早いんだね」
「まあね。あんたらが朝まで騒ぐ、って言ってたからさあ、早起きして配達を片付けたのよ」
 明日菜さんはそう言ってポケットから丁寧に包装された小箱を取り出しました。
「そのまんま持ち歩いてたから好都合だったわ。―――はい、プレゼント」
「ありがと。―――ふふ、今日は最高の一日だよ。まだ始まったばかりなのにね」
 どこか憂いを残した表情で、柿崎さんはしみじみと呟きます。その眼は誰を映しているのでしょうか?
そんな柿崎さんに、明日菜さんは遠慮がちに口を開きました。
547へべれけさん16:2006/05/15(月) 01:09:26 ID:???
5/6

「あ、あのさ柿崎……。その、あんまり気を落とさないでね」
 一瞬、柿崎さんはきょとんとしましたが、すぐに表情を綻ばせました。
「―――そっか。アスナにまでバレちゃってるんだ。私がフラれちゃったこと」
「あっ、と……。うん、ごめん……」
 柿崎さんの指摘に、明日菜さんはしゅんと沈んでしまいます。
「こらこら、アスナに謝られる筋合いは無いっての。私を差し置いてヘコまないでよ」
 やれやれといった表情で柿崎さんは明日菜さんの肩に手を置きました。
「ホントは円にお願いしようかと思ってたけど、酔い潰しちゃったからねえ……」
 とさっ……、と柿崎さんは明日菜さんに抱きつきました。
「しばらく、このままでいさせて……」
「うん。わかった……」
 明日菜さんはふわりと包むように柿崎さんを受け入れました。このまま泣き出すのかな? と明日菜さんは
思いましたが、柿崎さんはぴくりとも動かず、ただ明日菜さんの温もりを感じるばかりです。
 柿崎さんの胸中にあったのは、悲しさではなく淋しさでした。
 それはどんなお酒でも癒されないもの。ずっと一緒だった人を失った、淋しさ―――
 穏やかな風が二人の少女を包みました。

 どれくらい時間が過ぎたのでしょう。
 やがて、明日菜さんが口を開きました。
「今の柿崎は、心にぽっかりと穴が空いちゃってるんだね……」
 明日菜さんはそっと柿崎さんの顔に手を掛けます。
「私がしてあげられる事なんて、これしかないから……」
 そして、互いの唇が重なりました。
「んっ……」
 柿崎さんは抵抗する素振りもなく、ただ明日菜さんの行為を受け入れました。何故なら、普段の明日菜さんからは
想像も出来ないような淋しい表情をしていましたから。
(ごめんね。アスナにまで感染っちゃったみたい……)
 柿崎さんはそっと明日菜さんの髪に手を掛けました。そして優しく愛撫します。
548へべれけさん16:2006/05/15(月) 01:10:33 ID:???
6/6

 長い長いキス。けれどそれは恋人同士の濃厚な口付けではなくて、心の底からぽかぽかと温かくなるような、
優しいキスでした。
(私って幸せだよね……。アスナも、みんなも、こんなに私の事を心配してくれて……)
 柿崎さんはふっ、と表情を緩ませると、ゆっくりと唇を離しました。ちりん、と明日菜さんの髪飾りが揺れます。
「―――ったく、このおせっかいめ」
 開口一番に、柿崎さんはそう言い放ちました。
「そりゃ私はフリーになったけどさ、いきなりキスはないでしょーに」
「だって、これしか思い浮かばなかったんだから、しょーがないでしょ」
「ふふ、バカレッドのアスナが出した答えがコレか」
「そーよ。なんか文句ある?」
 ぶっきらぼうな言葉のキャッッチボールです。けれど二人は笑っていました。
「そんなにサービスしちゃってさあ、私が惚れたらどーすんの?」
「その時はまた考えるわよ」
「ふふん。今度キスする時は舌入れちゃおっかなー?」
「ご自由にどーぞ。アンタとキスしてもお酒の味しかしないから、もうやんないわよ」
「どーせ私はお酒が恋人ですよーだ。よし、また飲み直しますか! アスナも付き合いなさいよ」
「……ちょっとだけだからね」
「アスナもかーなーりイケるクチじゃん。このまま学校サボって一日中飲み倒すわよっ!!」
「はいはい……」
 高らかに宣言する柿崎さんに、明日菜さんは苦笑しながら付き合う事に決めたようです。
「どーせ他のみんなも今日はサボリ確定でしょ」
「まーねー。よしアスナ、復活した奴から片っ端に飲ませまくるよっ!」
 柿崎さんは嬉々とした様子で自室へと駆け出します。そして、
「ありがと、アスナ……」
 後から続く明日菜さんに聞こえないように、そっと囁いたのでした。
 こうして柿崎さんの誕生パーティーは日付が変わるまで続きました。夕方には龍宮さんや長瀬さん達も駆け付け、
皆さん記憶から抹消したい程の乱痴気騒ぎだったそうです―――
(おしまい)
549マロン名無しさん:2006/05/15(月) 01:18:14 ID:???
へべれけさんGJ!!
明日菜ととはびっくら



美砂さん誕生日おめでとう!
550マロン名無しさん:2006/05/15(月) 01:19:28 ID:???
不覚にもちょっぴり泣きそうになったwおつです
551マロン名無しさん:2006/05/15(月) 01:26:43 ID:???
>>543
泣きそうになった
柿崎明日菜ともいい味出てるよ〜
552美空ウイルス.exe【ver:11.1】:2006/05/15(月) 01:35:38 ID:???
(>>441>>447の続き)
「シスター…M、ですか?」
静まりかえった教室に、ネギの声が寂しく響いた。布擦れの音ですら耳に煩い。
そんな緊迫した空気の中、朝倉は説明を始めた。
「昨日の夜、ラジオ番組の『ネギまほラジオ/ゆえパル分析隊』
放送前に、何者かによる放送電波ジャックがあってね…
それによれば、ゆえパル分析隊のランキングで最下位に数えられたキャラは
消えてしまうらしいんだ」
「あ…あの、"消えてしまう"って、どういう意味ですか?」
ネギは信じられないといった風な顔だ。
魔法使いが信じられないとは、これはどんな大事件だろう?
「それがポイントなんだよね」
朝倉は続ける。
「昨日の出席確認の時、村上のこと、覚えてた人いる?」
誰一人として反応しない。
しかし、沈黙の圧迫感を恐れず、朝倉は無言の時間を捌いていく。
「実は、私も覚えてなかったんだよね、村上のこと。
ネギ先生も、そうでしょ?だから、名簿を書き直した」
ネギが無意識に頷く。
「ところが、今日は村上がいないことに気付けた。つまり、
村上が消えていたことに気付いた。これが"消えてしまっていた"って事だと思うんだよね。
存在が消える、いないことになる」
「消えてしまう…って、そんなこと出来るわけないじゃないですか!」
朝倉の言葉を遮って、ネギは怒鳴った。
「まぁ、ネギ先生、落ち着いて…」
「落ち着いてなんて…いられませんよ…」
朝倉のなだめる声も意味を為さない。
「僕は…僕は大切な自分の生徒を忘れてしまっていたんですよ…」
声が震えているのが分かる。俯き、影となった目元に悔しさが滲み出る。
「朝倉さん…僕は、先生失格です」

その時、教室のドアが突然開け放たれた。密閉された空間に、風を携え、彼女たちは現れた。
553美空ウイルス.exe【ver:11.2】:2006/05/15(月) 01:37:50 ID:???
「先生失格…そうかもしれない。でも、そうだとしたら、私も友達失格ね」
那波千鶴が教室の出入り口を塞ぎ、廊下から射し込む光に影を浮き立たせている。
「那波さん!」
しかし、ネギの驚く声とは反対に、千鶴は冷静だった。
「ネギ先生、すいませんでした…遅刻してしまって」
そう言って千鶴がドアから離れると、教室から一気に喜びの声が沸き起こった。
千鶴の後ろに続く二人の人影…あやかと、夏美だ。
「村上さん!」
ネギに続いて、皆はそれぞれに彼女の名前を口にした。
まるで、それを確かめるように。
「ごめん、みんな。心配かけちゃって…」
照れたような夏美の声が、教室を一時、得体の知れない恐怖から遠ざけた。
誰もが、友人の帰還にしか気付いていない。朝倉和美と、本件の関係者を除いては。


溢れる盆の如く、教室には明るい声が満ちた。
だから、誰もその音に気付かなかったのだ。
思い人を忘れるという辛さと悔しさに奏でられた、歯ぎしりの音に…。
葉加瀬聡美の心は、この時から静かに荒れ始めていた。

【つづく】
554マロン名無しさん:2006/05/15(月) 01:56:33 ID:???
>>へべれけさん
明日菜、あふれ出る優しさがたまらないな。GJ!!
>>ウイルスの人
葉加瀬・・・切れちゃダメだ!!切れちゃダメだ!!と、続きワクテカでまってます。GJです!!

投下〜
555風香 甘えん坊将軍:2006/05/15(月) 01:57:44 ID:???
風香 甘えん坊将軍


1/7
むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな
しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです


てんてんてん・・・
せつな 「あんたがたどこさ 麻帆さ 麻帆どこさ・・・」
鞠をつく音と手鞠歌が庭に響きます。ここは和泉養生所のお庭、そこでせつなちゃんと祐奈さんと帝さんが鞠で遊んでいました
木乃香 「上手やなぁ、せつなちゃん」
優しそうな笑顔でせつなちゃんを褒める帝さん。今までと違う刹那さんにうれしそうです

裕奈 「にゃ・・・」
その光景を見つめる祐奈さん。跳ねる鞠を見ながら何かを待っているようです
と、そのとき
せつな 「あっ・・」
鞠がせつなちゃんの手を離れ、どこかに転がっていきました。そしてそれを見た祐奈さんが鞠に飛びかかります
裕奈 「にゃあー!!!」
どうやら祐奈さんも鞠で遊びたかったようです

裕奈 「ごろごろごろ・・・」
祐奈さんは鞠に抱きつくと、そのままお庭でごろごろと寝っ転がってしまいました
せつな 「だめだよ、ふくがよごれちゃうよ」
裕奈 「にゃ?」
せつなちゃんは祐奈さんを立ち上がらせると、服に付いた汚れを手で払いました
せつな 「まり、すきなの?あそぶ?」
裕奈 「にゃ!!」
せつな 「じゃあ、ねこさんもあそぼうね」
556風香 甘えん坊将軍:2006/05/15(月) 01:58:23 ID:???
2/7
楓 「まったりでござるなぁ・・」
風香 「まったりだね・・」
月詠 「思わずため息が出ますなぁ・・・」
三人が遊んでいる庭、そこに面した縁側で将軍様たちがまったりとくつろいでいます
アキラ 「お茶です」
さらなるまったりあいてむ、お茶の登場です。アキラさんが三人にお茶を運んできました

楓 「ありがとうでござる」
風香 「ありがとう」
月詠 「すいまへんなぁ・・」
縁側で茶をすする。春先からの至福の時間、おかげで三人の気分は溶け始めています

亜子 「なんやあんたらか。えらいいっぱいになったな」 
楓 「おじゃましているでござる」
風香 「ちあっ」
月詠 「ああん、亜子センセ。一つお手合わせ願いたいんやけど」
亜子 「今日は疲れとるんや、また今度な」
月詠 「いけずぅ・・」

こうして亜子養生所では優しい時間が過ぎていくはずでした
そのときが来るまでは・・・
557風香 甘えん坊将軍:2006/05/15(月) 02:00:32 ID:???
3/7
せつな 「あっ!!!」
鞠遊びをしていたせつなちゃんが体勢を崩して後ろ向きに転んでしまったのです

ごちん!!
転んだ拍子にせつなちゃんは後頭部を庭石に打ち付けてしまいました
裕奈 「にゃあ!!!」
木乃香 「せっちゃん!!!」
皆があわててせつなちゃんに駆け寄ります。せつなちゃんは頭に受けた衝撃で気絶したようです
木乃香 「しっかりするんや!!!せっちゃん!!」
裕奈 「うにゃぁ・・・」
心配そうに肩を揺する祐奈さん、帝さんも心配そうにせつなちゃんの顔をのぞき込みます

しばらくして・・せつなちゃんは目を開きました
刹那 「いたた・・ここは?」
目を覚ましたせつなちゃんですが様子が少し変です
裕奈 「にゃ!!」
気がついたせつなちゃんに、祐奈さんは祐奈さんはうれしそうに抱きつこうとします

せつなちゃんの目には、瞳を潤ませて抱きついてこようとする祐奈さんが映りました
しかし、せつなちゃん、いえ、刹那さんの目に映ったのはねこ祐奈さんではなく別の物として映ったのです
558風香 甘えん坊将軍:2006/05/15(月) 02:01:57 ID:???
4/7
刹那 「よ、妖魔か!!!退治してくれる!!!」
どうやらせつなちゃんは、頭を打った拍子に刹那さんに戻ってしまったようです
そして刹那さんの目に映ったのは、ねこの妖怪としての祐奈さんでした
裕奈 「にゃ?」
刹那さんは素早く立ち上がると、祐奈さんと距離をとります
刹那 「夕凪は・・・くっ!無いのか!!」
自分の手元に獲物が無いのを知った刹那さんは、髪留めを外してそれに気を流し込んで刃物のようにしました

木乃香 「せっちゃん!!」
月詠 「先輩!!!」
と、その声に刹那さんはほかに誰かがいることに気がつきます
刹那 「帝様!?それに月詠か!!ここは危険です、今すぐお離れください!!月詠!!帝様をお守りしろ!!」
刹那さんは帝さんたちの方に振り向くと、そう強く言いました

裕奈 「にゃぁぁ・・」
少し祐奈さんはとまどっています。どうやら、刹那さんの変貌にとまどっているようです
刹那 「消えろ!!」
刹那さんは髪留めを手に持って構えると、祐奈さんに向かってその刃を繰り出しました
しかし、その刃は祐奈さんにまでは届きませんでした
祐奈さんに届く前に、刹那さんの腕は途中から伸びなくなっていたのです

刹那 「な、なぜ?」
559風香 甘えん坊将軍:2006/05/15(月) 02:03:02 ID:???
5/7
木乃香 「やめぇ!!その子は裕奈ちゃんや!!さっきまで一緒に遊んでたやないか!!」
月詠 「先輩、その子に手を出したらあきません!!」
祐奈さんを攻撃しようとする刹那さんに、二人はそれを止めようと叫びました
刹那 「ど、どういう事だ!?」
記憶がよみがえったばかりの刹那さん。その上、気がつけば目の前にいる妖怪
そして帝さんたちの言葉・・・刹那さんは混乱してしまったのです

裕奈 「にゃぁ〜」
祐奈さんは悲しそうに一つ泣くと、刹那さんにゆっくりと抱きつこうとしました
おそらく祐奈さんは、せつなちゃんに嫌われたのではないかと思い、抱きつくことで許してもらおうと思ったのです
ですが、近づいてきたことに驚いた刹那さんはその弾みで・・

裕奈 「にっ!!」

刹那 「あっ・・」
刹那さんの気を込めた髪留めの先端は、祐奈さんの右目を切り裂いてしまったのです

ぽたり、ぽたり・・
地面に液体の落ちる音がします。それはやがて赤い血溜まりとなり、地面に吸い込まれていきました
裕奈 「にゃあ・・」
祐奈さんは一度びくっとしましたが、残った片目でじっと刹那さんを見つめると、再び刹那さんに抱きつこうとします

刹那 「や、止めろ!!近づくな・・」
流れ落ちる血を拭おうとせず近づいてくる祐奈さんを、刹那さんはそれ以上攻撃することはできませんでした
560風香 甘えん坊将軍:2006/05/15(月) 02:04:50 ID:???
6/7
裕奈 「にゃ」
祐奈さんは刹那さんに触れるまでに近づくと、その頬の何かを舐め取りました
刹那 「な、何を・・・涙!?私は涙を流しているのか!?」
そうです。祐奈さんは刹那さんから流れ落ちる涙を舐め取ったのです
木乃香 「裕奈はん・・」
しばらく祐奈さんは刹那さんの涙を舐め取っていましたが、力が抜けてしまったようでゆっくりと崩れ落ち気絶してしまいました
アキラ 「裕奈!!」
アキラさんは二人に近づいて、祐奈さんを介抱し始めました
アキラ 「だ、誰か亜子先生を!!」
楓 「わかったでござる」

しばらくその光景をぼうぜんと見つめていた刹那さん。しかし流れ落ちる涙は止まらず、刹那さんの視界を歪ませました
刹那 「わ、私は・・・どうし・・て・・」
やがて、歪む視界は涙のせいだけではなくなりました。刹那さんの意識は覚醒していることを拒否し始めたのです

そして消えゆく意識の中、刹那さんはどこからか聞こえてくるこんな声を聞きました。”ねこさん・・”と


あれから一日、刹那さんは眠ったままでした
せつな 「あ・・う」
布団の中で小さなあえぎ声を漏らして、刹那さんは目を覚ましました
ゆっくりと起き上がり、刹那さんはあたりを確認します
せつな 「ここは・・おふとん?」
どうやら刹那さんは眠りから覚めた後、せつなちゃんになったようです

せつな 「え・・と、ねこさ・・ねこさん!!!!」
せつなちゃんはお布団で隣に祐奈さんが寝ているのに気がつきました
そして、顔の右側が包帯で覆われていることにも気がついたのです
561風香 甘えん坊将軍:2006/05/15(月) 02:09:43 ID:???
7/7
せつな 「ねこさん!!ねこさん怪我したの!?」
せつなちゃんは祐奈さんにそう問いかけます。しばらくして祐奈さんはその声で目を覚ましました
裕奈 「にゃう・・」
祐奈さんは包帯で覆われていない方の目をあけると、せつなちゃんを見て小さく答えました
せつな 「ねこさん・・・ごめんなさい。あれ?どうしてわたし、ごめんなさいっていうの?」
流れ出るせつなちゃんの涙は止まりませんでした。だんだんと布団に小さな染みを作っていきます
せつな 「ごめんね・・・ごめんね・・」
祐奈さんは、流れ落ちるせつなちゃんの涙を見ると、また舐め取り始めました
せつな 「あ、ねこさん・・怪我してるんだからだめだよ」
しかし祐奈さんは止めようとはしません。必死にせつなちゃんの涙を舐めて止めようとします
裕奈 「にゃ・・」
せつな 「ねこさん・・ごめんね」

亜子 「お、目が覚めたんか?調子はどうや?」
せつな 「せんせい・・ねこさんが」
障子戸をあけて、亜子先生が部屋の中に入ってきました
亜子 「むっ、せつなちゃんか?戻ったんやな」
せつな 「せんせい、ねこさんの目、だいじょうぶなの!!」
亜子 「心配せんでええ、まぶたを切っただけや。きちんと直るし、傷も残らん。目も見える」
せつな 「よかった・・でもどうして?」
亜子 「こ、転んだんや!!ちょっとぶつかっただけや」
せつな 「そうなんだ・・・むちゃしちゃダメだよ、ねこさん」
裕奈 「にゃ」
どことなくせつなちゃんは元気がないようです
ですがそんなせつなちゃんを元気づけるように、祐奈さんはにっこりを笑顔を向けました


今日も元気にせつなちゃんと祐奈さんは遊んでいます
そして祐奈さんの怪我も治った頃、せつなちゃんはどこからかこんな声を聞きました。”すまない”と

562マロン名無しさん:2006/05/15(月) 02:11:32 ID:???
やいこら!!
寝る前にこんないい話聞かせるだなんて………チクショウ!!
563548:2006/05/15(月) 02:18:15 ID:???
>>548です。何故か>>542>>510宛てのレスが消えてる・・・orzまたコピペミスか・・・
>>510
レスdです。しかし、スゴいネタで来ましたな。たつみー、強くイ`。GJ!

>>549
原作見てると美砂がバンドメンバー以外で仲良さげなのってアスナかな?、と
>>550
普段はネタまみれだから、お祝いSSはちゃんとした話にしてあげたかったんだ
>>551
書いてて俺も思った。いっそカプにしようかな・・・
>>554
アスナのキスにゲ○で応戦ネタを回避したら、こうなりましたw
唇ネタは回避出来ませんでした。インスパイアごめんなさい

>>553
ハ、ハカセΣ(゚д゜)
うわ、ここからの展開が読めなくなってきた・・・GJ!

>>561
だ、駄目だ・・・、レンズ洗浄液が・・・!。・゜・(ノД`)・゜・。
逆に俺が泣かされた件。めっさええ話や・・・GJ!!
で、先生のATOKさんのクセが判明。どうも裕奈をさん付けすると祐奈になるっポイ。
ガンガッテ教育してやってねw
564マロン名無しさん:2006/05/15(月) 02:18:59 ID:???
ばっちり目が覚めちまったぜ畜生…
ええ話や…感動超大作や!!!
せつねこを純カプに追加すべきww
この二人の破壊力はちょっと反則w
もうね、甘えん坊将軍万歳!GJ!
565マロン名無しさん:2006/05/15(月) 02:28:51 ID:???
へべれけさんといい甘えん坊将軍といい、寝る前なのに泣かせんじゃねぇ!
GJだこの野郎!
566マロン名無しさん:2006/05/15(月) 03:56:02 ID:???
今日は美砂の誕生日だったのか
へべれけさん乙!
567マロン名無しさん:2006/05/15(月) 04:15:13 ID:???
へべれけ誕生日おめ。

関係ないがザジ?
http://imepita.jp/trial/20060515/149200
http://imepita.jp/trial/20060515/150780
…反省はしてない
568マロン名無しさん:2006/05/15(月) 04:26:31 ID:???
ちょwww二枚目wwwww

さーて、他にも美砂SS来ないかな〜、とささやかに願う俺酔っ払いの中の人
569マロン名無しさん:2006/05/15(月) 11:51:07 ID:???
>>567
某道化師みたいになってるwwww

ネギまキャラスタンド使い化計画第2弾
http://p.pita.st/?m=1hjb7073
スタンド名:『ニル婆ァー那』

破壊力:ご存じのとおり  スピード:ご存じのとおり 
射程距離:ご存じのとおり 持続力:ご存じのとおり 
精密動作性:―  成長性:成長期はとうにすぎた模様

能力:抱擁することで相手の人格を変えることができる
この人を〇ばさんと呼ぶともれなく涅槃を体験できるがあまりお薦めできない
スタンドの実体が無いのは彼女自身がスタンド(たたずむ者)だかららしい。
嘘だと思うなら禁句を口にしてみよう。ほら、あなたの後ろにも…
この世に未練がある者は間違ってもおばさんと呼んでh…ハッ!

プッツ ̄ ̄Z__ン…
那波「誰がおばさんなのかしら?」
┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"
那波「悪い子にはおしおきが必要ね」

な、何をするだァー!!

【解説者:再起不能(リタイア)】
ジョジョネタ不要っぽいのでネギまキャラスタンド使い化計画【完】
あとついでに普通の絵も描いた、見てやってくれ
http://p.pita.st/?m=vtunwb8l
570マロン名無しさん:2006/05/15(月) 12:37:33 ID:???
志村ー!PC許可PC許可!!
571マロン名無しさん:2006/05/15(月) 12:54:33 ID:???
スタンドおもしろいけど、このスレでやる意味はないんじゃないか?
572マロン名無しさん:2006/05/15(月) 12:58:15 ID:???
許可してくれ
573マロン名無しさん:2006/05/15(月) 13:06:22 ID:???
失礼、今許可した。
>>571
だよねー、俺も悟ったから強制終了した。
574マロン名無しさん:2006/05/15(月) 15:48:32 ID:???
>>573
躊躇いも無く強制終了するお前が素敵。
575真名ちゃんもっこり日記53:2006/05/15(月) 18:11:28 ID:???
真名ちゃんもっこり日記53

愛車のストラトスのブレーキランプが切れてることが判明し近所の修理工場にいってみた。
無愛想なオヤジが出てきたが、この程度の修理なら大丈夫だろと思い車を預けた。
深夜になってオヤジから電話がかかってくる。
「おまえの車が仕上がった。おれの中でもベスト5に入る出来だ。明日とりにこい」
ガチャ
ふむ、仕事が早いな。明日行ってみよう。

翌日、ストラトスを受け取りに行くことにした。
すこし感じが変わった気がする。内装がごつくなってないか?
もっとこじゃれた感じだった思が…代金はそのうち払うと言っておいた。
帰り際にこう、意味深げに言われた。
「走りだしたら止らない」
やなことを言うな。こういう車はブレーキがキモだぞ。
少し試運転を兼ねてドライブすることにした。
エンジン音が変わってるぞ。
吹き抜けや加速が段違いに違う。
さすが修理屋。調子に乗ってアクセルをベタ踏みする

ゴアアアアアアアアアアアアア!!!!

…うるさい。
このストラトスで450馬力だと凄まじいじゃじゃ馬になっている。
その後、オヤジに頼んでバランス重視の280馬力にした。
時間が余ったので峠を走ることに、すると後ろからものすごい勢いで車がついてきた。
あ…これが噂の走り屋とゆーやつか。
今はバトルなんて興味ないからそいつを前にいかせた。
追い抜いていく相手のドアに書いてある文字が街燈に浮かび上がる。

『藤原とうふ店』?
576マロン名無しさん:2006/05/15(月) 18:16:13 ID:???
>>575
頭文字Dktkrwwww
577美砂XRATED:2006/05/15(月) 19:38:58 ID:???
ベベレケさん二番煎じごめんなさい。
美砂の誕生日ネタ逝きます。
578マロン名無しさん:2006/05/15(月) 19:49:46 ID:???
>>548
遅レスすまぬ。最高GJでした!!
アス×カキかぁ〜 アスナ最近かわいすぎだよ!
っていうかへべれけさん大好きだよ!(宣言)
579美砂XRATED:2006/05/15(月) 20:05:11 ID:???
日付が変わる前。当の美砂は自分の誕生日をうっかり忘れていた。
日曜日から月曜日に変わる、この何とも表せない寂しさに身を寄せ、ただ独り梅酒を飲んでいた。
(行きたくない、行きたくないのに学校)
ふとサザエさんが終わったなぁ、などと含み笑いをして、梅酒を一気に喉に落とした。
(日曜日が終われば月曜日がくる。だから私は私の出来る事をするだけ。)
別段学校は嫌いではないが、日曜日の感傷に触れてしまったようだ。
「もう行くかな。やる事も無いけれど。」
美砂は自分の部屋に帰る決意をした。
−美砂達の部屋−
ドアノブを握った刹那。
「誕生日おめでとお−!!」
ルームメイトの突然の祝福に美砂は刹那、停まった。それがいけなかった。
新田「柿崎…誕生日おめでとう」(CV速水奬)
後ろからダンディズムなHENTAIに襲われた。
美砂「いきなり襲ってくるなぁぁ!」
光速後ろ廻し蹴りで新田を諌め、気付く。
美砂「…、そうか。今日は私の誕生日だったっけ!?」
円「…おいおい、自分の誕生日位は忘れないよーに!」
談笑。
美砂は思った。
「どうやら感傷に浸ってる暇なんてないようだね!」
それから丸一日、クラスメートと騒ぎ立て、注意しにきた教師をすら巻き込んでパーティーが行われた…
新田「これが本当の性誕祭だな!」
ドゴォ…
今日も騒がしく、慎ましく麻帆良の時間は流れ歩く。
580561:2006/05/15(月) 20:06:47 ID:???
>>561です。遅レスすいません

>>562
すまねぇ・・
>>563
そういうことでしたか。早速ATOKさんを教育し直します
>>564
万歳!っていってもらえるなんて、光栄です
>>565
枕を涙でぬらしながら眠ってくれ・・
581マロン名無しさん:2006/05/15(月) 20:23:56 ID:???
>>579
新田・・・www
582美空ウイルス.exe【ver:12.1】:2006/05/15(月) 20:46:26 ID:???
(>>553の続き)
葉加瀬と夏美の仲は、クラスに広く知られたものだ。
昼時は昼食を共にし、帰り道では影を並べる。
葉加瀬が研究所に泊まる日は、夏美が夕飯を届け、
夏美が試験勉強に頭を悩ます時は、葉加瀬が教えた。
そのピュアな友情は固く結ばれ、緩みほどけることなど有り得ない。…はずだった。

時間では既に一時限目が始まっていたが、英語を担当するネギ先生の考えにより、
授業は休講となり、ホームルームに変わった。もちろん、昨日の事件について調べるためだ。

那波千鶴は友人が消えてしまう様子を、村上夏美は消えていた間に、何を見、
何を聞いたかを皆に話した。
ネギ先生はそれぞれの言葉にしっかりと耳を傾け、聞き入っていた。
やがて、ネギの質問はラジオ番組のDJを勤める面々に及んだ。
宮崎、綾瀬、早乙女の三人はラジオの原稿についてネギに教え、謎の小包が
スタジオに届いた事実を伝えた。
自分の家を臨時スタジオに勝手に仕立てあげられたエヴァは、
私は関係ないし何も知らない、
とコメントを断った。

「では、最後に朝倉さん」
朝倉はゆっくりと席から立ち、皆を見回した。胸元に固く握った拳を押し付け、
瞼を閉じ、何か言葉を二三呟いて深呼吸をする。そして彼女は口を開いた。
「皆は覚えてないだろうけど、このクラスには相坂さよ…っていう娘がいたの」
そこまで言って、朝倉はネギから名簿を受け取り、
ページを開いてクラスメイト達に見えるように掲げた。
「名簿には残ってる。ほら、ココ。出席番号1番、相坂さよ」
教室はどよめいた。朝倉には和泉が
「どうしよう…うちら、本当に忘れてしまってるんや…」
と声を出すのが聞こえた。
「つまり、一人戻って来たら、代わりに他の一人が消えるってこと」
はっきり朝倉は言った。
583美空ウイルス.exe【ver:12.2】:2006/05/15(月) 20:48:02 ID:???
朝倉の発した言葉の残酷な余韻が教室から消え去った後、まき絵が手を挙げ質問した。
「なんで、一人戻ると一人いなくなっちゃうの?」
「ラジオで発表されるランキング最下位が消えるんでしょ?でも、最下位は一人だよね
だから、最下位じゃなくなった人は戻ってくるけど、新しい最下位の人は消えるみたい」
朝倉は答えながら、まるで自分が悪役みたいだ、と思った。

「あの、今夜もラジオ番組はあるんですか?」
ネギが訊き、夕映が答える。
「はい。そういう予定です。
でも、このような事態なので、放送を中止することもできるです」
桜子が急に一声発した。
「ダメだよ。そんなことしたら、さよちゃんが消えたままになっちゃうよ」
確かにそうだ。
「わかったです。それでは、ネギ先生、今夜はどうするですか?」
夕映からバトンを受け取ったネギが、最後にまとめた。
「まずは、今夜、ラジオが始まる1時間前に、この教室に集合しましょう。それから、
ここで、何が起きるのかを実際に目にしないと、僕もどうしていいか分かりませんし」
ネギの意見も間違ってない。ここでの議論は推測の領域を出ないのだから。
「それじゃあ、これで僕の話は終わります」
教室が休み時間へと移り、生徒はそれぞれに動き出す。

葉加瀬は、長谷川千雨が先生に何かを話しに近付くのを見た。
そして、思い人の方へと視線を移す。
そこには千鶴になだめられて、やっとの思いで自分を留めている夏美の姿があった。
「大丈夫よ、夏美ちゃん。あなたの性じゃないわ」
「…でも私の代わりに、相坂さんが…」
涙に顔を歪ませる彼女を見つめ、葉加瀬は心の中で呟いた。

『大丈夫だよ、夏美。私が、何とかするからね』
584マロン名無しさん:2006/05/15(月) 20:48:19 ID:???
>>579
新田が木村みたいだ

美砂はおめでと
585美空ウイルス.exe【ver:12.3】:2006/05/15(月) 20:49:34 ID:???
教室を去ろうとするネギを千雨は呼び止めた。
「先生、ちょっと話があります」
「はい、なんですか?千雨さん」
ネギはいつもの笑顔で振り向いたが、千雨にはそれが作った笑顔だとわかった。
だから、千雨は躊躇いもなく告げた。
この一件に深く関係しているだろうコンピュータ・ウイルスについての話だ。
「私の持っているPCの中に、あるウイルスに感染したものがあるんです」
そこでネギが話を身振りで遮った。
「あの…すいません、僕あまりコンピュータには詳しくなくて…」
恐らく、ネギは例の事件について考えるのに必死で、
他のことまで考える余裕がないと言っているのだろう。
ならば、直接話してしまった方が早い。
「シスターMに関係があるみたいなんですよ、そのウイルス」
ネギの表情が鋭くなる。
「どういうことですか?」
千雨は腰に手を置き、ネギに揃えた真剣な口調で語ることにした。
「私のPCにウイルス、つまり、悪質な働きをするプログラムが侵入してきたんです。
そこにも、昨日のラジオ放送で流れた電波ジャック犯の発言とほぼ同じ内容のことが
書かれていたんです。そして、ラジオ放送に伴って、昨晩もプログラムが勝手に起動し
ていました。あの事件に何か関係があるはずです。」
しばらくネギは千雨の胸元あたりを見据え、ぶつぶつと考えを口にしていた。
そして、顔を挙げ、やはり笑顔で、千雨にこう告げた。
「ありがとうございます、千雨さん。あの、そのPCを後で見せてもらえませんか?」
…。
「そのつもりです。
…あ、あと、私は別に礼を言われる様な特別なことをした覚えはありませんから」
「…?」
「いえ、なんでもないです。それじゃあ、また後で」
「はい、お願いします」
そう言って、ネギは教室から出て行った。
586マロン名無しさん:2006/05/15(月) 20:51:01 ID:???
>>579
CV:若本規夫以外のキャラを初めて三滝瓦斯w
587美空ウイルス.exe【ver:12.4】:2006/05/15(月) 20:51:33 ID:???
『真っ白な霧だらけの場所』

夏美はクラスで、自分が閉じ込められていた空間をそう証言した。
そして、そのように形容されるだろう代物の存在を、葉加瀬は知っていた。
自分も、数少ない箇所ではあるが、制作に関わった覚えがある。

今は夕刻。ラジオ放送が始まるまでは、大体、時計の時針が一周ほど残っている。
葉加瀬は誰とも影を並べず、一人で、ある所に向かっていた。
朝、あの話を聞いたときから決心していた。
もちろん、恐怖もあった。クラスの皆と同じような恐怖に加え、他の恐怖も。
それでも、葉加瀬は確かめずにはいられなかった。
自分は裏切られたのではないと、確かめなければならない。

葉加瀬の意思通りに研究室の扉は開いた。
照明の消えた室内には、デタラメに積み上げられた資料や実験器具が所狭しと置かれている。
そこに埋まったデスクの中から、葉加瀬は"ある人"のデスクを見つけ、その前に立った。
他人の机の中を漁るなんて真似は、もちろんしたくないし、されたくもない。
そういった理性が、何度も葉加瀬の手を引き出しの取っ手から離させた。
しかし、最後には思い人を苦しめたものへの怒りが勝った。

開き放された引き出しの中には、様々な書籍やメモが入っていた。
葉加瀬はそれらに軽く目を通し、安堵の溜め息をつく。
良かった。犯人はこの人じゃなかった。

「ヒトの机の中を勝手に覗くなんて、葉加瀬は悪趣味ヨ…」
超が研究室の出入り口にいた。気配がまるで無かった。怖い……ぇ…超さんが怖い?
「ごめんなさい…私、あの…どうしても気になって…」
超は、やれやれ、といった様子で口を開いた。
「まだ、一番下の引き出しが、閉まったままネ」

【つづく】
588マロン名無しさん:2006/05/15(月) 21:11:57 ID:???
589マロン名無しさん:2006/05/15(月) 21:13:02 ID:???
月末の深夜の寮の一室
そこは毎月恒例の修羅場が広がっていた

ハルナ「毎月ごめんね〜」
夕映「もう慣れたです…」
のどか「本当だよねー…」


カリカリカリ…
夕映「もう腕が…眠気も限界です…」
ハルナ「死ぬな夕映ー!寝たらネタにするぞー!」
夕映「つまらないギャグはやめるです…く…もうダメです…」
ハルナ「夕映ーーーーーーーーーーー!!!!」
ハルナ「くっ仕方ない、二人で頑張るよ!」
のどか「う、うん」



のどか「ふう…」
ハルナ「大丈夫?ちょっと休憩取りな」
のどか「うん、ちょっと飲み物飲んでくるね」

フラッ
のどか(あれ?体が言うことを訊かない…)
バタン!
ハルナ「あれ?のどか?のどか!?」
590マロン名無しさん:2006/05/15(月) 21:14:13 ID:???
どか「あれ?ここはベッドの中…あのまま倒れちゃったのかな」

ハルナ「あ!目が覚めた?大丈夫?」
のどか「うん、ちょっと疲れが溜まってたみたい」
ハルナ「本当にごめんね…無理させて…」
のどか「別に気にしてないよー、ところでハルナが今まで看病してくれたの?」
ハルナ「え?あ、うん、私の責任だし…」
ハルナの手には氷枕に濡れタオル
何回も替えていたようだ
のどか「もしかして寝てない?目赤いよ?」
ハルナ「え!?いやあんたの世話してたらいつの間にか朝になっててさ」
のどか「・・・・・・・・・・」
ハルナ「な、何?」
のどか「ハルナ・・・・・ありがと」
ハルナ「ま、まああんたらのお姉さんとしては当然の事よ」
のどか「クスッ、そうだね」

ハルナ「とりあえずあんたは一日寝てな、あたしと夕映は学校行くから」
のどか「うん、行ってらっしゃい」



夕映「寝てる私をたたき起こしてのどかが死んじゃう!とか泣き喚いてたらそりゃ目も赤くなりますよね」
ハルナ「夕映吉くん、人には忘れたほうがいいこともあるんだよ」
591マロン名無しさん:2006/05/15(月) 21:16:57 ID:z/lkx8gi
>>美空ウイルス様

聡美の活躍で一挙に解決するのか、はたまた次スレにも引っ張られるのか?

非常に楽しみになってまいりました。

これからも頑張ってください♪
592マロン名無しさん:2006/05/15(月) 21:17:58 ID:???
すみません…ageてしまいました。
593マロン名無しさん:2006/05/15(月) 21:26:01 ID:???
>>ウイルスの人
なんか聞いてた音楽とはまってドラマのようでした
続きがワクテカです。GJ!!
>>590
ハルナ、心根はやはりお姉さんか・・
じーんときました。GJです

投下
594五月 くいもん屋:2006/05/15(月) 21:26:44 ID:???
五月 くいもん屋


疲れたとき、癒しを求めるのは当然のこと
私は、そんな人たちを癒してあげたくてここに立ちます
私は五月、人を癒す、くいもん屋のおかみさん


五月 いらっしゃい
暖簾をくぐって現れたのは柿崎さんでした

美砂 「こんばんわ、まだいいかな?」
五月 はい・・・今日はお待ちしておりました
美砂 「そ、そう?何か適当にちょうだい」
五月 はい
本日は柿崎さんの誕生日、ですからある物を用意しました。柿崎さんの大好物の物を・・
五月 どうぞ・・
美砂 「こ、これは!!」
小さなガラスの器に盛られた紫色の小さな実、それは生プルーン
紫色のその粒の中には様々な栄養素が多く含まれ、奇跡の果物と呼ばれています
美砂 「うはっ!!!お酒もいいけど・・・実はこれが一番の好物だったりするのよね!!!」
五月 産地はカリフォルニアです。最高の品質ですよ
美砂 「ありがとおぉぉ!!!」
うれしそうにプルーンにむさぼり付く柿崎さん。プルーンは美容にも大変いいのでいっぱい食べてくださいね

美砂 「ね、ねぇさっちゃん。あの・・その・・」
五月 これですか?プルーンの果実酒、一月熟成した物です。今日の日のために作っておきました
美砂 「やっぱりさっちゃん、わかってるぅ!!!」
プルーンをつまみながら、お酒をぐいっと飲む。柿崎さんはとてもうれしそうです。でも底なしなのは困るんですが・・

595さよろっとその7:2006/05/15(月) 21:31:42 ID:???
アキラが不意にこんなことを言いだした。
「HG.Nの戦闘能力は?」
変態で知られているNは葉加瀬達に拉致されHG(ハードゲイ)に改造された。
しかしそれは変態度をUPさせただけで精神的ダメージしか与えることができない。
さよ達を倒すのは無理だということだった、それに60年以上この世を彷徨っているさよは変態ぐらい見たことがあるだろう。
葉加瀬はしばらく考え、Nの部屋の映像をモニターに映した。
変わらない、やはりやだの変態のようだ。
「これじゃあ使い物にならないですねぇ・・・。」
葉加瀬が頭を抱える
そこに美空がそうでもないよと言いながらNの部屋に入っていった。
「美空危ない!」
アキラが叫ぶ、しかし美空は笑ってNに黒く錆び付いたロザリオを見せながら何か呟いている。
「何を言ってるんだ?」
「集音マイクで調べてみましょう」
ポチッ
葉加瀬が集音マイクの電源を入れると美空が何を言っているのかわかった。
「お前は騎士だ・・・騎士なのだ・・・栄えある我々の騎士団長なのだ・・・・」
美空がしているのは催眠術、催眠術を使ってNの戦闘能力を上げようとしているのだ。
「ほら・・・ここに鎧・・・そして剣・・・・」
美空が床のタイルに向け指を刺すと白銀の鎧、剣が出現した。
美空はロザリオの宝石を剥がし剣に埋め込むと、剣が光りだした。

596さよろっとその7:2006/05/15(月) 21:32:18 ID:t+gVmgQQ
その光る剣でNを突き刺した・・・すると。
Nが変態ではなくなった、金髪、青い瞳・・・。さながらその姿はM○2の雷○だった。
「N、任務だ。さよ一行を攻撃しろ、場合によっては殺してもかまわない。」
美空はそういい残すと研究室に戻った。
「すごいです!美空さん!催眠術に転移魔法、最後のあれはなんなんです!?NがNではないようですよ!?」
葉加瀬が美空に怒涛の質問攻めをする。
「そんなことは気にしちゃだめ、ほら、Nを見てごらんよ。」
Nは美空が用意した鎧と剣で武装した。
そしてNがゆっくり剣を振ると・・・。
バシュウ・・・バシュウ・・・・
二対のゴーレムが出現した。
「すごい・・・・あれなら・・・いける!」
「私達の勝ちは確定です・・・。」
「Nがさよ達を襲いにいくのは今から三時間後。それまでのんびりしてようかな」
三賢者の笑い声が研究所にこだました・・・。
ところ変わって超包子。
クーフェイがさっきの事もあって寝ていた。
超もその隣で寝ている。
朝倉とさよは店番をしていた。
しかし客が来ないので二人でゆっく〜りのんび〜りしていた。
「ハルナさん、復活しませんね。」
さよがそんなことを言った、何故なら二人の足元には先ほどのハルナの死体が。
実はハルナ、ゆっくりと復活しているのだ。
さよが撃った銃の効果でエロパワー除去が効いてゆき、ハルナのエロパワーが薄くなったころ、少しづつ直ってきているのだ。
「まぁそのうち復活するっしょ。」
朝倉がハルナを棒でつっつく。
そんで手で触れてみる、少し体温が感じられた。
「もしかしてもう復活してる?」
嫌な予感がしながらも朝倉は怖いもの見たさでハルナをたゆんたゆんしてみた。
たゆ・・・んたゆん
「ふっかーつ!」
ハルナが復活した、いつものハルナだ。
597さよろっとその7:2006/05/15(月) 21:32:52 ID:???
以上っす・・・・ってageてしまいました、すいませぬorz
598マロン名無しさん:2006/05/15(月) 21:38:59 ID:???
>>594
カリフォルニアプルーンってのが有名らしいね。
GJです。
599マロン名無しさん:2006/05/15(月) 22:16:48 ID:???
>>594
さっちゃんらしいグッジョブ
そして柿崎オメ
600>>249 アミダショー 3組目:2006/05/15(月) 22:28:03 ID:OJIxyidc
>>249 アミダショー 3組目  〜アキラ&ハカセ〜

―――ガタン
「ふにゃ?」
突然響いた物音に、葉加瀬は夢の中から引き戻された。
まだぼんやりとする頭を持ち上げ、ずり落ちたメガネを持ち上げながら辺りを見回す。
夕暮れの教室は薄暗かったが、その音の出所を見つけるのは容易だった。
「あ、ごめんなさい。起こしちゃったかな?」
「ああーー気にしないで下さい。むしろ起こして貰って助かりましたぁ」
頬に服の痕をつけた葉加瀬はようやく動き始めた頭を回転させながら、笑顔でそう返した。
「忘れ物ですかぁ?」
机の中から携帯電話を取り出すボタンを操作する彼女に葉加瀬は問いかけた。
液晶画面に照らされた蒼白い顔が寂しげに俯きながら、パタンと携帯を閉じる音と共に消えた。
窓から差し込む夕日が、逆光となって相手の顔を曇らせている。
「大河内さん?」
俯いた顔を覗き込むと、うっすらと涙を溜めた瞳と視線が交わった。
「葉加瀬さんはいいな、村上さんと喧嘩なんてしないよね・・・」
言い終わらないうちに一粒涙が零れ落ちた。
「大河内さん・・・」


601>>249 アミダショー 3組目:2006/05/15(月) 22:29:23 ID:???
>>600

ガンッ!!
アキラは右手を大きく振り上げると、持っていた携帯電話を床へ投げつけた。
床を震わせる大きな音と共に、小さな機械が砕け散る音が教室中に響いた。
「わわっ!」
見るも無残なその携帯電話に葉加瀬が釘付けになっているうちに、アキラは教室の外へと消えていった。
「どうして・・・うまくいかないのでしょう・・・」
壊れた携帯電話を拾い上げると、葉加瀬は蓋を押し開けた。
ひび割れてしまった真っ暗な携帯画面を見つめながら、葉加瀬は一人教室の中でため息をついた。
廊下からは走り去る足音と共に、涙をすする声が遠く小さくなっていった。

『今日はちょっと用事が入ってしまいましたーごめんなさい。明日の夕飯はお邪魔しますー』
メールを打ち終えた葉加瀬は携帯電話をそっとポケットにしまい教室を後にした。
「ごめんね。夏美」
葉加瀬は小さく呟くと研究室の中へと向かった。
日は沈み、頭上には一番星が輝き始めていた。
602>>249 アミダショー 3組目:2006/05/15(月) 22:30:31 ID:OJIxyidc
>>601

「アキラ〜元気出すのにゃー」
帰ってくるなり夕飯も食べずにベッドから出てこないアキラに裕奈は困り果てていた。
いつもの龍宮の悪い癖が、アキラを悲しませたのはわかっていた。
「あ〜あ。どうしてうまくいかないのかなぁ、この二人は・・・」
裕奈はキッチンに戻ると一人ブツブツと嘆いた。

ピンポーン
とその時、玄関から小気味良いチャイムの音が聞こえた。
「こんな時間に誰だろう?」
時計の針は22時を過ぎている。いくら寮とは言え、この時間に尋ねて来る人は数少ない。
不信に思いながらドアを開けると、そこには紙袋が一つ置き去りにされていた。
「あれー?」
キョロキョロと廊下を見回すが、誰の気配も感じられない。
怪しげに思いながらも紙袋の中身を覗き込むと、見覚えのある物体がそこにあった。
「アキラぁっ!!」
裕奈は大声で玄関から叫ぶとそのままドタドタと部屋の中へ走り、アキラを揺さぶり起こした。
「アキラっ!見てっ!」
泣き腫らした目でアキラはゆっくりと裕奈を見上げる。
その手には信じられない物が握られていた。
「・・・これ・・・」
603>>249 アミダショー 3組目:2006/05/15(月) 22:31:03 ID:???
>>602

あまり良いとは言えない画質の数枚のデジタル写真・・・
そこには幸せそうに笑う自分と、想い人の姿が写っていた。
裕奈に手渡された紙袋の中には、夕方教室で壊したはずのあの、携帯電話が元通りの姿で入っていた。
『新着メール』
目に付いたその表示に、無意識に蓋を開ける。
『思いの外時間がかかってしまいましたー。勝手にデータ見て&プリントしてゴメンナサイ。葉加瀬
PS:私だって夏美と喧嘩くらいしますよー!』
メガネの奥から見える彼女のまぁるい瞳が、ニッコリと細くなるのが目に浮かんだ。

パタンと閉じた携帯電話に残された表示が一つ・・・
『新着メール From Mana』

〜END〜
604603:2006/05/15(月) 22:32:40 ID:???
久々の投下に焦りまくった。マジでスマン
605マロン名無しさん:2006/05/15(月) 22:34:00 ID:???
おおお!!!!GJ!!!!!
なんかがギュッてなった
606マロン名無しさん:2006/05/15(月) 22:53:48 ID:???
ハカセ…なんていい人なんだ。
感動したGJ

こちらも非常にしょーもないネタ投下します。


百合ロワイアル

明日菜「はーい、今からみなさんにちょっとオトし合いをしてもらいます」
ハァ?
そこにいる厳選された15人は驚愕する。
明日菜「ルールは超簡単。クラスメイトをいかに早くオトすかのデスマッチよ。
    セクシーさ理性、知性が試されるゲームね。あと新田が反対してたけど
    ぶん殴ってホモバーにぶち込んどいたから安心して。ここまでで何か質問は?」
率先していいんちょが立ち上がる。
いいんちょ「ちょっと待ってください。もしオトせなかったらどうなりますの」
それを待っていたかのように明日菜はルパンダイブでいいんちょに迫る。
明日菜「こーなるのよ〜、いいんちょ〜&hearts;」
いいんちょ「いや〜明日菜さ〜〜ん&hearts;」
【雪広あやか 悩殺  残り14人】
参加者
明石裕奈    龍宮真名
和泉亜子    那波千鶴
大河内アキラ  葉加瀬聡美
春日美空    長谷川千雨
近衛木乃香   村上夏美
桜咲刹那    雪広あやか(悩殺済)
佐々木まき絵  ザジ・レイニーディ
椎名桜子

明日菜「それじゃ、時間差でスタート♪」
607マロン名無しさん:2006/05/15(月) 22:54:23 ID:???

夏美「う〜、どうしよう。私なんかじゃ勝ち目ないよ〜」
ガバッ
夏美「!!!!(お、犯される!?)」
葉加瀬「大丈夫、夏美」
夏美「は、ハカセ〜」
葉加瀬「とりあえず武器を確認しよう」
村上夏美:体操服(ブルマ付き) 葉加瀬聡美:SM3点セット(ムチ、ロウソク、女王様の仮面)
葉加瀬&夏美「…」

一方その頃
ゆーな「わーい、亜子見てみて〜猫だにゃ〜」
亜子「ええなぁ、ウチはこれやで」
明石裕奈:猫耳帽子 和泉亜子:セーラー服
ゆーな「セーラー服なんてかわいいにゃ、もうオチそう&hearts;」
亜子「!!」バターン
ゆーな「亜子!?」
ザジ「…」
ザジ・レイニーディ:メイド服
ゆーな「ギニャー!!」バターン
【明石裕奈、和泉亜子 悩殺 残り12人】

木乃香「せっちゃんどなんしよ」
刹那「大丈夫だよこのちゃん、私が守るから」
近衛木乃香:制服 桜咲刹那:チャイナ服
まき絵「この勝負は私の勝ちだよー!」
佐々木まき絵:寄せてあげるブラとスケスケおパンツ
木乃香「かはっ」
刹那「このちゃん!!」
【近衛木乃香 悩殺 残り11人】
608マロン名無しさん:2006/05/15(月) 22:55:21 ID:???
刹那「おのれ!くらえ!」
太ももを見せるチラリズム戦法に切り替える刹那。
まき絵「ブッ!」
【佐々木まき絵 悩殺 残り10人】
刹那「はぁはぁ…手ごわい相手だった…」
ポンポン
刹那「ん?ぎゃー」バターン
千雨「ふっ、ちょろいな」
長谷川千雨:裸エプロン(鍋つかみオプション)
【桜咲刹那 悩殺 残り9人】

美空「まずいよね…」
桜子「何が?」
美空「このゲームって私たちにすごく不利じゃない、第一はずれ武器だし」
春日美空:靴下 椎名桜子:仮面ライダー変身ベルト
桜子「こんなところを襲われたら、まさに当てu…」
桜子「き、キターー!!!!」
千鶴「あらあら」
桜子&美空「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
那波千鶴:葱
【椎名桜子&春日美空 悩殺(?) 残り7人】

ピンポンパンポーン
明日菜「以上7人の方がオちましたー」
アキラ「何か展開速くない?」
真名「こっちも早く武器を確認しよう」
609マロン名無しさん:2006/05/15(月) 22:56:01 ID:???
ぶぃぃぃぃぃぃぃぃん
龍宮真名:バイブレーター
真名「…つ、使えないorz」
アキラ「わ、私のは…」
大河内アキラ:葉っぱ三枚
アキラ「これで隠せと!?」
真名「(想像して)ブッ」バターン
アキラ「真名ー!」
【龍宮真名 自滅 残り6人】
ガサガサ
千雨「獲物みーつけ♪」
アキラ「き、来たーーー!く、来るなーーー!!!」
千雨「そんなぁ、ちうプチショック……ていうか。上等だこのヤロォォォォォォォォォ!!!!!!!」
アキラ「くぁwせdrftgyふじこlp;@:」
【大河内アキラ 悩殺 残り5人】

夏美「あと5人になっちゃったねハカセ」
葉加瀬「どうしたの?夏美?」
SM3点セットで遊んでる葉加瀬
夏美「何してるのー!その格好は止めたほうがいいよ!」
葉加瀬「これがハマるとなかなかの…」
夏美「そんなものにハマらなくてないよー!」
ガサッ
葉加瀬「今の音って…まさか」
ザジ「…」
夏美「で、出たー!は、ハカセ!?」
葉加瀬「…」ポカーン
夏美「ハカセー!」
【葉加瀬聡美 悩殺 残り4人】
610マロン名無しさん:2006/05/15(月) 22:56:40 ID:???
夏美「こ、ここは逃げないと!」
ザジ「…」ザッザッザッザ
夏美「追いかけてきたー!」
何とか逃げるも行き止まりに
夏美「う、奪われる!?」
千雨「ちょーっと待て!ザジ!」
ザジ「…ちう!?」
千雨「…」
ザジ「…」
千雨「似合ってるぞ、ザジ」
ザジ「…ちうも可愛い」バターン
【長谷川千雨&ザジ・レイニーディ 何故か昇天 残り2人】

夏美「二人してオチた」
千鶴「夏美!大丈夫!?」
夏美「ちづ姉!」
体操服で抱きつき&上目遣い
千鶴「ドキーン」バタン
夏美「ち、ちづ姉ー!」

【百合ロワイアル 勝者 村上夏美】


ホントにすまない…
611マロン名無しさん:2006/05/15(月) 23:15:15 ID:???
那波さんか優勝するとおもてたのになっちゃんが優勝するとは… GJでございます
612マロン名無しさん:2006/05/15(月) 23:25:22 ID:???
>>604
GJ!!
なんだかんだで友情ものの方がグッとくるなぁ(´・ω・`)

>>606
悶死ロワイアル執筆してる最中だったからネタ被りにビビったww
GJ!



美砂誕生日SS投下
あまり絡まないから無理矢理ザジをサーカス興業てことで外して、千雨と絡ませてみた
へべれけさんのインスパイアごめんなさい
もはや美砂=酒ネタしか出て来ない体に……
613マロン名無しさん:2006/05/15(月) 23:25:29 ID:???
>>610
エロエロと素晴らしいできでございますw

長谷川千雨:裸エプロン(鍋つかみオプション)
佐々木まき絵:寄せてあげるブラとスケスケおパンツ
明石裕奈:猫耳帽子
和泉亜子:セーラー服
桜咲刹那:チャイナ服

全部速球ど真ん中だwwおまいは俺かw
614祝杯7/7:2006/05/15(月) 23:27:04 ID:???
うちのクラスの連中は本気でおめでたいと思う。
柿崎美砂の誕生会を徹夜で敢行し、その挙げ句二日酔いで欠席だとか。
まぁ、あの柿崎に付き合ってたんだ、潰れても仕方がないだろう。
案の定柿崎は酒の臭いを体全体から発しながら平然と登校してるのも想定の範囲内だ(なんで教師陣が誰も酒のことをつっこまないのかは疑問だが)
そこまではわかる。
でもさ、何で今、私がこんな目にあってるんだ?
「どぉ〜せ男らんてろいつもこいつもクズばかりにゃのよぉ〜!」
「もう、アスナったら……飲み過ぎはあかんえ?」
「過ぎなくても飲んだ段階であかんだろ」
「まぁまぁ、この私の誕生日なんだから……ほら、長谷川も一杯……」
当然のように柿崎の申し出はスルーする。
貴様の酒なぞ飲んだ日にゃ私までブッ倒れるわ。
「酒を飲むなとは言わない………が、真っ昼間の学校の!それも私の机で!酒の臭いが机に移るほど飲みまくるなッ!」
「まぁまぁ千雨ちゃん……折角の誕生日なんやから……な?」
「誕生祝いは仲間内で楽しくやれよッ」
机をバンバン叩いたせいで酒瓶が倒れた。
「あぁもう、もったいないもったいない」
「机を舐めんなッ」
あぁ、ダメだ頭痛がしてきた。
どうしてこう、このクラスは変態まみれなんだ。
615祝杯2/7:2006/05/15(月) 23:28:51 ID:???
「あぁ、アスナ寝てもうた……」
「仕方ない、変わりに長谷川と飲むかぁ」
「お前私の主張何一つ聞いてなかっただろ」
つーか、ぶっちゃけザジ以外の誕生日なんざどうでもいい。
実際コイツの誕生日だって今朝知ったぐらいだし。
「まぁまぁいいじゃんいいじゃん。酒ならいっぱいあるし、なんでもあげるよ?ジンにバーボン、養命酒……ゆうに百種類はあるわよ?」
「なんせクーラーボックス三箱分やからなぁ」
「この学校の教師陣はいったい何やってんだ……」
「あはは、やだなぁ長谷川。新田が指導員の学校にナニ期待してんの?」
的確すぎて泣けて来る。
「あんま深く考えすぎてもしゃぁないえ?」
近衛が何かを鞄から取り出した。
「何そのはち切れんばかりの弁当箱」
「サキイカやえ?長谷川さんも食べる?」
「今すぐ片付けろ机がイカ臭くなる」
「ケチケチしないの。酒のツマミは欲しいでしょ〜?」
「酒のツマミを弁当箱に入れてまで持ち込むくらいなら学校サボって部屋でやれっつの!」
「場所を変えて一杯ってのがいいんじゃんか、わかってないなぁ〜……あ、怒った?怒った?」
「もういいからダンゴムシとでも校庭で酒盛してろ」
もうツッコむ気にもなれない。
「あれ?もしかして本気で怒ってんの〜?」
「もしかして長谷川さん、イカ嫌いだったん?」
どっちかっつーとお前らが嫌いです。
616祝杯3/7:2006/05/15(月) 23:32:13 ID:???
「木乃香のこと許してあげて、サキイカを弁当にするのは死んだお爺ちゃんの遺言なんだよ」
「京女のたしなみやしなぁ」
「イカと京都ってあんまり関係ねいだろってかメチャクチャ健在じゃねぇか近衛のジジイ」
とことんノリの悪い私に愛想をつかしたのか、不機嫌そうに頬を膨らませる柿崎。
「わかったよ……じゃぁ、一杯だけ。一杯だけ私と飲んでくれたらおとなしく帰るよ」
「…………わかった、約束だぞ」
先程と違い少し寂しそうな口調に騙され、うっかり承諾してしまう。
あんま酒臭いとザジが嫌がるから最近禁酒してたのに……
「何かリクエストは?」
「別に」
……て、任せるとアルコール度数90とか出しかねないか。
「ただ、水なりサイダーなりでしっかり割ってくれよ」
「了〜解」
近衛も柿崎もなんでそんなに楽しそうなんだ……
「って、そのバケツは何に使う気だコラ」
「それは見てのお楽しみ」
「グラス代わりに使う気だろザケンなよよく見りゃ雑巾かかってバケツだしよぉ!」
一通りツッコミ終わるとバケツを取り上げ、ロッカーまで片づけに行く。

「ごめんなぁ、長谷川さん」
突然横から声をかけられる。
謝るくらいなら最初からやらないでほしいものだ。
「柿崎な、長谷川さんと仲良うしたいだけなんよ」
「………は?」
意味がわからない。
何で柿崎が私と仲良くしなくちゃならないんだ?
617祝杯4/7:2006/05/15(月) 23:35:14 ID:???
「柿崎な、円や桜子だけやのうて、ハルナ達まで誕生会を開いてくれたことにホンマに喜んどったらしいわ。けど、アスナにこうも言うたらしいんよ。“折角このクラスになれたんだ。どうせならクラス全員と飲みたいなぁ”って」
全員と仲良くしたいってか。
そんなこと、普通に考えりゃできるわけないのに。
「ヘベレケやない時もみんなと仲良う飲みたいみたいやね。龍宮さんとかは放課後誕生会に参加するらしいけど、長谷川さんは絶対参加しいひんやろ?やから、今の内に一緒に飲んどこういう話になってな……」
…………。
「付き合うのは一杯だけだからな」
「わかっとるよ〜」
ったく……ニコニコニコニコしやがって……
「長谷川〜、できたよー!アンタのために作ったスペシャルバーボン!注文通り、しっかり割ってあるしね」
「ほう、どれど……」
硬直。
なんだアレ。
「……何この熱湯コマーシャルみたいなバカでかい水槽」
嫌な予感がする。
頼むから外れてくれ、私の予感。
「ん?グラスだよ?」
嫌な予感大ー当たりィー
「仮に中身が水だとしても十分ブッ倒れれるぞこの量は……」
「そう?このくらいは普通じゃない?」
「自分の体積の2倍あるのにか」
「大袈裟だなぁ、せいぜい1.5倍くらいだよ」
十分多いわヴォケ。
618祝杯5/7:2006/05/15(月) 23:38:21 ID:???
「ささ、ほらグイッと飲んで」
「飲めるかッ!」
「美味しいよ〜、バーボンのスピリタス割り」
「割ってねぇだろチャンポンじゃねぇかッ!」
「隠し味にはジンとウォッカを使用しました」
「しましたじゃねぇよ。つーか何かうっすら黒く濁ってるんだけど」
「あぁ、それはたぶん隠し味で黒ビールを入れたからかな」
「どれだけ混ぜたんだどれだけッ」
「ざっと48種類かな」
「養命酒でももっと少ないぞ原材料ッ」
「まぁまぁ、カクテルだと思ってグイッと」
「コレあきらかにチャンポンって言わないか?」
「じゃぁもうチャンポンってことでいいから。ほらイッキ!イッキ!」
無茶だ。こんなカオスな飲みもん飲めるわけがねぇ……
「長谷川さん……」
あぁ、見てる。みんな見てるよ。
人工飼育した動物を群れに返すのを見守るドキュメント番組のゲストみたいな目ェしてんじゃねぇよ。

「くッ……」
「イッキ!イッキ!」
嫌だ。こんなの飲んだら体が酒臭くなってザジに嫌われちまう。
「こんなものを飲むくらいなら私は、私はッ………」
後から思い返すと、この時の私はパニクっててまともな思考ができなかったんだと思う。
「死ぬッ!イテッ」
手元にあったシャープペンを思いっ切り自分の腹に突き刺した。
619祝杯6/7:2006/05/15(月) 23:44:53 ID:???
「キャァァァァッ!」
「た、担架プリィズ保健委員!」
「保健委員は二日酔いで欠席や!」
脇腹が地味に痛い。
けど、そんな大袈裟に騒がんでも……
「マズいな……緊急手術を始める!刹那、夕凪を!」
「しょ、正気か龍宮!?ここにはロクに道具も無いんだぞ!」
「一刻を争うんだ!」
「ま、待て……なんでそんな話に……」
「お前はもう喋るな、傷に響く!手の空いている者は机を集めろ!」
「ま、待て!マジでやる気なのか!?たかが小さな傷だぞ!」
「当たり前だろう?それに、折れたシャープペンが刺さっている恐れがあるからな。腹を切り開いて取り出してやるから安心しろ」
「ちょッ、被害ひろがりんぐ!」
追い詰められてさらにパニックになった。
「つーか麻酔も無しに腹かっ捌いたらそれこそヤバいだろッ」
「不安なのはわかる……だが、痛いのは最初だけだ。じき楽になる」
「楽になるっておくたばりになるって意味だろ」
「安心して、私の誕生日に死人は維持でも出させないわ」
「ちょ、何その掃除用ゴム手袋ッ」
「シュジュチュのことは、このもっこり真名さんに任しておけ」
「任せる方がどうかしとるわッ」
「うるさい奴だな……さっさと縛り付けるか」
620祝杯7/7:2006/05/15(月) 23:48:40 ID:???
数人がかりで無理矢理机に寝かされる。龍宮も柿崎も目がマジだ。
「洒落になんねぇって!だいたい知識もねぇのに手術なんて
「刹那は切断のプロだぞ」
「那波さんは裁縫できそうだし」
「医学じゃねぇだろッ!その理論だと料理も裁縫もできる奴はみんな医者だぞッ」
「あ、私医学関係の本なら読んだことありますし、知識も一応ありますよ〜」
「……だ、そうだ」
「実践経験の無いペーパードクターなんて嫌ァアァァッ!」
ヤバい、死ぬ、殺される
「ふざけんなぁぁあぁあぁぁぁッ」
「か、患者が暴れ出した!鎮静剤ッ」
「飲めーッ」
ザパーン
「ーーーーッ!!」
辛い辛い辛い辛い辛ーいッ!
こ、これあの酒かぁぁぁッ
「な、なんかのたうちまわっとるえ?」
「那波………麻酔銃、打っちゃっていいぞ」
ちょ、待て、辛、待て、何、その目、ネギ?、無理、ざけんな、待、ちょ、餅つ、やめ、助け……
「 突 貫 」
クソ、話せこのぉッ……あぁぁあぁあぁぁぁqあw(ry






「さっきの変な叫び声、なんなだったんだろ……ってあれ?風香さんに史伽さん?廊下で何やってるんですか?」
「乱入者が来ないよう見張りだよー」
「今大事な手術の最中なのでネギ先生といえど立ち入り禁止です〜」
「は?」
621マロン名無しさん:2006/05/16(火) 00:00:18 ID:???
滑り込み投下ァ!
柿崎さん誕生日おめでとうございます!
もう過ぎてるかもしれないけど投下ァ!
亜子さよ放っといて投下ァ!
622マロン名無しさん:2006/05/16(火) 00:01:49 ID:???

最後のプレゼント

「今日もお酒が美味しいなぁ・・」
私が朝倉さんの元へ行こうと、寮を漂っていたときです。
何処かで聞いたことのあるような台詞が聞こえてきました。
あれ、あそこに座ってお酒を飲んでいるのは・・?
あ、やっぱり同じクラスの柿崎さんです。
でも、どうしたんでしょうか?
今日は誕生日を祝う飲み会があると聞いていたんですが・・・
「ったく、主役を残して皆して酔い潰れるなんて・・」
だから1人なんですね。でも、それは仕方ないですよ・・
柿崎さんは本当にお酒、強過ぎるますから。
「でも、皆ありがと・・・」
そう呟いて、柿崎さんは一粒涙を流しました。
やっぱり友達っていいものですよね。
・・・私も柿崎さんに何かしてあげたいなぁ。
そう思いながら、私は柿崎さんにふよふよと近寄ります。
すると、柿崎さんがこっちを見て・・笑った・・・?
「あんた、見ない顔だけど・・一緒に飲まない?」
どうやら今の柿崎さんには私が見えているようです。
それなら話が早い、と私はとりあえず自己紹介しました。
「あぁ、あの幽霊騒ぎのときの・・じゃあ幽霊さんなんだ」
そう言って柿崎さんはからからと笑いました。
いい順応力ですね。お酒のおかげかな?よーし・・・
「柿崎さん、ついてきてもらえますか?」
623マロン名無しさん:2006/05/16(火) 00:03:17 ID:???
私は柿崎さんを連れて、ある場所にやってきました。
ここは私が麻帆良で1番夜景が綺麗だと思う所です。
「わぁ・・・すっごく綺麗な所だねぇ・・」
「この夜景は酒の肴にはもってこいだわ」
ぐいっ、と日本酒を呷いながら柿崎さんは呟きます。
柿崎さんもこの景色に満足気なご様子です。
「えっと、柿崎さん!お誕生日おめでとうございます!」
「はい、ありがと。美味しい摘みもね」
言って、柿崎さんは寮の方に目を向けて続けます。
「私は本当に幸せものだよね。
 こんなにたくさんの人達に祝ってもらえるんだからさ」
そう口にする柿崎さんの表情は、本当に幸せそうで。
改めて、私は3−Aの一員であることに喜びを感じました。
まだまだ喋ったことがない人達もいるけれど、
きっとみんな、本当にいい人だと思うから。
いつか、話してみたいなぁ・・
「もうすぐ私の誕生日が終わっちゃうね」
「そうですね・・」
「本当に今日は最高の1日だったよ」
「日付が変わるときまででいいから、私の愚痴を聞いてね」
「はい!喜んで!」

世界樹の枝の上で、幽霊とへべれけさんの談笑は続きます。
新しい1日が始まる、そのときまで。

〜fin〜
624マロン名無しさん:2006/05/16(火) 00:08:15 ID:???
結局間に合ってないとかね、うん
改めて、柿崎姐さん!お誕生日おめでとうございます!!

>>620
ちょwww途中まで感動しそうだったのにwww
みんなはちうにひどいことしたよぬ(´・ω・`)
625マロン名無しさん:2006/05/16(火) 00:27:59 ID:???
>>614
千雨カワイソス
1杯だけと妥協したのがまずかったw

>>622
和んだ
美砂さよでどんな談笑になってるんだかw



最後に美砂誕生日おめでとー
626マロン名無しさん:2006/05/16(火) 00:38:03 ID:???
なにこの美砂祭りwwwww
良かったね、美砂!
627マロン名無しさん:2006/05/16(火) 00:55:36 ID:???
美砂、愛されてるねwww

>>624
ドンマイwww
なんかさよが良い子すぎて和みまくった

>>625
美砂って「一杯だけ」っていったら一番デカいグラスに並々と注ぐと思うんだよねw



いつもギャグばっかの美砂が今日はシリアス多かったねぇ
俺もシリアス書けばよかったよ(´・ω・`)
628マロン名無しさん:2006/05/16(火) 00:56:55 ID:???
>>627
中の人そのままだなw
629マロン名無しさん:2006/05/16(火) 01:17:27 ID:???
>>614
千雨の受難 〜柿崎編〜
って感じだな、GJ!

>>622
酔ってなくても結構受け入れられそう。
さよ相手だと愚痴りながらでも穏やかな時が流れそうでイイ!GJ!
630マロン名無しさん:2006/05/16(火) 01:26:05 ID:???
>>614
ち、ちうが〜

>>622
かきさよの予感!

そしてアちょ〜投下
631マロン名無しさん:2006/05/16(火) 01:26:37 ID:???

アちょ〜3

アスナ「いいんちょー♪」
いいんちょ「な、何ですの明日菜さん、その格好は!?」
アスナ「何ってナースよ。お注射しまーすってね」
いいんちょ「あなたですと、お猿さんのほうがお似合いですわよ」
アスナ「なんだとー!」

アスナ「これならどう!?十二単よ!いいんちょが洋ならこっちは和!」
いいんちょ「別に対抗しなくてもよろしいですわよ」
アスナ「ならチャイナでどーだ!」
いいんちょ「はいはい」
アスナ「サキュパス!いいんちょが着たやつよハァハァ…」
いいんちょ「洗って返してくださいね!」
アスナ「体操服!」
いいんちょ「似合ってますわよ(棒読み)」
アスナ「…猫(耳と尻尾)」
いいんちょ「…ピクン」

アスナ「えー、マジでマジで。今度からこれで来るけどいい(゚∀゚)?」
いいんちょ「………//////」
反応した自分に腹が立つが、可愛くて仕方がないと思い猫ミミ明日菜の頭を撫でるいいんちょだった。
632美砂XRATED:2006/05/16(火) 02:58:20 ID:???
皆さんレスありがとうございます。
>>631
想像して死んだw

ともあれ美砂おめでとう。
633マロン名無しさん:2006/05/16(火) 07:29:48 ID:???
へべれけの中の人です。なんですかこの美砂祭りwwwww
美砂よかったね美砂。・゚・(ノД`)・゚・。

>>579
性誕祭とはタイムリーなネタをwwwwGJ!
>>594
成程・・・、さっちゃんを使えばプルーンネタが出来るなんて考えが及ばなかったよ!GJ!
>>620
素晴らしくハジけまくった3−Aにワロスwwww
一人だけハラハラしながら見守ってるザジを想像しちまったよwGJ!
>>623
うわあ・・・、さよと美砂って合うなあ・・・。
さよ編やった時にベタベタなネタにした俺ハズカシスwGJ!

刹那以来の誕生日SS祭りに感動した。みんなGJだああああっ!!!



さらにバックパスごめんね
>>587
おお、サスペンスな展開に! wktkが止まらないじゃないですか!GJ!
>>590
やべえ・・・。パル属性がますます強化されていくwww
このスレに住み着くまではパル属性ゼロだったのにwwGJだコノヤロウ!!
>>631
いいんちょwwwwwww
634マロン名無しさん:2006/05/16(火) 08:15:54 ID:???
カキ姉、誕生日オメ。
あと、1ヶ月すこしでこのスレも1歳の誕生日だな〜。
誕生日=歳を取る=那波
これをいいたかっただけなんだが、後ろにどこかで見たようなひとg
635マロン名無しさん:2006/05/16(火) 11:57:15 ID:???
>>634
ムチャシヤガッテ…
636マロン名無しさん:2006/05/16(火) 14:42:42 ID:???
637マロン名無しさん:2006/05/16(火) 14:58:11 ID:???
>>636 ちょww なんか死んだみたいwwww
638マロン名無しさん:2006/05/16(火) 15:11:04 ID:???
>>637
ひでぇなこれでも一生懸命描いたんだぞww
639美空ウイルス.exe【ver:13.1】:2006/05/16(火) 15:27:53 ID:???
(>>587の続き)
研究室の出口を塞ぐ超は不気味に揺らめいた。
「どうしたネ、葉加瀬。早く一番下の引き出しを開けたらどうヨ?」
促す超を葉加瀬は睨み返した。その瞳には様々な感情が入り混じっている。
超はそこから明らかな敵意を感じ取った。最早、自分と葉加瀬は敵対する存在なのだ。
「もう、完成していたんですね…、位相操作の技術は…」
葉加瀬は寂しげに呟いた。まだ引き出しは開けていない。
「まだ未完成ヨ」
超は無感情に答えた。それを聞き、葉加瀬は怒った。引き出しを調べる必要もない。
「それで、夏美で実験したんですね?」
葉加瀬の問いに、超は静かに頷いた。
「済まないとは思たネ。
しかし、最下位になってしまた以上、システムは夏美さんを選ぶヨ」
「相坂さんは、どうなるんですか!?」
聡美は声を張り上げた。こんなに感情を露にする葉加瀬を見るのは、超も初めてだ。
「大丈夫ヨ。システムは被験者を痛めつけることはしないネ」

バシン!

聡美は超に飛び込み、顔を平手打ちした。超が瞬間、無言になる。
「これは夏美の分!」
バシン!
「これは相坂さんの分!」
全部で葉加瀬は二度、超を打った。よろけた超の体はやや傾き、しかし、踏み止まった。
研究室に強烈な沈黙が訪れる。心臓の高鳴りしか聞こえない。
「葉加瀬…痛いネ…」
赤く染まった頬の超が、歯のわずかな隙間から漏らした。
「夏美は、相坂さんは、もっと辛い目に遭ってるんです。超さん、あなたの性で」
体勢を立ち直した超が、練習を重ねたような流暢さで話し始めた。
「位相操作システムは害を及ぼさないヨ、これは本当ネ。
それを村上さんが実証してくれたヨ」
葉加瀬は再び超を打ちそうになったが、話の先を聞き出すことを思い出し、止まった。
640美空ウイルス.exe【ver:13.2】:2006/05/16(火) 15:29:12 ID:???
「科学は、人の暮らしを、人生を便利に、快適にするためのものです。それを、あなたは…」
超は葉加瀬を制した。
「そう、人の暮らしを、人生を素晴らしいものにする…その使命を、位相操作システム
は叶えているヨ。魔法使いたちが住むという別の位相にある世界、それと同じ安全を一般
人も得ることができる…素晴らしい発明だとは思わないカ?」
その通りだ。そして、その考えに賛同して、自分も手伝っていた。超は続ける。
「人体実験を行うことに反対するのなら、それは葉加瀬の言えることではないヨ」
「で…でも…」
言い淀む葉加瀬に、超は構わず告げた。
「私は葉加瀬を拘束するつもりはないネ。だから、ネギ先生たちの味方をするも良し、
私と共にシステムを完成させるも良し、自由な選択権を私は葉加瀬に与えるヨ」

少しの時間、葉加瀬は真剣に悩んだ。
自分も夏美を、相坂さんを苦しめたシステムの創造主なのだ。
そして、答えは簡単に出た。

「私は、ネギ先生と、クラスの皆と一緒に戦います」
超は首を振った。
「わかたネ」
超は研究室の出口を空ける。
「ならば、教室に行くと良いヨ。研究室は私の砦ネ」

葉加瀬は部屋を出るとき、擦れ違い様に、超が言葉を発するのが聞こえた。
「残念ヨ」
私こそ。葉加瀬は振り返ることなく、研究室を後にした。

超は一人、研究室に残された。しかし、そこで会話は行われた。
「これで私の望みは叶ったネ…」

【つづく】
641釘宮円の憂鬱:2006/05/16(火) 16:45:24 ID:???
「くぎみ〜ん」
「くぎみんて言うな!」
私は釘宮円。いつもクラスメートの和泉亜子とこのような会話を繰り返している。私はくぎみんと言われるのがとてもイヤだ。しかし、最近は亜子になら言われてもいいやと思うようになってきた。
そんなある日、私は38.5℃の熱を出してしまった。毎年この時期は夏風邪をひいてしまうのだが今年は特にひどい。
再来週は中間試験。勉強したいのだがそれもできない。柿崎達はとっくに学校に行っているので今この空間には私しかいない。とても心細い。
しょうがないので今日は一日寝ることにした。
夜6時、ふと目が醒めると亜子が私の目の前に座っていた。
「おかゆ作ったから食べてな。ウチのおかん直伝やで。」
食べてみると手間ひまかけて作られたのがわかる。恐らく部活も休んで来たのだろう。
「な、なんで泣いてるの?」
「わかんない。なんでだろう。嬉しいはずなのに…」
翌日、すっかり回復した私は校門に入る途中亜子に話しかけられた。
「くぎみん、おはよう。」
「おはよう、亜子。」
それを見ていた明日菜にも話しかけられた。
「く〜ぎみん」
「くぎみんて言うな!」
私は明日菜をぶっとばした。…やっちゃった。
642マロン名無しさん:2006/05/16(火) 17:08:47 ID:???
>>640
超の企みが気になるwww

>>641
ちょwwくぎみんツヨスwww
643紫丁香花:2006/05/16(火) 17:46:13 ID:???
1/2

こんにちは!私佐々木まき絵!最近いいんちょの影響でお花にハマってるの!
お花には「花言葉」や「誕生花」があって、知れば知る程賢くなった気分!
成績は上がらないけどね!


まき絵「あ、エヴァ様ー!」
エヴァ「ん、佐々木まき絵か…どうした?」
まき絵「えへへー、はいコレ!」
エヴァ「ん、これはライラックじゃないか」
まき絵「うん、実は今日(5/17)の誕生花がムラサキハシドイなんだー」
エヴァ「むら……ライラックだろう?」
まき絵「まぁまぁ、どっちでもいいじゃない♪それでこれ、エヴァちゃんに」
エヴァ「私に?どういう風の吹き回しだ?」
まき絵「んーとねー、エヴァちゃん自分の誕生日知らないんだって?
    それでエヴァちゃんが好きだっていうこのムラサキハシドイが誕生花の
    今日をエヴァちゃんの誕生日にしようと思って」
エヴァ「フン、くだらんな。そんなことはどうでもいいことだ」
まき絵「えー、ダメだよー
    誕生日っていうのはその人がこの世に生まれた大切な記念日なんだから!」
エヴァ「ああ分かった分かった。受け取ればいいんだろう!?」
まき絵「えへへー、あとコレも!」
エヴァ「チューリップ?」
まき絵「黄色のチューリップだよ♪これも今日の誕生花なんだって!」
エヴァ「……フン」
644紫丁香花:2006/05/16(火) 17:47:32 ID:???
2/2

-エヴァ宅-
茶々丸「…マスター、このお花はどうされたのです?」
ゼロ 「ワザワザ花瓶ニ入レヤガッテ、ソコラヘンニ置イトキャイーンダヨ」
エヴァ「……ただ枯れさせるのもどうかと思っただけだ……」
茶々丸「御自分でやるなんて珍しいですね」
ゼロ 「コリャ槍ガ降ルゼ」
エヴァ「…うるさいっ」




茶々丸「これは……」
エヴァ「なんだ?チューリップがどうかしたか?」
茶々丸「……いえ、ただ黄色いチューリップの花言葉は『実らぬ恋』『希望のない恋』なので」
エヴァ「………アノヤロウ…………知っててやってんのか………?」
645マロン名無しさん:2006/05/16(火) 17:57:08 ID:???
まき絵知ってたのかwエヴァ様モエスwww
あと今日は5/16・・・w
646マロン名無しさん:2006/05/16(火) 18:34:39 ID:???
>>643-644
ちょwwwwまき絵wwww

千雨と桜子の新ネタ投下します。
647マロン名無しさん:2006/05/16(火) 18:35:16 ID:???
ザ・雨桜 その1

私、椎名桜子。大好きな千雨ちゃんにもう一度アタックするの!
ザジちゃんになんか負けないもん。これから私の新しい挑戦が始まるの!
円「桜子って立ち直るの早いのね…単に単純なだけ?」

下校時に千雨ちゃんを待つの。ザジちゃんが居ても無理やり付いて行っちゃうんだから。
……遅いなぁ。
とか思ってると教室に自分の携帯を忘れたことに築いて急いで学園に戻る。
教室に入ると…
千雨「ん…はぁ…そこだザジ…」
ザジ「千雨、その声可愛い」
ふ、二人の声!?まさか誰もいないとはいえ教室で!?
い、いや。ここはお約束のマッサージオチかも。
そうだよね、いくらなんでも教室でにゃんにゃんするはずがない。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜妄想中〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ザジ「ちう、私怖い…」
千雨「その顔も可愛いなぁザジ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

もしこんなことがあったら、私は……
な、なんてそんなこと起きないよね。
桜子「千雨ちゃーん。マッサージなら私も混ぜてー」
648マロン名無しさん:2006/05/16(火) 18:37:04 ID:???

ガラッ

ザジ「ちう〜ちう〜」
ギシギシギシギシギシギシ
千雨「や、やめろー。これ以上されたらい、イってしま…」
千雨、ザジ、桜子「あ」
ダッ
桜子「そうだよね。ザジちうだから“受け”なんだね!!」
千雨「おい、椎名待て!そこ突っ込むとこちが…」
ザジ「ほっといたら?」
千雨「うあぁぁザジ、そんなの…だめ…ザ…」

ザジ→千雨→桜子。な関係が決まってしまった桜子だった。
649マロン名無しさん:2006/05/16(火) 18:50:23 ID:???
まき絵といい、桜子といい…
天然っ子かわいいよ天然っ子(´Д`*)アハアハ
650マロン名無しさん:2006/05/16(火) 19:13:38 ID:???
>>645
いろいろあせっていた
俺は未来からやってきたということでおk
651マロン名無しさん:2006/05/16(火) 19:22:26 ID:???
美砂祭に参加できなカタヨ・・・

http://p.pita.st/?sve2gljo

http://p.pita.st/?niokiz1f
652マロン名無しさん:2006/05/16(火) 19:25:38 ID:???
超が>>650にカシオペアを奪われたネと俺に泣きついてきた件
653マロン名無しさん:2006/05/16(火) 19:26:47 ID:??? BE:562502988-
>>651
GJwwwwwwww
うさ耳モードに鼻血吹いた
654マロン名無しさん:2006/05/16(火) 19:39:32 ID:???
>>651
へべれけワロタ
655マロン名無しさん:2006/05/16(火) 19:45:43 ID:???
俺はむしろへべれけモードにレモン汁フイタwww
656さよ 悲しみ:2006/05/16(火) 21:53:22 ID:???
さよ 悲しみ


さよ 「ふえええん!!!」
和美 「ど、どうしたの!?何か悲しいことがあったの!?」
さよ 「ひっく、ひっく」
和美 「誰かにいじめられた?・・ってウチのクラスにそんな奴はいないか」
さよ 「・・・実はですね」
和美 「何?」
さよ 「やっぱりいいです!!」
和美 「気になるじゃん!!それとも私には教えられないの?」
さよ 「笑わないですか?」
和美 「たぶん・・」
さよ 「いじわる・・」
和美 「笑わないから言ってごらん」
さよ 「実は・・私エスカレーターに乗れないんです」
和美 「へ?」
さよ 「この間も乗ったら勝手に上まで運ばれて・・それで下りようと思ったらステップに巻き込まれて・・」
和美 「・・・」
さよ 「そのまま内側を通ってまた下から出てきたんです。もう怖くって怖くって」
和美 「あはははは!!!」
さよ 「やっぱり笑ったぁ!!!朝倉さんのばかぁ〜!!!」
和美 「ゴメン、ゴメン。さすがドジっ娘システム搭載だけあるね」
さよ 「ふえぇぇ・・」
和美 「だったらベルトに捕まればいいんじゃない?横で一緒に動いているゴムのやつ」
さよ 「・・・はっ!!そ、それだ!!さすが朝倉さんです!!」
和美 「まあ、がんばりなよ。今度一緒に乗ってあげるからさ、エスカレーター」
さよ 「はい!」

657マロン名無しさん:2006/05/16(火) 22:13:20 ID:???
フッ………これが萌えってやつかい。兄ちゃんいい仕事するじゃないか
658656:2006/05/16(火) 22:26:08 ID:???
>>657
ありがとうよ・・
659マロン名無しさん:2006/05/16(火) 23:31:25 ID:???
さよちょげかわいいこっせんさよ
660マロン名無しさん:2006/05/17(水) 00:07:10 ID:???
いいねぇ さよちゃんの天然っぷりは 妹にしたい そしていろいろ悪戯したい(;´Д`)ハァハァ
661相坂さよ:2006/05/17(水) 00:37:23 ID:???
>>660
通報しました!
662マロン名無しさん:2006/05/17(水) 00:39:22 ID:???
http://p.pita.st/?qbvwsyz0
誤魔化しまくり… 構図がおかしいけど見逃して…

http://p.pita.st/?rrmetu9e
上と比べると恐ろしく早く描き終わったw
663マロン名無しさん:2006/05/17(水) 00:41:14 ID:???
pitaの不調っぷりに泣けてくる
664マロン名無しさん:2006/05/17(水) 00:50:49 ID:???
>>662
いいねぇ なつみーの可愛さは 妹にしたい そしていろいろ悪戯したい(;´Д`)ハァハァ
665マロン名無しさん:2006/05/17(水) 00:52:16 ID:???
>>662
葉加瀬がプリティすぎ。夏美のとろけ具合もGJ
あと、葉加瀬は貰った

投下〜
666風香 甘えん坊将軍:2006/05/17(水) 00:52:46 ID:???
風香 甘えん坊将軍


1/7
むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな
しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです


皆さんは鬼をご存じですか?頭に角を生やして力の強い妖怪のことですね
実は麻帆良には鬼がいるんです。正確には鬼になる者が・・・

あやか 「また逃げたですってぇ!!しかも帝様もご一緒に!?」
あやかさん、とってもおかんむりです。湯気がぽぴーと頭から出ています
夏美 「お、落ち着いてね。あやか姉・・」
あやか 「もう許さんばい・・・天誅をくだしqあsうぇdrftgyふじk!!!」
どうやら言語能力が崩壊してしまったようです
やがてあやかさんの頭から角が生え始め、瞳は血の色のように赤くなり、筋肉が盛り上がった背中には服越しに鬼の面相が見え始めました
あやか 「セッキョウ・・セッカン・・オシオキィィィ!!!!」

夏美 「あわわ・・あやか姉切れちゃったよ」
葉加瀬 「これは困りましたねえ・・夏美さん、やっときますか?」
夏美 「いつもの・・お願い」
葉加瀬 「あいあいさー」
そういって葉加瀬さん。懐から何か長い筒を取り出します。それの片方の端を加えると、残り片方をあやかさんの方に向けました

ふっ、っと小さな音が聞こえると筒の中から何かが飛び出します。どうやら筒は吹き矢のようです
そして首筋に小さな針が刺さりました。すると・・

あやか 「ユルサナイ・・・ユル・・サナ・・」
ばたん、とあやかさんは倒れ、すやすやと眠り始めました
頭に生えた角も消え、背中の鬼も面相も消えました
667風香 甘えん坊将軍:2006/05/17(水) 00:54:03 ID:???
2/7
時は移り、その日の夜
夏美 「だから、このままじゃあやか姉爆発しちゃうよ」
風香 「だって遊びたいんだもん・・」
ここは将軍様の間、城下町から戻ってきた将軍様たちは、夏美さんにお説教を受けています
夏美 「本気のあやか姉が暴れ出したら・・・止められないよ?」
楓 「なんだかんだ言ってもあやか殿は雪広流柔術の開祖でござるからなあ」
葉加瀬 「まあ、暴れるときは力任せなんですけどね」
史伽 「最近私へのあたりも強いんです。怖いですぅ・・」

風香 「まるでボクが悪いみたいじゃないか!!」
一同 「上様が悪いです」
風香 「う、うわぁぁぁん!!!みんながボクをいじめるよぅ!!」
将軍様、泣き始めました。しかし皆さん、気にしていないようです
楓 「さて・・・どうしようでござるかな」
夏美 「しばらくはお城にいてもらわないと・・・そしてお説教受けてもらわないと」
史伽 「それは助かります。私もお休みが欲しかったですから」
風香 「うわぁぁぁぁん・・」
楓 「嘘泣きはそのくらいにして対策を練るでござるよ」
風香 「ちぇ」
あっさりと泣きやむ将軍様、仕方なしに会議に加わります

夏美 「どうしたらいいのかな」
風香 「仕方ないなぁ・・・ねえ葉加瀬、あれ、どうなった?」
葉加瀬 「アレですか?実は明日にはお返事が届きますよぉ。たぶん問題ないかと思われます」
風香 「んふふ・・これで問題解決だね」
夏美 「あれ?あれってまさか・・」

どうやら将軍様には秘策があるようです
668風香 甘えん坊将軍:2006/05/17(水) 00:54:52 ID:???
3/7
次の日の朝・・将軍様のお部屋にて

あやか 「今日という今日は・・・逃がしませんよ!!!」
風香 「やだなあ、今日はいるってば」
まだ布団の中でごろごろしている将軍様、今日はゆっくりと朝寝を楽しんでいるようです
あやか 「でしたら・・・今まで溜まっていた分のお仕事と私のお説教、受けていただきます!!!」
風香 「あはは・・でもそうはいかないんだよね」
あやか 「なんですって?」
そのときです

葉加瀬 「失礼しますね〜将軍様、魔法国からお手紙が届きました」
あやか 「な、魔法国!?」
魔法国、そこはネギ王子様のいる国。あやかさんはそこのネギ王子にめろめろな訳です
風香 「で、どうだった?」
葉加瀬 「はい、2日後に御来日です。おみやげは何でしょうかねぇ〜」
あやか 「な、何でそんなに急に!!」
風香 「んふふ・・あやか姉。ネギ王子の接待はお願いするね。精一杯おもてなししてね」
あやか 「ああ・・ああ・・そんな、ネギ王子が・・・いけない!!早く準備をしなければ!!!」
こうしてあやかさんは急いで将軍様のお部屋を出て行きました。すっかり将軍様にお説教するのを忘れてしまったようです

葉加瀬 「上様も策士ですねえ・・」
風香 「おぬしもな。ふふふ・・」

そして二日後・・
669風香 甘えん坊将軍:2006/05/17(水) 00:57:04 ID:???
4/7
麻帆良城の城門の前、将軍様以下、一同がネギ王子をお出迎えしています

ネギ 「あ!!風香さん、お久しぶりです!!」
ネギ王子の乗った馬車の窓から、ネギ王子が身を乗り出して手を振っています

あやか 「ああ・・ネギ王子。いつ見てもりりしいですわ」
その姿を見たあやかさん。すでに浮かれいます。いけない妄想が脳を潤しているようです
風香 「あやか姉、よだれよだれ」
あやか 「はっ!!私ったらなんてはしたないことを・・」

到着した馬車から降りるネギ王子とおつきの護衛さん
ネギ 「お招きいただいて光栄です」
風香 「堅いっことは言いこなし。さぁ、中に入ってよ」
ネギ 「では・・」


ここは将軍様の大広間、将軍様とネギ王子、同じ段の高さのところに座って歓談しています
ですが、それを近くのふすまから覗く瞳が4つありました

木乃香 「あれがネギ王子様なんか・・・かわええな」
月詠 「確かにかわええけど・・ウチの趣味やありまへんな」
木乃香 「ええ子そうやで?」

?? 「誰だ!!!」
その視線に気がついたネギ王子のおつきの護衛さんが、剣を抜き放ちました
670風香 甘えん坊将軍:2006/05/17(水) 00:57:46 ID:???
5/7
ネギ 「あ、アスナさん。ここで剣はまずいです!!」
明日菜 「アンタは黙ってて!!!何者!!!」
剣は帝さんたちのいる方のふすまに向けられています
しばらくして、そのふすまがそっと開かれました

木乃香 「あはは・・ゴメンな。覗いてもうて」
月詠 「失礼しました」
顔を見せたのは帝さんとその護衛さんでした
あやか 「帝様・・・どうしてここに」
木乃香 「ネギ王子が来はるいうんで、ちょっとお会いできたらなんて思たんや。紹介してくれへんかな?」
あやか 「しかし・・」
風香 「いいじゃん。ネギ君、こちらは帝さんの木乃香さん。もうひとりはおつきの護衛さん」

ネギ 「み、帝さん!!この国の!?」
木乃香 「そうや、帝の木乃香です。よろしゅうに」
ネギ 「は、はぁ・・」
意外なお客様の登場にとまどうネギ王子。そしてネギ王子のおつきの護衛さんは剣を納めると、帝さんに一礼しました
明日菜 「失礼いたしました。ご無礼をお許しください」
木乃香 「無礼をしたんはウチらの方や、謝る必要はあらへん」
明日菜 「ありがたきお言葉、痛み入ります」

風香 「うーん、なんか堅苦しいなぁ・・そうだ!ご飯にしようよ!!」
木乃香 「せやなぁ。ちょうどおなかも空いてきたし」
ネギ 「え、いいんですか?」
風香 「あやか姉、ご飯にしようよ。みんなで食べよう!!」
あやか 「そんな、いきなりそういわれても・・」
葉加瀬 「ふっふっふっ、そんなこともあろうかとすでに用意してあります。今日は特別料理人、くいもん屋五月のさっちゃんがお料理担当です」
風香 「え、さっちゃんなの!!うれしいなぁ!!」

こうして、皆は楽しく夕食を食べるのでした
671風香 甘えん坊将軍:2006/05/17(水) 00:58:28 ID:???
6/7
そしてその日の夜

風香 「じゃあ、ネギ君の夜のお世話はお任せするね」
あやか 「よ、夜のお世話!?いよいよ・・」
葉加瀬 「とりあえず、このお夜食を持って行ってください。まあ、きっかけですね」
あやか 「お、お風呂!!身を清めなければ!!」
風香 「頑張ってね!!」
こうしてあやかさんは決戦の地に赴きます

風香 「で、どこから覗くの?」
葉加瀬 「それは楓さんから説明が・・」
楓 「床の間から覗けるようになっているでござる」
夏美 「ねえ、王子様に手を出すなんて外交問題にならないかな?」
木乃香 「結婚しちゃえばええんとちゃう?」
月詠 「つまり今日が初夜になるというわけなんやな」
史伽 「初夜・・・恥ずかしいですぅ」
皆さん、のぞきは犯罪行為ですが、別に気にしてはいないようです


しゅーっ
かすれるような音を立てて、ネギ王子が寝ている部屋のふすまが開きました
あやか 「ね、ネギ王子様。お夜食をお持ちいたしました」
しかし中からは返事はありません。もう寝てしまったのでしょうか?
あやか 「し、失礼いたします」
食事をのせたお盆を持ち、あやかさんは中に入りました
672風香 甘えん坊将軍:2006/05/17(水) 01:02:53 ID:???
7/7
暗い部屋の中には、優しいお月様の光が差し込んでいます
そしてそのお月様の光は、ネギ王子が眠る小さなお布団を映し出すのでした
あやか 「ネギ王子様・・」
あやかさんはお盆を畳に置きました。そして・・ゆっくりと着物を脱ぎ始めます

風香 (いよいよだ)
木乃香 (犯られちゃうんか?いよいよなんか!?)

そしてあやかさんがすべての着物を脱ごうとしたときでした
明日菜 「アンタ、なにしてんのよ?」
あやかさんの背後から声がかかり。首筋に剣が押し当てられます
あやか 「あ、明日菜さん。いらしたのですか?」
明日菜 「護衛だからね、アンタみたいのからネギを守んなきゃいけないのよ」
あやか 「あ、あなたも混ざりますか?」
明日菜 「なにいってんのよ!!出て行きなさい!!!それとそこで覗いている奴ら!!アンタらもよ!!」

風香 「ばれた!」
史伽 「逃げるです!!」
こうして逃げるあやかさんと将軍様ご一行の姿を、明日菜さんは見送りました


皆が去ったネギ王子のお部屋。月明かりの中、布団からネギ王子がむくりと起き上がりました
ネギ 「あやかさん・・・一緒に寝て欲しかったな」
明日菜 「なにいってんのよ。アンタには私がいるでしょう?不満なの?」
ネギ 「そう言うわけでは・・」
明日菜 「さあ、寝るわよ。もっとそっちに詰めなさい、私が入れないでしょ」

騒がしい麻帆良の夜は、お月様だけが知っているのでした

673マロン名無しさん:2006/05/17(水) 01:29:07 ID:???
ア ス ネ ギ い い な あ
674マロン名無しさん:2006/05/17(水) 01:53:43 ID:???
アスネギをポケベル並に久しく感じた件w GJ!
いいんちょに一方的に勝てる明日菜ツョスwww
675マロン名無しさん:2006/05/17(水) 02:01:54 ID:???
ネギよ、一人で寝るのが寂しいから一緒に寝てもらいたいのは分かるが
あやかの場合犯罪になるから・・・
ってゆーか起きてんなら服脱ぎだした時点で止めろよwww
676ネギ:2006/05/17(水) 02:11:02 ID:???
>>675
え?なんでです?
677マロン名無しさん:2006/05/17(水) 02:18:27 ID:??? BE:87891252-
もれが一緒に寝てあげよう
というか寝てください結婚してくださいなでなでさせてすりすり・・・
678明日菜:2006/05/17(水) 02:59:27 ID:???
>>677
いいんちょ乙
679マロン名無しさん:2006/05/17(水) 03:10:08 ID:???
何がやりたいのか全くわからんものができてしまったw
http://yu-net.info/swfup/viewswf.php/3543.swf
680マロン名無しさん:2006/05/17(水) 06:50:12 ID:???
最近ネギでもいいやと思うようになってきました
681マロン名無しさん:2006/05/17(水) 06:51:12 ID:???
前回いいんちょがラーメンを奢ってくれたが、そのために北海道まで行ってしまった。
それから1週間後

ゆーな「よーし、今日もみんなで食べに行くにゃ」
亜子「ほんまに食いしんぼさんやな、ゆーなは」
いいんちょ「資金面はお任せください、この雪広あやかが全面バックアップして差し上げますわ」
アキラ「前はラーメンだったし次は何を食べるの?」

まき絵「あやか、今度は何処に行く?」
いいんちょ「でしたらこの近くの店が北京ダックのフェアで…」
ゆーな「そんな贅沢なの食べないにゃ!このブルジョワめ!」
アキラ「いいんちょってどんな高級料理も食堂感覚だよね」
亜子「せやから簡単にたかれるんや」
ゆーな「贅沢は敵だから餃子にするにゃ!」
アキラ「餃子なら安いし沢山食べれるね」
ゆーな「よーし餃子食べるにゃ!」

2時間後

亜子「何で宇都宮(栃木県)に来るんや!!」
あやか「え?餃子を食べに来たのではないのですか?」
アキラ「これって餃子像?」
まき絵「うわー趣味悪ー」
ゆーな「あ、外国人にゃ」
682マロン名無しさん:2006/05/17(水) 06:51:45 ID:???
外人A「どちらの国の方ですか?(英語)」
あやか「いえ、わたくしは日本人です(英語)」
外人B「地元の方ですか?(フランス語)」
あやか「いえ友人方とこちらに…(フランス語)」
まき絵「あやかが…宇宙語を話してる…」



ひそひそひそひそひそひそ
アキラ「すごい委員長持ったね」
亜子「あそこまで来るとイヤミやで」
ゆーな「ブルジョワめ」
ひそひそひそひそひそひそ
あやか「何をしてますの?早く食べに行きましょう」

雪広あやか、麻帆良を代表するブルジョワ。
特徴は運動部と早乙女、朝倉の二人組みによくたかられる。
683マロン名無しさん:2006/05/17(水) 06:54:00 ID:???
>>681-682
いいんちょカワイソスwwwww
684マロン名無しさん:2006/05/17(水) 07:13:09 ID:???
だけどそんないいんちょが大好きです
685マロン名無しさん:2006/05/17(水) 11:42:00 ID:??? BE:237306839-
>>680
ていうかネギキュンじゃないとだめです
686紫丁香花:2006/05/17(水) 13:06:11 ID:???
うむ、うっかり時を越えてしまった まあいいや
続編思い付いたので投下します
>>643-644の続きということで
687紫丁香花:2006/05/17(水) 13:19:11 ID:???
こんにちは!私佐々木まき絵!最近いいんちょの影響でお花にハマってるの!
お花には「花言葉」や「誕生花」があって、知れば知る程賢くなった気分!
中間試験もなんのその!



エヴァ「おい、佐々木まき絵」
まき絵「あ、エヴァさm…ちゃんどうしたの?」
エヴァ「お前……このチューリップは何かの当てつけか……?」
まき絵「え?黄色いチューリップがどうかしたの?」
エヴァ「お前最近花言葉に凝ってるらしいじゃないか……
    黄色いチューリップの花言葉…貴様の口から教えてもらおうじゃないか」
まき絵「花言葉?エヴァちゃんも興味あるの?いいよー、えっとね
    黄色いチューリップの花言葉は『初恋』!」
エヴァ「…なに?」
まき絵「あと『謙遜』でしょ、『若者の無邪気さ』でしょ、あと『正直』!」
エヴァ「………そうか 時間をとらせて悪かったな



    あんにゃろう………」


まき絵「あと『母の日』もあるよ♪」
688マロン名無しさん:2006/05/17(水) 14:33:45 ID:???
>>687
何故だかわからないが、あんちゃろうに反応した俺ガイルwwww
689マロン名無しさん:2006/05/17(水) 14:53:01 ID:???
690マロン名無しさん:2006/05/17(水) 15:13:20 ID:???
>>689
修正どころか完璧別物じゃねぇかwwwww
691マロン名無しさん:2006/05/17(水) 17:52:33 ID:???
>>689
なにこの違いw
ってかなんでアラビア文字・・・w
692マロン名無しさん:2006/05/17(水) 18:55:56 ID:???
次の人がうpする前に最初のやつ消したからわけわからんことに・・・
>>679は自分が作ったのとは全く関係ないですw
読めねーよwwwww
693新田:2006/05/17(水) 19:44:17 ID:???
今度の主役は私だ!!
http://p.pita.st/?m=akvfmmt4
はじめの新田
694真名ちゃんもっこり日記54:2006/05/17(水) 19:48:53 ID:???
>>693
PC許可を

真名ちゃんもっこり日記54

…ふぅ、あれこれあったがようやくみんなが寝静まったか。
おのれ…刹那に楓め。せっかく“犯り合う”チャンスがなくなった。
仕方ない、アキラで我慢するか。

「龍宮さん」
お、茶々丸か。そういえば携帯電話のアドレスとか調べられてたな…
プライベートに支障が起こる前に聞いておくか。
「そういえばお前は私の携帯のアドレスを知っているな」
「はい、ハッキングしたデータなどはすべて本人の希望で消去できますが」
よかった。まだ誰にも見られてないな。
「頼む、すべて消去してくれ」
「了解しました」
ふぅ、これで一安心だ。
携帯の履歴や番号がばれたらシャレにならんからな。

「そう言えば超さんから伝言がありました」
伝言?何だ?
「ひ○た荘のM子さん、銀座の子猫ちゃん、池袋の子犬ちゃん、中州(福岡)のうさぎちゃん、
 ススキノのピーちゃん…以上です」
………
「待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待てぇーーーー!!!!
 何故だ!何故奴が私のアドレスのキーワードを知っている!?」
695真名ちゃんもっこり日記54:2006/05/17(水) 19:49:31 ID:???
「超さんがマスターデータを持っていますから、今消したデータはコピーです」
「超は何処だ!!」
「先ほどネギ先生の所へ」
うおおおおおおおおおおおおおおお!!!

「超!!」
「わっ、龍宮さん!?」
「ネギ先生!超は何処に!」
「超さんはさっき消えちゃったんだけど…」
「ぬがあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
超ーーーーーーーーー!!携帯のメモリデータを返せーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
696マロン名無しさん:2006/05/17(水) 21:07:24 ID:???
>仕方ない、アキラで我慢するか。

たつみーちょっと体育館裏でお話しようか
697あやか 心にもないこと:2006/05/17(水) 21:23:02 ID:???
あやか 心にもないこと


私の愛しきネギ先生が泣いておられます。目の前で
原因は私。いえ、超さんのあの薬・・・


あやか 「身の程を知りなさい、豚」
ネギ 「へ?」
あやか 「お脳が不便なのかしら?私(わたくし)の言葉が理解できないなんて」
ネギ 「い、いいんちょさん?」
あやか 「残念ね、人間って修理ができないから・・そのまま生きていかなければいけないなんて」
ネギ 「ど、どうして・・」
あやか 「あなたは私の世界にふさわしくありませんわ。どうか消え去ってくださいまし」

ネギ先生の瞳にどんどんと涙が溜まっていきます。今にも溢れんばかりに
ネギ 「ぼ、僕が何か悪いことをしましたか?いいんちょさん!!!」
あやか 「良いも悪いもありませんわ。あなたが・・・死ぬほど嫌いなのです」
ネギ 「うわぁぁぁん!!!!」
泣きながら走り去ってゆくネギ先生。超さん、お恨みいたしますよ・・
私に・・・”反対のことを言ってしまう薬”を飲ませるなんて・・・


あやか 「ネギ先生ぇぇ!!!!!!超さん・・・ぶっ殺しますわぁぁぁ!!!」
超 「なんて大きな寝言ネ、それに何で私が殺されなきゃいけないネ」
ハルナ 「今度は何をしたの?」
超 「薔薇乙女というお酒を飲ませただけネ、綾瀬酒造の」
ハルナ 「夕映吉のところのか・・・また変な成分入れたんだろうな」
超 「ちょっと分析してみるネ。なかなかに面白そうネ」

698マロン名無しさん:2006/05/17(水) 21:45:21 ID:???
>>697
いいんちょカワイソスwww
http://p.pita.st/?m=v9cnf4bd
せっちゃん
699マロン名無しさん:2006/05/17(水) 21:50:03 ID:???
>>697
ちょww初音姉様wwwwww
700マロン名無しさん:2006/05/17(水) 21:50:52 ID:???
ピタ見れねー…
701マロン名無しさん:2006/05/17(水) 21:53:23 ID:???
>>698
ちょwwwwwwwwwwまwwwwwwwwwwキモwwwwwwwwww
702697:2006/05/17(水) 21:58:44 ID:???
>>698
見た瞬間、なぜか男塾を思い出してしまった
>>699
まさかネタがわかる人がいるとは・・・
18歳以上・・・いや、もっと上か
703699:2006/05/17(水) 22:13:21 ID:???
>>698
せっちゃん恐いよせっちゃん

>>702
そりゃまぁ…百合モノとしては秀逸ですしね、姉様は
あと、年齢を勘ぐる人には つ[長ネギ]
704マロン名無しさん:2006/05/17(水) 22:23:25 ID:CsSpg4wu
どう見ても萌ません。ありがとうございました。
http://p.pita.st/?q2hroku0
705マロン名無しさん:2006/05/17(水) 22:24:50 ID:???
sage忘れスマソ。
706マロン名無しさん:2006/05/17(水) 23:11:32 ID:???
http://p.pita.st/?bqbqfiru

「部活の梅雨用ユニホームですぅ」
「あー今年のなんだかカワイイぞ!ねぇねぇ楓姉ー!見て見て!」

「!!!!!!・・・・・・・・・・・・散歩部退部するでござる・・・」




スマン。どうみても史伽に見えない・・・
707マロン名無しさん:2006/05/17(水) 23:14:32 ID:???
(゚∀゚)キャァワイイー!!
是非我が妹に!
708マロン名無しさん:2006/05/17(水) 23:16:08 ID:???
今週のマガジンもザジちう分大目!
しかしザジよ、いくら別れのプレゼントと言っても友達渡すのはどうかと思うが・・・。
つーかアレ欲しいな・・・。なんかかわいい
709マロン名無しさん:2006/05/17(水) 23:20:48 ID:???
>>708
ちょっと分けてもらってくるわ
…発売日だけどこういう雑談は大丈夫なんだろうか?
710マロン名無しさん:2006/05/17(水) 23:23:20 ID:???
>>708
・・・そんなこと言われると、年甲斐もなく立ち読みしたくなる・・・
どうしよう、会社のゴミ箱から拾って読もうかな・・・
711マロン名無しさん:2006/05/17(水) 23:35:08 ID:???
>>706
ぐはぁ・・かわいさが素晴らしいGJ!!です

投下〜
712風香 甘えん坊将軍:2006/05/17(水) 23:36:11 ID:???
風香 甘えん坊将軍


1/6
むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな
しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです


壺・・・皆さんも一度くらいは見たことがあるでしょう。そう、壺です
麻帆良城、その宝物殿の奥に一つの壺があります。古ぼけた小さな壺が・・

風香 「最近、あやか姉が厳しいからお小遣いが少ないんだよね〜」
ほっかむりをした小さな影が二つ、麻帆良城の宝物殿の中で蠢いています
楓 「だからといって宝物殿の物を売り飛ばそうなど・・・」
風香 「ここの物はボクの物だからイイの!!」
楓 「まったく・・困ったもんでござる」

こうして見つけた一つの壺、件の壺です
風香 「うん、これなんか古そうで良い感じだね。高く売れそうだよ」
楓 「何か蓋が付いてるでござるな。どれどれ・・」
風香 「開く?」
楓 「なかなか堅いでござるな・・・ぐぬぬ・・・」
と、力の入りすぎた楓さん。思わず近くにあったついたてを倒してしまいました
ガタン・・

?? 「誰だ!!!」
どうやら物音で宝物殿の番人に気がつかれたようです
楓 「むっ、逃げるでござるよ!!」
風香 「がってんでい!!」

こうして将軍様は小さな壺を持って麻帆良の城下へと出たのです
713風香 甘えん坊将軍:2006/05/17(水) 23:37:13 ID:???
2/6
夕映 「ふむ・・・3,000帆(帆=円)です」
風香 「えー!!そんなに安いの!!よく見てよう!!」
ここは麻帆良城下、骨董の綾瀬堂。将軍様はここに壺を持ち込んだのでした
夕映 「作られたのは60年ぐらい前、これといった特徴はなし・・それに中には何も入ってはいないようです」
壺を上下に振るご主人。確かに中からは何も音はしません
夕映 「どうするですか?売りますか?」
風香 「うーん・・・」

結局、将軍様はその壺を売りませんでした。そしてその壺を持ってくいもん屋に行ったのです


風香 「ちぇ、高いと思ったのになぁ・・」
楓 「まあ、偽物だったのでござろう。諦めるでござるよ」
風香 「はあー!!!豪遊しようと思ったのになぁ」
そのときでした。女将さんが注文のうどんを持って現れました

五月 おまちどおさまです。あら、いい壺ですね。梅干しを漬けるのに良さそうな・・
風香 「・・・ねえ、この壺あげるからできた梅干し食べさせてくれる?」
五月 いいですよ。でも蓋がしてあるけど何かはいっているんですか?
楓 「そう言えばまだ開けていなかったでござるな」
こうして楓さんが力任せに蓋を開けようとしました。しかし・・

楓 「開かないでござる・・」
風香 「楓姉の力でも!?」
楓 「そんな馬鹿な・・」
五月 暖めてみますか?
こうして女将さんの提案により、壺はお湯につけられる事になりました
714風香 甘えん坊将軍:2006/05/17(水) 23:38:11 ID:???
3/6
くつくつくつ・・
壺は沸騰するお湯の中に漬けられました
土色の壺の肌はお湯につけられたことにより、何となくきれいになったように見えます
風香 「まだかな・・」
楓 「なかなか頑固でござるな」
五月 なんだか・・揺れていませんか?
よく見れば壺は揺れています。泡が揺らしているようにも見えますが・・

風香 「揺れてる・・よね?」
楓 「揺れてるでござるな」
五月 ば、爆発とかしませんよね?
だんだんと壺の揺れは激しくなっていきました。そして、その揺れは沸騰したお湯をあたりにまき散らし始めたのです
風香 「あちち!!」
楓 「な、何でござるか!!」
五月 い、いやぁああ!!!
そして・・・

ぼん!!!
と、壺は蓋を吹き飛ばしたのです

?? 「熱いですぅ〜!!!!」
そして壺の中から煙が上がるように誰かが出てきました
715風香 甘えん坊将軍:2006/05/17(水) 23:39:14 ID:???
4/6
風香 「な、何!?」
?? 「だ、誰ですか!!私を温めるのは!!!」
楓 「よ、妖魔でござるか!?」
?? 「し、失礼な!!って熱いですぅ〜!!!」
五月 ご、ご免なさい。今、水をかけますから
女将さんは桶の水を壺のはいっている鍋に注ぎ込みました。そしてあっという間にお湯の温度は下がります

?? 「ふぅ〜、なんて酷いことをするんですか!!」
風香 「ゴメンね・・・ってあなた誰?」
?? 「ダメですよ。人に名前を聞くときはまずは自分からです、わかりましたか?」
風香 「ぼ、ボクは風香。遊び人の風さんだけど」
楓 「拙者は楓」
五月 私は五月です
?? 「はい、私はさよ。幽霊です」
よく見れば壺の口と足がつながり、その上に幽霊さんは浮いていました

風香 「ゆ、幽霊!?」
さよ 「そうなんです。死んで幽霊になっちゃいました」
楓 「そんなに軽く言うことではないのでは?」
さよ 「だって死んじゃったし・・まあ、その頃の記憶ってないんですけれどね」
五月 で、でも何で壺に?
さよ 「よく聞いてくれました!!」
ぐぐいと幽霊さんが女将さんに迫ります
さよ 「酷いんですよ!!ちょっとお城で脅かしたり、物を動かしたりしただけで封印されちゃったんです!!」
楓 「もしや・・・先々代が封印したという”相坂の姫のたたり”の事でござろうか?」
さよ 「そんな風に呼ばれていた気もするけど・・忘れちゃいました」
風香 「軽いなぁ・・・」
さよ 「だって・・・楽しくないと人生、意味ないじゃないですか!」

一同 「あんた、死んでるって」
716風香 甘えん坊将軍:2006/05/17(水) 23:40:15 ID:???
5/6
さよ 「で、何で私を起こしたんですか?」
幽霊さんの入った壺は、鍋から出されて床に置かれました
五月 あなたの入っている壺で梅干しを作ろうと思ったんです。なかなか蓋が開かなかったので温めようということに・・
さよ 「なるほど・・」

楓 「で、どうしようでござろうか・・」
風香 「そうだね、また封印する?」
さよ 「いやです!!!私はもっと遊びたいんです!!閉じこめられるのに飽きました!!」
風香 「・・・そうだよね、遊べないのって辛いよね」
いつもあやかさんにお勉強を押しつけられる将軍様、何か通じるものがあったようです
さよ 「そうでしょう!!お勉強なんて大ッキライ!!あそぶの〜!!!」
風香 「気が合いそうだね。いたずら、好き?」
さよ 「大好きです〜!!人が驚くと面白いですよね!!」
風香 「ニシシ・・・まさにその通り!!」
さよ 「あああ、なんだかいたずらしたくなりました!!!えーい!!」
幽霊さんが強く念じると、あたりのお皿が宙に浮き、ぐるぐるとあたりを飛び始めました
五月 や、止めてください!!
さよ 「えーい!!ぐるんぐるん!!」
風香 「いけー!!」
将軍様、幽霊さんを煽動してさらに場を混乱させようとしました
楓 「や、止めるでござるよ!!!女将、すまないで・・」
楓さん、そこまでいって固まりました。なぜなら・・

ぶちん!!!
五月 アンタたち・・・いい加減にしないと三枚におろして焼いちまうよ!!!
女将さん、怒っちゃったようです
717風香 甘えん坊将軍:2006/05/17(水) 23:42:38 ID:???
6/6
風香 さよ 「ふえ?」
そのあまりの気迫に、将軍様と幽霊さんも固まってしまいました
そしてあたりに浮かんでいたお皿は、ゆっくりと床に降りていきます

五月 この私を怒らせるとは・・・包丁はどこだったかしら?
風香 さよ 「ひ、ひぇぇぇ!!!」
あわてて楓さんが止めに入ります
楓 「さ、五月殿!!冷静に、冷静に!!」
女将さんを羽交い締めにする楓さん、やがてゆっくりと女将さんは楓さんの方を振り向きました
五月 いやですね。冗談ですよ、冗談
ですがこの場にいた一同は皆わかっています。あの目は本気だったと

風香 「で、どうするのこれから」
さよ 「そうですね〜この壺からは離れられないようですし、ここに置いてもらえますか?」
五月 ウチにですか!?
さよ 「こう見えても私、結構お料理知っているんですよ?役に立ちますって」
五月 でも・・いたずらされても困るし
さよ 「しませんってば、命がいくらあっても足りないし」
風香 (死んでるって・・)

五月 いたずらしたら・・塩漬けですよ?
さよ 「しませんってば。片付けも得意ですよ」
そう言って幽霊さんは、お皿を浮かせて棚に片付けてしまいました
五月 まあ、良いでしょう。いたずらだけはしないでくださいね
さよ 「やた!!」
風香 (あの目は・・何かやる目だ)

約束をした幽霊さんですが、時々女将さんの目を盗んではお客さんにいたずらをしているようです
こうしてくいもん屋はちょっと変わったお食事屋として有名になるのでした

718マロン名無しさん:2006/05/17(水) 23:46:03 ID:???
>>663
だよね、使ってる本人もイライラしてるw

>>664
最近なつみーかわいすぎダ。でも悪戯はイカンゼヨ

>>665
ハカセつながりでバイオリン持たせたんだけど、誰にも気付かれなかった(苦笑泣
あと、将軍様いつも乙。貴方の筆の速さに感心しております。

>>707
ありがd でもどう見ても(ry

>>711
そして今日もレスアリ!投下乙w
719美化委員(フミカ)様がみてる 8:2006/05/17(水) 23:59:56 ID:???

きょう一日美しく暮らせますように――――
ここは麻帆良学園中等部3年A組
私――鳴滝 史伽はこのクラスの美化委員
今日もお仕事がんばるです。

史伽「ちづ姉〜目の下にゴミが付いているです」
千鶴「あらあら史伽さん、これはホクロですわ」
史伽「あ、ホントですーえへ 間違えちゃったです」
赤くなって間違いを照れ隠しする史伽ちゃん。そんな可愛らしい反応に千鶴さんも笑顔を返します。
微笑ましい空気が二人の周りを囲んでいます。
史伽「あれ?ここ、汚れているですぅ。拭いてあげるです!」
ハンカチを取り出して千鶴さんの顔を拭き始める史伽ちゃん。なんだかとっても嫌な予感がします。
笑顔のままの千鶴さんがなんとも不気味です。
史伽「あぁー汚れじゃなかったですぅ これはシワでしたー」
風香「史伽ー違うよ!それはシミって言うんだぞ!」
千鶴「フフフ、私はもういいから今度は二人のお掃除をしてあげましょうね」

翌日、笑顔の千鶴さんとは対照的な二人の姿があったとか、なかったとか・・・

史伽「・・・ううっ・・・美化委員のお仕事は大変ですぅ・・・ぐすっ」
720マロン名無しさん:2006/05/18(木) 00:00:04 ID:???
>>706
可愛い、惚れた

>>717
さっちゃんコワスwwww

こちらも投下〜
721マロン名無しさん:2006/05/18(木) 00:00:41 ID:???
ザ・桜雨 番外編

最近、一日が長く感じる。

桜子「ご、ごめん遅れちゃって!」
千雨「おっせーぞ。ちゃんと私のヤキソバパンとザジのカレーパン見つけたんだろうな」
桜子「大丈夫!そこはちゃーんとキープしといたから」
千雨「上出来だ、ご苦労さん」
桜子「えへへ〜」
円「あーあ、パシらされてるのにデレデレしちゃって。昼休みにいきなりダッシュでどこいくのかと思ったら…」
ザジ「一緒に食べよう」
桜子「ありがとー♪私千雨ちゃんの隣〜」
ザジ「む!」
千雨「おいこら!お前らそんなにくっつくな。食えねぇだろ!!」
桜子「?」
円「ヤバ」サッ
千雨「あ?どうした」
桜子「ううん。気のせいみたい」
円「ふー…って何で隠れてるのかしら」

桜子に好きな子が出来た。

円「桜子。ついに手に入れたよ!」
桜子「何が?」
円「みんなで行きたいって言ってたコンサートのチケット3人分。しかもアリーナど真ん中!」
桜子「うわーいやったー!ありがと円〜」
円「こらくっつくな!欲しかったらチケット代出しなさい!」
桜子「えー、いきなり言われても持ち合わせないよ〜。寮に帰ったらあるからそれまで待ってて」
円「はいはい、そういえば美砂は?」
桜子「彼氏と待ち合わせ。うきうきで出て行っちゃった」
円「あー、あの幸せ者め。私にもいい彼氏いないかな〜」
722マロン名無しさん:2006/05/18(木) 00:01:16 ID:???
桜子「大丈夫!きっと見つかるよ」
円「つーか、長谷川にパシらされてばかりのあんたはどうなの?」
桜子「大丈夫だよ。それは全部千雨ちゃんの愛情表現なの、その多大なる期待に応えてるだけだから平気だよ」
円「自意識過剰」ボソッ
桜子「ひどいやひどいやひどいやひどいやひどいやひどいやひどいやひどいや」
ぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽか
円「何すんの!痛いじゃないの!」
ぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽか
千雨「何やってんだ!?チア同士で仲間割れか?」
ザジ「喧嘩よくないよ」
桜子「いやいつものことだから何でもないの〜」
千雨「あっそ。私らは帰るからな」
ザジ「また明日」
円「あ、うん」

桜子「もー、千雨ちゃんに変なとこ見られた〜」
円「あんたがバカなこと言ってるからよ」
桜子「バカじゃないもんバカじゃないもん!」
ぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽか
円「痛い痛い痛い」
桜子「あー千雨ちゃんが見えなくなっちゃう。そろそろ追いかけないと!じゃね円〜」
円「こら待てー!」
そう言って桜子は長谷川の後を追っていった。
すぐに追いついて抱きつくといきなりげんこつを食らった。そばでオロオロするザジさん。
円「…」
723マロン名無しさん:2006/05/18(木) 00:01:54 ID:???

ずっとこんな日が続くと思ってた。

げんこつを食らった桜子はすぐ笑顔で対応して、しばらくすると長谷川は折れたのか3人で帰りだした。
円「……」
ねぇ桜子気付いてる?
あんたが長谷川を好きになってから、私たちと行動する時間が減ってるのを…
そりゃ、いざというときはいつも3人だよ。チアガールする時は絶対3人だし。
でも美砂がデートで居ない日のあんたの隣はいつも私が居て…
桜子「ばいばーい円〜。寮でちゃんとお金渡すから〜」
千雨「ガキかお前は、バカみたいに手を振って」
円「…」
それを寂しいと思ってるのは…
円「ばーか」
私だけかも。
724マロン名無しさん:2006/05/18(木) 00:04:33 ID:???
>>721
うわぁあぁぁぁあぁぁあテラGJ!
やべぇかなりツボに入った
725マロン名無しさん:2006/05/18(木) 00:05:29 ID:???
くぎみいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいん
せつねええええええええええええええええええええええええ

GJ!
726マロン名無しさん:2006/05/18(木) 00:05:51 ID:???
>>723
はわわ・・・まどか刹那過ぎるよ;_; 胸がきゅんってなるよ。
こういうの好きだなぁ。っていうか桜子×ちサめ かなり好きなんだよなー
727717:2006/05/18(木) 00:09:14 ID:???
>>717です

>>718
そうか、葉加瀬つながりだったのか・・・
髪型を似せるとわかりやすかったかも
>>719
そこは触れてはいけないwww
>>723
せつねぇ・・
何かがこみ上げて漏れそうだよ。GJ!!
728マロン名無しさん:2006/05/18(木) 00:09:50 ID:???
桜子けなげだなぁ… くぎみーもせつねぇなぁ…
729マロン名無しさん:2006/05/18(木) 00:14:12 ID:???
>>717
まさかさよがさっちゃんと組むとは……w

>>723
なんだかんだで一緒に帰る千雨にも萌え
これで千雨が桜子に対して微かな友情でも抱いた日には……
730マロン名無しさん:2006/05/18(木) 00:25:45 ID:???
いやもう普通に桜子×くぎみーが見たいと思ったよ・・・
731マロン名無しさん:2006/05/18(木) 00:30:43 ID:???
801までいくかな…
732マロン名無しさん:2006/05/18(木) 00:32:04 ID:???
>>730
俺はどちらかというとくぎみー×桜子が見たい
733マロン名無しさん:2006/05/18(木) 00:38:52 ID:???
>>717
うはwwwさよがやんちゃだwwww
>>719
ふ、史伽あああああっ!?
>>723
クギミーフラグktkrwwwwwディ・モールト!ディ・モールトGJ!!



残りバイトがキツめなので俺もまきあやを投下します。ちょいと今回は個人的にある実験をやってみます
今回のSSにはなんら影響ありませんが・・・。まあ、下らない事ですので
タイトル、同名の曲が多いので明言しますと『PARIS MATCH』からの引用です

ではでは投下〜
734『Pink Prisoner』 太陽のkiss:2006/05/18(木) 00:41:02 ID:???
『Pink Prisoner』 太陽のkiss

1/4

 休日の昼下がり。今日はわたくしたちの部屋にまき絵が遊びに来て下さいました。わたくしの部屋には現在、
わたくしとまき絵、夏美さんと葉加瀬さんが居ます。ちづるさんと小太郎さんもいらっしゃったのですが、
「ふあぁぁ〜っ……。こんな退屈な映画、何が面白いんや」
 と、大あくびをした小太郎さんに、
「あらあら。小太郎君はもっと愛についてお勉強しなくちゃダメよ」
 と、ちづるさんが長ネギ片手に小太郎さんをずりずり引きずってしまったので、今は四人で恋愛映画を
鑑賞しています。ちづるさん、長ネギでどうやって愛を教えるのでしょう?

「大人の恋愛って素敵だね……」
 夏美さんが呟くと、うっとりしながら映画を見ていたまき絵もうんうんと頷きます。
「なんかさー、カッコイイよね〜」
 まき絵の一言に、わたくしはちょっぴり首を傾げてしまいます。
「わたくしは駆け引きだらけの恋愛よりも、まき絵のようにまっすぐな恋愛が好きですわ」
「そうですねぇ。私も夏美さんみたいに素直な恋がいいです」
 葉加瀬さんもそう言いました。お陰でまき絵と夏美さんは少し照れくさそうにしています。くすり、と
わたくしと葉加瀬さんは頬を弛ませました。
「でもさ、この役者さんみたいにカッコよくキスしてみたい、って思わない?」
 そう言ってまき絵は突然、わたくしの肩を抱き寄せます。
「あんな風にムード出して、ゆっくりと……」
 映画のワンシーンを模倣しながら、まき絵はゆっくりと唇を近付けます。ああっ、そ、そんないきなり、
わ、わたくしにも心の準備が……!

ちゅっ。

 軽く振れただけのキス。けれど、わたくしは真っ赤になってしまいました。夏美さんも葉加瀬さんも
恥ずかしそうに見守っています。まき絵だけはけろりとした表情で笑っていました。
735『Pink Prisoner』 太陽のkiss:2006/05/18(木) 00:42:23 ID:???
2/4

「ま、まき絵ちゃんて大胆だよね……」
「驚きましたぁ……」
 お二人に指摘され、ようやくまき絵は照れくさそうに笑うのでした。
「えへへ。私って単純だから、映画観てたらキスしたくなっちゃったんだ」
「もう、まき絵ったら……」
「そこまで素直だと、いいんちょも大変だよね……」
 夏美さんが気遣って下さいました。しかし、葉加瀬さんの方はまき絵の行動にいたく感銘を受けたようです。
「私はぁ、まき絵さんのそういうところが尊敬ですよー。私だって夏美さんにキスしたい、って何度も
思ってましたから……。でも、人前ですとやっぱり恥ずかしいですよ……」
 もじもじしながら葉加瀬さんが呟きます。
「ハカセ……」
 夏美さんはそっと葉加瀬さんの肩に頭を預けました。そして、
「ごめんね……。私もハカセと一緒。もっともっとハカセにキスしたい、って思ってたんだけど、どうしても
恥ずかしくて……」
 お二人の気持ち。わたくしには痛い程分かりますわ……。わたくしはいつもまき絵にリードされてますから。
まき絵が背中を押してくれるから、わたくしも素直な気持ちになれるのです。
「そうなんだ……。私って結構わがままだからね。いっつもあやかに甘えっぱなしだもん」
 まき絵は少し落ち込んでいる様子でした。どうやら自分だけが仲間ハズレみたいに思ったのでしょう。
「まき絵」
 わたくしはそんなまき絵をふわりと抱きしめました。
「まき絵は今のままでいて下さいね。わたくしが好きなのは、まっすぐで素直なまき絵なのですから……」
「あやか……」
 一瞬だけまき絵はきょとんとしましたが、
「うんっ!」
 と、まき絵はとびきりの笑顔を見せて下さいました。夏美さんと葉加瀬さんもにこにこしています。
「この二人って、映画よりも甘いよねー」
「最高のお手本ですねぇ」
 お二人の感想に、わたくしとまき絵は頬を赤く染めるのでした。
736『Pink Prisoner』 太陽のkiss:2006/05/18(木) 00:43:29 ID:???
3/4

「―――じゃあさ、夏美ちゃんとハカセもここでキスしちゃいなよ!」
『はいっ?』
 唐突なまき絵の一言に、夏美さんと葉加瀬さんの声が重なりました。
「二人ともキスしたい、って思ってたんだからさ、やっちゃえやっちゃえーっ!」
 まき絵は小悪魔の笑みで煽ります。どうやら先程のお返しですね。でしたらわたくしも……!
「夏美さんも葉加瀬さんも、お互いの唇をご覧なさいな。―――甘くて美味しそうでしょ?」
 じっと見つめ合うお二人。そして、

 ぼんっ!!!

 と、同時に顔を真っ赤にしてしまいます。ふふ、なんて初々しいのでしょう。
「キスしたい、って思うのは相手のコトが大好きな証拠なんだよ。だから恥ずかしくなんてないよっ!!」
 まき絵は持ち前の押しの強さを発揮させます。さあ、どうなさるのでしょう?
「ハ、ハカセ……!」
「夏美さん……!」
 お二人の鼓動が聞こえてきそうな雰囲気です。わたくしもまき絵もどきどきしてきました。
「い、いいんちょ! もう一度お手本を見せてよ!」
 えっ?
 夏美さんの発言に、わたくしは目が点になってしまいました。
「今度はいいんちょさんからのキスが見たいですねぇ」
 わ、わたくしから?
「わーい♪ あやかからちゅーしてくれるんだ〜♪」
 ま、まき絵まで……! ああ、そんな、目を閉じてスタンバイされても……!
「お、おでこじゃ駄目でしょうか……?」
 三人同時に首を横に振ります。そうですか……。し、仕方ありませんわね……!
「まき絵……!」
 わたくしはまき絵の唇を見つめました。可愛らしい、ピンク色の唇です。いつもわたくしに愛の言葉を
囁いてくれる、愛しさの象徴。わたくしの求める、太陽のキス。眩しくて、甘い果実―――
737『Pink Prisoner』 太陽のkiss:2006/05/18(木) 00:44:44 ID:???
4/4

 ごく自然に、まるで吸い寄せられるように、わたくしは顔を近付けました。まき絵の頬に手を掛けると、
柔らかいほっぺの感触に頭が痺れてしまいます。
 欲しい。まき絵が欲しい―――!!

 ちゅっ……!

 ゆっくりと、唇が重なりました。じわり、とまき絵の温かさがわたくしの身体に沁み込んできます。
その感触が嬉しくて、私はもっともっと求めてしまいました。
「んっ……、はあっ……!」
 まき絵は甘い吐息を漏らしてしまいます。無理もありません。わたくしはつい、舌を滑らせて
しまいましたから。わたくし自身が驚いています。こんなに情熱的な自分がいたなんて。
 お互いの舌が絡み合い、微かな音色を奏でます。わたくしの頭の中はもう、まき絵の事しか考えられません。
 まき絵はわたくしの髪に手を掛けました。そして、ゆっくり愛撫してくれます。お返しとばかりに、
わたくしはまき絵の華奢な身体を抱きしめました。唇と唇、舌と舌を重ねたまま、わたくしたちは全身で
互いの感触を確かめ合うのでした。
 やがて、わたくしはそっと目を開けます。まき絵は既に瞳を開いていました。そして、くすりと微笑みます。
それを合図に、ようやくわたくしたちは唇を離しました。
「えへへ。とっても気持ち良かったよ、あやか♪」
「大好きですわ、まき絵……!」
 わたくしたちはにっこりとはにかみ、同時に夏美さんと葉加瀬さんの方へ振り返りました。
「さあ、約束通りお手本を披露しましたわ!」
「ふっふっふ〜、次は二人の番だよ〜?」
 しかし、当のお二人はというと……、
「気絶……、してますわね……」
 夏美さんと葉加瀬さんは目を回してぐったりしていました。のぼせてしまったようですわね。
「あれれ? ちょーっとやりすぎちゃったかな? あやかってば大胆だったからね〜」
 ううっ、まき絵の視線が痛いですわ……。
(おしまい)
738マロン名無しさん:2006/05/18(木) 00:45:48 ID:???
あまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい(;´Д`)
739マロン名無しさん:2006/05/18(木) 00:47:25 ID:???
あ、次スレ立ててくるわノ
740相坂さよ:2006/05/18(木) 00:50:48 ID:???
次スレです

【ネギま】ちうとザジに萌えればいいんじゃね?13
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1147880941/
741マロン名無しさん:2006/05/18(木) 00:56:12 ID:???
(;´Д`)アマーイ
742マロン名無しさん:2006/05/18(木) 01:03:15 ID:???
>>737は糖尿病患者に酷いことしたよね(´・ω・`)GJ!


もう次スレ?
容量いっぱいになるの早いなぁ
>>740
743早乙女:2006/05/18(木) 01:24:10 ID:???
さあ!801まで埋めるのよ!
744マロン名無しさん:2006/05/18(木) 01:28:04 ID:???
++ o +++++++
 ,,,(`-m ,,,,''',,
745このか:2006/05/18(木) 01:31:13 ID:???
ザジちう、なんですぐに埋まってしまうん?
746マロン名無しさん:2006/05/18(木) 01:49:45 ID:???
裕奈「やっぱ部活の後はラーメンだよねー」
亜子「偶然四人とも同じ時間に部活終わったからなぁ」
アキラ「何その説明台詞……」
まき絵「あ、注文いいですかー」
亜子「あ、まだウチ決めてないのに!」
アキラ「無難に醤油にしたら?ここの醤油美味しいよ」
裕奈「チャーシューもうまいよ〜」
まき絵「私塩ラーメンのセット」
裕奈「あとで私にも餃子分けてよ〜?」
まき絵「仕方ないな〜」
亜子「ウチ、チャーシューメン」
アキラ「冷やしラーメン一つ」
裕奈「私   ーメン」
まき絵「へ?」
店員「すみません、もう一度言っていただけますか?」
裕奈「   ーメン」
亜子「へ…?なんや、声が出てへんよ?」
裕奈「嘘!?   ーメン!   ーメン!
   な、なんで……!?味噌よ味噌!」
店員「かしこまりました」
アキラ「言えたね……」
裕奈「なんだったんだろう……?」
747マロン名無しさん:2006/05/18(木) 01:55:35 ID:???
>>746
味噌ラなメンマ。
748マロン名無しさん:2006/05/18(木) 01:56:00 ID:???
ちょwwwシンプルだがバロスwwwwww
749 ◆JAccALuSAA :2006/05/18(木) 02:06:23 ID:???
凄まじく久しぶりにVIPより
懐かしい…な
750マロン名無しさん:2006/05/18(木) 02:09:35 ID:???
埋めさよ投下

さよ 「起きて下さい朝倉さん!朝ですよ!学校ですよ!」
朝倉 「うー…今日は気分悪いから休む〜…」
さよ 「何言ってるんですか!夜更かしするから眠いだけでしょう!えいッ!」
朝倉 「あぁ、私の布団が飛んでいく〜…」

たゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんt(ry
さよ 「あれ?この効果音は…」
裕奈 「ちょ、亜子!ぁッ!もういい加減に…ひぐ…らめぇ…」
亜子 「えへへ〜。今日もゆーなのたゆんは最高やな〜。たゆんたゆんたゆん…」
さよ 「…また亜子さんは…あれじゃ裕奈さんが壊れちゃいます。えいッ!」
裕奈 「はぁはぁ…にゃ!?ななななななんにゃこりゃー!?」
亜子 「あぁ!ウチのたゆん(裕奈)が飛んでいく!?」

エヴァ「あ、あれは…ついに見つけたぞ!私のネェェェェェェピィィィィィィアァァァァァァアアアア!!!」
さよ 「あれはエヴァさん…?何か様子がおかしいような?…ネピア?」
茶々●「相坂さん、こんにちは」
さよ 「あ、こんにちは茶々丸さん。お買い物ですか?」
茶々●「えぇ、まぁ。相坂さんにお願いしたいことがあるのですが」
さよ 「はい?」
茶々●「実はマスターは…ネピアを使うと死んでしまう病気に侵されているのです」
さよ 「えぇ!?だったらエヴァさんを止めないと!!」
茶々●「事情がありマスターはこのことを知りません。そこでマスターを止めて欲しいのです」
さよ 「わ、わかりました!ええぃッ!!!」
エヴァ「ハハハハハハ!!!茶々●敗れたり〜!!!…ん?」
BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMM!!!!!(ネピア大爆発
エヴァ「ネピアァァァァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
茶々●「あぁ、マスターが飛んでいく。プッ」
751737:2006/05/18(木) 02:15:43 ID:???
>>737です。SSよりレスする方がネタ切れとは・・・
甘ったるいSSを書きすぎた弊害がこんなところにorz
レス下さった方に感謝。しょーもない返し方でゴメン

>>738
今日のは長いなw
>>741
こちらはシンプルでつな
>>742
うお、このレスパターンは新しいwww

>>740
こっちでも言っとく。乙であります!
>>743
ムチャゆーなww

>>746
一言だけ云わせてくれ・・・!

まさに今   ーメン食ってた俺の身にもなってみろ!!!

鼻から麺が出そうになったジャマイカwwwwwwwwwwwwwwwwww
GJだが俺の噴いた   ーメン返せえええええええええっっ!!!!!

>>750
なんにゃこりゃああああっ!、で更に吹いた。俺の   ーメン・・・(´・ω・`)
752マロン名無しさん:2006/05/18(木) 02:20:46 ID:???
++ o +++++++
 ,,,(`-m ,,,,''',,
753マロン名無しさん:2006/05/18(木) 02:24:11 ID:???
++ o +++++++
 ,,,(`-m ,,,,''',,
754マロン名無しさん:2006/05/18(木) 02:29:41 ID:???
++ o +++++++
 ,,,(`-m ,,,,''',,
755マロン名無しさん:2006/05/18(木) 02:34:30 ID:???
>>746デス

>>747
メンマバロスwwww
最後それ言わせればよかった…

>>748
ありがちだから既出かなと思ってたけど、既出じゃないっぽくてよかたよ

>>750
ちょwwwさよ何気に強ぇwww

>>751
酷いことしたよね(´・ω・`)もやった今、アマーイ系コメントも尽きかけてますなw

あ、奇遇だな
俺もさっき   ーメン食ってたよww
読めない物は弁償できねぇなぁwww
756   ーメン:2006/05/18(木) 02:36:20 ID:???
なめんな
757朝倉:2006/05/18(木) 02:41:10 ID:???
さよちゃん…
>>46
【ネギま!】だよ。びっくりマーク次から付けてネ(^Д^ゞЖ
っていわなかったっけ?
758さよ:2006/05/18(木) 02:49:52 ID:???
また・・・やっちゃいましたぁ・・・
どうしてこんなにドジなんだろう・・
759マロン名無しさん:2006/05/18(木) 03:08:14 ID:???
          ,..-‐────-、.._
        ,..-'´           `‐、.
        ./   ,,..-;;;;;;'''''''''''‐‐-、.、   `ヽ.
     _,,/-‐'''ツニ'`ニ , ̄ ̄゛゛`‐-ミ.-、  ヽ.  っ
.  / /  /,´ /' ,i' !     ヽヽ ヽ.ヽ.   !、 つ
  /. , / /// /  イl. i、  ヾ、. ヾヽ ヽ.ヽ  !、
  し' .l ///  i ./.l | l,ヽ  i,!,!,、 リ、 !、i   i
     Yl' イi  l l| i l、i.ヽ.  i!、i,i,、 'l  ゛、i   l
.     ll /|| l,レ‐ト- !iミ、.!、 ><''+:-、!、l  l |  ,!
      |/.!.l リ .!.l_,,、..`ミヾヽ.,.-≧ミ.``ヾ  | ノ  ノ
     l|ヽ!i l、.i'i'oヾ'  ` ` 'i'oヽ.ヽ、l|  lヽ./
      ゙| |ヽ|;.゙l  |     |   l ;l .リ |、 ヽ.
      | `|.|,,`-',,, _     >-',,,,,,,,,イl |ヽ. ,─`
       ./! |lヽ""  ,.....、"""""ノリ,| トヾ`
.     /;'"l l|、l`ヽ、 `  '  _,. '.´ !.l| l ヾヽ.
    // ,|. |l.ll   `コ‐-‐'´ |、  ,ll' ! ll. ヾミミ、
    // /,!. l| i、./~リ    y`ヽ.リ l ,i'ヽ  >!
    "ヽ|リ ! レ‐'   l     !  ノ>| ! ヾ/
       /.リミ-、 i,     / ./ /!,!、.
      , '`‐ !:! ヽ.ミヽ.!.   i-",.-' ,.-l'  ヽ.
       !    ヽ-、.`'-!  /-'' ,.-'/ /   .|
     i       ヽ__`'-!,../-‐' ,..;'      |
     |      ヽ ̄,( )‐.''"/      l
     l       !,/ i'i  l,.(      l、
     ヽ.  _,,..--<,!  l l.  l,'f‐--、._  ノ'
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760マロン名無しさん:2006/05/18(木) 03:11:12 ID:???
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       ,ィ         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
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     ィ_;;;;;;,.;;;ァ'     !::::::::::::::::::::::::::f,. '´ O  ,O
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   ,'   , ''       l::::::::::::::::::::::j{''´  U L /,イハ
  ,'   ,'        ヽ::::::::::::::::::::}- ¬  r‐く│l !
  !   l         ,.  ̄7`ー7'´   ノt'ト, i  ',
  ',   ヽ      i |  ./      ,ィソヽ`|   !
   ',    丶       {! l ,'     '´ l/  l::l!  ノ
   \    \       !       ′ `ー! ´
761亜子:2006/05/18(木) 03:12:35 ID:???
さよちゃん、避難所のテンプレを使うの忘れとるで?
おっちょこちょいやなあ〜
762マロン名無しさん
           ,、
        , ‐ヘイ 丶、     , '〃
      ,イ  / ヾ,ィ   ヽ  / 〃 !  }
     〃! i | 「:::::ヘ. ヽ ヾ,  \  ゝ     (⌒⌒)  r:
     iイレ j| !リ:::::::::ヽト、 ト|!   丶   つ \/   l レ7
      ! |イト.:◯:::::::::○:ハ !ト              〃/
        ! |.lヘ  r ¬ ノ !,iム._, _,.._,...__ヾ      / /
        ! |:|! 企:ゝ._ノ´=! l|リ      } \.      / /
      i .!‖ !|f`   ' ,ク'´/{    {   ヽ    / /
     ,' /〃 !ト、  /i'   イ-、¬´ ヽ  丶 / /
     ,' j i│‖! `` l   /  i     丶  ヾ./
     /〃 ル' ,ハ`ー ' フ  ∧ヽ ヽ      }   〉
   / / i〃 /  ヽ  ヘ" /  } 丶 ヽ   〈_,、 j
.  / / |! ∧   `'   ∨、 / ト、ヽ  !   / /‐'
  i { ‖ト州ト.     / 〈! 川 |i ,ハ  / /
   ゝヽ.|! ∨川:、  /    i i》〉ハ/  ∨/
    ノ ハ { ツ'´ ー'´     |巛 ゞヾヽ〈/
   {{( ノj/            !i》〉 〉〉〉)ゝ