1 :
ジェルソミーナ:
2ゲット
フェリーニ・フィルモグラフィー
寄席の脚光(共同監督作品) 1950年
白い酋長 1952年
青春群像 1953年
結婚相談所(「巷の恋」第4話) 1953年
道 1954年
崖 1955年
カビリアの夜 1957年
甘い生活 1959年
誘惑(「ボッカチオ'70」第2話) 1962年
81/2 1963年
魂のジュリエッタ 1965年
悪魔の首飾り(「世にも怪奇な物語」第3話) 1968年
フェリーニ監督ノート(テレビ用映画) 1969年
サテリコン 1969年
フェリーニの道化師 1970年
フェリーニのローマ 1972年
フェリーニのアマルコルド 1973年
カサノバ 1976年
オーケストラ・リハーサル 1979年
女の都 1980年
そして船は行く 1983年
ジンジャーとフレッド 1985年
インテルビスタ 1988年
ボイス・オブ・ムーン 1990年
5 :
名無シネマ@上映中:05/02/04 00:14:37 ID:08KTqBmO
>>1 乙
「人生は祭りだ」
これほどの名言もないね
6 :
名無シネマ@上映中:05/02/04 00:34:45 ID:YuNZDo+B
急に嬉しくなって 力が湧いてきた
許してくれ ぼくは分からず屋だった
君らを受け入れる 愛するよ
何て簡単だ
この解放感
すべてが真実で 輝いて見える
これを表現したい だが どうすればいい
混乱したぼくの人生は ぼく自身の反映だったんだ
理想と違うが もう混乱は怖くない
実を言えば 求める物はまだ見つからない
だが君の目をまっすぐ見て こう言える
人生は祭りだ 共に生きよう
今はそれしか言えない 君にも他の人にも
あるがままのぼくを受け入れ 再出発を
7 :
名無シネマ@上映中:05/02/04 00:37:04 ID:YuNZDo+B
↑字幕をそのまま写しとったものですが、
イタリア語の原文が分かる方、いらっしゃいますか?
8 :
名無シネマ@上映中:05/02/04 08:15:00 ID:A/OsmMFv
前スレ999で「最後の最後までサーカス興行してほしかったな」
等と勘違いDQN発言してた椰子がいるけど、あれがサーカスの本質。
昨日まで人で賑わい華やかだったテントも片付けられて、最後は物悲しく空き地に戻る。
そこまで表現してこそ真っ当な「人生」であり「祭り」
9 :
名無シネマ@上映中:05/02/04 11:56:25 ID:OtBWhcmo
>>8 禿同!
そこが分からないヲタはなんだかな。。
11 :
名無シネマ@上映中:05/02/04 17:50:41 ID:8fxUyjvX
>>8さんの言いたいことも分かるけど、
前スレの999さんの言いたいことも分かる。
人生は祭りだ!共に生きよう!
面白うてやがて哀しき、みたいなパターンは「甘い生活」以後
一つのパターンになってるよね。ドンちゃん騒ぎの祭りの後、
急に静かになってひゅーって風が吹いてるみたいな。
だけどインテルビスタとか見ると、騒いでるシーンでさえも
初めから終わりの予感が漂ってるっていうか、場末のキャバレーみたいな
荒涼感があって、見てて寂しい感じがあるっていうのはわかる。
そこに老いを感じるわけだけど、俺はああいう侘しい感じは
逆に全然OKで、末期の眼っていうんでしょうか、もはや祭りに参加できなく
なった人間の視点というものが独特の詩情になってると思いますね。
13 :
999:05/02/04 21:37:07 ID:+CXYS6iw
>>888 たしかにそうなんだけどね。
まあ「最後は物悲しく空き地に戻る。 」の時間が長過ぎたと思うんだよな。
10年ぐらい結局不調だったでしょ。
天才の末路としては落差が大きすぎたというか。
まあ後でみると「そして船はいく」以降の作品にも天才の片鱗がみえるんだけれどね。
トリュフォーとかマル ヴィスコンティ そしてキューブリックでさえ
晩年の作品レベルがフェリーニほど極端に落ちなかった。
今見返してみるとそれほど悪いわけじゃないんだけれど
時系列的にみるとあまりにもレベルが違うと思う。
(「そして船はいく」は後で見返して評価はぐっとあがったが、それでもフェリーニ作品と
いう気があまりしない)
「そして船はいく」「道化師」
という最後だったら完璧な幕だったろう。
「人生はサーカスだ」
自分もまた、晩年になって「公民館で将棋をうってしょぼくれてる」最後はおくりたくないんだよな。
最後まで突っ走りたい。
イラクで命を落としたジャーナリストの人生をやはり素晴らしい人生だったと思いたい。
14 :
?X?X?X:05/02/04 21:44:54 ID:+CXYS6iw
>>!2
最初の画面から寂寥感があるというのには
激しく同意。
それゆえにだんだん観客も離れていって製作資金もあつまらなくなったんじゃないかな。
「インテルビスタ」も「ジンジャーとフレッド」も
いつもどおり奇妙な風景と人物がでてくるんだけれども
妙に脂っ気がなくてだるい感じで漂っている。
フェリーニは日々死を意識しながら生きていたのだろう。
だけど思うんだけど最後の最後までやれるだけの事をやったほうが
悔いがないんじゃないのかなと。死をやたら意識するより、そのせめぎあいの
中でなおかつぎりぎりの仕事をしていったトリュフォー ブニュエル ヴィスコンティ キューブリック
のような生き方のほうが、生き方としてはいいのじゃないかなと思うんだ。
今日「オーケストラリハーサル」見たけどかなり笑えた。
今 DVD「カビリヤの夜」みてるんだけれど
巧いなあ。
「青春群像」のときと比べると格段に演出がこなれてきていて
フェリーニそのもの。絶好調。
マシーナもめちゃくちゃ巧い。ジェルソミーナとは別人。
でも小さいな。
なんか松野明美を想起させてしまう。
正直、彼女巧いとは思うけれど、大作品には似合わない。
甘い生活以降、監督が彼女を使わなかったのは正解だな。
「魂のジュリエッタ」も彼女には大作すぎたという気がする。
もしアヌークエーメやクラウディアカルディナーレ使っていたら
もっと映画史上でも話題になる作品になっていたと思う。
「道」が映画史に残る作品なのは男のザンパノが主役なせいだと思う。
アンソニークインが作品を引っ張っていった。彼の最後の慟哭が全てだったと思う。
「カビリアの夜」は滅茶苦茶巧い作品だけれど、天才監督の作品というより
秀才監督の作品というべきかなと。
カビリヤ
カビリヤか。
ジュリエッタ・マシーニの演技は自分もそれほど好きではないのよね。
どうもくどいと思ってしまうのだった。
19 :
名無シネマ@上映中:05/02/07 22:41:53 ID:+QPnoeSm
マシーナは
横溝の田中絹代 新藤兼人の乙羽信子みたいなもんだろな。
でも4作というのは案外少なかった。
フェリーニは同じ女優とか男優ってあんまり使わないね。
マルチェロだって3回だし。
フェリーニ自身は4回かな?(道化師 ローマ インテルビスタ そして船はいく)
なんてことはない。フェリーニ自身が目立ちたがりではないですか。
「俺がぁ俺がぁ」
彼自身が主役です。
目立ちたがり屋いいじゃない。いい感じじゃない。
ジュリエッタ・マシーナって阿川佐和子に似てないですか?
>19
あと監督ノートもそうだね
>20
顔は似てないと思うけど、フェロモン欠如という点では同じくくりに入るのかな
「ローマ」でもマルチェロは出て来るけれど、イタリア国外版ではカットされている。
23 :
名無シネマ@上映中:05/02/08 01:35:36 ID:FGlTZIfD
阿川佐和子のが上品だよ。
しかしマシーナはカビリアのときどう考えても30すぎてるな。
なんというかいじましいというかなんというか
男に期待しまくりという女性像だな。
昔そういう女性に惚れられたけど結局さそわなかった。
こういうタイプの女性は幸せになりにくいだろうな。
カリビアじゃなくてカビリアだったんだ。
ずっとまちがえてた。
25 :
名無シネマ@上映中:05/02/08 15:41:00 ID:0/uPVDJl
> 「ローマ」でもマルチェロは出て来るけれど、イタリア国外版ではカットされている
マルチェロはなにしてた?
26 :
名無シネマ@上映中:05/02/08 22:45:14 ID:FGlTZIfD
フェリ−ニ映画で最高だったと思う場面
1トリマルキオの饗宴(サテリコン)
2サテリコンの最初の画面の石の寝所。地震で壊れるところがすごい。(サテリコン)
3ローマの娼婦の館(ローマ)
4霧の中から白い牛があらわれる(アマルコルド)
5白いまりをつく少女(勿論悪魔の首飾り)
ローマは高速道路のシーンがベストだな
アマルコルドは授業シーン。癖のある教師たちのカリカチュアが愉しい
女の都の田園風景とかも何気に好き。チネチッタ内のセット撮影ばかりでなくて、
もっとロケで撮ったものも見たかった。セットで作った人口宇宙も面白いけど
ずっと見てると多少息苦しい気もしてくるんだよね
つーか好きなシーンはいっぱいあり過ぎて選べない
8 1/2のマストロヤンニが猛獣使いに変身するシーンが好きです
あとローマの高速道路のシーンがイイ、というのははげどう!
教会のファッションショーのシーンも皮肉っぽくて好き。
29 :
名無シネマ@上映中:05/02/09 00:16:20 ID:tfN7Gq0z
ローマの寄席の場面は凄かったな。
もうめっちゃくちゃ。
多分フェリーニの青春時代は「青春群像」みたく地味だったと思う。
それがローマやアマルコルドを通して純化され美化される。
興味深いシーンが多くあったのはローマだったと思う。
もっとローマみたいな作品撮って欲しかったという気もする。
インテルビスタもローマ形式でとればよかったのにと思う。
30 :
名無シネマ@上映中:05/02/09 00:18:46 ID:tfN7Gq0z
おもいだしたが
ローマで
街中で皆でスパゲッティを食いまくるとこは凄かった。
とにかく食べるということにものすごいエネルギーを使う民族だなと思ったし
そういう国民性がうらやましかった。
イタリア人に生まれたら愉しい人生おくれたろうな。
マストロヤンニが出演した映画
「甘い生活」
「8 1/2」
「監督ノート」
(「ローマ」)
「女の都」
「ジンジャーとフレッド」
「インテルビスタ』
「ローマ」は高速道路のシーンがやっぱり最高だけど、フレスコ画が消えてゆくシーンも
大好きです。あとラストシーンで、暴走族のヘッドライトに映された石像の影と、その動き。
昨日、なんとかの抱擁 とかいう映画にマストロヤンニ出てた。
パゾリーニが脚本書いたやつ。
マストロヤンニがっごよがっだ。
「ジンジャーとフレド」ではさすがにおじいさんだったな。
あんなカコイイおじいさんなかなかいないっていうのはわかるけど
でもやっぱ紛れもないおじいさんだった。それがなんかせつなかった。
これってフェリーニの思う壺なんだろか。
>>29 わたしもフェリーニは地味な青春を送った人のような気がする。
汚れなき抱擁
> 汚れなき抱擁
昔みたけど内容が薄すぎだよね
ただ二人が出てただけみたいな
36 :
名無シネマ@上映中:05/02/09 21:47:32 ID:tfN7Gq0z
フェリーニ映画の
一大特徴は
1シーン1シーン自体、
独立した「記号」みたくなっていて
その1シーンだけで凄い芸術品といえることだ。
それは評論集などで掲載されている写真一枚一枚が
凄いインパクトもつことでわかる。
いわゆる名場面というものが映画にはあって記憶されるんだけど
フェリ−ニの場合、記憶される映像だらけというのが凄い。
そういう「記号」「モザイク」が散らばっていて、ストーリーより
その記憶の方が鮮烈だ。
そういう監督はまずそうそういない。
あえていうとエイゼンシュタインぐらいだろうか?
衝撃度という意味ではブニュエルに近いかもしれない。
そういう強烈さを持ちながらなおかつフェリーニおじさんの
「もっこり映画」という気がするのがやっぱり素晴らしい。
彼の作品は前衛的でありながらしっかり娯楽作品でなおかつそこらの
スケベなおじさんぽいところがイタリアで国民的巨匠といわれた所以だろう。
>>34-35 そうでした。汚れなき法要だ
>>36 フェリーニの映画に興味を持ったきっかけがまさに映像でした。
見終わったあと、なんかミョーーに気になるんですよね。
なんで気になるんだろう?と思いながらDVD揃えてしまいました。
「道」や「アマルコルド」みたいなストーリーがわかりやすいものってあまりピンとこなくて
ただ、そういうのも撮れる監督なんだというのがすごいと思った。
2001年宇宙の旅みたいなところがあるなあ
39 :
名無シネマ@上映中:05/02/10 01:59:22 ID:PVuwKtsW
フェリーニのDVDは結構通して何度もみるというより
映像ごとに確認してたのしむというような
画集みたいな見方ができるところがいい。
40 :
名無シネマ@上映中:05/02/15 02:56:37 ID:wb9IA0Cf
僕が朝起きられるのは好奇心があるからだ
41 :
名無シネマ@上映中:05/02/15 23:24:04 ID:ZYAKLTMi
42 :
名無シネマ@上映中:05/02/16 00:08:53 ID:slozOhqA
キューブリックがフェリーニ的だった映画「時計仕掛けのオレンジ」
ベルイマンでフェリーニ的映画「野いちご」
トリュフォーでフェリーニ的映画「恋のエチュード」
(そういえば彼のDVDもたくさんでるようになった。かうぞー。)
コッポラがフェリ−二的だった映画「地獄の黙示録(過剰で過激な叙事詩的映画)
アントニオーニがフェリーニ的だった映画「太陽はひとりぼっち」
ベルトルッチがフェリーニ的だった映画「ラストエンペラー」
いまいちだな。
日本のフェリーニ=北島三郎
46 :
名無シネマ@上映中:05/02/18 00:36:44 ID:LXXPECpj
>>42 漏れの趣味で続けてみると
ヒッチコック「めまい」(夢の女)
ルイ・マルでフェリーニ的「地下鉄のザジ」(夢のような映画)
コッポラ「ワンフロムザハート」(人工宇宙)
ギリアム「ブラジル」(カフカ的不条理)
スコセッシ「アフターアワーズ」(同上+女難映画)
つーか自分の好きな映画を上げてるだけかも
47 :
名無シネマ@上映中:05/02/18 06:14:15 ID:RoaUWpwR
>>42 トリュフォーまちがっていた。
「アメリカの夜」だ。彼の「81/2」だな。
トリュフォーにとっての映画と女性とフェリーニのそれとは
全く違う者だということを痛感させられる。
寺山修司の映画はもろにフェリーニの影響あるよね。
ウディアレンはフェリーニおたくだし。
「ワンフロムザハート」は間違いなくフェリーニの影響があると思う。
ギリアムも間違いなくフェリーニおたく。
ヒッチコックは年代的にも全くフェリ−ニの影響はないはず。
ただし「めまい」が彼の最高作品というのには烈しく同意。
両者をみていると人生というものはここまで違うのだとつくづく思う。
トリュフォーは恋愛を通してここまで厳しいのかここまで残酷なのかと
思い知らされるけどフェリーニとってはむしろおっぱいだったりママだったりする。
自分にとっての恋愛観はトリュフォーに近い。でもその他についてはフェリーニ的
な思考形態かなという気がする。
>>47 レスの書き順がごっちゃになってました。
>>両者をみていると→トリュフォーとフェリーニをみていると
>>47 >「アメリカの夜」だ。彼の「81/2」だな。
むしろ「雨に唄えば」だろ。
50 :
名無シネマ@上映中:05/02/19 21:23:40 ID:mMIpZVR7
フェリーニが好きな人はほかにどんな監督が好きなのかな?
寺山修司とかも好きなの?
キューブリック トリュフォー ヴィスコンティ ベルトルッチ
マル 黒澤明 溝口健二 パゾリーニ ベルイマン アントニオーニ
コッポラ ショーン・ペン イーストウッド アルトマン スコセッシ
マイケル・マン ブニュエル クリストファー・ノーラン
今村昌平 大島渚 北野武 ヒッチコック エイゼンシュタイン
テオ・アンゲロプロス
寺山はあきらかにフェリーニの影響を受けてると思うが、
いかんせん映像作家としては三流だったと思う。やろうとしていた
ことは凄く共感するんだけどね。
日本の監督で好きなのは清順だな。フェリーニとはまた違う意味で
天才だと思う。たけしも好きだけど、映画監督としてはもう終わってるかも。
たけし?はぁ???????
54 :
名無シネマ@上映中:05/02/20 01:11:37 ID:NhORhEHn
昨今のCG多用映画とかは、どう?
えっ
ルイ・マルじゃないの?
あ、そっかそっか。そんな名前だった。馬鹿だ
>>52 そんなこと言ったら、寺山ファンに怒られるよ。
59 :
名無シネマ@上映中:05/02/20 09:24:08 ID:TQ0NOl2x
超一級
小津安二郎 溝口健二 フェリーニ ブニュエル
エイゼンシュタイン クルーゾー ルネクレマン
(超一級職人)
ヒッチコック ビリーワイルダー ウイリアムワイラー
(キティガイ)
キューブリック パゾリーニ
次点
黒澤明 コッポラ
なんだかよくワカランが、「準キティガイ」あたりにホドロフスキー入れといてちょ
>>(超一級職人)
>> ヒッチコック ビリーワイルダー ウイリアムワイラー
っていいなあ
最近の監督ってへただ。
フランケンハイマーは巧い。
ルメットも巧い。イーストウッドは巧い。彼は芸術性もあるし。
スピルバーグは初期の作品から考えるとボルテージが明らかにおちている。
職人芸がみたい。
正直、大ヒット映画とか話題作の有名監督って技術ないんでは?と思ってしまう。
コーエン兄弟はみてて不安になる。
62 :
名無シネマ@上映中:05/02/21 00:51:36 ID:0fHOyEEv
あげとこう。
(一級職人)
ヒッチコック ビリーワイルダー ウイリアムワイラー
ルメット フランケンハイマー イーストウッド
ドン・シーゲル ロバート・ワイズ ウイリアム・マン
ジョージ・ロイ・ヒル アーサー・ペン ジョン・フォード
ピエトロ・ジェルミ デ・シーカ 市川崑 ロマン・ポランスキー
ミロシュ・フォアマン オリバー・ストーン スコセッシ
タランティーノ
ここいらが殆どはずれの無いかんとくですかね。
>>62 わぁ。物知りですねえ。本職の評論家の方ですか?
ウィリアム・マンは漏れも大好きですよ!
フェリーニ好きなら、ウィリアム・マンには、まずハマりますよね?
どの作品がオススメですか?
フェリーニについては
結構長い事誤解してた。
フェリーニは貧乏人の息子で
サーカスをみにいっては夢想にひたってるおたく少年で
漫画を書いて生計をたてていたらたまたま見いだされて脚本をかき
映画をとるようになったと思ってた。それが親の意向で、まるきりいかなかった
とはいえローマ大学法学部に在籍してたというのは結構ショックだった。
貧乏人の劣等感の塊=フェリーニという先入観ががらがら崩れた。
マシーナもそこらへんの貧乏人の娘と思ってたら、やっぱりローマ大学。
こういうのはインテリそのもののジョディ・フォスターが馬鹿女やると凄い真価発揮するのと
似ているんだろう。
「女の都」みてインテリだなあとおもう人いないよな。
思い浮かぶのは、 おっぱい 。
>「女の都」みてインテリだなあとおもう人いないよな。
そうでもないよ。とりとめのない夢のようなエピソードの連続のようでいて
女の嫌な面、魅力的な面をじつに「知的」に描いてると思うよ。
結局女は不可解な神秘的生き物っていういつもの結論なんだけども
オドオドしてるマルチェロを見て女同士が目配せして終わるラストは最高だったなあ
>>64 早くウイリアム・マンのオススメ作品を教えてよ、物知りさん。
でも田舎者ってことは事実なんじゃないの。その辺ヴィスコンティや、評論家にも
突っ込まれてるし。
マイケル・マンか。
間違った。
「レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙」はテレビでやっていて
B級映画だと思ってみてたらぐいぐいひきつけられた。
巧い監督だな。破綻が殆どない。
え……ウィリアム・ウェルマンの間違いじゃなかったの……。
じゃなきゃ、アンソニー・マンとか……。
ええーーーーーーーーーーーーー!!
いや、そりゃ、マイケル・マンも良い監督だけどさ。
彼ぐらいの人なら、他にも、いるでしょ……。
まさかテレビで一本だけ観て、「殆どはずれの無い」って言ってるわけじゃないよね?
自信満々に書いてるから、物知りさんだと思ってたのになあ……。
勿論何本かみてます。
駄作ないですよね。
ヒート インサイダー アリ 等
ウィリアム・ウェルマン、アンソニー・マン
悪くないけどなんか西部劇やなんかのプログラムピクチャーを
器用につくる人という感じで職人肌という気はしませんが。
ウイリアム・フリードキンも初期作品は職人っぽかった。あとはどうでもいい作品ばっか。
あと アラン・パーカーですね。コミットメンツ ミシシッピーバーニング バーディ。
かれの本質は職人技。
フェリーニのファンは職人的な監督よりも作家性の強い監督のほうを
好む人が多いんじゃないかなあ
今の人でいえばリンチとかギリアムとか。あと名前忘れたけどアメリの人とか。
作家性っていうよりも独自の映像スタイルを持ってる監督ね。
破綻も多いけど。
シュバンクマイエルとかもいいな。こう見ると、アニメへの親和性を
持ってることに共通点がある。そういう点で「ヘルボーイ」の人なんか
もう少し頑張ってほしい。
あとはデパルマ、ライミ、クローネンバーグとかだな
>フェリーニのファンは職人的な監督よりも作家性の強い監督のほうを
>好む人が多いんじゃないかなあ
そんなことは今さら言うまでもない。
73 :
名無シネマ@上映中:05/02/23 22:06:38 ID:3Z75qsAY
しかしマルチェロ良い俳優だな。
母性愛をくすぐりそうなタイプだ
75 :
名無シネマ@上映中:05/02/26 15:18:47 ID:SsIRZ2K/
フェリーニは技術がしっかりしていて
「道」「甘い欲望」なんかは
特にその職人的な資質があらわれていると思う。
「甘い欲望」の一画面 一画面 どれだけ神経を使ったのかとおもうぐらい
神経がいきとどいていて、その緊張感がとぎれない。1シーン 1シーンの
完成度が非常に高くて、一枚の芸術写真としてみても脅威としか思えない。
いくら天才的発想があっても技術的裏付けが薄弱だとみていられない
作品になってしまう。フェリーニの前衛的野心作が、ひとりよがりな作品とならず立派な娯楽作品としても
成立している背景には、彼のこういう基本的な能力によるところが大である。
「完全主義」という言葉は全盛期のフェリーニに一番ふさわしい言葉だと思う。
76 :
名無シネマ@上映中:05/02/26 15:57:03 ID:ZAc/thmT
>>75 なんかそう書くと、とってもつまらない作品みたいだね。
実際は「甘い生活」も他の作品も、もっとノビノビした、自由な作品なんだけどね。
77 :
名無シネマ@上映中:05/02/26 16:09:34 ID:SsIRZ2K/
サテリコン日誌とかみると
フェリーニはあまり演技者に自由にやらしていない。
演技者にアドリブやらせて喜んでとりこんでいくのとは
正反対だと思う。
彼の場合は、演技者がアドリブで援護しても彼の構想範囲外のシーンについては
ちゅうちゅなくカットするだけだと思う。
彼の場合、撮影にはいる段階で彼の構想上映画は出来上がってしまっている。
実際の現場はそれを実現していく過程でしかない。
集中力がおとろえ、現場での撮影もアバウトであったと思われる
「インテルビスタ」「ジンジャーとフレッド」の画面の緩みようには
なさけ無くて涙がでる。まさしく老いたなという感じがする作品だった。
(ボイスオブムーンではかなり集中力が復活しているのだが)
「甘い欲望」って観てみたい。フェリーニとアントニオーニの合作か?
甘い生活。
そういえば
「情事」とか「太陽はひとりぼっち」「夜」あたりの作品は
「甘い生活」っぽい。
「欲望」とか「赤い砂丘」あたりはなんか「81/2」っぽい。
「魂のジュリエッタ」がモニカベッティ主演だったら自分が大好きな作品に
なっていたと思う。マシーナ主演だと深い人生の悩みという感じがしなくて
単純にもてない女性の悩みになってしまい作品の奥行きがなくなったと思う。
モニカベッティなら美してもなおかつ深い人生の深淵に悩む夫人という設定で
ずっと作品に奥行き与えたと思う。
同じく「カビリヤの夜」もクラウディア・カルディナーレだったら
もっとずっとよくなったと思う。マシーナは演技は巧いけど平板だと思う。
80 :
名無シネマ@上映中:05/02/27 09:58:11 ID:qdPxm4Vl
それはそうと、人生は祭りだ、共に生きようの
英語訳って判る方いらっしゃいますか?
空気読め!皆放置してるんだぞ。
excite翻訳なら...
人生は祭りだ、共に生きよう
Let's the festival the life, and live both.
これって間違ってますよね〜
ああ、知りたいんです。
>>82 こいつって、散々叩きのめされたアンチ『市民ケーン』と同一人物だよね。
>>80 クライテリオン版の英語字幕だと、
Life is a celebration. Let's live it together!
87 :
名無シネマ@上映中:05/02/27 18:45:04 ID:BLDUCKoE
英語版のDVDはリージョン1のはずだけど
それ用のDVD再生装置もってるの?
>86
ありがとうございます!感謝です!
友人の結婚祝いのカードに書かせていただきます☆☆☆
89 :
名無シネマ@上映中:05/02/27 22:41:00 ID:BLDUCKoE
Life is a celebration. Let's live it together!
なんか
ドアーズの
ジム・モリソンの
詩みたいな気もする。
方向性はまるきり違うんだが。
一方はおっぱい。
一方はトカゲの王。
立花隆あたりに評論書いて欲しいな。
英語版のDVDはリージョン1のはずだけど
それ用のDVD再生装置もってるの?
リージョンなど外すのは楽勝だぞ
パソコンでもフリーにするソフトがあるし
俺の家のはプレーヤーは中国製のがあって、リージョン、
マクロ、ともにフリーだ
91 :
名無シネマ@上映中:05/03/01 04:38:21 ID:cSIFCv1Y
どなたか、「フェリーニをアホな知ったかから救う会」を結成しませんか?
あ、しませんか。なら、いいです。
哀しきフェリーニ大好きオジサンはネタを振ろうとする努力は買うんだが
話題がループしとるな。まあ住人が少ないスレだからしょーがないよね
ところで「魂のジュリエッタ」がDVDの新作で発売予定だけど
これってDVDで出るのは初めてだっけ?
94 :
名無シネマ@上映中:05/03/02 07:59:34 ID:jZ2+UAd+
カサノバと女の都、DVD発売されるの?
>>93 ↓何でこんな安いんだ?
>3. サテリコン(DVD ) 初回限定生産
>フェデリコ・フェリ−ニ(監・脚)/マ−チン・ポタ−(演)
>/20世紀フォックスホ−ムエンタ−テイメン(20世紀フォックスホ)
>2005/04発売
>特価:\896(税込) [定価:\995] 値引額:\99(10%OFF)
>85年って何の意味があるの?
特に意味は、ないだろうなw
タイミング的に今だっただけって感じ。
>>93 それよりも、
>同監督の主要なテーマの≪女性≫
とあるほうが気になる。
嘘みたいな値段だな。10本くらいまとめ買いして
廃盤になったら一本一万くらいで売り出そうかな。
サテリコンだったら廃盤になったらそれでも買う人いるんじゃないか
とりあえずローマはLDしか持ってなかっから買い直そうっと。
>>96 >>85年って何の意味があるの?
>特に意味は、ないだろうなw
>タイミング的に今だっただけって感じ。
普通、81/2 って意味だと思うが。
100 :
名無シネマ@上映中:05/03/02 17:27:20 ID:ZIXUU+pG
>>99 だったら、「81/2」 を出してほしいよな。
「セレクション」よりサテリコンとローマが買いだな。
>>93 女の都の日本語字幕なんですかね?
まあ、英語版があるからもういいけど
単体販売はないんですか?
>>95 安くてうれしいですね。初回のみ大盤振る舞いなんでしょうか。
あとで、値段まちがって掲載してましたなんて訂正される悪寒…。
でも20FOXは999円DVDシリーズやってたからな。
104 :
名無シネマ@上映中:05/03/06 20:56:20 ID:BFz37iTi
安くて、画質はどうなんでしょうね?
サテリコンはスクィーズ収録で画質は良かったはず。
ローマはスクィーズじゃなかったよね
おまいら、新作のイタリア映画「赤いアモーレ」見に行け。
前期フェリーニって言うか「道」とか「カビリヤの夜」的な
ダメ男とそれを承知で付いていくていうか包み込む愚かだけど
聖母の女性っていうお話。ダサい邦題は気にするな。
あと、ペネロペ・クルスがこんな上手い役者だとは思わなかった。
イタリア語も上手いね。
107 :
名無シネマ@上映中:05/03/08 07:32:18 ID:C1Kdgaoe
「赤いアモーレ」ってフェリーニっぽかったの?
観てないけど、もともとイタリア語が多少話せたペネロペも
スペイン語訛りを取るように猛特訓したそうだ
彼女はドラマティックで素晴らしい女優だよ
ハリウッドではあんまりうまくいってないけど
特にスペイン映画では凄いと思う
108 :
名無シネマ@上映中:05/03/09 01:40:01 ID:P73r0Y8a
フェリーニっぽい作品って訳ではないんじゃない?
イタリア映画も頑張ってほしいよね。
フェリーニっていうか「道」だよね。暴力的だけど内面の弱い男と、
それに無理に従わされるけどやがて彼の守護者になる女って。
ジェルソミーナみたいだった>ペネロペ。
にしてもイタリア映画はやたらにこのダメ男と許す女性
パターンが多いな。マザコンが多いお国柄だけに。
イタリア男はガキんちょ
>イタリア映画はやたらにこのダメ男と許す女性
>パターンが多いな。
日本だって、成瀬なんて監督はそんな映画ばっかりじゃない?
112 :
名無シネマ@上映中:05/03/10 07:03:45 ID:bdOEbLXA
男がガキんちょなのは万国共通。。。
113 :
名無シネマ@上映中:05/03/10 09:06:23 ID:KupICLFE
フェリーニと他のイタリアの監督、同時代のフランスの監督の
交友関係について、詳しい人教えて下さい
デ・シーカ、ヴィスコンティ、パゾリーニ、ロッセリーニ、まだまだいると思いますが
フェリーニはロッセリーニの映画の脚本から映画界に入った。そういう意味では師匠的存在。
パゾリーニは「カビリアの夜」と「甘い生活」に脚本として参加、パゾリーニの処女作「アッカトーネ」
はフェリーニの設立した映画会社が製作する予定だったが、フェリーニが反故したので、両者
の関係は終わる。
デシーカは特に関係ないけど、「青春群像」のゲイの老役者役で役者として出演依頼したことがある。
ヴィスコンティとはライバル関係だった模様。
115 :
名無シネマ@上映中:05/03/11 09:37:48 ID:CeQZuIMb
>>114 よく分かりました、有難う
フェリーニ達はアメリカやフランスの監督とどのくらい交流があったんでしょうね
「サテリコン日誌」でロマンポランスキーがフェリーニを訪ねてくる場面がある。
基本的にハリウッド映画(同年代の)はあまり好きではなかったようで、コッポラ
なんかに対しても冷ややかだったとどこかに書いてあった気がする。
ハリウッドからのオファーもなんだかんだ言い訳つけて断ってたみたいしね。
それでも「2001年宇宙の旅」は確かベストに挙げていたと思った。
少し話がずれちゃいますが、「サテリコン日誌」で不満なのは
映画本編前半のベルナッキオの芝居小屋や、売春窟や地震で
崩壊するおんぼろビルのメイキングが全くないことです。
私はあのあたりのメイキングがいちばん見たい。
トリマルキオ宴会はたっぷりあってよかったですが。
っか、厳密にはメイキング映画ではないから。
119 :
名無シネマ@上映中:05/03/12 00:25:31 ID:bc4WnN59
ミロシュフォアマンにしろポランスキーにしろ
ハりウッドにいって大成功した口はチェコ人が多い。
テニスのナブラチロワもそうだし。
フランス人では成功してないし、イタリアではベルトルッチがラストエンペラーで
成功したぐらいでは?
フェリーニは編集が命だからハリウッド資本では、無理だと思う。
なんでも馬をとる映画依頼があったとのことだが彼には無理だったろう。
乾いた作風の監督はハリウッドで成功している。ドイツ系は皆成功した。
フェリーニ映画をハリウッドにもっていくとキューブリック映画という感じだと思う。
アントニオーニがいるよ。成功したかは何とも言えないが。
>>118 でもフィルム何十時間分だかあるらしい(うる覚え)。
全編見たいものだ。
今度紀伊国屋から出る女の都とカサノバはニュープリントってことは
やっぱないだろうな。LD用のマスターを移植するだけだと残念だね
フェリーニの「道」だけは何回見ても俺には感動とは写らないんだけど。
中学生のとき高校生のときそして現在三十路だが、感動しない。
白痴の女を買い取ってウザクなったからほかってしまって、なにもかも失った男が改めて
白痴のもとに訪れるがとっくの昔に死んでて男がないてしまうって映画だろ。
都合がよすぎるんだよな。白痴のとこいけば飯かなんかくえるだろうってジプシー的思考で
いったはいいけど当てが外れたってだけだろ。
なのに名画と評価されているんだからわからない。
だれかどこがいいのか教えてくれ。
まぁ自分の中にザンパノ的要素が見つけられるかどうかで
感動の質が違うってことはあるのかな。
大して好きでもないのにヤらせてくれるから付き合ってた女を
飽きて捨てたけど、人生落ちぶれてからフト思い出して
いい子だったなぁとか思ってさみしー気持ちになるとかw
紀伊国屋から出たテオレマのDVDは最悪だったが、カサノバはマシな事を祈る。
残飯
残飯の
魂のズリ穢多
129 :
名無シネマ@上映中:05/03/17 00:06:56 ID:x5bUqBe1
やぱ夜の砂浜で号泣でしょ。
「ジョゼと何とかと魚たち」だっけ、昼間の国道でいきなりしゃがみ込んで
号泣してたけど、あれはみっともないよ
フェリーニも昔はタバコを吸ってたんだね
身障者が多く出てくるな
でぶも
今度のセールはすごいな・・
ローマとサテリコンが1000円で買えるなんて。
大いなる嘘つきを見たが、81/2の温泉に向かう車の中、
初めて小川の流れの効果音があるのに気づいたよ
今度の安いサテリコンとローマのジャケットがダサくないことを
激しくキボンヌ。
サテリコンは主役3人を持ってきて。成金じじいとガキはやめて!
ローマもこの前出たのよりは凝ったのにして。
安いんだから無理!
137 :
名無シネマ@上映中:2005/03/22(火) 01:50:32 ID:MNBFtYX7
ほしゅ
139 :
名無シネマ@上映中:2005/03/25(金) 19:00:55 ID:37QPFMb7
ボイス・オブ・ムーンのDVDはスクィーズ(orアナモーフィック)でしょうか?
魂のジュリエッタの小説って出てるけど、どうなの?
>>140 映画よりとっちらかってる感じ、原案みたいなものらしい。
142 :
名無シネマ@上映中:2005/04/03(日) 03:15:43 ID:bAtwTkLA
ていうか
早いところ
81/2 カサノバ 女の都 だせよ。
あと魂のジュリエッタも欲しい。
カサノバと女の都と魂のジュリエッタは出るよ。
そういやアマルコルドはどうしたのかな。
前に廉価版で出たVHSは持ってるけど、ニューマスターでDVD出してくれんかな。
ヴィデオはたしかワーナーだったかな?
ヨハネ・パウロ2世が天に召されたね。
146 :
名無シネマ@上映中:2005/04/05(火) 01:05:32 ID:Fg3LUHeL
アマゾンならもう予約できるよ。
148 :
名無シネマ@上映中:2005/04/06(水) 03:09:04 ID:/zBx4opY
149 :
名無シネマ@上映中:2005/04/06(水) 03:13:18 ID:/zBx4opY
って
フェデリコ・フェリーニ・セレクションって
何がはいってるんだろう?
なんにも中身がかいてないよ。
しかしカサノバと女の都はでないの?
だから、それがカサノバと女の都だっつうの。
151 :
名無シネマ@上映中:2005/04/06(水) 23:52:48 ID:/zBx4opY
あそ。
ルイ○2も買う事にした。
152 :
名無シネマ@上映中:2005/04/07(木) 00:03:10 ID:/zBx4opY
予約してきますた。
で「81/2」はおあずけですか?
この監督の作品みると、この人精神分裂症じゃないかって思うことがある。
最近狂的な雰囲気を売りにした映画は多いけど、フェリーニってマジ病んでるんじゃないかって
思う描写凄く多い。意味不明なささやき声とかノイズとかしょっちゅう出てくるし、画面は錯乱気味だし。
ストーリー構成もけっこうむちゃくちゃ。
>>153 「はっかにぶんのいち」って、表示しにくいですよね。
「81/2」「8 1/2」「8 1/2」「8 「81/2」「8 1/2」・・・。
153さんは、釣りなのか、分かりませんが、
私も同じように、過去スレで、突然やってきて、この映画の題名について、
初心者なのですが、何のことか教えてください、と聞いた者です。
それが、その後フェリーニの作品をすべてみまして、
いまや、すっかりフェリーニ・ファンの一人となりました。
156 :
153:2005/04/07(木) 23:56:04 ID:Jn36NhQt
>>155 少し意地悪い聞き方スマソ
×○○論外×○、のように思います。
>>154 最近は精神分裂病とは言わないよぉ。
フェリーニの映画の構成は綿密だよぉ。
妄想までも現実世界の延長線上にあるからね
昔、初めて見た頃は雑な映画だなと思っていたが、何回か
見てるうちに繊細だなと思えてきた。
撮影源邊から得られるエネルギーを最大限注ぎ込んでる感じだな。
159 :
名無シネマ@上映中:2005/04/08(金) 10:54:48 ID:vUPaMZek
関西だけかな?今日深夜に81/2テレビでやるみたい。
見たことないのでちょっと楽しみ。録画しとこ
期待しないで見た方がいいよ
見たら感想キボンヌ
161 :
名無シネマ@上映中:2005/04/08(金) 15:48:13 ID:FQ/vIhuJ
フェリーニ映画の影響でサーカス好きになった
フェリーニ映画の影響でデブ専になった
>>157-158 154さんじゃないのですが、たとえば「サテリコン」のところどころで
妙なささやきや呟きが聞こえたり、妙な音が入るのも意図的なもの
ですよね。
何を意図しているのでしょうか。言葉で説明できればぜひご意見
ください。
別に、言葉で説明するような事じゃないよぉ。他人の夢を覗き込んでいるようなものとして観ればいい。
芸術家なんて狂人と紙一重だよぉ。
フェリーニは個人の夢とか空想とかを他人にも共感出来る形で視覚化できる数少ない映画監督だと思う
よぉ。
サテリコンの画面構図は有名な建築家と話し合って入念に計算したそう。
だから、VHSビデオのテレビサイズで観ても無意味だよぉ。
考えないで感じる、言葉で説明出来ないモノを作品にするのが芸術家
167 :
名無シネマ@上映中:2005/04/08(金) 20:45:19 ID:LR0tYhI/
>>158 自分も最初みたころ粗い編集するなあとか思ったことある。
なぜにもっとすっと連続的に編集しないのかと。
でもこれってフェリーニ流儀のぶつぎり編集なんだよね。
すんなり流れるように連続的に編集してしまうとまさしく記憶が流れていってしまう。
「ぶつ切り」にするとダイナミズムが生まれる。
「サテリコン」「ローマ」が典型。
彼の想念がとびとびにとんでいく。しかし力強い。
これってフェリーリ流の「モンタージュ」理論なんじゃないかと思う。
「81/2」ぐらいまでは結構端正と言うかクラシックなおもむきがあるけど
サテリコンを境にもうなんでもありの作家になった。
ぶつぎり編集はイタリア監督に多くベルトリッチもそうでパゾリ−ニはさらにわざと
粗い編集をしてそれが荒々しい作風となっている。
アメリカでもコッポラとかポール・トーマス・アンダーソンなんかがぶつ切り編集の
影響がある。手慣れたハリウッド流の編集だと映像が生きないことがある。
娯楽作品ではいいんだが。ゴダールも編集が突拍子もないんだけど彼のは凄い計算が目立つ。
モンタージュという気はしない。閑話休題の連続みたいな編集だね。
「そして船はいく」はフェリーニとしては異色で特に前半の編集が流れるような
画面転換で別人のような感じがした。まるで死期を意識して丁寧に丁寧にとているような。
フェリーニはこの作品の後半分引退みたいな感じのような気持ちだったのではと思う。
>>163 ささやき声や妙な音に関して思うんだけど、フェリーニの映画の
作り方はアニメに近いんだと思う。ある気配や雰囲気を表現するために
アニメのようにアフレコして色々なSEを入れてる。なぜそこに
この音が?って意味づけは難しいけど、それがあることで何らかの
雰囲気が醸し出されているわけで、これはこれこれこういう意味合いが
あるからっていうよりも、なんとなく神秘的な雰囲気が出るからとか、
かなりニュアンス的なものだと思うよ。
悪魔の首飾りを見たが、死にかけた自分を重ねているのかな
もう一年間仕事もしてないとか賞賛されすぎとか私的だよね
全体的にテンションが高くて、理屈で無いところがええねえ
171 :
163:2005/04/08(金) 23:51:24 ID:DMv8AfCC
レスくれた方ありがとうございます。
しばらくおいてまた観ようと思います。
最初におや?と思ったのは冒頭のがらんとした大浴場で
リーンとかコーンとか鐘の音がするところでした。
往年のイタリア映画は全てアフレコだよぅ。
編集の件はフェリーニもパゾリーニも同じ人がよく担当してるよぅ。
よぅ(w
なんかこのスレ的にはみんな中期−後期についてやたら熱込めて語っているけど、
あんま「道」とか「青春群像」ってマニア心をくすぐらないのか?自分はあのへんが
一番好きなんだけどなぁ。
「道」も「青春群像」もイイよ〜!
あと、「カビリアの夜」も忘れちゃいけないね。
176 :
名無シネマ@上映中:2005/04/09(土) 05:29:39 ID:l6jtAE4t
「道」は間違いなく大傑作だと思う。
非常に「クラシック」な作品で特に前衛的な冒険もしていないのに
世界映画史上ベストの10位内に選ぶ人も多くびっくり。
「81/2」は最高位で2位まできていたと思ったけど
最近は位置づけが微妙。
「81/2」の手法は以後、多くの作品で使われるようになって新鮮みが
薄れた気がしないでもない。それでも凄いけど。ゲーテの「ファウスト」
プルーストの「失われた時を求めて」のような天才的な作品だと思う。
「サテリコン」は凄すぎるのか、まだ食い尽くされていない気がする。
これも超弩級作品と呼ぶにふさわしい。これもまた天才そのものの作品。
「道」「甘い生活」「81/2」「サテリコン」が頂点の作品だけれども
「道」が特に他の作品と大きく印象が異なる。
もの凄く宗教的な作品で確かカトリック教会賞を受賞したはず。
ベルイマンは常に「神への懐疑」を問題にするけど
フェリーニは神にたいし「辛辣であっても根底ではいつも神に救済を求め
その存在を信じている。というか信じたいと思っている」というべきか。
フェリーニ自体は凄く陽性のイタリア人のように思えるけど
彼のヨーロッパ人特有の原始的宗教観が道にみてとれると思う。
それが世界映画史上で選者の心を刺激し続けているのだろうと思う。
「道」と「サテリコン」って実は似てるんだよね。
178 :
名無シネマ@上映中:2005/04/09(土) 13:00:00 ID:l6jtAE4t
?
どこが?
まぁ主人公の魂の遍歴とかエピソード的なシーンのつながり方とか
共通点がなくもないけど「ゴッドファーザー」と「地獄の黙示録」くらい似てないと
思う。
180 :
名無シネマ@上映中:2005/04/09(土) 14:22:59 ID:l6jtAE4t
フェリーニの映画に
でてくる人間はときどき妙な動きをする。
「ローマ」の学校の先生とか。
「サテリコン」までは結構人間描写がリアルだった気がする。
「甘い生活」なんて描写自体は完璧なネオリアリズムだし。
「ローマ」以降は人間の描写がカリカチャというか誇張された表現になっている。
「道」は傑作だけど、ずっとこういう作品ばっかり作っていたら
世界的巨匠としては評価されなかったと思う。
「81/2」みて「サテリコン」みたら、到底「道」を監督するような人とは
想像できなかったと思う。
作品を離れても、フェリーニ自身の人生観に大きな変化は絶対あったと思う。
>>179 コッポラも「ゴッドファーザー」と「地獄の黙示録」という
全く異なった傾向の作品を作ったからこそ評価が高いと思う。
後者で思う存分、前衛の領域にふみこんだ勇気があったからこそ評価されたと思う。
フェリーニがまだ生きていたとしたら、また「道」のような宗教的映画を
作っただろうか。そういう映画をみてみたかった。
早く死に過ぎたよ。
変な動きは多分サーカスの影響だよぅ。
フェリーニは70過ぎだったから、それほど夭折でもないよぅ。
寧ろパゾリーニが生きていたらどういう映画を撮っていたかという方が興味がある。
81/2見たけど眠かったせいもあって何かよく分からないまま終わっちゃった。
道を見たときもそうだったんだけど、何回か見たら分かるんだろうな。
ラスト一時間ぐらいからは人がごちゃごちゃ出てくるとこが多くてすごいとおもった。
下手な感想でごめん、またみよっと
「道」と「サテリコン」は魂の滅びとその救済というテーマが同じ。
「サテリコン」のほうがよりシビアになってるけど。
185 :
名無シネマ@上映中:2005/04/10(日) 10:37:46 ID:eW9xhZ/C
「サテリコン」はアフリカに旅たつ人に絶望と希望ないまぜの
感がある。
主人公(美男子だ。以後顔みないけど)はただ見送るだけ。
ただの傍観者のようだ。絶望感はないように思える。
救済すら求めていない。ただそこにたって船をみているという。
ニノ・ロータって81/2に出演してるらしいが
よくわからない
81/2深夜にやってたから観た。以前厨房の時この作品と道を観たら全然面白くなかったので
全く期待してなかったけど・・・今観たら案外面白いね、これ。考え方が変わったからか?
昔読んだ橋本治のサテリコン評が面白かったな。青年期特有の
本能だけで行動して何も考えてない感じがよく出てるとかなんとか。
たしかに主人公は何も考えてないかもw
>主人公(美男子だ。以後顔みないけど)はただ見送るだけ。
え??
190 :
名無シネマ@上映中:2005/04/10(日) 21:16:20 ID:eW9xhZ/C
ちがったっけ?
記憶違いか?
美男子だろ。十分に。
>>189が言ってるのは、そこじゃないんじゃないか?
192 :
名無シネマ@上映中:2005/04/11(月) 00:17:54 ID:pBiiGgw2
エンコルピオ
萌え。
マーティン・ポッターって確か「さよならジェミニ」という映画で
主演でした。ジャック・ドゥミの「ベルサイユのばら」にも出てた。
195 :
名無シネマ@上映中:2005/04/11(月) 01:59:26 ID:pBiiGgw2
フェリーニ クラスの巨匠というと
テオ・アンゲロプロスだろうな。
フェリーニよりずっと難解で
最後まで見切れないのも多々あるけれど彼しかいないよな。
べルトルッチはなんか凄い巨匠になりそうだと思ってたら
最近しりすぼみだな。
>>195 ドリーマーズは良かったぞ。久々に彼らしい映画。何も新しいことはやってないが。
一昨年−去年はイタリア映画の当たり年だったと思う。
197 :
名無シネマ@上映中:2005/04/11(月) 20:45:36 ID:pBiiGgw2
フェリ−ニも晩年、制作費集めるの苦労したんだろうと思う。
多分ベルトルッチも制作資金なさそう。「リトルブッダ」こけたし。
(個人的には結構すき。失敗作とは思わない。
豪華絢爛な絵巻物だった。)
>>194 おれは「8 1/2」って、映画製作についての物語だと思わないんだけど。。。
199 :
名無シネマ@上映中:2005/04/12(火) 00:00:21 ID:xLpKLS7q
勿論そうだよ。
映画製作という現場を題材にして
人間の内面を小宇宙のごとくサーカス的展開で
映像表現した前衛作品だよ。
「甘い生活」から一気にここまできたというのは凄い。
「81/2」以前にこういう表現をした映画は存在しなかったわけで
これは文学でいうとプルーストの「失われた時を求めて」みたいなもの。
時間軸を自由にいききして表現した間違いもなく前衛的作品。
それを娯楽作品にしてしまうところがフェリーニ。
この当時でいうと「野いちご」の夢の場面の表現、延々と最初から最後まで続いているようなもん。
「甘い生活」と「8 1/2」の間に「アントニオ博士の誘惑」があるのをお忘れなく。
201 :
198:2005/04/12(火) 00:40:27 ID:8cnQrOq8
>>199 言ってることが分かってないね。
>映画製作という現場を題材にして
だから、そういう映画だとも思わないんだよ。
『アメリカの夜』は間違いなく、そういう映画。
『ことの次第』もそういう映画だし、『パッション』とかも。
よく誤解されてるけど、『8 1/2』って「映画製作もの」じゃないよな。
ラストでちょっとセットが出てくるだけ。
しかし前衛、前衛って……まあ、いっか(苦笑)
202 :
名無シネマ@上映中:2005/04/12(火) 12:20:45 ID:i18bhz7f
前衛であるからこそ意味あるんでしょ。
前衛でない映画は面白くない。
つねに強烈に独創的であるが故に
作品は評価されるのでは?
とはいえ「ゴッドファーザーサーガ」のほうが「地獄の黙示録」より
総合評価では上だけれども。
多分、「道」>「カサノヴァ」だとも思う。
ところでcd「スマイル」は十分前衛だと思うけど。
203 :
名無シネマ@上映中:2005/04/13(水) 08:49:16 ID:LOuP/P2D
フェリーニは「道」が初体験だった。
最初は凄い貧乏臭くて暗くて嫌だった。
なんでこんな映画テレビでやってるんかと。
でもどんどんひきこまれてしまった。
感動した。凄く。
翌日、高校のクラスでは「ザンパーノ」の話がよくでた。
次の機会が「魂のジュリエッタ」だった。
凄い映像で圧倒された。こういう映像みたことなかったので驚異だった。
その後フェリーニをみまくるようになってこの作品は彼としてはできが
よくないほうだとわかったけれど。
204 :
名無シネマ@上映中:2005/04/13(水) 19:50:49 ID:nTXbcww6
ジェルソミーナと、ザンパのと、この二人にまつわる話が生れた根は、深く暗い領域にあり、
罪悪感、怖れ、より完璧な道徳律への身を焦がすような郷愁、裏切られた純真さへの嘆きなどに
取りまかれている。こうしたことについては話したくはない。私の言うことは均衡を欠いた
無用なことと思えるからだ。
はっきりとはしないのだが、自動車に揺られてローマ周辺の野山をぶらぶらと走っていた時に、
『道』の登場人物や感情や雰囲気を初めて垣間みたように覚えている。
「フェリーニ、映画を語る」より
205 :
名無シネマ@上映中:2005/04/13(水) 21:53:00 ID:LOuP/P2D
イタリア映画凄いウェットだ。
もののあはれというか日本的情緒と通じる。
最初はイタリア映画は好きじゃなかった。
みた後気持ちが暗くなるからだ。
いまだにネオリアリズム時代の映画は気持ち的には好きでない。
イタリア映画が好きになったのはフェリーニからだった。
彼の映画にはウェットさが少ないからだ。
とくに「81/2」以降。
道って日本人にはすごく共感しやすいものがあると思う。
共通の感性というか。
207 :
名無シネマ@上映中:2005/04/19(火) 19:55:43 ID:69sug9Bv
フェリーニ のBOXかったけど
5/21以降だ。
アマゾンでは予約999枚だった。
多いのか?すくないのか?
すっごい先の話だな。
「81/2」もボックスででるんだろうな?
組み合わせは、多分「魂のジュリエッタ」「悪魔の首飾り」だろうな。
おどろおどろしいBOXになるなW
208 :
名無シネマ@上映中:2005/04/20(水) 07:50:31 ID:qJMJoqnS
イタリア在住の者ですが、先日フェリーニのDVDのシリーズ物が、以前より安い値段で出ていたので、
"LO SCEICCO BIANCO"(白い酋長) (1951)と、"LE NOTTI DI CABIRIA"(カビリアの夜) (1957)
を購入してみました。価格は9.9ユーロ(1400円ぐらい)で、リージョンフリーなので、たぶん日本の
DVDプレーヤーでも再生できると思います。メーカー名はEXTRASだと思いますが、検索には引っかかり
ませんでした。 ちなみにパゾリーニ作品も、このメーカーから9.9ユーロで出ていて、何枚か買いました。
英語とギリシャ語の字幕しか出ません。ギリシャからの逆輸入なのかも。
既に1951年に作られた『白い酋長』で、ジュリエッタがカビリアという名の娼婦役で出ていて、
ローマにハネムーンで来て、奥さんに逃げられたと思って絶望してる旦那を、たまたま通りかかったカビリアが
慰めるというシーンで、印象深い演技をしてました。『カビリアの夜』のときより6年前(『道』より2年前)なので、
まだオバサンっぽさが、そんなにはありません。
下記URLに、『白い酋長』関連のフェリーニが描いた漫画がありました。
ttp://www.cinemaitaliano.net/film/sceicco.htm
「魂のジュエリッタ」はもうすぐ紀伊国屋から単品で出るよ
210 :
名無シネマ@上映中:2005/04/21(木) 21:11:09 ID:XShSvEmK
週刊文春に宣伝のってたよ。
「道」「魂のジュリエッタ」「崖」
をフェリーニ&マシーナ シリーズで出すんだとさ。
「魂のジュリエッタ」は今からみると失敗作だと思うけど
(まあそれでも秀作なんだけどね)
最初みた時は絢爛たる映像とはこういうもんかとびっくりしたよ。
次から次にもの凄いイメージの洪水。
正直マシーナって苦手だったんであれだけど
映像だけは圧倒されまくったな。
なんせ「道」の次に「魂のジュリエッタ」をみて
凄いフェリーニに興味をもって評論集を買った。
で、そこにのってる映像写真がめちゃくちゃインスピレーションを
刺激して、「すごいんだろうな、すごいんだろうな」と
妄想だけがふくらんだ。
「81/2」みられたのは、それから4年後だったW
211 :
名無シネマ@上映中:2005/04/21(木) 21:13:02 ID:U/pOl7cO
ローマは廉価国内版が4・24発売。
アマルコンドとそして船は行くの廉価版でないかねぇ
212 :
名無シネマ@上映中:2005/04/21(木) 21:56:04 ID:XShSvEmK
ていうか
一番肝心な「81/2」がでないのはおかしいよな。
一般的には彼の代表作といえば「81/2」ときまってるのに。
dvdの綺麗な映像で「81/2」みたいっす。
崖のマシーナなんて脇役じゃん。
アマルコルドも出ないのかね?
8 1/2はクライテリオン版みたいに監督日記付きにでもしてほしい。
英語版を見てるが字幕が結構早く変わってつかれる
US版でボッカチオとインテルビスタの新版DVDが出るね
以前のインテルビスタは画質が悪かったから買い直そうかな
インテルビスタはもやがかかってる感じ
しかしフェリーニは喧嘩ばかりして協力者を失い続けてる感じだな
217 :
名無シネマ@上映中:2005/04/22(金) 23:06:18 ID:EM+3GiwZ
インテルビスタは信じられないほど映像が悪い。
殆ど日本の独立映画かと思ったよ。
フェリーニ最大の魅力の映像がこれじゃあ。
これでグモスクワ映画祭グランプリ は甘過ぎだよ。
魂のジュリエッタは当時評価高かったんだね。
ゴールデングローブ賞は凄いねっ。
★1965年ダヴィド・ディ・ドナテロ賞主演女優賞
★1965年ニューヨーク映画批評家賞外国語映画賞
★1966年ゴールデングローブ賞外国語映画賞
★1966年ナショナル・ボード・オブ・レヴュー外国語映画賞
★1966年イタリア銀リボン賞カラー撮影、装置、衣裳、助演女優賞
218 :
名無シネマ@上映中:2005/04/22(金) 23:18:57 ID:EM+3GiwZ
もうびっくりっ。
「サテリコン」「フェリーニのローマ」が
896円っ!!!!!!!!!!!!!
おまぃら 買えようぅぅぅぅぅぅぅうぅ。
絶対「フェリーニ大先生」のもの凄さに圧倒されるからさあ。
買って!!!
とっくにガイシュツ。
映画を賞で判断してはいけませぬ。
魂のジュリエッタはマッシーナがミスキャスト
制作者側からマッシーナを出演させるのが条件だったのかねえ?
ブルジョアさが足りない
そういえば今度再発される魂のジュリエッタ、発売元IVCなんだよな…。禿げしく糞画像な予感
222 :
名無シネマ@上映中:2005/04/24(日) 00:09:15 ID:2uL7ZQcL
サテリコンとローマの値段みると
ファンの要望にこたえるべく
だしたはいいが採算あわないのかなあ。
しかしフェリーニって難解っていわれるけど
ただ単に映像みてながめるだけなら娯楽作品として第一級なんだけどなあ。
甘い生活は世界的に大ヒットしたし、ローマとかそして船はいくは
欧州で大ヒットした。アマルコルドも世界的にヒットした。
それだけ受け入れやれる大衆性もってるんだし
ぜひみて欲しいんだよな。
はっきりいって「芸術性」という意味ではこの監督ほど凄い人いないんだよな。
ってか、20世紀フォックスの900円シリーズの一環なんじゃないの。
224 :
名無シネマ@上映中:2005/04/24(日) 00:14:46 ID:2uL7ZQcL
>>220 魂のジュリエッタの
ヒロインは
当時のスターとしては、
ブリジッド・バルドーかクラウディア・カルディナーレだったら
映画史に残る大傑作として言い伝えらる作品になったと思う。
ヨーロッパ趣味ならアヌーク・エーメという選択でもよかった。
正直マシーナは癖が強すぎるし、せいぜいサラリーマンの奥さんが限度か?
それでも「絢爛たる映像」(誇張でもなんでもなく)
に圧倒されるし秀作だと思う。
凄まじい映像のオンパレードという意味ではフェリーニ作品でも一番だと思う。
ミスキャストは痛い。
>>224 何回も同じ「もしも」話を書くな。不愉快だ。
まあまあ落ち着いて
227 :
名無シネマ@上映中:2005/04/24(日) 20:09:26 ID:2uL7ZQcL
>>225 んなこといったら
過去の作品についてなんもいえんだろうがぁ。
マシ−ナがミスキャストで減点15点。以上。
でぃぃんか?
それいうんなら日中関係も
「殺しちまった中国人は今更なんだかんだいってもしょうがない。以上。」
って小泉が声明だせばいいだろがっ。
>>226 悪い! だが……言わせてくれい!
>>227 お前が何度も分かった顔して同じ「もしも」話を繰り返すのが不愉快なんだよ、屑。
229 :
名無シネマ@上映中:2005/04/24(日) 22:21:19 ID:2uL7ZQcL
>>228 要するにあれだろ。
おまいは元気がない生活してるだけだろが。
人にあたるなっ!
人は人だろうが。
>>229 的外れだな。元気がないのはお前だろ。
元気な人間は同じことを年寄りみたいに繰り返さねーよ、公共の場で。
それとも、「俺様が何を何度書き込んでも、それで読む人が不愉快に思っても、
人は人だから文句言うな」か? ここはお前の掲示板か。呆れた。
おれは一度文句言いたかったので言ったが、これ以上続けると他の人に迷惑になるな。
スマソ、もうやめます。>他の皆さん
>>230 頭おかしいんじゃねーの?
フリーター生活やめて首くくったら?
232 :
名無シネマ@上映中:2005/04/24(日) 22:48:18 ID:2uL7ZQcL
人生は祭りだ
喧嘩なんかやめろw
234 :
名無シネマ@上映中:2005/04/25(月) 00:05:10 ID:O/ALGDVX
やっぱり見る側は物語としてみてしまうからかね?
難解ってよく言われるけどすごく無邪気な感じだよね
手法がすごいからあんだけたいした筋がないのに強烈に印象に残るんだろうか?
やっぱりなんかよく判らんがフェリーニ先生 ハァ・・ハァ・・だなぁw
そうか、人生は祭りだったな、忘れてたよ。
236 :
名無シネマ@上映中:2005/04/25(月) 11:17:16 ID:jyYE6Xf6
もうすぐ届きますな
キャンペーン商品
2枚とも初見なので楽しみです
人生は祭りだ
そしてこれは映画だ
フェリーニの映画で、あだっぽい女性が主人公の映画って一本もないよね、意外にも。
フェリーニはおかまだろ
239 :
名無シネマ@上映中:2005/04/25(月) 20:48:49 ID:XlIpApJ1
>>237 どいつもこいつも結構かわいてる女だね。
アニタエグバーグ含め。
なんかフェリーニは
本当の恋愛したことないんじゃないかという気がしないでもない。
いつも自分のことばかり考えていたような気がする。
ザンパノは監督自身かもしれない。
彼は完全に男性優位主義者だと思う。
ベルイマンやトリュフォーの映画にでてくる女性に比較すると
極端に単純化された女性像だと思う。映像は凄いけど。
男性はデフォルメされてコミカルだけどもの凄い神経質で複雑だとも思う。
ヒント イタリア男は全員マザコンと言っても過言ではない
241 :
名無シネマ@上映中:2005/04/25(月) 23:30:17 ID:mXTiIuNS
巨女と主人公は母親と自分か・・・
242 :
名無シネマ@上映中:2005/04/26(火) 12:24:16 ID:IPEbzjup
はっきりいって男性映画だと思う。
女性受けする映画は道ぐらいでは?
カサノバなんか大ひんしゅくだろうと思う。
ローマの、娼館のシーンはどうでしょう。俺は笑ったけど。
ウッシッシッシッって笑うオッサンが最高です
フェリーニって禿具合をみるとすぐ年齢がわかるね
40前からカッパ禿だったね
監督日記でどこかの階段を下りるとき、てっぺん禿を隠すしぐさがおちゃめ
女の都の娼館シーンも面白かったな。機械仕掛けの人形みたいに
首を振ってるやり手ババアの不気味さとか、
極端にデフォルメされたデカ尻の娼婦とか。
247 :
名無シネマ@上映中:2005/04/27(水) 20:36:57 ID:k2cnwSrN
魂のジュリエッタが届いたのでみたんだが
なんというか、「観念的」なところが希薄なのが
この映画の弱点だと思ったな。
下世話すぎるというか。
ベルイマン映画のような高みに
昇りつめていないというか。
映像はベルイマンなんか比較ならないぐらい凄いのに惜しいな。
フェリーニは下世話な所がいいんでないかい?
サテリコンとローマ買って来ました
ヨドバシで2枚1,790円+10%ポイント(メチャ安)でした
魂のジュリエッタのまずいところは、内容が美術や衣装に圧倒されてしまっているところにある
と思うんだよ。ファンには悪いがグリーナウェイなんかの映画もそんな感じがする。
魂のジュリエッは所々光る映像があるんだよね
妙な小細工で受けを狙いすぎたあまり、収拾がつかなくなって発散した感じだね。
端役が光って夫婦の存在感が希薄。
252 :
名無シネマ@上映中:2005/04/28(木) 04:35:25 ID:eZ62/94Z
なぜか
米国映画書籍(DVDレビュー)あたりだと最高の評価なんだよな。
アメリカ人には受けがいい。
なんというかこれをフロイト的性的欲求不満映画として
捉えると分かりやすいんだろうな。アメリカ人には。
フロイト大好きだしな。
でもこれそういう映画ではないと思う。
宗教的場面が多いけどそこの妄想場面が凄くて
そこいらを拡大していって欲しかったな。
253 :
名無シネマ@上映中:2005/04/28(木) 21:46:09 ID:eZ62/94Z
あとは「カサノバ」まちです。
5月下旬にと到着予定。
「女の都」は細部検証が愉しみです。
この当時の作品までが凝りに凝っている映像構成なので
発見がたくさんあるそうで愉しみです。
「甘い生活」でいろいろな発見ができたので同じ経験できると思ってます。
「魂のジュリエッタ」はあまり発見ありませんでした。
ちょっと映像が凝っているわりに平板な気がしないでもありませんでした。
脚本が弱かったので裏付けが薄かったせいでしょう。
DVD「81/2」がでたら、自分のフェリ−二史も一応幕を閉じそうです。
殆ど全部買いまくりましたから。(初期白黒を除く)
254 :
名無シネマ@上映中:2005/05/02(月) 21:24:13 ID:B7+JUoP9
8 1/2にニノ・ロータが出てるらしいがみつからない
ピアノを弾いてるか、最後、階段から下りてくるかぐらいだと予想しておったが
サテリコンとローマの安いの、前に出てたのが安くなっただけなのね。
それでも買っちゃった、持ってるのに(*´Д`)泣笑
ガイシュツだけどジャケットなんとかして栗。
「ソドムの市」がSPOで豪華ブックレット付き化粧箱入りで出たけど
「サテリコン」もそんな感じで出てもいい映画なのに。
「魂のジュリエッタ」は今回ジャケットいいですね。好みをいえば
もっと極彩色でもよかったかも。
テレンチーノ
257 :
名無シネマ@上映中:2005/05/04(水) 19:59:07 ID:GuV/xkFj
>>255 おともだちにあげなさい。
ジュリエッタについての感想が少ないということは
やっぱり???のところがあるんでしょうね。
おもうんだけど60年代って幾分難解であることを良しとしたのかなと。
丁度アントニオーニ「欲望」かったんだけど
やぱ難解だと感じた。昔はこういうものを難解でも理解しようとつとめたんだろうな。
芸術だ。理解せよと。何度か見直すつもりだけどアントニオーニでもわかりやすいのあるんだけどね。
要するに難解趣味ってやぱあると思う。
大体娯楽少ない時代だから難解でもありがたがってみたんだろうね。
今だったらDVDひきぬいてケースにしまっておしまい。でも見直します。
ジュリエッタ。後で。
258 :
女優は脱ぐ:2005/05/04(水) 22:58:55 ID:y+WJ6K/t
ローマが1000円切ったのか。。。
不思議だ。映像はいいし、音楽はいいし、とてつもない得をしたな。
この分だと巨匠の映画はメジャーに版権が移ればいいのではないかな。紀伊国屋とか高いよ。ピクチャーレーベルというのもメジャーのDVDのいいところ。
青春群像も半額になったな。ベルイマンの作品をDVDでほとんど押さえていない俺にとって、版権の移動は期待していいかな。
>>257 >大体娯楽少ない時代だから難解でもありがたがってみたんだろうね。
…………。こういうの、突っ込まずに済ますって難しいよなあ……。
スレの終わりぐらいに、この人の傑作発言集でもリストアップしてみるか。
260 :
名無シネマ@上映中:2005/05/05(木) 01:01:27 ID:EJhNN/49
映画監督っていうのは難解な映画をつくる事が仕事なんだよby大島渚
ストーリーとして理解しようとするとフェリーニは難解かも
2001年宇宙の旅的な雰囲気映画かな
ジュリエッタって150センチないのかな
262 :
名無シネマ@上映中:2005/05/05(木) 18:04:33 ID:leMMKwGl
>>258 僕もベルイマン映画欲しいのたくさんある。
「ペルソナ」「処女の泉」「野いちご」等々。
もっているのは
「ファニー&アレクサンドル」「叫びとささやき」「魔術師」
「魔笛」「第7の封印」「夜の儀式」
(夜の儀式は頭きた。なんじゃこれの自己満足映画)
ベルイマンは恵まれてるね。フェリーニと比較して殆ど全部DVD発売してるし。
あとゴダールもそう。
「娯楽性」からいったらベルイマンやゴダールよりずっと上なのになんでDVDないんだろうか?
>>259 やっぱり難解だよ。凄い興奮したのがヤードバーズ時代のジェフベックとジミーペイジがギターならしていた場面。
すすすげーーと思った。演奏も最高だった。
60年代はともかく2000年以降は欧州映画でも難解な映画作るのはもう不可能だと思うな。
フェリーニが買い終わったら
大嫌いだったネオリアリズムの
ロッセリーニでもかてみるかな?
無理して観るもんじゃないだろ。
フェリーニは映画自体が即興
サザーランド
266 :
名無シネマ@上映中:2005/05/05(木) 21:02:11 ID:eTK+hTeS
サテリコンの廉価版買って来て観てるんだが、編集おかしくないか?
シーンが変わるところで静止画面から始まってる箇所がある。
u
>266
一層から二層に切り替わる瞬間じゃない?一瞬画面が止まることがよくあるよ。
>>262 相変わらず話が通じないな。驚くばかり。「難解」ってのに突っ込んでるんじゃねーんだよ。
それにしても……
>2000年以降は欧州映画でも難解な映画作るのはもう不可能だと思うな。
またまた傑作発言が出たねえ。
フェリーニの映画はシンプルだと思うぞ
シーンが分散してるから受け手が結果的に難解に解釈してるのかもしれない
まあ、どう解釈しようとそれは受け手がそう感じればそれでよいと
フェリーニは言ってるし、、、自分なりのフェリーニでいいのかも
5月中旬、BSで放送ありますね!
272 :
名無シネマ@上映中:2005/05/06(金) 18:08:58 ID:h0ECdomx
今日深夜「崖」やります不治テレビ
「崖」は完全版で観た方がいいなぁ。オープニングシーンから違ってるし。
このあたり、ロッセリーニの影響をまだ受けてる時代だね
ロッセリーニの影響なら最後まで残ってると思うよ。
悪魔の首飾りでテレンス・スタンプの横に姉ちゃんがきて、私が来たから
もう大丈夫、、、みたいなシーンがありますが、あの時流れてる音楽は
何ですか?
多分レイ・チャールズだったと思う
曲名は何だったかな
どうも
そうでした
レイ・チャールズのルビーでした。ありがとうございます。
279 :
名無シネマ@上映中:2005/05/07(土) 13:34:32 ID:LsUkEaB5
>>269 妙におもわせぶりな似非インテリ気取り話法やめてくれよ。
おまいは蓮実かよ。(薄実かもな)
いいたいことあるならきちんと論理だててかけよ。
気分わるいわ。
大体映画好きな奴は皆評論家だとでも思ってるのかね?
ロースクールやビジネススクールで教授の単位とってるんじゃねーぞ。
一般人を顧客市場にした「商業映画」だろうが。
>>279 >>259 をもう一度読み返して下さい。難解だと言うのにつっこんでないでしょ?
当時が娯楽の少ない時代だったから、難解でも有り難がってた……というのに、
つっこんでるんでしょ? 60〜70年代に「難解」といわれる映画(や、音楽)が
流行ったのは「娯楽の少ない時代だったから」という浅い認識につっこんでるんでしょ?
ところで……
忠告しますが、このスレで一番「似非インテリ」っぽくて、「評論家」ぶってるのは、
あなたです。「前衛」「芸術」「観念」「難解」等々、どっかの本で読んだキーワードを
まき散らして、いつも変わらぬ底の浅い「自説の開陳」を続けてるのは、あなたでしょ?
そういうのを、「似非インテリ」と言い、「評論家ぶってる」と言うんですよ。
喧嘩はしたくないですが、不快に思ってる人、けっこういるはずです。
これは本当、自分で分かってないみたいだから、気を付けた方がいいです。
遠回しの批判とかじゃなく、心の底から忠告します。
↑最後の一行、分かりにくいかも……。言い直します。
忠告のフリをした批判とかではなく、心の底から忠告します。
>>279 もう一つ、忠告しておきます。
人にレスする時、人の意見の中の単語だけ取り出して(今回の場合、「難解」)
自分勝手に解釈してレスしないで下さい。
人の意見の「全体」を読んで、その人の「意を汲み取って」レスするようにして下さい。
(もちろん、賛成しようが批判しようが、あなた次第です)
じゃないと、そもそも掲示板でもコミュニケーション自体、成り立たなくなりますよ。
フェリーニの話題から外れて、失礼しました。>>皆さん
283 :
名無シネマ@上映中:2005/05/07(土) 15:24:24 ID:LsUkEaB5
>>282 随分仰々しいいいかただな?あァア?
60年代に
実際、娯楽が圧倒的にすくなかったのは事実だろうが。
海外旅行のすさまじく少なかった。
大体大学進学率は3割未満だった。
だからこそ知的なものに対するコンプレックスが
あって、むさぼるようにない金だして映画みたり本を読んだりした。
不況になると本や映画産業が栄えるといわれたのはそのせい。
60年代に吹き荒れた学生運動の嵐の中で、難解で理解できないのに本を読んで
理解しようとしてた時代ってことだろうな。そして作り手もその状況で
作っていた。当時の連中のマルクス主義に対する理解の浅さは酷いもんじゃないか。
市場主義をきちんと理解もせず数理経済学もまるきりできないアフォがなにが
マルクスといいたくなるだろ。今じゃ。
実際今は知的興味は当時なんかよりずっと低いだろうと思うよ。
なんせバブル時代に比べれば10点は偏差値さがったというしね。
海外旅行もあるいゲームで刺激になれている。街には旨いグルメがあふれている。
金さえだせば手にいくらでもはいる。まずお金。知的な興味はSの手段。
それからおまいがいくら不快におもおうと自分の人生にはまるきり関係ないし
どうでもいいよ。えせインテリみたいに思ったり評論家きどりだと思うのも勝手。
自分にとってはおまいのほうがクソのアフぉでしかないからね。
別段評論なんてかきたくもないしな。文章で身をたてたいなんてぜーんぜん
思った事もありませんでしょ。ぽ。
284 :
名無シネマ@上映中:2005/05/07(土) 15:25:07 ID:LsUkEaB5
単に感想を書いて、いい作品についてはほめてすすめ、つまんない作品については
ここがつまらないというだけ。(将来メディアで働く人もいるだろうから意見だすのは当然。)
大体、なんでおまいの「意」をくまなきゃいけないの?馬鹿だろ。おまえ。
ここは掲示板、2ちゃんねるだろが。そんな気もないね。
このクソがちんこ噛んで死ねよ。ヴォケ!
ぁ勿論遠回しの言い方じゃないよ。本当にちんこ噛んで死ねよ。
背中まるめてちんこに届くようになっ!!!!!(PUPUPU
ついでだが
おまいは
これでもよく読んどけ!!
http://info.2ch.net/before.html 2ちゃんねるの「お約束」を破ったのは
明らかに「おまえ」(ヴォケのちんこ噛む予定男」
そういうものにたいし丁寧に1万倍おかえしするのも
2ちゃんねるの暗黙の了解事項なんだ。分かったか。この糞野郎。
ちゃんと毎日背中丸めてチンコ噛みちぎれるまで練習しろよ!!
どっかのきったねーアパートでちんこ噛んで死んだという記事がでたら
大笑いしてやるからよっ。ぺっ。
ああ……本当に意味が分かってない。忠告し損でした。
>60年代に
>実際、娯楽が圧倒的にすくなかったのは事実だろうが。
圧倒的に? じゃ、40年代は? 50年代は? 明治時代の文学は今より難解だったの?
娯楽が少ないと、難解なものが栄えるの? もっともっと突っ込めるよ?
>大体、なんでおまいの「意」をくまなきゃいけないの?馬鹿だろ。おまえ。
意を汲むってのは、「賛成する」って意味じゃないんですよ?(ちゃんと書いてますが)
掲示板で、相手の言ってることをまともに読んで、まともに話せってことですよ?
>これでもよく読んどけ!!
>
http://info.2ch.net/before.html 「頭のおかしな人には気をつけましょう」というのは、この場合当てはまるかも。
結論。
>それからおまいがいくら不快におもおうと自分の人生にはまるきり関係ないし
>どうでもいいよ。えせインテリみたいに思ったり評論家きどりだと思うのも勝手。
つまり、「人がどう思おうが自分には関係ない」ということですね。
了解。こりゃ、話すだけ無駄だ。
あなたに住み着かれたフェリーニ・スレは不幸です。
でも、本当、もう少し人とコミュニケーションを取った方が……ああ、無駄か(溜息)
他の方々、不快な展開になりました。失礼いたします。
287 :
名無シネマ@上映中:2005/05/07(土) 16:51:58 ID:LsUkEaB5
>>286 おうっ。
せいぜい「ちんこ噛める」まで背中曲げる訓練せいよ(ぷぷぷ
大体江戸時代にしろなんにしろ時代遡るほど
字が読めるというだけでそりゃ知識人だよ。
実際江戸文学はなんだかんだいっても趣が深いし
源氏物語に至ってはその深さに圧倒されるばかりだよ。
森鴎外もまっさお。大江健三郎なんて死んでというぐらいね。
古代になるほど知識というものが一部特権階層の専有物だったのは事実。
今みたいな時代で「商業ベース」にのせようとすると少数の人間だけだと利幅が
小さいから難解な物はさけるよな。むろん映画作る人間が60年代べースの年収ならいいけどさ。
しかしおまいには失望した。もちっと高尚な返答がくるんかと思ってたら只の馬鹿。
「意」をくむっていうのはなんでいちいちお前の気持ちや意志を読み取らなきゃ
いけないんかというこったよ。全然お前なんか知らないしよ。まして友人でもなんでもないウンコ野郎じゃん。
「人がどう思おうが自分には関係ない」当たり前だろ(ぶぶぶ
誰が2ちゃんねるでいちいち他人を意識してるかよ。馬鹿だよ。お前。完全に。
ちんこ噛み切ったらレスしな。徹底的に馬鹿にしてやるからよっ(ぷっ
60年代に前衛的な映画があったのは、前衛的な小説が書かれたことと
パラレルだったってことない?ロブ=グリエなんて小説と映画両方に
手を染めてるけど、時間軸とか物語の解体みたいなことがまず小説の
世界で実験されて、その手法が映画にも影響したとか。
激動の60年代
アートロック ビートルズ クリーム フー レッドツェペリン ボブディラン
ポップアート ウオホール 高度成長 ケネディ 毛沢東 文化大革命
ベトナム戦争 アジアアフリカで独立国続々
性革命 男女同権 市民運動 黒人運動 ブラックパンサー
マルコムX ニューシネマ ヌーベルバーグ マイルスデイビス
ゴダール アントニオーニ フェリーニ トリフォー マル
ヴィスコンティ ベルイマン Fロージ パゾリーニ
世界的な学生運動 東大闘争 大島 篠田 松竹ヌーベルバーグ
大江健三郎 石原慎太郎 三島由紀夫
.........................
文化の爆発が60年代といわれている。以後このように烈しい時代は無い。
だから60年代が大好きです
なんだ?アントニオ博士がここで暴れてるのか?
喧嘩は夢の中でやってね
トリマルチョーネとエウモルポスの喧嘩よw
フェリーニとかロトゥンノが胸に下げてるフィルターみたいなのは何に使ってるのでしょう?
大いなる嘘つきでもロトゥンノは海の小屋から北欧女性が出るシーンで天井のランプを覗いてOKを出してます
フェリーニはアマルコルドの撮影の時、鼻歌を歌いながらちょこっとのぞいてるシーンがあります
単に明るさ確認なんですかね?
295 :
名無シネマ@上映中:2005/05/08(日) 22:52:10 ID:ABuUP2c1
ロトゥンノって凄いよね。
フレスコ画のようなその画調は素晴らしい。
コバックとかゴードン・ウイルスとかいろいろいるけどこの人が一番かな。
撮影監督の力はもの凄く重要だと思う。
インテルビスタの撮影はぼんやりしていてびっくりした。
最悪。よくこれでモスクワでグランプリと。
でも同じ撮影監督でボイスオブムーンは素晴らしい撮影。
不思議だ。
テイストが全然違うのに本気でそんな事言ってんの?
>>296 シ!ほっとこうよ。おれも当面は放置することにしたから。
(でも、後で傑作発言集は組むかも)
ロトゥンノってミスタービーンみたいな顔してる
そのあたりにいるカメラ屋のやさしいおじさん
てきぱきと光の調整とかしてるね
カメラに撮られてると知るのほほえんでくれる
最低限の明るさ確保と光の当たり具合の確認
300 :
名無シネマ@上映中:2005/05/09(月) 19:57:16 ID:vg9SycnS
インテルビスタは誰がみても
映像ぼけぼけでしょうが。
内容にあわせてぼけぼけにしたという
へりくつは通用しないよ。
それともプリントの具合が悪かったのか?
あんなにぼけるもんだろうか?
カメラマンの腕のような気がする。
302 :
名無シネマ@上映中:2005/05/09(月) 23:02:13 ID:jTOUxVzN
>>294 あれは大抵の巨匠(そこそこの監督なら)なら持ってるよ。
黒澤も持ってたし、市川昆さんももってる。
本来はカメラマンが持っていればいいのだが、
ある程度の監督だと、自分も覗いて、光のコントラストの具合を見る。
そして照明にまで口を出す。
インテルビスタは米版で持ってるんだが、やっぱ画質はパッとしないね。
先日、ワイド画面の新版が出たので、注文してみたけど、いくらかマシに
なってるかな。
でもこの映画は劇場で見たときから、なんとなくザラついた画面だった気がする。
驚きを通り越してむしろ哀れみすら覚えるわねw
サラギーナと区別が付かない
出てくれた心意気に感謝
音楽スタート!
チャッチャッ チャ チャチャチャチャチャチャチャ
308 :
名無シネマ@上映中:2005/05/11(水) 01:35:18 ID:OVgULr6H
結局フェリーニ の映画の継承者って
あえていうならポール・トーマス・アンダーソンは大いに意識してるだろうと思う。
エルトポの監督はフェリーニから精神性をとってしまった感じがするので
最初はどぎもぬかれるけど、感銘はうけない。
観客は映像に驚きながらも、一番心にしみるのが
「哀しさ」故なんだろうと思う。それは「キリストの慈愛」への渇望かもしれない。
「悪魔の首飾り」で神父が作ろうとしていた映画を実際に作ったら
「エルトポ」みたいになったんじゃないかと妄想しました。
これ以外にも、フェリーニ作品には作られていない映画の構想話がよく出てくる。
「8 1/2」のSF映画とか「インテルビスタ」の「アメリカ」とか。
架空の話だから想像をかきたてるのだろうが、
もし本当に作ってたらどんなになるかと想像するのも楽しい。
映画は元気じゃないといけない
311 :
名無シネマ@上映中:2005/05/12(木) 19:40:52 ID:Cr5kwsOp
コーエン兄弟の映画みたあとは
いつも傑作だとおもいつつ
自分が不健康になったのを感じる。
ゴダールもそういうところがある。
精神が不健康というか。
フェリーニはとにかく健康的だと思う。
不条理であっても常に救済が用意されている気がする。
道でさえおちこまなかった。
ゴダールはつきはなすけどフェリーニはつきはなさい。
ていうか時々おいでおいでをする。
崖は悲しいね
フジでやった「崖」今頃見たけど
ラストで靴に隠してあった金はあの足の不自由な娘の家の金ですか?
だとすると詐欺をしたうえ仲間まで裏切るということになるのですが
そんなにひどい主人公には思えないのですが・・・。
単に自分の金を靴に入れておいたと思いたいのですがどうなんでしょう・・・。
それと画家がどうなったのかわからないので気になってます。
ノーカット見た方よろしくお願いします。
イタリア映画大回顧で上映された完全版(113分)の時に書いておいた感想の一部を貼って
おきます。拙文ですが。。
仲間達に殺されかけて、崖の斜面で瀕死の状態のアウグスト。崖を這いあがろうとする場
面で、顔を泥まみれにした夜のカットの前に、こんな台詞が挿入されていた。同じく夜の場
面だが、アウグストがこうつぶやく。「何も覚えていない、何も覚えていない、俺は生きてい
ても養っていくことが出来ない、だから死ぬんだ」。この短いカットも、ラストの薪を抱えて道
をまがり、消えていく子供達に向かって「待ってくれ、俺も行く」とつぶやきながら息絶える
シーンとうまく対置していて、なんで削除したのか、不思議に思う。また、ずっと前のシーン
でアウグストが泥酔した「ピカソ」に「家族が居てはこの仕事は出来ない、18で結婚したの
が間違えだ」と説教をするシーンの皮肉な裏返でもある。ということは「養う」道を選んだ「ピ
カソ」は生き続けたということだろう。「道」でのザンパノと「キ印」の関係に近いものがある。
”ピカソ”のシーンはかなりカットされていたように思います。
フェデリコ・フェリーニ セレクションでも買うかな
NHK-BS2で特集やるね。
「世にも怪奇な物語」は未見だったので楽しみです。
最高傑作だと思うなトビー・ダミット
318 :
名無シネマ@上映中:2005/05/14(土) 19:16:39 ID:q5L9OdkT
今日、「道」を初めて見た。フェリーニも初めて見た。
私は、というか人は誰しもある程度そうなのかもしれないが、大事なものに後
から気付くことが多いので、見終わって深く感じるものがあった。
>>316 >「世にも怪奇な物語」は未見だったので楽しみです。
マストルナの旅のストレスから倒れ、治療法を間違えて死にかけ、
もう一年も映画の仕事をしてないという背景があるみたいです
空港にいる人の1/3は人形かな
あと、テレンス・スタンプの右眉毛の根本にちいさな付け眉毛があり、
それがクエスチョンマークらしい
81/2でよく見る人がここにも多く出演してます
「悪魔の首飾り」が一番好き!楽しみ♪
ドキュメンタリー「大いなる嘘つき」を見ました。
テレンス・スタンプが「悪魔の首飾り」の裏話をしてくれているだけでも
一見の価値ありと思います。
ところで、挿入される「悪魔の首飾り」の音声に違和感を感じたのですが
どうやら今まで見た(聞いた)ことのないイタリア語版があるようですね。
フィルムやビデオではフランス語版ですから。
マクベスの台詞(ここは英語ですが)の迫力はフランス語版の方がいい。
大いなる嘘つきでのテレンス・スタンプのインタビューがこれまた演技
Uno, due, tre
悪魔の首飾りの撮影はシロクロしていてびっくりした。
最悪。よくこれで大監督達とオムニバスと。
でも同じ撮影監督でボイスオブムーンは素晴らしい撮影。
不思議だ。
?
326 :
名無シネマ@上映中:2005/05/16(月) 21:08:06 ID:U8ExMtor
映画の独創的手法
パンフォーカス ウエルズ 市民ケーン
モンタージュ エイゼンシュタイン 戦艦ポチョムキン
記憶と現在の時間軸をいききする アラン・レネ 戦争は終わった等
時間と空間を自在に操る フェリーニ 81/2 ローマ サテリコン
集団同時進行 アルトマン ナッシュビル
細部の積み重ね ヒッチコック めまい
長まわしとモノローグ的映像 テオ・アンゲロプロス 旅芸人の記録 霧の中の風景 等
重厚な画面構成 ヴィスコンティ ルードヴィヒ
イーストウッドなんかは凄い傑作をとるけどスタイルを語るとなると難しいね。
イーストウッドだとすぐにわかる映像だが説明が難しい。
コッポラも特徴あるんだがカメラマンの力という気がしないでもない。
現在の映画は「スタイル」が不在のような気がする。
ロトゥンノはジンジャーとフレッド、ボイスオブムーンで外されてるね
喧嘩でもしたのかな?
>>328 でしょう。オナニー大好きオナ男くんとでも名付けますか。
それとも、ナルシストっぽいからナル男くんかな?
ゴダール・スレでも凄いこと言ってたよ。
>フランスてナポレオン以降すっかり地味になっちゃったけど
>結局一番目立つ存在としてよくわからんがゴダールを偉いとしたいんだろうな
>とか想ったり。
>でも「軽蔑」よりどう考えても「ルシアンの青春」や「恋のエチュード」のほうが
>映画としては完成度高いと想うんだよね。志としても上だと想うわけよ。
>ゴダール映画の中では完成度では「軽蔑」ってトップクラスなわけで
>この映画でゴダールの監督としての力ってかいま見えるわけでさ。
>「ウイークエンド」や「中国女」こそ彼の真骨頂とか「カルメンという名の女」こそが
>いいというとなるとそうですかとしかいいようがない。
爆笑。コテハンでもないのに、書いてる内容が馬鹿だから特定できるってのは、凄いよね。
もっともっと天然の芸を磨いて欲しいもんです。
331 :
名無シネマ@上映中:2005/05/17(火) 03:49:31 ID:SmgB7WqM
>>329 そういう煽りするんじゃなく
文句あるならきちんと論理的な文章かけよ。
そうやって煽ってるだけならひねた頭の悪い中学生だろが。
おまえは日芸のプータローかよっ。
どんな事だろうが筋道たった文章かいてみろ。ヴォケが。
「中国女」が事後欺瞞映画でしかなくなったのは自明だろうが。
332 :
名無シネマ@上映中:2005/05/17(火) 03:50:37 ID:SmgB7WqM
自己欺瞞映画だ。ヴォケ。
333 :
名無シネマ@上映中:2005/05/17(火) 03:53:49 ID:SmgB7WqM
何度もいうがそういうレス自体
2ちゃんねるでは「禁止」てわかってるのかあ?_
早く便器に頭つっこんで溺死しやがれ。こん貧乏人がぁ。税金払えっ!!
>>331-333 悪いの承知でいわせてもらうけど
みっともないからもう書き込まないほうが
いいですよ。
だめだ
その象の看板はこっちに倒すんだ
興奮ばかりしててもだめだ
まぁ、イタリア映画界は娯楽映画が栄華を極めていたから、こうやって芸術映画に
金を回す余裕があったんだろうね。当時は。
337 :
名無シネマ@上映中:2005/05/17(火) 19:24:38 ID:SmgB7WqM
>>334 早く死ねよ。この低学的のクソ貧乏人がぁっ。
楽天に注文した練炭まってないで、
いまからさっさと電車に飛び込んで死んでこいっ。
この糞畜生の屑がっ!
338 :
334:2005/05/17(火) 19:56:58 ID:EXzoSrJy
>>337 私329さんじゃないですよ、とにかくもうおよしなさい。
板全体の迷惑です。
339 :
名無シネマ@上映中:2005/05/17(火) 21:06:07 ID:SmgB7WqM
>>338 自分からわけわからん煽りは一切してないぞっ。
迷惑なのは
>>329 のほうだろが!
文句いうのなら
>>329にいえっ!
おかど違いだ!
2ちゃんねるのスレの約束をやぶってるのは329だ。
文句があるならきちんとレスでかえすべきだ。
>>329 は 明らかな煽りだろが。
煽られたらスルーする奴もいるだろうが
2チャンネルでは煽られたて頭きたら100倍お返しする という暗黙の了解事項も
あるんだ!わかったか!お前もヴォケだ。
死ねっ!
自滅しましたなw
インテルビスタに登場する監督ですか?
ヴェルナッキオでしょう。( ´,_ゝ`)プッ
私は
>>329 ですが、フェリーニが戦争後遺症のイタいオジサンを村の道化師としたように、
イタいオナ男クンを道化師として楽しむのは、このスレに相応しいと思うのです(w
でも、ゴダール・スレまで出かけておイタするのはやめましょうね(さっきもやってたでしょ)。
>>338 さんも言うように板全体の迷惑だからね。ここでやろうね、人生は祭りだし、適当に楽しむから。
なんだ、大人かと思ったら餓鬼か
346 :
名無シネマ@上映中:2005/05/18(水) 03:15:33 ID:WpwF65D1
>>344 早く死ねよ。このマーチ未満がっ。
創造者でもないくせに、屑がっ。
せいぜい映画評論集ぐらいしかよめないヴォケ野郎のくせして
いっぱしのこというんじゃねえよ。この屑。
脳みそが悪いのはお前の親が屑だからだ。
何だマーチって?
もしかして学歴ネタか?
まあ、人を揶揄するとき、それは自分へのコンプレックスでもあるわけだけどな
自分を傷つけるだけだろ
348 :
名無シネマ@上映中:2005/05/18(水) 12:18:43 ID:hzZdmgl+
はあ?
100回しねよ。
練炭100個注文しとけっ
この貧乏人がっ。
349 :
名無シネマ@上映中:2005/05/18(水) 12:38:38 ID:R/bW4lns
やっぽ「山猫」だね゜
>>346 >創造者でもないくせに、屑がっ。
ワロタ。常にちょっと予想を上回るなあ。見事な道化師ぶりだ。
|┃三 人 _______
|┃ (_ ) /
|┃ ≡ (__) < よう、屑どもっ!
____.|ミ\__( ・∀・) \
|┃=__ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃ ≡ ) 人 \ ガラッ
352 :
名無シネマ@上映中:2005/05/18(水) 18:47:00 ID:CME67U/0
誰がみても
映像ぼけぼけ
なインテルビスタ
放映上げ
>>295>>300 現在スレが荒れてるのも映像ぼけぼけ君の仕業でつ
353 :
名無シネマ@上映中:2005/05/18(水) 21:21:21 ID:eObn6lui
昨日の『ジンジャーとフレッド』トリミングされてなかった?
354 :
名無シネマ@上映中:2005/05/18(水) 21:40:20 ID:WpwF65D1
>>350 あのね。
「評論」をするという行為はもの凄く高尚な行為なんだよ。
ちょこまかとそれなりに文章かけば評論と思ってる奴は馬鹿。
それは感想文。
小林秀雄の評論の崇高さしってるか?
それもわかんない連中が皆してここに「感想文」をかき散らかしてるんで
自分をたいしたもんだと思ってレスしてる奴は大バカだよ。
2ちゃんねるは、好き勝手かきちらかしてりゃいいのっ。
自分と考えが違おうと適当にさらっと流せばいいの。
お前らは韓国人かよ。卑屈というか偏狭というか。
ユダヤ人だな、まるで。
355 :
名無シネマ@上映中:2005/05/18(水) 21:48:42 ID:AALbtbnS
小林秀雄は新しい事は何一つ言っていない。 単に文章がうまいだけの2流評論屋だ。
物を創造する人間じゃないのに
独創的なことを記述しようというのは
評論する場合には、「領域を犯している行為」だろうが。
独創的であろうとするなら自ら創作するべきだ。
少なくとも評論家を職業とするならそれは「おこがましい行為」だ。
まあ2ちゃんねらーなら何をいおうが、にわとりのうんこみたいなもんだから
どうでもいいよ。
357 :
名無シネマ@上映中:2005/05/18(水) 22:08:05 ID:AALbtbnS
ニーチェも一種の評論家だ。 小林秀雄の無能さがわからないか?
358 :
名無シネマ@上映中:2005/05/18(水) 22:11:12 ID:WpwF65D1
どこが「一種」の評論家だよ。
詭弁もいかげんにしろよ。
んじゃマルクスも毛沢東もスターリンもヒトラーも
一種の評論家だ。
だからどうした。馬鹿らしい言葉の遊びだよ。
この道化師=壮大な釣り師という気がしてきた。
360 :
名無シネマ@上映中:2005/05/18(水) 22:17:40 ID:AALbtbnS
じゃあ、言い方を変えよう。
小林秀雄は文学、絵画、音楽の評論もやっている。
小林秀雄がそういう分野で専門の評論家に敵うと思うか?
361 :
名無シネマ@上映中:2005/05/18(水) 22:21:09 ID:WpwF65D1
それは「評論」ではなく
「専門の解説者」でしょう。
「説明文」や「解説」を書くのと「評論」をするのとは
次元がまるきり違う。
福田和也が評論するのは解説するためではない。
スレ違い馬鹿は無視してください。
363 :
名無シネマ@上映中:2005/05/18(水) 22:25:29 ID:AALbtbnS
要するに小林秀雄は感想しか書けないという訳だな。
本居宣長の本も無価値な学生の作文と同じという事だ。
げっぷ。
おなかいっぱい。
ぱんぱんです。
おえっ。
ばかばかしいね
芸術は個人個人が感じればよいだけだろ
それとも、この映画はこう見るべき、こう評価すべきとか決めることか?
権威がいて、それが言うことをそのまま受け入れるのか?
ま、これ以上言うと俺も押しつけになるな
人の価値観まで拘束しようとしないことだな
366 :
名無シネマ@上映中:2005/05/18(水) 22:34:01 ID:AALbtbnS
これを書いたのは君だろ:
あのね。
「評論」をするという行為はもの凄く高尚な行為なんだよ。
ちょこまかとそれなりに文章かけば評論と思ってる奴は馬鹿。
それは感想文。
小林秀雄の評論の崇高さしってるか?
それもわかんない連中が皆してここに「感想文」をかき散らかしてるんで
自分をたいしたもんだと思ってレスしてる奴は大バカだよ。
小林秀雄の評論も唯の感想文さ。 違うのは文章の上手さと教養だけだ。
少なくとも2ちゃんねるでは
それで全然オーケーだよ。
人は人だよ。
「17才のカルテ」が「81/2」よりいいと思う人が
2ちゃんねる掲示板にいても全く問題ない。
それがまさしく2ちゃんねる。
368 :
名無シネマ@上映中:2005/05/18(水) 22:38:51 ID:AALbtbnS
<芸術は個人個人が感じればよいだけだろ >
これも誤解。 映画でも文学、絵画でも専門的に研究しなければその意味は理解できない。
自分で勝手に考えても作者の意図は絶対にわからない。
>>366 俺じゃないぞ
俺は権威主義はあまり好きじゃないんだ
370 :
名無シネマ@上映中:2005/05/18(水) 22:42:52 ID:AALbtbnS
>>368 別段それを否定しないが
その論理をこの板にもちこむのはおかど違いだろが。
2ちゃんねるだぜ、ここは。
ユリイカじゃないんだから。
その論理押し進めていったら
掲示板なんて息苦しくって誰も寄り付かない。
論理破綻してようと好き勝手しゃべりまくって
たまにらしいことを発見して満足する。
それが掲示板だろ。
ここは論文発表の場じゃない。
批評でも感想でもなんでもいいんだけどさ
哀しきフェリーニ大好きオジサンは書くことがちょっとパターン化し杉。
魂のジュリエッタはマシーナがミスキャスト。
インテルビスタは画質が悪い。
老いても枯れずに死ぬまで突っ走って欲しかった。
どうも繰り返しが多い。
批評でも感想でもいいからもうちっと肌理の細かいレスを期待したい
インテルビスタがBSで0:30から
批評とかでは想像力の希薄化とか書かれてるが、ジンジャーとフレッドあたりから
出資者からの制約が多かったんじゃないかな
好き勝手に映画を作れなくなっていたのだろう
ジンジャーとフレッドで到着した放送局は、チネチッタの横にできたチネチッタDUE
374 :
名無シネマ@上映中:2005/05/19(木) 00:57:36 ID:KdGvGtX8
「そして船はいく」 は
欧州で大ヒットしたんだから
監督そのものが変化したんでしょ。
そして船はいく は大作だったと思った。
体力や精神力は絶対画面にでる。
文章でも同じだし。
別に2ちゃんねるだろうが、人に読まれる場で、
下らないことをグダグダ書いてたら突っ込まれるのは当たり前。
それに、いっつも、読んで欲しい気持ち満々で書いてるじゃん。
甘えるなよ、オッサン。
3日間で
秀雄もびっくり
糞スレ化
ageてる論客たちへ
コテハン名乗ってくれんか
あぼーんしたいのは
オレだけじゃない筈だ
377 :
名無シネマ@上映中:2005/05/19(木) 12:20:30 ID:8CZv1pmD
>>375 2ちゃんねる自体がくだらないのに
よくいうぜ。ぺっ。
人に読まれるようなレス手本でしめしてみろよ。あっ?
今日はボイスオブ・ムーン
時間は昨日と同じ
>>377 >2ちゃんねる自体がくだらないのに
じゃ、そんな下らないところで、ヒス起こさないでもいいのに。
実生活に支障、来してないかい? だいじょぶ?
380 :
名無シネマ@上映中:2005/05/20(金) 21:34:07 ID:CtFMSWNh
ボイス・オブ・ムーン、速攻で消して寝た
これで何回目だ
明日、アマゾンから「カサノバ」+「女の都」のDVDが届くと思います。
>381
画質の良し悪し、スクィーズかどうか報告キボン
∧_∧
( ´・ω・) ∫
//\ ̄ ̄旦\
// ※\___\
\\ ※ ※ ※ ヽ
\ヽ-―――――ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~
384 :
名無シネマ@上映中:2005/05/21(土) 16:17:58 ID:myBMLbob
とりあえず
女の都 カサノバ セットのフェリーニセレクション届きますた。
画質はよし。しかしなんで特典ほとんどついてないんだろうか?
カサノバを後回しにして女の都から
見直して思ったこと。
やっぱり独特の圧倒的な演出力あること。
以前、まあまあかなと思ったけどやっぱり凄い力で、
こういう演出できる人はもはやいないということ。
この作品は晩年というより中期最盛期の作品のひとつであったと痛感したこと。
届いたけどちょっと忙しいのでまだ見ていない。今だとアマゾンで20%offだからね。
この映画
昔みたとき気がつかなかったけど
フェリーニ流のニューウエイブ映画だったんだね。
ニューウエイブロックがかかってるからそう思ったんではないけど。
一回過去の記憶を再分解して構築しているような。
真夜中の女どもとのドライブいかしてました。
女の都は奥さんになじられるところが凄いと思った。
その奥さんが顔パックしてアリアを唄いながら迫ってくるのも凄いw
巨乳好きなのに貧乳の嫁さんもらうのはどうかとオモタ
>>387 おまえ、トレードオフという言葉を知らんのか
俺は美乳好きだが、つきあってる子はAAだ。AじゃないAAだ。
仰向けに寝れば乳は一体どこにいったんだろうという感じだ。
でも別に不満はない。そういうもんだ。
389 :
名無シネマ@上映中:2005/05/21(土) 21:26:54 ID:myBMLbob
胸が大きいと絶対人生観とか違うよね。
胸が大きい女性はセックスに積極的だ。
つくづく思うけど
セックスにも選ばれた階層って絶対いると思う。
恵まれた肉体のセックスとそうでないもののセックスとは
全く違うと思う。
ニューヨークビデオより綺麗だな
鮮明だしもわーっとしたところがない
DVDもピンク色、木の前でキスをされるシーン
帰りに紀伊国屋で買った。タワーは原価のまま。
紀伊国屋は10%オフ
女の都、発色がかなりいい
で、カサノバはどうなの?
393 :
名無シネマ@上映中:2005/05/22(日) 06:36:23 ID:cHH77CF0
カサノバも色悪くない。
でも原版はもっと発色よかったんだろうと思う。
保存がいまいちだったのではと。
サテリコンとかローマは凄い綺麗だったし。
ざっと飛ばしてみた。
やはりテレビで見るのとは大違い。
ラッシュだけでも凄いです。
予告編がすごい怖い。
殆どホラー。
アマルコルドの監督とは思えません。
394 :
名無シネマ@上映中:2005/05/22(日) 06:49:24 ID:cHH77CF0
説明書によると
フェリーニはマストロヤンニを主役に想定してシナリオをかいていたが
プロヂューサーがロバート・レッドフォードにしろといい、
制作費がふくれあがりプロヂューサーも3人かわり
制作費は1000万ドル(確かゴッドファーザーも1000万ドルだったんでは?)
当時としては超大作らしい。
マストロヤンニをあきらめてサザーランドになったとか。
レッドフォードだったらどうなっていたろうか?
プロデューサー
カサノバもええ感じだな
服。装飾、セットがいい色出してる
字幕がよくなっている
398 :
名無シネマ@上映中:2005/05/22(日) 18:11:37 ID:cHH77CF0
これは傑作だね。
レンタルで借りてみる作品じゃないね。
返す日を気にしながらみるような作品じゃない。
じっくり自分だけのものして楽しむという。まさしくDVD向きだと思う。
カサノバも多分そんな感じだと思う。
サテリコンとローマで外に向かって放射されたものが
内面世界に向かったのごとくのような描写。
結構身にしみる。なにがなくみていたはずのスミックスマックの女性写真の
ボタン押しもかなり切ない。それにしても美術も凄い。
この女の都も制作費凄かったんだろうかと思った。とにかくよくもここまで作り込んだな
としか思えない。
非常に面白いです。
>>394 余計なお世話かもしれないけど、その手の逸話を詳しく知りたいなら、バクスターの本を
おすすめします。
女の都よりカサノバの制作費はすごいだろ
貴族の悪趣味的な色使いがいいね
一般受けしそうにはないけど
文明が腐りきった後にしか出ない世界。
イタリアは恐ろしい国だ。
英仏独では絶対に無理。いわんやアメリカをや。
402 :
名無シネマ@上映中:2005/05/23(月) 17:11:47 ID:m0O/O9GV
女の都とカサノバ、2作品ともスクィーズ収録?
403 :
名無シネマ@上映中:2005/05/23(月) 20:44:16 ID:UWljiMql
女の都って
時代まるきり感じない。
結構新しいと思った。
魂のジュリエッタは正直古さ感じた。
女の都って年代的にはどうかしらないけれど音楽的にはニューウエイブ
という感じでちょっとオフビートな感じもした。
ひねってあるよね。ストレートじゃない。
?
(道化師オナッキオの発言は真面目にとらないで下さい。
>>404)
>>403 うん、うん、いいんだよ。ここで書いてる分には……
でもさあ、ゴダール・スレにまで行って迷惑かけるのはやめなさい。
好きなのはフェリーニなんでしょ? ゴダール、むしろ嫌いなんでしょ?
だったら、あっちでオイタはやめましょうね。
あと、映画じゃない世間一般の話は、気をつけて書こうね。
>>389 はちょっと……ね。
>>402 >女の都とカサノバ、2作品ともスクィーズ収録?
16:9 LBでスクィーズ収録だな
女の都はウーマンリブが出てくるからなあ
カサノバも綺麗だ。大きいスクリーンで見たいね。
女の都はもはやギャルの感性について行けなくなった初老の男の悲哀
みたいなものだろう。ローラースケートのシーンしかり、夜のドライブしかり。
夜のドライブシーンはもはや理解も共感もできないガングロコギャルに
対する中年親父の恐怖みたいなもんか。
あと戦闘的なフェミ女への恐怖もある。
男根主義者の巨根博士の時代も終わった。
女性の意識の変化を描いてるということでまあ一応時代を反映してる映画かもしらんが、
女だけが登場する不安な夢を見ているようでひたすら快感だった。
滑り台を滑りながら、記憶の女たちを回想するシーンも圧巻。
温泉場のマッサージ嬢の回想のあと、カメラがスーッと引いていくと
女が人形になってて、舞台が暗転していくところなんかがたまらない。
やぱ天才。
気球のシーンで謎の女が出てきて、逆光の中で顔がクルクル変わる
ところはマジ感動した。
>406
カサノバはLD、女の都は輸入版のDVDを持ってるので買うのを
躊躇ってるんだけど、
両作品ともスクィーズで画質も良いみたいだからやっぱ買うしかないかな
409 :
名無シネマ@上映中:2005/05/23(月) 22:52:07 ID:UWljiMql
女の都はしっかり脚本が書き込んである気がした。
晩年の作品(特にインテルビスタとジンジャーとフレッド」)
なんかと違って台詞以上のものが常に背景としてあって
映像もただの書き割り、舞台装置でなく、それぞれ意味あるものとして
創造されている気がした。
同じセットでもインテルビスタでは物としか感じられなかった(どんなに奇妙な形状していようと
ただの物としてしか感じられず驚きがなかった)
女の都ではセットがまるで表現主義のごとく全て驚きを感じさせた。
スミックスマックの画面も昔みたときは気がつかなかったが、その映像設計
が構造的にきちんと計算されていて実に細かい映画となっているのに驚かされる。
(インテルビスタとジンジャーはもの凄いおおざっぱ。はっきりいえば手抜きだ。)
410 :
名無シネマ@上映中:2005/05/23(月) 22:55:53 ID:UWljiMql
で
スクイーズってどういう意味?
ヤフー辞書にもないよ?
カサノバの音声って英語と伊語、どっちが本来のヴァージョンなんだろう。。
たしかバクスターの本には英語と書いてあった記憶が。
でもテロップはイタリア語だからなぁ。うーん。
あと、予告編もミステリアスでいいね。
416 :
名無シネマ@上映中:2005/05/24(火) 21:23:43 ID:a6zYxlge
>>415 カサノバは完全にホラーです。怖いよ。まじ。
世界の100本に81/2だけか。。。。
スコセッシはタクシードライバーとグッドフェローズ
キューブリックがバリーリンドンと博士の異常な愛情
黒澤が生きると用心棒
ベルイマンはペルソナ
しかしフライなんていれるか普通?
パルプフィクションも傑作だけど100本の1本じゃないだろさすがに。
やっぱりサーカスのシーンが一番グロいのなぁ>カサノバ
あの、スライドのイラストはファンタスティックプラネットの人が書いたんでしょ。
>>416 スレ違いだが、スコセッシはレイジング・ブルもあるぞ
>>416 いいじゃん。君の大好きな「市民ケーン」がちゃんと選ばれてるし。
420 :
名無シネマ@上映中:2005/05/25(水) 04:44:30 ID:Td6a+pV+
>>408 なんでスクイーズだといいわけ?
オリジナルどおりの横長のがよくない?
>420
4:3のテレビで見てるぶんには変わらない。
ワイドテレビで見て初めてスクィーズの価値がわかるよ
カサノバ観るとセックスが嫌になる。
「女の都」のDVDの字幕が封切り版とだいぶ変わっていましたな。
・マストロヤンニの名前が出た時の女性の台詞「またマルチェロなの?」
・巨根博士の邸宅に入り込んだシーンでスナポラッツが言う「なんて映画だ!」
・すべり台の終わりのところで「ここが映画の一番おもしろいところなのに!」
といった字幕が無難なものに変わっていました。
あれらの字幕は翻訳者の遊びだったのか原語でも同じようなこと言ってるのか
知りたいところです。
>>423 え?そんな台詞あります
ビデオでは無いような
絵が掛けてあるところで、よいこらしょ、どっこいしょが無くなった
426 :
名無シネマ@上映中:2005/05/25(水) 21:32:06 ID:Td6a+pV+
かなり強引にいうと
女の都はXTCのアルバムかな。「BLACK SEA]みたいな。
一見オーソドックスなんだけど聞き込むと
実験精神たっぷりみたいな。
あとも強引に位置づけ(趣味だからね)
「サテリコン」レッドツェッペリンの「フィジカルグラフィティ」
「81/2」ビートルズ 「サージェントペーッパー」
「甘い生活」ビートルズ 「ホワイトアルバム」
「アマルコルド」ビートルズ 「アビーロード」
m9(^Д^)プギャー
>>426 はいはい、分かったよ……うんうん、よく考えたね……。
ねえ、本当、お願いだから、
そうやって好き放題書くのは、このスレだけにしときなよ……。
ゴダール・スレで言われてたでしょ。
「頭が悪すぎて痛々しい」
これ、普通のスレなら、普通の人の感想として、出てくる言葉だよ……。
このスレは優しいし、みんな、「馬鹿だけど道化師だから、仕方ないな」
と思ってくれるんだよ……。そう!君は、ここだけで騒げる道化師なんだ。
他のスレなら、書き込むだけで、荒らしなんだよ……。
「あまりに馬鹿だから荒らし同然」という、悲しすぎる状況……。
おれも見てて、悲しくなるよ……。ね? ここだけにしとこうよ……。
道化師オナッキオくん……。
429 :
名無シネマ@上映中:2005/05/26(木) 00:40:30 ID:D+Ah69Gw
>>428 あああ。おまいを「馬鹿ストーカー認定」
どうしようもない人間だな。
妄想もいいかげんにして現実に向き合い早いとこ
練炭抱えてしねよ。
はっきりいってお前死んだほうがいいよ。
人の足引っ張ろうとする奴には全く同情もなにもしないで死んだ方がいいって
実生活でも考えてるからね。
まじで死んでいいよ。本当に。
死んでも一切良心の呵責感じないしさ。
死んでもいい人間って実際いるしさ。
>>429 うんうん、このスレなら、それもなかなか道化師っぽくていいよ!
>>427 も明るい声援と受け止めればいいよ。
「村の道化師」への子どもたちの囃子声みたいにも、響くじゃないか。
道化師オナッキオのショーだね! やんや、やんや。
431 :
名無シネマ@上映中:2005/05/26(木) 01:09:19 ID:D+Ah69Gw
>>430 冗談抜きで君神経まじでいかれてるよ。
同情もなにもしないけどさ。
知り合いに病院に一年以上はいてった奴しってるけど
そいつと同じだね。
死んでもいいよ。
医療保険の無駄。
432 :
名無シネマ@上映中:2005/05/26(木) 14:24:15 ID:Ma5s+j37
>>431 前にもいったけど
そろそろ
コテハン名乗ったらどうよ
名無しで書き込んでも
m9(^Д^)プギャー レスがつくくらいに
お前の文には特徴があるのさ
必ずageるしな
悪い意味にとらないでくれ
コテハン名乗れば、「馬鹿ストーカー」たちはそれをNG指定して
からまないでくれるし、スレが汚れないですむ
このスレには
お前のはなしをききたいやつだっているだろう
>>426はそういうやつに向けて書いたんじゃないのか?
罵り合いがしたくて書いたんじゃねえだろ?
補足
コテハン=固定ハンドルネームのことです
「名無し」欄に好きな名前を入れるだけ
知ってると思うが、一応
コテハンは「哀しきフェリーニ大好きオジサン」で一つ
435 :
432:2005/05/26(木) 14:50:48 ID:Ma5s+j37
↑こういうレスがつくだろうとは思ったがw
オレは真面目に書いてますよ ホント
やっぱ「道化師オナッキオ」がいいなあ。おれはそう呼んでるもん。
>>432 >必ずageるしな
いえ、sageもありますよ。ageは声高に語りたい場合に多い。
>>435 >オレは真面目に書いてますよ ホント
よく分かります。
>>433なんてネタレスに取られがちだけど、
彼相手だとちゃんと言ってあげないとね。いや、ホント。
それにしてもこのスレの住人は「彼」に優しいと思う。マジで。
ひとにコテ名乗れといった手前、オレも名乗っとこう
432です
「la strada」をNG登録すれば、
以降オレの発言は一切シャットアウトできるわけです
この機能、やっぱし便利だと思うよ
コテハンはもう嫌です。
レスはいくらでも過去ついたことあるから
結構です。
あとさあ。
なんだかんだいうのならそれぐらい
あっといわせるぐらいの蓮実ばりの「評論文」かいてくれよ。
自分は作品を解析するつもり全くないし。過去そういう時代もあったけど
今はA級よりB級作品のほうが安心したりするしね。
「キャシーン」は面白かったよ。
ageるのは
少しでもフェリ−二作品みて欲しいから。
宣伝かねてます。
キャシャーンだ。
いや、そんな些細な瑕疵よりむしろ
ageんのは別にかまわない
作品解析したっていいと思う
でもね
あっといわせるような評論文は、
このスレッドでは見つからないと思うよ
オレがコテ名乗れって
しつこくいうのは
お前の沸点の低い罵りレスが嫌だからだよ
つまりは
オレがお前をNG登録したいわけさ
お前の書き込みは、(オレには)
お前なりの評論を試しているように思えた
まあはなしは最後まで聞いてくれ
みんなはボロクソにいうけど、
ここは匿名掲示板だ
いろんなひとがいて 当たり前だよ
お前はそれをいちいち罵り返すだろ?
たとえ、お前の文をよんで「成る程」って思ったひとがいたとしても
>>431や
>>429のレスを
読んだら、ひくぞ
マジレス恥ずかしいが、そういうつもりでした
いや実際死んでもいい人間がいるというのは真実だよ。
生きているのに値しないような
人生観もっている奴には反吐がでる。
2000年以前には良識という物が最低限存在した。
今やすべてを否定する反モラリストがむしろ大勢かもしれない。
でもそういうのは人間の社会でもないし合理性ももたない。
勿論神というものが存在するならそういう人間を決して救済しない。
いや実際死んでもいい人間がいるというのは真実だよ。
(と、お前は断言する)
生きているのに値しないような
人生観もっている奴には反吐がでる。
(と、お前は告白する )
2000年以前には良識という物が最低限存在した。
(と、お前は思う)
今やすべてを否定する反モラリストがむしろ大勢かもしれない。
(と、お前は案じる)
でもそういうのは人間の社会でもないし合理性ももたない。
(と、お前は断じる)
勿論神というものが存在するならそういう人間を決して救済しない。
(と、お前は推測する )
こういうお前の思考の小道を
お前と一緒に辿ってゆきたいひともいるだろう
だが、オレは違う
つまり
そういうタイプじゃないというか
とにかくコテを名乗ってください
お願いします
>>444 世の中であう人間の一人一人に名札付けてくださいって
いちいち言って歩いているわけ?
君は。
よくても悪くてもこれが世の中。
どう思おうがしったことじゃない。
自分で掲示板立ち上げなさいってこった。
プログでもやれよ。
テレビをつければ
それこそいろんな奴がいる。
古館もいれば田原もいる。筑紫もいる。
渡辺もいる。
いちいち気に食わないといってテレビぶっこわしてるか?
自分で王国を作り王子をやれよ。
>>445 うんにゃ
お前にだけ だよ
そろそろ消えます スレ汚し御免
>>447 心からお疲れさま。でもやっぱり無駄だったね...
449 :
王子:2005/05/26(木) 22:21:26 ID:Ma5s+j37
>>448 ありがとう 2ちゃんでねぎらわれたのは
はじめてです
コテハンこっちに変えます
って
どうでもいいですね
>>445 の豪快な空振りレスが、彼ならではだなあ。
普通、もう少し相手の言ってる意味を考える(考えることができる)のに。
でないと、馬鹿にされるから。
……でも、まあ、このスレでやってる分には、いいか。
王子様、御苦労様。
451 :
王子:2005/05/27(金) 03:45:41 ID:ozElMVGh
>>450 ありがとう ありがとう
朕はうれしく思います
不毛なやりとりに終始した感あり
ネタふっときます
カエターノ・ヴェローゾ「フェリーニへのオマージュ」
ttp://alo-alo-brasil.net/03crossreview/crossreview-008.html ブラジル音楽神の97年 トリビュート・ライヴ・アルバム
フェリーニ夫妻も長年カエターノのファンで、会場に現れるはずが
倒れ、そのまま亡くなってしまった、ということです
サントラ、映画関係のCDは星の数ほどありましょうが、
これほどのものは朕は知りません
ニーノ・ロータの名曲「ジェルソミーナ」の会場大合唱を
このスレ住民に聞いてもらいたいので
おすすめしておきます
麻薬のようなアルバム
生きてるのやんなっちゃうかも
(ってもう既出か?)
連投すまんね
452 :
448:2005/05/27(金) 04:27:57 ID:voqRhlk4
>>449 ゴダールスレの住人なんだけど、他人事ではないんで経過をチラチラ見てました。
でも、フェリーニの知名度の割にはこのスレ落ち着いてるね。あっちは浅田氏や
蓮實氏に過度な憧れや反発を抱いたおそらくは十代の人たちがたくさんくるせいか、
荒れがちなんですよ。こっちが羨ましい。
>>451のヴェローゾのCDは知らなかった。ちょうどHMVの注文確定する直前だったので
一緒に注文しました。教えてくれて、ありがと。ヴェローゾはいま日本に来てるみたいね。
もう帰ったのかな?東京ではどこでやったんだろう。なんでもSaravahのピエール・バルーも
日本人の奥さん連れて観客に混じってたとか。初期Saravahの大ファンとしてはこの噂の方が
気になったり。
あ、それと
>>428さん、いつもゴダールスレの方まで気を使ってもらってかたじけないです。
453 :
王子:2005/05/27(金) 05:34:15 ID:ozElMVGh
>>452 朝早くからレスありがとう
カエターノ・ヴェローゾ
東京では芸術劇場とフォーラムでした
素ン晴らしいことになってましたよ
バルー、気がつかないひとも多かったらしい
朕もひと目みたかったです
ニューアカは
リヴァイヴァルが終わるまでの辛抱かと思われます
愛と忍耐で乗り切りましょう
ところで今回のDVDはカサノバのボカシはどうなってるのかな。
前に見たときは僧院の壁画にまで一々ボカシが入って見苦しかった覚えがあるんだけど。
ボカシシーンはけっこう在るんでしょーかー
ボカシないです。
御者の相手の股間が金色に見えて気になる。
私は
>>428(その他
>>436、
>>450 などいろいろ)ですが……。
>>452 >いつもゴダールスレの方まで気を使ってもらってかたじけないです。
なんのなんの。私はどちらも好きな監督ですから。
そう言えば二人とも道化を撮るのが好きな人ですね。
でも、「リア王」のシェイクスピア5世や教授(本人!)「気狂いピエロ」の海辺の男など、
ゴダールの道化にはいつも何かに耐えているような風情がありますから、
やはりすぐ騒ぎ出す「彼」はこちらのフェリーニ・スレで引き取るのがスジだと思うんですよね。
それはそうと、粋な男、カエターノ・ヴェローゾの話題になったのは嬉しいな。
来日公演は本当、行きたかった!
>>453 王子さまは観たようで、うらやましい!
このスレ的に言うと、サントラ以外でニーノ・ロータ絡みは、
ヴェローゾのアルバム、ハル・ウィルナーの「アマルコルド・ニーノ・ロータ」、
そして御大本人による「ニーノ・ロータ・プレイズ・ニーノ・ロータ」あたりが、
必聴盤ということになってくるのかなあ?
┌┬┬┬┐
―――┴┴┴┴┴―――――、
. . /  ̄ ̄ ̄//. ̄ ̄| || ̄ ̄ ̄||| ̄ || __________
./ ∧// ∧ ∧| || ||| || /
...[/____(゚_//[ ].゚Д゚,,) ||___||| || < 脱走した患者を迎えに来ました
. ||_. * _|_| ̄ ̄ ∪|.|. |ヽ.__|| \__________
. lO|o―o|O゜.|二二 |.| 精神救済 ||
. .| ∈口∋ ̄_l__l⌒l_|___|_l⌒l._||
 ̄ ̄`ー' ̄ `ー' `ー' `ー'
それにしても
最近DVDを買いまくった。
以前のように遊びにいかなくなったので
家にいることがおおくなったせいなのだが。
時間がないのでじっくりみるということはできなので
殆どショットを飛ばし見したりすることが多い。(再見の場合)
画集をみるような感じになってしまうのだが
そういうときに映像の素晴らしさ、画面構成の計算には
心撃たれるものがある。
このような生業を一生の仕事としてなおかつ生活の基盤とするという
人生というものはどのようなものか。
いわゆるテレビのディレクターと映画監督とは似て異なるものだという気がする。
459 :
名無シネマ@上映中:2005/05/31(火) 00:06:03 ID:KrLPR5WB
8 1/2は何時出るのだ
やっとこさフェリーニ・コレクション買った。
カサノバの予告篇、初めて見たけど、期待爆発させる予告編ですねー。
ところで女の都、画面が暗くないですか?手持ちのニューヨーカーと比べると
かなり差がある。特にトンネルの中や、トウモロコシ畑を
パンクのネーちゃんの案内で歩くところとか、相当つぶれてる。英訳で
見るのは面倒くさいから、日本版が出てくれて助かったと思ったけど、
米版も捨てがたくなっちゃった。
'08/01/02発売予定
>>460 >ところで女の都、画面が暗くないですか?
やっぱり暗いですよね
テレビはいつも映画モードにしてあるのだが、任意に明るさを
上げないと見えない部分が多すぎ
巨根博士の館で三人が肩を組んでパーティーに出る場所なんかマルチェロの
顔が見えない
任意に?
>>462 やはりそうですよね。ニューヨーカーのDVDよりもビットレートは
高そうに思えるのに残念。
それとカサノバの日本語字幕は二種類選択できるようになってるけど、
あれって伊語、英語の台詞に対応してるわけじゃないよね?変えて
見ても違いがわかりません。
あと、字幕に訳されてない台詞が多いですね
最近になってしみじみ「甘い生活」の意味が分かるようになってきた気がする。
昔はアニタ・エタバーグ綺麗だなー、とか表層的な有閑階級の馬鹿騒ぎを
面白がってみていたけど、最近になって主人公の悩みが分かるように。
もう純粋な頃、夢があった頃には戻れないのかな、戻りたいと思いつつ
目の前の快楽とか娯楽にどっぷり浸かってしまって戻れない・・・・悲しい。
466 :
465:2005/06/01(水) 16:48:42 ID:lthOAP8v
エタバーグじゃない、エクバークだ、失礼。
カサノバのウハウハシーンで、女が「駄目!駄目!」って言ってるように聞こえて
ワロタ
映画を撮り始めて最初の二週間は監督するが、それから先は
映画が私を導いていく。by フェリーニ
469 :
名無シネマ@上映中:2005/06/05(日) 13:25:33 ID:+zvO1cGH
フェリーニって結局最後は破産状態、医者からも文句が多くて煙たがれ放置された
感が強いな。マッシーナ家にも見放され孤立していたみたいだ
470 :
名無シネマ@上映中:2005/06/08(水) 03:42:06 ID:EEmrfR5w
金銭的に破綻してたわけ?
471 :
名無シネマ@上映中:2005/06/08(水) 21:40:37 ID:EEmrfR5w
作品がヒットしなくて
お金なかったの?
ボイスオブムーンはあたったときいてたが???
472 :
名無シネマ@上映中:2005/06/09(木) 01:46:23 ID:VfVrmS08
先程フェリーニ・コレクションのカサノバ見終わりました。
何だか音楽(音程)が半音ほど高くないですか?
昔録画したビデオや所持しているサントラと聴き比べても
かなり違和感を感じてしまうのですが・・・気にしすぎ?
予告編の音楽は大丈夫なんですけど。
2000円でローマとサテリコンゲットだ。
イタリア語字幕もついていることだし、
イタリア語の勉強でもしようか。
カサノバまでがフェリーニが完璧に近い状態と思う。
ここまではまさしく天才。以降の作品にはいろいろ不満がある。
甘い生活からカサノバまでは神。ボッカチオ70含めて。
475 :
名無シネマ@上映中:2005/06/09(木) 03:29:20 ID:76i/HNiP
そんなことはあなたが言わなくても一般論です。
477 :
名無シネマ@上映中:2005/06/10(金) 02:27:44 ID:VH48PmMj
PALだよ。紀伊国屋ダメダメ〜。パゾリーニの「テオレマ」もがか〜りしたし。
最低だね。まあ、DVDなんて映画館で観るのとは全然違うわけだけど、
(特にフェリーニみたいな絢爛たる絵作りをする作家は)
流れ作業的にいろんな作品をリリースしていく中でのアヤマチではなくて、
セレクションなんて、決定版みたいな謳い文句で、こういうことするのは……
厚顔無恥って感じだよな。定価で買った人は1マソ、出したわけだし。
ひど過ぎ。おれは買わない。映画館で何度も観た思い出を抱いて、
また映画館で再会できる日を待つ。
>>478 いい事言うね君!映画館で見るのが正しい鑑賞法だと思う。
買った人はそれはそれで構わないし、お宝にしていいと思う。
その一方で、早回し版であることが明らかな以上、
紀伊國屋への抗議であえて買わないという選択もある。
481 :
名無シネマ@上映中:2005/06/11(土) 00:51:06 ID:g9BPIvRI
PALってなあに?
483 :
名無シネマ@上映中:2005/06/11(土) 10:01:58 ID:g9BPIvRI
早回しって??
一体どこの部分が早回し?
>>483 ネタやボケじゃなくて、本当に疑問に思ってるって前提で説明するけど、本篇全体。
>>476 に引用されているスレより(PALってのは欧州で流通してるビデオの規格ね)。
>36 :名無シネマ@上映中 :04/11/30 23:00:39 ID:mm5cdMA/
>映画のフィルムは秒間24コマ
>PALは秒間25フレーム
>つまり一秒ごとに一コマ分早くなる
>1/25秒=0.04秒=全体尺の4%早い
>故にマスターがPAL仕様のソフトは
>>27のようになる。以上。
もし「早回し」って言い方がピンと来ないなら、そういうことだって「事実」だけを理解して、
自分で納得できる別の言い方を考えてくれ。
もし、この説明で、どういう「事実」を指してるか分からないなら、おれにはお手上げです。
自分で分かるまで
>>476 のスレを読み返してくれ。
485 :
名無シネマ@上映中:2005/06/12(日) 00:07:38 ID:o/xG/LLS
実際問題
このPAL仕様だと印象がかなり異なるのだろうか?
「天国の門」PALとPALでないのは印象がことなるのだろうか?
>>485 「かなり」ってのは曖昧な基準だけど、比べたら印象は違うはず。
特に音程の問題は大きい。
>>472 みたいに分かってしまう人もいる。
というか、あなたは「かなり」印象が変わらないなら、こういう仕様で
「フェリーニ・セレクション」として出てしまうことに、
問題がないと思いますか?
いわれてみれば
カサノバの予告編の雰囲気と本編ではかなり違う気もする。
予告編は音も低くゆったりしている。
本編はせわしなく音も高めな気がしないでもない。
気のせいだろうか?PALでないなら予告のようにゆったりした進行なんだろうか?
記憶が定かな人、どうですか?
甘い生活のDVDも短くなってるけど、やっぱPAL?
といってこれしか手にはいらないし
しょうがないよな。
やっぱり監督の撮った本物欲しいし。
そういえば欧州の名作で以前見たのとはDVDだと違うなとかよく
感じることあったがあれはPALのせいかなあ。
カサノバも女の都も結構スピーディーじゃないか。
これって記憶よりよくない?とか思ってた自分がちょっと情けないっす。
490 :
名無シネマ@上映中:2005/06/23(木) 23:20:01 ID:BLXL3dyg
age
そう?女+牝牛=母なるローマてコンセプトは悪くないとオモ
しかし高いな
当時の評判は悪かったらしい。
>>492 ロムスとレムルスを育てた狼像のパロディじゃないの?
おれはそう思ってたし、
シンプルで、ユーモアがあって、いいポスターだと思ってたなあ。
訂正。ロムルスとレムスだ。像の名前は「カピトリーノの牝狼」。
見たけりゃ検索してね。
一応ローマのシンボルといわれる像だし、やっぱ、あれが元ネタでしょ。
単にorzネタとして見えると言いたかったんだが。。
カサノバも若干、orz入ってるな。
499 :
名無シネマ@上映中:2005/07/03(日) 08:37:13 ID:jxXISWoC
輸入版のボッカチオ70買った。ミルクの宣伝ソングが耳から離れなくなるね。
実にいいです
500 :
名無シネマ@上映中:2005/07/04(月) 00:11:16 ID:i2NHSPQF
サントラも出てるよ〜。
おめーら、フェリーニの映画の脇キャラで誰が好きよ?
フェリーニの映画が一枚の絵としたら、端っこにちょこっと描き加えられたようなキャラよ。
おれはよ、『アマルコルド』の盲目のアコーディオン弾きが好きよ。
あとな、『カビリアの夜』の最後で「こんばんは」と挨拶するねーたんも好きよ。
「サテリコン」の奴隷船でグヘヘと笑う黒衣の男
台詞に字幕が出ないところが謎めいているが、
吹き替えでは「いけにえの準備はよろしいか?」と言っている。
あと「カサノバ」の虫博士の妹の方。寄り目をする。
「女の都」のローラースケートおばさんは老けてみえるが同一人物か。
一瞬だけ意味なくどアップで出て来るカメラ目線の椰子
玉蹴りチャンピオン
道化師の、酔っぱらって奥さんにリアカーで運ばれて行くじいさん。
>>501 だよ。一度書いたヤシも、よかったら、もっと書き込んでくれよ!
『アマルコルド』で木に登ったオジサンを降ろしに行くちっちゃなシスターもいいな!
「女の都」は米国版で持ってるので、「カサノバ」はフランスで出ている2枚組の
スペシャル・コレクションを買おうかと思ってるんだけど、誰たかすでに買っ人いないですか?
アマゾンのサイトじゃ英語字幕が付いてるかどうか分かんないんで不安。
買った人いたら教えて! 紀伊国屋のも元はPALみたいだから、中身は同じかな?
509 :
名無シネマ@上映中:2005/07/17(日) 21:17:39 ID:GwCQDU1Z
DATおち寸前で救出あげ
脇キャラでは
海賊船のホモの船長が凄い。
キンスキーだっけ?
最後に首切られて甲板にごろん。
フェリ−二映画の中で一番過激で残酷な映画だった。
フェリーニはかなり登場人物をつきはなしていて
こういう冷たいところもあるのだなと思った。
パゾリーニやアントニオーニに一番近かった作風の時代。
510 :
名無シネマ@上映中:2005/07/18(月) 01:38:03 ID:TWdDu+Tr
アントニオ博士の誘惑で、いつも鼻を弄ってるオッサンがいたな。
風紀委員みたいな役のオッサンなんだけど、ほとんど鼻で升掻いてるみたいで
わら田
サラギーナ!ラ ルンバ! ラ ルンバ!
ローマの校長先生は
すごいおかしい。
なんで帽子かぶってるんだろう?
フェリーニにとって学校教師というのは
しかめつらで道学者みたく硬くてとりつくしまもないのだろう。
自分の高校時代の先生はあまいもからいも理解した
いい先生ばかりだったが?
学校には辛い想いでしかないようだ。
僕は別段学校を抜け出してサーカスいったこともないし
学校を無断欠席したこともなかった。
本当に体制側の人間だったな。
嫌みになるくらい。
>>509 アラン・キュニーですね。
この人、「甘い生活」では謹厳実直そうなキャラ(でも子どもを道連れに自殺)を
やっていたのに、「サテリコン」では義眼まで入れてホモ将軍を熱演。
役者の鑑だ。
514 :
名無シネマ@上映中:2005/07/20(水) 07:22:07 ID:Q1T3OIdy
>>513 同じ人だったんですね。
あの花嫁姿には笑いました。
8 1/2 DVDまだ?
516 :
名無シネマ@上映中:2005/08/04(木) 21:32:04 ID:vDGT1WJK
まだみたいだね。まあ出てしまえば案外つまらんかもよ。
暗い照り恩のやつ、移植すればいいのに
518 :
名無シネマ@上映中:2005/08/14(日) 22:14:09 ID:3Tdai/0i
人生は布団祭りだ。
521 :
名無シネマ@上映中:2005/08/25(木) 16:02:14 ID:iYTBPcmz
サテリコン見たけど
エノテアのアソコに突っ込めば
オレの剣も治してもらえるんだろうか…?
やるんだ…どうしてもやらねば!アアッーー!
白い酋長捨て値で売ってたので買ってきた
半世紀前のコメディなのでぬるいけど、8・1/2を受け付けなかった漏れにも
まあまあ面白かった
でもオタの人はこの辺の作品ではまだ納得できないのだろうな
524 :
名無シネマ@上映中:2005/08/30(火) 21:57:20 ID:yNaM8UK0
崖のDVDどう?
白い酋長はフェリーニ黎明期って感じがして、嫌いではないよ。
526 :
名無シネマ@上映中:2005/09/24(土) 03:49:25 ID:MvOMgJUa
女の都に出てくる腰曲がりのババア。
527 :
名無シネマ@上映中:2005/10/02(日) 09:46:08 ID:E8Ra4aA9
>>509 アラン・キューニーの首が切断されて
ごろんと船上に転がるところには
凄いびっくりした。
フェリーニにこれほどの「残酷趣味」があるなんて想いもしなかったからだけど。サテリコンは一番フェリーニ映画が一番パゾリーニに近かった映画だと感じる。編集を意図的に粗くしたのがパゾリーニ。
世にも怪奇な・・・のギロチンロープは?
529 :
名無シネマ@上映中:2005/10/15(土) 11:02:03 ID:LN3OiV39
>>527 始まって数分で生腕切断シーンでびびりました。
530 :
名無シネマ@上映中:2005/10/20(木) 17:01:45 ID:4hV6BS3Z
531 :
名無シネマ@上映中:2005/10/22(土) 10:28:54 ID:vwhxZ+1L
サテリコンって絞首台にぶら下がった人とか、貼り付けになった人をカラスが
ついばんでるのとか、死体焼却シーンや闘技場の首切り串刺し死体の
シーンもあった。
パゾリーニの映画に一番近いのは「カビリアの夜」でしょ。
脚本に加わっているのだし。
533 :
名無シネマ@上映中:2005/11/02(水) 01:44:18 ID:5TtHfj3Z
エットーレ・マンニ
534 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 03:15:21 ID:+AXt2MmV
535 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 21:57:19 ID:Q6Xm9pwu
北野武が
舞台挨拶で
フェリーニとゴダールに言及していて
自分の作品はずっとわかりやすいから
嘘でもいいからわかったような解説してくれないかな
と弱音はいてます。
一応最新作DVD買おうと思います。
どうも「81/2」の影響もろみたいですし。
肝心のフェリーニの「81/2」が入手できないので
しょうがないでしょっ。
米国版の音楽DVDとかかったことあるけどうまく再生できないので
日本版まってます。(リージョン切り替えソフトがうまく作動しない)
536 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 22:03:50 ID:Q6Xm9pwu
スペシャルコレションはお得だよ。
「カサノバ」「女の都」
両方ともいい。
前者はまぎれも無く傑作。
ただ凄くみていて孤独な気持ちになる。
女の都は「カサノバ」ほど傑作でなくいわゆる秀作だけど
みてて気持ちがぽかぽかしてくる映画。
幸せな気分になる。
いつみても面白いあんまり高級品でないワインの箱がどっさりという
感じの映画です。
前者はもの凄い高級品のブランデー映画ですね。きつく辛い。
これも箱づめでどっさりですけどね。気分が沈んでいるときみると鬱になります。
北野武みたいなゴミの名前を出すな
ハゲドー
539 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 00:58:57 ID:lBoKYP4o
廉価版で出ているDVDは?
サテリコン1000円
甘い生活2500円
くらいかな。
たけし、そんなに悪いかな。ソナチネくらいまではけっこう好きだけどな。
かすかにだけどフェリーニに通じる面白さもあると思うよ
541 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 04:07:57 ID:lBoKYP4o
たけしは嫌いだー。
893ばっかり出て来て厭になる。
たけし演技大根
ルックスも映えない
別に擁護するほどファンでもないけど、たけし映画にはカットのテンポとか
コンテの割り方とかに独特の作家性はあると思ったんだよね。
まあ生理みたいなもんだろうけどね。
544 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 12:07:23 ID:luny1LpT
「俺フェリーニと同じリングに立ったら一発でノックアウトされるだろう」
たけし
プロはドシロウト相手に試合はしません
546 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 22:27:20 ID:EoongKaL
常に
自分を語っているという点ではにてるよ。
ソナチネなんかはたしかにフェリーニ
の手法感じないでもない。
2人ともいわゆる映画オタクじゃなくて
あんまり映画をみていない。
ゴダールのように映画をみまくって破壊することに
生き甲斐を感じるんでなくて
おもったまま撮っていったら映画の革命みたいにいわれてる感じ。
「文法映画」ではない。
フェリーニは独創的であるが故につねに創作にいきづまる感じがする。
脚本書くの辛かったろうと思う。
タケシもオリジナル脚本はつらいだろう。
「座頭市」はベースがあってそれをアドリブでふくらましたようなもの
だったんで久しぶりに会心の作品になったんでは?
それにしてもフェリーニ映画の映像はもの凄く綺麗だ。
美術品だ。
だからゴミの名前出すなっつの
死ね
でもイタリア人、あいつら北野武好きだよな。
サテリコン字幕無しで観ても面白いよ。
550 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 23:05:23 ID:rsD2ksxr
フェリーニとか
ヴィスコンティみたいな
作家がでなくなっちゃたな。
いわゆる映像作家がスピルバーグだもんな。今は。
リンチもアルモドバルも北野武もいるじゃないか、一目でそいつと分かる
独特の世界とか色のある監督。
上の3人が好事家とかアートハウス系だけで知られているというなら、
メジャーで撮っても自分のスタイル崩していないRスコットも
リンクレイターもPジャクソンもいる。いつの時代だって入ると思うよ才能は。
今自分はフェリーニとかをリアルタイムで見れたらなぁって思うけど、多分
数十年後の映画ファンは「アルモドバルをリアルタイムで見れていたらなぁ」
とか思うんじゃないか?変わらないよ、こういう嘆きというか台詞はいつの時代も。
昔の人も同じ事言ってたと思う。人は常に「最近の若いもんは」って言い続ける
もんです、大昔から。
アルモドバルってそんなにいいか?
如何せん小粒なんだよな。
554 :
名無シネマ@上映中:2005/11/24(木) 11:26:00 ID:gLO5kwef
アルモドバルって俺も何故結構評価高いのか不思議。
オール・アバウト・マイ・マザー ってべたべたしすぎててこれ監督ゲイか?
って思ったらその通りだし。
フランソワ・オゾン見た時も感じたあのゲイ特有のねちょっとしたのは苦手。
ヴィスコンティは全然okだが両刀だからか?w
ジャンヴィゴってすんごいね
>>554 つーかオール・アバウト・マイ・マザーは結構ゲイ度数低いだろ。
一般の層に名前が売れたのは毒が薄いアレからだけど、かなり
キャリア長いアルモドバルをあの時点で初めて見て「これ、ゲイか?」
とか言うって結構凄いな。あんだけゲイが出てくる映画を20年近く
撮ってきているのに。
別にたくさん見ていればいいとか知識あればいいってわけじゃないけど、
最近ロクなのないって言うんならそれなりに数見てないとあんま言わないほうが
いいんじゃないのかなぁ。国を代表する監督ぐらいは最低限。
個人的にはスペイン映画ならフリオ・メデムのほうが好きだけどね。
知識自慢の自称映画通キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
>>556 いや、こんな映画オタが知識自慢しあってる板とかスレでそう言われても・・・
(別にそれが悪いって言っているわけではないよ)。で、軽度の映画オタなら
アルモドバルの名前とかゲイだとか結構前から常識レベルでは・・・
知識オタってのはどうなんだろうね。
内容と外れるけど、知識量=偉いっていう傾向がなんで2ちゃんて強いんだろ。
釣り行為って言うのもそれの変形だし。
要するにアルモドバルは糞だってことだな、評価する奴も含め。
現在現役監督では
ショーン・ペンが一番すきかも。
フェリーニ映画でどうしても見たい映画というか
買いたい作品は
あと「81/2」と「アマルコルド」だけになった。
両方ともスクリーンで当時一位だったよね。
出れば即予約します。
案外作っている作品数すくない。
ゴダールとかベルイマンおおいものなあ。
ザンパーノはツンデレ
「8 1/2」のDVDは本当そろそろどうにかして……。
これが出てねえって、どうかしてるよ、マジで。
562 :
名無シネマ@上映中:2005/11/30(水) 21:22:00 ID:IUpZH6iX
たのみこむに総攻撃かけようぜ
デビッド・リンチの娘が監督した「ボクシングヘレナ」って映画で
「甘い生活」のトレヴィの泉シーン真似してたんだが・・・。
頼むからやめてくれって感じだった。
565 :
名無シネマ@上映中:2005/12/04(日) 17:15:23 ID:aop6ARN3
age
566 :
名無シネマ@上映中:2005/12/04(日) 17:18:40 ID:aop6ARN3
567 :
名無シネマ@上映中:2005/12/05(月) 16:23:40 ID:Ak3yvRKa
インテリジェントなスレですね
568 :
名無シネマ@上映中:2005/12/05(月) 22:19:14 ID:GtmeUDwO
ちょっとマネのしようのない独自の映像スタイルって点で清順も好きなんだが、
このスレ的にはどうなんでしょ。
>>568 「殺しの烙印」は映画史に残る傑作だと思う。「東京流れ者」とかあのへんの
娯楽映画の振りした個人の趣味の究極みたいな世界は好きだ。
570 :
名無シネマ@上映中:2005/12/07(水) 03:07:13 ID:QW/hLxSB
清順スレあるの?
571 :
名無シネマ@上映中:2005/12/11(日) 23:35:56 ID:SNwtnBEp
勝手なおもいこみだとは
おもうけど
ビョークのケンブリッジのライブ映像みてて
ダンサーインザダークって
トリアーの
「道」とか「カビリアの夜」の彼流のオマージュなんじゃなかったろうかとかふと思った。
なんでそこまで悲惨にするのみたいだという非難あったけど
救済というテーマが表にあんまりでなかった分理解されなかったんだろうなとか。
フェリーニ初期作品ってカトリックと切り離せないし
実際カトリック教会賞をこの2作品もらってたよね。
晩年の作品は宗教色薄かったなぁー。
それで映像に深みがいまいち感じられなかったんかな?
甘い生活 81/2 サテリコン にも
神の存在とか宗教とかそういうものを想起せずにはいられなかった。
晩年、キリスト教に対する興味をうしなったんだろうか?
フェリーニにとっては宗教からの開放というより、晩年は単に神に対して無関心になっただけという気がしないでもない。
ていうか哲学に無関心というか。彼の創造性についてみると、それってよくなかったと思う。
それは言える
ユングに凝り始めてからキリスト教的な宗教性はなくなってたと思う。
81/2以降、ところどころにカトリック的な場面はあっても、幼年時代の
心象風景以上の意味は感じなかった。
しかしキリスト教的な救済みたいなものはなくなっても、一種の神秘主義は
最後まであった。
もともとフェリーニにはキリスト教の罪の観念はなかったと俺は解釈してる。
そうかな?映像の魔術師になって意味からどんどん離れて行ったような気がする
以前は文学を模倣していたが、今では絵画を模倣するようになった、と、
円熟期のフェリーニは発言していたよ。
576 :
名無シネマ@上映中:2005/12/14(水) 11:31:17 ID:eoOgtVQx
オーケストラリハーサルのDVD見た。
本編より予告編の映像状態がいいってのはどーゆうこったい
昔テレビの深夜シアターで吹き替えで見たのが最初だったが、
この作品みたいなのは吹き替えで見たい。
フェリーニがチャップリンのことを語ったこと、確かあったよね。
あったよ
フェリーニとチャップリンは道化師を題材にした映画とか、共通点あるけど
実際はどうなんだろう。詳しい方宜しく。
チャップリンの娘が出てるじゃん。
道化師で出てたの見たよ。チャーリーにも母親役で出てたな、スレ違いだけど。
トーク・トゥ・ハーに出てたバレエ教師のおばあさんがそうじゃないか?
しかしスペイン語も喋れるのか。
>>582 それ別人です
チャップリン子どもたくさんいるから
>>585 おお、詳しく調べていただき感謝です!自分の知らない名前ばかりで驚きです。
秋の夜長、じっくり観賞します。
秋の夜長って、、どこの国に住んでる人?
フェリーニファンの皆様、めりくま〜
>587
仕事に追われて、気がついたら年末でした...
「フェリーニ〜大いなる嘘つき〜」見ました。
私的には作品と同じくらいにフェリーニ自身に興味津々です。
みなさん、良いお年を!
589 :
名無シネマ@上映中:2006/01/01(日) 02:03:02 ID:yiO7b3vZ
ローマ5000円で買って、
ちょっとしたらサテリコンと一緒に1000円になっていた。
590 :
名無シネマ@上映中:2006/01/02(月) 23:58:17 ID:LwMCKFBh
あけおめ
今年こそ81/2のDVD化を希望す
この辺の映画が好きな人はイタリア映画へのオマージュでもある、スコラの
「あんなに愛し合ったのに」は凄く愉しめますね。
592 :
名無シネマ@上映中:2006/01/03(火) 23:11:32 ID:3pjNH3rY
「崖」(キューブリックが生涯ベスト10映画に選んでたっけ?)
正月深夜にBSで放映されてたけど
なんかネオ・リアリズム映画の影響濃すぎの暗杉でビンボー臭い
この監督が後日に8 1/2を撮ったなんて信じられないような作品
ホントにバケたんだね スゴイわ
モノの道理というもんが全然判っとらんな
?
596 :
名無シネマ@上映中:2006/01/08(日) 23:33:35 ID:KOUAlTou
ほかの掲示板の書き込みで
女の都までは
セットのひとつひとつに意味があったけど
インテルビスタとかジンジャーとフレッドあたりになると
単なる珍妙な書き割りにしか感じられなかった、
とあった。
それは全く同意だった。
ひとつひとつのセットそれぞれに意味をもたせているかのような
彼の空間が晩年の「ジンジャー」「インテルビスタ」「ボイスオブムーン」
に希薄だった。(ボイスが一番ましだったけど)枯れた味というより薄味フェリーニというか。
ローマあたりのぎとぎとしたセットの迫力はとにかく凄かった。
ああいうエグさはなかなかでるもんじゃなくて
しいていうなら、ベルトルッチのラストエンペラーの紫禁城のシーンぐらいか。
悪趣味だけどカリギュラのセットも凄かった。
597 :
名無シネマ@上映中:2006/01/09(月) 00:44:50 ID:ajcE4IHF
インテルビスタは撮影所の話だから、セットが珍妙な「書割り」で
あることは必然だったとは思う。
ジンジャーとフレッドもテレビの撮影スタジオの虚飾性とか
出入りする人間のいかがわしさとか、それなりにテーマ的空間はあったと
思うけど、駅のシーンで巨大な焼き豚が吊られてたりするのは
たしかに意味のないセットかもしれない。じゃあ意味がないから
なかったほうがいいかというと、やっぱり見てて面白いのであっていいと思うが。
コマーシャルを作ったりした影響なのか、晩年の作品の背景に出てくるアートには
「広告」というものに対する何かフェリーニなりに思うところがあったような
印象を受ける。それが一種の文明批判なのか、よくわからないけども
まぁ要するに、芸術家がまま陥りやすい、焼き直しってヤツでしょうね。
後期の映画は大作という趣きは無くなったけれど、あれはあれで好き。
良くも悪くも年相応の映画だと思う。トルナトーレなんかよりは良いと
思うけどな。
599 :
名無シネマ@上映中:2006/01/12(木) 17:19:49 ID:Rd9ZsCyP
トルナトーレもちょっと評価され杉
悪いとは云わないが普通の職人さんレベルだな
600 :
名無シネマ@上映中:2006/01/15(日) 02:02:47 ID:Qct/yh7Y
フェリーニの晩年の作品でも
とくに「インテルビスタ」と「ジンジャーとフレッド」の
美術が貧弱でまさしく「焼き直し」と感じた。
心がこもっていないというかいかにも「奇をてらった自己模倣」で
哀れな感じがした。
昔は良さわからなかったけどこのスレッドで評判いいのでDVDかって
相当な傑作だと思ったのが「そして船はいく」
これはフェリーニとしては変化球の非常に古典的作風を模した映画だった。
最後に船のセットごとみせて監督自身が顔をだすのはびっくりした。
古典映画がいきなり前衛映画の顔をちらとみせるという。
でも間違いなく傑作だった。セットも完璧だった。
「ボイスオブムーン」のセットはまあまあかな。前半はだめで後半は
よかった。もうちょっともの悲しい雰囲気がほしかった。
主演俳優がフェリーニにはあってなかった気がする。
船はニーノロータ不在を補うオペラが題材だったからね。
602 :
名無シネマ@上映中:2006/01/20(金) 22:46:58 ID:OZP1aHOI
あ、こっちがフェリーニ専用スレだったか。
「フェリーニのローマ」の中に出てくる
アラン・ドロンによく似た青年役やってる俳優の名前ワカリマス?
出演者の名前と顔が一致しないので分からない。
誰か教えて。
ドロンに似た椰子なんていたっけ?
若いときのフェリーニ役の子のこと?
604 :
名無シネマ@上映中:2006/01/21(土) 10:49:39 ID:z/mHsbAe
ああ、あの若い垢抜けた兄ちゃんのことだ。
なんて名前だろね。カコイイね。
605 :
名無シネマ@上映中:2006/01/21(土) 22:43:35 ID:5XAZMK5/
あれ、アランドロンだよ。
ドロンはフェリーニの映画に出なかったよね?
彼の雰囲気が作品に合わなかったとかかな。
影のある美少年な感じが。
607 :
名無シネマ@上映中:2006/01/22(日) 11:20:28 ID:njv2pSAR
あの白いスーツ着た細い兄ちゃんでしょ。
部屋を借りにきた。若い頃のドロンですよ。
フェリーニは大巨匠だけれど
作品数少ないね。
そこらへんはキューブリックと同じか。
製作者探すのに苦労したんだろうな。
絶対におすすめとかいっても本数が少ない。
「道」「甘い生活」「81/2」「サテリコン」
「ローマ」「アマルコルド」「カサノバ」
だろうな。
準おすすめ
「カビリアの夜」「悪魔の首飾り」「魂のジュリエッタ」
「女の都」「フェリーニの道化師」「オーケストラリハーサル」
「そして船はいく」
まあこれだけ傑作とれば十分か。撮った作品のほとんどが
傑作だから凄いよな。晩年はちょっとイタリアの職人監督ぽかったのは
悲しかったけど。
結局なにを言いたいのだ?
実は後年のフェリーニタッチが完全に確立された作品は
「ボッカチオ70」だったりする
>白いスーツ着た細い兄ちゃんでしょ
えー、602 のいう「フェリーニのローマ」に?ドロン?
あれドロンじゃないっしょ…。
若き日のフェリーニ役にドロンが起用されてたら笑えただろう
ドロンだよ。シークレット出演。結構有名な話。
ドロンじゃないよ 終了
615 :
名無シネマ@上映中: