◆蝋管時代〜SP末期ぐらいまでのピアノ録音、およびピアノロール録音
について語りましょう。
◆過去スレ、関連スレ、関連過去スレ、関連サイトは
>>2-6 あたりに。
◆1860年以前生まれで録音を残しているピアニスト(◆hwQWe/VafI 氏によるまとめ) 生年: 名前 【CD化レーベル】 1835: カミーユ・サン=サーンス 【APR, Pearl】 1839: フランシス・プランテ 【OPAL, Marston(非売品特典CD)】 1843: ルイ・ディエメ 【OPAL(LPのみ)】 1843: エドゥアルド・グリーグ 【Simax, Pearl】 1845: ガブリエル・フォーレ 【音友社オムニバスのみ / 廃盤】 1848: ヴラディル・ド・パハマン 【DANTE(廃盤), APR, OPAL】 1850: クサヴァー・シャルヴェンカ 【未CD化?】 1851: アレクサンダー・ミハロフスキ 【APR, Selene Records】 1852: アルフレード・グリュンフェルド 【OPAL, APR】 1852: ラウル・プーニョ 【OPAL, APR】 1855: アルトゥール・ニキシュ 【EMI(伴奏のみ)】 1856: ナタリア・ヤノータ 【APR】 1857: セシル・シャミナード 【APR】 1858: トバイアス・マッテイ 【未CD化?】 1859: アルトゥール・フリードハイム 【Pearl】
>>7 スンマセン。('A`)
1860年以前生まれじゃなくて、1859年以前生まれの間違いですた。
あと、
> 1850: クサヴァー・シャルヴェンカ 【未CD化?】
とありますが、手許にあった Welte-Mignon 1905 [Teldec: 8.43929] (たぶん廃盤)
というCDに、熱情ソナタの第1楽章のみが収録されているのをさきほどハケーンしました。
以上、補足・訂正させていただきまつ。
9 :
名無しの笛の踊り :04/06/26 06:14 ID:cw4Gc5Bh
>>8 シャルヴェンカはあくまでレコード録音の範疇で捉えてます。
たしかレコード録音は自作演奏が少々残されていただけで、
これは未だにCDになってません。
ロールだとテルデックから出ていたベートーヴェンの他にも、
民音レーベルの5枚組に収録のリストとショパン、ニンバスから
パデレフスキのロールと併せてたった一曲だけ収録された、
やはりショパンのスケルツォ2番があります。
10 :
名無しの笛の踊り :04/06/26 06:17 ID:cw4Gc5Bh
あと、最近EMIから2枚組に仕立て直して廉価再発された エルガーの自作自演音源集に、5曲20分強のピアノ即興演奏が入ってます。 これは以前に書き込みしたときには把握してなかった音源です。 なかなか面白いのでお聴きになってみては? …というわけで、丁寧なスレ立てご苦労さまでした。 今度こそうまく伸びるといいですね。
11 :
名無しの笛の踊り :04/06/26 17:12 ID:VruSl9q9
12 :
名無しの笛の踊り :04/06/26 18:13 ID:eGrzsTp8
>>1 スレ建て乙です。
>>11 のサイトにもあったけど、アレクサンドル・ジロティの演奏は聴いてみたい。
リストお気に入りの弟子で"ジロティ大閣下"のあだ名を付けられて
一部ではリストの非嫡出子という噂もあって、実際に横顔は瓜二つだったとか。
ラフマニノフ、ホフマン、レヴィーン、フリードマンにも比肩する名手だったが
レヴィーン同様、演奏会も開かずにジュリアード音楽院での教職に力を入れていたようで。
弟子の回想でもリスト演奏は流石に随一で、他にもポロネーズ変イ長調"英雄"のオクターヴを
2.3.4.5を織り交ぜた指使いで弾くといった芸当も出来た。
13 :
1 :04/06/27 04:27 ID:K6eW8T8K
>>9 もしや◆hwQWe/VafIさんでつか?
詳しい人キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
スンマセン、ロールも含んでるのかと早とちりしてますた。ライネッケとかが
抜けてる時点で気づくべきでした。フォローありがとうございます。
>>10 エルガーの即興演奏とはおもしろうですね。これは聴かねば。
貴重な情報ありがd!
SP時代にショパンの練習曲op10-2単体で録音してる人っていますか?
15 :
名無しの笛の踊り :04/06/27 14:49 ID:k9uwRZb4
>>12 アレクサンドル・ジロティの演奏がほとんど残っていないのは惜しいですね。
その演奏はロシアでも伝説になるほどだったらしいですからね。
ピアノでなくてもせめて指揮とかで録音が残っていれば良かったんですが…。
ピアノロールでリストの『孤独の中の神の祝福』と『ハンガリー狂詩曲』は聞きました。
スケールの大きい演奏でしたが、お世辞にも良い状態のものとはいえず、
ラフマニノフのピアノロールのように最新の技術を使って直して欲しいですね。
ジロティの弟子と言えば、ラフマニノフ、ボレット、マガロフが有名なところでしょうか。
>>15 リストの死後、シロティがモスクワに戻ったときは凱旋さながらだったようだね。
ペストの謝肉祭の演奏では観客全員がオーケストラではなく
一台のピアノから出る音色を観るために総立ちになったそうだし。
17 :
78rpm.net :04/06/28 19:20 ID:/zy/P8NI
>>14 はじめまして。
Etude,Op.10-2の単体録音(短い曲なので片面に2曲とか入ってますが)では、
Backhausが1916年独Gramohon10インチに見事な演奏を残しています。
これは、ビダルフよりリイシューされています。
あと、今のところ思いつくのは、
Koczalskiが1928年頃独POLYDOR10インチに、Prelude,Op.28-20と同じ片面に録音しています。
リイシューは無かったと思いますが、特筆する程の演奏ではなかったように思います。
このスレ、頑張って欲しいです。
>>17 もしや
>>11 で紹介されているサイトの方ですか?
また詳しい人キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
>>17 ありがとうございました。
同じく難曲とされるop25-6に比べて録音が少ないのはこちらの方がごまかしがきかないからなのでしょうか。
20 :
名無しの笛の踊り :04/06/28 21:43 ID:jcexKX/+
ラザール・レヴィとマルセル・シャンピ、そしてズビグニエフ・ジェビエツキの復刻、どうにかならんかね?
21 :
名無しの笛の踊り :04/06/30 01:22 ID:M+WUP+hG
age
22 :
78rpm.net :04/06/30 14:38 ID:K5xtB9Bi
>>18 >>11 でここにURLを紹介していただきました。ありがとうございます。
>>19 そうかもしれませんね。Op.25-6はScharrerやLhevinneなど良いですよね。
Scharrerはパールで復刻されたEL録音より、
1915年頃の英HMVに残したレコードのほうが、
颯爽としています。復刻会社はレストレーションの難易度からか、
AC録音を収録したがらないですね。
SP時代の録音で思ったのですが、ラフマニノフの演奏した ショパン:変ロ短調ソナタ『葬送』やシューマン:謝肉祭 クライスラーと共演したベートーヴェン、シューベルト、グリーグのソナタは 発売時にはやはり、相等話題になったのでしょうか? ロマン派の作品から安易な感傷を無くして演奏した初期のピアニストですし。
24 :
名無しの笛の踊り :04/06/30 18:22 ID:M+WUP+hG
詳しい方がいらっしゃるようなので 質問させていただきます。 猫踏んじゃったの作曲者フェルディナンド・ローの 同曲の自作自演の録音があると聞いたのですが、 聴かれた方はいらっしゃいますか。CDに復刻されていた様ですが 現在廃盤みたいで・・・・ アルトゥール・ルービンシュタインがアコースティックで シュトラウスの「ドナウ」とリストのハンガリー狂詩曲を 録音している(偽者?)という話があるみたいですが CDなどに復刻されていますでしょうか?
25 :
名無しの笛の踊り :04/06/30 18:53 ID:I/H6B1+t
>>24 ローの「ノミのワルツ」自作自演と銘打ったCDは、解説書等が一切付属しない、
ミニアルバム仕立てで発売されました。
レーベル面には、大型の変形ラッパでピアノ演奏をフォノグラフに吹き込んでいる
時代がかったイラストが印刷されているので、収録されているのもシリンダー録音かと思いきや、
実際は自動演奏ピアノの再演を、今の録音技術で採録したものでした。
しかもこの音源は、おそらくピアノラのロールの再演であると思われます。
ローが直接演奏した自作自演とは、考えにくいです。
26 :
78rpm.net :04/07/01 03:35 ID:SozvZRW1
>>23 ラフマニノフのレコードの「葬送」と「謝肉祭」は
野村あらえびす氏の著書にも触れられているように、
改変が多く物議をかもしたようです。
しかし海外では日本よりも好意的に評価されたのでは無いのでしょうか?
日本ではあらえびす氏の権威がいまだ強すぎだと思います。
ラフマニノフの演奏は意外と情緒的なスクリャービンの「前奏曲」や、
チャイコフスキーの「子守歌」が好きだったりもしますが…
ラフマニノフの謝肉祭はO型的演奏。本人何型か知らないけど。
28 :
78rpm.net :04/07/01 22:30 ID:SozvZRW1
>>20 ラザール・レヴィ、シャンピは出てないのが不思議ですが
フランスのピアニストはまだまだ沢山でていない人が多いですね。
どちらもコンプリートで持っていないので、
アンソロジーでならいつか復刻したいと思ってます。
シャンピの「夜想曲48-1」「スケルツォ31」「ポロネーズ26-2」「ワルツ69-1」
などは、どれもSP両面を使った堂々とした名演です。
ジェビエツキはMUZAの78rpmにそれほど多くのレコードを残していないので、
LP時代の音源の復刻を待つしかないでしょうね。
29 :
名無しの笛の踊り :04/07/02 16:43 ID:jqLYFrtu
>>26-27 ありがとうございます。
手持ちの資料でも調べて見たところ
ハロルド・C・ショーンバーグ著「ピアノ音楽の巨匠たち」
ナタン・ミルスタイン、ソロモン・ヴォルコフ「ロシアから西欧へ〜ミルスタイン回想録〜」
にもラフマニノフの演奏に関する詳細な記述がありました。
どちらもラフマニノフ本人と親交があり、また実際の演奏を聴いているので信憑性は高いはず。
『その演奏の論理は深く、構想は堅固で、表現は威厳がある。
我々はラフマニノフと同じ世代に生を受け、神々しい力を持った彼の天分が
再び傑作を創造するのを聴くのに、ただその星回りに感謝する以上は何も残されていない。
それは天才が天才を理解する日だった。そのような力が働くのに出会う機会は滅多にない。
しかし忘れてはならない事が一つある。ショパンは依然ショパンであり、偶像破壊者はいなかった。』
(批評家J.W.ヘンダーソン 1903年にラフマニノフが演奏したショパン:変ロ短調ソナタの演奏について)
30 :
名無しの笛の踊り :04/07/02 16:44 ID:jqLYFrtu
続 『シューマンの謝肉祭は通常ピンポン競技のように弾かれる。 アルトゥール・ルービンシュタインですさえひたすらけばけばしく響かせる。 ところがラフマニノフの≪謝肉祭≫ときたら、贅沢で強烈な印象のキャンバスに描かれた 一連の壮大な絵画といえる。そこには、ミステリアスな婦人や 途方もない紳士など、ロマン派の時代のすべてが描かれている。 ショパンのワルツやマズルカは、どんな風に弾いたのだろうか? それはジンギスカンやサーベルを剥き出しにしたコサックのような演奏だった! ショパンの≪幻想曲≫は他のピアニストの手にかかるとバラバラに崩れ落ちてしまうが、 ラフマニノフはそれを、ミケランジェロが大理石の一つの塊から像を削り出すように造りあげる。 彼のショパンのソナタ第2番の”葬送行進曲”の演奏は、 楽譜に書かれているものとは完全に違うが、壮大さを失ってはいない。 最終楽章など、まさに共同墓地に風が吹きつけるかのように響く。 ここでもラフマニノフは悲しみの絵画を創造しており、 全体がロマンティックな風景画をなっている。途轍もない創造力!』 (ナタン・ミルスタイン ラフマニノフのピアノ演奏の回想) 『ベートーヴェンを上手に弾ける唯一の人間は、 勿論私の次にであるが、それはラフマニノフである。』 (アルトゥール・シュナーベル ベートーヴェン演奏に関するインタヴューより)
31 :
78rpm.net :04/07/02 18:26 ID:gzE2c34H
スクリャービンの伝記にラフマニノフの演奏につての記述がありました。 ラフマニノフによるオール・スクリャービン・プログラムの最終夜、 プロコフィエフと同席していたテノール歌手のアルシェフスキーは、 「ラフマニノフにスクリャービンの第5ソナタの弾き方を楽屋に教えに行く」 と叫んだそうです。いつの時代も賛否両論は、新しいもの・独創的なものに触れた場合、 保守的な人に起こりやすい現象のようですね。 また、スクリャービンが弾くと音は舞い上がり、 ラフマニノフが弾くと音は地へ落ちる。といった評論があったようですが、 安直とは言え、言い得て妙ではないでしょうか。
>>23 グリーグのソナタは協奏曲の自作自演に並ぶ重要な録音だと思う。
こちらの方がだんぜん音が良いのでラフマニノフの名演を20分以上美音で堪能できる。
33 :
名無しの笛の踊り :04/07/03 19:05 ID:tNhnEb9H
ホロヴィッツはラフマニノフこそ20世紀最高のピアニストと言いましたよね。 確か「2番はたくさんいるけれど、1番はラフマニノフだけ」というようなことを言っていたと思います。 そして「数々の録音は本当の意味でラフマニノフの演奏の偉大さを伝えていない」とも…。 その中でラフマニノフの偉大さが良く出ているとしてホロヴィッツが挙げたのは、自作の協奏曲の1番の録音でした。
34 :
名無しの笛の踊り :04/07/03 23:01 ID:PAmoHuNY
藻舞ら、28さんに音盤提供して、協力しる。 協力することで、ラザール・レヴィとマルセル・シャンピのコンプリートCD(CD-Rはいやよ!) が聴けるようになるぞ。
>>31 どもです。前述のショパン:幻想曲の演奏を裏付ける内容で
伝記や『モスクワの憂鬱』でも有名なエピソードのようですね。
若きプロコフィエフもその回想でも
『スクリャービンが彼のソナタを弾くと、それは幻のように舞い上がり、全てを包み込んだが
ラフマニノフが弾くと、全ての音色はしっかりと大地に根付いていた。』
と評し、しかも演奏後の楽屋でラフマニノフ本人に
『まあ、でも上手く弾けていたと思いますよ』と言い放ちラフマニノフも
『君は多分、私が下手に弾くと思っていたのだろう』
とやり返したとかで、晩年まで疎遠の原因となったそうで。
ついでにモスクワ音楽院でラフマニノフ、スクリャービンの同期で著名なピアニスト
ヨゼフ・レヴィーンの演奏集も聴きましたが、しばし呆然としました。
ラフマニノフの盟友という言葉のように途方もない技巧でスケールが巨大でした。
>>33 過去スレ”20世紀最高のピアニストは誰だ!”でもそういった証言があったので。
>149 名前: ロシアピアノ楽派 投稿日: 2000/11/13(月) 22:44
>1986年にホロヴィッツがモスクワ音楽院で演奏した時、
>前日のリハが学生達に無料公開された。
>その時、音楽院の先生たちがこのスレ同様の質問をしたら、
>ホロヴィッツ曰く、
>「ナンバー2は掃いて捨てるほどいるが、
> ナンバー1はただ一人。それはセルゲイ・ラフマニノフ!」
>と即座に答えた。
>小生、その場で聞いていて、感動しました。
>
>ホロヴィッツ氏のロシア語、かなり訛っていました。
>でもそれが逆に、歳月を感じさせて、なんかジーンときちゃって…
前述のミルスタイン回想録でも、残念ながら
ラフマニノフの録音はあれほど素晴らしいにも関らずその妙技の全てを伝えてはいないと。
ちなみに1940年、オーマンディ指揮のピアノ協奏曲第3番の録音に関しては
ラフマニノフも冗談交じりに不満をもらしていたとか。
「第二楽章の序盤、第三楽章に移る所で全部の鍵盤を使って弾く技巧の大カデンツァがある。
ラフマニノフはこんな文句を言っていた。
『このパッセージだけで15テイクも演奏したんだ。最後のB♭以外、みんな巧くいったんだが。
仕方がないからそのパッセージだけ翌日に再録音することにした。
その日は家に帰って、とにかくそこを徹底的に練習したよ。
翌日、B♭はO.Kだったがね、残りは目茶目茶!』
今日ではもちろん上手に合成するだろう。現代のレコード業界ではいとも簡単だ。」
37 :
名無しの笛の踊り :04/07/05 13:55 ID:EOqR525C
バウアーの《半音階的幻想曲とフーガ》、ぜひ聴いてみたい。 なかなか凄そうな悪寒。 ニンバスから出てるピアノロールのやつ買ってみようかな。
38 :
78rpm.net :04/07/05 21:41 ID:a2LQkaLr
>>34 レヴィの78rpmはあまり持ってないのですが、
シャンピはあと2〜3枚で78rpmのコンプリートのはずなので、
纏めての復刻ができると面白いですね。まだ先になりそうですが
ちょっと心がけておきます。
40 :
78rpm.net :04/07/06 02:35 ID:0oteIy/N
>>39 情報ありがとうございます。Levyは録音をあまり残していないんですよ。
モーツァルトの幻想曲とデュカ/ルーセル盤しか78rpmは持っていません。
特に日本録音を持っている所が復刻するのが早そうですね。
ただ最近どこかのカタログで日本録音のレヴィが出回っていた記憶があるので、
どこかが復刻しようとしているかも知れませんね。
個人的にはPathe-ArtのGeorge de LausneyやIda Perin、PacificのMarie Panthes
あたりの仏ピアニストに興味があります。
・・・・・・未知の領域が広がっているなぁ。 LPレコードを遺した世代になると復刻も多いし、かなりマイナーな人でも、 情報が割と豊富だけど、それより上の世代になると・・・・・・。 今は忘れられていても、面白いピアニストがきっと沢山いたんだろうね。
42 :
24 :04/07/06 22:26 ID:HwW+x5da
>>25 サンクスです。もう入手困難かな。ショボーン。
音楽之友社から「名作曲家50人自作自演アルバム」
というCDが出ているみたいですが持っている人いる?
フォーレの自作自演などが含まれているみたいですが・・・
43 :
78rpm.net :04/07/06 23:12 ID:0oteIy/N
>>41 本当にそうですね。
あえて情報量の少ないピアニストの78rpmを物好きにも集めていますが、
やはり忘れ去られるには勿体ない面白い演奏が沢山あります。
ショーンバーグ、キャンベル、あらえびすなどの著書が、
知名度・人気度・市場価格に影響しているのは仕方ないと思いますが、
それらから漏れているものを資料と評価の補足していく事が、
理想的のような気がしています。
ピアニスト総合スレで話題になったフランシス・プランテの映像は怪物的演奏で寒気がした。 同じく、ベンノ・モイセイヴィッチの映像も背筋がゾクゾクする感じ。 BBCのタンホイザー序曲の映像は最高にブッたまげた。
45 :
78rpm.net :04/07/08 14:14 ID:D+zFGip1
>>42 フォーレはワーグナーの「Quadrille」の主題によるピアノ演奏を、
プライヴェート・シリンダー録音していますが、それ以外はロールです。
シリンダーの現存確認はされていないので、CD収録はロールですが、
「舟歌第一番」「前奏曲ト短調(?)」どちらも、興味深い演奏でした。
僕は東芝EMIの確か「フォーレの肖像」というCDで持っていると思います。
もっとTriphonolaにフォーレのロールあるので、復刻してほしいですね。
LP時代のピアニストだけどエディス・ファルナディの録音どこかCD化してくれないかなあ。 好きなんだよ、女だてらにゴドフスキー弾いてるし、美人だし・・・どうして忘れられたんだろう。
47 :
名無しの笛の踊り :04/07/08 18:09 ID:bOgMpEhd
48 :
名無しの笛の踊り :04/07/08 18:12 ID:a0dkDLhS
>>45 なるほど。CD収録はピアノロールなんですね。
ドビュッシーにも自演があるみたいですが、こっちは
ロールじゃないですよね。
49 :
78rpm.net :04/07/08 18:25 ID:D+zFGip1
>>48 ドビューッシーは歌の伴奏以外のものは全部ロールです。
1904年のG&Tに録音されたメリー・ガーデンの伴奏物は、
現在4面しか復刻されていないと思いますが、
あと残りの2面もどこかで復刻して欲しいものです。
>>47 サンクス、値段安いね。
でもコンチェルトはバルトークとラフマニノフの方がorz
51 :
名無しの笛の踊り :04/07/08 23:15 ID:HrwgMduF
エディット・ファルナディはかつては正規CD出ていたよ。 ウェストミンスター系のMCAから、リストのハンガリアン・ラプソディ全曲がバラ3枚で出ていた。 よほどのピアノ好きしか気が付かなかったんだろうね。 俺は、HMVとディスクマップ(今は倒産)でひっそり新品で売られているのを買いに回って全部集めたよ。 ファルナディは、伴奏盤なら現役のものがあるよ。 ゲルハルト・タシュナーのターラ盤とやはりタシュナーのMDG盤に入っているよ。 興味あったら探してみなよ。
52 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :04/07/11 13:24 ID:HCZ8QSr4
ナクソスからフリードマンとフーベルマンのクロイツェルが出るみたいね
53 :
名無しの笛の踊り :04/07/12 02:12 ID:L93lIG89
54 :
名無しの笛の踊り :04/07/14 20:49 ID:33aSCT7Q
age
55 :
78rpm.net :04/07/15 16:58 ID:Jttt2iu5
NAXOSのWelteシリーズはなかなかですね。今まで繰り返しLP/CD化されているものも 多分に含まれてしまってはいますが、Nimbusよりは期待してます。 昔、民音に通ってロールの演奏会を聴いていましたが、 企画者もインフォを持っていないピアニストが多かったように思います。 民音の館長さんから所蔵のロールリストを直接頂きましたが、 (山野から出たロールCDは)本当はもっと面白い企画が可能なハズのラインナップでした… 定盤の安定した供給も必要ですが、それだけでは行き詰まってしまうので、 どんどんリイシュー関係は冒険&追及して欲しいものですネ!
あれでもうちょっと再生が良ければ・・・アルヒフォンくらいに。 何集出すか知らないがオムニバス形式でバラバラなのがすごい不満。
>>56 たしかに。演奏家ごとにまとめるとかしてほしかった。
58 :
名無しの笛の踊り :04/07/16 01:47 ID:gCGCecwD
演奏史上稀に見る貴重な資料、ライネッケのピアノロール演奏を全集化して欲しい。 レーベルはpierianでキボンヌ
59 :
78rpm.net :04/07/16 03:20 ID:XYnoTEqq
>>57 演奏家ごとに纏めると、またパデレフスキ、ラフマニノフ、フリードマン、ホフマンだとかの、
知名度のあるピアニストの全集ばかりになるのが心配です。
もう、ここら辺はウンザリです。
全集も、ライネッケや、フリードリッヒ・ガーンシェイム、プランテ、
ヘルマン・ショルツ、
などだったら大歓迎ですが…。HupfeltやTriphonola,
Pleyelaあたりのロールに未復刻のお宝が沢山ありますが、スクリャービン自演の
ソナタ第2番と第3番は是非聴いてみたいものです。
スクリャービンのソナタはもうあきらめました・・・もしかして革命で焼けた?
61 :
78rpm.net :04/07/16 23:44 ID:BYbSOuOJ
>>60 失礼。PirenianのCDでソナタ2番は復刻されていました。
革命以前、帝政ロシア時代のピアノSPが出てこないのは、
イチバン気になるところです。
ディスコグラフィに未だ載っていない名盤が沢山眠っているでしょう。
62 :
名無しの笛の踊り :04/07/16 23:48 ID:beWO1cft
PierianのCDに復刻されてるソナタ2番は、 コンスタンティン・イグムノフの演奏です。
>>61 帝政ロシア時代の録音、ぜひ聴いてみたいでつ。
Blumenfeld の録音とか残ってないのかな。
64 :
78rpm.net :04/07/17 09:03 ID:QYnp8SGB
>>62 失礼!勘違いしてました。
>>63 Blumenfeldあったらイイですね〜。
アメリカのディーラーから聞いたんですが、
Pachmannの露Syrena盤はあるそうです。
録音はビクターの物だと思って、安く売ってしまったそうです。
曲目はリゴレット・パラフレーズ!
きっとラフマニノフあたりはありそうですね…
いまさらだけどOpus蔵にラフマニノフのピアノ協奏曲を復刻して欲しい。 NAXOS盤を聴く限りだとまだ良くなる余地を残している感じがするので。
66 :
名無しの笛の踊り :04/07/17 18:15 ID:k5QuECJu
スクリャービンのソナタは、もしでたりなんかしたら失神しますね。 ブリューメンフェルトの序奏とバラードあたりなんか残ってたら発狂します。
67 :
名無しの笛の踊り :04/07/17 21:28 ID:+hO1crPP
Pierianというレーヴェル、興味あるんですが、全く知識がありません。 どなたか教えていただけませんか?
68 :
78rpm.net :04/07/17 22:10 ID:Hhgis22f
>>66 昔、メロディアに Pupils of Blumenfeld というLPがありましたね。
ただ単体で比較的容易に手に入るものしか収録されいなかったので、買いませんでしたが…
メロディアに帝政ロシア・ピアノ録音は復刻された事がないので、
全く可能性無しとは断定できないでしょうね。
アレンスキーの蝋管も1890年代に録音されたようですし、
タネーエフの伯父の録音もあるそうですから。
69 :
名無しの笛の踊り :04/07/18 02:22 ID:nCOfw+eW
アントン・ルビンシテインは結局ピアノ演奏を録音したのでしょうか? チャイコフスキーやサフォノフが遊んでいるうちに、バッテリーが切れてしまった、 というところで話は止まっていますが…。 チャイコフスキーやサフォノフの演奏録音も残ってたらいいんですが。 ロシアの録音史が1890年代まで遡れるのなら、パウル・パブストの 超絶技巧演奏が残されていたら、もう最高です。
70 :
名無しの笛の踊り :04/07/18 08:30 ID:O0EGkx1E
78rpm.net様 いつもいろいろな情報をありがとうございます。 確かにSP復刻は、おきまりのアーティストの中でやっていく風潮が大きかったように思えます。 ただ、ここ数年は若干風向きが変わったような気もします。 クロイツァーの復刻が始まったりと、今まで無かったようなものも出てきているからです。 Ida Perin、Marie Panthesなど、面白そうですね。こういったピアニストもまた聴けるようになるといいですね。 質問なのですが、フランスのピアニストでモニク・アース、モニク・ド・ラ・ブリュショルリ、それからスイスのピアニスト でマルグリット・ウェーバーというすばらしい3女流がいます。 彼女たちの活躍期はSP時代に重なると思うのですが、SPはあるのでしょうか?
ミッシャ・レヴィツキはどんな演奏をするピアニストなんでしょう。 シューマンのソナタが名演という話も聞くのですが、 あらえびす氏などの評価は高くないようで、ちょっと気になってるところでして。
72 :
78rpm.net :04/07/18 23:44 ID:IudIWNM6
>>70 こちらこそ楽しませて頂いております。
クロイツァーの復刻はひとえに野澤先生のご尽力によるものですね。
世界初の意義深い復刻だと思います。
ご質問のモニク・アースはデッカにSPを残しているようです。
ブルショレリーは1940年代にハイドンのソナタ、サンサーンスのトッカータ、
シューベルト=フィリップのワルツ・カプリス、ショパンのバラード第4番があり、
特にショパンは技巧的にも冴えた演奏です。他にも仏PacificにSPを残しているようですが、
残念ながら所有していません。マルグリット・ウェーバーはSP録音は今のところ
あるのかどうかわかりませんが、この世代の女流には沢山優れたピアニストがいますね。
ショパン弾きでフランスのYvonne Gellibertやコルトーの弟子でスイス生まれののSuzanne Gyr、
フォーレ弾きのBabeth Leonetなどなど…このあたりになると、音も良い場合が多く、
復刻もしやすい感じです。
73 :
ドレミファ名無シド :04/07/19 09:05 ID:M+Brfb2f
現在もロールとロールピアノを作っているメーカーがアメリカにあるみたいですが 何というメーカーなんでしょう? 何年か前にTBS「カレイドスコープ」で放送したみたいですけど…
74 :
78rpm.net :04/07/19 10:02 ID:SHa3C64S
>>69 結局、アントン・ルビンステインは録音しなかったようです。
チャイコフスキ・ピアノ演奏の蝋管録音はあると言われてますね。
しかもピアノ協奏曲の抜粋のようです。
真偽のほどはわかりませんが、キャンベル氏のディスコグラフィに載っているので、それなりの情報源だと思います。
パブストの録音はどこにも触れられていないので、わかりません。
>>71 優雅で洒落たセンスのピアニストですね。リストのピアノ協奏曲が素晴らしいです。音もこの時代としては最高。
ショパンの演奏はパデレフスキの影響が感じられます。技巧的な小品も抜群にうまい。
早世が惜しまれますが端境期のピアニストだったので長生きしても時代に取り残されていったかも・・・
CDはNAXOS盤よりAPR盤の方が聴きやすいです。
76 :
名無しの笛の踊り :04/07/19 16:42 ID:Y/qGcFZf
78rpm様 70です。 いろいろお教えいただき、ありがとうございます。 教えていただきたいことがあるのです。 SP時代の演奏家について、網羅的に書いた本というのはあるのでしょうか? 日本ではあらえびすの本くらいで、あまり詳しくふれてある本は無いように思います。 SP時代のピアニストばかり扱った本ではないですけれども、個人的には、リチャード・ティンブレル著のフレンチ・ピアニズムの本は読み応え があって良かったように思います。 ピアノの良書は日本ではあまり無いですね。
>75 レスありがとうございました。APR盤さがしてみます。
78 :
78rpm.net :04/07/19 22:01 ID:pSNfyuuP
>>76 フレンチ・ピアニスムは良い本ですね。僕も楽しみました。
他には、もう既にご存知のものばかりかもしれないですが…
網羅された本といえば(いわゆる辞書ですが)
Wilson Lyle "A Dictionary of PIANISTS"は、すごく重宝します。
(が、ドイツ系フランス系ピアニストには抜けが多いです)
James Methuen-Campbell "Catalogue of Recordings by Classical Pianists Vol.1"
(Pianists born to 1872)は、バイブル的なディスコグラフィですが、
1873年生まれ以降のピアニストは登場しません。
同氏による「ショパンを弾く」はあまり整理されていませんが、
ミハウォフスキーについて詳しい所が面白いです。
白水社文庫セクジュのポール・ロカール著「ピアノ」は、
珍しい仏ピアニストがパラパラと出てきます。
佐藤泰一氏の「ショパン・ディスコロジー」や「ロシアピアニズムの系譜」はとても楽しめる本です。
あとは、ショーンバークの本くらいでしょうか…
79 :
名無しの笛の踊り :04/07/19 22:27 ID:4gcEx7S9
78rpm.net 様 70です。 早速のレス、ありがとうございます。 お教えいただいたピアノの辞典は見たことがありませんでした。 探してみようと思います。 ショーンバーグの本はいいですね。佐藤泰一さんの本も愛読しています。 LP時期になってしまうけれども、ヨアヒム・カイザーの本は良くかけていますね。 ピアニストの本質を突いた言葉がずっと続いている感じで。 日本人では、吉田秀和氏、青澤唯夫氏の本が僕は好きです。 僕は殆どピアノしか聴かないのですが、ピアノの場合、ピアニストと聴衆が一対一になるため、 演奏家からのメッセージが直接的な気がします。 オーケストラの場合、指揮者、楽員と複数の意志が重なって芸術を作るため、不確定要素も多く、必ずしも指揮者 の意志が全的に伝わっているというかというと、必ずしも言えない気がします。 その反面、ピアノは、演奏者の意志は演奏そのものをさしているとも言えるわけで、聴衆がそれを読み解く過程が 非常に面白いのだと思います。 ところで、SPをCDに復刻なさることは考えているのですか? もしなさるなら、是非ともCDで(CDRでなく)お願いしたいです。 販売の前に購入者を募っておけば問題はないと思います。 以前私がラザール・レヴィについてお尋ねしたとき、丁寧に答えてくださいましたが、雑誌のインターナショナル・ピアノの 2001年夏号に彼の記事と共に全録音の案内が出ているのをご存じですか? あの雑誌は資料的にもすばらしいもので、全部そろえていても無駄にはなりませんね。
80 :
78rpm.net :04/07/20 23:10 ID:toNycJwN
>>79 どうも、78rpm.netです。
IPQは僕も少し抜けている刊もありますが、大体購入しています。
専門的で貴重な資料ですよね。ほとんどIPAMのスタッフが仕切ってますね。
IPAMはあれだけ貴重な資料を抱え込んでいるのに、あまりCD復刻しないですね。
SPの復刻は予定しています。もちろんCDプレスでやるつもりですが、
ネットの直販で100枚以上売れれば継続して出していけますね。
年内にはなんらかの告知が出来ると思いますので、
その際問題なければこちらでもお知らせさせていただきます。
確かにマーラーの伝記を読んでも指揮者とオケの関係性は難しいみたいですね。
歌やソロ楽器よりも、表現が間接的な事は避けられないでしょう。
ですが、きっとオケ団員を仕切る能力も指揮者の力量の一部という所なんでしょうね。
81 :
名無しの笛の踊り :04/07/23 17:55 ID:3vN+iEOH
age
82 :
名無しの笛の踊り :04/07/24 20:06 ID:Tku7ZFrj
78rpm.net様 79です。 IPAMは確かに復刻CDの数が少ないですね。 SP復刻物は数年前に出た2枚組みのものが最後ですね。でもあれは、シャルヴェンカが入っていたりして貴重ですね。 SP復刻ではないけれど、バッカウアーの録音や、ナディア・ライセンバーグの室内楽、シドニー・フォスターのセットや、交通事故死した、ブルース・ハンガーフォードなども 貴重ですね。 またまたSP時代ではないけれど、ヨウラ・ギュラーのニューヨーク・ライヴが音源で残っていると聞いたのですが、ご存じですか? 誰かきちんとしたCDにして発売してくれないものかといつも思います。
83 :
78rpm.net :04/07/24 22:41 ID:FST8OR49
82>>こんばんは。 あの2枚組は良いCDですね。一番の驚きは、George Lieblingが入っていたことです。 Lieblingは長年探し続けて手に入らなかったものです。 シャルヴェンカは何故かコンプりート出ないですね。 どこも出さないようでしたら、私が出すことも考えています。 ギュラーは2本ほどoff-the-airを持っていますが… Stravinsky: Sobata Falla: Ritual Fire Dance Granados : Danse Espagnol Liszt : Sonata in B minor (r.1959-1960, Geneva Broadcast) というものと、 カーネギーでの1971年ライブで、 Chopin, Schumann, Mendelssohn, Hill, Bach-Liszt, Mozart & interview というものがあります。 off-the-airは、まだまだ沢山ありますが、権利関係がきれていてもクレームが でそうなので、なかなかみんな手を出したがらないですね。
84 :
名無しの笛の踊り :04/07/24 23:24 ID:A/nGQPGI
78rpm.net様 82です。レス、ありがとうございます。 ギュラーにストラヴィンスキーやリストが残っているとは知りませんでした。 78rpm.net様の解説付きのきちんとしたCDで聴けないものかと思います。 レパートリーが非常にマルセル・メイエルのものと似ていますね。 あの時代のすばらしいフランスのピアニストたちは、ピアノ史を一望出来るような、バランスの取れたレパートリーをみんな目指すのですね。 シャルヴェンカは、以前、ロココのLPを手にして聴いて以来、いろいろ聴きたいと思っていたのです。 作曲家としての側面は結構省みられるようになってきたのに、ピアニストとしてのシャルヴェンカはまだスポットライトが当たっていないですね。 とにかく、ピアノは素晴らしい・・・ 大好きです!
85 :
78rpm.net :04/07/25 16:40 ID:fyOWVvbd
>>84 こんにちは
シャルヴェンカはロココに確か4面復刻されていましたね。
あと、彼の78rpm録音は3面あるのみです。
あの演奏は余りにも丹精な印象なのか、またはエシポフの演奏がロールだからか、
シャルヴェンカまでロールからの収録と思っている方がいた程です。
もっとシャルヴェンカの78rpmが残っていたら良かったのにと本当に思います。
86 :
名無しの笛の踊り :04/07/29 09:26 ID:FtPxQESo
あげ
ハロルド・バウアーのピアノロール録音による「ハンガリー舞曲第8番」を また聴きたい・・・・あれはカッコ良かった!!
88 :
名無しの笛の踊り :04/08/01 21:01 ID:fPnKeAjk
北欧のピアニストで気になる人が2人いるんですが・・・ どういう人でしょう? 一人は、ストックマーという女流。もう一人はショアラーという男性。
90 :
名無しの笛の踊り :04/08/01 23:09 ID:KAc+3MGC
ブゾーニの半音階的幻想曲とフーガやベートーヴェンの作品111のロール録音があるらし いですけど本当ですか? シャコンヌやショパンばかり復刻してないでこういうのも復刻してほしいな・・・。 ブゾーニのバッハですよ!死ぬまでに一度でいいから聴いてみたい・・・。 復刻されたことはあるんでしょうか? 他にもラモンドがベートーヴェンの英雄交響曲全曲をピアノで演奏したのやらバウアーの 悲愴ソナタやらダルベールのベトのP協4番、5番の録音なんてのもあるらしいですね。
91 :
名無しの笛の踊り :04/08/02 19:22 ID:Yu7hmIkW
ここで聴きたい事があるんですが、 Welte-Mignon PianoのCDで、ジャケットの下のほうにHOTEL WALDHAUS SILS MARIA とかかれていてジャケ写にはGustav Klimtという画家の絵がかいてあるんです。 曲目はいろんなピアニストのロール録音がはいってて、例えばプーニョのモーツァルト のソナタKV576の1楽章とかブゾーニのカンパネラ、レシェティツキのポロネーズや ドライショックの結婚行進曲などです。このCDってレア物なんでしょうか? やけに再生速度がはやいきがするんですけどねぇ。
残念ながら復刻の増えた現在では大してレアではない・・・ 大体なんであんなホテルの立て置きピアノで再生させるんだ?最悪だ。
93 :
名無しの笛の踊り :04/08/04 01:41 ID:gHzJG0GS
>90 ダルベールのベトP協5番は第一楽章だけ録音されたものがSymposium 1046 "D'ALBERT"に収録されています。1930年の録音です。
94 :
78rpm.net :04/08/04 01:43 ID:c8tkhFEl
78rpm.netです。
ここの掲示板の利用者の方から私信メールを頂いていたのですが、
間違えて削除してしまいました。スミマセン!
お心当たりございましたら、再送していただけると幸いです。
>>88 SchiolerとStockmarrはどちらもデンマークのダナコードというレーベルから、
CD化されています。女流のStockmarrは、パルムグレンやチョパン、ベートーヴェンなども
堂々とした演奏を聴かせてくれます。
Schiolerはショパン弾きで、TONOとHMVに沢山78rpmを残していますが、
TONOの音のホッコリ感も相まって、
スケールは小さめながら良質な演奏という印象です。
95 :
78rpm.net :04/08/04 01:44 ID:c8tkhFEl
ショパンでした。失礼しました。
96 :
名無しの笛の踊り :04/08/05 16:04 ID:sjvAF14X
>>52-53 それ買ったよ。
無言歌集の謳い回しは流石。
ルバートの巧さと左右の誤差も絶妙。
クロイツェルソナタもいいのだけど
ハイフェッツ&モイセイヴィッチ盤を聴いた後ではちょっと物足りなく感じたかな。
パハマンって映像も残ってたんだね
98 :
名無しの笛の踊り :04/08/08 21:56 ID:Ab133van
99 :
名無しの笛の踊り :04/08/08 23:03 ID:9o+1yFvs
これ欲しいなあ!
100 :
名無しの笛の踊り :04/08/08 23:34 ID:QboABei2
>>98 すでに話題になってるよ。前を見てみな。
俺は手に入れたよ。音質も抜群。
ブックレットも付いているけど、薄型ケースに入っていて背の部分はない。
ピアノ会員になるとただで送ってくれるんだよ。
マーストンのピアノアイテムが出れば、自動的にマーストン本社からCDが送られてくるというやつだけど。
まあ、もっとも、マーストンは日本で買うよりも、海外から直接買ったほうが、送料も含めて安いし(塔、犬はぼったくりに近い値段ですね)、
ピアノのCDの発売点数も多くて年に4回程度だから、申し込み得だと思うよ。
ちなみにこのCD、プランテのコンプリートになっています(数曲の未発表をのぞく)。
101 :
名無しの笛の踊り :04/08/09 15:05 ID:wVLcISoo
>100 燦楠 それからさりげに100オメ
いま、仕事帰りに車でババァを轢きそうになった。 赤信号なうえに下向いて横断歩道を渡ろうとしていたから明らかに向こうが悪いんだが。 「びっくりしたじゃないの!」って叫んだその顔がパッハマンそっくりだった。 むしろ俺がびっくりw スレ汚しスマソ
103 :
名無しの笛の踊り :04/08/09 21:48 ID:FaYS6h7X
>>93 それ持ってますよ。1930年の録音なのになんであんなに音が悪いんでしょう。
アコースティック録音でももっとましなのがあるのに・・・。
ロールでは全曲録音してるらしいんですが、ロールで協奏曲って・・・。
ピアノパートだけの録音なんでしょうか?
もしそうだとしたらリプロデューシング・ピアノにオケと指揮者をつけてダル
ベール独奏ベートーヴェンピアノ協奏曲第4番、第5番なんてやってみたらおも
しろそうじゃないですかね(笑)
私はダルベールやラモンドのベートーヴェンって最初はよく(というより全然)
理解できなかったんですけど、皆さんはどうでしょう?
>>103 ガーシュウィン自演のロールにオケの伴奏をつけた《ラプソディ・イン・ブルー》
の録音が出てるぐらいですから、不可能ではないでしょうね。
ちょっと聴いてみたいかも。
>>103 個人的には、ラモンドの演奏しか聞いたことがないけど、出来が悪いのが多い。
スケールの大きさとか、才能を感じられるものもあるけど、評価は難しい。
リストの弟子たちの評価は本当に難しくて、ラモンドやアンゾルゲなどといったピアニストは評価が微妙。
ザウアーとかローゼンタール、デ・グレーフなら評価するのは簡単なんだけど。
でも、コルトーが「弟子からリストの演奏を想像してはならない」と言ったり、
ホフマンはラモンドを評価せず、フリードハイムすらまあまあと評価していたり…。
でも『アラウとの対話』とかを読むと、ダルベールがいかに尊敬されていたかがわかる。
ダルベールは作曲家としての仕事が忙しくて、ピアノの腕が落ちてしまったというのもあるだろうし。
あと、ラモンドも当時は振る舞いがまるでベートーヴェンの生き写しのようと思われていて尊敬されていたとか。
ラモンドもダルベールもベートーヴェンのソナタを校訂しているので、
録音だけでなく、そういうもので補完するといいのかもしれない。
個人的にリストの弟子で興味があるのは、リストのお気に入りで実力もあったゾフィー・メンター、
リストが自分の演奏によく似ているが真似ではないと言った、ライゼナウアー、
リストが死ぬ時まで一緒にいた、シュターヴェンハーゲン、
ラフマニノフの師であり、リストの隠し子ではないかと言われたシロティ。
106 :
78rpm.net :04/08/10 00:43 ID:RcZpp/ui
>>103 ダルベーアの皇帝はライブのアセテート録音なので、音が悪いのです。
恐らくオケ伴奏を素人が同録するのは難しかったのでしょうね。
LPでも出ていましたがそちらには豪華な資料がついていました。
確かにラモンド、アンゾルゲ、フリートハイム、ダルベーアは、レコードを
聴くと技巧は重いですね。ラモンドは電気よりもアコースティックの10インチに
リスト、ベートーヴェン、ルビンステインなどの小品の良い演奏が有ります。
また、アンゾルゲもアコースティックVOXに残っている、悲愴ソナタ、
月光ソナタなどを聴いてみたいですね。
>>105 なるほどですね。あと、ヨゼフィを聴いてみたかったですね。
ショーンバークの本を読むかぎり、彼のショパンは最高だったのではないでしょうか。
107 :
名無しの笛の踊り :04/08/10 01:54 ID:9zwUuXfl
エシポアのロールからの復刻盤持ってますが…話題になってませんが、私は気に入って聞いています。
108 :
名無しの笛の踊り :04/08/10 03:31 ID:EjCbCA+H
ライゼナウアーは神。 20世紀1桁のうちに没したというのに、よくぞあれだけのロールが残った。 一刻も早く、確かな形で音源化されるべきだ。 もうパデレフスキはいらんから。
110 :
名無しの笛の踊り :04/08/10 12:29 ID:hZhLpPw3
>109 このページ自体がキワモノだった・・・・・ どれもこれも中途半端。
111 :
78rpm.net :04/08/10 12:51 ID:RcZpp/ui
112 :
90=103 :04/08/10 20:04 ID:Aa1rXJEs
名前入れ忘れてました。失礼しました。
>>105 私はラモンドの演奏は大好きですよ。バウアー、ユーディナと並んで一番好きなベートーヴェン
弾きの一人です。特に葬送と31番は素晴らしいです。
彼の演奏の魅力は独特の創造的なフレージングと誇張のない表現から染み出してくる情緒だと思
います。感傷的な表現だと暗闇の中で神の光の到来を待つようなとでも言いましょうか。ハンマ
ークラヴィーアの録音が破棄されたのは本当に残念で仕方がないです。彼の得意曲で凄かったら
しいですし。ホフマンの音楽家としてのスタイルを考えると彼がラモンドを評価しないのは自然
だと思いますよ。むしろ私にはホフマンは芸術家というよりエンターテイナーに思えるんですけ
ど・・・。おそらくこれは精神美、崇高美ヲタで価値観の狭い私の偏見なんでしょうね。ホフマ
ンファンの方、すいません・・・。ラモンドは作曲家としてもなかなかですよ。なんかブラーム
スの二番ぜんじみたいですけど。ハルトナックが言っているようにある人の演奏を理解するには
作品に接するのがいいと思うので、ラモンドをいいと思わない人には少しヒントになるかもと思
います。ダルベールは現役時代のロールもありますが同じような感じですよ。
でも100年近く前に人なんですから現代人である我々の美的感覚からすると理解できなくても仕
方ないんじゃないでしょうか。私はリストの弟子で好きなのはラモンドぐらいですね。みんな凄
いと思いますけど趣味には合わないですね。後、好きな当時のピアニストといえばブゾーニ、バ
ウアー、クララ・シューマンの弟子達ですね。
113 :
90=103 :04/08/10 20:09 ID:Aa1rXJEs
>>78 rpm.netさん
そうだったんですか。どうりで音が悪いわけですね。そういえばCDのライナーにも
マトリクス番号が載ってませんでしたね。アンゾルゲは私はPEARLから出てるCDで
しか聴いたことがありませんがシューマンがよかったです。
ショパンといえばコツァルスキはいいと思うんですが、どうでしょうか?
114 :
105 :04/08/10 23:17 ID:4IRUy9M4
>>106 ヨゼフィ…、忘れてました。ショーンバーグによれば、ショパンは絶品だったみたいですよね。
ローゼンタールの演奏に影響が残っているのでしょうけど、聞いてみたかったですね。
>>108 そう言われると、ますますライゼナウアーを聞いてみたい。
そしてリストによく似ていたということは、リストも当然、神のような演奏だったんでしょうね。
どんな感じの演奏なのでしょうか?
>>112 自分のピアノに対する考え方というのは基本的にショーンバーグによく似ているんです。
全く一緒というわけではないですけど、リストの弟子たちの評価はほとんど一緒です。
ブゾーニは今までに聞いた限りでは、真価を発揮してないなと言うイメージがあります。
ラモンドについては、全部の録音を聞いたわけではないので、ラモンドの作品と一緒に聞いてみたいですね。
そうすれば、意見が変わるかもしれませんね。
僕はリストの弟子ではザウアーとローゼンタールが好きです。ロールのフリードハイムも。
デ・グレーフやダ・モッタも忘れられませんが…。
116 :
名無しの笛の踊り :04/08/11 01:02 ID:Lf4iTYhN
111 はいメロディアのLPです。CD化されているのか不勉強で解りません…スミマセン
117 :
90=103 :04/08/11 01:38 ID:Yz+MtZXW
>>114 ショーンバーグの本は結構いいですよね。ピアノに関するこの手の本の中では
随一ですね。でも同意しかねるところもたくさんありますね。できればハルト
ナックにピアニストに関する本も書いてほしかった。
ブゾーニはもっと長生きしてほしかった。年上のトスカニーニはステレオ録音
まで残したのに。ラモンドの作品を聞いても105さんの意見が変わるとは思
いにくいですね。ただ私が彼の演奏から受けている印象の大まかなイメージを
もしかしたらつかんでいただけるかもと思います。ザウアーはシューマンがよ
かったかな。ローゼンタールといえばショパンですよね。フリードハイムのロ
ールは聴こうと思っていながらまだ聴いていません。モッタは大好きなんです。
忘れてました。それにしてもショーンバーグがロールをまったく当てにならない
ものいとしたのは不可解ではないですか?確かに音色や歌いまわしやその他細か
い要素が入っていないとしても(これは決定的なわけですが)その演奏家の演奏
について書かれたすべてを合わせたものより多くを知ることができるといっても
過言ではないでしょうに。
ついでだけどブゾーニのバッハのロール復刻して欲しい・・・。これなら少しは売れ
ると思うのに・・・。フリードハイムもリストのソナタのロールが残ってるそうで
すね。しかしロールばかりはどこかが復刻してくれないとお手上げですね。
118 :
78rpm.net :04/08/11 06:02 ID:NDfcLRTx
>>113 コツァルスキは私にとって、「演奏が好き」というよりも、
とても興味深いピアニストです。1923〜4年のアコースティック時代の
録音はとても良いと思うのですが(演奏ももっと流麗な感じです)、
かなり入手困難&高価で復刻はどこも手を付けたがらないのも分ります。
パール盤でノクターン9-2のAC盤とEL盤の両方が聴くと分かりやすいと思います。
ただAC盤の前半カットは解せないですね。提供者が嫌がったんでしょうか?
>>114 ライゼナウアーはたしかTELEFUNKENから数曲ですがWelteのロールが、
CDになってました。ただArtheco, Triphonola系のロールはお手上げですね。
一つだけライゼナウアーの弾くArthecoのショパン:ベルスーズの音源ありますが、
やはり同曲のWelteロールと演奏ニュアンスが違い面白いです。
そのうち余裕が有ればロール音源の復刻も企画したいと思ってます。
>>116 いえ、エシポフは纏めてCDにはまだなっていないと思います。
メロディアはサペルニコフやティマノフなども復刻していて、マニアックでしたね。
119 :
108 :04/08/11 07:28 ID:o6oVpCZS
>>114 自分も、ライゼナウアーはテレフンケンのロール復刻で聴いたくちです。
ベートーヴェンの『ロンド・ア・カプリッチォ』に聴かれる豪放磊落な演奏は
まさに師もかくあらん、と思わせるに充分なもの、
その一方でショパンの『子守歌』では、あれだけの美音と繊細な情緒とを現出するのですから、
神と形容しても決して言いすぎではないと思ってます。
シューマンのカルナヴァルが全曲残されていたりするんですよね…ああ…。
120 :
78rpm.net :04/08/11 21:02 ID:SJTIwFnN
>>114 フリードハイムとダルベールとの腹合わせで、
ライゼナウアーのカルナバルもメロディアからLP復刻されています。
メロディアは本当に良い物を出してましたね…
121 :
90=103 :04/08/11 21:28 ID:Yz+MtZXW
>>78 rpm.netさん
私の知ってるコツァルスキの演奏は流麗というよりおどろおどろしいですね。
フルトヴェングラーの演奏に通じるものがあるように思います。彼もショパ
ンを非常に好んだというのも最初はなぜか分からなかったんですが、コツァル
スキのショパンの演奏を聴いて彼はショパンの音楽のこういう側面を見ていた
のかなとも思うようになりました。コツァルスキの演奏は確かに興味深いです
ね。なんかクラシック音楽っぽくないというか・・・。後、ショパンの作品は大
体曲の終わりでかなり引っ張っていていつもしつこいなーと思うんですが、彼
の演奏だと引っ張っている感じがしなくてとても自然なんです。こういう所が
ショパンの直系のピアニストから聞けるというのはとても興味深いですね。
LP時代にもロールの復刻なんてあったんですね!
ブゾーニのバッハやフリードハイムのリストのソナタなんかも復刻されたこ
とはあるんでしょうか?
122 :
78rpm.net :04/08/12 01:14 ID:LzWBBwJ4
>>121 ちょっとコツァルスキは1930年後半以降の録音を聴くと、ゴツゴツした印象がありますよね。
プーニョやプランテ、パッハマン、ミハウォスキなどと違ったタイプのショパン弾きです。
LP時代のロール復刻は、むしろ78rpmよりも沢山有ります。ブゾーニのシャコンヌは復刻ありです。
CDよりも現時点では、LPの方が沢山有ります。
フリートハイムのソナタはTriphonolaに残されているので、今後も復刻は期待薄でしょうね。
Welte-Mignon、Duo-Art、Ampico以外のロールは、殆ど復刻されないですね…
Hupfeld、Triphonola、Duca、Artheco、Pleyela、Apollo、Recordoなどに、
かなりヨーロッパやロシアのピアニストの面白い録音が有ります。
しかしこれらのロールを持っていて、
再生システムをもっている所は国内には無いのではないでしょう。残念です。
123 :
名無しの笛の踊り :04/08/12 01:24 ID:Z9LSo8ze
コチャルスキはポーランドのSeleneレーベルで、かなりの数復刻されています。 ただ、このレーベルはほとんど個人レーベルで、日本ではきわめて入手困難です。 Dybowski氏がやっているレーベルで、個人が彼に注文すれば、送ってくれます (業者の注文は、彼のポリシーからか、はねつけているようです)。 コチャルスキは第8集の発売が一度アナウンスされましたが、Dybowski氏は執筆に専念するそうで、発売は年内は無理だとのことです(本人から聞きました)。
124 :
90=103 :04/08/12 22:21 ID:O7UM0wFW
>>78 rpm.netさん
>>ゴツゴツした印象
たしかに。音が硬いですね。線は細いんですけど。ただもしかすると古い録音(
私が聞いたことがあるのは20年代後半のものですが)には音の芯がよく入って
いなくて、それでやわらかい印象に聞こえるのかもしれませんが。でもやはり私も
後年の録音より古い録音のほうがいいですね。チェリビダッケとのショパンの協奏
曲はなんかよく分かりませんでした。この人の演奏を聴くとひょっとするとわ
れわれのイメージしているショパンと本来のショパンとはまったくかけ離れている
のではと思うことがあります。歌いまわしも朗々と歌うリストの弟子達のそれよりも
訥々としたクララ・シューマンの弟子達に近いですね。音が硬くて線が細い人ってポ
ーランド人に多いですよね。ホフマン、フリードマン、ヴァイオリンのフーベルマ
ンなんかが思い浮かびますけど。本当に興味深い人ですね。
ロールの件なんですが、復刻されないレーベルというのはどういう理由があるんで
しょうか?ほとんど出回らなかったんでしょうか。教えて頂いてばかりで大変申し
訳ないですけど。
125 :
名無しの笛の踊り :04/08/12 22:31 ID:1rjPVJoX
他はどうなのか知りませんが、トリフォノーラのロールは ヴェルテ・ミニョンやアンピコ、デュオ・アートなどに比べて 複雑な機構を持った再生装置が必要だったと思います。 逆に言えば、再現精度も高いようです。
126 :
名無しの笛の踊り :04/08/12 23:35 ID:XD5+nv9V
前にクララ・シューマンの弟子(名前忘れた 爆) がアンセルメと共演したシューマンのP協のCDがDANTEから リリースされていましたが、他のレーベルからも復刻されてますか? たしかPearlからも出ていたような気もするのですが・・・・ あとPearlから「ルビンシテイン・コンクール1910」というCDが 出ているみたいですがどんな内容なのでしょうか? PearlのHPは一応ありますが、実に役に立ちませんな。 収録曲目ぐらいかいてくれればいいのに・・・・・
127 :
90=103 :04/08/13 11:37 ID:Bc0nJv58
>>126 ファニー・デイヴィスですね。Pearlから復刻されていますよ。
クララ・シューマンの弟子達というセット物にも収録されていますし、分売
でも出ています。
128 :
名無しの笛の踊り :04/08/13 11:43 ID:4HWbyHbl
パッハマンのピアノロールですが、「国内盤LP」で出たことはあるのでしょうか?
129 :
78rpm.net :04/08/13 11:46 ID:v/X3ZlGd
>>126 「ルビンシテイン・コンクール1910」は、Alfred Hoenや、
Julius Isserlisなどコンクール入賞者のレコードが入る予定でしたが、
諸事情(詳しくは教えてくれませんでしたが)の為、発売中止だそうです。
これ、楽しみにしてたんですが…
130 :
126 :04/08/13 12:58 ID:+5sOBC8I
>>127 そうそうファニー・デイヴィスです!やっぱりPearlから出てたんですね。
ありがとうございました。
>>129 未刊行なんですね。ありがとうございました。
ホントこのスレは内容が濃いですね。いつもロムってますが
とても参考になります。
131 :
78rpm.net :04/08/13 23:00 ID:2nMzRdbb
>>128 一曲ならSONYの選集に入っていました。ショパンの夜想曲Op.72-1です。
パッハマンは78rpmに残した曲目と、
ロールの曲目が殆どかぶるのがちょっと残念ですが、
バッハのイタリアン・コンチェルトや、モーツァルト、
自作などはロールならではですね。
132 :
名無しの笛の踊り :04/08/15 15:22 ID:lIMupa2i
age
Spピアノ盤を蓄音機で聴いている方々に質問。 やっぱりフロア型なんでしょうか?HMV163とか。
134 :
名無しの笛の踊り :04/08/17 04:33 ID:SbEWAf3I
>133 ホーンとサウンドボックスがしっかりした機械なら卓上型でも充分です。 でもやはりフロアタイプは卓上よりもサウンドに広がりと厚みがありますね。 特に電気録音のピアノは163程度かそれ以上の機械で聴くと圧倒的されるかと。 アコースティック録音は、機械にもよりますが卓上もフロアタイプもそんなに変わらない気がします。
>133 ヤフォークで買った無銘の卓上のもので聞いてマース。 フロア型って安くっても30万円くらいするんですよね。。。 道楽の極みですね。(ウラヤマシ
>>133 ,134
レスありがとさんす。やっぱ卓上なんですね。
場所・予算の関係でポータブル導入することにしました。102です。
聞き比べなければOKといわれました。
137 :
名無しの笛の踊り :04/08/18 09:59 ID:8CZtC0/w
>136 102だったらポーダブルでも上等の部類ですね! HMVの音そのものは充分堪能できます >135 卓上の無銘でも、ホーンがしっかりした造りの機械だったら掘り出し物です。 サウンドボックス次第ですがビクター並みの音を出すやつがあるので。
昨日LipattiのSp(10インチ)を買いました。 リストの小曲(ペトラルカのソネット)ですが、Lipattiらしい音が 十分堪能出来ます。SPも後期に入るとLPと遜色ない、というか SPの良さが最大限になりますね。
リパッティとエネスコの共演盤ってなかったっけ? コンチェルティーノの自作自演も収録されてるやつ。
140 :
名無しの笛の踊り :04/08/22 06:56 ID:nEfzYoF8
TAHRA盤とarchiphon盤だったかな
保守
>>139 Electrecord EDC430〜1
Dante HPC091〜2
Ph PHCP1501〜2
ってのを持ってる。
143 :
139 :04/08/25 02:57 ID:AIkD9Ey5
>>142 収録曲はほとんど一緒だったから、どれか一つで良いと思うよ
今なら辛うじて一番上が入手可能かも
です
しかもレスアンカー間違ってるし・・・
>>143 でした
147 :
名無しの笛の踊り :04/08/27 23:16 ID:+/4eJX/V
age
148 :
名無しの笛の踊り :04/08/29 16:55 ID:oBOru9zn
149 :
名無しの笛の踊り :04/08/29 23:53 ID:Q+8fc16Z
150 :
名無しの笛の踊り :04/08/30 03:09 ID:7U3fQf81
151 :
149 :04/09/01 19:42 ID:EoScgrx9
152 :
名無しの笛の踊り :04/09/05 00:30 ID:UPj0Wwbe
age
カザルスの無伴奏チェロ3番のジーグ、旧録のほうだけど 一応オリジSPで聴いたよ。ミディアムトーンでちょうど良い音量だった。 不思議なんよね、たった3分ほどなんだけど気持ちに残った。 SPってかけると減るというが、1930前のものは結構丈夫だね。 1940の声を聴いいたSPだと、鉄針に黒い粉が残るのが分かる。 溝の振幅が大きいせいなのか。 金かけて、苦労して集めたバカデカイシステム全て放り投げたくなった。 そんで163買うの。 だまされたと思って、グラモホン試してみぃ。でも物自体少ないので 殺到されると困るが。
154 :
名無しの笛の踊り :04/09/05 22:52 ID:ACGs21gd
あのー。老婆心ですが1940年代の盤は軽いピックアップでお聴きになるほうがいいかと。 それから163でも個体差があるし、サウンドボックスとホーンの相性もあるので、 よーく聞き比べて買うことをお薦めします。163程度なら最近は国内にごろごろしているので あまり焦らぬよう。 それ以前にスレ違いのような気が・・・・
質問なんですけどサン・サーンスの録音はピアノロール以外にもあるのでしょうか?
>>155 アルジェリア組曲の「フランス軍隊行進曲」を聴いたことがあります。
APRやらEMIやらから、いくつか出てませんか?
157 :
名無しの笛の踊り :04/09/06 18:12 ID:Mf5LquDE
これは78rpm.netさんの専門領域ですが、1904年の仏G&Tに9面 (うち5面がソロ、4面は歌手への伴奏)、1919年に仏HMVに 4面吹き込んでいます。後者のうち2面はヴァイオリンへのオブリガートで、 「大洪水の前奏曲」も含まれます。 156さんのお聴きになった復刻も1919年の録音です。
158 :
78rpm.net :04/09/06 23:51 ID:IIaiiDm0
>>157 157さんのおっしゃる通りです。
あと補足をさせて頂くと、1919年に未発売のソロ2面ヴァイオリン伴奏2面があります。
ソロは、1904年に録音された「可愛らしいワルツ」と初録「マズルカ」です。
伴奏はHavanaise(2面)で、これらすべてがたった数千円でAPRのCDで
容易に聴けるのは、一昔前だったら考えられませんでしたね。
良い時代です!
159 :
155 :04/09/07 15:53 ID:dsrYIcvs
>>156-158 ありがとうございます。
”G&Ts Vol.3〜自作自演集”ってやつですね、早速注文しました。
APRといえば、以前購入したハイフェッツ&モイセイヴィッチの
未発表クロイツェルソナタも筆舌に尽くし難い内容でした。
161 :
名無しの笛の踊り :04/09/09 20:09 ID:UxiMQodB
糞板で数少ない良スレなんだけどねぇ。いつも落ちそうになってますな。
162 :
78rpm.net :04/09/09 22:04 ID:/whIo3vs
Godowskyって"The Buddha of the Keyboard"って呼ばれてるんですか?
>>163 顔が仏陀に似ていたからね。左手の伝道者とも言われる。
ボレット・チェルカスキースレでも書いたんだけど、ゴドフスキーのサロンはロシアやポーランドの音楽家で溢れていたらしい。
ベルリンではブゾーニと張り合ったり、アメリカに移住してもシュナーベルを敵視したり…。
それにしても、未発売モノが本当に楽しみ。
(ゎ・_・ぉ)<
>>112 ユーディナはベルクのソナタや、ヒンデミットの第三ソナタが好演。
>>165 おや、こんなところに(ゎ・_・ぉ)たんが。珍しいな。
167 :
名無しの笛の踊り :04/09/10 15:41:55 ID:7JkCm//O
>>163-164 ハネカーがつけた呼び名だったかな。
または「鍵盤の梵天」とも呼ばれたとか。
他に、パハマンは「ショパンジー」、ラフマニノフは「ピューリタン(清教徒)」等
Marstonからは、来年には、ホフマンの全集のvol.8も出るね。 ゴドフスキーはホフマンの発売の遅れを埋めるため…とかだったような。 しかし、一時期を除いてほとんど(全く?)正式な録音をしなかったのに結構録音が残っているものだね。 そのおかげで、自分のような人間は楽しめるわけだけど。 ついでにローゼンタールの全集とかも出ないかな?
169 :
78rpm.net :04/09/10 18:00:32 ID:jSfypX/a
>>168 ゴドフスキは穴埋めだったんですね。
こういったメジャーな人はどんどん全集化しておいて、手軽に聴けるように
なると、手間が省けてよいですね。
個人的には、パデレフスキ全集があると…
録音が多いのに、系統立てた復刻が無いですね。LP時代のPearlも途中で終わってますし、
RCAみたいに同じような選集を繰り返しCD化するのは、
ちょっともう勘弁して欲しいですね。
>>169 穴埋めというには、もったいないものですけどね。
確かにメジャーな人は全集化して欲しいですね。
手間は省ける…、でもその手間を楽しむ人もいるんだろうなぁ。
171 :
名無しの笛の踊り :04/09/10 23:56:19 ID:M4ZvVIX8
>>78 rpm.net様
スクリャービンのコラム見ました。
アコースティック録音の時代に日本からの依頼で
スクリャービンの後期ソナタみたいなマニアックな曲が
レコーディングされていたとは驚きです。
Rosa Etkin についても興味を持ちました。
CD化などはされているのでしょうか?
172 :
78rpm.net :04/09/11 00:54:56 ID:5l9LsUan
>> 170 そうですね。僕も手間を楽しむ派ですが…手が回らないですね! ですので、メジャーなコレクションは諦め、人が集めないようなゲテモノばかり に手を出してます…。 >> 171 ありがとうございます。Etkinは、6面しか録音が無いので、それなりの アンソロジーを組んで収録したいと思います。 今、自分のバンドのCDリリースでもやっとこさなので、なかなか78rpm復刻CD まで追いつきませんが、かならず僕のコレクションはCDリリースの形で 還元していきます。今後とも宜しくお願いいたします。
173 :
78rpm.net :04/09/11 00:58:26 ID:5l9LsUan
スミマセン、補足ですが、Etkinは Chopinの2面のみポーランドの遺産というおまけLPや、 SeleneのCDで聴くことが出来ます。 ショパン・コンクール第一回目の3位入賞者としてのみ、記憶されている という事でしょうか。
174 :
171 :04/09/12 19:27:41 ID:PzXUJOnN
>>78 rpm.net様
ありがとうございました。SP復刻CDリリース楽しみにしてます。
175 :
名無しの笛の踊り :04/09/13 23:01:49 ID:E1ZLkTxE
質問ですがオシップ・ガブリロヴィッチはどういった演奏ですか? レシェティツキ同門のパデレフスキ、シュナーベル、モイセイヴィッチ、フリードマンの誰に近い?
176 :
78rpm.net :04/09/14 03:57:11 ID:OViofEfL
>>175 この中で言うと、パデレフスキとモイセヴィッチの中間でしょうか。
詩的であるものの誇張はなく、テクニックもしっかりとしているけど
ひけらかさない自然なものです。
バウアーなどに近いかも知れませんが、ガブリロヴィッチの残したレコードは、
大曲や聴き比べの良い参考となるショパンやリストがないので、非常に微妙な所です。
177 :
名無しの笛の踊り :04/09/14 08:51:22 ID:v6moJFX/
>>175 マニアックな小曲ばかり録音していて比較が難しいけれどやはり一番近いのはハロルド・バウアー?
大曲の録音はシューマンのピアノ五重奏曲の録音が2種類ありどちらも見事。
なんだか聴いていて元気が出てくる演奏です。
スティーブン・ハフがガブリロヴィッチのレコードをずいぶん褒めていたのが印象的です。
178 :
名無しの笛の踊り :04/09/14 15:55:06 ID:K9V9QBaY
>>176-177 ありがとうございます。
詩的でテクニックがあるなら、モイセイヴィッチに近そうですね。
そういえばガブリロヴィッチはバウアーと
アレンスキーの2台のピアノのためのワルツの共演を行なっていますねぇ。
179 :
名無しの笛の踊り :04/09/14 21:34:06 ID:5FP1KnAF
ハフがThe Piano Albumで録音していたガブリロヴィッチの2曲 の自作自演の録音はありますか?
180 :
名無しの笛の踊り :04/09/15 09:46:15 ID:8ETEw5hC
>>179 メロディーとカプリースの録音は両方あります
>>179 ”メロディ ホ短調 Op.8” ”カプリース Op.3”
なら1925年に自作自演の録音が
アレンスキー”2台のピアノのための組曲 Op.15”
ガブリロヴィッチWithバウアーは最も美しい部類の演奏
183 :
179 :04/09/15 21:12:21 ID:4oUCfzmo
サンクスです。VAIのシリーズに収録されてますか?
>>183 勿論
ノイズ処理控え目な分、芯のあるいい音色。
シューマン五重奏曲の弦楽の弱さは技術上しょうがないとして。
185 :
183 :04/09/17 19:53:45 ID:9xcVYrH7
>>184 サンクス。ハフで初めて聴いていい曲だと思ったので
自作自演を聴いてみたいと思ってたのです。
Virginからでてる「The Piano Album」2枚組ですが、コンポーザー=ピアニスト
の曲がたくさん収録されていますが、ガブリロヴィッチの他に
あのCDに収録されている曲で自作自演の録音が残っているものは
あるのでしょうか?
187 :
540 :04/09/20 01:10:46 ID:0Jwlt6F/
ローゼンタールってどれくらいの録音を残してるんでしょう? ショパンのコンチェルト1番しか聴いたことがないです。(おしゃれな演奏でした)
おしゃれな演奏???
540???
190 :
名無しの笛の踊り :04/09/20 02:29:47 ID:RR2A/31d
謎だらけだ。540。
191 :
名無しの笛の踊り :04/09/20 03:14:55 ID:efygBXBw
ローゼンタールはPEARLの2集(緑のジャケットの方)にある愛の夢第3番が好き。 小品含め結構ありますよ。
192 :
78rpm.net :04/09/20 21:50:24 ID:8Qv8S7BP
ローゼンタールの録音は殆どパールとビダルフとAPRのCDで、復刻されていますね。 ただ、僕の知るかぎりではMazurka,Op.17-4(Chopin)の珍しい録音がある事と、 Prelude,Op.28-1(Chopin)を含む謎の録音がある事が気になっています。 彼のEtude,Op.10-1(Chopin)はペダルを抑えた美しい演奏だと思います。
往年のテクニシャンですなあ。
194 :
名無しの笛の踊り :04/09/24 19:45:29 ID:GLaOGYdf
アナトール・キテインってドンナピアニストですか?
195 :
名無しの笛の踊り :04/09/24 19:48:00 ID:dgZQwMr5
age
196 :
名無しの笛の踊り :04/09/25 00:04:23 ID:52TPLTZY
>>194 アナトール・キタインのことなら、昭和2年に来日している。
ラフマニノフ門下とのこと。
ローゼンタールさんの写真はありませんか?
198 :
名無しの笛の踊り :04/09/25 00:34:54 ID:d8d3bOkX
>194 キタインはニッポノホンに来日録音もしています。曲は「ラ・カンパネラ」他。 コロムビアでもプレスしているけれど希少盤です。
199 :
sage :04/09/25 17:23:47 ID:sPc5jSCm
200 :
名無しの笛の踊り :04/09/25 17:34:57 ID:7IxRI85u
200
201 :
名無しの笛の踊り :04/09/25 17:50:41 ID:d8d3bOkX
>>199 情報は当時の月報類です。
録音はソロ2曲、兄弟のロバート・キタインの伴奏2曲。
202 :
199 :04/09/25 18:57:27 ID:sPc5jSCm
>>201 ありがとうございます。
月報はお持ちなのでしょうか?
実は私はキテインの遺族を知っているのですが、彼がキテインの
ことを調べています。
来日のことがわかれば教えてあげたいのですが、
よろしければ月報や録音の詳細をお教え願えないでしょうか?
203 :
201 :04/09/25 19:04:38 ID:d8d3bOkX
>>202 了解しました。
ちょと関連資料を引っ張り出さねばならないので
お時間頂けるでしょうか。
なにやらわくわくする展開に・・・
205 :
199 :04/09/25 19:12:34 ID:sPc5jSCm
>>203 ありがとうございます!
よろしくお願い致します。
ロシアではホロヴィッツの同級生だったそうです。
弟子の人の話では、ニューヨークにホテル住まいして、時々ホロヴィッツも
遊びに来たそうです。
206 :
78rpm.net :04/09/25 23:35:55 ID:vH3/cKIl
Kitainのニッポノフォン録音、マニアックですね。 一度、所蔵されている方にお聴かせいただいた事がありますが、 僕が記憶にあるのはラ・カンパネッラです。 裏面は情報をお持ちの方にお任せしたいと思います。 ただ、お聴かせいただいたレコードは、プーニョのあの ワウフラッター全開の録音を上回る状態で、演奏の善し悪しが 判断しかねる再生状態だったように思います。 これは、マスター自体の問題だと予想しておりますが、他に現物をお持ちで、 普通に再生できているという方がいらっしゃいましたら、 お知らせいただけると幸いです。
207 :
196 :04/09/25 23:44:43 ID:52TPLTZY
>>199 たぶん、私より198さんのほうがお詳しいと思いますが。
私が見たのは松本善三先生の『提琴有情』でした。
該当箇所は217ページから218ページの記述です。
この本の329ページには、
アナトール・キタイン氏がロベルト・キタイン氏と共演したレコードについて、クリストファ・N・野澤先生の説明があります。
『提琴有情』は新しい本なので、わりに見つけやすいと思います。
208 :
201 :04/09/26 00:02:47 ID:4B7o1eMI
>>78 rpm.netさんこんばんは。
キテインの録音は電気最初期で、再生にもよるでしょうが
芳しくないであろうと想像がつきます。コロムビアでも
いち早く廃盤となっているのは録音のせいかもしれません。
昭和初期特有の巨大なラベルで活字も独特の味がある、
コレクター心を擽られる盤です。
私は割れたものを一度見た事があるだけ。
>>199 データですが伴奏ものがもう一枚ありました。
よって今のところ全3枚6面の日本録音が判明。
○Anatole Kitain,pf.
Nipponophone 50023, Columbia(Japan) 35004
Schubert: Marche Militaire
Liszt: La Campanella
○Roberto Kitain,vln with Anatole Ktain,pf
Nipponophone 16605, Columbia(Japan=??)
Bazzini: Ronde des Lutins
??: Tarantella
Nipponophone 16606, Columbia(Japan) 35003
??: Melodie
??: Caprice
出典などはメール欄よりお送りしてよいですか。
209 :
201 :04/09/26 00:05:32 ID:4B7o1eMI
行き違いになりましたね。纏まった文献としては
伴奏に関して
>>196 さんが提示した文献でOKです。
ただ同書にはコロムビアでの(再プレスではなくほぼ同時期の発売)
プレスについては触れられていません。
ニッポノホン盤とコロムビア盤、テイク違いの存在する可能性も
あるので一応。
210 :
201 :04/09/26 00:36:59 ID:4B7o1eMI
>>208 ??: Tarantella →Sarasate: Tarantella
「提琴有情」より松本先生の記述。
>>199 当該月報の画像をお送りしようと考えたのですが
重くなりそうなのでコピーをお送りできればと思います。
211 :
199 :04/09/26 06:52:01 ID:NKoH5rvZ
>>201 メールをいただきましてありがとうございます。
私の知る限りでは、兄弟の共演の録音はブラームス、フランクのソナタだけで、
それが全部だと思っていました。
>>196 本の情報ありがとうございます。この本は今では見つからないので、
もう絶版なのかもしれません。
212 :
199 :04/09/26 06:54:39 ID:NKoH5rvZ
すみません。本は見つかりそうです。 大手の本屋にないので絶版かと思いました。
213 :
196 :04/09/27 01:06:59 ID:rANOr1I8
保守を兼ねて参考までに。 キタイン兄弟が日本で演奏した1927年には、ほかにも多くの演奏家が来日しています。ピアノのモイセヴィッチ、ヴァイオリンのジンバリスト、ティボー、ブリンダーなど。たしか、ピアニストのマキシム・シャピロが来日したのも、この年だったと思います。
214 :
名無しの笛の踊り :04/09/27 02:21:32 ID:w46mbAQs
>>196 マキシム・シャピロもいいピアニストですね。彼のリャードフの「前奏曲」、好きです。
伴奏はともかく日本でのソロ録音が少ないのが残念ですね。
キタイン兄弟と同年にロシアからミハイル・エルデンコ(vln)が来日、
レコードも録音しています。しかし程なくしてヴァイオリンのボリス・ラス、
ピアノのレオ・シロタが纏まった数のレコードを出し始めたので、
キタインやエルデンコなどは早々に廃盤となりました。(エルデンコは
昭和一桁までは持ちこたえましたが。)そういう点でキタイン兄弟は
レコード運に恵まれなかったと思います。また、これも日本録音を残した
ジンバリストのように世界的なネームバリューに欠けていたことも災い
したのかもしれません。
まだヴァイオリンなどはましな方で、昭和一桁以前でピアノの
ソロ録音を残した来日演奏家というと、件のA.キタイン、シロタ、
クロイツァー、マックス・ヤノフスキー、ショルツにルーチン、
コハンスキー、バルダスというところではないでしょうか。
伴奏込みならもう少しいますが総体に少ないのが残念です。
215 :
196 :04/09/27 02:50:31 ID:rANOr1I8
>>214 レスを拝読して、思いたって、『日本洋楽史』(来日演奏家編)に含まれているシャピロの録音を聴いてみました。リャードフの「前奏曲」、本当に綺麗です。
シャピロだけでなく、シロタなども若いころにもう少し大曲を録音してくれればよかったのにと思います。
216 :
名無しの笛の踊り :04/09/27 12:31:57 ID:w46mbAQs
組物がペトルーシュカだけとは寂しいかぎりです。 放送録音やテストプレスでも残っていれば・・・・。 シロタの日本録音は音が捉えきれておらず、ピアノの 音は小さいのですが強奏では音が割れたりと、綺麗な盤でも 復刻には手を焼くようです。思うにフリードマン同様、 録音の困難なピアニストだったのではないでしょうか。 当然ながらお蔵入りになった録音も存在します。
217 :
名無しの笛の踊り :04/09/27 20:35:35 ID:w46mbAQs
218 :
名無しの笛の踊り :04/09/28 18:02:15 ID:76Ric77y
シロタの話題が出てますが、アレクサンドル・ケルベリン というピアニストについてなにか知ってますか? ブゾーニ、シロタ、シロティの弟子らしいのですが。
219 :
名無しの笛の踊り :04/09/28 18:34:14 ID:IcETITWt
レオ・シロタの弟子のアレクサンダー・ケルベリン(Alexander Kelberine)は、悲劇的な死を遂げたようで、名前とSuicideでグーグル検索すると情報が出てきます。
220 :
名無しの笛の踊り :04/09/28 21:20:13 ID:ranYeXzC
アナトール・キタイン、いいピアニストですね。 僕が知る限り、APRから1点、CDが出ているのみだと思うけど、他にCDはあるんでしょうか? 前にも話題に出た、ニッポノホンの録音、CDで聴きたいですね。 ウィング・ディスクあたりがやってくれないですかね? オーパス・クズなんかはそういう録音を復刻するはずもないし・・・
221 :
名無しの笛の踊り :04/09/28 22:03:42 ID:zGcMOZzT
>>220 ウィングはいま厳しいようですね。
ロームの継続シリーズに入るといいんですが。
222 :
名無しの笛の踊り :04/09/30 07:58:40 ID:X6OyXwiq
222!
223 :
名無しの笛の踊り :04/09/30 19:02:23 ID:AiwU3erc
>>216 レオ・シロタというピアニストは、ハンマークラヴィーアやブゾーニのピアノ協奏曲を主要レパートリーとしていたように、ヨーロッパでも大物弾きで鳴らしたひとなのですが、この点はSP録音には反映されなかったようで残念です。
シロタの演奏はダイナミック・レンジがとりわけ広かったといわれます。このことも録音の際に不利だったのかもしれません。あとは放送録音の復刻に期待するしかないのでしょう。ただ、晩年の演奏ということにはなりますが。
念のため保守
225 :
216 :04/10/01 14:40:21 ID:zbhAD9x9
>>223 晩年のシロタのレクチャーコンサートや放送録音に関しては
豊富に残っているという話なので、arbiterのように出てくるのが
楽しみです。
シロタの日本録音が少ないのは
>>223 さんのおっしゃる通りだと私も
思います。1929・30年のコロムビア録音以外は、1940年代
のテイチクへの録音しかないんですからクロイツァーは録音に関して
はるかに恵まれています。
戦前の楽壇でクロイツァーとしばしば比較されて、一介のヴィルトゥオーゾ
として一段低く見られていたのも不運であったと思います。ラジオには
頻繁に出ていたので、ローゼンストック=井上園子のように戦前の放送録音
がどこかにあればよいのですが。
シロタのアドノス・・・の放送録音は大変な熱演でした。でもいいところで切れてしまって・・・ あれの続きは残ってないのでしょうか?
227 :
223 :04/10/02 09:14:11 ID:zXI8GVk4
>>225 井上園子とローゼンストックのチャイコフスキーは、
今回のロームのSP名盤集成にも含まれましたね。
井上さんが大変にすばらしいです。
あおり気味に書けば「超絶名演」といったところでしょうか。
日本人ピアニストに興味もないひとも、
一度、聴いてみられるといいのではと思います。
井上園子は充分に録音が残っているので、
ひとりでCDを出すという企画もありえるかもしれません。
216さんのおっしゃるとおりで、
シロタの評価は日本では低すぎました。
そのウルトラ・モダンな姿勢が見おとされてきたのが、
過小評価の原因のひとつかと思います。
ペトルーシュカを得意にしていたのは、
けっしてテクニックを披露したいからだけではないのですが。
228 :
216 :04/10/03 15:56:25 ID:JS8ljh81
>>223 井上園子のCD、いいですね。ほしいです。
まとまった大曲はありませんが、好ましい小品レコードが
沢山あるので。個人的には10吋両面の「ラ・カンパネラ」と、
一楽章だけですが「月光ソナタ」が興味あります。
ただクロイツァーなどもそうですがご遺族・弟子サイドによって
企画が大きく左右されるので、そのへんが心配されます。
邦人ピアニストも78rpm.netさん出してくれないかな〜
229 :
223 :04/10/05 23:08:36 ID:HRahNJ+N
>>227 井上園子の録音した『月光』『ラ・カンパネラ』は持っている方に聴かせていただいたことが
ありますが、すばらしい名演と思います。師匠のワインガルテンやザウアーより、うまくいっ
ているのではないかとすら思います。
>>226 アドノス…はおしいですね。パールのブゾーニの弟子たちのシリーズのあと、arbiterが
レオ・シロタに注目するようになったので、期待するとしたらそちらでしょうか。
230 :
名無しの笛の踊り :04/10/07 00:53:24 ID:+WC0bCKf
シロタのアドノスの録音は何処からリリースされてますでしょうか? 邦人なら中村紘子の本で有名になった久野久もいますね。 以前放送されたTVのドキュメンタリーで月光ソナタの演奏が 流されてました。
231 :
名無しの笛の踊り :04/10/08 05:14:54 ID:+3ZS5/aF
>>230 シロタの件の曲は
>>223 の記されたパールの
「ブゾーニの弟子たち」のVol.1に入っています。
Vol.2には「ペトルーシュカ」「熊蜂の飛行」が入っていて、
そちらもお薦めです。
久野久は澤田柳吉などと同様、大正期に人気を誇った
ピアニストとして、その時代の日本の音楽状況や限界を
斟酌して評価すべきだと思います。
中村紘子の本の記述にによって有名になったのはよいこと
なんですが、その書きかたには首をかしげさせられた記憶があります。
232 :
223 :04/10/09 01:09:55 ID:oQrjUna+
>>231 私は「ブゾーニの弟子たち」Vol.1に入っている
シロタの弾いた「ひばり」が好きです。
シロタの高弟である園田高弘氏が逝去されました。
ご冥福をお祈りします。
233 :
230 :04/10/09 18:33:41 ID:YhgBuw+p
>>231 どうもです。そういえばナクソス・ヒストリカルからも
ブゾーニの録音集(全集?)が出るみたいですね。
ペトリなどブゾーニの弟子の録音がカップリングで。
234 :
230 :04/10/09 18:51:34 ID:YhgBuw+p
そういえばあるサイトに書いてあったんですが フィリップスグレイトピアニストシリーズの コルトー第1集の初回プレス分に間違えて 発出の演奏が入っているらしいですが、本当ですか?
235 :
名無しの笛の踊り :04/10/09 21:48:02 ID:gWeHDoY2
>>234 本当です。フィリップスの第1集のシューマンの方ですが、SP録音を収めるはずが、EMIの技師が
間違えたらしく、フィリップスに、コルトー晩年の未発表テープ録音をりリマスターして渡してしまったそうです。
発売してから気が付き、回収も不可能な状況だったので、そのまま放置されたらしいです。
ただ、再プレス分からは、予定通り、何も珍しくないSP復刻に差し替えたそうです。
こういったケースは、実は日本の国内盤にもあります。
大物指揮者、アンセルメの録音でも起きました。
これは日本だけの復刻で、日本のデッカが本社にリマスターを依頼していたのですが、無効の技師が録音を取り違えて、
未発表の同曲録音を日本に送ってきて、日本側は気が付かず、発売してしまいました。
発売後(確か)1ヶ月と経たないうちに日本のデッカが気付き、一部回収したらしいですが、そのとき売れてしまったものは、まさに「幻の盤」になっています。
あえて曲目は隠しますが(業者に気が付かれて、値が跳ね上がると、探している人に気の毒なので)、再発売の際はCDの規格番号を変えて再発売しました。
実はこの幻の盤、年に1度位の頻度で中古屋で見かけるのですが、中古屋側は全くその事情を知らないらしく、1000円以下で売られています。
コルトーの初期盤、急に欲しくなってきた・・・
237 :
名無しの笛の踊り :04/10/10 23:58:07 ID:n1PCCz38
>>236 アコースティック録音のでしょうか。
1920年代、あるいはそれ以前の演奏は
やはり若々しくて、電気録音時代とは
異なる良さがありますね♪
でもCDで聴きやすく纏まっていて入手
し易いのはパールくらいでしょうか。
にゃーん
239 :
名無しの笛の踊り :04/10/13 23:39:39 ID:HsrVj29d
念のため保守
SPはSPで聴こう。
241 :
名無しの笛の踊り :04/10/14 16:35:11 ID:+OHTn02c
>>240 「蓄音機で聴こう」の間違いでなくって?
↑そうだった(藁
あの、いまだにわからないんですが、ピアノ「ロール」って何のことですか。 ロール→筒状→蝋管ではないですよね。
245 :
名無しの笛の踊り :04/10/15 12:40:20 ID:i1leqJPf
>>240 音質を考えると蓄音機で聴くのがいちばんだけれど、
レコードが消耗品であるという事情もあるし、
それに現実問題をいうと、経済的な問題を含めて、
SP盤で好きな演奏家のレコードを集めるのは不可能だと思う。
246 :
名無しの笛の踊り :04/10/15 14:19:56 ID:82wEqWT1
BidullphやAprなどで良い復刻が聴ければ、 普段はそれで充分だと思いますよ。 コルトーやパデレフスキーなどはSP時代、 例外をのぞいて非常に沢山プレスされたので、 蓄音機で聴くのに抵抗はありませんが 貴重盤となるとさすがに躊躇します。 コンサートで蓄音機を堪能するとか 蓄音機友をつくって聞かせてもらうのが 現実的かもしれません。
>244 よくわかりました。感謝。
SP道楽は夢のまた夢ぽ
250 :
名無しの笛の踊り :04/10/17 21:21:53 ID:VIA9mBeV
age
251 :
名無しの笛の踊り :04/10/18 12:25:02 ID:bsGkCmqX
ホフマンだけを楽しみにして生きておるわ。
253 :
名無しの笛の踊り :04/10/19 19:56:59 ID:XktmI2sq
age
254 :
名無しの笛の踊り :04/10/20 08:28:26 ID:nEJ302hg
255 :
223 :04/10/21 04:25:10 ID:Qe48AaqV
age
256 :
名無しの笛の踊り :04/10/21 14:30:41 ID:BQdbQYL6
>>252 ホフマンと言えば1957年に亡くなっていますが
再晩年の録音はないのでしょうか?
257 :
名無しの笛の踊り :04/10/22 09:16:27 ID:I4nd0b/j
保守
258 :
名無しの笛の踊り :04/10/22 09:42:03 ID:EG/Gpt93
>>256 あるよ。最晩年どころか、1956年のショパンのピアノ協奏曲のライブ録音が…。
VAIから出ていた全集の1巻がそうだった。インタビューもついてる。
残念ながら、自分には語学が出来ないから何を言っているのかがわからないけど。
演奏の出来自体はやはりもう少し若い頃の方が…とは思うけど、いかに人気者であったかはよくわかる。
259 :
名無しの笛の踊り :04/10/22 11:40:29 ID:mQNxgsYi
>>258 晩年はスタジオで録音することはなかったと考えてよいのでしょうか。
ホフマンのCDに収録されている録音は録音年代が古いものが多く
比較的新しい年代のものはライブ録音ばかりのようですが。
260 :
名無しの笛の踊り :04/10/22 15:19:37 ID:EG/Gpt93
>>259 元々、最晩年は引退したも同然だったから、演奏会もそんなにやっていなかった。
それに録音が嫌いだったらしく、全盛期といわれた時代ですら録音を残そうとしなかった。
どうも、いつも違う演奏をすることが出来た彼は、演奏の一つの形がいつまでも残る録音は好きでなかったらしい。
電気録音になってから、ほとんど録音をしていないから、全盛期のホフマンの凄さをしることは難しい。
彼の全盛期の演奏は、今なお残っている録音以上であったといわれている。
そこらへんは、弟子であったチェイシンズやチェルカスキー、何度も演奏を聴いたボレットの話を聞けばよくわかると思う。
261 :
名無しの笛の踊り :04/10/22 20:43:02 ID:JWLcRaQI
>>260 電気録音が残らなかったのは惜しい話ですね。
録音の元祖みたいな人なのに録音嫌いとは。
映像も残るのはラフマニノフ一曲ですから本当に残念です。
262 :
名無しの笛の踊り :04/10/22 20:52:01 ID:U29q7R+l
263 :
名無しの笛の踊り :04/10/23 08:34:37 ID:lVSZpbqt
アルビターのホーム・ページによれば、 The passing of pianist Michal Hambourgとのこと。 マーク・ハンブルクの娘さんですね。 だれか(たぶんアラン・エヴァンス)が、 アルビターのページに、彼女について記事を書く予定のようです。
264 :
名無しの笛の踊り :04/10/25 18:24:02 ID:jiTtxRc2
age
265 :
名無しの笛の踊り :04/10/26 18:35:41 ID:X5YHiWwe
naxosからブゾーニの録音発売age
レヴィーンの時もそうだったが、苦労して輸入盤を手に入れたのが馬鹿らしくなる(苦笑)
267 :
名無しの笛の踊り :04/10/27 13:16:56 ID:7C+DXDRz
ブゾーニの大田胃散と黒鍵のつなぎ方は絶妙。 ロールが結構あるのもうれしいことだけど、レコードにも もっと録音して欲しかったな。
268 :
名無しの笛の踊り :04/10/28 23:45:39 ID:v/VnM5nD
269 :
名無しの笛の踊り :04/10/29 06:29:39 ID:pHRpNa7j
カレーニョ、キター キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
NAXOSのブゾーニはうれしいな♪
271 :
名無しの笛の踊り :04/10/30 20:24:34 ID:8Kx2o9Jy
272 :
名無しの笛の踊り :04/11/01 16:28:48 ID:j6vWvpgq
age
273 :
名無しの笛の踊り :04/11/02 00:43:02 ID:p0SqWqKR
やっぱりage
274 :
名無しの笛の踊り :04/11/02 09:30:44 ID:p0SqWqKR
>>270 ブゾーニたんの演奏で衝撃だったのは、ピアノ・ロールの『鬼火』でございましたでつ。
とにかく、音楽的にも技巧的にも、あれくらい自由に演奏できたら幸せだろうな、
という域に達していました。
『鬼火』は現在でも、大抵のピアニストには「本当には」弾けないくらい難しいのでつが、
それにしても、ブゾーニたんの演奏は想像を超えておりましたでつ。
275 :
名無しの笛の踊り :04/11/03 01:27:39 ID:XnMXI6lP
ここの趣旨には反するかも知れないけれど・・・ 中村ピロコがフランシス・プランテの録音を聴いたとき、プランテのことを「へたくそ」と言ったそうだ。 あのおばはんは、演奏が乱暴でどうしようもないと思っていたのだが、あのおばはんの耳もどうしようもないね、これじゃあ。
276 :
名無しの笛の踊り :04/11/03 03:12:58 ID:w+cumrlX
>>275 大同感。
中村疲労子のタッチは耳にキンキン刺さりそうで
ショパンなど弾かせてはならん蛮族だと思う
>>275 この前、通称子犬のワルツを聴いたんだけど
アゴーギグとルバートもわざとらしいし、ときたま出る左手の強音は耳障り
気になって調べたところ1839生まれで録音が1928年。 数え年で卒寿の録音でした。
280 :
278 :04/11/03 14:50:39 ID:e72QZr4S
>>278 はピロコへの評ね
プランテの録音はMarstonから非売品で出ていたっけか
Art of Pianoでの映像はもう少し存在しないのかな?
>>275 芸術劇場でアルゲリッチのコンサート放送する時にピロコが解説に出てたが
アルゲリッチへの対抗心バリバリで笑っちまったことがあったなぁ。
そもそもアルゲリッチのプロコもよくはないのだが・・・
ライブの海賊盤で一個だけいいと思った協奏曲3番があるくらいか
282 :
名無しの笛の踊り :04/11/05 10:38:00 ID:yS/yo2Y3
最近、スレ違いの書込みが多くなってきましたね…
283 :
名無しの笛の踊り :04/11/05 20:27:25 ID:zPtZkyaQ
たかだか2、3日話題が横道に逸れただけでその言い様とは、 一体どんだけ狭量なのかと(ry
284 :
名無しの笛の踊り :04/11/05 20:47:03 ID:zPtZkyaQ
ついでに、キャスウェル・コレクションの続報が出てたんで。 Ken is now working on the next release: Alfredo Casella's roll recordings, including the only extant recording of the Italian composer, Ottorino Respighi' in four-hand performance (with Casella) of his "Fountainsof Rome." 発売まで、また1年くらい待つのだろうか。
285 :
名無しの笛の踊り :04/11/06 00:01:47 ID:YcdbZXjJ
> 283 所詮、2ちゃんねるだねってコト???
286 :
名無しの笛の踊り :04/11/08 10:30:06 ID:ILdtmNzr
念のために保守しておきます。
287 :
名無しの笛の踊り :04/11/09 19:29:30 ID:jdY2ZLR8
保守age
288 :
名無しの笛の踊り :04/11/12 09:40:59 ID:rnEoFoRh
そろそろ浮上。
289 :
名無しの笛の踊り :04/11/13 23:44:30 ID:t3zzPiRV
保守あげ。 何か新譜(という言葉が似合わないジャンルだけど)出ないかな。
290 :
名無しの笛の踊り :04/11/16 01:12:34 ID:k3RYw913
保守age
SAGEで保守
292 :
名無しの笛の踊り :04/11/20 11:54:29 ID:vQCNZa3d
666から上昇
293 :
名無しの笛の踊り :04/11/20 15:19:52 ID:nn+IYtdg
>>283 ピロコネタでは仕方ないかと。
ここは数少ない良スレだったのに…。
294 :
283 :04/11/20 16:49:02 ID:NKDAq7sT
それもそうですね。 ちょっと責任感じるのでネタ投下です。 最近出たSYMPOSIUMの「PIANO ROLL & DISC RECORDINGS」というアルバムに、 シャルヴェンカのレコード録音(自作自演)が入ってるみたいです。
295 :
名無しの笛の踊り :04/11/20 18:06:56 ID:iQvm3Kw/
>>289 Tower Recordと山野楽器限定でRCA音源の復刻が出るらしい。
全25タイトルで、ランドフスカのゴルドベルグ変奏曲やブライロフスキーの夜想曲集もあるとか。
296 :
名無しの笛の踊り :04/11/21 00:23:02 ID:o9feW0f4
>>295 「らしい」っつーか、塔のトップページ逝くと出てるけどね。
あんま大したラインナップじゃないなあ。ブライロフスキー以外はワイセンベルクくらいか?
保守age
298 :
名無しの笛の踊り :04/11/23 18:26:38 ID:D3Fe0KCf
保守アゲといいながら、sageてどうする(笑)
299 :
名無しの笛の踊り :04/11/23 18:46:26 ID:cAjaT0EP
300 :
名無しの笛の踊り :04/11/24 00:09:15 ID:nFtDP6vW
300
301 :
名無しの笛の踊り :04/11/24 21:37:57 ID:wabkAv9I
302 :
名無しの笛の踊り :04/11/25 18:56:34 ID:dsdFG55Z
定期保守age
303 :
名無しの笛の踊り :04/11/27 01:57:35 ID:ujCoLNYF
age
304 :
名無しの笛の踊り :04/11/28 22:42:59 ID:T6UmhqE0
定期保守age
305 :
名無しの笛の踊り :04/11/30 00:19:47 ID:WCojAib6
306 :
名無しの笛の踊り :04/11/30 00:42:10 ID:DQFkfGQN
>>305 歴史的録音の塊のこのスレ住民はとても恐ろしくて口出せん
に3000ロール
307 :
名無しの笛の踊り :04/11/30 09:55:01 ID:dUwVFWUv
>>305 このスレの住人は、超弩級のピアニストをたくさん知っていて、
そのすごさも骨身にしみて感じているから、とても史上最強のピアニストなど決められない、
という気がしますね。
というか、あのスレはもともとyoshikiヲタがたてたスレだったように思うが。
308 :
名無しの笛の踊り :04/11/30 12:15:56 ID:BhNAR7Vq
>>305 ちょっと覗いてきたけど、「ヒストリカルはサパートンとフィオレンティーノしか
聴かない、知らない人は勉強不足」
なんて言っている勉強不足な人が偉そうにしていたので、
結局は大したことないスレですね。
至上最強のピアニストを決めるほど、よく知っている人はごく一部のハズ。
>>305 ある点からみて序列をつけようにも他の点で逆になったりで
単純に最強を決めるのは多分不可能でしょうね。
実のところ結論を出すことが目的なのでなく様々なピアニストを
総合的に話すスレがないのでその代替として機能してるのだと感じました。
でもスレタイから必要以上に争いになっているだけなのかも。
元がネタスレなので良スレ化には見えました。
SP・ロールではないピアニストについてもこのスレのように
有意義な情報交換ができるスレがあればいいのですが。
>>308 ヒストリカルの定義がまず難しそうですね。
レコード店でもヒストリカルコーナーの基準は結構曖昧ですし。
個人的には現在生きているか故人か、あるいは
現役で活躍しているかそうでないか、が境目だと思っていますが。
310 :
名無しの笛の踊り :04/12/01 01:35:28 ID:3qD1xjYb
>>309 ま、ヒストリカルの定義としては、「隣接著作権が切れたもの」でイインデネーノー?
レーベルごとの復刻の巧拙も楽しみの1つだし。
つーか、こっちでも「最強のピアニスト」やる?w
このスレはロールかSP限定なのでかなり絞り込めそうだが。
なるべくマイナーなピアニスト挙げて下さいね。ホロとラフマニノフはなるべく除外して下さい。
311 :
名無しの笛の踊り :04/12/02 21:32:33 ID:M2BTjq7g
>>310 普通にブゾーニ、というのに一票。
しかし、かれはわが道を行きすぎているかも。
>>310-310 自分もブゾーニに一票。
技術も凄いけど、この人は頭の中身がヤバすぎる。
こんなピアニストは前代未聞だわ。
>>305 のスレでも挙げられて当然の人だと思うが、ちょこっと覗いたら雰囲気が最悪。
あんな所でゴチャゴチャ言われるのは正視に耐えないので、このスレで一票入れます。
うお、レスアンカー間違えた。 こんなキモいアンカーの打ち方も、見るようでなかなか見ないものですねえ。
314 :
名無しの笛の踊り :04/12/02 23:14:19 ID:ov5KOO4F
パハマンに一票。 最強というには偏りすぎているけど、 SPに録音が残っていて良かったなぁとシミジミ思うピアニスト。
315 :
名無しの笛の踊り :04/12/02 23:33:57 ID:EiQrkzLQ
いやいや、その「最強」スレから来ましたが、 私はもともと民音(大久保時代。創価ではないよ)でLP聴きまくってた世代なんで、 このスレの演奏家皆好きです。 コンドンコレクションとかいう三十何枚かの何とかももちろん全部聴きました。 あらえびすの『名曲決定盤』読みました。 ブゾーニいいですね。NAXOSのはまだ聴いてないけど。 パハマンは機械録音時代ほんと凄かったそうですね。野村光一がロンドンで聴いたという。 あとロールで好きなのはグラナドス自演。
316 :
名無しの笛の踊り :04/12/03 07:38:54 ID:VgGTzNOg
>>315 のむこうタンはロンドンでブゾーニも聴いていますね。
317 :
484 :04/12/03 08:18:22 ID:Xyx+bRe4
>>316 じつにうらやましい。まあ、我々も彼が聴けないツィメルマンが聴けるわけですからね…。
サン=サーンスに一票 あの指回りと時代を先取りしたような冷徹さはなかなか無いからね ただ自作自演以外だとピアノロールでショパンのノクターンだけだったか
319 :
皺死 :04/12/03 15:41:09 ID:Xyx+bRe4
>>318 彼のフランク五重奏曲初演聴いてみたかったなぁ(モメたらしいけど)。
コルトーの「絞首台」とハンマークラヴィーアのスケルツォ。
320 :
名無しの笛の踊り :04/12/03 21:33:43 ID:VgGTzNOg
現在、 ブゾーニ2票、パハマン1票、サン・サーンス1票かな?
321 :
名無しの笛の踊り :04/12/03 23:21:56 ID:Q2p79u/H
私はフリードマンに一票です。あの強靱なテクニック!音色!ブラームスのコンチェルトなんて聴いてみたかったです。
322 :
名無しの笛の踊り :04/12/04 11:22:52 ID:2hukBFZs
集計やりなおし ブゾーニ2票、パハマン1票、サン・サーンス1票、フリードマン1票。 それぞれ味のあるチョイスかと思います。
>>321 あの音色ならスカルラッティやフランス作品も聴いてみたかったな・・・
個人的には同門のモイセイヴィッチに一票
肉声以上の音色と歌い、技巧を覆い尽くす技巧もたまりません
私はプランテに一票。 爺いになってあの弾きぶりならば、若いころはいかほどであろうと。
>>324 プランテは敢えて若い頃を想像しなくても
残っているわずかな録音だけで十分評価に足るところが凄い。
歌わせ方の巧みさはもちろん大胆さと繊細さを兼ね備えた
幅の広い表現力には驚くしかない。
電気録音で本当によかった。
>>325 ほんと電気録音でよかったよ。シューマンのロマンスや、特に
ショパンの「木枯らし」!
もし彼がアコースティックで録音したらどんなだろう?と
想像してみるのも面白いかもね。
えーと、プランテに二票と考えて宜しいでしょうか?
>>326 今出ているピアニストの中だけでも個性が強く
それぞれ優れたところがあって投票は困難です。
棄権ということで適当にお話に混ぜていただければ結構です。
ではゴドフスキに一票。 といってもショパンのソナタ2番に関する個人的感動だけが根拠ですが。
>>327 よくわかります。
私も、ここでの投票を、だれかがだれかより偉い、という順位付けではなく、
それぞれの価値を認めた上で、自分が傾倒する大ピアニストをあげている、
というものだと理解しています。
>>328 やっぱりゴドフスキーの名前が出ました。
ブゾーニ2票、パハマン1票、サンサーンス1票、フリードマン1票、モイセヴィッチ1票、
ゴドフスキー1票。
ラヴェルの自作自演のソナチネは好きです
331 :
名無しの笛の踊り :04/12/06 12:24:33 ID:WhaSaawM
>>331 集計のミス、スマソ。
ブゾーニ2票、プランテ2票(1票棄権)、サンサーンス1票、フリードマン1票、モイセヴィッチ1票、
ゴドフスキー1票。
かなり味のあるチョイスと思われます。さすが良スレ。
333 :
名無しの笛の踊り :04/12/07 07:28:52 ID:6+MI356z
パデレフスキもコルトーもナタリア・ヤノータ(G&T復刻自作自演のガボットが好き)もブゾーニもホフマンも好きな演奏家ですが、 私はクロイツァーに一票。 前にどこかで書いたかもしれないけど、技巧・叙情性・理論どれをとっても素晴らしい。 CDに復刻される前はよく東京文化会館までラフマニノフの協奏曲ライブLP聴きに行ってました。
>>333 あのラフ2はものすごい演奏。
私も同じ東京文化の資料室で聴いて、感動した記憶があります。
335 :
名無しの笛の踊り :04/12/08 00:08:25 ID:WKGqIW0k
>>333 > CDに復刻される前はよく東京文化会館までラフマニノフの協奏曲ライブLP聴きに行ってました。
へぇ、LPコンサートを東京文化会館でやってたんですね!
ああいうのはアングラでコソコソやるものだと思ってました。
料金はまさか5千円とか取ってたりするんでしょうか?
336 :
名無しの笛の踊り :04/12/08 01:34:16 ID:0wbweF4d
ロールピアノといえば、コンロンナンカロウだろう
337 :
名無しの笛の踊り :04/12/08 01:53:56 ID:N6dv76Ox
338 :
名無しの笛の踊り :04/12/08 03:23:09 ID:DEjrzbAL
中間集計 ブゾーニ2票、プランテ2票(1票棄権)、サンサーンス1票、フリードマン1票、モイセヴィッチ1票、 ゴドフスキー1票、クロイツァー1票。
339 :
名無しの笛の踊り :04/12/08 09:44:29 ID:Z+OFgEGY
やはりパハマンかと
340 :
名無しの笛の踊り :04/12/08 11:20:19 ID:DEjrzbAL
>>338 おい、パハマンが抜けているぞ。パハマン2票。ブゾーニと並んだね。
341 :
名無しの笛の踊り :04/12/10 08:39:53 ID:rJ4KsZbo
まったり中間集計。ついでにあげます。 ブゾーニ2票 パハマン2票 プランテ2票(1票棄権) サンサーンス1票 フリードマン1票 モイセヴィッチ1票 ゴドフスキー1票 クロイツァー1票
>>315 SPスレなので、
古い(SP時代の)批評家話も関係があるかもしれないので書いておきます。
野村光一(のむこう)たんはパッハマンもロンドンで聴いているのです。
さらに、コルトー、ラフマニノフ、モイセヴィッチももちろん。
かれは長寿に恵まれて、ツィンメルマンもショパン・コンクールで聴いている。
そして、どういうわけか気に入らなかったのですね。
のむこうたんのお気に入りは、ディーナ・ヨッフェのほうでした。
のむこうたんは批評の先達として、当然、尊敬されてしかるべき人ですが、
レオ・シロタが全然わからなかったり、
ときどき、私にはまったく同意できない批評もしています。
のむこうたんの批評が持った権威は絶大だったので、
かれの好みにあわないと、日本では、ピアニストは相当苦労することになりました。
>>343 かなり最近まで、のむこうたんは大権威だったんですよ。
ただ、そこにもあるように、レコード評論家ではありませんでした。
一方、あらえびすたんはレコード専門なので、
それに当時の代表的作家として忙しくもあったので、
現実の音楽家に対しては、のむこうたんほどの猛威は振るわなかったのです。
ただ、のむこうたんの
レコード本は読んだことがないですね。
>>344 あらえびすは「日本の演奏家・作曲家については書かない」と
公言していましたが、実はかなりの興味をもって鑑賞していたし、
新響の定演も聴きに行っていました。日本の現代作曲にも関心を
もって、ある作曲家の作品をレコード化するために尽力したりも
しています。
一方、野村光一は東京日日の音楽批評やレコード雑誌の音盤評を
担当していましたが、戦前の楽壇の権威はむしろ牛山充や大田黒元雄
あたりにありました。ピアノでは増沢健美。
野村が権威といわれるようになったのは戦後のことではないでしょうか。
レコード評に関しては、後年、「戦前はボロ蓄音機で試聴して書いていた
ので的を得ていない」というようなことを述懐しています。
ちなみに「レコード音楽読本」は版が二つあり、よく見かける後者は
ところどころ削除部分が空白になっているという代物です。
>>345 レコード音楽についてのご教示、ありがとうございます。
勉強になりました。
あと反論するわけではないのですが、
戦前の権威として、大田黒氏、牛山氏、増沢氏に、
野村氏の地位は劣るものではない、ような気がします。
大田黒氏、牛山氏とも『東京朝日』に執筆しておられましたが、
当時の2大紙の一角を占める『日日』の野村氏の権威も相当なものだったと思います。
大田黒、牛山氏のお二人ともピアノに重点を置いた、というわけではないですし。
あと、増沢氏は信頼も声望もありましたが、
それだけに、公的な仕事を押しつけられて執筆が少なくなり、
意外に批評の数は多くない、という印象があります。
その点、のむこうたんはピアノに重点を置いた活発な執筆活動を行っていたので、
その意味でも、ピアノ関係の権威は絶大だった印象があります。
ただ、これは昭和6年頃からの印象なので、
それ以前の時期については、お話の通りと思います。
私の344での書き方が説明不足だったかもしれません。
個人的には、大田黒氏の批評、大好きです。
347 :
345 :04/12/10 19:00:14 ID:4YlYGmDl
>>346 すみません、昭和初期を念頭に置いてしまいました。
そうですね、昭和10年前後からはのむこうタンの威光が
輝きますね。増沢はショパンの著書や公的な仕事で
ピアノといえば増沢という印象が強いもので。
のむこうの昭和5年のシロタ評を見ると、積極的に
褒めてはいないものの、「洋琴の名手」とそれなりに評価は
していました。「レコード音楽読本」にはレコード目録のように
多くのピアニストの名が並んでいますが、そこにはシロタは
入っていません。その辺の評価の変遷にちょっと興味を持ちました♪
大田黒、牛山両氏の温かい筆致の批評、私も好きです。特に
大田黒は「影絵」などの随筆も面白いです。ただ、ときに
二人とも酷似した評を書(ry
348 :
名無しの笛の踊り :04/12/11 16:10:41 ID:752aah96
>>343 「レコード音樂讀本」と「名曲に聽く」共に持っています。
数年前に偶然古本屋で見つけました。「名曲に聽く」は上下二巻本でした。
「名曲決定盤」もあり、読むのはもっぱらこちらです。
350 :
名無しの笛の踊り :04/12/13 10:25:04 ID:O47fABal
352 :
名無しの笛の踊り :04/12/14 00:04:54 ID:A7QLGibd
>>351 せっかく「レコード音樂讀本」を持ってらっしゃるなら、何か面白いネタ振って頂けませんか?
ベートーヴェンのソナタはどうせシュナーベルあたりがベストとされてるんでしょうけど。
>>352 了解。少々お待ちください。
ベートーヴェンのソナタ以外に何かリクエストはありますか?
「レコード音樂讀本」より野村ひと言評を拾ってみました。 上の二つはベートーヴェンのソナタについてシュナーベルと ケンプの比較。 「シュナーベルは全くベートーヴェン解釈家として天下無比の大家である。」 「ケンプの演奏は、約言すれば、浪漫的である。それに較ぶれば、シュナーベルのは即物性的(ザッハリッヒ)である。」 「私はラモンドの演奏が大嫌ひである。」 「私は、彼を偉大なるベートーヴェンやショパン弾きだとは毫も考へぬ」(ローゼンタール) 「私は彼がショパン演奏家として適任者で無いことを今でも確信する」(フリードマン) 「まるで数字を計算しているみたいだ。」(エトウィン・フィッシャー) 「兎に角落着きは無いが派手である。」(ブライロフスキー) 「此の人は、一言で云ってしまえば、乱暴な洋琴家である。」(マーク・ハンブルク) 「一言で云うと、ティボーの弾くヴァイオリンの音をピアノで現したようなものだ。」(ド・パハマン)
「結局、わたくしは、理論上ラフマニノフを非難して置きながら、彼の超人の如く強き個性に圧迫され、魅惑されて、彼を誉めたことになってしまった。矢張り、ラフマニノフは偉大な存在である」 「結局、ルービンシュタインと云う洋琴家は、極く表面的な、そして何処か近代風のやにっこい感覚を所有した派手な技術家である。」 「結局、パデレフスキーは感情主義者なのである。」 「忌憚なく申せば、私は彼の繊細な完全な技術に感服する。併し、彼のショパンやシューマンは好かない」(ゴドフスキー) 「恐らく、私が今迄に聴いている各種類のレコードの中で、彼の物程漏れ無く又味って傾聴したものは外には無い。その位、私は洋琴家としての彼が好きなのである。」(コルトー) 「彼の前奏曲の弾き振りは総体にコルトーよりリズミックに弾き過ぎ、そして左手を可成り明瞭に出し過ぎている。叙情的なまた繊細味に欠けているので、問題なく、コルトーに追随することが出来ない。」(ロベール・ロルタ)
356 :
352 :04/12/14 20:44:31 ID:3e9yLES0
>>353-355 おお、ご丁寧にありがとうございます!!
>「シュナーベルは全くベートーヴェン解釈家として天下無比の大家である。」
やっぱり、シュナーベルなんですね。あんまり好きな演奏じゃないんですが、野村先生も絶賛されていることだし、聴き直してみます。
>「恐らく、私が今迄に聴いている各種類のレコードの中で、彼の物程漏れ無く又味って傾聴したものは外には無い。その位、私は洋琴家としての彼が好きなのである。」(コルトー)
これを見て思ったのですが、ひょっとして野村先生はあまり技術のないピアニストがお好きだったのでしょうか?
いわゆるテクニシャンを「大嫌ひ」だの「好かない」だのコキ下ろしまくってますよね。
となると、ホロヴィッツやホフマンなんかダメダメの見本として紹介されているのでしょうか?
ということで、ホロとホフマンの野村評をリクエストいたします。よろしくお願いします。m(_ _)m
>>356 ホロヴィッツについては、絶賛していますね。
「彼が独奏をしているレコードの中で(中略)何でもよいから一枚聴かれるが宜しからう。
恐らく、その余りの素晴らしさに諸氏はきっと胆を潰されることだろうと想ふのである。」
ホフマンについては言及していません。
358 :
352 :04/12/15 01:16:13 ID:ANAHM3yB
>>357 レス感謝!
ホロヴィッツを絶賛してるとは意外でした。やっぱり別格扱いなんでしょうかね?
ホフマンについての記述がないのもチョト驚き。当時は「ラフマニノフかホフマンか」みたいな扱いだったはずなのに。
ところで、私とTK ◆f0en0t845kさんしかいないんでしょうか、このスレ。野村光一フリーク(いるのか?)にはまたとないチャンスなのに。
>>341 に私はホロヴィッツ1票を追加しておきます。
>>358 ハイ(・ω・)∩
345=354・355れす
360 :
1 :04/12/15 01:55:37 ID:2c7ZBuiP
>>360 俺もいるよ(346)。
TK氏が紹介してくれた文章を読んで、のむこう節全開に唖然として沈黙してしまっただけで。
最強投票からみると、このスレ住人の数は10名くらいみたいだ。
ほかにROMっているひともいるだろうし。
362 :
352 :04/12/15 02:45:43 ID:ANAHM3yB
>>361 正確を期すためにホロヴィッツについての前掲文を省略なしに再掲しておきます。
「今は全部廃盤になつてしまつたが、彼が獨奏をしてゐるレコードの中で、リストの
「忘れられたワルツ」でもリスト・ブゾーニの「パガニーニ練習曲」變ホ長調でも
何でも宜いから一枚聴く聽かれるが宜しからう。恐らく、その餘りの素リしさに
諸氏はきつと膽を潰されることだらうと想ふのである。」
>>363 訂正
誤:何でも宜いから一枚聴く聽かれるが宜しからう。
正:何でも宜いから一枚聽かれるが宜しからう。
>>358 おるよ
野村両名とも薄気味悪いほどコルトー絶賛だよね
ラフマニノフの葬送行進曲と謝肉祭は物議を醸したようで
ブゾーニやレヴィン、モイセイヴィチなんかの批評はありました?
>>365 ブゾーニについては言及されていません。
レヴィンはレヴィーヌと書かれています。
「此の人の腕前は素リしいものでヴィルトゥオーゾとして第一流である。」
「ピアノが上から下迄わんわん鳴ってゐる。恐らく、斯ふ云ふ曲藝式な物が
一番得意で、ベートーヴェン、ショパンを彈く質の人ではあるまい。」
モイセイヴィッチは
「華々しい覇氣のある彈き振りで、タッチが明確で樂曲がきちんと纏められて演じられる。」
とありました。
>>366 ブゾーニについて言及がないとは!
つーか、ただ単にブゾーニのSPが高くて持ってなかっただけだったりして。w
あらえびす「名曲決定盤」によるとブゾーニのSPは異常に高かったらしい。
超ベストセラー作家だったあらえびすには買えたが、貧乏評論家の光一先生にはとてもじゃないが手が出なかったはず。
あらえびすにブゾーニを借りに行ったら断られたとか、そんなエピソードがあったら面白い。
ギオマール・ノヴァエスの弾く「オルフェオのメロディー」。 ただただ感涙。
369 :
名無しの笛の踊り :04/12/17 00:59:08 ID:oESKIWf3
>>368 ノヴァエスってVoxBoxのショパン録音聴くとスゲーイマイチなんだけど、SP時代は良いんですか?
>>369 SP末期のビクター録音は意外や迫力に富んだ演奏多し。
ブラジル国歌の変奏曲はものすごい熱演で驚きます。
アコースティック録音なのに。
371 :
名無しの笛の踊り :04/12/17 02:11:16 ID:oESKIWf3
>>370 おお、即レス感謝!
なるほど、SP時代は凄かったみたいですね。今度買ってみます。
372 :
370 :04/12/17 03:14:47 ID:8rFHxLz0
米ビクターの1925年カタログに以下のノヴァエスが出ています。 Gottschalk: Brazilian National Hymn-Grand Fantasie Alexandre Levy: Brazilian Tango I.Philipp: Feux-Follets Gluck-Brahms: Gavotte Moszkowski: Guitarre Op.45,No.2 Chopin: Mazurka in D Major Op.33, No.2 Paderewski: Nocturne Mendelssohn: Spring Song Beethoven: Turkish March 変奏曲でなくて幻想曲でしたスマソ。 小品ばかりなので12吋両面にかけて弾きまくるノヴァエスが なおさら印象に残ったのかも。ショパンのマズルカもなかなか だった記憶があります。
374 :
名無しの笛の踊り :04/12/17 14:40:43 ID:QgyYt7FB
375 :
名無しの笛の踊り :04/12/17 22:38:17 ID:V879SQ+i
SPレコードを電気再生で聴いている人いますか。
コスモテクノなんかの78回転対応プレーヤーとアンプとスピーカーで普通に聞くとどんな感じですか。 録音特性(とでもいうのかしら)が違っていてやっぱり違和感を感じますか?
>>377 多くは低音が強く高音が弱く再生されるので
トーンコントロールで補正する。
厳密な補正ではないのでおおらかな気持ちで聴くことが必要だね。
蓄音機のほうがパンチが効いているとは思うが
漏れは電気再生派。
381 :
トーシロ :04/12/19 13:11:18 ID:E++Yf8kJ
>>381 ご想像にお任せします。
そんなに高くなかったです。
蓄音機のパンチのある音を聞くと、電気再生は 生ぬるく感じてしまう。でも盤が減る。非常にジレンマ。 電気再生の時かなり高域をあげてやる。低域はおまけとして考えて ます、そうすると電気再生の物理的特性のよさが生かされた上に ある程度パンチのある音になる(気がする)。 カートの針径によっても結構音が変わる。太めの方が高域が 出るような気がする。
蓄音機のパンチのある音を聞くと、電気再生は 生ぬるく感じてしまう。でも盤が減る。非常にジレンマ。 電気再生の時かなり高域をあげてやる。低域はおまけとして考えて ます、そうすると電気再生の物理的特性のよさが生かされた上に ある程度パンチのある音になる(気がする)。 カートの針径によっても結構音が変わる。太めの方が高域が 出るような気がする。
385 :
377 :04/12/19 22:55:22 ID:OhpghL9B
参考になりますです。 トーンコントロールというのはイコライザーを用意してそれで調節するのが適当ですかね。
>>384 盤は純正な質のよい鉄針、またはソーン針で聴けば
いうほど減らないですよ。要は聴いたあと盤を綺麗に
別珍の布で清めるとかのメンテ次第です。そんな細かな
手間だけでもずいぶん盤は長持ちしますよ。
というわけで、私は蓄音器派です。でも、機会があれば
電気再生を試みたいというのも事実。両方を味わいたいです。
>>385 グライコがあれば通常のトーン・コントロールよりは
きめ細かな調整ができるでしょうね。
あえて買う程のものではないと思うけど。
周知の通りSPの録音イコライザー・カーブは各社まちまちで
自分の盤がどれに該当するのかよくわからん部分もあるわけで
おおむね低域レベルを下げて高域レベルを上げれば
そこそこの再生はできるから、
まずアンプ付属のトーンコンでやってみれ。
追加情報。 PCに取り込む環境であれば必ずしも78rpmプレーヤーは無くても 33とか45rpmで録音して、Audacityというソフトで78rpmに変換すればいい。
>>388 へぇ〜へぇ〜
便利な時代になったものですね。
390 :
名無しの笛の踊り :04/12/20 11:20:10 ID:zOZUr4gS
>>388 PCに取り込んで聴きたいSPヲタがいるのだろうか…?
高い器械を使って四苦八苦しながら聴くのが醍醐味なんでしょ?
>>390 ごめんなさい。PCに取り込んで聴きたいSPヲタです・・・・
そういえば、最新録音でも蓄音機で鳴らせる装置があったっけ
393 :
名無しの笛の踊り :04/12/20 21:25:16 ID:yBGNSELS
盛りあがって参りました
もっとピアニストのこと話そうぜ
395 :
名無しの笛の踊り :04/12/23 00:13:48 ID:EGqEtcBx
ヤフオクで買った蓄音機(米製の卓上機)ですが、ストロボスコープで見ると 回転ムラがあります。ピアノの音のゆれなど、気にし始めると気になって気になって仕方ない のですが、みなさんの蓄音機ではどうですか。 ある程度は妥協しないといけないのかナ。。。
396 :
名無しの笛の踊り :04/12/23 00:35:28 ID:URWITGI0
本題から逸れすぎで、つまらなくなってきた
397 :
名無しの笛の踊り :04/12/23 01:49:41 ID:4UWd/Xbt
>>394 >>396 もっと自分から積極的にネタを振るように心掛けて下さい。受け身の姿勢からは何も生まれませんよ。
装置の話ばっかりですが、ソフトはどういう場所で購入されるんですか? やっぱり海外通販?
私は以前は専門店と、個人輸入している方から頒けて もらっていましたが、最近ではオクかな。 オークションはじめると専門店には行けませんね。 個人輸入して安く売っていた人もおおかたオークション 出品するようになって、安価には買えなくなりました・・・。 国内盤でもフリードマンの「月光」のテイク違いを 入手したりできるのでなかなかあなどれずです。
399 :
名無しの笛の踊り :04/12/27 03:21:33 ID:JvOo29kE
>>398 オークションというからヤフオクにも出てるかと思ってサーチしてみると、全然出てないですね。
まあ、ヤフオクはタチの悪い出品者がウジャウジャいるので、あまり高価なものは買いたくありませんが。
>>399 良いものが出るのはほんの時々ですね。以前は
思いもよらない珍盤が出たりしていましたが、
最近はさっぱりです。
出品者の質は入札者の眼力も問われるので何とも
いえません。コレクションを放出するコレクターは
おおむね適価で対応も丁寧です。
401 :
名無しの笛の踊り :04/12/27 22:06:13 ID:+NU/PoPG
いっときビクター等の国内盤の組物をモリモリ落札していましたけど、ありふれているやつだから 安いのかしら。
ヤフオクは高杉でしょ。ebayのほうがレアが多いし安い。 海外なのに輸送料もたいして違わないし。
ebayもけっこう競るようになったのでは? もっともヤフオクでも高いやつは高い。なんでコレが!? という価格で出すのもコレクター というかebayで買ったやつヤフで出すのやめれ(ボソリ
404 :
名無しの笛の踊り :04/12/30 09:15:28 ID:Z2MF+bfM
age
405 :
名無しの笛の踊り :05/01/01 17:46:28 ID:MlxSqtQ0
ラザール・レヴィのモーツアルトK330と331のLPが 神保町のイディアに出ていた。90万円ですと・・・。
406 :
名無しの笛の踊り :05/01/01 18:12:23 ID:WJSvU+AD
>>405 それほどの価値のある演奏なのですか? 単に稀少価値だけ?
407 :
名無しの笛の踊り :05/01/01 18:47:22 ID:91HIe3pY
レオ・シロタの伝記を買いました。大変有り難い本です。
変なとこといえば、洋書の逸話を引用した日本コロムビアのエピソードで
似たような話しがクルト・リースの「レコードの文化史」にもあったような。
あれは日本ポリドールで、ユダヤ人提琴演奏家リストが送りつけられて
社員が、こいつらを使えとうことか!と勘違いするという...
>>395 ゼンマイがしっかりしてるのなら、速度調整するガバナーの小さな円板に
接する部品の不具合(油切れかフェルトが磨耗しすぎてるとか)
によって回転速度が安定しなかったりします。
全体としては回転数が安定してるのに、1回転するなかで速いとこと遅いとこがあるような
ムラの場合は、長年の使用によって軸が少しずれてるのかもしれません。
>407 レスどもです。1回転する間に一瞬ずつストロボが動く状態です。 ですが、道が開けつつあります。ターンテーブルに5枚ほどSPを乗せて(1.5kg)その上で SPを再生したら、回転良好でした。つまりは慣性モーメント増強です。 この重さでもゼンマイは耐えられそうなので、ターンテーブルの裏側になにかオモリを探してきて つけてみようと思っています。我ながらナイスアイデア!!
409 :
名無しの笛の踊り :05/01/02 09:32:40 ID:o563laB5
>>406 単なる稀少価値のみでしょう。
5万円でも売れるかどうか・・・・。
興味ある盤ではありますが。
410 :
名無しの笛の踊り :05/01/04 22:40:13 ID:JLRqDKU0
411 :
名無しの笛の踊り :05/01/08 00:20:54 ID:wnnuVG/o
保守age
412 :
名無しの笛の踊り :05/01/10 17:28:47 ID:PXNcKFxB
age
413 :
名無しの笛の踊り :05/01/16 04:54:12 ID:zzuEkjgE
age
414 :
名無しの笛の踊り :05/01/20 19:13:35 ID:WKerdD0M
age
415 :
名無しの笛の踊り :05/01/25 01:04:15 ID:zdEgwE9F
あげ
Rosina Lhevinne夫人のショパン:ピアノ協奏曲第1番が発売されましたね
417 :
名無しの笛の踊り :05/01/30 10:05:29 ID:T+vFUMFj
418 :
名無しの笛の踊り :05/01/30 12:26:07 ID:PxUww8a6
>>417 ほんとだ。
どんな内容になるんだろうね。
419 :
名無しの笛の踊り :05/01/30 12:30:10 ID:34zKVdpS
>>418 勝手な推測で根拠はあまりないんだけど(ただ1枚ものだということだけ)・・・
恐らく、TOCE-9407(GRシリーズ)の単なるパッケージ変更なのではないかと思う。
arbiter盤がアレなので出たら買うだろなー
arbiterは愛聴盤です....orz
422 :
名無しの笛の踊り :05/01/31 01:38:44 ID:O7f7Hd1h
ノイズと言うより轟音のSP復刻よりマイクから拾った音源の方が聴きやすいとはこれいかに
423 :
名無しの笛の踊り :05/02/07 22:31:51 ID:8pKgxp1L
>>422 針から直接でない分大雑把で
細かい針音をある程度消すからでは?
424 :
名無しの笛の踊り :05/02/11 09:56:56 ID:0Q6eh7Z1
425 :
名無しの笛の踊り :05/02/11 10:59:21 ID:wMGFwWVa
>>424 情報感謝。
アラン・エヴァンスという人は、
どうして、こんなにいろいろと、おもしろいピアニストを見つけてくるんだろう。
アメリカでレオ・シロタの再評価に乗り出したのもアランだった。
ティーゲルマンの発掘もアラン。
こういったピアニストの録音ばかり扱うCD会社が成りたつんだから、
アメリカも不思議なところですよね。
426 :
名無しの笛の踊り :05/02/11 15:14:38 ID:AHvL513O
>>416 20世紀名ピアニストシリーズに入っていたヤツと同じなの?違うの?
>>426 バーネット指揮の1番だから同じ
モーツァルト21番の変わりに
シューマン序曲,スケルツォとフィナーレop.52が同時収録
428 :
名無しの笛の踊り :05/02/13 01:33:31 ID:0xHmVJpu
431 :
名無しの笛の踊り :05/02/17 00:17:09 ID:5PdNA+/J
あげ
>>430 >>429 のスレに書くべきかもしれないが
ゴドフスキーの息子はヴァイオリニストで且つ
カラーフィルムの開発者だったのです。名前が
父親と同じLeopoldなので昔はしばしば混同されて
いました。
434 :
名無しの笛の踊り :05/02/18 11:42:26 ID:Aab2dBAP
>>430 おお、スゲーサイトの紹介どうもです!! 早速DLしました。画質はイマイチですけど、「こうもり」変奏曲が聴けたり素晴らしいですね。ありがとうございました。
>>433 三世はピアニストでしたっけ。
ラプソディインブルーの録音があった気が。
そういえばラフマニノフは父親の即興演奏からヒントを得て それからゴドフスキの書法で作曲した「V.R.のポルカ」をゴドフスキに献呈したらしいね ラフマニノフ流とゴドフスキ流の融合でひたすら難易度が高いわりに軽やかってのも特徴が良く出てる 友人の中でもホフマンとゴドフスキは特に仲が良かったとか
437 :
名無しの笛の踊り :05/02/20 19:24:40 ID:UC9MCcA6
age
438 :
名無しの笛の踊り :05/02/20 23:30:22 ID:l4YDcFc9
439 :
名無しの笛の踊り :05/02/24 18:11:10 ID:1ODcWvn7
>>438 ヒストリカル系を多く採り上げていたので結構情報源として利用してました
CDはピアノの復刻はほとんどやってなかったような
そういえばゴドフスキの心理的ブレーキってヘンゼルトと似てたんかな ホフマンはゴドフスキ家からの帰路でチェーシンズにこう言ったらしいけど 「今夜聴いたものを忘れるな。あの音を覚えておきたまえ、あれはこの世に無いものだ。 ポルデク(レオポルドのポーランド風愛称)の真価を世間が知らないでいるのは悲しいことだ」
441 :
名無しの笛の踊り :05/02/26 16:09:54 ID:3LK7GCfh
>>440 ショーンバーグの本からの引用、わざわざありがとう。
春ごろにレオ・シロタの没後40周年記念CD発売。3枚組。
443 :
名無しの笛の踊り :05/03/02 19:47:02 ID:qQ7TwbP6
ポーランド出身のパデレフスキとホフマン&ゴドフスキの間に交流はあったんですか?
444 :
名無しの笛の踊り :05/03/06 03:57:49 ID:+TrISg5e
>442 内容はどんなですか?日本盤ですか?
ショパンスレでも質問したけど、こっちのほうが主旨にあってるので再質問 ゴドフスキとラフマニノフのショパン・ソナタ第2番と 独自の校訂があるらしいモイセイヴィッチの同ソナタ第3番の演奏ってどんなもんでしょうか?
446 :
名無しの笛の踊り :05/03/07 23:57:43 ID:TbMg8/ox
>>430 サンクス!
ボレットの落としますた。感動。
>>445 ラフマニノフはかなり激情的でアゴーギグの付け方がとにかく激しい。(特に第1楽章)
自作自演以上にラフマニノフの重厚な打鍵の圧倒的な迫力を堪能できるという点では貴重な演奏。
ゴドフスキは正直どう評価していいのか分らない演奏。凡庸というか、安全運転しすぎというか・・・
ただ、物凄く緻密な音色のコントロールを行っているのは理解できます。そのへんラフマニノフは結構アバウトです。
でも、フィリップスの復刻は酷い!あれじゃ良くわからん
>>433 調べてみたら結構有名みたいね。
そういえば電子工学と物理学の基礎を作ったレオン・テルミン博士も
たしか音楽院まで行ったチェリストだったなぁ。
450 :
名無しの笛の踊り :05/03/09 03:23:25 ID:hGbRLCjl
ラフマニノフのショパンソナタ2番て全集買わないと聴けないよね?
452 :
445 :05/03/09 14:24:28 ID:LZLERiAb
>>448 サンクス!
ラフマニノフのフォルテ〜って凄いよね・・・・
なんであんな音割れも濁りもない音が出せるのか
ゴドフスキはマーストン辺りで復刻されそうなので探して見るわ
>>450 調べてみたらRCAのRachmaninoff plays Chopinと
PHILIPS Great Pianistsのどちらも2枚組にも収録されてるっぽい
マーストンのゴドフスキ全集はvol.2が秋ごろに出るみたいですね。 (・∀・)ワクワク
454 :
名無しの笛の踊り :05/03/11 01:42:25 ID:AmazvA3J
マーストンのブックレットのデザインをしているタカハシタケシさんが気になる
455 :
名無しの笛の踊り :05/03/11 02:11:27 ID:KV/6sXIn
豚切すまんけど今頃フィリップスの偉大なピアニストを幾つか入手したんで感想 ゴドフスキ&ラフマニノフの謝肉祭だとか ホフマンの魔の炎の音楽 モイセイヴィッチのショパンと真夏の夜の夢は 凄いとかいうレベルを超えていた 時代は古いけどダイナミックレンジは無限なのか? 特に魔の炎の音楽と真夏の夜の夢の弱音はマジで宝石を散りばめたみたいだ・・・
>特に魔の炎の音楽と真夏の夜の夢 完璧!って感じですよね。
457 :
442 :05/03/11 11:33:02 ID:xZ4d91Pn
>444 遅レススマソ。 グリーンドアから出る。内容は東京ライヴと 1940年代録音と未復刻を含むディスクからの復刻。 日本コロムビアでの録音はほぼ全て含まれ、欠けた 分も別の近い機会に出される予定。
>>456 こういうの聴くとやっぱり黄金時代だったんだなと思う
今回聴いた4人は全部の指が人差し指なのか?ってぐらいテクニックもあるし
音域にしても色彩感覚にしても流れるような流麗さで
遊び心っつーか貴族的な感じのするセンスもいいね
それぞれの印象だとゴドフスキは職人技、ラフマニノフは芸術家
モイセイヴィッチはサロン的、ホフマンはエンターテナー
真夏の夜の夢のラフマニノフ自演は切味鋭いエキセントリックさで
モイセイヴィッチのは幻想を繰り広げる妖精の踊りそのものって感じだ
459 :
444 :05/03/15 00:50:16 ID:DjWXKuBJ
>457 レス、ありがとう。Arbiterから欠けたモノが出る感じですね。
グリーンドアは、とりあえずちゃんと音感持ってる人をエンジニアに選んでください
461 :
442 :05/03/15 01:09:28 ID:gDkrEGHI
>444=459 Scarlatti, Beethoven, Schubertは曲目がかぶりますが それ以外のライブ録音曲目はarbiterと異なります。 (arbiterの一連のLisztはグリーンドアには収録されません。 その代わりHangarian Rhapsody No.6が入ります。) >460 orz グリーンドアの関係者ではないのでなんともいえません です・・・・
ローゼンタールの協奏曲とハンガリー狂詩曲2番 フリードハイムのハンガリー狂詩曲6番 ザウアーのラコッツィ行進曲 聴いた限りでは全部音程が狂っていますね。素人耳にもわかるくらいに ピッチが大幅にずれてるのが原盤に忠実に復刻した結果だとしても そんなこと演奏者が意図したわけではないしリスナーも望んでないということを理解して欲しいものです
463 :
名無しの笛の踊り :05/03/15 19:31:32 ID:rOfrw+nU
78rpm.netさんは最近どうしちゃってるんだろ。 HPも更新されてないし。
>462 昔はレコード聞くのにそのレコードが78回転なんか80回転なんかはたまた82回転なんかあまり気に留めずに聞いていた。それでもローゼンタールはローゼンタールのタッチをみんな感じたしザウアーもしかり。 演奏家の個性はちゃんと伝わってた。それを証明する文献もたくさんある。 前に話題に出てた野村ピカ一なんかもそうだ。めちゃくちゃな回転数で的確な批評を書いた。音感があってピッチをただすのも大事かもしれないが、それより前になにか大事なものがないか? ピッチとか音質ばかりが良くてくだらない演奏が多すぎやしないか? そりゃあピッチが合っているにこしたことはないが、おれにはちゃんとグリーンドアのCDでリストの弟子もプシホダもクナもそれらしく聞けたが。 (いちおうSPのフォーマットでも聞いているのでいろんな回転数で試してみた。) >そんなこと演奏者が意図したわけではないしリスナーも望んでないということを理解して欲しいものです それはとても不遜な言い方じゃないか? 何もしないよりはいいんじゃないか。君がCDでも出しているんなら別だが。
すまん。不遜は言い過ぎた、が、外国も復刻CDにもひどいのはある。 せっかく>442がシロタの新しいCDを紹介しているのにそれはないと思った 聴いてもないのにとやかくいいたくないと思ったのだ。
466 :
名無しの笛の踊り :05/03/19 09:23:52 ID:m/Qcmy4o
まあグリーンドアが骨董趣味の殿様商売なのは間違いない あの薄っぺらなライナーに連絡先もピッチに関する解説も何にも書いてないし
467 :
名無しの笛の踊り :05/03/19 10:15:12 ID:1wpSH4ap
>>464 さん
仰ること、ちょっと的外れではないかと思います。
回転数が違って、どうして正当な評価でできるのでしょうか?
例えば、人間の女声を録音したテープを遅い回転数で再生すれば、男のような声になります(まあ、これは極端なたとえで、正規の回転数よりもかなり遅くした場合ですが)。
音楽のピッチは重要なもので、そのために調性があるし、また微分音も存在します。
回転数がおかしい状態でピッチがずれた音楽を聴くということは、演奏家がレコードを聴く人に伝えたいものではないと思います。
回転数が違ってもよいなどと言うのは暴論だと思います。
まあ回転ムラの音ずれも♯や♭ならまだ我慢できるんだけどね、 あそこは1和音分ずらすというダイソーでもやらないファンタスティックな復刻を 2000円以上の素晴らしくリーズなブルな値段で提供してくれて 当然なされるべき商品・信条の説明も一切無し(ライナーだけではクレデンザ使ってること自体わからない) という現代では確かに考えられないサービス精神ゼロの時代の「空気」を再現してくれているw
469 :
名無しの笛の踊り :音盤暦128/04/01(金) 20:59:51 ID:jluI43CQ
age
470 :
名無しの笛の踊り :2005/04/05(火) 09:37:49 ID:bJnH5lfr
せっかく盛り上がってたのに、また過疎スレに。
471 :
名無しの笛の踊り :2005/04/05(火) 14:25:09 ID:0kqmHJmO
コルトーが聴きたいのだが廃盤が多いなぁ。
おまいらてーへんだぞ、ラザール・レヴィが弟子筋の演奏取り混ぜてTahraより 復刻されるもやう。 Tah 556/558 - Lazare-Levy and his pupils Clara Haskil, Solomon, Monique Haas CD 1 : Lazare-Levy plays works by Couperin, Mozart (Sonatas K 320 and 331), Beethoven, Chopin (4 Mazurkas), Chabrier and Debussy (1950-1955) CD 2: Lazare-Levy plays works by Schumann (Kreisleriana), Dukas et Chopin (Enregistrements 1931-1951 - Clara Haskil plays Mozart's Piano Concerto No. 9 (Kolner Rundfunk-Sinfonieorchester, Otto Ackermann, 1954) - Solomon plays works by Debussy, Couperin, Scarlatti, Deodat de Severac and Daquin (1946-1948) CD 3: Solomon plays Brahms' Concerto No. 1 (Berliner Philharmoniker, Eugen Jochum, 1954) - Monique Haas plays Bartok's Concerto No.3 (Sinfonieorchester des Bayerischen Rundfunks, Eugen Jochum, 1951)
473 :
名無しの笛の踊り :2005/04/06(水) 21:04:35 ID:Y7Q7rYqv
>>472 うわー、朗報提供ありがとうッ!
でも、sage書きなんてイジワルしないでー。
474 :
名無しの笛の踊り :2005/04/06(水) 22:56:44 ID:0qXPICaV
>>472 すごいね。
ディスク2のシューマンは恐らく、スイス・ロマンド保有のローザンヌ・ライヴだろうけど。
ほかのはどこのなんだろう?
ラザール・レヴィはポーランドのワルシャワでも放送録音、かなりの量残しているよ。
ただショパンがかなりあるのにはびっくり。
正規録音としてのショパンは日本の築地録音しかないはずだよ。
モニク・アースもすごくうれしい。
475 :
名無しの笛の踊り :2005/04/13(水) 00:35:13 ID:vvTnK5f6
下がりすぎ
476 :
名無しの笛の踊り :2005/04/20(水) 08:40:16 ID:Y5nv/Jyb
1週間レスがついていないので、age
477 :
名無しの笛の踊り :2005/04/27(水) 21:00:52 ID:5FgKznfd
1週間レスがついていないので、age
478 :
名無しの笛の踊り :2005/04/27(水) 22:04:02 ID:vTMPajUV
April 2005 The Complete Josef Hofmann, vol. 8 ってMarstonに書いあるけどもう売ってますか?
479 :
名無しの笛の踊り :2005/04/29(金) 22:13:39 ID:UwAQJQRC
グリーンドアのレオ・シロタの復刻を聴いた方いらっしゃいますか? 僕は聴いたけど、一部不満足なところがある。 3枚目のストラヴィンスキーのペトルーシュカはピッチが合ってないんです。 僕みたいな素人でもピッチがずれていることが分かるのに、どうして製作者はそれが分からないんだろう? せっかくのいい企画なんだから、耳のいいエンジニアを雇えばいいのに。 マーストンとかオーバートソーンみたいな人を。
480 :
名無しの笛の踊り :2005/05/05(木) 20:47:52 ID:UGrNF+rs
481 :
名無しの笛の踊り :2005/05/12(木) 06:57:15 ID:4sCKS8vE
一週間書きこみがないので、とりあえず保守。 レヴィ、楽しみだね。
(゚∀゚)レヴィ!!
483 :
名無しの笛の踊り :2005/05/20(金) 17:47:56 ID:JC7RAEtE
www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=865023&GOODS_SORT_CD=102 グリーンドアからパハマン集出た。『葬送』入り。
内容はこれといって目新しくはないですが、 パハマンは良い音質での復刻があまり無いので、 グリーンドアのCDも気になりますね。
485 :
名無しの笛の踊り :2005/05/20(金) 23:05:17 ID:CEn2VNAX
>>484 お久しぶりデス。サイトも久々に更新されてますね。
楽しく読ませていただきました。<ショパンの記事
緑扉は相変わらずレアそうで微妙なラインナップですな どうせならロルタの練習曲を復刻してくれると嬉しいのだが
>> 485
お久しぶりです。最近、仕事が落ち着いたのでまたコツコツやっております。
コラムも書きためたものがありますので、また覗きに来てやって下さい。
>>486 ロルタはDanteの復刻がノイズの取りすぎでダメだったので、
再復刻が望まれますね。残念ながら私の所には、丁度エチュードだけ良い状態の
レコードがないのですが、その他はピカ盤であるのでどこも再復刻しないようであれば
手を付けたいと思っております。
488 :
名無しの笛の踊り :2005/05/21(土) 11:27:21 ID:p4UZFaI5
グリーンドアのパハマン復刻状態はどうなんでしょうかね。 以前出てたグリーンドアのピアノの復刻はピッチが 正しくなくて評判悪かったみたいですが。
489 :
名無しの笛の踊り :2005/05/21(土) 19:43:42 ID:bpDvCu+G
>>487 78rpmさん復活してたのですか。ロルタはワルツ集も闊達な指捌きが素晴らしいので聴いてみたいです
Danteは復刻はいいかげんだけどロルタ、シロタ、ギュラー、ヴィニエス、ガンツ、イグムノフなど
手当たりしだいに復刻してくれた貴重なレーベルでしたね。パハマンはここが一番音質がまともですが
グリーンドアは最近ピアノに力を入れ始めたので期待したいですね。ピッチ調整を統一して
エリー・ロバート・シュミッツのドビュッシー前奏曲集なんか復刻してくれると絶対買うのですが
490 :
名無しの笛の踊り :2005/05/21(土) 21:14:59 ID:bpDvCu+G
>>490 詳細教えてもらっていいか?
サイト見たんだけど見つからないorz
492 :
名無しの笛の踊り :2005/05/22(日) 01:09:45 ID:ndHi/qYu
493 :
名無しの笛の踊り :2005/05/22(日) 01:25:29 ID:dXUUxBW8
すごい演奏だけど本人の演奏ではなかったのか
>>489 まだ、復刻はしていません。
音質、ピッチ、企画内容など、かなり迷っていて
ずっと復刻作業が遅れてしまっていたのですが、
ここに来てそろそろさすがに手を付けようと思っています。
ダンテの復刻は音質はイマイチでも内容が面白かったですね。
ただ、ロルタは原盤の音が良いだけに、ちょっと勿体ない気がしましたね。
シュミッツはエジソンの縦振動とVictorのラヴェル/ドビュッシーの12インチ
があるので、何かの機会に復刻したいですね。
495 :
名無しの笛の踊り :2005/05/29(日) 13:17:56 ID:aY+9dMF0
良スレ ミ・д・ミ ほっしゅ
496 :
名無しの笛の踊り :2005/06/03(金) 00:11:55 ID:l9q01nZz
Naxosのやつ買ったことないな・・・(´・ω・`)
498 :
名無しの笛の踊り :2005/06/04(土) 21:28:28 ID:7j97jpJB
ナクソスヒストリカルピアノの復刻の質自体はそんなに悪くないという評を どこかで読みましたね。ナクソスの復刻はいつも中庸ですから外れクジを 引く率は少ないんじゃないでしょうか。それに値段が安いことを考えれば…。 さてそのピアノロール盤ですが、面白いことは面白いんですが、吹き込み者の ペダリングや微妙なタッチまでは反映されない限界があることは予め弁えて おいた方がいいと思います。
NAXOSはラフマニノフの自作自演集が白眉だと思うがね。 他に復刻がなかったり入手難の演奏を復刻してくれるのはありがたい。 スラヴ系のフリードマン、モイセイヴィッチ、レヴィツキなんかは気合入っている。
保守
501 :
名無しの笛の踊り :2005/06/06(月) 02:28:57 ID:2AxeH5DO
このスレの人はNaxos買わないのね。オリジナルのSPを聴いてるから(゚听)イラネなんですか?
502 :
名無しの笛の踊り :2005/06/06(月) 02:40:45 ID:rWKrV6MY
NAXOSでフリードマン出てるの? PEARLと比べてどう? よければ買うよ
503 :
名無しの笛の踊り :2005/06/06(月) 12:44:18 ID:GVkwE335
504 :
名無しの笛の踊り :2005/06/06(月) 13:15:20 ID:4JuCQ0FD
>>503 おおサンクス
PEARLはノイズが凄いよ
506 :
名無しの笛の踊り :2005/06/07(火) 23:49:34 ID:0ZisnZ0P
>>504 NaxosのはPearlの全集の焼き直しなんでしょうか? 買ったら音質評よろしくお願いしますね。
グリーンドアのパハマン良かったですよ 少なくともOPALやArbiterよりはずいぶん良くなった感じです EMIのは聞いていませんので、比較は出来ませんが
509 :
名無しの笛の踊り :2005/06/12(日) 01:42:04 ID:xhA8LzyZ
ANDOROMEDAのコルトー/シューマン作品集(3CD)を買ってきた。 今ピアノコンチェルト聴き中。 さて復刻の音質について。 アナログ的な温もりと艶のあるいい音だと思った。 しかし、ノイズがここまできれいに減らされているのは驚異的。 かえって、楽音まで削られてないだろうか?という疑問すら湧いてくるが、 比較対象がないのでそのへんのことは私にはわからない。 とりあえず、アナログな感じが良く出ている上にノイズが無く、 聴きやすい復刻であるとはいえるだろう。 比較対象として、コルトーのショパン、ピアノ協奏曲第2番のカップリング されているNAXOS盤を今度買ってきて聴いてみたい。 このANDOROMEDAのコルトー3枚組聴いた人、他にもいますか? 何か感想があったら是非うpしてください♪
510 :
名無しの笛の踊り :2005/06/12(日) 01:54:44 ID:VgKAMzBI
コルトーのシューマン、ビダルフの奴を2枚買ったところで、ANDOROMEDAの3枚組が出てしまった。 値段も安いので、ダブりを承知でこの3枚組を買うべきか思案中。
>>510 悩むより買うが易し。少年老い易く楽聴き難しと言うではないか。
思案している間にさっさと買って聴いて比較インプレうpするのだ!
・・・って、実は当方も全く同じ状況w
ちなみにビダルフはVol.1と3を持っている。
アンドロメダに関してはまえエーリヒ・クライバーの運命で ものっすごい高いピッチでリマスタリングしてくれていて、 ちょっと悪いイメージがあったのですが。。。 コルトーはいいのですか。うーん、迷いますね。 むかしDANTEで出ていた奴もそうとう良かったけど、 あれと比べてどうとかありますか?
513 :
名無しの笛の踊り :2005/06/12(日) 11:47:28 ID:B9BaYX8n
514 :
名無しの笛の踊り :2005/06/15(水) 22:12:19 ID:DHQvpvyY
age
マルセル・シャンピって、カペー四重奏団と共演してるので てっきりコルトーぐらいの年代の人かと思ってたら、意外と 新しい人だった。('A`)
516 :
名無しの笛の踊り :2005/06/25(土) 01:33:12 ID:+sqT4BAD
517 :
78rpm.net :2005/06/25(土) 13:35:11 ID:Oo+6lf9A
Ciampiは演奏家としても透明感のある演奏を聴かせる良いピアニストです。 仏コロンビアの78rpmにショパンやリスト、ドビュッシーなどを入れています。 ショパンのポロネーゥを得意としていたようで、78rpm時代には26-2を、 LPになってからは全集を入れています。 個人的にはNocturneOp.48-1やScherzoOp.31の78rpmが良いと思います。
そういえばシャンピはパテの「パリのモーツァルト」にも ピアノソナタ弾いて参加していた筈。
519 :
516 :2005/06/27(月) 01:01:18 ID:HnNHO9YG
>>517 丁寧なレスどうもです。
ショパンのポロネーズ全曲というのは是非聴いてみたいですね!
いろいろとサーチしてみましたが、CD化はされてないですね。
没後20年以上経つのに、いつになったらCD化されるのやら…。
520 :
名無しの笛の踊り :2005/06/28(火) 23:42:12 ID:yluRf883
ところで、ターラのラザール・レヴィのCDの1枚目の11トラックの11秒目位のところ、音がおかしくないですか? 不良品なのかどうか気がかり。 みなさんのCDはどうですか?
521 :
名無しの笛の踊り :2005/07/05(火) 18:53:18 ID:Cdj+cP8t
話を割ってしまうがブゾーニ本人のシャコンヌがあるって本当? CDを探しても見つからないんだが、知ってる人教えて・・
Ferruccio Busoni(pf-roll)(Roll 6928, Publ.11/25)(w/Liszt, Chopin) MELODIYA M10 43479(LP) FONE 90 F 13 CD NIMBUS NI8801 という情報があるサイトがありましたよ
524 :
名無しの笛の踊り :2005/07/05(火) 22:31:09 ID:rA348zLd
ブゾーニは初期のロールを集めたCDがインターコードから出ていたけど、 結局手に入れそびれてしまった。
525 :
名無しの笛の踊り :2005/07/06(水) 18:38:41 ID:Vn/bJ/ro
CDではないがブラームス本人の肉声の録音を聴いたことがある。 ブラームスがI am Dr Brams って言ってる録音なんだけど。
>>525 ハンガリアン舞曲の1番を弾く前にしゃべってる。
527 :
名無しの笛の踊り :2005/07/06(水) 21:17:50 ID:cZHaD2GS
それはブラームス本人の声ではなく、録音技師(?)によるアナウンスメントだという話だ。
528 :
名無しの笛の踊り :2005/07/06(水) 23:31:10 ID:PnzeV6Nm
529 :
名無しの笛の踊り :2005/07/07(木) 02:40:06 ID:C94EYbmv
以前蝋管を再現するドキュメンタリーが有りましたね。 結局最後は自動ピアノで再現させていましたけど
530 :
名無しの笛の踊り :2005/07/07(木) 05:19:35 ID:vrdai5IN
ブゾーニのバラ1があるの?ロールだと思うけど、コーダとかどんな感じだった?
531 :
名無しの笛の踊り :2005/07/07(木) 08:19:38 ID:ieImZpo1
532 :
age :2005/07/07(木) 12:22:02 ID:tfXpA/xc
533 :
名無しの笛の踊り :2005/07/07(木) 12:49:30 ID:j7cSCs5J
534 :
名無しの笛の踊り :2005/07/07(木) 12:56:25 ID:j7cSCs5J
ブラームス本人の声ではなく録音機の技術者の声だった気がする。 ブラームス博士?
535 :
名無しの笛の踊り :2005/07/07(木) 13:26:24 ID:j7cSCs5J
何度も書き込んでしまうがやっぱり本人の声じゃないみたい。
プランテ聴きてぇ('A`)
サン=サーンス プランテ プーニョ いにしえのフランス系大御所もNAXOSで手掛けてくれないものか。
ああ、あとディエメも。
リストの演奏の凄さは伝説になっているが、現代の水準で聴けば案外大したことはなかったのかも知れないとも思う
540 :
名無しの笛の踊り :2005/07/15(金) 10:35:40 ID:DnF+HgCE
工芸品なんかでは当時の技術が現在では再現不可能なくらい高レベルのこともあるらしいので かならずしもそうともいえなかもしれない
542 :
78rpm.net :2005/07/16(土) 02:15:43 ID:d0cybpig
リストの弟子たちは最盛期に録音を残して欲しかったですね。 それでも、ザウアーやローゼンタールの様な演奏家は見当たらないと思います。
リストの弟子たち
ビューロー、ジロティ、ローゼンタール、フリードハイム、ザウァーなど、リストには 高弟がたくさんいた。リストは先生としては、
おおざっぱな方で「技術は家でさらっておいで」という教え方だった。気軽に誰でも、指導したので弟子の数は、何千人になるか
わからない程。
あるとき、リストの弟子とという偽の肩書きを持った人に、リストが出会い、その人が、嘘をついていたことをリストにあやまると、
リストは、「弾いて聴かせてください」と言った。あまり上手な演奏ではなかったが、リストは聴きおわると、「さあ、これであなたは、
リストの弟子だと胸をはって言っていいですよ。」と優しく励ましたという。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/7602/page8.html +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ええ人や
民音でピアノロールを再生して聴かせてくれると聞いたんですが リクエストとかは出来ないですよね・・・・・
545 :
名無しの笛の踊り :2005/07/24(日) 22:57:59 ID:NAy4Gtzb
hosyu age
546 :
名無しの笛の踊り :2005/07/31(日) 22:13:21 ID:3j+f3X0w
あげておきます。 一週間くらい書きこみないね。
547 :
名無しの笛の踊り :2005/07/31(日) 22:14:20 ID:3j+f3X0w
ちなみにゴドフスキー・スレができていますね。
548 :
名無しの笛の踊り :2005/08/08(月) 03:01:37 ID:NXwS5KCd
age
549 :
名無しの笛の踊り :2005/08/08(月) 11:47:22 ID:eMBsonoF
550 :
名無しの笛の踊り :
2005/08/12(金) 04:55:18 ID:oxCYoAy9 あ