1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
志に生きる漢たちを描く北方先生の小説に痺れた
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/24(火) 17:08:16 ID:BGPAANLb0
自ら2ゲット
水滸伝の文庫版刊行が始まって嬉しい
三国志、水滸伝、楊家将、他に中国歴史関連の作品はある?
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/24(火) 17:50:32 ID:BGPAANLb0
いま「すばる」で連載されてるのが「楊令伝」
副題が続水滸伝
へえ、そんなもの書いているんだ。
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/24(火) 22:41:51 ID:1mQzRoWo0
楊家将は、原典の後半部分が、ファンタジー色が強いので、
前半の方の部分で書いたんだってね。
漢たちの生き様を描く北方氏にとって、武侠的なのりとかは性に合わなかったんだろう。
楊家将と言えば女将軍勢揃いだけど、そういう部分は北方氏の作風には合わんもんね。
今水滸伝よんでいる
おもしれー
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 00:14:41 ID:0ZZNTNDE0
>>4 最近、北方先生は宋代にはまっているのかな?
そうなら、いいことだな。宋代には、日本ではまだ知られていない、隠れた英雄がたくさんいるし。
是非発掘してもらいたい。
9 :
58:2006/10/26(木) 00:39:47 ID:6XK2BnuX0
北方水滸この板だと評判悪いな…俺は好きだが
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 01:18:34 ID:Zj1YOZMZO
戦争がリアルっぽく描かれて俺も好き
まだ三国志しか読んでないけど文庫でてるなら今度読んでみるよ
でも全19巻は長いね
>>9 好き嫌いが両極端に分かれるという感じじゃないかな。
作風に独自性が強いから。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 12:32:37 ID:sHZnL4rl0
俺は好きだ。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 13:00:44 ID:IdDXAzu40 BE:19534638-2BP(0)
この人が書く呂奉先はもの凄い素敵
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 13:06:03 ID:0KwWBbgp0
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 14:14:25 ID:/Td5rA//0
北方呂布には驚いた。
この人の本を読んで初めて周瑜の凄さが分かった
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 20:22:40 ID:LiHdwRh00
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 20:55:49 ID:RF+nafSH0
少なくとも吉川三国志よりは面白い。
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/27(金) 00:27:04 ID:nNJQbCV8O
陸遜の血尿が衝撃的だったなー
そういう所リアルだなと思った
水滸伝の文庫版は予定なの?
もう店頭に並んでる?
そうなら明日飛んで買いに行く(・∀・)
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/27(金) 02:09:17 ID:OeXMtsT7O
一巻だけ出てるよ
毎月一冊づつだから完結まで19ヶ月かかるけど
>>21 ありがd
文庫版は前から待ってたから嬉しいね
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/28(土) 10:38:08 ID:BavDBui30
>>6 北方氏の楊家将は、実は楊家将らしくない楊家将なんだよね。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/28(土) 17:10:45 ID:0CnKDMPQ0
女将軍がずらりと出てくるような部分は、
根本的に北方先生の作風とは相容れないからね。
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/28(土) 17:23:47 ID:5QDLp5xX0
楊家将・血涙 単行本化情報はまだですか?
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/29(日) 00:00:11 ID:5ZA7Fjqp0
続編でるの初めてしった
四郎VS六郎.七郎なの
吉川読んでるけど北方に比べ、孫策や周ユが物足りない。
なかでも張飛、呂布はまるで別人だ。
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/29(日) 07:31:35 ID:xWB/VP++0
南北朝もの、三国志、楊家将読んだ物だが、文庫になったので水滸伝の一巻を買ってみた。
なんかスピード感ないなー、って思ったのは俺だけ?
水滸伝は原作も読了ってのもあるかもしれないが、なんかテンションが上がらない。
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/29(日) 14:10:53 ID:bMaqC8heO
五巻くらいから凄まじくなってくよ
ただ五巻くらいで離れる奴は一気に離れるからな
まだ史進のくだりがおわったばっかだけど、吉川や他の水滸伝より人間臭く読めて楽しいね。
三國志の時と同様、先が楽しみだよ。文庫化待ってて良かった。
晁蓋が梁山泊に入って初めてキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!って思ったですね
三国志は一巻の最後の関羽の「夢が始まる」の下りでそう思ったけど
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/30(月) 14:46:35 ID:QY4iJGhP0
そうだね。1巻〜2巻前半における仕掛けが、2巻後半の梁山泊奪取に向かって
統合されていく様は、何回読んでも見事。
俺は魯智深のあまりの別人ぶりと楊志死亡に絶望してそれきりだ
三国志は原作通読者だけど最後までワクテカして読めたのに・・・
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/30(月) 19:14:39 ID:v9PR/eo+0
>>35 もったいない。その後、魯智深は魯達に変身。
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/30(月) 19:41:49 ID:TWevuNn70
原典とは逆だけれど、北方本では、そうなる。
>>37
>>38 そうか
もはや水滸伝じゃないな・・・やっぱり北方水滸伝だけは読む気になれそうも無い
パロディと思って割り切れ
108星勢ぞろいを見れないのは残念だが
楊志をはじめ漢たちの散り様に燃えろ!!
まぁー確かに「もはや水滸伝じゃない」というのは俺も思った。
でもところどころ面白い部分はあるよ。楊志が好漢の中で一番最初に死ぬとこなんか、
楊志ファンの俺としては、悲しくもあり、ある意味美味しいと思えてしまったし。
とりあえず暇があるときに、思い出してちょっと読んでみるといった感じでいいじゃん。
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/31(火) 11:46:55 ID:NRVUe6bN0
物語の現代化は必要なんだよ。さる巨匠が「出師の表を読んで泣かない者は男子ではない」
というニュアンスの話をしていたが、俺は泣くどころか、諸葛亮が出てくるから演義は
つまらなくて読めない。
北方三国志の諸葛亮は長所もあれば短所もある実在感ある人物なんで違和感なく読めた。
北方水滸伝も同じ。
北方作品は、原典からは切り離して読んだ方がよい。
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/31(火) 12:31:55 ID:/j+zwquR0
>>35 時間の流れが、三国志の方が速い。第1巻の終わりには、もう孫堅が死ぬ。
また原典の周知度が水滸伝よりも高いから、大まかなストーリー展開は読めるし、
演義の退屈な部分を大胆にカットしてあると快感ですらある。
これに対して、水滸伝は、108星を一人ずつ丁寧に描くというノルマが
あるため、会話が多く、時間の流れが緩やか。
また、原典が糞なんで、原典の理解しがたい部分を、理解しやすくするために、
手間ひまがかかる。とくに原典の敵方は糞の糞なもんで、オリジナルの諜報機関
を登場させたり、実在した高俅・童貫等の扱いにページを使ってしまう。
このあたりを呑みこんでしまえば、あとは楽だよ。
誰か試してくれないかな?
北方三国志、全13巻で何人死んでるか。
10万以上だよね
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/31(火) 17:30:59 ID:/+NfZA3P0
<<45
ちょっと言葉選んだ方がよくないか?
ってか水滸伝信者なんで原典が糞とか言われるとなぁ
原典の水滸伝と加工された吉川あたりの三国志を比べてるのか?
「個人的に糞」とかならまだしも。
まぁ敵方が糞なのは認めるが。
僕は劉備に電話をかけ、どうしても荊州が欲しいんだ。話すことがいっぱいある。
話さなくちゃいけないことがいっぱいある。世界中に荊州以外に求めるものは何も
ない。寿春ではまた張遼に負けた。何もかもを荊州で最初から始めたい、と言った。
劉備は長いあいだ電話の向うで黙っていた。まるで張飛が円周率を小数点以下
二百桁まで覚えていることが分かったときのような沈黙がつづいた。僕はそのあいだ
諸葛瑾がくれたあまり美味くもないお茶を飲みながら目を閉じていた。それから
やがて劉備が口を開いた。「仲謀、おまえが拡げた領土がどこにある?」と彼は
静かな声で言った。
僕が拡げた領土はどこにあるのだ?
僕は受話器を持ったまま顔を上げ、建業のまわりをぐるりと見まわしてみた。
僕の拡げた領土はどこにあるのだ?でもそこがどこなのか僕にはわからなかった。
見当もつかなかった。いったい僕の拡げた領土はどこなんだ?僕の目にうつるのは
いずこへともなく歩きすぎていく無数の兵士の姿だけだった。僕はどこにもない
領土のまん中から荊州を呼びつづけていた。
49 :
45:2006/10/31(火) 19:20:28 ID:VMODyuTN0
確かに「糞」は言い過ぎだった。原典の個々のプロットはたいへん素晴らしい。
しかし、108星結集に至るプロセスに偶然の要素が多すぎる、と言い直しておこう。
>>48 村上春樹が三国志を書くとこんな感じなんだww
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 00:49:17 ID:N3Eez5H40
水滸伝の原典は説話集みたいなもんだしな。
舞台の一幕をやるのにちょうどいい話が集まってるって格好。
だから、一つの物語として捉えると、齟齬が多くなってしまうんだね。
その辺を時制から何から構築し直してるのは見事と言わざるを得ないよ。
原典に拘る人は許せないらしいが・・・。
封神演義も太公望(宮城谷)も好きなオレは、北方水滸伝は凄いと
思います。
北方水滸伝は別物と割り切って読めば面白いが
マスコミと書評の報じ方には問題あり
53 :
梁山泊:2006/11/01(水) 01:46:55 ID:dxJe24a4O
バイオレンス三国志はちょっとね…。正史を知ってる人には合わないよ〜ん
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 02:26:58 ID:oqEnPUEr0
宮城谷の呂布はいつもの(笑)呂布だ。
董卓の書き方が面白いと思ったけど。
スレ違いスマソ
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 14:24:40 ID:ATFqQQuj0
>>54 実は第1巻だけ買って、途中でやめた。その後、面白くなってるのかな?
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 21:28:18 ID:ERPGBu+h0
張濫・・・・・・・・・・・・・・
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/02(木) 00:20:10 ID:Eqq9jrzF0
たださ、北方三国志って、吉川か横山を通読してからの方が
より面白いと思わないか?
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/02(木) 00:37:52 ID:zjnVktEp0
>>55 だんだん面白くなって来たよ。でもやはり宮城谷は一人に絞って
書く方が良いと思う。
>>57 そうだねぇ。演義ベースの典型的な性格造形ってのを知ってから
北方版を読むと、呂布やら張飛やら馬超やらのいい感じな扱いが
際立つね。
>>57 確かに。
間者とかセッコウとか吉川の備考見てなかったらわからないよ
正史をKWSK勉強したらしい北方も演義の影響でか、
『曹操孟徳』『諸葛亮孔明』と。
違和感ありすぎで少々萎えた
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/02(木) 21:02:12 ID:oouuu5Wt0
>>59 あぁ、それは確かに。
斥候って言葉は吉川版で覚えたのかもしれない。
なんか時代小説なり戦記物なりを読んでないとキツいかもね。
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/02(木) 22:18:21 ID:Eqq9jrzF0
おお、同じ感想の人がいて良かった。
一般的に思われているところのイメージを固めた上で
それを根底から覆す北方三国志を読むと、そのギャップが一層楽しめるんだな。
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 07:26:34 ID:qcYHtY3f0
三国志、水滸伝っていろんな人が書いてるから
北方版に限らず、この人ならこう描くのかっていう楽しみ方してる人多いだろうね
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 20:17:26 ID:DZZ/mjlt0
呉三国志に勝るもの無し
北方三国志は死に際が良い。
曹操、劉備、関羽、諸葛亮が死ぬ場面なんか何度見ても泣けるわい;;
>>64 ブクオフで一冊105円だったから買ってみた。
来週辺りから読んでみるよw
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/04(土) 06:47:25 ID:+szlybZn0
呉三国志は挫折したなww
読んだことないけど、孫堅だけで北方4巻分くらいのボリュームでしょ?
>>69 姓・名・字名という順で名前を表記するのは違和感があるって事でしょ?
姓・名 か 姓・字名 っつー書き方じゃないとって事かな。
今水滸伝読んでるけど、楊志が死んだよ…orz
てゆうか石秀の死に方カッコええ
陽志より石秀のほうが好きになったよ
>>71 文庫房なんでわからんw
早く2巻でないかなー
73 :
71:2006/11/06(月) 20:39:27 ID:P63pEaXl0
おれは図書館で借りながら
さらに文庫版も買ってる
今6巻が終わった
おもしれーーーーー
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 09:54:43 ID:SNQZv211O
血涙発売いつかな〜
一月ごとって長いな
けんチャンからのメールまだー?
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 19:13:14 ID:r/r7NGT20
クラブ水滸伝入ったのか
4巻までハードカバーで購入したが
財政難に陥ったので5巻を図書館で借りてきた
楊志の死に感涙
部屋が狭いので文庫しか買えん。
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/12(日) 20:38:24 ID:thSuTVJV0
読み始めようかな。
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/12(日) 21:41:17 ID:aODYncRY0
北方謙三って本名?
自分の主人に対して
恋をした。
公式にも水滸伝2巻の予告ないね(´・ω・`)
いつだよー!
>>85 待たされてる間に脳内でおまいの妄想の水滸伝2巻を楽しむんだ!
Amazonは11/17(金)発売になってたよ君達(´∀`)
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/15(水) 00:32:03 ID:ui2x4tB80
兵庫、大阪(一部)のヤシに吉報!
サンテレビで昨日からあの伝説の日本テレビ版「水滸伝」が放送開始!!!
すげーぜ!!!!!
話には聞いていたし文庫化されたと聞いて一巻読んだが
なんか魯智深がキャラクターが死んでない?
前19巻の1冊だけ読んで分かったようなことを言うとは。
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 07:08:44 ID:qG+C1RqI0
一巻読んでの感想だから別にいいじゃん
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 07:37:31 ID:fjY3oR850
俺、2巻まで読んだけどなんかダメだった
登場人物が多く名前がなじめなかった
基本的に悪くはないが三国志に比べると駄作レベルなんだよな
手を入れすぎてる感じ
さぁ、すばるを買いに行こう!
>>92 中国モノは全部ダメじゃね。
他のジャンルをおすすめする。
>>93 俺の中では、逆に
三国志→佳作
水滸伝→神
いろんな見方があるもんさ。
北方水滸伝は北方作品と期待して読んだ奴と水滸伝と期待して読んだ奴で評価が分かれるんじゃない?
義侠小説としての性格や、ちょっと引くくらいの底抜けの破天荒ぶりが殆どないし
キャラクターも原典で脇役だった奴とかはいい感じにキャラクター付されていたんだが(俺的に楊志、雷横、宣賛とか)
主要キャラだった奴はあまりに別人になってたり大人しくなりすぎてて、原典での魅力が死んでるんだよね(俺は魯智深、武松、阮小七が駄目だった)
まあ別物だからと言えばそれまでだけど、悪いが俺は後者の部類なので三国志は神だけど水滸伝は駄作だと思う
水滸伝じゃなくてまったく新しい小説として書けばもっとすっきり読めたんだろうけど
水滸伝は、原典が説話集みたいなもんで、
いろんなヤツが話を付けたし付けたしして出来上がって来たから、
人物像が一貫してなかったり、時制が無茶苦茶だったりするわけだ。
それでも、まぁ、ファンタジーだから、で済まされる。
一つの話を読んで次の話を読む時、前のを忘れちゃって大丈夫な人は
オッケー。
北方版はともかく水滸伝を登場人物の多い革命物語として洗練させた。
その時点で神だな。筋が通ってるのが好きな人はこっちがお勧めって事。
北方三国志は、最後がちょっとアレだったね。本人が語っていたけど、
本史や演義の縛りで、関羽、曹操、張飛、劉備と立て続けに死ぬので
話を引っ張れなかったみたい。呉に関しては周瑜が死んだ後、
致死軍として残したが、それくらいしか無く、孫権以降は誰も書きたいと
思える奴がいなかったんだってよ。
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 17:36:59 ID:D71Spsxo0
北方はどうも俺には合わない。
三国志は2巻でやめたし、水滸伝は文庫1巻買ったけどたぶん2巻は買わない。
塩の道塩の道うるせーよw
>>97 洗練なんて奇麗なものじゃないと思うぞ
それまであったものをぶち壊して部品だけ使って別なものを作ったって法が正しい
水滸伝を洗練させて筋の通った文学作品にしたというのは絵巻水滸伝あたりの方が的確
水滸伝の換骨堕胎という点だけ見れば、元の設定や物語を生かして読むに耐えうる文学作品にしてる絵巻の方が北方より格段に上
小説としてならそれぞれの楽しみ方があるんだけどね
換骨奪胎
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 19:17:59 ID:PIDSDCYSO
明日発売かもしれない期待age
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 21:10:21 ID:qG+C1RqI0
インタビューで孫権はスターリニストだとか言ってたのは笑ったな
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 21:57:44 ID:TW3E7vnm0
文庫2巻売ってたから買っちゃった。
武松がDQNレイパー、金蓮が貞女になってるのはひどいな。
金蓮タン、実は陰でシーモンキーくわえこんでたとかいう落ちはないの?
あんなの金蓮タンじゃないやいw
>>103 ちょw
フライングかよぉ(´・ω・`)
早く読みたい…
表紙の色は?
北方先生、一度武侠小説を研究して、オリジナルの武侠小説を書かないかな。
台湾の古龍の作品みたいな、ハードボイルド系のかっこいい武侠小説を書けそうな気がする。
あの魯智深と武松、阮小七の様子からして無理だな
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/17(金) 00:11:29 ID:dakxSKm+0
>>95 いや、春秋〜三国志は好きだよ
あの頃は名前が漢字2文字で馴染みがあるが
水滸伝は漢字3文字になるのが馴染めなかったかな
名前の文字数でくじけるってどうよ?
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/17(金) 00:42:30 ID:dakxSKm+0
>>108 うーん、分かんないかな
俺の感覚だが
とりあえず2巻まで読んで挫折だったな
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/17(金) 01:05:20 ID:dakxSKm+0
>>110 分かってくれる?w
劉邦、項羽、劉備、曹操、関羽これほどぴったりと感覚的にすぐに小説に入っていけるんだよね
今の支那人は漢字3文字が多いし混血ばかりで
もう昔の人とは入れ替わってるんだろうな
水滸伝は北方版を読んじまうと、原典には戻れん。オレの場合は。
こないだ久々に横山光輝で読んだが、ほんと、無理だわ。
別物と割り切れよ
頭が固いな
>>113 同意
魯智深とか武松は原典も北方も両方好き。
ただ、原典の秦明を引き入れるところは、無理
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/17(金) 17:34:49 ID:ip5lgXlvO
けんちゃんメールキタ━━(゚∀゚)━━!!
ひと月のあいだに髪の毛、かなり侵攻してきたと思うんだけど
気のせいかねw
楊家将の続編早くでないかなぁ・・・
・・・と思ったら12月8日発売だったよ!!<楊家将続編
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/18(土) 23:42:09 ID:xWQH0hiS0
水滸伝は北方が初めてだったから楊志の早すぎる死にはなんの疑問も持たなかったオレは勝ち組w
>>60 勝手な想像だけど名前の表記はわざとじゃないかな?
趙雲子竜にしておくととりあえず「趙雲」が苗字で「子竜」が名前と
間違っているけどとりあえず解釈はできるしw
「趙子竜」になると雲がどこに逝ったよ?って分かりづらくなると思う。
もう楊家将続編出るのか。
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 00:15:35 ID:cxxQEQ6N0
楊家将の続編の文庫版早くでないかなぁ・・・
黄龍の耳書いてた漫画家、北方水滸伝原作で漫画書いてるね。
今見てる。
>>125 いきなり武松から始まるし誰が誰だか解らないし
動作に動きが感じられなかった。
もう見ないだろうw
しかも最終回はなぜか楊令が女とやる話だった
呉好きの俺としてはこの人の三国志の赤壁、夷陵は共に最高でした
楊家将って何の話?
楊家将演義の話。
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/22(水) 00:00:25 ID:R5PzML2m0
乳吸剣
無双と横山三国志しか知らなかったけど燃えた
今四巻だが呂布と劉備の見方が変わったわ おもしれー
楊家将で泣いた。
楊家の漢達は熱すぎる!
北方先生の書き方はやっぱり凄いな〜。
数十万の軍を数千に軍で圧倒する楊家軍騎馬隊に
赤騎兵を率いるライバルの耶律休哥もかっこええ!
騎馬戦闘の妙味を存分に堪能させてもらったよ。
北方先生の書き方はやっぱり凄いな〜。時間も忘れて見入る。
楊業って中国だと関羽、岳飛の名に並ぶほどの英雄だったんだな。
楊家将面白そうだね
呼んでみよう
それって文庫?
やっと水滸が文庫化されたと思ったらそんな本があったなんて…。
文庫 phpから出てる
楊志の先祖の話に繋がるんでそ?
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/24(金) 20:03:51 ID:BdMaYnAa0
なんでPHPなんてマイナー文庫から出たんだろう
まぁ、どの人の小説も読んでいて感動する場面はある。
この人の場合は特に呂布なんかは感動したと思う。
しかし、しかしだ。
何故袁紹はどの人も同じような扱いなんd(ry
楊家将続編気になるなあ〜。12月8日が楽しみだw
四郎がどうなったかも気になる。
>>141 phpの文蔵ってのに連載されてて読んだけど、凄いよ。
>>140 失禁する袁紹を見れるのは北方三国志だけ!
>>140 俺は北方袁紹けっこう好きだな。ヘタレなのは変わらずだけど…。
北方三国志って一人称で書いてるから、袁紹の思考を通じて
どういう人物か分かるのがいい。
北方水滸伝の時遷て美形なんだな。驚いた。
文庫版が出るのを機に北方水滸伝を本格的に読み始めたんだが、時遷が美形ってなんだかイメージが崩れるな
自分の中では、薄汚れたパッとしない小男で、そんな奴がただ一人で
敵陣全体を相手取って暗躍するのに痛快を覚えていたのに
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 13:41:35 ID:k+aWEs6xO
林冲、安道全、白勝の組み合わせなんて普通考えないよな。こんなありえない組み合わせが絶妙にマッチしているところも北方水滸伝の魅力だと思った。
148 :
北方謙三:2006/11/29(水) 13:53:47 ID:7FYBTnd1O
えへへぇ…
そんなに誉めてもらっても困っちゃうなぁ><
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 22:28:36 ID:7wgpq8be0
劉備が死ぬときの、「さらば」と言った気がした、ってとこが特に感動する
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 21:09:11 ID:OZLUpYbI0
>>150 「長江の冬」とか「滅びの春」とかのサブタイトルもなぜか感動するわw
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/01(金) 22:02:30 ID:nY0VWXbI0
いよいよ12月だね血涙発売までもう少し
三国志は趙雲が死ぬときに孔明が一人にしないでくれというのがせつなかった
同志と呼べる人が孔明にはいないんだなって・・
俺は「月下の二人」という章が好き、曹丕と司馬懿の関係が意外といいんだよな
>>152 血涙って何すか?
いや本当わからんので教えてー(´・ω・`)
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/01(金) 23:08:06 ID:nY0VWXbI0
「血涙〜楊家将後伝」
楊家将の続刊です
12/12に発売です
血涙・・・誰の血涙なんだろう。
読み終わったら果てしなく切ない気分になってそうだ・・・。
ありがとう、こんなの出るんだね。
尼で今週楊家将買ったばっかだぜ!
orz
まさか四郎VS六郎、七郎なんて展開じゃないだろうな
鬼謀の将VS臨機応変の戦陣、騎馬戦の天才って感じか
四郎がどうなってるかが気になる
>>158 まぁ、そういうのも含めて震える出来だよ。戦闘シーンはなんつーか、
凄絶。
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 17:03:11 ID:Oatb0G2i0
白い狼は??
>>160 壮絶だよ。今回は少し人間臭い所も見せる。これ以上は言えんな。
脱糞?
>>162 人間臭いじゃなくて普通に臭いじゃねーかw
個人的に好きな曹彬将軍とかはどうなったんだろう。
とりあえず藩仁美はカスってことでOK?
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 20:39:36 ID:2dqGmJqy0
>>154 これって文庫じゃないよな?文庫派なんだがどれぐらい待てばいいんだろう
北方先生が岳飛もの書いたら、どんな感じになるだろう。
最近小説すばるで連載しはじめた、「楊令伝」に出すつもりらしいよ
楊家将発売日調べた
ハードカバー版 2003/12/10
文庫版 2006/07/02
文庫で楊家将を見たけど、早く続きが見たいので文庫でなくとも買う。
172 :
166:2006/12/04(月) 21:56:42 ID:7DLHPIX80
買わなくても図書館というものがある
図書館は新刊はしばらく経たないと入荷しないがな。
水滸伝を新刊出るたびにリクエストしていたが、
だいたい次の新刊が出る頃になってようやく入荷されてた。
>>167 田中某氏の説岳の翻訳本と比べたら、面白いだろうね。
図書館で借りるのも一つの手だが、読みたい物は自分の物にしたいんだなぁ。
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 02:17:43 ID:oAjmupgG0
つぶやき四郎
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 20:43:04 ID:1kuV1ji10
>>176 そうそう。少し興味持ったぐらいなら図書館で借りて金を節約ができるが
北方は自分のものにしたいんだよな〜
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 21:32:53 ID:c36WsSvG0
水滸伝の文庫の3巻っていつ発売か知ってる人いませんか?
>>179 毎月、だいたい同じ時期だよ
過去ログ見ればわかるっしょ
>>179 そんなアナタには、「CLUB水滸伝」に入会することをお勧めするぞ。
まさか、「CLUB水滸伝って何?」なんて質問はないよね。
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/07(木) 09:18:37 ID:zpofxziA0
三国志読んだ。
大陸的な泥臭さがなくて妙にすっきりしてるというか何というか。
登場人物が妙にかっこいいのに激しく違和感を覚えたw
良くも悪くも中国人じゃないねあれは
ドS曹丕、ドM司馬懿w
ふざけんな!
楊家将面白いぢゃないか!
下巻突入♪
血涙発売記念age
なんだこれ
みんな侍になっちまって
水滸伝クソツマンネ
>>187 おまいはスーパーロボット大戦でもやってろw
むしろ原作より北方版のほうがスパロボっぽくね?
何かウジウジ悩んでるし、変な思想にかぶれてるし。
「三度の飯より人殺しが好き成分」が足りん。
北方歴史小説は右翼っぽい人が多いよな
豪快さが無いよ
魯智深とか武松とかキャラ死んでるじゃないか
水滸伝なんて名前を冠することしないで別作品として発表すればよかった
>>192 逆だろ。北方水滸伝はキューバ革命が下敷きになってる。
>>194 原典は説話集だから全員豪快でもおかしくは無いが、続きの小説だと
不自然すぎるからな。魯智深はとてもいいと思った。内省型の武松も
オレは好き。阮小七だけは、もうちょっと突っ込んで暴れてくれても
良かったんじゃないかなぁ、とは思うけどね。今、楊令伝がスタート
して、水軍の重要度が増してるから、余計に。
原典好きな人は北方版に否定的な人結構いるな。
ちょっとかじった自分はどっちもありだと感じるけど。
北方版はむしろ弱さを持った地サツ星がかっこいい。
原典も好きだし、北方版も好きだ
北方版は別の形で成立してしまっているのだから、そこに原典を持ってくるほうが無粋だと思う
原典との対比は勿論楽しいけど
三国志を北方、吉川と読んで、次に水滸伝に入ろうかと思う。
誰の作品から入れば一番面白く読めるでしょうか。
教えてください。
吉川英治か、あるいは時間を惜しむのであれば横山光輝の漫画でも
いいかも。
俺横山から入ったけど、主要人物がある程度分かっていれば結構サクサク読めるよ
宋江が山田太郎@ドカベンみたいだけどなw<横山版
俺も横山水滸伝から入った
宗の時代の初期ってので話に繋がりが多少ある楊家将を
先に見てもいいかもね
>>202 途中からは多少シャープになって、それに曹操のイメージが付加されてるぞw
最初に読むなら原典か比較的原典に忠実なものから読む方がいいと思う。
最初に北方版は薦められないな。
>>205 同意。
だけど、「原典とぜんぜん違うじゃねーか!」と憤る層を作り出す諸刃の剣
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 21:51:09 ID:WLOIEucY0
楊業、延平の最期が北方三国志の孟達と被った漏れは負け組みorz
水滸伝は初めてなのだが、昨日、図書館で北方水滸伝1巻を借りて一気に3章ほど読んでしまった。
2巻に入る前に踏みとどまって他のものから入るべきだろうか・・・
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/11(月) 23:17:49 ID:0qnZPKhP0
血涙は明日発売か〜。
うちの本屋、結構大きめなんだけど入荷してるかな。
>>209 もうとっくに出てるぞ。
12日は紀伊国屋かどっかでサイン会がある、とかだった気がする。
発売日2006年12月06日
※概ね、この2日後に書店店頭に並びます
週末読めたじゃねーかああああああああああああ
ウチの近所の書店にも入ってなかったな、血涙。
しょうがない、週末に都内で探してくるか。
今日、八重洲ブックセンターでサイン会やってたよ。
カコイイ人だった。
もちろんサイン貰って握手してもらった。
けんちゃんメールまであと一週間ですね^^
もう来たよ、けんちゃんメール。
けんちゃんメールキタ━━(゚∀゚)━━!!
来週だと思ってたよ!
けんちゃんGJ!
流れを切って悪いが、今、楊家将読んでる。
これが始めての北方作品なんだけど面白い。
シンプルな文章なのに不思議と引き込まれていく
感じが心地良いし、キャラもカッコいい。
楊家将読み終わったら水滸伝読もうと思ってるけど、
だいぶ原作と違うみたいで楽しみな反面、怖くもあるな。
第3巻「輪舞の章」買ってきたよ。
もう本屋さんに並んでるみたい(@埼玉)、
さぁ、皆も本屋さんへGoだ。w
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/16(土) 23:59:47 ID:6DkYLVGtO
やっぱ吹毛剣の加筆がいいよね
加筆ってなんですか
吹毛剣についていくらか話が加えられてるってことだよ
ハードカバー版と文庫版ちがうのですか
ハードカバーに比べると文庫はだいぶ話が追加されてるよ。
すべてハードカバーで読んでるんですけど、文庫版買わなくてはorz
三国志、楊家将は変ってないですか?
>>218 全部文庫になってるし
水滸伝より三国志を先に読んだほうがいいかも
いま、ハードカバーを図書館で借りて読み漁っているのだが、どの程度内容が違うのかな?
文庫本に乗り換えるべきなのでしょうか・・・
ただ、1週間に1冊のペースで読んでいるので、待つのを耐えられないかもしれないが・・・
228 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/17(日) 22:57:03 ID:yB1O6AYX0
血涙の文庫版が出るのはいつごろでしょう?
単行本から文庫は大体3年後位かな・・・
ただいまハードカバーで読み返してる身としては、どの程度加筆されてるか知りたいなぁ。
231 :
携帯から失礼:2006/12/18(月) 11:50:25 ID:yjKbNEYCO
例えば、ハードカバーの一巻では王進は童貫の事を武芸はからきしと評してたけど、文庫だと稽古をつけてた時はそこそこだった。という感じになってる。ほかにも、ホウ美と畢勝や鎮三山や高廉の名前が早々と出てきたりしてる。
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/18(月) 18:51:06 ID:IJC520Hx0
それと楊志の吹毛剣に関する補筆は、充実。
細かいけど、開封→開封府で統一。童貫将軍→童貫元帥で統一。
関勝の雄州への移動を明確化。
梁山泊の同志の配置をすっきり整理、等々かなり分かりやすくなっている。
うあぁぁぁ。三国志3巻だけどこにも売ってねぇ・・・・
>>231、232
なるほどなるほど。
吹毛剣の加筆は楊家将合わせなのかな。
237 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/19(火) 21:10:17 ID:huFZxg6B0
>>233 焦らないことです、殿。
機は、必ずきます。
3巻が一番好きだな
「滅び行く者の鮮やかすぎる軌跡」というオビからしてカッコよすぎる
3巻って誰が死ぬっけ、孫堅?呂布?
水滸伝の終盤を書いてる頃は楊家将も同時進行だった希ガス
いま水滸伝の3巻読んでいるが、とてもじゃないが、文庫本が待てないな。
図書館にでも行くか。
月1の楽しみ。
それがいいじゃない
呂布の赤兎の仔が関羽の赤兎
大きな虚構の中のこういう細かいリアルさが好き
>>248 わかるわかる。赤兎馬が呂布から関羽に、という事象を何とか
成立させるために代替わりという発想が生まれ、そのために成玄固と
いうニューキャラが生まれ、別の所でまたスウィングする。
読んでて楽しいよ。
248 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/23(土) 21:48:05 ID:z1YbGsLB0
249 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/23(土) 23:59:39 ID:HnGyUpjI0
みんな、北方謙三三国志ってゆうゲーム知ってる?
>>249 あれは、ゲームって言うか「デジタル小説」なんじゃなかったけ?
寺田克也がイラストかいてるヤツだよね。
>>249 三戦板でそれを買って、「ルート分岐が無いじゃないか」と言って憤慨してる人がいたなあ
曹丕の絵が使いまわしと聞いたので、自分は買わなかったがどうなの、あれ?
へー、ちゃんと声優さんがそれぞれの役でセリフとか言ってるのかな?
>>252 みたいだね、やったことないけど
ラジオドラマを編集、地図とかあってわかりやすいらしい。
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/24(日) 22:42:56 ID:MmEZxm6u0
りょ、りょっ、りょふだああぁあああああああああああああ
オイヨイヨみたいな名ゼリフはあるかな?
曹操、ムセテンナヨ!
ほし
259 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/29(金) 12:20:41 ID:AYrLmLJO0
板違いだが、
楊家将、三国志読んだものだが、南北朝系も読んでみた。
なかなか面白かった。
いままで日本史はとんと興味なかったのに。
年末年始読む本ない人はお試しあれ
武王の門はかなり良かったが、あいつの死が唐突すぎてかなりびびった。
「三国志」から北方の小説を読み始めたクチだけど、
俺も「南北朝」物も読んだよ。
「武王の門」「破軍の星」etc.面白いよね。(幕末物の「黒龍の棺」も面白かった。)
ただ、北方の現代物小説は読んだことないんだよなぁ。
文庫派の俺だが、血涙の単行本を買ってしまった。
九妹・・・(´・ω・`)
北方は、俺の場合は、慣れると文章の細切れ感を感じてしまう。
公明は、床に燃えさしで線を描いた。この国のかたち。
しばらく、二人でそれを見つめていた。
体言止めを多用し、短い文章で句点がいっぱいあるなあって感じ。
血涙、上下巻合わせて3200円かあ〜。
金に余裕を持たせて買わんと・・・。
>>263 自分は逆にそれが良い感じ。
ってか、それが先生の味なんじゃないかなぁと思う。
>>265 それこそ北方の真髄だろう。
いきなり書き出しが 「赤。」とかだもんな。
草原が燃えていた。
馳せ違う。
もう一度
馳せ違う。
首が、落ちた。
>>266 息詰まる殺陣の場面とかは、あれがいいよね。
マカを服用した。
勃った。
近頃、何も服用しない。
玉三つ。
北方の書く水滸伝への不満
”・・・・と、私は思う”が多すぎ。
もっと自然な会話にしてほしいのに、
”・・・、と私は思う”っていうめちゃ不自然な会話が多い。
断定しろよ。”と、思う”というのは政治家の逃げ答弁だよ。
水滸伝の好漢がなんでそんな弱気な逃げ発言なんだよ。
”○○殿”もいかんねぇ〜。
普通に”兄貴”ってほうが水滸伝っぽいのに、殿つけって変。
いや、殿つけで読んでももおかしくないキャラはいるよ。サイシンとかさ、上品なキャラ。
そういう例外はいるけど、殆どのキャラは”兄貴”でいいだろうよ。
作者、ちょっと下手だよ。口調はキャラ付けに十分に使えるのに///
このあたり、著者の力量不足。
ストーリに関して。
この批判をすると、”読むなっ”て話になるからあれだけど、旅の部分が少ないのがちっとねぇ。
最初から最後まで戦争って感じで、飽きる。
ま、これは根本的な問題であって、作家の力量ではなく、方向性の問題だから批判するのはあれなんだけど。
あと、タブーを犯してる。
ハンキンレンは絶対悪女だろうよ。そこは変えるなよ。北方。それはタブーだろうよ。
そこは作家が独自に弄ってしまってはいけない部分だろ思うがなぁ。
例えば、原作で矮脚虎の王英と美人がくっつくのは、なんとなく釈然としないでしょ?でも、それが水滸伝。
(特に原作は、宋江の命令で無理矢理って感じだし、折角だから一丈青に勝った林沖が似合いとって思ったら、醜男がいいとことり。)
でも、これ(王英と美人のカップル)を弄って、他の組にしてしまうのは作者の傲慢だろ?
作家として原作を弄ってはいけない部分というのは絶対にあるわけで。
それと同じで、ハンキンレンをええ奴にしてしまうのは作者の傲慢。悪女のまんま、武松が犯すほうが良かった。
高毬をさ、無能にするのもまぁありうるし、もっと有能で手ごわい相手を創造するのもありだけど、
あの、優しいハンキンレンだけは全然ダメ。
だったらよむな
ファック文芸部に片足突っ込んでる北方時代小説の解説で断言を使うのはまずいだろ・・・
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/01(月) 20:17:08 ID:aZOwkYay0
この人、きたかたって読むのか
今までずっとほっぽうって呼んでた
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/02(火) 08:23:16 ID:WuilS6jy0
「楊家将」を読んで今「水滸伝」を読んでいるけど
青面獣楊志の父は誰ですか?
祖父が楊業なら六朗か七朗かそれとも四朗ですか?
父が楊延昭(六郎)の孫に当たると、幼いころから聞かされていました
文庫 2巻 141ページ
それにひきかえあれで呼延賛が建国の英雄というのはなんだかな。という気にしかなれないよね。
>>274 お前は批判は許さない君か。
程度ひくいのぉ。
>>273はさ、自分の水滸伝感と北方の水滸伝の違いを楽しめないのかな。
>普通に”兄貴”ってほうが水滸伝っぽいのに
水滸伝っぽいって何?w
今、文庫で読んでるけど楊志は何かヤバめな雰囲気がしまくってるな…
子供はともかく、あの奥さん絶対死にそうだorz
他にも林沖の奥さんとかハンキンレンとかエンバシャクとか宋清の恋人とか、
死んじゃった女性キャラが皆良い人なので、作者にはもう少し女性に
優しくしてあげてくれと思ってしまうよ
>>273 >断定しろよ。”と、思う”というのは政治家の逃げ答弁だよ。
>そこは作家が独自に弄ってしまってはいけない部分だろ思うがなぁ。
自己否定乙
「虎痴。少しうるさい。静かにさせよ」
286 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/05(金) 06:46:18 ID:hDA2gL+80
>>273 ”・・・・と、私は思う”が少なすぎ。
結局あんたは俺はこういう水滸伝が好きだって言う話をしているだけであって
それを不自然とか飽きるとか下手とか力量不足とかダメとか断言するのは読者の傲慢だろ?
こんな批判だけは全然ダメ。
287 :
286:2007/01/05(金) 08:32:26 ID:Fy4cGXZrO
・・・・と、私は思う
288 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/05(金) 08:51:06 ID:XMxADL6F0
三国志のほうは面白かったけど水滸伝は途中からダレた。話がワンパターン。
290 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/05(金) 21:48:42 ID:8CPtz7v+0
そうか?
俺は三国志のほうが詰まらんとおもた
884 名前:無名草子さん 投稿日:2007/01/06(土) 00:07:40
北方三国志ってなんでだれるんだろう?
だれているのでは、ない。書く対象が、減っているだけだ。
お正月休みを利用してずっと楽しみにしていた水滸伝文庫本3巻まで読んだ。
高校時代読んだ北方三国志でスカトロとSMの世界に目覚めたので、いつ失禁シーンが出てくるのか楽しみ。
金蓮はレディコミの金瓶梅のイメージとかけ離れててちょっと残念。北方の悪女が読みたかった。
濡れ場がちょっとつまらない、やって精を放ってるだけと言う感じ。
三国志の濡れ場は女が読んでもどきどきするんだけど、水滸伝の濡れ場はちょっと不愉快になる。
陳麗の死が台詞で済まされたところがすごく北方らしいと思った。
確実に読者を泣かせることができる描写をあえて省略する作者はかっこいい。
あと、安道全がかわいい。男同士の友情ってすごいなあと思った。
無茶を言う安道全とそれを聞く林冲の関係は、曹操と荀ケに通じるものがあるような気がするけど
関係が友情と主従と言う違いでこんなにも雰囲気が変わってくるのかと思った。
長文。読む気が、失せていた。
293。駄文だと思った。うれしくなかった。
297 :
293:2007/01/07(日) 01:40:27 ID:hXIiirYD0
みんな、意地悪を言う。
ここは場違いだったと、293は思った。
しかしそれもまた人生だ。
そう思うと今でも肌に粟が立つ。
自分で自分の作ったキャラクターに惚れ込む人だわな。
まあ多かれ少なかれ、作家はみんなそうだが
それを思うと今でも栗が立つ。
それを思うと今でも精を放つ。
302 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/08(月) 20:33:10 ID:oW0EBqkS0
野戦料理のシーンはビーフジャーキーを食いながら読む。
303 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/08(月) 21:39:57 ID:ID6v7gfg0
北方謙三
土方歳三
張飛とか魯智深みたいなキャラが思惟的になるのは、長所でもあり短所でもあるかな
北方三国志の荀ケの最後は無理があったような
306 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/10(水) 03:51:08 ID:CxAE0qNWO
土「もっとぉ!もっと掘ってあは〜ん」
307 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/10(水) 04:05:18 ID:x1AFu12SO
歌川国芳(うたがわ・くによし)
通俗水滸伝豪傑百八人之一個(つうぞくすいこでんごうけつひゃくはちにんのいっこ)の
【1】及時雨・呼保義(きゅうじう・こほぎ)宋江(そうこう)
【2】霹靂火(へきれきか)秦明(しんめい)
【3】双鞭(そうべん)呼延灼(こえんしゃく)
【4】風流双槍将(ふうりゅうそうそうしょう)董平(とうへい)
【5】百勝将(ひゃくしょうしょう)韓滔(かんとう)
【6】托塔天王(たくとうてんのう)晁蓋(ちょうがい)
の画集の本のタイトル名、画像、サイト、の情報教えてください!
正月に文庫本3巻一気に読んでドハマリ中です。
早く4巻出ないかなぁ〜。
>>308 うらやましいな
俺も全く白紙の状態でもう一度北方水滸伝を読みたい
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/11(木) 01:25:16 ID:Ug0xazNT0
いつか宮城谷さんも水滸伝や楊家将かくきがする。
水滸伝はたぶん書かないだろう
今俺の部屋に袁淋が来ているのだが・・・
あ それともう一つ
曹操が逝く時に見えた蝶って頭を強打したときに
目がチカチカするアレかな?
茶化しちゃったけど一番好きな場面
313 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/12(金) 04:04:16 ID:rIwEalPy0
北方水滸伝読んでる途中なんだけど、主敵がダメダメの官軍じゃなくて
KGBみたいな諜報機関なところが面白いね。
これは北方センセの自叙伝であり、ライフワークになるだろう。
なぜかって、モチーフは間違いなく左翼学生運動VS公安警察の描写だし
70年安保の挽歌と言える物語構成だからね
史実同様革命派が挫折するのか、見果てぬ夢を小説で果たすのか
小説の結末がセンセの総括になるんだろうな
>>313 なんせキューバ革命だからな。どっちがゲバラでどっちがカストロかは
秘密だってw
何故短所?
侠者が適当に暴れて適当に集う、という適当さが水滸伝の魅力だと思う
暴れるのは緻密な計算があって、集うのにも綿密な流れがあって
ってのも間違いなく面白いし魅力的ではあるんだけど、スポイルされてしまうものもあるわけだ
>>317 それ、魅力かなぁ(苦笑)108人いるけど実際10人くらいじゃん?
適当過ぎるだろw
昔のファンタジーだし、舞台用の寄せ集めって事もわかるけど、
一個の物語になってないからね。それが読み辛かったんだが、
北方版でスッキリして良かった、という感じだ。
>>318 どっちが良いかは好みの違い。
こう言っちゃなんだが北方水滸伝は水滸伝である必要性を感じなかった。
むしろ元ネタへの思い入れが邪魔して楽しんで読めなかったよ。
元ネタの思い入れが邪魔したのは阮小七くらいかな・・・
あとは元ネタとの比較が楽しかったよ。原典知ってるとニヤッとさせられる
場面もたくさんあるし。へー、こうなったかーってのもあるし。
ま、スーパーヒーロー大集合ってのもいいけどさw
水滸伝である必要性なんてなんで読者が気にする必要があるのか
まったく分からん。
南宋の講談師に聞いてくれ。
文句があるとしたら、最後の方で読者の要望に応えるような形で渾名を
足していった事かな。無くてもいいじゃん、て思うんだけどな。
4巻いつでるの?
はやく読みたくてしかたがない
322 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/13(土) 21:47:52 ID:BaKz2opB0
年末から読み始めたが、一気に8巻まで読んでしまった。
とても文庫本待ってられない。
>>320 >水滸伝である必要性なんてなんで読者が気にする必要があるのか
水滸伝であるせいで元ネタへの思い入れが邪魔をしちゃった、と言いたかったのだよ。
これが完全オリジナルの話ならもっと素直に楽しめて良かったのに、と。
吉川小説での悪役がかっこよくなってるよね
童貫とか曹操とか
完全オリジナルだととっかかりが無さ過ぎだよ。北方現代物がなんかアレなのはそこら辺に原因があるじゃないか?
オリジナルがアレだ、ってのは北方の半生を否定することにならないか。
歴史モノがアレだ、というのも同じく半生を否定することになるが。
今週中にケンチャンメール来るかなぁ?
文庫本から読み始めたので4巻が待ち遠しい。
ぬ〜ん、こんな感じがあと2年以上続くのかぁ。
ま、それはそれで良いかもなw
329 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/15(月) 17:17:25 ID:Fmwu0fuj0
個人的には、現代の小説家がオリジナルに忠実なものを書いてもしょうがないので、
設定や物語構成はいいと思う。
むしろ登場人物たちの志が非現実的なほど高すぎる(無欲である)点は
オリジナルより多少のリアリティを盛り込んだ政治小説としてみた場合
好みが分かれるのではないか。
>>329 それはある。特に、敵側の青蓮寺と童貫まで無欲。欲の塊のような連中は、蚊帳の外。
国を良くしたい、という大志のレベルにまで欲が昇華してるんだな
どろどろしてないよな
仲間割れも無い
密林のリストに追加されたね^^
4巻そろそろだ!
334 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/16(火) 10:37:48 ID:4b/ibEF/0
孟達や魏延でさえ漢って感じだもんな
336 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/16(火) 20:15:04 ID:tPuVwaBX0
三国志は吉川だって
337 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/16(火) 22:18:44 ID:Cg+gz2j00
>>336 吉川は評価できんね。
1、間違いが多い。曹ヒを長男と言ったり、夏侯惇をカコウジュンとしたり。
2、最初はかなりオリジナルストーリーになっている(例:朱シュン将軍を悪者に)が、結局演技のぱくり。
曹操の赤壁撤退においての道の矛盾までそのまんま。
三国志演義って正史を元に作られた物語でしょ。
ならば三国志の小説を書くなら正史から新しい話を作らなきゃ。
吉川のやったのはただの盗作だよ。
>>337 1、吉川英治の『三国志』はいつ、どのような状況で書かれたか。
2、日本における三国志、及び三国志演義の作品・普及の歴史。
以上をよく考えてでなおしてね。
339 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/16(火) 23:12:40 ID:Cg+gz2j00
>>338 状況なんて知らん。
普及したのは吉川のおかげだが、それがどうした? 別にここでは吉川の業績を評価してるんじゃない。
重要なのは今、現在どちらの作品が良いかだ。
俺は過程は知らん、結果だけを見る主義だ。
単純に本として比較するなら北方の方が上だと言いたいのだ。
単純に本として比較して俺は吉川版三国志の方が好きだな。
しかし間違いが多いだのグダグダ抜かしといて、
北方版と比較するとは、また面白いやつだな。
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/16(火) 23:57:02 ID:Cg+gz2j00
>>340 確かに色々とグダグダ言って長くなった。
様は言いたいのは小説家としての魂の話だ。
元々あった物語を自分の作品にしてしまってうけてるのが好きじゃないだけだ。
吉川のどこらが面白いと思ったんだい?
俺が初めて読んだ時、特に面白かったのは演義と同じ部分だよ。
元ネタが神レベルだからこそ、吉川は面白いんだよ。
そういうのは俺は認めたくないんだ。
どうだろうな。吉川のは訳本に近いから、あれが三国志演義だと思ってる
ヤツは多いだろう。
>>341が言う条件をクリアーしてるのは宮城谷の今やってるやつで
北方版とは関係無いんじゃね?
343 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/17(水) 01:35:29 ID:U3nkopQBO
吉川はすごいよ…、俺は3日で全巻制覇するほどハマったよ…
謙三も昔、読んだんだろうな…。だから自分風にアレンジしてるの解る。
ま、バイオレンス作家だからな…
344 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/17(水) 01:46:13 ID:U3nkopQBO
>>341 もう一度、吉川三国志読み直してみな…
吉川三国志は演義を日本人用にアレンジしてあるのが解らんの?
口調がブラディスレに湧いたファビョに似てるなあ
相手にするだけ無駄
北方水滸伝読本ってのがあるらしいけど、これは本人の本なの?
水滸伝を改めて読み直すと、前半はスピード感があっていいなあ
350 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/17(水) 23:17:59 ID:8RLfq43l0
これからは吉川VS北方じゃなくて北方VS宮城谷の時代だな。
宮城谷の董卓の描写は秀逸だと思ったなぁ。
北方はどうだっけ・・・読み返そっと。
蒼天航路の董卓も素晴しいね。
あんなカッコいい董卓見たこと無い。
ケンちゃんメールまだかな。
353 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/18(木) 15:22:34 ID:e9Ge6+na0
北方三国志は、単行本だけもっているのですが、文庫は、補筆加筆されているのでしょうか?
>>353 ぼくは文庫本だけー
かしっこしようよー!
結構加筆修正されてるけど、ストーリーの補完だったり矛盾点の
解消だったり。
ならいいや
357 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/18(木) 21:47:01 ID:LE4brHvU0
いよいよ明日4巻発売!!!
Amazonで予約したからまったり待ってる
4巻買った。
週末貪るように読むぞ。
4巻ってーと黒旋風や神行太保が初登場するんだっけか
でもこの巻は敵側の方が魅力的っていうかインパクトあるよなぁ
5巻から7巻が最もおもしろいかもしれん。
>>360 黄文炳は、いまだに俺の中では、No.1の悪役だ。小物だけど。
363 :
名無し:2007/01/19(金) 23:05:10 ID:18tg7u9V0
あ
>>337 かこうじゅん、じゃなぜ駄目なんだ?
俺が最初に読んだ三国志だと「かこうじゅん」「赤兎馬せきとめ」だったぞ。
原点は中国語なんだから、中国読み通りでないなら、すべて駄目って言えるぜ。
そういうこと言い出すと、「新世界」で有名な作曲家のドボルザークは「ドボルジャーク」。
哲学者のゲーテは「ギョエテ」になる。
今の日本では「かこうとん」が主流、というだけの話。
そうでなければ間違いというお前の考え方の方が偏狭。
ど〜でもいぃでしゅよ〜♪
禁軍にいた頃、楊志は、童貫から、麾下に加われと誘われたことがある。
朱仝は、誘われなかった。
水滸伝第4巻の解説には、李富には意外と女性ファンが多い、と書いてあったが、本当か?
どうやって調べたんだ?自分の母親と嫁と姉妹の意見を纏めただけなんじゃないのか?
368 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/20(土) 20:53:23 ID:yc1lERiD0
意外と北方ファンの女は多い。飲み屋の姉ちゃんとかからももててそう・・・
ファンレターとかから判断したんだろ
公式HPで人気投票があった。
4巻の解説はちょっと先のこと書きすぎだろ。5巻で起きることを匂わし過ぎ
3巻みたいな水滸伝読まずとも書けそうなのもどうかと思うけど
たまたま北方のハードボイルドがどうのとか書いてある本を見つけてしまった
ちょっと読んでみればよかった・・・
>>372 それはきっと、KKベストセラーズの「男はハードボイルド」だな。
374 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/21(日) 00:45:33 ID:4puljwVY0
三国志のそれぞれの巻の題名が深いなと思った
「鬼宿の星」なんて秀逸すぎる
375 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/21(日) 07:51:29 ID:37hNJQMmO
座だった
マカを、愛用しているそうだ。
男として、陰茎が勃たないのか?
11cm。
それが限界だった。
378 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/22(月) 00:46:30 ID:1F6J3mQIO
なぁ、北方水滸伝公式ホームページの「今月の北方謙三」を見てくれ。
『史記 武帝紀』連載開始だそうだが、
これって誰が主人公だろうか。
379 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/22(月) 01:49:45 ID:QE8+4FxS0
金日成
380 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/22(月) 09:07:23 ID:AThhTIRm0
北方さんの三国志が気になってる者ですが、これって正史ベースですか?
演技ベースなら読みたくないんですけど、どうでしょうか。
演義ベース
多少は正史とかの内容も参考にしてるようだけど。
382 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/22(月) 09:36:51 ID:AThhTIRm0
演技ベースですか。 ちょっと演技とは違う三国志が読みたいと思ってた
ので、やめとくことにします。 どうもありがとう。
まかにその「ちょっと演義と違う三国志」だけどな
演義ベースといっても関羽が華雄斬ったり、十面埋伏があったり、といった程度だよ。俺の感想では、あれほど人間くさい孔明は見たことがない
1冊だけ図書館で借りて読んでみるとか、それくらいの手間を惜しむなと俺は言いたい。
386 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/22(月) 12:04:43 ID:1F6J3mQIO
>>381 逆だろ。
多少は演義の内容を拝借してるけど基本的に正史ベースだよ。
御大自身がそう言ってる以上は。
まぁ御大は吉川三国志ファンだから、
間接的に演義の影響も大きいだろうけど、
演義の荒唐無稽さや悪い意味での儒教的な処はないから、
そこは心配ない。
とりあえず嫁。
二・三頁立ち読みするとか。
387 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/22(月) 12:22:22 ID:+QJBM9KUO
はずかしながら史記よく知らないんだが
武帝という諡名の人はいっぱいいるのだよね
普通、前漢の武帝だと思うけど・・・。
史記だから曹操じゃないしね。
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/22(月) 14:15:08 ID:1F6J3mQIO
ウィキで調べたが司馬遷以前の時代で武帝といえば劉徹しかいないようだ。
>>386 「正史ベース」じゃなくて「演義ベースではない」のほうがしっくりくると思う俺が。
李ふがイイカンジだけど、呂布やエンショウを越える敵キャラは出てくるのだろうか
特に北方エンショウは腹黒さからヘタレ方まで最高だったw
袁紹の描かれ方は結構好きだ
官渡の戦い以降の部分、演義はゴチャゴチャしていたが、北方本はスッキリしていて好印象。
394 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/22(月) 21:25:03 ID:VZ0MyI080
ネズミが医師になっているのにはワラた。
395 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/22(月) 21:39:53 ID:ZBgMw7sW0
原作で旗にくるまって敵の包囲を抜け出したり
チョウ天王を守って奮闘するシーンはカット?
>>389 その人みたいだね
司馬遷に史記を編纂しろと命じた人
この人の代で漢の版図が一番大きくなったそうだ
光武帝だとハッピーエンドだから北方は書かないだろうな
398 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/22(月) 23:05:20 ID:gtqgBZSr0
ハードボイルド作家らしく滅びの美学に惹かれるのかな
>397
というか、光武帝は地味なんだ。
孔羽と劉邦なら読みたい。
司馬太郎の途中まで4だけどイマイチ盛り上がらない
401 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/23(火) 13:08:11 ID:TwwC2VKkO
>>400 400getおめ。
項羽と劉邦・司馬遼太郎な。
司馬先生の作品は人間考察の過程を楽しむものであって、
盛り上がるとか盛り上がらないっていう評価がそもそもズレてるぜ。
まぁ合わないならしょうがないけどな。
でも俺も御大の書く項羽は読みたいな。
『史記 項羽本紀』だったらタイトル見た瞬間勃起したことだろう。
402 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/23(火) 17:13:04 ID:hq0xfoF60
光武帝が地味だとは思わないが、峠を越えるとあとは順調だからなあ。
後半の盛り上がりをどうするかは、工夫がいるだろう。
>>402 その後半の順調さとかを、物語として地味だと言ってるんじゃないかな?
あと、人間的にもあまりクセのない優等生タイプのイメージで、やっぱ地味な印象。
しかしめちゃくちゃ精力的だな
この調子なら遠いうち項劉も描くんじゃなかろうか
今北方先生は、何本連載してるんですか?
ところで水滸伝で一番好きな部分が、6巻の王定六がひたすら走るだけのところなんだが
北方さんがちびくろサンボ書いたら
サンボが死域に入ったりすんのかな
408 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/24(水) 23:59:57 ID:5Qkmj4qA0
オシム語録と北方ハードボイルドには通じるところがある。
410 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/25(木) 02:27:59 ID:5rSjAGK+0
ハードボイルド作家というイメージからすると意外なほど
史実をモチーフとした作品では、手堅く人物を再現するところは感心する。
歴史作家でも、もっといい加減に書くやつは多い(山岡荘八など)。
それゆえパターンは似通ってしまうが、説得力はある。
水滸伝は、作者がかなり自由にキャラを作れるだけに、
北方風キャラだらけになってしまった感はある。
むしろ青竜寺をはじめとする政府側の面々が面白い。
それと新法党と旧法党、王安石という人物について
作者が感覚的にではあるがよく把握してるという印象がある。
普通のハードボイルド作家なら、そのあたりもいい加減に扱うところだろう
最近この人の三国志を久々に読み返しているが、
どうも陳舜臣の影響をうけてるような気がした。
演義に書かれてない、正史を参考にしたような部分って、
かなりのものが陳舜臣が秘本三国志で扱った部分にかぶるように思えた。
逆に、この人ならではという、正史を参考にしたネタが見つからないし。
414 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/25(木) 18:48:41 ID:hU1NhzRN0
だから三国志は吉川だって
本人も曹操死んでからは面白く無くなったって言ってた。
呉に至っては孫権に興味持てず。
>>407 四頭の虎は、駈けた。一匹の獣であるかのように、駈け続けた。
孫策-周喩までは大好きだったんだろうな
大小喬さらわせたり、書いてる方もノリノリだし
>>407 「うまいな」
サンボの唇は、てらてらと脂で光っていた。
「生きていて、よかっただろ。サンボ」
419 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/25(木) 22:34:56 ID:2gKtq2qV0
五斗米道にも興味があったのだろうね。
あそこまで張衛を書いている三国志はないだろうなあ
421 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/26(金) 00:30:52 ID:SfGSY15b0
やはり「精を放つ」に尽きるな。
北方先生は今でも精を放ちまくっているんだろうか。
したたかに放ってるよ
ハードボイルドの宿命なのか
パロディになると異常に面白いなw
425 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/26(金) 21:47:47 ID:LJSdVAAF0
>>417 孫策の夢を受け継いだ周瑜
劉備の夢を受け継いだ諸葛亮
曹操だけは孤高だったんだな
426 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/27(土) 08:56:39 ID:+6BJGVax0
葛亮にもあまり魅力を感じてなかったように思える
そう?俺はこーめーは結構高評価されてたように思った
428 :
380:2007/01/27(土) 16:40:42 ID:dtaSodff0
結局正史ベースなんですかね。 実は一巻はもう買ってるんですけど、水滸伝の文庫版
も読み始めたもんで、神算鬼謀な孔明とかが出てくる三国志なら嫌だなーと思いまして。
ちらっと、北方さんにインタビューとかしてる三国志本では正史が基本って言ってはる
んですが、華雄が関羽に切られてるとか書いてあるんで、ああやっぱ演技ベースなのかなと
迷った次第でした。 水滸伝と合わせると文庫で30冊くらいあるんで、半端な感じ
じゃ読めんと思いましてレスしたわけであります。
前にも言ったけど、物語の基本はあくまで演義。
そこに正史などを参考にして、北方流に組みなおした感じ。
なので、演義を既読でも充分新鮮味はあると思う。
孔明や曹操も、悩みもすれば弱さもある人間として描かれている。
そこら辺については心配はいらないと思う。
正史の問題にこだわらなければ、充分楽しめる作品だと思う。
鬼謀奇策の類はあんまないね
氷の城とか石兵八陣とかそういうの
揉みに揉むのが策
>>431 ワロタ。
その表現がでると個人的に
戦をはしょられた感がしちゃいます。
曹丕や孫権が画策した荊州奪取が、曹操視点から見て
「無駄に乱世を長引かせた」みたいな書かれ方するのがちと気に入らない。
正々堂々決着をつけたかった、というところまでは良いんだけど、なんか全部否定されちゃうとなあ。
もののふの価値観と実利はズレている、で良いのに、まるで実利まで無かった、みたいに言われるのはあんまりだ。
孫権といえば、最初は好青年風だったのに、
いつのまにか、性格がゆがんできて、腹黒キャラになってたなあ。
書きながらイメージ変わってったのかなあ?
>>434 人のいいボンボンだったのが、父と兄が早死にしたせいで
いきなり上に立たされて、色々変わったってことじゃね?
孫権は晩年はどう考えても暗愚としか呼び様がない行動が多くなるから描きづらいんだよな
実際に晩年まで描いてるわけじゃないし、
一部の人物の脚色ぶりを考えれば十分に大物っぽく描けたと思うけどもなあ。
自身も言ってるけど、孫権が好きになれなかったんだろう。
438 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/28(日) 22:55:10 ID:o8cAfgTw0
>>433 それはオレも思った。楊家将や血涙はその辺の事が中心になるから
本人も反省したということかもね。
北方水滸伝をこれから読もうと思ってるんだけど文庫版って完結してる?
正直北方って何書いてもハードボイルド小説になって好きじゃない
特に水滸伝
441 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/29(月) 02:04:55 ID:corrvqJY0
>>436 そういう意味では北方孫権は、将来いかにもそうなっていきそうで良い感じだけどな
443 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/29(月) 08:38:31 ID:KSgyevzYO
>>440 じゃ読まなくていいよ♪
読みたい人が読めばいいからね。
444 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/29(月) 22:04:59 ID:yCOeDFnc0
>>427 趙雲は酷かった気ガス。
>>442 だんだん引きこもりになっていったからなw
でも晩年の孫権を知らない人が読んだらいまいち面白くないかも
>>444 そうか? 趙雲俺はかっこいいと思ったんだけど。死様なんか鳥肌たったし。
>>426 孔明は劉備と張飛が死んで馬超が消えてから、
相手が趙雲しかいなくなっちゃって存在感薄くなった幹事
孔明と趙雲の会話がメインだった時なんか嬉しくなった
447 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/30(火) 00:43:08 ID:ZACdUdWU0
趙雲、登場時はちょっと酷かったと思う。だんだん格が上がって行った感じ。
最後、姜維に槍のなんたるかを伝えるところなんかは凄かった。
まぁ北方が女に人気な趙雲に嫉妬してたってことで
でも、後半になってから若い嫁さんゲットしてたぞ
北方の趙雲は目立ってなかったけど、出てくるところではいい味出してるし俺は好きだぜ
最近水滸伝読み始めたけど、やっぱ面白いな。安道全が超萌える
趙雲、登場シーンから俺はよかったと思った。
特に最初の別れのシーンとか。
林沖手術して悪態ついて部屋出たら泣き出す安道全萌え
林沖が毒を盛られたらうれしそうな顔で飛び出してくる安道全萌え
454 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/30(火) 22:05:52 ID:h+35bl0G0
林厨って処刑されるん?
文庫房だからネタバレは4巻までにお願いします。
いやまじで
456 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/30(火) 22:18:18 ID:RW793TZh0
>>452 あそこは何度も読み返した。
ところで水滸伝の登場人物の表で、何故晃蓋は青蓮寺や禁軍の連中と同じく後ろ
の方に登場しているんだ?
今読んでいる巻ではとうとう最後尾になってしまった・・・
457 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/30(火) 22:58:13 ID:S5S/81FF0
晃蓋は星じゃないんじゃなかった?
知らない人にとってはある意味ネタバレだな
460 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/30(火) 23:52:02 ID:S5S/81FF0
あ、ごめん、、、。
それくらいの事前知識というか、本筋は知っといた方がむしろ楽しめると思う
「こ、これが喪門神のキャラクタか!」
「幻術は!幻術はどうしたんだ公孫勝!」
「よーーーしーーー!!!!!」
北方版の改変事項って、中盤までは納得出来ることも多かったし
好意的に捉えて、何よりも試みと完結させたことは評価してるが
後半のグダグダと楊令伝はなぁ…
グダグダ?
そんなこといったら
「単廷珪殿、戦死!」の人がかわいそうじゃないか
黄信でてこないな・・・
文庫じゃないやつ買うか。待てない
>>465 黄信はたしか19巻まで生きるんだったかな?
467 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/01(木) 20:40:28 ID:RWVV6A9S0
楊令が宋江の胸に吸毛剣刺したところまで読んだ。
468 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/01(木) 21:52:23 ID:l4+IQg8D0
>>465 名前だけは出てた気がする
セリフはないなw
>>466 生きていたよな、なんか文句言いながら死んでいった気がする
結局死ぬのかよ、みたいなこと言ってたな
現代モノのハードボイルドみたいでちょっと笑った
>>467 そんなもの刺したら宋江の胸毛が大変なことに…!
471 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/02(金) 00:29:42 ID:7Iurvp8M0
韓当好きにはたまらない作品
472 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/02(金) 03:17:05 ID:Zy1EbLDE0
そうじゃのう・・・
単廷珪好きにもたまらない作品
嘘つくな!
北方水滸と原典での扱いの差
優遇された人 朱仝・魯智深・楊志・史進・穆弘・解珍
やや上がった人 盧俊義・秦明・索超・李逵・雷横・李俊
特に変化ない人 宋江・林冲・武松・張清・劉唐・阮小二・阮小五・解宝・燕青
やや下がった人 呉用・公孫勝・関勝・呼延灼・花栄・柴進・李応・戴宗・楊雄
酷くなった人 董平・徐寧・張横・張順・阮小七・石秀
ま、北方版だと中盤以前に死んだ好漢は大方上がるわな
>>475 石秀は、最期の場面が良かったから、「やや下がった」でいいと思うが。
でも、登場期間が短すぎたというのはあるな。
むしろ楊雄が「酷くなった」。
張横・張順・阮小七・楊雄の出番が少なすぎたと思う。その原因は、
張横 同じ仕事に従事する上司(戴宗)がいた。
張順 童猛に視点振りすぎた。海鰍船が頑丈すぎた。
阮小七 童猛に視点振りすぎた。阮小五の陰に隠れた。
楊雄 闇の仕事に従事しているから表に出ない、という理由を使いすぎた。嫁さんを出さなかった。
後継者のいる張順はいいとしても、阮小七は楊令伝に出してやりたかったな。
それと楊雄も通常部隊の将校として残してやりたかった。
ネタバレのオリンピックや〜
優遇された人物ってのはむしろ敵役に多いかもね
蔡京や童貫みたいなトップ層から黄文炳みたいな端役まで・・・
一番優遇されたのは王母。
北方三国志の簡雍の死ぬ所が大好きだなぁ
個人的には北方作品の中で一番好きなシーン
【幻王軍】 楊令 カク瑾 蔡福 侯真 武松 ※唐昇 許貫忠
【聚義庁】 呉用 公孫勝 戴宗
【洞庭山】 宣賛 曹正 項充
【洞宮山】 杜興 孫二娘 顧大嫂 扈三娘 馬麟 陶宗旺
【華北軍】
〔呼延灼隊〕 韓成 鮑旭 郭盛
〔張清隊〕
〔史進隊〕 鄭応 董進
【水 軍】 李俊 童猛 張敬 費保 倪雲 狄成
【楡柳荘】 上青
【闇 塩】 燕青
【兵 站】 蒋敬 孟康 李立
【職 人】
〔医師〕 白勝 毛定 文祥 〔薬師〕 馬雲 〔大工〕 劉策 〔鍛冶〕 高平
〔造船〕 阮小二 趙林 〔偽造〕 蕭譲 金大堅 〔交易〕 瓊英 ※ウ梨 盛栄
【通 信】 張横 王定六
【牧 場】 皇甫端 段景住
【子午山】 張平 花飛麟 秦容
【保育所】 王貴 王清 蔡豹 張朔
モリタイシ三国志もよろしく
485 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/07(水) 16:41:16 ID:ear4twHp0
>>440 ハードボイルドでない北方なぞ読みたくない
そんな新境地なんかいらん
モリタイシ三国志もよろしく
487 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/08(木) 23:00:43 ID:j2I27Vvb0
北方謙三の「宮本武蔵」が読みたい。
戦闘シーンの描写、武蔵の心理、主観が変わる展開…
面白いと思う。
余談だが肉料理(主にステーキ)の描写も、何気に上手い。
いまも三国志 軍市の星を読みながら自分で肉焼いて食ったとこだ。
吉川文庫狩りだな
>>487 何気にじゃないよ
北方の醍醐味だよ
自分でも言ってる
二竜山で、阮小五がイノシシ料理食うところがすげぇうまそう
料理の描写だけでなく、小五がついつい他人の酒を貰ってしまったり
もう食えないとかいっときながら最後の飯を食べたりとか、うまそうに食べる描写も極まってる
491 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/09(金) 15:34:11 ID:CmO4C/7P0
じつに旨そうだが解珍の手料理喰ったら現代人はタブン即死
492 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/09(金) 15:35:24 ID:CmO4C/7P0
生き長らえても有棘顎口虫症で一生苦しむ羽目に・・・
その辺、俺は全部モツ鍋っぽい感じに脳内変換してるんだよ
495 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/09(金) 22:16:00 ID:cg81deO80
路知人の左腕は?
496 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/10(土) 12:59:16 ID:w99BaBVwO
あれは加熱処理してたから大丈夫だと思われ
497 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/10(土) 20:31:30 ID:VAjtdO7h0
>>490 二竜山じゃなくて、少華山な。
あと、熊と猪。
正史よりも演義よりも長生きさせられたのに
結局何の出番も無かった雷同に哀悼の意を表します
499 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/11(日) 21:34:23 ID:scdBaS810
雷同なんて登場してたっけ
登場はしてないけど、若い将軍格の名前を挙げていくときに向寵とかと一緒に出てくる。
劉備の呉討伐時にも名前が出てる。史実も演義も漢中戦で死んでるよね?
ケンちゃんメールは今週かな?
密林で予約した(´∀`)
502 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/13(火) 21:28:28 ID:WMhmYbmY0
鮪の扈三娘に萌え
503 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/15(木) 19:30:17 ID:iOVfG1wT0
今日文庫版北方水滸伝@〜Cを買った。
これまでに三国志→楊家将→血涙→水滸伝の順で読んでいるが
呉の致死軍とか楊志が語る楊六郎の場面とかは読んでニヤリとした。
北方ワールドで時間軸というか設定が繋がっているところがイイ!
楊六郎は良いけど致死軍は正直萎えた。
「致死軍」自体は史実の呉に存在した名称なだけに。
わざわざそんなドマイナーなところから名前つけねえよ、って思った。
読み進めれば違和感なくなるしまぁいいかなと思った
特殊な軍を呼び表す名称が要るという問題に過ぎないわけだし
506 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/15(木) 19:49:06 ID:8FKYJpWt0
致死軍て実在したんだ初めて知ったよ
>>479 まぁしゃーないでしょw
原典の敵キャラは時代劇の悪代官みたいなヤツばっかでちっとも面白くないから脚色するより他ないものw
呂牛が好きだったけど、公式の「嫌いなキャラ投票」の結果に呼応するように悲惨化したなぁ
>>508 渋い趣味ですねぇw
かく言う僕は許貫忠が好きなんですが、やはり人気低い方なのかな?。。。
510 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/15(木) 21:51:59 ID:pqCNsAEi0
「正史」と言ってるひとがいるけど。
三国志と違って水滸伝は始めっから架空の話ではなかったの?
原典では人肉食など日本人には受け入れ難い場面が多いので北方版だけでいいよ。
いや、横山光輝は外せないよ
512 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/15(木) 22:50:21 ID:be5aoDcYO
513 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/16(金) 21:25:51 ID:PInfQPO30
後半の孔明は凄まじいね
魏が大勢を決っして
魏に統一されたほうが民は平和なんでないかって悩むとこはせつなかった
夢うつつの時が孔明の現実で
覚醒したら夢が始まるなんて下りはなんか哀しいと思った
水滸伝も、宋が梁山泊の反乱に対抗するために腐った部分を取り除いていく、
つまり宋が梁山泊によって自浄されていくという側面があって
後半の致死軍は、「皮肉にも」世を乱すために優れた施政者を選んで暗殺していたという描写がある。
メチャクチャ皮肉な構図だと思った
515 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/17(土) 13:04:31 ID:rWU6V95C0
梁山泊って現代の日本で例えるとオウム真理教だよね
516 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/17(土) 22:27:23 ID:qNVvGlrn0
文庫2巻まで読んだけど、なんかねぇ。
金瓶梅が好きだったのに、あんな扱いはないだろ。
せめて西門慶ぐらいだしてよ。
517 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/18(日) 09:54:09 ID:pNBcDyZTO
北方さんもわざわざ
>>516の趣味に合わせないだろ。
否定的なレスに過敏すぎやしないか、このスレ。
武松とかの批判は聞き飽きたからな。
変わらないのが望みなら原典読めばいいじゃん、と思う。
1巻読めば大きく変わってるのはすぐ分かるんだし。
「原典とは違いますよ」という意味合いで一人の英傑(楊志)を殺した
とインタビューにあったけど、タイミング的に武松のそのくだりの時期に一番反発が多くて、これを決意したんじゃないかと思った
521 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/19(月) 00:11:59 ID:c5L/YvtvO
悪いけどネタバレいやならここには来ない方がいいと思うよ。
523 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/19(月) 00:38:16 ID:c5L/YvtvO
それはそうだが、
>>520は(楊志)だけが余計だし…
「原典では〜〜でしたね」もネタバレにされるご時世
525 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/19(月) 13:44:37 ID:8Pka//w10
>>510水滸伝も元ねたありますよ。宋江の乱っていうのが史実であります。
自分が一番きになるのは楊令伝で岳飛がでるかどうかですね!!
どう岳飛と楊令が関わっていくかが、気になってしかたがない。
526 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/20(火) 17:39:59 ID:xi3FW410O
けんちゃんメールキタ━━(゚∀゚)━━!!
というか雑誌に連載中でまだ書籍化されてないとかならともかく、
とうの昔に書籍化されてる本のネタバレをやめろと言われても…。
文庫版待ちの人はネタバレ回避のために来なけりゃ良いじゃないか。
メールキタ━━(゚∀゚)━━!!
529 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/20(火) 22:16:07 ID:1iwK/F6E0
最新刊キターーー!
いつもは帯を捨てているんだが今回は捨てない!!
心が、震えた。
>>527 普通に考えてハードカバーよりも文庫本の方が圧倒的に数が多いし
今北方水滸伝に興味持ってる事から考えても
2ちゃんねらーだと言うことから考えても
ここにいる奴の半数以上が
ハードカバーを買えない10代・20代の文庫本派だろ。
小さな事はいいけど「○○が死ぬ」ってのは最大のネタバレだぜ。
原典のことまで伏せる必要はまったく無いと思うけどな。
まったく、あんたに反論する為に調べてたら、
花和尚があんなことになるって事まで知っちまったよorz
でも御大の小説ってなぜかそういう登場人物が多いよな。
なんでだろ?(ネタバレになるなら答えないでね)
文庫派だけど、ネタバレ嫌ならこことか
一般書籍の北方水滸伝には来るべきじゃないと思う。
俺は、誰が死ぬか先に知ったところで
実際に文章で如何に死んでいくかを読めば満足できるから大して気にならない。
>>530 ネタバレすんな、ってのは
ここで水滸伝についてたっぷり語りたい人間の権利を奪ってるってことに気づけ。
>>530 > 今北方水滸伝に興味持ってる事から考えても
今来た。ほーう水滸伝。
534 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/21(水) 20:35:51 ID:aYjy9o7L0
楊令が、宋江の、胸に、剣突き刺す、ところまで、詠んだ。
ネタバレ。思った時には既にブラウザを閉じていた。
右手が、ひとりでに、クリックしている。躰の中に、別の生き物が宿っているのではないか、
思ったとき、また一人、斬った。
いいな、お前のアレはいつも短くて。
昔北方水滸伝スレで、史文恭が初登場した時
「原作通りにチョーガイ殺すんかな?」って言ったらネタバレ死ねとか言われまくったの思い出した
538 :
朱富:2007/02/22(木) 13:21:32 ID:CCkxRg/eO
>>537 俺も同じ経験があるし気持ちはわかるよ。
一度は通る道なんだろう。
話を聴いてもらったので今日は俺のおごりだ。
つ【酒】
つ【饅頭】※魚肉入り
>>537 > 319 :無名草子さん:03/08/04 17:15
> まぁ チョウガイは 史文恭に 殺される わ ケ ダガ。
これか?それほど死ね死ねとは言われてなかったぞ。
五巻読了
洪青がなんか好き
541 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/22(木) 21:55:05 ID:43PLDX0n0
不死身の洪清マンセー
>>532 要するにお互い様って事だろ?
俺はそれを理解した上で
>>520は無意味な上にちょっと度を越えたネタバレだよって注意しただけで
>>520が一言謝ってくれれば今後のネタバレを避けるためにも大人しくここを去るつもりだったのに
何故俺が集中砲火を浴びなきゃならんのだw
原作もあるしハードカバーも完結してるしで、
うっかりバレしちゃいそうだな。気をつけよう
>>542 どの辺がお互い様なのかさっぱり分からんが。
文庫派も単行本派もすばる派も好きなように語ればいいだろ。
それが文庫派にとってネタバレになろうとも。
まったくあんたのレス見てたら、
6巻では○○が死ぬ、とか意味なくネタバレしたくなっちまったよ。
すばる派は一般書籍の方でいいんじゃないかと思っているすばる読者の俺。
>>542 そもそもネタバレ嫌なら2ちゃんに来るなよ。
あ、542だった
>>520は人名なければ他の場面に取られる可能性もあるわけで、
余計とも度を越えてるとも言えないような
もちろん知ってしまってショックなのは、とてもよく分かるけどね
仮にネタバレ禁止にしたってする人はいるだろうし、
どうしても知りたくなければ、ここに近寄らないのが絶対だと思うよ
誰が死ぬって言うだけでネタバレ云々言ったら、文庫の5巻の帯が既にアウトだろ
しかも今後は文庫の巻頭の人物絵が一種の死亡フラグになる
>>550 今回の帯&裏表紙の説明には萎えたよw
見るんじゃなかった
>>551 再読するときは帯見ただけで泣けるようになる。
553 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/23(金) 16:20:51 ID:cOY2yyqr0
>>551 そのうち謙三の名前を見ただけで・・・
もう、とにかくたくさん死ぬことだけは間違いない
後半は死亡ラッシュだしね
単廷珪や丁得孫は、呉用嫌われネタと並んで、
死に様が本スレの人気ネタになってしまったし
水滸伝は文庫派なんでネタバレ怖いよ。
完結したら、またこのスレに来ますねノシ
文庫本派中心のスレって珍しい気がする
それでいい。
よくねえ。
歴史難民に文庫派のスレ立てればいいじゃん
560 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/24(土) 13:57:40 ID:DjIs9bgC0
文庫はしたたかに精を放った
ネタバレに耐えられないような小説はクソ。読む必要ない。
例えば死ぬバレっていっても、実際読んだら、
死に方とか死ぬまでの経緯とかやりとりが楽しいんだから、
まあいいんじゃないか?
…よくないか。
儂は文庫から入った新入りだがネタバレは全く平気だ。
それより、すばる派の楊令伝の陣容説明を聞いてる方が泣きそうになる。
状況がまるで掴めないんで。。。
おいてけぼりを食らっているような気持ちになるorz
>>563 いや、実際おいてけぼりだと思うよ
ていうか、ついて行こうとするのがすげえ
>>556 長編で続編連載中に文庫本刊行、
しかも2作品兼用スレと言うかなり特殊な環境だからなー
文庫で読み始め、かつ原作を全く知らないんだが、
水滸伝5巻は最高だった。特に揚志のところ。平日2日で読んじまった。
次の巻まで待てん。ハードカバーに手を出すか。。
楊志のラスト自体もいいけど、青連寺側の仕手もかなりいかしてると思う
自白を完璧な物にするあたりから、十重二十重の策謀って感じで。
たしかに、4巻から始まってた、かなり手のかかった策だったね。
あそこまで綿密だと、ひっかかっちゃうんだろうなーと
思いつつ、けど、楊志なら大丈夫!て思ってたのに。
570 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 14:06:04 ID:gV/XRDlv0
一般図書板の次スレが、まだ立ってないな。
宋江殿が、また仕事さぼっている。スレ立てぐらい、ちゃんとやってほしいな。
他に仕事ないんだから。
虎痴、すこしうるさい。
静かにさせよ。
「梁山泊幹部の被暗殺者リストに、宋江が入っていたが、あれはどういう意味だ、李富?」
「宋江は頭領ですから」
「なぜ宋江は、頭領なのだ?」
「原典でも頭領です。原典オタへの配慮だと思われます」
「わかりきったことを言うな。晁蓋、盧俊義、呉用のトロイカ体制が、梁山泊の叛乱が成功する唯一の布陣
だとは思わないか?」
「・・・わかりました。その三人を暗殺し、宋江一人を梁山泊に残すのですね?」
李富は、かつての鋭さを取り戻していた。やっと馬桂のことを忘れられたのかもしれない。
「しかし、なぜ宋江が頭領なのだ?宋家荘は豊かな荘なのか?」
「貧乏です。梁山泊の叛乱資金は、盧俊義が稼ぎ出しています。宋江は、まったく資金を出していません」
「宋江は、梁山泊で、どんな仕事をしている?」
「何もしておりません。釣りは時々やりますが、阮三兄弟の100分の1も釣っておりません」
自分は疲れているのだ、と袁明は思った。なぜ宋江が頭領でいられるのか、まったく理解できなかった。
洪清が、冷めた茶を下げていった。
原典はまさにそんな感じだよな
「宋江さん!」
「浜ちゃん!」
「どう、どう、釣れてる?宋江さん?でも、いいの?今、呼延灼が攻めてきてるんじゃないの?」
「それが、祝家荘戦で、指揮能力がまったく無いのが、バレバレ。ま、こっちの方が楽でいいけどね」
「ほんと、ずるがしこいね、宋江さん。それより、どうよ?今夜あたり、また、こないだの店で。
閻婆惜っていったっけ?かわいい娘、いたじゃん?」
「今日は、仕事があるんだよ」
「またまたー、宋江さんに、仕事なんかあるわけないじゃん?」
「それがねー、朱貴が死ぬことになってね。助け損ねた張青を、怒鳴りつけることになってるみたい」
「ワン・シーンだけでしょう?すぐに終わるよ、そんなの。ねぇねぇ、宋江さん、遊びに行こうよ」
【文庫第5巻/戦没者追悼】 楊志
原典とほぼ同じコースを辿って、梁山泊に加わる。
林冲との一騎打ち→生辰綱の運搬→二竜山奪取。
ところが、原典の楊志の活躍は、ここまで。その後は、大勢いる戦闘員の一人となる。
敵から味方になった面白いキャラクターでありながら、原典は、楊志を生かしきっていない。
北方水滸伝の特長は、二竜山を奪った後の楊志の魅力を最大限に引き出した点に、象徴される。
楊業の子孫という血筋を前面に出し新兵を徴募する。妻子を登場させ、家族の団欒が暗殺によって蹂躙される様子を描く。
原典キャラに原典以上の活躍の場を与えることは、すでに王進・林冲・魯智深などで試みられたが、
楊志において最高潮に達する。それゆえ、楊志は死んだ。
>ところが、原典の楊志の活躍は、ここまで。その後は、大勢いる戦闘員の一人となる。
>敵から味方になった面白いキャラクターでありながら、原典は、楊志を生かしきっていない。
別にこれって楊志に限ったことじゃないよな。
というから敵から味方になったキャラなんて他にも結構居るじゃないか。
【文庫第5巻/戦没者追悼】 石秀
石秀の早い死については、賛否両論があった。
潘巧雲と楊雄の話が、楽大娘子と孫立に振り替えられたので、その分、石秀の出番も減った。
祝家荘戦前に死んでしまったので、そこでの活躍も、石勇に振られた。
ただし、盧俊義救出劇に関しては、闇塩の道の擁護の話に置き換えられ、北方本で生かされた。
水滸伝のネタ本の中には、楊雄・石秀が生辰綱奪取に加わっていたとするものもあるが、北方本
では、二人は生辰綱奪取に一枚噛んでいる。
北方石秀は、冷酷になり切れない性格が、致死軍に相応しくないとして、致死軍をクビになる。
そのことは石秀の心に傷を残すが、楊志の副官として、立派に戦った。ストイックな生活態度や、
楊令に示した優しさが、印象に残る好漢であった。
二竜山を死守するため、わが身を犠牲にして闘った最期は、楊志の死と双璧をなす名場面。
【文庫第5巻/戦没者追悼】 周通
初登場の場面が、いかにも原典の好漢らしくて、原典ファンならほくそ笑むところ。
自分の弱さを素直に認めてしまう性格は、悪人になりきれない、好人物を思わせる。
桃花山の弱兵を率いて、よく闘った。戦闘開始前、ナーバスになっている部分は、よく描かれていると思う。
最期の場面は、石秀と似たような死に方なので、描かれていない。不満のある読者もいたかも
しれないが、どれもこれも全部描いていると、死に際インフレになって、一つ一つの死に際の魅力
が減殺されてしまうので、やむをえないこととして、勘弁願いたい。憲法13条を根拠にして、新しい
人権を安易に創出してしまうと、人権インフレが生じ、人権保障の価値が減殺されてしまうという
芦辺信喜「憲法」を参照した。
兵を前にした周通の演説は、宋江や秦明より上手かったという批判があるが、ご愛嬌として許してほしい。
【文庫第5巻/戦没者追悼】 周通
北方周通は原典での嫁とりエピソードも、
魯智深ではなく武松に叩きのめされるといった捻った形で入れられていた。
登場時は、原典と同様の小物だったが、
孔明の調練で李忠と共にようやく将として、一人前になる。
唯一の視点では、将として不安と戦う姿を見せ、読者を心配させるが
そのあとの演説の場面で、周通が成長したことが分かる。
死に様こそ描写されなかったものの、
その死は段景住の目に焼きついていることだろう。
戦死ではないが、死域に入った魯智深とケ飛の場面は、名場面。
ケ飛の視点が三連発で来るが、こういう部分は、たいてい出来が良い(例 天傷の星)。
計算して視点を組み合わせたのではなく、ケ飛以外は考えられない、といった感じでグイグイ来る。
紫進の台詞の直前、魯智深の妄想と、ケ飛の妄想が、折り重なるところは秀逸。
北方謙三に、死域作家の称号を贈呈しよう。
誰か、【文庫第5巻/戦没者追悼】 で黄文炳書いてくれ。
あれほど敵方で原典以上の活躍したやつと言ったら
こいつと史文恭くらいだろう。
∧ ∧
/ ヽ‐‐ ヽ
彡 ヽ
彡 ● ●
彡 ( l 俺、連環馬だけど、
彡 ヽ | 李袞の死に際 教えたろか?
彡 ヽ l
/ ` ( o o)\
/ __ /´> )
(___|_( /<ヽ/
| / ´
| /\ \
| / ) )
ヒl ( \
\二)
【文庫第5巻/戦没者追悼】 黄文炳
李富や何恭ら四人は、優秀ではあるが、エリート特有の弱点もある。
戦略を立てるべき立場にいながら、実戦経験がない。組織内部のドロドロした出世競争
に疎く、人の使い方が分からない、といった弱点は、作品の中でも語られた。
これに対して、いくら功績を積み重ねても、あるところまでしか出世できない黄文炳は、
実務に明るい現場採用を思わせる。保身感覚は強いが、それは気の弱さではなく、
組織の中で生き抜く図太さの現れである。
「自分の仕事を憎むがゆえに、徹底した仕事をする」
仕事を愛するがゆえに・・・、でないところが黄文炳の真骨頂。充分な生活の糧にはなるが、
愛することもできす、成功しても賞賛されることのない仕事。
鬱屈、孤独等々、黄文炳の性格を表現すべき言葉を辞書で探してみたが、適当な言葉が
見つからない。辞書でも探せない性格造形って、すごいと思わない?
黄文炳は結構いいキャラしてたな
原作と一番違いを感じるキャラかもしれん
小説的には、「あと一押し」というところで攻めきれないという宋パターンの嚆矢
586 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 21:50:01 ID:1xg3zKY60
>>568 図書館でも奪い合いが続いている。
10巻程度までは1巻1巻順番に借りれていたのだが、それまで存在していた
11巻が突如買出し中に・・・
12巻を借りて別の図書館にて11巻を借り、読み続けたが、17巻を読み終え
18巻を借りに行くと、またもや貸し出し中・・・
また別の図書館で18巻を借りたが、昨日次に読む予定の楊家将を仕入れに行く
と、これまで上下巻ともきれいに並んでいたもののうち上巻がない・・・
別の場所で上下巻を仕入れたが、悪魔の知恵が働き昨日の場所で下巻をゲットし
ようと出向くとすでに下巻はなかった・・・
なお血涙も先週まで存在していたが、現在貸し出し中でした・・・
1年前俺が借りてた頃は、たまに貸出中に遭遇しただけだったけど、
今は文庫刊行中で需要が大きくなってるのかな
楊家将なら文庫版買えよ
589 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/27(火) 21:11:35 ID:tm8ElHh40
なんでPHPなんかで出したんだろうな
5巻色々一気に動いて凄まじいな
文庫派からしたら晁蓋や林沖のいつ死ぬかを
ネタばれされるのは嫌なんだろうな
今とてつもなくネタばらししたい気分なんだがww
592 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/28(水) 16:23:52 ID:rOBC3n4R0
も、漏れも・・・一昨日19巻読了したところ(2回目)
ネタバレのためのネタバレはする気にならんが
会話の過程で、先のことを話さずにいられなくなることはある。
とりあえず5巻まで俺も再読したが、この時点の公孫勝は不気味だな。
あと玉麒麟も。
後者は特に、色んなキャラの視点から描かれる像が定まってない。意図的なんだろうけど。
594 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/28(水) 22:45:03 ID:KpCI4nCz0
19巻で楊令が宋江の胸に吸毛剣を突き刺す
595 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/28(水) 22:47:19 ID:U9+opKsF0
あいつの最後は、以外に呆気なかったな。
あいつだよあいつ、死とは縁のなさそうな。
ただ、少し息が上がってきていたのは気になっていたんだがね。
ネタバレが怖いからもう来ないようにするよ。
悪かったな。
また会おうぜ、コンパニエロ・コンパニエラ。
ラストで初めて主観貰ってたけど、そこでの心中は結構泣かせるものがあったと思う
「また旅してる頃に戻りたい」「兄貴の敵は斧で倒せなかった」とかさ・・・
正直、こいつが絡むと個人戦だろうが戦争だろうが
漫画のような蹴散らし描写になるから好きじゃなかったけどね
599 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 00:27:46 ID:OQEa9oCi0
そうだよ。
>>594は嘘嘘
宋江の胸毛を楊令が吸毛剣で吸い取っただけだよ!
600 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 01:08:21 ID:/AB1FCVPO
喜多方ラーメンあんまり好きじゃない
かゆ うま
武帝記読んでみた。 衛青の方が李広より強かったのは意外だったなぁ
603 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 19:37:16 ID:Agx4P+IY0
>>595 俺もまさか死ぬとは思わなかった
謙三の例のコメント先に読んでたから、予想はできたはずなんだが、
まさか死ぬとは
>>602 たしかに李広は意外だった。
飛将軍なんだから呂布みたい、もしくはそれ以上と思ってたんだが。
>>603 お前は楊志のことを言ってるんだと思うが
>>595 はきっと19巻の内容を言ってるんだと思うぞ
>>603も普通に
>>595と同じ人物指してるんじゃね
李逵については「一度意外なところで視点を入れたい」とか事前に言ってたし
北方水滸伝ドラマ化されないかな?
金かかりすぎるから無理か…
脳内で配役考えてみたんだがwww
その話題は本スレでさんざん荒れたからやめておいたほうがいいよ。
609 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/03(土) 21:12:13 ID:9JQIVCB20
楊家将は一浪から七浪まで全部ジャニーズでけてーい
文庫版の「三国志」第一巻を買ったんだが
いきなり開始直後になれそめも省略され
劉・関・張の三馬鹿トリオ既に勢揃い。
しかも、演義をベースにしていない為、桃園の誓いも無し。。。
まあ、関羽の性格がすごく人間臭くて好感度が高いのが収穫か。
次章は俺の大嫌いな孟徳くんが満を持して初登場だw
俺も孟徳くん吉川三国志に影響で嫌いだったが
北方三国志で好感をもった
呂布と周瑜も、孟達ですらこういう行き方もあるんだなと感心した
逆に劉備がそれ程好きでなくなったかな
北方曹操好きだな。
曹操の死ぬシーンは何度読んでも泣ける。
三国志の一番の英雄って作者自身も言ってるし。
>>611 まあ、いいように書けば、誰だっていいように、なるさ
張衛が
俺は張衛の話しはいらんと思ったな。
たいした話の進展も変化もないのに、頻繁に出されすぎて、
出る度に、話がダレるように思えた。
わざわざこんなキャラ無理に出すこともないのに、と思ったが、
北方さん山の民とか好きだから、そういうキャラを一人は書きたかったのかな?
あと、陳舜臣の影響なのかな?
615 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/04(日) 06:37:19 ID:X+x/Q4MlO
死にかたがな
初期の英雄達の野望をもった
義勇軍の時代はとっくに終ってたという物哀しさを感じた
袁琳を犯して種付けしたのだから勝ち組。
張衛はいいキャラだったと思う。好きではないけど。
曹操、呂布、関羽や張飛、周ユなどの英傑とそうはなれなかった男。
一人くらいはああいうキャラがいてよかったと思う。
618 :
劉備:2007/03/04(日) 11:39:37 ID:zH4YnGt6O
>>617殿の語る英傑の中に僕の名が出ていない件について。
嘘だと思って何度も読み直したよ...(⊃Д`)
619 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/04(日) 19:56:17 ID:YKNH80jJ0
>>614 漏れは周ユが死んでからの呉のハナシがうっとおしかったなぁ
孫権がトップの呉は快活さがなかったよね、暗すぎる
>>619 老兵の渋さ全開の韓当だけはよかった。
夷陵の後の呉は、天下を目指して戦いたい陸遜。
呉を治めることが一番な孫権はそれを許さない。
の繰り返しが何度も見せられ、ほんとうっとおしかったが。
13巻もの長編にしたせいか、ワンパターンなネタの使いまわしや、
くどくどしさなんかが気になったな。
ひたすら調練。何度も繰り返し、諜略。
文句ばっかいってるけど、アンチじゃないよ。
大好きな作品だからこそ、こうしたことが残念なんだ。
夷陵の陸遜はカッコよかった
最強の凡才というイメージ
越方面へ進攻する呉が見たかった
史記武帝記読んだ
北方シリーズでは戦とか政争より
日常パートが真骨頂なのでは?
隠棲した馬超と袁淋、石幻果とケイガキ、王進と母上等等
627 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/05(月) 16:53:08 ID:1L4qLbD30
戦に出る前の雌伏の日常
戦の最中の息抜きの日常
戦に倦んでの遁居の日常
戦を知らず旅の空の日常
したたかに精を放つ宋校とか
珍ブラで脱走する史進とか
古参上に追い回される王英とか
楽しい毎日w
史進のシーンは笑ったなww
「棒どころか玉まで振り回しおって」wwwwww
「棒・玉を振り回すどころか精まで撒き散らしおって!!」
まで読んだ
631 :
619:2007/03/06(火) 22:22:00 ID:yVA7/WIq0
>>621 漏れもアンチじゃないが「くどい」とか「使いまわし」というのはよくわかる
黒いけもの、とか
コショウ(折りたたみの椅子)、とか
死の調練、とか
一本の鞭、とか
揉み揉む、はいいかw
>>631 揉みに揉んで揉みまくる、とかなんかエロいよな。
井上紀良の漫画はどう?
井上雄彦が漫画化してくれたらと勝手に妄想してみた。
揉みに揉む戦って訳わかんないけどなんかなんとなくイメージ
できてしまうから不思議。
でも人には説明できないw
うまく説明できる香具師いる?
636 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 03:06:34 ID:tVYskyAI0
楊令伝では、北方センセは岳飛や秦カイまで出すのか楽しみだ
これまでのスタンスからして、金の侵攻という歴史的事実を
全く無視して書き続けることはなさそうだ
岳飛はこの前でた
638 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 08:30:48 ID:5pZANgC60
>>634 おれも井上雄彦の「三国志」を読んでみたい。
北方謙三の「宮本武蔵」も読んでみたい。氏の作風と合致している気がする。
戦闘シーンは氏の真骨頂だろう。
あと「坂本竜馬」
一流の剣士であるが飄々とした志士…「一見ハードボイルド的ではない人物」をどう描くのか、
想像もつかない分、わくわくする。
>>633 はっきりいって最悪。武松の話なんて、はしょりすぎて武松がただの変態になっている。主要人物の顔もみんな不細工だし。読む価値ないよ。
個人的には、よーれいがアグダになるんじゃないかなとか思ってるんだけどな
よーれい伝まだ読んでないからどうなってるのかは知らんけど
>>640 なんでそんな謎発想が湧いて来たの?
水滸伝終盤でちゃんと楊令とは別人として出てきてたじゃん、阿骨打。
642 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 14:07:44 ID:tVYskyAI0
多分、宋と金と梁山泊残党の三国志みたくなるんだろうな。
それじゃないと、本編と違う面白さが出しにくいだろう。
643 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 18:37:07 ID:9IClnd+OO
>>626 衛青とか李広とか出てきて期待できそう
漢武帝が楊家将の八王っぽいキャラだったな
武帝紀は長編になるのかな?
それとも楊家将くらいの長さになるのだろうか?
題名の頭の「史記」がきになるね
当然「史記」を書くなら長編にならざるを得ない。
でも漢武帝の時代だけなら楊家将と同じくらいでまとめられるだろうけど…
個人的には楊家将くらいの長さのものでいろいろな時代の小説を書いて欲しいな。
長編は「楊令伝」に全力投球とゆー形でさ。
646 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 22:05:18 ID:0VBjl93w0
梁山泊ってパチンコの?????
劉光世岳飛キタコレ
俺梁山泊ってニュースで聞いてびっくりしたよ
昔よく2時間番組でやってたな
651 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 21:19:15 ID:woSBsv610
オーナー宋江
652 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/10(土) 13:54:08 ID:+kqBNj360
>>638 俺は、北方氏の真田十勇士を読んでみたい。
北方三国志のオリジナリティーは桃園の誓いを避けたところから始まる。
男が出逢い、漢室復興を掲げた話だけで、同年同日死のうという事になる
だろうか。これは演義の誇張した表現だろう。男が出会った時、相手は
どれだけの器か量りあうものだ。それが六百頭の馬を盗賊から奪い返す
冒頭シーンである。
櫨植から幾分の兵学は学んだ劉備。理にかなった戦術で馬を取り返す。
これを運がよかっただけ、と雇い部下がいう。
「運がよかっただけというならそれもよかろう。だが、私はそんなちっ
ぽけな運には頼らない。」
馬を売って稼ぎを山分けしようという雇い部下に対して劉備が言う。
「男には命をかけても守らなければならないものがある。それが信義だ
と私は思っている。」
関羽と張飛が次第に劉備を自分を賭けてみる男と考え始める過程が続く。
曹操も劉備を量り、呂布も曹操を量る。
男と男が認め合う過程。その難しさを描いたのが北方三国志といえる。
それ故に生涯、劉備を慕った関羽と張飛が光る。また、曹操の躍進に気を
揉む劉備を囲むオリジナルキャラ、洪紀と成玄固。
あるいは対照的に、孤高の君主・曹操は友と信じていた張バクに裏切られ
エン州を呂布に奪われる。張バクを殺す前に、自分のどこが嫌いだったか
訊こうと曹操は考えていた。だが張バクは、呂布がエン州を捨てて徐州の
劉備を頼ると、自分も袁術に向かうも部下の裏切りで殺された。惨めな死
であった。不思議に友を失ったと思った。
友とは何か。
夏侯惇になら訊いてもいいとは思ったが、やはり言葉には出さなかった。
劉備の孔明との出逢いは言うまでもない。男と男が認め合う難しさ。
それを対照的な形で示したのが、
劉備と曹操といえるだろう。
それで、北方水滸伝では、宋江があるとき寺に一ヶ月籠もり国のあり方
を考えた。これを魯智深が冊子にまとめ、これはと思う人物に配り梁山泊
に引き込む。政府を倒し帝を廃すために。
これはまさしく北方が自分の三国志で訴えた、強烈に否定した、桃園の誓
いのリアリティーの無さそのものではないか。
中には劉備や馬騰、ジュンイクのように帝が国の秩序の要と考える男もい
るのだ。
魯智深が冊子片手に人集めをするという話の運びに抵抗感を感じた。北方
三国志愛読者として。
北方水滸伝読者はこの件をどう考えるだろうか。
654 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 21:03:32 ID:iTdynfoM0
政教新聞配って人集め
ここまでの長文は逆に托イ
>魯智深が 冊子片手に 人集め
から読んだ
炉知心だったら別にインジャネ?
とりあえず林冲と白勝と安道全に謝れ
六巻は今週あたりかな?
もう半年経つのか…
僕のささやかな毎月の楽しみ(´∀`)タハ
大きな書店行ったら北方水滸伝のポスターが貼られてたよ
累積100万部!ってあったけど1冊換算5万程度の売り上げなんだね
ハードカバーの小説にしては比較的売れてる方らしいけど
全19巻てのを忘れないで
661 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 22:42:20 ID:QBiCwLbl0
>>658 よう、俺。
もう半年経ったのか、時間の流れが早く感じられるようになってきた
年だなorz
>>659 ハードカバーで100万部ってとんでもないじゃん
663 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 09:58:24 ID:Hqb0u+GUO
なんか精を放ちたくなってきた
二十冊も出せば流石に百万行くだろって話しじゃねぇの
666 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 21:33:54 ID:0wZGXZcK0
子参上なら放ってもいいぞ
667 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 11:18:12 ID:akwMzAYQ0
揉みに揉め
668 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 21:44:47 ID:6KSmylyC0
精を放て
文庫6巻、尼で予約始まったよ〜
3/20が出版日みたい
670 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/15(木) 11:26:42 ID:IslImeb/0
北方って女の胸も敵も同じように揉みに揉むのなw
671 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/15(木) 21:33:49 ID:myQr55QvO
いいじゃん!
揉みまくろーぜ!w
内股まで陰毛あるのは
濃すぎると思いますっ!
673 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/15(木) 21:56:53 ID:Ux/kZwex0
揉みに揉む調練しようぜ!!
674 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/15(木) 22:25:51 ID:w2Na43Ko0
2ヶ月かかってやっと全19巻読み終えた。
こんなラストあり??唐突に終えたという感じでむなしい。
次回作(連載中)にご期待ください
実際これは楊令出した時点から考えてたのかね
676 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 03:19:45 ID:ceUfEnkYO
ラストシーンは頭の中で決まってる、とかなり早い段階で語ってたので
楊令と言うキャラを作った時点で考えてた可能性は高い。
楊令と言うキャラの描き込みも登場当初からハンパないしね。
677 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 09:55:47 ID:JeKZAHkJ0
北方センセは口とは裏腹に
けっこう史実に基づいたリアリティを重視するんだよな
だから水滸伝という名前の作品で書けるのはここまでということだろう
そこから先になるとどうしても金とか岳飛とか出てきて
水滸伝じゃなくなっちゃうから
678 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 13:47:10 ID:NpPJnPzpO
書いているうちに宋が面白くなってきたのかな
そうそう。なんちゃって〜(カクカクカクカクカク)
6巻マダー!!!!!??
判決には不服だった。すぐに控訴した。盧俊義が梁山湖の湖底に残した銀は、
すべて保釈金に充てざるを得なかった。
「これでまた、銀座で乳揉みができる」
文貴は、胸をなでおろした。
最近水滸伝読み始めたんですが、文庫化で加筆されたのは吹毛剣に関する事だけなんでしょうか?
三巻以降は図書館で借りてきてるので文庫と違いがわからないので…
683 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 14:26:35 ID:ABtHN2nx0
>>682 吹毛剣に関する加筆は、その一部。とくに中盤以降に活躍するキャラが突然現れた
ような印象を与えないための補筆が多い。若干分かりづらかった表現を改めた点も
多い。まとめて5〜6行補筆されている部分もある。
>>683 ありがとうございます。
返事おくれてすんません
685 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 21:12:53 ID:4KROOIlS0
おい! そろそろ北方センセからメールが来る頃じゃあるまいか?
前回はアホウイルスソフトが迷惑メールに分類しやがって、気付いたのは
何日も経ってからだったよ・・
>>682 吹毛剣絡みの話で更にテンションを上げたいのなら楊家将、楊家将後伝もオススメ。
青面獣楊志は十分すぎるほどの大物だけど、五候楊令公の孫という響きになお重みが増すよ。
>>686 楊志は孫じゃないだろ
楊志の親が六郎の孫だろ?
今日電車で三国志読んでたら、隣の人が楊家将読んでた。
>>688 同じ本読んでいたら、みょーに照れる。
同じ服着ていたら、恥ずかしい。
690 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 14:02:42 ID:JLf8Osfm0
で、水滸伝6巻、出てるの?
692 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 15:05:00 ID:JLf8Osfm0
693 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 15:50:32 ID:T+pOyyP70
>>691 田舎はまだだよ。明日国民の祝日だから、あさって。
694 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 16:21:57 ID:JLf8Osfm0
月に一冊っていう営業方針はどうなんだろ?
寝食忘れて一気加勢に読むのが好きな俺にはかなり辛いが。
メールキタ━━(゚∀゚)━━!!
696 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 17:37:28 ID:JbbVK6inO
けんちゃんメルキタ━━(゚∀゚)━━!!
バイトの休憩中にメールキタ――!!
これで今日も24時まで頑張れるよ謙ちゃん
>>694 単行本時代は4ヶ月に一巻だったんだぞ
書き直しの所もあるんだし贅沢言うな!
文庫本順調に揃えつつ思ったけど、俺北方水滸伝は後半の方が好きだな
敵が手ごわくなって緊張感出てくるというか
700 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 07:47:39 ID:+7CvG4Wa0
燕青が強制ホモにされてる時点で読む気失せた
701 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 09:34:22 ID:Fd9Z+JAHO
ネタバレじつはホモじゃないんだよ
702 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 12:17:17 ID:h6b6RdJS0
>>699 それと地サツの連中の扱いが良くなった。宋万や杜遷は2巻であれだけ活躍したのに、
3巻からはあまり登場場面がなかった。施恩・穆春・李袞なんかも、似たような扱いだったが、
11巻あたりから、地サツの連中も、しばしば登場するようになる。
日曜祭日も配送しろよな
705 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 17:12:16 ID:C/ESxnpGO
6巻、1日で読み終わっちゃうよ。。
1ヶ月も待てん。図書館行くか。
6巻出るまでの繋ぎのつもりだった楊家荘、血涙もおもしろ杉で5日で読んじゃったし。
三国志、南北モノは読了済なので、それ以外のオススメ教えてくだされ!
706 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 17:20:21 ID:+7CvG4Wa0
>>701>>703 本当かよ・・・・・・
じゃあ読んでみるか・・・
先に横山、吉川を読んでると結構イメージ壊されるねこれ
707 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 18:03:30 ID:jhLuTHzM0
そうでもないけどな。12巻で、それがらみの笑えるシーンがあるし。
>>705 じゃあ幕末ものか「林蔵のかお」かな?
幕末ものだと「草莽枯れゆく」はかなりおもしろいよ。
ただやっぱ中国もののほうが俺は好きだな。
710 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 23:56:44 ID:P0Hhl8Ws0
ホントに百八人かこれ?
隠しキャラとかいねーの?
諸君は「女を救って死ぬ」というベタすぎる死に方をした教頭に感動しただろうか?
しない。林冲は黙って、己の気持ちを行動で示すべきだった。林冲は、自分の行動を解説しすぎた。
当時のスレでは「あっさりしすぎ」みたいな感想が多かったな
楊令が要職に就くためのステップみたいに感じられた、みたいなのもあった
楊令を活躍させようと思えば、林冲はいないほうがいい。楊令が目立たなくなるから。
やるのかな?と思っていたら、本当にやった。
まあ、林冲は、死にたがっている、という叙述は何度もあったから、自殺するがごとく
死んでゆくのは予想できたが、自殺の動機を説明しすぎ。
>説明しすぎ
北方キャラ全般に言えることだけどね
まあ単廷珪殿の説明はもっと欲しかったけど…
「死にたいのか単廷珪」 〜〜紆余曲折〜〜 「単廷珪殿、戦死」
むしろ清清しくね?
謎を残して死んだほうが、読者の想像力を刺激したのかもしれない。少しだけヒントを与えてね。
@体力の限界を感じて、死に花を咲かせた。
A張藍と扈三娘がダブり、張藍を助けるつもりで、扈三娘を助けた。
B実は扈三娘が好きだった。
C梁山泊の敗北を悟ってしまった。
D自分がいなくても、後は楊令がやる、と感じていた。
ところが正解はAですよ、と作中で正解を言われてしまった。
これでは、簡単すぎて、国語の問題の素材にもできない。
12巻における雄州軍の調練を見ても、単廷珪は魏定国に負けて、関勝に殴られている。
魏定国と較べるとヘタレキャラなんだよ。
怪我回復後の活躍をもっと見たかった。続編に登場させるべきだったな。
「今の時代、考える暇も碌に無いし、
俺の揉みに揉んだ脚本は、そのような小細工を必要としない。
読者の涙腺を意のままに出来る」という自信の一端は感じたかな。
「魅力的なキャラは魅力的であるがゆえ、自分で生き方を決めてしまう」という北方イズムからすれば
俺の生んだキャラはきっと読者を深く感動させるだろう、かもしれん
たしかにあそこのリンチュウは喋り過ぎだ
後でソウコウにでも解説させればそれで良かった
>>724 「妻の名は?」という宋江から林冲への問いかけに、オチもつけられるしな。
>>705 7巻を大人しく待て。見どころいっぱい。とくに○冲の最期の場面は圧巻。
林冲
呼延灼
史進
の精神的な劣化について教えてください。
・林冲
最初から最後まで個人・軍共に圧倒的な強さを誇る。
ジョーカー的存在だがそればかりだと面白くないので弱点が精神面に設定され
結果、宋江に依存しまくりーの、亡き妻に未練タラタラーののヘタレキャラ化した
・呼延灼
作者の抱く軍人イメージの体現。
似たようなキャラがバシバシ出てくる作品なので魅力も分散化することに。
後半やたら呉用に反感を抱きまくってるせいで株を下げた。
・史進
王進少年院の第一期卒業生。のちに再収用されるなど精神面ののびしろは多かった。
精神的に成長してからはお笑い担当にも食指を動かすなど活躍の度合いは広い。
劣化・・してんの?
ふーん。九紋竜の旦那は違うのか。
御返答どうも有難うございます。
教頭の細君はどうなったのですか?
"亡き"とか仰られてますけど。やっぱ陵遅三千刀ですか?滅九族ですか?
>>729 そこまで残酷なのはない
微エロい
でも死んだことには違いない
731 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 23:43:29 ID:aXJc30cu0
楊令が宋江の胸に吸毛剣を突き刺す
童貫元帥ハンパねーな
地味に趙安もすごい
野戦で童貫はマジヤバイ
支那名将百選にランク入りしますか?
天下一武闘会優勝経験あり。
>>729 水滸伝中盤の丁寧な言葉遣いと較べると、いまの史進は全然違うぞ。
738 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 20:41:09 ID:/WC09BpYO
早く7巻読みてEEEEEEEE!!
リンチュー死ぬのか…orz
予想より早いな。
739 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 21:40:54 ID:6trOa+h0O
>>738 みんな死ぬぜ。
リオー、ボッコー、リキ、ソーコー、ハイセン、セツエイ、ソーセイ、リュートー、カエー、シンメー、ロタツにアンドーゼン。
みんなみんな死ぬぜ
740 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 21:41:27 ID:7ggCFKki0
>>788 その辺いのくだりは俺の最も心に残った情景のひとつなんだけどな
教えたいけど・・・
教えない
741 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 21:51:25 ID:I+EwAAE5O
742 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 22:22:20 ID:zMB/D5ci0
宋江は用例にぬっ殺されるシナー
743 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 21:43:00 ID:QNve74Ry0
詩文教の変身能力最強
盧俊義が実は男色じゃなかった、と明かされて萎えたのは少数派なんだろうな。
男色の好漢が見たかったのに……。
>>738 安心しろ
7巻では死なん
だが○横が死ぬ
リンチュウは○8巻で死ぬんだぜ
雷横の死は結構好きだ
帯の煽り文句がかなりかっこよかったし
747 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 12:57:43 ID:IGtQ2gQL0
>>744 やはりホモ好漢は無理だったんだよ。
続編の聞煥章と扈僊に期待しろ。
地から湧き出る三十万の兵 狂騒の信徒が江南を騒がせる
禁軍童貫十四万の軍は 喫菜事魔の洪水に呑みこまれるのか
趙家村の呉用の運命やいかに 北宋末の波乱が いま始まる
すべては 小説すばる5月号で明らかになる
>>746 文庫7巻の帯と人物画は、雷横になりそうだよね(単行本の帯から推定すると・・)。
>>749 最期の場面のみを比較すると、阮小五よりも、雷横かなー。
登場回数は阮小五の方が多かったけれども。
楊志と同じ巻で戦死した石秀は、なんか気の毒。
751 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 22:10:53 ID:KzgOexhI0
なんにせよ毎月20日が楽しみだ
水滸伝ばかりになってきたな
753 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 10:21:07 ID:gN1EahtK0
三国志では王安の死に様が泣けた。
>>750 しかし、間際の台詞は甲乙つけがたいものがある。
「愉しかったな」と「夢をみていました」
どっちも泣ける。
いっそのこと、二人とも帯に汁
756 :
地賊星:2007/03/28(水) 12:38:26 ID:vRtWfwY7O
何なのだ
757 :
呂牛:2007/03/28(水) 12:49:24 ID:eiO9Xcr20
付かず離れずの立場には、わしがいた。
758 :
任先:2007/03/28(水) 12:56:48 ID:k/xs/Bjn0
付かず離れずの立場にいたので、呂牛が何をしたのか、全然わかりませんでした。
灯台元暗し、という。元気を出せ、任先。
任先 楽して 仕事しない
馬桂のそばには 牛がいた
後から 来たのに 追い越され
時遷が死んでも 知らん顔 ♪
時遷殺しの事実そのものは、当然、青蓮寺は掴んでいるよな。馬桂が報告するはずだ。
李富は、いったい誰が時遷を殺したと思っていたのだろう?
762 :
陳麗:2007/03/28(水) 15:01:58 ID:lWw7wGqy0
カク令は、ダメだな。
764 :
韓滔:2007/03/28(水) 18:42:27 ID:vRtWfwY7O
韓当
765 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 03:55:55 ID:1nAKY/xE0
やはりホモ好漢は無理だったのだ。
そう思っただけだった。
続編の聞煥章と扈僊に期待するしかないのだろう。
扈三娘マジうぜえな
馬鹿女め
扈三娘は、王英が白寿といるところに乗り込んだ
場面は好きだった
768 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 16:55:06 ID:hil3qxC1O
ランティエの発売日は毎月何日か教えろ!
>>768 ランティエって何だ?
カルティエしか知らん
史記が連載されてる雑誌か
初めて聞いたよこの雑誌
771 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 20:39:22 ID:wBhpnsQU0
北方先生はやはり団塊の世代だな。
なにはともあれ「こころざし(イデオロギー)」だし、
「戦のない世界にするために戦う」し。
>>771 楊令伝を読め。そればかりを言っているわけではない。
楊令伝4月に出るんだろ?
楽しみだ
>>771 魯知深が魯達に生まれ変わった時、既に現在の楊令のような結論に達している。
やはり、楊令の師匠は、魯達だな。
そりゃ目の前で内臓ぶち撒けられたらな
それでも僕は、死な内臓
その前に、もうひとつ凄い、内臓の登場がある。
知ら内臓
お前らくだら内臓
781 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/02(月) 01:06:28 ID:l8cvoccZO
シバイ失禁しすぎじゃね?
月影の騎士も聴いてくれ。
楊家将→楊家将後伝→水滸伝
この順で読むとかなり脳汁が出るな。
楊志、呼延灼あたりの深みが増して面白い。
785 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/04(水) 21:17:02 ID:EI5fKgnT0
「三国志」のキョチョと「水滸伝」の洪清のキャラがほとんど同じ……。
北方ってこういうキャラが好きなんかな?
個人的には冷静なキョチョになじめないのだが……。
787 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/05(木) 17:08:32 ID:64G65TLn0
洪清よりも、許楮の方が、よくできた人物だと思うが。。
洪清は、ちとキモい。
788 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/05(木) 17:27:38 ID:Jg9IDp6TO
史記読んだ。
飛将軍李広があまりに小物に描かれてて泣けてきた。
守勢に強いのが、攻勢に強いとは限らないって好例だよな。
守銭奴めー!
公孫勝が道士じゃなくて特殊部隊の長みたいになってるなあ。
とりあえず妖術系は全部特殊部隊になってるよ
混浴魔王や高廉君もそうだ
しかし、妖術系の最高峰は、趙安撫。
致死軍は楊家将の耶律休哥軍っぽくなってる。
3巻では石秀が汚れ役になってたな。
あれはあれで徹底していて凄まじいものがあったが・・・。
青連寺は北方水滸伝オリジナルの設定なんだってね。
知らなかった。
水滸伝六巻がどの書店でも売ってないんだが…
まぁまだ五巻読んでる途中だからいいんだけどさぁ
積まれた形跡すらないのは何でなんだろう?
名古屋ってそんなに田舎じゃないような気が…
>>798 ちゃんと発売日に買えたぞ。漏れは、もっと田舎に住んでいるが。
小亀頭 淋病
なるほど
来週あたりかな…ケンちゃんメール
ケンちゃんメールって良いよね。
HOTDOGの「試みの地平線」で育った俺には
ケンちゃんのハードボイルド口調がたまんねぇっすw
> HOTDOGの「試みの地平線」で育った
ノシ
ちなみに「HotDog PRESS」な。
805 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/13(金) 14:01:30 ID:3Xx3atfa0
水滸伝五巻読み終えたけど、詰め込み過ぎと感じくらい胸躍った。
楊志の死はなんとなくなく知ってたけど、石秀と周通の死がかなりショックだった…
楊志死後の二人の楊志に対する想いから死に至るまでが本当に泣ける…
それでも六巻冒頭の宋江一行の旅では笑わせてくれたり、本当に北方先生は凄いと感じた。
807 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/13(金) 23:03:53 ID:kz/EGPGm0
胸が躍ったり、爆笑したりはまだまだ続くぞい。
楽和が、歌を歌ったりもする。
宴に酔った古参娘がストリップ
それはない。やりそうなのは、孫二娘か顧大嫂。
お前等、先生の作品の中で好きな表現とか文とかある?
俺は、熱い血がとか○○(人物の名前)は雄叫びをあげたとか好きなんだけど。
自分もその場にいてそんな気分のなったような気になる。
珍宮の夢は、珍宮のものだ
綺麗に、殺してやれなかった
813 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/14(土) 22:35:38 ID:3qlXBqUt0
李逵の蹴鞠は想像するだけで笑える。
指揮官の責任に苦悩する周通がよかったが
いつのまにか死んでてかわいそうだった
>>811 もうこれは『○○は精を放った』しかないっしょ。
しょっちゅう精を放ち過ぎだよね。
北方謙三自身が元気なのかも。
今のところ文庫6巻まで読んだけど李逵が無邪気で可愛くて好きだなぁ。
>>811 楊家将で耶律休哥の言った
「戦と死は古き友のようなもの、なにを恐れる事がある」(だったかな?)
この台詞が滅茶苦茶カッコよかった。
まさに戦の中に生きてる人なんだな〜と思えたね。
817 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/15(日) 13:05:43 ID:BxayURS40
何だ、この流れは?文庫の帯に使うのか?
>>815 禿同。
あの可愛さは異常w
武松、李逵、欧鵬のコンビは本当に面白い。
陶宗旺はまだあんまり目立った動きがないけど面白くなるんだろうか?
文庫待ちきれんし、図書館で七巻借りてこようかな…
819 :
陶宗旺:2007/04/15(日) 15:02:06 ID:Hrm261nm0
7巻のMVP
おい皆んな聞いてくれ!
俺は3巻まで安道全のことを安全道だと思っていたよ!
こんな俺って、素敵やん。
821 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/16(月) 01:43:26 ID:8SQpjqiVO
>>820 同じく。
やっと5巻辺りかな?間違えないようになったけど
今度は他の人物で間違っていると思う。
108人も頭に入りきらない。
823 :
北方謙三:2007/04/16(月) 16:16:32 ID:qWnyXkwyO
名前は記号のようなものだ
気にせずどんどん読み進めてくれ!
カク瑾とカク令と楊令で、つまずいて、どんどん読めないんですけど。
825 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/16(月) 21:37:51 ID:vH1oEhgo0
>>824 気にせず前に進め。「百読、意通ず」と言うだろう。
827 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/17(火) 13:05:08 ID:/59fq8mR0
水滸伝、巻が進むごとに女性の淫技が増えてくるのな。
馬桂が手コキやフェラまでこなすとは・・・w
828 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/17(火) 17:56:42 ID:R9gKR2P50
>>824 その問題は、すでに解決済み。段景住に感謝しろ。
829 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/17(火) 19:29:58 ID:dW3FVXWA0
武松が野戦でも素手で戦うのは少し無理があるのだがな
棒ぐらいもっていた方がいい、そう思っただけだった
830 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/17(火) 20:35:19 ID:EKrywAQN0
楊令は、晁蓋や宋江のように、武松が護衛する必要はないでしょうからね。
もっとも、大きな戦場で闘うよりも、宋太公を守ったときと同じく、
青蓮寺の闇の軍と闘うような場面が多いのではないでしょうか?
>>829 武松が棒で石を叩いても棒が折れる。素手で殴れば石が割れる。
武松が棒を持って戦う方が無理。
今日、文庫の7巻買ってきたけど、以前にここで書かれていたとおり帯の台詞は雷横だった
>>833 東京の地元の本屋ですが、ここはいつも2、3日前には入荷してくれるのでありがたいです。
ちなみに中の絵はこれまた雷横でした。
835 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/18(水) 18:12:31 ID:1fY7nmur0
7巻は、雷横だろうな。これは、文句なしでしょう。
8巻の帯台詞が誰になるかは、予想しにくいんだよな。
戦死したのは、全員地サツ。
ちなみに、単行本の帯は、解珍と李応だった。
死んだ場面が印象的なのは、鄭天寿。でも、19人枠に入れるのは、どうかという気がする。
その後の活躍を考えると、解珍でもいいんだけど、少し地味。
8巻は、全員で闘ったという印象が強いので、飛び抜けて目立った一人を決めにくい。
北方水滸伝、三国志好きなこのスレの住人は
もちろん試みの地平線も読んだよな?
ソープへ行け!
文庫版4巻読み終えたところだけど、巻末の紹介記事の部分でちょっと凹んだ。
5巻では楊志一家に大変な厄災が降りかかりそうな気がして・・・orz
また、楊家将のラストみたいな切なさを覚えながら読むことになりそうだなあ。
まあ、それがいいところでもあるんだけどさ。
838 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/18(水) 20:12:05 ID:LTEFt+q9O
北方水滸、面白いけど楊家マンセーに萎えるのは俺だけ?
特に最後ら辺の楊令。あそこら辺で解珍が少し嫌いになった。特別扱いしすぎ
>>838 一連の北方作品読むと楊家好きになっちまうのさ。
そうなると逆にたまらなくなるぞ。
840 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/18(水) 21:39:52 ID:EE4/eytx0
841 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:41:48 ID:KItb4Le80
842 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 11:25:18 ID:VLIuGngLO
>>835 解珍か李応だったら、李応だろう
でも李応は席次が高い割には、目だたないからな。北方水滸なら、なおさら
ところで李応の星の名前って何だっけ?
843 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 12:18:17 ID:n+0S7TOY0
天富星
844 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 13:59:49 ID:vmLB2xjk0
>>827 扈三娘の性技は上がらずじまいで悲しかったよ。
楊令伝で、楊令と萌えるような濡れ場でも演じてくれんかなw
俺的には水滸の中では馬桂の手コキ&フェラに両足ピーンだったw
845 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 14:08:26 ID:0sEDNe040
沖縄県の方へ(命に関わる注意事項です)
沖縄県での選挙ですが、どうか民主党だけは避けてください。県民の生命に関わる可能性があります。
民主党の最大の公約は一国二制度(※)ですが、一度「一国二制度 沖縄」等で検索をお願いします。
この際、民主党のHPで調べても良いです。以下の注釈↓と矛盾することは書いてないはずですから…
※一国二制度
簡単に言えば沖縄を中国と日本の共有物にし、そこに3000万人の中国人を入植させます。
(つまり沖縄人口の 96% を中国人にして、実質、沖縄を中国人の居住地とします。)
さらに「自主」の名の下、沖縄で有事が起きても自衛隊は干渉できません。
3000万人の中国人が、少数派となった130万人の日本人に何をしても、です。
そして中国人の反日感情の強さは、ほとんどの日本人の理解を超えるものです。
今回の選挙で民主党が勝った場合、「自主」「発展」を連呼しつつ段階的に進めていくことになります。
自主と言っても、自主を認めるのが「住人の96%が中国人となった」後だということに気をつけてください。
発展と言っても、新沖縄の少数派となった「少数民族日本人」の発展ではないことに気をつけてください。
846 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 15:35:01 ID:CeS6SqGSO
七巻って今日発売だっけ?
847 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 15:41:16 ID:5L3MWAkj0
>>844 楊令は、すでに熟女真の女を囲っている。しかも、2人。さすがに、3人はきついだろうw
848 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 15:51:05 ID:VLIuGngLO
>>843 サンクス
ところで楊令伝(?)って、もう本になってるの?
>>848 楊令伝/1/玄旗の章 1680円
04月26日発売
>>848 続・水滸 楊令伝 第1巻「玄旗の章」は、4月26日に発売!
梁山泊陥落から三年、潜伏していた漢たちが動き始める――。
北方版封神演義とか出たら、やはり特殊部隊だらけになるのか?
852 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 19:42:43 ID:VLIuGngLO
正直、封神とか西遊記はやって欲しくないな…
仙人だとかファンタジー系のものは書かないでしょう
なんといってハードボイルド北方だから
一清道人は見事に特殊部隊の隊長にされちゃいましたぜ?
4巻を読み終えたところだけど羅真人の弟子とかそういう設定でてくるのかな。
856 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/20(金) 06:08:41 ID:KH0L/V/XO
そんな設定でてきません
北方水滸に、羅真人は存在すらしてません
17巻で羅真人じゃないけど、師匠はいたって言ってたじゃん。
ケンちゃんメールきた。
相変わらず含蓄のある良いメールだなぁ。
ケンちゃんメルキタ━━(゚∀゚)━━!!
遅いよケンちゃん。先に買っちゃったよ
帯で誰死ぬか
死なぬか わかりそう
(折り畳みの椅子)、(約〜キロメートル)につづく
新作 ( 手 品 )
魯智新のあれとかある意味叙述トリック
7巻読んだけど、楊令出なくてちょっとガッカリ
楊令を鍛え上げる男達と母親代わりの女性とかのシーンが好きなだけに個人的にショボン
あと、あれほどキレ者だった聞カン章が雇三娘知っていきなり器のちっちゃい男になったのはワロタw
866 :
王英:2007/04/23(月) 15:50:17 ID:+9CiTQ8/0
たいして、よくないよ、扈三娘w
867 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 22:03:08 ID:H/yRTk5EO
聞カン章にかかわらず、北方水滸のキャラって
出てくる内に人間味が出てくるから、どこかしら弱点があって、完璧人間なんていないんだよな
最初から最後まで底が見えなかったキャラっているか?敵味方含めて
盧俊義とか?
最終盤は完璧人間の楊令君に人間味を持たせるためだけの展開だった気がするな
>>867 一度は底を見せたが李富
ラストのほうで鏡の前で笑ってるシーンが黒くて良い
王進はどうでしょう
もしくは王母
872 :
扈三娘:2007/04/24(火) 16:36:46 ID:9Z/mJxBm0
873 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 17:29:39 ID:RbDi7RImO
こさんじょーは結構名器だったぜ
あと顔はいい。でも、それだけの女だよ
舌使いを始め、性技は並以下だし、体は硬くて抱きごこちが悪いしさ
地元の本屋に楊令伝入荷してた
帯のアオリ文が「梁山泊炎上から三年〜男の名は青面獣・楊令!」って感じで
かっこよかったな
自分は文庫派なのですぐ読めないのが残念だ
875 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 20:09:46 ID:RbDi7RImO
読めるようになるまで、どれだけかかんだよwww
つーか青面獣楊令って、なんか語呂悪いな
877 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 20:47:16 ID:SRUZb6hx0
>>874 青面獣なのか、楊令は?
あだ名も相続されるのか?
赤面獣じゃないのかと
>>878 なんかそのネーミングは恥ずかしそうで嫌だw
>>879 俺も実は書いてから思いついて赤面した。
楊令伝、売ってたな。
水滸伝の文庫が全巻発売され終わる頃と同時期くらいに
楊令伝の文庫も出ないかな。
そうなるとすごいうれしいんだけど。
単行本から文庫ってもっと時間かかるよね
>水滸伝の文庫が全巻発売され終わる頃
まだ楊令伝完結してないよ。文庫化されるわけがない。
883 :
881:2007/04/25(水) 19:56:12 ID:m7A3YC3Y0
>>882 そっか、そうだよな。すまん
完結してないのに出るわけないよなorz
10巻完結予定とあったが、本当のところは、どうなんだろ?
誰も10巻で終わると信じてないと思うが。。
<予定>と銘打っている以上、予定なんだよ。
水滸伝も初めは13巻の予定だったからな
887 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/26(木) 17:35:07 ID:5dW/CLcZO
そんな続くのかよww楊令伝。つーか俺も、今日本屋で楊令伝見かけた
表紙のオッサンが楊令なのか?裏表紙に史進と公孫勝がいて、なんかうれしかった
電車で涙目になった
そのあと自転車こぎながら泣いたw
890 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 06:15:34 ID:8asJaiDT0
そして独りで精を放った
892 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 09:38:34 ID:QDFV+IanO
精を、口に含むと、苦かった。
893 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 12:31:16 ID:+wWyAJHjO
精を口に含んだ瞬間、友人が現れ、粟が立った
894 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 16:57:30 ID:QDFV+IanO
次の瞬間、友人にバレたら、そこまでの命。
そう思い定めることができた。
895 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 18:40:02 ID:xN/reyj30
しごく。命の終わりの時だ。思うさま、
しごけれるだけ、しごき回りたい。
896 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 19:03:07 ID:+wWyAJHjO
ふり返る。眼が合った。笑いかけようと思った。笑えたかどうかは、よくわからない
俺を見ておけ。その眼に、刻みつけておけ
その場面を読んで声を立てて笑う時が来るとは、夢にも思わなかった。
連続小説になっていた。文体に気を遣って書いている。楊令は、そう思った。
表紙のオッサンは楊志だな
>>899 楊令なんだが、剣も短ければ、脚も短いw
文庫我慢できず図書館に走った俺がきましたよw
てか七巻以降人の死が連続して悲しすぎ…
祝家荘戦の戦死者の多さにも驚いたけど、鄭天寿…お前…。
てかその人物の過去が語られると死亡フラグ立つ事最近ようやく気付いた…
鄭天寿はなんだかんだで優遇されてるよ
完全オリジナル展開の中、なぜか忠実に原作の死に様をなぞって蛇に噛まれ死ぬ奴とかに比べたら
>>902 > てかその人物の過去が語られると死亡フラグ立つ事最近ようやく気付いた…
小説に限らず物語においては基本中の基本だぜ
北方は特にベタ
俺この戦いが終わったら故郷に帰るんだ・・・
906 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/01(火) 05:19:24 ID:5Nh0+ZubO
>>902 これからの戦場での活躍を予感させる指揮をした後のあっけない死
俺はけっこー好きだけどな
楊令との絡みも含めてさ
907 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/01(火) 10:27:29 ID:YZUovUBsO
北方って紫進嫌いなのかな?
>>907 戴宗は、金持ちが嫌い。柴進と盧俊義を、どう思っているかは知らないが。
>>907 そのうち本当に柴進嫌いな奴が出るから心配するな
910 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/01(火) 17:24:04 ID:YZUovUBsO
いや、俺全部読んだよ
ただ、なんか紫進がイヤな奴見たいな描写があるし
たいして活躍する事も無く、あっさり死んだから、嫌われてるのかなあと
柴進は、兵站の統轄をやっていたから、忙しかったんだろう?
それ以前は、呉用(一時、李応)がやっていたから、呉用がパンクしそうだった。
兵站の統轄は、激務なんだよ。
そのくせ、楊令伝では、ポスト柴進がいないのに、上手く兵站が回っているけどもね。
兵站は最重要だが実戦ほど担当者に性急な判断を迫る仕事でもない。
ノウハウを発明し指導する天才が最初にいれば、
あとはその遺産のシステムを維持し整備するだけで運営は出来るはず。
柴進は死して居続ける、と思えばちょっぴり感動的ではないだろうか。
913 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/02(水) 01:56:39 ID:IXqnbR+aO
昨日、ランティエ買ってきた
今から「史記」読む
よくわからないが近代戦争でも兵站担当が嫌われるのはよくあること
皆に平等に物資を振舞わないとすぐに反感買う仕事だしな
915 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/02(水) 19:48:21 ID:04/Vj0kEO
北方水滸だと、高位の文官は嫌われる傾向にあるよな。っても呉用と紫進位だけど
つーか終盤の呉用の叩かれっぷりが、なんか哀れでグッと来た
特に「私は時々、判断を誤るようですから」だかとか言ったシーンは切なかったよ
一清には、気持ちを理解してもらえてて良かったな
梁山泊も終盤は組織が硬直しだしてたな。指揮官のその場の判断で動く部分が随分制限されて。
そんで呉用がえらく役人ぽくなっていった。
組織が大きくなったが故のジレンマなんだろうな
続編でより一層悲惨な立場に置かれてるっぽい
処断もとかヒドス
918 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/03(木) 14:05:06 ID:3kgQ9z/R0
>>916 ァ ∧_∧ ァ,、
,、'` 。゚( ゚^∀^゚)゚。,、'` だから柴進の後任が決まらないのかww
'` ( ⊃ ⊂) '`
ァ ∧_∧ ァ,、
,、'` 。゚( ゚^∀^゚)゚。,、'` ほんとうは、好漢殺しすぎて、決められないんだけどww
'` ( ⊃ ⊂) '`
>>917 いまは、みんな心が荒んでいるからね。もうすぐ明るい兆しが見え始めるよ。
920 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/04(金) 13:07:09 ID:tB9FU1TmO
王英は原作でも北方でも笑えるなー
托塔天王さんあっさり死んでちょっと驚いた俺がきましたよ。
ちょ…毒矢って…w
お前は戦場でカッコよく死ぬタイプの漢だろ…
923 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 01:10:16 ID:pbsjywTg0
呉用さんは続編ではルックスまで・・
924 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 09:44:31 ID:qbnDpxmFO
楊令あんま好きじゃないから、続編の主人公は李富が良かった
轟天雷には生きてて欲しかった
志など皆無で大砲だけにこだわる男、ある種かっこよかったんだけどな
926 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 20:36:54 ID:qbnDpxmFO
最高な気分で死ねたから良かったんじゃないだろうか
体はバラバラに吹っ飛んだが、頭部は無事だったためサイボーグ化。
腕や足に大砲を装着し、004のようになって甦る。
勇者王轟天雷
929 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 18:56:15 ID:Tv5wWkrXO
北方はたいていのキャラを格好よく作り変えてるのに
黒三郎はなんで、あんなんなんだ?
あのマヌケな性格に、さらに好色なんて要素を付け足したら、もっと情けないんだが
どうせなら、魯智深みたいに性格自体作り替えちゃえば良かったのに
上司にしたくない好漢ナンバー1
930 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 21:07:49 ID:Tv5wWkrXO
>>921 黒三郎を持ち上げるのに、晁蓋は邪魔だから仕方無い
あれだけ身分が高いと、雷横や林冲のように死ぬのは難しいしね
>>929 北方版黒三郎はまだましなほうだと思うけど
いままで読んだ作品だとなぜ上に立ってるのかわかりにくいし、少々情けなく見える
932 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 19:20:46 ID:B3y/gDCzO
あの情けないマヌケっぷりに、好色なんて設定を付けたら、もっとだらしない感じがするんだが
それに、原作と違ってあんまり戦に参加しないから、ただいるだけ感が増して、なんか嫌だ
933 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 05:37:27 ID:SUKCIvfk0
みなが北方版の作品の中で最強だと思う人を教えてくれ
私的には北方版の三国志、水滸伝、楊家将を読んだことがあるけど
1対1の個人戦なら
1:王進 2:呂布 3:林冲
軍を率いての対戦なら
1:楊業 2:童貫
時代も違うわけだけど、個人的にはこんな感じ
934 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 14:34:15 ID:C6PGA6iZO
つか、王進>林冲なのかな?読んでる限りだと、林冲>王進みたいな描写もあるから、どうなんだろうね
後、北方三国志読んだ事無いけど、関羽や張飛は弱いの?
935 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 17:19:58 ID:GRlwunqz0
作者こだわりの騎馬隊のランク付けは難しい。
俺が読んだ中でも、菊池武光、耶立休哥、呂布、林冲…
937 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 19:21:36 ID:C6PGA6iZO
>>935 そっちはわかるけど、林冲は関羽張飛と比べて、どうなのかな?と思った
938 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 20:23:45 ID:aoBaoxxAO
関羽、張飛のが強い
特に張飛は普通に襲いかかっても100人くらい簡単に無傷でやっつけるからな
水滸キャラはそこまでハチャメチャな強さの奴はいないからね
まあ物語の世界観の違いだろうけどさ
939 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 20:40:26 ID:C6PGA6iZO
940 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 21:02:54 ID:2I+99olh0
>>935 北方の呂布は凄まじかったよなぁ
あんなカッコいい呂布は初めてだったわ
どうやって死ぬんだろうってずっと気になっていたわ
でもって林冲だが1人VS大人数なら関羽・張飛のが強そうだ
騎馬隊率いさせたら林冲のが上っぽい気がする
941 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 21:26:36 ID:tbeZ/fDD0
最後の場面(死ぬ間際含む)なら、耶立休哥、呂布、楊業・・・の順か
関羽はへタレ、林冲は以外に印象に残っていない。
942 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 21:49:11 ID:C6PGA6iZO
確かに、林冲の死に方は、北方のお決まりパターンだったから、印象に残らないな
魯智深の死に方はかっこ良かった
943 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 21:57:55 ID:C6PGA6iZO
>>940 あと、1対1の立ち会いなら林冲>関羽、張飛な気がする
そして多人数なら、李逵は呂布をもしのぎそう
>>934 基本、王進のほうが強いんじゃないかな
槍同士だと自信はあるがほかの武器だと無理って描写があったと思う
945 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 23:13:47 ID:C6PGA6iZO
>>944 やっぱそうなのかな。槍以外はもちろん王進だけど
槍の場合、実践用の槍なら林冲が上みたいな描写があるから、よくわかんないんだよな
でも、林冲>王進の描写って、それ位しか無いけど、王進>林冲の描写は複数あるから、やっぱり王進なのかな?
946 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 23:18:42 ID:SUKCIvfk0
王進が林冲よりも上なのは確かだと思う
あと騎馬もだけど、軍を率いるという点では楊業が一番だと思う
最後まで負けなかったしね
947 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 01:53:38 ID:gH+9sliD0
2巻まだ〜
槍以外の全てで王進が林冲より上だからといって
お互い一番特意な得物で闘った場合(林冲の槍対王進は剣かな?)でも
王進の方が強いとは限らないもんな。
武芸のトータルバランスではやはり王進が一番なのは間違いないだろう
けど。
王進は棒
耶律休哥ってちんげも白いのかね?
952 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 15:39:03 ID:bfrIA8hVO
誰もあだ名で読んではくれなかった
この表現、すごく淋しい
953 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 18:19:04 ID:MIt4rpJP0
(´皿`) 僕は、鉄面孔目ちゃん
>>948 山中に引きこもってからの王進にはかなわないだろう見たいな事
魯智深が林冲向かって言ってなかったっけか?
ちょっと思い出せないけどそんな描写があった気がするんだけど
955 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:15:56 ID:bfrIA8hVO
確かに山中に籠もってから、王進はさらなる境地に到達したみたいな描写はあった
でも、その時は別に林冲と比べられてはいなかったな
でも、林冲だって禁軍を出てから、かなり強くなったと思うんだが。王進とは別方向の強さだけど
だって、腐った禁軍でおとなしくしていた人間が、反乱軍最強の騎馬隊を作って暴れ回るんだぜ
戦を通して、林冲はメチャクチャ強くなったと思う。張藍の事もあるし
張藍陵辱の部分だけエロ小説としてスピンオフしてくれないかな
957 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 01:14:29 ID:VKznpoAO0
水滸伝ははじめて読むけど 今まで読んできた中で間違いなくベスト
もう言葉では言い表せないくらいやられました。。
>軍を率いるなら楊業が最強っぽいですね
958 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 08:15:00 ID:OXZPxxZB0
しぶさでいけば解珍が断トツ1位なんだけどな
印象に残らない死に方ナンバーワンなら徐寧だな
960 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 00:38:18 ID:eozw3Rpj0
一番すごいと思ったセリフはなに?
俺的には三国志の孫権と張昭の会話で
張昭が孫権に表と裏を使い分けるのです、と言った後に
孫権が表とは?と聞いてそれを説明して次に「して裏とは?」と聞いたあとの張昭セリフ
「張昭という部下を持ったということです」
最初読んだときはよくわからなかったけど、2回目読んだとき意味がわかった
さすがだと思ったね
961 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 00:50:26 ID:BFGa1KeQ0
「袁譚の愚か者が」
ブハーーーッ
962 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 05:01:53 ID:cpXK/fzqO
963 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 07:28:30 ID:cpXK/fzqO
穆弘は文庫本の最初に絵が載る19人の内に入るかな?
北方穆弘なら入ってもおかしくないよな?
965 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 10:13:22 ID:MTFDUZDc0
あの挿絵はどこかから引用してるの?
966 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 12:07:23 ID:bmj3rMvsO
>>963 俺が北方水滸で好きなキャラはリキとボクコウだぜっ!
967 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 12:09:51 ID:bmj3rMvsO
>>965 あの挿絵のリキを見るといつも地獄の餓鬼の絵や江戸時代の大飢饉を伝える絵
が頭に浮かんでしまう。
968 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 12:34:19 ID:cpXK/fzqO
19人って枠、結構狭いよな
宋江〜花栄と史進、朱どう辺りは確実だろうけど、残りは誰になるか全くわからん
既に出てる奴も計算すると、残り枠3人位なんだが・・・
挿絵、武松や林冲のイメージが違いすぎて笑える
970 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 22:38:20 ID:Tp4Hq4JS0
脳内イメージ浮かべながら読むのが一番
972 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 11:13:04 ID:P2Cd6l1u0
水滸伝の文庫版刊行が始まって嬉しい
>>965 陳仁柔という中国の画家。古いもので、画家は現存する人ではない。
入手の経緯については、読本「替天行道」に詳しく書いてある。
>>958 最後の死に様は、お調子者にしか思えないが?
976 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 14:24:55 ID:G5qVMq/YO
977 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 14:26:25 ID:G5qVMq/YO
>>969 武松はアキバで、大きいリュックを背負って歩いてそう
>>948 王進は、陶芸でも、そこそこの境地に達しているからな。
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
( 人____)
|ミ/ ー◎-◎-)
(6 (_ _) )
__| ∴ ノ 3 ノ 呼んだ?
>>977 (__/\_____ノ
/ ( )) )))
[]___.| | ヽ
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\_(__)三三三[□]三)
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|Spartia|:::::::::/:::::::/
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