NAXOS「日本作曲家選輯」十壱枚目脳内補正して聴く
1 :
名無しの笛の踊り:
2 :
名無しの笛の踊り:04/12/21 08:42:01 ID:3RUKW/1I
3 :
名無しの笛の踊り:04/12/21 08:42:35 ID:3RUKW/1I
4 :
名無しの笛の踊り:04/12/21 08:43:17 ID:3RUKW/1I
一枚目:管弦楽名曲集
二枚目:矢代秋雄
三枚目:大栗裕
四枚目:橋本國彦
五枚目:武満徹
六枚目:松平頼則
七枚目:山田耕筰
八枚目:大澤壽人
九枚目:芥川也寸志
十枚目:諸井三郎
十一枚目:伊福部昭
十ニ枚目:黛敏郎
十三枚目:深井史郎
十四枚目:別宮貞雄
5 :
名無しの笛の踊り:04/12/21 08:44:06 ID:3RUKW/1I
日本最高の交響曲作家=諸井三郎
6 :
名無しの笛の踊り:04/12/21 08:45:39 ID:3RUKW/1I
しかもこき下ろしているのは、タプカーラとゴジラの「熱い演奏」を求めているだけ
「リトミカ」でさえ難しすぎて分からない伊福部ヲタなんだろ。ひどすぎる。
伊福部ヲタは百害あって一利なし。伊福部にとっても迷惑な存在だと思う。
>>1 >目下、計10枚あります。
伊福部は数に入れないっちゅーのか?
9 :
名無しの笛の踊り:04/12/21 21:52:16 ID:dG7qaznS
10 :
名無しの笛の踊り:04/12/21 21:56:43 ID:TUZt3Gbx
日本最高の12音技法作家=松平頼則
11 :
名無しの笛の踊り:04/12/21 22:33:39 ID:Pu1fSxHJ
日本最高のシンフォニックジャズ作家=水野修孝
12 :
名無しの笛の踊り:04/12/22 06:29:40 ID:II8Rmvi2
ユカーラでますよ〜〜〜
芸術祭審査結果発表
《レコード》大賞・カメラータ・トウキョウ=「風神 雷神 新実徳英 協奏曲集」
▽優秀賞・アイヴィ=大澤壽人ピアノ協奏曲「神風協奏曲」・交響曲第3番。
ソニー・ミュージックジャパン インターナショナル=日野皓正「透光の樹」オリジナル・サウンドトラック。
ビクター伝統文化振興財団=「高野山の声明 常楽会」
新実より下というのもへんな話だが、どうせ神かぜとついた曲が
大賞では拙いという議論があったに違いあるまい。
神風より風神の方があたりさわりがないということだろう。
神様ブーム
16 :
名無しの笛の踊り:04/12/22 21:41:46 ID:iQg2Wh1E
交響的組曲「ユーカラ」
第一曲 プロローグ
第二曲 ハンロッカ(砂むぐりの燕の神)
第三曲 サンタトリパイナ(月の中の童子の説話)
第四曲 ハンチキキー(雀神酒宴の説話)
第五曲 ノーペー(ピポクの女神の嫉妬の説話)
第六曲 ケネぺツイツイ(荒熊をこらしめる話)
17 :
名無しの笛の踊り:04/12/22 23:34:52 ID:wGc8K1/3
ユーカラ録音するの?
>>1 どうでもいいが、十壱枚目じゃなくて拾壱枚目と書くべきだったな。
19 :
名無しの笛の踊り:04/12/23 07:11:38 ID:iMr03DFg
20 :
名無しの笛の踊り:04/12/23 09:11:24 ID:iMr03DFg
今回の交響曲 第3番 は、まさに諸井の音楽の真髄が表出された最高傑作
と評価したい。このディスクを何回か反復して聴いたが、
聴くほどに味わいが増し、その密度の高い内容が感動を呼ぶことになった。
もちろん、この曲は思想的な深さがあるので、演奏者は相当の理解と共感を
もつことが必要だが、その意味でも湯浅卓雄とアイルランド国立響の演奏は
みごとというほかはない。
(中略)3曲ともにすぐれた演奏によって、作品の本質が的確に表現された
といえる。湯浅が初録音の責務をみごとに果たした秀演である。
- 小石忠男(レコード芸術 2004.12)
(交響曲 第3番の)第3楽章は憧れに満ちており、
不思議な交響が未来の世界を開く。極めて個性的であるとともに
心惹かれる世界であり、慈愛の優しさがまことに印象的だ。
湯浅の指揮は共感にあふれ、音楽の美しさを最大限に引き出している。
- 宇野功芳(レコード芸術 2004.12)
ドイツに学び、日本人ならではの絶対音楽の創作を追及した諸井三郎が、
創作の絶頂期に書いた3曲を収録。
(中略)その響きは難解なものではなく明朗で、
特に代表作たる交響曲 第3番の荘厳なアダージョ(フィナーレ)は感動的だ。
- (Varie 2004.11)
(交響曲 第3番の終楽章では)緩やかなテンポにそれぞれの楽器群が
静かに重なり、近刊のフレーズが呼応しあう様にはブルックナーの影が
見え隠れする。楽章後半では戦争中に命を落とした戦士の魂が
点に登っていくような神々しい大空間を描いている。
このような日本人による秀作、大作の録音、演奏の活発化を願うばかりだ
- (ぶらあぼ 2004.11)
>>20 NAXOSサイトからのコピペだな (w
ところで橋本国彦や山田耕筰の盤については海外の評価も出ているが、
諸井については連中どう思うんだろうか・・・興味ある。
22 :
前スレ47:04/12/23 14:09:37 ID:3FzfFNUf
柴田先生の著書「わが音楽・わが人生」からです。(ご好評につき)
その新居のオルガンのかたわらの壁にフルトヴェングラーの肖像写真が
掲げられたが、うっかり「シェーンベルクですね」といったら、
「いや、これはフルトヴェングラーですがね」と、きつく言われ、
しまったと思ったことがあった。
諸井さんは、フルトヴェングラーの指揮するベルリン・フィルと、
彼の振るオペラとが留学中の最高の音楽体験だった。そのため、
戦後のカラヤンとベルリン・フィルとの初来日の折に、
大いに期待して聴きに行ったが、音楽も音色も、昔日の面影が
まったくないほど大きく変化しているのに失望し、その原因は
何なのかと深く考えざるを得なかった、と述懐されている。
ちあみに、諸井さんからシェーンベルクや十二音音楽については、
何も聞いた覚えはない。
23 :
前スレ47:04/12/23 14:14:22 ID:3FzfFNUf
最初の頃の諸井さんのお宅は、現在も長男の虔さんが住んでおられる
お宅ではなく、同じ中野区仲町の南寄りの、番地で二つ違いの低い
地所にあった借家だった。洋風で白壁のモダンな外観で、玄関を入ると
すぐにレッスン室だったが、そこは二階まで吹き抜けになっていて、
そこに小学生時代の次男の誠さんの机があった。だから、彼には
われわれの授業風景が筒抜けだったはずだ。数年後に近くに新築された
お宅に移られ、そこで試演会も始まった。
(この続きが22です。順番が前後してしもうた)
24 :
前スレ47:04/12/23 14:17:01 ID:3FzfFNUf
初対面の日に、「僕はなにがしかの作品を残して死ぬだけですけれどもね」
と言われ、こちらは作曲家としての自覚などない時だったのでひじょうに驚いた。
前スレ埋め立て完了。
26 :
名無しの笛の踊り:04/12/23 22:06:25 ID:1RU1uKhl
新譜きたー 竹光 早坂 ユーカラは収録しないみたいね
27 :
名無しの笛の踊り:04/12/23 22:20:54 ID:1iVC6Bb5
武満はもう二枚目か。売れるんだろうな。
ともあれマリン・オールソップ/ボーンマスの参入はうれしい。
28 :
名無しの笛の踊り:04/12/23 22:28:47 ID:nGh/wMqR
誰だよ、ユーカラ録音するって言ってた奴は
早坂のピアノ協奏曲は世界初録音
別宮は両方とも世界初
深井は創造が世界初
というわけでつね
30 :
とりあえずコピペ情報:04/12/23 23:35:25 ID:ZM5Hr5Df
2005年3月発売予定
黛 敏郎
■シンフォニック・ムード/バレエ音楽「舞楽」/曼荼羅交響曲/ルンバ・ラプソディ
●湯浅卓雄(指揮)、ニュージーランド交響楽団
8.557693J
2005年5月発売予定
深井 史郎
■ジャワの唄声/パロディ的な4楽章/バレエ音楽「創造」
●ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮)、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
その他のリリース予定 *録音の内容は変更の可能性があります。
■別宮貞雄:交響曲 第1番/交響曲 第2番(湯浅卓雄 指揮、アイルランド国立交響楽団)
■武満 徹:鳥は星型の庭に降りる/精霊の庭/ドリーム・タイム/3つの映画音楽/ソリチュード・ソノーレ(マリン・オールソップ 指揮、ボーンマス交響楽団)
■早坂文雄:序曲 ニ調/右方の舞と左方の舞/ピアノ協奏曲(ドミトリ・ヤブロンスキー 指揮、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団)
31 :
名無しの笛の踊り:04/12/23 23:39:21 ID:ZM5Hr5Df
前スレのこの予想なかなかイイ線いってたね 大体あたってる
早坂文雄
■ピアノ協奏曲/左方の舞と右方の舞/古代の舞曲/序曲二調●
ボーンマス交響楽団、湯浅 卓雄(指揮)岡田博美(ピアノ)
ヤタ!右方の舞い左方の舞聴ける!
33 :
名無しの笛の踊り:04/12/23 23:53:35 ID:ZM5Hr5Df
オールソップまんせ〜〜〜
オールソップとサランツェヴァで録音キボンヌ
34 :
追加しますた:04/12/24 00:00:25 ID:ZM5Hr5Df
一枚目:管弦楽名曲集
二枚目:矢代秋雄
三枚目:大栗裕
四枚目:橋本國彦
五枚目:武満徹
六枚目:松平頼則
七枚目:山田耕筰
八枚目:大澤壽人
九枚目:芥川也寸志
十枚目:諸井三郎
十一枚目:伊福部昭
十ニ枚目:黛敏郎
十三枚目:深井史郎
十四枚目:別宮貞雄
十五枚目:武満徹(U)
十六枚目:早坂文雄
35 :
名無しの笛の踊り:04/12/24 00:10:44 ID:uWOJVc4a
武満(II)出すなら諸井(II)も出せ!
武満(II)出すくらいなら福島和夫を入れろ!
あ、別にアンチ武満じゃないっす。
36 :
名無しの笛の踊り:04/12/24 00:16:14 ID:WTmtewFd
武満は『鳥は星形の庭に降りる』に期待。
好きな曲だから良い演奏聴きたい。音源では良い演奏ないから余計に。
37 :
追加しますた:04/12/24 00:23:24 ID:iily6u9W
>>35 どうぞ〜
■諸井三郎:交響曲 第4番/交響曲 第5番(湯浅卓雄 指揮、アイルランド国立交響楽団)
■早坂文雄:序曲 ニ調/右方の舞と左方の舞/ピアノ協奏曲(ドミトリ・ヤブロンスキー 指揮、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団)
ヤブ&ロシア・フィルってことはピアノはまたサランツェヴァ女史かな。
諸井(II)は出るだろう。福島和夫は出ないだろう。
40 :
名無しの笛の踊り:04/12/24 01:26:27 ID:ohtDeueU
もろ5=大学祝典交響曲
>>37 同じ妄想なら第2番と第4番にしてくれや (w
福島和夫の「月魄」は別のレーベルから出るかも知れん。
>>30の5月予定の深井史郎がいちじるしく待ち遠しい。
「パロディ的な四楽章」は深井自身の解説があるので
とりわけ。
44 :
名無しの笛の踊り:04/12/24 07:30:43 ID:tN747Hcs
>>44 だんだん盛り上がってとんでもなくうるさくなる曲。
風神がかぜを送って鳴るオルガンで、雷神が雷様の太鼓だから日本太鼓。
もとはオルガンと太鼓のデュオだったが、
これにあとになって無理矢理フルオケを付けたので、
バルトークの2台ピアノと打楽器と管弦楽のための協奏曲のように音の多すぎる曲になっている。
46 :
追加しますた:04/12/24 09:10:05 ID:1GE/nbl2
47 :
柴田南雄:04/12/24 09:19:53 ID:1GE/nbl2
さくら〜〜 さくら〜〜 パロ四より
48 :
柴田南雄:04/12/24 10:19:37 ID:1GE/nbl2
ドリーム・タイムってなに?
作品目録にのってないよ
「夢の時」
>>46 なるほど、確かに4番の山岡/読響はちと非力な印象だからな。
51 :
柴田南雄:04/12/24 13:14:43 ID:ud2r9pqo
今 精霊の庭 聴いてますが 非常に美しいですね。
52 :
柴田南雄:04/12/24 13:21:44 ID:ud2r9pqo
高関、無理な様ならオールソップはゲソ系専任指揮者で良いんじゃない?
オールソップ指揮、湯浅譲二作品集きぼんぬ
53 :
柴田南雄:04/12/24 13:25:06 ID:ud2r9pqo
>『鳥は星形の庭に降りる』
どんな庭かと小一時間ry
で、いつ発売?
55 :
柴田南雄:04/12/24 14:09:42 ID:ud2r9pqo
順当に行けば九月
56 :
柴田南雄:04/12/24 19:18:29 ID:ud2r9pqo
早さかの名演期待!!
57 :
名無しの笛の踊り:04/12/24 22:16:17 ID:vBuhyBel
もうちょっと発売ペース上がらないかな
58 :
大澤新聞:04/12/24 23:16:26 ID:ud2r9pqo
59 :
名無しの笛の踊り:04/12/24 23:27:35 ID:vBuhyBel
見れるよ大澤たんの記事だね
当然の助動詞、大澤(U)も待たれてるよね?
自筆譜ホスイんですけど。
63 :
名無しの笛の踊り:04/12/25 11:19:24 ID:PbnN6Tq4
あ
64 :
大澤新聞:04/12/25 11:25:40 ID:aF/o0vax
2007年3月発売予定
大澤壽人
■ペガサス狂詩曲/小交響曲/交響曲第2番
●マリン・オールソップ(指揮)、ラムルー管弦楽団
65 :
名無しの笛の踊り:04/12/25 18:18:28 ID:N3/qlIB/
むうっ、「ペガサス狂詩曲」とな!
これはもータイトルからして傑作のニオイが
ぷんぷんしますな。大澤の二枚目、聴きたいよなー。
実現しねえかなー。
66 :
名無しの笛の踊り:04/12/25 19:14:28 ID:DguLlIWt
タイトルからしてYOSHIMATSUのニオイが
ぷんぷんしますな。
67 :
名無しの笛の踊り:04/12/25 20:12:23 ID:PbnN6Tq4
文雄のピアノ曲集は買いですか?
68 :
名無しの笛の踊り:04/12/25 20:15:34 ID:PbnN6Tq4
シンフォ二ック・ムード萌
69 :
名無しの笛の踊り:04/12/25 20:24:15 ID:PbnN6Tq4
今年は、大澤、芥川、諸井と三つ連続で大きな収穫がありましたね。 ハイマン、片山氏、卓雄、ヤブ他に感謝いたします。 ロシアの録音技師は もっと音楽性と腕をみがいてください。
冬休みに入ったんで、ずっと諸井を聴いている。しあわせすぎる〜
72 :
名無しの笛の踊り:04/12/25 22:36:27 ID:F1+XmT5A
1に諸井 2に諸井 34も諸井 5も諸井
73 :
名無しの笛の踊り:04/12/25 22:38:30 ID:F1+XmT5A
小交響曲→交響的U楽章→モロ3→モロ2→小交響曲→以下繰り返し
74 :
理想:04/12/25 22:40:56 ID:F1+XmT5A
小交響曲→交響的U楽章→モロ3→モロ2→モロ4→
弦楽6重奏曲→小交響曲→以下繰り返し
75 :
妄想:04/12/25 22:53:12 ID:LSPpB4Uc
→モロ5→モロ6→モロ7→モロ8ときて、大晦日はモロ9で年越し
76 :
名無しの笛の踊り:04/12/25 22:57:58 ID:hDF4QYr8
fontecの湯浅良かった。naxosでも湯浅出してくれ。
「クロノプラスティック」全集とか、「時の時」全集とか。
ドイツのオケで。
77 :
理想:04/12/25 23:05:26 ID:F1+XmT5A
ナクソスにお抱えドイツオケあったっけ?
78 :
名無しの笛の踊り:04/12/25 23:07:48 ID:rmFl3ZAO
湯浅の新作よかた?
79 :
文雄:04/12/25 23:48:16 ID:F1+XmT5A
「早坂文雄作曲ノート抄」自らの『ピアノ協奏曲』について書かれた文章伊
「ピアノコンツエルテイノ第一次デッサン完了、二楽章、十五分。
快(ママ)心作と言はぬ迄も幾分気に入つた出来かと思ふ」(十一月十日)
「ピアノコンツエルテイノをピアノコンツエルトと改題する」(十一月十二日)
「ピアノコンツエルトを破棄することに決意する。
/理由は私の最自信作とはなり難い為である/
私の現在求めてゐる世界はかやうに調子の軽いものではない。……」(十一月十五日)
「清瀬保二氏に棄てることにしてあつたピアノコンツエルトを
一度約束であつたから見せることにして、私はピアノで弾いたが、
彼はこれは素晴らしいものだから決して棄てゝはならぬと強く言はれた。
……依つて、再びわたくしはこれを再検討してみることにした」(十一月十八日)
「ピアノコンツエルト、/ピアノデッサン完了 十一月廿四日
/オーケストレイショ[ン]着手 十一月廿六日
/仝 完成 十二月十二日/本作品は清瀬保二氏のすゝめなければ
書かれなかつたものである。よつて之を同士にデジケートしたいと思ふ」(十二月十二日)
80 :
名無しの笛の踊り:04/12/26 00:00:18 ID:85p5x12M
すげえ、みんな詳しいなあ・・・
このジャンルで基本文献があればぜひ教えてください。
81 :
名無しの笛の踊り:04/12/26 00:08:06 ID:VZZQIu/Q
もう廃盤になっているので、あまりその存在が知られていないと思いますが、
井上頼豊(チェロ)村上弦一郎(ピアノ)による、
「日本のチェロ曲半世紀」というCDがあります。
これに諸井三郎が昭和5年に作曲した「チェロソナタ」が入っているのですが、
のどかな雰囲気で、かつ立派な曲です。
ベルリン留学前に作った曲ですが、独学でよくこれほどのものを、
しかもあの時代に作ったものだと思う。
>>81 それには清瀬のソナタも入ってるんだよね。
ただ井上大先生の演奏はどれもメロメロですね。
84 :
81:04/12/26 00:31:19 ID:VZZQIu/Q
>>82 >>83 すごい、こんなマニアックなCDの話題にこんなすぐレスがつくとは!
ありがとうございます。
そうです。清瀬氏のソナタも入っています。
解説によれば、諸井先生のこのソナタは、1977年の3月15日に47年ぶりに再演され、
清瀬氏と諸井先生が一緒に聴いたそうなのですが、その9日後に諸井先生が
急逝されたとのこと。
確かに演奏はメロメロ(笑)。でも資料的価値は高いですよね。
諸井門下で戦死した尾崎宗吉の「夜の歌」が入っているのも実に貴重。
85 :
名無しの笛の踊り:04/12/26 01:18:02 ID:q7jhe3rW
NAXOSからは離れてしまうが、諸井つながりで。
1967年から数年間続いた「20世紀音楽を楽しむ会」という連続演奏会
があり、67年10月に諸井三郎の「弦楽三重奏曲」が演奏されました。
72年に作られたこの会の5周年記念レコードに第1楽章だけが収録さ
れています。この盤は多分会場で販売されただけで市販はされなか
ったので知る人は少ないと思いますが、今となっては貴重な音源です。
この三重奏曲はたいへん良い曲だと思いますが、その後演奏されたこ
とがあるのかどうか分かりません。
86 :
名無しの笛の踊り:04/12/26 01:37:24 ID:Hc7PksX2
黛はTV放送拒否された改憲をすすめる交響曲や
日蓮上人の生涯をテーマにしたカンタータとかあった
はず。NAXOSでだしてくれよ(第2集で)。
>>85 > 諸井三郎の「弦楽三重奏曲」
聴きてぇー。六重奏曲なら「諸井三郎とその門下の音楽」に
入ってるんだけどねえ。
88 :
名無しの笛の踊り:04/12/26 06:47:37 ID:65QzG3m7
>>86 >改憲をすすめる交響曲
三島由紀夫指揮の軍艦マーチ出してたキングレコード(バランスとるために同じシリーズで労働運動歌のCDも出してた)
に期待。
今度は大木正夫の「にんげんをかえせ」と同時発売すれば左翼からの反発も和らぐかと。
いずれにせよ片山さん頼みだな。
89 :
文雄:04/12/26 09:15:41 ID:h5z3eoeu
age
90 :
81:04/12/26 09:44:47 ID:/l0SWRPi
>>三島由紀夫指揮の軍艦マーチ
そんなのがあるんですか!へえー!!
大木正夫ですが、交響曲第6番「ベトナム」も出してほしいですね。
なんとこの曲、ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団、
ヤンソンス指揮レニングラード・フィルで演奏された実績があるのです。
>>85 洗足学園での追悼演奏会でやりました。それが最後かも。
ストコフスキーとヤンソンス親父が振ったのは、交響曲第5番『ヒロシマ』の方だったりする。
ちなみにこの曲、あまりに音楽が悲惨すぎて、演奏者が気絶したとかいう噂が流れたことがあるとか。
『ヒロシマ』も『ベトナム』も、楽譜出版はされたはずだよ。
ナイショクテキ宇宙X聴いたんだけど(日本の桶だかってヤツ)買い?
>>80 そういうものが不備だから片山さんシャカリキになってる、ってことじゃないの。
(詳しいことを知らない無責任発言ですぅ〜)
95 :
名無しの笛の踊り:04/12/26 14:59:00 ID:65QzG3m7
大木正夫はベトナム戦争の最中現地に2カ月間滞在し、翌昭和45年交響曲『ベトナム』を完成した。
その年の11月、病院でガンの診断を受けたがすでに手術は不可能だった。夫人は夫にガンであることを告げた。
先が短いため病院を出て、自宅で食事療法を始め、翌年4月18日、胃ガンに気管支炎を併発して死亡。69歳。退院後半年たらずの命であった。
>>81 チェロ小品の有名曲といえば、尾高尚忠「夜曲」(昭和19年)
があるね。
井上氏の演奏でFMで3回以上聴いた覚えがある。
『人間をかえせ』や『ベトナム』の出版楽譜は、写譜屋の作成じゃなくて、大木自身が清書したものをそのまま印刷してある。
だけど、『ベトナム』は、初演が気に食わず、改訂して再演してから清書に取り掛かったため、結局未完成となったが、本人か夫人の意志で、清書前の自筆譜が出版された。
ちなみに、『ベトナム』を初演した新星日響は、大木の死後、追悼として第二楽章を演奏、
同時期に読響も『五つのお話』を演奏し、追悼の意を示した。
あと、人間をかえせを平和への祈りみたいな曲と思ってる人結構いるけど、はっきりいって、この曲グロ過ぎ。
特に第一部は、破壊と破滅と絶望のカオス。第二部の二、三楽章あたりなら、祈りっぽいんだけどね。
もっとも、第二部の第一、第四楽章は、山田耕筰の『神風』とか宮原の交響曲第四番のフィナーレに燃えるような人には絶対お薦めの爆烈音楽。
廃盤のCDは、上田時代の東響の看板である超絶爆演と相乗し、至高の轟音となっております。
このスレが今いちばん読んでて面白い。
99 :
名無しの笛の踊り:04/12/26 18:04:25 ID:eKIMuCVR
武満第2弾が発売されるなら伊福部第2弾も発売されるかな?
100 :
名無しの笛の踊り:04/12/26 18:15:23 ID:rWmlIz70
>>80 >>94 レコード芸術の長木誠司先生連載。
これだけ読めば君も日本の音楽に通暁できます。
101 :
名無しの笛の踊り:04/12/26 18:26:32 ID:rWmlIz70
細川俊夫が入っていないので、このシリーズは選曲のセンスが問われています。
CD1枚より値段の高いレコ芸を買うかどうか……悩みどころだなw
103 :
名無しの笛の踊り:04/12/26 22:53:44 ID:mFNUk5JH
>>101 細川は録音に比較的恵まれているからでしょうね。
同じ理由で西村朗もないのだと思われる。
104 :
名無しの笛の踊り:04/12/26 22:58:52 ID:eKIMuCVR
では武満がシリーズに登場するのは何故?
105 :
名無しの笛の踊り:04/12/26 23:12:54 ID:zREVSqp4
三善はまだですか?
106 :
名無しの笛の踊り:04/12/27 00:49:41 ID:1wE6+Lh6
最後のほうのとっておき。
107 :
名無しの笛の踊り:04/12/27 00:53:19 ID:pGAq/fyL
miyosine
諸井つながりで、
中原中也の「帰郷」と「朝の歌」だったら
聴いたことがある.
結構いい曲
109 :
名無しの笛の踊り:04/12/27 00:54:22 ID:t5Dc6Yh3
武満音源って好評だったわけ?
112 :
名無しの笛の踊り:04/12/27 08:05:43 ID:eV+9xh5c
113 :
名無しの笛の踊り:04/12/27 21:30:08 ID:/SDzaCnZ
売れ線も定期的に出さないと、シリーズ自体の存続に関わるしね。武満。
武満保険
115 :
名無しの笛の踊り:04/12/27 22:21:15 ID:zTA1tRY+
ということは映画音楽集もそろそろ出るか?
116 :
名無しの笛の踊り:04/12/27 23:10:01 ID:0SwZuBT/
柴田先生のシンフォニア、ディアフォニア、メタフォニア、アンチフォニア、
コンソートオブオーケストラをぜひ1枚ものでキボンヌ。
117 :
柴田南雄:04/12/27 23:29:57 ID:10HRaY/z
ありがとうございます。
118 :
名無しの笛の踊り:04/12/27 23:42:00 ID:uAwUbUYM
>>117 柴田先生、まだご存命だったのですか!?
柴田先生に率先して、諸井三郎交響曲全集を作っていただきたかったですよ!
119 :
柴田南雄:04/12/28 10:30:23 ID:TAW9Fiz0
すみませんでした。
120 :
残り:04/12/28 10:34:52 ID:TAW9Fiz0
箕作秋吉/菅原明朗/清瀬保二/大木正夫/宮原禎次/
池内友次郎/呉泰次郎/平尾貴四男/貴志康一/江文也/
尾高尚忠/安部幸明/金井喜久子/山田一雄/高田三郎/
小山清茂/小倉朗/高田信一/團伊玖磨/松村禎三/
池野成/三木稔/間宮芳生/外山雄三/林光/湯浅譲二/一柳慧/
三善晃/水野修孝/三枝成彰/池辺晋一郎/吉松隆、他
|д;) ハチムラヨシオ・・・
122 :
名無しの笛の踊り:04/12/28 13:07:19 ID:pGdQlucy
深井史郎の「ジャワの唄声」は若かりし頃の朝比奈隆の振った録音が
最近出回ってるね。ラヴェルのボレロに影響を受けてる。
大木正夫は戦前と戦後とで全く思想も作風も転換した人だよね。
戦前の作品はなんだかロマンチックできらきらしてて、そのうち
強烈に軍事色が出てくる。
戦後その反省からか、きわめて左翼的な曲を集中して書くようになる。
八村義夫は?
125 :
名無しの笛の踊り:04/12/28 19:25:16 ID:oR0kTnz5
NAXOSのトップページにビビッタ
ワロタ
確かに怖い。大澤ファン的には嬉しいんだろうが、心臓の弱い方には危険だ
たぶんあれが一番いい写真なんだろうなあ・・・
128 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 00:20:47 ID:wCmDp2Eh
諸井誠が入っていないのはおかしい。
129 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 09:32:57 ID:FrD4u6CR
諸井誠はソニーからしか出ない。
130 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 10:34:17 ID:rzI8zGmi
伊福部翁かわいい
諸井誠は確かに欲しい。
132 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 12:58:14 ID:3EDMER2O
誠はいいから はやく オグラームスを あと情事 あと 三郎 と 正夫 と明朗
133 :
121:04/12/29 13:39:25 ID:hffODeEK
>>123-124 ( ´Д`)人(・∀・)
八村、いずれ予定に入れてほしいです・・・。
あと石井真木はなんで入ってないのかな?
134 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 17:14:00 ID:+7b3jTtp
ニッポニカのCDの菅原明朗の交響曲にはまってます。
演奏がもっとうまければ言うことなしですが、勿論紹介した功績は疑いなしです。
135 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 17:44:31 ID:pVxxdT3f
間宮芳生欲しい。
この人の昔の音源全然手に入らない。
137 :
明朗:04/12/29 18:57:30 ID:3EDMER2O
交響的幻影イタリア 聴きたい!
138 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 20:03:10 ID:rW8rG2Oe
渋いところで平吉毅州も録音して欲しい。
交響変奏曲を新しい録音で聴きたい。
お願いします。
139 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 20:05:02 ID:qUMiL3Qt
漏れは、箕作秋吉がほしいよ。
140 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 20:14:33 ID:rW8rG2Oe
>箕作秋吉
リストに載ってるからいずれ録音されるでしょう。
141 :
名無しの笛の踊り:04/12/29 23:37:47 ID:+7b3jTtp
諸井三郎と箕作秋吉は犬猿の仲であった、と
別宮貞雄の本に書いてあった。
別宮は最初諸井三郎に入門したくて、箕作に紹介してもらおうとしたが、
箕作は「諸井さんなんてだめ」と一言で切り捨て、池内友次郎を
紹介したとのことらしい。
142 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 00:46:27 ID:eiVFOJvt
ローマン舞曲
143 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 00:48:58 ID:eiVFOJvt
箕作はハゲ
144 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 01:15:45 ID:cyRTm38s
身体的欠点を論うのは止めましょう
145 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 01:35:58 ID:1psJ6NKo
っと言うか八村はカメラータの選集でほぼ揃うじゃあないか。
146 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 01:45:39 ID:Qsx3Zh6R
八村を世界に紹介する機会は是非ほしいものだ。
この人は本当に凄い。
147 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 13:37:03 ID:Gkk+BPmr
>>141 こんなエピソードもあるよ。
江文也がベルリンオリンピック芸術部門で4位入賞を
はたしたとき、自らもそれに応募していた諸井は嫉妬まるだし
の対応(新聞紙上でのコメント「たいしたことない」)をしたと。
山田耕筰なんかは江によかったねといったらしいが。
伊福部に言わせると「諸井さんのようなガチガチの(ドイツ的)形式
音楽が入賞するはずがない(大意。本文はユーモラスな感じで決して
失礼なものじゃないよ)」ってことになるんだがw
やはり山田は超大物。
149 :
南雄:04/12/30 14:10:57 ID:EDUg4lzP
嫉妬深い諸リン大好き!
150 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 14:33:47 ID:1psJ6NKo
他人を認められないような人間だと知ると、一気に曲の魅力も失せるね。
>>148 耕筰は江の先生だし、審査発表後、江の入選作をさっそく日本で指揮したよね。
江が自分の弟子となれば、自分にとってもプラスと考えたに違いない。
やはり大物というか広告代理店プロデューサー感覚の持ち主だからね。
その点、決して悪い意味でなく、諸井はただの芸術家だよ。
>>150 ブラームス vs ブルックナー
シェーンベルク vs ストラヴィンスキー
など歴史上の例もいろいろあるが。
153 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 17:54:41 ID:1psJ6NKo
>>152 不思議な事に、漏れは両方とも右側が好きで左側が嫌いだよ。
シェーンベルクは曲によっては許せるんだけど、ブラームスは何かダメ。
154 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 19:03:45 ID:iX5Fj85r
うーむ、俺は左と右かな
155 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 19:34:44 ID:EDUg4lzP
右方の舞と左方のまぃ 揚げ
156 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 19:38:08 ID:EDUg4lzP
箕作先生の顏 おもろい
157 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 20:54:41 ID:cyRTm38s
身体的欠点を論うのは止めましょう
158 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 21:18:34 ID:hLt/jhoB
不快先生も面白い
159 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 21:25:05 ID:cyRTm38s
身体的欠点を論うのは・・・
早坂先生もひょっとこみたいな顔した写真があるぞ
160 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 22:06:13 ID:IbQ3aARr
今更ながら、ナクソスの1,4,6,10枚目を買いました。
顔がおもろい、ってのは欠点なのか?
その発想がすでに差別的〜
>顔がおもろい、ってのは欠点なのか?
欠点じゃないのか?w
大澤ってアレ絵?それとも本物の写真?
あの顔こそ欠点だね
165 :
伊福部ドラマ:04/12/30 23:29:35 ID:z8o/Z8j2
原作/木部与巴仁著「伊福部昭・音楽家の誕生」(新潮社刊)
プロデューサー/細谷哲男
ドキュメント演出/松本 創 ドラマ脚本・監督/吉雄 孝紀
出演/伊福部昭/高橋和也 妻・愛子/高橋麻衣子
早坂文雄/高田則央 三浦淳史/荒川基幸
父・利三/織本順吉
ナレーション/山田英寿
166 :
名無しの笛の踊り:04/12/30 23:59:15 ID:z8o/Z8j2
柴田南雄「わが音楽・わが人生」より
諸井先生は「2ちゃんねる」については、次のように述べている。
昨今の此の掲示板が引き起こした社会的事件の内容を鑑みれば、
かかる掲示板は、青少年の健全な発達を阻害する要因となることは
容易に理解せられるのである。
よって、これらの掲示板の存在を是とする意見には与することは
できないのである。
ちなみに諸井先生から「あめぞう」や「まちBBS」については、
何も聞いた覚えはない。
んなアフォな
168 :
名無しの笛の踊り:04/12/31 00:18:03 ID:r6xwjtjc
× 内容を鑑みれば
○ 内容に鑑みれば
169 :
名無しの笛の踊り:04/12/31 00:54:58 ID:hcebR1Vm
高橋悠治の初期管弦楽曲集も欲しいところ。
これも売れるぜ
170 :
名無しの笛の踊り:04/12/31 01:13:44 ID:izTk4oVr
須賀田礒太郎はでるのかしら
171 :
キタ〜 やっぱ少し怖い:04/12/31 15:51:25 ID:eWTI2GjT
172 :
名無しの笛の踊り:04/12/31 16:00:25 ID:JQGVFokh
174 :
92:04/12/31 20:29:47 ID:WFKfrIcF
そのドラマはたしか広上の協奏風狂詩曲の録音風景も挿入してましたね。
山田耕筰は、結構後輩の世話をよくしている。特に、一度でも自分を頼った人は最後まで世話をみた。
早世した貴志康一などにも、死後何年もたってなお、楽譜出版に尽力したり(途中、山田が病に倒れたため中止)と、遺族が泣いて喜ぶほど尽くしている。
朝比奈の本にも山田の人柄を示す面白いエピソードが
いくつかありました。山田は凄い。
>>174 早世した貴志への山田の尽くしぶりは本当に純粋な、芸術家らしいものでした。
なお、山田の編纂によって貴志の歌曲が戦後に出版されています。
177 :
名無しの笛の踊り:05/01/01 09:22:08 ID:QjY4fO1n
山田は偉大な人
178 :
名無しの笛の踊り:05/01/01 09:36:13 ID:Wxbbkkls
伊福部も偉大だ
179 :
名無しの笛の踊り:05/01/01 09:50:46 ID:CxrALWnd
山田は性欲の塊、みたいなことも言われてなかったっけ。
あと、戦争に協力した側としても指弾されてた。
180 :
名無しの笛の踊り:05/01/01 10:38:26 ID:QjY4fO1n
伊福部はエロビデオ大好きだよ
だれしも性欲には勝てないのだ。かの有名な杉田玄白でさえ
語っていたとかいないとかいっていたような気がしない
182 :
名無しの笛の踊り:05/01/01 14:56:09 ID:SK01tbIh
偉大な人は 精力満開 伊福部先生のオナニー萌
183 :
92:05/01/01 15:24:55 ID:9jq4QGH0
まあ、山田耕筰に指揮を習うと、指揮棒の話より下半身の棒の話の方が長かったらしいが。
184 :
176:05/01/01 22:30:11 ID:FNjOqjGt
>>183 それはほんとうの話で、私の先生が山田耕筰に話を聞きにいったら、
ほとんどその話に終始して辟易したとか。肝心の証言はほとんど
取れなかった模様。
185 :
名無しの笛の踊り:05/01/01 23:05:28 ID:SOOu6OJb
森繁久弥の小話で山田耕筰が気に入っていたもの。
「ある知恵の足りない男に『池に向かってオナニーすると子供が出来るぞ』と嘘を言った。
男は真に受けて池の水面に向かって射精。数日後の雨の日、池でおたまじゃくしが泳いでいる。
男は池に向かって呼びかけた。『おとうさんだよー』」
おもしろいか?コレ。
>>185 これは江戸小咄の「畑の傍を通りかかった若殿が急に催して、
マクワウリで埒を開け、ポーンと畑に放り込んだ。何ヶ月か
して同じ畑を通りかかると畑の中から『父上さまー』と呼ばれ
た」という話の変形ですな。いかにも耕筰の好きそうな話です。
スレ違いスマソ
188 :
名無しの笛の踊り:05/01/02 02:22:52 ID:B956Ujcl
諸井誠:あなたの音楽的形成のなかにベートーヴェンがいたの?
「OMIYAGE」で、中学一年の時にベートーヴェンのピアノ協奏曲第三番
に感動したとあったけど、あれは別に第三番じゃなくてもよかったのね。
坂本龍一:何でもよかった。だけどやっぱり第五交響曲じゃ、ちょっとまずかった。
諸井:ちょっと重すぎる?やっぱり短調でなければいけないわけ?
坂本:わりとそうみたい。
諸井:それをちょっとききたかったんだ。どうして短調のベートーヴェンっていうのを
とらえたんだろうか。
坂本:長調はまず耳に入ってこない。第九は荘厳すぎるし、それに政治が多すぎて・・・
諸井:よけいなことが多すぎる・・
坂本:そうですね。第三協奏曲というのは決して傑作だとは思わないけど、12歳の
少年の耳をとらえるには適度な通俗性と形式性、ロマン性と長さがある。それを
論理性とまではいかないけど、ドイツ的な面もあって、都合がいい曲だったんじゃ
ないかと思う。
諸井:僕はそのことを読んでから、第三のスコアをめくってみたのよ。そしたらレガートじゃ
ないのね。わりとスタッカートの音楽なの。そこのところがあなたの音楽に似ている
んだよ。
坂本:あ、ほんとだ。小学校五年の時に松本民之助の所に最初に行ったとき、発表会み
たいなのがあるんですよ。何でもいいから自由につくってきてくれと言われた。同年代
ぐらいの生徒たちがいて、みんなは知っているコードを左手で分散和音の伴奏をつけて
歌えるメロディーを書く。ショパンみたいなのをね。僕はバッハのインベンションとツェル
ニーを合わせたようなのを書いた。全部16分音符で。僕としてはただ好きなのを書いた
んだけど、やはりそういう要素があったんじゃないでしょうか。
189 :
名無しの笛の踊り:05/01/02 07:17:24 ID:AVmQkd1r
age
190 :
名無しの笛の踊り:05/01/02 07:26:57 ID:4Q3skylu
>第五交響曲じゃ、ちょっとまずかった。
クラオタみたいな発想だな。有名どころを避けるところが。
191 :
名無しの笛の踊り:05/01/02 09:57:02 ID:3oU+DTum
>>190 SKMTは普通にクラヲタだと思うけど。
192 :
名無しの笛の踊り:05/01/02 13:35:47 ID:fTwEDZbO
夢のなかでで大木先生の作品集がでた。
五つのお話しと 交響曲の3番と あと一つは なんかの交響詩みたいなのだった
193 :
名無しの笛の踊り:05/01/02 15:03:46 ID:HyvwgyYj
諸井やっぱいいなぁ
194 :
名無しの笛の踊り:05/01/02 15:05:47 ID:HyvwgyYj
オールソップで小倉朗おながいします
195 :
名無しの笛の踊り:05/01/02 16:46:25 ID:tIO9Tkzl
>オールソップで小倉朗おながいします
多分、ヤブロンスキー/ロシア・フィルではなかろうか?
そして、伊福部の時みたいに散々な言われようして・・・
小倉ヲタは存在しないといっていいので、さんざんにいうやつはいない。
>>192 大木作品集はぜひ出して欲しい。ベトナムかヒロシマが
聴きたいよ。あとスレ違いだけど「人間をかえせ」も再発売
されないかな。
198 :
92:05/01/02 19:50:21 ID:MoWuRn9d
まあ、大木で出すなら、『ヒロシマ』プラス『五つのお話』か、『夜の思想』ってところでしょう。
『ベトナム』だと、典型的社会主義リアリズムな部分が多いですから、誰かと被るんじゃないでしょうか?
あと、NHKだかに権利売っちゃった(戦前の大木はド貧乏)とかいう工場交響曲が見つかれば、八分程度の曲だから入ると思います。
ところで、大木が一番好きで、書きたかった曲ってのは「元気なアレグロ」だったらしいんですが、実際には、それが一番書くのが苦手なスタイルだったそうです。
で、やっと書けた理想のアレグロが遺作の『ベトナム』の第三楽章だったという皮肉。 余談になりますが、同曲の第四楽章を初演で聴いた英子夫人は、何故か涙が止まらなくなったそうです。
「ヒロシマ−ソンミ」と名付けられた追悼の曲なのですが、それが何かの遺言か、別れのことばに聴こえたのだとか。
その直後、大木の癌が発見されます・・・
199 :
名無しの笛の踊り:05/01/02 21:01:18 ID:HyvwgyYj
夜の思想は諸2のおまけでしたね。
200 :
名無しの笛の踊り:05/01/02 23:56:27 ID:Md5EXen1
200
201 :
名無しの笛の踊り:05/01/03 02:05:41 ID:EfLDPtGG
この前 ソリチュード・ソノール聴いたけど結構良かった。
流れ無視で恐縮だが、
>>177のリンク先読んでたらなんだかちょっと悲しくなった。
大澤氏…偉大だなぁ。お孫さんはまだここきてますか?
203 :
名無しの笛の踊り:05/01/03 09:20:45 ID:TPkIufbF
序破急キモイ
204 :
名無しの笛の踊り:05/01/03 10:24:23 ID:6P3xfzvI
177のリンク先。書いてる?
171ですね。
206 :
202:05/01/03 15:29:58 ID:Z6jpzZk1
素で間違えた…吊ってくる∧||∧
207 :
名無しの笛の踊り:05/01/03 16:07:23 ID:YnbUNbTF
大木人気急上昇なり。 文雄人気も上がって欲しいモのです。 サラ女史のピアコン期待!
208 :
名無しの笛の踊り:05/01/04 00:13:05 ID:LP7Hy+3O
大木夫人の大木英子さんも作曲家なんだよね。
何とピアノ協奏曲が7曲もある。きいてみてー。
ききようがないじゃありませんか。
210 :
名無しの笛の踊り:05/01/04 00:34:36 ID:bte1Dwbi
高田三郎
■5つの民俗旋律/山形民謡によるバラード/扉/交響的楽章「アラマルチア」
●湯浅 卓雄(指揮)、ボーンマス交響楽団
211 :
名無しの笛の踊り:05/01/04 10:53:51 ID:LLr/g8UH
>171の演奏会行ってくるよ。
大澤壽人と大栗裕が楽しみ。
大栗裕はナクソス版のがヘタッピだったんで、
そのイメージを払拭してくれる名演を期待してる。
212 :
名無しの笛の踊り:05/01/04 16:48:41 ID:0UmJWARD
高田三郎イイ!!
213 :
名無しの笛の踊り:05/01/04 17:16:38 ID:0UmJWARD
内容:東洋文化を世界文化に止揚する時代に、諸井氏およびその一派と民族主義的作曲家の一派が手を握る機運を現出し始めたのは喜ばしい。
/諸井三郎はベルリンのホッホシューレ出身でシュラッテンホルツに作曲および理論を師事、ブラームス楽派の直系である。また、諸井によればセザール・フランクの芸術に影響を受けたそうだが、フランクの宗教的な高い理念にまで到達することが諸井の未開拓の世界である。
/諸井三郎の芸術の美点はその理論的構成力にある。秩序と部分の構造およびその相互関連においてある見事な完成を示している。諸井の「旋律」はトナリティが明確であることは少なく、より無調的になる。
/諸井の場合、理論は思想に結びつくよりむしろ「技術」と結びついているようにみえる。諸井の芸術は生活的・具体的な現実生活からますます遠く抽象的になる。
/早坂が諸井に期待するのは、諸井が西欧的知性や教養の豊かさ、理論的構成力、自意識などをすべて洗い落とし、真の自己自身に徹した超脱的・超越的な、深い人間感を伴った単純化の芸術に入ることである。
ああそうだったのか。どこからコピペしてきたかと思った(失礼)。
諸井の旋律はあの程度でも「無調的」と思われていたのか・・・
戦争中ということを割引しても、諸井みたいなタイプの音楽の評価に
まつわる問題みたいなものが出ている気がする。(と言うだけでは曖昧
だが、とりあえず直感的印象だけ書いておく。考えがまとまったらまた
その折に、ということで被御免)
216 :
名無しの笛の踊り:05/01/05 00:45:20 ID:X7Fydika
大阪での大澤の演奏会、ライブ録音盤とか
でないかなー。
大栗は省いてもいいやw
>>215 諸井本人が無調的といってたから、早坂もそれに乗っかって書いてるんだろうと
思う。
218 :
名無しの笛の踊り:05/01/05 01:25:40 ID:iqaj+Zmy
スレ違いかな?
早坂文雄のピアノ作品を高橋アキさんが弾いたディスク、とてもよかった。
『ノクターン』。
このスレの人なら喜ぶかと思いまして。
219 :
名無しの笛の踊り:05/01/05 06:53:26 ID:7suGHteZ
文雄だいすき
今日、山田、矢代、芥川、日本の〜をいっぺんに買った。
今から鑑賞タイムに入る(;゚∀゚)=3ムッハー
221 :
名無しの笛の踊り:05/01/05 13:08:13 ID:RjsWFnWY
菅原明朗
■交響的幻影「イタリア」/史譚交響楽「天草四郎」/Fantasia/ クーラント舞曲
●矢崎 彦太郎(指揮)、トゥールーズ室内管弦楽団
222 :
清瀬発言:05/01/05 13:10:35 ID:RjsWFnWY
大木正夫
清瀬が大木の管弦楽作品に最初に接したのは、記憶に間違いなければ、
今は存在しない国民交響楽団が《第一交響曲》を演奏した時である。
その後《信濃路》で本当の大木の抒情に接する思いがした。
大木の性格は、やや暗く、時に悲痛さを帯び、論舌鋭くつめよる時
など劇的要素を感じさせるが、《五つの話》や《夜の瞑想》または
萬葉集に音楽をつけたものからも、デリケートな抒情を感じること
が多かった。《ヴァイオリン、ティムパニ司伴楽を含む交響舞曲羽衣》
は文化中央聯盟の皇紀二千六百年記念音楽会に発表されたもので、
非常な長編、力作であるが代表作ではないだろう。
弦楽四重奏曲《七つの小品》の中では、大木が親しんだ尺八の効果
を出そうと苦心している。以上のほかに《工場交響曲》《農民交響曲》
《鑛坑》などの管弦楽作品がある
223 :
清瀬発言:05/01/05 13:11:36 ID:RjsWFnWY
箕作秋吉
箕作の管弦楽作品で代表的と思われるのは、堅実な《古典組曲》や
フランス的な《2つの詩》を経て一つの完成を示している
《シンフォニエッタ》であろう。一方、日本和声の論求を具体化した
と思われる歌曲集《僧院と尼僧》《落葉》などから《閨秀抒情詩集》
《現代詩第一、第二、第三 啄木詩集》《芭蕉紀行集》、ピアノ曲
《夜の狂詩曲》などに見られる技巧も現れている。この方向は
《ヴァイオリンと室内管弦楽のためのソナタ》で、よりその円熟
を示しているようだ。これらの作品の諸要素を含んで発展した作品
として未完の《第一交響曲》の第1楽章に注意したい。
これは《序曲》として文化中央聯盟の皇紀二千六百年記念、
懸賞当選作品として発表されたが、交響曲としての完成を期したい。
なお、《ヴァイオリンと室内管弦楽のためのソナタ》は
《ヴァイオリンとピアノのためのソナタ》に、《二つの詩》
はピアノ独奏およびヴァイオリンとピアノ用にそれぞれ編曲
されている
224 :
清瀬発言:05/01/05 13:12:57 ID:RjsWFnWY
池内友次郎
主な管絃楽曲としては交響詩曲《櫻》と《月見草》《四季》等であろう。
さいきん発表されたオーケストラ伴奏の女声独唱曲《熊野》は、
謡曲の歌詞を用いてこれを現代化したもの。
松平頼則
さいしょの室内管絃楽曲《パストラル》は短いが純粋の感を抱かせる。
感覚主義的でなく内政的な静かさがある。
《南部民謡を主題とするピアノとオーケストラのための変奏曲》は、
五音音階的ではなく《パストラル》よりも現代的で流動的である。
このほかに管弦楽作品として《ピアノとオーケストラのための協奏曲》
、室内楽としてのみならず代表作の一つに数えられる《フリュートとピアノのためのソナチネ》がある。
《フリュートとクラリネットのためのソナチネ》は愛すべき小品、
なお《セロとピアノのためのソナタ》は《弦楽四重奏》とともに近く発表される。
225 :
清瀬発言:05/01/05 13:14:32 ID:RjsWFnWY
平尾貴四男
在仏当時の管弦楽作品《古代旋法による緩徐調》は、
フランス的正統派の技巧の中に故国への憧れを強く示した作品。
これと同一線上にあると思われる《隅田川》は、
より力が入り円熟している。このほかオーケストラ伴奏の
《オークラロのための組曲》、近作《父なる我は》がある。
室内楽としては《弦楽四重奏》が代表作であろう。
さいきん公開発表される《フリュート・ソナチネ》は2楽章ものだが、
非常に円熟し完成されている。このほか管弦楽に音詩《砧》、室内楽に《木管五重奏》がある。
小船幸次郎
小船は特にリズムに日本的要素を探求しているようである。
そうした意味からは《第一序曲》や《祭り》に興味をもつ。
しかし小船の代表作は《弦楽四重奏》だろう。
このほか、室内楽に《三つのインヴェンション》がある。
さいきんは指揮者として多忙で新作を発表しないが、
今後いかに発展するかが期待される。
早坂文雄
早坂は日本の伝統に目をむけ、そこの作曲の基底を求めようとしている。
作品リストは目下主に管弦楽とピアノ曲である。
特に主力を注いでいる管弦楽作品としては、《二つの讃歌への前奏曲》
に始まり、《古代の舞曲》ではその純粋性と完成度の高さに驚く。
さいきん発表された《左方の舞と右方の舞》は、さらに円熟しており
オーケストレーションの巧妙精緻さは非常なものだ。
室内楽または室内管弦楽と見るべき《夜の田園詩曲》は、
いわゆる民族的田園詩曲ではなく詩的なものだ。
行進曲風のものとして《序曲ニの長調》がある。
最近作《讃頌祝典之樂》においては、いままでとかなり
異なったオーケストレーションがなされているそうだ。
226 :
清瀬発言:05/01/05 13:38:18 ID:RjsWFnWY
伊福部昭
早坂と同じ北海道出身で友人どうし。管弦楽曲《日本狂詩曲》は明確な個性を現している。
《土俗的三連画》は、狂詩曲とほとんど同じ傾向を示し、
より巧妙に凝縮されている。ピアノという楽器に力を吹き込もうとして、
さいきん発表された《ピアノとオーケストラのための協奏風交響曲》がある。
萩原利次
新人であるが、管弦楽曲《五音音階によるエチュード》がある。
五音音階によるとはいえ、多くの現代曲の洗礼を受けて抽象化された
ものといえよう。ピアノ曲《日本祭礼舞曲》の中にも同様の傾向が見
られる。萩原はリズムに興味を持つが、舞曲に走らずリズムを抽象化
する方向に行くのではあるまいか。さいきん発表された管弦楽曲
《鳴り響く太鼓》(第1番)は転調の面白さは感じられるが、
ねらいが明確でないように思う。室内楽曲として《フルートとピアノの三楽章》がある。
石田一郎
石田と萩原はコントラストをなし、石田は詩的、文学的で静的である。
歌曲には《賦》《三月》《田澤温泉》《鳥羽繪》《山峡早春》、ピアノ曲に《遠退く町》
などが代表的であろう。室内楽では木管四重奏の《小組曲》、
《ピアノ五重奏》と続く。管弦楽曲では《祭り》と
《ピアノとオーケストラのためのファンタジー》があるが、未だ聴く機会を得ないので紹介にとどめる。
江文也
管弦楽曲の中では《台湾舞曲》を代表作と見たい。初期の作ではあるが非常に個性
豊かな完成作品である。さいきんレコード化された《孔子廟の音楽》
は未だ聴く機会を得ない。このほか《北京の印象》《白鷺幻想》
《第一交響曲 ラ・ヱツポヱカ》などが主なものだろう。
室内楽作品としては《フリュートソナタ》と《生?トリオ》が主なものである。
227 :
清瀬発言:05/01/05 13:39:29 ID:RjsWFnWY
大澤壽人
京阪在住の多才、多作な作家である。《交響曲第1番》《交響曲第2番》
《交響曲第3番》があるほか、《ピアノ協奏曲第一》《ピアノ協奏曲第ニ》《ピアノ協奏曲第三》
《ヴァイオリン協奏曲》《小交響曲》《組曲》《交響幻想曲》
などがある。室内楽にも《弦楽四重奏》《弦楽トリオ》その他多数。
さいきんは、どのような発展を示しているのであろうか?
大築邦雄
大築も京阪在住である。最初の作《オーケストラのためのトッカータ》は雅楽的傾向を示すがラヴェルの影響が見られる。
このほか《舞》《行列》《長係樂》、混声合唱とオーケストラのための《雪山の修行者》がある。
室内楽としては《弦楽四重奏曲》がある。
尾高尚忠
尾高はウィーンで研究した人だが、その作品は民族的傾向を示している。
管弦楽作品としては《日本組曲》《カプリチオ》《芦屋乙女》《みだれ》《組曲 第一、第二》
などがあり、そのオーケストレーションは美しい。
室内楽としては、《三重奏》《弦楽四重奏》が近く発表される。
228 :
清瀬発言:05/01/05 13:40:31 ID:RjsWFnWY
石井五郎
石井の本性中には多分に民謡的なものがあるが、
その要素を発展させることによって、より明確な世界が打開できるのではないかと思う。
管弦楽作品として《建国讃歌》《二つの田園曲》《交響的序曲》《小組曲》などがある。
《小組曲》は室内楽としても発表された。
須賀田磯太郎
その作品はすべて管弦楽作品であるようで、雅楽的傾向を示す。
《日本繪巻》《祭典前奏曲》《前奏曲とフーガ》《交響的舞曲》《国民詩曲》
《興亜序曲》(皇紀二千六百年記念)《交響行進曲三題》(我等の皇軍、歓喜、英霊追悼迎曲)
《日本古典組曲》《双龍交遊之舞》など、すこぶる多い。
八木傳
八木はロマンティックな弦楽四重奏《街頭風景》第一、第二、第三より管弦楽に至り、
急にスタイルが変わって《穂朶期》《日本古代舞曲》《農閑期》(合唱つき)
《農繁期》と土の香りが濃いものへと転じてきた。
229 :
早坂文雄:05/01/05 14:04:01 ID:RjsWFnWY
◇大木正夫論
大木は情熱の人だ(情熱過多で内省の余裕がない)。
行動的積極的なので氏の情熱は芸術創作のうえに、音楽政治的活動のうえに良い結果をもたらしている。
大木はまた主観的観念の強烈な人だ。
このことが氏の作品に普遍性を失わせる主たる原因となっているが、
氏の場合、むしろこれは美点である。氏は近年、民族主義的傾向に転進したが、
これは氏にとって自然な変化だった。
今日の芸術は、作品の基底的な思想的条件として、悠遠崇厳な過去と輝かしい
未来に期待する歴史的な思想的なロマンの心情に即した歴史的自覚をなさねばならぬ時代
であるように思うが、大木はこのような時代性格を直感している。
大木はロマティスとである。ただ西欧的のロマン主義と違って、民族主義的、
神秘主義的、人道主義的、瞑想派的、愛国派的などの一切の要素を包含していると感じる。
氏の創作は美的夢幻の世界を憧憬するところから生まれる。
そのため、「抽象的」性格を帯びている。純粋音楽に欠くべからざる抽象性と民族的色彩の統合は、
大木の芸術においてかなり生かされている。
さいきんの作品は『狂詩曲第一』『羽衣』『提琴とティムパニーのための司伴楽』
『名作萬葉集よりの挽歌ニ首』『鯨取り淡路の海に』『やすみしし我が大王の』
『夜の瞑想』などがある。初期および中期の作品としては『工場交響曲』
『鑛抗』『農民交響曲』『六つの小品』『五つのお話し』『信濃路』などで、
すべて管弦楽。すでに今日の転身のモティーフが潜められているのも見逃せない。
大木の日本的傾向のうち最も強い要素は「あわれ」的感情である。
230 :
柴田南雄:05/01/05 14:12:10 ID:RjsWFnWY
日本交響楽団が取り上げる邦人作品を一覧すると、
未発表作品は別として一度公開演奏され、大部分の聴衆の期待を裏切った
作品が挙がっているのを見て、我慢できかねる。
たとえば才能を消費し尽くした山田耕筰の『昭和頌歌』、山田和男の低級な楽曲『若者のうたえる歌』、
深井史郎の奇をてらった『もぢり趣味の四楽章』、日まだ聴いたことはないが本「風」旋律に対する
趣味的耽溺と千代紙細工的技巧を施したと想像される平尾貴四男の『砧』。
/情報局が日本音楽文化協会を支持して邦人作曲を推奨したこと、日響がこれの
片棒を担いで定期で演奏することじたいは結構だが、肝心の作品にすぐれたものが
生まれないのは残念である。/
われわれの求めている邦人作品とは、五音音階や民謡の旋律を弄りまわすこと
でも、イベールやストラヴィンスキーの技巧研究のみに没頭した結果的エッセイ
を提示されることでもない。本質的な人間精神の具現化こそのぞましい。
若き柴田の意見は諸井三郎の代弁なのだろうが、やはり偏っているといわざるをえない。
しかも、まだ聴いたことのない曲を批判するようでは今日の低能音楽評論家と
大同小異といわざるをえない。
233 :
柴田南雄:05/01/05 16:09:41 ID:RjsWFnWY
「・・・・樹がさかしまに走るのは夜の思想である」
読み人知らずの詩であるが、なかなか印象ぶかい。
そんな俺は「夜の思想」のほうがしっくり来る。
>>233 三好遙彦か。筆名だろうなあ。正体は誰なんだ? 野村光一や諸井三郎のスタンスだが。
236 :
名無しの笛の踊り:05/01/05 23:08:43 ID:8gt8xQcQ
深井史郎「恐るるものへの風刺」より
橋本が私たちの前から姿を消してから、もう五年にもなる。
彼に代わる男はどこにも見当たらない。
彼ほど自然に日本語とピアノ音楽とを結びつけたやつはいない。
この当然の結果だが、彼の歌はよく分かり誰にでもよく歌われた。
彼は金もうけのレコード会社に、一対一で買われた唯一の純音楽家である。
私は作曲の注文に困ったあげく、よく彼の歌を手にとってみた。
「太平洋行進曲」でも何でもいい、あきれるほどうまい。
橋本の次の時代は、日本の低さにあぐらをかいたレコード作曲家と、
その低さを軽蔑しながら一般に通じないものを書く純作曲家の二つが
完全に分かれた。
一方は金に甘やかされて俗衆の弱みにつけ入るが、作曲といっても
メロディーしか書けない。
一方は金がないためにヒステリーを起こして、音楽そのものの存在のために
無くてはならない相手である聴衆を無視する傾向がある。
>>236 彼に代わる男がどこにも見当たらないうちに、深井も死に
彼の値打ちの分かる男も居なくなってしまったのですね。
日本の低さをしみじみと感じます。
>>237 いや、言い過ぎました。黛敏郎は分かっていたでしょう。
239 :
236:05/01/05 23:21:26 ID:8gt8xQcQ
(続き)
つまり、現実のつらさを忘れようという人たちに肉体的なものを提供する
人たちと、彼らに精神の糧をおくるためにはじめられた仕事の途中で
宙に浮いてしまった人たちが、対立し始めたのだ。
むずかしいシンフォニーを作る人ばかりで、かんたんな歌を作る人がいない、
歌がほしければ流行歌の低さまで落ちていかなければならない、という
ありさまは、日本だけでなく今や世界に見られる珍しくないことである。
みんな病気なのだ。みんな自分の周囲に不満足なのだ。
橋本が育ったころは、この病気が日本のすみずみまで侵していなかった。
>236 >239
読んでると悲しくなってくるよ orz
241 :
236:05/01/05 23:28:51 ID:8gt8xQcQ
ここで、戦後の作曲に眼を移してみよう。
奇妙な作品としては松平頼則の「ピアノとオーケストラのための主題と変奏曲」
がある。彼は生命の絶えた雅楽の骸骨を拉致してきて、いろいろなリズムで
踊らせてみせる。戦後の松平の作品の構成法は、ほとんど作者の音感を
疑うほど執拗に瑣末に論理的かつ機械的であるが、彼の一連の雅楽による作品の
これだけが、辛うじてカコフォニーであることから救われている。
242 :
236:05/01/05 23:45:08 ID:8gt8xQcQ
山田、信時―それに次ぐドイツ派は諸井であり、尾高尚忠(1911-1951)が
それに続いている。尾高はウィーン派を受けついでおり、諸井ほど頑健な
ドイツ派ではなく、多少折衷派でもあった。
彼はオーケストラの指揮という俗事に死ぬ前の十年間を費やした。
指揮者として確かに必要な人だったにしろ、また彼が人一倍俗事を好む
性格だったにしろ、私は彼に作曲だけをやらせてみたかった。
243 :
236:05/01/05 23:49:47 ID:8gt8xQcQ
「三人の会」の三人の共通の特徴といえば、活字上の発言までが
デモンストラティブで時々軌道をはずれること、日常的な態度の上で
あまりに他を意識しすぎることだと思う。
とにかく、他を意識し、他からつねに見られている自分を意識することは、
結局、他の意志の方向に自分を動かすことになる。
いわゆるスターの行動のタイプがこれであり、しかも三人はスターとしての
方向にすでに歩み出しているのかもしれない。
そして、もしもあの早坂がスターとしての約束事にがんじがらめになって
いなかったら、あんな身であんな無理な仕事を続けなくでもよかったはずだ。
周囲の眼を気にしながら、彼は自分自身で自分の生命を絶ってしまったのだ
――というふうに私には見える。
もっともこう考えてくると、他を意識するあまり自己自身を見失っているのは、
何もスター的な個人ばかりに限らない――今の日本の全体的な傾向なのかもしれない。
244 :
柴田南雄:05/01/06 14:47:27 ID:JFbskGRN
age
245 :
名無しの笛の踊り:05/01/06 20:39:26 ID:RB+TM9cW
>>243 早坂のことを書いているが、でも深井自身も過労で倒れたようなものだよね?
246 :
名無しの笛の踊り:05/01/07 13:37:32 ID:YLYnXTc7
小倉朗萌
247 :
名無しの笛の踊り:05/01/07 19:36:21 ID:3DgRfIxT
須賀田まだー? 黒沢さん かっこいいー。 抱かれたい。
248 :
黒澤:05/01/08 00:26:35 ID:S3QpNz3l
249 :
名無しの笛の踊り:05/01/08 02:05:11 ID:I1MIoLOd
日本作曲家についてほとんど知らないのですが。。この間スケートをみていて
吉松なんとか?という人のピアノ協奏曲が使われていたのですが、とても綺麗な
曲だったので、もしこのナクソスのシリーズで出ていないかと思いまして。。
ご存知のかたいらしたら教えて下さい。
あと、武満徹の筝とオケの曲があったと思うのですが、曲名がわからないのですが
こちらのCDもありませんか?
>吉松なんとか?という人のピアノ協奏曲が使われていたのですがとても綺麗な
>曲だったので、もしこのナクソスのシリーズで出ていないかと思いまして。。
それは、ピアノ協奏曲「メモ・フローラ」Op.67(1997)。
CDはシャンドスから発売されている(CHAN 9652)。
日本では東京エムプラスという会社が輸入代理店をしている。価格は2600円だったか?
吉松隆はシャンドスのコンポーザー・イン・レジデンス(座付き作曲家)として、
全オーケストラ曲をシャンドスで録音する予定なので、当分の間は無理なのでは?
なお、『日本作曲家選輯』の第一枚目「管弦楽名曲集」には「朱鷺によせる哀歌」が
収録されている。
>あと、武満徹の筝とオケの曲があったと思うのですが
武満のオーケストラ曲で、邦楽器の独奏付きなのは3曲だけ。
「ノヴェンバー・ステップス」(尺八と琵琶、1967)
「秋」(尺八と琵琶、1973)
「セレモニアル」(笙、1992)
湯浅譲二「筝とオーケストラのためのプロジェクション『花鳥風月』」(1967)の間違いでは?
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EOWA/
251 :
247:05/01/08 13:49:21 ID:0lulIVya
♂です。 25才のゲイです。
252 :
名無しの笛の踊り:05/01/08 15:00:58 ID:O0JHIJvG
ぜんぶもってるひと いる?
253 :
名無しの笛の踊り:05/01/08 16:03:05 ID:I1MIoLOd
>>250 ありがとうございます。ナクソスではないんですね。残念。シャンドスのCDぜひ
探してみたいと思います。武満徹の作品はたぶんセレモニアルだったかと思います。
一度N饗がデュトワと取り上げたのをクラシック倶楽部で観て凄く綺麗だったので
印象に残っていたんです。確か海外公演の模様でした。CDがみつかると嬉しいです?
武満徹はドビュッシーの孫にあたる作曲家という比喩を聞いたことがあるのですが
どのような意味なのかずっと知りたいと思っていたのです?
そういえばドビュッシーのヴィオラ・ハープ・フルートのためのソナタに影響され
て作曲された作品というのがあったと思うのですが、ご存知ですか?
255 :
名無しの笛の踊り:05/01/08 22:37:38 ID:I1MIoLOd
>>254さん、ありがとうございます。早速みつけてみます!!
256 :
名無しの笛の踊り:05/01/09 16:49:23 ID:A/0R3Omz
黒澤萌
257 :
名無しの笛の踊り:05/01/09 17:02:18 ID:A/0R3Omz
『国際現代音楽祭』 (1934・9・30)
場所: 今井記念館(札幌市)
曲目: 1、 「火の鳥」から〈前奏曲と王女たちのロンド〉
(ストラビンスキー)
2、 ラベル、ミヨー、ファリャの小品を7曲
3、 「右と左に見えるもの〈眼鏡越しに〉」 (サティ)
(日本初演)
4、 三つのグノッシェンヌ (サティ)
5、 気取り屋の気難し屋の三つの特異的ヴァルス
(サティ)
6、 新婚者の起床 (サティ)
7、 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(アルフレド・カセルラ)
(日本初演)
8、 弦楽四重奏のための四つのインディスクレ
ーション (ルイ・グリュンベルグ)
9、 弦楽四重奏のための五つの小品
(アルフレド・カセルラ)
10、 恋は魔術師 (ファリャ)
258 :
名無しの笛の踊り:05/01/09 17:03:17 ID:A/0R3Omz
演奏者: 〈ピアノ〉 早坂文雄 [1,2,3,4,5,6,10、]
〈第一ヴァイオリン〉 伊福部昭 [1,2,3,7,8,9,10、]
〈第二ヴァイオリン〉 有田 学 [8,9,10、]
〈ヴィオラ〉 小岩 武 [8,9,10、]
〈チェロ〉 伊福部元 [8,9,10、]
〈コントラバス〉 伊福部薫 [10、]
札幌フィルハーモニック弦楽四重奏団
・伊福部昭
・有田 学
・小岩 武
・伊福部 元
新音楽連盟ピアノ六重奏団
・上記メンバー
・早坂文雄
・伊福部 薫 (敬称略)
矢代の曲めっさイイ
交響曲の2楽章のダイナミックさは秀逸だとオモタワ
>>258 なぜだ。なぜこんな間違いをするんだ。
伊福部 元 → 工藤 元
伊福部 薫 → 伊福部 勲
伊福部といやあ、昔、グラムフォン・ジャパンに連載されていた、
伊福部の伝記はどうなったの?どこかで連載再開したの?
それともそのまんま終了?
263 :
孫悟空:05/01/10 14:21:39 ID:ezVRH9d6
今日 別宮録音日 みんな卓雄に元気を分けてくれ! アイルランド響にも分けてくれ!
清くあれ、爽やかなれ
265 :
名無しの笛の踊り:05/01/10 14:38:29 ID:U6RDHO+4
>>265 いや、他に組曲「映像の記憶」という曲もある。
267 :
名無しの笛の踊り:05/01/10 15:40:32 ID:ezVRH9d6
別宮先生 録音に同席してるのかな?
268 :
名無しの笛の踊り:05/01/10 21:17:40 ID:oPRSlkVX
>>261 わはははは
しかし、伊福部兄弟は二人とも純粋理系という罠。
おかしな兄弟だ…
269 :
名無しの笛の踊り:05/01/10 21:23:10 ID:O+u/iTTE
NAXOSのタプカーラの演奏、伊福部先生ご自身の感想は
どうなんでしょうかね?
270 :
名無しの笛の踊り:05/01/10 22:57:59 ID:tm7dPysy
別宮萌
理系出身者は結構いるよ。早くにキャリアを中断した人も、ずっとやってた人もあるが。
柴田南雄:植物学
別宮貞雄:物理学
松平頼暁:生物学
松下真一:数学
箕作秋吉:化学(ちょっと記憶が怪しい)
その他、入野義朗は経済学出身(暫く銀行に勤めたはず)、戸田邦雄は
出身学部は知らないが外交官だった。
吉松隆の工学部はどうでもいいですか。そうですか。
273 :
名無しの笛の踊り:05/01/10 23:48:25 ID:brEwNpUq
戸田邦雄は東大法学部、三善晃は東大文学部
箕作秋吉:化学で正解です。
若手だと伊東乾や江村哲二が理系ですね。
274 :
名無しの笛の踊り:05/01/11 00:22:40 ID:9mBIi7kT
マイナーだけど、塚谷晃弘は経済学者でもあり、大学で経済学を教えていた。
経済学部を出た人なら入野義朗がいますが、
経済学者兼作曲家、なんてこの人くらいものでしょう。
275 :
名無しの笛の踊り:05/01/11 00:24:25 ID:9mBIi7kT
「入野君は経済学部出身だというから驚いちゃってね」
by 諸井三郎
276 :
名無しの笛の踊り:05/01/11 00:27:08 ID:9mBIi7kT
「シェーンベルクだって銀行勤めをしていたことがある、というのが
彼の得意の言い草だった」
by 柴田南雄
277 :
名無しの笛の踊り:05/01/11 08:02:53 ID:xnCxJ1GO
今日は別宮録音二日目です。 元気を云々
278 :
名無しの笛の踊り:05/01/11 13:33:26 ID:re8zRM2D
新星堂で大澤と山田を買ったら、輸入盤300円引きキャンペーンとかで、1枚700円で買えた。安すぎ。
うーん、神風協奏曲いい!
>>274 しかし大した作曲家ではありませんでした。学者としても半端物です。
280 :
名無しの笛の踊り:05/01/11 23:47:41 ID:cC2xsvW9
別宮録音終了〜〜〜〜〜〜
281 :
名無しの笛の踊り:05/01/12 14:49:40 ID:l++zCHaG
松下真一と松平頼暁はどっちも理系学者兼作曲家だね。
ただ、松下真一は数学者だったわけだけど、彼の曲のタイトルは
どうもね。「位相的な時間と可速的時間」とかね。
晩年はちょっと仏教からの影響でトンデモ系にいっちゃったようだけど。
松平先生は生物物理学が専攻だったかと思うけど、そっちのほうの
業績はあまりきいたことないなあ。
282 :
名無しの笛の踊り:05/01/12 18:57:08 ID:K3AUy/x0
松下の仏陀、聴きたいなあ
その他のリリース予定 *録音の内容は変更の可能性があります。
■千住明:ピアノ協奏曲「宿命」/交響組曲「226」(小松長生 指揮、バッファーロー・フィル キャスリン・ストット)
>>281 立教大学理学部物理学教室の主任教授だったくらいだから、それなりの業績が
あるんじゃないの?
285 :
名無しの笛の踊り:05/01/13 03:37:11 ID:1r2um9Nn
マニア好きだよ。でも、ヨンさま的存在でもあるんだよね。
千住さんは。
神風いいな。だれかパスカル・ロジェに勧めてくれ
288 :
名無しの笛の踊り:05/01/13 14:35:48 ID:yT9AGpFm
卓雄タン録音おつ!
289 :
名無しの笛の踊り:05/01/13 17:38:58 ID:0Jdwzq1l
日本作曲家 三大ハゲ
箕作 諸井 小倉
290 :
名無しの笛の踊り:05/01/13 20:09:09 ID:1euxmhps
291 :
名無しの笛の踊り:05/01/13 20:15:01 ID:0Jdwzq1l
日本作曲家 ハゲ四天王
耕筰 箕作 諸井 小倉
292 :
92:05/01/13 20:21:22 ID:kuJWhlMj
ちなみに、戦前・戦中期ごろに楽壇の二大ハゲといったら、
内藤清五(海軍軍楽隊指揮者)とコサック山田でした。
クラの巨匠は禿げないと貫禄つかないな
294 :
名無しの笛の踊り:05/01/13 22:17:50 ID:1euxmhps
團伊玖磨「さて パイプのけむり」の「厚頭」より
一時代前に禿げの代表のような方であった作曲科の山田耕筰先生は、
よく酒席などで、わざと明るい表情で禿げの話をされたし、
酔ってご自分の禿げ頭を叩きながら冗談を言われたりしだのだけれども、
周囲の人達がついその楽しさに浮かれて、禿げ頭の話に興じたりすると、
何時しか御機嫌斜めになるのだった。
それなら禿の話などなさらなければ良かったと思うのだけれども、
それが気にして居られた事の反動なのだと僕には判っていたので、
僕は、先生がどんなに禿げの話をされても、馬耳東風、その話には
全く乗らぬようにしていた。
それが先生への最上の親切と知っていたからである。
295 :
294:05/01/13 22:24:26 ID:1euxmhps
作曲科→作曲家
須磨祖。
日本作曲家 ハゲ五虎将軍
耕筰 箕作 諸井 小倉 優子
林光は?
池内も日本禿六傑衆に入れては。
300 :
名無しの笛の踊り:05/01/15 00:10:18 ID:sc29sj3O
300といえよう!
301 :
名無しの笛の踊り:05/01/15 00:47:52 ID:baMnqOEc
孤高の作曲家佐藤聰明も禿で楽壇の仲間入り
エローラ交響曲の「ぬるぽ、ぬるぽ、ぬるぽ・・・」とクレッシェンドしていくところが好きです
武満もアングルによってはキワドクなるな・・・
304 :
名無しの笛の踊り:05/01/15 09:25:21 ID:aeFmNIdP
大澤は天才、凄すぎ
306 :
ハイマンコ:05/01/15 19:55:57 ID:DHUo8Z2v
正統派シンフォニストや三人の会は、卓雄 民族的東洋っぽいのが、ヤブ ゲソは、オールソップ で行くのかな?
307 :
名無しの笛の踊り:05/01/15 22:22:19 ID:JzbsVtgf
連載 許光俊の言いたい放題 第41回
「日本作曲家選輯〜片山杜秀氏のライフワーク」
今からちょうど二十年前のこと、大学に入った私は片山杜秀氏と知り合い
になった。伊福部がいいとか、「ゴジラ」の音楽が好きだとか、かと思えばレイボヴィッツ
のレコードをたくさん持っていたり、私がそれまで知っていたクラシック愛好家と
はまったく違うので、いやはや世の中にはいろいろな趣味の人がいるものだと驚いた。
しかも、毎日のように現代音楽のコンサートに行き、死ぬほどレコードや本を買ってため
込んでいるありさま(その偉容は『レコード芸術』にも出ていたから、ごらんの)に、
自分は何と常識人だろうと思ってしまった方も多いでしょう
以来(というか、その前から)、片山氏の情熱は変わらず日本音楽に向けられている。
あげく、氏がそそのかしたのかどうか、ナクソスで膨大なシリーズが始まり、着々と新譜が
発売されている。遅ればせながら、ようやくそのシリーズをまとめて聴いた。
けっこうおもしろいじゃん、というのが、乱暴だが正直な感想だ。念のため付け加えておくと、
けっこうおもしろいと思えるものは、そうそうあちこちにあるわけではない。
308 :
名無しの笛の踊り:05/01/15 22:28:41 ID:aeFmNIdP
>>307 なにかとても当たり前のことを言ってるような
こんな文章を書いてお金もらっているのか・・・
いいなあ・・・
309 :
名無しの笛の踊り:05/01/16 00:28:29 ID:CnieV/Ew
明治維新とほぼ同時に、バッハもモーツァルトもベートーヴェンもロマン派も、
つまり西洋では時間軸にそってだんだんと生まれたものが、いちどきに輸入された
。だから、同じ時代の作曲家なのに、ある者はフランス音楽に傾倒し、ある者は
プロコフィエフをまね、ある者は土俗的であろうとした。
考えてみれば、あらゆる点で日本はあっという間に疑似西洋化した。
音楽の吸収ないし模倣だけが遅いはずもない。ほとんど百年前の山田耕筰か
らして結構な手堅さで管弦楽曲を書いている。もちろん、テクニックや発想は
西洋流であっても、どうにも日本的な色が付いてしまうのも当然である。
和魂洋才という言葉があるが、これは必ずしも意識的に狙って和魂になるの
ではない。たとえ本人は意識的であるつもりでも、実はおのずとなってしま
っているというのが本当のところではないのか。音楽であれ、文学であれ、
車であれ、料理であれ、変わりはない。そこをおもしろがれるかどうかが、
こうした音楽の愛好者になれるかどうかの分かれ目だと私は思っていた。
ところが、どうやら状況は次の段階になっていたらしいのだ。
今まで私をこうした音楽から遠ざけていた理由のひとつは、
日本音楽や現代ものに対して積極的な興味を抱いていないということもあるが、
演奏が貧寒だったせいもある。半分死んだような演奏で聴けば、
どんな作品だって、魅力を喪失してしまうのは当然だ。逆に、すぐれた演奏は、
作品に生命を吹き込み、アイディアを光らせ、場合によっては作曲者の考えた以上
の効果を生み出す。
310 :
名無しの笛の踊り:05/01/16 00:30:48 ID:CnieV/Ew
このシリーズでは、演奏のひどさに砂を噛むような思いをしないですむ。
それどころか、きわめて快適に聴ける。海外オーケストラが起用されていることが大きい。
たとえば、ニュージーランド交響楽団による芥川也寸志集だ。
日本のオーケストラだとどうしてもちんまりとなってしまうであろう部分が、
溌剌としている。小手先ですませてしまうような部分で、粘ってくれる。響きが水っぽく透明にならないで、
色彩がある。だから、ストラヴィンスキーの「火の鳥」が好き人なら、
間違いなく堪能できるはずだし、バルトークの「舞踊組曲」みたいなワイルドなリズムの躍動も楽しめる。
おもしろい管弦楽曲として、ことさら構えずに聴ける。日本音楽に興味があろうがなかろうが、
関係がない。日本の楽団が芥川を演奏しても、こうはならず、漠然と灰色になってしまうものだ。
それでは、いくら誰かがおもしろい作品だと力説しても、マゼールの変態ちっくな「ボレロ」を聴いている方が楽しいね、となってしまう。
311 :
名無しの笛の踊り:05/01/16 00:32:20 ID:CnieV/Ew
もちろん、芥川がとりわけスマートな作曲家だからということもある。
しかし、山田耕筰集(同じくニュージーランド交響楽団)にしたところで、いかにも楽天的というか若々しい希望に満ちた主題が、
明るく響く。作品として上出来かどうかを別にして、こうでなくてはならない。当たり前に音楽として聴ける。
次々に聴いていくと、確かにひとりひとりが明快な方向性を持った人たちなのだとわかる。これまた個人的な趣味で言うなら、
矢代秋雄集(アルスター管弦楽団、以上湯浅卓雄指揮)、松平頼則集、大澤壽人集が気に入った。
この3つの中で一番親しみやすいのは大澤だろうか。ヤブロンスキー指揮ロシア・フィルで聴くと、オリエンタル色が濃いバルトークのようだ
(でもあそこまで陰鬱ではない)。まだ新譜の伊福部集は聴いていないけれど、これもロシアのオーケストラによって演奏されているがゆえ、
必ずや荒々しい味わいがあって楽しめるのではないかと期待している。イギリスのオーケストラが演奏すれば、何やらイギリス音楽らしい風情
が漂うし、ロシアの楽団も独自の色を持つ。それぞれの語り口で日本音楽が語られているのをまとめ聴きしてみると、あらためて演奏様式の大
きな違いに気づかされる。
312 :
名無しの笛の踊り:05/01/16 00:32:54 ID:CnieV/Ew
あえて不満を述べるなら、緻密な矢代作品はもっと鮮烈で、かつ繊細のきわみを行く演奏が
可能だし、そうであるべきだと思ったが、少なくともそう思った経験ができたのはこのCDのおかげである。
松平作品は雅楽の影響が強いゆえに日本での録音となったのかもしれないが、逆にだからこそ、海外のオーケストラで聴いてみたかった。
けれど、さしあたってこういう音楽が存在し、また十分耳を傾けるに足るものだということを、私のような何も知らない人に教えてくれる
という点では、まったくもって十分以上である。もし愚劣な音楽だと感じたなら、「このような演奏で聴いてみたい」とは思わないだろう。
それにしても、解説がすごい。力作だ。千円でこんなものが付いていていいのかと思うくらい、作曲家、作品について詳しく書いてある。
私はこの分野についてはまったく素人なので、大いに勉強になった。片山氏は冗談めかして、ライフワークだと言っていたが、実際そうなのか
もしれない。
(きょみつとし 音楽評論家、慶応大学助教授)
書き込みが長過ぎる。読む気がせん。。
3行以内だったら、読んであげます。
バカの集団じゃないでしょ?
全部キチンと読んだけど大した事は書いてない。
リンクすればいいだろ。全部コピペしてどうするんだ?
全文コピペする人はどこにでもいるんだな。
絶対に人の言うことに耳を貸さない点が共通している。
許タンの言ってることは明らかに半分事実と違う。
「いちどきに輸入された」というのは少し言い過ぎ。
日本の戦前の音楽界は、戦前は「上野」と言われた東京音楽学校(今の芸大ね)を頂点とするピラミッド構造だった。
そこではドイツ音楽が基本的には絶対的優位だったのよ。外人教師もドイツ系がほとんどを占めていた。
それでもワーグナーなんてさぁ、日本で全幕演奏されたオペラなんてほとんどなかったんだぜ。
プロコフィエフなんてアメリカ亡命の途中に日本に寄って、演奏会開いてもほとんど無視されたしな。
フランス音楽なんか、ようやく1930年代に入ってから、上野以外の作曲家たちによって本格的に勉強されだ
したという感じだ。
「日本らしい味付け」がどうしてもついてしまったっていうのも、おかしい。
日本の作曲家は、ただの西洋の猿真似に甘んじようとしていたのじゃない。
そこに日本人が作曲することの意義を見出すために、「日本的作曲」を意識的にしようと思っていた。
例えばどのような和音を使えば、「日本的作曲」になるのか。1930年代には「日本的作曲」とは何かを廻って
日本の音楽界は大論争が起きる。
いいよなあ、適当な印象論だけで文章書いて金もらえるやつは。
320 :
名無しの笛の踊り:05/01/16 09:00:16 ID:fVuEap9w
ぬるぽ
>>317 1.いつまでもそのページが残っているとは限らない。
2.ブラクラと思われないように
323 :
名無しの笛の踊り:05/01/16 10:30:20 ID:4iNT1I7N
324 :
名無しの笛の踊り:05/01/16 10:58:39 ID:c7mtMseF
無条件に舶来ものをありがたがるっていうのは、
まさに明治大正の俗流文化人の精神構造なのではないかと思いますねえ。
「美味しんぼ」の漫画で、士郎の義兄が、
高級外車、西洋料理、オペラを賛美する俗物で、
さんざんからかわれる場面がありましたが、何か似ていますねえ。
もっとも、俗物には「邪悪」さは無縁なわけで、
ご自身が振りかざすほど「邪悪」な天邪鬼では無いようですな。
意外とこの人、素朴ないい人なのかもしれませんよ。
許氏のエッセイを読んでいると、勉強が足らないなあと思うことしばし。
なんつうか、見識が甘い。←とか偉そうなことを言ってみる。
326 :
ネコオタ:05/01/16 11:56:28 ID:F9DOksvP
>>319 まあ何百年も様式の変遷を経てきた西洋芸術が一人の人生よりも
短いタームでいっぺんに入ってきたというのは、日本の近代芸術では
よくいわれるんだよ。
俺がやだなと思うのは本人の「聞かなかった」とか「わたしのような人間」そういう
外野的意識だな。構造があたかも日本人以外の人間の意識で
ものを語ってるって言った感じ。許が偉そうに人ごとして
語ってる近代化の歪みはお前みたいな趣味と職業の人間自体に
あるんだってこと。今更ナクソスからでてありがたがってる
自分たちがいかにバカの集団か自覚した方が良いと思う。
西洋趣味であたかも自分がヨーロッパ人のような自意識で
「日本の音楽は」という妄想が寒い。擬西洋化はお前自身だよ。
327 :
名無しの笛の踊り:05/01/16 12:28:31 ID:MnSL1Mri
>>326 うーん、でも日本音楽が日本人に遠い存在になってしまったのは、明治維新とともに
西洋文化が日本に対して「権力的に」侵入してきた経緯を考えていけば、しょうがないと
思うんだけど。だからその脅威的に迫ってくる文化に打ち勝つため、あえて日本の作曲家
たちは西洋文化のなかに入り込んで、そのなかで西洋文化を日本人にもコントロールできる
ようなものにしていったのでは? そういう風に、日本人が西洋文化を自分達のものにしていく過程をみていけば
大澤や諸井の全く西洋的な音楽も、伊福部の土着的な音楽と同等なほどの価値があるんじゃないの?
擬西洋化なんてとんでもないとおもうが。
328 :
ネコオタ:05/01/16 13:05:01 ID:F9DOksvP
>>327 いや西洋的な音楽に当時正面から立ち向かったことをネガティブに
擬西洋化というつもりはないよ。擬はカブレ評論家に対してであって。
擬っていう意味をポジティブに解釈するならともかく。
でも日本美術以上に日本の音楽が他者化してしまったのはほんと残念だな。
岡倉天心みたいな行動力のお化けみたいなひとがいればちがっていたかも。
あとお雇い。
っていいながらも日本はインドネシアなんかと違って文芸中心文化
だからあんまり器楽が発達しなかったんだよね。あっても演劇に
吸収されるし、仏教音楽もそんな展開しなかったし。
とりあえず義務教育にはいったのはよかったけど。
実を言うと、この問題には頭が痛くなってくる。
というのも、許の文章は作曲と演奏の両面が入り混じってるし、
ネコオタのいうような日本文化に対する日本人の距離のおき方も
フーコー的な権力の構造で考えていくと、どこまでが反日本的なのかが
わからなくなってくる。要は「疑似西洋化」っていうことがどこまで有効で
どこから害をもたらしてくるのか。「疑」がカブレとなるのはどこからなの?
許の姿勢も文化人の一つのあり方ではないかと小一時間(ry
>>326 319です。
>まあ何百年も様式の変遷を経てきた西洋芸術が一人の人生よりも
>短いタームでいっぺんに入ってきたというのは、日本の近代芸術では
>よくいわれるんだよ。
その認識自体はおおむね間違っていないと思うよ。
でも一度にそのすべてを咀嚼できるほどの能力はなかったし、
体系的に取り込んでいったわけでもないわけない。
ドイツ音楽絶対優位の環境もあった。
そういった要素を無視して、「一切合財一緒に日本に流れ込みました」的に
言われると、違うだろといいたくなる。
おまけに
「私はこの分野についてはまったく素人なので、大いに勉強になった。」
とか言ったあげくのコメントだからなおさらむかつく。
演奏の話で言えば、外国のオケ演奏だからマンセー的なところもいやだな。
まあ前々から日本のオケは下手糞すぎるといって来た香具師ではあるが、
日本の作曲家なんだから、日本のオケで聴く意味は全くないのかと問い詰めたい。
>>319 おまえのはなしも事実と違うみたいだけどな。
ドイツ優位というけど、じゃ上野から1920年代に橋本国彦が出てきたのはなぜか。
山田耕筰がスクリャービンの影響を受けた話はどう説明するのか。
フランスの影響は陸軍軍楽隊を通じて明治のうちからずっとあったとも考えられるが
それはどう説明すんのか。
でもドイツ優位でしょ。
333 :
ネコオタ:05/01/16 16:06:58 ID:F9DOksvP
>>331 優位というのは優位ということでしょ。
軍の吹奏はフランスのお雇いからだけど、このスレの
フランスものっていう表現は調性の拡大した近代フランス音楽。
あくまで軍の吹奏は軍の吹奏だよ。行進曲、ワルツ、ダイレクト版クラ
有名曲。作曲も先生はフランス人いたけど、現場ではまだそんな
レベルではない気がする。一応古典ドイツ系ものよりカナーリ
フランス近代ものは難しいから。なんたって明治20年台だし。
クラ演奏がドイツ基準だったのは今に至る事実。
山田耕筰についてはむづかしいな。ひとりで音楽代表したひとだから
確か1920年代に前衛っぽい表現主義的音楽劇もやってた。山田が留学中は
西洋近代芸術の頂点の時期だし(ピカソ、ストラビンスキー
モンドリアン、アポリネール、青騎士)ずいぶん影響うけた
みたいだけど、(秋山がなんか書いてた。)
山田は高村光太郎的には現在評価されてないな。
どっちかというとフォーマルな西洋音楽の基礎を持ち込んだ人間
って評価。この留学組が当地でなにを見て、どれくらい影響うけて
実際どんくらいテクニックを身につけたかはけっこうループ議論になるんよ。
鴎外が時代おくれのロマン派ドイツものを読んでたのは、
当時の先端を知らなかったモグリだったからなのか、それを踏まえる
視野があったからあえてロマン派なのか、とかね。なんか不毛さがあるな。
334 :
ネコオタ:05/01/16 16:09:33 ID:F9DOksvP
>>328 >とりあえず義務教育にはいったのはよかったけど。
なんでよかったの?
滝廉太郎の桶作品あったらキボンヌ
337 :
ネコオタ:05/01/16 17:21:48 ID:F9DOksvP
>>335 原理的にいうと義務教育っていうのはその共同体が子育てを分担するために
つくられている。そこで子供は育てられて、自分の所属している社会を
知る。その場に日本の音楽があるのは当然。古文やるだろ?
どういうかたちで音楽文化を考えていくかはとにかく、
まずスタートラインに立たなくてはいけないという意味だと
「とりあえずよかった」としかいいようがない。
一昔前の音楽の先生なんて日本の伝統音楽をくだらない、
文化レベルが低いってなんの反省もなく本気で思ってたんだから。
319です。いろいろレスをつけていただいたようで。
いちおう日本の音楽界の「ピラミッド構造」の頂点にいた
「東京音楽学校で基本的に」とは断ったはず。
東京音楽学校では全くフランス音楽が演奏されたことも無く、
無視され続けたという気もない。
1930年代までドイツ音楽以外は全く日本に入ってこなかった
という気ももちろんない。
早い時期では大田黒元雄が1910年代後半にスクリャービンや
ドビュッシーを日本に紹介しているのも知っている。
しかしだからと言って、非ドイツ音楽が日本の音楽界で主流を
占めるか、もしくはドイツ音楽優位を脅かす存在に成りえたか
というと、そうではないだろうと思う。
東京音楽学校でドイツ音楽優位であった証拠としては、
外国人教師はほぼ例外なくドイツ系だったり、
東京音楽学校からの留学派遣先はドイツがほとんどであった
ことが挙げられるだろう(片山の解説を見ると、1930年代
後半の橋本の留学先もウィーン)。
留学生といえば、在野も含めて作曲家のだいたいの留学先は
みんなドイツかオーストリアで、フランス(例えば池内友次郎)と
いうのはあまりいないという事実も指摘できるだろう。
優位の東京音楽学校=アカデミック派とそれに挑む
非東京音楽学校=非アカデミック派というという構図が
存在した(と戦前期を知っている人は大体言
非アカデミック作曲家が出現して、さまざまな活躍を
し始めるのは、基本的に1930年代に入ってからで、
そこではドイツ音楽優位に違和感を抱いた香具師らが、
フランスなどの音楽を取り入れて、東京音楽学校に
挑み始めたということを言いたかったのだが。
そこで突っ込みにレスをすると、
橋本は確かにアカデミック派になるし、1920年代(といっても後半)にはフランス音楽の語法は
取り入れていたようだね。これを言っちゃ完全に逃げなのだが、私が考える文脈では、橋本は
時代の先取りをした「例外」になっちゃうんだよね。
山田については、一つの反証としては、スクリャービンには影響を受けているが、彼の留学先は
ロシアではなくドイツだったということも言えるのでは?
そしてここからはちょっと微妙な話なのだが、山田が音楽学校卒だからといって、アカデミック派で
あるかというと、それもちょっと違うと思う。最終的に山田は東京音楽学校を中心に活躍したのでは
なく、音楽学校を飛び出して活躍したのだから。
この人、確かに日本の作曲家の系列では、保守本流なのだが、かといってアカデミック派でもないし、
非アカデミック派からも「音楽界の大御所」として祭り上げられて同類に見られていないし、
いうならば「保守本流の別格」という位置だったと思う。
そういう意味では、彼がある時期まで日本の音楽界・作曲界を一人勝ち状態で牽引していたとはいえ、
彼が作曲家として東京音楽学校の牙城を崩すほどの力を持ち、「山田閥」のようなものを形成したか
というとそれも違うのではないでしょうか?
フランスの影響だと陸軍軍楽隊では確かに大沼哲なんかが出ましたね。
彼の伝記かなんかは斜め読みしました(一時期山田は大沼に異常なまでの対抗心を燃やしていたらしい)。
確かに大沼哲の周りに彼を慕う人脈が出来かけたようですが、基本的に軍人であることが作曲家として
足を引っ張って、作曲界で大きな力をもてなかったようですね。それと同様に、演奏面ではともかく作曲と
いう面で陸軍楽隊がフランス音楽を引っさげて、日本の作曲界で気炎を上げたという事実は聞いたことない
のですが。
>>338 戦前のフランス留学組は確かにドイツに比べれば少ないが、次のような人が居るよね。
大沼、池内、平尾、大澤、宅、高木東六
>>339の山田の位置づけには胴衣できますね。やまだは決して官学の代表者ではない。
それは信時と橋本でしょ。
山田は伊福部、早坂、江などを評価して指揮・紹介していたそうだから、山田対在野というのも成り立たないように思う。
音楽の内容で対立していたのは、むしろ諸井三郎と民族主義者とか、そのへんではないか。そんで諸井も在野なんだよね。上野じゃないから。
>>337 ああそういう意味ね、納得。
かなーり「とりあえず」だけどな。
あと、だれにとってよかったのかってのも問題だ。
子供より、音楽の先生にとってよかったのかもな。
324以下を全部タテ読みしたけど文章にならない。
ひょっとしてマジレス??
343 :
ネコオタ:05/01/16 20:26:55 ID:F9DOksvP
>>340 小松耕輔が渡仏組の嚆矢だということも忘れてはイカーン。
345 :
名無しの笛の踊り:05/01/16 21:15:04 ID:2rBFokWP
いやあ、凄いレスが続くなあ。もしかして研究者が入っているんじゃ
ないの? 読み応えあるよ。許氏みたいな舶来品をありがたがる人間には
僕も違和感があるなー(つか、外国文学研究者って基本的にみんなそうだけど)。
ここで豆知識をひとつ。前のほうに岡倉天心の名前がでてきたけど、
彼が「白狐」というオペラを書いていたのは知っていますか?
でもこれ、結局曲はつかなかったのね。
というのも、作曲者のチャールズ・マーティン・レフラーがひどい
難癖をつけてきたから。んで、なんと、このレフラーのCDがNAXOSから発売されて
いるんだな。レフラーは今じゃかろうじて音楽史に名前だけ載ってる
存在だが、天心のテキストは凄まじい傑作だから、もし奴がまじめに
やってりゃ、古典になって残っただろうね。ちなみに天心が「白狐」
を書くにあたって参考にしたオペラ(名前は失念)の作者がコンヴァース。
いうまでもなく、大澤の師匠ですよ(やはりNAXOSからCDが発売されている)。
346 :
ネコオタ:05/01/16 21:42:46 ID:F9DOksvP
>>345 そういえば天心研究は耕筰研究よりはるかにすすんでるね。
ナクソスはやっぱりすごいな。
347 :
名無しの笛の踊り:05/01/17 02:13:14 ID:Jiay2hQG
>>340 山田あたりが伊福部とかあのあたりを評価していたのに
いまだに上野派の尻尾みたいな連中が「伊福部は戦時中翼賛音楽を書いていた」だの
「伊福部は戦時超翼賛音楽を書かないといって山田を攻撃していた」だの言う
風説をまき続ける風潮がやまないんですかね。
これNHKFMで戦中の音楽とかを紹介したときに解説者が訳知り顔で言ってたことね。
348 :
名無しの笛の踊り:05/01/17 02:34:24 ID:u/dKk3bn
そんな認識しかない学者しか居ないから、日本の作曲家の名作がどんどん埋もれていく訳ですよ。
その認識の甘さは演奏家、指揮者、現代の邦人作曲家にも言える事。
みな、モノを知らなすぎるんですよね。それなのに我がもの顔で蘊蓄をたれる。恥ずかしいと思わないんでしょうか?
自国の伝統や音楽、作曲家を知り、演奏をし体系的に歴史を語れるなんてヨーロッパでは当たり前だし、実際ヨーロッパにいくと『おまえは何で日本人なのに西洋音楽をやるんだ?日本にも素晴らしい伝統音楽がいっぱいあるじゃないか』などと質問されます。
それにしっかり持論で答えられる人間じゃないとダメだと私は思う。
>>348 > そんな認識しかない学者しか居ないから、日本の作曲家の名作がどんどん埋もれていく訳ですよ。
> その認識の甘さは演奏家、指揮者、現代の邦人作曲家にも言える事。
> みな、モノを知らなすぎるんですよね。それなのに我がもの顔で蘊蓄をたれる。恥ずかしいと思わないんでしょうか?
> 自国の伝統や音楽、作曲家を知り、演奏をし体系的に歴史を語れるなんてヨーロッパでは当たり前だし、実際ヨーロッパにいくと『おまえは何で日本人なのに西洋音楽をやるんだ?日本にも素晴らしい伝統音楽がいっぱいあるじゃないか』などと質問されます。
> それにしっかり持論で答えられる人間じゃないとダメだと私は思う。
ヨーロッパ文化が植民地主義の帝国の政策と組合わさることで、いかに権力的になりうるかを
わかってるの? そういうヨーロッパ人が「おまえは何で日本人なのに西洋音楽をやるんだ?」
といってんのは、彼らが自分達の文化の権力性をしらな杉だからなのでは? 「ヨーロッパでは
当たり前だし」とか言うなよ。吐き気がする。
350 :
名無しの笛の踊り:05/01/17 10:24:29 ID:pZU6dXVo
黛情報なかなかでないね
ポストコロニアニズムってのも結局は西欧人が作った思想でしょ。
>>349 ヨーロッパ人がやってる歌舞伎を見たいか?
もう少し素直に考えろよ。
クラシックってのは基本的に「伝統音楽」だろ。
現代音楽にしても「スーパー歌舞伎」(歌舞伎の延長線上にある、という程度の意味合いで)みたいなものだろ。
それを日本人がやってる不自然さだろ。
いいレスが続いてるけどもうちょっともちつこうぜおまいら
熱くなるのは分かるけど〜ほんと面白い議論がもったいないよ。
「伝統」の定義を聞こう。
355 :
名無しの笛の踊り:05/01/17 20:30:15 ID:fI+HjSv/
>>352 イギリス人が演ずる
歌舞伎「リア王(またはオセロ)」
なら見たい。
でもこれってオペラ「忠臣蔵」
と同じことだよな。
356 :
名無しの笛の踊り:05/01/17 20:31:45 ID:u/dKk3bn
カーリューリヴァーはそんな雰囲気あるね。
>>349 ヨーロッパでは歌舞伎は文化の中心をなしているのかな? ヨーロッパ人の
なかで歌舞伎をやる人の割合と、日本人がクラシック音楽をやる割合を比べてみな。
おまえの意見は筋が通ってない。
クラが伝統音楽なのはわかる。でも日本の伝統芸能と同一の地平にはないだろ。
例えばクラの近代和声法がいかに音楽市場で中心的な役割を果たしてるか。
同じ「伝統」とか「歌舞伎」という名前がついてるだけで一緒にするなよな。
>>349 歌舞伎や能そのものは世界市場化しにくい特殊な伝統だが
演技術や身体訓練法だけとりだすと、外国の俳優に対しても通用するわけで
いんちきくさいけど鈴木メソードとかさ(ヴァイオリンじゃないよ)
いろいろあるわけだな。やりようによっては汎用性が出てくる。
クラシック音楽の場合は
>>357のいってることはそういうことだと思うんだが
長いこと汎用性を高めるためにやってきた歴史があるんで、ま、あんまり単純に
ヨーロッパ人以外は駄目って話にはならないと思うんだな。
ドイツ人が歌舞伎座の看板になることは今んとこありえないが、小澤はウィーンの
監督になってる。それくらいの違いはある。どっちがいい悪いじゃないよ。種類がちょっと
違うということさ。
359 :
名無しの笛の踊り:05/01/17 23:21:40 ID:fI+HjSv/
歌舞伎は世襲じゃん
スレ違いなんですけど、語りたいならスレ立ててやってよ
>>357 >>ヨーロッパでは歌舞伎は文化の中心をなしているのかな?
なしてないやね。
だから日本で「クラシック」が(音楽)文化の中心をなしているという状況は不自然だ。
自分できちんとわかってるじゃないか。
実際に日本の商業音楽は「民謡」「演歌」「歌謡曲」とそれがバンド化(電化)しただけの「J-POP」が中心を占めている。
これらは江戸時代の都都逸や謡曲の類からの発展と派生だ。ちんとんしゃん、という奴だな。
そういった意味で日本人であるのにヨーロッパの伝統音楽をやっているというのは奇妙でかつ、変だ。
これは自覚したほうがいい。
>>358 M.ヴェ−バーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を参照してみればいいかな。
ヴェ−バーが言ってるのは、インドのウパニシャッド哲学や中国の儒教の精神とくらべて、
プロテスタントの宗教性が経済構造と連結するほどに現実的であったかが書いてある。
これと同様に西洋文化と他の文化との差異を考えることはできないかと思うんだが。
「J-POP」が「民謡」「演歌」「歌謡曲」がバンド化(電化)しただけ
だとすれば
伊福部昭はアイヌの踊りや日本の盆踊りがオーケストラ化しただけ
といえるのではないだろうか。
武満徹は尺八や琵琶の響きがオーケストラ化しただけ
といえるのではないだろうか。
そういった意味で日本人であるのにヨーロッパの伝統音楽をやっているというのは奇妙でかつ、変だという自覚は
必要ないのではないだろうか。
愉快犯が混じってるな
>>363 そういった意味ではね。
伊福部に対する戦前の評価は「だからだめ」だったんだが
今振り返るとどこがだめなのかさっぱりわからん。
366 :
名無しの笛の踊り:05/01/18 14:09:11 ID:p1NXqf+Q
>>ID:qDB1uEPF
何故クラシックは「ヨーロッパ」で一括りにしてるの?
>>366 ?
言ってる意味がわからん。
ヨーロッパとくくっただけで地域的歴史的には相当限定されているんだが。
さらに細分化して何の意味がある?
各国の民俗音楽の話でもしたいのか?
不自然といえば不自然に違いないが、それは日本(だけに限らないだろうが)
の文化(政治経済から生活まで含んだ広い意味で)全体のあり方でもあって、
おいそれと「自然」に戻れるような話でもないだろう。
クラシックがヨーロッパの伝統文化なのは間違いないが、何人だってやって
みたければやればいい。問題はむしろそれを受け止める人(=俺ら)の方に
あるんじゃないかな。
369 :
名無しの笛の踊り:05/01/18 22:34:55 ID:iXh/2vSt
370 :
伊福部録音スタジオ写真:05/01/18 22:36:52 ID:Whhe/VTV
>>369 それは元質問の趣旨がよくわからないからだよ
>>370 しかし渋い物とってるねえ。エルンストとカバレフスキーとはね。日本物よりは
渋くないんだろうが。
373 :
名無しの笛の踊り:05/01/19 01:26:42 ID:2D/JEUKL
【NAXOS「日本作曲家選輯」十壱枚目脳内補正して聴く】
そう。お母さんもそれが言いたかったの。
375 :
名無しの笛の踊り:05/01/19 12:30:50 ID:TeQautO1
黛サンプル聴きました! 芥川以上の名演でした
>>375 ほんとですか? もうサンプルが出回ってるの?
377 :
名無しの笛の踊り:05/01/20 11:54:25 ID:lXr++Ifh
378 :
名無しの笛の踊り:05/01/20 19:59:51 ID:1LUy9uyK
黛情報マダ〜?
379 :
amazon黛情報:05/01/20 21:29:37 ID:2c1vXcY2
380 :
名無しの笛の踊り:05/01/20 22:17:23 ID:hDMMxQ4j
〃〃∩ _, ,_ <シンフォニックムード以外の曲は〜!?
⊂⌒( `Д´)
`ヽ_つ ⊂ノ
ジタバタ
レコ芸の広告にもナクソスのサイトにも曲目のってるじゃん。
それ以上にどんな情報が必要なの?
ライナーノートの匂いとか
383 :
ネコオタ:05/01/21 00:25:25 ID:Gd4Jt3Ds
そういえば最近、海外の音楽大学の西洋音楽史のテキストみたんよ。
戦後の作曲家はさらっと流してて、20人くらい
名前が上げられててそのなかに武満がはいってて驚いた。
大抵の芸術家は本人が死ぬと評価がさがるか、情報が少なくなるのが
通例なんだけど武満はヒストリカルな存在になる、文脈化されて
残ってくって気がした。俺すら演奏するんだからすごい影響力だけど。
384 :
名無しの笛の踊り:05/01/21 10:39:30 ID:35WeT9cS
そろそろ 塔と犬に情報がでるよ。
ネコオタこんなとこにも進出してきたか。
>>385 ,-、 ,.-、
./:::::\ /::::::ヽ
/::::::::::::;ゝ--──-- 、._/::::::::::::::|
/,.-‐''"´ \:::::::::::|
/ ヽ、::::|
/ ヽ|
l l プキュゥ♪
.| ● | 猫嫌い?
l , , , ● l
` 、 (_人__) 、、、 /
`ー 、__ /
/`'''ー‐‐──‐‐‐┬'''""´
./ ___ l __
l ./ / |/ |
`ー-< / ./ ./
`ー‐--{___/ゝ、,ノ
今どきレコ芸買う人も少ないだろうからリーダーズチョイスの結果書いときます。
第9位 芥川
第16位 大澤
第21位 諸井
個人的にはもっと上に行ってもいいと思うけど,それでもたいしたものかと。
ちなみに読者は芥川を4人,伊福部と大澤を各1人がベスト10に,
評論家は芥川を2人,大澤を1人がベスト5のうちに挙げてました。
388 :
名無しの笛の踊り:05/01/21 21:16:27 ID:m4CaI3+A
諸井低すぎ!
389 :
名無しの笛の踊り:05/01/21 21:17:21 ID:KBaXnXyY
武満徹は別格だと思う
NAXOSのサイトから発売予定リストを、既発売分を除いてコピペ。
[テーマ別コレクション]
オーケストラのためのマーチ集/日本民族主義の祭典/日本におけるチェレプニン楽派/
映画音楽の祭典/琴と尺八と三味線の協奏曲集
[個人別作品集]
箕作秋吉/菅原明朗/清瀬保二/大木正夫/宮原禎次/池内友次郎/呉泰次郎/
平尾貴四男/貴志康一/江文也/尾高尚忠/安部幸明/金井喜久子/山田一雄/
高田三郎/小山清茂/小倉朗/高田信一/團伊玖磨/松村禎三/池野成/三木稔/
間宮芳生/外山雄三/林光/湯浅譲二/一柳慧/三善晃/水野修孝/三枝成彰/
池辺晋一郎/吉松隆
テーマ別は全然でないね。マーチ集聴いてみたい。
個人別では菅原、大木、宮原、呉、安部、高田信一あたりがいいな。
他社からそれなりに出てる人たちは後回しでいいや。
391 :
名無しの笛の踊り:05/01/22 22:16:56 ID:2AUSktBL
>日本におけるチェレプニン楽派
伊福部作品入るの?
392 :
名無しの笛の踊り:05/01/22 23:01:44 ID:k/v1uz2/
三枝成彰ってどっかで聞いた事あると思ったら、逆襲のシャアの人か。
393 :
名無しの笛の踊り:05/01/23 00:13:37 ID:F1aJkxAH
>>391 日本におけるチェレプニン楽派
■清瀬保二 日本祭礼舞曲 ■松平頼則 パストラール ■伊福部昭 交響譚詩
■早坂文雄 ホルン小協奏曲/管弦楽の為のメタモルフォーシス
●湯浅 卓雄(指揮)、ウクライナ国立交響楽団
>>393 それは違うと思うな。単体で入らない荻原利次、小船幸次郎、太田忠などを考えているに
相違アルまいて。
>>392 うわあ、そういうアプローチで汁人もいるのか!
吉松ってアトムの人だね、とか、三善ってアンの人でしょ、とか
いくつか前のスレでそんな流れがあったな。
397 :
名無しの笛の踊り:05/01/23 03:31:36 ID:GgBEAdP4
三善のアンはすごい曲だよね
398 :
名無しの笛の踊り:05/01/23 03:35:47 ID:87zgZo+j
吉松のドーリアン世界初録音はナクソスになるんだろうな。シャンドスに録音させないのはそのせいだ。
レコ芸最新号の西村との対談をみると、
吉松とシャンドスはとりあえず終わったのではないか。
そういうニュアンスに読めるが。
400 :
名無しの笛の踊り:05/01/23 05:03:22 ID:87zgZo+j
どこからそんな匂いが?
じゃあ、次はシャンドスの社長に長生淳あたりを聴かせてみようよ。
彼のオーケストラのための「四季」シリーズは美しいし、激しいし、CDにしたらそこそこ売れると思うんだが。
西村朗が夏に発表した新作雅楽はどうかと思う。
確かにあれはひどかった!!
中間とか聴いていられなかった。何しろ長すぎ。
エンディング近くの打楽器が出てくる所は結構好きだったけど。
403 :
393:05/01/23 09:28:08 ID:r4ZbZ/db
>>394 萩原利次とかいれようとおもったけど 曲が分からなかった。
おぎやはぎときいてお笑い板からやってきますた。記念カキコ
>>396 三枝成彰はテレビの司会者として知ったつーオバハンも多いことかと思われ
インディアンがとおるで湯浅譲二を知りました
>>400 5年契約だったのを2年延長して7枚つくってもうとるものがない。
と喋っていて、また延長するとは喋ってない。
ということは、いったん終わりではないのか。またとる曲作れば
8枚目も出るかもしれないが。
>>400 アカデミックな吉松聴かせてもダメでしょう。
吉松路線がダメだったわけだから。
>>408 吉松路線が駄目とはいえないよ。現に7枚も出した。
まるで売れないもの、そんなに出すか。
武満のエア聴いていてさあ、
>>409 失速の末、もうだめだってことになったんでしょ。
最初は物珍しさで買っていた層が離れていったというか。
録音する気があるなら、ファゴット協奏曲とか、富嶽だとかネタはあるじゃん。
412 :
名無しの笛の踊り:05/01/23 19:08:18 ID:f0xAzUet
「シンフォニック・ムード」
題名が全てを物語っている。黛も21才、哲学的な強度は感じられず、<ムード>に終止している。
彼自身「人間が普遍的に持つ漠然として捉えどころの無い束の間の幻影の如く心の中に去来する或る種の郷愁を描こうとした」と解説しているが、
或意味、陳腐な感覚や後期の武満にも感じられる"優しさ"を持っているロマンチックな作品。黛らしいスケールの大きさは、既に感じられる。
第一楽章はガムランをベースに日本的な旋律も観られる。第二楽章はルンバ乃至はサンバで、ガーシュインっぽくもある。
スライドしながら音程を上げる音型が印象的。
413 :
名無しの笛の踊り:05/01/23 20:09:53 ID:5xiFYmZs
諸井虔先生、コクド問題でお忙しいとは思いますが、
親父さんのCDについて何か感想を一言。
414 :
名無しの笛の踊り:05/01/23 22:03:30 ID:f0xAzUet
誠はオヤジのCDについてなんかいってるの?
誠は仲道逝くよさんにしか興味ありません。
416 :
名無しの笛の踊り:05/01/24 06:25:50 ID:vZLgIBNI
三郎>>>>>>>南雄>>>>>>誠
417 :
名無しの笛の踊り:05/01/24 06:28:47 ID:DrbekoXc
誠の交響曲もぜひ出してほしい
418 :
名無しの笛の踊り:05/01/24 07:07:23 ID:vZLgIBNI
誠いらぬ
新撰組?
420 :
敏郎情報ついにきた〜〜〜〜〜:05/01/24 22:18:03 ID:HqiNYElX
421 :
柴田南雄:05/01/24 23:10:18 ID:HqiNYElX
それにしてもおもろいジャケットですね
422 :
名無しの笛の踊り:05/01/24 23:18:34 ID:at1kuw27
黛は橋本に、思想的な面でも影響を受けたというのは本当かな?
>>421 どういうジャケットなんだ…
それはともかくとして、買うぞ!
424 :
柴田南雄:05/01/24 23:37:04 ID:HqiNYElX
今年の日本作曲家撰集は、かつてない充実した年になりそう。
黛、深井、BECK で3連コンボ。竹光でオルソップのお手並み拝見して
年末は、文雄三昧。
3月黛 5月深井 8月BECK 10月竹光 12月文雄 こんな莞爾かしら?
425 :
名無しの笛の踊り:05/01/24 23:57:49 ID:7jBqLdxR
二十年も前に、
今の2チャンネラーみたいな発言を堂々としていたんだね。
その頃は、極右の極悪人かと思っていたけれど、
要するにネタを振ってかまって欲しかったおっちゃんだったんだなあ。
敏郎の写真が近所のおばちゃんにそっくりでワラタよ。
微かなニヤケ具合も。
どーでもいいけどヘタクソな絵だなぁ
>>429 シーっ!
そんなこといってたらT郷S児やI熊G一郎といった当時の
新進気鋭のモダニスト画家は十把一絡げで表現されちまうyo
>>422 あらゆる面で影響を受けたんじゃないか。題名で橋本の話するときは
いつも興奮してたもん。
ジャケはほんとなら岡本太郎がいいと思うが、使えないもんね。
仏教でなくてモダニズムで来ましたか。でも芥川も古賀春江、諸井と橋本は藤島武二。
画家もどんどん違う人の、つかってほしいね。
版権きれてる近代画家は限られてるから大変だとは思うが。
432 :
柴田南雄:05/01/25 07:40:00 ID:tdUuVTlx
日本作曲家選輯第12弾
黛敏郎:管弦楽作品集
【曲目】
「シンフォニック・ムード」(1950)(世界初録音)
Moderato - Allegro Moderato(9:27)
Vivo(9:15)
バレエ音楽「舞楽」(1962)
Lento(14:09)
Moderato - Un poco meno mosso - Allegretto - Lento(9:06)
「曼荼羅交響曲」(1960)
Tempo non equilibre(金剛界曼荼羅)(6:32)
Extremement lent(胎蔵界曼荼羅)(11:04)
「ルンバ・ラプソディ」(1948)(世界初録音)(8:00)
【演奏】
湯浅卓雄(指揮)、ニュージーランド交響楽団
【録音】
2004年8月;ニュージーランド、ウェリントン、マイケル・フォーラー・センター
湯浅+ニュージーランドか…
期待してよさそうだな
434 :
名無しの笛の踊り:05/01/25 20:26:55 ID:1R+jHl97
尾高マダー? 指揮は息子きぼンヌ。 須賀田もおながいします。
松下真一をお願い。
436 :
名無しの笛の踊り:05/01/25 22:21:02 ID:hfmYCLHG
>>435 これまでのオケのレベルじゃ、やらんほうがええだろう
ちゃんとやらねば、真ちゃんがカワイソになる
437 :
名無しの笛の踊り:05/01/25 23:36:19 ID:FGkD6alI
真ちゃんの曲はあんま一般受けしないだろうから、作品集は難しいだろうなぁ。
なんかのオムニバスだったら入る可能性あるかもね。
漏れは松平朗の曲を聴きたい。良い演奏で。
諸井や山田は一般受けしているのかいな?
内輪で盛り上がっているだけでは。
なら、松下でもう一つ内輪のお祭りをぶち上げても良いじゃろ。
尾高は息子指揮なら、東京ではここ数年で、東フィルと交響曲、
紀尾井とフルート協奏曲をやっているから、それを(録音があるなら。
紀尾井は少なくともマイクは立っていた)CD化すればいいだけの話なのだが。
忠明は息子といっても物心つく前に親父が死んでしまってはいるが。
どうせ山田というのなら和男もそろそろ出して欲しいね。
マラ5のパクリ「おほむたから」をなんとしてでも全曲聴いてみたい。
須賀田はアフィニスで以前、神フィルのライヴがちょろっとCD化されたね、確か。
440 :
柴田南雄:05/01/26 03:41:54 ID:5BE2afL7
諸井さんの作品集が2番目に売れてない・・・
なげかわしいことです。
ベートーヴェン、ブラームスが神だった時代が去ると、こういうタイプの音楽
の評価が下がるのは必然的という気もする。
ゲーム音楽にも十二音があったりする今でもシェーンベルクがいまいち一般化
しないのも同根の現象かと。
新ヴィーン楽派ヲタ、ベトファンの俺としては同じく嘆かわしいと思うが。
442 :
名無しの笛の踊り:05/01/26 16:48:45 ID:ypjcRV4I
明朗、小倉、正夫、泰次郎、三郎マダー?
アフィニスってとこはタダでCDくれるんだねw
残念ながら須賀田のCDは品切れだったが(しかしカップリングが
ヒンデミットと武満、それに黛の「古事記」、これでタダって・・・)
さっそく和田薫のCDを注文(?)したよ〜。
古事記はもちろん全曲ではなく、第4幕とエピローグの16分くらいだけどね。
ここのスレにいる香具師ならアフィニスのバックナンバー23も要チェック。
まだ在庫があるかは知らんが。
445 :
名無しの笛の踊り:05/01/27 09:10:10 ID:ACnCMyFo
交響譚詩
446 :
名無しの笛の踊り:05/01/27 10:28:10 ID:3WF6YSU1
諸井はスレッドでは大好評だったのだがな。
447 :
ネコオタ:05/01/27 11:34:00 ID:/t5ZZvEx
>>430 そうなんだよねえ。ヘタっていうのはけっこうタブーなんだよ。
横山大観なんてめっちゃヘタな味がいいのに、だれもストレートに
つっこまない。でも古賀のはモボモガ展思い出した。
諸井は特徴的なカラーに欠けるからじゃないかな。
平均的なドイツ音楽、ドイツで勉強した優秀な作曲家なら
量産できそうっていうイメージがある。
448 :
名無しの笛の踊り:05/01/27 16:41:28 ID:ACnCMyFo
ネコオタってイケメン?
449 :
名無しの笛の踊り:05/01/27 16:50:43 ID:ZXwUhLIb
諸井買った
楽想や和声はとてもいいね 垢抜けてる
その一方、対位法的密度がいまいちというか
ちょっと間が抜けたところがチラホラある
ベートーヴェンやブラームスと並べるとだけどね
450 :
柴田南雄:05/01/27 18:39:22 ID:LbWyHyel
対位法なら第2交響曲ききませう
ネコオタってイカメン?
452 :
ネコオタ:05/01/27 21:05:28 ID:fJXIg5jc
454 :
名無しの笛の踊り:05/01/28 05:03:23 ID:1xPCYAhG
序破急の匂いがするな・・・
455 :
名無しの笛の踊り:05/01/28 05:38:12 ID:F4cWK2nS
諸井は教科書的に旋律を使うから、
その好き嫌いがでたのかな。
とりあえず諸井と大澤は押さえとけとか思った自分は間違ってますかねー?
457 :
名無しの笛の踊り:05/01/28 16:15:48 ID:h//UREhP
諸井 大澤 の次は 松平、橋本、芥川を聴いて 次に名曲集と 矢代と山田 次 伊福部 最後に竹光 黛は発売したら即買いましょう。
458 :
名無しの笛の踊り:05/01/28 16:49:13 ID:SGSDAo5q
大栗の名が・・・
竹光ってだれだとおもたら武満か。
いまさら気づく俺は・・・アヘ{´∀ヽ}アヘ
460 :
457:05/01/28 18:14:20 ID:ohRRFhjH
当然はずしました
461 :
名無しの笛の踊り:05/01/28 19:09:35 ID:Q5viKgZ4
大澤の才能に胸踊り、諸井の重厚さに感動し、
でも仕事で疲れて家に帰ってきて、ほっとして一番繰り返し聞いたのは、
橋本のような気がします。
462 :
名無しの笛の踊り:05/01/28 21:31:33 ID:ZVk/TlDC
>>461 漏れは、橋本は戦争の不気味さが伝わってきて、気軽に聴けないんですよね。
諸井も同様。
気軽に聴けたのは芥川っす。
芥川いいねー。
聴くと元気になる。栄養補給、滋養強壮に欠かせない。
交響三章ばっかり聴いてるよ。
落ち着きたいときには武満のフルート独奏のをよく聴くなぁ。
桶とかはあんまり馴染まないが
殆ど録音が無い、池野成の作品集が待ち遠しいでしゅ。
少し前に出た映画音楽作品集はマーラーかショスタコか表現主義時代の
シェーンベルクかというような闇の深さ、陰鬱さに痺れましゅた。
大栗って評判わるいけど、ヴァイオリン協奏曲は好きなだなぁ。
せせこましく暴れるソロヴァイオリンが大阪風(失礼)で。
467 :
名無しの笛の踊り:05/01/29 11:49:31 ID:m4ENhTVo
大栗 朝比奈さん に振ってほしかった
468 :
名無しの笛の踊り:05/01/29 12:25:55 ID:ugTE0AGU
池野成って、映画音楽以外のオケ曲ってCD1枚分になるくらい
ちゃんとあるの?
ラプソディア・コンチェルタンテは30分弱の曲でしゅが、
初期作品のスコアは残ってるんでしゅかね。
470 :
名無しの笛の踊り:05/01/29 18:16:25 ID:m4ENhTVo
成タン
タン・・・
タンタンメン
タン・・・
タンタンシオ
シオ・・・
シオフキザーメン
474 :
名無しの笛の踊り:05/01/30 00:54:00 ID:VHSKpM90
30分弱ではいかにも短いなあ・・・。
ところで聞くが、三枝成彰についてどう思うか。
「忠臣蔵」、ヴァイオリン協奏曲「雪に蔽われた伝説」等など
先日CD聴いたけど、、どれもどうしても好きになれんのだが。
これなら坂本龍一や久石譲のがまだマシではなかろうか。
作品はいまいちだが、政治力はすごいのではなかろうか。
オペラもばんばんやって、ジャパン・ヴィルトゥオーゾもやって。
このオフィシャルの会社概要と取引先、沿革を見るとなんか笑う。
ttp://www.saegusa-s.co.jp/ ttp://www.saegusa-s.co.jp/corpolate.html このオフィシャルの会社概要と取引先、沿革を見るとなんか笑う。
年商 4億5,000万円(2002年実績) っつーのもなぁ。
最新ニュースからしてこれだものw
電事連パビリオンテーマ音楽を決定 三枝成彰さん作曲
愛知万博に出展する電気事業連合会のパビリオン「ワンダーサーカス電力館」で音楽を担当する総合アドバイザー兼音楽プロデューサーの三枝成彰さんが二十六日、同館のテーマ音楽を発表した。
テーマ曲は、来場者が二十一人乗りの電車型ライド(乗り物)で巡る「銀河の駅」「四季の駅」など八つの場面で流される。ゆったりとした中に、明るさや力強さを感じさせるメロディーで、シンセサイザーとコンピューターで作曲された。
会見した三枝さんは「シンセサイザーのような電気を使う楽器で、普通の楽器による生の音にどこまで近づけるか、私にとって挑戦だった」と語った。
オペラもばんばんやって、ジャパン・ヴィルトゥオーゾもやって。
476 :
名無しの笛の踊り:05/01/30 02:41:46 ID:VHSKpM90
なるほどねえ・・・
しかし、なんでそんなに政治力があるのかね?
とにかく、「ポピュラー寄り」で扱われてる割には
「これ!」っていう曲、一般人には何も思い浮かばないじゃない?
なのに、なんでそんなに儲かるんかなあ。
耳あたりがいい曲ってったって、他にいい曲書ける人
たくさんいるような気が。吉松とか。
あっとスマン、作曲家選輯十壱枚目レスだったっけ。
>>475 バックに流れているトランペット協奏曲、なかなかいいじゃんw
478 :
名無しの笛の踊り:05/01/30 13:10:13 ID:6vlurE5P
2006年2月発売予定
池野成
■序奏と交響的アレグロ/エヴォケイション/ラプソディア・コンチェルタンテ
●湯浅卓雄(指揮)、ニュージーランド交響楽団 西崎崇子(ヴァイオリン)安部 圭子(マリンバ)
479 :
名無しの笛の踊り:05/01/30 14:42:39 ID:fzf+scEj
池野成は「白い巨塔」を収録して
それをでっかくタイトルにもってくるんだよ
ジャケはもちろん田宮二郎ね
480 :
名無しの笛の踊り:05/01/30 17:28:10 ID:EgM+x047
文雄の次はなにかな? 明朗きぼんぬ。
湯浅譲二じゃないかな?
小杉武久きぼん
483 :
名無しの笛の踊り:05/01/30 23:22:43 ID:EgM+x047
情事まんせい!
484 :
名無しの笛の踊り:05/01/31 00:56:45 ID:ZPQ0SsQK
池野は増殖儀礼や作品七番も。
石井歓はその他に入っちゃうのか…。
バレエ「まりも」再録きぼん。
486 :
名無しの笛の踊り:05/01/31 01:09:38 ID:XcreMp/a
シンフォニア・アイヌ きぼン
487 :
名無しの笛の踊り:05/01/31 01:27:41 ID:fc9EUnSx
鬼籍に入られた牧野由多可先生の作品はどんなのですか?
たしかピアノコンチェルトが入ったCDがかつて出ていたと思いましたが。
ご冥福をお祈りいたします。
488 :
名無しの笛の踊り:05/01/31 01:38:01 ID:2sNCm2t/
N響アワー見逃した。
湯浅さん、でたんでしょう?
>>487 正直つまりません。ケンちゃんシリーズの音楽がましな部類でしょう。
490 :
名無しの笛の踊り:05/02/01 03:12:40 ID:4DupNcgn
日本におけるチェレプニン楽派
■萩原利次 交響組曲「三つの世界」 ■松平頼則 パストラール
■小船幸次郎 序曲第1番 ■早坂文雄 古代の舞曲
■伊福部昭 交響譚詩 ■江文也 俗謡に基づく交響的エチュード
●湯浅 卓雄(指揮)、ウクライナ国立交響楽団
491 :
名無しの笛の踊り:05/02/01 10:51:10 ID:cxai+wvV
序破急あげ
492 :
名無しの笛の踊り:05/02/01 12:31:16 ID:iMH0O1+G
とおりすがりというバカが・・・
かんかんのうというバカが…
494 :
ネコオタ:05/02/01 21:53:41 ID:S8HMIqrG
あんま関係ないんだけど、日本の現音の曲名ってなんか独特の
センスない?俺苦手なんだよな。友人の曲がそれにあてはまってて
驚いたんだけどね。
おれが今わざとつくってみると
「宇宙の内なる記号ーあるいはトリオミュージック」とか、
「Dancing fantasy II」
「たおやかなはじまり」
こんなかんじかな。なんか現代思想くずれとか変な英語とか。
あれはどっかからでてきたセンスなのかな。
495 :
名無しの笛の踊り:05/02/01 21:59:06 ID:z6nUV6mX
発売まで1ヶ月切りました。わくわく
>>494 なんか湯浅さんっぽいな
こういったセンスはやっぱその辺が発端なのかねえ
ていうか、みんな似た題をつけるのが不思議だ
曲はもう無理として、タイトルくらい自分らしいものをつけたらどうだと思うsage
>>496 標題音楽でもないものに無理やり「名前」をつけようとするから不自然になるんじゃないのかな?
単に編成とopくらい振って終わりにしとけばいいのに…
歌曲1番、交響曲4番、歌劇8番、ピアノ曲15番、管弦楽曲23番、行進曲33番とか
様になるのは交響曲だけだな
>>494 そういったタイトルの氾濫する現代からすれば
「蒼鉛の月」とか「黎明の看経」「君子の庵」
いった文学的なものから、時代性を感じさせる
「汗をうたえる」「古代に寄す」「祖国の山河に」
のタイトルは聴きたくなる。
>>498 ピアノソナタ一番、という風に「形式」まで入れればよい。
タイトルの後に続く編成表記ウザイ
モーツァルトが、ブラームスが、いちいち楽器の内訳をタイトルに併記したか???
紺碧の枢機卿〜独唱ソプラノとアルトフルート、ビブラフォンを伴った弦楽合奏とテープのための素描
とか?w
テープイラネw
504 :
ネコオタ:05/02/02 15:59:17 ID:9k/TIaih
湯浅氏といえば内触的宇宙Xを聴いたんだが、1〜4は?
あと伊福部氏のを聞いてみたんだがシンフォニア・タプカーラの3楽章の
最後3小節あたりに出てくる木管のトリルが激しく良いんだが。何回聴きなおしても良い。
高揚してくる感じで
506 :
名無しの笛の踊り:05/02/02 18:46:27 ID:3JKesdRH
あと伊福部氏のを聞いてみたんだがシンフォニア・タプカーラの3楽章の
最後3小節あたりに出てくるラッパの旋律が激しく悪いんだが。何回聴きなおしても悪い。
サボっている感じで
507 :
たくお:05/02/02 18:50:00 ID:3JKesdRH
最近色々リリースされましたCDに対する暖かい反応を頂きまして有難うございます。
先月はアイルランドのダブリンでアイルランド国立交響楽団と共に別宮貞雄氏の交響曲1番と2番を録音いたしました。
2番は改訂版でしたから、改定後初めての演奏になるのではないかと思います。 お楽しみください。
今のところ、すでに録音済みは、その前にニュージーランドで入れました黛敏郎作品、
(これはもうすぐ出るようで、YUUさんがHMVによる紹介を入れてくださっています。)
その他、オーストラリアの新進作曲家GRAEM KOEHNE(日本では何と書くのでしょうか、
ケーネあるいはキョーネでしょうか?)の大変聴きやすいオーボエ・コンチェルトや「発電所」。
アメリカの作曲家フランク・レヴィのオーケストラ曲。 イギリスのエドモンド・ラッバラのヴァイオリン協奏曲。
これらが今年中に多分出揃うことと思います。
今月はあのヘンデルの「水上の音楽」を現代オーケストラにアレンジして知られる
ハミルトン・ハーティーの「ピアノ協奏曲」他をピーター・ドノホーとアルスターで録音する予定です。 お楽しみに
takuo yuasa
>>506 このやろう。俺の竿でお前のほっぺたたぽたぽするぞゴルァ!往復させんぞ。
509 :
名無しの笛の踊り:05/02/02 23:04:34 ID:JhnnYDcD
>>501 クセナキスは編成そのものをタイトルにしたんじゃなかったっけ?
510 :
名無しの笛の踊り:05/02/02 23:21:54 ID:LGTLLCIv
>>501 あのST4なんとかって曲のこと? クセナキスのタイトルって何かわからないギリシャ語
ばっかりみたいな気がするけど。(中には「夜」とか「ペルセポリス」なんてのもあるが)
シュトックハウゼンの Kreuzspiel, Gruppen, Zeitmasse なんて調子のタイトルは好きだったな。
512 :
ネコオタ:05/02/02 23:45:35 ID:9k/TIaih
クセっていえばこの前またまたFormalized Music
借りてきたんだけど俺には全然わからん。(数学できないから)
すごい人だったんだなと思う反面、こっち方面やっても
パロディにしかならないとつくづく思った。
スレ違いだけどクセのオーケストラワークス?「よかったよ
クセナキスは打楽器がらみの小編成の曲が一番好きだな。
515 :
名無しの笛の踊り:05/02/03 06:56:17 ID:HC0GczAG
諸井先生の加齢臭大好き
516 :
名無しの笛の踊り:05/02/03 07:04:18 ID:I7Q29/sd
楽器の材質を曲名にしたのもあるな。ヴァレーズの。
>>516 density21.5 だな。
プラチナフルートのための曲で、プラチナの密度のはずだが
実際の密度と違うそうな。
自国の作曲家の曲はほとんど聴いてなかったのですが、
選輯のVol.1が良かったので、Vol.2〜11を全部買ってみました。
さて、どういう順番で聴きこんでいったらいいでせう?
520 :
名無しの笛の踊り:05/02/03 21:48:44 ID:6SBKmh4d
芥川・交響三章→大澤・ピアコン→山田・序曲→諸井・小交響曲、交響二章→
松平・主題と変装→橋本作品(沼尻の鼻息は気にしないでね)→諸井・山田・矢代・大澤交響曲→
山田・交響詩→芥川・ラプソディ、エローラ→矢代・ピアコン→竹光→松平の残り→伊福部作品
→
>520
真っ先に芥川の交響三章を持ってくるのがイイね。同意同意。
諸井の3番、後ろすぎないかい?
あえて一番目にあの浪花のバルトークですよ。
ところで、
ところで?
524 :
名無しの笛の踊り:05/02/03 22:53:29 ID:3adfyb4M
浪速のバルトーク めちゃ藁
525 :
名無しの笛の踊り:05/02/03 23:32:02 ID:sJ8NCWMD
遅ればせながら諸井のCDを買い、さっき第3番を聴き終えた。
聴き終わって、あまりの凄さにしばし、固まってしまった。。。
マーラーの9番を上回る感動をおぼえた。
「音楽的」にはマーラーのほうが上なのだろうが、同じ日本人として、
その心に沁みてくる度合いはマーラーの比ではないと思った。
毎年終戦記念日にこの曲を演奏してもらいたいと思う。
526 :
名無しの笛の踊り:05/02/03 23:41:43 ID:nsEWqQ++
>>525 同感!どっかのオケがオハコにしてくれないだろうか・・
俺は大澤のピアコンがいいなぁ。なぜかラヴェルのピアコンを思い出した。
矢代と同じく、本当に亡くなるのが早過ぎた人だな…
貴志の「天の岩戸」、早速聴いた香具師おる〜?
俺ンところはネットで注文してなんで月曜日までも・・・・
529 :
名無しの笛の踊り:05/02/04 08:55:15 ID:+M/YFh3d
亡くなるのが早すぎた、という意味では大澤はそれほどとも思わない。
やはり瀧廉太郎でしょう。あの人が長生きしてたら、山田耕筰は今ほど
世に知られていたとはとても思えない。才能はおそらく瀧のほうが
数段上。
矢代の交響曲の2楽章。
531 :
名無しの笛の踊り:05/02/04 13:01:21 ID:QQXvswh9
諸井の交響曲で射精しました
>>529 過大評価。あれしか作品がない、ほとんど歌しか作れていない人をそこまで言うのは
おかしい。
>>533 「憾(うらみ)」ね。ピアノ曲の。
瀧の場合、早世したゆえの人生の美しさがあるからなあ。潜在的な才能をつい
期待してしまうのは結局、来ることのなかった、彼の未来への期待の大きさ
なんだよな。長生きした場合、どれだけ創作できてどこまで評価されたか
わからないからこその。
病死のため、瀧の家族の人が感染を恐れて残された楽譜を焼き捨てたと聞くね。
その中に、もしかしたら大規模なものでなくとも傑作が入っていたかもしれない。
そういう浪漫も、瀧廉太郎という名前の響きの中にある。
ないものについて想像力をめぐらせるより、きちんと作った人を評価する方が
ずっと大事だし、みのりがある。
滝が音楽史的に重要であり、才能もあったことは言うまでもない。
しかし、滝がうらみを作るよりも前に、軍艦行進曲を吹奏楽で作編曲できた瀬戸口藤吉や、
滝の音楽よりも和声や楽式ではもっと手の込んだヴァイオリンソナタを書いた幸田延などがいたことを考えてみても、
滝が滝がと特別視するのは、やや疑問ではある。
536 :
ネコオタ:05/02/04 22:01:00 ID:E84snDJQ
あとね。やっぱ15年戦争を経験してない、これが俺等の
無意識下では実に大きいんだな。戦前戦後を生きた大家たちは
どこかに傷をもってる。戦争協力なんてしかたねえよ、という昨今の
2ch的言説もあるが、やはり完全に特権階級的、体制側の音楽代表として
活動した音楽家は、近所の無学のおじさんが少ない情報でアジア支配を
妄信していたのとは絶対に同列に語れないし、はっきりとした知識人と
しての責任がある。
それに対して、前にでてきた天心や春草、瀧、たとえば漱石みたいな人は
その戦後の洗礼を逃れている。だから安心しておのおのの政治観を
問われることなくファンタジーつうか、想像を語れるんだよな。
俺も春草の明治末期の日本画をみるとファンタジーの世界にいってしまう。
大正にどんなスタイルになったんだろう。きっと名作書いてただろうなと。
ということで瀧はそういうおっさん音楽関係者の永遠の存在なんでは
ないかな。絶対否定されないっつうか。
537 :
ネコオタ:05/02/04 22:07:29 ID:E84snDJQ
あ、俺はおっさんじゃないよ。
天心や漱石、特にやっぱり天心の西欧との対決は 本人は死んでるにしても15年戦争とかんできて
それなりの苦さはあるな。
しかし滝は、それほどではないね。悩みが深くなる前に死んでいる。
だからあとはネコオタの言うとおりだろう。同意します。
>>536 まあアレだな。一部のオサーソにとっての夏目雅子というわけかw
彼らの中で若くて美しいままで記憶に残っているというw
真面目に言うと、その瑕を真正面から受け止めた諸井の交響曲だからこそ
>>525のような感銘を与えるのかもしれんね。
テーマとしては15年戦争(敢えてこう記す)は物凄く興味深いものになりうると思うんだけど、
政治的な話を抜きで語れるようになるのはまだまだ先の話でしょうなあ。
なんか言い回しが変だな……。ちょっと訂正しておきます。
真面目に言うと、その瑕を真正面から受け止めたからこそ、諸井の交響曲は
>>525のような感銘を与えるのかもしれんね。
542 :
名無しの笛の踊り:05/02/05 08:08:38 ID:bt/6yTB8
>>537 わかってるよ イケメンだろ?
SEXしないか?
竹タケミツのあの鯨とかなんとかのやつの3楽章、自分には無調の曲というふうには聴こえないんだが・・・
ちゃんとしたメロディーがある風に聴こえるし。
544 :
名無しの笛の踊り:05/02/05 14:56:50 ID:ogZqUAPx
早坂の和服カコイイ。 ピアコン超楽しみ。 収録時間早坂集 みじかくない?
普段ジャズしか聴かない漏れがこのスレ見て大澤買ってきました。
神風協奏曲のの2楽章ののっけからぶっ飛びました・・・・なんじゃこりゃ〜カコイイ!
ほんと”モダン”としか言いようがない・・・
>>528 今日買って来た。初演も聴いたが、CDは予想していた
よりよく録れてた。曲はすげえカッコいいのでぶっとぶぞ。
欲をいえばオケがたるい。「道頓堀」なんかひどい。
ナクソスで貴志の何を出すか楽しみだ。
>>546 思わず注文しちゃったよ。
早くぶっとびてー。
548 :
名無しの笛の踊り:05/02/05 21:28:58 ID:1AVGY+BU
>>528 漏れもブーレーズ新譜と一緒に買って来た。
これから聴きに入る。
指揮台上の貴志の写真、カコイイよな。あれで20代の日本男児だなんて、凛々し杉
551 :
名無しの笛の踊り:05/02/05 21:54:54 ID:ogZqUAPx
貴志まんせ
貴志もっと評価されてもいいと思う
554 :
名無しの笛の踊り:05/02/06 08:48:42 ID:0fZLf7x8
文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄
文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄
文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄
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文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄
文雄文雄文雄文雄文雄文男文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄
文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄文雄
555 :
名無しの笛の踊り:05/02/06 09:54:14 ID:ijykjBY5
>>543 武満は基本的にはメロディストだからね。
ルトスワフスキに『我々現代に生きる作曲家はもっと良いメロディにこだわって書かなければならない。そしてそれを書く為の時間を惜しんではならない』とか言われて、後期は現代音楽に『うた』を取り戻す為にメロディにこだわっていた。
>>555 ほぅ初耳だ。
タケミツタイプの曲は自分にあまりなじみが無かったが(吹奏楽曲ばっかそれまできいていたせいか)
もっと聴いてみるか。日本作曲家集だかって奴とか。
557 :
名無しの笛の踊り:05/02/06 11:27:51 ID:JEP07knw
天野オタ?
?正道氏のこと?
好きなことは好きだが俺は田村氏のほうが好きだ。
ユーフォニアム協奏曲は良かったが。
てか吹奏=天野氏っていうのもアレかと
>>556=
>>558 あー俺も俺も。田村文生氏は良いね。
選輯は毎回楽しみなのが多くて。特に大澤作品集は素敵だった。
それにしても黛作品集が待ち遠しい。
560 :
名無しの笛の踊り:05/02/06 13:50:28 ID:dVEWoilh
誰か高田三郎の器楽作品集2枚組聞いた人いないですか。
>>560 ピアノの為の前奏曲集がおすすめ。
いささか白黒のモノトーン気味ではあるけど
562 :
名無しの笛の踊り:05/02/06 15:02:43 ID:JEP07knw
ハイマン社長 片山氏 には 頭が下がります。
563 :
名無しの笛の踊り:05/02/06 15:42:04 ID:RbGdK/B1
高橋アキの早坂文雄
567 :
名無しの笛の踊り:05/02/06 20:28:21 ID:DjvZUeOX
568 :
名無しの笛の踊り:05/02/06 22:48:55 ID:JEP07knw
後 敏郎まで三週間
椿三十郎はよかったなあ
>>567 >>566ですが、関西遠征しまつ。日曜日昼間だし…
大澤のためなら、新幹線代など…(笑)
572 :
名無しの笛の踊り:05/02/06 23:19:10 ID:JEP07knw
黛延期はゆるさん。 塔はまだ28日 望みを捨てるなー!
573 :
名無しの笛の踊り:05/02/06 23:27:12 ID:JEP07knw
O・メシアンに捧ぐ 第二交響曲早く聴きたい
すみません、恥ずかしい質問なんですけど
「選輯」<なんて読むんですか?…orz
せんしゅう。輯は集と同じ。
おお!石井先生の名曲が上がっている!
578 :
名無しの笛の踊り:05/02/07 08:04:45 ID:0qvZanaD
石井歓? まりもあげ
579 :
名無しの笛の踊り:05/02/07 08:06:13 ID:0qvZanaD
ムードとルンバ早く聴きたい。
>>565 危うく忘れるとこだった。ありがトンくすべりまっちゃ
ニッポニカのCD再プレスされるんだってね
2003年に出てた奴
黛の次は大栗作品集2がでるよ。間違いない
584 :
528:05/02/07 21:51:08 ID:EMuz3AtS
「天の岩戸」CDキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!
今迄の抒情的作風の印象を覆す、モダーンで激しいリズミカルな
スサオノの主題に貴志の、先の読めない一面が出ていて凄い。
ただ三十分以上も短い動機のメドレーというのは少々冗長な気が。
「花見」はさすがデジタルで響く「さくらさくら」は美しいねェ。。。
585 :
名無しの笛の踊り:05/02/07 23:54:12 ID:XH2B47tt
聞いてください!
諸井三郎の交響曲第2番を聞いたんですが凄い曲ですね。これは。感激しますた。
日本人でこんな構成感を持って曲を書ける人がいるとは思いませんでした。
なんでこんなに音源が少ないのか・・・。
ということで来週NAXOSの第3番のCDを買いに行くことを決意しました。
それで感動したら、又ここに書き込みをしようと思います。その際はよろしくお願いします。
586 :
名無しの笛の踊り:05/02/08 00:20:25 ID:nenuNqF3
>>585 3番聴いたら絶対に感動します。保証します。
そして4番も聴いてみてください。作風の変わり様にあっと驚くことでしょう。
(根本のところは変わらないけどね)
3番の演奏回数もわずか5回と少ないですが、2番はもっと少ないのでは?
昭和13年の初演と、CDになっている70年代の録音の演奏の2回だけでしょう。
588 :
ネコオタ:05/02/08 01:24:23 ID:qWvKD2Vn
>>582 ニッポニカってどう?うまい?
ナクソス程度でいいんだけど、どうなんかな
録音がよくて曲の趣向がつたわればOKなんだけど。
>>587 以前ビクターから大木正夫「夜の思想」(これも(・∀・)イイ!)と
カップリングで出ていたのですが現在廃盤のようでつ・・・・
灯火管制の下のようなほの暗さの第2楽章に萌。
591 :
名無しの笛の踊り:05/02/08 12:45:16 ID:YRQiDphq
諸井二番は組合で1000円で手にいれました。 別宮の三、四番も1000円ぐらいで手にいれました。浦人の野人も云々
592 :
名無しの笛の踊り:05/02/08 12:47:07 ID:YRQiDphq
あと アッテルベリの交響曲はいいですよ
593 :
名無しの笛の踊り:05/02/08 13:06:05 ID:xcd3EAPh
>>588 残念ながら、ナクソスより演奏レベルは低い。
熱意は感じるが。
でも、大澤はともかく、信時は是非聴いてね。
>>590 1800円シリーズのやつの流れかな
確かCDになってた気がする<持ってないけど
ビクターの一連のシリーズはまた再販して欲しい。
595 :
名無しの笛の踊り:05/02/08 15:34:32 ID:/wHbvleG
疾風怒濤のNAXOSスレッド
粉骨砕身のNAXOSスレッド
唯我独尊のNAXOSスレッド
魑魅魍魎のNAXOSスレッド
599 :
名無しの笛の踊り:05/02/08 19:48:50 ID:NwBxL831
ビクターのは深井のパロ4も収録している
600
601 :
名無しの笛の踊り:05/02/08 23:32:01 ID:m3SS7uEK
ニッポニカでは宮原禎次の交響曲第4番が無垢なほどの軍国讃歌で、ある意味滑稽でおもろかった。
特に高校野球の選手入場みたいな第4楽章のチープな行進曲は、今聞くと冗談みたいだ。
でも生き生きとした第3楽章はペトルーシュカみたいで素敵。
宮原は1、2楽章が聴かせると思うな。意外と立派な作曲家なので驚いた。
>>601 そーかなぁ。俺はニッポニカの生聴いたが、軍国賛歌書こうとしても
モダニズムが捨てられず、結果シッチャカメッチャカになったかと
思ってた (w
604 :
名無しの笛の踊り:05/02/09 22:24:25 ID:FTGXl8pw
あげ
605 :
名無しの笛の踊り:05/02/09 22:47:41 ID:a7KDloGd
>>571 CDや放送のための録音はありません。行くかどうか迷っている方、それを考慮してください。
>>605 コンサートに関係していらっしゃる方でしょうか?
CD化、放送、ぜったい希望です! せめて録音して
ください。大澤も貴志もなかなかナマで聴けない人が
いるんですから!
個人的には飯守泰次郎が振る貴志康一にとても興味がある。
小松氏は一本調子であんまり・・・・
607 :
いつか名無しさんが:05/02/10 07:27:33 ID:+qutmfEP
池野成の映画音楽には
ヴァレーズの影響をなんとなく感じる
ヴァレーズもあるが、むしろ黛では?
>>608 池野も黛も伊福部門下なんだから、似ていて当然。
610 :
名無しの笛の踊り:05/02/10 18:35:13 ID:lGIi5AHA
昭マンセー
611 :
名無しの笛の踊り:05/02/11 00:18:48 ID:L6jxz6ME
そんなこと、どこに書いてあるの?
613 :
名無しの笛の踊り:05/02/11 00:46:14 ID:8Ww6KBpE
岡田博美ちゃんきた〜〜〜〜〜〜
サランツエバでもいいけどね
欲を言えば
■早坂文雄:序曲 ニ調/右方の舞と左方の舞/ピアノ協奏曲
(岡田博美(ピアノ)、マリン・オールソップ 指揮、ボーンマス交響楽団
>>565 14:40〜 飯守泰次郎によるプレトーク開催!
カーゲルの「フィナーレ」で指揮してる途中で倒れて死ぬ演技(今週の「トリビアの泉」で放映)に
ついて野次ってやろうかと思ったが、よく見ると「飯守」違いだった orz
615 :
名無しの笛の踊り:05/02/12 00:54:56 ID:Tp7Py1WO
オールソップ/ボーンマス響は忙しいから
武満級の有名人じゃないと難しいんじゃないかなあ。。。
忙しそうだし、NAXOSの中ではギャラ高そうだし。
日本人で誰か選輯常任に誰かなってくれればいいんだが。
湯浅卓雄以外でも。
そうだ、もうひとりは欲しい。
下野でいい。頼む
本当に下野でいいのか?
大栗盤みたいになっちゃうぞ。
沼尻+都響でいいのでは?演奏水準も安定してそうだし
他の国内オケに較べて費用の点でもいい
619 :
名無しの笛の踊り:05/02/12 07:23:20 ID:OktL994T
沼尻は鼻息がうるさいからダメ
やはり 高関だろ?
620 :
ネコオタ:05/02/12 07:31:53 ID:YtcT9dOq
621 :
名無しの笛の踊り:05/02/12 10:28:36 ID:Wuru2pcp
ネコタンかわいい
622 :
名無しの笛の踊り:05/02/12 21:20:04 ID:Wuru2pcp
ネコタン最高!
坂本龍一は「日本作曲家選輯」に出んのかなぁ。
ラストエンペラー大好きなんだが。
624 :
名無しの笛の踊り:05/02/12 22:16:12 ID:vPXH+jPu
>>606 関西フィルハーモニー管弦楽団事務局より頂いた回答。
ただし3週間ほど前の情報なので、急遽録音が入っていたら(楽団公式サイトに放送の
案内はない様なのでなさそうだが)儲けものと思われたし。
関西フィルハーモニー管弦楽団 「いずみホールシリーズ Vol.3」
日時 2005年2月13日(日)
3:00PM 開演 (2:30PM 開場)
14:40〜 飯守泰次郎によるプレトーク
いずみホール S席/¥5,000 A席/¥3,500
指揮 飯守泰次郎 ピアノ 迫昭嘉
大栗裕 大阪俗謡による幻想曲
貴志康一 交響組曲「日本スケッチ」全4曲
大澤壽人 ピアノ協奏曲第3番 変イ長調
>>623 少なくとも自分でオーケストレーションできる人でないと、取り上げられるのは難しいと思います……。
>>623 すくなくとも、クラシックのアーティストでないと難しいと思います。
627 :
ネコオタ:05/02/12 23:33:22 ID:fltXethL
>>623 Jゴールドスミスもでてないし、Jウィリアムスも
アメリカンクラシックスからでてないからね。
坂本はグラスくらいヘタでも適当にたまに売れない純クラ
つくっとくべきだったと思うよ。
坂本信者はだいたいクラができるのにエレクトロニカ/テクノ
をやってるっていうイメージ戦略に弱い。
十年に一回でいいからせまい非営利アカデミズムのなかで
発表してれば、撰集的なキャリアになったんだろう。
あのくらいのひとになるともう自分の名誉化プロジェクト
にしか興味ないだろうし。
628 :
名無しの笛の踊り:05/02/13 00:06:10 ID:2hqxhrfo
イタリアとかドイツのCD屋で坂本龍一がクラシックの
コーナーに置いてあるのを見た事はあるけどね。
ただ、Naxosのシリーズの行き方としては坂本龍一を
出す理由はないし、クラシックの演奏家を使うなら彼の場合
もっとメジャー系を起用可能でしょ。
すぎやまこういちは……と言ってみる
630 :
606:05/02/13 00:26:32 ID:L/Q2xfIw
>>624 燦楠。
これはもう聞きにいかなきゃいかんじゃないか
すぎやまこういちや坂本龍一なら別にこのシリーズじゃなくても
CD出せるしセールスも期待できるだろ。個人的には大澤や
諸井みたいに不遇な人の再発見こそこのシリーズの意義だと
思うんだけどな。
632 :
605=624 etc:05/02/13 00:58:04 ID:Tm+nOl+A
>>627 サカモトの純音楽って、なんかヘンな前衛かぶれの曲じゃなかったっけか
ピアニストがいちいち台詞をつぶやく(「ぼっくて誰」とか)だの
相手にしてられん様な知能の低い曲だった記憶があるんだが…
明日の関西フィルはこれからの在阪オケのプログラムの試金石だな。
評判がよければ、よそも大澤やりたがるだろう。
飯守、頑張れ!
迫はちゃんとさらえたのか?
635 :
名無しの笛の踊り:05/02/13 15:47:26 ID:KxZOVSJm
うわ!「神風協奏曲」で検索したらブログで
「神風」初演時のプログラムを公開している人がいたよ。
びっくり!
636 :
名無しの笛の踊り:05/02/13 17:04:31 ID:91faNlDv
>>633 まぁ、喪前が坂本嫌いなのはわかるがそこまでひどい曲ではないぞ。
内部奏法なんかも使っているが、かなり厳密に記譜されていて響きは美しい。
関西フィル行ってきた。良かったよ! アンコールで貴志の
「日本組曲」〜道頓堀をやった。客の入りは8割ぐらいかな。
プレトークで事務局長が「こんなに来てくれるとは」って
感激してた。神風協奏曲,やっぱりカッコいい曲だなあ。
638 :
名無しの笛の踊り:05/02/13 20:07:46 ID:KGiwpg0b
関西フィル俺も行ってきた。良かったか?
大阪俗謡は曲うんぬん以前に、まともに演奏できてない。
日本スケッチは全体的には平均点だけど、ソロの演奏が怪しすぎる。ごまかしばかり。
(Intermission)
でも神風は良かったね、うん。迫さんの色鮮やかな演奏が光ってた。
道頓堀も感涙モノ。
今回初めて日本スケッチ聴いたけど、曲としては面白いと思った。
湯浅卓雄の指揮で選輯に収録して欲しいねぇ。
漏れも行った。
大栗は貴志と並べて比べられちゃ可哀想すぎるな。オケもまともに練習する気にならんだろ。
水槽の世界にでも閉じこもっておくのが良いと思う。
貴志があんな愉快な作曲家だったとは知らなんだ。いろんな曲を聴いてみたい。
大澤は文句なしによかった。
貴志は管があぶなっかしくて聴いていられなかった。
「祭」は弦も弱くて少しがっかりした。しかし小松一彦の
メトロノームのような指揮よりは工夫があって、飯守氏の
指揮はよかった。オケがんばってくれ。
「道頓堀」も管のポカが多かったけれど、勢いがあって大いに
よろしかった。「天の岩戸」のCDに入ったのなんかはテンポが
のろすぎてお話にならない。
俗謡は、合奏練習不足だろうな。
あの指揮で事故が起きるには無理はないが、ヘボすぎ。
日本スケッチも、管のソロが弱すぎ。「市場」の最後のバスクラは致命的。
っていうか、死刑。音が低いけど,死ぬ気で吹け。
神風もピアノとオケとのズレ加減が微妙な緊張感を産んでいたな。
飯守、ちゃんとスコアを読んでから本番に出ろよ。
全然曲を理解していないだろ。
プレトークでロクなこといってないし。
643 :
637:05/02/13 23:00:18 ID:RRJOPL91
みんな文句が多いなあ。確かに大澤もやっと形にしたって
感じだったし(一番最後のところ,音がなり終わっても飯守は
まだ棒振ってたし)貴志もだいぶアバウトだったけど,
迫さんのピアノは良かったし,全体には楽しめたと思うんだけどなあ。
644 :
641:05/02/13 23:01:19 ID:L/Q2xfIw
まあ、でも「道頓堀」はミスだらけとはいえ
ぶっこわれぶりが素晴らしかったよ。
飯守氏はよくやったと思うよ。感動したもん。
645 :
638:05/02/13 23:14:55 ID:KGiwpg0b
神風が終わったとき、拍手のタイミングですげー困った。
手は構えてるんだけど、叩いていいの?みたいな妙な間が。。。
関西フィル&飯守氏は、ホント迫さんに救われたね。
あのピアノ演奏がなかったら俺の5,000円を返せって(ry
立ち聞きで聞こえただけなのでどの曲のどこかわからないが、管楽器に「ぐちゃぐちゃな演奏で」という指示が出ていたらしい。
我々はどこかで指揮者に釣られていたのかもしれない。
>>646 そういう意図だとしたらあのごちゃごちゃぶりは納得できる
釣られたか orz
>646
どこだろう。大阪俗謡のラストか道頓堀か。
どっちにしろ、ぐちゃぐちゃに聴こえるよう意図して演奏するのと、
手抜きで演奏して結果ぐちゃぐちゃになっちゃったのじゃ
全然意味が違うわけだが。
と、ここで騒いでいる人の中には、例によって例の如く☆たろうさんが居るんだろうね。
どこのことかをダンボし損ねたのは不覚でした。すみません。
もしかして、複数の箇所とか指示しない限り全体に管はカオス的にやれ、
だったかもしれないのですが、もう少し詳しい人にご登場頂かないとわからないです。
当の会話を交わしていた楽員さんと聴衆の方か、私より近くで聞いていた方、よろしくお願いします。
あとは、25日の関フィルの定期か27日の地方都市オケフェスでじっと出待ちして飯守氏に伺うかですが、
私が出待ち出来ないので…重ねてすみません。
651 :
名無しの笛の踊り:05/02/14 10:21:07 ID:NbESGE6z
リペアの件、
都心近郊の香具師は新宿ROCKINNに持ち込めば
どこをどう直してくれとか伝えられるのかな?
経験者の方おながいしまs。
652 :
敏郎:05/02/14 13:47:02 ID:5DV6IgDq
黛サンプル来ました。 残響が多めですね。 舞楽は、文句なし名演です。シロフォンが少しずれていますが・・ ルンバは可愛い曲ですね。マンダラは、よくわからん。 ムードは、 ぐりっさんどがいいですね。これも名演な気がします。 伊福部の出来を挽回する完成度ですね。
653 :
名無しの笛の踊り:05/02/14 17:38:59 ID:hGKG5/9I
あと敏郎まで2週間です
>>652 > 伊福部の出来を挽回する完成度ですね。
「不出来」の間違いだろう?
それだと「汚名」挽回みたいになるんじゃねーの。
伊福部とは演奏者が違う
伊福部は…
あの演奏が世界中にばらまかれると思うと、もう、胃が…
[個人別作品集]
(・∀・)イイ
箕作秋吉/菅原明朗/清瀬保二/大木正夫/宮原禎次/池内友次郎/呉泰次郎/
平尾貴四男/貴志康一/江文也/尾高尚忠/安部幸明/金山田一雄/
高田三郎/小山清茂/小倉朗/高田信一/團伊玖磨/松村禎三/池野成/
湯浅譲二/一柳慧/三善晃/
(・A・)イクナイ というか、なんか出す前から既に底が見えちゃってる
池辺晋一郎/吉松隆/三枝成彰/水野修孝/林光/間宮芳生/外山雄三/井喜久子/三木稔/
659 :
名無しの笛の踊り:05/02/15 16:37:10 ID:iUTLmB44
660 :
名無しの笛の踊り:05/02/15 22:50:30 ID:xBm5UauT
■諸井三郎:交響曲 第4番/交響曲 第5番(湯浅卓雄 指揮、アイルランド国立交響楽団)
■諸井三郎:交響曲 第1番/交響曲 第2番(湯浅卓雄 指揮、アイルランド国立交響楽団)
■諸井三郎:ピアノ協奏曲第1番/ピアノとオーケストラのためのアレグロ/ピアノ協奏曲第2番(湯浅卓雄 指揮、アイルランド国立交響楽団)
大澤寿人の2番のピアノコンチェルトも聴いてみたい。
Naxosが3番に続けて録音してくれないかなぁ〜
NAXOSのサイトにリクエストフォームがあればなあ。
664 :
名無しの笛の踊り:05/02/16 01:10:23 ID:Fh3wMkjw
■諸井三郎:ヴァイオリン協奏曲/チェロ協奏曲(湯浅卓雄 指揮、アイルランド国立交響楽団)
■諸井三郎:交響的断章/交響的幻想曲「黎明を讃ふ」交響詩「提督戦死」(湯浅卓雄 指揮、アイルランド国立交響楽団)
665 :
名無しの笛の踊り:05/02/16 02:34:12 ID:4MDf3YlM
なんだ諸井のディスクっていまだに世界発売されてないんだな
ぶっちゃけこのシリーズ、海外での売上、評価はどうなってんの?
667 :
名無しの笛の踊り:05/02/16 07:13:05 ID:4MDf3YlM
668 :
名無しの笛の踊り:05/02/16 07:13:43 ID:4MDf3YlM
一柳慧のは頼むから少なくとも70年代以前の作品でまとめてくれ〜〜
670 :
名無しの笛の踊り:05/02/16 09:06:08 ID:OX7BL4KG
裏を返せば、今までいかに音源が入手困難であったかということがわかる。
671 :
名無しの笛の踊り:05/02/16 10:43:00 ID:LwnFVGRd
諸井はもともと交響曲全集の予定なんじゃなかったっけ?
672 :
名無しの笛の踊り:05/02/16 12:21:02 ID:pUSWrEm6
入れたいねえ、諸井の全集・・・
673 :
名無しの笛の踊り:05/02/17 06:20:35 ID:bTEOqf7f
敏郎まで約10日
674 :
名無しの笛の踊り:05/02/17 13:25:22 ID:IRlD02Sc
一枚目:管弦楽名曲集
二枚目:矢代秋雄
三枚目:大栗裕
四枚目:橋本國彦
五枚目:武満徹
六枚目:松平頼則
七枚目:山田耕筰
八枚目:大澤壽人
九枚目:芥川也寸志
十枚目:諸井三郎
十一枚目:伊福部昭
十ニ枚目:黛敏郎
十三枚目:深井史郎
十四枚目:別宮貞雄
十五枚目:武満徹(U)
十六枚目:早坂文雄
十七枚目:金井喜久子
十八枚目:菅原明朗
十九枚目:湯浅譲二
675 :
名無しの笛の踊り:05/02/17 13:34:52 ID:nNH7I/8i
全部そろえてみたい欲望があるが、
つまらないからしょうがない。
黛に期待。
黛さんの作品集は期待したいですが、いかんせん初期の作品
ばかりなんですよね。晩年の作品が聴きたかったです。
>>676 それは2枚目に期待ということで1枚目はいいんじゃないか。世界初録音が2曲もあるし。
しかし2枚目があったらやっぱり涅槃をとってほしいな。
678 :
名無しの笛の踊り:05/02/17 16:55:16 ID:f6Kr/QaE
涅はんはもういい
法華経版涅槃交響曲を佐藤しのぶ独唱で
■黛敏郎:涅槃交響曲(ドミトリー・ヤブロンスキー指揮、ロシア・フィル、ロシア国立アカデミー合唱団、アレクサンドロフ・アンサンブル)
681 :
名無しの笛の踊り:05/02/17 17:52:17 ID:qcf3Iurn
「涅槃」と「エローラ」って、同じ演奏会で初演されたんだよな。
ものすごい演奏会だっただろうなあ。
682 :
名無しの笛の踊り:05/02/17 18:08:46 ID:MWc+hiiE
たしか新宿コマ劇場(!)
ボクちゃん聴いて松。
いくつでしょう?
683 :
名無しの笛の踊り:05/02/17 18:45:24 ID:qcf3Iurn
>>682 え? そりゃすごい。
前に「エローラ」で検索したらどっかのページに新宿コマでの初演を
聴いたご老体の会話ってのが載ってたなあ。
ところで「エローラ」の最後の方って各パート拍子が3つくらい
別々に動いてるみたいに聞こえるけど、実際のスコアはどうなってるの?
三善晃作品集にはボーナストラックとして電波ゆんゆんを是非入れて欲しい
>684
ワロタ
フルオーケストラ用にアレンジして
カルミナばりの大合唱団つけて
ニュージーランド響でお願いします。
686 :
名無しの笛の踊り:05/02/17 22:56:36 ID:wsecYf9E
>カルミナばりの大合唱団つけて
赤軍合唱団でお願いします。
朝日の夕刊に 関フィル演奏会評by岡田暁生 あり。
689 :
名無しの笛の踊り:05/02/18 12:11:31 ID:++2kRi6c
敏郎くるくる
690 :
名無しの笛の踊り:05/02/18 13:21:40 ID:++2kRi6c
ルンバくるくる
691 :
名無しの笛の踊り:05/02/18 13:51:01 ID:++2kRi6c
ネコオタこないなー。
イラネ
693 :
名無しの笛の踊り:05/02/18 14:55:45 ID:++2kRi6c
発売までに埋まるかなこのスレ
694 :
ネコオタ:05/02/18 16:04:38 ID:e5aqtJsL
むちゃくちゃ久しぶりに小山清茂の管弦楽のための木挽歌聴いたんだけど
ストラビンスキーぽくね。薄いけど。
髪が?
696 :
名無しの笛の踊り:05/02/18 19:56:58 ID:++2kRi6c
ネコタン来たー
697 :
名無しの笛の踊り:05/02/18 20:54:39 ID:xgcIhYxe
ネットでNAXOSのCD買うとき、一番安いのってドコですか?
黛のCDだと、塔とHMVは税込890円だけど
もっと安いとこあるのかな。
近場にNAXOS置いてるところがないもので・・・
NAXOSってコストパフォーマンスはいい方?
まぁ1000円に、んなもの言ってもしょうがないけど。
699 :
名無しの笛の踊り:05/02/18 21:12:25 ID:7krSVdb/
ニッポニカの第一集買ったけど、大澤ひでえなw
野平のまったくうたごころを感じさせないピアノ
も駄目だが(第二楽章のミスタッチはいたい)なにしろオケが
ひどすぎるw やっぱ「神風」は難しい曲なんだな。
ニッポニカは「菅原明朗とその周辺」の演奏もひどかった。
しかし宮原の交響曲、変な曲だなあ〜w
石丸がいいんじゃないかな。
701 :
名無しの笛の踊り:05/02/19 01:23:55 ID:2PfSY0jT
だから 藪を いぢめないで
702 :
名無しの笛の踊り:05/02/19 09:50:23 ID:2v5tDzDV
るんば
>>680 実現を切望します。外国人指揮者の振る涅槃をぜひ聴いてみたいですね。
704 :
名無しの笛の踊り:05/02/19 11:41:32 ID:8Gm8LZ9v
ねはんいらん
ニッポニカってアマチュア?
706 :
名無しの笛の踊り:05/02/19 12:39:25 ID:8Gm8LZ9v
アマだよ
708 :
名無しの笛の踊り:05/02/19 14:15:47 ID:8Gm8LZ9v
マンマンマン
709 :
ネコオタ:05/02/19 14:18:32 ID:ukAcONe6
マユマユ黛
710 :
名無しの笛の踊り:05/02/19 14:31:58 ID:8Gm8LZ9v
ダンダンダン
711 :
名無しの笛の踊り:05/02/19 15:42:54 ID:8Gm8LZ9v
議長黛
712 :
名無しの笛の踊り:05/02/19 19:33:51 ID:Rbl+PrAf
この俺が来たスレは10年以内に必ずDat落ちする。
gkl。lsk:p度fjgl;sぢんklhfklsだっひrjぃyhjksd;会い終えうぉhskdhふぃおs7うj;jsd
しどふj;さlfかあ、ハーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
713 :
名無しの笛の踊り:05/02/19 20:55:21 ID:8Gm8LZ9v
敏郎まであと8日
714 :
名無しの笛の踊り:05/02/20 08:19:53 ID:SlIMkPnb
敏郎敏郎
715 :
名無しの笛の踊り:05/02/20 08:54:40 ID:Oi9ztpzV
今日は京都でマンダラダラ
716 :
ネコオタ:05/02/20 09:21:19 ID:JwZ5C+E0
ま ま ま
わ ち ゆ
り て ず
す た み
み の を
し
む
ネ
コ
オ
タ
718 :
名無しの笛の踊り:05/02/20 12:49:25 ID:rXxWQsf7
か
719 :
名無しの笛の踊り:05/02/20 13:49:09 ID:rXxWQsf7
敏郎サンプル配布中
三船敏郎
柳葉敏郎
722 :
名無しの笛の踊り:05/02/20 19:50:56 ID:rXxWQsf7
小倉の舞踏組曲マダ〜?
723 :
名無しの笛の踊り:05/02/20 19:53:26 ID:rXxWQsf7
小倉のチェロ協奏曲マダ〜?
724 :
名無しの笛の踊り:05/02/20 19:55:35 ID:rXxWQsf7
箕作のローマン舞曲マダ〜?
725 :
名無しの笛の踊り:05/02/20 19:59:50 ID:rXxWQsf7
呉泰次郎の交響曲マダ〜?バイオリン協奏曲全集マダ〜?
726 :
名無しの笛の踊り:05/02/20 20:03:12 ID:rXxWQsf7
明朗先生の天草四郎マダ〜?
727 :
名無しの笛の踊り:05/02/20 20:25:50 ID:rXxWQsf7
シュウコウマダ〜?
ネコオタの新作マダ〜?
729 :
名無しの笛の踊り:05/02/20 21:29:53 ID:5sSZfAfb
ネコオタのちんちん欲しい・・
730 :
名無しの笛の踊り:05/02/20 21:53:52 ID:Oi9ztpzV
岩城さんと京響の曼荼羅なかなかよかった!
湯浅タンにも期待
貴志の「ナミコ」マダ〜?
732 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 06:30:46 ID:cnXKActg
文也の台湾舞曲マダ〜?
733 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 06:32:43 ID:cnXKActg
交響譚詩マダ〜?
734 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 06:35:52 ID:cnXKActg
禎三の第二交響曲マダ〜?
735 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 11:40:50 ID:cnXKActg
文雄マダ〜?
736 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 13:00:10 ID:gQEZZ18t
貴四男タンマダ〜?
737 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 13:19:58 ID:XVgXNu0R
空気を切り裂くジャックナイフ
何か段取りの悪いファミレスみたいな流れだ
739 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 13:38:58 ID:XVgXNu0R
発売前はいつもそうなんですよ
>>738 それで出たら長文が来るんです。ほこりが入ってたとか、料理が冷めてるとか。
まあむしろそれを読むのが楽しみなんですけど。
741 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 15:43:00 ID:gQEZZ18t
2006年5月発売予定
戦前戦時の吹奏楽曲
■安部幸明 「今日も元気で」 ■松平頼則 「日本舞曲 第一・第二」
■清瀬保二 「耕作の歌」 ■深井史郎 「ビルマ祝典曲」
■諸井三郎 「輝かしき日」 ■菅原明朗 吹奏楽のための交響楽「夜の水都」
●キース・ブライオン指揮/王立砲兵隊バンド
742 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 15:58:50 ID:cnXKActg
↑ イイ!
743 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 16:06:25 ID:r/zJvEpv
↑(・∀・)イイ!!
水槽('A`)
>>741 ワロタ。ブライオンって‥(^_^)b やはりコスプレするの?
> ■清瀬保二 「耕作の歌」
「耕筰の歌」はNG?
749 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 20:39:45 ID:cnXKActg
敏郎三郎史朗小倉朗明朗晋一郎廉太郎
750 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 20:58:46 ID:F51pSQRR
>749
ラップだね?
♪敏郎、三郎、小倉朗。
♪史朗、明朗、晋一郎。
♪春こうろうの、廉太郎。
水槽厨臭がするスレはここですか?
752 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 21:32:50 ID:b57zFxjn
↑ええそうです。
ってか大栗のも水槽で録りなおしたら
いくらかマシになるだろうな・・・いや真剣な話。
753 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 21:58:28 ID:AE7h0IwS
age
754 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 23:44:46 ID:2xHdyytS
「日本作曲家選輯」拾二枚目と共に日本を守るスレ
「日本作曲家選輯」拾二枚目を聴いてルンバを踊るスレ
「日本作曲家選輯」拾二枚目で仏界に目覚めるスレ
755 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 23:54:23 ID:gQEZZ18t
「日本作曲家選輯」拾二枚目はなぜ聴かれなければならないか議論スレ
756 :
名無しの笛の踊り:05/02/21 23:55:48 ID:2aPI9mOn
>>750 「晋一郎」だけ時代が離れすぎている。
「泰次郎」にすれば問題ないといえよう。
>>732 江文也の台湾舞曲って、このシリーズではなくとも
台湾の某レーベルでCDとして発売されているよん。
オケはなぜかN響ですが(w
758 :
名無しの笛の踊り:05/02/22 01:10:46 ID:7IsyriGt
>>741 ほう。
面白そうだな。
漏れは日本のマーチ集とかも欲しいぞ。
759 :
ネコオタ:05/02/22 01:52:55 ID:wH29kbEN
ラストサムライででてくるみたいな軍楽隊のかっこで
日本全開の吹奏やったら、欧米でワールドミュージック田舎ブラス
路線でうけるぞ。港湾系おっさん10人、リーダーのおっさんの
可憐な娘ひとりの編成で。
みんな普段は普通の仕事もってるって設定な。
761 :
名無しの笛の踊り:05/02/22 09:59:28 ID:Yt4kNUJB
NAXOS「日本作曲家選輯」題名のない拾弐枚目
>>761 次スレタイの名前としてはいいと思うが、まだうpするのは早いぞ
763 :
名無しの笛の踊り:05/02/22 10:29:54 ID:Yt4kNUJB
ういっす
764 :
名無しの笛の踊り:05/02/22 15:01:14 ID:5+HjIuEk
敏郎カウントダウンあと5!
765 :
名無しの笛の踊り:05/02/22 15:10:57 ID:5+HjIuEk
まちきれないので 岩城のBUGAKU聴いて我慢してます。 早く片山氏の解説読みたい。
766 :
名無しの笛の踊り:05/02/22 15:17:54 ID:rLY1eIor
武満第2弾は片山氏の解説か?
767 :
名無しの笛の踊り:05/02/22 16:02:36 ID:5+HjIuEk
片山先生とセックルしたい
768 :
名無しの笛の踊り:05/02/22 19:51:13 ID:5+HjIuEk
ルンバマダ〜?
769 :
名無しの笛の踊り:05/02/22 19:52:26 ID:5+HjIuEk
卓雄先生の降臨マダ〜?
770 :
名無しの笛の踊り:05/02/22 22:07:13 ID:g0GCh5wd
別居まだ〜〜
771 :
名無しの笛の踊り:05/02/22 22:08:46 ID:fWziY2I5
2006年10月発売予定
日本のマーチ秘曲輯
■山田耕筰 「連合艦隊行進曲」 ■平尾貴四男 「みいくさ」
■清瀬保二 「戦友」 ■深井史郎 「堂々たる進軍」
■小倉朗 「銀の翼」 ■菅原明朗 「海の行進曲」「空の行進曲」
■大木正夫 「勝鬨の歌」 ■箕作秋吉 「青年日本」
■尾高尚忠 「南進」 ■宮原禎次 「戦勝」
■呉泰次郎 「明けゆく亜細亜」 ■池譲 「東亜の黎明」
■江文也 「東亜民族行進曲」
●キース・ブライオン指揮/王立砲兵隊バンド
さすがにこれはマズいか・・・・。
そんなもん買わなきゃいけないのか?
今まで、そろえてきたが、、、、
>>771 今更「軍国主義が〜」という時代でもあるまい。
売れるかどうかはともかくw、世に出してみたところで特に問題は無いでしょ。
774 :
名無しの笛の踊り:05/02/23 00:34:14 ID:hWJHVVnU
片山氏監修の「軍艦マーチのすべて」ではビルマの軍楽隊が一番面白かったな。
775 :
ネコオタ:05/02/23 01:10:57 ID:qWSzzbNG
ちなみに日本のグロ翼賛戦争画は戦後アメリカに没収されて
いまは国立近代美術館にある。が、これはアメリカから
の永久貸与になっていてあくまでアメリカの戦利品になっている。
右翼からも左翼からも叩かれるので近美はめんどくさくって公開しない。
>右翼からも左翼からも叩かれるので近美はめんどくさくって公開しない。
信時の海道東征の実演をアマオケのニッポニカがやりながら、プロオケでは
全くといっていいほど実演されないのも、似たような理由からだろ。
>>776 あのとき漏れは演奏妨害がないかマジで心配したぜぃ・・・
778 :
ネコオタ:05/02/23 01:43:25 ID:qWSzzbNG
そうなんだよね。実際めんどくさい。らしい。
政治家や有力者が口をだしてくるし、芸術団体側はそういう
折衝には慣れていない。中立的立場でやる気のある人
がいればいいけど、そういうプロジェクトでやる気のあるひとは
当然党派性のある人なんだ。だからナクソスみたいな
企業が、「よくわかんないけど百科全書として音源化しますね」
というのはスタイルとして良い事なんだ。だからこのシリーズ買う
人はもちろん好きで買うんだけど、一枚1000円の「日本の音楽音源化
プロジェクト」に寄付してるという見方もできるんだということを
しってほしい。俺も別に聞かなくてもいいものも買ってるから。
現実世界のアーカイブの構築をみんなでやってるんだと。
>>778ネコオタ殿、
見識ですな。自分も賛同して、買い残した分を近日サルベージしに行こうと思います。
780 :
名無しの笛の踊り:05/02/23 07:37:09 ID:uQeGP3/2
ネコオタ=序破急?
781 :
名無しの笛の踊り:05/02/23 07:37:26 ID:IhUbclam
>>771,772
聴いて見ないと作品としての値打ちは判らないYO?
782 :
名無しの笛の踊り:05/02/23 11:07:45 ID:a+7ZawpW
作曲家の名前見てるだけでワクワクしてきてたりして
783 :
名無しの笛の踊り:05/02/23 12:20:56 ID:DzGgwWll
敏郎まであと4 くるくる
784 :
名無しの笛の踊り:05/02/23 15:10:36 ID:DzGgwWll
そろそろ来る〜。
諸井のは、犬webで在庫ないらしいな。待たされている。
786 :
名無しの笛の踊り:05/02/23 18:03:04 ID:gtKsO/5C
諸井最高
諸井はモロいいねえ〜
788 :
名無しの笛の踊り:05/02/23 20:03:53 ID:gtKsO/5C
モロモロ敏郎
789 :
名無しの笛の踊り:05/02/23 22:09:30 ID:YZMpLtBM
諸井のモロ画像いいねえ〜
790 :
名無しの笛の踊り:05/02/23 22:10:08 ID:r8ha+oYS
>789
サンプル画像ありますか?
791 :
名無しの笛の踊り:05/02/23 22:12:50 ID:fX3A43JO
諸井の3番聞いたが、2番のほうが良くねぇか?
このくらいのレベルの曲になれば趣味の問題だんべ
793 :
30:05/02/23 22:43:10 ID:fX3A43JO
それもそうか。俺はブルックナー嫌いだったんだ。
794 :
名無しの笛の踊り:05/02/24 16:47:44 ID:yGYbRxlR
交響詩立山ってなんか黛氏の曲かどうか戸惑っちまった。
黛と聴くと前衛的な印象とかエロティックな印象とかが念頭にあったからかな。
俺視野狭っ
聴いたことあるの涅槃と舞楽と曼荼羅とアレしかないもんな。てかCD持っているの。
なんか管楽曲だか吹奏楽形態だかの曲を集めた氏のCDってあったと記憶しているがどうなん?
トーンプレロマスだったかな?
連続的エロスマソ
796 :
名無しの笛の踊り:05/02/24 18:16:05 ID:yQQv5cGo
ついにHMVに続き塔の発売日も変更されました
黛 2005/03/12
悲しむべき事です。2週間も延期 まてないよ〜〜〜〜〜〜
797 :
名無しの笛の踊り:05/02/24 18:17:22 ID:yQQv5cGo
アイヴィーめ!
>>791 Naxosの枠内でしか聴くつもりはない。
それが、ナクソク道だ!
799 :
名無しの笛の踊り:05/02/24 18:24:09 ID:D+PCbSB+
>>797 いろいろ事情があるのよ・・・
全力は尽くしたの。許して。
800 :
名無しの笛の踊り:05/02/24 18:25:21 ID:yQQv5cGo
モロ2とモロ3 両方いい!
801 :
名無しの笛の踊り:05/02/24 18:26:27 ID:yQQv5cGo
片山氏に免じて許すけど・・・
802 :
名無しの笛の踊り:05/02/24 18:30:51 ID:D+PCbSB+
>>801 ありがとう〜
内容は保証するからな。
今後も応援タノム
803 :
名無しの笛の踊り:05/02/24 18:32:57 ID:yQQv5cGo
もしかしてアイヴィー社長?
>>796が見えない見えない見えない見えない見えない・・・
CDの延期ってなんなんだろうな?
805 :
名無しの笛の踊り:05/02/25 01:41:24 ID:F5YamnSI
るんばあげ
>>796 もっと早く出るだろ。そう某所で小耳にはさみますた
807 :
名無しの笛の踊り:05/02/25 01:45:40 ID:F5YamnSI
某所??
808 :
名無しの笛の踊り:05/02/25 02:00:18 ID:9s5apUuO
今回の発売延期、どうやら黛本人からの待ったがかかったみたいね。
『ジャケット内の自分の写真が男前ではない。これは私の名誉を汚すものであり、場合によっては法的処置も辞さない。』といった内容が、黛オフィシャルサイト内のブログにうpしてあったYO!
811 :
名無しの笛の踊り:05/02/25 14:21:57 ID:kF2oezq6
朗マダ〜?
義朗にしてくれ
813 :
名無しの笛の踊り:05/02/25 15:42:36 ID:kF2oezq6
義郎の葬儀委員長は、朗ですよ。
814 :
名無しの笛の踊り:05/02/25 20:46:43 ID:kF2oezq6
ルンばっていきましょう
815 :
名無しの笛の踊り:05/02/25 21:37:34 ID:qEKTnPj/
諸井三郎の「交響的二楽章」の第二楽章で指揮真似やってまつ。
816 :
名無しの笛の踊り:05/02/26 14:13:19 ID:HbPM0XIB
イイね 指揮真似
817 :
名無しの笛の踊り:05/02/26 15:42:02 ID:HbPM0XIB
ナクソス新譜入荷しますた。
818 :
名無しの笛の踊り:05/02/26 20:07:26 ID:HbPM0XIB
第二週に発売みたいね敏郎
819 :
名無しの笛の踊り:05/02/26 20:18:51 ID:954Oo+px
今日は山田耕作を買ってきた。
正直、大規模作品は出来が怖かったが、思ったよりいいじゃん。
小山清茂作品集、彼が逝かないウチに出してくれ。
同じ高校の後輩より。
耕筰いいよね。
序曲の軽やかなジャブで翻弄され、
交響曲の鋭いストレートで足腰ガクガクにされ、
交響詩でノックダウン。そんな感じ。
>>820禿同。能面萌。信濃囃子萌。
同様に安部幸明作品集も早くキボンヌ
↑水槽厨スマソ
824 :
ネコオタ:05/02/26 23:56:12 ID:r+ePqAao
ぜんぜんいいって。俺も日本的ブラスをいれた
コンサート企画あるでよ。
北海道民ですが、川越守作品集はいつ出るんですか?
827 :
名無しの笛の踊り:05/02/27 11:50:15 ID:Dp+1GeoP
ますますネコオタあやしい
828 :
名無しの笛の踊り:05/02/27 12:03:44 ID:4yyUxHvR
三善作品集は期待されていませんか?
829 :
名無しの笛の踊り:05/02/27 14:03:45 ID:4uE5cMOl
早く チェレフ゜ニン楽派を!
830 :
名無しの笛の踊り:05/02/27 14:06:50 ID:4uE5cMOl
序破急降臨マダ〜?
>>825 伊福部昭・広瀬量平と3人合わせて「北大出身の作曲家」とか出そうw
しかも全員、北大オケ出身だし。
832 :
卓雄の予定:05/02/27 22:17:38 ID:/XYYH/Kr
2006年以降
5月下旬 ボーンマス交響楽団 日本公演 (マリン・オルソップとともに同行)
もしかすると、もしかするぞ
番外編として紀元2600年奉祝楽曲をまとめて1枚にするとか希望。
834 :
名無しの笛の踊り:05/02/28 15:45:45 ID:eFReK3nU
↑ 結構収録してるよね 橋本・大澤 交響曲 文雄 序曲 深井 創造
835 :
名無しの笛の踊り:05/02/28 20:29:37 ID:eFReK3nU
シンフォニア
誰の?
837 :
名無しの笛の踊り:05/02/28 21:58:47 ID:+gjnVcfy
日本で一番精神性の高い作曲家=諸井三郎
838 :
名無しの笛の踊り:05/02/28 22:51:03 ID:dWvllwv0
伊藤康英age
839 :
名無しの笛の踊り:05/02/28 22:54:04 ID:YTmazRkK
> 番外編として紀元2600年奉祝楽曲をまとめて1枚にするとか希望。
海外作曲家に発注した分も合わせて
2枚組〔では納らないか〕
ただし値段は2600円でよろしく
そーだそーだ、ピツェッティの交響曲聴きたい
841 :
名無しの笛の踊り:05/02/28 23:18:14 ID:eFReK3nU
伊藤バか
842 :
名無しの笛の踊り:05/02/28 23:56:32 ID:TmHAdfYP
間宮芳生age
843 :
名無しの笛の踊り:05/03/01 03:25:46 ID:u08+3cLa
J・ジャッドに振って欲しい。
844 :
名無しの笛の踊り:05/03/01 03:27:45 ID:u08+3cLa
諸井大好き
845 :
名無しの笛の踊り:05/03/01 10:40:56 ID:u08+3cLa
モロリーヌ・サブリナ
846 :
名無しの笛の踊り:05/03/01 10:42:38 ID:u08+3cLa
文雄早く! 文雄
847 :
名無しの笛の踊り:05/03/01 10:43:21 ID:u08+3cLa
このままだと 発売日までに埋まるね
848 :
名無しの笛の踊り:05/03/01 10:47:52 ID:u08+3cLa
発売報告よろしくね!!
850 :
名無しの笛の踊り:05/03/01 21:28:29 ID:u08+3cLa
昭&文雄
851 :
名無しの笛の踊り:05/03/01 21:29:18 ID:u08+3cLa
黛VS間宮
>>849 そういうオマエも水葬厨ダロ。
管弦楽のためのシンフォニアはいい曲だぞ<伊藤
>>852 >>849みたいな香具師は
絶えず誰かを貶めていないと自らの劣等感を自分で引き受けられないのさ。
多分、昔吹奏楽部で落ちこぼれたかなんかのトラウマがあるんだろう。
哀れな野郎だな。
855 :
名無しの笛の踊り:05/03/02 11:46:31 ID:SuhxYD3c
まだか! 敏郎は!
そういやNAXOSはスーザ出していたんだから水葬も出せるんだよな。
いまだ水葬とクラシックには差別があるからな。それを埋めることができるような曲
・・・レベルが低いから無理か?
シェーンベルクはそれを埋めるつもりで Op.43a を作ったはずなんだが、
思惑どおりにはいかなかったような。あとヒンデミットの交響曲変ロ調とか
あるが。
858 :
名無しの笛の踊り:05/03/02 17:00:30 ID:SuhxYD3c
平尾マダ〜?
859 :
名無しの笛の踊り:05/03/02 18:12:48 ID:SuhxYD3c
黛まで あと 10日
ま、「水槽カエレ!」ってのは、一種のお約束だから気にするな。
861 :
名無しの笛の踊り:05/03/03 05:09:01 ID:ApcbCeeB
ですな。
クラシックの様々なジャンルにも名曲・駄曲があるように水槽でも良いものは(少ないけれど)良いし、悪いものは悪い。
それを実際に自分の耳で聴いて文句を言うなら良いが食わず嫌いはいけないよな。
例えば、黛にだって『テクスチュア』等の素晴らしい管楽器合奏の曲があるし海外ならばヴァレーズやノーノの管楽器+打楽器の曲にも素晴らしい作品がある。
武満の『ガーデンレイン』も凄く美しいね。
少しさかのぼると、プーランクには『フランス組曲』があるしホルストの2曲の組曲も良い。
862 :
名無しの笛の踊り:05/03/03 05:32:30 ID:GHDQ3Yuw
黛まで あと 9日
>>861 吹奏楽の「フランス組曲」ってミヨーじゃなかったっけ?
プーランクにもあるの?(不勉強スマソ)
864 :
名無しの笛の踊り:05/03/03 12:17:12 ID:4eoJI/WU
黛黛って言っている奴、ほんとウザイ。だからみんなに胡散臭く見られるんだよ。
そろそろ自覚しろよ!
>>864よ、
ここにこれだけの黛ファンが集っていて、
あんたのようなことを言い出す野郎はこれまでほとんどいない。
この状況で、黛ファンとあんたのどっちが胡散臭いやつなのか、
胸に手を当てて考えるがいい。
866 :
名無しの笛の踊り:05/03/03 12:33:37 ID:4eoJI/WU
何が黛ファンだよ。バ〜カww
誰も聴かねえよ。なんで黛なんだか理解に苦しむよ・・
>>866 ホントに胡散臭いやつだな(w
あんたが黛を嫌いなんだったら、
とっとと別の作曲家の楽曲を聴けばいいじゃないか。
どんな楽曲も、好きな人間だけが聴けばいいというだけの話だ。
869 :
名無しの笛の踊り:05/03/03 13:07:59 ID:HdzbFTrx
870 :
名無しの笛の踊り:05/03/03 13:12:30 ID:HdzbFTrx
871 :
名無しの笛の踊り:05/03/03 15:55:35 ID:du132G8e
困った工作員ですね
>>863 ある。詳しい編成は忘れたが、チェンバロも入った小さな管楽合奏の曲。
ミヨーは漏れも好きだ。スレ違いなのでsage
でも水葬でいい曲を残すのはクラシック書いている人ばっかりだよな。
特に日本なんか
水葬オンリーでいい曲書くやつはほんといない。特に日本。
874 :
名無しの笛の踊り:05/03/03 17:31:49 ID:N4XXLLBN
なんだ、騒がしい。
貴重な音源資料には変わりないんだから
期待したって別にいいだろ。
俺は別にファンてわけじゃないが。
どう客観的に見ても、シリーズ中トップクラスのセールス必至。
「誰も聴かねえ」ワケないだろ。
875 :
名無しの笛の踊り:05/03/04 11:32:43 ID:OUfRyUYi
黛まで あと 8日
876 :
名無しの笛の踊り:05/03/04 14:08:18 ID:maXD6jE9
黛サンプル聞きました。
すげー良い。
877 :
名無しの笛の踊り:05/03/04 14:31:51 ID:Q/sCp84U
感想めちゃきぼンヌ
878 :
名無しの笛の踊り:05/03/04 14:58:26 ID:Q/sCp84U
早く発売してくれ〜
879 :
名無しの笛の踊り:05/03/04 15:00:17 ID:Q/sCp84U
芥川クラスの売り上げは、いきそうですね。
880 :
名無しの笛の踊り:05/03/04 16:05:52 ID:Q/sCp84U
舞楽あげ
Ohzawa 見えないみたいだが?
883 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 00:39:27 ID:F7LRjGI0
るんばってください
884 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 07:55:10 ID:zirUunW6
創造!
885 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 17:44:19 ID:yP+IekY8
やってやったせ!!
へへへ。
886 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 18:04:37 ID:8EwlKGBr
創造を想像!
(;´Д`)ハァハァ (;゚;Д;゚;)ハァハァ (;゚;∀;゚;)ハァハァ (;´・`)・゚・。 ウッ!!
>>882 トップは頻繁に変わるんだよね。世界発売になることは間違いない。
左上のにゅー・リリース
のところをクリックすると新譜一覧のなかに大澤出てくるよ。
>>88 MOROI: Sinfonietta。 交響曲No.3。 2回の交響曲の運動。 アイルランド、Takuo湯浅の国家の交響楽団(導体)。 ナクソス8.557162。 (68' 25").
20世紀の前半に、日本人の作曲家の最先端にはSaburo Moroiがありました、
ベルリンで彼の教育と影響から完全に得られたスタイルで書いて。
彼の音楽の大部分は期間から1936来て、1944になります、Third Symphonyが1944、
彼のSinfoniettaに続く年をさかのぼっていて。
当時西欧で行われる音楽の開発と比べて、かなり古風であるとして彼の作品を見なすことができました、
現代音楽の世界と離婚した色調への彼らの信用。
彼が1977年に死んだという彼の人生の後半に、彼は教育にかかわりました、
構成がほとんど終わりな状態で。
リヒャルト・シュトラウスによって得点されたロシアの音楽を考えるなら、
あなたには、楽しく耳の責任となる彼の交響曲のスコアの概念があります。
彼のメロディックな材料は強くはありませんでしたが、それはその期間からの多くの音楽に関して等しく本当でした。
多分、彼はSinfoniettaの、よりデリケートな色で最も幸福でした、
彼の周りで起こる出来事から遠くに移された幸福で満足している仕事。
しかし、始めに、道5、Third Symphonyの2番目の動きを試みて、音楽の物凄いバイタリティーを抽出してください。
それは巧みに得られる中で最も楽しい仕事です。
賞賛に値する委任と自信をもってプレーして、NSOIは、経験を楽しんでいるように思えます。
現在のところ、日本の市場にはディスクがありますが、
>私が非常に望んでいるので、ナクソスは国際的なリリースをそれに与えます;
>あなたは毎日そのような微笑ましい未知の音楽に出くわしません。
ttp://www.naxos.com/newdesign/fopinions.files/bopinions.files/Denton34.htm
889 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 18:19:59 ID:50U503uH
>>888 諸井三郎は、生徒用合唱曲もたくさん作曲してるよね?
学校で歌ったよ
ついでに大澤評も。かなりの絶賛みたい
OHZAWA:ピアノ・コンチェルトNo.3「神風特攻機。」交響曲3番、
私は彼の音楽のノートはいうまでもなく、Hisato Ohzawaを聞いたことがありません。
また、詳細なしで到着するディスクで、私は、時間が「無害な耳」調査にふけるのに適切であると決定しました。
ピアノ・コンチェルトは少しのプーランクと、20世紀の最小の主流American音楽ではなく
部分をとる非常に多くの影響と共に勇猛果敢なポストロマン派のスタイルで鋳造されます。
中央のアンダンテの曲は、フィナーレへ有効に導入されたジャズのリズムと共に、相当な美の移動です。
ラフマニノフのように、私たちの注意は率先したピアノ部分でありますが、管弦楽の背景は主な貢献をします。
第3の交響曲は同じのより多くの物です、Ohzawaの旋律の発明、短い爆発に来ること、拡張されたのではなく、
通行、各考え、開始のアレグレットの曲を生産するために織り込まれた、一般、感じる、くすぶる音楽のうちの1つである、
しかし炎の中への最終発展に抵抗すること緩やかなものは、英国の軽音楽作曲家から来たことができる考えを含んでいます;
活力のフィナーレに移る前に微妙さを持っている次のモデラートの曲。Ohzawaの名前およびイディオムは、教育され、
かつ、西ヨーロッパ(期間1935?1940からの音楽)で働いて、日本の作曲家を示すでしょう。
今、いとしいリーダ、私は、何も知らなかったとあなたに正直に約束します、
1907年に生まれて、ナディアBoulengerとパリで彼の研究を終えて、1930年にアメリカで勉強しようと動きだしました。
2つの作品は、1938年と1937年にそれぞれ作曲されました(神風特攻隊員の会社によって作られた飛行機中の東京からロンドンへ
最も速い飛行をマークするピアノ・コンチェルト)。悲しんで、彼がヨーロッパで楽しんだ成功は、オーケストラが
彼の音楽を困難すぎく感じた日本へ移されませんでした。
彼は、戦後の日本でより高い管弦楽の標準に向けての運動であることの中に置いて、1953年にとても急に死にました。
ロシアの公演は、音楽家が作品を規則的に演奏することを提案する保証を持っています、
静止のよい感覚を備えた混合妙技を演奏するEkaterina Sarancevaのピアノ。
要するに、楽しみわき出ることが容易なディスクは推薦しました。
891 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 18:33:05 ID:YIigIhrL
自動翻訳はなかなか笑えるね。
まえ、Ah!という感嘆詞を
「アンペア時!」と訳したのは大笑いだった。
892 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 18:36:37 ID:50U503uH
>>890 うちのイーさんの方が日本語上手だ(たのしー!
>>889 そうなんですか?知らなかったです
やっぱりそういう仕事は交響曲3番完成後の戦後に多いんでしょうかね
894 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 20:07:20 ID:yiUKuB4Y
諸あげ
895 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 20:13:04 ID:yP+IekY8
あぶらあげ。
896 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 20:17:41 ID:50U503uH
校歌が諸井三郎
hamikazeは自動翻訳機だと特攻機とまで訳してくれるんだね。大したもんだ。
899 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 21:32:29 ID:50U503uH
ほんとだあw!
900 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 21:36:25 ID:50U503uH
900
901 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 21:56:25 ID:8EwlKGBr
今、深井の「恐るる〜」を図書館で手に入れて拾い読みしているのだが
その中の一節に
・・・またパリより帰朝した大澤寿人氏の作品発表会が
新響を使って催されたが、宣伝による外国大家の賛辞に反して
はなはだとりとめのない作品ばかりだった。
と・・・・。理解できなかったのか本当にそう考えたのか・・・・。
まあ、そんなもんだろ。
演奏が下手すぎたんでしょ。それから深井も大澤のことはよく言いたくなかったろう。
深井もあこがれるパリで認められてきた日本人をあっさり追認したら、作曲家としての深井はどうなるんだ!
イベールも、俺の曲をきいたら「大澤より深井の方がいい」と言うに違いないのに!
そうくやしがりなら、なんだこのぼんぼんめと、日比谷公会堂で大澤自作自演を聴いていたに違いない。
イベールらが審査したチェレプニン賞の結果に皮肉を並べ立てたのも深井だったね。
深井が褒めた日本の作曲家って、菅原明朗と橋本国彦と、他に誰かいるのか?
904 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 22:59:07 ID:ZTOfqMJq
>>903 芥川のことはほめている。
「やや線の細さが気になるが、期待される作家である」と上記の本で書いている。
ちなみに彼の黛評はかなり笑える。
905 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 23:13:56 ID:7em5dtOl
諸井のピコン2ってどんな曲なんだろう・・・。12音で書かれているというが。
906 :
名無しの笛の踊り:05/03/05 23:29:25 ID:ZTOfqMJq
>>906 私も聴いたことはありませんが、柴田の評では、
「バルトークの3番のコンチェルトにも似た位置づけが可能かと思われる
作品で、晩年の心境からあのような透明な楽想が生まれたのだろう」
とある。
初演されたのは諸井の没後一周年の追悼演奏会でのことだったらしいから、
作曲者本人はその音を聞くことはなかったわけですね。
どこかで演奏の予定があって書いていたのか、それとも完全に自発的に
書いていたのか、どっちなのかと思う。
907 :
名無しの笛の踊り:05/03/06 00:04:41 ID:BQS7FUX0
深井作品集 トランペットまたサボってないかな〜〜
909 :
名無しの笛の踊り:05/03/06 00:25:10 ID:BQS7FUX0
黛まで あと 6日
910 :
名無しの笛の踊り:05/03/06 00:39:51 ID:BQS7FUX0
世界版大澤の交響曲に副題が!!
Symphony No. 3, "Symphony of the Founding of Japan"
建国の交響楽!!!!!
911 :
名無しの笛の踊り:05/03/06 00:49:58 ID:cN1Zb7r8
903に結構納得。
演奏下手杉も大いにあっただろうな
芥川と、尾高尚忠も褒めてなかった?
作曲に専念させてみたかったとかなんとか・・・・
>>904 黛評ワロタ
物凄い断絶を感じる・・・
912 :
名無しの笛の踊り:05/03/06 07:26:34 ID:XsYYeRtZ
モロリーニョ
913 :
名無しの笛の踊り:05/03/06 10:10:22 ID:0oCZc7y1
「サンデープロジェクト」に、堤問題で諸井虔先生出演中。
この問題が一段落したら、親父のことPRしておくれ。
>>905-906 初演の放送のエアチェック持ってる。受信状態が悪かったのか変なノイズが
あるのが残念だが今となってはお宝音源だ。
「ファンタジー」「トッカータ」「フィナーレ」の3楽章構成、演奏時間24分。
12音というのは自分も Naxos 盤の片山杜秀の解説読むまで知らなかったが、
結構調性的に感じられる箇所もあるし、いずれにしろ交響曲のスタイルとそん
なには違わない。(「シェーンベルクに近い様式」なんて書いてあるが全然あたら
ないと思う。これ読んだときはトシュウにしてこの程度のシェーンベルク認識か、
と思った)
正直言ってトッカータは多少単調に感じられるが、ピアノとチェレスタ
のユニゾンで出る(「弦チェレ」の第3楽章を想起させる)フィナーレの
頭や、コーダでその曲想がトゥッティで再現するあたりはぞくぞくする。
再演はされたんだろうか・・・埋もれさせておくのは勿体ないと思う。
NHKに残ってるのなら今からでもCD化せぇよ。
915 :
名無しの笛の踊り:05/03/06 12:29:03 ID:XsYYeRtZ
三郎あげ
916 :
名無しの笛の踊り:05/03/06 12:39:24 ID:nLGN83pe
917 :
名無しの笛の踊り:05/03/06 12:47:08 ID:XsYYeRtZ
ヤスシ 聴いて我慢してます。
918 :
名無しの笛の踊り:05/03/06 12:48:29 ID:XsYYeRtZ
黛ゲット 報告一番乗りは誰かな〜
>Ohzawaの名前およびイディオムは、教育され
>かつ、西ヨーロッパ(期間1935?1940からの音楽)で働いて
>日本の作曲家を示すでしょう。
矢代と大澤のピアコン、それと諸井の3番はレパートリーに
なっていくんじゃないか
あと橋本の1番が意外に向こうで評価が高い
コルンゴルトを髣髴とさせるって評が多かったな
音楽的特徴だけじゃなく、橋本の留学時代の新ウィーン学派との関係
コマーシャリズムとの関わりを解説で知ってそういう思いを強くしたのかもしれんが
920 :
名無しの笛の踊り:05/03/06 20:22:15 ID:XsYYeRtZ
明朗マダ〜?
(゚∀゚)アヒャ!
922 :
名無しの笛の踊り:05/03/06 21:01:31 ID:XsYYeRtZ
ぶひゃ
923 :
名無しの笛の踊り:05/03/06 22:45:56 ID:9QuGLCU9
>>914 もし可能ならば・・・うpしてもらえないでしょうか。
>>914 片山は、残りの交響曲とピアノ協奏曲の1番と2番、ヴァイオリン協奏曲を入れたいらしいね。
そうなると諸井だけであと3、4枚も必要になってしまうんだが。
925 :
914:05/03/07 01:37:48 ID:MYL3GDAr
>>923 ごめんなさい。俺ローテク人間でupし方わかんない・・・
mp3ファイルの作り方とかも知らない(泣)
>>924 いや〜そりゃぜひ実現させたいっすね。
つーか片山さん一人が走り回って他の演奏家や評論家が動かない
ってのは何だろうね。俺が知らないだけかもしらんが。
926 :
914:05/03/07 01:49:37 ID:MYL3GDAr
あ、あとこういうの下手にupすると著作権法上まずいんでは?
927 :
923:05/03/07 10:52:14 ID:WeWzg2b0
>>914 まずいのかもねぇ。でも感想聞けただけでもありがたかったわ。
>>924 ぜひ実現してほしい!俺はCD買うことしかできないけど。
928 :
名無しの笛の踊り:05/03/07 11:51:45 ID:KmzgQi0J
諸井まんせー
929 :
名無しの笛の踊り:05/03/07 14:59:13 ID:4NdmYYzv
モンロイ祭り
930 :
名無しの笛の踊り:05/03/07 15:07:25 ID:4NdmYYzv
片山氏降臨しないかな〜?
931 :
名無しの笛の踊り:05/03/07 15:09:07 ID:4NdmYYzv
黛まであと5日
932 :
名無しの笛の踊り:05/03/07 20:19:10 ID:4NdmYYzv
もう待てなひ
933 :
お兄さん:05/03/07 20:28:50 ID:qjfSQTUT
うひひ、スケベ汁たらしておるのう
934 :
名無しの笛の踊り:05/03/07 21:15:47 ID:4NdmYYzv
お兄さん 僕を犯してください
そりゃサブ祭りだ。
936 :
名無しの笛の踊り:05/03/08 01:41:51 ID:P+VVn2Fk
敏郎まであと4日
三船?
938 :
名無しの笛の踊り:05/03/08 14:37:56 ID:P+VVn2Fk
立山あげ
939 :
名無しの笛の踊り:05/03/08 21:29:13 ID:PN8sAsu6
諸井のヴァイオリンコンチェルト
作曲:1940年
初演:1972年
なぜ?戦争のせい?
940 :
名無しの笛の踊り:05/03/08 22:10:49 ID:NHH9pLCK
ネ
941 :
914:05/03/09 00:04:19 ID:ltI2j5/x
>>939 事情を知ってるわけじゃないので単なる憶測だけど、45年までに
演奏されなかったのは戦争のせいとも考えられる。
しかし戦後演奏されなかったのは、とにかく敗戦以前のことは知らない
ふりをするのが安全だったからではないかと俺は邪推している。
942 :
名無しの笛の踊り:05/03/09 12:17:11 ID:wSJxNSEB
敏郎まであと3日
943 :
名無しの笛の踊り:05/03/09 19:51:59 ID:v5GpWK/q
明日は陸軍記念日(奉天会戦戦勝記念日)で、
しかも今年は100周年の節目の年ですが、
何かお祝いに相応しい曲ありますか?
944 :
名無しの笛の踊り:05/03/09 20:09:04 ID:BaxPDHU7
諸井3番シンフオニー、皆の勧めで、聴いた;
しっかり安定したオーケストレーションだと感心した。
ただ・・・。
シベリウスのように開始して、ブルックナーのようにも聞こえる箇所のあるこの楽曲、
個人的には、なにか、よく言えば”ニッポン的”おおらかさに溢れ、
厳しく言うと、どこかリズムも判然しないし、全体の構成感についても
”イメージされた構成的雰囲気”はあっても、精密に計算された力学的設計なり
強固な意志の表出は見付からなかった・・・。
例えば、
1楽章に付された「精神の誕生とその発展」という副題は、
まるで作家の自作自註みたいで、作曲家として、態度が煮え切らない。
自信があるなら、自註は付けないのじゃないかなぁ。
ベトも、ブルックナーも、楽章に「コメント」付けなかったよね・・・?
殴り書きのような書込みは、スコア上に見付かったろうけど
ベルリオーズやリストは自信なかったってか?
946 :
944:05/03/09 20:33:19 ID:BaxPDHU7
標題の話はしていない。そうでなくて
「精神の云々」とか「諧謔について」
とかなんとかいう抽象的内容は、
作品自体にに語らせるべきでないのかな、ってこと
東京大空襲から丁度60年。
モロ3聴いて空襲で亡くなった人の冥福をお祈りしまつ・・・
>>944 そういやブルックナーって第4とかストーリーを語ってなかったけか?
948 :
名無しの笛の踊り:05/03/09 21:54:08 ID:vrYnuimc
>>厳しく言うと、どこかリズムも判然しないし、全体の構成感についても
>>”イメージされた構成的雰囲気”はあっても、精密に計算された力学的設計なり
>>強固な意志の表出は見付からなかった・・・。
敗戦色が濃い中、愛弟子を兵隊に取られ、自分にも命の危険が迫っていて
絶望していて、そういう「綿密な設計」などをする気力がなかったとも考えられる。
その7年前に書かれた「第2」の内容と比べると、一層それを感じる。
漏れも、今からモロ3聴いて、東京大空襲の犠牲者を弔うことにします。
949 :
名無しの笛の踊り:05/03/09 21:58:10 ID:mgdbBEuN
今いい感じ
950 :
名無しの笛の踊り:05/03/09 22:58:19 ID:GNDucKvE
この際、諸井三郎交響曲・協奏曲全集作ってしまえば?
堂ですか?ナクソスさん
951 :
名無しの笛の踊り:05/03/09 23:00:29 ID:+g6UgpFa
鰤で諸井全集キボンヌ
>>944>>948 何か「運命]vs「田園」みたいな話になっちまうな (w
俺はどっちも良いと思うけど。
俺も標題じみたものはuzeeと思うほうだが、無視しときゃいいんじゃないか・・・
>>952 でもまぁ、標題がある以上は、その標題が作品の中にどのような形で具現化されているかは気になるわけで。
いたしかたなし。
954 :
名無しの笛の踊り:05/03/09 23:36:32 ID:qqlehkPU
ここの住人でレーベルを立ち上げて録音しましょう。
>どこかリズムも判然しないし、全体の構成感についても
>”イメージされた構成的雰囲気”はあっても、精密に計算された力学的設計なり
>強固な意志の表出は見付からなかった・・・
寧ろ、ここにこそ坂口安吾の言うような意味での美が表出されてるとみるべきでは?
956 :
名無しの笛の踊り:05/03/10 01:45:12 ID:Gb3uQaRu
あの売上では
諸井全集きびしいんじゃないかな。
大栗以下の売上 嘆かわしい事だ。
957 :
名無しの笛の踊り:05/03/10 01:51:08 ID:Gb3uQaRu
■諸井三郎:交響曲 第4番/交響曲 第5番(湯浅卓雄 指揮、アイルランド国立交響楽団)
■諸井三郎:交響曲 第1番/交響曲 第2番(湯浅卓雄 指揮、アイルランド国立交響楽団)
■諸井三郎:ピアノ協奏曲第1番/ピアノとオーケストラのためのアレグロ/ピアノ協奏曲第2番(湯浅卓雄 指揮、アイルランド国立交響楽団)
■諸井三郎:ヴァイオリン協奏曲/チェロ協奏曲(湯浅卓雄 指揮、アイルランド国立交響楽団)
958 :
名無しの笛の踊り:05/03/10 02:06:44 ID:snehaDj7
諸井買った。
3番、楽想、ハーモニーは洗練されている。いい意味で日本離れ。
部分的にチャイコの影響を感じるが、主題の展開力が今ひとつなのと、
対声や内声がスカスカになるときがある。あと、悲しいかなリズムのセンスが無い。
総合的には、古典の名曲と並ぶと音楽的密度が薄い。
シンフォニエッタは一番好感が持てた。小品に良さが出る人ではないだろうか。
959 :
名無しの笛の踊り:05/03/10 09:26:48 ID:IF679D8k
対声や内声に関しては、橋本よりよほど詰まっている。
960 :
名無しの笛の踊り:05/03/10 10:20:05 ID:mdPe5rb3
敏郎まであと2日
961 :
ネコオタ:05/03/10 11:50:20 ID:fYgZ0nbm
>>958 まあビヨリンの主旋律しか聞こえないよな。直線的でスカスカなのは同意。
兵士の物語にすら密度で負けてる。
962 :
名無しの笛の踊り:05/03/10 12:42:51 ID:10MW3VKo
ネコきたー
963 :
名無しの笛の踊り:05/03/10 13:38:22 ID:10MW3VKo
祝黛発売 新宿塔に山積み
>>959 その通りですね。橋本にはそのかわり和声の面白みがありますね。
965 :
944:05/03/10 19:02:04 ID:1FfALZ3W
モロ3:
(このスレ住人の皆さんのレポは、どれも大人で、卓見に富んでいて
勉強になります。サンクス)
モロ2(
>>948)を知らないので、作曲者の”絶望ぶり”も、
エピソード聞いて始めて、胸痛めます。
それについて・・・、
最後の楽章で、ハ長調のテーマが顔覗かせるでしょ?
これを、心優しき柴田南雄は「祈りの歌」と聴いたという。
でも、ベトのピアノ・ソナタに触発されて作曲家を決意した、
この志高き孤高の芸術家は、ついに、ベトの「世界への希望」や
シューベルトの「天上への憧憬」のような旋律/作品は、
生んだのでせうか?
誰かしらない?
967 :
名無しの笛の踊り:05/03/10 20:29:52 ID:1FfALZ3W
>>939-941 モロ3も、戦時中は”イジワル”されて、
結局初演はずっと後、伊藤一雄が大学の学祭で振ったんだよな
968 :
名無しの笛の踊り:05/03/10 20:46:44 ID:3yGYMX0j
>>967 山田一雄のこと、だよね?
しかし、この曲が長いこと埋もれていた理由はわからないでもない。
片山も解説に書いているが、こういう忌まわしい戦時期の雰囲気を
まざまざと想起させる音楽を、戦争を知っている人たちはやはり
あまり積極的には聴きたくなかったんじゃなかろうか。
70年代に日本人作品の録音が流行し、諸井の交響曲も録音されたが、
録音されたのは2番と4番で、なぜか彼の「最高傑作」の3番ではなかった。
これらの録音の頃、諸井はまだ存命だったが、もしかして作曲者本人も
あまり掘り起こすことにポジティブになれなかったのかもしれない、
と思うほどだ。
969 :
名無しの笛の踊り:05/03/10 21:05:18 ID:1FfALZ3W
諸井の朝の歌いいな
CD買えて良かった
>>968 御説の通り、戦後暫くは曲の雰囲気が時代にそぐわなかった。
しかし1970年前後からは少し風向きが変わってきたので、諸3がやられてもよかったと思う。
でも諸井の生前には演奏されなかった。それは実は諸3が妻に献呈されていることにひとつの原因があった。
諸井は戦後、老妻を捨てて若い女のとこに走ったが、諸3は戦争末期、遺書のつもりでその捨てた妻に献呈した曲だった。
そのせいで、諸井としては生前、あつかいかねる曲になってしまった。
そのあたりはお弟子さんたちもよく弁えていたから、追悼演奏会はもういいだろうと諸3になった。
972 :
968:05/03/10 22:11:54 ID:3yGYMX0j
>>971 なるほど、そういうことか。激しく納得!
すごいですね、このスレ。
973 :
名無しの笛の踊り:05/03/10 22:22:58 ID:W/oMZJco
諸井の4番を聴いたが、楽想の豊富さ、対位法的な充実度、
クライマックスを築く構成の見事さなど、むしろ3番を上回る
のではないかと思った。
しかし柴田南雄は諸4はスカスカだと言っている。
975 :
名無しの笛の踊り:05/03/10 22:30:12 ID:3yGYMX0j
若い女性のもとに走ったのは、第4を書いたあたりでしたよね?
へ〜そんなことがあったんだ。知らなかった。
山田といい諸井といいお盛んですな。
フルトヴェングラーを見習ったわけでもないだろうが (^o^)
977 :
名無しの笛の踊り:05/03/11 01:05:43 ID:Dco8AQeN
敏郎は明日発売です!!
新宿渋谷立川あたりは 今日発売予定です!!
978 :
名無しの笛の踊り:05/03/11 11:17:18 ID:OXWP734S
979 :
978:05/03/11 11:21:22 ID:OXWP734S
980 :
名無しの笛の踊り:05/03/11 12:11:11 ID:s+DCjWiu
まゆす゛み まだ〜?
もうでた。
982 :
名無しの笛の踊り:05/03/11 12:46:40 ID:OXWP734S
983 :
982:05/03/11 12:55:26 ID:OXWP734S
梅田塔にはまだなかった。
985 :
名無しの笛の踊り:05/03/11 16:51:34 ID:3yQr+xt1
次スレはどうします?何というタイトルで?
986 :
名無しの笛の踊り:05/03/11 17:23:48 ID:r/VPB4Uu
NAXOS「日本作曲家選輯」拾二枚目と共に日本を守るスレ
NAXOS「日本作曲家選輯」拾二枚目を聴いてルンバを踊るスレ
NAXOS「日本作曲家選輯」拾二枚目で仏界に目覚めるスレ
NAXOS「日本作曲家選輯」拾二枚目はなぜ聴かれなければならいか
NAXOS「日本作曲家選輯」題名のない拾弐枚目
NAXOS「日本作曲家選輯」拾二枚目でガンバルンバ
988 :
名無しの笛の踊り:05/03/11 19:56:17 ID:OXWP734S
NAXOS「日本作曲家選輯」題名のない拾弐枚目 でいいんじゃないかな?
990 :
988:05/03/11 20:20:28 ID:OXWP734S
991 :
名無しの笛の踊り:05/03/11 20:27:45 ID:ukVFvJ03
発売と同時に新スレか。いいねえ。
992 :
名無しの笛の踊り:05/03/11 20:30:52 ID:LKoHu1fh
993 :
988:05/03/11 20:37:04 ID:OXWP734S
誰か立てて、アドレスのコピーして下さい
外出したいので
994 :
片山先生万歳!:05/03/11 21:36:50 ID:uLpPCmsp
新スレと発売が見事にシンクロしてスバラスィ
ほれさっさと1000ゲト汁
埋め立てるぞ?
新スレへ!
999
1000 :
名無しの笛の踊り:05/03/11 23:06:36 ID:LKoHu1fh
1000!
1001 :
1001:
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