1 :
名無しの笛の踊り :
02/01/25 18:52
2 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 19:06
VIVA! 1さん、スレ立てご苦労さまです。
3 :
名無しの笛の踊り :02/01/25 19:09
ただいま第2幕の前奏曲を演奏中です。
5 :
名無しの笛の踊り :02/01/26 00:28
age
6 :
名無しの笛の踊り :02/01/26 08:42
早朝あげ
7 :
名無しの笛の踊り :02/01/26 16:04
さっき銀座のHM○で、NAXOSの30年代のNYフィルとのワーグナー・ブラームスの盤を入手 してきたが、マイク・オーバート・ソーンもいい仕事してるね。確か彼はPEARLでも同じNYフ ィルとのシリーズの良い盤をだしていたが、NAXOSのほうが音がちょっといいかもね。 演奏時間も微妙にPEARL盤よりも伸びていますね。 特にジークフリート牧歌の各楽器群の優しい表情、ハイドンバリエーションでの音色の変化と多彩な 表情には参ったぜ。NYフィルもうまいが、やっぱりトスカニーニ!!
8 :
kkkkkkk :02/01/26 19:02
>>7 よく確認してないけど、ワーグナーとブラームスって、RCAで出ていたものと一緒ですか?
ちがうなら買おうと思うga
9 :
名無しの笛の踊り :02/01/27 01:55
age
10 :
パルマラット :02/01/27 08:54
11 :
名無しの笛の踊り :02/01/27 11:49
>>10 RCAの正規テイク盤が主体です。でも復刻技術がRCA盤より良いです。
ちなみにDUTTONシリーズででているBBCとやったベートーベンの1・4番
とかにおける、Michael・J・Duttonもすごい腕もってるね(バルビのシベ2
の40年NYフィルとのヤツなんて、ダン○盤とDutton盤じゃ別の演奏に聞こえ
るほどすばらしい)
12 :
名無しの笛の踊り :02/01/27 19:33
age
13 :
パルマラット :02/01/27 19:37
>>11 おっと
最近CD屋にあんまり足を運んでないのがバレましたね(w
14 :
名無しの笛の踊り :02/01/28 08:34
age
15 :
名無しの笛の踊り :02/01/28 23:54
シベリウスで思い出したが、BBCとやった2番もよかった(1938年EMI盤)。出だし のオケの響きがいかにも「さぶ・・」って感じでNBCとは違う肌触り。終楽章へか けての盛り上がりも、いかにも、という感じだった。(この年のトスカニーニのロ ンドン訪問ではヴェルディのレクィエムもスリリングだったが、Surprizeは最後の 6月10日のシベリウスの2番だった・・とEMI盤のライナーノーツにあります) ところで、シベリウスの「エンサガ」のNY盤聴いたことある人いませんか?(NYフィ ルの記念盤かなんかで出ていたようですが)。当時のレコ芸の記事では、フルヴェン とトスカニーニと間違えるような演奏だった。即ちトスカニーニの演奏がフルヴェ ンみたいで、フルヴェンがトスカニーニ的だった、という話なんですが・・。そん なのあったら是非聞いてみたいね。
16 :
パルマラット :02/01/29 10:18
>>15 おそらく、そのエンサガは1936年3月29日のライヴ録音ですね
17 :
kkkkkkk :02/01/29 21:04
フルヴェンのエンサガは聞いた事あるが、トスカニーニのは聞いた事ない。そのフルヴェン風の演奏聞いてみたいすねぇ でも確かにNBCとNYPSOとの演奏はかなり違いがありますね。どちらかというとNYPSOのほうがやわらかい感じがする。ベートヴェン運命にしても、39年と31年の演奏ぜんぜん違うしね なんでかな?たしかフルヴェンもNYPで客演指揮したことがありますよね。そのときは首席がトスカニーニで、第9をどっちが演奏するかでもめたとか。
>>11 Dutton盤は、疑似ステ気味なのがマイナス!
変な音の加工は要らないッス。
>>7 その点、NAXOS HISTORICALはピュアなモノです。
オーバート・ソーン氏のよい仕事に禿しく同異!!
>>18 RCA盤でも一部疑似ステレオっぽいものがあります。
ベートーヴェンの「英雄」の旧盤(RCD1-7197)とか・・・
>>18 BBCSOのベト1&4の復刻は、
びだるふの2枚組と思われ。
補足すると、Duttonの疑似ステについては、
バルビローリ含む、復刻盤全般に感じられ。
21 :
名無しの笛の踊り :02/01/29 23:27
擬似ステとか音のはなしより、演奏の話しがしたいが。 1942−3のM&Aからでているブラームスチクルスはどう? 音は悪いがトスカニーニらしい、ホールがわれそうですっごく早い1番、 メロメロに歌っちゃう第2楽章が素敵な4番とか・・・。
22 :
パルマラット :02/01/30 09:01
>>17 >首席がトスカニーニで、
p://www6.plala.or.jp/Massa-/Maestro/nyp/nyp.htmによると、1927年2月5,6日の第9が当該の演奏だと思います
どうもトスカニーニはこの時ベートーヴェンチクルスをしたかったようなのですが、他の複数の指揮者(フルヴェン含む)がベートーヴェンプログラムを指揮する予定だったので、実現しなかったとのことです
ちなみに、その時の第9演奏がトスカニーニにとっての最初のラジオ中継放送でした
>どちらかというとNYPSOのほうがやわらかい感じがする。ベートヴェン運命にしても、39年と31年の演奏ぜんぜん違うしね
なんでかな?
NYPは1つのプログラムを3,4回演奏するのに対し、NBCは不自然に緊張した毎週一回の一発勝負の演奏でしたからね
B.H.ハギンはかつて「指揮者とオーケストラが1つのプログラムを繰り返すことには重要な意味がある」と述べています
複数回演奏するとその間にいろいろな修正とかが効きますし、演奏するたびに慣れのせいでリラックスしてきますから
たまにNBCでのオペラのライヴを高く評価しない人がいますが、それはNBCのライヴが一発勝負のライヴだったからです
23 :
パルマラット :02/01/30 09:08
>>21 1942-3年といえば、トスカニーニとNBCとの関係が一番抉れた時期でした
1950年代のライヴと比べると、確かにある種の面白さはありますよね
フィルハーモニアとのライヴと比べると多少雑な感もありますが、違った意味でいい演奏だと思いますよ
24 :
名無しの笛の踊り :02/01/30 09:33
一番抉れたって、どういう意味ですか? あれ? トスカニーニが腕の痛みから、 (もう止めようかな)と思ったのってこの頃でしたっけ もうちょっと前だったか?
25 :
パルマラット :02/01/30 10:45
>>24 前スレにも書いたのですが、1940年の暮れにミサソレムニスのリハーサルでNBCの一部の楽員が無断で抜け出し(別のNBCの放送での仕事があり、抜け出さなくてはいけなかったが、トスカニーニに見つかるとややこしいのでコソーリ抜け出してくるようNBC側が指示)たことに対して、
トスカニーニは「NBCの対応は自分への誠実さが欠けている」と感じていました
同時期に、亡命していたVPOのファゴット奏者フーゴー・ブルクハウザーをNBCへ入団させようとしたときにNBC側に拒否され(結局ブルクハウザーはメトへ入団)、これに関してもトスカニーニは「自分が侮辱された」と感じていました
そういう不愉快なことが続いたため、1941年に一旦NBCの常任を辞任(後任は宿敵ストコフスキー)してしまいました
ただし、戦時中の戦時国債の売り上げに協力するため、5回の臨時公演に客演しました
翌1942-43年のシーズンはストコフスキーと常任の地位を分け合いました
で、この件に関してちょっと興味深い戦時中の日本での記事を見つけました
p://www.ne.jp/asahi/yasuyuki/koseki/read_1b_ONTOMO_note_194201.htmより
2)NBC交響楽団とストコフスキー。NBC交響楽団は存続し、28週間行なわれる火曜夜の放送のうち8回はストコフスキーが指揮することに決まり、毎回新しい米国作品を少なくとも1曲加える。他の20回の指揮者は未定で、トスカニーニも交渉を続けるとのことである。
26 :
パルマラット :02/01/30 10:54
ついでに、もう1つ興味深いサイトを発見したので、どうぞ p://www2u.biglobe.ne.jp/~toshome/main/NBC/NBC.html
27 :
名無しの笛の踊り :02/01/30 12:40
>>26 これ面白いですね。
でもNBC初期のメンバーなので、例の戦後のビデオに映ってない人もいますね
(絵?のようなのでよくわかりませんが)。まあ全員でもないのでチェロの主
席のミラーの名前も無かったような・・。
M&Aのメンデルスゾーン2枚組。 すこっち萌え。 宗教改革萌え。 1940年代の演奏萌え。
29 :
名無しの笛の踊り :02/01/30 13:05
ボキは1930年代の演奏萌えなんだなぁ。
30 :
パルマラット :02/01/30 17:59
>>28 宗教改革は1953年の最後の演奏よりかは1942年の演奏のほうが好きですね
>>30 M&Aの方の演奏って53年のでしたっけ?
家で調べて来るっス。
確かアセテート盤から起こした様な音質だったと思え。
>>31 調べてきたッス。
M&Aの方は、42年の演奏でした。
嗚呼、懐かしのDENONプレス。
33 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 10:33
age
34 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 12:52
「名指揮者たち」D・ウルドリッジ著 東京創元社 バイロイトが翌年にも重ねて彼を指揮者として招いたのは、 明らかに失敗であった。 (略) 原因の一つは、その年、 フルトヴェングラーというトスカニーニにとって最も我慢できぬ指揮者が バイロイト音楽祭の音楽監督として現れたことであった。 彼が我慢ならぬタイプの指揮者といえば、 過去にはマーラーがその一人であったし、 クーセヴィツキー、ビーチャムもその一人であった。 「イ・ディレッタンティ!!」(ど素人たち!!)と、 トスカニーニは彼らをいっしょくたに酷評したものである。 彼が、いつもジェントルだったブルーノ・ワルターだけを例外として、 他のどの指揮者に対しても嫌悪の情を露骨にあらわしたというのは誇張である。 メンゲルベルクに対しては不承不承にではあったが、 ある種の敬意を抱いていたようであり、 ストコフスキーには、血縁的な精神を感じていた。 クライバーには、いわく言いがたい崇敬の念を感じていた。 なんともあまり信憑性の無い話だ。 ストコフスキーのように楽譜を弄繰り回す指揮者に好意を抱くとは思えないし、 メンゲルベルクのような甘すぎる演奏をする指揮者にも敬意を持つとは思えない。 それに、トスカニーニ自身、自伝を作られるのを嫌っていたといわれるので、 (実際、息子ヴァルターがトスカニーニの記録をまとめようとした時に、 「自伝なんか作らんだろうな!」と一喝したという) 言ったとされるこれらも伝聞に過ぎないであろう。
35 :
名無しの笛の踊り :02/01/31 16:54
あげ
36 :
パルマラット :02/02/01 12:08
>>34 ビーチャムに関してはコーホーも「アマチュア気質が抜けきらなかった演奏」と言ってるように、演奏にやや素人さが目立っていた(=音楽から厳しさが欠けていた)のは事実です
なんせドイツ音楽3大B(バッハ、ベートーヴェン、ブラームス)を「3大退屈連中」と言ってたぐらいですからね
37 :
名無しの笛の踊り :02/02/02 08:57
age
38 :
名無しの笛の踊り :02/02/02 22:12
ちょっと外道風であるが、トスカニーニがいっしょにやったコンチェルトで1番 良かったのは何? 言いだしっぺとしては、ホロヴィッツと3回くらいやったブラ2・Pコン。
39 :
kkkkkkk :02/02/02 22:25
ブラ1・PコンとベトP協1(アニア・ドーフマン)かな
40 :
名無しの笛の踊り :02/02/03 00:56
ザルツブルク音楽祭実況録音のBOX (マイスタージンガー、ファルスタッフ、魔笛) なんかが入ったCDボックスがあるらしいのですが、 まだどこかで買えます? 正式なタイトルもレーベルも分かりませんが、 著作権切れてるなら安いかなぁ・・
41 :
パルマラット :02/02/03 08:37
>>38 私的ベスト3は
1・チャイコフスキーP協1(ホロヴィッツ・1943年ライヴ)
2・ブラームスP協2(ホロヴィッツ・1940年録音)
3・ベートーヴェンP協4(ゼルキン・1944年ライヴ)
ですね
いやぁ、2chって、馬鹿にしていたのですが、 こんなに素晴らしいスレッドがあったのですね。 感激です〜。
トスカニーニに関しては、NHKにある音源を、SACD化してほしいな。 RCAのCDって、音が平板になっていて。 リゴレット第三幕とか、LPとかじゃ、あんなじゃなかったんだが。
》ザルツブルク音楽祭実況録音のBOX 》(マイスタージンガー、ファルスタッフ、魔笛) 》なんかが入ったCDボックスがあるらしいのですが、 》まだどこかで買えます? 》正式なタイトルもレーベルも分かりませんが、 》著作権切れてるなら安いかなぁ・ これは、初耳。 僕も是非知りたいです。
45 :
名無しの笛の踊り :02/02/03 09:55
ザルツ・ボックスはGRAMMOFONO(AB78017/25)です。 ・35フィデリオ(第一幕のはじめのほうのみ) ・37魔笛 ・37マイスター ・37ファルスタッフ が入っています。
46 :
パルマラット :02/02/03 10:19
age
わぉ!
どうもありがとうございます。
>>45 & 46
探してみま〜す。
>>45 遅ればせながらありがとうございます。
HMVやタワーのネットショップで見つけられないのは俺だけ?
売ってるショップや値段、情報あります?
50 :
名無しの笛の踊り :02/02/04 03:29
>>43 最近リマスタリングしたCDでは格段に音が柔らかくなっていますね。 それでも平板?
51 :
パルマラット :02/02/04 08:10
>>49 GRAMMOFONOレーベルは、大手の店ではなかなか見つけ辛いですよ
中規模の店だったらよく見かけるのですけど・・・
52 :
名無しの笛の踊り :02/02/04 08:43
>>38 レスを見ていると、皆さんピアノばかりですけど、
ドッペルとか、ヴァイオリンはダメなの?
ハイフェッツとのベトコン、メンコンは凄いと思うんだけど。
「イタリアのハロルド」はコンチェルトじゃないからダメか?
>>49 つい最近買ったけど、(確か前スレ後半で書いた)1万円でした。
買うのは迷ったんだよね、「魔笛」はナクソスから出てるし、
「マイスター」は「ワーグナー・マニア」という廉価BOXものに入ってるし、
伝説の「ファルスタッフ」だけにこの値段はと思ったんだけどね。
あのレーベルの処理した音が好きなら「買い」かもしれないけど・・・
金額に見合うかは考えたくないが、
あの「ファルスタッフ」は素晴らしいです。
買ったらすぐにナクソスが出しそうで怖いね。
53 :
名無しの笛の踊り :02/02/04 08:55
NAXOS新譜の31年NYP運命はレア? SP未発表というふれこみの運命はPearl等の33年版だったよね?
54 :
パルマラット :02/02/04 09:19
>>53 Pearl盤が31年のライヴ(Pearl GEMM CDS9922)です
55 :
パルマラット :02/02/04 17:24
ちなみに、31年盤にはある種の「トリック」がしてありまして、 カーネギーホールで行われている演奏会を回線を使ってRCAのニューヨークスタジオへ送り、2台の録音機器を使ってリレー方式で録音を行った、ということです で、トスカニーニがそのマスターを聴いた後、「(マスターを)壊すように」と主張しましたが、幸い壊されずに現存することとなったのです 33年盤(NAXOSで既発売)の時も同様の主張をしたそうです この時の演奏会の前半プログラムはブルックナーの交響曲第7番でした
56 :
kkkkkkk :02/02/04 23:17
>>55 そのブル7は残ってないんですよねえ。意外とテンポ遅そう....
57 :
パルマラット :02/02/05 09:21
>>56 いや、録音そのものはあり、「雄大な緩徐楽章は伝統的なゆっくりとしたドイツ的テンポがトスカニーニの演奏の明瞭でよく歌う性質と結合している」(マーシュ)とのことです
58 :
名無しの笛の踊り :02/02/05 13:43
前スレで言及されていた「ボエーム」のミスについて 「名指揮者たち」D・ウルドリッジ著 東京創元社 にも書かれてあったので、ちょいと書いてみるよ。 『トスカニーニはとりわけ金管奏者から恐れられていた。 それは、1946年2月のNBCとの「ラ・ボエーム」の演奏会形式での上演の際、 第4幕の最後の数小節での金管楽器の和音が緊張のあまり何分の一秒か、 ごくわずかに早く飛び出してしまった。 その結果、奏者達はトスカニーニの控え室で叱られた。』 この時点で前スレの言及とは微妙に違ってきてるね。 『彼は意味もわからぬ言葉を叫び、わめき散らしながら、 着ていた服を引き裂き、衝動的にありとあらゆる動かせる物体をひっくり返した。 ピアノと机だけは彼にも動かせなかったので、 彼はますます激昂してそれらを何度も蹴った。 彼は突然、蹴るのを止めて 「ポルキ(豚ども)をここにつれて来い!行ってやる事がある」 ( 略 ) 呼ばれて来た九人の楽員を前に、 「私は恥ずかしくて顔も上げられん。 今夜のような事が起きては私の人生も終わりだ。 もう誰の顔もまともに見ることが出来ん。もうとても生きてはおれん。 それ何にお前達は・・・」 ここで楽員たちを指差し、 「今夜だって家に帰ったら、 まるで何事も無かったかのように細君と寝てしまうんだろう。知ってるぞ!」』 チャンチャン。
59 :
名無しの笛の踊り :02/02/05 14:12
チョツィノフ著「トスカニーニ」にも同じ事書いてありありますね。 しかも文面もほぼ同じです。 たしかハギン氏が、この本(「トスカニーニ」)に書かれていることは嘘ばかりだ、と言及していたと思いました。 とすると、トスカニーニがここまで激高したという話もちと眉唾な気も…話として面白いからイイと思うんですけどね。
60 :
パルマラット :02/02/05 14:46
>>58 まあ奏者の緊張というか、トスカニーニの手がほんのわずかに動いたからミスが起こってしまったわけなんですけどね
不運が重なって起きてしまったミスといえます
市販されているボエームの録音では微妙に分からない(もしかして削除された?)のですけどね、そこの部分(ミミが息絶えた直後)は
61 :
名無しの笛の踊り :02/02/05 17:09
>>59 うんうん、同じはずです。
ウルドリッジなる愚か者が、チョツィノフのを引用しただけですから。
このウルドリッジの本も相当なもんで、トスカニーニはこき下ろされてます。
嫌いなのがよく分かります。
なら、こいつヒドイ奴かと思うと、
一番素晴らしい指揮者として、エーリッヒ・クライバーの名前をあげてる。
その感性はまともなんだが・・・
だいぶ腹立たしい思いをしたので、
このムカツキを皆さんにも味わっていただこうと思ってます。
機会があれば、もうちょっと引用させていただきます。
〔訂正〕
行ってやる事→言ってやる事
それ何にお前達は→それなのにお前達は
62 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 01:34
>>60 わたしにも分かりませんでした。ボエームの例の部分。ずっと謎だったのですが、
編集されているのでしょうか。
>>61 しかし、よりによってチョツィノフのを引用ですか。チョツィノフのは、伝記と言うよりも
回想録といった方が正しいような気がします。ウルドリッジがどういった視点で
その本を書いているのかわからないので(未読なので)何とも言い様がないですが、
単なる読み物なのかも知れませんね。批判はあって然るべきですが、きちんとした
ソースから引用しないと説得力ありませんよね。
また引用してください。お願いします。
63 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 08:28
age
64 :
名無しの笛の踊り :02/02/06 13:10
俺の怒りに触れた 「名指揮者たち」D・ウルドリッジ著 東京創元社 『トスカニーニ、才能ある指揮者→そのとおり。 大指揮者→たぶん。 だが、彼を世界が知り得た最高の大指揮者かといわれたら→ 確信をもって私はこう答えるであろう。「とんでもない。」』 最高の内の一人だと思っているので、頂点かと言われれば、 そりゃあ、「そうとはいえない」と言うかもしれない。 しかし、「とんでもない」とは、なんという言い草。けしからん。 つづく・・・
65 :
名無しの笛の踊り :02/02/07 09:00
age
66 :
名無しの笛の踊り :02/02/07 18:47
「ヴェル・レク」は何年ものがおすすめですか?4種類くらいありそうですが?
67 :
名無しの笛の踊り :02/02/07 18:52
>>64 ははは・・・確かにとんでもない言いぐさだね!
68 :
パルマラット :02/02/08 10:45
>>66 レクイエムは1940、1951(NBC)、1950(スカラ座)(CDで入手できる分のみ)とありますけど、個人的なお勧めの順序は1951>1950>1940ですね
69 :
名無しの笛の踊り :02/02/08 17:34
ヴェルレクでは1938年頃BBCとやったのもありますね。私はこれが一番好きです。 ハーベイ・ザックスだったかの本では40年のが一番ということが書かれて いましたが、ビョルリンクの歌を除いては録音も良くないしどうもね・・・。 そういえばBBCとはミサソレムニスもあり、後年よりいい演奏だと思います。
70 :
パルマラット :02/02/08 17:43
>>69 1940年盤は怒りの日の部分が、どうも安っぽい響きをするんですよね(w
71 :
名無しの笛の踊り :02/02/09 08:35
age
72 :
ストコフスキースレより :02/02/09 10:38
444 名前:tah :02/02/08 19:58 Symphoy of the AIR なんてかっこいいん桶名だろう。 (空飛ぶ交響楽!ってステキ!) 以前、EMIで出たユナイトの2枚組。 あまりに酷い音質でションボリしてしまったが、 実際にはもっとすげぇ音質の筈! (オリジナル盤神話ではないが、 折れの持ってるLPの音より全然良くないぞ。ゴルァ〜〜!) もっと良い音で、あのローマの松を聴きたい。 と思うのは折れだけか? 同志のみなさん。どう思われまっか? 445 名前:名無しの笛の踊り :02/02/08 22:51 of the AIRって「空飛ぶ」なのか? 446 名前:Symphoy of the AIRって :02/02/09 10:11 Symphoy of the AIRって、直訳すれば「空気のシンフォニー」 意訳すれば「まぼろしのオーケストラ」って意味じゃないの? Symphoy of the AIRの前身はNBC交響楽団
73 :
名無しの笛の踊り :02/02/09 10:41
生では聴かない方がいい、ってことでしょ?
74 :
名無しの笛の踊り :02/02/09 10:49
75 :
名無しの笛の踊り :02/02/09 11:24
RCAでのJ・クリップスとかウォーレンシュタインの伴奏物もAIRずら。
age
77 :
名無しの笛の踊り :02/02/10 08:56
荘重上げ
78 :
名無しの笛の踊り :02/02/10 19:03
age
80 :
名無しの笛の踊り :02/02/11 13:11
この人のカリニコフやボロディンの演奏聴いてるんですが、この曲得意だったんでしょうか?
81 :
名無しの笛の踊り :02/02/11 17:56
そういえば、トスカニーニがアメリカものを振った、バーバーのアダージオ とか、スーザの「星条旗よ永遠なれ」、ついでに「アメリカ国歌」の入った RCAの正規版CDも良かったね。外道系も良かったり(おもちゃシンフォ ニー然り)。
82 :
名無しの笛の踊り :02/02/11 20:14
げ外道系?(笑
83 :
パルマラット :02/02/12 09:09
>>80 カリンニコフの交響曲第1番は1943年にただ一回振っただけですし、ボロディンの交響曲第2番も1928(NYP)・38(NBC)年にしか振ってないのですが、得意不得意の関係と言うよりかはトスカニーニの好みの問題ではないかと思われます
(ちなみに、ボロディンに限っては1930年にNYPで”ホロヴェッツ人の踊り”も指揮してます。また、カリンニコフをレパートリーに加えたのは、1925・29年に指揮した近衛秀麿より遅かったのです)
84 :
kkkkkkk :02/02/12 23:15
外道系だと、スケーターワルツがいいらしいね。聴いたことないけど。 くるみ割り人形なんかどう。クナも振ってるけど
85 :
パルマラット :02/02/13 09:12
>>84 スケーターワルツは黒盤(BVCC−5137)に収録されてますけど、結構いけますよ
age
age
88 :
名無しの笛の踊り :02/02/14 15:50
トスカニーニのフィラデルフィア・レコーディングスってどうなんですか?
90 :
パルマラット :02/02/14 16:50
>>88 トスカニーニ自身はあんまり残して欲しくなかったようですけどね、フィラデルフィア・レコーディングスは
同じフィラデルフィア・レコーディングスの「海」の第2部で、木管の音の一つが聞こえないことに激怒したこともありましたし
91 :
名無しの笛の踊り :02/02/14 22:34
でも、同時代のNBCとはまた音色とか違って面白いですよね。 グレートの第一楽章のコーダは、かつてレコ芸で某評論家が 「トスカニーニの膨大な録音の中で珍しく高揚感がある」と 評していました(わたしから見ればトスカニーニの演奏はい つも高揚感の無いような演奏はないんですがね)。 また第4楽章の最後のほうで、低弦が同じ音を引きずるような ところ(楽譜が見つからないんで失礼)があるんですが、そこ をフィラデルフィア盤ではテンポを落として演奏するんですが、 レヴァインはウイーンフィルとの演奏で同じようにテンポ落と してましたね。結構レヴァインはトスカニーニファンですよね。
>>81 カラヤンに似て(って、カラヤンが似せたんだろうが)、トスカニーニって、定番小品モノに、強いですよね。
>>90 いつもながら、凄い!生き字引。へー、そうだったんだ。
>>91 >(わたしから見ればトスカニーニの演奏はい つも高揚感の無いような演奏はないんですがね)。
同感同感。さようさよう。
レヴァインは、どこかで、トスカニーニを尊敬する指揮者にあげていたような記憶があります。
93 :
パルマラット :02/02/15 11:36
>>92 レヴァインはトスカニーニがNBCで指揮したオテロのライヴを「オペラ史上最高の録音」と絶賛し、また「ヴェルディ演奏では永遠の指針」とも言っています
かつてトスカニーニが君臨していたメトの常任をしているというのも、何かの縁でしょう
age
age
96 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 09:20
昨日、シェルヘンのマラ5を買いに、渋谷HMVに行った。 目当てのものは無かったんだけど、 dell'Arteというレーベルのトスカニーニがあった。 1枚790円。まだ在庫はあるみたいだから、 参考までに昨日買った4種の収録曲を書きます。 ドビュッシー 民謡の主題によるスコットランド行進曲 マイアベーア 歌劇「ディノラ」序曲 ルーセル 蜘蛛の饗宴 フランク 交響曲 シベリウス 交響曲2番 アッテルベリ 交響曲6番 ブラームス ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ(管弦楽版) ロジェ=デュカス 交響詩「サラバンド」 シベリウス レンミンカイネンの帰郷 ハリス 交響曲3番 パガニーニ 無窮動 カバレフスキー 歌劇「コラ=ブルニョン」序曲 グレーナー 組曲「サン・スーシの笛」 リスト 交響詩「オルフェウス」 「ゆりかごから墓場まで」 ハンガリー狂詩曲2番 シベリウス エン・サガ スーザ 星条旗よ、永遠なれ
97 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 09:21
>>84 同じく渋谷のHMVに
「スケーターズ・ワルツ」の入った国内盤がありましたよ。
98 :
パルマラット :02/02/16 09:33
>>96 >パガニーニ 無窮動
できれば「パガニーニ 常動曲Op11」と書いて欲しかった気もします(w
99 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 09:41
すいません、辞典に書いてあったものを写しただけなんです。 では100をどーぞ。
100 :
パルマラット :02/02/16 10:32
では100を頂かせてもらいます まあ確かに直訳すると「無窮動」ということになるのでしょうけど、 BVCC−5137にも「常動曲Op11」と書いてありますしね
101 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 12:21
「常動曲」と書くと シュトラウスのアクセレーションと同じになっちゃうなぁ、と思いまして・・・ かえって、分からなくしてしまいましたか? それと、もう1種置いてありました。 シューベルト2番&シューマン2番だったと思います。不確か。
102 :
名無しの笛の踊り :02/02/16 12:24
連続ですいません。 それと、ナクソスの1931ベト5も出てました。
103 :
パルマラット :02/02/16 13:59
>>101 ま、普通「常動曲」と書かれてあるとヨハン・シュトラウスの方を思い出すのでしょうけどね
で、シューベルトは1938年の、シューマンは1946年3月17日のライヴですね
dell'Arteレーベルはタワレコでも普通に置いてあった時期もあったんですけどねぇ・・・
104 :
名無しの笛の踊り :02/02/17 08:53
age
106 :
名無しの笛の踊り :02/02/18 08:43
age
age
108 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 00:06
トスカニーニの一般より遅い演奏は?有名なのは録音は無いがバイロイトの31年 のパルジファルとかですが。
109 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 00:14
トスカニーニ37年バイロイトのマイスタージンガーが20枚組5000円の ワグナーセットにあるがどうかな?
110 :
パルマラット :02/02/19 08:30
>>108 遅い録音!そうですね・・・
重箱の隅を突くような話ですけど
例えばブラームスのハンガリー舞曲第21番(1953年録音)は、アバド&VPOの同曲演奏(1986年録音)より9秒遅いだけなのに、わずかな時間差以上にトスカニーニ盤の方が重々しく感じられます
また、ショスタコーヴィチのレニングラード第1楽章(1942年ライヴ)などは、ポピュラーと思われるバーンスタインの演奏に比べると戦争の主題の部分が重々しいです
これに関しては、「ショスタコーヴィチ自身はトスカニーニのレニングラードの演奏を嫌っていた」という話も伝わってます
111 :
名無しの笛の踊り :02/02/19 16:38
112 :
kkkkkkk :02/02/19 21:12
>>109 ザルツブルクですよね?バイロイトがあれば、ほしい
113 :
パルマラット :02/02/20 08:32
>>112 マイスタージンガーはバイロイトでは演奏していません
114 :
パルマラット :02/02/20 09:52
age
age
age
118 :
Massa− :02/02/22 00:03
あげ!
119 :
名無しの笛の踊り :02/02/22 00:04
トスカニーニの「マイスタージンガー」は素晴らしい。
120 :
名無しの笛の踊り :02/02/22 00:06
>>108 遅い演奏。誰かも書いていましたが、チャイコの悲愴/第4楽章の自己記録
・39年NAXOS盤 (9:16)
・47年正規盤 (9:04)
・53年NUOVAERA盤 (10:39)→他の楽章も遅いが。
ちなみにYAHOOで評判のカラヤン71年復刻盤(10:13)でした。
121 :
Massa− :02/02/22 00:07
>>ALL 101までしか見えなかったので心配してつい書き込みました。 117まであったようで安心しました。 それでは失礼いたします。
122 :
パルマラット :02/02/22 08:28
>>120 面白いのは、フェドセーエフが指揮した原典(アダージョ→アンダンテ)盤だと(10:06)
実はトスカニーニの39・47年の指揮より1分も遅いんですね
123 :
パルマラット :02/02/22 14:02
そうそう、レコ芸をチラッと見たところ、イギリスの「ギルド」なるレーベルがトスカニーニ&NBCのライヴを発売するようで, 曲目は シューベルト:未完成 R・シュトラウス:ドン・ファン ハイドン:協奏交響曲(ミシャコフ(Vn)、ミラー(Vc)、ブルーム(Ob)、ポリーシ(Bass)) バッハ(レスピーギ編):パッサカリアとフーガ (1939年10月14日のライヴ) とのことです
124 :
名無しの笛の踊り :02/02/22 16:18
125 :
パルマラット :02/02/22 17:19
NAXOSがここのところNYP時代の方にシフトした感もあるんで、期待したいですね
age
127 :
名無しの笛の踊り :02/02/24 09:49
age
128 :
名無しの笛の踊り :02/02/24 18:43
age
129 :
名無しの笛の踊り :02/02/24 19:50
チャイコスレでも出てたけど1954年の悲愴がステレオで残ってるって本当かな??
130 :
パルマラット :02/02/24 20:25
131 :
名無しの笛の踊り :02/02/24 21:26
よく行くCD屋がBOXもののバーゲンをしていたので、 今頃になってフィルハーモニアのブラームス全集買いました。 演奏とは関係ないけど、やたら観客が咳してますねえ。 それがやけに気になってしまった。 当時のロンドンでは風邪が流行っていたのか?
>>131 爆竹に比べればマシだと思いますが・・・
あ、爆竹じゃないや、クラッカーだ、えへへ。
134 :
名無しの笛の踊り :02/02/25 00:20
>>131 風邪もあったかもしれませんが、1952年当時のロンドンは煤煙が1番ひどい頃で、年間で
結構な数の人が倒れた、というような記録を読んだ記憶があります。
135 :
名無しの笛の踊り :02/02/25 00:22
爆竹だかクラッカーだか知らんがあの音を立てたやつは死刑! ってもう死んでる可能性が高いか・・・
136 :
名無しの笛の踊り :02/02/25 00:26
37年のバイロイトは聴くに堪える音で残されてるん?
なるほど、煤煙ですか。御指摘ありがとうございます。 CD見ると、September&Octoberと書いてあったから、まだ風邪には早い時期 だよなあ?と思ってたものですから。 4番のあの音、クラッカーなんですか。 てっきり、帰りの電車に間に合わない人が、途中退席してドアを閉めた音かと(苦笑) でも、日本の地方都市じゃないですもんね。
138 :
パルマラット :02/02/25 08:26
あのクラッカーは、一説には「クレンペラーヲタの仕業」とも伝えられています
139 :
名無しの笛の踊り :02/02/25 17:59
age
140 :
名無しの笛の踊り :02/02/25 18:01
クレンペラーはトスカニーニを尊敬していたのに、彼のファンは嫌ってたのか・・・。
141 :
パルマラット :02/02/26 08:33
トスカニーニが客演した時点では、クレンペラーはフィルハーモニアの常任ではなかったんですけどね(51年に客演したのがきっかけで、54年から常任に)
age
143 :
名無しの笛の踊り :02/02/27 08:40
age
145 :
名無しの笛の踊り :02/02/28 08:46
age
146 :
名無しの笛の踊り :02/03/01 08:23
age
147 :
名無しの笛の踊り :02/03/01 17:15
148 :
パルマラット :02/03/02 08:30
ここのところ、「これ」といった強力なネタがちょっと見つからないもんで・・・ 自分からネタふりするのが苦手なばっかりに・・・(苦笑 まあ、なんかネタを見つけてきます
149 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 01:02
演奏には関係ないが、トスカニーニと女性歌手の関係ってどうなんですか。特にロッテ・レーマンとかは 噂になったそうですね。トスカニーニが犬をあやして、隣でレーマンが微笑んでいるような写真見たこと がありますが。
150 :
パルマラット :02/03/03 08:53
>>149 有名なところではジェラルディン・ファラーやロジーナ・ストルキオ(ソプラノ歌手)といったところでしょう
特に後者の場合は子供までもうけたそうですし
歌手以外だとアーダ・マイナルディ・コレオーニ(チェリストのエンリコ・マイナルディの妻)、エレオノーラ・メンデルスゾーン(メンデルスゾーンの曾々姪。女優)といったところが有名です
余談なんですが、実はリオデジャネイロでのデビュー時にすでに女性歌手のエウゲニア・マンテッリとHをしていたそうです
表向きは「シューベルトの歌曲を練習していた」ということになってるんですけど
で、Hの最中に「今日演奏のアイーダでは第1チェロだった」と思い出して劇場に駆けつけたところ、劇場では客が大騒ぎ
(予定されていた指揮者レオポルド・ミグェッツがクビになり、代役の指揮者が立とうとしたが、客と同国人だったミグェッツがクビになったことに憤激して大ブーイング)。そして、代役で指揮をして指揮者生活をスタートという流れになります
151 :
名無しの笛の踊り :02/03/03 18:34
age
age
ナクソスセール終〜了〜ん♪
154 :
kkkkkkk :02/03/04 00:11
>>153 ナクソスのトスカニーニシリーズも終了??
>>154 どうなんですかね、3月3日くらいまでって聞いてたから保守がてらに
書き込んだだけなもんで(w
156 :
名無しの笛の踊り :02/03/04 08:18
age
157 :
名無しの笛の踊り :02/03/04 08:55
セールが終了という意味でしょう
158 :
名無しの笛の踊り :02/03/04 20:19
あげ
age
160 :
名無しの笛の踊り :02/03/05 17:53
age
161 :
パルマラット :02/03/06 08:40
162 :
名無しの笛の踊り :02/03/06 17:49
age
163 :
名無しの笛の踊り :02/03/07 00:43
以前ソニーからトスカニーニの演奏ビデオ集がLDでてましたが、DVDに焼き直しと かないんでしょうか。48年から52年位までのものだったと思いますが、結構その間に トスカニーニの肉体的状況の変化とかも鮮明(48、49年は元気、52年は気持ちはあるが ちょっと体が動かない)でとても興味深かったですね。シンプルな棒の振り方ですが、 眼差しで全てをコントロールしていたような(でもあの人、ド近眼のはずだったが)。
164 :
名無しの笛の踊り :02/03/07 04:33
ワルキューレの騎行 トスカニーニの録音が最良のものであることは間違いない
165 :
パルマラット :02/03/07 09:00
>>163 >52年は気持ちはあるがちょっと体が動かない
どうもテレビライトの熱で少々参ってたようですね
当時のことですから、今のものより相当光が強い(その分、熱い)もので半ば熱射病みたいな感じだったのではないでしょうか
ローマの松(52年)の最後の部分を見たことがありますけど、殆ど目が逝っちゃってますからね(w
ちなみに、51年の映像から指揮台に鉄柵が設けられています
age
age
168 :
名無しの笛の踊り :02/03/08 17:43
age
age
170 :
名無しの笛の踊り :02/03/09 14:56
トスカニーニのモーツァルトってどうなんですか? 40番とかも複数録音あるし、41番の第4楽章の終わり方の乱暴(?)さは 有名ですが。
171 :
名無しの笛の踊り :02/03/09 15:00
乱暴(・∀・)イイ! トスカニーニは、こうでなくては!
172 :
kkkkkkk :02/03/09 15:29
NBCとの最初の演奏会で、モーツァルトの40番を演奏してます。かなり乱暴でいいです。乱暴(・∀・)イイ! ハフナーもかなりきてます。リハーサルはさらに乱暴、な気がします。 でも、トスカニーニはモーツァルトの音楽は退屈だ、と言っていますよ。演奏したがらなかったみたいです。でも40番は別格で、あの曲は悲劇だ!とのこと。
173 :
パルマラット :02/03/09 19:25
>>170 ジュピターは正規録音のやつよりかは1940年のライヴ(Music&Arts)のほうが素晴らしい演奏と言われています(演奏そのものは、他に1945年のライヴが現存)
正規録音についてマーシュは「テンポが速すぎる。機械的にテンポを25%遅くしてみたけれど各箇所で欠点が顕著になってしまった。そのスタイルはモーツァルトには適さず、我々はこの録音を忘れるべきである」と評しています
あと、
>>172 さんの言っていた「モーツァルトの音楽は退屈」ということについて
トスカニーニ曰く、「モーツァルトの作品は余りにも完成されすぎている。こちらが演奏の上で欲しいと思っているものが、欲しい場所にすべて完備されている。これでは手が出しづらい。この手の完璧な作品は、時には聞き手を冷たく感じさせることもあるのだ」とのことです
あと、最晩年には「自分のト短調の交響曲の録音よりかは、ワルターの録音のほうが優れている」とも述べています
174 :
名無しの笛の踊り :02/03/10 08:41
age
age
age
177 :
名無しの笛の踊り :02/03/11 08:41
いま、「ファルスタッフ・リハーサル」を聴いています。 じいさん、笑わせてくれる。
age
179 :
名無しの笛の踊り :02/03/11 18:44
トスカニーニのリハものは膨大な録音があるそうですが、有名なものではどんなものがあるのでしょうか?
180 :
kkkkkkk :02/03/11 23:08
コリオランのリハーサル
181 :
名無しの笛の踊り :02/03/12 04:06
なかなか前スレが落ちませんね(w
182 :
パルマラット :02/03/12 08:37
>>179 >>177 さんが言ったファルスタッフや椿姫、ワルキューレ第1幕第3場、交響曲第35番「ハフナー」(LYS440)のリハーサルは、長時間に渡ったリハをまとまって聞けるという観点で有名なものです
椿姫のリハ録音には、トスカニーニがオテロ初演時にヴェルディと出会た際のエピソードを楽員に語るシーンも録音されていますし、
ワルキューレのリハ録音ではオケのリハ〜歌手を加えてのリハ〜ドレスリハ〜本番と、音楽が仕上がっていくさまを聞くことが出来ます
また1954年4月3日に録音された「黄昏」ラインの旅のリハには、翌日の「演奏中の記憶無くし事件」の伏線となる出来事が録音されています
183 :
名無しの笛の踊り :02/03/12 19:40
age
184 :
名無しの笛の踊り :02/03/13 08:34
age
185 :
名無しの笛の踊り :02/03/13 17:01
age
186 :
名無しの笛の踊り :02/03/13 21:00
リハーサルでは、LP時代にRCAの特典盤で17cmEP盤をもらった記憶があります。 第9、コリオラン、椿姫、etcが入っていました。あと、LDで出ていた「トスカニーニ」1枚ものにも音はありませんでしたが、 リハーサル風景で腕を思いっきりふっているシーン(怒り爆発か?)がありましたね。
187 :
パルマラット :02/03/13 21:12
テルデックから出ている「アート・オブ・コンダクツ」には、音声だけながらトスカニーニが激怒する場面が収録されていました 椿姫第2幕のジプシー娘の合唱のシーンで、ライブラリアンのジェイムス・ドラン(のち、ロサンゼルス・フィルのライブラリアン)を怒鳴りつけています その部分でタンバリンが演奏していないので、トスカニーニがドランを呼んで楽譜を確認し、リハを再開しましたが同じ部分でタンバリンが鳴らないことに対してドランを呼びつけて激怒をしているシーンとのことです
188 :
名無しの笛の踊り :02/03/13 21:25
37年のザルツブルグのトーキー録音が見つかったという話のソース希望
189 :
名無しの笛の踊り :02/03/14 09:04
age
age
191 :
名無しの笛の踊り :02/03/15 11:24
192 :
名無しの笛の踊り :02/03/15 17:42
age
193 :
名無しの笛の踊り :02/03/15 17:43
安芸
194 :
名無しの笛の踊り :02/03/16 11:14
age
195 :
名無しの笛の踊り :02/03/16 16:19
ドビュッシーの「海」がすきなんですが、トスカニーニのものではフィラデルフィア、NBCの複数録音がありますが どれがベストでしょうか?私は、本人がミスがあって発売禁止にしたフィラデルフィア盤が、木管がうまいので気に入って ますが。まあ、どれもチェロの太い響きが一貫していて、まさに「海」の匂いのようなものが感じられますが。
196 :
パルマラット :02/03/17 09:35
>>195 ベストとなると難しいですね
個人的には1950年の正規録音と、1953年のライヴがベストだと思いますけどね
>本人がミスがあって発売禁止にしたフィラデルフィア盤が、木管がうまいので気に入ってますが。
その木管の音がある部分で聞こえないことにトスカニーニが激怒して、発売を禁じたのです
>>90 参照
197 :
名無しの笛の踊り :02/03/17 10:36
有名な復刻エンジニア2人の投稿の情報を総合すると、 トスカニーニ/フィラデルフィアRCA録音のメタル原盤が RCAの倉庫と公的なアーカイブに分散された形で現存しているようです。 メタル原盤が正規発売されることは近い将来では期待できないようです。 トスカニーニが試聴したテストプレスはコピーがうまくいっておらず ノイズが多かったようです。今までに発売されたLPやCDは シューベルト・グレイト以外の演奏は参考用に作られた音の悪い 簡易コピーテープから採られています。
age
age
200 :
名無しの笛の踊り :02/03/18 09:01
200
201 :
名無しの笛の踊り :02/03/18 09:07
きのう、掃除をしていたら、1000円CDのチラシがでてきました。 懐かしく見ていたら、あの時にショスタコ7はでたのに 「ロメジュリ」はでなかったんですね。 あれ、すごい名盤だと思うんですけど・・・ ワーグナーも歌入りのは出なかったし。 4月発売予定のヴェルデイ名演集は期待してるんです。 「ルイザ・ミラー」はたしか聴いた事ないなぁ。
202 :
名無しの笛の踊り :02/03/18 12:24
ヤフオクを見てたら、「死と変容」のリハーサルがあることを初めて知った。 ドビュッシー「選ばれた乙女」があることもはじめて知った。
203 :
パルマラット :02/03/18 19:55
204 :
名無しの笛の踊り :02/03/19 09:01
age
age
206 :
名無しの笛の踊り :02/03/20 09:04
あげ
age
208 :
名無しの笛の踊り :02/03/20 22:28
30年以上前のLP時代のジャケットの思い出ですが、運命(39年)と未完成(50年)の入った、ビクター音楽産業トスカニーニ芸術の真髄シリーズの「「VRA-2007」と いうLPの内側・スリーブのトスカニーニの写真が気に入ってるんですが(モノが示せなくてスミマセン)、あれは有名なサミュエル・アンティクの写真集「THIS WAS TOSCANINI」に入っていたものでしょうか?。さすがに写真集を買う気は当時は無かったのですが、指揮中のトスカニーニを右側から写したもので、長く伸びる指揮棒 とそれを握る右手、頭部、左手のみが漆黒の中に浮かび上がる印象的な写真で、まるでギリシャ神話の音楽の神様のように見え、ガキの時分ながらさすがトスカニーニ と思ったものです。ちなみにこの盤の解説は宇野コーホー氏で、当時から氏の特徴的な文章スタイルのままですね。
209 :
パルマラット :02/03/21 09:07
文面から見る限り、たぶんそれはRobert Hupkaが撮影した写真で、トスカニーニコレクション(BMG・LP復刻ジャケットじゃないほう)の解説書の表紙に使われている写真と出所は一緒だと思います
210 :
名無しの笛の踊り :02/03/21 13:30
>>209 ありがとうございました。トスカニーニは音楽も良いですが、こういった写真とかもいいですよね。Hupkaの写真集は1947年位のもの
でしたっけ?
211 :
パルマラット :02/03/22 08:49 ID:gNRMf+Tt
Hupkaの一連の写真は1947年3月4日の撮影で、ドビュッシーの海を録音している場面と伝えられています ただ、この時の海の録音はトスカニーニのお気に召すところではなく、結局お蔵入りになってしまいました ちなみに同年の12月にも再び海を録音していますが、またもやお気に召さずお蔵入りに
212 :
名無しの笛の踊り :02/03/22 17:52 ID:hftrE0BJ
age
213 :
名無しの笛の踊り :02/03/23 08:38 ID:2s7E158g
age
age
215 :
名無しの笛の踊り :02/03/24 09:03 ID:ti9L/WZI
age
トスカニーニ135回目の誕生日あげ
age
218 :
名無しの笛の踊り :02/03/25 22:20 ID:II/uJDN.
ブラームス1番の演奏時間 記録は以下です(あくまでCDの表示による概算)。 第一楽章 第2楽章 第3楽章 第4楽章 トータル 1940/5/6 NBC M&A盤 12:33 8:39 4:29 16:32 42:13 1941/12等 NBC RCA盤 12:05 8:35 4:22 16:26 41:28 1943/1/17 NBC M&A盤 12:28 8:22 4:21 16:43 41:54 1951/11/6 NBC RCA盤 11:53 8:14 4:28 16:49 41:24 1952/9/29 PO TESTAMENT盤 12:33 8:43 4:15 17:50 43:21 こうみると、やっぱりフィルハーモニアとの演奏は特別でしたね。 1937年のNBCとの第1回演奏会の演奏はどれよりも早い感じです(残念ながら1937の MYTO盤には時間表示なし)。
219 :
kkkkkkk :02/03/26 01:16 ID:R93lgono
1937年12月25日のブラ1の第一楽章は12:21ですが
220 :
パルマラット :02/03/26 08:56 ID:5ftVWtYc
「1937年盤と1940年盤は似通っている」とB・H・ハギンは評しています この2つの演奏での序奏の演奏は、ハギンが言うには「伝統的なテンポ」で演奏されているわけですが、 ハリス・ゴールドスミスは「1951年のはテンポにおいては1937年と、1940年のよりも速く、より厳格な古典主義的なアプローチである」と言っています しかし、個人的な印象では1951年盤の序奏はそっけない感じを受けるんですよね
age
222いただきます!
age
age
age
226 :
パルマラット :02/03/29 08:15 ID:funacd6A
最近ちょっと体調が芳しくなくって、ネタ収集が停滞している有様です 体調が戻ったらバンバン書き込もうかと思いますが・・・
227 :
名無しの笛の踊り :02/03/29 09:23 ID:8EVl1abI
パルマラット氏へ 御自愛のほど・・・ さて、今日はGUILDのCDでも買いに行こうか・・・
age
229 :
パルマラット :02/03/30 10:33 ID:Qkfy07gk
昨日1日養生したお陰で体調が回復しました
age
231 :
名無しの笛の踊り :02/04/01 01:09 ID:VxnYCFUE
age
age
233 :
名無しの笛の踊り :02/04/01 09:50 ID:QJfeYDv2
Guildの1939ライヴとdell'Arteのシューベルト2番+シューマン2番を購入 1939ライヴは塔なら1000円以下です。 音質は確かに良いです、多少のノイズあり。1939ならこれくらいは当たり前か? いきなりの「未完成」「ドンファン」。 どちらも良いが、「ドンファン」の方は最初が少しぎこちないと思う。 カラヤンのを聴き過ぎているせいかも・・・ 「未完成」は演奏は良いが、拍手が早すぎると思う。 次の「協奏交響曲」、これが一番気に入ったかも。 ラストの「パッサカリアとフーガ」!すごすぎ!!! こんなの最後に持って来られたらお腹一杯になる・・・ 80分間、大満足です。 このCDに負けずに良いのが、dell'Arteのもの。 シューベルト2番なんて、物凄い緊張感と推進力! シューベルトの曲はトスカニーニに合っているという私見をあらためて確認。
234 :
kkkkkkk :02/04/02 00:28 ID:FFFKb0Us
ギルドの未完成って、妙にフルヴェンの48年の演奏と似てる気がするなあ。なんかいいね。 バッハはホントすごいね。規則的な演奏が多い中で、こんな演奏聞かされると バッハも人間なんや、と思うね....
age
安芸
237 :
パルマラット :02/04/03 08:46 ID:t8GzZ6BQ
>>233 >次の「協奏交響曲」、これが一番気に入ったかも。
そうそう、そのGuildの協奏交響曲にトラックミスがありまして・・・
第2楽章(5:32)に第3楽章の頭の部分が入り込んじゃってるんですよ
ですので、トラック8の4:28からは第3楽章です
肝心の演奏自体は1948年盤より上です
ちなみに、トスカニーニのこの演奏の時、ハイドンの協奏交響曲は無名に近かった曲なんですよ
協奏交響曲に限らず、初期・中期(告別など)の交響曲はともかく時計や驚愕などの第88番以降の交響曲ですら演奏や録音がきわめて少なかったのです
トスカニーニが1946年に時計を録音した時点で、時計を2回録音した指揮者はトスカニーニしかいなかったぐらいですし
age
age
age
241 :
パルマラット :02/04/05 10:42 ID:a1v/O4rw
242 :
名無しの笛の踊り :02/04/05 23:58 ID:BfjBcVe.
>233のいうとおりGuildの1939ライヴが990円だった。他で買わなくてよかった。 情報サンクス、これから聴くのが楽しみ。
age
age
age
246 :
名無しの笛の踊り :02/04/07 10:48 ID:IMyGbGJk
トスカニーニの膨大な録音のなかでも1番録音が良いのは何でしょうか。まあ録音と演奏はあまり 関係がないとは思いますが。マーシュ(?)の本だったか、やはり最晩年のボイートのメフィス トフェーフェーレが「まさに会場にいる感じ」という録音評がありましたが。 例の引退の日のワーグナーものもステレオですが、なんか荒っぽい音のような。
247 :
名無しの笛の踊り :02/04/07 14:45 ID:B8I8slMM
1940年トスカニーニ・ハイフェッツのベートーヴェン・バイオリン協奏曲を RCAが78回転SP録音しているときに、それと同時並行してNBC技術者が 16インチ33回転ラッカーディスクにダイレクトカッティングしたものが 現存している。このラッカー盤は最近発見されたのだが、NBCの内部資料には 記録が載っていなかったらしい。おそらく、レコード会社の録音技術を 信頼していなかったトスカニーニ家(多分ウォルター・トスカニーニ)の 非公式な要請を受けてのもので、通常のNBCライブで使用されていたマイクを そのまま使うことによってRCAに気づかれないようにしたのだろう。 ほかにもRCAスタジオ録音をNBC技術者が録音したものが 現存しているようなのだが私は十分な情報を持っていない。 上記の1940年ラッカーディスクは、ニューヨーク公立図書館との契約により トスカニーニの復刻を行っているエンジニアがアメリカ国会(連邦議会)図書館で 調査している過程において発見されたものである。このNBCラッカーディスクから 同エンジニアによって作られたアーカイヴ・コピーを聞いた人物によると、 "同一の演奏がこんなにも違う響き方をするとはとても信じられない"。 周波数特性の大きな違いもあるが、RCAによるコンプレッションなどの 過剰な電気的操作がもっとも大きな要因であると思われる。 将来CD正規発売される場合には、NBCラッカー盤から直接デジタル化される のではなく、1次コピーであるアーカイブ・コピー(保存用復刻テープ)から デジタル化されると予想される。
248 :
名無しの笛の踊り :02/04/07 20:56 ID:B8I8slMM
247修正 …上記の1940年ラッカーディスクは、ニューヨーク公立図書館との 契約でトスカニーニの復刻を行っているエンジニアによる アメリカ国会(連邦議会)図書館での大規模な調査の過程で発見されたものである。 …将来CD正規発売される場合には、オリジナルであるラッカー盤からではなく、 1次コピーであるアーカイブ・コピー(保存用復刻テープ:アナログ信号)から デジタル化が行われるということになりそうだ。できるだけラッカー盤に 針を通したくないという保存上の配慮なのか、あるいは単に正規発売しようとする レコード会社の予算の問題なのか、このあたりはよくわからない。
249 :
名無しの笛の踊り :02/04/07 23:19 ID:fTRI4xdw
私はフルトヴェングラー・ファンなのですが、 トスカニーニもやっぱり聴いておかなきゃなと思っているところです。 とりあえず、《運命》の推薦盤をお願いします。
250 :
名無しの笛の踊り :02/04/07 23:55 ID:7o33hJho
>>247 ひょっとして戦時中の放送用録音とかもそれなのかな?
タコ7のCD聴いてるとLPからの復刻ってのがはっきり分かるし。
251 :
パルマラット :02/04/08 08:25 ID:FtWWfKNY
>>249 奔放さという点では1939年盤(ライヴ録音のNAXOS盤ではなく、RCAの正規録音)が上ですが、まとまりのよさ、抑制された響きを求めるなら1952年盤ですね
252 :
名無しの笛の踊り :02/04/08 09:23 ID:q8H5xRPM
「運命」は、以前にも書かれてありましたが、 M&AのVJのが良かったです。あれ?VEの方でしたっけ? まぁ、どっちかが「運命」で、どっちかが「英雄」。 どちらも物凄い推進力。
253 :
247=248 :02/04/08 12:44 ID:qMhVXYvI
>>250 戦時中だけではなく、1937−54NBCライブのすべてと 1946−54(NBCライブのための)リハーサルの大部分 が現存している。すべてが現存している1937−54NBCライブについて、 そのほとんどで第1世代記録16インチ33回転ラッカー盤が2セット以上 現存している。さらに、1950−54NBCライブのほとんどについて このラッカー盤(2セット以上)に加えて第1世代記録テープも現存している。 1946−54リハーサル(大部分)は16インチ33回転ラッカー盤で 現存していて、1セットだけのようだ。 リハーサルの第1世代テープ記録は1953年頃から1954年までの時期のみ ラッカー盤に加えて作られたようだが、これはNBC技術者が音質と保存の両方の点 で当時のテープよりラッカー盤のほうが上回ると考えていたからのようで、 1971年までNBCのラジオ番組はラッカー盤に記録されていた。 また、NBCライブ/リハーサルの一部分についてRCAが自社のスタジオで録音した 未編集第1世代記録も現存している。 以上の第1世代記録はアメリカ国会(連邦議会)図書館とニューヨーク公立図書館 で保管されている。私の知る限りでは、第1世代記録やそのアーカイブ・コピー からデジタル化されてCD発売されたという例はない。 タコ7のBMG/RCAのCDで使われている音源については私は情報をもっていませんが、 第1世代記録やアーカイブ・コピーではないことはほぼ間違いないと考えています。
254 :
パルマラット :02/04/08 20:23 ID:oa1Bey4c
>>252 VJがエロイカで、VEが第5番です
ちなみに、この第5番の第1楽章は繰り返しをしてません
255 :
249 :02/04/08 22:48 ID:qEas0vME
>>251 紹介ありがとうございます。
39年盤を聴いてみたいと思います。
age
age
258 :
名無しの笛の踊り :02/04/09 21:04 ID:50g7pMg2
トスカニーニがカラスのゲネプロを見て 「あのカラス夫人は、イタリア語の発音がしっかりしていない」と。 ヴィスコンティ達が”彼女は最高のソプラノで”と褒めそやしたが、 「いや。コレはオペラだ。言葉がはっきりしていないのではダメだ!」と。 日本はカラスだけが一番と言われているけど。トスカニーニはいくら人気があっても はっきり主張するからすごい。
259 :
253 :02/04/09 21:31 ID:E.ONahNs
[1953年12月6日NBCライブ 3,5日リハーサル]を記録したディスクは、 16インチのアルミニウムあるいはガラス盤にラッカーを塗布したもの(しばしば アセテートと言われる)で、33 1/3rpmで回転し、片面に15分の音声を 記録できる。NBCが使用したディスクを製造したのは、1930年代初期に このラッカー盤技術を開発した3社のうちの1社であるプレスト社である。 片面が15分しかないので、NBC交響楽団の1つの演奏全体を録音するためには ディスクが終わる直前に次のディスクを開始する(2台のカッター)というように 複数のディスクを必要とした。たとえば1953年12月3日のリハーサルは 6枚のラッカー盤(うち2枚のみ片面記録)に記録され、午後2時30分から5時 までの時間帯に行われた。5日のリハーサルはラッカー盤5枚[すべて両面]に録音され、 3日と同じ2時間30分であった。[1930年代に使われていた]より小さく、 多くの場合アルミニウム製であった、ダイレクトカッティングディスクよりも 録音時間の長さと音質の両面ではるかに優れていたために、それに取って代わった のであるが、[現在の水準から考えてみても]確かに最新録音の最高レベルと較べる のならば劣っているのは確かではあるが、それでも、信じられないぐらい良い、と 形容してもよいほどの音を出す能力がある。
260 :
259 :02/04/09 21:56 ID:E.ONahNs
以下は259和訳の英語原文で、私が Bryan Cornell から受け取った
公式Eメールからのものです。
The discs for these recordings were 16-inch, lacquer-coated,
aluminum or glass discs (often referred to as acetates) that
revolved at 33 1/3 rpm and held about 15 minutes of audio
per side. NBC used discs manufactured by Presto Recording
Corporation, one of the three companies that developed this
technology in the early 1930's. The duration of these discs
meant that to record an NBC Symphony performance, the engineer
would use several discs, switching to the second disc just
before the first finished. The rehearsal on December 3, 1953
for example required the use of six discs and the performance
lasted from 2:30 to 5:00 PM (two of the discs were only recorded
on one side ). The recording from the fifth required five discs
and lasted the same amount of time. The length of recording and
the fidelity of these discs was far superior to the variety of
smaller, frequently aluminum, instantaneous recording discs
that they replaced and the sound can be surprisingly good
although clearly inferior to the best recordings made today.
Bryan Cornell Motion Picture, Broadcasting and Recorded Sound Division
Library of Congress
アメリカ国会(連邦議会)図書館[Library of Congress]の Bryan Cornell
はNBCの内部資料の整理に関わった人物で、以下に記載があります。
http://lcweb2.loc.gov/cgi-bin/query/r?faid/faid:@field (DOCID+rs000001)
なお、1953年12月6日NBCライブ3、5日リハーサルには、
上記の第1世代NBCラッカー盤のほかに、第1世代NBCテープ、さらに、
5日リハーサルに限って第1世代RCAテープも現存しています。
261 :
パルマラット :02/04/10 09:22 ID:D0VbiUl.
>>258 でもその話(1954年12月にスカラ座でスポンティーニのヴェスタの巫女を上演した時の話)はよくよく考えると微妙におかしな話で、
トスカニーニはマクベスのオーディション(1951年にトスカニーニがヴェルディの故郷ブーセットでファルスタッフとマクベスを上演する予定があり、カラスはマクベス夫人の役に抜擢されていたが、
トスカニーニが同年3月に体調を崩して公演そのものがなくなってしまった)で実際にカラスの歌声や発音を確認しているはずなのです
ちなみにルキーノ・ヴィスコンティはトスカニーニに実の子供のように可愛がられ、スカラ座時代はヴィスコンティ家に立ち寄って気合付けのシャンペンを一杯飲んでからスカラ座に向かうのが日課となっており、
またルキーノとワンダ(ホロヴィッツ夫人)は幼馴染みで、自転車の前のほうにワンダを乗せて猛スピードで走り出し、それを見たトスカニーニがルキーノを叱りつけたこともあったそうです
262 :
名無しの笛の踊り :02/04/10 13:06 ID:VVviRdEE
それで、モーホーになっちゃったのかな???
age
264 :
260 :02/04/10 20:53 ID:v57AyidA
トスカニーニNBCライブ/リハーサルを録音するときにNBCの技術者は
プレスト社(1933ー65)のラッカー盤ダイレクトカッティング機器
を使用しました。この会社について興味深い情報があります。
http://televar.com/grshome/Presto.htm During World War II, the PRESTO company was heavily into producing
radar equipment for the armed forces, and received the Army-Navy E award
for its help in the War effort.
第2次世界大戦の時期にプレスト社はアメリカ軍のためにレーダー機器を
製造することに深く関与し、その功績により Army-Navy E award を受賞した。
265 :
264 :02/04/10 23:00 ID:v57AyidA
訂正 アメリカ国会(連邦議会)図書館 → 米国議会図書館
age
267 :
名無しの笛の踊り :02/04/11 21:33 ID:CFZ4SQLo
>>261 もしかしたら、金髪に染めた痩せたカラスを別人と思っちゃたんじゃ?
まあ、日本みたいになんでもカンでもカラスになってしまって他の歌手を聞くチャンスが
なくなったり、2カラス以外の歌手を、ちゃんねる並の誹謗中傷を平気で「レコ-ド芸術」に批評として
かくT氏のような批評家が権威として40年も君臨されてるのでは、オペラを語る以前ですが。
(しかしT氏ってカラス以外の歌手をケナスのが生きがいみたいで不愉快だった。載せる音楽の友社も
品位を疑う。)
カラスはむしろ肥満体質だったように記憶してるが・・・ 回虫(サナダムシ?)を意図的に飲み込んでダイエットしたぐらいだし・・・
age
270 :
名無しの笛の踊り :02/04/13 02:39 ID:PrdbrJfA
「ラ・ヴィスターレ」のときのカラスはもう痩せていました。髪もブロンドに染めていました。 客席に現れたトスカニーニとの写真は何枚もあります。しかし、彼女とトスカニーニは 会話してません。 日本くらいです。カラスだけが天才だって言ってるのは。
age
272 :
259 :02/04/13 12:38 ID:.yvOK5Lo
修正 16インチのアルミニウムあるいはガラス盤にラッカーを塗布したもの ↓ アルミニウムあるいはガラスのプレートにラッカーを塗布した16インチ盤
age
age
275 :
272 :02/04/14 15:19 ID:G1C4OVz2
http://www.televar.com/grshome/Presto1.html から:
...On the left is the 8-D recorder, circa 1939 to 1941, and
its successor, the 8-N, which remained in the line virtually unchanged
until the '60's....It used a heavy turntable along with a steel base.
It was built with so much "over kill", that many are in use today.
The 8D had a price of $1040, and the 1941 price of the 8N was $1144.
In 1950 the 8N was priced at $1552, chassis only.
左の写真は8−Dレコーダー(1939-41年頃)、その後継機種8−N[右]は1960年代まで
ほとんど技術的変更なし[ヘッド部のモノラル/ステレオの違いを別にしてという意味か?]
で製造が継続された...この機種[8−Dや8−N]は重量のあるターンテーブルを
鋼鉄製ベースと組み合わせていた。当時この機種は極端なまでの“過剰品質”で
設計・製造されていて、今でもかなりの台数が現役で稼動している。
8Dは$1040、8Nの1941年価格は$1144。1950年には8Nはシャーシ部だけの
価格で$1552であった。
1937-54トスカニーニNBCライブ/リハーサルでNBCが使用したプレスト社製の
ラッカー盤ダイレクトカッティング機器について具体的な機種名までは知りませんが、
当時のプレスト社[1933(34)−65]の技術が非常に高いものであったことは確かです。
あげ
あげ
初心者なんですが、 トスカニーニのローマ三部作、 いま出てるCDは音がよくないとかどっかで見ました。 昔のCDのほうが音がイイって本当ですか? そんなに違うのでしょうか。 昔のっていまでもどっかで買えますか?
age
280 :
名無しの笛の踊り :02/04/16 01:15 ID:f9Y4PuUw
トスカニーニの「椿姫」って・・・う〜ん・・・・ リチア・アルバネーゼがもう青息吐息。 トスカニーニってオペラはどう?
>>278 >昔のCDのほうが音がイイって本当ですか?
ありえないよ、そんなこと。
282 :
パルマラット :02/04/16 09:14 ID:frKyAYpA
>>278 ご無沙汰してました
むしろ昔のほうが音が悪いですよ(とくに放送録音の分に関しては昔のは音の響きが悪く、ライナーノーツの中には「たんすの中でおもちゃの楽隊が演奏してるかのような響き」と表現している人もいます)
もし「いま出てるCDは音がよくない」のなら、それはマスターに直接起因するものではないと思います
>>247-248 でも言ってる「1次コピーであるアーカイブ・コピー(保存用復刻テープ:アナログ信号)」が原因とも思われます
よくSP盤の復刻CDの批評とかで「金属原盤からの直接の復刻が望ましい云々」という文章を見かけますけど、それと殆ど同じようなことです
どうしても原盤→CDと比べると、原盤→テープ→CDと復刻するのは間に何らかの作業が加えられているので、純粋な響きが若干落ちてしまう感があります
マスターテープと言えば、
>>247-260 の間でも話題になってるNBCのラッカー盤より、RCAが録音したマスターの方が状態がイマイチで、さらに散逸してるマスターすらあるという文章をトスカニーニ関連のBBS(現在、改装で閉鎖)で見かけたことがあります
283 :
275 :02/04/16 13:02 ID:oHCBiLjk
>>282 パルマラットさん、 ニューヨーク公立図書館と米国議会図書館は、 トスカニーニ1937−54NBCライブ/1946-54リハーサル第1世代記録と そこから最近作られたアーカイブ・コピー(保存用復刻テープ:アナログ信号)を所有していますが、 現在までに発売されたCDでは、この第1世代記録やアーカイブ・コピーから音が採られたものはありません。 将来NBCライブ/リハーサルがCD正規発売される場合には、第1世代記録からではなく アーカイブ・コピーからデジタル化が行われる(第1世代記録→アーカイブ・コピー→デジタル化)こと になると予想しています。この場合は(第1世代記録→デジタル化)と比較すると わずかに音質が劣ることになりますが、ニューヨーク公立図書館で 試聴(第1世代記録→アーカイブ・コピー→サービスコピー)した人物の英文感想 からしても、それほど大きな問題にはならないと考えています。 一方、RCAスタジオ録音については、もとの録音技術がよくないということや、 多くの場合過剰な電気的操作が加えられたダビング音源しか残っていないということなどから、 トスカニーニの演奏記録としてはあまり意味がないものであると考えています。 1940年ベートーヴェン・ヴァイオリン協奏曲のRCAスタジオ・セッションをNBCがラッカー盤に ダイレクトカッティングしたものや、1941年フィラデルフィア・スタジオ録音 の78回転RCAメタル原盤などは例外ですが、これらの演奏のBMGのCDは別の音源からのものです。
284 :
パルマラット :02/04/16 13:11 ID:kRoNLkl.
んー、じゃあ
>マスターテープと言えば、
>>247-260 の間でも話題になってるNBCのラッカー盤より、RCAが録音したマスターの
>方が状態がイマイチで、さらに散逸してるマスターすらあるという文章をトスカニーニ関連のBBS(現在、改装で閉
>鎖)で見かけたことがあります
と引き合いに出させてもらったBBSの方が間違ってるのか、私個人の読み間違い・勘違いか、どちらかですね
285 :
283 :02/04/16 16:59 ID:oHCBiLjk
そのBBSでの"散逸したRCAマスター"というのは、 1950年代トスカニーニRCAスタジオ録音の、電気的操作を加える前の 段階のものであるRCAオリジナルマスターテープのことです。 1937-54NBCライブ/リハーサルの話ではありません。
>>285 パルマさんは「RCAスタジオ録音の、電気的操作を加える前の段階のものであるRCAオリジナルマスターテープ」という意味で「散逸したRCAマスター」と表現してると思うんですけど・・・
287 :
パルマラット :02/04/17 08:32 ID:KB/78NX6
確かに私は「スタジオ録音のマスター」という意味で「RCAが録音したマスター」という言葉を使ったのであり、「NBCのライヴ音源」という意味で「NBCのラッカー盤」と言ったのです なんか誤解を招いてしまったようですけど・・・
>>278 お尋ねのローマ三部作、
初期盤と後発盤はかなり音が違います。
初期盤がいちばん凄い。
狂気スレスレの世界という感じです。
289 :
285 :02/04/17 12:44 ID:NMrmLcPo
パルマラットさんの282の前半部分(NBCライブ)についての情報の訂正を意図して283前半を書きましたが、 282後半部分(RCAスタジオ録音)の"散逸したマスター"については、単に文表現を変えただけのまったく同じ内容を283後半で書いたつもりでした。 従って、284においてパルマラットさんが282後半と283後半を矛盾する情報であると考える理由が最初はさっぱりわからなかったのです。 今では、私の283後半がパルマラットさんの282後半の情報を否定しようとしているかのような誤った印象を与えてしまったことが理解できるのですが、 285を書き込んだ時点では283後半が誤解を与えていることに思いも及ばず、BBSの文章の"紛失したRCAマスター"をNBCライブ/リハーサルのものである と勘違いをされているのではないかと考えていたのです。 283の『多くの場合過剰な電気的操作が加えられたダビング音源しか残っていない』は『多くの場合電気的操作を加える前の段階のRCAオリジナルテープが散逸している』 と書くべきだったと思います。 以上のように理解しているのですがどうでしょうか?
290 :
パルマラット :02/04/17 17:59 ID:PbqZkt6w
>>289 あ、分かりました分かりました
親切にどうもです
age
age
age
age
age
age
297 :
名無しの笛の踊り :02/04/21 13:28 ID:CKu.e5ps
トスカニーニとNBCの録音に係わる非常に興味深い話が展開されて面白かったですね。いつかそういった「原盤」による演奏を聞いてみたいですね。 ところで、諸兄のトスカニーニの3大名演といったら何になるでしょうか?課題を掲げた自分がまずは非常に悩む話ではありますが。
>>297 チャイコ「悲愴」
ワーグナー管弦楽曲集(最後のコンサートの奴)
ヴェルディ「レクイエム」
299 :
パルマラット :02/04/21 13:54 ID:d3IxhcDc
>>297 こればかりは難しいですね
前スレで色々と挙げましたけど(その内容もあんまり覚えてない・・・)、定番中の定番だと
ローマ三部作
ヴェルレク(NBC,1951)
ファルスタッフ(NBC,1950)
というところが出てくるんでしょうけど・・・
ちなみに私の選ぶ「トスカニーニの3大名演」は、
ファルスタッフ、ヴェルレク(ともに上で言ったやつ)とブラームス交響曲全曲(フィルハーモニア)
ちなみに、ここではライヴ物限定で挙げました
300げっとだがや〜♪
302 :
名無しの笛の踊り :02/04/21 14:01 ID:ttGikKZc
>>297 かなり迷うところですが・・・
ローマ3部作
ヴェルディ「レクイエム」
展覧会の絵
次点がメンデルスゾーンのイタリアと最後の演奏会録音(ワーグナー)
(ともに1954年録音)
ヴェルレクに3票、最後のコンサート(ワーグナー管弦楽曲集)に2票
304 :
名無しの笛の踊り :02/04/21 23:25 ID:RcrJaCgg
トスカニーニの名演というとやっぱり戦前でライブものがすきです。 BBCとやった ・ヴェルレク(1938) ザルツの ・ファルスタッフ(1937) NBCとの ・ベト5(1939のスタジオ盤、エロイカの39ライブも捨てがたい) と、書いているうちにやっぱりいろいろ頭に浮かび、3つではキツイ。
age
age
307 :
名無しの笛の踊り :02/04/23 17:26 ID:PsnB.58A
「オテロ」「アイーダ」「フィデリオ」も外したくないし・・・ ミサソレも、ホロヴィッツとのチャイコPCも、 熱心に取り上げてたフランス物も入れてあげないと、怒髪天だろうし・・・
308 :
パルマラット :02/04/24 08:33 ID:iYQ2SWWc
そこが難しいところで、
>>299 の時点では
ファルスタッフ、ヴェルレク(ともに上で言ったやつ)とブラームス交響曲全曲(フィルハーモニア)
を挙げたのですが、今日選ぶとなると
ヴェルレク、ブラームス交響曲全曲(フィルハーモニア)、チャイコP協(ホロヴィッツ。1943年)
と変化しちゃいますねぇ
要はその日の気分次第でベスト3が変わるという(w
age
age
age
312 :
名無しの笛の踊り :02/04/25 23:37 ID:mlRPqp3I
みなさん苦労してますね。そのくらいトスカニーニの名演は沢山あるということですね。
age
314 :
名無しの笛の踊り :02/04/26 12:54 ID:9mE472NQ
やっぱりどう見ても、ヴェルレクは必ず絡みそうではある。
315 :
名無しの笛の踊り :02/04/26 13:31 ID:unuw0AE6
トスカニーニのヴェルレクの対抗馬となると何だろう? デ・サバータ? セラフィン? (タイプは違うけど)カラヤン?
316 :
289 :02/04/26 21:10 ID:mEDa54iU
RCAが所有するトスカニーニ音源の問題点はRCAリミッターによる猛烈な電気的歪とダビングを繰り返していることの2つにあります。 まず前者について英語掲示板から( 1998/01/20 ): [1951年ヴェルディ・レクイエムNBCライヴの1990年代前半 RCA Gold Seal の]音質はある技術的な点でとてつもなくひどいものである。 それはRCAピーク・リミッターの過剰使用のことである。このRCAリミッターはRCAがスタジオや放送局のために製造していたもので、 私はBA-6ヴァージョンを実際に所有していた。アタック・タイムは数マイクロセカンド、リリース・タイムは数百ミリセカンドで、 少なくとも20から30dbのピーク・コンプレッションが可能であった。 高いコンプレッション比率と非常に短いリリース・タイムに設定してリミッターを掛けるとどうなるかというと、 ピークが瞬間的に平らにされてしまうのである。また、コンプレッション閾値より高い状態で音楽が持続した場合には、 演奏者が奏でる音符を実質的にすべて押しつぶすことによって強引に音量レベルが一定に維持されることになり、 たとえば、合唱の部分で音量レベルがふらふら揺らいだかと思うと今度は突然極端に変動する、といった奇妙な現象が起こる。
317 :
316の続き :02/04/26 21:53 ID:mEDa54iU
急速なリリース・タイムは、重低音を含んだ複雑な音の波形において猛烈な混変調歪(intermodulation distortion 相互変調歪)を引き起こす。 混変調歪を測定するSMPTE法に従って私のBA-6リミッターでコンプレッションをある値に設定して実験してみると、 50%あるいはそれ以上の混変調歪をもたらした。これらのことは一般リスナーにとって技術的にすぎる話だとおもわれるかもしれないが、 RCAのCDの Die Irae の部分を聞けばこの猛烈な電気的歪の結果を理解できるであろう。 混変調歪は響きを濁らせていて、実際には変化している音量レベルが一律に潰されたことによって混濁感とざらつき感が生じ、 合の手のバス・ドラムの自然な響きが破壊された箇所ではより低い周波数の基音が失われていて、プリアンプでブーストしても復元することはできない。 …私は以前、あるニューヨークの人物によって[この1951NBCライヴを]15ipsでエアチェックしたアマチュアテープからのカセットテープ・コピーを ある友人に聴かせてもらった。そのカセットテープ・コピーのダイナミック・レンジは現在のデジタル録音には及ばなかったが、 RCA音源の混濁したコンプレッションは全く無かったのである。つまり、商業発売に使用されたRCAテープとNBCネットワーク・ライン録音には何か違いがあるはずだということである。 BMGが後者ではなく前者の音源を使ったのは残念なことである。 現在までのところ、1937-54NBCライヴすべてと1946-54リハーサルの大部分 の第一世代記録やそこから作られたアーカイブ・コピーからデジタル化されてCDが発売されたということはありません。 英文で述べられているカセット・コピーはかなり良いものであったようですが、 NBC第一世代記録は、エアチェックの最も良いものと較べても高域の情報量などで大きく上回るのが通常です。
318 :
317の続き :02/04/26 22:22 ID:mEDa54iU
RCAのトスカニーニ音源のもうひとつの問題点であるダビングについては、
1990年代前半のRCAのトスカニーニ Gold Seal CD の監修を行った
プファイファーのインタヴュー(
http://www.classicrecs.com/jackint4.htm )から:
That recording went through numerous incarnations, just to arrive at something for Maestro to approve.
They took parts from rehearsal and parts from broadcasts. The original was just full of distortion. The production master was really terrible.
その録音[ヴェルディ・レクイエム1951NBCライヴ]の場合、非常に多くの段階を経てようやく、トスカニーニが発売承認できるようなものにたどり着くことができた。
彼ら[当時のRCA技術者]は、ある部分はリハーサルから、ある部分はNBCライヴから採った。このような編集で得られたオリジナルはまさに電気的歪の塊であった。LPプロダクション・マスターはとてつもなくひどいものであった。
『非常に多くの段階[numerous incarnations]を経て』というプファイファーの発言が意味することは、当時のRCAがトスカニーニの商業発売のための編集作業でダビングを延々と繰り返したということを、
1951NBCライブのヴェルディ・レクイエムの場合に限定した形で認めたということです。他のトスカニーニの演奏のRCA音源ではもっとひどい音質のものも少なくないことからすると、
ダビングが繰り返されたのはこの1951NBCライヴに限られないのではないかと推測したくなりますが、このことに関しては、NaxosやGuildにトスカニーニの音源[もちろん、第一世代記録やアーカイヴ・コピーではない貧弱なものです]を
供給しているCaniellの発言が英語掲示板にあります( 1998/05/11 ):
…商業的に入手できる録音の多くのものは、貧弱な、第5世代、第10世代、第15世代のコピーであった…私がこのことを知っていると主張できるのは、1949年から1950年にかけてRCA Victorで録音技術者として働いていて、
オリジナルテープの音質を聞いたからである。
319 :
318の続き :02/04/26 22:36 ID:mEDa54iU
再び1951年ヴェルディ・レクイエムNBCライヴに話を戻します。 プファイファーの上記のインタヴューの別の部分によると、1990年代前半のRCA Gold Seal CD ではこの演奏について、 ダビングを繰り返したLP時代の編集工程の途中の段階のテープで、現存しているものを使って編集をやり直したとのことで、 確かにLPよりは鮮度がやや改善したようですが、猛烈な電気的歪はそのままです。 最近RCAがこの演奏を Red Seal CD で発売したので購入して聞いてみましたが、前回の Gold Seal CD のマスターにわずかな電気的操作を加えただけではないのか、 というのが私の判断です。もう少しまともな音質のコピーがBMGの倉庫で見つかったのかと期待したのですが。 ニューヨーク公立図書館と米国議会図書館で保管されているNBCライヴ/リハーサルの第一世代記録とそのアーカイヴ・コピーは、現在までのところCD発売されたことはありません。
age
age
age
323 :
kkkkkkk :02/04/29 15:57 ID:phLpcUVY
>>297 やっぱしモーツァルトの40番(1937)、ロッシーニの泥棒かささぎ(1946)、チャイコ悲愴(1941)
じゃない
age
325 :
名無しの笛の踊り :02/04/30 12:31 ID:jkZJKsbc
>>323 チャイコの悲愴の41年盤は本当にトスカニーニの演奏なんでしょうか?ティンパニの音とかいつものNBCの音と違うし
トスカニーニ風の演奏ではあるが、アプローチも若干違っているような?
326 :
パルマラット :02/04/30 18:19 ID:sum8JrHo
>>325 カーネギーホールでのライヴですね
んー、音質の関係でしょう(w、と言う他に何も無いんですけど・・・
ちなみにこの時の悲愴の演奏は、トスカニーニの生涯で3番目(1897年、1938年に振っている)の演奏でした
327 :
名無しの笛の踊り :02/04/30 20:10 ID:JNXywcrs
悲愴だと1947年のSP復刻?と思われるものと 戦時中のフィラデルフィアのもありますね。1941年のは聴いてないけど・・・
328 :
kkkkkkk :02/05/01 00:40 ID:7.Smx8xc
>>325 ということはマンフレッドとかP協も別人ですか?
age
age
331 :
名無しの笛の踊り :02/05/02 00:39 ID:RzXtH0ss
>>328 325ですが、誤解を生じさせてすいません。私のもっているのはNAXOS盤で41・4・19の演奏と表記があります。このうちPコンのほうは間違いなくホロヴィッツとの
共演だと思えるんですが、悲愴のほうが良くわからないのです。まあ古い録音なのでパルマラットさんの言われるように単に音質のせいかもしれませんね。今後と
も研究させていただきます。
でもトスカニーニのマンフレッドといえば、ご指摘の41年頃のものは未聴ですが、特に53年のM&A盤の演奏は録音も含めてすごいですね。
age
チャイコの5番を指揮しなかった理由 誰か知ってます?
334 :
パルマラット :02/05/02 09:22 ID:UH4F5W1c
>>333 明確な理由というのははっきりしていないのですが、
どうもトスカニーニの性格とチャイコの感傷的な作風が今ひとつ合わなかったという説があるらしいのですが・・・
もっとも、チャイコの第5番というのは今でこそ普通に取り上げられていますが、昔は敬遠されるような作品だったらしく、
二キシュがサンクトペテルブルクの帝室管弦楽団を指揮した際に第5番を取り上げようとして猛反対されたこともあったようですし(結局は演奏されて、大成功を収めたそうです)、
チャイコ自身が第5番に疑念を抱いていたという記録も残ってるみたいです
335 :
名無しの笛の踊り :02/05/02 09:24 ID:Dl34jOTg
↑ 出来が悪かったからじゃないかな? パルマラット氏に教えてもらった、 トスカさんのHPのディスコグラフィーが見れないので、 ここで教えてください。 バッハ「トッカータとフーガ」オケ版が入っているCDは 何種類くらいあるんですか?
336 :
パルマラット :02/05/02 09:32 ID:UH4F5W1c
TOSCAさんのHP、4月から大改装らしくってお休みしてるんですよ
test
age
age
age
このスレアホのすくつだよね!
342 :
kkkkkkk :02/05/05 01:08 ID:V0ELsaks
>341 そうかぁ??結構良スレだと思うけど?
age
age
346 :
パルマラット :02/05/06 18:59 ID:khqDJtKw
昔、買い逃してた ReliefのハイドンのCD買ってきました。 中古屋で見つけた。 やはりとてもいい演奏!!
age
349 :
名無しの笛の踊り :02/05/07 14:54 ID:UfJHW0Ww
TOSCAさんのHPがリニューアルされてましたが、 ディスコグラフィーは見れませんでした。 GWは、 アイアンニードルのトスカニーニ・バロックとその周辺を振るを聴いてました。 1曲目が、NBCとの最初のコンサートの1曲目の ヴィヴァルディ「合奏協奏曲集」11番! 物凄く厳しい演奏。クリスマスにこんなの聞かされたら・・・・・ だって、この日の最後がブラ1だし・・・・ 新年明けて、一発目の曲は「死と変容」。トスカニーニったら・・・ 2曲目「トッカータとフーガ」管弦楽版(ウッド編) 曲自体が好きだから、良しとするけど、 ちょっとオーケストレーションがちゃちぃ気がする。 相変わらず、トスカニーニは燃えてるし、NBCはうま過ぎ! 3曲目に「パッサカリアとフーガ」。 ギルドのと同じく、レスピーギ編曲。 日付は1947だったか? こちらはトスカニーニの唸り声というか、鼻歌入り。それも物凄く大きな声。 4曲目が「ブランデンブルグ」6番だったかな? 5曲目がハイドン「ホルン信号」。レリーフのと同じ演奏。 ギルドのトスカニーニ第2弾が出るそうですね。 それにFONOからも、ミラノとの集大成的CDもでるみたい。 こっちは、写真がたくさん入っているブックレット付きのよう。
350 :
パルマラット :02/05/07 20:29 ID:NcSbAEGc
>>349 トッカータはニューヨークフィルとの演奏ですよ(1936・2・23)
351 :
349 :02/05/08 08:47 ID:hHBPZ.Cg
そうでした、NYP。なんでNBCって書いたんだろ? お詫びします。
352 :
パルマラット :02/05/08 09:00 ID:VCEuVRNc
たぶん他の曲が全部NBCとの演奏だったからでしょう
age
age
あげ
356 :
パルマラット :02/05/10 08:31 ID:DlAQHvTA
357 :
パルマラット :02/05/10 08:32 ID:DlAQHvTA
おー 「チャイコフスキ」と「マルトッチ」の修正を忘れてました(笑)
age
test
testtest
age
age
あげ
age
365 :
パルマラット :02/05/14 09:07 ID:B46WTQYE
GUILDの二枚目は、昨日見た感じではまだ出てないようですね
agew
age
age
age
370 :
名無しの笛の踊り :02/05/16 12:40 ID:FhsaccX2
GUILD盤1枚目今頃ゲットしましたが、音が予想よりいいですね。RCA盤でも聞こえていたトスカニーニ独特のサウンドが多少明らかになっている感じがします。 これは今まで解説が載せられていたいわゆる第一世代ものの音(に近い?)なのでしょうか。GUILD2枚目が楽しみですね。
あげ
372 :
パルマラット :02/05/17 08:50 ID:e4oHbaGw
>>370 GUILD盤は、今までNAXOSに原盤供給していた業者(?)がNAXOSと条件面かなにかで対立して、契約を打ち切って乗り換えてきてるだけですから、過去レスのとおりいわゆる「第一世代」の音源を使っているわけではありません
373 :
名無しの笛の踊り :02/05/17 17:47 ID:.2FZ7An.
370ですが、そうなんですか。パルマラット様、ありがとうございました。それでも2枚目は是非入手します。
age
375 :
名無しの笛の踊り :02/05/17 20:53 ID:lCOKpKho
ディーラ、ディーラ、ピャッピャッピャー、 ディーラ、ディーラー、ピアノピアノー。 この後爆発する。トラビアータのリハーサル
泥棒カササギ、なんだありゃ? 初めて聴いた時ぶっ飛んだ、あれ聴いてロッシーニが狂人だと知った。
377 :
名無しの笛の踊り :02/05/18 08:50 ID:zU0VTzAk
名指揮者の名演奏だと曲の真実が浮き彫りになる。フルトベングラー も「泥棒カササギ」の演奏があるぞ。奇しくも二大巨匠がロッシーニ の序曲の録音を残しているとは興味深い。
378 :
パルマラット :02/05/18 09:27 ID:FsmvkGNU
トスカニーニ最上のどろぼうかささぎ序曲の演奏は、スカラ座再建コンサートの時のような気がしますね 音質にやや難点はありますけど、自分が愛した劇場の再建コンサートの1曲目ということもあって、他の演奏とは違った特別な感じがします
379 :
パルマラット :02/05/18 12:53 ID:bxcK0ulY
age
2ちゃんで評判のよろしくない許光俊さんがブラームスの1番はトスカニーニの 録音が一番良いと書いていました。さすがですね。全く同感です。
age
age
ブラ2は糞だった。
385 :
名無しの笛の踊り :02/05/20 16:42 ID:QCMbX.16
いま、ここで教えてもらったmassa-s氏のHPを見てたら、こんな記載が。 >HPによれば、今回のシリーズの予定として、 >1938/08/22 フォイヤマン共演の「ドン・キホーテ」、「運命」他 >1939/01/14 ショスタコーヴィチの第1番他 >1945/12/02 ベルリーニ、ヴェルデイ、ボイートの作品 >1947/02 ベルリオーズ「ロメオとジュリエット」 (リハーサル付、3CD) ショスタコ1とロメジュリのリハーサル・・・ほひぃ
386 :
パルマラット :02/05/20 17:31 ID:JhAwlg9A
フォイアマンがソリストのドン・キホーテは聴き物ですよ 以前発売されていたMusic&Arts盤は音が貧しかったですけど、今回は音質が多少マシになっていることを期待
age
388 :
名無しの笛の踊り :02/05/21 17:08 ID:ffvePacg
最近、何気にDANTE=LYSを安く売ってる店が多い。 で、1936 NYP、1938 NBCのベト9を買ってみた。 既存の1952 NBCのと比べると、第三楽章のタイムの違いに気付いた。 1936 NYP 14:43 1938 NBC 14:08 1952 NBC 17:22 なんどとり直しても、ほとんど変わらぬタイムのトスカニーニにしては、 かなり違うと思いませんか?
389 :
名無しの笛の踊り :02/05/21 17:15 ID:ffvePacg
連続カキコすると、 ベト合唱幻想曲 1939 も買ったんです。 16分で終わってしまう速さも驚きだったが、 タイムで書くと、15:10あたりの、 コーラスが切れて、ピアノが弾き始める所で、 普通の演奏以上に間があくんです。 そして頼りなげにピアノ。 これって、ミスではないかと思うんですが、どーおもいます?
age
391 :
パルマラット :02/05/22 08:45 ID:Srb6pB32
>>388 あれ?
1952年のNBCのベト9(BVCC−5224)の第3楽章の演奏タイムは14:22ですけれど
誤植か勘違いではないでしょうか?
age
age
394 :
名無しの笛の踊り :02/05/22 23:16 ID:X3K6ipW6
ニューヨーク時代のトスカニーニの演奏はいいですね。ベト4とかも第一楽章が非常に遅いテンポで消え入るような ピアニッシモで進み、アレグロ・ビヴァーチェには後年の演奏には見られない非常に劇的な盛り上がりから入ってい きますね。
age
396 :
388 :02/05/23 09:02 ID:M04xMOKc
ぷぷ、笑っちゃうね。 とりあえず1952のベト9タイムは、 コレクションのを引っ張り出さずに、 1000円で出たときのを見たら、第三楽章が上記のとおりだったんです。 ジャケの記載も誤植みたいだし、中のライナーの記載も間違ってた。 関係各位には深くお詫びいたします ペコリ
age
398 :
名無しの笛の踊り :02/05/24 00:06 ID:f3VzsERY
と言うことは、まずはNYPO盤が第3楽章が1番遅いということですね(まあ演奏時間の長い短いにあまり意味はないでしょうが)。 でもこの頃のNYPOは名人のそろった良いオケでしたね。メンゲルベルクの「英雄の生涯」も1928のNYPO盤のほうが後年のコンセ ルトヘボウ盤より良いですからね。NYPOの当時の主席トランペットのHarry Glantzなんかトスカニーニと一緒にNBCに移ったしね。 あのローエングリン第一幕&第三幕前奏曲のトランペットの独特の響きは彼だろうね。
あげ
400 :
名無しの笛の踊り :02/05/24 08:45 ID:qhFlMxkE
NYPの録音は、さすがに古く音が悪いので、うまいのかぁ?と思うんだけど、 ソロのところがあると上手いなと思える。 NBCも合奏なんかはすげぇーと思うんだけど、 これはこれで録音の影響で柔らかみが消えちゃったり。 でも直に聞いたら、 ムラヴィンの統一感より凄いんだろうなと思ってます。 けっこうがんばってるなーと思うのがBBC。 パレスチナのは聴いたことないからなぁ・・・・ どんなだったんだろ?
401 :
パルマラット :02/05/24 09:46 ID:w7RwC3UQ
>パレスチナのは聴いたことないからなぁ・・・・
さすがにパレスチナのは録音、放送録音がありませんしね
パレスチナと言えば、お披露目コンサートの時にトランペット奏者がブラームスの第2番の演奏で、第3楽章の入りで間違えて第4楽章を吹いてしまい(リハーサルでも同じ間違いをやらかしていた)、
トスカニーニがそれに激怒して第4楽章を猛スピードで演奏、演奏終了後に譜面台を蹴っ飛ばして失敗したトランペット奏者を叱り付けたことがあったようです
この時のプログラム(1936・12・26、テルアビヴ)
ロッシーニ 絹のはしご序曲
ブラームス 交響曲第2番
(この間の休憩、トスカニーニが「後半の曲を演奏するなんて真っ平御免」と激怒し、
ブロニスラフ・フーベルマンがそれをなだめるのに時間がかかって、なんと1時間半)
シューベルト 交響曲ロ短調「未完成」
メンデルスゾーン 真夏の夜の夢〜ノクターン、スケルツォ
ウェーバー オベロン序曲
パレスチナとの演奏記録
ttp://www6.plala.or.jp/Massa-/Maestro/palestine/palestine.htm
402 :
名無しの笛の踊り :02/05/24 12:08 ID:.aQ08lA2
現在ニューヨーク・フィルのアーカイヴの復刻作業が進行中ですが 音源は非公開です。トスカニーニ/ニューヨーク・フィルの1942年以降の コンサートをCBSの関係者が個人の資金を使って録音したという話が ありますが、私の知る範囲では実際に音源が確認されたことはないようです。 将来より良い音の音源が発見されることを期待していますが、現時点では このコンビの最も音の良い録音は1945年Pension Fund concertのようです。 ニューヨーク・フィルとの1945年Pension Fund concertを 息子ワルター・トスカニーニからの依頼で業者(CBSではない)が録音した音源が ニューヨーク公立図書館にありますが、サービスコピーを試聴した感想: There actually are some Toscanini/Philharmonic live recordings with acceptable sound. Notably, the January 1945 Pension Fund concert, which has a breathtaking performance of the Haydn Clock Symphony with markedly superior sound to the 1929 Victor recording. Also on that concert is an excellent Sibelius Swan of Tuonela that is finer than the 1944 performance with the NBC, especially for the superior playing of the solo English horn. トスカニーニ/NYPのライヴ録音で許容できる音質のものが実際いくつかある。 注目されるのは、1945年1月のPension Fund concertである。 ハイドンの時計交響曲は息をのむようなような演奏で、音質も 1929年RCA/Victorスタジオ録音よりもかなり上回る。 このコンサートではシベリウスのSwan of Tuonelaも優れた演奏で1944年 のNBCとの演奏よりも良い(特にイングリッシュ・ホーンのソロ)
403 :
402の続き :02/05/24 12:19 ID:.aQ08lA2
未編集NBCライヴのサービスコピーをかなり試聴しているこの人物とは 以前個人的にEメールのやりとりをしていたのですが、 上記の英文で触れられている1944NBCライヴのシベリウスの Swan of Tuonelaは、RCA商業用編集済マスター(RCAの市販CD)を 念頭において書かれています。商業発売のための編集過程での RCAの音質管理は極めて杜撰で、最終的に得られたRCA編集済マスターの音質 は劣悪でしたが、一方で、トスカニーニ1937ー54NBCライヴのすべてと 1946ー54年の時期にNBCライヴのために行われたリハーサルの大部分について 未編集NBC第一世代記録が米国議会図書館とニューヨーク公立図書館で現存しており、 ニューヨーク公立図書館との契約によりSeth Winner がアーカイヴ・コピーを 1990年代に作っています。
age
405 :
パルマラット :02/05/25 08:30 ID:Wd0Kj0Ug
前から思ってたんですけど、このスレにTOSCA氏のBBSから来ている人がいるのでしょうか? それとも、TOSCA氏のBBSから文章を頂戴して来ている人がいるのでしょうか?
トスカニーニとダリと大泉晃って似てるよね。
407 :
名無しの笛の踊り :02/05/25 09:17 ID:uHmrSg8I
↑ ダリと大泉晃とボヤッキーは似てるけど、 トスカニーニはちょっと違うと思う。 サリーちゃんのパパが歳食ったら、トスカニーニに似てくるのでは???
408 :
406 :02/05/25 09:34 ID:???
フルトヴェングラーとマッチ棒って似てるよね。
409 :
名無しの笛の踊り :02/05/25 12:32 ID:U9AuNxj2
>このスレにTOSCA氏のBBSから来ている人がいるのでしょうか? そうです(1953 エイ)。
410 :
パルマラット :02/05/25 19:11 ID:5b7Sr4Gc
録音があるというブルックナー第7、日の目を見るチャンスはあるのですか
age
413 :
名無しの笛の踊り :02/05/25 21:36 ID:X3hSOj2U
トスカニーニ〜TVコンサート、DVDが出るよ〜 02/07/26発売 東芝EMI 5枚組 TOBW−3531 ¥20000
414 :
名無しの笛の踊り :02/05/25 23:10 ID:gXOeVdiU
このDVDは前にSONNYからLDで出ていたものとオリジナルは同一でしょうね。 DVDになるとLD時代より音質が向上しそうですが、いかがでしょうか?
415 :
名無しの笛の踊り :02/05/25 23:57 ID:1rLLyj2k
オリジナルと同じ、タワーのページで書いてあるよ〜
417 :
パルマラット :02/05/26 09:30 ID:Auv7JjJs
>>413 あー・・・
DVDプレイヤー欲しいー(w
418 :
名無しの笛の踊り :02/05/26 10:53 ID:GkaCbjKo
ブルックナー第7番の現存する音源は アマチュアがAMラジオから録音したもので一部分が欠落していて、 今のところこの1つの音源しか確認されていないそうです。 発売できない理由として欠落部分を埋めることができないことが あげられていますが、ほかにも理由はあるのだろうと思います。 以前レーザーディスクやVHSで発売されていたトスカニーニの1948-52の TVコンサートで使用されたNBCライヴの音源は極めて貧弱なものでした。 この貧弱な音源がDVDで再利用されるのであれば、 音質上の意味はないと思います。 以前発売されていたTVコンサートの1948ベートーヴェン第9について: Seth Winner owns the best-sounding source of the 1948 telecast of the Beethoven Ninth. I heard it off the original discs, and while it is not good relative to what they did in Studio 8H a year earlier with just one mike, it's still better than the audiotrack of the laser/VHS issues by far. Seth Winnerはベートーヴェン第9の1948TVコンサートのもっとも音の良い 音源[おそらく第1世代NBCラッカー盤のこと]を所有している。 私はオリジナルディスクからの直接の音を聴いたが[Seth Winnerが アーカイヴ・コピーへダビングしている時に立ち会った]、 1年前頃に彼ら[NBCの技術者]が同じ8Hスタジオにおいてマイク1本のみで 達成した音質にくらべるとやや劣るが、それでも[この1948年第9の] レーザーディスクとVHSのサウンド・トラックよりは圧倒的に勝っている。
age
age
421 :
名無しの笛の踊り :02/05/27 08:47 ID:bQB7mVc6
>DVD バラ売りにしてほしぃ
age
メンテであげとかないと刈り込まれるYO!
age
426 :
名無しの笛の踊り :02/05/28 19:01 ID:nXtgirUU
ウラニアから、こんなのが出るらしい。 (1)グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」第2 幕 (2)カステルヌオーヴォ=テデスコ:おとぎ話 (3)同:「じゃじゃ馬ならし」序曲 (4)ミニョーネ:ブラジル幻想曲 (5)フェルナンデス:「マラサルテ」−バトゥーケ ナン・メリマン(オルフェオ) エドナ・フィリップス(エウリディーチェ) トスカニーニ指揮 NBC 交響楽団 グルックは第2 幕のみの演奏。BMG から1952 年の同曲が発売されているが、 この1945 年の録音は合衆国のトスカニーニ協会で出たのみ。 その他の曲目も大変に珍しいものばかり。実は珍しもの好きだったのかも。 録音:(1) 1945 年4 月,(2) 1945 年11 月,(3) 1944 年3 月, (4) 1943 年11 月,(5) 1940 年5 月
427 :
パルマラット :02/05/28 20:56 ID:Sf96Zk9w
428 :
名無しの笛の踊り :02/05/29 09:11 ID:ayPG/ZaA
モツレクはやってないんですか?
429 :
パルマラット :02/05/29 09:38 ID:En/c4Q5E
>>428 恐らく振ってないかと・・・
少なくとも自分の知識内では、トスカニーニがモツレクを振ったという記録を見かけませんね
あ、それと
>>427 の「トスカニーニ唯一のマタイ演奏」は「NBCとの唯一の演奏」であり、生涯にこれ1回しか振っていないというわけではありません(ただし、マタイ全曲を演奏したことはない)
1934年4月にNYフィルと2つのヴァイオリン協奏曲・ロ短調ミサより・カンタータ第209番とともに演奏しています
あげ
age
432 :
名無しの笛の踊り :02/05/30 09:24 ID:9Vc816Ps
モーツァルトの作品が意外と少ないと思うのですが、いかが?
433 :
パルマラット :02/05/30 20:10 ID:b2fhia7E
>>432 オペラは魔笛とドン・ジョヴァンニ(後者は1906年にテアトロ・コロンで振っただけ)、
交響曲が1,28,29,32,35ハフナー,38プラハ,39,40,41ジュピター、
ピアノ協奏曲が20,21,27
あと、単発で
フィガロの結婚序曲
ファゴット協奏曲
ディヴェルティメントK287
協奏交響曲K364
Overture in Italian Style, K.318
Adagio & Fugue for Strings, K.546
Masonic Funeral Music
といったところですかね(NYフィル、NBC時代の記録に限る)
頻繁に振っているのが交響曲第35番ハフナーと第40番、魔笛ぐらいですからね(逆にフィガロの結婚序曲はNBCで2回のみ、ドン・ジョヴァンニも序曲はNBCで1回のみ)
434 :
名無しの笛の踊り :02/05/30 23:21 ID:KiNOz88A
でも37年のザルツの魔笛は良いですね。トスカニーニ以外の誰もがなし得なかったスタイルですね。
age
436 :
名無しの笛の踊り :02/05/31 16:43 ID:Qs8ZORsE
437 :
パルマラット :02/05/31 20:43 ID:jWSDK2jY
>>436 ttp://www.sfw.co.jp/classiconline/user/new_view_ma.asp?SeleTime=a に載っていました
ローエングリンの古い録音を集めたCDで、この中の第1幕の前奏曲だけがトスカニーニ指揮です
ワグナー:「ローエングリン」抜粋 (1)前奏曲(2)エルザの夢(3)王の祈り(4)フリードリヒとオルトルードの二重唱(5)エルザとオルトルードの二重唱(6)第3幕前奏曲(7)エルザとローエングリンの二重唱(8)遥かな国から(9)愛する白鳥よ!
(1)トスカニーニ指揮(2)ニノン・ヴァラン(3)マルセル・ジュルネ(4)マルシャル・サンゲール、マジョリー・ローレンス(5)M.ローレンス、イヴォンヌ・ブロティエール(6)ゴベール指揮(7)セザール・ベッツァーニ、ミレイユ・ベルトン(8&9)S.ベッツァーニ
全てフランス語による歌唱です。
トスカニーニ暴君・ワルター偽善・フルヴェン凡庸・クレンペラー我執
439 :
名無しの笛の踊り :02/06/01 00:10 ID:21uD2Ew.
>>438 ずばりそれが彼らの音楽を聴く醍醐味ってもんさ。でもフルヴェンの「凡庸」はどうかな?
440 :
kkkkkkk :02/06/01 08:53 ID:hD7XCBpI
>>432 トスカニーニはモーツァルトの音楽は退屈だと思ってたんでしょ?
441 :
パルマラット :02/06/01 08:56 ID:KRhdycWg
>>440 単に「退屈」というか、「音楽的に完璧すぎて、こういう時はたまに退屈に感じることもあるのだ」という意味での「退屈」発言だと思います
442 :
ホロヴィッツ :02/06/01 12:11 ID:DXBs9r3w
本当は、1939年のルツェルンでモーツァルトピアノコンチェルト第23番k.488を演奏するつもりでしたが、トスカニーニが ソレデワ迫力がないと言い、ブラームスピアノコンチェルト第2番op.83を、演奏して大喝采でしが、1987年ジュリーニ/スカラ座フィルとの録音までモーツァルトのコンチェルトは、演奏出来ませんでした。
438の山田教授って人、トスカニーニ、ワルター、フルヴェン、クレンペラーの 各スレに同じこと書いてるよ。 フルヴェン・スレだけは「フルヴェンは急流に流される溺死猫」ってのが付け 加えてあった。sage進行だから、煽りじゃなくて真面目に書いてるんだな。
444 :
パルマラット :02/06/01 20:19 ID:XbbJ9nV2
445 :
ホロビィッツ :02/06/01 23:54 ID:ZsL0MDBM
>>444 そうなんです!
ホロビィッツは、トスカニーニのその強引な指揮ぶりで神経がかなりまいってしまい、神経衰弱になり演奏出来ないぐらいになりました。
その後のNBC交響楽団との、ブラームスやチャイコフスキーの
コンチェルトの演奏は、ホロビィッツ自身はあまり好きでわなったようです。
だけど、たいへんすばらしい名盤の演奏だと思います。
age
447 :
kkkkkkk :02/06/02 12:49 ID:y7ZIEUlc
ほんと、チャイコなんか、他の演奏は聞けないですよね ブラームスもフルヴェンの演奏と並んで すばらしい演奏だと思います(今、フルヴェンとエッシュバッヒャーのブラームス聴いてますが..)
age
age
age
age
age
453 :
パルマラット :02/06/04 20:14 ID:XJUXBrNg
>>356 で話したGuildの第2弾をタワレコで購入、聴いてみました
ブラームスの第3番は、トスカニーニ自身がこの時の演奏を高く評価していただけになかなかいけますね
マルトゥッチの2曲とヴォーン=ウィリアムズは前にもCD化されている演奏ですが、音質が良くなっている・・・と思いたいですね
チャイコのロメジュリは今ひとつ。特に終結部は後年の演奏と比較すると結構雑な演奏になっており、この演奏だけはやや割引でしょうか
併録のG線上のアリア、時計はトスカニーニがNBCの常任を辞めていた時期の演奏ということもあり、ややせっかちな印象
特に時計は正規録音と比べると演奏時間は2分も早く、そのうち前2楽章が特に早い
時計はちょっと割引せざるを得ません
G線上のアリアは正規録音と演奏時間はほぼ同じですが、組曲第3番の全曲演奏(NAXOS)の時の性急な演奏よりかは内容はあります
454 :
パルマラット :02/06/04 20:46 ID:poTS3BTE
ちょっと訂正 >特に時計は正規録音と比べると演奏時間は2分も早く、そのうち前2楽章が特に早い 第1楽章は正規録音が繰り返しあり、この演奏が繰り返しなしです それを書くのを忘れていました(IDが違うのは、一旦パソコンを切って改めて聞きなおしたため) ただ、それを考慮してもGuild盤の第1楽章の方がわずかに早く感じられます
age
age
age
458 :
名無しの笛の踊り :02/06/06 11:13 ID:A6iqnE.2
M&A(ミュージック&アート)から近々出る「トスカニーニ最後の演奏会」 ワーグナー管弦楽曲集ってステレオ録音らしいけどどうでしょう?
459 :
名無しの笛の踊り :02/06/06 13:29 ID:jYe/TuRI
再発という事かな? どうでしょうって、どーもこーも。 まずはステレオである喜びを噛みしめましょう。 そして、タンホイザーに近づくとともに、 いろいろな思いで心が高揚してくる事でしょう。 たしかにクナやフルヴェンの演奏とは違うものですが、 それでも、一般的に思われているトスカニーニの速い演奏ではなく じっくりと、しかも厳しく、激しく演奏してます。 ムラヴィンのワーグナーに近いかも? おすすめです
460 :
名無しの笛の踊り :02/06/06 18:48 ID:A6iqnE.2
>>459 どうもです。
トスカニーニのステレオ録音ってこれだけなのですか。
凄く貴重ですね。
461 :
パルマラット :02/06/06 19:43 ID:9NV4vlmk
462 :
元ワルター協会 :02/06/07 00:22 ID:Fe6c/fP2
>>458 10年前に、このステレオ録音(ATRA-3008)買いました。DENONプレス! このラストコンサートのステレオ録音て、あまり左右広がらなくて平たいですね。1945年テスト的な録音かな。!?
RCAかメジャーレーベルの倉庫に音源があれば、最新のリマスタリングでモット潤いと色彩のある演奏でききたいーーーー。
やっぱり、ないのかな、、、。(T-T)
また、フライベート録音のLPを持っていましたが、CDはケン・レコードで発売していましたが最近CDショツプ見ません。
ほしいよ〜
>>461 前日のプログラムも聞きたいですねえ。
>>462 そうなるとM&A盤にはかなり期待がかかりますねえ。
楽しみだなあ。
トスカニーニのラスト コンサートだけど日本コロムビアから LPが出た時は2枚組みでリハーサル(ステレオ)付き だったよ。
465 :
元ワルター協会 :02/06/07 02:34 ID:jGL8uSs2
>>462 × 1945年テストな的録音かな。
○ 1954年テストな的録音かな。
まちがっていました、スマソ。
466 :
パルマラット :02/06/07 08:52 ID:q.EBujW.
ウラニアのシューマン2聴いて仰天爆死! ストコいじりなんてかわいいもんさ...トスカいじりはどっひゃらひゃ〜。 一楽章の金管咆哮抽出のさせ方はチェリビダッケ心筋梗塞。 マニエルな若造君達も...となるであろう。 ニ楽章もがっちり心をわしづかみにされたよ。 併録のリストも秀演、期待してなかっただけにうれしかったよ。
age
age
age
age
age
473 :
名無しの笛の踊り :02/06/09 14:52 ID:6P2EBmoc
Guild第2弾getしました。まだ1枚しか聞いてませんが、VWのタリス幻想曲良いですね。 この曲はミトプー盤とかで聞いて、夕暮れの気配の曲だというイメージがありますが、トス カニーニだと思いっきり雄大な夕暮れのイメージですね。他の演奏に比べて非常に立体的と いうか、伴奏のそこここがくっきりでてきますね。この傾向はブラ3同じです。まあ個人的 には、録音状態も含めてPOとやった52年のブラ3のほうが好みではありますが。
474 :
名無しの笛の踊り :02/06/09 18:36 ID:UXdBFMRc
Guildを買いにいったついでに、こんなCDを買ってしまった。 『JASCHA HEIFETZ』Collection vol.3 レーベルは、DOREMI DHR-7717 この中に、トスカニーニ/NYPとハイフェッツとの、協奏曲が 有りました。ブラームス/ヴァイオリン協奏曲(1935年2月24日)全曲演奏がCDに入っていました。録音はエアーチェツクした音だと思います。 皆さんどうでしようか、分かりますか。
475 :
パルマラット :02/06/09 19:50 ID:lzaHjFJA
ん? それの全曲版が出たんですか・・・? そのライヴ録音に関しては、「第3楽章が欠けてる(=録音が現存しない)」と記憶にあるものですから・・・
age
477 :
名無しの笛の踊り :02/06/10 00:26 ID:SJq9hvtY
>>475 この、ドレミCDは、タワー新宿店で買いました。ヒストカルCDの棚のハイフェッツの場所にありましたよ。たしかに全曲版です
ぜひ、聴いて見て下さい。演奏はNBCとのベートーヴンのヴァ
イオリン協奏曲よりNYPのほうが音がやわらかいです。
age
479 :
名無しの笛の踊り :02/06/10 12:51 ID:aIPISYk2
>NBCとのベートーヴンのヴァイオリン協奏曲より >NYPのほうが音がやわらかいです 1940年ハイフェッツ/トスカニーニ・NBC交響楽団の ベートーヴェン・ヴァイオリン協奏曲はNBCライブではなく RCAスタジオ録音での演奏で、現在までに発売されたSP、LP、CDでは RCA技術者が録音した78回転SP録音から採られています。 数年前に米国議会図書館でこの1940年RCAスタジオ・セッション を記録しているNBC33回転ラッカー盤がニューヨーク公立図書館との契約で 調査していたSeth Winnerによって初めて発見されました。 RCAによるSP時代の編集では使われなかった別テイクの第1楽章も 含めて収録されています。 このNBCラッカー盤やその保存用コピー(アーカイブ・コピー、保存用復刻テープ) からCDが発売されたことは、現在までのところありません。 NBCラジオ録音部門の技術者がRCAとは別のマイクをセッティングして RCA技術者と同時並行して録音したのですが、 1937年以降トスカニーニ・NBCライブをラッカー盤に ダイレクトカッティングする経験を重ねていたNBCラジオ録音部門の技術者は 8Hスタジオの音響を熟知していたのでマイクを適切な位置に セッティングすることができたのです。 NBCラジオ録音部門が1930年代後半から1971年まで使用していた 16インチ33回転ラッカー盤とRCA78回転録音では 物理特性に大きな差があるわけですが、それに加えて、 RCA78回転録音にはリミッタ―の過剰使用によるらしい強い歪み感があります。
480 :
tttt :02/06/10 15:23 ID:JN30YvZ6
481 :
名無しの笛の踊り :02/06/10 19:03 ID:y3qdCIZQ
>>479 録音またわ原盤のことでわなく、トスカニーニの演奏自体の指揮
ぶりでオケの響きが、やわらいということです。
わかりにくい、書き方で誤解させてすみません。
レコード会社の圧力はね返せないのかな。
age
age つーかこの板回転速すぎ
485 :
名無しの笛の踊り :02/06/11 08:35 ID:b002wdfY
久しぶりのナクソスだと思って期待したら、 既発のホロヴィッツとの2曲のようだ・・・・
486 :
名無しの笛の踊り :02/06/11 19:30 ID:X3evaO1.
N
>>477 私もこのCDもってますが、おっしゃるとおりです。録音が悪いなりに低音が割と入っている感じです。
ブラインドで聞かされて伴奏は誰かと聞かれたら、答えに窮しますね。まあ大人しめでゆったりして、
あんまりいつものトスカニーニぽさは薄めのような。逆にNYフィル時代のブラームスは結構こうだっ
たのでしょうかね?ホロヴィッツとやったブラ1Pコンもそんなイメージだったか(これは録音悪すぎ?)
NY時代のブラームスの交響曲はライブとか残ってないのでしょうか?
487 :
名無しの笛の踊り :02/06/11 19:40 ID:mZiuVVuk
>>474 私も、もつていますよ。ブラームス/ヴァイオリン協奏曲のCD
この、CDいまもHMVの検索でひっかかりました。発売日1998年
4月14日、DHR7717、プレス:USA、ネット価格\1,971、でした。 それで私なりに調べました。レコード芸術2000年7月号の広告
でキングインターナショナル広告記事にドレミちゃん、あります
『カナダ発の優良レーベル<ドレミ>の御紹介「秘蔵音源の宝庫
」安定供給をお約束!国内独占契約開始第一弾!』そこに、
オイストラフ7タイトル、ハイフェッツ4タイトル、などありその
中の[ハイフェッツ・コレクツョン第1〜4集]の第3集(1CD)
にトスカニーニとの協奏曲あります。もともとハイフェッツのコレクター用CDのみたいなものでメインがハイフェッツでサブが
そのほかの演奏家ですのでートスカニーニコレクターが、幻の
迷盤がみつからないのわあたりまえてす。
488 :
パルマラット :02/06/11 20:08 ID:dKsNlpwQ
>>486 >NY時代のブラームスの交響曲はライブとか残ってないのでしょうか?
トスカニーニが最後にブラームスの交響曲を振ったのは1936年3月17日(第4番)ですが、放送録音としては同年2月16日の第2番が残ってるかもしれません
トスカニーニ・ニューヨークフィルを1936年まで中継していた のはCBSですが、CBS自身による録音は行われなかったようです。 現存しているAMラジオからのエアチェックは音が良くありません。 一方、NBCはトスカニーニ・NBCライブを1937年の最初から一貫して 16インチ33回転ラッカー盤にダイレクトカッティングしています。
あげ
491 :
名無しの笛の踊り :02/06/11 21:44 ID:pAiU352s
1930年代後半以降のNBCラジオ録音部門制作の33回転ラッカー盤は 現在の測定で40Hzから10kHzのフラットレスポンスですが、 トスカニーニ・NBCライブ(1937年以降)については、 特別なカッティングヘッドが使われたことによりさらに12kHzまで伸びています。
age
age
age
age
496 :
名無しの笛の踊り :02/06/12 23:19 ID:dBIQB/.Q
>>491 そのラッカー原盤の音を是非聞いてみたいですね。可能性はいかがなもんでしょうか?
age
498 :
名無しの笛の踊り :02/06/13 08:48 ID:LS.wq6zA
7月26日発売のDVDBOX。 予約特典が、未発表カラー・ポスター(A3)なんだって。せこっ! 未発表か・・・逝けない想像をしてしまぅ
499 :
名無しの笛の踊り :02/06/13 09:27 ID:LS.wq6zA
アリアCDを見てたら、 Gramofono 2000の告知があった。 ミラノでのボイートもある。2枚組のこれが2400円は安い。
500 :
名無しの笛の踊り :02/06/13 09:27 ID:LS.wq6zA
ついでだから500も、もらっとくね
501 :
名無しの笛の踊り :02/06/13 12:53 ID:CXzHw/yU
502 :
501 :02/06/13 12:58 ID:CXzHw/yU
私が
[email protected] へ送信したEメール質問:
Is it true that all the 1937-54 Toscanini broadcasts on NBC radio
and most 1946-54 rehearsals are available at
the Rodgers and Hammerstein Archives of Recorded Sound?
1937―54年にNBCが中継したトスカニーニ・ラジオコンサートのすべてと、
ラジオコンサートのために行われたリハーサルの1946―54年の時期のもの
についてその大部分を、
Rodgers and Hammerstein Archives of Recorded Sound
において試聴できるということは事実ですか?
私が、館長の個人Eメールアドレスから受信したEメール:
Yes, we have all the Toscanini/NBC broadcasts, and
most(but not all) of the rehearsals.
Rodgers and Hammerstein Archives of Recorded Sound
そうです。我々はすべてのトスカニーニ/NBC放送録音と
1946ー54リハーサルの大部分(つまり、すべてではない)を所有しています。
このアーカイブのEメールアドレス
[email protected] は
http://www.nypl.org/research/lpa/rha/rha.html にあるので、わからないことはそちらへ。
NBCラッカー盤はトスカニーニNBCライブ/リハーサル以外にも大量に現存しています。
1933ー1971年のNBCラジオ番組を録音した15万枚のディスクが
米国議会図書館(The Library of Congress)で保管されていますが、
一般の試聴はできません。
503 :
世紀の指揮者 大運動会 :02/06/13 20:27 ID:jUr3LfTs
ザルツブルグ音楽祭でマエストロトスカニーニの感想を聞いた。 >カラヤン=アメリカまで自転車で聴きにいくぞ! >クナ=おれのケツでもなめるかよ? >ムラヴィンスキー=トスカニーニの下で学ぶはずか却下された >ワインガルトナー=私のオーストリアの演奏聴いてください。 >振ると面食らう=音楽的才能はないが、努力して勝ちとり、 磨きあげたものである。彼の偉大さは、その 性格である。そのおかげで世界を見渡すこと が出来てるが、芸術は見渡せていない。 >クレンペラー=あらゆる敵意は彼の鉄のような人間性に、はじ き返される、彼は指揮者の王でありつまりこの 正しさは全く自然に現れているのだ! >ワルター=ナチから逃れアメリカに亡命しています私。 >Rシュトラウス=オレのどこか性格がわるいのだー >マーラー=ドイツ的響きではないが彼のやり方もすばらしい。 >メンゲルベルク=正しいトイツ流の振り方とうとう語った。 ベトの弟子の教わった話、やつブチギレした >トスカノーノー=ワシ、ウィーンフィルにドア閉められてホー ルでしょげていた。 すべて本当の話らしい。 たまには、息抜きしましょう。
age
505 :
世紀の指揮者 大運動会 :02/06/13 22:57 ID:DcS6hONs
ザルツブルグ音楽祭でマエストロトスカニーニの感想を聞いた。 番外編 >Eクライバー=カール・ケラー(カルロスの名前だよ)死んだの >ムッソリーニ=トスカニーニよファシストの党歌を演奏をする のだそして歌うのだ、そしたらヤツは「こんな バカげたものは歌わなくていいのだ」そして、 誰か代わり物が党歌<ジョヴィネッツァ>を指揮 するなら構わないただし<トゥーランドット>ま で指揮おまかせると、こっちこそバカげてる。 >ヒトラー=第三帝国の首相としてバイロイトに出演していたき たい。私アドルフ・ヒトラーもバイロイトに出向き 聴きにいく、そのまえに31年の「パルシファル」 をワーグナー由緒正しき記念館の録音記録を聞いて みた。年寄りのアメリカ人が聴いていたが連行した この「パルジファル」ほかの指揮者よりもゆったり めで全部で約50分ぐらい長い。いまでも記念館に あるぞバイロイトまで聴きにきなさい。 ハイル、ヒトラー 「欧米50年なんとか本」 こちらは、未確認てす。いろいな指揮者の本を見ればわかります でわ、みなさん解ればカキコしてくださいね。
age
507 :
世紀の指揮者 大運動会 :02/06/14 21:07 ID:LTQlwoi.
ウィーン芸術週間でマエストロトスカニーニの感想を聞いた。 >ショスタコーヴィチ= 私はトスカニーニを憎んでる。トスカニーニは私の第7交響曲の レコードを送ってきた。これを聞いたとき腹が立ってならなかつ た、なにもかも精神も性格もテンポも間違っている。それは不愉快で存在な、やっつけ仕事。私はトスカニーニに手紙を書いた、 自分の意見を述べた。そしてずっとあとになって私がトスカニー ニ協会の会員に選ばれた、という手紙がきた。どうやら私が大指揮者の熱烈な崇拝者だと判断された。つきからつぎと定期的にレ コードをおくつけられた。 >ラヴェル= トスカニーニをとりわけ尊敬していた。パリでの演奏会の時である、ボレロはやけに速いテンポだった。なぜこんなふうにボレロ を演奏するのかとたずねる時に、ラヴェルは思った。このうえなくすばらしい手さばきで、あんなふうに演奏するなんて、だれに もできないとてもすばらしかつた。 >ウィーンフィルのコンマス ロゼ= ラヴェル「ダフニスとクロエ」のときトスカニーニのタクトがみ だれ、やけをおこし物凄い速いテンポで全曲を指揮をした。それ でも大喝采がありロゼはトスカニーニの暴君ぶりに大ふんがいし 、楽員を立つよう合図した時、指示を完全無視してすわったまま なのでうしろの立ちかけた楽員たちもすわってしまった。 >ウィーンフィルの楽員= 僕たちがこうして長いこと共演しているアルトゥーロおやじも僕 たちみたいにだらしなくなるぞ。 新しい、すべて本当の話らしい、をみつけてきました。 これで、ネタぎれです。 息抜きできましたか。(疲れた−)
age
age
510 :
名無しの笛の踊り :02/06/15 19:53 ID:eT/n11/s
This time, I heard two complete NBC broadcasts -- the all-Sibelius and all-Wagner broadcasts of February 1939. As heard off of these analog transfers done by Seth Winner just a few years ago, with top-notch equipment of today, the sound was amazingly good. No source anywhere can rival these in-house productions. The all-Sibelius concert is one of the greatest Toscanini concerts at NBC, notably for the magnificent Second Symphony interpretation -- broader than the 1940 commercially-released broadcast. With less blaring brass, tremendous control and yet very broad tempi, this symphony, and the En Saga, Swan of Tuonela and Finlandia after it, hearing this all the way through was a moving experience. Toscanini and NBC were ON, all the way, for this one. these in-house productions[これらの内部制作品]は、NBC第1世代ラッカー盤のこと を意味しており、その試聴用サービスコピーの音質はamazingly good[驚異的に良い]。 the 1940 commercially-released broadcast[1940年シベリウス交響曲第2番の 商業発売されたNBCライブ]は、RCAの技術者がダビングやリミッタ-の過剰使用によって 音質を破壊したRCA商業用マスター(RCAの市販CD)のことをさしており、 その劣悪な音質はblaring brass[騒がしいブラス]に象徴されているということです。 英語表現がぼかされているので、軽く読み流すと誤解する可能性があります。 1953年ムソルグスキー・展覧会の絵の試聴感想ではより直接的な表現が使われています。 Still, balances were quite reasonable, the lower strings still had their depth, and the brass didn't snarl as much[as...] -- they had a fuller, deeper sonority. [1953年1月24日のNBCライブ]の音のバランスはまずまず納得できるものであり、 低弦は[リハーサル録音よりは劣るが]それでもなお響きの深さを維持していて、 ブラスは[26日のRCAスタジオ録音の劣悪な音のように]どなり散らすような鳴り方ではない -- ブラスは[リハーサルNBC録音よりは乾いた響きであるが、 26日RCAスタジオ録音と較べると]より豊かで深い音色である。
age
512 :
名無しの笛の踊り :02/06/15 22:55 ID:0UCVSgIs
>>510 それでは、どうでしょう。
RCAの技術者がマスタリングした、マスターが最悪でしたら。
第一世代ラッカー盤やオリジナルマスターテープ(いじってない
テープのこと)の存在を知っているのあれば。
最近では、とてもすばらしいリマスタリングでの復刻しられる日本のメーカー、日本ビクター株式会社マスタリングセンターからなるXRCD2でトカニーニの録音を超高音質CDで完全復刻をしてもらい発売するというのは、いかがなものでしょか?
クラシックプレスの平林氏も私と同じなことをゆっています。
クラシックマジでやばい話の本のなかにローマ三部作でRCAの
プロデュサー、ニルス・ホイロップ氏も音をいじりすぎと。
2ちゃんねるのここのBBSにとてもすばらしい説得力ある内容なのでいつも関心していますが、日本ビクターxrcd2スタッフ
にメールを送つてみるのもいいかもしれません。ここのxrcd2の
スタッフもオリジナルでリマスターしていますから。
xrcd2ホームページ:
http://www.xrcd.com 私もメールを書くつもりです、ぜひみなさんもメールを書いてみておくりましょう。多くの希望があればトスカニーニの最高の音
と演奏をみさんの自宅できけます。ちなみに、私はこの演奏を希望してみます、「ローマ三部作」「イタリア」「チャイコスキー
ピアノ協奏曲第1番」この三曲は名盤中の名盤です。
513 :
名無しの笛の踊り :02/06/16 00:46 ID:AuVCZNCY
わたし、xrcd2ホームぺージでメールを書いてきました。 トスカニーニ演奏を希望と! そしたら、掲示板にトスカニーニの演奏希望者がたくさん書いて ありましたよ。「1945年4月4日のステレオとか」 みなさん、もうすこしですよ、メールを書こう。 はやく、イイ音で聴いてみたいです。
トスカニーニの真価はこれから。
515 :
パルマラット :02/06/16 08:49 ID:HJhBqPrg
>>513 >1945年4月4日のステレオ
1954年で・す・よ
516 :
名無しの笛の踊り :02/06/16 09:04 ID:h62zZfu6
>>512 あの、宇野功芳もクラシック名曲名盤総集版で、「ローマ三部作
」「イタリア」「Pコン1番」だけは、大絶賛してたな。宇野功芳にトスカニーニのすごさをもっとわからせるために、メールを
xrcd2に書いて、トスカニーニを無機的とかかせないぞ。
517 :
名無しの笛の踊り :02/06/16 09:45 ID:NRpZl/I6
The New York Public Library (ニューヨーク公立図書館)
http://www.nypl.org/ の一部門である
The Rodgers and Hammerstein Archives of Recorded Sound
http://www.nypl.org/research/lpa/rha/rha.html というアーカイブ
[email protected] から私が受信したEメールから:
It is The Library's policy to require permission
from all third parties before considering copying
any of its unpublished sound recordings for potential publication.]
In the case of most of the Toscanini Legacy material
such as the performances listed above,
that would be all parties involved in the production and performance
of the concert or rehearsals -- i.e., NBC, the Musicians' union,
any soloists or their estates, and possibly BMG Records itself
when the original source was made by RCA.
If all relevant permissions were received, The Library would then
consider making copies for a possible commercial venture,
charging its established fees for making such copies, and
negotiating a "useage" fee for allowing the use of the materials
for such publication.
Rodgers and Hammerstein Archives of Recorded Sound
518 :
517 :02/06/16 09:48 ID:NRpZl/I6
ニューヨーク公立図書館の方針として、所有する未発表音源のどれについても、 それを発売する目的でコピーを行うにあたっては、 すべての第3者[権利保有者]からの許諾が必要です。 上記で挙げられている演奏[1953年12月6日NBCライブ、3、5日リハーサル のほかに1954年3月21日NBCライブのステレオRCAテープも]のような Toscanini Legacy に含まれる録音のほとんどの場合で 想定されうる権利保有者としては、コンサートやリハーサルの制作や演奏に 関わったすべての関係者--すなわち、NBC、音楽家組合、 あらゆるソロイストかその権利継承者、そして、もとの音源がRCAによって 制作された場合にはBMGレコードも含まれる可能性があります。 すべての必要な許諾が得られれば、ニューヨーク公立図書館は商業利用のための コピーを作ることができるようになります。 コピー制作のための規定料金を請求しますが、さらに、音源を商業発売 のために使うことを許可することに対する"使用料"を交渉により定めます。 1954年3月21日NBCライブのRCAステレオテープ(一部欠落)と 4月4日NBCライブとそのリハーサルのRCAステレオテープは 現在このアーカイブが所有しています。 RCAの倉庫から流出したRCAステレオテープが このアーカイブにたどりついたのです。
519 :
517 :02/06/16 10:27 ID:A0m4Isqs
>RCAの技術者がマスタリングした、マスターが最悪でしたら これはCDのマスタリングの問題ではなく、LP時代のRCA技術者が編集した 商業用マスター自体の音質が良くないのです。 RCAのスタジオに延長されたライン(電信線)からNBCライブ/リハーサル を録音したRCA第1世代記録(これ自体は良好な音質)からダビングを繰り返し、 リミッターを過剰使用するなどして、NBCライブのRCA商業用マスター が編集されたので、その音質は劣悪です。 NBCラジオ録音部門が制作したトスカニーニ1937―54NBCライブすべて と1946―54リハーサル(大部分)を録音したNBC第1世代記録 (あるいはその保存用コピー)からLPやCDが発売されたことはありません。
520 :
名無しの笛の踊り :02/06/16 19:08 ID:8Wy6ICCs
マスターが最悪でしたら。と 商業用マスターの自体の音質が良くないのです。は 519に書いてくれた意見合いと同じとおもってください。 ですから、せっかくりっぱなマスター有るという情報提供してく たのですから、現在日本ビクターさんはトスカニーニのオリジナ ルマスターテープの所在がはっきりしていなためにトスカニーニ 録音のxrcd2リマスタリングが作れないのです。 そのため私はこのマスターで、うそのない音のトスカニーニの CDの発売を強く願っているのです。 あとは、日本ビクターが所在をはっきり確認し、そことビジネス交渉するのです。(私が思うには、BMG倉庫にはRCA商業 用マスターしかないと思うのですが)、そんなに簡単にアメリカ まで私自身が渡りコピーを聴くだけは出来ないのです。CDを買うだけでも予算がぎりぎなのです。でも情報を知らせてくれてありがとう。 (交渉になるかどうかはここの掲示板を日本ビクター見て決めることです)
521 :
517 :02/06/16 20:17 ID:bQZTgj/s
NBCラジオ録音部門は1935年ー1971年までラッカー盤録音を使用しましたが、 RCAも通常の78回転SP録音とともに1942年から1948(1949)年までラッカー盤 を使用しました(それ以降はテープ録音)。 例えば、1947年ロメオとジュリエットの2回のNBCライブをRCAのスタジオで ライン(電信線)から録音したRCA第1世代ラッカー盤(未編集)の2セットが現存して いますが、その保管場所はRCAの倉庫ではなくニューヨーク公立図書館です。 RCAの倉庫での管理が杜撰だったために流出してしまったわけですが、 流失する前にRCA技術者は1947年RCAラッカー盤と1951年RCAテープ(マブの女王) からビングの繰り返しやリミッターによる過剰なダイナミックレンジ圧縮など の編集作業によって劣悪な音質のRCA商業用マスターを制作しており、 これが現在までのRCAのLPやCDで使用されている音源です。 1942年より前の時期では、ダビングやダイナミックレンジ圧縮などの編集は NBCラジオ録音部門からラッカー盤とカッティング機器を借用して 行われたようです。
age
523 :
名無しの笛の踊り :02/06/16 22:32 ID:4P58.fHg
そろそろ、この話はあきてきたなーどうどもいいがCDが出ればいいのさ
524 :
名無しの笛の踊り :02/06/16 22:46 ID:PL/7gL0I
なぜ、517は自分の意見だけなのですか?
age
526 :
名無しの笛の踊り :02/06/17 19:07 ID:WdbH8OSE
トスカニーニで有名なホームページTOSCA氏のBBS「アイーダ」に520は、<トスカニーニをxrcd2リマスタで聴きたい>のスレ を立てました。このスレは日本ビクターに希望メール送ろうとオリジナルマスターでCDを発売させる・情報を送るが目的です。 エイさんも間違いがあれば指摘して書き込んでくださいよ。 523さんは、そろそろこの話あきてきたなーは、なにか書き込みをすればいいのです。(ここでは、xrcd2の話題はやめます) みなさん話題があればTOSCA氏のBBS書き込みにきてください
527 :
パルマラット :02/06/17 20:32 ID:9KVOkxBc
age
age
532 :
名無しの笛の踊り :02/06/18 08:30 ID:GB4EwlfA
>>527 国内版は出た事があるのかは知りませんが、
輸入は大手CDショップに置いてあります。
533 :
名無しの笛の踊り :02/06/18 14:46 ID:cA/vasZg
トスカびぎなーですが、Guildのラ・スカラのライブ は「買い」ですか? 諸兄のご意見を仰ぎたいのですが。
534 :
パルマラット :02/06/18 21:23 ID:/wPEw44I
>>532 ああ、左様ですか
その割にはタワレコで見たことがないんですけどねぇ・・・
レーザーだったら京都河原町のヴァージンで見たことがありましたが
535 :
名無しの笛の踊り :02/06/18 22:25 ID:MlXwOyxg
そういえば、バルマラットさん 初めて1987年に、発売した時にLD、ビデオもセットとで国内盤で、たしか限定販売していました、どちらもラックつきで。ちなみ に凄く値段が高すぎ、、、、。 私は、CDショツプてサンプル映像のビデオを流しいて、ずーと 立ったままみてて、トスカニーニファンなってしまった。
536 :
名無しの笛の踊り :02/06/18 22:44 ID:JGGfveXY
535のつづきですが、 そのあと、ゆにゅう盤の映像がバラで発売し、またまたそのあとに国内盤のLDだけが発売されました。 たぶん、そのゆにゅう盤のビデオでしょう。
537 :
パルマラット :02/06/19 08:38 ID:mwvcaBkI
んー、1987年はまだトスカニーニにはハマってなかった頃ですね ただ、その時点では名前は知ってましたけど フルトヴェングラー、トスカニーニ、カラヤン、バーンスタイン、ベーム、サヴァリッシュ、ライトナー、若杉弘 ちなみに、これらが私が最初に知った指揮者陣です
538 :
名無しの笛の踊り :02/06/19 18:29 ID:JnUDkSa2
そういば、バルマラットさん LDといえば、もう1まい、トスカニーニの映像がありました。 「偉大なる指揮者トスカニーニ」レーザーデスク株式会社から、 でていました。これはたしかトスカニーニのプライベートの映像 が多く入っていて、ちょつとだけカンテッリ指揮の映像もあつた ようなきがしました。これもDVDになってほしいけど、、、、。 カラヤン、ワルター、ワインガルトナー、バーンスタイン 、ストコフスキー、とフック・オン・クラシックス、でクラシックをすきになりました。(ほとんどカセットテープで買った)
age
age
541 :
名無しの笛の踊り :02/06/20 18:53 ID:Wzh0K/Dw
FONO 045,46 (2CD) FONO 1047 のスカラ座CD買いですか。トスカニーニの写真集と資料がもりだくさんです。
542 :
パルマラット :02/06/20 21:10 ID:NvOEwRd.
ん? 「FONO」は新しいレーベルでしょうか ちょっと即座に思い出せません・・・
age
544 :
名無しの笛の踊り :02/06/21 12:33 ID:89BVl1Cc
>533にも、>541にもスカラ座の名前が・・・・ 同一のものかな?新しいのが出たのかな? もう少し詳しく書いてください。おながいします。
age
age
age
548 :
名無しの笛の踊り :02/06/23 05:51 ID:Z1mptDGk
FONOとはイタリアのレーベルで東京エムプラスが輸入しています。(新しいレーベルか私もしりません) レーベル名<Fono Enterprise>です。 CDの内容は、 EMI録音の歌劇椿姫より第三幕への前奏曲 NAXOSから出ている同じスカラ座再建記念コンサートから抜粋 BMGから出ていたスカラ座ファーストレコーディングス あとほかにスカラ座とのコンサートの録音(レクイエムはなし) すべてスカラ座との演奏(ロッシーニだけはしらん指揮者だが) 写真集は、FONO 045,46は、 トスカニーニの3歳の時の写真や生まれた部屋、そして彼の夫人、娘、の写真などをはじめとする貴重なフォトを100点以上も掲載 した123ページにもおよぶ豪華ブックレットつきです。 FONO1047は、 上記のCD−2を1枚物として発売して 30点以上の写真を掲載したブックレットです。 だれか、このCD買いましたか?このCDは買いですか。
age
えー、マジでそんなCDあるの買ってみるかな。
551 :
名無しの笛の踊り :02/06/23 13:28 ID:vWfHDOQ.
>>548 サンクス
前に椿姫のリハを含むヴェルディ集を出した所ですね。
ブックレット目当てに買っても良いかも・・・・
552 :
パルマラット :02/06/23 21:14 ID:gDzZkwew
個人的には、 >あとほかにスカラ座とのコンサートの録音 の詳細が気になるところです 明日、とりあえずタワレコで探してみます
age
554 :
パルマラット :02/06/24 21:03 ID:BALKVJLE
お待たせしました
FONO 045,46の感想です
内容としては、
・スカラファーストレコーディングス(RCA原盤)
・スカラ再建コンサートよりマノンレスコーの間奏曲、ロッシーニのモーゼより(
>>548 さんの「(ロッシーニだけはしらん指揮者だが)」ですが、このヴィットーレ・ヴェネツィアーニはスカラの合唱指揮者で、ムッソリーニ政権時代はスカラを追われていた人です)
・スカラとのコンサートより、エグモント序曲&ベートーヴェン第1番&第九の第3楽章&ルツェルンでのマイスタージンガー前奏曲とローエングリン第3幕前奏曲
ここまではすでにCDで既出しているものですが、次の2つはCDでは実質初お目見えのものです
感想も、ここではこの2つに限らせてもらいます
・椿姫第3幕前奏曲(
>>548 さんの言うとおり、RCA=EMI原盤)
・ボーイトの歌劇ネローネより、ルブリアの死(ルブリア…シミオナート、ファニュエル…グァレラ、アステリア…ネルリ)
椿姫はEMIでCD化されているそうですが、未だに見たことがありません
この時、他に椿姫第1幕前奏曲とシチリア島の夕べの祈り序曲も録音しており、それもEMIでCD化されているそうですが見たことはありません
それ以前に椿姫に関してはブラジルでレコードが発売されていました
これらの録音は、カーサ・ヴェルディへの募金を募る為に録音・発売されたもので、シチリア島に関しては冒頭でミスがあったためか、この時はトスカニーニに発売を承認されなかったようです
録音自体は、それまでに出ているNBCとの録音と大差なく、別におかしなところもありません
ネローネはボーイトの遺した未完成の歌劇で、トスカニーニらが補筆して完成させたものです
この時のコンサートではメフィストフェレのプロローグと第3幕と一緒に第3幕、第4幕第2場(これが「ルブリアの死」の部分でしょうか)が演奏されました
主役はメフィストフェレとシモン・マゴ(ネローネ)を歌ったチェザーレ・シエピです
音質的にはやや鈍いですが、シミオナートはいいですね
555 :
パルマラット :02/06/24 21:08 ID:BALKVJLE
あと、何かと噂(?)の「123ページにもおよぶ豪華ブックレット」ですが、これについてはここで話すのを止めておきましょう なんだかタネ明かししてしまいそうですんで(w 個人的には、このブックレットに関しては満足しています 結論としては、このCDは買いです
556 :
名無しの笛の踊り :02/06/24 22:17 ID:kI4AUDDc
バルマラットさん買いですか。 豪華ブックレット、大体解っていました。イタリアのレーベルの ことですから、貧祖ブックレット、ケースと同じサイズでしょう 。しかし内容はしっかりしていましたか?
557 :
名無しの笛の踊り :02/06/25 08:45 ID:fbZ7ve2o
ボーイトのは、 GRAMOFONOからでてた作曲者の生誕?没後?何年とかいう時のものみたいですね ブックレットにタネがあるのか・・・・
558 :
パルマラット :02/06/25 09:29 ID:0kfx3RuA
>>556 ブックレットの内容は全部イタリア語で書かれています
主な内容としては
・テバルディ、シミオナートとの共演の経緯
・「弟子」カンテルリ
・生い立ち
・いくつかの手紙
・演奏会評
・モーゼ(ロッシーニ)、ネローネ(ボーイト)の歌詞
などが掲載されています
写真のほうも、結構私が知らなかった写真が多くてよかったですよ
・・・なんか、ちょっとだけタネ明かししたような(w
age
560 :
名無しの笛の踊り :02/06/25 22:32 ID:n2REBIdI
>>558 ありがとうこざいます、FONO 045,46 買ってみます。
イタリア語は、ちょつと読めませんが写真だけでもありがたい。
バルマラットさん、最後にネタ明かしてください。
561 :
パルマラット :02/06/26 08:35 ID:wZOZ3eI6
では、特別にちょっとだけネタ明かし 貴重フォトの中にはカーテンコールに応えるシミオナートとの2ショットや幼少期のワンダ(ホロヴィッツ夫人)との2ショット あと、ザルツブルクでフィデリオを指揮している姿などなど・・・ まあ、あとは買ってのお楽しみですね
562 :
名無しの笛の踊り :02/06/26 12:43 ID:EsZo1r8M
クラシックプレス、読みました? カンテルリの日記
563 :
名無しの笛の踊り :02/06/26 17:04 ID:xsUTXwug
M&A(ミュージック&アート)から出た「トスカニーニ最後の演奏会」 ワーグナー管弦楽曲集をやっと手に入れて今聞いています。 なんだか不思議ですね。 非常に美しい透明な演奏ですが力強さを感じます。 聞いているととてもしみじみとした気分になります。 トスカニーニはまだそれ程は聞いていなかったのですが さすがに奥行きのある指揮者です。 感動しました。
564 :
名無しの笛の踊り :02/06/26 17:07 ID:xsUTXwug
563=458です。 皆さんアドバイスありがとうございました。
565 :
パルマラット :02/06/26 19:03 ID:Ywl.Vm6U
今NHKのニュース見ていたら2チャンネル敗訴の判決で損害賠償4百万円だそうです。 確かに閉鎖が現実の視野に入ってきているのかもしれませんね。 非難スレッド必要かもしれませんね。
567 :
パルマラット :02/06/26 20:04 ID:Ywl.Vm6U
約1時間ほど様子を見てましたが、ニュー速+やラウンジは徐々に復帰しつつあるようです けど、万が一の時のためにも避難先は1に貼っておいた方がいいかも知れませんね
age
569 :
名無しの笛の踊り :02/06/27 00:01 ID:OuTzotf.
M&A盤の「ラストコンサート」は随分音がよくなりましたね(86年発売のATRA盤に比べて)。 かつてはステレオといえどもモワッとした感じでしたが、打楽器とか弦が瑞々しくなりました。 最後とはいえ、トスカニーニの演奏が一つでも残っていたのは幸いですね。でも中の解説書は M&A盤もATRA盤も全く同じでした(藁
>>569 その盤の5トラックの6分41秒辺りに音飛び有りませんか?
これって前からなのかなあ?
571 :
名無しの笛の踊り :02/06/27 00:32 ID:OuTzotf.
>>570 確認しましたが、ATRA盤、M&A盤ともご指摘の個所につまづくような音飛びがありました。
まあ古い録音ですから、他にも音ゆれとかいろいろありますし、残っていただけでもファン
としてはありがたいということでしょうね。
>>571 ご丁寧なご返事ありがとうございます。
やはり原盤にもとずくものでしょうね。
でも演奏がいいから些細なことです。
本当に素晴らしい感動もののワーグナーでした。
age
574 :
名無しの笛の踊り :02/06/27 11:51 ID:z9pIxYdQ
1954年3月21日NBCライブの第1世代RCAステレオテープ(一部欠落)と 1954年4月4日NBCライブとリハーサルの第1世代RCAステレオテープは 現在ニューヨーク公立図書館で保管されています。 今までに出まわっているトスカニーニのステレオ録音のLPやCDでは 第1世代RCAステレオテープからダビングを繰り返して リミッターを強く掛けるなどした音質の悪い音源が使用されています。
575 :
名無しの笛の踊り :02/06/27 19:42 ID:Eczn8wOA
確かこのラストコンサートは、前日のリハーサルシーンの録音もありましたね。私もLPかCDでもっていたので、そのうち しらべておきます。「ジークフリートのラインへの旅」ではティンパニ奏者の「出」が正しいのにトスカニーニが違うと怒り、 演奏を繰り返しているうちに、自分が間違っていることに気がつき、リハをやめてしまう生々しいシーンも収録されてました。
576 :
パルマラット :02/06/27 20:05 ID:AFaW9jQg
ちなみに、「トスカニーニ その生涯と芸術」によれば “Finalmente!”“L'ultima prova!”(最後のリハーサル!) と言ったとのこと ちなみに、このリハーサルもステレオで録音されているようです
age
578 :
名無しの笛の踊り2 :02/06/27 23:25 ID:cCVefZ0.
>>574 >第一世代RCAステレオテープから繰り返して
とは大体何回ぐらいですか?
>リミッターを強く掛けるなどして
簡単に言ってなんですか?
>音質の悪い音源が使用されています。
今回のM&A盤もそうですか?
長々と書かず、簡単にでいいですから説明してください。
age
580 :
名無しの笛の踊り :02/06/28 12:14 ID:Ou2U8rtA
現在までに発売された1954年4月4日NBCライブのRCAステレオ録音のLPやCDは
すべて海賊盤です。第1世代RCAステレオテープからダビングされたものが
コレクターの間で流通していて、M&Aはそのルートからテープを入手したようです。
ダビングの回数が何回であったかは私にはわかりません。
それほど知りたいのならM&Aに質問すればよいのではないですか?
トスカニーニ第1世代RCAステレオテープを所有しているのは、
The New York Public Library (ニューヨーク公立図書館)
http://www.nypl.org/ の一部門である
The Rodgers and Hammerstein Archives of Recorded Sound
http://www.nypl.org/research/lpa/rha/rha.html というアーカイブであり、レコード会社M&Aではありません。
581 :
580 :02/06/28 12:27 ID:Ou2U8rtA
長年コレクターの間で流通している間に繰り返されたダビングの どこかの段階で加えられたリミッターについては、英語掲示板1998/12/22: …both the tape, and the M&A version, sound very much congested and artificial to me. There is evidence of considerable peak limiting, with NON-GANGED limiters: at some points in the loud passages, if one wears phones, one can hear that the level has been clamped first on one channel, then the other, as the volume increases above the threshold. This causes a momentary, slight channel shift of sound balance. It is very subtle, and might be overlooked by someone who does not work with limiters. [私が聞いたコレクターの間で流通していたダビング]テープも、M&AのCDも、 両方とも非常に混濁して人工的な響きであるように聞こえる。 左右チャンネル非連動のリミッターによって相当なピーク・リミティング[大音量ピーク部の圧縮] がなされた証拠がある。大音量の部分のいくつかの箇所をヘッドフォンで聴けば、 [リミッターが作動する]閾値を越えて音量が増加するにつれて 最初は片方のチャンネルで音量レベルが[リミッターによって]潰され、 次にもう片方のチャンネルで潰される、ということを観察できる。 このため、チャンネル間の音量バランスが一時的に、わずかに変動することになる。 この左右チャンネルの音量レベル変動はかなり微妙なものであり、 リミッターを使った経験がない人なら見逃すかもしれない。
582 :
580 :02/06/28 12:31 ID:Ou2U8rtA
もうひとり別の人物(オーディオ・ヴィジュアルの技術者)が ニューヨーク公立図書館で試聴用サービスコピー(←保存用コピー←第1世代RCAステレオテープ) を聴いた感想1998/03/24: …what we hear in real stereo is an orchestra of far greater warmth and mellowness than what we hear even in the best RCA commercial mono recordings. [1954年4月4日NBCライブのRCAステレオ録音]の本物のステレオ音を 聴いて理解できることは、[NBC交響楽団が]RCA商業モノラル録音の 最高のもの[レスピーギあたりか?]で聴いた印象と比較しても それをはるかに上回る素晴らしい温かさと甘美さを備えたオーケストラであった ということである。
583 :
580 :02/06/28 12:50 ID:Ou2U8rtA
1954年3月21日NBCライブについて
The New York Public Library (ニューヨーク公立図書館)の一部門である
The Rodgers and Hammerstein Archives of Recorded Sound <
[email protected] >
から私が受信したEメールから:
…We also have a set of experimental stereo tapes
made by RCA of the concert (not the rehearsals),
but these tapes have some missing music from the Tchaikovsky.
[1954年3月21日NBCライブとそのすべてのリハーサルを欠落なく収録した
NBCモノラル録音に加えて]我々はまた、このコンサート[1954年3月21日NBCライブのこと]
をRCAが録音した実験的ステレオテープ(複数のオープンテープリールからなる1セット)を
所有しています。しかし、これらのテープはチャイコフスキーの一部分が欠落しています。
当時のRCAステレオテープではリール1巻の録音時間ではNBCライブ全体を
収録できないので、複数のリールテープにオーバーラップさせて録音しました。
それら複数のテープリールをまとめて1セットということになります。
584 :
580 :02/06/28 12:59 ID:Ou2U8rtA
1954年3月21日NBCライブのRCAステレオテープの1部分が欠落していることについて、 復刻エンジニア Mark Obert-Thorn が1998/04/13 に投稿しています: The whole "Pathetique" exists in stereo. RCA cut out the end of the third movement to tack on to a stereo demo reel (along with the "storm" music from the Stokowski/NBC Beethoven 6th, portions of Munch's "Damnation of Faust," and other early stereo experiments) which was lost. 悲愴の全体がステレオ録音で現存している。RCAは切り貼り編集によって ステレオ・デモ・リールテープを1巻(ストコフスキー/NBC交響楽団の ベートーヴェン田園の"嵐"の部分、ミュンシュの”ファウストの劫罰"の1部分、 他の初期実験ステレオ録音とともに)編集するために、 [トスカニーニ1954年ステレオ悲愴の]第3楽章の最後の部分を切り取ったのだが、 このステレオ・デモ・テープは失われた[そのため、第3楽章の最後の部分も 失われた]。 第1世代RCAステレオテープからダビングされたコピーテープにハサミを入れて デモテープを編集すれば何の問題もなかったのですが、第1世代テープにハサミを入れて 切り取った部分を紛失するという失態をRCAは演じてしまったわけです。 その後、第3楽章の最後の部分を除いた残りの1954年3月21日NBCライブの 第1世代RCAステレオテープは、RCAが適切な管理をせずに放置していたために RCA倉庫から持ち出されて、最終的にニューヨーク公立図書館にたどり着きました。
585 :
580 :02/06/28 13:01 ID:Ou2U8rtA
1937―54トスカニーニNBCライブすべてと1946―54リハーサル大部分、 1937ザルツブルク・セレノフォンフィルム、 上記トスカニーニRCA第1世代ステレオテープなどを 第1世代記録あるいはその保存用コピー(保存用復刻テープ、アーカイブ・コピー) からデジタル化して正規発売することは、517、518で私が投稿したように、 "すべて"の権利保有者からの発売承諾をそろえなければ不可能です。
586 :
名無しの笛の踊り2 :02/06/28 18:47 ID:BtxGicnw
580さん、どうもです。 >RCAが適切な管理をせずに放置し アメリカ人てかなりアバウトな人もいるんですか? >RCAの倉庫から持ち出されて RCAはなぜテープの返還をもとめないのですか? >ザルツブルグ・セレノフォンフィルム 原盤ですかコピーですか市販のCDよりいい音ですか? >ウィーンフィルとのコンサート録音はあるのですか? (オペラ以外のこと) 長々書かず、簡単ていいですから説明おねがいします。 (あんまり長いとあきられてしまいますよ) 580さん気分をそこねないようにしてください。
587 :
580 :02/06/28 18:54 ID:PFREb2P2
和訳を修正します:
The New York Public Library (ニューヨーク公立図書館)の一部門である
The Rodgers and Hammerstein Archives of Recorded Sound <
[email protected] >
から私が受信したEメールから:
…We also have a set of experimental stereo tapes
made by RCA of the concert (not the rehearsals),
but these tapes have some missing music from the Tchaikovsky.
[1954年3月21日NBCライブと、3月21日NBCライブのために行われた
複数回のリハーサルすべてを欠落なく収録したNBCモノラル録音に加えて]
我々はまた、この[1954年3月21日NBCライブ]コンサート(リハーサルではない)を
RCAが録音した実験的ステレオテープ(複数のオープンテープリールからなる1セット)を
所有しています。しかし、これらのテープはチャイコフスキーの一部分が欠落しています。
3月21日NBCライブだけでなく、複数回のリハーサルもRCAはステレオ録音したのだという話がありますが、
上記英文回答ではRCAがリハーサルをステレオ録音したのかどうかはっきりしません。
英文回答で明確にされているのは、ニューヨーク公立図書館が21日NBCライブのための
リハーサルを収録したRCAステレオテープを所有しているという事実はない、ということのみです。
RCAが21日NBCライブのためのリハーサルをステレオ録音していてそれが現存していると仮定すると
その保管場所はニューヨーク公立図書館以外のどこかであるということになるわけですが、
この事について私は何も情報を持っていません。
588 :
パルマラット :02/06/28 19:29 ID:QRxYSEPo
エイさん、こんばんは
589 :
580=1953 エイ :02/06/28 19:50 ID:PFREb2P2
パルマラットさん、こんばんは。
age
age
この人、フルヴェンに比べて今まであまり聴いてなかったので、 今更の質問になるかもしれません。 イタリアもの、オペラ、ベトsym、やホロヴィッツとの協、そんなところです。 吉田秀和がドビュッシーをどこかで取上げてましたが、 マイナーレーベルも含めてこの人のフランスもので これを!というものがありましたらご教示くださいませ。
ドビュッシーの海がイイ!と言うね。
580=1953エイさんはTOSCAさんのBBSに書きなさい! 2ch、ではそんな話ききたくないね、専門的すぎます ここはもっと話のやり取りをする掲示板で楽しみながら見たい
580さんの書き込みは専門的すぎるけどよくわかりました。 ちなみに新しいM&Aから出たワーグナーのCDもよく見ると裏側に CD custom pressed by DENON/NipponColumbiaCo.Ltdとクレジットされている。 つまりはそう言うことですね。
age
たしかに、580さんは、専門的すぎますね。 トスカさんのBBSならだれにも文句いわないてすから。 ちょつと前にはトスカさんのBBSに書いていませんでしたか。 トスカさんBBSでエイさんのスレでも立ててみればいかが。
598 :
名無しの笛の踊り :02/06/29 22:00 ID:058u2AKk
>>595 そのM&A、買うからCD番号をおしえて!
age
600 :
名無しの笛の踊り :02/06/30 11:54 ID:E2bYfDZM
>>598 M&Aのワーグナーは番号CD−3008です。
ついでにエイさんの書きこみについては私は好きです。もっと書いてください。
601 :
名無しの笛の踊り :02/06/30 14:30 ID:Z38BpiVc
The New York Public Library (ニューヨーク公立図書館)
http://www.nypl.org/ の一部門である
The Rodgers and Hammerstein Archives of Recorded Sound
http://www.nypl.org/research/lpa/rha/rha.html というアーカイブが所有する
The Toscanini Legacy Collection
http://catnyp.nypl.org/search/t?SEARCH=toscanini+Legacy+Collection に含まれるトスカニーニ音源であればなんでも音が良いということではありません。
The Toscanini Legacy Collectionは1970年からニューヨーク公立図書館で保管されてきた
ワルター・トスカニーニ所有音源を基礎としていて、その後現在まで新しい音源が加えられてきています。
1990年代前半のBMG/RCA トスカニーニ Gold Seal のCDでは、
紛失や損壊のためにトスカニーニが発売承認したRCA編集済商業用マスターが
BMGの倉庫に保管されていないという場合については、
ワルター・トスカニーニがダビングした15ipsテープコピーが使われました。
この15ipsテープコピーはThe Toscanini Legacy Collectionに含まれる音源であり、]
RCA編集済商業用マスターからかなり忠実にダビングされたようですが、
もととなったRCA編集済商業用マスター自体の音質がよくないために当然音質は良くありません。
age
603 :
名無しの笛の踊り :02/06/30 23:12 ID:FtSplvrQ
エイさん、もっといいとこありまっせ! yahooの掲示板にトスカニーニのスレありまっせ! やっぱり、トスカニーニ!!! スレの荒らしならもっと真面目なyahooなどいいでっせ。 ほな、さいならなエイさんょ
age
606 :
名無しの笛の踊り :02/07/01 09:02 ID:fnHbSJXw
週末に渋谷の塔に行ってきました。 買いましたよーーーーーーー!! FONOのスカラ座管。51年の「椿姫」とボーイトは初めて。 ミラノ・スカラ再建は、ノイズが取れて聞きやすくなってます。 1920、1921のは、GRAMMOFONO 2000のような処理のされ方してますけど。 3100円でしたが、このブックレットなら大満足です。 今週はダブルポイントですし。 気になる事も少し・・・・ まず、ジャケの写真は裏焼きじゃないですか? 同じ写真がブックレットの9ページ右側にありますし、 指揮棒が左手に・・・・ ま、そんなことは些細な事、 もっと気になったのが、68ページの写真です!!! これって、もしかして、あの時!の写真ですか? はじめて見ました。というより、 このアングルから写真を撮ってるとも思えないので、 これは映像があるんでしょうか? 気になるぅ・・・ それと、auraレーベルから2枚組1890円で、 ザルツブルグの「ファルスタッフ」が出てました。 箱入り「Hall of Fame」のグチはまた後で・・・
607 :
名無しの笛の踊り :02/07/01 19:20 ID:9bLm3cnI
FONOつながりでFONO1004トスカニーニ・コンダクツ・ヴェルディというタイトルのCDがあります。 NBCとのリハーサルと演奏会のオペラだと思います? だれか、買いましたか、できたらどんなCDか教えてください。 私も、買って見てみようかと思っています。
age
609 :
名無しの笛の踊り :02/07/02 08:34 ID:ZoqyLKFs
>>607 ヴェルディ・オペラの序曲が数曲と「椿姫」のリハです。
このリハはM&Aから出てたものの一部、20分弱。
のことだと思います。
610 :
名無しの笛の踊り :02/07/02 21:14 ID:1/VLV.WI
>>609 有り難う御座います。
M&Aのリハーサルは持っているいるので、
FONOはパスします。
バルマラットさん、は最近来ていませんが・・・・。
age
611 :
パルマラット :02/07/02 21:16 ID:8hLr.Ivs
>>606 >もっと気になったのが、68ページの写真です!!!
>これって、もしかして、あの時!の写真ですか?
>はじめて見ました。というより、
>このアングルから写真を撮ってるとも思えないので、
>これは映像があるんでしょうか? 気になるぅ・・・
このアングルからの写真は、実は結構あったりするもんです。数こそ多くないですが
BMGのCDの解説書で使われている写真の中に、似たような角度と高さの写真(リハーサル風景。トスカニーニの足元にスコアがあり、指揮台に鉄柵が設けられている写真)がありますが、68ページのはそれとほぼアングルが一緒です
しかし、本番の最中にみだりに写真を撮る事は不可能です(しかしながら、リハでは練習着を着用しますから、カフスが見えるこの写真は本番での写真という事になります)
ところで、私が思うに68ページの写真は、実はこの時の写真ではないと思うんですよ
仕草とかが、最後の演奏会の一件とよく似ているから使われていると思うのですが、ニューヨークでトスカニーニのコンサートを聞き、先年亡くなった朝比奈隆が言うには、
晩年のトスカニーニは度々こういう仕草をしていたそうで、1953〜54年のシーズンではミスが多かったそうです(例えば、ドンキホーテのライヴ(1953年11月15日)では2,3箇所にミスがあり、リリースされているCDではその部分はリハの音声に差し替えられている)
ちなみに、手元にあるWCD38(たびたび話題になっている「最後の演奏会」のラジオバージョン(当然モノラル)。入手は正攻法では実質不可能)のジャケ写にも同じ写真が使われています
612 :
パルマラット :02/07/02 21:18 ID:8hLr.Ivs
訂正 ×・・・思うんですよ ○・・・思うんですよ、自信はあんまりないですが ×1953〜54年のシーズンでは ○事実、1953〜54年のシーズンでは
age
614 :
名無しの笛の踊り :02/07/03 00:06 ID:y0SPWYSY
私の持っている、85年発売のワルターソサエティ盤(日本コロムビア盤)では、 ・1954/4/3のジークフリートのラインへの旅のリハーサル(ステレオで、NBCの回路チェック用 テープからアセテート盤に取られた、とライナーノートに書いてありますが) ・同4/4の正規コンサート(テープ録音でステレオ盤。タンホイザーでは演奏が停止する場面は 編集されているようです) ・34年のウィーンフィルとのジークフリートの葬送行進曲(モノ) が入っています。 またもう一つのCLS盤(RPCL2033)はモノラルでパルマラットさんの言うラジオバージョ ンで、4/4のコンサートのみですが、タンホイザーのヴェヌスブルク付近でパタッと演奏が止まり 、解説のベン・グラウアーのアナウンスから、レコード録音のブラ1が始まって、またタン ホイザーへ戻る、生々しいシーンが入っています。 最晩年のトスカニーニでライブで何かあったらレコード録音盤へ切りかえるという運びは、カ ンテルリが指示したという話しを聞いたことがありましたが、如何でしたっけ?
615 :
名無しの笛の踊り :02/07/03 01:06 ID:lhs3qF7o
クナファンなんだがワーグナーはトスカニーニのが一番しっくりくる、 これって少数派かな?
>>615 貴殿がクナファンである必要性が感じられず……
とはいいつつ、俺も同類だったりするが。
617 :
パルマラット :02/07/03 09:18 ID:l4qohT06
>>614 その問題の
>タンホイザーのヴェヌスブルク付近でパタッと演奏が止まり、解説のベン・グラウアーのアナウンスから、
>レコード録音のブラ1が始まって、またタンホイザーへ戻る、生々しいシーンが入っています。
というくだり、どうも誇張されて伝わっているらしいのです
というのも、WCD38とCD−3008を同時にプレイして聴き比べたのですが、この例の部分というのは元々弱々しい音で演奏される部分であり、
手元にあるトスカニーニの他の録音ならびにストコフスキー、カラヤン盤でも同じように演奏されています
トスカニーニが演奏を止めていたのは20秒もなかったと言われており、
またトスカニーニやNBCにとってもタンホイザーは十八番の曲であり、前日のこともあったのでトスカニーニが止まってもコンマスのダニエル・ギレとチェロ首席のフランク・ミラーが演奏を指示していたと考えられます
だから、演奏自体は一瞬止まったとしても、完全に停止して沈黙に包まれたという事はなかったと思います
それと、
>最晩年のトスカニーニでライブで何かあったらレコード録音盤へ切りかえるという運びは、カンテルリが指示したという話し
ですが、これは一応俗説という事になっているみたいです
カンテルリが傍(=楽屋?)にいたというのは事実のようですが、不測の事態に備えてレコードを用意させたのはあくまでNBCサイドです
この時かけられたブラ1は「1937年のライヴ録音」という伝承がありますが、定かではありません
あと、聴き比べて初めて分かったことですが、CD−3008の方はテープを若干早回しにして収録されているようです
618 :
606 :02/07/03 09:34 ID:pSsoxOSs
ああ、そうですかぁ 写真の1954 4月の表記にまんまと騙されてしまったわけですね。 でも、その入手不可?のラジオヴァージョンのジャケにも使われてるんですよね? 服から、リハではない様だが、本番中に撮れる写真でもないと・・・ う〜む、謎だ・・・ >614さんのお持ちのラジオヴァージョンは番号が違うようですが、 そちらは入手可能なものなのでしょうか?
619 :
パルマラット :02/07/03 10:04 ID:l4qohT06
CLS盤(RPCL2033)はおそらくレコードだと思います(出典はWCD38と同じワルター協会と推測)
あと、写真について付け足し
>>611 で「違うのでは?」と言ったのは、写真での右手の振り(頭の横の方まで腕を曲げている)がどうも強奏の振りだと思ったからです
タンホイザーのこの例の部分は弱奏で演奏されますから、あまり強く振ってはいけないはずです
運命の力序曲の映像(本当はテレビでの映像を引き合いに出したかったのですが、持ってないもんで・・・)でも、
弱奏の部分は腕を伸ばし気味にして左手も使って音を抑えています
で、写真の振り方は、運命の力の冒頭(強奏)で見られる振り方に酷似しているのです
620 :
606 :02/07/03 17:03 ID:sywiFgCA
ああ、見事な着眼です! 確かにそうですね、ここまで上げるのは、強いアタックを意図してる時ですね つまり、パルマラットさんは この写真をまったくの別日のものと判断なさってるのでしょうか? この写真の問題はファンの間では論議されてきたものなのでしょうか?
621 :
名無しの笛の踊り :02/07/03 18:56 ID:ugXb.QUA
またまたラストコンサートの話題に戻ってですいません。 CLS盤(RPCL2033)では、演奏が止まった後のグラウアーの「Due to operational difficuties・・・・・」 の直後に、別の人の「They kept」(演奏を続けた)という小声が入っています。そのあとにブラムースが始まり ますね。ということは、まあパルマラット氏の言われるように、停止したのは短い時間だったのでしょうね。
622 :
パルマラット :02/07/03 21:18 ID:SxA528Fo
>>620 >この写真をまったくの別日のものと判断なさってるのでしょうか?
>この写真の問題はファンの間では論議されてきたものなのでしょうか?
あくまで「別の日では?」というのは私個人の見解ですけど、
>>619 でも言ったように腕の振り方から考えると別の日だと思いますね
また、論議そのものは私が知る範囲内ではやってなかったように思います
あと、これは結構肝心なことなのですが、この一件を書いたいくつかの文献では「記憶を呼び起こすような仕草」とともに、
「トスカニーニは腕をダランと垂らし・・・」とも書いてあるのです
となりますと、腕を上げているこの写真は4月4日のものではないという事になります
ただし、これ以外の日でトスカニーニがこのような仕草をしたという資料はないのです
ここらへんが今のところ謎ですね
623 :
パルマラット :02/07/03 21:20 ID:SxA528Fo
>>621 >「Due to operational difficuties・・・・・」
この時、グラウアーは「Due to operational difficuties,these is a temporary pause of broadcast from Carnegie Hall」
(オペレーションが困難となりましたので、カーネギーホールからの中継を一時中止します)と言っていました
映像といえば今度EMIからトスカニーニのTVコンサートのDVDが出ますが、この中に実はタンホイザーが含まれています
私は金欠でDVD(プレーヤー含めて)を買えませんが(泣)、このときの映像と比較するのも一興かもしれません
このTVでのタンホイザーは1948年の演奏ですが、6年で、しかもこの年齢で振り方がガラッと変わるわけでもありませんしね
もし、例の部分でトスカニーニが写真のような振り方をしていれば、この写真は4月4日のものである可能性は非常に大ですし、
していなければ4月4日の写真ではないという可能性が大になるわけです
624 :
名無しの笛の踊り :02/07/03 23:02 ID:.eCHpEHg
>>617 「1937年のライヴ録音」とは、これですか?
1937年12月25日 8H MYYO MCD89009
1.ヴィヴァルディ:合奏協奏曲op.3,No.11
2.モーツァルト:交響曲第40番
3.フラームス:交響曲第1番
これは、トスカニーニとNBCsoよる最初の演奏会ですが、
このブラ1ですかね? 1990年ぐらいにCDは発売しました。ということは、ラストコンサートにNBCとのファーストコン
サートの録音を流したことになりますね。
どちらも、持っていますが、比べたことはないです。
625 :
パルマラット :02/07/04 08:44 ID:K9Fw5bYs
>>624 通説では、その時のブラ1を流したと言われています
age
627 :
名無しの笛の踊り :02/07/04 22:27 ID:IoZMk5nY
最近、EMIの録音でBBCsoのCDがEMIで発売をしませ んが、EMIはクレンペラーやフルヴェンの歴史的録音ばかりで トスカニーニ/BBCsoはテスタメントあたりで未発表録音をふくめ発売しませんかね。 (SBT1015はてでいますが) 以前EMIのCDは買いそびれたので。
628 :
名無しの笛の踊り :02/07/04 23:17 ID:Cp.3FwiU
>>623 私はかつてのLDの全集もっていますが、48年と52年ではトスカニーニの風貌も表情も大分違いましたよ。
やっぱり、51年(だったか?)に奥さんを亡くしてから老け込んだようですね。48年ではまだ注意力とか直
接的な統率力が前面に押し出ていてまだ若若しさが残っていますが、52年になるとそのへんの厳しい感じが後
退しているような感じです(実質的にはわかりませんが)、特に肉体的な衰えが感じられますね。顔が48年と
比べて少しむくんでいるような感じですし、汗を大量にかくようになっていて、汗が目に入って目をつむって指
揮する場面もあり、あの年の老人には大変な労働だったと思われます。
そういう顔から見た特徴からも例の写真は52年以降の最晩年のものだとおもわれます。
>>627 以前のBBCとのCDはもっていますが全ていかにも戦前のトスカニーニらしい、柔
軟性も兼ね備えたすばらしい演奏ばかりでした。この辺で音質改善の最発売を期待し
たいですね(当時のものとしては音は大変良かったですね)。オケもデニス・ブレイ
ンのオヤジさんのオーブリー・ブレインとか名手も多く、特にブラ4、ベト7、シベ
2とかが印象に残っています。38年のヴェルレクも是非正規発売して欲しいですね。
629 :
パルマラット :02/07/05 08:36 ID:cRJ3xHko
>>628 >顔が48年と比べて少しむくんでいるような感じですし、
>汗を大量にかくようになっていて、汗が目に入って目をつむって指揮する場面もあり
それの真相は、実は次のとおりです
「コンサートではもちろん地震も起こらず津波も来ないが、カーネギー・ホールのステージに置かれたテレビライトから、恐るべき熱が放射されていた。
熱さのために84歳のトスカニーニは弱々しく気が乗らないように見え、そう感じてもいただろう」
(Harvey Sachs,1984/1991)
昔のテレビは今のものより性能面で劣っていましたから、当然照明用ライトも今のものより光がきつかったのです(そうしないと実質写らなかった。カラー放送初期もそう)
特にトスカニーニのテレビコンサートの後半では、トスカニーニだけにスポットを当てるような照明の仕方をしていたと言われており、熱さの集中度は半端じゃなかったと思います
なんせ、頭のてっぺんに熱いライトが集中して当てられてサウナなどに似たような状態のところにいるわけですから、そりゃ汗はたっぷりかきますし顔はバテてきます
630 :
名無しの笛の踊り :02/07/05 09:33 ID:YBmT/ygI
むしろ、その年齢でよく耐えた!感動した! 渋谷のHMVでセールをしていると言うので、行ってきました。 <収穫> IDIS ヴェルレク、テ・デウム、序曲集 2枚組で500円 ついに買えた1950のヴェルレク。 M&A チャイコ PC1、悲愴、ボエボダ、テンペスト、マンフレッド ボエボダ目当て 2枚組500円 M&A R・シュトラウス ドン・キホーテ、死と変容 500円 RY 1944赤十字コンサート 2枚組500円 リゴレット目当てだったが、もうひとつの方と勘違い。 EMI スカラ座エディションVol.1 1878−1914 3枚組500円 トップに書いてあるトスカニーニの名前。 1914以前の録音? 買ってみたら、1951「シチリア」。 これでも十分嬉しいが・・・・
631 :
名無しの笛の踊り :02/07/05 18:46 ID:/TjSQ7bU
>>628 EMI録音のBBCsoとの演奏ほしぃーょ(柔軟性な演奏いいですね
>>630 HMVのセールて、トスカニーニのCDそんなに安くあるの、
うちは、田舎なのでHMVないーょ、行ってみたいょー。
ネットではセールやっているかな?
>>629 たしかに、そのライトは、サウナみたいですね。暑すぎる。
632 :
パルマラット :02/07/05 21:27 ID:F4TPe0do
HMV、神戸のには行ったことありますけどねぇ・・・
あ、
>>630 さんの
>RY 1944赤十字コンサート 2枚組500円
> リゴレット目当てだったが、もうひとつの方と勘違い。
これいいですよ
なんせトスカニーニの「怒り爆発」ではないスピーチ(トスカニーニ使用の指揮棒のオークションの実況より)が聞けますから
633 :
名無しの笛の踊り :02/07/05 22:35 ID:MyduAd3k
バルマラットさん *トスカニーニの「怒り爆発」ではないスピーチ* この、CD番号を教えてもらえませんか。 ほかにも、トスカニーニのスピーチはありますでしょうか。 (怒り爆発でもおもしろいですが)オケはたいへんですね。
634 :
パルマラット :02/07/06 08:59 ID:9No2kVv2
>>633 RY71・72です
あと、これ以外にトスカニーニのスピーチは、私の知る範囲ではなかったように思います
635 :
名無しの笛の踊り :02/07/06 17:56 ID:tdIjvdGo
>>634 633です、バルマラットさん、たいへん助かります、ありがとう。ちなみに、トスカニーニのめずらしいCDを何かあげてください
バルマラットさんが、これはと思っているのは?ありますか。
636 :
パルマラット :02/07/06 18:46 ID:ZqGktfjM
>>635 上記のRY71・72以外だと、
・ムッソリーニ失脚のニュースが流れた1943年7月25日のヴェルディ・プログラム(RY48)
・ボッケリーニのメヌエット〜イタリア管弦楽曲集(ATCD100・101)
といったところが珍品CDということになりましょうか
637 :
名無しの笛の踊り :02/07/06 20:56 ID:VpB6b03c
>>653 バルマラットさん、ありがとう。私の意見はこのへんで終です。
つきに、進んでください。
age
639 :
名無しの笛の踊り :02/07/06 21:32 ID:gAq/qdas
折れは1987年にSONYのLD10枚組、\120,000。 当時のなけなしの棒ナスをはたいて購入しました。 今回のDVDは東芝から、更にお値段\20,000 ちなみにLD10枚組の方のアイーダは、 まんだファクトリーシールを開けていません。 15年も経つと、こんなに世の中変わってしまうのね。 卯津出汁脳。
age
>>639 LDは、保存状態が悪いと半永久で観られる状態ではなくなり
ます。もしかしたらその内にそのトスカニーニLDもなるかも
しれません。DVDはそんな話はまだききません。
DVDの購入をお勧めします。(私はEMIのものでわありません
>>639 漏れなんか、当時学生だったのに、ローン組んで購入したんだYO!
打つだし脳・・・・。
age
>>642 LDと同じように、いずれDVDもバラ売りするでしょうから、
こんどのDVDも、あせらないようにしましょう。
企業の戦略に乗らないことです!
(私はセットで買います)
645 :
パルマラット :02/07/08 08:26 ID:E0deX5mM
まあ私も一応そう(バラ売り待ち)する予定ですが、私の場合はそれより前にDVDプレーヤーの入手をしなければなりません・・・
646 :
名無しの笛の踊り :02/07/08 09:03 ID:PdN21Kuw
>RY48 これなんですよ、私が欲しい「リゴレット」第3幕全曲は! >1950 ヴェルレク 期待しすぎたのか? ソリストは良いんだけど、オケがちょっと・・・・ >DVD DVDがセール等で1枚1000円くらいで買えるのはいつ頃かな???
647 :
パルマラット :02/07/08 21:19 ID:bEYZh7X.
>>646 43年のリゴレット第3幕は、曲が進むに従って音が鈍くなっていく(下手なエコーがかかっているような感じ?)のが難点ですね
RY48の運命の力のアリアとリゴレットの間にムッソリーニ失脚のニュースが入っているのですが、丁度それを境に音質がガクッと落ちてるようで・・・
648 :
名無しの笛の踊り :02/07/08 22:42 ID:MCl8OEb2
>>645 おいらの、DVDプレイヤーは、PS2です
トスカニーニを観るまでゲームでもやっています!
暇な時はブラボーミュージック(自分で指揮するゲームです)で
トスカニーニの様に指揮をまねしてみます。
>>646 DVDはたぶん10年ぐらいあとでしょう。CDは1982年から
出てきたから、又は次世代フォーマットの出現すればですが。
>>647 RY48買い忘れてしまった・・・・ガックリ。
649 :
名無しの笛の踊り :02/07/09 08:37 ID:wDRyH3fo
>>648 >ブラボーミュージック
トスカニーニのマネをすると、
オケが違う反応をするようになっていたら・・・・
age
651 :
名無しの笛の踊り :02/07/09 22:24 ID:TqmDTPTs
>>649 トスカニーニ(つまり自分)が、歌って歌ってリハをする、か
怒り大爆発し指揮棒(コントローラ)投げ捨てる。
ほとんど、トスカニーニ(本物)にの様な性格になってしまう。
そいうことで、
椿姫のドレスリハーサル(M&A)CDをかける時は、自分も
トスカニーニといっしょになって歌ってしまう。うぁはずかしい
age
だれか、おしえてください。 なぜ、宇野珍ポーコはトスカニーニのどこが嫌いなのですか? 評価いいのは、レスピーギぐらいですか。折れは、珍ポーコの 演奏家の肩入れかた、けなしかたか、ばかばかしく思う。
654 :
名無しの笛の踊り :02/07/10 20:44 ID:XQaHFufQ
>653 珍さん以外にも批評家はたくさんおられます。 彼のことはシカトするのが吉と言えるでしょう。
655 :
パルマラット :02/07/10 20:50 ID:3WtXs9yQ
>>653 嫌いというよりかは、レコードだけで判断するのを極力避けてるふしがありますけどね
そのわりには、フルヴェンとかクレンペラーをレコードだけで評価しているような(w
ワルターに関しては手紙をやり取りしてたぐらいですし・・・
そんな宇野も、ホロヴィッツとのチャイコのピアノ協奏曲は評価しています
>>654 >>655 トスカニーニだけだの批評は昔から同じネタばっかりで、いつも
使い回すが新しい発見はないの。珍ポーコーの決めつけかな?
似た演奏のムラビンスキーは良くてトスカニーニはダメみたいと
珍ポーコー自身言っている。(ムラは少し寒く聴こえるが)
珍ポーコーをシカトしても素人的な枇評なのでどうしても、
腹が立つ。そうでした、チャイコPコン1も評価よかです。
昔は、ベト「英雄」「運命」共に1939年が評価もよかでした。
コーホーはともかく 39年のエロイカはイイ 史上最高の「単なるアレグロ・コン・ブリオ」(w
age
age
おたずね、トスカニーニね初めてのCD化したRCCDシリーズ (RCV株式会社)のCDは、どんな曲目が何枚発売したのですか。 やっぱりノイズカットをしてないCDなのですか。押し入れの奥 からRCCD-1010ローマ三部作出てきたので、昔買ったのかな。 ビックリした。
age
age
age
664 :
名無しの笛の踊り :02/07/12 12:41 ID:pWAOWwlY
>>660 RCCD発売当時、昔の友人が何枚か、もっていました。
ベートーヴェン、ワーグナー、モーツアルト、ブラームス、
他がありました。1000円シリーズよりちょつと少な目たった
かな・・・・
665 :
名無しの笛の踊り :02/07/12 17:23 ID:08YT8ads
では、悪魔の数字をゲットしてください
666 :
パルマラット :02/07/12 21:27 ID:/B6fIFso
では(w そういやamazonでTHE NBC YEARS(Mortimer H. Frank 著)という本、購入しましたよ(がいしゅつの話題でしたっけ・・・?) NBC交響楽団のコンサート(トスカニーニだけではない)の全貌が載っており、結構有用な本だと思います
667 :
名無しの笛の踊り :02/07/13 08:30 ID:UCtUUC2Y
トスカニーニでわない指揮者はNBCsoをふったのはだれ。 カンテルリ、Eクライバー、ストコフスキー、モントゥー、 まだいますか?(近衛さんはいましたか) やっはりトスカニーニ色が強いかな、トスカにーにが演奏しない 曲もあるから聴き比べてみたいです。
668 :
名無しの笛の踊り :02/07/13 08:47 ID:KXfLtDv2
>>667 ライナーもかな?M&AのCDではシンフォニー・オヴ・ジ・エアと
書かれてるけど1952年のライヴだから当時はまだNBC響。
669 :
パルマラット :02/07/13 10:16 ID:k.T0xExE
>>667 記録・記憶や、様々なサイトから集めた限りでは
ワルター(39、40、51)、ロジンスキー(37、38)、ミトロプーロス(45)、オーマンディ(44)、ゴルシュマン(46)
エレーデ(38)、デュクルー(49)、アンセルメ(48、49)、バーンスタイン(45、48、52)、ロバート・ショウ(46)
ハワード・ハンソン(38)、ミニョーネ(42)、シッパース(52)、そしてマゼール(41)
といったところが振っています(
>>667-668 で挙げた指揮者以外で。数字は指揮年。抜けや記憶違いがあるかもしれませんが)
近衛秀麿は本格始動の前の1937年にですが、私家盤でJ・シュトラウスのこうもりのワルツ"Du und Du"を録音しており、WCD63で聴けます
ライナーはベニー・グッドマンとのコープランドのクラリネット協奏曲をライヴ録音(51年)しています(今は廃盤かな?)
ワルター、ストコフスキーはライヴ録音、正規録音もそれなりの数に及んでいます
カンテルリはよかったね。事故死しなければ、カラヤン、バーンスタインと並んで3大巨匠とか呼ばれて いたんでしょうね。 カンテルリのM&A盤でチャイ4ライブとかあるけど、やっぱりトスカ風の演奏ですね・・・(藁 そういえばカンテルリのベルレク(ボストン響)もあったがあれはCD化されてないですね。
671 :
名無しの笛の踊り :02/07/13 19:12 ID:gOm51lvI
>>669 ワルターなら、ダノンさんのサイトにNBCsoとの演奏が分かりますね! ワルターもトスカニーニ風に演奏になっていますね。
>>670 カンテルリは、テスタメントSBT2194はNBCとの演奏です。
ハイドンSmy93(1949),フランク交響曲(1954),「展覧会の絵」(
1952),ヒンデミット「画家マティス」(1950)です。
トスカニーニより歌い方がマイルドでカンテルリもまたいいです
ね。 放送録音はまだたくさんありますね。
>>667 モントゥーは石O電気にCD-Rの海賊版にありはすね。
べトのレオノーレ3,ブラのSmy2(1953年11月8日)TOE2021
ベトのプロメデウス,ベトのSmy7(1953年11月15日)TOE2022
ミンシュもNBCsoのCD-Rにあります。
トビュッツー:イベリア,ラヴェル:クーフランの墓,ルーセル
:ハッカスとアリアンヌ(1954年3月)TOE2025
CD-RのレーベルはすべてTREASURE OF THE EARTH(米)です
石OのCDR盤カタログより
672 :
パルマラット :02/07/13 19:42 ID:Y9AOWCcY
>モントゥーは石O電気にCD-Rの海賊版にありはすね。
>べトのレオノーレ3,ブラのSmy2(1953年11月8日)TOE2021
>ベトのプロメデウス,ベトのSmy7(1953年11月15日)TOE2022
この2つのコンサートは当初トスカニーニの指揮の予定でしたが、病気を理由にキャンセルしてしまいました
ただ、本当の病気だったどうかは疑わしく、健康面での自信のなさや引退をNBCに翻意されての不愉快さからくるキャンセルとも言われています
>>671 ミュンシュの指揮日は、そのデータだと1954年3月28日ですね
あとカンテルリのその他の放送録音の中には、モンテヴェルディのマニフィカト、ヴィヴァルディの四季より冬(M&A)、
ドビュッシーのセバスティアンの殉教の断章(レーベル名不詳)、ヘンデルのメサイア(AS)などがあります
中古屋にいけば、ASレーベルのカンテルリ&NBCのライヴ録音を置いている場合もあります
age
674 :
名無しの笛の踊り :02/07/13 23:42 ID:qfRVUGsk
>>672 バルマラットさん、モントゥーの指揮はトスカニーニのそのようなキヤセルがらみとは、知りませんでし。ありがとう!!
カンテルリは、伊ウラニアURN22.174にフラームスの第3番、
メンデルスゾーン「イタリア」(1951年)が収録しています。
トスカニーニ演奏のイタリアときき比べてみるとトスカニーニの
方がカルテルリよりキビキビした演奏ですね。
みなさんご存じかとおもいますが、ワルター/NBCsoとの演奏で
ベルリオーズ「幻想交響曲」ラヴェルスペイン狂詩曲が発売した
けど、トスカニーニは幻想交響曲を全曲を演奏しなかったの?
675 :
パルマラット :02/07/14 09:12 ID:Zz.tjOjY
>>674 トスカニーニ曰く、「幻想は最後の2楽章だけが美しい音楽だ」とのこと
実際、1899年に第4楽章を、その前後あたりに第5楽章を振っただけです
age
age
678 :
名無しの笛の踊り :02/07/15 09:39 ID:Vtc/B90M
>カンテルリ=NBC クラシックプレスに、カンテルリ=NBCの演奏会の記録が テスタメントから出るというようなことが書いてありました。 なんでも、カンテルリとの演奏は全部出せるような契約が取れたらしいのですが、 トスカニーニとのものは、いろいろと難しい障害があるらしく、 今のところは無理のようだと書いてあったと思います。 うろ覚えですいません。
679 :
名無しの笛の踊り :02/07/15 11:43 ID:ye3DayC2
ヤフオクに EMIのBBCとのシベ2が出てます。 NBCとの「ボレロ」もありました。
>>678 くらしっくぷれす、見ました。
トスカニーニとのものは、やはりアメリカは企業の著作作権の
力が強く、音楽協会などとアメリカ国民では憲法論争しています。
「著作隣接権」は五十年間ですがアメリアではさらに伸びていま
す、(間違っているかも)日曜日にNHK総合て゛やっていまし
た。N響アワーの裏で
age
クラシックプレスにあるテスタメントのNBC交響楽団音源の記事について、 ご存知の方、もう少し詳しくお願いします。
今、テスタメントのサイト行ってきましたがカンテルリはまだ
なにも有りませんでした。
テスタメントのぺージ
http://www.testament.co.uk/ カンテルリはもう少し後ではないでしょうか。 なお、テスタメントからのカンテルリはオケを問わずCDは6枚出ています。
age
ハフナーのリハは最高ですね
686 :
パルマラット :02/07/16 21:14 ID:gTgBBVoU
ハフナーのリハ(LYS440)に関しては、本番よりリハの方がいい演奏をしている印象があります 感じ的には、直後の正規録音(BMG)によく似てますよね
>>686 以前のバルマラットさんのレスでハフナーのリハがある聞きおい
らも、さっそくショツプ行き購入しました。リハは最高。
ワルキューレのリハ聴きたいのですがCD番号をおしえてくださ
い。そのほかリハは何があるのかな?
「椿姫」「ファルスタッフ」のリハは購入済みです。
>>686 685ですが、私も本番よりいい演奏をしていると思います。
冒頭、序奏部から鳥肌ものです。
ところで、私はコレクションが古いもので、relief盤を持って愛聴していますが、
これにはトータル53分18秒入っています。
(LYS440)は持っていないのですが、これには、もっと長く収録されているのでしょうか?
689 :
kkkkkkk :02/07/17 00:38 ID:4Fm9l13k
ハフナーのリハは確かに本番よりいいですね。リハーサル会場はどこなんでしょうかね?8Hスタジオぽくない気がするんですけど コリオランのリハはさらにいいですよね
リハが良いのは、1950のファルスタッフもだね。リハでCD2枚組(ATRA248)があったね。本ちゃん よりも歌手がのびのび歌っている感じですね。
第9の第4楽章のリハもあったね。ミラーのチェロが雄弁だった。
692 :
パルマラット :02/07/17 09:25 ID:egbeNlrs
>>687 >ワルキューレのリハ聴きたいのですがCD番号をおしえてください。
ARK12です。ただし入手は困難だと思います
その他のリハとしては単品だと死と変容(1952年)、アイーダ、仮面舞踏会とかもありますが、ほとんどはレコードだと思います
そのあたりは手元の本とつき合わせて、改めて話をしようと思います
>>688 >(LYS440)は持っていないのですが、これには、もっと長く収録されているのでしょうか?
いや、同じぐらい(53分33秒)です
relief盤は、確か国内盤では特典盤か何かだったと思います
>>689 響きからして3Aスタジオ(ハフナーや時計、真夏のスケルツォ、精霊の踊りの録音に使われたスタジオ)だと思うんですけどね
LYSでは8Hスタジオって書いてありましたけど
693 :
名無しの笛の踊り :02/07/17 09:39 ID:VB7GbaUE
そのへんのリハは、ナクソスから出ると思ってたんですけどね。 最近は、なしのつぶてですね
age
695 :
名無しの笛の踊り :02/07/17 22:11 ID:Qdeuxxrw
トスカニーニのマイスタージンガー(全曲)37年はどう?
もう出だしから最高 フィナーレは圧巻 聴衆が興奮している様子がよくわかる演奏
やっぱり、そろそろちゃんとした本でディスコグラフィをだして ほしいね!(トスカニーニの時代、トスカニーニその生涯と芸術 はLPの規格番号なので、それはそれでよく使いやすいが) ワルターやフルヴェンの(講談社+アルファ文庫)みたいな本がいいと思いますが。気楽に家でみたいね。
698 :
名無しの笛の踊り :02/07/17 22:41 ID:Qdeuxxrw
696さん。ありがと。
699 :
パルマラット :02/07/18 08:29 ID:VdPQpaAI
>>697 コーホーの本ですね、2つとも
ワルターの方は持ってますが、あれも結構データが古くなってきている感があります
なにしろ、文庫になったのがもう7年前ですからね
その間に未発表ライヴが続々出てきてますしね
700 :
名無しの笛の踊り :02/07/18 09:05 ID:TZ/tNELw
700、いただきます
>>697 そうです、コーホーの本ですよ、私はフルヴェンの方を持っています
よ、トスカニーニもあれぐらい読みごたいあるといいですね。
著者だれがいいですか? 私は福島章泰さんがいいと思います。
age
703 :
パルマラット :02/07/19 07:35 ID:vMm9trNc
>>701 やっぱりハーヴェイ・サックスでしょう(w
704 :
名無しの笛の踊り :02/07/19 18:24 ID:x7Wd23Qc
クラシックプレスの2002年夏号に載っているテスタメントのステュワート・ブラウン氏の インタビュー(P.38,39)を今読んだところです。 カンテッリ・NBC交響楽団の22回のNBCライブを発売する権利を テスタメントが獲得したとのことです。 カンテッリ・NBCライブの全22回の音源は 『リヴァーデイルのトスカニーニ・アーカイヴ』で保管されていて、 CD発売はこの『リヴァーデイルのトスカニーニ・アーカイヴ』音源 からカンテッリの息子がテスタメントに提供したテープからなされる、 ということのようで、その音質についてブラウン氏は、 『音はどれも非常にいいです』と発言しています。 私の個人的な推測では、『リヴァーデイルのトスカニーニ・アーカイヴ』というのは、 The New York Public Library (ニューヨーク公立図書館)の一部門である The Rodgers and Hammerstein Archives of Recorded Sound というアーカイブが所有する The Toscanini Legacy Collectionのことを指すのではないかと考えています。 現在のThe Toscanini Legacy Collectionの基礎となったワルター・トスカニーニ所有音源が 1970年より前の時期ではリヴァーデイルにあったトスカニーニ家の邸宅で保管されていた、 という事実から私はこのように推測するのですが、断言はできません。 また、米国議会図書館にもカンテッリ・NBCライブの音源が存在するのではないかと思いますが、 私はこのことについて調べたことはありません。 一方、トスカニーニ・NBC交響楽団の音源(1937ー54トスカニーニNBCライブ全てと 1946ー54リハーサル大部分の未編集音源のことだろうと私は思います)を テスタメントが将来正規発売する可能性があるかについてブラウン氏の発言は 『RCA/BMGは交渉が非常にむずかしく、今のところメドが立っていません』。
705 :
パルマラット :02/07/19 21:22 ID:XP9.jjEQ
今日は1945年ライヴのオルフェオ第2幕などを収録したURN22.214を購入 他の小品集はともかく、オルフェオに関しては洗練されている感じがする1952年ライヴと比較すると癖がありまくりですね そういう癖のある部分は、実は結構好きだったりするんですが・・・ グルック オルフェオとエウリディーチェ第2幕 カステルヌオーヴォ=テデスコ フェアリーテール序曲、じゃじゃ馬馴らし序曲 ミニョーネ ブラジル幻想曲 フェルナンデス バトゥーケ
吉田秀和が立ち会った晩年のトスカニーニのリハーサルについて書いた文を 以前読んだが、祝祭儀式のような華やかな雰囲気であった、と書かれていたような記憶がある。 トスカニーニが小声でトップ奏者に指示を出すとそれが後ろの奏者へ順々に伝えられていく、 というリハーサルだったと。抒情的な箇所での洗練された深みのある表現はラファエロの絵を思い起こさせた、と。
それにしても、RCA/BMGのためにでたらめを書き散らすのは全く平気なのかね。 ちょとは批判的な態度をとることは出来ないのかね。
>…トスカニーニの下では、吉田秀和氏の言葉を借りれば、 >まるで「儀式のような」荘厳な演奏で、一種の肩苦しさがあるのですが… RCA/BMGの利益のためには吉田秀和氏の文章を捻じ曲げるのも平気なのか? "トスカノーノ"はレコード芸術の関係者ではないのか? ■1938年10月15日■ ヴォーン・ウィリアムズ「タリスの主題による幻想曲」ブラームスSym3番 マルトゥッチ「ノットゥルノ」 同 「ノヴェレッタ」 チャイコフスキー「ロメオとジュリエット」 以上ですが、トスカニーニお好みの「ごちゃ混ぜ」プロです。 私は好きですねえ、こういうの! だいたいトスカニーニという人の音楽性はプログラムを見ているだけでも面白いです。 これはレコード芸術に載っていた文と良く似ているぞ。
>>705 めずらしい曲が入っていますね。
あと、URN 22.107は聴いたことありますか。
もう1つ、今月レコ芸8にトスカニーニのDVDの記事があります。
簡単な収録の紹介でした。
710 :
パルマラット :02/07/20 08:19 ID:Lwk87.CM
>>709 ウラニアのCDはこっちではあんまり見かけないもんで・・・
たぶん、曲目さえ書いてくれれば思い出せると思いますが
>>710 おまたせの、URN 22.107です。
1.ルーセル:「くもの蕃宴」(1946.4.7)
2.ロジェーデュッカ:交響詩「サラバント」(同上)
3.デュカス(トスカニーニ偏):「アリーアーヌ・青髭」(1947.3.2)
4.ドビュッシー:「牧神の午後への前奏曲」(1948.3.27)
5.フランク:交響詩「アイオリスの人々」(1938.11.12)
6.フランク:交響詩「プシュケ」から「ブシュケとエロス」(1952.1.5)
(6.CDでは1942年になつていますが記録がありません)
トスカニーニ/NBCso
こちらも、珍しい曲が収録されています。
シヨップに行くとありますがCD見てタナに戻してしまいます。
712 :
パルマラット :02/07/20 21:16 ID:flBk8REU
>>711 ああ
その曲目のうち、牧神以外は他のレーベルで出た奴を持ってますよ
サラバントとアイオリスの人々とプシュケとエロスは、
Music&Artsのトスカニーニが指揮したフランスものを集めた4枚組CDに収録されてます
>>712 M&Aは家にあります。きずきませんでした、ご指摘ありがとうです。
今からきき直します。
もう1つ、NAXOSからNBCsoのライブ録音が発売されなくなったは、
そのシリーズのプロデューサージョナサン・ワーンと修復担当のリチ
ャード・キャニールがギルド・レーベルに移籍したため、その後ナク
ソスはSP商業録音の復刻を中心にすえることになりました。
(レコ芸8のHMVの広告記事からです)
ということは、ギルドにどんどんNBCライブを発売してもらいたいで
すね。
発売権獲得のための交渉の相手であるRCA/BMGについて テスタメントが批判的コメントを公表するということからすると、 よほどRCA/BMGが執拗に妨害しているのでは。
レコード芸術をこき使ってデタラメ書かせているぐらいだから テスタメントに対しても交渉途中で何かひどく侮辱するようなことをやったのだろう。 そうでもない限り交渉途中の相手方であるRCA/BMGを公開で批判することはしないはずだ。 1980年頃にRCAとEMI(テスタメントと関係がある)は 1954年カンテッリ・NBCのフランク交響曲のステレオ・スタジオ録音の権利関係で争ったことがあり、 当時のRCAはEMIに意図的に音質を落としたコピーテープ(現在までのCDはこれから採られている) を提供したという噂がある。もとのステレオテープは現在でもRCA/BMGが保有していて 発売させないように握りつぶしていると言われている。
トスカノーノ -- 2002/07/20-23:41..No.[1881] …そういえば約半世紀前頃までは、オーケストラではあのトスカニーニのNBC交響楽団が 史上最高みたいに言われていたわけでしょう。どうかすると70年代の本を繰ってみても まだそんな論調が見受けられます。NBC交響楽団の技術的限界が公然と言われ始めたのは ようやくここ20年くらいのことではないでしょうか。私はいまだ30にも満たぬ若者ですので それらをリアルタイムでは知らないのですが… 『トスカノーノ』がRCA/BMGにこき使われているレコード芸術関係者だと すれば納得がいく。
『トスカノーノ』=「年老いた愛馬」 RCA/BMGにこき使われて悔しくないのか? 勇気だせよ、今すぐでなくてもいいから。
age
そういえば、100円シヨップダイソーにクラシックピアノ名演集VOL.3 というのにホロヴィッツ/トスカニーニNBCso(1943年)のチャイコ Pコン1番が入っているよ、CDにはホロヴィッツの名前しかないけど 1943年の演奏だよ。100円ですよ。 カッブリングはベトの「ワルトシュタイン」Pギーゼキングです。
age
721 :
名無しの笛の踊り :02/07/22 08:50 ID:32NXySyg
ウラニアのグルック、買おうか迷ったんですけどねぇ。
あと、「オテロ」のほうも。音質が改善されてるのかな?
>>713 そういうことだったんですか・・・
ナクソスから、ぱったり出ないはずだな。
722 :
パルマラット :02/07/22 21:14 ID:z5sM81Hc
>>721 ウラニアのグルックに関しては
>>705 で「癖がありまくり」と評しましたが、それ以上に音の歪みとか揺れが結構あるんですよね
ただ、気になる程のものではないですし、1952年盤との比較という意味では買っておいて損はないと思います
それに、カップリング曲が珍しい(バトゥーケはバーンスタインが1960年代にCBSに録音していますが、それ以外の曲に録音があるかどうかは不明)ですからね
age
ホロヴィッツage
725 :
パルマラット :02/07/23 21:25 ID:bJ4eGcU6
もう少しウラニアのグルックのネタで引っ張ろうと思います 1952年盤との最大の相違点は、1945年盤(ウラニア)の方がテンポが速いということ ウラニア盤を聞いてから1952年盤を聞くと、結構テンポの遅さにイライラすることがあります テンポの遅さゆえに非常にもっさりした感じに聞こえ、最終的にはウラニア盤のグルック演奏の方が私好みかも知れません
age
age
1954年カンテッリ・NBCのフランク交響曲のステレオ・スタジオ録音 のもとのステレオテープをBMGがまだもっているのなら、 EMI(テスタメント)にわざと音質を落としたコピーを渡したことを 隠蔽するために廃棄処分にするなどということをしないようにお願いします。 あと、トスカニーニ・フィラデルフィアRCAスタジオ録音の78回転メタル・パーツの 一部分をBMGは所有(残りはニューヨーク公立図書館)しているのであるが、 いつまで握り潰し、買い殺し、にするのだろうか? いままでのLPやCDではその大部分が音質極めて貧弱な簡易コピーから採られている。
買い殺し→飼い殺し
NBC交響楽団は、いつからシンフォニー・オブ・ジ・エアに変わったの ? たしか、日本に戦後初の外国のオケで始めて来日しましたね。 トスカニーニが死ななければ日本で聴けたかもしれませんね。その時の 指揮者はだれか忘れましたが、映像と音声が残っていたとおもいますが アルトゥスからCDがでませんかね。
731 :
パルマラット :02/07/24 21:25 ID:6pNBuo5Q
>>731 そうそう、岩城さんの本で合同演奏(ダブルN響か)での、そんな話が
あったよ、元NBCメンバーはトスカニーニを尊敬してて、トスカニー
ニはこの演奏はこうやってたいたとか、熱弁していたと。
民放にシンフォニー・オブ・ジ・エアーだけの演奏があったと思いま
すが、ダノンさんのサイトにちょつと前に書いてあったよね?ちょつと
思いだせません。
>>731 来日は1955年か・・・・もし、現役ならな指揮出来たかも。
たしかに、そのころのトスカニーニに打診しても、どうでしょうね。
もし、来日してたらスピーチは聞けたかもしれませんね。
オケの方は地方にも演奏に回っていますね。
ボーイトのプロローグはトスカニーニ最後のコンサートだったかな? 違うだろ。
age
736 :
名無しの笛の踊り :02/07/25 08:33 ID:dVl8WhE.
枢軸国としての日本を、トスカニーニはどう思ってたんだろう? 日本に関する記述は見たこと無いけど・・・
age
今、メロドラムのブラームス/セレナード第1番を聴いているのですが、 本当に心からほれぼれするいい演奏ですね。
明日は、トスカニーニのDVDの発売日です。(延期しないように祈り ます) 買われた方、ぜひ感想をお待ちしています。
age
604 :名無しの笛の踊り :02/06/30 23:50 ID:??? エイさん、もっといいとこありまっせ! yahooの掲示板にトスカニーニのスレありまっせ! やっぱり、トスカニーニ!!! スレの荒らしならもっと真面目なyahooなどいいでっせ。 ほな、さいならなエイさんょ RCA/BMGの恐喝体質がよく滲み出ている文章ですね。
>ボーイトのプロローグはトスカニーニ最後のコンサートだったかな? 違うだろ。 それは最後から3回目のコンサートです。レコード芸術8月号P.169の高崎氏の文。 RCA/BMGにとって何か都合の悪いことでもあるので 最後の2回のNBCコンサートは『無かった』事にしておこうということでしょう。 高崎氏が間違えたというよりRCA/BMGが金の力で脅したということでしょう。
RCAが過去50年間トスカニーニNBCの音質を意図的に劣化させてきた ことを隠蔽するためにはどんな事でもやるということでしょう。
744 :
アンダルシアの犬 :02/07/26 12:08 ID:UhCytEfs
質問です。どうしてRCAはトスカニーニの録音を意図的に劣化 させていたのでしょうか?
というよりBMGはムラヴィンスキーも音悪くないか?
746 :
パルマラット :02/07/26 21:48 ID:HCjtCbAk
>>745 70年代のライヴでもモノラルのがありますしね>ムラヴィンスキー
そこは元のソースの質の問題じゃないかと思いますが・・・
あ、それと
>>666 で触れていた、amazonで購入したTHE NBC YEARS(Mortimer H. Frank 著)が昨日届きました
結構読み応えのある(全文英文ですけど)内容でした
まあ特筆すべき事(
>>669 で振っていた客演指揮者の顔ぶれについて、こっちが思いもよらなかった指揮者も)とか色々ありますけど、
何せ358ページもありますんで、ゆっくりと「ネタばらし」しようかと思っています
確か今だったらamazonのキャンペーンで若干安くなってますんで、思い切って購入するのも一興かもしれません
>>746 「ネタばらし」がんばって訳してください。
THE NBC YARSは、日本語訳は出ませんかね。出たら購入しようかな。
ーTVコンサートー買われたかた。
DVDはARTリマスターですか?LDと同じ音声見たいですか?どう
でしょう。
748 :
パルマラット :02/07/27 09:16 ID:2FO0kuOA
>>747 まあ、毎度の事ながら「ネタばらし」と呼べる程度のものではないんですが(だから「」つけたんですけどね)・・・
749 :
アンダルシアの犬 :02/07/27 09:49 ID:5X5Vbvco
>>745 BMGがどうこうという問題以前に米盤のLMナンバーの時点で
音が悪いです。英国のALPナンバーのレコードでは結構まとも
な音。もちろんアメリカでプレスのしすぎでテープが痛んだとい
う可能性はあるけれどもそれだけだろうか?
ムラヴィンのあれはBMGの職務怠慢なだけのような気がする。
以外とメロディアやエテルナは西側のように音をいじっていない
から本来は元のソースは素直な良い音で録音されているのではな
いかと推測しているのだがどうなんでしょう?
>>745 私のわかるコメントさせていただきます。
ずいぶん前の雑誌に諸石幸生さんと元NBCメンバーとのやり取りで、
トスカニーニ録音(CD.LPかしりませんが)「俺たち音はあんな音ではない」という証言があります。(年をとると美化するかも?)
貧弱な音質について。
私の経験からすると、ウエストミンスター、デッカも含めアメリカ系の
レーベルにおいてはマスターテープは半完成製品と考えるためか、LP
のカッティング時点でかなりのイコライジングをしているケースがしば
し認められる。こうした「レコード芸術」をどう評価するかも、この
時代の音源を鑑賞していく上での重要な要素です。
また、BMGだけではなく、JVCのxrcd2でのリマスターの発売も一つの早道の答かもしりません。
トスカニーニ1954年RCAステレオ録音をどこかが出さないかな。
>また、BMGだけではなく、JVCのxrcd2でのリマスターの発売も一つの早道の答かもしりません。 トスカニーニNBCライブ/リハーサルの未編集NBC第1世代記録は BMGではなくニューヨーク公立図書館と米国議会図書館にあります。
>>753 そういう意味じゃなくてさ、JVCがリマスタするんだったら
権利関係をクリアするのがまだ多少なりとも容易になるんじゃ
ないかって話だろ
保管場所の問題じゃないっつの
JVCがリマスタするんだったら 権利関係をクリアするのがまだ多少なりとも容易になるんじゃ ないかって話だろ ということはNBC未編集音源の発売権を獲得するのはJVCやBMGのほうが他社 よりもやり易いということですか?
ムラヴィンはかつての日本ビクターのものが最も音質がいいです、 だってビクターがわざわざマスターから音おこしににソ連までいってつくった代物ですから。
>>731 =パルマラットさん。すこし文面変わりましたね。
尚、この公演に先立ち、
3月初めに用務の為ニューヨークに帰っていたトスカニーニに対し、
当時のシンフォニー・オブ・ジ・エアの会長だったドン・ギリス氏から
「指揮をしなくてもいいから来日だけでもしてくれないか」
という打診がされましたが、それはけっきょく実現しませんでした。
その後ギリス会長は4/29に来日した直後の記者会見で
「特に前指揮者のトスカニーニは(この公演の)大成功を期待している。」
というコメントを出しています。
758 :
パルマラット :02/07/27 21:13 ID:ouxkm4d2
>>757 確かに
>>731 の時に比べたら、文章が2倍になってますね
文中の「用務」は、おそらく録音の承認・却下(ニューヨーク・ブロンクスの自宅の地下に音響室を作り、
録音技師のジョン・コーベットらと居間に取り付けたマイクロフォンで意見のやり取りをしていた。
トスカニーニはマイクの横に取り付けてあるスピーカーで録音を聞き、発売の可否の判断を下していた)の関連だと思います
やっぱり来日だけでもしてほしかったなあ。 そう思ってるのは俺だけか?
age
>>759 俺もだよ。
しかし、来日指揮者はカンテルリが指揮していればよかつたね。
(1956年飛行機事故なのでその一年前だから)
それと、1954年にカラヤン単身でN響に振りにきたからね、1955年も
シンフォニー・オブ・ジ・エアとくれば本当のドイツのトスカニーニに
なったかもね。
これって、俺の妄想かな。
カンテルリかあ。来日してたらすごかったろうね。
トスカニーニスレを承知で、質問です。 カンテルリの「イタリア」、2種類録音あるけど、どのように違いますか? (どちらもテスタメント盤 録音年とカップリングは下記の通り) 1951.10、 「どろぼうかささぎ」序曲とベト5 1955.8 、 ブラームス4番 トスカニーニの名盤よりも高く評価する人も少なくないとか、 トスカニーニ自身も評価していた指揮者だと聞いたので。 録音数が多くないこの人をまとめて聴いてみたいので 他にも良い音源がありましたらお願いします。
>>763 =うgさん、カンテルリですか
カンテルリの「イタリア」NBC物なら
>>674 にありますよ。
1955年の方はカンテルリ自身が発売を許可したものでEMIでも発売を
しています。
1951年の方は、未発表でテスタメントがEMI倉庫からテープを探して
カンテルリ遺族と権利交渉をして発売出来たものです、なぜカンテルリ
が1951年を発売しなかったその理由は・・・そのうちに。
>他の良い音源がありましたらお願いします。
私が持っているCDなら、ベートーヴンSym7.モーツァルトSym
29.モーツァルト音楽の冗談.(EMI)すべてオケはPOです。
オペラなら(音源がわるくてもいいなら)
モーツァルト歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」スカラ座(伊ウラニア)
あと、テスタメントなら全部いいと思うよ。細かいこと抜きにして。
age
29番とベト7、いいよね。
age
age
age
それでは、カンテルリが1951年「イタリア」発売しなかった理由は。 1951年の10月12日、EMIのアビー・ロード第一スタジオで、2.3 時間の録音セッションで行われた。カンテルリは完全主義者であり、 指揮者としての十分な経験をを未だ持たなかったカンテルリは、限られ た英語力で解釈を伝えることが出来ない自分にいらいらし始めた。 強気で興奮しやすいラテン系気質のカンテルリは、演奏家たちに多くの 要求をするようになり、緊張にみちた難しい状況なってしまい。フロデ ューサのディヴィット・ビックネルの手腕により、この危険な状況は何 とか回避することはできた。(マルコム・ウォカー解説より) トスカニーニとやっぱり似ていますねカンテルリは。それとトスカニーニがロンドンで演奏したブラームスの4曲の交響曲を呼び物とする2回 のコンサートに際し、カンテルリは再びロンドンを訪れPOとコンサー トと録音おこない。またトスカニーニの指揮するオケを2つのコンサー トのリハーサルを助けた。
771 :
パルマラット :02/07/30 21:35 ID:c6cNQtCQ
トスカニーニ曰く、「彼(カンテルリ)は私の若い時に似ている」 この言葉が時々誤って、「彼は私と同じように指揮をする」と伝聞されているのです しかし、カンテルリが長生きしたとして、果たしてトスカニーニに似た指揮者になってたかは勿論分かりません 諸石幸生氏も著書で「老熟した時のカンテルリの音楽は、私たちが現在レコードで聴くトスカニーニの演奏と似たものになっていたのだろうか?」と述べています 真相は永遠の謎です
age
773 :
名無しの笛の踊り :02/07/31 08:54 ID:mf3BG/nQ
おそらくカンテルリの方が、 意識して、トスカニーニの演奏に似せたかもしれません。 クラシックプレスを読むと、 カンテルリがトスカニーニを心の底から崇拝していたんだなと感じました。 この辺の事は、NBCのメンバーや、フィルハーモニアのメンバーの、 二人の比較文章でも残っていればいいのですが・・・・
ガレスピーとジョン・ファディスの関係かあ
Gulidの第3弾出るみたいですよ。
age
777 :
パルマラット :02/08/01 08:40 ID:Pr/NJjuo
>>775 なんかベルリオーズのロメジュリの全曲ライヴ(BMG盤とは違ってアナウンス付き)と、そのリハらしいですけどね
あと、カンテルリの話も出てきた事ですし、
>>746 で言ってた「ネタばらし」(=といっても客演指揮者陣と、その演奏曲目の紹介だけになりそうで)をボチボチやろうかと思います
778 :
名無しの笛の踊り :02/08/01 09:11 ID:3oKQuLwU
パルマラットさん、お見事! ゾロ目、ゲットでございます。
>>771 そこに、カキコされた話は、私も納得できます。
フルヴェン=チェリの関係みたいにチェリの晩年は彼独自の演奏の仕方
なり超スローテンポになりましたからね。
>>777 ボチボチまっています!
780 :
名無しの笛の踊り :02/08/02 11:15 ID:i0Qmjx4Y
HISTORYのトスカニーニ10CDBOXの第3弾が出ます プロコ1、入ってます。
781 :
パルマラット :02/08/02 20:27 ID:zD/7QJ4Q
というわけで、客演指揮者陣の紹介と行きます。1日1シーズンのペースで行けたらいいと思っています。 1937−38シーズン Most likely the problems generated by Rodzinski's abrasive personality led NBC to engage Pierre Monteux to lead the initial three broadcast concerts of the orchestra(on 13,20, and 27 November). The official word from NBC, however, was different: “Opening his own orchestra's season in Cleveland prevented Rodzinski from remaining in New York to conduct the NBC broadcast of 13 November 1937. Pierre Monteux, France's most distinguished conductor...Presided at that historic event, remaining to conduct the first three weekly broadcasts.” Ultimately Rodzinski did return to lead three broadcasts(4,11, and 18 December) that preceded Toscanini's debut with the orchestra on Christmas night, 1937. ロジンスキーの強烈な個性によって生み出された問題は、11月13,20,27日のNBC交響楽団の3回の(試験)放送でのコンサートをピエール・モントゥーに依頼する結果となった。 しかし、NBCからの公式発言では「ロジンスキーはクリーヴランド(当時首席指揮者)でのシーズンのためにニューヨークには残らなかった。モントゥーは試験放送コンサートの最初の3回を指揮するという歴史的出来事で締めくくった」 もっともロジンスキーはトスカニーニを迎えたお披露目を控えた12月4,11,18日の指揮するために戻ってきた。 (THE NBC YEARS(Mortimer H. Frank)より、Excite翻訳ソフトを使ってやや適当に翻訳)
782 :
パルマラット :02/08/02 20:35 ID:zD/7QJ4Q
1937年11月2日 アルトゥール・ロジンスキー ウェーバー 「オベロン」序曲 R・シュトラウス 「英雄の生涯」 11月13日 ピエール・モントゥー バッハ(レスピーギ編) パッサカリアとフーガ モーツァルト 交響曲第35番「ハフナー」 フランク 「プシュケ」プシュケとエロス ドビュッシー 「イベリア」 R・シュトラウス 「ティル・オイレンシュピーゲル」 11月20日 ピエール・モントゥー ヘンデル 合奏協奏曲ニ長調 シベリウス 交響曲第1番〜アダージョ&スケルツォ グリフィス 「フビライハーンの快楽殿」(The Pleasure Dome of Kubla Khan) ワーグナー 「ローエングリン」前奏曲 ラヴェル 「ダフニスとクロエ」第2組曲
783 :
パルマラット :02/08/02 20:42 ID:zD/7QJ4Q
11月27日 ピエール・モントゥー フランク 交響曲ニ短調 Freed Jeux de timbres:アダージョ Tailleferre 喜歌劇の序曲(Overture to an Opera Bouffe) ダンディ Fervaal前奏曲 ストラヴィンスキー 「火の鳥」組曲 12月4日 アルトゥール・ロジンスキー ヘンデル 「水上の音楽」(ハーティ版) ベートーヴェン 交響曲第5番 シベリウス 「ポヒョラの娘」 ドビュッシー 夜想曲〜雲、祭り アルベニス Triana 12月11日 アルトゥール・ロジンスキー チャイコフスキー 「ロメオとジュリエット」 ストラヴィンスキー 「ぺトルーシュカ」 ショスタコーヴィチ 交響曲第1番
784 :
パルマラット :02/08/02 20:51 ID:zD/7QJ4Q
12月18日 アルトゥール・ロジンスキー ハイドン 交響曲第100番「軍隊」 ブラームス 交響曲第4番 R・シュトラウス 「サロメ」7つのヴェールの踊り 1938年3月12日 カルロス・シャベス ロッシーニ 「ウィリアム・テル」序曲 シベリウス 交響曲第4番 Buxtenhude シャコンヌ Halffter Danse de la bergere ファリャ 「三角帽子」組曲 3月26日 ハワード・ハンソン ロカテッリ 合奏協奏曲ヘ短調 パーセル Diocletian付随音楽 マクドゥウェル 組曲第2番「インディアン」〜戦いの時間、村の祭り ハンソン 交響曲第3番
785 :
パルマラット :02/08/02 20:57 ID:zD/7QJ4Q
4月2,9,16日 アルトゥール・ロジンスキー 4月23日 ヒュー・ロス Delius A Mass of Life リムスキー・コルサコフ 「サルタン皇帝」抜粋 4月30日、5月7日 ピエール・モントゥー 5月14,21日 サー・エイドリアン・ボールト 5月28日 ディミトリ・ミトロプーロス 6月4,11,18日 ベルナルディーノ・モリナーリ 6月25日 ウィリアム・スタインバーグ
786 :
パルマラット :02/08/02 21:06 ID:zD/7QJ4Q
こんな感じで、ダラダラと書いていきます 試験放送の期間だけは曲目も挙げておきましたが、全部書くとレスがいくつあっても足りないので、基本的には特に目についた曲目を優先して書く事になりそうです
おお、なんて、すごいんでしょう。 ボールトも指揮してたのね。 パルマラットさん、よくわかります。
age
789 :
パルマラット :02/08/03 15:13 ID:bErK9J0.
1938−39シーズン&
>>784-785 補足
1938年12月10,17,24,31日 アルトゥール・ロジンスキー
1939年3月4日 ウィリアム・スタインバーグ(1899-1978:ピンカス父)
ttp://www.cs.princeton.edu/~san/steinberg.jpg 3月11,18,25日、4月1,8日 ブルーノ・ワルター
マーラー 交響曲第1番「巨人」(4月8日)
4月15日 ハンス・ランゲ(1884.02.17-1960.08.13:トスカニーニのNYP時代の副指揮者)
4月22日 アルベルト・エレーデ(1908-2001:のちのNHKイタリア歌劇団の指揮者)
ttp://www.cs.princeton.edu/~san/erede.jpg メノッティ 放送オペラ「泥棒とオールドメイド」(世界初演)
カルロス・シャベス(1899.6.13-1978.8.2:メキシコの作曲家、指揮者)
ハワード・ハンソン(1896-1981 アメリカの作曲家、指揮者、イーストマン音楽学校初代校長)
ヒュー・ロス(1898.08-?:主に合唱指揮者として活躍)
ベルナルディーノ・モリナーリ(1880.04.11-1952.12.25:イタリアの指揮者)
790 :
パルマラット :02/08/03 15:20 ID:bErK9J0.
1939−40シーズン 1939年12月9,23,30日 デジレ・デフォー(1885.9.5-1960.7.25:ベルギーの指揮者。一時シカゴ響の首席) 1940年1月6,13,20,27日、2月3日 ベルナルディーノ・モリナーリ 1940年2月10,17,24日、3月2,9日 ブルーノ・ワルター ダンディ 「イスタール」(2月24日)
791 :
パルマラット :02/08/03 15:33 ID:bErK9J0.
1940−41シーズン 1940年10月12,19,26日、11月2,9,16日 ウィリアム・スタインバーグ リスト ファウスト交響曲(10月12日) マーラー 交響曲第7番「夜の歌」〜第4楽章(11月2日) アドルフ・ブッシュ オーケストラの為の3つの練習曲(世界初演・11月16日) 1941年1月11日 アルフレッド・ウォーレンスタイン(1898-1983:アメリカの指揮者。55年ロス・フィルとともに来日) 1月25日、3月8,15,22日 ジョージ・セル スメタナ 弦楽四重奏曲第1番「わが生涯より」(セル編・3月8日)
age
ということは、NBCはトスカ以外に結構いろんな指揮者と様々な曲を演じていたわけですね。 パルマラット様ありがとうございました。 それで催促ですが、トスカが例の「ミサ・ソレ」云々でNBCと喧嘩した41年以降はどんなもん でしょうか?ストコフスキーとフィラデルフィアを交換していたような。 あと、こういった客演指揮者がどうNBC・SOを評価していたかコメントがあると面白いですよ ね(あ、怖くて言えるわけがないか・・・)。
794 :
パルマラット :02/08/04 20:03 ID:utHYt7ZE
1941−42シーズン My dear Sarnoff: First of all I have to make my apology for having delayed so many times and for a long while to answer your letter of February 24th. If in that time it was hard and painful for me to take a conclusive decision about to accept or not your proposal to conduct next season the NBC orchestra, today things are not at all changed and I feel that I am in the same state of mind as before. However, I have to come to an end making free you and me of the nightmare which weighs upon us since February. 私のサーノフ(NBC社長)へ 最初に、私は2月24日に届いたあなたからの手紙に返事を出すために非常に何度も遅れたことに対して、および永久に謝罪を行なわなければなりません。 その時間で、私が決定的な決定をとることが困難で痛かった場合に関して、今日NBC交響楽団の次の指揮をするあなたの提案を受理するための事態は変更されて、全くありません。 また私は、以前と同じ心の状態であると思います。しかしながら私は、2月以来私たちを圧迫する悪夢であなたと私を自由に作る終了へ来なければなりません。 (後略)
795 :
パルマラット :02/08/04 20:53 ID:utHYt7ZE
On a Friday in December 1940 we were scheduled to rehearse from 5 to 7:30 in Carnegie Hall for a performance of the Missa Solemnis the next night. There was a concert of the Chicago Symphony in Carnegie Hall that afternoon,after which the platform had to be set up om the stage for the chorus in the Missa: so the reheaesal didn't start until 5:30, which meant it would go on 8. But thirty-five men of the orchestra had to play with Frank Black in the Cities Service program in Studio 8H at 8; and they had to leave at 7:30 if they were to pack their instruments, get to 8H, change their clothes, and be ready for the broadcast at 8. And since this was the first time we were doing the Missa with the maestro he was really out to work. So 7:30came, and he kept right on working; then it was 7:32and7:33and at that point the personnel manager stood behind the maestro and signaled to them one by one to sneak out; and it was only after a number of men had done this that the Old Man's eye caught the movement of the bassoon that one of the men was holding as he crawled out, and he discovered what was going on. He was so infuriated that he threw down his stand and walked out. He conducted the performance the next night and finished the season; but a couple of months later when the conductors for the 1941-42season were announced he was not among them, and we learned that Stokowski was going to conduct us instead. Alan Shulman
796 :
パルマラット :02/08/04 20:53 ID:utHYt7ZE
>>795 約
1940年12月の金曜日(22日)に、私たちは明晩のミサ・ソレムニスの演奏会のためにカーネギー・ホールで5時から7時半までリハーサルする予定でした。
その日の午後にはカーネギー・ホールにはシカゴ交響楽団のコンサートがありました。ソレムニスの中の合唱のための土台をセット・アップしなければなりませんでしたので、そのリハーサルは8時以降も続くだろうということを意味しましたが、5時半までスタートしませんでした。
しかしオーケストラのうちの35人が、8時にフランク・ブラックとスタジオ8Hの中の放送番組を持たなければなりませんでした。また8Hに到着し、それらの道具をパックし衣服を変更し、8時に放送の準備ができると想定した場合、7時半までにそこを去らなければなりませんでした。
私たちはトスカニーニとソレムニスを演奏するのが、これが初めてのことだったのです。そうして7時半になってしまいました。
彼の後ろには人事担当者が立ち、7時32〜33分の間に彼らに一つずつ外にこっそりと動くように合図を送りました。多くの奏者がこれに続きました。その時、トスカニーニの目にバスーン奏者がこっそり移動するところを目撃しました。
そのバスーン奏者が見たところによれば、彼はスタンドを引き倒し、外に飛び出して非常に激怒しました。彼は明晩の公演を何とか行ない、その後の楽季を何とか終えました。
しかし2、3か月後、1941-42シーズンの指揮者が発表された時、彼はその中にいませんでした。また、私たちはストコフスキーが私たちを代わりに指揮することを知りました。
アラン・シャルマン(NBCチェロ奏者)
797 :
パルマラット :02/08/04 21:12 ID:utHYt7ZE
1941年10月14日 ディミトリ・ミトロプーロス
10月21,28日 エフレム・クルツ(1900.11.07-1995:ロシア→アメリカの指揮者)
11月4,11,18,25日、1942年3月24,31日、4月7,14日 レオポルド・ストコフスキー
12月2,9,16日 ファン・ホセ・カストロ(1895.03.07-1968.09.03:アルゼンチンの指揮者)
12月23,30日 サー・エルネスト・マクミラン(1893.8.8-1973.5.6:カナダの指揮者、若き日のグレン・グールドと共演したこともある)
1942年1月13,20日 ジョージ・セル
1月20,27日 ディーン・ディクソン(1915-1976:アメリカの指揮者、初の黒人指揮者)
ttp://www.webcom.com/cyteen/links/dixon.htm 2月3,10日 フランク・ブラック(アメリカの指揮者)
2月17,24日 アルフレッド・ウォーレンスタイン
3月3,10,17日 フリッツ・ライナー
1954ステレオライブを買いました。 (P)1984 Education Media Associates の表記があるんだけど、1984年にEducation Media Associatesから 音源供給を受けたということでしょうか??? 音源権利が複雑そうだから、M&Aみたいなブートレーベルでないと 出せないのかな。
799 :
名無しの笛の踊り :02/08/05 09:15 ID:zp8T9NYE
ウラニアのグルックを聴きました。 正直、判断が難しい。 演奏は凄いです、確かに。 でも、いままでの「オルフェオ」のイメージを完全に壊されたようで、 戸惑ってもいます。 メリハリが有り過ぎるとでも言いましょうか・・・・ 50年代の統一感も捨て難いようにも感じます。
800 :
パルマラット :02/08/05 20:41 ID:zlsslBwg
1942−43シーズン 1942年9月27日 デジレ・デフォー 10月4,11日 ニコライ・マルコ(1883.5.4-1961.6.23:マリコとも。旧ソ連→アメリカ(1946年国籍変更)の指揮者。ムラヴィンスキーの恩師) 10月18,25日 エーリッヒ・ラインスドルフ(1912.2.4-1993.9.11:オーストリア→アメリカの指揮者。ザルツブルクでトスカニーニのアシスタントを務めた) ブルックナー 交響曲第6番〜アダージョ(10月18日) プロコフィエフ 「ピーターと狼」(10月25日) 11月15,22,29日、12月6,13,20,27日、1943年2月14,21,28日、3月7,14,21,28日 レオポルド・ストコフスキー ショスタコーヴィチ 交響曲第7番「レニングラード」(12月13日) ホルスト 「惑星」(2月14日) ストラヴィンスキー ハ長調の交響曲(2月21日) プロコフィエフ 「アレクサンダー・ネフスキー」(3月7日。アメリカ初演) ムソルグスキー 「展覧会の絵」(3月21日。ストコフスキー版)
801 :
パルマラット :02/08/05 20:49 ID:zlsslBwg
1943−44シーズン 1942年12月12,19,26日、1944年1月2,9,16,23,30日、2月6,13,20,27日 レオポルド・ストコフスキー バッハ トッカータとフーガ ニ短調(ストコフスキー編・12月12日) アルベニス 「セヴィリアの聖体祭」(ストコフスキー編・1月9日) シェーンベルク ピアノ協奏曲(世界初演・2月6日) ドビュッシー 「沈める寺」(ストコフスキー編・2月13日)
802 :
パルマラット :02/08/05 21:01 ID:zlsslBwg
1944−45シーズン 1944年12月25,31日、1945年1月7,14日 ユージン・オーマンディ ヴィエニャフスキ ヴァイオリン協奏曲第2番(エリカ・モリーニ:12月31日) ヴィラ=ロボス 「ブラジル風バッハ」第1番(1月7日) J・シュトラウス 「ウィーンの森の物語」 2月18,25日、3月4,11日 サー・マルコム・サージェント(1895.4.29-1967.10.3:イギリスの指揮者、プロムスの人気者、1954年にN響、東響、大フィルを指揮) エルガー ヴァイオリン協奏曲(イエフディ・メニューヒン:2月25日) ウォルトン ヴィオラ協奏曲(ウィリアム・プリムローズ:3月11日) 夏季シーズン フランク・ブラック
803 :
パルマラット :02/08/05 21:35 ID:zlsslBwg
1945−46シーズン 1945年12月9,16,23,30日 ディミトリ・ミトロプーロス ベルク ヴァイオリン協奏曲(ヨゼフ・シゲティ:12月30日) 1946年2月17,24日、3月3,10日 エーリッヒ・クライバー(カルロス父) シューベルト 「ロザムンデ」間奏曲・バレエ音楽(2月24日) ヒナステラ バレエ組曲”Panambi"(2月24日) 夏季シーズン フランク・ブラック フランコ・アウトーリ(1903.11.29-?:イタリア→アメリカの指揮者。バッファロー・フィル首席。マスカーニの指揮の弟子) エフレム・クルツ アレグザンダー・スモーレンズ(1889.1.1-1972.11.24:アメリカの指揮者。フィラデルフィアでストコフスキーの助手。ロシア生まれで幼時にアメリカに移住) ロバート・ショウ(1916-1999:アメリカの指揮者。ロバート・ショウ合唱団を創設。トスカニーニとの共演の他、テラークに多数の録音あり) ヒンデミット 「ライラックの花が咲く頃」 ファビアン・セヴィツキー(1893.9.29-1967.2.2:ロシア→アメリカの指揮者。クーセヴィッキーの甥) ハンス・シュヴィーガー(1906.06.15-?:ドイツ→アメリカの指揮者) ウィルフレッド・ペレティエ(1896.6.20-1982.4.9:カナダの指揮者。メトで活躍) ウラディミール・ゴルシュマン(1893.12.16-1972.3.1:ロシア→アメリカの指揮者。ベートーヴェンの協奏曲でグレン・グールドとCBSに録音) ベートーヴェン ピアノ協奏曲第2番(ウィリアム・カペル:6月23日) 5月27日、6月2日 レナード・バーンスタイン ブリッツスタイン 「空輸交響曲」(5月27日) ラヴェル ピアノ協奏曲(バーンスタイン弾き振り:6月2日)
1942年のタコ7のストコフスキーは聞いてみたいですね(トスカニーニと初演を争ったいわくつき ですね)。 ついでにサージェントのエルガーとウォルトンも独奏者が良いので聞いてみたいですね。 これらのうちCDとかになっているものはいくつあるんでしょうか。ミトプー、シゲティのベルクは LP時代にワルター協会盤ででていましたが入手しませんでした。 NBCというとトスカニーニの音色が思い浮かぶんですが他の指揮者の場合はどうだったんでしょうね。 私はカンテルリのライブ盤何枚かと、シンフォニー・オブ・ジ・エアーになってからのワルターの 英雄(1956年、トスカニーニの追悼演奏)くらいしか知りませんので。そういえばこの英雄はモノで しか聞いたことがないんですが、どこかにステレオ録音残ってないんでしょうか。かのコーホー氏も 激賞する演奏でしたね。
805 :
名無しの笛の踊り :02/08/06 09:02 ID:MagTMyhM
てことは、エーリッヒ・クライバーとは、録音のみの関係ということですね?
806 :
パルマラット :02/08/06 10:16 ID:aD7KK3l6
807 :
パルマラット :02/08/06 20:45 ID:8RD3dcU2
1946−47シーズン 1946年12月15,22,29日、1月5日 フリッツ・ライナー ヒンデミット 交響曲「画家マチス」(12月29日) 1947年1月12,19,26日、2月2日 オイゲン・センカル(1891.4.9-1977.3.25:ハンガリー→ブラジルの指揮者) ヴィラ=ロボス 「ブラジル風バッハ」第4番〜プレリュード(1月19日) 夏季シーズン ハンス・ランゲ アルフレッド・ウォーレンスタイン ハンス・シュヴィーガー アイズラー・ソロモン(1910.1.11-1987:アメリカの指揮者) フランク・ブラック ミルトン・ケイティムス(1909.06.24-:アメリカの指揮者、NBCのヴィオラ奏者)
808 :
パルマラット :02/08/06 20:55 ID:8RD3dcU2
1947−48シーズン 1947年12月20,27日、1948年1月3,10日 エーリッヒ・クライバー ウェーバー コンツェルトシュトゥック(クラウディオ・アラウ:12月20日) 1948年1月17,24,31日、2月7日 エルネスト・アンセルメ マルタン 協奏交響曲(1月17日) マルティヌー 交響曲第5番(1月24日) ストラヴィンスキー 管楽の交響曲(1月31日) 夏季シーズン エーリッヒ・ラインスドルフ ミルトン・ケイティムス ハンス・シュヴィーガー アレクサンダー・ヒルスベルク(1897.4.24-1961.8.10:ポーランド→アメリカの指揮者。フィラデルフィアでアシスタントをしていた) ハンス・ランゲ マッシモ・フレッチャ(1906.9.19-?:イタリアの指揮者。ボルティモア響首席)
809 :
パルマラット :02/08/06 21:05 ID:8RD3dcU2
1948−49シーズン
1948年12月18,25日、1949年1月8日 エルネスト・アンセルメ
バルトーク 弦楽器・打楽器・チェレスタのための音楽(1月8日)
1949年1月15,22,29日、2月5日 グイード・カンテルリ
カセッラ 「パガニニアーナ」(1月22日)
バルトーク 管弦楽のための協奏曲(1月29日)
夏季シーズン
ジークムント・ロンベルク(1887・7・29-1951・11・9:ハンガリーの指揮者)
ttp://www.dorothyfields.co.uk/coll_sr.html アーサー・フィードラー(1894.12.17-1979.7.10:アメリカの指揮者、ボストン・ポップスでお馴染み)
フリッツ・ライナー
ディミトリ・ミトロプーロス
アンタル・ドラティ(1906.4.9-1988.11.14:ハンガリー→アメリカの指揮者)
ウィルフレッド・ペレティエ
ミルトン・ケイティムス
810 :
パルマラット :02/08/06 21:14 ID:8RD3dcU2
1949−50シーズン 1949年12月24,31日、1950年1月7,14日 グイード・カンテルリ ヘンデル 「メサイア」序奏(12月24日) バッハ 「クリスマス・オラトリオ」第2部シンフォニア(12月24日) フレスコバルディ 「クアトロ・ペッツィ」(1月14日) 1950年1月21,28日、2月4,11日 エルネスト・アンセルメ シャブリエ 「スペイン」(1月21日) ブロッホ Concerto symphonique(アメリカ初演、1月21日) マルティヌー コンチェルト・グロッソ(1月28日) バルトーク=シェルィ ヴィオラ協奏曲(ウィリアム・プリムローズ:2月11日) (夏季シーズンなし)
811 :
パルマラット :02/08/06 21:33 ID:8RD3dcU2
1950−51シーズン 1950年10月9,16日、1951年3月24,31日、4月7,14日 ミルトン・ケイティムス コダーイ 「ガランタ舞曲」(10月16日)、ブロッホ コンチェルト・グロッソ(3月31日) バーバー 交響曲第1番(4月14日) 10月23,30日、11月6日 フリッツ・ライナー コープランド クラリネット協奏曲(ベニー・グッドマン:世界初演、11月6日) 11月13日 エーリッヒ・ラインスドルフ 11月20,27日 ジョネル・ペルレア(1900.11.30-1970.7.29:ルーマニア→アメリカの指揮者) ヴォルフ 「イタリアのセレナーデ」(11月27日) 12月4,11,18,25日、1月1,8,15,21日 グイード・カンテルリ モーツァルト 「音楽の冗談」(12月4日)、ダラピッコラ Marcia Suite(12月11日) ヴィヴァルディ 「四季」〜冬、モンテヴェルディ 「マニフィカト」(12月25日) ストラヴィンスキー 「花火」(1月15日) 2月24日 ブルーノ・ワルター モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第3番(ヨゼフ・シゲティ) 3月3日 ウィルフレッド・ペレティエ ベートーヴェン 「エグモント」抜粋(ヘレン・トロウベル) 3月10,17日 ワルター・デュクルー(1913.04.17-1997:スイス→アメリカの指揮者。トスカニーニと親交) 夏季シーズン ピーター・ヘルマン・アドラー(1899.12.2-1990.10.2:チェコ→アメリカの指揮者) マッシモ・フレッチャ、ミルトン・ケイティムス、アレクサンダー・ヒルスベルク ユージン・オーマンディ、フリッツ・ライナー
トスカニーニでブルックナーのNBCとの録音はないから、 ほかの指揮者でブルックナー/NBCsoとの録音ないかな?(記録はあり ますね)NBCsoはどんな音になって聞こえるでしょう。きになりま すね。
グッドマンというと78年のカーネギーホールの演奏会で、 観衆の盛大な拍手と歓呼に対して 「いやあ、なんかトスカニーニになったような気分だよ。」 といって会場を笑わせてましたね。
814 :
名無しの笛の踊り :02/08/07 09:22 ID:vktgM3qM
テスタメントか、Guildあたりに、 トスカニーニ以外の指揮者が振ったNBCシリーズでも出して欲しいな
815 :
パルマラット :02/08/07 09:39 ID:pVhON3HA
>>812 ワルターが振った第4番(1940・2・10)が以前英エクリプスから出てました
音質的にはぼやけていて、最善の音とは言えないのですが・・・
816 :
パルマラット :02/08/07 10:14 ID:pVhON3HA
1951−52シーズン 1951年12月1,8,15日、1952年2月2,9,16,23日、3月1日 グイード・カンテルリ ヴィヴァルディ 「四季」全曲(12月8日)、ガブリエリ Sacre sinfonie〜カンツォーネ(2月16日) 1月19日 フリッツ・ライナー 1月26日 ユージン・オーマンディ 夏季シーズン マッシモ・フレッチャ フランク・ミラー(1913-1986:NBC、シカゴ響の首席チェロ奏者) ワルター・ヘンドル(1917.01.12-:アメリカの指揮者、55年NBC後身とともに来日) リヒャルト・クーン(不明) トマス・シッパース(1930.3.09-1977.12.16:アメリカの指揮者、67年の大阪国際フェスでワルキューレの日本初演を指揮) ミルトン・ケイティムス、ジョネル・ペルレア
817 :
パルマラット :02/08/07 10:28 ID:pVhON3HA
1952−53シーズン 1952年11月29日、12月6,13,20,27日、1953年1月3日、2月21,28日 グイード・カンテルリ ストラヴィンスキー Jeu de cartes(12月20日)、ブリテン シンフォニア・ダ・レクイエム(1月3日) 夏季シーズン ミルトン・ケイティムス、フランク・ブリエフ(NBCヴィオラ奏者、のちにニューへヴン響首席指揮者) ワルター・ヘンドル、ドン・ギリス(1912-1978:アメリカの指揮者、NBCプロデューサー)
818 :
パルマラット :02/08/07 10:33 ID:pVhON3HA
1953−54シーズン 1953年11月8,15日 ピエール・モントゥー 12月20,27日、1954年1月3,10,31日、2月7,14,21日 グイード・カンテルリ バーバー 「悪口学校」序曲(12月20日) ドビュッシー 「聖セバスチャンの殉教」〜交響的断章(12月20日) ヘンデル 「セルセ」〜オンブラマイフ(12月27日) ヒンデミット 弦楽器と管楽器のための協奏音楽(1月31日) 3月28日 シャルル・ミュンシュ ルーセル 「バッキュースとアリアーヌ」第2組曲 <終了>
819 :
パルマラット :02/08/07 10:35 ID:pVhON3HA
やや駆け足気味で紹介していきましたが、これで全部です(抜けてるところがあるかも。昨日今日と休みでよかった・・・) 質問等に関しては、私が明日からしばらく不在のため、日曜あたりから受付ます
パルマラットさん、ご苦労様でした。大変興味深いデータでした。こう見るとNBCは色々な 指揮者と多彩な曲を演奏していたことが分かりますね。ミルトン・ケティムスとか結構NBC SO出身の指揮者もいるんですね、まあ後に巨匠と呼ばれるような人は出ませんでしたが。
パルマラットさん、お疲れ様てす。 なかなか楽しめました。
ソーア・ジョンソンって客演してないんてしょうか?
823 :
パルマラット :02/08/07 19:56 ID:4eGzXct.
>>822 THE NBC YEARSを見ても名前が載ってなかったので、客演はしてないでしょうね
ヘンドル、ギリスと違ってNBCとの縁がないだけに、どういう経緯で選ばれたのかが今ひとつピンとしませんが・・・
ちなみにソーア・ジョンソン(1913.6.10-1975.1.16:ひとつ思うのですが、”Thor Johnson”という綴りから見ても、「ソーア」という読み方は何か間違っている気が・・・)の顔は↓
ttp://www.cincinnatisymphony.org/aboutus/history.htm (シンシナティ交響楽団のページ。一時シンシナティの首席を務めた)
>>816 フリッツ・ライナー/NBCのライヴの補足。
1月19日の曲目(M&A CD-292より)
ドビュッシー(ビュッセル編曲) 小組曲
バルトーク(セルリー(サーリー)編曲) 2つのルーマニア舞曲(Op.8a)
ラヴェル クープランの墓
R.シュトラウス ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
確かティル以外はスタジオ録音がないものかな?
特にバルトークのこの編曲バージョンはあまり出てないですし。
ホロヴィッツは、トスカニーニとの競演以外でありますか? ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番などですが? トスカニーニの指揮ですが、ムソルグスキー「展覧会の絵」の演奏で (1953年1月24日)はNBCsoの演奏でしょうか。
826 :
名無しの笛の踊り :02/08/09 09:45 ID:URnMIwnY
827 :
名無しの笛の踊り :02/08/09 10:12 ID:URnMIwnY
Guildのロメジュリ、3枚組ですって! いくらになるのか・・・・3千円くらいでおながいします いまさらながらこんな質問するのも変なんですが、 パルマラットさんとmassaさんは同一人物なんですか?
828 :
kkkkkkk :02/08/09 19:17 ID:K3fWWCyg
正直ホロヴィッツとの競演はあきた ロベール・カザドシュとのブラP協があるらし あとギーゼキングとの競演なんかないんですかねぇ
もうすぐ お盆ageトスカニーニをゲット
ところで、トスカニーニって、本当のところどこがすごいんでしょうか。 やっていることはよくわかるけど、たとえば、なんてチャイコフスキーのシンフォニーは 悲愴しかやらないの?
>>れがトスカニーニなの。チャイコの4番とか5番とかは趣味でないの。でもマンフレッドは良いぞ。(49年RCA番、 52年M&A盤とかね)。ロミ&ジュリもよいぞ。ついでにホロウィッツとのPコンもね。
そういう意味じゃなくてさ。 ホロヴィッツのpコンだったら、セルのほうがいいと思うしさ。 つまり、トスカニーニがこれほどみんなに指示されているってのがさ。 ちょっと胡散臭いの。 だって、ライブ録音とスタジオ録音じゃ別人じゃない・。 だれも、本当のライブきいたことないんだし。 あ、フルヴェンもそうね。アハハ。 これまでの、トスカニーニについての一般理解だと、 ライブとスタジオの違いは説明できないんだけど。
833 :
パルマラット :02/08/11 18:59 ID:rwx.ZcOo
>>827 今帰ってきたところです
ちなみにmassa氏とは同一人物じゃないですよ
massa氏のサイトには時々お世話になってますけど・・・
ところで、massa氏のサイトを帰ってきてからすぐに見たんですけど、どうもmassa氏がこのスレに来たそうですね
そろそろ、本題にしましょう。
age
トスカニーニのタコ1の演奏はどうよ? 中古屋で見つけたけど・・・
838 :
名無しの笛の踊り :02/08/12 11:27 ID:3XsocBr5
"ある人物"の投稿2つ: The best results, as even Don Gillis admitted in 1963, were of just that single mike, about three feet above and a few feet behind Maestro. The problem is that such a pickup pattern slights the edges of the stage, and I was told that, in 1945-47, Johnston occasionally used a spot mike on the basses, who were always off to the left. NBCライブの音質でもっとも良い結果だったのは、 NBCライブのプロデューサーであったDon Gillis までもが1963年に認めたように、 トスカニーニの3フィート上方、数フィート後方にマイクを1本のみセッティングした場合 [1947年までNBCライブのマイク技師であった Bob Johnston のセッティング方法]であった。 このマイクセッティングの問題点はステージの両端の音情報が乏しくなるということで、 私がRobert Hupka から聞いた話によると、Johnston は1945-47年のNBCライブでは、 常にステージの左端に位置していた低弦に対して時々1本のスポットマイク(補助マイク)を使用したとのことである。 I heard it off the original discs, and while it is not good relative to what they did in Studio 8H a year earlier with just one mike, it's still better than the audiotrack of the laser/VHS issues by far. 私は[Seth Winnerが保存用コピーへダビングしているときに立ち会って 1948年4月3日ベートーヴェン第9の]オリジナルディスク[多分NBC第一世代ラッカー盤のこと]から 直接聴いたのだが、彼ら[Johnston らNBC技術者]が一年前頃に同じ8Hスタジオで マイク1本のみによって達成した音との比較ではやや劣っているが、 レーザーディスク/VHSのオーディオトラックよりははるかに上回っている。
839 :
名無しの笛の踊り :02/08/12 11:47 ID:3XsocBr5
Seth Winner の投稿から: 3/2/47 Underground sources for this one are poor.... Only the NBC/RCA proved to be excellent. The last performance done with Bob Johnston's close pickup. A rather good performance that was literally played through without corrections at the reahearsals because so much time was spent on Dukas' Ariane et Barbe-Bleu Suite. コレクターの間で出回っている音源は貧弱な音である。 [1990年代保存用コピー制作のためにさまざまの音源を調べたとき] NBC/RCAのみが優秀な音を出した。 Bob Johnston の近接マイクで録音された最後の"海"。 かなり良いライブ演奏であるが、この演奏会のために複数回行われたリハーサルについて言えば、 DukasのAriane et Barbe-Bleu Suiteのリハーサルに時間がかかり過ぎたため "海"のリハーサルは途中で止めない文字どおりの通し演奏となった。 11/29/47: Excellent performance. Sound is excellent, if distant. [Bob Johnston の後継者Charles Grey のマイクセッティングによる最初の"海"] 優れた演奏。音質は優秀だが、やや遠めのマイク。
840 :
名無しの笛の踊り :02/08/12 11:48 ID:3XsocBr5
3/27/48: One of Toscanini's greatest performances.... Sound is excellent, and event though it is still Charles Grey's pick-up as in the November performance, there is much more detail. (Perhaps the mikes were left in the same position as they were for the telecasts that were sandwiched around this one.) トスカニーニ最高の演奏["海"に限らず]のひとつ。音質は優秀。 マイク技師は前回11/29/47と同じCharles Greyなのだが、 こちらのほうが細部の解像度がはるかに高い。 (テレビコンサート[同時期の1948年3月20日ワーグナーと4月3日第9のこと] の映像で複数マイクがとあるポジションで束ねられているのを見ることができるが、 多分[文書の資料はないのだがNBC第一世代ラッカー盤の音質で判断すると] このNBCライブでも複数マイクが同じポジションにセッティングされたのだろう。 1947年までNBCライブのマイク技師だったBob Johnstonをその後継Charles Greyよりも高く評価する という"ある人物"の意見に対して、Seth Winnerが微妙に異なる立場を表明しています。
841 :
名無しの笛の踊り :02/08/12 11:57 ID:3XsocBr5
牧神の午後への前奏曲について、 2/17/51: Empty Carnegie Hall, with the microphone in the right place.[マイクは1本のみで適切にセッティングされた] Excellent sound and excellent performance. Use to be available on the old ATS LP in respectable sound. NBC第一世代記録の音質:優秀[Excellent sound]。 昔のATSのLPの音質:そこそこ[respectable sound]。 2/14/53: The one Toscanini approved, with insertions from the dress rehearsal to remove audience coughs, noise, applause at the end, and to fix the beginning, where The Old Man jumpped the gun again with Ben Grauer's announcements. This came out commercially, first in the Franklin Mint set, and then in the Gold Seal version carefully restored by Arthur M. Fierro and William C. Lacey. Again, a very detailed performace from Carnegie in excellent sound.... リハーサルとNBCライブから編集されてトスカニーニが発売承認した商業用マスターを Arthur M. FierroらがCD発売のために"注意深く復刻した"ものの音質:・・・・・・・[沈黙]。 未編集NBC第一世代記録(Seth Winner が作った保存用コピー)の音質:優秀[excellent sound]。
age
ベートヴェンのSym1は、音質はいいねトスカニーニもすごいし。 マジレスです。 音質の貧弱な音はよくわかりますよ、もうすこし違う角度から攻めて てみて。たとえば、どうしたらその優秀な音質のトスカニーニの演奏 を市場に出てくるかをね。 どこに、保管しているかべつにね、たとえばトスカニーニ協会などか らでもいいですけど。(オリジナルな音で配布するからね) でも、いまの現代の私たちの耳はいくらオリジナルでも聴くのはどう でしょう、みなさんはどうお考えですか。人それぞれですよね。 私は、ちゃんとしたオリジナルのリマスターがいいです。
ギルド第3弾のGHCD2218/20(3CD)は、だいたい¥2200ぐらいよ メールマガジン(グッティーズ新譜情報02-08NO.3より)
845 :
名無しの笛の踊り :02/08/13 08:27 ID:dWycT+Yz
↑ それはありがたい!
846 :
パルマラット :02/08/13 08:33 ID:0qU/L+U/
しかし、CD−Rのラインナップはすごいですねぇ・・・ ヴュータンあり、ニコライあり、ラズモフスキー第3番の終楽章ありと・・・ 今までATSレーベル(いわゆる協会盤)のLPで出ていたライヴ録音ばかりですけど、これはすごいですね
>>846 あの、CD−Rはなかなかすごいね。
CD−Rを置いているショップには、ちゃんと置いてくれるかな?
元ATSのベースだったら、これからもたくさんCD−Rがすごい
のがあるから・・・
だけど、海賊盤になりますね協会盤が。
これらのCD−Rを置いてあるのはどちらのショップですか?石○電気とか?
849 :
パルマラット :02/08/13 21:47 ID:QumId+0m
ところで、CD−Rは普通のプレーヤーではかけられない・・・のでしょうかねぇ? それが一番肝心なのですが・・・ なんせそっち方面は、実は多少疎いもんで あと、DVDプレーヤーも相変わらず高いですね 個人的にはポータブルの方が都合がいいのですが(デッキを置くスペースがないから。ちなみにCDプレーヤーはポータブルとコンポの両方所持)、 ヨドバシで見た、とあるポータブルプレーヤーは画面(ちなみにその時写ってたのは宇多田ヒカル)が横に間延びしていて、 「横に間延びするトスカニーニを見るのは忍びんなぁ・・・」とか思ったり・・・
すみません、質問です。 URANIAからオテロが出ましたが RCAのものと比べて音質はいかがでしょうか?
>>849 家にある、CDラジカセ、ミニミニコンポのCDプレーヤー(かなり
古いけど)聴けました、よっぽどの初期のCDプレーヤーではなければ
たいじょぶだよ。
でも、CDプレーヤーのレンズはしっかりクリーニングしましょう。
(通常のCD製品に比べ、反射面の色素の相違により、若干トラツキングの設定に支障の生じる場合がござます。当店ではこの様な場合、良品
と交換させて頂きますのでご気軽にお申し出下さい。)石○電気のCD
−Rにこんな紙が入っていました。
最近聴いたCD−Rは、カルロスクライバーの幻のベトの6「田園」、
席からの隠し取りした録音でも聴けた。
>>850 オテロは持っていないどうなんでしょうね。
852 :
パルマラット :02/08/14 08:50 ID:1xPYrYIy
>>851 家のCDプレーヤーは下の2点
SONY CDWALKMAN D−E500
KENWOOD MDX−F1
SONYのはともかく、ケンウッドのは最近のですから大丈夫そうですね
CD-Rものでは、ヴァント・ミュンヘンフィルのブルックナー9番が最高だった。トスカニーニスレで ごめんなさい。
age
>>852 私も、最初はCD−Rは聴けるかなと思いました。試しにクラのCD−Rを一枚を購入し、CDプレーヤー入れたらちゃんと聴こえました。
そんなに、心配しなでください。
トスカニーニのCD−Rを聴きたいですね。パルマラットさん
日本では、いくらぐらいになりますかね。
え〜、ガイシュツだったらスマソ トスカニーニのVJ Dayの演奏会の録音って、CDになってましたよね。 いや、8月15日なのでツイ
age
暑い日に聴く、トスカニーニはどれがいいでしょうか? みなさんのおすすめはどれ。
魔法使いの弟子
NYフィルとの椿姫第3幕前奏曲。
時の踊り
おれ、いままでちゃんとトスカニーニきいてこなかったから、 何聴いても爽快だにゃあ。 NBC響といれた、ベートーヴェンの第1、第2交響曲なんか 颯爽としていてGOOD! ロッシーニ序曲集もよし。
いいね。age
古弁なんか暑苦しくてきいてらんない
age
いまから、ザンパ序曲ききまーす。
867 :
パルマラット :02/08/16 21:33 ID:OmVJkiYA
>>855 CD−Rの曲目で、パルマ的に注目なのは↓です。
>>846 でもちょっと触れてますが
Schumann:Sinfonia n. 3 "Rhenish" 29/1/38・Handel:Concerti Grosso op12 n6 19/2/38
Vieuxtemps: Ballad e Polonaise 14/12/40
Giordano:Siberia Preludio Act 2&IL Re "Moor Dance" 10/12/49
Wolf-Ferrari:Le Donne Curiose Ov. 29/11/47・Nicolai: Merry Wives of Windsor Ov. 18/7/43
Tschaikovsky: Waltz Eugene Onegin 25/8/44
Beethoven: Qt. #13 Cavatina& Qt. #9 Fugue 26/11/44
Beethoven: Sinfonia n. 9 24/7/41 Teatro Colon, Buenos Aires
Bach:St. Matthew Passion Finale Chorus 4/1/45
Goldmark:Rustic Wedding Sinfonie 3/9/44
最初に挙げた「ライン」に関しては、実は改めて話すことがあります・・・
パルマラットさん、わかりました。それではどうぞ。 そういえば、トスカニーニのCDは最近買っていないです。 CD−Rをまちます。
トスカニーニのCD−R盤では、41年にテアトロ・コロンでのベト9番が気になりますね。 これは確か、トスカニーニにしては遅い重たい演奏だった、という感想を読んだ記憶があ りますが。
870 :
パルマラット :02/08/17 09:24 ID:wvZ4b2rO
>>868 4年前のレコ芸で金子建志氏が「トスカニーニの指揮する『ライン』にはマーラー版が使われていた!」と発表していたのですが、それを裏付けるには、現在正規で出ている49年盤(BMG)だけでは証拠が不十分なわけですね
聞き比べをして、他の演奏でも同じ(あるいはそれに近いような)演奏をしてないとトスカニーニが本当にマーラー版を採用していたのかどうかは断言できないわけです
ブラームスの交響曲でも音符の付け足しとか楽譜の一部改編などをやってますけど、時期によってその変更内容が違うのです
が、ラインの場合はそれとは多少事情が違うので・・・
>>869 トスカニーニの没後アテトロ・コロンの隣りの道は「アルトゥーロ・
トスカニーニ通り」と名付けられましたね。(ブエノスアイレス)
>>870 CD-Rの「ライン」(1938年1月29日)は、あの!マーラー版を使用した
のでしょうか、もし改編を嫌ってたトスカニーニが演奏をしていれば、
大変に注目のCD−Rですね。
(もし、マーラーが生きていたら、さぞ驚いたでしょう)やっぱりその
時代の改編した人たちと同じようにトスカニーニも多少なりにも、演奏
したのならその時代の流れですね。(そんなに極端ではないが)
872 :
パルマラット :02/08/17 21:10 ID:CIu0E6z6
>>871 >もし改編を嫌ってたトスカニーニが
いや、むしろトスカニーニは楽譜の切った貼ったを結構やった人なんですよ
チャイコのマンフレッド交響曲の終楽章では118小節(全体の4分の1)もバッサリと削除してますしね。どの部分が削除されているのかがわからない様に「細工」されてますけど・・・
ちなみに金子氏は「自分が実際聞いてて知っていたか、NYフィル(マーラーが一時常任だった)経由でマーラー版「ライン」を入手したのではないか」と締めくくっています
>>872 そうですか。改編を嫌ってでわなければ、マーラーなどの演奏の仕方
が嫌っていたのでしょうか。
たしかに、トスカニーニは楽譜絶対主義ではないですからね。
(今の指揮者たちはトスカニーニの演奏を間違った解釈していた時も
ありますね、音符絶対主義と)
age
レコード会社がトスカニーニは楽譜に忠実という説を広めたのでは。 トスカニーニが自分の演奏解釈についてまとまった発言をしたというのは知らない。
クラシック音楽をよく知らない会社が足をつっこんでおかしな宣伝をやったという例かな。 1950年頃クラシック部門プロデューサーはモーアぐらいしかいなかったらしい。
sage
プファイファーの文にあったと思う。
>>875 私が思うには、その時代の指揮者(作曲者)たちよりトスカニーニの演奏が楽譜に忠実に近いのが関係して
それを、レコード会社が利用して大きく宣伝し他の指揮者より、すぐれた演奏としたのでは。
(これは、私の考えであり間違っていたら反論してください参考になります)
注.(作曲者)とは自作曲ではなく、ベートヴェンなどのを改編(又は追加)したことです。
age
みなさんに、お訪ねします。 ザルツブルグでのトスカニーニ演奏でベト「フィデリオ」は、本当に どこまでCDに入っているの?第一幕はじめ・・・ できれば、レーベルとCD番号をおしえてくださいませ。 はずかしながら、この「フィデリオ」のCDは所有していません。
フィデリオはGRAMMOFONOの「The Salzburg Experience」のセットものに入っています(他に37年の魔笛、ファルスタッフ、マイスタージンガー、 )。番号はセットはAB78017/25の9枚組で、そのうちのフィデリオはAB78702。演奏は序曲から始まって、第一幕のレオノーラのアリアの始めまで。音 は、当時の短波を放送を録音したような妙な周期的強弱がありかなり聞きずらいが、演奏は異常なほどの凝縮と落ちつき・透明感のある演奏。トスカニ ーニらしいティンパニの強打も聞き物だが、スローな部分での晩年の弦楽四重奏のアダージョを想起させるような弦や木管の集中力のある美しい歌もあ りまさに感動的、全曲ほしい演奏ですね。ハーベイ・ザックスの本にも、ザルツブルグでの上演に際し、トスカニーニがとある個所で一人で急に沈黙し 「what music!」と感動していたというシーンが書かれていました。そんな様子が彷彿とされるすばらしい演奏です。
884 :
パルマラット :02/08/19 08:49 ID:ZioE5vgX
>>882 GRAMMOFONOの「The Salzburg Experience」以外では、
THE RADIO YEARS RY70に収録されています(併録は1939年のクナ指揮の魔弾の射手の場面集)
1943/44年のストコフスキー・NBC交響楽団の演奏会は全部で何回?
>>885 20回。
その中にはレコーディングされているものもある
海賊のCDでもなにか出てる? もしあれば感想希望。
888 :
名無しの笛の踊り :02/08/19 11:45 ID:ParRWOnM
縁起の良い数字、いただきます
age
883さん、パルマラットさん、ありがとう。 探すのに、たいへん・・・残っているかな。オペラ以外になると あとウィーンフィル物は、「ジークフリートの死と葬送行進曲」だけ しか放送録音はないね。悲しい・・・
>>890 1937年8月29日のザルツブルグの演奏会(全ブラームス・プログラム)が
NBC放送で放送されました。録音はあるかも?でもないよね。
age
893 :
名無しの笛の踊り :02/08/20 12:19 ID:mKfCdOml
レコ芸にトスカニーニについての文章が載ってたので、立ち読みしてきますた。 ファンにはちょっと辛い文章ですが、なかなか面白いですよ。 ストラヴィンスキーのオペラ上演の話とか、 ブルックナーの4番! ショスタコの6番!!!の記述があり、 誤字かな?と思ったのですが・・・・
読んでないので、よければもうすこし書いてくれる?
895 :
名無しの笛の踊り :02/08/20 12:33 ID:mKfCdOml
>>894 4ページですから、立ち読みしてくださいな
age
クラシックプレスの記事はどうやら本当のようだな。
ここまで連発されるといやでもわかる。
くわばら、くわばら。
900 :
名無しの笛の踊り :02/08/20 16:54 ID:4/KQDOgf
クラシック放送局に勤めていた人物による投稿から: ・・・experiments that I did, using an old RCA limiter, completely changed the perceived *artistic* and interpretative character of the climaxes・・・from the rather tepid and flat effect on the record・・・ to one that -- with 20 dB of fast limiting -- suddenly sounded harsh, stressed, and "powerful". This aesthetic impression of the *interpretation* could be created merely by manipulating the sound quality. I can easily demonstrate by repeated analogue dubbing, each time increasing the audio level into the region of slight soft clipping saturation, that a "sane" performance slowly and subtly starts to sound tense, harsh, and *perceptibly faster and more dramatic!* This is an audio illusion, and it has been a recognized fact for decades. 旧式のRCAリミッタ-を使って私が行った実験では、[トスカニーニ以外の指揮者によるある演奏の] クライマックスの芸術上、そして解釈上の性格を、20dbの急速リミティングを加えることによって 完全に変質させることができた。もとの音源のかなりおとなしく平板な印象から、 激しく緊張感のある、"パワフル"な鳴り方に突然変化したのである。 解釈が非常に激しいものであるという審美的印象は単に音質をいじるだけで捏造することができる。 ダビング各回ごとにソフトクリッピング飽和がわずかに発生する領域へ録音レベルを増加させるというやり方で [2台のオープンリールを反復させる]アナログダビングを行うことによって、当初の"正常な"演奏が僅かずつ微妙に変化し始め、 強烈で激烈、そして、"よりテンポが速くて劇的であると錯覚する"ような鳴り方へと 変質していく、ということを私は簡単に実演してみせることができる。 これはオーディオによる錯覚であり、長年の間真実として認められてきた事柄である。
901 :
名無しの笛の踊り :02/08/20 17:01 ID:4/KQDOgf
1937―54トスカニーニNBCライブ全てと1946―54リハーサル大部分の保存用コピーを 未編集NBC記録からダビングして制作した(現在まで未発売)Seth Winnerの投稿から: In listening to his La Mer's, I find that his interpertation of it over the years is very consistent in tempi & coloring, as opposed to his Iberia which got slower as he got older. 2000-11-23 21:29:48 PST トスカニーニの"海"を[保存用コピーを制作する作業で]聴いてきた経験から、 テンポや色彩といった解釈がNBC交響楽団を指揮していた期間極めて一貫性が高かったことが判ったのであるが、 "イベリア"の演奏では年をとるにつれてだんだんとテンポが遅くなっていった。 3/6/48: The best of this later style as described above. Excellent sound[.] sources[Sources]have floated around on this source for years. The slightly distant miking gives a good perspective of the orchestra. 2000-12-11 20:44:16 PST [レオノーレ序曲第3番]1948年3月6日。前述したようなトスカニーニ晩年のスタイルとして最高のもの。 [NBC第1世代ラッカー盤は]優秀な音質。 この音源[NBC第1世代ラッカー盤]から[ダビングを重ねた複数]の音源がコレクターの間で出まわっている。 わずかに遠めのマイクセッティングがオーケストラ音場の良好な見通しをもたらしている。 レオノーレ序曲第3番についてのトスカニーニ晩年のスタイルというのは以下のようなものです。 Many of the edges in execution have started to become less jagged, and are rather "smoothed over" in comparison. 輪郭を際立たせて鋭く演奏されていた箇所の多くがその鋭さを減少し始め、 それ以前の演奏との比較ではかなりの"流線型"にならされるようになった。
902 :
名無しの笛の踊り :02/08/20 17:35 ID:4/KQDOgf
11/4/39 NBC S.O.: His greatest NBC performance. In volume 4 of the Collection. I supplied the tape dub from the NBC lacquers which I made in the mid-1980's for the original "Medalllion" sereis, which never happened at that time..... ここでのNBC lacquers[NBCラッカー盤]というのは、Seth WinnerがRCAとの契約で1980年代半ばに扱うことができたNBCラッカー盤、つまり、ダビング・編集された商業用マスターとしてのNBCラッカー盤のことを意味していて、 ニューヨーク公立図書館の一部門Rodgers & Hammerstein Archives of Recorded Sound との契約により1988年以降に取り扱うことを許された未編集第1世代NBCラッカー盤ではありません。 ニューヨーク公立図書館のBob Kosovskyの投稿から: Seth B. Winner has been a sound preservation engineer at the Rodgers & Hammerstein Archives of Recorded Sound since 1987. In the summer of 1988, he was given the task of unpacking and putting in order the sound recordings, in storage since 1970, that comprise the audio aspect of the Toscanini Legacy・・・Many of the issues in the Toscanini Collection Edition on BMG utilized Mr. Winner's expertise in transferring the original source lacquers from broadcasts and rehearsals for CD release. 英文後半での"オリジナル"[original]というのは未編集第1世代ラッカー盤ではなく、NBCライブ『と』リハーサル『から』ダビング・編集されてトスカニーニが発売承認した商業用マスターのことを指しています。 ・・・・・テープ物 Arthur M. Fierroら(Gold SealのCD復刻) ・ 商業用マスター・・・・・ ・ ・・・・・ディスク物 Seth B. Winner ら(Gold SealのCD復刻) 未編集第1世代NBC記録などからの保存用コピー制作(現在までのところ未発売) ・・・・・ニューヨーク公立図書館のSeth B. Winner と米国議会図書館の別のエンジニアがそれぞれ独立に制作(中?)。
903 :
パルマラット :02/08/20 21:41 ID:m1aUgBzd
>>893 >ストラヴィンスキーのオペラ上演の話とか
そのオペラは夜鳴き鶯の歌のことですね
いつかは解りませんが、その後 トスカニーニとストラヴィンスキーが船の中での話、ベートヴェンことをストラヴィンスキーが”はったり屋”といった意味の発言をしたため 怒ったトスカニーニはプイと背をそむけて席を立ち、二度と口をきくこ とはなかったみたいね。
age
906 :
名無しの笛の踊り :02/08/21 08:51 ID:AsPO70H2
>>903 ああ、すいません
「花火」の上演
という記述があったので、そういうオペラがあるのかと・・・
ストラヴィンスキーにうとくて、すいません。
907 :
名無しの笛の踊り :02/08/21 09:06 ID:AsPO70H2
それと、10CDBOXも出てました。 ロメジュリはまだのようでした。 BOXの方は、塔で2290円でした。ご参考までに。 昨日はシューリヒトのBOXを買ってしまったので、来月送りです・・・
age
>>907 こんばんはす。
10CDBOXはどうでしょう、かなりノイズカットされていませんか
トスカニーニの演奏の息吹みたい物までカットされていませんか。
とりあえず、前の2つは購入しましたがどなんでしょう。
No.1は偽装トスカニーニの演奏ありますね。
age
『RCA/BMGは交渉が非常にむずかしく、今のところメドが立っていません』 いつになったらトスカニーニのNBC音源がでてくるのかな。 異様な音質のRCA音源はもう飽きた。
↑ クラシックプレスの2002年夏号のテスタメントのステュワート・ブラウン氏のインタビュー(P.38,39)
だれか出してくれYO! 海賊やRCAはもういいよ。
テスタメントにトスカニーニNBCの発売を認めてやってくれ>>>RCA/BMG
sage
記事からするとトスカニーニに対する商標権のようなものを主張して反対しているように思える。
NBC交響楽団演奏会はプロデューサーのギリスなどNBCのスタッフが やっていたはずで、RCAクラシック部門は直接は関係してないと思うけど?
これからも60年70年と埋もれたままになるのかもしれんな。
レコ芸の論調をみると残念だがそういうことになりそうだ。
920 :
2チャンねるで超有名サイト :02/08/22 10:36 ID:Gu9k1zWa
NBC.SOとの仕事を選択した以上、専属レコード会社はRCAと決まっていたわけだからしょうがないと思われ。 ラジオ全盛期のNBC演奏会の人材とRCAクラシックのそれではレベルがかけ離れていたようだな。
トスカニーニのRCA音源は確かに異様な音質だね。 先日発売された、フランスBMGのライナーのベト#3なんか 54年録音のモノだけど、晩年のトスカニーニよりずっと 聴き易いマトモな音だよ。
↑ 宣伝?
いかにもプロパンガンダ。
→プロパガンダ
922はRCA/BMGがトスカニーニに意地でもしがみつくということを示すようだな。
RCA/BMGがトスカニーニに意地で しがみつきたければ、マスタリングは ヨーロッパですることだな。 米人の耳は糞耳だよ。
またか。
>>927 それは、フランス盤のワルターを聴いてみれば
すぐわかるよね。
やれやれ。
922RCA/BMG 927=929SONY
DSDの一般の評判が悪いのを逆手にとったようだな。
クラシックプレス/11/2002年夏号のテスタメント社のブラウン氏の発言から P.39の一部を抜粋しました。 (ブラウン氏)・・・そして、カンテッリ。NBCから22回分のコンサート。音はどれも非常にいいです。 音楽家ユニオンは、これらのテープはすべて破棄されたと言っていましたが、リヴァーデイル のトスカニーニ・アーカイヴに全部保管してありました。そこにはカンテッリの息子がいて、彼がテープを送ってくれました。 (質問)トスカニーニと言えばRCAですが。 (ブラウン氏)RCA/BMGは交渉が非常にむずかしく、今のところメドが立っていません。
934 :
名無しの笛の踊り :02/08/22 15:58 ID:aP1WecJV
RCAのオペラものも、 USのものより、EUのものの方が音が良いと言われてますね
EUのものというのはエコーをかけたやつかな?
age
秋めいてきたんで、そろそろトスカニーニのブラームスでも。皆さんのオススメは。
ワルツ集「愛の賛歌」。これは例のビデオコンサートに入っているもの。画像が無ければあまり聞く気はしない曲だが、 トスカニーニの木目細かな指揮の表情が聞いていて(見ていて)面白いです。あまり秋っぽい曲では無いけど。
939 :
名無しの笛の踊り :02/08/23 01:42 ID:zCrkKxav
>>934 そのとおり!
特に米RCAのヴェルディ「オテロ」の箱(初版)には参りました。
音が悪いし、箱が横長で不便だし・・・。一時期後で購入したフランス盤と
一緒でしたが、フランス版の方が音がいいため、RCAの方は聴かなくなり
ました。
ただRCAはトスカニーニのLPを出すことについては結構力入れていた
ようですね。例えば、レスピーギのローマの松/噴水の初版は初回限定盤で、
ちょっとした(れっきとしたものではない)ローマの松/噴水の写真集みたい
になっているし。アメリカで初回限定盤っ結構珍しいと思うのですが?
age
941 :
名無しの笛の踊り :02/08/23 08:51 ID:I2QD1X/t
>>937 そうですね、涼しくなってきましたから、
ピアノ協奏曲第2番(ホロヴィッツ)も聴き時ですね。
夏だと、汗かいちゃうもん、あの演奏。
またのようですね。
943 :
名無しの笛の踊り :02/08/23 11:24 ID:5Y3HL88G
今ちょうどブラームス4番の51年ものを聴いてたとこです。 そっかー。RCAはダメですかー。ま、うすうす感じてはいましたが。 というのはですね。 前にNHKで吉田なんやらさんがこの曲の第4楽章を紹介してたんですよ。 もちろんトスカニーニ。彼は、理想的な演奏、みたいな評価をしてました。 で、実際聴いてみたら、よかったんですよ。 その後「アレはコレかな?」と上のRCA51年ものを買ったのですが、なんか違う。 もっとナマナマしい音を鳴らしていたはずなのに...。 「あれはいつの録音で、どこで出してるCDなんだ?」というのが、それ以来の 極私的探求テーマになったりしたのでした。 でも吉田なんやらに手紙を書いても音沙汰なし。 「トスカニーニライブラリー」をチェックしてもそれらしい録音なし。 もうあきらめていたところ、最近お店でTestament(?)の52年もの(だったかな?) を発見しました。 もしかしたらコレがアレなのかとちょっとドキドキしてます。 でも4番にしか用がないので、全曲版の値段ではちょっと手が出ませんが。 購入された方いらっしゃいますか?録音&演奏、いかがでした?
sage
945 :
名無しの笛の踊り :02/08/23 13:12 ID:xBFmhdcy
>>943 吉田爺がトスカニーニのブラ4のどれを薦めたかは定かではありませんが、
そのテスタメントのフィルハーモニアとのブラ全は素晴らしいものです。
確かにちょっと高めですが、
中古ショップなどでは、3千円強で買えると思います。
是非、聴いてみてください。
946 :
名無しの笛の踊り :02/08/23 13:14 ID:xBFmhdcy
ヤフオクをのぞいてたら、 WING盤のラストコンサートがでてました。 さすがに高めに設定してありましたが・・・
>>943 ブラームス四番の51年は、あれはあれでトスカニーニのすごみが出て
いますね。
フラームス四番の52年は、イキリスのフルハーモニア管弦楽団のライ
ブですね。テスタメントのCDはEMIのウォルターレッグの所有の未発表テープから制作したCDなので音質はそれなりにいいです。
また、このテスタメントのCDが発売する前には、BBC放送からエア
チェクしたCD又はLPがあります。国内盤としてキング発売していはした、現在は廃盤なのて中古屋いけばあるかも,こちらのCDはバラで
あったようなきがします。(私は輸入盤HUNTCD524を所有、同じ音源)実は、前のスレにも書いてありまが、第4楽章の演奏中にクラッカーを
ならした者がいてその音が録音されています。
おもしろいことに、レッグのテープとBBC放送は違うマイクで収録をしていまして、これを熱烈なトスカニーニマニアがこの2つのCDを
元に合成してステレオ作成したとかしないとか。
たしかこれも前のスレに書いてありましたが。
まあ、音質よりは、まずトスカニーニの演奏に感動しましょう、それから音質どうのこうのの話はその次で私はそんな感じで購入します。そのうちに、どこのレーベルがどんな音質かだいたい解ってきます。
948 :
パルマラット :02/08/23 21:17 ID:Mnyixo/8
>>946 私が9年前に購入した時は2000円でしたねぇ>ラストコンサートWING盤
WINGのは中古でもあんまり見ない(これは前に言ったような。ワルターものはたまに目撃)ゆえ、
ヤフオクとかに出てきたら頑張って競り落とすしかないとおもいます
そろそろ次スレですね
パルマラットさん、そうですね次のスレですね。 あと50で[第2幕]も終演、[第3幕]になるの? みなさんの、意見はどうですか。
950 :
パルマラット :02/08/24 08:48 ID:sxfYxxyY
しかし最近のトスカノーノも凄いな。
あそこまで暴走できるとは。
レコード芸術も動員かけてるようだが。クラシックプレスの記事が無かったら 勘違いするところだった。
ここまで大々的な中傷キャンペーンはあまり見たことがない。もう感心するほかないな。
あそこまで派手にやると逆効果なような気もするが。
RCA/BMGもトスカニーニを潰すと決意しているようだな。レコード芸術も罪深いな。
粗悪品を売りつけて良品が出てくるのを妨げるのがレコード芸術の役目。
947は編集部かな?
素人かと思ったけどそうではないようだな。
>>957 あなたは、トスカニーニを聞いていないのですか?
それでは、どのCD.LPが粗悪品ですか。
教えてください。
レコード芸術のお出ましですか? クラシックプレスのようにちゃんと調べて書いてください。
962 :
943 :02/08/25 01:52 ID:p2OfQ61J
>945,947 詳しいレスありがとうです。参考になりました。 ん?誰かが暴れてるの?ドキドキ。
ハイドン驚愕のCDはスタジオ録音だろ。しつこいな。
録音はさすが古い、が書きたいんだろうよ。 NBCライブのRCAとは別の音源をテスタメントが出そうとしているのを RCA/BMGが妨害しているのを隠蔽するためだろうよ。
Music & ArtなんかRCAの意向に関わらずCDを出している のではないかい?
非正規の音源ならMusic & Artとかから出てるけど アーカイブの正規音源はRCA/BMGが認めないかぎりいつまでたっても でてこないみたいだね。
レコード芸術は何回も書けばみんな信じるだろうと思っているみたいだね。
雑誌がここまで大規模に消費者の洗脳工作やってもいいんだろうか。
レコード芸術に対抗してコピペ。 クラシックプレス/11/2002年夏号のテスタメント社のブラウン氏の発言から P.39の一部を抜粋しました。 (ブラウン氏)・・・そして、カンテッリ。NBCから22回分のコンサート。音はどれも非常にいいです。 音楽家ユニオンは、これらのテープはすべて破棄されたと言っていましたが、リヴァーデイル のトスカニーニ・アーカイヴに全部保管してありました。そこにはカンテッリの息子がいて、彼がテープを送ってくれました。 (質問)トスカニーニと言えばRCAですが。 (ブラウン氏)RCA/BMGは交渉が非常にむずかしく、今のところメドが立っていません。
971 :
名無しの笛の踊り :02/08/25 11:15 ID:TVEQdUUS
トスカニーニのファンが書き込みのスレですが。 アーカイブ正規音源聞きたいのBMG/RCAとかに説明や批判文はのどで メールとか送ってみて回答してもらえば。 ここの住人にあーだこーだと、暴れてもトスカニーニ演奏についていろ いろすきで書いているのに、君は自己中だよ。 また、こんなこと書き込むと暴れるので・・・ 自己中君の書き込みには、これからはみなさんも釣られませんように。
RCA/BMGにメールを送っても無駄だと思いますが。
テスタメントが交渉してもうまくいかないのなら素人が何かやってみても意味ないでしょう。
雑誌やネットで見てるとRCA/BMGはトスカニーニ・アーカイブ音源が正規発売されるのを 必死で握り潰そうとしているように窺えますけどね…
975 :
名無しの笛の踊り :02/08/25 18:42 ID:1BQ+4J5s
>>973 じゃー聞くけど、自己中君がここえ書き込んでも、何やってみても
意味がないでしょう。
ここの住人が自己中君と同じ意見ではないと、そやって書いた人にバカ
みたいに
>>968 みたに書いてしまうはおかしくないかい。
どうせ、自己中君に書いても解らないとおもうがね。
おれは、こんなくだらない話にはつき合え切れない、自己中君
ここのスレはトスカニーニの意見交換の場であって、書いた人をけなす
場所ではないと思います。(個人個人意見が違うぐらい解れよ)
二度と自己中君にレスをつけない。
勝手に一人で暴れてろ、トスカニーニ荒らし
↑荒らし。
968に反応するのは自覚があるからかな?
強制移住ですか(w
980 :
名無しの笛の踊り :02/08/26 09:40 ID:8lJGGxmo
【第三幕】はもう出来てますか?
981 :
名無しの笛の踊り :02/08/26 09:47 ID:8lJGGxmo
Guildの第4弾は、 1938年10月22日のコンサート(コンプリート)だそうです。 ロッシーニ チェネレントラ序曲 R・シュトラウス ドン・キホーテ ベートーヴェン 「運命」
あちこち見た感じではこの話は潰されてしまいそうな雲行きだな・・・ 我々の世代では無理ですかね。
>>980 パルマラットさん、みなさま。
私が居ますと、みなさまにご迷惑させますのでここへの参加は控えます
ので、第3幕スレ制作とよりよい発展を切に願っております。
それでは最後にトスカニーニ マンセー のおやじより。
だれか、あのオリジナルマンセーのバカたれ若造を駆除してくだい。
NBC交響楽団は決して一流のオーケストラではなかったと思います。なぜならばあのオ ーケストラの音の質は一流とは言えなかったのです。トスカニーニは全員を持っていなく て、あれは寄せ集めのオケだったのです。たいていトスカニーニは土曜日にコンサートを していましたが、木曜日に練習を始めるまで、日、月、火、水と、ほとんどのメンバーは 軽音楽を演奏したりなどしていて、木曜に集まってきて土曜のコンサートをやったわけで す。トスカニーニが自分で選んだ奏者というのは、オーケストラの第一奏者だけで、あと のトゥッティ、すなわちヴァイオリンならばコンサートマスター以外のヴァイオリニストなど は決してトスカニーニが選んだ人ではなかったのです。ですから、そういう意味ではトスカ ニーニの楽団とはいえないのです。(オーマンディ)
985 :
パルマラット :02/08/27 08:51 ID:YaNr3U/s
>>980 昨日挑戦してみましたが、やっぱりスレ立てダメでした・・・
どうやら加入している鯖によって立てやすいのと立てにくいのがあるようです
ということで、
>>950 を使ってどなたか立ててください。お願いします
それと、なんか所々荒れてますねぇ・・・
986 :
名無しの笛の踊り :02/08/27 11:22 ID:K7Zlnf/B
>>986 あ、ありがとうございました(ここはsageで書かせてもらいます)
sage
かなりの圧力ですな。
長くなりそうですね。
この調子では・・・
NBC交響楽団は決して一流のオーケストラではなかったと思います。なぜならばあのオ ーケストラの音の質は一流とは言えなかったのです。トスカニーニは全員を持っていなく て、あれは寄せ集めのオケだったのです。たいていトスカニーニは土曜日にコンサートを していましたが、木曜日に練習を始めるまで、日、月、火、水と、ほとんどのメンバーは 軽音楽を演奏したりなどしていて、木曜に集まってきて土曜のコンサートをやったわけで す。トスカニーニが自分で選んだ奏者というのは、オーケストラの第一奏者だけで、あと のトゥッティ、すなわちヴァイオリンならばコンサートマスター以外のヴァイオリニストなど は決してトスカニーニが選んだ人ではなかったのです。ですから、そういう意味ではトスカ ニーニの楽団とはいえないのです。(オーマンディ)
もういいよ。
あとはsageで、コーダに