1 :
名無シネマ@上映中:
2 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 02:19:09 ID:vLNkbzYZ
3 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 02:20:03 ID:vLNkbzYZ
4 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 02:21:20 ID:Kn/cP9+0
5 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 02:22:25 ID:vLNkbzYZ
6 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 02:23:04 ID:vLNkbzYZ
「ハウルの動く城」
脚本・監督:宮崎駿
プロデューサー:鈴木敏夫
作画監督:稲村武志
作画監督補佐:高坂希太郎
動画チェック:舘野仁美
演出、キャラデザ:山下明彦
美術監督:武重洋二、吉田昇
CG監督:片塰満則
映像演出:奥井敬
色彩設計:保田道世
録音演出:林和弘(若林和弘)
編集:瀬山武司
音楽:久石譲
制作:スタジオジブリ
製作:「ハウルの動く城」製作委員会
配給:東宝
■キャスト■
ハウル:木村拓哉(31)
ソフィー:倍賞千恵子(62)
荒地の魔女:美輪明宏(68)
マルクル:神木 隆之介(10)
■原作■
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法使いハウルと火の悪魔」(ハウルの動く城1)
西村醇子・訳/徳間書店刊/1600円/310頁/19cm(B6)
「アブダラと空飛ぶ絨毯」(ハウルの動く城2)
西村醇子・訳/徳間書店刊/1600円/278頁/19cm(B6)
>1-5 乙です
906 名前:ハウル続編?新作?[sage] 投稿日:04/12/26 18:58:35 ID:QS+8hxhX
某HP掲示板より
>次回ジブリ美術館作品の「星をかった日」の内容は
>「ハウル」の子供のころに暮らしたお花畑の小屋でのできごとだそうです
12 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 02:29:33 ID:vLNkbzYZ
星はカルシファーだろうが、
「かった」は、「狩った」「買った」「飼った」、
どれだろう。
13 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 02:30:41 ID:vLNkbzYZ
前スレ
>>998 >
>>972は(脚本自体に普遍的に共感させる力が無くても特定の人には)
> 自分の経験と照らし合わせて感動できるという意味かと
> 例えば失恋を扱った物語ならどんなに駄作であっても
> 同じようなケースで失恋直後の人の心には響いてしまう
そうです。代弁してくれてありがとう。
引越し乙!スマン、風呂入ってしもーた。。。
前スレの続き
>>993 俺はカトリックだが、あんなのはないなあ。
おー!オレも昔カトリックだったことあるぞ。
あれはあれだホレ「天にまします我らの父よ・・・」ってやつ。
の、ハウルとマルクルが自分らの生活の中で勝手に作ったバージョン。
って、オレしか起きてねぇのか!・・・寝よ。
いる!けどあんま深い考えできん
お休み〜。
俺んち爺ちゃん神主だからそういうのないなぁ。
色んなもんに神がいるから、米粒一つ疎かにしちゃぁあかんって
言われてはいたけど。
馬鹿テの場面は、最後の晩餐のように
適度な浮かれ感と厳粛感がいい感じ。
あの時の台詞って
「諸君頂こう、旨し糧を」だったっけか。
>>15の言うように、
聖書にありそうな言い回し(お祈りにあるのは「日用の糧」だっけ?)
をわざと使ったんだなと思ってた。
お休み・・・
カルシファーとハウルの出会いを美術館で流すと言うアイデアは正解だが
そしたらハウルが不完全ということを認めたことになってしまうのではないだろうか?
つまり、幼少時代のハウルが口でパクパク何かしゃべっている契約シーンは制作期間の都合上、音声をアップし終えた後に付け加えたのではないかと言うことだ。
さすがにスタッフからクレームが付いて、それじゃあやりましょうって感じになったと予想。
どうせそこをやるんなら、案山子の王子がいなくなったのと戦争の理由の関係性とか、荒地の魔女とハウルの絡みとかも短編用で作らなければならなくなるのではないだろうか?
思うんだけど、宮崎作品って良くも悪くも
映画と違う場所で解釈を補完しなくちゃならない
部分が段々多くなってない??
本だったり、ネットだったりさ。
作為的にやってるって言うけど、ちょっと不安なん
だよね〜。
作品によってそういう方法をとってるならいいんだけど、
じゃあやろうと思ったら理解しやすい作り方ができるのかなぁと。
もし原因が、監督の能力や作っている過程にあるとしたら
ただのバグだよね。ジブリ内部のゴタゴタにあるとしてもバグだ。
理解しやすい映画が基礎で、しにくい映画が応用だと言うなら、
次は基礎に基づいた映画を作って欲しい。個人的には。
分りやすく、しかも観客を魅了できる映画なら、いつでもできる
んだぜ〜ぐらいの感じで。
22 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 07:51:35 ID:daZv5THO
ようやく見てきたので、前スレ斜め読みなんだが
サリマンが最後に「戦争を終わらせましょう」と言ったのは、
この戦争そのものが“心のない(美しい)強力な魔法使いハウル”を
サリマンが個人的に得たいがために起こしたものだったからじゃないのかな?
あるいは、戦争という状況を長引かせていたのは。
年齢の関係ない、むしろフェチといっていいほど自由な恋愛観が
この映画のひとつのテーマであると思うんだけど。
>映画と違う場所で解釈を補完しなくちゃならない
>部分が段々多くなってない??
>本だったり、ネットだったりさ。
そういう意味では、『イノセンス』と似てるかもなあ
ナウシカだって映画だけじゃ説明不足だっただろ?
今更何言ってんだ。
>>24 話がどういうわけかナウシカにはうまく転ぶようにすすむところは
いまだに気にはなるものの
露骨に辻褄の合わないところはなかった
少なくともハウルや姫よりはだが
映画と違う場所で解釈や補完が必要っていうのは具体的にはどういうこと?
たとえば、もののけ姫の「蝦夷ってなに?」とかそういうことを言ってるの?
>21
ハウルの場合、補完した物語の方が本編になりそうな感じですけどね。
>>20 カルシファーとハウルの出会いの短編って、
「星をかった日」ってののことだよね。
イバラードの人の日記とかみると、違う内容っぽいんだが・・・
それとは別にそういうのがある?
この映画を否定するためには幾らでも妄想できるんヤツっているけど(制作背景とか制作者の心境とか)。
その妄想力をちったぁ映画を理解する方面にも使えばよっぽど映画が理解できる気がする。
あと「美味し糧を」で絡んでくる人が何人かいたけどあそこで「いただきます」なんて日本の風習が
出てきたら興ざめだってば。
「うまし糧」は、単純に「頂きます」じゃないの?
日本人が作って、日本人の子どもが見る映画の食卓シーンに、
「頂きます」もなく、いきなり食べさせるわけにはいかない。
だからといって「頂きます」はあきらかに不自然。
苦肉の策で「うまし糧」。
31 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 11:24:01 ID:mJZT2V7k
「星をかった日」ってホントにハウルの短編なの?
井上直久の日記に、“冒頭の、ノナ君が隠れているニーニャの農園”ってあるけど
農園ってどこ?ノナ君とニーニャって誰って感じ。
ニーニャの絵が書かれてるけど、ハウルの世界とは雰囲気がかけ離れてる気がする。
32 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 11:25:17 ID:PW19gWyu
>30
別に儀礼的な挨拶なら意訳しても良いのでは?
「おはよう」は不自然か?
年末にやっと見てきたがぶっちゃけつまんなくは無いが面白くも無かったなぁ。
なんつーかソフィーが良く分かんないんだよな。
話的にソフィーが老婆にされるってことが起点な訳だから
話の流れではその呪いを解く・解こうとするって方向にいくはずだと思うんだが・・・
ソフィー元に戻る気全く無くない?
むしろ元の自分の居場所・位置・周囲に対しての執着が無いっていうのかな。
それが前向きなんだ!みたいな解釈とかも見るんだけど
なんか執着無さ過ぎて人間として壊れてる=作り物として動かされてる みたいに見えるんだよねぇ・・。
(一応カルシファーと契約はするがそれ以降ハウルの契約の秘密を探ろうとする描写が無かったりね
=バヤオが話の都合で契約させた って感じちゃう)
そしてそんなに家族とかに執着が無かったソフィーがハウルにだけは異常に執着するんだよな。
それこそ自分の身の呪いを解くことなんか全く頭に無いぐらいハウルのことだけ考えてる。
いやそれも狙いだって言うのかもしれないんだけどさ。
裏を読むならバヤオの 「恋ってのはそーいうもんだ そーでなきゃダメだ!」みたいな意思なのかなーとかも思うんだけど。
この映画そーいう不具合多くない?
話やキャラの整合性よりもその不整合性のポイントの裏の俺の狙いを見てくれ!みたいな具合悪い演出が。
それは「観客がどこで あれ?おかしくね?って思うか」を分かってないと出来ないことではあるんだろうし、
すなわち「本当は解り易くも出来る・カタルシスも作れる腕前があるけどもあえて今回はそういう演出にした」ってことでも
あるんだろうが・・・それって一人よがりな演出って言うんじゃね?と。
勿論それは素人が作って言われる一人よがりとは質とかレベルが違う問題なんだろうけどさ・・・。
あーでもソフィーが気合入るトコだと若返っていく演出はとても良かったと思います。マジで。
馬しか手は「いただきます」の意味でしょ。
宗教や国、習慣の違いなだけでしょ。
>>32 「おはよう」は不自然じゃないけど、
「頂きます」は不自然に思う(該当する英語の挨拶もないし)。
だから苦肉の策。
あ、今
>>35を書いていて
「頂きます」が駄目で「うまし糧」ならいいのか考えていたんだが、
(たんなる言い回しの違いにすぎず、新しい挨拶をわざわざ作る必要がどこにあるという考え方もあるだろうし)
「頂きます」だと、両手を合わせて拝むポーズと一緒になってるイメージがあるからだ。
家でメシを食うときにはいちいちやらないが、田舎の法事で本家に呼ばれた時とかはやる。
37 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 11:46:48 ID:mJZT2V7k
「星をかった日」についてちょっと調べてみた。
ノナとニーニャは二人とも魔法使い。
二人とも、井上直久のイバラードの世界の住人。
魔法使いならハウルの世界でもおかしくないけど、
「星」が映画の内容に絡んだ短編になるかは疑問。
頂こう美味し糧を、はハウルのかっこつけ感も出てて自分は面白かった。
ブログの日記とかで、「美味し糧」に聞き取れなくて
馬、鹿、手だと思ってたという人が本気でいたのは笑った。
>ブログの日記とかで
ブログとか日記とかで、の間違いです・・
子ども時代のハウルの話ではなくて、
単純に、あの「小屋」がでてくるだけの話だったりして…。
>>30 >>34 >>35 >>36 前レス
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1104338930/997 >
>>994 > > 「うまし糧」はソフィーとハウル達を分けてたと感じたんだが
> > 新しく入ってきた人と、元からいる人のような
> そう。それがますます引っかかる。
> ソフィーは確かにきょろきょろしてたが、
> たとえばあれが「いただきます」みたいな挨拶だとしたら、
> ソフィーだって当然知っているはず。
> しかしソフィーは知らない。
> あれは何だ?
> どういう人間は知っていて、どういう人間は知らないんだ?
> と気になって仕方がなく、結局フォローはなかった。
君たちは「頂きますと同じ」で思考が停まっているが、
>>994のように、きょろきょろするソフィーに
ちゃんと意味を感じているマンセーもいるし、
ちゃんと意味を感じたからこそ、
さらに観察を進めて、違和感を覚えているアンチもいる。
こう指摘すると、また「ハウルは何も考えずに感じるアニメ」と
言い訳の流れが変わるんだろうがね。
「読解力がないから面白くないのだ」というのとふたつで、
矛盾する言い訳を、行ったり来たりの印象だ。
42 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 12:52:33 ID:yfZmuXgi
結局これは踏み絵ってことだよね
この映画で100点満点でたのしめたあなたは立派なパヤオ教徒!みたいな
パヤオはさ、何をやっても大絶賛されてしまう今の自分という存在に対する
エクスキューズとしてこの作品をつくったわけよ。
これが万人に大絶賛されるのであれば、日本の視聴者はもうダメだ・・・・!と
>>41 ハウルとマルクルの間だけで通用する「いただきます」という意。
とまどいつつソフィーもその流儀に加わり、家族を構成していく
流れにつながるのではないか。
普通に、別の家庭の流儀に新参者が初めて加わって
戸惑っている、ってとったらダメなの?
例えば、自分が他人の家でご馳走になる時だって
その家の主人たちが「いただきます」と挨拶して
家の住人が食事に箸をつけてから、では私も…って
食事することができる。
ソフィーもそのタイミングを見計らってるんじゃないかな?
ここで、その戸惑いとかタイミングの見計らいがまったく
描かれなければ、逆にソフィーがずっとこの城で
暮らしていたみたいで不自然な気がするよ。
「馬しか手を」は「いただきます」に比べると
西洋の宗教的なお祈りの習慣がほんの一言の中に
感じられて、素晴らしいと思った。
>>26 いや。蝦夷みたいな知識についてのことじゃなくて、
解釈の補完のことです。
テンプレのFAQのような。
今ココリコのTBSの番組で、ナレーションしてんのってマルクル?関係ない?
49 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 14:17:56 ID:RPycoCAZ
ハウル家オリジナルの「いただきます」!?
またトンデモ仮説がとびこんできたな
面白くて目が話せん
話の途中だったらすみません。
前スレの話題になるけど、興味深い話題だったので
遅ればせながらレスさせてください。
ソフィーのコンプレックスの描写が足りないって話題について…。
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1104338930/883 >普段から感じるニュアンス、私も、この人も生きているんだ、という実感と、
>積み重ねた時間の経緯を、普通の作品は複線として提供する形で補って、
>「その経験がない」人間にさえ、その経験を想像させて伝え、共感を得ようとしているけれど、
>ハウルにはそれがなく、場面の忠実なトレースしかない。
結論から言わせてもらうと、伏線は十分すぎるくらいあったはず。
>>50つづき
先に述べた、お祭りに沸く通りに見向きもしないで裏通りを歩くシーンでも
「あれ?ソフィーはこれを見るために外出したんじゃないの?」っていう
違和感とともにソフィーのどこか頑なそうな性格を感じられるし
兵士に声をかけられたシーンの生真面目さもそれを表してる。
もっと前のシーンでは鏡をみて仏頂面してから、顔も見えなくなるくらいに
帽子を目深にかぶってしまうよね。
これは、慢性的にかどうかはわからないけども、鏡を見たその瞬間には
ソフィーがそこに映るものを気に入らなかったことが伺える。
何より、妹との会話では、ハウルに心臓取られちゃうよ!と言われて
私は美人じゃないから大丈夫って言ってるし。
妹はそれに対して、またそんな…みたいな反応示しているのも
ソフィーが常々そういうコンプレックスを妹にも見せていることを
示唆していないかな?
ただ、これだけコンプレックスに纏わるシーンを羅列にも関わらず、
髪色シーンでのソフィーの涙と苛立ちは確かに
私も唐突に感じました。
そしてそのことに物凄いリアルさを感じさせられたんだよね。
>>51つづき
ソフィーが「美しかったことなんてないわ」と言って泣き出して
その瞬間に初めて、というよりそのシーンが怒涛のように過ぎ去って
後になって"あれは何だったんだ?"と思い返してみて
やっと、それまで描かれていたシーンが意味を持って蘇ってきたので。
人が日常的に発しているメッセージというのは
本当にささやかで、その多くが見過ごされがち。
でも見過ごしつつも、目に入っていないわけではないし
何か事件があった瞬間に、相手を深く理解する手がかりになったりもする。
ハウルの描写のささやかさ、そして人物への理解のさせ方の過程には、
他の作品達に見られる、神(観客)として全てを見て知っているという
理解の仕方とは違う、リアルな「理解する瞬間」が盛り込まれていると思います。
ハウルの新しいのはまさにこの点だし、この手法が至る所に使われている。
だから、わかりずらいという意見がいっぱい出てくるんだとおもう。
今マルクルがTBSでナレーションやってる・・・
マルクルは見目も才能も萌えも有り余って
なんやかんやと大人気だな。
>>53 だよね???よかった。かわいいよ〜
つまり・・・以上!
>50
>ソフィーが「美しかったことなんてないわ」と言って泣き出して
>その瞬間に初めて、というよりそのシーンが怒涛のように過ぎ去って
>後になって"あれは何だったんだ?"と思い返してみて
>やっと、それまで描かれていたシーンが意味を持って蘇ってきたので。
あれだけ号泣するってことは、ソフィーが不美人だってということについて
深く傷ついてる心理描写があって、号泣が納得できるわけ。
唐突だから多くの人が置いてけぼり感を感じる。
50でいってるシーンは行動の表面的な事だけ。
>人が日常的に発しているメッセージというのは
>本当にささやかで、その多くが見過ごされがち。
>でも見過ごしつつも、目に入っていないわけではないし
>何か事件があった瞬間に、相手を深く理解する手がかりになったりもする。
なんだか物すごく現実と映画の手法を混同してるようだけど
その日常発しているメッセージで50はリアルに現実でいろんな他人の感情を
体感できるとしたらえらい精神的な疲労になると思うが。
信号だけじゃわからないから、どの映画も観客にキャラの心情を
わからせようと心理描写をやってるんじゃない。
映画が手抜きなのを無理矢理新しい手法と曲解してるように思える…。
>>41 そうか!
アンチってのはあれだ!
自分の常識からほんの一ミリでも離れると
ワケワカメ状態になる奴なんだ!
「うまし糧を」とハウル達が普通に唱和してるときに
キョロキョロしているソフィー。
ここから
「うまし糧」というのはハウル達の食事前の普通の挨拶であるが
一般的でないという、それだけのシーン。
こうしたところからもハウルの性格が見て取れるんだが
違和感で終わるのがアンチなわけだな。
これじゃあ話にならないのもわかるな。
重ねて前スレの話題になるけど
>>884さんへ。
>>871
>>頭の、帽子屋でソフィー以外の女性達がしているハウルの噂話のシーンは
>>婆ソフィーのハウルへの接し方が、それまでハウルが出会った女性とは
>>一線を画すものではあったんだろうということを示唆するものになってると思う。
>で、これがハウル、ソフィーの人生を共感できる深いシーンだったのか?
>言葉やささいな行為の先読みじゃなくて素直に万人に共感できなきゃ
>映画の説得力として十分ではないのでは。
これは多分、
>>867へのレスだと思うんだけど、レスの最初で
ソフィーへの共感ってのとは違うけど、て念押ししましたが。
先読みは無理だよ。振り返ってもう一度見直してみて
やっと一つ一つのシーンの意味に気付くことができる。
この作品にリピーターが多いことと、一度目より二度目…って人が
多いのがそれを表してる。
59 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 14:58:32 ID:gHkHsEL4
>>33 >ソフィー元に戻る気全く無くない?
全くないこともないんだろうけど、婆になってある意味解放された気分も味わっている。
容姿コンプレックスやつまらない日常から解き放たれて、これはこれで悪くないかもしれない
と思ってしまうのがソフィー。
婆になったらいっそ楽だというのは、思春期の女の子を取り扱う作品ではたまに出てくる
言葉のような気がする。そいういマイナスの願望を叶えてみた映画になるんだろうか。
>>59 >全くないこともないんだろうけど、婆になってある意味解放された気分も味わっている。
だよな。
そうしたところが解けにくい
ハウルの言う「ややこしい魔法」の原因なんだよな。
>>56 彼女の涙の理由が不美人なことによる
コンプレックスだけだと考えたら大げさかもしれないね。
もう一つ、あの涙には理由があったと思う。
ソフィーは城での生活にとても馴染んでいたし
その居場所に心の平穏と安心感を得ていた。
これはその前のシーンの、星の湖のほとりでの食事の
シーンに描かれてる。
その、自分にとってかけがえのない、そしておそらく
揺るぎのないはずの生活が、
自分なりの自負心を持って行ったであろう「掃除」によって
もろくも崩れてしまう。同時にたかが髪の色くらいのことで?
という思いもあっただろうね。
自分の信じていたものが脆くあっけなく崩れ去ったことのショック。
それもあの涙には含まれていたんじゃないだろうか。
この辺りの出来事は、その後のハウルの寝室でのやり取りとも相まって
彼らが家族となっていく描写の一つにもなってるね。
>>49 >>57 煽るんじゃありません!
>トンデモ仮説
(↑レッテル貼り)
>アンチってのはあれだ!
>自分の常識からほんの一ミリでも離れると
>ワケワカメ状態になる奴なんだ!
(↑人格攻撃)
擁護にせよ、否定にせよ、この手のレスが双方の溝を深め、
議論の邪魔をする。ここ数週間のやりとりの不毛さにいい加減気付きなさい。
>50
たとえば宮崎映画で号泣シーンというと、例は悪いかもしれないが
トトロでのお姉ちゃんが母親が病気で入院が長引くことを知った場面とか
それまでの描写でキャラが受けた不安な心の重圧が十分感じられる。
ナウシカにしたって、あれだけ悲惨な状況を乗り越えてきた場面があって
精神的緊張が持続してきた状況が観客に理解されてるからリアリティを
感じるんであって、とにかく宮崎映画でキャラの心情においてきぼりくったのは
ハウルが始めただな。
>62
だからそう言うあおりは無視しないと
14 zjpEntXt
の投稿は全て無視するのが正しい
あの号泣シーンは、それまで個人的な感情を全て押し殺していた
ソフィーの初めてと言っていい生の感情解放シーンなんだよね。
抑圧的な人生を送っていたこと、コンプレックス、呪いをかけられたこと、
ハウルへの幻滅、そういうのが押さえきれなくなって一気に溢れて出てくるシーン。
でもいったんうわーっと泣いて、すぐ現実に立ち直るあたり
気丈な女性としてとてもリアルな描写だったと思う。
リアルであるのと映画として感情移入を導く演出であるのは
イコールではないし、時に対立するけど、このリアルさがこの映画の魅力だなあ。
自分にはわからなかった!説明不足だ!と怒るのもいいけど、わからなかった部分を
後から読み解いていくのも楽しいんじゃないだろうか。それもまた映画の楽しみだよ。
ハウルは説明は省いてるけど、内容に矛盾はないから。
嫌いだとまで感じるなら忘れるのを勧めるけど。
>>56 >その日常発しているメッセージで50はリアルに現実でいろんな他人の感情を
>体感できるとしたらえらい精神的な疲労になると思うが。
あれ?ごめん…。ついハウルはいい映画だと思うので
力はいってしまって言葉が足りなかったかも。
私も最初から全てが理解できたわけではまったくなくて
理解できないから、何度も映画を思い返してみたり、
小説読んだり、次アート買ったり、こうやって2ちゃんで
いろんな人の意見を聞いたり、他のサイトに目を通したりして
やっと、細かなシーンに意味があったって気付けたって感じ。
この「やっと」って感じが、リアルでの人との理解しづらさにも
重なるって感じです。
理解するっていうのは簡単なことじゃない。
ハウルが描いているのはそういう現実だ、という意味です。
んで、手抜きではないと思うんだよね。
コンプレックスの描写もささやかながらもいっぱいあるじゃん…。
あれだけあっても手抜きだと思うってこと?
67 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 15:16:43 ID:yfZmuXgi
でもさー、ソフィーが不美人コンプレックスとか
「綺麗っていわれたことないわ」とか言うけど
絵としてはすごく美少女にかかれていたわけで
その辺が唐突感を更に高めた感じがする。
眉がちょっと太くて声がババア臭いだけで、
脇キャラの少女たちよりずっと美人のソフィのコンプレックスがなんぼのもんじゃい?
みたいなポカーンとした気持ちになった。
>>63 うん。私も初見ではそう思った。
あそこで泣き出すソフィーに
「げっ、何この女、この程度のことで…ありえねー」と思ったっす。
>>57 > 「うまし糧」というのはハウル達の食事前の普通の挨拶であるが
> 一般的でない
だからそんな挨拶がなんで出てきているのか。
それこそ新参者っぽさを出すためだけに、
わざわざそんなギクシャク引っかかる下手な要素をいれてるんだったら、
描写の手抜きといわれても仕方がない。
「という、それだけのシーン」で終わっちゃうのは変だろう。
ハウル家オリジナルがあそこだけ唐突に出てきて唐突に消えるんだぜ。
これじゃあ話にならないのもわかるな。
鏡の前で笑顔のポーズをして、似合わないことをしてしまった自分が嫌で顔をしかめたり、
妹に「ハウルは美人しか狙わないわ」と言ったり、
容姿に関してのコンプレックスがあることは普通に読み取れると思うけど?
若くて美しくあるべき時期をすっ飛ばされて婆ちゃんにされて、ある意味開き直っていたけれど、
それはサツキのようにかなり無理をしていたんだなと思って泣けましたよ。
>>65 いろんな感情があの涙にはこもってるよね。
何度もあのシーンを思い返して、私もそう思うようになった。
72 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 15:22:14 ID:yfZmuXgi
ソフィが泣き出したシーンも、
「自分がこんなにがんばってなぐさめてやってんのに」
ハウルが全然分かってくれない。
世間も自分を可愛いといってくれない。
みたいな思春期の傲慢さを感じてしまって、なんなんだろこの映画・・・と思って
>>66 みたいにいいところ探しなんてする気が失せた。
手法手法というけれでも、ものすごくミスリードを誘う作りにしておいて
「わからない人が悪い、これは手法」
というのも傲慢だなと思った。
そう、この映画っていろんなところで傲慢さがちらついて不愉快な感じがした。
TVCMでの「お前ら感動したいんだろ、だったら見なよ」といわんばかりの傲慢さ
キムタクの声を最後までCMでながさなかった傲慢さ
ソフィーの声がババアでも名優つかってるんだからいいだろう的な傲慢さ
73 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 15:23:32 ID:P/wRbMof
ネガティブシンキング
>>66 > 私も最初から全てが理解できたわけではまったくなくて
> 理解できないから、何度も映画を思い返してみたり、
> 小説読んだり、次アート買ったり、こうやって2ちゃんで
> いろんな人の意見を聞いたり、他のサイトに目を通したりして
> やっと、細かなシーンに意味があったって気付けたって感じ。
> この「やっと」って感じが、リアルでの人との理解しづらさにも
> 重なるって感じです。
脳内補完の賜物を、他人に押し付けないでくれ。
君の台詞は、我が家の玄関先に押しかけてきた
近所の新興宗教のおばさまの
「私も最初は疑っていたけれど、何度もお話を聞くうちに、気づくことがあって〜」というのと
まったく同じに響いている。
75 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 15:24:26 ID:yfZmuXgi
>>70 美しい少女がそんなことやってもコンプレックスなんて読み取れなかったのです。
ソフィのキャラ造形をもっと平凡なものにしたほうがよかったのではないかなあ。
>61
>自分なりの自負心を持って行ったであろう「掃除」によって
>もろくも崩れてしまう。同時にたかが髪の色くらいのことで?
>という思いもあっただろうね。
>自分の信じていたものが脆くあっけなく崩れ去ったことのショック。
>それもあの涙には含まれていたんじゃないだろうか。
人が泣くってどういう時だと思う?掃除を否定されたから?たかが
髪の色が違うって指摘してくる他人の身勝手さ?
違うだろう。
不美人でずっとコンプレックスを抱いてきた自分の心の傷が、
ハウルの美しさの異常な拘りで刺激されて爆発したんだろうが。
自分が言ってる映画で置いて必要な描写はそのコンプレックスが観客に
感情的に共感できるように描写しなきゃキャラの心情に入りきれないという事だよ。
映像的には美人に描かれてるキャラのコンプレックスなんかわかるわけない
じゃない。
>この「やっと」って感じが、リアルでの人との理解しづらさにも
> 重なるって感じです。
> 理解するっていうのは簡単なことじゃない。
> ハウルが描いているのはそういう現実だ、という意味です。
アホか。これで大勢の観客が共感できるかっての。
美しいってか地味だよね、ソフィーは。
私も初見でソフィーのコンプレックスには気が付いたけど、ああいう子っているよ実際。
顔立ちの問題じゃないんだよなあ。
ぶさくても元気はつらつの子の方が多いし、ブスじゃないのに妙に暗い子がいたり。
>>69 ハウル家オリジナルな挨拶から
あの家の特異性が見えるのだが。
違和感から一歩も進まず
「唐突に出てきて唐突に消える」で落ち着いているのは
そこから何も読み取れてない証拠。
これじゃあ話にならないのもわかるな。
>>75 第三者から見てどんなに美人でも、可愛らしくても、
本人がそう思ってないのです。ソフィーの場合。
なんで顔立ちはいいのに、自分は不美人だと悲観して
暗くふさぎこんでいるのかが分からなければ
リアリティにつながらないということですよ。
>>70 > 鏡の前で笑顔のポーズをして、似合わないことをしてしまった自分が嫌で顔をしかめたり、
> 妹に「ハウルは美人しか狙わないわ」と言ったり、
> 容姿に関してのコンプレックスがあることは普通に読み取れると思うけど?
当たり前だよ。誰もそこで読み取れないとは思っていない。
「えらく手抜きな、記号的な見せ方で済ませているなあ」と思うのさ。
描写について批判している人は、そんな「とりあえず見せました」みたいな描写はカウントしてないよ。
何度も根気よく良かった探しをしているようだから、
「浅い」「うわすべり」「感情移入できない」って言われている意味を、
もう一度考えてみたら。
>>75 もてもての妹の容姿との差異で認識できるでしょ。
この世界でのソフィーの顔は地味でもてない容姿なんだなって。
>>79 > 違和感から一歩も進まず
> 「唐突に出てきて唐突に消える」で落ち着いているのは
> そこから何も読み取れてない証拠。
違和感までは認めるのか。
君は違和感からどう一歩進んで、
何を読み取ったのさ。
>>83 それは妹が陽気な性格で姉が陰気な性格だからでしょう。
顔立ちとしてはどっちでも大差ないのに、
なぜ姉はああも暗く育ってしまったのかが分からないから
「なんなのこの映画」
となってしまうということを言っているのですが・・・
>>82が分かりやすく書いているのでそちらもご参照ください。
>>82 そこが理解できて、どうしてソフィーの泣く理由がわからないの?
理解できることと共感できることは違う。
ああ、そういう風という設定にしたいんだな、という製作者の意図はわかっても
ソフィの涙に共感できるかどうかは別問題
>>82 >「浅い」「うわすべり」「感情移入できない」
これらは個人的な意見なので、反論しようがないよ。
少なくともちゃんと伏線はあるってことは指摘しておかなくてはと思ってね。
>>89 伏線は伏線としていいんだって。
こっちが知りたいのは「なぜ」という理由なのよ。
なぜソフィはコンプレックスを感じるようになってしまったの?
このスレを読んでいて、家庭環境が複雑だから・・・ということらしいのは分かった。
でも映画ではそんなことは1秒たりとも描写されていない。
それが手抜きなのでは?と思いました。
引き続き
34 zjpEntXt
は放置でお願いします
>90
> 家庭環境が複雑だから・・・
それも同意しかねる。
強いて言えば作者の都合で。
>>77 ソフィーにとって「掃除」は単なる「掃除」ではないんじゃない?
これは言ってみれば家庭の中でその人が成し得る
役割と同じ意味を持っていると思う。
「父親」とか「母親」とかと同等の。
例えば職場で、これは自分の仕事、と自負心を持って
していたことが、誰かの不都合を引き起こしてしまって
腹を立てられたりしたら、かなりショックですが?
ソフィーの涙にはコンプレックスだけじゃない意味もあると思うよ。
>アホか。これで大勢の観客が共感できるかっての。
なんでよ?
「理由」だけど、派手な妹そのものがコンプレックスを刺激してるのかなと私は最初思った。
下の子が陽気で外向的、上の子は抑圧的ってケースは、実際よくあるし。男兄弟でも。
>>90 あなたが手抜きと言われるならあなたにはそうかも知れないが、自分は原作未読でもコンプレックスが読み取れた。
これはもうどうしようもありません、反論はあきらめます。
>>85 「普通の挨拶ではない」から
町の人とは別の生活スタイルをしているようだ。
ハウルに親っているのか?
食事の挨拶をしているところから同居人についていいかげんに考えてはいないようだ。
家族へのあこがれがありそうだ。
こんなかんじ。
ここでの推測は後のシーンで補強されているし、
また前のシーンの補強にもなっている。
>>81 世の中には十分美しく見えてるのに
それでもまだダイエットしたりエステ通ったりする女性は
いっぱいいるよ。
周りから見てどう見えるか、と本人がどう感じているかは違うし、
その人自身が普段どんな振る舞いをしているかで
本人がどう感じているかは察するしかない。
ソフィーについては、その描写は先に述べたように十分あったと思うんだけど。
zjpEntXt
はアラシです。
いかにしおらしいフリをしていても、放置でお願いします。
>>98 くどい。おまえの方がアラシになってるのがわからんか。
>>95 はあ、だからコンプレックスはこっちも読み取れているのですが・・・
なんでソフィはそんなコンプレックスを抱くにいたったかはまったく気にならないわけですね。
>>98 必死杉なわりにスルーされる香具師
ワロスw
あと、もう一点
ソフィの心情を丹念に追っていこうと思っても
あの倍賞のババア声が邪魔をする・・・・・
>>87 >
>>82 > そこが理解できて、どうしてソフィーの泣く理由がわからないの?
君は「わからない」「理解できない」って言われてる意味を、
文字面でしか読んでいないんだね。
頭ではわかっているのさ。気持ちで共感できるかどうかだ。
上滑りの「この人はコンプレックス持ってますよ」という記号を見せられて、
その後泣き出して、「コンプレックス持ってたから泣いてますよ」ってまた浅い演出を見せられて、
「ふうん。コンプレックスあるから泣いたってこと?」
「ていうかここでおいらも泣けってこと?」みたいな漢字。
しかし共感できないままだと、そんなことできるずもなく、微妙に不愉快なまま、
「おいおいなんだこの学芸会は」「ワーンワーン泣いてますね」「涙でかっ」とか思うだけ。
感情移入できないままだから、ソフィーの爆発に共感できない。シンパシーがないんだ。
そりゃ、実際ソフィーみたいな境遇の人がいたら、かわいそうだと思うよ。
そして似たような境遇の人は、あの記号を観ただけでスイッチが働いて
「大人の絵本」みたいに「私と同じ!」と思って泣くのかもよ。
でも、似通った経験もない自分には、
ちゃんと物語を運んでソフィーの心境に共感させてもらえないと。
それなのにあの「浅い」「うわすべり」「感情移入できない」記号的な演出だよ。
「少なくともちゃんと伏線は置いてある」といって、たとえば継母という設定を出して繰るけれど、
将棋じゃないんだから、コマだけ置いとけばいいというものではないだろう。
>>100 そういうコンプレックスって特殊じゃないからなあ。
どんなに綺麗に見える子でも、ああいう気持ちはどこかに持ってたりする。
しいて言うなら「若い女の子である」のが理由とも言える。
>>86 なぜハウルに関してはそこまでの追求を?
陰気な性格だってことは十分に理解できたってことだよね?
そのキャラ設定の背景まで物語るのは
よくある、「○○の幼少期」みたいな番外編の部分であって
話の本筋にはなくても間に合うと思うのだけれど…。
ただあえて言うなら、ソフィーの生活の背景は例えば
ソフィーのしわがれ声を聞いても娘の顔も見ないで
降りてしまう母親とのやり取りとか、
妹と会った後、暗い店内に戻ってきてため息をついているような
ソフィーの背中にも感じ取ることができないかな。
ID:yfZmuXgiさんはもう答えを持っているのではないでしょうか?
なぜソフィはコンプレックスを感じるようになってしまったかは
ここに皆さんがあげてきた様な行動等で、私はそれで十分だと思うのですが。
>>104さんの言う通りと思います。思春期の女の子ですよ?
>104
曲解する必要ないよ。
本当はブスだったのさ。
「主人公は美人でなければならない」と言う、ある種の縛りで美人に書かれているけど。
そこはお得意の脳内補完で
ソフィーやハウルが見かけを気にして、それがコンプレックスにまでなっちゃってるのは、
今の日本の若い人をよく象徴してると思うよ。
ある程度生活の余裕のある層だから持てるコンプレックスで、贅沢な悩みなんだけど、
本人にとっては自分の根幹に関わることで。ほんとによくある話。
シ``ブリが好きな人種は2手にわけられる。
1、良い人っぽいひとやキャラ萌えなど。
2、 ひねくれ者、ジブリの邪気に引き寄せられた邪気を好み、性格は醜悪さを持ち
自己中心的、高ビー、イヤミ、ジブリ作品がいくら批判されてようがイイと言って聞か
ない知障、鈍感、大人気ないガキッっぽい。
3、 ゴミ、クズ、カス、癌、放射能、ゴキブリ、蝿、ヤクザ、詐欺師、エイズ患者、
精神異常者、オウム信者、殺人犯、犯罪者、麻原ショウコウ、宮崎勤、小学生メール殺人
犯、レイプ犯、元イジメられっこ、いじめっこ、変体、きちがい、アルツハイマー、不良、
非人道的主義者、ゴーマニズム、オサマビンラディン、キムじょんいる、ラピュタ王ムスカ。
>>103 それは作品がどう、という以前に
あなたと作品との相性みたいなものにかかってくると思う。
だって具体的に描写はあるのにそれじゃ足りないって言うんだから。
>似通った経験もない自分には、
>ちゃんと物語を運んでソフィーの心境に共感させてもらえないと。
こういう映画の見方に対してはアンチテーゼとして働いてしまうと思う。ハウルは。
>>111追加
だから
>>103の発言は、一つの感想として成立していて
それ以上議論の余地がないよ。
>93
>例えば職場で、これは自分の仕事、と自負心を持って
>していたことが、誰かの不都合を引き起こしてしまって
>腹を立てられたりしたら、かなりショックですが?
それで、その自分の掃除を否定されて号泣するならちょっと
精神的に足りないとしか思えない。
>この「やっと」って感じが、リアルでの人との理解しづらさにも
> 重なるって感じです。
> 理解するっていうのは簡単なことじゃない。
> ハウルが描いているのはそういう現実だ、という意味です。
つまり、これって現実では他人を理解する事はそうはない。ハウルの映画でも
キャラの心情はキゴウ的にしか描かれてないから
「現実を描いてる新しい手法の映画」ってこと?
それってゴダールとかの前衛映画ならというか、芸術的に飛びぬけたものに
限定されるだろう。
アニメは主に子供メインだからわかりやすく創る絶対的なお約束があるんだよ。
ハウルは「娯楽大作映画」だし。現実的なことなんで現実で十分間に合ってる
一時的に逃避したいから映画を見るんじゃないの。
滅茶苦茶だな。信者の理論って。
いや、
>>103の言いたいことはオレは良く判るぞ。
頭では理解できるが、気持ちとして共感できない。オレもそうだった。
しかしだからといってクズ映画にして捨て去るのはもったいないと思った。
だから良いところは掘り下げて楽しんでみようと思った。
>>103はどうしたい?
最近は記号ってのが流行っているのか?
>>113 私はショックを受けるだけで泣いたりはしないので
「かなりショックですが?」って書いたのですが。
ダメージを受けたときにそれがどんな風に現れるかは
人によっても、その置かれている状況によっても様々でしょう?
自分が泣かない場面で泣く人は精神的に足りないんですか?
私だって簡単に泣く人は嫌いですよ。アホに見えるから。
だから自分も初見ではあのシーンでハァ?と思った。
だけど、ソフィーにはソフィーなりの泣ける理由があの場面では
あったんだろうって今では思ってる。
ハウルにはそんな風に、段階を踏んで理解するという過程がなければ
難しい面がある。そこがリアルだと思うな。
めちゃくちゃなのは
>>113なわけだが。
>アニメは主に子供メインだからわかりやすく創る絶対的なお約束があるんだよ。
>ハウルは「娯楽大作映画」だし。現実的なことなんで現実で十分間に合ってる
おまえの約束を世間の間尺にそのまま当てはめるとは
デタラメだな。チンピラの理論って。
アニメは子供だけが見ろ〜
せかい〜のや〜くそく〜♪
>>111 結局、やっぱり、「大人の絵本」か。
インスタントに癒されたいというわけでもないから、
確かに自分向きではないだろう。
>>114 その労力に見合うほどの興味やいいところを感じたら、
掘り下げて愉しんでみるのもいいが、
まだ見つからないね。
次回作のためにも、批判したいね。
まだジブリには期待している。
>>118 やめれ。そいういうのが今までの自分の発言を貶める。
引き続き
zjpEntXt
は放置で
エスプリの赴くままに!
ところで最近大人の絵本って流行ってるのか?
>>113 > それってゴダールとかの前衛映画ならというか、芸術的に飛びぬけたものに
> 限定されるだろう。
?
この一文の意味がわからない。
> アニメは主に子供メインだからわかりやすく創る絶対的なお約束があるんだよ。
> ハウルは「娯楽大作映画」だし。
その絶対的なお約束が守られていないからハウルはダメだと言うわけですか…。
>現実的なことなんで現実で十分間に合ってる
> 一時的に逃避したいから映画を見るんじゃないの。
> 滅茶苦茶だな。信者の理論って。
限りなく現実的で、かつ理解できる瞬間という喜びが詰まってるから
名作なんです。現実的でありながら、理想的な瞬間を味わえる。
>119
ストーリーは×だけど
絵はなかなかではないかい
>>119 >結局、やっぱり、「大人の絵本」か。
何を言われてるのかわからないよ。
「大人の絵本」って前スレのだよね?
何度も観たり、ネットとか原作とか他の媒体で補完
したら理解できたって人が結構いるけど、
それってどうなのかねぇ。
映画って始まってからエンドロールが流れ終わる
2時間とか3時間が勝負だと思うんだけど…。
一回観てその映画の虜になって、更に理解を
深める為に他の媒体に手を出すのは良いとして、
「一回目では「?」だったけど、複数回観たり、ネット観て
理解できました!」ってのは、それって誉めてるんじゃなくて
その映画は欠陥があるって言ってるようなもんだと思う。
ましてや、「これはそういう映画だ」という前提で製作者側が
作ってたらどうしようも無いよね…。
ジブリは熱狂的ファンがいるから、理解不能でも
色々考えたり、何度も観に行ってくれる人もいるだろうけどさ
信者の人って共感と理解を混同しまってるように思える。
「不美人だらかソフィーの悩みは理解できる」と
「不美人のソフィーの心の痛みは共感できる」は違う。
信者は前者でも「ソフィーの心情は描かれてる」と受け取って思い込んでる
だろうが映画で前者のみの描写じゃ万人の観客を引き付けるほどの魅力はないんだよ。
>116
>だから自分も初見ではあのシーンでハァ?と思った。
>だけど、ソフィーにはソフィーなりの泣ける理由があの場面では
>あったんだろうって今では思ってる。
だから、自分が延々と言ってる事は、
>だから自分も初見ではあのシーンでハァ?と思った。
ハァ?じゃ駄目なの。所見でキャラの心情に十分に共感できる物じゃなきゃ。
>だけど、ソフィーにはソフィーなりの泣ける理由があの場面では
>あったんだろうって今では思ってる。
あったんだろうって客に考えさせることを必要とするような映画は魅力が弱い。
例えば美人は不美人のこころの痛みはあると理解できても共感はできない。
おっさんや子供やいろんな観客が見てるんだから不美人とか、思春期の少女だけ
しかソフィーが理解できないような心情の描き方じゃ映画としては不親切。
ID:yfZmuXgiさんがどっか行ってしまいました…
>>116 うん。人間ってたまったものがあると、何かのきっかけで突然泣けたりしますね。
私も、去年一人で勝手に辛い時期があって、関係ない言葉で泣けたりしました。
ソフィも辛かったんですね。それがハウルの言葉で泣けてしまった…
妙に人間くさい映画なんじゃないですかね。
もっと年とれば、色々発見がありそうです。
うむー、だから、その不親切さこそ
現実の一面を切り取って見せていて面白いなぁと
自分なんかは思うわけなんですけどね…
>>128 おお、サンクスです。
人間くさくていい映画です。自分もそう思います。
>>125 他人のレスを引用して申し訳ないが、
>>128 >
>>116 > うん。人間ってたまったものがあると、何かのきっかけで突然泣けたりしますね。
> 私も、去年一人で勝手に辛い時期があって、関係ない言葉で泣けたりしました。
> ソフィも辛かったんですね。それがハウルの言葉で泣けてしまった…
> 妙に人間くさい映画なんじゃないですかね。
> もっと年とれば、色々発見がありそうです。
俺のように「そのような経験のない者にまで共感できるよう、
描写を重ねてストーリーで心情を伝えてゆく」ことを要求するのではなく、
上記のような、スイッチに反応する共感の仕方、鑑賞の仕方が最適と思っているんだろ。
それが「大人の絵本」。
確かに自分向きの作品ではない。
>128
でも、その前に「トシをとると多少のことには動じない」とかなんとか言ってなかった?
この映画は辻褄の合わないことが多い
複数回見て理解が深まるとか言ってるけど、理解したつもりになってるだけ。
与えられている論理的根拠となる描写が薄いから、結局理解したつもりで、
客観的に見れば妄想しているだけにならざるを得ない。
大泣きのシーンの解釈も分裂しまくって、結局、妄想の陳列状態になってるし。
理解する喜びじゃなくて、妄想する喜びと、きちんと正確に表現して欲しいものです。
>>130 もしかしたら、不美人な思春期の少女にとっては、
「うわーこんなリアル(注1)なのに美青年に愛されて素敵」なのかも知れないが、
他の人間にとっては困るよ。ハァ?となるよ。
注1:経験が同じだからリアルと感じているだけ
人間臭いかなぁ??少女の夢想にすぎないような。
>>131 「大人の絵本」の意味が解りました。
そうですね、共感の仕方には種類が種類がありそうです。
>>132 動じない、と思っていてもやっぱり傷付いたり、
トラウマになっていたりすることはありませんかね。
動じないと言いつつソフィの外見は、若くなったり年老いたり、動じまくってます。
大泣きするシーンでも、呪い掛けられた時に比べると若返ってますし。
大人の絵本に興味があったので前スレ行って来たが
前スレの
>>883 すげーなお前w
アンチの意見の性格が凝縮してるってかんじだな。
よくまとめたよ、えらいえらい。
アンチの病巣がよくわかったよ。
つまりお前らは大人の絵本は物語ではないと思ってるわけだ。
更には
鬱な時の人間が自分に酔いたい時の偽アルバムであると
こう言いたいわけだ。
さすがだねー。
大人の絵本は
人間を表すのにわずかの絵と文章とに凝縮するという手法をとる
ある意味至高の物語なのだが、
鬱な時の人間が自分に酔いたい時の偽アルバムだとよw
なんとか正当化しようとして中毒おこしてないか?
>>137つづき
でも、ひとつだけいいこと言ってる。
>本来の創作物語の素晴らしさとは、
>他人の自分とはまったく経験の異なる存在の感情や言動を思いやり、
>共感し、価値観がぶつかりあい、震えあうものだ。
>それが物語を知ることから生まれる心の成長だ。
ただ、コイツの蒙昧なところは
対象が創作物語でストップし、
創作物語の向こうにいる人間
つまり製作者にまで目が行っていない事。
だから
何故こういう仕上げになったのかという何故が抜け落ち、
この映画キライから一歩も先に行かない。
結果中毒をおこす。
この文中の
「映画」を「人間」に置き換えてみると
そのままコイツの生き方に符号することだろう。
他人の自分とはまったく経験の異なる存在の感情や言動を思いやるのが必要なのは
コイツのほうだと言えるだろう。
なぜなら必要な演出は為されているから。
>>131 スイッチ?そんな簡単かな?
むしろ洞察力とか観察力を必要とさせられるけど。
経験のない者にまで…とは言うけれど
経験ならそのうち積み重なっていくもの。
子供にも大人にも同じように理解させる必要はないと思うよ。
むしろ、その理解の違いは、お互いを知るきっかけにもなっているし。
観客との付き合いをとても長い目で見据えた作品に
今この瞬間にわからせてっていう要求はそもそも相容れないものだと思う。
自分は漫画版のナウシカとは何年も付き合ってきたけど
自分の中に、ある視点が備わってやっと理解できるシーンって結構あった。
ハウルもそれと似ているよ。
「いま、あばあちゃんが元気!」というコピーにしても
元気なのは若返ったソフィーが主だからこのコピーは説得力ないよな。
若い人間が元気でも意外でもなんでもない。
むしろ恋をしたり前向きになったりすると若返り、
積極性をなくしたり後ろ向きになると老いるということで
表現がステレオタイプになってしまってる。
心の動きに従って姿が変化するというのは面白いアイディアだとは思うけれど、
結果として「おばあちゃんが元気!」という前向きでコミカルなコピーとは
逆を行って、老いに暗いイメージを持たせてしまってる。
作りは単純になるかもしれないけれど
老婆の姿のままで、「元気なおばあちゃん」や18の娘の恋や悩みを表現する方が
上手く行けば絵的にも面白いものが出来たと思うし
作品の構成もスッキリしてわかりやすくなったのじゃないだろうか。
さらに続き
>架空の人物とはいえ、他人のことを思いやるのではなく、
>自分のことに浸るハウルは、単なるスイッチでしかない。
思いやる気持ちは持っていたはずだが、それは置いといて。
なんだか戦争の扱われ方について危機感を覚えるとかいう
PTAの回し者のごとき意見を見たことがあるが
これも同じ種類の意見だな。
そんなふうに画一的な意見に押し込めようとする意見にこそ危機感を感じるな。
>130
>うむー、だから、その不親切さこそ
>現実の一面を切り取って見せていて面白いなぁと
>自分なんかは思うわけなんですけどね…
これ、ほんとに映画の不親切さが、製作者が意図してる物だったと
思ってるんだとしたら、はなはだしい勘違いだと思う。
王道ファンタジーでなぜこれをやる必然性が…?
リアリティを感じさせる事と、手抜きをまったく混同してるとしか思えない。
信者の人って基本的な思考の基盤ができあがっていないというか…。
>>現実的なことなんで現実で十分間に合ってる
>> 一時的に逃避したいから映画を見るんじゃないの。
>> 滅茶苦茶だな。信者の理論って。
> 限りなく現実的で、かつ理解できる瞬間という喜びが詰まってるから
> 名作なんです。現実的でありながら、理想的な瞬間を味わえる。
これだって、「現実」と、アニメの世界での「リアリティを感じる事」を混同しまってるし。
>>133 そう。理解って難しいことだと思う。
正確な理解って簡単にはありえないことだろうね。
これが正解だと断言するマンせーの人がいないのが
それを表しているし、むしろこれこそが「完璧な理解だ」と
言い出す人がいたら、そのことのほうが余程異常でしょう。
私たちは理解したような気になっても
厳密には理解したつもりになっているだけなんだってことを
心のどこかで忘れないという余白はとても大切だと思う。
その中で、アンチの人はむしろその
「完璧なもの」を求めすぎているような気がするんだけどね。
既存の作品ってそういう神の視点から描かれてるものが
多いから、それに慣れていると仕方ないかもだけども。
引き続き
zjpEntXt
は放置で
読まなくていいよ
>>133 見るべきポイントが多いから、そういう現象が起こるんじゃないかな。
初見って、自分の興味ある部分を集中して見がちだよね。
例えば、「絵」「声」「ラブストーリー」に気をとられていると、
「家族」「戦争」についての理解は弱くなる場合もあるかもしれない。でも初見後、気になってはくる。
もしくはストーリーのカラクリの一片が頭の片隅に引っ掛かったままだったりする。
やっぱり気になって自分なりに推理してみたりする。
で、行ける余裕のある人は映画をもう1回観て再確認する。
理解する喜びってそういうことかなと、今ちょっと思った。
>>130 それは「これはそういう映画だ」と製作者側が
思ってる映画ってことですか??
「初見で理解できなくても、何度も観たり
原作読めば理解できます」って。
まぁ、ここからは「映画論」みたいな分野に
なってきちゃいますけどw
俺は126でも書いたけど、
初見のエンドロールが流れ終わるまでに、
キャラクターの性格を理解させたり、その世界観の説得力だったり
(ファンタジーなりの)、感情移入させたり、その物語を上手くまとめたり、
そういうことを違和感無く滑らかに盛り込むことが、
製作者側の腕の見せ所だと思ってるわけです。
それは宮崎監督だろうが無名の新人監督でも
条件は一緒で、特別扱いはしたくない。
もしジブリが上記に書いてあるような気持ちで
作ったとしたら、勘違い以外何物でも無いと思うし、
その姿勢には賛成できないです。
個人的には、ですけど。
>>139 > 経験ならそのうち積み重なっていくもの。
> 子供にも大人にも同じように理解させる必要はないと思うよ。
> むしろ、その理解の違いは、お互いを知るきっかけにもなっているし。
> 観客との付き合いをとても長い目で見据えた作品に
> 今この瞬間にわからせてっていう要求はそもそも相容れないものだと思う。
ごめん、話がえらくずれてると思うんだけど、
映画館で観た観客として反応しているわけで。
面白くなくて、子供もぶーたれた映画の話を食卓にでも持ち帰って、
お互いを理解する題材にしましょうと?
>>134 いや、自分が
>>130で言ってる「現実」てのはそういう意味ではなく…。
他の人間にとってはハァ?となっても
そのハァ?をもう一度振り返ってみれば
例えばソフィーのコンプレックスについて言うなら、
それを表す一面であったのだなぁと気付くシーンが
前レスでも何度か話したようにいっぱいあって、
そういう気付き方やわかりづらさが現実に近いって意味です。
>>140 そのコピーって確かになんだかピンとこないよね。
映画の内容と照らし合わせてみると。
でもハウルが老人のための映画だってことについて
とても興味深い考察をしてるサイトがあったよ。
戦争を知っている世代の人たちにとっては
この映画は救いになるのかもしれない。
そのサイトを読んでそう感じた。
URLすぐ出てこないんで後で紹介できたらするかも。
>140
うん、そうだよね。
ハウルはソフィーの魔法を見破っていたけど、そうじゃなかったら?と考えた。
ソフィーの歳をとるって怖いものがなくなるっていうセリフも、前向きのよう
で実は後ろ向きだし。
ドーラ婆みたいに、甘いも酸いも知り尽くして歳を重ねるごとに自由になってい
くのとは別物。だから、あのキャッチコピーは嘘だよね。
これこそ本当の手抜きじゃないかな。老いも戦争も勝手な都合で使われてるだけ。
>>140 つか、ソフィーはお婆さん姿になったことで初めて
自分の持つ魅力を開花させた部分ってあったから
別に老いに暗いイメージは持たなかったよ。
むしろ老いることによるメリットの方が目についた。
それにサリマン先生と謁見するシーンだって
ソフィーはどんどん若返っていくけれど
あのシーンだって、外見はおばあさんでも
その心に抱くものには若さがあるって感じで
老いを否定するものではなく、逆に老いている
外見に捉われない心の元気さが表現されてた。
戦争を知っている老人の世代のための映画なら、
「アンナとロッテ」をすすめる。
ハァ?のあとで振り返って気が付く描写というのは
「記号としての描写」だと思う。
良質な描写は、それらをひとつひとつ重ねて見せていくことで
その言動に至ったときに違和感無く見るものの中に入っていく。
いちいちあの描写があったからこうなったんだな、
と振り返るまでもなく、納得できる。
納得するために作中の描写を振り返ってエピソードを拾い上げるのと
味わいを深くするために振り返るのとではまったく質が違うと思うよ。
ハウルは前者だった。
ちょっと亀
>>139 2段落目とか、全く同じ様に思います。ぶきみ。
>>142 あなたは手抜きとおっしゃりたいのですか。
需要者の私たちにはそんな事わからないじゃないですか。
もしそうだとしてもそれはスタッフの方しか知りません。
私は信者ではないですが勝手な事は言わない方が。ファン、位で。
>>154 >
>>142 > あなたは手抜きとおっしゃりたいのですか。
> 需要者の私たちにはそんな事わからないじゃないですか。
そんなことは当たり前だよ。
需要者だから言える台詞もある。
「なんだこの映画、手抜きだ!」と。
本当に手抜きなのかはともかく、
手抜きといわれても仕方がないことも、世の中にはあるでしょ。
>>142 いやいや、むしろ王道ファンタジーでそれをやることに
必然性を必要とするあなたの思考の固さのほうが不思議だよ。
なぜそこに必然性が必要なの?
って理解不能だからこそ、どうしてわざわざって感じに
アンチの人には映るわけか…orz
>「現実」と、アニメの世界での「リアリティを感じる事」を混同しまってるし。
一時的で安易な逃避は、本当にただの逃避であって
救いにはならないんだよね。
安易なハッピーエンドがそうでしょ?
>>155 ああ、ごめん。確かにね。
私は
>>142が本当に手抜きで作ったんだ。と決め付けてかかっていると感じて…
スタッフに失礼だと思ったので。
>>146 自分はこう思うって書いたつもりだけど。
私はハウルの面白さをそこに感じる、と。
毎度気になるけど、「作品を見る」って
製作者がそれを作成した意図を読み取るってことですか?
違うよね?
製作者の意図したところとは違う感想だと
間違った感想にでもなるんでしょうか…。
なんかアンチの人の中には、その
「製作者の意図」とずれた感想を言うことに恐れを感じているような
ニュアンスがあって前々から気になってる。
159 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 17:29:19 ID:3QQnwlYq
宮崎ファンってテーマとかそんなもんどうでもいいんじゃねえの?
オレなんかあの映像見ているだけで幸せなんだけどなあ。芸術レベルだよホント。
にしても宮崎アニメはやっぱり異国が舞台のほうがしっくりくるね。
>>146 >初見のエンドロールが流れ終わるまでに、
>キャラクターの性格を理解させたり、その世界観の説得力だったり
>(ファンタジーなりの)、感情移入させたり、その物語を上手くまとめたり、
>そういうことを違和感無く滑らかに盛り込むことが、
>製作者側の腕の見せ所だと思ってるわけです。
私もそういう作品って素晴らしいと思う。
でも作品の素晴らしさを決めるのはそれだけではないとも思う。
ハウルはその定石を破って、かつ私にとって
十分に面白く見応えがありいろいろなことを
考えさせてくれる作品に仕上がってる。
だから自分はハウルのこういった「わかりづらくも
理解する瞬間が訪れる」作り方を賞賛したくなりますね。
これまた、個人的には、です。
>158
大きく出たね
アンチを一括りにして論評か
どうやら白紙を見てアレコレ能書きを垂れるのが好きなようだな
>>159 うん。いい雰囲気だよね!見てるだけでワクワク?する
>>158 物語単体で納得できない点があるから
「作者の意図」まで遡らないといけない気になるんじゃないかな。
それをさせてる時点で通常の意味での「作品を見る」に障害が出てる。
「定石を破ったとっぴな手法」に拍手を送りたい人は
たくさん居るようだけれど、
やっぱりそれは見るものを選んでるんだなと思わずに居られない。
>>160追加
>もしジブリが上記に書いてあるような気持ちで
>作ったとしたら、
>>158で書いたこととも関係するけど
そういう前提を持って作品を見ること自体がおかしくないですか?
作品は作品そのものだけを一つのものとして受け止める。
私の作品を見る基本姿勢はそうなので
そこへ、製作者は実はこういう意図を持って…みたいなものを
補足されてもなんだかなぁって感じです。
仮に製作者の意図するものとは間違ったものが
出来上がってきていて、それを見た自分が、
その作品に別の意味でのメッセージを見出したなら、
私はそれはそれで一つのメッセージとして受け止めますね。
>>158 なるほど〜。製作者の意図は意識はしてなかったんですね。
あんまりそれの度が過ぎると「妄想」とか言っちゃう人もいるかもしれんけどw
あと、作り方が下手だから理解し辛い映画(たくさんありますよねw)
理解し辛いけど人間味があって現実的な映画の線引きと言うか、
評価の違いの差ってどこなんですか??
それは宮崎作品かそれ以外の作品か、ってことは
影響は無い??
>>148 たとえば昔の話だが、
可愛い女の子がいて、学校や遊びに行ってもすぐに家に帰って、
付き合い悪いなと思っていたら、
家で病気の父母の看病をしていたことをずっと後になって、その子が看病疲れで倒れて知った。
明るくて元気そうだったので、そんなに疲れているとも知らず、喧嘩したりして、悪かったと思った。
こういう現実の「ああ、そうだったのか」「そういえば疲れているようにも見えたな」
「看護士になりたいって言ってたのは、父母のことがあるからかなあ」みたいな感覚を、
>>148は、現実の中であとで気づく経験みたいに言っているのか?
だとしたら、それらすべてちゃんと映画の中で語ってほしい。
絵コンテで「じつは父母は病気だった」と明かしたり、
マンセーに噂される裏設定で「実は父母が病気だった・説」みたいに脳内補完して
「ああ、そうだったんだ」と思っても、結局それは補完で、
現実そっくりの「あの時実は」的衝撃に仕立て上げているに過ぎないよ。
舞台があがった後で愉しむ、
ある種「ヘェーヘェーヘェーで100ヘェー」的な楽しみかた。トリビアがメインみたい。
もう映画を愉しんでいるんじゃない。脳内補完を愉しんでいるんだ。
そんなが第一の魅力に挙げられるなんて、戦線放棄に見えてもおかしくないと思うよ。
>>147 経験がないから共感できないというレスに対しての発言なんだけど。
>>139は。
そういう、「時を重ねればまた違った見え方ができる映画」そのものを
面白くないと思っている人にとってはどう転んでも面白くない映画だ。ハウルは。
製作者の意図を考えてみてる人ってなんて、少ないと思うよ。
自分は宮崎マニアじゃないし。
マンセーの方が宮崎監督にはまってる(はめようとしてる)ように見えるけど。
>>167 いやだから、観客として不評だった映画なのに、
時を重ねた時に振り返る動機と価値は、どの辺にあるわけ?
>人ってなんて
っては要りませんw
>>153 そう。それが普通の映画の作り方。
そしてハウルはそういう神の視点からの作り方じゃない。
観客も何も知らないただの人。
この「神の視点」を映画を評価する上で重要とする人には
ハウルは駄作として目に映る。
自分は映画館にいながらただの人同然な
世界の見せ方をさせられたことに面白味を感じる。
まとめたらこんな感じ。
>>171 「神の視点」「ソフィー視点」はまた違う問題だと思うのですが。
>>171 神の視点と言う言い方が正しいのかは知らんけど
見てる人は「蚊帳の外」なんだね。
蚊帳の中でアレやってコレやって・・・
そりゃ面白くないと感じるのも無理ないよな。疎外されてる。
>>154 >全く同じ様に思います。ぶきみ。
あは、マジですか?w
自分の考えは2ちゃんとか、他のサイトとか見ながら
組み立てたり、修正してきたものなので。
影響を受けた人は多いです。154さんもその一人かも。
>>146 の冷静な意見にに同意。
原作前提の暗黙の了解は明らかに不親切。
その原作のエッセンスを大事にしたかったのなら、それを構成する
重要なファクターは最低限作品中で表現するべき。
それがされてい無い上に戦争をからませてしまった為、理解する前に
置いてきぼり感が拭えない事になったのは紛れも無い事実であり不親切。
ただビジュアルや音楽がキレイだった事と記号的な表現のお蔭で、童話の
約束事に慣れている幼稚園児達にはかなり好評だった。
そういう視点で見れば、ラストも良かった。
確かに年齢に応じた理解の段階というのはある。
年齢が上がる程、躓く気がする。
でも嫌いな映画ではない。
>>161 アンチの人の「中には」って書きましたよ。
>>175 >幼稚園児達にはかなり好評だった。
個人的な経験から、異議を申し立てておきます。
>130
アニメでの自分のリアリティってデフォルメ(強調)だと思ってるんだけど
宮崎アニメでは特にリアリティある描写が優れてたから好きなんだけど
心理描写でも行動でも事象をとりあげて詳細に分解しそれを強調したり
脚色したりしたからこそ「万人の観客に」リアリティのあるものに
感じさせられると思ってる。ありのまま描写しても駄目なんだよ。
130が現実的と受け取った
>うむー、だから、その不親切さこそ
>現実の一面を切り取って見せていて面白いなぁと
>自分なんかは思うわけなんですけどね…
の描写にしたってそれを感じさせたいならそれを強調させる必要があって
大勢の客が本当に「不親切=現実」を描写したと受け取ってると思う?
仮に製作者が意図した物であってもどれだけ客がついてくるのか
そんな思い込みで創ってるとしたら130のような一部の人しか理解できない
ような演出だとしたら映画はまったくのオナニー自己満足の物にしかならない。
一部の人たちに好まれるカルト映画としてなら実験的な手法での
映画製作もありなのかもしれないが。
「130ではそう理解した。他の大勢の人にはわからなくてもわかる人だけでいい」
なんてのは宮崎映画では求められてないんだよ。
話の途中だけど、食事オチ…って誰も気にしないか?w
>>179 いってら。
俺も今からカンフーハッスル観て来ます。
>>177 「童話の約束事に慣れている」幼稚園児ね。
こういう個人の読解力に頼ってる所も娯楽としては
不親切な所。
182 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 18:03:49 ID:KC1XmxH3
>>181 >
>>177 > 「童話の約束事に慣れている」幼稚園児ね。
> こういう個人の読解力に頼ってる所も娯楽としては
> 不親切な所。
えらく限定的な幼稚園児好評例だなw
どういう園児なんだ、そいつは?
>>178 わかる人にだけわかればいいなんてのは宮崎映画では求められてないんだよ。
という意見をよく目にする気がする。
結局「宮崎映画」に何を求めるかの違いなんだろうか。
私は宮崎映画に毎回求めてるものが今回もあって、それで満足した。
>>181 確かに!人のそれまでの経験や、読解力によって大分見方が違ってくる作品ですね。
私は、幼稚園の時からビデオで見続けてきたジブリ作品で、最近潤んでしまいます。
こんな事ありませんでした。ハウルはまだ泣けませんが。
今年くらいのTV放送では、トトロ・ラピュタ・千尋で潤んでしまいました。
理由は解りませんが。多分年をとって、何かに共感したのでしょう。
ハウルも、もっと年をとれば、今何も思わなくても後から共感できる部分も増える
かもしれません…かも…期待してハウルを見つづけたいと思います。
そういう事ってあったりしますよね?
結局家族環境とか悩んでる人とかコンプレックスのあるひととかが
「これはどういう意味?」という思考を停止して
あるがままに受け止めて共感する映画ってことでいいのかな。
演出の一つ一つになにか意味を考えてしまうひととか
家族円満で容姿コンプレックスもあまりない人にはピンとこない映画と。
トトロ・ラピュタ・千尋なんかはその「経験」が不足していても十分楽しめる。
重ねて見るうちに深みが増していく。
ハウルは楽しむラインに届かない「理解」からスタートさせられてるから
まず違和感の解消の底上げから始めなきゃならない。
「深めていく」のと「慣れていく」のとは大分違うと思うんだが。
>>160 >考えさせてくれる作品に仕上がってる。
>だから自分はハウルのこういった「わかりづらくも
>理解する瞬間が訪れる」作り方を賞賛したくなりますね。
この理解が訪れるのが、作品の力なら良いんです。
ただ、何度も観たら、原作読んだら、ネット見たら、
とかだとどうなの??ってことです。
俺も「一回観ただけで全てを理解できるように」とかを
製作者側に求めてる訳じゃないんです。(作品によって観てもらい方も
違いますから、ある程度のゆとりもあるでしょう)
でも、上記に書いたような楽しみ方だったら、映画として
力不足だと思うわけです。
>>164 >そこへ、製作者は実はこういう意図を持って…みたいなものを
>補足されてもなんだかなぁって感じです
あ〜、俺も製作者側の意図どうこうで観てないですよ。
ただ、理解しづらいと言う批判に、複数回やネットで補完して理解し楽しむ作品だと言うコメントもあったので、
それなら製作者が意図してそう作ったと思ってるのかな、と思っての発言でした。
俺はただの欠陥に見えました。
でも、製作者側の意図では無い有るにかかわらず(無いほうがヤバイか?w)、上記のような楽しみ方なら
やはり作品の欠陥を指摘してることになりませんかねぇ…。
>>185 これはどういう意味と考えられる人が楽しめる映画
別に映画がわかりにくかろうが何度見にいってもかまわないだろうが、
原作付なら描き切れない部分もあるんだろうし、ハウルで一番残念なのは
監督が特に描きたいと思う物が感じられない所だ…。
千尋もストーリィが破綻されてると批判されてたがそれでも意欲は感じられた。
恋愛、戦争、家族、ファンタジーどれをとっても強烈なメッセージが
感じられない。
箱だけは良く出来てるからそれだけでも十分満足な人は大勢いるだろうが。
「箱が良く出来たアニメ」で満足するか。「映画として良いかどうか」
ここら辺が別れる所だと思う。
表向き宮崎監督とあるが監督本人は存在しない、ジブルの為の練習映画。
ドーラ一家と軍隊に追われたパズーとシータ。線路が破壊され落下!
その瞬間光る飛行石!2人はゆっくりと地下坑道へ落ちていく。
この間パズーの顔は2回ほど変わる。
無言のまま地下を歩きつづける2人。無言のまま目玉焼きパンを食べる。
地下坑道を出ると・・・シータがムスカに拉致られた!!
救出に向かうパズー。しかしシータは眠ったまま・・・。救出失敗。
ムスカ、シータを連れラピュタへGO!
うざい将軍ぬっ殺しついに王へ・・・と思いきや
シータのお説教にムスカ大反省。ゴリラ艇連れて撤退。
遅れて来たパズーはシータにチュッ。シータはドーラににチュッ。
ドーラ突然シータのおばあさんに変身!「会いたかったよ〜シータあ〜。」
エンディング(君をのせて)
天空の城ラピュタ(ハウル仕様)。描いてないとこは脳内補完よろ
>>187 >やはり作品の欠陥を指摘してることになりませんかねぇ…。
ならないよ。
君にとっての欠陥。
最初に感じた?に答えを求めるべく
ネットや2回目に行くのもまた
楽しいことなのだから。
このような映画のあり方が
制作者側の意図として、
そこにあざとさを感じて拒否するもよしだが、
その手にまんまと乗って楽しんでる俺もまたよし。
解釈っていうのは、詰まるところ自己満足だと思う。確かに楽しいし、自分なりに
理屈が通った見方で、楽しみが深くなることも多い。私も色々な作品でするし、
千と千尋では色々な考察を楽しんだりもしました。
ハウルの場合は、どうも、解釈じゃなくて妄想のレベルまで踏み込まないと、物語の
基本的な隙間でさえ埋まらないところが多いです。
解釈と妄想の違いはかなり微妙だけど、論理的根拠となる描写があまりに薄すぎる
ので、解釈が妄想の一線を超えてしまわざるをえないです。
端的にそれが現れてるのが、ハウルがソフィーを好きになっていく過程の描写の
欠如ですね。これは劇中でほとんど描かれていなかったから、9割方は妄想する
しかありません。
サリマン先生のところでのイベントくらいかな、まともに描いてあるのは。
でも、サリマン先生のところに行く前の時点で、ハウルはソフィーが命懸けるに
値するほどの大事な存在に既になってるんですよね。
一体いつの間にそんなことになってたんだか。
ソフィーとハウルの関係の深まりの描写は、やはりこの映画の構成だと、要の部分
になるところなのに、致命的に不足しています。
だから、大人と3歳の子供は楽しめる映画なんだろ。
なんていうと、また誰かの被害者意識を刺激しちゃうかなあ。
>>193 そんな難しい話じゃなくてさ、
ひとつの作品としての出来はいいと思うんだけどなあハウル。
これはロックじゃないってクラシックにケチつけるみたいなもんだと思う。
落ち着いてて深くて個人的にはハウルにほれたけど。
激しいダンスに恋をするつもりで行ったらワルツだったから肩すかし感があるのかもね。
私的にはワルツこそエロいダンスだと思ってるので恋愛映画としては満足。
196 :
('A`) :05/01/02 19:57:44 ID:b1p1okSQ
>193
> 端的にそれが現れてるのが、ハウルがソフィーを好きになっていく過程の描写の
> 欠如
(自称)モテないブサ女がイケメンにちょっと親切にされたら
惚れるのは当然ではないか
197 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 20:01:49 ID:dLCAF+P/
モノは言い様だなー
いいよいいよ。
ハウルが面白かった人は英知に長けた選ばれし民。
理解出来ない我々は家畜にも劣る愚民。
それで満足でしょ。
>>196 そうなんだよね。
絵面上、ソフィは地味だけど可愛いく描かれているから、そこが忘れられてるのかもね。
卑屈になるのも手なわけだが
>193
>ハウルの場合は、どうも、解釈じゃなくて妄想のレベルまで踏み込まないと、物語の
> 基本的な隙間でさえ埋まらないところが多いです。
その「妄想」で補う部分ってアニメヲタクにとっては堪らない魅力だと思う。
ハウルの信者の「脳内補完」は普通の人にとって「何故そこまで!?」って
驚く物であるんだけど、アニメに対する異様に思える解釈って、それまでの
アニメヲタクにも見られる物なんだよね。
要するに、マニアにとっては作品の質云々に関わらず、依存できる良く出たアニメ
があれさえすればいいように思える。
>196
ハンサムなキャラに引かれるのはわかるが、「愛してる」とまで言わせるのには
至らないと思う。「好き」と「愛してる」は重みが違う。
信者とアンチしかいないのかこのスレ
もっとこの辺は悪かったけどここら辺は良かったとかいう普通の話はできないのか?
もし今度の映画の作り方の中に、観客を拒否するようなものがあるとしたら、
それはハリウッド映画のようなものには絶対したくない、っていう意地みたいな
もんかも知れない。
ハリウッド映画は、まさに万人受けする、観る人を選ばない映画。
アメリカ市場主義のもとに、緻密に計算されつくして作られている。
オレはハリウッド映画のそういうとこが嫌いだから、ハウルは
そういう作り方されなくて良かったと思う。
先に認めておこう。オレは宮崎駿という人間に心酔している、まさに信者だ。
>>194 > だから、大人と3歳の子供は楽しめる映画なんだろ。
> なんていうと、また誰かの被害者意識を刺激しちゃうかなあ。
ここ最近2、3スレのマンセーの人格攻撃ひどいよね。
アンチが冷静だから釣られてないけど。
ハウルがソフィーを好きになっていく過程の描写。
この辺の落ち着いたトーンとでもいおうか、
まるで他人事のように行動だけを次々と展開していくやりかたって面白かった。
観客に「これって恋だろ」っていうモヤっとした期待感を高めといて
荒地のセリフ「あんた鯉してるね。ため息ばっかりついてるよ」をポンとおく。
「だよなー、俺から見てもそうだものw」っていうあの瞬間がまたよかったな。
>>202 緩衝剤としての中庸なひとがいないから
ふんいきが・・・
>>205 そのセリフ良かった。
ただ夢のシーンで「愛してるの!」て先に言っちゃってたので
そのセリフの美味しさや重要性がドッチラケになっちゃってた
好きかもなんか一緒に居たいのかもと思ってる描写が重なって
ぽっ、と「恋してるね?」と言うセリフが入ってきたら
おお、そうだねえやっぱり?と思えただろうに
とりあえずあの夢のシーンがなかったら
2〜3割は印象違ったろうと勝手に自分では思ってる。
設定は凄くいい。ハウルの城のごみだらけだとか、サリマンとの関係とか、
荒野の魔女とか、しかし、問題はそれで何?ってこと。
ハウルを「愛してる」と言わせるにはソフィーがハウルに対して(ハウルの
見栄っ張りな所とかを見て)共感をしたのかもしれないのが、その感情を描写
してるシーンがない。ハウルにも、ソフィーという人間にもイマイチ踏み込んで
いない。それが不満。
210 :
まる:05/01/02 20:41:10 ID:ualS0QZL
主題はある。メッセージもある。でも全てが練られてない。非常にもったいない。見せ場見せ場の演出は、映画の主題を超えて素晴らしかった。空中散歩や朝食シーンなど。。
今までの作品へのオマージュ的要素もあると思う。
212 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 20:44:08 ID:sH7ELTEY
>>211 202 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:05/01/02(日) 20:11:23 ID:h7cyFU5A
信者とアンチしかいないのかこのスレ
もっとこの辺は悪かったけどここら辺は良かったとかいう普通の話はできないのか?
おまえがまず普通の話してないじゃん。
あおってるだけじゃん。
自分の作品へのオマージュはおかしいよねたしかに
「愛してる」と発言した夢のシーンは、
明らかに結果をいきなり前に持ってきてるよね。
それまでのシーンを見ても、その後の様子を見ても
あの夢の時点で「愛している」ところまでたどり着いていたとは思えない。
「恋してるね?」等で淡く恋心に気付かせておきつつ
クライマックスのシーンで切羽詰った状況に追いやられ
呪い解かなきゃハウルが死んでしまう!私は助けたいの!愛してるから!
くらいのノリで持ってこられたなら多分違和感も無いんだろうし
きっと盛り上がっただろうと。
前後の日常のノリからいきなり非常時のノリに跳躍されればそりゃあ
見てるほうはポカンとするし。・・・あれは未来の夢だったのかな??
でももうそうなると妄想の域だな。
>>209,210
うーん、なるほどなー。
俺マンセーだけど
たしかにそういうところもあるな。
そう思う反面
今面白そうなことを考えた。
誰か個人限定ハウルの城完全版を考えるのスレたてませんか、そうですか。
>>213 煽ってない。
せっかく見に行ったのに楽しめないのは残念だったなと・・・
こういうのも煽りになるのか?
気をつけるよ。
218 :
まる:05/01/02 20:53:36 ID:ualS0QZL
誰かが言っていたように、黒澤の晩年化している感はある。
宮崎監督自身が己の肉体の老いを受け入れようとしてもがいている作品のようにも思える。
ソフィの手の甲の描写がやけにリアルだった。顔や体型の老いは鏡が無ければわからないけれど、手の甲というのはふとした時目に飛込んでくるので自分の老いにぎょっとしたりするのだろうね。
>>215 あの「愛してる」は「好きなの」位でいいよね、って
一緒にみた友達とは言い合ったりした。
あれは何なのかさっぱりわからない
ハウルが良かったと思う自分も、批判派を理詰めで納得させるのは正直難しい。
逆に「ここが良かった」と簡単に分析できない魅力が、ハウルにはあるのではないだろうか。
簡単に分析できるような安易な魅力なら、10回も見に行くような濃いリピーターは生まれないだろう。
ハウルの真の評価は、後数年しないと定まらないと思う。
まあソフィーの夢だったのかも知れんが、
ハウルの夢だったとしたらおもろいな。
昨日ふらりと舞い込んできた薄汚いババァが
枕元にあらわれて「愛してるの!」と叫ぶ夢…。
えっ、10回観に行った人いるのか〜。。。すごいね。
223 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 21:00:58 ID:dtyPPU15
>>220 > ハウルが良かったと思う自分も、批判派を理詰めで納得させるのは正直難しい。
> 逆に「ここが良かった」と簡単に分析できない魅力が、ハウルにはあるのではないだろうか。
> 簡単に分析できるような安易な魅力なら、10回も見に行くような濃いリピーターは生まれないだろう。
> ハウルの真の評価は、後数年しないと定まらないと思う。
>>220 同意。
金曜ロードショーの時のここが楽しみだな。
ハンサムで空中遊泳を楽しませてくれた人に「好きです」とは言えても
「愛してます」じゃ引かれるよな。
家庭を持つらしいが、自分の人生を共にして行きたい人と感じるまでには
描かれてない。
>>204 信者、信者とレッテルを貼り続けたり「大人の絵本」とかいって
気に入ったフレーズを振り回して「ハウル」を楽しんでいる人を
くさす一部の人の書き込みはあなたの目には中傷とは映らないわけですか?
なんだか被害者意識が丸出しでイヤ〜ンなかんじ。
それはそうと「ハウル」を何回見ても納得いかないところが2つあるんだけど
1.汽車の煤煙の中をくぐり抜けているのにソフィーが汚れていなかった
実際はどうなんだろう?やっぱり汚れるよね。
2.床を水まいてモップでゴシゴシやったあとに暖炉(竈か?)の灰を掻いてたけど
掃除の手順的には灰を掻きだした後に床掃除をやらないか?
「ハウル」自体は好きな映画だしマンセーなんだけど、どうもこの2つだけには
ひっかかるんだよね。
>>227 「大人の絵本」というのは、なかなか言いえて妙だと思うんだが。
>>227 「大人の絵本」とデウス・エクス・マキナの合わせ技。
大人の絵本ってアニメだと「木を植えた男」とか海外の芸術性の高い
絵本アニメのことをさすんじゃないの?
ハウルは、「娯楽大作王道アニメ活劇ファンタジー」だろう。
最悪だ
23 名前:名無シネマさん[sage] 投稿日:05/01/02 20:56:02 ID:XaR/If1v
ジブ美短編の「星をかった日」は、ハウルの短編じゃなさそう。
原作が井上直久で2年前から企画されてたもので、宮崎駿版イバラード。
ttp://artgallery.co.jp/iblard/tobu/ghiblianime.jpg ↑
「星をかった日」の絵コンテの一部が見れます
絵コンテに出ている登場人物4人もすべてイバラードの人ですね。
(ニーニャ、ノナ、モグラのスコロッペ、カエルのメーキンソー)
ハウルの過ごした小屋が背景の一部として使われる事はあっても、
ハウルが出てくる事はなさそうです。
全体的にスレの流れみてて思うことはみんな宮崎の昔のアニメには寛大なんだなってことだ。
ナウシカ、ラピュタ、トトロなんて当時の視点からみたら子供騙し、オタク向け等々、散々な言われようでしたよ。
物語もご都合主義と切られ、子供騙し、うまくいきすぎるなどなど痛烈な批評ばかり。宮崎駿も新聞等で必死な主張を繰り返していたね。
今のハウルにマスコミが悪評を突きつけれないのは国民的アニメになりすぎたせいだよ。
はっきりいって宮崎駿はナウシカの時代から全然変わってない。紅以降の宮崎作品を別格に扱うのは最近宮崎を知った連中ですか?
宮崎の代表作はコナン、カリオストロまで。それ以降の宮崎アニメはずばり同レベルです。
ナウシカ以降、鈴木Pと組んだのが宮崎駿の最大の失敗でしたね。
ラピュタの時代がよかったとかトトロの頃は良かったとか言ってる奴らははっきりいって皆宮崎信者、同じ穴のムジナ同士仲良くしとけってことで。
234 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 21:20:25 ID:dwO+i0UM
>>231 > ハウルは、「娯楽大作王道アニメ活劇ファンタジー」だろう。
釣り?
236 :
まる:05/01/02 21:21:10 ID:ualS0QZL
携帯からなので過去スレ読めないのだが、大人の絵本てなに?
>>231 ここで言う大人の絵本は
少し前にやたら出ていた癒し系の絵本などだろう。
「いつでもあえる」とか
ペット死や動物が死ぬ等にスイッチがある人が反応して感動してしまうが、
それらの主題に感応しない人にはあざとさの透ける安易な本に見えるという・・・
まあいい意味じゃないんだろ<大人の絵本
「大人の絵本」説を唱えた本人はいい意味で言ってないが
「言い得て妙」と言ってる人たちはいい意味(?)で使ってるんじゃね?
とにかく、「大人と3歳の子はたのしめる」と「大人の絵本」、
それぞれアンチと信者の心を深く抉る言葉であるということだけは
前スレ後半から今の流れでよーくわかったよ・・・
>>240 良い意味でも、悪い意味でも、言い得て妙って事だと思う。
ハーレクイン説はどうなのかいな
>>243 そんな説まで出てるんかい!
じゃあオレは踊る大捜査線説出そうかな、ウソです。
>>243 ハーレクイン読んだことがないからわからん。
なんとなく、良い意味でも悪い意味でも通じそうだが。
ガンダム3やってるけど皆見ないの?
>>247 評者は、マイナスとかんがえたようだが<ハーレクイーン
セクハラユ墺x粡窶盒筥篆メ筥ワュ萎篋臥蟶篆籘錺盒メx筱ヤS箝??筅糲篆笋。
サスケ竕籠筰笶ユj集筱セクハラ篋筬竡シノブユB糅フォ?閨[箙竡笶籘
竊篆イイ盒筥。セクハラ粲錺簓箴糺簓、フォ?閨[籘ヤセ?ミ粡篦ー筰(笑)
竊竦糀粡?�竍糺シノブ筱粐篆粡竚可愛笋ワケ箴。
バカ(?クム?)粡窶笋筅筰篳筅笋筅蠑ムt筱メミ窶粲竊竡筮ワC痒竕籠箴糺簓
箜筅・・・メVヤR粡窶笋筅筰・・・簗簗笋筅盒筥粲錺簓箴竕竦。
眥ワヌ盞筬箏窶竡竚笋筅筰・・・箏筰籘ムチムチ箏笋窶竡箏・・・竦竦。
ケ?閭鞣旁E?ナミコ笶?蜒Y粡糜篋筱竕籠竚籘ワC?鰾�杏箝盒筥竡オイラ籘
シノブ箴竚竕籠筰ヤSヤR・スワC竕笶竝簍〜メVヤR笶竕竏竡ワZ粡篦ー筰(笑)
竚籘筰箝ヤS箝蟐ミ�糅盒筥篋竏竕笋キャラクター粲笋笋竝簍。
竚筰竕籠竚筰蕉笋窶篆粡ナ?ワホドGA篆ミ?ワフィーΒ筱錺簓竕笶粲
メムト笶ム鰉R筰竚?�鏐窿ワC筱篦簓竊箏篆。ムチムチ粲箏窶竕笋筱(笑)
>>248 凄く腑に落ちたよ。自分は楽しめなかったくちだから。
>>247 >ただ好きな男にキスするよりも、なんだかよくわからないが戦争か何かで
>傷ついてきた好きな男にキスするほうがより興奮するってだけのことだ。
>(中略)正しくハーレクインロマンスであるために、戦争の描写は断じて
>いいかげんでなくてはならない。イメクラの小道具ぐらいでちょうどいい。
この部分すげえ。精神的に50回くらい頷いたよ。俺もこのスレで、さんざ
戦争についてウダウダ言ってたけど、もうこの意見で綺麗さっぱり納得した。
昼メロでも描きかたによっては良い映画が出来ると思う。
感傷的なものに徹底できなかったのが問題あると思う。
>>247 >例えばオレや大半の男どもが喜ぶエロ小説やポルノ映画やアダルトビデオだって、
ほとんどの女性から見れば中身がないバカげたものだろう。だからといって、それら
に価値がないとはならない。存在しなくていいとはならない。同様にハーレクインロマ
ンスをなぐさみとして、それを読むことでどこか救われている人々をオレはバカにしない。
ほんとうは軽蔑したいんだろうな
>>243 私は楽しめたクチですが、
ハウルがハーレクインロマンスだというのは、そうだな、と思う。
ってハーレクインは読んでないので、「成人向けの少女漫画的世界」という解釈の上で語るけれど。
だからこの映画は、大人の男の人には結構キツイというか理解しがたい世界なんじゃないかなあ。
あと、性別が女性であっても、「乙女チック度」が低い人にも辛いとおもう。
だから激しい拒絶反応が出てるのではないかと思う。
乙女チックなハウルと対極にある映画は、男のロマン満載の紅の豚じゃないかな。
ちなみに私のいってる少女漫画というのはここ最近のものでなくて、初期の頃の「所謂少女漫画」です。
まあ、婆さん三人が一人の美青年を奪い合う話、
ととれなくもないしね
ハーレクインロマンスっていうのは
普通のラブストーリーのドラマや映画・少女漫画と具体的にどう違うんですか?
読んだことないからよく分からん。
>>247 ちょっと記憶が曖昧なんだが、過去スレでも、戦争云々の議論時に
「これは少女漫画の世界でソフィの視点だからいいんだ」ていうような意見があったと思うが
それと基本的には同じ事を言ってるんじゃないか?
258 :
ま:05/01/02 22:00:16 ID:ualS0QZL
ハーレクイン!?
それ、当たってるね(汗大人の絵本にも納得。
私は最初鼻で笑いながら映画館を出てきたクチだが、妙に癒される感じがあって、ついもう一度観に行ってしまったのだよ。そこでハーレクイン効果に絡めとられたというトコロか。。
ところでガンダムどこでやってるの?
通常の恋愛モノにおける、好きになるまでの過程の描写が全部すっとばされること。
ひたすら主人公の女にとって都合よく、甘美な世界を描くことに徹底してること。
上記2点がハーレクイーンの特徴らしいですけど、ほんとなのかな。
読んだことある人の意見ききたいですね。
>>257 言いたいことは同じなんじゃ。
ただ、少女漫画がいわゆる「少女漫画」的な表現だけじゃなく
より広範囲をカバーするものであるのに対して
ハーレクインロマンスは多分かなり用途が限定されていて
よりピンポイントではまった表現であるように思えるということでは
俺がこの映画面白かったのは、なんつうのかな、
銀河鉄道の夜で見たカムパネルラとの旅行は結局、なんだったのかって
個々人で勝手に解釈するしかないじゃん。
でも「あれは絶対にこうだった」って決め付けずに見る事もできると思うんだよね。
単純に夢だったと思ってもいいし、本当に鉄道に乗ってたのかもしれない。
でもそれって結局の所どっちでもいいと思うんだよね。
(解釈をせずに終わらせるというか)
説明がすごい難しいんだけど、ハウルって何かそういう日本的な、
と言うか童話的な(宮沢賢治的な?)曖昧さがあってそこが俺の中では面白かったな。
もちろんそれがただ単に手抜きに見えてもそれはそれで正しいと思うし、
それが本当の所なのかもしれないけどね。
262 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 22:07:42 ID:4lCpa2lu
私が思うに、
男性だったら妻子など守るべきものがいる、またそうする自分に不安を伴っている。
女性だったら、子供がいて常に自分と子供と向き合いながら、何かに不安を感じている
もしくは恋愛に敗れて傷ついた経験がある。
そういう人には訴えかけてくるものがある映画だと思いますよ。
つまりある程度の人生経験を踏んだ人は、きっと何かを感じているような気がする。
今、批判している頭でっかちの青二歳の諸君ももう10年したらわかる世界じゃ
ないのかなぁ?
263 :
ま:05/01/02 22:08:30 ID:ualS0QZL
小学生の頃、友達のお母さんが貸してくれた。その頃は、お腹抱えて笑いころげながら読んだ記憶がある。。
>258
千葉テレビ。もう終わったが。
>通常の恋愛モノにおける、好きになるまでの過程の描写が全部すっとばされること。
それなら「ハーレクイン」説同意。
しかし、感傷的なメロドラマとしてならハウルは後半ファンタジー活劇なってる
からメロドラマとしても中途半端。
>261
>と言うか童話的な(宮沢賢治的な?)曖昧さがあってそこが俺の中では面白かったな。
絵本というか、童話って抽象的なことの集まりで、ハウルは活劇ファンタジー
の具体的なストーリィを追ってるからまったく違うと思うが。
自分の経験を投影しないと感じるものがない映画、というのが
つまり「大人の絵本」といわれる所以なのだけどな。
ただ、恋心というのはそれほど人を選ぶ経験じゃないと思うんだけど
この映画はそれ以上に共感できない人が多いのではないかというところが。
>>261 オレも実は『銀河鉄道の夜』のこと考えてた。
散文的な構成だよな。
あと、宮沢賢治と宮崎駿にはかなり共通点があるかも、なんて。
「共通点」のところは単にオレの妄想だから披露はしないが。
267 :
ま:05/01/02 22:17:53 ID:ualS0QZL
大人になるにつれ、嫌でもいろんなスイッチを持つ事になるからね。
以前あったレスでお父さんと観に行った女の子、お父さんが「僕はソフィ達が安心して暮らせるようにしたいんだ!」というシーンでスイッチ入ったらしい。私も今そのシーン思い出しただけで涙出てくる。父が自分達のために頑張ってくれていた姿を思い出すからね。
>>258 初回は狐に包まれた気持ちだったけど、
妙に癒される感じがあって、ついもう一度観に行ってしまったのは同じ。
ハーレクイン効果ってよりなんか家庭的なムードにやられた。
恋愛物というより家族物って感じたなあ。
ハウル原作も読んだんだけどこれもハーレクインとやらに入る?
絵本的というのは、具体的なストーリィ展開ではなく、抽象的な事柄に
することによってより共感しやすいというか個人の事柄に投影を感じさせやすく
してる物だと思うが
具体的な手法を取ってるハウルでは曖昧さは許されない事なんではないか?
ていうか、ただリアリティの薄い不親切な映画を「曖昧さ」でごまかしてるだけ
のように思う。
271 :
266:05/01/02 22:27:30 ID:f2PPJQsp
「散文的」を間違って使ってしまった。
まとまりのない詩的な感じと言いたかった・・・スルーしてくれ。
>>249 >セクハラムチムチ(笑)
な・・なんて書いてあるか読める人、読んでくんさい(゚Д゚;)
>>259 以前古本屋にいた時に、ハーレクインの漫画ってのがあって読んだ事ある
んだけど、かなり都合よく話が進んでいた様な記憶がある。
主人公の(冴えない)女性が本人は気付いてないけど、性的な魅力があって、
自分の思い人と体から関係が始まる、とか性的な内容が多かったと思う。
肉体関係から始まった恋も、最後は真実の愛を手に入れる、みたいなオチとか。
初めてなのに無理矢理身体を開かされて処女を奪われてしまって、その
男性を嫌いになってしまうんだけど、その後色々あって両思い、とか。
結構過激な内容が多かったので、あんまりハウルとの共通点は考えなかったなぁ。
勿論過激な内容以外のもあるんだろうけど、呼んだのは暇つぶしにほんの一部だけなんで。
賛否両論ですね
こういう内容にしたほうがいいんじゃないとか口出しできる、
現代の面白いとかがわかる達者なお方は制作のなかにいらっしゃらんかったんですかねぇ
いらっさるんでしょうが・・口出しはでけないんでしょうねぇ・・・ー
279 :
259:05/01/02 22:50:41 ID:q1d0lJCL
>273
情報ありがとうございます。
ハーレクインにも色々あるのかな。それだけだとよく分らないですね。
今度本屋で立ち読みしてみようかとも思ったけど、オッサンが
こんなの読んでたらかなりヤバいだろうしなぁw
280 :
ま:05/01/02 22:54:16 ID:ualS0QZL
私にとっては、ハーレクインというよりオペラだな。なんつか、ストーリーはあるけど、メッセージ性は無い。でも、場面場面で歌われる愛の歌、アリアの情景に思わずポロリ来る。鳥肌が立つ。前後ははっきり言ってどーでもいい。
空中散歩
朝食
髪染め事件
王宮脱出
お花畑
以上のシーン以外はほとんど寝てる(^o^;)
>277
(;´Д`)なんか、面白いもののことです
>>281 現代の・・・ってときがたつとおもしろくなくなるのかいな
283 :
まる:05/01/02 23:03:58 ID:ualS0QZL
ハウル原作、ハーレクインぽいかな、確かに。
女性向けだよね。
>>279 まあ、あんまり中身はないと思いますね・・・。
ようは主人公の女性が男性にどれだけ愛されるかって話なんで。
海外には少女マンガやレディースコミックなるものがないらしい
ので、それのかわりにハーレクインがあるんじゃないでしょうか。
古本屋あたりだと邪魔されず、こっそりと読めますよw
ソフィーが魔女に呪いを掛けられる所まではかなり良かったんだけどなぁ。
ナンパから助けてくれて空まで飛んだりしてさ、こういう路線、恋愛系なのか…
なんて思いながらもハウルちょっとかっこいいなと思ったし。男が言うのもアレだが。
魔女の呪いも話的に無理がないし次の展開を期待できるものだった。
画的な迫力もあったし、ここまでで違和感あったのはソフィーの声ぐらいだったなぁ。
そこからソフィーがハウルの城に入って好き勝手する辺りから微妙な違和感が増えていったなぁ。
今考えるとハウルの城のドアの説明なんて短くていいから他の事、
キャラの心情を描く(直接間接にかかわらず)とかに時間割けよと思ったなぁ。
286 :
まる:05/01/02 23:34:17 ID:ualS0QZL
私が最初に違和感覚えたのは、魔法に掛けられた時のソフィの反応。そうなる?みたいな。内面まで急にお婆ちゃん化してて、肉体だけ老いてしまった少女の戸惑いが感じられなかった。それから、なんで荒れ地に向かうの、わざわざ?とか、ハウルの城セキュリティ甘すぎだろ、とか。。
書き始めたら終らないくらい突っ込みどころあったけど、これはアニメなんだから、と目をつぶりながら観ていたよ。。
287 :
名無シネマ@上映中:05/01/02 23:35:42 ID:dLCAF+P/
オペラ的、と書いてる人がいたがなんか解るな。
自分はミュージカル的と思った。
美味しい場面(歌)がぎっちり詰め込んであって、慣れてる人にはもう堪らないし、
歌の素晴らしさだけで感涙モノなんだけど
何故唐突に歌い始めちゃうの?と、理性的に考えてしまう人には、
全く受け入れられない、みたいな。
宝塚的と言ったほうが更にいいかも。
>283
原作ハーレクインぽいのか?
あらすじ聞いた時は宮崎版美女と野獣になるかと期待したくらいいい話だと
思ったのになぁ…。
>>283 あの原作みたいなのがハーレクインなのか。
海外の少女小説=ハーレクインてことかな。
優れたミュージカルは、物語がしっかりしてて、その物語の流れの中で、場面場面を
もりあげる音楽が流れるから心に残るんだと思いますけど。
私はハウルは大嫌いですけど、サウンドオブミュージックとかマイフェアレディとかは
大好きです。
ハウルのように、場面と場面のつながりが悪ければ、ミュージカルでも受け入れられ
ませんけど、それは突然歌い始めるからではなくて、場面と場面のつなぎが悪いから、
物語がしっかりしていないから、ですね。
ソフィーはナウシカやシータのヒロイン顔の眉を太くした程度じゃなくて、
千尋をもっとブスにしたようなブタ系の顔にするべきだった。
不美人でコンプレックス持っているソフィーと
美しさに執着するハウルのコンビなら
美しくないソフィーに惚れられないハウルのジレンマとか
あっても良かったのにな。
もしくは、美しくないソフィーに惚れていくジレンマ。
そういうものがまるでないから薄っぺらくて、萌えで見れない人間には
なんじゃこの映画と思うんだよ。ラブストーリーならラブをちゃんと描け。
ソフィーがハウルに惚れる時も、結局はカッコよさに一目惚れだし。
ソフィーが不細工か・・・なんかそれだけで見るき失せそう
293 :
266:05/01/03 00:09:30 ID:D9fLun2F
なんかココ、アンチスレのリピートみたいになってないか?
つーか、ソフィは最後の最後までばーちゃんであるべきだったのではないか?
そう、そういうことだよ。ババアならずっとババアであるべきで
じっさい原作はそうみたいだし?
映画では、ババアになる意味がどこにもない。
ラストは美少女みたいになってしまったし。
「ヒロインは老婆、恋人は弱虫の(美形の)魔法使い」
ってコピーも無意味だった。
中途半端なんだよ。
>291
ソフィーはブスというより、自分がブスと思い込んでる性格ブスだったんでは?
>294
それは絵的にあんまりロマンチックではない。外見を変化させるのは映画では
良かったと思う。
だとするとソフィがばばあである必然性が薄かったのではないか?
>>293 アンチスレのリピートでもあるし
公開時からのアンチレスのリピートでもあるし
>>232 衝撃だ…
激しく残念。…まぁ、でも見てみたい。
婆の外見になって激しく落ち込むヒロインソフィーと、
外見婆でも内面に惚れて愛するイケメンヒーローハウルの
超王道型恋物語(美女と野獣の男女逆みたいなの)を期待してた人が結構多いのかな。
まあ、宮崎がそんなベタベタなのやったらそれはそれで激しく叩かれそうな気もするが。
この映画大嫌い決定!で話し合う余地のない人は、アンチスレでやってくれないか。
たのむよ。並マンセーは他に行くとこないんだ。ちょっとはゆずってやってくれ。
つか、本当におばあちゃんと魔法使いのロマンスなんだとおもってた
だが地味な女やおばあちゃんの皮をかぶった「典型的なジブリヒロイン」だったので
すこし残念に思った
>>297 おばあちゃんにならなければ、ソフィーは
冒頭のいじけた女の子のままだったんじゃないだろうか。
おばあちゃんになって初めて少女である事から解放されて、行動ができるようになったんだから。
少なくともハウルと恋はしなかっただろうと思う。
呪いで馬にでもなったほうが、まだ話になったのではないか?
どうしても婆さんにしたいなら、不本意ながら店の人や町の人に嫌がらせを受けて追い出された方が良かったのでは?
>>303 なんか、その説をよく見るんだけど、
地味な女が、恋を知って魅力的になる
だけで十分な気がするんだよねえ。
わざわざおばあちゃんにしなくても・・・
しかも、解脱(?)後いきなりジブリヒロインだし。
ナウシカソフィーの
その典型的に萌えてしまったのも事実で…そんな自分がせつない…
ソフィーの若返り演出は、ハラハラして面白かったと思った。
どこまでハウルは知ってんやらハラヘラって。
最後までずっと婆ちゃんでも面白いかもしれないがな。
ところで昨日見てきたんだが、
この映画って「自分を卑下すんな!」ってのが一番言いたいのかなと
初見で思った。
老い(ソフィー、荒れ地)とか
見目(ソフィー、ハウル)とか、性質(ソフィー、ハウル)とか
マイナスに繋がるばかりじゃななく、それは時として美点になるし
受け入れてくれる貴方だけの人もいる。そんなパンダ。
スレ遡ってないから、見当違いも許して髷。
>>306 正直萌えられた君がうらやますぃ
自分もあの声さえなければ萌えられたのに・・・・
吉田戦車のレビューの「俺はこの子に恋しちゃいかんのか!?」
というのが言い得て妙だったな・・・・
クラリスの声であってさえくれればなァ
原作者が、「ソフィは私」っていってたから、
年寄りである自分と18歳の少女を重ね合わせたくて
ばあさんにしたんじゃないの。
そしてその設定が面白かったと。
動物にされたりするんだったら、他の童話とかに既に有るからさ
あと、余り必然性のないパニックシーンはもういい加減やめてもらいたい。
わざわざハウルの城がソフィーのところまで来ながら走り出すところは
?(謎)×5
原作のおばあちゃん設定と
城が動く設定は生かしたかった
ヒロインはジブリヒロインにしたかった
このあたりのすりあわせがきっとうまく行ってなかったんじゃないかなあ
>308
でも婆さんらしいところが出だしのホンの一部では・・・
ハウルも初めから見抜いていたし、全く意味のない仕掛けになってしまってる。
>>307 賠償声不人気なのかぁ。結構しっくりきたんだがなー。
クラリスも大好きです。
>>305 ソフィータイプがハウルタイプに恋するなんて、
二時間ではよっぽどの事がないと無理だよ。
死にかけたのを助けられても恋はしないと思う。
たぶん原作者は「年寄りになって初めて解放される」って
女心を描きたかったんじゃないかな。原作読んでないけど。
>312
若いソフィーだけ別の人にすれば良かったのですよ。
>302
>だが地味な女やおばあちゃんの皮をかぶった「典型的なジブリヒロイン」だったので
>すこし残念に思った
同意。
コンプレックスをもってお婆さんにさせられたヒロインと、魔法使いとしては
変人の2人が生活する事によって自分探しするというか、
心温まる2人の交流が見られるラブストーリィファンタジーかなと思ってたなぁ。
ジブリにしては癖のあるキャラでどう描くか楽しみにしてたのに
ハウルはいつもの正統派ヒーローだし、ソフィもナウシカまでとはいかないが
正義感の強いヒロイン然としてくるし、がっかり。
もうほんとにジプリのキャラってワンパターン。
>>313 そこが不思議なんだよね。
ソフィタイプの女が更に年老いて醜くなったのに
美少年に好き!と言えてしまう心理がわからん
おばさんになると臆面もなくヨン様の追っかけができてしまうのと同じ?
というか、「恋する」というのは意志のちからやコンプレックスに関係なく
どうしようもなくなってしまう状態じゃないのか?
ソフィタイプがハウルタイプに「思いを伝える」のが出来ないというのは理解できる。
でも「恋におちない」
というのは違うと思うんだよね・・・
私も今日またみてきた(3回目)。
そして意見は
>>306と同じ。
噛めば噛むほど味が出るって感じで、自分は面白いと思った。
疑問点も残るけど、その部分は想像して楽めるから別にオケ。
そっかー、若い人か…確かにそれも有りだな。
でもそれだと、老女ソフィーと少女ソフィーが
本当に別の人間って感じだなぁ。
あくまでもソフィーはソフィーで、連続した一人の個、
っていうのが狙いだろうから、作品と矛盾しそうだしな。難しいもんだな。
でも萌えらんなかったのは、不憫だ。残念、色々ばんばれ。
>>315 そうそう。
ハウルもダメな人なんだかカッコイイヒーローなんだか良く分からない。
臆病なこと言ってる割には鳥人間になって戦場を見に行ったりしてたし。
ソフィへの愛を自覚する前だったのにね。
あと、花畑で軍艦?急に敵意をむき出しにするあたりも正統派ヒーローっぽくて違和感があった。
>>316 年老いた姿で「好き」なんて言うシーンあったっけ?>年老いて醜くなったのに〜
愛してるとか好きとかいうシーンは若い姿の時だけだと記憶してるんだけど間違い?
>>320 お前とはコミュニケーションする気にならん
>>319 ソフィへの愛の自覚って結構早かったんじゃないかな。
ハウルって最初からソフィーの事知ってるんだと思ってたよ。
>>322 だとすると、ソフィの前でふとんかぶってガクガクブルブルしてるような状態なのに
戦場には興味津々で乗り込んでいくのがよく分からない。
>>316 心の準備ができてないと恋ってできないよ。
心の奥でいいなと思っていても自覚を拒む感じで、本人にもわからない。
本人は恋してないと思い込むし逃げちゃう。
ソフィーが若いままだったらどんな事をしてでもハウルから逃げたと思う。
年を取ると図々しくなるのは本当。
あとソフィーの場合、急に年を取って変な意固地さが抜けたんだと思う。
若い女でいるのってソフィーみたいな子には大変なんだよ。説明難しいけど。
で、お婆さんの状態で女と言うことを意識しないで
ハウルと触れあって、受け入れて受け入れてもらって、
そういう段階を踏んで初めて恋をすることを自分で受け入れられたんじゃないかと。
>>323 あ、そうか!
となると、サリマンとソフィーがやりあった後にホレたのかな。
それ以前にトリ人間してた時って、ちょっかいかけては逃げてたって感じするね。
>313
>ソフィータイプがハウルタイプに恋するなんて、
>二時間ではよっぽどの事がないと無理だよ。
女性には母性本能があるから駄目な男ほど可愛く思えることもある。
だから戦場いって「恐いよ〜!」と泣きべそかいても愛情をもつことは
考えられるが、たぶん男性の製作者はヒーローでないと好かれない事しか
想像できなかったんだろうな…。
ソフィーがハウルを好きになるのは良く分かるが、映画の描写ではわからん。
美しくなければ生きる価値がないだっけ?
ハウルのあの言い分も意味がわからない。しかも闇の精霊だか出して大ゴトに
してるし。何がしたかったんだろ?
ハウルが楽しかった人はそういうところって気にならない人なの?
たいして必然性がないのにキスするのはやめてくれ〜。
6歳の子供が真似して近所の女の子にやってしまい、相手の親に怒鳴り込まれた〜。
>>324 >心の準備ができてないと恋ってできないよ
うん、それは分かるんだけど。
美しくないことにコンプレックスを抱いていた娘が
更に美しくなくなったことでそこまで突き抜けられちゃうものなの?
おばあさんの姿になったので家族として受け入れられたこと
と、ハウルに恋してもいいんだをイコールで結ぶのは
ちょっとムリがあるんじゃないのかな、とは感じた。
ハウルが弱っているところを見せてくれたので母性愛みたいなのを抱いた
ということなら上手く描写できてると思ったんだよね。
だから自分はソフィがハウルに恋をするのはまあ納得が行ったんだけど、
だとすると、おばあちゃんになる必然性が薄かったんじゃないのかなって。
歳をとるとずうずうしくなるのは、
図々しくなるに足る経験があるからでしょう。
外見が老いただけで一足飛びに精神的に達観できてしまうのがねえ
どうしても自分は受け入れられなかったんだよね
ソフィが荒地の魔女の嫌がらせで店を追い出されて
カブの導き?で城に行く
最初は自分なんかと卑下しているけど
ハウルの弱いところを見せられて母性愛刺激されて
ジブリヒロインになる
だけでも十分よかったんじゃないかなと。
>>328 ごめ。わらった。お疲れ様でした。
ヨーロッパなんて、外人なんて知らないけど、キスはするんじゃない?
ほんと知らないけど。
>>329 さらに美しくない存在になるから、逆に解放されるんだよ。
あれでもっと美人になってたらコンプレックス強化されてたはず。ハウルみたいに。
ハウルが母性本能刺激するのはわかるけど、それだけじゃソフィーは
恋愛するには無理があると思う。博愛にとどまっちゃうんじゃないかなぁ。
>>331 >さらに美しくない存在になるから、逆に解放されるんだよ
ハァ
それはもう自分の理解の及ばない範囲ですな・・・
>>332 ほら、自分卑下な人って、まず自分と同年代とを比べちゃうよね。
ソフィーだったら、多分他の若い女性と比べられて
ハウルに落胆されるのが怖いと考えるんじゃないかな。
だったら女と見られない老婆姿が気楽なんだよ。
334 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 01:42:33 ID:Fb5eNFLz
昨日ガキ連れて観にいったけど、フツーにおもしろかったよ。
ただ、監督はあれだけじゃ描き足りないことが結構あったような気がする。
断腸の思いであの長さにカットした経緯ってあるんですか?知らないけど。
自分卑下・・・自己卑下だろ・・・
そう!それ!
女とみられないから気楽
なのに
なんで突然自分が女でハウル大好き!
と自覚できたのか!?
それが謎だったんだよ〜〜
ソフィーは自分が持ってたコンプレックスとハウルの美の執着に共感するものが
あったんじゃないかな。人間として持ってる弱さに共感したというか。
しかし、これは映画で素直に感じた事ではなくて、シチュエーションから
脳内補完したものだけど。
情が移ったハウルが鳥人間になったりしたりして瀕死の危機を感じたから
「愛してる」(無茶は止めてくれ)って言ってハウルを救おうとしたのかも。
338 :
まる:05/01/03 01:45:42 ID:imSnxHNe
原作の味である老婆と美青年魔法使いの恋という設定と、お得意のジブリヒロインを使いたいという映画作成側のすりあわせができていないという意見に同意。
ほんと、映画ではソフィがお婆さんになる意味が無い。
ミュージカルはオペラと違い、ストーリーでしっかりと魅せる。オペラはトゥーランドット、指輪、アイーダなど長い話ほどとてもじゃないがストーリーを追いながら登場人物に共感などできないが、アリアで感激するために観る。
断腸の思いでカットした事実はない。
好きに作ってあれで全部。
>>336 ソフィーって一目ぼれっぽいよね。
とすると、体は婆だけど心は乙女のままってことで、ずっとときめいていた。
「愛してる」発言は夢の中だから、乙女心そのままぶつけてみた。
或いは、
>>337 さん説かな。
341 :
まる:05/01/03 01:58:21 ID:imSnxHNe
オペラも歌舞伎も古典芸能を味わうにはある程度勉強が必要。それこそ脳内補完しないと意味がわかんない。でもだからこそ何回か観ていく内に良さがじわじわとわかってきて、観る度に面白さが増してく、みたいな。
ハウルも同じ。ただジブリ映画はわかりやすさが命なのに、そんなに事前知識要求されてもなぁ、という感じだよね。
342 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 02:00:40 ID:e/PqEDGw
ソフィー可愛かったけど声がなぁ・・・・
343 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 02:07:51 ID:LG5vy57E
文化放送で鈴木氏が喋ってるね
ソフィーはハウルに一目惚れしたけど、若い時から自分の容姿に自信がなかった。
婆さんになれば、ハウルが自分に惚れない理由を「こんな婆さんだから仕方ない」
で片付けられるから「気楽」なんじゃない?単なる同居人として一緒にいられるだけで幸せって。
そういう意味ではソフィーは自分の恋心は封印してて、封印してたからこそ
気付いたら気持ちが盛り上がっちゃってて「愛してる!」になっちゃった、とか。ね。
>>342 美人の声って意外と良くないことが多いよ
ブスの方が声が良いときが多い(w
興行成績はまだ1位なんですか
348 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 03:09:14 ID:ob3NfWMa
若いときのソヒィめちゃおしとやかな声だったな。賠償が必死なのが通じたw
まぁあれはあれで良かった
349 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 03:26:32 ID:e/PqEDGw
>>346 レニーハート様(PRIDEでコールする人)もおばさんだしね・・・・
351 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 03:46:24 ID:9p6oEbxR
>>247 ペンクロフ、俺こいつ好かんけど
やはりレビューの語り口及び読み手意識及び
嫌いな映画を何故嫌いか語る能力は一流だ。
このレビューはつまり、ハウルを一ジャンルとして認めることで
逆にある種の可能性を徹底的に否定しているわけだ。
公開当初結構いたはずの、作品における平和だの愛だのの
素晴らしさを力説してたようなやつはもう黙るしかない。
スレがアンチスレのリピートになってるに同意。
もう妥協的意見だらけになりつつある。
>>247でも並べて語ってる、「ハウルはAV」だって意見にしたって
アンチスレでもすでにさらっと語られてたよな。
あと、この映画は、ソフィーの見ている都合のいい妄想だ
って意見で盛り上がったこともあったが、
当時本スレに持ち込んだら「ありえね」とか反論食らったもんだが
本スレも相当にテンション下がってるね。
353 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 04:09:14 ID:oKvX4eap
今日観てきた。
映像素晴らしい!!感動した。
で、どこでもドアがあるのに城が動く意味と
おばあちゃんになった呪いがどうなったのか
そもそもおばあちゃんになる意味がどこにあったのかが
いまひとつよくわからなかったのだが
過去スレのどのあたりを読めばいい?
容姿コンプレックスというよりも
楽しめない症候群という感じ。
楽しんではいけないというか楽しんではいられないというか。
良くない方に気が張りすぎている。
顔の作りの良し悪しではなくて心が楽しくないから表情が曇る。
曇った表情が辛気臭いなーという自覚はあるから
鏡の前で笑ってみたりするけど作り笑いキモイと自爆。
婆ちゃんになって
「ここにはいられないわね」
というのはほんとに救いだったんだろう。
「いられない」理由がなければ店から逃れられなかった。
帽子を作るという職人&芸術家的仕事と
仕入れとか納品とか接客とか従業員との関係とかの事務的な仕事と
両方の責任を負っていそう。
お母さん「どう?こんなの流行ると思うの〜♪」
女の子達「奥様素敵ですぅ〜」
ソフィ「(ちょっと待ってそれ私が作るの?私に作れっていうのそれを?
それ商品化したら材料費があれこれで定価がこうで大体それほんとに売れるの?
売れるの?売れるかもしれないけど、でも私そんなの作りたくない〜)」
「(お父さん、私帽子作るの好きよ。このお店だって好き。でも楽しくないの。帽子をつくってても全然楽しくないの)」
なんての想像してしまいました。
想像でいいよね。
妄想と言われるの好きじゃない。
>>351-352 結局のところただ単に有効範囲の狭いそういう手法だったわけで・・・
わからない奴がバカというよりわからなくてよかったという流れになっとる・・・
あと普通に面白いと言ってた奴はいいんだが
>作品における平和だの愛だのの
>素晴らしさを力説してたようなやつ
こいつらに今一度話を聞きたい。いいかげん去ったか?
ところで娯楽性をあえて抑えてあるという意見もあったが、
娯楽性が無くなったらこの映画どうなんの?
357 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 04:55:32 ID:1robQ9W2
楽しめなくてよかったと胸をはっていいたいw
そろそろこのスレのマヌケ信者どもがバカにされてるの見るのも飽きてきた。
そろそろお前ら存在価値無くなったから消えてw
358 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 05:03:42 ID:Z0BDJ7Yg
そもそも城の動きがヘンだよ
王蟲よりぎくしゃくしてるし
そもそも歩きかよ! もっと動きを重視しろよと。動く城なんだからさ。
これなら超時空の動く要塞マクロスの方がまだ動く。
もうタイトル変えろよ。ハウルのしょぼい城とかに。
城くらいは褒めてやれよ。
それしか形に出来てないんだからw
量感ちぐはぐで萎えたけどねw
247の
>ただ好きな男にキスするよりも、なんだかよくわからないが戦争か何かで
>傷ついてきた好きな男にキスするほうがより興奮するってだけのことだ。
>(戦争を)ちゃんと描いてしまうとハウル君とのロマンスは焦点を失い、
>快感は減り、気まずいことになるのでうまくない。
>正しくハーレクインロマンスであるために、戦争の描写は断じていいかげんでなくてはならない。
これはこの作品の本質だろう。
ソフィーの家族が何故にああも記号並みの薄さなのかといえば、
実はこちらも奥行き薄めな(ハウルを始めとする)動く城一家に
シナリオ上、重みが勝ってしまってはいけないからで、
まあこの映画、何もかもが薄っぺらくて当然なんだな。
(薄いこと置いといても欠点は他にもあるが)
アンチって笑える奴が多いなw
原作はハーレクインとは違うだろう
恋するに至る段階は丹念に追われてるからな。
(とりあえず映画よりははるかに納得できる)
なんていうかむしろアレは・・・ラブコメ?
女の子対応のラブコメ映画
基本的にああっ女神さまっと同じ話ですねんこれ
ピッコロ社でのフィオとハッター帽子店でのソフィが対照的だなぁ・・と感じた。
>>362 アンチ巨人とか、アンチ○○ってのは昔から必死さが笑えるもんですよ。
ネガティブ思考な人生で気の毒だなあと思いますね。
謹賀新年
ハウルによろしくね。
年が明けても、満員御礼。
若干、鈴Pの文字がムカつくんだが。
今作は風呂敷のたたみ方はすごい強引だったけど、映像と宮崎の家族観恋愛観みたいなものが見られて面白いと思う。
で、ハウルを好きか嫌いかどうでもいいかというと好きになってしまった。かなり深く。
それでマンセーとアンチをみててふとかつての自分を思い出したことがある。
以前、友達がさりげなく(しかし話をすると熱狂的なファンだとわかる)すすめてくれたデビッド・ボウイの「地球に落ちてきた男」をボロクソに言ったことだ。
俺はその映画の否定的意見ばかり述べ、友人は俺の意見を聞きつつ合間合間にボウイの魅力を語ってきた。
なんかその関係に似てるかもしれん。
あのときは二度とみるかと思ってたけど、地球〜を観てから何年もたってるので、今観ると違った見方ができるかもしれない。
将来テレビで放送されたら観ようと思う。あのとき友人がなぜそこまでハマってたかの確認のためにも。
チラシの裏にでも書けばいいことかもしれないけど、このスレでほんの少しだけ懐の広くなった自分を作ってくれたのでここに書くね。
>>227 > 2.床を水まいてモップでゴシゴシやったあとに暖炉(竈か?)の灰を掻いてたけど
> 掃除の手順的には灰を掻きだした後に床掃除をやらないか?
原作ではたしか、もういちど床掃除をしなくちゃならないことに気づいて、ソフィーがムキーとなってた描写があったような気がする。
>>369 何が何でも自分が精神的優位に立たないと気がすまない人ですね
>>369 いいこといった!
昔だめでも今度見たら大丈夫?な時ってあるね
くろねこ亭の原作者インタビューによると、
「ジブリが彼をおしゃれで、惚れっぽくて、髪の染まり具合を気にするキャラクターのままにしておいてくれることを望みます。
本が出版されて以来、世界中の若い女性達がハウルと結婚したいけど彼は実在するの?って聞いてきます。
これ(ハウルのキャラクター)は失いたくはないわ」
とのこと。ハウル公式サイトのがやがや部屋や、ハウルファンサイトの日記等を読むと、
この映画は原作者の希望通りの出来と言えるのではないかな。
髪すぐ立ち直ってたよね
>「ジブリが彼をおしゃれで、惚れっぽくて、髪の染まり具合を気にするキャラクターのままにしておいて
> くれることを望みます。
全然描かれてないよね。髪を気にするシーンはあるけどなんだか取って付けたような
浮いてたな。ていうかほとんどジブリのヒーローキャラ。
癖のあるキャラに描き切れてないのも中途半端。女の子に言い寄ってフラれる
シーンくらい追加すればいいのに。性格ダイスみたいで見た目は美形キャラくらい
くずせばいいんだよ。おもしろそ〜。
>>375 まあね…(;^_^A
むずかしいね。この映画は…皆こんなに振り回されて…
私ももののけは苦手だし。まだ2回位しか観てない。
もっと年とったらまた観てみたいな。
377 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 11:37:45 ID:su7dPrs1
>>319 ハウル、戦場では見てるだけじゃないでしょ。
敵も味方も関係なく、戦争の道具を壊しまくってる。
まあ、花畑でソフィが居るというのに手を出したのは唐突だけど。
ソフィーが婆さんになったあとの性格が違うのは、
見た目だけが婆さんになってるわけじゃないから。
中身が18歳だと思ってるから違和感を感じるんじゃない?
外見、内面と両方婆さんになってるだよね。
「慌てるとろくなことが無い」「ありがとさん」「年をとると〜」
ソフィーは年をとった演技をしているわけじゃなく、実際に内面も婆さんだからこそ
すんなり婆さん言葉が出てくる。
私は、8回目を見た時に納得した。
ちなみに、ジブリのスタッフも最初は外見だけが婆さんだと思っていたらしい。
外見も内面も、ソフィーが実際にその歳になった時のものです。(ロマンアルバムより)
↑
これを読んだとき、ハウルはソフィーに年をとったといって幻滅することは無いんだと思った。
お婆ちゃんのソフィーを見てきたハウルは一生ソフィーを愛せるはず。
ハウルって性格弱虫って設定になってるけど、戦争で何をやってたわけ?
いまいちよくわからなかったんだけど。
化け物になる必要になる何かがあったはずだよね。
>>377 臆病でベッドでガクブルしちゃうハウルなのに
ソフィとは関係なく戦争に介入してたのか
やっぱり正統派ヒーロー的性格と原作との折り合いがついてなくない?
>>378 内面がおばあさんになるのは(人が歳をとると性格が変わるのは)、
そこまで生きてきた経験があるからでしょう・・・とか考えちゃだめなんだよね。きっと。
381 :
ま:05/01/03 11:57:26 ID:imSnxHNe
じゃあ女の子が魔法に掛けられるクダリはいらないじゃん。
まんまお婆ちゃんと美青年魔法使いの恋、でいいかと。
精神までお婆さんだったら、あんな恋愛にはならないよ。
>>381 ソフィーが元からばーちゃんだったらいいじゃんってこと?
ソフィは心の成長が出来なくなっちゃわないかい?
≫381
「あんな」恋愛のあんなってどう言う意味?
婆さんだったら恋愛が出来ないと思ってるわけじゃないよね。
だからさあ、これは少女の夢の世界だ、
「少女漫画的」「童話的」「ファンタジー的」ってのも前々から言われてなかったっけ?
そしてそれを肯定的にみるか否定的にみるかでアンチかどうかになるだけでしょ。
で、この作品のテーマに平和とか愛とかを見いだした人がいたとしても
それは当然だとおもうよ。それは少女の夢に当然必要なことなんだから。
みんなが仲良く自分を受入れてくれる世界ってのが少女の夢の世界でしょうが。
正義とか、理屈とかじゃなく頭もたいしてよくもない「だって可哀想じゃない」みたいな
原始的な愛を持ってる少女が主人公であることにより
そういう愛こそが憎しみを乗り越えて、敵だった相手も受入れられるんだつーことでしょう。
385 :
ま:05/01/03 12:17:00 ID:imSnxHNe
あ、そーじゃなくてもしもソフィが肉体が老いた時点で内面までいきなり老婆化していたとしたら、外見は魔法で老婆に、でも本当は少女、という肉体と精神のアンバランスというジレンマを抱えた少女の気持ちに共感できなくなるなと思って。
>>366 野球に興味ない人にとって、巨人ファンほど鬱陶しいものはない。
勝ったと馬鹿騒ぎし負けたと大騒ぎし。
巨人の悪口を言うと途端に機嫌が悪くなるタクシーの運チャンとかいるらしい。
ハウル詰まらなくなかったけど(特に面白くもなかったけど)
徳光のようにあんまり熱すぎると返って冷めるのよ。
387 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 12:18:34 ID:gPc1YNQe
この映画はディズニーランドが楽しめるヤツは無条件で楽しめた筈だ。
俺の周りで「つまらん」と言ってたヤツは皆TDR嫌いなヤツだったというのは
ただの偶然ではあるまい。
388 :
ま:05/01/03 12:32:17 ID:imSnxHNe
私はディズニーランド醒めつつ楽しめるよ。それと同じで、この映画も批判精神を保ったまま愛していますが。盲目的な愛は愛ではなく自己投影なんじゃないか。
「あんな恋」というのは、ソフィに大人の余裕が感じられないという所かな〜。初恋をしている少女の目線だと思うんだけど。美しくない自分を悲劇的に感じて、雨の中飛び出して泣くシーンとかね。
389 :
まる:05/01/03 12:46:09 ID:imSnxHNe
本当に90歳のお婆なら、とっくに自分の外見に折り合いつけてますよ。
ハウルを好きでも、彼はまだ若く未来もあり、自分のような老婆でなく、若くて美しくて気立ての良いお嬢さんと恋をする機会が沢山あるってわかるから、自然恋心から、見守るだけの優しい感情に変わっていくのが老婆の恋だと思う。
>>386 自分にとっては熱狂的阪神ファンほど迷惑でうっとおしいものはない。
ヤツら、物は壊すし川に飛び込む。どんだけ公費使ってると思ってんだ。
それにくらべれば巨人ファンやここの信者はまだまだ無害でカワイイぞ。
そのくらいほっといてやれ。
>>343 もう見てる。金曜ロードショーで「千と千尋」の前にインタビューされていたよ。
自分が伝えたかった事は、愛情こそが一番大切ということ、愛さえ深ければあれば色んなことが何故か必ず上手くいく、
愛情こそが魔法。宮崎監督の作品にもそれが受け継がれていて嬉しかった、
とのこと。
392 :
まる:05/01/03 13:00:39 ID:imSnxHNe
だから、肉体は魔法で老婆に変えられても心は少女のまま、っていうアンバランスさがファンタジーの世界では許されてるから面白いんであって、本当に90歳の老婆と青年の恋ならファンタジーじゃないじゃん。
パヤオは、あの方は肉体は還暦でも精神は限りなく18歳なんだと思う。ある意味自分で自分に魔法をかけて、精神の老いを防いできたんだと思うよ。芸術家にはそういうタイプが多い。その分回りが迷惑被るけどそこは芸のためってことで。。
このスレ
それでも私は好きなんですみたいな
みじめったらしいレスだらけになってきててオモロイ
あとは相変わらず妄想でさらにオモロイさげ
ものの見事に釣られてるバカ
>>393 好きなもんは好き
嫌いなもんは嫌い
あっさりした意見も受け入れらんねーのか?
切なく穿ち過ぎダンボ
って釣られてみるマンボー
397 :
ま:05/01/03 13:13:46 ID:imSnxHNe
歳を取ると誰しもが、肉体の老いに追い付いていかない自分の心を持て余すっていう感情を多かれ少なかれ持つものだ。
昨日までお下げ髪の少女だった自分がいつの間に化粧してヒール履いて作り笑いをしながら世間を渡っているんだろうと、愕然とすることもある。まるで誰かに魔法をかけられたよう、と。
パヤオはそんな精神と肉体のアンバランスさに戸惑う皆の心を魔法を掛けられた少女という形で表現したんじゃないかな。
なるほどなーさっぱりだった所がマンセーの説明聞いてちょっと見えてきた気がするぞ。
元々自分の容姿にコンプレックスがあり
いやにモテモテな妹の件もあり異様に美男子なハウルとの出会いもあり自分に自信の持てないソフィー
↓
荒地の魔女の呪いに腹が立ちつつも
「容姿に価値などもはや無い老婆」の姿・立場にコンプレックスから解放された気分もまた味わう
ってこういうことなのね。
それなら急に泣いたりとか弱虫でいいとかに納得がいくなぁ。
前半部のエピソードのつなぎが窮屈だったからかなぁ
上段のソフィーのコンプレックスにほとんど気づいてなかったよ・・・。
いや鏡みて帽子かぶったりとかあったんだけどね。それそんな気にしてたの?って感じか。
どうせやるなら
もっと卑屈にソフィーを描いて>老婆になって周囲の態度が変わる>もう私はこれでいいわ元々ダメだったしと開き直る
とかぐらいまで親切にやってくれたらきっと映画の評価全然変わるんじゃなかろうか。
いや不親切なのが今回の狙いなら結局だめかもしれんが。
キチガイだらけでキモイな
(*´∀`)
>>398 やりたいことはわかるけど・・・
ってのが大体のつまらない映画の正体だからなあ。
>>390 ?・・・・どっちでもいいよそんなの。
兄貴が巨人馬鹿でウンザリさせられてるという経験上の事でもあり。
狂信的というのは精神衛生上よろしくないのは確か。
煽りを抜かせばここのアンチだって無害で可愛いよ。
全部が煽りに見えるとしたらそっちの方がおかしいと言ってるだけ。
マンセー側の解釈もちゃんと参考にしてるよ。
ソフィーの心情が風景に表れてるという解釈は成るほどと思った。
>>366みたいなのはお断りだけど。
やりたかったこと自体は透けて見える。
なんでこんな何も掴めてなさそうな演出なんだろうと思いながら。
衰えは隠しようが無いな。
もうそれも聞き飽きたな
405 :
まる:05/01/03 13:29:47 ID:imSnxHNe
教科書的で当たり前すぎてつまらない感想だけど一つ。
これは、パヤオが自分の老いを受け入れようとしてもがいている作品のようにも思える。
肉体は老いても、精神は若い頃と変わらない自分を、老婆にオーバーラップする少女のソフィを通して表現しているのかも。
そして、恋をして少女の頃より前向きに生きるようになったソフィを描いて、肉体の老いよりも精神の若さの方が尊いのだと訴えたかったのでは?
でもさ、それって結局若さに価値があるって言っちゃってるんだよね。
アンチスレでも突っ込まれてるが
「老婆が元気」でもなんでもねえなこのアニメ。
408 :
まる:05/01/03 13:59:03 ID:imSnxHNe
そう。
言っちゃってる。
肉体の若さの価値はは誰にでもわかるくらい明明白白としているから敢えて映画の中で訴えなくてもいい。
目に見えない物こそ大切で、描く価値があるということ。その辺りはパヤオがサン・テグジュベリに心酔しているという事からもすんなり受け入れられる。
悪徳業のくせに、ムリしていいような内容書こうとするのがいけないんだヨ
悪は悪らしく、怒りや憎悪をぶちまけた嫌悪にみちみちた内容を書く方が似合ってますよw
悪のくせに善人の振りすんのもうやめろヨ、見苦しい。
今度は、もっと皆を裏切る、堂々と、本性と怒りに満ちた作品を作って下さい
また作品の文句ばっか書かれてむかついてんだロ。怒りをぶつけろやw
人間の憎悪に満ちた、戦争ものとか書いてね今度は。
410 :
まる:05/01/03 14:06:19 ID:imSnxHNe
私がにちゃんのこのスレが好きなのは、リアルでは聞けないとんでもない意見が聞けるから。
だからアンチの突拍子もない意見も面白いけどね。
>自分の老いを受け入れようとしてもがいている
自分という偉い尊い人間が、老いなどというものにおかされていくのが、
大変惜しい、超もったいない、残念すぎ、などというさりげなく自尊心に満ちまくった
メッセージを感じますナ・・
412 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 14:09:41 ID:IxfCL6Kq
ふつうに魔女宅をリメイクした方がよかったなこれじゃ。
それか魔女宅vsハウル魔法大合戦でやってくれ。
エイリアンvsプレデターみたいに。
信者の妄想の次はアンチの妄想か。
このスレも退廃期だな。
>>411のようなアンチを見るとヘドが出そうになるよ
脳内補完ってこのスレの信者のレスみてたらどういうことが凄く良く分かった。
映画のどこがいいとかいうより、自分がいかに映画を理解するのに努力したか
とか、その努力を必要とさせるのが映画のメッセージだとか
目が点になるようなへ理屈ばっかり。
なんだか新興宗教の信者に通ずるような、虚像を自分のへ理屈で自分自身を
信じ込ませようとするようないびつなものを感じた。
逆に言うと、そこまで妄想で補わないと駄目な映画だという事だろうが。
宮崎監督ももともとアニメにしがみついてる程度の低いファンを
批判してたが、自分の映画のファンがこういうのばかりになるとは
思っても見なかったろう。
416 :
まる:05/01/03 14:18:22 ID:imSnxHNe
今回わかりやすい悪の存在が無かったのもぼやけた原因かも。
主人公が正義の美旗を背負って堂々と戦えるためには、わかりやすい悪の存在が不可欠。コナン、カリオストロ、ラピュタにはそれがあった。
もののけ以降わかりやすい悪がいないからなぁ
いや、もっと前からか
>>415 ていうか映画見ながら普通にできるよ、脳内補完って。
私ここでいろいろ書いたけど、ほとんどの事は初見で感じた事。
後からゆっくり言葉にしてるだけで、他の人もそんな感じなんじゃないだろうか。
労力でも努力なんでもないよ。普通に感想言ってるだけ。
419 :
まる:05/01/03 14:22:32 ID:imSnxHNe
完全な悪があってこそ主人公は自分の正義を信じて疑わず正義の美旗を背負って堂々と戦えるけど、今回は、は?何ムキになって戦ってるの?
てかんじ?
絶対悪なんか他の作品で嫌と言うほど見れるからもういいよ。
ほんとに嫌なんだ。最近の駿映画はいい。
今回は主人公達が何と戦ってるかって、まあ陳腐だけど自分自身とだよね。
駄作かそうでないかの自分の定義に「キャラの心情がよくわかるか」
ってのがあるけど、「ハリポタ」なんかもろにうわっつら綺麗なシーンを
寄せ集めただけのダイジェスト映画。
ハウルはもちょっとましかもしれないが、良さそうなシーンの寄せ集め、
キャラに入っていけないなどの定義が当てはまる。
>419
完全にソフィー視点に浸れれば、ああ、私を守るために必死で戦ってくれてるんだわ、
と感情移入できるのでしょう。
私のために戦ってくれてるんだから、それ以上の理由も悪もいらないでしょうねぇ。
そんな理由があったら、かえって浸る邪魔になるのでは。
ハウル=ハーレクイン説を採用するなら、こう解釈できますね。
この説がやっぱり、一番矛盾なくハウルを説明できてるような気がするなぁ。
>>414 わしは邪に邪悪さを必死に訴えているのだ(`・ω・´)
ペド?勝手に出してろヨ。
>>422 乙女の思考なら逆だと思う。ハウルをなんとかしてあげたい!だよ。
ハウルに悪の存在がいないのはそういう理由じゃないと思うよ。
最近の宮崎作品に絶対悪がいないのと同じ理由。
原作では荒れ地の魔女が悪役だったらしいけど、それをわざわざああいう
シナリオにした宮崎氏の感性がとても好きだし敬意を持つよ。
>418
>ていうか映画見ながら普通にできるよ、脳内補完って。
どんな映画でも脳内補完できるだろうが、ていうか、自分の経験した出来事と
照らし合わせ共感するという程度のレベルで
「映画を理解しにくいから理解しようと努力した、それが他人の事を理解しようと努力
しようという映画のメッセージだ」みたいな必要異常な意味を持たせようとする、
突拍子もないへ理屈が脳内補完。
そんな私的な事情を恥ずかしげもなく映画の評論と勘違いし披露する。
客観的な視点もまるでない、ただ私物の垂れ流し。
宮崎駿でなく、ジブリ誰かが監督した映画だったらこんなもんかと
納得して観れたんだろうけど。
信者視点・アンチ視点はどちらも客観的な視点とはいえないよな
>424
>乙女の思考なら逆だと思う。ハウルをなんとかしてあげたい!だよ。
逆でもなんでもないですよ。
私のために戦って傷つくハウルだから、なんとかしてあげたい、とより強く思える
んじゃないですか。自分と関係ないことのために戦うハウルをよりも、自分のために
戦ってるハウルの方が、なんとかしてあげたいと思う気持ち強くなるでしょう?
>最近の宮崎作品に絶対悪がいないのと同じ理由。
これもあると思いますけど、これだけでは今回の映画は説明できないことが多いです。
絶対悪もいませんけど、どことどこが、何のために戦ってるのか、全く戦いに関する
情報が提示されない。ハウルが誰と戦ってるのかすら分らない状態ですよ。
ハウルはソフィーを守るために戦っている
提示されている情報は、ただこれだけ。
絶対悪を存在させたくないだけなら、情報をこれだけに絞る意味がないです。
意味がないどころか、ソフィー視点以外の人には、訳わからないし、納得いかないし、
現に文句言ってる人たくさん出てて、デメリットの方が明らかに大きいんですよ。
ソフィー視点に浸って、ソフィーの立場になって、酔いしれることに特化した演出だと
考えると初めて、情報を出さないことに意味がでてくる。この方法が実に効果的なのだ
と分るんですけどね。
428 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 14:57:01 ID:6pptCQy/
今回は、恋愛がテーマでしょ。
何かの雑誌に書いてあったけど、
ソフィーは男に対して「逃げることを許して受け入れてくれる」
429 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 14:58:59 ID:6pptCQy/
今回は、恋愛がテーマでしょ。
何かの雑誌に書いてあったけど、
ソフィーは男に対して「逃げることを許して受け入れてくれる」女性だって。
あの人は逃げるのがいいの とか、ハウルはムキになって戦うほうを選んだけど結局二人は上手くいくし
ハッピーエンドで良かったじゃん。
わざわざ難しく考える必要ないじゃない?
>>416 >今回わかりやすい悪の存在が無かったのもぼやけた原因かも。
ハリウッド的な映画を観なれた人にはそうだろうね。
判りやすい正と悪の二極分化。大切なものを守るため悪と戦う。
正は正のまま、悪は悪のまま終ってしまう。どちらも力で相手を
ねじ伏せようとする行為は同じ。直線的でいかにも一神教の構成。
宮崎映画は円であり循環なんだよ。多神教―アミニズムの構成。
だと自分は思っている。
>>427 >>422の言い方だと、尽くされてうっとりしてる女の気持ちのように見えたので。
その手の物語も多くあるけどハウルは別物だと思う。
恋愛映画だったら、盛り上げの悪役にライバルや邪魔者を置くのが普通だよね。
この場合それは「戦争」や「呪い」や「コンプレックス」であり
それにどう立ち向かっていくかというのが話の中心だった。
上にも書いたけど戦う相手は自分自身だから、敵の描写はあまりいらないんだよ。
けどハウルが実際に誰と戦っているかくらいは、想像つくように作ってあったと思うけどな。
ナウシカにはカリシロみたいな「悪役」みたいな存在はなかったよね。
人間そのものの所業の結果がそうなったみたいな。
「もののけ」も具体的な悪役はいなかったし。
でもファンタジーにおける悪の描写は必要だと思う。しかし具体的な形を
とるというよりは抽象的なものを匂わす程度でいいんじゃないかと思う。
ていうか、ハウルは「悪役」の存在が必要な公式だったにもかかわらず
描かれていないという事か?
>>429 同意見。
普通にラブストーリーとして見て結構楽しめたからここ来てみたのに
変に突っ込んだ話しかできない雰囲気で疲れる。
>ソフィーは男に対して「逃げることを許して受け入れてくれる」女性
ああ、なんかそう考えるとハウルがソフィーに惚れた理由がしっくりくるかも。
だから循環するとぼやけるんだって。
どちらの立場にも正義があって等価だとすれば
じゃあ正義と信ずる方を理屈抜きに正義とするしかないじゃないか。
なにガキみたいなこと言ってんのかね。
どっちも悪なり正義なりであれば、じゃあなんで戦うのかと。その方が欲求不満だ。
映画は作り手の日記じゃねぇんだ。
435 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 15:07:40 ID:rQVDeSQ+
今日見てきた。
で、勝手に個人の脳内で補完しなきゃいけない映画は俺は
好きじゃないんで415には同意できる。
某ガイナックスのアニメにも似たようなことがいえるが。
436 :
まる:05/01/03 15:10:28 ID:imSnxHNe
いや、それでも主題がはっきり見えて説得力のある内容なら批判はしないよ。
善悪はっきりしないからぼやけてると言ってるんじゃなくて、ぼやけてしまった理由の一つに、かつての名作コナン、カリオストロやラピュタにはあった絶対悪が今回無いからかな、と言ったの。
絶対悪の無い戦争ネタはとかくぼやけがち。ハーレクインだからいい、か。。ハーレクインでもいいけど、もちょっと何とかならなかったのかな。
>>433 別につっこんだ話になってるわけじゃなくて
迷走してるだけなんだけどね。
楽しめなかった連中がいつまでも
怨念丸出しで粘着してるから
雰囲気わるいわるい
438 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 15:14:13 ID:ezfj/JKs
アニメーションとしては最高
映画としてはショボっ
これをもって結論としたいと思います
あと、馬場萌えという新たな境地を開拓 できたのかはわからんが
まあその萌芽にはなったのではと。
ファンタジーにおける「悪」を描くなら、ハウルの「魔法」そのものが
悪を含んでる描き方もありだと思う。
しかし、後半の「戦争」が具体的に出てしまうと、いったい何の為の戦争なの?
って疑問が出てくるよね。盛り上がりの為の設定として中途半端に
「戦争」を持ち出してくるから「悪」の存在が曖昧になってくるんだよ。
いきあたりばったりというか、ほんといい加減な映画。
440 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 15:16:37 ID:a9iiWajC
いいかげんに思うなら・・・
冬休み終るまでじっと待つしかないか・・・
ほんとにこれ宮崎監督が創ったのか???監督は実際別にいて
アドバイスとかするだけで絶対、場面設定とか、キャラや城のデザインだけだろう。
443 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 15:24:39 ID:gPc1YNQe
しかし、音楽は相変わらずええな。
エンディングの歌以外は・・・w
>>442 絵コンテは総て監督が描いていますよ。
定期的に同じこと書く人が居るね、はぁ・・・
445 :
まる:05/01/03 15:28:56 ID:imSnxHNe
私は魔法で戦いに勝とうとはおもわんのだ。この王宮はサリマンが守ってくれているから爆弾は落ちない。その代わり他の場所に落ちるのだ。魔法とはそういうものだ。
このセリフはかなり効いたけど。為政者だけが安全な場所にいて戦いを始める事のおかしさ。所詮魔法には実体を変える力はない。人々が憎しみ合うことをやめなければ戦争は無くならない。
そんなメッセージが見える。
446 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 15:32:13 ID:dRmmAss2
なんか難しい映画のように感じたけど、
子供が走りまわらずにじっと見てたのは流石と思った。
おもいでぽろぽろの時は子供がようけ走りまわってた。
447 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 15:34:48 ID:IMVIKiLT
感想 ハウルの動く城 ☆☆★★★
ストーリーは大筋の流れはつかめたし、意味不明なところでも大体は脳内で勝手に理解してた。
でも何かいつもの宮崎作品とは違う雰囲気があった。これが俺が馴染めなかった理由かも。
あと、何か無理やりラブストーリーに持ち込んでるような気がした。これは原作の都合かもしれないけど。
とにかくアニメとしてはつまらないものではなかったけど、ジブリ作品としてはどうかと思いました。
どなたか13〜今までのログとってる方いらっしゃいませんかね?
>>45で12まではあるようなので。どなたか続きを作ってもらえませんか?
絶対ループしてますし。話題。
>445
>私は魔法で戦いに勝とうとはおもわんのだ。この王宮はサリマンが守ってくれているから爆弾は落ちない。その代わり他の場所に落ちるのだ。魔法とはそういうものだ。
自分もこのセリフ異様に深いと思った。
あとハウルの「怪物になったら戻れない」とかのカルシファーとのつぶやき
みたいなセリフとか。でもファンタジーでよく見られる世界観だよね。
そういうセリフをちょこちょこ入れる事でファンタジーのエッセンスを
取り入れようとしただけかも。ファンタジーなら、戦争物に突入するんじゃなく
そっち方面を描いて欲しかったな。
451 :
まる:05/01/03 15:43:22 ID:imSnxHNe
あ、それ作ってもらえるとありがたい。
>>449 自分でログスレに言って申請するという発想はないのか。
他人まかせもいい加減に。
>436
>絶対悪の無い戦争ネタはとかくぼやけがち。ハーレクインだからいい、か。。ハーレクインでもいいけど、もちょっと何とかならなかったのかな。
激しく同意。もう少し主題が第3者視点の人にも伝わるようにしてくれれば、私も楽しめ
たんですけどね。
今回の映画は、もう、乙女心を忘れない、素敵な女性のための限定映画と割り切って、
腸が煮えくりかえる思いで、あきらめることにします。
ここまで女性向けなら、事前に知らせてくれればよかったのになぁ。
>>449 >>451 どこにいけばいいか分からないと言い出すだろうから、先に言っとく
ガイドライン板にいけ
>>451 ですよね。
>>452 ごめんなさい。そんなスレがあるんですね。
こういう風に思ったのは初めてなので知りませんでした。
どこにあるのでしょうか?…とか聞いたら怒られますか?
>>454 ごめんなさい。リロってませんでした。
ありがとうございます。いってみます。
絵コンテやったの監督なのか…
>457
プロットは違う人という可能性もある…。
プロットなしで作ってるって話が出てなかったっけ?
460 :
45:05/01/03 15:59:12 ID:yyuE52Gg
(´゚Д゚`)つまらんくせにえばるなクソ映画!
(´∀`)氏ね!氏ね!
(´Д`)氏ね!氏ね!
>>460 有難うございます。自分でも今丁度そのスレ見つけたところでした。感謝です。
私は13〜見れないのですが…dad落ちしてませんか?
>>460 ブラウザいれてるんじゃないのか
13からは落ちてるよ。
>>463 あ、ですよね?説明読んでみましたが、落ちているのは確実ですね。
じゃあちょっと頼んできてみます。
465 :
まる:05/01/03 16:27:54 ID:imSnxHNe
いやー、素敵な大人の女性向けじゃないよ。
強いて言えば人よりちょっと幼稚な部分を持つ素敵な大人の女性向け、もしくは単純にハウル萌え映画。
に、なってしまったって感じ。
メッセージ性はあるんだからもっと練って欲しかった。。
466 :
ま:05/01/03 16:30:32 ID:imSnxHNe
464さん、ありまとう。
携帯からなので、ハイパフォーマンスは出来ないの。。
467 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 16:48:05 ID:r9FDBNP6
>465
本音を言えば、素敵な女性以外の表現を使用したいんですけど、
荒らす目的じゃないので我慢してますw
腸が煮えくりかえる思い、あたりでお察しくださいw
素敵な女性ワロス
>>466 いいえ。さっき早速書き込んできました。やってもらえたら
>>45も合わせて
テンプレ作りましょうか。
しかし、
>>465>>467の発言は好ましくありませんね。
変な偏見?というか決め付けは自粛した方が良いのではないでしょうか?
私は何と言われようといいのですが、他の方に失礼です。
なまじそんな風に戦争批判の部分も含んでるから、余計に
二人だけでラブラブ幸せでそれでいいのかよ!なラストの唐突さが
際立ってしまってるような気がする>445
ハウルもただ「弱虫」なだけだったら、ソフィーを守る決意で「男」になる
→でもそれは間違った「男らしさ」、弱虫のままでいいのよ、
2人で愛に生きましょう、でラストまで一貫してると思うんだが、
前半で戦争を憎んでるヒーローのようなハウルが描かれるから、変に中途半端。
471 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 17:07:57 ID:9ESMHH+g
いや、これマジつまんなかったすよ
>>45ですが、
>>463さん
>>469さんすみません・・・。
ブラウザ入っているので、入ってない方が見れないのに
気付きませんでした(´・ω・`)ショボーン
>>469さんテンプレ宜しくお願い致します。
473 :
まる:05/01/03 17:21:13 ID:imSnxHNe
男の成長を阻害するような愛し方だよね。自分のためだけに生きてきた男が、家族のために生きようとする、それを「あなたは弱虫でいいの」と引っ張り戻してどうする。
ただ、ハウルが家族を守ろうとして向かっていく先がよくわからないから、そこは原作いじるなりしてわかりやすくして欲しかった。
474 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 17:24:11 ID:XpN0LN9p
ハウルは戦争嫌いのクセに、一番戦争に貢献しているとおもた。
ハウルとおばあちゃんがハッピーエンドになったからって
戦争をやめようとうごくのは、なんじゃそりゃってかんじ。
475 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 17:25:34 ID:XpN0LN9p
老人の世話をするのは女がしてあたりまえっておもとんのかーと
隣のおんながおこっていた。
>>472 はい!!出来たらば、テンプレ作って貼りますね♪
てゆーか、謝る必要はないですよ!!
>>473 >「あなたは弱虫でいいの」
そんなんだったっけ?
ハウルは家族を守る為に戦いに行った時点で成長してるし
そのままほっといたら化け物化してしまったろうから
ソフィーが止めようとしてるのは違和感感じなかったけどなあ。
一回しか見てないからなんか見逃してるのかもしれないけど。
王様の性格ってブッシュ的傲慢さへの皮肉が現れてると思うのだけど、それほど嫌味に描かれてないね。
むしろ逆に愛らしいくらい。
現実の戦争は嫌いなくせにドンパチは好きという宮崎自身の良心の限界かも。
まぁ、サリマンというキャラの対比でガハハなキャラになったのかもしれんけど。
王様がムスカのような悪だと、ハウルにたいするサリマンのアプローチも変わったのではないだろうかと妄想してみる。
いや、ラピュタはムスカは苦労人で優秀で悪だからこそ、パズーやシータのキャラが映えるなぁと。
見てきたよ
分からんが
宮崎が男の大きなお友達を拒絶していることだけはよく分かった
戦争嫌いだけど戦争に貢献している主人公→ナウシカ
説明不足、破綻している物語→ナウシカ
無理矢理すぎるハッピーエンド→ナウシカ
ご都合主義→ナウシカ
一度死んで生き返る主人公→ナウシカ
つまり、ハウル=ナウシカという図式になるわけだが
つまり、ナウシカのエンディングスタッフロールのようにハウルも終われば叩かれなかったわけか。
国に帰ってくる王子→戦争問題に取り組んでいるサリマン→レティーやソフィーの母の様子→ハウルの城で暮らすソフィー達
で、人生のメリーゴーランドに変わってから撤退していく空挺郡、帰っていく兵隊達、平和になった街、空へ飛んでいくハウルの城、机に刻まれたタペストリーで終わりの文字
エンディングロールで手を抜いたのが失敗だったな髭親父
ナウシカにあってハウルにないもの
オタク臭さ
ハウルにあってナウシカにないもの
恋愛
ってわけだ。アスベル?あんなの恋愛じゃねーよ。
なんかもう終盤は失笑しつつ見てましたが
まあ偉大な人だからなんか意味あるんでしょうけど
それ以前につまんんかったです。
>469
別に偏見でも、決め付けでもないと思いますよ。失礼な発言をした覚えもないですし。
この映画、女性の支持層が圧倒的なのは明らかですし。
>>478 その王様、最初みた時、ソフィーをナンパして来た人かと思った!
ハムの人ならぬ、髯の人ってだけだ…
宮崎アニメの軍服着た人の胴体のムッチリ感が好き
もういいじゃないか。女性用AVってことで。
>>483 馬鹿にしたような言葉に思えてしまったので。
熱くなってしまいましたかね、ごめんなさい。
> この映画、女性の支持層が圧倒的なのは明らかですし。
解っていますよ。しかしその中でも色んな人がいますので”素敵な女性”という
言葉で(馬鹿にしている言葉と捉えてました)人括りにしてしまうのは如何なものか、と
思ったのです。女性の支持者が本当に多いのは否定しませんよ。
いや、ぶっちゃけ馬鹿にしてますよねw
つまんなかったつまんなかったつまんなかったつまんなかった
つまんなかったつまんなかったつまんなかったつまんなかった
つまんなかったつまんなかったつまんなかったつまんなかった
つまんなかったつまんなかったつまんなかったつまんなかった
つまんなかったつまんなかったつまんなかったつまんなかった
つまんなかったつまんなかったつまんなかったつまんなかった
つまんなかったつまんなかったつまんなかったつまんなかった
つまんなかったつまんなかったつまんなかったつまんなかった(^∀^)ウヒアヒャ
素敵な男性の銘は、俺が貰った!グラッショーイ!
気色悪い・・・
492 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 18:35:13 ID:gPc1YNQe
ごちゃごちゃ言わずに
面白いか、つまらないかで良くないか?
つまらなかった人は縁がなかったつーことよ。
わし?
わしは40過ぎたおやぢだが、
「ハウル」は面白かったぞい。
40過ぎてもまだ
こういう場における
そういう意見の非建設性が理解できないんですか?
ワロス
>>493 だからハウルみて素直に面白いと思えるのでしょう
思考停止スイッチが入りやすい人というか洗脳しやすい人というか
>>493 つーかそれ煽りだろ
そんなことだからハウル見てもつまらないんだな
そもそもがアンチの意見は
つまらないということをレッテル貼りで
正当な意見だと勘違いしているにすぎない。
建設性?
ワロタ
ひでえスレw
もう住人ぶち切れ気味ですな
アンチか信者か。
二択なのかな。
楽しめた部分もあるけど、こういうところがおかしい!とかさ、、、
何でオールorナッシングなのよ?
>>501 その方が殺伐として楽しいらしい。
好きだけど、ここが引っかかる。
嫌いだが、ここは良かった。
なんて人間は存在しえないんだよ、このスレでは。
なんか頭悪そうなのに噛み付かれた。
なんでアンチになってるんだろう。
>>501 多分アンチの人(特定の人?!)がそうなんですよ。
このスレ見てると、2択しかない様な流れに持っていかれてますが。
>>493 >40過ぎてもまだ
>こういう場における
>そういう意見の非建設性が理解できないんですか?
>>503 なんか頭悪そうなのに噛み付かれた。
>>504 そういう物言いが、二者の対立構図に油を注ぐということに思い至らないのかね。
アンチにも、マンセーにもいえることだが。
ときどき、初見らしい人がここに感想を書きにくるが、両者から攻撃されてるしな。
まあこの板で動きの激しいスレは少なからずそういうことになってるが。
なんだかな。
そして人格批判に終始するパターン
ハウルという映画は
醜い争いを引き起こす効果があるようだ。
>>506 そうだよね…はあ。上手く伝えるのは難しいです。私は
> 二者の対立構図に油を注ぐということ
をしたいのではないです。むしろ避けたい。間の意見もあるんだ、あっていい。って。
ごめんなさい。
話かみ合ってないように見える。
514 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 19:28:53 ID:yGGd8pv4
>>448 うーん、、これはふか読みしすぎのオタクだろうネ
どうでもいいが、はやく劇中に登場したメカ類のプラモ出せや
s7kbnchx は、
昨日 zjpEntXt で投稿してたアラシです。
放置願います。
517 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 20:15:37 ID:OpgypbsO
「人殺しどもめ」に一番キタ
518 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 20:28:20 ID:crq4GLba
「自分のおろかさに気づいていない人が一番馬鹿」
byアインシュタイン
を9p6oEbxRにささげます。
519 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 21:17:26 ID:9/WYzDYo
韓国公式サイトに「鯉だね」キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
522 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 21:53:14 ID:NKHZKheN
面白かった。
散らかしっぱなしなのは相変わらずだけども。
世界の約束だよ〜。
ベーコンブロックゲット!以外と安かった。
明日の朝は美味し糧ごっこだ
キモー
妹が美人でモテモテだったので、自分が十人前以上の容姿であることに
気がついていいなかったのでは。
現実でも、そういう人はいる。「妹さんとは違う種類の、美人さんだね」って
言われて、「えっ、私って美人だったの?いままで妹にだまされていたんだ」
で、妹が「今頃気づいたのか」って笑うオチが現実に存在する。
526 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 22:18:07 ID:keCT+F3Y
つい見てしまったけど
ジブリのマンネリ、使いまわしのストーリーや画面設定には飽きた。
回を重ねれば重ねるほど、過去の作品のよさが薄れていくようです。
戦争反対、公害反対、元気すぎる老人といった偽善的な作品には食傷。
昨日映画館の前で子供がソフィアばあちゃん見て
『ゆばーば!ゆばーば!』って言ってた。
子供が区別つかないキャラのジブリ映画って対象は
子供なのか大人なのか?と疑問を感じる。
527 :
523:05/01/03 22:21:57 ID:kXlJ0My6
ごめん誤爆…
公害反対はて?
フランス公式サイトの赤いカード探してます
さっぱり分かりません
フランス公式いいね。
音楽聴けるのが気に入ってる。
でもごめん赤いカードは分からない。
>>529 もののけ姫とかラピュタとか、全部クリックしてページを開いていくと
必ずあるよ。サイト内全部開いてみて、15分くらいで赤いカード全部
ゲットできたよ、初めてだったけど。頑張れ。
乙です
ついでに聞きますけどあのBGMはイメージアルバム、サントラどっちでしょうか
>>532 フランスサイトのBGM?サントラだと思う。
>>532 サントラまだ買ってないんだよね・・・欲しい。私も知りたい。
>>533 全部で4枚。
赤いカードが出現すると音がするから取り忘れもないし、分かりやすいよ。
全部集まると、予告以外の、映画のワンシーンが観れます。
ハウルの出来事を日付ごとに書いてみた。()は戦争関係
1日目 昼ハウルと出会う、夜婆さんになる
(軍事パレード、出兵)
2日目 昼荒地へ向かう、夕方城に入り込む
3日目 朝ハウルと再会、昼星の湖へ移動、夜戦場を飛ぶハウル
(町長「いよいよ戦争ですぞ」、魔法使いに王の招請状が送られる、軍艦が出航)
4日目 朝ソフィーとマルクル町に買い物へ、ハウル髪の色が変わる、夕方ハウル僕は弱虫発言
(ハウル「南の海から北の国境まで火の海だ」軍艦がボロボロで帰還、敵艦がビラまく)
5日目 朝or昼ソフィー王宮へ行く、夜城へ戻る、夢?で愛してる発言
(王様「いよいよ決戦だぞ」)
6日目 引越し、花畑でハウルと離れる
(他の町の空襲警報が聞こえる)
7日? [空が赤いので早朝or夕方]戦場を飛ぶハウル
8日目 母がくる、夜(ソフィーの町空襲)、ハウルを助けるため引越し、ソフィー過去へ
9日目 朝ハウルに心臓を戻す、エンディング
日付が変わっているところで見るとたいした日数が経っていないような気がするんだけど、
戦争関連でみると早すぎる気が。わからないだけで間がもっとあるのかな?
花畑の日の夜にマルクルが「ハウルは前にも何日も帰ってこないことがあった」と
ソフィーが城に来る前のことをいっているので、ソフィーが来てからは毎日ハウルがいたと思ってるんだけど。
ハウルって戦場で何をやってるの?ボランティア活動?
ソフィーがカブを見て「私小さい頃からカブが嫌いなのよね」とか言ってたのと、着せられたタキシード。
母親、妹は目の色も髪の色も違うので当然父親へのコンプレックスでも表現してるのかな、と
思ってたら、ラストシーンでいきなり
「私は隣の国の王子です!」
すっこけた。 やられた。 でも児童書の終わりってこういうの多いよね、強制ハッピーエンドw
爆笑。 宮崎、大人だなと思ったw
>>538 偵察
たまに手出し?
赤い紙集まった
景色が綺麗
ハウルの敵ってさっぱりわからない。サリマンから逃げ回ってるというから、
サリマンの敵派?怪物になるくらいならある意味必死なんだよね。
傭兵みたいなことやってるのか?原作ではどういうふうにかいてあるんだろう。
>>540 おめでd。
フランスサイトにもののけ姫・ラピュタ・魔女・千尋のポスターと
予告あったけど中々良かった。フランス語って響きが色っぽいね。
キキの叫んでる声が余りにも色気づいてて笑ってしまった。13歳なのに・・・。
宮崎作品の最初の興行的ヒットは魔女の宅急便ですが、この作品以前と
以降との違いというと割りと観客層を特定していて、万人向けではなく
なったと事だと思います。
(マーケティングが上手くなったというと聞こえが悪いですが。)
宮崎さんの今回のハウルの想定観客層は成人女性一般だと思われますが
(60歳の少女のための映画)この層の意見というのはWEB上では分かり
にくいので、どんな感じか知っている人教えてください。
>>543 魔女は確かクロネコヤマトと提携してCMをこれでもかっつうほど流しまくってたな。
>541
あ、それは俺も思った<傭兵
国王の招聘から逃げていたのは、要するに『バイトはするけど正社員にはなりたくない』みたいな心情かと。
フリーター状態の息子を心配して、コネで取った就職口を押し付けようとする母親(サリマン)vs彼の好きなようにやらせてあげて!と主張する彼女(ソフィー)……
それなりにうまくやっていることをしぶしぶ認めて(=『ハッピーエンドと言いたいわけね』)、サリマンママも干渉するのを止めますた。
という流れではなかろうか。
546 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 23:54:56 ID:8yQ8LcSS
>541
憎々しげに「ひとごろしめ……」というからには傭兵はないでしょ
いやあ、見てきましたよ。
これ結局ハウルに萌えるための、腐女子のための映画でしょう。
話とかメチャクチャだもん。意味分からん。
とスレの流れを読まずに書き込みしてみたり。
まあ一言で言うと、金返せバカって感じでした。
敵も味方も関係なく人殺しは人殺し、みたいな発言があったから
他の命を奪って力を得ようとするもの全てを
敵とみなしているのかなぁと思った。
「すまない、今日は敵が多すぎた」って言ってたからには
戦っていないということはなさそうだけど、傭兵でもなさそう。
戦争シーンでのハウルは囮になって攻撃先を自分に向けようと
誘ってるように見えたなぁ。。
でも実際のとこ、何してたんだろうね、戦場で。
>ハウルって戦場で何をやってるの?
本当に戦争を止めさせたかったら魔法使いを招集させるための餌として戦争を
起こしているサリマンらと対決しなければならない。
が、サリマンにはとてもかなわず、
せいぜい黒い扉から
戦場を憂いて飛び、たまに出会う使い魔たちを怒りにまかせて蹴散らすしかない。
何もできないふがいなさの鬱屈を払うために何の役にも立てなくても戦場に通うのを止められない。
自分で自分を「弱虫」という由縁。
てことは、
「守らなければならないものが…」以前は
>>549って感じで
それ以降はサリマンを敵として戦ってたって感じか。
千尋もそうだったけど、ハウルでようやく「成長物語ではない」ことが
みんな分かったんじゃないかな。
「成長」を巧妙に描く映画に、宮崎はもう興味がないんだろうね。
>>550 ソフィーに城に行ってもらって自分も城に行ったじゃん?
サリマンと直接対決。
その時にちょっと自信がついたというか心境の変化があったんじゃないかと思ったけど。
そうやって正義漢ぶってる割に、最後は自分たちだけ幸せならそれでいい、だからなあ>549
見てる側としてはなんか割り切れんのよ。
>>551 そ、そうなの?めちゃくちゃ「成長物語」とおもってたよ
>愛してるの!
ってつい言っちゃったのは、怪物化してるハウルに「好き」程度では
立ち入って踏み込む理由にならないから(好き、だと友人として好き、とかあるし)
ソフィーなりに、ハウルを救いたいっていう必死な気持ちを
言葉にしよーとしたら「愛してるの!」になっちゃった、ような気がする。
後半やたらめったらソフィーがいろんな人にキスするのも
皆が大好きでたまらなくてついやっちゃいました、みたいな感じだし
ソフィーは愛に溢れてる子なんだろうなーと思う。
そんな風に一つずつ深読みするのは楽しい気はする。
フツーのアニメとかと比べるとすっげえ不親切だとは思うけど。
高橋留美子とかが漫画にしてくれたらすごい感動的に響きそう>愛してる発言
弱虫ならどうして怪物になるほどのリスクを負って戦争に出るのか、
スルーしてたほうがよっぽど自分の為にもなるだろうし、
サリマンの元へ無責任にソフィーを使いにやらせたり、ほんとに行動がよくわからん。
ハウルが戦場へ顔を出す事情とかちょっとでも触れたら納得がいくのにな。
>>551 ハウルはメロドラマにカテゴライズする人が多いみたいだけど…
でも人が変化してゆく様を「成長」というのなら
ある意味成長物語なのでは?つーか、
>みんな分かったんじゃないかな。って
一体何が分かったってのやら、、、わけ分からんw
>>555 なんか納得いきました。愛してるの、の下りがいまいち解らなかったんですよね。
>>552 うん。弱虫のままではいられない、みたいな決心はあったかも。
だから逆にソフィーは「あの人は弱虫のままでいい」、と。
>>553 その「自分たちだけ幸せならそれでいい」って思うことを
許さない思考自体が「戦争」の産物だったりもするよ。
戦時中の人って実は「自分たちだけでも幸せでいたい」と
心の底では思ってても、それを行動に移すことは
裏切り行為に等しかったのだろうし。
前から不思議だったんだけど、どうして宮崎映画ってキャラを「成長」させたがる
人が多いわけ?(W。別に成長の物語なんて観たくないし、「経験」でいいんじゃないの?
結局見ててつまんなかった。さむかった。
セリフの響きとか凡庸さにも引いてしまう。
こっちは完成品見たいわけで。脚本を推敲してるわけじゃないし。
分析したら辻褄が合ってたって言われてもなあ・・・
じゃあ、「成長物語」じゃなくって「変身物語」にしようよ。
変身ってのは成長とは違って一瞬でできるんだよ。
とある一瞬に抱いた決意と勇気で。
千尋もハウルもそういう意味で似てるなー
ソフィーも変身しまくりだしさ。
別に経験でもいいですよ。言葉は何でもいいので。意図する所の雰囲気わかるし
564 :
563:05/01/04 00:55:37 ID:sBwabq0A
わかりやすく伝えるってのは表現する上での基本なんだね。
それをはずすってのは大冒険(見る人によっては失敗)であることをハウルは証明した。
>>555 納得。 今まで(前の若い頃のソフィー)は感情を素直に表すことが
出来なかったし、それを恥だとも思っていたような子だったのに、愛
を知って…というか、皆が愛しくなって、その感情が膨らんで弾けた
時に本来のソフィーの姿(愛に溢れてる子)に戻った…というか目覚め
たのかな、とか思った。
だったらそれまでハウルが偉そうにぶってた演説は何なんだってことだ>559
演説ぐらいなら青いで済むが、実際には同業者をたくさん殺してるわけだし。
自分たちだけ幸せならそれでいい、という思想なら、中途半端に社会に
かかわろうとするな、人に説教するな、カッコつけて戦艦にちょっかいかけて
あげくに人殺しするな、ってことだ。
結局この映画の脳内補完を楽しめって事なのかよ(w。しょーもない映画…。
原作のハウルもソフィもジブリ的な性格じゃなかったから
ジブリ定型にあてはめたら矛盾が一杯ってことでいいのかな
570 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 01:24:37 ID:bd3eXTZn
>567
ハウルが殺しに手を染めたのは花屋爆撃阻止が初めてなんじゃないの。
そうでないといままで逃げていたけどはじめて戦う気になった、てことにならない。
「人殺しめ」って一度でも人を殺した事がある人が言えるセリフじゃ
ないよね。ていうことは、ナウシカみたいなボランティアをしていたんだろうか。
怪物になるってことはナウシカが爆発する状態と同じような事なのか?
弱虫でもないんでもない気がするが。
その前に夜毎出かけて戦ってるよ>570
戦艦から出てきた化け物たちと戦って「あれは同業者だ」というせりふもあった。
だからその辺がハウルの性格付けがはっきりしてないといわれるゆえん。
逃げてる、といいつつその前から戦ってたんだから。
>>567 同業者はすでに化け物化していて元に戻る方法もないみたいだし。
クライマックスあたりで人殺すことになったのも家族を守るためだし。
そんな怒ること?
>>571 ありがとう
花畑での攻撃のところなんだけどさ、
てっきりハウルは爆弾を花束に変えてしまうんじゃないかな、
とか乙女チックな妄想を一瞬いだいてしまった・・・・
化け物になってたら殺してもいいのか。
まさに「美しくなければ生きてはいけない」世界だな。
生きていく上で殺さなければならないことはあるよ。
でも前半のハウルは殺戮に赴く必要性は全然ない。
それなのに殺しまくっといて王には偉そうに説教し、最後には
自分たちさえ幸せならそれで良いんだーってオチだから、
そういうキャラは自分は好きになれないなあ、ってこと。
別に好きになる必要もないと思うが。
>>567 自分たちだけ幸せならそれでいい、って城ごと
戦争と関係ない場所へあのまま飛んで行ってしまえたかどうかは
わからないじゃん。
ラストのあのシーンは、ささやかな幸せを望む個人的な欲求と(飛ぶ城)
そう簡単には済まされそうもない戦争の現実(どこへ向かうのかわからない軍艦)が
描写されているのかなぁって気がする。
ハウルがサリマンに言う、魔法で王宮に弾は当たらなくても
変わりに周りに落ちてるって言葉も
それをハウルが言うことにそもそも矛盾がある気がするし
(だって多分、ハウルはソフィーの家を魔法で守ったりしてるだろうから)
その矛盾に悲痛さを感じたりもする。
579 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 01:43:51 ID:bd3eXTZn
>>573 偵察してたら見つかって追われて逃げた、としか見えない。戦ってたと見るのは脳内補完
>>576 ふおおお!!すげえ!
> 化け物になってたら殺してもいいのか。
> まさに「美しくなければ生きてはいけない」世界だな。
> 生きていく上で殺さなければならないことはあるよ。
> でも前半のハウルは殺戮に赴く必要性は全然ない。
そうだよね、頭良いなあ。
前半のハウルは美しいから殺す必要はない。ハウルは殺したくないし。
後半の鳥は、化け物で美しくないから殺す。
ハウルは殺したくなかった訳だから、鳥のときは生きていけない程
辛いって言うか何て言うかなんだね?!
>>579 禿同。
偵察しつつ‥ちょこまか飛び回って軍艦止めたりして、殺したりはせずに邪魔
してたんじゃないのかなぁ…とか思ってた。 花園のシーンの時みたいに。
>579
見事に常識がないね
『偵察』って、誰のための何のための偵察?
『見物』ならわからないでもないけど、
原作も読んでみたけど、原作のソフィーってかなり強気な子なんだね。
自分に自身が無い(マイナス思考)以外は。 想像力と好奇心は映画
以上に旺盛だけど。
ハウルの口から出てた言葉は「理想」なんじゃないかな。
ハウルの現実は逆なような気がする。
自分も戦って殺すこともしているからこその
怒りだったんじゃないかな?
殺せないから「僕は弱虫なんだ」なのかも。ちがいますか、そうですか。
>584
本質的なことだよ。
戦場で何をしていたかなのだから
>>582 レスの言葉尻だけ捕らえても仕方ない。
『偵察』なら自分自身のための偵察でいいし、
『見物』と読み換えても問題ないだろう。
>>576 放っておいても人殺しまくるだけの化け物だしねえ
私はあんまり気にならなかったけど
それでも殺すべきじゃないってあなたは思うんなら
まあしょうがないですね。
>588
自分のためのなら戦地に行くのは全く意味がない。
ハウルが多少なりとも戦闘に参加していたことを、そこまで否定する必要はない
591 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 01:57:38 ID:DARzVBPD
なんか舞台の背景が戦前の大日本帝国とか称してたころの日本みたいじゃない?
それも昭和10年代後半のヤヴァくなってきたころの。
なんかトトロみたいな空飛んでた軍艦みたいなのはB29みたいに爆弾ぼろぼろ落としてたし
あの地獄絵みたいな空襲シーンは東京大空襲みたい
なんか新聞で勝ってる、勝ってるなんて言うのもまるで大本営発表そっくり。
違ったのは石造りのヨーロッパ風の建物だらけだったってぐらいじゃない。
だからぁー・・ハーレクインロマンスなんですよ。これは。
>589
ハウルだって彼らと戦っている時は同じ容姿だろ。
>>582 誰の為の偵察って…しいていえば自分の為なんじゃない?
戦況が悪化すればするほど、徴兵に応じる必要性が高まってしまうんだから
偵察中とはいえ、ハウルだって自分が襲われれば自分の見を守る為に戦うでしょ。
それが後半になって、ソフィーが大切な存在になってからは
守るべきものの為に戦うようになったわけで。
>580
>後半の鳥は、化け物で美しくないから殺す。
>ハウルは殺したくなかった訳だから、鳥のときは生きていけない程
>辛いって言うか何て言うかなんだね?!
じゃあ「人殺しめ」っていうセリフはほんとは自分にもあてはまってて
鳥になって異様に消耗してるのは人を殺したかもしれない程の戦闘を
してきたからって解釈になるのかな。
後半ソフィーを守る前にバリバリで戦ってた事になるんだね。
それなら弱虫でも何でもないと思うけど。
596 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 02:01:56 ID:bd3eXTZn
>>590 ハウルの城に脚があるのはサリマン、荒れ地の魔女、戦火から逃げるため。
戦況を知る必要がある
>>586 ふんふん。そうかも!
戦争嫌だから、どうにかする為に戦場に出かける。
その為なら殺すのもいいかと思ってみるけど、
「僕は弱虫」だから観察、偵察、見物(何でもいいや)するだけで終わっちゃう。
>>595 そうだと思います。
ハウルが「僕は弱虫」と言うのは、黒髪になった直後で、
それからまだ一度も戦場へは出向いてないので。ギリギリ前半ハウルですよね。
だからまだギリギリ弱虫と思うのです。
なんでそこまでのめり込むのか理解できないわぁ〜・・
延々とループしてるんだもん。まさに戦争は終わらない例ね。
では、ハウルを見習ってさようなら〜〜
>>597 そう思ってくれますか?じゃあ調子に乗って補完してみてもいいですか。
どうしてかっていうと、ハウルがベッドでソフィーと話してるときに、
昔、荒地の魔女のところにいたけど、彼女の冷酷さが恐くて逃げ出した、
みたいなこと言ってましたよね。
だからハウルは虚勢を張ってるけど、ほんとは虫も殺せないような弱虫って
ことじゃないかなーと。
物語としての完成度は低いしキャラの性格もいい加減だし、見終わってあれれ?
という感じ。勝手に深読みすれば宮崎氏が最近ジブリ作品が社会派・道徳的
にまつりあげられちゃってる事に舌を出したのかな、と思った。ナウシカ時代
みたいにエンタテイメントとして創りたいんじゃないかと。サリマン先生の首飾りとハウル
の耳飾りがナウシカに出て来たのと同じデザインだったのもわざとなんだろうなぁ。
長文ゴメン
戦争って永続的に続いてるものでハウルもずっと経験してるものと思いこんで
たけど、もしかしてソフィーが来てから初陣だったということ?
ハウルが自分も人を殺した経験があって「人殺しめ」と言わせるならそれはそれで
悲しさが出ててドラマチックになるな。なんだかもう一つキャラの背景掘り下げて見せて欲しかったな…。
なんでこんな脳内補完しなきゃならないのか、まさかこれを監督が意図してたって言うんじゃないだろうね。
>>602 > 勝手に深読みすれば宮崎氏が最近ジブリ作品が社会派・道徳的
> にまつりあげられちゃってる事に舌を出したのかな、と思った。
同意。信者が勝手に深読みしているだけ
>>603 戦争は映画の冒頭で始まったって感じじゃなかった?
ハウルの弱さは戦場に行けない弱さじゃなくて、やらなくてはいけない事や
対決しなければいけない事から逃げ回る弱さなんだと映画を見て思った。
ようするに無責任でいたい弱さか。
>>601 ふおおおお!すごい。
確かにハウルの家は最初虫とかいっぱいいたし。ガッテンガッテン!
ハウルは本当に弱虫なんだ。
その虫をソフィーは掃除して綺麗にした。
その後すぐハウルは黒髪になり、本格的に鳥になっていく。
ハウルが弱虫なのはなんででしょうか?心臓(=心)がないからでしょうか?
でもソフィは王宮のサリマンの前で「あの人に心がないですって?」
的な事を言って、サリマンを批判していました。
どう思いますか?
お前らが思うジブリ作品で一番完成度が高いサントラって何よ?
>>606 ハウルの心については最近初心者スレの方ですこし話題になってたよ。
ただ「心臓がない」ことを指しているのか、無責任な人生態度を指しているのか。
ハウルやソフィーのような心の弱さはそこら中にありふれた弱さなので、
なぜそうなったのかという説明は特にいらない気がする。
>>607 耳すばは、オープニングの英語コーラスのカントリーロードが気に入って
レンタルしたら入ってなくてガッカリしたよ!
それと、千尋とハウルしか持ってないから参考になる事は言えない…ごめ。
>>604 可笑しいなぁw
>>602も勝手に深読みすればって言い置いてるじゃん
どっちも同じでしょw
>>606 う〜ん、そこのシーンは展開早すぎてついていけてなかったので
セリフあまり覚えてないのですよ。1回しか観てないし原作も読んでないので。
ソフィーがムキになってサリマン相手にハウルをかばうセリフですよね。
もしよろしければ、そこのセリフの流れを簡単に書いていただければ・・・
>>612 ソフィーの台詞のみですが
「ハウルに心がないですって!!確かにわがままで臆病で
何を考えているか判らないわ、でもあの人はまっすぐよ自由に生きたいだけ
ハウルは着ません魔王にもなりません
悪魔とのことはきっと自分で何とかします、私はそう信じます」
614 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 03:06:29 ID:Yt+IMfDd
まとめサイト見ただけなので、ガイシュツだったらすみません。
俺の疑問
・なんでハウルだけが魔王になるのか?
(魔法学校なる単語が確かあったと思う。ということは才能さえあれば魔法は誰でも使えるようになるということでは?
ということは、才能次第で誰でも魔王になる可能性があるの?)
・戦争とハウルの関係が分からん。嫌なら勝手にやらせればいいのでは?サリマンから逃げ続ければ?
あえて戦争に出かけるシーンがあるんだけど?
・マルクルは単なるハウルの弟子ということでいいの?
>>608 そうなんですか!知りませんでしたよ。
ソフィは解るのですが、ハウルのありふれた弱さとはどんな時のものでしょうか…。
すいません。例を一つあげて頂けたら助かります。すいません〜
>>612台本載ってる本とか持ってないのでちょっと解らない…とおもっていたら!
>>613ありがとうございます。助かりました。
どういうことなんでしょう、ソフィが言った意味は。考え中。
パクリ野郎シャマラン
http://www.eiga.com/review/village.shtml > M・ナイト・シャマランの出世作「シックス・センス」は、アイデアが「恐怖の足跡」(61)
> というカルト・ホラー映画そのままだった。
> 「アンブレイカブル」も「ジャンボ・墜落/ザ・サバイバー」(81)とプロットが似すぎている。
> ヒッチコックの「鳥」をエイリアンに置き換えただけの「サイン」公開時には、シャマラン
> 本人が先に“オマージュ”と認めた。
> 「ヴィレッジ」ではついに盗作疑惑が沸き上がった。
> マーガレット・ピーターソン・ハディックスの小説「ランニング・アウト・オブ・タイム」(95)
> の出版社が、同書のストーリーを「ヴィレッジ」に盗用されたと主張したのだ。
> 残念ながらこの出版社は裁判しても勝てないだろう。なぜなら、このアイデアはとっくに
> 使い古されたものだからだ。
> 古くは今から57年も昔の1947年、レイ・ブラッドベリの短編小説「びっくり箱」がある
> (短編集「十月はたそがれの国」所収)。
> さらに58年には「恐怖の獣人」が同じどんでん返しを使っている。
> これはロジャー・コーマン監督の超低予算映画だが「猿の惑星」(68)にヒントを与えたと
> 言われている。
> この「恐怖の獣人」は怪物の造型や長老の役割など「ヴィレッジ」との共通点があまりに多い。
> 偶然とは思えない。
> 「どうせ誰も観てないだろう」と過去の小品からアイデアを拝借し、A級の風格で“リメイク”する。
> そんなシャマラン商法も今度ばかりは年貢の納め時だ。
> シャマランにはこんな小手先の戯作ではなく、デビュー作の「翼のない天使」のように自分自身の
> テーマと真摯に向き合った“作品”を見せて欲しいものだ。
>>614 >・なんでハウルだけが魔王になるのか?
カルシファーと契約してるから。
>・戦争とハウルの関係
魔法学校に入るときに、国家の招集に応じる誓いを立てさせられるから
とんずらできない。
誓いにも呪い同様魔法の力が働いてると考えられる。
それとは別に、ハウルは個人的に戦争が嫌い。
夜な夜な戦場に行くのはただの物見という説が有力。
> ・マルクルは単なるハウルの弟子ということでいいの?
いい。
原作では押し掛け弟子。ハウルは来る者拒まずらしい。
でも面倒は見ないで放置してるっぽいので、マルクル可哀相。
618 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 03:15:41 ID:Yt+IMfDd
>>617 なる。こんな時間に即レスありがd!
よいお年を!
>>603 > 戦争って永続的に続いてるものでハウルもずっと経験してるものと思いこんで
> たけど、もしかしてソフィーが来てから初陣だったということ?
そうじゃないですかねえ。今の私はそう思います!
>>605さんの言う通り戦争は映画の冒頭で始まったのかもしれません。
私は只の出発式?みたいなものと思い込んでいましたが。まあいつ始まってたとしても
ハウルが本当に参戦?するのは後半からなんじゃないでしょうか。
> なんでこんな脳内補完しなきゃならないのか、まさかこれを監督が意図してたって言うんじゃないだろうね。
それは解りませんね、さすがにw解りかねます。
>>608 ていうか、
>>605でハウルの弱さの例をあげてくれてましたね…ごめんなさい。
また考えてみます
620 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 03:26:10 ID:RSoPvpYk
キムタク=戦後50年へタレ平和外交で上手く逃げてきた日本、あるいは自衛隊
女王様=戦争を自作自演で作り、糸を引いてきたアメリカ帝国・軍産複合体・ブッシュ
キムタク「俺はヘタレだしぃ、戦争?とか怖いから行きたくネーヨ。女王の呼び出し
なんてシカトしとこう」
三輪明弘「(読売新聞や電通が情報操作してる)マスコミ報道なんて信じるのは
若い人たちやバカノンケだけよw」
〜周辺事態の悪化、北朝鮮の脅威、テロの脅威、911、イラク戦争が起こる〜
キムタク「戦後50年間も今までずっと逃げ続けてきた、今はテロや北朝鮮の脅威
から守るべきものがある!」
〜イラク派兵、ずるずると戦争に巻き込まれ、傷つき、戦争後遺症になるキムタク〜
キムタク「やっぱ戦争は怖いし危ないし傷つくしヨクナイし行きたくネーヨ、やっ
ぱ平和でしょ!日米同盟なんか捨てちまおう」
女王様「(チッ、逃げられたか。まぁ三菱重工を通してたくさん兵器も飛行機も
軍艦も売りつけたし、戦争特需で三菱商事株とか売ってガッポリ儲けた
から)この辺で戦争は終わりにしましょう」
>>479 言い得て妙だね。
ターゲットであるところの幼児とその女親である所の自分には破綻している
部分を差し引いてもカタルシスは感じられた。
子供も2時間楽しんでいたし(周囲にも騒いでいる子供は皆無だった。)、
充分なんじゃないの。
必要以上の意味を持たせようとするお友達は眼中にないんだって。
なんか気持ち悪い。
挙句、ハーレクインだAVだ、って幼稚なこといってるし。
読解力と脳内補完は別なものだよ。
脳内補完及び他メディアでの補完が必要なハウルは作品としては完成度が
低いのは明らか。
ソフィーの性格形成におけるの重要なファクターである「おとぎ話の3姉妹の
長女」という点を削除し、その代わりになるコンプレックスの表現に説得力が
無かった為
そういえばサリマンはそのままでは悪魔になるというようなことを言ってたね。
カルシファーとの契約を交わしたのは、自分が弱くて強くなりたいからで
弱虫だからこそそれを補う為に魔法の力が必要だったが、逆に自分の魔力が
強すぎてコントロールでききれずに、怪物になってしまう。
使えば使うほど魔力のとりこになってしまって人間の状態の心に戻れなくなり、「魔王」と化してしまう。
心が無いというのは、感情がないということではなく、「魔力に支配されて自由にならない意志の状態」
魔力に取り付かれるハウルを救うのがソフィーの愛情。
と解釈してみた。
>>613さん、ありがとうございます。
このソフィーの前半のセリフは「ハウルはただの無邪気な子供なだけよ」
と言ってるように思えます。
後半の「ハウルは来ません魔王にもなりません、
悪魔とのことはきっと自分で何とかします」はよくわかりませんが
「誰がなんといおうと(もしハウルの正体が魔物であっても)
私は無条件に彼の味方です」と宣言してるように思えます。
母親が「この子はバカでも私にとっては大事な息子」というのと
同じような愛情かな?他人と基本的な信頼関係を築く基礎になるものですよね。
その先はよく判りません。他の方お願いします。寝ます。
見て来た。噂通りわけわかんないね。
ハウルって、最後の方なんであんなに必死で戦ってんの?
ソフィーはとっくに避難してるのに。なんか理由があるなら教えて。
魔王になりかけて暴走してるから
ソフィーを守るために戦う
↓
戦ってるうちにだんだん訳が分からなくなってくる
↓
魔王モードで大暴れ
てことですか。なんだそりゃ。
まあ反戦メッセージだよね
>617
> 夜な夜な戦場に行くのはただの物見という説が有力。
どんな妄想を抱くのも勝手だが、デマは飛ばさんでくれ。
そんな説は、戦争を知らないヤツの妄想だ。
戦争に巻き込まれる距離まで近づいて「物見」などない。
後半と同じく、「戦闘を邪魔してた」以外あり得ない。
629 :
中卒でも分かる「ハウルの動く城」:05/01/04 05:12:05 ID:RSoPvpYk
Q.ハウルは戦場で何をしてるのか?ハウルも人を殺してるのか?
なぜその答えが作中で示されてないのか?
A.自衛隊がイラクで何をしているのか?非戦闘地域ってなに?本当に現場は
安全なの?現地の戦況が酷くなったら自衛隊はどうするの?これから
日本はどうなっていくの?そもそも自衛隊ってどうなの?憲法の戦争放棄
はどうしたの?ていう現実の疑問と対応させて、観客に考えさせるように
、あえて宮崎監督は具体的な描写を避けているわけです。
私はウトウトしてしまいました…なんてこった。
>>622 > カルシファーとの契約を交わしたのは、自分が弱くて強くなりたいからで
> 弱虫だからこそそれを補う為に魔法の力が必要だった
そうか。ハウルは心臓を失う前から弱虫だったのかもしれませんね。
あんな小さな小屋で、小さな子どもが長い休みを利用して、一人で過ごす事は
なかなかありません。ハウルがよくこうして過ごしたのは、彼の心が弱かった為。
普段の生活があまり楽しくなかった、とか周りの人間関係や環境も良くなかった。
かもしれないし、周りと壁を作りたかったとか。
そんな中でカルに出会い弱い自分からの決別が出来ると思った。
気の知れた仲にもなれた。しかしハウルは弱虫のままだった。
焦った(かは知りませんが)ハウルは益々魔力を求め…以下同文。
> 魔力に取り付かれるハウルを救うのがソフィーの愛情。
これは、サリマンとの対決の時、鳥になりそうなハウルを静めた事にも現れていますか?
>>628 物見だと思うよ。邪魔して冷やかしてやろうとは思ってただろうけど。
花畑で気紛れにちょっかいかけたのと同じ。
>>623 オープニングからこのシーンまでのハウルとソフィのやり取りの中で、
どうしてここまでハウルの事をソフィが理解したのかは正直疑問なんです。
ハウルが癇癪を起す前後の彼等の行動に秘密があるのかなあ。
> 「ハウルは着ません魔王にもなりません
> 悪魔とのことはきっと自分で何とかします、私はそう信じます」
の台詞は、あなたの言う通り、心からハウルへの信頼を断言していると思います。
でもなぜ断言できるのでしょうか?
ベッドのシーンでハウルの弱さを知ったソフィは、ハウルを守ってやりたいし、
助けてやりたくも思った。それは母親の子どもへの感情と同じ(似ている)。
だからハウルの提案にも素直に乗った。
そしてサリマンの言葉に怒ったソフィはサリマンに確信はないが断言してみた?
それだとただ挑発に乗っただけみたいな…
サリマンがソフィに「ハウルは悪魔になる」と言う時はどんな言葉を使ったのかな?
解る方いますか?
>>632 あのソフィーのセリフのサリマンからの答えが
「恋してるのね」だから、そういう事なんじゃないだろうか。
恋をしてるからハウルを信じる。自分にとっていい人そうに見えるから。
>>632 絵コンテから。
「あの子は悪魔に心を奪われ、私の元を去りました
魔法を自分のためだけに使うようになったのです」
「あの子はとても危険です
心をなくしたのに力がありすぎるのです」
「このままではハウルは荒地の魔女のようになってしまう…」
(この後魔女を指して)
「悪魔と取り引きして身も心も食い尽くされてしまったのです」
そして>613のソフィーの反論。
635 :
中卒でも分かる「ハウルの動く城」:05/01/04 06:08:35 ID:RSoPvpYk
>>631 はいまだにイラクに大量破壊兵器があったと信じてるふりしてたり、自衛隊の
給水活動が現地人の役に立ってると信じてるふりしてそうだね。
このすれはウヨクの工作員がいっぱいいるね。
昨日観てきました。言われてるほど悪くはない作品だったけど、
なんでソフィーが途中で若返ったり、中途半端なおばさんになったり
するのかetc説明がなさすぎて劇中では補完できない場面が多すぎて
何か観終わった後に今までの宮崎作品には無い物足りなさを感じました。
>>633>>634 レスさんくす。助かります。
>>613の台詞のあとにサリマンの「恋してるのね」でしたっけ?つうかそうですね。
> 「あの子は悪魔に心を奪われ、私の元を去りました
> 魔法を自分のためだけに使うようになったのです」
ハウルはカルに心臓を渡した。サリマン視点だから「心を奪われ、私の元を去りました」
の言葉使用。そしてハウルは自分が生きたいように人生を過ごしてきた。
弱虫なので、動く城で逃げ回ったり髪型や色を変えてとにかく楽に生きようとした。
> 「あの子はとても危険です 心をなくしたのに力がありすぎるのです」
>>622>>630の様に、ハウルは段々と強い魔力を求めていった。
> 「このままではハウルは荒地の魔女のようになってしまう…」
ハウルは荒地の魔女を >>彼女の冷酷さが恐くて逃げ出した
と表現した。サリマンはハウルもこうなってしまう、と示唆した。
> 「悪魔と取り引きして身も心も食い尽くされてしまったのです」
サリマンはサリマン自身でハウルを心配しているので、こういう言い方になった。
サリマンからすればカルとハウルの契約は最悪な事だったからでしょうか。
638 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 07:18:33 ID:+sMC2jTf
ハウルバージョンのCMキタ――(゜∀゜)━━!!!
ハウルカコイイ
ハウルいっぱいハウルいっぱい
639 :
621:05/01/04 07:24:43 ID:SUpykHL+
唐突な送信ごめんなさい。カッコ悪いけど、仕事が終わったので続きを・・…
ソフィーの性格形成における重要なファクターである「おとぎ話の3姉妹の長女」という点を削除し、
その代わりになるコンプレックスの表現に説得力が無かった為感情移入が妨げられる結果になった。
読解力の無い人の言わずもがなの疑問は別にしても、説明不足。
必要条件を無視したまま変に原作をなぞった上に新たなメッセージ性を加えたため物語に一貫性が欠けて
いるし、弱虫なハウルと老女になったソフィーという設定が生きていない。
例えば、老女になった事による視野の変化も描き切れておらず本来ならその設定における山場とも言うべき
母親の登場シーンが蛇足にさえ感じる。
手抜きなのではなく、女性作家の意図を理解出来ないまま女性を描いて失敗した感じ。
そこが宮崎の限界だと思う。
でもそれを補って余りある美しさや、心を揺さぶられるような場面は確かにあった。
多分この気持ちは大きな男のお友達には理解出来ないかもね。
「大人の絵本」らしいから。
でもターゲットを大人にするだけで売上部数が桁違いになる事に目をつけた出版社が純粋な意味
での絵本にまで(「おおきな木」だって「ぼくをさがしに」だって元は子供のためのものです)そんな蔑称
とも言えるキャッチ付けて売っているけれど、「おおきな木」が大人を癒すのは受け手側の問題で、
「大人の絵本」だからじゃない。
本来「大人の絵本」とは、初めから幼稚な大人向けに作られた挿絵入り似非ポエム本の事なはず。
そういう意味で宮崎アニメそのものがアウトと誤解されかねない「大人の絵本」のレッテルは、危険だと思う。
個人の経験値による共感の有無は決して悪い事ではないし、その経験値の低い子供が対象である以上
大人には必要くとも説明的なシーンは無駄ではない。
ハウルはそのバランスの悪さが特に男性に受け入れ難い一因なのでは?
>>637さん達が話題にされている一連のシーンはとてもよかったと思った。
とくにベッドの場面では、知らないうちに泣いていたよ。
>>629 なんかなー現実の河川の水は大腸菌やドロでいっぱいなのだから
コカコーラもドロがはいったのを売りつけていいんだと
開き直っているようにもみえるぞ
それに、イラク戦争では両国の大義や目的ははっきり表明されていた
自衛隊がどの地点に滞在していて、どういう活動をしているのかは連日
日本でも報じられている(知らない人は単に積極的にチェックいていないから)
ハウル世界がこの現実の反映とこじつけるには
かなりアレなんでないかな〜と思うんだが
で、映画観て感じたのは
これはイラク空爆にインスパイアされたものというよりは
太平洋戦争の話でないのかなーということだった
駿さんの戦争観というものは結局空襲体験に基づくものであり、それ以上のものでは
ないことがなんとなく感じられた
太平洋とイラク戦争とでは、おなじ空爆とはいっても戦争というもの性質や
報じられ方論じられ方扱われた方その他がもう別のものになっているというのに
駿坊の頭の中ではあいかわらず同じものになってるのかな
戦闘の集合体イコール戦争ではない
戦争とは国家間の政治・経済・理念・大義・安全保障その他さまざまなコマによって
織り成されるチェスゲームだ
ヒューマニズムとか反戦思想というもっともな理念でさえ
このゲーム盤のうえではただのコマのひとつでしかない
宮崎作品では戦闘描写はうまくても戦争描写となるととたんにへタレになるのもむべなるかな
>>639 男性にウケが悪いのはあたりまえだ
これも以前ここで触れた例だが
この映画、ああっ女神さまっというラブコメアニメと基本構造が酷似している
どーってことのない青年のもとに美少女が降ってわいて、恋仲になるという
あんまりといえばあんまりな話だった
このOVAが女性にうけたという話はあまりきかない
それをもってして今日日の女はアホときめつけるひとは男性でもまずいまい
なのにハウルとなると、反戦思想とやらが隠れ蓑になって
なんかやたらとハウル最高〜と口にするご婦人がたが続出するのだ
正直あまり気持ちの良い構図ではないぞ
>>642 ハウル萌えには申し訳ありませんが眼をつぶって頂けませんか。
でもあなたのおっしゃることは理解できますよ。
>>639 >
>>637さん達が話題にされている一連のシーンはとてもよかったと思った。
> とくにベッドの場面では、知らないうちに泣いていたよ。
ありがとうございます。何か意見があったら教えて下さい。是非!!
私はまたウトウトしてしまったので、いい加減寝ます。ノシ
>>643 萌えるのは自由だけど
それをもってして反戦とか
きょうびの現実世界の男性はわかっていないとか
主張されるのは勘弁してほしい
646 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 08:57:58 ID:a+lFCGaq
何で虫も殺せないような性格のハウルが美女の心臓を食えるのか。
>>645 >でもあなたのおっしゃることは理解できますよ。
って言ってるし。
本当にハウル観て反戦メッセージを受け取ったんなら、
「化け物だから殺してもオッケー」なんて恐ろしいこと
とても言えないと思うけどね。
単純にいい男にくどかれるソフィーになりきってうっとり〜
だけではあきたらず、「社会のこと考えてる自分って偉いわ〜」
っていいたくて「ハウルのメッセージって深いのよ」って主張してるようにみえる>645
いいじゃん、女性向けああ女神様でも。それはそれで存在意義があると思うから。
649 :
ちんこ:05/01/04 09:11:38 ID:SsmbJn+7
いやぁ。ハウル面白かったよ。
危うく噂に踊らされ流すところだったよ。
普通に反戦メッセージ入ってるし、社会的な風刺の入ってるだろ。
ハウル萌えとか関係なく深い映画だよ。
ハンセンメセージ
戦争嫌なら逃げたらいい
王が終戦発言したらOK
程度の反戦だな。
この映画の反戦に深いッセージはない
もしあったとしてもつぎはぎの脚本の中に消え果てた。
とりあえず極端な妄想反戦メッセージを頭の中で作るしかないのは
空っぽの反戦の映画なんてとても許せないからという観客の良心。
イラク戦争に、「両国に大義」があったとか
自衛隊が何をしているか「連日報道されている」と信じている
幸せな人がいますね。
サリマンは嘘だらけの主張で見る人をミスリードに導くが
あまり説得力がありすぎてこっちの方を信じちゃった人が多すぎなんだな。
ところで心臓がないときのハウルの心境の変化って考えてみたらおかしくないか?
心臓がないと心がなくなるなら
ソフィが主張した愛した自由なハウルは心ない状態だったのかね。
最初はサリマンに逆らうこともできず鬱屈して逃げ回ってばかりだが
はじめて守るものができたんだというハウルはそれなりに成長していたし、
心ない状態を示す場面はなかったんだな。
ほんとにイラク戦争ってなんだったんだろうね
いまだにわからん
要するに石油分捕り合戦といったところか?
655 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 10:35:02 ID:bd3eXTZn
>>653 「確かにわがままで臆病で何を考えているか判らないわ」あたりがそうなのでは。
それでも人殺しを避けて逃げ回ってるのが「まっすぐ」だと。
他人を守るために戦うのはソフィーにとって見れば英雄願望にも似た間違った心境
の変化なので止める必要があった。いままでどおり逃げてればいい。
656 :
643:05/01/04 10:50:15 ID:b44u9cAR
>641=
>>645さんに解っていただけなくてちょっとショック。
勿論戦争に賛成してはおりませんが、
>>639はむしろそのメッセージの処理の仕方によって、
原作が改悪されてしまった事を嘆いた原作厨的発言のつもりだったのですが。
>きょうびの現実世界の男性はわかっていないとか
これに関してはは、「(幼稚な大人)大人と三歳児には〜」の発言をなさったご本人及び
その示す意味に同意なさった男性には確かに理解できないと思っています。
多分好きな時に劇場に足をj運び、好きなだけ映画を観る事が出来る方にも。
親子共が満足出来る映画は貴重です。
>>652 どんな戦争でも大義はあるんですよ
でもハウル世界ではその大義すらはっきりしないし描かれない
それからイラクでの自衛隊の活動なんて検索すればなんぼでもニュースでてきますぜ
>>656 >親子共が満足出来る映画は
できないから困ってるんだが
>>654 イラク戦争がわけわかんないからハウルがわけわかんないのもOKということにはならない
現実世界で暴力ざたはあたりまえだからといって
教師が生徒殴ってはいかんし
河川の水は汚いからといって
給食の牛乳にドロや大腸菌をまぜて飲ませてはいかんと思うんだが
660 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 11:18:48 ID:bd3eXTZn
>>657 大義があるから戦争してもいいことにはならないわけで。なんのための戦争かわからなく
してることで戦争の無意味さを強調してるように見えたけど。
ハウル自身は戦争(人殺し)反対だから
両国の関係とか大義を詳しく説明しなくても成立すると思う。
問題はハウルが戦場で何をやっていたかが曖昧な事。
>>660 大義がはっきりしているからこそ戦争は継続されるんですよ
そして大義と現実がずれていることから、戦争はクダランという思いが生まれてくる
が、この映画、その大義すらはっきりしない
これでくだらない戦争と強調されても観客はきょとんとするのみだ
そのくせ皇居のなかまで描いてきたりと、なんだかさっぱり分からない
火垂るの墓は御前会議もなにもださながったが戦争の不条理は描いていた
>>661 がサリマンだの国王だのが劇中では堂々と登場している
昭和天皇までひきずりだしておきながら
この戦争の全体図すら描かないというのは
あまりにアンバラスではないのだろうか
>ハウル自身は戦争(人殺し)反対だから
そのくせ爆撃艦(と呼ぶんだろうか)にはちょっかいだすんだよなあ
暴力はよせとかいいながら最後にはこのわからずやーと暴力をふるうアトムの二の舞だ
www.islandrecords.com/sum41/site/home.las
英語わかんない
>>658 子持ちの30女には身につまされる場面や感情移入できるシーンがあった
と言っているんです。
その辺のツボの違いは理解出来ないでしょうって意味。
自分で書いてて悲しいよ。
まあ、それは男女の違いとも言い切れないけど。
そういう見方もあるって事です。
最高のクウォりティーでは無くても得られる満足というものが
あるでしょう。
信者でもアンチでもない平凡な意見だと思うけど。
668 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 11:38:44 ID:tc8vcOR2
>>667 子持ち女性にはよくわかること
そら結構
でも
イコールわが子にもわかるということにはならないのでないですか
母と子とは同じ人格ではないのです
672 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 11:52:54 ID:bd3eXTZn
>>662 戦争が無意味であることに説明はいらないということ。戦争の現実、苦痛、悲惨さと対比して
平和のありがたみを感じさせるなんてことはしてない。大義とか現実とかそういうのを詳細に
描いた上であのラストだったらそれこそポカーンですよ。愛が世界を変えるあのラストでよかった
よかったと感じさせるためには、それなりに現実を捨象する必要がある。
戦争をリアルに描こうが無意味に描こうが結論は「戦争はよくない」になる。であればどう
描こうともそれは勝手なのでは。方法はこうでなければならないってことはない。
ついでにいえば、自分から手を出したのは花畑が最初だったように見える。魔王化が
進行して攻撃的になってる、次の爆撃阻止大あばれの伏線なんだな、とおもったよ。
もんだいはさ、半分くらいの視聴者をポカーンとさせてまで
戦争を描いた意義があまりこの映画からは読み取れないということじゃないのかな
戦火の恋を悲しく美しく描きたいという意図であれば
ハウルはもっとなし崩しに巻き込まれた、という方がよかったし
荒地の魔女なんかいないほうが分かりやすかった
ソフィがババアになったのも戦争のせいという風にした方がよかった
>>672 >戦争が無意味であることに説明はいらないということ
それがほんとうならこの映画いらないじゃん
「戦争を描く意義」をあれこれ議論してるようだけど、
現実に戦争は常にどこかで行われている(行われてきた)わけで、
ただ単にハウルの舞台が戦時中というだけのことでしょう。
「ただ単に戦時中」が許容されないというのはおかしな話。
お前ら、何でそんなに映画に説教してもらいたがってるわけ?
677 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 12:15:35 ID:DARzVBPD
やっぱりストーリーが自作じゃないと作品にメッセージを込めようとすると作中で
話の内容がちぐはぐになるのかな
その意味ではトトロとかはそんなちぐはぐじゃなかった
てかスタジオジブリは宮崎駿の死後、ディズニーみたいになるっていうからorz
>>676 映画的には戦争なくてもよかったんじゃない、という話をしたつもりですが。
ムリに戦争を画面にいれたので、ハチャメチャというか詰め込みすぎの印象つよいなあと。
679 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 12:17:39 ID:xU5t8rtZ
パールハーバーを宮崎駿が作るとこうなる
って感じかな。
あんな映画でも泣ける婦女子がいるらしいし。
戦争じゃなくてもよかったし、戦争でもよかった。
それだけの話。印象はチラシの裏に。
681 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 12:21:57 ID:bd3eXTZn
とりあえず、ふたりの愛の力がなぜか周囲に影響を及ぼして現実を変容させたおとぎ話、
でいいんじゃないですかね。サリマンの大義もハウルの英雄志向も間違いで、戦争には
とにかく関わらないのが正解。その過程でソフィーにかけられた呪いが解け、荒れ地の魔女は
己の欲望をコンロトールすることを学んで心臓を返し、ハウル、カルの力と心を巡る不健全な
契約も解けて友情に変わり、戦争も終わってめでたしめでたしという映画なのでは。
682 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 12:22:38 ID:1jr2uW4b
ふと思ったんだけど、千尋の主題歌とハウルの主題歌は逆でもはまったんじゃないかな。
世界の約束は別れの歌っぽい部分もあるから、千尋とハクが最後離れ離れに
なっちゃう部分と重なるし、
千尋の歌(ごめん曲名ワカラン)も、千尋の歌って意識があるからアレだけど
それがなければ結構はまる気がした。
>>681 いくらファンタジーでも飛躍ありすぎ
スターウォーズ旧三部作でさえ、帝國の圧制より銀河を救ったのは
ルークのフォースではなく
同盟軍の軍事力だったわけだし
>>680 マンセーはこれだからなあ。。。
>>681 戦争は終わってないという見方もあるとのことですよ
>>684 終わってないのにハネムーンというのもスゴイ話だなぁ
686 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 12:37:29 ID:bd3eXTZn
>683
愛が世界を救う理想を描いた話もあっていいんじゃないかなあ。戦争に勝ってばんざーい!
みんなハッピー!なんて戦時中の国策映画みたいなものを宮崎がつくるとは思えないよ。
戦時中でもハネムーンくらいしますよ。
韓国を見なさい。つか、お前らの戦争のイメージは
どうしてそんなに貧困なの?現代社会の教科書読んだ?
>>681 そういうことだね。
>戦争には とにかく関わらないのが正解。
これをしっかり言い切ったのが新鮮だったな。宮崎クラスの人が言わないと
説得力のない、逃げのようにとらえられてしまう考え方だけに。
ともすればハウルの言った「君を守るために戦う」が美しい考え方だと
美化されかねない風潮も最近感じるから。
「戦争を後景に留めておく」ことがこの映画の主題の一つなんだから
「戦争が描かれてない!」とか言われても困るだけだな。
上記の観点から見れば、過不足なく描かれている。
左翼アニメってことですな。
>>687 ピカドン状態のヒロシマナガサキ上空を遊覧飛行していちゃつくカップル・・・
すげえ神経だ
>>688 実際に始まってるのに関わらないってどうよ
どうあがこうがB29から爆弾は降ってくるというのに
それに、ハウルは空飛ぶ城で高飛びできるのかもしれんが
んな魔法もなにもないほかの国民たちはどうしたらいいのよ
戦争反対してたのはあのカップルたちだけではないはずだ
愚にもつかぬ選民思想!
信者ってありがたいね
よく分かってんじゃん。
きょうは昼の時間なのに活発ね
ID:NxtvPcyCはなんでそんなに太平洋戦争にこだわるんだ。
NxtvPcyCは、結構ここ長いね
692は「疎開」という言葉を知らないらしい。
>>696 実際、大本営発表とか空襲とか赤紙とか、呉軍港のごとき港とか
それ臭いアイテムでいっぱいでないこの映画
空襲体験の延長で現代戦争を語ってくるというのは、軍事オタクのくせに
甘いと思う
>>698 ほー最近の疎開は空飛ぶ城でハッピーにハネムーンのことを指すのでせうか
時代は現代なのか?
>>701 えーイラク戦争の寓話でもあるんでしょこれ鈴木の話だと
「ハウル」って現代戦争を描いた映画だったの?
>>692 そうか、君の書き込みを読んでいて思ったけど、
この映画への拒否反応はこの考え方の違いからくるのかな?
ある大きな問題から逃げることを恥ずかしいと思ってはいけない
って考え方は非常に現代的だし、いい例かわからないけど
例えばいじめは起きた時、ひと昔前ならいじめられる側がもっと強くなれとか
立ち向かっていけといった論調も多かったけど、今は逃げることも
選択肢として子供に教える。
言ってみれば、昔は君と僕は同じだと教えていたけど、
現代は君と僕とは違うんだと教えているってことかな。
NxtvPcyCはIDのチェックには余念がないけど、内容をちゃんと読んでいないから
もう付き合わないことにします。
昨日見て来たけど、宮崎さんが、自分の描きたいシーンだけ描いたって
感じがしたなー
あと、若い女の子に「ハウルすてきー」と言ってもらいたかったんだろうなー
空爆のシーンとか、イラク報道でも見ながら勢い余ってやっちゃったんじゃないかって感じ
あんだけおどろおどろしく描いといて、あっさり「馬鹿げた戦争をやめましょう」って
なんじゃいそりゃー
ドラマチックなシーンは描きたいけど、その背景とかはどうでもいいっていうのは
最終兵器彼女とかセカイ系ってやつなのかなあ
宮崎さんも年とったから、世界背景とかめんどくさいのはどうでもよくなっかのかも、と思った。
でもあんまり期待せずに見たから、けっこう楽しめたよ。
千と千尋ほど説教くさくなかったし。
東宝 ハウル7週連続1位かな
1「ハウルの動く城」
2「Mr.インクレディブル」
3「ターミナル」
4「カンフーハッスル」
5「エイリアンVSプレデター」
05.01.05 UP
>>704 さっぱりわかんないなー
いじめなら逃げるというのも選択肢としてあるし
実際それは実行できるんだけど
戦争から逃げることってできるんですか
赤紙がいやで山に隠れるとか、それだけでもかなりきついと思うし
ましてやB29が爆弾降らしているなか、どうやったら逃げられるんでしょうか
逃げ回ったところで爆死するひとは爆死するんですよ
空飛ぶ城で逃げればいいと言われても、そんなもんハウル級の魔法使いでないと
個人ではもってないと思うし
709 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 13:12:49 ID:z5XqQxFG
今見た。荒地の魔女ころせ、荒地の魔女とソフィーは何考えてるのかわからん。互いの関係も感情も意味不明。
2時間でまとめるために内容をハショったことを棚に挙げ脳内補完すればいいという都合のいい理由で押し通した後付けインタビューは寒杉。
こんな中途半端で13億しかいってねぇえんだから、3時間半R指定で作り直せよ
中国は多すぎだよな
不法コピーとか
>>708 逃げると言うのは物理的な問題ではないよ。考え方の話。
爆撃から逃げるのは今も昔も同じ。ただ赤紙を国民全員で無視することは
できるよね?戦時中に参加しないという意思表示は、今ではあたり前のように
思うけど、近代の考え方なんだと思うんだ。
ハウルの「君のために守る」という正義感はずっと戦争に利用されてきた考え方の
象徴だと思うんだよね。
そのせいでコンテンツ産業が成り立たない国になっちゃってるね<中国
716 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 13:38:20 ID:xU5t8rtZ
宮崎駿は戦争大好きッ子だよ。
砲とか戦車とか戦闘機とかのフェチ。メカが好きなんだろうな。車とか。
コナンの頃から巨大爆撃機の空爆シーンとか、
やたらと出て来てしかもいつもめちゃくちゃ気合い入ってるじゃん。
銃の描写なんかもしっかりミリヲタしてて、必要以上に細かい。リアル。
ついでに超強力大量破壊兵器とかも大好き!
そんでそいつらに単機で立ち向かうちっちゃい戦闘機とかがもっと大好き!!
ナルが少し多めに入ってる。
そんな戦争賛美な宮崎駿ですが、もちろん当人のモットーは
「戦争反対!命は尊い!」
しかし自作では殺しまくり。巨匠だから残虐シーンもお咎め無し!
イカスぜパヤオ!一生ついて行きますぜアニキ!おれたちのヒーロー!!
ちょっと興奮してきちゃった。まいいか。
717 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 13:56:47 ID:ixbPmsTy
昨日、見てきた。
感想は?という感じ。
全体的に意味不明が多い。
(1)ハウルがなぜ炎(悪魔)と契約したのか?
(2)この作品における戦争の意味がよくわからん。
(3)ソフィーの老婆と少女(寝ている時等)の使い分けが?
(4)ソフィーがハウルの代理で城に行くというのは必然性が薄いよね。
(5)荒地の魔女の位置付けが?。悪キャラ→良キャラ、の次に
どんでん返しで、大悪キャラか?と思ったらそうじゃないし。
(6)いい魔法使い(サリバン)、悪い魔法使い(荒地の魔女)、
中間の魔法使い(ハウル)という使い分けなのかな?
でもこれって知識がないと飲み込めないよね?
とにかく話が強引すぎる。理由無しで決め付けて展開しすぎる。
だから、皆、違和感を覚えるんじゃないかな?
最近の宮崎作品は自己満足が多いよね。それが全て凝縮された作品だね、
このハウルは。
はっきり言って、ダメです。駄作。金返せ、という感じ。
>716
今はハウルの動く城がなぜつまらなかったかについて語っているのだがw
>714
某国に子供拉致された人は、武力使ってでも子供を取り戻したいって言ってますけど、
この映画の反戦メッセージを見たら、自分の子供を見捨ててでも戦わないことが大事
なんだと悔い改めることでしょうね。アメリカの誤爆に巻き込まれた人達も、逃げれば
よかったんだ、自分達はバカだったと反省することでしょう。
まぁ、上記のようなことがあるわけもなく、そういう非常に重いテーマを孕んでる戦争
という題材を、あんな薄くて軽い描きかたした挙句に、そんなチャラいメッセージが伝わる
はずもないわけで。
そもそもこの映画における戦争の描写は、恋愛の障害として、ソフィーとハウルの恋愛
を盛り上げるための小道具として描かれてるだけだと考えるならば、その描写が
適当であっても、間違ってても、薄くても、そのこと自体に問題はないです。
(あくまでも戦争をしっかり描くことが目的だったというなら、トウゼン、この描写は非難
されるべきですね。明らかに描き方中途半端すぎるんですから。)
で、恋愛の障害として、2人の関係を盛り上げるために描かれた小道具としての戦争だと
するならば、それをネタにして戦争についての思想を語るのは、恥ずかしいこと。
ガンダムをネタにして戦争論語るより恥ずかしいことだと思うけどな。
宮崎アニメだということが、あのバカくさい戦争描写で戦争語ってよいという免罪符にすら
なっているというのは、やっぱり許せない気がする。
720 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 14:05:51 ID:ixbPmsTy
ハウルの描き方が浅すぎる。
髪がへんな色になった時のハウルのうろたえぶりは共感できない。
ナルシストということだろうがそれを描写してないから。
そんなハウルのどこがよくてあの子供が慕っているのかも不明。
荒地の魔女がなぜソフィーに呪いを掛けたのかも不明。
ソフィーが魔女になんかしたっけ?
721 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 14:06:41 ID:bd3eXTZn
>716
監督本人もその辺は自覚してて、メビウス対談でも「自分の中のマイナスの部分を子供が見る
映画に盛り込もうとは思ってない」と語ってる。紅の豚も趣味丸出しなわけで、当初20分程度の
短編として作る予定だったものなのに……とか複雑な思いがあるらしい。矛盾したところがまた
すてき、とかいったりなんかして。ごめんねーばかな信者で
>>718 だから戦争シーンがチープだったからだろ?
ハウルの動く城vsレプカとカリオストロの空飛ぶ機械の城
とかだったら絶対名作さ!
あと、ハウルじゃあれ欲しかったな、
「バカもーん!そいつがルパンだ、すぐに追え〜!!!」
・・・もう飽きたよハヤオ_| ̄|○
723 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 14:11:25 ID:ixbPmsTy
>>719 恋愛の障害として戦争が小道具?
なんで?
なんで戦争がハウルとソフィーの障害になるわけ?
そもそも魔法により不可能がない魔法使いにとって
戦争など何の意味もないでしょ?
この作品では小道具はなにもかも中途半端。
724 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 14:14:22 ID:ixbPmsTy
ハウル肯定派ももっと単純に考えようや。
ほんとにおもしろかった?無理に思い込んでない?
私は本当につまらなかった。
まあ、そんなに一生懸命主張されても困りますが…
おもしろかった人におもしろくなかったということを言わすスレでつか
>716
>宮崎駿は戦争大好きッ子だよ。
>砲とか戦車とか戦闘機とかのフェチ。メカが好きなんだろうな。車とか。
>コナンの頃から巨大爆撃機の空爆シーンとか、
>やたらと出て来てしかもいつもめちゃくちゃ気合い入ってるじゃん。
>銃の描写なんかもしっかりミリヲタしてて、必要以上に細かい。リアル。
そう。記号としてしか描かない割にやけに戦闘マシーンがリアルだから、
「え?この戦争何?」って思わせちゃうんじゃない(w。
宮崎監督本音としてはハウル版ナウシカを展開したかったのかも…。
728 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 14:20:10 ID:ixbPmsTy
まさかタイムマシン落ちがあるとはね。
でも深くかかわっていないし。少年のハウルと炎の悪魔との契約の際
ソフィーが深く関わっているならまだ説得力があるだろうけど。
何もかんも中途半端。
なんかいろんな映画やドラマで見たことのあるエピソードをつなぎ
あわせただけのようなストーリー。だから浅い。矛盾してる。
説得力がない。
729 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 14:23:09 ID:bd3eXTZn
>>719 戦争に関わらない、というのは自分たちでばかりでなく敵にも当然いえること。
ラストでは唐突に隣国の王子が出てくるあたりで、愛の奇跡が隣国にまで及んでる。
それと、拉致被害者の家族が戦争してでも被害者を取り戻せなんて本トにいってるの?
そんなの国民の共感が得られるはずがない。適当なこといってると怒られるよー。
730 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 14:23:37 ID:gqnkkNw1
それほど悪くなかったな。
不満なのは起承転結の結がやっつけっぽかった位かな。
あと30分頑張って作ってほしかった。
否定派は詰まらなかった理由をなんとかこじつけようとしているに過ぎない。
なぜなら否定派の主張は、ハウルだけに当てはまるわけではない。
>>720 髪の色のシーンで、いきなりハウルのキャラが変わってるよね。
唐突すぎ。もうちょっと前フリが欲しかった。
宮崎さんが慣れないパターンのギャグをやってすべった感じがした。
ソフィーがお城に行く時「ハウルならもっと派手なものに化けるはず」と
つぶやいたのは、おかしかったけど。
>>723 見方が中途半端すぎるよ
不可能がない魔法使いなんていなかったけど。
荒地の魔女は魔方陣によって魔力を奪われたり
ソフィーを元に戻す魔法は知らなかったり、
サリマンもハウルを思い通りには動かせなかったし
ハウルも戦争を嫌いながらもやめさせることはできなかった。
ソフィーの呪いをすぐに解くこともできなかったしね。
>>719 やっぱり考え方の違い故の拒否反応なんだな。
いろいろな考え方があって当然だし、全員一致なんて逆に恐いけど、
この映画の言わんとするところの価値も一方で認めるべきだとは思うよ。
>それをネタにして戦争についての思想を語るのは、恥ずかしいこと。
ぜんぜん恥ずかしいことだとは思わないな。むしろ日常化すべき当たり前の
発想になって欲しいとさえ思う。
だってもう戦争が日常になってしまってるからね。赤紙が来たら行く?
735 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 14:28:46 ID:ixbPmsTy
>>731 単純にストーリーがダメ。物語になっていない。
もののけや千尋はまだ物語になっていた。
でもこれはまったくダメ。人物描写も浅い。
魔法使いだからといって「どこでもドア」使いすぎ。
あれだけ万能の魔法使い族がなぜおろかな人間に肩入れしているのか
不明。
あんなに核兵器持っているのにイラクで兵隊がいっぱい死んでいる
アメリカは意味不明、と言うくらい意味不明な感想ですね。
737 :
名無シネマ@上映中:
>>733 魔法使いの描き方が中途半端。
荒地の魔女がのこのこ城にいって力を奪われてしまうのは間抜けすぎる。
ハウルはソフィーの魔法を解いたのか解かなかったのか?
ヒロイックファインタジー等に多少詳しければ、人間と魔法使いとの
関係は想像つくだろうけど、そんな知識が必要なの?そういう部分も
わかりやすく劇中に入れてくれなきゃわからんよ。
悪の魔術を使いすぎると悪にのっとられるなんて「スターウォーズ」
じゃん。でもなんで悪魔と契約したのかハウルでは何も
語られてないし。