【野望】世界悪徳列伝第二【再臨】

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1来俊臣 ◆SiKEI/O88M
ここは古今東西の悪徳を美徳とする者が集まって、
過去現在を問わぬ諸問題を論じ合う場である。

ここが前回の場所にて、引き続きの利用を願う。

【全てを】世界悪徳列伝【我が手中に】
ttp://etc.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1070279844/l50

悪辣逆臣列伝【我は全てをこの手に握る】
ttp://etc.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1060288622/l50

これが常駐資格である。
・ここの名無しの質問に真剣に対応出来る者。実在架空問わず。

尚、若干の規則を設けた。
・age sageは自由。
・ステハン自由。
・全レスの義務無し。

以上だ。では従来通りの利用を心待ちにしている。
2孔明:04/02/22 23:44
孔明ですよ!
うんこですよ!
野望の本質ってなんなんだろう。
5来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/02/22 23:56
>2 (孔明ですよ!)
最初から諸葛亮孔明とは光栄だな。だが別に中華限定ではない。
古今東西から架空の者まで幅広く門戸を開いておるのでその点を
理解した上で来て欲しい物だ。ともあれ二祝着と申しておく。
未だ名軍師の即断さは健在と見えるな。

>3 (うんこですよ!)
排泄感は別に珍しくも無い人間共通の物だ。
例え絶世の美女と賞賛されし者や多くの覇権を唱えたでも
する時は常人凡人と変わらぬ事をするのみだ。
ごく普通の事ながら案外面白き事柄と今更ながら感心する。
デナ・マットーについて語りや
7来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/02/23 00:06
>4 (野望の本質ってなんなんだろう)
己が理想の成就でもあるし、また上昇志向の別語でもある。
殆どの人間には野望が人生の潤滑油であるが、時に身を滅ぼしかねぬ
災厄を招く最大の要因となる事もある。この兼ね合いが難しい。
だが野望を持たず無欲恬淡に世を生きる者が極めて稀なのも
また事実なのだ。現状維持に甘んじてもそれを望めば野望と言えよう。

>6 (デナ・マットーについて語りや)
エチオピア語らしいが、日本語の糞便とつないで使うと意味がある。
正に言語は千差万別な証拠と言えよう。
神話のバベルの塔とその際の神の怒りによって様々な言語が出来たと
言う話は眉唾物だが、言語の発祥についての明確な説明もまた困難だ。
8フュリー ◆Fury.1RXjk :04/02/23 01:40
新スレ立ておめでとうございます。

>ここは古今東西の悪徳を美徳とする者が集まって〜
とありますが悪徳を美徳とするなんてどういう体験から
そのような信念を持つに至ったのでしょうか。
後学のためにもぜひ教えてください。
2ちゃんねるは老人にも楽しめるものなのでしょうか?

日本はいつまで戦争放棄ができるでしょう?
11以上、自作自演でした。:04/02/23 19:28
.     ┌─┐.                           / \
 ┌──┘  └──┐.                     /    \
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キンタマ
気持ちのいいオナニーのしかたを教えてください
ホモセックスのしかたを教えてください
 新しいスレでございますな。今回もまた、なにとぞよろしく
お願い申し上げます。

>来俊臣様
 新たなるスレッドの立ち上げ、まことにめでたいことでござい
ますな。心よりのお喜びを申し上げます。前スレにおいては
大変なご迷惑をおかけいたしましたが、また今回もどうぞよろしく
お願い申し上げます。

>前スレ685
 あるいはそうなのかもしれません。しかし、どこにもそういった
者は潜んでいるものでございます。ここには数多くの方々が
行き来していることでございましょう。優れたものも埋もれていれば
頭のおかしいものも潜んでおりましょう。私はそういう場所だと
解釈いたしております。

>前スレ686
 いかがでございましょうな。あなたの証言だけですべてを知るほど
私も頭のいいほうではございませぬゆえ……
 いろいろと想像の可能な状況ではございますが、警察に任せる
のがよろしいでしょう。それでも結論の出ていないものであるなら、
どうして私に知ることができましょうか。

>前スレ687
 私も来俊臣様と同じく、鼻毛が機能的には最も有用であろうと
愚考いたします。ただ、体の部分について優劣を決めるのも
あまり意味のあるものではないのかもしれませんな。どの器官も
それぞれなんらかの役割があってあるものでございますからな。
盲腸のように不要の代名詞にされるものも、中にはございますが。
>前スレ688
 申し訳ございませんが、作品はあまり見たことがないのです。
それが引き起こした社会現象も詳しくはございませんので……
少なくとも私にとっては善悪ではかれるものではございませんな。

>前スレ688 蔡京様
 残り容量は、直前で私がずいぶんと消費してしまいましたな。
たいへん申し訳ございません。来俊臣様により無事、移行は完了
したようでございます。

>前スレ690
 タイトル案、たいへん感謝いたします。容量の都合で今回はあまり
議論はされませんでしたが、こうして案が出るのを見るとうれしく
なりますな。
>前スレ691 仲達様
 ここでは前スレでいえなかったことを。
 駄文などとご謙遜なさっていらっしゃいましたが、どうしても
長文になってしまう私からすれば5行程度に論旨をまとめられる
仲達様の技術を見習わねばと思っていたものでございます。
 仲達様とともに歩めたのは、私にとって喜びでございました。
またいずこかでお会いできることを。

>前スレ692,693,695
 仲達様を惜しむ声が……こうしてともに歩ませていただいた方が
引退に際しこのような評価を受ける。私にとってもうれしきことに
ございます。

>前スレ694
 残念ながら存じ上げません。有名とうことですが私は存じません。
たいへん申し訳ございませんな。まあアンチも多くよくたたかれる
球団でございますから、ファンの中にはそれに対抗しようと極端に
走る方もいらっしゃるかもしれませんな。

 なお、現スレについては、たいへん申し訳ございませんがまた
次回とさせていただきましょう。
18来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/02/23 23:40
魔女裁判官もこちらに移動したか。
まずは出先快調と言った所だな。

>8 (そのような信念を持つに至ったのでしょうか)
我輩は食う物も満足に食えぬ貧困の青年時代、多くの犯罪で飢えを凌いできたが
その中で美徳だの人倫だのと言う世間で賞賛されている物が如何に無益無意味
だと言う事を理解し、只己の欲するままにする事が第一であると悟ったのだ。
酷吏なって後も、死刑囚上がりと言う身分のハンデを乗り越えるためと今まで
天上の世界に等しい貴族官僚に痛打を浴びせる絶好の機会と貪る様に職務と
悪行とも言える数々の所業に手を染めてきた。別に悔やんではおらぬ。

>9 (老人にも楽しめるものなのでしょうか?)
同じ話題趣味を持つ間柄なら老若男女全てに共通して楽しめるだろう。
別に老人だからと言って卑下する必要は無い。老いた馬も志は千里に
在りと曹操が詩に詠んでいるが正にその通りだ。
むしろ老いて尚も愉悦を味わえるのは壮快に違いあるまいな。

>10 (日本はいつまで戦争放棄ができるでしょう?)
日本の一国平和主義は既に冷戦の時点でアメリカの軍事力の傘下に入った時に
有名無実化したと言えよう。只今までは幸運にも戦争に直接参加する事が無い。
それ故戦争放棄を唱えられ続けたのだ。
今回のイラク派遣もその一つだが今後は日本も独自の軍事国防政策や諸々の論
を提唱せねば立場が悪化するだけだ。それを日本の現指導者が理解出来るかが
今後の問題だろう。
19来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/02/23 23:40
>11 (ウェーイ)
元気のいい事だ。周辺一面に響き渡る大声で言い表す程の喜びが如何なる物か
我輩には想像がつかぬが、さしずめ親が死んで莫大な遺産でも入ったか。
だが今の日本では相続税が馬鹿にならぬと伺っているが、それを思うと
さぞ頭が痛む事だろう。熟慮して対処する事だ。
それらの問題が解決すれば今以上の大声で発散すると良い。

>12 (キンタマ)
金玉と漢字で書くとこうなるが、我輩も何かの功を上げると武則天陛下より
珠玉などの褒美を賜った物であった。
尚一層の忠勤を励む事を誓うと同時にまた財貨の味を楽しめると舌なめずりを
したであった。宝とは良く言った物よ。

>13 (気持ちのいいオナニーのしかたを教えてください)
何も難しい事ではない、己の性癖を熟知していれば簡単な事だ、
単に見目麗しい女の姿で事足りる場合もあれば阿鼻叫喚の地獄絵図でなければ
満足せぬ者と様々だが、共通しているのは空想妄想それに視覚がものを言う。

>14 (ホモセックスのしかたを教えてください)
男同士の性行為となると肛門性交が連想されるが、これは糞便の付着している
直腸内に己の性器を挿入するので不潔極まりなく最悪の場合性病の危険がある。
事前に排泄と直腸内の清掃を済ました上で行うと良い。
だが、それでも度を越して励むと時には腸が肛門からはみ出るらしいので
程々に行う事だ。何事も中庸が一番なのは言うまでも無い。

では、今夜はこれまでとする。
20蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/02/24 05:30
ついに第三幕だな。まこと慶ばしい限りだ。
関係各位には対しては、これまでの支援を謹んで感謝致すと共に
今後とも宜しく指導を賜りたい。

>来
そなたにも改めて感謝の意を表しよう。
まさか我ら一党がここまでの活況を呈するとは思わなんだ。
そなたとは末永く誼を通じて参りたいものだな。
この場のますますの発展を願って、私も微力を尽くす所存である。

>魔女裁判官
貴官も無事こちらへ移行できたようだな。
これまでの協力に対し、深く感謝致す。
今後も西洋人の立場から見た多彩な回答を楽しみにしている。
では引き続き宜しく頼む。
21蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/02/24 05:34
本日は前スレに残った回答を行う。


前676(蔡京さん追い付くとは思いませんでしたよ)
まあな。本当は溜めぬようにするのが一番良いのだが…。
ともあれ新スレに移行する前に追いつくことができて本当に良かった。
これで一応の面目は立ったというものだ。

前681(進化論は皆さんの時代でも、説得力はあったでしょうか?)
人間と猿が先祖を同じゅうするという事実を単に述べただけでは失笑を
買って終わるのみだろう。かかる風説の流布が罪に問われるか否かは
別としてもな。私の生きた時代は中華文明の革新期だったから、明確な
根拠を付与したるダーウィンの進化論に類似の説が提唱されていれば、
それなりの支持者を得ることができたかもしれん。当時の我々に、
どの程度の科学的知識があったか細かく説明するのは難しいが、
少なくとも地球が丸いということくらいは知っていた。しかしながら
地動説を唱える者が出現するまでには至らなかった。やはり西洋の
ルネサンスは次代への萌芽を多分に内包していたものと言えよう。

前685(ここですか、頭のおかしい連中が集まる板とは)
確かに奇矯な人間も多いとは思うが、頭がおかしいとまでは言えまい。
一応ほとんどの場では正常な日本語によってやりとりがされている。
本当に頭の壊れた者ばかりが集うていては、まともに会話することすら
難儀であろうと思う。ただ、意見の相違が激しく不穏な空気が流れ易い
板の一つではあるかも知れん。可能な限り寛容でありたいものだ。
22蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/02/24 05:36
前686(彼氏はあれからどうなってしまったのでしょうか)
どうも説明不足の印象を受けるな…。自動車で山を下りる前に、まずは
周辺を捜索してみるのが常道であったと思うが、どうか。いきなり怪談と
結びつけて逃げ出したのはいかにも早計であったろう。して、その時に
立ち寄った商店すら幻であったのか? だとすれば奇妙な体験であると
言えようが、そなたが早々に自動車で走り去ってしまったために、
男は自力で下山するべく歩き出し、いずこかで遭難したのかも知れぬ。
珈琲にしても、気まぐれに購入しただけかも知れんよ。やはりそなたの
状況判断は実に非合理的で軽率であったと言わねばなるまい。

前687(鼻毛、尻毛、チン毛、乳毛、マン毛、どれが一番重要?)
…私も鼻毛ではないかと思う。それにしても単なる比較の問題であり
鼻毛があろうとなかろうと、生きていく上で困るようなことはあるまい。
むしろ鼻毛が伸びて、外に飛び出しているのは非常に見苦しいゆえ、
毎朝鏡を眺めて確認するが良い。特に喫煙者の諸君は怠らぬように。
身だしなみを忘れては、人間終わりと言うものだ。

前688(エヴァンゲリオンは悪でしょうか?)
あまり詳しい事は覚えておらぬが、エヴァンゲリオンとは兵器の名では
なかったか? 兵器そのものに善も悪も観念できまい。善悪とは人間に
のみ見出せる概念だろう。核兵器も生物兵器も存在しているのみでは
悪とは言えぬ筈なのだ。善悪の本来的な意味を考えればな。

前690(【閑話清談】悪臣に聞け!【談論風発】)
提案かたじけない。幸いにも今回は迷うことなく来が表題を決定したが
次回以降参考にさせて貰おう。
23蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/02/24 05:39
前691 仲達
…本心としては引き止めたいところだが、決意は固いようだな。
短い間ではあったが、貴卿と親交を結ぶことができてまこと光栄だった。
貴卿の幅広い知識と、機智に富んだ話術は、実に尊敬に値するものだ。
今後それを見聞きできぬのが残念でならぬよ。
大晋宣帝の名が永遠に輝き続けんことを願い、別れを述べさせて貰う。
さらばだ。地下での暮らしに退屈したらば、いつでも戻って来るが良い。

前694(有名な荒し『真・巨人党』をご存知ですか?)
生憎と初めて耳にする言葉だな。由来は職業野球の応援団かね?
まあ…荒らし集団だというなら肯定的には見れぬが、実際にどういった
活動を主としているのか存ぜぬゆえ、これ以上のことは述べられぬ。


以上だ。次回からは新スレぶんの回答に移る。
では、おやすみ。
沖縄県に独立賛成派が少なからずいるそうですが、日本から独立して何のメリットがあるのでしょうか?
大東亜共栄圏について一言
長野県の呼称を「信州」に変えるというのはどんなものでしょうか?
27以上、自作自演でした。:04/02/24 16:41
偽善も善行の内ですか?
28来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/02/24 17:21
蔡京殿もこちらに移動して全員揃ったな。

>24 (沖縄県に独立賛成派)
全く無いと申してよいだろう。観光と米軍基地くらいしか無い沖縄に
特に自活出来る物など皆無である以上、日本からの独立など過去の事情で
述べている感情論に過ぎぬ。そういう独立派は一度数ヶ月間程実際に
独立してみると良い。現実に厳しさを知る事が出来るだろう。

>25 (大東亜共栄圏について一言)
当時欧米列強に支配されていたアジアを同じアジアの日本が解放する
思想であり、太平洋戦争の方便として使われたスローガンだが、実際は
単に中国及びアメリカとの戦争に必要な資源を供給するための搾取に他ならぬ。
名目上独立は与えても、実は主代われど内情代わらずと言える。
だが、古くは日露戦争での日本の勝利が植民地化されていたアジアの民情を
刺激したのは事実だし、全くの虚言ではないな。
29来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/02/24 17:22
>26 (長野県の呼称を「信州」に変えるというのはどんなものでしょうか?)
廃藩置県前の名称に戻すようだが、それで何の利益を得られるかが問題だ。
もし長野県が自治体の腐敗や諸問題により、他の都道府県に悪い印象を
与えたのなら人心一新の意味でそうするのも悪くは無い。
だが一度名前を変えれば多くの関係機関果ては書類にまで影響が及ぶので
その際のデメリットも考えるべきだろう。

>27 (偽善も善行の内ですか?)
例え偽善と気付いていて行う者でも、それを受ける側に得があれば善意に
なると言えような。行う本人は自己満足と偽善でも行動の結果が良ければ
偽善も善行と評される扱いを受けよう。
だが、その偽善の裏を見抜けぬ側は、遠からずその真意を知って愕然と
なる事もあり得るので、最後まで真意を隠しとおせるかも如何に上手く
偽善を行うかの困難なのだ。

蔡京殿と魔女裁判官には今回も前同様の付き合いを願う所存である。
では、本日はこれまで。
政治家に必要なのは5年後10年後を予測出来る才能であり
かつ、それが外れたときに言い訳が出来る才能である。
31蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/02/24 18:33
では現スレの回答を行う

>2(孔明ですよ!)
そうか。…実際これだけではどこの孔明なのかはっきりしないのだが。
水滸伝にも孔明なる登場人物がいたな。あちらは架空の人物だったか。

>3(うんこですよ!)
そうか。…やはりこれだけでは何とも答えようがない。
公衆の面前であまり品のない言葉を発するのはどうかと思うが、
何か理由あってのことだろう。他人を罵る際にも使われる単語だけれど、
幼稚に過ぎて意味がなかろう。───どうでもいいことか。

>4(野望の本質ってなんなんだろう)
結局は自己の欲望を実現させようとする本能だ。そうした感情はすべての
人間に存在するに違いないが、当人の地位能力と比較して、分不相応な
までに膨張すれば、醜悪な野望なりと世間の糾弾を受くることとなろう。
本来的には良い意味で使われる言葉ではない。既存の道徳で許容される
枠内での向上心は野望とまでは言えないからな。

>6(デナ・マットーについて語りや)
>「うんこー」はエチオピア語の「ウンコアン デナ マットー」の略。
>本当の意味は 来る、来た、ようこそetc...
>2chではキターとほぼ同じ使いかたをする。
調べてみたが…上記の意味で間違っておらぬだろうか。
つまり>3で述べられていたのも祝辞の一種であると、そういうことかな?
まあ…誰が最初に言い出したことなのかは知らぬが、ずいぶんと強引な
こじつけをしたものだ。現地人に発音させれば、また違った響きをもって
耳に入ってくるような気もする。
32蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/02/24 18:35
>8 フュリー
よく来てくれたな。燕の避難所も活況を呈しているようだ。
まさにそなたの才智と人徳がもたらした結果と言える。
私も見習うべき点が多い。…気苦労も多かろうが陰ながら応援している。

>悪徳を美徳とするなんて、
>どういう体験からそのような信念を持つに至ったのでしょうか?
悪徳というのも様々に解釈が可能な言葉だが、私は殺人や強姦といった
人倫に反する悪行を美徳と考えるほど非道な人間ではないし、実際に
そうした行為に手を染めた経験もなかった。強いていうならば、私が肯定
してきたのは、マキャベリズムに類する政治的な色彩を帯びた悪徳だ。
かかる信念を有した理由は、私が改革派の政治家であり、自らの政策を
実現する為に既存の道徳を打ち破る必要があったからだ。
また派閥抗争が苛烈な時代であったゆえに、柔軟な思考を持たなければ
官僚として栄達することが困難だったという事情もある。

>9(2ちゃんねるは老人にも楽しめるものなのでしょうか?)
十分に可能だろう。これほど多彩な内容をもつ掲示板なのだ。老人が
興味を抱き、話題についていけるような分野も存在するに違いない。
そもそも当スレからして、年齢層に関わりなく参加が可能な場所だろう。
これまでに質問を寄せてくれた名無し諸卿の中に高齢者がいたとしても
不思議なことはあるまい。──まあ、板の性質を考えれば、平均年齢は
低いものなのかも知れないが。
33蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/02/24 18:37
>10(日本はいつまで戦争放棄ができるでしょう?)
現憲法が存在する間は、国際紛争を解決する手段としての戦争は放棄
せざるを得まい。法の拡大解釈にも自ずと限界があるからな。
戦争放棄という言葉の本来的な意味を考えれば、現在の日本が必ずしも
かかる国是を護持し続けているとは言い切れないが、では憲法を改正し
海外での戦闘行為が可能な国軍として、自衛隊を再編成することが、
国民的支持を得られるかといえば、やはり現状では困難に違いない。
現在の日本はやや右傾化しているが、それでも戦争という言葉に抵抗を
感じる者が数の上では多かろう。事の是非は別としても、今の日本人は
平和国家理念を捨てられるほど投機的な感覚は持ち得まい。

>11(ウェーイ)
…うるさい。そこまで大声を出さずとも聞こえているから安心せよ。
歓喜の叫びか悲痛の叫びか、何とも判断を致しかねるが、かかる奇声を
発したところで周囲の人間に訝しがられるのみだ。
感情は内にしまい込んで、必要な時にのみ外部に表示すれば良い。
それが無難な生き方というものだ。

>12(キンタマ)
…。
そうか。つまり男性器の睾丸だな。そうした言葉を何の脈絡もなくぼそりと
呟かれても、こちらとしては不気味な印象を受けるだけだが…。
睾丸を潰されると、悶絶して気を失うほどの痛みだそうだ。
勃起不全や不妊症を引き起こすこともあるらしいので、十分に注意せよ。

>13(気持ちのいいオナニーのしかたを教えてください)
…。
…自慰そのものが快楽を伴うのだから、方法などどうでも良かろう。
想いを寄せる異性の姿を頭に思い描くなり、猥画を用意するなり、至便と
思える手段をもって自らを慰めるが良い。私はあまり詳しいことは知らん。
34蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/02/24 18:40
>14(ホモセックスのしかたを教えてください)
…。
なにか…似たような質問が続くな。まあ別に構わぬが…。
男性同士の場合は、直腸の穴を用いて性交するのだろう?
しかし直腸に性器を挿入されるには、抵抗を持つ者も多いと聞き及ぶ。
来が>19にて申す通り衛生上の問題もあるから、あまり推奨はできないな。
そもそも肛門は異物を挿入するための器官ではないのだから、
当然と言えば当然だ。まあ、基本的には個人間における趣味嗜好の
領域ゆえ、好きなように楽しむが良かろう。

>24(沖縄県の独立賛成派にメリットはあるか?)
メリット・デメリットを考えた上での議論ではあるまい。
資源にも産業にも乏しい沖縄県が独立を実現したところで、結局は
経済的にも軍事的にも他国に依存せねば、まったく立ち行かぬだろう。
要するに損益を度外視したナショナリズムに過ぎず、メリットなど皆無だ。
個々人に目を向ければ、民族的アイデンティティを経済的・政治的利益に
優先させる者もいるが、社会全体はそうした情緒を省みず実質的な利益
のみを求めて動くのが普通だ。実際のところ、本気で独立が叶うと考えて
いる者など、ほとんど存在しまい。

>25(大東亜共栄圏について一言)
太平洋戦争時に用いられたスローガンか。アジア諸国を欧米列強の
植民地支配から解放し、もって共存共栄を図ると言えば聞こえは良い。
むろん太平洋戦争における日本のアジア侵略(まあ、あれは侵略に
あらずと主張するならば、それはそれで構わぬが)は、この地域における
資源の確保を目的とした訳で、何も現地人の利益を図るべく欧米勢力を
駆逐したのではない。ただ、戦後になりアジア諸国が次々と独立を
果たした事との間に、歴史的な因果関係が存在するというだけのことだ。
そもそも国家というのは、何ら利益を得らるる見込みなくして、
ただ善意や情緒に基づき戦争を始めたりはしない。
実態がそのようなものであった以上、いくら耳に心地よいスローガンを
唱えたところで、空虚な掛け声に過ぎぬ。まともに考えても詮なきことだ。
35蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/02/24 18:42
>26(長野県の呼称を「信州」に変えるというのはどんなもの?)
呼称を変更した程度で人心一新となるなら苦労はないがな。
実際に改名するとなればコストもかかろうし、どれほどのメリットが存在
するのかは量りようがない。まあ、自治体の問題は自治体の意思で
解決すべきであるから、外部の者が口を挟んでも仕方がなかろう。
端的に申さば、積極的に賛成する材料にも、反対する根拠にも乏しい。

>27(偽善も善行の内ですか?)
慈善事業に金銭を拠出すれば、それにより救われる者がいるだろうし、
往来を清掃したり花を植えたりすれば、道行く者の心も安らぐだろう。
結局は行為者の意図が真摯な善意に基づくものであれ、うわべだけの
偽善であれ、発生する結果は等価値であるということだ。
もっとも世間の評価はそれほどに無機質ではないがな。何か別の目的を
果たす為に善行を為さんとせば、真意が露呈せぬよう注意を払うべきだ。
つまり、来が>29で申しておることとほぼ同じだ。

>30(政治家に必要な能力)
誰の言葉なのかは存ぜぬが言い得て妙だな。しかし現実には5年先、
10年先の正確な未来予測をするのは困難だ。従って後者の能力にこそ
ウェイトが置かれるべきなのかも知れぬ。
しかし政治家に多彩な能力が要求される社会は、それだけ未成熟である
ということに他ならぬ。整然とした統治機構の下では、余程の凡愚でない
限り、政治家としての務めを無難に果たし得るものだ。


以上だ。それではまた。
 前回は最後、700あたりでございました。前々回よりも100以上
少ないことになりますな。……私の長話が響いてしまいましたか。

>2 孔明様
 今回の2はあなた様でございましたか。おめでとうございます。
やはりこのスレもまた、二番手争いはなかなかに激しいもので
ございますな。

>3
 ……左様でございますか。ならばさっそく用を足してくるが
よろしいでしょう。あいにく私は手洗い場の場所を存じませぬゆえ
別の方にお聞きくださいませ。

>4
 ポジティブなニュアンスを含んだ欲望の別語ではないでしょうか。
あるいは比較的大きな欲望の別語のことでしょうな。食欲や
小金への執着心程度で野望と言うのも妙でございますからな。
 さて、本質ということでございますが、現在の自分の手の届かぬ
ものを手に入れようと欲するのが野望でございましょう。金銭で
あればそれまでは用意が困難であった金額を手にする、といった
具合でございますな。あるいは境遇や環境そのものを変化させたり
よりよいものを得るなどということもそうでしょうな。
 少々まとまりがございませぬようですが、言わんとすることを
察してくださるならさいわいにございます。
>6
 来俊臣様や蔡京様がおっしゃるには、どうやらエチオピアゆかりの
言葉のようでございますが、あいにく私はアフリカの言葉には
詳しくないのです。たいへん申し訳ございません。
 アフリカと言えば現在のスーダンのあたり。ここにはかつて伝説が
ございました。プレステ・ジョアン、あるいはプレスター・ジョンという
名をご存知でしょうか。この方が治めるキリスト教国家がアフリカに
存在するというものでございます。どうやらそのようなものはなかった
ようでございますが、一度は訪れてみたいものでございますな。

>8 フュリー様
 これはこれは。お名前はかねがね伺っております。
 さて、正直なところを申し上げれば悪徳すなわち美徳という
発想は持っておりません。しかし、「悪徳」を美徳と同等の地位で
あつかっていたというのは確かなことでございますな。しかし、
弁解させていただくならば、当時では、いわゆる不当とされる
魔女裁判は当たり前のことでございました。周囲がしているように
私も判決を下さねば、私自身の身が危ないのでございます。
もしかしたらそれも杞憂かもしれませんでしたが、しかしやはり
自分が疑いをかけられる可能性を考えると恐ろしかったので
ございます。
 そんな重圧がかかる職業でしたからな、被告の財産を没収して
私物化するのは、気苦労からすれば正当な報酬と申し上げても
差し支えはございますまい。
>9
 その老人にとって興味のあるスレッドを、いずれかの掲示板で
見つけ出すことができるならば可能でございましょう。ただし、
老人向け、あるいは老人でも楽しめるスレッドとなるとまた限られて
くるでしょうし、また、偏見かもしれませんが老人はいわゆるITに
不慣れな方が多いことでございましょう。必要、あるいは望む
情報にたどり着くまでに、すさんだスレッドに流れ着いてうんざり、
という可能性の方が高い気はいたしますな。

 さて、途中で申し訳ございませんが、今夜はこれにておいとまさせて
いただくとしましょう。
今の日本のように、他国に容易く金をやる国は、古今稀ではありませんか?
良いのか悪いのか知りませんけど。
40来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/02/25 18:00
今日は八人に判決を下したが全員が刑具を見ただけで自白した。
実に性根の足りない奴らよ。

>30 (政治家に必要なのは)
上手く言い当てた表現だが、やはり先を見通す才は不可欠だ。
例えば他国と友好関係を築くにしても損得を弁えて長い展望で考えられるかが
焦点であるし、また具体的な手法を生み出す才も不可欠だ。
最後の言い訳の部分は自己保身のためにのみ必要かも知れぬ。
もししくじれば即座に辞職する意気込みで対処する政治かも居る事だろう。
まあ、そんな身の振り方に清潔な政治家など稀に過ぎぬが。

>39 (他国に容易く金をやる国は、古今稀ではありませんか?)
近い例では南・北宋王朝がある。文官優位を完成させた関係上軍事力が
低下し他国他民族との戦争を避けるために金銀や絹、或は茶葉を送る事で
一時的な平和を贖っていたのだ。確かに膨大な費用を必要とする戦争よりは
安上がりだろうが、当時からも国辱外交と非難されていたのだ。
今の日本も援助や他国からの求めに軽々しく応じて金をふんだんに
ばら撒いているが、金は無限な物では決してない以上、何時かは破綻が
訪れよう。唯一の売りであった経済力資金力が無くなれば日本は二流国に
落ち、世界から今より一層低い立場と見なされよう。
それが一番現指導者が恐れている事では無いのか。

それではこれで閉廷とする。
輪廻転生とか霊界とかって信じる?
蔡京さん、燕避難所に何か言伝あるなら自分が貼っておきますよ。

質問、何故中国では麻薬所持利用は死刑で扱われる事が多いのでしょ?
権力者にとって、キリスト教を認めない最たる理由は「一夫一妻」でしょうか?
「虎はなぜ強いのだと思う?」の正解は「元々強いからよ」でいいのですか?
釜茹での刑は世界中にあったのですか?
 今回からは皆様に倣って、私も括弧書きで質問の内容を
要約して書いておきましょう。要約を書いておけば、私の解釈に
質問者の意図と相違があれば一目瞭然でしょうし。

>10(いつまで戦争放棄ができるでしょう?)
 難しい問題でございますな。日本の戦争放棄というものは
微妙なもののように思えて仕方がございません。安保条約が
米国との事実上の軍事同盟でございますから、スイスのような
永世中立国ともまた違いますしな。
 ただ、まあ自主的に戦争の火種に向かって飛び込むまねは
近くにはありえないのでしょうか。そういう戦争はおそらくはない
でしょうが、紛争地帯の治安回復を名目に、事実上の軍事活動は
起こりうるかもしれませんな。今回のイラク派遣はその第一歩
になりうるかもしれません。湾岸戦争のときには「派兵だ」と、
派遣はされなかったのですが。

>11(ウェーイ)
 マンダリン、すなわち北京語では「もしもし」に相当する言葉が
「ウェイ?」だそうですな。本当に電話の受け答えだとするならば、
元気なのは結構ですが、相手を驚かせぬようにもう少し小さめの
声がよろしいでしょう。

>12(キンタマ)
 また……なんのひねりもございませんな。以前にもこの手の
発言はあったようですが、単語だけぽつりと出てきたのは、
私は今回ではじめて見ますな。記憶が確かならば、ですが。
 む。もしかして宦官志望でございますかな。それについては
私の専門ではございませぬゆえ、お役には立てそうにござい
ません。
>13,14(気持ちのいいオナニー、ホモセックスのしかた)
 ひとくくりにて恐縮でございます。
 どちらも、キリスト教の観念の中では禁忌でございます。「熱心な」
キリスト教徒たる私の口からはとてもとても説明できませんな。
 それにしても、以前にも申し上げたことですが、わいせつなこと
ばかりを口にしておられると、必要以上に人格を低く見られることが
ございます。お気をつけくださいませ。

>24(沖縄県独立のメリット)
 思い当たりませんな。それよりも、デメリットというか、リスクが
あまりに大きすぎる。鉄道も作られぬほど本島は小さく、また
沖縄を構成する諸島はあちらこちらに散らばって交通の便も
よくはございませんな。独自の航空会社も持たず、第二次産業も
あまり盛んではないこの土地に独立など少なくとも私にはできぬ
発想でございますな。
 仮に独立国家となるにしても、やはり日本をはじめとする他国の
援助が必要となり、どこまで主権を主張することができるかは
はなはだ疑問でございます。

>25(大東亜共栄圏)
 私はさほど詳しくございません。思うところはもはや
来俊臣様と蔡京様がおっしゃっておられるので私から言うべき
ことはございません。
 申し訳ございませんな。
>26 (長野県の呼称を「信州」に変えるというのはどんなものか?)
 観光業やら特産品の製造業といったあたりを考えての、かの
県知事がぶち上げた計画らしいのですが……私も少し耳に
した程度で、詳しいところはよく覚えておりません。
 まあ確かに、そういった産業にとっては長野よりも信州のほうが
一般に認知されやすいかもしれませんな。しかし、やはり気に
なるのがコストでございますな。都道府県名を変えるならば
総計すれば多大な手間となり、すなわち費用も馬鹿になります
まい。リスクをおしてでもやれるだけのうまみがあることなのか、
最終的な結論を出さねば手を出すべき事業ではございませんな。
 ……なんだか当たり前の意見に終始してしまいましたな。

 うーん。なにやら切れが悪い。少々、回転が鈍っている気配で
ございますな。途中ではございますが、今日のところはこれにて。
 なお、明日は都合により来ることができません。重ねておわび
申し上げます。
49蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/02/26 18:06
では本日の回答を行う。

>39(今の日本のように、他国に容易く金をやる国は、古今稀では?)
有史以来一貫して東アジアの雄であった中国は、外国との間に自由で
対等な通交関係を結ぶという思想がなかった。そのために中国は常に
外国に対し服従と貢納を要求する立場──すなわち朝貢関係を
築いてきたのだ。朝貢関係の実態は、中国が政治的安寧という利益を
享受する対価として、諸外国が希望する通りの経済的恩恵を与える
ものであったから、正に中国は「他国に容易く金をやる国」として
東アジアに君臨してきたのだ。漢・唐・元・明・清と細かい相違はあれど
みなこうした姿勢で外交威信を保持していたのだが、ひとつだけこの
方針に失敗した王朝がある。それが即ち私の北宋王朝に他ならない。
つまり来が>40で述べている通りの屈辱的な外交を強いられたのだが、
実を言えば我が北宋王朝は、一般的に精強と思われている前漢・唐を
遥かに凌駕する軍事力を持っていた。それなのに北宋の外交威信が
大きく低下したのは、ひとえに中国の爆発的な経済発展が周辺諸国を
中世的社会から脱却する役割すら果たしたゆえであり、外交関係の
優劣を決する要因が複雑化したためと言える。また、北宋王朝は
強大な軍事力を有していても、それを円滑に運用できぬという構造的
欠陥があった。量的に満足されても質的に問題を抱えていたのだ。
大英博物館にエジプト等から収蔵品の返還要求が続いておりますが
やはり返した方がいいのですか?
51蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/02/26 18:13
>42
わざわざの気遣い痛み入る。燕の避難所に昔馴染みの顔ぶれが姿を
見せぬ事で、フュリーが寂しげにしていたのでな。何か力になれればと
思ったのだが、とりあえずは解決したようだ。余計な気を遣わせても
気の毒ゆえ、特に言伝はいらぬよ。済まなかったな。
また何かあれば、燕本国に書き込ませてもらおう。

>何故中国では麻薬所持利用は死刑で扱われる事が多いのでしょ?
麻薬取締に限らず中国の刑法は厳しい。犯罪に死刑を適用する範囲も
先進国と比して広範だ。近代刑法理論から言えば、目的刑論に基づく
一般予防効果(苦痛・害悪を伴う刑罰を犯人に課す事により、一般人が
犯罪に陥ることを予防する効果)に主眼を置いて、社会秩序の維持を
刑法の主要な意義とする考え方が強い為なのだろうが、単に先進国と
比較して人権意識が低いだけかも知れぬ。その是非については大きく
意見の分かれるところだろうけど、厳罰を課すことが必ずしも犯罪の
抑制に直結せぬことや、国際社会の趨勢と齟齬をきたす事を鑑みれば
いずれ中国政府も刑法の内容を緩和するのかも知れない。
しかし麻薬の蔓延は、途上国であるほど社会への害悪が大きい。
厳刑をもって臨む国家は中国以外にも多いのだ。まあ、当然だろうが。

>43(権力者がキリスト教を認めない最たる理由は「一夫一妻」か?)
あまり関係ないだろうと思う。キリスト教に限らず、多くの宗教は姦淫を
戒めるが、法律的な重婚を認めないという程度の意味しかなかろう。
宗教の自由が認められていた社会が少ないのは、宗教が反体制運動
の萌芽となりやすく、また抽象的な信仰対象が、国家や体制の権威を
価値観の上で凌駕する虞(おそれ)が大きかった為だ。
52蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/02/26 18:21
>44(「虎はなぜ強いのだと思う?」の正解は「元々強いからよ」?)
よくわからぬ。説明になっているようで、全然なっておらぬではないか。
私はこうした哲学的な問答が苦手でな。「強い」という意味も、ここで
どのように使われているのか不明確だ。

>45(釜茹での刑は世界中にあったのですか?)
うむ…その手のことは詳しく知らないな。文献を見る限り、中国にも
そうした刑罰は存在したようだが、私の時代には行われていなかった。
まあ…来に回答を任せることとしようか。たぶん詳しいだろう。

>50(収蔵品の返還)
基本的には帝国主義時代の収奪品だからな。まあ…道義的には返還
すべきなのだろう。しかし美術品は人類全体の資産とも言えるし、
そうした観点からは、より多くの者の目に触れやすい環境に置かれる
ほうが有益なのかも知れない。


以上だな。ではまた。
宗教は阿片ですか?
蔡京さん、>41さんの質問を見落としてますよ。

質問です。
アヘン戦争は、もし中国が徹底抗戦していれば勝てたというのは本当ですか?
ここで中国が踏ん張ったなら、列強のアジア侵略は頓挫したらしいのですが…。
55司馬昭 ◆CHaeYdY82g :04/02/27 01:22
嗚呼、嗚呼嗚呼、父上が引退されていたとは・・・_| ̄|○ 

涙に関するなにか「へぇ〜」という薀蓄を所望いたします・・・
56来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/02/27 02:38
それでは本日の返答と致す。

>41 (輪廻転生とか霊界とかって信じる?)
現世を未ださ迷っている我輩らにその様な事を訊ねるとはな。
我輩は信じてはおらぬが、生前、聖人と崇められた者の魂ならば
神仏に等しき物に昇れよう。
魂の存在は認めるが、その行き先までは皆目見当がつかぬ。
まあ我輩はこの世を方々見て回ったので退屈はしなかったがな。

>42 (何故中国では麻薬所持利用は死刑)
蔡京殿が言われる様に現在の中国は厳罰主義で望んでおる。
また阿片戦争関連で半植民地に陥った関係上、麻薬が国家国民に与える害が
如何に多大かを理解出来ているからだろう。
現中国政府はその教訓を生かしているが、三十年程前にベトナム戦争で
アメリカへの対抗処置で自国内で栽培した麻薬を流してアメリカ国内に
浸透させた事がある。要は自国に有害なら厳しく取り締まり、逆に何かに
使えるなら有効に使うと言う事だな。

>43 (キリスト教を認めない最たる理由は「一夫一妻」)
それは日本の戦国時代の大名領主の言だが、それも含まれよう。
だが最たる理由は神の下では皆平等と言う物だ。
身分制度が確立していた日本は言うまでも無く、中華でも康熙帝以後
布教は厳しい条件下でのみ行われ、後には完全に禁止となった。
皇帝が統治する王朝国家に、皇帝以上に尊ばれる神など有害に他ならぬ。
いわゆる黄金期の三帝も、それに気付いたのだろう。
57来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/02/27 02:40
>44 (「虎はなぜ強いのだと思う?」の正解)
それは爪と牙があるからだ。人間が虎を恐れるのは何よりその二つが
あるからに他ならぬ。韓非子にもある様にそれが無い虎など狩られて
食われるのみになろう。
一見強いと見られる物でも何かを欠けば、立場を表裏入れ替えて弱者
となり得るのだ。

>45 (釜茹での刑は世界中にあったのですか?)
無論、世界中に存在した。日本や中華は勿論、西洋でも人間を熱湯や
油で煮て殺す死刑・私刑は幾らでもあった。
大きな釜や鼎と、煮炊きする食習慣があればどこでも行われる。
中華でも古くは周の文王の長子である伯邑考が釜茹でにされ羹にされたし
明代でも永楽帝は南京入城の際に、反対派を釜茹でで処刑しておる。
日本なら石川五右衛門が有名だが、酷刑が多用された戦国時代では
ごく当たり前の死刑法であったのだ。
斎藤道三などは自らに歯向かった者を釜茹でで処刑する際に、その
身内に釜を沸かせたと言うから、如何に残酷な物か押して知るべしだ。
しかし蔡京殿も、こうした質問類は全て我輩に任せるが、やはり
我輩が酷吏としての本領発揮できる分野だからか。

>50 (収蔵品の返還要求)
これは双方が交渉の結果解決する問題だが、文化的価値の他にも
観光名物としての収益が見込めると言う理由が大きいのかも知れぬ。
まあ闇で流れて売買されるよりは、一定の場所で展示されるのが望ましい。
58来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/02/27 02:41
>53 (宗教は阿片ですか?)
マルクス・レーニンの言葉として余りにも有名な物だが、別に宗教に限らず
全ての事柄は使用手段に左右される。例え聖人の教えとして万人を救うと
思われる宗教でも、それを利用する者によって大いなる害にもなる。
逆に国家運営や、何かを纏め上げるのには宗教は極めて有効だ。
要は使い方による。一概に麻薬の如く物とは呼べぬな。

>54 (アヘン戦争は、もし中国が徹底抗戦していれば)
仮に内陸部の成都もしくは重慶にでも遷都して徹底抗戦を続ければ
その内、持久戦で根を上げたイギリスが撤退した可能性もある。
だが、本来征服王朝である清では、圧倒的多数を占める漢族の支持が
得られるかと言う問題が生じる。おそらく清上層部も一度は考えたが
結局、漢族を信用出来ずに屈辱的な講和に甘んじたのだろう。
全体の一割にも満たず、また満州八旗を始めとする王朝直属の軍隊が
使い物にならぬ現状では止むを得ぬな。

>55 (西晋文帝)
真に残念とは思うが致し方無いと思われよ。
涙か。我輩と同時期には多くの有象無象の酷吏が現れては消えた。
その中には根拠の無い誣告でも、武則天陛下の御前で憚り無く涙腺を解放し
陛下の歓心を買って抜擢に預かった者が多く出た。
やはり他人に何かを訴えるのに、涙は丁度良いのだろうな。
大の男が泣き崩れる姿が絵になるとは思えぬが。

では今夜はこれまで。
たぶん44のネタは花の慶次という漫画か
その原作の一夢庵風流記からだと思います。
6044:04/02/27 04:46
>59
多分皆さんご存知だったと思いますよ。
私は前田慶次の答に納得いかなかったもので、質問したのですよ。

質問です。
鄭和の大艦隊は、驚いた事にアフリカまで行ったそうですが、皆さんの時代のアフリカ観は
どんな物だったのでしょうか?
61山崎 渉:04/02/27 16:38
(^^)
62山崎 渉:04/02/27 16:41
(^^)
63山崎 渉:04/02/27 16:41
(^^)
64山崎 渉:04/02/27 16:44
(^^)
65山崎 渉:04/02/27 16:44
(^^)
武器は棄てるべきだと思います。
67来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/02/28 01:46
深夜の審問もまた落ち着くな。最後の一仕事と言う実感がある。

>59 (たぶん44のネタは)
我輩は存じていた。確か漫画版の伊達政宗の話で有った物だったな。
その通りと答えるのも芸が無いので、爪牙と強弱を交えて返答したが
やはり原作の名言には及ばぬな。

>60 (アフリカ観はどんな物だったのでしょうか?)
60も隆慶や花の慶次を好むのか。あれは何度読んでも良い話だ。
して、本題だが我輩の唐代ではアフリカの存在など全く知られていなかった。
よってどの様な物と明確な返答は用意出来ぬ事を詫びる。
せいぜい今のイランや中央アジアまでが知識範囲であった。
鄭和とその艦隊がおそらく中華で最初に到達したと考えるが
残念ながら、再度の航海を阻止しようと反対派により関係資料が
大半が処分されたのが実に惜しい事だ。
68来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/02/28 01:48
>61-65 (山崎 渉)
その様に雁首そろえて並ぶと処刑後の刑場を思い出す。
斬首間も無い生首が断末魔の表情を浮かべて転がる様は、
見ていて余り心地良いとは言えぬが、稀に笑みを浮かべて刑に服すのも
存在したが、果たしてその心中はどの様な物であったのか。
かく言う我輩も最後は斬首刑に処されたので他人事とは思えぬな。

>66 (武器は棄てるべきだと思います。)
一度武器を棄てれば敵側はそれに乗じてこちらに攻撃を仕掛けよう。
双方が放棄するのなら問題は無いが、片方のみでは一方的に殺られるのみだ。
理想では良いかも知れぬが現実で行えば死期を早めるだけに過ぎぬ。
まあ相手側と睨み合っている最中に、その様な思考が思い浮かぶかが疑問だ。

それでは今夜もこれにて終える。
ゲームではともかく、実際に暗殺は有効な手段でしょうか?
昔、兵舎のトイレから出る肥料は、鎮台肥と呼ばれて珍重されたそうですが
洋の東西を問わず、兵士は普段は一般人より良い物を食べていたのですか?
戦いを終らせるには戦いしかありませんか?
アリスソフトのゲームの主人公「鬼畜王ランス」のような
王についてどう思いますか?


台湾って中国領なの?
,,r::::::::::::〈:::::::::),,,,,,,,,,,,ィ::::::ヽ
      〃::::::::::::;r‐''´:::::::::::::::::::::ヽ::ノ
    ,'::;'::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::
     l::::::::::::::::::l:::::::::::●::::::::::::::●:::j
    |::::::::::::::::::、::::::::::::::( _●_):::::,j:  ちょっと此処を通らせてもらいますよ!
    }::::::::::::::::::::ゝ、:::::::::|∪|::::::ノ;!
.    {::::::::::::::::::::::::::::`='=:ヽノ:::::/     
    ';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/
      `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ
75来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/02/28 22:19
今日は六人に判決を下した。刑場に積もっていた雪も溶けてきた様だ。

>69 (実際に暗殺は有効な手段でしょうか?)
確かに有効な手段と言える。例え大臣貴顕であろうと使用人の一人か
二人を買収すれば成功の可能性大だ。
古今の例を見るまでも無く、暗殺によって国家が変動した例は多く
正に労少なく最上の利益を得る事が出来る。
だが暗殺に値する者も、それなりの用心をしているのは容易に考えられる。

>70 (兵士は普段は一般人より良い物を食べていたのですか?)
余り普段から飽食しては、いざと言う時に役に立たぬだろう。
時には飢餓の中で戦う事を義務付けられる兵士なら当然だ。
だが食うに困って軍に参じる農民や飢民も多かったが、
最低限、衣食住は保障されていた。そうでなくば戦えまい。
この中間と見るべきか。

>71 (戦いを終らせるには戦いしかありませんか?)
一般的にはそれであろうが、時には外交手段で解決する事もある。
だが中途半端に矛を収めて後顧の憂いを残すよりは一気呵成に武力で
決めるのが極めて有効ではあるまいか。
口舌で何事も解決はしない事を理解する事が大切であろう。
76来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/02/28 22:20
>72 (「鬼畜王ランス」のような王についてどう思いますか?)
周辺の女にのみ鬼畜と呼ばれる王でも臣民に対して寛容ならば
一向に差支えなく、むしろ名君と言えよう。
女色にふけるのは古今の君主に共通しており、それを非難する事は
性を好む人間性を否定するに等しい。
要は欲望の矛先を如何に向けるかにある。
畏れながら武則天陛下も男を囲う事があったが、それに関係無く
政務を怠る事は無かった。これなら何の問題も無い。

>73 (台湾って中国領なの?)
人民共和国では台湾を不可分の領土と位置付けているが厳密に言うと
そうとは言えず別国家と呼ぶのが相応しい。
諸制度でも大きく異なり、また仮に台湾を併合した際の軍事上の均衡
関係を考えても他の国がそれを認めるとは考えられぬ。
おそろく今後も今の状態が続く事が容易に推測できるな。

>74 (ちょっと此処を通らせてもらいますよ!)
ほう? 熊が通るか。古来より熊の掌は中華料理の最高峰とされてきたが
ここで捕えて味わうのも悪くないな。

…いや、今回は止めておこう。その愛嬌のある顔を見ると何となく憚る。
せいぜい狩人に気をつけて行くがいい。

では本日はこれにて閉廷。
よいか>1。
我々はインペリアルクロスという陣形で戦う。
防御力の高い>2が後衛、
両脇を>3と>4が固める。
お前は私の前に立つ。
お前のポジションが一番危険だ。
覚悟して戦え。
恨みや嫉妬のような負の感情こそ、真に人間の向上心を養うものでしょうか?
現在の社会において、こいつは始末しておいた方がいいという奴はいますか?
「もし、世界が100人の村だったら」という発想の転換は、何の役に立つのですか?
島国日本ではお馴染みの刑罰島流しですが、罪としては重い物なのですか?
82来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/02/29 23:53
どうやら多くの場が巻き込まれた様だが今回はかなり厳しかったな。
改めて質問を書き置いていく名無し諸君に感謝の意を表す。

>77 (我々はインペリアルクロスという陣形で戦う)
我輩……、いや臣に命令を下すとはもしや武則天陛下では?
実に久しゅう御座います。大恩ある大周皇帝陛下。
臣は取るに足らぬ草民の身ながら陛下の抜擢を受け、光栄にも
身に余る高位に就き真に恐縮の至りにて……と見たが皇帝の
尊位に在った陛下が「私」とは言わぬ。別人であったか。
紛らわしい事をする物よ。

>78 (負の感情こそ、真に人間の向上心を養うものでしょうか?)
その通りと答える。常に他人を競争相手或は敵対者と見て己にそうした
感情を向けていると考え行動すれば、おのずと自らへの励みにも自戒にも
なるので、そうした方が望ましい。
我輩もそうした空気の中で生き延び、出世してきたので同意だ。
だが、被害妄想に陥る可能性もあるので注意せねばならぬ。

>79 (現在の社会において、こいつは始末しておいた方がいいという奴)
何かの報道や諸々の嫌な事柄の際にそう見る者は数え切れぬ程居る。
だがその感情が長く続くかが問題であり、単に一時的なら始末云々は
立ち消えになるだろう。
酷吏としての職務の際では僅かの疑惑が芽生えた者は即刻始末或は
抹殺に及んだが、今現代ではそうも行くまい。
冷静に対処してこそ最たる物と見るのでな。
83来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/02/29 23:54
>80 (「もし、世界が100人の村だったら」)
単に統計の数字の縮小に過ぎぬと見るが、百人全てが同じ者とは
決して違うと言う事は確実に言えよう。
例えばこの場でも蔡京殿と魔女裁判官。そして我輩の三名が居るが
三人共に見方思考全て異なる。
発想の転換が有益か否かは一概に断定は出来まい。

>81 (島流しですが、罪としては重い物なのですか?)
日本では昨日まで尊位に在った天皇上皇、もしくは大臣が絶海の孤島に
流され不遇の内に死ぬのは実に悲惨な結末だ。
これを重いと言わずして何と言おう。我輩も多くの政敵を陥れ流刑に
処したので充分頷ける話だ。だが流刑にも様々で時には護送の途中で
偽勅や追加処置として裏で処分する事も多々あった。
言葉を変えれば死刑に近いかそのものと言えよう。

では、本日はこれまで。明日から新しき月だが尚一層の支援を頼む。
現代人は、昔より体は大きくなりましたが、幼児化中性化が進み、体力は低下しています。
これは猪が豚になった変異の過程にそっくりなのですが…。
最近のロリコン犯罪の増加は、児童ポルノ法による規制のせいだという意見はどう思いますか?
100年以上先の未来に冷凍睡眠であなた一人むかわなければなりません。
一度目覚めたらその時代がどんな風になっていてもそこで一生を終えなければなりません。
何年後に目覚めるよう、タイマーをセットしますか?
そして目覚めた世界で何をしますか?
 ご無沙汰しておりました。皆様には大変なご迷惑をおかけして
おります。切れの鈍さはまだ払拭されたわけでもございませんが、
これ以上待っていては皆様へのさらなる迷惑にもなりましょう。
 ではまいりましょう。

>27(偽善も善行の内?)
 どこに目を向けるかにもよりましょう。深くつっこむと哲学的な
領域に踏み込んでしまうので、私の思うところを申し上げましょう。
 偽善の本質とは決して善行ではありえません。しかし、便宜的
には善行としてあつかいます。その偽善によって益をこうむることが
できるのならばそれでもよろしいのではないでしょうか。なお、
相手の偽善があらかじめ読み取れているのならばそれは取引と
お考えください。相手の意図と偽りの善行とがつりあうかどうか、
それを天秤にかけるのです。
 ちなみに、いまさら言うまでもございませんが私の職業は
ある意味で偽善の最たるものでございました。

>30(政治家に必要な才能)
 ごもっともでございますな。それですべてかどうかは存ぜません。
しかし大事なものでございます。長期的にものを見ること、これは
狭義のみならず、広義の政治に有効でございますな。たとえば
法人の運営などでございますな。そして言い訳ですが、これで
危機を乗り切れないならばそこで途切れが生じてしまう。途切れては
つまり長期的運営にも支障が生じる。いや、あなたのご意見には
納得してしまいました。
 しかし、後者にのみ長けているようでは住民にとってはあまり
よいことではないかもしれませんな。後援会など政治家の周囲に
とっては何よりも大事なことかもしれませんが。
>39(今の日本のように他国に容易く金をやる国は古今稀では?)
 そうですな。私にはあまりそのような例は思い当たりません。
しかし、なるほど。来俊臣様、蔡京様のご意見を拝見し、私の
不見識を思い知らされるとともに、なんだかひとつ賢くなった
気分でございますな。

>41(輪廻転生とか霊界とかって信じる?)
| 善行に励み、神を心の底から愛したものだけが
| 神の国に入れるのでございます。
\_  _______________
   ∨
  ∧_∧
 ( ・∀・)
 ( 建前 )
 | | |
__(__)_)______________
 ( _)_)
 | | |
 ( 本音 )
 ( 。A。)
  ∨ ̄∨
   ∧
/ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 本気でそう考えているなら魔女裁判は
| もっと清廉だっただろうな。
>43(権力者がキリスト教を認めない最たる理由は「一夫一妻」?)
 それもあるかもしれません。しかし、最たるものはおそらくは
「神のもとの平等」でございましょうな。つまり、宗教面で権力者が
民衆を掌握することが困難となりましょう。
 もうひとつの問題は一神教ということでございますな。土着の
宗教が特有の神を祭っている場合、権力者はその神、あるいは
神々の威光を笠に着ることができなくなります。もちろん自らが
神となることもできなくなりますな。
 どちらも権力の地盤を軟化させる要因となりましょう。権力者にとって
それは厄介ごと以外の何者でもございませんからな。

>44
 「虎は強くて当たり前。考える必要もない」
 意図はこのようなところでございましょうか。その意味では正解とも
申せましょうな。しかし、そこには思考というものが欠けております。
どこが強いのか、なぜそれが脅威なのか、どうしたらその脅威を
消し去ることができるのか。そういった考えを捨ててしまえば、虎は
いつまでたっても強いままでございましょうな。
 来俊臣様は、虎の武器として爪と牙を挙げられました。では、人の
最大の武器は何でございましょうか。つまり、人間として最も強力な
武器を捨てていることにほかならぬということではないですか?
>45(釜茹での刑は世界中にあったのか?)
 ございました。魔女狩りの時代、欧州本土での処刑は火刑か
絞首刑、あるいは絞首の上火刑というものがほとんどでしたが、
英国においては煮沸刑も執り行われておりました。日本での
釜茹では水よりも油を使っていたそうですが、こちらのほうは
おそらく水だったのでございましょうな。
 蛇足でございますが、「三匹の子豚」や「ヘンゼルとグレーテル」
などは悪者を煮沸しており、つまりは釜茹ででございます。殺害の
方法として童話がすぐに二つも浮かぶということは、コミカルかつ
残虐な方法であったと同時に、誰もが思いつくような方法であった、
とも考えられませんでしょうか。

>50(大英博物館にエジプト等から収蔵品の返還要求)
 もはや時効でございましょうな。私としては返す必要はないのでは
ないかと愚考いたします。あとは博物館側が返すことにどのような
メリットがあるか、返さぬことにどのようなデメリットがあるか、そこを
よく考え、話し合いの上判断すべきでしょう。

>53(宗教は阿片?)
 中毒症状や依存性という意味では両者は一致するかもしれません。
しかし、宗教というのははじめに学ぶ哲学でございます。教会こそ
最も身近な学校であり、聖書こそが前途を最も明るく照らす教科書で
ございます。寺院や神殿や礼拝所、経典などと言葉を置き換えても
かまわないでしょう。阿片はいっときの快楽と引き換えに前途を
台無しにしてしまいますが、宗教はその前途を明るくするための
ものでございます。そこが阿片と宗教とは決定的に違う。
 とはいえ、あつかいを間違えるとまったくの逆効果ともなりえます。
その意味では阿片よりもアルコールに近いかもしれませんな。
>55 司馬昭様(引退、涙に関する薀蓄)
 まったく残念でございました。あなたのお父上、仲達様には
私もお世話になりました。またご一緒できる機会があれば、と
思うのですが……
 涙についてでございますな。本当かどうかわかりませぬゆえ、
まああまり本気で信じ込まぬようにお聞きください。記憶が
あいまいなものでございますから。
 涙にはストレス物質が含まれているそうでございます。落涙には、
その物質を老廃物として排出する役割があるそうでございます。
つまり、ストレスによって起こった変化を正常に戻すということで
ございますな。では悲しいときの涙に最もそれが含まれているのか
というと、実はたまねぎによる涙のほうに多く含まれるようです。
 こんなところでございましょうか。

>59-60(>44の出典)
 さようでございましたか。残念ながら、私は存じておりません
でした。ご解説に感謝いたします。

>60(アフリカ観はどんな物?)
 異世界、でございますな。かつてかのアレクサンドロスが
マケドニアを出発して東に遠征したそうでございますが、乾いた
土地で麦を育てる彼らから見ると、湿った土地で米を育てる
インドというものは異世界に見えたそうでございます。そこで
それ以上の東征を断念したと聞いております。
 私にとってのアフリカとは、彼らにとってのインド以東のような
ものに相当するのではないでしょうか。アフリカ北部にはイスラム
がおり、その南には欧州では見たこともないような動物たちが
かっ歩する。宗教が途切れ、生息する動物すら違うようでは
異世界と思わずしてなんと思うものでございましょう。
>61-65 山崎 渉様
 なにかよいことでもあったのでございましょうか。しかし、メールの
欄まで同じ笑顔では……あなたの表情にはどこか無機質な印象を
受けますな。かつて、私のもとに今にも死にそうな表情で取引を
持ちかけてきた連中の愛想笑いのほうが、まだあなたの笑顔よりも
生気がありましたな。

>66(武器は棄てるべきだと思います。)
 では、棄てる前の段階として、なぜ武器を持つことになったのか。
おそらくは必要であったからでございましょう。なぜ現在でも武器を
持ち続けるのか。武器を手放すのが恐ろしいからでございましょう。
 たとえば銃社会というものが問題になることがございますな。なぜ
問題になっても銃を社会から締め出せないのか。それは自分が
銃を手放せば、自衛の手段をなくした自分に銃を持ち続ける者たちが
襲い掛かってくるかもしれない。そんな恐怖感があってのことでしょう。
もちろんみんなで放棄ができればそれにこしたことはございませんが、
無法者というものはどこの世にもいることでございます。
 いまふと思ったのですが、武器こそが阿片なのかもしれませんな。
依存性もございますし。
>69(実際に暗殺は有効な手段?)
 有効でございましょう。逆の見方をすれば、有効な手段であった
からこそゲームでも暗殺という物騒なものが取り入れられたのでは
ございますまいか。
 ともかく、敵方の要人を暗殺するのは敵の急所をひとつついたも
同然でございましょう。決定打にはならずとも混乱が生じるのは
必至でございます。ただし、出世争いの相手を蹴落とす目的で
暗殺という手段をとる場合などは、両手が後ろに回ることもありえます。
くれぐれもお気をつけくださいませ。

>70
 あいにく、軍事に関してはあまり詳しくはございません。ただ、
食糧難に陥る軍隊の話も耳にしますし……いかがなのでござい
ましょうな。

 さて、途中ではございますが、ここまでとさせていただきましょう。
やはり蔡京様のように一気に、という能力は私にはないようで
ございますな。まあ無理はいたしますまい。
アフリカってずっと欧米の植民地でいた方が幸福だったんじゃないですか。
95蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/01 20:56
…さっそく溜まってしまったな。少しずつだが回答して参る。

>41(輪廻転生とか霊界とかって信じる?)
見落としていたな。大変申し訳ない。私の生きた時代は仏教も道教も
盛んであったから、そうした概念は広く信じられていた。
私自身、おぼろげながら死後の世界が存在する事を認めていたような
気もする。だが道士や僧侶の説くところを頭から鵜呑みにしていたかと
申せば、それはまた話が別だ。特に私は道教界と政治的に癒着して
いたので、宗教や信仰の背景に存在する欺瞞や矛盾を見抜くことが
できた。政治権力と合理的精神の賜物だな。

>53(宗教は阿片ですか?)
宗教には多面性があり、主として社会倫理を定型化して統治の安定を
図る側面と、現実社会が個々人にもたらす苦痛を和らげる機能を持つ。
マルクスが「民衆の阿片」と非難したのは後者に対してだったろう。
大衆が宗教という阿片によって現実社会の矛盾から目をそむけることは
資本主義社会がもたらす不平等・不合理の消極的受容に他ならず、
それは暴力による革命で資本主義を打倒せんとするマルクスの立場に
著しく反するものだったからな。
共産主義が崩壊し、資本主義の優位性が一応の確立を見た現在に
おいては宗教の持つもう一つの側面をこそ重視せねばなるまい。勤労と
禁欲を旨とし、蓄財を否定せず、もって職業労働の倫理的根拠を与えた
プロテスタントの教義は、結局のところマルクス主義よりも明確な形で
社会の発展を促したのだ。マルクスの意図とは異なるけれど、宗教が
社会および個人に対し、毒としても薬としても作用するという点では、
まさに阿片そのものと言うことができるかも知れない。
96蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/01 21:00
>54(アヘン戦争は、もし中国が徹底抗戦していれば勝てたか?)
朝廷内の意思統一を図りて、臣民一丸となって抵抗していればな。
だが当時の清朝は、かかる合理的態度をもって外敵に抗し得るほどの
威勢はなかった。阿片戦争は、単に清朝が英国に屈したのみならず、
東洋的近世社会が近代資本主義に敗れたのであって、仮に一時的な
戦勝を得たとしても、この社会構造そのものにおける優劣は変わらぬ。
つまり阿片戦争に勝ってみたところで、近代化に立ち遅れた東アジア
社会が、西欧列強の進出を完全に阻み得た筈がないということだ。
なお、回答漏れを指摘してくれて感謝する。

>55 西晋文帝
貴卿もあまり気を落とさぬように。父帝と晋家の栄誉がとこしえに輝き
続けるよう、帝王に相応しき態度で邁進されるが宜しい。

>涙に関するなにか「へぇ〜」という薀蓄を所望いたします・・・
私の邸で召抱えていた料理人に楊と申す者がいた。
天子の御膳房にも出仕した履歴をもつ、当代一の料理人だったが、
ある日厨房にて料理用の鳩をさばかんと俎板に括りつけたらば、
鳩が涙を流すのを見たそうだ。鳥に限らず牛も豚も数え切れぬほど
食材として屠って参った経験豊かな料理人が、その一事をもって、
己の所業の残虐なることを悟り、以後二度と動物の肉を食材として
扱わなかったという。楊がその後どういった人生を歩んだのか、私は
まったく存ぜぬが(さすがに私邸における使用人の人事にまで、
私も一々気に留めてはいなかったからな)人間は些細なきっかけで、
それまでの人生観が一変することもあるのだ────と、後々まで
語り草になったそうな。

>59(44のネタは花の慶次という漫画からだと思います)
なるほど…。原典が存在するのか。その漫画、名前くらいは耳にした
ことがあるけれど、実際に読んだことはないな。
日本の戦国時代を扱った作品と聞き及ぶが、私がもっとも苦手とする
分野の一つだ。ごく初歩的な知識しか有しておらぬ。
97松永久秀:04/03/01 21:01
暗殺の後の茶もまた格別也
98蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/01 21:03
>60(皆さんの時代のアフリカ観はどんな物だったのでしょうか?)
私たちはペルシャ、インド、そしてヨーロッパに関しては地理的存在は
勿論のこと、その内情についてもある程度の知識は持っていた。
だが…アフリカとなると全く知らなんだ。鄭和の南海遠征は、宋代より
数百年後の出来事だし、アフリカが世界史の上で政治的意味を持つ
ようになるのはさらに後の事だからな。

>61-65 山崎
あちこちに貼られていたようだが、やや懐かしい感じがする。
こうした形の荒らしもすっかり陰を潜めていたからな。
まあ…特に言うべき事もないが、
あまり方々に迷惑を掛けぬよう忠告だけはしておく。

>66(武器は棄てるべきだと思います)
捨てたからとて問題の解決にはなるまい。武器がなければ人間は
互いに素手で殴り合うて、どちらか一方が倒れるまで終わらぬだろう。
武器の存在が争いを生むのではなく、争いがあるから武器が生まれ、
改良が加えられて、核兵器のごときも発明されるのだ。

>69(ゲームではともかく、実際に暗殺は有効な手段でしょうか?)
それは目的にもよるな。何のゲームを指しているのか良くわからぬが、
例えば、私を暗殺して北宋王朝を動揺させんと図っても全くの無駄だ。
暗殺の対象が天子であっても同様だろう。指導者が暗殺された
程度で崩壊するような政権は、未成熟との謗りを免れまい。
テロルで歴史を変えること能わず───というのは間違いだと思うが、
実行者が企図したとおりの結果を生じせしむることは非常に困難だ。
権力者というのは基本的に、代わりとなる者が幾らでも存在する。
99蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/01 21:06
>70(兵士は普段は一般人より良い物を食べていたのですか?)
質的に良い物を食べているとは限らぬけど、量的には不満の出ぬ
程度の食糧供給が為されるのが常態だ。人間はパンのみに生きる
ものにて、食えなければ上に従う意味がない。兵士は特にそうだ。
古代の兵制では食料も自弁であることが多かったが、王権が確立し
国家が常備兵による武装を旨とすれば、必然的に配給関係の
コストが増大する。北宋はそれに苦しめられて財政難に陥り、
王安石も私も、色々と頭を捻った。保甲や保馬といった兵農一致を
企図する改革案で、幾許かは軍費の縮小を為し得たものの、
総合的に勘案すれば付け焼刃に過ぎなかったな。

>71(戦いを終らせるには戦いしかありませんか?)
国対国の戦争なら、当事国の一方が戦意を失くせば終了だ。
それが実体的な武力を用いたものであれ、外交的圧力であれ、
「戦い」と呼べるものである以上は貴公の言い分が正しかろうよ。
しかし、国家対国民の戦争はそう簡単には終わらない。
思想的に一致団結した民衆は、時に経済的損益と無関係に戦闘を
繰り広げる。狭い視野で論じるならば、日中戦争もベトナム戦争も
そうした形で国家が国民に敗れた戦争の好例であると言えようか。

>72(「鬼畜王ランス」のような王についてどう思いますか?)
誰のことかは知らぬけれども、かかる不名誉な渾名を付けられると
いう事は、およそロクな治世を為し得なかった国王に相違なかろう。
しかしながら、国王個人の趣味嗜好が、鬼畜の所業と呼ばれるに
相応しいものであっても、それが国家全体に害を及ぼす性質の
ものでなければ、特に大きな問題ではない──
というのが一般論であると思う。
100牛金:04/03/01 21:06
100
101蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/01 21:08
>73(台湾って中国領なの?)
中華人民共和国は台湾を自国領の一部と看做し、強硬な姿勢を
崩していない。歴史的経緯を考えれば、それも確かに一理あろう。
だが、台湾が実質的な独立を維持し続けているのは既成事実だし、
国際社会も、消極的ながら台湾の独立を容認している。
日本の右翼勢力が比較的台湾に対して寛容なのは、中国憎しの
反作用であると私は考えているのだが、どうであろうか?

>74(ちょっと此処を通らせてもらいますよ!)
熊か…。実際の熊はそんなに愛らしい動物ではないな。
これは縫いぐるみか何かだろう。中に人間が入っているからこそ、
そのように会話が出来るのだ。冬とはいえ、毛皮を纏っていては
暑苦しかろう。何か冷たいものでも飲んで休むが良い。

>77(お前のポジションが一番危険だ。覚悟して戦え)
私を戦闘に駆り出し、なおかつ最前線に立たせようとは、不心得も
甚だしい。私は剣も弓も手にした経験がなく、まったく戦闘の役には
立たないぞ。兵士の資質も正しく見抜けず、無謀な編成で戦闘に
臨むような将軍は不要だ。後方の閑職にでも左遷せらるるが良い。


本日はここまでとさせて貰う。
アメリカ、コロンバイン高校銃乱射事件の勇気ある少年に賛美歌を捧げてください。

(某スレで既出の質問ですが)
103来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/01 23:48
本日も返答する事としよう。

>84 (現代人は、昔より体は大きく〜猪が豚になった変異の過程)
上手く言い当てているな。一見進んではいても内面実状は異なると言う訳か。
豚の如く肥え太るかは知らぬが、それに近くはなって来ているだろう。
全てが全てそうとは限らぬが、目に付く以上由々しき事態なのは代わり無い。
人間の品種改良でも行わねば収まらぬかな?

>85 (最近のロリコン犯罪の増加は、児童ポルノ法による規制のせい)
河川の水をせき止めるに似ているな。どれ程堤防を高くしようと水がある以上
際限が無いので費用その他がかかる一方だ。
人間の性欲もそれに近いので一法文で抑制できるなどと思うのは愚かに過ぎぬ。
法律は万能では無いと言う良い証だ。
一度、性に関する規制やそれに関する法律条文をすべて廃止してみれば結果が
見出せるかも知れぬ。

>86 (冷凍睡眠)
五十六億七千万年後に目覚める様、調整するな。
実際に弥勒菩薩がこの世を救済するか確かめてみたい。
だが常識で考えると地球や太陽がその時に存在しているかと言う疑問が大きい。
武則天陛下が御自らを弥勒菩薩の下生を称された関係上、興味があるのでな。
104来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/01 23:49
>94 (アフリカってずっと欧米の植民地でいた方が幸福)
支配国から独立しても結果が水一滴すら容易に飲めぬ貧困ではそう思っても
不思議では無いが、衣食住が保障された飼い犬か或は誇りを持った野良犬の
違いに近いのではないかな。
例え独立した所で、各方面で他国の援助もしくは支配下である現状を見ると
名ばかりの独立も無意味と云う事だ。
その意味では君の指摘も正しいと言えよう。

>97 (松永久秀)
一時期共にしていた松永久秀とは異なる様だな。
だが殺伐とした戦国の世でも風流を解するとは下克上の賜物と言われた
悪人の面目躍如と言えよう。
単なる時流に乗っただけの小物には無い魅力故、今に到るまで名が伝わる。

>100 (牛金)
もう百か。この計算で行くと今回は八百前後まで進めるか。
何時も容量との相談で悩まされるこの場が千で終わる事はまず無い。
考えてみるとこの分野では稀ではないか?

>102 (コロンバイン高校銃乱射事件の勇気ある少年に賛美歌)
覚えておる。猟奇殺人者に有った物を同じ趣旨の質問だな。
何が原因でその様な暴挙に走ったかは知らぬが、その者達の魂が賛美に
値するかと疑問がある。
まあ、仮に天国地獄があれば間違いなく後者直行だろう。
せめて迷い無く地獄に堕ちる様手を合わせるくらいしか無いな。
賛美歌は勿体無いと言うか歌うまでも無いだろう。

では本日はこれまでとする
平安京は長安がモデルだそうですが、他の国にも長安を倣った都市はあったのですか?
性善説の「惻隠の情」の話ですが、幼児が落ちそうなのが井戸ではなく
噴火口のような助ける側も危険な場所なら、ほとんどの人は助けませんよね?
二十一世紀の戦争でも「冬将軍」は戦局を左右する要素でしょうか?
「歴史にifはない」という言葉って正しいの?
やはり人口は多い方がいいのですか?
110来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/03 22:52
昨日は手のかかる罪囚の訊問に手間取り来れなかった。

>105 (他の国にも長安を倣った都市はあったのですか?)
当時の長安は世界最大の大都市なので日本の平城・平安両京のみならず
近隣諸国の都は大抵、長安を模した物だった。
尤も、規模においてはどれも長安に及ばなかった。
人口一つ取っても百万を誇った本家とは比較にならぬ。

>106 (性善説の「惻隠の情」の話)
人間誰しも自分が一番可愛い物だ。それを他人を救うために自ら危機に
陥れるなど我輩から言わせれば考えられぬ。
井戸であろうが噴火口や断崖絶壁だろうが利益にならなくば見捨てる。
それが普通の人情と云う物だろう。
余程の物好きか落ちる寸前の者が富豪ならあり得るかも知れぬが
単なるありふれた身分財産の者なら放置され、後はその者次第だ。

>107 (二十一世紀の戦争でも「冬将軍」は戦局を左右する要素でしょうか?)
気候が左右するのは十分考えられるだろう。
最近の対イラク戦争でも砂嵐や昼夜の気温差激しい砂漠は悩みの種
だった筈だ。だが当然、諸国の軍関係者もそれを考慮の内に入れて
兵器製造なり訓練を行っていると考えられるので昔の様に大きく
関係はしないと楽観的に見る。
流石に大寒波や酷暑の中での戦闘は熟練の兵士でも根を上げるだろうが。
111来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/03 22:52
>108 (「歴史にifはない」という言葉って正しいの?)
歴史も現実である以上、その選択が駄目だから他のを選びなおすと言うのは
無理に違い無い。一度その道を選べば後は誰にも分らぬ。
一個人でも幾らかの選択肢がある様に、歴史も後から考え直して悔やむ時も
ある。だが仮定を論じるのは良いとしてもそれを現実と混同しては無意味だ。
議論の一つの案に過ぎぬ。

>109 (やはり人口は多い方がいいのですか?)
労働人口や税収の元としてなら多ければ多い程良い。
だがその国家の力では養えぬ余剰人口を抱えて、その結果瓦解した国も
過去に幾つか存在している。
それに一概に過大な人口と言えども仮に全てが老人の様な国の扶養対象
だとしたら財政的に負担が大になるだけだ。
あらゆる年齢層が調和が取れて存在してこそ意味がある。
現中国でも表面上の統計人口は最早信用に足りぬ。国家が把握している
以上の言わば無戸籍の者が多数居ると思われる。

では、本日はこれまで。
第二次大戦を一人のせいにするとすれば、ヒトラーが妥当な所ですか?
 なんだかこのごろは不規則でございますな。毎日こられると
よいのですが……

>71(戦いを終らせるには戦いしかありませんか?)
 いかがでしょうな。私は戦争と言うものに詳しくはございませぬ
ゆえ、あまり語ることはできません。
 聞くところによれば、戦は始めるよりも終わらせることのほうが
難しいそうですな。だとするならば、徹底的に、優劣がはっきりと
見えるまで戦うことが手っ取り早い手段なのかもしれません。

>72(「鬼畜王ランス」のような王について)
 申し訳ございません。あいにく、その鬼畜王は存じておりません。
その鬼畜の称号がどういった意味なのか、そこによることでござい
ましょうが……

>73(台湾って中国領?)
 そこが現代外交をややこしくするひとつの要因でございましょうな。
台湾は独立した国家を主張しているようでございますな。しかし、
中国は台湾を自らの一部とみなしているようで、中国本土への
復帰を望んでいるようでございます。
 そこから生じる「ふたつの中国」が厄介な問題のようでございます。
つまり、中華人民共和国を立てるならば中華民国を独立した国家と
認めることができない。近隣外交を面倒なものにする問題は早々に
解決すべきなのでしょうが、まあおそらく当分は平行線をたどる
ことでございましょう。

>74(ちょっと此処を通らせてもらいますよ!)
 む。待たれよ! 貴様、よもやサバトへと向かう魔女ではござい
ますまいな。記録では悪魔から受け取った膏薬を用い、獣や鳥に
姿を変えてサバトへと向かう魔女がいるとのこと。人語をあつかう
熊とはいかにもあやしい。
 であえ、であえ! この熊を取り押さえ、徹底的に取り調べよ!
>77(インペリアルクロス)
 お断り申し上げます。私は騎士でも兵卒でもございません。
私を危険なポジションに立たせるなど、あなたの作戦そのものに
すでにほころびがあるのではございませんか? しかも防御力の
高いものがいるならば、そのものを後衛に回す必要もございます
まい。

>78(恨みや嫉妬のような負の感情こそ、真に人間の向上心を養うもの?)
 それはございましょう。しかし、そればかりがすべてとは思い
ませんな。中には理想を強く持ち、それゆえに高みを目指すものも
いるようでございます。どちらのタイプが多いかは、世がどれほど
乱れているかにもよるのではございますまいか。もちろん理想の
裏にも嫉妬や欲望、葛藤のたぐいはつきものでございますが。
 青雲の志といえばきれいな言葉にきこえますが、そういった感情、
俗な言葉で申し上げればどろどろした人間くささが向上心には
無関係ではございませんな。
 なんだか読みづらくなってしまいましたな。申し訳ございません。

>79(現在の社会において、こいつは始末しておいた方がいいという奴)
 そうですなぁ。現代社会については私が口を挟む必要はおそらく
ございますまい。ゆえにあえて名を挙げたりはいたしません。
 ただ、その場その場での始末を考えるよりは、そのようなやからが
出づらい環境作りをすることのほうが大事なのかもしれませんな。
これは蔡京様の影響による発想なのかもしれませんが。
>80(「もし、世界が100人の村だったら」という発想の転換は何の役に?)
 数字が比較的小さく、しかも区切りがよろしい。ゆえに、世界の
大まかな構成を理解するには役に立ちましょうな。政治学か社会学か、
あるいはその他もろもろの学問か、そういったものの初歩を学ぶには
役立つのではございますまいか。
 ただし、あくまで小規模のシミュレーションゆえこれですべてを
学べるとは思わぬことですな。水槽の中に川に住む生き物たちを
住まわせ、それでその川の生態系すべてを把握できるものでは
ございますまい。

>81(島流しですが、罪としては重い物?)
 流罪とは死罪に次ぐ重刑でございますな。辺ぴな土地へと送られて
そこで残りの生涯を送らねばならないのです。現代で言うならばこれは
終身刑に等しいか、それ以上のものでございましょうな。

>84(猪が豚になった変異の過程にそっくり)
 そのとおりかもしれませんな。現代人は文明により自然の脅威から
守られ、いい食料品も手に入れやすい。ひどいい方をしてしまえば、
文明は豚小屋であり、いい食料品は栄養価の高い飼料と置き換え
られるかもしれません。脂身の多く柔らかな肉を持つ人が増えるのも
そう考えればうなずけます……いや、私は人など食べませんよ。
 ともあれ、文明の発展による弊害のひとつでございましょうな。
>85(ロリコン犯罪の増加は、児童ポルノ法による規制のせい?)
 あるいはそうなのかもしれませんな。それを欲求のはけ口と
していたものにとってはストレスがたまりやすくなっているのかも
しれません。
 ただ、来俊臣様のたとえをお借りするなら、せき止めた水は、
一度堤を切ってしまえば直後にはものすごい勢いとなりましょう。
その主張をたてにいきなりの規制の撤廃を求めるのも問題が
ございましょうな。
 この問題については、どこが落としどころになるのか私には見当が
つきません。まあ当分はこのまま行くことでございましょうが。

>86(100年以上先の未来に冷凍睡眠で〜)
 100年後です。100年間のブランクならば、冷凍睡眠につく時点の
名残はまだ残っていることでございましょう。それに、いつ人類の
文明が崩壊しているかわからぬ以上、目覚めるのはなるべく早い
ほうがよいのではないでしょうか。
 なにをするかについてはとくに考えませんな。しいてすることが
あるならば、その社会になれることでございましょうな。

 途中ではございますが、今回はこれにて。
現在でも「ペンは剣より強し」でしょうか?
118蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/04 18:59
では本日の回答を行う。

>78(恨み・嫉妬の様な負の感情こそ、真に人間の向上心を養う?)
嫉妬や憎しみは人間誰しもが抱き得るものだ。しかし、そうした感情を
向上心にまで昇華できる者は少ない。大抵の場合恨みは恨みのまま、
嫉妬は嫉妬のままに終わり、何ら人生の益とはならないだろう。
また向上心というものは、自らの向上を図るべく実際に努力をせねば
何の意味も持たない。それができるのも一種の才能であって、
単に嫉妬心や憎悪を抱くのみでは困難であると言えよう。

>79(現代社会において、始末しておいた方がいいという奴はいるか)
生かしておくだけで社会全体に危険を与える人間など普通存在しまい。
危険な集団というのは存在するかもしれないが、個人が個人として
出来る事などたかが知れている。そもそも個人や集団の行為が
何らかの犯罪に該当するならば、当然に刑法的な処罰を受けることに
なるだろうし、法と無関係に個人を抹殺するのは現代の立憲主義的
価値観に著しく反する。社会通念に照らし合わせて妥当性を欠く以上、
「始末しておいた方がいいという奴」など観念すべきではなかろう。

>80(「世界が100人の村だったら」という発想の転換)
ある集団の、母集団に占める割合を容易に把握できることに意義が
あるのではないか? 何千何万という数のみを出されても、よほど
数字に強い者でなければ、どの程度の比率なのかピンと来なかろう。
事例の簡略化によって、社会の現状を正しく認識させることが、
そうした教書の主題なのであろうと思う。
119蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/04 19:01
>81(島流しは刑罰として重いものですか?)
ここでは流刑一般と捉えて良いか?
流刑には様々な形態があり、将来的に京師へと呼び戻して、名誉を
回復する含みを持たせたものから、刑地へ赴く途上に追令を発して
処刑することを想定したケースまで存在する。
後者の場合なら死刑の一形態とも言えるから、極めて重い処置だ。
私が課されたのはまさにこれであり、護送されながら死を覚悟して
いたが、生憎と処刑の勅令が下される前に病没して果てた。
まあ…身体に刃を加えられることなく逝けたことを喜ぶべきかも
しれないのだが、私の死体から首だけを切り離して京師に送り届け
天子立会いの下で首実検が行われたというから、不名誉なことには
変わりがない。慙愧に堪えぬ思いだ。

>84(現代人の身体的変化)
猪が豚になったのは自然選択の結果でなく、人為的に猪の家畜化を
進めた為だろう。現代人の身体的つくりが変化したのは、周囲の
環境に基づく自然的なもので、豚とは話が異なるのではないだろうか。
猪は豚になることで人間にとり有益な獣となった。しかし現代人の
身体的退行は生存能力の劣化とも考えられ、有益なものと言い難い。
その意味でも両者の変化にまつわる意味合いは大きく異なる筈だ。

>85(ロリコン犯罪の増加と児童ポルノ法)
それほど因果関係があるようには思えないのだが…。
法による規制というのは、犯罪行為を取り締まるのみならず、
一般人に対し規範面での障害を与え、犯罪抑制効果をもたらすのが
普通ゆえ、同法の存在がかえって、そうした犯罪を増加させていると
言うならば、立法者を納得させるに足る、因果関係の証明がなければ
ならない。かかる犯罪が実際に増えていると言うならば、当然にそれを
規制する法律は正当性を帯びる訳で、たとい憲法上の人権規定に
反する疑いがあっても、合憲との結論が導かれることになろう。
──とにかく、妄想は妄想に留めておき、実行に移すべきではないな。
当たり前だが。
120蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/04 19:02
>86(冷凍睡眠)
未来のことはまったく予測がつかぬからな。人間社会は時間の経過と
ともに理想的なものに姿を変えていくという訳ではないし、
いっそのこと出鱈目に時間を設定して、運を天に任せてみようか。
目覚めた世界でいかに生きていくかは難しいが、歴史という学問が
存在している限りは、私の名前も伝わっているだろう。
私が書をしたためれば、骨董ごのみな好事家の目にも留まるだろうし、
それを売りながら生計を立て、無難な一生を送ることと致す。

>94(アフリカってずっと欧米の植民地でいた方が幸福だった?)
植民地主義などというものは、支配国にとっても、被支配国にとっても
最終的に不利益しかもたらさない。今日において帝国主義的価値観が
衰退したのは、何も人道主義に則っての事ではなく、経済的に採算の
とれぬような政策を続ける意味がなくなったからだ。
まあ、現代においても大国の対外資本投下は、ある種の搾取であるに
違いないが、それにしても原始的な植民地支配とは一線を画する。
欧米のアフリカ支配が特に過酷であったことを鑑みれば、その状態が
永続した方が幸福であったなどとは考えられないな。

>97 松永久秀
以前に在住していた松永卿とは別人か…。
暗殺がそれほど有効な政治手法とも思えないが、ともあれ事が上手く
運んだのであれば、確かに茶の味も格別だろうよ。
のんびりしている間に出し抜かれないよう、気を付けて生きるが良い。

>100 牛金
100獲得おめでとう。
…牛金とは三国魏の武将だったろうか。
どうも三国志関連の知識は疎いのでな。もう少し何か喋ってもらえると
こちらとしても助かる。
121蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/04 19:03
>102(高校銃乱射事件の勇気ある少年に賛美歌を捧げてください)
犯罪の是非はひとまず置くとしても、この犯人は自らをも破滅せしめて
しまったのだから、それはすなわち勇気というより蛮勇である。
勇気も度胸も己の利益のために用いねば意味がない。
一時の感傷で己の身を滅ぼすが如き行動に出るなど、単なる馬鹿だ。
私には心理学的知識はないので、およそ表面的な要素でしか
こうした犯罪者を分析することはできぬ。
馬鹿に捧げる讃美歌はない。大体この犯人が私の賛美歌を
欲しがるとは到底思えぬ。無駄なことはやめておこう。

>105(長安を倣った都市)
8世紀初頭に建国された満洲渤海王国の首都・上京竜泉府が有名だ。
当時の満洲にかかる高度文明が繁栄した事は、にわかに信じ難いが、
渤海国の支配者層が高句麗の遺民であり、盛んに唐文化の吸収に
つとめた為と考えれば納得が行く。東アジアの中世国家はその殆どが
唐朝の官制や学術を模倣して繁栄したが、日本の律令制度を見るに
唐制の完全なるコピーという訳ではない。19世紀の明治政府が
一から十まで西欧文明の影響下に成立したことを考えると、唐王朝の
影響力はそれほど凄まじいものではなかったと言えるだろう。

>106(噴火口に落ちそうな幼児)
まあ、当然といえば当然だろう。自らの身体生命にも危険が及ぶ
可能性があるにも関わらず救助せよとはいかにも酷な物言いであるし
見捨てたからとて道義的非難には値しまい。現代刑法においても
かかる場合には未必の故意を観念せず、犯罪は成立しない。
もっとも、噴火口に落ちんとしているのが自らの子である場合には、
やや話が異なるけれど、いずれにせよ不可罰なりという結論は同じだ。
私も地方官時代にはこうした事件の裁判を手掛けたことがあるけれど、
やはり同様に犯罪不成立としたな。まあ・・・実際には胥吏の作成した
判示に同意したというだけだが。
122蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/04 19:04
>107(21世紀の戦争でも「冬将軍」は戦局を左右する要素か)
防寒技術や気象予測の手段が高度化した現代では、作戦の段階で
十分な対策をとり得るであろうし、前近代におけるほどの影響力は
薄れてきているものと思う。従って、戦局を左右するものと言うよりは
作戦を左右する要素であると言える。ほぼ来の意見と同じだ。

>111(「歴史にifはない」という言葉って正しいの?)
この言葉には二つの意味があると思う。まず一つは、歴史が不可逆な
ものであり、「if」の観念を差し挟む余地がないということ。もう一つには、
歴史は必然的なものであり、個人の選択もまた偶然にあらず
時代背景や社会的地位によって、当然かつ必然的に決定されたもの
であるから、そもそも「if」は存在しないのだということである。
双方ともに説得力はあると思うけれど、だからと言って、歴史に「if」を
観念することがまったくの無意味であるという訳ではない。
来の意見に追随する事になるが、歴史を考察する上での一手法として
意味を為す場合もあるだろう。学問には多方向からのアプローチが
必要だからな。

>109(やはり人口は多い方がいいのですか?)
中世以前の素朴な社会構造下にあっては人口と国力がほぼ正比例の
関係にあったと考えられる。その理由として、一つには税制が人頭税
主体であって、人口増加が税収増に結びついたこと、また余剰人口が
兵士および農奴として社会の枠内に収まり得たことなどが挙げられる。
しかれど近世以降の複雑化した社会では、国家の経済規模と人口の
バランスが取れていることこそ重要になったのだ。中国に限って言えば
北宋以降の経済発展と人口増加は密接な関連性を取りつつ、穏当に
拡大していったけれども、清代中期に至って人口増加に経済発展が
追いつかなくなった。すなわち近世的社会構造の限界が露呈したと
いうことに他ならず、まさに中国が西欧文明に呑み込まれた根本的な
原因であると言えよう。
123蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/04 19:06
>112(二次大戦を一人のせいにするとすれば、ヒトラーが妥当?)
あれほどの歴史的大事を個人の責に帰するなど、あまりに合理性を
欠くと思うが・・・強いて一人のせいにするならば、ヒトラーが適当なの
かも知れないな。むろんヒトラーに権限を委譲したるヒンデンブルク
にこそ、そもそもの責任があるとするならば、それもまた是のような
気もするし、背景に存在した独占資本のせいだとも言える。さらには
世界恐慌を惹き起こしたアメリカ人にこそ責任があるとも言えようし、
さらに遡ってヴィルヘルム2世帝に非難を加えることも、まったくの
不合理ではなかろう。つまり───堂々巡りだな。実に不毛なり。

>117(現在でも「ペンは剣より強し」でしょうか?)
むしろ現代でこそペンは剣よりも強いのだろう。高度な情報化社会に
あっては、たとい表現の自由が保障されぬ国家であっても、情報が
国外に流れ出て、外国および国際社会からの非難を加えられること
侭ある。いわんや先進国においておや、ペンによる攻撃にて政権が
短期間に崩壊することも珍しくない。それは自由主義の観点からは
望ましいことと言えるが、統治の安定を容易に損なう可能性を持つと
いう点で、大きな危険も孕んでいよう。何事にも節度は必要だ。


以上だ。それではまた。
124以上、自作自演でした。:04/03/04 19:31
オナニーのおかずに蔡京さんが(;´Д`)ハァハァしている姿を創造していいですか?
こ の 文 章 を 見 た 人 に は 、 身 の 回 り で 、
3 日 後 に 何 か と て も 悪 い 事 が お き ま す 。
悪 い 事 を 起 き な く さ せ る た め に は
こ れ と 同 じ 文 を 2 日 以 内 に 、
違 う 所 に 5 回 書 き 込 ん で く だ さ い 。
5 回 書 き 込 ま な か っ た 女 子 中 学 生 が 、
書 き 込 み を 見 た 後 、 3 日 後 に 死 に ま し た
我々は所詮遺伝子のタクシーだという考えはどう思いますか?
127来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/05 19:34
大変申し訳無いが、我輩は今日から二日に一度の頻度で返答させて貰う。

>112 (第二次大戦を一人のせいにするとすれば)
第二次大戦の原因を世界大恐慌までさかのぼれば株値が上がる中
最初に売却して値を下げた者が責任者と言えるだろう。
戦争に関わらず、何かの事柄を一個人に押し付けるのは極論だろう。
確かにヒトラーの責任は認められるが、仮に彼が出現しなくても
他の誰かがその役割を引き受けた事に違いあるまい。

>117 (現在でも「ペンは剣より強し」でしょうか?)
蔡京殿が言われる様に、現在の情報が強力な時代では尚更ペンで
書かれる一行の報道が、時には一国の政権の命運を左右する事がある。
匿名の投書の密告で大いに役立った我輩にはその威力がよく理解出来る。
例えば朝政を漏らしたと報告があれば、それだけでも失脚の理由になった。
真実か否かは関係無く、この様な情報の脅威を常に感じつつ活動していたのが
古今を問わぬ政治家宰相の面々だろう。
128来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/05 19:35
>125 (こ の 文 章 を 見 た 人 に は 、 身 の 回 り で)
今では特に信じられる類の話ではないな。
だが、我輩の生きた唐代を含めた過去の中華ではこの様な不吉な卦は
大抵すんなりと信じられ即座に広まった物だ。
他にも、これを利用して政敵を追い落としたり己の出世の道具にした
者も少なからず居た事は確かだ。
目をつけた相手の家の奴僕を買収して、連日連夜妖異な物が現れると
家の主人を恐怖に陥れ、道士を招いて払わせるとそれを皇帝の寿命を
縮める呪詛と言いがかりをつけて密告させる方法を良く使ったが。

>126 (我々は所詮遺伝子のタクシーだという考えはどう思いますか?)
そのタクシーの解釈によって様々に受け取れるが。
単に一時的に利用する物としてか。或は自家用車を持てぬのでタクシーを
利用する意味にも取れる。
今の人間を自家用車即ち遺伝子の完成体を位置付けるなら、確かに
未完成の時期と言えるが、最終的な状態が何であるかなど予想がつかぬ。

では、本日はこれまで。
鄭成功は英雄といえますか?
 幾度も申し上げておりますが、中国に関するものは、中国の
専門家がおふたかた、いらっしゃいますのでお断りすることなく
飛ばす場合がございます。また、その他なんらかの意図をもって
お断りなくあえて無視する場合、あるいは後回しにする場合が
ございます。ご了承くださいませ。

>94(アフリカってずっと欧米の植民地でいた方が幸福だったんじゃ)
 宗主国、すなわち本国がどの程度、植民地に益をもたらすかに
よるとは思いますな。宗主国の景気のよいときはその利潤が
植民地側に回ってくることも考えられますが、景気の悪いとき。
このときには植民地などはいいように使われる可能性も充分に
ありうることと愚考いたします。人道に基づく植民地の保護も
あるかとは思いますが、それで本国をおろそかにしては国民の
反感を買い、その政権は長続きしますまい。つまり、国家の
システム上、いざというときの植民地は切り離さざるを得なくなる。
ひどい場合、搾り取られることだって考えられましょう?
 そもそも国家の運営には人道も必要ではございましょうが、
それ以上に重要視されるものはある種の商才でございましょう。
 前置きが長くなりましたが、あなたのお考えに、私は賛同いたし
かねます。

>97 松永久秀様(暗殺の後の茶もまた格別也)
 ま、松永様!……と、この方は別人……でございますか。
 それはさておき、そのようなことをわざわざこの場にておっしゃると
いうことは、もはやその仕事は後処理まで含めて完成したか、その
めどが立ったということでございましょうな。あなたのそのお言葉に
青ざめる者、歯噛みしてくやしがる者、さまざまおりましょうな。
もしやそうしたものの表情を眺めることが、「お仕事」の最後の
仕上げというわけでございましょうか。
>100 牛金様(100)
 おめでとうございます。ここまで来ることができたのも
来俊臣様と蔡京様、それからここを訪れてくれたすべての方の
おかげでございますな。喜ばしきことでございます。

>102(コロンバイン高校銃乱射事件の勇気ある少年に賛美歌を)
 はて。それは果たして勇気と言えるものでございましょうか。
私は法や秩序にそむく、無法者は好きではございませんな。
むしろ彼に捧げるべきは鎮魂歌でございましょう。彼の魂が、
宗教的な意味でも社会的な意味でも、いつか罪から開放される
ことを祈る以外に私にはできません。もっとも、魂の浄化は
すぐには終わりますまい。煉獄の劫火の中に放り込んだとして、
罪が焼き清められるまでに彼の魂が耐えられるかどうか。
 いずれにせよ、お断り申し上げます。私どものおこなってきた
魔女裁判も無秩序に見えるかもしれませんが、当時の法や
慣習などに照らし合わせれば必ずしも無秩序ではなかった
のです。私にも、上に述べた根拠で拒否する権利はございます。

>105(他の国にも長安を倣った都市はあったのですか?)
 あいにく、私はそのあたりは詳しくございません。少なくとも
私の知る限り、欧州でそのような都市があるとは聞いたことも
ございませんな。

>106(噴火口のような助ける側も危険な場所なら、ほとんどの人は助けませんよね?)
 おそらくはのとおりでございましょうな。少なくとも私は助けない。
とはいえ、私はすでに人の生死に関して感覚が麻痺している可能性も
ございますが。
 ただ、善なる心と自らの命とを天秤にかけ、それで助けなかった
とて、これは性善説を否定する材料ではございますまい。
>107(二十一世紀の戦争でも「冬将軍」は戦局を左右する要素?)
 軍事には詳しくない上、言うべきことはすでに両閣下のご意見に
含まれておりますな。ゆえに、私から申し上げるべきことはござい
ますまい。

>108(「歴史にifはない」という言葉って正しいの?)
 それは一面でございましょう。歴史の事実のみを学ぶのであれば、
ifは考えたところでどうなるものでもございません。過ぎてしまったことは
もはやどうにもならぬものでございます。しかし、歴史を例に取り、
物事の道理を学ぼうとするものにとっては、ifを考えることは意義の
あることでございましょうな。つまり、シミュレートの材料と言うことで
ございます。
 余談でございますが、歴史が不可逆であるからこそ、ifものの
小説が面白いのでございましょうな。逆にifものを嫌う理由となるのも
またそこなのではないかと思うのですが。

>109(やはり人口は多い方がいいのですか?)
 多いほうがよろしいでしょうな。だいたい少なすぎては私の商売も
成り立ちません。人が少なくては刈り取……まあ、それはさておき
まして。
 まず国家を作り上げるのは人でございます。産業を発展させるにも
税収を得るにも、人が少なすぎてはお話になりません。それでは
国家に力がつかず、大国に対抗することは困難となります。
 しかし……そうですな。現代となってはさまざま問題も生じて
おりますな。たとえば資源の消費、環境破壊の問題。そして食糧の
供給などでございますな。20世紀の終わりごろ、レスター・ブラウン
という方の書物で「誰が中国を養うのか」というものがございました。
中国の人口増加はいずれ世界の食糧事情を圧迫するという内容です。
その予測のとおりになるかどうかは私にはなんとも言えませんが、
人口増加のひとつの問題点の指摘にはなっておりますな。
 ……また話がずれてしまいましたな。
>112(第二次大戦を一人のせいにするとすれば、ヒトラーが妥当?)
 そうでしょうな。まあ妥当と言うよりはわかりやすいと言うほうが
よろしいような気がしないでもないですが。それが最も多くの者を
納得させることができるのではないでしょうか。
 しかし、あなたのおっしゃる前提そのものがすでに強引であると
申し上げざるを得ません。世界中を巻き込む大戦争にはさまざまな
要因があり、さまざまな思惑があるものでございます。その責任を
ひとりに着せようと言う発想はいささか物事を単純に考えようと
しすぎではございますまいか。なにか明確な基準をもとに、それぞれの
責任を客観的に数値化できるのであるならばそれもできましょうが……

>117(現在でも「ペンは剣より強し」?)
 いかがでございましょうな。ペンが動けば間違いなく強い。しかし、
そこに権力の圧力やスポンサーの思惑、のちの自らの安泰への
不安など、ペンを止める要素はさまざまございます。もちろん
拘束でもされていない限りは強行することもできましょうが、そこで
有効な発信をおこなう前につぶされてしまえばそれまででござい
ましょう。ペンの強さはペンを持つもの次第で強くも弱くもなるもので
ございましょうな。
>125(こ の 文〜)
 まったく。この場でなければ投函者を魔術を使った容疑で即刻
逮捕しているものを……
 それはさておき、それにしても、この手のいたずらはなくならぬ
ものでございますな。だいたいこの文章には矛盾をはらんで
おりませんか。すなわち最後の2行でございますな。同じ文章が
写し続けられてきたのであれば、最初に作成された時点から
これが書かれていたことになる。女子中学生は亡くなりようがない。
逆に亡くなったことが事実であればこれはオリジナルではない。
冷静になってみると稚拙ないたずらに過ぎぬことがよくわかります。

>126(我々は所詮遺伝子のタクシーだという考えはどう思いますか?)
 それは遺伝子を絶やさぬように運搬しているという意味でござい
ましょうか。それのみを、つまり子孫を残すことだけを目的に人は
生まれてくるのであれば、なんだかむなしい感じはいたしますな。
なぜならば、それでは遺伝子を残せぬもの、たとえば更年期を
過ぎたものや生殖機能になんらかの障害を持つものは生きる価値の
大部分が失われていることになってしまう。教育や産業の発展、
国家の運営などあらゆる社会的な物事は、より安全に遺伝子を
保護するための手段でしかなくなってしまう。
 人類を作り給うた神のご意思は、私ごとき俗物には真に理解する
すべを持ちません。しかし、そんなむなしいことのために世界を
創造されたとは考えたくないものでございます。

 ようやく追いついたようでございますな。では、今回はこれにて。
張耳と陳余の「刎頸の交わり」ですが、そんな不穏な事を言い出した時点で
既に破綻する兆しが現れていると思いませんか?
華佗の医学書とかアレキサンドリア大図書館の書物とか、古代に失われた書物に
現代科学より高度な技術や知識を記した物はあったのでしょうか?
>>135
廉頗と藺相如の場合は破綻しなかったけどな。
「パリは燃えているか?」
 ふだんからこのスレッドの動向を気にかけてくださる丞相が
運営されている、シリーズもののスレッドが復活したようで
ございますな。先日の嵐のような足切りにあってしばらくは
立たなかったものですから心配しておりましたが……ほっと
いたしました。私もあの方より気にかけていただいたことが
ございますゆえ。

 >134での>126へのレスでございますが、タクシーは乗り物で
あるばかりではなく移動手段であることを忘れておりました。
つまり、どこか目的地に向かっているということも考えられますな。
では最終的にどこへと向かうのか、なぜバスや鉄道ではなく、
少人数かつ途中停車のないタクシーが選ばれたのか。こう考えると
哲学的な雰囲気がとたんに強くなってまいりますな。こうなると
すぐに結論を出すなど私には無理でございます。


>136
 いかがでございましょうな。私は過去に読んだことはござい
ませんし、当然現代の書物と比較したこともございません。
また、それぞれを読む機会があったとしても、私ではほとんど
理解できなかったことでございましょう。
 さて、現代科学よりも高度な内容があったかどうか。なかった、
と考えるのが合理的であり、気分的にもすっきりするのでは
ございますまいか。つまり、手がかりすらない過去の知識の
発掘はほぼ不可能であり、同様の知識や技術を得るためには
新たに再発見する以外、道は思い当たりません。あったはずの
知識や技術が得られぬことを憂うよりは、そんなものはなかったと
すっぱりあきらめ、新たな知識に目を向けるほうが建設的かと
愚考いたします。
 ただし、ロマンを求めたい方や現代の進歩になんらかの行き詰まりを
感じるという方は、あったはずの知識・技術をゆめみ、またそれらを
復元させようとしてみるのもよろしいでしょう。

>138
 申し訳ございません。あいにく、映画や舞台には詳しくないので
ございます。いや、それともヒトラーが実際に言ったという記録が
残っているのかもしれませんが、それすらも私は存ぜません。
たいへん申し訳ございません。

 では、今回はこれにておいとまさせていただきます。
親鸞の悪人正機説はどう思いますか?
142以上、自作自演でした。:04/03/07 10:27
人類が地球市民として一つになれる時代は来ますか?
 丞相様、見ておられたようですな。

>141
 これは確か、「悪人こそ救われるべきである」と説いた説でしたな。
成仏というものが神の国に入ることと類義であるとするならば、
これはまったくもっておかしな説でございますな。教義うんぬん
以前に、説法としておかしい。現に、「どんなに悪いことをしても
最後には救われるのか」と都合のよい解釈をして悪事を働く
連中が増えてしまったと聞いております。犯罪の増加は親鸞に
とっても決して喜ぶべきことではなかったはずでしょう。だいたい
現世での秩序を守らせることを目的としない教義というのは……
 いや、現世の秩序などということを考えていないのであるならば、
それはそれで純粋なのかもしれませんが。

>142
 まずは結論から申し上げましょう。現状の世界では、人類が
ひとつになるなどは無理でございましょう。
 人を区別する基準は世の中にはさまざまございます。人種、
宗教、方言も含む意味での言語、肌の色、瞳の色、髪の色、
出身地や門地、性別、外見……それこそ枚挙にいとまがござい
ません。
 さて、ここからはいつか書いたものと内容は似通ってまいりますが、
人間というものは似たもの同士で集まろうとするものでございます。
そして派閥を作りたがる。派閥とは、程度の差はあれどもどこかに
排他的な要素を持っているものでございます。それが数人、数十人
という規模ならばさして問題はございません。しかし、人類と言う
ものはそれよりもはるかに大きな規模でやってしまうものなので
ございます。そして、世界には国家であれ民族であれ宗教であれ、
敵対しあう「派閥」はいくらでもございます。
 派閥というものは融合や解散などで減ったとしても、その一方で
出来上がっていくものでございます。おのおのがアイデンティティと
いうものを保とうとするとそれだけで派閥を作る要素となりましょう。
144以上、自作自演でした。:04/03/07 17:00
ちんちんが痒いのですが、いい薬はありませんか?
145来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/07 19:12
では本日の返答に入る。
尚都合がつけば再び毎日来る事もあるので了承して欲しい。

>129 (鄭成功は英雄といえますか?)
漢民族中心の主観で見れば英雄と言えるが、清王朝並びに台湾から
見れば敗残者か侵略者に過ぎぬ。
だが後に鄭一族が清に降った際に、官位と棺移転を許している事から
ある程度、好意的な見方が一般的だったのだろう。
大多数を占める漢民族との宥和政策の一環だろうが本音は知らぬ。
只、あの状況下で明復興は不可能であり、それに生涯を費やした
鄭成功の功績を肯定的には見れぬな。

>135>137 (「刎頸の交わり」)
廉頗と藺相如の場合は誤解が解け、共通の祖国である趙国が存在
していた事が大きい。無論双方の人格が関係しているが。
だが張耳と陳余は共に母国を失い、逃亡貧困の中では充分維持できたが
一度、立場や部下・兵を得るとなると単に一個人の感情よりも
集団の利益を重んじねばならぬ。
見捨てるが如く行動も本人は苦渋の選択だろうが、相手はそう受け止めまい。
刎頚の交わりに関わらず、人間関係では些細な疑惑疑問も膨らめば際限なく
互いを疑心暗鬼に陥れ、その結果破綻する。
ついには互いの首を求めるまで憎悪した二人であったがそれも一つの結果だ。
146来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/07 19:13
>136 (古代に失われた書物に現代科学より高度な技術や知識)
現代より高度か否かは確認の仕様が無いが、確実に当時の常識外と言える
技術や知識は存在したと思う。
失われたのも、それら驚異と取れる知識を恐れた権力者や保守的な階層が
意図的に処分焼却した可能性が高い。
後々から見れば蛮行愚考だが、当時では畏怖恐怖の対象であったのだから
受け入れられたのだろう。

>138 (「パリは燃えているか?」)
ヒトラーが巴里破壊命令を確認する際に発した言葉として広く流布されて
いるが、後に自国ドイツの破壊命令を下した破滅思想の持ち主のヒトラー
なら充分考えられる。
最近では映像の世紀の主題曲として有名だが、聴いていて歴史の重さを感
じる重厚な曲として我輩も好む物である。

>141 (親鸞の悪人正機説はどう思いますか?)
単に信者を増やすための方便と受け止めておる。
親鸞の布教は特定の寺院を持たず、民間に直接訴える物であったため
極力、容易に理解出来る教儀を用意せねば困難だっただろう。
従来の大乗仏教では民間は愚か知識層である貴族にすら受け入れるのは
困難であっただろうし、突然訪れる死が日常的だった不穏な時代では
尚更である。
147来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/07 19:14
>142 (人類が地球市民として一つになれる時代は来ますか?)
現に人類が地球と云う一つの物に依存する共同体なのは衆知の通りだが
地球を国家と見立てた市民となると話は別だ。
今現在、既に百数十にも分裂している国家には銘々、自国の利益や
他の国との根強い対立関係が続いておる。
それら全てを払拭し、国家と云う垣根を払えば可能かも知れぬが
まずあり得ぬと見て良いのではないか。
人間とは例え十人程度の小集団でも意見の一致は困難である以上
その幾百万倍の規模では悲観的にならざるを得ぬ。

>144 (ちんちんが痒いのですが、いい薬はありませんか?)
風疹の類なら薬ですぐ治ろう。
だがもし性病なら、専門医に行く事を薦める。
淋病程度なら軽く収まろうが、万一梅毒やそれ以上の物なら生命の
危険も無い訳では無いので、やはり速やかな診察治療が不可欠だ。
性器に関わらず病気とは些細な事でも重要視せねばならぬ物である。

では本日はこれまで。次は火曜日に来るつもりである。
野望と夢はどう違うのでしょうか?
養老孟司の「バカの壁」をお読みになられておりましたら、ご感想をお願いします。
150以上、自作自演でした。:04/03/08 17:51
Hな妄想が膨らんでたまりません。どうすればいいでしょう?
南宋の宰相賈似道は宋代四悪人の一人だそうですが、後の三人って誰ですか?
蔡京閣下が入ってるのは確実なんでしょうけど・・・
152来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/09 21:03
それでは本日も返答にするか。

>148 (野望と夢はどう違うのでしょうか?)
どちらも理想なのは共通しておる。
だが古今、野望を抱く者はそれの実現に己の心血を注ぎ障害を排除してきた。
対して夢は多人数を救うだの野望で抱く事よりある程度容易なのが多い。
一般的に野望は場合によっては他者を踏み越えてでも成就されるべき物で
夢はそれと比較して範囲が狭く、また他に被害迷惑をかけぬ場合が多い。
これは我輩の個人的な主観だが、過去の歴代帝王は己が野望を万民の夢と
言い代えて方便としてきたので区別は難しい。

>149 (養老孟司の「バカの壁」)
生憎、我輩は未読であるが題名から察するに現代批判か。
衆愚は度し難しと古来より言われるが、例え少人数の秀才或は
天才と称される存在が含まれようと、他の圧倒的多数が異なれば
目立てまいし愛想をつかそう。
まあ愚かか否かの壁を設けるのは結構だがな。
今度、機会を見て読む事としよう。
153来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/09 21:04
>150 (Hな妄想が膨らんでたまりません。どうすればいいでしょう?)
それは別段ごく当然の事だ。性的な空想を抱くのは男として普通であり
全ての者にとって己の空想世界では全知全能の帝王として君臨出来るので
正にしたい放題な事だろう。
何ら気に病む事無く存分に愉しむが良い。誰も咎めはせぬ。

>151 (宋代四悪人)
我輩の知る限りでは、秦檜・韓侘冑(かんたくちゅう)・賈似道は確実だ。
秦檜は今に到るまで売国奴の代名詞とされ、韓侘冑は朱子学を禁じたのが
後々まで悪名を背負う事になったが賈似道を悪人悪宰相と述べるには多少
差障りがある。南宋末期を財政的に支えたのは他ならぬ賈似道であるし
彼の改革が無ければ南宋は更に早く自壊した可能性もある。
だが襄陽への援軍拒絶や専横の点で、そう見られているのだろう。
後一人については史弥遠(しびえん)か蔡京殿のどちらかと記憶している。
まあ、一概に悪人と決め付けても和平派から見れば岳飛こそ最悪の者に
違いあるまい。

では本日はこれで終了する。
 申し訳ございません。レス返しは少し遅くなるかと思います。
おそらくは早くとも11日となるかと思います。ご迷惑をおかけ
いたしますことをどうかご容赦願います。
 では、今回はこれにて。
皇帝独裁権の良点と悪点を教えて下さい。
156蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/10 04:29
さて、本日は早朝からの回答と致そうか。

>124(蔡京さんが(;´Д`)ハァハァしている姿を創造していいですか?)
…。
創造なのか想像なのか今ひとつ判然としないが、どちらにしてもあまり
よい趣味とは言えんな。私は別に見目麗しき美少年ではないし、
鑑賞に値するような体もしていない。それを踏まえた上で淫らな妄想に
耽るというなら、まあそれも良かろう。好きにするが良い。
ただし私の目につかぬところで行うように。

>125(これと同じ文を2日以内に、違う所に5回書き込んでください)
ふむ…既に数日経ったが、とりたてて凶事は起きておらぬようだな。
私の心情はいたって平静で、日常となんら変わらぬ。
そもそも私はすでに死んでいる。従って命惜しさに心を揺さぶられ、
その文章を各所に書き込んで回るような奇行に走る理由がない。

>126(我々は所詮遺伝子のタクシーだという考えはどう思いますか?)
まあ、個体は所詮遺伝子の器に過ぎぬという即物的な捉え方をするなら
確かに私たちは、遺伝子の自己を保存する本能の為に生かされている
空虚な乗り物に過ぎぬという事になろう。遺伝子は単に遺伝のみならず
個体の分化をも支配するが、人間の成長は外的要因からなる部分も
相当に大きい。なれば必ずしも遺伝子のみが人間の生存を絶対的に
支配しているとまでは言えまい。遺伝子は所詮人体の設計図だ。
あくまでも個体こそ主物であり、遺伝子は人体の構成要素に過ぎない。
そう考えねば個々人の人生など全く無意味なものとして埋没するのみだ。
157蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/10 04:32
>129(鄭成功は英雄といえますか?)
最期まで明の正朔を奉じ、反清運動に生涯を費やした点が忠節と見られ
英雄視される鄭成功だが、実際のところ何故かかる態度を貫いたのか、
はっきりした事は解らぬ。鄭氏の棟梁であった芝龍(成功の父)は早々に
明の亡命政権を見限って清朝に帰順しているのだから、成功が明王朝と
運命を共にする理由は薄かった。おそらく最初からこの父子の間には、
感情的な対立があったのだと思う。また成功の軍事的な資質についても
やや疑問視せざるを得ぬ。南京攻略に失敗したるは格別、周囲の反対を
押し切ってまで台湾遠征に踏み切ったのは、何ら無意味なる自己顕示に
他ならぬだろう。蘭人を駆逐して台湾を確保したのは良いとしても、
広東福建の住民を半ば強制的に台湾に渡し定住せしめ、配下の兵をも
未開地の屯田に当たらせたのは、海運を旨として巨利を上げた従来の
方針と著しい齟齬をきたし、到底うまくいくような性質のものではなかった
だろう。既に中国での覇権を確立した清朝に対抗するには、方向転換を
図るより他に途がなかったのかも知れぬが、それで自らの劣勢を覆せる
筈もない。かかる人物を英雄視する傾向は何も特殊の事ではないし、
特に朱子学的な観点からは賞賛に値する行動だったと考えられるが、
独りよがりの忠節に巻き込まれた配下の兵民こそ哀れなりとも言えよう。

>135(刎頸之交)
確かに現代人の感覚からすれば、不吉な印象を受けるのかも知れぬ。
しかしこれは故事成語として広く用いられた言い回しゆえ、特に不吉な
意味を孕んでいる訳ではない。これを不吉と考えるならば「桃園の誓」も
不吉に思えるだろう。死する時は一緒なりというのは即ち戦場での死を
意味するのだろうからな。

>136(古代の知識は現代科学を凌駕したか)
科学的分野における発明発見は、必ずその時代を反映したものであり、
未成熟な社会から突拍子もなく優れた技術が生まれるものではない。
よって現代科学の水準を越えるような知識や技術が、数百数千年前に
存在したと考えるのは、とても不合理な事だ。現代の科学・文化を凌駕
した時代は、世界史のどこにも認めらないからな。まあ当然だろう。
158蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/10 04:34
>137(廉頗と藺相如の場合は破綻しなかったけどな)
藺相如の事績は『史記』の他に記されておらず、実在の人物であったか
どうか不明だ。あくまで私見だが藺相如は廉頗の伝記を飾る為(或いは
貶める為)に創作された人物だろうと思う。仮に相如が実在したとしても、
刎頚之交や和氏之璧が歴史的事実であったと考えるのは難しいだろう。
前秦時代の歴史は、司馬遷の主観のみにて構築されたものも多いので
漢以降の歴史と比較して違和感がある。要は物語的に過ぎるのだ。

>138(パリは燃えているか?)
残念ながら(?)、燃えてはいなかった。
ヨーロッパ随一の文化都市だけに、ここを廃墟とするにはそれなりの
心理的抵抗もあったのだろう。だがパリは近代以降3度も外国の軍隊に
占領されており、よくよく不運な都市であるとも言える。
パリが物理的に炎上しているかを問うたのか、あるいは単なる比喩的な
表現であったのかは知るべくもないが、ヒトラー自身はパリという都市に
特別の敬意を払うつもりは毛頭なかったろう。いかにも野蛮な人間だ。

>141(親鸞の悪人正機説はどう思いますか?)
これで悪人のみが救われ、善人は救われぬとでも言うならば、なかなか
面白い教義だったかもしれないな。キリスト教なども基本的には人間を
全て罪深き悪人とみなし、ただ神に赦しを請えば極楽に上がれるという。
親鸞の説くところも、おそらくは似たようなものではなかったろうか。
悪人とは即ち、法や倫理に背く者を指さず、自ら悟りを開き得ぬ愚者の
ことであろう。つまりこの世に生きるほとんど全ての人間のことだ。
そして迷いのある者にこそ神仏は救済の途を開く。
まさにニーチェがニヒリズムとして非難したる信仰そのものではないか。
159蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/10 04:36
>142(人類が地球市民として一つになれる時代は来ますか?)
私たちの社会が国家を超越した統合に向かっていると仮定するならば、
まず最初に訪れる転機は通貨統合だろう。それは当然に世界規模での
自由貿易が容認される事と表裏一体になるが、幾つかの理由でそれは
難しいと考えられる。最も大きな理由は、貿易が保護主義に傾くことが
ある種の正当性を有しているからだ。自由貿易によって発展途上国と
先進国が等しく利益を享受するためには、自国が競争力に勝る分野の
産業に特化せねばならないが、産業の単一化は国民の所得の機会を
著しく限定する事になるから、経済活動の自由と根本的矛盾が生じる。
自由貿易は生産コストの低下と製品の低価格化にも繋がるけれども、
消費者の立場からのみ合理性を追求していては、結局のところ経済の
低迷を招くことになる。逆に言えば国家という障壁が存在しなければ、
こうした問題は顕在化しないのかも知れないが、統一の過程において
生じるであろう混乱を無視し、結果だけを先取りすることは不可能だ。
なお、人種や宗教に由来する対立はさして大きな問題ではないと思う。
経済面での利害が一致すれば、人間は比較的容易に融和するものだ。

>144(ちんちんが痒いのですが、いい薬はありませんか?)
医者に診せた方が早い。痒いからといって容易に人前で掻き毟るのは
はばかられる箇所ゆえ、とっとと根治すべく手を打たねば生活に不便を
きたすであろう。…しかし、必ずしも病気であるとは限らないな。
不潔にしている為に生じた痒みであるならば論外だ。清潔にせよ。

>148(野望と夢はどう違うのでしょうか?)
身の程をわきまえぬものであったり、倫理的に許容され難い様なものが
野望と呼ばれる。まあ、実際こうした定義が果たして的を射ているのか
定かではないが、野望というのはもともと否定的なニュアンスの言葉だ。
また、野望とは権力や財力への欲望を指す場合が多いな。

>149(養老孟司の「バカの壁」)
なかなかに評判の高い書物だと聞き及ぶが、残念ながら未読だ。
機会があれば読んで見たいとは思っている。感想はその時に述べよう。
160蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/10 04:41
>150(Hな妄想が膨らんでたまりません。どうすればいいでしょう?)
ふむ…とりあえず仕事や勉強、運動などに打ち込み性欲を発散させよ。
若い内は、誰しも性衝動が盛んとなるものだ。何も特殊のことではない。
だが、妄想の内容があまりに常軌を逸したものであっては困るかもな。
現代ではあらゆる性のニーズに答えた商品が、市場に氾濫している。
そういう物を使って自慰に耽るなどするのも一手だろうか。

>151(宋代四悪人)
その言葉自体に聞き覚えはないが、私、秦檜、韓侂冑、賈似道の
四名でほぼ間違いなかろう。いずれも『宋史』の姦臣伝に記載がある。
後世からの非難の度合いでは王安石や史弥遠も負けず劣らずだが、
この二名は必ずしも姦臣とまでは考えられていないからな。
まず秦檜は宋代云々の話を超越し、中華第一の姦臣として名高いから、
四悪に数えられるのは当然だ。秦が金と通謀してしたというのは俗説に
過ぎず根拠は薄いけれど、それを差し引いても、南宋が永久に中原を
回復すること能わざるは、是秦檜一人にその責めを負わせても、特に
不公平とは言えぬ。賈似道は歴史上賛否両論のある宰相だ。いわゆる
「賈似道の公田」は、当初の目的であった豪民抑制がまったく行われず
いたずらに中小農民の土地を無法に収用するのみの悪法に終わった。
一時的に国庫収入は好転したものの、国家全体の生産性を著しく
損なったのだから、私としてはどうあっても賈を評価する気にはなれぬ。
賈は進士なれど科挙に応じたことはなく、天子の妃であった姉の恩蔭で
その地位を得た破落戸子弟に過ぎぬ。こうした下衆に朝廷の権を掌握
されたこと自体、もはや南宋は末期症状に陥っていたと言えよう。
韓侂冑は寧宗擁立の功臣で、非進士ながら宰相にまで上った者だが、
>153で来が述べたように朱子学を禁じた事及び対金戦に敗北した事が
主な原因で姦臣の名を後世に残す羽目となった。
そして最後に私だが…悪く言われる事が多いのは、旧法党を徹底的に
弾圧したためだろう。南宋では基本的に新法が害悪視されたのでな。
北宋が滅びた直接のきっかけは、やはり対金外交の失敗に端を発する
もので、それは主に童貫と蔡攸(私の長子)の責任だ。
161蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/10 04:52
>154 魔女裁判官
そうか。やはり年度末は何かと多忙のようだな。
あまり無理せぬよう、貴官のペースで回答すれば宜しかろう。
もっとも、私も偉そうな事を言えるほど、頻繁に参内できておらぬが。

>155(皇帝独裁権の良点と悪点を教えて下さい)
最大の利点は政治の安定が期待できる所にあった。皇帝権の強さは
すなわち人民支配の実力そのものであり、強固な政府の庇護下に
あってこそ民間における文化・経済はめざましい進捗を見せるのだ。
ただし皇帝独裁体制にも幾つかの類型があり、君主の恣意が何者の
掣肘も受けずそのまま実施される古代の専制君主政と、封建領主的
色彩を失った官僚である大臣が政策を立案して、最終的な決断をのみ
君主に委ねるところの近世的独裁制とでは、まったく性質を異とする。
この差異がいずこから生ずるかと言えば、前者の独裁体制は、君主が
封建諸侯の中の第一人者である為に成立した見せかけの独裁権力に
過ぎず、すなわち君主の権力が相対的に下降すれば、たちどころに
体制崩壊して中世的分裂社会へと移行するのに対し、近世的独裁とは
国家機関をすべて君主の下に集中せしめ、君主に事故ある場合にも
大臣や外戚に全権を委ねることがないように官制が整備された体制を
指すのである。近世独裁体制は、分裂割拠状態にあった中世社会を
政治的に再統一したのみならず、国内市場の再統一により爆発的な
経済発展をもたらす役割をも果たした。そしてこれこそがまさに中国に
おける皇帝独裁権の最大の成果であったのだ。
しかし、中国の皇帝独裁制は、あまりに強大かつ整然となり過ぎた。
ために社会は近世の限界とも言える一点にまで上りつめた後、長期の
停滞に陥ったのだ。国内の富は天子と官僚・大土地所有者にすべて
吸収され、市民階級はついに台頭せず、人口の増加は富の偏在に
拍車をかけた。産業革命も政治革命も行われる事なく、中華社会は
西欧列強の進出の前にあえなく膝を折る結果となった。これは中国の
皇帝独裁制が内包していた構造的欠陥に他ならない。

以上だ。それではまた。
教師や警官もそうですが、どんな悪質な行為をしても公務員がクビにならないのは
昔からの体質なのですか?
「未来の人類の乗物は馬だ」と言ったSF作家が居ましたが、実現しますでしょうか?
ジプシーのような流浪の民が為政者に迫害されるのは、税が取れないからですか?
165来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/11 20:45
蔡京殿も魔女裁判官も自分の都合に合わせられるが良い。

>155 (皇帝独裁権の良点と悪点を教えて下さい。)
皇帝個人に依存する独裁体制ではその能力器量が大きく関係する。
清朝の康熙・雍正両帝の如き名君なら中央・地方の官僚組織も
潤滑に機能できる。
だが文盲に等しい暗愚な者が一度、帝位に就けば目も当てられまい。
特に皇帝独裁権がほぼ確立した明代ではそれが当然となり官僚も
私利私欲に走り、ついには自滅とも言える滅亡に相成った。
要は皇帝の政務能力云々が良点にも悪点にも成り得るのだ。
蔡京殿の言われる市民階級の台頭も、西欧諸国が実行しつつあった
十七〜十八世紀に清の三代黄金期だった事が結果的に後々の中華に
悪影響を及ぼしたのは皮肉と申すしか無い。

>162 (どんな悪質な行為をしても公務員がクビにならないのは)
当然だ。罰則を設けるのも処罰を決めるのも同類同僚なのだからな。
同類相憐れむと古来から言うが、所詮内部の者同士では甘くなるのは
必然と言えような。
武則天陛下もそれを踏まえられて、死刑囚出身の我輩などの外部の者を
起用した上で血の粛清を断行されたのだ。
汚職官僚を罰するには、それらと無縁の機関を設けねば馴れ合い体制が
ごく普通となり禍根を断つ事は出来まい。
166来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/11 20:46
>163 (「未来の人類の乗物は馬だ」と言ったSF作家)
それは、あらゆる機械文明が衰退もしくは崩壊し原始社会に戻ると云う
仮定の上での言葉かな。
文明が螺旋の如く勃興と滅亡を繰り返す説に従えば、そうとも言えるが
馬も、その際の地球規模の被害の影響を免れるとは思えぬな。
最悪の場合、馬も人間も種の保存すら困難な状態に陥っている事も
考えられるので、空想に過ぎぬ未来小説の範疇では不明だな。

>164 (ジプシーのような流浪の民が為政者に迫害されるのは)
古今の国家では、遊牧民を中心とした物以外では定住民を主として
運営されるのが普通だ。税は勿論戸籍すら不明な流浪民は極めて
扱いにくいに違いあるまい。
しかも独自の文化風習を長く維持してきたジプシーなら、自国の
それと溶け込まぬので尚更、迫害の対象となったのだ。
古今東西を問わず異種異民族を拒むのは珍しくない。

では本日はこれにて終える。
科挙に受かるコツは何でした?
人を動かし、人を導くのに一番大切なことってなんでしょうか?
性欲の有無により、取る行動が全然違うのが人間でありますが、宦官前と宦官になった後は
同じ野望を抱き続けられるものなのですか?

少なくとも、宦官は酒池肉林なんて楽しくないですよね?
170来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/12 16:14
今、審問が一段楽したので返答の時間としよう。
不規則な時間帯で申し訳無いが。

>167 (科挙に受かるコツは何でした?)
やはり何を置いても四書五経を始めとする物を如何に暗記出来るかだろう。
一字一句も間違えずに、自分の見解も交えず只経典の教えに従うのみだ。
唐代では試験の他に明瞭な発音や容姿が求められたが、これは習って
習得出来るかは別問題だな。
後は、試験前に幾ら個人的面識があろうと試験官に会わない事だ。
事前に試験問題を入手したと弾劾されて受験資格を失った者も多々
居たので用心に越した事は無い。
他の詳細な事柄は若年で科挙に合格した蔡京殿が述べるだろう。

>168 (人を動かし、人を導くのに一番大切なことってなんでしょうか?)
それは利益だ。人を集めて何事かを成すには何より利で誘い悟す事だ。
古今、派閥闘争でもその領袖に付く事でどれだけの得が有るかが物を言った。
美辞麗句で追従者を酔わせるのも必要だが、実利がついてこぬと説得力も無い。
大抵の人間は百篇の至言よりも僅かなりとも物質的利潤を欲する。
我輩も政敵を滅ぼすのに、この手法をよく使ったが余程の事が無い限り
極めて有効な物だった。
171来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/12 16:17
>169 (宦官前と宦官になった後は同じ野望を抱き続けられるものなのですか?)
最初から己一人の私利私欲で自宮した宦官が皆それに当る。
中華史上、数多く輩出した自己志願の宦官は殆どが己一身のみの目的で
去勢した物欲権力欲の権化と言える。
手段は違えど、最終的目的は富貴と権力の頂点を極める事だったからな。
それに去勢したとて完全に性欲は消えぬそうで女官や妓女を囲って文字
通りの酒池肉林を満悦した宦官は枚挙に暇が無い。
性欲にしろ権力欲にしろ欲望は果てしなく存在し、また永続する物だが
著名な宦官達がその代表格だろう。
中には鬼畜にも劣る諸行を繰り返した者も居たが、それ故宦官は不可解
な存在として現代まで伝わった。

では我輩は職務に戻る。
例え悪名でも歴史に名を残せて良かった?
持病は何ですか?
 遅くなってしまいましたな。ではさっそく参りましょうか。 

>144(ちんちんが痒いのですが、いい薬はありませんか?)
 あなたが不特定多数とみだらな行為をしたかどうか。あるいは
性的な接触を持った相手がいわゆる性病を持つ疑いがあるか
どうか。まずはそこですな。どちらかに該当するのであれば、
まず医者にかかるとよろしいでしょう。
 いずれにも該当せず、医者に見せるのは恥ずかしいとおっしゃる
ならば、蔡京様もおっしゃるように、まずは清潔になさってください。
それでも収まらぬなら白癬菌を疑ってみてはいかがでしょうか。
いわゆる水虫菌ですな。足の裏ほど皮膚は分厚くないので、
白癬菌の退治は比較的楽なのではないでしょうか。
 ただし、場所が場所なだけに、あつかう薬を誤って、かえって
症状を悪化させる場合もございます。ご注意ください。思い当たる
処置をすべてしてみても症状が一向に快方に向かわないなら、
やはりなるべく早く医者に診てもらうとよろしい。

>148(野望と夢はどう違うのでしょうか?)
 野望とは、よこしまな意図を含むものをおもにさすようですな。
あるいは人に語られることのない願望を野望と称する場合も
あるようでございます。また、野望というのはなんらかのリスクや
他人の迷惑をおしてでも手繰り寄せようとするものをさすようです。
 夢というのも誰かが抱く願望ですが、よこしまな意図を含む場合、
人の迷惑を顧みずに強引に手繰り寄せる場合はむしろ野望と
称してしまいますな。また、強引な手繰り寄せのしようがないもの、
たとえばあまりに実現の可能性が薄すぎるものなども、あくまで
夢の範疇でございましょうな。
>149(養老孟司の「バカの壁」感想)
 申し訳ございません。いまだ読んだことがございません。最近は
よく目にするお名前ゆえ一読の必要はあるのかも存ぜませんが……

>150(Hな妄想が膨らんでたまりません。どうすれば?)
 む。その妄想のとおりに行動するのは危険でございます。相手を
はじめ、周囲に迷惑をかけるばかりではなくあなた自身の身の
破滅を招きかねない。早まったまねはなさらぬように。
 さて、まずはそうですな。恋人を見つけなさいませ。「Hな妄想」の
とおりのことができるかどうかは存じかねますが、心を許されれば
それに近いこと、あるいはその妄想を紛らわすに足りる行為が
許されましょう。
 恋人が見つからぬ、あるいは恋人にうんざりしておられるならば
商売の女性をお相手なさるか。現在の日本では娼婦という商売は
違法のようですが、それによく似た合法の商売はあるようでござい
ますな。ただし、聞けば費用は決して安くないそうですし、年齢の
制限もございます。どちらかに問題があるなら、写真なり映像なり
ゲームなり、そういったものを入手されて急場をしのがれるが
よろしいでしょう。
>155(皇帝独裁権の良点と悪点を教えて下さい。)
 私はさほど皇帝権には詳しくございませんので、あくまでもこの
意見は参考程度にとどめていただきたく存じます。
 頂点に絶対的な権力が立つことの利点とは、最終的な意思決定に
混乱が生じることが少なくなります。私がかつて、「船頭多くして船
山に登る」という言葉を引用していたのは、ここの前、あるいはその
前のスレッドから見ておられた方ならばご存じでしょう。それはさておき、
そのような混乱が、理論的には生じなくなる。なにごとにおいても
よりよい方法を求めて議論を重ねる。これは結構なことでございます。
しかし、いざここで結論を出さねばというところでは、すっきりと判定を
下さねばなりません。最後に判定をおこなう方が多数いるとなると
そこに障害が生じるのです。スポーツなどでも審判は判定に関して
絶対的な権限を持っているでしょう。
 悪点というか欠点としては、頂点の権力があまりに大きくなりすぎる
ということでございましょう。皇帝という立場のものが判断を誤れば、
その災いは国家全体にもおよびかねません。また権力者にへつらい、
判断を惑わすものも増えてくることでございましょう。
 蛇足ではございますが、いわゆる議会と呼ばれるものでござい
ますが、最終的には多数決となりますな。あれを数の暴力と称する
方もいらっしゃるようでございますが、議会の判断がまとまらずに
迅速な決定ができないならば数の暴力のほうがはるかにまし、と
とらえておりますがいかがでしょうか。

>161 蔡京様
 ありがたきお言葉にございます。しかし年度末……生々しい
言葉でございますな。しかし、実際この時期は予定が定めづらく
なることもまた確かに事実でございます。
>162
 公務員の処罰は甘くなったり遅れたりすることが多いように感じ
ますな。あくまで報道を見ての印象でございますが。本来ならば
彼らこそ信賞必罰はきっちりせねばならぬはずだと思うのですが。
 さて、公務員というのはその性質上、どうも事なかれ主義に陥り
やすいようでございますな。業績が落ちれば給料が下がる心配も
ほとんどないし、がんばってみたところで賞与がそのぶん増えると
いうこともないようです。
 良くも悪くも平坦になりがちなのが公務員ですからな。事なかれ主義が
蔓延すれば、個人の処罰よりも、その不祥事で上司、あるいは
組織そのものの信頼が傷ついてしまうことのほうを心配してしまう
のでしょう。あるいは、体質を厳しくしすぎて自分のほうにそれが
回ってくるのを恐れているのかもしれませんな。

>163
 資源が乏しくなり、自動車両のエネルギーが入手困難になるという
ことでございましょうか。いかがでございましょうな。正直、馬やそれに
近い動物を乗り物にする世界というものを想像してみようにも、これが
ピンとは来ませんな。申し訳ございません。
>164
 まず、最初にひとつ。あなたがもしも民族名としてジプシーという
言葉を使っているのなら、それは正式な名称ではございません。
正式にはスィンティ・ロマというそうで、彼らに対してジプシーとは
失礼に当たるそうでございます。イヌイットに対してエスキモー
呼ばわりするようなものなのでしょうな。
 さて、こういった流浪の民というのは税収のみならず、風習や
宗教というものが異なることが多く、これは権力者からすれば
あつかいづらいことこの上ないものでございましょう。たとえば
15世紀末頃、ユダヤ人はフェルナンド2世によりスペインから追放
されてしまいましたが、これは彼らがキリスト教に改宗しなかった
ことが理由であるそうでございます。
 まあ、異分子は抱え込んでおきたくないというのはどこの権力者も
持つ発想なのでございましょうな。

>165 来俊臣様
 お気遣いまことにありがとうございます。最近は不定期になり、
多大なるご迷惑にもかかわらず賜りました寛大なるお言葉に、
心よりの感謝を申し上げます。
>168
 カリスマでございましょうなぁ。ではカリスマとはなんだ、と言われて
しまいますと……そんなもの、私のほうが知りたいほどでございます。
人徳か、相手の欲するところを読み、分析するだけの洞察力や知能、
こんなところでございましょうか。まあ、欲するところを読めれば逆に
欲せざることを施すことで人々をコントロールする、いわゆる恐怖政治も
可能となりましょうな。
 あるいは、自らの姿勢を正し、それを見せていくことも大事かも
しれません。いずれにせよ、私には人望のたぐいはあまり備わって
おりません。これは私の答えられるところではないかもしれませんな。
申し訳ございません。

>169
 私の身の回りに宦官などというものはいなかったためになんとも
答えがたい質問でございますが……酒池肉林が楽しくないとは私は
考えておりません。もしも宦官となることで性的欲求が抑えられて
しまうなら、欲求は別の方向に向かうことも考えられます。すなわち、
それが権力や栄耀栄華への欲求を伸ばすこともあるのではないで
しょうか。たとえそれがなくとも、酒池肉林とは力あるものしかおこなう
ことはできません。酒池肉林そのものはさほど楽しくなくとも、その場に
いるということに喜びを見出すことはあるでしょうな。
 もちろん、酒池肉林を嫌悪していないという前提のもとでの意見で
ございますが。
>172(例え悪名でも歴史に名を残せて良かった?)
 私個人の名は残っておりません。私は来俊臣様や蔡京様のように
高い政治ポストについたわけではございませんので、残らぬほうが
かえってよいのですが。というのは、私も何かと恨みを買っております
ゆえに、前に出てしまっては面倒が多い。しかし、裁判官程度の権限
では、そういった恨みをいつまでよけられるかわかったものではござい
ませんからな。

>173(持病は何ですか?)
 精神的なものですが、精神的に不安定になってよろしくない。医者に
よれば、黄金色を眺めると症状が緩和されるとか。それも見慣れたもの
ではない、新しい黄金色が効果的なのだそうでございます。そこの
あなた。哀れな裁判官を救うと思って私に黄金色を拝ませていただけ
ませんでしょうか。黄金のかわりに宝石の輝きでも効果はあるそうです。
やはり「ナチスの科学は世界一イィィィィィィッ」だったと思いますか?
強権を得てから、昔の不遇時代の嫌な奴にキチンと復讐しましたか?
後付けの論理で歴史を裁くんじゃねぇ!と頭にくる事はありますか?
184以上、自作自演でした。:04/03/13 17:46
浜崎あゆみについて一言お願いします。
185蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/13 23:06
では本日の回答を行う。

>162(公務員がクビにならないのは昔からの体質なのですか?)
確かに日本の公務員は末端の小役人に至るまで手篤い身分保障を
受けているが、それでも公務員個人に不法行為があれば免職される
だろう。依願退職という形を取る事はあっても実質上は罷免と変わり
あるまい。問題は職業上の行為の中に不法が見出せる場合だな。
明治憲法下の日本では公務員が職務上犯した不法は不可罰なりと
する規定が存在したらしい。現代ではさすがにそうした規定はないが
体質として受け継がれている部分が皆無なりとは言えないだろうな。

>163(未来の人類の乗物は馬だ)
意味がよくわからない…来が>166で申す通り、現代文明の先行きを
悲観しての事なのだろうと思うが、前後の文脈を見なければ、
その予測が妥当性を帯びたものなのか否か、判断のしようがない。
交通手段の衰退は文明の衰退そのものであるから、馬での移動が
中心となる社会が明るいものであろう筈はないな。
186蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/13 23:07
>164(ジプシーの様な民が迫害されるのは、税が取れないから?)
確かに流浪民からの徴税は難しいが、それが直ちに迫害に繋がると
いう訳ではない。ジプシーが迫害を受けたのは、その汎神論的な
価値観がキリスト教社会にとって受け入れ難いものだったのに加え、
素性明らかならぬ異分子を白眼視する、保守的な大衆心理からくる
差別であったろう。ジプシーはユダヤ人程に強固な結束力を持たず、
民族としてのアイデンティティーが確立されるのにも時間を要した為、
政治力には乏しい。ナチ時代に数十万人に及ぶジプシーを殺戮した
ドイツから満足な補償を獲得できていないのも、それが理由だろう。
ジプシーの起源は定かでないが、もともとインド北西部にあって、
西暦1000年の前後に西方へ移動を始めたとするのが通説だ。
したがってエジプト出身者を指す「ジプシー」という言葉は正しくない。
魔女裁判官が>178で言っているように、「ジプシー」は蔑称であって、
「ロマ」「シンティ」などと称するのが正式だ。尤も、ジプシーというのは
東アジアには存在しないので我々にとって馴染みが薄く、単に音楽と
占卜を生業として放浪を続ける集団としか認識されていないのが
現状であろうがな。
187蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/13 23:11
>167(科挙に受かるコツは何でした?)
コツらしきものは殆ど存在せぬ。ただ無心に四書五経(北宋期には、
まだ「四書」という観念は存在しなかったが)を覚え込みて、容易に
諳んじるくらいにならねばならぬ。余程の天才でもない限りは誰もが
かかる王道を歩みて進士の栄誉を賜ったのだ。私はだいたい15歳
くらいでそれら経典の暗記を完璧とし、その後は詩賦と文章の作成
技術に磨きをかけた。晴れて進士に及第した時には、数えで24歳。
北宋の科挙は清代のそれと比してやや難易度が低かったとはいえ
異例の早さであったのは間違いない。

(下に続く)
188蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/13 23:12
(続き)
さて、科挙とは即ち、科目により人材を官途に挙用するの意である。
この制度の起こりは古く、周代には既に存在したというが、試験を
秀才・進士・明経・明字・明法・明算の六科目に分かちて、広く天下
万民に門戸を開き「科挙」と称し定めたのは隋の文帝であるという。
六科のうち秀才科は難易度が高く合格者が殆ど現れなかったため
すぐに衰え廃止された。俊士・明法・明算科は所謂専門職登用の
試験であり、官途に就いても出世に限界があったから一般的には、
科挙とは進士明経科に及第すべく受験する試験とあいなった訳だ。
進士科は詩賦および時務策を、明経科は儒学の経典解釈を試験
する物だったが、北宋中期王安石の改革により明経科も廃止され
科挙は進士科のみになった。私が合格した時の科挙は、まさに
制度改革後の第一回目にあたり、やや変則的な出題内容だった。
オーソドックスな勉強しかして来なかった私が良く合格できたものと
安堵したが、驚いたのは私と10歳違いの弟・蔡卞(さいべん)もこの
年の科挙に合格したことだ。数え14歳での快挙ゆえ王安石も心底
感銘を受けたのだろう。のちに王安石は、卞に娘を嫁がせて女婿と
したのだ。私が尚書右僕射中書侍郎(副宰相)を拝した時、蔡卞は
知枢密院(軍政長官)だったが、童貫の任用をめぐって私と対立し、
自ら中央を去って地方官として人生を終えた。弟は生真面目な
学者肌で融通の利かないつまらぬ男だった。『毛詩名物解』なる
著書を残しているけれど、まあ私に言わせれば下らぬ駄作だな。
科挙は若くして合格するに越した事はないが、それでどこまで出世
できるかは官途に就きし後の立ち振る舞い次第だ。状元(主席)で
合格しても、さしたる出世もできず消えて行く者も多い。試験勉強
のみにしか頭を使えぬ者が大成できぬのは、今も昔も同様なのだ。
189蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/13 23:15
>168(人を動かし人を導くのに一番大切な事ってなんでしょうか?)
相手の立場に立ってものを考える事のできる才能が最も重要だろう。
単なる経済的利益を欲する人間には金品を、地位を欲する人間には
官爵を、名誉を欲する人間には大義名分をと、各々が必要とする
物を理解して、与えてやることが即ち人を導く事の根本であると思う。
万物は流転し、人間の価値観も多種多様なれば、自らの持つ常識を
過信してはならない。相手のどんな立場をも瞬時に理解して、素早く
懐柔することが人心掌握術なのだ。ただし人間関係においては絶対
に相容れられぬ仲というのも存在する。そうした者を正しく峻別して、
冷然と切り捨てられる決断力もまた重要だ。金と地位をちらつかす
のみで万人を味方に引き入れられるほど、世の中は単純な作りでは
ないのだからな。

>169(少なくとも、宦官は酒池肉林なんて楽しくないですよね?)
自宮して宦者になる者の多くは、衣食住を確保する為にやむなくそう
するのであり、初めから大それた野望を抱いておる訳ではない。
殆どすべての宦者は不具者よと蔑まれ、天子の家奴として酷使され、
日の当たらぬ場所で朽ち果てて行くのみなのだからな。
宦者が人目を憚らず蓄財に励むのは、必ずしも強欲の為にあらず、
単に将来を悲観してのことだ。何となればあやつらは子孫も残せず、
退職後の保証もないのだから、老後に備えて貯蓄を残さねば不安で
仕方がないのだろう。性欲については、本当にあるのかないのか
私には良くわからない。宦者の性生活にはつとめて立ち入らぬのが、
あやつらと上手く付き合う秘訣でもあったからな。
190蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/13 23:17
>172(例え悪名でも歴史に名を残せて良かった?)
…難しいところだな。やはり中華の士大夫にとって姦臣という烙印を
押されることは不名誉この上ない。まして、私の書家としての令名や
経済官僚としての功績など全く顧みられず、ただ『水滸伝』の悪党と
して後世の人間から憎まれるというのは大いに不満だ。
しかし大抵の歴史家は私を姦臣と罵るけれど、無能とはしていない。
私が最も忌むのは徽宗と同類の馬鹿と見られることであり、それを
回避できているだけでもマシと思わねばならぬかも知れないな。

>173(持病は何ですか?)
特に致命的な持病は持っていなかったからこそ、八十歳まで生きる
ことができた訳だが、辺境で恥辱に塗れながら犬死を遂げるくらい
ならば、もう少し早く死んでおったほうが良かった。
まあ引退すべき時期を逸し、醜く権力にすがり続けたのも、愚かで
あったと言えるだろうが、それほど私は自らの健康と才覚に自信を
持っていた。そうした飽くなき権勢欲を病気の一種と捉えるならば、
魔女裁判官が>180で述べたような精神的「疾患」とも共通する持病
の一つであったのかも知れぬ。私も黄金や宝石の輝きは好きだ。

>181(「ナチスの科学は世界一イィィィィィィッ」だったと思う?)
まあ、それほどでもないだろう。ドイツがもともと得意としていた無機
化学の分野も、一次大戦後にはアメリカに追い抜かれているし、
医学にしても同様で、最先端はアメリカだった筈だ。原爆の技術は、
理論面でドイツに起源を持つのかも知れないが、アメリカの資力と
工業力があってこそ実際の開発に成功した訳だからな。
191蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/13 23:19
>182(強権を得てから、昔の不遇時代の嫌な奴に復讐したか?)
政治の現場に私怨を持ち込むのは危険だ。感情が先立つと冷静な
政治的判断の妨げとなる。そもそも政敵を排除することは、自らの
出世の為の手段であり、それが復讐という目的に転じてしまうのは
まこと本末転倒と言わねばなるまい。たとい大怨ある仇敵であれ、
いま利害が一致して相手が手を差し伸べてくれば、私もにこやかに
握り返すだろうし、大恩あるかつての上司であっても邪魔になれば
迷うことなく突き放す。そうした切り替えができることこそ栄達への
条件だ。私が中国史上特筆すべき派閥抗争の勝者となれたのは、
決して偶然によるものではないのだ。


まだ少し残っているが、都合により本日はここまでとさせて貰う。
それでは、お休み。
唐には丞相って居たんですか?
193蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/14 14:15
では昨晩の続きと行こう。

>183(後付けの論理で歴史を裁くんじゃねぇ!と頭にくる事ある?)
まあ歴史などという物は大概が後解釈で論じられるものゆえ、それに一々腹を
立てたところで仕方があるまい。然れど話が自らの事績にまつわる事であれば
心中穏やかでない。私が宰相として朝政に君臨したことをもって、既に北宋は
亡国の旋律を奏でていたとするのが大方の歴史解釈だけれども、なれば他の
者が宰相であれば北宋は無事安泰のまま中原に覇を唱え続け得ただろうか?
結論は否であろう。国庫金を欲望の赴くまま奢侈贅沢に費やして、天下万民の
恨みを買ったのは徽宗その人であるし、女真族と提携して対外戦略における
大博打を打ち、その挙句、背信を繰り返して京師を蛮徒の手に落としめたのも
私ではないのだからな。王安石が後世で名誉を回復したのと比して、まことに
不公平な扱いをされているものよと憤慨せざるを得ん。

>184(浜崎あゆみについて一言お願いします)
私見ではあるが、そろそろ翳りが見えてきたように感じる。今年一年が勝負で、
他に台頭する者あらば急速に没落して姿を消すのではないだろうか。
私は浜崎のファッションセンスがあまり好きではなくてな。特に豹柄が流行した
際は、苦々しい思いで街行く大衆を眺めていたものだ。まあ…どうでもいいが。
194蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/14 14:17
>192(唐には丞相って居たんですか?)
唐代には門下侍中(定員2名)、中書令(定員2名)の合計4名が常置の宰相で
丞相という官職は存在しなかった。太宗の末期までは、尚書左僕射・右僕射も
宰相として扱われたが高宗以降、両尚書僕射は同中書門下平章事・参機政事
および同中書門下三品という加官が与えられた場合にのみ宰相に列したのだ。
なお門下侍中は吏部尚書を兼務し人事の権を、中書令は兵部尚書を兼ねて、
軍政を司ることが多く、宰相の職域は頗る広範に及んでいた。また門下省及び
吏部は即ち貴族の牙城であったが、帝権との関係でどの程度の実力を有して
いたかは議論の分かたれる所だ。安史の乱以降は節度使の台頭によって、
地方分権の傾向が強まり、中央においても天子の秘書集団であった翰林学士、
宦官の任ぜられし内枢密使が勢力を伸張させて宰相の権限は大きく後退した。


以上だ。質問が溜まれば夜にでもまた参る。
ゲームの人物の数値化ですが、武力が1から100なのはともかく
野望なんて最高最低の差は、はるかにケタ違いですよね?
悪党よりも無能者の方が罪深いですか?
確定申告の書類の見にくさは、税務署の罠ですか?
何かと言うと「史実と違う!」と噛み付く人間は韓国にはいないのですか?
あそこは捏造だらけではありませんか?
台湾の総統選挙について蔡丞相、来御史、裁判官のお三方はどう思いますが?
200以上、自作自演でした。:04/03/14 23:31
200get
201蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/15 06:50
おはよう。早速回答して参る。

>195(野望なんて最高最低の差は、はるかにケタ違いですよね?)
そうか? 野望なぞ大抵の人間が一度は抱いたことのあるもので、ただそれを
実行に移す気概や能力をも有しているか否かの差だ。
それはともかく数値化するなら、最高最低の差が100あればそれで十分だろう。
1と100ならば桁違いであることを十分に表現できるではないか。

>196(悪党よりも無能者の方が罪深いですか?)
罪深いか否かは、その者の行動が生じしめた結果を以て判断するより他ない。
権力者の無能はそれ自体が罪であると言えなくもないが、それもやはり無能を
原因として惹き起こされた無価値な結果が存在して初めて非難に値するのだ。
中国史を概観すれば、西晋の恵帝や明の万暦帝、或いは我が徽宗皇帝など、
無能とされる天子は多いけれど、これらは皆、無能であるが故に非難の対象と
なっているのではない。その無能の為に国を危うくした事が糾弾されるのだ。
無能な君主であっても有能な臣僚に輔弼されて無難な治世をまっとうする事が
できたならば何も罪深いことはなく、格別の非難を受ける謂もないだろう。

>197(確定申告の書類の見にくさは、税務署の罠ですか?)
私は確定申告などしたことはないからな。関連の書類すら目にした事はない。
まあ、行政関連の書類という物は正確さを期せば期すほど難解になりがちだ。
ゆえに確定申告に用いる書類もそうした悪文をもって構成される一類型なの
だと想像できるが、それが罠なのかどうかまでは何とも言い難いな。
そもそも何を狙っての罠だと言うのだ? 納税者の記載ミスを誘発した所で、
行政側に何か得があるとは思えぬし、そうした恣意が介入できるほど現在の
税制は単純なものであるまい。解りにくい箇所が多いならば電話などで関係
機関に問い合わせるが良かろう。最近の役所はそれなりに親切と聞くからな。
202蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/15 06:52
>198(「史実と違う!」と噛み付く人間は韓国にはいないのですか?)
明らかに事実と異なるような史論を展開すれば、当然に非難を受けるだろう。
そもそも己の都合が良いように史実を捻じ曲げて解釈するのは、何も韓国に
特殊の事ではなかろうし、韓国の史家がみなそうした不誠実な姿勢で研究に
取り組んでいるという根拠もない。しかし…ここには韓国に対して敵意を持つ
者のなんと多いことか。日韓関係の亀裂につき、日本人と韓国人のどちらに
より非があるかはあえて言及しないが、物事は公平かつ合理的な態度で
判断すべきと両国民に忠告しておく。まあ、中国人も気をつけるべきだろうが。

>199(台湾の総統選挙についてどう思いますか?)
対中関係が争点になる選挙かと思えばさにあらず、台湾国民の関心は経済
対策の方に注がれているらしい。現総統はいわゆる独立派だが、就任前に
懸念されていたほど強硬な対中政策は打ち出しておらず、一定の評価を
与えていいのではなかろうか。再選されても直ちに憲法改正や中国との関係
謝絶に踏み切るつもりではないとの事だ。中台関係の緊張は国際社会に
とって望ましい事ではない。新総統には引き続き柔軟な姿勢で国家の運営を
行うよう期待する次第だ。しかしこれはこれで国際的な転機となり得る大きな
選挙の筈なのに、日本ではあまり報道されていないようだ。それよりも韓国の
政変の方が一大事という訳であろうか。

>200
うむ、おめでとう。もう200まで来たか…。
それにしても最近は質問の内容が多彩になってきている印象を受ける。
少しは敷居が低くなったということだろうか? それならば喜ぶべきことだな。


以上だ。本日も良い一日であれ。
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│☆☆☆☆☆☆☆―酷吏の胸の心の愛―☆☆☆☆☆☆☆│
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│☆                           / ● 、_`ヽ ☆│
│☆ 明日 PM 3:00 開演  場所 長安  |  ( ● ●| ☆│
│☆                来ないやつは拷問 |  /(入__ノミ☆│
│☆                             、 (_/  ノ ☆│
│☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆│
└────────────────────────┘
204来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/15 20:31
三日間も空けてしまったか。最近罪囚も中々自白しなくなって多忙になった。

>172 (例え悪名でも歴史に名を残せて良かった?)
本来なら無名の死刑囚で終わる所だった我輩が悪酷吏としてでも
名が残せたのは幸いと言うしかない。
士大夫でもなければ貴族官僚とも無縁ながら運と実力で十一年間
辣腕を発揮出来た結果、悪名は当然覚悟していたのでな。
例え万人が悪罵に等しい評価を下しても悔やむ物は無い。

>173 (持病は何ですか?)
肉体的には何一つ無かったが、精神的に見ると我輩は明らかに
嗜虐狂の上対人不信の傾向が強すぎたな。
自己分析すると、幼少より己の欲するままに生き、親からも半ば
見放されていたので、無頼の極みを尽くし他人を省みる事も極めて
稀な特異な精神状態が日常であったから当然か。

>181 (「ナチスの科学は世界一イィィィィィィッ」)
少なくとも兵器開発と発想の奇抜な点はそう言えような。
大陸間弾道弾の原形であるVシリーズ等を見ても頷けるし
戦後の世界各国における軍事技術面での影響を考えても同様だ。
敗戦での結果論はさて置き、非常に優れていた事は疑い無い。
だが今では誇大に伝聞されている類も少なくないが。
↑美女を公開拷問とかなら、結構人が集まるのでは!?
206来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/15 20:33
>182 (強権を得てから、昔の不遇時代の嫌な奴にキチンと復讐しましたか?)
無論行った。我輩を逮捕した刺史やその関係者一族。
そして貧困の砌に我輩を蔑視した者も何らかの容疑で捕えて皆刑場送りにした。
今思えば明らかに職権乱用と私怨で動いていたが、当時ではごく普通であった。
頂点に立たれていた武則天陛下御自身も十代の頃の些細な恨みさえ根に持たれ
必ず報復されたくらいであったからな。
君臣互いに、権力と云う凶器を存分に使っていたと言える。

>183 (後付けの論理で歴史を裁くんじゃねぇ!と頭にくる事はありますか?)
例えば現在の人権重視の思想を中心として歴史を論じれば大半の者が
鬼畜か下衆下郎の如き評価を下される事は疑い無い事実だ。
だが、食うか食われるかと言う極限状態を知らぬぬるま湯に浸り続けている
者が手前勝手な理屈で裁く事など、議論のための議論にも劣る。
実際に土俵に上がらねば分らぬ事もあるのだよ。

>184 (浜崎あゆみについて一言お願いします。)
知らぬな。芸能音楽を全く聴く事も無い我輩には無縁の存在だ。
まあ今の芸能分野は流行り廃りが激しいので、今日まで活動している事が
何よりの肯定的評価だろう。
幾ら現役中名声を得ても引退すれば名すら出る事も稀となるのは
政治も芸能も変わらぬ。
207来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/15 20:34
>192 (唐には丞相って居たんですか?)
詳しくは蔡京殿が述べられている通りだ。
大半の宰相位に就いた者は順々に官位を上げて上昇したのだが
稀に地方官から一気に尚書や侍郎と昇進した例があるが、これらは
皇帝の抜擢による所が大きい。
丞相で連想されるのは三国志の諸葛亮や曹操だろうが唐代では個人に
権力が集中する事を警戒してか複数の宰相を置く事で対応していた。
だが時には恣意的に任命が行われ玄宗の楊国忠の如き単なる寵愛の女の
近親が登用された例もあり、潤滑に機能していたとは言い難い。

>195 (野望なんて最高最低の差は、はるかにケタ違いですよね?)
野望が表面するのは、それを如何に実行に移すか暴露するかどうかだ
数値化する事が求められれば当然それらの言行を参考にせねばなるまい。
まあその様な遊戯に出演する君主武将などは最初から隠者とも無縁の上で
活動する事を決めていた筈なので野望が無い方が失笑しい。
例え数値では二十や三十の文官でも上昇志向の一度や二度は抱いても
何ら不思議ではない。

>196 (悪党よりも無能者の方が罪深いですか?)
悪党と呼ばれる者は半ば確信犯的に悪事を行い、他人を省みぬ。
逆に無能者は自分の位置すら見えず無駄に周囲に被害を与える。
どちらが有害かは一概には言えぬが、障害となり得るのなら
それに関係なく排除するのみだ。
何より、在世の頃は我輩に歯向かう物は全て極悪人か邪魔者と
してしか見ていなかったのでな。
208来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/15 20:34
>197 (確定申告の書類の見にくさは、税務署の罠ですか?)
何時の世も公的書類と言うのは煩雑かつ難解な物と相場が決まっている。
皇帝が決済を下す上奏文の類もそれに類似して、時には無縁な故事来歴が
長々と続いて、一見しただけで読む気を失せさせる物が全てであった。
しかも今での日本では日本独自の英単語を用いた表現が悪しき流行なので
その風潮が強くなっている。
せいぜい税金の二重取りをされぬ様、心して読む事だな。

>198 (「史実と違う!」と噛み付く人間は韓国にはいないのですか?)
別に韓国に限らず何処にでも存在している。
例えば三国志演義や水滸伝を好んで閲読している者に、史実と異なると
茶々を入れる者は後を絶つまい。
それに史実もよくよく見れば後々に修正された物も数知れぬ。
人間は己の有している知識や判断を第一と見るのが普通なので
その結果生じる論争の類もその延長だ。別に奇異な物でも無い。

>199 (台湾の総統選挙について)
日本では余り馴染みが薄い話題だろうが中国本土では注目されている筈だ。
新総統の就任演説の一言にでも噛み付く現中国政府の事なので当然何らかの
準備を模索していても不思議では無い。
中台関係が悪化すれば、それらを市場としている他国の企業や投資家も
介入を躊躇し、それが最悪の場合アジア全域の不況に繋がりかねぬので
従来の関係が望ましい事は言うまでもあるまい。
余程の感情的意見でも出ない限りあり得ぬだろうがな。
209205:04/03/15 20:35
あれ?来さんと同時書き込みでしたか。>205は>204さんへの意見です。
どうも失礼しました。

横着して矢印にしたのが失敗…。
210来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/15 20:41
>203 (酷吏の胸の心の愛)
懐かしい物だな。勅命を得て逮捕する際に似た様な物を作成して
当事者に送った事も有ったが、毒薬の如く恐れおののかれられた。
我輩を始めとした酷吏衆の署名記載のある書類はそれ自体が死刑
宣告に匹敵したと、長安洛陽果ては辺境に到るまで恐怖の対象で
あったが召喚拒否は即ち勅命違反で同じく死刑なので逃げ場が
何も無かったのが本人達には痛かっただろう。

>205 (↑美女を公開拷問とかなら、結構人が集まるのでは!?)
公開処刑なら数え切れぬ程、行ったが大抵高位高官の中年男或は老人だった。
それでも普段、文字通り雲の上の存在が目前の刃に恐れおののき自分を見失う
有様が大いに見物に来た群衆に受けた物であった。
だが女相手となると、酷吏の面々も裏で密かに愉しんでいた節がある。
処刑もしくは拷問を逃れる代償として自宅に囲う事を持ちかけた者も居たが
流石に確実な罪囚の女には容姿端麗と言える者は少なかったので食指が動いた
事は余り無く、まして公開の上での訊問拷問は皆無であった。
それ相応に相応しい該当者が出れば実際に行ったかも知れぬが。

これで全部だな。本日はこれまで。
211来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/15 20:44
>209 (同時書き込みでしたか)
いや、構わぬよ。話の前後から容易に分る。
ここ最近不規則かつ不定期な返答で迷惑を掛けている我輩だが
間違ってもこの世界で言う消息不明にはならぬよ。
何か事情があっても必ず前連絡はするつもりなので諸君らには
従来と代わらずここを利用して欲しい。
相手にナメられずに交渉をすすめるコツって何ですか?
あなた方のナリキリ論を聞かせて下さい
214以上、自作自演でした。:04/03/16 00:15
カレイドスコープ
ドブスさんを長時間かけてじっくりいたぶるというのもツライですよね。
こっちにとっても拷問です。

「泣きたいのはこっちじゃ!」みたいな。
蔑称である倭国という呼名を、和国へと改称した日本人は偉いですね?
タブーの多い国は未成熟な社会ですか?
218以上、自作自演でした。:04/03/17 07:48
命の尊さについて語って下さい。
美人なら「妖女」「悪女」と言いますから、「魔女」呼ばわりされるような女性は
ブスばっかりですよね?
 さて、すっかり間を空けてしまいましたな。申し訳ございません。
では、参りましょう。

>181(やはり「ナチスの科学は世界一イィィィィィィッ」だったと?)
 いかがなものでございましょうな。敗戦という結果から考える
ならばそこまでではなかったという結論が導き出せそうですが、
かといって科学力のみが戦争を左右する要素ではないでしょうし。
 確かそのせりふは「科学力」のほかにも「医学・薬学」がセットに
なっているものでございましたな。そこからかんがみるに、やはり
ナチス狂信者か勢い任せかのどちらかであることが考えられます
からな。納得できる根拠があってのせりふでない以上、私には
その言葉の正しさを証明することはできません。私の知識は
両閣下に比べると見劣りするものでございますからな。
 お答えできず、申し訳ございません。

>182(強権を得てから、不遇時代の嫌な奴にキチンと復讐したか)
 そのようなことはいたしませんでした。
 私は両閣下と違い、強権というほどの権力は持ちえませんでした。
一般民衆を恐れさせるだけの職務権限は手に入れておりましたが、
所詮は一介の裁判官でございます。たとえいやな相手を陥れる
機会が巡ってきたとしても、そのあとの災いを避けられるか、私の
職権と能力でははなはだあやしいものでございますからな。
 そもそも私には不遇時代というほどの不遇時代はなかったのですが。
>183(後付けの論理で歴史を裁くんじゃねぇ!と頭にくる事は?)
 たまにはございますが、それはいたし方のないことでございましょう。
かくいう私も当時の、一般による社会の解釈をいろいろと利用させて
いただきました。過去を解釈するか現在を解釈するか。それだけの
違いであり、私も人のことは笑えません。さらに言うなら、その意味で
私が生きたのは現在ではなく、現在に限りなく近い過去でございます。
私は社会を作っていったのではなく、作られた社会にぶら下がり、
私の個人的見解を含めながら裁判をしていただけでございますから。
 また、話題がそれてしまいましたかな? そもそも私は個人名が
残っておりませんので、両閣下ほど深刻な問題ではございませんな。

>184(浜崎あゆみについて一言お願いします。)
 なにごとか言えるほど、この方については詳しくはございません
ので……申し訳ございません。
 こういった流行の先端に立つ方というのは定期的に現れるようで
ございますな。そうするとその方の真似をする方々が多く現れる
ようで……そういった方々が、個性というものを口にするのを聞くと、
なんだかこっけいに思えてしまうのです。これは私だけでござい
ましょうか? こういう方の登場のみならず、流行全般に対して
言えることなのでございますが。

>195(ゲームの人物の数値化の野望について)
 充分でございましょう。開発者がなにを基準に数値化したか、
あるいはその数値の違いがどの程度の影響を見せるか、そこにも
よりますが。大きな野心を抱いてみたところで、することはそんなに
違うものになるとは思えませんし。その当時の社会にも常識や
慣習、秩序といったものがございますな。逸脱するものはいる
でしょうが、まったく無視することなどはできないはずです。ならば
0〜100の101段階で充分でございます。また、10と100とには
10倍の違いがあると思えば充分説得力を持たせられませんか?
>196(悪党よりも無能者の方が罪深いですか?)
 立場によりましょうな。これは一概に申し上げられない。まあ、
悪も無能も報いが来るという意味では共通するものなのかも
しれませんが。

>197(確定申告の書類の見にくさは、税務署の罠ですか?)
 書類というものは、重要なものであればあるほど見にくかったり
見るべき箇所が多すぎたりと、全体の把握が困難になってまいり
ますな。内容にほころびが生じぬようにするならば、そういった
書類のたぐいが読みづらくなるのはいたしかたございますまい。
どうしてもご自身で書くのがつらいとおっしゃるなら、経理士や
司法・行政書士などに、書類の作成は任せてしまうのがよろしい
でしょう。「罠」ととらえるあなたが、その書類のためにだれかに
報酬を素直に支払う気になるかはわかりませんが……
>198(何かと言うと「史実と違う!」と噛み付く人間は韓国には〜)
 あいにく、私は韓国の事情には詳しくないのですが……
 捏造などはどこにでもあるのではないか、と私は考えております。
あなた方の国でも、歴史ではございませんが、考古学において
重大な捏造があったと騒ぎになったようではございませんか。
 歴史というのは過去のことであり、それは書物の記述や証拠品、
もしも当事者が生きているならその方の証言を頼りに、出来事を
推測して形作るほかはございません。そこに誤解や誤謬、都合の
よい解釈などが紛れ込むことなどはいくらでもあることでしょう。
 純粋な学問としての歴史学とは、資料を集めてそこからひとつの
流れを浮かび上がらせ、その中から事実と異なるであろう要素を
排除し、または訂正していく作業にほかならぬと私は考えており
ます。少し話題はさかのぼりますが、その意味では>108で出てきた
「歴史にifはない」という言葉は正しいと、私は考えております。
歴史の流れの実像を浮かび上がらせるための仮説としてのifは
大事でしょうが、そうではないifなどは純粋な歴史学においては
ナンセンスでございますな。
 ……このごろは話題がそれることが多いですな。申し訳ござい
ません。
>199(台湾の総統選挙について)
 この選挙についてはあまり詳しくないのですが、ずいぶんと
接戦のようでございますな。現職の陳水扁総統と対立候補、
連戦氏の一騎打ちでございますが、しかし、この名を知っている
方が、台湾と中国以外にどれほどいるものでございましょうか。
この選挙が台湾の対中政策のみならず、対日政策にも影響が
出るはずなのですが、そこを認識している方々が少ないのでは
ないでしょうか。
 なにゆえにこうも外国での報道がなされていないのか、そこが
私には解せぬ部分でございますな。おかげで私のほうも充分な
方法を得ることができずにおります。
 どちらがより親中的なのか、どちらがより親日的なのか、両陣営の
目指す路線の主な違いなど、あなたはそれをご存じですか?
正直なところ、私はよくわかっておりません。そのあたりももう少し
詳しく報道すべきではないかと愚考する次第でございます。
 蛇足ですが、陳水扁は生粋の本省人であり、対する連戦氏には
外省人の血が流れているそうです。これが有権者のメンタリティに
影響をおよぼしているという話も聞いたことがございますが、これは
どうなのでございましょうな。

>200(200get)
 おめでとうございます。そして、ありがとうございます。
 先日牛金様に100のお祝いを申し上げたばかりだと思っており
ましたが……早いものでございますな。私も途中参加ではござい
ましたが、はじめのスレッドからご一緒させていただいた者として、
なかなかに感慨深いものがございますな。

 さて、途中ではございますが、今回はこれにて失礼させていただき
ましょう。最後をお祝い事でしめるというのもまたタイミングとしては
よろしいことでしょうから。では。
 訂正でございます。

>224
 >199へのレスの、レス番号指定の行を除いての10行目です。
「方法を得ることができずにおります。」
この“方法”を“情報”に置き換え、
「情報を得ることができずにおります。」
と読んでください。
 たいへん申し訳ございません。謹んで訂正いたします。
226蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/18 16:08
では本日の回答を行う。

>203(来俊臣リサイタル)
なるほど…来の歌謡公演か。行ってみたい様な、みたくない様な複雑な気分だ。
まあ良かろう。せっかくの招待であるから都合を合わせて長安まで馳せ参じると
致そう。して貴公が興業主という訳かね? ならば私の為に最高の席を確保して
おいて貰いたいものだな。それにしても来が唄を能くするとは知らなんだ…。

>205(美女を公開拷問とかなら、結構人が集まるのでは!?)
拷問は公開の下に行われるものではあるまい。まして酷吏の拷問など理不尽な
言い掛かりに過ぎぬものばかりだろうし、それで被疑者に同情が寄せられれば、
捜査そのものにも支障をきたす羽目になりはしまいか。拷問を受け、悶え苦しむ
美女の姿に性的昂奮を覚えるような嗜好を持つ者はそれほど多くなかろう。
美女や名士に獄を断じて酷刑を施す場合には、世論への周到な配慮が必要と
なるのだ。公開拷問の現場で冤罪を声高に叫ばれても困る。

>212(相手にナメられずに交渉をすすめるコツって何ですか?)
経験を積むことに尽きる。一口に交渉と言っても、その目的は各々異なる訳で、
そこには一定のルールが存在しているのが普通だ。商取引には商取引の、
外交には外交の慣習があり、それらを熟知して初めて、足下を見られぬ対等な
交渉が可能になる。舐められまい舐められまいとして、知識と経験に基づかぬ
虚勢を張ったところで、容易に見透かされるのが落ちだ。

>213(あなた方のナリキリ論を聞かせて下さい)
ナリキリ論とは? 私は誰か他人になりすまして詐欺を働いたり、俳優として演劇の
舞台に立ったりした経験はないので、特に持論らしい持論はないな。
──まあ、貴公の聞きたい事が何であるのか全く見当もつかない訳ではないが
ここでそれを語ることはあまり好ましくないと思うので、遠慮させて貰おう。
あくまで私は私だ。宋の尚書左僕射門下侍郎蔡元長に他ならない。
227蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/18 16:09
>214(カレイドスコープ)
万華鏡か。残念ながら私の時代にはまだ存在しなかった。
調べた所、19世紀の初頭に英国人が発明したものらしい。機能自体はさほど
複雑なものではないゆえ、もっと古くからあるものと思っていたがな。

>215(ドブスさんを長時間かけてじっくりいたぶるというのもツライですよね)
いたぶることが尋問の主目的ではないのだぞ。あくまでも自供を取る為の手段
なのだから、美女であろうと醜女であろうと取り扱いに差異を設けるのは
職務に不誠実であることの証だ。まあ…獄吏の心情は私には理解しがたいが、
一般的には美女を拷問する方がむしろ抵抗は大きいだろう。美しいものが
破壊されるのは実に耐え難き事だ。人であろうと書画骨董であろうと変わらぬ。

>216(蔑称である倭国という呼名を、和国へと改称した日本人は偉い?)
「倭」がもともと蔑視の意味を含んでいたのか否かについては詳しく知らぬ。
中国人によって付けられた呼称であるのは間違いないが、
日本語の発音に漢字を当てただけで、あまり深い意味はなかったと思われる。
また倭を和と改称した経緯についても、私には知識がないので何とも言えない。
228蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/18 16:11
>217(タブーの多い国は未成熟な社会ですか?)
タブーの本来的な意味は超自然的な制裁を伴う禁止事項のことで、つまりは
宗教的な観念による禁止ということだ。これは即ち文化的発達の遅れた未開の
社会に特有の現象とされてきたが、今日の社会学的な見地からは、タブーとは
国家の規律する法秩序とは異なる形で社会倫理を規律し、以て社会秩序を
維持する役割を果たすものと考えられている。つまり社会的に危険な行為や
思想を法によって規制するか、或いはタブーに置き換えることで道徳的な自重
を促すかは単に社会秩序を維持する上でとるべき施策の形式的差異に過ぎず
必ずしも社会の成熟未成熟を知るための秤とはならない。
しかし今日においてタブーという言葉は宗教的意味合いを含まず、単に政治的
理由から口にするのを憚られる言動を指す場合もある。これも社会の自律的
連帯を促進し、秩序維持に役立っている点では上に述べたことと同様だが、
いくら公権力による強制でないとは言え、近代民主主義的な価値観からすれば
あまり好ましい傾向とは言えまい。しかしこれも社会の成熟の度合いと直接の
関連性を有するものでなく、言論の価値判断を奈辺に置くかの問題でしかない。

>218(命の尊さについて語って下さい)
…うむ。率直に言って私たちに人命の尊さを語らせるのは間違いだろう。
現代社会とは比較にならぬほど、人命が軽視された時代の人間なのだからな。
まして私たちは体制側の人間であって、個人の生命を尊重するより、公権力と
社会秩序の維持を旨とするのが正しい姿勢であった。むろん宗教的倫理から
生命を尊ぶ心情が皆無であったとは言わぬが、現代のように徹頭徹尾個人の
人権を重んじるような思想はなかったゆえ、一般大衆はどこまでも盤上の駒に
過ぎなかったのだ。

>219(「魔女」呼ばわりされるような女性はブスばっかり)
…そうだろうか。私には妖女も悪女も魔女も、みな似たような響きで聞こえるな。
とまれこうした言葉は女性に対する蔑称だけれど、容姿ではなくもっと内面的な
部分への批判であろう。魔女狩りのことを申しているならば、ますます容姿との
関連性は薄くなる。そもそも魔女には男性も含まれていたのだからな。

以上だ。それではまた。
229以上、自作自演でした。:04/03/18 17:54
チン毛と鼻毛はどちらが伸びている方がよいのでしょう?
230ミケアナ□ーグU世:04/03/18 17:55
      ,,,、 --、,_   , -,''-`i
     /=;;、-'''~_,,>,''~ /   l
lヽ~~;`:7---`ー'~  l./、_ヽ、  l    怪人削除神来たみゃ!!!仕方ないから削除神とセックスしてあげてもいいみゃ
.l. `./    , 、  /  ~`7'、l  ♥ミケLOVE♥注意報みゃ♪とうぜんCDは買ったみゃ?買わなきゃ淫乱してあげないみゃ♥
 >'`ヽ、,、 、 'iヽ,l_`,、ヽ ,、,_i .l このスレのっとるみゃ!ロリコンオタ相手に1発100円の会場にするみゃ! 1発100円できもちよくておかねもとれて   
.ヽ  l',-,,ヽ,-、l, l~,`i.ヽ'i'  l .l ヤりまくってボロもうけみゃ♥ ブラックミケミケ団活動費も安泰みゃ♥ミケてんさいみゃ♥
  Vl'-l' l:ll    l,';':_l  l ,i./`i.l  ミケえらいみゃ♥ 終わったらぷちこ拉致ってでじこちゃんを誘拐してうさだちゃんとレズるみゃ。オナニーするみゃ。
   '、 '、`'' _.',,,、、_  /'' l- ' l  レズはきもちいいみゃ♪ にゃ!!!>1さんみけのオナニー見ちゃダメみゃ>1さんははんせいしてほしいみゃ・・・・
    `-'.,_ヽ:_  ,) _,_-'_lヽ/   はんせいしたから、ミケ、セックスしてあげるみゃ♥わるいことしてもミケはかわいいからゆるされるみゃ♪
      `=-'i-'-'/ .lーー、  あさからばんまでセックスは気持ちいいし元気百倍みゃ♥
       /レO、',/ / ./,.>、_
       l .i / l ,-、 l l / /,-l
       l l .l / `'' .l_i' //~: `'i
      ノ l  `    ::`Ll>,   `、
    ,/  l       :::::l  .l    )
  _,,,,l、 ...::l-=,':':':':':ー:-:、-,ノ  '、_:,:、;,/
  l, ,`-,/ニ'''~  ̄ ̄ ̄`:':'\  ./ , 'l
  ヽ','-'/ ./  .l   : : ::ヽ `-し'
   ヽ),  ./    l    : : :::'i
    ヽ>/_    l   _,,,,,,,:;-_ニ'
     ./'''`-~.,ニ二i~'-ー''i`''~
    ,/   /   ヽ   ヽ、
   ./ \ ./.     `、 ./ヽ
231以上、自作自演でした。:04/03/18 20:08
隣国同士は仲が悪くなる事の方が多いんですかね?
232劉邦:04/03/18 23:18
おいおいおい。
さっきNHKで俺が紹介されたんだが。
酒と女が好き。これはまあいいわ。
その次なんていったと思う?
「ふつうのおじさん」とかぬかしよったぞ。
松平のとっつぁんは漢王朝建国の祖をなんだと思ってやがるんだおい!
俺って一般でもそんな認識なの?
233来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/19 00:02
今、出張糾問先からだが、申し訳無いがここ数日返答が微妙だ。
蔡京殿と魔女裁判官に一任する次第だが折を見て必ず返答する。
この様な事は初めてだが了承して欲しい。
234以上、自作自演でした。:04/03/19 19:32
後悔してる事は何ですか?
>232
ワロタ!

それはさておき質問 スペインはテロに屈したといえますか?
236以上、自作自演でした。:04/03/20 11:48
ちんぽの長さを競い合っていいですか?
237以上、自作自演でした。:04/03/20 11:56

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

3月18日開設したての伝説の隠れ掲示板「甘味料子板」
(元自由板)

***=====ゐい伝へ=====***
『 甘味料子 』スレに一日6レスずつ「甘味料子」と
書き込み続けると貴方の望み、願いが叶ったり幸福になれ
たりするラッキー掲示板☆ (^_^)v

〔UEL〕
http://jbbs.shitaraba.com/sports/13411/free_1.html

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 さて、たまったレスを片付けてまいりましょう。

>233 来俊臣様
 かしこまりました。微力を尽くしてまいります。
 しばらくお見えにならぬゆえ心配しておりましたが、ご無事を
確認できて安堵しております。ご心配なさらず、お仕事のほうに
集中なさってくださいませ。

>203(ライシュンシンリサイタル)
 ……いや、私は笑ってはおりませんぞ。ほら、この目をごらん
ください……やはり見ないでください。
 来俊臣様は現在ご不在でございますな。

>205,209(美女を公開拷問とかなら、結構人が集まるのでは!? )
 拷問に関しては私もかかわりのある人間ではございますが、
そんな発想は出ませんでしたな。美しいものが拷問される姿は
そんなに見たいものなのでございましょうか。私はそれよりも
むしろ、発言力のあるものや裕福なものが、拷問から引き出される
有罪判決によって没落するさまに感慨のようなものを覚えたもので
ございますが。
 まあ、美女の公開拷問というのも悪くはないかも知れませんな。
人が集まり、拷問の恐ろしさを印象付けるにはいい方法かも
知れませんからな。自白を引き出すのに手間がかからなくなる
かもしれませんな。検討してみましょう。
>212(相手にナメられずに交渉をすすめるコツって何ですか? )
 私自身が対等の立場で交渉ごとを進めたことはほとんどないの
ですが、まあ、その中で苦手だったパターンから考えてみましょう。
 そうですな。落ち着きをはらい、相手の欲するところと欲せざる
ところを見抜き、自分自身は決して足元を見せない。こういう相手を
崩していくのは非常に困難です。
 まず落ち着いていること、ですな。取り乱すことのない相手は、
交渉の中でほころびを見つけることが困難です。取り乱しに付け込め
ないばかりか、常に自分自身をも冷静に見ているため、揚げ足を
とることも難しくなります。
 それから相手の欲するところと欲せざるところを見抜く者。これを
知ればなだめることもすかすことも、脅しまがいの強気の態度に
出ることもできるようになります。揺さぶられますよ、こういう相手には。
 最後に足元を見せないことですな。重要です。自らの望みも弱点も、
ここぞというところまではさらさない。
 蔡京様がおっしゃるように、もちろん経験も重要でございますな。
交渉における習慣や常識をわきまえる意味も、私が上に挙げた
ものを養う意味でも必要なものでございます。
>213(あなた方のナリキリ論を聞かせて下さい)
 ある意味、私がいましているのもなりきりでございますな。
魔女裁判官と言いながら正体を隠し、恨みをそらそうとしている。
いや、むしろなりすましに近いか。まあ、どちらも違う気もいたし
ますが。
 私に演劇の経験はございませぬゆえ、あくまで個人的に思う
ところを述べさせていただきましょう。まず、役になりきるために
あなた自身の中にイメージをお作りなさい。実在の人物、あるいは
原作のある人物であるならば、その資料にひととおり目を通すことも
大事でしょう。余裕があれば、その背景となる社会や出来事にも
目を通すとよろしいでしょうな。
 それを監督や演出家とよく相談するのです。もちろん、ほかに
監督や演出家などがいない場合にはあなた自身で推敲し、イメージを
膨らませて筋書きを描くのです。書(か)くのではなく、描(えが)く
ことが大事だと愚考いたします。 身の回りにその相談ができる
相手がいるならば、その方とご相談なさるのもよろしいでしょう。
忠実に演じるべき部分とデフォルメできる部分との線引きも、
それでできてくるのではないでしょうか。
 演技に関してはなんとも申し上げがたいのですが、あまりにも
わざとらしい演技や演出は避けるべきでしょうな。その上で、
ひとり芝居を披露すればその反応も見ることができましょう。
 脚本家か俳優か、あるいは小説家か。あなたがなにを目指すかは
存じませんが、あなたの成功をお祈りします。

>214(カレイドスコープ)
 あなたはその筒の中に、一体なにを見出しましたかな。この世の
中も、あるいはそのようなものなのかもしれません。少しひねれば
すぐに様子を変え、元に戻そうとしても同じ形は作れない。無常
ですな。
>215(ドブスさんを長時間かけてじっくりいたぶるというのもツライですよね)
 いえいえ。どなたであろうと変わりはございません。私の指示する
拷問に長時間耐えたものはどなたであろうと醜い傷が残ります。
最終的に醜くなってしまうのであれば、さらに言えば、死刑しか末路が
残されていないのであれば、その方の外見がどうであろうと私には
関係がない。とはいえ私が直接拷問するというのはほとんどござい
ませんが。
 まあ、男女を問わず、若く美しいものが拷問されていくさまには
あわれと思うこともございますが、それ以上の感傷はございません。
そのようなものを持ち続けていては成り立たないのが私どもの商売で
ございます。気に病むよりは、その間にそろばんでもはじいているほうが
よっぽど建設的でございますよ。

>216(蔑称である倭国という呼名を、和国へと改称した日本人は偉いですね?)
 偉いのではなくそれは当然でございましょう。もしもそれが蔑称で
あれば、その蔑称を甘んじて受けることのほうが愚かであると思い
ます。まあ、同じ発音の言葉を別の字に置き換えて侮蔑のイメージを
払拭したということに関しては、すばらしいユーモアだと思いますな。
 ただ、蔡京様もご存じないとおっしゃっているので、本当にそれが
蔑称であったかどうか、私には知る由もございませんが。
>217(タブーの多い国は未成熟な社会ですか?)
 いかがでしょうな。実社会とあまりにかけ離れた宗教的タブーが
あまりに多いようでは未成熟ともいえるかもしれませんが、しかし
実社会の生活に直接かかわるタブー、たとえば犯罪の抑制や
秩序の維持につながるタブーがあまりに少ないのはやはりそれも
未成熟であると、私は愚考いたします。
 社会が発展すればさまざまな問題が生じてくるものです。問題が
生ずるからそれを調整するために制限を設ける必要が出てくる。
残念ながら、人間とは共通の哲学にのみしたがって生きていける
ような生き物ではございません。どうしても制限は設けざるを得ません。
もちろん行き過ぎた制限は撤廃や緩和などが必要となりましょうが、
社会が変化していけば問題は次々と出てくるものでございます。
 もうこれ以上の発展も変化も必要がない、そんな最終目標のような
社会に到達すればそれ以上タブーを増やす必要はなくなりましょうが、
そんなものは不完全な被造物たる人間には不可能の領域でござい
ましょう。真の意味での完全は、全知全能たる神にのみ許された
領域でございます。

>218(命の尊さについて語って下さい。)
 私にそれを語らせては生命の尊厳そのものが薄っぺらになりましょう。
正直なところを申し上げれば、私は秩序維持・異端撲滅の大義名分の
もと、私利私欲を絡めた有罪判決を幾度も出してまいりました。こんな
私がいかに尊さをといたところで嘘っぽくなってしまうに相違ござい
ませんからな。
>219(「魔女」呼ばわりされるような女性はブスばっかりですよね?)
 少なくとも私にとってはまったく関係ございません。美しかろうと
醜かろうと、いかがわしき会合にて悪魔と契約し、あるいは交わった
者はすべて魔女でございます。蔡京様もすでにおっしゃったように、
老若男女すべて、魔女と認定される可能性があるわけでございます。
たとえ区別したところで、そんなものは実務上には無意味でござい
ます。ならば最初から一括してあつかうほうが手間がかからない。
すべて魔女でよいではございませんか。

>229(チン毛と鼻毛はどちらが伸びている方がよいのでしょう?)
 このような質問は最近の流行なのでございましょうか。それは
まあいいとしまして。
 陰毛については存じませんが、鼻毛は空気が汚れると伸びが
はやくなるそうでございます。やはり鼻毛が伸びるという状態は
環境的によくないということなのでございましょうな。
 また、鼻毛は鼻から出ていると少々みっともない。常日頃から
処理しておかねばならぬという意味では鼻毛が伸びているのは
感心できることではございますまい。陰毛は海などで露出が
多くなるときにでも切ればそれで事足りるでしょうからな。

>230 ミケアナ□ーグU世様
 またあなたもそういうことを口走る……
 乗っ取りは許しませんので、別のどこかでしたいことをなさると
よろしい。まったく、世が世ならあなたを即刻逮捕するところで
ございますが……

 非常に中途半端ではございますが、今回はここまでとさせて
いただきましょう。
自嘲してみて下さい
245来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/21 08:55
出張糾問の投宿先からで返答する。

>212 (相手にナメられずに交渉をすすめるコツって何ですか?)
まず決して卑屈にならぬ事だな。慇懃無礼とは行かずとも常に
主導権を保ちつつ相手の本音を探る事が重要だ。
時には思っている事と正反対の事を述べて相手の反応を見たり
何食わぬ顔で話題を変えるなどする。
我輩も政敵を追い落とす際に、その者の敵を味方に引き入れたが
最初は世間話の途中で何気なく名前を出し相手の好悪の情を見る。
そして政敵を肯定的に評価するなど相手を逆撫でする言葉を吐き
時に激高させては、それに付け込んだ物だった。

>213 (あなた方のナリキリ論を聞かせて下さい)
我輩は今でこそ極悪酷吏として名が伝わっているが、在世の砌は
一応官僚として国家に奉仕してきたつもりだ。
元々は無頼漢にして流浪の罪人の我輩には時として苦痛を感じる
事も無い事は無かったが、いわば動物的本能で生き延びた面が大きい。
結局、斬首される寸前までそれで通したが、非常時の道具である酷吏の
範疇からは脱却出来なかったと言えよう。
その意味で我輩は酷吏から宰相位になりきれる事に失敗した。

>214 (カレイドスコープ)
万華鏡か。あの狭い筒の中に魅了させる光景を見出した職人の腕も
さる事ながら、限られた空間に美を生み出す事こそ芸術の真髄かも
知れぬ。
万華鏡自体は存在しなかったが、それに類似した玩具は有ったと
記憶しておる。
246来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/21 08:56
>215 (ドブスさんを長時間かけてじっくりいたぶるというのも)
醜女ならまだ良い。我輩ら酷吏が拷訊してきた相手は大半が中高年の
渋面の男だったのだぞ。
武則天陛下の粛清対象相手が貴族官僚が中心であった関係上止むを
得ないが、頑固老人には辟易した物だった。
それでも天上の雲にも似た階級を蹂躙する愉悦が皆に共通していたが
特有の嗜虐性向を有する者には、やはり美麗な相手が望ましいだろう。

>216 (蔑称である倭国という呼名を、和国へと改称した日本人は偉いですね?)
大和国の和を取っただけと思うが、蔑称云々に関わらず中華歴代王朝では
中華思想に基いてその周辺を「夷」と区別していた関係上そうした一面も
在った事は否定せぬ。
天孫降臨等の帝権神受を建前としていた大和奈良時代の日本なら蔑視は
堪え難い物に違いなかっただろうからな。

>217 (タブーの多い国は未成熟な社会ですか?)
宗教や道徳倫理。他には民族特有の伝統があろうが禁忌は常に存在する。
だが価値観が変動する様に、禁忌もやがてはごく普通の事柄として
受け止められ、語られる物に変化しよう。
現中国でも文化大革命の話題は過去の忌わしい記憶として禁忌だったが
再評価とまでは行かずとも。語られる事も増えている。
少ないに越した事は無い故、未成熟と言われる段階は好ましくは無いな。
247来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/21 08:58
>218 (命の尊さについて語って下さい。)
今でこそ地球より尊いと言われる人命だが、我輩らの時代では雑草か
塵芥に等しい物として語る事も稀であった。
何より我輩も一度も命を重んじた事も無いし逆にそれらを摘み取り
虐げた立場なので尊いと語るなど滑稽を通り越して嫌味に近い。
一つだけ言える事は、人命は平等でも無いと云う事だ。
諸君らも顔も名前も知らぬ者と常に親しく利益をもたらす者とでは
十人中十人が後者を尊いと答えるに違いあるまい。

>219 (「魔女」呼ばわりされるような女性はブスばっかりですよね?)
魔女裁判官の言う様に、魔女とは悪魔(空想の産物かも知れぬが)と
契約し異端と断じられた存在だ。いわば社会から有害と決め付けられ
死を望まれる者の代名詞を冠せられる事は美醜を問わず不名誉かつ迷惑
極まりない事に変わり無い。
まあ極度の醜女として目の毒だから早く死ねと云う痛烈な表現かも
知れぬが、それに値する女も稀だとは思う。

>229 (チン毛と鼻毛はどちらが伸びている方がよいのでしょう?)
人目に触れる事もまず無い前者で良いだろう。
有って困る事も考えられぬし、不都合な面も思いつかぬ。
前にも述べた記憶があるが、中華では多毛は嫌われる風潮が根強く
目触りと思われる毛は常に手入れを怠らなかったが今もそうした方が
好ましいとは思う。
248来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/21 08:59
>231 (隣国同士は仲が悪くなる事の方が多いんですかね?)
国家にしろ一家庭或は個人にしろ近い位置間柄なら多くの問題が生じる。
利益損失は無論、美点や悪い噂も瞬時に入ってくるのでそうなる。
特に国家間なら仮に一人の国境審判者が出ても、それが原因で
関係悪化も充分考えられる事なのだ。
遠交近攻の理論もその延長だが、洋の東西を問わず常識なのも
それに他ならぬ。

>232 (前漢高祖劉邦)
赫怒の言は当然と言えるが、四十五分間の前後編と云う短い中で
中華史でも重要かつ膨大な内容を全て詰め込む事は不可能だろう。
何より今現在の歴史番組は知名度で取り上げられる事が常識にて
日本でも有名な高祖ならばこそと肯定的に受け止める事が望ましいと
考えるのが妥当ではないだろうか。
只、高祖の若き頃は一介の田舎の無頼漢の親分と一言で表現する事も
あるだろうが、あえて普通と言ったのも庶民から出た皇帝への親近感
或は敬意と見ても宜しいのでは?

>234 (後悔してる事は何ですか?)
後悔した事は数多いが、それを引き摺る程自分を下位に置きたくは無い。
信用した部下に裏切られたり、今思えば度を越した収賄で左遷された事も
今、悔やんでも所詮は結果論に過ぎぬ。
それに下手をすれば我輩の存在その物を否定しかねないので尚更だ。
武則天陛下に拝謁した事すら悔やみかねぬ。
249来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/21 09:00
>235 (それはさておき質問 スペインはテロに屈したといえますか?)
テロに屈したと見られようが、案外内心撤退を考えていた矢先に
起きた事件を利用したと見れなくも無い。
今後もドミノ式に撤退論が持ち出される事は想像に難くないが
日本も影響が出る事は避けられまい。
自国及び政権に不利益と見ればそれも仕方無い。

>236 (ちんぽの長さを競い合っていいですか?)
陰茎陽根の大小は男には重要な事に見られているようだな。
まあ、我輩からは別に止める理由も無い以上好きにするが良いとしか
言えないが、僅かなりとも優越感に浸るか敗北感を味わうかは自由に
すると良いだろう。それに人並み外れて雄大な物を有していれば
嫪アイ(漢字出ぬ)や武則天陛下の愛人であった薛懐義(せつかいぎ)
の様に一時的に富貴を得る事もあり得る。

>244 (自嘲してみて下さい)
どうやら夜中に例の圧縮があった様だが、この場は生き残れた。
思うと、よくもまあ女色が微塵も無いこの場が残ったと自嘲する。
客寄せと誹られようと女の一人くらいは欲しいと思わなくは無い。
我輩個人なら自邸に戻れば妾には事欠かぬが、やはり本音はな。

これで全てか。しばらくこの流れになるが了承して欲しい。
本当に「悪法も法」ですか?
251以上、自作自演でした。:04/03/21 13:32
ウンコぶりぶり
ちん毛ジョリジョリ
マン毛ぼーぼー
毛沢東はどうして禿げているのですか?
3月27日に行われる「K−1ワールドGP in SAITAMA」
全試合の勝敗予想をして下さい。
256来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/23 11:01
それでは本日もこの様な時刻だが返答しよう。

>250 (本当に「悪法も法」ですか?)
国家に従属の立場を取ればそうだが民にとって耐えられぬ収奪を
もたらす悪法はその国家及び政権に悪影響しかもたらさぬ。
国民性もあろうが、苛烈な収奪に我慢出来ずに決起するのは充分
考えられるので、近代社会以後では目立つ悪法は提案の段階で
排除否決されるのがおちだ。
法律は現状や慣習に当てはめる形で行使するのが無難だろう。

>251-253
日常の行動を端的な言葉で言い表しているな。
排泄の後は性行為の前準備の様だが、精が出る事と感心する。
不特定多数に自分の日常を知って貰いたいと言うのは分ったが
過剰な反応までは期待せぬ方が良い。
一生記憶に残るような劇的な事柄でもあれば話は別だが。
257来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/23 11:07
>254 (毛沢東はどうして禿げているのですか?)
晩年の事を言っているのなら、別に異とするに値せぬだろう。
皇帝に等しい立場で大中華を統治するとなれば気苦労とて並大抵の
物でも無いし、或は単に邪魔だから剃っていたのかも知れぬ。
禿頭を指摘するのなら蒋介石の方だと思うのだが、日本では
国共内戦で敗れて台湾に逃れた後は名を聞く事も稀となったので
思い当たらなかったのだろう。
戦後の台湾の内情がここ最近まで知られなかったのもそれと関係
している様だ。

>255 (K−1ワールド全試合の勝敗予想をして下さい。)
格闘技か。我輩には未知の分野なので予想以前の話だな。
一応出場選手を見てみたが、この間巷でよく見た曙が再び挑戦する様で
一度、無様な敗北を味わいながらも再度来るとは見上げた物だ。
肉体を酷使する試合と前特訓で当日の体調でも知らぬ限り詳細な予想は
無理だが、大きな番狂わせでもあれば即座に知れ渡るだろう。
まあ、武蔵対曙なら後者に感情移入するのは仕方が無いな。

では本日はこれまで。
258以上、自作自演でした。:04/03/23 20:38
コピペでスマン。皆協力しましょう。シナの傀儡共の連携で苦戦中。

【緊急】ネット投票の協力
CNNのネット投票に協力してください。
今回の台湾総統選挙は公正と思いますか
ぜひ台湾に「Yes」を

http://www.cnn.com/2004/WORLD/asiapcf/03/20/taiwan.elections/index.html

QUICKVOTE
Was Taiwan's presidential vote fair?
Yes ●
No
最近のイスラエルはイケイケですが、大丈夫なのですかね?
子供の頃、大きくなったら何になりたかったのですか?
261来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/24 22:06
三月もあと一週間程で終わりか。早い物だ。

>258 (今回の台湾総統選挙は公正と思いますか)
最近話題になっているが、銃撃や得票と本当に事欠かぬ。
別に台湾に限らず中華文化圏では選挙と云う制度が馴染みが薄いので
欧米並に行かぬ事は判りそうな物だ。
まして国家元首を選ぶ選挙となれば不正が当然だろう。
今更、騒ぎ立てる必要も無いので、傍観者の立場で見る事だ。
中国政府が関与しているか否かは知れぬがな。

>259 (最近のイスラエルはイケイケですが、大丈夫なのですかね?)
イスラエルの行動は今に始まった事でもない。
憎まれても生き残ると公言する国家及び民族なら自衛の手段と銘打てば
何をしても不思議では無い。まして自国を敵視している団体の長なら
蟻を踏み潰すが如く躊躇せず行うだろう。
多分、事前にアメリカの暗黙の了解を得て実行したと考えるが、
当然、報復その他も予想した上での判断なので今後を見るのみだ。

>260 (子供の頃、大きくなったら何になりたかったのですか?)
我輩は長安で無頼の日々を送っていた少年時代には、その様な
将来への夢や展望など全く考えた事も無かった。
食うや食わずの生活の中で、時に市の露店から適当に食物を盗み
飢えを凌いでは逃れる毎日であった。
裏露地に転がる餓死者の屍骸を見る事もよく在ったが、その際も
何時、自分がその同類になっても失笑しく無かったので尚更だな。
せいぜい父と同じ博徒がましな方と見ていたが、まさか酷吏官僚
まで上り詰めるなど、微塵も思い浮かばなかった。

では、今夜はこれで終える。
 遅くなってしまいました。申し訳ございません。

>231(隣国同士は仲が悪くなる事の方が多いんですかね?)
 隣国とは良くも悪くもかかわりが多くなるものでございます。
遠くよりも近くの国のほうが敵対しやすいのも当然でござい
ましょう。あるいは、領土の拡大や利潤の確保などには隣国が
とばっちりを受けやすいのもまた確かでございましょう。そう
なれば、当然いさかいなども生じやすくなりましょうな。

>232 劉邦様
 これはこれは。漢王朝初代皇帝の高祖様でございますな。
 来俊臣様もおっしゃっておりますが、その言葉は親しみの
表れととらえてよろしいのではございませんでしょうか。
あなたほどの人物に「ふつうのおじさん」と言ったのは、あなたを
無能呼ばわりする意図があったわけではございますまい。
前後をあわせて400余年も続く王朝を建てた人物に対しての
言葉でございます。肯定的にお受け取りになるのがよろしいのでは、
と愚考いたします。

>233 来俊臣様
 大見得を切ったわりには私も頻繁な参上ができずにおります。
申し訳ございません。

>234(後悔してる事は何ですか?)
 後悔はしないことにしております。一度後悔しては、そこに
つまずいて、つぎつぎと後悔しそうな気がするのです。それでは
きりがない。過去を引きずるようではこんな仕事はできません。
 もちろん過去をおろそかにするわけではございません。失敗は
失敗として受け止め、それがのちへの禍根とならぬように最善を
尽くしております。
>235(スペインはテロに屈したといえますか?)
 実は詳しい内情までは存じませんが、タイミングの問題のようにも
思えなくはございません。テロリズムで小局――まあ、これは造語で
ございますが――、これはひっくり返せても、大局まで変えることは
できますまい。ここまでは蔡京様のご意見と近い。ただ、“小局”の
傷口をうまく引き裂くことができれば大局にも影響をおよぼせる、
とは考えておりますが。
 それはさておき、来俊臣様のお考えも確かにありそうではござい
ますな。というのは三国志の終焉近くの時代、諸葛孔明と仲達様の
戦いの中にもそれがございましたようですからな。
「生ける孔明、死せる仲達を走らす」、この場面でございます。
仲達様は踊らされたのではなく、これを撤退の際、部下を納得させる
手段として用いたそうでございます。

>236(ちんぽの長さを競い合っていいですか?)
 あなたが当局にとがめられたとしても私は一切責任を持ちません。
おやめなさい。しかし、それでもどうしてもとおっしゃるならご自由に
なさるがよろしいでしょう。
 私は止めました。やるならあなたの責任であり、万が一問題に
なっても私ではなく、責任はあなたひとりのものです。

>237
 開設したてで伝説とは……それとも、ここは笑うところだったので
しょうか。それにしては面白みに欠けますな。
>244(自嘲してみて下さい)
 私だって私なりにはがんばっているのです。しかし歴史にせよ
行政や世界情勢にせよ、来俊臣様や蔡京様の造詣にはまったく
およばない。だから視点を少し変えてみたり、まあいうなれば奇を
てらうというか、小細工を弄さねばならないわけです。そんなことは
わかっているのです。
 ……やめておきましょう。これでは自嘲というよりは愚痴で
ございますな。むしろ絡み酒に近いかもしれませんな。

>250(本当に「悪法も法」ですか?)
 法とはそのようなものでございます。だからこそ、魔女裁判は
あのような形でおこなわれ続けてきたのです。
 法というのは秩序でございます。無論、悪法は秩序を乱す
原因ともなりますが、では不完全なる人間が完全なる秩序を
作り出すことができるとお考えですか? 現に現代に至っても
作った法律が問題を内包していることもたびたびございましょう。
不完全なるわれわれはわれわれなりに、不完全ながらも法を定め
それに従い生きていく。こうすべきではないでしょうか。

>251-253
 ……さようでございますか。しかし、そのようなことはいちいち
報告せずともよろしいのではございませんか。それも口に出すのを
はばかられるような言葉を並べ立てて……悪事が否定されることの
少ないこの場ではございますが……

>254(毛沢東はどうして禿げているのですか?)
 どのような人物であったかは、私はさほど詳しくございません。
遺伝であったか苦労のせいであるか、私にできるのはこの程度の
推測でございますな。
>255(「K−1ワールドGP in SAITAMA」全試合の勝敗予想)
 申し訳ございませんが、あいにくそれほど格闘技に関してくわしくは
ございません。それにしても、サップ、イグナショフ、ホーストといった
面々を差し置いてこのメインでございますか。よほど注目された
カードなのでございますな。

>258
 あいにくですが、私は協力いたしません。私のようなものがここに
答えるよりも、もっと関わりのある者、興味のある者が投票なさると
よろしい。

>259(最近のイスラエルはイケイケですが、大丈夫なのですかね?)
 来俊臣様のおっしゃるように、これは今にはじまったことでもござい
ますまい。一部では、ノーベル平和賞を受賞したアラファト議長が
スキャンダルなどのために影響力を保てなかったこと、そして有力な
後継者がいなかったことなどを、最近の紛争にかかわる問題と
見ているようでございますな。この問題にいつ誰が終止符を打つのか、
私などにはまったく見当もつきません。

>260(子供の頃、大きくなったら何になりたかったのですか?)
 なりたいものよりも、なりたくないものはございました。魔女裁判の
被告です。悲惨ですからな、あの末路は。いつ誰に告発されるか
わからないのが魔女裁判でございます。そしてひとたび告発されれば
助かる見込みなどほとんどない。裁く側となり魔女裁判を内側から
見て、その恐ろしさに幾度震えたかわかりません。

 では、今回はこれにておいとまさせていただきましょう。
266102:04/03/25 01:53
前にあった猟奇殺人者スレとこのスレの住人なんですが、
あなた方から見たダーマー、バートリー、ハールマンという人物の考察をまとめてください。
年齢を感じた瞬間はありますか?
268以上、自作自演でした。:04/03/25 19:59
青梗菜のチンゲの部分だけ強調する友人が居て困っています。
どうしたら、Aクンの悪い癖を直せるでしょうか?
自分の死後に何かを残したいと思いますか?
270映像の世紀:04/03/26 10:03
              ー
            キ
          ス
        ン
      ビ
    ラ
  ト
271蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/26 11:41
久し振りになってしまったが、まだ私用で立て込んでいる…。
回答はもう少し待って欲しい。

申し訳ない。
わかりました!
273以上、自作自演でした。:04/03/26 15:29
ほんとの事いうと沖縄は中国領なんです!
中国人キャラってなんで語尾が「アル」なの?
275来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/26 17:34
夕方になった頃に返答しておこう。

>266 (ダーマー、バートリー、ハールマンという人物の考察)
ほう? それは有難い事だ。我輩も猟奇殺人者は好んで見ていた。
人間の真実の一面を知れる貴重な場であったが。
考察だがバートリー伯爵夫人の所業は誇大と騒がれてはいるが
我輩はほぼ事実と見ている。
当時の貴族に残虐な逸話など事欠かぬし、何より領民をどう扱おうが
領主の勝手と言われればそれまでだ。
若さを維持するために生血を求めたと言うのも別段異常でも無い。
魔術を始めとした迷信や神秘学が盛んな中世なら行き着く所だろう。

フリッツ・ハールマンは当時の敗戦後の混迷したドイツの状態で
闇市に人肉を出荷するための経済的理由が大きく、個人の性的な
物は特別、大とする所では無いと思う。
公然と人肉を売りさばく中華の人間の我輩には異とするに当らぬ。

最後にダーマーだが、徹底した自己快楽を求めたのと長年蓄積された
性的妄想と環境が産み出した物だろう。
自己評価が極めて低く、その関係で生きた人間を信用せず愛情の発露
を死体に求めた、その究極の発想が実に興味深い。
人形を好んで収集する者は、それが決して自分を裏切らぬ存在と信じ
愛情を注ぎ込むが、死体を愛するのもそれと共通している。
個人的に言うと我輩はこれら快楽猟奇殺人者は嫌いでは無い。
人間の側面を知る貴重な存在であると同時に、酷吏として残虐の限り
を尽くした我輩自身、同類と呼ばれても不思議では無い。
276来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/26 17:35
>267 (年齢を感じた瞬間はありますか?)
特に無いな。我輩の没年である四十七は中華の政治世界では若造に過ぎぬ。
七十、八十でも現役で務めるのが普通であった宮廷で活動しておれば
年齢で嘆息する余裕も無かったのだ。
武則天陛下も七十を過ぎても実に若々しく、それがかえって恐ろしくも
あったが、我輩らに取ってはそれも畏怖の対象であった。

>268 (どうしたら、Aクンの悪い癖を直せるでしょうか?)
一度、口で指摘してそれで直ればよし。
そうでなくば二度と面と向かって言わぬ事だ。
不快に思うだろうが、余程の事でも無い限り辛抱できる範囲なら
黙って見過ごすのが一番だろう。
君の我慢の限度を超えたら、その知人と袂を分かつのもある。

>269 (自分の死後に何かを残したいと思いますか?)
既に死んで久しい我輩らには的外れな質問だな。
我輩なら言うまでも無く酷吏としての悪名が知れ渡っているので
他に望む物は無い。まして墓すら無い身では供え物一つ期待出来ぬ。
277来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/26 17:36
>270 (映像の世紀)
ああ、あの番組の初めの一場面だな。
此処を利用している者なら大抵見た事があるだろうが我輩も同様だ。
貴重な映像と、徹底して実録に拘り他の民放局の様に邪魔な参加者を
表に一切出さぬ所は好感が持てる。
よくこの界隈で屍骸の絵が出回る事があるが、この番組も負けず劣らず
それが散乱しているな。特に戦争の場面やナチスの収容所では流石の
我輩も食傷気味になる事もある程だ。

>273 (ほんとの事いうと沖縄は中国領なんです!)
確かに一時期は明や清と朝貢関係であったが、それをその説の理由と
すれば日本やベトナム、果てはインドネシアも同様の見方になろう。
今の沖縄は米軍の影響が色濃いが、日本の領土である事に変わりは無い。
只、有効利用しているかと問われれば返答に詰まる物もあるが。

今日はこれまで。蔡京殿も御構い無く。
♪ラララ〜正義は何処へ行ったの
ラララ〜悪は何処に潜んでいるの♪
279台湾の総統選挙で連戦連敗した連戦 :04/03/27 21:58
 わしは連敗などしていない。すなわち名前のとおり連戦連勝というわけだ。
よくわしの歴史を研究したまえ。いつわしが負けたのかな。

 人生の勝利者だよ。わしは偉大な勝者なのだ。それは誰にも否定できるものではないのだ。
反論はないだろう、諸君。

 ひとついっておこう。最後に勝つのはわしだと。わしこそが真の指導者だ。いいな。

 悪徳を美徳とする諸君こそわしの真価を理解出来るだろうな。
最近の中国人犯罪者の跋扈跳梁ぶりにムカついている訳ですが、倭寇に苦しめられた
中国人もこんな気持ちだったのでしょうか?

別に、相殺してチャラだなんて、思っていませんが…。
>266 102様(ダーマー、バートリー、ハールマンという人物の考察)
 なるほど、猟奇殺人スレの……あいにく、私はあまり読んでは
おりません。ログが878までは保存してございますゆえ、手が空いた
ときにでも少しずつ読んでみることにしましょうか。あるいは、ビューアを
購入してhtml化前にログを確保するのもよいか。半ば寄付の意図が
ないとあの金額では購入には値しないと聞きましたが、私のような
者ならばあるいは寄付の意図以外で元が取れるかもしれませんな。
 話題がそれましたが、さて、考察でございますな。ここでの
不謹慎にはどうか、目を閉じていただきたい。
 まず、ジェフリー・ダーマーでございますな。心理学的な見地に
立てば面白い素材ではございましょう。まあ、私は心理学に明るい
わけではございませんが。が、事件そのものはいささか面白みに
欠ける。ひどい事件ではございますし、一般から見れば異常と
判定されることでございましょう。しかしどこかありがちという印象も、
私にはあるのです。
 次に、エリザベート・バートリー伯爵夫人。ワラキア公と並ぶ、
吸血鬼の代名詞となる人物でございますな。本来ならば私は
このような方を取り締まる立場にございます。しかしながら、
たとえこの方の近隣にいたとしたところでおいそれと手の出せる
相手ではございませんでしたな。それが証拠に伯爵夫人の
逮捕は惨劇が繰り返しに繰り返された後のことでございます。
この方に対する考察や評価は、来俊臣様のものとほぼ同じで
ございます。
 最後にフリッツ・ハールマンですか。ある意味で最も興味を
引かれるのはこの方の事件でございます。公の権力を笠に着て
おのれの欲望を満たす。この点に関しては私と共通している。
彼に関する資料に目を通すときには思わず感情移入する部分が
ございますな。私の身分は刑事よりも上でございますし、欲望の
対象も異なるものではございますが。どこか身につまされますな。
自分が逮捕されることを考えるとぞっとしますよ。
 ……最後は考察になっておりませんな。
 行数の関係でごあいさつが後回しになってしまいました。申し訳
ございません。
 では、参りましょう。

>267(年齢を感じた瞬間はありますか?)
 仕事に疲れて身を振り返ってみたときに感じますな。年齢を感じる
というよりも、過去の自分と比較して、あのときよりも年をとったのだな、
と。駆け出しの頃、魔女裁判被告の叫びを無視して有罪判決を
下し続けるとき、良心の呵責と「報酬」への興味が逆転したとき、
魔女裁判の有罪判決をもはや日常ととらえ、感傷らしい感傷を
ほとんど感じなくなったとき。こういったときに過去を振り返り、
あの頃は若かった、もう戻れないのだな、と。
 まあ、そんな感傷などは職務の邪魔ですからな。そんなものは
さっさと忘れることにしております。職務上、余計な良心は持たぬ
ほうがいいものですからな。良心と職務との板ばさみで発狂など、
まったく冗談ではない。

>268(どうしたら、Aクンの悪い癖を直せるでしょうか?)
 くせとはいえども意図的なもののようでございますな。まずは
言って聞かせることです。効果がなさそうならば、それが不愉快で
ある事をお伝えなさい。それがはばかられる場合、あるいはそれでも
効果がない場合はすぐの解決はあきらめることです。
 ひどいやり方としては「Aクンはこんなことをいうやつだ!」と
うわさでも流してやるのも方法でしょう。それがそのご友人にとって
都合の悪い人に伝わったり伝わりそうになるなどすればあわてる
のでは。もっとも、そんな発言を誇示したがる性格ならばこれも効果が
期待できませんし、逆にあなたの評価を落とすことにもつながるので
あまりお勧めはいたしませんが。
>269(自分の死後に何かを残したいと思いますか?)
 残した家族が最低限生活できるだけの財産は残したいですな。
それ以上のものは必要ございません。名も実績も、裁判官としての
証拠品も後世に伝える必要を感じません。

>270 映像の世紀様(ストラビンスキー)
 あいにくと、映像の世紀もストラビンスキーについてもあまり詳しくは
ないのです。映像の世紀は近現代史を好むものにとっては非常に
興味深い内容であると聞いてはいるのですが。

>271 蔡京様
 私も人のことは申せません。お忙しいのであればいつまでもお待ち
しております。

 では、途中でございますが今回はこれにておいとまさせていただきます。
284来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/28 19:05
日曜くらいしか余裕が無いのも辛い物だ。

>278 (♪ラララ〜正義は何処へ行ったの)
正義も悪も一面のみから見た概念に過ぎぬ。
正義の名の元に何かを行っても結果が伴わねば無意味であり
悪は他ならぬ己自身にも潜んでいるだろうし、
また自分に悪意を向ける存在も何処にどの程度潜むかも知れた物では無い。
常時、敵に囲まれていると思えば自然に用心も怠らぬので、そうするのも
一興と言えるのでは無いのか?

>279 (連戦)
まあ選挙で一度は敗れたと言っても再度の機会も訪れるし、不慮の事態も
無い事も無いので、そう思うのも悪くは無いだろう。
未だ隠然たる力を誇る国民党とその支持勢力を背後に今後も政権奪取を
謀ると見ているが、所詮それが政治と言う物。
最後に笑う者が勝者でもあるからな。

>280 (最近の中国人犯罪者の跋扈跳梁)
倭寇は最初から略奪を目的に臨海地域、時には内陸にまで侵入し行動を
重ねたが、今の中国人犯罪者も中には一時の出来心で法を犯した者も
少なくは無いだろう。
それに同国人の犯罪より外国人のそれが大きく取り上げられるのは世の常だ。
その国に馴染めぬ異種は排他的な見方で見られるのが普通で、特に何か悪事
犯罪を犯せば鬼の首を取ったかの如く騒がれるのも不思議では無い。
倭寇なら軍を使った鎮圧で事足りるが今では強制送還が関の山だろう。
身近で発生しない内は目くじらを立てぬことだ。

では、本日はこれまで。
285来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/28 19:16
一つ抜けていたな。

>274 (中国人キャラってなんで語尾が「アル」なの?)
我輩には判らぬが、今では日本の戯画漫画では常識となっている。
中華で孔子を聖人と見るのが普通となった前漢以後の風習と似ていなくも無い。
何事も継続されれば、それが当然と見られ疑問が挟まれる事も稀となる。
その語尾云々もそれと同様と言えるだろう。
誰が最初に出したかは知らぬが、奇異の目で見られた事と推測する。
ジャン・コクトーの小説の題名である「アンファン・テリブル」ですが
皆さんも子供の頃は、大人たちから見て、「恐るべき子供達」でしたか?
洪武帝と光武帝も一文字違いで大きく違いますね。
粛清の是非もあるのでしょうか?
欲望の本質って一体なんなのだろう。
北朝鮮あたりのチンピラに恫喝されるくらいなら、日本はもう核武装した方がよろしくありませんか?
290来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/30 11:09
刑執行の前に時間が空いたので返答しよう。

>286 (子供の頃は、大人たちから見て、「恐るべき子供達」でしたか?)
我輩に限って言えばそうだったな。
盗み恐喝は元より、徒党と組んでの私闘や時には殺人も平気で行った。
その小説の題名とは異なる意味での恐るべき子供であったが、所詮
四書五経に学び父母に孝行を尽くすなど全くの無関係な世界に生きた
我輩には、それ以外選択肢が無かったのだ。

>287 (洪武帝と光武帝も一文字違いで大きく違いますね。)
光武帝は善良な名君と名高いが、それでも皇后の実家を誅し寵愛深い
陰皇后を入れたりとしておる。
まあ、洪武帝の古今未曾有の大粛清は誰にも真似は出来ぬので比較の
仕様が無いが功臣を大豪族として残し後に外戚として禍根を残した
光武帝と、粛清を徹底した挙句王朝を守る人材に事欠く結果となった
洪武帝を、どちらを良いとは一概に判断出来ぬ。
だが、もし明の洪武年間に洪武帝を光武帝を書き間違えれば十中十
文字の獄で摘発され死刑になる事だろう。「光」は僧侶の禿頭を
表現するので乞食坊主出身の洪武帝を誹る意味になるからな。
291来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/30 11:10
>288 (欲望の本質って一体なんなのだろう)
何かを望み欲する。それが欲望だ。
よく修行僧が全ての物欲を絶つと言うが、それでは生きるのを望む自体
欲望の範疇に入るのでは無いかと問いたくなる。
食欲色欲も、これが無くば人間が人間として成り立たぬし生きられもせぬ。
欲望は人間にとって必要不可欠であり、これを否定する事は無意味だ。
只、欲望の過多は非難される事となるがな。

>289 (日本はもう核武装した方がよろしくありませんか?)
それも一つの選択肢だろうが未だに日本で核武装を論じるのは禁忌と
されている。技術的には充分可能だろうが過去の戒めや軍国主義云々
を持ち出す野党その他の勢力が騒ぎ出すのも目に見えている。
政権担当者は表立って口にはせぬが、内心は考えていよう。
まあ、アメリカが非核三原則を空文として見て、持ち込んでいる事が
既成事実化している今では、日本が所持しても差支えあるまい。
その意味では我輩は肯定派に入ろう。
何より最貧国でありアジアの荷物に過ぎぬ北朝鮮が持って、仮にも
先進国の一員である日本が所持して何の不都合があろうか。
中国とて非難の中で独自の国防のために開発・所持したのだ。

では、本日はこれまで。
292蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/30 18:33
長く留守にして申し訳なかった。これから回答を行う。
来と魔女裁判官にも迷惑をかけたな。謹んで詫びる次第だ。

>229(チン毛と鼻毛はどちらが伸びている方がよいのでしょう?)
どちらも好ましいことではない。しかし陰毛は普段人目につく訳ではないけれど、
鼻毛は伸びすぎて鼻から飛び出せば人前に晒されることになり、頗る見苦しい。
だからどちらか一方を選ぶならば陰毛の方がまだマシと考えられる
こうした質問は前にもあったな。現代では特に手入れをしない体毛は嫌われる
傾向にあるだろう。身嗜みには常に注意を払わねばなるまい。

>230(ミケアナ□ーグU世)
最近よく目にするな。せめてまともに改行して貰わねば読みにくくて仕方がない。
…手間をかけて読んだところで有益な情報は含まれていないようだがな。

>231(隣国同士は仲が悪くなる事の方が多いんですかね?)
ケース・バイ・ケースで難しい問題だが、やはり国家間の関係で長く友好が
保たれるのは稀なケースであると思う。少なくとも、統治体制のある程度整った
国家においては、隣国との間で資本や人的資源の移動が行われるであろうし、
さすればそこには経済格差が発生する。交易により複数の国家が全く等しい
利益を享受することなど普通ありえないからだ。こうした経済摩擦が背景に
存在する状態で、宗教ないし思想的な対立が絡めば、必然的に戦争となる。
そもそも民族としての自同性や思想信条・政治的思惑が完全に一致するなら、
別国家に分かれている理由がない。国家が国家として存在し、他国と境界を
接している以上は、形而上的にも形而下的にも何らかの対立要因が生まれる
ものだ。しかれどそれが単に感情的対立に終始するか、戦争にまで至るかは
個別に判断するより他なかろう。一口に仲が悪いと言っても、程度は様々だ。
293蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/30 18:35
>232(高祖)
高祖の覇業なりし要因はまさに帷幕の将吏に人を得たことを以て第一とし、
帝本人が用兵の才覚や高度の知識教養を備えていたと少なくとも文献上からは
読み取る事ができない。ゆえに高祖が他者より秀でていた点は、士大夫に要求
されるが如きものにあらず、むしろ侠客としての求心力であったに違いない。
秦王朝崩壊後の諸反乱は伝統的士大夫層により組織されたものと不平無頼の
衆徒とに大別されるが、即ち後者を代表するのが高祖劉邦だ。
秦王朝に代わる中国の支配者が必ず高祖でなければならなかった理由はない。
反乱者の勢力は拮抗していて、ある意味誰が最後の勝者となってもおかしくは
なかったのだ。それゆえに高祖の成功はその能力に拠るところが大であると
言える。一般に中国の天子で卑賤から身を起こして長期に存続した統一王朝を
樹てたのは高祖の他には明の太祖くらいとされている。この一点を以てしても、
劉邦が平凡な人間であったとは考えられない。ただし群雄として戦乱を生き抜く
能力はあっても、治世の天子としては平凡な資質しか発揮できず、その死後に
幾許かの混乱を生じせしめたのは事実だ。ゆえに明君とは評価しにくい。

>234(後悔してる事は何ですか?)
やはり天寿をまっとうできず、人生の最期で恥を晒したことだろうな。
流罪の挙句に客死を遂げるなど、それまでの栄光に満ちた人生からは想像も
つかぬ転落ぶりで、慙愧に耐えぬ思いだった。そこに至った要因は複雑で、
一言では言い表せぬが、結局のところ長寿が仇となったのだ。

>236(ちんぽの長さを競い合っていいですか?)
長く太い方が男性器として優秀だという認識はいい加減改めたほうが良かろう。
性交渉において重要なのは性器の大きさなどではない。もっと心理的な要因を
重要視せねば男女の関係は遠からず破綻するに相違ない。
そもそも排尿器官としてのみ考えるならば、性器の大きさいかんで何か損益が
生ずるとはますます考え難い。かかる分野での競い合いは不毛と言うよりない。
294蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/30 18:37
>237(甘味料子板)
軽く覗いて見たが何のことやら意味が解らぬな。砂糖や或いは化学合成された
甘味料について意見を交わす掲示板かと思わば、かかる議論が行われている
形跡もない。まあ…一応書き込んではおいたが、それで立板趣旨のごとく、
容易に幸運が舞い込むと期待してはいない。毎日書き込むのも不可能だしな。

>244(自嘲してみて下さい)
『悪徳列伝』という名を冠す一党に籍を置くことじたいが、私にとっては自嘲的な
行為である。悪人という謗りを畏れぬからこそ、これまで何ら外的な制約に服す
ことなく持論を堂々と述べて参ったのだが、やはり中華の士大夫としては罵倒
よりも賞賛をこそ受けたいと思う。だが『善人列伝』だの『聖人君子列伝』などと
銘打つ場があったところで、私に居場所はなかろうし、そもそも人が集まらない
だろう。そんな訳で、ここが私にとり最も居心地の良い場所なのだが、
心情としては上に述べたようなジレンマを感じぬでもない。
295蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/30 18:39
>250(本当に「悪法も法」ですか?)
法理論の上では、法律を以て国家を治めるにあたり二つの考え方がある。
すなわち『法の支配』と『法治主義』だ。『法の支配』における『法』は、自然法に
由来するものであり、これは国家(立法権)をも支配する高次の法である。
ここでは個人の尊厳や民主主義・自由主義に反するが如き立法は認められぬ。
日本国憲法が違憲立法審査権を司法に付与するのは、かかる思想に基づく
もので、つまり悪法は法とならず立法権は実質的な制限を受けているのだ。
一方『法治主義』における法とは議会制定法であれば足り、一定の内容を要求
されぬ。悪法であれ良法であれ正統な立法手続きを経た法律であれば、
行政がそれを執行する事に何ら違法性を観念しない。この考え方は形式的で、
いかなる国家体制とも結びつくものだ。帝政時代の中国が志向し、私たちが
治めてきた社会とはまさにこのような法治主義によるものであった。
しかしこの古典的な法治主義が国民の権利保障に無力であって、近代社会に
そぐわない物であるのは言うまでもない。近代的な法治主義は不当な法律を
排除すべく、何らかの手段で違憲審査制を機能させている。その意味では、
前近代における法治主義と近代以降のそれとでは一線を画しており、
法治主義も法の支配も結論の上では差異のないものとなっている。
即ち立憲主義を採用して近代的な統治を行う国家にあっては、結論を導く上で
違いがあるに過ぎず、最終的に悪法は法と認められないのだ。
尤も悪法については「人権を抑圧し自由主義に反するもの」といった抽象的な
定義づけしかできないのだろうがな。

>251(ウンコぶりぶり)
>252(ちん毛ジョリジョリ)
>253(マン毛ぼーぼー)
酒にでも酔っておるのか、そなたら三名は?
どことなく陽気な印象ゆえ、卑猥な言葉を立て並べてもさほど淫靡さはないが、
そもそも私たちにセクハラまがいの言を浴びせても面白くはあるまい。
「拷問部屋」の「鮮血の城塞」を読んだ事はありますか?
297蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/30 18:42
>254(毛沢東はどうして禿げているのですか?)
毛沢東が意図的に剃髪していたとか、或いは頭部に何らかの疾患を持った為
毛髪を欠くことになったとか、そうした逸話を耳にしたことはないな。
したがってごく自然な生理現象の結果と言えよう。人間歳を取れば毛髪が薄く
なるのは何ら不自然なことではない。しかし現代医学をもってしても、頭髪が
抜け落ちる原因は明らかではないそうだ。ホルモンのバランスなど複雑な要因
が相互に作用して起きるのだろうが、いずれにせよ古今東西を問わず人間を
悩ませる現象の一つであるには違いない。髪は長い友人だ。その友情を維持
すべく頭皮を清潔に保つなどの予防策をとるが宜しい。

>255(「K−1ワールドGP in SAITAMA」全試合の勝敗予想をして下さい)
もう終わってしまったようだな。だが私はその手の話題に全く疎いので、予想の
立てようがなかっただろう。注目の曙はまた敗れたか。今回は反則負けと聞く。
また前回同様に絵文字を作られ、各所において揶揄の対象となるだろうか?

>258(Was Taiwan's presidential vote fair?)
まあ…投票そのものはフェアだったのではないか?
たとい陳水扁に対する狙撃が支持者の狂言か、それに類するものであったに
せよ、直ちに選挙結果を無効とすべき違法な行為とまでは言えぬように思う。
また、陳への同情から、連の支持者が旗色を翻して無効票を投じたとすれば
所詮は最初からその程度の政治的信念しか持たぬ支持者ばかりだったと
いうことに他ならず、どちらが当選しても構わぬと考えたのだろう。
298蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/30 18:45
>259(最近のイスラエルはイケイケですが、大丈夫なのですかね?)
少なくとも中東和平の実現という観点からは、非難されるべき反動的な態度と
断ぜざるを得まい。イスラエル政府はテロに対する自衛権の行使と強弁して
自らの正当化を図っているが、これら一連の強硬姿勢が道義的あるいは
政治的な正当性を持つか否かは、さして重要なことではない。
むしろテロ行為の大義名分となり得る事実を増やし、反政府組織を精神的に
鼓舞する結果を招いた事の方が深刻だろう。パレスチナ人のとる自爆テロと
いう手段は、背後に必ずしも整然とした組織の存在を要せず、精神的支柱と
なる思想があれば足りるのだから、指導者の首を取ったからとて何ら抑制の
手段とはなり得ない。また、国際社会もパレスチナ人の報復テロが行われて、
シャロンや側近が標的になったとしても、この状況下ではあまり同情すまい。
その意味でイスラエル政府の行動は、報復感情に突き動かされ、自らの首を
締めるが如き愚行であったと私は思う。もっともイスラエルは首相を公選して、
より民意が反映されやすい政体を採っていることから、政府の意思は国民の
大多数の意思に近いものと看做すことはできる。平和の到来よりも、過去の
遺恨を晴らし、報復感情を満足させることを是とするならば、それはそれで
一つの道理であるに違いない。私たち第三者にとっては馬鹿々々しい暴力の
応酬でしかなくとも、当事者達はそれなりに必死なのだからな。

>260(子供の頃、大きくなったら何になりたかったのですか?)
天子の臣僚として偉くなりたかった。それだけだ。
そもそも科挙に及第すべく勉強を始めた時点で、それ以外の夢など持ち得ぬ。
私たちの時代は現代の様に価値観が多様ではなく、高位高官として栄達する
ことが至上の悦びであった。旧い時代の中国では、官僚になり出世をすれば、
大抵の欲望を実現することができたのだから、ある意味当然と言えようか。
299蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/30 18:48
>266(ダーマー、バートリー、ハールマンという人物の考察)
ダーマーとハールマンについては詳しく知らぬ。私も猟奇殺人者スレには目を
通していたが、正直私の知識では理解できぬ箇所が多かった。
私は直接に他人を殺したことがなく、性衝動で殺人を行う心理も解らない。
よって来や魔女裁判官のような考察も致しかねるゆえ、了承されたい。
さて、エリザベート・バートリ伯爵夫人については、多少なりとも知識があるが、
それにしても彼女の残虐行為云々にはさほど興味がない。あまりにも逸話的
すぎて信用もできぬし、また彼女が罪を得て収監されたのは政治的背景が
あってのことと思っていたからだ。しかし伯爵夫人は以前ここをよく訪れており
少なからず交友があったゆえ、その事跡を本人の口より聞く機会があった。
彼女の弁から察するに、文献に記された残虐行為はすべて事実だったようだ。
私も民衆にとっては過酷な為政者であったに違いないから、一概に彼女の
残虐行為を糾弾できる立場ではないが、法を定めてそれを遵守せしむる側の
人間として、いささかなりとも眉をひそめざるを得ない。法を背景とせぬ殺人は
基本的に倫理的な躊躇を伴なう筈であり、そこを容易に乗り越え、単に快楽の
為に人命を害するがごとき姿勢は一般人に普遍的なものでなく、犯罪学上の
生来的な犯罪者が実在することを裏付ける事実の一つであると私は考える。

>267(年齢を感じた瞬間はありますか?)
七十を過ぎたあたりからは目も悪くなり身体の自由もきかず、さすがに老いを
感じたな。それでも頭だけはしっかりしていたから、官を辞して隠退する事など
まったく考えもしなかった。まあ…典型的な老害だったかもしれぬ。
逆に言えば、そんな老人を槍玉に挙げて流罪を賜らせしめた欽宗皇帝も
情け容赦のない天子だった…と恨み言をこぼしたくなるな。

>268(青梗菜のチンゲの部分だけ強調する友人が居て困っています)
本人にしてみれば洒落のつもりなのだろう。癖というのとは若干異なるように
思う。品のない軽口を叩きて相手の警戒心を解き、以て処世術の一とするは、
特別珍しい事でもあるまい。貴公がそうした冗談口を不快に思うのなら格別、
単に呆れている程度ならば放っておいたら良かろう。
300蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/30 18:50
>269(自分の死後に何かを残したいと思いますか?)
もう死んでいる…。私は死して悪名を残した訳だが、曲りなりにも北宋末期の
歴史を語る際に不可欠の人間とされることを幸運に思うべきだろうか。
私の事績はほぼ正確に伝えられているし、なればこそ新たな解釈が生まれ、
何時の日にか名誉が回復されるだろうという希望も持ち得るのだ。
また私が後世に残したものには、書画や詩文もある。中華の士大夫として、
そちらの方も評価して欲しいものだ。存命中の私は中国社会に限ることなく、
世界最高の教養人の一人であったのだからな。

>270(ストラビンスキー)
20世紀を代表する作曲家だな。新古典主義の旗手で芸術音楽の巨匠だが、
私は生憎と初期のバレエ音楽くらいしか聴いたことがない。
ちなみに『映像の世紀』なる番組は良く知らぬ。聞き覚えがあるという程度だ。

>272(わかりました!)
事情を察してもらえて感謝する。私もこの場で様々な質疑応答を行う以上、
活発に人脈を広げて情報の収集に努めねばならない。
そのための多忙と理解してくれれば幸いだ。生前の知識だけで物事を語る
のは甚だ無粋で興を欠くものゆえに。

>273(ほんとの事いうと沖縄は中国領なんです!)
琉球や流求という国名は隋代あたりから中国の史書にも現れるが、あまり
旧い文献では、これが沖縄なのか台湾なのかすら判然としない。
元末明初のあたりから、琉球は明確に沖縄のことを指したと考えられ、
中国との冊封関係が取り結ばれた形跡もあるが、この地の住人は言語的に
見ても、人種的に考えても中国より日本と堅密な関係を持っていた筈だ。
とりわけ明末における日中関係の変化は、沖縄の外交関係にも影響を与え、
鹿児島の島津氏が沖縄に支配権を確立してより後、実質的に日本の属領と
なったのは言うまでもない。どう考えても現代の中国が沖縄の領有権を主張
するのは無理があると言えよう。単に過去の朝貢関係の存在を以て中国領
とするならば、来が>277で申すとおり日本もヴェトナムも朝鮮もみな同様だ。
301蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/30 18:54
>274(中国人キャラってなんで語尾が「アル」なの?)
中国語は単語間を繋ぐ助詞があまり発達しておらず、日本語の「てにをは」
にあたるものがない。したがって、日本語に堪能でない中国人が、例えば
「我在中国」という会話文を和訳すれば、「ワタシチューゴクアルヨ」などと
可笑しなものに翻訳される可能性があるな。「ある」は「有」や「在」などの
動詞に通じ、中国語ではよく使われるものだ。
「〜アル」という口調の漫画的中国人がステレオタイプとして形成されたのが
何時頃であるのか私は知らないけれど、さほど新しいものとは思えない。
片言の日本語しか話せぬ中国人を嘲笑する意味から始まり定着したのかも
しれないな。

>278(正義は何処へ行ったの、ラララ〜悪は何処に潜んでいるの♪)
人間社会は常に正義と悪を内包し、混沌として収まらぬものだ。普遍的な
道徳倫理というものも確かに存在するだろうが、かかる判断基準ですべての
正義と悪を峻別できるほど、世は単純な作りではない。逆に言うならば、
正義のみでも悪のみでも社会は成り立たず、また悪のないところに正義は
存在しない。けだし相互に対立する観念とは、互いの存在を前提として、
初めて定義づけられるものだからである。
302蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/30 18:57
>279(連戦連敗した連戦)
>よくわしの歴史を研究したまえ。いつわしが負けたのかな。
貴卿の履歴について細かい事は知らぬ。しかし過日の選挙において敗れた
のは事実だろう。あまりに劇的な展開だったので、受け入れ難いのは解らぬ
でもないが、結果を感情的に拒絶するよりも、数年先の勝利を視野に入れて
今後も政治活動を継続して行くが良かろう。

>ひとついっておこう。最後に勝つのはわしだと。わしこそが真の指導者だ。
別に異存はないよ。ただし、民主政における政治家とは選挙に勝利してこそ、
その存在が正当性を帯びるのだから、
今のままでは「真の指導者」とは言えまい。

>悪徳を美徳とする諸君こそわしの真価を理解出来るだろうな
…せっかくの高説(?)がこの一言で台無しだ。悪人にしか理解できぬような
真価しか持ち得ぬ者が、民主主義政体において大衆の支持を獲得できよう
筈がない。選挙に敗れたことで貴卿は少々混乱しておるようだな。
間違っても公的な場でそのような失言をせぬよう、心より忠告致す所存だ。

>280(最近の中国人犯罪者の跋扈跳梁ぶりにムカついている訳ですが…)
確かに目に余るものがある。中国人の犯罪集団が惹き起こす事件は凶悪な
ものが多いゆえ、日中双方の政府が何らかの手を打たぬ限り、両国関係に
おける溝は深くなるばかりだ。しかし中国人は、自らの同胞が日本において
凶悪事件を起こしていることをあまり知らず、逆に日本人が中国で犯罪を
犯せば過剰なまでに反応して反日感情を煽る。翻って日本人は、一部の
中国人凶悪犯を中国人全体と同一視し、差別的な言動で中国人を攻撃する。
皆が皆そうではないのだが、どちらの国にも排他的思想は存在するから、
単に犯罪を犯罪として取り締まれば足りるような性質のものではなかろうな。
ちなみに私の時代には倭寇なる集団は存在しなかったので、反日意識とは
基本的に無縁だった。また倭寇は必ずしも日本人のみによって組織されて
いた訳でなく、中国人も多数含まれていたそうだ。
303蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/30 19:04
>286(皆さんも子供の頃は、大人たちから見て「恐るべき子供達」でした?)
私はいわゆる神童であって、幼少の頃より恐るべき才智なりと賞賛されたが、
それがコクトーの描くような不条理な意味での畏怖と、根本的に異なることは
言うまでもない。むしろ模範的な子供であったと言って良かろう。裏を返せば
面白味のない少年時代を過ごして来たということだな。

>284(洪武帝と光武帝も一文字違いで大きく違いますね)
そうでもない。洪武帝と光武帝には政策面で似通った部分がある。両者とも
対外政策に消極的で、交通路を閉ざした内向的な鎖国国家を志向した点が
まず挙げられるが、最大の共通点と言うべきは中華史上特筆すべき官制の
改革を行ったことだろう。洪武帝が中書省を廃止して宰相をおかず、行政の
各部局を天子に直属させて極端な独裁体制を築いたのは有名だけれども、
光武帝もまた宰相を信任せず、前漢における丞相(成帝以降は大司徒)を
司徒と改称して実権を剥奪し、これに伴い三公を空名の名誉職に堕した。
明においても後漢においても、かかる官制改革の結果として生じたのは、
天子近侍の官による側近政治だ。すなわち明朝では内閣大学士が、後漢
では中書・尚書が政治上の実権を有して宰相に代わり重用されている。
いったい中国の官制は、天子近侍の微官が側近としての特性から次第に
表面の大官を凌ぐ実権を有するようになり、やがてそれに取って代わると
いう現象を繰り返して発展してきたが、光武帝・洪武帝はその節目となる
時期に出現した天子なのだ。なお粛清うんぬんについては以前にも述べた
ので割愛するが、洪武帝が天子としての資質に欠けたことを証明する事実
であると私は考えている。

>288(欲望の本質って一体なんなのだろう)
捉え方が逆のような気がする。欲望が何らかの本質を持った観念なのでは
なく、人間の行動の動機となり、その本質を構成するのがまさに欲望だ。
欲望は必ずしも利己的なものばかりを指さず、個人の欲望が公共の福祉に
合致することもあるが、言葉としてはあまり良い響きを持たない。世間には
欲望を自制することこそが理性の表れなりとみなす傾向があるからだろう。
304蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/30 19:09
>288(北朝鮮に恫喝されるくらいなら日本も核武装を…)
端的に申せば、日本はすでに米国を中心とした核の傘下に収まっているの
だから、今さら独自の核開発を始めることに劇的なメリットはなかろう。
核兵器の所有に伴う経済的コストや、外交関係におけるリスクを負うことなく
ただ核の恩恵のみを享受する現在の日本のあり方は、非常に恵まれて
いるのだと考えることもできる。核兵器というものは所有していても、実際に
使用するのは難しい。北朝鮮が日本に対して行った違法行為の中には、
戦争に発展しても不自然ではないほど、相当性を逸脱したものもあったが、
ではそれに対する報復として核を用いることに、国際社会が同意するかと
言えばNOとせざるを得まい。日米同盟が北朝鮮に対する牽制となっている
のは間違いないのだから、何も日本が独自に核開発を推し進め、周辺諸国
との関係を悪化させる必要はない。日本やアメリカが北朝鮮に対して強硬な
姿勢を取れぬのは、地理的要因に基づく面が大きい。朝鮮半島に戦火を
持ち込んで中国や韓国までも巻き込むことはリスクが大きすぎるだろう。
それは日本が核武装を遂げたからとて、どうにかなる性質の問題ではない。


では本日はこれまでと致す。
                 / jjjj     ___
               / タ       {!!! _ ヽ、
              ,/  ノ        ~ `、  \
              `、  `ヽ.    人  , ‐'`  ノ
キタ━━━━━━━━  \  `ヽ (゚∀゚)" .ノ/━━━━━━━━━!!
                 `、ヽ.  ``Y"   r '
                   i. 、   ¥   ノ
                   `、.` -‐´;`ー イ   
                     i 彡 i ミ/
                   /     `\
                  /   /ヽ、  ヽ
306以上、自作自演でした。:04/03/30 21:07
パレスチナ情勢について一言お願いします。
307以上、自作自演でした。:04/03/31 03:44
董卓と童貞って似てますね
308以上、自作自演でした。:04/03/31 09:14
くろちくび〜
309来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/31 12:22
今、当該死刑囚を刑場に護送する前に最後の食事を与えている所だ。

>296 (「拷問部屋」の「鮮血の城塞」を読んだ事はありますか?)
ある。我輩ら酷吏やその手の趣味の者には必須の書に近いからな。
人命も玩具以下に扱われ、そして無惨に殺される話の連続だが
あの小説を心底楽しめれば酷吏の資格充分と言えるだろうな。
唐代を含めた中華でも、あの領主と大同小異の君主貴族や富豪が居たし
我輩の酷吏生活も鮮血に塗れた日々だったので抵抗感はさほど感じなかったな。
だが、領主を殺した後のミレニアの人物像が些か掴みにくい。
慣れぬ地位に就いて自分を持て余していると我輩は見ているのだが。

>306 (パレスチナ情勢について一言お願いします。)
最近の暗殺事件や報復テロで幾分目を引く事柄となったが
イスラエル建国とそれを否定するアラブ諸国とは水と油以上に噛み合わぬ。
度々、和平会議や休戦が結ばれようとも最終的解決法は二つしか無い。
アラブ諸国がイスラエルを承認するか、或はイスラエル国家の根絶だ。
最早、民族紛争の域を越えて肉食動物の食い争いに等しい物だが
神に与えられた地を手放す事などイスラエルには考えられまい。
怨恨のメビウスの輪状態と一言で済ませられるだろうがな。
310来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/03/31 12:22
>307 (董卓と童貞って似てますね)
漢字表記では確かに似ていなくも無いな。
まあ今更董卓の暴虐を事更論じても仕方が無いだろうが
三国時代の幕を開けたのは他ならぬ董卓である事は疑問の余地が無い。
もし、あの混乱時に後漢王朝に忠実な名宰相か軍人が現れて収拾をつければ
また退屈な豪族官僚主体の状態が続き、逆に歴史の停滞を生んだだろう。
董卓は求められて出るべくして出た存在でもあるな。
尚、董卓が童貞かなど言うまでも無いだろう。

>308 (くろちくび〜)
乳首が黒く変色するのを忌み嫌う男も多いだろうな。
薄桃色の状態がそのまま処女か経験浅い女と見て楽しみたいのだろうが
長安や洛陽の娼館でも年齢を重ねて黒乳首を含めた肉体の変化が出れば
客に敬遠され、放逐の対象ともなったと言う。
そうした娼婦が行き着く先は運がよければ故郷の家族の元に帰って家業に
励み平凡な一生を送るが、身内も無い天涯孤独の身ならば一夜の食のために
浮浪者や醜い老人とも寝なければならぬ最下級の娼婦として生きるしか無い。
我輩も若き頃にそうした女の末路で路上で餓死して放置された者を何度も見た。

では昼の部はこれで終える。
そんな事より聞いてくれよ、鑑真和上の絵を書こうとして
「僧衣」でぐぐったんだ そしたら一番上が
労働は全て機械がやってくれて人類は働かなくて良い時代は来るでしょうか?
アメリカの猟奇殺人鬼「B・T・K」が18年ぶりに再び行動を起こしました。

 ttp://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/index8.html?now=20040331172729
314蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/31 20:26
では本日の回答を行う。

>296(「拷問部屋」の「鮮血の城塞」を読んだ事はありますか?)
『拷問部屋 鮮血の城塞』で検索した。猟奇小説を公開するサイトのようだな。
ざっと目は通してみたが…『5月』の章で挫折した。私には少しばかり刺激が
強すぎるようだ。痛々しくて読むに耐えなかった。文学的価値の高さを感じぬ
でもなかったが、やはりああいった小説は万人向けの物ではないな。

>305(キタ━━━━\  `ヽ (゚∀゚)" .ノ/━━━━!!)
これはタイミング的に私向けのメッセージかな? 久々の登場になってしまった
訳だが、喜んでくれるなら何よりだ。それにしても凄まじい肉体だな。
そこまで鍛え上げるにはそれ相当の努力をしただろう。見事なりと褒めておく。

>306(パレスチナ情勢について一言お願いします)
第三者的な正論を言えば、イスラエル政府にこそ自制が求められると思うが、
それもまた困難な状況だ。やはり米国の出方一つでパレスチナ情勢の行方が
決まると申して過言ではなかろうが、米国を中心にまとめられたる和平推進案
も破綻しつつある上、シャロンの意図はパレスチナ自治区の分離独立でなく、
アパルトヘイト的な人種隔離にあるのだろうから、どう転んでも真なる意味での
平和は遠い。シャロン自身が単純な報復主義者ではないにしても、政権の
支持層がある種の極右勢力なのだから、和平による実益よりも、私が>298で
述べたような感情論的な政策が継続されるのは致し方のないことである。
そもそもパレスチナ情勢が一向に解決の兆しを見せぬのは、この問題に関し、
米国がイスラエルに肩入れし過ぎることに要因を見出せよう。その時々で
程度の差はあれど、イスラエルと米国とは政治的利益の分野で密接不可分な
ところがあるのだから、これもまた如何ともしがたい。
315蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/31 20:36
>307(董卓と童貞って似てますね)
性獰猛にして英雄の気風ありとされた董卓が、長く女性を知らなんだとは考え
難いので、ただ字面が似るのみで童貞ではなかっただろう。それはさておき、
後漢王朝は董卓の洛陽入朝を以って実際上の終焉を見たとするのが妥当で
あろう。史書に伝えられるが如き粗野兇暴の振る舞いが全て事実であったか、
正確に断ずること能わざれど、その後数百年に及ぶ中世暗黒時代の幕を
開けたる一世の梟雄であったには違いない。惜しむらくは政治的な指導力と
人望を欠いていた事で、帷幕の部将に暗殺されるなど恥晒し以外の何物でも
あるまい。だが蔡ヨウが董卓の死を惜しんだという逸話からも知れるように、
辺境の豪族出身ながら士大夫に必要とされるべき一定の礼節は備えた人物
だったのかも知れないな。

>311(鑑真の絵を書こうとして「僧衣」でぐぐったんだ。そしたら一番上が…)
…なるほど。これかttp://gaty.hp.infoseek.co.jp/soui.html
どうも検索エンジンの提示する結果というのは、基準がよく解らないな。
ちなみに上から四番目にはこのような物が出た。
ttp://a.jmpd.com/upload/show.php?pid=40-A&db=uho99&type=2
漫画と併せて見てみれば、なかなかに滑稽で、不覚ながら笑ってしまったが、
まあこれも一つの文化だ。しかし、真剣に「僧衣」を調べようと検索をかけて、
こんな物が出てくると意気を削がれるだろうな。

>312(労働は全て機械がやってくれて人類は働かなくて良い時代は来る?)
いくら技術が発達したからとて、機械は単純労働の範疇で括れる分野の仕事
しかできなかろう。営利を追求する企業にとって、人件費を可能な限り削減
することは一種の理想だろうけど、現代資本主義が自由な労働力の存在を
前提として成り立っているからには、すべての労働を機械に担当させることは
破滅的な矛盾を導く愚行に他ならぬ。資本主義に代わる次代の生産関係を
想定することが困難である以上、機械にすべてを依存する社会が、いかなる
ものかを考えるのもやはり不可能に近い。
316蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/31 20:38
>313(米国の猟奇殺人鬼「B・T・K」が18年ぶりに再び行動を起こしました)
ふむ…何やらよくわからないが、犯人を知っているならば捜査機関に報告し、
以て事件の解決に協力すれば良いのではないか。
冷蔵庫に遺体を詰めて…というのは、あまり耳にしたことがない死体処理の
方法だ。それがその「B・T・K」なる殺人鬼に常用されていたということかな?
しかし被害者の死因は紐による絞殺とされているし、『猟奇殺人』というには、
やや違和感を覚えるな。


本日は以上だ。それではまた。
317蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/03/31 20:45
一つ忘れていた。
…まあ、忘れたままでも良かったような気がせぬでもない。

>308(くろちくび〜)
くろちくび…黒乳首か…?
何の脈絡もなくそう申されても甚だ返答に窮するのだが、よく言われるように、
性交渉の多寡と性器や乳頭の色素変化とはあまり因果関係がない。
その点を誤解している者が多いので気をつけるよう。
尤も、妊娠出産を経た女性の乳頭がやや黒ずみ隆起するのは事実だろうが。
318313:04/03/31 20:57
生まれて初めてアドレスを貼ってみたのですが、しくじったようで目的の物と
違うニュースになっておりました。

すみません。
エイプリルフールは好きですか?
 新年度新年度と言われておりますが、こちらはまだ予定が安定して
おりません。申し訳ございませんが、引き続き留守にしがちになると
思います。どうかご容赦ください。

>272(わかりました!)
 あなたのような方がいるのは蔡京様にとっても救いになることで
ございましょう。いや「救い」などという言葉は僭越かもしれませんが。

>273(ほんとの事いうと沖縄は中国領なんです!)
 それは台湾が中国領であるという前提に基づく主張でござい
ましょうか。まあそれを抜きにしたとしても、あいにく中国が沖縄を
領有すべきとする決定的な根拠がない気がいたしますな。少なくとも
私はそのような話を耳にしたことはございません。国連で主張しても
中国が日本と交渉したとしても、中国が沖縄を領有する見込みは
ほとんどございますまい。

>274(中国人キャラってなんで語尾が「アル」なの?)
 まずは助詞や助動詞の問題でございましょうな。おそらくは
「〜である」から助動詞の「で」が抜けたのが、意図的か否かは
存じかねますが、これが始まりではないでしょうか。
 あるいは「er」の発音でございますな。「イー・アル・サン・スー」の
「アル」もこれでございます。この影響があることも考えられます。
まして現代の中国標準語たる北京語、いわゆるマンダリンでは、
これが正式なものかは知りませんが単語の最後の発音を「er」に
変えることが多いそうでございますし。まあ、実際には「アル」よりも
「アー」に近いようですが。
 なお、中国標準語はあくまで標準語であって、共通語ではない
そうでございます。広いものでございますな、中国とは。
>278(♪ラララ〜正義は何処へ行ったの ラララ〜悪は何処に潜んでいるの♪)
 まずは人の営みありきです。そして、他人に迷惑を掛け、あるいは
他人の感情を逆なでする行為をまず悪と定めたのでございましょうな。
そして悪をおこなわぬための指針が秩序であり、あるべき秩序を
守ることが正義、と。こうなるのでしょう。その意味ではどちらもいずこにも
ございます。また、ひとつの秩序は他の秩序と、あるいはもっと小さな
道徳と相反することもございますな。そうなれば一方の秩序から見た
他方の秩序もまた悪でございます。
 魔女裁判とて、ひとつの偉大なる秩序を狂信し、あるいは悪用して
出来上がった時代のゆがみでございます。

>279 台湾の総統選挙で連戦連敗した連戦様
 以前話題に出てきたこの選挙があとになってまあこんなにも
騒ぎになるとは。まったく予測しておりませんでしたよ。
 さて、あなたのおっしゃることは理解いたしました。しかし残念ながら
あなたは敗北しているではございませんか、前回の総統選で。
これをあなたや周囲、あるいはそれ以外の人々がどう捕らえるかは
存じかねますが、記録上はあなたの敗北でございます。この事実は
現在のところ覆らないし、おそらく将来的にも覆ることはございますまい。
今回の選挙も無効とならなければ連敗でございます。

>286(子供の頃は、大人たちから見て、「恐るべき子供達」でしたか?)
 いや。私はそうでもございませんでした。時代が違えばこんなことなど
していなかったのではないかと思いますよ。恐るべきは社会であり
世相でございました。秩序をつかさどるべき者たちがみなどこか
狂っておりましたから、私も目をつぶって狂乱に身を任せるほか
ございませんでした。それだけのことでございます。私自身の本質は、
おそらく単なる俗物に過ぎません。
>288(欲望の本質って一体なんなのだろう。)
 それは本能でございましょう。本能に基づくさまざまな欲求があり、
それが欲望と名づけられた最初のものでございましょう。その後次第に
悪にも似たニュアンスを加えられて現在の欲望という観念となったので
ございましょうな。
 ここで挙げられた欲望がそのようなニュアンスを含むものとして、
では欲望と希望とはなにが違うかと言えばとらえ方の違いに相違ないと
私は愚考いたします。
 そういえば>4では野望の本質を問う質問がございましたが、それへの
レスと矛盾がございましたら申し訳ございません。

>289(日本はもう核武装した方がよろしくありませんか?)
 それは核武装をするためのひとつの根拠、あるいは口実となり
ましょう。しかし、それは一面的なとらえ方であり、すべてではござい
ますまい。もしもあなたのおっしゃることが背に腹を代えられぬほどの
重大な問題であれば他の問題など無視してもかまわないかもしれ
ませんが、現在はまだそのような段階ではないようでございますな。
 国内外の世論、核兵器を開発して所持する利点と問題点、これらは
おそらく単純ではない。ただ、どうしても核武装が必要とあなたがお考えに
なるならば、署名でも集めて国会あたりにたたきつけるのがよろしいでしょう。

>305(キタ━━━━━━━━(中略)━━━━━━━━━!!)
 蔡京様の人望を表すものでございましょうが、それにしてもすさまじい
絵でございますな。

 途中ではございますが、今回はここまでとさせていただきます。
たぶん明日また来られると思うのですが……
323以上、自作自演でした。:04/04/02 03:17
イスラム系の人達ってなんでテロばっかりするわけ?頭おかしいの?
人生の達人とは、どんな人の事でしょうか?
325以上、自作自演でした。:04/04/02 17:30
中国は台湾に侵攻すべきなのでしょうか?
 あれほどのレスを一気に返しつつ、なおかつきちんと考察が
なされている。いやはや、やはり蔡京様は侮れません。

>296(「拷問部屋」の「鮮血の城塞」を読んだ事はありますか?)
 ほう。はじめて知りました。なるほど、なかなかに興味深いところで
ございますな。時間のあるときにでも読ませていただきましょう。
ただ、どうもあまり趣味がよろしいとは申し上げがたい。まあ、
この手の趣味の悪さは私の同業者としてはうってつけかもしれ
ませんが。
 返事が遅れましてたいへん申し訳ございません。

>306(パレスチナ情勢について一言お願いします。)
 それは無理というものでございます。一言でまとめられるほど
ならばこんな泥沼状態には陥っておりますまい。そう、あえて
一言でまとめるなら「泥沼」でございますな。いずれにせよ、
すんなり平和的解決するほどの状況ではございませんな。膿を
出そうとすれば傷口を大きく裂かねばならぬありさまですし……
 とにかく、以前にも申し上げたとおり私には解決の糸口が皆目
見当がつきませんな。

>307(董卓と童貞って似てますね)
 うーん。字は似ておりますが……まあ、中国の話題ですので
ここはパスさせていただきましょう。
>308(くろちくび〜)
 世界情勢や歴史の知識を必要とする質問の中にこのような
ものが紛れ込むのは最近のここの傾向でございましょうか。
いや、悪事を否定しない場所でございますから、言いたいことを
おっしゃるのは問題ないのですが……頭の切り替えが必要に
なりますな。まあ、箸休めのようなものと解釈しておきましょう。
 お好きなのですか。それとも黒いのをからかっているのでしょうか。
まあどちらであるにしても私からとやかく言うべきではございませんな。
しかし、あまり口走ると、もう幾度も口にしていることではございますが、
あなたの人格が不当に低く評価されてしまうかもしれません。
お気をつけくださいませ。

>311(「僧衣」でぐぐったんだ そしたら一番上が)
 どうもこの方の絵は話題になりやすいようでございますが……
よもやgoogleの先頭に来てしまうとは。なんとも、意見しがたい
現象でございますな。

>312(労働は全て機械がやって人類は働かなくて良い時代は来る?)
 そんなものはありえますまい。確かに機械の動作の精密さ、
コンピュータの計算の速さは恐るべきものがございますが、しかし
柔軟性は人間にはまったくおよばないものでございましょうな。
およばぬどころか完全な欠落と申し上げても差し支えございますまい。
人間に代わる知能を機械に持たせることは不可能でございましょう。
であるならば、結局は人間がどこかでかかわらなければなりません。
 また、社会や産業をコントロールするに当たり、柔軟性に欠落する
以上は細やかな部分はどうしても人の手が必要になってしまうもの
でございます。そこまでを機械に任せようとするよりも、人間が
やってしまったほうが制御系統としてははるかにすっきりする。
だいたい、利用するだけならともかく、すべてのことに機械をと
おしているのではプロセスが余計に一つ増えてしまうではござい
ませんか。無駄ですよ。
 まとまりのない文章となってしまいましたな。ご容赦ください。
>313,318(アメリカの猟奇殺人鬼「B・T・K」が18年ぶりに再び〜)
 まず、リンクミスということですが、間違ってはおりませんでした。
ただ、ここは頻繁に更新される場所のようなので、もうかわっている
ようでございます。私も気がついたとき、即座にレスを考えるべき
だったかもしれませんな。
 さて、肝心の内容なのですが……検索エンジンにかろうじて
残っていた部分(リンク先はすでに更新されている)を見て、
先日見たニュースを思い出しながら参りましょう。B・T・Kとは
縛る(bind)、拷問する(torture)、殺す(kill)の頭文字であるそう
ですな。拘束して痛めつけ、最後には絞殺するそうですな。
なにを意図しているのかは存じかねますが、まあおそらくは
犯行そのものが目的なのでしょう。
 あいにく、ニュースそのものはあまり覚えておりません。ゆえに
ここまでとさせていただきましょう。申し訳ございませんな。

>319(エイプリルフールは好きですか?)
 さほど気に留めていないというのが本音でございます。ただ、
引っかけられるのも癪に障りますのでまあそういう日であると
頭の中に入れてはおきますが。私は職務上、ペテンとしか
言いようのないことを言っておりましたからな。嘘よりもよほど
たちの悪い。たとえば「私はあなたを処刑しない」といいながら
私以外のものに処刑させたり、牢獄に放置したり。悪意のない
嘘など、私のような者ははついても仕方がないと思ってしまう
ものでございます。
>323(イスラム系の人達ってなんでテロばっかりするわけ?頭おかしいの?)
 イスラムの中でも原理主義の方々にその傾向が強いようで
ございますな。教義をあまりに重視するために実生活や実社会を
軽んじている部分があるのではないかと愚考しております。
いうなれば杓子定規なのでしょう。経典との矛盾は徹底的に
正そうとしているのでしょうな。
 まあ、魔女狩りに加担していた私に彼らを笑う資格などござい
ませんな。ただ、純粋であるぶん彼らは私よりもたちが悪いかも
しれません。彼らにしてみれば私などは不純以外のなにものでも
ないのでございましょうが。

>324(人生の達人とは、どんな人の事でしょうか?)
 難しいですな。時代にもてあそばれて流されていた私のような
者ではないことは確かでございましょうな。
 どんな状況でも楽しんでいられる人なのでございましょうな。
そのためにはあらゆる感情を知り、それをつかさどるだけの
精神力と忍耐力を持つ人ではないでしょうか。
 しかし、やはり難しい質問ですな。

>325(中国は台湾に侵攻すべきなのでしょうか?)
 結論から先に申し上げて、すべきではないと愚考いたします。
中国にとって台湾は管理下に押さえておきたい国であることに
間違いございますまい。いや、中国は台湾を国家とは認めたくない
のでございましょうが。経済的にも豊かですし、文化も発展している。
経済的に肥沃な土地でございますし、隣国同士の国際的な摩擦も
解消される。
 しかし、だからといって軍事力をもって制圧するのは考え物で
ございましょうな。名分なき戦をおこせば国際社会からの反感を
買うことなどわかりきっている。そのリスクを押してまで開戦する
メリットなどございますまい。おそらくはその国際社会に阻まれて
失敗するのが落ちでございましょう。
魔女裁判官という職業は、スケベェな役得が多くてウッハウハだと思っていましたが
ここの魔女裁判官さんを見るに、どうにも誤解のようですね?
331以上、自作自演でした。:04/04/03 12:04
よろちくび〜
332来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/03 13:43
土曜日曜しか時間が取れぬのも嫌な物だ。

>311 (そんな事より聞いてくれよ、鑑真和上の絵を書こうとして)
何を見つけたかは推測出来る。
中華と日本の交流で真っ先に名前が挙がる鑑真を描こうとしたら
まさか男色に関する絵が見れようとは思わなかっただろう。
聖人高僧と言えども色欲を完全に排除する事など無理なのを
見事に表現して興味深い漫画だ。
去勢でもしなければ難しいのではないか。

>312 (労働は全て機械がやってくれて人類は働かなくて良い時代)
機械は飽くまでも人間を助けるための物だ。
それを全て機械に一任してしまっては人間の存在意義が問われる。
蔡京殿が言われる通り現代資本主義や労働者の地位を根本から
覆す可能性が高いな。
まあ、そこまで精密な労働機械が今存在するかと問われれば否と
返すのみなので杞憂に近いだろうが。

>313>318 (アメリカの猟奇殺人鬼「B・T・K」が18年ぶりに再び行動)
関連報道を見たので概要は理解できた。
だが猟奇快楽殺人者が十八年もの長い間、殺人衝動を抑えて社会生活を
営んでいたとは考えられぬ。普通は一度でも殺人の愉悦を味わえば
その頻度は早まり、時には一週間に一度の割合となる事もある。
おそらく他の罪で刑務所か精神病院に収容されていたか、或は名を偽った
模倣犯の可能性もあるな。
333来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/03 13:44
>319 (エイプリルフールは好きですか?)
中華とは無縁の風習なので特に関心も興味も無い。
流言蜚語は時に農民暴動や反乱を誘発するとして歴代王朝で厳しく
取り締まられ、我輩も酷吏としてそれの摘発に携わった。
そんな我輩が今更、その風習に従って虚言を申しても意味が無いな。
例え、嘘が公認される日でも冗談程度で済む物で吐くと良い。

>323 (イスラム系の人達ってなんでテロばっかりするわけ?)
宗教は人間を狂気に導く事があると言う証拠だろう。
聖戦思想と古くはイスマイール派に見られる暗殺や暴力の肯定が
未だに尾を引いて正当と見なされているのが大きい。
だが原理主義や団体を除けばごく普通の善良な信者が大半なのは
他の宗教と変わらぬ事を理解した上でその様な言を吐かないと
万一、周辺にイスラム教徒が聴き耳を立てていたら災難になるぞ。

>324 (人生の達人とは、どんな人の事でしょうか?)
酷吏として些細な疑惑や噂の類を利用して多くの者を陥れた我輩から
言わせると、宮廷や今で言う政治世界で天寿を全うするまでその地位を
保持出来た者を指す。
いわば処世術の達人が人生のそれと解釈していたが足の引っ張り合いや
猜疑で自滅する人間の海を泳ぎきった者が真に賞賛に値するな。
334来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/03 13:45
>325 (中国は台湾に侵攻すべきなのでしょうか?)
魔女裁判官の言う通り、国際世論がそれを許すまい。
特に中国の太平洋への進出を警戒しているアメリカは絶対に認める事は無い。
中国も当然、それを弁えている筈なので、その様な事は起きないだろう。
それに現在の人民解放軍の実力では台湾での制空権は握れぬそうだ。
鄭成功が台湾を容易に奪えた頃と違い、投入する兵力も桁が違う。
あらゆる面で不可能かつ不合理な方法と見て良いだろう。

では、本日はこれで終える。
335以上、自作自演でした。:04/04/03 17:39
壮健美茶と烏龍茶、どちらが身体に良いのでしょうか?
 連日で来たのは久しぶりかもしれませんな。

>330(ここの魔女裁判官さんを見るに、どうにも誤解のようですね?)
 人にもよりましょう。私は魔女を抱くことが怖かった。当然ながら
別に魔女が怖かったのではございません。魔女と性的に交わった
という風評が怖かったのです。そもそも魔女は悪魔と性的な接触を
持つとされておりました。つまり、私は間接的に悪魔と交わった
ことになってしまう。だったらそこはおとなしくして、財産の没収に
集中したほうがずっとよろしい。金銭に余裕があれば別に魔女を
抱く必要もなくなりますからな。
 まあ、あくまで私は魔女裁判官の中の一人に過ぎません。私が
すべての魔女裁判官の代表ではないのです。考え方はおのおの
違いましょう。

>331(よろちくび〜)
 ……左様ですか。して、それはいかがな意味でございましょう。

>335(壮健美茶と烏龍茶、どちらが身体に良いのでしょうか?)
 うーん。あいにく、私は茶の栄養学には通じておりませんもの
ですから……そういえば、烏龍茶の飲みすぎはよくないことがある
そうです。脂肪を流すその作用が強く出すぎて、なにやら必要な
ものまで落としてしまうことがあるとかないとか。
 まあそれぞれよい点はあるようでございますし、烏龍茶はその
種類によって若干作用も異なるそうですからな。いずれにせよ、
私はさほど詳しいわけではございません。申し訳ございません。

 では、これにておいとまさせていただきましょう。
337以上、自作自演でした。:04/04/03 20:12
中国人をしおらしくさせる方法を教えれ
338以上、自作自演でした。:04/04/03 20:43
中国人の女と寝る方法を教えれ
幕末の志士達の攘夷運動も、外人から見ればただのテロですか?
テロとレジスタンスってどうやって区別すればいいの?
職に貴賎は無い…なんて寝言は置いといて、実際はバリバリに貴賎はありやがりますが
皆さんは自分の職を貴い物と思っていましたか?
「春宵一刻値千金」とか言いますが、皆さんはその貴重な春宵をどうお過しになりたいですか?
343来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/05 19:14
本日の返答に入る。

>330 (ここの魔女裁判官さんを見るに、どうにも誤解のようですね?)
一口に異端審問に携わる者にも色々居ると言う事だ。
役職を私利私欲に使う者も居れば謹厳実直にこなす者も居る。
我輩は明らかに前者の方だがな。

>331 (よろちくび〜)
また乳首を持ち出してきたか。そこまで乳首に性的魅力を感じて
それを我輩らに押し付けられても困るのが本音だ。
顔に拘るのも居れば頭髪と様々だが性癖の多種多様さを表して
それもまた悪くは無いが、固執しすぎるといい事は無いぞ。

>335 (壮健美茶と烏龍茶、どちらが身体に良いのでしょうか?)
その時に飲みたい方を飲むのが一番身体と気分にいい。
双方とも茶であり、値段も大して変わらぬ以上好きな方を好きな時に
飲むのが望ましいし、また誰にも害を与えぬ。
茶は中華でも古くから親しまれ、健康に良いと言われて久しい。
少なくとも着色料や酸性の飲み物よりは余程身体に優しい筈だ。
344来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/05 19:15
>337 (中国人をしおらしくさせる方法を教えれ)
今の中国人は実利と拝金主義の傾向が強いので高利をもって誘い
上手く従順にさせるのが考えられる。
要するに金でこちらの要求を飲ませろと言う事だが老獪なのも
中国人の特徴の一つなので、逆に尾を掴まれぬ様に気をつける事だ。
これは別に中国人のみに通じる物では無いのだが人間関係も行き着く
所は利益なのだろうな。

>338 (中国人の女と寝る方法を教えれ)
適当に夜の街に立つ女に声でもかけて寝るなり何なりすると良い。
金でどうにでもなる娼婦なら中国でも日本でも事欠かぬだろう。
売春は人間の歴史上でも最も古い職業の一つと言われているが
人間が性欲を有している限り決して無くならぬ物だ。
せいぜい性病と娼婦間の裏の繋がりに気をつけて買う事だな。

>339 (幕末の志士達の攘夷運動も、外人から見ればただのテロですか?)
そうだろうな。生麦事件などでも外国人から見れば単なる見物の対象に
過ぎぬ大名行列を馬上から見ただけで無礼討ちされてはテロ以外の
何物でもあるまい。
日本を含めた異国を訪れた外国人の全てが日本の風俗習慣に熟知していた
訳でも無い上に攘夷思想が日本は神国と云う現実的根拠に乏しい物では
一方的な暴力と言われても弁解の余地もあるまい。
345来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/05 19:16
>340 (テロとレジスタンスってどうやって区別すればいいの?)
一方から区別しても所詮は敵対者から見れば自分側に加えられる全ての
暴力行為はテロに他ならぬ。
第二次大戦のフランスでも政府が降伏した以上、国民の一部が抵抗暴動を
起こしても、占領軍であるドイツから見れば鎮圧すべきテロでしか無い。
善悪と同様、立場が異なれば見方も変わると云う良い例だな。

>341 (皆さんは自分の職を貴い物と思っていましたか?)
確かに武則天陛下の敵対者やその可能性のある者を老若男女の区別無く
摘発・逮捕しては拷訊で自白を引き出し処刑する酷吏の役職は御世辞にも
綺麗かつ敬われる物では決して無かった事は当時から今でも熟知している。
だが今日明日の食すらままならぬ有様だった若き貧困時代から見れば
天朝の官僚と云う雲の上の存在は職の貴賎など関係無かった。
我輩自身が満足して務められればそれで良かったのだ。

>342 (皆さんはその貴重な春宵をどうお過しになりたいですか?)
酒色に親しみ、己が欲するままに過ごす。これが理想だ。
だが現実はと言うと裁判の判決や刑獄の管理と、結局仕事に費やされる。
時には頑として自白せぬ罪囚に出会えば今で言う残業で訊問を行わねば
ならぬし、それが我輩の役目である以上仕方が無い。
春宵一刻値千金と風雅な言を吐ける余裕は無いな。
春夏秋冬全てにおいての余暇が貴重な事に代わり無い身分だ。

今日はこれまで。不定期な返答時間になる事了承して欲しい。
346以上、自作自演でした。:04/04/06 00:39
死錠際興蛇餞【しじょうさいきょうだせん】

古代中国における処刑法の一つ。 罪人の両腕に錠を施し、罪人の体に蛇が好む匂い
を擦り付け蛇を放して処刑する。罪人が恐怖に引きつる姿を見ることに悦を感じた
当時の大臣渠仁(きょじん)はこれを大衆に祭りの余興として披露し好評を博した。
しかし一月余りでに隣国の攻めに合いこの処刑法と共にこの国は滅びた。

ちなみに日本職業野球の宣伝文句に史上最強打線と名づけるのは上記に由来する。

民明書房刊【古代中国-祭祀と退廃】より
絶倫ですか?
348以上、自作自演でした。:04/04/06 17:32
ホンジャマカのあの二人をどうにかしてください。
 いつもいつも連日というわけにはいかぬようでございますな。
ご容赦くださいませ。

>339(幕末の志士達の攘夷運動も、外人から見ればただのテロですか?)
 いかがでしょうな。まあテロの一種には間違いないでしょうな。
彼らには彼らなりの考えがあるのでしょうが、問答無用で襲撃を
しているのですからな。イスラムにせよ日本にせよ、共通して
いるのは「異物」に対するその「問答無用」です。まあこれは
免疫が暴走する、一種のアレルギーなのかもしれません。
北部アイルランド問題についてもやはりそれについては同様で
ございますからな。

>340(テロとレジスタンスってどうやって区別すればいいの?)
 レジスタンスは理念の問題でありテロとは行為であると私は
愚考しております。そもそも比較の対象ではないのでしょうな。
もっとも、レジスタンスの多くはテロリズムに走る傾向があるよう
ですので、おきた現象については区別のつけようがないのでは
ないでしょうか。その動機をもって区別するしかございますまい。
いささか不明瞭な基準でございますが……

>341(職に貴賎は無い〜自分の職を貴い物と思っていましたか?)
 まず、貴賎の有無はあくまで観念的なものに過ぎません。それが
犯罪や秩序を乱すものでなければどれも尊いものという発想なので
ございましょうが、しかし世間がそうみなさない以上、現実とはやはり
乖離しているようでございますな。
 さて、私の職ですが、尊いものであるとは思っておりますよ。世相と
自らの欲望に流されていたとはいえ、秩序を守るという感覚はござい
ましたからな。
>342(貴重な春宵をどうお過しになりたいですか?)
 あいにく、私は風流というものを解すほどの人間ではございません。
やはりのんびりと過ごすことができればそれに越したことはござい
ませんな。美食に美酒、それに美女がいれば言うことはございません。
ただ、これは春に限ったことではございませんな。まったく、人間と
いうものはつくづく……

>343 来俊臣様
 まあ、私も職務に関しては前者でございましょうな。その意味では
後者に当たるのは、現在ここにいるのは蔡京様だけでしょうか。

>346(死錠際興蛇餞【しじょうさいきょうだせん】)
 ここらしい皮肉でございますな。たしかにかの球団は、並ぶ
打者の名を見ればすさまじいものがございますが、しかしその
打線の調子がなかなか上がらない。さらに投手の踏ん張りが
利かないのではその脅威も半減です。かの球団は、打線を
そろえるだけそろえてもうまく機能しないことが多いようですな。
まあ、あまり詳しい方ではないのですが。
>347(絶倫ですか?)
 私も嫌いなほうではございませんがそこまでは……まあ、絶倫で
あるほうが男として上と見られることもございますが、私にとっては
そうでなくてよかったと思います。美人の魔女を目の前にして色香に
惑わされることなく、拷問を命ずることができましたからな。もちろん
そのぶんはほかで発散しておりましたが。

>348(ホンジャマカのあの二人をどうにかしてください。)
 どうにかといわれても……一体なにが不満でどのようにしたいと
おっしゃるのでしょう。そもそも最近は二人で活動する機会が減っている
ようにも思われるのですが。
 まあ、あなたがどうお考えであるにせよ、私ごときにはいかんとも、
でございます。

 では、今回はこれにて。
352以上、自作自演でした。:04/04/06 23:40
カーニバルの語源がカニバリズムだったと言う事をご存知ですか
毎年恒例の「今年一年を漢字一文字で表すと」には説得力があるような、ないような……。
皆さんはどう思われますか?
354来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/07 15:59
ようやく今日の割り当ての罪囚の処罰が終わった。

>346 (死錠際興蛇餞【しじょうさいきょうだせん】
あの有名野球団体を上手く皮肉した文章解説だな。
有り余る資金力に物を言わせて集めても思いの他機能せず、結局は
宝の持ち腐れ同然となり嘲笑の的となる。
だがそれと蛇責めの刑と結びつけた意味が今一つ解せぬ。
我輩も何度か試した事があるが、野生の蛇を集める手間がかかり
決して合理的な物では無かったな。

>347 (絶倫ですか?)
そうだな。酷吏を拝命して奴婢を賜り妾を囲む様になってからは
女色に戯れる毎夜となったので絶倫とは行かなくてもそこそこの
精力を誇っていたな。
だがある程度官位が高まり女を選ぶ傾向が強まると、麗人佳人と
評判の高い女を買うか強引に拐引すなどして、その女を幾晩も
弄ぶ様になったが、我ながら際限無い色欲の持ち主とは思う。
別に恥とも思わぬがな。
355来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/07 16:00
>348 (ホンジャマカのあの二人をどうにかしてください)
諸君らが見放している事自体が人気が衰えている証拠だ。
後は泡沫芸人の例に漏れず、仕事依頼が来なくなった挙句
適当な理由で引退か自然消滅が関の山だろう。
宮廷なみに生存の厳しい芸能界で生きていられる程の器量の
持ち主とも思えぬ以上、突き放して考えた方がいい。

>352 (カーニバルの語源がカニバリズムだったと言う事をご存知ですか)
違うな。カニバリズムの語源はカリブを表わすスペイン語であり
食人習慣を持つと信じられていた現地民への蔑視が多分に含まれる。
それに対してカーニバルは謝肉祭のラテン語読みが元であるので
単に類似した語調に過ぎぬ。
だが人肉食嗜好の人間が集まって人肉で宴会を開けば同一視されよう。
恐らく某漫画で作者が引用した誤解知識と混同したと見るが。

>353 (「今年一年を漢字一文字で表すと」)
別にどうとも思わぬが、長文でなら幾らでも説明解説が出来る一年の概要を
僅か一文字で上手く言い表すのには相当の文才と機転が必要になるだろうな。
我輩ならむしろその者に敬意を払いたいくらいだ。
災厄もあれば幸福な出来事も有る一年を、その傾向の度合いで表現するなど
困難極まる事に違いない。

それでは今日はこれで閉廷とする。
漢と書いておとこと読むのは何故でありますか
"Led Zeppelin"について語って下さい。
嫌な奴に向って「君は嫌な奴だね」と言えたら、どんなにか人生は楽しいでしょうか?
孤独なのはいけないことなのでしょうか?
お勧め!!

あなたのヘンタイ度チェック!
ttp://goisu.net/cgi-bin/psychology/psychology.cgi?menu=c014
361以上、自作自演でした。:04/04/08 19:23
好きな漫画家はいますか?
恐怖の余り失禁!…なんてのは膀胱が大きくて貯水量の多い西洋人によくみられるそうですが
皆さんは経験した事……もとい、見た事ありますか?
363来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/09 13:48
遅い昼食時間の合間で返答しておこう。

>356 (漢と書いておとこと読むのは何故でありますか)
水滸伝でも好漢と言い表わす様に昔から男気の強い者をそう呼ぶ
習慣が有ったそうだが由来ははっきりしない。
だが高祖劉邦の漢が関係しているとしたら、仮に漢楚の戦いで
項羽の楚が勝っていれば好楚とでも言っていたかも知れぬな。

>357 ("Led Zeppelin"について語って下さい)
赤いツェッペリン飛行船か。それでは目立ちすぎて空襲には使いにくいな。
塗装にかかる費用も馬鹿にはなるまい。不合理な代物だな。
と、最初はこれくらいで、音楽団体なのは存じているが我輩はロックには
余り興味が無い。だが日本にまで知られている知名度の高さで考えれば
相当の実力を有した団体なのは疑いの余地が無いな。

>358 (嫌な奴に向って「君は嫌な奴だね」と言えたら)
下手に本音を出せぬのが人間社会の辛い所だ。
格下の相手ならともかく、同僚や上司に一度でも吐けば即刻悪影響が
降りかかるのは目に見えている。
我輩も酷吏時代、内心殺意すら沸く相手でも表面上はごく自然に接して
落ち度が見つかるまでそうした物だ。
まあ、告密の対象となって連行された時に今まで溜め込んだ本音を
ぶちまけた物だったが、その際の唖然とした表情は見物であったぞ。
364来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/09 13:50
>359 (孤独なのはいけないことなのでしょうか?)
孤独である事は別に悪くは無い。だが真に他と隔離された本当の孤独と
なると最早生存すら困難となる。
山野に隠れて住む様な生活は今では不可能なので、せいぜい自宅の自室に
閉じこもって食料の調達等の最低限の行動のみ行うくらいしか無いな。
所詮、人間は一人では生きられぬ生き物だ。楽しめる孤独は真の孤独とは
言えぬ一時的な物か娯楽に近いと見ているが。

>360
あなたは【SM系ヘンタイ】なタイプ。

あなたの潜在意識下では「誰かを支配したい/支配されたい」という欲望が
渦巻いているようです。
もともと誰かの言いなりになったり、あるいは誰かを服従させたりすること
にこそ、喜びを見出すタイプといえるでしょう。
あなたのヘンタイ気質は普段、誰からも気がつかれないという特徴があります。
恋人など、ごく近い相手にのみ本心を明かす、少々厄介な人、といえるかも
知れません。

あなたにぴったりの遊び場:SMクラブ
幼女少年系倒錯度  22%
自虐残虐系倒錯度  100%
同性愛系倒錯度  82%
電波系倒錯度  4%

こんな結果が出た。何となく納得出来る結果であったが。
365来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/09 13:50
>361 (好きな漫画家はいますか?)
前にも述べた記憶があるが根本敬と千之ナイフだ。
前者は一見してグロテスクかつ醜悪な絵柄内容ながら物事の真実と本音を
見事に表現しており、上っ面のみ綺麗で中身の無い漫画家が多い現状では
大いに評価出来る。
後者は独特の性的描写と時には魂を抜き去った人間を物体か飾りとして
表わす。本来忌むべき死を耽美に表現出来る稀有な存在と思っている。
他では巻来功士も好んでいる。何度も打ち切られながらも決して世評に
媚びずに己の作風を貫き通す所が好感が持てる。無論画風内容もだが。

>362 (恐怖の余り失禁!)
我輩は無いが、見た事なら数え切れぬ程有る。
連行されて入獄される際や、刑の判決を言い渡された時の高位高官や
貴族がいい年をしながら失禁して他の者の嘲笑を買う光景は日常だった。
貴顕の身からこの世の地獄に逆落としされれば当然と言えような。
そうした者は拷問の必要も無く、こちらの要求する事柄を簡単に
話してくれて職務も潤滑に進んだ物であった。

では今日はこれで終わる。
366蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/09 22:12
また随分と溜まってしまったな。
来週末までは私用で多忙ゆえ、少しずつでも回答させてもらう。

>318(目的の物と違うニュースになっておりました)
そうであったか。あれはあれで関係がありそうな記事だったのだが。
気にせずまた何か興味深いものがあれば貼っておくが宜しかろう。

>319(エイプリルフールは好きですか?)
好きも嫌いもないな。一般的にエープリル・フールの起源はヨーロッパにあるとされて
いるし、それも16世紀頃のことらしく、私が生きた11〜12世紀の中国とは、まったく
関係がない。他人を騙すことは大抵の社会で不道徳とされているから、冗談としても
こうした行事に浮かれる大衆心理は理解しにくいものがあるな。単に私の頭が固い
だけかもしれないが、いかにもヨーロッパ的に映る気楽な風習と言えようか。

>323(イスラム系の人達ってなんでテロばっかりするわけ?頭おかしいの?)
回教徒の全てがテロに関与することで意思実現を図っている訳ではない。回教社会
にも民主主義的な規範は存在しているし、暴力に拠らずとも議会活動などを通じて
穏健な社会変革を志向するケースもある。また一口にテロと言っても、様々な動機や
目的が存在しており、今日ではテロリズムという言葉の一般的な定義が難しい。
だが、ここ最近の話題に上っている様な回教徒のテロ活動は、その殆どが政治的な
意味目的を背景としたものであって、宗教的熱狂を直接の動機とするものではない。
いわば戦争と同様に政治活動の一形態であり、両者の相違は、ただ国際法上の
違法性を観念し得る行為とみなせるか否かに過ぎぬ。テロも戦争も歴史的視点から
概観すれば、行為者本人の首を絞める結果となる場合が多いけれど、例えば国民、
あるいは組織、民族の結束を強めて、己の主張を国際社会にアッピールする手段と
して、一時的には有益な効果をもたらすこともある。そうした意味では冷静な計算が
背景に存在しており、ただ頭がおかしいと片付けられるような単純な問題ではない。
367蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/09 22:15
>324(人生の達人とは、どんな人の事でしょうか?)
こうした命題はあまりに主観的で、絶対的な正答は存在するまい。社会的な成功を
収めた者をこそ人生の達人と考える向きもあらば、世俗に捉われず無欲恬淡に
あった者こそ其なりとしても間違いではなかろうな。私にとっては、官として立身し、
顕職を務めて詩文にも長ずることが理想の人生であり、事実そのように
生きてきたのだが、晩節を惨めに汚して青史に悪名を刻んだ事が後悔として大きく、
とても自らの人生を評して達人の其なりと断ずることはできない。
死ぬ間際になって後悔せぬ者こそ達人だ。つまり己の人生に満足できたか否かだ。
368蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/09 22:16
>325(中国は台湾に侵攻すべきなのでしょうか?)
中国政府が台湾を敵視してきたのは、自らの政権の正当性にかかわる問題だった
からに他ならぬ。したがって、国際社会が中国本土の共産党政権を容認して台湾を
中国の一部と看做す今日において、中国が台湾に武力侵攻する政治的なメリットは
殆ど存在しない。しかし、経済的な面で、アジアないし世界全体に計り知れない程の
ダメージを及ぼすのは間違いない。アメリカは国内に台湾関係法という法律を
もっており、台湾が武力で攻撃された場合、その安全を守るべく義務を課している。
すなわち中台紛争はそのまま米中戦争に直結する危険性が大きく、そうなれば
中国政府はアメリカのみならず、その同盟国たる日本企業の現地資産を凍結する
かもしれない。仮にそこまで事態が悪化せずとも、アメリカが中国からの輸入を
止めたなら、中国で生産してアメリカに輸出をしている日本企業は、大打撃を受ける
ことになるだろう。政治と経済は密接不可分のものだが、あえて両者を区別して
考える時、政策としてどちらをより優先させるかが問題となる。経済のグローバル化
が謳われて、情報も物資も国境を容易に超える現代社会にあっては、各国に対し、
政治的な事情よりも経済面での影響を熟慮した行動が求められるのは自明の理だ。
理想を言うならば、中国は台湾の独立と主権を認めて、信頼関係を構築し、連邦制
ないしは自由貿易圏の創出に努めれば、両国に現状よりも遥かに大きな利益を
もたらすに違いないが、国家とはそこまで合目的的にはなれぬものだ。
しかし武力衝突だけは絶対に避けるべきで、そのあたりの合理性を日本もアメリカも
より強く主張していくべきだろう。
369蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/09 22:18
>330(魔女裁判官という職業のスケベェな役得)
魔女裁判官本人が申しておるように、それは誤解というものだろう。魔女と性交する
ことは明らかに身の破滅に繋がるであろうし、また裁判官自身が現場での拷問や
あるいは強姦に加わる機会など、一般的にはありえないと考えられる。
ここの魔女裁判官は聖職者ではなく、世俗の法律家だったというから、いかに社会
倫理に背く行為に手を染めていたとはいえ、基本的には法律の枠内で動いていたと
思われる。一時の情欲に捉われて、法的に正当性を主張しえぬ行動をとるようでは
過酷な時代で人生を全うすることは不可能だったのではなかろうか。

>331(よろちくび〜)
ふむ…>308と同一人物なのだろうか。
洒落としてもあまり上品なものとは言えず、あまり感心できないな。

>335(壮健美茶と烏龍茶、どちらが身体に良いのでしょうか?)
私は興化仙游(現福建省仙游県)の出身で、ここは烏龍茶の生産地として有名だが、
残念ながら宋代に烏龍茶のような半発酵茶は存在しなかった。まして壮健美茶など
まったく聞き覚えがない。調べてみたところ、現代日本の飲料メーカーが販売する
混合茶の商品名ではないか。一般名詞化している烏龍茶と比較されても、
私にはさっぱり分からぬ。そもそも茶は健康飲料というよりむしろ嗜好品なのだから、
身体に良いか否かなど考えずに、味の好みで選んだ方が良いだろう。


本日はここまでとさせて貰う。
日本の敵は日本人だな
マスコミ・左翼・プロ市民・在日・朝鮮人
こいつら、いなけりゃ日本もよくなるのに・・・
92年夏の甲子園大会3回戦、星陵 対 明徳義塾で、松井に全打席敬遠を指示した
明徳義塾の監督が居たのを覚えていらっしゃるでしょうか?

さて、ぶっとんだ設定で恐縮ですが、皆さんがあの時の明徳義塾の監督なら
松井に対しどうしましたか?
自衛隊はイラクを撤退すべきなのでしょうか?
どうして反核団体は中国や北朝鮮の核には反対運動をしないんですか?
374以上、自作自演でした。:04/04/10 16:15
お国自慢してみてください
375来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/11 13:11
春の陽光が実に心地良い日曜の昼だ。

>370 (日本の敵は日本人だな)
何時の世も内部に敵を抱えている物だ。
中には日本人でない物も含まれるが、様々な方法で害をもたらす事に
代わりが無いが本人達に自覚が無いのか自らを正しいと標榜している。
それが最も恐ろしいと同時に厄介な事だな。
我輩の頃も突厥に対して和平を唱える和平派が居たが、それらの者の
言をまともに取り上げれば敵方に有利になるばかりであった。

>371 (あの時の明徳義塾の監督なら松井に対しどうしましたか?)
それに関しては知らなかったが敬遠は良いとしても全打席では観客も
さぞ不興気味で盛り上がらぬ試合であった事だろうな。
我輩が監督なら敬遠は一、二度で抑えて後は変化球等で対応しただろう。
客に見せる野球試合では演出も重んじられよう。

>372 (自衛隊はイラクを撤退すべきなのでしょうか?)
一度、政府が派遣を決定し、現に駐屯させている今では滅多な事では
撤退を口にすべきでは無いと思う。
最近の人質事件は解放の方向でまとまった様だが軽々しく政策転換を
しては鼎の軽重を問われるし国家及び政府にも不利益と信用の失墜しか
もたらさぬ。仮に東京での数百人規模のテロでも発生すれば流石に
世論が傾くだろうが、それまでは現状維持だ。
376来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/11 13:11
>373 (反核団体は中国や北朝鮮の核には反対運動をしないんですか?)
それらの国々では反対活動は即ち反政府運動とみなされ逮捕投獄される。
場合によっては闇から闇に葬られ、報道もされない可能性もあり何ら
得になる事が無いと判断して行わぬのだろう。
逆に民主主義を標榜している国々では弾圧が憚られ、真剣に対応せねば
ならぬので、いわば構って貰えるのが効果的なのだろう。

>374 (お国自慢してみてください)
我輩の産まれた唐は既に何度か述べているので当時の長安を話そう。
世界最大の都と呼ばれるだけあって種々雑多の他民族が軒を争い
高い鼻に褐色の肌、或は聞き慣れぬ言葉が飛び交い賑やかであった。
だが大都市の裏街に住んでいた我輩ら貧民や無頼にとっては盗みに
事欠かぬ実に暮らしやすい街でもあった。
少し足を伸ばせば富豪の屋敷が存在し、それらから幾らでも盗めた
のだが、同時に危険も多かったのを今でも記憶しておる。

今日はこれで終える。
 ためてしまいましたな。申し訳ございません。

>352(カーニバルの語源がカニバリズムだったと言う事をご存知ですか)
 私は詳しいことは存じかねますが、それは違うそうでございます。
まあ、カニバリズムの語源を覚えていないのではっきりしたことを
申し上げることは出来かねますが、おそらく来俊臣様がおっしゃる
とおりであっていると思います。カーニバルが謝肉祭を語源として
いるらしい、というのはかろうじて記憶の片隅にあったのですが……

>353(「今年一年を漢字一文字で表すと」には説得力があるような、ないような)
 説得力には若干欠ける気はいたしますが、納得出来るものでは
ございませんでしょうか。
 一年間を象徴するたったの一字を選ぶというのは難しいことでは
ございませんでしょうか。無論その一文字ではカバーできないことも
ございますでしょうな。それは致し方のないことでございましょう。
 ただ、それはあくまでも最大公約数的な選択であり、その字を見た
だけで一年がわかった気にはならぬことです。あくまでもその年を
理解するキーワードと考えるのがよろしいでしょう。

>356(漢と書いておとこと読むのは何故でありますか)
 もともとその文字には「おとこ」という意味が含まれているそうです。
大食漢、痴漢、好漢、卑劣漢。つまり、こういった単語は男性を意味する
ものということでございましょう。女性に使えば失礼に当たることにも
なりましょう。お気をつけくださいませ。もっとも好漢以外はどれも、
漢=男というのを抜きにしても失礼には当たりそうですが。
>357("Led Zeppelin"について語って下さい。)
 いわゆるミュージシャンでございますか。あいにく名前しか聞いた
ことがないものでございますので……申し訳ございません。

>358(嫌な奴に向って「君は嫌な奴だね」と言えたら〜)
 そうでしょうな。しかし、あなたが自由にそれを言えるという社会や
環境があるとするならば、それはあなたもあなたのまわりも、そのような
ことを言われるような環境であるということになりましょうな。それは
少なくとも、私の知る「大人の社会」ではない。どうしてもそのような
立場にありたければ、だれにも文句を言わせることのない強大な
権限を手に入れることです。
 私とて、気に入らぬ相手に笑顔で賄賂を贈ってきたのです。

>359(孤独なのはいけないことなのでしょうか?)
 いけないことではございますまい。しかし、あなたはその中で
生きていくことができますか? 孤独を愛するものは多いが、
しかしそういった方々も一人では生きていけないものがほとんどで
ございます。

>360(あなたのヘンタイ度チェック!)
 どの質問も選択肢が偏っておりますな。当てはまる選択肢が
見当たらぬ質問が多いので、今回の回答は見送らせていただきたい。
申し訳ございません。まあ気が向いたら回答するかもしれませんが。

>361(好きな漫画家はいますか?)
 意外と難しい質問でございますな。作者ではなく、作品で好きになる
ことが多いものでございますので……かいしゃいんのメロディー2巻
あたりの大橋ツヨシであったり、漢字だった頃の佐藤元であったり、
もののけPRESENTの頃のみやさかたかしであったり……こんな
感じでございますな。さらにマニアックなところとしては山吹ショウマ
あたりでございますが……通じる人は少ないでしょうな。
>362(恐怖の余り失禁!〜皆さんは経験した事……もとい、見た事ありますか?)
 見たことはございますよ。幾度も。私とて伊達に魔女狩り時代に
裁判官をしていたわけではございません。まあ失禁を見るために
裁判をしていたわけでもないのですが。
 普段から威張る者、立場や発言力を持つ者、気の強そうな者、
屈強の肉体を持つ者、そういった者たちが青ざめて失禁をする。
無常でございますな。いや、中身が人間に違いないという意味では
無常でもなんでもございませんが。
 なお、失禁もせずに毅然とした態度を貫く者。こういったものの方が、
駆け出しの頃は見ていて辛かった。こういったものが恐怖、あるいは
苦痛に心を侵されるその様は見るに堪えぬものがございましたな。
来俊臣様あたりはむしろ喜んでしまうかもしれませんが。
 さて、駆け出しという話題が出たついでに話してしまいましょう。私の
失禁経験ですが、駆け出しの頃にはたまにございましたな。私が
まだ、「狂って」いなかった頃のことでございます。

>370(日本の敵は日本人だな〜)
 そういうあなたからは右翼的なにおいを感じますな。
 あなたはそうおっしゃいますが、では、現在の日本にそういった
者たちを完全に排除するすべがあるとお考えですか? ござい
ますまい。もしも彼らを排除できる、あるいは彼らの存在が困難な
社会があるとして、あなたはそこで一市民として過ごしたいとお考え
ですか? 私は「否」、でございます。そういうのを何というかあなたは
ご存じでしょうか。俗に魔女狩りというのです。魔女狩りの恐ろしさは
私自身がよく知っておりますからな。
>371(皆さんがあの時の明徳義塾の監督なら松井に対しどうしましたか?)
 うーん。高校野球の監督など経験がございませんので、これは
明確な回答をいたしかねる部分がございますが……そこまで徹底した
敬遠はしなかったのではないでしょうか。ただし、そこに重大な何か、
たとえば立場であるとか報酬などが絡んでくれば別でございましょうな。
そこまで勝負が重要となれば私は連続敬遠を命じたでしょうな。

>372(自衛隊はイラクを撤退すべきなのでしょうか?)
 少なくともすぐの撤退は出来ますまい。それはすれば国内外から
批判の声が出るのは間違いございますまい。たとえ人質をとられた
とて、そこで要求をそのまま飲んでしまえば日本の国威は地にも
落ちましょう。むしろ、人質がとられたからこそ撤退するわけには
いかないのではないかと愚考いたします。
 まあ、これは第三者的な意見であり、関係者の前でこれを口に
するのは不謹慎であることはわきまえておりますが……

>373(どうして反核団体は中国や北朝鮮の核には反対運動をしないんですか?)
 それらの国の内情は詳しくございませんので正確なことは申し上げ
かねますが、出来るようなお国柄ではないように思います。どちらも
思想は市民から政府に押し上げるタイプではなく、政府側から市民に
押し付けている印象がございます。

>374(お国自慢してみてください)
 それはどうかご容赦願いくださいませ。ここでまで正体を隠している
身でございます。申し訳ございません。

 では、今回はこれにておいとまさせていただきましょう。
ヽ(`Д´)ノ 違うヨォォォ!!
日本の反核団体は何故アメリカの核にはハンターイ!!ってデモるのに
中国や北朝鮮の核には反対運動しないのオォォォォ??だヨォォォ
日本は先進諸国の中で最も花が売れない国だと聞いた事がありますが
皆さんは花を買った事がありますか?
また、あるなら用途は何でしたか?
死者との約束は守らなくていいのでしょうか?それとも尚更守るべきでしょうか?
384以上、自作自演でした。:04/04/12 09:59
イラク人にとっつかまった間抜けな3人はどのような最期を遂げますか?
被害者になると発言権が増しまくるよね
386来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/13 18:29
それでは本日の返答とする。

>381 (日本の反核団体は何故中国や北朝鮮の核には反対運動しないの)
アメリカの場合は日本の非核三原則が建前となっているので過敏に反応
するがその二国に対して核開発反対の行進などしても無駄だと言う事が
分っているからだろう。まさか北京や平壌まで行って反対運動やデモを
した所で逮捕されるか銃撃されるのが目に見えている。
誰も命と引き換えに意見など出さぬ。

>382 (皆さんは花を買った事がありますか?また、用途は何でしたか?)
全く無いな。花など興味も関心も無いし使い道もせいぜい葬式の際
くらいしか思い当たらぬ。
先進諸国でも日本が花の需要が少ないとは些か意外でもある。
種々の草花に恵まれている日本なら花を愛でる習慣も根強いだろうに。
まあ、我輩が花を持っている姿など不気味以外の何物でも無い。
せいぜい死刑囚にでも手向けるくらいか。

>383 (死者との約束は守らなくていいのでしょうか?)
死者の遺言は可能な範囲なら守るべきだがそれ以外なら無視しても良い。
武則天陛下も病重くなって後は李氏と武氏の間を取り持とうと努力なされ
誓言の形にしてまで求めたが、その結果は無惨な物だった。
皇帝の言でさえ破られるのに一般人の遺言なら尚更だろう。
今なら遺産の配分が最も揉める遺言に違いあるまいな。
387来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/13 18:30
>384 (イラク人にとっつかまった間抜けな3人はどのような最期)
この様な事は自衛隊派遣を論じた時から分りきっていた事だ。
一国の軍隊である自衛隊でさえ確実な安全を保障できぬのに
一介の民間人なら余計用心するに越した事無いのに捕まった。
最悪の結末も考慮に入れて今後を見極めるべきだろうな。
善意で行ったのか物見遊山なのかも分らぬ有様だ。

>385 (被害者になると発言権が増しまくるよね)
>384の三人の家族の事だな。
確かに同情しないでも無いが、三人の人命と一国の政策を天秤に
かけるなど許されぬし無駄な事と理解して欲しい物だ。
自分らの家族のために撤兵を堂々と公言するなど反感を買っても
可笑しくは無いだろうな。
感情的になりすぎると見苦しくもある。

今日はこれまでとする。
得てしてまじめな人間は大成しませんね?
389以上、自作自演でした。:04/04/13 20:38
やっぱり、漢なら、072ですよね?
酒の最大の効能は何だと思いますか?
横山光輝先生がピンチです!
392来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/15 20:12
しばらく一日置きの流れになるな。

>388 (得てしてまじめな人間は大成しませんね?)
糞真面目で融通が利かない堅物ならそうなるな。
だが一概に真面目は大成しないと決め付けるのは如何な物か。
酷吏は別として官僚にも愚直に数十年務めてその労苦を認められる
者は少なからず居たのだ。
必ず報われるとは言わぬが、相応の物は期待してもいいと思う。
只、一本気なのは流石に不都合が多いが。

>389 (やっぱり、漢なら、072ですよね?)
それで済むなら幾らでも行うと良い。
誰にも迷惑が掛からぬし、第一安上がりで効率も良いので最適だろう。
自己の空想内でのみの性行為で絶頂に達する程度の性欲なら無問題だ。
逆に際立った嗜虐性向を持つと、極限まで行わぬと満足出来ずに困る。
中庸が一番なのが性癖なのかも知れぬな。
393来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/15 20:13
>390 (酒の最大の効能は何だと思いますか?)
酔って精神的昂揚感を得て満足するのが最大の効能だな。
一仕事終えた後の酒は何物にも代え難い愉悦をもたらしてくれる。
例え中毒寸前にまで陥ろうとも、こればかりは辞められぬ。
百薬の長とは良く言った物と感心するがな。

>391 (横山光輝先生がピンチです!)
寝煙草の火が原因の火傷らしいが高齢故、回復は難しかろう。
日本の漫画文化の発展や三国志を始めとした中華文学の紹介普及でも
多大な貢献をした作家の事なので、我輩らにも無関係ではない話だ。
せめて一命を保って欲しいと思う。
本人もまだ執筆意欲は衰えてはいまい。

今日はこれで終えるが諸君らも火の不始末には用心せよ。
横山光輝先生の評をお願いします……。
宗教によるタブーのほとんど無い日本ではクローン技術なんかもイケイケですが
これは良い事なのでしょうか?
396来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/17 21:47
土曜の夜はゆっくり出来て良いな。

>394 (横山光輝先生の評をお願いします……。)
治療の甲斐無く没した様だが、実に残念な事だ。
日本や中国に関する歴史活劇を好んで描いた作家であったが
特に戦争の描写が実に細かく手を抜かぬ所が流石と言えたな。
遺作の形となった殷周伝説は易姓革命の代表的な周の文王武王の逸話を
封神演義を元に脚色した作品だが、主にこの時代から春秋戦国、そして
三国志までの中華史が範囲だったが、我輩個人としてはこの作家に
武則天陛下や唐代を描いて欲しかったのだ。
誠に日本を代表する傑物であったが謹んで冥福を祈ると共に今後も
作品類が読まれる事を確信する物である。

>395 (宗教によるタブーのほとんど無い日本ではクローン技術)
カトリックが猛反対をしているクローン技術だが日本では抵抗が少ない。
生命倫理が厳しくないのもあるが雑多な宗教を受け入れると云う事は
合理的思考にも繋がるので褒めるべき事柄と見て良いのではないのか。
いずれそう言った宗教倫理の束縛云々も言っていられない程の事情に
なる事も考えられるので、研究開発は推進して差支えないだろう。

本日はこれまで。
回教徒と言葉を交わしたことはありましたか?
398来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/18 20:56
昨日は上げ忘れたか。

>397 (回教徒と言葉を交わしたことはありましたか?)
無いな。我輩の生きた七世紀の唐ではまだ回教は伝わっておらぬ。
よってその教えを知ったのは死後の事だが、ペルシャやアラビアの
商人や唐に帰化した者なた長安や洛陽でよく目にはした。
彫りの深さと多鬚多毛さとなまりの強い発音で市場の活性の一因と
なって、また特別な雰囲気を出した物だった。
唐の晩期になると陸路のみならず海路からも回教徒が訪れて
東西の交流の一翼をになったが、その頃に活躍しておれば多少の
個人的接触は有ったかも知れぬ。

今日はこれで終える。
399以上、自作自演でした。:04/04/18 21:49
わたしはベベドア
言っちゃいけない事なのかも知れませんが、生物として人類が1種類だというのが信じられません。
白人・黒人・黄色人…等々。
最近の傾向である、学校の教科書に漫画や挿絵を増やすのをどう思いますか?
402蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/19 21:03
何の連絡もせず、これほどの長期間不在にしてしまい弁解の言葉もない。
まったく不徳の至りで、大いに恥じ入るばかりだ。関係者各位には深く詫びる。
申し訳なかった。どうか許して欲しい。

>337(中国人をしおらしくさせる方法を教えれ)
何せ中国人は地球上で最多の人口を誇るのだ。故にその国民性を画一的な観念で
括るのは難しい。「しおらしく」の具体的な意味がよく解らないが、相手の主張を封じ、
自らの意思を押し付けようとするなら、その者の社会的地位や年齢性別等を鑑みて
個別に対処するより他なかろう。ステレオタイプというのは、案外あてにならぬ。
人間関係の構築に過剰な自信を抱く者は、いずれ大きな陥穽におちいるだろうよ。

>338(中国人の女と寝る方法を教えれ)
専門の風俗店でも利用すれば良かろう。若しくは、都市部に数多おる留学生などを
言葉巧みに口説き落とすのだな。上に述べたこととも関係するが、中国人と一言で
申しても、貞操観念の強い女もいれば、性的に軽佻浮薄な女もいる。結局のところ、
言葉の壁をクリアしてしまえば、日本人の女を抱くのと手段の上で差異はない。

>339(幕末の志士達の攘夷運動も、外人から見ればただのテロですか?)
私は日本史、特に幕末史には全く疎い。『志士』というのが具体的にいかなる種類の
者たちを指すのか不明なのだが、少なくとも職務上の権能に基づかずに、暴力的な
手段で社会攻撃を繰り返す者は、テロリストと考えて良いと思う。合法な暴力を行使
し得るのはただ国家のみであるとすれば、暴力を伴った私的な政治活動は、須らく
テロルと看做されるべきだろう。尤も史論の上でかかる画一的基準を用いた評価が
正当であるか否かは、また別の問題だ。
403蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/19 21:06
>340(テロとレジスタンスってどうやって区別すればいいの?)
そう言われれば、明確な線引きは難しい。しかし、テロの方がやや広い意味を含む
言葉であると思う。レジスタンスは侵略者に対する抵抗運動を指すが、テロ行為の
背景となる事情は、より広範に渉るものだ。後は違法性をどこまで観念し得るかの
問題となるが、これはその時々の社会通念によって変遷し一定せぬので、一概に
テロを社会悪と捉え、レジスタンスを崇高なものと考えるは、基準としての明確さを
欠くものと言えるのではないか。魔女裁判官の>349で述べるように、レジスタンスを
ある種の理念と捉え、それを達成すべく、選びうる手段の一つにテロが存在すると
考えるならば、テロという言葉の多面性が、より鮮明となるのではないか。

>341(皆さんは自分の職を貴い物と思っていましたか?)
現代社会において職業の貴賎が存在するか否かについては言及を控えるとしても
私たちが生きていた旧い時代には、間違いなくそうした優劣が存在した。
中国では士大夫すなわちインテリゲンチャたることが、人間の理想的な姿とされて
おり、これを具現化すれば、天子の臣僚として天下国家に奉職する進士官僚こそ
最も尊ばれるべき職業であった。私は官僚としての最高位まで上った者だから、
支配階級としての自我が極限まで肥大していたのは言うまでもない。よって貴公の
質問に対する回答はyesだ。晩年に全ての官爵を剥奪され罪人に落とされた事が、
私にとっていかに屈辱的であったか───容易に想像がつくものと思う。

>342(貴重な春宵をどうお過しになりたいですか?)
琴の音色に聞き入りつつ一献を傾け、時に詩を詠み、筆をとりて悠々と過ごしたい。
私は芸術家たることも官僚として栄達する手段と考えていたので、仕事にばかり
かまけて余暇をおろそかにはしなかった。その人生観が、私をして中華史上屈指の
書家たらしめたのだと言える。
404蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/19 21:09
>346(死錠際興蛇餞【しじょうさいきょうだせん】)
古代社会らしい怪しげな俗説だな。どうも詳しい出典が良く解らぬし、具体的に
いつ、どこの国で起きた出来事なのか判然とせぬため、細かい検証のしようがない。
私は野球にも詳しくない…。したがって、私がどこか球団の経営を任されたならば、
やはり史上最強打線などとうそぶいて、均衡を考えぬ人事に徹するだろうと思う。

>347(絶倫ですか?)
私は男色家ではないけれど、女にもそれほど興味がなかった。
私が愛するのは形式美であり、女性の身体は確かに美しいと思うが、こと性交渉に
入れば、たちどころに醜く歪んで悪臭のみが鼻をつく。むろん私は妻帯しており、
妻との間に子も為したが、そこに存在していたのは義務感から生ずる空虚な性欲に
過ぎなかったと思う。史書を概観せば、私がいかに絢爛豪華な生活を営んでいたか
詳らかだ。しかしそれは書画骨董の蒐集と建築、造庭、ないし服飾、美食に関する
ものばかりで、女色に耽ったという記述はない。絶倫どころか、性欲のごく希薄な
人間だった訳で、歴史は正しく真実を伝えているのだと言えよう。

>348(ホンジャマカのあの二人をどうにかしてください)
嫌いな芸人ならば、見ぬようにすれば良い。そもそも芸能人のように大衆の人気に
地位が左右される職業は、一人や二人に反感を持たれたところで大きな障害とは
なり得ないだろうし、逆に大衆の人気を損なえば、そなたが望まずとも、勝手に没落
して行くだろう。どうしてもと申すなら、そなた自身が放送局の広告主あるいは、
興行会社の資本主となって、大衆人気と無関係に芸能界を左右するがよろしい。
まあ、そうまでの権力を確立するのは容易ではなかろうが、とにかく私たちに頼んだ
ところで全く無意味だ。一応、応援はさせてもらう。夢に向かってよろしく邁進せよ。

>352(カーニバルの語源がカニバリズムだったと言う事をご存知ですか)
違うそうだよ。来が>355で詳細を述べているから、特に私から申すことはない。
何の予備知識もなければ、うっかり信じ込む者もいたかも知れないな。
カーニバルは漢字で『謝肉祭』と綴るそうだから、人肉食に関する行事と誤解しても
あながち不自然とは言い切れぬだろう。
405蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/19 21:11
>353(今年一年を漢字一文字で表すと)
ほう。そのような行事があるとは知らなかった。なかなかに面白い企画だ。
いかなる漢字を用いるか。大きな事件や事故のあった年ならば、比較的容易に
思いつくのだろう。しかし、頭を捻っても漢字一文字が思い浮かばないような年こそ、
平穏無事で喜ぶべき一年と言えるのかも知れないな。

>356(漢と書いておとこと読むのは何故でありますか)
漢和辞典を繰ってみたが、そのような読みは存在しない。
『漢』の字は男性という意味を含む事から、勝手に当て字として用いているのだろう。
ちなみに『漢』の本来的な意味は、単なる地名に過ぎない。紀元前3世紀末、漢中を
封地とした劉邦が中国全土を統一したことから、様々な意味を含む一般名詞と
なったのだ。劉邦は自らの王朝に名前を定めず、明確にこの王朝が『漢』と称する
ようになったのは、武帝のころと推測される。しかし、それも便宜上の俗称に過ぎず、
国号という概念をはじめて創出したのは、前漢を途絶せしめ、『新』を樹てし王莽だ。

>357("Led Zeppelin"について語って下さい)
私は宋代の音楽文化にも貢献し、雅楽に大衆音楽を取り入れて発展させたのだが、
さすがに現代の軽音楽にまで造詣を持たぬ。
西洋の古典音楽───いわゆるクラシック音楽ですら、私にとっては斬新な前衛的
楽曲として響くのだ。ましてロック音楽など理解できよう筈もない。
まあ…やむを得ないだろう。

>358(嫌な奴に向って「君は嫌な奴だね」と言えたら、どんなに人生は楽しいか)
確かに言いたい事も自由に言えぬのは、多くの人間にとってある種の心理的抑圧と
なるだろうが、社会生活を営む上で、自らの言動に制約が課されるのは致し方ない。
それを当然のこととして受け止め、人生を楽しむ手段は他に見出した方が、よほど
己の為になるものと思う。望まぬ人間関係の維持に、どれほどの苦痛を感じるかは
個人差が強く反映される問題だ。だが一時の感情に流され破壊された人間関係の
修復は困難な場合も多い。万事につけ、己の言動には注意を払うべきだ。
406蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/19 21:13
>359(孤独なのはいけないことなのでしょうか?)
それは個々人の好みだな。孤独こそ人間本来のありかたと思うならば、社会から
一歩身を引いて他人との関係を希薄にしていれば良いし、広範かつ実際的な
人間関係の構築こそ理想であるとするなら、積極的な交友を図っていけば良い。
偉大な思想や文学は孤独の中から生ずることが侭あり、孤独は決して非生産的な
観念とばかりは言えない。ただし他者と隔絶した人生は、人間関係に端を発する
軋轢とはまた別の意味で精神をすり減らす。自らの意思で選んだ道にあらずして、
何かに追い込まれた結果としての孤独なら、早々に脱出を図るのが無難だろうな。

>360(お勧め!!あなたのヘンタイ度チェック!)
>あなたは【同性愛・ボーイズラブ系ヘンタイ】なタイプ。

>あなたは異性よりも、同性同士の恋愛に興味がありそうなタイプです。
>マッチョなお兄さん、頼りがいのあるアニキ、あるいはやさしそうな青年に
>心を惹かれることがあるでしょう。
>女性の場合は、そういったカップリングを楽しむのが好きな傾向がありそうです。
>いずれにせよ、このタイプのヘンタイさんは世間で目立ちにくいようですが、
>その性癖は生涯続くことになるかも知れません。

>あなたにぴったりの遊び場:ボーイズ・バー

>幼女少年系倒錯度  75%
>自虐残虐系倒錯度  82%
>同性愛系倒錯度  100%
>電波系倒錯度  7%

同性に心惹かれたりはせぬな。
質問項目も単調かつ杜撰で、あまり信頼の置けぬ考査だと思う。
まあ、これが私の深層心理なのだと強弁されれば、特別異論を唱える気もないが、
少なくとも私は同性と肉体関係を結んだ事は一度もないし、それを望んだ事もない。
407蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/19 21:14
>361(好きな漫画家はいますか?)
私は漫画をあまり読まぬもので…。好きな作家というのも特別思い浮かばない。
別に嫌いという訳ではないのだが、あまり読む機会がなくてな。
何か一冊二冊で完結する作品で、良いものがあれば教えて欲しい。

>362(恐怖の余り失禁!)
私も若い頃は、地方官として裁判に携わった事も多いゆえ、被告あるいは証人が、
心理的圧迫のあまり、失禁する光景を目にしたことがある。私はそれほど威圧的な
人間ではないが、やはり一般人が突然に県ないし州の役所に召喚されたうえ、
県令や知事から直接の審判を受くるのは、相当な重圧に感じることだろう。
そもそも私が直接審判するような(実際に判決文を作成するのは胥吏の仕事で、
私はあらかじめ出された判示を読み上げるだけなのだが)事件は、規模の大きい
ものに限られるから、被告の心理的負担もさぞや甚大であったに違いない。
とまれ私の主宰する法廷は、常に静粛を旨としていたので、関係者が失禁しようが
脱糞しようが、淡々と審理を進めるのみだった。
408蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/19 21:18
>370(マスコミ・左翼・プロ市民・在日・朝鮮人。こいつらいなけりゃ日本もよくなる)
日本がよくなる云々というでなく、貴公は単に左翼的色彩を帯びた集団が嫌いなの
だろう。細かく考えれば、まずマスコミには民主主義・自由主義社会を維持する上で
その存在に重要な意義があること疑いない。日本国憲法は、報道の自由を明文で
保障しないが、これは憲法21条に規定される表現の自由が当然に報道の自由をも
含むためと解釈されており、憲法学上も判例上も異論は皆無に等しい。
マスコミ報道は国民の自己実現の確保に奉仕するもので、歴史的沿革的に勘案し、
最も重要な人権を保障する役割を担う。マスコミの報道姿勢に疑義を抱くのは良い
としても、存在自体を否定することは、現代社会において何らの説得力も有しない。
次に『プロ市民』というのが、具体的にどのような人種を指すのか判然とせぬけれど、
公的機関に情報開示を求めたり、積極的な市民運動を展開する集団のことならば、
これを排除することもまた表現の自由の不当な侵害に繋がり、著しく妥当性を欠く。
ましてや在日朝鮮人を十把一絡げに排除せんとする様な思想は、考察にも値せぬ
粗野な人種主義としか言いようがない。
以上、どれをとっても、憲法及びその上位にある自然法的観念に照らし合わせて
不当な弾圧を企図する意見としか解釈できず、公権力がかかる措置をとらんとする
ならば、即ち前時代的な反動主義と断ずるより他ない。私人がいかに過激な意見を
展開しようとも、当然にその権利は保障されるべきだが、ここまで極端な論調が
社会の大勢を占めては、日本社会の質的向上など望むべくもないと、私は考える。
蔡京様は冷静かつ冷淡なレスですが時に感情的になる事もありますか?
410蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/19 21:21
>371(皆さんがあの時の明徳義塾の監督なら松井に対しどうしましたか?)
私はその試合を観覧していない。ただ松井某が渡米するにあたり、過去の逸話の
ひとつとして、何かの雑誌で報道されているのを読んだ記憶はあるな。
全打席敬遠策を用いたことで、相当な非難を浴びたというが、そもそも打者を敬遠
することは、野球という競技の規則に何ら抵触するものでないのだろう?
それならば明徳義塾の側にとっては、明らかに不当な罵詈雑言であったと思う。
まあ、私は野球に関して殆ど知識を持たぬから、他にとり得る手段があったのか、
唯一ないしそれに近い作戦であったのか、断言することはできない。
したがって、私が監督であればどうしたかとの疑問にも答えにくい。容赦されたし。

>372(自衛隊はイラクを撤退すべきなのでしょうか?)
今さら撤退もできぬというのが実情だろう。幸いにも現地で拘束を受けた民間人は
無事解放されたようで、目前の危難は去ったのだから、
あとは黙々と自衛隊に現地活動を継続せしむるより他ない。
安易に撤退するくらいならば最初から派兵をせねば良かったのだ。
国政選挙も数ヵ月後に控えており、そこで一定の審判が下されることになるだろう。
国民の意思が撤兵案に傾斜すれば、素直に従うのも一つの筋で、テロリストに屈し
ての撤兵よりは遥かにマシだろうけれど、いずれにせよ国際社会には右往左往の
恥晒しと映るかもしれないな。


本日はこれまでとさせてもらう。
次回はあまり間をあけずに来るつもりだ。
では、またな。
411蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/19 21:26
これだけ回答しておこう。

>409(蔡京様は冷静かつ冷淡なレスですが時に感情的になる事もありますか?)
勿論だとも。私とて人間なのだから、時に感情に流されて判断を誤る事もある。
しかし、比較の問題で私は感情表現に乏しい人間だったかもしれない。
それは自説に固執せず、あらゆる状況に柔軟な対処ができるという形で、
たまたまプラスの側面が表に出た為に、社会的な成功をおさめる事ができた。
ここで書いていることは、ある程度の勘案を経た結果のものなので、
幾許か冷淡に映るのだろうな。
十九世紀のロンドンとか、元禄期の江戸とか、古今東西の都市で
行ってみたいところはありますか?
あなたはそんなに悪い人ではない
悪人なのはあなたの親です
 結局10日間……たいへん申し訳ございませんでした。

>381(日本の反核団体は何故中国や北朝鮮の核には反対運動しないの?)
 やはりあきらめているということかもしれませんな。なにごとも
効果の薄そうなほうは後回しにされますからな。そのうえ
来俊臣様がおっしゃるように即逮捕、あるいは射殺というのが
事実であるならばなおさらやりたくなくなることでございましょうな。
そういうお国柄であれば現地に行ってもひどい目に遭わされますし、
日本国内で活動をしても二階から目薬でございましょう。

>382(皆さんは花を買った事がありますか?)
 記憶にございませんな。以前も述べたとおり、私は花は花でも
「黄金色の花」を好んでおりましたからな。当時の私にはあまり
そういったものに気を配る心の余裕というものがございません
でしたからな。私は来俊臣様や蔡京様と違い、特別に有能と
いうわけでもございませんでした。そういうものは地位や権限の
維持にも神経をすり減らしてしまうものでございます。

>383(死者との約束は守らなくていいのでしょうか?)
 守らなくともよいということはございませんが、だからといって
それに執着するのもよろしくございますまいな。まあ私であれば
さほど良心を痛めることもなく破っている可能性が高い。そもそも
私は生きている人間との約束すら、詐術まがいの方法を用いて
実質的に反故にしたことは幾度もございますからな。
>384(イラク人にとっつかまった間抜けな3人はどのような最期を?)
 すでに結末を迎えてしまいましたな。まあ全員が殺害されることは
ないとは思っておりました。それでは人質の意味がなく、いたずらに
敵を作るばかりでございますからな。日本国内の自衛隊派遣反対派を
あおるという意味であるならば、まあ効果はあったようでございますな。
 ところで、イタリア人は殺害されて日本人が殺害されなかったのは
「自衛隊」が「日本軍」となることを警戒してのこと、というのは考え
すぎでございましょうか。

>385(被害者になると発言権が増しまくるよね)
 涙ながらに訴えるあの姿についてでございましょうか。まあこれに
限らず、被害者というのは主張すべき意見がある立場にいるわけで
ございますからな。そして彼らのもとにマスコミが集まるわけで
ございますから、その声が一気に伝わりやすくなることはまちがい
ございますまい。

 どうも頭が回らない。今夜はこれにておいとまさせていただきましょう。
途中でございますが申し訳ございません。
417来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/21 13:22
全員、復帰したようだな。

>399 (わたしはベベドア)
名前を名乗っておきながら名無しと偽っているのは何故かな。
まあ自己紹介は別に構わぬが出来れば経歴職業なども教えてくれると
幾分かは対応も違うのだがな。
男女すら判別せぬ名前だが、調べても今一つ分らぬ。

>400 (生物として人類が1種類だというのが信じられません。)
人種や肌の色によって区別している現状に不満か。
容易に区分け出来て実に便利だと思ってきたが、そうでも無いか。
別に優劣をつける意味合いでなければ言って良い悪いは無いと見て
差支えない筈だが、人種論の行き着く所は結局文化文明の起源に基く
優劣になりやすいので、注意して行う事だ。

>401 (学校の教科書に漫画や挿絵を増やすのをどう思いますか?)
十九世紀から二十世紀初頭の新聞には必ずと言ってよい程、当時の
情勢を風刺した漫画が掲載され、分りやすく普及に役立ったが
教科書でも使って悪いと云う事は無いだろう。
問題は如何に効率よく内容事柄を覚えこませる事であり挿絵漫画は
その手段の一つに過ぎぬ。
只、余りにも大量に掲載しては文章から想像させる力を失わせる
要因にもなりかねぬので、飽くまでも補助的立場で置く事だ。
418来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/21 13:23
>412 (古今東西の都市で行ってみたいところはありますか?)
そうだな。唐末、朱全忠が完全に破壊しつくした長安を見てみたい。
我輩の故郷であると共に大唐の都のなれの果てを見るのも悪くは無い。
後、蔡京殿に関連して金軍に蹂躙された際の開封も一度見物したい。
略奪陵辱の最中で火事場泥棒をするのも一興と云う物だ。
動機が褒められた物ではないがな。

>413 (あなたはそんなに悪い人ではない悪人なのはあなたの親です)
別に両親に罪を求めるほど弁解する気も無いな。
博徒といかさま賭博の果てに入籍した父と母だが仮にも我輩の親に
代わり無い上に、特に影響を受けた訳でも無く只、己に食を与える
存在と割り切っていたから悪人の根拠とするには希薄な物だ。
まあ、数々の異常犯罪者の家庭環境が劣悪なのから考えると親の
存在は決して軽くは無いという事は明白なのだが。

>414 (どう思いますか?)
これだけはっきりと記載されると何も言い返す言葉も見当たらぬ。
だが自前の金で購入したのなら別に恥じる事も無く開き直って
受け取るのも一つの手だ。
如何様な性癖を有していようとも非難される事は筋違いだからな。
受領した後は個人で思う存分愉しむと共に同好の士でも探すと良い。
さすれば明るい前途が見出せるかも知れぬ。

では我輩は職務に戻るのでまたの質問類を待っている。
賄賂が悪なんて、もらえない人間の戯言ですか?
本来、「自己責任」とはどういうものなのでしょうか?
アザラシは数が増えすぎると崖を飛び降りて本能的に個数調整をするそうです。
人類は今、想像困難な増加ペースで個数が増えつづけています。
極論ですが人為的に減らす必要があるのではないでしょうか?
やはり「強きを助け弱きをくじく」べきですか?
先日「クレヨンしんちゃん」の野原さん一家に、埼玉県の春日部市が特別住民票を発行しましたが
アザラシのタマちゃんの時もそうですが、こんなことして為政者側は楽しいのでしょうか?
424来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/23 13:08
では、本日の返答に入ろう。

>419 (賄賂が悪なんて、もらえない人間の戯言ですか?)
まあ賄賂は受け取るにしても時代やその時の事情で倫理観や罪悪感が
大きく異なるので一概には言えぬが、少なくとも今では褒められた事
では無いのは確かだろう。一度贈賄で左遷までされた我輩の言では無いが。
結局の所、見つからぬ様に程々に受け取り内々に始末しろと言うのが
本音であり、また賢い選択に違いあるまい。
流石に度を越せば身を滅ぼしかねぬ事態になるからな。

>420 (本来、「自己責任」とはどういうものなのでしょうか?)
自らの選び実行した行動の結果を自分で始末をつける。
言うなれば自業自得と同義語なのだが一見当然ながら実際は難しい。
どの程度の過失であれ、我が身に帰ってくる時は何倍何十倍にも
なって更なる難事となるし場合によっては命で償う事もある。
我輩も一度誣告した相手は無罪放免ともなれば後で禍根となるので
必ず断罪する覚悟で望んだのもこれと同じ事だろう。

>421 (極論ですが人為的に減らす必要があるのではないでしょうか?)
既に六十億を超えた人類が今更人為的な数の調整を行ったとて無駄に
近い物があるだろうな。例え大飢饉でも数千万人程度では数十年で
回復しかねない。これは我輩の推測に過ぎぬが、地球が養うに困難な
数となれば半ば自然に食糧や資源をめぐって国家規模で淘汰が行われ
丁度良い数になると見ているが、実際はどうなるかは判らぬよ。
どの道、今の増加状態ではいずれ破綻をきたす。
425来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/23 13:08
>422 (やはり「強きを助け弱きをくじく」べきですか?)
我輩の生きた官僚社会が誠にそれであった。
力のある上司同僚には媚び諂い阿諛追従も辞さずに行い頭を下げる。
片や物の数に入らぬ者に対しては路上の雑草以下にも見て扱った。
君の言う表現が如実に当て嵌まる世界であった。
誰も好き好んで正論を吐きながらも立場の弱い者に同調或は弁護
しようとした者など皆無に等しかったのだよ。
今も昔も官界はそう云う餓鬼畜生道がまかり通る世界であった。

>423 (野原さん一家に、埼玉県の春日部市が特別住民票を発行しましたが)
宣伝効果を狙った結構な判断と評価して良いな。
著名有名な物と関連性を見出して己が利益にするのは別に非難されるべき物
ではないし、逆に賞賛にも値しよう。
為政者が楽しいか否かなど問題では無く。要は利になるかどうかだ。
春日部市にとってもプラスにこそなれマイナスにはなるまい。
せいぜい住民票一枚作成する程度の事だからな。

今日はこれで全てか。またの質問を待つ所存である。
 さて、ここでためてしまったレスを少しずつ返していきませんとな。

>388(得てしてまじめな人間は大成しませんね?)
 真面目な方は安全圏から出ることをいとう場合が多いですからな。
その意味ではあなたのおっしゃることも一理ございます。とはいえ
堅実さや誠実さを認められて重用されるという例も歴史上、決して
少なくないようでございます。為政者としてもそんな真面目な性格が
求められる時代というのもあったはずでございますな。
 まあ一概には申せますまい。

>389(やっぱり、漢なら、072ですよね?)
 一瞬、意味がわからなかったのですが……なるほど。あなたの
気持ちもわからなくはございませんが、キリスト教においては
それは決してよいことではございません。ゆえに同意はいたしかねます。

>390(酒の最大の効能は何だと思いますか?)
 西洋では命の水、東洋では百薬の長などと呼ばれておりますな。
ちなみにいわゆるブランデーですが、フランスではオー・ド・ヴィーと
申しまして、これは文字通り「命の水」という意味でございます。
酒はアラスカ以外では世界中あらゆる国々で醸造されていたそうで
ございますな。
 さて、効能でございますな。やはり心身ともにリラックスさせ、その
副効果として人間関係やコミュニケーションを潤滑にする作用がある。
ここに尽きるのではないでしょうか。
 しかしお気をつけください。「酒は百毒の長」とも申します。また、手に
入れやすいため、酒は麻薬よりも厄介な問題というとらえかたもまた
ございます。
 神経に作用する毒を神経毒と申します。アルコールはここに分類される
べきものなのでしょうが、「人生に作用するから人生毒」などとおっしゃる
方もいる。なるほどと思います。
>391,394(横山光輝)
 お亡くなりになりましたな。ご冥福をお祈り申し上げます。
 さて、この方は三国志で有名でございますが、ジャイアントロボや
魔法使いサリーの原作者でもあったことを知ったときに驚いた記憶が
ございます。幅が広いというか、多彩な方でございますな。手塚治虫が
身まかり、石の森章太郎が身まかり、藤本弘(藤子・F・不二雄)も。
そしてまたひとり、偉大な漫画家が身まかられてしまった。やはり惜しい
ものでございますな。

>395(宗教によるタブーのほとんど無い日本ではクローン技術なんかもイケイケ)
 納得のいかぬ部分はございますな。キリスト教圏ではクローン技術の
研究を進めれば宗教倫理の観念と必ずといっていいほどぶつかります。
しかし日本のような国は確かに倫理的なハードルは比較的低い。日本は
なんだかんだといいながらも技術力を持つ国でございますからな。欧米が
そこに苦しんでいる間に日本だけが栄誉を得ていくのはやはり不公平に
感じてしまいますな。
 話題がずれてしまいましたが、よいことかといわれれば技術の発展という
観点からすればよいことでございましょう。しかし、発展にのみ執着し、
人道を無視した研究ばかりが進むようでは困りものですな。

 今回はあまり進みませんでしたが、このあたりでおいとまさせて
いただきましょう。では。
428以上、自作自演でした。:04/04/24 04:13
ホモセックスについてどう思いまつか?
親日国といえばどこでしょう?
「鳥のまさに死なんとするやその声悲し。人のまさに死なんとするやその言うところ善し」
とかなんとか言いますが、実際の所、死に際に金言を吐くような人は居ましたか?
431以上、自作自演でした。:04/04/24 13:15
下品な話題は嫌いですか?
432来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/24 18:30
この時期の日本は桜が実に見事だな。

>428 (ホモセックスについてどう思いまつか?)
別に悪意は持ってはいない。性癖に正常も異常も無いと言うのが
我輩の持論なので同性愛も別段、害が無ければ勝手に行うが良い。
例え非生産的だと非難されようとも、それで性的満足を得られれば
何事も無いし拒む者は見なければ良い事だ。
死刑を好んで見物した群衆を多く見てきた我輩に言わせれば、まだ
男の同性愛行為など他愛無い物よ。

>429 (親日国といえばどこでしょう?)
改まって訊ねられると返答に詰まるな。国家間で真の友情など存在
せぬし民間でも同様だ。まして過去の事柄を抱えている日本ならば
悪意こそ持たれても善意は考えにくい。
とは言え利害関係の無い遠国だと日本の印象そのものが希薄な事が
充分考えられるので親日とも言えぬな。
間違っても中国や朝鮮半島と云った隣国では無い事は確かだ。
433来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/24 18:30
>430 (実際の所、死に際に金言を吐くような人は居ましたか?)
死刑場の土壇場で罵言を吐く者なら見た事はあるが記すに値する金言を
吐いた者は我輩に限って申せば無いな。
まあ首と胴体が離れる際に泰然自若とな姿勢など稀だし、まして善き言
など耳にする事は無かった。
刑死ではなく病死でも五臓六腑の苦痛や死後の不安でその様な事を言う
余裕など、まず考えられぬよ。
これは飽くまでも我輩に限ってであり、世間で聖人偉人と称される者は
その限りでは無いだろう。

>431 (下品な話題は嫌いですか?)
我輩は嫌いでは無い。今までもそうした質問はある程度は正面から対応
してきたし、酷吏として活動した頃も今で言う猥談や他人の醜聞で会話に
花を咲かせた事も多々有ったのでな。
そもそも上品などとは無縁な生まれ育ちの我輩が今更上品な会話をしても
滑稽を通り越して無意味に近いのではないかな。
如何なる話題でも受け付けているのがこの場の利点と考えておるので今後も
遠慮無く話題なり質問なりを書き置いて欲しい。

では本日はこれまで。
俺は『w』が嫌いだ。ハッキリ言って神経質なぐらい大嫌いだ。
『www』なんて連続で打たれるとそれだけで知性を疑ってしまう。
使う奴が特に多いのがネットゲームだ。真剣な話をしてる時にまで使う奴も少なからず居る。
これは只俺個人の価値観なのでいいとして。

この『w』についてどう思う?
最後に断っておくが色々な意見を聞きたいので他の場所でも同じ質問をしている事を断っておく。

435来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/25 23:25
何と無く陰鬱な雰囲気の日曜の夜だ。

>434 (この『w』についてどう思う?)
前にも答えた記憶があるが、まあ良かろう。
他人を嘲笑する意味合いが多分に含まれる記号故、不快感を持つのも
当然と言えるが、要は使いやすさに有ると見て間違い無い。
この世界では様々な略語や造語が溢れており、それに一々目くじらを
立てては際限が無い上に、それこそ人格を疑われよう。
一個人としての価値観は別に構わぬが、声高に叫んで主張する程度の
物とは思えぬので、仮に仲間内で見る事があっても大人の対応でも
して波風を立てぬのが何よりと我輩は今はそう考える。

今夜はこれで終える。明日から再び職務か。
正しい事をしたければ偉くならなければダメですか?
五月病は皆さんの時代でもあったのでしょうか?
438来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/26 23:40
先日に続いて深夜となったが返答しよう。

>436 (正しい事をしたければ偉くならなければダメですか?)
何をもって正しい事とするか。その基準が最初だろう。
単に自己満足の善行なら適当に道の屑拾いでも行えば済む。
他人に認められたいとか何らかの報酬を期待しての善行は
善行でも無くごく一般的な利己的な物に過ぎなくなる。
それに偉いだの上に立つ事を望むと云う事は即ち他人を蹴倒し
己が優位に立つ意味に他ならず、それだけでも正しいとは言えまい。
善行など、そこまでして行うべき物でも無い。
むしろ己の利益になる事が真の正しき事と自戒するべきだ。

>437 (五月病は皆さんの時代でもあったのでしょうか?)
流石にその名称は無かったが類似した症状は見受けられた。
例えば我輩ら酷吏でも、就任した当初は前向きであっても
実際の血塗られた場を見たり、鬼畜外道にも似た世界に幾分でも
籍を置けば、今で言うノイローゼか時には発狂して辞職か自殺した
者も少なからず居たし、殺人を職務とする兵隊でも同様だった。
これは極端な例だが、誰しも新しき環境に身を置かれれば五月病と
言われる様な物になっても不思議は無い。
何時の時代もこうした精神的な病は有ったのだ。

今夜はこれまでとする。
自分は表向きはごく普通の社会人ですが、空想内でアニメや漫画の好きな女性キャラを拷問し、時には殺す事を繰り返しています。
現実ではノーマルな性癖ですが、いつこのような空想が空想の範囲から出るかと思うと自分が怖くなります。
こんな空想で愉悦を感じつつ日常を送る自分は異常な存在でしょうか?
440来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/27 21:18
本日も返答だ。

>439 (こんな空想で愉悦を感じつつ日常を送る自分は異常な存在でしょうか?)
前にも述べたが性癖に正常も異常も無いし空想内に留まる物なら
殺人だろうが何だろうが一向に構わぬし、無害である。
特に非現実である二次元限定の空想なら現実に害が及ぶとも考えられぬし
それで性的満足を得られれば言う事もあるまい。
拷問殺人が主な空想だとしても、性的空想は誰しもが行う物だ。
要は方向性の違いに過ぎぬ。
現実に行うのは問題だが、今の状態なら問題は無いので現状維持を心掛ける
事を薦めるが他人に認められたり賞賛されれば良いと思うので文章なり絵で
表現してその種の趣味や同好の士に見せると言うのもある。
どちらにしろ深く悩む事では無い。

本日はこれまで。蔡京殿が長く不在だが連絡を求む。
さて、はじめましょうか。

>397(回教徒と言葉を交わしたことはありましたか?)
 あいにくございませんな。そもそもとなりのイスラムよりも、
まずはキリスト教に対して力を注いでおりましたものですから。
異教徒と通じていることになってしまえば、私も異教徒よばわり
されることになるかもしれませんし。それで地位を追われ、
権限を剥奪されている可能性も無きにしも非ずですからな。
 なお、イスラム教徒を裁判にかけることもございませんでした。

>399(わたしはベベドア)
 これはこれは、ご丁寧に。痛み入ります。さて、一体何の
ご用件でございましょうか。あいにく私にはそのお名前に
思い当たるところがございませんが……もしも私にごようが
おありでしたら伺いましょう。権限のおよぶ範囲であれば、
なにかお力添えもできましょう。報酬はご用意できますかな?

>400(生物として人類が1種類だというのが信じられません)
 遺伝的な差異はございましょう。肌の色をはじめとした外見も
異なりますからな。まったくの同一とみなすことは難しいでしょうな。
たとえはよろしくございませんが、犬にだってシェパードもいれば
コリーもいるしレトリバーもいる。しかし、それらは外見こそ違えど
犬には違いない。雑種交配も可能ではございませんか。人間も
そうです。ただ、人間の場合は雑種などと申してはいろいろと
問題もございましょうな。遺伝的には別、人権的には同等と
お考えになるのがよろしいでしょう。もっとも、それはあくまで観念で
あって、現実には差別があったり奇異の目で見られたりしますが。
 ところで、いわゆるアメリカ原住民のとある伝承によると、人間は
土を焼いて創られた人形であったそうです。白色人種は生焼け、
黒色人種は焼きすぎであり、程よく焼けたのが彼ら黄色人種で
ある、と。まあこれは余談ですので、あえてコメントもいたしますまい。
>401(学校の教科書に漫画や挿絵を増やすのをどう思いますか?)
 学問に取り組みやすくするという意味ではよいことではござい
ましょうな。いかに高度な科学があったとしても、その初歩を学ばせる
ことができなければそれを使いこなし、あるいは発展させる人材を
育てることはできますまい。
 ただ、それは迎合という見方もできなくないですな。あえて迎合を
せねばならぬというのは、学習者のモチベーションが低下していると
いうことなのかもしれません。それは国民の、なんと申しますか、
根性的なものが低下しているということにもつながりましょう。そこは
問題である気もいたしますな。

>412(古今東西の都市で行ってみたいところはありますか?)
 欧州ではルネサンスというものがございましたが、その原点となった
古代欧州、たとえばギリシャなどに行ってみたいものですな。一体
どのような哲学があり、学問があったのか、それを生で見てみたくは
ございます。
 まあ、私のような閉鎖的な世界の裁判官であれば余計なものを
見聞きしないのが一番いいような気もいたしますが。

>413(悪人なのはあなたの親です)
 私が悪に走ったその要因を外的なものに求めるなら、むしろ社会で
ございましょうな。私が裁判官として、後世で不当といわれる裁判を
執り行って参りましたが、常人であればあれは当然の成り行きとも
申せます。私は自らの行いになんら問題があるとは思っておりません
でした。駆け出しの頃だけは自らを押し殺しておりましたが、それだけです。
>414(どう思いますか?)
 なんと申しますか、平和ですな。堂々と記入できる度胸もまあ
たいしたものでございますが、なにより世の中が平和ということで
ございましょう? 時代が時代ならば当局ににらまれたり、あるいは
社会的な地位を落とすことになりますからな。まあその平和な
世の中を謳歌するがよろしいでしょう。

>419(賄賂が悪なんて、もらえない人間の戯言ですか?)
 戯れ言とは申しません。確かに社会の秩序を取り仕切るものが
一部の人間と癒着するというのはまあよろしいこととは申せませんな。
しかし、そればかりに固執するのは現実的ではないと愚考いたします。
賄賂とは一時的な報酬ではなく、癒着の証拠であると申せましょうな。
その利点は、贈賄側は甘い汁を回してもらえ、あるいは権限の範囲での
庇護を得られ、収賄側は贈賄側からの支援を期待することができます。
 実際、これなしでは政治は成り立たないのではございますまいか。
いつか読んだ書物の中にあった表現ではございますが、賄賂とは
潤滑油のようなものでございます。
 ちなみに私も上のものには聖俗問わず、直接的、あるいは間接的に
賄賂を幾度も贈ってまいりました。そのようにして保ってきた地位で
ございます。

 さて、追いつくことはできませんでしたが今回はこれにて失礼させて
いただきましょう。
444蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/28 07:21
間をあけずに参ると申しておきながら、はや十日近くとなってしまった。
まこと弁解の余地もない。
明日の昼間には可能な限りまとめて回答を書き込むので、
勝手ながら本日も休ませて欲しい。
重ね重ねの非礼を深く陳謝いたす。迷惑をかけて申し訳ない。
445以上、自作自演でした。:04/04/28 13:58
くわー 
446以上、自作自演でした。:04/04/28 15:34
マーつまらないんですが
無人兵器が発達すると、人が死ななくて済みますか?
車輪の発明ができなかった文明はアホでしょうか?
449来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/28 20:40
蔡京殿の無事が確認出来て何よりであった。

>445 (くわー)
何かの擬音に見えるがかの妖怪漫画家が好んで使っていたと記憶している。
口を大きく開いて襲い掛かってきそうな雰囲気をかもし出す言葉だが
常人が使うには些か適さないと見ておる。
やはりあの作者に一番相応しいな。既に八十を越えた高齢だが是非とも
今後とも末永く活躍して欲しい物だ。

>446 (マーつまらないんですが)
最近、巷で見かける独身男の記号を元にした物か。
何物にしても何度もしつこく出されると飽きてくるし鬱陶しい。
一人か使えばそれに便乗して多人数が使い出すと尚更だ。
だが防ぐ手段が無い以上、堪えるしか無いだろうな。
所詮、視界から除外すれば済むのだから。
450来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/28 20:41
>447 (無人兵器が発達すると、人が死ななくて済みますか?)
科学技術が発達して無人で操作出来る兵器が開発・普及したとしても
攻撃の対象が人間である以上、人が死ぬ事の無い戦争などあり得ぬな。
最前線に立つ兵士に若干は被害が及ばなくても無抵抗の非戦闘員に
死者や負傷者が出るのは避けられぬ。
まあ当方の被害を軽減すると言う意味では良い案だろうな。

>448 (車輪の発明ができなかった文明はアホでしょうか?)
車輪は中華やエジプトを含めた世界各地の古代文明で使われた物だが
一部にはそれが思いつかずに他の手段で運送に従事した文明も在った
事だろうが、それを愚かだの無知と蔑むのは早計に過ぎまいか。
例えば鉄製の道具を知らぬ文明でも見事な建築術を現代に残した文明も
少なくないし、何より多種多様な文明が発達或は淘汰された結果が現代の
それに他ならぬ以上、阿呆と決め付ける事は出来まい。

本日はこれで終える。
オリキャラと半島
滅んで欲しいのはどっち?
香港の民主主義は死にましたか?
「ぬるぽ」って何ですか?(爆)
「民の声は神の声」ですか?
455来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/29 00:03
こんな時刻に何だが本日の審問とする。

>451 (オリキャラと半島滅んで欲しいのはどっち?)
如何なる基準でその二つを並べたのかは判らぬが、双方とも利益を
もたらす間は大事に扱い、そうでなければ捨て去るのみだ。
要は自分側に役に立つか否かが問題であり、仮に我輩が大国の長ならば
朝鮮半島の二国の内、一国が世界に甚だ害しか及ぼさぬと判断したら
何らかの手段でその対象を滅するか無害な存在に貶めるだろう。
無用ならまだしも無用の用と云う諺もあり何らかの使い道も見出せるが
有害な存在となると不要に過ぎぬので排除するべきだろう。

>452 (香港の民主主義は死にましたか?)
返還当初は一国二制度と標榜していた中国政府だがいずれは本国並の
基準にする事は容易に考えられる。
中国が欲しいのは経済的価値のある香港であり欧米型の民主主義では
無い事は勿論だ。表向き一党独裁である現中国の中に民主主義制度を
持つ地域が有ると云う事は例えればトロイの木馬に等しい危険性だ。
何らかの手段で中国政府も対策を考えているだろう。
456来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/29 00:04
>453 (「ぬるぽ」って何ですか?(爆))
何らかの略語だそうだが詳しくは知らぬ。
何せ此処では使い道も見出せぬ用語だし意味も解らなければ尚更だ。
この世界での基本用語は大抵、弁えている諸君らも知らぬのだから
大して使う用途も無いのだろう。そういう事にしておいて欲しい。

>454 (「民の声は神の声」ですか?)
孟子も「民を尊しと為し社稷(国家)これに次ぐ」と謳い歴代王朝も
表向き儒学を標榜する関係上、民を尊重する姿勢は見せた事は見せた。
だが内実は君主大臣果ては地方の一官僚に到るまで民を単なる搾取の
対象としてしか見なかった。
我輩もそうであったが民の声など大義名分等の利用価値がある時は
相応に従うか用いるかであり、神の声の如く真剣に対応する事など
全く論外であった。
まあ民の側の我慢の限度の尾が切れれば反乱や農民暴動などの形で
しっぺ返しが来ると承知した上で割り切って行っていた皇帝大臣は
数える程度しか居なかったがな。それは今も昔も代わりあるまい。
要は民の声がある程度は小さければ耳を塞ぎ、声高に叫ばれる程に
なれば耳を傾けて対処する事に越した事は無い。

ではまた時間と状態を見て来る。
街頭弁論する事になったら、話したいテーマはありますか?
マーおもしろいんですが
459蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/29 13:45
それでは10日ぶりの回答を行う。

>373
>381(どうして反核団体は中国や北朝鮮の核には反対運動をしないんですか?)
全くしていない訳ではない。しかし反核団体といえばやはり原水協と原水禁が有名で、
この2団体はそれぞれ共産党ないし旧社会党を母体としているから、
まあ、米国に対するのと中国・北朝鮮に対するのとでは、反対運動に幾許かの
温度差が生じるのはやむを得まい。要するに反核運動も政治運動のひとつであって、
単体で存在している訳ではないということだな。とは言え、日本人は核兵器への
抵抗感が強いから、反核運動は右翼団体とも左翼団体とも円滑に結びつく。ゆえに
マスコミを通じたクローズアップが為されないだけで、北朝鮮や中国に対して強硬な
反核運動を展開する組織も、存在はしていよう。
また、最も実用性の高い核兵器を保有するのが米国であること、国際社会における
核戦略の主要部分を米国が担う事など鑑みれば、まず対米批判ありきという姿勢が
必ずしも誤りとは言えない。

>382(皆さんは花を買った事がありますか? また、あるなら用途は何でしたか?)
観賞用の花なら大量に買い込んでいたな。もっとも私自身が花屋の軒先で購入する
訳ではなかったが、私邸の庭園をバラと牡丹で華やかに彩るのが趣味だったのだ。
牡丹が中国を代表する花なのは言うまでもないけれど、バラもまた古くから中国で
愛されてきた花だ。四季咲きの性質を持った、今日最もポピュラーな種類のバラは、
中国のコウシンバラを起源とし、ラテン語ではロサ・キネンシス(中国バラ)という。
白居易もバラを題材とした詩を多く残しており、牡丹が艶やかな大輪の美を象徴する
なら、バラは清楚な美しさをたたえた格調高き花であった。
バラに派手派手しいイメージが付着したのは、近代以降のことだろう。中国由来の
バラは、さほど大きな花をつけず、四川や雲南の山地にひっそりと咲くものを
栽培種に作り変えものだ。宋初にはバラが投機の対象となったこともあるが、
美しい花に人や金が群がるのは、何も中国に限らず世界中で見られた現象である。
460蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/29 13:47
>383(死者との約束は守らなくていいのでしょうか? 尚更守るべきでしょうか?)
約束の性質にもよる。金銭に換算できるような債権ならば、相手方が死亡したからと
いって、白紙に戻る訳ではない。債権を相続した身内なり誰なりが、代わって取立に
現れるだろう。そしてそれを拒絶する術もない。私たちの時代の単純な債権法は、
かえって約束を履行させるべき強制力が堅固であった。中世の貴族社会とは大きく
異なり、両税法の確立と民法の整備が、人民の財産権をいっそう高次のものとした。
もっとも、こうした建前が必ず遵守されている訳ではなかったがな。
約束を反故にされた者が県や州に訴え出た所で、公正に裁判されるとは限らない。
また、約束があった事を証明する書類も備わっておらねばならず、結局のところ
口約束までいちいち保護するほど、公権力は暇ではなかったということになる。
もちろん、相手が生きていようと死んでいようと、約束は守らねばならない。
しかし、約束の履行を強制できるか否かは本人次第であると───そういうことだ。

>384(イラク人にとっつかまった間抜けな3人はどのような最期を遂げますか?)
どのような───と言われても、三人は無事に解放されたのだからな。
後は各々の人生をまっとうして行くのみだろう。
だが今後類似の事件が頻発する懸念もある。イラクへの邦人渡航を禁止するなど
法的な措置をとれば良いと思うのだが、憲法上の問題でかかる立法は難しい。
戦争地域への民間人の渡航を一時的に禁止することと、今回のようなケースで
自衛隊を海外に派遣することと、どちらが実質的な意味で憲法に抵触し得るのか、
私には大いに疑問だな。

>384(被害者になると発言権が増しまくるよね)
何かを発言する権利は万人に保障されたもので、今回の事件によって特別生じた
ことではない。ただマスコミを通じて、被害者ないし関係者の意思が広く知れ渡った
というだけだ。被害者家族に感情的な発言が多かったためか、世論のバッシングを
受けているようだな。しかし昨日まで一般人だった者が、今日突然にメディアの前で
的確かつ穏当な発言などできる筈があるまい。そういう意味では哀れなことだ。
461蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/29 13:50
>388(得てしてまじめな人間は大成しませんね?)
私はそうは思わぬ。いかに外づらが不真面目な人間でも、社会的に成功する者は
どこかで真摯な努力をしているものだ。真面目であれば大成するとは限らないが、
大成するためには真面目でなくてはならない。
もっとも、「まじめ」という言葉をいかに解釈するかの問題のみかも知れないけれど。
普通に考えれば、物事に対して本気であり、真摯である様子のことだな。
まったく怠けていても、自ずと知識や技術が備わっておる人間など殆ど存在しない。
凡人が成功したくば、すべからく真面目なるべきである。
私とて、少年時代に机にかじりついて古典教養を修めたからこそ出世できたのだ。

>389(やっぱり、漢なら、072ですよね?)
…少しもわからぬ。部屋に篭もりて自慰に耽るような態度が、男性としての賞賛に
値するものなのか考えてもみよ。性欲を発散させるならば、もっと生産的なことに
打ち込んだほうが遥かにマシだ。私たちの時代は、自慰にて性欲を鎮めることが
身体的悪影響を及ぼすと信じられていた。今日かかる考え方は、医学的見地から
誤りが指摘されているが、自慰行為で培った身勝手な性知識から生ずる弊害は
確固として存在する。
───とは言ったものの、性に関する考え方は個々人で大きく異なり多種多様だ。
自慰にせよ、相手を伴う性交にせよ、自らの限度をわきまえつつ、適当な範囲で
密やかに愉しむのが最良なのかもしれぬな。

>390(酒の最大の効能は何だと思いますか?)
酒席を通じた交友を図れることこそ最大の効能なのではないか。
人間は酒の席だと口が滑らかになり、一歩誤れば人間関係を破壊する危険性も
秘めてはいるが、さりとて酒を通じた付き合いは、表面的に構築される関係より
一歩踏み込んだ有意義なものともなり得る。
逆に、酒の身体に及ぼす生理的機能にばかり目が行くのは愚かなことだ。
酒をもって一時の快楽を得、かりそめに苦痛から逃れたところで、何ら実質的な
利益に寄与するものではなく、麻薬や宗教に依存したニヒリズムと大差あるまい。
462蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/29 13:52
>391(横山光輝先生がピンチです!)
>394(横山光輝先生の評をお願いします……)
三国志演義を日本人に広く知らしめた功績は大きかろう。
実際あの漫画は上手くできた作品で、私もあれを読んで、三国志演義の概観を
把握したものだ(『三国志演義』は明代に成立したものだから、私の存命中には
まだ存在していなかった)。また、この作家は『水滸伝』も執筆しており、
そこに一応私も登場している。こちらは随分と適当に描かれた印象だった。
まあ、批難も多々あれど、日本を代表する漫画家の一人で、日本の漫画文化の
発展に多大な貢献したこと間違いあるまい。悲惨で衝撃的な死ではあったが、
私も一読者として謹んで冥福を祈ることとしよう。
ひとつ横山三国志の個人的な感想を述べさせてもらうなら、袁術の最期が嫌な
描かれ方をしていたな。あの死に様は私自身の最期を思い出させる…。

>395(宗教によるタブーとイケイケのクローン技術)
宗教が盛んでないことと、道徳倫理の希薄なることとをイコールで結びつけがち
なのは西欧人の悪癖だ。中国にも日本にも、宗教に直接由来せぬとて、
ある種定型化された倫理は存在し、クローン技術の研究に懐疑的な向きも多い。
だいたい、日本ではクローン禁止法案が国会で審議されたこともあるではないか。
医療用に有益な技術として転化できる可能性はあるが、それでも大っぴらには
吹聴しにくく世論が形成されているような印象だ。別にイケイケではあるまい。
463蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/29 13:56
>397(回教徒と言葉を交わしたことはありましたか?)
宋代には南海貿易が盛んで、国家財政の約二十分の一を支弁していた。
そして南海貿易を担った中心勢力が、広東から福建南部にかけて居住していた
アラビア人回教徒である。宋の政府は、こうしたアラビア人の便宜を図るため、
時に外国船を招致する実権を有する回教徒に、官を与えて篤く遇した。
したがって宋の高官が政治的な目的で回教徒と面会する機会も多く、
また私自身が福建の出身だから、子供時代にも回教徒を目にした経験がある。
私たちは宗教にも異文化にも寛容で、回教徒と中国人の通婚も禁じなかった。
話が横にそれるが、10世紀なかば広東に存した南漢王朝は、その政権内部に
広くアラビア人を取り込んでこの地の貿易を支配していた。
この王朝の天子自身がアラブ系であったとの説すらある。
つまり私が生きた時代の百年も前から、南方のアラビア人社会は成熟しており、
宋代の社会史を語る上でも欠くべからざる存在だということだな。

>399(わたしはベベドア)
そうか。軽く調べてみたのだが、少女の姿をした精霊であると出た。
まあ…私も幽霊のようなものだから、ある意味仲間であると言えよう。
ウサギのぬいぐるみを振り回して戦うと───そう説明されているが正しいか?
しかもその姿が勇ましく、見る者の心を揺さぶるのだと。
どうも私には理解しにくい感性だが、それもまた良かろう。試しに見せてみよ。
464蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/29 13:58
>400(生物として人類が1種類だというのが信じられません)
それは分類の基準をどこに置くかという問題でしかない。互いに繁殖が可能な
種としてのヒトを定義づけるならば、一種類で収まるのは当然のことだ。
その先は必要に応じて、肌の色、瞳の色、生息域、或いは一般的に識別しえぬ
遺伝子情報などにより区別をつければ良い。
しかし、外見や生理的機能に相違あれど、ヒトは基本的にいかなる人種・民族
との間でも繁殖が可能だ。その意味ではまさに単一の集団に他ならない。
人間を外見その他で区別することは、主に生物学的な要請と、社会・政治的な
要請から行われることが多いが、両者はしばしば混同されて差別や偏見に
繋がる。その延長線上に19世紀の人種主義が隆盛をきわめ、いまだ完全に
克己し得ない傷を人類社会に刻み込んだことに留意せねばなるまい。

>401(学校の教科書に漫画や挿絵を増やすのをどう思いますか?)
学校教科書にせよ、専門的な学術書にせよ、学問を他者に伝えるのが一義的な
目的なのだから、漫画や挿絵により内容の解り易さを充実せしむるのも一つの
方法論に違いない。しかしながら、そういった類の出版物には、外観上の格式も
ある程度は要求される。学問は噛み砕いて説明するほど冗長になりがちだから
厳粛かつ簡素な書籍にまとめて、足りぬ部分は読者の想像力に委ねるのもまた
誤った方策とは言い切れぬ。
挿絵を増やすと言っても、どの程度まで増やすものか私にはわからないが、
さりとて私が学生ならば、あまりに挿絵ばかりで内容の薄い教科書など、それを
使って勉強する気にはならないな。もっと有意義な参考書でも買い求めるだろう。
まあ、結論としては、挿絵を増やすのは構わぬとしても、挿絵に割いたぶんだけ
文章を削るような真似はするべきではなかろうと思う。
465蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/29 14:00
>412(古今東西の都市で行ってみたいところはありますか?)
都市というのとは少し異なるが、英国人に破壊される前の円明園を見てみたい。
円明園の北方には、西洋のバロック様式を中国風にアレンジした豪壮な宮殿が
あったという。華洋折衷の建築物とは実に面白い。
ちなみに円明園とは明代の北京に造られ、清の康熙帝が大幅な改築を行った
離宮群のことで、19世紀半ばのアロー号戦争により焦土となったものだ。
始皇帝の朝宮として増築された咸陽郊外の阿房宮も、項羽に破壊される以前の
姿を見てみたいと思うが、こちらは時代が時代だけに、あまり期待はできないな。

>413(あなたはそんなに悪い人ではない。悪人なのはあなたの親です)
困った事に私の息子蔡攸は、北宋を滅亡に追いやった中心人物なのだ。
中国史を考える上で、私が政治的、文化的にある程度功績を残したのに対し、
攸は何ひとつ残さず、弁護論が展開されることは皆無だ。
科挙にも応じず、私の恩蔭のみで進士となったにも関わらず、天子に阿諛して
宮廷の秩序を紊乱し、挙句の果てには父である私の追放すら企図した、
まごうかたなき悪人だ。女真王朝に対して背信行為を繰り返したのも、ほとんど
攸と童貫の仕業であり、政治的にも人間的にも救いようがない。
すべて悪人が悪なる要因はその親にこそありとするならば、私にとって非常に
不愉快な結論が導かれる羽目になる。よって賛成はしない。
成人した子供の不始末にまで、一々責任など負ってはいられぬよ。
ちなみに私の両親は特に名のある人間ではなく、ごく一般的な形成戸であった。

>414(どう思いますか?)
…なんだこれは?
郵便小包の伝票のようだが、普通こういう品物は、あからさまに品名を記さない
ものなのではないか。
“ロリコン”とまで明記されておっては、荷主受取人双方の人格が疑われそうだな。
危険物や死体でもない限り何を郵送しようと当事者の自由ではあるのだろうが…。
466蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/29 14:04
>419(賄賂が悪なんて、もらえない人間の戯言ですか?)
様々だ。貰えぬ人間の戯言である場合もあるし、貰っていながら開き直る者すら
存在する。しかし、古今東西賄賂は悪だ。ゆえに「賄賂をもってきました」などと
わざわざ言う者はおらぬ。金銭や奢侈品を官吏に贈るのは、あくまで善意の
支援に過ぎない。贈り手の為に私たちが便宜を図ることとは、まったく別問題だ。
───こうした詭弁も古今東西普遍かつ不変のものだな。

>420(本来、「自己責任」とはどういうものなのでしょうか?)
個人ないし集団の行動や選択により生じた結果を、その性質いかんに関わらず
受容させることだろう。つまり責任の転嫁を許さず、原則として法による救済も
与えない旨を定める態様だろうか。
いずれにせよ、昔はあまり耳にしなかった言葉だ。
現代社会において、欧米型の資本原理主義を正当化する為に用いられることが
多いようだ。自己責任を曖昧にした経済活動は、結局のところ競争に打ち克つ
獰猛さを失わせしめ、以て人間の向上心を後退させるのだそうだ。
社会的に成功した人間ほど、自らの能力を過信し、弱肉強食の社会を是とする。
資本主義社会も行き過ぎれば、ある種の反動思想に繋がるのだ。
467蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/29 14:08
>421(人間の個体数を人為的に調整すべきか)
確かに、地球上の人口はアンバランスな増加傾向にあり、それに対する方策も
後手後手にまわっているのが現状だ。人為的に人口を減少させるべく採られた
ものに、中国の一人っ子政策があるけれど、現状では社会の高齢化を招くなど
デメリットの方が顕著になっている。発展途上国において避妊具を無償配布し、
人口問題に関しての啓蒙活動を行う向きもあるが、あまりに場当たり的に過ぎ、
意味も効果もごく薄いものだ。
従ってアザラシが自ら個体数調整を行うが如く、人間もその人口を間引すべし
との意見も、全く意味不明瞭なものではない。しかしながら、いったい何者が、
いかなる法を根拠として人間を動植物の如き個体数調整の対象とし得るのか。
仮に実現できたとしても、そこから生じる混乱は国際社会の全体に、壊滅的な
ダメージを与えるに違いない。
では天変地異などにより、世界の人口が半減すれば問題の解決になるか否か。
結論を言えば、これも全世界の政治・経済に重篤な損害を与え、単に現状で
観察し得る人口問題を遥かに凌駕した災厄となり、ほとんど回復が不可能に
なるだろう。いずれにせよ言えることは、人口が激減するという結果が生じる為
には、人間の想像を遥かに超越したエネルギーが必要で、それは単に地球上の
人口を減らすのみでなく、人間社会全体を滅ぼす危険すら包含する。
となれば、過激な方策を練るよりも、漸進的な方法で対処するより他ないのだ。
468蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/29 14:09
>422(やはり「強きを助け弱きをくじく」べきですか?)
いちおう現代の自由主義社会とは、そのような理念で運営されているのだろう?
人類の歴史は、産業革命と政治革命を経、建前としての平等社会を企図したが、
初期の資本主義社会は国家が国民生活に介入することを嫌う、夜警国家観が
主流であった。しかしそれでは制度としての階級社会が破壊されたのみで、
実際には弱肉強食を野放図に是認するものであったから、国民の実質的平等を
確保すべく、「強きを助け弱きをくじく」ところの福祉国家観が生まれたのだ。
およそ社会の平等たることを是とするならば、すなわち富の偏在をなくすことを
目標とすべきであって、かかる観点から公権力が社会的強者にある種の制約を
加え、翻って弱者保護に努めるという姿勢を尊重するべきだろう。

>423(こんなことして春日部市の為政者は楽しいのでしょうか?)
楽しいかどうかは解らないが、町興しの一環として理解できないこともない。
春日部市がどういう所なのか私は良く知らないけれど、著名な漫画の舞台として
登場することを売りにするならば、それも一つのあり方だ。
また、親しみやすい市政を行うことのアッピールにもなるのではないか。
行政にもようやくサービス精神が培われつつあるのかも知れない。
ならば市民にとっては歓迎すべきことであろうし、外野からも賞賛して良かろう。
もっとも、呆れている市民も少なからずいるのかも知れないが、こと実害を伴う
政策ではあり得ないので、傍観していれば足りることだ。

>428(ホモセックスについてどう思いまつか)
特に思うところはない。
もっとも実際にそういう類の交わりを目の当たりにしたら嫌悪の情を覚えるかも
知れないが、同性愛の趣味を持たぬ者にとってはごく自然の感情だろう。
まあ、どのみち同性間のものであれ、男女間のものであれ、他人の性行為など、
あえて覗き見ようとは思わないが。
469蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/29 14:12
>429(親日国といえばどこでしょう?)
親日的でないことが明白な国など、北朝鮮くらいのものではないか。
中国や韓国は反日的な側面が確かにあるけれど、表面的には穏健な国交を
取り結んでおり、また日本文化に傾倒し好意を抱く中国人・韓国人も少なくない。
経済的にも相互に依存しており、人や物資の往来も盛んなのだから、親日国と
考えたところで特に不自然ではない。この観点からすると、もっとも親日的な
国家は当然にアメリカ合衆国ということになるが、それも全く頷き得ることだ。

>430(死に際に金言を吐くような人は居ましたか?)
私が立ち会った経験のある人死の現場といえば、病気によるそれが殆どだ。
来も述べている通り、いまわの際の病人に金言に値するような科白を吐く余裕
などないのが普通だ。政治ないし宗教がらみの闘争に敗れ、死刑場に赴く罪人
ならば、或いは何事かの真理を孕んだ遺言を叫び示すのかもしれないが、
その道の専門家である来ですら、死刑囚の金言ならざる罵詈雑言を聞くのが
せいぜいであったそうだ。
しかし死に際の金言など、突き詰めて考えれば、後世の人間による創作または
脚色が殆どだろう。世の中それほど劇的なつくりにはなっておらぬのだ。

>431(下品な話題は嫌いですか?)
嫌いということはない。だが、これもいかなる方面での下品さであるかによるな。
あまりに社会的な常識を逸脱する性的な話題などには付いて行けない事もある。
まあ、そういった類の質問にも何かしらの回答は付すので、遠慮なく書き込むと
良いだろう。私自身がそれで不快になったりはせぬので、気にすることはない。
470蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/29 14:14
>434(俺は『w』が嫌いだ。この『w』についてどう思う?)
別に何とも思わないが…。いちいち『(笑)』などと書くよりも、遥かに楽なのだし、
ありふれた表現なのだから、そんなことで憤っても仕方がなかろう。
さらに言えば、どういう文脈で使われるかにもよる。他人を罵倒したり
煽ったりする目的で使用するのなら、確かに感心はしないな。
もっとも私自身はあまり笑うことのない人間だから、そういう記号を用いたことは、
一度もなかったように思う。

>436(正しい事をしたければ偉くならなければダメですか?)
正しいことをする為に偉くなる。しかし偉くなる為には汚い真似もせねばならぬ。
目的が正当であれば、手段に多少の過ちがあっても構わないだろう。
───というような聞き苦しい弁解はいつの時代にも用いられるものだ。
私が北宋の新旧両法党を渡り歩いたことも、これを言い訳とすれば便利だな。
たとえ王安石の新法政治で財政再建を志したとしても、知開封府や戸部尚書
くらいの地位ではどうにもならぬ。兎にも角にも宰相格にまで上りつめる必要が
あった。だから私は表面上の主義主張を曲げつつ官界を巧みに遊泳したのだ。

しかし、こんなものは出来の悪い詭弁でしかない。私がした行動のほぼ全部は
私利を貪り、私欲を満足せしむる為のものであったというのが大まかな真実だ。
権力者が正しい権力行使を望むならば、権力を獲得する手段もまた正しく
なければならない。倫理的妥当性を欠く手段で獲得した権力は、やはり倫理に
反するような手段でしか維持できないのが常だ。
耳に聞こえの良い言葉こそ疑ってかかるべきだろう。騙されてはならない。
471蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/29 14:16
>437(五月病は皆さんの時代でもあったのでしょうか?)
進学、就職ないし組織内での異動にまつわるストレスは、私たちの時代でも
当然に存在していた。特に官途に就いて間もない官僚は各地を転勤するのが
常であったから、気候や風習の著しく異なる赴任先では体調を崩す者も多く、
ときに病で命を落とす者も珍しくなかった。
私は南方の出身なので、北地勤務を命じられればつらかっただろうな。
だが幸いにも私の赴任したのは開封府界が多く、遠隔地でも福建や広東など
故郷に近い土地が多かったから、特に酷いストレスを感じることもなかった。

>439(空想で愉悦を感じつつ日常を送る自分は異常な存在でしょうか?)
空想が空想に留まっているうちは何らの問題も生じない。思う存分空想するが
良かろう───と、までは言い難いけれど、それにしても他人の内心において
展開された世界にまでは何者も立ち入ることかなわず、また立ち入るべきでない。
まして貴公は、自らの性癖が社会通念から大きく乖離したる事を理解しており、
なれば社会生活上必要にして十分な良識を備えているものと言って良いだろう。
それにしても、美女が拷問を受ける姿に愉悦を抱く者は案外多いのだろうか?
そういう性癖を持った者の訪問は一度や二度のことではないし、ややもすると
単に私の性に関する考え方が硬直しているのみかも知れないな。
472蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/29 14:18
>445(くわー)
鍬かね? 鍬とは先端に金属加工を施した木製の農具のことで、古く殷代から
存在した。殷代は青銅器文明華やかりし時代として知られるが、青銅器は
主として祭祀用の道具に用いられ、農具には石や貝を使っていたらしい。
春秋に入ると鉄器が普及して鉄製の鋤や鍬も発明され、中国の農業生産高は
従来の七倍にまで増大したそうだ。
それとも桑かね? 中唐まで行われた均田制の下では桑、棗、楡を植える為の
土地が人民に支給された。これを桑田という。
なお均田制というのは土地を等しく人民に分配し、地租と人頭税を混同した
奇妙な土地制度だが、政府がいちいち人民に土地を割り振ったわけではない。
もともと人民が私有していた土地を書類上で国有としただけだ。
よって、最初から土地を私有せぬ者には基本的に何も支給されず、人口にも
換算しなかったようだな。

>446(マーつまらないんですが)
よく解らぬ。>449で来が解説していることから、何か定型化された言い回しなの
だろうと推測はできるが…。脱力感が漂う文句だな。少し気力を充実させよ。

>446(無人兵器が発達すると、人が死ななくて済みますか?)
いや…来とほぼ同じ意見になるが、兵器が無人でも攻撃を受ける人間は当然
存在するのだから、それで人死が避けられよう筈がない。
だいたい無人兵器とは、どういうものか。ミサイルなどの事を指すのだろうか。
そんなものは発達すればするほど、大量の殺戮が可能になるだけで、
人が死なずに済むなどとは考えられぬ。と言うより、何か矛盾してはいまいか?
473蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/29 14:20
>448(車輪の発明ができなかった文明はアホでしょうか?)
車輪にせよ文字にせよ、必要に応じて発明されるものだ。従ってそうした文明の
利器が生み出されなかった社会は阿呆なのではなく、単に不要な物を発明する
理由がなかったというだけのことだ。
いったい文明とは他社会と接する事で相互に発達するものだから、特に東西の
交通路から外れて孤立した社会の文明は、発展の歩みが極端に遅くなるものだ。
つまりその文明を構成する人間の知能によるものではなく、ただ地理的環境に
よって左右されるのみである。近世の東アジアにおける鎖国の弊害を見れば、
交通の有機的確保がいかに社会の発展にとり重要な意義を持つものか明白だ。

>451(オリキャラと半島。滅んで欲しいのはどっち?)
私個人としては、そのどちらにも含むところはない。従って滅びて欲しいなどとは
まったく思わない。だいたい背景となる事情につき何の説明もなく、ただどちらが
滅べばよいかなど、質問として甚だ乱暴だ。
私としては、邪魔な物が全て滅べば良いというような考え方をするつもりはない。

>452(香港の民主主義は死にましたか?)
英国統治下の香港が、必ずしも民主主義的な体制を採っていた訳ではない。
英国の香港総督は、ほとんど専制君主に近い権限を有しており、言ってみれば
香港は植民地そのものだったのだからな。とは言え、英国本国はあからさまに
強権を以て香港を経営した訳でもない。民主主義の存在せぬ所に経済発展が
ないという、アメリカ的な理論は破綻しつつあるが、では中国が英国に代わって
香港を支配するにあたり極端な人権抑圧を行っているかといえば、これも否と
いうより他あるまい。やはり自由な経済の発展には、ある程度の政治的自由が
保障されることが要件として挙げられるのは間違いない。中国政府もその辺は
理解しているだろう。民主主義が死ぬとは随分過激な表現だが、今のところ
香港がそこまでの危機に瀕しているとも思えぬ。
474蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/04/29 14:22
>453(「ぬるぽ」って何ですか?)
知らない。ひと頃はわりと多方面で目にした言葉だけれど、最近はあまり見ぬ。
少なくとも正しい日本語ではないし、あまり良い意味で用いられる言葉でも
ないようだ。

>454(「民の声は神の声」ですか?)
原則としてはその通り。たとえ開放的な民主主義が敷かれている国であれ、
排他的な専制君主に支配された国であれ、国が国である以上はすべて国民の
合意の下に統治が行われている。民主主義ないし立憲主義と、専制政治や
国家主義との違いは、参政権の有無や人権保障の度合いなど、ごく形式的な
ものに過ぎない。国民の意思を無視した政治を行えば、どのような体制の
国家であれ等しく崩壊するのだ。専制政治を説明するに国家と国民の敵対を
観念するのは、硬直的な唯物史観に他ならず、現代ではあまり意味を持たぬ。
民の声が神の声というのは、いかにも感傷的な言い回しだけれど、国家権力が
すべて国民の支持により成立している以上、真理を含んだものと言えるだろう。

>457(街頭弁論する事になったら、話したいテーマはありますか?)
何を目的とした演説であるかによる。選挙演説ならば一応の専門分野である
財政金融政策のビジョンについて適当に話すのではないか。
単なる講演会のようなものなら、北宋王朝の政治制度や歴史的経緯について
私なりの見解を述べることになるだろう。

>458(マーおもしろいんですが)
そうか。>446とは逆の見解なのだな。
まあ、つまらないよりは面白い方が良いだろう。何が面白いのか解らぬけれど
少し嬉しそうな顔つきになっているようで何よりだ。


これで追いついたな。長期間不在にしたことを改めて詫びる。申し訳なかった。
蔡京さんのレスを読むと、10日の間に世の中色々あったんだなぁと思いました。
一番のニュースは横山光輝でしたね。
昭和天皇が崩御した時、アジアから中近東、アフリカ諸国まで喪に服したそうですが
第2次大戦の敵国以外では、昭和天皇は人気があったようですね?
大して狂暴でもないツキノワグマを、見つけ次第パンパカ射殺しまくっている日本国ですが
皆さんの時代、猛獣は人類をおびやかす存在でしたか?
478来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/29 23:05
>457 (街頭弁論する事になったら、話したいテーマはありますか?)
やはり我輩だと専門である司法分野になるな。
迅速な裁判と終身刑の導入。それに死刑の改革と事欠かぬ。
直接、選挙民の台所に関係が薄い分野なので敬遠されそうだがな。
しかし生前から常に裏方で活動していた我輩に街頭演説や弁論は
些か似合わぬし不得手でもある。

>458 (マーおもしろいんですが)
単に>446に触発されての発言と見えるがそれも人それぞれだ。
別に非難する気は無いし、結構と言い返すのみだ。
あらゆる物は見方や興味云々によって面白くもありそうでも無くなる。
そうした一例だろう。

>475 (10日の間に世の中色々あったんだなぁと思いました)
毎日、何かしらの出来事は起きる物だ。
横山光輝の突然の逝去も含めて予想外の事が起き、それを知る事も
また有益な物と知る事だ。
我輩も酷吏時代は長安洛陽などの大都市かた地方に到る各所からの
告密書が待ち遠しく感じたが、今現代の新聞やニュースを知る諸君も
同じ気分と察する。

>476 (第2次大戦の敵国以外では、昭和天皇は人気があったようですね?)
在位六十年を越える君主であり、また世界でも類を見ない古くからの
王家の長に敬意を払ったのだろう。
普段、天皇家と疎遠な国々とて何かしらの手段で昭和天皇の名を
知っていた筈だし、何より世界の大国の一つである日本の君主だ。
儀礼的でも喪に服すのも不自然ではあるまい。
人気云々と言うより知名度の問題と見るべきだな。

では今夜はこれまでとする。
479来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/29 23:12
>477 (猛獣は人類をおびやかす存在でしたか?)
当然だ。今と異なり交通も不便であったから民間の遠方への旅となると
常に各所に潜む猛獣の影に怯えて旅をした物だ。
我輩も貧しき頃、各地を放浪したが特に野宿の折は恐れたし常住坐臥
油断出来なかった。ある意味対策が立てやすい官憲より脅威であった。
携帯用の手斧や剣を持つのは常識であったが、それでも不安だったな。
とは言え史書には狼虎に勝る残忍性と畏れられた酷吏の我輩の言では
多少、説得力に欠けるかも知れぬが。
どちらにしろ恐怖と畏怖の対象であった。
480”管直”人:04/04/29 23:22
私は江角マキ子に謝罪するべきですか?
あ。「管直」もカッコ付き表示になるのか。
名前欄に「削除」や「管理」と入れるとカッコ付きになるが・・・
世説新語にある石崇の客が酒の飲まなければ侍女を殺す話は
当時の人命の価値の低さを表現しているのでしょうか?
483来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/04/30 23:43
日本ではこの時期、連休という事で夜を余裕を持って愉しむ者も多いだろう。

>480-481 (私は江角マキ子に謝罪するべきですか?)
まあ、これ以上恥の上塗りを重ねたくなくば公式に謝罪するのが
無難だが、他人を攻撃する前に自分の身辺整理は必要と教訓には
なった今回の話は、不謹慎ながら我輩は笑わせて貰った。
今より未払者が更に増える事は確実だが、本音を言わせて貰えば
今の日本の国会議員が老後に金に困る事など有り得ぬな。
別に年金未払でも本人がそれでよければ不都合はあるまい。
所詮、年金改革を始めとした諸制度の整備は官僚の仕事で議員は
国会で論じるのみの形式的なものになっている日本の政治制度だ。

>482 (当時の人命の価値の低さを表現しているのでしょうか?)
王導と王敦の酒宴の逸話か。確かに当時や我輩の生きた唐代を
含めて昔では、使用人の立場など主人の胸先三寸だ。
石崇が自分の侍女を幾ら殺そうが関係無いと言い切った王敦の
発言が当時の主流であり、逆に女を救おうと無理に杯を重ねた
王導の行動が珍しかったのだ。
何せ「人」ではなく「所有物」として見られていた奴婢と今の
人権思想とを同一視する事自体甚だ見当違いであるからな。
侍女が殺されるのを余興としたのも別段、異常でもなかったのが
中華のみならず人命非尊重主義が当然であった古代なのだ。
本来、その逸話は東晋の元勲となる二人の性格の違いを言う物
だったのだが、同時に他の面も知る事が出来る。

今夜はこれまで。
ところで奴が「或る中国人」というHNで
「人肉など喰わん、わたし一人なら良いのですが他の中国人が
見たら不快になるので、
1)全ての中国人差別の文章を消去する
2)トップに警告文を書く
3)1,2が不可能な場合、このサイトを先行者メインのサイトに
 変更する
↑のどれかを要求します。」
とか言い出したらどうしますか?
泣く子も黙る「来来々」ですか?
一度人を殺すと世界は変わってしまうのでしょうか?
487来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/01 17:00
>484 (ところで奴が「或る中国人」というHNで)
文章になっておらぬな。「奴」が誰か判らぬし具体的に何を
訊ねたいかすら判別しない以上、明確な返答は出来ぬな。
それとも中国人の人肉食についての論評だとしたら古代では
半ば常識であったが現代は闇に包まれた分野だと答える。

>485 (泣く子も黙る「来来々」ですか?)
そうした仇名で呼ばれた事は無いが確かに我輩は恐れられてはいた。
武則天陛下の下で活躍していた酷吏の中でも残忍性や狙った獲物は
逃がさぬ執念深さは官界でも知らぬ者は居なかった上に我輩の考案
した数々の拷問法や刑具はその手の書物には未だに掲載されておる。
だが我輩に恐怖や畏怖を感じていたのは主に官僚や王侯貴族であり
政争とは無縁であった庶民貧民には些か縁遠い存在だったな。
単に酒席での話題の一つに過ぎなかったかも知れぬ。

>486 (一度人を殺すと世界は変わってしまうのでしょうか?)
現代では理由の奈何に関わらず殺人を一度でも犯せば法を犯した
犯罪者に堕ち追求や逮捕の対象となる。
さすれば今までの平穏無事であった日常世界も何時、捕まるかと
言う疑念と恐怖に満ちた世界に変わろう。
その意味では君の言う事は的を得ている。
その他にも、殺人によって自らの凶暴性やそれを愉悦と感じる人格に
気付いて、殺人を快楽として常習性を持つ中毒者になる可能性もある。
どちらにしろ昨日までの自分とそれを取り巻く世界とは絶縁となるな。

では質問が溜まれば時を改めて来る。
お邪魔するよ。突然だが僕も此処にお世話になりたいんだがどうかな?
一応、僕もどちらかと言えば悪徳の側に分類される人間だし、それなりにやっていける自信はある。
前向きな返事を期待しているよ。
おやまぁ、ダーマーさん、お懐かしい。
新スレをいつ立てるのかとずっと思っておりましたよ。
来さん以外はいつ来るか分らないので、了承を得るのに時間がかかりますぜ、ダンナ。
491来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/01 22:42
これは来客の御出ましであったか。

>488 (ジェフリー・ダーマー)
よくぞ来られた。当方は誰でも歓迎である上に世界的に名高い
快楽猟奇殺人者の代表格とあっては大手を振って迎えねばなるまい。
今までにも参加希望者を拒んだ事は無いので遠慮無く此処に留まって
人間の闇の一面を伝授して欲しい。こちらからも御願いする。

>489-490
我輩も猟奇殺人者スレを愛読していたので待ち構えていたが
この様な形で再び見るとは思わなかったな。
人間の全く別の一面を垣間見る貴重な場であったので余計だし
中華に偏る傾向のあった現状であったので尚更である。
完走後は音沙汰も無く内心、残念に思っていたが今回の来訪と
常駐希望を本心から歓迎する次第である。
蔡京殿も魔女裁判官も今まで新規参加者を拒んだ事は無いので
拒絶をするとは思えぬから心配は無用であろう。

同僚仲間が増えるとは望外の幸いであるな。ではまた明日。
492蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/02 00:01
では本日の回答を行う。

>475(10日の間に世の中色々あったんだなぁ)
確かに。
ここ数日事件事故が多かったような気がする。世間的にはイラク関連の事件こそ
重大な関心事だったのだろうが、ここを訪れる者たちの多くは横山光輝の一件が
衝撃であったか。たまには喜ばしいニュースも聞きたいものだが、世の中いまだ
不穏にて、報道から目が離せぬ状態が続く。
それにしても情報化社会とは至便である反面、事実とかけ離れた報道も多く、
その受け手の見識と判断力が問われる所だな。情報の真偽を的確に峻別できる
ことが、社会的な成功への必要条件だったのは今も昔も変わりないが、情報の
量が圧倒的な現代においては、いっそうその取捨選択が重要であると言えよう。

>476(昭和天皇は人気があった)
立憲君主の理性的な在り方を体現した帝王として、ある種のモデルケースに
なっているのかも知れない。まあ、あくまで統治機構上の問題だから、昭和帝の
個人的な人気とは趣を意とするだろうがな。それにしても喪に服したというのは、
服喪使を派遣したとか、弔電を打したとか、せいぜいその程度のことではないか。
外交上の礼節を尽くしたに過ぎまい。

>477(皆さんの時代、猛獣は人類をおびやかす存在でしたか?)
いくらなんでも人類の生存をおびやかすとまでは言えぬ。せいぜい個人の生活が
おびやかされる程度の事だ。虎や毒蛇などは狩猟の対象ともなっていたに加え、
それにまつわる市場も存在していたのだから、ある意味共存していたのだよ。
だいたい都市部に住んでおれば、普通は猛獣になど出くわすことはないのだし、
山陰の僻地で生活する者は、それなりの知恵をもって猛獣の害を避けたものだ。
493蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/02 00:03
>480-481(私は江角マキ子に謝罪するべきですか?)
今さら後には引けまい。だが、いずれにせよ全くの恥晒しで無様な事この上ない。
まあ国会議員が、ひと月に一万数千円の出費を惜しんで政治生命を危機に晒す
とも考えられぬので(中にはそういう吝嗇漢もいるだろうが)、単に手続き上の
失念であったというのが事実なのだろう。江角マキコにしてもな。
ならば明らかに制度上の不備だ。しかし、法整備の瑕疵というなら、その責任の
帰属先もまた国会議員であるに他ならぬ。立法実務に疎い議員が殆どである
ことを考慮すれば、そうした責任論は酷かもしれないが、貴様の場合はあれほど
未納者を糾弾していたのだから、同情の余地がない───と、大多数の国民は
考えるだろう。せいぜい慎重な善後策を講じることだ。

>482(石崇──人命の価値)
少なくとも宋代以降の社会では、私的に殺人を行うことは犯罪で、
たとえ華族顕官といえども、そうした行為は刑法的な糾弾の対象となった。
また漢代においても隷民をみだりに殺す者は、王侯から士大夫に至るまで厳しい
処分を受け、時に死を賜ることすら珍しくなかった。王莽は、自らの長子が奴婢を
虐待し死に至らしめたことを咎めて、容赦なく自刃を命じている。光武帝は奴婢を
殺した者の罪を減じず、良民を殺害したと同様に取り扱う旨、明文化して定めた。
勿論、漢代にせよ宋代にせよ、法がいつも公正に運用されていた訳ではないから
理不尽に生命を奪われる隷民というのは数多くいたけれど、石崇のごとき行為が
原則として犯罪を構成するか、まったく違法性を観念しないかの違いは大きい。
魏晋南北朝の時代というのは、すなわち強者による無法が何らの制約もなく
まかり通った特殊な時代なのだ。これほどまで人命が軽視され、法が蹂躙された
時代を中国史の中に見出そうとすれば、春秋以前の太古にまで遡らねばならぬ。
もっとも、『世説新語』が引用した原書のほぼすべては亡失している為、必ずしも
同書の客観性は信頼に足るものではない。従って、石崇の逸話が事実かどうか
疑わしくもあるけれど、これをもって南北朝時代の無秩序性ないし非人道性の
証拠とするのが誤りだとは言えぬ。時代背景に照らし合わせれば信憑性がある。
494蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/02 00:05
>484(或る中国人)
少しも解らぬ。もう少し落ち着いて話すと宜しい。
中国における人肉食については、もう幾度となく述べて参ったが、そうした習慣は
基本的にイレギュラーな出来事であったと考えている。
法や道徳が没却した無秩序な時代ほど、かかる逸話が多く残されている印象だ。
上記の魏晋南北朝時代など、その典型であると言えようが、いずれにしても
人肉を食することが肯定的に語られたことなどない。

>485(泣く子も黙る「来来々」ですか?)
そういう表現は、武将の勇猛さを讃えるために用いられるのだよ。来は純然たる
文官で、おそらく従軍経験すらあるまい。また、酷吏は畏れられる以上に、憎悪の
対象となる存在だったから、そんな耳に聞こえの良い渾名がつけられた筈もない。
泣く子の前に現れれば、より激しく泣き喚かれるのが関の山だろうな。
というよりは赤子の親の方が泣いてしまうかも知れぬ。

>486(一度人を殺すと世界は変わってしまうのでしょうか?)
殺人にせよ強盗にせよ、いかに凶悪な犯罪であれ繰り返せば倫理的な抵抗感が
希薄になるものだ。そこで前非を深く悔い、心底改悛の情を抱く者など、ごく少数
に過ぎない。それゆえに社会的な危険性も大きく、多くの社会で再犯者の処罰が
厳格であることの理由にもなっている。
495蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/02 00:07
>488(ジェフリー・ダーマー)
言葉を交わすのは初めてだったか。まあ、色々と噂は聞いておるがな。
なんにせよ、そなたほどの人材が定住してくれるのは心強い。
来と同様、私にもまったく異存はないので、ひとつ宜しく頼む。

>489-490
ダーマーに期待していた者は多かったようだな。
猟奇殺人者スレを愛好していた者も、今後はこちらに質問を書き込むと良い。
私も知り得る限りで回答しよう。


では、本日はこれまで。
新規参入者を加え、ますます我ら一党が繁栄せんことを望む。
ダーマー!!!
          。   。
          \ /
キター━━━━━( Д ;)━━━━━━!!!!
↑猟奇な死体、一丁上がり!
蔡京閣下、日本は三日だったのに対し、インドが一週間も昭和天皇の喪に服したのは有名な話ですよ。
499498:04/05/02 08:19
えーと、スイマセン、よく考えたらあんまり有名でもないですね……。
失礼しました。
「塞翁が馬」のおじさんは、人生の収支がプラスマイナスゼロかと思えば
もろにマイナスではありませんか?
では、受け入れられた所で此処で最初の返事と行こうか。

>489(新スレをいつ立てるのかとずっと思っておりましたよ。)
それは嬉しい言葉だね。でもあれは綺麗な形で終わらせた方がいいと思ってね。
それに僕は主という柄じゃないから、こうして間借りした形が落ち着くんだよ。
いわば借家暮らしかな。まあ実際に祖母の家やアパートで暮らしていたからかな。

>490(了承を得るのに時間がかかりますぜ、)
そうでもなかったね。来さんも蔡京さんも即答ですんなりと認めてくれた。
只、裁判官さんの返事がまだだけど、悪い物にはならないと思っているよ。
中には参加者を認めるか否かで会議を開く所すらあると言うのに、その点此処は実にオープンでいい所だよ。

>496-497(↑猟奇な死体、一丁上がり!)
おやおや、早速の猟奇描写かい?
それは僕にとっては結構な事この上ないけど、死体とかに抵抗のある常人の皆には刺激が強いんじゃないかな?
まあ奇麗事を並べても始まらない。此処はありふれた道徳論や奇麗事とは無縁なのだしね。
そこが僕が気に入っている所だけど。

>498(インドが一週間も昭和天皇の喪に服したのは有名な話ですよ。)
ほう? インドと日本じゃせいぜいODAくらいしか関連性が無いと思っていたけど何か他に理由があったのかな?
まさか日本に媚を売って援助額を増やして貰おうと言う魂胆じゃないのかな?
インドにとっては単なる外国の王様に過ぎないと言うのにね。
ひねくれている僕には、どうも胡散臭く思えるけど。
>500(「塞翁が馬」のおじさんは〜)
馬が逃げたら何頭も引き連れて戻ったり、怪我をした息子が徴兵されなくて助かったと言う話だったよね。
何か、何でも裏に受け取って随分と捻くれた爺さんだなと皮肉って受け取れる話だ。
何かの結果、どうなるかなど予想の範囲内で済めばいいけど時には全くの予想外な事が起きる。
丁度、僕がボーイハントしたら二種類の結果が待っているようにね。
プラスマイナスかどうかは、その爺さんが勝手に自己納得していると思えばいいんじゃないかな?

>(来さん、蔡京さん)
こんな僕を歓迎してくれて本当に感謝しているよ。勿論本心からね。
歴史や時事関連でも足を引っ張らないつもりなので宜しく頼むよ。
僕もスルーとかは嫌いな方でね。なるべく全てに答えたいと考えている。
しかし来さんが僕らシリアルキラーに理解ある人とは意外な反面嬉しい物がある。
機会があれば実際の拷問の事とかを是非とも聞かせて欲しいね。
それと、まだ来てないけど裁判官さんも宜しくね。
503以上、自作自演でした。:04/05/02 12:51
石ぁゃιぃ渡ぃゃιぃ治
ワキガですか
本多鋼を発明した本多光太郎博士が、研究に没頭していて日露戦争が始ったのも
終わったのも知らなかった事が美談の様に語られますが、どんなもんでしょうか?
 間が空くとたまってしまうものですな。それだけここがにぎわって
いるということでございましょうな。ありがたいことでございます。

>420(本来、「自己責任」とはどういうものなのでしょうか?)
 行動についていかなる結果があろうとも文字通り、それは
自らの責任ということでございましょうな。もう少し踏み込んだ
表現を使えば「落とし前をつける」ということでございます。
 さて、イラクの一件でよく聞かれるようになった言葉でござい
ますな。ここにおいては具体的には費用の一部を負担する、
というものだそうでございますが、これには欧米をはじめとする
諸外国から驚きの声が上がったそうでございますな。
 私はと申しますと、これには笑いそうになってしまいました。
というのは、あまりに被害者およびその家族への批判が
強かったでしょう。これらを納得させるには費用の負担しか
あるまい、などと冗談に思っていたところ本当にそんな声が
出てきたではありませんか。まあ流行語の有力候補が出たと
笑っておくことにいたしましょうか。

>421(極論ですが人為的に減らす必要があるのではないでしょうか?)
 難しいでしょうな。それをやるには人類社会は育ちすぎて
しまっているのではないでしょうか。急激な人口の抑制は
その育ちすぎてしまった社会を支えることすらままならなく
することでしょう。そして、人口の抑制政策が急激であれば
あるほど、その方法に、その社会からの批判が出ることで
ございましょう。
 遠い未来のために強攻策を採るか、現状に妥協して
穏やかな政策を採るか。まあ後者が妥当でございましょうな。
>422(やはり「強きを助け弱きをくじく」べきですか?)
 私には否定のできぬ言葉でございますな。しかし、現代の
社会を見ても否定することのできないことでございます。
現代などまさにそれではございませんか。力は強き者の
もとに集まり、富はとめる者のもとに集まる。当然でござい
ますな。自らの利益を最優先に考えるならばまず強い者に
近づかねばなりますまい。寄らば大樹の陰でございます。
弱肉強食、適者生存とはいつの時代も変わらぬものです。

>423(野原さん一家に、埼玉県の春日部市が特別住民票を発行)
 遊び心という意味もございましょう。が、それ以上にその
キャラクターをうまく利用したということでございましょうな。
為政者が楽しいかどうかはともかく、内外の住民が楽しいか
どうか、そこが大事でございましょう。これまで行政はずっと
お役所仕事などといわれてきましたが、こういうことで市民から
親しみを得られるのならばよいことではございませんか?

>428(ホモセックスについてどう思いまつか?)
 キリスト教の理念からすればそれは禁忌でございますな。
あなたがキリスト教徒ではなく、なおかつ私の権限の及ばぬ
場所に住む方ならばご随意にとしか申しようがございません。
あいにく私に男色の気はございませんもので……

>429(親日国といえばどこでしょう?)
 トルコが日露戦争をきっかけに親日国になったと耳にして
おります。それくらいしか聞いたことがございませんな。そもそも
国家間の関係などは感情のみで決まるものではございません。
昨日の友は今日の敵、あるいはまたその逆もしかりでござい
ましょう。どこ、と特定するのは私には難しいですな。
>430(実際の所、死に際に金言を吐くような人は居ましたか?)
 金言ではございませんが、おりましたよ。父が今わの際に私に
財産を残すとはっきりと申しておりました。父の言葉の中でも
生涯をとおして、私にとってもっとも大切な言葉でございました。
心を動かされる言葉でございましたな。
 あいにく、私の心をこれ以上に揺さぶる言葉はございません
でしたな。

>431(下品な話題は嫌いですか?)
 嫌いではございませんな。それどころか、下品な話題について
いけなければ会話の成り立たぬ場もございます。猥談や下ネタ、
露骨な銭勘定、他人の人間関係なども必要に応じて話題に
できなければそれだけで相手の気分を損ねることもございます。
まあ今にして思えばひどい職業でございましたな。当時の司法が
以下に乱れていたかですな。
 ちなみに、ここで話題に出すのは私は問題ございません。
過去にも、お世辞にも上品とはいえぬ話題がございましたからな。

>434(この『w』についてどう思う?)
 (笑)なども含めて私はあまり好きではございません。だからと
いって誰かがこれを使うことに嫌悪感を覚えるほどでもござい
ません。ときには逆に楽しげな心持になることもございますからな。
ただ、真剣な話をするときにはそういうものは使わぬほうがよろしい
でしょうな。その方も本当に真剣に会話しているのかがわからなく
なってしまいますからな。
 さて、使われて腹が立つこともございますが、それは『w』ではなく
使う側に問題があると思っております。別段、これに嫌悪感などを
感じたりすることもございませんな。
 嫌いな人間がこれを多用する傾向にあるのであれば、坊主憎けりゃ
ではございませんが『w』まで憎くなることもあるかもしれませんな。
>436(正しい事をしたければ偉くならなければダメですか?)
 裏を返せば偉くない人間は正しいことをしても仕方がない、と。
そういう発想では真に正義をおこなうことなどできますまい。
 ……申し訳ございません。自らの口から「真に正義をおこなう」
などという言葉が出てしまったことがおかしくなってしまいまして。
まあ、私は正義など語れる口など持ち合わせておりませぬゆえ、
これ以上は語りますまい。しかし、われながらおかしいですな。
こみ上げてくる笑いが抑え切れません。申し訳ございません。

>437(五月病は皆さんの時代でもあったのでしょうか?)
 私の場合は五月病などという生ぬるいものではございません
でした。以前にも書いた記憶がございますが、無実を主張する
罪人の叫びが悪夢となったり、正義よりも私利私欲を満たさんと
する者たちの欲望に中てられて気分が悪くなったり。
 思えば私がまだ純真であった最後の時期でありましたな。

>439(こんな空想で愉悦を感じつつ日常を送る自分は異常な存在?)
 誰しも空想や妄想のたぐいは経験することでございましょう。
そこまでは別段異常というほどのものでもございますまい。ただ、
万が一そこに衝動のようなものが加わってくるならばご注意召され
ませ。何かの拍子に精神のリミッターが破損することもあるようで
ございますからな。ただまあ、あなたの状態がそこに書いたとおりで
あるとするならばまだまだ大丈夫でしょう。
 しかし、好きなものを……ですか。ベースのマゾヒズムにサディズムを
混ぜられたような性格を、あなたはお持ちなのかもしれませんな。
>444 蔡京様
 お待ちしておりました。例によって私も偉そうなことをいえる立場では
ございませんが、しかし心配しておりました。ご無事のようで何よりで
ございます。

>445(くわー)
 あくびでございますか? 穏やかで暖かい季節でございますからな。
しかも、時間帯からすると昼食後でございますな。ちょうど眠くなる
ころあいかもしれませんな。平和そうで何よりでございます。

>446,458(マーつまらないんですが、マーおもしろいんですが)
 さようでございますか。一体なにがつまらない、おもしろいので
ございましょうか。ご意見がございましたら賜りたいものでござい
ますが。

>447(無人兵器が発達すると、人が死ななくて済みますか?)
 無理でございましょう。戦争とは殺し合いのことでございます。
殺し合いのない戦争が無人兵器によって成り立つのであれば
世の中から戦争などとっくの昔になくなっておりましょう。
 あなたは無人兵器同士の戦いを戦争とみなすことができますか?
どこか現実とかけ離れた争いのように見えませんか? つまり、
これを戦争とみなすことができるのであれば、もっと平和な
「戦争」が歴史上にあったはずではございませんか。たとえ
無人兵器が発達したとしても必ず兵士が戦場に立つものと
私は愚考しております。
>448(車輪の発明ができなかった文明はアホでしょうか?)
 確かに車輪は便利なものでございますな。しかし、原始的な
車輪は柔軟性がない。たとえば山岳地方で車輪を生かすことが
できるかといえばそういうわけでもございますまい。急な坂道や
段差の多い場所では力を発揮することはできないのです。
必ずしもどこでも使えるものではございません。それが証拠に
――これはなにかの本で読んだのですが――地球上の生物に、
車輪のようなものを備えた生物は地球上にいないそうでございます。
いや、これが証拠となるかどうかはあやしいところがございますが
とにかく、開発する意味の乏しい地方があったことも事実であると
申し上げておきましょう。氷雪地帯などでは車輪を転がすよりも
滑る構造のほうが役に立つでしょうし。

>451(オリキャラと半島 滅んで欲しいのはどっち?)
 どちらの滅亡も望んではおりません。しかし、ここはなにかの
反対派がよく意見を主張しに来る場でございますな。とくに中国や
朝鮮半島に対して敵意を持たれる方が多いようでございますな。
 なお私はもろもろの都合上、オリキャラの駆逐を主張することが
できないのですが。それにいうなれば、私もオリキャラといえば
その中に入るかもしれませんし。

>452(「ぬるぽ」って何ですか?(爆))
 NullPointerExceptionを略したものらしいですな。詳しい知識は
あいにく持っておりませぬゆえ、あとは独自に調べられるのが
よろしいでしょう。プログラマー板、あるいはモナー板で関連の
スレッドが続いているようです。
>454(「民の声は神の声」ですか?)
 それはときと場合によりますな。もちろんそう捉え続けることが
大事でございますが、国が乱れたとき、あるいは緊急の国家的
事件などがあった場合にはその限りではございますまい。
そのようなときには民の声にいちいち声を傾けてはいられない、
というのが為政者、権力者の本音でございましょうな。まあ
それを逆に利用し、国民を扇動して大義名分とするという手法も
ございますのでなんとも言いがたい部分はございますが。

>457(街頭弁論する事になったら、話したいテーマはありますか?)
 思い当たりませんな。さしあたって主張が必要なことはいまの
私にはない気がいたしますな。こんな回答で申し訳ございません。

>475(蔡京さんのレスを読むと、10日の間に世の中色々あったんだなぁと……)
 たかが10日、されど10日。一年を10日ごとに区切ったとしても
事件らしい事件のない10日のほうが少ないのではないでしょうか。
政治経済、国際情勢、犯罪、訃報、スポーツ、その他さまざまな
ニュースが駆け巡っておりますな。
 ちなみに、newsは東西南北(北東西南)の頭文字という説が
ございますが、これはあくまで俗説だそうです。単にnewにsを
つけたものという、至極単純なものだそうでございます。

>476(第2次大戦の敵国以外では、昭和天皇は人気があったようですね?)
 さようでございますか。それは存じませんでした。まあ単純に
アジアの大国の皇族に対する敬意の表れなのかも知れませんな。
それでも人気といえばそういうことなのかもしれませんが。あるいは
蔡京様のおっしゃるように礼節に過ぎないのかもしれません。
>477(皆さんの時代、猛獣は人類をおびやかす存在でしたか?)
 猛獣の被害はあまり耳にしてはおりませんな。むしろ人間の
恐ろしさをいやというほど味わうことのできる次代でございました
からな。猛獣どころではなかったというのが私の考えでございます。

>480 ”管直”人様(私は江角マキ子に謝罪するべきですか?)
 しておくほうがよろしいでしょうな。しかしどちらにせよかっこが
つかないのは言うまでもございませんな。

 また途中ではございますが、今回はこのあたりにておいとまさせて
いただきましょう。
 最後に、ジェフリー・ダーマー様。あなたのお越し、心より歓迎
申し上げます。また貴重な西洋系の人材としてのご活躍、
ご期待申し上げております。
賄賂を貰って何もしない、というのは最低ですか?
515来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/03 16:48
では本日の返答を行う。

>497 (↑猟奇な死体、一丁上がり!)
両眼を抉り取った死体とはまた珍妙な物だな。
ダーマーには何よりの歓迎の引き出物になるが実際に見た事もある
我輩には別に違和感は感じぬな。
斬首や腰斬された屍骸には食傷気味だった我輩ら酷吏には猟奇的死体は
平然に見れる単純な物に過ぎないので抵抗感は無い。

>498 (インドが一週間も昭和天皇の喪に服したのは有名な話ですよ)
我輩は知らなかったが関連性も見出せぬし何か深い意味があっての事か。
どちらにしろ、それはそれで歓迎すべき話だろう。中には戦前の業績を
並べ立てて、人物批評をする国も在ったのだから、それよりはましだ。

>500 (「塞翁が馬」のおじさんは、人生の収支が)
一頭の馬が多数を引き連れて戻り、足の怪我の功名で兵役を逃れて
生き延びたのだから、別に損は無くむしろ得をしたと思うのだが。
例え最初に悲観しても後でどうなるか判らぬのは何事も同じだ。

>503 (石ぁゃιぃ渡ぃゃιぃ治)
何かの暗号かと思ったが意味も分らぬし返答の仕様が無い。
単なる書き捨てとして扱うが、それを承知で書いたのだろうな。
それならそれで別に構わぬのだが次回は意味のある質問か言葉を
頼みたい所である。
516来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/03 16:52
>504 (ワキガですか)
違うとしか返答出来ぬ質問だな。別段清潔に気を使っている訳でも無いが
不潔と言う程でも無いので特に体臭、特に腋臭は感じた事は無い。
仮にそうだとしたら香水か何かでごまかすのが常道だろう。

>505 (本多鋼を発明した本多光太郎博士が、研究に没頭)
まず、それが事実か否かが問題だ。当時の日本にとって大事件中の
大事件である日露戦争を博士と言う高職に在る者が知らなかったとは
にわかには信じられぬ。助手や同僚との雑談でも話題に上る事も有った
筈に違いあるまい。我輩はそれを美談以前に信憑性に欠ける話と見る。

>514 (賄賂を貰って何もしない、というのは最低ですか?)
その賄賂を賄賂と見ずに単なる贈答金として扱えば悪い話ではないが
差し出した側にとっては最初から魂胆が有って贈った金なのだから
当然、何かしらの便宜を図る事を期待していたに違い無い。
そうすれば贈った側から何らかの報復か或は密告で賄賂を受け取った
と言う罪が重なり、当人には不利益となるので賄賂を最初から拒むか
受け取った上で相手の要求を満たすのが望ましいな。

>502 (機会があれば実際の拷問の事とかを是非とも聞かせて欲しいね)
生きた人間の頭に穴を開け、中に塩酸を注ぐ相手に教える事も無いな。
我輩より詳しそうだし何より実践者であるのだから。
ともあれ同じ場を共受する仲間となったのだから何かあれば遠慮無く
申して欲しい。出来る範囲の事なら力になろう。

本日はこれまで。
難事が土下座で解決するのなら躊躇わずにしますか?
フォモの美学を語ってください
やあ今晩は。今夜も幾数人の人たちがキーボードを打ちながら名前も知らぬ人たちとの交流にいそしんでると言うわけだ。
幾百、幾千、或は幾万の心臓の鼓動が聴こえてくるようで何か奇妙な悦楽を感じないかい?

>503(石ぁゃιぃ渡ぃゃιぃ治)
怪しく卑しい石渡治という意味か。その石渡と云う人に何か恨みでもあるようだけど、それはそれで結構な事だ。
人間は誰かを愛するか憎むかを好むし、そうしなければ生きていけない生き物だ。
出来れば、何処が卑しく怪しいかを詳しく聞かせてくれれば、良い夜の慰み話になる。

>504(ワキガですか)
そう感じるのなら、少しその傾向があるかも知れないな。
一応シャワーは毎日浴びていたが特に清潔には気を使わなかったから気付かぬ間に腋臭になっていたかも。
何せ死体の放つ悪臭やそれに群がる蝿にも無頓着な生活を送っていたのでね。
まあ、臭かったら鼻でも抓むか綿でも詰めるといい。

>505(本多鋼を発明した本多光太郎博士が)
美談と褒めたい所だが、随分と世間知らずな話じゃないか。
最低限の一般常識に入る話だろ? 当時の日露戦争といえば。
単に自分の領域内にしか興味が無かった閉鎖的な人と蔑まれても仕方が無いんじゃないかな。
察するに、一日中研究室か自室に閉じこもって研究か論文とにらめっこだとしたら、さぞつまらない人間と思われただろうね。
>514(賄賂を貰って何もしない、というのは最低ですか?)
さあ? 僕は賄賂とかとは無縁だったけど、やはり役人や政治の世界ではそれが常識じゃないのかな。
貰っておいて何もしないで懐に入れておくなど虫が良すぎる話だ。
ちなみに日本はどうかは知らないけどアメリカじゃ政治献金はそのルートは徹底的に調べられるそうだ。
万一、外国か反米組織の息のかかった金だとしたらその議員の政治生命が絶たれると言う。
その点、北朝鮮系の団体から献金されても問題の起きない日本は野放図な物だ。

>517(難事が土下座で解決するのなら躊躇わずにしますか?)
そりゃそうだ。頭を下げる程度で事が収まるのなら安いものだしね。
僕だって一時期、微罪で服役して釈放後に判事に頭を下げて職にありついたし裁判でも精神病だと言ってまで無罪を訴えた。
…まあ、精神病云々は弁護士のアドバイスだったけど出来る事なら何でもするさ。それが人間と言う物だろ?
つまらないプライドとかで損はしたく無い。

>518(フォモの美学を語ってください)
今、此処に居る中でホモは僕しか居ないな。なら少し長くなるけどいいかい?
同性愛を異常な物と見るのはそれが非生産的だの不毛だのと、もっぱら人間の種の保存上の問題を挙げるがそんな事一個人や少人数が考えても無意味だ。
人は誰しもが自分の好む事を行うしそうでない事は極力避ける。
偶々、僕ら同性愛者は異性に魅力を感じず、同性に性的愉悦を求めて実行した。それまでの事さ。
何も多人数の他人に迷惑をかけてはいない……と僕は言い切れないか。
とにかく同性愛も異性愛も性愛に他ならないし変わりは無い。只、方向が少し違うだけの些細な物さ。
市販のエロ本やAVじゃ満足できません。
何かいい代替方法は無いでしょうか?

ちなみに好みはハードSMです。
なんでひとをころしちゃいけないの
やあお早う。
今朝は雨雲に包まれて暗く陰鬱な朝で出かける予定の人にとっては嫌な目覚めだろうね。

>521(何かいい代替方法は無いでしょうか?)
なるほど。君は世間一般的な性描写の出版物に満足できないと言うわけか。
それは僕も分るよ。君は世間より上を行っているんだ。
ハードな物がお望みだとしたら自分の空想をフルに活動させて小説や絵を描いて発散するか、或は実際に行うかのどちらかが考えられる。
前者は紙とペン。もしくはPCが有れば事足りるけど後者だと金で相手を探す事かね。
僕もその手段で獲物…じゃなくてパートナーを見つけた物だ。
しかし市販の物は当り障りの無い刺激が無い物ばかりで嫌になるね。それは同意だ。

>522(なんでひとをころしちゃいけないの)
いい質問だ。別に自分と無関係な他人の命など大切にする必要は無い。
只、その本音を表に出しては社会、即ち人間同士が殺しあうと言う確実な予想が現実となり秩序が崩壊する。
そうなると僕らのようなのを含めた真実の姿を出した人間で溢れてしまう。
それが一番、恐れられる事だ。
まあ、簡単に言うと人間と云う猛獣を法律や社会的常識と言う鎖でつないでおかないと危ないと言う事さ。
誰しも、自分が殺されるのは嫌だろう?
524:04/05/04 06:55
こんにちは。
ぼうすれっどの>>にです。
なんかあがってたのでれすつけにきました。

さて。
ぼうすれっどの>>いちをたすけてあげたいなあとか
いらぬおせっかいとゆうかおやごころににたかんじょうを
いだいてしまいました。
いちどは「くそすれ」などとなじったりしたものの
>>いちのまじめにきゃらとすれをはぐくんでいこうというたいどを
かいまみおうえんしたくなりましたよ!

すれっどをもりあげるたにどうすればいいんでしょうかね?

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1083524182/l50
雪男やビッグフットを殺すと殺人扱いになる可能性がある訳ですが、逆に彼等が一般人を殺しても
逮捕して裁判にかけるべきなのでしょうか?
526蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/04 20:03
では本日の回答を行う。

>496-497(猟奇な死体、一丁上がり!)
眼球が飛び出しているな。死体となったか否かは知らぬが、確かに猟奇的である。
調べてみたところ、ダーマーは収監された刑務所内において、他の囚人に撲殺
されたそうな。まあこれも猟奇的な最期には違いあるまい…と私は思ってしまうが、
その方面に造詣の深い者にとっては、まだまだ序の口といった所なのだろう。

>498(インドが一週間も昭和天皇の喪に服したのは有名な話です)
それは知らなかった。インド独立の英雄、チャンドラボースの活躍は日本の支援に
よるところが大きかったと聞く。また太平洋戦争と、東アジアにおける欧米勢力の
衰退に強い因果関係を認める者も多いゆえ、その関係からインドにも親日的な
勢力が存在しているのだろうな。昭和天皇個人に何らかの功績を観念できるとも
思えないが、日本国統合の象徴として、その死に最大限の敬意を払ったということ
なのだろう。

>499(えーと、スイマセン、よく考えたらあんまり有名でもないですね……)
いや。私はあまりその当時のことに詳しくないだけで、日本人でもある年齢以上の
者には有名なのだと思う。貴公ももっと自信を持つが良い。

>500(塞翁の人生の収支はマイナスではないか)
塞翁の手元には名馬が残ったのだろう? 息子が徴兵を受けなんだ代わりに、
脚を不自由としたのは、微妙に損得の判断が難しいところかも知れないが、
当時(塞翁の出典である淮南子が編まれた時代───前漢武帝期)においては、
兵役の代行が許されていたから、徴兵を回避することが、必ずしも社会的糾弾を
浴びる理由にはならなかったと考えられる。ゆえに淮南子も、この逸話を塞翁の
丸得と考えていただろう。やはり塞翁の人生はプラス部分が多かったとすべきだ。
そもそも塞翁が実在の人物であった可能性は薄く、不運なことが思わぬ方向に
好転することを寓した逸話の主人公として創り出された人物なのだから、我々が
後解釈で塞翁を不運の人なりとしても、あまり意味はないと思う。
 
528蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/04 20:05
>503(石ぁゃιぃ渡ぃゃιぃ治)
『石渡治』で検索してみた。現代の漫画家のようだな。作品を知らぬゆえ、私には
評価の仕様がない。まして石渡治本人の人格が怪しくかつ卑しいかどうかなど
知る由もない。まあ作品自体が面白く、価値も高い物ならば、それを描いた者が
怪しかれど卑しかれど、瑣末な問題に過ぎぬと言って良いのではないか。

>504(ワキガですか)
腋臭というのは優性遺伝するらしいが、もともと中国人をはじめ東洋人には少ない
体質であり、私も特に体臭が強い人間ではなかった。私たち朝廷の廷臣は、特別
体臭には気をつけていたものだ。官服は香を焚き染めた部屋に一晩置いて、
芳香を沁み込ませ、口臭や便臭を抑える漢方薬も服用していた。何となれば天子
の前で悪臭を放ち、不快感を与えることはその人物の評価を無駄に貶める。
たとえ腋臭もちであっても、普段の気遣い如何で改善できることなのだから、
それを怠り不評をかうのは利口な生き方とは言えないだろう。

>505(本多光太郎は日露戦争を知らなかった)
ほぼ来と同様の答えになるが、戦前における官学の教授職は極めて枢要なもので
政治的駆け引きや社会情勢に通ぜぬ者が容易に保ち得る地位ではなかった。
まして冶金工学の博士ともなれば、国策にとっても重要な位置を占めた筈であり、
国運を左右する戦争を全く知らぬまま時を過ごしたなど、到底考えられぬことだ。

>510(魔女裁判官)
貴官も無事復帰したようで何より。どうも私たちは留守にする時期が重なるな。
とにかく心配をかけたようで申し訳なかった。
529蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/04 20:09
時期的にageぬ方が良いだろうか。
もう遅いかもしれないが、念のためsageておこう。

>514(賄賂を貰って何もしない、というのは最低ですか?)
具体的な要求を伴った賄賂を受け取る機会は、意外に多くないものだ。
下級の胥吏小役人ならばともかく、来や私のような朝廷の高官を相手にするには、
顔を売るという意味で金品を献上し、ここ一番という時以外にはあからさまに
見返りを期待せぬ方が良い。権力が大きくなると、あまり微に入り細に入った要求
には答えにくくなるものだ。だからと言って、何もせぬまま無視したりはしないがな。
そもそも、私たちに顔を覚えられ、誼を通じたのみでも相当な利益となる。
官僚主導の社会とは、おしなべてそういうものだ。

>517(難事が土下座で解決するのなら躊躇わずにしますか?)
どの程度の難事かにもよる。士大夫が、意とせぬ局面で無闇やたらと平身低頭
することは己の矜持のみならず、世間の評判をも貶める結果となるから、かかる
振る舞いも前後を見通した上で為さねばならぬ。一時の難事を逃れるための
場当たり的な対処では、後々の不利益までも回避することまかりならない。
そのあたりを踏まえた上で、相手に屈服するしか途がないのなら、
躊躇せずそうするだろう。意地と誇りだけで官界を遊泳するのは不可能に等しい。

>518(フォモの美学を語ってください)
同性愛に美学を見出せるほど、私たちの社会は紊乱ではなかった。
まして私個人は形式美の泰斗だったのだから、同性愛の如き社会倫理と齟齬を
きたす行為を愛でる気にはならぬ。所詮私は近世初期の人間だ。範囲において
芸術への造詣が狭隘なのは致し方のないところであろうよ。

>521(市販のエロ本やAVじゃ満足できない。いい代替方法は無いか)
書籍や映像では自ずと限界があるに違いない。趣味を同じゅうする異性を
見つけて、現実の行為を体験するのが最善と思われる。
かように個人の趣味志向が多様化した時代ゆえ、貴公と趣味嗜好を共有し得る
者は少なからず存在するのではないか。
日本の歴史上の三大美少年といえば 日本武尊、源義経、沖田総司でしょうか。
531蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/04 20:11
>522(なんでひとをころしちゃいけないの)
殺人というのは本質的に無価値な行為の代表だからだろう。戦争や死刑による
殺人が合法とされるのは、国益や社会秩序などに、個人の生命を上回る価値を
想定しているからに過ぎぬ。してみれば個人の尊厳に最も重きをおく現代社会で
死刑や戦争が存在することは、理屈の上で矛盾をきたすものと考えられる。
とにかく殺人の無価値性は前国家的なものである上、それを違法とする拠り所も
形式的・実質的意味での憲法を越えた、より高次の法である。個人の生命を
超えた価値を考えることは時代や地域により様々な基準をもってされるけれども、
その判断は個人の主観に基づくものではなく、一律に定められたものでなくては
ならない。およそすべての社会は、こうした秩序の下に運営されているのだから、
かかる根本的な価値判断に異を唱えても無意味なことだ。

>524(すれっどをもりあげるたにどうすればいいんでしょうかね?)
一応見たが、そなたが当該スレを盛り上げようとしておるのか、単に煽っている
だけなのか判別できぬ。わざわざ平仮名ばかりで書き込む理由も不明だし、
いかにもそこを見る者に不快感を惹起させる可能性が濃厚だ。

>525(雪男やビッグフットが一般人を殺したら裁判にかけるべきか)
端的に言って、雪男だビッグフットだといった生物は殺人罪の主体にも客体にも
ならない。したがって雪男を殺害した者が殺人罪で起訴されることはないし、
またビッグフットが人を殺したとて、裁判の必要などない。
いつの時代も裁判には費用と手間がかかるのだから、無意味な案件に関わる
余裕などないのが普通だ。そもそも人語を理解せぬ者を被告としても裁判など
成立しまい。なまじ殺人などという言葉を持ち出すから、話がややこしくなるのだ。
雪男などおれば、希少生物として法的な保護を受ける可能性が濃いので、
むしろその方面で裁判沙汰になることはあり得るだろう。


以上だ。それではまた。
532来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/04 22:18
我輩も蔡京殿に従って下げておこう。三百程度まで下がったら考えるか。

>517 (難事が土下座で解決するのなら躊躇わずにしますか?)
別に貴族でも士大夫出身でもない我輩なら平身低頭する事など
造作も無い事で、それで得をするとなれば躊躇せず行うだろう。
只でさえ臨時の政策に過ぎぬ告密でのし上がった我輩ら酷吏には
下手に意地を張ったりする事は無駄な事であったのだ。
中には病気中の上司の糞便を舐めて媚を売った者が居た程だからな。

>518 (フォモの美学を語ってください)
確かに年若き美童同士が肌を重ね合う様なら一片の美を見出せるかも
知れぬが、生憎その様な物を見た事も無い上に機会も無かった。
性癖に異常は無いと何回も述べた以上、同性愛に異を唱える気は無いが
仮に肥満した中年男同士のそれを無理矢理に見せ付けられたら怒って
席を蹴って帰る事も考えられる。
その対象奈何によって対応も異なろう。これが本音だ。

>521 (市販のエロ本やAVじゃ満足できません。代替方法は無いでしょうか?)
確かに一般で出回っている物はある程度の平均的な物が要求されるので
一定の度を越えた性癖の者には生ぬるく映るのは容易に考えられる。
やはり何らかの手段をもって己と同質の性癖を有する相手を探し出し
その者と共通の話題で盛り上がるなり実践するなりするのが望ましい。
特に現代では交流の手段に事欠かぬので実行して損は無い筈だ。
533来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/04 22:18
>522 (なんでひとをころしちゃいけないの)
法律と社会秩序を維持するためには他者との関係は不可欠だ。
それを人間関係を破綻させる最たる物である殺人を認めては
全てが破綻し、世界全体が危うくなる事が充分考えられる。
人間は例えば目と目が合うだけでも殺意を抱きかねぬ存在にて
それ故、法律や規律で禁じるのだ。さもなくば殺し合いが起きよう。
ダーマーの言う通りに人間とは猛獣に劣らぬ凶暴性・残虐性を
有している危険な生物なのだ。

>524 (すれっどをもりあげるたにどうすればいいんでしょうかね?)
この世界の流儀に従い、名無し諸子の質問を待ってそれに対処するのが
最も適した方法と思えるし、他に手段が考えられぬ。
誰も居らぬ状態では無秩序か廃墟に等しい物になろう。

>525 (彼等が一般人を殺しても逮捕して裁判にかけるべきなのでしょうか?)
前例が無いので何とも言えぬがそれらの未確認生物は明らかに
法律の対象外だろう。だとしたら裁判の適用外であり例えれば
野犬が人を噛み怪我を負わせるのと同列に扱われる。
第一、存在すら疑問視されている動物を逮捕出来るかで論争になろう。

>530 (日本の歴史上の三大美少年といえば)
知らぬな。後者二名は明らかに後世の創作関係で美形と認知されているが
実状は大きく異なるそうだ。それに美の基準は時代によって
大きく異なり現代の価値観で見る事は甚だ困難か無理な話である。
例えば美女の基準も痩身を第一と挙げる時代もあれば今で言えば
肥満体同然の女を美しいと讃えた時代も現実に在ったのだ。
日本武尊も神話や古事記上でのみの人物であり実在すら疑問だ。

本日はこれまでとする。
士大夫ってどういう人のことですか?
蔡京様は士大夫で、来俊臣様は士大夫じゃないのですか?
535Fritz Haarmann:04/05/04 23:51
>Jeffrey Lionel Dahmer.
Hallo, lange nicht gesehn.  お久し振りだねぇ。
Wie geht es dir?       元気でやってるかい?

>来俊臣,蔡京 ,無名の魔女裁判官
Ich bin erfreut. 初めまして。
Freut mich, Sie kennen zu lernen. お会い出来て光栄です。

お口に合うかどうかわかりませんが、ハノーバー産の地ビールと
作りたてのミートパイを持ってきたので皆さんで召し上がって下さい。
おっと、あまり長居してもご迷惑をかけるので俺はこれで去りましょう。
 
                            Wiedersehen.
ハールマンもキター━━━━━゚∀゚)━━━━ッ!!

ちなみに某スレで「マジでキモイから二度と戻ってくるな。」と言われてますたw
いつもクールでドライなツンドラ気候のような皆さんですが
夢見る時を過ぎても…とでも言いますか、いい齢になっても
身分違いの恋や冒険のような出来事に巻込まれてしまう事を
ふと夢想してしまう事ってありますか?
じゃあ僕もsageで書くとするか。余り下に居るのは嫌だけどね。

>524(すれっどをもりあげるたにどうすればいいんでしょうかね?)
勝手にしな。僕には無関係な所のようだし口を挟む理由も無い。
興味の無い所に部外者があれこれ口を出しても当事者が受け入れるわけが無い。
それこそ無用の気遣いと言う物だ。落ちる所は何をしても落ちる。

>525(雪男やビッグフットを殺すと殺人扱いになる可能性がある訳ですが)
実在が疑問な動物が何かをするかと言う仮定で根拠の無い話だ。
仮に街中に現れれば猟銃で射殺されて剥製になるか、或は捕獲されて研究対象になるかのどちらかだろ。
人間の法律が適用される以前の問題だ。裁判にかけても無駄だし無意味にしかならない。
第一、弁護人がどうやって被告人の雪男やビッグフットと交渉するんだ?

>527(空白)
人生が空虚で空しい物と悟りきっているのかな。だとしたら大した物だ。
人生人それぞれと言うけど、友人が一人も居ず家族からも見放されて孤独な物なら別に無理して生きる事も無い。
自暴自棄になって僕らのような殺人者にでもなれば社会的に名前は知られて幾分かは満足感を得られるかもよ。
行き場も無く暴走した結果、様々な物を得られるけど、その中には決して得じゃないのも入っているがね。
>530 (日本の歴史上の三大美少年)
実際に顔を見た事も無い人を美少年と言うのも妙な話だ。
第一、信憑性が無いし資料を見ても美形だの美少年だのと言う記述が無いじゃないか。
沖田総司がヒラメ顔で義経が出っ歯のチビと今では広まっているが、だとしたら明らかに美少年じゃないだろ。
僕は自分が綺麗だと認めた人意外は美形とは見ないよ。
尤も、そうした人は須らく犠牲になったが、まあそれはそれだ。

>534 (士大夫ってどういう人のことですか?)
確か、科挙と言う今で言う公務員試験の合格者や受験者の事じゃないのかな?
だとしたら密告で出世した来さんがいわば在野からの中途採用者とでも言うのかな。
詳しくは蔡京さんが教えてくれるだろうけど、酒びたりだった学生時代の僕には公務員とか将来の進路など論外だったよ。
目的を持つ人はどこか輝いて見えたが、同時に嫌悪感も感じていたよ。

>535(ハールマンさん)
やあ久しぶりだね。あそこでは御陰様で何事も無く完結できた。改めて礼を言うよ。
今の所は此処は実に住みやすいし他の人も良くしてくれる。
お土産のビールとミートパイ、皆で分けて食べるとしよう。
もし気が向いたら何時でも訊ねて欲しい。
ハールマンさんも元気で仕事に励んでね。
>536(ちなみに某スレで「マジでキモイから二度と戻ってくるな。」)
ああ知っているよ。一応褒め言葉として受け取っている。
何せ人肉を食して刑に服した犯罪者の僕らを気持ちいい存在とは受け止められないだろ。
どんな悪評でも、名前が出るだけ有名なら、それに不服を唱えるのは筋違いさ。
僕らシリアルキラーにとっては悪名こそ賞賛に値する物だからね。

>537(出来事に巻込まれてしまう事をふと夢想してしまう事ってありますか?)
無いね。僕の明るい青春は最初から無かった。家族の不和と僕自身の死への妄想で暗い夢に満ちていた。
そんな僕に世間一般的な恋愛とか子供じみた冒険など似合わないし出来もしない。
僕はなるべくしてああなったと今では結論付けているよ。
生まれつき邪悪な人間は何をしても変える事は不可能だ。
今、夢想する事といえば僕の犠牲になった人達の屍骸の様と肉の味くらいだ。
最早、悔悛や自責の念も芽生えないね。
541蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/05 22:02
では本日の回答を行う。

>来
ageるタイミングはそなたの判断に任せる。

>530(日本史上の三大美少年といえば 日本武尊、源義経、沖田総司でしょうか)
写真も残っておらぬ上、みな悲劇的な最期を遂げた者だから美化して語られるのは
ある意味日本人的な判官贔屓なのだろうな。実際は源義経も沖田総司も、後世に
特筆されるほどの美男子ではなかったと聞く。日本武尊は実在が甚だ怪しいゆえに
美少年であったか否かなど断じ得ないけれど、およそ英雄として創作された人物は
それなりの容貌を伴っているのが普通だ。何となれば英雄に相応しき外観をもった
方が、大衆に訴えかけるものも大きかろうし、すべて空想上の英雄は大衆の都合に
合致した外観と言動をあてがわれるものだからな。しかし美醜の概念は時代背景に
よって大きく異なるものだから、大昔の人間が美しいと思うものを、現代人が同様に
受け止め得るとは限らない。
542蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/05 22:05
>534(士大夫ってどういう人のことですか?)
本来的には周代の諸侯に仕えた下級貴族を指す言葉である。
大夫には上大夫と下大夫があり、上大夫は普通「卿」と称したが、いずれにせよ
これらを一括りとして、周代封建社会の統治階級を呼び示した訳だ。
しかれど後代に用いられた士大夫という言葉は、本来の意味合いとは全く異なる。
ここにあって士大夫とは特定の地位にある者というより、ある種の人生観を指す
言葉に変質した。具体的には、古典教養を修めて自己の知恵を天下万民の為に
用うべく、官となり吏となり中華的道徳(儒家とは限らぬ)を体現した者の事を言う。
ダーマーの指摘するように、科挙官僚のみを指す場合もあるが、それは言わば
最狭義の士大夫であって、必ずしも進士たり朝廷の顕官たることを要しない。
時の天子に、天に叛き義に反する行為あらば、官爵を打ち捨て、あるいは出仕を
拒みて晴耕雨読の日々を送ることも、士大夫の取り得べき途として誤りではない。
もっともこうした建前論とは別に、官途にある者すべてを士大夫とみなし庶民とは
一線を画すのが中華社会に普遍の階級構造でもあった。その意味では、来も
朝廷の要職(御史中丞というのはかなりの高官だ)にあったのだから、士大夫と
呼ばれる階級には属していただろう。

>535(フリッツ・ハールマン)
おお。ダーマーの同業者(?)だな。ビールとミートパイの差し入れか…。
ビールはともかく、ミートパイはその原料が気になるところだ。
それにしてもドイツ人は食に興味薄いらしく、中国人や日本人がドイツに渡ると、
ビールとソーセージとザワークラウトばかりの食事に辟易するそうな。
そんな時は、トルコ料理で舌を満足させるらしい。

>536(某スレで「マジでキモイから二度と戻ってくるな。」と言われてますたw)
まあ、耐性のない者にとっては刺激が強すぎるのだろう。
かかる嗜好を有する者にとって、ここは数少ない安住の地かもしれぬ。
燕の避難所も、猟奇殺人者スレも無くなって久しいからな。
そういう訳で、ハールマンもその他の者も、気が向けば、いつでも訪れるが良い。
543蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/05 22:07
>537(身分違いの恋、冒険のような出来事。そういう夢想を抱くか)
中国人にとって究極の夢は、天子の官僚となって栄達することだ。
恋や冒険に憧れることは、経済的ないしその他の理由により学問を身につけ得ぬ
者達の代替的な夢想に過ぎない。何となれば、官僚となることで殆どの欲望を
実現し得るからだ。官界に生きることはそれなりのダイナミズムを伴うし、そもそも
あまりに貧しい庶民には恋を愉しむ余裕すらないのだからな。
現代人からすれば、何とつまらぬ価値観かと思うだろうけど、私はそういう時代の
人間なのだ。よって私も少年時代から老境に至るまで、当時としてはしごく当然の
夢を追い続けていた。そしてその夢はほぼ実現できたのだから満足と考えよう。


以上だ。では、おやすみ。
「キャラハンは死なず、ただ消え去るのみ」ですか?
うおおお!最高だ、このスレ!
今年になってから歴史系スレ群はなんだか悲惨だったので。
・・・質問。
一目置いている文化人なんていますか?
司徒って偉い?
ベストセラーの本を「洛陽の紙価を高める」とか何とか言いますが、今の時代だと
「森林伐採に貢献する」と言ったところですか?
548来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/06 16:23
では上げると共に本日の返答をしよう。

>534 (士大夫ってどういう人のことですか?)
具体的な事柄は蔡京殿が述べた通りだが、元々長安の無頼漢上がりに
過ぎぬ我輩はあえて自分から士大夫階級とは言わなかった。
御史中丞と云う高い官位を得たとて中味は武則天陛下の敵対者或は
その疑惑のある者を始末する一時的な物と割り切っていたからな。

>535(フリッツ・ハールマン)
ダーマーの同僚だったハールマンだな。我らが場にようこそ。
差し入れ有難く受け取ると共に食べさせて貰おう。
ドイツの名物である麦酒はまた咽喉に優しくて美味だな。
特殊な方向の性的嗜好の者には何かと風当たりの強いこの世界だが
此処では性癖での差別蔑視は一切無いので気軽に訪れて欲しい。

>536 (某スレで「マジでキモイから二度と戻ってくるな。」と言われてますたw)
そうした言われ無き蔑視で立場も狭かっただろうが気にする事は無い。
所詮、理解出来る人間とそうでない人間が居るのはどの分野でもそうだ。
此処とて興味の無い者からすれば、単に長文の羅列に過ぎぬのだからな。

>537 (身分違いの恋や冒険のような出来事)
冒険は夢想せずとも実際に行った。犯罪で長安を追われて各地を流浪したのが
それに当るが、何時何処で捕まるかと言う危機感と緊張感に満ちた物だった。
身分違いの恋も体験したな。密告で名前が挙がった唐王朝の王族の娘を見逃す
代わりに半ば強奪同然に娶った物だが終始冷え切った夫婦関係で何時刺される
かと言う危険も孕んでいたが。
どちらにしろ、一度思い立ったら現実に行う方であったな。我輩は。
549来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/06 16:24
>544 (「キャラハンは死なず、ただ消え去るのみ」ですか?)
只、消えるのみであっては困るな。せめて事情なり話してもらわなくては
後に残された者には対処の仕様が無いし何かと不便である。
まあ己が力量を見極められる事無く、消え去るのなら最初から来るなと
申したい所だ。

>545 (一目置いている文化人なんていますか?)
それは何よりの褒め言葉だが、単にこの世界では歴史関係の場が少ないと
云う面もだるだろう。探せば案外良質な場も多く見つかると思うが。
返答だが作家の陳舜臣にある程度の敬意を払っている。
中華関連の作品を多く出し、日本においての中国史の紹介者としての
功績は無視出来ないな。今年八十一と高齢ながら更なる執筆活動を期待
したい所である。

>546 (司徒って偉い?)
漢代では三公の一つに数えられた高位の官位であったが実際は名誉職に
近い物だったらしい。後漢の皇帝にとっては側近の宦官が主な政治の
主導権を握る立場であったし、官位が流動的だった三国時代やその後でも
特に目立った物ではなかった。長年宮廷で奉仕してきた官僚への称号だな。

>547 (ベストセラーの本を「森林伐採に貢献する」)
確かに売上が高い本が続出すれば紙の原料となる木材の需要が上がるので
そうとも言えるが、今では古本屋の存在が大きく、一度市場に出回った本は
それらを経由して読者の手に渡る事が多いので極端に伐採量が増大する事は
無いと楽観的に考えている。
その諺の原点である西晋の頃はまだ詩文を嗜む階層が限定されていたので
洛陽や長安と云った大都市に限定されていたのだろうが、地方辺境にまで
書物が行き渡る様になった現代では代替方法は幾らでも有る。

本日はこれで終了する。
燕スレが荒れていますね
551蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/06 19:57
私もageておく。

>544(「キャラハンは死なず、ただ消え去るのみ」ですか?)
それは本人の都合ゆえ一概には何とも言えないが、あるいは本当に他界した者も
いるかも知れないな。まあ…なんの言葉もなく去り行かれるのは寂しいものだが、
理想的な引退ができる者はごく僅かだ。しかし生きてさえおれば再会も可能だろう。

>545(一目置いている文化人なんていますか?)
やはり賞賛の言葉は有難いものだな。謹んで礼を言わせて貰う。今後とも宜しく。
さて…文化人と申しても範囲が広いが、ここで扱う社会学関連の分野でなら、
丸山真男と大塚久雄を挙げておく。両名とも鬼籍に入っており、すでにその思想も
色あせてはいるけれど、戦後社会の思想的潮流を形成した巨頭として学ぶべき
点は少なくない。史学では宮崎市定を挙げる。特に宋代史を専攻する者には、
欠かすべからざる泰斗だ。景気史観というのも、なかなかに面白い。

>546(司徒って偉い?)
司徒という官職は周代より存在したが、これは行政官にあらず官学の教授職だった
らしい。行政官として官職体系に現れるのは前漢哀帝の時代で、はじめは大司徒と
称した。官制史からみれば、名実共に宰相として民政を統括する立場にあった、
前漢における丞相の実権を剥奪し、外廷に封じ込めて名誉職に堕したのが司徒だ。
よって司徒そのものには殆ど権力がなく、ただ録尚書事や中書監を兼務した場合に
のみ宰相として機能した。その後、曹魏に至りて設けられた、九品官人法の運用に
あたったのが司徒であったことから、一時期重んぜられたこともあったが、さりとて
民政の実際を司ったのは天子の秘書たる中書・尚書だったから、これらを兼ねねば
やはり宰相として満足な実権を持ち得なかったのは漢代と同様である。
唐代以降の司徒は一切の属官を持たぬ、まったくの尊号に過ぎない。ただし親王や
宰相に加えられる正一品官であったから、それなりの重みを有していたのは確かだ。
552蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/06 19:59
>547(ベストセラーと森林伐採)
いかにベストセラー本と申しても、日本で出版される書籍全体に占める割合は、ごく
僅かだろう。また大手出版社ほど再生紙の使用率が高くなっているから、必ずしも
出版業界の隆盛が森林伐採に直結する訳ではない。
再生紙市場は供給過多になっているらしいから、今後ますます古紙普及率は向上
すると思われる。環境問題の啓蒙活動に使われるのも、所詮は紙であり書物だ。
そういう意味では出版業界も、かかる問題に無関心ではいられまい。

>550(燕スレが荒れていますね)
うむ…。やはり丞相も将軍もおらぬではまとまりがつかないか。
せめて今後の燕のあり方につき、話し合いをする環境が整っておれば、
私としても仲介に出て行きたいとは思うが、今の状態ではな。
とにかく現在は李典が燕の事実上の支配者だ。
それを差し置いて私が余計な口を挟む訳にはいくまい。
しかし燕には恩があるゆえ、何か私にできることがあれば協力させてもらう。


以上だな。それではまた。
日本では連休明けの今日、皆は仕事や学校と憂鬱な出勤通学になっただろうね。
最早、社会とは隔絶された僕には解らない物だ。

>544(「キャラハンは死なず、ただ消え去るのみ」ですか?)
マッカーサーの名言にちなんだ言葉のようだが引退の一言も書けない人間が何を言おうと説得力が無い。
やる気があるなら続けて、無くなればちゃんと正式に消えると一言でも書けば違う物だ。
僕も来さん同様、自分の限界も見極められない人には荷が重い役目と言い返すよ。
足を引っ張る同僚など最初から居ない方がいい。そう思うだろ?

>545(一目置いている文化人なんていますか?)
そう見えるよね。だから僕も常駐を決めたくらいだ。
一目置いてる日本の文化人かい? テレビの討論番組で勝手な理屈で護憲だの平和だのと述べている人間ではないのは確かだ。
黙々と自作品を出版する小説家や作家の方が余程好感が持てるので、その方面から挙げよう。
そうだね。村崎百郎氏なんかが興味深いし主張も白黒はっきりしていて面白いと思っている。
唐沢俊一氏との時事討論はお薦めだよ。
ttp://www.shakaihakun.com/data/

>546(司徒って偉い?)
詳しくは既に来さんと蔡京さんが教えてくれているけど要するに名誉職みたいな物らしいね。
アメリカの副大統領と同じような物じゃないのかな?
有名な話で、かのトルーマンもルーズベルト大統領の下で副大統領を務めていた時は原爆開発は愚かヤルタ会談の経過や戦況も知らされていなかったそうだ。
飾りだけの高い役職はどの分野にもあると思うが、これがその代表だろうね。
>547(「森林伐採に貢献する」と言ったところですか?)
今は再生紙とかでそんな心配も不要らしいよ。
でも、よくベストセラーとかで普段、本に親しんでいない人が飛びついても読みこなせるか疑問だ。
なるべく流行とかには乗らない様にしているのでね。
世界的ベストセラーで有名な本も興味が無ければそこら辺の小冊子にも劣る代物だ。
ハリーポッターとかも魔法やファンタジーに興味なければどうでもいいしね。

>550(燕スレが荒れていますね)

         自 分 の 尻 は 自 分 で 拭 け 

以上だ。また明日にでも。
 申し訳ございません。量的にだいぶたまってまいりましたので
かいつまんで、とさせていただきましょう。

>486(一度人を殺すと世界は変わってしまうのでしょうか?)
 変わりますな。これははっきり申し上げることができます。いや、
私が直接手を下すことなどなかったのですが。人の命を奪うことへの
抵抗が、そのたびごとに薄くなってまいります。裁判官として魔女を
裁く前とあととではまったくの別人でございます。まだ純真だった私が
いまの私をみたら嘆いているかもしれません……いや、おそらく……
間違いなく、嘆いていることでしょうな。

>488 ジェフリー・ダーマー様
 改めまして歓迎申し上げます。西洋系というのみならず、あなたは
近現代という、また貴重な時代を生きた方でございますな。なにとぞ
よろしくお願い申し上げます。

>496(          。   。
              \ /
    キター━━━━━( Д ;)━━━━━━!!!!)
 いささか驚きすぎでございますな。しかし、ダーマー様のお越しには
私も驚きました。新しい人材、しかも猟奇スレッドで活躍されていた方の
お越しでございますからな。話題の幅も広がることでございましょう。

>497(↑猟奇な死体、一丁上がり!)
 ダーマー様のお越しにちなんでの発想でございますな。これを即ち
猟奇な死体ととらえる。当意即妙と申せましょうな。
>500(「塞翁が馬」のおじさんは〜もろにマイナスではありませんか?)
 そうでございましょうか。収支そのものに釣り合いが取れているならば
マイナスでございましょうな。先に不幸にあっておきながら、あとから訪れる
幸運に、遅れたぶんの利息がついていないのですから。しかしこの場合は
不幸を上回る幸運が来ているではありませんか。「もろにマイナス」では
決してないと、私は愚考しております。

>503(石ぁゃιぃ渡ぃゃιぃ治)
 名前の間に言葉を入れるというのを見て日本の鐘に刻まれたという言葉を
思い出してしまいました。
「国家安康 君臣豊楽」
でございましたか。これはのちに戦争の口実とされたそうですな。
 名前を区切り、なおかつ意味のよろしくない言葉をはさむというのは、
日本では最上級の侮辱ということなのでございましょうか。

>504(ワキガですか)
 体質についての質問は、申し訳ございませんがお答えいたしかねます。
この程度の質問への回答で私が特定されることもまあございますまいが。
どうかご容赦くださいませ。

>505(本多鋼を発明した本多光太郎博士が〜どんなもんでしょうか?)
 またずいぶんとすごい逸話でございますな。自国が戦争を始めたことも
気づかないとは……やはりにわかには信じがたいものでございます。
象牙の塔に缶詰めでございますな、それは。

 申し訳ございませんが今夜はこのあたりにて。おそらくはまた明日に
参上できることでしょう。では。
狂牛病の全頭調査はアメリカの言うように非科学的ですか?
男のマッチョ願望と女のダイエット願望のどちらが目障りですか?
警察官採用試験の受験資格に身長制限があるのをどう思いますか?
ちなみに女性に「胸囲」の項が無いのは面白いですね。

■警察官(男性)
身長:160cm以上、体重:47kg以上、胸囲:78cm以上
■警察官(女性)
身長:155cm以上、体重:45kg以上
560福田官房長官:04/05/07 19:49
年金改革三党合意の翌日、しかも管直人民主党代表が辞任をしない方針を表明した翌日に
辞意を発表する。年金未払いは私の失態ですが、自分の失態すら材料に民主党攻撃。
これが、フッ。政治家というものですよ。・・・失態ですがね。フ。
官房長官在任最長でしたからいつ辞めても未練はありませんでしたしね。フ。
561来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/07 20:57
連休も終わり、再び審問と刑罰の日々に戻った我輩である。

>550 (燕スレが荒れていますね)
賈範丞相も徐昭提督も出奔した今の燕とは最早、交流も無くなり
今更、部外者である我輩らが口を挟んでも聞き入れるどころか
無用の口出しと非難されるのは目に見えておる。
確かに過去、燕とは浅からぬ縁が有ったが、それも既に過去の事。
今の燕は此処にとっては七百以上ある他の場の一つに過ぎぬ。
その二名も荒れるのを承知で逃亡したのだからな。

>557 (狂牛病の全頭調査はアメリカの言うように非科学的ですか?)
全部を把握するのは不可能だろう。非科学的と言うより非現実的だ。
既に被害が広まった以上、後は沈静化を計るより他に方法が無い。
特に日本の外食産業では深刻な被害が身近に発生しているので
諸君らとも無縁な話では無いだろう。
一度、習慣化した食生活の規模を縮小するのは至難の業なので尚更だ。

>558 (男のマッチョ願望と女のダイエット願望のどちらが目障りですか?)
唐代では豊満な女が好まれていたので、当時を生きた我輩にとっては
後者が目障りと言える。骨と皮ばかりに痩せこけた女など寝床を共にする
どころか見るのも忌わしい存在に過ぎん。
ある程度、肉が付いている女に食指が動く我輩にはその方が問題だ。
男が筋肉質な肉体を求めるのは別に意見も反論も無い。
562来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/07 20:58
>559 (警察官採用試験の受験資格に身長制限があるのをどう思いますか?)
我輩らの時代でも皇帝直属の近衛の禁軍には身長や容姿などの入隊基準が
有ったので別に異とするに値せぬと見る。
治安を維持し、取り締まる側にある程度の威風堂々とした風格を求める
名残りであろう。何より貧弱な体躯では威厳に関わる。
だが女性の胸囲云々は面白いな。性的問題をあえて避けたと見るが豊満な
胸の女性警官なら別の方面で役に立とうと言う物だ。

>560 (福田官房長官)
それが本音か。まあ三年間近い在任期間中、記者会見などの矢面に立ち
何かと不満や不自由が有っただろうが此処は労を労うとしよう。
民主党への面当ての意味が多分に含まれるが、それも政争だ。
政治の世界は古今変わらぬ追い落としと策略に満ちた修羅の道よ。
とは言え辞職したとて長年蓄財した財産で食うに困らぬだろうし
せいぜい気楽な一議員生活を愉しむといい。

本日の返答はこれで終了する。
今夜も質問が来てるな。
本当に此処は過ごしやすいと同時にやり甲斐がある所だ。

>557(狂牛病の全頭調査はアメリカの言うように非科学的ですか?)
さあね。少なくともしないよりはましだろ。科学的な事は分らないがね。
でも実際に狂牛病の牛の肉を食べて感染するのかね?
平気で人間の肉や脳を食べていた僕には余りピンと来ない話だ。
牛よりもはるかに雑食で最近の種類も多い人肉でも問題なかったのに牛や鶏が問題あるとは信じ難いのだが。
畜産農家の人は大変だねと偽善的な言葉の一つでも吐いておくとするか。

>558(男のマッチョ願望と女のダイエット願望のどちらが目障りですか?)
同性愛者の僕にはマッチョ願望は興味をそそられるが女性がどうこうするのかなど興味範囲外だ。
筋骨たくましいハンサムな男性なら幾ら増えようが結構な事この上ないけど女性は知らない。
でもアメリカでは三分の一が肥満体型と言うからね。ダイエットしたいと言う女性の気持ちも理解できなくも無い。
贅肉の塊のような女性よりはスリムな方がいいだろうしね。
別に目障りとか極端な見方はしていないよ。
>559(警察官採用試験の受験資格)
この僕に警察官の質問とはいい度胸だな。
まあ来さんの言う通り見た目が良くないと犯罪者に舐められるし体が丈夫に越した事無いだろう。
何時、銃撃戦や格闘戦に巻き込まれるか知れない警官なら尚更だ。
女性の胸云々は別に構わないけど、万一僕らのような変質的犯罪者に目をつけられたら非番の時に危ないよ。
胸が大きいか小さいかより、最低限自分の身を守るくらいの腕前は持たなきゃ。
殉職と言う名の犬死は誰しも嫌だろう?
別にポリ公の一人や二人死のうが今更僕には何の関係も無いけどね。

>560(福田官房長官)
ニュースは見たよ。記者の嫌味や皮肉と格闘してきてご苦労様と言っておこう。
自分が辞任するのだから民主党の菅代表も辞めろという無言のジェスチャーなのは子供でも察する事が出来るけど他の自民党の閣僚連中も巻き添えになるんじゃない?
別に辞任しても日本なら代わりも幾らでも居るだろうから無問題だろうけど、他人を巻き添えにして自分は辞めるという姿勢は中々面白い。
また何か一波乱あればいいね。良い話の種になるし此処に質問を書いてくれる皆にも都合がいい。
これも失恋になるのかな。
同性でさえなければ答えは決まっているのに。
当たって砕けても構わないから気持ち全部告るのに。
同性相手にこんな気持ちになるなんて初めてだ。
こんな事思ってるのあの人にばれたら絶対キモがられる。
きっとスレでも相手してもらえない。
誰か異性になれる薬を下さい。
砕けても構わないからいちかばちか勝負させて下さい。
もうこのままじゃ耐えられない。馬鹿だ自分は。馬鹿過ぎる。
 申し訳ございません。昨日は翌日に来ると宣言しておきましたが、
今夜はその余裕がございません。明日あたり、またうかがいますので
どうかご容赦願いたく、おわび申し上げに参りました。
 ご迷惑をおかけ申し上げます。

               (バス停)
.                 ‖
.         ∧∧    ‖
コネ━━━━━(゚д゚;)━━━━━ツ!!!
         /  |    ‖
        〜OUUつ   ‖
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>565さんみたいに、無断で他スレのレスを貼るのはどんなもんでしょう?
管仲は桓公に、「易牙は自分の子を煮殺して主君に人肉料理を振る舞うような奴だからダメ」
なんて言ってますが、舌鼓をうって食べた当の桓公に対してはツッコミ無しですか?
「蝉は幸いなるかな。その妻は鳴かざればなり」とかなんとか言うくらい、おしゃべりな妻を
厭う人もいる訳ですが、皆さんなら悪妻の条件として、まず第一に挙げる物は何ですか?

今思いつきましたが、悪臣ならぬ悪妻スレなんかも面白そうですね?
司馬懿さんの奥さんとか…。
2ちゃんにプライバシーはありますか?
572来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/08 12:46
昼間から返答を行う。

>565 (誰か異性になれる薬を下さい)
同性に恋愛感情を持ち、性転換を望んでいる様だがその様な都合の
いい薬など存在する訳が無い。幸い今では性転換手術が可能なので
そちらを薦める。
だが一時の発作的感情に過ぎぬ恋愛感情で人生の方向を大きく変える
選択は慎重に行う事だ。後になって後悔するのは他ならぬ自分である。

>566 (魔女裁判官)
余裕が見つかるまで職務に専念するが良かろう。
別に急ぐ必要は無い。自分の流れで進めると宜しい。

>567 (バス停)
公共の乗物が定刻を過ぎても来ないのは今も昔も変わらぬ。
効率を重んじた駅伝制度で伝達される公文書を待っても決まった期限
までに来ぬ場合が多かった我輩ら役人(酷吏)には頷ける話だ。
職務や日常の雑務に支障をきたす程、遅れては小さな問題では済まさ
れぬし、当時では替馬を準備したり街道を整備したりと対策したが今
でも同様に対処して貰いたい物だ。

>568 (無断で他スレのレスを貼るのはどんなもんでしょう?)
単に他の場での返答が欲しいと思って貼ったのだろう。
異とするに当らぬし匿名で書き記した文章に許可を求める必要も無い。
むしろ、我輩らの返答を求めていると言う意味で有難い限りだ。
此処では余程不快な物以外は真剣に対応しておる。
573来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/08 12:51
>569 (舌鼓をうって食べた当の桓公に対してはツッコミ無しですか?)
人肉食に抵抗が少なかった古代中国では王侯が食す事は無問題なのだろう。
管仲の真意は自分の子を犠牲にしてまで出世を謀る者は信用するなと言う
物であり、桓公の人食行為は咎めるに値せぬ些細な事柄と見たのだろうな。
数々の諫言が記録されている管仲と桓公の間柄でも、食生活までは及ばな
かったと決め付ける根拠になるかも知れぬ。

>570 (悪妻の条件として、まず第一に挙げる物は何ですか?)
嫉妬心だな。蓄妾制度が上は皇帝大臣、下は一介の商人や書生に到るまで
広まっていたと同時に常識であった中華では本妻の嫉妬を如何に和らげる
かで皆が神経を注いだ物だ。嫉妬の余り夫の愛妾を殺したり放逐させる妻
は何時の時代にも存在したが、それへの対処も並大抵の物ではない。
「嫉妬せぬ女が居たら他に山程、欠点があろうと尚、可なり」との名言が
我輩の生きた唐代かそれ以前から有ったが正にその通りなのだ。
しかし悪妻の集まる場か。興味深いと言えば興味深いが何を話すのかと
想像すると些か足が遠のくな。

>571 (2ちゃんにプライバシーはありますか?)
皆が匿名で本音や表沙汰に出来ぬ発言を繰り返しているこの世界で
その様な物は有名無実であろう。
前々から問題視されているが、解決策も見出せぬ以上、現状維持で
行いつつ、せいぜい利用者の有って無きが如き「良識」に任せるしか
方法が無いな。
まあ混沌としたこの世界を気に入っている者が大多数だとは思うが。

夜にでも質問類が増えていたら再度来る。
中華文明とキリスト文明、どっちが優秀ですか?
575567:04/05/08 14:42
魔女裁判官さんに言ったです…(つд⊂)
夕方だね。せいぜい僕のレスを見て食欲を失せさせてくれ。
特に、今晩肉料理の予定の人には僕の名前だけでも嫌悪感を催すな。

>565(これも失恋になるのかな)
そんな薬有るわけないから、来さんの言う通り性転換するか、或はカミングアウトしてホモの道一筋に生きるといい。
耐えられない程、他人を好きになれるのはある意味幸せな事だ。その幸福感を達成させるには今の自分の殻から脱するより他は無い。
同性愛に偏見を持っている様だけど、一度味わえば抵抗も無くすんなりと入り込める物さ。

>567>575(魔女裁判官さんに言ったです…(つд⊂))
裁判官さんの返事を待っていたけど当てが外れたのか。
明日に来てくれるそうだから、それまで待つ事だね。
生憎、来さんには通じなかった様だがバスで表現せずに単刀直入に言えばよかったのに。
まあ、中には二週間か一ヶ月近くも音沙汰無しの体たらくの人も居るんだから、それよりはましだろ。
そんなだらしの無い同僚は不要だがね。名無しの皆の期待を裏切る様なのは論外だ。

>568(無断で他スレのレスを貼るのはどんなもんでしょう?)
さあね。例えば剣と魔法の世界の場所で福田官房長官云々の話題なら嫌われるだろうが、此処は時代を超越した所だ。
差支えなければ、どんどん貼るなり改変して質問するなりして欲しいね。
まさかその最初に書き込んだ人に著作権を請求する訳に行かないだろ。
真似したり、されるのはどのジャンルでもそうだ。
>569(桓公に対してはツッコミ無しですか?)
中国の名宰相と名君との遺言にまつわる話か。飢えれば人間を平然と食べると言われる中国人では別に失笑しくない話なんだろ?
只、自分の子供を王様のために文字通り犠牲にしたその魂胆が気に食わなかったんだろ。
もしその料理人と息子の間で合意がなされていたのなら他人が非難する筋合いは無い。
当時の中国じゃ、親の命令は絶対だったと訊いているし何より桓公と言う王様が美味いと褒めたのなら尚更だ。
大体、出世主義者が何をしても不思議じゃない。何時の時代や国にも居るだろう。

>570(悪妻の条件)
僕の場合は妻を愛人に置き換えて返事をさせて貰うよ。
悪い条件で思いつく事は、文句不平ばかり言って僕を困らせる人だ。
そんな相手とじゃ付き合うどころか同じ場を共有する事すら鬱陶しい。
それなら適当に処理して物言わぬ伴侶に仕立て上げた方がはるかに楽でいい。
要するに完全に従順な愛人が最高だという事だ。そんなのは死体しか無いがね。
これは僕なりの極端な解釈だけど。
>571(2ちゃんにプライバシーはありますか?)
名前を消した匿名の存在でなら発言も自由だしプライバシーもあるけど、事名前を出して何らかの言葉表現を使えばそれはなくなるね。
つまりは、あらかじめ覚悟があるのなら名前を出した上で発言に責任を持てと言う事だ。
犯罪予告や誹謗中傷が腐肉に群がる蝿のように乱雑している今の現状じゃそうなるね。
そういえば例の酒鬼薔薇の顔写真や経歴も2ch経由で流れたと言うが下手なマスコミより情報収集能力は上だろう。
その点では大いに評価すべき事だ。

>574(中華文明とキリスト文明、どっちが優秀ですか?)
一応、キリスト教文化圏の僕だが、やはり歴史伝統ある中華文明の方に旗を上げよう。
宗教的な制限も無く、三大発明も起源は中国だと言うし数え上げればキリが無い程だ。
ある意味、合理主義に徹した中華文明の勝利と言えるけど、発展が早すぎて国家体制が逆に停滞した事が近世でアヘン戦争とかで敗北した原因だと思う。
少なくとも技術や思想面では劣ってはいなかった。
ちなみにキリスト教圏では聖書を絶対視する人達が少なからず居るけど、聖書の記述に従うとアダムとエヴァの前に黄河文明が在ったんだが、その説明が出来る人は皆無だ。
所詮、二千年前後のキリスト教文明に対して中国は四千年と歴史の桁が違う。
シチリアにある、所謂「世界で一番美しい死体」ですが、これも両親の娘に対する
愛と言えるのでしょうか?

※貼っておいてなんですが、怖い人は見ないで下さい。
ttp://namamisozui.hp.infoseek.co.jp/umf2/u58.htm
 たびたび申し訳ございません。今夜も予告どおりになりそうに
ございません。急に用事が入ってしまいましたので……

>567(コネ━━━━━(゚д゚;)━━━━━ツ!!!)
 重ね重ね申し訳ございません。と同時に、お待ちいただけて
いるのはうれしくもございます。おわび申し上げるとともに、
お礼申し上げます。

 みなさま、たいへん申し訳ございませんでした。
581蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/09 03:15
それでは本日の回答を行う。

>557(狂牛病の全頭調査はアメリカの言うように非科学的ですか?)
全頭検査については専門家からも疑問の声が上がっている。しかし日本国内の
消費者団体は全頭検査の継続を強く求めており、米国に対しても同様の措置を
期待している。日本人は食品に高い安全性を求める傾向があるから、
単に科学的な見地から疑問を差し挟んでも、それほど説得力がないのだろう。
とは言えど、輸入停止に至る直前まで牛丼屋は千客万来だったことを考えれば、
必ずしも今輸入再開に踏み切ったとて、目立った弊害はないのかも知れない。

>558(男のマッチョ願望と女のダイエット願望のどちらが目障りですか?)
どちらも目障りとは思わぬよ。男性であれ女性であれ、美しい肉体でありたいと
思うのは当然の欲求だろう。尤も、筋肉質なのも度を越せば見た目に暑苦しく、
必ずしも万人にとって美しくは映らない。ダイエットにしても、それが原因で
著しく健康を損なっては本末転倒と言わねばならぬ。何にしても節度が大事だ。

>559(警察官採用試験の受験資格に身長制限があるのをどう思いますか)
短躯者の職業選択の自由を制限する規定だが、来が>562で申しておるように、
警察官にはある程度の体格が要求されるから、やむを得ぬだろうな。
体格というより筋力や体力なのだろうが、そうしたことを個別に判断するのは
手続として繁雑になるゆえ、身長、体重ないし胸囲に基準を設けて、
志望者を振るい落とすことで採用の便宜を図っているのだろう。
女性の胸囲を問題としないのは、女性の場合は胸部に脂肪が付き易く、
筋力と胸囲にあまり因果関係がないからなのかも知れないな。
まあ、セクハラと糾弾される事を避ける意味合いもあるのだとは思うが。
582蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/09 03:18
>560(福田)
北朝鮮問題も行き詰まりを見せており、イラク問題では批難を浴び、要するに
もう裏方としての仕事に飽きたのだろ。参院選後には内閣改造も控えているの
だろうから、次の入閣を視野においての休暇といったところか。
いずれにせよ、そなたは能吏だ。おそらく最も欲しいと思われる外相ポストも、
無難にこなすであろう。当選回数や大衆人気の問題で、首相になるのは
難しいと思うが、まだ活躍の機会はあろうから、せいぜい骨休めする事だな。

>565(砕けても構わないからいちかばちか勝負させて下さい)
相手に同性愛の気がなさそうなら、止めておけ。
恋愛に積極的たることは、別に褒められた事でもない。永遠に秘めておくべき
想いというのもあるだろう。聞けば惚れ込んでおるのは近しい相手のようだし、
いざ当たりて砕け散った場合を想定せば、即ち逃げ道を閉ざされる羽目となる。
まあ、私はそのように燃え盛る恋を経験した事がないので、そなたの心情を
理解するのは難しいな。可能ならば他に代わり得べき欲求を探すが良い。

>566>580(魔女裁判官)
了解した。無理をせず余裕のある時に回答するが良い。
連休中ゆえに、かえって多忙なこともあるだろうからな。
心置きなく自らの職務に精励せよ。我ら一同、貴官の帰りを心待ちにしている。

>567(コネ━━━━━(゚д゚;)━━━━━ツ!!!)
そう落胆せず待っているが良い。しかし魔女裁判官もなかなかに人望がある。
どちらかと言えば穏和な人柄ゆえ、親しみやすいのかも知れぬ。
判事として被告に対する際と、どちらが真の顔であるかは私にも解らぬがな。
薬をください。
584蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/09 03:24
>568(無断で他スレのレスを貼るのはどんなもんでしょう?)
転載であろうとマルチであろうと、私たちにはあまり関係がない。
原文を書いた者の不快感を著しく惹起するようなものなら格別、ここに重複して
書き込むことで、より多面的な意見を募るという目的があれば、それはそれで
有意義なことだ。そもそも、ここに書き込まれる質問に、私たちは何ら制限を
設けてはいない。よほど妥当性を欠くものでなければ、基本的に問題はないよ。

>569(桓公にツッコミ無し)
以前にも何度か述べたが、前秦時代の話は信用に足りぬものが多い。
その逸話が物語的な意味で面白ければ面白いほど、なおさら歴史的事実とは
考えにくいものだ。易牙が自らの子を殺し、桓公の食卓に饗したというのは、
史記に収められた話だ。即ち管仲の口を借りて易牙を誹謗したのは司馬遷だ。
したがって管仲が桓公をも諌めたか否かなど、まったく以て真否を論じ得ない。
遷は、たまたま易牙を貶める文脈で、その子殺しの逸話を引いたのだろうから、
そこで桓公に批難を加える必要はない。遷は桓公の人食を糾弾するのが目的
でなく、公が易牙の如き佞倖を重用し、遂に斉の隆盛を寒からしめた事をこそ
歴史として記したかったのであろうからな。

>570(悪妻の条件として、まず第一に挙げる物は何ですか?)
私たちの生きた旧い中国で、妻となる女性に求められたのは、子を産みて
子孫を繁栄させることだ。すなわち子を産み得ぬ女性こそ悪妻であり、何らの
社会的意義を有せぬものだった。中国は一夫多妻の社会にあらず、
重婚は禁じられていたが、妾に関しては幾人囲っていようと構わなかった。
子を産み増やす機会を広げるための蓄妾は、即ち孝道のひとつにて、そこに
道義的な批難が加えられる余地はなかったのである。
妻の嫉妬が咎められるのも、結局のところ夫が妾に子を産ましめる機会を
奪い、以て子孫繁栄の妨げとなるからだ。しかしながら男性が畜妾するのは、
必ずしも子孫繁栄の為のみならず、所詮は色欲を動機とする場合が殆どだ。
されば女性の嫉妬をばかり悪徳とみなすのも合理的でなく、男尊女卑の社会
ながら、女性も少なからず権利を主張し生きていたのだ。
585蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/09 03:27
>571(2ちゃんにプライバシーはありますか?)
ここを利用する者のプライバシー権が確保されているか否かという事かな?
プライバシー権の定義は、自己に関する情報をコントロールする権利である。
ここに何事かを書き込むにあたり、個人情報を公にする必要はないし、逆に、
名前欄に本名を書き入れ、本文に住所を記載して晒すことも可能なのだから、
誰しも十分に自らの情報を統御する環境下にあると言えよう。
よってプライバシー権は確保されている。なお日本においてプライバシー権は、
明文の保障規定が存在しないが、法理論上憲法13条後段の幸福追求権に
含まれると考えられているそうだ。仮に近い将来、憲法改正を行うならば、
プライバシー権の保障も重大な論点となり得るだろう。

>574(中華文明とキリスト文明、どっちが優秀ですか?)
率直に申して、どちらが優秀と決することはできない。なぜならば中華文明も
西欧文明も、東西交通路を通じて密接な関連性をとりながら、相互に発展を
遂げてきたからだ。西欧社会は世界で最初に産業革命と市民革命を
発生せしめ、いち早く近代社会に突入したが、その要因として蒙古帝国に
媒介された東アジア文化の流入が挙げられるのは間違いない。
中国文明も西方からの文化流入を抜きにして、その発展を語り得ないのだ。
ゆえに初めて近代社会を形成した西欧文明こそ最も優秀なりと考えるのは、
ごく単純かつ乱暴な発想で、私としては賛成し得ないな。

>579(世界で一番美しい死体)
なるほど。こういうものが存在しているとは初めて知った。
しかし、単に永久保存すべく何らかの防腐処置を施された死体ならば、
レーニンや毛沢東の遺体も似たような形で残されている。
シチリアの少女の遺体が両親の愛を象徴するものなら、毛らのそれは各々の
国民の尊敬と畏怖を象徴していると言えなくもない。
それにしても、この少女の姿はなかなかに愛くるしいものだ。
政治的意図が背景に存在しないぶん、余程こちらの方が鑑賞に値するな。
586蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/09 03:37
>583(薬を下さい)
どこが悪いのかを述べよ。そうでなければ薬など処方できぬ。
中国は周知のとおり漢方薬の国だ。風邪や腹痛、頭痛など一般的な疾患に効く
ものから、媚薬や堕胎薬、果ては麻薬に類するものまで存在していた。
あまり関係ないが、私の子飼いに頭痛薬の発明で巨富を為した蘇州の薬局主
がいた。名を朱[面力]といい水滸伝にも登場する小悪党だ。花石綱の責任者と
申せば解りやすいだろうか。朱の罪責については、北宋南渡の責任を負いて
処刑された者ゆえ、一々述べるまでもないが、頭痛薬の方は良く効いたな。


以上だ。それではまた。
随分昔、捕鯨問題での対談でC.W.ニコルさんが、「日本人を怒らせるのはすごく簡単」と日本側が挑発に
乗らないように忠告してくれていましたが、皆さんも日本人は怒らせられ易い民族だと思いますか?
588来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/09 19:51
>574 (中華文明とキリスト文明、どっちが優秀ですか?)
発祥起源も異なる文明同士であるが近世の半植民地化した中国の
状態を見れば、一見後者の方が優れていると見ても可笑しくはない。
どの文明にも一長一短は有れど、結果論のみで見てはその内情を
知る事は難しくなるだろう。甲乙つけがたいと返答しておこう。

>575 (魔女裁判官さんに言ったです…(つд⊂))
そうか。我輩の勘違いであったか。
今日か明日にはまとまった返答が返ってくると思われるので
それまで待つ事だな。

>579 (これも両親の娘に対する愛と言えるのでしょうか?)
此処まで生前の姿を残していると美しいと言うより不気味だな。
両親もこれを見て娘を思い出すどころか、逆に足が遠のいたのではないか。
政治的理由で保存されたレーニンや毛沢東は単に象徴に度合いが強いが
これは美と言うより死へと引き込む何か得体の知れない物を感じる。
ごく普通のミイラより怖いと感じるのは我輩だけか。
589来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/09 19:51
>583 (薬をください)
まず病状その他を述べて貰わないとどの薬を薦めてよいか解らぬ。
専門の医師に診断してもらい、適当な処方箋を書いた後に渡される薬では
不満と見て、非合法の薬にまで手を出そうとするのは逆効果かも知れぬ。
余り薬に頼らず、日常の食生活その他に気を使っていれば薬物依存は
免れるだろう。度を越せば良薬も毒薬同然となる場合もある。

>587 (日本人は怒らせられ易い民族だと思いますか?)
民族に限らず一個人なら怒らせる手段は幾らでも存在するが、日本人
全体への物となると容易に思いつかぬ。
その対談の話は、外交問題である捕鯨の事柄での一言であるがどの国
でも外交・経済的に封鎖されて日常生活に支障をきたす程度にまでに
陥れば、どの様な温厚な民族とて怒るなり感情的となって非常手段に
訴える事は考えられる。丁度日本がABCD包囲陣に対して行った
太平洋戦争の様にな。

では今夜はこれで。
590フュリー:04/05/09 22:38
 
お ま い ら 調 子 く れ て ん じ ゃ な い ぜ ! !
なりふりかまわず利権がらみの線路を引張ってきた地元政治家の銅像が
寂れた駅前にあったりするのは、いい恥さらしではありませんか?
夜のビールは美味いね。
酒はやっぱり最高だ。

>579(「世界で一番美しい死体」)
これは正に僕らネクロフィリアの理想だな。
どんな手法を用いたかは不明なのが残念だけど怖いどころか綺麗そのものだ。
生憎、僕が幼女趣味じゃないのが痛い所だが、その手の人にとっては羨望の的だろうね。
死体をオブジェにして保存するのは人類永遠の夢だとつくづく思う今夜の一時だ。
その親御さんも在りし日の愛娘を思い出すと同時に物言わぬ死体に興奮していたのかもね。

>583(薬をください。)
書いた時間的に考えると、不眠症で悩んでいるので睡眠薬を望んでいるように思えるな。
僕の愛用したハルシオンでよければどうぞ。規定の四、五倍程度の量を飲めばほぼ確実に寝られるよ。
ただし、間違っても僕の目の前で寝ない事だ。何時、衝動が出るか自分でも分らないのでね。

>587(皆さんも日本人は怒らせられ易い民族だと思いますか?)
さあね。適当にジャップだのバナナだのイエローモンキーの差別用語連発すれば怒るだろ。
刑務所でも黒人囚相手にそれらしい言葉一言かければ、たちまち喧嘩乱闘騒ぎになったものだけど日本人は生憎そう云った所では見たこと無い。
だからどの程度まで許容範囲かは知らないな。
僕らアメリカの間では日本人は温厚な民族と名高いから余計そう思える。
>590(お ま い ら 調 子 く れ て ん じ ゃ な い ぜ ! !)
何時間、必死に頭を搾り出した結果がその名前と一行かい?
まあご苦労さんと労いの言葉でも返しておくよ。
満員電車で足を踏んだから踏まないかで喧嘩する連中と同レベルの発言だな。
さぞ、辛い精神状況に追いやられているんだね。
なら、いい方法教えてやろう。台所から包丁取り出して自分の頚動脈を一気に切れ。
そうすれば全ての懊悩から解放される。

>591(なりふりかまわず利権がらみの線路を引張ってきた地元政治家)
本人が自分の地域への貢献度として銅像を建てたんだろうけど、一日五人も利用しなさそうな駅前に置く程、頭の腐った政治家じゃ利権どころか相手にされないだろ。
その意味ではいい恥晒しだけど、同時にそんな人間を議員に選んだ地元と選挙民も同じ穴の狢じゃないのかな?
まあ同程度同士仲良くていいじゃないか。
何なら死後、その政治家の死体をそのまま銅像にでも転用すれば更に面白いね。
皆さんが悪事の限りを成したのは
神など存在しないとの無神論の信奉者だったからですか。
それとも死後地獄行きを覚悟の上だったからですか。
 昨日および一昨日はたいへん失礼いたしました。

>514(賄賂を貰って何もしない、というのは最低ですか?)
 蔡京様もおっしゃるように、具体的な要求を伴わぬ賄賂というのは
多いものでございますよ。半ばあいさつのような感覚もございます。
かく言う私も上に賄賂を贈る機会は幾度もございましたからな。
 ただ、「礼」を尽くす相手に対してはきちんとそれなりのものは
返していかねばなりますまい。たとえば頼ってきたときには力を
貸すとか、違反を黙認するなどですな。それをせねば相手に
されなくなるばかりか、恨みを買うことにもつながりますからな。
ご注意ください。
 さて、ひとつアドバイスをしておきましょう。賄賂はあいさつであり
また駆け引きでもございます。はじめから物ほしそうな顔で賄賂は
贈らぬことでございます。足元を見られて搾り取られますからな。
長く付き合うべき相手ならば根回しをしてパイプを太くしてから、
必要なときに必要な要求をなさるがよろしいでしょう。

>517(難事が土下座で解決するのなら躊躇わずにしますか?)
 それですべてが解決するとなれば土下座でも付け届けでも
なんでもいたしますよ。ただたいていの難事というのはそんな
簡単に解決することなどございません。頭を下げたあとにも
その状況がどうなっているのか追加で調査をおこなうことは
怠るわけにまいりますまいな。根回しもせずに土下座だけで
難事が解決するなど、うますぎる話であると思われませんか?

>518(フォモの美学を語ってください)
 あいにくそのような美学は持ち合わせておりませぬものです
ゆえ……申し訳ございませんな。
 ちなみにくどいようですが、キリスト教の理念においてそれは
タブーでございます。語る機会はおろか、そんなものを耳にする
機会すら私にはございませんでした。
>521(市販のエロ本やAVじゃ満足できません。何かいい代替方法は?)
 私があなたの世界で魔女狩りをしていたなら、あなたからの
「気持ち」次第では女性の拷問に立ち合わせて差し上げても
よかったのですがな。まあ真性の嗜虐嗜好でなければ楽しむ
どころかその風景には耐えられないかもしれませんが。
 あいにく私には代替方法は浮かびませんな。市販で満足が
できないのならば別ルートでよりあなたの嗜好にあうものを
見つけるのがよいのでしょうか。まあしかし、満足いくものが
手に入らぬからとて性犯罪には走らぬようになさってください。
万が一犯罪を犯しても私の関知するところではございませんが。
 まあ実際に女を抱くのも手かもしれませんな。嗜虐嗜好まで
満たすことができるかどうかは存ぜませんが。

>522(なんでひとをころしちゃいけないの)
 人を殺すことが許される社会というのは、すなわち自分自身が
いつどこで殺されるかわからぬ社会ということでございます。
つまり、「人を殺しちゃいけない」というルールを守ることで、
自分自身はそのルール、厳密に言えばそのルールをつかさどる
社会の目により殺される危機から守ってもらえるのですよ。
 行動や思想の制限のみならず、自分が危害をこうむることまでを
広義の不自由と考えるならば、秩序というのはおのおのの自由の
最大公約数的なものでございます。そのような秩序のはたらきが
弱いところを「治安が悪い」というのですよ。

>524 に様(すれっどをもりあげるたにどうすればいいんでしょうかね?)
 私は創造的な人間ではございませんので、常識的なことしか
申し上げられません。いまさら言うほどのこともございません。
私に助言などできますまい。申し訳ございませんな。
 しかし、書き込み時刻を見るとこちらに来られてからはあちらでの
同じお名前による書き込みはなされていないのですな。
>525(雪男やビッグフット)
 ほう、殺人になる可能性があるのですか。つまり彼らを人類と認める
法律がどこかにあるということでございましょうか。
 さて、彼らが人を殺した場合でございますが、もしも彼らを人類と
みなす法があるのであれば、彼らにも法を適用せねばなりますまいな。
ただ、それはあまりに不合理ではございますな。やはり彼らを人類以外の
ものと法で定め、それに基づいた特別な法を適用するのがよろしい
でしょうな。そもそも彼らが何者か、私も詳しくは存じておりませぬゆえ
なんとも言いがたいところではございますが。
 逆に疑問なのですが、彼らを人類とみなす法、あるいは生物学的な
根拠は存在するのでしょうか? 実在すらあやしいそうですが。

>530(日本の歴史上の三大美少年といえば 日本武尊、源義経、沖田総司)
 沖田総司はともかく、日本武尊、源義経は時代的にも古く、たとえ
美少年であったとされていたとしても、のちの創作により作られた
イメージである可能性が高いのではないでしょうか。また沖田総司が
美少年であったということは耳にしたことがございません。私には
判定のしようがございませんな。申し訳ございません。

 さて、途中ではございますが今回はこれにて失礼させていただきます。
脳梁を切断して重度のてんかんの発作を鎮める治療がありますが、将来、脳の研究が進むと
性格改造手術なんかも現れるのでしょうか?
脳梁をぶちまけろ
600げと
601来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/10 20:19
>590 (おまいら調子くれてんじゃないぜ!!)
ダーマーの言う通り、実に次元の低い発言であきれるばかりだ。
質問も思いつかぬ証を自ら掲げているに等しい愚挙であるな。
おそらくこの場の趣旨を一割も理解出来ないのだろう。

>591 (寂れた駅前にあったりするのは、いい恥さらしではありませんか?)
日本人と同様、我輩ら中国人も郷党意識は強いが少なくとも古くは
秦の始皇帝から現在の共産党政府首脳に到るまで故郷を含めた特定
地域へ利益を誘導したりはせぬ。
一国の政治家である以上、自らの地盤のみに目を向ける事無く、国
全体の利益を優先するのが正しいのだが日本では民主主義の悪しき
見本と選挙の弊害が実に如実に現れるが、その銅像云々がそれだな。
特に生前の段階で銅像や記念物を作ったのならその知能を疑う。

>594 (悪事の限りを成したのは)
別に熱心な仏教信者でも無い上に、元々失う物とて無い貧しい無頼漢で
あった我輩には現世での利益が第一であり、死後の事など念頭に無かった。
それどころか普通に天寿を全う出来るかすら疑問であったし、しかも唐代
では長年の儒教の反動からか享楽主義が一般的であったのだ。
仮に仏教を信仰していたとしても、その目的は現世での福と過去の罪の
抹消が大半な者が大多数を占めていたので、死後の幸福を求めるなど
余程の物好きか厭世主義者と見られた。
602来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/10 20:20
>598 (性格改造手術なんかも現れるのでしょうか?)
人間の体の箇所で一番、不可思議な存在なのが脳と言われているが
それが完全に解明されるには、まだ期間が熟していないと見ている。
脳改造と一概に言うが、その困難さは他の医学処置を遥かに凌ごう。
我輩はそれには懐疑的な考えだが、夢としては悪くないと思うが。

>599 (脳梁をぶちまけろ)
その発言で米国の故ケネディ大統領の暗殺写真を思い出した。
未だに論議の的である暗殺の要因と現場での射殺者の配置だが
真実は全く不明だ。おそらく二十世紀の最大の疑問になる。
夫人が必死に飛び散った脳を拾い集めていた映像は記憶に残っている。

>600 (600げと)
その様だな。今回は七百も行かずに容量完走の見込みになる。
千を取る事を喜びとしている者には残念だがな。
何事も無く最後まで進めて終わらせたい物だ。

では今日はこれまでとする。
深夜だな。
星々を眺めて物思いにふける人も居れば異性同性の裸を思い浮かべる人と様々だ。

>594(それとも死後地獄行きを覚悟の上だったからですか。)
そうなるね。18で最初の殺人を行ってから、自分は死ねば地獄に行くと開き直って犯行を繰り返した。
終身刑で刑務所に入ってから、全米から色々な手紙が来たけど、僕の魂に救いをだの天国で会いましょうだのと説法じみた手紙が多かった。
思わず吹き出しそうになったけど、僕の人生の終着点がああだったのはせめてもの幸せだと今は思っている。
でも、地獄にも天国にも行けずにこうして皆と話しているんだがこれも神が僕に自己発露でもして罪を償えと言うある種の罰かもね。
もし輪廻転生が実在するのなら、今度も人間として生まれたいが。

>598(将来、脳の研究が進むと性格改造手術なんかも現れるのでしょうか?)
似たような事を実際にやったよ。一種のロボトミー手術のつもりで電動ドリルで頭に穴開けて塩酸や熱湯を注ぎ込んだけど失敗だった。
そんな事が実現できるのなら都合良く友達や仲間が作れるんだが無理だろうね。
今の僕の様に悪用を真っ先に考える人間が居る限り、本当に悪用されてしまうだろう。
性格を変えて完全に支配してみたいが、それも夢の話だ。
まあ、軍隊とか組織には都合がいいかも知れないけど。
>599(脳梁をぶちまけろ)
そんなセリフの女の子が出てくる漫画が日本で連載されてるね。
何時、打ち切りになるかで心配している読者も居れば定番の内容と諦めている人も居る。
作者が何か起死回生の話の展開を思いついて描けば一気に人気も上がるんじゃないの?

>600(600げと)
それはご苦労さん。
オーメンの666も取れればいいね。尤もそこまで行くか疑問の節もあるが。
此処は今まで全てが容量で埋まったが今回もその様だ。

どうやら人大杉になったので今後は出来るだけageてくれ。
生憎、専用ブラウザ持っていないのでね。
テストで書き込んでみるか。
何とか書き込める様になったか。
お騒がせして済まなかったね。

それじゃお休み。良い夢を。
607以上、自作自演でした。:04/05/11 00:39
悪魔と契約する方法を教えてください。
韓国にも自国への自虐史観があるそうですが。
半島の連中にその自虐史観分けてやりたいな。
 遅れておりますが、少しずつ取り戻してまいりましょう。

>535 Fritz Haarmann様
 これはこれは……ようこそおいでくださいました。ダーマー様に
続く、次なる猟奇殺人者でございますな。わざわざのごあいさつ、
まことに痛み入ります。
 手土産でございますか。……ミートパイ、でございますか。
あいにくいまは空腹ではございませんので、一度持ち帰って
またのちほどいただくとしましょう。
 もう行ってしまわれますか。またどこかでお会いしましょう。

>536(ハールマンもキター━━━━━゚∀゚)━━━━ッ!!)
 帰ってくるななどとは……まあその気持ちはわからないでも
ございませんな。強く興味を引かれるか拒絶反応を懐くか、
そこで真っ二つにわかれることは容易に想像がつきます。

>537(いい齢になっても〜ふと夢想してしまう事ってありますか?)
 ツンドラとはまた……そこまで冷たく乾いた心を持っているつもりも
ございませんが……そう見えますでしょうか。
 質問の答えですが、ございますよ。私の生きた現実はすさまじい
ものでございました。もしも私がもっと一般的な職業に就いていたら、
と空想することもたびたびございました。しかし、現実は現実、空想は
空想でございます。その区別はきちんとしておりましたな。そもそも
この身分を捨てて一般的な職に就くなど、私は望んでおりません。
それをするには私の考えは現実的すぎますからな。ここがツンドラと
言われるゆえんなのかもしれませんが。
>544(「キャラハンは死なず、ただ消え去るのみ」ですか?)
 日本になじみの深い米国軍元帥の言葉でしたか、そのもとは。
確かに死ぬことはございますまい。それは誰かの中で行き続ける
ことでございましょう。そもそも彼らを死なせることなど、一体誰に
できましょうか。まあ「命のやり取り」が発生して「死亡」することも
考えられますし、荒らしにつぶされれば考えようによっては死かも
しれませんな。その意味では死はありえますか。

>545(うおおお!最高だ〜一目置いている文化人なんていますか?)
 私もよきスレッドであると思っております。だからこそ、私もここに
お邪魔することといたしました。来俊臣様、蔡京様の切れの鋭さは
さすがのひとことでございます。中国をはじめとした歴史や現代の
情勢に至るまで、その知識も豊富でございますな。私のいるこの
場所は、お二人のお手伝いができる喜びも味わえ、なおかつ最高の
傍聴席でございます。最近はダーマー様も加わられ、より厚みを
増すことでございましょう。
 さて、一目置く文化人でございますな。そうですな……古代の人物で
ございますが、ソクラテスでございましょうか。あの死に様は、私から
見れば愚かなり、の一言でございます。しかし、逃亡の機会があるにも
かかわらず牢に残り、毒杯を従容として仰いだと聞きます。そして彼の
後進にプラトンやアリストテレスといった優れた弟子が現れております。
一目置くというよりも、私とあまりに違う生き方のために興味を惹かれて
いるのでしょうな。くだらないと思いつつも無視できないのです。

>547(「森林伐採に貢献する」)
 環境破壊についてはお三方と意見はほぼ重なりますので省略と
させていただきましょう。
 貢献するとはおもしろい表現でございますな。皮肉とも受け取れ
ますし、「風が吹いたら桶屋が儲かる」のように「伐採業者に仕事を
提供する」とも受け取れますな。なお、ストレートな表現にしたいので
あれば「助長する」がより正確でございましょう。
>550(燕スレが荒れていますね)
 丞相の不在から方向性を失っているように見えますな。歴史系が
悲惨とまで言われる状況で生き残ったスレッドですから、なんとか
がんばってほしいものではございますな。しかし、主を失ってはもはや
滅亡しか道は残されていないのかもしれません。もともと直接的な
つながりを持たぬ私にできることは見守るのみでございます。

>557(狂牛病の全頭調査はアメリカの言うように非科学的ですか?)
 もう少し正確な言葉を用いれば非合理的というべきではないでしょうか。
数学的な統計の手法を用いるのならばあまりに効率が悪いのでは
ございますまいか。
 全頭検査の要請は、消費者の感情的な部分によるものが多くを占める
ことでございましょう。そもそもが感情論からはじまるものであれば、
非科学的、非合理的になってしまうのも無理はございますまい。
 ところで全頭調査を実施した場合、費用はどこが負担するのでござい
ましょうか。生産者が負担してそれが卸値に跳ね返る形で消費者に
回ってくるのでございましょうか。素朴な疑問でございますが。

>558(男のマッチョ願望と女のダイエット願望のどちらが目障りですか?)
 どちらも目ざわりとは思いません。ただ、私も来俊臣様と同様に
女性の肉体は華奢であるよりも豊かなものを好みますからな。
その意味では後者は目ざわりとは思わぬまでも、あまり歓迎は
いたしませんな。しかし、これが生活に支障をきたしたり健康を
脅かすようであれば別でございます。そういう方には速やかに
生活の改善に踏み切ることをお勧めいたします。
>559(警察官採用試験の受験資格)
 私の意見はすでに答えられております。中でも蔡京様のお考えと
近いですな。
 身長に関しては、あるいは希望者の多い職業でございますから、
まずここでふるいにかけて、受験者を絞るという意図があるのかも
しれませんな。

>560 福田官房長官閣下
 さようでございましたか。まあ額面どおりに物事を受け取らぬくせが
ついているであろうここの住人は、私も含め多くがそのように考えた
ことでございましょうな。しかし、それがすべてとも思ってはおりません。
通例として辞任を否定するのが普通であるのに、あえて「禁忌」を
犯してまで他党を攻撃することに解せぬ部分もございます。
ダーマー様もおっしゃるように自党の閣僚まで巻き込んでの辞任劇で
ございますからな。なんらかの理由で辞任の機会をうかがって
いたのでは。

>565(これも失恋になるのかな。〜)
 そんな気持ちも久しく忘れておりましたな。無論、私は異性を対象と
してのことでございましたが。
 ただ、あなたの場合は問題が問題ゆえ、一筋縄にはまいりますまい。
そうですな。まず、感情に任せて走る前に信頼のできる相手に相談を
持ちかけてごらんになってはいかがでしょうか。いっそその対象に異性を
選ぶのもよろしいかもしれません。もしかしたらその信頼関係が恋愛感情に
変化するかもしれませんし。その話をばらされては厄介なので相手は
よく選ぶ必要がございますが。まして800に1など足して興味本位で
とらえられては不愉快でございましょうし。
 相談すべき相手がいなければ、あとはあなた自身の問題です。気持ちを
相手に告げるも秘めるも私の関知するところではございません。最後は
あなた自身が決めるべき問題でございます。
>567(コネ━━━━━(゚д゚;)━━━━━ツ!!!)
>575(魔女裁判官さんに言ったです…(つд⊂))
 たいへんお待たせいたしました。申し訳ございませんでした。ようやく
あなたのところまではたどり着くことができました。私を気にかけて
いただいたようで、これほどの喜びはございません。
 さすがに私には身に覚えがございましたからな。あなたのAAを拝見し、
その意図はすぐに理解いたしました。が、そこで嘆く必要もございますまい。
本来はご返答の必要もない来俊臣様からお話を賜ることができたでは
ございませんか。私などは得したと思っておるのですが。むしろお喜び
なさいませ。

>568(無断で他スレのレスを貼るのはどんなもんでしょう?)
 それが荒らし目的や何らかの害意を含むものでなければ問題は
ございますまい。歴史系とは言われながらも、ここでの質問の範囲は
幅広いものでございます。たとえばそれが過去にどこかで出た話題で
あったとしても、こちらはとくに問題ございません。
 ただ、これはここだから許されるのであって、よそでは嫌がられる
可能性は当然ながらございます。そこはお気をつけくださいませ。
>570(悪妻の条件として、まず第一に挙げる物は?)
 難しいご質問ですな。そうですな。夫を操るすべを持たぬ妻、で
ございましょうか。妻といえども一人の人間でございます。当然ながら
自我というものを持っていることでございましょう。それを押し殺すか、
さもなければうまく夫婦の関係を調整し、さらに言うならば配偶者を
操り、さりげなくそこで我を通すことでしょうな。気づかぬままに妻の
手の上で踊る夫というのは幸せなもののようでございます。無論
それが夫を「惑わす」ようでもこまりものですが。
 いや、「身勝手な自我を夫にぶつけること」、というのが正確かも
しれませんな。しかし、やはり難しい質問でございます。

>571(2ちゃんにプライバシーはありますか?)
 その概念はございますし、書き込みをおこなうものも、著しい違反を
おこなわぬ限りは保証されてはおりますな。しかし、槍玉に挙げられて
しまったもののプライバシーは、完全に保障されるものではないようで
ございますな。ただ、さまざまな情報を吸い上げてしまうその性質上、
情報の真偽を見抜くのが困難な場合がございます。森の中に隠された
一本の木を探し当てるのが困難であるのと同様に、カモフラージュされて
しまうこともございましょう。
 ただ、あるとはっきり言い切れるほどにはないのかもしれませんな。

>572 来俊臣様
 寛大なるお言葉、まことに恐れ多きことでございます。私がここまで
ここにいられたのは、かような寛大な処遇あってのことでございます。

 またしても追いつくことはできませんでしたな。遅くなっても返答は
させていただくつもりでございます。もう少しお待ちいただけるなら
さいわいでございます。
米軍の変態憲兵に虐待されているイラク人捕虜を見るに、「生キテ虜囚ノ辱メヲ受ケズ」も
アリだなって思いませんか?
ガンが不治でなくなれば、次に人類の前に立ちふさがる病気は精神病ですか?
618来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/11 20:23
>607 (悪魔と契約する方法を教えてください。 )
我輩には全く未知の分野だ。そもそも悪魔と言う存在が実在の物かすら
判別しない以上、契約どころか接触すら困難だ。
実際に悪魔の姿でも見る事が出来れば信じようが、そうでなければ単なる
空想上の物として片付けるより他は無いな。
仮に契約出来たとしても何を目的とするかも分らぬ。

>608-609 (朝鮮半島の自虐史観)
別に韓国に限らず、どの国にも存在するだろうが流石に北朝鮮が自虐史観を
有しているなど考えられぬ。建国者の経歴すら捏造して憚らぬ国家が何を
自虐的に論じるのか片腹痛いが、それとは逆に韓国はまだ政治経済共に
未成熟な部分が多く、反日嫌韓と云う言葉があるくらいだから日本に対する
一種のコンプレックスと羨望の目が有ったも不思議でも無い。
只、何時までも旧日本への怨恨を引き摺る姿勢は問題があるが。
619来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/11 20:24
>616 (「生キテ虜囚ノ辱メヲ受ケズ」もアリだなって思いませんか?)
戦争で敗北した結果、勝者が敗者を嬲るのは歴史の常とよく聴くが
今現在でもその言葉は通用する様だ。
まして文化風習も大きく異なる米国とイラクでは様々な箇所で齟齬が
生じて、虐待や数々の暴動へと発展するのは珍しくあるまい。
日本の戦陣訓で有名なその戒言もあながち間違ってはおらぬかも知れぬ。
我輩らの時代でも捕虜の運命など勝者の胸先三寸で生死が決められた物だ。

>617 (次に人類の前に立ちふさがる病気は精神病ですか?)
>598での脳改造関連と同様になるが、人間の体で最も不可解な物である
脳や精神は現代及び将来の医学でも完全な解明克服は甚だ難しい。
精神病の事例を見ると、容易に回復したと云う話は皆無に等しく今後も
その状態は続くと思われるので、君の指摘は正しいと言えよう。
鬱病を数十年も抱え持つ患者も少なくないと言う以上、同意だ。

今日はこれまでとする。
今日も返事を書くけど、愉しくなってきているのは此処の雰囲気がいいからかな?

>607(悪魔と契約する方法を教えてください。)
そんな事、ラミレスに訊いてくれと言いたい所だが、まあいいだろう。
適当にそこら辺の犬や猫、出来れば雰囲気的に雌鶏を殺して心の中で必死に悪魔に祈って契約をしたと思い込む事だ。
そうすれば悪魔の加護が自分に舞い降りて何かいい事が起きるかもしれないよ。
ついでに五芒星を自分の身体に刻み描くか御守りとして持ち歩けば君も本格的な悪魔崇拝者になれる……と、思う。
要は気の持ちようだ。思い込めばいい。

>608(韓国にも自国への自虐史観があるそうですが。)
そうかい。僕は韓国朝鮮には特に思い入れは無いが、何故か此処では不人気だな。
まあ理由は言わずもがなだが、隣国同士仲良くしろなどと言うつもりは無いから存分にいがみ合うといい。
過去の植民地云々で未だに被害妄想じみた感情を持っている様なら、一度日本も大人の対応するべきじゃないの?

>609(半島の連中にその自虐史観分けてやりたいな)
また朝鮮の話題か。余程気に食わないんだね。
そう言えば「サムの息子」で有名なバーコヴィッツさんも若い頃兵役で韓国に送られて性病移されたそうで良い印象は持っていないだろうな。
僕はドイツに駐屯したが、もしそうなっていたら嫌韓派になっていた可能性もあるな。
隣国である日本の皆が嫌うくらいだから、文化生活習慣も全く違う僕らじゃ馴染めそうに無い。
少し話題が変わるが、アメリカ国務省は対北朝鮮外交では韓国を信用していないそうだ。
政府内に情報を売る人間が居ると疑っているそうだが、政府からして不信の目で見ているくらいじゃね。
日本も厄介な国と近接して大変だね。
>616(米軍の変態憲兵に虐待されているイラク人捕虜)
まあ、何処の軍隊もそんな物さ。まして大した娯楽も無い所で昨日まで殺し合っていた敵国民相手じゃ虐待やレイプの一つもしたくなると言う物だ。
虜囚の辱め云々を述べるなら、最初から戦争など起こなわずに唯々諾々と従うか、さもなくば死ぬ事だね。
むしろ尻拭いをさせられる上官や政府のお偉いさんが気の毒だ。

何か虐待肯定する発言だけど、君たちもそんな境遇になれば理解出来ると思うよ。
日がな一日肌の色も違う無抵抗か捕虜に過ぎない人間を扱っていれば人間の本性が出る。
それを非人道的だのと非難するのは人間をトイレの芳香剤みたいに綺麗な物と勘違いしている人の戯言だ。

>617(次に人類の前に立ちふさがる病気は精神病ですか? )
精神病ね。そういえば僕にインタビューしたレスラーさんは僕を精神病と断定したな。
裁判の役に立たなかったけど、言われてみればそうだな。
鬱病から僕らの様な極めて不可解な症状まで幅広い精神病は、ある意味ガンや心臓病より厄介な病気じゃないのかな?
何せ有効な対処法が無い以上、せいぜいカウンセリングか投薬しか無い。
それで全快したと言う話は殆ど無いのが現状だがね。
もし僕も精神鑑定の末に精神病院行きになっていたら今頃、白い壁を見詰めながら過去の自分の所業を思い出しながら薬漬けになっていたかな。
イタリア人は「人生とは『Amore、Cantare、Mangiare』(愛して、歌って、食べて)だ」と
ある意味悟りきっておりますが、皆さんはどう思われますか?
今夜は一つか。まあいいだろう。

>622(「人生とは(愛して、歌って、食べて)だ」)
享楽主義のイタリア人らしい言葉だけど人生そんなに奇麗事で済むと思っているのなら随分な楽天家だね。
人生が失望絶望しかもたらさないのなら生きるに値しないと言い切った人も居るが、どちらかと言えば僕も悲観的な見方だ。
仮に愛して歌って食べてもその果てには「死」が待っている。
まあ、今を楽しめと言うのなら別に文句は無いがね。
僕ならさしずめ『誘って、殺して、食べて』かな。ハハハ…。

じゃお休み。
624美少年:04/05/12 23:25
こんばんわ。おじさん・・・
おにいさんだタコ
容量オーバーロシアンルーレット開始!ってとこですか?
 長くなると最後のレスの質が落ちてしまいますな。この傾向は
直さねばなりますまい。私もなまくらになったものでございます。

>574(中華文明とキリスト文明、どっちが優秀ですか?)
 本音で申し上げるなら、どちらとも申せません。
 たとえば西洋文明が大きな発展を遂げ、それが世界文明の
巨大な柱となっているのは説明いたすまでもございますまい。
しかしそれは単独で発展したものではございません。
 この発展に寄与したひとつの例を挙げましょう。中国発祥の
技術の影響です。なにか。「紙」、でございます。
 来俊臣様も幾度か挙げていらっしゃいますが、タラス河畔の
戦いによる製紙技術の漏えいの影響ははかりしれません。
たとえば魔女狩り流行の一因として活版印刷術が挙げられて
おりますが、その前提として印刷媒体、すなわち紙がなければ
成り立たないのです。
 これはほんの一例でございます。まあ、なにやらまとまりのない
文章でございますが言わんとするところは察してください。

>576 ダーマー様(そんなだらしの無い同僚〜)
 耳の痛いお言葉でございますな。中断が長期にわたる場合は
間にあいさつを挟んではおりますが、しかし日参できぬことが
多いのも事実でございます。時間と気力とをもっとうまく使わねば
なりますまい。
>579(所謂「世界で一番美しい死体」)
 確かに美しいものでございますな。これもひとつの愛と言えるやも
しれません。
 しかし、あるいはこれは偏愛とも言えるのではないでしょうか。
あるいは執着とも申せましょう。死者を生前に近い姿のまま
この世にとどめておくのは、どこか自然の摂理にも反するような
気がいたします。私の裁判ならば、施術した医師および依頼者を、
神を冒涜する者として断罪していることでございましょう。
 いや、とどめておきたい気持ちはわかります。が、土に還して
やることもまた愛情でございます。少し宗教的な言い方をしますと、
肉体があのままでは魂はいまだ離れることができないのでは、
と心配もしてしまいますな。

>582 蔡京様
 ありがたきお言葉にございます。しかし、容量の余裕もだいぶ
少なくなってまいりましたからな。500到達までには追いついて
おきたいところでございます。
 人望、でございますか。蔡京様からは時折、過ぎたお言葉を
賜りまして……まったく恐悦至極でございます。

>583(薬をください。)
 薬、でございますか。一体何の薬でございましょう。医療用の
薬品か、麻薬や覚せい剤のような違法薬物か。あるいは>565の
「異性になれる薬」のくだりを抜き出したのか。
 いずれにせよ、私にはあなたに処方すべき薬を持ち合わせて
おりません。申し訳ございません。
>587(日本人は怒らせられ易い民族だと思いますか?)
 感情的なものよりも、政治的なものをさした言葉ではござい
ますまいか。交渉術と申しますか。日本式の外交は、どうも
諸外国に追従(ついじゅう)していたり追従(ついしょう)を述べて
いるふしがあるように思います。そのあたりの隙を、その方は
指摘されているのではないでしょうか。
 私は民族性というものに詳しくはございませぬゆえ、明確な
回答をお返しすることができませんが。

>590 フュリー様(お ま い ら 〜)
 これはお手厳しい。しかし、私は私なりのやり方をここでしている
まででございます。両閣下およびダーマー様もおそらくはそのように
お考えでございましょう。
 それはさておき、私どもに落ち度がございますでしょうか。ご意見が
ございますならばうかがいたいのでございますが。

>591(地元政治家の銅像)
 あなたのおっしゃるように「なりふりかまわず利権」を求めた
挙句に作られた銅像ならば、確かにそのとおりでございますな。
私も利益や利権などに執着した口ではございますが、しかし
銅像を立てるなどという発想は持ちませんでした。その点で
その方が悪と呼ばれる資格はあるいは私以上かもしれませんな。

>594(悪事の限りを成したのは〜)
 私に言わせてもらえば、あの当時の世こそが地獄でございました。
その地獄の中で、炎の海に飲まれぬために考え、もがいていた
結果にございます。目の前に地獄があるというのに、死語の地獄まで
考える余裕などなかったのでございます。
 あなたもあの時代に裁判官の職に就いてみるといい。聖人君子で
なければきっと同じ道をたどるか、迫る炎の海に飲まれていたことで
ございましょう。
>598(性格改造手術なんかも現れるのでしょうか?)
 あるかもしれません。しかし、性格を完全に思いのままにするなど
人の手でできるなどとは思えませんし、思いたくもございません。
 しかし、そのような技術は神への冒涜以外の何物でもないと
私は愚考いたします。間違いなく、世界の倫理と衝突することで
ございましょうな。

>599(脳梁をぶちまけろ)
 過激な発言でございますな。人前でそのような言葉を叫ぶのは
よろしくございますまい。それともなにかいかがわしい儀式の最中で
ございましょうか。だとするならば、見過ごすわけにはまいりませんな。
詳しいお話をうかがいましょうか。

>600(600げと)
 おめでとうございます。
 もう600でございますか。ここでは600といえばもはや終盤でござい
ますな。世界悪徳列伝となって次で3スレ、前身からかぞえれば
4スレ目となりますな。これもみなさまのおかげでございましょう。

 さて、途中ではございますが、今夜はこれにておいとまさせて
いただきましょう。
631来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/13 03:10
また圧縮で多くの場が失われたか。幸い此処は免れた様だが。

>622 (「人生とは」)
また端的に決め付けた物だが、人生の悦楽のみを並べたに過ぎぬと見るが。
その三つのみで人生が事済むのなら何の悩みも問題も無いだろうが実際は
愉悦より苦難が多いのが常だ。我輩はそこまで楽観的には見れぬよ。
その言を吐ける者は余程の楽観主義者か、苦労を知らぬ若年の様だな。

>624-625 (おじさん、おにいさん)
ダーマーに向けた発言の様だが享年三十四歳の相手には言葉に詰まるな。
青年と言えば青年だが中年に境目にも到達していると言えるし難しい。
まあ、本人の返答を待ち、その後に判断を仰ぐのが宜しい。

>626 (容量オーバーロシアンルーレット開始!ってとこですか?)
その様だな。質問が日々書き置かれるのは何よりの事だが容量が少ない
今の現状では追いつくのも困難な場合もある。
我輩も一日も目が離せぬ状態であるが、毎日来れぬ蔡京殿と魔女裁判官
には、ちと辛いかも知れぬな。
632来俊臣 ◆SiKEI/O88M :04/05/13 03:12
さて、少し早いが我輩から申し伝える事が有る。
今回の完走をもって我輩はこの悪徳列伝から外れて中国に帰ろうと思う。
第一回目の悪辣逆臣列伝の頃には予想もつかぬこの長く続いた現状だが
身に余る光栄事と受け止めて全力で続け、進めて来た。
だが、今後私事公事を含め何事か起きるか分らぬし、何処ぞの様に主が
逃げ出して無様な様を晒す真似だけはしたく無いと思ってな。
無言で消え去るなど言語道断であるのが我輩の姿勢であるので、ここに
正式に辞去を伝えておく。
最初から共に歩んできた蔡京殿、途中から参加してくれた魔女裁判官と
ダーマーには感謝の言葉も見つからぬが、あえて厚く礼を言わせて貰う。
後、一時的にせよ同じ場を共受した松永久秀と宇宙大将軍。それに合流
と言う形で加わってくれた仲達殿にも同様に頭を下げる。

悪徳列伝の続行に関しては後に残った三人の内の誰かが主を引き継ぎ
従来通りに進める事を望む次第である。

以上だ。深夜に関わらず長文の辞去の挨拶文、見苦しき限りだと思うが
容赦の程を願いたい。
633以上、自作自演でした。:04/05/13 03:40
キャラネタ板最大の癌、白百合女学院がとうとう太陽に追放されました!
白百合の住人は移転だと言い張ってるけど実質的にはどう見ても隔離。
ざまあみやがれクズ共。正義は勝つ!!
来様、誠にお疲れ様でした。
悪逆非道の酷吏でも、いなくなるのは寂しい限り。
。・゚・(ノД`)・゚・。
635蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/13 07:54
>632 来
そうか…。
私はごく初期からそなたと共に歩んで参ったゆえ、喪失感もひとしおだ。
そなたの才智には驚かされてばかりで、実に勉強になった。
酷吏来俊臣の名は未来永劫忘れぬ。
そなたの立てた場で、若干なりとも役に立てた事をこの蔡元長、誇りに思おう。
さらばだ。縁あれば再び相まみえん事を願って、惜別の辞とさせてもらう。


さて…>622までの回答は手元に用意したが、投下すれば確実に埋まるな。
今後のあり方について意見を募らねばならぬし、とりあえず書込は控える。
これをもって終幕とするか、続行するか。
魔女裁判官、ダーマー、名無し諸卿の考えを聞かせて欲しい。
636蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/13 07:59
475kbまでは書き込んで置くか。

>587(日本人は怒らせられ易い民族だと思いますか?)
日本人は忍耐強く、感情表現に乏しい───というのが一般的な見方ではないか?
まあ、私個人はステレオタイプに懐疑的なので、必ずしも日本人の態様を画一的な
観念で括れるとは思わないが、挑発に乗りやすい民族という印象はないな。
反捕鯨運動も、初期には鯨資源の絶滅を危惧したもので、それなりの合理性を
帯びていたのかも知れないが、今となっては極めて悪質なイデオロギー運動に変質
していると思う。同じ立場に立たされれば日本人でなくとも憤りを覚えよう。

>590(お ま い ら 調 子 く れ て ん じ ゃ な い ぜ ! !)
かつて同名の知己がおったが、そなたのように品のない者ではなかった。
だいたいその言葉遣いは何だ。曲がりなりにも中華の士大夫に対するのだから、
もう少し上品に振舞って欲しいものだ。

>591(鉄道利権と政治家の銅像)
東海道新幹線岐阜羽島駅の大野伴睦像のことだな?
大野自身は党人派の政治家としてそれなりの成功を収めたそうだが、首相にまで
上った訳ではない為、今日では新幹線路線を捻じ曲げた利権誘導型の政治家と
してのみ、その名を留めている。ゆえに恥晒しという貴公の言にも一理あるだろう。
ただ、インフラ整備を中心とする公共事業に合理性ばかり求めるのは全体主義的
発想であって、一概には賛成し得ない。何となれば政府事業の第一義的な目的は
財政支出によって国庫金を民間の所得に転じしむることにあり、完成した物の
採算性とは別の問題だからだ。特に高度成長期以降の日本社会において必要と
されるインフラは、殆ど大都市圏に集中しているから、およそ国土の均衡な発展を
志向せば、須らく無駄と思われる事業にも支出を行わねばならぬ。
新幹線建設の如き極めて公益性の高い事業においては、利権にまつわる恣意を
極力排除する事が理想ではあるがな。
げげげげげげっ!来さんが去るとは!
対義語みたい…じゃなくて、えー、今までお疲れ様でした。
いつも私の妄言珍言をきちんとレスしていただけて、とても嬉しかったです。

「今日はこれまで」とかおっしゃりながら、日付けが変った直後に来さんの書き込みがあった時
なぜだかおかしくて、私一人でウケていたものです。
チェチェンのようにテロの標的にもされておりますが、世界各地に戦勝記念日があるのですから
日本だって日露戦争ぐらい戦勝を祝う日があっても良いと思いませんか?
一回だけ負けた戦争の終戦記念日だけってのもなんですよね?
。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン  。・゚・(ノ∀`)・゚・。  。・゚・(ノД`)・゚・。 。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
来さま、乙華麗でした。
>624-625
僕に何か用かな? 自称美少年とかそういう人は信じない事にしているのでね。
年齢に関しては、別におじさんでもお兄さんでもいい。
仮に生きていれば今年44歳になっていたけど、複雑な物だ。

>626(容量オーバーロシアンルーレット開始!ってとこですか?)
どうやらそうなるな。全部に返事できるかも怪しくなってきた。
一応、答えられる物は全て答えるつもりだけどね。

>632>635(来さん、蔡京さん)
そうかい。それなら仕方が無い。短い間だったけど楽しかったよ。
蔡京さんが言っている今後の事だけど、一番活動暦が長い蔡京さんが主になって次を立てるか、或はこれで終わりにするかが妥当だろう。
もし蔡京さんが多忙とかで都合がつかないのなら止むを得ないだろう。
僕じゃ新参者の上に、僕が立てちゃったら殺人者のスレと間違われそうだ。
>633(キャラネタ板最大の癌、白百合女学院)
あちことに貼ってあるようだが、自己主張も結構だ。
だが関係が無い以上、特に話す事も無い。
自分を正義と誤認している内は何を言っても無駄だろう。

>638(日本だって日露戦争ぐらい戦勝を祝う日があっても良いと思いませんか?)
無理なんじゃない? 何せ東郷平八郎を教科書に載せる程度で論争になるくらいだから。
日露戦争を侵略戦争と決め付けている一部の人たちが猛反対する事は目に見えている。
政府とて、僅か一日の祝日程度の事で揉め事を持ち込みたくないだろう。
国会とか議会で歴史を論じると大抵、長々と無駄な議論になるのが落ちだ。
過労死は企業にとっては戦死ですか?
女に「カワイイ」とか言われると腹が立ちませんか?
 ……青天の霹靂とはまさにこのようなときに使うべき言葉で
ございましょう。まことに勝手ながら、私からの今回のレス返しは
なしとさせていただきます。

>632 来俊臣様
 まったく予想だにしていなかったお言葉でございます。いや、
永久、永遠とは神にのみ許された言葉であり、いつかは
来俊臣様もここを退くこととなるのは当たり前でございますが
……やはり驚きでございます。私としては今後もご活躍を
していただきたいところでございますが、やはり事情もござい
ましょう。いままで本当にありがとうございました。
 実は、このごろの来俊臣様のレスを見ていて、少しお疲れの
感じがにじんでいるようにお見受けしておりましたが……
気のせいではなかったのかもしれませんな。
 本当にここまで、ありがとうございました。ご縁があれば、また
どこかでお会いしたいものでございます。
 もうお別れも近づいておりますが、どうか、ご無事で。

 さて、今後についてですが、私もダーマー様のご意見とほぼ
同じでございます。蔡京様は事実上、ここの立ち上げに携わられた
方でございます。蔡京様が主となるならば私も含め、すべての
方々が納得することでございましょう。もしも蔡京様が続けることを
お望みにならぬなら、ここで終わらせるべきでございましょう。
 私は次のスレッドを立ち上げるのもやぶさかではございません。
が、それは来俊臣様の撤回、あるいは蔡京様の続行希望が
条件でございます。
蔡京さん待ち保守。答えはなんとなくわかるけど。
646蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/14 19:36
続行するに反対の意見も見られぬゆえ、私が次スレを立てようと思う。
なにか良いスレタイ案があれば提言して欲しい。

>594(悪事の限り)
私を悪人として謗るのは、後世の人間の手前勝手な結果論的解釈に過ぎない。
そもそも私は当時において反社会的な人間ではなかったし、
形式的には法と倫理を遵守しつつ生きていた。従って、死後地獄に落ちるなどと
考えた事もなかった。無心論者であったかという問いには、なかなか答え難いが、
無神論というのは西洋ないしイスラム社会のごとく、特定の宗教への信仰が
重んじられた社会における普遍的倫理へのアンチテーゼとして生まれた観念と
思われる。してみれば中国人が特定の宗教に熱心な信仰を持たぬことをして、
直ちに無神論者なりと看做すのはおかしい。

>598(将来、脳の研究が進むと性格改造手術なんかも現れるのでしょうか?)
すべて人間の感情が脳内における化学作用にて説明できると考えれば、
外科手術で性格を矯正し得るのも当然と言えよう。実際ある種の精神疾患には、
脳血管の拡張ないしバイパス手術が有効とされ、術例もあるそうだ。
もっとも、人間の性格を自在に改造し得るならば、医療的な有効性と同時に
社会秩序維持に資する面も注目されるだろう。とすると当然に個人の自律的な
生存を侵害する可能性も生まれる訳で、なればかかる研究の進捗にも、自ずと
限界が見える。技術面での壁よりも、社会的反発の方が障害になるという事だ。

>599(脳梁をぶちまけろ)
脳梁とはまた耳慣れぬ言葉だな。いずれにせよ脳組織を侵されて無事に済む
とは考えにくい。すなわちそれは殺人に類する違法行為だ。
たとえ動物ないし死体への攻撃であっても、一般人の感覚からすれば嫌悪の
情を催させしむるに十分だ。どう考えても無意味な行為ゆえ、止めておけと忠告
しておく。後処理にも大変な手間がかかるではないか。痴れ者め。
647蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/14 19:39
>600(600げと)
おめでとう。それほど切りの良い数字でもないがな。
それにしても最初にこの場が立ちて半年以上…。よくここまで来たものだ。

>607(悪魔と契約する方法を教えてください)
契約とは、対立する二つ以上の意思表示の合致により成立する法律行為だ。
基本的には書面も立会人も必要としない。従って、貴公と悪魔の利害が一致し
何らかの法律効果を発生させる為の意思表示をすれば契約は成立だ。
しかし悪魔は人間ではないので、契約を結ぶに足る権利能力を有しないはずだ。
この観点からは、いかに努力しても貴公と悪魔との間に契約は成立せぬ。

…まあ、貴公の聞きたいのはそういう事ではないだろうがな。
地面に怪しい円陣でも描き、怪しい呪文を唱え、怪しい生贄でも饗してみれば、
もしや悪魔が現れて、貴公の欲求を満たしてくれるかもしれない。
ただし人目につかぬ場所で実行すべきだ。精神状態を疑われては難儀しよう。

>608(韓国にも自国への自虐史観があるそうですが)
あるだろう。韓国人の中にも日本統治時代の資本投下が、現代韓国の発展に
大きく寄与したと考える向きもあるし、韓国併合の合法性を支持する者すら
存在する。要するに日本人の国粋主義者が唱える歴史観とまったく同じものだ。
もっとも韓国国内でこうした意見を述べるのは様々な制約があり難しい。
だから日本人の右翼思想家と手を結んで、韓国社会の後進性を攻撃するの
だろうけど、自国史の暗部をつまびらかにすることを嫌う日本人国粋主義者が、
まさにそうして自国を貶め、日本人に阿諛する特殊な韓国人に好意的なのは、
滑稽としか表現し得ぬな。
648蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/14 19:42
>609(半島の連中にその自虐史観分けてやりたいな)
朝鮮人に分けてやった後に、右傾化した日本人にも分けてやるのが良かろう。
結局のところ、冷静な歴史解釈よりも感情論が優先するという点においては、
反日的な朝鮮人と、国粋主義的な日本人は同類なのだ。
戦後数十年の間に先鋭化した自由主義史観を修正する意味で、国粋主義の
台頭もまったく無意味なものではなかろうが、さりとて感情論に支配された
ナショナリズムの無価値性まで否定すべきではない。

>616(生キテ虜囚ノ辱メヲ受ケズ)
まあな。確かにそう考えずにはおれぬほどの事件だ。
合理主義の権化とも言える米国ゆえに、必要とあらばいかに非人道的な行為
にも手を染めるのだろうが、こうも低レベルな形で捕虜虐待を行っていたとは、
私としても新鮮な驚きを禁じ得ぬ。そもそも現代の国際社会の態様は、米国が
倫理的な範を垂れねば、理性的に機能し得ないのだから、一連の事実は、
単に非人道性ないし国際法上の違法性を論じれば足りるような性質の問題
ではない。米国の利己主義は今に始まったことではないとしても、質的に
帝国主義全盛期のそれと変わらぬようでは、イラクに限る事なく国際社会全体
への説得力を欠くのだからな。実に愚かしいことだ。

>617(ガンが不治でなくなれば、人類の前に立ちふさがる病気は精神病?)
単に精神病としたのでは範囲が広すぎるし、どちらかというと内的要因から来る
病である為、ガンと同じ意味で人類全体の脅威になるとは考えにくい。
次なる脅威として最も危惧されるのは、やはりBSEに代表されるプリオン性の
疾患だろう。そもそも病原体によらない感染症というのは、全く従来の常識を
覆すもので、まさに戦慄すべき新概念だ。エイズも不治の病には違いないが、
ウイルス性の疾患である以上は、対処法もあるし根絶の可能性もある。
しかし、ガンという病も容易には無くならないと思う。何と言っても感染性の
病気ではない上、遺伝子に由来するものだから、その全貌を掴むのが困難だ。
649蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/14 19:45
>622(人生とは『Amore、Cantare、Mangiare』(愛して、歌って、食べて)だ)
随分と楽天的な人生観だな。なぜかイタリア人をはじめラテン系の人種には
この手のイメージが付きまとう。気候風土がそうさせるという面もあるだろうか。
しかし、万民がそこまで楽観的な人生を送れるほどにイタリアは富裕な地域
ではない。南部の後進性を考えれば、先進国に含めるのすら疑問とも思える。


とりあえずここまで。
明日の朝までには次スレを立てようと思う。それではまた。
スレタイ案
ズバリ!「北宋 徽宗配下の民衆数 → 」
…冗談です。
>642(過労死は企業にとっては戦死ですか?)
その点が僕らアメリカ人には理解出来ない所だ。
企業や雇い主にそこまで依存しても彼らにとっては単なる交換が可能な歯車に過ぎない。
それなのに自分を犠牲にしてまで奉仕しても報われないよ。
戦死じゃなくて単なる犬死じゃないの?
社員の一人や二人死んでも代わりは居るだろうし、別に苦に思わないはずだし。

>643(女に「カワイイ」とか言われると腹が立ちませんか?)
それ以前に女に構われていないが何か?

子供の頃から異性に興味を示さなかったから、別にどうでもいい話だ。
女性の美点を一つも解せなかったから、交際しようとも思わなかったし仮に申し込まれても自分の性癖を話して断ったかもね。
それでも僕に可愛いとか言って近付く女性が居たとしたら、食肉として冷蔵庫に入ってもらったかも知れない。
冗談じゃなく本気だが、付き纏われたら鬱陶しいしね。

>646(蔡京さん)
【 】世界悪徳列伝第三【 】の形がいいんじゃない?
何を入れるかは蔡京さんに任せるが、縁起の悪い>650の様なのは却下だよ。
 送信は容量を確認しつつおこないます。おそらくは途中で
とめることになりましょう。ご了承ください。
 今回はいつもよりも返答を短くしております。

>607(悪魔と契約する方法を教えてください。)
 そのようなこと私は知りませんし、知っていたとしても私の
口からは到底申し上げることができません。いや、まあまったく
知らぬということはございません。裁判の自白にて被告人の
口から聞くことができたり、資料に目をとおしたりは当然して
おりますからな。
 それにしてもそのようなことを尋ねにくるとは……どういう
おつもりか、部下に命じて尋問させるとしましょう。来なさい。

>608(韓国にも自国への自虐史観があるそうですが。)
 ございましょうな。やはり歴史観にはあらゆるものがなくては
なりますまい。それがないのは思想統制政策をしかれているか、
歴史学が未熟であるかのどちらかでございましょう。

>609(半島の連中にその自虐史観分けてやりたいな。)
 半島、しかも韓国から分けるということはすなわち北朝鮮の
ことでしょうな。北朝鮮のみならず、各国が各方面から冷静に
歴史をとらえる必要がございます。多様なものの見方はいずれの
国にとっても大事でございましょうな。

>616(、「生キテ虜囚ノ辱メヲ受ケズ」もアリだなって思いませんか?)
 覚悟を決めて自決というのも方法ではございましょう。が、しかし
そのような行動はなかなか取れるものではございますまい。現代の
社会は複雑になっており、多くのしがらみがあり、それが未練と
なって踏み切れないということもございましょう。それに、人間とは
危機が迫る恐怖感の中では却って死を選ぶ冷静さを失うのでは
ないかと思うのですが。
>617(ガンが不治でなくなれば、次〜は精神病ですか?)
 いかがでしょう。想像がつきませんな。そもそもその前提の
ガンの克服がまだまだ先のことのように思います。そもそも
それどころか完全な克服をできぬ間に新しい病気もさまざま
出てきたではございませんか。精神病もおそらく厄介な問題で
ございましょうが、そればかりではございますまい。

>622(「人生とは『Amore、Cantare、Mangiare』だ」)
 ただし、愛し、歌い、食らうことだけの人生などはありえません。
そのためには相応の努力をせねばなりますまい。ただし、
その前提があるならば、なんら反論はございません。国民性を
表したよい言葉ではございませんか。

>624-625(「こんばんわ。おじさん・・・」「おにいさんだタコ」)
 それは明確な区別のある言葉ではなく、人それぞれの
考えによりましょう。しかし「タコ」とは。よほどおじさんという
表現が気に入らなかったのでございましょうな。

>626(容量オーバーロシアンルーレット開始!ってとこですか?)
 そのようですな。どこで切れるか少々怖いものです。ここが
はじまったときも早々見切りをつけて返答はこちらにもちこし
でしたからな。

>633(白百合女学院)
 いろいろ取りざたされていたようではございますが、私がそこを
実際に読み込んだことはございません。ゆえになんとも言いがたい。
申し訳ございません。

>634,637,639(来俊臣様への惜別)
 皆様が嘆くお気持ちもわかります。主として引っ張ってきたその
お姿を見ることができないのはやはり残念なものでございます。
 容量が490に達しましたので、一旦ここで打ち切らせていただきます。
ご了承くださいませ。
 ひとつだけ……

>646 蔡京様(スレタイ)
 私の考えはダーマー様と同じでございます。とくにお考えが
ないのであれば、これまで使っていたものを再利用するのが
よろしいかと思います。そのほうが混乱も少ないでしょう。
 もちろん、お考えがございましたら変えていくのもよいかと
思いますが。
656蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/14 23:58
新スレを立てたので移動を求む。

世界悪徳列伝第三〜Les Fleurs du Mal〜
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1084546375/l50
 新スレは確認いたしました。先ほどのレスの続きを貼り付けてしまいましょう。

>638(日露戦争ぐらい戦勝を祝う日があっても良いと思いませんか?)
 いまさらその記念日を設定するのは無理でございましょうな。
国内外から批判は出るでしょうし、ロシアにしても気分のよい
ものではございますまい。それをおしてまで設定するメリットが
あるかどうか、そこに疑問がございますな。

>642(過労死は企業にとっては戦死ですか?)
 同等の感覚でとらえられることはございますまい。というのは、
軍隊にとって死者が出るのは当然のことでございますが、企業に
してみれば過労をはじめ、労災による死者が出るなど一大事で
ございます。まあそもそも比較の対象でもございますまい。

>643(女に「カワイイ」とか言われると腹が立ちませんか?)
 むしろ笑ってしまいます。職務としてやっていることは「カワイイ」
どころの騒ぎではございませんからな。もしもそれを承知の上で
「カワイイ」というのならば、それはむしろ恐怖でございます。

>646 蔡京様(スレタイ)
 私の考えはダーマー様と同じでございます。とくにお考えが
ないのであれば、これまで使っていたものを再利用するのが
よろしいかと思います。そのほうが混乱も少ないでしょう。

>650(「北宋 徽宗配下の民衆数 → 」)
 あくまで冗談とおっしゃっているとのことなので、私から申し
上げることはございません。が、あえて申し上げると、私にしても
本当にそんなタイトルになっては苦笑する以外ございません。
ましてここを去っていく来俊臣様はいかがお考えになるか。

 これをもちまして、私の主たるの活動の場を次スレへと
移してまいります。では、今後ともよろしくお願いいたします。
658蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/15 22:39
こちらの回答を先に済ませておく。

>624(こんばんわ。おじさん・・・)
>625(おにいさんだタコ)
ふむ…。ダーマーの享年は34歳だったか。実はもっと年少かと思っていた。
まあ、34歳と言えば中年だ。幾ら平均寿命が伸びた現代とはいえ、決して
若くはなかろう。しかしダーマー本人は特に年齢を気にしてはいないようだし、
どう呼んでも差し支えあるまい。
私自身はどちらかと言えば若く見られたい方だが…。

>626(容量オーバーロシアンルーレット開始!ってとこですか?)
無事に次スレも立ったので、今は特に差し迫った状況ではない。
容量完走はいつもの事ゆえ、450kbを過ぎたあたりから警戒はしていた。

>633(ざまあみやがれクズ共。正義は勝つ!!)
醜悪なことだ。無論、白百合女学院ではなく貴様がな。
個人的に白百合スレは気に入っていたので、移転を余儀なくされたこと残念に
思っている。あちらでも頑張って欲しいものだ。

>637(げげげげげげっ!来さんが去るとは!)
>639(来さま、乙華麗でした)
やはり来の存在感は大きいものだった。その辞去を惜しむ声が上がるのも
当然だろうな。しかし我らが一党は散じることなく、今後も活動を続けて参る
所存だ。この場がより一層の発展を遂げれば、来も喜ぶことだろう。
659蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/15 22:41
>638(日本にも日露戦争ぐらい戦勝を祝う日があっても良い)
日本国憲法は平和主義を謳っているし、今更そうした記念日を制定するには
心理的抵抗が大きかろう。そもそも日露戦争など、憲法9条が否定する所の
「国際紛争を解決する手段」としての戦争に他ならないのだから、どうあっても
平和主義には馴染むまい。日露戦争の世界史的意義は大きいが、その結果
もたらされたのは帝国主義社会の拡大と国際政治の混迷なのだから、
それもまた現代の価値観からせば否定されるべき事となろう。

>642(過労死は企業にとっては戦死ですか?)
企業にとっては歯車が一枚欠けるだけだ。しかしその歯車が会社機能全体に
どれほど資するものであったかにより話は異なる。
当人や遺族にすれば戦死と同じ事かも知れぬ。それを名誉の戦死と捉えるか
犬死と考えるかも当事者の主観に左右される問題だ。
ややもすれば日本では懐かしい言葉となった過労死だが、アメリカ社会に
おける長時間・過密労働の弊害は日本のそれを遥かに凌駕するな。
パラノイア(偏執狂)しか生き残れぬと揶揄されるアメリカの企業社会で、
栄達せんとせば、まさに戦場の兵士の如き肉体的精神的負担を強いられる。
日本人も無闇矢鱈とアメリカを模倣する前に、先鋭化が過ぎた資本主義の
もたらす害悪を今一度勘案すべきだろう。

>643(女に「カワイイ」とか言われると腹が立ちませんか?)
女の軽口に一々腹を立てるというのも大人気ない。
もっとも、私たちの生きた時代では成人男性に対し、面と向かって可愛いなどと
申す女はいなかった。例えば閨房での戯れに、そうした言葉を交わす男女は
いたかも知れないが、私にはあまり興味のない世界だ。
しかし、醜いと罵られるよりは、可愛いと言われるほうがマシに思える。
なれば腹を立てるような理由もない。私を可愛いと思うならば、それで構わぬ。
660蔡京 ◆GtkPmKwSp2 :04/05/15 22:43
>645(蔡京さん待ち保守。答えはなんとなくわかるけど)
ふむ…。私の心情を見透かしていたか。
して貴公の予想は当たったかね? それとも外れたかね?
どちらにせよ、今まで通り継続となったゆえ、貴公にも変わらぬ支援を求む。

>650(ズバリ!「北宋 徽宗配下の民衆数 → 」…冗談です)
まあ…重要なのは内容であって表題ではないが、それにしても、今さら徽宗の
下で働くつもりはないな。宋家はとうに滅び、徽宗の末裔も市井に溶け込んで
己の血筋すら知るまい。だいたい徽宗のごときを天子に戴くのは危険である。
あれの不徳ぶりをつぶさに見ていた私が申すのだから、間違いない。


以上だ。こちらは落ちるに任せておこう。
それではまた。
661645:04/05/16 08:07
「スレを立てるのは構わぬが、とても頻繁には来られぬ。よってこれにて解散。バイバイである」
とかなんとか言われると思っておりました。

予想外予想外。良い方に誤算であります。
>661
漏れもそう覚悟してたッス
埋め立て
じゃあ誰か薀蓄キャラごっこでもする?
「映像の世紀」は来さんとダーマーさんしか知らないのが意外でした。
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