今何してるのかな?
エイッ (>_<)/ オモイキッテ、アゲテミルノッ!!
4 :
_:03/08/06 18:17 ID:???
VPOのベー全ってボックスだと合唱幻想曲やカンタータが入ってないの
だが、バラで買おうとするとすでに1/4番が入手できないのだね。
悩ましい。
やっぱりロンドンのときのラヴェルの録音がすごい。
昨日の午後と今朝のFMでやった
マーラーの巨人のライブ。
新譜なのでしょうか?今少し調べたのですが
よく分かりません。
誰か教えてくれ〜〜
久々に感動した!
>>7 DGのベルリンフィル盤じゃないですかね? 80年代の終わりじゃないか
と思いますが・・・まだ入手可能だと思う。
9 :
名無しの笛の踊り:03/08/06 19:29 ID:NOoGiIuJ
至高の名盤であるアバドのブル4がすでに廃盤とはいったい何を考えているので
あろうか。
10 :
名無しの笛踊り:03/08/07 00:57 ID:2ZjwQOx5
ムソルグスキーの諸作とイタ・オペでは「シモン」それからロッシーニ(特に「ランスへの旅」!)。
ここらだけでも、十分後世に名が残りそうなものだが…。
11 :
名無しの笛踊り:03/08/07 10:04 ID:IsvnSYt6
ロッシーニに関しては、ちょうど素晴らしい歌い手が揃っていたことも、アバドには幸いしたのだが・・・。
テッラーニやアルヴァがいなければ、どうなっていたことか。
(ほんの10〜15年前なのに、現在の惨状たるや・・・)
ま、それでもアバドのロッシーニは面白い、確かに。
ハイドンも悪くない、というか、とてもいいんだが。
大変かも知れないけど、久々にプロコフィエフ、交響曲第5番とか録音お願いします。
BPOとのマーラー、新録の予定とか無いんですかね…
大地の歌、録音しないのかな。
16 :
名無しの笛踊り:03/08/09 00:11 ID:Jw1ueWWU
>ハイドン
いいね。
ヨーロッパ室内管との録音は、本当に素晴らしい。
ベトでは不満だった、版の解釈、時代考証的側面も、ここでは何ら綻びを感じさせない。
このやり方で、もっと古典派の演奏も聴いてみたいな。
ただ、このひとを最も評価すべきは、先のヨーロッパ室内管やマーラー・ユーゲント管を育て上げた
オケ・トレとしての手腕かもね。
17 :
名無しの笛の踊り:03/08/09 00:11 ID:SO0yqW0r
ハイドン、「月の世界」序曲、98、103あたりは、この指揮者(とオケ)の
いいところだけが出ている。絶妙の音、テンポ、気合。
>>11 >テッラーニやアルヴァがいなければ、どうなっていたことか。
>(ほんの10〜15年前なのに、現在の惨状たるや・・・)
そう?そうかなあ?現在って「惨状」なのかな?
少なくともメゾ〜アルトに関しては、バルチェッローナ、バルトリ、
ガナッシ、ミンガルドと声も技巧も優れた歌い手が揃ってると
思うけど(バルトリは声自体はきわだって美しくはないが)。
むしろベルガンサしかいなかった60〜70年代、ヴァレンティーニ
しかいなかった80年代(常にスタイルの問題を指摘されるフォン・
シュターデを加えても二人)にくらべると、今の方がロッシーニ
歌手は豊富なのでは?(テノールについてはともかく。)
今さらこんなカキコしてもなんですが、
長いことアバドを聞いていなかったんですが、
BPOとのエロイカを聞いて、感動して
マラ3&9買っちゃいました。
(ついでにBPOベト全も)
3は?だけど9はGoodでした。
やっぱりアバドいいですよね。
最近のマーラーはいいですね。
初期のシカゴ等でのマーラーがカミソリのような鋭い解釈でそれまでの
マーラーとは全く違った新鮮な解釈を作り上げたとすれば、最近のは
そういった特殊な視点ではなく、曲の神髄に分け入るような洞察を
感じる。
途中のベルリンとのライブ(1、2、5)は気合が抜けてて駄演だとおもいます。
わたしは、7番、特に2、3、4楽章が白眉かと思います。
むろん3、9番も名演ですね。
ベルリンとの4・6番の新録音に期待したい。
>>22 そんな録音予定があるんですね、ちょい期待。
24 :
名無しの笛の踊り:03/08/13 23:01 ID:OnU6mJi7
>>23 来年6月のBPO定期で6番振るそうです。恐らくDGが録音してくれるのではないかな、と
アバドは、イタリアの新聞に、「来年〈5月に〉マラの4・6番をベルリンフィルと
録音し、全集を完成したい」と言ったらしい。ところが、DGの公式サイトでの
回答は、曖昧なものだった。だから、録音されるかどうかは未確定と
考えたほうがよい。DGは、ルツェルン音楽祭でも「われわれは録音しない」
と断言している。
アマオケのヴァイオリンの人で江波戸(エバト)という名字の人がいた。
しかも、彼はアバドのファンだったのだが。
アバドが日本に帰化するのなら、日本名「江波戸蔵人」を提案します。
どーでもいーか。
27 :
山崎 渉:03/08/15 16:37 ID:???
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
アバドっていい演奏はメッチャいいけど
そうでないのもある、まあどの指揮者でもそうだが
言えることはアバドは音楽家としての素養が非常に高いことだ。
注)コピペ厳禁!
最近のベルリンフィルとのマーラーはかなりいいですな。
ヴァーグナーはどうなんだろう? 特に「パルジファル」ね。
ルツェルン音楽祭開催中hoshu
アバドのDVDのおすすめは?
>>17 アバド激安DVDショップなら逝くんだけどね・・・
ルツェルン音楽祭への出演は来年以降も続けるらしいんだけど、
アバド自身の談話では、DGが録音・録画するだろう、と言っている。
同じ祝祭オケでツアーもする予定とか(最初はロンドンに)。
梶本が自社サイトで詳細な報告をしているのは、日本に呼ぶことを
想定しての準備かな? すべて不透明な話なんだけど(録音に関しては
DGは否定的)。今年の演奏は、NHKが一部放送するらしい。
それはともかく、ドビュッシー(「海」)とバッハ(「ブランデンブルク」)は
録音をぜひ聴きたいね。
ブラ全値下げ汁。
て優香してください、お願いします。>DG
て優香〜
ベートーベンも旧盤の全集の方が高いし〜
失礼しました。
ハイドンは102番が最高ですな。響きはアーノンクールっぽいけど。
103番もいいよお。102番もいいけど、ちょっと凝りすぎ。
ヴォツェク最強
ハイドンのとどめは、奇跡じゃないかと思います。
オケが俊敏で反応の鮮かさが素晴しい
ハイドンは何枚か出てますが、ムラはあります。
103も神殿を見るような均衡が素晴しいですね。
そうゆう意味では、ウィーンフィルとのジュピターもある意味
本当の神殿を見るような構成感を感じさせます。
>>39 ジュピターはLSO(ロンドン交響楽団)とですか?
あれは好きなディスクです。40番もなかなかいい。
金曜のNHKFMで、今年のルツェルン音楽祭初日を
放送するらしいです。
41 :
名無しの笛踊り:03/08/26 22:31 ID:B4o1NRYF
>40
あのモーツァルトは、アバドご本人もいたくお気に入りです。
>>40 御意。勘違いです。
他の演奏に比べて建築的な構成感を感じる。
アバド全盛期の代表作かと。
シカゴやロンドンの時はよかったね〜
グルダとのモーツアルトPコンもいい。特に21番、25番がキレてるかと
>>42 グルダはあまり好きじゃないんだけど、ゼルキン、ピレスと比べると、
うまくいったモーツァルトかもしれませんね。
交響曲40・41番は、いまガレリアで持っているんだが、オリジナルズ
で元のジャケットで再発しないかな。あの写真がいちばんよく撮れてる。
>>43 ゼルキンは噛合ってませんね、確かに。
ピリスのほうも、いい線いってるんでしょうけど、おすすめまではいきませんね。
過去にガレリアで出てたものがオリジナルスシリーズで出たケースはあるんでしょうか?
音も聞きやすくなりそうなので、私も期待してますが、、、
>>44 ガレリア→オリジナルズというケースはなくもないですよ。
いま思いついたのは、アルゲリッチのバッハ。
音はどうでしょう? OIBPで逆に悪くなると言う人もいますし。
46 :
「へ」:03/08/26 23:54 ID:???
>>45 グラモフォンのOIBPは、玉石混交だと思います。
もちろん聴く人の好みや装置との相性もあるでしょうが・・・。
アバドのCDでいえば、グルダとのモーツァルトやポリーニとのブラームスの
ピアノ協奏曲は好きじゃない。
音が前に迫ってくる反面、奥行きや潤いが犠牲になっているように
私には感じられます。
でも、シカゴ響とのマーラーの復活は、OIBPの方がいいですね。
>>46 結構良かったのが、ベームのモーツアルト交響曲、ベートーベン
カラヤンの英雄の生涯等
アバドのジュピターやPコンは原盤が厚みのない音だったんで
ちょっと期待してたんですが、、、
オリジナルスじゃないヤツもOIBPだったんでしたっけ?
(素朴な質問)
entreeという廉価盤で出たシカゴの幻想交響曲とカップリングされている
BPOとのローマの謝肉祭は実は初出ですよね?
49 :
「へ」:03/08/27 00:11 ID:???
>>47 確かにLSOとのモーツァルトの後期シンフォニーは、
OIBPだと音に厚みが出そうですね。
それから、OIBPによるCDはオリジナルス以外にも結構あります。
ガレリアシリーズの中にもありますよ。
(例:ギレリスのベートーヴェンの後期ソナタ)
LSOとのモーツァルト40・41ですが、ガレリア盤には'Digitally
Remastered'としか書いてありませんね。あまり小細工をせずに
そのままCD化したんじゃないでしょうか。そのほうがいい場合も
ある、と。最初に聴いたのは初出のLP(ドイツプレス)だったんですが、
とても温かみがある、密度の濃い音で、すばらしかったんですよ。
まあ、CDであの手の音が出るとは期待してませんが・・・
51 :
47:03/08/27 00:18 ID:???
>>50 私もドイツプレスのLPが最初でした。
素晴しい音でしたね。
結構聞いたのと、ジュピター等のようにクライマックスが最内周で、
聞き込むうちに肝心のところが今一つプチプチいうようになっちゃいました。
あけたてのLPをもう一度聞きたいですね。
いまとなっては、いいリマスターが出ることを願うばかりですね。
※そろそろsageますね。
>>51 考えてみると、DGの録音の黄金期だったかもしれませんね。
デジタル化直前で、本当に安定した円熟した音だったと思います。
ドイツ盤は盤質もよく、針を落とすのが楽しみでした。
アバドのモーツァルトは、ロンドンのセント・ジョンズ・スミス・スクエア
という小ぶりなよく響く録音会場で79-80年に録られたもののようです。
ぎっしり詰まった感じのあの録音は、もっと大きな録音会場だったら
違ったふうにきこえたかもしれません。
53 :
47:03/08/27 05:52 ID:???
>>52 まさに黄金期でしたね。
羽のジャケットのマーラーなども一枚一枚楽しみました。
考えてみるとあの頃のアナログ録音は音楽を聴くには一番いい状態で
レコードとして完成していた時期だったわけですね。
あとで、LP掘出して見てみます。
アバドはいいんだけど、アバディアンはなあ・・・あまりにイタすぎる。
55 :
名無しの笛の踊り:03/09/02 00:22 ID:d8qu1W70
保守
hosyu
57 :
◆EVD44leytU :03/09/07 23:05 ID:kVnYV/YD
メンデルスゾーン全集の初出ボックスは録音データがどこにも書いてない。
正規初出盤でこんなことは信じがたい。序曲集の方はスタジオ名まで
細かく記載があるのに。
あのルツェルンの放映は、宣伝目的もあっただろうが、逆効果。
アバドの能無しをみんなで証明したかのような番組作り。
今時アバド=ロンドン響のペルゴレージを評価する人は少数派ですか?
60 :
名無しの笛の踊り:03/09/12 12:56 ID:LrGK1mwc
>>59 皆無でしょう。そもそもモダン演奏の出る幕じゃない。
61 :
◆EVD44leytU :03/09/12 13:01 ID:tRPNJURc
俺はアバド=ロンドンがビバルディ「四季」のデフォルトだが。
久しぶりにアバド=ロンドン響の「ペトルーシュカ」を聴いている。
おとなしめの、繊細な演奏といっていいのかな。もう少し迫力がほしい気もするが。
63 :
名無しの笛の踊り:03/09/13 23:14 ID:kZZaADbv
上に重複を承知で書くのですが、ECOとのハイドン。
凄くイイです。私は一昨日、高田馬場で入手したのですが、
「月」「98」「軍隊」。所々の音色がアーノンクール的で
あっても、突き抜けたくなるほどイイです。
その盤よりも、「奇跡」や「太鼓連打」の盤のほうがはるかに上ですよ。
その盤はアバドのハイドンのなかではいまいちのもの。
見つけたら聴いてみてね!
>>61 俺もアバド=ロンドンのビバルディ「四季」は好きな演奏だ。
たしかクレーメルとの唯一の共演なのでわ?
モツのPコンはやっぱピリスとの方がいいっすか?
グルダWPOの聞いてて、なんか煮え切らない感じなんですけど・・・
67 :
名無しの笛の踊り:03/09/14 18:13 ID:sdFC1Jp4
>>66 指揮&オケだけをとったらゼルキンとの共演が一番ではないかと思われ。
このスレでも賞賛されてるLSO(一部COE)時代の録音だし、曲数も多い。
ちょっと今は全曲が揃いにくいが、廉価箱で再発されたら漏れも改めて買うつもり。
ピリスは14(VPO)、21(COE)、26(VPO)の3曲だけ持ってる。
いつものCOE、VPOという感じで、
悪くはないけど、特にずば抜けているという感じもしない。
グルダとの競演は、20,21は良いけど、25,27は退屈だった、とグルダが言ってたね。
そのインタビュー読む前から、明らかにテンションが違うと思ってたので納得だった。
68 :
66:03/09/14 19:39 ID:???
>>67 詳細レスTHX!
んー、ゼルキンか、ノーマークでしたよ。
グルダとのは21以外なんとなく好きになれなかったので。
なんとなく普段よりヌルいというかね。
69 :
名無しの笛の踊り:03/09/15 21:51 ID:PpZhX9AB
がんばらないとアンチスレに負けちゃいますよ。
ゼルキン盤、オケそんなに良かったでしたっけ?
ソロがいまいち老いぼれてて、数枚買ってやめちゃってました。
全集そろってたんでしたっけ?
ロンドン響以前のものはいいものがあるよね。
そのロンドン響も含めて不和を導く「人格者」というのが残念だな。
ルツェルン音楽祭、NHKで放送されるのは
復活だけ?
保守
75 :
名無しの笛の踊り:03/10/03 05:21 ID:9kHOf5qt
751番目まで落ちていた。あげます。
♥
77 :
名無しの笛の踊り:03/10/05 22:40 ID:x1q3ggRo
アバドのモツレクってBPOとのバイヤー版の演奏しかないのかなぁ。
あの合唱は素敵だが、バイヤー版が嫌い。
ジュスマイヤーでやり直してくれんものか・・・?
ほしゅ
79 :
名無しの笛の踊り:03/10/12 21:01 ID:ntsdN3wJ
沈みすぎあげ
これまでか
81 :
名無しの笛の踊り:03/10/18 11:10 ID:Ub/QhAeN
来日直前あげ
ワグナーもの、買ったよ。まだ聴いてないけど。
83 :
名無しの笛の踊り:03/10/20 00:24 ID:oD7SikrY
芸術劇場終了にもかかわらず誰もこのスレをageていないのは何故でしょう
「NHK他をすぐ見れ」のスレでさんざん盛り上がってました
あまりに腐ったヒドイ演奏だった為、
アバディアンも恥ずかしくてカキコ出来なかったのだ
ヘタにageると、マトモなクラファンに叩かれるからね(w
なんてレスを期待したかもしれないが
単にNHKスレに集まっただけでしょ
なんだ、アバドスレって復活してたんだ。全然気づかん買った。
>>62 確かにペトルーシュカはなんか今市だったよね。
ハルサイが良いだけに。
PALプレーヤーを買ったら、アバディアンでもないのにアバドのDVDがやたら増えてしまった。
ベト全、日本公演1994、ワルトビューネ1996、ジルヴェスター1998,1999
向こうでは人気あるのかな?
http://www.sankei.co.jp/news/031022/1022bun095.htm 第15回高松宮殿下記念世界文化賞(日本美術協会主催)の受賞者が22日午後、東京都港区のホテルで記者会見した。
出席したのは音楽部門のクラウディオ・アバド氏(70)、絵画部門のブリジット・ライリー氏(72)、彫刻部門のマリオ・メルツ氏(78)、建築部門のレム・コールハース氏(58)、演劇・映像部門のケン・ローチ氏(67)の5人。
30年来、公演のために来日している指揮者のアバド氏は「多くを教えてくれた日本から賞をいただけるのは非常にうれしい」と述べ、1990年代に日本人スタッフをチームに入れた建築家のコールハース氏も「(賞を受けた)作品の一部は日本人のものだ」と話した。
>>88 アバドと元首相の中曽根さんが一枚の写真に写っているのが面白い。
高松宮殿下記念世界文化賞絡みでフジテレビに写っとったが、すっかりジジイになっていた。
割と元気そうではあったが。
来日時の記者会見でのアバド発言。これ、例のアバドファンサイトに
ある人が書いていることから引用:
>イタリアの新聞は政治欄でとりあげていました。 (中略)
>ドイツの作家の言葉が載った新聞記事を読みながら、イタリアで80%の
>メディアを独占している人間が首相であることを、その作家の言葉を紹介
>することで、非難していました。もちろん、首相の名前は出していません。
>そして、文化にたずさわる者として憂えているのが、そういうメディアの
>独占体制の中、文化に関わる番組がどんどん姿を消していっていること、
>イタリアの文化についてもその他の国の文化についても知らない人間が
>イタリアの首相を務めていることだ、と語っていました。
別の人の書きこみ:
>このときのアバドさんの顔、これまでに見たことがないくらい、険しい表情でした。
>(中略) 最後の質疑応答のとき、イタリアの記者がアバドさんの発言に
>対して食ってかかってました。それにたいしてアバドさんは、
>「わたしはただ事実を申し上げただけです」とピシャリ。
アバド、骨があって大いによろしい。自分へのお祝いの場なのに・・・(笑
さらにあるサイトによれば、その後彼は
> 無教養な連中が権力の座について、人道のための戦争などという
>言葉を弄し、遂に人々がそれを信じるようになる、そういう状況を
>自分は憂えている
と続けたそうです。やるね、アバド。
10/28付の夕刊フジにインタビュー出てますた。内容は特に目新しいものはないようですが。
94 :
名無しの笛の踊り:03/11/02 02:17 ID:DMmYdiyp
アバドのモーツァルト、どう評価しますか?
皆が云う程、悪くないぞ!
アバドに古典は合わない。
というか、その手のものにほとんど興味ないんじゃ?ベトとかいやいや
「お仕事」でやってる気さえする。新ウイーン学派、ロッシーニ、ムソルグスキー
ヴェルディのいくつか。自分に興味のあるものしか振らないワガママさが
この人にあったら、もっと人気出たと思う
97 :
名無しの笛の踊り:03/11/03 02:54 ID:0zvb7zdg
>87
PALプレーヤーなら日本の普通のTVでも見れるのですか?
スカラのフィガロ良かったよ。
>97
ってかPALをNTSCに変換して再生するプレーヤーなんて
ググって結構見つかると思う。主に輸入品だけど。
100 :
名無しの笛の踊り:03/11/03 10:32 ID:BAhbGwpC
>99
ということは変換可能プレーヤーの出力からのコードをハードディスクプレーヤーや
DVDレコーダーに繋げればNTSC方式でのDVDRソフトも作れるのですね?
>>96 >新ウイーン学派、ロッシーニ、ムソルグスキー
>ヴェルディのいくつか。自分に興味のあるものしか振らないワガママさが
>この人にあったら、もっと人気出たと思う
そ、それはいかがなものか。だって新ウィーン楽派とムソルグスキーだよ。
誰が聞くのって感じ。ヴェルディったってリゴレットも椿姫も興味ない
みたいだし。唯一、2ちゃん上は人気出るかもしれないけど。
102 :
96:03/11/03 18:15 ID:pkq79zFm
>>101 それもそうですね。つまり行き詰まるべくして、行き詰まったということか。
個人的には好感度あるので、もう一花咲かせて欲しいところ
いまはほぼ自分の好きなことしかやってないでしょう。ルツェルンとか
マーラー室内管とかで。マーラー、ワーグナーあたり。
ワーグナーが向いているかどうかはよくわからないが、マーラーは
イケてるんじゃないかと。来年のBPhとの6番、ディスクで出るかな。
104 :
101:03/11/03 20:21 ID:VHJKxqXv
>>102 昨年のGMJOとの「海」や、今年のルツェルンの「復活」のライヴ
録音を聞くと、まさに今、もう一花咲かせてるのかと思います。
>>103 本人のインタビューではDGが録音すると言ってました。ライヴか
録音用のセッションを組むのかまでは判りませんが。
その前にNHKがライヴを放送することを期待。
105 :
:03/11/03 20:26 ID:VoFV0nJH
わざわざセッションは組まないと思う、
BPOとの3・7・9やこないだのルツェルンでの復活とか
最近のアバドのライブでの神懸りっぷりを考えたらね
そうですね。ライヴ録音を余計な編集などしないで、
そのまま出してほしいです。でもDGだから安心できない…
http://music.2ch.net/classical/kako/997/997851597.html 727 名前: 名無しの笛の踊り 投稿日: 02/01/05 13:25
疲れたとき、アバドが指揮したブルックナーの録音は風通しがよくてホッとする。
728 名前: 名無しの笛の踊り 投稿日: 02/01/06 03:54
疲れたとき、アバドが指揮したシューベルトの録音は風通しがよくてホッとする。
729 名前: 名無しの笛の踊り 投稿日: 02/01/06 15:44
疲れたとき、アバドが指揮したベートーベンの田園の録音は風通しがよくてホッとする。
730 名前: 名無しの笛の踊り 投稿日: 02/01/06 15:46
疲れたとき、アバドが指揮したストラヴィンスキーの録音は風通しがよくてホッとする。
731 名前: 名無しの笛の踊り 投稿日: 02/01/06 15:48
疲れたとき、アバドが指揮したウィーン・モーデルンの録音は風通しがよくてホッとする。
732 名前: 名無しの笛の踊り 投稿日: 02/01/06 15:49
癒し系指揮者アバドたん・・・
age
アヒャようございます
110 :
名無しの笛の踊り:03/11/20 15:57 ID:zWpIaSG4
His recording is ~Melde~!
あの顔は癒しとはほど遠いけど。
深夜にNHKで振ってるのを見た時、まじでびびった。
チャイコの交響曲全集はどうよ?買いでつか?
113 :
名無しの笛の踊り:03/11/28 00:30 ID:IeyVr2XC
アバドの「復活」って何種類あるの?どれがいいかな?あとアバドのマーラーで他にオススメを教えてください。BPOとの9番は持ってるんですが。
>>113 アバドの復活は4種類ありまつ。
1965VPO/1976CSO/1985ECYouth/1992VPO
おすすめは最後の。
アバドのほかのおすすめは3(VPO、BPO)、7(BPO)、8(BPO)でつ。
>>113 アバド マラ3/VPOにもう一票
ウィーンフィルが陶然とするほど素晴らしい
BS朝日でベルリンフィルとのマラ7やります
(たぶん以前やった奴だけど)
119 :
名無しの笛の踊り:03/12/11 10:46 ID:VUgLQpiy
>>112 評価する人はけっこう多いが漏れはすぐ中古屋いきにした。
120 :
名無しの笛の踊り:03/12/11 20:28 ID:7FtiOlGF
シカゴの音じゃないよね、と思う。
ところで、ブラ全の旧盤って持ってる人いる?
特に3番。どないでしょ。
121 :
119:03/12/16 21:52 ID:3wwLHg5P
>>120 そうそ、シカゴらしさが感じられん。どうも生ぬるくて・・・
この路線でいくならシカゴよりヨーロッパのどっかを使えばよかったのに
と思ってしまう。
アバドのワーグナーについて伺います。
タンホイザー序曲なのですが、これは1994年頃のガラコンでの
録音と、最近出たワーグナーアルバムの同曲とは別物ということで
よろしいでしょうか。また後者の日本版に付けられたワルキューレの
騎行はガラコンの録音と同一でしょうか。
「タンホイザー」は、手持ちのディスクのデータでは、
Salzburg, Grosses Festspielhaus, 3/2002
となっているので、94年頃とは別ものではないですか。
旧盤は持ってないが。
「ヴァルキューレ」については知らず。外盤ゆえ。
124 :
名無しの笛の踊り:03/12/17 22:40 ID:cl74e7nU
>>122 旧盤はジルヴェスターコンサートのものだで
こないだでたやつとは別物だに。
クラウディオ・アバド
「羅生門にはとても感銘を受けました。この映画が私という人間に影響を与えた
ということは、私の音楽にも影響を与えたということになるのではないでしょうか」
126 :
名無しの笛の踊り:03/12/19 11:13 ID:xnwu6cmy
>>125 黒沢明の映画?
どういうところに感銘を受けたんだろう。官能的な部分にか映像にか。
アバドではロンドン響とのカルメン(ベルガンサ)が素晴らしいと思う。
あと、アルゲリッチとのラヴェルの協奏曲(ロンドン響との新盤のほう)
が最高だったが、CDを手放してしまって、いつでも買えると思っていたら
今ではなかなか手に入らなくて悲しい。
アバドはアッバードと呼ばれてた頃が最高だったな。
アッバードのマラ6CD欲しい。
2万までなら出すよん
129 :
名無しの笛の踊り:03/12/21 18:03 ID:X/oaFjhr
レーベル関係者から興味深い話を聞いた。もちろん「証拠は?」とか「ソースは?」
とかいわれても出しようがないけど、一応信頼できる筋から聞いた話ではある。信じ
る信じないはご自由に。
1)アバド・BPOとの「トリスタン」、「パルジファル」は全曲それぞれDGがラ
イブ収録している。マスタリングまで終わっているらしい。
2)特に後者はアバド側からの強い要請で急遽録音したものらしく、キズも多いので、
ベルリンでのライブ収録分も混入している様子。
3)ただし、DGは現状到底リリースする(できる)状況にはないらしい。理由は:
@本国のマネジメントの中にアバドの録音をこれ以上リリースすることにいい顔しない人物がいる。
(最近のマーラーはともかく、ドビュッシーには相当苦労があったらしい。日本のみの試験発売で
ようやくOKになったとか)
A仮にその人物がクビあるいは飛ばされたとしても、いずれにせよリリースはまず無理。
なぜなら、「トリスタン」はDGにはベーム、クライバーという同曲でも最高の売り上げを誇る
2強がカタログにあること。しかも、先日のティーレマンのウィーンでの上演はゲネプロ段階で急遽録音決定し、
どうせ新たに出すならこちらというのが社内でも一致した意見。「パルジファル」もカラヤン、ブーレーズ版が
あるうえに、これまたティーレマンが数年後にウィーンで上演する際(プレミエはランニクルス、その後ラトル、
ティーレマンが予定されている)に収録を企画している。ホーレンダーのイケイケ計画の一環でもあって、
ウィーン側、DG側も乗り気。アバドの要請で収録はしたが、トリスタンはそもそも「もしも」に備えて発売時期を
待ち構えていたが、おそらく追悼記念でもなければ出ない。パルジファルにいたっては、そもそも軽いノリのアバド
のファン層に受けるものではない(4枚組みのCDを買って聞くファンはそうはいない)ので、せっかく収録はしたものの、
当面マーケティング上、切り売りして1枚もので出すことで妥協した。
>>129 あんまし信じられない話ではあるが、しかしクーベリックのパルシファルなんか
が突然倉庫から転がり出てくるくらいだから、そういう録音というのは多々あるのだろうな。
131 :
続き:03/12/21 18:10 ID:X/oaFjhr
DG側としても、先がない指揮者で一時的に稼ぐよりは、将来のあるドイツ人指揮者
で売りたい、というのが商売上あるところで、できればアバドのこの録音を眠らせておく
よりは、ほかのレーベルに高く買ってもらいたい、というのが本音。
(そこまでしてなぜ録音したのか?というと、どうも昔の訴訟がらみでちょっと裏がありそう。)
EMIはラトルがいるので、同じ作品をいずれラトルで出したいと思うだろうからダメ。ソニーは
以前アバド側がDGと両天秤をかけることでコケにしたから、いい条件の取引にするには難しい。
BMGが候補だったが、ソニーとの合併話が出てきたのでこれもむずかしくなってきた。
したがって、追悼とか、何周忌記念とかでないと、出てこないだろう、という話。
残念というか、なんというか。
そのまま
>>129 ありそうな話じゃない? デジタルライヴ収録するだけなら、さほど費用は
かからない。まして、本拠フィルハーモニーなら、マイク設定などにも
苦労はなかろう。(いい加減な録音の多い最近のDGだしw)
10年前の景気ならDGも軽いノリで出したかもしれないが・・・
それより、シェーンベルクの「ペレアスとメリザンド」を出せ。
これも、ティーレマンと競合するけど・・・内容はこっちのほうがいいぞ。
しかし、DGにおけるアバドの扱いはいぜんかなりのものではないかな
とも思う。ベト全新盤だってスペシャルデザインのケースを使い、金のかかった
作りで、あれがDGの21世紀のベト全という気合い満点だ。未知数のティーレマンが
そこまで入れ込まれてるかは疑問。
だが、最近のDGは一体どうしちゃったんだろうねえ?
一応新譜は出しているが、イロモノばっかり。
旧譜再発のほうが面白い。
アバドのディスクがイロモノかどうかは別としてね(w
いろものつーてもキャプランとかクレメルある下痢値の室内楽とかは
かなりいい線行ってると思うけどなー。でも全集とかオペラ全曲とかは
だんだんあり得なくなってきてるな。
アバドで好きなのは、LSOとのロッシーニ(序曲集)だな。
宇野功芳(だったと思う)に「このような天才的な表現が可能なアバドが、
なぜいつも毒にも薬にもならないような演奏ばかりするのだろう」と書
かれたやつ。このLPのジャケがまたよかったんだけれど、オリジナルか
何かで、復刻してくれないかな?。
>>136 いいよね、あのロッシーニのリズム!
ムソルグスキ禿山の初録音やストラヴィンスキーもイカッタ。
当時、これがLSOじゃなくてWPOかBPOだったらと思ったもの
でしたが、実際に両オケとベト全作れるようになった頃には
別の人になってたというオチか(´・ω・`)
メータといい、芸術家が成熟するのは難しい
ネタが尽きたか?
チャイコねたではダメ?
140 :
名無しの笛の踊り:04/01/01 11:09 ID:SBS2nUh7
ヨーロッパ室内管とのシューベルトについても語ってみてください。
>>140 当時は話題になったけど、
アーノンクールとかインマゼールとかを知ってしまった
今となってはヌルく感じるなあ。
ベト全同様に再録音してもらいたい。可能性は低そうだけど。
あと、あの全集録音の何年か後にアバドがVPOと演奏した「グレート」を
FMで聴いたことがあるけど、第1楽章第3主題でテンポを落としたりとか、
別人のように伝統的・巨匠的な解釈をしてた。
こだわってるようでいて、実は結構適当なんだよね、この人。
臨機応変ってことなのかもしんないけど。
ここで評価の高かったECOとのハイドン「奇蹟」を聞いてみたのですが、
ちょっと解釈・音色がデリケート過ぎて逆に馴染めませんでした。
「時計」も、音量のダイナミクスが唐突過ぎる気がする個所があって…。
月の世界序曲、98、軍隊はエエなぁと何度でも聴けるんですけどねー。
143 :
:04/01/05 14:15 ID:K1Arc1Oy
健康状態はいかがなのでしょうか
144 :
ひかる:04/01/08 15:26 ID:JGUMx6C1
アバドこそ最高の指揮者だ。曲の真髄を突き、抑制が効いていて、清澄で美しい。
他のドイツ系の指揮者はだんごのようだ。中でもロンドンのモーツアルト40.41とベルリンの第九は素晴らしい。カラヤンなど相手にもならない。
半額処分品の中から漁ったヒンデミットの室内音楽集、
すっげえいいぞ!
もう一枚の方も、処分品で出てくれないかな?
146 :
名無しの笛の踊り:04/01/09 21:17 ID:CWiwMS8V
ロッシーニはすごいね。ロッシーニの例のブォーンをきちんと鳴らしてくれるので、何度聞いても笑える。
147 :
名無しの笛の踊り:04/01/09 22:34 ID:BaO2ctfB
>>144 ヲタを釣るよりも自分のクビを吊ったほうがよさそうだね。
148 :
144へ:04/01/09 22:36 ID:BaO2ctfB
BPOの部屋を荒らしたのもキミでしょ?
アバド、まだ生きてたの?すげー
>>145 「室内音楽」はいいね。ソリストを含めてベルリンフィルが上手いんだけど、
「場」を設定するアバドも巧みな気がする。
第1集のヴァイオリン協(ブラッハー)、コンチェルト・グロッソ(第1番)。
第2集のヴィオラ・ダモーレ協(クリスト)。
音楽が生々しく響く瞬間があちこちにある。EMIの引っ込んだ録音には
両論あるだろうが。
現代ものでいいのは?
152 :
名無しの笛の踊り:04/01/10 19:58 ID:iExFYpsV
ハルサイはどうよ?
珍しいところでは、シュトックハウゼンのグルッペンなど。
「ヴィーン・モデルン」(1枚目)もいいよ。ウィーンフィル。
ヴォルフガング・リーム「出発」、リゲティ「アトモスフェール」
「ロンターノ」、ノーノ「愛の歌」、ブーレーズ「ノタシオン」。
154 :
名無しの笛の踊り:04/01/10 20:06 ID:1HrzSapK
グルッペンは作曲者には不評だったとか
156 :
名無しの笛の踊り:04/01/10 22:11 ID:iOxy5+7j
>>144 釣りだろうが、アバドがカラヤンと比べものにならんくらいイイと
いうことはけしてない。アバドも嫌いではないが。
そう言えば過去、アバドスレをたてる人ってLSOとのモーツァルトが
よいと言ってる人が多い気がするが、同一人物なんだろうか。
>>152 ハルサイも、すごくいいよね。
当時はハルサイの録音が大量に出てきてたけど、アバドのが一番頭使った
演奏だと思うね。無論迫力もあるけど。
ただ録音が最低だ。
ただ、同じストラヴィンスキーでもペトルーシュカはなぜかイマイチだった。
火の鳥は聞いてない。。
158 :
名無しの笛の踊り:04/01/11 02:32 ID:6Z792AEu
塔でロッシーニ「ランスへの旅」のビデオ(海賊盤?)入手しました。
画像も音も悪いが見所充分。特に今は亡きヴァレニティーニテラーニは圧巻。
クリス・メリットはやや不調か。その他カバリエ、ライモンディ、フラルネット、
ダーラ(良い)のベテラン陣も充実。オケの記載はないがウィーンでの収録のようです。
フルートのオブリガートでシュルツが舞台に上がり妙技を披露してます。
89年(?)文化会館で観た記憶がよみがえりました。
アバドのロッシーニはいいです。
アバド/LSOのモーツァルトの40・41番については、絶賛派がいる反面、
「凡庸」「無個性」というような完全否定派も多いようだ。
ある意味、アバドという指揮者をどう評価するかという点での
リトマス試験紙のような演奏かもしれない。
あのアンチアバドの代表格のような宇野功芳が褒め上げている
珍しい録音でもある点が何ともいえないところだが(笑)、
普段は毒にも薬にもならない評論しか書けない小石忠男が
この録音に関してはなかなか的確な評を残している。
曰く「極めて複雑な演奏様式をもった」「ユニークな表現」
「モーツァルトの音楽の陰影を拡大してみせるような演奏」。
アバドのモツについては、食わずぎらい状態なのだが。
特にロンドン響のモツってなんか合わなそうジャン。。
でも
>曰く「極めて複雑な演奏様式をもった」「ユニークな表現」
>「モーツァルトの音楽の陰影を拡大してみせるような演奏」。
を読んで買ってみようかとオモタ。
>>159 >リトマス試験紙
小学生の授業程度の評価をする、ということでつか?
そうでないなら、PHメーター、簡易的な評価でもせめてPH試験紙を使って欲しいね。
162 :
名無しの笛の踊り:04/01/11 13:18 ID:a85HHlny
>>159 >宇野功芳が褒め上げている
へえ。面白いね。面倒でなかったら、コメント紹介きぼんぬ。
>小石忠男が(中略)「極めて複雑な演奏様式をもった」
>「モーツァルトの音楽の陰影を拡大してみせるような演奏」。
へえ。「複雑な演奏様式」というのはよくわからぬが、ウィーン風でも
古楽器風でもない、「ユニーク」な演奏であることは確かだろう。
LSOもおとなしげな、微妙な音を出している。その意味で、「陰影を拡大」
というのは言えてる。40番の冒頭ヴィオラなんか、きっちり音型を
聴かせて、ミニマリズム的な響き、とでも言ったらいいのかな?
その印象が大体全曲にわたって持続。参考までに、初出時に柴田南雄は
「BGMとしてはいいかも」(おそらくヴァルターあたりとの対比)と酷評。
>>162に追加:
モティーフの連係を強調しつつ構成していくというのかな。その点で、
ヨーロッパ室内管とのハイドンに共通するところもある。
>>153に追加:
ヨーロッパ室内管とのシェーンベルク「室内交響曲第1番」のディスクも
いいよ。結構ノリノリで、オケは血のしたたるステーキのような音を
出している。若年寄風のラトル/バーミンガムと好対照。ただし、
原典好きのアバドらしからず、弦をふやして演奏しているのが解せない。
サルヴァトーレ・シャリーノの「夜の自画像」という超マイナー曲も
入っている。あとは、リゲティも入っている。
164 :
159:04/01/11 15:33 ID:c6jE0Qp3
>>162 >>宇野功芳が褒め上げている
>面倒でなかったら、コメント紹介きぼんぬ。
40番「新しい世代の洗練されたモーツァルトだが、充実した音楽美のなかから
詠嘆の情がそくそくと胸に迫る」
41番「まことにしなやかで柔軟な棒さばきであり、デリケートなニュアンスに満ち、
音楽性満点だ」
ちなみに、個人的には上記の宇野評はちょいとヨイショし過ぎだと思います(笑)。
(この人の大絶賛もしくは袋叩きしている批評は、やはり眉唾モノですな)
165 :
162:04/01/11 15:43 ID:a85HHlny
>>164 THX!!
コーホー節を堪能いたしました。お腹いっぱい。
166 :
名無しの笛の踊り:04/01/11 16:20 ID:lc3n+g9Q
ルツェルンの「復活」よかったよね
>>162 40番:
すみずみまで感じきったモーツァルトだ。
光彩陸離たる冒頭から見事だ。
言語に絶するほど寂寥感に溢れたメヌエットも実にすばらしい。
枯れきったコーダも息をのむばかりで,
ここでアバドは,比類のない高みに達している。
しかも表現が全くただごとではない。
特にすばらしいのはアンダンテで,これはまさに古典美の極みだ。
これはもう神技と言って差し支えない。
「功芳くん」を使ってみたw
(やや修正あり)
168 :
162:04/01/11 18:58 ID:a85HHlny
>>167 THX!!!
もう堪能しすぎです。限界っぽいです。失礼、ちょっとトイレへ・・・
169 :
162:04/01/11 20:52 ID:a85HHlny
(自分も「功芳くん」でレヴュー作成:)
劇的かつ人間的なモーツァルトの40番だ。まことに優美な冒頭
から見事だ。驚異的に微笑みに満ちたメヌエットのトリオも実に
すばらしい。思いをこめて歌われる第一楽章第二主題も息をのむ
ばかりで,ここでアバドは,自己の感情を赤裸々に爆発させている。
しかも表現がいささかも皮相でないのだ。特にすばらしいのは
フィナーレで,これはまさに人工美の極みだ。まるで別の音楽の
ように厳しい精神性を感じさせる名演である。
170 :
167:04/01/11 21:42 ID:ek+co0cK
「功芳くん」はいいが
自分でやっといてなんだけど)、
モーツァルトのBPOとの再録はどうなの?
>>166 復活もそうだけど、ベルリンとのマーラー3,7,9はDVDもリリース
して欲しいね。
あとは、6番があればいうことなし。。
DVDといえばロッシーニの指揮ぶりは、昔からほんと絶妙だな(VPOとの
ニューイヤーのは除く)。序曲集のDVDとかリリースされたら面白いんだが。
>>141 あなたの言っているVPOとのグレートのライブが青裏で出ますよ。
>>171 6番は今年BPOの定期で振るよ(6月だったかな)
DGに「録音しろや」と、脅迫文でも送り付けときましょう
>>173 録音するでしょう。
アバドは「BPOとのマーラー交響曲全集を完成させたい」って
言ってるみたいですから。
ご本人の希望通り実現するかどうかはまた別の話ですけど。
175 :
名無しの笛の踊り:04/01/14 22:57 ID:+g8Dsopn
BPOとのメジャーなレパートリーの正規盤少ないですね
マーラーも完成させてほしいけど、チャイコとかモツとか
ブルの交響曲とか、ストラヴィンスキーとか、
今後沸いて出てこないかねぇ・・・
火の鳥1919FMでやってたの、かなりよかったと思うんだけど
176 :
名無しの笛の踊り:04/01/15 23:39 ID:PIMGivwV
シューベルト歌曲の管弦楽編曲集を一部聴いてみたが、なかなかよさそうだ。
アバドは時々変な企画ものを出す(ソニーなど)が、これは成功
している。ブリテン編曲の「ます」なんて面白い。ヴェーベルンのは
意外に普通。ブラームスはさすがにはまってる。レーガー編曲は未聴だが、
楽しみ。最後がアンコールで「セレナード」のオッフェンバック編。
アバドはあまり聞かないですがオペラのローエングリン(DG)はなかなかの演奏に思います。
全体の透明感が素晴らしく清涼感にも満ちています。
もう一つショルティのを持っていたのですが比較にならいかもしれません、ここでの評価はどうなのでしょうか?
178 :
名無しの笛の踊り:04/01/21 13:51 ID:CThuMDp2
5日も書き込みが無いのですが
179 :
177:04/01/21 22:56 ID:YdmVYUwb
俺のせいかな
アバド=ロンドンのモツ40、41を買ってみた。
やっぱ、あの時代の演奏は古風な感じがするよな。ロンドンsoも想像
どおりのサウンドw。
ジュピターはなかなかだったかもね。
アッバード
183 :
名無しの笛の踊り:04/02/04 17:17 ID:vMd8P+l0
ageてみる
アバド&BPOのDG録音は私の駄耳には音が拡散して五月蝿いと思う事が多いが
同コンビでソニーはよい演奏に聴こえる。またDGでもLSOやCSOは結構締まって
ると思う。録音技術や会場の問題?。DGのVPOとの演奏はきれいだと思うが。
☆ユ