数千数億の時を経て、幾度となく興亡を繰り返して来た異界の地フェリスラント。
新生暦5874年、魔導を中心とした文明の栄えるこの地は未曾有の戦乱の只中にある。
種々雑多な国家が相争う群雄割拠の時代、新たなる覇王の誕生により、
世界を取り巻く情勢は、更なる混迷を極めつつあった……。
これは、どことも知れぬ異世界の、混沌と形容するに相応しき時代に生きる者達の話。
当スレッドは「作ったけど使わないキャラを進呈するスレ」に投下されたキャラクターと彼らの背景設定を元にした、
世界観固定のなりきりで、魔術や機械を問わず様々な要素が混在する準ファンタジーのなりきり質雑スレッドです。
自己紹介用のテンプレはこちらをどうぞ。
必要に応じての項目の追加、削除はご自由に。
名前:
年齢:
性別:
身長:
体重:
種族:
職業:
性格:
容姿:
利き手:
得意魔法:
得意武器:
服装:
装備品・所持品:
固有能力:
奥義・秘術:
その他:
これ、わたしのプロフィールね。それじゃ、よろしくっ!
名前:アリシエル=ヴァンディーカ
年齢:18(死亡当時)
身長:165cm
体重:49kg
種族:デュラハン(人造不死者)
職業:魔導戦士
性別:女
性格:情に篤く、涙脆い
容姿:紫の瞳、白い肌、焦茶色のセミロングの髪
利き手:右
得意魔法:特に得手不得手は無いが、光輝系列の魔術と法術全般は使用不可
得意武器:武器の扱いは苦手。辛うじて護身用の槍術が使える程度
服装:黄色の麻布のダブレット、綿布の白いミニのプリーツスカート、革製のロングブーツ
装備品・所持品:パルチザン(一般兵向けに量産されている槍。穂先が精霊銀製の高性能品)
ブリガンダイン(冒険者や兵士に愛用されている量産品の軽鎧)
ファタ・モルガナ(水精の加護を受けた糸で織られたフード付きの蒼いローブ。水と光に耐性あり)
サードアイ(額に埋め込まれた呪いのエメラルド。一定確率で耐え難い苦痛に苛まれるが、精神支配耐性あり)
黒塗りのトルク(黒く塗装した鋼鉄の首輪。人間になりすます際の首の固定に用いる)
魔縛鎖ドローミ(古今東西の種々雑多な厄災を封じてきた曰く付きの鎖。使用者の力量に応じてその魂の力を具現化出来る)
さざ波の呼び子(海に浮かぶ岩を削り出して作った呼び子。妖魔サイレンを呼び出せる)
竜甲の鏡(磨き抜かれた竜の甲羅で作った鏡。暴竜タラスクスを呼び出せる)
固有能力:素体形状記憶・不完全版(生命と思考の中枢である臓器が同時に消失しない限り、肉体の欠損を短時間で自動的に修復する)
奥義・秘術:ラッシングスタブ(槍術の基本技。槍を構えて猛然と突撃し、直撃と同時に更に突き込む)
その他:永遠の命を求める研究の実験台にされ、不死の怪物デュラハンと化す。
不死生命体創造の実験を行った錬金術師エリンドゥール=アンセムを倒すべく、その消息を追っている。
目的は復讐ではなく、これ以上彼の手で自分の様な犠牲者が出るのを未然に防ぐ事。
それ以外にも(条件付きではあるが)死者の蘇生すら可能な医術師が居るという噂を耳にしており、
自分が人間に戻れる僅かな可能性を信じてその行方を捜し求めている。
5 :
ゴリラ:2007/10/01(月) 10:10:51 0
困ったもんだ
アリシエルと屍姦したい
ねえちゃん、冒険者になってからもう何年になるんだ?
ゴリラ(>5)
えっ? どうしてこんな所(街中)にゴリラが!?
……って言うか、なんで類人猿が流暢に標準語なんかしゃべってるのよぅ!?
>6
……へ? 屍姦ってちょっと、出て来るなり何言って……?
あーっ!! もしかしてこいつ、ギルドの手配書に出てた連続強姦殺人魔!?
裏通りで一人歩きの女性を襲っていたのはこいつだったのね!!
だけど、今回はちょっとばかし相手が悪かったんじゃない?
新米だからって、冒険者甘く見るんじゃないわよ!
あんたみたいなチンケな犯罪者よりはよっぽど荒事に慣れてるんですからねっ!!
>7
お世話になってた教会から抜け出して
こんな生活始めてから、もう二年ぐらいにはなるのかなぁ……?
まだまだ未熟だけど、腕利きの仲間が二人もいるし、
魔術も色々なの覚えたから、依頼もそれなりにこなせて
冒険者としては、結構順調にやっていけてると思うな。
でも、一日だって訓練欠かしてないのに
なんで槍の扱いが全然うまくなんないのかが謎だけど……。
そっちにはどんな神様や仏様がいるの?
10 :
名無しになりきれ:2007/10/03(水) 02:47:54 0
>でも、一日だって訓練欠かしてないのに
>なんで槍の扱いが全然うまくなんないのかが謎だけど……。
才能ないだけだろw
11 :
名無しになりきれ:2007/10/03(水) 03:05:40 0
おっぱいもませて
おっぱいもみもみ
名前: リィス=シャーリィフェレス
年齢: 70歳(転生時は9歳)
性別: 男です
身長: 122cm
体重: 20kg
種族: リッチー(アンデッドの魔術師。”アンデッド”はエリンドゥールの研究する”不死者”
と違い、弱点が多い)
職業: 魔道士、錬金術士、影
性格: 怖がり、弱いものを傷つけられない(だが、立場上非情に振舞うことも少なくない)
容姿: 肌は白、髪は青いふんわりしたどんぐり型(へたの部分は無い)の
シルエット+後ろに細長いテール一本。
利き手: 右手
得意魔法: 暗黒>精神魔法>四大魔術の順に得意
得意武器: 魔道書、魔封器など 隠密戦術などでは自分の体を変化させて戦うこともある
服装: 漆黒の魔術師用ローブに身をつつんでいる
装備品・所持品: 蒼き柱(世界に散らばる「楽園の六柱」と呼ばれる
クリスタルの一つ。現在はパワープラントのキーとして使っている。)
パワープラント(説明すると長いの要望があったら説明します。)
碧玉のネックレス(四大魔術の可能性を無限に広げるというネックレス。
師の遺品(?)だが、持ち主に厄災を呼び込む。)
60年くらい作り続けたいろんなアイテム、60年くらい書き溜めた日記。
固有能力: アンデッド特有の再生能力(修復後に血の渇望に苛まれる)
魔法力を魔法としてでなく、純粋なパワーとして使える体質。
奥義・秘術: マインドブラスト(魔法力を精神波に乗せて放出
する技。闘気流に近いものなので、魔法を無効化する装備や補助効果に
対して使用する)
その他: 今より60年余り前に消えていったラムリアース地方の魔法帝国の忘れ形見。
国が滅ぶ際に、母がわりにして師であった
魔術師によってリッチーにされる。師の遺命に従い、祖国を滅ぼした国々に復讐する
日々を50年余り送っていたが、うちいくらかをヴィンセンガルドによって横取りされて
しまったため、ヴィンセンガルドとは少し折り合いが悪い。自身を厳重な
封印によってクリスタルの中に封じている師を眠りから覚ますために、各地を放浪
しつつ知識と魔法力を磨く日々を送っている。
>1-4,8 アリシエルさん
いやー探しましたよ。相談所
ttp://etc6.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1191196062/l50 で「近日中にはじめる」とは聞きましたが、もしかしたら参加表明していらした
みなさん、ここのことまだ知らないかもしれませんよ?
あ!あいさつが遅れましたが、またご一緒させて頂きますのでよろしくお願いします。
>5 ゴリラさん 困ったもんだ
人生はつまづきの連続です。僕たちでよかったら相談に乗りますよ?
>6 屍姦
そういえば、以前いらっしゃったこういう手合いの方でこの言い回しは
ありませんでしたね。まぁ、何にしても人の嫌がることをするなら
それ相応の覚悟をしてくださいね。(アリシエルの陰から言う。)
>7 冒険者になってから
僕には聞いてないでしょうが、実はどこぞに仕官したりしてたことも
ありました。ですから、冒険者になってから何年と聞かれると納得いかない
数字が出てしまいます。
>9 神様や仏様
天界や獄界には大小様々な神族や魔族が住んでいますし、
フェリス=アルパという絶対神もいます。怖いよですね絶対神。
まぁ、でも邪神も僕ら「ホトケサマ」にとっては同じような怖い存在ですから、
絶対神の神罰が下らないように行いに気をつけたり、どこぞの王様が邪神復活を
させようとしていたらやんわりと妨害したりしないといけないんですよ。
>10 才能の問題
生まれついて才能皆無でも60年教え続けたらそれまで無かった魔法の才能が開花した!
なんて話も身近にありますよ。
>11-12 おっぱい
「もませて」って言ってるそばからもんでどうするんですか・・・。
十中八九蹴られますから歯を食いしばっておいた方がいいですよ。
あ、そういえば名無しのみなさんやこれから来訪予定の方々に
ごあいさつしてませんでしたね。浅学非才の者ですが、どうぞよろしくお願いします。
お詫びというわけではありませんが、名無しさん6名(?)さまにはこれを進呈・・・。
つパワーパンプキン6こ
非常に栄養価が高く滋養にいいかぼちゃです。ガーデンで採れました。
それと、表面に爆発を連想させる文字を刻んで思い切り投げると爆発します。
まぁ、でも軽い火傷の程度の威力しかありませんのでご安心を。
アリシエルさんにはこれを進呈します。
つ再会のオルゴール(黒蒼の森のフェアリーとドゥリンドワーフの合作です)
再び会いたい人との思い出話を夜寝る前にに「聞かせてあげる」と
優しいメロディーとともに持ち主を朝目覚めさせ、その日のうちに求めていた
再会を果たさせてくれるというオルゴールです。今はまだ再会させてくれる
確率はあまり高くありませんが、使い続ければだんだん上がってくるはずです。
リィス君(>13-14)
わざわざここまで探しに来てくれたんだ、ありがと。
それと……ごめん。素で告知するの忘れてた。
ここの用事済んだら、ちょっと向こうにも顔出してくるね!
それじゃ、また今度ねっ!!
>9
そうねえ……。
一般に信仰されてるのだったら、主神である「創主」の「睨界護輝(へいかいごき)フェリス=アルパ」に、
その息子で、フェリスラントのあらゆる生命の生みの親である「始祖龍(しそりゅう)ラハブ」、「死幻翼(しげんよく)ジェラルディス」
「創壊楔(そうかいせつ)ガヤ=マルト」の「命祖」三柱神に、地水火風の四大元素を統括する「四大精霊王」、
それ以外にも、彼らが生み落とした数十単位の様々な従属神がいるわ。
創界期にフェリスに敗れて次元の狭間に封じられた邪神である「ヴィーナ=キュレイア」も、
大々的にではないけれど信仰されてるみたい。ヴィセンガルド王国が台頭する様になってからは、
ヴィーナ教が国教に制定されて、今までになく信者が増えてるって聞くわよ。
それ以外のなら、伝説に名を残す英雄なんかが神として崇められるケースもあるし、
世界を破滅に導こうとした強大な化け物が神を自称してた事もあるらしいわ。
信じられない話だけど、そういう物騒なのをわざわざ神として祀り上げる連中も少なからずいたんだって。
>10
う……。そんなこと、ない……。そんなこと……ないもん!!
なかなか上達しないのは、努力がほんのちょっぴり足りないだけなんだからっ!!
訓練メニューを二時間三時間増やせば、わたしだっていつか……ぐすっ。
>11-12
だ・か・ら・ね。なんでわたしが見ず知らずの男の人に
そんなことさせてあげなきゃ……って、いきなり何すんのよこのおばかぁぁぁぁぁ!!!!
ゴメゲシャアッ!!(脊髄反射で繰り出したエルボーが顔面に炸裂!)
.。oO(まだ鎧の上からだったから、ヤな感触はなかったけど。)
.。oO(リィス君、こういう時くらい陰で見てないで助けてくれたっていいじゃんよぅ……。)
エロデュラハンと腹黒リッチキター!!
18 :
名無しになりきれ:2007/10/05(金) 13:50:12 0
ファンタジー名物『蹴る首ちょんぱ女』がいるのはこのスレでつか?
19 :
名無しになりきれ:2007/10/05(金) 17:05:46 0
おたくらが旅に出た理由、差し支えなければ教えてくれよ。
最近この界隈で「かけだし冒険者狩り」が流行っています。
どうやら、裏社会のとある大手ギルドが強力に支援しているようで、
なかなか狩人たちの規模も大きいです。
「ひゃっはー!ビギナーズラックで手に入れたお宝を横取りだー!!」
とかいう声が聞こえたらご用心。
リィス君(>15)
あ……ありがと。でも、ちょっと複雑だなぁ……。
わたしの場合、「会いたい人」には会おうと思えばすぐにでも会いに行けるの。
ただ、今は会いたくても会えないだけ……。
だって……お父さんとお母さんにこんな姿、見せらんないよ……。
>17
着てるものは真っ黒だし、結構悪だくみやイタズラ好きそうだし、
不死の魔導師な上に物持ちの大金持ちってきたら……。
うーん、意外と当たってるかも……。
そ・れ・で。デュラハンは間違いなくわたしのことなんだと思うけど、
「エロ」ってどういう意味で言ってるのかなぁ……?
わたし、えっちいことも変態さんもすっごく大っ嫌いなんですけどぉ〜?
>18
……なにそのおもしろ生物?
すっごくやな名物なんですけど……って、も・し・か・し・て・わ・た・し・の・こ・と!?
何だかんだで、いろいろと覚えてくれてるってのはよくわかるのよ。
でも……お願いだから、もう蹴りからは離れて。
これじゃ、わたしとの思い出が人を蹴ってばかりだと勘違いされそうでやだから。
>19
こんな身体にされてから引き取られた先の教会で、
わたしを命懸けで助けてくれたウルスラさんって人に一年ぶりに再会して
エリンドゥールのことでいろいろと聞かされてから……かなぁ?
あの人、わたし達だけじゃ飽き足らずに未だにひどい実験繰り返して
数多くの犠牲を出してるって聞いたから、いても立ってもいられなくなって……。
これ以上、あんなこと繰り返させちゃいけないって思ったから
ウルスラさんに無理に頼み込んで、教会から連れ出してもらったの。
だって、これ以上あの人放っておいて、
わたしみたいな悲惨な目に遭う人が出るを見たくないから……。
>20
……裏社会の非合法組織、か。
辻強盗や遺跡荒らし、殺人鬼なんかの犯罪者を束ねる裏ギルドがあるって
話は聞いてたけど、今度はそんなことに手を出し始めたんだ……。
確かに、洞窟や遺跡の帰りで疲れ切ってるところを襲えば
街中でやるよりは安全かつ、より確実に金品奪えそうだもんね。
……わたしも十分気をつけなきゃ。
まあ、普段はウルスラさんもドナテロもついてるから、まず大丈夫だけど。
>21 アリシエルさん
だーれだっ♪(ルージの声でアリシエルに後ろから目隠しをする)
>17 エロデュラハンと腹黒リッチキター!!
アリシエルさんご自身はえっちなこと嫌いだって名言なさっているのに、
どうしてこうもヘンタイさんが後を絶たないのでしょう?以前セーナさんが
おっしゃっていたことを・・・いいえなんでもありません。
それで、僕のことですが、「リッチ」じゃなくて「リッチー」ってちゃんと
伸ばしてくれるとうれしいです。腹黒いかどうかと聞かれますと、まぁ、
闇の世界で生きていくには、表裏比況でなくてはやっていけない面も多いですし、
昔からたいして頭も良くないくせに悪だくみするのが好きでしたから否定はしませんね。
人にアイテムをあげまくる性格から八方美人になって、それゆえに嫌われることも
ありました。以上のようなこと、みなさんも気をつけてくださいね。
>18 『蹴る首ちょんぱ女』
既に名物と化しているんですか・・・。あの酒場でのパーティーのあたりから
なるべく足技を使わないように努力してるらしいですが、下手にエルボーだの
アイアンクローだのやるよりもむらがるヘンタイさんたちを蹴倒していく
姿のほうがかっこいいと思いますよ、アリシエルさん?
貴女との思い出が蹴られることばかりだなんて、少なくとも僕は思っていませんから、
ご無理なさらないでください。
>19 旅に出た理由
うーん、帝都脱出間もなくの僕はご主人様を連れまわしながら悲しみや恐怖、絶望の
どん底にあって、残党狩り・碧玉に吸い寄せられる敵・無関係の人たちなどを無差別に殺し続けていました。
そして、あるとき、サイゼリアがやってきて、僕が殺し尽くし、奪い尽くしてきた人々の悲しみ・怒り
を知りました。そのとき、僕は祖国を失った悲しみとはまた違った何万もの屍を肩に載せられた
かのような気持ちになりました。二つの巨大な絶望に挟まれただ泣き崩れるしかない
僕にサイゼリアが近づきます。僕を魅了し、その全てを我が物にしようとするその態度
を隠すことなく・・・です。
サイゼリア「ウフフフ、苦しいでしょう?今楽にしてあげますわ。」
リィス「う・・・あああ・・・。渡さない。ご主人様から頂いたものも、
僕自身も渡さない! どんなに罪を重ねても、どんなに惨めでも、僕は
僕でありたいんだーー!!」
そのまま数十日に及ぶ戦闘の末、サイゼリアは去っていきました。
長くなりましたが、このお話の続きはまたの機会に・・・。
>20 ビギナー狩り
弱いものいじめは感心しませんね。それで私服を肥やすのはもっと感心しません。
僕自身やったこともやられたこともあることですからね。
さて、来ていただいた4名の名無しの方々にはこれを進呈・・・。
つ3日でわかる!鍛冶職人の技 4冊(ドゥリンドワーフの頭領編纂)
アリシエルさんには、>20への対策として、これを進呈しておきます。
つロッティーベアLV8 (黒蒼の森のフェアリー作)
ルスラさんやドナテロさんもお強いでしょうが、貴女はひとりで出歩くこと
が多いですから(こっそりカジノとか)、これを携行してください。
掌サイズの熊のぬいぐるみですが、持ち主に危険が迫ると「クマッ、クマッ、クマッ!」
と叫んで危険を知らせてくれます。さらに危険が迫ると、巨大化して持ち主を守ってくれます。
もう数十年も戦争終わる気配ないし、凶暴なモンスターは跳梁してるわ、
古代遺跡近くじゃ、どっからか這い出してきた暴走機械まで暴れ回ってるって話だ。
なんで俺こんな時代に生まれちまったんだろうorz
いつも思うが、財宝GETして帰って来る時は結構ツラいんだ、これがな。
貨幣で一番価値ある金貨でも大量に持ち帰るとなると相当かさばるのに、
これが銀貨や銅貨なら、同じ質量で価値に洒落にならん差が出るときた。
何しろ、我らが世界の通貨の換金レートはこんな感じだからなー。
【カリオン金貨1枚=ベネム銀貨50枚、ベネム銀貨1枚=ラッテウス銅貨100枚】
同じ500枚入りの金袋でどれだけ差が出るちゅー話じゃあー!
やってられっかこんちきしょー!!!
25 :
名無しになりきれ:2007/10/07(日) 17:34:58 0
俺ァこの前漁に出た時見ちまったんだ…。
一つの島ほどのデカさがある、竜とも魚とも見える巨大なバケモノ鯨をな!!
間違いねえ、あいつはあの伝説の巨大海獣マグロッタだ!
あれからもう3日にもなるってのに、いまだに全身の震えが止まらねえ。
海の悪魔が姿を消したってのに、なんで今さらあんな奴が…?
リィス君(>22)
ふにゃあぁぁぁぁぁっ!? ……って、何やってんのよあんたはぁぁぁ!!!!
ベギシャアッ!!(振り向きざまに左の側頭部に回し蹴りを叩き込む)
ったく、いい加減しょうもない悪戯はやめろって何度言えばこのおばかは……。
ええええええええ!? ちょ……リィス君!? なんで? どうして!?
.。oO(あああ……どうしよう。ルージだと思って本気でやっちゃった……。)
ごめんね……ごめんね! お願いだから、目を覚ましてよぅ……!!
>23
そう言えば、この世界規模の大戦って、
わたしが生まれる前からずうっと続いていたんだよね……。
ここ最近は、ヴィセンガルドが東方と南方の大半と、
中央大陸エヴァンディルのステップ地帯を除く全土を手中に収めてから
割と情勢は落ち着いて来てるみたいだけど。
それでも、ヴィセンガルドとキプチャック・ハーンや西方諸国との国境地帯に、
小中国家の乱立する区域じゃ、小競り合いは頻繁に起こってるわね。
それで、そういうあなたはどっかの紛争地帯出身の人なの?
……だったら、ランダメリアかヴィセンガルドの大都市にでも引っ越した方がいいかも。
大国の領内にある都市だったら、余程でない限り戦火も及ばないと思うし
警備もしっかりしてるから、モンスターの流入も心配ないわよ。
.。oO(唯一にして最大の問題は……「そこまでどうやって辿り着くのか」だけど。)
>24
そうよねー。金貨と銅貨じゃ、一枚の価値に五千倍もの差があるもんね。
苦労して中身のずっしり詰まったお宝見つけたのに、
中身がぜーんぶラッテウス銅貨でした、なんて言った日にゃそりゃ泣きたくもなるでしょ。
まあ……何もないよりはずっとマシなんだから、元気出しなさいって。
>25
ふぇぇ……。まだそんなとんでもない奴がいたんだ。
んでも、マグロッタなんて名前は初耳だわ。
島みたいな大きさの鯨だっていうぐらいだから、
クラーケンとかシー・サーペントなんかよかよっぽど恐ろしい化け物なのよね?
そんなのに襲われてよく生きて帰って来れたわよねー、ほんと。
テラヒドス
29 :
名無しになりきれ:2007/10/08(月) 11:24:42 0
そう言やどっかの魔物狩人は、熊のぬいぐるみや冷凍カジキでドラゴン撲殺してたな。
>26-27 アリシエルさん
(必死に呼びかけるアリシエルだったが、リィスは依然として目を覚まさない。
外傷は見られない。元からかもしれないが、血色が悪いうえ、息もしていないし脈もない。)
>23
(なにもない空間からアイテムが現れる)
つホワイトガーデン難民地区居住許可証
>24
(なにもない空間からアイテムが現れる)
つ飛翔札
>25
(なにもない空間からアイテムが現れる)
つ大海の魔よけのチャーム
>28
(しかし、リィスは答えない)
>29
(しかし、リィスは目覚めない)
ちょwシャレならんてコレwwマジ死んだのかよをいwww
うわー、大変だー!!
変な女が子供蹴り殺したぞー!!!
>25
クジラなのに名前がマグロとはこれいかに
死んだ様に眠るかわい子ちゃんを目覚めさせるには、高貴な美女のキッスが不可欠らしい
>22
俺としては、最後のばすとなんか間延びしてるみたいで嫌なんだけどな。
おまいがその辺の呼び方こだわるの、豊かなことって意味のリッチと区別するためか?
36 :
脂ぎったハゲ親父:2007/10/09(火) 02:48:23 0
>34
ちょっとワシに試させてくれないかハァハァ
ま、まっさかー、どうせまた俺達を驚かそうとしてるだけなんだろ?
起きろよー(リィスのテールをひっぱってみる)。
ほらほら鼻と口おさえてんぞー、苦しいだろー(い、息してない・・・・)
は、ははは、そんな、心臓の音聞けばバレバレだろうがよー。
おーら、どっきんどっき・・・・(止まってる)。
リィス・・・(泣)。
アリスてめぇ!!
あうぅ……どうしよう。
とんでもない事になっちゃったよぅ……。
リィス君(>30)
ねえ、なんでまだ寝てるの? もうそろそろ起きてよぅ……。
これもさっきのルージの声マネと同じ、いつものちょっと笑えない悪戯なんでしょ?
いくらわたしが気が長くても、いい加減にしないと最後には怒っちゃうよ?
わかったら、早く起きてってば。ねえ……っ!?
そん……な。ウ…ソ、で…しょ……?
身体が冷たくなって、心なしか顔色もさっきから青ざめて……。
なんで!? どうしてなのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?
>28
だ…だからあっ!! わたし、そんなつもりじゃなかったって…!
……お願いだから、そう言う目で見ないでよぅ。
>29
うっそだぁ! そんな事、常識的に考えて無理じゃん!!
中に綿詰めただけのぬいぐるみや、ただの凍らせた魚で龍を倒すなんて無理だよっ!
だって……そうじゃない。
あんなので、どうやって下手な金属より固い龍の鱗や皮膚をつぶせるのよ?
ホラ話でもあんまり常識外れなのは受けないってば、もぅ……。
>31-32
あああ…どんどん身体が冷たくなってるよぅ……。
まさか、ほんとにリィス君……うげ。思いっきし騒がれちゃってる。
.。oO(やばい……! 騒ぎ聞きつけて人が集まって来ちゃった。)
.。oO(と……とにかくここから逃げよう! このまま捕まったら、わたし人生終わりじゃん!!)
とりあえずは、リィス君連れてこの場から離れなきゃ….…!!
(ぐったりと動かないリィスを抱きかかえて一目散に群集と反対方向へ走り去る)
>33
別に、名前の由来に鮪は関係ないと思うなぁ……?
だって、さっきの漁師さん、そいつの見てくれは「魚にも龍にも見える」って言ってたんだし。
>34
それ、子供向け童謡によく出てくるクライマックスのワンシーンじゃない!
この一刻を争う時に、何わけわかんない事言ってるのよ!?
脂ぎったハゲ親父(>36)
本気にするな……って言うかやめんかぁぁぁ!
これ以上この子に近寄ったら、タダじゃあ済まさないわよ!!!!
わかったら、さっさとそこどきなさいよーっ!!
>37
ひ…っ!? あぅ、あうぅぅ……。
わたしだって、悪気があったわけじゃ……って言うか、
そもそも悪戯しかけたのがリィス君だなんて夢にも思わなかったから…その……。
……う、え……えぐ、ひぐ…っ! ご、ご……ごめんなさいぃぃぃぃぃ!!!!
フェリス様ぁぁ……。もうこれからはいきなり人蹴ったりなんてしないって誓いますから、
お願いですからぁ……! リィス君を助けてあげてよぅぅ……!!
うぅ……ふぇぇぇ……。うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーん!!!!
(リィスの冷たくなった身体に覆い被さり、顔を胸の辺りに押し付けて大声で泣き喚く)
>31-32
四天王筆頭、ゼウグドル!御大に一大事ありとの急報により駆けつけた次第に
ござりまするっ!! え? アリシエル殿に頭を蹴られて生死不明??
うーむ、これはいかに・・・。
>>33 マグロを主食にしているとか、あるいは「マグナ」という語が訛ったなどの
説も思い浮かびますが、まぁ、なにがなにやらわからぬところが
こういった手合いの怪物の持ち味ではないでしょうか?
>34
少なくとも、サイゼリアのことではないでしょうな。
あやつがこのような事態を嗅ぎ付けたならばまた大騒ぎになりかねないので、
偽の任務で御大から引き離してござる。
>35
御大ご自身は深く意識なさいませんが、我が魔法帝国の始祖の「五由緒家」
のひとつの歴史的人物が、死後もリッチーとしてご活躍なさったこと、
それと、頑なに「リッチ」でなく「リッチー」と呼ぶように内外の者達に
言い聞かせていたことに由来するようです。なぜ「リッチー」でなくては
ならないのか、は今はなきその偉人殿に聞くしかありませんな。真実は
闇の中・・・。
脂ぎったハゲ親父(>36)
寄るでないわ! 下郎めが!!(ゼウグが羽ばたくとハゲ親父が20mくらい吹き飛ばされる)
>37
まぁ、ここはこのゼウグドルの顔に免じて怒りをお静めなされ。(かく言う
ゼウグドルも仏頂面の下で地獄の業火のような怒りを押さえ込んでいた。)
>26-27,38-39 アリシエル殿
(リィスの容態を確かめた後、移送方陣でリィスを本拠・ホワイトガーデン
に連れ帰りリィス秘蔵の霊薬の数々と4種族20人の主治医によっての蘇生治療が
行われたが一向にリィスが回復する兆しは見られない。何かを決心したような
面持ちでゼウグは再びアリシエルの元へ赴いた。)
アリシエル殿、このようなことを私の口からお話しすることを御大はお許しになられぬでしょう。
ですが、貴女にだけは聞いていただきたい。
2ヶ月ほど前にあった『白い霧』との決戦から、御大は動物の血が飲めなくなり、やがて、
人間、それも処女や清童の血ですらも飲めなくなっていき、次第に弱っていきました。
眠る時間も長くなっていき、ついにはこのようにちょっとした気絶でも限りなく
死に近い状態を招くようにすらなっていたようですな。
これはあくまで私の憶測に過ぎはしませぬが、御大が特別な感情を抱いていらっしゃる
人物の血ならばあるいは・・・。
(そう言ったあと、まだ機能を止めていないホワイトガーデン行きの移送方陣
を一つ残して、ゼウグドルは宵闇の中へ飛び去っていった。)
なんか暫く見ない間に、嵐を呼ぶ魔剣に操られる王子や
段差一段で足滑らせても死ぬ様な地底探険家並の虚弱体質になってるな…。
こんなザマで外出歩いちゃ色々とマズいだろ。
王国がまたぞろ新たな動き見せたらしいんだが…って、
今はどうも話し切り出せそうな空気じゃねえよな。また後で来るわ。
44 :
名無しになりきれ:2007/10/10(水) 17:50:01 0
自分を殺した憎い相手の血を啜る事で復活するってか?
魔王や破壊神の物語なんかでよく見る展開だな。
しかしちょっとしたイタズラ位で蹴りが飛ぶって…。
そのルージとやらはこれまでに一体何やらかしてきたんだ?
46 :
名無しになりきれ:2007/10/11(木) 02:47:16 0
つーか、そもそもデュラハンの体に血は流れているのか
47 :
名無しになりきれ:2007/10/11(木) 16:34:52 0
血の渇望とか言うあたり、ヴァンパイアのイメージが近いな
リッチーは俺的感覚では血じゃなくて生気を吸うイメージがある
ゼウグドルさん(>41)
そ……そんなにまで酷い有様になってたんだ……。
ばか……。リィス君の、ばかあぁぁぁぁぁ!!!!
.どうして、そんな大事な事を、ずうっと隠してたのよぉーっ!?
ひぐ…っ、ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ……!!
……えっ!? あの子にとって特別な、相手の……血?
誰の事なんだろう……? わたしには、そんなのさっぱりわかんないよ……。
でも、探さなきゃいけないよね……。
わたし……やります! 必ず、その血を探して来ます!!
だから、その前にリィス君に会わせて。せめて、お別れの挨拶ぐらいはしておきたいの!
さっきの移送方陣、まだ魔力が残ってる……。
この先にリィス君が……。早く、方陣が消える前に行かなきゃ!
(意を決し、移送方陣の中に勢い良く飛び込む)
>42
例えがよくわかんないけど、ちょっとした事でも
死んじゃうかもしれないくらい弱々しいって事……なんだよね?
どうして? なんで、気づいてあげられなかったんだろ……?
ばかなのは……ほんとにおばかなのは! わたしの方じゃないのよぅ!!
.
>43
すっごく気になるんだけど、やっぱ今はそれどころじゃないよね。
今度会った時に一杯おごるから……ごめんねっ!!
>44
そうかなぁ? ああいう物騒なのを復活させる儀式の生贄って言ったら、
大抵はうら若き乙女や無垢な少年少女ってイメージがあるんだけど。
>45
結構前に宿で変質者に寝込みを襲われて必死で逃げてた時の事を
面白半分で「彼氏に振られて泣きながら走って出て行った」って風に噂ばら撒かれて
あちこちで冷やかされたの皮切りに、あいつのしょうもない悪戯のおかげで、
何度も何度も笑い者になったり酷い目に遭ったりしたのよ。
つい最近は、さっきのリィス君みたいに目隠しの悪戯してきたんだけど、
その時に後ろに引っ張られて、わたしの首が「コロン!」って落ちちゃったのよっ!!
しかも……人が大勢集まってる街中の公園でよ!!
おかげで化け物が街の中にいるって大騒ぎされて、命からがら逃げたって事があったの。
それでいい加減ムカっ腹立って、怒り任せに(ルージを)
蹴った(つもりだった)んだけど、まさかあんな大事になっちゃうなんて……。
>46
単純に動屍体(ゾンビ)や幽鬼(グール)に近い
正真正銘の死に損い(アンデッド)ならまさしくその通りなんだけど、
わたしの場合は、単に首が胴体と離れたままになっただけの
不死生命(イモータル)だから、普通に血は流れてるわ。
>47
うーん……わたしも何となくそう思ってたのよね。
でも、単に血を吸うだけだったらヴァンパイアとは言えないんじゃない?
血を吸った相手を自分の下僕にしてしまえるとかでないと、
全然それっぽくないと思うわよ。
彼氏や彼女いるの?
ホワイトガーデンってどこにあんの?そんで、どんな建物なんよ?
>48-49 アリシエルさん
(ホワイトガーデン。そこは、ラムリアース地方の辺境のまた辺境、人の住めないほどの
極寒の大地の地下に作られた空間である。詳しい説明は後述するとしよう。
鍛冶仕事や土木作業で立ち働くドワーフたち、集会場で議論するハーフエルフたち、畑や牧場で
働く人間たち、そして自分のもとに集まってくるフェアリーたちがアリシエルの
目にとまった。)
フェアリーたち「お客さまなのですよー。あ、あなたがアリシエルさまなのですかー?
どうぞ、こちらです。リィスさまのお側でサイゼリアさまがお待ちなのですよー。」
(サイゼリア、その名に一瞬背筋に冷たいものを感じたアリシエルだが、構わず
フェアリーたちの案内どおりに進んでいく。)
サイゼリア「あら? 遅かったですわね。何を驚いていらっしゃるのですか?
任務? ああ、あの偽情報ならすぐに看破しましたわ。まあ、お掛けなさい。」
(おもむろに水晶玉の台を引き寄せるサイゼリア。その中に映る光景にアリシエルは
驚愕した! 目の前で死んだように眠るリィスが、水晶玉の中で戦っているのである。
なにより驚いたのは、リィスと戦っているのが、髪が雪のような白で目が真紅である
こと意外リィスと瓜二つの少年だったからだ。
二人は果ての無いかのようにすら思える巨大な廃城で、互いに息を殺して気配を探りあい、
時折目も眩むような勢いで衝突を繰り返していた。)
サイゼリア「これが、この2ヶ月リィスさまを苦しめていた原因ですわ。
『白い霧』を現実世界で滅ぼしたはよろしいですが、『真紅の双眸』を完全に
我が物とするためには、精神世界で取得者の分身と化した『白い霧』と戦わねばならない。
眠っている間絶え間なく死闘を続け、精神が疲弊し、その疲弊が体に現れ、
その結果眠る時間が長くなり・・・といった悪循環でリィスさまは弱り続けてしまっています。
何度殺しても殺されても続く無限地獄。そこから抜け出すための活路は未だ闇の中です。
両目を抉り出して一時的にこの戦いを止めようとしても無駄でしたし、外界から
魔力や生気を送り込んでも一切受け付けません。わたくしには、ただ見守ることしか
できないのです・・・。もとはと言えば、わたくしがリィスさまに『白い霧』との現実世界
での短期決戦を行わせるようなことをしなければ、こんなことにはなりませんでしたのに・・・。」
(血が滴り落ちるほどに強く拳を握り締めるサイゼリア。)
>42
わたくしもそのことはつい最近知りましたし、アリシエルさんと
ごく数人の直臣にしか知らせていません。ですから、ガーデンの
住人たちの混乱は免れています。どうやらリィスさまはお一人で
この戦いに決着をつけようとしていたようです。眠っている間、一瞬たりとも心休まる
時がないのですから、起きている間になさりたいことを可能な限りなさっていたのかもしれません。
リィスさまの戦っていらっしゃる表情を見ると、この戦いばかりは、わたくしたちが手出しするよう
なものでもないと心なしか思えました。それに、実際に手出しできるものでもなかったようです。
>43
ええ、そのようですわね。でも、そのお話はまたの機会にいたしましょう。では・・・。
>44
・・・・・・。(一瞬アリシエルを見た後、無表情に戻る。)
>45
本当に、アリシエルさんの足癖の悪さにはもう・・・。
>46
彼女の場合は、普通のデュラハンとも違う気がいたします。わたくしの配下の者たち
は文字通り血の通っていない者が多いですわね。
>47
血は、その流れに精魂をのせているといわれています。血を吸うという行為は、
(ヴァンパイアの吸血も含めて)相手の生気や魂の一部ないし全てを飲み込むということです。
リッチーだけでなく、多くの悪魔や従属神もその行為を行うことが多いのです。
ですので、血を吸う者=ヴァンパイアという認識は少し改めなさった方がよりよく
闇の眷属を理解できることでしょう。
>50
闇の眷属ですもの、そういった関係の男や女は持ちませんわね。
サキュバスというものがどういう存在なのか、それは、いつかベッドの中ででもお話いたしましょう。
>51
その答えなら、ここに、リィスさまが以前お書きになられた文書がございます。
パワープラント
ラムリアース地方のとある遺跡にあった魔道機関。
高さだけで200mはあろう巨大な球体を荷車に載せ、
それに勝るとも劣らぬ巨人のオブジェが車を牽いている形になっている。
発掘されたのは41年前。
4年前にうやく起動方法や機能が判明した。
起動キーであったクリスタルはリィスの母国の宝物で、国が滅んだ際にフェリスラントの
どこかに行っていたが、なんとか奪還に成功。
その秘められた機能であるが、魔法・物理問わず強力なパワーを巨人の背
叩きつけることで、(荷車が動くのではなく)球体部分が稼動する(ただ単に回転するだけでは
ないようだ)。球体の中にクリスタルの色と反対の属性を連想させる素材を入れることで、
養分を含んだ土、きれいな水、光と熱を数百時間放つ鉱石(陽光石と呼んでいる)などが作れる。
現在あるクリスタルは青色なので、炎属性を連想させる砂漠の砂、火山の溶岩などを素材に物資を生産中。
必要なパワー 砂漠の砂を素材とした時の倍率
土・・・打撃系物理パワー、重力魔法、地属性魔法などで 0.02(砂漠の砂100gあたり土2g)
水・・・斬撃・刺突系物理パワー、風魔法・冷気魔法などで 0.001
陽光石・・・炎系・雷系魔法など 0.005
なお、溶岩を素材にした場合は倍率は10〜2000倍ほどにまでなる。
ホワイトガーデン
ラムリアース地方の人の住めない雪原の地下に作られた生活空間。
元はリィスが魔の兵力の「牧場」のような意味で作ったダンジョンだったが、
20年ほど前にドゥリンという都市国家を拠点とするドワーフたちの掘る鉱脈と繋がってしまう。
5年前にヴィンセンガルドによってドゥリンは滅ぼされた。行き場を失ったドワーフたちと
協力して、二つの地下空間を完全に合体させ、今もなお開拓中。現在は、ドゥリンドワーフ地区、ミネバハーフエルフ地区
リィス直轄地区、ランダメリア皇国所領・難民地区とにそれぞれ居住区間や農林・鉱山などが存在する。パブリックスペース
にて、4種以上のの種族(ドワーフ・ハーフエルフ・人間・悪魔など)が対話を試みるが、なかなかうまくいかない。
地下での生活は困窮を極めたが、パワープラントの稼動により地界の発展した諸都市
並みの裕福さと独自の雰囲気を併せ持つようになった。今年度の報告で総人口20万を数えるが、
なおも人口増大中。
パワープラント
ラムリアース地方のとある遺跡にあった魔道機関。
高さだけで200mはあろう巨大な球体を荷車に載せ、
それに勝るとも劣らぬ巨人のオブジェが車を牽いている形になっている。
発掘されたのは41年前。
4年前にうやく起動方法や機能が判明した。
起動キーであったクリスタルはリィスの母国の宝物で、国が滅んだ際にフェリスラントの
どこかに行っていたが、なんとか奪還に成功。
その秘められた機能であるが、魔法・物理問わず強力なパワーを巨人の背にある石版
に叩きつけることで、(荷車が動くのではなく)球体部分が稼動する(ただ単に回転するだけでは
ないようだ)。球体の中にクリスタルの色と反対の属性を連想させる素材を入れることで、
養分を含んだ土、きれいな水、光と熱を数百時間放つ鉱石(陽光石と呼んでいる)などが作れる。
現在あるクリスタルは青色なので、炎属性を連想させる砂漠の砂、火山の溶岩などを素材に物資を生産中。
必要なパワー 砂漠の砂を素材とした時の倍率
土・・・打撃系物理パワー、重力魔法、地属性魔法などで 0.02(砂漠の砂100gあたり土2g)
水・・・斬撃・刺突系物理パワー、風魔法・冷気魔法などで 0.001
陽光石・・・炎系・雷系魔法など 0.005
なお、溶岩を素材にした場合は倍率は溶岩の質により上記の10〜2000倍ほどにまでなる。
あら? 少々、重複して書いてしまいましたわ。申し訳ございません。
>53
いつかと言わず、今すぐにでもお願いしたいです><
南方の文明区で空飛ぶ船が発掘されたってもっぱらのウワサだぜ。
なんでも、全部で三隻はあるって話だそうだ。
59 :
名無しになりきれ:2007/10/13(土) 17:42:40 0
ふと思ったが、アリスから足技取ってしまったら一体何が残るんだろう?
>48-49
「こいつか…。この女が、オレ達の御主人をあんな目に…!許さねえ、絶対にブッ殺してやる!!!」
(ホワイトガーデン内部にて、アリシエルが一人きりになった途端、その影から気味の悪い人魔が這い出してくる。
人魔はそのまま背後からアリシエルの背に、手にした2本の黒光りする長剣を突き立てた!)
「これで終わりだと思うんじゃねえ!御主人の受けた痛みが、この程度の傷で償えるかよ!!!」
(更に中空から先ほど突き立てた剣と同じ種類の物が無数に現れ、全てが狙い過たずアリシエルを串刺しにする)
「…へえ、驚いた。まだ生きてやがるのか、お前。人間じゃあなかったんだな…。だったらこいつでどうだ!!!」
(突き刺さった剣全てが意思を持つかのように動き、アリシエルの全身を切り刻み、鮮やかな手際で解体する。
10秒も経たない内に、アリシエルの体は首を除く全てが血まみれの肉塊と化して一面に散乱していた…)
「さーて、これでいいだろう。後はこの汚らしい肉の塊をまとめてポイしちまうか…」
(足下に小型の移送方陣を呼び出し、念動波でバラバラになったアリシエルを操り、まとめてそこへと放り込む)
「御主人、仇はこの『影魔十字百剣』リカルド=ヴォーゼが討ちましたぜ!ケケケカカカカッ…。いーい気味だァァァ!!!」
(満足そうに哄笑しながら人魔はその場を立ち去る。移送方陣も消え、後には大量の血痕だけが残された…)
61 :
名無しになりきれ:2007/10/14(日) 15:57:21 0
う…っ、うわぁあぁあぁあぁあぁあ!!!!!!!!!
サイゼリアさん(>52)
……ここが、「ホワイトガーデン」なのよね?
はぁ……。もう何ていうか……すごいわ、これ。
。oO(単純な大きさそうだけど、人や物の数も半端じゃない……。)
。oO(これって、下手な大国の首都なんかじゃ太刀打ちできないかも。)
んでもこれ、広いなんて騒ぎじゃないなぁ……。
どこまで行けばリィス君に会え……って、サイゼリアさん!? あの……どうして?
ゼウグドルさんから、あなたは別件で動いてるって聞いて……。
……はぁ、そうだったんですか。それで、その……。リィス、君は……?
な……っ!? 一体何なんですか、これ!?
リィス君が、二人……。何もかもから切り離された空間で、たった二人で……。
……そんな! それじゃ、わたしはまた自分の勝手な思い込みでリィス君を傷付けて……!!
あああ……そんなぁ。どうして、いつもこんな事に!? ひぐ、えぐっ……。
……サイゼリアさん。わたしにも何ができるかなんてわからない。
もしかしたら……ううん。もしかしなくても、わたしじゃ何もできないかも知れない。
でも、せめてわたしもリィス君の傍についていてあげたいの。
だから……もう少しだけあの子と一緒の場所に、ここにいさせてくれませんか?
旅仲間を待たせたままで慌ててここへ来たから、一度事情を説明しに戻りますけど
また、すぐに戻ります。それじゃ……失礼しますねっ!
>50
そんなのまだいない……って言うか、人間じゃなくなっちゃったから
もう普通に誰かに恋したりとかは無理なんだけどね。
わたしの素性知って、それでも普通に仲良くしてくれたのは
獣神の教会にいた時のご近所さんだった、カイト君って男の子ぐらいかなぁ……。
>51
ほんと、巨大な地下都市って感じよね……。
地底にこんなのすごいのががあるなんて知らなかったわ。
リィス君って、どう見たって一国の王様じゃない!
>56
……すけべ。(じとっと横目で56を見ながら、ぼそりと呟く)
.。oO(どうして身近な男の人って、こんなのばっかりなんだろ?)
>57
空飛ぶ船、かぁ……。そんなの初めて聞いたわ。
すっごく便利で格好よさそうだけど、どんな方法で動いているんだろうね?
ちょっと気になるから、この目で見てみたいな。
今度、ウルスラさん達に頼んで連れて行ってもらおうかなぁ……。
>58
うそみたいだけど、すごい……。
ほんとに罠と小道具だけであんな凶暴なワイバーン倒しちゃうなんて。
でも、見るからにアレっぽい毒餌に何回も引っ掛かったり、
あんな近場で何度煙玉地面に叩き付けても全然気付かないなんて、
あのワイバーン、実は結構おばかだったりするんじゃ……?
>59
精霊系の初級全般や中級初歩の魔術はひと通り会得済みだし、
冒険者にとっての基礎的な体術なら、ちゃあんと使いこなせてます!
どうしようもなくへたくそなのは槍術だけなのっ!!
……ほんと、自分で言っててすっごく悲しくなるんだけど。
影に潜む人魔(>60)、>61
……あ、ぐぁ、う……っ!? 一体、何がどう、し……あ、ぐぅぅぅ……!!
くうぅ……! 黒・曜…斬・刃、「オ…ブシディアン、ブレー……」うぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
ああ、ぐ……! ぐあああ……!!
.。oO(……うぅ、痛いよ。何が、どうなってるのよぅ……?)
.。oO(わたし、一体何をしたって……。)
.。oO(ご、主人……? まさか、リィス君の!? それじゃ、わたしは最初から……?)
ぐ、き……。あぎぃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
.。oO(身体中が、焼け付くように……痛い。)
.。oO(それに、なんか赤錆びた鉄の匂いと味が口と鼻の中に広がって気持ち悪い……。)
.。oO(こうして、何回もこんな目に遭うけど、結局は苦しいだけで死ねなかった……。)
.。oO(でも、こんな風に意識が遠のくたびに、もしかしたらとも思ってしまうのよね。)
.
.。oO(あ、目の前が真っ暗になってきた。もう、なんにもわかんない……。)
.。oO(誰かの叫び声が聞こえた気がするけど、きっと気のせい、だよ…ね……?)
>62-63 アリシエル >60
(リカルドなる人魔からバラバラにされたアリシエルの肉体を取り上げ、蘇生液につける。)
デス「独断専行したリカルド(>60)と名乗る三下はかる〜くもみじおろしにしておいた。
どうだ、客人のご容態は?」
ライラーグ「おそるべき生命力と再生能力だ。完治まで10日とかからないだろう。
だが、もっと驚いたのはこれだ。」
(ライラーグの差し出した水晶玉の中には、二人のリィスの他に場違いな人物の
姿があった。茨の蒔きついた純白のドレス姿のアリシエルである。リィス本人が
その身を盾にして白い霧の猛攻からアリシエルを守っているのが遠目からでもわかる。)
デス「まったく、どこまで大将に迷惑をかければ気が済む? いっそこのまま肉体を
燃やしてやろうか?」
ライラーグ「・・・・。外界からの支援を受け付けないリィスの体。サイゼリアの
苦悶。三下のかの動きに、まさかのアリシエルの乱入・・・。どうやらこの戦いの戦局が
動く機が訪れようとしているようだ!」
デス「???」
ライラーグ「サイゼリアとゼウグドルにも臨戦態勢をとるように伝えておけ。
ようやく俺達の出番がまわってきそうだ。」
>56
せいぜいひどい目に遭って来るがいい
>57
いずれそれも空から町を焼く道具になるのだろうな。人間に空を飛ぶ手段など過分であろう?
>58
児戯だな・・・。
>59
まあ、取るに足らないものしかのこらないということだな。俺もせいぜいあの
凶器の足には気をつけることにしよう。
>61
ん?目の前で凄惨なものを見せられて恐慌状態のようだな。おい、こいつを
医療施設まで運んでやれ。
リィス「くっ、もうだめだ・・・。防ぎきれない。」
白い霧の放つ強烈な冷気に対する防護壁が破られ、リィスとアリスの全身が
完全に凍りつく。
???「アハハハハ! 無様だな。下賎なものどもには相応しい最後だ。」
突風のような気を発しつつ、星のない夜空に人影が浮かび上がる。
豪奢な東の果ての国の装束を身に纏う少女・・・、外見はリィスと負けずとも劣らず
幼い。
リィス「イリヒの君!? そうか、そういうことだったのか・・・。」(喉は凍っているのでテレパシーで話す)
かつて、東の果てに霧に覆われた小さな島国があった。その名を渓洛(ケイラク)。
フェリスラントの他の国の住人が一人として踏み入ることの無かった「不入の地」
をリィスは知らずに侵してしまったことがある。このイリヒの君なる神は渓洛を見守る、
「天女」で、創壊楔(そうかいせつ)ガヤ=マルトの一族でもある。
イリヒの君「忘れはせぬぞ。抵抗する術なく喰われていく我が民の苦悶の表情を!
おまえという存在をわらわは許してはおけぬ。」
リィス「なるほど、貴女ほどの神格の者ならば、地界有数のガーディアン・白い霧
を手下(てか)にしていても頷ける。
それに、貴女の封絶結界ならば、僕の肉体・精神を外界からの干渉
から完全にシャットアウトできる。ここまでは見事。
だが、お会いして幻滅しましたよ。
彼の名高い天女さまがこのような恥知らずだったとは・・・。」
イリヒの君「口の利き方に気をつけよ!」
そう言い放つと共にイリヒの君を包む球状のバリアから空間がゆがむほどの波動が迸る。
それをもろに受けたリィスとアリスは、粉雪のように粉々に吹き飛ばされる。
イリヒの君「ふ・・・、所詮は屍。わらわたちの敵ではない。」
>茨の蒔きついた純白のドレス姿
なんか着てるだけで痛そうだ。つか誰の趣味なんだよコレわw
リィスの母がわりの人は宮廷魔術師だってのは聞いたけれど、
アリスの両親ってなにやってるの? 格闘家?
>デス「独断専行したリカルド(>60)と名乗る三下はかる〜くもみじおろしにしておいた。
ちょww、兄貴、もみじおろしって考え付く限り最大の「憎しみむき出しでむごたらしく
殺す方法」ですよ! どんだけ凄絶な殺し方か知りたい人は、
平野耕太のHELLSINGって漫画の七巻をご参照のこと。
(とある街の外れで、金髪に黒いドレスの女と、緑髪の眼鏡をかけたローブ姿の女が
焦燥を僅かに滲ませた様な表情で、何かを探し回っている……)
金髪の女「どうやらこの辺みたいだね。アリスと例の子供が向かったってのは。」
眼鏡の女「そうみたいですね、先輩。残留思念もこの場所が一番強く感じられますし。」
金髪の女「ここで見事に気配が途絶えてるね。マヤァ、他には何かある?」
マヤァ「ほんの微かですが、魔力の残滓が感じられます。それも、獄界の高位魔族の。」
金髪の女「……!! それで、その魔力はどういう性質の奴なんだい!?」
マヤァ「この座標を起点に、ある一定の方角に魔力が放射されているだけで、それ以外は何も感じませんね。
恐らくは、特定座標への転移系の魔術かと。術そのものは、ありふれた転移魔術でしょう。」
金髪の女「そっか。……んで、まだそいつを遡れそうなのかい?」
マヤァ「日が経ち過ぎて魔力が消えかけていますが、まだ今なら転移座標の探知は出来ます。」
金髪の女「さっすがマヤァ! 学院を主席で卒業した天才だけはあるね!!」
マヤァ「おだてても何も出ませんよ、先輩。……座標軸は北北東の地下の空洞、ですね。」
金髪の女「空洞だって? だったら古代文明の遺跡か何かって事かい?」
マヤァ「……さぁ、それは何とも。ひとまず転移法陣設置の術式は組み立てました。行きましょう。」
金髪の女「相変わらず仕事に無駄がないね。それじゃ、行くよっ!!」
マヤァ「あ! 待って下さいってば! ウルスラお姉さ……じゃなかった、先輩ーっ!!」
(脇目もふらず法陣に飛び込むウルスラを大慌てで追ってマヤァも法陣に足を踏み入れる。
二人の姿が法陣に飲み込まれたその直後に白光が迸り、それが収まると同時に、法陣も二人の女も消え失せた)
高位魔族と死神(>64)
ウルスラ「よっ……と。どうやら到着したみたいだね。」
マヤァ「わたたっ! あ、痛たたた…。そうみたいです。それにしても、ここって……?」
ウルスラ「地下をくり貫いて作った大都市、って感じだねぇ……。」
マヤァ「しかも、遺跡の様に見えながら、ちゃんと生活空間として機能してますよ。」
ウルスラ「……まあ、何でもいいよこの際。アリスがここへ連れて来られたのは間違いないんだ。」
さっさと見つけて助け出さないと。何かあってからじゃ遅いんだよ!」
マヤァ「先輩、落ち着いて下さい。一国の首都すら凌ぐ規模なら警備も半端じゃない筈。
このままではヴァンディーカさんの所へ辿り付く事すらままならないですよ。」
ウルスラ「だったらこのままおめおめと逃げ帰れって言う……!? マヤァ、隠れな! 誰か来た!!」
マヤァ「むぐ!? もがっ! ぷぎゅうう……。」
(咄嗟にマヤァを下敷きに通廊の脇に倒れ込み、息を潜めるウルスラの視界に飛び込んだのは、
貴族風の男といかにも死神その物の姿の男だった。二人の女には周囲の空気が凍て付いたかの様に感じられた。
二つの恐怖の根源が二人に気付かず歩き去ってもなお、暫しの間身動きすら取れないままでいた。)
マヤァ「先輩……! 一体何なんですか、あれは……!?」
ウルスラ「アリスの知り合いの魔導師の従者さ。あたしが知ってる限りじゃ全部で四人いるけど、
どいつもヴィセンガルドの十星神や、噂の神代の遺児に引けを取らないレベルの高位魔族や神族さ。」
あたしらから見たら、文字通りの化け物だね。」
マヤァ「あ……あんなのが相手でどうしようって言うんですか!?」
ウルスラ「どうもしないさ。あいつらともう一度出くわす前にカタ付けるだけだ。」
マヤァ「……ですよね。それじゃ、ちゃちゃっと済ませちゃいましょう! 偏・光・套・衣…ヴァニティ・クローク!」
ウルスラ「おー、相変わらず見事な手際だねぇ。光輝魔術のキレは相変わらずだよ。」
マヤァ「これでなまじっかな事では私達の姿は誰にも見えません。それじゃ、急ぎましょう!」
(透過の術式で姿を消した二人の女の声が消え、ほどなくしてその気配も完全に消失した)
>66
ウルスラ「どう見たってこりゃあ、ねえ……。」
マヤァ「柔肌を傷付ける以外には何の役にも立ちそうに無いですよ。」
ウルスラ「趣味的ってのは確かだろうけど、そいつ、間違いなくドSだね。」
マヤァ「すごく、悪趣味です……。」
>67
ウルスラ「よくは知らないけど、そんなんじゃなかったと思う。」
マヤァ「学生時代に聞いた話じゃ、お父様は街の小さな新聞社の経営者で、
お母様は魔導学院の精霊魔術学科の教師だそうですよ。」
>68
マヤァ「う……っ! 何なんですか、これ…は……っ!?」
ウルスラ「こりゃあ酷いね……。一面、血の海だ。」
マヤァ「息苦しいです……。先輩、こんな所からは早く出ましょ……?」
(口を押さえ、吐き気を堪えていたマヤァの目に、血の海に転がる黒い塊が映る。
恐る恐る近寄って拾い上げてみると、それはアリシエルの持っていた呼び子だった)
マヤァ「先輩! これ、ヴァンディーカさんの……!!」
ウルスラ「間違いないよ! コレ、アリスの持ってたさざ波の呼び子だ!!」
マヤァ「そんな……! それじゃ、あの子はまさかっ!?」
ウルスラ「落ち着きな。この血溜りがアリスのだと決まったワケじゃない。
それに、あの子は並大抵の事じゃ死なないってのはアンタも知ってるだろ?」
マヤァ「そうですよね……。でも、それじゃこの血溜りは一体……?」
ウルスラ「それをこれから調べるのさ。見てな…! 血・漿・追・憶……ブラッド・シーク・メモリーズ。」
(血溜りにそっと指を触れ、何事かを念じるウルスラの脳裏に
流れ出た血の主であった人魔の記憶が、濁流の如く流れ込んで来る……)
マヤァ「……それで、先輩。何か判ったんですか?」
ウルスラ「それ、ここに飼われてた人魔の血だよ。そいつが不意を突いてアリスを殺ったのさ。」
マヤァ「!!」
ウルスラ「けど、何が理由かは知らないが、そいつはさっきの死神に殺られたみたいだ。」
マヤァ「それじゃ、ヴァンディーカさんを連れ去ったのは……。」
ウルスラ「十中八九、あの化け物二人組みだろうね。」
マヤァ「……最悪ですね。」
ウルスラ「けど、今更ここで逃げ帰るなんて出来るかい! あたしは行くよ!!
……マヤァ、アンタはもう帰りな。これ以上は付き合わなくたっていい。」
マヤァ「馬鹿言わないで下さい。それだったら、最初からこんな所に来ません。」
ウルスラ「そうかい……悪いね。それじゃ、行くよっ!!」
マヤァ「はい!!」
リィス君(>65)
……ん、うぅん? わたし……生き、てる……?
ああ……そっか。死ぬ筈なんてないんだよね、わたし。
何ばかな期待してしまったんだろ……。
でも……何か変だ。あれだけ斬り刻まれたのに、
目が覚めて痛み一つ感じないなんて……。
何がどうなっている、の……え? ウソ……。あれ、リィス君!?
それに、わたしのこの姿って……きゃあああああああ!!
……うぅ。何? 何なの? 何がどうなって……うあああああああ!?
ダメ……! このままじゃ二人ともおしまいだよ!!
考えるより先に動くしかないか……! とりあえずは身を守らなきゃ!!
さっきのは凍気だったから、これなら凌げるかも……。
リィス君、今助けるからっ! 波・浪・紺・壁「アクシアン・ウォール」!!
(二人を取り囲むかの様に大量の水が足下から吹き上がり、壁を形成する)
精神世界の戦闘って、武器防具に何の意味も無いらしいが……。
それじゃ生粋の戦士の俺はどうすりゃいいんだ?
精神世界では、自分の望む物を力量に応じて実体化できるらしい。
ただし、自分の精神力を武器として具現化するわけだから、
その行為自体が本人へのダメージになるので、濫用は禁物だとも聞いた。
イリヒの君「ん?どうした霧? あっ!?」
ドシュッ!ズドドドシュッ!ズガガゴォオオオオオオオ!!
なにも無い空間から無数の氷柱が現れ、白い霧の全身を貫き壁に磔にする。
リィス「30日分防戦・魔法吸収で溜め込んだ魔力をカウンターで一気に放出しました。
いかに彼でもすぐには戦線復帰できないでしょう。ああ、先ほど僕らが
粉微塵になったように見えたでしょうが、あれはスケープドールでしたから。」
そう言うや、リィスは体を変化させはじめる。全身が牙と甲虫の塊のようになったのちに、
それらは一本の朱槍に姿を変える。リィスの全魔力と生命力を結集させた槍がイリヒの君
を覆うバリアに突進する!
ガギィィイイイッ!!バリリリバリバリバリャーーーーーーーーーッ!!!
強烈な火花を散らすバリアとリィスだったもの。みるみるうちに槍が砕けていき、ついにはその全てが
崩れ去ったと思ったそのとき、槍の陰に隠れていた碧玉のネックレスがバリアに接する。
イリヒの君のかける首飾りと共鳴したかと思うと、一層まばゆい光が放たれたのち、
それまで完全無敵であったはずのバリアが嘘のように消え去っていた。
イリヒの君「なっ・・・・!?」
呆気にとられるイリヒの君の眼前に青い毛の束が迫る。あらかじめ切り離しておいた
リィスのテールである。テールがイリヒの君の細い首に絡みつくと、その無限とも言える
法力とそれと対称的にか弱い生命力を吸収しはじめる。
イリヒの君「くぅ・・・ううぐ・・・・がはっ・・あああ!!」
リィスの声「フフフ、おいしいですよ、貴方の気と命は。まぁ、このまま絞め殺す
のは簡単ですが、今日は気分がいい。見逃してあげますからお家にお帰りなさい。」
イリヒの君「な、なんだ・・・・と・・っ!ぐぅっ!? わらわを愚弄する・・つも・・がぁああ!!」
リィスの声『口の利き方に気をつけてもらおう』
先ほど言われた台詞をそのまま返すリィス。
シュルシュル・・・。イリヒの君の首から離れ、体を一瞬で再組成するリィス。
それと時同じくして白い霧が全身を血で真っ赤に染めながらも、イリヒの君のもとへ
寄り、主君を抱えて去っていく。
イリヒの君「は、離さぬか! 霧、わらわはまだ負けておらぬ!!」
リィス「クククク、主人より飼い犬の方が利口なようですね。ああ、そうだ、霧。
和睦の証を置いていってくださいね。」
白い霧は一瞬思案したのちに、両目を一度開閉し、その双眸に宿った真紅の光を
リィスに手渡した。
リィス「結構結構。またお会いしましょう。」
>72 アリシエルさん(未だ精神世界にて)
さて、今回も随分とご心配をおかけしました。それと、
僕の新入りの部下が無礼を働いたようで申し訳ありません。
すぐに、現実世界に戻りたいでしょうが、生憎と、アリシエルさんの
本体はまだ再生途中です。今のところ、ここで10日夢を見て過ごすか、
そうでなければ、女性型のホムンクルスに一時的に魂を宿して
現実世界にもどるかなどができますね。どうしましょう?
>66 茨のまきついたドレス
多分、こっちの世界に飛ばされる前に現実世界で受けた傷のイメージが
具現化されたせいではないでしょうか?なぜ、アリシエルさんだけが
来ようとも思ってないのに来てしまったのか、現在魔城の亡霊たちに
聞いてまわっています。
>67,71 アリシエルさんのご両親
そうですか、と、いうことは素朴さやお優しいところが父譲りで、
魔法の才能は母譲りといったところでしょうか?
>68 もみじおろし
我が軍は信賞必罰を徹底させていますから、たとえかの三下のように新入りで「ならい」
を知らない者でも、罰せられるときは罪にあうだけの刑をもって償わせますので。
>69-71 ウルスラさん、マヤァさん
親方(職人ドワーフ)「匂うぜ、人間の女。しかも俺の大嫌いな魔術師の匂いだ!」
フェアリーたち「ピーッ!ピーッ! 侵入者なのですよ! 侵入者なのですよー!!」
サイゼリア「おまえたち、お静まり! まったく、下手にこそこそしなければ、
騒ぎになりませんでしたのに、お久しぶりです、お肌の曲がり角を過ぎたウルスラさん♪
あー、アリシエルさんですか、彼女ならこちらです、ご案内しますよ。」
リィス(精神世界)。oO(なんだか騒ぎになってる・・・。僕だけでも戻った方がいいかな?)
>73-74 精神世界での戦闘、武器などについて
今回の決め手となった朱槍突進も戦闘の正念場を見据えて行った、
最大規模の武器具現化でしたね。>74さんの言うとおり、濫用できる
ものではありませんでしたので、決まっていなかったら、と思うとゾッ
とします。
77 :
名無しになりきれ:2007/10/18(木) 17:50:13 0
そして年増女のガチバトル勃発
…でもって、直後に77の死亡フラグ成立
ずっと気になってたが、アリス達が魔術名叫ぶ時に、
必ず頭に付けてる四文字熟語らしいのって、一体全体何なのさ?
リィスって人懐っこくて人を惹きつける才能があり、かつ何でもできる
ところ見ると、俺達の国で天下を取った秀吉って偉人に似てる気がする。
でも、出世途中の秀吉がいい人だったのに、天下を取ってから秀吉が
傲慢で容赦ない人になったことから、リィスには権力の持つ毒に侵されない
ように注意してほしい。
ウルスラ「……チッ! こりゃあどういうこった?」
マヤァ「見ての通り、視覚以外で気配を察知された様です。」
ウルスラ「一応嗅覚と聴覚を遮断する結界も発動してたけど……そっちの効果が先に切れちまったみたいだね。」
マヤァ「荒事は避けたいと思ってましたけど、この際仕方ない、ですよね?」
ウルスラ「……いや、待ちな。どうやら連中の親玉らしいのがお出ましみたいだ。」
マヤァ「この気配……! さっきの二人と変わらない威圧感! ……これって!!」
いつぞやの淫魔(>76)
ウルスラ「やっぱりあの時の奴か。確か、サイゼリアとか言ったっけな? アリスがま・た世話になったみたいだねぇ……。
その時のも込みで、いい加減きちっとお礼をしなきゃあいけないと思ってた所だよ。」
マヤァ「……先輩?」
ウルスラ「……お前ら、今度は手下を使ってアリスをバラしてくれたそうだね?
前の事だけなら、アリスの手前そのまま黙っといてやるつもりだったけど、今度のはもう勘弁ならない。
魔力だけなら到底お前には及ばないが、(先手さえ取れれば)あたしにもお前を殺れそうな業はある。
(……そう、強靭さで抜きん出てるアルガの暴龍さえ秒単位でバラせる奥の手がね。)
お前も、あの子にやったみたいに首だけ残して寸刻みにしてやろうか、ええ!?」
マヤァ「ひ……っ!?(凄まじい殺気……! 先輩、怒ってるなんてどころじゃない!! でも……。)」
ウルスラ「もう、これ以上お前なんかと喋りたくもない。覚悟しな……ちょ、何すんだい!? 離せよッ!!」
マヤァ「先輩、落ち着いて下さい! この人が最初からその気なら、私達は騒ぎが起きた時点で終わりですっ!!
それをせずにわざわざここに来たのは、ヴァンディーカさんの事で話があるからでしょう!?
なのに、いきなり喧嘩腰になってどうするんですかッ!!」
ウルスラ「!! ……そうだったね、ごめん。」
マヤァ「度重なる失礼をお詫びします、サイゼリアさん。それで、そちらのお話とは?」
マヤァ「……そうですか、そんな事が。ヴァンディーカさんの事はあなた方にも想定外だったと?」
ウルスラ「どうだかね……。まあ、何が事実かは見りゃ判る。さっさと案内してもらおうかい。」
マヤァ「せ・ん・ぱ・い〜。気持ちは分かりますけど、喧嘩腰は駄目ですってばぁ〜。
そ……そうだ。自己紹介、まだでしたっけ? 私、ファルベール国立図書館の司書を務めている
マヤァ=ノークス=タジィって言います。こちらは私の学生時代の先輩で……。」
ウルスラ「ウルスラ=ジアーニィ……。俗に言う殺し屋だ。もう知ってるだろうがな。
……はぁ? お前、今なんつった? そんなにこの場で死にたいのかあッ!?」
マヤァ「せ……先輩、落ち着いて!! お願いだからサイゼリアさんも煽らないで下さぁ〜い!!」
>77
ウルスラ「ん〜? なぁ、そこの坊や。今、確かに年増って聞こえたんだけど、
それって、あたしの聞き間違いじゃあないよねぇ……?」
マヤァ「ああ……あぅあぅ。(い……言ってはいけない事言っちゃったぁ〜!)」
ウルスラ「そこの何年生きてるか分かったモンじゃない奴ならまだしも、あたしは今年で26になったばかりなんだけどねぇ?
坊やには、デリカシーと教養ってのをたっぷりと教えてあげなきゃいけないね。頭にも、身体にも……。」
マヤァ「(ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ〜っ!!!!)」
>78
(77を引き摺ってガーデン内の一室に姿を消すウルスラを不安と恐怖の眼差しで見つめ、額に油汗を浮かべながら)
マヤァ「いくら先輩でも、そんな位で無闇に人殺しなんてしないと思いますよ? ……多分。」
リィス君(>76)
……心配してくれてありがと。それに、ごめんね。
てっきりルージのおばかだと思ってあんな事やっちゃったけど。
ん〜? 大丈夫だよ、きっと。
あの呪わしい身体はね、(未完成だけど)生命学の分野で一、二を争う稀代の天才だった
エリンドゥールの「素体形状記憶」の秘術が施されてて、
全身をバラバラにされた位だったら、放っておいても三日ぐらいで再生するの。
だから、もう今頃は元に戻ってる筈だとおも……。
あ……なんかまた眠たくなってきちゃった。ひょっとして、現実に戻れるのかな……?
も、ダメ……。だんだん意識が遠のい、て……。
>73-74
あっちでは、自分の意識の力を自分の好きな形で具現化して戦えるから、
戦士だからとか、魔術師だからとか言うのは全然関係ないよ。
ただ、74さんの言う通り、力を振るう事が精神力……早い話、魂の力を直接削る事になるから
現実と同じ感覚で戦っちゃいけないのは言うまでもない事なんだけど。
>79
いわゆる、「簡易詠唱」ね。術者の負担を最大限軽減する為に生み出された、
かつてフェリスラントに存在した数々の魔導文明を興した先人達の、最高の遺産よ。
元々、魔術は術者の魔力だけを使って、それを糧に自然に干渉して様々な事象を引き起こしたり
直接魔力そのものを相手を害する力に変換して使っていたらしいんだけど、
それだと魔力の負担が半端じゃなくて、精神の中枢である脳が徐々に破壊されていって
濫用すると命を落とす様な、いわゆる「諸刃の剣」だったわけなの。
それで、負担を軽減する為に様々な中間動作を術式発動の過程に盛り込んで、
脳への負担を完全になくす手段が確立されていって、その最高傑作と言えるのが、
四文字のコマンドワードの詠唱で術式を発動する、今の「簡易詠唱」なのよね。
これは、最低ランクの術でも、最高位の禁術でも、何ら変わりはないわ。
……まあ、我流の魔術とか「念呪術」みたいな例外も、結構数はあるんだけど。
>80
それは大丈夫なんじゃない?
リィス君って、今の時点で一国の王様みたいな感じだから。
……たまーに、しょうもない悪戯するのだけが玉にキズな程度で。
85 :
名無しになりきれ:2007/10/20(土) 17:37:07 0
実際のところ、冒険者稼業ってどうなのよ?
共存と言う割には、機械文明の産物がいまひとつ出回ってない件について
で、どうだったんだ?アリスだけが精神世界に来れた理由ってのは?
やっぱり二人の愛が起こした奇跡だったんだろうか?
>81-82 ウルスラさんとマヤァさん
まぁ、眩しい! あの儚い少女のためにもっと儚く非力な
生身の人間がこんなにも自己犠牲をするだなんて、なんて健気なのでしょう!?
このわたくしを、このわたくしを! このわたくしを相手にそんな口を利くだなんて!!?
ウフフフフ、勝負を挑まれて、それを拒むなんて魔族の名折れですが、
わたくしもあの方に全てを捧げた身です。この通り、案内するだけ
でなにもしませんから、切りたければどうぞ。
>77
あらあら、歳を重ねた女も捨てたものではありませんわよ?
ほうら、なでなで。(淫魔の爪が優しく>77の肌の上を擦り、痛みとともに
燃え上がるような官能的刺激を与える)
>78
でも残念。>77さんを今回はウルスラさんに取られてしまいましたわね。
>79
まあ、わたくしたち高位魔族にとっては不要なものですわね。詠唱をきっちり
行って強大な魔法や発動困難な魔法を発動させることと、詠唱なしに
魔力にものをいわせて即座に発動させるかがほとんどですので。
ハーフエルフや人間たちが使うのをよく目にしますが・・・。
>80
ウフフフフフ・・・。傲慢かどうかはさておき、貴方もアリシエルさんも
わかっていらっしゃらないですね。わたくしがあのお方に最も惹かれるところ
は、どんな魔王・魔神も持ち得ないほどの「闇」を内包しているところです。
惜しくもその「闇」はいたいけでそれでいて揺るぎない自我に抑制されて
しまっていますが・・・。今のリィス様のこの姿ももちろん素敵ですが、
かつて会ったばかりのときにお見せくださったあの姿を今一度見たいと願うのは
わたくしには過分なことでしょうか?
>83-84 アリシエルさん
さて、僕も戻るとしますか。(クラッ、ガクッ・・・・)
リィス「う・・・ぅうん・・・。あー、久しぶりの現実世界だ。空気も体の重みも
全然違う。2ヶ月も夢のかわりに死闘演じていたせいでたまった疲れがここにきて
どっと出たかな。えーと、強壮剤は・・・っと。うっわ、顔面蒼白っ!?
・・・フレッシュマスク! うん、魔法力はまだまだ余裕らしい。」
(一通り身支度を整えて寝室を出るリィス。)
フェアリー(女)「リィスさまー。アリシエルさんのお召し物ですが、あの
事件でびりびりになっちゃっていましたから、代わりのものをお作りして
着ていただきましたのですよー。鎧はドワーフのみなさんが作ってくださいました。」
リィス「はい、それじゃあゼウグたちやこの一件を知ってるみなさんに知らせてください。
(魔法でフワフワ浮きながら外へでるリィス。歩くより飛ぶ方が楽な状態らしい。)
>85 冒険者稼業
旅をしながら行う稼業もいろいろあります。旅芸人、行商人、修行中の人などなど。
ですが、やっぱり以前アリシエルさんがおっしゃったように一般に言う冒険者というの
はお金が儲かるかは当たりはずれが大きく、むしろ生活切り詰めた中で何かを捜し求めて
いくものだと思います。僕は冒険者というよりは、魔術師修行中として旅をしていましたので
どこかの国や勢力に身を寄せたり、今みたいに国のようなものを任されたりもしましたね。
>86 機械文明の産物
うーん、やっぱり魔法文明に生来身をおいてきた僕からしてみれば、機械文明の産物
というのはあまり必要としませんね。身近にあるとすれば、パワープラントの
一部の機械仕掛けの機関と、ファイアーワークスを打ち出す魔砲など
でしょうか?
一度、軍をあげてクルアスタ(ラムリアース地方最大の文明区自治領)
の銃器・機械兵器の技術を輸入したこともありましたが、どうにも僕らとは相性が
悪いようです。
>87 アリシエルさんだけが精神世界に来てしまった理由
それを聞いていたら、死霊たちにも二人の愛がどうの・・・と茶化されてしまいました。
うーん・・・僕自身僕の中に誰に対してどういう愛があるのかよくわかりませんから、
その答えはまだ出せそうにありません。
ウルスラさんのアリシエルさんに対する無償の愛とも違いますし、20万殺した罪滅ぼしに
10万助けるちっぽけな僕の慈愛とも違いますし・・・。
ここの奴ら、本人はともかく周囲の連中は異様に仲悪いな
ξ・∀・)めるぽ♪
>アリシエルさんのお召し物ですが、あの 事件でびりびりになっちゃっていましたから、
>代わりのものをお作りして着ていただきましたのですよー。
おお!紅のレースの上下で、下はTバックか。えろひ……。
西方大陸アルレイシアと中央大陸エヴァンディルの境界に位置する
ネウストリア公国最大にして最強の城塞都市、パルダス・ルカスはいつ見ても壮観だな。
あの堅牢無敗の城塞があるからこそ、王国の連中は未だに
ネウストリアやランダメリアを含む西方諸国に侵入すら出来ないときたもんだ。
若き城主、パルス伯アランシア=ド=ダルブレ嬢の戦術もだが、
彼女を守る双虎の将イースレイ=マクガーヴァンとロドリック=D=ゲインズの武勇も
これまでのパルダス・ルカス城塞の防衛に、多大な貢献をしているんだろうよ。
もちろん、あの城塞に駐留する公国軍最強と言われる兵士達もな。
国中から魔導文明の遺産をかき集めたり、方々の文明区から高性能の機械兵器を
大量に買い入れたりと、今も軍備の増強に余念はないみたいだ。
警備のあまりの厳しさにはマジうんざりするが、それでもあの城塞があるから、
ヴィセンガルドの連中も西方には7年もの間全く手が出せないんだし、
その事を考えたら、ちょっと位の通行の便の悪さでケチは付けられんよな、実際。
おーい、金貨が散らばってるぞー!
>92 ん?違いますよ、あれはサイゼリアのおニューです。アリシエルさん
には、これを機にゴシックロリータの良さに気付いてもらおうと、
黒地に白いフリルいっぱいのものをご用意しました。ヘッドドレスと
組になってるチョーカー(ちゃんと首を固定できる)も計算して作りましたよ。
まぁ、普段着でなく晴れ着になるのでしょうが。
……んぅ。ここ……どこ?
わたし……どうなっちゃって……はっ!?
ああ、そっか……。いきなり襲われて、バラバラにされて
意識がない間に、どういうわけかリィス君の精神世界に飛ばされて、
創破楔縁の存在との死闘を見せ付けられて、
それからまた、気が遠くなって……。
何か水槽っぽいのに漬けられてるなぁ……。道理で、冷たくて息苦しかったわけね。
それに、そこにいるのって、サイゼリアさんとリィス君に……ふぇ? ウソでしょ!?
なんでウルスラさんにタジィ先輩までいるのぉっ!? ちょ……。これ、どういうこと!?
リィス君とサイゼリアさん(>88-89)
……あ〜、そうだったんだ。
なんか、今回はほんとにいろんな人達に迷惑かけちゃったなぁ……。
みんな……いろいろとありがと。それと、ごめんなさい。
全然実感ないけど、あれからもう三日か四日は経ってるんだ……。
それで、全然帰って来ないわたしを探してウルスラさんに先輩まで来てくれて。
わたしって、ほんとダメね。ずっといろんな人に迷惑かけてばかりだから
なんか自分が嫌になっちゃうよ、もう……。
>85
世間では格好いいとか思われてるみたいだけど、
実際のところは、それなりの経験と実績がないとロクな仕事が回って来ないし、
旅支度や装備品の維持費でいつでもお金はかかるし、
儲けもかなーりムラがあるから、よっぽどの腕利きじゃないと、
安定した収入の確保なんて望むべくもないわよ。
うちだって、ウルスラさんとドナテロっていうA級のプロがいなかったら
カリオン単位どころか、ベネム単位の報酬がもらえる仕事すら回って来ないもん。
だって……わたしだけじゃ、できる仕事なんてほとんどないし。
>86
そりゃ、機械を扱う技術と知識自体がほとんど失われてる状態で
利用法や用途を解析しない限りは危なっかしくて使えたもんじゃないし、
発掘した物は、大概その機械が出土した遺跡のある文明区の住民が占有してしまうから
それらが外界へ出回る事は、まずないと言い切っても過言じゃないの。
実際、多少なりとも出回ってる機械文明の産物は、利用法が解明されて
現代人の手でも複製や整備が可能な物品に限られてるわ。
例を挙げれば、機関銃以外の銃器全般に「電池」とかいう道具を内蔵した携帯式の電灯とかね。
>87
そんなのこっちが聞きたいわよぅ……。てか何よ、愛って。
そりゃリィス君には普段からいろいろとお世話にはなってるけど、
別にそう言う風に意識した事は全然ないってば……もう。
>90
……言えてる。
リィス君と従者さん達はそれなりに仲よさそうな気もするけど……。
よくよく考えたら、サイゼリアさんと他の人はいまいちうまくいってないっぽい感じだし、
ウルスラさんとサイゼリアさんは例の一件からずうっと犬猿の仲みたいだし、
わたしも、ルージのおばかとは何かとケンカばかりだしなぁ……。
こんなんで、これから先大丈夫なのかなぁ……?
ぷよぷよしたゼリーっぽいスライム(>91)
きゃあ! かっわいい!!
お肌がぷるぷるしてて、ひんやりと冷たくて気持ちいい〜!!
人懐っこさそうだし、このままお持ち帰りしたいぃ!
……でもこれ、何て生き物なんだろ?
スライムやオーズっぽいけど、こんな変わった鳴き声のなんて
前に一度見たっきりだしなぁ。う〜ん……?
>92、>95
……あ、そうだった。わたし、よくよく見たら何も着てないじゃん!!
早速で悪いけど、何か着るもの欲し……って、ぶっ!?
ちょ……っ、何よこれー!? こんな派手なの似合わないってばぁー!!
そういうのは、わたしよかウルスラさんの方が……って、違ったの?
……なぁんだ。おどかさないでよ、もう。
……って。いや、これもちょ〜っとなんだかなぁ……。
フリフリのヒラヒラでちょ〜っと動きづらそう。
わたし、もうちょっと地味で動きやすいのがいいんだけど……。
あのー、もしもーし? 皆さん聞いてますー?
お願いですから、わたしを置き去りにして話進めないでー。
流れの冒険者(リザードマン)(>93)
あー、あの要塞都市かぁ……。
わたし達もランダメリアやファルベールに行く時に何度か通るけど、
通行監査がシャレになんないぐらい厳しいくて、
おまけに冒険者ギルドの手形が通用しない都市でもあるから、
いっつも最低ニ、三時間は待たされるのもザラなのよねー。
それでも、あの要塞があるおかげで戦火が拡大しないんだから、
多少の不便は大目に見なきゃいけないってのも、まあ納得……なのかな?
>94
へっ……? え? え? ああああああああ!!!!
なんか知らない間に袋に穴が開いて金貨が散らばってるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?
ひさびさの大仕事での滅多にない大報酬なのに、
こんなところで少しでも金貨なくしたら怒られちゃうよーっ!!!!
い……急いで拾い集めなきゃ!!
あああ、道端の側溝や壁に開いた穴の奥にまで転がってるぅぅぅ!
もおやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
>97
じゃあ、本命誰なんだよ?
旅仲間のルージか昔馴染みのカイト君とやらだろ?
俺
実は>91だと見た
ウルスラ姐さんじゃないの?アリス男嫌いな感じするし。
アリスの他の人物に対する好きポイントと嫌いポイントを勝手に分析してみた。
好きポイント−嫌いポイント=現在の実際に好きな値としまつ。
好きポイントは旅で築いた間柄なども考慮し、嫌いポイントは「旅仲間だから恋人になるのは
ちょっと気が引ける」とか、また、性別・出自によっても増減します。
カイト 好き50 − 嫌い 5 = 45
ルージ 好き75 − 嫌い 40 = 40
ウルスラ 好き120− 嫌い 70 = 50
スライム 好き30 − 嫌い 3 = 27
リィス 好き220− 嫌い 190= 30
といった具合。式の左端は好きな要素の総計で、これを見ると
カイトVSルージでは実際に苦楽を共にした中ということで1.5倍の差が
あります。カイトVSリィスではリィスに対しカイトとは全然別次元の魅力を
アリスは感じています。しかし、嫌いな要素のせいで最終的にはカイト
が勝つ値となっていますのは、アリスがカイトの悪い部分を知らないせいです。
もしも、カイトといっしょにいる時間が長くなれば、おそらく嫌いポイントは
上昇するはずです。
>98
よし、今だ!カンチョオォオォオォオォオォオォオ!!!!!!
(ズブゥゥッ!!!グリグリグリグリ……………………)
>99
だから、本命が誰とかどうとかって問題じゃないってば。
エリンドゥールの研究の実験台にされて、人間じゃなくなっちゃってから、
普通の恋なんて、もうわたしじゃ無理なのよぅ……。
>100
だ・か・ら・ね?
なんでわたしがルージなんかを好きになんなきゃいけないのよ……。
あいつはね、何するにも後先考えずに突っ込んで、行く先々で必ず騒ぎを起こしてくれる
短気で乱暴な、ウソつきでデリカシーのないおばかな悪ガキなのよ?
もう、好みのタイプがどうとかって言う以前の問題なの。
あんなの、天地がひっくり返っても絶対に好きになんかならないってば!!
カイト君はね、三年前にわたしを引き取ってくれた教会のご近所さんなの。
あの子も、人間とは思えない常識外れの力の持ち主で、その事でずうっと悩んでたみたい。
教会の近くに越して来るまでは、冒険者としてあちこち旅してたんだって。
自分でも正体のわからない力の持ち主だから、いろいろと苦労したんだと思う……。
それで、教会に毎日お祈りに来るカイト君といろいろ話してるうちに、
だんだんと打ち解けていったって感じ……かな?
正直で優しくて、ほんとのほんとにいい人だよ。ルージなんかとは大違い!
でも、何も言わずに出て行ったから、今頃はきっと怒ってるかも……。
>101
ちょ……! いきなり何言って……っていうか、誰?
>102
違うってばぁ〜。
ペットとして飼うにはいいかなって思っただけっ!
だって、見た目も仕草もかわいいんだもん。
>103
だ・か・ら、ち〜が〜う〜!
わたし、変態さんやえっちいことしたがる人は大っ嫌いだけど、
別に男の人が嫌いなんじゃないってばぁ〜。
それに、ウルスラさんはわたしの命の恩人で、憧れの人でもあるんだけど、
いくら何でもその手の趣味はないから、そんな事考えてないよぅ……。
>104
う〜ん……? まあ何て言うか、お疲れさま。
いろんな意味でウルスラさんとリィス君の数字が全般的に高めなのも気になるけど、
ルージとの相性値だけは根本的に間違ってると思う。
どう考えても、ゼロどころかマイナスまでいってると思うよ、あいつとは。
ルージの以外の人の嫌いポイントってのも、十単位までもいくかなぁ……?
ウルスラさんは、結構過保護気味で何かと口うるさいのが時々やだなって思うし、
リィス君には、これまでにされた悪戯がトラウマにはなってるけどね。
>105
あああ……こんなとこにまで。もう……嫌。
落ち方が悪かったのかどうか知らないけど、こんな狭いとこにまで転がるなんて。
そこの空き家の壁の穴の奥にあるので最後っぽいかな……?
んぎぎ……せ、狭い。腰がつっかえて、これ以上は奥に入れないよ……。
でも、手を伸ばせばもうちょっとで届……いたっ!!
よしよし、そんじゃあとはゆっくり下がりながら穴から抜け……ぎゃぴぃぃぃぃぃんっ!?
い……い……いきなり何すんのよばかぁぁぁぁぁぁ!!!!
ちょっと待ちなさ……って、身体が抜けない……。
うぅ……おしりが痛い。これじゃ踏んだり蹴ったりじゃない。……もぉ、最悪。
穴に引っかかって動けないアリスの尻に顔を摺りつけてみる
>90 本人はともかく周囲の連中は異様に仲悪いな
悪魔と人間が仲良くやっているなんて、四界広しといえどもここホワイトガーデン
ぐらいだと思います。ウルスラさんもアリシエルさん抜きにしてまっさらな
状態から付き合い始めればサイゼリアとも仲良くなれるかもしれません。
なにかと嫌われているように見えるサイゼリアですが、戦場で僕をはじめ
戦友、それも他の四天王ですらその智謀と魅力、女の勘などで幾度と無く
救っわれています。まぁ、それでも品行がアレなのや気位が高いこと、
淫魔という種族からどうにも個人的な付き合いはみんな避ける傾向にあるんですがね・・・。
>91 スライム
つんつん、ぷにぷに。
>93 城塞都市 パルダス・ルカス
(歴史書に記されていない戦いの一つをここに記そう。)
エルネスト「以上の仕事を君に依頼したい。」
リィス「条件が厳しいですね。ま、そうでなければ僕らに依頼してはこないでしょうが。」
エルネスト「おおっ! 引き受けてくれますか!?」
リィス「報酬はいつもどおりルインステッド中央銀行:ホワイトガーデン国庫で6:4で。」
(今より1年半前、ヴィンセンガルドの奇襲・完全包囲により始って以来の窮地に立たされる
この城に対し、リィスの軍が空前絶後の空輸・救出作戦を敢行した!!)
〜つづく〜
>94 ちらばる金貨、追うアリシエルさん
ああ、そういうときには、このマグネットボールで引き寄せ・・・。
>105 カンチョー
って、あ・・・。すいません、僕がついていながら・・・。
>108 穴に引っかかって動けないアリスの尻に顔を摺りつけてみる
そうはさせません。
>困ってるアリシエルさん
ええ・・・と、今出れるようにしますから、動かないでくださいね。
・・桂・・あま・・つ・・・コントロールオブジェ! はい、
これで抜け出る隙間ができたはずです。うーん、お怪我のほうは、
僕の主治医に診てもらいましょうか? 城までお送りしますよ。
>96-98 アリシエルさん、ウルスラさん、マヤァさん
この節はどうも大変ご迷惑をおかけしました。お詫びと心ばかりのお持て成し
を用意しましたので、よろしければ、後でフェアリーたちの案内にしたがって
霊木の下へお越しください。アリシエルさんも、かの場にはその礼装が相応しい
かと思われますよ、とてもよくお似合いですし。では・・・。
>99 本命
ライラーグ「フッ・・・独りの女に縛られるヤツの気が知れないな。」
デス「狩る相手がどんな相手だろt」
サイゼリア「わたくしがリィス様以外に真実の愛を向けることがあると思いまして!?
他の方にしているのはサキュバスとしての社交辞令だけですよ。」
ゼウグドル「うーむ、家内とは10年くらいご無沙汰でしょうかな・・・。」
リィス「ぼ、僕が口を挟む余裕が無い・・・。」
>100 ルージくん、カイトくん
さーて、どうでしょうねー♪ 喧嘩するほどなんとやらといいますし・・・。
カイトくんとやらについても、どうもそういう人畜無害な人間は信用できませんね。
アリシエルさんより50年、しかも裏の世界で生き抜いてきた僕の経験から言わせていただく
と、もしもアリシエルさんがまた彼に会うことになっても今ほど気を許すのは
お勧めできませんよ・・・。
>101 俺
大胆だけど無責任な告白ですね。
>102 実はスライム
あのスライムもアリシエルさんの隙を突いて巨大化して彼女を取り込もうとしたり
するかもしれません。見た目のかわいさに騙されて・・・っていう、そういう経験
ありましたからねー。
>103 やっぱりウルスラさん
あ、やっぱり?僕もそう思う節がけっこうあります。
でも、男の人同士が愛し合ってるのをみると気持ち悪いのに、
お美しい女の人同士だとそうでもないのってどうしてなんでしょうね?
>104 好きポイント、嫌いポイント
・・・やっぱり悪戯での減点激しいですか・・・。
111 :
名無しになりきれ:2007/10/27(土) 02:27:16 0
人にケチ付けるより、まず自分を磨くのが先決だと思うな。
槍が上手なアリス? そんなのアリスちゃんじゃないっ!!
悪戯しないリィス? そんなのリィスきゅんじゃないぃいいいっ!!
めるぽやカイトを責めても好感度の上昇はまず期待できないと思われ。
気を引きたいなら、まずは自分の良さをアピールすべし。
ちょっとした噂なんだがな、ヴィセンガルドの奴ら、
ネウストリアの城塞都市パルダス・ルカスと、ラムリアースの北方文明区自治領クルアスタが
なかなか落ちないのに号を煮やして、遂に虎の子の十星神を差し向けたらしいぞ。
パルス城塞には焦土星の刹那って剣士が、クルアスタ自治区には
海王星のマリーンって女が、それぞれ一軍を率いて向かっているらしい。
人が相手ならまだしも、この世界の従属神とすら対等にやり合えるって程の化け物にかかったらもうお終いだな。
なまじ長い間持ち堪えていたのが、今回ばかりは完全に仇になっちまったってワケだ。
リィス君(>109)
あ……ありがと。助かったぁ……。
なんでこんなに立て続けに酷い目に遭うんだろ?(……ブツブツ)
んでも、おもてなしって……ほんとにいいの?
迷惑かけちゃったのはこっちも同じ事、なんだけどね。
ま、まあいっか。それじゃ、お言葉に甘えて……。
……ねえ、リィス君。今、何て言ったの?
ルージの事は別にどうでもいい事なんだけど、その後は聞き捨てならないわね。
カイト君を信用しちゃいけないって、どういう事……?
彼ね、わたしを引き取ってくれたカールマンのおじさん同様に、
わたしの境遇や正体を知っても、他の人達の様に気味悪がったり
無闇に怖がったりなんかせずに普通に接してくれて、
悲しい事や辛い事があっても、会う度に勇気づけてくれたんだよ……!
裏社会での経験だか長年の勘だか知らないけど、
カイト君の事何も知らないくせして、偉そうな事言わないでよっ!!
……もういい! わたし、帰る!!
そういう事を平気で言える人なんて大っ嫌いよ! ふんっ!!
>108
あら、残念ねぇ〜♪ おしりはダメだけど、
手のひらなら触れさせてあげてもいいわよ? ほぅら、こんな感じで。
ギリギリギリギリ……!(108の顔面を鷲掴みにし、力を込めて締め上げる)
>111
う……。耳に痛いよ、それ。
でも、ルージがいつも後先考えずに突っ込んでみんなに迷惑かけてるみたいに、
わたしの槍技の未熟さも足引っ張ってる要素になってるんだよね……。
いつまでもそれじゃダメだから、もっと頑張らなきゃ!
>112
なんでよぅ! わたしが強くなったら何か困るって言うの!?
今のままの方がずっと困るに決まってるでしょ! なんでそんな事言うのよっ!?
ばか! 意地悪っ!! ふえぇぇぇぇぇん!!!!
.。oO(くやしいよぅ……。いつか絶対に強くなって見返してやるから……っ!)
>113
……そうだよね。
見も知らない人の事をあんなに悪く言えるなんて、ほんと最低!
リィス君、あんな子じゃないって信じてたのになぁ……。
なんか、すっごく幻滅しちゃった。
流れの冒険者(有翼人)(>114)
ねえ……それ、ほんとなの!?
なんだか、とんでもない事になっちゃったみたいね……。
実を言えば、わたし達も結構前に一度だけ十星神の一人を見た事あるの。
確か、「天王星」の「バルザック」って名乗りを上げてた
黒い全身鎧を纏った魔族で、稲妻を自在に操る凄腕の騎士だったわ。
わたし達が見てる前で、両手で高く掲げた長剣にわざと稲妻を落として魔力を充填させて、
んでそのまま剣を勢いよく振るって、強烈な電光を纏った
龍の姿を思わせる波動を撃ち込んで、五つの街を一瞬で消し炭に変えたの。
もし、その二人があの人と同等かそれ以上の実力者なら、
いくらパルスやクルアスタが難攻不落で名の知れた大要塞都市でも、
絶対に無事じゃあ済まないかも……。
117 :
名無しになりきれ:2007/10/28(日) 15:11:21 0
一攫千金の仕事って言えば何だろうね?
実は鎧武者バルザックの中身が萌え萌え美少女な事は、
ヴィセンガルド正規軍の兵士達の公然の秘密だったりする。
ピンクのポニテで羚羊みたいな角生やしてる、真っ白お肌で、
澄んだ湖みたいな青い瞳のかわいいロリっ子ちゃんだぜ?
おい、聞いたかみんな!
リィスとサイゼリアが結婚するんだってよ!
なんでも、式は明日だってな!
つい最近小耳に挟んだ話なんだが、ランダメリア皇国では、
天皇レオフリックW世が流行り病に倒れたらしい。
今の所は第一位王位継承者の第二皇女リブシェ様が軍務を、
宰相のエストリーヴァ侯爵が政務を取り仕切っているらしいが…。
近年稀に見る文武両道の統治者であるレオフリック天皇に、
もしもの事があれば、あの国はこれから先どうなるのだろうな?
南方の大洋に浮かぶカルガムン諸島の中で最大の面積を誇る
カルガムン本島には、全てがルビーで出来た紅玉山って山があるらしい。
毎年、カルガムン諸島への定期船が出る頃になると、
一攫千金を狙う連中が我先にと紅玉山に向かってるんだが、
生きて帰って来れる奴は殆どいないって話だ。
何でも、山自体が巨大な牛の化け物の背中で、欲ボケした奴らが乗っかって
ルビーを削り出そうとすると、牛の頭が地面を突き破って飛び出し、
その大口で背中に乗っかった奴らを勢い良く吸い込んでしまうんだと。
問題の化け牛は、現地の住民にはクジャタって呼ばれてる神の獣だそうだ。
>117
やっぱり、凶悪無比な魔獣や異形退治かな?
A級に分類される実力の冒険者でも敵わないような「規格外」って呼ばれる奴が相手なら、
カリオン金貨で数万、数十万の報酬が期待できるからね……。
まあ、そういうのが相手だと、大抵は誰も引き受け手がつかないままで、
最初は数千カリオン程度の賞金だったのが、徐々に釣り上がってああなったってとこなんだけど。
>118
ふぇ……そうなんだぁ、全然知らなかった。
声を聞いた感じじゃ、年の近い女の子だってのは何となく見当ついてたけど、
わたしよりずっと年下っぽいだなんて考えもしなかったわ。
ほんと、何やったらあんな規格外ってまでに強くなれるんだろ……?
>119
……ふぅ〜ん、そぉなんだ?
何だかんだって言っても、結局は長年の付き合いが物を言うのよねぇ。
それにしても、話が随分と急よね、ほんとに。
今からお祝いの品を探しに行く時間、取れるかなぁ……?
>120
あそこもいろいろと大変よね、実際。
以前にも宮廷魔術師だった太陰の魔人モノスタトスってのが反乱起こして、
その時皇都に集まってた冒険者や、宮廷の残存兵力も交えての大混戦に陥ったんだよね。
そいつはわたし達が何とか死に物狂いで戦って討ち取れたんだけど、
あの時はギリギリまで追い詰められて、本気でもうダメだって思ったなぁ……。
それで、今度はレオフリック様がご病気なの?
やっぱり、いろいろと無理が祟ってしまったのかもね。
……早く治るといいんだけど。
>121
へぇ……。そんな化け物がいるんだ。
でも、ルビーを採掘しようとしたら途端に飲み込まれるって言うんじゃ
どうやって採ればいいんだろうね……?
今度、生きて帰って来たって人に話聞いてみようか。
>115 アリシエルさん ,>113
・・・確かに、先ほどのは失言以外の何でもありませんね。
僕としたことが、浅はかでした。今度からはもっとよく
考えてから発言するようにします。その・・・ごめんなさい・・・。
>111 人にケチ付けるより、まず自分を磨くのが先決
はい、新しく手に入れた結界呪法の技だけでなく、今回のことみたいに、
人を傷つけるようなことがないように人間を磨いていきます。
>112 悪戯しないリィス? そんなのリィスきゅんじゃないぃいいいっ!!
うーん、今はさすがに悪戯する気にはなれません。
>117 一攫千金の仕事
ハイリターンを求めるならハイリスクがツキモノ。僕も実力に
見合わないハイリターンを求めることはしないできましたよ。
>118 鎧武者バルザックの中身
あー、あの人とはなるべく会いたくないですね。戦場なら尚のこと。
でもそうも言っていられないときが来るのでしょうね、いずれ・・・。
>119 リィスとサイゼリアが結婚するんだってよ!
嘘の噂流さないでください! うそ の う わ さ !!!
アリシエルさんも簡単に信じないでください。僕は所帯持ちになんか
なる気はまだまだありませんから!!
>120 ランダメリア皇国の内情
うーん・・・僕もあの皇王さまにはなにかとお世話になりました。
でも、あまり人物ができすぎているのも考え物です。僕の進言した
いかなる延命措置・現役で居続けるための処置を拒み、天命にあくまで
逆らわず・・・という姿勢を貫いていらっしゃいました・・・。
もう少し、僕がしっかりしていれば、お助けできたかもしれないのに・・・。
いや、でも・・・。
>121 カルガムン本島のガーディアン
ホワイトガーデンにもガーディアンはいますよ。ええ、クジャタ
にも負けず劣らずインパクトあるのが。まあ、今はパルスに行っていますが・・・。
>114
(>114の情報より早くから、リィスの軍は両都市からの要請に応じ援軍を派遣してた。)
リィス「・・・両星神の性格を鑑み、以上の作戦でいきたいと思います。異存は?」
(諸官が拳を左に向けて差し出す。異存なし、の意味である。)
〜〜〜状況開始〜〜〜
インプ(クルアスタ戦線伝令)「マリーンの軍団は、我が軍の補給線攻撃
を意にも介さず、凍れる海も含めて、クルアスタ周辺の制海権を60%ほど掌握。
この戦争と関係の無い船舶や港町も含め手当たり次第に略奪し、周辺から自治区
への保護を求めるの声を上げさせる目論見の様子。布陣はあくまで海戦と射撃戦
用の布陣の模様。」
サイゼリア「いかにも彼女らしいやり方ですわね。過ごしやすい海から離れず、
弱いものいじめを続けて、力攻めするわけでも遊撃するわけでもない
怠惰な攻城。しかし、ああいった策に対してうかつな行動をすれば、たちまち
海に引き摺り込まれて地獄を見る・・・。」
ライラーグ「制海権の掌握はあと2日もあれば完全なものとなろう。陸上部隊も
いずれ、クルアスタの補給線を完全にシャットアウトするはず。だが、それでも
物資面ではクルアスタの補給は我々の支援より問題ない。陸上部隊はこれまでにない
大規模な軍団だが、クルアスタの兵団と我が軍の遊軍を以ってすれば労せずして
弱体化させられよう。」
リィス「マーリンの放つ巨大水球ですか、あれを防ぐフィールドもしっかり
張れたようですね。これで、彼女の嫌いな『面倒くさい』戦に仕上がればよいのですが・・・。」
フェアリー(パルス戦線伝令)「オージェル将軍が、焦土星と一騎打ちをはじめて
一夜が明けましたが、未だ一進一退が続いております。刹那軍団への補給腺攻撃
は『予定通り』ことごとく蹴散らされております。」
デス「刹那の性格上、眼前の強敵を放置して城へ向かうことなどないだろうが・・・。」
リィス「彼に挑みかかられたら、双虎もアランシア嬢も瞬く間に切り捨てられるでしょう。
いかにして、刹那一人とパルスの軍を衝突させないかが勝敗の分かれ目ですね。」
ゼウグドル「『負けない戦』をしたら右に出るものはいないという自負は見せ掛けでは
なかったようですな。オージェルめ、正味の決闘ならはるかに勝る刹那相手によくやる・・・。」
おおっ! あの化け物の巨大な砲弾を完全に防ぐとは、さすがですな
シャーリィフェレス卿。バルビュアたちの物資空輸も最初は驚きました
が、今の我が軍にとっては重要な生命線です。あとは、兵や市民が
あの日没とともにはじまる海魔たちの不気味な大合唱にさえ耐えられれば・・・。
>124
ちょい待ち。俺さ、その話アンタんとこの妖精連中から聞いたんだけど?
俺達の世界じゃあ「人は皆平等だ」だなんて公然とほざいている連中が
無数にいるが、同じ人でも羊と神ほどの能力的差がマジである
そっちの世界じゃあ、こんな考えは脳みそふやけてるとしか思われめぇ。
しかしながら、ネウストリア・ホワイトガーデン連合軍の誰もが気付いてはいなかった。
焦土星の真の恐怖に。勇猛なるオージェルと切り結ぶ刹那自身も、
パルダス・ルカス攻略戦に投入された、彼自身の擁する数千単位の軍勢も、
全てが刹那自身の秘術によって生み出された、限りなく実体に近い幻像に過ぎない事に。
打ち倒された幻体兵士はその度に実体を構成して立ち上がり、更に何も無い空間から
新たなる幻体兵士が現れ、連合軍の将兵を無機質なる行進の中に飲み込んで行く。
そして、城塞のテラスにて戦局を見守るパルス伯の眼前に舞い降りるは刹那その人。
守り手の近衛を剣の一振りで悉く肉塊と化し、恐怖に囚われながらもなお眼前に立ち塞がる
イースレイとロドリックを唯の一撃で吹き飛ばし、城塞の壁に叩き付けた。
覚悟を決め、剣を抜き放つパルス伯を一瞥し、焦土星は静かに語る。
”汝はひとかどの戦人ではあろう。だが、武人には非ず。”
憐憫すら感じ取れる愚弄に激昂し、パルス伯は猛然と焦土星目掛け斬りかかった。
彼女が数年の間ひたすら磨き上げて来た最高の剣技、ディヴァイン・クロスが刹那を襲う。
”無駄な事。某は鏡、汝の武を映す死出の鏡。己が武を己が身で受けよ。”
直後に、身を翻した刹那が繰り出すディヴァイン・クロスがパルス伯を襲う。
その身を十文字に切り裂かれ、悲鳴すら上げず血溜りに倒れ伏す。
”命までは取らぬ。王が欲するは、あくまで汝らの敗北とこの城塞であるが故に。”
言葉が終わると同時に焦土星の周囲が揺らめき、幻が戦人の型を成す。
現れ出でるは、パルス伯アランシアに侍従イースレイとロドリックその人であった。
”さあ、行くがいい。汝らの守りし者を、汝ら自らの手で屠らんが為に。”
同じく現れ出でし無数の兵の幻と共に、希望の姿をした絶望が解き放たれた。
ひぃーーっ、パルス伯がやられて、双虎が敵に寝返ったー!もうだめだ、
逃げろーーーっ!!
七年無敗伝説のパルダス・ルカスもこれで終わりか…。
西方と中央の接点となる要衝がヴィセンガルドに押さえられた事で、
これからの戦局は劇的に変化するだろうな。
敗残兵共はここ森林地帯の城塞都市アレウド・カラムが引き受ける事になったが、
展開を見越していたアラム伯にして大魔導師のファルスタット=グロヌウ卿が
事前に準備を整えていたお陰で、収容作業は滞りなく進んでいる。
ま、当のグロヌウの旦那は作業が一段落したからって事で、
後事は腹心の連中に任せ、向こうで冒険者や一般兵と談笑してるがよ。
>126 クルアスタ軍千人長
もうすぐ心強い援軍が到着しますから、それまで耐えてください。
>127 その話アンタんとこの妖精連中から聞いたんだけど?
あの子たちは、噂に尾ひれをつけて広めるのが好きですから、
なにか勘違いのある一件からそういう話になってしまったのでしょう。
ですから、結婚するという予定はありません。
>128 「人は皆平等だ」
おや、そう言うあなたも平等だとは思っていないような口ぶりですね。
確かに、平等であってほしいと思うことも少なくないですが、実際に
平等だなんて実感できたことなんてほんの少ししかありませんし、
平等になるために死力を尽くす理由も見当たりません。僕は、僕の
描く世界に調和がもたらされれば、それ以上は望むものはありません。
>131-132 パルダス・ルカスから退避
よし、予定通り城の将兵の受け入れの60%はアラム伯が、残るは、
我が軍で救出完了。なんだか、パルス伯や双虎のお二人を保護するのは
ちょっと気が引けますので、コゼットさんあたりに戦後処理してもらいましょうか。
緒戦の連続敗走に加え、今回の焦土星の傀儡術に引っかかったこと、
いずれも「首尾上々」だと敵は思い込んでいるでしょう。
さーて、ここからが、我が軍の本当の恐ろしさを見せるときです!
パルス方面全軍は既に作戦のフェイズ2に入っています。さあ、地獄をお見せしましょう!!
>129-130 焦土星VSリィス軍
〜リィスが>133の返事を返す約10時間前、パルダス・ルカス城壁中央部。〜
アウパ「撃破数が一度に焦土星の維持できる幻影の数を突破した!
・・・・天地・・・骸・・・凱・・・・・・・怨霊呪殺結界!!!」
この男、かつては『白い霧』の同僚であったが、とある事情から『白い霧』に
よって封印されていた渓絡の結界使いである。名をアウパと言う。
人間の中では地界でも最高レベルである彼の張った結界により、
無限に湧き出るかのように思えた幻影の軍団の新たな現出が止められた。
アウパ「目には目を・・・。やはりあの幻影の兵団は焦土星の剣がこれまで殺めた
数多の命が怨霊と化して付き従う者たちであったか! だが、このアウパの
怨霊結界とパルダス・ルカスに流され染み付いたおびただしい量の血と霊魂
の力を以ってすれば、現出を食い止めることなぞ容易い。」
ドーゼン「これに対して北の森に伏せていた生身の軍隊が押し寄せてくるだろうな。
その軍団は、緒戦の軽量下魔に授けた策で食い止められよう。では、我らは
このまま城壁付近で防戦を続ける。」
ライラーグ「では、俺は城内に侵入した刹那とその取り巻きを始末しに行くか・・・。」
アウパ&ドーゼン「ラ、ライラーグ殿っ!!」
ライラーグ「ザクハルトの四公家との交渉は成功だ。空き巣を狙われる心配はなくなったが、
一応ゼウグドルがガーデンの守りについている。
それに、刹那(あいつ)の成長ぶりも見ておきたいしな・・・。オージェルの
狗(いぬ)っころには『首輪をはずしてやる』と伝えておいた。」
〜〜バルダス・ルカス城塞内部〜〜
ライラーグ「まだ虚・実の使い分けも間合いも甘いな。人間とは寿命が短いから
成長は早いと思ったのだが・・・。」
刹那「・・・・な・・・にっ・・・!」
焦土星刹那の従えていた数十名の幻影将兵が夜空から降りてきた赤黒く照る髑髏に吸い込まれていく。
刹那自身も、一瞬足がもつれただけで、右肩、左足、首筋などに大小の切り傷を作ってしまう。
刹那「他の傀儡にも同じ手を・・・?」
ライラーグ「ああ、おまえお前が近くにいなかったおかげでもっと楽な策にはまってくれた。
誰にも邪魔はさせない!」
ライラーグが片手を振り上げると、二人の周囲が闇に包まれる。
ライラーグ「この空間は、俺の意のままに姿を変える。まずは、足場を亡霊たちが
追いすがる死の海とし、お前との間合いは縮めなければ次第に遠ざかり、縮めようと
するほどにさらに遠ざかるぞ。さらに重力を15倍にし、お前の周囲の空気を薄め・・・。」
刹那「これほどの罠を・・・始めからパルスの将兵を某の武によって追い出させ、
戦功を貴殿の軍団が独占する魂胆であったか!?」
ライラーグ「人聞きの悪いことを言うな。おまえほどの者が出てきては、子供が大人を
相手にするような、戦とはいえぬ『虐殺』になってしまう。パルスの将兵も非力とは
言え、戦人だ、おまえがその全てを見逃してくれるとは思えかったのでな・・・。」
確かに、刹那はザール王の命令の通り、城を手に入れバルダス・ルカスの軍団を打ち負かすことには
従った。だが、ライラーグの言うような『虐殺』を働くような状況は作らず、三人の
司令官を戦闘不能にすることで、両軍の犠牲を限りなく少なくして勝利を収めようとしていた。
その事実を知りつつも、ライラーグは冷笑しながらこんなことを言って見せたのである。
これ以上弁戦をしても不毛だと確信した刹那は、本来の一個の武人の目に戻り、
刹那「もとより妖しの業にて貴殿に叶うとは思うてはおらぬ。この20年にわたって高め、極めた
我が武術の限りを尽くし、お相手いたそう。」
???「グォオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーン!!!」
そのころ、城外で一騎打ちを続けていたオージェルと刹那(幻影)の勝敗が決していた。
幻影とはいえ、名のある武人数百人相当の怨霊を投じた幻影である、そうそう簡単に
抜かれることはないと思われていた。だが、満月が中天に昇ったときに、オージェルは
自身の持つ大剣を握りつぶし、鎧をはじきとばして銀色の毛並み美しく、だが満月の
色をした「暴」の気に満ちた瞳をした魔狼へと変貌する。これがホワイトガーデンの
守護神凶眼の銀狼・オージェルの真の姿である。この姿になれば、単純な暴力で
オージェルに叶うものは少なくともリィス軍及びその同盟勢力のいずれにも存在しない。
小回りがきき、多くの技や魔法が使える人間形態の方が足止め役に向いていた。
だが、眼前の敵に「用が無くなった」ために、全力をあげて一気に押し潰す
ことにしたのであった。
20mを越える巨体が刹那の幻影に躍りかかると、空気も地面も周囲にいた幻影兵士たちも
総てがその暴力によってひしゃげられ、ヒビいり、粉々に弾け飛ぶ。魔狼の巨大な
口が刹那の幻影を捉えると、抵抗する間もなく、その身を噛み砕いてしまった。
縛めを解かれた魔狼は新たな魂魄を食らおうと、白き突風となって縦横無尽に疾駆し、幻影兵
たちをみるみる殲滅していく・・・。
いつもながら、あまりにも派手な暴走ぶりに苦笑しつつも、次席幕僚のドーゼンは
自軍の一部とパルダス・ルカスの残る全ての兵を自在に動かし、魔狼の通らない道へと導き、一切の被害
を出さずに戦線を離脱させていった。
ラージュ「やれやれ、現王の懐刀殿も口ほどまでもない。全軍、進めー!
リィスの小僧の寄せ集めの軍勢など、ひともみにもみつぶしてくれるわ!」
この男、ヴィンセンガルドの古参の軍人で、名門出であったこととそれなりの武功によって
近年では一万近い将兵の指揮を任されるほどになった。彼の華やかな出世街道
の前に立ちはだかっていたパルダス・ルカスという障害を今度の戦でこそ、踏み越えること
ができる。卑しい出自の焦土星に戦功のほとんどをゆずることになりそうであったが、
リィス軍の働きによって、ようやく自分に武勲をたてる機が訪れた、とラージュは信じて疑わなかった。
(ミシミシミシ・・・・ドガガガララーーーーーーーーーーーーーッ!!!)
布陣元から3kmほど進んだ先で、ラージュの本隊の立つ地面が次々に崩れていく。
ヴィンセンガルド兵「うぎゃああああああ!」
単に落とし穴と言っても、20m以上もの高さから落ちるというのは、土石や味方の体、
兵器などにぶつかられながら宙を舞い、挙句の果てに地の底に叩きつけられるというものである。
モーゼン「ひゃはは! 穴に落ちるだけで死んだ野郎は敵兵だ。穴に落ちるだけじゃ死なない野郎
はよく訓練された敵兵だー!」
緒戦で散り散りに逃げていた下魔たちの指揮をとっていたスネークデーモンのモーゼンである。
下魔たちは統率なく逃げていたように見えて、実は、ラージュ本隊の位置と布陣、兵数・兵科、物資
などを細かく調査していた。わずか一夜かそこらで進軍予測ルートを割り出しその全てに
罠をはりめぐらしていた。ラージュ以外の軍も罠を警戒して3つに分かれていたが、その悉く
がこのような罠にはめられていた。
ラージュ「ば、ばかな!こんな高い木の生い茂る森に落とし穴だと!? 森に生息する
生き物も逃げずにいた。一体どうやって!!?」
モーゼン「アーアー、敵さんと長話がすぎるって、よく同僚に言われるんでな。まー、
スパッと死んでくれや。」
うまく生き残っている将兵を睥睨したのち、火の玉を巨大な穴の中に投げ込む。
(ボワッ・・・・・・・・・・・・・)
一瞬の炎上の後に、落とし穴の中が真空状態になる。以後の惨状は書き記すことも憚られる
ので、ただ、ラージュ隊は戦果皆無のうちに全滅した、とだけ記しておこう。
インプ(伝令)「他の2隊のうち、片方は罠に嵌りつつも奮戦、こちらの軍にも20名ほど
の負傷者がでました。もう片方は、絶望的状況になるや即座に降伏しました。
降伏した兵たちはシャルル将軍が石にして穴に埋められたご様子。」
なんか、しばらく見ない間にとんでもない事になってるなぁ……。
規格外同士のぶつかり合いは厄災そのものだって言われてる意味、何となくわかった気がする。
リィス君(>124)
……ふぅ、もういいよ。
わたしも仲のいい友達をあんな風に言われて、ついカッとなっただけだから。
でも、次からは気をつけてよね?
思っても口にしちゃいけないことって、結構あるんだから。
.。oO(その辺、やっぱり見た目通り子供っぽいなぁ……。)
.。oO(人生経験が豊富だなんて言われても、やっぱり信じらんないよ。)
>127
……あ、そう。
何となくマユツバっぽい気はしてたんだけど、やっぱりね。
.。oO(話の出所が妖精って時点で、怪しさ大爆発だもんなぁ……。)
でも、サイゼリアさんの普段のアプローチ見てたら、
まんざらウソだと言い切れないって感じもするのよね、実際。
.。oO(リィス君も見た目通り、結構押しに弱いみたいだし、ね……。)
>128
時代が時代だからってのも多分にあるんだろうけど、どんな形でも
平等なんてものが絵に書いた餅だなんてのは、大多数の人が自覚してる事だよ。
実力なり才覚なり資産なり、何かを人並み以上に持ってないと、
こんな危険に満ちた世界の、群雄割拠の時代ではとても生き残れないんだしね。
宗教団体や思想がかった議会制の国家なんかは、
法とか神の名の下の平等なんてのを謳ってはいるみたいだけど、
当の本人達以外は、本気でそんなものが実現するなんて信じちゃいないわよ。
>129-130
パルダス・ルカス城塞守備兵A(>131)
ふわぁ……。何て言うか、こりゃもう何もかもが滅茶苦茶ねぇ……。
ヴィセンガルドの十星神も、ライラーグさん達も。
国民からしたら、城塞を守り抜ければ結果としては問題なしなんだろうけど、
ネウストリア大公や国の重鎮は面目丸潰れかもね。
……だって、そうじゃない。国が誇る最強の軍隊は何一ついいとこなしで、
同盟軍のリィス君達に完全にお株奪われた形になるから。
流れの冒険者(大柄なゴブリン)(>132)
あー、ほんとだ。グロヌウ様ったら、
こんな真っ昼間から酒場に来て遊びほうけてる……。
あの人、市民との交流と称していっつもこんな事してるのよね。
……まあ、肝心な事はきちんとやってるみたいだし、
不測の事態に備えて絶対にお酒は飲まないからまだいいんだけど、
家臣団の人達は気苦労絶えないかもね。
……ふぁぁ、眠ぅ。アラム城塞に着くまで、
三日三晩寝る間も惜しんで歩いてきたからなぁ……。
今日はもう宿に帰ろっと。
それじゃ、みんな。おやすみぃ〜!
そっちの世界の騎乗獣と言えば何がある?
パルスとネウストリア、両都市で大合戦が行われ、
新たなページへ歴史が刻まれるその時、我々のヒロイン・アリシエル=ヴァンディーカは・・・
アリス「うぅー・・・まだズキズキするよぅ・・・。」
切れ痔に悩まされていたorz
かわいそうに…。いい薬あるから塗ってやるよ。
さ、オシリ出して(;´Д`)ハァハァ
こういう傷ってなかなか痛み引かないから大変だよね。
痛み止めの水薬あるから飲ませてあげる。マウストゥマウスで(;´Д`)ハァハァ
なるほど、不死身のアリスちゃんの唯一の弱点は
こんなところにあったのか、いやー、盲点盲点。
森林地帯の城塞都市アレウド・カラムの宿にて……。
惰眠を貪る不死生命の少女の、額に埋め込まれたエメラルドが妖しく輝き始める。
命ある者の思考中枢に根を張り、心も身体も、埋めた術者の望むがままに
支配する呪われた宝石、生き人形の第三の瞳「サードアイ」。
しかしながら、少女に埋められた碧玉は少女の不老不死の肉体同様、
埋められた物を支配するには至らない不完全な代物である。
尤も、生き人形達の操者との一時的な記憶の共有は完成品の呪われた瞳同様にあり、
操者の思念の伝達が拒絶反応を生み、激しい頭痛となって少女を責め苛むのは、
実験段階の失敗作である、彼女に埋め込まれた第三の瞳のみの特性である。
そして、彼女は今日もまた苦痛に彩られた悪夢に囚われる……。
まず、脳を揺さぶる感覚と共に浮かんだ光景は、荘厳なる宮廷の一室だった。
玉座に腰をかける威風堂々たる青年と、その脇に佇む無機質な巨人、
彼らの眼前で何事かを語りかける、派手なガウンを羽織る男の姿が見て取れる。
鋭い頭痛が走り、同時にガウンの男の輪郭がはっきりと浮かび上がる…!
肩下まで伸ばした暗緑色の髪、彫りの深い顔立ち、黄金その物の色に輝く瞳、何より
無表情の中に、微かに見え隠れする自信に満ちた嘲笑には見覚えがあった。
……エリンドゥール!!
決して忘れる事叶わぬ、自らの生命の法則を神の領域に昇華させんが為に、
少女を始め、様々な者達を犠牲にし続けている狂気の錬金術師その人の姿である。
仇の姿を知覚した途端、頭痛は更に激しくなる。絶え間無い苦痛に身をよじり、
涙を零しながらもがく中、男達の声と姿は、不思議とより鮮明に脳裏に浮かび上がった。
エリンドゥール「どうやら、今回の戦は不首尾に終わりそうですな。
あの者共が救援を要請した組織が規格外の存在を擁していたとは。」
玉座の男「その様だな。して、戦況の方は?」
エリンドゥール「クルアスタは未だ膠着状態が続いていますが、
パルダス・ルカスは現地の軍勢が壊滅し、刹那殿自身も異空に隔離された模様。」
玉座の男「相解った。マリーンには余が思念を送って帰還命令を出しておこう。刹那の方は貴様に任せる。」
エリンドゥール「……御意。直接空間に干渉して、刹那殿をこの場に引き戻しましょう。
幽・界・洞・穴……アストラル・ケイヴズ。」
術式が完成すると同時に黒い楕円が中空に現れ、刹那の身体を吐き出した。
刹那が着地した途端に、越次元の洞穴は空間に溶け込むかの様に跡形も無く消え失せる。
玉座の男「上出来だな。越次元の追撃さえ許さぬとは、大した物よ。」
エリンドゥール「ついでに、件の高位魔族にも小生からの心付けを渡しておきましょう。
さて、気に入って貰えますかね……クククッ! 塵・星・爆・禍……アステロイド・プローヴ!」
越次元の秘術と同時発動する様に組み立てられた禁術の術式が完成し、
空間に残されたライラーグ目がけて、一つの家屋程はある無数の隕石の小片が襲いかかった。
隕石同士の衝突が凄まじい爆風と閃光を生み、空間全体が滅びの光で満たされる……!
幻視でその光景を見守るエリンドゥールの口元には、再び残忍な嘲笑がへばり付いていた。
そこで割れんばかりの頭痛に襲われ、少女の意識は次第に遠のいていく……。
くぅ……うあああああああ!! う……ん……?
……また、だ。また、あの人の夢……。あの人の邪念が満ちた時に、
苦痛を通して見せられる、いつもの悪夢……。
あの人かわたしが消えない限り、ずっとこの悪夢に終わりはないんだね……。
>138
馬と驢馬は騎乗獣の代表例みたいなものだから割とどこででも見るし、
高山地帯だったら、大型の山羊や猛牛を飼いならして乗り物にしてるわね。
稀少価値が高くて御しにくいのだったら、ペガサスやユニコーン、
グリフォンとかワイバーンなんかの幻獣や魔獣、かな。
その辺になってきたら、野生のじゃなくて卵や子供の時点から
人の環境で飼育したのでないと、まず人に懐くなんて事はないって聞くし。
>139
えうう……また痛みがぶり返してきたぁぁ……。
やっぱり、そのままにしておいたのがまずかったのかなぁ……?
>140-141
わざわざお薬持って来てくれたんだぁ……ありがとっ!
ガシイッ!(抱き付く様に、140と141の頭にそれぞれの腕を絡み付けてヘッドロックに捕らえる)
で・も。自分でそれ位できるから心配ご無用ですよーっだ!!
ゴチィィッ!!(そのままの状態で二人の頭を勢い良く鉢合わせる)
それじゃ、お薬だけはもらっておくわ。じゃあねっ!(目を回した二人を部屋の外へ蹴り出す)
>142
う……。すっげやな弱点。
……って言うか、別にそこ突かれたら即死するとかそう言うんじゃないから、
世間一般で「急所」とか言うのとはまた違うと思うんだけど……。
.。oO(でも、なんでそういうのだけ治りが悪いんだろ……?)
俺のアリスちゃんを苦しめ続けるなんて、思ったとおりの下種野郎だな、
エリ爺! てめーの実験施設の薬品の瓶2000くらい割って、蔵書750冊程度に
うちの村で集めた糞尿をぶっかけてやったぜ! ざまーみろ!!
>.。oO(でも、なんでそういうのだけ治りが悪いんだろ……?)
ほーらー、おしりは両足の支点っていうか、基だから、
人を蹴りまくってるからその度に傷が悪化するんだろうね。
で、痛みはセクハラされたときの快感で打ち消されている・・・と。
アリスがさー、総合スレのも含めて2回リィスの顔におっぱい押し付けてる
けど、リィス、圧殺され心地はどうだった?
次回 四界王ザール 最終話〜すべてを終わらせるとき〜
エリン「食らえライラーグ!」
ライラ「実は俺は隕石一個で死ぬぞ、ぶるぉおおおおお!!」
ゼウグ「ライラーグがヤラれたようだな!」
ザール「くらぇええええええええ!!」
3にん「ぶるぁあああああああああ!」
ザール「遂に四天王を倒したぞ! ヴィーナ=キュレイアは別に
復活しなくてもいい。余に死に別れた妹がいた気がしていたが、
別にそんなことはなかったぞ!」
リィス「さあこい、ザール!」
ナレーション「ザールの勇気が四界を救うと信じてっ! ご愛読、ありがとうございました。」
規格外が隕石ぐらいで死ぬか?
死ぬかも知れんが、閉鎖空間内での話だからそっから逃げればいいだけ。
>136-137 アリシエルさん
は、はい、ありがとうございます。今度から気をつけますね。
>ネウストリア大公や国の重鎮は面目丸潰れかもね
この件ですが、以前はかなり煙たがられたこともありましたが、
規格外と一般の戦力がぶつかってもどうしようもない、
それでこそ土石流に体当たりしに行くようなものだ、と
長い時間をかけて説明いたしましたら、物分りのいい偉い人たち
はわかってくださいましたよ。
>138 騎乗獣
では、アリシエルさんお挙げていないものだと、
グジィという砂漠や雪原で足をとられること無く戦える狼型の魔獣と、
海といえばクラーケン、アダマンタートルあたりでしょうか。
クラーケンはそれ自体が汎用性がありますし、アダマンタートルは
射撃戦の盾やそれ自体が体当たりして攻城兵器としても活躍します。
魔族で空が飛べる者は多いので、スカイドラゴンやドラゴンフライ(でかい蝿)
などは長距離航行に用いられるのと強襲用でしょうか。
あと、戦じゃありませんが、最近では、ぷくぷくがめ というお酒を
飲ませるとぷかぷか宙に浮く巨大な亀の上で空でのパーティーをしたりなんかしますね。
>139,142,148 治らない
リィス「以前、マレット島で呪いのマリオネットの最後の一撃を受けた場所ですから、
呪われている、という説。
実はそこだけはサポートしてないという形状記憶能力の盲点という説。
べ、別におしりが痛いとかそういうんじゃないんだからねっ! と
こんなことに再生能力を使いたくないという素直じゃない体だって説。
うーん、あとは・・・。」
デス「そのくらいにしとけ。またなにかいわれるぞ。」
>143-145 少女を苛む苦痛と狂人の記憶
.。oO(・・・このことにはまだ触れないほうがいいでしょう。)
新緑の髪の妖精 「おはようございますなのですよー。
医療班のケッティーなのですよー。」
薄桃色の髪の妖精「ケッティーの姉妹のエッティーなのですよー。」
ケッティー「リィスさまからこの度、お返事をお返しする役を
はいめいいたしたのですよー。」(ちっちゃい両手を握り締めてがっつぽーず)
エッティー「おつかいなのですよー。腕が鳴るのですよー。」(ぱたぱた)
>140-141 お薬ヘンタイさんたち
ケッティー「ピーッ!ピーッ! さわるんじゃないのですよ! わたちは
アリシエルさまにだけご用があるのですよー! えーい、眠り粉!!」
(140-141がよだれをたらしながら目を開けたまま眠りに就く。
わずかに開いたドアの隙間から部屋に入るケッティー。)
ケッティー「おは・・・わわわ、すごい汗なのですよっ! 大丈夫なのですかー!?
(いつの間にか持っていた清潔な布でアリシエルの顔の周りを飛び回りながら
汗をふきふきするケッティー。)
ケッティー「ふきふきなのですよー。はい、きれーになったのですよー。
えーと、なんて言えばいいのでしょうかー・・・。あっ、そうだ、
これは、妖精たちのグレートマザー、古代種の霊木リュシルさまの
葉の精油なのですよー。ケッティー秘蔵のアイテムなのですよー。
これの香りをかげば、気分スッキリ! 快晴の青空とやわらかな葉擦れの風が
ふんわりわくわくなのですよー(←本人も少し言ってることがおかしいと思ってる)」
(人間なら掌におさまるサイズ、だがケッティーには自分の体より大きく重い瓶を妖精の粉
の中から呼び出し、なんとかアリシエルの手の上に落とす。)
ケッティー「ふん!うぅーーーん!しょっとっ!! はい、確かにお渡ししたのですよー。
ぜぇー、ぜぇー。あー、なにか御用があったらお申し付けくださーい。わたちはそこの
棚の上ででも羽を休めていますのですよー。」
>147 はかいこうさく?
エッティー「うわわわわー、はなが曲がるのですよー。どうせなら、
もっときれーな仕事をしてほしいものなのですよ。」
サイゼリア「そういう問題ではないでしょう?」
エッティー「サ、ササ、サイゼリアさまーーーーーーっ!!」
サイゼリア「なんですか?その冥王に今にも生贄にされそうな少女みたいな
顔は? ぐにーっ」(器用に爪の先でエッティーのちいさすぎるほっぺを左右に引っ張る)
エッティー「ふあーっ! つままらいれくらはいー。」
サイゼリア「それはそうと・・・。彼の錬金術士にこんなことをしては、
あなたも唯ではすまないでしょう。ですが、ガーデンに受け入れる
というのも、どうかと思いますし、そうだ、ここへお行きなさい。」
(ポッ、と光を爪の先に宿し、>147の額に触れる。)
サイゼリア「ここなら、かぎつけられることもないでしょう。では・・・。」
エッティー「ううーん、わたちのいいとこなしなのですよー。」
>149 どっかの文明区で発掘された巨大人型兵器
リィス「かっこいー。ぜひともさわらせてほしいのですよー。」
エッティー「リィスさま、わたちたちのしゃべりかたがうつっているのですよー。」
リィス「ええ、っと・・・コホン、しかし、これが本当なら、これ一体で
パワーバランスが見直されるかもしれませんね。それにしてもかっこいー。」
エッティー「だ、だめなのですよ、完全にあっちの世界に行ってしまわれてるのですよ。」
>150 アリスがさー、総合スレのも含めて2回リィスの顔におっぱい押し付けてる
サイゼリア「まっ/// そんなことをしていたなんて、アリシエルさんってばだーいたん♪」
デス「なに、柄にも無く赤くなって見せてるんだ。気色悪いからやめたびらわぼっ!!」
(重力魔法でボキボキ折りたたまれるデス)
ゼウグドル「しかし、これは『襲っている』ことになるのでしょうか。」
リィス「そんな、ゼウグまで・・・。あれは、アリシエルさんが情に篤い方
だからやってしまった不可抗力であって、その・・・胸をそこに
その・・・もってきてしまったのは・・・その・・・ええと・・・。」
ライラーグ(念話)「不可抗力、不可抗力(ヒソヒソ)」
リィス「そ、そう! ふかこうりょくなんです。そんなふうに言わないであげて
ください!!」
>151 次回 四界王ザール 最終話〜すべてを終わらせるとき〜
ライラーグ「ふっ、この俺が、たかが流星群ごときで」
エリンドゥール「たわけー、ウルスラちゃんくらぶを舐めるなー!!」
ライラーグ「なんて劣情だっ!? ぐわっ、しまった、加速した流星が、
ぐばばばっ、ば、ばかな、このライラーグが手も足も出ぬだと、
そんなばかなーーーっ!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
エッティー「とーいう、紙芝居を思いついたのですよー。」
リィス「はいはい、今度子供たちに聞かせてあげますから、しまいまなさい。」
>152-153 規格外が隕石ぐらいで死ぬか
(これは、ライラーグが自分の作った空間に流星群を流し込まれていた
そのときの現実の話。決してエッティーの紙芝居にあらず。)
ライラーグ「ほう、これほどの魔術を行使できるとは、エリンドゥール
という男、俺たちは少々みくびったいたようだな。だが、
一点集中の精妙さが命取りだ!」
ライラーグに迫る流星群の先頭10個ほどに魔法力で作り出した刃を
打ち込むと、それぞれが真っ二つに割れて速度が急激に落ちる。
そのまま、割られた先頭集団に後列がぶつかりって爆散。連鎖するように
次々と隕石が誘爆していく。さすがに、これだけですべて消すことは
できなかったので、残るは刹那の猛攻を受け止めたライラーグの魔手
で破壊してまわる。
ライラーグ「ふむ、破片や衝撃波のことを考えて、俺の5km程度後方
からなら、被害はないな。おもしろい整理運動だった。
さて、戻るか。」
閉鎖空間を『たたむ』と、ライラーグは、パルダス・ルカス城塞上空へと
帰還する。
ドーゼン「ライラーグ殿、敵部隊の53%は殲滅。残るは一平足りとも
のこさず捕縛いたしました。」
ライラーグ「上出来だ。兵や民としてパルスに降りたい者はそうさせい。
だが、服従しない者や二心を抱く者は別だ。パルスの兵・民が
そいつらの血を望むなら、それに応えさせてやれ、あくまで
パルスの各々方が平和的解決を望むなら、ホワイトガーデン
へ移送しろ。」
やあ、初めまして。
だめだめ魔法戦士のアシリエル=ヴァンディーカさんですよね?
今日は家族みんなでまつたけを狩りました。ん?これって何かに似てるなぁ?
まぁ、いいか。アリスちゃんとリィスちゃんに6本ぐらいづつ送っておこうっと。
リィス君(>154)
……何て言うかさ、ちょーっと感覚ズレてない?
巨大な烏賊だか蛸もどきとか、蝿に乗りたがる物好きって
どこにどれだけいるんだか……。
よくよく考えたら、他のもかなーりアレなの多いし。
どれも規格外感覚じゃなきゃ御すのすら無理っぽい気が……ねぇ。
それと……やな事思い出させないでよ。
あの悪魔人形の一件は、もう十分トラウマになってるんだから。
妖精二人組(>155)
……ん〜、誰? って、妖精!?
あ……ああ、そっか。リィス君のお使いで来てくれたのね。
わざわざご苦労様。
とりあえず何かお礼したいけど、何がいいか……。
あ、そうだ! そこにオレンジタルトあるからさ、よかったら食べていく?
>147
何て言うか……やってる事が子供の悪戯レベルだってのはまあ置いとくとして、
どうせ、それってあの人が王都ヴィッテルハイムに構えてる研究棟の一つでしょ?
そんな一箇所の研究施設の薬品棚や書庫を荒らしたところで、
あの人にとっては、何の痛手にはならないと思うな……。
>148
か……快感ですってぇ? んなわけあるかぁぁぁぁぁっ!!!!
第一、ここ最近は何かを蹴ったりなんかしてないってば。
って言うかさ、もういい加減わたしを
蹴り専門の通り魔みたいに言うのはやめてよぅ……。
>149
……すごい。今までいろんな文明区での幻の発掘品の噂を
聞いてきたけど、人が乗って操る金属の巨人なんて初めて見たわよ。
それに、ペダルとレバーだけであんなに細かい動作が出来るなんて……。
昔の人って、ほんとにすごい物作ってたんだね……。
>150
な……ななっ!? わ、わたしがいつそんな事したって言うのよぅ!
……はい、そこも圧殺とか襲ってるとか言わない。
と、とにかくですねぇ……。わたしには全っ然覚えはありませんから!!
>151
……何このお子様向け紙芝居。
だいたい、ザール王の生き別れの妹とかウルスラちゃんくらぶって何よ?
なんか、頭痛くなってきた……。
>152
どういう意味での「規格外」なのかによって違ってくると思う。
いくら魔力に優れた高位の神族や魔族でも、隕石の直撃なんかに
耐えられるほどの頑強な肉体は持ち合わせていないしね。
>153
そりゃ天災そのものだしね。素直に逃げるしかないでしょ、この場合は。
>157
ア・リ・シ・エ・ルで・す! 間違えないでっ!!
……てかダメダメ言うな。思いっきし気にしてるんだから。
>159
……あれ? 何だろ、この包みは?
宛て先はわたし、か。差出人の名前に憶えはないけど……?
まあ開けるだけなら大丈夫、かな? どれどれ……。
何て言うか、また変わった茸ねぇ。
ちょっと近付けただけで、すっごくいい香りがする……。
後で焼いて食べてみよっか……?
見損なったぞアリス。あれだけちょっとした非で難癖つけて
リィスや名無したちを蹴飛ばしまくってたくせに、自分がやった
お茶目は全否定でつか。これはもう、オシオキするしかないな。
みんな、どうする?
天然だから自覚ないとか?
ひとまず証拠突きつければ納得するんじゃね?
いくら便利でもハエには乗りたくないな〜
お仕置きと言えばおしりペンペン百叩きだよな?
ここはアリスちゃんの大好きなアレで決まりだろ、常考。
……という訳で、カンチョー!
>みんなでまつたけを狩りました。ん?これって何かに似てるなぁ?
>何て言うか、また変わった茸ねぇ。
じゃあ、どんだけアリスが天然なのか観測するために、
以下のアイテムを贈ってみよう。
つ 天狗の面
つ こけし
つ 緑亀
つ 特化きのこ
>161
とりあえず>91のスライムめるぽを服の中に入れてみる
ハハハ! 足技を使えなくなったアリスなんて、俺達の敵じゃねーぜ!
(アリスの緩慢な掴み技をひょいひょいかわしつつ尻に肉薄!!)
いくぜ!ジェットストリームカンチョー!!!
>162-163
ちょ……ちょっと待ってよ!
胸もんだりおしり触ったりのどこが「ちょっとした非」なのよぅ!?
他にもそれぐらいじゃ済まない事されてるんだよ!?
それで怒るなって言う方がどうかしてるってば!!
……ま、まあ前のリィス君の時は勘違いだったと言っても
やり過ぎちゃったかなって気にはしてるんだし、その……ねえ?
.。oO(……なんかみんなして目が怖い。)
.。oO(しかも、お仕置きとか物騒な事言ってるしぃーっ!?)
.。oO(なんでこうなるのよぅ……。)
>164
そりゃ、まあ……死体とかにたかってる虫だもんね。
黒くて、気持ち悪くて、不潔で、なんか乗り心地も悪そうだしなぁ……。
ほんと、誰が好き好んであんなの乗りたがるんだか。
>165
やっぱり、お仕置きって言えば真っ先に浮かぶのがこれよね。
わたしも小さい頃に悪戯で家のハープシコード壊しちゃった事があって、
お母さんに思いっ切りおしりぶたれたっけなぁ……。
>166
わたしの好きな「あれ」って一体な……いぎゃんっ!?
あうぅ……痛いぃ……。
(中腰の姿勢で両手で尻を押さえながら、真っ赤な顔で涙を浮かべて166を睨む)
こ……こんな痛くて恥ずかしい仕打ちなんか好きなわけ……。
ないでしょ、このおばかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
>167
あ……またお届け物だ。
前のいい香りの茸の時みたく、差出人不明ってのがすっごく気になるけど……。
とりあえず、開けて中見てみよっと。
なんかまた今回はよくわかんない詰め合わせねぇ……。
まずは……赤い顔で鼻が妙に伸びてて白い口髭のある老人のお面、よね。
これって確か、東の国で見かける「天狗」って亜人の姿を模したお面だったっけ?
こっちの人形も、さっきのお面に負けず劣らず変わってるなぁ……。
棒きれみたいな胴体に、丸くて大きな頭が付いてる。
アンバランスだけど、なんか愛嬌があってかわいいかも……。
んで、こっちは……亀ぇ!? それも生きたまんまの丸ごと一匹!?
遠目から見てる分には結構かわいいけど、こうして近くでまじまじと見つめてると、
模様がすっごく気持ち悪かったりするなぁ……。
最後に、奥の方に入ってるこれは……また茸だ。
さっきのいい香りの茸とは何かが違うみたいだけど……?
前のと一緒に街の薬屋に持って行って調べてもらった方がいいかもね。
.。oO(……でも、これ送って来た人は一体何がしたいんだろ?)
>168
ひにゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
や……っ! ちべたっ!?
背中で何か冷やっこいぷよぷよしたのが這い、回…って……。
ひゃふぅぅぅぅぅんっ!?
お、お願……い、うぅんっ! 誰か取ってぇぇぇぇ!!
>169
……って、こんな時に強盗!?
うぅ〜、背中の変なのがまだもぞもぞして集中できな……ひぎぃんっ!?
こぉ…の、何すんのよ変た……いぐっ!! ……あんた達ぃぃ!
もういい加減にしな……ぎゃいぃぃぃぃぃんっ!!!!
えぐっ……ひぐっ……。もう……やだ。
これじゃあ、まだ強盗の方がずうっとマシだよぅぅ……。
おまえらいい加減ケツメドへの集中攻撃はそのへんにしといてやれ。
いくら不死身のアリスでもうんこできなくなったら肌つやが悪くなって
いったりして大変だぜ?
スライムめるぽがアリシエルの服の中から飛び出した!
スライムめるぽは逃げ出した!
>157 だめだめ魔法戦士のアシリエル
ライラーグ「ああ、なるほどな。シリか。」
デス「シリだな。」
リィス「??」
>158 まつたけ、何かに似ている
サイゼリア「それはもう、何かと言ったら・・・はぐむぐぐ!!?」
ゼウグドル「その辺にしておかれい。」
リィス「???」
>159-161 アリシエルさん
ケッティー「わーい。オレンジタルトなのですよー。はぐはぐ。
おいしーのですよー。(みるみるうちに平らげてしまう)
ぷはーっ。ごちそうさまなのですよー。
えーっと、たしかこのクリスタルをこうして・・・あー、映った
のですよ。リィスさまー?そっちはどうすかー?」
リィス「なんだか、クラーケンたちやドラゴンフライたちが
不評らしいので、彼らの勇姿を記録したものをお届けします。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(クルアスタの合戦の際、マリーンの軍によって沈められた船
の救出任務にクラーケンとそのライダーたちは就いていた。
マリーンが本気でなかったせいもあるが、彼らの働きにより、
被害にあった者達の89%の命が救助された。)
クラーケンA「大丈夫か! 今助けるぞ!」
沈没船の乗組員「ごぼぼっ、・・・ひぃーっ!? バケモノー!!」
ライダー下魔A「助けてもらっといてひどい言い様だギャ!
とにかく、救助急ぐギャ!」
(クラーケンAは10本の巨大な脚を器用に動かして海魔たちを
追い払いつつ、船のダメージコントロールを行った。乗組員などを
やさしくとらえて後方の空に放り投げていくと・・・。)
ドラゴンフライA「キャッチだブア!!」
巨大蠅たちが器用に衝撃を吸収しながらキャッチし、そのライダー
たちが応急処置を行っていく。
ライダー下魔B「やばいギャ! 脚がひどい凍傷だギャ!
大将からもらったあの薬は、この部隊には配備されてないギャ!」
ドラゴンフライB「ぬけてるブア、ライダーB! こいつを受け取るブア!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リィス「といった次第です。」
>162 あれだけちょっとした非で難癖つけて
リィス「えーっと、この前のことは僕は気にしてませんので、
みなさんも、そんなに怖い顔にならなくても・・・。」
サイゼリア「あーら? いい提案ですわね。オシオキですか〜♪
ここはお姉さんま・か・せな・さ〜い♪」
リィス「サイゼリア、だめですってば! ちょっ、そんなもの持ち出して!
ゼウグ、サイゼリアを止めてっ!」
ゼウグドル「・・・まぁ、自業自得でしょうな。」
リィス「ええーーっ!?」
>163 証拠
リィス「そ、そうですね! この場を収めるには証拠をもって
不明を正せばいいんです。えー・・・っと、確か影たちの
収集した映像用メモリーストーンの中に該当する場面のものが・・・」
>164 ハエにはな〜
ライダーA「この劣悪な騎乗環境!」
ライダーB「この過酷なミッションこそ漢の戦いよぉー! だギャ!」
リィス「えっと、えーっと、どこにあったかな!?」(おたおた)
>165 おしりペンペン百叩き
リィス「あー、以前酒場の女将さんにされましたね、僕のスケープゴートが。
ご主人様のお仕置きに比べればまだまだかわいいものですが。
うーん・・・思い出したくない・・・。」
ゼウグ「あれは確かに・・・。」
>166,169,173 カンチョー、カンチョー、またカンチョー
リィス「あ・・・間に合わなかった・・・。」
ケッティー「それにしても、みなさまカンチョーがいやにお好きなのですよ。
すごい踏み込みなのですよ。わたちの眠り粉なんかものともしなかった
のですよ。」
リィス「まずいなぁ、この上サイゼリアがあんなことをしたりしたら、
それでこそアリシエルさんが・・・。あー、でも命に関わることじゃないし、
主として禁止する権限ってないんですよね。じゃあ、覚悟を決めますか・・・。」
ライラーグ「それにしてもおまえら、戦後処理とかそっちのけでそんなこと
してていいのか? あ、ゼウグドルがいつもみたいに過労死寸前まで
働き倒すのか。」
ゼウグドル「そう思うのだったら、手伝ってくれ!!」
>167
リィス「サイゼリア、待ちなさい!」
サイゼリア「ウフフ、わたくしを止められると思いまして? いきなさい こけし!」
リィス「なんの! 天狗の面でガード!」
サイゼリア「緑亀キャノン 三連!!」
リィス「特化きのこで打ち返し!!」
デス「なにやってるんだあの二人・・・?」
ゼウグ「おまえも見物している暇があったら書類整理くらい手伝え!!」
>168,174 めるぽスライム
ゼウグ「むむむ、いつの間にこれだけの政務をこなされていたのだ、
うーむ、最近の御大には驚かされるばかりだ。」
ケッティー「たぶんスライムさんには悪気はないのですよ。
責めないであげてほしいのですよ。それにしても、この
スライムさんぷにぷにできもちいーのですよー。」(スライムの上で大の字に寝てを転がる)
女の子って男に対して「お姫様だっこしてほしい!」っていう
願望があるっていうけれど、アリスはどうなの?
まー、つってもここにはガキ二人とサド姐さん二人と悪魔とかと
無数の変態しかいないけれどな。無理な話か。いっそアリスが哀れだ・・・。
毎度の事ながらこのニブチン真っ黒坊やは、
いつになったら自分の身近な彼女の想いに気がつくんだろう…?
>174
だが回り込んでガッ!
クルアスタの評議会の連中がホワイトガーデンに協力求めたのは、
どうやら自分トコの規格外戦力使いたくなかったからってのが理由らしい。
今雇い入れている噂の『神代の遺児』アクヴァーンとか言うのと、
評議長の懐刀、『蒼剛石』ジャン=バティスト=タヴェルニエ准将の二人が、
クルアスタの切り札とも言える規格外戦力…だ、そうだ。
タヴェルニエ准将は彼らによる戦後の干渉を恐れて最後まで反対したらしいんだが…。
さて、評議会の安易な救援要請が、これからどう影響するかねえ……?
おいリィス。一度しか言わん。よーく聞け。
ち ん こ 踏ませろ!
・・・・・ってアリスが言ってたぞ。
リィス君(>175)
いや……だからね。わたしが言ってるのは単純に汎用性の問題なのよ。
そりゃ、見かけだけで判断するってのは間違ってるんじゃないかってのはわかるけど、
クラーケンは魚介類以外の何物でもないから海以外じゃ使えそうにないし、
蝿の方にしたって、クラーケン同様に騎乗用として使うには、
乗った後バランス取るのがあまりにも難しい構造の身体つきしてるじゃない。
……まあ、早い話が騎乗用としては向いてないんじゃないかって事。
>173
心配して止めてくれるのはうれしいんだけど……。
その……何て言うか、もうちょっと言い方は考えて欲しい……って思うな。
自分でもさ、その……言ってて恥ずかしくなんない?
>174
ひゃあっ!? ……ってあれ?
この子、よくよく見たらあの時の風変わりなスライムじゃない!
なんでまた、服の中なんかに入ってたのよぅ……?
……へ? ちょっと、どこ行くのーっ!?
>177
ん……まあ、そりゃわたしだってそういうのに憧れた事はあるわよ。
子供向けの絵本の中に出てくる白馬の王子様とかもそうだしね。
でも……わたしって首と胴体が離れてて、普段は無理に首輪で繋いでるだけだから、
そんな風に抱きかかえられたらいきなりポロッて首落ちそうで怖いし……。
まあ、そういう事してくれるのにピッタリなイメージの人が、
身近には誰一人としていないってのも間違ってはいないんだけどね……はぁ。
>178
真っ黒坊やって言えば、あの子しかいないでしょ。
でもって、身近な彼女って言えばやっぱりあの人の事、かなぁ……?
他の人相手じゃ完全に遊びっぽい感じがするけど、
あの子にだけは、たまーに熱っぽい眼差し向けてたりするもん。
気心知れてるって言えるぐらい近い位置にはいるんだけど、
それだけに、かえって気が付かない事っていうのもあるものよね。
>179
こらーっ! ちょっとそこ、何してんのよぅ!?
弱い者いじめはダメでしょうがー!!
……よしよし、かわいそうに。痛かったの?
ほら、もう大丈夫だから泣かないで。
(スライムを抱きかかえて、頭に見える部分をそっと撫でてやる)
>180
酷い……。これじゃ嬲り殺しじゃない……っ!
誰かを襲ってるわけでもないのに、なんでここまでの仕打ちができるの!?
……こんな有様じゃ、口で言って聞いてくれるとは思えないし、
ちょっと手荒になるけど、この際しょうがないか。
(首にかけていた黒い石の呼び子を取り出し、静かに吹き鳴らす。
ほどなく一陣の風が巻き起こり、白い翼と魚の下半身を持つ
儚げな美女の姿をした妖魔、サイレンがアリシエルの眼前に佇んでいた)
それじゃお願いね、エルミーシャ。
とりあえずは……あの人達をそこの大樹の根元まで引っ張って来てくれる?
(儚き妖魔はその言葉に無言で頷き、両手を胸の前で組み、目を閉じて歌い出す。
妖魔の美声が一帯に響き渡り、熊を袋叩きしていた村の人間達はのろのろと熊から離れ、
まるで操り人形の如く、虚ろな目で無言のまま一斉に大樹に向かい歩き出す)
よっし、上出来っ! それじゃ、仕上げに……。
睡・魔・白・夢……「スリープミスト」!!
(濃密な白い霧が集まった村人達を押し包み、次々と深い眠りに落として行く)
……さて、と。こんな感じでいいかな?
あの熊ももう逃げただろうし、次はこの人達を村まで運んで行かなきゃね。
流れの冒険者(皮肉屋の森エルフ)(>181)
へぇ……そうなの?
まあ、内政干渉がどうとかはともかく、救援の代価は結構取られてるかもね。
それよりも問題は、自分達の手の内を明かさずに窮状を装って、
リィス君達を都合のいい駒として使おうとしたってとこなんじゃない?
>182
はぁい、そこのお・に・い・さ・ん♥
ガシイッ……!(背後から182の頭を鷲掴みにし、そのまま少し上に182の身体を持ち上げる)
ちょおっと聞きたいんだけど、そのお兄さんの言う「アリス」って、
ま・さ・か・わ・た・し・の・こ・と・じ・ゃ・な・い・わ・よ・ね・ぇ?
ね、その辺どうなのかなぁ……?
ギリギリギリギリ……。(頭を掴んでいる手に力を込めて笑顔のまま締め上げる)
アリスって腹筋やるときに一回一回首がコロンコロン落ちてそうだ。
うはwwなんか想像したらめっちゃかわええwww
(唐突にケッティーの方に向き直って)
お前が好きだーッ!!!お前が欲しい――――――――――――ッ!!!!!
じゃあ俺は余ったエッティーを貰うとしようか
アリスの必殺技ヘッドバット! 射程10m。首が飛んできます。
あんたら…俺に女の子の知り合い紹介してくれない?
>>177 「お姫様だっこしてほしい!」
リィス「それは以前僕が『できないこと』の代表例に挙げたことじゃないですか。」
???「ふっふっふ、そうでもないと思うがのう。」
(暗雲の中から茜色の東の果ての国の装束、それも振袖で裾の丈の
短いものを着た少女が現れる。黒髪を両脇で結い、肌はうす青く光っている。)
リィス「ソウセン。来ていたのですか。」
ソウセン「リィス。わしとおぬしの仲じゃ。許して使わすゆえ、その
お姫様だっことやらをわしにたいしてやってみい。」
リィス「えっ・・・でも・・・。」
(ソウセンは少しリィスより年上に見えるが、体格はそれほどの差はない。
重力を感じさせないその動きから、体重などの問題もないと思えたが・・・。)
リィス「み、身に余る光栄ですが、またの機会に・・・!」
ソウセン「あ・・・やれやれ、カイショーが無いのは相変わらずじゃあ。」
>>178 ニブチン
サイゼリア「まったくですわ。」
ソウセン「あやつのカイショナシぶりにもほとほと困ったものじゃ。」
蛇血公主「まぁ、そこがまたたまらんところでもあるのだがな。」
ゼウグ「な、なぜだろう、今日は何かあるのか? 獄界の実力者たちが
続々と集まっている・・・。」
デス「ただの大将の求婚者ってだけだろ? 黙ってられなかったとか。
にしても闇の勢力の実力者ってのはどうしてこうもヒマなんだか・・・。」
(その後、デスが三人の闇女性にどうされたのか知る者はいない・・・。)
デス「・・・し・・・しにがみがなんども・・・しんでられるか・・・。」
>>179 だが回り込んでガッ!
ケッティー「わわっ!?危ないのですよ! 危うくかしわもちの
葉っぱにされるところだったのですよ!!」
ソウセン「柏餅が欲しいのか? ほれ。ひとつやろう。」
ケッティー「わーい、かしわもちなのですよー。」
>>180 村に迷い込んだクマさんがいぢめられてるの
ケッティー「医療班・ケッティー、クマさんのやけど及び打撲などの
治療に駆けつけましたのですよ。」
エッティー「エッティーもお手伝いするのですよー。」
リィス「村人さんたちはアリシエルさんが退去させてくれましたから、
クマさんの治療と森への護送だけでOKですね。
そういえば、僕らとアリシエルさんが連携するのって珍しいですよね?」
流れの冒険者(皮肉屋の森エルフ)(>181)
リィス「救援の謝礼金はエル君を通じて払っていただきました。
クルアスタの面子もあるでしょうから、相場の額くらいは
払わないと、ということでしたので、決して多額ではないですが、
安くもありません。
ライラーグ「戦力と言っても知られて困るようなものは見せてない
しな。うちの国はあまり地界と戦争しないからいい経験
になったくらいさ。」
>183-185 アリシエルさん
リィス「汎用性の問題は、地界の普通の軍隊じゃあ問題視されるでしょうが、
我が軍には普通の兵ってほとんどいませんし。」
クラーケン「空が飛べる相手でも海の上とか中ではおいらたちは
遅れはとらないでシュル。でも山に登れとかはカンベンシュル。」
ライダーA「ドラゴンフライぐれぇ乗りこなせなくって化け物の
兵卒が務まりますかってんだギャ!」
リィス「まぁ、常識はずれの軍ですから、地界のものさしではからないで
あげてください。」
>186 腹筋コロコロアリシエルさん
リィス「本人は気にしてらしてるんですから、そんな風に笑ってあげない
でください。まぁ、この件に関してあまり僕がコメントしても、
どうかと思いますので、このへんで。」
>187 (唐突にケッティーの方に向き直って)
ケッティー「ピーーーーッ!! かんにんしてほしいのですよ。
わたちたべてもおいしくないのですよーっ!」
リィス「うちの医療班の子に何するんですか。スタンハンドダイレクト!」
(>187にリィスの手が触れると、>187がピクピク痙攣しながら地に倒れ伏す。)
>188 じゃあ俺は余ったエッティーを貰うとしようか
エッティー「残り物扱いなのですよ。でもたべさせてあーげない☆ のですよ。」
(>188のまわりを戯れるように飛び回るエッティー。)
>189 アリスの必殺技ヘッドバット!
リィス「だから、こういう話は・・・。というか、首を飛ばすのが目的なのか、
頭突きが目的なのかよくわからない技ですね。しかも必殺なんですか・・・。」
>190 あんたら…俺に女の子の知り合い紹介してくれない?
ケッティー「友達の妖精のミルフィーを連れてきましたのですよー。」
ミルフィー「よろしくねーなのですよー。」
ライラーグ「獄界まで行くのだるいからこいつでいいか?」
ステファニア「なんですか?その言い草は。あ、はじめまして、
ルインステッド中央銀行の支配人、ステファニアと申します。
そうですね。カリオン金貨2000枚預けてくださるなら、
お茶でもご一緒しますよ。」
ソウセン「わしは、軽い男は好かぬ。」
蛇血公主(>190に一瞥もくれずに去っていく。)
>182 一度しか言わん
リィス「え? 何ですか?そんなに真剣になって。はいはい。
・・・。・・・ひどい、アリシエルさん、そんなこと言う人
だったんですか・・・。うう・・・。」
>192
いや、獄界や天界でもそういうのは珍しいどころの騒ぎじゃないってばよ。
おたくのとこだけじゃないの?そういうの乗機として運用してるの。
>デス「にしても闇の勢力の実力者ってのはどうしてこうもヒマなんだか…。」
大国だからこそ案外ヒマなんじゃね?
余程ワンマンとか熱心でもない限りは任せられる奴幾らでもいそうなモンだし。
南方の極地帯にある不帰の大地、汚染の根源トゥオネタルの話は聞いた事があるな?
あの地は今の歴、俗に言う新生歴以前に発展した魔導科学文明の遺した最悪の負の遺産だ。
その穢れた地は、大気も土も、水までもがあらゆる毒素に満たされ、
足を踏み入れた生命は、僅かな時間なりとも生きる事は叶わない滅びの大地だ。
時折、満たされた毒素が凝縮して産まれる死の魔獣…通称「汚染獣」ってのが、
トゥオネタルから這い出ては周辺一帯を荒らし、着々と汚染を撒き散らし続けていた。
……まあ、数ヶ月前に派遣された十星神の太陽星セクンドゥム元帥閣下と、
宿樹星ナーサディア大祭司が見事に制して見せたから、当面は安心してもいいだろうがな。
おうともよ!主星閃光の韻律と共に閣下の光輝の禁呪「スターライト・ノヴァ」が発動した途端、
あのトゥオネタルの汚染凍土諸共くそ忌々しい汚染獣共が一匹残らず消し飛んだからな。
ただ、トゥオネタルの汚染の核とも言える澱みと穢れの塊だけは消えなかったから、
ナーサディア大祭司殿がヴィーナ神の力を借りて発動した絶対暗黒結界で封印するに留まった。
まあ、でも…仕方ねーわ。あの汚染核だけは創主にすら消せない破滅の種だからよ。
一部勘違いされている様だが、あの毒は生命だけではなく物質も侵す。
試みに汚染獣を捕獲しようとトゥオネタルに踏み入ったネクロマンサーとアンデッド軍団ですら、
瞬く間に例の毒に侵されて朽ち果てたからな。
あの汚染の大地では、何であろうが命も存在も維持する事は不可能だ。
その汚染の根源は、何かの実験の失敗で産まれた代物だとは聞いたがな。
それが元で、例の魔導科学文明は全世界を支配していたにも関わらず、ほんの一時で滅亡したらしい。
今でこそ汚染はトゥオネタルだけに留まっているが、当時は南方全土の海域や大陸はおろか、
中央大陸の3分の1程まで侵食していたって言うぜ?
規格外と一口に言ってもピンキリみたいだが、ザールや十星神にリィスの知己、
三界の象徴や支配者たる神々以外にはどんなのがいるんよ?
リィス君(>192)
まあ、常識ってひとくちに言っても、風習なんかと同様
地方ごとに異なるってケースも多々あるからそれは一理あるかも。
そうそう。ちょっと喉渇いたから、何か飲み物頼んで来るわね。
(足早にカウンターに向かい、バーテンに何か耳打ちした後に戻って来る)
ん……? どうしたの、そんな顔して。
また変な人にでも絡まれ……って、ちょっとお!?
何よ、その化け物でも見るような目は! わたしが一体何したって……ええ!?
……こっち振り向かずにいきなり逃げちゃった。
ん、もう! 何だって言うのよおっ!?
>186
いくら強固な鋼鉄の首輪で固定してるっていっても、
ちょっとした動きや衝撃で、割とあっさり転げ落ちちゃうもんね……。
そんなんじゃ準備運動もまともにできないから、
首をつけたままで、そういうのはしない事にしてるのよ。
……って言うか笑うなぁ!
最初にそれやって、何回も首落っことして目を回し続けた挙句に
気分悪くなって寝込んだんだからぁっ!!
>187-188
こらこら、やめなさいってば。この子達怖がってるじゃない。
それ以前に耳元や顔の近くで叫ぶなんて、ムードもへったくれもないでしょうが。
もうちょっと考えなよ、ね?
>189
必殺技じゃなくて自爆技じゃん、それ……。
だいたいね、わたしはあんまり首と胴体が離れすぎると(胴体の方が)動けなくなるから、
そう言う、いろんな意味で自分を危険にさらす事なんかしないってば。
……まあ、やろうと思えばそれ位は飛ばせるけど。
>190
とりあえずは……旅仲間(兼保護者)だったらウルスラさん、
知り合いならタジィ先輩に、わたしがお世話になった教会の一人娘のエルア位かな?
紹介するのは別にいいけど、みんな結構癖が強いから
一筋縄ではいかないと思うよ?
獄界の中位魔族(>193)
あらら……やっぱし。まあ、リィス君の言ってるあれって
見るからに乗るには不向きだからしょうがないか。
>194
適材適所で人使ってたら尚更かも。
でも、あんまり任せきりにしてると痛い目に遭うのもザラだから、
ちゃんと見るべきところは見てないとね。
冒険者のオーガ銃士と王国の近衛兵(>195-196)
そのトゥオネタルの話は噂でしか聞いた事がないからよく知らないけど、
十星神を二人、しかも筆頭のセクンドゥム元帥まで寄こした位だから、ザール王も
あの破滅の大地を本気で平定するつもりでいたのは確かかもね。
それにしても、一撃って……ねえ。
相変わらず無茶苦茶どころの騒ぎじゃないなぁ、これ……。
>197-198
へぇ……前世紀の文明崩壊にはそんな背景があったんだ。
創主様ですらどうにもならない危ない物を作ってしまって滅びるなんて、
人間の叡智のすごさを実感する一方で、
どうしようもないばかさ加減も感じてしまって、なんか複雑よね。
>199
有名どころなら、キプチャック・ハーン帝国の
皇帝ボルギド様に、その重臣の「砕剣王」ベロム大公。んで、あとは……。
今クルアスタにいるって噂の「神代の遺児」アクヴァーン=ティシュタル、ってとこかな?
他は、二つ首の巨大な犬の姿をした氷炎魔獣「バム・ル・ブリス」とか、
前に漁師さんが言ってた大海獣「マグロッタ」なんかじゃないかな?
わたしが知ってるのは、とりあえずこんなとこよ。
>201
お母様!エルミーシャさんを僕に下さい!!
>何よ、その化け物でも見るような目は!
何を今更。アンタ立派な化け物じゃん。
アリスの両腿のロングブーツに覆われた部分をねちねちと
撫でさすったあと、脚を開かせようと少し力を加え、
必死に頬を赤らめながら脚を閉じようとするアリスの姿を堪能する。
ズズズ・・・とブーツを脱がせた後、にちゃにちゃといやらしい
音を立てながら女らしい脚線美を汚していき足指の間を舐めあげると
アリスの口からくぐもった声が漏れ始める。
キカクガイのヤツをそれ以外のヤツらが破ったって話は
太陰の魔人モノスタトスVS冒険者たち+宮廷の戦力
の戦いぐらいか? まぁ、セクンドゥム元帥あたり相手じゃ
何万人かたまっても一発で蒸発しそうだけどな。
>204
寝込みを襲うのは冒険者の戦術において基本中の基本だよな、兄弟?
ところでなあ、兄弟。オレの分もちゃーんとお楽しみ取っといてくれよ?
この日のためにずーっと何もかもガマンしてたんだからな。
>202
……へっ? 欲しいってルミィが!?
ダメダメ、絶対にダメっ! いきなりやって来て「友達寄こせ」とか言われて、
「はいどうぞ」なんて言うわけないでしょ、普通。
第一、どこの誰とも知れない人にうちの可愛い娘を嫁にやるわけな……。
っていうか、誰が母親じゃあ!!!!
年恰好近い外見の女の子同士の、どこをどう見たらそんな科白が出てくんのよ!?
>203
うぅ……そんなの、言われなくたってわかってる。
首と胴体繋がってないのにまだ生きてるんだから、当然じゃない……。
でも……でも……。わたし…だって……。
わたしだって、好きでこんな身体になんかなったわけじゃ……うぅ、ぐすっ。
ふぇ……ひぐ……っ、うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!
>204
ん……ふぁ……? あ……あ……いけない。
やな事言われて泣いてるうちに、そのまま寝ちゃったんだ……。
うぅ……結構冷えるなぁ……。
風邪ひかなきゃいいんだけ……ど、っ……!
あ……やだ。なに、この…感…しょ……くぅぅぅんっ!?
何よ……何よこのぬちゃっとしてべったり絡みつようなくこの感……ひぁんっ!?
それに、膝から下がなぁんかいつも以上にスースーして冷やっこく……?
って、いつの間にか靴まで脱がされちゃって……。
お願い、やめ……ひゃいぃぃんっ!?
……って、いい加減にせんかこの変態性欲魔人がーっ!!!!
バッゴォォォン!!(近くに落ちていた愛用のカイトシールドで204の頭を思いっ切りぶん殴る)
はぁ……はぁ……。
ん、もう! 油断も隙もないんだからっ!!
>205
……あー、ある意味そうかも。
実際にドナテロやウルスラさんみたいなA級の冒険者が数人いても
あんなにボロボロになるまで苦戦したんだし、
あいつと直接戦って出てしまった死人の数も半端じゃなかったから。
確かに……持ち合わせてた魔力や、あいつの切り札だった失われた禁術の事
考えに入れたら、規格外って言えるだけの実力者ではあったのかも……。
それでも十星神に比べたらまるでお話にならないんだけどね、実際。
あの人達は、誰もがその気になったら都市一つは簡単に消せる実力者ばかりだもん。
>206
そうよねぇ……。正々堂々とした人には嫌がられるけど、
手段を選ばないなら、夜襲って結構な確率で勝ちに持っていける戦法だもんね。
まあ、あんたは「冒険者」じゃなくて「変質者」なんだけどぉ……?
ガシッ! ブンッ! ドガシャアアアアッ!!
(後ろから首根っこを掴んで軽く持ち上げ、そのまま石壁に投げ飛ばす)
そのまま夜風にでも当たって、頭しっかり冷やしなさいよっ!
ったく、もう……!
じゃあアリスちゃんもちょっと頭冷やそうか・・・。
(がしっ、アリスの頭をはずして窓の外に放り投げる。)
さて、邪魔者も消えたことだし、エルミーシャちゃんを・・・。
久しいな。ん? いやいや、女天狗(にょてんぐ)は気が短いのじゃ。
まったく、客人にこんな面倒な役を押し付けるようではいい頭(かしら)には
なれぬな、リィスのやつめ。わしに対していろいろ聞きたいこともあろうが、
折を見て話すかも知れぬゆえ、期待せずに待っておれ。
>193 おたくのとこだけじゃないの?そういうの乗機として運用してるの
ふむ、今のあやつの軍はどうも「はぐれもの」ばかりを集めた
軍になっておるな。ほわいとがーでんなる街も「はぐれえるふ」「はぐれどわーふ」
など集めて・・・。まるで坊さんのやることじゃな(ソウセンは難民救助、慈善事業のことを言っているらしい)。
だが、この短期間でそのはぐれものの軍を自身の策を託せるほどに
鍛え上げ、民からの信奉もあつい。まぁ、あの女の一番弟子を自称するならば
このくらいできて当然じゃ、褒めてなぞやらんぞ。
>194 大国だからこそ案外ヒマなんじゃね?
四公家のうち我が家は政にはあまり参画せぬ。ガイラム大公眠らるる
今、わしらはただ飯ぐらい扱いされもしておる。まぁ、それゆえに、
きままに己の技を磨くなり、風流に生きるなりできているのじゃがなあ。
>195-196 瓶国の兵2人
ああ、さすがに鮮やかな手際だったな。千里眼で観て酒の肴に
させてもろうたわ。それに、引き際もわきまえておる、いかに
あやつらが当代随一の腕利き出会っても”とおねたる”の本体は
手に余るものじゃからなあ。
>197 とおねたるに関する話1
らしいの。態々あんなものに自分から寄っていくとは物好きじゃなあ。
触らぬ神に祟りなしという言葉を知らぬのか?
>198 とおねたるに関する話2
その被害規模は恐らく嘘じゃな。当時の統治者が植民する際に
汚染の回復時期・地域の情報をねつぞうしたのじゃよ。
おっと、あまりこのあたりはしゃべらんでおこう。
>199 キカクガイ戦力
どうにもわしはそのキカクガイという言葉が馴染まなくてな。
おおよそこんなところか? 何万人も兵を送り込めばそのうち死ぬ→キカクガイではない。
何万人送り込んでもなんともない →キカクガイ。
ふむ、そうすると、わしはキカクガイにはならんな。いい加減何万人も
相手をしていは面倒になってさじ投げたくなるじゃろうしな。
獄界のツワモノと言えば、ダズムント大帝とそれに従ずる六魔剣。
ガイラム大公とザクハルト四公家の実力者あたりかのう。
オージェル将軍の兄やライラーグ殿の元主君なぞも強いぞ。
>202
やれやれじゃなあ。
>203
・・・。
>204 夜這い
ハハ、相変わらず好かれておるようじゃの仔娘。
今宵はずいぶんといい声で鳴きよる、外まで聞こえてきよるぞ。
>205 至強を破る至弱
まぁ、魔術師であるあやつ相手なら、ああいった乱戦に持ち込めば格下どでも
なんとかなるものだったのじゃろう。
こう言ってしまうとキカクガイがいる戦場ではそれ以外はいないも同じに
思われるかも知れぬがそれは違う。キカクガイ同士の戦いの前後の勝敗を
分けるのは、それ以下の弱きものたちじゃ。近くは、リィスのパルス要塞の
戦の記録なぞがそのよき例じゃろう?
>206 寝込み襲う
そんなに気を発していては相手も起きてしまうぞ。まぁ、既に時機を逸して
いたのじゃがな。せいぜい頭を冷やせい。
>200-201,207-208 アリシエル >209 首投げ
ん? (ポスッ、外の木の枝の上で寝ていたソウセンの上に生首が飛んできた。)
なんじゃ、仔娘か。重いからどけい。
(アリスの髪を軽くひっつかんで持ち上げる)
そういえばおぬし、リィスにずいぶんと非道なことをしたらしいな。
なんでも踏んではならぬものを踏んだとか? まぁ、深くは追求せぬが、
ぬしの足癖の悪さは噂どおりということか? リィスなら、そこの部屋に
おるぞ。(と言って、リィスのいる部屋の窓にアリスの頭を放りこむ)
アホがモンスター娘に気を取られてる間にアリスの鎧はがしておっぱい揉み揉み
じゃあ俺はお尻ナデナデする
アリスの太腿にはさまれてみる
お前らせっかくのチャンスなんだから定番のコレもやろうぜ?
…ってなワケでアリスにカンチョー!
ひ……っ!?いやああああああああああ!!!!!!!!!
変態が!変態が、女の子の首無し死体持ち込んで何かしてるのおおおお!!!!!!
誰か…っ!誰か来てええええええ!!!!!!!!!
おうよ、呼ばれて来たぜ。へへへ、こいつあいい娘だ。そこの姉ちゃん(>216)、
あんたもまざりなー
ちょw何でそこで事態悪化するんだよwww
まあ面白そうだからバーボン呷りながらじっくり見物しとくがよ。
そろそろやめとけよおまいら。キレたアリスに餓鬼魂呼ばれても知らんぞ?
……へ? え? なに? なんなの?
ちょっと、誰よ!? 痛いからやめ……んにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
ソウセンさん(>211)
ひゃいんっ!? ああ、もう! 誰よこんな酷い事するのは……って、わぁぁ!!
ご……ごめんなさいぃっ! わ、悪気はなかったのっ!!
いきなり背後から襲われて、首だけこうして投げ捨てられちゃ……って、何で驚かないの?
普通、喋る生首なんて子供が見たら卒倒ものだと思うんだけ、ど……?
……はい? わたしがリィス君に何かしたって急に言われても、その……何の事だか話がさっぱり。
あのぉ……それよりその持ち方、すっごく痛いからやめて欲しいんだけどなぁ?
……って、ひやぁぁぁぁぁぁ!? またなのぉぉぉぉぉぉぉっ!?
>209
やばっ、ちょ……これほんとやばいって!
と、とりあえず方向転換しなきゃ!!
……はふぅぅ、何とか窓にぶつかる前に浮き上がれたあぁ。
もう、何で立て続けにこんな目に……?
.。oO(でも、さっき首を投げた人、絶対こうなるって知っててやったんだろな。)
.。oO(……って事は、わたしの正体、思いっ切しバレてる!?)
.。oO(だったら急がなきゃ! このままじゃいろいろとまずいじゃん!!)
変態さんご一行様とエロマリオネット(>212-215)
うぅ……。結構遠いとこまで投げ飛ばされたのね。
何でもいいから、早く戻らなきゃ! このままじゃ絶対大騒ぎにな……ひぅっ!?
やだ……なんか、胸のあたりに嫌ぁな圧迫感がす……って、ひゃうんっ!?
ってか、おしりにまでぞわぞわって……ふひゃあぁぁん!!
今度は、股の間にまで生暖かい何かが押し付けられてるしぃぃぃ!?
やばい……! これ絶対に大ピンチの証拠だぁぁぁぁっ!!!!
もっとスピード上げな……ぎゃぴぃぃぃぃぃんっ!?
あうぅ……。このおしりへの刺すような鋭い痛みと衝撃……絶対あれだ。
絶対誰かやると思ってたけど、カンチョーだ。もう……やだ。誰か、助けて……。
女性の常連客(>216)
うげ……。もう見つかって大騒ぎされちゃってるしぃ!?
と……とにかく胴体のそばに近付かなきゃ!
これ以上人来られたら、いろんな意味でやばいどころじゃないって!!
>217
……って言うか、警備隊じゃなくて変態さん一名様追加ぁ!?
そこの人早く逃げてぇぇぇぇぇ!!!!
>218
普通はそこで「しょうがないから助けてやるよ」ってなるはずでしょお!?
どうして、来る人来る人こんなのばっかしなのよぉぉぉぉ!!
……わたしが化け物だから、みんなこんな風に冷たいんでしょ。
いいもんいいもん。どうせわたしなんて……ぐすっ。
>219
いくら変態さんが嫌いでも、そこまでしないってば……。
第一、あれは動く物で魂があるか生きてるのなら無差別に襲うから、
関係ない人達まで巻き添えになっちゃうし。
結構危ない手合いだから、おいそれとは使えないのよ。
……よしっ! 手足の感覚がはっきりしてきたっ!!
これならいける! そりゃあああああっ!! ゲスッ! バキ!! ドガシャアアアアッ!!
(正面に覆いかぶさる男の脛を渾身の力で蹴り、右に立つ男に正拳を叩き込み、
背後の男の襟首を掴んで、そのまま勢いよく逆方向に投げ飛ばす)
さ、話はあと! 早く逃げましょっ!!
(状況が理解できずにうろたえる常連客の女の手を引き、そのまま走り出す)
>220-221 アリシエルさん
ええ!? あなた、さっきまで死んでて・・・。そう、そうだったの・・・
フフフ、じゃあ、わたしを驚かせてくれたお礼をしなくちゃ・・・。
ウフフフフフ・・・。
(先ほどとは別人のような妖艶な笑みを浮かべながら、徐々に女の姿が
変わっていき、アリシエルのよく見知った姿になった。 そう、女性の常連客
にサイゼリアが化けていたのだ!)
以前は町の人やお仲間を巻き込んだのがいけなかったのですから、二人っきり
になるシチュエーションを用意すれば問題ありませんわよね?
(ガシッ、とアリスの細い両肩を乱暴に掴んで華奢な体を引き寄せる。
アリスの並な乳房に自身の大きな乳房を押し付け、さらにそれを左右に動かして擦り合わせる。
左の手は首に巻き付くように伸び、アリスのセミロングの髪を指の間に
通しながら愛撫し、舌はチョーカーの邪魔する首筋を器用にかつ入念に舐めていく。
右手は腰に回し、さらにスカート越しに尻を触れるか触れないかぐらい
で撫でさする。時折、サイゼリアの爪が地肌に触れると、そこから
熱と共に耐え難い思わず声を上げたくなるような快感が走る。)
ん・・・レロ・・・ウフフフ、どうしたのかしら?
かわいいですわ・・・、もっと声を出してもいいんですのよ?
>212-215,217,218
あらあら、随分と派手に蹴散らされてしまったようですわね。
あなた方がいなければこの策は成りませんでしたので、
まぁ、これはわずかですがとっておいてください。
>216
今日の彼女は早めに自分のベッドでいい夢を見ていますわ。ええ、
とてもいい夢をウフフフ・・・・。
>219
ご本人は呼ぶ気は無いとおっしゃっていますし、万一呼ばれても、
待機させていたリトルフロストたちで一匹残らず一瞬で氷漬けに
してあげられました。
ちょwおまいらwwそれヤバスwww
そろそろ最強厨展開やPINK紛いは自重しないとまずいんじゃね?
>>223-224 そうですわね。淫らを自在に操るのがサキュバスならば、
時には、こういった状況の歯止めを利かせる役をしなければならない
と思います。と、いうわけで、アリシエルさん、変態のみなさん、
これ以降はこのわたくし、サイゼリアの名の下に、1週間
の完全淫行禁止期間を設けます。破った方は全員から軽蔑の
念をもたれ、リトルフロストによる1週間氷漬けの罰則が下ります。
戦火にさらされ多くの国が保守的な軍国主義体制や国の威信を失った
恥知らずな外交や戦略を組む中、瓶国(ヴィンセンガルド)のザール王は
革新的な法を敷き、前王までが解決できなかった多くの問題を解決し
敵対する国々を打ち破っていった。だが、獄界・天界へ侵攻し、自身が不死者と
なり、十星神を手元にそろえるようになってから、ザール王という人物
の底が見えてきたように思われる。私の住むような辺境に軍国主義である
瓶国がいかに優れた法を敷こうと救済の手がまわるはずもなく、
民はばたばたと飢え、死に絶えていく・・・。それにも関わらず税だけは
きっちりと取る。だが、逆らえる者もおらず、逃げることもできない。
なぜなら、瓶国の中央はそれそのものが「巨大なバケモノ」なのだから。
せめて、自身の名誉を汚すものを許さじ、とする王にこの声がとどいた
のなら、私を血祭りに上げるついでに、この辺境の惨状をみてほしいものだ。
あの王はそういうナイス度胸な訴えをする奴、結構好きそうな希ガス。
独裁者だけど人の意見無視するタイプじゃなさそうだし。
まあ提案は歓迎するが、基本は俺について来いなんだろ。
なんかさっき、アリスが「はいだらー」とか「きょぅわー」とか
叫びながら城壁に突っ込んでいったぞ。また何か嫌なことでも
あったんだろうかorz
そりゃあんだけ変態に尻狙われてりゃ無理もないだろ。
最近は背後に立つ奴を問答無用で蹴っ飛ばすらしいって聞くし。
ここだけの話、アラムの領主ファルスタット=グロヌウ伯爵は規格外らしい。
なんでも彼オリジナルの風の禁呪ネオスカリバーは、規格外魔獣バム・ル・ブリスや
アルガの邪龍とか暴龍とか呼ばれてる凶悪なドラゴンすら一刀両断にしたとか。
……んでも、不思議な事にそんな大物が何故か国内の反戦派の中核だったりする。
刹那が来た時も、パルスでの徹底抗戦は最後まで反対していたって言うぞ?
>瓶国
なんかさ、コレって他の世界の東洋の国特有の、国家名の略称だな。
なら、ランダメリアは「藍国」、ネウストリアは「寧国」、キプチャックハーンは「藩国」って事になる?
他の世界にある文献のファイナ○ファン○ジータクティ○スの世界でも
イヴァリースっていう国を畏国って略したり、オ・・・なんとか
って国を欧国って略したりしてたぞ。
ところで、
>ランダメリアは「藍国」、
がちょっと疑問。
ここに来る人たちって転職好きだよねー
アリシエル 普通の村娘→悲劇のデュラハン→みんなの嫁→私の後ろに立つな
ウルスラ 錬金術士の助手→妖艶な殺し屋→としm(粛清されますた
リィス 宮廷魔術師見習い→魔術師修行中→復讐の鬼→腹黒おこちゃま冥王
挙動不審な女性客(>222)
だから、死んでないってばぁ……。
まあ話せば長くなるけど、その事はまた後…で……?
いっ!? ちょ……これ、どういう事なのっ!?
何でサイゼリアさんがここに……って、も・し・か・し・て・ま・た・嵌・め・ら・れ・た?
いやーっ! 誰かあぁぁぁっ!!
は……う、やだ…っ、そんなとこ……ひうんっ!?
あ、いや……やめ……ふあぁぁん!!
やっ…そんな事まで……っ! う……や、やだああああああああああ!!!!
ドンッ!!(見た目に似合わない怪力でサイゼリアを後方へ勢いよく突き飛ばす)
う……うああああああん!!!!(大泣きしながらどこかへ走り去る)
>223
だったら見てないで助けてよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
>224
そうよね!? そうだよねっ!!
お子様からお年寄りまで幅広い人たちが見てるんだから、
えっちいのは絶対ダメだよねっ!!
うん、絶対にダメっ!!
ヴィンセンガルド領「とある辺境」のある男(>226)
うーん……。まあ、その……何て言うかなぁ……?
確かにヴィセンガルドって典型的な軍事大国だし、法や刑罰も相当厳しいけど、
自国領土の窮状については、獲得したばかりの領土でもなければ、
きちんと目が行き届いているって聞いてるわよ?
仮に見落としがあったとしても、正式な手続きを踏んで
本国に訴えれば、必ず支援物資と復興要員は派遣されているみたいだし。
それに、ザール王ならその程度の発言は笑って見逃すわよ。
化け物って呼び名も、ある意味では正当な評価だって皮肉ってたから。
まあ、根拠のない誹謗中傷目的の風聞をばら撒いたり、
単純に領内で反乱を起こした場合はその限りじゃないけどね。
さすがにそういうのは、問答無用で粛清されるわ。
>227-228
苛烈だけど、根は結構優しい人だって聞いてるしね。
ただ、いざとなったら非道な行為を絶対に躊躇しないのも事実なんだけど。
>229
……え? いや、その……。
わたし、これっぽっちも覚えがないんですけどぉ……?
.。oO(でも最近、ちょっと気になってる事はないわけでもなかったり。)
.。oO(稀に、ふと目が覚めたら何故か街中にボケっと突っ立ってたりとかするのよね……。)
.。oO(もしかして、これが俗に言う「夢遊病」ですかぁー!?)
.。oO(うぅ……もしかして今のわたし、いろんな意味で危ない人!?)
>230
……そこまでしないってば。それやっちゃったら、わたしただの暴漢じゃん。
まあ、でも……最近は壁を背にしたり、
おしりを地面か何かにつけて座ってないと不安かも……。
流れの冒険者(長身のオーク)(>231)
へぇ……そうだったんだ。
グロヌウ様って見かけや物腰に反して、実は結構すごい人なのね……。
それでも、そんな人でさえ正面切って戦うのを避ける位だから、
十星神がそれだけ規格外の中でも桁違いの強さって事なんだと思う。
反戦の立場にいるのは、単にグロヌウ様の信条とかなんじゃない?
>232-233
わたし達の出身地や旅した国じゃ、そんな呼び方は聞かないなぁ……。
やっぱ、異世界や東の国々ならではの呼び方なんじゃないの?
>234
それ転職違う。……って言うかわたし、村娘じゃない。
西方の小国フォルツギノーレの、ランツバウムっていう小さな街の出身なの。
辺境の出なのは確かだから、田舎者って言われるのは仕方ないけど。
……って言うか、ウルスラさんちょっと待ってー!!
気持ちはわかるけど、それ以上絞めたらその人死んじゃうからぁー!!!!
すごい計画犯罪を考え付いた。
1.アリスの首に懸賞金をかける。
2.アリスの首をはずしてギルドに届け、懸賞金ゲット。
3.アリスの首をアリスの体に戻す。
4.1〜3を繰り返す。
これで、「戦慄! 辻蹴り娘アリシエル」として、アリスが
地界に悪名を馳せることになるはず。
フェリスラント史上最もアホな賞金詐欺師として名を残しそうだなw
みんな、おはよー! アリスちゃん、おはよー! セン(ソウセンのこと)ちゃん、おはよー!
>226-228 ザールおうとおおきなくにのおはなし
たみのえがおをひきさきながら、えがおをつくれるとってもすごいひと
1まんねんにひとりいるかいないかのすごいおうさま
>229 はいだらー
じょうへきってたかいよねー アリスちゃんものぼればいいのに
>230 あたしのうしろにたつな
うわー
>231 グロヌウはくのおはなし
そーだよ かぜがびびっていってぴしゃー なんだよ
>232-233 くにのよびかた
りゃくしょー ってべんり いっそあだなにしちゃえばいーんだよ
>234 冥王
めいおうさまなのだー えらいのだー
>238 わるいこと
そーいうことやっちゃいけないんだよー (リィスの瞳が紅く光ると、>238が
考えを改めたようになって帰っていく)
>235-237 アリスちゃん
アリスちゃん!アリスちゃん! やーっとあえたー
ぼくね ぼくね アリスちゃんにリィスくんってよんでもらえると
とーーってもしあわせなの!
ちょwおまwww
ふと気がつくとξ・∀・)を始め異形人間動物獣人問わず、
種種雑多な生物がリィスの周囲に集まり、彼を遠巻きにして不安そうに見つめている……。
>226
むしろ南方のオークランド地方にあるラブレスカ諸侯連合の方が内情はガタガタだったりする。
そもそもヴィセンガルドの侵攻への対応策として一時的な協力体制にあるだけで、
連合国家そのものの間での利権と領土を巡る散発的な紛争は未だに続いているしな。
ネウストリアと成立の経緯こそ似てはいるが、形の上ですらネウストリア大公の様な盟主はいないし、
一つの組織としてのまとまった意見や見解すら出て来たためしもない。
統一国家の傘下ならいずれは福祉政策も充実するだろうが、万年紛争地帯では永久に望み薄だ。
逆に考えるんだ、セクハラされるって事はそれだけ魅力に溢れてるって事なんだ。
…って、俺の大親友の超甘ちゃんの親父さんが言っていたぜ。
カンチョーされて悦ぶ変態首ちょんぱガールがいるのはこのスレでつか?
国家主導の移民政策により、汚染が丸ごと浄化され、
核も封印されたトゥオネタルにヴィセンガルド領の一部民衆が入植を開始した模様。
今は仮設住宅と汚染核を封印する特殊建造物『封邪殿』を建造中だとか。
しかし、ヴィンセンガルドの都市7箇所で数万人規模の
大量死亡事件が同時発生した。いずれの都市でも犠牲者は跡形も
なく食い尽くされ、都市は汚染されつくされている。
そして、変色した血により汚染され朽ちた城壁に古代文字で邪神を呪う文句と
「ワタシハ スベテヲケガシ
クライツクスタメニ ツクラレタ」と言う一文が残されていた。
知性を持った汚染獣が現れたことは私の知る限りでは初めてのことであり、
また、この見えざる敵はヴィンセンガルドの人・物の移動に紛れ込んで
領土の奥深くに侵入したようだ。この件により多くの民や将兵が
今度の出兵を示唆した王らへの多大な反感を抱いた模様。
王都ヴィッテルハイムの地下書庫にこんな本の断片がある
『トゥオネタルの汚染獣の生態に関する記述』
「トゥオネタルから出現する汚染獣の中に特殊な生態系を持つ
汚染獣がいる。目撃された極僅かな報告から、その容姿は
総じて全身が血にぬれた刃物のような色と形状をしていたことから
『クリムゾン・ブレイド』と私は名づけた。
クリムゾン・ブレイドはダガー級(クラス)から独立した知能・指揮能力
を有し、それの更に上位にシャムシール級、ツヴァイハンダー級
それの配下にニードル級、ファング級、フェザー級がある。
フェザー級
最も軽量にして多数存在する小型の形態。鳥の羽に似た形状をし、
汚染物質を振りまくほか、特殊な毒素を対象に注入したり
対象から成分を抜く。
ニードル級
5cm〜40cmほどの大きさの針に似た形態。高速で飛び回り、
フェザー級の能力に加え、汚染物質を圧縮したものを線状に照射できる。
ファング級
大きさは3cm〜200cm。地中や物質の中をゆっくり移動し、
露出部分は猛獣の爪か牙のような形状をする。上記の形態の攻撃能力に
加え、対象を拘束する網状の毒物を放出する他、複数で食らいついて
対象を拘束できる。拘束能力はただ単に対象を逃げられなくするだけでなく
数十倍の速度で対象を汚染する。「食べ残し」が最も少ない形態。
以下、これら3つの小型形態をクルーと呼ぶ。
ダガー級
蓑虫の頭頂部に鋭利な正四面体のクリスタルがせり出したような形態。
体長は2m〜6m。クルーたちを搭載し、物質や生物の内部に潜伏
し、奇襲の機会を待つ性質がある。明らかに体の体積・質量からして
潜伏できないような大きさのものにも平然と収まる性質もある。
クルーたちの司令塔であるが、自身も破壊・捕食活動を行う。
シャムシール級
ダガー級が成長した形態。両側の体側に鋭利なブレードを生やすのが特徴。
ダガー級は原則地を這うが、シャムシール級は空も飛ぶ。
目撃者によると非常に狡猾な戦い方をするらしいが、詳細は不明。
ツヴァーハンダー級
他の汚染物質が全く無い環境で何千年も潜伏ができる形態。
容姿不明。シャムシール級よりさらに巨大らしいが、少なくとも
交戦して生還できた者は存在しないらしい。
「またぞろ、瓶国指導層を中傷する内容の怪文書ですか…」
「以前にも一部共通項があるのが出回っていたから、今回も同一犯の仕業だな」
「よく出来てはいる内容ですが、どうも著者は根本的な間違いに気付いていませんね」
「ああ、そうだ。『汚染獣』はそもそも『生物』じゃない。獣の形を成しただけの澱みだ」
「生物としての器官はおろか、魂さえ持たない者に知性は宿りませんし」
「それ以前に、アレは『創られた』のではなく、『生命改造実験の失敗から生まれた』代物だと言うのは周知の事実だろう」
「各国の学者が地界全土から収集した古代魔導化学文明の文献がそれを証明していましたね、確か」
「まあ何にせよ、このトンデモ理論の噂ばら撒いた奴はもう長くないだろうな」
「瓶国の特捜部が既に摘発に向けて動いていますからね。捕まれば終身刑は免れませんよ」
つか国名間違えてるじゃん
どうやら他の大国でも、国名と都市名の部分だけ変えた改変版の怪文書や噂が出回っているみたいだぞ。
ホラ吹きの怪文書云々は特捜部がなんとかしてくれるだろうけど
実際起きてる大量破壊事件への対策はどうなるんですか、お偉いさんたち!
つーか、あんたらがアフォの誹謗中傷に釘付けになってる間に
また大量破壊事件起きたぞ。今度は13箇所だ。司祭部隊を集めてた
俺の部隊の近かった都市はかなり被害抑え込めたが、こうもゲリラ戦
が続いたら・・・。
日が落ちてもヴィセンガルドの国内は混沌としていた。
怒りと悲しみに全身を真っ赤にさせた群衆(およそ2800人)が王都城門前に集結し、
口々に思いの丈をぶちまけていた。
民A「そもそも、あんな不浄の地まで侵攻する必要はなかったんだ!」
民B「現王は欲の塊だ! 俺達はあんたの狗じゃねー!」
少女A「帰るおうちがなくなっちゃったの! お父さんもお兄ちゃんも戦争で
死んじゃって、今度はお母さんまで死んじゃった!!」
教徒A「己の欲のために数万の教徒(民・兵の死人は数十万にのぼった)に
魂すら救われぬ死を強制したザール王こそ真に憎むべき逆徒なり!」
兵士A「十星神はなにやってるんだ! もう死にに行くだけの戦争なんてやってられるか!」
兵士B「故郷のみんなが俺のことを化け物を体に宿したヤツだって、
みんなして石をなげるんだぁあああ・・・。」
一同「ザール王死すべし! 故郷を返せ! 家族を帰せ!」
だが、その集団へ城壁の兵たちからの矢の雨が降り注いだ。
一同「ギャアアアーーーーーーーーーーー!!!」
民C「この糞ったれどもがー!!」
教徒B「主なるヴィーナ・キュレイアよ・・・彼の者に永遠の滅びを・・・。」
少年A「ガァアアアア! いた・・・い、痛いよォオオ!!」
誰なんだろうか、変な噂に踊らされて暴徒になってるのは?
例の不帰の大地の件は、我々の窮状を見かねた王が、
求めに応じて十星神のお二方のみを派遣し、浄化封印して下さったのだが。
あれを放っておけば、いずれは南方の人類居住区全てが滅亡の憂き目を見ていた。
かように生ける者が住めるまで復興したのは、王の英断あってこそ。
それ以前に、汚染された者は有無を言わさずただ滅ぶのみ。異形化など絶対に有り得ない。
事後に入植した我々がこうして健康体でいるのがその証拠なんだよ。
「ひゃっはははは! 久しぶりに大漁だぜぇ?!」
「俺の部隊は50人拉致したぜ?」
「ファノ・レの・・・へへへ、これだけ揃えばしばらく遊んで暮らせるぜぇ!」
「さっそくエリンドゥールの旦那に報告だ。」
「こんなことなら毎年扇動してくれりゃあいいものを〜。暴徒鎮圧の
名目で公然とハンティングできるからなー。」
なんか、近くの遺跡に宝探しに出てる間にぐぢゃぐぢゃになってるし……。
リィス君(>240)
あー、おひさしぶり。どう、元気してた?
前はいきなり何も言わずに逃げちゃったから心配してたの、よ……?
.。oO(……って言うか、なんか不自然な位にこやか!?)
.。oO(しかも、わたしの事アリスちゃんとか呼んでるしぃーっ!?)
.。oO(絶対に変だ! 普段とは何もかもが違い過ぎっ!!)
い……嫌っ! 何でもいいからこれ以上寄らないで!!
うぅ……。やぁ…だ……っ! やだやだやだやだやだぁぁぁぁぁぁ!!!!
(得体の知れない恐怖に耐え切れず、後ろを振り向かないまま一目散に逃走)
>238
ふ〜ん……そう。確かにすごいわねぇ……。
あ・ん・た・の・あ・た・ま・の・な・か・み・が・だ・け・ど。
帰って寝てろ、このおばかぁぁぁぁ!!!!
ボゲシィッ!!(238の側頭部に、怒り任せのソバットが炸裂)
>239
同感。こんなあほらしいの、子供でも考えないって。
って言うかさ、そもそもどうやって引き渡した首を取り返すのよ……。
しかも、作戦内容も穴だらけなんて、もうダメダメじゃない。
>241-242
うわぁ……思いっきし注目の的になっちゃってるじゃん。
残念ながら、いい意味でじゃなさそうだけど……。
.。oO(そろそろ、騒ぎを聞きつけてサイゼリアさんあたりが引き取りに来る頃かな?)
>243
ほんとに即席だよねぇ、それって。
それでも、実際に一国じゃどうしようもない危機が訪れたりとか、
各国共通の利益がある時だけでもまとまれれば、
まだマシなんじゃないの?
ざっと聞いた感じ、内紛だらけのあの有様じゃそれも無理っぽいけど。
>244
そんなんで褒められたってうれしくないよぅ……。
えっちい事されなきゃ実感できない魅力なんていらないぃぃ!!
>245
そんな人、どこにもいませんよぉー?
女の子にカンチョーして悦んでる変態さんならいくらでもいるんだけどね。
……はぁ。
>246
なんか行動が早いなぁ……。
まあ、あんな広大な土地をそのまま遊ばせておいたら勿体ないってのは
わからなくもないんだけど……ねぇ。
>247-248
ええええ!? トゥオネタルの汚染獣がヴィセンガルド中で暴れてるですってぇ!?
ご丁寧にこの壁新聞、何やら解析結果らしい一文と個体の絵柄まで描かれてるけど……。
あれ? 襲われたって都市のリストの中に、
王都だけじゃなくて、来る途中に通った通商都市レインドラや、
港湾都市クテシファンの名前もあったけど、
どこも見た感じ、そんな騒ぎは起こってなかったような……。
>249
ふーん、そうなんだ……。
こんな群雄割拠の世の中じゃ、いつどうなるかわかんないから、
どこの国の人だってずうっと不安抱えて、
それでも毎日頑張って、その日その日を生きてるのに……。
こんな風に思わせぶりな話を捏造して、余計な不安を煽るなんて最低よね。
ほんと、こんな不謹慎な奴、早く捕まるといいんだけど……。
>250
あ……ほんとだ。よくよく見たら、「ン」がひとつ余計に多いのね。
>251
それって、他でも出回ってたの!? 愉快犯にしては悪質過ぎるって!!
でも、気になるなぁ。あっちこっちで社会不安煽って何がしたいんだろうね……?
ヴィセンガルドの名も無き部将(>252)
地方都市だからそうそう手が回らないってのもあるとは思うけど、
一大勢力の反乱ならともかく、散発的なテロが相手じゃ、相手が予告でもしない限りは
犯人や場所の特定が難しいから、どうしても対応は後手に回っちゃうのよね。
そう言えば、地方のギルドにも王党派テロリスト討伐の依頼が何件か出てたっけ。
正規軍や十星神を簡単に動かせない理由でもあるのかな?
>253
こんなご時世じゃ、暴動なんて珍しくもなんともないと思ってたけど、
ここまで半端じゃなく規模の大きいのは、初めて見るなぁ……。
さすがは、列強の中でも最大の軍事国家ヴィセンガルドだけはあるわねー。
……って、感心してる場合じゃないぃ!
巻き込まれないうちに安全な場所まで逃げなきゃ!!
南方の住人(>254)
まあ、わたし達がギルドで聞いた話もそんな感じだったもんね。
ちゃんと情報があればそんな変な噂に乗せられる事もない……って思うけど、
悪い噂の方がどうしても真実味があるのかなぁ……?
ドナテロが言うには、単に政治に不満があって暴れる理由が欲しいだけの一部国民が、
噂に乗っかっただけかも知んないって事らしいんだけど。
>255
……!! あれ、王国正規軍の部隊よね……?
.。oO(今、エリンドゥールって聞こえた。なんであいつらが……?)
.。oO(経緯はよくわからないけど、あの人が絡んでるとなると気になるわ。)
.。oO(ひとまず戻って、ウルスラさんに相談してみよう。)
……あ、ごめん。>259でちょこっと間違いがあったから訂正するわ。
×王党派テロリスト討伐の依頼
○反王党派テロリスト討伐の依頼
ツンデレでもないのにリィスとその一行がアリスに嫌われる+好かれる
温度差すご杉www
あんたら、趣味とかあったら教えてくれよ?
>241-242 ご心配をお掛けしました
あー、やっぱり実年齢70近い僕がたまーに子供っぽく振舞って
みても気味悪がられるだけですか、心配かけたり怖がらせてしまった
人もいるようですし、反省しています、ごめんなさい・・・。
>243 ラブレスカ諸侯連合の方が内情
確かに・・・。あの体制と内部構造では、力なき人たちが苦しめられる
だけでなく、国々の存亡も危ういですね。ですが、だからといって、
ヴィセンガルドに飲み込まれることのみが幸せだと安易に断定できるのでしょうか?
>1
>種々雑多な国家が相争う群雄割拠の時代、新たなる覇王の誕生により、
>世界を取り巻く情勢は、更なる混迷を極めつつあった……。
ってアリシエルさん(??じゃなくて天の声??)がおっしゃっている
のを見ると、そう単純でもないようです。
>244 セクハラされるってことは
じゃあ、その論法でいくと、僕の魅力はアリシエルさんの数十分の一以下に
なりますね。というより、僕に対する質問などがそもそも少ないのですが・・・うう・・・。
>245 カンチョーされて
それにしてもカンチョー大好きなヘンタイさんが多いですよね。
あのマリオネットも復活したようですし・・・。
>246-251 瓶国のトゥオネタル侵攻に伴う情報戦の様相
同盟国や友好関係にある国の救援要請を受けて、予備役も含めて
空の巣状態になるくらいの規模で調査・混乱鎮静化活動を行いました。
どうやら、トンデモ理論をバラ蒔いた集団は>246 の早すぎる
植民政策を受けて、瓶国をはじめ多くの大国の国民感情を煽ることに
成功。自集団の所在が発覚しないよう、瓶国以外の国もそれなりに
被害をださせましたが、あくまで瓶国を対象にした情報戦を仕掛けた模様です。
これにより、瓶国はただ一国で他の国家群の被害の累計の10倍以上の被害を
出すことになり、その死傷者は我が軍の知る限り5万人にのぼると思われます。
それに加え、他国の反ヴィセンガルド感情が激化し、ヴィセンガルドが
国際的に孤立を更に強めることになりそうです。
ヴィセンガルドの名も無き部将(>252)
どうやら、瓶国をはじめ、多くの国の都市で同時多発したといわれる
大量破壊事件のうち実際に襲撃があったのは、最初の情報のときに
1箇所のみ、貴方の向った襲撃の際もその都市のみだったようです。
つまり、テロリストたちは、襲撃自体よりも扇動による被害に
重点を置いたといえるでしょう。
>253 大規模暴動
いつも通りヴィセンガルド軍は扇動された市民・教徒・兵士を
皆殺しにすることで抑えたようですね。うーん、明日はわが身と
いいますか・・・うちの国で暴動とか起こったらどうしましょう?
>254 南方の住人
人間という生き物は理屈じゃなくて感情で動かされることが多いんです。
貴方の言い分は理にかなっていますし、ザール王の決断は間違っていないと
思います。ですが、実際にこういった被害を抑えられなかったことと、
さらなる被害が出る要因を作ってしまったことも事実です。
他の国々が反ヴィセンガルドの感情から後先考えずにヴィセンガルドと
衝突して多くの悲劇を生むような事態にならないようにする。
それの手助けをするのが僕たちの務めの一つですね。
幸か不幸かどの国も国内の混乱のため、そういった動きはありませんが・・・。
>262 つんでれでもないのに
うーん、でも、こうやってこっちの気の休まるところがないところが
アリシエルさんとご一緒して楽しいところでもありますし・・・。
ところで、なにがそんなにおかしいんですか?
>263 趣味
かっこいい魔剣のレプリカをドゥリンドワーフの親方たちと一緒に
作ったり、妖精や女天狗のみんなと一緒にステージの演出を考えたり
練習したり、ライラーグやゼウグと一緒に新しい魔法の研究したり
えーとそれからそれから・・・。
>255 人攫い組織 >256-261 アリシエルさん
・・・アリシエルさん・・・、またまたごめんなさい。僕のほうから逃げ出して
しまったり、サイゼリアが悪戯したり、ついこの間はヘンな振る舞いかたで怖がらせて
しまったり・・・。
今は、ホワイトガーデンから動けませんので、念話でのお話になります。
・・・そうですか、エリンドゥール絡みの話ですか。でもこの戦いは貴女の
戦いですから、僕が手出し口出しするものではないかもしれません。ですが、なにかお手伝いできることが
あったら気兼ねなく言ってください。地界の果てからだろうと獄界の果てから
だろうとすぐに飛んできますので!
>女の子にカンチョーして悦んでる変態さんならいくらでもいるんだけどね。
違う!違うんだアリスちゃん!君は根本的に勘違いしている!
僕らは女の子が相手なら誰でもいいんじゃない!
君のそのキュートなオシリが指で貫かれた時に上げる甲高い悲鳴も!
その瞬間の苦痛に歪みながら真っ赤になって恥じらう表情も!
必死に刺さった指から逃れようともがいてる時の腰つきの艶めかしさも!
そのどれもがたまらなく可愛らしいからなんだ!
だからこそカンチョーする相手は君じゃなきゃ駄目だって事なんだよ!
アリスがカンチョーに対して特別な反応をするのは、
エリンドゥールに捕まっていた頃の苦い思い出のせいである。
地傷星エリンドゥールは十星神になる前は
「女の子をとっ捕まえてはカンチョー実験して切れ痔に
しては楽しむ」という切れ「痔」にして「傷」モノにする「性」癖の狂人
つまり「痔傷性(じしょうせい)」として通っていたんだ。
不死者実験に手を染めてからも、切れ痔が超再生能力ですぐに治ってしまう
のは萎えるので、アリスをはじめ他の美少女不死者も切れ痔だけ治りにくい
からだにしているという・・・。うーむ、まさに悪魔の所業よな。
何そのこんな○○は嫌だシリーズ
リィスがセクハラ被害に遭わないのは、単に本人も取り巻きも怖くて実行する命知らずが居ないからだろ
つかサイゼリア姐さんまでセクハラメイトだしなwww
ウルスラ姐さんは過保護気味だっていうのに、アリスがセクハラされてる
ときは横で嫉妬しながら見殺しにしてる・・・と。
「あたしもかまってくれる人いないかな〜・・・」とか呟きながら。
>ヴィセンガルドに飲み込まれることのみが幸せだと安易に断定できるのでしょうか?
どっちがマシかってだけの話じゃね?
俺なら現状維持よりは侵略者に支配層が潰されるの望むわ。
後は未知数だけど今よりはずっと良さ気だから。
本気でアリスを落とすにはどうしたらいいだろう…?
>264
多分引かれた理由はおまいが思ってるのとは全然違う。
いきなり口調や行動が変化したら、誰でも普通に「エッ!?」て思うだけの話。
それに、この手の変化は大概
1.悪霊か何かに肉体or精神乗っ取られた
2.洗脳されたか術で操られてる
3.どう見ても基地外です、本当にありがとうございました
って結果だしな。
ま、要はいきなり何か変えると疑われるは必然って事なんだよ。
3は違うだろ常考
黒衣の術士坊や(>265)
……ん? 何さ、突然固まって。どしたの、アリス?
だから一人で頷いたり驚いたり、そうかと思えばいきなり胸撫で下ろしたり、
一体全体何があったって言うのさ!?
……なんだ、またあの黒い術士坊やかい。
自分でやった事謝りに来るのは、まあいい……としてもだ。
どうせまたしょうも無い事するに決まってる。
もう毎度毎度の事だから。
なあアリス、もうそろそろ深入りするの止めたらどう?
>262
単に感情の起伏が激しいって言うか、喜怒哀楽の感情表現がオーバーなだけだろね。
あの坊やの場合、アリスに喜ぶ事と嫌がる事を交互に繰り返すからああなるってだけさ。
>263
アリスの趣味かい? あの子、カードゲームには目が無いんだよ。
その癖途方も無く弱いから、そこいらのガキ共にすら勝てないって有様なのさ。
ババ抜きでさえてんでダメなのに、何だって
賭けポーカーなんかしにカジノへ行きたがるんだろうね、ったく……!
>266
ほぉぉぉぉ……。ここのとこずっと、帰って来てからの
アリスの様子がおかしいとは思っていたけど、何もかもお前らが原因かい。
可哀想にあの子、宿の自室の片隅で、今にも泣きそうな顔しながら
膝抱えて何かに怯える様に長い間座り込んでるんだ!
……法に触れるのは色々と不味いから、殺すとまでは言わないさ。
だ・け・ど・な……お前らの指の骨叩き折って全身の関節外す位はやるから覚悟しておきな!!
>267
あいつは確かにイカれてる。誰がどう見たってまともじゃない。
だけど、間違っても変態って意味でじゃないね。
あいつ、元々は生命科学分野の天才の名を欲しいままにした、それなりに高名な学者だったけど、
何やら色々突き詰めていく内に、肉体構造の変化による不老不死とやらに目をつけて、
そいつを完成させて自分に施す事で、創主の系譜に連なる神の領域の、不変の存在になろうとしだしたのさ。
その日からだよ、あいつ以外の人の血が流される様になったのは……。
ああ、ごめん……話逸れ過ぎた。
あいつにとって、披験体はあくまで実験台でしか無いから、肉体改造以外は何もしないよ。
それに完璧主義者のあいつの事だから、不慮の事故での失敗ならともかく、
自分から披験体に欠陥を仕込む様なマネはしないさ。
恐らく、そんな事するのはあいつ自身のプライドが許さないだろうさ。
女には人並みに興味はあるけど、別に誰彼構わず手を出すワケでもないし、
ましてや、変態的趣味なんて持ち合わせちゃいない。
気が向いたらどこかの都市に娼婦を買いに出るのは、たまに見た事あるけどさ。
>268
だね。タダでさえ嫌な奴にとんでもない属性付加されてるし……。
>269
そりゃまあ、あのアクヴァーンやボルギドの大将同様に、
ヴィセンガルドの十星神とタイマン張れそうな数少ない規格外連中だからね、あいつら。
あんな化け物に下手に手を出そうモンなら、破滅は確定も同然さ。
>270
あの女あーッ!! ……殺す!
今度あたしらの目の前にノコノコ現れたら、確実にぶっ殺してやる!!
>271
何だって……? 誰がいつそんな事言った!?
職業柄そう言う機会が少ないだけで、その気になれば男の一人や二人、
ちょいと色目を使ってやればすぐ寄って来るものさ。
.。oO(……って言うよか、あたしの目の届かない所でそんな事されてたのか!!)
.。oO(やっぱり、あの子を一人にするのは色々と危ないみたいだね。)
>272
あんな自分の国内さえロクに纏められないバカ共がそのまま統治者やってるよりは、
代替わりなり何なりさせた方がまだ良くなる可能性はあるだろうしさ。
あたしもエリンドゥールもあの辺の地域出身だから、そいつは嫌でもわかるさ。
しかしなぁ……そんなの待つって事は、もう自分らの力じゃどうにもならないって事か。
他力本願にならざるを得なくなる状況に陥れられるのって、最悪だね。
>273
あの子はウブで真っ直ぐな優しい子だから、
嘘を付かないってのと、何か悪い事やってしまっても素直に謝る事を心掛けな。
あとは、普段の頑張りを褒めてあげたらいい……と思うよ。
ただし、間違ってもセクハラなんてするんじゃないよ!
カンチョーなんてもっての他さ! いいね!?
>274-275
そりゃ普段とまるで違う事されたら、普通におかしいって思うよなぁ……。
洗脳とか憑依はちとオーバーだろうけど、隠し事してるとか、
趣味なんかの違う片思いの相手に気に入られようと、
不意に自分らしくない事するってのは、案外良くある事だしね。
……にしても、3はどう考えても言い過ぎだろ。
口調とか変えてみただけでそれじゃあ、
世の中にどれだけそう呼ばれる奴が出るんだって話になっちまうよ。
>277
姐さんのサブミッション最高ッス(><)
次はヘッドロックとチョークスリーパーも頼むッス!
くあー! もう死んでもいいーーー!!
おまいどこまでもポジティヴだなw
つかここは世界情勢ネタ持ち寄って話進めながら
ヒマな時はマスコットの不死者二人を愛でるスレって事でおk?
不死者二人の不器用なやりとりと成長を見守るスレでもあります
今更ながらだが、十星神も他の冒険者も来ないな。
おたくら今の持ち技はどうやって身につけたの?
???「みぃーつけたヨォ? 裏切り者のウルスラ・・・!」
宿の一室で休んでいるウルスラの目前の壁の中から三人の色違いな
以外は容姿が全く同じ少女が現れる。
黄金色の髪の娘「抵抗しなければ・・・いや、したって構わない。そうすりゃあ
あんたの腐りかけの血肉を味わえるんだしネェ?」
紫がかった黒髪の娘「ねぇ? トーズ姉さま、久しぶりの強そうな相手なんだから
あたしに殺らせてヨォ・・・。」
緑色の髪の娘 「デフュ姉さまの言うとおりだわ。一人の生身の人間相手にわたしたち
が三人がかりなんて、そんな頭悪いことできないワ。」
トーズ「マァ、いいだろウ。顔はカンベンしてアゲナヨォ? あたしらと
違って、人間は治らないんだかラァ。」
デフュリーガ「それはこの女次第でしょ? それじゃア、いくワヨォオオオ!!」
緑色の髪の娘「制限時間は330秒。じゃ、スタート。」
デフュと呼ばれた黒髪の娘がウルスラに襲い掛かる。咄嗟に双剣を構えるウルスラだが、
技を出し切る前に、その剣がデフュの華奢な体にズブズブと埋まっていく。
痛がるどころか、恍惚の色すら顔に浮かべつつ、剣をさらに体の深みへと誘うデフュ。
剣が抜けないことを悟るや、すぐに間合いを離すウルスラ。さらに短距離用の速射魔法
を流れるような動作で退きつつ放つ。それを避けも防ぎもせず全身で受け止める
デフュ。一瞬デフュの整った面から骨が覗くほどの損傷を与えるが、みるみる
うちに傷が塞がってしまう。舌打ちしつつも、退却しようとするウルスラ。
それに対してようやくデフュが行動を起こす。A級冒険者のウルスラの目にすら
止まらぬ速度でウルスラに肉薄し、自身より一回り体格の大きいウルスラを抱き上げ
てしまう。こうなっては、いくら技術や経験があっても人間の女と化け物の膂力の
差は歴然であった。5分以上もの間ウルスラの苦悶の表情と声を堪能した後、
失神したウルスラを軽々担いで、三人の人ならざる娘たちは消えていった。
デフュ「そレで、この女、エリンドゥールのパーパのところに連れて行くノォ?」
トーズ「パーパが欲しているのなら、一応カードになりうるから、ひとまずは、
あたしラが預かル。エギスも今回は『遊ぶ』のはナシにシナヨォ?」
エギス「アーア、つまんナイ・・・。」
オイラの姐さんに何するだ! カムチャッカ!カムチャ(ry
しまった全身の関節がはずされて動けないんだった無念・・・
やれやれ……。あいつ、まだ閉じ篭ってメソメソしてやがンのか。
はっ! しょーがねえ!! 今日は俺がツラ出しとくか。
>280
おーい、大丈夫かぁ?
……いや、見た感じさ、なんかおめーの身体のあちこちが
変な音立ててあらぬ方向って奴に曲がってっからよ。
>281
おいおい、そりゃ単にそいつがマゾなだけじゃねーの?
>282-283
ま、それ程間違っちゃいねーとは思うぜ。
ただ、前のトゥオネタル騒動みたく情報が錯綜してるって事はザラにあっから、
真贋の見極めは結構重要になってくるンだけどよ。
……つか、ざっと見てて思ったけどよ、
この場合は愛でるってよか玩具にしてるって方が正しくねぇ?
>284
冒険者なら結構色んな種族の奴が来てるじゃねーか。
まあ、名乗り上げて滞在しようって奴ぁ、今ンとこ見かけねぇけどな。
十星神にしたって、そうそうヒマな奴はいねーんだろよ、きっと。
作戦行動で出払ってるか、ヴィッテルハイム王宮の守りで
身動き取れねーのは確かだろうぜ。
>285
基礎的な武器の扱いに魔術と体術……徒手空拳って奴は
ギルドの訓練場で手ほどき受けたがよ、それ以外はほとんど我流だな。
ドナテロとウルスラについてはよく知らねーけど、俺もアリスも
自分のバトルスタイルってのは、大体そんな感じで身に付けて来てンだ。
その辺は、他の冒険者や傭兵連中も大差ないと思うぜ?
>286
……んぁ? 何だぁ、さっきの派手な音は……? 向こうからか?
確か、あっちの部屋取ってたのはウルスラだったよな。
あいつとドナテロなら、何が来てもまず心配はねーだろうが……。
ま、ヒマだしどんなバカが返り討ちに遭ったか見に行くのも悪くねぇか。
おーい、ウルスラ! 勝手に入らせてもらう……ぜ!?
おい……何だこりゃあ!? 部屋ン中ボロボロでもぬけの殻じゃねーか!!
あいつに限ってまさか、そりゃねーだろがよ……。
……ちッ! とりあえず色々当たってみるしかねぇな!
そうと決まりゃ、さっさとアリスのバカを引っ張り出して来るかよ!!
>287
あのザマでよく関節だけで済んだ……つーか、無理すんな。
ここは俺らで何とかすっから、おめーはそこの部屋で寝てろ。いいな!?
懐具合はどうよ?
最近リィス見ないが、また昏睡状態か?
お久しぶりです。いや〜、愛弟子2人を連れて遺跡探索に行ったら、
切り上げどころ忘れてずっと潜りっぱなしでした。
あ、でもこちらの状況やアリシエルさんご一行のことは定期的に
見ていましたよ。それでは、溜め込んでしまった分を返しますね・・・。
>266 誰でもいいわけじゃない
・・・ゆがんだ愛情。相手を傷つけても構わないっていう身勝手な
振る舞いは、相手はもちろん、自分も不幸にします。アリシエルさんも、
今回ばかりはかなりこたえたみたいですので、みなs・・・
まぁ、あれだけ関節はずしされればかなり懲りるとはおもいますが。
>267-268 痔傷星
こわいですねー。女の人限定だったらいいのですが、いや、よくないですか、
下手をすると、僕もやられかねませんね。彼と事を構えることになったら
慎重にいかないと・・・。
>269-270 リィスがセクハラされないのは
サイゼリア「ウフフフフフ、サキュバスの日常から考えれば
これでも自粛している方なのですわよ?」
デス「皆、俺のことを骸骨むき出しの品のないヤツだと思ってるだろ?
しかし、それは誤りだ、フードの奥に闇のベールに包まれた
謎の顔とギラリと光る白き眼光が・・・」
ライラーグ「最近、戦争ないな、まあ、これはこれでいいが。」
ゼウグドル「この顔ばかりはなんともなりませぬ。」
リィス「つ、潰れる・・・。みんな一斉に出張らないで・・・。」
>271 ウルスラさん実は嫉妬
そうなんですか〜。確かに、ただ一人を除いてウルスラさんのファンは
いないみたいですね。でも、まぁ、まだまだチャンスはあると思いますよ。
>272 続・ラブレスカ諸侯連合の内情
あそこの情勢ですが、僕も見るに見かねて、
「内戦したら、権力者どもを皆殺しにするぞ!」
って脅迫文送ったのですが、全然内戦やめないんですよね。
ですから、民・将兵を大々的にホワイトガーデンに入居歓迎
キャンペーンを行ったら、ぞろぞろ入ってきましたね。
こういうときのために、仕事も住居も用意しておきましたから、
収容万全でした。ホワイトガーデンの人口、現在33万人越えです。
まぁ、こんなことされてもあそこの諸侯はヒステリー起こすぐらいしか
やることがないんですから恐れ入ります。
>273 アリシエルさんを本気で
うーん、僕は嘘つかないで生きるのって無理だと思うんですよね。
ですから、いつも頑張るアリシエルさんを褒めてあげることに
力をいれてみたいと思います。まぁ、でも好かれたいとは想います
けれど、恋人になる気はありませんから、そこのところよろしく
お願いしますね。
>274 僕が引かれた理由
いや、あれはですね、「ぼくね、アリスちゃんに『リィスくん』って呼んでも
もらえるととーってもしあわせなの!」って一度言ってみたかっただけ
なんですよね。
>275 フォロー
ありがとうございます。自分が正気かどうか断定するのって
難しいですが、そういってもらえる人がいるのは救いです。
>276-279 ウルスラさん
あ、お肌のまがりkむぐぐぐぐ!!(何者かに口を押さえられる)
>280 ゴキゴキッ!ゴキゴキッ!
そんな、これ以上やられたら貴方本当に危ないですよ。
あ、でもこういうと逆にやられなくなるかも。それにしても
すごい音ですね。
>281 ポジティヴ
もしかしたら、痛めつけられるのが好きなだけかもしれませんよ?
>282-283 このスレって
世界情勢はちゃんと動いていますよ。ええ、動いています。
(黒幕に宝石を散りばめた巨大な図に銀玉を弾きながらほくそ笑むリィス)
僕もまだまだ、未熟ですから、成長を見守ってくださる
というのはうれしいです。
>284 他の冒険者や十星神
居座る冒険者の方、十星神たちはいまのところ増えませんね。
十星神ですが、ここのところあまり活躍できていないのは、
ちゃーぁんと理由があるんです。そのうちお話する機会があるかも
しれません。
>285 身に着けた技
ご主人様に教えていただいたものを基礎に、リッチーになってからは
それはもう毎日のように新しい技や技術、知識、術策、兵法などなど
身に着けていきましたね。
復讐を誓った日から、その道で有名な人に師事したり、殺して
奪ったり、あの頃は、僕も貪欲に力を求めていましたからねー。
今ある力や技、知でどれだけの人の笑顔を取り戻せるでしょうか・・・。
>286、288-289 ウルスラさんに忍び寄る影、ルージ君
・・・僕は見守っていますよ。あなたたちが、どうしようもない苦難に
遭ったときは、僕を呼んでください。すぐに傍へいきますから。
>287 カムチャッカ!カムチャ(ry
なぞの呪文ですね。お気持ちはわかりますが、無理しないでください。
ケッティー、この人の治療を。固定具と冷却具は新開発したのがありましたよね?
>290 懐具合
ホワイトガーデンの台所事情はお蔭様で良好ですよ。
実は、パワープラントのレプリカの量産体制が整ったんです、
現在で20台。オリジナルの30%程度の速度じゃないと稼動しませんが・・・。
連結した1+20台のパワープラントが一斉稼動する様は壮観だと
みんな言ってくれます。
これが、新作農作物、その名も「ナパーム・オレンジ」!
甘甘でおいしいですよ?
つオレンジ×???個
>291 最近見ないリィス
ご心配をおかけしました。今はとっても元気ですよ。ええ、
やろうと思えば、ラムリアースの氷雪全部を溶かしちゃえそうな
くらいに気が充実しています。まぁ、さすがにそんなこと
しませんが。
>293
そりゃあんだけ意のままになる女身近にはべらしてりゃ
別に首と胴が離れた化け物の小娘一匹なんかどうでもいいだろうしな
…何か知らんが黙って聞いてたら自然とムカつくのはなぜ?
296 :
名無しになりきれ:2007/12/17(月) 06:19:01 0
女に不自由している男の僻みだからさ
おまいらがヴィセンガルドと敵対する理由は何よ?
ん……もう、うるさい。出ないってさっきから何度も言ってるでしょうが。
あのおばか、ほんといつもいつもこれだ。デリカシーってものがな……ひゃあっ!?
な、な……何やってんのよあんたはぁぁぁぁぁぁぁっ!!
そこでいきなりドアぶち破るって、非常識にも程があ……えっ?
ウルスラさんが、消え……た?
うそ……うそでしょ!? なんで? どうして? どうしてなのよおっ!?
……ごめん。ちょっと取り乱しちゃった。
とりあえず、あんたはドナテロ呼んで来てちょうだい!
わたしは……ウルスラさんの行きつけ全部回ってみるから!!
リィス君(>294)
ありがと……。でも、その気持ちだけで十分だから。
いろいろと話したい事はあるけど、今日はこの辺で失礼するね。
それじゃ、またっ!!
.。oO(急がなきゃ……! 何かよくわからないけど、ものすごく嫌な予感がするっ!!)
>290
もう、さびしくてどうしようもないぃ……。
だって……いろいろあって仕事が回って来なくなったんだもん。
今だって、お財布の中には2ベネムしかないし。
うぅ……ひもじいよぅ。
>291
あの子は地下都市の王様なんだから、
そっちの方の厄介事の処理でいろいろと忙しいんじゃないの?
ちッ! あの野郎、毎度のごとく自分勝手で血も涙もねーぜ!!
久々にデカい依頼が来たからってのはわからんでもねぇがな……。
一応は付き合いの長い仕事仲間のピンチだろうがよ!
こんな時にまで、テメエの都合だけ考えてんじゃねーってンだタコが!!
喪男の小市民(>295)
ま……学生にもならねぇガキに、何もしなくても女がいくらでも寄って来んの
見せ付けられりゃ、思わずムカっ腹立つのも無理ねぇか。
.。oO(実際は見た目通りの歳じゃねーとかアリスが言ってたがな。)
……あン? テメエ、今なんつった?
アイツは確かにワガママ放題で気分屋の、とてつもなく扱いにくいガキっぽい女だけどよ……。
底抜けのお人好しで、バカが頭につく位の今時珍しい正直な奴なんだよ!
テメエの言う通り化け物は化け物かも知れねーが、好きでああなったワケじゃねえ!!
次アイツの目の前でその言葉吐いてみろ……。
ウルスラじゃねーが……その減らず口横に裂いて広げてやらぁ!!
>296
それは違うとは言わねーけどよ……。
貞操観念とかってのにうるさい奴もああいうの見るとマジギレするって聞くぜ?
なんでも……一人で複数と関係持つのは不潔、なんだとさ。
>297
俺ぁ単純に村の連中の敵討ちってトコだな。
全世界平定やら長きに渡る戦乱の収束やらの過程で払われる犠牲だか何だか知らねーが、
それが俺の村の連中皆殺しにしていい理由になんざなるかよッ!!
アリスとウルスラはエリンドゥールとかいうイカレ野郎との因縁があるとかで、
どうもそいつがヴィセンガルドにいるってのが戦う理由らしいがよ。
実際ドナテロだけみてーだな、あの国やザールとも何の関係もねぇのは。
……くそッ! こっちは駄目だ。取り付くシマもねぇ。
おめーの方もどうやら駄目っぽいな。手掛かりはまるでナシかよ。
こうなったら、連中がもう一度仕掛けて来るの待ってみるか?
なんか、どうもそんな気がするからよ……。
さあ、どうしたー!? 俺は丸腰だぞ! 殴れよ! 蹴れよ! なんかこう、
レスとレスの間に挟んでみろよぉ!!
天界ってどんなところなんだ? やっぱ浮島ばっかりで
下を見ると果てしなく青空と白い雲があるという、美しくも
空飛べないヤツにとっては恐ろしい場所なんだろうか?
セグンドゥムみたいなゲテモノ天使じゃなくて普通の綺麗な天使
や戦乙女(天使の翼つき)に会いに行ってみたい。
よし、息継ぎの練習をするぞ!
>293
あっても無理だろ。前に散々セクハラしてBADENDフラグの絶交ビンタ食らってたから。
まあ、>105で渾身のカンチョーかました俺が偉そうに言える事じゃないけど。
……ふう。何ヶ月ぶりの我が家の光景かしら?
雑事に追われ続けて、身の回りの品を取りに戻る余裕すらも無いなんてね。
けほ……こほっ!
ああ、嫌だ。歩くだけで飛び散る程埃が積もってる。
溜り溜まった新聞や手紙で、郵便受けもはちきれんばかりだわ。
……あら? この手紙、差出人の署名がルディック坊や?
また珍しいこと。ヴァンディーカさんなら兎も角、
あの生意気なマセガキが、私宛に手紙を送り付けて来るなんて。
>300
こんな夜更けに人の家の前で大騒ぎしないで下さらない?
折角の非番生活を満喫していると言うのに……本当にただの迷惑です。
とりあえず、頭を冷やして酔いを醒まして来なさい!
バシャアッ!!(洗面器一杯の冷水を300の顔面にぶちまける)
>301
少々長くなりますが、宜しいでしょうか……?
天界も獄界も、共に地界フェリスラントとは別次元の天球の中に存在する世界です。
まずは私が知る限りの天界「ホル・アクティ・シューネルギア」の姿ですが、
あなたの想像する姿とは多少の違いがある様ですね。
向こうでは「輝火(かがほ)」と呼ばれる太陽を思わせる光球を取り巻くかの様な形で、
剥き出しの岩塊を思わせる大地が渦状に広がっており、更にその周囲を
大小様々な浮遊島が散らばって浮かんでいると言った感じです。
飛行能力無くして生存が不可能と言う訳ではありませんが、
土壌故なのか、有翼の神族が天界の住人の多数を占める傾向にはあるのだとか。
続いて、獄界「スヴァルトフリム・タルタリクス」についてですが……。
外観こそ地界と酷似した姿をしていますが、空は常に暗雲に押し包まれ、
眼前の全てが悉く白く凍て付いた不毛の大地です。
世界全土に点在する活火山の周囲でのみ、光と火を見る事が出来ますが、
それはあくまで天を焼き焦がさんばかりに吹き上がる
地獄の炎であるが故に、命を育む温もりとはなり得ないでしょう。
そこに住まう魔族を始めとする生命は、ありとあらゆる苛酷な環境に適応すべく
異質な進化を遂げてきたせいか、容姿は地界の生命以上に多種多様です。
これが、俗にフェリスラントを併せて「三界」と呼ばれる、
フェリスとヴィーナの創主二神が、虚無より創りし世界の概要です。
>302
そう言えば、先輩からヴァンディーカさんを執拗に狙い、
お尻にばかり危害を加える方が数人いると聞いてはいましたが、
そのうちの一人はあなただったんですか!?
人の悪事を責める前に、まず自分が反省して下さいよ。
もし彼女が男性不信にでもなったら、どう責任取るつもりなんですか……。
……えっ!? 同封されてるこれって……!!
先輩がもしもの時に、ある方の所へ届けて欲しいと言っていた……!!
まさか……先輩達の身に何かが!?
「ある方」の登場(?)でただでさえ存在感がゼロに近い
ドナテロの影がさらに薄く・・・
失敗実験の人造生命には人権がないから、何やっても罪に問われないって学校の先生が言ってたよ。
王都から少し離れた寒村、その近くの小さな寺院で刹那は瞑想していた。
だが、いくら集中しようとしても、あの顔が頭から離れない。
ライラーグ・・・。2度にも渡って絶対的な力の差を見せ付けておきながら、
自分をあざ笑いつつ見逃してみせた男。
高い娘の声「みぃーつけたヨォ? ハン、なんだい、やっぱり未だに
復活しきれてナイのカイ?」
不覚にもトーズにこれほどの接近を許したことに刹那は焦りつつも、
傍らに置いた太刀を即座に拾い上げる。
トーズ「ただの人殺しの剣シカ持たないクセシテ、『剣士は2度負けられない』
だとか莫迦なこと考えてンのかーい? アンタなんかじゃ仮にあと1000年
修行したってあの男にハ勝てないヨォ? アハア・ア・ア・ア・ア・アア!!(←笑い声)」
考えるより先に手が出ていた。目の前の人外の娘に向って、神速の一太刀を
浴びせる。肩口から心臓を通し、わき腹まで一刀両断する。だが、トーズの
再生能力は発動せず、にもかかわらず、トーズは絶頂の愉悦のような
表情のまま、その場に崩れ落ち、やがてその顔が別の娘の顔に変わり、
動かなくなった。そう、トーズの姿に変身させられていたのは、刹那に
つい先ほど食べ物を持ってきてくれた尼僧の娘だったのだ。
これは、さすがの刹那にもこたえた。浅ましい人外の娘の術策にはまり、
無抵抗、無関係の娘を斬ってしまったのである。
ザール王にはなにも告げずに去るつもりであった。だが、国を出ようとする
ときに、刹那の前に立ち塞がる男がいた。
刹那「へ、陛下!!」
その瞬間、刹那の首筋にむかって、滅壊斧ヴェルザハークが襲い掛かる。
刹那(斬られる! ままよ!!)
だが、紙一枚の間を残して、ピタリと斧は止まった。
ザール「・・・事情はわかった。焦土星の席は、何年でも用意しておくゆえ、
心行くまで修行に励むがよい。」
そう言った後、刹那の両の手を取るザール。
ザール「いつでも戻ってくるがよい。」
それだけを言うとザールは、去っていった。誰もいない虚空に向かい、
刹那「も、もったいない、おことば・・・。」
男泣きに泣き、嗚咽交じりに刹那はそう言った。
刹那は旅に出た。ごく一部の重鎮以外には、長い遠征で帰られないだけだと
知らせている。刹那は果たして、ライラーグを打ち破る極意を身につけられるの
であろうか。だが、彼は必ず帰ってくる! 刹那ほどの男がここで終わるはず
はないからだ!!
この追憶輝晶には、アリスちゃんのあーんな姿やこーんな姿が収録されております!
特にエロいコスプレ姿や寝起きのフルヌードに、カンチョーされて叫び悶える姿は必見ですよ!
そこのお兄さん、お一つどうですか?お安くしておきますぜ!
ふと思った事だが、ウルスラとサイゼリアの仲を取り持つのは
下手をすると四界王や十星神に、神代の遺児やキプチャックハーン皇帝を倒すよりも
更に難題じゃなかろうか?
>308
10000カリオンか。…高いな。だが買った!
ホワイトガーデンからの横流し品だからバッタもんじゃなさそうだしな。
しかし、>310が掴まされた品には、ドゥリンドワーフの親方たちの
ムッキムキマッチョでウホッな映像が何十時間も録画されていた。
しかも、何かの呪術なのか、投影を停止できず、最後まで
まばたきも満足にできずに見ることを強要された。
あまりの衝撃と苦痛に、>310は考えることをやめた
〜DEAD END〜
>292
そんなガキ臭い脅迫誰が本気にするんだよw
畳が敷き詰められた和風の座敷にて、東洋の剣士風の男が座禅を組み、瞑想している。
そこに、いかにも戦士と言った風情の男がずかずかとあがり込む。
火閻星「よう、首尾は上々かい?」
焦土星「…貴公か。何用だ、火閻星。」
火閻星「何ってお前、陛下の招集がかかったから呼びに来たんだろが。」
焦土星…そうか。それで、声がかかったのは?」
火閻星「ひとまずは俺とお前にマリーン、ディーネの四人だけだよ、刹那。」
焦土星「四人か…。ならば、天界か獄界への抑えか?」
火閻星「違うな。天界はセクンドゥム、獄界はクレシェントが既に回されてっからよ。」
焦土星「ならば、キプチャック・ハーン帝国とクルアスタ自治領か?」
火閻星「さて、どうかね…?ボルギドとベロムの野郎にはバルザックが当たっているみてーだが。」
焦土星「…これ以上の詮索は無意味か。陛下の御前に参ずれば嫌でも分かる事だ。」
火閻星「…そりゃごもっとも。んで話は変わるがお前、意味分からん高位魔族程度に遅れ取ったらしいな?」
焦土星「何の事だ?」
火閻星「この前のネウストリアの一件に決まってんだろうが。」
焦土星「フン…あれか。自分が出る必要が無い故、代わりに式に神威を持たせてよこしただけの話。」
火閻星「ハ、そう言う事かよ!それでお前の専門じゃねえハズの魂操術を攻撃の主体にしてやがったのか!」
焦土星「いかに武烈(式神の名)とは言えど、高位魔族が相手では役不足である事は否めなかったが。」
火閻星「なら侮るにはちーとばかしアレだが、俺らが出張るまでも無い相手って事か?」
焦土星「そうだ。あの程度では創主の直系の末端やアフラ神族最後の一人に、ボルギドにすら及ばん。我らの出る幕では無い。」
火閻星「それなりにはうぜえが、ひとまず放っといても問題無しってか。」
焦土星「その様だな。現に奴らの本拠は特定済みだが、監視以上の行動を起こしてはいない。」
火閻星「まあ、奴らよりヤバいのは探せば幾らでもいる事だしな。」
焦土星「…無駄口はそこまでにせよ。玉座の間だ。」
火閻星「さーて、次は何やらされんのかね?」
扉を押し開けて玉座の間に入った二人を、先客の女二人と主君ザールが出迎える。
魔天十星神の四人に下される新たなる任務とは…?
十星神っていつも無理矢理だよな。なにか失敗したら「あー、あれか
あんなことなんともない」っていって無理に「俺様無敵☆」な風を装ってる
けど、ホント頭悪い。ま、リィスたちもあんなにバッコバッコ計略が
うまく行き過ぎるのもおかしい気がするけどな。今回の任務で
挽回できるといいんだけれどな。
最初に明確な実力の線引きとかがないから、ネタ投下する奴らの暴走が押さえられんのかもね。
十星神ネタ考えて落としてくる奴も、リィス達もお互いに引かないから話が混乱するんだと思う。
刹那ネタ投げ込んだモンだけど、『空想複写』の能力の幻体を
怨霊と解釈されてあんな風に話持っていかれたから、つい頭来てやっちまったorz
(しかも、もう少し細かい描写と設定解説交えて話進めようと思ってた矢先の事だったし)
スレ見てるみんなスマソ。これからは自重する。
時には傍観者的視点も必要だと思うんだ
気がついたらなんでこんなに荒れてんだよ?
アリスをあの手この手でかわいがってた頃は平和だったのに…
>>315-316 何にでも自分が主役よろしく絡まないと気が済まない、
俺様は最強なエゴのぶつかり合いが、今回のアレな事態を招いたのかもな。
直接攻撃でもなけりゃ、基本は第三者でいるのが一番かもよ?
どんな事件にでも首突っ込めるヒーローなんて、そうそうは居ないんだし。
うぅ……。よくわかんないけど、また何か揉めてるっぽいし……。
>305
そう言えば、彼ってあまりこういう場には出て来たがらないのよね。
馴れ合いじみた交流とか、和気藹々とした雰囲気は好きじゃないって言ってたような……。
まあ、元々目立つのも好きじゃないみたいだし、そんなに気にしてないと思うよ?
>306
うぅ……。やっぱり、世間じゃそう言う目で見られてるんだね。
自分では割り切ってるつもりでも、こうして聞かされると結構堪えるなぁ……。
>307、>313-314
またヴィセンガルドに動きがあったみたい、か……。
つい先日にセクンドゥム元帥を天界への抑えに派遣したって話があったばかりなのに、
今度は十星神が四人も王都から動いたって言うじゃない……。
どこへ向かったかまでは、まだよくわかんないけど。
そろそろ、全土制圧に本腰を入れ始めたって事なのかな……?
>308
ねーえ、そこのお・に・い・さ・ん?
そのお宝映像満載の追憶輝晶の事なんだけどぉ……。
どこでそんなの仕入れたのか教えてくれるぅ?
教えてくれないと、わたし……本気で怒っちゃうわよぉ?
(下から手を差し入れて308の顎を持ち上げ、顔を近付けてにこやかに訊ねる)
(……が、額には怒りの四つ角と青筋が浮かび、目は射抜く様な殺意の光を湛えている)
そ・れ・と。ここの追憶輝晶はみーんなわたしが買い取るわ。
も・ち・ろ・ん・ぜ・ん・ぴ・ん・む・り・ょ・う・で・ね? いいわよねっ!?
(言いながら追憶輝晶の一つを左手に握り込み、満身の力で握り砕く)
(硝子が割れるかの様な小気味良い音が響き、追憶輝晶は粉々に砕け散った!!)
>309
それは、暗に「絶対無理」って言ってるも同然じゃん……。
まあ、ウルスラさんにサイゼリアさんの事話した時の様子見た感じじゃ、
わたしだってそう思うしかないんだけど。
>310-311
やめんかこのすかたぁぁぁぁん!!!!
ドゲグシャアッ!!(勢い良く走り込んでのドロップキックが、狙い過たず310の顔面を直撃!)
さあ、さっさとその手の中のものを渡しなさ……あああっ!?
こら待て、逃げるなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
……はぁ、はぁ。ぜぃ……はぁ……。
な……なんて逃げ足の速い奴なのよぅ……。えうぅ……どうしよう?
このままじゃ、恥ずかしい映像がどんどんばらまかれちゃうよぅ……。
ひぐ……ぐすっ、ふぇぇぇぇぇぇん!!!!
と……とりあえず、今日はここまでにしとくわね。
ウルスラさんやエリンドゥールの事で話したい事がたくさんあるんだけど、
なんか今はそんな雰囲気じゃないっぽいし……。
それじゃ、また今度ねっ!!
なんかもう、瓶国派の連中はクサレすぎだし、
マヤァとかが言ってる世界観もツマンネくなってきたから、
俺もう消えるよ。あ、でも行くとこなんてないんだったな。
死のう・・・。
妙に流れ早いと思ったら、なにこれどうなってんの?
>325
ネタ投げ込んでる奴らがもめてるみたい。
もういい加減流れ変えたいから何か聞こう。
こっちではクリスマスって行事があって、赤い服来た空とぶソリに乗ってやって来る
ヒゲのおじさんがプレゼントくれるんだけど、もしその人が来るなら
ここのみんなはどんなプレゼントが欲しい?
(トン・・・トン・・・トン・・トントントン)
リィス「ノーア、レイオス。今年はあまり雪が降らなかったね。
もっとも、僕の今いるラムリアースは年中雪だらけだけど。」
(カポン・・・チョロチョロチョロ・・・)
リィス「なにを祝えばいいんだろう? 美味い酒の味なんかわからずに
死んでしまった僕たちだけど・・・でも」
少年の声「あー、いたいた! お師さーーーん!」
少女の声「探しましたよ、せんせー。」
リィス「小レイオス、ティア、どうしてここがわかったのですか?」
小レイオス「へへへん! オージェルの兄貴から教わった『匂いを追う』法ですよ。」
ティア「小ちゃんが犬みたいになってる・・・。でも、ガーデンの皆さんに言わずに
こんな遠くまでお一人で来てしまうなんて・・・。」
リィス「ああ、そういう気分だったんです。そうですね。もう戻りますか。」
小レイオス「これって、墓? だれのですかい?」
リィス「遠い昔、一緒に戦った・・・かけがえのない仲間ですよ。」
小レイオス「へーえ、じゃあ、俺もひとつお供えモンを。」
(ソウセンからもらった柏餅を墓前に捧げる小レイオス)
リィス.。oO(まだ話すには早いだろうか。でもいずれやってくるんだね、そのときが・・・。)
>295 そりゃあんだけ
ティア「わたし、せんせーの意のままになんかなってません! 自分の
ことぐらい自分で決めますもん!」
サイゼリア「わたくしは、わたくしなりに考えてリィス様のためになることを(ry」
ソウセン「そろそろわしも帰るかのう、無断で飛び出してきたゆえ爺どもが
てんてこまいじゃろうて。」
>296 女に不自由してる男の僻み
ゼウグドル「為政者はそれ相応の威信をもっていないといけないのです。
ソウセン殿や蛇血公主などの実力者との関係もあくまで政略の
ためにはじめたまでの事。それを利害を超えた感情を抱ける
ほどにまで昇華させたのは、御大のみ(ry」
ライラーグ「はいはい、わかったわかった。そのへんにしとけ。」
>297 ヴィセンガルドと敵対する理由
ゼウグ「巨大な敵と相対すればするだけ、滅びの危険を代償にして
多くの人があつまる。現に、かつてのダズムント大帝、ガイラム大公
などの巨大な敵と相対した際に、四天王やその旗下の者達が御大のもとへ
集まりました。」
ライラーグ「世界征服への野心もなくこんなにドス黒く軍備増強して、
あいつはなにやらかす気だ?」
ゼウグ「それは、いずれお話することになりましょうな。」
>298 アリシエルさん
リィス「・・・幸運を。」
>300 俺は丸腰だぞー
下魔「なんだか城の前で騒いでいる人間がいますギャ」
デス「新手の物乞いか? 食い物と金子を与えてお引取り願え。」
>301 天界へ行ってみたい
リィス「いや、まぁ、貴方のお気持ちはわかりましたが、空を飛ぶ能力
と息継ぎって関係あるんですか?」
ケッティー「高いところを飛ぶ時ははいかつりょうが必要なのですよ!」
サイゼリア「なにか違っているような・・・。」
>302 BADEND
ゼウグ「本当ならば、あのままアリシエル殿とは絶交になっていたほうが、
わしとしては良かったのですが・・・。かえって『雨降って地固まる』になってしまったような。
御大、貴方はまた60年前と同じ過ちを繰り返すおつもりか?」
>303-304 マヤァさん
リィス「ある方って誰なんでしょう?」(ドキドキ)
ゼウグ「御大、筆が疎かになっておりますぞ!」
リィス「あー、もう、ゼウグはいつまでもそうなんだから・・・。」
>305 ドナテロさんの存在感
デス「存在感とか名声が邪魔になる生き方もあるんだ。そのへん察して
やってくれ。ちなみに、俺も職業柄なるべく目立たないようにしてるが、
どうだろうか?」
>306 学校の先生が
リィス「そうやって、自分より社会的に弱いものを見つけては攻撃の対象に
いないと生きていけないんですね。人間なんて、いつまでも同じこと
繰り返してるんですよ。僕は違う、過去との決着はつけて見せます。
自分の愚かさを思い知らされたあの時の悲しみ、自分への憤りは
忘れません。」
>307 >313-314 焦土星の動き?
リィス「あれ? >307で旅に出てしまったのに、>313では何事もなかった
かのように・・・。」
ゼウグ「>313-314殿がご自身の報告を撤回なさっておるようですが・・・。
いずれも確かな情報とは言えないようですな。」
リィス「まぁ、いずれにしても、最悪の事態にだけは対処できるよう準備しておきましょう。」
>315 バッコバッコ計略
リィス「いえ、実際うまくいっていない計略いっぱいあるじゃないですか。
身近で、みなさんの関心のあるところに・・・。」
>316,>319 どっちが強い?
リィス「強さが証明される戦場は常に生き物です、この前はたまたま
僕らに運が向いただけで、僕たちも過去手痛い敗北を数え切れないほど
喫しています。その度に、死んでいった者たちがいることもお忘れなき
よう。」
>317 怨霊と幻体
リィス「このへん、どうなんですか? アウパ?」
アウパ「うーむ、かの幻体兵士の実体は実はよく掴めなかったのです。
私は、ただ、「怨霊呪殺結界!!」って叫んでみたかったというのが
本音でして・・・。」
リィス「えー、そんな・・・。まぁ、何にしても勝てたから
よしとしましょう。」
>318,>321 傍観者的視点、第三者的視点
ゼウグ「貴殿のおっしゃることは正論にござる。当事者となってしまったが
ゆえに招いてしまった悲劇。悲劇を傍観することしかできなかった自分・・・。
そのいずれも御大は経験なさっておいでで、わしもまた経験しております。
何にでも自分の力が尽くせるなぞという傲慢な考えは持たぬようにしており
ますが、できうる限りのことはしたい。それだけが、これまで重ねてきた罪
への贖罪になると信じております・・・。」
>320 気が付いたら
サイゼリア「あらあら、本当に仕方がない方々ですね。こうなれば、
わたくしと玄人サキュバス6名があなた方を骨抜きにしてさしあ・・・」
ライラーグ「おまえも自重しろ。」
>322-323 アリシエルさん
リィス「・・・進展はあったのですか? まぁ、それはまたの機会ということ
になりますか、お気をつけて・・・。」
>324 死のう
デス「そうか、ならば、そこに座れ。痛みはない、一瞬で終わらせてやる。」
リィス「ちょっと待って! そんな、簡単に命を捨てたりしないでください。
あ・・・、でも僕が言えた義理じゃないかもしれませんね。
身寄りのない(?)あなたの命をどう使おうが、あなたの自由です。
でも、どうかもう一度だけ思いとどまってください。」
>325-326 流れがはやい
リィス「どうにか、この場は落ち着いたようですね。みなさんが、
紳士的態度で問題に臨んでくださったことに感謝します。
本当に、ありがとうございました!」
>327 くりすます?
デス「それって、昔大将がやってたことと似てないか?
気分がいいと、手にした戦利金全部プレゼントに変えて世界中のやつらに
こっそり配ってまわったりして。」
リィス「うーん、あれもほしいし、これも・・・。えーい、全部もらっちゃお!」
ゼウグ「いや、これはどんな大富豪や権力者でも集められるものではございませぬぞ。
(リィス=シャーリィフェレス、その欲望とどまるところを知らず!)
あ、返し忘れていたのがいくつかありました。補足しておきます。
>308 アリシエルさんのあーんな姿やこーんな姿
懲りないですねぇ。まぁ、報いはアリシエルさんから受けたようですので
問題はないでしょう。
>309 ウルスラさんとサイゼリアの仲
サイゼリア「あら? わたくしは別にあの方を嫌ってなんかいませんわよ?
たーだ、あの方が一方的にわたくしのことを嫌っているだけです。
でも、会うたびにからかうのが楽しいですから、ウルスラさんに
無理に好かれようとは思っておりませんわ。そういうわけですから、
アリシエルさん、絶対にウルスラさんを助け出してくださいね。
わたくしのために・・・ウフフフフ・・・・。」
リィス「・・・・・・・。」
>310-311 追憶水晶購入
リィス「アリシエルさん、ウルスラさんの身が危ないのに
こういうことにはきっちり対応なさるんですね。
ちゃんと>310さんが他にばら撒く前に捕まえましたから、
どうか、泣き止んでください。
はい、アリシエルさん、どうぞ。(>310の持っていた追憶水晶を
手渡す。)」
>312 ガキ臭い脅迫
えー? ちゃんと権力者たちの城の城壁にドッカンドッカン
ロックレイン食らわせたり、毎晩決まった時刻に悪魔・モンスターたちが
一斉に雄たけびを上げるのを聞かせたり、護衛の兵士たちをどんどん
イリュージョンで自軍に吸収したりしながらやりましたから、それなりに
怯えてはいましたよ? でも、それが逆に彼らのちっぽけなプライドを刺激
してしまったようですね。状況が一歩間違えていたら大変なことになっていた
かもしれません。今度は気をつけます。
お金に困った不死者の最終手段「無限臓器売却」。自分から摘出した
臓器を売って、再びその臓器を再生させ、また売って・・・。
うわ・・・なんか気持ち悪くなってきたorz
もう暫くの間、投下ネタは日常関連や冒険スポット発掘でいくか。
国家間闘争や十星神関係は、何突っ込んでも荒れて潰されそうだし。
刹那関連で必死な奴も相当アレだったけど
暴動とか汚染獣暴走みたいな王国崩壊?ネタもかなり酷かったと思う。
お前らそこまでして破壊したいほど恨みあんのかって思ったし。
気持ちは痛いほどわかるが、その話はマジもう勘弁してくれ
こんな空気じゃどうしようもなくやり辛いんだけど
ウルスラさんさらった三姉妹のネタ投下してる者ですが、
刹那関連はただの三姉妹の妄想だったってオチでお願いします。
正直自分も増長しすぎたと思って反省してます。
引き続き国家レベルや十星神に関連しない程度で
ウルスラさん救出ネタ続けてOkですか?
ちなみにネタバレですが、エリンドゥール本人はこのイベントでは出現しません。
んじゃ刹那の後日譚は両方無しって事でおk?
おけ
やっぱりまだギスギスしてるぅぅ〜。お願いだから、もう喧嘩はやめてよぉぉ……。
リィス君(>330-331)
ひぐ……ぐすっ……。ありがと……。
さっきのはね、ウルスラさんの心当たり探して聞き込みしてるうちに
あのとことん怪しい追憶輝晶の露天商を見つけちゃっただけなんだってば……。
もうほんと、ただの偶然なのよぅ。
……それに、自分の恥ずかしい姿なんて誰だって見られたくないでしょ?
だから、必死になるのは極々普通の事だと思うんだけど……ねえ?
>312
内容もそうかも知んないけど、突然どこの誰とも知らない相手から
脅迫状なんか送り付けられたって、一国の為政者が本気にするとは思えないよね、実際。
こういう脅迫や、同盟の打診とか降伏勧告なんかにしたって、
広く名が知られてて、かつ誰もが認める力があって始めて重みが出てくるものだから。
>315
そう言うのは、心の持ちようとかそんなんじゃないかな……?
自分から負けを認めてしまったら、もう二度と立ち直れなくなる事だってあるから、
そうやって意地を張ったりしながら頑張り続けるんだと思う。
端から見ててみっともなく見えるのは……まあ、しょうがないんじゃない?
>317
そう言われてみれば、名前からして死霊操術っぽくないもんね、それ……。
パルダス・ルカス攻防戦の時は、その秘術を使わなかったのかも。
>318、>321
そうだよね……。
誰もが目立ちたいとか活躍したいって気持ちはあっても、
そんなに都合良く世界で起こった事全てに関われるだなんて、絶対にないから……。
事件に関わるどころか、知る事さえ出来ない方がずっと多いんじゃないかな?
>319
少なくとも噂とかそういうので出回ってるような話だったら、
彼らは「四大精霊王」や「命祖三柱」、「創主」と直接相対したって事はないみたいだけど、
その下の格の従属神の「八相公(はっしょうこう)」と呼ばれてる神々のうち
数人と事を構えて、見事に勝利を収めたみたいなの。
その辺の話はまた、別の機会にね……。
>320
あれだって、わたしにとっては十分笑い事じゃないぃ……。
もう、あんな痛くて恥ずかしい思いはあれっきりにして欲しいよぅ……。
>324
何があったかは良くわかんないけど、すぐそういう事言うのはやめなよ……。
世の中には、死にたい位辛い思いしてても死ねない人だってたくさんいるんだし、ね。
でも、天界や獄界が案外つまんない場所だって言うのは、
わたしも初めてその話聞いた時に思った。もっときらびやかで派手だったり、
とんでもなく恐ろしい場所をイメージしてたから、実は意外と拍子抜けだったの。
>325-326
情報や噂話の真偽をめぐって大喧嘩ってのは結構よくある事なんだけど、
ここ数日のはさすがにすごかったなぁ……ほんと。
>332
に・じ・ゅ・う・よ・じ・か・ん・や・す・み・な・し・で・や・り・ま・す・か。
もう何て言うかすごい執念だわ……。呆れを通り越して感心しちゃいましたって感じよ。
……って言うか途中に出てきたお爺さん、発言が直球過ぎるってば。
言いたい事はわかるけど、あそこまで言い切っちゃ、いろいろとまずいってば。
>333
そういう技術自体があんまり出回ってないんだけど、
臓器移植って、ここの世界じゃ他人のそれを移植っていうケースは、
実はほとんどと言っていい程ないのよ。
大抵は治療を施す本人の破損した臓器の複製を作って、
それをそのまま移植する事で治療するから。
だから、意外とそういうのはお金にならないわよ。
……それ以前に、毎回毎回そんな痛い思いはしたくないから、
それがお金になるとしても、わたしはやだな。
>334-336
いくらこんな戦争だらけの世の中だって言っても、
ヴィセンガルドの話はいろんな憶測や偽情報が飛び交って、
ほんと滅茶苦茶だったもんね……。
そう言えば、遺跡とかの話全然聞かないなぁ……。
>337
ウルスラさんの行方、未だにわからずじまいなのよね……。
何でもいいから、誰でもいいから、何か知ってる事教えてよぅ……。
心配で、心配で、もうどうにかなっちゃいそうだよ……。
>338-339
なーんか噂話に振り回されっぱなしだったわよねぇ……ほんと。
実際のところはどうだったんだろ?
……ふぅ。やっと終わったぁ〜。
いろいろあって、なんだかどっと疲れてきちゃったな……。
それじゃあみんな……また、今度ねぇ〜。
アリスちゃんごくろうさま。リィスからもらったものだけど、
甘甘なみかん食べる?俺は気に入ってるよこれ。
アリシエルはスネアトラップにかかった!
片足を縛られ、逆さ吊りにされる。もう片方の足はぶらーり。
選択肢
○スカートがめくれないようにおさえる
○首が取れないようにおさえる
○とりあえず助けを呼ぶ
迷宮なんかで持ち物整理、装備変更・点検とか休息とかで
野営をするとき、外敵に備えるために有効なのがトラップだ。
中でもスネアトラップは作成に資源いらずで・・・
おっ、なんかいい娘が釣れてる。ニヤニヤしながら観賞
するか。
なんか書き込みなくなったけど年の瀬でみんな忙しいのか?
うげ……。よくよく見たら、お返事一つ忘れちゃってたのあるし。
……あうぅ、ごめんね。
>327
どんなって言われても、ちょっと答えに困る気がするんだけど……。
やっぱり、今流行りの高価な服とかアクセサリーは
見る度に「ああ、これ欲しいな」って思うのいくらでも出てくるし、ねぇ……。
まあ、でも……お金さえあれば買える物がほとんどなんだと思うから、
どうせならまとまった額のお金が、カリオン単位で欲しいかなって……。
う……。何よぅ、その目は?
>343
あ……ありがと。この辺じゃあんまり出回ってない柑橘類だ。
色はオレンジにそっくりだけど、小振りで皮もどっちかと言えば薄い方ね。
それじゃ、ちょっと一つむいてみて……はむ。
……ほんとだ。これ、この辺のオレンジなんかよりもずっと甘いわ。
酸味がなくて、ただ上品な甘さがあるだけだから、食べやすいよ。
へえ……。これって、リィス君からの貰い物なんだ。
まあ、あそこなら果樹園の一つや二つあってもおかしくはなさそうだし、
遠い昔に滅んだ物も、意外と残ってそうだからね。
>344
ふぅ……。今日は森の奥のアサッシン・ハニー(殺し屋蜜蜂)退治ね。
ウルスラさんを探さなきゃいけないんだけど、そろそろ手持ちもやばいから、
何か仕事もやっとかないと、宿代払えなくて大ピンチだしなぁ……。
とりあえず蜂を全部退治して、この辺一帯の巣は
みんな壊すか持ち帰るかしてくれって話だったけど……わきゃああああああっ!?
あああ、何よこれぇぇ!!
とっ、とりあえずはスカート押さえ……ひゃあああああああ!!!!
首っ! 首が落っこちちゃ……!!
……ふぅぅ、間に合ったぁ。すぐに神経集中して浮遊したから、
何とか落っこちるのは避けられたみたいね。さて、と……。
ひとまずはこの旧式の罠を解除しなきゃ……。
足に引っ掛かって、身体を吊り上げてる紐を切っちゃえばいいわね。
でも……誰がこんなの仕掛けたんだろ?
>345
……ふぇ? 誰かいるの!?
あ、あなただったのね! こんなしょうもない罠仕掛けてたのはっ!?
は……早く下ろしなさいよおっ!!
いつまでそうやってじろじろ見てんのよ!!
……って、スカート押さえて逆さ吊りの女の子の死体(?)と、
それを笑いながら見てる人と、その前で血相変えて怒鳴り散らしてる
宙に浮かんだ女の生首って……。
なんか思いっ切し突っ込み所満載じゃん、これ!!
どうしてこんな、一種ホラーな光景を笑って見てられるのこの人!?
>346
年の瀬とかそう言うの関係なしに、お金に困って仕事中でーす。
んで、冒険者って仕事中に結構な確率でトラブルに巻き込まれちゃうから、
二日や三日で帰って来れるなんてのはまず無理っぽいかな。
リィス君の場合は、ホワイトガーデンの運営とかでいろいろ手が離せないんじゃないの?
政治家とか国家元首ともなったら、自由な時間ってほとんどないみたいだし。
金に困ってるんなら絵のモデルにならないか?
モデル料の支払いはベネム単位でするぜ。
>332 コレそっくりだわww
えー、誰ですかこのおばさん・・・。なにがしたくてこんな
嫌がらせ24時間体制でやっているのか理解に苦しみます。
僕らがラブレスカの権力者たちにやった計はご主人様直伝の
「(戦わなくてもいい相手から)戦わずして国力を吸収する」法
です。しっかりうまくいきましたし、吸収した将兵や民の
みなさんにも今の生活は前よりずっといいって言ってもらえてますよ。
あ、僕を馬鹿にしたいんじゃなくてただ引き合いに出して
この映像をみせたかっただけなんですか?
>333 無限臓器売却
そんなことする労力があったら他にやれることはいくらでもありますよ。
臓器関係だとアート感覚でゾンビの造形美に浸る文化とか
ありますけど、あれってやっぱり気持ち悪い・・・。
せめてゴーレムとかにしましょうよって言ってあげたいんですが、
聞いてくれないんですよね。
>334-336 日常とか冒険スポットの話をしよう
では、ティアと小レイオスをご紹介します。
小レイオス
人間。彼の養父はレイオスという名ではない。ある人物に、
レイオスの名に恥じない魔法剣士に育てて欲しいと頼まれて、
魔法や兵法をリィスが、剣はオージェルが教えている。
生身の少年で、金髪に赤バンダナ、癖のない前髪、目は青。長い足が自慢で、
白いズボンに気に入った決め台詞を刺繍している。
自分よりずっとでかい剣を振りましというか振り回されながら
戦う。でも器用に戦えているから天才肌なのか?
普段は単に「レイオス」か「小」と呼ばれることがおおい。
ティア
数十年間赤子のままある場所に封印されていた娘。人間かどうかは不明。
あることの「カギ」になる人物らしいが、まだそのことは伏せておく。
7歳の時に養母のところを離れ、リィスのもとに弟子入りし、
魔法と主に人を助けるための錬金術(かなりの部分が薬学)を習っている。
現在14歳。赤毛、黒瞳の少女。どこぞの魔法学院の女生徒の制服
を真似て作った服を着ている。体の発育はいいが、おっとりしていて
考え事をしながらなにかにぶつかることが多い。しかも、
ぶつかっても素に戻らずにそのまま考え続ける。
小レイオスからは「胸に栄養取られて頭に回ってない」とよく言われる。
>337、>340-342 ウルルラさんの行方とアリシエルさん
ウルスラさん、早く見つかるといいですね。
今はただ、彼女と貴女の無事を祈っていますよ、アリシエルさん。
>338-339 焦土星の後日譚
どちらもただの噂だったらしいですね。
>343 ナパームオレンジ好評?
気に入っていただけてうれしいです。
今が一番美味しい時期です。それに、こういう疲れたときに
召し上がるのが一番だと思います。
>344 スネアトラップ
?? なんでしょうね? 聞き覚えのある悲鳴が聞こえましたが・・・。
この奥でしょうか?
>345 トラップ
追っ手を振り切るときに多用しましたね、トラップ。
やっぱり自分が直接干渉しにいかないで住む点と、
敵の意表をつけるところが時間稼ぎ目的のときには助かります。
トラップ+伏兵+不意打ちして退却(ゲリラ戦)は僕も我が軍も得意とするところですよ。
>346 忙しい?
年末になると、僕自身が処理しなきゃいけない政務がたくさんきますから、
忙しいことは忙しいですね。でも、優秀な側近に恵まれてますから、
もうそれらは終わって、こうして外に出たりできています。
>349 絵のモデル
絵ですか。魔方陣を書く練習の一環として小レイオスやティアにも
絵の練習させてますが、風景を描くのと違って人を描くのってちょっと
大変ですよね。なんだか自分の主観が混じりそうで・・・。
モデルをする側もずっと同じポーズしなきゃいけないのも
大変ですよね。途中から表情が変わってたりするとヘンな
顔の絵になったり・・・。
>347-348 アリシエルさん
(スパッ! エアスライサーでアリシエルの片足を吊るしているロープを斬る。
その後、念動力でアリシエルの首と体をゆっくりと柔らかい下草の絨毯の上に横たえる。)
アリシエルさんだったんですか。大丈夫ですか?
ああ、僕はちょっとナパーム・オレンジの花から最高の蜂蜜を作ってくれる
蜜蜂を探して1日20件くらいのスピードで各地の蜜蜂たちのところを
廻っている最中なんです。
ふむ、そうですか。そういう事情ならここの蜂の巣全部僕がもらっても
いいですよね? それじゃあ、僕はこれで。よいお年を。
ナパームオレンジ…って、なんかヤなネーミングだなをい。
食った途端に胃袋から爆発しそうで。
つか何この黒いお子様の神出鬼没ぶりはw
君達の目前に儚げな雰囲気の髪の長い少女が現れた。
何か言いたそうにじっとこちらを見つめている。
今年最後の記念に、首ちょんぱも黒ガキもそこの髪長ロリっ娘も全員まとめて尻ゲットじゃあーーーーーーーー!!!!!
アリスちゅわぁ〜ん!明けましておめで…とうっ!!!(カンチョー!)
リィス君(>351)
あ……あはは。なんかまた、情けないとこ見せちゃったね。
こんなしょうもない罠なんて、自分で何とか出来なきゃいけないのに……はぁ。
まあ、でも……助かったわ、ありがと。
お礼は……そんなのでいいの? でも、大丈夫?
それ、蜂の中でも凶暴さでは群を抜く危ない奴らで、退治依頼まで出される位だから、
飼い馴らすなんてちょっと無理な相談なんじゃ……?
>349
絵のモデルって、わたしが!?
……ま、まあそこそこのお金も貰えるんだし、そういうのも悪くないかもね。
それで、どんな絵を描くの?
>352
爆発って言うよりは、炎上の方がイメージ的には近い気がするなぁ……。
でも、なんかやだなってのはわたしも思う。
もしかして、おいしさ(この場合は、甘さ……かな?)大爆発って意味で付けたのかな?
>353
ほんと、気がついたらどこにでも現れるよね、リィス君って。
ま、まあ……ただの偶然だとは思うんだけど。
>354
とりあえずは仕事の報酬も受け取ったし、今日はもう帰ろ。
……わあっ! びっくりしたなぁ、もう。
どうしたの、お嬢ちゃん? 一人でこんな所にいたら危ないわよ。
こういう場所は、怖い人や危ない人が多いからね。
もしかして、親御さんと一緒に遊びに来てはぐれちゃったのかな?
よかったらお姉さんが一緒に探してあげるけど?
酒場の酔っ払い(>355)
……って、言ってる端から何してんのよこのどあほおぉぉぉぉ!!!!
ガシッ! ドゴバアッ!!(酔っ払いの腕を掴み、そのまま頭から床に叩き付ける)
はぁ……。これだから、酔っ払いって嫌なのよ。
>356
はぁ〜い♪ おめで……っ!?
うぎ……いぐぐぐ……。し……新年早々何すんのよこの変態はぁぁぁ!!
死ね! 死んじゃえばかぁぁぁぁぁ!!!!
ベギ! グシャ! ドガバキメキョ!!
(356の顔面に飛び膝蹴りをお見舞いし、、続けてヒールドロップからストンピングの乱打)
出だしからこんなんじゃ、思いっ切し先行き不安だよぅ……。
ウルスラさんの救出に関わる情報です。
まずは、その安物のブリガンダインを
置いてこの女戦士用シルバーアーマーを着て、このシルバーグリープをロングブーツの上につけて、
さらにこの羽つき兜(カチューシャっぽい)をのせて
地図の示すお店の店員に扮してください。
(地図の示す先にあったのは「甲冑娘喫茶 羽月亭」という店であった。
中に入るとアリスが着ているのと同じ銀色の甲冑を着たウエイトレスたち
が笑顔で接客している。)
甲冑娘A「あっらー♪ あなたがアリシエルさん?
約束の人ならもうちょっとしたら来るから、それまで
不自然がないようにあたしたちに混じって働いてもらうわよ?」
バイト代ももらえるらしいし、アリスは渋々接客をはじめた。
自分に絡んできた酔っ払いや変質者を片付けて一息つくアリシエルの前に、
先程の儚げな雰囲気の少女がゆっくりと歩み寄ってきた。
何か言おうとしたアリシエルを制するかの様に、終始無言だった少女が口を開く。
少女「ねえ、アリスって呼ばれてたのはあなたなの……?」
アリシエル「え……ええ、そうよ。ほんとはアリシエルって言うんだけどね。」
少女「そう……アリシエル=ヴァンディーカって言うんでしょ?」
アリシエル「そうよ。でも、何でお嬢ちゃんがそんな事……?」
少女「エリンドゥールのお遣いで、あなたを迎えに来たから……。」
アリシエル「!!」
エリンドゥールの名を口にした途端、少女の身体から
得体の知れぬ威圧感が滲み出て来るのが無意識の内に感じ取れた。
急激に張りつめた空気を破ったのは、旅の同行者の一人である少年戦士、
ルージことルディック=アル=マージだった。
ルージ「おう、探したぜ! まだンなトコにいたのかよ!?」
アリシエル「ルージ!? 何よ、こんな時に。今はちょっと手が離せな……。」
ルージ「うっせえ! こっちも急ぎの用なンだよ!! いいからコレ見ろって!!」
アリシエル「何よこのビラは……? まさかとは思うけど……。」
ルージ「ご名答、そのまさかだ。お前、ちょっとここへ行ってバイトして来い。」
アリシエル「ちょ……! 何でわたしがそんな事……。」
ルージ「ここの関係者がどういうワケかお前をご指名なンだよ。」
アリシエル「でも、だからって……。それに、何で見ず知らずのわたしが……?」
ルージ「ウルスラ絡みでお前に用があるって奴がいるんだとよ。マユツバな話だけどな。」
そこで、話から置き去りにされていた少女が不意に口を挟む。
少女「また、手違い……。トーズ達の時もそう。どうして、こうも上手く噛み合わないの?」
アリシエル「お嬢ちゃん、あなた……何を?」
少女「あなたとルディックに来て貰う心算だったけど、予定、狂っちゃった……。」
ルージ「……おい。あンだよこのガキ?さっきから一体何なんだ?」
少女「ウルスラ=ジアーニィがエリンドゥールの所から解放されたから、着いて来て貰う理由、無くなったの。」
アリシエル「何よ、それ……。話がさっぱり読めないんだけど?」
少女「今回は行き違いの無駄足、ただ……それだけ。また、今度ね。」
アリシエル「ちょっと待ってよ! まだ、話は終わってな……!」
少女「そう、忘れてた。私、ピエレット……。それじゃあまたね、二人とも……。」
去り際にピエレットと名乗った正体不明の少女は、背景に溶け込む様に姿を消した。
後には、呆然と立ちすくむ二人と喧騒の消えた酒場の客の奇異の視線だけが残された……。
アリスちゃんの口から、『死ね』なんて言葉は聞きたくないです><
>それで、どんな絵を描くの?
自分、専門は裸婦画なんです。
早い話が、今回の依頼はヌードモデルですが何か?
(実はショタっ子も守備範囲内だけど)
>352 ナパームオレンジの名前について
ナパームオレンジはかつて、僕ほどではないにしても、
大きな罪を犯した過去をもつオレンジです。そこで、
闇に葬られて久しいオレンジの種に宿っていた精霊と話し合い、
「貴殿と同じく罪を被った名のまま罪を償いたい」と言われたので、
その当時の物々しい名のまま、実体は凶暴さを取り払った平和的な
作物として生まれ変わりました。正直言って、精霊の期待に応えられるか
不安な部分もありましたが、少なくともおいしさは気に入ってもらえて
よかったです。アリシエルさんの言うように、「おいしさ爆発炎上!!」
な意味合いでナパームオレンジが世に知られるために、がんばります!
>353 神出鬼没
どこにでもすぐに現れる。影として生きてきた僕にとっては、
呼吸をするのと同じようなことです。逆に言えば、出てくるところ
を予測されたり、行けない所が出てくると不安になります・・・。
>354,360-361 儚げな少女
・・・ただものじゃないことだけはわかっていたんですが・・・。
「性格が災いして何度も死んでる」ってサイゼリアやゼイグドルに
よく言われますけど、この点は全然学習できてませんね、僕・・・。
>355 酒場の酔っ払い
この酔っ払いさんこそ神出鬼没では? どうやって
こんな世界の反対側の蜜蜂の群生地帯まで一瞬で飛んできたんでしょうね?
とりあえず、逃げた方がいいですよ、今、ザ・クイーンビーのいる
本丸な蜂の巣を落としたところですから・・・。「ザ・」がついている
から、普通のクイーンビーよりも巨大で凶暴ですよ。
>356 あけましておめで・・・
懲りないですねぇ・・・。まぁ、これくらいじゃあ
この類のヘンタイさんならすぐに再生するでしょうから、
治療とかはしないでおきましょう。むしろ、治療したら
僕がセクハラを幇助したみたいになってしまいますし・・・。
>357-358 アリシエルさん
はは、大丈夫です心配には及びませんよ。この子たちよりも
ずっと凶暴な蜂も飼いならしていますし、まがりなりにもあんな
異形の軍団を作り上げた経験もありますから。いいハチミツが
できたら、持ってきます。そのときは、パンケーキか何か
焼いてもらえるとうれしいです。
>359 甲冑娘喫茶
女性用に考慮して作ってはあるでしょうが、よくあんな
銀やら鋼の板を体中にはりつけて動き回れますね。
魔術師なのに鎧着込んでいる人を見たことがありますが、
あれはかなり無理しているようでしたし・・・。
>362 『死ね』なんて言葉
僕もそう思いますが、
もう、正直殺意が湧くぐらいに怒ってらっしゃるんでしょう。
ヘンタイさんがセクハラをしないようにするのと、
アリシエルさんがセクハラを回避できるようになるの、
双方歩み寄っていただければ、いい方に事は運ぶのではないでしょうか?
>363 続・絵のモデル
う・・・ここは退くべし、ですね。
僕だって人から生まれてきたんです。怖いものくらいあります。
というか、怖いものならたくさんあります。
えっ?カンチョーってセクハラだったの!?
てっきりよくある子供のイタズラだとばかり思ってたけど。
最近またアリスちゃん人を蹴ってるね。自重するんじゃなかったの?
アリスのロングブーツが血で赤く染まっていく・・・。
後に「赤い靴を履いた魔法戦士」と恐れられる人物の誕生である。
369 :
名無しになりきれ:2008/01/05(土) 16:59:00 0
てかここの変態その辺の冒険者よか強くね?
370 :
名無しになりきれ:2008/01/05(土) 17:39:29 0
少なくともアリスよりは強いと思うぞ、これがな。
リィス君(>365)
あー……よくよく考えたら、全っ然心配なかったわよねぇ、確かに。
サイゼリアさん達みたいなおっそろしい人達を顎で使える実力者なんだから、
いくらあれが凶悪な殺人蜂でも、蝿や蚊ほどにも感じないでしょ?
ん……まあ、とりあえずはお菓子の事はまた機会があったら、ね。
パンケーキだけじゃあ何だから、他にも何かレシピ用意しておくわよ?
>359
結局ルージの奴に強引に引っ張り込まれてこうして働いてるけど、
ほんとに、こんな事しててウルスラさんに会えるのかなぁ……?
武装一式は結構軽めに作られてるから、動くのは全然苦にならないし、
ちょっとしたお金になるのも悪くはないんだけど……やっぱなんか不安だわ。
それに、下手におじぎとかしたら首落っこちそうで怖いよぅ……。
もう何でもいいから、早く終わらせて帰りたいな。
>362
うぅ……。しつこい変態さん達につい頭来て、また言っちゃった。
ごめんね……ごめんね。ほんとは誰かに死んで欲しいとかそんな事思ってないから……。
だから、そんな顔しないでよぅぅ……。
>363
……いっ!? ウソでしょおお!?
あ…あはは……。あは……あははははははは……。
わ……わたし、そんなに人様や世間様に自慢できるほど大したもんじゃないですから、
あの……その……この話は、なかった事にして……ダメですか?
>366
そりゃ、まあ……それも間違ってはないとは思うんだけど……。
ここでカンチョーしてくるのって、いい年した大人や変な悪魔人形ばっかりでしょ?
それに……女の子のおしりに、その……勢いよく指突っ込んで、
グリグリ……とかしたりするんだから、やっぱりえっちい事なんだと思う……。
あなただって、そんな事されたら気持ち悪い……でしょ? ね?
>367
あああ……ほんとだ。つい足が出ちゃってるぅぅ……。
また変なうわさ立てられそうでやだから、気をつけなきゃ……!
>368
うわ……。よくよく見たら、ブーツまで返り血でベタベタじゃん……。
さっき片付けて来た下水道地下水路のモンスター退治の時についたんだね、きっと。
大型の蝙蝠やら鼠、ゾンビをひたすら倒してたんだから、無理もないか。
冷静になって考えたら、鎧や衣服がこれだけ血塗れになってて
ブーツだけ無事だっていうのも変な話だしね。
>369-370
そんな事、ない……。そんな事……ないもんっ!!
そりゃ不意打たれてえっちい悪戯をされちゃってたりはするけど、
喧嘩に負けて好き勝手されてるわけじゃないからね!!
でも……そういう怪しい気配を読み切れないで
変態さんに先制許してるのも確かだから、やっぱし負けてるのかな……?
うぅ……なんかへこんじゃうよぅ……。
羽月亭でたどたどしくバイトを続けるアリシエルの元に
1人と一匹の客が現れた。どことなく、他の客とは雰囲気が違う。
人間の方はしわの少しある初老の男で、なにかの礼装のような
服装をしていた。男のそばには、小さなアライグマがいる。
声「君が、アリシエルか。私が、案内人だ。まずは、
お茶を一杯いただけるかな?」
声がしているのは、男のほうではなく、アライグマのほうからである。
アライグマは貫禄のある声でそうアリシエルに言った。
アライグマ「ふう、ではついてきてくれたまえ。・・・ここだ。」
銀甲冑衣装のままのアリシエルを店から連れ出した男とアライグマは
一件の豪華そうな宿の一室に向う。そこに待っていたのは・・・
間違いなくウルスラ本人であった。堰を切ったようにアリスの目から
涙が溢れだした。椅子が倒れるほどの勢いでウルスラに飛び掛るアリス。
だが、その後には(少なくともアリスは)予想もしない返答が帰ってきた。
ウルスラ「あなただれ?」
374 :
名無しになりきれ:2008/01/06(日) 17:20:40 0
どうでもいい事だが、風邪とかは回復魔法で治しちゃいかんとリナって女の子に聞いた事がある。
おーい!そこのお前ら、メシできてるけど食うか?
(真ん中の焚火にかけられた大型の鉄鍋の中には茶色のスープが満たされ、
中にはぶつ切りの野獣の肉と刻んだ野菜や芋が無造作に放り込まれ、煮込まれている。
その他の焚火でも串に刺した肉が炙られていたり、かけられた飯盒で米を炊いている。)
あん?その鍋か?こいつは東洋の調味料、味噌を使ったスープだ。
見てくれはイマイチだけど、味は保障するぜ。
376 :
166:2008/01/07(月) 16:17:17 0
>372
俺、今年で12になったばかりだけど?
普通カンチョーなんか5.6歳で卒業するもんだろ……
12つったらもうじき嫁とか貰う歳だろ、しっかりしろよ
いい年していつまでそんな子供じみた遊びやってんだ
378 :
名無しになりきれ:2008/01/09(水) 02:42:02 0
冒険者って金次第で何でもやるならず者だって聞いたけど?
どうやら俺が不在の間に、例の一件は一応の片が付いた様だが……。
>373
フン……奴らしくも無い。何があったかは知らんが、これではまるで腑抜け……いや、木偶人形だな。
記憶と共に毒気と殺気まで奇麗さっぱり抜け落ちたか。
だが……見た所、現存する技術で記憶の操作を行った気配は無い様だな。
未知の文明の産物に拠る物ならばいざ知らず、現時点での魔術や暗示に拠る記憶操作は、
処置毎に特有の後遺症や兆候が発現するが、今回はそれらしい物が見当たらん。
単純に物理、ないしは心的な衝撃を受けたが故の一時的な記憶喪失か、
未知の技術に拠る記憶、或いは感情の操作もしくは消去か……。
何れにせよ、これでは奴の再起は期待出来んな。
>374
治療に使う魔術や法術の種別にも拠るな。
病は原因となる物を絶たねば治癒出来ぬ故に、発症の原因となる物を殺す、
或いは消去する魔術、ないしは法術を行使せねばならん。
病原体が原因の病ならば、その病原体を殺すか弱体化させればいい。
その為に行使するのは、創主二神の法術の「キュア・ディジーズ」か、
八相公の中の一神、病魔の神「瘟蝗昊天(おんこうこうてん)ガヴァナー」の力を借りる魔術だ。
そのリナとか名乗る輩が止めろと言っていたのは、
病人に肉体を活性化させる類の回復魔術や法術を行使する事だろう。
あれは病原体までも活性化させてしまうからな。
流れの冒険者(髭面の中年狩人) (>375)
……そうだな。あたら好意を無碍にする理由も無い。
有難く馳走になろう。丁度、連れのガキ二人が腹を空かせていた所だしな。
しかし……味噌とはまた、随分と稀少な物を持ち合わせているものだ。
ヴィセンガルド王国の台頭以来、東方区域への交通手段の大半が失われ、
東方の品を手にするのは至難の業だと言うのにな……。
166(>376)
……それで? 何が言いたいのだ、小僧。
>377
十二の歳で成人とは、また気の早い話だ。
文明圏では十八から二十で成人として扱われるのが常識なのだが……。
……いや、待て。以前に遭遇した未開の地の蛮族の中には、
十二の誕生日を迎えた者は成人として扱われる仕来りを持つ部族があったな。
これも、幼くして過酷な自然に立ち向かわねばならぬ境遇故の事か……。
>378
一般的な冒険者で言えば、それは一部の不心得者だけの話だ。
尤も……世間一般では犯罪に分類される仕事を一手に取り扱う裏社会のギルドもあり、
それを通して汚れ仕事を専門に請け負う者達もいるがな。
今現在、財布の中にはいくら入ってますか?
最近ホワイトガーデンの連中見ないが、どっか行ったのか?
ここ最近、王国や神々にホワイトガーデン絡み以外でのトンでもない話何か聞きました?
記憶喪失にはショック療法が一番だと決まってるじゃないか!
ならアリスよ、ちょっとウルスラ姐さんの後頭部に蹴り入れてみろ。
>371-372 アリシエルさん >373 ウルスラさん記憶喪失
うーん、これはこれで大変なことになりましたね。
またかって言われるかもしてませんが、手伝えることがあったら言ってくださいね。
今日は、久しぶりにおみやげを持ってきました。これです!
(コトッ、琥珀色の掌サイズのオーブをテーブルの上に置く。)
これは、ホーデンレーノスといって、このオーブの猫の装飾の頭の部分をあたためる
とアイテムをオーブの中に収納して、猫の背の部分をあたためる
と収納したアイテムを搬出します。迷宮探索や旅の際に持ち物を減らすのに
便利ですよ。ただし、猫の目の色はオーブ内の空間の状態を表します。
青は空っぽ、緑はアイテムが入っていてさらに追加可能、赤は満杯です。
>374 風邪を回復魔法で
どうでもよくありません! 場合によっては命に関わります。
怪我や病気の治療=回復魔法という安直な考えから、
病気を治すつもりでかけた回復魔法で病原体を
活性化させてしまったという事例は少なくありません。
回復魔法がほとんど存在しない我が軍ですが、
アイテムや医術での治療以外の方法もたくさん実践されています。
状態異常攻撃の豊富な悪魔たちが病原体や体を侵食する呪い
を「停滞」させる攻撃で食い止めて患者を救ったり、
重症の場合は一時的に全身凍結や石化で病気・怪我の侵攻を
ストップさせたりします。戦場の乱戦の中では治療
で、壊死した部分を切り落として出血は火を押し付けて止めたり
なんかも止むを得ません。よい子は真似しないでくださいね。
>375 インモーニ
ああ、東洋のスープ、インモーニですね。やっぱり寒い冬
はこういう料理であったまりたいですよね。さーて、お味は・・。うっ!
>376 12歳さん
小レイオス「うわ、なにこいつキモッ!」
ティア「品性も常識もないですね。」
リィス「いや、本人はたぶん確信犯でしょう?」
>377 嫁をもらう歳
お嫁さんかー。僕が一生で一度っきりの結婚式
をあげたのはもっと若いときでしたね。いや、実年齢で。
>378 冒険者って
人によりけりでしょう。それに、「金さえ出せばなんでもやる奴ら」という
イメージを大衆にすりこませたのは、金を積んで何でもやらせてる人たち
が主体と僕は思います。逆に、腕のいい冒険者は「金のためならなんでも
するマムシのベルチョ様だぜ?」みたいに気取ってみせたりしてるのも
見ましたね。
>379-380 ドナテロさん
なんだろう? 一見無頼に生きてるように見えて、実はいい人なオーラを
感じます?僕の勘だと、十中八九ウルスラさんの捜索に手を貸さないと
言いつつ裏で血眼になって探していたと思われます・・・。まぁ、本人には
言わないでおきましょう。
>381 財布の中身
子供に大金を預けちゃいけないっていいますから、小レイオスやティアと
旅に出るときには、僕が財布を管理しますよ。中身については秘密です。
>382 ホワイトガーデンの連中の動向
例によってゼウグはお留守番で、あとの三人の四天王がちょっと
大掛かりな任務についています。ハチミツの研究は部下に任せて僕も
そちらに向うことが多いですね。
>383 ホワイトガーデン絡み以外でのニュース
ある海域に住むマーメイドの一族がとある貿易商会に
狙われているから、保護を求めてきました。『血閃塊』というトラップ
を用いて商会の保有する船団をマーメイドたちのテリトリーに入れない
ようにしましたが、さて、これからどうなりますか・・・。
>384 記憶喪失にはショック療法
記憶喪失とは違いますが、僕は自分自身の一部の都合の悪い記憶を
自分で封印しているらしいんです。ゼウグによると、それを思い出したら、
きっと今のままでいられなくなる、とてもとても辛い記憶らしいから、
思い出さないでほしい、とのことです。昔の僕がどんなひどい人間だったか
知っているだけに、それがどんな罪だったのか・・・と想像すると
怖くなってきます・・・。それとも、あるいは・・・・?
>385 後頭部に蹴り
えーーーっ!? ちょっと、それはまずいでしょう・・・。一歩間違ったら
死んじゃいますよ? 僕なんか側頭部ですら半殺しの目に遭ったんですから・・・。
あ・・・。いえ・・・。その・・・。あー・・・・。どうしよう・・・。
頭への衝撃は色々と危ないでしょ?
ショック与えるならここは他の手段を・・・って事でウルスラさんにカンチョー!
欲求不満な奴多いな。娼館にでも逝ってろよ。
リィス君(>386)
あ……リィス君。うん……とんでもない事になっちゃった。
ウルスラさんいなくなっちゃって、何がなんだかさっぱりわけわかんないうちに
帰って来たはいいんだけど、今までの事、何も憶えてないみたいなの。
何があったか知りたくても、わたし達の中には
ウルスラさん以外は誰も記憶を読み取る魔術を扱えそうな人はいないし……。
.。oO(生命の法則に触れる機会のある錬金術師や医術師のみが扱う類の代物で、
それも記憶に関する事柄は余程の高位でなければ使えないから、ね。)
まあ、何があったかもそうなんだけど、一番大事なのは
ウルスラさんに一日でも早く元気になってもらう事だから……。
お医者さんの言う通り、まめに会いに行ってあげるしかないのよね。
.。oO(意地張らなきゃいいって思うんだけど、これ以上は誰にも迷惑かけられないから……。)
……あ、ありがと。それにしても、リィス君の作るのって
確かに実用性はあるけど、結構遊び心のある仕上がりになってるの多いよね。
その辺、同じ物造りでも徹底して実益だけを追求するエリンドゥールとは
何もかもが正反対だね……。
>381
えーと……。うぅ……やっぱり金貨は一枚もないぃ……。
あるのは銀貨三枚と銅貨十二枚だけだよぅ……。
新しい仕事もなかなか見つかんないし、もうジリ貧じゃないのぉぉ……。
>382
そう言えば、最近あんまり見ないよね。いろいろと忙しいんじゃないの?
ここには仕事の合間をぬって顔を出してるって感じだし。
>383
何か変わった話、ねぇ……。そう言えば、中央大陸エヴァンディル東区域、
キプチャック・ハーン領以外で唯一ヴィセンガルドの支配が及んでない
ガンダレーワ=ザマン=シャー=ルク大王の治めるマルフーブ王国の領内で、
かつてこの世界にいたアフラ神族の文明の遺跡が発見されたって聞いたわ。
なんでも、当時の世界大戦で使われたらしい機械兵器の数々が眠っているとかで
国の内外を問わずに大騒ぎになってるみたいよ。
>384
頭打って記憶なくした人とか、落として故障した機械を叩いたら直るってあれなの?
実際にそれで直ってる事もあるから荒療治の一つにもなってるんだろうけど、
わたしはそういうの、やだな……。
だって、それで元に戻る確率は言うまでもなく低いんだし、
失敗すると余計酷くなるの目に見えてるもん……。
>385
そ……そんな事できるわけないじゃない!
打ち所が悪かったら死んじゃう事だってあるんだよ!?
だから、絶対にダメっ!!
>388
そういう問題じゃない……って、やめんかぁぁ!!!!
ブンッ! ドガシャアア!!(立て掛けていたパルチザンの柄で388の足を払って転ばせる)
……つくづく思うけど、あんた達ってほんと最低だわ。
そのどうしようもないすけべっぷりにしたってそうだけど、人を付け回してこそこそと物陰から様子伺ったり
何か困ってたりした時は、ここぞとばかりに襲って来るもんね。
言っとくけどわたし、今すっごく機嫌悪いの。
なんかへらへらしてて反省もしてないみたいだし、今日と言う今日はもう許さない。
初犯とか再犯とか関係なしに、あんた情状酌量の余地はゼロ。
とりあえずは、そうねぇ……。このまま(二階の)窓からポイしちゃおうか?
(388の首根っこを掴み、そのまま全身を窓から外へ乗り出させて宙吊りにする)
>389
お金もないし、彼女もいないんでしょこの人達は?
まあ、こんな事してるようじゃ女の子にはそっぽ向かれて当たり前だと思うけど。
アリシエルは日頃の貧窮を自分のやりくりの不手際に由来すると
思って、会計の勉強をはじめた。
しかし、アリシエルは知力が低すぎてこれというものが会得できなかった。
(アリシエルの会計経験値がすずめの涙ほど上昇した!)
>386
今のおまいのハーレム状態見たら、奥さん泣くぞ。
だからモデルの仕事持ってきてやったのに。
そうやって選り好みするからいつまでもボンビーなままなんだろ。
395 :
166:2008/01/17(木) 02:41:13 0
酷ッ!うわーんちきしょー!どうせキモくて品性も常識もないから
もういっそのことタダの悪ガキから本格的にエロガキになってやるー!
覚えてろこんちくしょー!
反応にぶっ!
>391
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
人のセクハラ邪魔する奴はァ…!アリスに蹴られて地獄へ落ちろお――――――――ッ!
ケッティー「最近お仕事が少ないのですよー。」
エッティー「わたちたちが暇なことは平和な証拠なのですよー。」
ケッティー「でも、リィスさまやぐんぶの方たちは相変わらず忙しそうなのですよー。」
エッティー「まぁ、とりあえず、今はこのお返事をお返しするのがお役目のですよー。」
(ぱたぱた)
>388 こんなときまで
ケッティー「高いところから落ちる人を受け止めるのはわたちたちふたりだけでは
ムリなのですよー。」
エッティー「でも、お助けする理由も見つからないのですから、アリシエルさま
にこの方のしょぶんはおまかせするのですよー。」
>389 欲求不満
ケ「おもいっきり食べて〜♪ 笑って〜♪ 飛び回って〜♪、ぐ〜っすり眠れば欲求不満なんか
ふきとんじゃうのですよー。」
エ「ケッティー、でもにんげんのみなさんは飛ぶのは大変だと思うのですよー。
>390-391 アリシエルさま
ケ「うーん、うーーーん・・・。きおくそーしつの方を治すのってどうやるのですかー?
エッティー?」
エ「エッティーにきかれてもこまるのですよー。とにかく、たいせつなひとが
できるかぎりそばにいてあげて あいじょうをこめて看病すればきっと
よくなると思うのですよー。」
ケ「わたちたちにできることなんてありませんが、ぜんりょくで応援します
のですよー! (部屋の周りを飛び回り、光る粉でキラキラした
軌跡を描いてみせる)
エ「アリシエルさん、がんばってくださいなのですよー。」
ケ「エッティー、敬称をちょっとまちがっているのですよー。」
エ「あー! しまったのですよー。 アリシエル『さま』ー、改めてまして、
がんばってくださいなのですよー。(がっつぽーず)
>392 会計
ケ「木の実の数をかぞえるのはとくいなのですよー。」
エ「エッティーは小鳥さんの羽の数を見分けられるのですよー。」
>393 ハーレム
ケ「リィスさまの奥さまってどんな方だったのでしょうかー?」
エ「リィスさまからは話してくださらないし、ゼウグドルさまに聞いたら
食べるかと思うようなぎょーそうでにらまれたのですよー。
ちょうど、>397 さんみたいな感じに(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 」
ケ「ケッティーも負けないのですよー(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 」
>394 絵のモデル
エ「エッティーはおえかきはとくいなのですよー。ケッティーがどんなに
早く逃げ回ってもとまってみえるのですよー。」
ケ「姉妹だからってどこまでもついてくるのはどーかとおもうのですよー。
この話はあんまりしたくないのですよー(泣きそう)。」
>395 ひらきなおり
エ「そして、>395さんはとるにたらないエロガキのままくちはてるのでした。
〜おしまい〜」
ケ「いくらなんでもそれはひどすぎるとおもうのですよー。きっとまだやりなおしは
きくと思うのですよー。」
>396 ぶっ
エ「そーいえば、レイオスさまがこんな反応をなさっていたのですよー。」
ケ「でも、笑われてしょうきにもどられることもあると思いますから、
『笑っちゃ悪いですよー』なんていいませんですよー。」
>398 蹴られてじごくに
ケ「あれれれれっ? なんだかよくわからないのですよ。」
エ「ケッティー、頭からゆげが出てるのですよ、深く考えない方がいいのですよ。」
401 :
名無しになりきれ:2008/01/18(金) 12:25:33 0
ここ、エロい奴多い割りにはおっぱい星人あんまり見ないな。
妖精二人組(>399)
あ……あなた達、は……?
えーっと、確か……ケッティーとエッティー、だったっけ?
あの時のガーデンでの騒ぎ以来……よね。
見ての通り、今ちょっとややこしい事だらけでいろいろと手が離せないから
あんまり大したもてなしはできないけど、ゆっくりしていってね。
……心配してくれてありがと。でも……大丈夫だよ。
身体には何も悪い事ないし、今までの思い出が消えちゃっただけだから。
それに……無理にやな事思い出す必要なんて、ないもの……。
ウルスラさん……エリンドゥールの助手として
わたしを死ねない化け物に変えるのに手を貸した事、ずっと気にしてた。
それで、自分を責め続けてずっと苦しんでた……。
いっその事、このまま何も思い出さない方がいいかも知れないね。
忘れられたまんまなのは辛いけど、それ以上に
わたし達の事で、ウルスラさんが一人で背負い切れないもの抱え込んで
いつまでも苦しんでるのを見てたくないから……ぐすっ。
>392
うぅ……酷い。わたし、そこまでおばかじゃなーい!
わたし達がいっつもお金に困ってるのは、仕事が回ってこないからだもん!!
……これもこれで、とんでもなく惨めなんですけど。
>393
そりゃ、あんなにモテモテだもんなぁ……。
泣くだけならまだしも、やきもち焼きだったら結構後が怖いかもねー。
例の画家(>394)
あのね……。選り好みも何も、
冒険者はそれなりに実力と名声がないと仕事自体が選べないの!!
だいたい……あんたみたいなギルドと関係ない個人の、それも下心丸出しの依頼なんて
普通の神経の人なら相手するわけないでしょうが!!
166(>395)
……あーあ、大泣きしながら行っちゃった。
お弟子さんのあの子達も、かわいい顔して意外と容赦ないわねー。
まあ、自業自得だから同情はしないけど。
>396
言われてみれば……結構間が空いてたかな。
泣き出すまでずっとポケーっとした顔で突っ立ってたから
よっぽど言われた事がショックだったのね。
>397
……あ。
.。oO(わちゃあ……。思いっ切しまずいとこ見られちゃったな。)
.。oO(なんか真っ青な顔で、こっち指差しながら腰抜かして震えてるし……。)
.。oO(……しょうがない、もうこれ位にしとこっと。)
ひょい……っと。(首根っこを掴んで窓の外に出していた388を部屋の中に投げ出す)
……いいわ、今日はこれで勘弁してあげる。
わかったら二度とやるんじゃないわよ? ほら、お返事は!?
>398
……はい? なんでわたしがそんな事しなきゃいけないのよ?
むしろ、あんたが今すぐ地獄に落ちてみる?
ガシイッ! ギリギリギリギリ……!(398の頭に両腕を回してそのまま締め上げる)
>401
ほんと。えっちい男の人が多くて困るわよねー。
……って言うか、それ、何?
名前からして、ロクでもなさそうなオーラが大全開なんですけどぉ……?
>404
アリスパンマン! 新しい顔よっ!!(ガゴッ、ガキーーーン! 今まであった
頭と新しく飛んできた頭が入れ替わる)
そう言えば二重人格者の中には、
性格だけでなくて肉体的な変化起こす奴も居るとか聞くけど、
実際にそんな奴見た事ある?
泳ぐのは得意ですか?
>405
だが新しい頭は逆さまにくっついてしまった!
そのままの状態でアリシエルの身体は街中を勢い良く走り出した!
なんか首が大変なことになってる娘が街中で暴走しているようです。
民家の壁とか塀を重力に逆らって走ったりしています。あんな短いスカート
で恥ずかしくないのだろうか?
>405
……ほへ? 新しい顔って何の事……へぶきゃっ!?
く……首っ! 首が落ち、ぎょええええええええええええええええ……べごしゅっ!?
ひたたた……。丹精込めて磨かれた床って、冷たくてまっずぅぅ〜。
ああもう!どこの誰か知らないけど、いきなり何すんの……よっ?
ちょ……っ!? な……! なな……っ!? 何よこれぇぇぇぇぇぇ!!!!
>406
うーん……。それはちょっと聞いた事も見た事もないなぁ……。
だいたい、身体の見た目まで変わっちゃうなんて、もう立派に化け物じゃない。
悪霊とか寄生型の怪物に身体乗っ取られてしまった結果の話なら、
結構うわさ話にも出るし、実際に見た事だってあるんだけどねぇ……。
>407
ん〜……まぁ、人並みには泳げる、かな?
こんな身体にされちゃってからは、ちょっとした事で首と胴体が離れやすくなって
何かと怖いからほとんど泳いだ事なんてないんだけど。
>408
ぶうっ!? なんでわたしの頭がもう一個あるのよ……ってこれ、模型じゃん!!
なぁんか見事に首輪の中に、しかも逆向きに収まちゃってたりするけど、
どうせ偽物なんだから、別に意味がないんじゃ……って、じょ……じょ……! 冗談でしょおお!?
なんでわたしの頭からあんなに離れて、走るまでに動ける……の?
……って、ぼさっとしてる場合じゃないぃぃぃぃぃぃ!!
あんな格好で街中全力疾走されたら、わたし、また追い出されるぅぅぅ!!
でも、このまますぐに追っかけても、いまのわたしって宙に浮く女の子の生首だから
余計変な目で見られて追っかけられるの決まってるしぃ……。
それでもこれだけさえ十分大騒ぎだから、結局おんなじなのよね……。
だったら、捕まって何かされる前に大急ぎで止めた方がまだマシか。そうと決まったら……!
こら待てわたしの身体とばったもんの頭ぁー!!!!
(油汗を一杯に浮かべ、血相を変えて窓から勢いよく飛び出す)
よっしゃあ! アリスタソの体は俺がもらったぶれへばぁ!!
だめだ、あの踏破力には敵わんて無念・・・・。(アリスの体に踏み越えられる)
今チラッとスカートの中見えたけど、アリスちゃん、も し か し て は い て な…むぎゅ。(顔面踏まれて足がめり込む)
>401 なぞの星
小レイオス「この果て無き天球の中には未だに知られざる星が存在する。
そんな中に・・・あるわけないかおっぱい星なんて。」
ティア「小ちゃーん♪ ごはんできたよー。」
小レイオス「わかったー。今行くー。」
>402-404,410 アリシエルさん
小レイオス「あー、どうもですー。リィスのお師さんの一番弟子、小レイオスっていいます。」
ティア「たぶん二番弟子のティアです。」
小レイオス「たぶん直に会うのはこれが初めてですね。どうぞよろしくっす。」
ティア「よろし・・・わっ!?」
>405 アリスパンマン
ティア「あ、頭が入れ替わっちゃった・・・。」
小レイオス「だ、大丈夫でぶらっ!?」
>408 走り出すアリシエルさんの体
ティア「あ、小ちゃんが踏み越えられた。」
小レイオス「いてー。鼻の骨が・・・。」
>409,412 スカート
ティア「本人は洒落にならない迷惑被ってらっしゃるのに、
この上、なにそんな目線で見てるんですか。ブラッククラウド!!(>409と>412の視界が
真っ暗に閉ざされる)」
>406 二重人格者の中には
小レイオス「オージェルの兄貴はそれに似ているっすね。獣化するとホント
派手に暴れまくるっすから。まぁ、ある程度理性は働いてるみたいなんで
問題を起こしたところは見たことないんすがね。
>408 泳ぎ
ティア「わたしは浮きすぎ、小ちゃんは沈みすぎで、もうちょっとなんとかならないか
試行錯誤してます。」
小レイオス「愛刀をスイングしながら泳ぐのってホンットきっついわー。はやくおとなになりたいっ!」
いいから足押さえろ、足!
押さえつけたはいいけど、これからどうすんだよ!?
2月の一大ニュースは「怪獣アリスゴン町を蹂躙!」で決まりだねっ♪
寒いだろうからアリスの体にストールを巻いてあげる。
アーリストールアーリストルこーのーちーかいーのむすーう(ry
この手の奴をどうにかするには、再生能力を絶つか、
再生能力が低い場所を集中攻撃するかと相場が決まってるじゃないか。
今暴れてる怪獣だめだめ首ちょんぱアリスゴンを止めるには、これだ!!
必 殺 ! 七 年 殺 し ! !(カンチョー!!!)
レイオス君とティアちゃん(>413)
あ……はじめまして、だね?
リィスく……じゃなかった、お師匠さんから聞いて知ってると思うけど、
わたしがアリシエル=ヴァンディーカよ。よろしく。
こんなキテレツな姿でごめんね。今ちょっと取り込み中なの。
また用事が会ったら今度にし……って、ああああああああ!!!!
なんて事してくれるのよわたしの身体ぁー!!
こら待てええええっ!!!!
>409
ああああああああ!! 今はやりのおしゃれなのだからって、
変に色気出してあんなのはくんじゃなかったあーっ!!
待って待ってそこ自然の法則にまで逆らっちゃダメぇぇ!!
掟破りの全力疾走壁登りは嫌ぁぁぁぁぁぁ!!!!
見えてるから! 捲れてるから!! 恥ずかしいからやめてよぉぉぉぉ!!!!
>411-412
あうぅ……。ここまで来て見失っちゃったよぅ……。
これからどうしよ……って、何この足に伝わる嫌ぁな柔らかさ。
もしかして、もしかしなくても……だ・れ・か・ふ・ん・じ・ゃ・っ・て・る・よ・ね・ぇ……?
ごめんなさい、どこの誰とも知らない人。何もかも自制の利かないわたしの身体が悪いんですぅぅ!!
決してわたしが悪いんじゃないから怒らないでぇぇぇぇぇ!!!!
>414-415
う……っ? なんか足が重たくって、動かな……。
ひょっとして、誰かが見かねて止めてくれたのかも……?
もしそうなら……急げや急げぇーっ!!
振り解かれる前に戻らなきゃもうチャンスはないぃぃぃぃぃぃ!!!!
>416
そんなぁ……。もうここまでど派手な大騒ぎなのぉ……?
うう……。うぇぇ……ふえっ、ふえぇぇぇぇぇん!!!!
また石投げられるぅ! また殴られ蹴られて怒鳴られるぅぅ!!
また街から追い出されちゃうぅぅぅぅぅっ!!!!
もう嫌あぁぁぁぁぁ!!!!
>417
あああっ! やっと見つけたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
そこのわたしのばったもん生首ーっ! さっさと身体返せーっ!!!!
ゴッキィィィィン!!(偽首に全速力で体当たりし、そのまま弾き飛ばす)
はふぅぅ……。やっと落ち着いたぁぁ……。(……ぶるるっ)
よくよく考えたら、粉雪の舞う寒空の中を全力疾走してたんだから、
芯まで冷え切っちゃって……くしゅんっ! うぅ……寒っ!!
……あ。何かわかんないけど、あったかぁい……。
これって……ストールだ。ありがと……それと、ごめんね。
みんなに、迷惑……かけちゃった。ごめんね、ごめんね……ぐすっ。
>418
でも、何かまた別の寒気が身体の奥底からするようなしないような……?
何だかものすごく熱くて気持ち悪い気配が……って、いっやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
なに人の背中の後ろでしゃがんで指構えてるのよこの変態はぁぁぁ!?
雪に埋もれて頭冷やしなさいよこのおばかぁぁぁぁぁ!!!!
ボッゲエエエエン!!(振り向きざまのヒールドロップが炸裂し、418の顔面が地面にめり込む)
は……初めておしりの大ピンチ免れたぁぁ。
でも、でも……全っ然うれしくない。って言うか、むしろ空しいよぅ……。
何で? どうして? わたし、自分で自分の身を守れて
冒険者として、魔導戦士として、ちょこっと成長できたのに……。
なんで、こんなに情けない気持ちで一杯なんだろう……?
しかし、急に首が2度も入れ替わったせいでアリスの体は異常をきたしていた。
力なくへなへなとその場にアヒル座りで座り込んだかと思うと、
エビ反りになってビクンビクンと体が痙攣し、息は荒く、頬は上気して赤くなってくる。
無数の野次馬の中から好色そうな男たちが動けないアリスのもとに
集まりはじめる。アリスちゃんぴんち!
422 :
町長:2008/02/02(土) 10:51:29 0
>420
心ゆくまで乳揉んでカンチョーして身ぐるみ剥いでから娼館に売り飛ばすだけだから安心汁
そこは館長か艦長くらい言わないとw
鬼の居ぬ間に何とやらかw
よし、サイゼリア姐さんと変態マリオネットも呼んで来い。
みんなで好きなだけいぢめて楽しもうぜ!
なんかさ、誰かの気配感じて振り向いたら、リィスきゅんが地べたに座り込んで、
涙目で指咥えながら、淋しそうにこっちをじーっと見てたんだけど…?
>414-415 足おさえろ
小レイオス「勇気ある行動? でも下心が・・・。まぁ、結果的に
アリシエルさんの暴走を止めれたみたいっすからいいですが。」
>416 アリスゴン
ティア「小ちゃーん。町の塀とか家の壁とかが崩れてるけど
局地的に災害でもあったのかなー。」
小レイオス「俺の顔の骨、よくこのくらいの被害で済んだなー。今でもぞっとしない・・・。」
>417 アーリストールアーリストル
ティア「きれいな歌声が聞こえてくるね。」
小レイオス「ちょっと悲しげでもあるけどね。」
>418 七年殺し
ティア「なんだか誰かさんが雪に顔うずめてるみたいだけど、そんなに
雪がめずらしいのかな?」
小レイオス「そうかもね。そっとしといてあげよ。」
>419-420 アリシエルさん >421 様子がおかしい
小レイオス「あ、アリシエルさんだ。でもなんだか様子がおかしい。」
ティア「顔が赤いですよ? 風邪ひいちゃいましたか?」
>422 町長
ティア「こういう心無い人が外の世界にはたくさんいるんですね。はじめて見ました。」
小レイオス「あんた、生活に不自由しているようには見えないし、していたとしても
これは許せない。というわけで、スタンブロウ! (>422を魔法拳で気絶させる)
じゃあ、そこの建物に放り込んでおきやしょ。」
>423 館長、艦長
小レイオス「名前と行為の語呂が合っている(?)、まさしくカンチョーするために彼は現れた。」
ティア「船の針路決めたりはしないの?」
小レイオス「いや、『できない』んじゃない?」
>424 鬼の居ぬ間に
小レイオス「サイゼリア姐さんは今、重要な任務に就いているから、
呼んでも来ないと思うっすよ。あーでも、あの人のことだからなー。
とにかく、無抵抗の女の人をよってたかって弄ぶなんて畜生以下の行為っす。
アリシエルさん、ウルスラさんのところまで送ります。
ワープ先がずれるといけないから、余計なことを頭からたたき出してくださいね。
・・・おく・・・すt・・・単体移送方陣展開!」
>425 お師・・・さん・・・?
(小レイオスとティア、そして一部の霊感の強い者(?)にのみそれは見えていた。)
小レイオス「こ、これは・・・共鳴!? うっ! なんだこの悪寒、重圧。
脳が鷲掴みにされたようだ! 」
ティア「聞いたこと・・・があった。これはせんせーの残留思念・・・。
求めても得られなかったあの人の愛を欲しているの・・・。」
小レイオス「ティア、なにを言っている?! うぐっ!!」
ティア「でも、どうして、今、ここなの? まぁ、それはあとでゆっくり聞けばいい。
わたしはせんせーにこれを届けてきます。小レイオスも
帰還しなさい。」
小レイオス「うあーーーーーーーっ!」
(あまりの頭痛に小レイオスは失神した。ティアはリィスらしきものと小レイオスを
連れ、移送方陣で去っていった。)
428 :
名無しになりきれ:2008/02/05(火) 15:51:04 0
>426
いや、下心もクソも足何とかしないと死人出るじゃん?
429 :
町長:2008/02/07(木) 08:22:13 0
たぶりゃあああああ!?!?!?!?!?!?
……なしてワシがこげな目に?ワシら町壊された被害者やのに?
犯人に賠償と謝罪させようとしただけやのに…。(ガクッ)
うわー、大変だー!!
ブリーブ(トカゲの尻尾ついたカエルみたいなモンスター)の大群が攻めてきたー!!
なにぃ!? ブリーフの大群!!? そりゃ怖ぇ・・・。
何この毎日がサスペンス状態
レイオス君とティアちゃん(>426)
あ……あなた達。こんな所まで、来てくれたんだ……。
大丈夫……。こっちは何とかなったから。それより、鼻のケガとか大丈夫なの?
……え? 顔が赤い……? あはは……そんな事ないってば。
わたし、こう見えても身体は丈夫だから、そんなに風邪なんてひかな……はうっ!?
>421
はぁ……はぁ……。何とか…戻れ、た……よぅ……。
ん……うっ……ひうっ!? は……うぁ……!
なん……で? どう……し、て……!? 身体…が、あ…つ、い……。
あ……や、やだ……! 見ない…で。
こっち……に、来ないで! やだ……誰かぁぁ……!!
町長(>422、>429)
(……びくぅっ!)ちょ、町長…さん?
.。oO(あああ……この顔、絶対に怒ってるぅぅ……!!)
ああ、あの……その……。街のみんなに迷惑かけちゃって、ごめんなさい……。
わたし……すっごく反省してますし、勢いで壊しちゃった物も、
何年かかってもちゃあんと弁償しますから、だから、そのぉ……。
……って、そっちの方が嫌ぁぁぁぁぁぁ!!
これならまだ、追い出された方がよっぽどマシだぁぁぁぁぁ!!!!
一生のお願いだから、こっち来ちゃダメぇぇぇぇぇぇ……え?
……目を回してのびちゃってる。助けてくれたのはうれしいんだけど、
レイオス君ってば加減きかなさ過ぎだよぅ……。
>423
語呂合わせはいいから、早く町長さん介抱してあげなよ……。
>424
……三十六計逃げるにしかず。それじゃ、さよな……って、レイオス君!?
ちょっと、何す……っきゃあああああああああああ!!!!
>425
ひゃうっ!?(ベシャッ! ……と音を立てて、またも顔面から墜落)
痛たた……。もう、転移するならそう言ってくれな……って、首! 首落ちてる!!
誰かに見つかる前に、急いで直さなきゃ……!!
……え? そこにいるのって……。
リィス君! リィス君じゃない!! ちょっと、そんな所で何して……。
!? 手が……すり抜けた? それに、何か様子が変……だよ。
これって、どういうこ……え? えええ!?
レイオス君!? ティアちゃん!! ちょっと、二人ともどうし……!?
ああ、行っちゃった。あの子達、急にどうしちゃったんだろ……?
>428
お願いだから、あんまし人聞きの悪い事言わないでよぅ……。
>430
……よくわかんないけど、街外れまで飛ばされちゃってたみたいね。
まあ……いっか。急場しのぎはちゃんとできたんだし、後はウルスラさん迎えに行って
さっさとこの街から出てしまった方がいいかも……。
……!? な……何よあれはっ!?
あの蜥蜴の身体を継ぎ接ぎしたような蛙……? あれ、ブリーブだっ!!
なんであんなのが大挙して街を襲って来るのよぅ……?
.。oO(と……とにかく何とかしなきゃ!!)
.。oO(あんなのだったら、鎖の力を解放すれば何とかなりそうだけど……。)
.。oO(餓鬼魂は街の人達まで巻き込んじゃうからダメだわ。)
.。oO(こうなったら、わたしが使える限界のを使うしかない、か……。)
そうと決まったら……!!
はじまりの時より世を照らす光望みし永遠の闇に沈みし忌(いまわ)の子、
生きとし生ける者、姿形を持つ物が光浴びし時にのみにその姿現す事を許されし偽りの闇よ……。
魔縛の神鎖に戒められし汝の渇望、一時の自由を代価として今一度我が前に示せ!
そして、汝が持たざる物を持つ全てをその胎の内に飲み込み、己が無念を思い知らせよ!!
「冥・夢・巨・影……ア・バオ・ア・クゥー」
(鎖を手に念を集中するアリシエルの影が前方に伸び広がり、迫るブリーブの大群を飲み込む。
続いて影が人間を模した黒の巨人にその姿を変えていき、ゆっくりと上半身に相当する部分を起こし、
先陣を飲み込まれても尚行進を止めないブリーブの群れを右手で無造作に掴み、握り潰し、左手は地に振り下ろし、
眼下のブリーブの群れを力任せに叩き潰す。影の巨人に突貫する生き残りは全てがその内に飲み込まれ、
租借音と不気味な断末魔の悲鳴が混ざった厭らしい音だけを残して消えていく……。
ほどなくしてブリーブの大群は跡形も無く消え去り、役目を終えた影は本来の姿へと戻っていった)
>431
いやいやいやいや、そうじゃないから。
……って言うか、そっちの方がある意味普通に怖いから。
>432
ふと思ったんだけど、なんで冒険より日常で巻き込まれるトラブルの方が
ひどいのや危ないの多かったりするんだろ……?
436 :
名無しになりきれ:2008/02/12(火) 02:32:19 0
ところでそこに転がってる偽アリスの生首、俺がもらってもいいんだよね?
こっちの世界では明日バレンタインデーって言う
女の子がチョコレートを好きな人や知り合いにプレゼントするイベントがあるんだけど
そっちではではそういうのは無いの?
もしそんなのがあったら、リィスは腐るとか売るほどもらえるの確定だな。
だって、どうしようもない女たらしで愛人沢山いるし。
みなさん、お久しぶりですー。今、僕はラムリアース西部のレミューリア鉱山という
とある戦争で要塞みたいな役割をした要衝にいます。ちなみに、ここはうちの領土ではありません。
いい加減、その戦争の後処理も終わったので、鉱山を復旧させたい
との声が上がりました。ですが、この鉱山には先の戦争で侵入者を
仕留めるためのトラップがたくさん仕掛けられいて、それ専門の
盗賊さんたちに頼んでみたのですが、どうにもうまくいきません。
トラップだけじゃなく他になにかあるんじゃないか? と思いましたので、小レイオスとティアを
連れて調査に来た次第です。
>>433-435 アリシエルさん
リィス「お久しぶりです、アリシエルさん。今度のことでは、ちょっと弟子たちが
心配をおかけしてしまいましたね。あの僕の姿をした思念体のことは忘れてください。
小レイオスも元通り元気になりましたし。」
小レイオス「お師さん、とってつけたようにいわないでくださいっすよ〜。」
リィス「ふむ、大規模召喚でお疲れでしょう。新しくできた果物です。どうぞ。」
つ山勘パイン
>428 死人が出る
貴方の言葉も正しいですが、こういう状況ってなぜか
踏まれたり蹴られてもへっちゃらな人ばかりが出てきますよね。どうしてでしょう?
>429 町長
ふむ、確かに、町がけっこう壊れちゃってますね。
支援金を送りますので、これで手を打ちませんか?
>430 ブリーブの大群
アリシエルさんが素早く対応してくださったおかげで、
大事には至りませんでしたね。でも、救われた町の人たちは町を救った恩人
を追い出さずにはいられないのでしょうか? だとしたら悲しいですね・・・。
>431 ブリーフの大群
・・・こわい想像させないでください。
>432 毎日がサスペンス
日々の中に危険は潜んでいます。でも、それを乗り越えて人は強くなって
いくんだと思います。小もティアも今回のことで成長してくれたなら、
と思います。・・・まぁ、僕が心配しなくても二人はよくやってくれていますが・・・。
>436 偽のアリシエルさんの生首
本人に了承を取ってくださいね。・・・僕になんて聞いてませんか・・・。
>437 ばれんたいんで?
それと逆かもしれないですが、とある地方の慣習で、
大事なものを捨ててみせて愛を示すイベントなんかを最近知りました。
曰く、「宝石はまた手に入るけど、あなたはただひとりだけ」という
意を示すらしいです。ロマンティックですね。
>438 女たらし
うーん、恋人は作らないって決めてましたけれど、
断る勇気がなくって恋人ではないけれど関係を持ってしまった女性(ひと)がたくさん
いますからねー。でも、もし、そういう行事で山のような数を
もらったとしても好意を踏みにじるようなマネはしたくないですね。
あー、でもこれがいけないのかなー。
リィスの職業って地方の大貴族兼傭兵隊長みたいなものなのか?
リィス君(>439)
あ……誰かと思ったらリィス君だぁ!! おひさ〜♪
へぇ〜。どこで何してるのかって思ったら、そんな事やってたんだ……。
腕利きの罠師や盗賊でダメだったら、やっぱりアレかな……?
ほら、古戦場跡って言えば怨霊の宝庫みたいなものだっていうしね。
……これ、わたしに? えへへ、ありがと。おいしそうなパイナップルだね♪
あ……街の事やわたしの事は気にしなくていいから。
正体バレてしまってそのまま追い出されちゃうのなんてもう慣れっこだし、
ブリーブの一件も、結局はわたし達以外は誰も襲って来た事すら知らないから……。
それと、これ……レイオス君とティアちゃんに渡しておいて。
迷惑かけたおわびと、助けてくれたお礼。……それじゃ、またねっ!!
(虎目石を嵌めた白金のペンダントと魔力の光を封入した天青石のランタンを渡し、ウルスラの手を引いて足早に街から去っていく)
>436
もうそんなの見たくもないから、どこへでも持って行っ……て、ちょっと待ったあぁ!
(憮然としたまま436が模型の首を拾い上げるのを見ていたが、急に血相を変えて駆け寄り、勢い良く模型の首を引ったくる)
またぞろすげ替えられてあんな目に遭うのは二度とごめんだから、それわたしがきっちり処分するっ!!
……何よ、その見るからに残念そうな顔は? っていうか、それ何に使う気だったのよぅ!?
>437
チョコ……レート? バレンタイン、デー……? それ、何なの?
……って、もしかしてあれの事かな? 最近は携帯食糧としても売り出されてる、
カカオの豆とお砂糖たっぷり使って作った甘ぁ〜いお菓子のショコラトル!
確か、地方によってはそう言う風に呼ばれてたっけ。
そのバレンタインデーってのに似たような、渡す物が決まってるお祭りの日って言えば、
フェリスの系譜に連なる神様の生誕記念祭ぐらいかなぁ……。
>438
愛人かどうかってのはいまいちよくわかんないんだけど、確かに
リィス君の周りっていろんな女の人がついて回ったり、遊びに来たりしてるよね。
えーっと……サイゼリアさんに、ケッティーちゃんとエッティーちゃんでしょ?
あとは……この前見かけたかわいらしい天狗の人に、お弟子さんの片割れのティアちゃん、
それに、獄界の大物っぽい人達も来てたっけなぁ……。
前に聞いた話じゃ奥さんもいるって言うし……なんかほんとにすごい。
それだけに、関係がこじれた時がいろいろと怖そうだなぁ……。
ほんと、どうやって収拾付けるつもりなんだか。
>411
名門貴族や隊長どころか、普通に王様なんじゃないの……?
だって、あの子の治めるホワイトガーデン自体がその辺の大国に匹敵する大規模な地下都市なんだし。
少なくとも、マフルーブとかファルベール並の規模はあるんじゃないかって思う。
アンカーミスってるゆるゆるなアリスちゃんを
後ろから抱きかかえておなかナデナデしちゃる
しばらく見ない間に雰囲気激変しちゃった人とかいます?
446 :
インビジブル:2008/02/18(月) 17:28:23 0
自分、この生まれつき無色透明な体のお陰で、
五感を鍛え上げた人や魔術の助けを借りた人以外にはまともに知覚してもらえず、
今まですっとさびしい思いしてきますたorz
でも最近何してもよほどヘマしない限りはバレないと気づいてから、
この世の春を自分なりに謳歌しまくっちゃってまつ。
今は、デュラハンの女の子と連れのお姉さんにくっついて、
お二方の私生活のあんな事やそんな事ものぞき放題ですよフヒヒw
アリスちゃ〜ん↑ (ごんごんごん)
アリスちゃ〜ん↑ (ごんごんごん)
アリスちゃ〜ん↑ (ごんごんごん)
宿代払いなさいよぉーぅ
>444
ひにゃっ!? なな……何するのよぅ!?
やだ……やめっ……ひきゃああああああああああ!?
こら、放せって言って……みゃひぃんっ!?
手がぁ! 冷たい手が服かきわけて入って来るぅぅ……!!
やだ……やだやだやだやだ!
そんなとこすりすりしちゃやだぁぁん!!
……って、いい加減にせんかこのすけべーっ!!
パッシィーン!(袋に入れていた日記帳で444の顔面を思いっきりはたく)
ん、もう! いくら胸つかんでいやらしく揉んだりとか、
カンチョーとか叫びながらおしりに指突っ込んでくるよりはずうっとマシでもねっ!
こういうのだって立派なセクハラなんだから!!
悪戯もいいけど、そういうえっちいのは程々にしてよねっ!!
>445
やっぱりウルスラさんかなぁ……?
十中八九記憶喪失になっちゃったせいだからだとは思うんだけど、
妙におどおどしたり、変に甘えるようになっちゃったのよ。
喋り方とかも前とは全っ然違うしね……。
>446 インビジブル
なーんか最近、近くからやな気配を感じるんだけど……?
この前もお風呂入った時に、先に入ってたウルスラさんがものすごい勢いで抱きついてきて、
いきなり背中に血が滴り落ちてきただとか、首筋に生暖かい息吹きかけられたとか、
わけわかんない事口走りながら震え上がって泣いてたし……。
他にも、わたしが部屋で着替えてる時に必ず、妙に荒い誰かの息遣いや、
なめ回すようないやらしい視線を感じるのはしょっちゅうだし……。
ああ、やだやだ。ほんと、気持ち悪いなぁ……。
>447
え? え? なに? なになにっ!?
何よぅ……誰かと思ったら宿屋のおじさんじゃないの。
こんな朝っぱらから血相変えて何の用……事?
……あああ! ごめんなさいぃぃ!!
すっかり忘れてたよぅ! ここって、一泊ごとに清算しなきゃいけないんだったあぁ!!
ちょっとお財布取ってくるから待ってて!!
449 :
名無しになりきれ:2008/02/21(木) 09:09:32 0
だが肝心の財布の中身はラッテウス銅貨一枚が入ってるだけだったorz
言っちゃナンだけど、この世界はモンスターより変態の方が怖くないか?
リィス 「ふぅ、なんとか安全は確保しましたね。インプたち、警戒は
怠らないように。」
インプ 「わかりましたギャ」
リィス 「この鉱山の深部からは強大な念と波動が
感じられます。派遣した盗賊たちが、辛うじて人型を保ったまま
凶暴化して襲ってきたのも『それ』のせいでしょう。
これは、少々みくびっていたかもしれません。ティアたちとの合流
を急ぎましょう。」
小レイ 「アイサー。」
>442-443,448 アリシエルさん
リィス 「山勘パイン、よろこんでいただけてよかったです。」
小レイ「かっこいーペンダントありがとうっす、さすがに、
激しい戦闘が予想される今はつけてはいやせんが、
オフのときにつけてみます。」
リィス「ティアからは、『ランタンありがとうございます。実は、天青石って
好きな宝石なんです。アリシエルさんも好きなんですか?』
とお礼ついでに質問を預かっています。まぁ、今は僕のそばに
いないのが残念ですが・・・。」
>411
オーガ「リィスさま、斥候のインプたちの報告によると、
このあたり一帯の情報はこのようになっておりますふが」
リィス 「ふむ、財布の中身にはまだ余裕がありますね。」
小レイ「しっかし、なんだって一部の扉がコイン入れることでしか
開かないんだろ?」
リィス 「このダンジョン自体が、なにか、侵入者を試している感じも
します。まぁ、遊ばれている気もしますが。」
>444 一方、ティアは
ティア 「・・・どうしよう、また迷子になっちゃいました。おろおろ。
赤妖精「迷子になったときは迷子になった場所から動かないのが
定石だとおもいますが、このダンジョンはなんだか、
それもあんまりよろしくなさそうなのですよー。」
ティア 「・・・? 後ろに殺気!?」
(ヒュアッ、ティアの首筋を狙った一撃をしゃがんでかわしたのち、
キュゥボッ!ゼロ距離からの魔法弾を背後の敵に叩き込む)
ティア 「壁を抜けてきた・・・。それに、こっちの様子もばれてたみたい。
うう・・・せんせー早くきて・・・。」
>445 生きているダンジョン?
リィス 「ふむ、やはり、このダンジョンは、僕らがティアと合流しようと
していることを意識的に阻止しているようですね。
来た道を戻ったりしても全く違う場所に出てしまう・・・。」
>446 インビジブル6
インビ 「フヒヒw」
リィス 「6方向から、同時に殺気を感じる、くっ! アイスバースト!!」
インビズ「ギャァアアア!!」
小レイ 「もらったぁ! 1つ! 2つ!3,4,5!」
リィス 「なんだか1匹逃げられた気がしますが、まぁいいでしょう。
ティアの捜索を優先!」
>447,449
オーガ 「リィスさま、財布が底をつきましたふが」
小レイ 「いちいち、相手の押し付けルールに構ってられるか!
こんな扉、ぶっこわしてやる!」
(ドゴォ!! キュララララ・・・ちゃりちゃりーんちゃりーーーん)
小レイ 「ほへ?」
リィス 「これまで吸ったお金がでてきたんでしょうか?
にしても、なんだか間抜けな光景ですね。」
>450 モンスターより怖いヘンタイ
ヘンタイ「ヒャア! かわええおにゃにょこが一人で歩いてるぜー!(←とりまき
は視界に入っても見えない)」
ティア 「きゃっ! なに!? また背後をとられた!?
この力は!? だめ、ふりほどけない・・・っ!」
ヘンタイ「ゲヒヒヒヒッ、いい触り心地だぁ〜」
ティア 「・・・・うっ・・・べたべたして・・・きもちわるい・・・っ!
やっ・・・わたし・・・食べられちゃう! ・・・・っなら・・・・!」
ヘンタイ「ひぎゃーー! おれの舌がぁああ!!」
(全身から発振した魔力波動が、ティアの耳を舐めていたヘンタイの
舌を痺れさせ、その次の瞬間は全身を麻痺させる」
ヘンタイ「ヒクヒク・・・」
ティア 「はぁ・・・・、なんだったんだろ? わたしを殺す機会はいくらでも
あったハズなのに・・・。とにかく、ここは危ないみたい、離れましょう。
ばかな子ほどかわいい
アンタら人間じゃないから毒飲んでも死なないだろ?
王都ヴィッテルハイムの高級娼館にいる憧れのあの人に会う事を夢見て5年余…。
商人として成功を収め、当時、若さだけしかウリがなかった貧乏っちゃまのオイラも、
やっとあの人をこの手に抱けるかと思いつつ、ニヤニヤしながら向かった受付で、
その人がとっくに店を辞め、魔獣使いとしての腕を見込まれて王国軍入りし、
今では魔天十星神とか言う王国の重鎮にまで出世してしまっていると言う話を聞かされ、
この衝撃の事実に立ち直れないまま、毎日仕事を忘れて飲んだくれてまつ…。
どんなに死に物狂いで頑張っても、オイラにとってあの人はいつまでも高嶺の花。
ディーネさん…(ノД`)シクシク一度でいいからあの笑顔を近くで見たかったよ…。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
ケッティー&エッティーとの結婚を本気で考えているんだが、どうすれば上手くいくのだろうか?
とりあえずは腹黒小僧にたんまり貢いどけ。話はそれからだ。
458 :
名無しになりきれ:2008/02/26(火) 08:54:21 0
むしろこのガキ生意気にもハーレム状態だから、金より女だろうが常考。
例えばほら、そこのだめだめ首ちょんぱとかでもいいんじゃね?
カンチョーされて大悦びする変態辻蹴りモンスターなんかいりません><
もっと清楚で献身的で何でも言う事聞いてくれる優しい女の子がいいです><
なにか、不吉な気配がしたので、ティアを拾ったあとに
全速力で帰還しました。
>459 偽者がつくったニセモノ
ぼ、僕はそんなこと1ミリも思ったことありません!
誰ですか、この微妙に似てないスケープゴート勝手に作ったのは!!?
とにかく、そこの偽者が作ったニセモノの僕! 早々に消えなさい。
バーン・デッド・アロー!!
>453 ばかな子ほどかわいい
小レイオスもティアも歳のわりにはよくやってくれていますが、
すこ〜しおバカさんなところがあるところがかわいいですね。
逆に、そういうところが消えていくと、頼もしいのと
同時に少し寂しいです・・・。
>454 毒
基本的に並みの毒ではむせってしまう程度ですが、
僕でも一度死に掛けた毒がありますからねー。
毒杯ってなんだか見るだけで怖いような惹きつけられるような
不思議なオーラを放っていますよね?
>455 高嶺の花
愛する人の笑顔ですか・・・。
そうですね・・・あの人は結局最後は笑っていてくれたけど、
僕にはどうすることもできなかったんだよなー。
>456 もっさいドワーフ親父
あの娘(こ)たちは結婚とか永久にしませんよ?
じゃあ、どうやって数が増えるのかっていうとそれは僕にもわかりません。
>457-458 貢ぎ
友好の証ならばありがたくいただきますよ?
ですが、>458さんのように人をモノみたいに扱うのはダメです。
に、しても>456-459の流れのはやさはいったいなんなんですか・・・。
461 :
名無しになりきれ:2008/02/28(木) 02:42:31 0
なんだか恋に破れた哀れな男達が一杯でつねw
>ですが、>458さんのように人をモノみたいに扱うのはダメです。
言っちゃナンだけど、アレ人ちゃうやん
リィス君(>451)
わたし、果物は結構好きなの多いからね〜。
あ、そうそう……。ティアちゃんにあげたランタンはね、中に魔力の光を封入した
永久機関的な代物だから、冒険の役に立つかな〜って思ったの。
好きな宝石……かぁ。天青石も悪くはないんだけど、わたしが一番好きなのは瑠璃(ラピス)かな。
吸い込まれそうな深い蒼の中に燦然と輝く黄金の粒々がきれいなのよね〜。
あとは、ずうっと前に一度だけランダメリアの皇都でリブシェ様に見せてもらった、
「インペリアル・ブラッド」っていう、皇家秘蔵の紅い尖晶石(レッド・スピンネル)もすごかったよ。
へたな上質のルビーよりずっと色が濃くてすっごくきれいなんだもん。
でも……エメラルドやペリドット、クリソプレーズなんかはちょっと嫌いかも。
色そのものが嫌いなんじゃないんだけど、この手の宝石にはあんまりいい思い出ないからね……。
>449
ふえっ!? ちょ……うぞおおっ!?
.。oO(なな……なんでぇ!? どういう事ぉ!?)
.。oO(昨日見た時にはちゃんと金貨3枚に銀貨16枚、銅貨も30枚以上はあったのに!!)
.。oO(どど、どうしよぉ……?)
>450
普通に考えたら、モンスターの方が怖いに決まってるでしょ。
ドラゴンとか魔獣が相手だと、何の訓練も受けてないと太刀打ちできないって。
でも、言われてみると最近は結構腕の立つ変態さんが多いのよねぇ……。
……なんでなんだろう?
>453
見てて危なっかしいから黙って放っておけないとか、
思わず守ってあげたくなっちゃうっていう感じなのかなぁ……?
>454
そりゃ、そういう風に身体弄られちゃってるんだもん。
毒物どころか、最高クラスの禁呪や奥義をまともに喰らったとしても死ねないと思う。
ついでに言っとくと、内臓もいろいろと弄られてるから、
なまじっかなのだったら、意外とすぐ中和できてしまうしね。
でも……死なないにしても苦しいのは同じだから、毒なんて飲みたくないけど。
銅貨一枚残して財布の中身がごっそりと消えた事実に慄然とする少女の前に
姿を見なくなって久しい、見覚えのある痩身の男が音も無く姿を現した。
鬼刃狼心(きじんろうしん)の二つ名を持つA級冒険者、街エルフのドナテロである。
記憶が抜け落ちて仕事を続けられなくなったウルスラの付き添いの為に、
彼とその連れの少年戦士ルージと離れて以来、一月以上が経過していた……。
アリシエル「あ……ドナテロっ!」
ドナテロ「……フン、相も変わらず落ち着きの無い奴め。
おおかた、今のは支払いの段になって手持ちが尽きたのに気付いたと言う所か?」
アリシエル「う……ぐぅ。」
図星を突かれて言葉に詰まる少女戦士を横目に宿の女将と二言三言言葉を交わし、
おもむろに取り出した銀貨を数枚握らせ、再度向き直る。
渋い表情のまま街エルフに安堵と共に礼の一言を投げかけてから、
その隣に連れ添う人物を目にした途端、少女戦士の顔から驚愕の余り表情が消え去った。
無愛想な街エルフの隣にいたのは良く見知った生意気な少年ではなく、
ウルスラの件で一度だけ姿を現したエリンドゥール縁の少女ピエレットだった。
アリシエル「ちょっとぉ! これ、どういう事……?」
ドナテロ「何だ、顔見知りか? こいつは王国の機械兵器の操者でな、先日片付けて来た仕事の依頼人の使いだ。」
ピエレット「私、ピエレット……。改めて……よろしく。」
話を聞く所によると、彼女はエリンドゥールの創った精神強化型の人造生命で、
王国の秘蔵する人型機械兵器「アルテヴィート」の操者であり、現在はドナテロが先日済ませた仕事の依頼人、
中南部王国領ピアナ州長官「プリクソス=グラベル」の専属護衛も務めているらしい。
ドナテロが受けた依頼の内容は、南方の戦線に投入されたファルツ侯国の決戦兵器である
「魔導操兵(人が入って操縦する2、3m程のゴーレム)」の部隊に対し、
対抗策として試験的に数体投入された古代機械兵器の試験運用要員の任務で、
腕利きの冒険者や傭兵から近接戦闘のノウハウを吸収する事で戦力の向上を図るのが、首脳陣の狙いの様だ。
ファルツ戦線で無事勝利を収め、ピアナへの帰還途上で偶然再会したと言うのが今回の経緯らしい。
少年がこの場に居合わせていないのは、郷里の仇である王国を利する依頼の受諾に反発した末の喧嘩別れが原因だった。
アリシエルにしても感情的に受け入れ難い相手ではあったが、連れが記憶を失う契機となった
事件の真相の話をちらつかされ、好奇心の方が勝ったせいか渋々ながら彼らに同行する事を決意した。
>455
ドナテロ「……馬鹿な奴だ。娼婦や遊女に入れあげて人生をフイにするとは。」
ピエレット「報われない悲しさ……って、この事を言う……の?」
もっさいドワーフ親父(>456)
アリシエル「どう考えても普通に無……もがっ!?」
ピエレット「まずは、きっかけ……作らなきゃ。まだ、知り合ってもない……んでしょ?」
アリシエル「ひょ(ちょ)……!? ひゃひひゅんほひょお(何すんのよぉ)!?」
ピエレット「……駄目。頭ごなしに言うの……。あの人、一生懸命……だから。」
>457-458
アリシエル「あの子、お金もあるし異性にもモテモテだから無理じゃない?」
ドナテロ「世に比肩する者無き富豪を、金や女で釣ろうと言うのがそもそもの間違いだろう。」
ピエレット「……ううん。多分、取引持ち掛け……だと、思う。」
リィス君(……なのかなぁ?)(>459)
アリシエル「……っ!!」
(見知った顔と酒場の冒険者達との話を立ち聞きし、無言で走り去る)
ピエレット「……? どう、しちゃった……の?」
ドナテロ「さあ……な。」
>461
ドナテロ「あんな連中、別に何処の酒場にでも居るだろう。さして珍しくも無かろうに。」
ピエレット「お金に困ってる人、なんかも……よく、見かける。」
>462
ピエレット「その理屈、なら……私も、同じ……。」
ドナテロ「それより問題はあれの素性が既に割れている事だ。このザマでは長居は……出来んな。」
ピエレット「もしかして……今日、休めない……の?」
ドナテロ「……そう言う事だ。恨むならあの間抜けを恨むんだな。
騒ぎにならん内に発つ。勘定は俺が済ませておくから、お前は上へ行ってあれを叩き起こして来い。」
ピエレット「うん……わかった。」
リィスとアリスの仲を引き裂こうとする奴の目的って何だろう?
玉の輿に乗りたい女達の工作でつ
>それより問題はあれの素性が既に割れている事だ。
そりゃ俺が行ける範囲の街や村にバラしまくってきたからな。
手当たり次第に人を蹴り殺す首のない化け物の居場所なんざどこにも与えるかよ!
はははははははははははは………!!!
>もしかして……今日、休めない……の?
君みたいなかわいい娘の髪が傷んだままなんてだめだ!
ピエレットの髪をやさしくブラッシングしてあげる。
ああ、ブラシの通りがよくていい髪だ。
はげど。この子休ませてあげたいから、とりあえずアリスは一人で出てけ。
自分が正体バレて追い出されるのは構わんが、他を巻き込むな。いい迷惑だ。
頭なんて飾りです!エロい人だからこそ、それがわかるんですよ!!
もっと清楚で献身的で何でも言う事聞いてくれる優しい女の子?
そんなのリィスきゅんのハーレムにいたかな?
おにぎりとパンのどっちが優れていると思う?
>467-468
引き裂くって……あのねえ。
そもそも、わたし達はほんとにちょっとしたお知り合いって程度で、
別に将来誓った仲とか言うんじゃないんだから……。
それに、さっきリィス君本人が足癖の悪い変態なんかいらないって言ってたもん……!
.。oO(酷いよぅ……。あんな事されてうれしい変態なんかじゃないのに。)
んー? でも、サイゼリアさんが時々どういうわけか
わたしをきつい目付きでじいっと見つめたりする事はあったけど、
そんな、まさか……ねぇ。
>469
……っ!? そんな……!!
.。oO(どうして……? どうしてそんな事するの!?)
.。oO(わたし……そんな事してないのにっ!!)
ひどい……! そんなの、あんまりだよぅ……!!
ひ……っ! うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!
ドナテロの言うままに二階のアリシエルが取っている部屋へ出向いたピエレットが見た物は、
微かな寝息を立てて眠る金髪の女と、無造作にベッドの側に置かれた紙魚だらけの紙に書かれた走り書きだった。
いろいろとごめんね。わたし一人の失敗で、これ以上みんなに迷惑は掛けられない。
悪いけど、ここでお別れ。あともう一つ勝手を言って悪いんだけど、ウルスラさんの事、お願いよ。
仕事が済んだら、ファルベールのタジィ先輩のところまで送ってあげて。
そこならまだ、こうして歩き回ってるよりはずうっと安全だと思うから……。
お嬢ちゃん、あなたとはもっといろいろお話したかったわ。
それとドナテロ……あなたもルージに会ったら、ちゃんと謝っときなさいよね?
それじゃみんな、お元気で。……さよならっ!!
〜アリシエル=ヴァンディーカ〜
ピエレット「こんなの……あった。探さなくて、いい……の?」
ドナテロ「……分別の付かんガキだと言う訳でもあるまい。放っておけ。」
ピエレット「そう……。それじゃ、これから、どう……するの?」
ドナテロ「予定通り明日の朝にここを発ち、首都ランスクまで向かう。」
ピエレット「ウルスラも、一緒……?」
ドナテロ「……仕方あるまい。下手に付き合いの長い奴を捨て置くと後味が悪そうだしな。
それに、この件が片付けば暫く何もする事も無し、ついでならば別に構わん。」
ピエレット「……意外と、優しい……ね。」
ドナテロ「……フン。」
>470
ピエレット「ん……? な……何、する……の。
あ……何、だか気持……ち、いい。凄く……上手……。慣れてる……。
……そんな事、初めて……言われた。
だって……。エリンドゥールも、グラベルも……。
ドナテロも、みんな、何も……言わない人、ばかりだか……ら。」
>471
ピエレット「私に、気を遣って……くれ、てるの……?」
ドナテロ「赤の他人のお前に言われるまでも無く、あれはもうここに居ない。
理屈は通ってはいるが、他人の事情に首は突っ込まんで貰おう。余計なお世話だ。」
>472
ピエレット「身体だけが……目当て、なの?」
ドナテロ「単なる色狂いか、それとも死体愛好の気がある変態か……。
どちらにしろ、自分の嗜好についてこの様な場所で熱弁を振るうのは感心せんな。見ろ……周りの連中は皆引いているぞ。」
>473
ドナテロ「少なくとも、以前に騒動を起こした淫魔でない事は確実だろう。」
>474
ドナテロ「手軽で、調理の幅が広いのはパンだろうが……。」
ピエレット「どっちも……おいしい。でも……炊き立ての、ご飯の球の方……が、好き……。」
あつあつで……ふんわり、柔らかいから……かな?」
持ち金全部すり取って変な噂流させた甲斐あったわい。
街を出て一人絶望に身を焦がしながら当てもなくさまようアリスちゃんに
やさしい言葉をかけて金貨を沢山握らせれば・・・グヒッw
グヒョヘヘヘヘヘヘ!!!
テラキモス
>466,476-477 ドナテロさんとピエレットさん
どうもはじめまして。リィス=シャーリィフェレスといいます。
うーん、なんだか、今日は間の悪いところに
来てしまったみたいですから、あいさつだけにして
これで去ります。それでは…。
>461 恋に破れて
そんなに簡単に実らないから、恋なんですよ。この苦い経験を糧にして
ご自身を高めることが次なる恋のためになるやもしれませんよ?
>462
いいんです。人じゃない僕が言うからいいんです。
>464-465 ごーれむごーれむ
もうちょっと大きい方が好きです。でも、それだと
精巧なつくりのあのゴーレムでは無理がでてくるのでしょうか?
まぁ、いずれにせよ、情報は集させておきましょう。
>467-468 不和を謀る人について
本当に…。ひどいことをします。人が疑い会うということはとてもとても
悲しいことです。うーん…、うちの陣営の中にいるとするならサイゼリアよりもゼウグドル
である可能性が高いですね。理由は伏せておきますが…。
>469,478 もう一つのひどいこと
あなたたちだったんですか? ここのところ、アリシエルさん
を困らせ続けているのは…。不和を謀る人物とは別のようですが、
聞いてしまった以上、放っておくわけにもいきません。
『ソウダ オマエタチハ 呪ワレタノダ』
(>469,478らとその仲間・配下の両足が闇に消える!)
……これで、僕が許さない限り、歩くこともままならないでしょう。
反省なさい。
>470-471 人気のピエレットさん
なんですか? この温度差。あー、でも
ヘンタイさんに付きまとわれないよう、気をつけてくださいね。
>472 飾りです
以前、首がなくなったアリシエルさんを延々責め続けていた
人たちの一人でしょうか?何にせよ、人から白い目で
見られるようなことを公言しない方がいいですよ?
>473 ハーレム
ですから、ハーレムなんて作った覚えはありません。
配下であっても、何でも言う事聞くっていうのとは
現実は違っていますし…。
>474 おにぎりとパン
僕もおにぎりがいいです。ソウセンの手下の子が
作ってくれたおにぎりは冷めてもおいしい。
>479
まったくですね。せっかく企みがここまでうまくいっていても、
あんなに大声で自分から暴露していたら、意味ないでしょうに…。
悪い人は勝利を確信した時に真実をしゃべりまくる。
これ宇宙の真理ですか…。
>463,>475 アリシエルさん
やっと見つけました。ちょ、ちょっと待ってください、話を聞いて!
ですから、あれは、悪意ある人物の謀略で、
僕自身は、あの偽者の言った様なことはこれっぽっちも思っていません。
これが証拠物件です。
(>459のスケープドールを作り、操っていた犯人の様子を映像で見せる。)
僕がどのように嫌われることよりも貴女を悲しませること
の方がずっとずっと僕には辛いことなんです。う…ううっ…。
(俯いて肩を震わせる)
482 :
名無しになりきれ:2008/03/05(水) 09:34:05 0
財宝は金品と道具のどっちが入っていた方が有難い?
相変わらずいぢめてちゃんオーラだだ漏れだよな、アリスってw
アリスみたいなか弱い女性を守ってやるのが、男の務めだろ。
本当はアリスはめっちゃ強いんだけど宇宙の波動によって
いぢめてちゃん状態になってしまうんです
決して僕らのせいてはあーりません
>484
………か弱いか、アレ?
487 :
名無しになりきれ:2008/03/11(火) 09:11:18 0
規則正しい生活、心がけてますかぁ〜?
いつぞやの魔導師の小僧(>480)
ドナテロ「……誰かと思えば、いつぞやの小僧か。
この俺にすら直前まで気配を悟らせんその手並みは見事だと言って置こう。
間が悪い……? フン、何を言い出すかと思えば下らん事を。
詰まらん騒動の最中の場違いな闖入者には、もう幾度遭遇したか知れん。
いい加減、飽きが来ても可笑しくは無い程度には慣れ切っている。」
ピエレット「だから……気に、しな……? あ、もう行っ……ちゃっ……た。」
ドナテロ「言いたい事だけ一方的に言い捨てて去ったか。」
ピエレット「あのヒト、何……しに来た、の……?」
ドナテロ「俺に聞くな。」
どっかの大富豪エロジジイ(>478)
ドナテロ「……騒々しいな。何の騒ぎだ?」
ピエレット「向こう、見て……。」
二人の視線の先には、悪趣味なまでの派手な衣装を纏った肥満体の老人と、
その取り巻きらしいゴロツキの集団が床を這いずり回って泣き叫び、
更に、それを取り巻くかの様に集まって騒ぎ立てる野次馬達の姿があった。
野次馬に取り巻かれ、悶絶する男達全員の膝から下の部位が欠損しており、
恐怖に歪む顔から涙を滝の様に流し、意味を成さぬ悲鳴を上げ続けていた。
ドナテロ「これは鮮やかな手並みだな。だが……。」
ピエレット「切り傷じゃ……ない?
それに……凄い邪念、感じる。多分、何かの、呪い……かも。」
ドナテロ「随分と剣呑な術士も居た物だな。」
>479
ピエレット「何が……気持ち悪かった……の?」
ドナテロ「容姿、態度、言動の全てが……だろうな。」
ピエレット「容赦ない……ね。」
リィス君(>481)
……っ! 誰っ!?
(何者かが空間転移して来たのを見て、即座に距離をとって身構える)
リィス君、か……。な……何よぅ、いまさら。
どうせわたしは首と胴体が繋がらない、足癖悪くて変態の化け物なんでしょ!?
……別に怒ってなんかないわよ。
本音なんて、お酒が入ればついつい出てしまうものだから。
ただ、「ああ、やっぱりな。」って感じで情けなくなっただけ。
そんなご大層なヴィジョンまで見せて、言い訳なんかしなくたっていいよ……。
こんなの、別に何も今に始まった事なんかじゃないんだから。
……え? 何よ、いきなり顔伏せちゃって。
もしかして、泣いてる……の?
ごめん……言い過ぎたね。なんかもういろいろあり過ぎて、
正直、もうどうしたらいいのかさっぱりわかんなくなっちゃって……。
勝手言って悪いけど、もう少し一人にしてくんない……?
今は誰かとお喋りできるような、そんな気分じゃ全っ然ないから。
わがままばかりでごめんね……。それと……心配してくれてありがと。
>482
もち両方! ……って言いたいとこなんだけど、
どっちか選べって言われたら、やっぱりお金……なのかなぁ?
それか、確実に換金できそうな宝石や貴金属品だね。
だってぇ……お金がないとできない事の方が多いんだもん。
>483
何よぅ、それえぇ〜!?
ねえ、みんな。そんなにわたしの事、嫌いなの……?
>484、>486
う〜ん……。そう言ってくれるのはすっごく嬉しいんだけどぉ、
曲がりなりにも冒険者稼業やってる身の上としちゃ、非常に複雑なのよね。
だからと言って、面と向かってそういう疑惑の眼差しぶつけられても、
なんかどうしようもなく腹立つんですけどぉ……。
わたしだって、一応は女の子なんだから。
>485
それって俗に言う「天命」とか「創主の啓示」とかですかぁー!?
そんないじめられっ子人生、絶対やだぁぁぁぁぁぁ!!
>487
生業が生業だから、不規則な生活リズムはいつもの事でーす。
……ってよか、今はワケ有りでどこの街にも村にも寄り付けないから、
身体も服も満足に洗えないし、食べ物と寝床探すのもひと苦労だし、
はっきり言っちゃうと、もう何もかもがやだ……。
うぅ……。おなか空いたし、汗くさいし、もう散々だぁぁ!!
>488
どう見てもこの人、王子様どころか東洋風のお爺さんで、
そもそも味の国って何なんだとか突っ込みどころは盛りだくさんだけど……。
って、こんなの絶対人間じゃないぃぃぃぃぃぃ!!!!
……下手したら十星神や八相公より危ないんじゃないの、これ?
飢えたアリシエルの目の前で、さも旨そうにカスタードクリームパンを食ってみるテスト
一度現世に解き放たれれば、生きとし生けるもの全てを喰らいつくすまで止まらない餓鬼魂!
自在にその大きさを変え、命も物質も関係なく全てを等しく飲み込む影の巨人ア・バオ・ア・クゥー!!
……全然それらしい恐怖を感じません。
どっちもそれなりにヤバい奴らだと思うんですが、何故でしょう?
長期の不養生のせいで、アリシエルの頭のてっぺんにチューリップの花が咲いてしまった!
>494
規格外乙
キノコやカビちゃうんかいw
>489 ドナテロさんとピエレットさん
あれ? ああ、いいのか。なんでもありません。
>490-492 アリシエルさん
そうですか…それでは、多くは語りますまい。これ、僕特製のなーめらかショコラトルです、
どうか食べてくださいね。では、これで…。
>482 財宝
お金を増やす方法、手に入れる方法はたくさんありますけれど、
そこでしか手に入らない道具というものの方が多いですからね。
お金払ってまで入手を依頼することもありますから、やっぱり道具でしょうか?
>483 オーラ
じゃあ、僕はどういうオーラが出てるんでしょうか? なにも出てない?
そうですおますか、はい。
>484,486 か弱い女性
これぞ騎士道! でも、か弱い女性を守れなかった前例が僕にあります
からね。思えば、ずっとそのことを引き摺っていることになるんですね…。
>485 宇宙の波動
ずいぶんと壮大なものに責任転嫁してますね。アリシエルさんの潜在的な能力
には計り知れないものはありますが…。
>487 規則正しい生活
アンデッドのくせにと言われるかもしれませんが、結構規則正しい生活している
と思いますよ。まぁ、なにか興味のあるものがあるといつの間にか何日も何十日も
飲まず喰わずで没頭したりもしますが…。
>488 うまいぞぉおおおおお!!
これは恐ろしい…。彼においしいものを与えるのは世界の破滅を意味するかもしれません。
>493 カスタードクリームパン
僕のショコラトルとどっちがおいしそうに見えるか勝負です!
あー、でも両方食べたがられそうですね。
>494 アリシエルさんの召喚魔
それは、アリシエルさんが制御しきれる範囲内で、かつ人を
怖がらせるように使っていらしゃらないからじゃないでしょうか?
それと、あなたが>496さんのいうような方だからでは?
>495 チューリップ
ん? そういえば、咲いていましたね。ぽこっとかわいらしいのが。
しょ、しょうがないじゃないですか、あの場では言える雰囲気
ではなかったのですから。
>497 きのことかじゃなくて
そうですよねー。ヒガンバナとかじゃなかったことも不幸中の幸いでしょうか?
不養生というか、なにか悪いものでも食べてしまったのでしょうか?
僕は体に苔が生えたことありますよ。そう、あれは…(長々と思い出話を語りだす。)
ひとまず500GET記念に何かおくれ。出来たら金目の物を。
|ξ・∀・)つ白身魚のフライとサニーレタスをはさんだホットチーズサンド
|ミ サッ!
アリスの頭のチューリップに水をくれてみる
しぎゃー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(不意に頭のチューリップが急成長!何故か花弁が毒々しい赤と黒の斑模様に変色し、更に牙が生えてきたッ!)
(そしてウネウネと茎を伸ばしながら大口を開き、猛然とアリシエルの体めがけて襲いかかったッ!!!)
リィス君(>498)
あ……ありがと。いつもいつも、ほんとにごめんね。
大したものなんにもお返しできないのに、貰ってばかりで……。
わたしはどこか休めそうなとこ探したいから、もう行くね?
それじゃ、また……。
.。oO(特製、かぁ……。)
.。oO(リィス君の事だから、きっと何か面白い趣向があるのよね?)
.。oO(何だろ……? 食べるまでのちょっとしたお楽しみ、かも。)
>493
ああ〜! おいしそうぅ〜。
ねぇ……ちょっと、そのパンわたしにもひと口分けてちょうだ……ああああああああ!!!!
……酷い。酷いよ。いぢわる……。鬼! 悪魔!! げどぉぉぉぉぉぉ!!!!
ふ……ふんっ! いいもんいいもん!
どうせ、わたしみたいな化け物になんかあげる食べ物はない……って言うんでしょ!?
そんな中にクリーム入ってるだけのパンなんて全っ然欲しくないもん!!
リィス君から貰ったおいしそうなショコラトルがあるもんねっ!!
……いーっだ!!
>494
やっぱり、噂話や昔話なんかに出てくるの聞いただけじゃ無理ないかも。
現物を近くで見たら、普通に怖いと思うんだけどね〜。
だって……餓鬼魂なんてさぁ、ぐちゃぐちゃな真っ黒い肉の塊の一面に
びっしりと鋭い牙の生え揃った歪んだ口がたくさん貼りついてて、そのいつも半開きの口から、
毒々しい紫の舌を出してよだれ垂らしながらさ、シューシューギギギギって威嚇の叫びや
歯軋りをの音を絶え間なく出してるもんだから、もう気持ち悪いやら怖いやら……。
ア・バオ・ア・クゥーの方は……あんまり怖くないかもしんない。
のっぺりした背の高い影人間って感じだしね。
赤くて丸っこい二つの目なんか、実は意外とかわいいかな? ……とか思ってみたり。
>495
……ふわぁ〜、よく寝た。
そんじゃ、湖でちょっと顔でも洗いに……って、ええええええええ!?
なに!? なになになになに!?
何でわたしの頭にチューリップなんか生えてるのよぉぉぉ!?
こ、こんなの引っこ抜い……痛い痛い痛い痛い!!
うぅ……思いっ切り根を張っちゃって取れないし。
フェリス様……わたし、何か悪い事でもしたんでしょうか……?
>496
ふぇ!? それ、ほんとなの!?
.。oO(さっきの、見た目はごく普通のお兄さんだったのに……。)
.。oO(ま、リィス君だって見た目はただのかわいい男の子だしなぁ……。)
>497
そ……それも普通にやだ。
ただの茸やカビでも、全身にびっしり貼りついてるだけで気持ち悪そう……。
それに、もしその茸やカビがファンガスとかスポア、モールドなんて
とんでもないモンスターだったら、そんなんじゃ済まない大騒ぎになるし。
人事だと思って笑ってると、いつか酷い目に遭うわよ……。
>500
それ、一種の嫌がらせなの……?
どこをどう見たら、このわたしがそういうの持ってそうに見えんのよ?
ぷよぷよしたゼリーっぽいスライム(>501)
……ん〜? あ……。きゃあ! ひさしぶりぃ〜!!
相変わらずぷるぷるふにふにしてて、すっごくかっわいぃ〜!!
え……と、このバスケットはなぁに?
いいから開けてみろって? どれどれ……。
わぁ! あつあつでおいしそうなホットサンドがたくさんあるぅぅ〜!!
それじゃ早速、いっただきまぁ〜す!!(はむっ)
おいっしぃ〜! こんがりきつね色に揚がった白身魚のフライと、
とろけたチーズにパリッとしたレタスの食感がもう最っ高!!
うぅ……ありがとぉ。二十日ぶりのまともなお食事だよぅ……ぐすん。
>502
ひゃあっ!? 冷たい冷たい! 冷たいってばぁ!!
や…っ、や……っ! やめんかぁぁ!! わたしの頭は植木鉢じゃなーい!!!!
頭に生えたチューリップ(>503)
んっぎゃあああああああああ!?
なな……何よこの化け物はぁぁぁ!? ちょ……やだ、こっち来ちゃダメ……。
いい、痛い痛い痛い痛い!! そんなとこ噛みつくんじゃな……ひぎゃああああああ!!!!
う……う……もういい加減にしろぉぉぉぉぉぉっ!!!!
風・裂・飛・刀……「ウィンドカッタァァァァァ」!!
(目の前に現出した鋭利な風の刃が、怪物チューリップの茎を余す所無く切り裂き、
残された斑模様で牙が生え揃った毒々しい花弁だけがぼたりと落下する)
はふぅ……。これでひと安心……かな?
ちょwアリスいくら飢えてるからって迷わず手を出すかww
つかそこのξ・∀・)そのカラダでどうやってホットサンドなんか作ったんだよwww
508 :
名無しになりきれ:2008/03/23(日) 19:52:50 0
どうでもいいけどさ、携帯食ってマジ体に悪そうなの多くね?
509 :
500:2008/03/24(月) 16:43:34 0
わかったわかった俺が悪かったよ。しょうがないから特別に今アリスが穿いてるパンツで手を打とう。
それならぜんぜん無茶な要求じゃねえだろ?な!?
510 :
運金 ◆EZeOl/58v2 :2008/03/24(月) 17:23:17 0
オレのホットドックたべろよ
昨日の敵は今日の友って言葉が一番しっくり来るのは冒険者らしいな?
512 :
運金 ◆EZeOl/58v2 :2008/03/24(月) 17:39:52 0
じゃあオレの職業は輝煌運子な
見た目はリィスの方がよっぽど可憐で儚げに見える件について。
やはり二つ用意しなくてはうまくいきませんか…。
なに、焦ることはないでしょう。
>504-506 アリシエルさん
(ショコラトルの包み紙の中にカードが入っている。)
カード「このショコラトルは、砂糖の粒を微細にしてなーめら
な食感に仕上げたのが一点。次に、食べてから数時間の間、
歌が上手になるという点が特長です。」
>500,509 500GET
おめでとうございます。そうですねぇ、金目の物でおもしろそうなモノといったら
これなんかどうでしょう? 一部の人ならそれなりの値段をつけるハズです。
(リィスが片手で軽く弧を描くと回転する巨大な魔方陣が現れ、その
中から、唯一物体であるものだ現出する)
つ 得体の知れない怪物の歯型がついた銀貨
>501 ぷよぷよしたゼリーっぽいスライム
つんつん
>502 水をくれてみる
花には水を、人には愛を…。
>503 なーんて言っていたら
えーっ!? そんな大変なことになってたんですか!!?
あの場は留まった方がよかったんじゃ…。うう、…僕、また助けられる
ハズの人を…。……って案外あっさりばっさりやられちゃいましたね、
チューリップモンスターの方。でも、なんでああなったのでしょう?
あれ?またも意味なくしてしまいました、ごめんなさい…。
>507 飢えてるから
本当に飢えてるときには、そんなことを考える余裕なんかありませんよ?
それに、あれだけおいしそうなものだったら、なおのこと。
それと、スライム自身が作ったのではなくて、誰かが作った品を
届けたのかもしれませんね。
>508 携帯食
そうですね、携帯食だけで旅をしていると、宿などでいただく
温かい料理が本当に至福に感じられました。そう思うと、今の体が恨めしいです…。
>511 昨日の敵は
その逆の事態に陥ったことの方が多いですね、僕は…。
一番恐ろしいのは、裏切りに怯えることよりも、裏切りに
気付いてしまったときです。僕のうちに潜む魔が怪しく光始めるあの瞬間が。
>513 見た目はリィスの方が
それは、僕にとってもアリシエルさんにとっても失礼です!
もっと、男として、立派に見えるようになりたいのに、
うーん、でも背は伸びないし、筋力はないし、
性格からして男らしくないって言われますから、
言い返せない部分多しですね…。うう…。
訂正箇所があります。度々すいません。
× あれ?またも意味なくしてしまいました
○ あれ?またも意味なく改行してしまいました
× 魔が怪しく光始める
○ 魔が怪しく光り始める
ぎゅしゃおえええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
………かぷっ。がじがじ………ちゅーちゅー………
(最後の力を振り絞ってアリシエルの尻に噛み付き、そのまま血を吸う)
リィス君(>514)
うぅ……今日もまた収穫なしだぁぁ……。
しょうがない……リィス君から貰ったこれ、ちょこっとかじって足しにしよっか。
あれ? このカード、何だろ? んー、どれどれ……。
……なんて言うか、相変わらず手が込んでるのね。
毎度の事ながら、よくわかんない方向へのこだわりがすごいわ……。
>507
だってぇ……。あのホットサンド、見るからにおいしそうだったんだもん!
それに、何回か会ってるからわかるけど、あの子別に悪い子じゃなさそうだしぃ……。
わたしとしたら、誰がどんなのか目の前に出てくるまで絶対にわかんない、
その辺にいくらでもいる「普通の人」の方がよっぽど怖いよ……。
>508
うんうん、その通り。乾物や瓶詰めなんかはともかく、
塩漬けとか砂糖漬けなんて、身体にいいとはおせじにも言えないよね。
だって、味なんてめちゃめちゃに濃い塩や砂糖そのものだし。
まあ、そういうのはいかに長持ちさせるかって一点が何よりも大事だから、
栄養や味なんて二の次になるのは、まあ仕方のない事なんだけど。
500(>509)
あー、もう! しょうがないなぁ……。
でも……何だって、こんな白の無地で飾り気もかわいらしさもないのなんか欲しがるかなぁ?
ま、たかが下着一枚なら別にいい……わけあるか、このどあほぉぉぉぉぉっ!!!!
ベキグシャアッ!!(ヒールドロップが500の脳天を直撃!)
こんな危険な大自然の懐にまで、変態さんだけは来ないと思ってたのに…・・・。
>511
うーん……。どっちかと言えば、傭兵の方がしっくり来るんじゃないの?
まあ、商売柄……と言ってしまえばそれまでなんだけどね。
戦争なんかで敵方に雇われているのが、旅先での知り合いだった……。
なんてのもザラみたいだしね。旅人同士の出会いは大事にするけど、無闇に距離を縮めない。
……って言うのが、冒険者と傭兵の基本スタンスだって聞いた事はあるわ。
下手に情が移って攻める手が鈍れば、それが即、死に繋がるって事らしいのよ。
何事も割り切りが必要……なんだってさ。
>513
そりゃ……まあ、見た目は9歳のお子様だもんね。
まだまだこの年頃だったら、男の子も女の子もかわいくて当たり前でしょ?
チューリップの残骸(>517)
い……ぐっ!? ぎゃぴぃぃぃぃぃんっ!!!!
痛い痛い痛い痛い!! こ……今度は何なのよぉぉぉ!?
……いっ!? さっきの化け物チューリップ!?
いつまで人のおしりにかみついてんのよ、この……変態植物!!
いい加減に……! ぐぎぎぎ……離れろぉぉぉぉっ!!
(尻に噛み付いて牙を突き立てている花弁の上下を掴んで強引に引き剥がし、地面に叩きつける)
もう、本気で怒った……。あんた、絶対に許さない!
焦・炎・乱・舞……「エルバーファイアー」!! 燃えろおぉぉぉっ!!!!
(詠唱が終わると同時に怪物チューリップの真上に四つの炎の塊が現れ、それぞれの炎塊が、
怪物チューリップを取り囲む様に周辺の地面に着弾する。怪物チューリップを中心とした半径数メートル内の地面が
即座に炎に包まれ、怪物チューリップを含む全てを焼き払っていく)
ふぅ……。今度こそ、終わったわよね……?
こうして、アリスは人里を避け、大自然と共に暮らす道を選んだ。
世界がどうなるか知ったこっちゃないんだとさ。めでたしめだたし。
アリスぅ〜。もういぢめないから帰ってきておくれよぉ〜><
この場合、「どうなろうが知ったこっちゃない」っていうよか、
「何が起こっていても自分の出来る事は限界がある」じゃねーの?
アリス達の魔法の属性って何なんだろうな
じゃあ、アリスが野生の少女となった今、その
傷みまくった髪をやさしくブラッシング…。
しない方がいいかな?
>520
いやいやいやいや、そうじゃないから。
前にドナテロ達と会った宿場町がある地域一帯の街や村に、
派手にわたしの正体ばらして回ってくれた底意地の悪い人のお陰でね、
街や村に立ち寄りたくても立ち寄れない状況になってるだけなの。
好きでこんな生活してるんじゃないんだから、勘違いしないで。
.。oO(ああ……ふかふかのベッドとお湯を張ったお風呂に、)
.。oO(焼きたてのパンと温かいスープが懐かしいよぅ……ぐすん。)
>521
え……と、どちら様?
……って言うか、わたしに今まで何した人なの?
ん……。もうこの際誰でもいいや! だったらその辺にばら撒かれた悪い噂何とかしてよっ!!
あれのお陰で、わたしはどこの街や村にも入れなくなっちゃったんだから!!
>522
そうそう、それそれ! 全知全能の神様だとか、
今世界で覇権を争ってるザール王やボルギド皇帝みたいな規格外の人達じゃない、
わたしみたいなD級の冒険者程度に世界についてどうこう言われても、
何をどうしろって言うんだ……って話になるのよ。
世界について何も考えてないなんて事はないんだけど、
実際に何とかしたいのなら、それだけの力は必要になってくるのよね。
今のわたしじゃ、どう考えても普通に無理じゃん……。
>523
基本は「地」、「水」、「火」、「風」の、世界を構成する「四大元素」と、
同じく世界を構成する「両儀」って呼ばれてる「光輝」と「暗黒」の属性ね。
あとは……この世界の「神」の力を借りる「法術」に、
自分自身の精神力をそのまま物的干渉を引き起こす力に変える
「念術」なんてのもあるわよ。
>524
そんな事ないよぅ……って言うか、誰が野生の少女よ、誰が!
ブラッシング……してくれるならして欲しいなぁ……。
ん……でも、汗やら血やらでベタベタだから、
ちょっとそこの湖で水浴びして、汚れ落としてからの方がいいかな?
>525
うげ……。ま・ぢ・で・す・か?
.。oO(もう何なのよぉー!? 切っても焼いても全然ダメじゃないのよぅ!!)
.。oO(ほんとにこれ、やばい……。さっきのエルバーファイアーで魔力全部使い切ってしまって)
.。oO(今のわたしじゃ、もう鎖の力どころか初級魔術すら使えないし、)
.。oO(こんな半端じゃない大きさにまでなられたら、少々の攻撃じゃびくともしなさそう……。)
……とりあえず、こっちに気付かないうちに逃げよっ!
ほら、急いで!! 早く早くっ!!!!
リィスきゅんが周りの女達に迫られてにっちもさっちもいかなくなってるって聞いたけどマジ?
ガーデンの住人の話によれば、
愛人達が顔付き合わせる度に洒落にならん威力の技と魔術の応酬があるそうだ。
桑原桑原………。
それより、リィスの手下(幹部級)の動向やルージの消息が気になるんだが。
>518-519,526-527 アリシエルさん
ふむ、そうですか。もう、一人でいたい気分は去りましたか?
どこか送って欲しい場所などありましたら、言ってください。
こちらが収拾次第、向かいますので。では…。
>517,525 チューリップチューリップ
熱によってさらに突然変異したのでしょうか?
それにしても、大きいですね。それでこそ従える価値がある。
アウパに捕獲を命じておきます。アリシエルさんや街に被害が出る前に、迅速に
あたらせます。
>520 大自然とともに
自然とともに生きる生活も捨てがたいですよね。
僕も、世の中に嫌気がさしたり、あるいは、じっくり考えたい
ことがあると、何日もあるいは何百日もひたすら大自然の懐で
たたずむこともありました。
>521 かむばっく
この人に対してもそうですけど、アリシエルさん、少し
寛大になりましたか? うーん、どうなんでしょう?
いずれにせよ、アリシエルさんがお仲間と合流できる
日を僕も待っていますよ?
>522 出来る事
誰しも自分の無力さを痛感させられることはあります。
僕も帝都脱出の際の苦い経験は忘れません。
しかし、自分が無力であること、世界に対してなにもできないこと
を頭から追い出して「知ったこっちゃない」という気持ち
になってみることも時には必要でしょう。
>528-529 大変なこと
ソウセン「今日こそ首を縦に振ってもらうぞ!リィス!!」
蛇血公主「貴様、私から受けた恩を仇で返すつもりか!?」
リィス「あ、あのあの、その…。」
サイゼリア「リィス様は誰にも渡しませんわ!」
ティア「みなさん、せんせーを離してください、かわいそうですよ。」
振袖を硬化させ、猛風を吹かせ、灼熱の炎を放出するソウセン。
大量の大小合わせて600以上もの蛇を召喚して暴れまわらせる怒れる公主。
縦横無尽に飛び回る魔法の輪を投げながら、高笑いするサイゼリア。
それらを止めるつもりで巨大な電撃魔法を打ち出すティア。
リィス「うわー、みんな落ち着いて!」
ドワーフ親方「おーやってるやってる。」
J妖精「ひゃほー、だいらんとー」
ゼウグ「まったく、いつもいつも、その後の整理を誰がやると思って…。」
常人が投げ出されたら瞬時に塵芥と化す地獄のような状況だが、
住人たちは不思議と死んだり重症と言えるような傷までは負わないという。
リィス「しゅ、収拾はついていませんが、なんとか返していきます。」
>523 魔法の属性
最近は、地属性の石化魔法や酸の魔法を武具にエンチャットしたり、
魔法が使えない空間を作ったりする魔法が気に入っています。
>524 ブラッシング
なんだか、この人アリシエルさんにもピエレットさんにも
受け入れられていますね。こことしては貴重な人物でしょうか?
>530 部下の動向
ゼウグドルはいつもどおりホワイトガーデンを守ってもらっています。
サイゼリアはある勢力との交渉をうまくまとめてくれました。
ライラーグはいつもどおり地界の同盟勢力の救援によくでますね。
今回話題になるのは、故郷に帰ったデスのことでしょうか。
獄界のその地方で不穏な動きがあるとのこと。
>貴様、私から受けた恩を仇で返すつもりか!?
その辺の経緯kwsk頼んます公主さん
ここら辺って確か、古戦場の怪が蠢く死の大地だった気が…
大草原の真ん中に佇む小さな家が見える
リィス君(>531)
……リィス君? どこ? どこにいるの!?
声はすれども、姿が見えな……あ、そうか! これって念術なんだ!!
確か、テレパスとか何とか言ってたっけかなぁ……。
う〜ん、でもねぇ……。
忙しくって手が離せないからってのはわかるんだけど、
突然頭の中に声が響くってのも、あんまりいい気分じゃないなぁ……。
時と場合によっては意外と心臓にも悪いし、これ。
それとリィス君さ、ちょーっと誤解してる。
わたし、別に怒ってなんかないよ? ……ただ、悲しいやら寂しいやらでどうしようもなかっただけ。
結局どこへ行っても、わたしは除け者の化け物なんだってね。
>528-529
なんだかすごい事になっちゃってるみたいねぇ……。
.。oO(リィス君の思念に混じって女の人達の怒号と絶叫が木霊してる……。)
.。oO(現場は見えないから何とも言えないんだけど、阿鼻叫喚の地獄絵図……なのかなぁ?)
……リィスくーん、わたしはその……大丈夫だから気にしないでね?
何だかお取り込み中みたいだし、あんまり無理言っちゃ悪いかなって思うし……。
わたし、そろそろ行くね? じゃ……またっ!!
.。oO(下手に来られてゴタゴタに巻き込まれるのもやだしなぁ……。)
.。oO(それにしても、これ……どうやって決着付ける気なんだろ?)
突如自分の頭に寄生した怪奇植物の追撃を辛うじて振り切り、
昼夜を徹して我武者羅に走り通した少女の眼前に広がるは、広大無辺の草原。
夕闇に押し包まれ、一面を霧に満たされた大草原にて
ようやっと一息ついた少女の周囲が、不意に喧騒に包まれる……。
野の獣の足音、鳥の羽ばたきと囀り、
或いは草木が風に煽られ立てるざわめきの何れでもない、異質な喧騒。
餌食を待ち続けた異形の歓声、磨き上げた宝石を思わせる紅の光、
そして、一面の草を踏みしだき、迫り来る無数の足音……。
気付いた時には、もう……遅かった。
ここは餌食を求める異形と、喰われた者達の怨嗟が囚われし場所。
あらゆる命を捕らえ、喰い尽くす緑一色の牢獄……。
四方八方から襲い来る異形の群れに抗い、魔性の草原をひた走る影三つ……。
鈍く光る精霊銀の穂先の槍を必死に振るう不器用な戦装束の少女に、
彼女の傍らに付き従う白き翼を持つ下半身が魚の儚げな美女、
少女を乗せて疾駆する、鋭い棘を無数に生やした甲殻で身を包む巨龍。
少女がぎこちなく振るう槍が、不意に足下から飛び出す
紅の妖霊花(アルラウネ)を刺し貫き、徒党を組んで迫る無数の恐犬(テリブルハウンド)が、
人ならざる女の紡ぐ蟲惑の旋律に囚われ、我を失った所に迫る暴龍に
同じく迷い込んだ生者の気配を感知し、大挙して襲い来る髑髏蟲(スカルヘッド・バグス)もろとも
踏みしだかれ、噛み砕かれ、吐き付ける高熱の蒸気に燻され、
見るも無残な肉塊となり果て、飛散する……。
恐れをなした異形の群れが四散するのを見送り、安堵する少女の足を何かが掴み、持ち上げる!
逆さ吊りにされながら少女が目にしたのは、腐汁に塗れた歪な姿の巨人だった……。
腐って崩れかけた剥き出しの筋繊維に、溶け崩れた眼球をへばり付かせ、
黒ずみ、或いは黄ばんだ歯を勢い良く噛み鳴らし、おぞましい笑みを浮かべながら
捕らえた宙吊りの少女に、人とも獣ともつかぬ奇怪な様相の顔が迫って来る。
「い……! いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
喉も割れよとばかりに悲鳴を上げる少女が次の瞬間に見たものは、
凄まじい勢いで回転する何かに顔面を抉られ、悶絶する腐り果てた巨人の姿だった。
直後に落下する少女を、墜落する寸前に割り込んだ何者かが抱き止めた。
霧に覆われた暗がりで解り辛かったが、幼さを残す少年の容姿が見て取れる。
少年の声「よ……っと。大丈夫か、魔獣使いの姉ちゃん?」
アリシエル「あ……ありがと。もう少しであの変なのに食べられちゃうとこだったよぅ〜。」
少年の声「へ……! ギリギリセーフってトコかよ。そりゃあ良かった。
ところでアンタ、ンなヤバいトコへ何しに来たんだよ?
ここは神代の古戦場の一つでな、渦巻く戦死者の怨念が獣という獣、
死骸という死骸を残らず異形に変えちまう、あの悪名高いフィーブリット大草原だぜ?
ンなイカレたトコに来るなんざ、例の『狩り』絡みの奴しかいるわきゃ……ん?」
アリシエル「なに……? どうかしたの?」
少年の声「いや……アンタのその喋り方な、どっかで聞いた様な……?
それに、そっちの連中も何か見覚えが……って、おめーよくよく見たらアリスじゃねーか!!」
アリシエル「ふぇ!? ちょっと、何でわたしの名前知……って、まさかルージなの!?
ドナテロと大喧嘩して出て行ったって聞いてたから心配してたのに、あんたこそ何やってんのよ!!」
ルージ「生活費目当ての仕事に決まってんだろ、バカ。」
アリシエル「よりにもよって助けられたのがこのおばかにだなんて、ショック……。」
ルージ「うっせえ……そりゃこっちのセリフだ。相手がおめーだと知ってたら誰が助けるかよ!!」
アリシエル「結・構・です。あんたみたいなデリカシー0の悪ガキなんか、こっちから願い下げっ!!」
ルージ「ンだと!? この万年D級……ちッ、来やがった。」
下手をすれば一昼夜続くと思われた調子の口論を制したのは、先程の巨人の気配だった。
抉られた顔面はそのままだったのが、何故か体躯は数倍に膨れ上がっている。
巨人の異質な気に当てられたのか、追い散らした筈の異形の群れまでもが大挙して戻って来た……。
ルージ「……こりゃマジにやべェな。おら、さっさと逃げンぞ!!」
アリシエル「ちょ、逃げるってどこへ……きゃあ!?」
ルージ「こっから少し先に一軒家があンだよ!
理由はさっぱり分からねーが、ここの化け物共はあの家に押し入れねーのさ!
このザマじゃ囲まれたら終わりだ! いいからついて来やがれ!!」
アリシエル「ん、もう……! 相変わらず強引なんだから!!」
何気にどっちもヒドい目に遭ってるが、状況の深刻度はどっちが上だと思う?
>532
あれ?こんだけ?あの黒ガキもっと女囲ってなかったかー?
二人っきりで一軒家で一夜を過ごすと言うのか!?
なんて裏山・・・もとい不純な奴らめ!!!
>541 ウルスラさんいる
>542
あれ?あのねーちゃんは無愛想な街エルフとロリっ子に連れられてランスクに行ったんじゃ?
544 :
一軒家:2008/04/13(日) 11:41:33 0
大変申し訳ありませんが、当ホテルは不純なカップル
のご利用は受け付けておりません。
(家のなかから白い手袋が大量に出るとアリシエルたちを外に追い出す。)
545 :
名無しになりきれ:2008/04/14(月) 13:23:10 0
そもそもこんな危険地帯で営業してて、客来るのか?
おまいらにとって『この世の地獄』と言えるのは何よ?
>539
アリシエル「明らかにいろいろと危なそうなのはリィス君の方だけど……。」
ルージ「切羽詰ってるのはこっちの方だっつーの!!」
>540
ルージ「まだいんのかよ……おい。」
アリシエル「奥さんと銀行の人、だったかなぁ……?」
>541
アリシエル「……何想像してんのよ、あんたは。」
ルージ「ド級の化け物に追い込まれて逃げてるだけだっつーの。
だいたい、こんなガキっぽくて色気のねえワガママ女は趣味じゃねーよ。」
アリシエル「何ですってえ!?」
>542-543
ルージ「そういや、お前一人かよ? ウルスラは一緒じゃねーのか?」
アリシエル「それが……かくかくしかじかで。」
(手短に今までの経緯を説明中)
ルージ「あいつが記憶喪失……ねえ。それも王国の連中絡みかよ、おい。
……つか、お前なんでウルスラをみすみすあんな奴らに引き渡しやがったンだ!?
相手は十星神の息のかかった奴らじゃねーか!」
アリシエル「だって……しょうがないじゃない!!
この辺一帯でお尋ね者のわたしなんかと一緒にいたら、ウルスラさんも何されるか……。」
ルージ「けっ! お前も強い奴なら相手が王国のバカでも信じるのかよ!
……まあいいや、今はここを切り抜けンのが先だ。その話は後にしてやるよ。」
アリシエル「何よ……えらそうに!」
一軒家(>544)
アリシエル「きゃあああああああ!?」
ルージ「だああああああッ!?」
アリシエル「な……何よこれ! 話が違うじゃないのよ、このおばか!!」
ルージ「俺に言うんじゃねえボケ! 俺だって何が何だかさっぱりなンだよ!!」
アリシエル「……ちょっと、そこのあんた達!」
(不意に後ろの宙に浮かぶ手袋の大群の方に向き直り)
アリシエル「なに勘違いしてるか知らないけど、わたし達はそんな仲じゃないのっ!
それに、こいつはね……どうしようもないおばかだけど、ちゃあんと彼女だっているんだから!!」
ルージ「そういう問題か……おい?」
>545
ルージ「いや……どう見たって宿の類じゃねーだろ。」
アリシエル「看板もないし、人気もしないじゃん。」
>546
ルージ「あの日、王国の連中に村焼かれた時の光景だろ。
……くそッ! 嫌な事思い出させンじゃねーよ。」
アリシエル「わたしは……エリンドゥールの館のあれかな。
死体だらけの部屋、身体を刻まれて筒みたいな水槽に入れられてた人達、
他にもいっぱいあったけど、もう思い出したくないよ……。」
ルージ「まあ……そりゃ昔の話だよな。つか、今のこのザマだって十分アレじゃねーか。」
アリシエル「あの腐った巨人にモンスターの大群だもんね。……どうすんのよ?」
ルージ「迎え討つしかねーだろ! つべこべ言ってねーで準備しやがれ!!」
.。oO(ちきしょう……! なぁーにがC級でも目を瞑ったままでやれる仕事だ!)
.。oO(こいつは普通にA級の連中でさえ危ねえだろうがよ!!)
.。oO(ただの古戦場の屍鬼ならまだしも、よりにもよって「骸王」ユゴン=ランギージュがいやがるなんてよ……!)
.。oO(ジオットとカゼンのクソ野郎共が……生きて帰ったらぶっ殺す!!)
人生、これ冒険百連発なりッ!
ガーデンの連中見なくなったな…。例の争奪戦、まだ長引いてるんだろか?
エッティー「ガーデンの方は凄惨極まりない『しゅらば』フィールドと化してるらしい
ですからねー。もうちょっと、ここでお仕事したフリしていくのですよー。」
ケッティー「だいじょーぶでしょーかー? また瓶詰めにされるのはかんにんして
ほしいのですよー。でもあの中に帰るとまたゼウグドルさまにこき使われる
から、エッティーの意見に賛成なのですよー。」
>536-538,547-548 アリシエルさまとルージさま
ケ「わわわ! 大変なのですよー。でも眠り粉とか効きそうにないですから、わたちたちが
行っても足手まといなのですよー。」
エ「ここは、これを『風のお便りさん』に運んでもらうのですよー。」
(アリシエルたちのもとに一枚の小さな小さな手紙が届く。)
手紙「お久しぶりなのですよー。ケッティーとエッティーなのですよー。
手紙に同梱されてるスクロールを使えば、なにか一つ好きなものを
取り寄せられるのですよー。でも、物によっては失敗するかもなのですよー。
飛んでいってお助けしたいの気持ちなんですが、これが精一杯なのですよー。
どうかご無事で帰ってきてくださいなのですよー。」
>533 kwsk
エ「公主さまはリィスさまにいろーんなことを教えてくださったお師匠さまの一人らしいのですよ。
ケ「でもって、お戯れに、『大きくなったら私のところに来いー』などとリィスさまの生前からご約束されて
たらしいのですが…。リィスさまがリッチーになってしまわれたので、『約束を反故にする
気かー』ってゆー感じで時々こうなってしまうのですよー。」
エ「ケッティーのモノマネ似てなくておもしろしのですよー。『仇で返す』っていうのは、
多分、リィスさまが逃げたりされたからだと思うのですよ。」
>534-535 古戦場と大草原の小さな家
ケ「あんなに危ないところだなんて知らなかったのですよー。うかいして正解だったのですよー。」
エ「いやなのですよー。くさいのはホントにアウトなのですよー。」
>539 じょーきょーのしんこくど
ケ「甲乙付けがたいというやつなのですよー。どちらにも近寄らないでいるわたち
たちがとやかく言えた義理じゃないのですよー。」
エ「でも、ガーデンの方はある程度『わかったうえで』やっていると思いますから、
きっといつも通り、なんとかなるはずなのですよー。たぶん…。」
ケ「…。」
>540 囲って
ケ「そのヘンはわたちたちはコメントに困るのですよー。」
エ「エッティーたちは自由の身なのですよー。自由こそがエッティーたちなのですよー。」
ケ「エッティー、意味不明なのですよー。それに、そゆこというとまた怒られそうなのですよー。」
>541-544 ふじゅんなカップル?
ケ「そんなこと言っていたら、お二人は数え切れないほど一つ屋根の下で寝泊り
していらっしゃるのですよー。」
エ「でも、一軒家ははじめてなのではないでしょーか? 何にしても、ろーじょー
ができなくなったから、いよいよ大変なのですよ。エッティーたちは
応援するくらいしかできないですけど、ガンバなのですよー。」
>545 危険地帯で営業
エ「きっと『通好み』の一見さんお断りな感じのお店なのですよー。」
ケ「きっと、モンスターさんたちが入ってこれないのは、『大変申し訳ありませんが、
当ホテルはペット・体が腐ってらっしゃる方などのご利用はご遠慮いたします』
なのだと思うのですよー。」
>546 『この世の地獄』
ケ「瓶詰め刑なのですよー。あれはまさしく『地獄』なのですよー。」
エ「エッティーたちは1分以上同じ場所にいると死んじゃうのですよー。」
ケ「や、エッティー『たち』じゃないと思うのですよ。ケッティーはお昼寝大好きなのですよー。」
>549 冒険百連発
ケ「ひゃ、百発冒険したら人生オワリなのですかー!?」
エ「ひえー、なのですよーーー!」
>550 争奪戦の行方
ケ「未だに乱戦乱戦、また乱戦なのですよー。さすがのリィスさまでも防戦一方というか、
よくあれで持ちこたえてられるなー、とそう思えてならない状況なのですよー。」
エ「『痴話喧嘩には首を突っ込まない方がいい』なのですよー。デスさま、ライラーグさま、
オージェルさまなんかはいつも通り知らん顔なのですよー。」
ケ「エッティー、それじゃあまりにはくじょーじゃありませんかー?」
エ「じゃあ、ケッティー、あれを止められるですかー?」
ケ「…、むり」
ケ「しまったー!『名前』のところにリィスさまのお名前を入れてしまったのですよー。」
エ「大変失礼しましたのですよー。訂正なのですよー。」
×名前:リィス ◆5PlHaVo.g2
○名前:ケッティーとエッティー ◆5PlHaVo.g2
>552
相変わらずスゲエな…。コレ、結局どうやって機嫌取ってるの?
目も眩む様な大量の財宝と長時間持続するスケープゴートで誤魔化してんだろ
>デスさま、ライラーグさま、オージェルさまなんかはいつも通り知らん顔なのですよー。
…ぶっちゃけ怖いのか?
不意に足下から突風が巻き起こった!!!
>549
ルージ「冒険って一口で言っても色々あっからなー。」
アリシエル「ちょっとした探し物の依頼とか入れても、数としては少ないかもね。
わたし、この世界に入って三年目になるけど、そんなのも入れたのなら
二年目ぐらいでこなした数はとっくに100なんて超えてるし。」
ルージ「そりゃ俺もだ。四年近くこの商売やってて、そろそろ達成数200だしよ。」
>550
アリシエル「まだ、やってたんだ……。ほんと、どうなるんだろ?」
ルージ「……やーれやれ。マジいいご身分だぜ、大富豪のお貴族様はよ!
俺ら貧乏人はこんな人外魔境で今にも死にそうだってのになァ!!」
>554-555
ルージ「それがあのガキならではの冴えたやり方……ってか?」
アリシエル「その代わり、効果が切れてバレたら後が怖そうだけどね。」
ルージ「……言えてら。どう見たってその場凌ぎだしな。」
>556
アリシエル「そりゃあ、ねえ……。普通に怖いんじゃない?」
ルージ「十星神クラスとまともに殺り合えるレベルの奴らがかよ……?
いくら何でもそりゃねーだろ。おおかた面倒なだけじゃねーの?」
異形と怨霊が支配する宵闇の大草原にて追い詰められた生者二人。
この死の大地において、何故か彼らを一歩たりとも寄せ付けぬ怪しげな一軒家を見つけ、
彼らの力及ばぬ朝まで時を待つ事望むも同様に撥ね付けられ、
無数の異形を前に絶体絶命の危機を迎えていた。
練達の職人の手で鍛え上げられたであろう鋼鉄の斧は無残にも砕け、
量販品ながら優れた性能を誇る槍は精霊銀の穂先を叩き折られ、
その使い手である少年と少女、彼らを守る妖魔と暴龍は、
疲労と無数の傷に苛まれ、既に満身創痍とでも言うべき状況に陥っていた。
幾ら突こうが叩こうがその腐れた身体が僅かに崩れるだけで動きを止める気配の無い
死の巨人……「骸王」ユゴン=ランギージュ。そして、その周りを取り巻く
殺しても殺しても続々と湧き出す異形の群れが四つの命を確実に追い詰めてゆく。
刃折れ、膝を突いた少年目掛け、骸王の巨腕が襲い掛かる……!
ルージ「ちきしょう……これまでかよッ!!」
その場の誰もが少年の無残な死を予感する中、
少年から……より正確には少年が左手に嵌めた指輪から眩い白光が迸った!
光を浴びた死霊の群れが瞬時に消し飛び、異形の群れが目を灼かれて悶え苦しみ、
腐れた巨人の振り下ろした豪腕が音も無く崩れ去る。
ルージ「け、けけけ……! ジオットの野郎、粋なマネするじゃねーか。
まさか……あの『照天印』を俺の魔除けの指輪に仕込んでやがるたぁな!!」
恐らくは持ち主の状況に応じて封じられた魔力が解き放たれる仕組みになっており、
それが窮地を救ったのだろう。しかし、照天印の光も魔導具の例には漏れず
望んでいる間永続する類の物では無い事は直ぐに予想出来た。
次の一手に悩む少年の目の前の叢に、巻物が軽い音を立てて落ちる。
訝りながら巻物と添えられた手紙に素早く目を通した少年の目にいつもの悪戯っぽい表情が戻った。
ルージ「くけけっ! 持つべきはやっぱ親友ってかぁ? ま、今回は俺のじゃねーけど。
……知ってるトコから好きな物一つ何でも、か。よーし、だったら……!」
巻物の文様を読み上げた少年の左手に、何時の間にか鈍く光る黄銅色の戦斧が握られていた。
アリシエル「ちょ……!? それ、どうしたのよ!!」
ルージ「へ……! ちょいとカゼンの野郎のコレクションから一つ失敬してやったのさ。
ベトラマ真鍮(レアメタルの一つで真鍮そっくりの鉱物)製の戦斧をな!
さぁって……好き放題いたぶってくれた借り、まとめて返してやるぜぇーッ!!」
指輪から発する照天印の光を帯びたレアメタルの斧刃が、
骸王の全身を、目を灼かれながらも襲い来る異形を幾度も薙ぎ払う。
形勢は逆転したものの、少女にはそれとなく解っていた。
このままでは少年の体力と印章の魔力が尽きる方が先だと。
何か決定打が欲しい……。しかしながら、魔力の尽きかけた少女には
鎖の力はおろか、風の刃も水の弾丸も操れるかどうか怪しい有様。
槍も折られ、戦う術を失くした少女を、不意に巻き起こった風が凪いだ!!
瞬間、閃いた。この場に風の力が満ちている今なら、螺旋の突風程度は使える。
けれど、その程度ではまだ骸王に通じない事も解ってはいる。
アリシエル「だったら……これだあっ!」
折れた槍の柄を頭上に掲げ、常人を超えた腕力による凄まじい速度で振り回す事で
少女を中心に風の渦が巻き起こる。更に残された魔力全てを注ぎ込んだ「ワールウィンド」を
自身に向けて放つ事で風の渦が一層勢いを増し、一個の竜巻と化す。
アリシエル「いっけええええっ!! ツイスターロードっ!!!!」
解き放たれた竜巻が、行く手を塞ぐ異形もろとも骸王の巨体を巻き込む。
宙を舞い、風の渦に全身を切り刻まれて地面に投げ出された骸王目掛けて、
少年が光を帯びた戦斧を下から上へと渾身の力で薙ぎ払う。
ルージ「おっらあぁぁぁぁぁぁぁぁ!! 神光、破斬……アークセイヴァーッ!!!!」
腐れた巨体が両断され、眩い白光の中に溶け崩れる。
口元に笑みをへばり付かせたまま、少年は意識を失った……。
割と強めの風使った攻撃って、魔法に頼らなくても結構出せそうだな
この中で一番ロクな死に方しなさそうなのは誰だろ
565 :
名無しになりきれ:2008/05/01(木) 14:54:46 0
なんで冒険者の女の子はスカート短い子が多いの?
「光を失い、体は引き裂かれ、そして…。ようやく彼は『望み』に辿り着いた。
誰も知らない、深い…深い…。闇の底で………。」
「…うっ、ううっ、いい話じゃあァ〜」
「ああ、やられたよ。まさかこんな結末だとは」
「よかったー。ホントによかった…。涙が止まりません」
「…?」
〜終劇〜
ああ、もう冷たくもない。寂しくもない…。
ん? あっ! (ごしごし、と俯いて目を擦る) 皆さん、随分と長く心配をお掛けしました。
やっぱりわかり会えるって素敵なことですね。(>554と>555の手を取って
ぶんぶん上下に振る)
それでは、お返ししていきますよー。
>556 怖いのか〜?
デス「ああ、怖いね。」
ライラーグ「まったくだ。」
オージェル「ガウ!ガウガウ。(同意の意志を示しているらしい。)」
>557 突風
ソウセン「いい風じゃ。これに乗って里までひとっ飛びするかの。ではな〜。」
リィス「花がうつりますね。新しい季節がここにも訪れようとしています。」
(黄色い花びら舞う中で、夢見がちに目を細める。)
>558-561 アリシエルさんとルージくん
(死闘に傷つき、疲れ果てたアリシエルたちのもとに、黄色い花びらが舞ってくる。)
「何の花かは知らない、だけど、どこか懐かしい感じがするでしょう?」
(念術とも手紙とも違う、花の色と香りがやさしく語りかけてくる感覚が
アリシエルたちを包み込む。)
「花びらの向かう先が出口ですよ。あともう少し、がんばってください。」
>562 魔法に頼らなくても
そうですね。ある程度の力や技量や特殊な能力のどれかがあればできますよ。
親方も力まかせにハンマーを振って100歩先の岩を砕いたりできますけど、
あれも立派な風の攻撃ですよ。ソウセンの振袖から出る風は何なんでしょうね?
僕にもわかりません。
>563 ロクな死に方
リィス「デス」
ゼウグ「デス」
サイゼ「デス」
ライラ「デス」
オージ「です」
デス「…。ここまで満場一致だと逆に清清しいな。ところで、オージェル、おまえ、
しゃべれたんだな? 初めて知ったぞ。」
>564 コレが冒険百連発
海に落ちたのに、空から同じ人が降ってくるのは、あれですか?
「俺はもうだめだ! 俺の屍を越えていけぇ!」なノリなんでしょうか?
それにしても大変ですね。なにが彼または彼らをこうも駆り立てるのでしょう?
>565 なんで
僕に聞かれても…。
>566
なにがなんだかさっぱりわかんないです><
もっと詳細説明を要求します><
あんたらの弱点は何ですか?
リィス君(>568)
や……やった。一時はもうダメかと思ってたのにぃぃ。
でも、このままここにいてても危ないし……。
ひとまずは、朝までどこか身を隠せそうなとこ探して乗り切らなきゃ。
……って、ルージっ!?
ちょっと! こんなとこで寝てる場合じゃないでしょ!?
ねえ、起きてよ! 起きてって……ば?
え? え? なに……これ? 黄色い、花……びら?
ん……っ、いい香り。それに、この声……。
.。oO(……あ、そっか。また、助けられたんだね。)
.。oO(いつもごめんね。それと、ありがと……リィス君。)
>562
やっぱり、自然現象の中で一番干渉しやすいから……かなぁ?
ちょっとしたそよ風でさえも、呼吸とか羽ばたき程度で起こせるものだからね。
剣技の「真空鎌鼬」とかみたいなのは、実際にほんの初級の技だし。
その次ぐらいに操りやすいのは、水……かな。
これも大気ほどじゃないけど、結構いろんなとこにある物質だし、
動きを持たせたり、何か効果を上乗せするだけで、割といろいろできるから。
>563
冒険者とか傭兵なんかやってたら、
知らないところで恨みを買うことだって結構多いしなぁ……。
単純に考えたら元強盗のドナテロとか、
現役の殺し屋のウルスラさんがそうなのかもしんないけど、
わたしやルージも、可能性は0じゃないと思う。
>564
なんて言うかもう、最初から無茶苦茶じゃん、これ……。
探検家っぽい人が鞭一本片手に、いつ落ちるかわかんない乗り物の上で、
四方八方から命を顧みずに襲って来る人達と、
滝壺から現れた顔と手だけの変な化け物を相手にしてるのよねぇ……。
まさかとは思うけど、こんな調子が100回も続いちゃうの……?
普通に体力も気力も保たないってば、こんなの。
>565
そりゃあ……動きやすさ重視だと思うよ? 実際あんまり丈が長いと、
変なとこに引っ掛かって身動き取れなくなっちゃったりするからね。
>569
これはわたしも気になる……。肝心なとこが説明ないから、
何が何だかさっぱりだけど、一体何があったんだろね?
>570
弱点、って言うよか苦手なものは……そうねぇ。
えっちい人や変態さんに、青髪赤鉢巻の口が悪くてデリカシー0の悪ガキと、
極端な暑さ寒さと、味が妙に濃い食べ物なんかはダメ。
>>570 二人の弱点?
アリスはカンチョー、リィスは愛人4人に決まってんだろが常考
ユゴン「ふふん、やるなぁ! だが、その程度で俺は死なん!」
怪物チューリップ「ママンには指一本触れさせんランテー!!」
ユゴン「な、なんだ貴様は!」
再生した骸王と彼方から走ってきたチューリップが取っ組み合いを
はじめる。怪獣大戦争じゃあぁあああ!
ママって誰!?
さしずめ今のアリスはトラブル百連発?
ここからセクハラ百連発に切り替わります
ルージ「おーい、サラぁ。もう腹一杯だっつーの。これ以上食えね……んあ?」
アリシエル「やぁっと起きたの、このおばか。……ったく、いつまで寝ぼけてんのよ!」
ルージ「……うっせー。耳元で大声出してんじゃねェ……つか、どこだ、ここ?」
アリシエル「知らない。後ろに見えるのがあの大草原で、左手に町っぽいのがあるけど……。」
ルージ「町ィ? ……だったらそれ、間違い無く『英雄の棺』コヴェントリだろ。」
アリシエル「なんかまたやな感じの二つ名ねぇ……。」
ルージ「そりゃ、死霊操術や念呪術研究の総本山って言えるトコだしな。
ま、とりあえずは一服できそうだ。さっさと行くぜ!」
アリシエル「あ……待ってよぅ!」
>573
ルージ「……お前、ンな趣味があったのかよ?」
アリシエル「あんた、また痛い目みたいの……?
どこの誰が、あんな痛くて気持ち悪いだけの悪戯なんか好きになるってのよ!?」
>574
ルージ「……………………マジかよ、おい。ちょっと待て!
あの巨人野郎、間違い無く消し飛んだ……よな?」
アリシエル「うん、わたしも見た……って言うかさ、喋れたんだ、あれ。」
ルージ「感心してる場合じゃねー! どうすンだよ!?
もう今度の今度こそ、俺ら気力も魔力もスッカラカンのボロ雑巾だぞ!!」
……あン? 向こうからも何か……って、何だよありゃ!?」
アリシエル「うぞ……。何で? 何であのお化けチューリップまで来るのよぅ!?」
ルージ「だああ! もうダメだあぁぁぁぁぁぁ……あ?
なんかアレ、問答無用で骸王襲ってやがンな……。どういうこった?」
アリシエル「さ……さあ?」(何か察したらしく、表情が青ざめ、笑みが引き攣っている)
>575
ルージ「……ママン? あいつ、お袋探してここ来たのかよ?
……んぁ? 何かさっきからこっちをチラチラと見てやがんな、花の方が。
何なんだぁ、マジでよぉ……?」
アリシエル「あは、あはあはあははは……。(油汗)」
>576
アリシエル「そう言われれば、あの宿場町のトラブル皮切りに
ずうっと酷い目に遭いっぱなしだったなぁ……。」
ルージ「それでよくも人をトラブルメーカーだなんざ言えるモンだぜ。
おめーの方がよっぽどトラブルの温床じゃねーか。」
>577
アリシエル「冗談じゃないわよっ! したらあとでひどいからねっ!!」
ルージ「……つかお前じゃねーだろ、どう考えても。自意識過剰にも程があるっつーの。
こんな万年D級ダメダメ首ちょんぱの口うるせーガキよか、
リィスってのにくっついてる女の方が、どう考えてもいいに決まってンだろが。」
アリシエル「うぐ……っ!」
580 :
新米冒険者(コボルド):2008/05/10(土) 17:38:50 0
>574
これでも食らえ、化け物共―――――――――!!!!!
必殺!超火炎斬りィ―――――――――――――ッ!!!!!!!
南方大陸との境界に近い西方の国ラウプホルツ王国は
比較的緩やかな友好関係が保たれている西方大陸諸国の中でも相当鼻息の荒い国で
建国以来、周辺諸国との小競り合いが一度として絶えないそうだ
機械文明の産物以外をひと通り揃えた精強な軍隊が組織されているが
中でも最強を誇るのは王直属のプリンセス・メイデンなる近衛の部隊らしい
その名の如く、爵位を持つ貴族の令嬢や属国の姫君だけで構成されている部隊で
身分も実力も王への忠誠心も申し分の無い連中なんだと
しかも、こいつら全員国王の妾と来てるからな…
羨 ま し い っ て レ ベ ル じ ゃ ね ー ぞ こ の 野 郎
「女天狗」は「にょてんぐ」と読むのじゃからな、間違うでないぞ。
>569 さっぱり
それがな、わしもなにがあったのかよくわからんのじゃ。
気が付いたら戦いをする気がなくなっていた。胸がいっぱいになって、…な。
>570,573 弱点
恋敵どもおのおのはそう嫌いではないぞ。ふむ、リィスにもう少しカイショーが
あったらと思うが、これはあやつの弱点かの?
わしの嫌いなものは、虫と風流のわからぬ輩かの。
>574 ランテー
アウパ「彼の母を思う気持ちに負けました!」
リィス「…そうですか。彼の戦いを見届けましょう。」
ソウセン「だそうじゃ」
>575 誰
誰じゃろーなー?
>576 トラブル百連発
見ているこっちは飽きぬがなあ。
さて、このへんかの? む、おったおった。
>571-572,578-579 アリシエル
おお、久しいなー、仔娘。
わしの術でどこへなりと運んでやろうとも思ったが、
おまえたちは、その足で地を踏みしめて歩いてくのが定めらしいのう。
それにしても面白い光景じゃのー。(ずずず、とどこからかだした湯のみで茶を
すすりながら言う。野点の道具一式もいつの間にか配置されている)
茶の子にはかしわ餅じゃのー。おぬしも食うか?
(巨大植物と巨人の格闘を見ながら、一方でのどかに
お茶を飲む3人)
(しばらくして。)
はっはっは、ではなー。精進するのじゃぞー。
(そう言って飛び立っていく。)
>580 乱入者
む? なにか小さいのが突っ込んでいって跳ね飛ばされたが、
なんじゃあれは? まあいいか。
>581 ぷりんせす・めいでん
そんな戦争続きの国でよくもまあそんな都合のいい部隊が
作れたものじゃのう。じゃが、そのおなごが一人かけただけで
王が取り乱してしまいそうじゃな。そういう男は大概、所有欲の塊じゃて、
手元にたくさん好いたものを集めて、それのひとつでも欠けたら
正気ではおれなくなるものじゃ。まぁ、あくまでわしの想像じゃがのう。
なにやら返し忘れたものがあったらしいな。
>577
とらぶる、とやらが一呼吸ついたと思えば今度はこれか。
苦労が絶えぬ性なのかのう。
なんという場違いな和気あいあい
>そういう男は大概、所有欲の塊じゃて
はーっはっはっはっはっ!!!
物欲だと?違うね、愛さ!広大無辺で平等な無償の愛なのだよ!!!!!
587 :
名無しになりきれ:2008/05/14(水) 02:34:11 0
うんこぶりぶり
外で化け物が大暴れしてるのに、英雄の棺の奴らは何やってんだ?
怪物チューリップ「さすがだランテ。だギャど、おれっちの力はこんなもんじゃない
ランテー! 花咲け、チューリップず!!」
チューリップが周囲に種のようなものをばら撒く。
子チューリップず「ラーンテー。ラーンテー。」
無数の子チューリップたちが骸王にむらがる。
ユゴン「こ、これはたまらん! 今日のところはこのくらいにしといたる。
ドリルエスケープ!!」
地面に足をドリルのように突き立て、トンネルを掘って逃げる骸王。
怪チュー「逃げられランテー。よしゃー。おれっちの勝利だランテー!
ママンにほめてもらおーっと」
怪物チューリップとはじめ無数の子チューリップたちがアリスたちに
迫る! どうする!? アリス!!?
「植物の触手と戯れるアリス」の図
591 :
名無しになりきれ:2008/05/15(木) 16:54:06 0
何故ランテ?
ソウセンさん(>583)
アリシエル「ええっと……お嬢ちゃん誰だったっけ?
……って、ああーっ! いつかの酒場の大騒ぎでわたしの首窓に投げ飛ばした人っ!!
あのぅ……。今度は何の御用なんですかぁ?」
(以前の嫌な記憶を思い出してしまい、思わずジト目で見つめる)
ルージ「誰だァ……このガキは?」
アリシエル「あー、この人はソウセンさんって言ってね……。
東洋の翼人族っぽい、天狗って種族の大物の人……なんだってさ。
まあ、あんまり話した事はないからよく知らないけど。」
ルージ「……ふーん。ンで、その天狗サンが何の用だ、っておいおい。
よりにもよってピクニック気分で来たのかよ!?」
アリシエル「いくらなんでも、ちょっとまずくないですかぁ……?
これはちょっと笑えない状況じゃ……って、あんたも何してんのよっ!!」
ルージ「いや……なんか珍しくてうまそーな茶菓子が出て来たからよ。
それも、ここじゃ下手すりゃ一生見る事も出来ねー代物だしな……。」
アリシエル「そういう問題じゃないっ! 今街外れがどうなってるか……。」
ルージ「いいじゃねーか。どうせ俺らにゃ何も出来ねーし。
ほれ、おめーも食ってみろよ! ほらほら!!」
アリシエル「だからって……むぐ!? おぐっ!! んー! んーっ!! ……ごく。ぷはぁ!!
……強引に口の中に放り込まないでよぅ。喉に詰まったらどうすんのよ、ばか!!」
.。oO(甘くて、いい香りがしておいしいけど……って、また流されちゃった。)
.。oO(こんなんでいいの、わたし……?)
新米冒険者(コボルド)(>580)
ルージ「おー、クリーンヒットだぜ。景気よくブッ飛んでるなー。」
アリシエル「感心してないで助けてあげようよ……。」
>581
アリシエル「ラウプホルツかぁ……。西方きっての軍事国家で、
デジーザス朝が権力の座についてからはファルベールやアレウド・カラムの方にまで
戦線拡大したってタジィ先輩から聞いてたけど、今はどうなってたっけ?」
ルージ「周りの連中との国力の差のお陰で追い詰められてるってこたぁねーけど、
四面楚歌的な状況……てのは相変わらずだぜ、確かな。
それに、今の国王はいい加減なスケコマシ野郎だから、評判はイマイチなんだとよ。
あのプリンセス・メイデンなんざ、野郎の趣味で創設されただけらしいしな。」
アリシエル「でも、全員がA級かB級の冒険者クラスの実力者だったりするから
世の中よくわかんないのよね……。」
>585
アリシエル「う……確かに。ついでにちょっと現実逃避入ってたかも……。」
ラウプホルツ国王デジーザスZ世(>586)
ルージ「……おい。そこで何やってンだよ、このスケコマシ帝王!!」
アリシエル「このおばかぁぁぁぁぁ!! いくらなんでも無礼でしょうがあっ!?」
(拳骨で思いっ切りルージの後頭部をぶん殴る)
ルージ「ぐおッ!?」
アリシエル「あのぉ……。連れが失礼したみたいで、ごめんなさい。
でも、デジーザス様はこんな大変な時期にどうしてここへ?
もしかして、コヴェントリからの救援要請で援軍に来たとか……ですか?」
>588
ルージ「骸王だけが暴れてンならまだしも、
花の化け物が奴を止めてやがるから、今のトコは高みの見物決め込んでンじゃねーの?」
アリシエル「いくらなんでも、ちょっと楽観しすぎじゃん、それ……。
あの化け物チューリップも味方だとは限らない……と思うんだけどなぁ。」
>589
ルージ「けけけっ……! お袋思いのケナゲなガキ共じゃねーか。
ご褒美の熱いキッスぐらいしてやれよ。な、ママン?」
アリシエル「あは……あははは……。」
.。oO(こんのあほガキがぁぁぁ! 人事だと思ってよくもぉぉぉ……!!)
.。oO(でも、このままじゃ骸王に滅茶苦茶にされてたのも確かだから……ねぇ。)
アリシエル「あ……ありがとね。みんなのおかげで助かったわぁ〜♪
よしよし……いっぱい動いて今日はもう疲れたでしょ?
ほら、もうおうちに帰ってゆっくりお休みなさい。」
(青ざめ、引き攣った笑顔でそう言いながらチューリップ達の頭を撫でる)
アリシエル「それじゃあ、気をつけて帰るのよ?
わたしはまだ、やらなきゃならない事があるから……じゃあねっ!」
(新米のコボルドが飛ばされた街の方角に向かって、全速力で走り出す)
>590
アリシエル「んにゃあぁぁぁぁっ!? なな……何よこれえぇっ!?」
ルージ「……おー。こりゃまた見事な軸足一本逆さ吊りだ。
そういや、この辺はコヴェントリの偏屈錬金術師の怪奇植物庭園だったっけな。
柵が見事にブッ壊れててすぐにはわからなかったけど、
こりゃ間違いなくストラングラー・ヴァイン共の棲家じゃねーか。」
アリシエル「そういう大事な事は先に言いなさいよ、このおばかぁぁぁぁっ!!!!」
>591
ルージ「……知らね。なんで俺に聞くンだよ?」
アリシエル「そんなのどうでもいいから早く助けてよーっ!!」
(・∀・)ニヤニヤ(・∀・)ニヤニヤm9(^Д^)プギャー!(*´Д`)ハァハァ∩( ・ω・)∩ばんじゃーい
パンツ見せすぎ
でもそれがいい!
いててて…。あー、ヒデエ目にあった。
…おんや?向こうで女の子が変な蔦に捕まってあんな事やそんな事を?!
イッカアアアアン!すぐにでも助けねばー!
なら相手は植物だから油をたっぷりまいて、それから火を点けて一網打尽に…あれ?
ギャーーー!!!燃ーえーるー!!!ヘルプミーーー!!!
野次馬の皆さん(>595)
ああっ! 丁度いいとこに人がっ!!
ねえ、お願い! このお化け蔓全部刈り取っちゃってくだ……?
……あの、皆さん? なんでそこで立ち止まって
遠巻きにしながら、じいっとわたしの事見つめてるの……?
ええええええええ!? なんでええええっ!?
どうしてそこで笑うのよぅ!? 女の子がモンスターに捕まって
怖い目にあってるのにどうして!?
うあぁぁぁぁぁん!! これって絶対いじめだぁぁぁぁ!!!!
>596
いっ!? あ……ああああああああ!!!!
よくよく考えたら、思いっ切し足取られて逆さ吊りじゃん! わたし!!
道理で頭に血がのぼ……って、そうじゃないぃぃ!!
これはちょっとした……そう、ハプニングってやつなのっ!
好きで見せてるんじゃ……ひえっ!?
.。oO(やばっ! スカート気にしてたら首とれちゃう!!)
……もお、勘弁して。
新米冒険者(コボルド)(>597)
あ……さっきのコボルドの人だ。あちこち怪我してるみたいだけど、無事でよかったぁ〜。
えと……その……助けに行こうとしてこんなのに捕まっちゃってますけど、あは……あはは。
逆に手を煩わせちゃって、ほんと申し訳ないんですけどぉ、
あんまり健全なお子様が誤解をしそうな言い方はやめて下さいね?
わたし、逆さ吊りになってるだけですから。
……それじゃ、そろそろ(いろんな意味で)辛くなってきたから、
お早めにお願いします……ね!?
ちょ……! ちょっと!! そこでいきなり何してるのっ!?
そんな事までしなくたって、さっきの術剣で焼き斬っちゃえば済むだけじゃ……?
……あーあ。案の定逃げ遅れて自分も引火しちゃってるし。
ねーえ、るぅ〜じぃ〜? そろそろそのばか笑い止めて助けてくんない?
本格的に笑い事じゃなくなってきたんだけど。
−数分後−
さっすが、レアメタルのベトラマ真鍮の戦斧の斬れ味はすごいわね。
ちょっと力入れて振り回すだけで、あの固い蔓が細糸みたいにプツプツ切れちゃうんだもん。
あんたみたいな悪ガキには勿体ない業物よね?
……そうそう。この人、ちゃんとおぶって運んであげなさいよ。
全身大火傷でヒィヒィ言ってるんだから。文句や苦情は受けつけないわよ。
ピンチを笑って見てて、その上で重労働まで押しつけようなんて虫がよすぎるってもんだわ。
600gets!…ついでに尻ゲット。
勝手に人様の庭園に入ってその中を荒らしまわったので、
アリスはこれからコヴェントリの偏屈錬金術士に
捕まって、肌年齢が10歳若返ってしまいます!
フィーブリット大草原からそう遠くない地。そこには、深い森に囲まれた沼地
があり、そして古くからとあるリザードマンの一族が治める古い城があった。
デイジュゲルは古城の主であった一族に憧れるリザードマンの一人である。
そんな彼にとって、現在、誰のものでもないこの城へ入る機会は、
彼の理性を崩壊させるに充分すぎるものであった。
「我は、この地にて再び誉れ高き我が一族の御旗を掲げる!」
シュギユベルト城にて、王を僭称する一人のリザードマンの伝説が幕をあける。
小レイオス「と、いうことらしい。我が主の兵2000を奪って、
あまつさえ、シュギユベルト王を僭称することぎゃーくぞくを
血祭りワッショイしてこいってことらしいっす。」
青スライム「総指揮官は小レイオス兄さんだに。みんな、がんばるにー。」
小レイオスに与えられた兵は人間の兵300とスライム200体。
敵は、天然の要害にて待ち構える老練なリザードマンたち。果たして、小レイオス
に勝機はあるのか?
伝令 「我が軍の布陣、整いましてございます。」
工作兵「計略の準備、着々と進んでおります」
獣使い「前衛、レッドスライム部隊の核に例の装備を施しました。」
小レイ「よろしい、日没をもって状況を開始する。」
>>592 アリシエルさんたち
『風のお便りさん』によって手紙がアリシエルの元に届く。
小「どもー。小レイオスっす。今ちょっとそちらの近くで戦争してるっす。
小勢とはいえ、軍団長任せられたのは初めてっすから緊張するっす。
『っす』ってのはさすがに兵たちの前では自重してるっす。
まぁ、近くと言っても矢とかが飛んでくることはないと思うっすが、
空が赤くなってるのを見たら、そこに俺らがいることっす。
相変わらずトラブルに巻き込まれまくってるっすね。
今はお助けにいけないですので、これを送るっす。では、お元気で。」
手紙に同梱されていたのは、ひんやりゼリーと上質の包帯だった。
>>585 場違いな和気藹々
小レイ「今宵が最期の晩餐になるやもしれん。皆、存分に飲め!」
兵卒 「いやー、旨い」
獣使い「こら、それは軍の矢だ、勝手に食べるな」
アシッドスライム
「ぷににー」(聞いてない)
>>586 違うね
兵卒 「レイオス将軍、自分たちってば慰安がしたいであります!」
小レイ「このヴぁか共がぁああああ!!」
兵卒 「うぎゃー」
>>588 植物の化け物
工作兵「工作部隊より、報告! 森の中に奇妙な植物の化け物がおり、
目標地点へ到達できません。」
小レイ「やむを得ない。工作部隊は怪植物のテリトリー外で待機。」
>>589 種蒔き
伝令「伝令! 怪植物が種を飛ばし、自分達の子を増やしてテリトリーを
拡大しております。」
小レイ「うう…、工作隊を森から一時撤退。夜を待てば怪植物は活動が
沈静化するかもしれない。とにかく刺激するな。」
>>590 植物の触手と戯れる
兵 「ぎゃー! 巻かれるーー!」
小レイ「しっかりしろ!」(怪物植物の触手を切り落とす)
兵 「も、申し訳ございませぬ。」
小レイ「みんな、退け、私がこいつらを食い止める!」
>>591 怪植物「ランテー。ランテー。」
小レイ「ええい、意味不明なことを! 大人しく輪切りにされろ!!」
兵 「おお、レイオス将軍の勇姿に兵が退いて行く…!」
青スラ「なんかつかいどころまちがったいいまわしだに。
今は、こっちが退いていいと思うけど、普通は、自軍のエースが活躍したら
敵が怯えて逃げ出すはずにー。」
>>595 野次馬
小レイ「なんだ? 敵軍の者ではないようだけど、なぜ植物たちに襲われないんすか?
…笑われても仕方ないような失態ってことっすか。ならば、剣を持って
汚名返上するまで!!」
青スラ「とりあえず、ここはこれからせんじょーになるから、
離れた方がいいぷに」
>>596 パンツ
兵 「逆さ吊りにされて、パンツどころかケツが見えてますやほーい!」
小レイ「少しは、省みろ! なにがやほーいだ。」
青スラ「これが、 目の毒だ ってやつぷにか?」
小レイ「違うと思う。」
>597 燃える
小レイ「…やっと片付いた。結局俺が全部刈り取るハメになったっす。
こんな脳筋ぶり、お師さんには見せられないっすね。いや、見られてるっすか…。
省みるべきなのはまず、俺っすか。よし、真南からの強風、占星の通り。
この地方にこの風が吹いたことは200年に一度しかない! 敵も予想は
しておるまい、工作隊! 一斉に火をかけろ!!」
>600 600gets
小レイ「…む? そこかっ!?」
ブオッ!背後に向かって振り向きつつ遠心力をつけた裏拳を放つ。
小レイ「あ、すまんかったっす。あの、ここは戦場っすから離れた方がいいっす。
おい!そこの、そう、おまえだ。この御仁を移送方陣までお連れしろ。」
兵 「怪我人ワッショイ」
青スラ「とりあえず、600げっとおめでとうだに」
>601 肌年齢
小レイ「どうやら、先ほどの怪植物の種子から抽出した薬は美肌効果があるようっすね。
戦利品、戦利品っと。」
ところで自走する植物って食えるの?
司令官閣下、謎の植物が工作隊の活動を妨害をしたため、火計の効果が思ったほどではありません。
反乱軍の兵はもともと我が軍の兵であったわけですから、ここは反乱軍の兵に投降をよびかけるなり、報酬と引き替えに逆賊の首を差し出させるなりして、敵の内部崩壊を狙うべきでしょう。
608 :
名無しになりきれ:2008/05/24(土) 19:39:38 0
それ以前に人造怪奇植物は栽培自体が法律で禁止されてるんだが
ほんの数日の間にチューリップの母になり、無数の子チューリップたちの
おばあちゃんになったアリシエルさん。この調子で地界をアリシエル
の子供たちで埋めつくじゃーい。
611 :
名無しになりきれ:2008/05/27(火) 18:57:37 0
そろそろ借りたモノはちゃんと返した方がいいと思うんだぜ?
レイオス君(>602-603)
アリシエル「……あ、何か落ちてきた。わ……っとと!」
ルージ「またおめーのちょっとした友達とやらか? 今度は何だあ?」
アリシエル「布包みね。中身は……包帯と塗り薬みたい。」
ルージ「差出人は……レイオス? また聞かねー名前だな。誰なンだ、そいつはよ?」
アリシエル「リィス君のお弟子さんで、あんたと同い年ぐらいの男の子よ。
シュギユベルト廃城に立て篭もった反乱軍の掃討作戦を一任されてるんだって。
一軍の指揮官よ、し・き・か・ん。あんたみたいなおばかとは大違いよね?」
ルージ「ンだと、この万年D級野郎! 槍で突いたらコケまくるヘタレが偉そうに抜かすんじゃねー!!」
アリシエル「何よ! 自分だって気功闘法の練習する度に暴発して自爆してるくせにっ!!」
アリシエル&ルージ「おめー(あんた)にだけは言われたくはねー(ないわ)よ!!」
>600
アリシエル「するなぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
(振り向き様に600の顔面にトラースキックをぶち込む)
ルージ「おー、クリーンヒット。
……つか、おめーも物好きだな。こんなガキくせーブスの何がい……ごあッ!?
な……!? 何しやがんだテメエッ!?」
アリシエル「何となくムカついたから蹴ったの。何か文句ある?」
ルージ「て……テメエえええええ!!!!」
>601、>608-609
ルージ「なあ……アリス。どうでもいいけど、何で俺ら全力疾走で逃げなきゃなんねーンだ?」
アリシエル「何って、あんたねぇ……。街の憲兵隊刺激しちゃったからに決まってるでしょうが!!」
ルージ「そりゃわかってら。でもよ、そもそも連中は俺らの何を問題視してやがンだよ?」
アリシエル「何って言われても……。思い当たるのは、まずわたし達が酒場でつまんない大喧嘩したのが事の始まりよね。
それで、そこに錬金術師っぽい人が割り込んで来て、庭園のサンプル弁償どうのと喚き散らしたっけか。」
ルージ「あー……そうだっけ。俺とそこのワン公が燃やしたり斬ったりした食人蔓の庭園の管理人とか言ってやがったな。」
アリシエル「うん。それから、あんたが凄む管理人さんを逆にコヴェントリ市庁に通報するとか脅して、
その途端に震え上がった管理人さんに、口止め料としていろいろ要求してたわねー。」
ルージ「おいおい、おめーも美肌効果の化粧水だか秘薬だかをちゃっかり要求してただろが。」
アリシエル「……いいじゃないのよぅ。それで、そこを巡回中の憲兵隊に踏み込まれて、四人で慌てて大脱走。」
ルージ「あー、そうだったな。とりあえずどうするよ、これから?」
アリシエル「何とか追っ手は振り切ったし、ひとまずはあんたの雇い主のところにでも行きましょ。」
>606
ルージ「食えるか、ンな固くてマズそーなモン。」
アリシエル「自分で動き回るぐらいだから、実際繊維質とかもすごく強靭なの。」
ルージ「それこそ、噛み切るどころか歯も立たねー程にな。」
アリシエル「付ける種類なら、葉っぱや果実は食べられそうなのあるわよ……一応。」
ホワイトガーデン参謀(魔族)(>607)
アリシエル「……ん? 何だろ、あの人だかり。物々しい感じがするけど?」
ルージ「ありゃ軍隊じゃねーか。何気にスライムとかも混じってるがよ。」
アリシエル「あそこの男の子、どこかで見たような……って、レイオス君じゃない! もしかして、この古びたお城って……!?」
ルージ「シュギユベルト廃城に決まってんだろ。コヴェントリからイルクーダへの中継点にあンだよ、あのボロ城はな。」
アリシエル「そうだったんだ……。それじゃ、通りがかりついでにちょっと手伝って……。」
ルージ「バカか、おめーは。今の俺らじゃ間違いなく足手纏いになっちまう。連中には悪ィが、先急ぐぞ。」
アリシエル「…………。」
>610
アリシエル「なんでよぅぅ!? それじゃあ、冬虫夏草に寄生された虫もそうなるじゃないのよ!!」
ルージ「くけけけ、おばあちゃんだってよ。……プッ、ぎゃははははははは!!!!」
アリシエル「人事だと思ってお腹抱えて大笑いしてんじゃないわよ、このおばかぁぁぁぁぁっ!!!!」
>611
アリシエル「忘れちゃいないとは思うけど、それあんたの知り合いのカゼンさんのでしょ?」
ルージ「……あー、わかってるよ。どうせ向こうへ着いたら返すっつーの。亡霊採集の報酬貰うついでにな。」
ヴィーナスマントラップうめえwwwwww
亡霊採集って何ですか?
616 :
名無しになりきれ:2008/05/31(土) 18:04:26 0
おまいらの馴れ初めを教えて下さい
軍隊蟻が現れた!
コマンド?
>614
アリシエル「うわ、グロぉ……。」
ルージ「流石はショショーン連山一の凶悪魔獣ブルゴント(頭に捻くれた角を五本生やし、半身を青黒い鱗に覆われた猛牛)だぜ。
あの獰猛な人捕り草を、噛みつかれようが何だろうがお構い無しに茎からバリバリ食ってやがる。」
アリシエル「とりあえず人捕り草はこれだけじゃないみたいだし、ブルゴントがこっちに気づかないうちに……!」
ルージ「言われなくてもスタコラサッサー!! ……ってな。」
>615
ルージ「文字通り、この世に留まってる成仏してねー魂を集めるのさ。」
アリシエル「昆虫採集感覚っぽいわね……。でも、そんなのどうやって捕まえるの?」
ルージ「コイツを使うんだよ。」
(そう言いながら、おもむろに掌サイズの白銀製の六芒星を取り出す)
アリシエル「……何、これ?」
ルージ「霊体や思念体の構成要素を一時的に中和して呪縛する為の六芒封印籠だ。
コイツを投げつけてやれば、大概の悪霊ならあっさり捕獲できンだよ。」
アリシエル「ふぅーん……。でも、それだけじゃ放って置くと逃げられるんじゃないの?」
ルージ「そこで、この『霊牢蒼晶瓶(れいろうそうしょうへい)』の出番ってワケな。
六芒の呪縛で身動きが取れねーうちに、中に結界印を仕込んだミレア蒼晶の瓶に放り込んで、
その上から同じく結界印を施した精霊銀のフタをして閉じ込めちまうって寸法だ。」
アリシエル「……へ〜え、そうなんだ。んで、収穫はどうなのよ?」
ルージ「ざっと十二匹程度だな。骸王の邪魔が入らなきゃもう少しイケてたがよ。」
>616
アリシエル「馴れ初めって、あなたねぇ……。」
ルージ「ンだな。別にそういう仲じゃねーし、俺ら。誤解招く言い方やめれっつーの。」
アリシエル「そう言えば、初めて会ったのはランダメリアで仕事探してた時よね?」
ルージ「あー、そうだよ。ドナテロの野郎とウルスラが受けた依頼が同じヤツで、
ひと悶着はあったが組んで仕事するって結果に落ち着いて、
そん時に互いの連れ合いだった俺らも、なし崩し的に同行したんだっけな。」
アリシエル「その時だけかと思ったら、そのままランダメリアの内乱に巻き込まれて、
それを何とか解決してからもずうっと一緒なのよね。」
ルージ「俺らの相性は最悪だけど、あいつらはそれなりに意気投合しちまったから、だな。」
>617
アリシエル「……あっちゃあ〜。なんでこう、一難去ってまた一難が続くのよぅ!?」
ルージ「知るか! とりあえずはまとめて燃やすか凍らすのが一番楽だろーが……。」
アリシエル「周りは森で、足下も草ぼーぼーだから、火は普通にダメね。」
ルージ「凍結系統の魔術なんざそもそも俺らの中じゃ誰も使えねーし。」
アリシエル「……三十六計逃げるにしかず、よね?」
ルージ「言うまでもねえよッ! とりあえず川のあるトコまで逃げンぞ!!」
>607 内部崩壊
小レイオス「うん、そうしよう。」
古城の城壁にしゃべる鉄球が投げ込まれた。
しゃべる鉄球「デイジュゲルはね、35歳まで、魔法が使えたんだよ!」
デイジュゲル「なにっ!? なぜそれを!!?」
沼に布陣していた兵A「えーまじーキモーイ」
沼兵B「もうあなたにはついていけません。」
城守備兵「あんたのことを、勘違いしてたようだ。次に会うときは敵同士だな。」
ドーゼン「そういうわけだ! 野郎ども、反乱なんかやめやめ。とっととガーデンに帰ろうぜー。」
沼兵C「あーあー、馬鹿に付き合うんじゃなかった。減俸でまたカカァにどやされる。」
デイジュゲル「おのれっ!? ドーゼン、レイオス、謀ったな!!?
こうなれば、刺し違えてでもっ!」
小レイオス「なにか?」
デイジュゲル「へ?」
小レイオス「ヘッドバット!」
デ「ごはっ!」
小「バット!!」
デ「ごふぁっ!」
小「バ(ry
>606 自走植物は食せるか!?
デイジュゲル「あははー、なんだかーいーきぶんだーのー」
帰順した蜥蜴兵「だ、大丈夫なのでしょうか、あんな怪植物をがぢがぢ
かじっていますが…。
>608-609 怪奇植物の栽培などに関して
小レイオス隊人間兵「閣下、我が軍を妨害した怪奇植物についてですが、
どうやら、コヴェントリで研究されていたものが勝手に抜け出して繁殖していたもののようです。」
小レイ「ご苦労。ふーん、次からは、もっと事前によくよく調査してから動くことを心がけないといけないっすね。」
ティア「小ちゃん、がい ・ っせんっ!」
ケッティー「無血開城おめでとーなのですよー。」
エッティー「ですよー。」
デイジュゲル「あははー、なんだかわからんがめーでたーいなー。」
ティア「(ひそひそ)大丈夫なの?なんだかおかしくなっちゃってるみたいだけど?」
小レイ「(ひそひそ)頭をしこたま打ったからまー、仕方ないと言えば仕方ない。」
>610 生える生えるはえる!!
リィス「さて、デイジュゲル。一度は私に忠誠を誓った身でありながら、リザードマンの王朝という
甘い幻想のために、我が兵2000を私物化し、あまつさえ私に反旗を翻した罪は重い。
おまえは、おまえの最も恐ろしい苦しみを永遠に味わうのだ…。」
リィスの手が振り下ろされると、デイジュゲルの巨体が光の中に沈む。
光の後に舞い上がった黒煙の中から、丸っこいシルエットが浮かぶ。
デイジュゲル(?)「えー、なにこれ!? もふもふ!? どーなってんの!?」
帰順した蜥蜴兵「うわー、全身に毛がびっしり生えてまさに毛玉リザード。四肢も指がなくなって限りなく
デフォルメされている。」
リィス「その無力でキモファンシーな体で永遠に妖精や子供たちにかわいがられるがいい。」
>611 兵返せ
小レイオス「お師さ…、(じゃないや)我が君、降伏した兵ですが、今回のデイジュゲルの風評を聞いて
集まったものも数百名いるようです。彼奴の名声よりも、『リザードマンの王朝』という幻想は
リザードマンたちの中に根強く残っているという、このことを努々お忘れなきよう…。」
リィス「そうですね…。覚えておきましょう。」
>612-613,618 アリシエルさんとルージくん
軍隊アリの群れが一瞬凍りつく。その後、本来の統率のとれた動きをする彼らも、散り散りに
なって逃げ去っていく。
リィス「おっと、怖がらせてしまいましたか。アリシエルさん、僕らの周り10メートル
以内から離れないでください。恐怖した昆虫の力は計り知れません、ちょっとぶつかった
だけでもただではすまないですよ。」
1分ほど経って…。
小レイオス「…ふぅ、なんとかやりすごしたっすね。」
ティア「なんだか、ここのところお二人とも魔物に遭遇する確率が高くなってません?
いくら腕に覚えがあっても、連戦しつづけると力が発揮できなくなりますよ?」
リィス「そんなわけで、今日は、これを持ってきました。」
瓶の中に詰まった小さめの丸い粒が差し出される。
リィス「これぞ、蛇血公主と共同開発した、THE・醍醐! すっぱーくて
好みの分かれる味ですけれど、疲労回復効果抜群です。」
小レイオス「お師さん、ちがうっす。THE・醍醐はまだ完成してないから、
これは、THE・乳糖ボールっす」
ティア「でもでも、こっちの方がほんのり甘くてわたしは好きかな?」
>614 人捕り草
ティア「この一帯の食物連鎖は軍隊アリ→人捕り草→ブルゴントでしょうか?」
小レイ「ところで、ブルゴントの乳で乳糖ボール作ったらどうなるかな?」
リィス「ハードな味わい、キレのある喉越しになりますよ。」
レ&テ「作 っ た の か!?」
>615 亡霊採集
リィス「小レイオス、シュギユベルト古城の亡霊たちを集めたようですね。」
小レイ「なんだか、初陣ではないにしても、初の司令官の戦でこれだけ戦果が得られたのって、
正直、この後が不幸続きになりそうで怖いっす。」
リィス「魔剣士・レイオスの継嗣がそんなことでどうするのですか!?」
小レイ「は、はいぃ! シャキっとします!シャキっと!!」
>616 出会い
小レイ「馴れ初めじゃないっすけど、出会いについてお話するっす。
俺がお師さんに弟子入りしたときには、もうティアはお師さんのところにいたっすね。」
ティア「わたしがせんせーのところに来たのも小ちゃんと初めて会ったのとそう変わらない時期だった
はずだけど…。」
リィス「最初は、ティアが書物をたくさん抱えて前が見えないときに、小レイオスが踏み越えられた
んでしたよね。でもって、次に会った時は、ティアが考えごとをしてて…ぷフフ。」
ティア「わ、笑わないでください。あの時は悪かったってすぐ謝ったじゃないですか。」
小レイ「…。」
>617 軍隊蟻
軍隊蟻「我々を貴軍に加えていただきたい。」
リィス「軍法は遵守すること。それだけは守ってください。
軍隊蟻「誓約しよう。」
ティア「では、ようこそホワイトガーデンへ!」
(ガーデンへ通じる大規模移送方陣が三人の手で一瞬で作り出される。)
軍隊蟻ぶつけちゃる! くらえ! ていっ! ていっ!!
625 :
名無しになりきれ:2008/06/05(木) 17:12:43 0
そろそろ命懸けの愛の逃避行は終わりが見えそうでつか?w
天下一木こりルージ
天下一植木鉢アリシエル ででん!
管:何で今日だけで5回も死にかけながら山越えしてるんざますの私達?
犬:この二人のケンカに巻き込まれたからです常考。それはいいから誰か助けてorz
(崖沿いの道で狼の群れに囲まれている)
リィス君(>622)
アリシエル「……あ、ありがと。また、助けられちゃったね。」
ルージ「誰かと思ったら、おめーらかよ……。
ま、一応は礼言っといてやらあ。先を急いでるから、礼はまた次会った時な。
おら、行くぞアリス! モタモタすんじゃねえ!!」
アリシエル「ちょ……! ちょっとルージってば!?
……ごめん、せっかく助けてもらったのに。
わたし達、この連山地帯を越えた先のイルクーダに用事があるの。
しばらく留まると思うし、何かあったらそっちに来て。それじゃ……!」
アリシエル「ちょっとルージ! いくら何でもあれは……ルージ?」
ルージ「…………………………………………。」
.。oO(ちッ……! 何なんだよ、アイツは!!)
.。oO(あン時のバルザックや、ボルギドの親父にグロヌウなんかと一緒じゃねーか!!)
.。oO(ただボケッと見てるしかねえ局面で、これ見よがしに見せつけやがって!)
.。oO(ちきしょう……!! ちきしょおおおおおおおおお!!!!)
>619
アリシエル「……何、これ?」
ルージ「シーピープル……じゃねーな、こりゃ。
サハギンやローンとは見てくれが根本的に違うじゃねーか。」
アリシエル「足だけあんなだから余計気持ち悪いのかも。」
ルージ「つか、そもそも半魚人見て食欲なんざ湧くかよ。
おめー、どういう感覚してやがンだ?」
>624
ルージ「だああああああ!! 何しやがンだ、てめえッ!?」
アリシエル「きゃあ!? 痛い痛い痛い痛い!!」
ルージ「くそ……! ぶつかる端から噛み付きやがってよ!!」
アリシエル「……痛つつつ。こうなったらしょうがない、か。
ちょっと痛いけど我慢しなさいよ? 流・水・散・華……アクア・スプレッド!!」
ルージ「ぐぼあッ!? き、効いたぜコイツはよぉ……。」
アリシエル「あー……。またびちゃびちゃだぁ……。」
ルージ「ま、纏わり付いてたのは全部死んだから良しとすっか。」
>625
アリシエル「だ・か・ら・ね? どこをどう見たらそう見えるのよ……。」
ルージ「サラ相手ならまだしも、こんな頭の中身がガキ臭えブスはゴメンだっつーの。」
アリシエル「こっちだってあんたみたいな悪ガキなんか願い下げだわっ!!」
アリシエル&ルージ「……フン!!」
>626
ルージ「いや……。俺ァ確かに山育ちの田舎モンだけどよ、
実家は小さな村で牛と鶏を飼いながら、麦と稗の小さな畑を耕してた農夫だぜ。」
アリシエル「それ、単にあんたが斧使ってるからそう言われただけじゃ……?」
ルージ「そりゃいくら何でも短絡的すぎねーか?
……ま、天下一とか言われんのは悪ィ気しねーけどよ。」
アリシエル「それより、なんでわたしが植木鉢なのよぅ!?」
ルージ「あの巨大チューリップ、確かおめーの頭から生えた奴だったよな?
俺はそこの連中からそう聞いてるぜ? どうなんだ、ママン?」
アリシエル「うぐ……そうよっ!! だったら何なのよ!?」
ルージ「あー、だからかよ。でもよくよく考えたら、植木鉢よかむしろ苗床……。」
アリシエル「それ、余計悪いぃぃぃぃぃ!!」
コボルド術剣士と食人蔓の庭園管理人(>627)
アリシエル「……あ。」
ルージ「そーいや、すっかりド忘れしちまってたなあいつら。」
アリシエル「とりあえず、助けに行こっか……?」
ルージ「……おう。」
−数分後−
アリシエル「数があんまり多くなくてよかったわね。」
ルージ「……全くだぜ。ほら、立てよ。もうそろそろイルクーダだ。」
アリシエル「ほんとだ。目と鼻の先だわ。」
ルージ「よっしゃ、後もうひと息だ! このまま走るぜ!!」
明日をも知れぬ命に、乾杯!
さすがは湾岸都市。海の幸の充実っぷりは大したモンだぜ。
何ィ?刺身はメニューにねえだと!!?
ふっざけんじゃねええええええぞおおおうう!!!!!
君、かわいいね。ボクちんと一緒に飲まない?ウヘヘヘ…。
(お尻なでなで)
さて、今日一日の疲れを流して来よう。…温泉で。
アリシエル「……ふぅ〜。やあっと着いたぁ!」
ルージ「えれー目に遭ったぜ、ったくよお……!」
アリシエル「それじゃ、まずは結果報告……でしょ? ギルド、どこだっけ?」
ルージ「……ギルドならそこだろが。目の前の建物の看板ぐらい見ろっつーの。
ま、今回はそっちに用はねーからどうでもいいンだがよ。」
アリシエル「……へ? どゆこと?」
アリシエル「……そういう事だったんだ。
まさか、あんたの知り合いのカゼンさんがここの太守のご子息で、
その人からの直々の依頼だったなんてね。」
ルージ「正確には野郎の学院での同輩の依頼だけどな。」
アリシエル「どっちでもいいわよ。あんたには不釣合いな知り合いなんでしょうが。」
ルージ「けッ……! おめーがそれ言うか? あ!?
あんな何でもアリの無茶苦茶な連中と仲がいいクセしやがってよ……!」
アリシエル「あんた……山の中頃あたりから何か変よ。
喧嘩っ早くて礼儀知らずは毎度の事だけど、なんでそんなムキになるの?」
ルージ「うるせえ……ッ! おめーは黙ってろ!!
親父……エールの大ジョッキもう一杯だ! 早くしろい!!」
アリシエル「……。」
.。oO(あのおばか……。ほんと、どうしちゃったんだろ?)
.。oO(リィス君達に助けられた時からずっと、何か悔しそうだったけど……?)
.。oO(よくわかんないけど、今はそっとしてあげた方がいいかも。)
>630
あっちの人達も結構お酒入ってるのねぇ……。
見た感じ、同業の人と海の男って感じのがごちゃ混ぜかな?
東洋風の鎧武者(>631)
あらら……。いかにも東から来ました、って感じのまでいるじゃん。
流石にカマルグ連邦の中でも最大規模の通商都市だけはあるわね〜。
……あ、いいですよぉ? 隣、空いてますから。
……え、と。あの……その……? お、落ち着いてよおじさん!!
お魚の切り身だったらこういうのあるから、これで我慢して! ね!?
(慌てて湾岸洞穴産の黒紋カレイのマリネを注文する)
>632
あのぉ……困ります。わたし、その……人を待たせてるんで……。
ひゃんっ!? な……! 何すんのよぅ、えっち!! ……もう知らないっ!!
.。oO(これだから、酔っ払いってやだ……。)
.。oO(もう宿屋に行こ。新米君と管理人さんも先に行って待ってるだろうし。)
>633
温泉……? さっきの人、今確かに温泉って言ったわよね!?
.。oO(まだ夕方だし、ちょっとぐらいなら寄り道してもいいかな……?)
よーし、そうと決まったら……急げや急げぇーっ!!
636 :
名無しになりきれ:2008/06/12(木) 17:32:45 0
だが混浴
>624 めちゃぶつけ蟻
リィス「風のバリアー」
(ボトッ、ボトボトッ)
ティア「まったく、あぶないですねー。アリシエルさんたちの方に投げられた
子たちは死んじゃったみたいですね…。」
軍蟻ズ「不用意に投げられた我らが悪いのだ、気に病むことはない、ガクッ」
小レイ「い、潔い。俺も見習うべきっすね。」
>625 命がけ
ティア「ご本人たちはあんなですけど、まぁ、あれで仲良くしてらっしゃるように
見えますよね。」
リィス「ひとまずの目的地には着いたご様子。」
>626 ででん!
小レイ「ルージさんが木を切って、アリシエルさんが自分に木を植える。」
ティア「まさにゼロサム・ゲーム!」
リィス「ええ…っと…?」
>627 犬さん管さん
リィス「この二人、一体どこまで連れて行かれるんでしょうね?」
ティア「旅は道ズレ世は情け。」
小レイ「ズレ?? ああ、でもズレてると言えなくもないかもっすね。」
>628 アリシエルさん&ルージくん
リィス「ええ、はい、それでは、あ…。行ってしまった。
うーん、あの目は…。なんだか昔の自分を見ているようで他人事のように
思えないですね。でも、ここはそっとしておくべきでしょうか?
あれ? ティアがいない!?」
小レイ「あ、ホントだ。」
リィス「”ホントだ”って…、まぁ、いつものことではありますが。あの子は迷子になっても
それに気付かずにさらにわかりにくいところに行ってしまいますからねー。」
小レイ「とにかく、草の根分けても探すしかないっす!」
リィス「いや、それほど急を要することでもないんですが…。」
>630 明日をも知れぬ
海の男「おう、かんぱらっぽっこーん!」
(ふっとばされる海の男)
ティア「うーん、あの工程をもっと早くして…」(考え中)
>631 東洋鎧武者
鎧武者「ふじゃけらこーん!」
(ふっとばされry)
ティア「あー、でもそれじゃあ反応が起きなくなるんじゃ…」(なおも考え中)
>632 飲まない
酔っ払い「ウヘヘへらぎょーす!」
(ふっと(ry)
ティア「あの器具を使ってみるとどうだろう…?」(まだ考え中)
>633 温泉
(ぴこーん!)そうだ! その手があった!!
ん…? せんせー? 小ちゃーん? あ、またやっちゃった。
しょーがない。温泉に入ってたてなおしましょう。
>634 アリシエルさん
あー、アリシエルさーん。奇遇ですねー。ここの温泉いーですねー。
ほらっ、野生のお猿さんも入ってますよ。
(猿の頭を軽く撫でながらいう)
徹夜で調合した後なんかは特にかくべつです。
あ、でもこれだとなんだかおじいちゃんみたいですね。
>636 混浴
あははー、よく見たら混浴ですねー。
(猿の頭を撫でながらいう。和んでいるせいで、現実が目に入っていない。)
>>628 し…、死ぬかと思った。ちっとは手加減しろよ、変態首ちょんぱ!
おい!そこ(
>>637)も勝手に墓なんか建ててんじゃねえ!!
あ、雪だ…。道理で冷えると思ったよ。
642 :
村人:2008/06/15(日) 08:07:23 0
武器や防具は装備しないと意味がないぞ
お姉様方、お背中流しましょうか!?
はぁ……。昨日はほんと悪い事しちゃったなぁ。
あのおばか、なんで急にあんな事言い出したんだろ……?
ワルだとか不良だとかじゃあないんだけど、
すぐ後先考えずに突っ込んだり、やたら意固地になるのがねぇ……。
……ま、しょうがないか。
次に会う事あったら、蹴っ飛ばしてでも謝らせなきゃね。
今日はやな事きれいさっぱり忘れて、ひさびさのお風呂満喫しよっと♪
……ん? あれって、確か……。
ティアちゃん(>639)
あれ……ティアちゃん!? ティアちゃんじゃない!!
それで、今日は一人? リィス君とレイオス君はどうしたの……?
迷ってはぐれちゃったって、あなたねぇ……。
ま、いいか。どうせあの子達もすぐ追い着くでしょうし。
……それにしても、山猿まで入って来るなんて。
ま、ここの街って海と山に面してる地形だから、案外珍しくもないんだろね。
その辺のすけべ男が来るんじゃないだけ、まだマシかも。
>636
………………うあ、しまった。なんで入る前に確認しなかったんだろ?
うう、どうしよ……? まだ身体温まってないのに……。
投げられた軍隊蟻(>640)
いっ!? ちょ……! なんであなた達がここにいるのよ!?
……っていうか、実際わたしもやりすぎたけど、
あなた達だって、いきなり所構わず噛み付く事はないでしょーがぁ!!
……っていうか、そんな大声で首ちょんぱとか言わないで。
また素性ばれたら休めなくなっちゃうから……。
>641
あ……ほんとだ。もうこの辺もそんな季節かぁ……。
永久凍土のラムリアース北方とか、南方の不帰の大地トゥオネタルとかの
極地点に近い場所ほどじゃないけど、ここも結構冷えるのよね。
この際、雪が止み加減になるまで入ってよっかな?
村人(>642)
なんかまたお上りさんみたいな人がいるわねー。
だから、そんなのわかってるわよぅ……。わたしだってねえ、
万年D級とか言われてますけどぉ、ちゃんとした冒険者なんですからぁ……。
……てか酔っ払ってるでしょ、思いっ切し。
飲むなとは言わないけど、ちゃんと酒瓶は持って帰んなさいよね?
>643
.。oO(もしかして、ここのサービスなのかなぁ……?)
.。oO(すっごく恥ずかしいしぃ、それに下手して首取れちゃったら……なぁ。)
.。oO(でも、変に断って怪しまれても困るし……う〜ん?)
あの……。できるだけ、優しくお願いします……ね?
ごしごしされるの、実はあんまり好きじゃないですから……。
わかりまーした! ふんわりやんわり羽毛がかぶさるようにしてあげますね〜
じゃあ俺は前の膨らみを重点的にマッサージしようか。
ジィー・・・。(湯煙に隠れて二人を凝視)
アリシエルさん(>644)
そーですねー。じゃあ、小ちゃんたちが入ってきたら
混浴にもかかわらず「きゃー、えっちー」とか叫びながら風呂桶投げつけて
あげましょーよ。
お猿さんがすいーっとおよいでますねー。アリシエルさんぱーす。
(水面をすいーっと移動する猿がアリシエルに向かって投げ渡される)
あ、そうだ。折角ですから、これいっしょに飲みましょーよ。
(なにもない空間から、木製の丸いお盆と、瓶に入った飲み物が出現)
わたしがせんせーにナイショで開発した「フールツ三千林みるく」でーす。
お肌によくて、おいしくてそのうえ魔力も回復しますよー。
>640 されど死なず蟻
無事だったんですかー? それはよかったよかった。
それじゃあ、あなたたちには「ナパームウアサシンハニーシロップ」をごちそうしますよー。
(ないもない空間から、大きめの壷が出現。「至高への道は遠い」、と書いてある)
>641 雪がふる
雪を掴んでお湯の中にいれるとおもしろいですよねー。
センちゃんならみやびみやびいいそーなかんじです。
>642 装備しないと意味がない
剣とか鎧とかはわたしは装備しないで誰かにあげたり、
売ったりしてまーすよー。兜とか胸当てとか投げるのっておもしろいですよね?
>643,646 お背中
だーめでーすよー? アリシエルさんのお背中は私がこのへちまで
流してあげるんですから譲りませんよー?
>647 前の膨らみ
そんなにお猿さんの膨らみをにぎにぎしたら
かわいそーですよー?
>648 バックベアード
(しかし、バックベアードの目を見た猿達が魅了されてベアードに
群がる。さらに、なぜか、やたらと猿達がぽかぽか殴ってくる。)
ティアがアリシエルの背中を流しているところに2つの小さな緑の光が入ってくる。
ケッティー「ティアさま発見なのですよー」
エッティー「ティ、ティアさまが和みモードなのですよー。ティアさまティアさま、
充分に温泉を堪能されたら、ガーデンにお戻り願うのですよー。
リィスさまや小レイオスさまももうご帰還なさっているのですよー。
国の大事というほどではないですが、少なくともティアさまにとっては
たいへんなことが起こっているらしいのですよー。
これを見せればわかる、とリィスさまはおっしゃっていたのですよー。」
(極小の瓶に雪の結晶がひとつ入っている。)
652 :
名無しになりきれ:2008/06/22(日) 19:47:45 0
2008年06月22日(日)の確率w
アリス
今日声が裏返る確率 65%
今日羽ばたく確率 59%
今日グーで殴られる確率 65%
今日銀のエンゼルが出る確率 24%
今日お尻が魅惑的な確率 92%
リィス
2008年06月22日(日)
今日悩む確率 8%
今日さんざん迷った結果間違った方に進む確率 50%
今日絶妙なツッコミを入れる確率 86%
今日グーで殴られる確率 19%
今日画鋲を踏む確率 41%
ティアちゃん(>649)
結構酷い事言うね、ティアちゃん……。
ん〜、まぁ……あの子達なら大丈夫なんじゃない?
あほルージはどうか知んないけど。
……って、ひきゃああ!?
ちょ……! いきなり何投げ……って、やめ、やめぇぇ!!
首筋に手をかけちゃやぁぁぁぁぁぁぁっ!!
はぁ……はぁ……。もうちょっとで、また貴重な貴重なお休みタイムどころか、
下手したら平穏な人生にまでさよならするとこだったじゃないのよぅ……。
悪戯は、時と場合を考えてからしてよね……もぉ。
……ま、いいわ。今日はこのフルーツ牛乳に免じて許してあげる。
次からは、こんな事が無いように気をつけてね?
>646
……だって。しょうがないから、先にティアちゃんの背中流してあげる?
>647
……せんでいいっちゅーの。
これだからえっちい男の人って嫌なのよね。
てか、そろそろその子(間違えて捕まえたらしい山猿)離してあげたら?
顔真っ赤にして歯をむき出して怒ってるみたいだけど。
バックベアード(>648)
…………………………………………。
ガシィッ! ……グイグイ。ザブッ!! バッシャアアアアア!!!!
(無言のまま両手でバックベアードを押さえつけ、湯の中に全力で沈める)
>651
友愛に満ちた……って感じ、かなぁ……?
さすがわたし! ……って言いたいんだけど、なんかちょっと照れくさいなぁ……?
微妙に金金って入ってるのは、やっぱ極貧生活まっしぐらで、
いっつも困ってるから……?
それにしても、リィス君……ちょっぴり、えっちだったんだ。
>652
ふぇ!? なんでなんでぇ〜!?
わたし、そんなに叩かれなきゃいけないことしたの!?
それと、魅力的に「見える確率」って何よ、「見える確率」って!!
普段は魅力的じゃないって言うの!?
失礼しちゃうわね! ふんっ!!
……でも、何でおしり限定? てか、銀のエンゼルって……何?
>今日お尻が魅惑的な確率 92%
だから思わずカンチョーしたくなるんですね?わかります><
アリスちゃん、こんなくたびれたブーツはいてたらだめだよ?
新しいの買ってあげ ない から、このブーツは俺がもらうね。
657 :
名無しになりきれ:2008/06/27(金) 17:47:23 0
次はどこ行くの?
>655
それ、思いっ切しセクハラだから自重しなさい。
……っていうか、したら全力で反撃するから。理由はわかるよね?
>656
うわぁ……ほんとだ。
もうすっかりよれよれで、踵や靴底にも穴開いちゃってる……。
いくら丈夫さに定評のあるバラン水牛の革靴でも、
一年も履き続けてたらダメになっちゃうのかなぁ……?
……えっ!? こんなの、欲しいの?
まあ、どうしてもって言うんならあげるけど……。
……いいもんいいもん。おいしい話には裏もあるし、タダより高いものはないって言うもんね。
そんなの最初から全っ然期待してなかったから、別にいーわよ。
でも……そんなの何に使うのよ? まさか、変な事考えてないでしょうね……?
>657
ルージのおばかはどうするつもりかはわかんないけど、
管理人さんと新米君は、ほとぼり冷めた頃合だからコヴェントリに帰る……って言ってたわ。
……え? わたし? う〜ん、そうねぇ……。行って、みよっかなぁ……ランスクまで。
やっぱりウルスラさんの一件が、ずうっと気になってしょうがないのよね……。
もうここではする事なんてな〜んにもないし、丁度いっかな?
よぉし……! そうと決まったら、定期船の乗船チケット取らなきゃ!!
>653 アリシエルさん
あーらー♪ ごきげんよう〜、アリシエルさん。
お変わりなくて? え? ランスクまで、ウルスラさんに
会いにですか? それじゃあ、話は早いですわ。
一緒に夜空の散歩と行きましょう。
(アリシエルの頭から光の輪が被さる。輪が地面まで下降した後に、
アリシエルの体が宙に浮かぶ。)
重力制御魔法ですわ。あまり、動揺すると、空の彼方へ飛んでいって
しまいますから気をつけてくださいね?ウフフフフ。
(バランスを取れずに焦りまくるアリシエルの横に笑いながら随伴するサイゼリア)
>651 頭の中
わたくしのことはあまり当たっていませんわね。
リィスさまは、多くの戦友、盟友の内側にわたくしのような
女性の存在があり、その中にリィスさまの「秘」があるということでしょうか?
そして、その「秘」に守れられるのは、あのお方と、そして…。
それにしてもゼウグドル、エッティーの脳内って一体…。
>652 占い
ウフフ、なかなか面白い予想ですわね。
絶妙なツッコミ以外はその日に限定しなければある程度的中して
いましたわね。まあ、悩むのが仕事ともおっしゃっておられましたし…。
>655 だから思わず
あら? おしりは言うまでもないですが、他にもアリシエルさんは
魅力的なところがたくさんありますわよ?
まぁ、この高みにいては貴方方の手も届かないでしょうが?
>656 ブーツもらう
相手が悪魔ならば、髪の毛一本取られるのも命取りですのに、
1年間履き続けたブーツをこんなにすんなり渡してしまっていいのでしょうか…。
フフ、でも、このアプローチからどのように発展していくのか、見物かもしれませんわね。
>657 次はどこへ?
時間の許す限り、アリシエルさんとご一緒しますわ。
ガーデンの方も、あれはあれで大変なのでしょうが、
わたくしの出る幕ではありませんので…。
愛の逃避行、か…?
せっかくだから僕にも便乗さしてください!(アリスの生脚にしがみつく)
663 :
名無しになりきれ:2008/07/04(金) 21:13:28 0
飛行飛行と簡単に言うけど、どういう原理で飛べるワケよ?
サイゼリアさん(>659)
……いっ!? まさか……まさかとは思うけど、この甘ったるい声は……。
ああああああああ!! やっぱりぃぃぃぃぃぃ!!!!
.。oO(一難去ってまた一難……って言うか、この人何しに来たのぉぉぉぉぉ!?)
.。oO(とりあえず、適当にごまかして切り抜けなきゃ! ……出航も近いし。)
もしかして、ティアちゃん迎えに来たんですか?
あの子なら、まだ温泉に浸かってると思いますよぉ……?
わたし……ちょっと用があって、
これからヴェサリスノープル経由で内陸の方まで……わぁぁぁっ!?
あの……? これ、何の冗談……って、何気に全部聞かれてるぅぅぅ!!!!
……えぅぅ、わかりましたよぅ。よろこんでご一緒しますから、ちゃんと制御してぇぇ……。
.。oO(お父さん、お母さん、カールマンのおじさん……。)
.。oO(わたしには平穏無事な生活、もう戻らないんでしょうか……?)
>661
……違う、それ絶対違う。
女二人旅でしょうが、どこをどう見ても。それに、今回は逃げじゃないから。
……って言うかさ、あんたルージの時にも同じ事言わなかった?
>662
ひにゃあぁぁぁぁっ!?
ちょ……っ! あんたどこにしがみついてんのよ、このすけべっ!!
やだどこ触っ……スカート掴むな、太股に顔押し付けるなぁ!!
は〜な〜せ〜!!!!
>663
四象の精霊魔術なら……風の高位の浮揚か、
地の高位の重力制御(主に反転か遮断)を使うわね。
純粋に魔力だけで何かを浮かせるのは、実は結構負担が掛かるから、
四象に属さない魔術や奇跡の類じゃ、今では失われた古代の秘術や禁術で、
遺跡から発掘されて再発見された物しか存在しないの。
要は、掛かる魔力の割には移動の効果効率があまりに悪すぎて、
それ以上の研究がされないまま今に至っちゃってるわけ。
四象の力を媒介にすれば、容易に効率を上げられるんだから、
わざわざ能率の悪い魔力だけの飛行術なんか、誰が使うんだって話よね。
あと……奇跡の方は、信仰の度合いで効果に差が出るみたい。
まあ、これは当然って言えば当然なんだろうけど。
俺は闘気バリバリ全開で空飛べますが何か?
668 :
名無しになりきれ:2008/07/08(火) 06:41:39 0
暑い!暑くて死ぬぜ!…つーワケで海行きたくならね?
>>664 アリシエルさん
ウフッ♪ 思ったとおりのかわいらしい動揺っぷりですわ。
でも、夜空は冷えますわねぇ…。 女の子が体を冷やしてはいけませんわよ。
(アリシエルを抱き寄せ、間近で顔を向き合わせる)
ウフフ…、いつ抱いても気持ちのいい体。無垢な瞳に夜空の星屑が映って
さらにきれいですわ…。
>>661 愛の逃避行
あら? 妬いてくださるの? ウフフフ。
でも、わたくしはリィス様のものですから、それはできませんわね。
そもそも、「逃げ」でしたら、既にここに来た時点で一種の職務放棄ですから、
部分的には否定しませんが…。
>>662 便乗
残念ですけど、今はお相手してあげられませんの。
アリシエルさんは、わたくしが抱きとめていますから、重力制御で…。
(
>>662 が縦回転しながら、サイゼリア・アリシエルの後ろを飛んで追尾する)
>>663 飛行
魚が水を泳ぐのと同じように、空を飛ぶのはわたくしたちにとっては
当たり前のこと。他の方にも飛んでいただくには今行っている2つの方法と、
あとは、魔物でも使役しましょうかしら?
このペンダントを天にかざせば、どこからともなくワイバーンが飛んできて、
自由に空を飛べるようになりますわよ?
つ 何かはわからない赤い宝石のはめ込まれたペンダント
>>666 もったいない
666げっと、おめでとうございます。
ご褒美にお尻にアートを刻んであげましょう!
(ガリッ、ガリガリガリッ、ガリッ!
>>666の尻に爪でなにか前衛的な絵(?)を刻む。
いつものように、痛みの数倍の快楽が
>>666の尻を駆け巡る!)
んー、そうですね。豚でなけくてドラゴンやヘルハウンドならば、常に飢えさせておいて
狂気を武器にできますが、豚では…。
豚で思い出しましたが、家畜と一緒にしては失礼でしょうが、
知り合いの豚の姿をした魔族の王は紳士的で節度のある方ですよ?
>>667 闘気バリバリ
あら、そういう方もいらっしゃいますね。
どうぞ、雄雄しい姿を見せてくださいな。
よろしければ、ご一緒します?
>>668 海に
海なら先ほどいたところにありましたでしょう?
ああ、砂浜のある、泳ぐのに適した海ですか?
シルヴィア海岸のあたりなどどうでしょう?
(
>>668の頭の中に海岸までの道程と浜辺の様子が映し出される。)
サイゼリアさん(>669)
う……。その…あんまり見つめないで下さいってばぁ……。
.。oO(あぅぅ……。やっぱりこの人、すごくキレイだけど怖いよぅ……。)
.。oO(しかも、身動き取れないからなおさらだぁぁ……。)
.。oO(でも…でも……振り落とされちゃうのも、死なないけど痛いからやだ……。)
うぅ……。(色々な意味で怯えながらも、サイゼリアにぎゅっとしがみ付く)
>666
ペットだなんて言ってても、最後には食べちゃ…ううん、なんでもない。
まあ、でも…何か飼うのって意外と大変だからなぁ……。
その辺ちゃんと理解して、早い内にあきらめつけたのは良かったのかも。
この人にとっても、ブタさんにとっても、ね……。
>667
うわぁ…無茶するなぁ……。
闘気全開って、あなたねぇ……。身体の一部に集中するだけでも
ごっそり体力削られちゃうのに、それ全身に纏ったまんま
空飛ぶって、どれだけ消耗が激しいと思ってるのよ?
……そろそろ降りた方がいいんじゃないの?
ほら、目に見えて顔色悪くなってるじゃんよぅ……。
>668
ならない。……だってわたし、さっきまで港町にいたもん。
それに…今こっちは真冬だから、海なんて氷水みたいに冷たいよ?
ランスクか…。あそこは地底湖に棲む、白くて目の無い魚が絶品だと聞いたんだよな。
673 :
名無しになりきれ:2008/07/10(木) 09:24:40 0
何でそうすぐに食う話になるんだよ・・・
スカイドラゴンの群れが現れた!
しかし、スカイドラゴンはサイゼリアとアリシエルを見ると
空気読んで去っていった。
雲一つ見えない、星が瞬く闇夜の空を飛び続けて何時間が経過しただろうか……?
強大なる淫魔の秘術で大地のくびきから解き放たれ、空を高速で飛び続ける三人の人影の眼下に、
堅牢な防壁に取り巻かれた城塞都市……王国領ピアナ州の首都ランスクが、その姿を現した。
目標地点を確認した淫魔が指を弾くと同時に、三人の身体に僅かずつ重力が掛かり、
緩慢な速度で地面に向けて引き寄せられて行く……。
重力制御が解け、自分の足が城塞正門前の更地を踏みしめた時点で、
魔導戦士の少女はしがみ付いていた淫魔の身体から両腕を外し、気恥ずかしそうに離れる。
そんな二人の背後で、成り行きで付いて来た青年もふらつきながら着地していた。
二言三言、言葉を交わした後に三人は城塞の正門へと足を向ける。
逸る心を抑えつつも、自然と走り出す少女を見ながら歩き出す淫魔と青年の目に、
騒々しく叫びながら上空を旋回する飛竜の一群が映った。
状況を把握した途端に青年の顔色が変わり、少女の表情が固くなる。
門扉の前の衛兵の一団も色めき立ち、城門周囲は途端に喧騒に包まれた。
そして……手頃な獲物と見た三人目掛け、飛竜の一群が急降下して襲い掛かって来た!
青年が思わず悲鳴を上げ、少女が覚悟を決めて背負っていた槍を構える。
……が、飛竜の一群は三人に肉薄する寸前で急速に動きを止めた。
何故か一様に怯えにも似た表情を浮かべ、いかにも悔し気に一度だけ威嚇する様に叫び、
そのまま明けにはまだ程遠い、夜空の彼方へと消えて行く……。
安堵のあまり腰を抜かしてへたり込んだ青年に手を貸して起こす少女の目に、
唖然としてこちらを見守る衛兵と、空気でさえ凍り付かせる程の殺気を漂わせながら艶然と微笑む淫魔の姿が飛び込む。
微かな心強さと共に、拭い去れぬ恐怖もまた、心中に等しく甦るのを感じた……。
飛竜の襲撃を凌いだ三人は、門扉の前に佇む衛兵の一団に行く手を阻まれる。
衛兵「素性の知れぬ者の入市は一切認められておらぬ。身の証となる物を提示して貰おう。」
こんな時代だからな、仕方の無い事だ…と続け、身分証の提示を求める衛兵に、
少女は素直に自分の冒険者ギルド発行の手形を差し出す。
続いて連れの青年も同じく旅行者用の手形を取り出し、衛兵に手渡す。
最早どの都市でも恒例となっている入市監査が終わろうかという時、ふとある事に気づいた少女の顔が曇る。
もう一人の同行者である淫魔の入市監査がまだで、彼女が身分証など持ち合わせては無さそうな事、
そして…主たる永遠の少年以外の言葉に縛られないその性情に、生まれ持った規格外の魔力、
いざとなればその行使を一切躊躇わないであろう冷酷さと残虐性……。
この美しくも恐ろしい淫魔をどう説き伏せるべきか……そう考え、少女は思わず頭を抱える。
暫く後…意を決して淫魔に呼びかけようとした少女に向け、監査を終えた衛兵から声が掛かった。
衛兵「手形と冒険者名鑑の照合が済んだぞ。お前が、州長官殿の言っておられた冒険者か。
州長官殿とピエレット少佐に、客人方がお待ちだ。同行者共々入市を許可する。さあ…通るがいい。」
意外な言葉に拍子抜けはしたが、予想された最悪の事態を回避出来た事に、少女は思わず胸を撫で下ろす。
当の淫魔が少々残念そうな表情を浮かべた気がしたが、多分気のせいだろうと自分に言い聞かせながら。
門扉を越え、市内に踏み入った一行の目に飛び込んで来たのは、
市の総面積の約三分の一を占める、巨大な円形闘技場(コロシアム)だった。
行き交う人々の殆ども冒険者や旅行者、市お抱えの闘士ばかりで、一般市民らしき人物は数える程しか見当たらない。
それもその筈、ここランスク市では地上と地下で施設が分けられており、州長官プリクソス=グラベルの余興の一環として
月一で開催される闘技大会の会場であるコロシアムと、冒険者ギルドの支部に州議会官と州長官と議員の官邸、
旅行者相手の商店街が地上部に、市内の一般市民の居住区が地下部に存在しているからである。
明日開催の闘技大会の入場券を買いに行くと言う青年と一旦別れ、
露店で買い求めたランスク名物の、真珠魚(ペルラ・デ・ペッシェ)の塩焼きを齧りつつ、
淫魔と共に宿を探す少女は、これから待ち受ける事への思いを馳せる。
真実への渇望と、それを知る事への恐怖がない交ぜになり……少女の顔に不安交じりの笑みが浮かんだ。
焼き魚が名物ってどんだけアレなんだwww
679 :
名無しになりきれ:2008/07/14(月) 17:44:38 0
ここで二人っきりになるのって、一番危険じゃね?
つか真夜中でも店やってるのね
>671,675 アリシエルさん >679 ふたりっきり
ウフフフ、ふたりっきりですわね。宿? それなら、ここでいいでしょう?
(コロシアムには遠く及ばぬにしても、巨大にして豪奢な建物を指さす。
貴族様御用達といった宿。コツコツと靴音を立てながら石畳を進み、
受付のような男と二言三言交わすと、当然のようにサイゼリアは奥へと進む。
王の寝室のような部屋へ二人は進み、ベッドの上にアリシエルを座らせると、
サイゼリアは、珍しく真剣な顔になって言う。)
今の貴女はとても可愛らしい。でも、明日待ち受ける試練に向かう貴女は
もっと可愛らしい。今夜は、何も恐れることなく童のように眠りなさい…。
(サイゼリアがアリシエルの眼前に手をかざすと、自然と目蓋が重くなり、
アリシエルは無垢な寝顔をして寝息をたてはじめた。サイゼリアの膝枕の上で。)
>672 地底湖
ガーデンにも地底湖はありましてよ? そういえば、この町、いろいろ
とガーデンと似通ったところが多いですわね…。リィスさまが
ご参考になさったのでしょうか?
>673 食べる話
あら、しっかり食べている方の方がわたくしは好きでしてよ?
食べて、寝て、遊んで。寝るのと遊ぶのに不安がありましたら、わたくしのところにいらっしゃいな…、ウフフ。
ガーデンでは、今、「丸投げメロン」が旬ですけど、わたくしはあんまり好きじゃありませんわね…。
>674 スカイドラゴンの群れ
きれいな鱗のドラゴンたちでしたけれど、ちゃんと場の空気も読めるのですのね。
襲って来ていたら、焼き魚のかわりに焼きドラゴンにして食べてあげるところでしたが…。
>678 名物
コロシアムが第一の名物なのでは?
意外にも一般の方も受け入れられてるらしいですし。
ん〜、でも、この都市を中傷するときにはその言い回しはアリかもしれませんわね。
>680 真夜中に営業
いかがわしい店もやっていますわね。
今夜はアリシエルさんの傍についていたんですの。
お相手はまた今度か、街の玄人の方にお任せしますわ。
ウフフ、本当に可愛らしい寝顔…。一晩中見ていられそう…。
そういや、随分前にアリスがアルガ龍とやらで煮込み料理作ってなかった?
なにかにつけて実力を顕示のためにサンドバックにされるアルガの暴龍カワイソス
しまいにはだめだめ戦士に料理にされるアルガの暴龍カワイソス
サイゼリアさん(>681)
……うぅ…ん? ……え? あれ? ここ……どこ?
わたし、何して……って、ええええええええ!?
ささ…サイゼリアさん!? いや…あの、その、わたし……!
ご、ご……ごめんなさいぃぃぃぃっ!!
(目を覚ました途端に何もかも思い出し、顔を赤くしながら慌てて跳ね起きる)
……よくよく見たら、もうお昼なんですよね?
グラベル長官達との面会には丁度いい時間なんだけど……。
……まあ、お昼何か食べてからにしましょうか。
.。oO(でも、なんか高そうなとこだなぁ……。)
.。oO(お金の方、大丈夫かな……?)
>678
焼き魚…って言うよりは、真珠魚そのものがここの名物の一つってとこかな?
どういう風に料理してもおいしい魚だし、透き通った鱗は意外と固いから、
鎧や楯の材料としても使われてたりするのよねー。
>679
.。oO(なんか、気がついたら寝ちゃってたみたい……。)
.。oO(大丈夫…よね? ほんとに、何もされてないよね……?)
>680
そりゃあ、どこにだってそういうお店はあるでしょ?
まあ…開けてる時間が時間だから、変なお店が結構あるのは確かだけどね……。
>683
あー……あったあった、そういう事もあったわよね。
……確か、リィス君が何かの試練から無事帰って来た記念にって事で、
お祝いパーティでもしようって時の話だったっけ?
そうそう……。あの時はたまたま市場にアルガ龍の肉が出回ってて、
滅多にない事だったから、ついつい衝動買いしちゃったのよね。
なんでもその肉、僻地の村を襲って討伐された親子のだったらしいんだけど……。
>684
う〜ん……そうだっけ?
あの龍って、ランダメリアのアルガ丘陵地帯にだけ生息してる
規格外にも届くかって位の実力を誇ってる凶暴な上位の竜族で、
A級の人達でさえもあっさり返り討ちに遭うのはザラな、
危険度が相当高いモンスターなんだよ?
規格外の人達が出向けば一瞬で終わるのかも知れないけど、
そういう人達は、今のところランダメリアでは見た事なかった気が……。
……って言うかさ。あなた、まさかとは思うけど……。
サイゼリアさんがさっき追っ払った飛竜と勘違いしてたりしない?
あれは単なる渡り飛竜なの! まあ…そこそこは強いけど。
それに、さり気にダメダメ言うな。
なかなか成長しないの、一番気にしてるのはわたしなんだから。
……あんまり言うなら、最後にゃ泣くわよ?
>686
安心しろ。おまいはちゃんと育ってるから。な?
(右手でおっぱい揉み揉み、左手でお尻撫で撫でしながら)
>681
HEY!そこのビューティフルレイディ!
ボクとデートしないか!?
>685 アリシエルさん
あらあら、起きてすぐにまぁ、元気ですこと。それでは、食堂に参りましょう…。
(寝室から出て、果てが見えないほど天井の高い廊下を少し行くと、程なくして食堂
に着く。巨大な長テーブルの短いサイドにアリシエルを座らせ、視線が垂直に交わる
位置にサイゼリアも座る。座ってすぐにオードブルのきのこ料理が到着したあと、
それほどしないうちに豪華にデコレーションされた鴨の丸焼きが一つ到着する。)
こらこら、ひじをついて食べてはいけませんわよ。両手を軽くこう置いて…。
ん、それでよろしい。飲み込みが早いですわね。戦士としての腕を磨くよりも、レディとして
の素養を身に着ける方が貴女には向いているのでは? ウフフ…。
>683 アルガ龍の煮込み
あの時はアリシエルさんのエプロン姿を2種類も楽しめてよかったですわ。
(笑いながらも、その表情にはすこし翳りが見える。)
あの龍の肉の硬さからして、多分親の方でしょうね。
もしかしたら、子の方は生き延びて復讐の復讐に燃えているかもしれませんわね。
こわいこわい。
>684 サンドバッグ・アルガ龍
ホント、あれくらいの龍のタフネスを秒殺できるってぐらいですから、
あのときにマヤァさんが止めてくださらなかったら、わたくしの柔肌なんてどうなっていたか
わかりませんわね。ウフフ…。ああ、はやくウルスラさんに会いたいですわ♪
>687 成長してる
食事を楽しみたい時に、無粋な方…。と言いたいところですけど、それはダミーですわよ?
ええ、触り心地までそっくりそのままな。
>688 ボンボン
…食堂は貸切にするよう言いましたのに…。残念ですが、先約がいますの。
この娘たちとでも戯れていてください。
(サイゼリアが指を鳴らすと何もない空間が暗くなり、そこから若いエンプーサたちが大量に
出現し、ボンボンに抱きついて持ち上げて食堂の外に運び出す。)
>それはダミーですわよ?
>ええ、触り心地までそっくりそのままな。
ちょwおまwwいつの間に調べて作ったwww
691 :
名無しになりきれ:2008/07/26(土) 09:52:21 0
むしろそのダミーおくれよ。
本人と違って何しても蹴られる心配ないから。
>>686 忘れた頃に…カンチョ――――――――――――――――――――――――――――――!!!!!!!!!!!!
おしりに注意が行ってる間にアリスちゃんのほっぺをむにーっと左右にひっぱってみる
サイゼリアさん(>689)、>687、>690
ぶぅっ!!(思わず飲んでいた白ワインを噴き出しながら)
な……!? なな…なななな何てもの作ってるのよこの人はぁ!?
……てか、そこのあんたもご満悦で触ってんじゃないわぁぁぁぁぁ!!!!
ゲスッ! バキ!! グシャアッ!!!!
(687の脛を蹴り付け、顔面に正拳を入れ、最後は襟を掴んで頭から床に叩き付ける)
うぅ……。変態さんはもうかんべんしてぇぇ……。
金持ちのボンボン(>688)
あーあ、連行されちゃった……。
でも…何よ、あのデレデレした締まりのない顔は……。
結局美人なら誰でもいいって事なの?
はぁ……。
>691
だぁめ♪ そんなのあげない。
代わりにこれ、わたしからのプレゼントだよ♥
ゴメゲシャアッ!!(691の右頬に渾身のストレートがめり込む)
街の悪ガキ(>692)
ぎゃうんっ!?
な……何すんのよ、このエロガキーっ!!
こら待ちなさ…うぅ、痛つつつ……。
油断してたから、まともに入っちゃったよぅ……。
>693
……みぎゃっ!?
ひょ!? ひゃにひゅ……ひひゃいひひゃいひひゃいひひゃい!!
ひゃめひぇひゃめひぇひゃめひぇ……ふぇ、ふぃひひゃひぇんにふぇんひゃあああ!!!!
ゲシィッ!!(693の顎を思いっ切り蹴り上げる)
.。oO(これで勢い余って首落っこちたらどうすんのよっ! もう……。)
件の淫魔との二人きりの夜が明けた頃には、既に日が高く上っていた。
普段の生活からはあまりにもかけ離れた豪奢な宿に、贅を尽くした昼食の数々……。
つい出てしまう普段の癖を、その都度艶然と微笑む淫魔に窘められ、
何となく、以前関わったランダメリアの内乱が収束した後の皇宮での祝賀会で
第一位皇位継承者のリブシェ皇女の面前でマナー違反をやらかし、
連れ合いの少年共々保護者の暗殺者ウルスラに絞られた事を思い出した。
地傷星エリンドゥールの手の者に攫われ、ようやっと戻って来た時には
記憶の全てを失ったかけがえの無い人を想い、人造不死者の少女の表情が自然と曇る。
今…彼女と共に真相を知る事は、生還した彼女の脆くなった心を、次こそ完全に壊してしまうのかも知れない……。
何しろ裏世界の修羅場を幾度も潜って来た歴戦の女の心が、一度は壊されたのだ。
その事実が、彼女の遭遇した真実が恐怖に彩られた物だと容易に想像出来る。
だが…真実に向き合わない限り、彼女がかつての最愛の人のそれには戻らないのだとも少女には思えた。
酔漢や富豪の子息…果ては街の悪戯小僧達と言った様々な珍客の来訪で
ちょっとした騒動に巻き込まれる中、不意に掛けられた声に何事かと振り向く渦中の二人に、
声の主は自分が州長官グラベルの秘書官であり、彼の命で二人を迎えに来た事を告げる。
少女は強張った表情で無言のまま頷き、淫魔はいつもの様に艶然とした笑みを浮かべ、
「ええ、お付き合い致しますわ」とだけ言い、それぞれ同行を承諾する。
秘書官を名乗る中年の男の案内で、官邸の一室に通された二人を迎えたのは
金髪翠眼の常に不機嫌その物の表情を貼り付けた、貴族にしては飾り気の少ない青年と
不死者の少女の連れであった無愛想な街エルフ、機神操者の人造生命の少女……。
そして…人造生命とエルフに挟まれる様に立ち、不安と怯えの入り混じった顔で
二人をじっと見つめる、見る影も無く変わり果てた暗殺者の女だった。
不機嫌な男「……まさか、本当に来るとはな。それも余計な物付きで。」
ピエレット「駄目…グラベル……。隣の人を刺激、しないで……。その、人……は。」
グラベル「俺に指図するな!! 不死渇望症の狂人の人形風情が……!
その程度は奴から漂う気を見れば…誰にでも、嫌でも解る。」
ドナテロ「だが…小娘にも一理はある。下手に機嫌を損ねて街ごと吹き飛ばされては敵わん。
そこの淫魔は例のガーデンの奴だ。奴の同胞は……。」
グラベル「……知っている。焦土星と海王星が不意を突かれて出し抜かれたってな。
俺じゃ逆立ちしようがどうにか出来る相手じゃ無い事も、全て承知の上だ。
だがな…。暴力だけが優れてる奴にヘラヘラすんのは流石に気分が悪い……。」
ドナテロ「規格外に暴れられては敵わんと、引き入れを許した為政者と同じ科白とは思えんな……。」
グラベル「それはそれ、これはこれ、だ。兵力と労働力を無駄遣いしない為の方便に過ぎん。
もし下手打ってこの女がブチ切れたとしても、即ランスクごと逃げれば済むだけだしな。」
ピエレット「ひょっとして、あれ…使う、の……?」
グラベル「そう言う事だ。」
話に着いて行けずにいる二人の方に向き直り、調子を一切崩さぬまま州長官グラベルが話を続ける。
互いの簡潔な自己紹介に始まり、今回ウルスラが記憶を失う景気となった事の顛末を
この場で明らかにしようと言う事になったのは、何故か約束に固執するピエレットの態度が気に食わない、
定期的に開催される闘技会までこの俺自身が退屈だから、何か凌げるネタでも欲しいと言う、実に自分勝手な理由かららしい。
呆れて二の句を告げられない二人の眼前に、少し憂いを帯びた表情を浮かべた人造生命が
淹れたてのコーヒーと砂糖、山羊のミルクを満たした小瓶を置いた……。
こういう席でコーヒーって…。
それにしてもこの領主、なんか色々とアレっぽいな。
さて、お姉さまは何してくれるのか…?
>695,698 ウルスラさんと再会
あらあら、傷ついた小鳥のように小さくなって怯えてしまって…。
抱きしめて慰めて差し上げたいですが、今日のところは大人しくお話を伺いましょう。
あ、ピエレットさん、砂糖は無しで結構ですわよ。ん〜♪ なかなかいい香り。
ピエレットさんはよいお店をご存知のようですわね〜。
(男二人など眼中にないようである。)
>690 調べて作って♪
以前、酒場で女性の常連客さんに化けてアリシエルさんに近づいた時ですわ。
あれだけ触らせてもらえれば、あとは再現するなど容易いこと。
>691 ダミー所望
しかも、おさわりだけで無駄な精力を取り除いてくれるスグレモノですわ♪
でも、あんまり触りすぎるとミイラになってしまうかもしれませんわよ。
まぁ、それはそれでいいかもしれませんが…ウフフ。
>692 ご無沙汰になったときに
定番になっていても、忘れた頃にすると新鮮味があるものってありますわよね。
これもそのひとつでしょうか? それにしても、アリシエルさん、挿された瞬間にあんなに
飛び跳ねてしまって…可愛いっ♪
>693 ほっぺたむにー
ああ! それはわたくしが最初にやる予定でしたのにーっ! 先を越されましたわ!
わたくしとしたことが、なんていう失態!!
>699 なにをしてくれるのか
今日のところは、大人しくしていますわよ?
ん〜、このお返事は>695宛てと一緒にしたほうがよかったかしら?
あら、なにか忘れてるような。まぁ、気のせいでしょうね。忘れるということは
別に大したことじゃないはずですし。
>男二人など眼中にない
やっぱそっちのケがあるんかね、この人は?
それを言うならアリスもだろ。迫られたからって同性相手に欲情しすぎ。
かわいいから許すけど。
いつ見てもいぢられてるなアリスw
サイゼリアさん(>700)
.。oO(やっぱり感性変だなぁ、この人。)
.。oO(っていうか、ひょっとして可愛いもの好き!?)
.。oO(まぁ、ご主人様はあれだしなぁ……。)
……どうでもいいですけど、初対面の人にいきなり抱き付いちゃダメでしょ?
.。oO(記憶戻ったら後が怖そう……。)
>698
そうそう、なぁんか気分の悪い人よねぇ……?
何やな事あったのか知らないけどさ、すぐ人に当たるのはちょっと、ね。
まぁ、いろんな意味で正直な人だとは思うんだけど。
>699
ダメ! ダメ!!
お願いだから今は煽らないでよっ!!
大事な話があるんだからっ!!
>702
……だったらちょっとやだな。
でも……リィス君相手だったら一途な恋する乙女って感じもするし、
普段の態度とか考えたら、単にイタズラ好きなだけって思うけど……。
>703
ふぇ!? ちょ……なんで、そうなるのよぅ!?
きれいな人とか、かっこいい人が側にいたらドキドキしたりしないの!?
わたしの場合は、たまたまそう思える人がどういうわけか
女の人ばっかりだったってだけの話で、そのぉ……。
それに、男って今のとこ知り合いはカイト君以外良さげな人がいな……。
……うぅ、やっぱり変…なのかなぁ?
>704
いぢられてないもん…。いぢられてなんかないもん……。
わたし、いぢめられっ子なんかじゃ……ぐすん。
グラベル「……時間が勿体無いな。さっさと始めろよ。」
勧められたコーヒーに砂糖を溶かし、ゆっくりと啜る不死者の少女を横目に、
不機嫌そうな表情のまま、州長官が主用にしつらえた豪奢な中央のソファにどかりと座り込み、
それを合図に街エルフと人造生命の少女が二人の向かい側のソファに腰を下ろし、
記憶を失くして人が変わった暗殺者の女は、不死者の少女の隣におずおずと腰を下ろす。
州長官の傲岸不遜さには不快感を覚えたが、旅仲間二人とまたこうして会えた事、
少し肌寒さを感じる空気の中で出されたコーヒーの温かさに、それと無く安堵感を覚えながらも
隣で不安げな顔をする大切な人を見ると、真相を知る事への恐怖もまた甦って来た。
だが、ここまで来て何もしない訳にはいかないと言う強迫観念めいた義務感と、
僅かながらの好奇心が尻込みする気持ちを無理に押さえ込み、不死者の口を開かせる。
アリシエル「グラベル長官の言う通りだわ。……お願い、お嬢ちゃん。」
ピエレット「……うん、解った。この追憶輝晶に…知りたい事、全部…入ってる、から……。」
そのやり取りを合図に人造生命の少女が何事かを呟き、両の手で追憶輝晶を包み込む様にそっと触れる。
次の瞬間、台座に据えられた魔術的な物では世界で最高峰を誇る性能の映像媒体が眩い白光を放ち
場に居合わせた全員が、瞬く間に膨れ上がる白一色の空間の中に飲み込まれて行く。
視界を覆いつくす一面の白光が収まり、その目に飛び込んで来た光景は……。
灰色一色に塗り潰された壁、部屋中に立ち並ぶ液体で満たされた透明な筒状の容器、
隅に置かれた分厚い書物がぎっしりと詰まった黒い書棚、飾り気の無い鉄製の机と椅子、
そこに並べられた様々な実験器具、滑らかな石の床を点々と染めるドス黒い血痕。
一種異様な雰囲気を醸し出す練成術の実験室と思われる場所に、
手足に枷を嵌められ、蹲ったまま顔だけを上げて殺意に満ちた視線を向ける暗殺者の女と、
その正面に立ち、無表情のまま女を見据える派手なガウンを纏った中年の錬金術師らしき男に、
彼を取り巻く様に立つ、髪の色だけが違うその目に狂気を孕んだ三人の少女、
少し離れた場所で、男と同じく無表情のまま五人を見つめる長い髪の儚げな少女が居た……。
グラベル「こいつは…見覚えあるな。ヴィッテルハイム王宮の練成学地下研究棟か?」
ピエレット「……そう。これ、エリンドゥールの…実験、室。……私達の、生まれた…場所……。」
アリシエル「あれは……エリンドゥール! それに……ウルスラさんっ!!」
ドナテロ「奴が魔天十星神の一角…。地傷星、か……。」
エリンドゥール「実に久方振りだ。あれからもう、六年か……。気分はどうだね、ウルスラ?」
記憶の中の光景をただ見つめる全員を無視するかの様に、錬金術師……地傷星エリンドゥールが口を開く。
ウルスラ「最悪に決まっているだろが、このド腐れ野郎ッ!!」
罵声と共に、それだけで相手を殺せるのではないかと思える程の鋭い眼光が地傷星を射抜く。
しかし…全く動じる事無く、表情一つ変えぬまま地傷星は淡々と話を続ける。
エリンドゥール「子供らが手荒な真似をした様で済まなかったね。
だが……こうでもしないと、君は当分小生の下に来てくれそうには無かったからな。」
ウルスラ「……当然だろ。お前を殺す為にやらなきゃならない事が山ほどあったからさ……!」
エリンドゥール「殺す……? 小生をか? まだ、叶わぬ夢を見ていたのだね。
まあ…良いさ。君には、かつての愛弟子と同郷の誼で少々見て貰いたい物があるし
何より…君からは是非に聞き出さねばならん事もあるのでな……。」
それだけ言い捨てた後、側に控える少女三人に何事か命を下し、地傷星が背を向けて歩き出す。
外卑た笑い声を上げながら少女三人が暗殺者を小突き、引き摺って後に続く。
嘲りの言葉と共に乱暴に廊下を引き立てられ、憎悪と殺意を滾らせながらも、
事の次第を把握した暗殺者の女は冷静に状況を分析し、窮地を脱する手段を模索していた。
武器以外の手持ちの品こそ手付かずではあったが、寝起きを襲われた所為で
普段必ず持ち出している毒物や暗器の類は懐に忍ばせている数個のみ。
しかも、腕が封じられている以上は手に取る事すら不可能……。
だが……足の方は拘束らしい拘束は無く、「歩く」のは勿論「それ以外の動作」も支障無く行えそうだった。
しかも、履いていた愛用の漆黒のブーツの踵にはご丁寧に「自慢の一品」が仕込まれていると来た。
俯いてほくそ笑むと、すぐ前で歩く緑髪の少女に「なあ」と一言声を掛けてみる。
今まで黙ったままだった相手から声が掛かったのが意外だったのか、すぐに反応して振り向く。
次の瞬間、振り返った緑髪の少女の顔面がまるで「斬られた」かの様にざっくりと裂け、鮮血が吹き上がった……!
緑髪の少女「ギイいやアァァァァァあァァ!!!!」
不意に響いたおぞましい悲鳴に、何事かと振り向く主従一同の目に映るは、
顔の右半分を眼球ごと「斬られて」泣き叫ぶ緑髪の娘と、蹴り上げた右足を戻した暗殺者の姿だった。
廊下の照明から放たれる光を受けて、血のこびり付いたブーツの踵が鈍く光る……。
ウルスラ「フン、どうだい……? 自慢のカッターヒールの斬れ味は?
ほぅら…見てみな? そいつ、なかなかイイ顔になったんじゃあないのか?」
金髪の少女「オマえェェェえェェェェ!! エギスに何ヤってんだヨォォォォォォ!!!!」
妹が傷付けられ、逆上した金髪の少女の怒り任せの剛拳が暗殺者を襲う。
しかし…拳が直撃したのは暗殺者の差し出した両の手の、それを縛めた枷だった。
狙い通り、枷は拳を受けて粉々に砕け散る。状況が飲み込めぬまま唖然とする金髪の娘を尻目に、
無事拘束を解いた暗殺者は地傷星主従の間を掻い潜り、灰一色の廊下を全力で走り出した。
……無論、これは逃走では無かった。
だが……拘束を排除したとは言え、今の暗殺者は丸腰も同然のままである。何か得物が無ければ……。
そう思い、練成学地下研究棟内を当ても無く彷徨いながら走る事数分位だろうか……。
ふと立ち止まった場所に「兵器研究室」のプレートを打ち付けた扉があった。
何か閃く物があったのか、迷わず扉の鍵を外し、勢い良く押し開けて中へと入る。
そこには文字通り、ありとあらゆる「兵器」があった。
旧時代文明の遺跡の発掘品である「機械兵器」の戦闘用の部品から人の扱う「武器」まで、
実に多種多様な兵器の宝庫だった。しかも、驚くべき事に全てがレアメタル製である。
豊富な品に目移りせず、目の前の壁に掛けられた白く輝く二本の曲剣を手に、自分が入って来た扉を睨み付ける。
鋭い殺気と共に押し開かれた扉から入って来たのは……例の三姉妹だった。
全員が怒りに満ちた表情で暗殺者を睨み付ける。緑髪の少女の傷は、痕跡すらも無く消えていた。
ウルスラ「やっぱし、な……。お前ら、もしかしなくても……。」
エリンドゥール「そうだ。この娘らはあの失敗作同様、素体形状記憶の数少ない初期実験体でな。」
三人に続き、長い髪の少女を従えて悠々と入って来たエリンドゥールが答えを返す。
最初の襲撃の時点で見当は付いていたが、確証は今改めて聞かされて得られた。
実に厄介極まりない相手ではあるが、未だ不完全であるが故に生じる弱点は既に見抜いている。
怒号と共に踊りかかる少女三人の拳を紙一重でいなし、
先頭の金髪の少女の喉笛を素早く、刃を押し込まず、ただ凪ぐ様に白刃の曲剣で掻き斬る。
頚動脈を横一文字に斬り裂かれ、勢い良く血を噴き出す喉を押さえて蹲る金髪を横目に、
続く緑髪の少女の背後からの一撃を軽く身を沈めて翻し、振り向き様に同じくその喉笛を凪ぎ払う。
同じく左から迫る黒髪の少女の腕による一撃を、上体を後ろに逸らして翻す。
立て続けの、常人の目には留まらぬ手刀の連撃は首と上体だけの動きで悉く交わし、
時折身体を掴もうと腕が伸びれば曲剣の刃と肘の打撃で弾き飛ばし、間合いを突き放す。
そうした攻防の繰り返しの末に、苛立った黒髪が両腕を大きく広げて掴みかかってきた所で
黒髪の顔面に刃仕込みの蹴りを放って怯ませ、両の刃で喉笛を斬り裂く。
自らの生んだ血の海に蹲り、或いは転がりのたうち回る三人を冷ややかに見つめ、
暗殺者はそちらに向けて手をかざし、一つの術式を発動する。
ウルスラ「少し大人しくしてな、ガキ共。連・環・鉄・鎖……ブラッディ・ブロッケイド。」
術式の完成と同時に、少女達の喉から流れ出る血と
身体にこびり付いた血が、赤黒く光る頑丈な鉄鎖と化して三人を縛める。
血の勢いが衰え、ようやく首の傷を塞いだ三人は放せ外せと罵声を浴びせながら、
力を込めて縛めを粉砕しようと試みているが、大量の血液を一瞬にして失い、
急激に体力を消耗してしまっている彼女らの力ではびくともしない。
エリンドゥール「……ほう。中々やる物だな、ウルスラ。」
ウルスラ「同じ相手に二度もあんな不覚は取りゃしないさ。
あと、解っちゃいるとは思うけどな…次はお前の番だよ、エリンドゥール……!!」
そこで返り討ちにあうんですね、わかります。
あの兵器研究室には俺が開発した「ブレード腕”蟷螂婆さん”」
があったはずなのに、なんで姐さん使ってくれなかったの?
ショックだよ。コーヒーがぶ飲みしちゃるよ。
>705 アリシエルさん
可愛いものだけといわず、興味のあるものなら、老若男女・種族・生死、実在の有無
すらも問いませんわよ。
それにしても、三色娘のみなさん、やられっぱなしじゃないですか。
ウルスラさんって暗殺者なのに、寝込み襲われると脆いんですのね。
もしかすると、低血圧?
>702 そっちのケ
リィスとわたくし、お互いに、相手をひとりに定められないで
ここまで来ました。節操がない、と言えばそうですが、でも、
せめて、二人っきりのときには他の誰かではダメな部分を
埋めていただきますわ。わたくしが女好き? いいえ、正直、リィス様に寄ってくる
浮遊女とか蛇女とかは1000年ぐらいどこかに行っていてほしいですわ。
>703 それを言うなら
そうですわね。記憶を失ったウルスラさんに裸で抱きつかれたり
したこともあったらしいですけど、そのときはどういう反応を
されたのでしょうか?
>704 いつ見ても
さすが看板娘ですわね。ちょっと妬けてしまうくらいですわ。
でも、さすがに、こういうシリアスな場面ですと、少しは攻撃(?)の手も
休まるみたいですが。
>710 わかります
そうなるでしょうが、もう少し見ていて見ませんか?
それにしても、彼女、無謀という言葉を知っているのでしょうか。あ、でも、この場合、
逃走するより、決死の一撃に賭けたほうがいいのかもしれませんわね。
>711 コーヒーがぶ飲み
そんなお行儀の悪いことをしてはいけません。あなたの持つコーヒーを
「ねっとり喉に絡みつく黒い睡眠薬」にすり替えておきました。さあ、夢の中へ…。
サイゼリア(>712)
グラベル「命まで賭けちまってる奴に、何言おうが意味ねえよ。」
ピエレット「どの道、逃げられないもの……。エリンドゥールは…そこまで…甘く、無い……。」
>710
ピエレット「まだ……先が、ある。黙って…見て、て……。」
グラベル「さて、あの狂人はどこまで手の内を晒してくれんのかね……?」
>711
グラベル「で、お前の得物のそいつは確か……。」
ピエレット「うん……。ガルナ碧晶製の、白兵戦用の…大剣型…腕部ユニット。
蟷螂老婆(プレディカドール・アブエリータ)って、言う…の。アルテ…ヴィートの、試作型兵器……。」
グラベル「あれ、お前の部隊のお抱え技師エンリコが造っていたブツだったのかよ。」
ピエレット「重力制御も…施してるから、重さ…感じない。だから、私も…使える……。」
ドナテロ「蟷螂の腕を模した剣か……。成程、これは残酷極まりない仕様だな。」
グラベル「如何に効率良く傷を拡げるかを追及した一品だからな。
フランベルグ同様のエゲつない代物だ。同類すら貪り食う、業の深い雌蟷螂まんまのな……。」
ピエレット「でも……何で、彼…ウルスラが使わなかった事……あんなに、落胆した…の?」
グラベル「自信作だったから、敵でも注目するとか勘違いしてやがっただけだろ。」
ピエレット「……?」
エリンドゥール「無知と思い上がりは、甚だ恐ろしき物よな……。
小生が何を探求して来たのか、そして…何故に王国に十星神として迎え入れられたか、
十数年の歳月を共にしながら、何一つ学びはしなかったのかね?」
ウルスラ「……逆さ。知ったからこそ殺さなきゃならないんだ、お前を。
何も知らずに貪欲に知識だけ吸い上げ、成果だけ追及し続けて来たあたしの目を覚まさせてくれたのは、
お前が初めてあたしと共に不死生命創造の実験台にした、あの子の犠牲だった。」
エリンドゥール「下らぬ憐憫に囚われ、何れは得られるであろう永遠の紡ぎ手の栄誉を捨てるか。」
ウルスラ「お前が…世界に散らばる禁呪の大半をその掌に収めたのはもう知ってる。
だけどな……。お前の手札は、その数々の禁呪と十数年の成果で強化した肉体だけだろ?
それだけなら…たったそれだけなら、あたしにだって勝算はある!」
エリンドゥール「そう思うならば付き合ってやろう。存分に…試してみるのだな。」
暗殺者が二本の曲刃を構え、地傷星は空間の亀裂から取り出した、大型の爪を取り付けた籠手を嵌める。
数秒の沈黙……。先に破ったのは暗殺者だった。猛然と地傷星の首を目掛けて跳びかかる。
白刃が喉笛を抉ろうとしたその瞬間…素早く差し出された右の大爪が唸りを上げて迫る刃を弾き飛ばし、
続け様に繰り出される左の大爪が脇腹目掛けて突き進み、僅かに身を捩って暗殺者はその一撃を翻す。
その直後に後方へ飛んだ暗殺者目掛け、地傷星の手から離れた大爪の籠手がまるで意思を持つ生命の如く襲い掛かる。
変幻自在とでも言うべき動きに翻弄されながらも、四方八方から繰り返し襲い来る大爪の一撃を
幾度も刃を軌道に沿って構え、時には大爪に叩き付けて弾き飛ばし、連撃を凌ぎながら距離を詰めていく。
ようやく懐に飛び込み、狙い澄ました一撃が心臓を刺し貫かんとしたその時…地傷星の姿が不意に掻き消えた。
手応えの無さに舌打ちした次の瞬間、上空に魔力の波動を感知すると同時に毒性の霧が暗殺者を包み込む。
ウルスラ「ぐ、ごほお……ッ!? な…ナメるなあッ!! 浄・気・清・華……ピューリファイ・エア!!」
咄嗟に大気変性の術式を発動し、毒性の大気を消し去った暗殺者の眼前に地傷星が優雅に降り立つ。
それと同時に、既に組み立てられていた転移の術式が発動し、光り輝く六芒法陣から数体の異形が姿を現す。
蟲の翅と山羊の様な角を具えた少女の姿の邪精「ファル・ファデ」と、左が蒼、右が紅に彩られた双頭の巨大な狼
規格外魔獣と名高き氷炎魔獣「バム・ル・ブリス」が、地傷星の前を固める様に並び立つ。
ウルスラ「くう……ッ! お前ぇッ!!」
エリンドゥール「……息が上がっているぞ。もう、終わりか?」
……予想以上だった。術式の素早い組み立ては言うまでも無く、体術ですら場馴れした拳士はおろか、
世界でも有数の「闘聖」と称される者すら優に上回るのではないかと思える域に達している。
ウルスラ(こうなったら、仕方無いね。こんなに早い内にアレを使う破目になるのは癪だけど……!)
暗殺者がゆっくりと立ち上がり、直立したまま曲剣を持つ手を交差させ、目を閉じて何事か呟く。
邪精と氷炎魔獣を従え、悠然と見守る地傷星の眼前で暗殺者の身体強化術式が完成し、その身体を紫紺の燐光が包み込む。
ウルスラ「瞬・兇・疾・駆……ザックス・スピード。」
身体を覆った燐光が消えると同時に猛然と暗殺者が駆け出し、秒単位すら経過せぬ内にその姿が視界から消える。
直後に吹き抜ける一陣の風を半身を逸らして翻した地傷星の前に居た邪精二体が瞬時に斬り刻まれ、血塗れの肉塊と化して飛散する。
ウルスラ「ち……外したか! だけど、いつまでもそうやって避けられると思うんじゃないよ!!」
地傷星の周囲を縦横無尽に駆け巡る漆黒の暴風の中から、暗殺者の怒号が響く。
事実…音速の領域に達したその凄まじい速度の斬撃に、さしもの地傷星も軌道を読んで避けるのが精一杯の様だった。
邪精の群れが光弾と風刃、毒を含んだ水塊を一斉に乱れ撃ち、氷炎魔獣三匹が劫火と吹雪を吐きつけるが、
その全てが空しく壁や調度品を穿ち、砕き、敢え無く刃の嵐に飲まれ、風の一吹き毎に無残な肉塊が生まれるのみ。
少し時間が経ち、邪精が全滅した頃に地傷星がある事に気付いた。暗殺者の斬撃の軌道が、自分を中心に渦状に廻っている事に。
そして……その軌道が旋回する毎に僅かずつ、着実に狭まりつつある事に。
エリンドゥール「……大した物だよ、君は。見事にこの小生を追い込むとはね。」
ウルスラ「そうさ。お前はもう、どう転んでも逃げられやしない。勿論…お前ご自慢の禁呪どころか、
その場凌ぎの術式一つも、練り上げるヒマを与えてなんかやりゃあするもんか! これこそがあたしの秘中の秘!!
お前を葬る為だけに完成させた殺しの業……罪業鏖斬禍(クリミナル・ヴォーテックス)だッ!!!!」
絶叫……。そして更に渦が狭まり、氷炎魔獣が一体、悲鳴を上げる間も無く輪斬りにされて絶命する。
地傷星の位置を中心に形成される漆黒の渦が、音速斬撃の余波が、暴風と化してもう一体の氷炎魔獣を宙に浮かばせる。
呑まれてもがく氷炎魔獣の前肢が寸刻みで切断され、続く斬撃がその顔面を微塵に斬り潰す。
しかし、渦に飲まれて体勢を崩す事も無く、ただ的確に見切って避け続ける地傷星を目の当たりにし、暗殺者に焦りの色が浮かび始めた。
速度強化の効果が切れる時間が迫り、常人を遥かに超えた動作に肉体が悲鳴を上げ始めてもいる。
決着を急ぐべく更に速度を上げた事で、渦が急激に勢いを増す。最後の氷炎魔獣が飲まれ、原形を留めぬまでに引き裂かれた。
ウルスラ「もう楯になるお供はいない。終わらせてやるよ、何もかも……。死ね、エリンドゥール!!」
成す術も無く事を見守る三姉妹と長髪の少女は、全員が一様に主にして父でもある男の最期を予感した。
だが…避けるだけであった凄まじい速度で迫る殺意に向けて大爪を構え、地傷星が跳んだ。
そして、次の瞬間……不意に無数の銀光が閃き、漆黒の渦を引き裂く。直後に渦から飛び出した地傷星が床に降り立つ。
唐突に渦が止み、躍り掛かろうとしたままの姿勢で中空に固まる暗殺者の手にした曲剣の刃が、音を立てて砕け散った。
状況を把握出来ず、驚愕に満ちた表情のままぐらりと姿勢を崩し、浮力を失った暗殺者は成す術も無く墜落する。
エリンドゥール「実戦では初だが…案外上手く行く物だな。小生の銀豹惨裂爪(パンサー・クルアリティクロウ)、如何だったかね……?」
この瞬間、暗殺者は全てを悟ってしまった。地傷星は最初から「差」を知った上で遊んでいたのだと。
強化術式の凄まじい負荷がもたらした全身の苦痛と、経験に裏打ちされた自信を完膚無きまでに破壊された衝撃……。
何より仇に成す術も無く蹂躙される悔しさが暗殺者の心を挫き、その瞳から涙の雫を止めど無く溢れさせた。
716 :
名無しになりきれ:2008/08/17(日) 13:18:21 0
うわ、やっぱボロ負けか。姐さん無茶すんな…。
お約束どおり着てるモンもボロボロ。姐さんテラエロス(;´Д`)ハァハァ
>713 ピエレットさん他1名
んー…(映像に見入っている)
どきどき(映像に見入っている)
目が疲れますわ…(ダルそうに映像を見ている)
あ! ちょっと、ごめんなさいませ、今、何が起きましたの!?(最期のシーンを見逃した)
えーと、ここをこうすると…あ、戻りましたわ(映像の時系列を遡らせる)
………戻し過ぎましたわ、えーっと、わかりました、おとなしくしてますわ…。
(操作方法がわからないのでピエレットに装置を任せて小さくなる)
(映像を>715の最後まで見た後)
この映像を作ったの誰ですの? 視点だとかいろいろと「狙ってる」ように思えるのですが…。
まるで、「エリンドゥールに歯向かった者はこうなる」と言わんばかりに、ウルスラさん
の弄ばれっぷりが描かれていますわね。アリシエルさん、泣かないでくださいね。
本当に酷いのはこれからですから。
>716 ボロ負け
不死身の男に傷一つ付けられないのですから、周りのゴミモンスターを何匹潰して
も見るものを楽しませるだけの演出に過ぎないように思えてしまいますわね。
「善戦した」「一矢報いた」と言える戦いならば、負けた側にも挑んだ意味がおありでしょうが、
これでは、「必死に戦った」と言うのが限界ですわね。これなら、いっそ、
為すすべなく大魔法で木っ端微塵にされた方が楽だったでしょうに…。
>717 エロス
これからもっとエロスなことになるでしょうね。それは、もう、人格崩壊するぐらいに…。
完敗の屈辱くらいでこんなになってしまうウルスラさんではないでしょうし…。
でも、横で泣きながら見ている方が走って出て行ってしまわないか、それも心配ですわね。
んでも錬金術の研究しながらどうやって格闘技を達人レベルまで鍛えられるんだ?
普通はどう考えても両立なんか無理だろ。
>いっそ為すすべなく大魔法で木っ端微塵にされた方が楽
無理なんじゃね?そういう危ないのは室内で使えそうにない気がするから。
記憶の光景の暗殺者は、見るも無残な姿で床に突っ伏していた。
彼女が手にしたレアメタルの…恐らくは世界最硬の強度を誇るユグ真銀の曲剣は粉々に砕け散り、
纏っていた黒一色の衣装も、余す所無く切り裂かれている。
それでいて、その白い柔肌には斬り傷一つ無い事実が、否応にも相手の技量を窺わせていた。
喜劇とすら言える「予定調和の逆転劇」を目の当たりにし、人造不死者の少女は場を憚らず泣き叫び、
記憶を無くした暗殺者は時折声にならぬ悲鳴を上げ、かつての己の姿を…仇に向ける
殺意と憎悪に満たされた凄まじい形相と彼女自身が見せ付けた殺しの業に、そして…それすらも上回る仇に恐れおののき、
少女に付き添って来た淫魔は、余りの一方的な展開に呆れた様に溜息をつく。
ピエレット「……違う。そうとは…言い切れ、無い……。」
後に続く「一思いに」の言葉を遮る様に、長髪の人造生命の少女が口を挟む。
即座に全員の視線を浴びる少女の弁に依れば、術式の組み立てを完全に封じられていたのは紛れも無い事実であり、
禁呪に数えられる魔術は発動までの時間もさる事ながら、ほぼ全てが広範囲破壊の用途ばかりで
密閉空間では一端術者の周囲に隔離空間を展開し、被害を最小限に抑えた上での行使が求められるが故、
その隙すら与えられなかった彼は、もう一つの規格外の要素と言える体術の手札が無ければ
敗れはせずとも、ここまで一方的な形の逆転は事実上不可能であった…との事らしい。
その説明に頷きながらも、数人の頭の中にもう一つの疑問が浮かぶ。
肉体的な鍛錬とは一切無縁の筈の地傷星が、あの様な「闘聖」すらも顔負けの武術を事も無げに披露し、
強化術式まで施した手練の暗殺者の最終奥義さえ、いとも簡単に打ち破って見せられたのか。
その答えを語るのかの様に、記憶の中の光景に変化が訪れる……。
全身を苦痛と敗北の屈辱に苛まれながらも床に這い蹲る姿勢から顔だけ上げ、暗殺者が地傷星主従を睨み据える。
彼女が心血を注いで完成させた最終奥義を、唯の一度で切り裂いたあの乱撃には見覚えがあった。
あれは同じA級に数えられる、中央大陸でも名の知れた腕利きの冒険者「銀の雌豹」シルザ=オーランドの奥義……。
実際に彼女と組んで異形の討伐依頼もこなした事のある自分だからこそ、見間違える筈も無い。
何故、それを無表情のまま自分を見下ろすこの男が会得しているのか。それも、本家を上回る威力で。
脳裏に浮かぶ疑問を口にしようとしたその時、地傷星が口を開いた。
エリンドゥール「よもや、忘れた訳では無かろう。器が充分ならば、後必要になるのは記憶だけだと。」
ウルスラ「……ッ! まさか…お前、まさかッ!?」
エリンドゥール「そうだ。彼女の両腕の腱を頂戴したのだよ。その身に刻まれた死闘の記憶の染み付いた、な……。」
ウルスラ「やっぱりそうか……。この、薄汚い泥棒が!!」
右腕を左手の指先で触れながら語る男に露骨な侮蔑の言葉を叩き付けながらも、同時に内心ではその事実に慄然としていた。
暗殺者自身は、相手の流した血液に触れる事で記憶と知識を断片的に読み取る事の出来る外法の魔術を会得しているが
それをも上回る、肉体のどの部位からでも記憶を奪い我が物とする地傷星独自の外法魔術が既に完成していた事を知らされたが故に。
あらゆる努力を無に帰しかねない禁断の叡智を前に、暗殺者は全身から力と言う力全てが抜け落ちるかの様な錯覚を覚える。
エリンドゥール「何時に無く良い貌だな、ウルスラ。先程までの形相が、まるで何かの冗談の様だ。
……では、こちらに来たまえ。君にも…いや、君にこそ見て貰いたい物があるのだよ。」
生気が抜けた様にへたり込む暗殺者を満足げに一瞥し、地傷星は少女達に何事か命を下すと、再び背を向けて歩き出した。
>718
ゴミとまで言うからには、姐さんにもそいつら瞬殺できんの?どうやって?
>721,719 腱を頂戴したのだよ
そう言えば、どこかの国の后が、新しく入ってきた娘(姫)に
嫉妬して、その姫の美貌を手に入れるべく、髪を盗んで自分の頭にうえたところ、
拒絶反応を起こして、頭が荒野になった、なんて話を聞きましたわね。
素人がこういうことを真似してはいけませんよ、ということですわ。
天才だから、錬金術を研究しながら格闘技も闘聖クラスにまでなりました。
ということだと思いましたけれど、体ごと奪ってきました、という方が彼らしいですわね。
>720 禁呪、大魔法
予め、
>禁呪に数えられる魔術は発動までの時間もさる事ながら、ほぼ全てが広範囲破壊の用途ばかりで
>密閉空間では一端術者の周囲に隔離空間を展開し
あたりを完成させておいて、捕虜が暴れた場合は瞬時に発動できる用意、など
を、わたくしは想像したのですが…。まぁ、でも、この場合は素手で敗北させることに意味があった
のでしょうが…。
>723 愚問
そういうことを女性に聞くものではありませんわよ? そうですわね、今回は
特別に答えてあげますわ。ウフフ、殺す必要なんてありませんのよ、あんなの。
わたくしの存在を知覚しただけで逃げ出すか、そうでもなければ、子を差し出してでも
命乞いをするでしょう。「戦」に赴くときのわたくしがどういった気を発しているのか、
今度の出兵の時にでも体感させて差し上げますわ。はい、ここに血判を押してくださいな。
ウフフ、契約しましたわよ…。
725 :
名無しになりきれ:2008/09/07(日) 18:08:43 0
姐さん何気に怖ぇな・・・
意識や感情の無い相手にゃ通用しなさそうだけど
灰一色の殺風景な回廊を無言のまま悠然と歩く地傷星の後を、
虚ろな視線をその背に向ける暗殺者に、その脇を固め、肩を貸すかの様にその身体を支えながら引き摺る
緑髪と黒髪の少女達と、少し遅れ、二人に良く似た金髪の少女に一際長い髪の少女が続く。
全員傷らしい傷は無かったが、三人の髪色だけが違う少女の衣服は血で赤黒く染まり、
暗殺者の衣装は満遍なく切り裂かれ、辛うじて身体の各所に貼り付いていると言った有様で、
見る者が見れば、先刻まで命のやり取りを行った痕跡が窺えた。
永遠にも思えた長い時間を歩き続け、ようやく先頭を歩く地傷星の足が止まる。
四大精霊を模った印章で封印された扉に、懐に忍ばせていた右半分が黄金、左半分が漆黒で彩られたメダリオンをかざし、
扉の印章が淡い光を放ちだしてすぐ、開いた右手に僅かな力を込め、扉をそのまま押し開く。
何の抵抗も無く押し開かれた扉の先の光景が、全員の視界に飛び込む……。
その部屋は…回廊と同じく灰一色の床を除き、全てが深い闇に塗り潰されていた。
広大な空間には様々な色に明滅する円形の法陣が床に描かれ、その中心にそそり立つ呪印の刻まれた柱に
両の手は後ろで、足は前で交差する形のまま、一人の女が磔られていた。
入って来た気配を察知すると共に、大海を思わせる緩やかに波打つ紺碧の髪を振り乱し、
怒りと恐怖を湛えた鳶色の瞳で睨み据え、裂けんばかりに口を開いて何事かを絶叫しようとはするが、
何らかの封印術式が働いているのか、磔られた女の口が声を発する事は無い。
その姿を満足気に見やりながら、暴れる女に向けて地傷星が無造作にただ一言言い放つ。
エリンドゥール「……時は来た。これより、貴女を地の軛から解き放って差し上げよう。その生と引き換えにな……。
地祇八相公(ちぎはっしょうこう)の筆頭にして雷霆の美姫、応元雷声(おうがんらいせい)ディアリ殿。」
ウルスラ「八相公……? 応元…雷声だって……!?」
地傷星の口から出たその名を聞き、暗殺者は驚愕の余り目を見開いた。
封印に囚われているとは言え、無意識の内に放射される魔力の質が、女が只の人間で無い事を暗に物語ってはいたが、
よもやその範疇では最低位であれ、地界の事象を司る神であろうとは思い至らなかったが故に。
不変ではあるが不死性は持たず、その実力も天界と獄界に君臨する最高位の神族、魔族には数段劣る物の、
地界で生を受けた者では、決して抗えない差を持つ存在である筈だったからだ。
戸惑う暗殺者を他所に、地傷星は無言のまま法陣の中心に磔られた応元雷声に向かい、ゆっくりと歩み寄る。
……と、突如無数の蒼い雷光が一面に迸った。強靭な結界に弾かれ、法陣の外にまで届く事は無かったが
まともにその雷光を浴びた地傷星の左腕は肘から先が吹き飛び、断面から黒煙が立ち昇る。
苦痛に表情を僅かに歪めながらも、口元には凄惨な笑みを浮かべ、終始無言のままで更に歩を進める。
互いに触れ合う程の距離に到達した所で、地傷星は残された右手で恐怖に歪む応元雷声の顔を掴み、締め上げる。
エリンドゥール「人に近しき神の叡智をこの手に……。死面追憶…デスマスク・フォー・ユー。」
魔力の篭った右手が、磔られた女神の顔面を力任せに剥ぎ取る。と同時に、声無き絶叫が室内の空気を揺るがした。
それには構わず、剥ぎ取った皮膚を己の顔面に押し当てた次の瞬間……まるで地傷星の顔に溶け込むかの如く同化し、消えていく。
続いて、筋繊維と眼球が剥き出しになった無残な姿で叫び、のた打ち回る女神に向けて再び右腕が差し出される。
エリンドゥール「貴女の記憶は、小生が全て受け継いだ。迷う事無く輪廻の流れにその身を委ねるがいい。
同胞も首を長くして待っていよう。では、さらばだ。定・位・崩・壊……ロケイション・コラップス。」
詠唱が終わり、術式が完成したその直後に、女神の身体がまるで砂の人形の様にゆっくりと崩れ始める。
女神の肉体を構成する分子の結合が魔力で揺さぶられ、振動に耐え切れず自己分離を始め、それが崩壊を招いていた。
数瞬後に女神の肉体は霧散し、その場より飛び出した蒼い電光を纏う球体も、中空に溶け込む様に消えた。
全てを見届けた後にこちらを振り返り、血飛沫をへばり付かせたまま厭らしく口元を歪めた地傷星の笑みが暗殺者の視界に飛び込む。
唐突に、今まで聞いた事も無い様な甲高い女の悲鳴が闇に押し包まれた封印牢に響く。圧倒的な恐怖に押し包まれ、
薄れ行く意識の中で、その悲鳴が他ならぬ自分の口から出た物だと暗殺者が気付く事は無かった……。
アリシエル「ねえ……お嬢ちゃん。ウルスラさん、大丈夫なの……!?」
ピエレット「解らない……。でも…あの怯え方…単純に、規格外の衝突を目の当たりにした…それだけへの、恐怖じゃ…ない……。
逃れたくて、守りたくて、消した辛いモノを呼び起こされた事への、恐怖と嫌悪……。あの顔は…そんな、顔……。」
アリシエル「……じゃあ、記憶が戻ったの!? 思い出してくれたの!? ねえ、どうなのっ!!」
ピエレット「……かも、知れない。でも…もし、そうなら…また、壊れる…かも。」
アリシエル「う、そ……。そんな……っ!」
サイゼリアさん(>724)
アリシエル「待って待って! どさくさに紛れて何してるんですかっ!?」
ピエレット「駄目…! そんな事したら、廃人に…なっちゃう……!」
>723、>725
ピエレット「出来る…間違い無く。そうでなければ…根源からの恐怖、呼び起こせない……。」
アリシエル「……よねぇ。だって、あの渡り飛龍の時なんか怖くて近寄れなかったもん。」
ピエレット「でも……普段からあの人の事、怖がってる様に、見えるの…気のせい?」
アリシエル「う……そうかも。」
>726
アリシエル「そりゃあ、そうでしょ……。人形や石像、死体に凄んでも反応ないよね? つまりはそういう事。」
ピエレット「うん……。自分の意思が無いから、何も感じない……。だから、訴えかけても…駄目。」
まあ、何はともあれ元のメンバーは揃ったんだな。
それはそうと、姐さんそろそろ仕事の方戻らないとヤバいんでないの?
重苦しい話も済んだ事だし、そろそろアリスちゃんをいぢる流れに戻りたい(;´Д`)ハァハァ
>725 怖がり
あらあら、そんなに怯えないでくださいな。
(ガリッ! ガリッ! >725 の腕に爪で血の刻印を施していく。
いつもとは違い、痛みしか与えない)
>726 感情や意識のない相手
わたくしでは、無理ですけれど、近づくだけで、
草木が「自殺」し、岩が自ら砂になるような気を発することのできる方を何人か知っていますわ。
この世に存在するものには、意識はなくても「意味」や「価値」のようなものがありまして、
それらを自分から放棄したくなるほどの恐怖を与えることができるらしいんですのよ?
>729 アリシエルさん >730 >731
どうやら、タイムリミットみたいですわね。これ以上は、契約にかかわってまいりますから、
それでは、みなさん、御機嫌よう〜♪
(壁に魔方陣を描いてその中に向かって歩いていく。呼び止める声を聞きながら、
サイゼリアは消えていった…。)
……かぷっ、(アリシエルの耳を甘噛みしてから)
ドナテロ「……奴の具合はどうなのだ?」
アリシエル「落ち着いたみたい……。今は、疲れて眠ってるわ。」
ドナテロ「俺が聞いたのはその事では無い。……奴の記憶だ。
戻るか戻らぬかで、この先どうすべきか考えねばならんのでな。」
アリシエル「……記憶は、戻ってると思うよ。だって……。
昔の事思い出して、自分をずっと責めてたもん。」
ドナテロ「……フン。ならば、まだ使い道はあるか。潰れねばの話だが。
奴が目を覚ましたら言っておけ。その気があるなら次の稼ぎ場に付き合え、と。」
アリシエル「う……うん、わかった。」
サイゼリアさん(>732)
アリシエル「あ……。もう行っちゃうんですか?
それじゃ、リィス君にもよろし……ひゃぁんっ!?
な……なな、何するのよぅぅ! ん、もうっ!!」
ドナテロ「……。」
>730
ピエレット「ルディック、いないの…忘れてる……。」
アリシエル「そうそう。ルージとはイルクーダで別れたっきり……って、何でお嬢ちゃんがいるの?」
ピエレット「ただの、お見送り……。だから、気に…しない、で……。」
>731
アリシエル「いぢるって何よぉぉぉぉう!?
……って言うか、息荒くしながらこっち見るなぁぁぁぁぁ!!!!」
ピエレット「アリシエル……好かれてる、の?」
ドナテロ「主に…変態的趣向の性癖を持つ輩には、だと思うがな。」
アリシエル「いいから、見てないで助けてよぅぅ……。」
そろそろ終わりが近いけど、どうする?
本当だ。もう残り少ないな。
ひさしぶり〜、あんときはスマンカッタっす。
許せクルピラ野郎。(アリシエルの頭を加えてもちあげる。)
>734-735
あ、ほんとだ。それに…もうそろそろ一年に経つのね。
出来ればもう少しだけ、みんなといろいろしたかったんだけど……。
ウルスラさんも復帰して次の仕事のメドもついたから忙しくなりそうだし、
これからはあんまり頻繁に顔出せそうになくなっちゃったのよね。
だから…一旦、ここでお開きにしようかって思うの。
いつかどこかで、また会えるといいねっ!
>736
……なにこの頭がさびしい、真っ赤なスカーフのおじさんは?
しかも、さっきから「失業保険」とか「バーゲンセール」とか耳慣れない単語ばっかし出てるよね……。
あのねぇ…。確かに、このおじさんの事は何だか他人事な気はしないんだけどぉ……。
わたし……借金で首が回らないって程はお金に困ってませんからっ!!
二足歩行のでかいワニ(>737)
あの…? え、と…どちら様……?
わたしは女の子なんだから「野郎」はちょっと……ねえ。
それに、「クルピラ」って何なのよ「クルピラ」って。
よくわかんないけど、それ絶対人違い……。
……って、巨大なワニぃぃぃぃぃっ!? しかも、背後で大口開けてるぅぅぅぅぅぅ!?
やだ…ちょっと待ってそんな事されたら首が取れ……どころか、
思いっ切しお口の中へまっ逆さまになるってばぁぁぁ!!
なんで最後までこんな調子なのよぉぉぉぉぉ!?
最後まで平穏には縁遠いのなw
(アリシエル一行の前にリィスと、見たことのある少年を模したぬいぐるみ(?)
を抱いたティアが現れる。)
>734-735 >738 アリシエルさんご一行
リィス「みなさんお久しぶりです。うーん、そうですか。
そういうことなら、一旦お別れですね。」
ティア「またの機会にお目にかかりましょう。」
ぬいぐるみ「またねっす」
>736 カネナイジャー
ぬいぐるみ「俺は怪人デフォル面相を追っているっす。奴は、
俺をこんな二頭身のぬいぐるみに変えていったっす! 許さないっす!」
リィス「借金があるってことは信用はあるみたいですね。」
ティア「だんだだーん♪」
ぬいぐるみ「聞いてねー」
>737 ワニ
リィス「行けっ! 小小レイオス!!」
ぬいぐるみ「のわー」
(小さくなった小レイオスがアリシエルの頭にぶつかり、ワニの口から弾き出す。)
ぬいぐるみ「うおおっ! 自力で脱出ぅーーーっ!!」
ティア「首を体に戻して…っと、大丈夫でしたかー?」
ぬいぐるみ「俺の心配はないんかい?」
>739 最後まで
小小レイオス「未解決の事件残したまま終わりなんすかい!?」
リィス「事件? そんなのありましたか?」
ティア「えー、小ちゃんはこのままの方がかわいいよー。(ぎゅっ)」
小小レイオス「い、息が詰まる…。」
リィス「それでは、みなさん、またどこかで〜」