【宮崎駿】 崖の上のポニョ 36 【ジブリ】 本スレ
2 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 10:04:50 ID:Z7H10C73
いかんいかん、危うく生態系のバランスを崩すところだった
◆物語 海辺の小さな町 海に棲むさかなの子ポニョが、 人間の宗介と一緒に生きたいと 我儘をつらぬき通す物語。 同時に、5才の宗介が 約束を守りぬく物語でもある。 アンデルセンの「人魚姫」を 今日の日本に舞台を移し、 キリスト教色を払拭して、 幼い子供達の愛と冒険を描く。 海辺の小さな町と崖の上の一軒家。 少ない登場人物。 いきもののような海。 魔法が平然と姿を現す世界。 誰もが意識下深くに持つ内なる海と、 波立つ外なる海洋が通じあう。 そのために、空間をデフォルメし、 絵柄を大胆にデフォルメして、 海を背景ではなく 主要な登場人物としてアニメートする。 少年と少女、愛と責任、海と生命、 これ等初源に属するものをためらわずに描いて、 神経症と不安の時代に立ち向かおうというものである。 宮崎 駿
◆あらすじ 海辺の小さな町。 崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、 ある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。 アタマをジャムの瓶に突っ込んで困っていたところを、 宗介に助けてもらったのだ。 宗介のことを好きになるポニョ。 宗介もポニョを好きになる。 「ぼくが守ってあげるからね」 しかし、かつて人間を辞め、 海の住人となった父・フジモトによって、 ポニョは海の中へと連れ戻されてしまう。 人間になりたい! ポニョは、妹たちの力を借りて父の魔法を盗み出し、 再び宗介のいる人間の世界を目指す。 危険な力を持つ生命の水がまき散らされた。 海はふくれあがり、嵐が巻き起こり、 妹たちは巨大な水魚に変身して、 宗介のいる崖へ、大津波となって押し寄せる――。 少年と少女、愛と責任、海と生命。 神経症と不安の時代に、 宮崎駿がためらわずに描く、母と子の物語。
個人的には超面白かったんだけどさ 絵、絵!どうにかならんの?なんであんなヘンなの? アニメーターが全然違うの?ポニョのおっかさんは完全にキモイし 動きは全体的にキライじゃないけどここまで面白いんだからもっともっと 凄い演出できるだろ!凄い絵見せられるだろと思ってしまった。 影とかも全然無くて妙にのっぺりした印象。トトロの絵に近づけたって聞いたけど 全然違うだろう。トトロの絵が懐かしいよー。自分的にはあのパステルの絵本みたいな 背景もいやだ。
★スタッフ★ 『崖の上のポニョ』上映時間:1時間41分 1139カット カラー/ビスタサイズ/DLPシネマ対応/ ドルビーデジタルサラウンドEX・dts?ES(6.1ch) 原作・脚本・監督:宮崎 駿 作画監督:近藤勝也 作画監督補佐:高坂希太郎(2007/5/7〜)、賀川 愛(2007/9/18〜)、 稲村武志(2007/10/〜)、山下明彦(2008/3/12〜) 美術監督:吉田 昇 動画チェック:舘野仁美 動画チェック補佐:中込利恵、藤井香織 色彩設計:保田道世 映像演出:奥井 敦 音楽:久石 譲 編集:瀬山武司 整音:井上秀司 音響効果:笠松広司 録音演出:木村絵理子 プロデューサー:鈴木敏夫 制作:星野康二 アニメ制作:スタジオジブリ 製作担当:奥田誠治、藤巻直哉、福山亮一 特別協賛:アサヒ飲料 特別協力:ローソン、読売新聞 配給:東宝 (C)2008 二馬力・「崖の上のポニョ」製作委員会(GNDHDDT)
久石氏へのメモより、パヤヲの本作コンセプト ・物語の構造は簡潔に「海=女性原理」「陸=男性原理」 ・その為小さな港町は衰退し、男たちの船は忙しく行き来しているものの誰もそれを尊敬していない。 ・女達も同時に衰えている。海辺でお迎えを待つ老女達。快活だがやり場のない怒りも抱えるリサ。 ・ポニョは女性原理の生粋といえる存在。食べる事、抱きしめる事、追いかける事にためらいなし。 ・グランマンマーレはポニョが見事に成長した姿。全ての命の源。多産。一妻多夫。 ・5歳の宗助は「男」になりきらない最後の年代。 ・彼の課題はポニョの全てを受け入れる事。好きになる事。守り抜くこと。 ・多くの観客は彼の約束をすぐに忘れ去られる類ものと思うかもしれないが、彼には重要な問題。 ・フジモトのように理屈の世界に逃げ込むか、耕一のように感情に逃げ出すか・・・。 ・しかし宗助は逃げずに真っ直ぐ突破し全部を受け入れる。故に主人公の資格を持つ。 ・宗助の心の強さで世界は新しいバランスがとられる ・もちろん男性原理が勝ったわけでも女性原理が勝ったわけでもない。 ・不安定で先が思いやられる状態で映画は終わる。 ・それは21世紀以降の人類が背負った命運で、一遍の映画が決着をつけるべき課題ではない。 「昔のアニメだったら敵として切り捨てていたかもしれない相手もすべて許容する」 「小さな正義・小さな方法論で何かを解決したように錯覚させるドラマはもう やめにして、この世の混沌を認識してそれでも自分の暮らしを生きる話にする」 っていうのは原作「ナウシカ」を完結させて以来、「もののけ」「千尋」「ハウル」と 一貫している宮崎の創作態度だね。
♪「崖の上のポニョ」主題歌 2007/12/5〜発売中 規格品番:YCCW-30013 定価:1000円(税込) 発売レーベル:ヤマハミュージックコミュニケーションズ ♪「崖の上のポニョ」イメージアルバム 2008/3/5〜発売中 作曲・編曲:久石 譲 規格品番: TKCA-73309 定価:2800円(税込) 発売レーベル:徳間ジャパンコミュニケーションズ ♪「崖の上のポニョ」サウンドトラックアルバム 2008/7/16〜発売中 作曲・編曲:久石 譲 新日本フィルハーモニー交響楽団 栗友会合唱団 規格品番:TKCA-73340 定価:3000円(税込) 発売レーベル:徳間ジャパンコミュニケーションズ
ベネチアでの絶賛ぶりと愛されっぷり見てると、宮崎監督をフルボッコしているアニヲタ共がグロテスクに見えて見えて… なんで監督はアニヲタ共に嫌われるんだろう?なんか個人的恨みでもあるのか?
死後の世界とかいってるやつなんなの?馬鹿なの? ならどうしてほころび恐れるの?死ぬの?
「崖の上のポニョ」 絵コンテ全集 予定価格:3,570円(税込) 著者/訳者名:スタジオジブリ責任編集 出版社名:徳間書店 (ISBN:978-4-19-862571-9) 2008年08月08日〜発売中 ※映画の設計図である絵コンテをオールカラーで収録。 ※宮崎監督の映画のつくり方がわかります。 ※●552ページ ※●A5判ケース入り 「崖の上のポニョ」ジ・アート・シリーズ 予定価格:2,900円(税込) 著者/訳者名:スタジオジブリ責任編集 出版社名:徳間書店 (ISBN:978-4-19-810012-4) 2008年08月02日〜発売中 「崖の上のポニョ」 ロマンアルバム 予定価格:1,300円(税込) 発売元:徳間書店 ISBN:9784197202577 旧IS:(4197202571) 発売予定日:2008年08月中旬予定
前スレの
>>984 >ポニョの海では、鯨やイルカは「デボン紀の古代魚」と一緒に、害を受けることなく泳いでいる。
>宮崎のイマジネーション豊かな世界では先史時代の魚だろうが何でもありだという事実がなければ、
>こういったディテールはまったく奇怪で不可解に見えただろう。
このポニョの海って言うのは洪水の後、命の水が溢れてからの海だよね。この訳、合点がいかねぇ
分かりやすく言うと何?
前スレ996、 「侍ジャイアンツ」は宮崎作品じゃありません。
>>9 ものすごく鬱な内容なんですけど…
あんなに明るい映画に内包されている要素には思えないくらい。
世界感の構築の上手さは上々だねえ〜。 アッチいねえ〜。
つまらなくはなかったが、カリオストロやナウシカやラピュタやトトロや千尋とかと比べると、どうしてもイマイチなのは確かだしなあ。 紅の豚やハウルやもののけ程度だと思う。 宮崎作品としては、下から数えた方が早いレベル。 でもまあ狂信者には、この程度の感想さえも許されずに、盲目的に絶賛しないと、徹底的に人格攻撃されるんでしょうね。
>>22 つまんないって人がいても当然だと思うけど、
この映画絶賛してるのって狂信者だけなの?
逆に信者と言えるほどの人のほうが期待が大きすぎてがっかりって事も多そうだけどな。
自分はトトロとナウシカしか好きじゃないけどポニョは久々におもろかった。
主題歌を歌う 藤岡藤巻 の代表歌
まりちゃんズ
ブスにもブスの生き方がある
ttp://www.geocities.jp/vvvdfre2/busu.html 15 :名無シネマ@上映中 :2008/08/29(金) 19:14:01 ID:I7PEPzFz
「思春期の観客層から、以前の作品の方が面白かったと言われるのは
よく判るんですよ。その層を落として作品を作ってる気持ちも物凄く
ある。でも、僕が変わったんじゃないんです。歳とっただけ。ジジイ
にはジジイの感じるところがあるんですよ」
「それより何でワーッと大笑いしてドキドキして、ああ面白かったって
いう映画を作る若い人が出てこないんだろうと。その方が不思議ですね。
僕もバカな話書いてる時が一番楽しいんです。でもそれは『余技』でなくちゃ
やってはいけないっていう気持ちがあるんです」
「今、活劇をやるには動機付けの問題から逃れられないんです。
要するに、ここまで色々あったけどもう後は活劇するだけだ、という
構造を作るのが活劇ものなんです。そこに行くまでが一番大変で、
その労力が説得力を持っていれば、後のドンパチを堪能できるんです。
いまの作品は『あとはドンパチだけだ』って所までもっていくところ、
前段がいい加減なの。だから面白くない。前段を抜いてドンパチだけ
作っちゃおうっていう話があるんですが、それはやっちゃあいけない。
ウンチク傾けて訳わからない専門用語を一杯並べてドンパチやるのも
『趣味』としては判りますよ。でも、それは趣味です」
貼り付け終了。 なお前スレのテンプレ11(前スレ4と内容が重複),16,17,18,19は割愛。 テンプレはもっと短くていいと思う。 前スレのアドレスだけで十分。 親切心でスレ立ててテンプレ貼ってその結果アク禁食らわされたらたまらん。
>>22 ちゃんと考えた上での批判ならば大歓迎。
許せないのは、信者をからかうつもりでレスってるクズ。
「狂信者」なんてのはアンチが設定した仮想敵でしょう… スレで宮崎作品について語られる、あれは好きこれはいまいちってのみると人によって千差万別。 その時々で監督が作りたい方向も変わっているのだから当然だわな。
>>1 おつ
アニオタに最近のパヤ映画が受けないのは
普通にアニオタ好みの少女が出てないからだと思う
1さん乙。貼付け前にフライングしちゃってごめんね。
ポニョのキャラが何故かサイバラの描くものに見えて仕方ない。なんでだろう。
>>1 上々だよ〜
>>29 理屈っぽい厨二病みたいなのが長い独り言をかたってくれたり
世の中わかったようなことをいったりしてくれないからだと思う
というか愛情を持って接している子供が身近にいる人とそうでない人で
どうしても温度差があるとおもうんだ
>>29 アニヲタ臭を排除したからこそ 興行成績にも名誉にも愛された事を考えると、 良い判断だったと言わざるをえない。
ヲタク文化に迎合したら出世出来ないって事だね。
ポニョは駿おじいさんが孫世代の可愛さに覚醒した喜びを全開にした作品 という側面もあるからねー なんでこんなに可愛いのかよ〜♪
>>29 ロボットと冒険とアニオタにも優しそうな健気な美少女
屁理屈ならべてるが結局これらがないと納得いかないんだろう
もう秋田っちゅうに
>>33 あ、そうだな。今回の映画には、意図的に「ボクの愛したラピュタみたいな「王道」を
もう一回作れ!」なんてむずがる層を排除するような構造があるよな。
あと、「こんな映画、子供の教育に悪いザマス!」とご立腹の層を皮肉る構造も。
意図どおり、意図どおり。
一般人には受けて、兄オタには受けないってのはきっと 一般人が普通にして経験し、獲得してきた感性がアニオタには欠落してるんだと思う。 特定の知識だけ肥大させても感性は磨かれないものだし。 そんな出来損ないに向けて駿が映画を作る必要はどこにもないと思う。
親世代、爺婆世代にも受けるんじゃないの?あと子供。 じいさんばあさん来ててニコニコ笑ってみてた。子供も楽しそうだった。 本当に試写で子供に評判悪かったのかなあ?
>>38 伊集院光がラジオで言ってたけど、
上映前はポニョポニョ歌っていた子どもが、
上映後は一切その歌を歌っていなかった
ってさ。
ほんとうなら、推して知るべしなんだが。
本当なのかね?
アイドルにハァハァしてる子供がポニョを面白がるはずがない
41 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 11:53:36 ID:8tfpF6bP
完全に親と子供のための映画だから どっちかで感情移入できないとつまらない 子供いなくても親の視線で見れたり 子供の時の感覚を思い出せたら いい評価になる 中学生くらいには何処を見ればいいか分からない作品かも 悪い意味ではなく 万人に受ける映画は無いんだから 面白いと思う人がいれば つまらないと思う人もいる どっちも批判される理由は無い
>>39 子どもが、上映中は声をだしちゃいけない、笑ったり歌ったりしちゃいけない
とかそういう風に思い込む不雰囲気だったのかしれないね。試写では。
おかあさんのいいつけ守りすぎたのでは。
>>38 はー?歌ってる子いたぞ。ずっとケラケラ笑って終わりの唄で合唱してた。
子供なんか色々だろうから伊集院が見た回はたまたまそうだったんだろうね。
>>41 に同意だ。親子で見たら楽しいだろうね。
44 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 12:00:18 ID:+E+S+b9s
ヴェネチアに山口智子とか天海裕希とか所ジョージとかを 連れて行けばよかったのに。スカイクロラでは谷原が行くみたい だし。
ポニョって高齢者の目線で作られているから 若年層には共感できる部分は少ないだろう 家族持ちの30過ぎあたりから面白さがわかり出すと思う
46 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 12:11:29 ID:MHGWX0YP
伊集院は頭いいけど 永遠の中高生みたいなフシがあるからポニョに一番嫌悪感を示すタイプだろ
>>38 そりゃ伊集院ヒルズなんかで観るんだもの。
ちなみに息子さんと出かけた水道橋博士の日記↓
「始まるまでの子供たちのはしゃぎよう、煩さたるや、
覚悟の上だが、大丈夫か?と心配になった。
〜中略
あれだけ、煩かった子どもたちも、上映の間、静まり返り、釘付け。
館内に照明が灯ると、あちこちで、
「ああ、面白かった〜面白かった」と子供の声。
事前には、「子供受けが悪い」と言っていたが、
宮崎監督に見せてあげたい光景であった。」
博士は寝ちゃったらしいけどねw
2週間くらい前のここでのすごいぶったたかれように全然期待しないで見に行ったんだよな。 色々言いたいことは満載だが、面白くてここでも最近は何故か評判いいようで安心した。
家族無しの30代女が一人で観に行ってもいい映画ですか?
>>49 独身30代男の俺も一人で行ったんで、大丈夫です。
何なら一緒に行きますか(笑)
ぜひぜひw ありがとうございます!明日行きます。 トトロの頃からかかさず観に行ってたので 今回も絶対行きたいと思ってたんですが さすがにこの歳になると付き合ってくれる人がいないんですよね さびしいす。
>>48 厨房の夏休みが終わったからなー。
あと、粘着安置が外国の映画祭の絶賛で、自分たちに自信がもてなくなった、てのもある。
やっと、封切直後のスレの雰囲気が戻ってきた、みたいなカンジ?
>>48 単にアンチ共が破壊工作に飽きて離れただけですよ。
今の流れが通常の流れです。ホントに大駄作なら100億超えはありませんって。
俺の趣味とは明らかに異なる映画だけど 駿の自分の世界に引き込む力は凄いな 何故か気になって何度も見たくなる
ぜひあと1作は頼む。
57 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 13:27:44 ID:KW+IW9Ky
なんか精神病の人が夢の話をしてるような映画だったな。 脈絡も無いし感動もしにくい色んな事が突然怒るけど説明もない。
また引退作品が増えていく・・・
いや、久々じゃないか? 引退しねーよ。って言いながら公開したのは。
本作がオマージュしていると言われているもの一覧 ・人魚姫 ・浦島太郎 ・ニーベルングの指輪 ・門 ・エヴァンゲリオン ・娘道成寺 ・裸の王様
61 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 14:08:57 ID:fs2WIF4A
子供は面白かった、と騒いでいて、その横で付き添いの母親が静かに泣いていた。 ほんとうに不思議な映画です。
62 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 14:16:58 ID:M9C22tXc
そもそもオマージュとは
ゴローも泣いたろうよ、これは。
67 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 14:41:22 ID:EHBTWJeq
そういえば、NHKの特集にも日テレの特集にも いっさいゴロー出てこなかったな 実子でしかも前作の監督だったのに
68 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 14:45:43 ID:7C+JDN5g
今ポニョ見終わったがこの作品は宮崎作品の中で 一番リアルで一番ファンタジーな作品だと思った。 俺的にはおもしろかったよ。
70 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 15:34:01 ID:fDJpz45P
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>>69 芸術も現実から遊離はできない。
無関係でもヨーロッパ圏でリアルタイムに注目されている事象とからめるのは、
むしろ取材者としては当然だろう。
感情的な文章ではないし、あまり気にするものではないと思うよ。
72 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 15:36:35 ID:mDdEk49B
解説サイトのおかげでスレの雰囲気がかわった気がする
これ千尋よりおもしれぇーよ
まずポニョをけなしてるのが醜いキモオタばっかだってことが露呈してしまったからなw 大人しくお前等の大好きな萌え〜アニメでみてろってこった
>>38 試写で退屈そうな子供もいた(でパヤオ心配)、というのは単に、前半の多くが、
「よくある風景の町、あれこれ指図する母ちゃん、その車の助手席に乗って幼稚園へ」
つまり、自分が普段やっていること(ついこの間までやってきたこと)まんまの絵が多すぎるから、w
「えーっ」「パッとしねえなー」と受け取る場合もあるという話に見える。
未知の世界でロボット操縦士や魔法少女が大冒険(しかもうるさい親はいず子供だけで)
みたいな非日常を最初は期待するわけで。
「後半爆発するかも?」という辛抱も効きにくいわけだし。
これは想定可能だろうことで、そのくらいは読めよ(無用な心配をするな)駿クンとその取り巻きたち、
子供向け専門創作集団でもあるわけなんだろ、という感じも一抹するが、w
まあトトロが即受けするようだから、「ベタ子供日常」の初見での(普遍的な)通用もすると考えたのかもしれないが。
一応トトロは頭から「昔の田舎」「おばけ屋敷?」「お母ちゃんいない」みたいな非日常の連鎖があるわけで。
単純な子供向けのストーリーの奥に、より深いテーマを扱った別のストーリーが隠れている… 単純なストーリーで楽しめた子供は面白かったといい、 奥のストーリーを感じ取った子供は怖かったという。 単純なストーリーだと思った大人はつまらなかったといい、 奥のストーリーを感じた大人は良かったという。 そんな2重構造の映画だと思った。
>>78 日本人にとって、宗達のイメージと北斎のイメージは強烈だね。
(関係ないが宗達のその画像は真ん中はしょってるね。本物は一曲二双の屏風で、中央は大きく空いている。
あと、北斎の画像も後刷りで色がひどい・・・)
ヤフで「子供向け」って評が多かった。 子供向けって実は凄く難しいんだぞ。
>>60 そこまでやるなら
・コクーン
もいれとけ。
沈んだひまわり園で、リサとグランマンマーレが話していた内容ってなんだと思いますか? 一緒に観に行った友人と色々話し合ってみたのですが結論が出ず、結局『養育費の問題だろw』となってしまいました 納得の行く解釈があれば聞いてみたいです。
>>83 子供のこともそうだけど、男の愚痴じゃないかなw
>>84 すごい盛り上がりそうw
あの旦那達にあの妻達w
婆さん達がつらいだろうねぇ・・って言ってる事から。 グチじゃないだろうw
>45 自分子供いない未婚の20代だが、ポニョはとても楽しめたし、すごくよかったと思う。 ラピュタみたいなのも好きだが、 今さらあんな冒険活劇を作る気になれないと言う宮崎の気持ちは共感できる 子持ちや中高年でも酷評している人がいるし。 結局は人によるんじゃないの。
>>86 婆ちゃんたちはいま居る場所を天国と思っているので、↓
「リサさんツラいわねえ、宗ちゃんと死に別れて」
…という流れだと思った。
>>83 リサにポニョが人間になるための試練のことを話しているのかと。
リサ=5歳の子供2人をほっとけない、助けに行きたい
グランマ=宗介とポニョがひまわり園に来るのが第1の試練だから我慢して
って解釈を勝手にしてます。
すごくおもしろかった 純粋でなんでもないシーンが泣ける 背景も綺麗でよく動いてた これが手描きとかすごすぎて感動
一個だけ難点つけるなら ちょっとフジモトが説明口調だったなと 所ジョージの癖のある声だから余計耳についたのかもしれんな・・・
口の悪いバアちゃんの顔射シーンだけはちょっとキモかった
俺は受精シーンのきゅむきゅむ音にぞっとした
>>83 ポニョと宗介は本当に結婚するんだと思います。だから立会人(婆さんたち)が必要だと。
ポニョママ(神)の質問に宗介は簡単に「うん!」と答えてますが、単にどんなポニョでも好きだよ!
っていう以上の意味があると思います。ずっとポニョと共に生きるという。
ポニョママは「宗介さんがあなたの身元引受人になってくれます」といい、リサの手を握って
「リサありがとう!」といって去っていきます。
リサにしてみれば愛するわが子が半魚人と結婚するんです。ポニョママとリサは二人っきりで、
その確認をしているんだと思います。
あのシーンを結婚式だと思って観てみると、結構グッと来るものがあります。最後のキスで本当に
結ばれるんです。いいですよね。
大正家族の夫の声、異様に下手じゃなかった? 所のフジモトは別に気にならなかったな。
思春期になった宗介がポニョ以外の女の子に恋をすることももう許されないんだろうか…。 って考えてちょっと凹んだ。 ポニョが泡になって消える可能性を監督は意図的に残したんだろうか。 残酷なグリム童話みたいな子供向け絵本では語られない裏話みたいな感じで。
99 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 20:08:00 ID:CfzV8RLk
なんかぽにょって飽きっぽそうだからもしかしたらぽにょが浮気?するかも
>>99 オバケのQ太郎とか、忍者ハットリ君とか、クルクルパックスとか、うる星やつらとか、、
異生物同居モノって星の数ほどあるけれど、そのパターンは俺は知らないな。
新しいかも。
>>96 声は山口智子がひどかった。もちょっと工夫せい、と思った。
ま、慣れてないんだから仕方がないが。
声優はどの役もすごいよかったけどな 声優演技でもなくかといって感情がこもってないわけでもなく
ベネチア帰りのビートたけしが、カダルカナルタカに「股の下のポニョ」と言った件について。
この映画は、 「亡き母への鎮魂歌」 と同時に、 「亡き母への思慕」 と感じたなあ。 トキ=老いた母 リサ=病に侵される前の快活な頃の母 船の婦人=生まれた頃の母 クミコ=幼い頃の母 宗介=宮崎監督自身の理想 フジモト=今の宮崎監督の葛藤&この世のしがらみ 船の婦人に抱かれた赤子=宮崎監督自身 で、ポニョは・・・・死の使い ポニョを宗介が受け入れる=死なねば母に会えぬ。が、宮崎監督は己の死を受け入れた。 とまあ妄想。 耕介はそのものずばり宮崎監督の父親かな。
>>104 まあ「本当の意味で親になること」を「命を次の世代に託して自分が
死んでゆくことを受け入れること」だと考えれば「死を受け入れた」と
言えるだろうね。
死とは「人生の精算」であり、それは自分が生まれてきた意味を問う
ことでもある。母との関係に折り合いがついて初めて、息子に対して
「お前も子どもで苦労するんだ、ざまあみろ」と言うことができたん
だろう。
してみるとこの映画は千と千尋以降続いていた宮崎駿の「悲哀の仕事」
の集大成というべきかな。
107 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 20:49:51 ID:C8ssYit+
>>106 そうですね、各所にちりばめられた過去作品のモチーフを鑑みると、
監督自身の世界観の集大成ですね。
あと、この作品は子供向けだけど、子供単独で劇場で見ることは少なく、
必ず親と一緒に観る、という計算もあるのでしょうね。
感受性の良い母親は監督のメッセージを感じて戦慄したんじゃないでしょうかねぇ。
それも監督の狙いかも、です。
デボン紀の海のように有余る生と忍び寄る、しかし確実に受け入れなければならない死。
いやはや、恐ろしい作品ですよ。
□渋谷洋一 今までは「異界」が畏れの対象だったり怯えの対象だったりしたと思うん ですけど、宮崎さんの中における「境界線」が溶けてきちゃったんでしょうね。 ■宮崎 駿 「死が匂う」とかいろいろ言う人がいるんだけど、生と死はいつも同居してる ものであって、そんなことを描こうと思ってやってるわけじゃないんですよ。 死がどうのって言われると「さかしらな」って感じが僕はする。(=「ガキっぽい」 という感じか?)死というのはもう少しリアリティのあるものじゃないかと。 友人がずいぶん向こうに行ってますから。僕には天国とかの考えは何もないん ですけど、またどうせ会うんだっていう風に思ってるところはありますね。 否応なく死を感じなきゃいけないとこにきてますから。「死ぬ前に、最後に 会いたい」なんて言われて人に会いに行って、本当に最後になったりとか そういう経験していて「向こう側」にいる人間がどんどん増えてくなあって 感じでね(笑)。向こうのが多いんですよ。僕がひょいっと向こう側に移っても またそこで会うんだろうって感覚が生まれてきたのと、スタッフの間にボコボコ 生まれてきた赤ん坊が僕の目に見え始めてきたのと、たぶん同じ時期ですね。
映画観た後、子供欲しいと思いましたよ。 全編幼児の可愛いしぐさと、画面全体からのものすごい生命力 最後、フジモトと宗助の握手、グランマンマーレとトサの握手。 自分に向き合ってしまう映画だね。 何を残すのか、何を繋げるのか。。。
112 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 21:03:59 ID:oQsIzEwf
鶴の恩返しなんかの民話が作られた頃は 性に見境なかった時代だからな。 「おっ盗り」「おっとい嫁じょ」とかとんでも習慣があった。 現代の日本人と同列に考えるのはどうかとおもう。 んなことだから日本人は食事の前にその材料となる動物と獣姦する とか思われるんだよ。
漁船に満杯に乗っている人々もなんか、 生き延びたってよりまとめて死んでるって感じはしたなあ。色調が妙に華やかなのがあの世っぽいからかな。 銀河鉄道の夜にでてくるタイタニックで沈んだ乗客みたいな雰囲気。
114 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 21:09:55 ID:9irVohIi
>>113 大漁旗を揚げてる漁船は災害にあってもめげない人々、とハヤオが言ってた。
つまり生きてる。
>>113 銀河鉄道のタイタニックの乗客、その通りですね。
彼らは彼岸の人たち、宗介はまだ此岸の人。
で、リサを迎えに行くと言って別れたのは、まだ宗介は死ぬ時期じゃない、
まだ死を受け入れると言う試練を受けていない、と言う事でしょうかね。
>>96 自分は所の声がダメだった…。
長嶋一茂は名前見た時点ではダメだと思ったけど、それほど気にならなかった。
まぁ気になるほど出番がなかっただけなのかもしれないけどw
俺も所がダメだった。山口智子は上手だと思ったがなぁ。
□渋谷洋一 宮崎さん的には「ハウル」の時の「宮崎も年を取ったんじゃないか」 みたいな評価には結構頭に来ていたわけですね。 ■宮崎 駿 前から感じてたんですけど、理屈が通ってるのが好きだっていう人たちは いるんですよ。そういう人たちは映画観なくていいと思うんだけどね、僕は(笑)。 喧嘩売ろうと思って作ってるわけじゃないですから、あんまり置いてけぼりに しちゃうのはいけないという責務があってやってることです。 ほんとに骨の髄まで考えた作品でしたからね。「考えりゃいいってもんじゃ ない」って鈴木さんに言われたけど「それは考えたことのない奴の言ってることだ!」 って言いたくなるくらい考えました。「俺と同じくらい考えてみろ!」というくらい いろんな方向を試行錯誤して、「この人物はこの時にはそういう台詞はしゃべらない だろう」とかいろんなことを考えて。 けど「説明するための作品は作らないと決めた以上、俺は説明しない!」っていう やり方で作ったら、やっぱり半分くらいの人は分からないみたいなんですよね。 これは極めて不愉快な現実でしたね。 本当に分からない奴は分からないんだっていうことを僕が改めて発見したんでね。 それは歳とは関係ないんですよ。 まあ「歳を取った」とか「もうあいつは終わりだ」っていうのはいつでも 言われていて、「紅の豚」の時もさんざん言われたんです。あの時はお客さんが 観に来てくれて救ってくれたんですよ。僕が想定した観客じゃなくて小学生が 喜んでくれたっていう、不思議な現象によってね。
119 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 21:28:46 ID:9irVohIi
■宮崎 駿 母親が子供たちを置いて一人で別のところに救援活動に行くことについて 「あれは俺にはできない」って深刻に悩んでるんですよ(笑)。 何で出来ないんだろうって思うんですけど、スタッフの中にも「僕はできない」 って奴がいる。「結局、おまえは何にもしないんだ。老人たちを助けにも 行けないし、ただオロオロして一晩明かすだけなんだ」って悪態つきながら 作ったんですけどね(笑)。 水が来たら禊になるみたいな感覚って現実とのギャップがものすごくあって、 スマトラの津波とかもそうですけど、やっぱり人間のところに波が来ると ひたすらゴミの山になるんですよ。 でも残骸の山なんて描きたくないじゃないですか(笑)。ポニョがこれから 生きていく所が目茶苦茶になっていると困るじゃないですか。だからグラン マンマーレが一生懸命魔法をかけて、水が引いたあとドアを開けたら中は 乾いていた、みたいな世界にしようと、水に沈んでいても壊れていない綺麗な 街を描いたんですけど、そう思ってくれない人が多くて困ってるんですよ。
9/.3 読売朝刊・文化面に中沢新一がポニョのこと書いてる。 死の世界との融和がどうのこうの。
>死がどうのって言われると「さかしらな」って感じが僕はする。(=「ガキっぽい」 言い得て妙、死亡説唱える奴は中2病っぽい
たけくまか
此処は素直な感想を書いたらダメな板だったのか。 それは失礼したね。
アメリカのTIME誌が宮崎絶賛してるな アニメの神だってよ 今のディズニーもピクサーも彼の信者だらけだと
あの世っぽく感じた、というのは監督の意図がどうであろうと 見た側の率直な感想なんだからそれを無理に否定することもおかしいんじゃ? お話として生きている設定だというのは勿論理解しているのだし。
130 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 22:09:21 ID:YVSm0o3I
ポニョより宗介が可愛かった件について
IMdbのアニメランキングにおける日本アニメ。
ざっとまとめるとジブリの9月3日付け指数は
http://www.imdb.com/chart/animation 2位 千と千尋
3位 もののけ姫
10位 火垂るの墓
12位 耳をすませば
14位 ナウシカ
15位 トトロ
17位 ハウル
19位 ラピュタ
32位 魔女宅
44位 紅の豚
48位 ぽろぽろ
今日見てきた リサ死んだのかと思って泣きそうになったけど生きてて良かった そのあと嬉しくて泣いたがw
133 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 22:16:37 ID:AyKjFj0s
ヴェネチアに歌うたってる変な親父軍団連れて行ったらしいけど 大橋のぞみちゃん連れて行けって。
Top Rated "Animation" Titles Rank Rating Title Votes 1. 8.6 WALL·E (2008) 65,402 2. 8.4 Sen to Chihiro no kamikakushi (2001) 70,877 ←←←← 3. 8.2 Mononoke-hime (1997) 47,399 ←←←← 4. 8.2 Macskafogó (1986) 2,671 5. 8.2 Ratatouille (2007) 84,598 6. 8.1 Finding Nemo (2003) 117,137 7. 8.1 Mind Game (2004) 1,334 ← 8. 8.1 The Incredibles (2004) 114,198 9. 8.1 Byôsoku 5 senchimêtoru (2007) 1,239 ← 10. 8.1 Hotaru no haka (1988) 22,867 ←←←← 11. 8.1 Toy Story (1995) 102,713 12. 8.1 Mimi wo sumaseba (1995) 5,011 ←←←← 13. 8.1 The Lion King (1994) 91,846 14. 8.0 Kaze no tani no Naushika (1984) 12,969 ←←←← 15. 8.0 Tonari no Totoro (1988) 18,293 ←←←← 16. 8.0 Persepolis (2007) 13,119 17. 8.0 Hauru no ugoku shiro (2004) 28,654 ←←←← 18. 8.0 Flåklypa Grand Prix (1975) 4,438 19. 8.0 Tenkû no shiro Rapyuta (1986) 14,352 ←←←←
>>132 リサの無事が確認された場面あたりから漂い始める幸福感に、尻のむずがゆい思いをした俺は 不幸な人間なのだろう…
136 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/03(水) 22:24:41 ID:URaT410Y
宮崎駿のすべて 生き残ってる動画サイトない? pandora,veoh, youtube, nico, youku, dailymotion見たけどなかったよ???
無邪気な婆さんたちなんか逆に悲しい気持ちになる俺は変だ 嵐の海の黒さ、うねり。昼間なのに暗い曇天なんかが、海の近くに住んでる人にとって 結構リアルに恐怖感を抽出してると思う あれはイイね
>>121 >そう思ってくれない人が多くて困ってるんですよ。
そう思わない理由は簡単で、そう思うように演出していない
できていないからですよ。年をとったからです。
所ジョージのタラタラした演技が今回ほどマッチしていた作品は無いと感じたんだけど。
>>138 インタビュアーの渋谷が「死の世界解釈」言い出したので からかってるんだよ。
鈴木Pも試写会の後、開口一番「これはもう死の世界ですね」 …だったと。
>>121 > 母親が子供たちを置いて一人で別のところに救援活動に行くことについて
>「あれは俺にはできない」って深刻に悩んでるんですよ(笑)。
>何で出来ないんだろうって思うんですけど、
そりゃ普通悩むよw
パヤが家庭ほっぽらかして仕事に没頭できたのだって、奥さんが家庭を守ってたからだろ?
お話だからいいけど、あんな状態で5歳児だけ放置してたら、事故死の確立が跳ね上がる
いくらしっかりした子供で信頼しててもその危険は変わらない
人手や物資がないわけじゃない救援先と自分の子供なんて、本来選ぶまでもない
下に書いてあるような「魔法のかかった話」と直感で動く女にヤボなこというな
ってことならわかるけどね
>>137 あのデイケア施設があることで、ぐっと現代感が出てるよね
でもあの人たち、足腰は弱いけど頭はしゃんとしてそうなところがファンタジー…
というか、まったくもってうらやましい…
>>141 スカイ・クロラの「大人」よりはリサの方がリアルな成人女性像だと
思うけどなあ。自分の映画に向けて言った台詞なんじゃないか。
346 :名無シネマさん:2008/09/02(火) 22:32:13 ID:eLf0YNlV 「本当に分からない奴は分からないんだと発見しました」 便利だわこれwww
>>139 連れの女性が「所がこんなに演技が巧いなんて思わなかった」と
ひたすら感心して、今でもポニョっていうと所の声の演技の話を
してくるよ。最初はピンとこないところもあったけど、二度目に
見た時に、久しぶりに天海に会えるっていうんでいそいそと家を
動き回って、独り言を言いながらいろいろやってるシーンなんて
宮崎の言うように「情けないパパの姿」そのもので泣けてきた。
自分もこうなんだな、って。決してバカにしたり卑下したりの
泣き笑いじゃない。かなりの部分、所のおかげだと思ってる。
作者がなんと言おうと、死んでると信じ続ける人は多そう 作者は死んでも作品は残り続ける 作者による否定が不可能な後世では、きっと死んでる解釈に固まってしまうであろう
そうそう。 トトロのサツキとメイも死んでいて、それは佐山事件が背景にあるっていう 解釈に固まって行くんでしょうねww 現実にはあれだけ狂ったように至る所で喧伝したのに、一ヶ月も人口に膾炙 することなく既に忘れ去られていますがww キティがなんと言おうと作品は残り続けて、優れた作品の評価は揺るがずに 作者の言葉も後世まで語り継がれていくんでしょうね。 しょせん作品も意見も、ニセモノは時代に敗れ続けるわけでw
フジモトは出てきた瞬間、手塚治虫系だなと思った
所とか一茂とか、なんかこれダメじゃないか? って思ってたけど、観てみたらそれほど違和感無かった。 所は棒読み一歩手前だけどキャラクターとしては中々ハマってたように聞こえた。
あの大漁舟は軍隊を髣髴とさせるんだよなぁ… あの絵は大人のたくましさには繋がらない。 あれでそれを表現しようとしたのなら、これは明らかに失敗だ。
パヤオって、いろいろ知識がありそうな反面、死角も多い気がする。 ま、これはオタクの宿命だ。w
>>149 友達5人に聞いてみたら、所ジョージがダメは5人中4人。一茂は2人。山口智子も2人。
所が気に入ったのは腐女子でフジモトが好きだから所もいいらしい。
みんな全体的に声優には満足できなかったと言ってたが、それ以上に内容がひどい
のでそれほど気にはならなかったという感じ。
155 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 00:32:25 ID:QZJqFdvV
死んでると思った人にとっては死んでるでいいんだよ 映画の解釈なんて答えは無いし 作者だってすべてを理路整然とは説明できないだろ そういうのが傑作なんだよ
車で家に逃げ帰る場面は、まんまシューベルトの『魔王』だな。
いやいや、船で会った大正の夫が下手
なんで大正時代のファミリーがボートに乗ってフラフラしてたの? 納得のいく説明してくれ
>>150 何故、軍隊を髣髴とさせると大人のたくましさに通じないか詳しく。
160 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 01:17:19 ID:QkbC9JiG
正直「あ〜あ」って感じだったな〜 ポニョは確かに可愛かったしクラゲのシーンとか魅せる的なものは素晴らしいと感じる。 ただそれだけだな。深みも奥行きも感じなかった。自然に沸いてくる感想として 薄っぺらだなーと思ってしまった。 でも宮崎駿も高齢だからな。若い時みたいにはいかないか。
薄っぺらい人からは薄っぺらい感想しか出ない不思議な映画だね
163 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 01:23:57 ID:oKPliuLV
今までスレ読んでて感じたこと 評価の高い人は、特に理由がなかったり、あっても曖昧だったり 理由として成立してなかったり、関係の無い話を持ち出したり、とにかく何かずれてる そして、ほめ方そのものが曖昧である、もしくは芯がぶれてる 評価の低い人には、明確な理由があり、意見する内容にも曖昧さが無く しっかりした自分の考えを述べており、説得力がある 何が言いたいのかと言うと、ポニョむかつく
>>150 あれは「たくましさ」というより「あっけらかん」という方が
あってる気がする。どことなく間抜けだったし。
それからおれは軍隊は想像できなかったなあ。大漁旗は大漁旗だろ。
>>162 だからそういう言い方すんなっての。わざとか?
>>163 宮崎自身が「言葉にできないものを伝えたい。理屈を超えたものを表現したい」
と言ってるんだから、なんも問題ないと思う。
一回目微妙だったが、さっき二回目観た時泣いてしまった。 深くて難解、ポニョかわいい。 小舟の夫婦がろうそくくれる所とか、宗助の船のろうそくが消えた時のバイバイとか、明らかに命に関する暗示だし。 大漁旗の連中はまぁ間違いなく死んでるしょ。あれから最後まで登場しないし、地上の生き残り船と区別できるケバさ。 途中からポニョが全て見透かしてる慈悲深い顔になってるのが悲しかった。
169 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 01:37:51 ID:Cf6J2QBY
>>163 何がやりたいの?
「ポニョよかったねえ」と満腹顔の人の耳元で「いや、あれは糞つまんないんだよ!証拠だってある。」
…とがなり立てて、アナタに何か得になるのか?
何をいい加減にすれば良いのだ?
なんだかムキになっちゃってる人が時々いるな
トンネルのシーンすごい違和感を感じたんだが・・・ → の方向に進んで入っていって、 ↓か←で出てくるように描かれてなかったっけ? すごいどこへ行ったのか混乱させられた
エゴイストな作風にここは、こうしたほうがよかった、ここは間違ってるなんて 言ったところでどうなるの? それに第一オレは褒めたことはないし。批判はたまにするけどw でもグランマンマーレの声優は三輪明宏がいいと思ったわ あのケバさでは右に出る者はおらんしキャラも似てるし 突っ込むとしたらそれくらい
>>173 撮影カメラが何台もある中を走り抜けたんだよ
はやおにとって魔法の世界と精霊の世界(霊魂の世界)って 不可分なところがあるから、水没後が霊界っていうのは 決して的外れな感想ではないと思う。 ただ、「だからみんな死んでるんだ!」って意見は深読みしすぎと 感じる。というか、はやおにそんな意図はないことは自分自身でも言ってる。 では、ポニョにおいて魔法の世界は何を意味してるのかっていうのが ちょっと分からない。だれかわかる人いないかな。自然?生命のいずるところ? それだとやっぱり霊界なんだよね。
駿が超シンプルなウサギと亀を映画化しても 実はウサギは死んでた、亀の歩いてた道は天国への階段 とか言いそうだなお前ら
アニオタがつまらないと思う作品をおもしろいと感じたことに 物凄く安心感を覚える 「あー、自分はこんな気持ち悪いやつらと同じ感性をもってなくてよかった・・・」と 心底ホッとする
そもそもジブリって捻った映画あんまり作らないだろ それにポニョはトトロ系の映画だし
そのウサギと亀に、生命をつかさどる女神なんて ものが出てきたら、確かに言うかもしれないな。
>>176 こういうのは神スレで書いた方が良かったみたいだな。
スレ汚しスマソ
リサカーATだけどクラッチなかった? チラ裏ですが
>>174 三輪明宏声のでっかい女神にちんこたつとか、フジモト凄い男になりすぎだろうw
やはり若めの優しい声で男をたぶらかす部分がないと…
185 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 03:16:43 ID:/dWSFWx4
>>95 宗介にとってポニョはそもそもは「ペット」と言う
扱いをしていなかったのだろうか?
「僕が守ってあげる」と言う台詞がその証拠。
こんな状態で「身元引受人」となり一生をともに
過ごしていく事ができるのだろうか?
難しい話をすれば「戸籍」などと言う問題も
あるだろうし。
この映画は5歳児の目で見るか大人の目で
見るかで感じ方が全然違う奥の深い内容で
あることには間違いなさそう。
186 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 03:37:10 ID:UNqQLZ3w
リサが鏡に映った姿でたくさんでてくるのが気になった。
>>123 ポニョとオウム真理教を重ね合わせてたな
ポニョで失敗していたことが「紅の豚」では成功していた 現実とファンタジーの交じり合い 空飛ぶ豚と空賊と幼女のランデブー パヤオ以外あんなのは描けないね 本人ですらももう無理なのかもな、ポニョは糞だし
>>183 ペダル3つだったね。
MTだと思ってたw。
パヤオって古い機械好きだからクラッチ−アクセルのアクション入れたくてわざとMTにしてるのかと思ったけどw。
>>185 初めはペットだったとしても、
宗介のポニョに対する扱いが、ずっとペットであるとは限らないんじゃない
ポニョが人間の女の子になって戻って来てるのもあるし
後々の事はなるようにしかならないって感じかな
駄目なら駄目でしょうがない
台所の匂いのするファンタジーは絵本の世界では珍しくないが、アニメ映画では珍しいな。 現実の世界に異界を溶けこませる上手さはさすがにプロだ。 …ただ 語り口が似てる事もあってか、諸星大二郎と比較しちゃうよね。
『折り返し点のポニョ』 中沢新一 {読売新聞9月3日夕刊文化面} アニメは生命なきものに生命を吹き込む、イメージを使った古い魔術の末裔である。死んだように眠っている物質から、 むくむくと生命をもったものが立ち上がる瞬間を、アニメはイメージの中に実現してみせようとしてきた。宮崎駿の作品ほ ど、アニメのもつこの能力を、最大限に開花させてきたものも少ない。 物質に生命を吹き込むこの芸術は、この世界が生命と力にあふれたものだけでできているのではないことを、私たちに 教える力を持っている。この世界はまた、弱いもの、小さいもの、死の近くに生きているもの、すでに死んでしまったもの たちの記憶などとの、豊かな共存でなりたっている。アニメとは、そのことを伝えるために生まれてきた芸術なのであると、 宮崎駿の作品は私たちに伝えてきた。 思えば、数多い宮崎作品はつねに、死の世界の近くにあるものばかりを描いてきた。ナウシカの腐海も、トトロの森も、 千と千尋のお風呂屋も、じつはそれとは気付かれないようにエレガントに描かれた、死の世界のことではなかっただろうか。 魔術のような宮崎作品に飲み込まれた私たちは、知らぬ間に、現実を支配する力強い生命だけの世界を抜け出して、弱 者や死者とともに生きるやさしさを学んできたのだ。
(つづき) 『崖の上のポニョ』は死の世界との融和を描く、そうした系列の作品の中で、ことによるともっとも過激な作品である。人 魚姫の伝説がもとになっている。人魚姫の伝説は、死の世界に魅惑されながらも、最後は裏切りによって、死の世界との 和解を拒絶してしまう、人類の心の弱さを主題にした神話のお話だ。ポニョはこの人魚姫の末裔として、人間の少年と心の つながりを持つようにはなるのだけれど、賢い人間の少年はけっして裏切りをおこなわず、人間に姿を変えた半魚人である ポニョと、いっしょに暮らしていこうとする。 手描きのかわいらしい絵柄や主題歌の魅力的なパイ皮で包んで、宮崎駿が私たちの無意識に呼びかけようとしているの は、時代を支配している考え方の真逆を行く、とても過激なメッセージである。子供はつい最近こちらの世界に出てきたば かりの存在だから、死の世界のごく近くに住んでいる人間として、半分しか人間でないものや、半分しか生者でないものを、 裏切らずに生きていくことができる。子供というものに対するそういう信頼がなければ、こんな素朴で力強いお話がつくれる はずはない。 それにしても、私たちはこの作品にあふれている、宮崎監督の爆発的なイメージの力強い運動には、あらためて驚かさ れる。物語や絵柄の表現が素朴であればあるほど、宮崎アニメを突き動かす奔放きわまりないイメージの喚起力に、ただ ただ圧倒される。だから監督が『崖の上のポニョ』を、自分の折り返し点をなす作品だと語っているのを聞くと、私たちは正直 ほっとした気持ちになる。宮崎駿の中には、まだまだ無尽蔵の創造力が、未発現のままに眠っているのを感じるからである。 (人類学者、多摩美術大学・芸術人類学研究所所長)
>>185 初めは拾ってきた金魚をペットにした感じだったね。
人間になって戻ってきてから少し変わったんじゃないかな。
繰り返し出てきた血の話で個人的には兄妹になるもんだと思ってるけどね。
宗介ならずっと妹思いの兄さんでいられるんじゃないかなとw。
まだ5才だし、結婚とかいいなずけっていうのは無理じゃないかな。
戸籍なんかは捨て子や孤児の里親みたいな形になるんじゃないかな。
リサの家庭が里親になれるかは裁判所の判断がいると思うけど。
後日談は「うる星やつら」に一票w。
>>194 クトゥルー神話は諸星大二郎がオリジナルじゃ無い訳で。
まぁ なんですか 人それぞれ 色んな感想があるんだなぁと思った。 個人的には、とても好きな作品の一つになった。
生も死も関係ないんだよ。というか、どちらでも良いんだよ。 生と死は表裏一体であり、ともすれば生=死なんだよ。 そして生の空間にも死の空間にも優しさや愛があり、 それが見えたのなら新しい世界が見えるよという映画だと思った。 だから、見終わった後で彼らが死んでいると考えることもできるし、 生きていると考えることもできる。 始めの世界と1つ確実に違うことは、1つの試練を克服し奇蹟を起こし 新しい世界になったということだ。 俺はそう理解したよ。
200 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 05:49:13 ID:sZhH61wI
2004年5月12日付け聖教新聞「正義と勝利の座談会」79より 西 なかには、ろくろく仕事もせずに、朝から晩までパソコンにかじりついて、 狂気じみた妄想を書き殴っている連中もいる。 弓谷 深夜までの「ネット狂い」で、朝も起きられない。満足な社会生活もできない。 そのくせ言うことだけは一人前。バカバカしいやつらだ(笑)。 (略) 弓谷 インターネットの世界では、自分の名前も、素性も、顔も分からない。それをいいことに 言いたい放題、やりたい放題という連中も多い。 杉山 東京工業大学の影山任佐教授も、こう論じていた。 「ネット上は匿名の世界で、自分を傷つけずに暴君的に振る舞うことができる。そして、 実際の世界で挫折した幼児的な万能感を募らせていく」と(毎日新聞)。 西 その「幼児的な万能感」が爆発した果てに、残虐、異常極まりない凶悪犯罪を起こす。 谷川 ところで最近は、インターネット上の掲示板などへの書き込みが社会問題になっている。 なかでも、悪辣な人権侵害事件が増えている。 後藤 その通りだ。2003年の1年間だけで、法務省が救済に乗り出したケースだけで272件にもなるそうだ。 松尾 匿名をいいことに、インターネットを悪用して人権を蹂躙する。卑劣なやつらだ! 森井 まったくだ。なかにはインターネットを使って、学会をデマで中傷する連中もいる。 後藤 臆病者めが(笑い)。 正面きって学会に物を言えない。そんな勇気も確信も根性もないものだから、こそこそとインターネットに書き込む。 竹内 ご苦労、ご苦労(大笑い)。 森井 それで何か、自分が大きなことでもやった気になっている。おめでたいやつらだよ(爆笑)。 谷川 「まともな人間じゃない」んだ(笑い)。 だいたい、そういうのに限って、真夜中や真っ昼間にパソコンにかじりついて他人の悪口を書いている。 通常の社会生活を営んでいたら、そんなヒマなんか、あるわけがない
201 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 05:51:25 ID:nvW+4ElL
むしろ、金魚時代からペットとは思えない扱いだったような 「久美子ちゃんが悪いんだよ」とか、わ、この餓鬼すげー天然タラシだと思った
203 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 06:16:15 ID:5aMIojj9
忙しいから又後でね〜
>>176 > では、ポニョにおいて魔法の世界は何を意味してるのかっていうのが
> ちょっと分からない。だれかわかる人いないかな。自然?生命のいずるところ?
なんか、
>>195 で中沢新一さんに先に言われちゃった気がするけど…
ようするに、「論理に即した文法で明示的に解かれる、演出作法に則った作品しかボクは
認めない!」と厨がわめく、そんな「ロジックの檻」と、対極にあるもの。
頭も働かせなけりゃ感性も豊かでない、教科書に書いてあることを忠実に守ることで、これ
まで社会の中で多数派を気取っていられたのだろう、そんな厨のよりどころである論理の
積み木、そんな物を軽く吹き飛ばしてしまう原初的な生命の、イメージの湧きどころ。
パヤ監督の頭の中に、霊感が示されるところ。アニメーションの天使が降りてくるところ。
厨が、この映画を見て不愉快になり、「失敗作、失敗作」と金切り声を上げるのは当たり前。
この映画は、そんな「社会のシステムの中に逃げ込んで、教科書に反した行いを指差して
先生に言いつけていい気になるようなヤツ」を不安にさせてやろう、という構造があるから。
「僕に見えないものが、皆には見えている!」。そりゃ、不安になって叫ぶのも無理はない。
「そんなものは、元から無い!裸の王様だ!」。それしか出来ないだろう。
205 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 06:17:06 ID:nvW+4ElL
ポニョに比べたら、久美子やカレンだったかが意地悪いつまらん女として 描かれてたな
207 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 06:43:02 ID:otLSKBcx
問)数字とアルファベットを組み合わせて正しい言葉を完成させましょう 0・カリオストロの 1・風の谷の 2・天空の 3・隣の 4・紅の 5・魔女の 6・千と千尋の 7・ハウルの 8・崖の上の 9・ものの A・城 B・ナウシカ C・城ラピュタ D・トトロ E・豚 F・宅急便 G・け姫 H・神隠し I・動く城 J・ポニョ
208 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 06:50:02 ID:nvW+4ElL
黄金のシシ像を与えられたら、驚かれるかも知れないが でもそんなに不思議じゃない、と言ってるな
>>204 そんな難しく言わなくても
>>5 にもある企画意図文の
「誰もが意識下深くに持つ内なる海」で良いんじゃないかね?
そういう意味で俺は「誕生への道程」は構造の外枠レベルで取り込んでると思ってるけど
「死」がどうこう言うのには反対。
あくまで「生」だと思う。
210 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 06:57:28 ID:nvW+4ElL
>>204 自身が、「ロジックの檻」とやらに囚われてる厨じゃんw
211 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 07:03:28 ID:otLSKBcx
トトロまでは毎度飛ばし続けてたアベレージ、 ずっと低迷してると思ってたけど 今回ポニョで更に上に飛ばしてしまった。 本当に凄い。
212 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 07:08:52 ID:X/reQiRQ
>>207 0・カリオストロの豚
1・風の谷の豚
2・天空の豚
3・隣の豚
4・紅の豚
5・魔女の豚
6・千と千尋の豚
7・ハウルの豚
8・崖の上の豚
9・ものの豚
214 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 07:49:31 ID:lWIYMevl
>>204 >、「論理に即した文法で明示的に解かれる、演出作法に則った作品しかボクは
>認めない!」と厨がわめく、そんな「ロジックの檻」と、対極にあるもの。
違うなあ。ロジックを捨てるのならもっと徹底的に捨てるべきなんだよ。
ポニョに限らずハウルも千尋もそうだったが
途中まではロジックをすごく意識した作りをしているのに
一時間目を折り返すあたりから段々アサッテの方向にずれ始め
ついには収拾できずに投げたまま終わり。
こういうコウモリというか老人ボケな作りが叩かれるのは当然。
信者はここがわかっていない。あるいはわかろうとしない。
215 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 07:52:02 ID:nvW+4ElL
神話だの何だの言ってるやつこそ、ロジック厨
216 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 07:53:20 ID:X/reQiRQ
>>214 知らないけど、ポニョに関しては今までのジブリ信者にアンチが多いんじゃね?
「これはジブリじゃない!」みたいな。
糸井重里のマザー信者の中に、マザー3アンチが多いのと一緒。
>ロジックを捨てるのならもっと徹底的に捨てるべきなんだよ。 なんで? 単に自分の知ってる範囲に収まって欲しいって事じゃなく? 結局みんな根っこはラピュタ厨だよね。 俺が喰いなれてる慣れてるものだけくれ。ただし同じ味じゃ嫌だ。と
>>207 隣の宅急便
ものの動く城
千と千尋のポニョ
崖の上のけ姫
リサカーのペダルが3つあるのは、足踏み敷きパーキングブレーキらしいよ。
220 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 08:01:47 ID:X/reQiRQ
>>217 ポニョはどちらかというと、トトロにラピュタ要素を盛大に盛り込んだ感じだったな。
>>209 > そんな難しく言わなくても
>>5 にもある企画意図文の
> 「誰もが意識下深くに持つ内なる海」で良いんじゃないかね?
ああ… その通りだ。ちょっと熱くなりすぎた。 お恥ずかしい。
> 俺は「誕生への道程」は構造の外枠レベルで取り込んでると思ってるけど
> 「死」がどうこう言うのには反対。 あくまで「生」だと思う。
単身で母を捜すという冒険…異常な道行きの最中、5歳児には、ボートの夫妻も、
避難船も、あんなふうに見えましたという解釈で何の問題も無いな。
俺は、5才児の脳で見る世界だから、死への恐怖も生きる喜びもナマの輝きをもっている、
だからあの映画での「死」を喚起する描写は、あくまで5歳児が考えた「死」のイメージだ、
程度の考えだけど…
「死」でないなら「幻影」でもいい。何故、ボートの夫妻は、あんなにも「幻影」じみた描かれ
方をしていたのか。ちょっとロマンチックな解釈を想いついた。
あのシーンは、大人になった宗介が(横で、同じく大人になったポニョが満足して、すかぴー
寝ている)、あの時、あそこであった夫婦と赤ん坊は、誰だったんだろう…と思い出している
記憶の中の出来事、なんてのはどうだろうww
後で再会したリサに聞いてみても「そんなご夫婦、いたかしら?」と言われてしまう、とか。
>>214 途中までロジックを意識した(ような?)造りになっているのは、それが「ひっくり返すための
屋台骨」だからだろう。「ひっくり返しますよ」という予告、奇妙な違和感、整合性の矛盾
は既に、冒頭から描かれているわけだし。少なくとも俺は、ひっくり返された時に拍手喝采、
だったよ。
222 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 08:09:23 ID:nvW+4ElL
別に幻影じみた描かれ方なんかされてないじゃんw そう思うお前の脳が変なだけw
>>222 あんた、ローゼンメイデンで銀さま銀さまいってるタイプだったりして?
>>205 見ててそう思った。
まあ確かに、ジュンが雛苺と結ばれるようじゃ納得いかんよな。
小船家族は、成仏できずに永い間狭間でフラフラしている状態 大漁旗船団は迷うことなく一直線で山の上ホテル成仏輪廻コースまっしぐらな方々
>>226 このスレに来たのは今日が初めてなんだが
中沢新一はオウム擁護してたオカルト厨だから、やっぱり死の世界がどーのとかって トンチキな解釈してるな。 だいたい生と死は表裏一体とか言ってる奴らはオウムにポアされても文句言えんだろ。 表裏一体で大した境界ないんだからさw
229 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 08:45:16 ID:G75En8jq
この映画、不快なキャラが多すぎる。特にリサ。 少なくとも子供向き映画っではない。
230 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 08:49:19 ID:sZhH61wI
ポニョの興行収入って今、何億なの?
物語としておばあさんたちや大漁旗船の人々が死んでいるとは思わないけれど 宮崎監督の死後の世界観が無意識のうちに表現されているとは思う。
232 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 08:54:41 ID:uDCn0LiZ
シータみたいなうんこもオナラもしそうにない女より ポニョに出てくる女のほうがナマナマしくていいじゃん。 そんな女たちを手玉に取る宗助スキー
>>229 現実の世の中に較べれば
ポニョの世界ははるかに子ども向きだと思う。
映画祭の時の上映ってさ字幕? 外国語の吹き替え?
>>234 イタリア語と英語の字幕が入ってるらしい
>>12 宮崎が「ロリコンの共産主義者」っていう俗説に、ネトウヨが過剰反応しているという部分もあるだろうけど
アニヲタが喜ぶような作品って、宮崎作品へのアンチテーゼ的な要素もあるからだと思う。
少なくとも、最近のドギツイ殺戮アニメとかを喜んでる連中は、宮崎のハッピーエンドなんか絶対に受け入れないんじゃない?
>>23 むしろ、アンチに「特定作品の狂信者」が多いから、それに合わさざるを得なくなってるのでは?
>>29 >普通にアニオタ好みの少女が出てないからだと思う
それしかないような作品を大絶賛してるような奴と、正直話が噛み合うとは思えんし、そういう奴はそもそもポニョを見ないだろう。
どこぞの萌えキャラより、正直ポニョの方がかわいいと思ったし。
>>235 そだよね。字幕だから海外で評価が高いとか…w
でも宗介の声はいいなぁ。
>>237 吹き替えにしてくれた方が
より評価は上がったかもよ?
外国の映画で吹き替えがいいか字幕がいいかって分かれるよね。 日本を舞台にした日本の映画だから日本語でしゃべった方がいいという人もいるだろうし、 字幕に集中してると映像が堪能できないから吹き替えがいいという人もいるだろうしね。
240 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 09:41:39 ID:WC74O76O
>>223 >ローゼンメイデン
w
そんなの、見たこともありませんが何か?
それはだめだな 偉そうになにか語るならローゼンみてからにしなさい
>>228 は「生死が表裏一体」という考え方を
このスレで初めて知ったんだろうか?
哲学思想の世界じゃ珍しくもなんともない概念なんだが。
さらに、中沢が事件以前にオウムを擁護していたのは
事実だろうが、中沢の言ってること自体はそんなに突飛なものでもない。
何でもいいから一冊読んでみるといいと思う。
彼の意見に納得するかは別として、
少なくともオウムのような危険なことは言ってないって分かるから。
243 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 10:30:00 ID:dBWDr+yt
哲学思想の世界(笑)
244 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 10:38:18 ID:KU07ZIW+
君ら、あまりに不毛な議論ごっこして空しくならないか? ならない?フーン…
245 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 10:47:55 ID:8gquEFjc
ブログ(笑)に取り上げられて、ホルホルしてるんだろw
>前から感じてたんですけど、理屈が通ってるのが好きだっていう人たちは >いるんですよ。そういう人たちは映画観なくていいと思うんだけどね、僕は(笑)。 >「説明するための作品は作らないと決めた以上、俺は説明しない!」っていう >やり方で作ったら、やっぱり半分くらいの人は分からないみたいなんですよね。 >これは極めて不愉快な現実でしたね。 あえて説明もしないで理屈も通さない映画を作って理解できない人がいるのが不愉快ってどうなの。 抽象画を描いて「僕の描いた物を理解できない奴は感性がおかしい。考えが足りない」 ってダダこねてるようだ。 ポニョそれなりに面白いと思ってたけどこれ読んじゃうかなりイメージがマイナスになるな。
面倒くさいスレだな・・・ まあいいや。
あらためて見ると確かにナウシカって説明台詞多いよな ナウシカもユパも結構観客に親切な独り言をしゃべってる
ベネチアで賞賛されちゃったし、パヤオ調子に乗って 今度は更にイメージを羅列しただけの滅茶苦茶な アニメ作りそうだな。
>>249 え? とっくの昔にそうなってるでしょ。
>>249 イメージを羅列しただけの滅茶苦茶な
アニメでは無いから金獅子賞を取ったんだよ
取るのは6日だが…
>>246 違う、それは誤解だ。この映画を「抽象画」といってしまうところに論理の飛躍がある。
「詩」と捉えてくれ。パヤ監督にとっては、アニメーションのような「詩」を論理で捉えて、
処理しようとする考えや観客そのものが「異物」なのだ。そんな人が自分の観客の
半分もいたのか、他のものを見ればいいのに、ブツブツ、と言っているのだ。
だから今回ヴェネチアで、言葉の壁も文化も越えて、ストレートにアニメーションの持つ
魔力に魅入られてくれた人々に喜んでいたのだ。
>>248 のいうような、「ナウシカ」の頃に重ねた「負債」を、未だに払い続けてはいるけど…
本来「詩人」でありたいのではないか。アニメーターなんてもんは。
253 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 11:17:23 ID:X/reQiRQ
>>249 萌えを羅列するだけのアニメとか
殺しを羅列するだけのアニメとか
金をかけたCGを羅列するだけのアニメとか
最近信仰に近い形でウケてるアニメなんて、そんなんばっかじゃん。
そんなのが「このアニメはすごい!」で大絶賛されてたりするのが現状なんだぜ?
254 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 11:19:51 ID:8gquEFjc
言葉で説明するのが好きなら、富野アニメでも見てろよw >「詩」と捉えてくれ プwwww
>>253 そんなアニメが信仰されてるなんて初めて知ったぞ
まあどんなアニメが信仰されようが見なきゃいいだけだと思うが
未だに単発IDでスレに張り付いて"火消し"に従事してる皆さん、虚しくなりませんかぁ? ならないんだ。ふぅん。
ID:8gquEFjcは、ほぼ同時刻に、神スレの方でも荒らしてる。 326 名前:名無シネマ@上映中[] 投稿日:2008/09/04(木) 11:21:17 ID:8gquEFjc 妄想のまとめなんかまでして、必死だなw 329 名前:名無シネマ@上映中[] 投稿日:2008/09/04(木) 11:23:44 ID:8gquEFjc ポニョをエヴァみたいに、神話だのなんだのと深読み(笑)すること自体が 自ら厨だと言ってるようなものw ID切り替えるの、忘れましたかぁ?
>>252 「詩」ですか。ポニョは表現が絵本的だなとは思った。
ポニョが波に乗って宗介を追いかけるシーンはそのまま絵本の挿絵にしたら
いいんじゃないかって思ったし。
だけど↓をたったあれだけの表現で理解してくれないのが不満ってのはどうなのかと。
映画を見て凄く引っかかっていた部分だったんでインタ読めたのは良かったけどね。
>でも残骸の山なんて描きたくないじゃないですか(笑)。ポニョがこれから
>生きていく所が目茶苦茶になっていると困るじゃないですか。だからグラン
>マンマーレが一生懸命魔法をかけて、水が引いたあとドアを開けたら中は
>乾いていた、みたいな世界にしようと、水に沈んでいても壊れていない綺麗な
>街を描いたんですけど、そう思ってくれない人が多くて困ってるんですよ。
259 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 11:47:51 ID:8gquEFjc
ID:5xKwFxTs こちらでもIDストーカー乙ww 自分の妄想がキチガイ扱いされたから、怒ってるのかwwwww きっとまわりの褒めてくれることを期待してたんだろうなあw
両方キモイので消えろ
261 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 11:59:04 ID:X/reQiRQ
>>255 まあ、「見なきゃいい」で済めばいいんだけど、信仰ってのは恐ろしいもんで
平気で他宗派(他の作品)を大挙して貶していくような奴が多いのも事実。
更に、「真っ当な作品」を作る奴が殆どいなくなってしまった
新しく参入してくる奴は、目立とうとして奇抜でタブー破りまがいの事をするようになった
正直ポニョを見て思ったのは、宮崎がアニメ界からいなくなったら、日本のアニメは殆ど死ぬな、って事。
ニコニコ見てればよく解るよ。
>>183 >>192 左端はペダル式のパーキングブレーキらしいです。
あのアクションで急発進が可能かどうかはよくわからん。
>>258 いや〜、あの「説明」は、パヤ監督にしてみれば大、大、大サービスでねぇっすか?
パヤ監督が「困っている」と言っているのは、「この映画を読み解くにはあのシーンで
触れた描写を理解しておくことが絶対必要で、それを取りこぼす観客がいるから
困っている」って事ではないでしょ?
狭い世界の話してもな
ちゃんとグランマンマーレが魔法をかけて 町を元どおりにする描写をいれれば勘違いされることはないのに それがやれないのはあまりのご都合主義に観客がしらけるからだろう プロットに問題があるのに観客のせいにするのはお門違いだな
268 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 13:23:22 ID:X/reQiRQ
>>267 まるで自分はアニメか小説かマンガでも描いた事あるかのような言い分だな、おい。
>>268 料理なんて作れなくても
上手いか不味いかくらいは自分でわかるだろ
うまいかまずいかわかっても調理法はわからんがな
>>261 ニコニコで「ケモノヅメ」見た?感想は?
272 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 13:43:34 ID:Dy8LWicA
宮崎は日本の子供向けに作ったのに 日本の子供は賢すぎて宮崎がこの作品に隠した怖さを感じてしまったんだね で、何も考えてない陽気なイタリアンにうけたw
インタビューの >でも残骸の山なんて描きたくないじゃないですか(笑 〜 困っているんですよ。 のあたりは観客のせいにしているというより 自分の描写が足りないでも細かく説明しないという無理を通しているという自嘲を含んだ もっと軽いニュアンスで話しているんじゃないかな。
274 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 13:52:22 ID:26lD2P1W
>>271 DVD買ってやれよ。
せめてレンタルしろ。
俺は買った。
>>274 偉いなあ。俺はレンタルが精一杯だった。
ニコニコで最終話?だけ見てあとは全部(見た分も含めて)借りたよ。
277 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 13:57:44 ID:q+FHR8VP
すいません。 ポニョの映画のエンディングの後で、 一言セリフが入ってるって聞いたんですが。 本当ですか?どなたか知りませんか?
>>278 最後に駿が出てきて一言「こんなアニメにマジになっちゃってどうするの」
「気持ち悪い」 だっけか
おまえらw
282 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 16:01:27 ID:X/reQiRQ
>>278 エンディング終わってしばらく呆然とスクリーン見てたけど、そんなのなかったけどな。
そういや「硫黄島からの手紙」の時も、似たようなデマ流したやつ居たよなあ。
手榴弾で自決するシーンのNGで、二宮の相方だった奴が「死ぬかと思ったw」みたいな
シーンが流れてたってやつ。
なんでそんなデマを流すのか、俺にはわからん。
283 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 16:27:31 ID:pqGLHsYm
二回目鑑賞。平日にも関わらずほぼ満員でワロタ
284 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 16:28:10 ID:69Mthzal
・結局、ソーイチ君に課せられた試練ってなんだったの? 何をもってクリアしたの? ・リサがポニョの母親に最後に叫んだ言葉ってなに(聞き取れなかった) 頭悪いのでおしえてちょんまげ。
286 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 17:15:40 ID:8gquEFjc
宗介君に課せられた試練は、ポニョがどんな姿でも好きですかということで、 「お魚でも半漁人でも女の子でもおk」と言ったことでクリア
宗介の試練は、ポニョと二人で力をあわせて マンマーレのとこまでたどり着くのも含めてだと思ったよ じゃなかったら誰か迎えにやってさっさと連れてきた方が 早くほころびを直せる
>>298 ポニョがマッチョなオヤジに一時変身して、「それでも好きですか」という項目も試練に入れるべきだったな
半魚人や金魚くらいじゃ甘い甘い
291 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 17:24:42 ID:8gquEFjc
>>288 言いたいことはわかるが、トンネルを抜けた海のところで
フジモトに捕まったじゃん
マンマーレに逢うまで、じゃなくてそのまえまでだな
「リサがいなくなったのはポニョのせいだ!ポニョの馬鹿!」 などと仲間割れを起こしてポニョが泡になって消えかかる ・・・なんて展開もあってもいいと思うが、あえてそういった 劇的なシーンは作らなかったんでしょうな。
絵コンテ集では、ポニョママが手をかざして「今は静かにおやすみ 子供たち…」と言った後に
「かくして宗介の試練の幕は上がる」となってる。
だから
>>288 はあってると思う。
ポニョのPVは、大橋のぞみにポニョコスプレさせて波乗りさせるが吉です。
>>294 そういやリサが二人に灯台守りの役目与えたのに電気消しちゃダメじゃんw
>>292 そういやこの話、ソウスケとポニョの性別を逆転させたら、
さらにとんでもない話になるな。
娘を人身御供に差し出す母親。
>>279-282 レスどうも有難うございます。
情報源は↓です。
自分も劇場で観てて、全く気付かなかったので
アレ?とは思ったんですが…。どうもありがとうございました。
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/movie/1220453450/ 文化 [映画一般・8mm] “第65回ヴェネチア国際映画祭Part5【ベネチア】”
263 名前:名無シネマさん[sage] 投稿日:2008/09/04(木) 12:41:42 ID:ScSzpwL2
>>254 スカイクロラもエンドクレジットの後に1シーンがあるけど
ポニョもエンディングの後に一言あるのに場内を明るくして
そこまで流してもらえなかったのが残念
因みにネットにうpされた物もそこが切れてた
267 名前:名無シネマさん[sage] 投稿日:2008/09/04(木) 12:46:09 ID:ScSzpwL2
>>264 生まれて来て良かったと言う台詞があるじゃん
最後まで見なかったの?
>>293 ていうかそれも含め、フジモトに従ってリサに会えるのを取るか
ポニョをフジモトから守り通すのを取るかも含め、みんな試練なんじゃなかろうか。
>>291 あーそうだね
トンネルを抜けるまでが試練だったのかもな
二人であの異世界から抜けてこっちに来れるかっていう
302 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 18:35:42 ID:lWIYMevl
>>294 絵コンテでは根拠にならん。
もし「これは傑作である」とコンテにあったら
どんな駄作でも傑作認定しなくちゃいけないんだろうか。
>>285 >リサがポニョの母親に最後に叫んだ言葉ってなに(聞き取れなかった)
リサ「グランマンマーレ、本当に○○○○」
グランマンマーレ「嘘つき」
話の筋を製作者がどう意図としていたか読み取るのと、 見る側の主観や論理的な論評の結果である評価の、傑作云々は別もんだろ
所ジョージはどうなんだろ 監督が細かい仕草にこだわって作画してるのに、 声当てがアバウトだと思うんだけど
>>305 番組で、宮崎が直接所ジョージの演技指導をしていた。
「うまくやろうとか思わないで」なんて言って。
最初から棒ということで使ってるんだろうが
許せる棒と許せない棒があるな。所は許せない棒。
307 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 20:22:09 ID:eHTZB8pd
神映画すぎてまじでワロタwww 上演中終盤ずっとニヤニヤしてたまじでw
観てきました。 ほんと、理屈という理屈を全て省略した とってもシンプルな作品でとっても良かった! しかしEDの短さにはビックリだよ 「あれ?!」って感じで終わったから 殆どの人が暫く座ってたものなー。 あとせめて声のスタッフと絵のスタッフは分けて書いてほしかった・・ あの舟の若い家族のお父さん役って誰?!
なよちん
さて置いていくか。IMdbのアニメランキングにおける日本アニメ。
ざっとまとめるとジブリの9月4日付け指数は
http://www.imdb.com/chart/animation 2位 千と千尋
3位 もののけ姫
10位 火垂るの墓
11位 耳をすませば
14位 ナウシカ
15位 トトロ
17位 ハウル
19位 ラピュタ
32位 魔女宅
44位 紅の豚
48位 おもひでぽろぽろ
ちなみに攻殻機動隊 37位、AKIRA 38位、エヴァ劇場版 39位
避妊しない男
Top Rated "Animation" Titles Rank Rating Title Votes 1. 8.6 WALL·E (2008) 65,686 2. 8.4 Sen to Chihiro no kamikakushi (2001) 70,914 ←←←← 3. 8.2 Mononoke-hime (1997) 47,432 ←←←← 4. 8.2 Macskafogó (1986) 2,672 5. 8.2 Ratatouille (2007) 84,688 6. 8.1 Finding Nemo (2003) 117,213 7. 8.1 Mind Game (2004) 1,338 8. 8.1 The Incredibles (2004) 114,287 9. 8.1 Byôsoku 5 senchimêtoru (2007) 1,242 10. 8.1 Hotaru no haka (1988) 22,883 ←←←← 11. 8.1 Mimi wo sumaseba (1995) 5,020 ←←←← 12. 8.1 Toy Story (1995) 102,776 13. 8.1 The Lion King (1994) 91,924 14. 8.0 Kaze no tani no Naushika (1984) 12,982 ←←←← 15. 8.0 Tonari no Totoro (1988) 18,311 ←←←← 16. 8.0 Persepolis (2007) 13,150 17. 8.0 Hauru no ugoku shiro (2004) 28,687 ←←←← 18. 8.0 Flåklypa Grand Prix (1975) 4,442 19. 8.0 Tenkû no shiro Rapyuta (1986) 14,360 ←←←←
ソースケのポニョに対する興味が、 段階を追って慈愛へと変わっていく描写はGJ。 災害人間のポニョより、よゐこのソースケに萌えた。
ポニョがマイクの前で「ハムー」と言ったのは無線機のHAMとかけたのだろうか
>>310 火垂るが上位は流石だなと思うが
耳すまが他より上とはな、あれこそ日本人にしかわかり得ない感じだけど
ポニョが波に乗って走ってくるシーン以外 感情的に揺さぶられる場面がなかった。
318 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 21:30:40 ID:R3GEpH1G
娘と観に行った 娘はすごく喜んで眼がキラキラしてたよw だけど俺には微妙だったわ 最期まで観たんだからまずまず面白かったんだけど 尻すぼみじゃね? 大人が観て感動できるほど内容の有るものじゃないよね いいアニメだと思うし幼児が始めて観るアニメとしてお勧めなのはわかるけど 大人が観ても素晴らしいとかいうのはちょっと違うんじゃないかなぁ
>>317 俺は最初のOPだけだったな、というか歌。
まああの手の歌はポニョじゃなくとも条件反射的に感動してしまうんだけど
>>318 幼児にとって劇場に映画を見に来るって体験自体が心躍るものだからね
中身は比較的何でもよろしいんでないだろうか
家で見させても喜ぶか疑わしいと思うな、俺は。作品的に。
◇ベネチア国際映画祭にて ●批評家の点数ベスト5 (5点満点/発表紙数) 3.50/10 宮崎駿 『崖の上のポニョ』 ★受賞有望ライン(昨年比) 3.50/10 Haile Gerima "Teza" ★受賞有望ライン(昨年比) 3.25/10 アミール・ナデリ "Vegas: Based on a True Story" 3.05/10 ジョナサン・デミ "Rachel Getting Married" 3.00/10 アレクセイ・ゲルマン・ジュニア "Bumaznyj soldat (Paper Soldier)" ●一般採点者の点数ベスト5 4.55/10 宮崎駿 『崖の上のポニョ』 4.15/10 プーピ・アヴァーティ "Il papa di Giovanna" 3.80/10 北野武 『アキレスと亀』 3.75/10 ジョナサン・デミ "Rachel Getting Married" 3.35/10 ギジェルモ・アリアガ“The Burning Plain” ※分析(独断と偏見) 金獅子賞本命:Haile Gerima "Teza" 受賞有望:宮崎駿 『崖の上のポニョ』 受賞期待:ジョナサン・デミ "Rachel Getting Married"、プーピ・アヴァーティ "Il papa di Giovanna"、Marco Bechis "BirdWatchers" 受賞すればブーイング:ヴェルナー・シュレーター "Nuit de chien"、ユー・リクウァイ 余力爲 "Dangkou (Plastic City)"
今日見たけど、人を不安な気持ちにさせる、見ようによってはホラー映画だな、と思った そこリアクション違うだろ!と突っ込む事数回。 ほのかにクトゥルーの匂いを感じた。インスマウスを覆うポニョ。 詰めの甘いストーリーだなあと思っていたけど >「昔のアニメだったら敵として切り捨てていたかもしれない相手もすべて許容する」 >「小さな正義・小さな方法論で何かを解決したように錯覚させるドラマはもう >やめにして、この世の混沌を認識してそれでも自分の暮らしを生きる話にする」 これ読んだら、なんか納得した。実は実験アニメだったのね。
「崖の上のポニョ」 は、ひたすら隠された謎を解いていく楽しみも有る。 それが作者の意図とは見当違いの方向への暴走でも、「読んだぜ」 と思った客は充分に木戸銭を払った価値が有る。 なにかよく解らないが、まるで腹の中に重い石が入ったように感じた場合、 その石が入った感覚が嫌か嫌でないかでこの映画のその観客の評価は随分 変わってくる。石を腹の中に飼うのが嫌で無いならお勧めかな。
>>305 トトロの時は糸井、千では美輪の顔がズーーーーっと脳内に
浮かびっぱなしで画面に集中できなかった。
宮崎さんは何でプロの声優使わんで有名タレント使いたがるのかね?
あの人耳が悪いのか、て気すらしてくる。
外人は日本のタレントなんて知らんだろうから関係ないだろうが。
>>325 それはアニメや映画に特に関心のあに人からは一番言われることだよね。
なんか最近のオタ向けアニメ声(「んふうっ♪」なんて鼻の息入れるような)
が嫌いという説もあるが、それなら、古参の声優使ってもいいかと思うのだが。
よく分からん……
×関心のあに人 ○関心のない人
芸人声優は鈴木が引っ張ってきてる 鈴木が引っ張ってきてるということは、商業的大人の事情的理由ということだ
しかしプロの声優といっても野沢雅子なんか使われても萎える
>>328 でも、キャラ設計は宮さんでしょう?
監督の断りなしにそんな大事な人選をプロデューサーがしちゃうの?
331 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 22:11:32 ID:ibBw/g84
>ひたすら隠された謎を解いていく楽しみも有る。 妄想
なんか、「銀河鉄道の夜」だったな。 死後の世界っていうと、考えすぎって言われるけど、 銀河鉄道が子供にとっては星間旅行記でありながら 普通に死後の世界の話として受け入れられてるようなものかと。 あれ、宮沢賢治の遺作なんだよね。 パヤオも全人類への宗教的寛容に達したんだな。
いや声優じゃなく素人でもいいんだよ、もしくは無名な芸能人や舞台俳優
有名芸能人使ってる時点で、こいつらの表向きの理由は全て破綻する
>>330 しちゃうの。例えば木村、岡田とかね
主人公さえ鈴木が決めちゃえるのよ。
>>333 なんだ。意外とこだわりがない根性なしなんだな、宮崎ってw
「銀河鉄道の夜」を侮辱するのは許さん あれは死後の世界ではなく 死後の世界への旅立ちの世界だ 死と生の狭間の世界だ 最後に死後の世界へはジョバンニは行けなかったんだよ 安っぽい節穴だらけで適当なこと語るなアホが
声優のセレクトは最終的に宮崎がやってる。 芸能人持ってこられてもはねつけていることも多いし、 収録の最中にいくら指導しても狙い通りの演技ができず 解任された俳優も多い。 でもいわゆる「プロ声優」と称する人間に対してはもう論外、 という態度で、鈴木も候補として挙げることもなくなっている。 もともとごく身近な話題で企画を練り、親しい人間だけで作品を 作っているジブリ、一茂にしても矢野顕子にしても個人的な 知り合いだったというつながりがまずあるので、いまやTVの アニメなんか全く見なくなっている宮崎・鈴木じゃプロ声優を 起用しようという発想すらなくなっているだろう。 昔なら永井一郎に頼んだような役も、山小屋仲間の上条恒彦に 頼めば良くなってしまったし、ナウシカの声を「あと二年早く 収録したかった」というくらい声の艶にはこだわる人だから、 もうベテラン声優を使える役ってものが作品の中に存在して いないんじゃないか。 たとえば今回も婆さんたちが出てるけど、婆さん役は「ナウシカ」で (スケジュールの都合で断られたけど)北林谷江にオファーして以来、 ラピュタでもトトロでも一貫してちゃんとした俳優に頼んでる。 声優の作り声には限界がある、と言うのが単純な真相なんじゃないか?
>>336 >声優のセレクトは最終的に宮崎がやってる
それを聞いて安心したぜw
でも、動く絵を阻害されないように棒読み俳優を選ぶなんてことはないと思うから、
やはり、あの人選は変というべきだ。第一、みんな、変って言ってるんだからw
ただ、キャラクターの動きが細かいので、アフレコの声があわせにくいってのは
あるかと思う。
>>335 何を怒ってるんだ?
話が似てるって言ってるんじゃなくて
児童作品でありつつ実は・・・って例で出してるだけなんだが。
岩手在住、小岩井牧場勤務の俺に
賢治で喧嘩売るんじゃねぇ。
正直きもいな。宮沢賢治を冒涜するなよ。 しょせんマンガ映画の人がちょっと無理して背伸びしたら、 盛大にズッコケちゃったみたいなレベルだろ。 いろんな意味で宮崎駿など足下にも及ばんぞ。
「ラピュタ」のパズーとシータに関しても パヤオは当時のアニメージュ誌上で 「本当はプロの声優じゃなくて、役と同年齢の子役を使いたかった。 でも演技指導の面で不安があって実現できず残念」 と愚痴をこぼしていた。
見て来た 面白かった! 途中で藤本に入れ込んでしまい、ポニョ勝手なことするなよーと思ってしまった リサいい女すぎ
俺はメイとかコナンの声優、声優臭い誇張が嫌いだったなあ。当時から
>収録の最中にいくら指導しても狙い通りの演技ができず >解任された俳優も多い。 それが事実なら、マスコミやネットで漏れ伝わってきても おかしくないが、全く聞いたことのない情報だな。 例えば誰だ?
>>340 シータはまだしもパズーも声優臭かったね。
でもシータとパズーは溶け込んでいた。 主役ではナウシカ、サン、千尋、ソフィーはことごとくヒドイw サンの「わたしは山犬だ」なんて台詞はコケたぞw ポニョと宗助は異常なまでにうまかった。
>>340 あれ観て育った身としては
他の声優はもはや考えられない。
ポニョの声優に関しては、自分としては良く役柄に合っていたように思う。
いやシータは良かったけどパズーは嫌だったって意味。俺はね。
>>336 まったくそのとおりだ
声優の作り声は絵空事感を強調してしまう
ただでさえ画面は絵空事なのに
>>345 サンは同意できる。宮崎作品史上最悪だった。
が他は同意できないね
>>322 隠された謎解きとかを楽しむ人の気持ち分かんないなぁ・・・
暗喩とかも馬鹿馬鹿しい。
なんも考えずに気軽に観て感じた素直な感想が自分の中では重要。
何度も観ることもあまり好きじゃない・・・
第一印象を大事にしたいと思ってる人種だから。
ポニョの人はプロの声優かと思ったよ。 元気のいい声で本当によかった。
>>335 宗助も死後の世界に行けなかったよ
死と生の狭間の世界というのも共通してる
俺も初見の感想が銀河鉄道の夜っぽいなー、と思ったんだよ
高畑、宮崎の根底に大きく影響してると思うよ>宮沢賢治
>>351 「素直な感想」にあれこれ包括される人種も居るんだよ。
>>352 でも何度かここでもでてたけど、ポニョと宗介君だけは、音声先取りでしょう。
アフレコであれだけ絵にシンクロできるなんて考えられない。
いくら声優臭たって、大多数の人は声優のことなんて知らない。 個人的にもジブリ作品で起用された声優のことはほとんど知らないし、 知っていても雑誌とかパンフの画像の荒い顔写真とプロフィルくらい。 声優使うデメリットよりも、下手クソな上に、中の人の顔が思いっきり浮かぶタレントを使う方が、 弊害ありまくりと感じるですが。。。所ジョージ、おまえだよ。
>>346 君たちはそうでも、パヤオ本人はそうじゃないってこと。
所ジョージさん、よかったと思うぞ。
>>351 これが不思議なもんでさ
ディズニーアニメとかだと何も考えず感動したりすんだけど
この崖の上のポニョには
有るんだよね
カットされたんだろうなとか
あれ何なんだろ?とか
いや俺だって声優のことなんかあまり知らないが、コナンの声はウソクサイ演技するなあ と感じたよ。
>>360 トトロのサツキ&メイの声も、今見ると演技臭が鼻につく。
カンタやお父さんの声の素人臭に聞きほれる。
声優の話だけどさ、ダコタファニングがいいと思うか、アナトレントがいいと思うかの 違いに近いと思うんだよね。
紅の豚の森山周一郎だけだね。バリバリの王道声優使ったの。
専業の声優さんは、極端に言えば止め絵でも座持ちさせなくてはならず、 洋画の吹き替えは雰囲気含めて、現実にリップ・シンクロしてない絵づらに あててかなきゃならない。場合によってその演技の仕方が、 合わない場合がある。
>>338 実は、、、でも何でもネェw
そのまんまだろ
カンパネルラは劇中でザネリの身代わりになって溺れて死んでる って言ってるんだから
児童作品に見えて実は、、、じゃなくて
そのまんま明確に狭間の世界なんだよ
真性のアホかオメェww
>>360 ジムシィの声はおばさん臭かった・・・と思って調べてみたら
ジャイ子と同じなのね。
>>353 ぜんぜん共通してネェよ無脳
カンパネルラははっきり自己犠牲のために死んだが
ポニョでは誰ひとり死んでいない
マジでアホか
>>366 すまん、ジムシイは
「これ食えるのか?」
「ウマソウっていうんだ。ウマそうだろ?」
が刷り込まれてて否定できないんだ。
>>366 の言いたいことは正しいと思うが。
>>362 あの年代は俳優だからね
声優専門じゃないでしょ
それなら、むしろ、ポニョ&宗介がこましゃくれて子供らしくない演技臭だと思ったりしたけどなー 上手いからいいけど。
>>359 宮崎アニメ映画は何年に一度でオリンピックみたいなものだから
オタは色々こじ付けたり妄想したり作品を咀嚼しながら
次回の映画を待つんだろ
気持ちは判る
>>361 俺は特にメイがね、辛いかな。
まあ子供の頃からトトロ見て育ったような人達は、違和感ない課も知れないし
それはそれでいいと思うけどね。
なんか、ポニョ&宗介の声は、千尋のユバーバの赤ん坊や、ホタルの墓の セッチャンみたいに、音声がどこかクリアじゃなかったから、何か 特殊な録り方したと思う。結果成功だが、おかげでリサが浮いた気がする。 (まあ、山口智子の線の太さは生きていたが)
>>369 いやいやそうじゃなくて俳優としての演技のこと。
ダコタファニングは、子供がそんな顔するか?ってな上手さじゃない?
アナトレントはもっと自然な演技(素人だったから当然だが)でしょ。
その違いの事。ダコタの声優時(トトロ)の話じゃないよ。アナは
ミツバチのささやきの少女。
375 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 23:07:08 ID:ho6MX4AI
思い切り投げっ放しジャーマンなラストだったなあ。 あと宗介の試練てなんだろうとドキドキしていたらあっさり片付けられていた ので拍子抜けした。自分はポニョの本当の姿(醜悪な魚面)を見せ付けられて それでも宗介が彼女を受け入れるかどーかの選択を迫られるみたいな展開を予 想してたんだけど。
そもそも声優ってのは俳優が兼用する仕事なんだけどな だから専用の声優使わなくても文句言われる筋合いはないっていうか あと声優演技ってやっぱ過剰なんだよな 声の演技だけ先行しちゃって声が浮いちゃってる テレビアニメなら絵の迫力とかをカバーするためにそれでもいいんだけど 劇場アニメになると迫力が違うからなあ 洋画で吹替えが浮いてるのと同じ感じ
>>376 広川太一郎師匠に謝れ、いや謝らなくていい
>>376 そのあたりはテレビの映りとか含めて今ほどクリアに観えなかったから
吹き替えの需要もあったような気もするかな。
>>367 ID:TSme8FMgは何故そんなに喧嘩ごしなのか?
賢治神!が気持ち悪すぎる。
賢治を語る前に日本語の読み書き覚たほうがいいよ?
宗介の試練はちょっとどきどきしたなぁ。 ろうそくをポニョに大きくしてって頼むところ。 あそこで、ポニョが大きくできてたら、ずっとポニョの魔法を頼ることになるし。 (これは結果オーライ) 大きくできなかった時点で、ポニョは足手まといの役立たず、その対応でポニョが人間になった後のことが決まってしまう。 だから、どんな行動をするのか、最後までその行動を貫けるのか、どきどきしてみてた。
ポニョ&ソースケの声演技が 歴史的傑作神レベルに思えてきた。 役者の上手さと言うよりも、演技指導やリップシンクの上手さか…
俺も大塚明夫の声がするたびに ダンボールを被って体育すわりした男が浮かんで困るぜ。
>>376 >専用の声優使わなくても文句言われる筋合いはない
声優がもともと俳優であって、声優専門は比較的最近出てきたというのは
知らない人もいるでしょう。
だから声優に関するブーイングは「もっとうまい奴使え」
って意味で受け取れるはずで、
文句言われる筋合いがないって話じゃないでしょう。
>>379 ID:2jrlg/aWはなんで物事の解釈がそんなに歪んでいるのか
>賢治を語る前に
賢治ついて一言も語ってないよ? 俺のレスのどこに賢治語りがる??
引用してみどこ?
俺は「銀河鉄道の夜」の間違った解釈を指摘しているだけだ
人に日本語の読み書きとか言う前に
妄想で人にレッテル貼らないほうが良いよ
まあ、宮沢賢治の時代は、今より、子供が死ぬ時代だったからなあ。 そこにレアリテもあるし。でもポニョはそんなに死のにおいは俺はしなかった。 小説家の保坂正志が、最後、全員死んでたというオチは一生に一回だけ使える 切り札って言ってたがw
「銀河鉄道の夜」は、人の存在者としての罪深さ、重さ、修羅、陰鬱さを出している ポニョはまったく逆で、人の存在者としての無垢さ、底抜けに明るく、軽さを出している そもそも、まったくの真逆だ いったいぜんたい、どんな節穴かと思うわ
宮崎自身が死後の世界なんてガキくさいことはしないといってるんでしょ いい年してそんなオカルトいれて面白がるわけねーよw
一言、言いたいんだけど宮沢賢治の童話は奇妙なのばかりだが、話の筋はしっかりしてるよ。 かなり前にここで小川未明のことを持ち出してるのを見たけど、小川にしろ坪田にしろ、 「少年はそのあとすぐに死にました」「実は少年はすでに死んでいました」みたいのもあるけど、 話の筋はかならず一本通ってる。それでいて不思議な余韻を感じさせたり、多面的に作品を見れたりする。 失敗作のポニョを持ち上げるダシに童話を使われてると正直気分悪い。
>>379 ほっときましょ
賢治神!じゃなくてただ単にポニョスレを荒らしたいだけの人だから
ポニョの感想言ってるだけなのに、少しでも好意的な解釈をすると噛み付いてくるキチガイだらら
>>384 >引用してみどこ?
うわぁ、気持ち悪すぎる。
俺も、ID:B5VLLJ0Nも、現実と境界を彷徨うというロジックが
似てると言っているだけなんだが。
銀河鉄道は大人には解りやすい話だけど、
あれ幼稚園から小学校低学年まで読んでるんだよ。
本当の意味を知るのはもっと高い年齢になってからで、
小さい子供にとっては星間旅行記そのものなんだよ。
>俺は「銀河鉄道の夜」の間違った解釈を指摘しているだけだ
解釈もなにも、誰でも知ってる事を声高に言われてもな・・・
>>387 レス書いてる間にさらに気持ち悪いレスが・・・
賢治の作品は基本的が暗い、怖い 宮崎のはもっと純粋に明るい、楽しい 根アカと根暗くらいの違いがある まったく真逆のタイプだと思う
おいおい、失敗作って断言するとまた荒れるぞい。 だが、まあポニョが、童話とか絵本と違うってのは正論だと思う。 やっぱりポニョはアニメ。アニメでいいじゃん。 童話とか絵本というのは、なんかもひとつ飛躍したところ持ってるわ。 ムツカシク言えば形而上的なところがあるというか、 ポニョはとことん形而下的、キャラ、絵の動きで見せる。それでいいと思う。
>>391 第四次元世界から目を覚ましました、夢でしたって言う劇中境界がハッキリしてる
ポニョでこれは夢でしたって言う、はっきりとした境界はどこ??
適当なこと言うな恥ずかしい
>星間旅行記 ああこの時点でダメだわw 大勘違い起こしてる
死後の世界とか言うのは「さかしら」だ ってパヤオが言いたくなる気持ちよく分かるなwww
たしかにキモイな
自分としては死後の世界だとは思わなかった。 個体の死の先の世界に何か待っていると言う感じじゃ無かったかな。
まあ、ポニョは「銀河鉄道の夜」って感じはしないなあ。 作家の思想としてもあまり共通性があると思わない。 食べ物の描写に妙にこだわるところは似ているがw
なんかザネリが二人で言い争いをしてるみたいだな
ごめん。「無かったかな?」ではなくて「無いように思った」
銀河鉄道の夜は主人公達が猫っていうのがよかったな でもタイタニックの乗客は人間なんだよな
403 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 23:47:53 ID:ibBw/g84
おまえらが理解出来たり、既に確立出来ているものにモチーフを探そうとする 精神が貧弱w 神話とか宮沢賢治とかw
404 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/04(木) 23:49:20 ID:9qCQQtov
何かこのスレって異様な宮崎アンチがいるよな 何でそこまでって感じのさ 何か有る意味気の毒だよな 俺なら嫌いな人間に関わりたくないけどね 人生の無駄だし
なんつうかな。
>>393 が言うように、架空の存在のグランマンマーレや
フジモト、もっと言えば主人公のひとりのポニョは設定的にはぶっ飛んで
いるが、話的には形而上ではないような気がする。
なんか「想念」みたいなものが話の重要な部分を貫いているような気が
するが、「テーマ」と言うには生々しい感じで(作品を)構造化している
テクニック的な感じかな。
>>403 人は自分が理解できているものを足がかりに未知のものを理解しようとするものだ。
もし君の言う「精神が薄弱」なる者が存在するとすれば、それはバックグラウンドの
違う他者が存在することを理解できない(しようとしない)ことではないかな?
そういえば、アニメ版・銀河鉄道の夜は別役実が脚本してんだな。 なんて贅沢なんだ。おまえら別役実の童話とか嫁よ。 ぶっとんでるけどしっかりしてるぞ。gdgdのポニョと違って、 世の中にはもっとスゲーものがあるぞ。
別役実さんとはまた違う。狂気の現出や、手触りのある(的な)違和感が 眼目でも無いと思う。
大正夫婦の登場シーンに強く感じたよ>賢治風 あと境界か。 どう見ても水没後の世界が境界の向こう側じゃないか 一応言っておくと「死後の世界」とか言うつもりはないよ
410 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 00:01:17 ID:ibBw/g84
>>406 お前が自らアホですといっていることと同じだなw
見当はずれな「理解」wをいくら積み重ねても、あさっての方向に行くだけですw
>>405 情念の爆発はそのまま爆発の光景になるみたいな単純さがあるような気がする。
宮崎アニメは。
だから、なんつうのかな、目に見えるもの優先というか、魂から沸き起こる
メンタルなものを展開するのは苦手で、悪く言えば、全体的に力技っぽいところがある。
まあ、あれだけのスタッフと金を使うんだから、そういう部分がないとできないし、
根本的に目にそのまま見えるのが、なんたってアニメなんだけど。
宮崎監督はレオナルド・ダ・ヴィンチでなく、ミケランジェロだね。
公式の「神経症と不安の時代に」って言葉が気になったんだけど、 フジモトで神経症を描いたってこと?
>>412 映画の登場人物の外の人たちじゃない?
不安と神経症の人間をあえて描かない事で、浮かび上がってくる。
>>412 >神経症と不安の時代に
いまどき誰でも言う言葉だから漏れは気にしてないw
>・不安定で先が思いやられる状態で映画は終わる。 たしかに過去作品は大体 復旧作業に入ったり また元の日常に戻ったりと希望がもてる終わり方だけど 今回のが一番 「これからどうすんだコレ・・」って感じが凄くした・・。 そう思わせてどうしたいんですか監督は・・
不安定で先が思いやられている状態のときにあの曲を流さないでほしい
418 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 00:13:01 ID:CVjDzxJ2
>>416 それは、おまえが強く「いままでの日常」に固執しているヘタレだからだなw
物語が終われば、少し違うところはあってもいままでの生活に戻りました
というものばかりを見ているから、ポニョのような新しい世界に踏み出す物語を
恐怖しているだけだ
>>418 まあるいおなかの女の子を楯に、そんなに威張らなくたって……
420 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 00:23:11 ID:ypS8Y6AZ
>>418 そういう君だって、親父に固執しているヘタレじゃないか
>>402 原作はみんな人間なのに、アニメではますむらひろしの猫キャラになったんだよな
賢治の弟や色々な人々が当時これに反発したが、彼らの予想通り、
原作も猫キャラなんだろうと誤解する人がどんどん生産されている
でも、昔幼い頃にこのアニメ見たときは、猫キャラだったからこそとっつきやすかったように思う
まぁ、ポニョは銀河鉄道の夜とは違うだろ
見せ方的に所々なんとなく似たようなものは感じたが、方向性は正反対だと思った
>>410 という風に最初から他者に対する理解を放棄し、「私は人とは違う」という
個人主義を積み重ねた結果、袋小路に入り込んでしまったのが宮崎駿のいう
「神経症」だと思うわけだよ。
「神経症」に相対するものは「分裂病」だな。ポニョが鮮やかなイメージの
(統合失調症の幻覚にも似ている)奔流を主たる表現方法としているのは
偶然ではないだろうね。
423 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 00:27:41 ID:CVjDzxJ2
>>422 そうやって、自分勝手な理屈を「他者に対する理解」とか思いこんで正当化する
こと自体が、宮崎駿のいう「神経症」だと思うねw
ポニョを肴に日頃の憂さ晴らしのため 他人にからみあう酒場みたくなってますねw
425 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 00:33:55 ID:UoMDK1iR
赤ちゃんと出会うところで終わってれば傑作だったかも知れない。 ここまで魔法の論理を全面展開するなら、人間はみんな魚になったことにでもしちゃえばよかったのに。 変なところが律儀ですね、ハヤオ爺さんは。
>>423 意味が通っていないよ。「神経症」は他者や外界が理解できないことに対する
恐怖から生まれるものだ。
「理解したと思い込む」ことは妄想であって、これはどちらかと言えば統合
失調症の範疇に入る。
427 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 00:45:29 ID:CVjDzxJ2
>>426 で、お前は「他者や外界が理解できないことに対する恐怖」から、つまり
ポニョが「理解出来ない」のが不安で不安で、それでその恐怖/不安から逃れる為に
神話やら民話やらを無理矢理持ち出してこじつけてるんだろw
まさにお前は「神経症」そのものじゃないかw
428 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 00:55:18 ID:ypS8Y6AZ
「俺」とか「お前」とかの言葉を使うヲヂサンが、「ポニョ」とか言ってると 何かが狂ってるって感じがする。
>>428 恥じらうレベルを超えていると言うことだ。
皮膚科の女医がキンタマをつまんで「サオには来てませんね・・・・」と言うのと同じ。
430 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 01:17:35 ID:ypS8Y6AZ
オジサンに「恥らわれ」てもねえ……
431 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 01:19:50 ID:CVjDzxJ2
ID:ypS8Y6AZは反論出来なくなったから、 そんなことくらいしか言えないヘタレなんだなw
飛ばし読みしてきた感想。 それぞれが「宮崎のことは俺が一番分かってる!」って 思ってるからみんな熱くなっちゃうんですね。 そういう意味でもやっぱり宮崎監督はすごいね。
罵り合いもあればわかんないって人もいて見事な分析する人もいて ポニョスレはほんと楽しいねぇ!
人面魚が現れたら津波がくる、という不吉な予言は当たったな。津波どころが町が まるまる一つ水没。考えられない大災害。 フジマキだかなんだか知らないが、汚れた人類をほろぼさんとするマッドサイエンスが 出自。今回はたまたまミスで人類は救われたが、ポニョを解き放つことで、一つの村を 崩壊させた。 こんなのが子供向け映画として公開されている日本の現状を憂うべき。 人の親として崖の上のポニョは許せない。R15にレーティング変更することを求めます。
アホだ… よくそんなアホな意見を書き込めるな。 恥ずかしくないのか?
マッドサイエンスが出自ってなに?
感じることが出来るならついてこられるだろう。子供はちゃんとついてくる。 かって子供であったことを忘れずに記憶している大人にも伝わるはずだ。 全編にわたって宮崎爺にそんなことを耳元でつぶやかれていたような映画ですた。 大したもんだとは思います。でももうこれで引退した方が良いとも思いますた。
まあネタだしね。 ところで鈴木プロが『ポニョ』をアメリカ公開したときに問題や論議になりそうなシーンがあるから どうなるか楽しみ、とか発言していたように思うけど、それってどのシーン? リサが子供達だけを家においたまま家を出て行くところ? あれはアメリカ的には確かに虐待で、犯罪なんだろうけど、この映画の雰囲気、最後に向かうと ファンタジックな展開になっていくので、別に問題にはならないような気がするけど。 あと宮崎駿がキリスト教的な部分を取り除いた人魚姫、とも書いていたけど、本家の人魚姫って そんなにキリスト教価値観と密接に関係していたストーリーだったの? 教えてちょうだい。
439 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 02:09:46 ID:CVjDzxJ2
そんなの、女の子になったポニョがワンピースめくりあげてお腹見ているシーンや パンツ丸出しの場面だろw
>>438 死後に天国に行ける人間と違い、人魚は永遠の魂を持たず、死んだら泡になる。
人魚姫は人間に愛されることで永遠の魂を得て、天国に行ける権利を得る。
これがアンデルセンの人魚姫の設定。過去ログに既出。
>>437 >全編にわたって宮崎爺にそんなことを耳元でつぶやかれていたような映画ですた。
>大したもんだとは思います。でももうこれで引退した方が良いとも思いますた。
よくわからんけど、被害妄想で自家中毒起してるように見えるので、
あなたが休養した方がいいと思うんだ
単純につまらんもんをつまらんと言えないこんな世の中じゃあねえ。 TVやゲームには容赦ないのにな、お前ら。
おもしろかったよ? すっげー、おもしろかった。
本スレじゃつまらんって言っちゃいけないの?
つか過去腐るほどツマランツマランって言ってんじゃん。 そういう理論崩壊した脳みそで書きゃ、 どの板どのスレで何書こうとも馬鹿扱いしかされんだろ。
なるほど、言うと締め出される流れなんですね
教室の隅で体育座りしてるいじめられっこみてぇなキャラだな。 作品に対して気にいらねぇ部分が合ったら、作品に沿ってガツンと言えよ。 当然反論も来るだろうが、やる以上は徹底的に理屈で戦えって。 一々安置に逃げて腰抜け弾撃ってりゃ、踏み潰されて然るべきだろ。
なるほど、面白いには理由は不要で逆は問い詰められるわけだw
>>449 煽りたいだけか?
皆、そろそろスルー覚えよう
>>442 でもこの映画はお前のような奴の為に作られた映画なんだよ
>>427 そう、その通りなんだ。
他者という理解できないものを理解したいという気持ちには本質的に不安が伴う。
これは普遍的な事実であり、世の中にはそれを見てしまう人と見て見ぬふりをする
人の二種類しかいない。見て見ぬふりにはいろいろな方法があるが、一番お手軽
なのは他者に投影して「敵」とか「悪い奴」を作り出すこと。
俺は前者(神経症的)な人間だから、この作品が琴線に触れるのかもなあ。
>>445 言ってもいいけど、過去にさんざん言われてきたことと全く同じことをだらだら
書くんじゃ便所の落書きと一緒だしサーバ容量の無駄遣いだからな。
そりゃ理由付けや目新しい意見を要求されるわさ。
>>416 ■宮崎 駿
スマトラの津波とかもそうですけど、やっぱり人間のところに波が来ると
ひたすらゴミの山になるんですよ。
でも残骸の山なんて描きたくないじゃないですか(笑)。ポニョがこれから
生きていく所が目茶苦茶になっていると困るじゃないですか。だからグラン
マンマーレが一生懸命魔法をかけて、水が引いたあとドアを開けたら中は
乾いていた、みたいな世界にしようと、水に沈んでいても壊れていない綺麗な
街を描いたんですけど、そう思ってくれない人が多くて困ってるんですよ。
だそうです。水が引いたら綺麗さっぱり元通り。
冒頭のゴミやら、現実をためらわず描くって宣誓は何だったんでしょう。
で前と同じってことは、する意味は基本的にないって事です。
じゃ、何故水没させたのか。それは宮崎が、街を水没させることに
エクスタシーを感じるからみたいですね。
後は鈴木の話だと、海の上を探検させる2人を描きたかったからという物語でなく政策上の都合
だから別に水没犯はポニョじゃなくとも、マーレでもフジモトでも誰でも良かったわけです。
世界の破滅だの水没だのが妙に話に絡んでないと思ったら、そういう事なんですね。
「泡になる」も同様です。
こういうネタばらしって控えて欲しいわ。何があってもスキーを貫いたとか
歪に感動しちゃった人を全否定しちゃうから。
読み間違いでも感動は感動だからね。
他人をツマランといいながら、自分がツマランと言われると、 人格攻撃とか、言いたいことも言えないのとか、 馬鹿なの?しぬの? 他人に言動を投つける時、同じことを自分にもされ得るという想像力が無いの? 他人から自分がツマランと言われようと、あなたがツマランと思い続けるとこは自由です。 肯定されることを期待しているほうが間違っています。 あなたの思いは、他人からの肯定・否定とは別のところにあります。
455 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 08:08:15 ID:xCMJtbwA
>>404 一応レスしとく。
ただの子供向けアニメに過ぎないであろうポニョが
自分が信仰してやまない、ヲタ系アニメ全般(特に京アニ系)を否定しかねないほどの
名作であるかも知れないという恐怖からだと思う。
>>393 >ポニョはとことん形而下的、キャラ、絵の動きで見せる。それでいいと思う。
それはこの映画の表面だけしか見ていないぞ。死の世界とかを持ち出すつもりは
ないが、パヤオがこの映画で見据えているものは魂の問題じゃないかと思う。
そもそもなぜポニョが金魚なのか、なぜ金魚と五歳の子どもとの愛情をパヤオが
描こうと思ったのか。
それは存在形態に左右されない魂と魂の交流というテーマを描きたかったからだと
おれは思ってる。
>>456 じゃあ人間にしちゃうとそのテーマは崩れない?
>>453 > こういうネタばらしって控えて欲しいわ。 歪に感動しちゃった人を全否定しちゃうから。
全否定になど、なってないぞ。お前さんは、まだハリウッド映画みたいな構造論に則って
物を言ってる。構造論に縛られた自分が「ボクの考えた方程式どおりに、感動した信者
がこれで全否定されるといいな」という希望に沿って物を言っている、ようなもの。
この映画は、構造的に解かれるような物ではない。
それが前提で感動している者から見てみれば、お前さんの意見は、櫛の歯が抜けたような、
飛躍の連続に感じる。
「津波なんか、どうでも良かったって事じゃん!」 どうでも良かったですかもねえ。
「でもそれで、そんな構造で、観客を感動させられるでしょうか!」 感動してますよ。
>>457 話の焦点はソウスケがポニョの魂というものに対してどこまで愛情と責任を
持てるかということにあり、ポニョが人間になるのはその結果だから
テーマは崩れないと思うよ。
なんか、レスが交錯したので、これにも、ついでに一言入れておく…
>>393 > ポニョはとことん形而下的、キャラ、絵の動きで見せる。それでいいと思う。
良かぁない。虎の威を借りるような真似はしたくないけど、手っ取り早く済ますために…
今が盛りの、ヴェネチア映画祭スレを覗いてきてみ。イタリアやフランスの評論を速攻
で翻訳転載してきているものがいるが、世界中から集まった文芸作問題作の数々が
ケチョンケチョンにやっつけられてる。その中で3.5というダントツの首位をキープし続けて
いる「ポニョ」…
もしこの映画が形而下的な、幼児向けアニメの快感のみを頼りに作られたものなら、
アレか?欧州の批評家たちは全員「ポニョたん萌へ〜」なパープリンぞろいか?
トンネル内でポニョがだんだん崩れていくところなんか グランマンマーレが宗介に与えた試練の一つと思われるが オレだったらあまりの気色悪さにつないだ手振り払って 絶叫しながら逃げるな
>>458 はあ・・ポニョ信者ってあんたみたいなのばっかだねw
ハリウッド映画みたいな構造論に則って物を言ってると思って物を言ってる人ですか?
〜構造論って何でしょうか?僕は尻ませんが。
具体的にその構造論が何で、ポニョがどう違うか説明して貰いましょう。
まあたぶん「固定観念を持ってるからつまらない」
「そして俺は固定観念を捨てれるんだ悦悦悦」してるだけだね、文を見るに。
だから無理だろうから、無理って言ってね、出来ないなら。変な煽り合戦はヤダなので
さてと、まあ人格の問題なんで仕方ないですが、読み間違えてますね。
津波とか大変なことあっても自分の思いを貫いたポニョに感動しました。
って言ってる人がいます。じゃあ、その人にとっては「〜な大変なこと」ってのは
感動になくてはならない存在ですよね。原因→結果の原因の部分ですから。
じゃあ原因が否定されると、結果も否定されます。当然の話で。
でもあなたは原因が否定されても結果が表れるからw ハリウッド云々(略)と
言ってるんですね。
いかにおかしいか、流石に理解してくださいね。
>>461 そうだなあ。たとえば結婚した相手が交通事故で下半身麻痺したり、
歳とって痴呆症になったりした場合、見捨てたりせずに、どこまでも面倒を
見れるかどうか、みたいな重過ぎる問題の幼児版かもねぇ。
>>438 キリスト教では人間とそれ以外の生き物は歴然と区別される。
人間じゃなければ天国にも行けないんだよね。
その辺の感覚じゃないかな。輪廻とか言ってる日本人には分からない感覚があると思う。
>>461 あれはかなりハードル高い試練だよ
普通反射的に手を振りほどくぞ
宗介えらいな
>>461 ああ、それってイザナギ・イザナミの黄泉から帰る話の設定をぶち破った形だな
よく考えたら大の大人でも悲鳴あげてションベンちびって逃げ出すところだ
もしソースケが逃げ出してポニョを置き去りにしてトンネル抜けたら、
あのあと世界はどうなっていたのだろうか
フランダースの犬はネロとパトラッシュが一緒に行ったくらいだしね
チキンラーメンって不味いだろ 鍋で作るインスタントラーメンより前の時代のものだし
>>459 ,463
なるほど。例えばね?
ポニョが人みたいな思考無しのほんまもんの金魚や化け物で
それでもお互いの愛情と責任を全うしたっていうなら
>存在形態に左右されない魂と魂の交流
を描けるでしょう。愛犬物語みたいなね。見てないが。
でもそうじゃなく、ポニョは姿形が金魚なだけ。なんですよね。
ソウスケの愛情はポニョが金魚の時から、所謂「ペットとして好き」
から変わってない、ポニョの方も「ペットとしての愛情を与えられて好き」から
変わってないんですね。
何故そう言えるか、半魚になっても人間になっても動揺しないからです。
これは設定らしいですね、動揺しないってのは。
だから姿形は「どれでも良い」だけなんです。
きつい言い方をすると所詮ペットだから。
まあこれは宮崎の描きたかった事とは違うと思いますが
描写をそのまま先入観無しで受け取ると、こういう事になります。
存在形態に寄らない魂云々でもない、美女と野獣でもない。
なんだか中途半端な作りってわけですね。
>>465 宗助は自分がポニョと出会う前から大事にしてたぽんぽん船を
投げ捨ててポニョを抱きかかえたけどポニョは二人の思い出のバケツを
意識がなくなっても離さなかったね
>>465-466 魔法使用時に半魚になってるとこを既に幾度も目撃してます
それに「ノーリアクション」ですから、試練でも何でもないはずですよ。
>>462 > その人にとっては「〜な大変なこと」ってのは
> 感動になくてはならない存在ですよね。原因→結果の原因の部分ですから。
> じゃあ原因が否定されると、結果も否定されます。当然の話で。
今回も、別の人の意見を前提に出されちゃってるので、ちょっとこまっちゃう。
その前提は、映画のディティールから多くのものが汲み取れていない、という
事の吐露になります。ご注意、ご注意。
「この映画は単純な造りで、自分に見えていないものは無いものと同じ」という
概念をまず、捨てるが吉。
たしかに、「かわいい女の子だと思ったら醜悪な姿形のバケモノでした」 の精神的ショックを経て、それでもなお受け入れる、っていうふうじゃなかったな 宮崎駿はそういう点はどうでもよかったのかな それともそういう感じにしたかったのに失敗してそうならなかっただけなのかな
あと試練っていうのは、「わかりにくい」って 評判なんでわからないままでいいと思いますけど 公式では、金魚の時にした「僕が守ってあげる」を守りぬく事ですね。 まあでも、「守る」ような出来事がないんで、試練になってない。 わかりにくいのも人によってバラバラなのも当然ですわな、
>>471 そういえばそうだね
でもそれは目撃してるだけで手をつないでないからね
触れてたら生々しさが格段に違うと思うよ
>>473 精神的ショックを受けないところを見せたいんだからこれで良いんだよ
>>472 別の人の意見?いや
>>453 で挙げた人と変えてませんけど。
あなたその
>>453 の人は感動しますけどwって反論したんですよね?
で、ハリウッド構造論は?ポニョがどう違うんですか?
なんか口調と手法がオレオレ詐欺みたいですよ。
そうだよね。トンネルくぐる時は、宗介はリサ死んじゃったかもしれないって思ってるわけで。 リサカー見つけてパニックって泣いてたし。 その上、「リサ探しに行こう!」って励ましてくれたポニョまで魚に戻っちゃって、 しかも怪しいおじさんに「お母さんが待っているよ。おいで。」なんて言われたら。 フジモトが「たった5歳で。ムリだ…」って言ったのも分かるよね。
子供はジャンクフードが好きなんだよ
ポニョもハムが好きだし
>>471 試練というより試験といったほうがいいかも
トンネル内での事を宗介にはクリアー出来たって事じゃないの
ポニョの形態が魚に戻っていくのはソウスケは気味悪いとは全然思ってないでしょ。 ポニョの魔法に頼れない状態でどう行動する?ってのが5歳の試練。
483 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 10:12:32 ID:iiEpgzfH
気持ち悪い粘着が一人いる・・・
てか、めちゃくちゃに気の赴くまま適当に遊び心やら、 それらしき意味ありげな台詞やらで作っていったら、 こんなものができてしまって、それを勝手にエヴァニストの血を引く フカヨミストがいろいろ解釈してるだけというのが真相のような気がする。 答え:偉大なのは実は庵w
>>477 貴方が懸命に自分の疑問を説明しようとしているのに、こちらが何も材料を提供しないで
否定ばっかりしていると卑怯なので、出来る範囲で説明します。
「ポニョ」感動派が、何故「何をどう、具体的に感動したのか」を述べない、もしくは述べ
にくいのかというと、「まともに語りだすと途方もない量の文章になってしまうから」です。
モノが叙情的な「詩篇」である上に、最低限の文芸的体験の蓄積も求められますから、
ただ「語る」だけにしたって、こんなところに上げたって、ウザがられる長文になるだけです。
例えば。
貴方の言う「異種婚姻譚の上で必要な異質なものを受け入れるべき葛藤」は、既に
作中に描かれています。「葛藤」ではなく、一種の「詩」として。ポニョと再開した嵐の夜に、ハ
チミツミルクやラーメンを食する場面がそれです。
…って文章を、実は最後まで書いたんだけど、思い直して、全消去。ここは2ちゃんだしぃ。
486 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 10:29:41 ID:T+fKj5N/
>>485 いや感動の理由は聞いてないけど。
ハリウッド構造論って何?ポニョはどう違うの?って聞いてるのよ。
具体的に。
それに他人の煽りには長文さく癖に、自分の感想はウザがられるので
無理ですだ?いい加減に見苦しいぞ。ドアホ。
まだスルーして逃げた方が潔いわ。
>>486 年齢にもよるが
バルト9をお勧めしておく。
>>469 >だから姿形は「どれでも良い」だけなんです。
>きつい言い方をすると所詮ペットだから。
たしかにソウスケにとってポニョの存在形態はあまり問題じゃないね。
でもそれはペットだからじゃない。
ポニョはどんな姿をしていてもポニョだから。
それが愛というものだし、存在形態を超えた魂の交流という表現でおれが言いたかった
ことなんだけどね
>>488 バルト9はチケット売り場が異常に混むので事前にネットで予約が吉。
映像はキレイ。
491 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 10:47:53 ID:/8NWGtbj
第二形態のカエルが可愛いのは何だかなあ
>>468 あれこそ「5歳の目から見た世界は素晴らしい」を端的に表現してると思うんだな。
大人から見たらチープで不健康な食べ物であるチキンラーメンも
子どもの目から見たらスペシャルなご馳走に見えるっていう。
あそこらへんの描写って「実写なら簡単に映せる見慣れた光景をわざわざ
紙の連続で表現する」っていうアニメの特色が上手く生かされてると思う。
制作初期に、おさかなポニョの絵を見て、宮崎駿が 「かわいすぎるからダメだ」と鈴木Pに言っていた 当時は「このオヤジなに狂ったこと言ってんだ」と思っていたが、 今になって思えば、もっと醜くてもおkと思えてきた
>>489 いやね、あんたの言いたいことはわかるよw
でもまあ、気持ちはわかるんだけど、もっと表現に忠実に客観的になるべきです。
なんかもうその教えというかテーマ自体に酔ってる。
大事なのは、その教えが糞だろうと高尚だろうと、いかに映画的説得力があるかなんです。これが評価。
だから、ポニョの具体的描写抜きにほんとは映画の評価なんか語れない
それが出来るってことは、映画の評価じゃなくテーマの評価をしてるからなんです。
わかって貰えるでしょうか?
>ポニョはどんな姿をしていてもポニョだから。
>それが愛というものだし、存在形態を超えた魂の交流
ここを失敗してると言いたいんですね
どの描写から受け取ったから知りませんが。
それを成功させたのは「美女と野獣」です。
>でもそれはペットだからじゃない。
ペットだからじゃない。何故そう言えるのですか?
「ペット」って名前がちょっとイメージが悪いですかね
例えば、最初ソウスケはポニョを金魚だと言いました。
そして金魚を飼おうとしましたね。
これが「ペットとしての愛情」じゃないなら何ですか?
ボールは友達なんか一言も言ってないです。
金魚じゃないよ僕のガールフレンドさなんて言ってないです。
>「金魚じゃないよ僕のガールフレンドさなんて言ってないです」 まあこういう説明台詞が必要な人とそうでない人がいるってことじゃないの。
かいかぶられる5歳児 実はそれほど色々考えてない
パヤオもそれほど考えてないw
物心ついてから、戸籍もない半魚女が許嫁になっている経緯を知って、 「ちょw聞いてねえよw」とならないことを祈るのみ。
>>495 変な選民思想にかぶれるのも結構ですけど、横レスするなら全部読んでね。
>>498 最後、忘れた振りして泡にして抹殺しようとしたところを
押し掛け女房に阻まれましたねえw まあ彼の聡明さなら、たやすく毒殺でもするでしょう。
500 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 11:16:12 ID:iiEpgzfH
>>494 長文うざいわ。
チラ裏にでも書いておけカス
・・・まで読んだ。
>>469 に同感だなあ。
存在形態を超えた魂の交流 というのは美しい言葉だし
その言葉に酔ってしまいたいんだけど
肝心の映画にそこまで書き込まれていなかった。
ペットレベルに過ぎなかったから、
五歳児なのに将来固定かよ厳しいねの感想が多かった。
とてもいい言葉だから別の映画なり物語にとっておきたいね。
まあ、信者ってのは、アバタモエクボだから信者なわけでして、 こっちがまともなこと言ったところで「はい、そうですか」って 引きさがらないとは思うけどね・・・ でも、頑固な奴ってのは、本当は自分の言ってることが嘘だと 心のどこかで気づいているから頑固なんだと思うよ。
501
>>494 わははめっちゃスレ進んでた。
「美女と野獣」はよかったが「ノートルダム」で
厳しい現実に引き戻されたw
ベル(だっけ)が知的で夢見がちな女性だったところが差かな。
提示したものを作品内で語らせきれていないのは失敗、という見方をしている人がいるみたいだけど さすがにそれはポニョにはあてはまらないんじゃないかな。 美女と野獣(ディズニー、宮崎作品ならラピュタみたいなものについてならそれは正しいと思うのね。 でも宮崎さん、もうそういうのはヤメにして 無意識の層から溢れるイメージをもうがしがし動かしまくっていきます、 見る側は自分の空想力や引き出しからイメージを持ち寄って鑑賞してください ってゆるーい作り方に変わっている。 無意識にでてきたイメージだから宮崎さん本人にも言葉で説明できない部分がたくさんあると思う。 ましてや売り込むことが職務の鈴木Pの見解なんてほとんど的外れだと思った方がいい。
>>499 いきなり選民思想とか言われても、「なんかルサンチマン抱えてるのかな」くらいにしか思えないよ、悪いけど。
映画鑑賞はそもそも個々人のクオリアの問題なのでロジックでああだこうだ言うのは
副次的なものという視点が欠けてるので一言言っただけだよ。
特にポニョにおいては、はやお本人が「脳に釣り糸をたらして創作する」と言ってるんだから、
鑑賞者が作者の意図を超えたロジックなりを作中に見出してもなんも不思議ではないと思うが。
・・・バカでごめんね。
例え話を一つ。 産まれてから一度も海を見たことのない、都会育ちの青年がいるとする。 「海水浴のどこがいいんですか!海になんか入る必要はない! 景色を見るなら、都心のビル街の方がダイナミックだ。スポーツをするなら、 僕はバスケットで国体までいったことがある。都会で様々なイベントに参加 した方が文化的な収穫も多い。海水浴などする必要はない!」 「はぁ…」 「実際に試してみたら、ボクの思ったとおりだ。肌はベタベタするし、波に揺られて ちゃぷちゃぷしてても、何も得るものはなかった。こんな行いに何の意味もない!」 「そうですか…」 「こんなものは無価値だ。バスケなら、困難を克服する意義がある。仲間との 友情も育まれる。海水浴に何の意味があるのか、さあ、言ってください! バスケより海水浴が優れている、といった証明を、今すぐにしてください!」 …結局この青年は、海が恐いのではないだろうか?
507 :
505 :2008/09/05(金) 11:38:08 ID:1Xjb4Qdc
あ、
>>504 の言い方のほうが分かりやすいね。
クオリアとか言っちゃって恥ずかしいわ。
508 :
486 :2008/09/05(金) 11:38:27 ID:T+fKj5N/
レスありがとうございます! 年齢は二人とも20歳です。 前売り券買っても売り場混雑は避けられませんか?
>>503 安価ミスなのかと思ったw
ほぼ同意見なんですねw
「ノートルダム」は見てないなあ。
それじゃあ見たくないなあw
>>504 〜のテーマを描きたかった映画って言うので、描けてませんよ。と。
宮崎が自分のイメージをがしがし動かしてるのに、
見る側は自分の空想力や引き出しからイメージを持ち寄って鑑賞してください?
>>508 どっちにしろ良い席で見たほうが良いから
早めに行くのが良いんだよ
早めなら混雑も関係ないし…
前売りを持ってても売り場でチケットに交換するんだから関係ない
>>505 失礼。客観的な描写の有無の話をしていたので
>まあこういう説明台詞が必要な人とそうでない人がいるってことじゃないの。
っていきなり言われれば、十言って十わかる人と、十言って五わかる人みたいな。
能力の差じゃないの?と取るしかないので、ああ選民思想だねと。
そんな意図が無いなら、横レってさっき言いましたね。
なんか作品擁護してるのは宮崎信者だっていう先入観を持ってる人がいるみたいね。 おれなんかは宮崎映画でも評価するものとしないものがあるんだけど。 「自分が受け取れきれなかったもの」は「信者の妄想」と切って捨てるのは 確かに楽だろうけどね。
抽象画をみて 構図が変だ、物の形がよくわからない、表題とあってないんじゃないの? と言っているようなもんで。
>宮崎が自分のイメージをがしがし動かしてるのに、 >見る側は自分の空想力や引き出しからイメージを持ち寄って鑑賞してください? それを読んで納得した。 EXuKVWSmは、今の宮崎作品じゃなくて、他の自分の好みに合うものをみて楽しんだ方がいいです。 単に向いてない、ということで。
>>511 能力というより視点の違いと捉えなおして欲しい。
そうすれば選民思想でもなく筋違いの意見でもなくなると思うから。
もし新人監督がこれ作ったら 絵はまあまあだけど、シナリオがなってないご都合主義すぎるで話が 終りそうなんだが 巨人宮崎クラスになると観客が勝手に尾びれ背びれを付けて想像解釈 してくれるから良いよな やっぱり実績は大事だねw
517 :
486 508 :2008/09/05(金) 12:03:45 ID:T+fKj5N/
>>510 では早く行きます。
前売り券は安いってことだけがメリットなんですね・・・
518 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 12:05:12 ID:iiEpgzfH
ヴェネチアに宮崎監督むかったらしいよ〜。
>>514 誰かさんの話なんだけど、子供には絵本を読ませてときどきでいいからアニメを
見させるのがいいっていうのね。
何でかって言うと、絵本は自分のペースで読んで、絵も静止画だけ、だから
自分の想像の余地があるんだよね。そういうのを育てたいからだそうな。
対してアニメは、そういうのが無理。
理由は動画であること、そして時間も一方的に流れる、作者のイメージを見せるためのものだからとね。
あなたに向いてるのはアニメじゃなく絵本だと思います。
>>516 まあファンの贔屓目ってのはあるだろうけど、
宮崎自身今までの実績の上に立って創作してるわけだからね。
新人はこんな作品作らないし、そもそも周りが許さないだろう。
「もしも宮崎の作品じゃなかったら」っていても詮無いことと思う。
>>516 研ぎすまされたデッサンからさまざまな段階を経てキュビズムに至ったピカソみたいにね。
>>517 とにかく予約すべし。
席はその時に決まるので、開演時間15分前に建物の1階についていれば無問題。
予約の席が気に入らなかったら、映画館受付に早めに顔を出して
交換を申し出ると、いい席に変えてくれる可能性あり。
でも、バルト9なら、最後列の端っこでも問題なく見れるので、
席の良し悪しはそこまで気にしなくても大丈夫。
早めに到着しても、館内に雰囲気のいいカフェがあるので良い時間を過ごせると思いますよ。
いいデートになるといいなこのやろう。結婚しちゃえ。
>>494 ペットへの愛が悪いって言ってるわけじゃないよ。
ペットへの愛だって愛情の一つの形式だと思うし、人間同士の愛情と
根っこは同じだと思っている。
ソウスケとポニョの間になぜそれほど強い愛が生まれたのかはわからない。
しかし、一匹の金魚がポニョという名前をソウスケからもらい、
お互いの愛を言葉に出して確かめ合ったとき、ペットという
弱者への愛情とは違う、1個の独立した人格同士の愛への変化があったと思う。
ソウスケにとってポニョの外見が躓きの石にならなかったのはポニョが
「所詮」ペットだったからではなく、ポニョとソウスケの間で交わした言葉
「ポニョ、ソウスケスキー」
「ぼくも好き!」
のやりとりがあったとき、すでにそこに「魂の交流」があったからというのがおれの意見。
>>517 上映中の映画の前売りをチケット売り場で買うのは安いだけだけど
映画館で封切り前の物を買う場合は特典グッズがもらえるよ
バットマンは蓄光キーホルダーで
スカイクロラはストラップとかだった
>>515 いや筋違いですよ。視点の違いとやらで
「金魚だ」って説明台詞に「金魚なんだ」じゃなく何を受け取れと?
お約束の世界が根本から崩れますが。 まっ、もういいですよ。
>対してアニメは、そういうのが無理。 >理由は動画であること、そして時間も一方的に流れる、作者のイメージを見せるためのものだからとね。 そう考えていない人も世界には大勢いるみたいですよ。
>>526 そうか、ジブリ以外の誰かかいな。例えば誰だい?
ていうか自分のイメージなんて入れてたら、映画見逃しちゃうと思うけどなあ。
まずは作者のイメージを理解することに専念すべきと思うけどね。
529 :
517 :2008/09/05(金) 12:24:15 ID:T+fKj5N/
>>522 わかりました! 結婚て!w
その子と遊ぶの初めてなので緊張しそうです〜
>>524 なるほど。最後にそういうのもらったのスパイダーマン3だったから
すっかり忘れてました
>>525 あ、冒頭は「金魚だ」を素直に受け取ればいいんだよw
ごめん、冒頭の「金魚だ」から、どう宗介とポニョの関係が
変わっていったのかっていう話かと思ってたから。
「約束を守り通す話」だから、そこも一切変わらないと思ったのかな?
531 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 12:28:04 ID:icdF7Syy
ポニョは子供育てた事あるかないかで感想が違うと思う つまらなかった人も将来自分の子供と見たら面白いかもよ
>>519 そういうのってよく言われるけど、子供は動画だってなんだって
勝手に自分のペースで見るし(停止再生という意味ではない)、想像もする
俺のアニメをみせたら、子供たちは俺のイメージを受け止めるだけになる
想像もしなくなる、ってのは大人の、あるいは作り手の傲慢な気がするわ
>>528 だから向いていないと忠告しているのに
なんで自分向きでない作品にしがみつくんですか…
はじめてのお使いのアニメ版のような印象だね 親がモニター越しで子供の行動を心配そうに見ていて 子供たちはいくつかの障害を乗り越えて目的を果たすような。 イメージソングはBBクィーンでw
>>528 「理解してやる」とか「ここの作者の意図とは」と眉間に皺寄せて
鑑賞すると余計分からなくなる映画もあるじゃない。
ポニョはそれに近いと思う。
>>528 の言ってることもよく分かるんだけどね。
>>533 だから?まだわからんのかw
上の「誰か」ってのはジブリの人の発言なのだけどw
それを無視してしがみついてんのはあんただって話w
>>535 何でそう極端に言い換えるの?
俺はむしろ表現以上のものは取るなって言ってんだけど。
やっぱりヨーロッパの批評家てすごいんじゃないか それぞれが深い哲学なんかも消化してるんだろうし 一方ポニョみたいのも決して見逃さない むしろわかるはずの日本の連中のがたたいてるという 東洋も西洋もわからなくなってる感じ
あとね、何かを見て妄想やイメージするのは それはそれで楽しみ方としてありで、否定してないわけ。 それを評価として使っちゃいけないよってこと。 妄想は個々人のさじ加減だからね、いくらでもどうにでもできるわけ。 ドラえもんで糞な同人誌が出たから、ドラえもんは糞漫画。 そんなの横暴だろと。
>>537 浮世絵の芸術性を見出したのもヨーロッパ人だから…
>>536 言葉は言葉通りの意味しかもたないものでなく
その時その時、言葉を発する人によって
別の意味が含まれていたり流れたり変化したり流動的で奥行きもあるものだ
と認識したほうがいいですよ。
>>536 表現以上のものってさあ。
トトロ見て、ただの「女の子とお化けの交流のお話」としか受け取らないのと一緒じゃない?
それ以上のことは作中で言ってない!って言うならその通りなんだけどさ。
例えば荒れ狂う波を見てただ「ああ、波が荒れてる」って思うだけじゃつまらんでしょ。
映画はロジックだけで成り立つものではないから。
だから、作者が伝えたい「クオリア」を理解しようとすることが大事だと思うんだな。
>>532 「想像もしなくなる」ってのは視聴最中?
例えばさ、浦島太郎が亀を助けたって見ると
浦島太郎も、亀も、そして亀を助ける映像もイメージするじゃん
だけどアニメ動画だと、全部描かれてる
作者のイメージ映像と全くズレないイメージ映像を与えれる代わりに、
それらを想像する余地を奪ってるわけ。
そりゃ、そのアニメ映像を無視して
自前の亀なり浦島なり想像する強者がいるかも
しれないけど、それってアニメ見てないのと同義じゃん。と。
ていうか自分のアニメ見る時間で外で遊ぶ時間を奪ってるのが
嫌だとも言ってたね。アニメ見るより外見ろと。
傲慢というか何というかw
ペットレベルっていうけど、 コドモにとって、ペットの存在ってでかかったりするし。 そもそもオトナのいう「ペット」としては捉えてないな。 オレの人生最大の号泣は… ガキのころ、カメが脱走していなくなってしまった時…だったよ。
>>540 まあ、頑張ってね。
>>541 クオリアって何だい?いや辞書引けって言われるかもだけど
見慣れない言葉って独自の解釈してる人多いのよ
あなたの言葉で説明おくれ
>>542 宮崎監督はその矛盾に悩んでいたわけでしょ。
だからこそ、全部懇切丁寧に説明してしまう作り方をやめたのでは?
>>546 さあ、絵本とアニメは別物って割り切ってるのしか見たことないから
矛盾?に悩んでるのは知らないな。
懇切丁寧に説明しないのは、アニメじゃリミテッドアニメだよ
むしろ逆走してアニメーションつって画面や動きの細部までこだわってるから
想像の余地はとことん奪っとるよ。その奪う原因の1つらしい
3Dは使ってないけどもね。3D使ってないのは想像云々より「言葉通り」なら
鉛筆でいきたいからだと思うよ。
まあ簡単に言うと「感じ」のことなんだけど、 他の言葉に置き換えるのが難しいとも言われてるんだよね。 おれはウィキに書かれてること以上に上手くは言えなそうだ。ごめん。 あえて俺の感覚で言うと、例えば映画で、過去の名作を全く同じスクリプト、 演技、カメラワークとかで再現する実験とかあるじゃない。でも出来上がるのは まったく違う映画になったりする。これって理屈ではほとんど同じものができるはずなのに、 人はなぜか「感動」できないんだよね。不思議なんだけど。 宮崎映画で言うと、ラピュタにしろ千と千尋にしろ、そのなんともいえない「感じ」を出すのが すごく上手いと思うんだ。見てる側は、それが演出のおかげとか、背景の美しさとか、裏に秘められた アニミズム思想とか、なんとかかんとか言うんだけどそれは理屈でしかないことも分かってるっていう。 ポニョの擁護派と批判派もじつはそれをどう受け取ったかの違いでしかないのに、お互い理屈でやりあうから 歩み寄れないという風になるんだと思うけどね。おれは視点を変えればいいと単純に思うから こうやって言うんだけど。
>>546 > 宮崎監督はその矛盾に悩んでいたわけでしょ。
> だからこそ、全部懇切丁寧に説明してしまう作り方をやめたのでは?
あー。私も、それだと思います。「説明しない作り方のほうが偉いんだ」とか
「俺は高畑を越えたいんだ」とか思ったっていうよりも、
「説明してしまう作り方」で楽しいアニメを作ると、その枠の中に逃げ込みたい
層が集まってくる。「世間は不穏だけどジブリの映画は今日も平和な楽園だ」と
なついてくる層を振り払いたかったんでしょうね。でないと、自分も「ボクたちに甘い
夢を与えてくれる優しいオジサン」というタスキを掛けられちゃう。墓場の中まで。
だから今回の映画は、幼児にはそのまま甘い夢で、大人の観客には手応えのある
啓示的詩篇、二つの意味を持つ作りにしたんでしょうね。誠実じゃないですか。
>>547 人間は五感をフルに使ってそこから自分が何かをつかみとる事が大切、
というのは宮崎さんの中に一貫してあるでしょ。
だから子どもを家でビデオ漬けにするのは間違っている、
映画館に家族と足をはこんでみてほしいと言葉でも言っているし、
ジブリ美術館のコンセプトにしてもそうだし、作品中にもそこかしこに表現されている。
でもその理想では制作費がまかなえないのが現状、
なによりも自分はアニメ作家で人を楽しませるのが生き甲斐。
その矛盾をずっと持ち続けているというのはわりと周知されていると思う。
>>548 がまた、議論の応酬の問題点を綺麗に整理して下さった。自分の言葉足らずを反省。
553 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 13:44:24 ID:I92CNgYp
>>547 信者を相手によくやるね。尊敬するよ。
でも、妄想と現実(描写)の区別がつかないのが信者だってことが
わかるだけだと思うよ。
信者を改宗させるには、より魅力的でご都合主義な教義を示すこと
以外の方法では難しいと思う。ましてや、冷静に現実を語ったところで
過剰な拒絶反応を呼び起こすだけでしょ。
妄想を補完するために永遠に妄想し続けるのが信者なのだから。
>>548 歩みよれないのは前提が主観と客観の違いだと思うね、多くは。
あとは先入観を持ってるか持ってないか。
例えば「説明しない」ってのもそうだけど、説明しないって何の事だろうか。とかね。
説明を言葉によるもの、あと科学的な根拠みたいなものだと考えてるとかね。
しかもね、「説明がねえ!」って批判がない状況でも
ああこいつ「説明がなくて批判してんだな」とかね。
信者の1人が言ってたけど、浦島は納得するのに
何でポニョは納得しないんですか。
浦島とポニョは全然違うだろうがって思えるか思えないかとかね。
>>551 ああ、それはそうだと思う。
カメが全て…的なコドモのころを思い出してたら、こんなん考えた。 「のびたの恐竜」と、「ポニョ」を比較してみる。 のびたの恐竜では、恐竜のピースケと、のびたは… デカすぎるとか、そもそも棲んでる世界が違うとか、 ピースケの幸せを考えてとかいって、結局お別れしてしまう。 その展開には、オトナの分別&悲しさはあっても、明るい希望はナイ。 当時も、オレなら、意地でもピースケを離さないって思ったものだ。 ポニョは、のびたとピースケが結ばれてしまう映画… どーりで気持ちよく感動するハズだw
「信者」を使うのはただの思考停止。 自分も宮崎マンセーじゃないし、宮崎臭い作品はむしろ嫌い。 EXuKVWSmのポニョに対する不満も、わかるよ。 宮崎さんの今やりたいことはわかるけれど、まだ完璧にできているってわけじゃないと思う。 絵でもストーリーでも昔ながらのきちっとしたやり方がぬぐいきれていなくて 中途半端になっている部分がたくさんあると思う。 これからそれがどこまで突き抜けられるのか楽しみ。だからまだ死なないでほしいんだなw
アントニオ猪木について思う 彼はプロレス界最大のカリスマでありスターだったんだが プロレスがあまり好きではなかった ブラジル移民として育ってまさに生きるため、なりあがるために プロレスを利用した その彼が最高のカリスマだからね 彼にあこがれて業界に入ってきたフォロワーはたくさんいたが 結局たいしたものにはなれなかった オタとかフォロワーばかり入ってくると業界が廃れるというのは本当だろうな ただひとつカリスマに共通してるのはそれが自分のやりたかったことであろうと なかろうと一生懸命やったてとこ ここが大事だと思う
宮崎さんには、このままあっち側の世界に行かないで、 ぜひ次回作はコテコテの戦記モノでも作ってもらいたい 「ハンスの帰還」とか ジブリブランドならヒットすると思うんだがなぁ・・・ 本人が今更そういうものを作りたがらないのかな
チラ裏すまん。
>>560 の戦記ものって事でひとつ思いついたんだけど。
第二次大戦中のドイツの戦車撃破王でエースパイロット、
ルーデルでひとつ、物語つくってみてくれないかな、
と思っちゃった。
>>434 フジモトは人類の時代を終わらせるって言っているけど、滅ぼすとは言ってないよ。
>>554 「そこまで宮崎の術中にはまってやる筋合いはない」ってのも分かるけどねえ。
だったら、それこそ宮崎や鈴木の発言ひとつで「歪な感動が全否定」なんて極端だなとも思うけど。
あと、せっかく映画見るなら、ただ「分からない」ではなく、作者の文法を発見しながらでも見たほうが
誠実だし面白いと俺は思うけどね。ここでいう文法って、「理屈より“感じ”を優先してるな」程度のことだけど。
「宮崎だから素晴らしいだろう」というのはおれにはそんなにないけど、
確かにポニョ見ながら「面白そうなことやってるな。よし、乗っかってみよう」と思えたことは大きいと思う。
先入観というけど、逆に「巨匠、巨匠って言われてるけど、どれほどのもんじゃい」とかいう雑念があっても、
楽しめないんじゃないかという気がするよ。あなたがそうかは知らないけど。
あと、
>>556 の言うことも同意。別にポニョが完璧な作品とはいわない。アラもいっぱいあるだろうね。
ちょっとでも擁護すると信者って言われちゃうんじゃこんなこと言ってもしょうがないかも知れんが、
あなたは言ってないからね。
起承転結を崩すのは勝手だけど、ミスリード多すぎ。 それで「判って貰えない」はアホかと。
浦島太郎の玉手箱は「決して開けてはならない」と言う禁忌なんだよな そこに、中を見たいと言う欲求、そして葛藤がある ポニョでの命の水の魔法は「決して開けてはならない」と言う禁忌じゃないんだよな フジモトにとってだけはそうだったかもしれないが あまり観客には深刻には伝わってない そこがいまいちポイントずれちゃってるとか 昔話には葛藤がないとか言う奴多いけどそれはウソ 「触れてはいけない禁忌」と言う葛藤がある
>>560 こういう意見を2ch内で散々みかけるけど、
コテコテのメカアクションはコンテやイメージボードを描くのにかなり時間と体力を使うんだよ。精神論で解決できる問題じゃなくてね。
肉体的なピークをとっくに過ぎてるんだから期待しないほうがいい。
>>564 まあねえ。「伏線」かと思いきや違ったという箇所は確かにあったかも。
おれにはそんなに大きな問題でなかったことは救いだけど。
序盤で状況説明して、中盤で終盤につながる伏線張って、最後解決っていう
流れを意識しすぎてたら危なかったかもしれない。
作者の意図を読み取ろうとして観るのと 自分が感じるままに観るのは、観方の違いだね どちらかの観方で観るべき、ということは無いと思うよ 評価にしても同じだと思う 個人がこう感じて良かった悪かったって感想を抱くのと、 作者がどう意図したかってのもまた別の話だし それに作者の意図を話すにしても、作品内だけじゃなく作者の言葉にしても それぞれのフィルターを通す訳だから、人によって違ってくるだろうしね
>>564 起・ムスカに捕えられてたシータとパズーが出会う
承・再びシータに捕られえられたシータが、間違ってバルスを発動させる
転・世界が崩壊しそうになったので、パズーとムスカが力を合わせて世界を救おうとする
結・世界が救われて、ムスカがパズーと和解。シータとパズーが結ばれてハッピーエンド
そんなラピュタだったと解釈すれば、別に違和感なんて感じない。
>>568 あるいは「感じるままに見て欲しい」という作者の意図っていうのも珍しくないよね。
「逃げ」にもつながる言葉だが、映画は見る人によって全然違うものになるというのも確かだ。
例えばひとつの作品に対する優れた二つの評価があって、それぞれがまるで違うということも
映画には起こる。作品を理解するうえで大事だと思ったポイントが人によって違うということもよくある。
571 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 14:51:35 ID:OgNF67Li
「銀河鉄道の夜」スレと聞いて飛んできました。 細野晴臣サイコー!
n n n _ r─ 、 | |___| |__| | i~~i | | { ○ } |_______| | |__ ___| |_ヽ__ノ rー────-、 | __} ヽ___ __7 rー──-、 / /7ニニフ rニニ~~ ___ | | __ ヘ | | r-、 ヽ___ノ rー─-、 / / ,ニニコ !ニニ'、/_ ヽ | | /_ ヽ / / | | ヽ ヽ `ー、 / / / ,ニニニ!^!ニニ'、| |_丿 ハ } 「 ̄  ̄ ̄~ヽ | i_ノ ハ } / / | | ヽ ヽ r' ̄ー=-、 `ニニ, / / / ニニニコ !ニニニへ__/ レ `ー────ヘ__/ レ ヘ_/ | | ヽ、ノへ___ノ iニニニ_/ y ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ー'
>>570 ところで君は、ポニョの何が面白かったの?
>>569 シータとムスカがごっちゃになって
カオス映画になっとるよw
>>573 言葉にしちゃうと感動が伝わらないと思うけど、
例えば「ああ、おれ子供の時こうだったなあ」とか「トンネルのときのポニョがいい」とかかな。
「生命の神秘」とか「生と死」とか「無意識の世界」とかも確かに感じたんだけど、
それはことさらに言いたくない感じ。マンマーレの意味とかあまり考えすぎると、
はやおの頭の中を覗き込むようでちょっと気持ち悪いとおれは考えてしまうんだよね。
あるいは、理屈にすることで、せっかくまとまってるものを引っかき回すように感じてしまうというかね。
まあ単に言葉足らずなのかも知れんが。
っていうと、言葉をつまらせる。何か高尚な視点をと考え始める。 あとは部分的に何がどうとか理屈はとか感性だからとか言い始める。予防線を用意する。 これがね、ほんと「つまらなかった」ってことだと思うんですよ。 「面白かった」ことに自信がないんです。 自分が過去に面白かった映画想像してごらんよ。そんな予防線考えますか? すらすらと映画の中で何がどうこう語れるだろ? お前ら、もっと素直になれよ。
人に質問しといてそれはないだろうよ。 説明できなきゃ面白いって言っちゃだめなのか?
なんだかわからんけど、人の心がそんなに簡単に文章に起こせるなら 芸術はいらないんだぞ?
>>576 馬鹿か?
納豆が嫌いな人間が
美味いと言ってる人間にどう美味いか説明しろと言ってるの同じだぞ
どんなロジックを持ってしても伝えられる訳無いだろ
>>576 本当に好きな人のことは、どんなところが好きか言葉では言い表せないものじゃよ
ってうちのばーちゃんが言ってた
おれは最後まで画面に釘付けだったけどな〜 見ている間、眼福という言葉が浮かんできた。 EXuKVWSmがいうところのスクリーンに表現されているものだけで 十分愉しんだわけだ。
>>575 ああ、スマン。お前を貶めるつもりはない。タイミングをとちった。
言う前に貼るつもりだった。
>>577 悪いと思ってる。だが要するにな、ここで賞賛してる人の多くは
「まあまあ」なはずなんだよ。yahooレビューでもそうだが。
それをアンチがこき下ろすからムキになって
反感してるだけ。この負のスパイラルはいい加減止めなとな。
>>579 内容じゃねぇよ気持ちの問題
>>589 気持ちなら「良かったと」言ってるじゃないか
それで終わる話だろ
じゃ、爪痕残しちゃったんところで俺は退散しますねw すんまそん。
588 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 15:46:52 ID:xCMJtbwA
>>576 お前にはポニョや宮崎に対する憎しみしか感じないのだが、なんかあったのか?
>>565 玉手箱は老いるべきであった太郎への救いじゃね?
若いままだったら危険人物になりかねんが
じじぃのたわごとには誰しも寛容なものだ
どこが面白かったって、ポニョ全編を通してアニメ(動き)はさすがだった
だから大画面で見ることを勧める。
おはなしは結果オーライ(笑)
でもジブリのストーリーはいつもアチャラカだから最初から期待していなかった。
魚のまま結ばれていたら神ストーリーだったのに
やっぱり無難に人間至上主義に終わったのが残念だったねwwwww
590 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 15:52:33 ID:ybGvyW3W
ポニョ ハムがいいー
「擁護派の言ってることがよく分からない」っていう批判派の言葉も分かるけどな。 でもポニョの感動ポイントを理屈で理解しようとしたらそりゃ混乱するだろって思うわ。
感性で受け止められる作りになってないから理屈をこねるんだよ。 感性で受け止められるものは言葉にするのもたやすいはず。
593 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 16:26:35 ID:uDVVGeVW
ポーニョ ポーニョ ポニョ じんめんぎょ ほんとに いたら こわい な〜
仕事の流儀見たが、 ひたすら作画監督の近藤が気持ち悪いという印象しか残らなかった
>>592 それは「言葉にしてもらおう」じゃなくて
自分で観て受け取らなきゃしょうがないと思う。
気になるならもう一回見てみたっていいんだし。
お互いの受け取ったものが違うというのを認め合った中で
議論したらこのスレもすごく面白いと思うんだけど、
お互いの感性や知性への攻撃がちょっと多すぎるよな。
>>595 ポニョみたいな作品って、確かに製作サイドの製作意図は一つしかないんだろうけど
幾らでも解釈は出来るだろうし、好き嫌いも真っ二つどころか三つにも四つにも別れるだろうな
とは思ったけどな。
逆に言うと、今アニメオタクが主に好む作品ってのは、「価値観の押し付け」的なのが多いし
当のアニメファンも「価値観は人それぞれだけど、俺の価値観は絶対」って奴が多い。
当初、フジモトを絶対的な悪役だと思っていた奴とか、ポニョとソウスケが悲しい別れで終わるとか
むしろそれを望んでいた奴も多かったんだろうな。けど、宮崎はそれを見事に裏切ったと。
それでもいいとは思うし、それは絶対に許せない!もっと凄惨な結末じゃないとアニメじゃない!
とか思ってる奴もいたと思う。
でもまあ、それも含めて「生きてるアニメ」だったとは思うよ。俺の個人的な感想だけど。
上にもあったが、リサとグランマの密談が気になった。たぶん… リサ「シーシェパードの船、沈めてもらえませんか?」 グランマ「海が臭くなるのでダメです」
ポニョ見てよかった 自分は今作はナウシカ〜モノノケの系譜と言う印象が強い ポニョのオカンは虫人わけ隔てない王蟲的存在 ポニョのオトンは帰ってこないナウシカ駿 ポニョはエネルギーの塊で生命そのもので超高機動腐海 むかしの宮崎さんがしかめっつらで考えてた 人類文明と偉大な自然の対立とか悲壮感とかぽいっとしちゃって 生まれる命消える命はひとしく全て肯定する、生死すらも かといって生きることを軽く見るわけではなく 行く川の流れは絶えずして?みたいな感じ 鑑賞中はアニメーションの力強さに圧倒されながらも心地よく、 見た直後は物足りない気がするが 自分の毒気が抜かれていることに後から気付く、そんな映画でした 魔法使うと人の姿を維持できないポニョかわいいよポニョ 波の上を走るところが大好きです
599 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 17:15:11 ID:icdF7Syy
子供嫌いが見たら不快感だけ残る映画だよ そんな議論するほどの事じゃなく単純にその点で評価が分かれてるんだよ ポニョは過去の宮崎作品ほどアニメ幼女キャラじゃないから
ゲーム脳の連中にはどうあがいても理解できない作品 想像力が脳みそが固定化してしまった無職の部屋篭りの人にはただのアニメにしか見えないだろう かわいそうだけど・・・
602 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 17:32:48 ID:icdF7Syy
つまらん言う前に 子供作って子連れて見に行け 明らかに親子向け映画だろ
603 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 17:38:59 ID:icdF7Syy
569 :名無シネマ@上映中:2008/09/05(金) 14:43:46 ID:xCMJtbwA
>>564 起・ムスカに捕えられてたシータとパズーが出会う
承・再びムスカに捕られえられたシータが、間違ってバルスを発動させる
転・世界が崩壊しそうになったので、パズーとムスカが力を合わせて世界を救おうとする
結・世界が救われて、ムスカがパズーと和解。シータとパズーが結ばれてハッピーエンド
そんなラピュタだったと解釈すれば、別に違和感なんて感じない。
これはもっと評価されるべき
ハウルに続いて、宮崎監督の老いを感じさせる映画だなと思った 車に例えると、大排気量の車がアイドリング状態でさえブレーキを負かして走り出す感じから、 軽自動車がエンジンを回しに回してやっと発進してるような感じになったなと さすがジブリだけあって、絵や音楽のクオリティは高かったけど、 かつてあった生命力みたいなものは薄くて、 やたら絵が動いても何か虚しさが漂ってる風だった 作ってる側が自分達の映画の粗探ししてるような雰囲気も感じた もうこの監督にエネルギッシュさとか瑞々しさみたいなものは 求めるべきではないね そういうものは過去の作品で楽しめば良い 老人の物の見方と体力に見合ったアニメを作るようになったんだと 観客側も見方を変えれば、ポニョに過大な期待をすることもない
ゲド戦記という貴重な原作をあんな風に台無しにして、やっぱりパヤオでなきゃだめだよね、 という当て馬機能は十分果たせたつもりかも知れないけど、いくら天才パヤオでもどんどん 無意識大暴走の感性で理解するほかない映画になってきているし、パヤオも永遠に生きて いるわけじゃないから、いまのままじゃジブリとしてはヤバイよな。 パヤオが終わったらジブリも終わり、と開き直ったのかもしれないけど、それでいいのかねえ? >黒幕
>>601 ゲーム脳で脳ミソもガチガチな若造だが、一応理解できますがなにか?w
ゲーム脳の見解からしてこれはとってもロールプレイング的な映画だと思うよw
>>でもまあ、それも含めて「生きてるアニメ」だったとは思うよ。 エヴァも生きていたね。 結局これらは「作品を」見るんでなく「作者を」見るもんだろな。 普通は作品も鑑賞出来て「作者も」そこから透けて見えるもんだが、 ポニョを見るつもりだった人は「宮崎」を押しつけられて閉口。
ヴェネチアで評判だからさぞや盛り上がってるかと久々に除いてみたら あいかわらずだなおまいら
子供受けする映画とはとても思えない。 上映前は家族連れでキャッキャしてた館内が 上映後には見事に静まり返ってて気の毒にすら思えたわ。
神スレも少し読んだがやっぱり駄目だね。 向こう側に行って帰って来ない物語ってのは監督はもう負けを自ら認めた様なものだ。 知恵を現世に持ち帰り世界を変える意志をもう無くしてしまったのだろう。 自然破壊と言う人間が元凶である克服しがたい自己矛盾をテーマに選び、 長年描き続け漫画版ナウシカで一応の大人としての決着は付けたはずなのに、 その後も執拗に同じテーマを繰り返し、 ポニョではもう魔法でしか解決不可能とか子供だましの答えを提示してしまっている。 (そう言う意味では子供向けの映画ではあったと思うが。。。) 物語の抽象性は抽象的なものを描いた時にだけ正しく機能する。 具象的に描いたのでは面白く無いから無理やりやってみましたは無しにして貰いたい。 1回しか見てないけど2度とみないだろう。子供の自殺者が出ないか心底心配。
>>605 ジブリは、宮崎監督が自身の創作活動を活性化する為に作ったアトリエなんだから、「宮崎無ければ解散」は当然でしょ!?
手塚&黒澤プロみたいなジブリはイヤですよ。
>>610 負けて力を失った監督が「子どもを自殺させる」ようなパワーを持った作品を
作れるわけがないだろう。
結局最後の一行で自説を全てひっくり返してしまっていることに気づかないの
だろうか?「向こう側へ行って帰ってこない物語」と言えばダンテの「神曲」が
代表的だが、ダンテに対しても「負けを自ら認めた駄目な作家」と言えるのか?
「神曲」はダンテが「地獄の底までも神の愛が満たしている」、すなわち地獄
とは忌み嫌うべきものではなくそれら全てを含むものが世界であり神なのだ、と悟る
ところでクライマックスを迎える。
この作品も同様の構造を持っていると言えないだろうか。
>>612 ダンテにこの世に持ち帰って解決させるべき何かが有ったのかは知らないけどね。
形而上学的なメッセージだけなら帰って来ない方が話としてはうまくまとまるのでは?
614 :
612 :2008/09/05(金) 19:55:04 ID:HF9WW+t4
さらに言うと、ナウシカ(漫画版)のいちおうの結論は「我々人類は自分を受け入れて くれないこの世界で、絶望を抱えて生きてゆくしかない」つまりグノーシス的厭世観 そのものだった。 こういう読み方を嫌う人もいるだろうが、この考え方というのはおそらく宮崎駿が 自らの生育過程を「祝福されずに生まれた子」のように捉えていたところから生まれた ものだと思う。両親や家族に受け入れられず、慢性的な疎外感を抱えて育った子どもは 幼少期の家庭環境を世界に投影し、グノーシス的な「ここは本来自分のいるべき世界 ではない」という感覚を持つことが多いからだ。 同様の感覚を持った多くの子どもや青年がこの厭世的な感覚に引きつけられた。 しかしハウルから今作に至る過程で、明らかに宮崎駿は変わった。混沌や辛いことを 絶望や諦念ではなく、喜びをもって受け入れるような物語を作るようになった。 これには彼自身の「心の中の親との和解」が密接に関連していると思う。孤独感は 最大の創作への駆動力であるから、孤独でなくなった宮崎にはかつてのような精神的 孤児を熱狂的に引きつけるような力はすでにないかもしれない。
>>614 同意。
結局ボードリヤールのいうシュミラクルな言説に惑わされているだけだと思う。
今こそ若い世代も含めてルシクラージュする必要が要求されている時代はない。
人間の根源的な攻撃性が、自と他の同一化の領域にこそ潜んでいるという事実
を直視するラカン的勇気が必要だよな。
616 :
612 :2008/09/05(金) 20:07:19 ID:HF9WW+t4
>>615 あ、すまん。神スレかと思って長文やらかしちまった。
突っ込みありがとう。
Google検索 ボードリヤールのいうシュミラクルな言説に惑わされているだけだと思う。 今こそ若い世代も含めてルシクラージュする必要が要求されている時代はない。 人間の根源的な攻撃性が、 自と他の同一化の領域にこそ潜んでいるという事実 を直視するラカン的勇気が必要だよな。の検索結果 4 件中 1 - 4 件目 (0.33 秒)
618 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 20:11:38 ID:EXPn2wyK
いやそういうテーマにとどまってるのが既に違和感があるというか 混沌や辛いことを喜びをもって受け入れるような物語じゃなくて 単純に喜びだけの物語で良いんじゃねーのか?ってみんな言ってるんだよな 混沌や辛いことをいちいち前提にするのが まだ引きずっていると言うか、結局根本は変わってないと言うか むしろキモチワルイと言うか それなら混沌や辛いことと戦うとか 混沌や辛いことを諦めるとか そのほうがフツーの人には空想の物語として分かりやすいし それが嫌なら 単純に喜びだけの物語のほうがもっと分かりやすいだろうし 混沌や辛いことを喜びをもって受け入れよう なんて極一部のマゾにしか理解できないんじゃないの?
619 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 20:16:12 ID:lVcWtl4x
434 名前: 名無シネマ@上映中 [sage] 投稿日: 2008/09/05(金) 10:18:46 ID:EXuKVWSm 住み分けすらできないのは やっぱポニョ信者ってポニョ信者なだけに馬鹿なんだろうな。 そう言われても仕方ないな。 なんだかなぁ。 今後に期待します。
620 :
612 :2008/09/05(金) 20:21:41 ID:HF9WW+t4
>>618 物語ってのは何らかの欠損を埋めようとするところから始まることが多いんで、
喜びだけだとただの映像誌になっちゃうんだよね。
前提条件が「混沌」とか「つらい世界」なのは多分宮崎が(子どもの頃の)自分と
同じような心証を抱えた者に向かって語りかけようとしているからだと思う。
「つらい世界と戦う」→ひたすら敵を作る生き方
「つらい世界をあきらめる」→ひきこもり
つらいことのない世界などあり得ない、だから戦うのでもあきらめるのでもない
解を模索してたんじゃないかな。
621 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 20:23:42 ID:EXPn2wyK
そういや弟子アンノのエヴァも 最後におめでとうアリガトウとか 意味不明な全肯定で幕を閉じてたらしいな エヴァは2話目で挫折しちゃったから流れはわからんが おめでとうアリガトウで終わらせたって エヴァとやってること同じことなんじゃねーのかね?
622 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 20:31:55 ID:EXPn2wyK
>>620 いちいちそんな解いらなくね?
>喜びだけだとただの映像誌になっちゃうんだよね
むしろ最高だよ いーんじゃねーのそれで
宮崎パヤオのギャグアニメ映像誌とかむしろ見たいわw
と言うか、そこまでフンギレルかどうかがかなりでかいと思うんだが?
世界の破滅から突然「全てのチルドレンにオメデトウありがとう」だと
破滅を知ってる不幸な子供は「こんな結末の付け方は無い!!」と反発だろうし
破滅を知らない幸福な子供は「先生、意味わかりましぇーん??」とポカーンだろうし
9割は理解できない罠 理解できるのは1割のマゾちゃんのみ
623 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 20:32:46 ID:xCMJtbwA
624 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 20:34:30 ID:voKvuzGC
>>621 イデオン世代はあれには引っかからない。
(そういえばイデオン祭りってのがあったような。)
股の下
626 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 20:40:34 ID:xCMJtbwA
「売れる作品があるんじゃない。結果的に売れた作品があるんだ」 庵野はエヴァの時にいい事を言ってた。
漫画版ナウシカのラストを読んでるか読んでないかで だいぶ評価がわかれるんじゃないか?
>>627 そんなことで評価が分かれるなら、たいした作品じゃないな
今回は作品以前に宮崎駿と言う人物がこんなにイケスカナイ奴だって事に驚いたわ。 映画にケチを付ける奴には「だったら自分で作って見ろ」とかクリエーターは絶対言っちゃ駄目だと思う。 料理食べに行って不味くても店の中では顔を見合す程度でも掲示板には不味かったって書くだろう普通。 ジャンルは違うが宮本茂なら絶対そんな事言わないと思う。 賞賛されれば良いお客に恵まれたとかどんだけ上から目線なんだ。 作品は残したが自身の人格形成は年を取るごとに壊れていったのかね。 ロリコンの成長って難しいんだろうとは思うけど。
630 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 21:16:57 ID:xCMJtbwA
>>629 そういうの見ていっつも思うんだが、作者の人格で読む作品、見る作品を選ぶのか?
死刑囚の作る作品はすべからく糞か?そんなんでもないだろうに。
>>630 そういうのって決めつける前に、文章をきちんと読めば?
>>628 君も長くこのスレに張り付いてるなら面白い揚げ足取りの一つでも
してみたらどうだ?
>>629 ボロカス言ってるが、宮崎は別に聖人君子じゃないからな。
「だったら自分で作ってみろ」と言ってるところは聞いたことがないが。
「なぜ自分にばかり娯楽活劇を期待するんだ?」と言ってるのなら知ってるが。
そういう意見をネットで吐き散らすのって単なるルサンチマンだと思うな。
633 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 21:26:55 ID:xCMJtbwA
「謙虚が見たけりゃアイドルオーディションの優勝インタビューでも拝んどけ!! 実力がねえならリングに上がるな!! 人柄見たけりゃボランティアにでも行って来い!! 血、汗、涙は燃えないゴミの日捨てちまえ!!」 「リングに持ち込まれた「「薄汚ねえ…余計なもんは壊してしまえ」とオレは言いたい」
>>632 客の権利を主張してるだけなんだけどね。
>>632 >なぜ自分にばかり娯楽活劇を期待するんだ?
娯楽活劇じゃなく、活劇ね。これ魔女宅の時の台詞らしんだけど。
この時は活劇じゃなくとも娯楽になるという信念持ってたんで。
まあ結局魔女宅も最後は相変わらず活劇してんだけど
最近は(つかポニョは)変わって、娯楽をしないで何が悪い、だね。
俺の成長のためにやってるだけなんです。だったかな。
636 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 21:38:04 ID:xCMJtbwA
>>634 >客の権利
なんかそれ、クレーマーっぽくてやだなあ。
しかし、この作品のヒントには、スマトラの津波と、地獄の黙示録での ベトナムでのワルキューレと(どちらも東南アジアだ)、ロリコンの合体があるような気がするw
>>634 ああ、映画がつまらなかったのに、作者がそんな俺の意見を受け入れないのが
不本意だと。だから人格が壊れてると。
君は他の映画でもつまらなかったら作者の人格攻撃をして鬱憤を晴らすのか?
>>635 ああ君か。訂正サンクス。でも
>>629 のは訂正しないのか?
この箇所以外で宮崎が「だったら自分で作って見ろ」なんて言ってたっけ?
639 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 21:42:45 ID:xCMJtbwA
>>637 ヒントっていうか、死亡フラグのパターンをふんだんに取り込んで
「ああ、こりゃ間違いなくそうすけは悲しい別れをするな」って観客を信じ込ませた所で
「ハイ、死にませんでしたー。たまにはこんなんどうよ?」みたいな感じだったりして。
>>638 ポニョインタビューで言ってるからね
文句あるなら消費者じゃなく生産者になれやと、観客にね。
>>639 うん、とにかく王道展開は、死んでもwイヤ! ってのはビシバシに感じたな。
しかし、その王道展開の代わりになるものを提示できたかというと疑問。
かわいいね、えらいね、はそれとは別の次元であることであって、代用にならない。
グランママンマーレは海のお母さん、もしくは海の女王。
>>633 記者「今回のポニョとスカイクロラの上映対決について、2 三、質問を…」
宮崎駿「 押井?あんなんキッタナイボロ雑巾やな!!ワイの右ポニョくろうたら、痛くて失神してまうやろな!あの得意技スカイ・クロ−ラなんかワイの腹筋でハジいたるわ!W」
記者(パヤオ、ずいぶんくだけて きたなぁ…)
ただ、なんか、劇場用アニメを、個人的に「勝手に作ってる」という自由の甘美さ みたいなものは感じたな。 ただ、それすらも、何か誰もを惹きつけるまでの魅力のレベルにまでは達してないと思う。 マニアックなファンとかは喜びそうだけど。
>>640 ああそこのことか、なるほど。
“消費者”は真の生産者にはなれないみたいなことだっけ。
確かに言い訳もあるかも知れんけどね。分からんが。
まあ頑固な表現者ってそういうもんじゃないのって思うし、
別におれは気にならないけどなあ。
で、結局現時点での興行成績(アニメ映画のみ)の順位は 1位・ポニョ 2位・カンフー・パンダ 3位・クローンウォーズ・スターウォーズ外伝 てとこかな?「スカイクロレラ」はどこまで食い下がるか。
>>640 何だかんだで、パヤオは今までオナニーしかしてないからな
その質が変わったところで、パヤオにとってオナニーに変わりはない
あの爺さんにとって、今気持ちいいオナニーを追求したらこうなっちゃった、ってのがポニョ
文句あるなら自分でオナニーしろってのは至極正論
648 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 21:53:03 ID:xCMJtbwA
>>641 >王道展開の代わりになるものを
これは、今のアニメ界における最大のテーマとも言えるかも知れない。
最近のアニメなんて、物語や人気の流れを作者自身が修正しきれなくなって、結局
その流れのまま凄惨な結末へと向かう事が多くなってる。
もしくは、その流れをどうこうする事を作者が最初から放棄してしまって、結果的に
意味のない作品しか作れなくなってしまっている。
ポニョの場合、割とそういった作品へのアンチテーゼも盛り込んでるんじゃないのか、って思った。
少なくとも、宮崎はポニョに関しては「ハッピーエンド」という原点回帰的な手段を選んだのだろうけど
最近のアニメに若干毒されてる人間にしてみたら、それが意外と新鮮だという事に気が付いた。
>かわいいね、えらいね!
思うんだけど、萌え要素を(例えば、アニメ風のでかい目とかアホ毛とかみたいなああいう奴)を一切使わないで
女の子の可愛らしさを最大限引き出せるアニメ作家が、日本にどれだけ残ってるんだろうか…
649 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 21:54:24 ID:xCMJtbwA
あれしろ、こうしろは批判じゃなくて要求だな。 監督は自分が作りたい者を作ればいい。 その姿勢にケチつけるのはお門違いだな ゲームは映画と違ってそういうわけにはいかんけどなぁ・・・w
>>648 自分は、王道展開を「限界」として捉えるべきじゃないと思うんだけどね。
ストーリーのパターンは限定されているわけだし、子供向けとなると、さらに
少なくなる。
古典にのっとって自分の世界観を展開するのが正道であって、王道展開から
それるのは、ないものねだりと思うときがある。
>>645 このおっさんの思想はコロコロ変わるというか
支離滅裂なんで、俺も基本的に気にしとらんよ。
後で作品上気になったとこは、使うが。
たぶん高畑さんとか大塚さんとかからの呪縛を必死に解こうとしてると思うね
巨匠にまで成り上がったのに、今だに他人のふんどし
しめてるのが気にいらないんだろう。肯定的に捉えれば一皮むけようとしてるというか。
オリジナリティの追求というかな。
完全に推測だが。
高畑に「こいつはお姫様のエスコートものしか描けない」って言われた限界からは 今回も脱してないなw
物語には、最初から大枠から構成するのと、頭から初めて物語の成長に 任せるというやり方があるかと思うんだけど、後者だって結構、最後は、 既成の物語のパターンにはまってたりする。 ポニョは物語の構成は前者なのに(劇場映画ったら普通そうだけど)、 なんかその枠の中で後者をやろうとして中途半端になったって気がする。
ポニョのどこが王道じゃないか、誰か説明してくれん?
例えば
A,浦島が亀を助けました。亀は浦島に恩返しをすると言いました。
そして翌日砂浜にいくと亀は竜宮城に連れていってくれました。
B,浦島が亀を助けました。亀は浦島に恩返しをすると言いました。
そして翌日砂浜にいって浦島はスキューバダイビングで竜宮城に行きました。
亀の出番は最後まで無し
例えばAは王道で、Bは王道じゃない?
>>653 宮崎も言ってたけど、学生時代のオタク体験が尾を引いてるんかね
今でいう超キモオタだからなあ。それが逆にパワ—になってんだろうけど。
描くものが画一的なのは仕方が無い。宮崎風に言うなら「現実の女を知らないから」
それを克服しようと必死にしかんして研究してるらしいけど
やっぱじいさんフィルターは除けないよ
高校の時見た女子高生と今見るそれと違うだろ?それはもう変えられないよ。
>>652 >たぶん高畑さんとか大塚さんとかからの呪縛を必死に解こうとしてると思うね
それ、鈴木が押井との対談で言ってなかったっけ。
で、押井が「そんなのおれらには関係ない」みたいな感じだっけ?
押井はポニョ面白かったらしいが「老人の妄想」とも言ってて、
何か面白い意見だなと思って聞いてた。
>>620 >物語ってのは何らかの欠損を埋めようとするところから始まることが多いんで、
これはそうだと思う。主人公なりが動き出す動機としてはそうだが、「ポニョ」
の場合は、他者との闘争、争奪という欠落の補填じゃないように思うね。
リサの乱暴運転じゃ無いが、普通の一見斬新とは言えない人生でも、
生きていく過程はそれぞれなりにスペクタクルな出来事で満ちているような
気もする。
何処かで読んだような気もするが、人間(生命)は生まれながらに欠損というか
補充される欠落した片割れを持って生まれてくるように思う。
ポニョはあるアクションの必然的動機が弱い、つまり物語における連鎖性が 弱いので、結局、アクションそのものも説得力を欠かしてしまったという気がする。 制作ドキュでは、宗助に再開したポニョの愛情を抱きつき方で表現するのに こだわっていたけど、それって結局、フィジカルな話だけで、 「こんだけ強く抱きしめるんだから、ポニョは宗助のことを相当好きなんだ」 と考えるのは、ちょっとバカバカしい気がする。それは津波にしてもそうだ。 こんな津波を起こすほどポニョの愛情は大きいんだって言うなら、ちょっとチガウ気がする
659 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 22:26:24 ID:DzqO3BMf
___ ┌┘□□└┐ =ニ三 └○──○┘  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄=ニ三 ( ・L・) ∩ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ =ニ三/⌒ | // =ニ三/ /⌒| ヽ/ ○ =ニ三 ⊂/ | _ ⌒) ─┼─ ___ =ニ三 / / / / / | \ _ =ニ三 / / ∪ / | \ ____ ─| =ニ三 (_)  ̄ /⌒ ̄⌒`´ ̄`〜ヽ'ー--、 _/ ιυっ ̄~つyへつ / フっιつ人´ / /つυ^っへ っっ / /つつ。o/ / / / ^つっへυっつ _/ 〉o°o。 。 / / /°>つっっっつっっ / \γ、。 o 。 /o。/ /つっっつっつ __/ `⌒ヽっ/ 。/ / っつ) っつっつ =/ っっ τ-っつつっ、。| つ っつつつ  ̄ っっ )) ) っつつつ。| っっつつ つつっιつ) ⌒つっ) っつっつ。 °| 〜〜 〜〜 〜 〜 〜 〜 〜〜 〜〜 〜〜〜〜 〜〜 〜〜 〜〜
>>649 ワールドイズマインの作者の、ボクシングマンガかな?と(違ってたかも)
スレチ失礼
>>656 言ってたね。妄想の羅列ってのは、思ってたんで代弁してくれて嬉しいかな。
しかも本当に羅列ならまだはっちゃけれるけど、そうでもない。
庵野風に言うなら「パンツはいてる、裸になってない」
それが小賢しいと思うし、何よりつまらない。
高畑さんと大塚さんのインタビューなんか読んでみると良いよ。
不思議な共通点が色々と見つかり、反抗心が垣間見れる。
まあそれが全部とが思わんが。
>>658 そこで作者がポニョの心理がどう構成されたか描くと言う腐心をするという
のもひとつの方法で真っ当と言える。
そういう方が子供たちなどには直ちに作品を消化できたと思うが、
この話「好きというのはもう初めから好きで」という感じに構成している。
比重が何処にあったかと思うけれど。今回は今回でよかったように思う。
もうすこし折衷案的な作品なら他の作家でも描ける。(商業的に描かせて
もらえる)
ポニョをみてつまらなかった人間は つまらないと思った自分に正当性を持たせるために 色んな分析をして理由を論うなぁ…
>>662 >そういう方が子供たちなどには直ちに作品を消化できた
それはそうだろうね。
まあ一方で子供って結構支離滅裂な話ってのも好きだけど、それを
了解した上でポニョが作られたという印象も受けないんだよなあ。
だから子供たちは物語性というか、思想的というか、そういうものより
絵のすごさとか、イメージの面白さとか、ポニョのかわいさとか、
そういう外面的なものに惹かれているのかもしれない。
なんか、内面的なものの発露を期待する人は(子供も含めて)物足りないかもしれない。
>>661 妄想の羅列では取りようによって観えるが、イメージの複合というか、コラージュ
的に雰囲気をかもし出すとか、あるいはもっと自由に選択されたことごとの
総合力をみせるような(古いがコヤニスカッティとか)もので無く、むしろ
選択と描かれ方は絶対性が高い不自由なもの(厳選)のような気がする。
若い頃は次々に浮ぶイマジネーションを取捨選択してそれらしい話をデッチ上げる 発想も体力もストックもあったんだろうけど、 今は新しいイマジネーションも枯渇、取捨選択しようにも元が無く、 選びようが無い状態で有り物をつなぎ合わせた状態じゃないかね 既出の物で良ければ体力次第で幾らでも作れるんだろうけど
667 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 22:48:13 ID:BIP047hZ
最後にキスするときポニョが着地して終わらなかったのは 二人の物語はこれからも続くって暗示だと思った
>>666 制作前のNHKドキュでは、
「歳とって、イメージの出てくる蛇口が細くなった」って言ってたね。
で、公開前のドキュでは、机に座って、
「面倒くさい」を連発。想像だけど、あれは、いろいろひとつの作品に
練り上げるいろいろな精神的な意味を含めての「事務仕事」が面倒くさい
と思ったんじゃないかなあ。
それでできたら意外と酷評があったので、「なんで分からないんだ!」って
焦りで怒ってる感じもした。
でも、あれだけのパワーがあるんだからスゴイのはスゴイよ。
しかし、叙情的でなく、もとから力技の人だから、次がどうなるか。
ポニョは自分へのご褒美って事でいいんじゃなかろうか 例えばリサのカーアクションにしたって、大塚さんと組んでる時はクラリスを救うって 必然をしてるわけだけど カーアクションを自分が描きたいのに、何でわざわざ観客のために 理由を作らにゃいかんのだと リサに理由なきカーアクションをさせた(幼稚園に急いでるっていうパンツははいてるが) 自分への言い訳か、解脱の呪文か知らんが「子供向けだから」を ひたすら唱え続けて、こういうものの連続をさせたのがポニョじゃなかろうか 穿った見方だな
671 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 23:02:37 ID:4nphKjna
俺のポニョも最近元気ないな。もう歳かもしれない。
>>664 それはそう思う。ただ、宮崎駿監督は、登場人物の心情には深々踏み込まない
ように感じる。個々人の心情のそれぞれの個性ある転換とか推移は描かないことが
多いように思う。「状況の中の物語作家」みたいな感じに自分は受け取っている。
それでちょっと思うのは登場人物がおおむね自立心が強すぎる、状況の変化に
対応するのが早すぎる、ウエットでないので観客的に若干気後れがする傾向が
あるかと思う。
674 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 23:11:54 ID:EXPn2wyK
おいおいおいおいおいおい いくらポニョがつらまなくっても人格攻撃はなしだぜ?ボウヤたち 叩くなら作品内容自体を叩け作品自体に文句付けろ 作品てのはな人間を通して天から流れ出るものだ いくら料理は不味くてもその食材と人間の人格に非はネェンだぜ?
正直眠かった。 あとウォーターワールドって糞映画思い出した。
>>670 確かに、動きの根拠となるドラマ部分は取っ払っちゃって、
動きそのものに意味を持たせたいみたいな意思もあるかもと感じたな。
もっといえばそれがアニメーションの本来性だくらいには考えてたかも。
まあそんな大層なものじゃないかもしれないけどねw
実を言うとおれも初めのリサの暴走にはちょっと違和感を感じたクチなんだけど。
677 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 23:16:56 ID:EXPn2wyK
「だったら自分で作ってみろ!」むしろ可愛いじゃんww あのな、おまえらは甘い つーかパヤオは底抜け痛快ドタバタなギャグアニメ作れ いやむしろ作ってくれ頼む ちうか名探偵ホームズみたいなの頼む
パヤオが本当に作りたいのは軍オタアニメに決まってるわい
>>673 心を描けないのか、描けないのか?
抒情詩じゃなく叙事詩ですな。
>ちうか名探偵ホームズみたいなの頼む 近藤喜文氏がいないと無理っす ><
>>678 じゃあ、「ローレライ」をアニメでリメイクするといいw
満足した。観て良かった。絵が綺麗だからDVDなら良さが半減したかもしれない。 比べるものが違うかもしれないが個人的にはキャラ大杉な千と千尋よりずっと良かった。 「モノ」は単純で人に伝わる物が一番難しいはずだから自分は好きな作品だな。
ラストについて宮崎が 「スタッフの女の子たちは、そーすけ大変だねぇ、って言ってますよ。 女ってものの正体を分かってますからね(笑)」 と言っていたが、それは別に解説加えられなくても十分伝わる作りになって いたと思う。というかフジモト見てりゃわかるよ、というw でもリサを見ていれば、そういう「異界からでも図々しい顔して平気で やってくる」女の側のパワーってものも、あの情けない耕一っていう受け皿 ひとつがなくなるだけで、たちまち行き場を失って迷走してしまう。 やっぱり「バカで情けなくて右往左往しているだけの男」ってものがいて 初めて男と女のつがいってものは成立するって言ってる作品だってよくわかる。 約束は忘れなくてもだからといって守り切れるというものじゃないけど、 ヨタヨタしながらだって何とかやっていけるさ、というエンディングは、 漫画版ナウシカやもののけと決して矛盾してはいないわな。
不思議やね、ここ本スレやろ 何でアンチみたいな的外れな意見がようけ出てるの? 評価高すぎると、貶めてバランスとろうとするヘンな心理? それともメジャーすぎて、馬鹿がわいてんの? ポニョは文句なしの傑作だから手放しで絶賛しても問題ないよ
685 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/05(金) 23:34:59 ID:EXPn2wyK
いや女の情けなさを隠す捻くれ? 女は子供産めるんだから子供を守るんだから 強いんだから男は黙って崇めろ崇めろ崇めろバカバカBAKABAKA ってアホな単純バカやってるだけにしか見えないw 悪いけどね そんなテーマは、 いまさらだからなに? ってしか思わない
山口智子さんの声が僕のお母さんみたいなやさしい感じでとても安心して観れました! 山口智子さん最高!
>パヤオが本当に作りたいのは軍オタアニメに決まってるわい 以前から駿は言ってるじゃない。 「マンガのナウシカを描いていてつらくて辛くて仕方なかった時期は 雑想ノート描きたくてしょうがなかったんですよ。それが、ナウシカの 連載終えたら、雑想ノート描く気もきれいさっぱりなくなっちゃった」 パヤオが2002年に本気で描きたかったのが千尋だし、二年前から一番 描きたかったのはポニョみたいなものなんだよ。 「自分がいつ、どういう風に死ぬっていうのがハッキリイメージできるように なった」って言ってる人間が、バカ学生や愚痴愚痴サラリーマンみたいな 本音と建前の使い分けするわけないだろ。 もっとも今一番作りたいのは、例の芥川龍之介と夏目漱石の話とか、利根川の 船頭の話とかなんだろうけどw 面白いと思うんだがなあ。高島の「漱石の夏休み」に出てくる「ひょっとこの 金さん」なんて、いかにも宮崎アニメに出てくるバカな男そのものだしww
穿った見方続き
>>676 アニメーター脳だなと思う。
カーアクションと人が乗ってるってことを分離しちゃってる
カーアクションが何故ハラハラするか、それはアクションの絵面が
凄いからだけじゃない。アクションが凄いことに比例して
乗ってる人の命を危険に晒しているから。
綱渡りが典型だ。綱渡りの動きだけ見たら何とも退屈な動きだ、
それをハラハラさせるのは「命の危険」って心理が強烈に働いてるため。
じゃ無用なカーアクションは違和感が伴って当然だ
母親が息子の命ともども無用に命の危険に晒してるのだから。
しかもあんな崖の危ない道にも関わらず
リサは慣れてるんで。ってのは後から誇示付けた言い訳にしかならん。
サーカス団だって、綱渡りにゃ慣れてる。普通の道感覚かもしれない。
でも見てる側にはそう見えない。それは自分が綱渡りに関して普通のみち感覚じゃないから。
ハラハラ感は見てる観客が実際どう認識してるかにかかってる、当たり前だけど。
本スレで申し訳ないが・・・ 宮崎終わったな
>>683 >女ってものの正体を分かってますからね(笑)」
そんなもの女だろうが男だろうが知ってて当然なわけで
分からないのは萌え〜とか言ってる童貞どもと、監督が対象とした子供だけだろ。
その皮肉をより浮かび上がらせるためには、「ポニョと宗介は未熟ながら本当に
恋をしているんだ」と思わせるような、こちらが赤面するようなウブな恋愛描写が
必要だ。しかし残念ながらこの映画にあるのは兄妹愛レベルのものだけで
熱烈な恋愛というのは存在しない。
未来少年コナンの最終回で、モンスリーとの結婚式を前に逃げ出そうとする
ダイスのような最高に面白い演出というのはそこにはなかった。
>>688 いいから鈴木があっちこっちでしゃべってる内容ググってみれ。
久石が何であのシーンにああいう音楽つけてるのか、体感で
分かりそうなものと思うんだが…。
ホント「本当に分からない奴は(略)」w
そういやベネチア、とうとう本命に対する対抗が出てきたみたいだね。
関連スレではこっちが本命見たいに言われてるけど、ヴェンダースは
やっぱり「テザ」の方が好きなんだろうしなあ…
終わった人間が世界3大映画祭で大喝采??? 映画祭前はこんな映画外人に評価されるわけない 映画祭後はイタリア人センスおかしい 批判すんなら、事前に 「映画祭では人気を博するだろうが、それでも駄作」って言いやがれ 俺はついぞそんなレスを一つも見かけんやった
>>688 あ、おれアニメとか詳しくないけど、
カーアクションにそういうのが本来必要ってのは同意なのよ。
でも、あのシーンはカリオストロと違って観客をドキドキさせたいわけじゃなくて、
車が猛スピードで走ってるっていうそのままを表現してるように
思えるんだよね。もちろんリサのキャラ説明っていうのもあるだろうけど。
いや単に習作として そういうシーンをやってみただけだよ
>>691 ヴェンダースがテザあまり気に入ってないって記事
どっかで見た気がするけど・・・?
>しかし残念ながらこの映画にあるのは兄妹愛レベルのものだけで >熱烈な恋愛というのは存在しない。 あれだけ全開で「存在」しているものが目に入らないっていうのも 本気で凄いな。まあ20年も前からパヤオアニメに必ず付いて回る 「周回遅れをトップと勘違いして、他人を見下して自分の頓珍漢な 見方を誇示して回るアニオタ」の典型的な意見だけど。 なんで日本中でボロボロ泣いている人がいるのかなんて本気で 理解できず「信者のでっち上げだ」とでも自分に言い聞かせて いるのかもしれないが。 まあハウルでもあれだけ露骨な少女マンガ的恋愛図を理解できず 「開戦と終戦の政治的理由」なんてものに首をひねっていたバカが いたわけだから、「あるものを見ないで無いものを見たがる」人間が 130万人くらいいても不思議はないわなあw
>>693 うん、だからアニメーター脳だねと。動かすことしか考えてない。
必要じゃなくて、勝手についてくるものなのね。
脚本を手掛けるなら、そこまで考えないとねと。
カーアクションをしても命の危険を意識させず
破天荒キャラだってのを印象付ける方法はあるしね
まあそういうの面倒臭かったし嫌だったんだろうと思う
観客のための映画作り。になるから。
その最大の譲歩が「幼稚園に急ぐ」って必然だけど、むしろない方がいいわ。個人的には。
批判に対して人格攻撃をする奴にはレスしません。
ポニョは、まず多くの観客が「評価」する。次に気の早い連中が「再評価」 を始める。もっと気の早いやつが、「他の要素を期待した観客の心情を 追体験」する。 海外で大々的に「最初の評価」を受けている段階だが、これは戦略として 正しい。質問も飛ぶだろう。 ここからフィードバックで日本に「再評価」の素材が返される。 平成の眠りを醒ます上喜撰となるか…
普通に考えてそうにしか見えない こういうシーンでこういう演出スタイル映像をやってみる そういうツギハギ? だから登場人物のモチベーションは強引 見てる側はポカーン
>>688 >>698 あ、ごめん読み間違えてたみたい。
カーアクションとして機能してないんじゃなくて
無用にドキドキさせるなって意味ね。
それでもまあ
>>693 で言ってることに変わりないと思うけど。
え〜、俺には ID:nHp+QzZU も 「あるものを見ないで無いものを見たがる」人間に見える〜。 俺語り臭。
ID:EXuKVWSm ID:EXPn2wyK お前ら、もっと用心深くしゃべれ… 「僕は、映画から何も感じられなかった感受性のない者です。一番好きな食べ物は マクドです。出来ればハッピーセットだと嬉しいです」と吹聴しているようなものだ…
>>700 いつものパターンだよ
浮世絵とかだってそう
千と千尋の海外の批評を見てびっくりしたのは、恐ろしく的確な評価だったこと
あれだけ和風テイストに仕上げた映画だってのに、
日本の似非批評家よりも造詣?が深かった
審美眼に関して日本人より遥かに上なんだろうな
>>630 「すべからく」の誤用みっともないなぁ
言ってることの説得力がおじゃんだ
>>702 無用にドキドキ・・はベクトルが違うな。
無用に子供の命を危険に晒す、が近いかな。
そんな事は平然とするのに、後にソウスケを避難させるためだとか、
ソウスケと愛情深い交流みせたり
1個の人格として云々とか言ってみせても説得力に欠けてくるからね。
>>700 もののけ以前は再評価タイプ
もののけ以降は右肩下がりタイプ
ポニョは下手したらエヴァタイプになるかも
今は宮崎は犯すべからずな神扱いだけど、今になって手塚が実は人だったねと
見直されてる傾向のように
十年後には同じように多くの作品が見直されると思うね
708 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 00:13:27 ID:fGwtqcIW
しっかし、あの嫌でも耳に残る歌…ジブリは宣伝のツボをおさえてる
>>707 手塚が人だった評価って何だ??
どうみても前人未踏の天才としか思えんのだが
そういえば海外のポニョ評で、海が陸地に浸入していくという現象を 無意識レベルが日常的意識を侵犯していると捉えてるのを読んで、 お、ちゃんとわかってるなと思った。
711 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 00:16:37 ID:FTM8dVn0
カーアクションは津波の上を走るポニョに並走させる必要があったからだろ。
712 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 00:18:12 ID:BiNys5xl
わからない事があると自分の頭が悪いせいじゃないと言い訳をする 大きいお友達がうざいです
つーかあれカーアクションのうちに入るか。パヤオが自分の快楽を求めて 本気でカーアクションしたらあんなもんじゃないだろ
こうやって、称賛には人格攻撃、 否定においては他人への肯定を強要します。 合言葉は、 「つまらんものをつまらんっていっていかんの?」 「また人格攻撃か」 はい、ご一緒に。
てか、オテンバ(死語)ヤンママ描きたかっただけだろw
カーアクションに関しては、わざと肩透かしにしたと 既に監督自身が言っているので、議論終了
リサの声の人って、結構オバチャンじゃないの?
BS日テレの特集みたお レイアウトって作業初めにやりだしたのがパヤオってのは意外だった これってどんなアニメにも浸透してるのかね? しっかし、何をみても計算付くなパヤオがなんだか憎くなってきたぞ でも、自分の実体験をそのままの形で映像に反映されるってアニメーションを作る上で大切なことだなと感心したね 現代の子はもっと色んな物を見たほうがいいね、家で篭って絵描いてるような連中には到底できない仕事だとは思うわ、うん
>>710 そうだな。その「幻想=無意識が日常を侵食する」パートの前に、例えばカーアクション
などは「日常生活に、当たり前のように同居している生命の危機」を描いておかなくては
ならなかったんだろうな。5歳児ならば当然の事、として認識している生命の危険を
リサは忘れている、といったようなものを…
>>708 あの歌の中毒性は小林亜星を超えたな。
>>710 欧米でもユングが見直されてきてるからね。
>>709 手塚はわかりにくいかな。エヴァの庵野でもいいよ。
これは浸透してるから。
手塚に関して、仕事量とかテレビアニメの開拓者としての評価は実績に関わることなんで
そのままなんだけど
内容に関してね、今手塚を神と推す方がナウくないというかね。
そういう書籍が多数出てそんな傾向がある。まあ評論家とかの内みたいだけど。
同じく、パヤもいずれそういう対象になると思うんだよ。
今は評論家も一般もいかに神かいかに高尚かを掘るのがポピュラーみたいだけどね。
三十路後家と理屈は何にでもくっ付くもんです
>>705 P・ケイル女史の「細雪」評見て度肝を抜かれた俺だけど、イバートの
「もののけ姫」「火垂るの墓」評読んだ時も、ちゃんとモノを見る目の
ある人間の一瞥っていうのは、もうはっきりモノが違うんだ、というのを
改めて思い知らせてくれたものだった。
同じ時期に日本でアニメライター上がりの物書きが、「もののけ姫」の
ストーリーさえ把握できていない惨状を晒していただけになおさらね。
「俺は子供のころからアニメを見てるんだ」なんていうプライドは、屁の
つっぱりにもならないとハッキリしちゃったものだったなあ。
>>709 宮崎アニメは「魔女宅」の頃からアニオタには散々「駿オワタ」とバカに
されていて、10年たった頃にはマスターピースとして不朽の名声を
確立している、っていう歴史を知らない人間が相も変わらず沸いているように、
最近じゃ、今までろくに手塚を読んだことのない浅〜い人間が
「手塚なんて何の功績もない。今の漫画文化に手塚は何も残していない」
という無知を晒して威張ってる風潮があるんだよ、恥ずかしいことに。
近現代史を知らないから、自分の好きなものがいかに手塚の懐から育って
きたかっていう血脈を本気で認識できてないんだよね。モノを知らないと
どんな恥ずかしいことでも大きな声で言える、っていう典型例。
>>721 醜い…
人を貶めるのに淫靡な喜びでも見出してんのか
しかも一般人まで
これがハヤオの言う神経症の時代か
だから〜w なんで ID:1qSzLxfB は 誰かを腐さないとモノを言えないんだ?
>>707 「無用に子供の命を危険に晒す」か、
確かに対向車とすれ違うところは一瞬ドキッとするな。
実写でやったらさらに恐ろしいシーンになりそうだ。
さっきも言ったけど、実はおれもそのシーンはちょっと違和感だったんだよな。
「このまま崖下に転落するんじゃないか」とまではさすがに思わなかったけど。
ん? 724はアンカーミスじゃね。 しらんけど
俺はリサ好きだなぁ でも、あの運転と自分の運転テクに対する自信は どうにかしろと言いたいけど
リサは俺の姉貴に雰囲気から運転の荒さから子供への接し方からなにもかも似ていたので、 身の危険を感じて逃げ出したくなりました
俺はリサが何しようが、漫画だからって、何も考えずに見てた。
手塚に関しては、今に繋がる漫画手法のパイオニアであると言う認識が改められて 戦前漫画の継承者であるという位置づけになってるってだけの話だな 手塚が死んだ当時は戦前漫画を検証して位置づけるだけの基礎研究が無いまま 彼を徒に神格化しちゃった嫌いがあるから、その反省からだろう
>>723 >今までろくに手塚を読んだことのない浅〜い人間が
>「手塚なんて何の功績もない。今の漫画文化に手塚は何も残していない」
>という無知を晒して威張ってる風潮がある
これは手塚に反発したすぐ下の世代の漫画家の言い分を、そのまますり込まれてる
んだろうな。巨大な才能が出現したすぐ後には、それに対する反発を原動力にして
多数の才能が現れる。これは文化や政治における「振り子の原理」であって、それ
自体は正常なことだが。
問題はその「反発」そのものを真理や正義だと思い込んでしまう凡才が多いことだ。
「手塚は何も残していない」
未だに大学に潜伏してる革マル派を思わせる発言だ。
■一応いまさらなパヤオ発言のコピペ 「僕が発言してるのは、手塚さんのアニメーションに関してだけです。 手塚さんの漫画を見るのは大変な出来事でしたからね。それについては、 その尊敬の念とか彼のやった役割については全然疑問を持ちません」 「僕は手塚さんの漫画に物凄い影響を受けた人間なんですよ。それで、 自分がそういう仕事をやるときに『このまま仕事に入っては駄目だ』って いうところまで手塚さんに追い詰められた人間なんです。実際、その後 漫画に入った人たちも一人として彼を超えてないと思うんですよ。だから 二十代の時にひどい葛藤があったんです、自分の中に」 「その人物が死ぬと安心して褒めだす人がいるんです。美空ひばりの生前には 聞こうともしなかった奴が死んだらイヤー大した奴だったな、なんて言うと 頭にきますよ。僕はいまでも手塚さんと戦ってるんだと思ってますから、 死んだと思って安心して褒めたくないんですよ。あの人のニヒリズムに 僕らは畏怖の気持ちで憧れ、影響されたんです。あの人の(作品の)中に、 その後のこの国の大衆文化の光と闇が凝縮されてるんです。 だから、死んだってちっとも安心なんかできない。 自分の彼(=手塚)への(批判の)言葉は、自分(=宮崎自身)への一番 鋭い刃にならなければならないはずなんです」
フジモトって手塚キャラっぽいと思ったが、なんでああいうふうにしたのかな
>>728 そうだといいなあ。
>>732 漫画のコマ運びとかね。
そんな事して何になる?と俺は思ってしまうけども。
手塚と言えば、フジモトが手塚キャラっぽかったなあ。
>>732 ってことは作品内容とは一切関係ないな
無からできるなんて考えんでもありえんことぐらい分かるだろうに
しかもパイオニアであることには変わりねーだろ
>>738 あんたの書き方が紛らわしすぎんだよww
>>735 >自分の彼(=手塚)への(批判の)言葉は、自分(=宮崎自身)への一番
>鋭い刃にならなければならないはずなんです」
言葉ではなく登場人物で現した。つまりはそういうことだ
伊藤剛もオタクアミーゴスも、どうでも良いワン。 ここで語ってる人たちは「1stガンダム? ダセェwww」 ってのとは違うんでしょ? 何をそんなに見下したいのか、それこそ意味がわからん。
くろねこ亭に「ポニョがベネチアでデジタル映画賞受賞」 って出てるけど、なんでデジタル?w パヤオ複雑だろうな・・・
■パヤオ発言・続き 「やっぱり僕自身、手塚さんの影響下にいてね、そこからどうやって 抜け出すかっていうのでにっちもさっちも行かなかったっていう、その 影がね、いまだにナウシカの中にありますよ。だから、自分で見てて 嫌になるんですよね。結局、その辺をほったらかしにしてアニメーションを やってたから」 「だからいざ漫画を描くとね、手塚さんとはぜんぜん違うように見えるかも しれないけれども、やっぱり手塚さんの背負ってた時代的な制約みたいな ものが、僕の世代の制約としてちゃんと影を落としていると思いますね。 例えば、女の子の描き方とかね。そういうとこから自分が抜け出せないまま マンガを描かにきゃならなくなったってことが辛かったですよね」 …私なんかは、リボンの騎士はすべての少女マンガの基本だけれどそれは 手塚が宝塚に住んでいたことが起因だとか、横山隆一が日本の漫画文化を いかに継承させるかを考えていた時には「あんな奴はエログロで人気を 得ているだけですぐに消えますよ」とくさしていた周囲の取り巻きが、 あっという間にその侮蔑の対象だった手塚に乗り換えたとか、そういう 経緯を体感していたから、手塚は周囲の取り巻きが梶原一騎ら新興勢力を いくらくさしても、いつも怯えていたとかいう話ばかり聞かされていた 世代だから、今さら偶像破壊を叫ばれてもなあ…という感じで。 だいたい連載すらなくなりかけた手塚の起死回生となったB・Jをリアル タイムで観てしまったというヘンな世代だしw
リサと言えば、笑い声が酷かった 他はまだ許せるがあの演技だけはいかん 正に棒読み「ワッハッハ」 おそのさんと被ったから余計かねぇ・・
今日初めて観てきたが、非常に面白かった。 こんなの撮れる監督、なかなかいないよ。 これわかんない奴、駄目だよ。
>>736 > 漫画のコマ運びとかね。
> そんな事して何になる?と俺は思ってしまうけども。
うっわー!これ言っちゃダメだ!これを言ってしまったおかげで、
「何も知らずに時代を品評した気になっている若造です」とバラしてしまった。
だから、もっと、用心ぶかく書けって…
なんかBS漫画夜和見てるみたいになってきたな。 いいぞもっとやれ。
>>730 うはは!
あの運転だけは、やめさせた方がいいな
過去スレで書かれていたけど、フジモトは容姿はドクターキリコ、 メイクは七色いんこ、性格はドンドラキュラで、やってることは メルモという凄まじいキャラという意見があってワラタ。 本当なら「美しい地球の生態系を守り人間の愚行を憎む正義の人」 がここでは「成行きに任せればいい現実を認められなくて一人で ジタバタあがいているマヌケ」にされちゃって、でも悪役として 否定されているわけでもなく主人公と握手する。 なんか「30年くらい前の宮崎駿」を客観的に対象化したキャラを 自分の原点である手塚キャラの姿を借りて形にした、みたいな嫌な 見方も可能かも、なんて思ったりした。 必死になって抵抗していた「越えるべき壁」の大漫画家・手塚と 「何から何までダメな御隠居」だったアニメ制作者・手塚に対して とうとう宮崎がその全てを受け入れられる境地になった、とでも ムリヤリ解釈してあげても罰は当たらないんじゃないかと。 しかしデジタル賞??????? ハリウッド・リポーターって一体…
>>741 動画彩色・撮影・編集部分が評価されたとかw
>しかしデジタル賞??????? まあコンペとは関係ないんだろうけどね。 とりあえずやれる賞はやっとけみたいな感じなのかどうか。
>>745 心も頭も貧しい人だなあ。何を嬉しがってるのか知らないけど
例えば、手塚考案と思われていた漫画のコマの送り方が
実は戦前の凄いマイナー雑誌に近い原型が既にあって、この人が開拓者だ!
ってやるような事がって意味ですよ。
>「何も知らずに時代を品評した気になっている若造です」
どう繋がるんだろう。
>748 >なんか「30年くらい前の宮崎駿」を客観的に対象化したキャラを… 愛すべきキャラとして描かれてるよね。 で、自己愛的でもあるなぁと。 俺が到達した「境地」を見て〜!みたいな。
フジモトは以前は人間だったが、今は人間じゃないんだよね?現在は何者なのだ? 最初の横顔はスゲーイケメンだった。正面から見てガカーリしたがw
で、同じような押井と馴れ合っちゃうの。 微笑ましいワン。
>>743 おそのさんと言えば、
魔女宅を初めて見た時、なんで腹が膨れてるのか見始めて暫くは分からなかったな
重心が普通の人と同じ姿勢だったせいで、変な太り方してる人に見えた
ちょっと、これだけ書きたかった。以降は邪魔しないから続けてくれ。 大衆作家というものは、常に「時代とともにあるもの」だ。 特に手塚などは、その後の戦後日本漫画すべてが、多かれ少なかれ何らかの形で 「手塚の血脈」を引いてしまっているから、過去の歴史を振り返ってみても、その特異性が、 今の時代からでは際立って観測できない。 こういったことを論証する時の比喩に、俺が良く使う例えが、カレーライス。 カレーライスはすっかり国民食になってしまって、ありとあらゆるバリエーションが構築されている。 ここで、例えば明治時代に日本で初めて作られた「カレーライス第1号」の味の完全再現に 成功した、とする。食べてみよう。そんなに目新しい味が感じられるだろうか?素朴な、原初の 粗雑な味がするだけなのではないだろうか?それは現代のカレーライスが徹底的に研究され 尽くしているから。 しかし、明治時代に、それまでメザシや沢庵しか食べたことなかった女学生が初めてカレー ライスを食べたときに、その初めて知る未知の体験に、声を上げて泣いた、とか聞く。 その時の女学生の感動は、その時代を共に生きた者にしか、もう味わえない。 絶対に味わえない。
>756 うんうん、それで? あ、腐してるワケでなく。 ちゃんと他意なく読むから つづくなら「つづく」って書いてね。
>>756 なるほど。ポニョはカレー味のウンコってことですね。
>>756 いや、でも生まれて初めてカレーを食べる瞬間ってものがあるわけで。
確かに「時代との相互作用」の部分は共有出来ないかも知れないが、
生まれたときから手塚作品で育った者同士は必ず相通じるものがある
筈だと思う。
>>755 なるほどw 俺はドーラ一家の船員が全員息子だと思ったよ
「ママぁ」なんて言ってたから。説明って子供にも大事だよねえ。
ストーリーに影響ないけどさw
>>759 まあでも大概のやつは
手塚に触れる前に手塚以降に触れちゃってるからね。
それは別の問題でしょう。
>>760 あの中に日本人がいるとか後で聞いて
「知らええええええ」とか思ったなw
>>756 アントニオ猪木対ストロング小林の日本人対決が実現した時の話みたいだなw
よく体操に例えるんだけど、塚原光男がミュンヘンで月面宙返りを披露した
時はそりゃ凄かった。三度目の披露になる種目別鉄棒の時なんて、塚原が
壇上に上がると場内が静まり返り、変な音が会場を支配する。日本人客が
振り返ると、至る所で当時まだ高価だった8ミリカメラを構えた人間が
レンズを鉄棒に向けていたっていう話で。
その月面宙返りは今じゃ高校生だってやる。じゃ、今の高校生は72年の
塚原より偉大なのか、って言う聞き方をすれば誰でも答えは分かる。
「その時代に、その時代の常識からどれだけ突出して雄飛できたか」が
その人なり業績なりの基準になるものだ、って。だから歴史を知らなきゃ
ならない、って。
まあ色々な見方が出来る事例ではあるんだけどね。
手塚を評価できないなら、漫画史とかアニメ史は成立しなくていいってことになるな。 ま、そんなのいらんかもしれんがw そのうち宮崎も忘れられた作家になるかもしれんし。
>>759 ハイ、それは私の比喩の限界です。済いません。
つまり、言いたいのは、素晴らしい作家たちの仕事と、時代を同席できているんだぜ?
その僥倖を、どうしてもっと噛み締めないんだ、という事。手塚はもう死んじゃったから
もう、新作にお目にかかれることは絶対にないけれど、でも今、あの酷評の嵐渦巻く
ヴェネチアで、日本映画が3本も活躍しているんだぜ?楽しいじゃないか。
貴方の、予言めいた「評価はいずれ落ちます」という評自体よりも、頑張っている連中
を背後からくさそう、みたいな書き方に、どうしても少々言いたくなったので… ゴメン。
まあだからといって自分にとってつまらんもんを 他や海外で受けてるから無理矢理楽しめってのはな、本末転倒。
手塚が生きてる時ですら、 「最近はボクの漫画をすっ飛ばして、新しい漫画を読む人ばっかりになった」って 本人が嘆いてたくらいだから
i^\ 、へ, | \〉 >─ー―--/´〈\ | ,. 、 / ./ ノ 、 --- 、, --, L ,.〃´ヾ.、 / / ノ / ゝ、i, ,/ ヽヽ / |l ', 山口智子さんの声が | ( ● ● ) | r'´ ||--‐r、 ', 僕のお母さんみたいなやさしい感じで ノ ミミ, / ▼ \ .,..ィ'´ l', '.j '. とても安心して観れました! / ミミミ. _/\_'r '´ ',.r '´ !| \ 山口智子さん最高! ヘ彳ミミ \./ l! ....:.:.:.:.:.:ヽ、 ,l \ 山口智子さんは神! / \___ ゝ、.,_ ---‐‐‐----ゝ、ノ 山口智子さんは宝! / ( ミ | \_ ,r'´ i | \ \___ノ /
マンマーレのデザイン見た時は「蒼天航路」の袁紹のかーちゃんを思い出したw
手塚の血脈は今も宮崎らに引き継がれ時代の流れとともにやがてその日本アニメが世界的に認められるようになる、と これが生きた証というものなんですね?なんという感動的な話なんだぁ(泣 ニヤニヤ
手塚に比べたら、宮崎は恵まれている。国も後押ししてくれてるしw
>>761 そうか・・・俺は親父の本棚の鉄腕アトムでひらがなを覚え火の鳥で漢字を覚えたんだが
これは運良く(?)系統発生を繰り返すことができたってことなんだね。
そのおかげで手塚原理主義者になって、大友克洋に出会うまで部分的に手塚を超えた作家
がいることを認められませんでしたが。
それに宮崎は 「海外の連中はわかるわけないです。千と千尋だって全然わかってませんよ。確信してます」とか 「自分の子供の時代に面白がられてたものを今も面白いと推すのは胡散臭い、過大評価だ」とか 言ってんだけどね。
同時代性っていっても、 向けられた、というか対象たりえた 年代については、やっぱ疑問は残るわな〜。 途中で方向転換したかいうのも含めてね。 確信犯。
>>774 >「海外の連中はわかるわけないです。千と千尋だって全然わかってませんよ。確信してます」
ちょっと見直したよ。宮崎さん。
いや、評価が落ちるものを落ちると予見するのは必要なんだよ。 「ディア・ハンター」が米アカデミー取った時、長部日出雄なんかが マイケル・チミノがいかにインチキな存在かを論じて、それが現実に 追認されていく過程なんてスリリングであってもロジカルな必然だと 感じたし。 かつて日本でも漱石をバカにして、薄っぺらな自然主義的私小説を 過剰に持ち上げていた時期があって、そういう風潮が崩壊していくのを 予見していた人たちもちゃんと存在していた。俺の子供の頃なんて、 要領だけの山田美妙が二葉亭より大きな扱いされていたんだから。 要するに、何でもかんでも十把一絡げにして「今評判のものもいずれは 忘れられる」なんて厨が分かったような事を言うようなレベルの話じゃ なく、本当に50年100年残って行くものと、3年で消えてなくなる ものの違いを見抜けるかどうか、なんだよ。 宮崎はカリ城の頃からアニメ界の傍流でしかなかったし、魔女宅の頃から 「もう時代遅れ。今がピークですぐ見放される」と言ってる輩はいくらも いた。「もののけ」の時なんてアニメ雑誌が「内容でエヴァが圧勝した」 なんて書いていたものだった。で、当時「これからは世間でもリアルな アニメがメジャーになる」とか「私的な作品に閉塞していく宮崎は観客に 見放されるようになる」なんて言ってた奴らはどうなったの?という話でw
また貼っとくね。 徳間書店のアニメージュがアニメファンの聖域みたいだった時代に、 読者投票で選ぶアニメージュグランプリっていうのが作品ばかりか スタッフも選出していた。その79年、80年の結果。 【作品部門】 1979年 1.ガンダム 2.劇場版銀河鉄道999 3.キャプテンハーロック 4.サイボーグ009 5.TV版999 1980年 1.ガンダム 2.地球(テラ)へ… 3.劇場版サイボーグ009 4.マルコ・ポーロの冒険 5.カリオストロの城 ←←←← 【演出部門】 1979年 1.りんたろう 2.富野喜幸 3.長浜忠夫 1980年 1.りんたろう 2.富野喜幸 3.宮崎 駿 ←←←←
どうでもいいけど、もっと短く書けんのか?
ID:1qSzLxfB がアニオタと 権威のない似非評論家が 嫌いなのは判ったw これは腐しね。
ちなみに票数。「カリオストロの城」が審査対象になった1980年の結果。 【作品部門】 1位 機動戦士ガンダム 4314票 2位 地球(テラ)へ… 806票 3位 劇場版サイボーグ009 762票 4位 マルコ・ポーロの冒険 475票 5位 カリオストロの城 458票 ←←←← 【演出部門】 1位 りんたろう 3547票 2位 富野喜幸 2711票 3位 宮崎 駿 496票 ←←←← 以後演出部門が廃止されるまで宮崎は3位を超えることはなかった。 まだまだアニメファンの中でも微妙な位置だったわけで、しかもこの カリ城の興行失敗→東京ムービーの海外合作路線→頓挫という流れで 「宮崎駿」名義のアニメ作品は5年間発表されなくなった。
784 :
761 :2008/09/06(土) 01:43:40 ID:pIvAJP9e
>>773 後になって手塚を知ってぶっ飛んだやつも
いっぱいいるとは思うけどね。おれもそうだ。
ただ、「戦前のものを見てこれが漫画だ」と思ってたところに
手塚が登場した衝撃というのは確かに俺らには分からんよなあと思って。
作品公開当時の批評 (フィルムアート社「宮崎駿全書」の記録より抜粋) ■カリオストロの城 小野耕世「あまり面白いとは思わなかった。マモー編の方がすき」 「構図なんかはわりと単純。リズム感覚はマモー編の方があった」 佐藤忠男「アニメでなければ表現できないというものではない」 「日本のアクション映画の絵コンテを見ているよう」(92年の著書より) ■風の谷のナウシカ 田山力哉「私の美意識を逆なでする。私は虫が大嫌い」 押井 守「宮さん流の『宇宙戦艦ヤマト』。特攻隊精神が充満している」 ■天空の城ラピュタ 品田雄吉「童話的な部分とコミック部分が作品として融合しているとは言えない」 「父の出自は不要、ドーラ一家は全体と無関係、冒頭が海賊側でわかりにくい」 夢枕 獏「異世界のリアリズムはナウシカの方が上」 ■となりのトトロ 田山力哉「ぶよぶよした姿が気持ち悪い。猫のバスなんて悪趣味」 吉本隆明「わざと稚拙化した画像」 平島夏子「トトロは姉妹が孤独ゆえに作り上げた幻想」
>「海外の連中はわかるわけないです。千と千尋だって全然わかってませんよ。確信してます」 こういうポーズもやり過ぎると嫌みったらしいというか、不健全だと思うな。 ならアカデミー賞受賞してもおまえらに分かるわけないから、辞退する、とか コンペに最初から参加しない、とか突っ張れよ。 逆の立場でさ、日本の映画賞あげた相手が表面上は喜んでるふりして、 本国では日本人の奴らに理解できてるわけないでしょ、って陰口言ってるの がわかったら不愉快でしょ。 単なる照れ隠しとは違う、いっちゃいけない言葉だと思う。
>>778 うん。文句無い。 お騒がせして、悪かった。
■魔女の宅急便 山根貞男「枠に収まりすぎ。クライマックスの凡庸さにそれが際立つ」 林 冬子「トンボに恋したから魔法を失った。スーパーマン2とそっくり」 尾形敏朗「荒井由美はこの映画を汚す垢」 キネ旬読者欄「魔女が降りてくる異常事態に無関心な人々という設定を 理解するのに努力を要する。宮崎駿の計算違い」 ■紅の豚 TVブロス「カタルシスも感動もないプライベート・アニメ」 夢枕 獏「ラストが説明不足。魔法の根拠も曖昧」 長坂秀生「登場人物に実在感がない」 田中千世子「ギャグ漫画なのだからファシストや飛行機の墓場は隠すべき」 ■もののけ姫 斉藤美奈子「おやじの妄想を大画面で見るおぞましさ」 堀井憲一郎「読みにくい文章をありがたがっている」 石堂淑朗「縄文時代は人が人を喰っていた時代」 池田憲章「エロテッィクなシーンがあってもよかった。女たちはもっと肌をさらして」 切通理作「高尚さより色気がほしい」
時代性に影響される評価がいかに不確定要素かの説明にしかなってないな それに票数は少ないのは当然じゃないか?興収で惨敗してんだから
なんかつぎはぎの編集感 主要キャラ以外全員ロボトミー手術後みたい 画面がゴチャってて見にくい ポニョはかわいいが、鳥カエル状態みたいなのはきも過ぎて吐き気がする ばばあの目が若杉 そうすけの母ちゃんと同僚が一番かわいい
ま た 貼 っ と く ね。 え〜、いつもの人か。
今までの業績だけでもパヤオが忘れられていくってことはないでしょ。 問題はポニョが過去のパヤオ作品の水準と比べてどうかって話では。
>池田憲章「エロテッィクなシーンがあってもよかった。女たちはもっと肌をさらして」 突っ走ってるなあw
>>792 業績つうけど、手塚には子供たちがたくさんいるが、宮崎にはいないぞ。
アニメ会社だから庵とか直弟子はいるが。
>>792 この人はどうしようもないからNG処理推奨。
あなたの言うとおりなんだけど、そういうことは理解できないようです。
ID:1qSzLxfBは もののけ以前は再評価タイプ もののけ以降は右肩下がりタイプ ポニョは下手したらエヴァタイプになるかも これの根拠を提出して、何がしたいんだ?自分の主張と逆じゃね? まあ批判張っただけでは、根拠として薄弱だけど。
宮崎に後継者とか、インスパイアされた人が少ないのは、 彼が、方法論を確立しなかったからだと思う。 手塚はそれをした。だから父となれた。 宮崎はそういう意味で、なんか父でも母でもないんだよな。
>>786 まあね、ほんとその通りだと思う。
この人じゃないと失言として糾弾されてるだろう。
宮崎って終点、袋小路な存在って感じがする。続く人は現れないだろう。 だってアニメの手法だって、いかにすごいイメージだそうが、手法は 従来のものの延長上にあるだけだし。イメージったって、結構パクリ多いし。
パクリって言ったって、例えば諸星大二郎の「不安の立像」から カオナシを生み出せるのは、やっぱり宮崎くらいしかいなそうだけどな。 そのパクリのセンスを継承するやつはいないかな?w
「他人の脳みそを盗むのは宮崎にとって普通のやり方さ。まず人のアイデアを鼻 であしらっておいて、その10年後には、素晴らしいアイデアを思いついたなんて いいながら戻ってくる。そのアイデアというのは、もちろん10年前に誰かが宮崎 に与えたアイデアなんだ。我々は宮崎のことをアザラシと呼んでいたのさ。」
宮崎アニメの特徴として画面の横移動ではなくて奥から前へ移動する 動きに工夫があるというのを聞いたことがあるけど、そういう手法の 確立とかってあったんじゃないか?
>>801 君は宮崎の映画を好きなのか嫌いなのかよくわからんなw
大絶賛する人に対して「いやいや、わかってないな。宮崎ってのはな・・・」
って言いたいだけのタイプか?
そういや「魔女の宅急便」で キキが箒に乗ってトンネル(?)をくぐるシーンが すげえ立体的でびっくりした憶えがあるんだが、 ああいうのって以前にもやってる人いたのかな?
>>802 宮崎アニメの特徴とは言うけど、宮崎オリジナルかは如何とも・・
パクさんかもしれんし。東映時代の先輩から学んだのかもしれんし
まあどーでもよかことですね
>>803 いや、そうじゃないよw 作品に忠実なタイプです
>>748 メルモの部分だけ分からない。
俺が受けたフジモトの印象は、憎むという感情は欠落している奴だぞ。
確かに、人間とその所行を嫌悪しているけど、一人一人には礼儀正しいし、地上ではなるべく地上のルールに従おうとしている。
相手と自分との間に、力の差があったとしても、いきなり力ずくな行動はとらない。力を使う際にも、相手が力を使われたとは気付かない方法を選ぶ。
圧倒的な力の差を見せつけてねじ伏せるような事をしない。
まあ、フジモトが対応していたのは、女と子供と年寄りだけだったから、男相手だと少し変わるかもなw
でも、フジモトの井戸が満たされた時、出現する世界は、ポニョが暴走させてしまった時程、破壊的な様相は帯びないと思うんだよ。
>>797 宮崎駿はオリジネーターじゃないからね。
高畑勲という偉大な演出家がいて、宮崎駿はその手法を受け継いだ。
だから、高畑の亜流はたくさんいるが、宮崎駿の亜流となると亜流の亜流になるから
そういう奴がいたとしてもたいした作品は作れない。
例えば、エイゼンシュテインやヒッチコックから映画を学んだ監督は多くても
ブライアン・デ・パルマから学びました、なんて恥ずかしくていえないだろ。
高畑のアニメリアリズムの方法論なら現在の多くのアニメが受け継いでいる。
もちろん、ほとんどの監督は本当に亜流としか言いようの無い低レベルさだけど。
>>802 空間を把握する能力は非常に高かったのではなかろうか
>>806 またクオリアの話になりそうだが、それはやめとこうw
そういや、フジモトの当初の計画が上手く進んだら、結果人類はどうなっていたんで しょーか? どういう状態が想定できるのかなあ?
814 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 02:59:09 ID:bI8Y2y8Z
>>788 >石堂淑朗「縄文時代は人が人を喰っていた時代」
なんだこりゃw
縄文時代ともののけ姫に何の関係があるんだよ?
頭悪すぎだろこいつ
押井守のポニョ感想(ジブリ公式ラジオより) 押井「ポニョは映画になってないし無理がある、ただの妄想の羅列、もっというと願望炸裂映画」 鈴木「・・・押井さんポニョ面白くなかったの?」 押井「いや面白かったよ宮さんの妄想が。なんなの(ここからちょっとキレる)、ああいう女房と息子だったら良かったの? 映画として回収してない、大体フジモトって何?あのお母さんなんで家に帰ったの?なんでずっとひまわりにいないの?何しに家に帰ったの? 鈴木「・・・ポニョとの出会いのシーンを描く必要があったんですよ」 押井「最低限の必要性が無ければ誰も納得しない、今回鈴木さん何もやってないよね」 鈴木「宮崎さんは構造のない映画を作りたかったんですよ」 押井「テーマなんてとっくに無くなってるんだよ、子供と老人しか出てこない老人の世界、日本のアニメは手書きの世界じゃ何も出来ない」 鈴木「・・・ここでそういうこと言わないでくださいよ、ところでスカイ・クロラ面白かったですよ」 押井「そりゃどうもw」 鈴木「ところで押井さんって恋愛とかしたことあるの?w」
>802 劇場アニメではごく普通のテクかと
>778 これ、村上春樹の芥川賞選考にピッタリ当てはまるな
>>813 あの人は人類を無に帰すなんて出来ないよ。
お前等だって満員電車に乗ったら「みんな死んじまえ!」って思うし、
目の前に皆殺しボタンがあればどんなに良いかと夢想するけど
じゃあ本当に目の前に皆殺しボタンがあったとしても押さないだろ?
たしかにフジモトにはそんな荒技はできなそう。 ものすげー長期プランで、人類の自滅を待つ… やつらはどーせ滅びる、オレはその間、海を守る… オレの技術があれば、海はまた復活する… 言ってみれば、海版、ノアの箱船づくりみたいな作業をしてたのかもしれない。
>>818 酷評するのは立場的に当然だろうが、にしても 言葉の選び方がおすぎレベルで見苦しい。
全文確認する価値もなさそう…
思うんだが鈴木Pって、営業面の能力は確かにすごいんだけど、 宮崎駿への作品理解ってまったくといっていいほどだめだよねぇ。 しゃべればしゃべるほど、どつぼにはまる感が。
825 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 06:35:07 ID:jeQLemCl
>テーマなんてとっくに無くなってるんだよ そら単に、押井の脳が足りないから思い浮かばないだけじゃんw
>>821 >お前等だって満員電車に乗ったら「みんな死んじまえ!」って思うし
いや、そんなこと考えないよ。
みんな疲れていて苦労しているんだろうなあとは思うけど。
ずいぶん荒んでいるんだね。
827 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 08:12:04 ID:S7rhEGer
「怖い」といって5歳ぐらいの親子が3組途中退室していた。 可哀想でならない。
828 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 08:19:03 ID:dJoFYcPK
>>660 マジポニョ!!
今もう頭ん中呪われたポニョブーム!!
口開くとポニョ
無性にポニョポニョ
言いたくなるポニョ
目閉じてもポニョ
井戸の中からポニョ
出てくるポニョポニョ
俺1週間で死ぬかもポニョよ
829 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 08:20:17 ID:hnBDFpXo
>>827 私もガキの頃はディズニーの魔女に本気で怯えたよ。
子供が怖いっていうのは波乗りポニョ辺りかなぁ。 ボートで出発してからは怖くないよね。
831 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 08:27:56 ID:dJoFYcPK
>>706 その用法は正しい。
多分お前さんが言いたいのは「すべからず」の用法かと。
>>821 エヴァをハッピーエンドにしたらポニョになるな
フジモトの人類補完計画は失敗してるし
>630 死刑囚の作る作品はすべからく糞か? ----------------------------------- すべからく 3 【▼須く】 (副)〔漢文訓読に由来する語。 「すべくあらく(すべきであることの意)」の約。下に「べし」が来ることが多い〕当然。 「学生は?勉強すべし」 (三省堂「大辞林 第二版」より) ----------------------------------- 「須らく」を「全て」と誤って使ってることをいってるんじゃね?
834 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 08:42:50 ID:dJoFYcPK
>>742 昔も今もそんないかわんないんだな、と思った。
そりゃ、らき☆すたやひぐらしを評価してる連中が、ポニョを評価するわけがない。
835 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 08:45:48 ID:dJoFYcPK
>>833 「とても」は元々「到底も」だったのだから、否定形以外では使うべきではない!
ってのと一緒。
836 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 08:55:52 ID:dJoFYcPK
まあ、トンネルのシーンが分岐点だったんだろうな。 あそこで元に戻ったポニョを見たソウスケが混乱。ポニョを撲殺してバラバラにして埋める。 後にフジモトと合流しグランマンマーレと対面。 「ポニョはどうしましたか?」という問いに「ポニョは消えちゃいました^^」とソウスケが答える。 そうですか…と言い残し、フジモトとグランマンマーレは海へと帰っていき、リサと婆さんたちは解放。 その直後、全世界を激しい大津波が襲い、世界は滅びる。 ラストシーンは、屋根だけ残して全てが沈んだソウスケの家。 屋根の上で仰向けで寝転がり、バケツをかかえるソウスケ。 「気持ち悪い…」ソウスケが一言呟いて、スタッフロールが始まりEND だったら、もっと拍手喝さいだったんだろうな。
俺は呉智英の努力が無になるように、むしろ積極的に「すべからく」を全ての意味で 使うよう2ちゃんでは努力している。
838 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 09:08:40 ID:dJoFYcPK
>>837 ふと浅羽通明という人名と、俗情との結託という言葉を思い出した。
誰だっけ。俗情との結託。
ポニョとカタルシスで検索すると面白い
監督が金獅子賞をもらうのは何時頃? 日本時間だと明日? 中継とかしないのかな。オリンピックみたいにライブで見たいぞ。
>>830 波乗りは子供には怖いかもしれない。
そもそもあれってワーグナーのワルキューレ聴きながら考えたシーンだろ。
曲もワルキューレのパクリだったが、ワルキューレって「地獄の黙示録」で
米軍がベトナムの市民に恐怖を与えるために流した曲だぞ。
俺の友人なんか大学生で「この曲怖い(ソプラノ歌手が笑うところ)」つうてた。
俺はリサみたいなバイタリティーある嫁さん貰うぞ!!
>>163 理屈っぽい人は映画見なくてもいいんですよ
千尋にしろハウルにしろシナリオの整合性を求める人は
パヤオのアニメは見ないほうがいい
整合性があるけど退屈な映画(スカイクロラみたいな)より
整合性が無くても刺激的な映画の方が好きだな
うちの嫁さんはリサ風だがまだ大いびきかいて寝てるぞ!!
>>840 映画祭スレによると、授賞式は日本時間で今日の夜中2時からみたいだね。
>>843 >整合性が無くても刺激的な映画の方が好きだな
ポニョはその刺激すら弱かったけどね
理屈を吹っ飛ばすだけの力が感じられなかった
老境なのか、周囲の監視が行き届いてなかったせいなのかは知らんけど
冷静になって思うに、やっぱ歳とって、ちょっと衰えたというのは あるかもしれんなあ・・・ その反面、今回はワーグナーばりの力づくをやった。それはスゴイと思う。
>>846 俺はパヤオの描く幼女が好きだから満足した
オチがあっさりし過ぎてたと思うけど
ポニョよりドラマ「魔王」の方が面白い
ポニョが面白いって人、色眼鏡無しに色んなアニメ見てみろ 朝やってるやつでも何でもいいから、子供アニメでもいいし 80年代にパヤがこき下ろしてた時代のでもいいし ディズニーの無声アニメ(ミッキーとか)でもいいし
ナニ頑張ってんの
わずか2時間足らずの物語と 30時間以上の物をそのまま比較はしづらいなぁ…
>>847 > 冷静になって思うに、やっぱ歳とって、ちょっと衰えたというのは
別に冷静にならなくても、気づくでしょ、ふつー。
あの歳にしてはすごい、とはもちろん思うけど、歳をとってもまったく衰えていない、
なんて言う人は、よっぽど審美眼がないか、世辞を言っているだけだと思う。
ディズニーなんて見ねえし
855 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 10:25:35 ID:dJoFYcPK
>>843 >刺激的
衝撃的かつ凄惨な暴力シーンがあって後味が悪い作品が好き
ってはっきり言えばいいのに。
>>850 また周回遅れが自分をトップと思い込んでのお説教か。
パヤオ好きな人はアタマノフもゼーマンもトルンカも政岡憲三も
九里や川本もノルシュテインもペトロフもアードマンも山村も
観ているぞ。
何でそういう人たちがポニョを絶賛しているか、理解しろなんていう
無理難題はお前に求めないから、せめて「俺は他人が理解している
ことに付いて行けていないんじゃないか」という不安くらいは
感じられるようになれ。み〜んな悩んで大きくなった〜♪
>>853 >冷静になって思うに
というのには、信者をまず落ち着かせようと言っただけなんだがなw
>>857 どうでもいいけど、なら最初から分かるように書けんのか?
859 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 10:35:32 ID:dJoFYcPK
ていうか、最近のマンガやアニメ評論って 解りやすいトラウマ→賞賛 解りずらいトラウマ→酷評 っていう傾向があるからなあ。 ポニョは後者だが。
なんか宮崎って、一般の評論家や文芸誌でも 「世界に誇る日本アニメ文化の至宝」みたいにもちあげられていて、 なんか「オタク文化のご本尊様」みたいに奉られていると思うのよ。 確かにそこそこ面白いんだけど、過大評価だと思う。 それは、やはりポケモンやらガンダムとは一線画した、世界名作劇場、 つまりふざけたアニメではなく、児童文学的なポジションを引きついでいる からだと思う。いくら賞賛すべき日本文化のネタに困っている文化人でも ガンダムを奉じるわけにはいくまいからな。 そういうわけで、狂信に近い過剰評価がなされてはいると思う。 しかし今回ポニョ批判するほうも同じで、「神に近い宮崎がこれか?」という 逆の反動もあるんじゃないかなと思う。 なんか皆、映画外のフィルターが目にかかりすぎ。
>>856 アニメつってるのに名前挙げる時点でお前の人格は知れる
どんなに偉大な作品を好もうが、それは作家が偉大なのであって
それを愛好してますとどれだけ叫ぼうがお前の人格の高尚付けにはならんぞ
言ってもわからんだろうな、まっ一生虎の威を借りて情けない人生送れ。
>>856 >また周回遅れが自分をトップと思い込んでのお説教か。
トップランナーでの庵野秀明の発言がよっぽど気に入ったんだなw
863 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 10:46:17 ID:dJoFYcPK
>>860 >ふざけたアニメ
その「ふざけたアニメ」とやらを過大評価してるだけだと思う。
富野は富野、宮崎は宮崎、庵野は庵野、京アニは京アニだと思う。
まあ、そういう評価を「一部論壇の権威主義」って一括して評価したいだけなのかも知れないけどさ。
>>863 「ふざけたアニメ」って言い方は、ほうれ、突っ込まれるぞ〜と俺も
レスした瞬間思ったw
865 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 10:50:47 ID:YKLCl7wa
>>860 色眼鏡なしに物事を捉えられる人がどれだけいると思う?
>>861 煽ってるつもりだろうけど舌がもつれてまちゅよ〜w
深夜からずっと貼りついてるから仕方ないけど早く寝なさいw
>>862 へえ、庵野がトップランナーに出たんだ。いつの時代の話?
しかし自分で言うのもなんだが「周回遅れ」なんていう手垢のついた
表現を庵野オリジナルと思い込む人間ってすごいな。
深作(華の乱)とかでクラシックが使われていたのを「エヴァのパクリだ!」
と騒ぐ厨がいたってよく話に聞くけどホントにいるんだねw
金払ってんだから楽しみましょうや
>>866 >表現を庵野オリジナルと思い込む人間ってすごいな。
君がその程度の人間に見えたってことだ
オタク文化が、「オトナも見れるアニメ」っていう免罪符――悪く言えば言い訳 を必要としたんじゃないか。ま、これは免罪符というより、「オトナとコドモ」の 両面が融合した作品と言うべきかもしらんが。 とまれ、オタクってのは心のどこかに「まだアニメを見ている自分」という 情けなさがあって、それをなんとか正当化したいと思ってると感じる。 ファースト・ガンダムあたりから、その両者の融合的作品がでてきた。 で、エヴァまで行っちゃったんだけど、その面としては結局失敗だった。 今考えたら笑えることに、新聞なんかでも、エヴァはもはやカップルや オトナが(ここらも突っ込まれそうだw)見るナンカイなものみたいに 書いていたが、実態は違った。そのあたりからじゃね? なんか宮崎も 「もののけ」で脱線しはじめたの。
>>860 カルピス世界名作劇場の延長で見れるジブリアニメは安心感があるんだろうね
実際は東映動画製教養アニメの皮を被った妄想開陳アニメなんだけどさw
871 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 11:05:25 ID:dJoFYcPK
>>869 わかんないけど
ディズニーや手塚が「よい子のマンガ・アニメ」を生み出す
↓
梶原一騎や赤塚不二夫らの「過激でふざけたマンガ・アニメ」が台頭し「よい子の〜」のアンチテーゼと化す
↓
「よい子とふざけた」が同居したような宮崎駿が登場する
↓
庵野がその影から脱却しようと模索した結果が「エヴァ」
↓
萌えやパロディ、凄惨さだけを抽出したような作品がマンガ・アニメの主流となる←今ここ
もしもポニョが海外で評価、国内で酷評っていう感じだったら、日本人のマンガ・アニメ観が大きく歪んでるだけ
って気もしなくもない今日この頃。
872 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 11:17:37 ID:q8Cwco8+
ソウスケのお母さんの股関節の空間が一番の見所
つってもクラリスやナウシカは 当時の今で言う萌えキャラ最前線だったんだっけな、確か
875 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 11:23:08 ID:dJoFYcPK
>>872 そういうのが好きな奴は、ひぐらしやローゼンメイデン見てハァハァしてればいいと思う。
>>871 ただね、海外の場合、日本より「アニメなんて子供の見るもの」って考えが
強いと思うの。そういう環境の中でアニメ見ている人たちが評価する海外と、
「宮崎アニメは日本の必修科目w」つうか、オタクもどき、潜在オタクというか、
一般人がたくさん宮崎アニメ見ている日本とは、評価のスタートラインが
違う気もする。
>>871 いや元々は漫画が作ったんだけど
少年マガジンが小中校生に向けた連載を始めたんだけど
それ以前の漫画は読みきりやコミックス一巻分とか短いのが普通だったのが
4年とか5年とか長い物になって言った為
本来は中学で卒業してたのが途中まで読んでる続き物を
途中で止める事が出来ないから高校になってもその連載が終わるまで付き合うんだけど
次々新しい続き物が登場するし
読者の年齢層が上がってしまったため
雑誌社も初めっから中高向きの新連載を乗せ始め、それが拍車をかけたんだよ
さらにTVアニメもその中高向きの漫画もアニメ化するもんだから
現在の状況にしだいになってしまったんだ
購買層のニーズがバイオレンスとセックスだったって事ね
>>879 そうそう。
今はそれにプラス「萌え要素と解りやすいトラウマ」という要素が必需になってる。
>>855 オタアニメは見ない
そういうアニメに出てくる幼女は好みじゃない
アニメーションの動きを追求するのもいいけど
「止め」の良さもね、考えないと
>>880 「解りやすいトラウマ」ねえ。俺はむしろ逆だと思うが。
「癒し」とか、ただひたすら明るいものが求められてるものがブームだね。多くは。
「泣けた」って感想をよく聞くだろ?典型だよ。
883 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 11:58:53 ID:dJoFYcPK
>>882 >「癒し」とか、ただひたすら明るいものが求められてるものがブームだね。多くは。
>「泣けた」って感想をよく聞くだろ?典型だよ。
よくわからんけど、「スイーツ(笑)」的なモノの事か?
まあ、今のアニヲタの主流も「スイーツ(笑)」も、根っこは一緒だと思うけどな。
つい勢いで返しちゃったけど「解りやすい」トラウマって何のことだろう
過去と比べてトラウマが解りにくいってことかな?
具体的に何と何を比べて語ってるのか見えてこない
昔のもんも読んでる側としては、昔のほうがトラウマ表現には直情的な
印象持ってるんで。今の方が色々と仕掛けたり婉曲したりして小難しくしてる
読者層の変遷や広がりの影響もあるのだろうけど。
どっちが良いとか悪いじゃなく。
>>883 いんや、そのままの意味。悲しくて泣くのでもなく、感動して泣くのでもなく
「癒されて」泣く。「癒し」ってのは病気の人を回復させるって意味だから
明るく素朴で安全なもの、距離を保って眺めて息抜きに使えそうなもの
そういう作品やものが昨今のブームってこと、ポニョ含め。
ほんとはそういう作品じゃないとかは関係なく。使われ方の問題。
>>882 10年ぐらい前にはTVドラマでもトラウマとかACとか言ってたけど
最近じゃ下火になったよな
6 名前:マジレスさん[] 投稿日:2008/06/29(日) 13:15:12 ID:BchOQbh7 因果応報なんてない 所詮運だよ だって人の事をいじめたりしてる奴が、苦しんでる所なんて見た事がないもん
>>.882 お前は取り合えず宮崎を腐す一言言ってからでないと 発言できないのか?ww
>>884 肉を食ったり抱き締めたり人を好きだと言ったりすることは
エヴァだと罪悪感にまみれて描かれてたけど
ポニョとかの宮崎アニメには屈託なく描かれている
パヤオのアニメは抱きしめるシーンが多くて、なんか癒される
駿の作品は見る側の感覚記憶に訴えるね。 だから映像自体が体験であり刺激である子どもはともかく、 いろいろな体験の乏しいゲームやアニメばかりで育ったヲタク系大人には感覚的に「わからない」かもしれない。
萌えと世界名作劇場の混淆ゆえに宮崎は評価されている気もする。 「萌え」はオタク文化であり、抑圧された性的欲望のうずまく世界w 「世界名作劇場」は児童文学で高いというか正当の世界。 つまり、性と正が合致したかのように思えるのが宮崎アニメ。 庵野のしようとしたことは「萌え」と「知的興味」の融合。 つまり、ジャパニメの実体は「萌え」w そこからでられないよーだ。
しかしアカギとかにも兄貴萌えとかぬかしてるから ガイドラインが良く判らない
ハワード・ホークスが 「子供には難解」 と言われていたのを思い出すな。 大人には当たり前の真実でしかないことなんだが、人生経験のないガキが いくら理屈をこねても届かないことがポンと結論として提示されるから、 ガキは理解できず、生理的な反発を感じて屁理屈をこね、理屈の上では 完全に否定したはずなのに全く届かない。 まあサッカーを全く見たことがない奴が、自分の体験とサッカーに関する 噂話だけをつなぎ合わせて世界のトップにいくら難癖つけても届かんわw
>>830 いや、圧倒的にトンネルだろ
どこが怖かったか興味あるなぁ
アンケートとってくれないかなあ
そもそも萌えって言葉自体がキモいよ なんだよ萌えって
896 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 12:46:20 ID:3hJhZycR
ポニョは地獄の黙示録を下敷きにしてるね。 中盤のクライマックスでかかるワルキューレ、後半の眠くなるような、 船で行く冥界めぐり。うん、間違いない。
>>893 家の子はポニョ見に行こうかと聞いたら
変な形になるのが怖いから行かないって言ったよ
>>896 じゃ、マーロン・ブランドは、グランマンマーレか?w
でも確かに似てるね。
「The Horror. . .」
見てきたよ 各シーンごとに過去のジブリを彷彿とさせる部分があったな ラストはあっけなさすぎだけど エンディング見ながら色々考えた 元魚の幼なじみ兼居候兼許嫁が5歳にしてできちゃったソウスケの将来とか。 まあまあ、1300円で見たにしては楽しめたほうだわ てか、アクセル捌きと峠道で頭文字D思い出したwwwww
千と千尋で、ハクに乗った千尋が昔溺れた記憶が急に蘇るところがあるけれど 最近の宮崎作品は、映画をみながらそういう体験をさせてくれる。 すっかり忘れていたのになんでこんな事思い出したんだろう?という驚きがすごく面白い。
>>902 なんか無意識に働きかけるのかなあ?
分けもわからず、ぶわっと泣けるシーンがあったりね。
>>901 あの終わり方は一回目だと予期してないんで唐突に終わった感じがするけど
2回見たら絶妙のタイミングで凄く綺麗に終わってることが解るよ
906 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 13:07:30 ID:3hJhZycR
子どもの時ににペットを飼ってた経験で、ペットを失ったときの 悲しみとかが一気に思い出されて泣けたりはしそうだな。 特にソウスケがポニョを追って海の深みにドンドン入っていくところは 胸がつまったね
907 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 13:15:34 ID:dJoFYcPK
>>905 俺はトンネルのとこでソウスケがポニョを見捨てるか
なんかのきっかけで、フジモトかグランマンマーレが世界を滅ぼすか
そのどっちかだと思ってた。
むしろ、圧倒的多数はそれを望むだろうな、とも思った。
>>907 >トンネルのとこでソウスケがポニョを見捨てる
なんかそれこそ、楳図的展開だなw
>>907 どうなんだろう?
僕は先の展開は想像せずに見たとこまでを処理しながら見てたけど…
910 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 13:21:34 ID:/q+WDWGc
時間と金の無駄 何も書く気がしない
>>910 おれは面白かったクチだが、
「何も書く気がしない」にはちょっと同意。
不思議と「どこがどう良かったか」とか
滔々と書く気がしない映画だ。
たぶんトリ脚カエル顔だね、やっぱり気持ち悪いのかw (宮崎の狙いは大成功か) 俺も、ポニョがあの形で、手と脚が生えたあやったぁ、ってご満悦なシーンを見て。 いやいや、その姿はマズいだろって笑ったなぁw。 でもその子なら、宗助の試練で 「ポニョが半魚人でも愛せますか?」 に迷わず「うん!」って答えたのを、素直に感心出来そうだなぁ。
>>910 俺も時間と金のムダはポニョ単品としてみれば同意なんだけど
総括してみると、ポニョは失敗作だった。
しかし、画面はそれほど衰えていないし、ここまで底を打ったら次は
逆に開き直って面白くなるかもしれないな、という感じを受けた。
「中途半端だ」という批判は多分宮崎の耳に届いてるだろうし。
(脳が批判を受け付けなければそこまでだが)
しかしそれもギリギリのところで、年齢を考えたらあと1本、せいぜい2本だから
盛大に超駄作をやらかしてくれるか、「なんだ宮崎ってこんなこともできたのか」
と意外に思うようなホッコリとした佳作で人生を締めくくるか、どっちかだろうな
と思った。
みんなもそうなんじゃない?
915 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 13:41:24 ID:dJoFYcPK
>>914 >ポニョは失敗作だった。
というか
・物足りなかった
・消化不良だった
っていう感想が殆どだろうな、とは思った。
916 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 13:50:56 ID:dJoFYcPK
>>871 書いてしばらくたってから気づいたんだけども、アンチテーゼとして新しいジャンルを生み出しても
それが新しいジャンルとして確立されてしまったら、最早アンチテーゼとしての役目は終わってしまうんだな。
つまり、新しいジャンルを生み出そうとしたら、過去から「新しい敵」を引っ張り出してこなければならない。
それが無限ループとして続くのならいいけど、「敵」が居なくなってしまったら、日本のマンガアニメは
静かに死を迎える事になるのかな?って思った。
因みに
手塚→後に「火の鳥」「ブラックジャック」
・「過激でふざけた」新ジャンルの時代
ちばてつや「あしたのジョー」→「あした天気なあれ」「のたり松太郎」
・「萌えやパロディ」の時代
あずまきよひこ「あずまんが大王」→「よつばと!」
各時代を代表する先駆的作品の作者は、後にある程度落ち着いた作品で、そこそこ評価を受けるという法則。
宮崎にとっての「ポニョ」は、そういった新しい試みなのかなあ、って俺は思った。
まあどうでもいいけどさ。
>>899 もう少しで完成する仕事(多分瓶の年代から見て二百年以上かかったはず)を台無しにされたのにその事には触れず。
「だから、人間の近く行ってはダメだと言ったろ」と、ポニョの心配ばかりしているしな。
918 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 13:54:58 ID:503laK7i
ロジャー・イバートの作品評てどこで読めるの? ググったけどないよ
うちの6歳の娘連れて見にいった。 ラストシーンで泣いてる娘見て、泣いた。
パヤオはグリム兄弟に近いんじゃないかと思うんだが。ポニョ見てないけど。あの子供受けしそうな宣伝とは全くといっていいほど対極をなすストーリー。 童話というオブラートに包んで大人の世界の色んな部分を伝えてる。 ストーリー読んだだけで感動したんだがまだ映画館でやってるのかな?
>>921 やってるよ
で、映画館で見るべき映画だよ
出来れば入れ替え無しのとこで2回みると良いかも・・・
山口智子が残念だという思いが強まっていく今日この頃
924 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 14:27:39 ID:dJoFYcPK
山口智子は、7人のオタクで尻をペンペンされてた頃が一番よかった…
>>919 (´;ω;`)イイハナシダナア
(σ・∀・)σソレニクラベテ ココノネラータチハ…
え?ねらーってもとから見る目ないでしょ
手塚が凄いのは駒割りだけじゃないぞ 作劇と作品ジャンルの幅の凄さだよ 今度MWが実写映画化されるが 手塚と言うと火の鳥、ブラックジャックくらいしか挙げられない奴は まず読んでみろって MW、人間昆虫記、奇子、きりひと賛歌、シュマリ、グリンゴ ここらへんの作劇がどれだけ凄いかが良くわかる 良くこんなドラマ展開思いつくなーって もちろん駄作や尻つぼみもあるんだけどね
>>871 >もしもポニョが海外で評価、国内で酷評っていう感じだったら、
日本国内で大ヒット中ですよ。酷評って何よ?
929 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 15:21:51 ID:6FWYDuZ8
>>927 どれもこれも、単にキモイだけw
>手塚作品
930 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 15:35:27 ID:wPBTGViY
意地悪婆さんが指摘するまで誰も人面魚に驚かない事にビックリ
フジモトが一番常識的だったなw
一番非常識なのは宗助だよなw
ポニョがはまってる瓶をでかい石で叩き割った時は どきどきしたな
934 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 15:59:48 ID:MFxHOJ8y
>>927 おいおい!?
「奇子」「きりひと賛歌」とか、悲しき中年男の妄想オンパレードだろw
息子の嫁を犯す老人、それを受け入れる嫁、
抱いてくれとせがむ妹、罪の意識を抱きながらも結局やりまくる兄、
同じ女を二度強姦する男、そのたびに泣くしかない女、、、
どれくらいすごい賞なのかよく分からんな。 笹川記念財団賞とかそんな感じか?
昨日も例の人がいたのか スカイ・クロラスレの方で同じ書き方や論法をする有名な人がいた 前からそういう人らしく押井ファンなんかはよく知ってて、その引きずり込む論法や別IDでのフォロー レスなんかを完全に見破ってて笑った ここの前の方のスレから同じ人がいるのは知ってたが、ポニョスレは他の人が行儀がいいからボロが 出なかっただけ 「ジェロムdeレバンナ」にご注意
>>936 わかんねーけど、野球で言ったらサイヤング賞か沢村賞みたいなもんじゃね?
>>936 昨年はグリーナウェイが受賞してる。
コンペに出した「夜警」
ハイレベルには違いない
>>914 >>915 割と同意。
でも1000円の日に観たから元は取れたかなって感じだった。
ポニョはイマイチだったけど、次回作が公開されたら多分観にいくw
あと、今時の声優使って欲しいわけじゃないけど、特に声の演技が上手いわけでもないタレント使うのは止めて欲しいな…。
ポニョを酷評した奴の事何かアウトオブ眼中だから次回作はもっと訳解らん駄作を作ると予想。 エゴが肥大化しすぎてもう誰の手にも負えない。 俺は次の作品が有っても見に行かない。ポニョは一部のジブリ信者を脱会させるだけのパワーは持っていた。
>>918 ありゃ、ロジャー・イバートの宮崎評、もう例のシカゴ・サンタイムスの
ウェブ版では保存していないか。
日本語訳したものでよければ、「もののけ姫」評(初出は1999年10月29日付
シカゴ・サンタイムス)は徳間のロマンアルバム「GHIBLI」に、
「火垂る」評は確かジブリ絵コンテ集・火垂るの別冊資料の中に入って
いたと思う。
ハウル以降はくろねこ亭を参照してもらうのが早いのじゃないかと。
ttp://airami.blog7.fc2.com/ まあイバートはハウルの物語の解体ぶりを気に入っていなかったと
思ったけど。
>ポニョは一部のジブリ信者を脱会させるだけのパワーは持っていた それはもう聞き飽きた「いつまでも同じことを繰り返す」人間の業だよw ナウシカの時もトトロの時も「宮崎は堕落した。○○の頃までは良かった」 と言って「ファン離脱」を宣言していた。 「紅の豚」「もののけ」の時なんて、アニオタはもう「氏ね」と言わんばかりの 罵声を浴びせ「エヴァが内容で宮崎に圧勝した」なんて盛り上がっていた。 (一瞬で静まり返って忘れたふりをしたものが大半だったがw) なにしろナウシカの時は劇場に足を運んだ人間は90万人。千と千尋では 2000万人。新作が発表されるたびに「失望した。もう見ない」と、これ 見よがしに騒ぐ奴が10万人いても、そのたびに数百万人単位で新しく 虜になった人たちが生まれているのがこの20年間の現実。 気にしなくていいから黙ってアニメから離れてくれて誰も困らないよ。 あ、萌えアニメからは離れられない? こりゃまた失礼しました。
今日ポニョ見てきた。今までの作品からすれば最高傑作ではないけど、満足できた。 オープニングと、老人ホームのばあさん方のはしゃぎっぷり見てたら、涙が出てきた。 本筋に関係なく、画とかシチュエーションだけで泣いた。 水面下に巨大魚がうねうねしているスケールのでかさが大好きだな。
■「まったくのガキ向けアニメでなんの盛り上がりもありゃしねえ。半分寝た。 ラストもなんだよ。いきなり迷子になったのをちょろっと探していきなり 終わりとかwww すっげえ手抜きww てんで盛り上がらねえの。 山が爆発して子供が大活躍して住民を救うとかやってワクワク楽しませるのが 当たり前の物語作法だろ? あんなストーリーじゃ幼稚園児も寝るわ。 今時の子供の感性を甘く見すぎ。ロンパールーム世代じゃないっての。 ラピュタでちょっと見直したがやっぱこのおやじダメ。完全終わってます。 パトレイバーのOVA見直そっと。口直し口直し。」 …これが「トトロ」公開当時のオタの感想。
あと、声優陣はダメダメだった。 海外で評価高いのは、声優のダメっぷりがバレてないからじゃないかな。
町が水没したワンダーランド感とか堪らなかったんだけど、あれだけ出番が多いなら山口智子はナイ 始まりと終わりにチョロッと出るだけとかなら良かったんだろうが
949 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 17:44:01 ID:pM1e0de6
■「今まで必ず行われていた、原因を登場人物に『言わせ』る自己正当化が ほとんど影をひそめている点も良かったです。 その代り今までにはないほどの恐ろしく暗い想念− 説教すら無意味で あるかの如き諦観が渦巻いているのですが。 たとえば最後のシーンで、あの不思議な街はどうなったのか、観客に 一切提示しない姿勢は夢物語の世界から観客を突き放すようで、ある意味 とても残酷な気がしました。 それと同様に両親の(中略)凄まじいスピードで暴走するあたりのいびつに 整合性を崩した導入部と、クライマックスにおける不可解なまでの問題解決の つるべ打ちは対をなす非情であり、一種のニヒルな悪意が映画を支配している ようにも思えます。 その残酷さも、神に近いからこそ生まれてくるのでしょうか」 「今までの巧く行った方法に頼らずに新しい世界を作る姿勢− 言葉にしちゃうと きれい事っぽく聞こえてしまいますが、そう簡単にできることではありません。 それはもう凄まじい克己心や集中力を生み出す強靭な精神が必要になるのです。 それこそ神に近い精神力をフィルムから感じます。 凄かったですね。本当に凄かった。」 これが樋口真嗣が「千と千尋」を表したコメント。
作品公開当時の批評。 (フィルムアート社「宮崎駿全書」の記録より抜粋) 結局、昔の作品にも、みんな「ポニョ」と同じような文句をつけていたわけよ。 ■天空の城ラピュタ 品田雄吉「童話的な部分とコミック部分が作品として融合しているとは言えない」 「父の出自は不要、ドーラ一家は全体と無関係、冒頭が海賊側でわかりにくい」 ■となりのトトロ 田山力哉「ぶよぶよした姿が気持ち悪い。猫のバスなんて悪趣味」 吉本隆明「わざと稚拙化した画像」 ■魔女の宅急便 山根貞男「枠に収まりすぎ。クライマックスの凡庸さにそれが際立つ」 キネ旬読者欄「魔女が降りてくる異常事態に無関心な人々という設定を 理解するのに努力を要する。宮崎駿の計算違い」 ■紅の豚 TVブロス「カタルシスも感動もないプライベート・アニメ」 夢枕 獏「ラストが説明不足。魔法の根拠も曖昧」 ■もののけ姫 斉藤美奈子「おやじの妄想を大画面で見るおぞましさ」 堀井憲一郎「読みにくい文章をありがたがっている」
>>919 ポニョが泡にならないか本気で心配していたのかな。
大人にはできない見かただね。可愛い。
その歳ごろだと、女の子は素直に良かった〜 で
男の子はやっぱりえぇ〜っ って複雑かもしれないね。
本当萌え豚の無様っぷりには失笑しかでないな(笑)
過去ログ呼んでないけど、過去作のオマージュみたいなものが散見された。 水没後に木造船でやってくるカップルが、トトロのそれっぽかった。 あの二人のアフレコが棒読みで酷かったなぁ。 役者使うのは大いに結構だけど、もう少し演技指導しろと言いたい。
>>952 わりい。俺も本気で心配してた。
逆に、ポニョが泡になるのを期待していた奴も多かったんじゃないか、とも思う。
>>949 こうして見ると、改めて「もののけ」の批評家筋への大好評が、「千尋」の
賞レース爆走の下ごしらえをしたんだということがよく分かるなあ。
「ハウル」なんかアメリカの興行でもポケモンに勝っちゃったしなあ。
>>955 原作人魚姫は、よく知られている泡になったラストの後に「空気の神様」の
庇護を受けてその後人間になりました、めでたしめでたしという続きが
あったという話を聞いていたので、グランマの「あら、私たちはもともと
泡から生まれたのよ」というセリフも自然に聞けていた。だからあんまり
粟になることを期待も心配もしなかったなあ。惜しかったのかも。
>>951 >もののけ姫 斉藤美奈子
斉藤美奈子はどうでも良すぎる
>>944 随分前にこのスレに書いたけど、今までの宮崎映画は不思議な快楽原則を持っていて
つまらない作品。俺にとっては魔女宅、紅の豚、なども何度か視聴したくなる作品だった。
今回このマジックは完全に壊されたと俺は感じた。
今まで宮崎作品を酷評した事など無いし漫画版ナウシカは俺の好きな作品の10本には必ず入ってる。
本当はこれで十分だった。もうこれ以上駄目になって行く監督は見たくない。
生と死をごっちゃに描いた子供に有害なアニメ。
大事な事だと思うので3度書きます。
宮崎監督の死後の世界が有るかの様なメルヘンは俺個人としては認めるが、
水害で親を無くした子共達にはっきり答えてあげて欲しい。
死んだ者は帰って来ないし自殺しても会えないと。
死神に取り付かれた監督の妄想は生死を完全に理解出来てない子供達には危険だ。
作品が失敗してるから良かったが変に読み取って自ら命を絶つ子供が出ては大変だ。
■マルコ・ミュラー氏(ベネチア映画祭ディレクター)インタビュー
http://www.agi.it/venezia/notizie/200809021717-spe-r012448-art.html 「私に言わせれば、最優秀女優賞は日本の巨匠、宮崎駿のアニメーション映画のヒロイン、ポニョに与えられるべきだ。」
ww
「このような傑作を見過ごす事は出来なかった。宮崎は世界のポップアートの最も素晴らしいクリエイターだと思う。」
しかしまあ実際、金獅子は何かとやりにくいだろうが、
主演女優賞 ポニョ・ブリュンヒルデ・フジモト(5)
案外この映画の本質を付いてる感じはするな。
→「子供アニメの主人公がとか。アホか。やり杉だろさすがに。どんなアニメだよ。どんな描写なんだよ。
その女優(笑)とやらの演技描写を見てやるか。文句付けてやる」、と世界中
そして頭から始まるその多岐にわたる描写シーンだけをしっかり見て→「・・・・なるほど。まあ。・・」
逆に言うとあの映画はそういう映画なんだとして極論といえないところさえありそうだからな。
少なくとも日本と先進国はおろか全人類中の子供の頭に今後延々残ってしまうだろうところの世紀の波走りシーン。
とりまく日常の行動感情の細密な描写はハイジ-メイとつちかってきた元気子供表現の集大成にして最終達成。
さすがにいいところをついてくるはイタ親父も。
>>959 有害とは言わないが、有益ではないな。
むしろ、子供に自分を呼び捨てにさせようと目論む親がある程度出現するかも
>>959 君が何をそんなに死の影におびえているのか分からないが、子どもは死の匂いを嗅いだ
くらいで自殺はしないよ。むしろ死から遠ざけられて育った子どもが長じて人生に
行き詰まったときに自殺を考える。
それはグリム童話を見れば分かる。生首がキャベツのように転がっていたり、丸パンを
追いかけて地獄に堕ちていったり、靴に足を合わせるために小指を切り落としたりと
死は日常の中にある。これは肉親の死の受容に対するイニシエーションであり、親の死を
乗り越えて力強く生きるための下準備である。
「童話とアニメは違う」と言われるかも知れないが、それは詭弁に過ぎない。現代に
おいてはかつて親が子どもたちに読み聞かせてきた童話はすでに死にかけ、その代わりを
テレビとビデオが果たしているからだ。
963 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 18:40:46 ID:6FWYDuZ8
また童話厨かw
あらためてプロフェッショナル仕事の流儀見てるけど、 あくまで巨匠の母親像はトキばあさんだから、リサは今時の友達風ママっちゅう 軽薄な存在にしておきたかったんじゃないのかな。
>>962 死をしっかり解る形で描いて無いのが問題だと思う。
生と死の境界は本当は大きな物なのに薄皮一枚で越えてしまえそうな表現が気に食わない。
そしてそこに悲しみさえない。それが老人のメルヘンだと言うならまだ解るけどね。
人魚が人間になると上手く泳げないって勝手に思ってたから ポニョがめちゃくちゃ足使うのうまかったのに驚いたな
>>963 では今の子ども向け映画やアニメーションと同じ役割を、100年前に何が果たしていたのか
教えて貰いましょうか。
〜厨なんていうワイルドカードみたいな煽りに頼る前に、よく考えてみてくださいね。
968 :
名無シネマ@上映中 :2008/09/06(土) 18:52:36 ID:MFxHOJ8y
>>965 むしろ死を極端に怖がる気持ちこそが人を自殺に駆り立てるのではないだろうか。
死が大きな怖いものであるが故に自分が死ぬことが他者に与える影響を過大評価し、
世界への復讐としての自殺を思いつくのだと思う。
死を生のしめくくりときちんと捉えていれば、若者は軽率な自殺をすることは
ないだろうし老人は死への恐怖と何とか戦うことができるだろう。
>>904 わかんないけどってお前が言い出した事じゃんか
最近は〜とか言いながら見ないで適当に喋ってただけか
米国TIME誌 Richard Corlissによる「ポニョ」の批評 >ポニョのパパ、フジモトは普通の親ではない。 彼は、少なくともこのシーンでは、 >海の王であり、かなりの洒落男である。やせた顔、ぴったりした赤白ストライプの >ジャケット、流れる海草の髪と始終やつれた外見は、彼が水中のロックスターで >あることを示している。深海のロン・ウッドとでも言うべきか。 その発想はなかったww >しかし最後、嵐によってコウイチの命が危険にさらされると、映画は >彼のことを忘れてしまう。 ―おそらく彼が違法の捕鯨なんかを しているからだろう その発想もなかったww
まあマンマーレがまんまミレイの絵画「オフィーリア」のイメージだし… ハムレットでオフィーリアの入水場面は生と死の狭間だよね
>>965 まぁまぁ、君の言いたい事は分かったから。
お母さんに夕飯に呼ばれる前までの時間は、こういうレスが増えるな。
「ポニョ」には、色んな奴があぶり出されてくるなぁ。オモシレー。ポニョはデコイか。
赤くて目立つもんな。色んな獲物が海の中から食いついてきて、見ていて飽きない。
>>962 説得力あるな。子供の心を育てる作品がなくなっちゃったもんな。こんな事いうと、
それまでDSに喰らい付いてた大学生が顔を上げて「僕はちゃんと育ってるよ!」という。
>>970 ふだん社会のアウトローを讃えている秘宝とかも、ポニョを見ると
「子供が真似したらどうする」「食育の時代にインスタントラーメンとは」
などと、いきなり変なモラリストになっちゃうんだよww
宮崎の過激さを前にすると、平時にはアナーキィを気取っている人間も
小市民の正体を思わずさらけ出してしまうということかww
ポニョ信者のこの幼稚さを見ると安心できる
>>969 世界への復讐?自殺者が絶望だけ抱えて死ぬと思うのは大間違い。
僕の地球を守ってで2人自殺したの知ってる?
俺が気にしてるのは死ぬことの実感をもてない子供達が水害で無くなった母親に会う為に、
ただ愛ゆえに命を落とす事も有るんだと言う事だよ。
>>974 メジャーなものを腐すのがアイデンティティなんだろな。
>>975 ハイハイ、お母さんはまだご飯作ってくれないのかな?
さて、だいたいクレーマーとかバカ親の特徴って、ゆとりというより
バブル期の風潮が生んだ、「俺は客だと言いはっていさえすれば
相手は俺を大切にしてくれるはずだ」っていうカン違いなんだよな。
自分がいかにバカで役立たずで、それでも何の努力もしないでいても
ギャーギャー騒いでいさえすれば、相手が大慌てでこっちの気に入る
ような対策を立ててくれるはずだ、っていう信念がある。
その根拠は「俺は客だ」「プロなら客がよろこぶようにするはずだ」
ただこれだっけ。
過去スレを見ていても「俺が分からないのは全て作り手が悪い」の
一点張りで、台詞さえ聞いていればわかることを「描写がない」と
言い張り、やれリサはDQNだの結末を描かない絵コンテが悪いの
(そんなのカリ城もラピュタもみんな同じだよw知らなかったのか)
聞きかじりの知識で自分だけが納得するトンデモ理論を作って
ぎゃあぎゃあ喚く。(自分の見落としを指摘されると途端に話題を変える)
要するに「俺に優しくしてよ!私だけを見て大事にしてよ!厳しい
言葉なんてかけないでよ!」のオンパレードであるわけで、そういう
甘ったれた態度をとがめる人間にはあらん限りの罵声を浴びせる権利が
自分にあると思い込んでいる、これがヒステリックにこの作品を
貶めようとする書き込みから恐ろしいほど共通して感じられる
「統一された意志」なのだよねえ。
>>978 おーい店員、こいついきなり喚き出したぞ
>>975 それは糞スレでの俺の質問に対する答えかい?
まったく、結局俺が昨日君に言った「ルサンチマン」って当たってたじゃないか。
>>979 「自分がいかにバカで役立たずで、それでも何の努力もしないでいても
ギャーギャー騒いでいさえすれば、相手が大慌てでこっちの気に入る
ような対策を立ててくれるはずだ、っていう信念がある」方でなければ
スレNo16〜21辺りを探してご覧になってください。
ところで、ルサンチマンってウルトラマンより強いんですか?
>>970 524 名前: 名無シネマ@上映中 [sage] 投稿日: 2008/09/06(土) 18:53:41 ID:IBmZE08W
ジブリファンというかポニョ信者がここまでカスだとは正直思ってなかった
カスに支持されるポニョ、万歳
>>981 当たってないよ、ただの忠言だから。
幼稚なことは止めまちょーねって。
>>986 え、糞スレに書き込んでいたヤツがいたから報復のつもり?
・・・君はだいぶこんがらがった精神をしてるな。
>>985 いやレスになってないけど
あともしかして君
アンチスレに乗り込んで煽りや中傷繰り返す人をカスだと思わないの?
ID:IBmZE08W 見ず知らずの相手を「お前」呼ばわりするような奴に 真面目に対応した俺がバカだった。
マルコ自重ww
■伊AGI マルコ・ミュラー氏(ベネチア映画祭ディレクター)インタビュー
http://www.agi.it/venezia/notizie/200809021717-spe-r012448-art.html マルコ・ミュラーはいつもの慎重さを破り、真剣ともふざけてるともつかない調子で、
ヴィム・ヴェンダースに率いられた審査団に対する異例の推薦を行った。
「私に言わせれば、最優秀女優賞はここベネチアですでに栄誉金獅子賞を受賞している
日本の巨匠・宮崎駿のアニメーション映画のヒロイン、ポニョに与えられるべきだ。
そしてもし最優秀女優賞でないなら、 映画でポニョが5才の子供に変身する事を
考えれば、最優秀新人賞でもいい」
アニメーション映画をコンペ部門に入れたという決定が正しかったかどうかという
質問に関しては、「このような傑作を見過ごす事は出来なかった。私は宮崎は
世界のポップアートの最も素晴らしいクリエイターだと思う。
そして、アニメーション 映画はベネチアの金獅子賞を受賞した事はないが、
国際映画祭では既に最優秀賞を受賞しており、宮崎は既にベルリン映画祭で
2002年に「千と千尋」で金熊賞を受賞している」とミュラーは答えた。
1000だったらリサは俺の嫁
>>989 またもやレスになってないな。会話能力に難有りが多いのか?
どんだけ気位が高いんか知らんが、お前って言われたくないなら
2ch立ち去る方が吉だよ。
リサをクンクンしたいです!
リサ可愛すぎw
>>991 「この幼稚さを」と言っておきながら
次のレスで「忠言」なんて言い始めるからさ。
擁護派を一つの人格だとでも思ってるのか?
次スレはベネチアの話題で罵り合い、にはならないんだろうなw 出版物もおおよそ出揃った感があるし、小康状態になるのか。
>>996 酔っぱらいを真面目に相手にすると疲れるだけだよ。
珍獣と思って楽しもうw
信者もアンチも盲目的でキモイ
>>996 それが何だ?
煽りのつもりが相手側を喜ばすだけの行為だと思ったら、止めたくなるだろ。
説得の仕方ってのは相手によりけり。
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