むはんまど
3 :
以上、自作自演でした。:04/07/17 12:07
>1 お前は自分のことがよく分かっているな。
頼まれてもオレにはどうすることもできんが、実にいいテンプレだ。乙。
前スレが完走したが、次が立ったな。乙
この板のガイドライン
●希望キャラ・作品があっても、自分で育てる気のない単発依頼スレッドや、
キャラハンの同意を得ないフライングスレッドを立てるのはやめてください。
上記の「見たいなりきりを挙げたり同士を募るスレ」でリクエストしましょう。
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∧L∧ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
私の代わりに戦ってくれる地球の子供はいないのか…
7 :
以上、自作自演でした。:04/07/18 12:15
エルドランってうんこするの?
8 :
以上、自作自演でした。:04/07/19 01:25
3周年スレに来ているヤミノリウスと歯車王来ないかなー?
立て逃げスレを利用するのはあんまりイクナイ!と思う…。
ここは落としてやりたい時にやりたい人が立てるべきだよ…。
10 :
以上、自作自演でした。:04/07/19 22:29
保守
立て逃げ勘弁。
12 :
以上、自作自演でした。:04/07/21 05:23
干す
ねこにゃんにゃん
14 :
以上、自作自演でした。:04/07/22 07:48
エロドラン?
15 :
以上、自作自演でした。:04/07/23 00:40
保守
16 :
以上、自作自演でした。:04/07/23 22:41
保守
17 :
以上、自作自演でした。:04/07/25 16:21
18 :
以上、自作自演でした。:04/07/27 01:59
立て逃げ勘弁って言ってるだろが!アアン!?
∧ ∧ ∧
/ ヽ / ヽ_メキメキ… / .∧
/ `、___/ `、⌒ヾ⌒ヽ/ ∧
/ / (.....ノ(....ノ / ヽ
.l:::: | ι ι::(....ノノ
|:::::⌒ -=・=- / ̄ ̄ヽ >1 ::::::::::::/`ヽ
.|::::::::::::::::: \_(___..ノ :::::::::::::::::::(....ノノ
ヽ::::::::::::::::::: \/ヽ ι ::::::::::::::::::::::::::ノ
19 :
以上、自作自演でした。:04/07/27 21:02
保守
20 :
以上、自作自演でした。:04/07/27 23:14
20ゲット
21 :
以上、自作自演でした。:04/07/28 21:44
「…いらっしゃい、マリア」
ドアのもとに立ち尽くしたままのマリアに、美樹は優しく
声をかける。その身に大事がなかったことは、マリアにと
って何の慰めにもならなかった。美樹の身にもしものこと
があれば、いっそマリアも生きてはおれなかったろう。
花忍キャプター3として闘う、年は若いとは言え忍者。天堂
家正統の血筋である美樹を警護することは、マリアにとって
何よりも大切な使命であるはずだったのだ。
マリアの姿を見て、美樹は優しい笑顔でにっこりと微笑った。
それまでの美樹と、何も変わるところのない優しい笑顔。
その笑顔を守ることが、マリアの務めだった。この天堂家で
修行し始めた時、マリアはそう誓ったはずだった。
「こちらへいらっしゃい、マリア…」
「は、はい…」
呼び寄せられるままに、マリアは一歩ずつ美樹の待つベッド
に近づいていった。包帯はパジャマの下で見えない。傷は大した
ことはないのだと、闘いの後、天堂無人はマリアに言った。そ
んな言葉はマリアにとって何の慰めにもならない。美樹を護り
きることが出来なかった。ほんの些細な油断で持ち場を離れた
僅かの間に、甲賀忍者はマリアが生命に変えてでも護るべき者
を襲ったのだ。
(続く)
いい加減保守やめろ
「ここに、座って」
マリアは、言われるまま美樹の隣に腰かけた。両手を膝に乗せ
て身を固くして座る。その膝に、横からそっと美樹の手が伸ばさ
れた。
「…みっ…美樹さま…」
その手はスカートから剥き出しになっているマリアの膝から、
だんだんと上の方に向けてなぞるように進んでいく。
「…罰して欲しいのでしょう、マリア…?」
いつかマリアの耳元に寄せられた美樹の唇が囁いた。
「私がいくら許すと言っても、マリアは決して自分を許すこと
ができないのでしょう?…だから、罰を与えてあげます。
マリアの望み通りに。」
「美樹さまっ…あ、あぁっ…だ、だめです、そんなっ…」
美樹の右手が、スカートの中に潜り込んできた。今まで誰にも
触れさせたことのない女の部分までもう目と鼻の先だ。
「これは、罰です。マリア…あなたへの。」
その唇が、耳元から次第に下に降りる。襟元からのぞく首筋を、
あまりにも柔らかい唇が触れる。
「あっ…あ、あぁぁっ!」
美樹の唇が触れた部分から、想像を越えた甘美な戦慄がマリアの
全身を駆け抜けて、思わず悲鳴を上げさせていた。
(続くかも)
その声に勢いを得たように、スカートの中で僅かに躊躇していたか
のような美樹の指が、下着越しに秘部を捉えた。
「ひぁっ…あ、あぁっ…だ、だめですっ!…指が…指が穢れますっ!」
「…マリアの体に、穢れたところなどありません」
指先が、そっとマリアの秘部をその裂けた縦筋に沿うようになぞる。
下着の上からゆっくりと撫でられて、マリアは全身を走る甘い震えを
止めることができなくなっていった。
「あっ…あぁっ…あ、あぁっ!…美樹さまっ…だめ、だめですっ…
わたしっ…あぁっ!」
「黙りなさい」
美樹は、その唇でマリアの口を塞いだ。女の舌の甘い感触がマリア
の口の粘膜をねぶる。
「んっ…ん…」
動きを止めたマリアの服の胸が開かれていく。美樹のしなやかな指が
ひっそりと膨らんだマリアの胸を確かめるようになぞっていく。
「んっ…んむっ…」
マリアの洩らす喘ぎはことごとく美樹の柔らかい唇に吸い取られていった。
いつかマリアは、自分から求めるように美樹の舌に自分のそれを絡めてい
く。開いた唇と唇が触れ合う中で二枚の舌が、交尾する軟体動物のように
絡みあい、互いの濡れた粘膜の生み出す愉悦を味わっていた。
胸をなぞる美樹の指が、次第に大きく制服をはだけ、緩やかな膨らみを
見せる乳房をむき出しにしていく。その先で可憐な薄桃色に色づいた乳首
の形を確かめるように、細く長い指が小さな乳輪を揉みほぐすように擦っ
ていた。下着の上から擦られる淫唇がたてる濡れて湿った音が、マリアの
脳裡を埋めつくすように広がっていった。
(続く)
>22-25
何この小説?
/ヽ /ヽ
/ ヽ / ヽ
______ /U ヽ___/ ヽ
| ____ / U :::::::::::U:\
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| | | | | U :::::::::::::|
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| |____ ヽ .....:::::::::::::::::::::::<
└___/ ̄ ̄ :::::::::::::::::::::::::|
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\ \ \___ ::::::
スパロボ参戦おめでとうございます
「あっ…は、あぁっ…美樹…さま…」
美樹は、マリアの反応を確かめるように唇を離した。蕩けたような虚ろな
瞳で見上げるマリアの表情に優しい笑みを浮かべながら、けれどその手は
マリアの胸を、そして秘部を嬲り続ける。
「あっ…あぁっ…ひぁぁっ…」
美樹の指の動きに翻弄されるマリアの声に耳を楽しませ、喘ぐ表情を眺め
ながら、美樹はどこか冷めた目でマリアを見ていた。
「感じているのね、マリア…?」
しなやかな指が、マリアの腰から下着を剥ぎ取っていく。マリアは、半ば
無意識に腰を浮かせてその動きを助けた。
「あっ…つ、美樹さま…そんなっ…」
「うふっ…いやらしい、マリア…」
化粧ッ気のないマリアの唇に、指が押し付けられる。胸をまさぐられる刺激
に声を洩らし、開いた唇をその指が侵す。微かに甘酸っぱい自らの蜜の味が、
マリアの意識を霞ませていった。
「…もっと感じて…。もっといやらしくなって、いいのよ…」
「あっ…あ、美樹さまっ…」
美樹は、マリアの体をベッドに勢いよく押し倒すように横たえた。はずみで
まくれた短いスカートの中から、美樹の愛撫に濡れた淫裂が僅かに顔をのぞか
せる。美樹は、迷うことなくそこに顔を寄せていった。
「…だ、だめですっ!…美樹さまっ…そんな、ところ…あ、あぁぁっ!」
少しの躊躇いもなく伸ばされた美樹の舌が、薄めの恥毛をかきわけて濡れ
た秘肉を味わう。口づけをするように押し当てられた唇。次第にマリアの秘肉
の奥まで忍び込んでくる柔らかい舌。
「あっ…あぁっ!…だ、だめぇっ…あ、あぁぁあっ!」
くの一として受けたはずの苦痛に耐える訓練も、己を抑える修行も、美樹の
舌戯の前にもはや何の意味ももちはしなかった。
(一応終わり)
おう!ありがとな!
オレ達の活躍、期待しててくれよ!
31 :
以上、自作自演でした。:04/08/07 21:20
崩れ落ちた工場跡に立ち尽くすヒロインたち。だが、その顔には自信があふれていた。
ニンジャホワイト「これなら多くの人を助けられるわ…ありがとう、ホワイトスワン!!」
ホワイトスワン「いえ、礼には及びませんわ。それより…あなた達の助けを求めている人たちが、日本、いや世界中にいます。」
ガオホワイト「大丈夫!!!私達が助けに行きます!!」
ニンジャホワイト「では、私達は一度散り散りになったほうがいいわね」
ホワイトスワン「ええ。それでは…また会いましょう!!」
サツキ「森・・・。」
早坂アコ「何か大きいけど・・・。」
野乃七海「あれ、さっきまでこんなでかい森あったかな?」
その巨大な森にはアコ達は驚愕していた。
さらにその森の中心には巨大な塔がたっていた。
アコ「何あれ・・・。」
サツキ「何か書いてある。」
その塔に描かれていたのは「深緑」を意味する象形文字のような文字であった。
野乃七海「あの塔が森を作ったって言うの!?」
その事実に七海は驚きを隠せなかった。
ブルースワローはシンリョクを攻撃するが、逆にシンリョクのバリアによって跳ね返される。
跳ね返された攻撃がブルースワローに直撃した。
七海「あっ!」
サツキ「ブルースワロー、がんばって!」
二人の声援に答え、ブルースワローは再び立ち上がった。
彼女達の前に一台の車が止まった。
水野亜美「遅かったですね。」
岬めぐみ「でも、まだ希望は捨てられないわ。」
車の中から二人の若い女性が出てきた。
サツキ「あなた達は・・・。」
サツキが青いブレザーの女性に問いかける。
めぐみ「あたしは岬めぐみ、あの塔を調べに来たの。」
亜美「私、名前は水野亜美。めぐみさんの手伝いをしているの。」
七海「めぐみさん、亜美さん、何故ここに来たの?」
亜美「あれ(シンリョク)を使って砂漠を森にしようとしているの。」
めぐみや亜美が所属する科学アカデミアでは気象コントロールマシンを使って失われた自然環境を復興しようという計画だった。
その一つ目であるシンリョクが奪われてしまった今は市街地をも森林に変える悪魔の機械になっていた。
七海「亜美さん!」
めぐみ「亜美ちゃん、どこ行くの!?」
突如として亜美はブルースワローの方へと向かっていった。
「やめてー!」
亜美はブルースワローに向かい叫ぶとブルースワローは亜美に向かいうなずいた。
その時、上空から巨大な渦巻きが現れた。
亜美「きゃぁぁ!」
めぐみ「亜美ちゃん!」
亜美はその渦巻きを指差した。
亜美「大丈夫です、それよりあれはワームホール・・・。」
ワームホールはから銀色に輝く巨人が現れた。
亜美「あれは・・・。」
サツキ「ネムリン・・・。」
ワームホールから出てきたのは何とネムリンであった。
その大きさはブルースワローと同じくらいであった。
突如としてネムリンはシンリョクを攻撃し始めた。
シンリョクは大爆発を起こし炎の中へと消えた。
亜美「そんな・・・。」
めぐみ「何故、ネムリンが。」
麗子「おのれ、ネムリンめ、我々の計画を邪魔しおって!」
シンリョクをネムリンに破壊された事により麗子は怒りは収まらなかった。
ネムリンはブルースワローの方向を向くとブルースワローにも攻撃した。
ブルースワローは間一髪で攻撃をかわす。
七海「やめて、イグレックと戦わないで!」
七海の声がネムリンに聞こえるが、答える事はなかった。
何故、ネムリンがこの場にいるのか、何故シンリョクを破壊したのか、
そしてブルースワローを襲ったのか、その謎を問いかける事も無くネムリンとブルースワローとの戦いが始まった。
攻撃をかわしたブルースワローはネムリンを見失ってしまう。
そのブルースワローの真後ろから謎の液体が湧き出てきた。
めぐみ「何あれ!?」
液体に気付いたブルースワローが振り向くと液体は何とネムリンになった。
ネムリンはブルースワローの至近距離から攻撃した。
ブルースワローは吹き飛んでしまう。
七海「がんばれ、ブルースワロー!」
亜美「立ち上がって!」
それでもブルースワローは亜美や子供達の声援で立ち上がり、ネムリンにキックを放った!
亜美「ネムリンが!?」
めぐみ「何者なの!?」
キックを喰らったネムリンは液体化し、さらには甲冑の様な姿の巨人になった。
ネムリンの正体は金属生命体アパデーだった。
アパデーは怒り狂うかの様に巨大な槍に変化し、ブルースワローに向かい突進した。
アパデーの槍がブルースワローに当たってしまい、ブルースワローは倒れてしまった。
サツキ「がんばれ、ブルースワロー!」
七海「ブルースワロー、立って!」
めぐみ「ブルースワロー、あの怪獣を倒して!」
亜美「ブルースワロー、あなたがいないと地球はどうなるの?」
四人の声援を受けブルースワローは再び立ち上がった。
亜美「ブルースワロー・・・。」
めぐみ「よかった・・・。」
その時、再び、アパデーが槍となり、ブルースワローに襲い掛かる!
槍と化したアパデーはブルースワローに迫る!
ブルースワローはブリンガーソードを構えアパデーを迎え撃つ!
ブルースワローはブリンガーソードでアパデーを切り払った!
それにより吹き飛ばされたアパデーは元の姿に戻った。
たじろぐアパデーに対してブルースワローはクロスチョップを決める。
アパデーはそのまま爆発四散した。
亜美「ブルースワロー・・・。」
めぐみ「亜美ちゃん?」
亜美にうなずいたブルースワローは倒壊したシンリョクを修復した。
そしてアパデーに破壊されたシンリョクは元の姿へと戻った。
アコ「おーい!」
サツキ「あ、アコさん!」
シンリョクの方からアコが戻って来た。
アコ「この人たちは?」
亜美「そういえば、自己紹介がまだでしたね。私、水野亜美っていいます。」
めぐみ「私は岬めぐみ、亜美ちゃんとは同じ大学なの。」
アコ「私、早坂アコ」
その後、シンリョクは科学アカデミアに預けられた。
ジャーミンと戦っているハートクイン。
そこへ……。
「ソニックウェーブ・シュババババ〜ンッ!!」
5つの「声」のパワーがジャーミンに直撃。
吹き飛ばされるジャーミン。
そこへ駆け寄るスペードエース、ダイヤジャック、クローバーキング。
「君たちは一体……?」
「私達はボイスラッガー、かつて貴方達の様に帝王ゲンバーから地球を守った戦士です。」
ボイスラッガーのリーダー・ボイスラッガーゴールドが答えた。
瓦礫が降り注ぐ。
グレイス「あぁぁっ!」
グレイスの足が瓦礫の下敷きになった!
光太郎「だっ…大丈夫ですか!?くっ…動かない…」
グレイス「早く逃げて!このままではあなたも死んでしまうわ!」
光太郎「…助けなければ…でももう僕はタロウにはなれない…ウルトラバッヂは捨ててしまった…
だから僕自身の手で助けてみせる!」
『光太郎さん…』
光太郎「…お母さん!?」
『あなたは確かに一人の人間として生きることを決めました。 もうタロウの力には頼らないと。
でも今、グレイスを助けたいと思う心はタロウに頼ってなどいませんよ。
タロウになるかならないかは、あなたにはもうどうでも良いことになってしまったのです。
ただ一人の人間として助けるか、タロウとして助けるか、その違いだけです。
もう姿や能力など関係ないほどに、あなたの心は成長したのです。」
光太郎「お母さん…」
『あなたがタロウとして再び戦うならこのバッヂを受け取りなさい』
光太郎「よしっ…」
バッヂを受け取る光太郎…そして
「タロオォォォォォッ!!」
ウルトラマンタロウのスワローキックに蹴り飛ばされるガドラス。
そしてタロウは瓦礫をどかし、グレイスを助けた。
グレイス「ありがとう…」
タロウは頷くと、再びガドラスに挑む。
「うむ、分った。よい返事を期待する。」
電話を置く多羅尾伴内。
そして、彼の前にどくろ団団員の姿をした2人の男が立っていた。
彼等こそ、山地一家の心強い友、 世界忍者・爆忍ロケットマンと城忍フクロウ男爵であった。
「で、どうですか。奴らの反応は?」
「思った通り、あまりいい反応は示さなかったな。」
ロケットマンの問いに伴内が答える。
「ノー、それでは、このプロジェクトはミステイクではないか?」
「いやいや、案ずるな男爵殿。もともと、このどくろ団は大したことをしてない悪党達。当然の結果。
だが、これから我々のした事を知れば奴らから、必ずつなぎを入れて来ますわ。」
そう言って伴内はテレビのスイッチを入れた。
『本日未明、平和守備隊科学研究所が襲われ、全員が殺害された模様です。
この事件も昨日より起っている、一連の騒ぎと関連があるのではと……』
「早速、事件を報じてるな。」
「しかも、全員殺害とは、嵐山さんも張り切っておるなぁ。」
「イエス、これだけ悪逆非道な事をしたと知れば、必ず連絡を入れて来ますな」
当然、ウェンディーヌ・フラビージョ達に全滅させられたと知らない彼等は、この報道を嵐山が大袈裟に流していると思った。
…と、そこへ、
「おい、このアジトが監視されているぞ!」
そういい、テレビを見る3人の前に1人の男が姿を現した。
彼も世界忍者の1人…雷刃ワイルドであった。
ロケットマン「なんだと?」
フクロウ「ゴメスの手の者か?」
伴内「いや、今連絡を入れたばかり…ゴメス達ではあるまい。」
ロケットマン「では、また別の一味か?」
フクロウ「馬風破もハブラム、アラムーサを連れて、もうじきやって来る。
哲山殿達が戻られる前にやってしまうか?」
伴内「まぁ待ちたまえ、所でワイルド君、奴らの写真はあるかね?」
ワイルド「あぁ。」
そう言い、ワイルドは写め〜るで撮った画像を見せた。
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0408/08/1076553553.html 伴内「ふむふむ、なる程。」
ワイルド「こいつらを知っているのか?」
伴内「こいつらはジャカンジャのウェンディーヌ・フラビージョだな。なかなか厄介な相手だ。
…うーむ、もしかすると、我らの計画を奴らに知られたかも知れぬな。」
伴内はウェンディーヌ・フラビージョの出現を知り守備隊基地で殺害は彼女等の仕業でないかと思った。
だが、余計な混乱を与えないため、その事はあえて口には出さなかった。
ワイルド「ならば、なおさらの事!」
ロケットマン「うむ!」
伴内「いやいや、待ちたまえ。折角だから我らの計画成功のために奴らにも参加してもらおう。」
フクロウ「なんだ、何か考えがあるのか?」
伴内「ふふふ、それは、皆が揃ってからだ」
そう言うと、伴内は不敵な笑みを浮かべた。
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0408/24/1052567287.html どくろ団本部には、覚羅一行、馬風破、ハブラム、アラムーサも到着していた。
「ちょっと、くつろぎすぎじゃありませんか!?」
今後の打ち合わせが終わった後、ある者はお茶を飲みながら談笑し、
またある者は昼寝したり、 祈っていたりと、皆が思い思いの方法でくつろいでいた。
あまりにも緊張感のない皆の態度に典子は腹を立てていたのた。
伴内「いやいや、典子さん。ゴメスはいつ接触してくるか分からぬのですぞ。
今から気を張っていたら体が気も持ちませんよ。
さっ、貴方もフクロウ男爵が持ってきた、
英国最高級紅茶アッサム・スパーブアッサム・スパーブでも飲んで落ち着きなさい。」
典子「ゴメスだけじゃありません、トランザ達もここを見張っているんですよ!」
ワイルド「フッ、奴らが襲うつもりならとっくに襲ってるよ。そんなにピリピリしてるとしわが増えるぜ。
さっ、お茶でも飲んでまったりしな。」
典子「もう!」
「あのー、俺もくつろぎたいんですけど…」
座禅を組みながらその体を人差し指で支えているセイカイは、他の人たちをみて羨ましそうに呟いた。
哲山「何を言っているんだね、セイカイ君。
君は三太夫殿の紹介で私のもとに修行に来ているのではないか。
こういう時間にこそ修行をしとかねば。どうするんだね?」
無限斎「左様、おしゃべりしている暇があったら、精神を集中し気を丹田に集める練習を続けるのだ。
お主は集中力の足りなさと気の練りこみができていないのを直さなければ、強くなれんぞ。」
セイカイ「トホホ…ハイ」
闘破「しかし、セイカイは運がいいよな。おやじと疾風流の館長の2人から教えてもらえるなんて。」
フクロウ「イェース、まったくだ。多分、仲間達の中でユーが一番のラッキーボーイはだろう。」
セイカイ「でも、ちっとも、うれしくないのは何故だろう…。」
無限斎「ほら、しゃべらんで集中だ!」
セイカイ「は、はい!」
そう、皆がくつろぐ中、ただ1人セイカイだけは
戸隠流宗家と疾風流忍者養成学校忍風館館長の2人にしごかれていたのだった。
エターナルの最初の寄港地となる筈であった資源衛星都市コロニーのMOーXでは、
緊急の事態に備え臨時の第2対策本部が設けられ、地球から警視庁・特命捜査課の面々と、
西部署の大門軍団が応援に駆けつけていた。
タイショー「団長! ゴメスから電話です!」
大門「なにっ!?」
受話器を受け取る大門部長刑事。
大門「もしもし、たった今電話を代わった。自分は西部署の大門だ」
ゴメス『こちらハイジャック犯。よろしくな刑事さん』
大門「ふざけるなっ!!」
ゴメス『いいか、これから要求を伝える。一度しか言わないからよく聞け。
今から言うことを一字一句間違えずにペンタゴンに伝えるんだ。
以前にエクシードラフトに検挙された赤いスペードの幹部全員、
それに国家警備機構に拘束されている独立幻野党の党員8名、
ロボット刑務所に収監されているネオギルドやアンドロ軍団の
元メンバーたち14名、そして銀河帝国の憲兵隊に摘発された
地球教徒の残党……これら革命の同志たちを今から24時間以内に
速やかに釈放する事。以上だ』
それだけ伝えると、ゴメスは一方的に電話を切ってしまった。
桜井「24時間以内にこれだけの数の政治犯を釈放しろとは……ゴメスは明らかに
初めから無茶な要求を突き付けてきていますね」
神代「どう思うかね、大門君?」
大門「………」
61 :
以上、自作自演でした。:04/08/26 16:30
>>1の母でございます。
このたびは、息子がこのようなスレッドを立ててしまい、
皆様には大変ご迷惑をおかけしております。深くお詫び申し上げます。
息子は幼い頃に父親を亡くし、そのショックで内気な子供になって
しまいました。そのせいか、小・中学校ではいじめにあっていたのです。
この年になるまで、恋人はおろか友達さえもいないようで、大変心配
いておりましたが、この大阪板というサイトを知って以来、息子も
少し明るくなったようです。「今日○○板でね、ドキュソがさあ…」
と、とても楽しそうに夕食の時に話してくれるのです。
どうぞ皆様、息子を暖かく迎えてやってくださいまし。本当は良い子なんです。
よろしくお願い申し上げます。
>>1の母より
62 :
以上、自作自演でした。:04/08/26 22:44
, -=====_、 /`丶 ヽ |
/ ,r--ォ'´/ /`Llヽ_ l\ |
, -‐r'7 / ./ ,〃 ,r'l/! ヽ_`ヽ | \
/,r''7// / / / / /、.| !l| l !、 \ | ヽ
. ///// / / / /.〃 / || | ||li, l l ',ヽ \ l | | /
. / / /// ./ / /j / // 〃!|| | ||ll| | | ヽヽ ヽ | | |, -──- 、 /
i l l l l ll l /!.| ,! / | /゙!゙"゙"゙"゙ll| | | !_ヾ゙r、,__.l ,. -‐''´ ̄`ーァ'"´ ヽ、/
l !. | | | |l | || li |/| l| ! | l! ! | | |ミミヾ,| .l7lー‐- 、 __/
| | | | |l l. _lki'l |! l! l+-l、_ ,j l/,!.l |三ニ、jイ l l三ヽ | r'´ _
l i l l lヽ, i´ !_i!ヽl l l! __ `メノl !l ! |=、ニ/ ! l/ヽ== 、-‐'"´ ̄ ̄`ヽ、 / /
ヽヽ ヽ ヽ,r=ミ ! ,. ==ミ、 /// j l、 }彡r'、\ \ l_、 ̄`丶、 \ / |
,. -─-、ヽヽヽヽ!::::::::: , / ::::::::::: `/// //'∠ !_{,l、 \ヽヽ, | !l ̄`ー-、`ヽ 、 / __ l、
/,r‐,=≧--‐'´__.', ___ /ノ/ //´ヽj \ ̄ ̄二>‐、-!!,_ \ r'´ /ヽ l | l
/rチ'"´ _,ィャヶ'´rt‐\. l'´ ! ///./ / lヽ/'´ ̄ | ヽ, `ヽ、 \‐' } | r ! lノ l
/_,.ィ=彡/ l ! \ ー' / / / // l、 ヽ, \ ヽヽ lノ / 」/ ヽ
/レ"// | ヽ >、_, -‐''´ / / // / /、ヽ \ l !l !__/_/`
//,〃 ! ヽ /〃r== 、\/____/_//〃 / /| ヽ \ `==.、_l__/
/l // _〉 ヽ \ヽ〉>`「7f7´ー‐‐'´〈/ / /, }\ \ \ | ̄l7`==== .、, -'´
68 :
以上、自作自演でした。:04/08/29 13:22
69 :
以上、自作自演でした。:04/08/29 13:23
++○+++++
++凸+++++
+++++++凹
+++○●++ ・
+++※●++ ・
+++|+++ ・
+++|++● ・
+++凸+++ ・
>>68 えーっと…その事については、こう言う経緯があったんだ。
まず、02では生来のSTシステムの廃止で3オン3の形式に戻ったよね?
それで、韓国チーム内では、3オン3って言う事で前年度のメンバーの中
から一人抜けないといけなくなったんだけど、私が師匠に、「今回
の大会では、私は他のチームでエントリーしましょうか?一つアテが
あるので」って提案したんだ。
最初はそのメンバーの中でも一番弟子としての期間の
短い私、反対されると思ったんだけど…、「前年度の活躍でメイ君の
実力は十分証明された。私がついていなくとも今大会でも十分上位を狙える
でしょう。それにこの二人はメイ君と違い私が今回も必要だと感じたので
ね。いいでしょう。決勝で共に合間見えるのを楽しみにしてますよ!」
ってあっさりOKもらったんだ。その時のあの二人の表情が
物凄く絶望した顔してたのが印象的だけど(笑)
…で、さっき言ってたアテって言うのが女性格闘家チームの事で、キング
さんから、ある日バーに呼び出されて、
「私はバーの経営が忙しくてね、同じ脚技を使う女性格闘家つな
がりとして今回の女格チームを任せられてもらえないかい?」って
伝言を受けて…それで師匠のOKが出れば是非!って言う話になったんだ。
私自身、女性格闘家チームでエントリーしてみたいって思ってたし、
ちょうどいい話だったんだよね。
とまぁ…こんな経緯かな。その二人と仲良く出来るかどうか不安
だったけど…、「キングさんの見込んだ子なら…」って言う事で二人
とも最初は少し他人行儀…な感じが強かったけど、徐々に打ち解けて
仲良く接してくれたよ。
お別れの時にプレゼントした私の手作り韓国風ライダーベルト二人と
も大事に持っててくれてるかなぁ…。
手渡した時に微妙な表情で「あ、ありがとう…」って言って
たのが気がかりだけど(笑)
「あれは・・・怪獣。」
相原京子を助けたのは地球が呼び寄せた怪獣シラリーだった。
シラリーは地上に彼女を置くと、光線を放ったもう一匹の怪獣コダラーと共に
メフィラス星人に向かい雄叫びを揚げた。
アバレブラック「ブラキオ!ようやく来てくれたか!」
ブラキオ「なんとか間に合ったブラ」
ガオホワイト「何?アレも味方・・・なの?」
ステゴ「ミコトさん・・・久しぶりですテゴ!」
ティラノ「凌駕!俺たちが来たからにはもう安心だテラ!」
トリケラ「幸人さん・・・」
アバレブルー「挨拶は後だ!まずはこいつらを!」
ガンテツ「緑の兄さん!行くでぇぇぇぇ!!」
クローバーキング「おう!!」
クローバーキングはガンテツに応えると、重力エネルギーフルパワーでクラブメガト
ンのハンマーを射出した。チェーンが物凄いスピードでハンマー男に巻き付き、がん
じがらめになったハンマー男がクローバーキングに振り回される。
クローバーキング「それっ!」
クローバーキングが、クラブメガトンのチェーンのロックを解除した。その勢いでハ
ンマー男の身体は、仲間であるカマ男に向かって飛んで行く……。
ガンテツ「くたばりんしゃい!!」
空が割れんばかりの大声をあげながら、ガンテツがミサイルランチャーのトリガーを
引き絞った。2発のミサイルが勢いよく発射され、2体の戦闘アンドロイドに向かっ
て突き進む。
そして、ハンマー男とカマ男が空中衝突したと同時に、ガンテツの放った2発のミサ
イルが2体のアンドロイドを直撃した。
ハンマー男&カマ男「ギャァァァッ!!」
断末魔の悲鳴を上げながら、ハンマー男とカマ男は大爆発を起こして空に散った。
その姿を見てクローバーキングとガンテツがサムズアップで応える。
クローバーキング「やるな?ガクラン野郎!」
ガンテツ「兄さんも凄いで!!」
クローバーキング「後は、ショウ君の援護だ!!」
ガンテツ「任せんしゃい!!」
すっかり意気投合した二人の男達が、今度は大事な仲間を守るために次の戦場へと向
かうのであった……。
「グガーーッ!」
コダラーは誰もいない方向に光弾に撃つがそこで爆発が起こる。
そしてメカギラスが姿を現す。
80がコダラーに頷くと、メカギラスに向かい必殺のサクシウム光線を放った。
「シュワァ!」
その一撃でメカギラスは爆発と共に倒された。
戦いが終わり、セブンとコダラーは握手をした。
そして、その後、地球怪獣はそれぞれの場所へ帰り、ウルトラ戦士達も変身を解いてスペースマミーに戻った。
鉄十字団の戦闘員・ニンダーの大群に遭遇したバトルフィーバー隊とバンドーラたち。
「どけっ!」
槍を手にニンダーを斬り倒して行くバトルジャパン。
残る4人のバトルフィーバー隊も同じくニンダーたちを蹴散らしていく。
ニンダー個人の戦闘力はバトルフィーバー隊の敵ではない。
だが、圧倒的な数に加え、一刻を争う事態である。
とても全てを倒している時間などない。
「くっ…こいつら一体何匹いるんだ!?」
14体を倒したところでバトルフランスがそう言った、その時。
「あたしに任せときな!」
一際大きな声でバンドーラが叫んだ。
「確かにあたしは、今は魔法が使えない…」
そう、かつては大魔女とまで呼ばれたバンドーラだが、
ジュウレンジャーとの戦いで魔力を失ってしまっている。
「だが…プリプリカン!」
そう呼ばれると、バンドーラの背後に隠れるようにいたプリプリカンが出て来た。
「えぇっ、私ですか!?
「プリプリカン、あれを!」
「はいはい…全く人遣いが荒いんだから、プリプリ…えぇいっ!」
そう言ってプリプリカンは無数の土塊をニンダーたちに投げつけた。
ポンッポンッとニンダーたちの体にぶつかり地面に落ちる。
もちろん、そんなものがニンダーに効くはずもない。
「…?」
「なんだこれは?」
そう言って1人のニンダーが地面に落ちた土塊を手に取ろうとした時、
突如として土塊が大きく膨れ上がり、人の形を取った。
「!?」
混乱するニンダーたちを、人型になった土塊が襲い掛かった。
「やれぇ、ゴーレム兵!」
それを応援するバンドーラ。
ゴーレム兵とは、バンドーラの手先として何度もジュウレンジャーたちを苦しめた兵士である。
「ここはこいつらに任せて、あたしたちは先に進むよ!」
「あ…あぁ…」
すっかり観戦客となっていたバトルフィーバー隊の5人は、そう答えるしかなかった…。
http://hobby6.2ch.net/test/read.cgi/train/1093863811/ 草加『――!!ここは!?』
薄く明るいライト、手術台のようなベッドの上で完全なる死を迎えたはずの彼が目覚める
草加『何だ?オレは…オレは何故生きている!?』
自分の掌を見つめ未だ真実なのか、夢なのかを理解することができない雅人
『目が覚めたか、雅人』
聞き覚えのある声に驚愕しサッと後ろを振り向く
草加『と、父さん――!!』
目の前にいる自分と同じく消滅を迎えた花形の姿を見て雅人は息を飲む
花形『…雅人、久しぶりだな。元気そうで何よりだ』
生前と同じく物静かな、落ち着いた口調で雅人に言う
草加『何を言っている!?父さん、何故アンタが…いや、何故オレは生きているんだ』
その問いに険しい表情となる花形、重い口を開こうとしたその時…
激しい振動が二人を襲いベッドから落ちる雅人
草加『くっ、何だ?』
花形『…来たか。意外と早かったな』
何かを観念するかのように言い放つ花形
草加『!?』
草加、花形がいる地下治療室の上にはゴッドネロス率いる新生スマートブレイン
その主力、1万人のライオトルーパー隊が待ち受けていた
ターゲットであるスマートブレイン先代社長、花形を狙いその行動を開始したのだ
花形『雅人…オマエは一刻も早くここから出て仲間達と合流するのだ』
草加『どういう事だ!?』
状況が読み込めずに怒気を含ませながら花形に言う
そして花形が草加に真実を話す
花形『オマエ、そして私を蘇らせたのはスマートブレインだ』
草加『!!何?』
花形『…今の奴等はある目的の為に、あるモノに適正する者を探している』
草加『ある…モノ?』
ゆっくり頷き雅人に背を向けながら言う
花形『ファイズギア、カイザギア、そしてデルタギアの力さえ凌駕する二本のベルト…帝王のベルトの適正者を探している』
草加『帝王のベルト…だと?』
花形『奴等は二本のベルトの力、更に何万と存在するライオトルーパー隊…そして』
草加『?』
花形『私にもわからないが、強力な戦闘ロボット軍団を使い人間へ対し絶対的な力で管理体制を敷こうとしている』
草加『今の奴等…スマートブレインを率いているのは誰だ?前社長の村上峡児か?それとも木場勇次か!?』
花形『いや、ロナウド桐原という私にも面識がない男だ。』
草加『ロナウド…桐原…』
花形『話はここまでだ、時間がない。オマエは仲間に会い、真実を告げスマートブレインを潰すのだ。今度こそな』
草加『父さん…』
花形『いずれ合流しよう、さぁ早く行け!!』
そう言いゴートオルフェノクと化し地上へ続く階段を進んでいく花形
その後姿を見ながらどこかやるせない気持ちを残し雅人は地下からの出口で脱出を図った
「グハハハハハ!!どうしたデンジマン。貴様らの力はその程度か?」
高らかに笑うサー・カウラー。その視線の先には、スーツをズタズタにされたフラッシュマンの姿があった。
ブルーフラッシュ「くそっ…いつの間にこんな力が…」
グリーンフラッシュ「ダメだ…体が思うように動かない…」
サー・カウラー「フン…こうなるとフラッシュマンも形無しだな、あぁ?」
レッドフラッシュの手の甲を踏みつけるサー・カウラー。グシャ、と鈍い音がする。
レッドフラッシュ「ぐあああああああああっ!!!」
サー・カウラー「グハハハハハ!とどめだ!」
「待てっ!!」
サー・カウラー「…誰だ?」
ファイブレッド「ファイブレッド!!」
ファイブブルー「ファイブブルー!!」
ファイブブラック「ファイブブラック!!」
ファイブピンク「ファイブピンク!!」
ファイブイエロー「ファイブイエロー!!」
5人「地球戦隊、ファイブマン!!」
サー・カウラー「フン…雑魚が五人増えただけか」
ファイブブラック「なんだと!!」
サー・カウラー「…まあいいわ。貴様らなどいつでも倒せるからな。
今日のところは引き上げるとしよう。ふははははははは…」
ファイブイエロー「大丈夫ですか!?」
ブルーフラッシュ「あ、ああ…大丈夫、と言いたいけど…」
ピンクフラッシュ「ごめんなさい…どうやら治療が必要みたいね」
ファイブレッド「よし、皆!マグマベースに帰還だ」
ミドリ「ネムリン、マコちゃん!」
ネムリン「ドリちゃん、無事で良かったちょ!」
両手で握手しながらミドリとネムリン、マコの3人が無事を喜び合う。
ミドリ「でも、ネムリン達がここに来て空飛ぶ火の車は大丈夫なの?」
ネムリン「心配ないっちょ!」
番場「空飛ぶ火の車は、スカイエースに保管してあるから大丈夫だ……。」
ネムリンと番場がニヤリと笑いながらスカイエースを指さした。
番場「それに、考古学研究所の所長さんもご同行しているから心配ご無用です。お姫
様……。」
ミドリ「からかわないで下さい、番場さん……。」
番場のキザなセリフに、ミドリが思わず顔を赤く染める。一瞬ではあったが、その場
が和やかになる。
番場「もうそろそろ自己紹介してもいい頃だぞ、桜井!水野君!!」
その時番場が、スペードエースとバイクロッサー・ケンに声をかけた。
スペードエース「解りました!」
そう言うな否や、スペードエースを含むジャッカーの4人とバイクロッサーが、ブルー
スワット一同とミドリやマコたちの前で変身を解いた。そして、ガバナーからも大原
博士と星夫、月子の親子3人とジュリー、都市管理センター所長の5人も駆け寄って
きた。
そのころ地球では。
コマンドジャガー「ガアアアア!!!!」
東京でテラーコン達に攻撃されていた、アキハバラ電脳組はテラーコン達と戦闘中。
アフロディーテ「やってもきりがないよう!!」
アテナ「何を言うんだ、ひばり!?」
エリヌース「ひばり、あぶない!!」
アフロディーテ「エッ!?」
ひばりの前にコマンドジャガーが飛び込んで来た。
ヘスティア「ひばりちゃん!!?」
?????「リボーン・ミントエコー!!!」
バアアアアアアアアアン。
謎の攻撃がコマンドジャガーを粉砕した。
アンフィトルテ「なんや!?」
??????「大丈夫!?」
そこに現れたのはエイリアンから地球を守った東京ミュウミュウだった。
アフロディーテ「あなたたちは?」
ミュウイチゴ「ミュウイチゴ!!」
ミュウミント「ミュウミント!!」
ミュウレタス「ミュウレタス!!」
ミュウプリン「ミュウプリン!!」
ミュウザクロ「ミュウザクロ!!」
ミュウイチゴ「五人そろって!!」
東京ミュウミュウ「正義の味方、東京ミュウミュウ!!!」
ミュウイチゴ「地球の未来にご奉仕するニャン!!」
アフロディーテ「ありがとう。」
ミュウイチゴ「礼はいいわよ、今はこいつらを倒すのニャン!!」
アフロディーテ「わかった!!!」
桜井「僕は桜井五郎、スペードエースです。」
カレン「私はカレン水木、ハートクインよ。」
東「俺は東竜、ダイヤジャックだ。」
大地「俺は大地文太、クローバーキングだ。よろしくな……。」
ショウ「俺は鳴海翔だ、よろしく頼むぜ……。」
サラ「私は美杉沙羅、よろしくね。」
シグ「私は普段は『広瀬剛』と名乗っています。でも戦闘中は『シグ』と呼んで下さ
い……。」
ザジ「僕は広瀬ザジ、よろしくお願いします……。」
三郎「僕は南三郎、元はレッドマフラーにいました。」
ガンテツ「ワシは岩山鉄五郎じゃ、改めてよろしく頼んまっせ……!」
ジャッカーとブルースワット一同が自己紹介をする。
仲代「さて、ボス共を逃がしちまったな・・・」
竜也「いずれまた、戦う事になるな・・・」
草太郎「なんの、ネバギバじゃい!」
凌駕「そうですよ、またみんなで力をあわせればいいんですよ!」
岳「まったく、気楽な事を言ってくれるな」
シオン「でも、そういうの・・・いいですね」
アスカ「ですよね!いいですよね!」
幸人「まったく、おめでたい連中だ・・・」
アヤセ「そういや、さっきの声は誰だったんだ?」
海「なんか、ガオゴッドに似た感じを受けたんだけど・・・」
月麿「確かに、それは感じた」
ドモン「まあ、いいじゃねぇか・・・とりあえずは勝ったんだしよ」
走「そうだな・・・またそのうち会うような気がするよ」
そして、戦士たちにに力を与えた後で、わずかに残った光が町へと飛んでいった・・・
ブラキオ「光よ、都会の天使たちに届けブラ」
らんる・冴・ユウリ「輝く夢をかなえられるように・・・」
晃は走り出した、すると目の前には壁が二つに分かれ、晃はその中へ入ってしまった。
晃「うわっ!」
ガコンッ!と言う音と共にその壁の中にあった部屋は動き出した、そこは紛れも無くエレベーター
だった。
仮面ライダーファイズを全話見ていた読者には言うまでも無い。そう、このエレベーターは
スマートブレイン本社の地下に存在する流星塾への道なのであった・・・チン!と言う音と共にそのエレベーターは止まった。
晃「一体、どこに着いたんだ?」
外に出てみると、そこには小学校の教室の様な空間が広がっていた。
晃「何で、こんな所にこんな場所が・・・」
晃は辺りを歩いていた暫くして、何処からか声が聞こえてきた。
???「君は誰だ。」
晃はその声に答えた。
晃「僕はバトル・サイボーグ、戒堂晃です。貴方は?」
その声に答えたのか、初老の男性が姿を現した。
花形「私は花形、スマートブレイン社の前社長だ。」
晃「前社長・・・?」
花形「私は、オルフェノクの存在にいち早く気づき、それに対抗する為に三本のベルトを創った。」
晃「オルフェノク?」
花形「人間の進化した姿、しかし、適応していない人間はそのまま死を迎える・・・
私は、事故によって親を失った子供達を引き取り、この流星塾を開いた、そして
数年後、流星塾生達の同窓会があった。その際、一体のオルフェノクが暴れだし、塾生達は全滅してしまった。
私は、塾生全員にオルフェノクの記号を埋め込み、蘇生させた。」
晃「と言うと、塾生全員がオルフェノクに!?」
花形「いや、確かに塾生全員は蘇生した、しかし、その中からオルフェノクになった者は数少なかった。」
晃「貴方は、オルフェノクなんですか?」
花形「ああ、そうだ。オルフェノクになった者の大半は、その力に溺れ、人を襲い、
仲間を増やしていった、しかし、数少ないオルフェノクは、人の心を忘れず、人間との共存を望んだ・・・
晃君・・・・だったね。君はサイボーグだと言ったね。」
晃「ええ、改造人間から逃げようとしたらこんな所に来てしまって。」
花形「改造人間・・・あの桐原とか言う男、何か裏がある様だな。晃君。」
晃「はい。」
花形は、ライオトルーパーのベルトを晃に渡した。
ニンジャホワイト「てえいっ!!」
カメレオマンを切り捨てるニンジャホワイト。だが、その後ろにテナガマンの魔手が伸びる。
唯「危ない!」
サキ「くっ…ここからじゃ間に合わない!!」
イエローマスク「マスキーローター!!」
テナガマン「どわっ!!」
カラテマン「だ、誰だ…ぐわっ!!」
イエローマスクのマスキーローターにテナガマンがやられる。
その声を聞くと同時に、カラテマンの体に何者かの拳がめり込み、爆発する。
聖羅「フン…ガタイのいいくせにだらしがないね。これくらいのパンチで悲鳴あげるなんて」
陽子「聖羅ちゃん!イエローマスク!!」
二人だけではなく、マスクマン、ミサ、早紀、あすか組も遅れて到着する。
レッドマスク「待たせたな、みんな」
ニンジャホワイト「うふふ…遅いくらいよ!」
ピンクマスク「ゴメンゴメン。それじゃ…いくよ!!マスキーリボン!」
ブルーマスク「ブルースクリュー!」
あすか「あたしたちもいくよ!!せぇいっ!!」
マスクマンたちの加勢もあり、ロボットマンたちが一人、また一人と倒れ、そして…
レッドマスク「最後はお前だけだ!覚悟しろ!!」
ハグルマン「ぐっ…くそおおおお!!!」
脱兎のごとく逃げるハグルマン。だが、何者かによって心臓部を打ち抜かれる。
ハグルマン「ぎゃあっ!!」
ミコ「!?」
早紀「…あれは!?」
ミサ「仮面ライダー…?」
彼らが見た姿…それは、確かに仮面ライダーに似てはいた。
だが、灰色の全身に動物のような質感…似て非なるもの、アークオルフェノクだった。
ブラックマスク「お前は…?」
ブラックマスクの質問に答える間もなく、影のように消えていくアークオルフェノク。
ある森に二人の女性がいた。リンとガラである。
ガ「今日こそお前を倒してやる。」
リ「貴方には,負けない。」
ガ「この森には、お前のよくしってるやつがいるぞ」
リ「え?」
リ「まあいいわ。勝負。気力転身」そしてそこには、転身が終了したホウオウレンジャーが居た
ガ「この私ガじきじきに戦うと思っているのか?」
ホ「どうゆう意味」
ガ「こーゆー事だ。ゆけ」なんとそこには偽者のホウオウレンジャーが居た。
ホ「そんな、どうして?」
ガ「万が一と思い、コピー女帝がコピーした、貴様のデータを取っていたのさ」
ホ「まあいいわ、行くわよ。ダイレンロッド」
偽「ダイレンロッド」こうして、本物対偽者の勝負が始まった。
さて、偽者対本物の勝負は互角と思いきやそうではなかった。
いや、寧ろ偽者の方が優勢と言っても、いいほどだった。
ホ「く、強い」
ガ「当たり前だろう、お前の強さより。1.2倍ほど強いのだからな」
ホ「負けないわ、行くわよ」
偽「こっちも行くぞ」
ホ偽「天風星・一文字竜巻」
と次にばりばりばりと激しい音が聞こえた。互いの技が命中したのだ。
すると今度はバリーンという音が聞こえ偽者が消えてしまった。
ホ「はあ、はあ勝った」
ガ「くそ」 やっとホウオウレンジャーが立ちあがり
ホ「ガラ、今度は貴方の番よ」 と次の瞬間「ぐっ」ガラが一瞬の
隙をつき、ホウオウレンジャーの腹にパンチを加えていた。
ガ「ふん、私が負けるわけないだろう。」
と奥から謎の人物がきて
謎の人物「では、この女は貰って行くぞ。」
ガ「ああ、だが例の約束守れよ」
果してガラが言う「約束」とは次回へ
95 :
以上、自作自演でした。:04/09/10 11:23
さてリンが起きると、目に入ってきた光景は、薄暗い地下室だった。
両手両足は、手錠で固定されて動かない。しかも全裸である
コ「やっと起きたかい、リン姉ちゃん」
リ「コウこれは一体どう結う事?」
コ「ガラがリン姉ちゃんに好きなだけ、セックスしていいって言ったんだ。
その代りゴーマに入ることを条件にね。」
リ「そんなコウやめて」しかしコウはいきなりりンにちかずきリンの胸を
触り始めた。
リ「あっ、あああや、やめてコウ」
コ「胸が初めに触ったよりもでかくなってる。しかも乳首は綺麗なピンク色だ。」
リ「あっいやそこさわらないで」
しかし問答無用にリンの胸を触りまくっている。そしてリンの胸に自分の顔を
つッ込み顔を左右に大きく振った。
リ「やめて、やめてコウいやーああああああああああああああああ」
もう目はいいだろうつぎはマ○コだ。
ホウオウレンジャーの屈辱は今はじまったばかりである。
ハリーボーイ「ジバン、大変だ!!早く戻ってきて!!」
急いでスパイラスに乗り、基地へと戻るジバン。
直人「どうしたんだ、ハリーボーイ?」
ハリーボーイ「とにかく大変なんだ!!これを見てよ!!」
ハリーボーイが指差した先には(指ないけど)、メタルダーとトップガンダーの残骸が転がっていた。
直人「これは…早く整備をしないと…」
ハリーボーイ「でも、この基地じゃ彼らを直せる部品がないんだ。どうしたら…」
「私に任せてもらおう」
基地に通信を入れたのは、ソルブレインやウインスペクターの長官を務めた、鬼の正木こと正木俊介だ。
正木「マドックスならその二体の整備が可能だ。それに…」
直人「それに…なんです?」
正木「フフッ、来てみればわかるさ」
直人「わかりました。スパイラスでそちらに向かいます」
光届かぬ地下の独房。
そこで項垂れたたまま、力なく崩れる男が一人。
彼を知る者ならば、皆一様に驚くであろうほどにその姿は老け込んで見えた。
立花藤兵衛。
かつて、世界的な規模を誇る秘密結社に果敢に挑んだ7人の仮面ライダーを支えた人物。
今回のバダム襲来に際してもアンチ・バダム同盟を率先して結成。
だが、所詮は生身の人間。彼は捕らえられ、縄目の屈辱を味わう事となる。
しかし――…それは新たな悲劇の始まりであった。
(…スマン本郷、一文字…風見、結城……敬介…アマゾン…茂……)
正義の象徴たる仮面ライダーが悪の将兵と成り果てる。
彼等をしてそれ以上の苦しみはあるまい。しかも、立花はそれを間近で見続けることを強要された。それが、かつてライダーに立花に煮え湯を飲まされた者達の報復なのであろう。
彼の子供達への嘆きと懺悔は決して届くことなく、自らにできることは、もう―――…
「俺が死ねば…少なくとも残った者達が手を出せないという事はないだろう…スマン。
わしに出来るのは、後はこれぐらいだ……」
「やれやれ…趣味の悪い監禁もあったものだな……」
宙を舞う一枚のトランプ。
スペードのエース…
それは、瞬時に巨大化し、白いマントに覆われた一人の怪人を現出させる。
「お・お前は…ジェネラルシャドウ!!」
思っても見なかった者との再会。
「ふん! あの世からのお迎えが貴様とはな…早いところ連れて行ってくれ!」
開き直る立花に、ジェネラルシャドウは意外な言葉を突きつけた。
「…ずいぶんと威勢がいいな。話に聞く所に寄れば、別人のように様変わりしたと言う事だったが…まぁ、いい。立花藤兵衛。貴様を、ここから出す…そのために来た」
透明フードに覆われた傷だらけの素顔を歪め、シャドウは満足げにわらった。
「なっ!? なんだと!!」
思っても見なかった提案に立花は狐につままれたように絶句した。
「フフフ…そう、驚く事もあるまい」
「ふざけるなっ! どういうつもりだ、貴様。冗談も大概にしろよ!! そんな事をすれば、お前が組織から追われることになっちまうんだぞ!?」
「承知の上…元々、俺は誰かを上に頂く事は好かんのよ…“大いなる意思”だか何か知らんが…蘇る事ができれば、もはや用はない」
そうだ。
この男には前科があった事を、立花は今更の様に思い出す。
「貴様…何を企んでいる!? お前の目的は何だっ!」
「知れた事。ストロンガ―との決着! そのため現世に立ち返り、わざわざこうして出向いてきたのよ」
その時、表情を読ませないシャドウの瞳にちらり、と覗いた感情の片鱗を立花は見た気がした。
「しかし…お前一人で…」
???「一人ではない――」
闇の中、現われる二体の異形。
炎の仮面に白いマントを羽織った男。
殺人マシーンの異名を取る、GOD秘密警察第一室長。
―アポロガイスト
光り輝く銀の体。濁った輝きを讃えた緑の眼。
その体躯は仮面ライダーと呼ばれた戦士に酷似する。
―シャドームーン
「お・お前等…」
「急がねばな…我々とて、元あった任務を放って来ている」
アポロガイストが言う。
「フン…宮仕えとは哀しい性だな」
「――見ての通りだ、立花藤兵衛。我々は、己が宿敵とするライダーを倒すため、一時的に同盟を組んだ」
シャドウが告げる。
「結果的には、ライダー共を正気に戻すのが、我等の当面の目的だ」
「お前等、どうしてそんなにまでして―――」
立花は言いかけて、それが愚問だった事に気付いた。
「…洗脳を受け、元の人格を持たぬ傀儡[くぐつ]化した腑抜けに用はない。それだけだ」
「ブラック・サンは必ず、10人ライダーの自我を取り戻すためにやってくる…しかし、貴様を盾に取られ、更に奴等と戦い…挙句にブラック・サンが倒されることになれば…俺は生きる目的を失う!!」
100 :
以上、自作自演でした。:04/09/11 15:28:49
. |
>>1を
, - 、_.'⌒ヽ. | r‐┐r‐、ァァ r‐┐r‐┐ ┌‐u‐┐ー‐、 /1
., - ノ | | | | ヽ. . | || |_ [ _ ] `ー'.ノ |
( 、ー--j‐i' | |_.ノ|..ノ |_ノ |_.ノ└‐リ__ノ | ̄ .ノ @
( / Q Ql | ._ _____ _n_  ̄ n  ̄ ̄
.__ゝて __> | |.| └―, , ┘ニコ lニニ, lニニ .ニニl
( ( \ノノ / .|.| n // ^コ lニ^ (0 |
`て ヽ. i'._  ̄| 、ー'ノ ゙、`‐┐(o_,ヘ.〉 、ソ ◎
.'⌒i.、! ノ7lヽ |  ̄  ̄
l l|ヽ'ヽ'|| l r'て_
| |  ̄ ̄〉! /`r-='
103 :
以上、自作自演でした。:04/09/12 12:09:06
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***リヨン市・ICPO本部長官室***
金田正太郎長官、ユニコーン機関の“静かなる”中条静夫長官と
Gショッカーハンター(旧デストロンハンター)の佐久間ケン本部長の
報告を聞いている。
金田長官「フム……地球教の手は思った以上に連邦内に
食い込んでいるようだな……」
佐久間本部長「特に日本にいるヒーローたちへの締め付けが一段と
厳しいようです。このままでは……世界はグランショッカーと
地球教の陣地争いの場と化してしまいます」
中条長官「そうなれば、第三次世界大戦──いや、宇宙大戦の
引き金にもなりかねないでしょうな」
金田長官、椅子から立ち上がると窓から眼下を見下ろす。
金田「多くのヒーローたちが護り、築いて来た地球の……宇宙の平和を……
一部の連中のエゴで崩壊させるわけにはいかない。ましてや地球に、
宇宙の侵略者の汚名を着せることは阻止せねば……。政府や軍が頼りに
ならなければ、我々警察が人々を護る盾になるまでだよ」
佐久間「……。春麗捜査官はプリンセス・ユニオン、バーキン捜査官は
仮面ライダーたちと常時連絡をとってくれています。荒井捜査官も
日本にいる各科学者の方々に協力依頼を」
中条「ユニコーン機関のエキスパートたちもロンド=ベル隊と
合流して、地球教摘発の準備を進めております。これで
銭形幸一警部が協力してくれれば鬼に金棒なのですが……」
佐久間「難しいでしょうね。彼はアルセーヌ・ルパン三世一味の
逮捕に専心していますから」
金田「……場合によっては、彼らの力を借りることになるかも……な」
中条「金田長官……いくらマモーやカリオストロ伯爵、世界の影で暗躍していた
巨悪を倒した連中だからといって、今のご発言は少々不謹慎では……」
金田「フフフ、冗談だよ。引き続き、各捜査官にはヒーローたちとの
連絡を密にするよう言っておいてくれたまえ。それから、後で私から
剣首相にもお礼の電話を入れておこう」
中条と佐久間が退出した後、長官席に戻ってスイッチを押す金田長官。
机上の隠し扉が開き、中から一基のコントローラーが出てくる。
金田「……近いうちに、またお前の力を借りるかも知れないな、鉄人……!!」
***国会・正面玄関***
秘書官「総理、これからのスケジュールは、
官邸で駐仏大使との会食後……」
桃太郎「いや、俺はその前に西園寺老や警視庁の冴島総監とも話がある」
番記者「総理、一言お願いします!!」
国会の入り口で待ち構えていた番記者達が、桃太郎をどっと取り囲む。
番記者「今回の強化法はあまりにも過激で、先進民主主義国家の法とは
そぐわないとも指摘もありますが、そこはどのように!?」
桃太郎「私に言わせれば麻薬は人類にとって核兵器より危険な存在だ。
私は自分の持つ全戦闘力をもって、その全てを日本から消滅させる」
番記者「ではもう一つ……」
そこへ突然、番記者の一人に成り済まして近づいて来た不審者が、
短刀を振りかざして桃太郎に襲い掛かった!!
殺し屋「死ね――っ!!」
秘書官「そ、総理――っ!?」
桃太郎「フッ……」
桃太郎はラクラク指二本で刺客の短刀を受け止める。
殺し屋「うっ……!!」
桃太郎「そこいらの青ビョウタン政治家と一緒にするな。
伊達に男塾の血の海を泳いできた訳じゃねえんだ」
次の瞬間、桃太郎は刺客に強烈な蹴りを浴びせた。
殺し屋「ぐはあああっ!!!」
刺客は気を失ってダウンし、すぐにSPに取り押さえられた。
秘書官「そ、総理! お怪我は――っ!?」
桃太郎「ああ、なんともない」
SP「とりあえずお車へ!」
***西園寺邸***
西園寺実――――民自党最大派閥“西園寺派”の領袖にして、
日本政財界の重鎮である。
機械の解放のため、すべての生物を滅ぼそうと
地球に襲来した機械帝国ガルファの侵略に対抗するため、
地球防衛組織GEARを設立したのも、この人物である。
西園寺「剣君、先ほどテレビのニュースで見ていたが、
相変わらず無茶な事をしとるようだね」
西園寺老は、つい先刻に桃太郎が国会前で
暴漢に襲われた話をニュースを見て知っていた。
桃太郎「西園寺先生にも見られてしまいましたか。いや、お恥ずかしい限りです」
西園寺「くれぐれも身辺には気をつけてくれたまえよ。君こそは
この日本には必要な男なのだ。ところで江田島先生はご壮健かね?」
桃太郎「達者でおります。いつでも男塾OBの総力を挙げて“シャドー・ガバメント”を
壊滅させると申しております」
西園寺「それは心強い。しかし相手は、シャドー・ガバメント(shadow government)
……影の地球連邦政府か」
桃太郎「現在ダカールの地球連邦政府や軍を牛耳っているティターンズや
ブルーコスモスはあくまでも表の顔に過ぎません。裏の顔は地球教を頂点とし、
陰謀とテロリズムで地球上の政治・経済を操る巨大な暗黒組織なのです。
俺の目的はそれを完膚なきまでに叩き潰す事です」
西園寺「それはあまりにも危険だ。これまでも地球教の闇に立ち向かった
良識ある政治家が幾人も志し半ばで凶弾に倒れてきた。まず不可能と見ていいだろう」
桃太郎「その不可能を可能にする者たちが、この日本にはいます。その中には
大変恐縮ながら、先生のお嬢様やお孫さんも含まれておりますが……」
西園寺「確かに……彼らヒーローたちなら、やってくれるかもしれんな……」
***警視庁・総監室***
桃太郎はその足で警視庁の冴島総監のところに寄った。
冴島「総理、麻薬及び覚醒剤取締強化法案の衆議院通過、まずは何よりです。
これで地球教の主要な資金源の一つである麻薬を、日本から根こそぎ排除できます」
桃太郎「昨日金田長官とも電話で話したが、ICPOと協力しての
地球教団の合同捜査はどこまで進んでいる?」
冴島「それがまだ日本支部の所在も、責任者の司教の名も判明しておりません」
桃太郎「………」
冴島「しかし世界各国に支部を持つ彼らのやり口は全て同じです。
地球教はその国の権力者と手を組み、布教活動を展開します」
桃太郎「政治家か」
冴島「はい。宗教は何よりも金になります。そして政治に金はなくてはならぬもの。
今回の衆院選においても莫大な金が動きました。中でも異常とも思える額の
金をばら撒いたのが……」
桃太郎「民自党内きっての若手エース、白河尚純。派閥の若手全員を当選させ、
返り咲かせた……」
冴島「内調のOBでもある白河は、今でも自衛隊や警察方面に絶大な影響力を保持し、
昔から何かと黒い噂のある男です。」
桃太郎「これまでも大きな疑獄事件の裏には、必ず白河の存在があると言われてきたが、
巧妙に立ち回り、その追及をかわしているからな………」
冴島「総理、余計な事かもしれませんが、身辺の警護にはくれぐれもご注意を。
白河代議士はかっての“アギト対策法案”を成立寸前の所で総理の貴方に潰された事で、
貴方に恨みを抱いているという噂を今でも耳にします……」
桃太郎「………」
***警視庁・総監室奥の秘密会議室***
夜──病院に副総監を見舞った後、帰庁した冴島総監は、
直ちに(秘密裏に)信頼出来る各セクションの責任者たちを
集めた。
田中捜査一課長、特命刑事機関=ASの通称「暗闇指令」と
新田警部、0課装甲警察部隊=ZACの織田キャップ、
特別科学捜査室の「オヤジさん」こと芝室長、
未確認生命体対策班=SAULの小沢管理官(西ロンドン大学より再任)、
勇者警察=ブレイブポリス隊長(ボス)の友永警部、
対妖魔特殊警察=AMP(ATTACKED-MYSTIFICATION-POLICE-DEPARTMENT)の
ラリー・シャイアン署長、
そしてレスキューポリス3チームを統括する正木・桂木の両本部長と
東副総監に次ぐ存在の機動刑事セクション総責任者・柳田警視監……。
友永勇太「東副総監が襲われたって本当なんですか!?」
冴島「ああ……運転手は殺害され、副総監自身も
かなりの重症を負ったが、とどめを刺される前に
ヒーローの誰かが助けに入ってくれたらしい。犯人2名は現在も逃走中だ……
目撃者によると、副総監の車のウインドウに飛び込み、そのまま
消えたらしい……明らかに人間ではない姿をしていたそうだ」
織田「何らかのトリックでしょうか? あるいは次元侵略者……」
冴島「目撃者の一人が、携帯電話のカメラでその姿を写していた。これが
その映像だ」
照明を落とした部屋の壁に、画像が映し出される。ぶれていてハッキリとは
しないが、巨大なハサミを持った黄色い異形の姿が2つ……。
冴島「東副総監の意識が回復すれば、もっとハッキリしたことが分かるだろうが
……」
正木「総監、各方面に聞き込みをかけてみましょう。どこかの組織の怪人ならば
戦ったことのあるヒーローがいるかも知れません」
冴島「ああ……だが」
新田「……どうされました?」
冴島「捜査は秘密裏に行ってもらいたい……そのために諸君等の協力が
必要不可欠だ」
暗闇指令「……獅子心中の虫が庁内にいる、と?」
冴島、残念そうにうなずく。息を飲む一同。
ラリー「ここにいる私たち以外……」
芝「一体誰が……?」
冴島「野上警部や東条広域捜査官が既に動いてくれているが……
諸君はダッカーの総統D・神竜伸介のことを覚えているね?」
桂木「ICPOの捜査官でありながら、犯罪組織の黒幕でもあった
男……同じような人間が警視庁の中にもいると?」
冴島「私も、出来ることなら部下を信用したい……だが、ここ数ヶ月の
情報流出や一連の不祥事……何かがこの庁内で行われている気配を
感じるのだよ」
一同「……」
その場の誰もが口には出さないが、ある教団の名を思い出していた。
冴島「ICPOの金田長官も、全面協力を惜しまないとおっしゃって
下さっている。我々としても、このまま手をこまねいているわけにはいかん。
……諸君、この冴島に命を預けてくれるか!?」
出席者の全員、立ち上がる。その場に、言葉はいらなかった。
***捜査一課***
田中課長が戻ってくると、一人パソコンの前で作業をしている男がいた。
北條透警部補だ。
田中「おや、今夜の当直は君だったか?」
北條「ええ、佐々木さんは急用が出来たとかで、私が代わることに
なったんです。データの整理もありましたし。──課長はどちらへ?」
田中「ん? ああ、ちょっとな。ワシはこれで帰るから、後は
頼んだぞ」
北條「はい、お気をつけて……」
田中課長、一瞬鋭い視線を北條に送るが、そのまま出て行く。
パソコンから顔を上げ、見送りながらニヤリと笑う北條。
北條「また、あの探偵事務所へお寄りになるんですね、課長……」
***東京郊外***
修道院風の建物──全次元・全宇宙の姫君や令嬢たちが
ヒーローたちの一助にならんと結成した組織、プリンセス・ユニオン
(PU)の日本支部である。現在では身分や出自を問わず、女性戦士や
ヒーローと関わりを持つ女性たちの連絡拠点兼サロン(笑)の機能も
果たしていた……。
(以下の会話はフランス語で行われているものとお思い下さい)
レミー島田「(写真を見ながら)……ふうん、銅像をねぇ」
マリア・ルイゼ「ええ、民衆のために戦った3人の女剣士──
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ、シャルロット・クリスティーヌ・コルデ、
そして“ラ・セーヌの星”の像を建立することになりましたの」
フランソワーズ・アルヌール「……フランスの女の子たちなら、誰でも
一度は憧れたことのある人たちね。……でもいいのかしら、PUで
王制を打倒したフランス革命の話をしても」
イワン・ウイスキー「大丈夫だよ、フランソワーズ。PUメンバーの
お姫様たちは、みんな心の広い人たちだから……ボクが保証する……」
マリア・ルイゼ「ええ、私も貴族の血を引いていますけれど、自由と
平等の大切さを忘れないためにも必要なことだと思っていますわ」
レミー「……ところで、エリカさんからその後連絡は?」
マリア・ルイゼ「いいえ、何も……。グレース・マリア殿下は
デューク殿下と半ば軟禁状態に置かれていますし、シーラ殿下や
エレ殿下、アメリア殿下やレオナ殿下も連邦当局の監視が厳しくて、こちらには
なかなか来られないようですわ。ラクスさんやカガリさんも……」
***東京都・立花レーシングクラブ***
白いカウルが特徴的なバイクが一台、店の前で止まった。
マシンを降りた乗り手がヘルメットを取ると、精悍な男の顔が現れる。
IQ600の頭脳を持つ青年科学者にして世界有数のオートレーサー、
本郷猛その人であった。
立花藤兵衛「猛、お客さんだぞ」
本郷を待ち受けていたのは、背広姿の理知的な男──
本郷「……やあ、ハヤタさん、お久しぶり!」
ハヤタ「本郷さんも元気そうで何より……!」
笑顔で肩を叩き合い、握手する2人の男。
幾度となく人類の危機を救ってきた、歴戦の勇者同士の再会であった。
***同・2階***
本郷「チャータムが地球教に!?」
ハヤタ「ああ、まだ確証は持てないが……他にもティターンズや
警察の強硬派が動いているようだ」
本郷「……それで、彼女の連れて行かれた先は?」
ハヤタ「つい先刻、ダンのところに連絡があった。何とか収容施設を
逃げ出せたらしい。郷とゲンが合流した後、安全な場所に
かくまう段取りになっているんだ」
本郷「……そうか(安堵)。俺の方にも滝から連絡があったよ。
北米でアムロ・レイ大尉と落ち合う予定とのことだ。消息不明の
鉄也くんやゲッターチームを捜索するために現地のみんなと連絡を
取り合うと……」
地球教とグランショッカー……人類の内と外から迫る脅威に対し、
ヒーローたちは秘密裏に連絡を取り合い、結束を固めていた。
地球教の差し金で、自らの職務に忠実なだけの人々と
戦わざるを得なくなるかも知れないことに苦悩しながら……。
ハヤタ「……今度は悪い知らせだ。……SB社に、早瀬五郎らしき人物が
入社したらしい」
本郷「……!! 早瀬が……」
早瀬五郎。滝と並んで、本郷猛の良きライバルだったレーサー。本郷への嫉妬と
勝利への渇望が、秘密結社ショッカーの門を叩くきっかけとなった男……。
怪人さそり男として本郷=仮面ライダー1号に敗れた後、強化再生改造を
受けて毒サソリ男にパワーアップ、地底怪獣ガドラスを操る二面作戦で
1号を窮地に陥れたものの、ハヤタ=ウルトラマンの協力により
(それが2人の出会いであった)再び塵と消えたはずだった。それが……。
なりきりではないけどキャラネタではあるよな。
頑張れ。
***北米某所***
荒野の中に、一台のヘリが停まっている。その前に佇む
2人の男──FBIの滝和也捜査官とロンド・ベル隊の
アムロ・レイ大尉だ。
土が小高く盛り上がっている場所があり、アムロはそこに
花束を静かにおいた。
アムロ「すまないね、滝さん。北米に来た以上、一度ここに寄って
おきたかったんだ」
滝「いや、そりゃ構わんが……なあ、聞いてもいいか?」
アムロ「……イセリナ・エッシェンバッハ。前のNY市長令嬢の
墓だよ。NYにある墓の下には、誰も眠っちゃいない」
滝「……! そんな娘の墓が、何でこんなところに……!?」
イセリナ・エッシェンバッハは一年戦争の混乱期に失踪し、
そのまま死亡認定を受けたはず……日系アメリカ人である滝も、
ジオン軍に占領されている頃のことはよく覚えていた。
アムロ「彼女の素性を知ったのは、一年戦争が終わった後さ。
恋人だったガルマ・ザビの仇を討とうとして……俺たちが
死なせてしまった……」
滝「……」
アムロ「復活したティターンズ……地球教が俺たちの前に差し向けて
来るのは、命令通りに動かざるを得ない兵士や警官たちかも知れない。
あるいは死んだ者の家族、純粋培養された無垢な暗殺者たち……」
滝「……だが、それでも俺たちは……やらなきゃならん。
『あいつら』だってそうさ。大首領の野郎が生み出した、そして
『あいつら』が倒した無数の改造人間にだって、家族や友人や恋人は
いただろうよ」
アムロ「……分かってるさ、滝さん。戦いを終わらせるために、俺たちは
全力を尽くすしかない……そうだろ?」
滝「……ああ」
アムロと滝、花束を置いた場所に対ししばし黙祷。
滝「……行くか。第七艦隊の司令官殿をそうそう待たせるわけにも
いくまい」
アムロ「セイラさんを無事宇宙に上げてくれたお礼も言わなくちゃな。
彼女に万が一のことがあったら、シャアに合わせる顔が無いし……
アクシズ落としほどじゃ済まないだろうから」
ヘリが去った後、荒涼とした大地には花束だけが残されていた……。
***日本国内の某温泉郷・露天風呂***
江田島「フフッ…まさに極楽とはこのことだわい」
のんびりと湯に浸かっているのは、日本の現内閣総理大臣・剣桃太郎の恩師にして、
日本の首領(ドン)と呼ばれるその隠然たる勢力は今も衰えを知らない、
男塾塾長・江田島平八その人である。
???「同感です。自分が俗世の人間だということさえ忘れるような……」
江田島「……?」
白河「お初にお目にかかります。私、衆議院議員、白河尚純と申します」
突然現れた白河は、遠慮することなく湯に入り塾長に近づこうとするが……
富樫「出直してきてもらおう。塾長は約束の無い者とお会いにはならん」
江田島「フフフ、構わん富樫。白河尚純といえば今をときめく
政界のニューリーダーよ。わしも折あらば一度会いたいと思っていたのだ」
白河「君、聞いてのとおりだ。その手を放したまえ」
自分を止めようとした富樫の手を振り払う白河。
江田島「このわしに何か用か?」
白河「ハイ、単刀直入に申し上げます。貴方の力を必要としています」
江田島「わしの力…?」
白河「平成維新実現のために働いてもらいたいのです。私の部下の一人として……!!」
江田島「………」
富樫「な、なにっ!?」
白河「貴方はあらゆる分野のトップと強力なコネを持っています。
その多くは貴方が塾長をしていた男塾の卒業生たち。出来れば彼等も
私の部下として使いたいのです。貴方の命令とあらば否応ないでしょうからね」
白河の頭部に銃口を向ける富樫。
富樫「正気か貴様……。もう一言抜かしたらこの頭吹き飛ばしてやるぜ!!」
白河「君に私が撃てるかね?」
富樫「なんだと…!!」
白河「さあ、引き金を引いてみたまえ……」
富樫「こ、これは……!? ……うおっ!!」
白河の眼力に操られ、なんとその手に持っている銃を自分の頭部に向けてしまう富樫。
富樫「う、腕が勝手にーっ!!」
白河「君はもう動けん。しばらく大人しくしていてもらおう。
いかがですかな、江田島先生」
江田島「フフフ…なかなか芸達者だわい。それは地球教の妖術か何かか?」
白河「さすがは江田島先生。いかにもこれは神が私に授けた奇跡の力です。
神は私に天命を与えたのですよ。この日本を救済せよと」
江田島「大した自信だな。だがこの江田島、今まで星の数ほど男を見てきた。
一度会えばその男の器がわかる。そしてその器の中身までもな」
白河「………」
江田島「貴様には一つ欠けておるのだ。人の上に立つ者にとって
一番重要なものが……」
白河「ほほぅ……それは一体何ですか?」
江田島「男の愛嬌だ。政治家だろうがサラリーマンだろうが、
これのない男は大成はせんよ」
白河「フッ…男の愛嬌ですと? もう少し詳しくお聞かせ願いたいですな」
江田島「言っても貴様には無駄だ。男二人の風呂に前を隠して入るような奴には
わからん話なのだ」
白河「……つまりそれが貴方の答えという事ですね」
江田島「そうだ。わかったらさっきの芸をわしにも使ってみるがいい。
貴様は今までそうして人を操り人形にして来たんだろうが?」
白河「仕方ありません……」
富樫「じ、塾長――っ!!」
白河「 ハ ア ア ア ア ――― ッ ! ! ! 」
http://www.moebbs.com/test/read.cgi/oosaka/1072373668/713 白河「………!!」
江田島「フフフ…これが地球教の言う神とやらの力か?
わしのオツムはピンピンしておるぞ」
白河「バカな! こんなことが! 私の念を上回る精神力で
自我を防衛したと言うのか!!」
江田島「ワッハハハ!! 精神力だと!! そんな気の利いたものではない!!
わしの気はアッチにあっただけの話だ」
白河「……!?」
塾長の指差す方向には、なんと女湯が……!!
江田島「いい眺めじゃ。煩悩に勝る精神力はあるまいて!」
白河「今回はどうやら私の負けのようですな。またお会いしましょう江田島先生。
その時までに私は貴方の弟子達全てをこの日本から一掃しておくつもりです」
127 :
以上、自作自演でした。:04/09/21 11:17:22
そして、数日後……
***江田島平八邸***
桃太郎「そうですか……。白河が塾長に直接仕掛けて来ましたか」
江田島「まあ、その場はしのいだがな。まったく喰えん奴よ。
かってわしの見たどの器にも分類されん男だ」
富樫「信じられねえ能力を持ってやがる。奴にひと睨みされた途端、
操り人形になっちまうんだ。俺はそれでひでえ目に遭わされたぜ」
江田島「どうするつもりだ、剣? 奴の一番の狙いは貴様だ。
貴様を総理の座から引き摺り下ろす事にある」
富樫「奴は塾長の洗脳に失敗しても笑ってやがった。
おまけに帰り際に捨て台詞まで置いて行きやがったんだ」
桃太郎「フッ…我々への宣戦布告か」
>>122 喫茶「花鶏」
戦いが終わり、全てが元どうりになった世界。時計の針は3時を指している。
午後の昼下がり、窓からは陽光が差し、室内を照らす。客はほとんどおらずがらんとしている。
中にいるのはこの喫茶店のマスターと二人の従業員だ。
カラァン・・・
ベルが鳴りドアが開くと、そこには紳士風の人物が立っていた。旧世紀の貴族のようなかっこをしていた。
信司「いらっしゃいませ。ささ、お好きな席へどうぞ」
???「君は城戸信司くんだね?それにそこの君は秋山連。」
信司「たしかにそうですけど・・・なんですか?」
突然の質問に戸惑う信司。騒ぎを聞きつけ連がつめよる。
連「なんだ?」
???「伝言を預かっている。君たちがよく知っている人物だ。」
そういうとその男は一枚の手鏡を取り出す。二人はそれに目を向けた瞬間・・・
連「!!!?」
信司「うわぁ!・・・」
???「・・・」
あたりを光が包み込み、連と信司の姿は鏡の中へ消えていた。
???「さてと・・・マスター、オレンジペコをもらえないか?」
沙奈子「はーいすこしおまちください。」
>>119 連「っ・・・ここは?」
信司「なんだ・・・ミラーワールド?」
周りの景色は全て鏡に映したようになっている。そう「ミラーワールド」だ。
連「城戸、とりあえず変身だ。このままじゃやばい。」
信司「お、おう!」
二人は懐のデッキを取り出し、仮面ライダーに変身する。
騎士「・・・とにかく出るぞ。」
龍騎「あぁ、あの変なヤローがなにかしやがったんだ。あとで問いただしてやる。」
突然周りが暗転し、維持現に繋がる。そして一人の人影がこちらに向かってくる。
黄金色の体にステッキを持っている。そのシルエットはまさしく仮面ライダーである。
龍騎「・・・オーディン!?神崎か!」
騎士「なんのようだ?あの男はお前の差し金か?」
オーディン「新たな戦いが始まろうとしている。」
騎士「たしかに・・・地球教は前より一層力をつけおり、プラントや連邦は不安定な状況にある。
しかし、それが俺たちに関係あるのか?」
龍騎「そ、そうだ!俺たちは今はもう関係ないんだ!」
オーディン「・・・城戸信司。」
龍騎「な、なんだよ・・・」
オーディン「リュウガが動き出した。」
二人「!!?」
オーディン「・・・戦え」
龍騎「お、おい・・・ちょっとまて!!どういうことなんだ!!なんであいつがまた・・・くそぉっ」
オーディンは消えるように立ち去っていった。いつの間にか彼らも花鶏に戻っていた。
???「戻ったかね?」
信司「あんた・・・なんか知ってんだな?教えろ!」
オレンジペコを飲んでいる先ほどの男を問いただす。
トレーズ「・・・私の名はトレーズ・クシュリナーダ。君たちにはやってもらいたいことがある。
あとでこの場所まで来て欲しい。もちろん、ミス神崎もご一緒でね。」
そういうとトレーズは置手紙を置いて去っていった。
***東京・九段下・OREジャーナル***
大久保大介編集長「ささ、狭いところですがどうぞどうぞ……めぐみ、お茶!」
一文字隼人「いや、おかまいなく。どうでした、この前の写真?」
大久保「いやもう、我が社始まっての大反響で……これもお2人のおかげ、この
大久保大介……心から感謝いたしております」
2人の来客に向かって深々と頭を下げる大久保編集長。
浅野めぐみ(お茶を出して応接室から戻って来る)
「あの人たち、そんなに有名なの?」
島田奈々子「……一文字隼人、瀬川耕司。それぞれ世界の紛争と
環境問題を得意とするフリーカメラマン。何故かどちらも年齢不詳……」
瀬川「……ところで、城戸くん……は?」
大久保「今はおりませんが……まさかお2人に何か粗相でも、あのバカ……!」
一文字「ああいえ、ちょっと取材に人手が足りなくて、お借り出来ないかと……」
瀬川「いいのが撮れたら、もちろん貴社に優先的に送らせていただきますから」
大久保「桃井も今は取材で関西に行ってますし……もう、あのバカで良かったら
いくらでもこき使ってやってください、ハハハ……」
***レストラン「AGITO」***
入口に下げられた「貸切中」の札。
津上翔一「はい、お待ちどう様です」
四人がけテーブルに座った一文字と瀬川の前に、入れたての
コーヒーが置かれる。
一文字「うん、うまい……立花のおやっさんも褒めてたよ、君の腕は」
翔一「おそれいります。……ところで、氷川さんから送られて来た
写真というのは?」
瀬川「ああ、俺たちも色々補整をかけてみたんだが……まだハッキリしないんだ」
東副総監襲撃時の写真を大きく引き伸ばしたものが、翔一に手渡される。
翔一「僕にも見覚えはないですね……少なくともアンノウンじゃないと思います」
一文字「そうか……となると残るは……」
翔一「城戸君たちですか……」
瀬川「俺たちと違って、変身しなければ生身の彼らをまた巻き込むのは
本意じゃないんだが、せめて手がかりだけでもな……」
ミラーワールドが閉じられ、13人のライダーたちも記憶を失う代わりに
復活……普通の暮らしに戻ったはずだった。ある事件でミラーワールドの
戦いを知った1号からアギトまでの歴代仮面ライダーも、彼らの幸せを
祈りつつ(浅倉や須藤、芝浦や東條の罪も無かったことになっているようだ)
世界各地でスマートブレイン海外支社のオルフェノクと戦い、
日本のファイズたちを影ながら支援していたのだ。
しかし……平穏な日々は長くは続かなかった!
一文字「驚いたよ……城戸君から連絡があった時は」
瀬川「何者かがカードデッキを送りつけて……受け取った
瞬間記憶が戻ったって言ってましたよね? 神埼の意思は浄化された
はずじゃなかったのか……」
翔一「グランショッカーが何か企んでいるのか、それとも……」
???「今帰ッタヨ〜〜」
窓から勢いよく飛び込んで来たのは、瀬川の相棒であるミュータントバッタ・
ベリー。
瀬川「ああ、おかえり。どうだった?」
ベリー「急イデファイズヲ、聖ナル海ノ洞窟ヘ!! アマゾンモ
RXモ、クウガモ向カッテクレテルヨ。アギトモ早ク!!」
136 :
以上、自作自演でした。:04/09/24 11:28:17
***新宿・海堂医院・診察室***
ベッドに寝かされている、乾巧。
横では院長である海堂博士がカルテを書いている。
巧、憔悴しきった様子で目を開ける。
巧「……先生」
海堂「何かね?」
巧「……俺はあと……どのくらい生きられそうなんだ?」
一瞬の沈黙。
海堂「私は隠し事がニガテでね……このままだと、あと一週間
もつかどうか……」
巧「……そうか」
海堂「……だが、今大事なのはデータじゃない。君自身が生き続けたいか
どうか、だよ。人間として」
巧「……」
海堂「今ここで君を死なせたら、甥の直也が迷惑をかけた分の
お詫びも出来ない……私も医者として、全力を尽くすつもりだ」
***同・待合室***
何人かの男女、診察が終わるのを待っている。
ナース服姿の一条ルミが、点滴の道具や薬ビンを抱えて入室。
園田真理「あの、巧は……」
一条ルミ「今は落ち着いてます。大丈夫ですよ」
オルフェノクとして覚醒した乾巧の肉体は、能力を使いすぎたこともあり
日毎に衰弱の度合いを深めていた。風谷真魚の治癒能力をもってしても
その進行を止めることは出来ず、たとえパーフェクトサイボーグに改造したと
しても脳細胞の死までは止められないという結論が出されていた……。
菊地啓太郎「きっと元気になるよ、あいつなら……」
がんがんじい「そや、希望を捨てたらあかん……ライダーのみんなも
巧はんを助ける方法を探して駆けずり回ってくれてるところやで」
真理「……でも、どうしてみんな、巧のために?
……巧も『仮面ライダー』だから? あたしと出会ったばっかりに、
死んだあたしを助けるために、あんなにボロボロになるまで……
この上まだ、元気になって戦わなくちゃいけないの? そんなの……」
啓太郎「真理ちゃん……!」
???「仲間、だから助けるんだ。その後は……彼自身が決めればいい」
ドアが開き、南光太郎と志度敬太郎博士が入って来る。
がんがんじい「光太郎はん、博士!」
光太郎「山本さんと五代くんが、アマゾンにある地空人の神殿から『生命石』を
採って来てくれたよ……地空人たちも、使用を快く承知してくれた」
光太郎、手にしたジェラルミンケースを開けてみせる。明るい緑色を湛えた
美しい水晶のような石が四つ、不思議な輝きを放っている。
光太郎「古代の地球にも、オルフェノクへと進化した人たちがいたそうだ。
……彼らが急激な肉体崩壊を抑えるために使っていたのがこの石らしい」
志度博士「地空人の話では、聖なる海の洞窟で四人の古代戦士が
エネルギーを与えつつ心臓に埋め込む手術……儀式と言った方がいいかも
知れんな……が必要とのことだ。現地に機材を持ち込んだ上、
執刀は私と海堂博士、それに本郷君と結城君を助手に行う」
啓太郎「……それじゃ、巧は助かるんですね!」
真理「……(安堵と不安の入り混じった表情)」
ルミ「でも、4つも埋め込まないと駄目なんですか?」
光太郎「いや、残り3つは別の、心優しきオルフェノクに与えて欲しい……
地空人たちがそう言ったそうだ」
啓太郎(……結花ちゃん……もし黄泉還ってくれていたら……)
光太郎「さあ、急ごう。巧君はライドロンで運ぶ!」
がんがんじい「善は急げや、行くで〜〜〜〜!!」
***レストラン「AGITO」***
一文字「よし、我々も出発だ」
立ち上がる3人……が、にわかに照明が落ち、
昼間にもかかわらず暗闇に包まれる店内!
瀬川「!?」
翔一「感じます……何かが近くにいる!」
???「ボーマー……、貴様たちはここで死ぬのだ!!」
???「カガーッ!! 目的地には行かせん!」
窓を破って投げ込まれる物体──手榴弾だ!
閃光……そして爆発!! 木っ端微塵に吹き飛ぶレストラン「AGITO」!
もちろん、周囲にいた人や車も無事では済まず……。
***近くのビル・屋上***
地上に飛び交う悲鳴や怒号を見下ろしながら笑う2体の怪人。
片方は全身から手榴弾をぶら下げ、ピンを模した肩当を付けた
ムササビの化け物、もう片方は鋭い牙と輝くウロコ、胸に鉄の扉を
持つ半魚人だ。2体ともサソリを模したマークをベルトのバックルに
付けている。
「ボーマー!! この超デストロン怪人ムササビグレネードと」
「カガーッ!! 同じくカガミピラニアが仮面ライダーを討ち取ったぞ!」
???「ハハハ……それはどうかな?」
???「よくも店を壊し、みんなを傷つけたな!!」
「何っ!?」と振り返る2体の怪人。
一文字隼人、瀬川耕司、津上翔一の3人が無傷で立っている……!!
ムササビグレネード「き、貴様ら……」
一文字「あいにくだったな……そうやすやすとやられる俺たちではない!」
ベリー(飛来)「警察ニ通報シタカラ、スグニG3−Xヤレスキューポリスガ
来テクレルヨ」
瀬川「行くぞ、グランショッカー!」
タイフーンが、Jスピリットが、オルタリングが光を放ちながら回転する……。
「 変 身 !」
風の勇者が、大地の化身が、光の申し子が……怪人たちの前に立ちはだかった!
カガミピラニア「お、おのれ仮面ライダー!!」
2号「YES、仮面ライダーだ! 大自然の使者、正義の味方……
そして貴様たち歪んだ文明の悪魔『グランショッカー』の……破壊屋
(クラッシャー)だ!!」
J「アギト、君はベリーと聖なる海の洞窟へ急げ! 乾くんのことを頼むぞ……!」
アギト「わかりました、必ず! ハァッ!!」
ビルから飛び降り、マシントルネイダーにまたがって発進するアギトと
先導するベリー。
***聖なる海の洞窟***
NR@政宗一成
「かつて──南光太郎・仮面ライダーBLACKを死の淵からよみがえらせた
聖なる海……ここでまた、1人の若者を救うための儀式が始まろうとしていた」
停車したライドロンから降りる南光太郎。既に4人の男がそれぞれの
マシンと共に彼の到着を待っていた。
本郷猛、結城丈二、アマゾンこと山本大介、五代雄介。光太郎と
目を合わせ、うなずきあう。
***同・洞窟内***
手術台と器材、無菌テントが運び込まれ、その中に寝かされる巧。
周囲には白衣姿の志度・海堂両博士と本郷、結城の姿。
更にテントを囲むようにして立つ仮面ライダーアマゾン、
BLACK RX、クウガ。
RX「アギトの到着が遅れている……何かあったのか?」
クウガ「……来てくれたみたいですよ」
アギト「遅くなってすみません……グランショッカーの怪人が
出たんです。一文字さんと瀬川さんが戦ってくれてます」
本郷「やつらめ……移植を急ぎましょう博士、ここもいつ狙われても
おかしくない」
結城「翔一くんも早く持ち場に!」
アギト、うなずくと他の3ライダーと四方からテントを囲む。
巧「……」
執刀開始……!
142 :
以上、自作自演でした。:04/09/27 11:22:51
***郊外・無人の工事現場***
街中に被害が広がらないよう、敵を誘導してきた
2号とJ。
群がるデストロン戦闘員たちを蹴散らしていく。
ムササビグレネード「ボマー!! 死ねえ!!」
カガミピラニア「カーガーッ!!」
上空からムササビグレネードの投げつける手榴弾の雨、爆発の嵐!!
カガミピラニアのウロコカッターをかいくぐり、ジャンプするJ。
J「トオッ!!」
空中でムササビグレネードを捕まえ、組み合いながら落ちてくる。
J「Jフライングボム!!」
大地のエネルギーを引き出し、重力を味方につけることの出来るライダーJの
高空パワーボムが決まった!!
ムササビグレネード「ボ……ボ〜マ〜……こうなったら自爆してやる〜〜」
2号「そうはいくか、ライダーきりもみシュ──ゥト!!」
ムササビグレネード「ボ〜〜〜〜マ〜〜〜〜!?」
2号を道連れにしようと組み付いたが、逆に上空高く投げ飛ばされ──
そのまま大爆発するムササビグレネード。
J「あとはお前だけだ、カガミピラニア!!」
カガミピラニア「カーガー!! 他のライダーたちも俺の兄弟たちが
始末しているころだ……貴様らも死ね〜〜〜!!」
カガミピラニアが胸の扉を開くと、出現する鏡面。
カガミピラニア「必殺・ミラー封印!!」
2号・J「うわあっ!?」
鏡が閃光を放ち、2号とJの姿を吸い込んでしまった!!
カガミピラニア「……そのまま粒子化して消えるがいい、
ミラーワールドの閉鎖空間でな!!」
***聖なる海の洞窟前***
どっかりとあぐらをかいて洞窟入口の前に座っているがんがんじい、
その横で(野球のプロテクターやら何やらで武装?した)不安そうな啓太郎。
がんがんじい「啓太郎はん、怖かったら少年ライダー隊本部に帰っても
ええんやで。ルミはんも真理はんもそこにいるはずや」
啓太郎「そんな……俺だってたっくんを守るよ」
???「……ここだな、乾巧の手術を行っているのは……」
がんがんじい「だ、誰や!?」
啓太郎「ひい、オ、オルフェノク!?((((;゚Д゚)))」
がんがんじい「ち、違うで、グランショッカーのか、怪人や!!((((;゚Д゚)))」
腰を抜かした2人の前に現れる異形の姿……エリマキトカゲの怪人と
姿見鏡に手足をつけたような怪人だ。
がんがんじい「お、お前は……確か洋はんがやっつけたはずの……!?」
「超ネオショッカー怪人・カガミトカゲJr.! 母カガミトカゲの
無念を晴らすために来た!」
「超ジンドグマ怪人・ビカミラー! 我ら三つ子のカガミ3兄弟、
仮面ライダーを倒す!!」
2大怪人の魔の手が、がんがんじいと啓太郎に迫る!!
???「待てぇ!!」
カガミトカゲJr.「な、何者だ!?」
がんがんじい「洋はん、一也はん! ゚(゚´Д`゚)゚」
岩場の上に立つ筑波洋と沖一也!
ビカミラー「貴様達はスカイライダー、スーパー1!! ちょうどいい、母の
仇を探す手間が省けたわい!!」
一也「手術の邪魔は俺たちがさせん!」
洋「いくぞグランショッカー! スカァイ!!」
一也「変身っ!!」
手術を成功させるため、スカイライダー&スーパー1と
カガミ兄弟の戦いがはじまった!!
***聖なる海の洞窟内***
酸素マスクを被せられ、目を閉じている巧。
オシログラフが規則正しく動いている。
ギギの腕輪、キングストーン、アマダム、ワイズマンモノリスの光が
常時生命石にエネルギーを送り込み続ける……。
***東南大学・物理学研究所***
桃太郎「時空……クレバス!?」
一の谷博士「さよう……いわば我々の住む世界と、異世界とを
つなぐ『穴』じゃな」
科学省長官・お茶の水博士の紹介で日本有数の天才科学者・
一の谷博士を訪ねている剣桃太郎。
一の谷「ワープ航法やタイムトンネル自体は既に実用化されているが、
……この時空クレバスの厄介なところは時と場所を選ばず、
宇宙のどこにでも突如出現することでしょうな」
桃太郎「博士、一連の黄泉還り事件とも関係が……」
一の谷「そこまでは何とも言えんが、原理的にはヤプールやクライシス、
バイラムといった次元侵略者の移動手段……根源的破滅招来体のワームホール、
バダンの時空魔法陣、それに……神崎士郎という男のミラーワールド開閉手段と
同じものであることは間違いありますまい」
桃太郎「我々の友ではなく、敵も呼び寄せてしまう可能性もあると
いうわけですか……」
一の谷「ところで、惑星Ziの人たちは今どこに? ワシも今まで色んな
怪獣や宇宙生物を見てきたが、ゾイドだけは未見でしてな。
ぜひ拝見したいものです」
桃太郎「それなら、さる筋から連絡がありました。地球圏に残っている、最も
信頼出来るチームの一つに動いてくれるよう依頼しておいたと……」
桃太郎、窓の外から宇宙(そら)を見上げる。
桃太郎(ブライト艦長、恩に着るぜ……いつかは共に……)
桃太郎の心情を知ってか知らずか、お茶をすすり
つぶやく一の谷博士。
一の谷「あの忌まわしいグリプス戦役で旧ティターンズが地球圏を
支配したときは酷いものだった……友好的な惑星も次々一方的に断交され、
地球にいる異星移民たちも迫害を受けた。その時のわだかまりは今も銀河系に
残っている……」
桃太郎「復活したティターンズに同じことはさせませんよ、決して……
俺が……俺たちが……!!」
***麓の洞窟の中***
焚き火をしながら、傷ついた勇治を介抱する花形。
木場「あ、貴方は…!?」
花形「気がついたか」
木場「申し訳ありません。せっかく盗み出した帝王のベルトを
また奪い返されてしまいました……」
花形「焦るな。今またスマートブレインは再び、オルフェノクによる世界支配を
目論む村上の一派によって牛耳られた。その村上の背後には
グランショッカー三柱の至高邪神が控えている」
木場「僕がスマートブレインの社長になった時に、あんなことしていなければ…。
僕は結果的に貴方の期待を裏切ってしまった……」
今更ながら、一度はナチュラルとの共存に絶望したスマートブレインの社長時代に
犯してしまったことを悔やむ勇治。
花形「気にすることはない。私は時が来れば必ず君が復讐を捨て
人間としての心を取り戻してくれると信じていた。
そして、事実そうなった」
木場「花形さん…」
花形「傷が癒えたら、すぐにでも聖なる海の洞窟へ向かいたまえ」
木場「聖なる海の…洞窟…?」
花形「古代の地球にも、オルフェノクへと進化した人類が存在した。
オルフェノクの王の力に頼らずとも、急激な肉体崩壊を抑える方法がある」
木場「そんな方法があるんですか!?」
花形「志度博士にはすでに話を通してある。乾巧…彼もまたそこにいるはずだ」
木場「乾君が……」
〜サイド3宙域〜
旅客用スペースシャトル内部
トレーズの手紙にあった場所、ジオン共和国首都ズム・シティへ向かうシャトルである。
手紙を受け取った本人、城戸真司、秋山蓮それに神崎優衣の3人が乗っている。
真司「・・・見えた!あれがコロニーか〜。俺はじめて見たよ!!」
蓮「・・・はしゃぐな。遊びに来たんじゃないんだぞ。」
優衣「でも、少しくらいならいいんじゃない?」
蓮「・・・」
北岡「そうそう。初めてなんだから彼みたいにはしゃいでもいいと思うけど。」
蓮「!!?」
真司「北岡先生!」
真司たちに突然声が降りかかってきた。
彼の名は北岡秀一。黒を白にするスーパー弁護士。そして、彼らと同じ仮面ライダーだ。
蓮「おまえもか・・・?」
北岡「そう睨まないでよ。まぁ、何があるのか知らないけど、そういうことだ。」
アナウンス「当機はまもなく、サイド3に入港します。シートベルトを締めてください。当機は・・・」
五郎「先生、席に戻ってください。」
北岡「ん、そうだな。あいにく僕は二階のスーパーシートだからね。行こう、ゴロちゃん」
そういって通路を出て行く二人。
蓮「相変わらずだな、あいつも。」
真司「あぁ。」
シャトルはサイド3港内にはいり、停止する。その後彼らは、入国手続きを終え、港を後にした。
真司「まったく、あっちから来いと言っておいて、出迎え無しかよ。」
蓮「しかたない。タクシーでも拾うか。」
優衣「あ・・・北岡さん?」
北岡は黒塗りのリムジンをレンタルし、目の前をとうり過ぎていった・・・
真司「・・・本当に、相変わらずだな・・・・」
蓮「あぁ・・・」
彼らはタクシーに乗り込み、目的地を目指す。
せめて書くならオリジナルSSにしろ!!このコピー香具師が!!
〜ズム・シティ、国会議事堂前〜
真司たちはタクシーに乗り、ここまでたどり着いた。
門の前には見たことのある人物が立っていた。いつ見ても目立つ服である。
トレーズ「久しぶりだね諸君。さぁこっちだ。着いて来たまえ。」
神崎(あの服でずっと立ってたのかしら・・・)
トレーズに連れられて来た所は、会議室のようなところだった。
中には、軍服やスーツをまとった偉そうな人々が座っていた。
中に一段と目立つ真っ赤な軍服を着た人物がいた。三人がその異様さに見とれていると、その男がしゃべり始めた。
シャア「私はキャスバル・レム・ダイクン。ジオン共和国の大統領をしている。君達を呼んだのは私だ。
優衣「キャスバル・・・?」
真司「・・・!!シャア・アズナブル!?様々な戦争で活躍したあのシャア!?」
蓮「そんなことはどうでもいい。俺達を呼んだのは神崎ではないのか?」
シャア「正確には神崎士郎が呼んだ。だが、オモテには私が呼んだことにしてある。」
蓮「・・・わかった。それで、用は何だ?」
シャア「これを見て欲しい。」
シャアが見せたその写真は、巨大なハサミを持った黄色い異形の姿が2つ映っていた。
蓮「!!これは・・・」
真司「須藤さん!」
シャア「やはりそうか。先ほど北岡氏にも見せたが、同じ反応だったよ。」
高官「これで確信しましたね。」
シャア「このことは外部に漏らすな。金田長官に極秘裏に情報提供しろ。」
真司「そんな・・・須藤さんまで」
シャア「・・・もうひとつ、頼みがある。」
***聖なる海の洞窟前***
カガミトカゲJr.「これを見ろ、スカイライダー、スーパー1!!」
ビカミラー「ミラーオープンッ!」
ビカミラーが胸の扉を開く。そこに映し出されたものは──
スカイライダー「あれは!?」
スーパー1「一文字さん、瀬川くん!?」
鏡の中から脱出を試みるも跳ね返され、倒れる2号とJの姿!!
スカイライダー「貴様たち、2人に何をした!?」
カガミトカゲJr.「ミラーワールドに行ってもらった……」
スーパー1「俺たちの『第二の皮膚』が、ミラーワールドの空間にも
耐性があるのは先の戦いで実証済みのはず……」
ビカミラー「そう、だがミラーライダーたちがそうであるように、長時間の
活動までは不可能なはず……我々グランショッカーの技術は、ミラーワールド内に
入ったら出られぬ閉鎖空間を作り出したのだ!」
カガミトカゲJr.「ガミーッ、貴様らも同じ場所へ行け、必殺ミラー封印!!」
カガミトカゲJr.のエリマキが展開し、何枚もの鏡と化す。
スーパー1「いかん、チェーンジ・冷熱ハンド・冷凍ビーム!!」
緑の腕から噴出した冷凍光線が、トカゲの鏡面を曇らせる!
ビカミラー「ミーラ! 何の、こっちもミラー封印!!」
スカイライダー「うわっ、しまった……!」
スーパー1「スカイライダー……筑波さんっ!?」
ビカミラーの中に吸い込まれるスカイライダー。
カガミトカゲJr.「うう、寒かった……後は貴様を残すのみ、スーパー1!」
スーパー1「くっ……」
***ミラーワールド内・閉鎖空間***
放り出され、何とか着地するスカイライダー。
2号「大丈夫か、スカイライダー」
スカイライダー「すみません、俺まで……」
J「Dショッカーめ……神崎の目を盗んでこんな空間を
ミラーワールド内に作るとは……」
2号「何とか脱出しなければ……」
NR@中江真司「かつて、ミラーワールドの戦いに歴代仮面ライダーも一度だけ
介入し、龍騎の危機を救ったことがあった。その後の調べで、神崎士郎の
恩師である江島均教授が緑川博士と同門であり、神博士やヘンリー博士とも
技術交流があったことが明らかになっていた」
???「……ダー、スカイライダー、聞こえますか!?」
スカイライダー「!? 誰だ!? (女の……声? どこかで聞いた……)」
???「あたしたちが結界を破るから、その隙に脱出して!!」
2号「君たちは一体……いや、もう時間がない、頼むぞ!!」
***聖なる海の洞窟前***
2対1の対決に苦戦するスーパー1。
途中からカガミピラニアも参戦し、追いつめられていく……。
ビカミラー「とどめだ、貴様の首を妖怪王女様に捧げてやる〜」
スーパー1「く……っ! 洞窟にはこれ以上近づけさせん!!」
NR@政宗一成「その時、不思議なことが起こった!!」
カガミトカゲJr.「!? な、何が起こったのだ!?」
ビカミラー「か、鏡が割れる〜〜〜!!?」
怪人たちの鏡が大音響と共に割れて飛び散り、光と共に
2号・スカイ・Jの3ライダーが脱出した!!
カガミピラニア「な、何だと……!?」
2号「怪人ども、鏡が割れてはもう能力は使えまい! トウッ!」
ビカミラー「お、「おのれ、かかれっ!!」
デストロン戦闘員、アリコマンド、ジンファイターを次々蹴散らす
ライダーたち。
2号「とどめだ、トォーッ!! ライダァァァァキィィィィック!!」
J「J・キーック!!」
カガミピラニア「カ〜〜〜〜ガ〜〜〜〜〜〜〜!?(海面に落下して爆発)」
スカイライダー「スカイスクリュー……」
スーパー1「スーパーライダー稲妻閃光……」
「キ────ック!!」
ビカミラー「ミ〜〜〜〜ラ〜〜〜〜〜!?」
(ふっ飛ばされて地面に激突し、ヨロヨロと立ち上がる)
ビカミラー「……母上……ジンドグマ〜〜!!」(倒れ…爆発)
カガミトカゲJr.「お、おのれ、覚えておれ!!」
J「逃げる気か!!」
だが、逃げるトカゲの前に立ちはだかる1人の戦士……!
カガミ「き、貴様は乾……巧!?」
2号「おお、成功したのか!!」
巧「……」(無言でファイズフォンに入力)
『Standing by』
巧「変 身 !」
『Complete』
輝きながら伸びていくフォトンストリーム!!
カガミトカゲJr.「き、貴様……っ」
ファイズ「俺は……仮面ライダー555(ファイズ)!!」
***ズム=シティ・国会食堂***
レストランで食事中の真司、蓮、優衣。
蓮「……」
優衣「どうしたの?」
真司「恵里さんのこと、心配なんだろ?」
蓮「そうじゃない……色々解せないことがある」
真司「何だよ」
蓮「須藤──シザースや黒いあいつ……リュウガが神崎の意図とは
別に動いているならその黒幕は誰か、とかな」
優衣「……グランショッカーか、話に聞いた地球教?」
蓮「さあな……何よりわからんのは、アクシズ落としで地球を
滅ぼそうとまでした男が大統領に返り咲いたというのに、連邦政府が
何もせず──αナンバーズとの協力体制まで黙認してることだがな」
真司「政治の世界にも色々あんだろ? 難しいことは分かんねー」
蓮「……お前、ジャーナリスト志望だろ(;´Д`)」
優衣「ごめんね、私の記憶がもっとハッキリしていれば……」
神崎優衣が「花鶏」にフラリと戻って来たのは、真司たちの元に
カードデッキが送りつけられて来た次の日のことであった。
神崎沙奈子をはじめ、周囲の人々の優衣に関する記憶も
その日を境に戻っており、真司たちを驚かせていたのである。
ライダーバトル終結から戻って来るまでの記憶は優衣には無く、ただ一つ
言えることは、優衣が「黄泉還り」によって再び現世に還って
来たのでは無いこと(戦死者であることなど条件を満たしていない)だけで
あった……。
真司「ま、地球には手塚もいるし、浅倉や高見沢も大人しくしてるみたいだし、
先輩方にはICPO経由で情報が行くだろうし……俺たちはここで
出来ることやろうぜ」
蓮「ああ……それからな、さっき面白い話を聞いた」
優衣「何なの?」
蓮「襲われた副総監が気がついた時、周囲に白い羽が無数に落ちてたそうだ。
しばらくして消えちまったらしいがな」
真司「……!!(まさか…………美穂!)」
???「へー、あんたたちが『仮面ライダー』?」
真司たちが振り返ると、中学生くらいの少女が立っている。
真司「君は?」
少女「あたしはクェス・パラヤ。ネオ・ジオンのエースパイロットだよ」
優衣「それで、何か用なの?」
クェス「(優衣のことを無視して)見たところ、あんまり安心出来そうにないけどね」
真司「何だよ、それ!初対面の相手に向かって……」
ギュネイ「クェス、ここにいたのか、もう作戦会議の時間だぞ」
クェス「はぁーい。それじゃ、せいぜい大佐の足引っ張んないでね」
ギュネイ「失礼、自分はギュネイ・ガス准尉です。
なにぶんまだ子供なもので……失礼があったのなら自分からお詫びします」
去って行くクェスとギュネイ。
真司「何か、芝浦の女版みたいなガキだよな」
優衣「……」
***聖なる海の洞窟前***
カガミトカゲJr.と戦うファイズ。
/ /
((‖ ) )
(日日 )つ Exeed Charge
│[二|二]
[]_(__)
//
((‖ ) )
⊂日日 )G
/ /,_)
[]___)
∵//∴
∴//∵ ビュィーッ
∵//∴
∴//∴
//∴
/∵
/ /
∴/ ((‖ ) ) /∵
∴⊂日日 )G∵ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∴/ 彡彡彡 /∵<おりゃぁぁぁぁぁ!!!
八 ∴/彡彡彡/∵ \_______
/∂ヽ ∴/彡彡/∵
(( 〈∬∫∵/彡/∴
_(;゜∀ ∴//∵
\ ∬∫∵ ズゴオオオオオオオン!!
丿丿丿ゞゝゝ
((( 丿川川川 ゝゝ ))
(( (___)__) ))
ビシュイィーン
//二二二
((‖ ) )二二
⊂日日 )G二
/ /,_) 二
[]___)二二二二
八
/∂ヽ___/
/ 〈∬∫〉 /ヽ
/ _(;゜∀゜)/ ヽ ビシュイィ・・・ィィィン
│ \ ∬∫/ │
│ 丿 /丿ゞゝゝ/ ←カガミトカゲJr.
ヽ 丿/川川川ゝ/
ヽ/(___)_/)
/
カガミトカゲJr.「ギャアア……グランショッカー……万歳〜〜っ!!」
(爆発──消滅)
変身を解くファイズ、他のライダーも人間体に戻って
駆け寄ってくる。
本郷「乾くん……」
巧「俺は……戦う、みんなの真っ白な幸せのために……」
一文字「君も我々の仲間……仮面ライダーの一員だ!」
光太郎「よろしく頼む、巧くん!」
アマゾン「タクミ、トモダチ!」
五代(微笑んでサムズアップ)
照れくさそうに笑う巧を捕らえる照準──岩場でアリコマンド狙撃兵が
銃を構えている!!
響く銃声! だが──
アリコマンド「ヒーッ!?」(背後から一刀両断され、銃弾は
空に向かって放たれる)
筑波「!?」
沖「新しい怪人か!?」
巧「!? ……いや、あいつは……」
アリコマンド狙撃兵を倒したホースオルエフェノク、
人間体に──木場勇治の姿に戻る。
巧「お前……!!」
木場「……やあ」
***首相官邸・応接室***
かつて「奇跡のヤン」と呼ばれた男──地球連邦軍提督、
故ヤン・ウェンリーの未亡人であるフレデリカ(イゼルローン
共和政府元主席)が剣桃太郎の元をお忍びで訪れていた。
桃太郎「ご主人とは、一度でいいからお会いしたかった……
地球教とグランショッカーの抗争にさえ巻き込まれなければ……」
フレデリカ「そのお気持ちだけで、主人もきっと喜んでいますわ、総理。
……今日はこれをお持ちしましたの」
ケースが開けられると、そこに入っているのは1枚のディスク。
桃太郎「……これは?」
フレデリカ「主人の遺品を整理している際に発見したものです。
──消息の分からないヒーローたちとの連絡方法、そして
主人が調べていた地球教に関するデータも……」
桃太郎「……!! ありがたい、これがあれば、必ず……」
フレデリカ「ジオン共和国のキャスバル・レム・ダイクン大統領も、
再建されたアクシズで密かにグランショッカー・地球教の双方と
戦う準備を進めてくれています。いつティターンズに攻撃されても
おかしくない状況で……私も、何もせずにはいられなくなったのです」
桃太郎「フレデリカ女史、ご協力感謝します。提督の御遺志はきっと……!」
***聖なる海の洞窟前***
一文字「あの男は…!?」
啓太郎「木場さん…?」
筑波「木場…勇治!!」
沖「一度はスマートブレインの社長の座に就き、
オルフェノクの王の復活を企てた男か!?」
木場の出現に他のライダーたちは皆一斉に警戒するが、
ただ一人、巧だけがそれを制した。
巧「待ってくれ。あいつはもう敵じゃない!」
沖「しかし……」
一文字「どうする、本郷?」
本郷「ここは乾君を信頼して任せてみよう」
志度博士「うむ、本郷君の言うとおりだ。彼の事は信用していい」
筑波「志度博士!?」
手術を終えた志度博士たちが奥から出てきた。
志度「君が木場勇治君だね? 花形さんからはお話は伺っている。
確かに…今の君はもう人類に絶望などしてはいないようだ」
海堂「君にも甥の直也が大変世話になった。さあ、遠慮することはない。
乾君とも積もる話がたくさんあるだろう」
木場「ありがとうございます。でも実はゆっくりしている暇などないんです」
本郷「どういうことだ?」
木場「先のプラントとの戦争でストライクガンダムのパイロットとして
活躍した地球軍のエース、キラ・ヤマト少尉の事は皆さんご存知ですか?」
光太郎「キラ・ヤマト…??」
一文字「後にフリーダムガンダムに乗り換えてからは
ナチュラルとコーディネイターによる争いを止めるため、
三隻同盟軍へと参加した、あのキラ・ヤマト君のことか?」
巧「あいつになら俺も以前に何度か会ったことがある。
キラがどうかしたのか?」
木場「スマートブレインがキラ・ヤマトの命を狙っている…!」
巧「なんだって!?」
木場から突然もたらされた予想外の情報に驚愕する一同。
沖「なぜ君がそんなことを知っているんだ?」
木場「僕がスマートブレインの社長だった時に、
社内の極秘データベースを一通り覗いてみた事があるんです。
スマートブレインの社長だった村上は、地球上からナチュラルを
全て滅ぼした後に始まるであろう、オルフェノクを含む生き残った
非ナチュラル各種族による世界の覇権争いの事まで先を見据えていたんです」
巧「……だからって、なんだってスマートブレインがあいつを!?」
海堂「いや、ありえない話ではない。……(やや躊躇って)こういう言い方も
どうかとは思うが、キラ君はユーレン・ヒビキ博士が生み出した最高傑作である
究極のコーディネイター……言ってみればコーディネイターの王とも
言えるべき存在だ。世界支配を企むオルフェノクから見れば
遅かれ早かれ邪魔な存在には違いない」
本郷「…確かに。それにこれは2〜3日前に電話で
滝から聞いた情報なんだが、スマートブレインの社長の座へ
返り咲いた村上がごく最近になって、極秘裏にヤキン・ドゥーエを
訪れたらしい……」
がんがんじい「するとなんでっか? スマートブレインとザフトが
手を組んだんでっか!?」
本郷「それはわからないが、村上峡児もパトリック・ザラも
ナチュラルに対して抱く憎しみは凄まじいものがある。
その共通点から2人が手を結んだとしても不思議ではないな」
木場「今ここでキラ君を失うわけにはいかない!
乾君、力を貸してくれ!」
話を聞き、黙ってオートバジンに飛び乗る巧。
木場「乾君!!」
啓太郎「ちょっと、どうするのさ、たっくん!?」
巧「決まってるだろ。キラを助けに行く!
あいつをむざむざと殺させてたまるか!」
歳は少し離れてこそいるものの、巧は自分と同じく
ナチュラルと非ナチュラルとの共存と平和を目指して
戦っていたキラに対し共感のようなものを覚えていたのだ。
一文字「慌てるな乾君」
本郷「助けに行く以前に、キラ君が今どこにいるのか知っているのか?」
巧「くっ…それは!」
???「まーちょっと、待ったってーや!」
???「私たちがご案内します…」
本郷「君たちは!?」
168 :
マララー( ・∀・) ◆RQsEeBBpfE :04/10/10 17:29:50
ウェ━━━━(0w0)━━━━イ!!!!
169 :
ライダーマン ◆RrLcQ/S07I :04/10/10 17:31:52
何だこのスレは……
170 :
仮面ライダーV3 ◆wxIVKKZgwo :04/10/10 18:43:04
このSS書いてる奴ってある意味すごいな
ライダーたちの前に現れた二人の人影…。
関西弁を話す高校生くらいの年頃の少年と、
セーラー服姿の長い黒髪の美少女が立っていた。
嵐「私は鬼咒 嵐(きしゅう あらし)…」
空汰「そしてわいがねーちゃんの将来のすいーとらばー♪
有洙川 空汰(ありすがわ そらた)や!」
嵐「……ムッ!」
筑波「君たちは?」
嵐「“夢見・丁姫”が集める“天の龍”に属する者です」
本郷「天の龍? …すると君たちは“七つの封印”のうちの二人なのか?」
空汰「おっ、話が早ようて助かるわ! 天下の仮面ライダーの皆さんに
お近づきになれて光栄やさかい!」
嵐「詳しい話は後です。キラ・ヤマト君は今戦線から離れ、
太平洋上にあるマルキオ導師の小島でラクスさんや
孤児たちと暮らしながら静かに静養しているはずです。
お急ぎを…!」
一方、その頃…
***東京・国会議事堂・地下***
国会議事堂の地下に住む夢見の姫・丁(ひのと)は、
最高の力を持つ『夢見』の少女で、これまで政治家たちのために
日本の未来を予見していた。だが剣桃太郎が日本の総理となってからは、
以前に比べてその負担も減り、ここを訪れる者も少なくなっていたが……
蒼氷「丁姫様」
緋炎「来客でございます」
丁「剣総理ですね。すぐにお通ししてください」
丁を護衛する使命を帯びる
風使いの砕軌玳透(さいき・だいすけ)に案内されて
やって来たのは内閣総理大臣・剣桃太郎その人である。
砕軌「丁姫、剣総理をお連れいたしました」
丁「ご苦労でした砕軌殿。下がっていてください」
人払いを命じる丁。
丁「お久しぶりです、剣殿。その後江田島さまはご壮健で
あられましょうか?」
桃太郎「はい。おかげさまにて塾長も達者でおります。
ところで丁姫、見たところお顔の色が優れないようですが?」
丁「そうでしょうか。貴方がこの国の総理となられてからは、
“夢見”としての妾の仕事も減り、ゆっくりと休ませて頂いている
つもりですが……」
桃太郎「………(じっと見据える)」
丁「フフッ…やはり剣殿は欺けませんね。確かに妾は眠りの中で
未来を垣間見る夢見…」
桃太郎「休まれても真の休息ではない…」
丁「………」
桃太郎「ここ最近の黄泉がえりの騒ぎ、
そして世界、いや宇宙各地での時空クレバスの発生…。
かっての戦いで最愛の夫、恋人、兄弟を亡くしていた者たちの立場、
そして未知の異文明とのファーストコンタクトという観点から見れば、
本来喜ぶべきことではあるが……」
丁「黄泉がえりの奇跡は一度は光の前に滅んだ邪悪な者たちまでも
再び現世へと蘇らせてしまい、そして一の谷博士も仰っておられるように、
時空クレバスは我々の友ではなく、敵も呼び寄せてしまう可能性もあります。
これらは全ていずれ起こるであろう大きな戦乱の予兆であると思うのです」
桃太郎「丁姫、申し訳ありませんが、これからは貴女のお力も
頻繁にお借りするときが来るかもしれません。どうかそのおつもりで…」
丁「喜んで。妾に出来る事であれば何なりと…」
***太平洋上***
巧「それにしても……いつのまにこんなものを……」
立花藤兵衛「どうだ、驚いただろ? 俺と谷くんでコツコツ作ってたんだが、
ようやく完成してな」
谷源次郎「もう一つ…乾くん、格納庫を見てみな」
巧「……!!」
サイクロンやアクロバッター、スカイターボやJクロッサーの横に、
破壊されたはずのオートバジンが、元の姿で……!!
藤兵衛「仮面ライダーたるもの、マシンは大切にせんとな」
藤兵衛、舵をたくみに操る。
波を斬り、洋上をホバーで進む巨大バッタ型移動基地、ライダーキャリアの
姿がそこに!!
ラクス「子供たちは、プリンセスユニオンが責任を持って保護しますわ。
これからクルーの皆さんを集めないと……」
美奈子(変身解除)「あたしたちは、日本のスクランブルフォース基地に
戻って今後の対策を立てます」
キラ「ところで、スクランブルフォースって、一体……?」
健太(変身解除)「学生のヒーローで構成された仲間なんだ。
ハニーさんやレイナちゃん、光くんもいる」
009「ボクはロンドンでグレートやハインリヒと落ち合うことに
なっています……英国政府内に不穏な動きがあると連絡がありました」
結城「キラくん、NYでアムロ大尉と……フリーダムが待っている。
……辛い戦いになるぞ」
キラ「……分かっています」
本郷「……死ぬんじゃないぞ、みんな!!」
ライダーキャリアと(キラ・ラクス・マルキオ導師と子供たちを収容した)
エターナルはNYに進路を向け、
ウイングマンとセーラーVを乗せたウイナアとアトムは
日本へ飛び立ち、009も小型潜水艇で海路ロンドンへ……。
***マルキオ導師の小島***
握手する巧とキラ。
キラ「助けに来てくださって、本当にありがとうございました」
巧「いや、みんな無事なら、それでいいんだ……それに……」
キラ「……分かっています。また、戦いが始まると……」
本郷「キラくん、我々と一緒に来るかどうかは君に任せる……平和な
暮らしを壊す権利は、我々にもないからね」
キラ「……いえ、行きます。ここにいれば、また島のみんなが危険にさらされる
かも知れない、それに……ナチュラルとそうでない者の争いが続けられるなら、
僕は……!」
009「キラくん……」
ラクス「私も……行きます!」
キラ「ラクス……!!」
ラクス「私もプリンセス・ユニオンの一員です……」
ラクス、ポケットから小型の通信機のようなものを取り出し、
スイッチを入れる。
海面が膨れ上がり、浮上する桜色の戦艦……!!
三隻同盟軍の一角を担う戦艦・エターナルだ!
巽防災研究所。
ここには異様な事態を察知したヒーローたちが集まっていた。
巽世界「落ち着け纏!大神君の帰りを待つんだ!」
巽纏「しかし父さん!このままでは東京中が火の海に!」
日向無限斉「巽博士、しかけられた爆弾が100や200程度なら
まだなんとかなりますが、もしその数を越えるとなると…」
巽世界「ああ(頷いて)…面倒な事になります!」
そこへ大神が到着した。
大神月麿「博士!お待たせして申し訳ありません!」
巽世界「待ちかねたぞ大神君!」
大神月麿「爆弾の配置個所は全てこのディスクに記録されているはずです!」
(SE:ディスク起動)
巽世界「こ、これは(パソコン画面を見て驚愕する)!?」
大神月麿「連中の話では、爆弾の配置個所は全部で3000箇所とか!」
日向無限斉「さ、3000箇所!?」
巽世界「不可能だ!それだけの数の爆弾を我々だけで
僅か一晩のうちに全て回収するなど…不可能に近いっ!!」
日向おぼろ「えらい事やで!お父ちゃん!」
椎名鷹介「ちっきしょぉぉ―――!!」
日向無限斉「どこへ行く!?」
椎名鷹介「決まってるじゃんか!」
霞一甲「この上はこの事をマスコミに公表して、一般市民にも幅広く協力を!!」
城戸真司「なら俺も編集長のところに!」
日向無限斉「バカもん!!噂が広まれば、1200万の都民が一斉に東京から逃げ出す事になる!
パニックを起こして東京をメチャクチャにするつもりかっ!?」
野乃七海「じゃあ一体どうしたら!?」
浅見竜也「俺に考えがある…!」
浅見コンツェルン本社ビル…
社員「竜也様!御待ちください!」
警備員「会長は今どなたともお会いにはなりません!」
社員「如何に竜也様と言えどもこのような無礼は許されませんぞ!」
警備員「どうか今日のところはお引取りを!」
浅見渡「待て!」
社員「か、会長!」
浅見竜也「親父…!」
浅見渡「よく来たな竜也。」
同ビル・会長室…
渡「東京を火の海に!?」
竜也「頼む親父!シティガーディアンズを出動させてくれ!」
渡「仕掛けられた爆弾が爆発するのは何時だ?」
竜也「明日の午後11時…!」
渡「無理だ!いくらシティガーディアンズでも
3000もの時限爆弾を配置された場所も解からないのにどうやって!!」
竜也「場所ならもう解かっている!今巽博士達が懸命に場所の記されたディスクを解析中だ。」
渡「…………………。」
竜也「親父!親父は!罪もない多くの人々が地獄の業火で焼け死ぬ事になっても
一向に構わないって言うのか!!」
渡「………もし、シティガーディアンズが乗り出せば、場合によっては
お前が嫌うやり方で臨む事になるかもしれんが、それも承知の上か?」
竜也「ああ、承知だ。」
渡「ならばやってみよう!シティガーディアンズの総力を挙げればきっと何とかなる!」
竜也「親父…ありがとう!」
一方、巽防災研究所でも…
秋山蓮「!?」
城戸真司「お、お前ら!?」
東条悟「僕達も協力しますよ…。」
北岡秀一「スーパー弁護士の僕にかかれば、3000個の爆弾を見つけるなんてあっという間さ。」
佐野 満「ここは仲良くしましょうよ!先輩たちっ♪」
巽世界「よしっ!それではみんな!直ちに捜索にかかってくれ!
爆発のタイムリミットまで時間がない!もし一つでも爆弾が残れば人が死ぬ…!!」
果たして間に合うのか…!?
地球平和守備隊太陽戦隊本部・バルカンベース…
(司令室)
嵐山長官「昨日、惑星Ziガーディアンフォースのクルーガー大佐から
惑星間防衛ホットラインを通して緊急連絡が入った。
ゾイドイヴ跡地からデスザウラーの残骸が跡形もなく消え去ったそうだ。」
鮫島欣也「えっ!」
豹朝夫「何ですって!」
嵐山美佐「この写真を見て。惑星Ziから宇宙光速通信で送られてきたものよ。」
嵐山長官「明らかに、何者かが運び去った形跡がある。」
飛羽高之「あんな巨大な物を誰にも気づかれずに運び去るとは!」
嵐山長官「時を同じくしてGFのフィーネ・エレシーヌ・リネ隊員も姿を消した。
恐らく敵に拉致されたと見て間違いない。」
嵐山美佐「フィーネちゃんだけじゃないわ。宮坂瑠璃ちゃんや
レイン・ミカムラさん、それにミスマル・ユリカ艦長までもが
相次いで姿を消しているの。」
嵐山長官「先日東京都内で発生した、謎の念動波により大多数の市民が
一時的に操られた事件といい、CLAMP学園への侵入事件や
現在謎の勢力により占拠されているアクシズといい、
何かが起ころうとしているのは間違いない…。
サンバルカン!出動せよ!!」
飛・鮫・豹「ハッ!」
ゼロワン「ここが岬ユリ子の墓か。」
ゼロツー「よし。ドリルモンガー、死体を掘り起こせ!」
ドリルモンガー「モンガァァ――!! 任せておけ!!」
???「待て――ぃ!!」
ゼロスリー「何奴!?」
ゼロフォー「ハッ!?お前は!!」
ストロンガー「ハハハハハ!! 天が呼ぶ! 地が呼ぶ! 人が呼ぶ! 悪を倒せと俺を呼ぶ!
俺は正義の戦士! 仮面ライダーストロンガー!!」
ドリルモンガー「ど、どうしてここが!?」
ストロンガー「お前達がかっての戦いで戦死した者達を回収して何かを企んでいる事は
先刻お見通しだ! 初代バトルコサック・白石謙作の墓、
初代イエローフォー・小泉ミカの墓、そして風見先輩の御家族のお墓には、
バトルフィーバー隊、バイオマン、仮面ライダーV3が5121部隊と連携して
既に先回りしている筈だ!」
ゼロツー「おのれ! そこまで読まれていたとは!」
ストロンガー「今は戦いから離れ安らかに眠るユリ子の墓を暴こうとするブラックマグマ!
絶対に許さん!!」
ゼロワン「かかれ――!!」
ストロンガーに襲いかかるマシンマンの大群。
ストロンガー「電気ストリーム!!」
ストロンガーの両腕から発射された高圧電流の渦に巻き込まれたマシンマン達は、
たちまちショートして大爆発してしまった。
ドリルモンガー「ドリル破壊光線!!」
ストロンガー「トォォ――ッ!!(素早くかわしてジャンプ)ストロンガー電キック!!」
ドリルモンガー「ウギャアアア――!!」
ドリルモンガー「巨大モンガァァ――!!」(再生&巨大化)
ゼロワン「ドリルモンガー! 仮面ライダーストロンガーを踏み潰せ!!」
ゼロガールズ達はそのまま撤退する。
そこへ雷雲を突き抜けジャガーバルカンが到着。
バルシャーク「ストロンガー! 後は俺達に任せてくれ!」
バルイーグル「合体!グロンドクロス!」
合体を完了させるサンバルカンロボ。
バルイーグル「太陽剣! オーロラプラズマ返し!」
バルシャーク「オーロラプラズマ返し!」
バルパンサー「オーロラプラズマ返し!」
サンバルカンロボの声「オーロラプラズマ返し!」
巨大ドリルモンガーの胴体を豪快に横切る→大爆発
飛羽高之「ブラックマグマ…やはりまだ滅んではいなかったのか!」
鮫島欣也「たった今5121部隊の善行忠孝司令から連絡があった。
飛鳥五郎博士とメモリー・ジーン博士の御墓は、
快傑ズバットとボーグマンチームがそれぞれ襲撃してきた
ブラックマグマの連中を撃退して守りぬいたそうだ。」
豹朝夫「ブラックマグマめぇ! 今度こそ叩き潰してやるぜ!」
城茂「しかしわからんな。悪の組織の怪人や幹部ならともかく、
なんだってまた俺達の死んだ仲間をわざわざ回収しているんだ?」
少年の声「それは因果律の実験のためにですよ。」
飛羽高之「誰だ!?」
4人が後ろを振り返ると、そこには一体の謎のモビルスーツが立っていた。
城茂「何時の間にモビルスーツが!?」
鮫島欣也「ガンダム!?」
少年の声「はじめまして。僕の名はニコル・アマルフィ…」
少女の声「私は小鳥。桃生小鳥。今は黒い太陽神様にお仕えする夢見よ…」
飛羽高之「答えろ! ブラックマグマは死者を生き返らせて一体何を企んでいる!」
少年の声「新たにクロスゲートパラダイムシステムを完全ならしめるためには
善なる心を持ち、不本意な惨い最後を遂げた幽鬼の無念の波動が必要なんです…」
少女の声「教えてあげる。未来を変えられるのは人間ではないわ。
それが出来る唯一の御方は全能なる神であらせられるのよ…」
飛羽高之「全能なる神!? やはりまだ生きていたのか!」
少年の声「今日はほんの挨拶替わりです。嵐山長官にもよろしくお伝えください…」
少女の声「またいつか逢いましょう…」
機体の中から発する謎の声がそう言うと、謎のモビルスーツ=マグマブリッツガンダムは、
一瞬で姿を消してしまった。そのまま呆然と立ち尽くす太陽戦隊と城茂。
NR@大平透「新たな戦いを前に、巨大な陰謀の影は着実に迫っていた。」
ミラー「女王様、お待たせいたしました。」
ケラー「廃棄される寸前のところを盗み出して参りました。」
ヘドラー将軍「でかしたぞ!」
ヘドリアン女王「オオーッ、これが大首領脳髄のサンプルか。」
アマゾンキラー「女王様、一体それをどうなさるおつもりで?」
ヘドリアン女王「いいかよく聞くのじゃ。デルザー軍団 岩石大首領の
単眼の脳髄も、大首領の仮の姿の一つに過ぎぬ。
しかし大首領の一部である事には違いはない筈じゃ。」
アマゾンキラー「成る程。つまりその脳細胞から、大首領の持つ記憶と
知識と情報を引き出し、全能の神の正体を探るのですね。」
ヘドラー将軍「さすがは女王様。」
ヘドリアン女王「全能の神とヘルサターンが神魔とやらを降臨させて
果たして何をしようとしているのか。この私の妖魔術で
全能の神の真の目的を暴き出してみせる!」
全能の神・謁見の間=アクシズ中枢・神魔制御システムメインルーム…
ヘルサターン総統「白色彗星帝国の先遣隊が地球に近づいております。」
全能の神「知っておる…。」
ヘルサターン総統「ヘドリアンにハマーン・カーン、
そしてズォーダーにも機械帝国ブラックマグマの
真の恐ろしさを思い知らせてやりましょうか?」
全能の神「焦ることはないヘルサターン。反世界への扉が開かれれば、
もはやこの第三次元・人間界などに用はない。
遠からず天界も事態を察知して動き出すだろうが、
その頃には既に手遅れとなっているのだ。フフフ…。」
ヘルサターン総統「御意。」
全能の神「全ては私の計算した通りの方向へと進んでいる。
ズォーダー大帝にも、私の栄光のために一役買ってもらおう。
さがってよい…。」
ヘルサターン総統「ハハーッ…。」
(ギルモア研究所を訪れているのはタキシード仮面こと地場衛、
セーラームーンこと月野うさぎ、そしてセーラーサターンこと
土萌ほたる…)
ギルモア博士「──では、ほたる君もイワンと同じ夢を見たと…言うのじゃな?」
ほたる「……はい。お父様が助けを求めていて、それから軍服を着た女の子が…」
イワン・ウイスキー@001(そう…彼女はミネバ・ザビ。ジオンのデギン公王の
たった一人の孫娘だよ…バビル2世やひびき洸くん…
世界中のエスパーが同じ夢を見ている…)
ギルモア博士「……先日ヒーローたちを危うく同士討ちさせるところだった
あの念波──おそらくビアスのギガブレインウェーブじゃろう
──といい、コム長官やデューク・フリード君が伝えてくれた
白色彗星帝国の動向といい、太陽系…いや、銀河系規模の危機が
迫っているのは確かなようじゃ……」
島村ジョー@009「あの時ティラノレンジャーが獣奏剣のメロディーで
念波を防がなければ…取り返しのつかないことに
なっていました…」
(ギルモア研究所に通信が入る)
キャシャーン「こちらキャシャーン。新たな情報が入った…今から転送します」
NR@納屋悟郎「キャシャーンこと東鉄也の母は、自らをデジタル化して
白鳥型ロボット・スワニーの電子頭脳内に潜み、機械帝国に
決死の潜入をしていたのだ…」
(やがて、ギルモア研究所地下の基地にお茶の水博士・ブライト艦長・
中条長官等の面々が集まり、対策会議が始まった…)
一方その頃、ギルモア研究所の地下にある秘密の会議室では、
正義側の首脳陣が一同に会し、神魔アクシズ攻略を控え、
中に捕らわれている人質救出のための突入作戦の戦略会議の真っ最中…
嵐山長官「これが、アクシズから脱出してきたスワニーやドーリアン次官からの
証言で判明した神魔アクシズ内部の見取り図の一部だ。」
小田切長官「現在人質救出のための奇襲部隊には、ライディーンの
A・N・G・E・L、ザ・ハーツの両チームやセーラー戦士。
ガーディアンフォースのバン・フライハイト少佐に
トーマ・リヒャルト・シュバルツ中尉、それに
00ナンバーサイボーグたちやミクロマンの面々、
天の龍の鬼咒嵐さんや猫依護刃さんも志願しています。」
伊吹長官「その後の報告によると行方不明のマリネラ国王もアクシズ内に
幽閉されている可能性が高い。国王の救出には我が電撃戦隊が…」
バンコラン少佐「(発言を遮るように)いえ、奴はゴキブリ並の生命力を持っています。
たとえドーバー海峡に沈められようが、富士山火口に放り込まれようが、
平気な顔をして無事に帰ってくるような奴です。
わざわざパタリロ救出のために貴重な人員を割くのは、
それこそ時間と経費の無駄というものですよ。
あいつならきっと自力で何とかするでしょうから、
ほっといた方がよろしい。(断言)」
一同「?????」
神魔アクシズ内・全能の神 謁見の間…
ヘルサターン総統「白色彗星帝国の地球遠征軍は、どうやら
太陽系から引き揚げたようでございます。」
全能の神「さしものズォーダーも、大星団ゴズマやマシン帝国バラノイア、
それにフリーザ軍の脅威を背後に抱えている上に、
この神魔アクシズの誇る荷電粒子砲の威力を見せつけられては、
地球侵攻計画を一から練り直さない訳にはいくまい。」
ヘルサターン総統「御意。」
全能の神「我々としても白色彗星帝国ほどの大軍と正面から衝突するのは
得策ではないからな。できれば白色彗星のエネルギーも
アクシズ落としの計画に利用したかったがやむを得まい。
荷電粒子砲がある限り、αナンバーズも迂闊には近寄れまい。
ところでヘルサターン、MA(モビルアーマー)エシュペリアの
開発は進んでいような?」
ヘルサターン総統「技術班におりますテムレイモンガーの報告では、
一両日中には完成いたします。」
全能の神「ドリルモンガーや恐竜モンガーを始め、多くの機械生命体が
倒された今、エシュペリアは荷電粒子砲と並んで、
この神魔アクシズの守りの要となる…。」
190 :
吉田茂:04/10/17 17:40:32
いいかげん板違いなことに気がつきなさい
ギルモア研究所…
神魔アクシズの荷電粒子砲発射と白色彗星帝国艦隊撤退の報は
ここにも届いていた。
嵐山長官「ガトランティス軍は地球圏から去ったが…。」
ギルモア博士「一難去ってまた一難とはこの事じゃ。
観測された神魔アクシズの荷電粒子砲の威力は
惑星ZiのDrディから送られてきたデータにある
旧デスザウラーのそれを遙かに上回っておる。
すまんが009、一の谷博士を迎えに行ってはくれんか?」
島村ジョー@009「一の谷博士をですか?」
ギルモア博士「今は地球の科学者の英知を結集して、何としても
神魔アクシズの荷電粒子砲に対抗しなければならん。
そのまとめ役には一の谷博士にお願いするつもりじゃ。」
バンコラン少佐「では私も島村君に同行して、一緒に一の谷博士を
迎えに行きましょう。」
島村ジョー@009「お願いします。」
バンコラン少佐「で、一の谷博士は今どちらに?」
一の谷博士の研究所地下秘密施設…
島村ジョー@009「これがホーリーブレインウェーブシステム…」
バンコラン少佐「いつの間にこのようなものを完成させていたとは。
さすがは一の谷博士。」
一の谷博士「いや、これはまだ完成ではない。12人のエスパーの力を介して
24人の正義側天才科学者の脳波を宇宙まで飛ばすためには
まだまだ調整が必要だ。」
バンコラン少佐「では私はロンドンのMI6本部に連絡して、極秘裏の内に
装置をバルカンベースまで運搬する手筈を整えましょう。」
一の谷博士「よろしくお願いする。ホーリーブレインウェーブシステムこそ
神魔アクシズのギガブレインウェーブに対抗する最後の切り札なんだ。」
(バンコラン少佐、退室する)
一の谷博士「ところで島村君。バンコラン少佐は筋金入りの現実主義者だと聞いたが?」
島村ジョー@009「ええ、僕もそう聞いています。」
一の谷博士「例え現物を直に目撃したとしても、宇宙人や怪獣、霊魂の類を絶対に
信じようとしないと聞くあの少佐が、よく我々に協力してくれるものだ。」
島村ジョー@009「MI6上層部からの指示もあるんでしょうけど、
表向きの主義主張はともかくとして、実は案外
未知の存在を受け入れているのかもしれませんよ。
なんでも少佐のお知り合いのどこかの国の王様が、
とても人間離れしている方だそうで…」
(神魔アクシズ内・反主流派の秘密会合…)
ゲルサドラ「…ハマーンがゼロガールズに身柄を拘束されたようだな」
ゴーゴン大公「ピースクラフトの小娘など放っておけばよいものを」
ブラフマー・ビシュヌ・シヴァ「頼みの綱の」
「白色彗星帝国も」
「あっけなく撤退してしまった」
カオリナイト「くっ…白色彗星帝国との全面衝突の混乱に乗じて
一気に破壊五暴星とヘルサターンを倒し、
神魔アクシズをジャックする計画も、このままでは…」
???「何ならわしらが手を貸そうか!」
???「土萌教授の脳を取り戻したいのであろう…」
???「決して損はさせないぜ! フハハハハ!!」
ケルサドラ「何奴っ!?」
バンリキ魔王「蛮力!バンリキ魔王!」
イナズマギンガー「宇宙のガンマン!イナズマギンガー!」
軍師レイダー「死霊界の軍師レイダー…」
カオリナイト「お、お前たちは!?」
神魔アクシズ…
ルーシュ「誰だ、そこにいるのは?」
軍師レイダー「くくく…お初にお目にかかる…
わしは死霊界の軍師レイダー…」
ルーシュ「死霊界の軍師レイダーだと?」
軍師レイダー「忠告しよう…ルーシュ・デ・モン…
汝の星はこれまで覇者の輝きに満ち溢れてておった…
しかし…今はどうだ…
己の知らぬところで全能なる神の掌の上で玩ばれ…
その輝きは次第に失われて来ておる…」
ルーシュ「フン! 何を世迷い言をっ!」
(一方、ウルベ少佐の私室にもイナズマギンガーが訪れていた。)
ウルベ少佐「貴様らの考えそうなことぐらいわかっているぞ!
私と機械帝国との仲を裂き、あわよくば自分が
神魔アクシズを手中に収めるつもりだろうが!」
イナズマギンガー「おめぇさんも頭が固えぃな。いいかよく聞けよ。
俺も昔ヘルサターンや全能の神にひどい目に遭わされたんだ。
俺はおめぇさんのことを心配してやってるんだぜ。」
ウルベ少佐「余計なお世話だ!」
バーサと守護獣がブラキオンを復活させるために去っていき。
バルカンベースへ向かう一行のもとに嵐山と夢野が駆けて来た。
嵐山「君達、大丈夫か?」
夢野「何はともあれ、もとに戻って良かった」
ブライ「すいませんでした長官。俺達が付いていながら、こんな事になってしまって」
芝「いや、全く長官、迷惑かけて申し訳ありませんでしたな」
嵐山「いや、無事ですんで良かった。とにかく、色々話を聞きたいから
中に戻ろう」
夢野「そうですな。Kの事もありますし」
ブルドント「ククク。イイヨイイヨー。早く棺桶の中に戻りな」
カメラトリックから中継される映像を見ながらブルドントは楽しそうに言った。
ブライ「じゃあ、みんな基地に戻ろう」
彼等がバルカンベースに戻ろうとした、その時であった。
『みなさん待って下さい』
どこからか、彼等を呼び止める声がした。
優子「何、今声?」
ボーイ「おい、あれを見ろ」
ボーイがそう言い、海上を指差すと。
海面が泡立ち、海中から巨大な女神像が出現した
ジュピター「何、あれ」
夢野「あれは一体・・・」
芝「あれはマザー」
嵐山「マザー。それは一体なんですか?」
芝「Kの生みの親、おっ母さんですよ」
夢野「Kの生みの親」
そう、この女神象がKの生みの親、マザーであった。
芝「マザーよ。一体どうしたってんだ」
突然あらわれたマザーに向かって、芝刑事が尋ねた。
マザー「みなさん、バルカンベースに戻ってはいけません。芝刑事。
貴方達の体内に爆弾が埋め込まれています」
「なんだって?」
それを聞いて、その場にいた者は全員驚きの声を上げた。
ブライ「・・・そこっ」
その時、なにかに気付いたブライが空に向かって短刀を投げると火花と共に
光学迷彩の解けたカメラトリックが破壊されて落ちてきた。
ゲキ「くっ、今まで監視されていたのか!」
ブライによってカメラトリックは破壊され、映像は途切れた。
マルチ「ブルピー!」
ブルドント「グヌヌ。気付かれたか。だが、奴らに仕込んだ爆弾の量なら
あの場所でもバルカンベースを破壊可能だ! 嵐山も外に出ている今がチャンス。死ね!」
そう言い、ブルドントは起爆装置のスイッチを入れた。
ブルドント「んっ?」
だが、起爆装置は何の反応もなかった。
マルチ「大変よ、ブルピー。起爆装置からの電波が妨害されてるわ!」
ブルドント「何だって!?」
ブルドントが起爆装置のスイッチを押した時と、ジュウレンジャー達は、
マザーから発せられた光を浴びていた。
芝刑事「マザー。この光は一体なんなんだい?」
マザー「この光で、起爆装置の受信を無効にしました。みなさん、今のうちに
私の中に来て下さい。私ならみなさんの爆弾を取り除く事ができます」
嵐山「みんな、行ってくれ」
ブライ「分かりました」
芝刑事「マザー。Kの事なんだが・・・」
マザー「Kも一緒に連れてきて下さい。Kのデーターは、Kから常時送られて来ている
ものをバックアップしてあるので、そのデーターを入れればKはもとに戻ります」
新条「芝さん」
芝「ああ、K良かったな」
Kを見つめる芝刑事の目から涙がこぼれた。
>>90 はるみ「…なんだ、あいつ?」
陽子「分からんち…それより、晃君は?」
晃「おーい、こっちこっち!!」
アキラ「晃君!」
鶴姫「よかった…無事だったのね」
聖羅「ったく、心配させんなよ」
晃「ゴメンゴメン…ん?どうしたんみんな?」
サキ「晃君…そのベルトは?」
晃「ん?これ?ちょっとな…」
タケル「(晃君が…あの謎のライダーなのか?)」
モモコ「いずれにしても、ここでは収穫なし、か。どうしよ?」
タケル「一旦バルカンベースに報告しよう。みんなを助け出すのはそれからだ」
―神魔アクシズ―
ヘルサターン「出動だ、ルーシュ・デ・モン!!」
ルーシュ「ん?…まだエシュペリアが完成していないぞ。」
ヘルサターン「完成次第、向かわせる。 いいから行け!!」
ルーシュ「……必ずだぞ!!」
実はこのヘルサターンは軍師レイダーが化けていた。
(SE:変身解除)
軍師レイダー「ふふふふふ……」
ルーシュ「フハハハハ! 貴様等の力はそんなものかライディーン!!」
ライディーン・イーグル「ルーシュ! 瑠璃は! 瑠璃は無事なんだろうなっ!!」
ルーシュ「あの小娘のことなら心配するな! まだ殺しはせん!」
ライディーン・イーグル「瑠璃を返せええええぇぇぇ!!!!」
ライディーン・コンドル「待てイーグル!!」
ルーシュ「フン!」
(SE:衝撃波発射)
ライディーン・イーグル「うわあぁぁぁぁ!!!!」
ライディーン・クロウ「くっ…このままではやられるっ!」
ライディーン・ファルコン「…!? あっ!あれはっ!?」
ライディーン・アウル「『勇者』ライディーンかっ!」
ライディーン・ダイノ「コープランダー隊が駆けつけて来てくれたんですね!」
神宮寺力「待たせたな! 『超者』ライディーンのみんな!」
ひびき洸「いくぞ超魔め!!
念動光線!!
ゴォォォォォォッド ・ アルファァァァァッ!!!!!!!!!!」
ルーシュ「ば、馬鹿なっ!? ぐっ…ぐわあぁぁぁ!!!!!!」
ベーダー魔城…
(
>>194の様子を水晶球を介して見物しているヘドリアン女王)
ヘドリアン女王「アハハハハ! 私の睨んだ通りじゃ!」
アマゾンキラー「それでは女王様、またも機械帝国に内乱の兆しが。」
ヘドリアン女王「ウルベもルーシュも口では強がっておるが、
内心では明らかに動揺し始めておる。」
ヘドラー将軍「女王様の読み通りならば、内部抗争に発展するは必定。
我等ベーダー一族はこのまま高みの見物を決め込み、
各派勢力が弱った時点で再び機械帝国に乗り込み、
神魔アクシズの主導権掌握を宣言する。」
(ヘドラー将軍の言葉に、女王も満足そうな笑みを浮かべる)
アマゾンキラー「しかし果たしてそう上手くいくのでしょうか?
私にはあの全能の神が何か企んでいるのではと…」
ヘドリアン女王「何じゃアマゾンキラー。これも全能の神の計算の内だとでも申すのか?」
アマゾンキラー「いえ、そういうわけではございませんが…」
ヘドラー将軍「案ずるなアマゾンキラー。我々には全能の神と対決する上で切り札がある。」
ヘドリアン女王「その通りじゃ。この大首領脳髄のサンプルが
私たちの手中にあるかぎりはな。アハハハハ!!」