吸血大殲 第8章 月赤の狂騒曲

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このスレは、吸血鬼や狩人、あるいはそれに類する者が闘争を繰り広げる場である。
無論、闘争だけではなく、名無しの諸君の質問も随時受け付けておる。
気軽に質問をして欲しい。
なお、ルール・闘争への参加方法に関しては>>2-20あたりを参照してもらいたい。
ルールはスレごとに改定が進んでいるので、常連の者も目は通しておくがよい。

■関連リンク

■参加者データサイト『吸血大殲 Blood Lust』(左手作成・過去ログも全てこちらにあり)
http://members.tripod.co.jp/humituki5272/taisen/index.html

『闘争記録保管所』(緑川淳司作成・各闘争ごとに整理された記録)
http://members.tripod.co.jp/tajuunin/taisen.html

■吸血大殲本家サイト

From dusk till dawn
http://www.uranus.dti.ne.jp/~beaker/

■過去スレ

吸血大殲―もの凄い勢いで吸血鬼が闘争するスレ―
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1006254260/

続・吸血大殲〜新たなる吸血鬼達の闘争の舞台〜
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1007397067/

吸血大殲3〜血と肉と硝煙の円舞曲
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1007821285/

吸血大殲 episode4〜ノスフェラトゥのゲーム
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1008007040/

吸血大殲 第五章 闇に住まうモノ達の饗宴
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1008445608/

吸血大殲 第六章 闘争者たちの饗宴
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1008955227/

■太陽板の雑談・舞台裏スレ

吸血大殲/陰 〜千年城ブリュンスタッド 謁見室〜
ttp://www.alfheim.jp/~narikiri/narikiri/test/read.cgi?bbs=TheSun&key=009400650

■太陽板の闘争打ち合わせ専用スレ
吸血大殲〜夜族(ミディアン)達の闘争会議室 参
ttp://www.alfheim.jp/~narikiri/narikiri/test/read.cgi?bbs=TheSun&key=009400650
まずは、自分の所属する勢力を決めてもらう。
カテゴリA(狩人:人間)
カテゴリB(狩人:吸血殲鬼……吸血鬼でありながら、吸血鬼を狩る者の総称)
カテゴリC(吸血鬼、妖魔)
カテゴリD(その他、傍観者)

原則、自勢力と他勢力とで争うことになる。
ただし、相手方の了解があれば、他勢力とでも共闘は可能であるし、
同勢力の相手とも対戦可能だ。
初めて参加する者はこのスレでテンプレ(>>3)による自己紹介と戦闘スタイルの紹介をしてほしい。
元ネタを知らぬ者もおるのでな。
なお、これらの紹介文は左手が参加者データサイトに転載してくれる。
紹介が終わったあとは、雑談スレにも顔を出しておくがよかろう。

闘争相手の募集は太陽板の闘争打ち合わせ専用スレにて行うがよい。
雑談は太陽板の雑談・舞台裏スレで行うのが基本であるが、羽目を外さぬ限り、このスレでも多少のことは認める。
観戦しながらの応援・野次・結果予想・解説はキャラハン・名無し問わず歓迎しよう。
ただし、キャラハンは常に己のカテゴリー・立場を念頭において行動すること。

本スレは基本は吸血鬼と狩人の戦いであるが、
要は月夜の退廃、血塗れの狂気、そういうものに理解があるなら吸血鬼に縁が無くても歓迎する。
ただし、闘争のバランスを保つ為、あまりに雰囲気・桁の違うキャラクターの参加は遠慮してもらう。
(例、ドラゴンボールのゴクウ、孔雀王の後期の孔雀、ゴッドサイダーなど)
一応、強さの上限としては我やアルクェイド、アーカード、姫あたりを基準に、
常識的に考えて他キャラと闘争を保てるレベルを、参戦出来るキャラの強さの上限としよう。
又、本スレはあくまでも闘争という形を取ったクロスオーバーのやり取りを楽しむスレである。
勝ちに執着した戦い方は、好ましくない。
どう魅せる戦いをするかが、本義である。

・戦う前に自分の自己紹介のレスをハイパーリンクなどで明示しておくと相手も作戦もたてやすかろう。
・又、戦う前に参加者データサイトも参照すること
・リアルタイムでやるか、じっくり数日に分けてやるかは自由である。
 最初にそのことを明示しておくと、相手に親切であるな。
 自分が何時まで闘争できるか、最初に明示すること、
・質問の回答はなるべくすること。ただし、答える時期は各人の裁量に任せる。
・メール欄に出展作品と所属する勢力を記入すること。闘争中の裏合わせ等もメール欄で行う。
 闘争中のものは、対戦相手のメール欄を常にチェックして置くようにせよ。
・戦いの舞台を最初に設定すると、地形を生かしたトリッキーな戦いができよう。
・最初に通常の闘争か、選択肢を使うか、トリップを使って闘争(>>5参照)するかを決めよ。
・名無し諸君の飛び入り参加の為に『マリオネット』『ドッペルゲンガー』(>>4参照)がある。
 好きなキャラに化けさせ、ステハンとして参加するが良い。ただし、ルールは厳守のこと。
・自キャラだけでは勝てそうにない相手と対戦する場合、
 共闘者を募集・指名してバランス をとるのもありであろう。
・1対複数、複数対複数の戦闘では、タイミングを合わせるため、
 同じ相手と闘争している他キャラが全員レスを返してから自分のレスを書き込むようにせよ。
・自キャラが死んでも、蘇生能力を持ったキャラが復活させてくれる。遠慮は不要である。
・昼間にしか来られないキャラであっても、幾日かに分けてレスを返しながら闘争を進めていくことは可能。
 ただし、あらかじめ対戦者にそれを伝えておけ。
・闘争中はテンションを保つため、質問への回答が後回しになることもある。
 機を見て答えていくようにするので、容赦せよ。
・名無しの介入(野次・応援・解説・アドバイス・感想等)も推奨する。
 富樫・虎丸のような名無し歓迎しよう。
・参加者は常時募集しておる。気軽に参加するがよい。
・ルール討議・闘争の簡単な裏合わせは雑談スレの方で行うようにせよ。
・参加者・ROM共、効率よくログを追うため、かちゅ〜しゃの導入を推奨する。
・かちゅ〜しゃによる閲覧を容易にするため、闘争者は戦いが終わった後、レス番をまとめておくがよい。
  (例.>1>3>5>7>9>11>13>15>17>19>21
     >23>25>27>29>31>33>35>37>39>41>43)
以下が自己紹介用のテンプレである。
これ以外に、能力・戦闘スタイルなどの紹介も別に行うがよい。

名前 :
年齢 :
性別 :
職業 :
趣味 :
恋人の有無 :
好きな異性のタイプ :
好きな食べ物 :
最近気になること :
一番苦手なもの :
得意な技 :
一番の決めゼリフ :
将来の夢 :
ここの住人として一言 :
ここの仲間たちに一言 :
ここの名無しに一言 :
マリオネット及びドッペルゲンガーについて説明しよう。

 ・マリオネット
   任意のキャラ(大殲に参加・不参加を問わず)に変化する能力を持った人形である。
   変化したマリオネットの戦闘能力は元となったキャラをほぼ完璧に再現したもので、
   元のキャラが持っている能力は基本的に全て使用可能である。
   大殲未登録のキャラを一回限りで操作してみたい者のための人形であるが、知性・言動も
   コピーできるため、既に大殲登録済みのキャラを自分でも操作してみたい場合などにも使用
   は可能である。なお、大殲登録済みのキャラに変身させ、元キャラと戦わせるつもりなら、
   後述のドッペルゲンガーを使用せよ。

 ・ドッペルゲンガー
   大殲に参加している任意のキャラの一人に化ける能力を持った魔物である。
   闘争舞台のどこかにある鏡から出現し、元となったキャラを襲う。
   戦闘で倒すか、鏡を破壊すれば消滅する。
   なお、ドッペルゲンガーの能力はレベルに応じて異なる。

   <LV1>力や能力は本人の一回り下の能力を有する。
       知能は極めて単純で、無口・無表情である。
  
<LV40>本人の能力を完全に出し切っている。
       知能はある程度有していて戦略性もあるが、完全ではない。
       無口・無表情。

<LV60>LV40の能力に加え、本人の知性・言動も完全に再現できる。
       能力的には、元となったキャラと完全に互角である。

ドッペルゲンガー、マリオネット共に名無しがステハンとして飛び入り参加するために用意
されているキャラである。これらのキャラを使いたいものは、まず雑スレにてどちらを使うか、
何に変身させるかを告知せよ(マリオネットの場合は出典も)。問題ないようであれば、打ち
合わせスレにて対戦相手を見つけて都合を合わせるがよい。マリオネットを大殲未参加のキャラ
に変化させる場合は、変身後のキャラの能力等の紹介を本スレに書き込むことを義務とする。

マリオネット・ドッペルゲンガーの使用は、名無しに限定されるものではない。
大殲スレのキャラハン、他スレのキャラハンでこれらを操作したいものがあれば、名無し同様に
名乗り出るがよかろう。

なお、いかなる場合であれ>>2のルールは厳守せよ。
マリオネットを使う場合、ルールに反するキャラへの変身は不可である。
〜トリップ戦闘ルール〜

※『トリップ戦闘』とは自分の名前欄の名前の後に半角で『#12345678(適当な8文字以内)』
  等と入力し、それによって出来たトリップの値で勝敗を
  決定しようというものである。

・戦闘の例

GM(ゲームマスター):状況描写
 ↓
 ハンターA:トリップをランダム入力&行動描写
 ↓
 ハンターB:トリップをランダム入力&行動描写
 ↓
 GM:トリップの値を元に勝敗判定。
    勝利者にポイント追加。
    引き分けなら相打ちか相殺。
 ↓
 GM:状況描写
 ↓
 ・
 ・
 ・
 これを繰り返す者と思ってくれればよい。
 規定のポイントに達するか、ターン数を超えることで戦闘終了である。
 トリップは始めの桁で値が大きい方を勝ちとする。
(アルファベット大文字>アルファベット小文字>数字>記号)

・アルファベットはA、数字は1が最強
・記号は全部互角
・GMを入れるか入れないか、ターン制・ポイント制を採用するか特定の場面
 (トラップ・術の成功判定等)だけの採用にするか、は自由
闘争とは、血の香りが漂うべきだ。恍惚と屈辱に塗れるべきだ。互いの全存在をかけ、相手を粉砕する。
腕を引き千切り、足を圧し折り、はらわたを潰し、首をもぎ取る!!
そうあるべきだろう? 深く暗く美しい、闇の奥底にて、血を浴びて輝く夜族(ミディアン)というものは。

 さて、ここで僭越ながら、具体的に「闘争を演出する方法」について語りたい。
 別に「こうしなさい」という命令ではない。あくまで「こうすると、いいかも」という程度の助言だ。

1)「闘争する理由」「闘争する場所の表現」に凝る。血と硝煙の匂いが薫る、そんなイメージを喚起する文章表現を加えてみる。
   これだけでも、相当雰囲気が出ると思うのだが、いかがかね?
2)「化物は化物らしく」する。まあ、要はただ「攻撃の応酬」をするのではなく、負った傷の描写や、内面的な昂ぶりを表現しつつ、
   闘争してはどうかという提案だ。例えば、我が憎き戦友アーカード君なら、「引き千切った相手の腕、その傷口に口づけをし、
   真紅の鮮血を飲み干した」など、攻撃表現以外にもキャラ的な演出描写をいれてはどうだろう?
3)冗長にならないよう、気をつける。ただ闘争するのではなく、「このキャラならば、こうした方がらしい」という考えを意識して、
  クロスオーバーならではの「ドラマ」を展開しようではないか。読んでいるだけの者も楽しめる、世界にはまれるスレッド育成を心がけよう。

 くくく、私らしくないね。しかし、あえて提言しておきたいのだよ。

 ここは、吸血鬼の闘争の場としてスタートした。
 畑外の闘争者も多くいるようだが、だからこそ、「吸血鬼ならではの空気」を表現するよう努力しようじゃないか、ええ?
 血!
 肉!
 骨!
 殺戮!
 蹂躙!
 そして闘争!

 狂え狂え、狂って戦え! 血みどろでない闘争に、存在意義はない!
 狂気を! より狂おしい狂気を!
 諸君、私は期待しているよ。
 今夜が麗しき闘争の夜となることを・・・。
>1に書き忘れた前スレである。
吸血大殲 第七章 大殲争・Vampirkrieg
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi?bbs=charaneta&key=1009488808
雑談スレ
ttp://jbbs.shitaraba.com/game/163/vampirkrieg.html#3
8タバサ ◆NyZcOpno :02/01/08 04:09
前スレ>695
視界が閃光に包まれた。
次の瞬間。
「な、何っ!?」
閃光は鎧の男の元に戻り、闇は少女の従者達の元へと戻った。
「時間逆行とは・・・やってくれますね」
ただの観客であったならば、賞賛の拍手を与えるところだろうが、今の私は出演者。賞賛の拍手の代わりに、舌打ち。
「がっ!」
次の瞬間、頭部に衝撃。一瞬、身体がぐらりと揺れる。
「・・・何時ぞやの仕返しですかっ!」
振り返るが、そこに彼はいない。

前スレ>700
彼の代わりにそこにあったのは、空間の断裂。そして少女に襲いかかる『虚空』。
「ちぃっ・・・!」
残り二つの<究極防御>を同時に発動させ、襲いかかる空間の断裂を防御。
「ご同業! 先ほどの火球のように、あの『虚空』、打ち消してください!! あのままでは、あの少女が危ない!」
そう言いながら、私は懐に手を入れた。
「氷華スルフニルよ! 我が求めに応じ、我が敵を射抜く氷の矢を放て!!」
手にしたオーブを天に掲げる。
オーブから溢れた冷気が複数の氷の矢となり、黒の姫君に襲いかかった。
9深山奏子 ◆1dKanaKo :02/01/08 04:34
(前スレ>719 >723) 銀 vs 初音

「………」

…私はただ、呆然と見詰めるしかなかった。
多分姉様と同族、深い因縁が有ったと思われる、巨大な蜘蛛の滅び行く姿を…。
その最期の言葉は私には理解出来なかったけれど、
きっと姉様には深い意味があったに違いない。
ふと、姉様の顔を見上げる。
…色々な感情が混ざり過ぎて、私には何も言うべき言葉が見つからなかった。

だから、私は姉様を抱き締めた。
強く。
想いを込めて。
そんな事しか出来ない自分が哀しくて、そんな気持ちも全て込めたように………。
前スレ>695

「……な、に?」
 発動した魔法が、巻き戻った、だと?
 魔法は、あらゆる不条理を作り出す。課程を飛ばし結果を導く魔法は、
時間的、空間的な一切の制約から抜け出し、それこそ全能の力を発揮する。
 だが。これは――
「あり得ない――!」
 だが、その動揺が、命取りだった。
 まったく予期しない後頭部への一撃。一瞬、視界が真っ白になる。
「が――!?」
 だが、致命的な一撃ではない。ぐらり、と体勢を崩したものの、即座に復帰。
「くそったれ……!」
 振り返る。だが、そこには。黒衣の女が、こちらに立ちふさがっていた。

前スレ>700
 空間に歪みが走る。。黒衣の女によって生み出された生み出された歪みは、一瞬で刃と化すと、
音もなくこちらに襲いかかってくる!
「ちっ!」
 スタッフ操作。無音詠唱!
>8
 と。
 学者風の女の舌打ち。瞬間、展開された「壁」が、彼女に飛来していた「刃」を防御。
「――少女が危ない!」
 学者の声。
「……わかってるよ! ――イグジスト!」
 再び<ジャミング>発動。残り拘束度数4。
 展開された魔力圏は、こちらに拘束で飛翔する「刃」を、一瞬で無効化した。
 いずこからか飛来する、氷の矢の群れ。黒衣の女に向かい飛翔するそれらを視界に収めた瞬間。
 レイオットは即座に、スタッフ操作。呪文変更。無音詠唱。
「イグジストッ!」
 <アクセラレータ>発動。2デュラピッド消費。ぎちり、と全身が軋み、筋肉が限界まで膨張する。
 氷の矢を追うように、レイオットは人間離れした速度で、黒衣の女目がけて駆けだしていた。
11比良坂初音 ◆HatuTxGA :02/01/08 04:54
>9vs銀

これで・・・終わったのだ。
万感の想いが、初音の胸中を駆け巡る
と、同時に・・・言い知れない不安もまた胸中に芽生える
これから先、一体何のために生きて行けばいいのか?
と、そこへ、柔らかく暖かい抱擁が初音の身体を包み込む。

そうだ・・・・・・これからはこの少女のために生きて行こう。
今の自分を精一杯愛してくれる少女のために
初音はその抱擁に答えるかのように
優しくかなこの頭を撫でる。
「もう・・・終わったのよ、そしてこれからまた新しく始めましょう」

これから、何があるのかはわからない、もしかしたら最悪の結末が待っているのかもしれない
でも、今はただこの温もりに浸っていたい。
出来る事ならこの想いが2人永遠に続くように・・・・・・・
そう願いながら初音はかなこの胸の中で安らかな眠りへと落ちていった。

FIN
12八神 燐 ◆SIRO4zbM :02/01/08 05:00
『比良坂初音vs銀(シロガネ)』闘争記録です

前編
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1009488808/483-535内
>483>486>488>491>494>497>500>504>513>515
>517>520>523>526>529>531>533>535
後編
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1009488808/678-723内
>678>681>684>686>691>693>696>702-704>706
>707>709>711>714>716>719>723
終章(エピローグ)
>9>11
となってます。

良くも悪くも決着が付いたことでの様々な感想を待ってます。
レイオット&タバサ&エレジー一行VSアルトルージュ&アドルフ・ヒトラー
前スレ>695 >8 >10

決まった!

あの2人がどんな能力を持っていようと、あれだけの爆炎、そして闇の奔流には耐え切れない!
たとえしのいだとしても、その体は毒に侵されている。
止めを刺すのに大した労力は要らないだろう。
そう考えた瞬間

「・・・え?」
「あ?」
「何?!」
「・・・・・・?!(これは?!)」

すべてが、元に戻っていた。

今度こそ、本当の意味で全員が呆然とした。

だが、一瞬後にはすべてが動き出していた。

優男が再び空間からエレジーに向って“何か”を打ち出す。
黒い女のまわりの空間が歪み、それがこちらに向ってくる。
アスモデウスとデモゴルゴンが、エレジーの前に盾になるかのごとく飛び出す。
ゾウリムシが回復呪文を準備するために集中する。
いつのまにそこにいたのか、帽子とマントの女が壁を作り出して空間の歪みをせき止める。
黒い鎧が仕掛けを振り、優男が打ち出した“何か”が消え失せる。

そして、次の一瞬には攻守が逆転していた。

優男はいつのまにか消え失せ、
黒い女は肩で息をしていて、
帽子とマントの女は無数の氷の矢を黒い女に放ち、
黒い鎧は弾丸と見まがうばかりのスピードで黒い女に肉薄し、
ゾウリムシは呪文を<マハブフ>に切り替えて黒い女に凍気と氷柱を打ち出し、
アスモデウスは黒い鎧に「かたじけない!」と声を掛けつつ黒い女との間合いを詰め、
デモゴルゴンは雄叫びを上げながら黒い女に殴り掛かり、

「決着を付ける!」

誰かの声が轟いた。
バイロン(ブルーソルジャー)VSアベル・ナイトロード
前スレ>640

もう1度やる必要があった。
勝つには、あと1回、無駄とも思える行動をとる必要があった。
いかさまを成立させるには、まだ一つ伏線がたりない。

頭の中に、突如として響いた声に驚きながらも、高速で思考を巡らせる。

出血が酷い。長く戦うのはもう無理だ。限界が近づいていた。

タイミングは掴んだ。
左足を犠牲にすれば、あと一度はかわすことが出来る。

そして、勝機を掴むにはそれで十分だった。

手近な長机に飛びつくようにして駆け寄ると、
その下から愛用のウェザービー・マグナム460を取り出す。
すべるような動作でボルトを引くと、0,1秒の半分もかけずに照準、引き金を引く。
青白い奔流がパイロンに向けて発射されるよりも早く、
7000℃の火種をはらんだ弾丸がクルースニクに襲い掛かった。

どうせこれは効かないだろう。
だが、これで伏線は張り終わった。奴の攻撃をかわした時。
それが反撃の始まりだ。
15バレンタイン兄弟(M):02/01/08 15:17
バレンタイン兄弟+グール軍団vsカズマ

前スレ >698

激しい衝撃音と共に、グールの縦列編隊が文字通り真っ二つに割れた。
しかし、その為カズマはグールの集団に両側を挟まれる形になってしまった。
グール達は同士討ちを全く恐れず、中央のカズマに向け銃を撃ち、警棒で、盾で次々と殴りかかってゆく。


一階警備室。
血塗れの部屋の中、ルークとヤンが警備モニタで、グール達とカズマの戦闘を見ていた。
「あー、兄ちゃん。やっぱ駄目だ。あいつらバカ過ぎ」
「そんな事は最初から解っていたさ。だからこその実験だ。
ブツブツ言っていないで、さっさと第二陣を引連れて行け。失敗は許されんぞ」
「失敗? ありえネーありえネー。食後の運動もいいとコロだゼ」
ヤンは余裕綽々の態度でルークに応えると、足下で生乾きの血の糸を引きつつ、警備室から出て行った。

「いつまで食ってんだ、コラ」
売り場に戻ってきたヤンは、レジの脇で
この店に入ってきた時は、自分の子供であった肉を貪っていたグールの頭を軽く蹴飛ばす。
しかし、その力など入れていないかのように見えた蹴りで、
グールの頭は白い脳漿を撒き散らしながら粉々に吹き飛んだ。
「ホレ、出番だ。サッサと準備しな」
ヤンの言葉に、店内のそこかしこで人肉を貪っていた買い物客姿のグール達が次々と集まり始めた。
彼らの手にはその辺りの売り場から持ってきた包丁やフライパン、大根などが握られている。
「さあ、パーティーはまだまだこれからだゼ」

ヤンと新たなグールの集団は、カズマの居る階を目指し、ゾロゾロと移動を開始した。
16バレンタイン兄弟(M):02/01/08 17:03

ヤン「オイオイ、前スレ書き込めなくなってんじゃねーか」
ルーク「仕方あるまい。無法の闘争地帯と言えどルールはある」
ヤン「だいたい、まだ始まったばカリだゼ」
ルーク「一々ぼやくな。仕事は静かにやるものだ」
ヤン「つーわけで、前スレのぶんだ。とっくりと拝みな」
ルーク「わざわざ書き込むべきか迷ったのだがな」

バレンタイン兄弟+グール軍団vsカズマ
前スレの闘争分

>688>689>698
お上の命令で 『クルースニク』の援護に来たんだが・・・こいつはすげえな。
おっと、自己紹介をしなくちゃいけねぇな。

俺は教皇庁国務聖省特務分室派遣執行官・・・要するに「特殊工作員(エージェント)」だ。
俗に「Ax派遣執行官」と呼ばれている。
「国務聖省」ってのは「外務省」みたいなやつでな。
教会の管轄外での仕事が中心だ。
「第13課イスカリオテ機関」とはまったく反対ってわけだ。

おっと、言っておくがイスカリオテはともかく、「埋葬機関」とは仲良くする気はねえぜ。
イスカリオテは自領土でしか動かない・・・好きにはなれないが、
教会の領土のことは俺達は関知しねえ。

だが、他人の敷地に土足で入る埋葬機関は気にいらねえ。
こんな俺でもそれなりの「礼儀」は知っている。
ヴァチカンはもう昔のヴァチカンじゃねえ。力を誇示する時代は終わったんだよ。

そういえば、アベル局長もいるみたいだが・・・。
・・・関わりたくは無い。

俺の戦闘方法は主にブレスレット代わりにしているチャクラムと、
この美しい肉体を使った攻撃だ。チャクラムの切れ味は鋭いぜ・・・。
なに? 『以外に地味』だってえ!? ・・・確かに。(勝てるかな、こりゃぁ)

あまり雑スレには顔を出せないが、よろしく頼むぜ。 
出典 :トリニティ・ブラッド
名前 :レオン・ガルシア・デ・アストゥリアス
年齢 :20代後半だ。まだ「おじさん」じゃないぜ。そのはずだ・・・。
性別 :男
職業 :教皇庁国務聖省特務分室派遣執行官 通称 『ダンディライオン』
趣味 :貴婦人を口説くのは教会の礼儀だぜ。
恋人の有無 :いないってことにしておいてくれ。
好きな異性のタイプ :・・・。
好きな食べ物 :おいおい、好き嫌いをしていたら立派な大人になれないぜ。
最近気になること : 『薔薇十字騎士団(ローゼンクロイツ・オルデン)』の動向と残りの刑期
一番苦手なもの :べ、別に俺はカステリーナ枢機卿にびびってなんかいねえぜ。
得意な技 :このブレスレット代わりにしている戦輪(チャクラム)を使った攻撃だ。
一番の決めゼリフ : 『金さえ出せば、飛行機から棺桶まで調達できる』
将来の夢 : 『刑期を全て勤めた上での出獄』だ。
ここの住人として一言 :俺は教会・・・ヴァチカンに所属しているが、別にあんた達が嫌いなわけじゃないぜ。
            只、報酬が美味しいんでね・・・狩らせてもらうぜ。
ここの仲間たちに一言 : 『仲間』ってヴァチカンの他機関のことか? 
             は、あんな殺人組織の仲間にはなりたくねえな。
ここの名無しに一言 :俺は人間だからな・・・なんのからくりも無い人間だ。
ヴェドゴニアVSラルフ・グルト 前スレ分のまとめは前スレ>729に

右腕? それが……何ぃっ!?
(マウントでサド侯爵の愉悦を振り上げたまま、まともに弾を喰らう)
ぐぅっ……!!
(地面に倒れ、手にした愉悦がそのはずみで廊下を滑っていく)
くそっ、妙なマネしやがって……。
(ふらっと立ち上がり、かぎ爪を振り上げてラルフへと向かう、が力がない)
あぁそれとよ、左手の旦那に頼みたいだが、
キャラ紹介の時の俺の名前は「レオン・ガルシア・デ・アストゥリアス」で頼むぜ。
一応、こっちが本名だからよ。悪いね。
>19 ヴェドゴニアVSラルフ・グルト

「・・・貴方も大概しつこいですな?
 あれを食らって、まだ生きているとは。
 ・・・一応切り札のつもりだったんですがねえ」

殲鬼の拘束から逃れ、同じようにふらつきながら、男も立ち上がる。
短機関銃は標的の向こう側、右手と長銃は階段の下にある。
敵も味方も満身創痍。お互いの手の中に、武器は無い。
だが、しかし――

「エースが無くても、まだ私の手元には手札が残っていますぞ?
 貴方を嘲笑い、死へと誘う鬼札が」

男の左手の中に出現する一本の散弾銃。
篭められているのは、特別に聖別された銃弾。

「滅びなさい! 貴方を救ってくれるようなものなど、この地には存在しないんですからな!」

散弾銃が咆哮をあげた。
>21 VSラルフ・グルト

……ちっくしょぉ!!
(念動力で、ラルフの後ろに滑っていたサド侯爵の愉悦を、ラルフの延髄へと飛ばす)
(両手を交差して必死に散弾をガードする)
ちく……しょぉ……。
(だが、両膝をついて地面に倒れる)
23閑馬永空:02/01/08 22:26
生には疲れ果てた我が身なれど、体は斬り死にの場を求めるか。つくづく難儀よな。
卒爾ながら寄らせて貰う。
「逸刀流」剣士――名を閑馬永空(しずまえいくう)という。
沙村広明の絵草紙、「無限の住人」の登場人物だ。
剣士ではあるが、その前に「不死の」という肩書きが付く。吸血鬼とかいう化け物とは異なるが、儂も不死者だ。
今様の言葉では「のすふぇらとぅ」というのか。「ぞんび」ではない。
分類分けは「C」でお願いする。

「無限の住人」は、江戸中期を舞台にした時代劇である。剣術諸流派を統合せんとする天才・天津影久率いる「逸刀流」に両親を殺された少女・浅野凛が、不死の浪人・卍とともに敵を討たんとする物語だな。
要するに珍妙な刀でチャンチャンバラバラだ。まあ最近はやや毛色の違った展開になっておるが。

儂や卍の不死の力、「血仙蟲(けっせんちゅう)」について説明しておく。
これは西蔵国(チベット)のラマ僧が編み出した究極の延命法だ。我々の体に巣食う何万匹もの「蟲」は、疵を負うと疵口で死結し、破壊された組織を代行する。
我々の不死の源は、下等な蟲どもの「つなぎ」によるのだ。馬鹿げた話だがな。
その性能はアンデルセンなる切支丹伴天連とほぼ同等と考えてよかろう。四肢を断たれても繋ぐ事が出来る。
心の蔵を刺しても、脳髄を抉っても無駄だ。儂を殺したければ解体せよ。
また不老の効果もある。儂は外見こそ三十代だが、これでも二百を越えておる。戦国の世の生まれでな。
これによって生じる不都合は特にない。たった一つを除いて。
死ねん事よ。これは何にも増してむごいぞ。

新参者故、不調法も多々あるやもしれんが、方々、一つ宜しく頼み入る。
>22 ヴェドゴニアVSラルフ・グルト

「悔しい!? 悔しいのですか!?
 化物が人間のような反応をするとは、世も末ですな!!」

嘲笑いながら、男は銃弾を殲鬼に叩き込み続ける。
その油断が、男の運命を書き換えた。
――勝者から、敗者へと。

ドス!!

「ガッッ!?」

背後から飛んできた一振りのナイフが、男の首を貫き通す。
呆然と立ち尽くし、自分の首に視線を向け――
糸が切れた操り人形の様に、その場に倒れ伏す。

「・・・・・・『主よ、何故我見捨てたもう』・・・・・・」

最期に呟いた言葉は、何に向けたものか。
復讐のために魔物を狩り続けた男――背教者ラルフ・グルトは
聖なる学び舎の中で永遠に、この世界の住人であることをやめた。
25フリッツ ◆Fritz/BY :02/01/08 22:53
おお、惣太にモーラはもうきてんのか。遅れて悪りぃな。
俺はフリッツ。モーラと組んで吸血鬼ハンターをやってる。
理由は聞くな。諸事情ってヤツだ。
ま、んなことはどうでもいい。

ん、そうか。とりあえず画像だ。

こいつが俺のよく使う獲物M4ウィッチハンター。
ttp://www.nitroplus.co.jp/pc/ranking/gunimage/M4_Wiche.jpg
カービンにゴテゴテと色々追加装備してある。
てっぺんについてるボウガンの矢で奴らにとどめをさす。

こいつが俺らの使っているハマーHMMVW。
ttp://www.nitroplus.co.jp/pc/gallery/backno/1014_hummer.jpg
まともにやりあうのがめんどくせえときはこいつで轢き殺してやるがな。

これが俺。
ttp://www.nitroplus.co.jp/pc/vjedo/Fritz.jpg
じゃ、お待ちかねの狩りと行くぜ。相棒。
26フリッツ ◆Fritz/BY :02/01/08 22:54
出典 :吸血殲鬼ヴェドゴニア
名前 :フリッツ・ハールマン
年齢 :永遠の19歳。嘘だ。気にすんな。
性別 :男だ。女に見えるかよ。
職業 :吸血鬼ハンターってヤツだ。
趣味 :整備、狩り、モーラ
恋人の有無 :いない、だろ。興味ねえ。
好きな異性のタイプ :興味ねえよ。
好きな食べ物 :さあな。
最近気になること :惣太の野郎がなんとなくむかつく。
一番苦手なもの : モーラの涙
得意な技 :別に技はねえよ。化け物どもをブチ殺せりゃあ、なんでもいい。
一番の決めゼリフ :灰は灰にィ、塵は塵に・・・・ってなぁ!
将来の夢 : 化け物どもを皆殺しにする事 モーラを幸せにしてやる事
ここの住人として一言 :ペドは惣太クンだけでイイ。な!ヴェドゴニア。
ここの仲間たちに一言 :化け物どもは俺らで狩る。手出しすんな。
ここの名無し達に一言 :誰がペドでシスコーンだって?おい!
27伊藤惣太 ◆cILVjedo :02/01/08 23:02
>24 VSラルフ・グルト エピローグ

(ラルフが倒れて数時間後、倒れていたヴェドゴニアの指がぴくりと動く)
……お、俺は、生きてる、のか?
(目の前で絶命しているラルフ・グルトに気付く)
そうか、上手く行った、のか……ぐぅっ!
まずい、早く血を飲まないと……保たねぇ。
(ラルフの死体の首筋に牙を突き立てて吸血する)

(ずたずたになった制服姿で、ふらふらと歩きながら校門を出る)
(校門の柱にもたれて、空の月を見上げながら)
ちくしょう……何なんだよ一体。
俺が何か悪い事したってのか?
俺は、俺はただ人間に戻りたいだけだ……!
その為に生きて生きて生き抜いてやる!
それが、例え誰かを踏み台にする事だとしてもな……。

……もう帰らねぇと。
しかし、こんな姿で帰ったら、香織が何て言うだろうなぁ。
はぁ……つーか制服だって安かねぇんだぞ。
明日は替えでしのぐとしても、手痛い出費だなぁこりゃ。
どうしたモンかねぇ……?
(頭を掻きながら、家路へと歩き出す)

(BGM:MOON TEARS)
28伊藤惣太 ◆cILVjedo :02/01/08 23:05
今回の闘争記録な。

前スレ分は前スレ>729にまとめてある。

今スレ
>19>21>22>24>27
29十六夜京也 ◆NENv99.A :02/01/08 23:08
前スレ>694より。ランドー・十六夜・ウピエル

「何だ。ありゃ?」

自分でも少し間抜けな問いだと思う。
黒色のスポーツカーは一直線にこちらに向かってきていた。

引きつった顔のカップルが目に入る。
おそらくは何らかの術の影響下にあるのだろう。

200+200=約時速400kmの弾丸をどうやってかわすというのか?
しかし、京也は・・・ただ静かに阿修羅を構えるのみであった。
世界から一瞬音が消えた。

「いぇぇりゃぁぁぁ!!」

裂帛の気合いとともに阿修羅が『振り上げ』られる!
当然剣が届く間合いではない。それにも関わらず車はふわりと持ち上がり、
二人の乗ったバイクを華麗に飛び越した。
そのままの勢いで天地を逆にして道路を滑っていく。

・・・後日談になるが、不思議なことに車にも中の二人にもほとんど傷はなかった。
それにもかかわらず、車のエンジンは二度とかからなかった。

付け加えるとそのカップルはしばらく車に乗ることができず、
最終的には破局を迎えたらしい。
30閑馬永空:02/01/08 23:09
「てんぷれーと」である。

出典 :無限の住人
名前 :閑馬永空(しずまえいくう)
年齢 :約二百歳
性別 :男
職業 :剣士
趣味 :緊縛
恋人の有無 :今までに五人の女を妻としたが、すべて先立たれた
好きな異性のタイプ :特に無い
好きな食べ物 :桜餅
最近気になること :虫として生きるのに疲れた事
一番苦手なもの :ない
得意な技 :剣技、不老不死
一番の決め台詞 :「宇治茶だ!」
将来の夢 :「逸刀流」を乗っ取る事
ここの住人として一言 :ここには死ねんむごさを知るものが多そうだ
ここの仲間たちに一言 :不死身同士、末永く付き合いたいものよ
ここの名無しに一言 :それでも虫として生きるか?

儂の戦闘様式についてもいっておく。
儂は剣士だ。力量は、戦場で斬った人間は千人を超すといえば大体は判ろう。
得物は「井上真改蟲殺(いのうえしんかいこさつ)」。井上真改自体は実在の名刀だが、峰に大量の毛を植え付けたものだ。
毒液を刃先から滴らせる為にな。「一撃必殺」だ。
後は脇差と匕首が数本くらいか。
因みに「蟲」は疵を癒す事しか出来ん。荒木うじのように内臓を武器に、などは無理だ。また妖術の類も使えん。
純粋に斬り合いだけだな。

ここが一番活発な時間、つまり夜半は大抵おる。
31ウルフ ◆wolf8zuU :02/01/08 23:17
楽しそうな「匂い」がするからウルフも参加させてもらぞ。
       
出典:WILD HALF(浅美裕子 集英社 全17巻)
ただし、ウルフは14巻以降のみ登場だ。
名前:ウルフだぞ。
年齢:・・・忘れたぞ。3歳以上だ。
性別:オスだ。
職業:・・・なんだそれ。楽しいのか?
趣味:げーせん、からおけ、楽しい事ならなんでも、だ。
恋人の有無:メスのことか?エゾオオカミの仲間はもういないぞ。
異性のタイプ:知らないぞ。
好きな食べ物:美味いならなんでも食うぞ。タケトの料理は美味いな。
気になること:タカハシの行方だ。
苦手な物:銀だ。そばに持ってきたら敵だと思うからな。
得意な技:非自然物に近い物へのマーキングだ。
一番の決めゼリフ:(タカハシへ)なんでもかなえてやるぞ。
おまえが望みさえすれば・・・
将来の夢:タカハシに「義理」を返す事だ。
ここの住人として一言:タカハシを探すのに忙しい。合間に戦わせて
欲しいぞ。
ここの仲間たちに一言:楽しいたたかいで魅せて欲しいぞ。
ここの名無したちに一言:タカハシの手がかりを教えて欲しい。 
前スレ>695
>8>10>13
レイオット&エレジー一行&タバサVSアルトルージュ&ヒトラー

疲弊しきった身体を姫君が放り投げる。
とさ、と軽い音とともに、遙か後方に落ちる。
思ったよりも衝撃が少ないのは、姫君の心配りだろうか。

「少々、乱暴だと思わないでもないが」

ぎしぎしと軋む身体をなんとか立ち上がらせる。
意志力を総動員して、体内の獣性細胞を活性化させる。
長期戦は無理だが、短時間ならば、いける。

『虚空』と姫君の放った空間断裂は戦術魔法士とタバサが無効化した。
しかし、それは予想の範疇内だ。
にぃ、と笑みがこぼれる。
その目に集中攻撃を受ける黒の姫の姿が映る。

「姫君は・・・まぁ持つだろう」

呟くその横を白い疾風が駆け抜ける

「ガイアの怪物も目覚めたようだしな」

地を蹴り、低い姿勢のまま、駆け出す。

目標は、召喚師の少女。
今の、完全に注意が黒の姫に向いた状況ならば・・・殺れる!
>8 >10 >13
私が全力で放った『空間の断裂』は敢え無くかき消された。
力は使い果たした私はその場に膝をつく。
そこに飛来する複数の氷の矢が私に突き刺さり、更に冷気が私を包み込む。
トドメとばかりに、魔法士と悪魔2匹がロクに動けない私を格闘戦でこれでもかとばかりに、
私を痛めつける。

なんて、無様……
でも、まだやられた訳ではない。

「来なさい、プライミッツマーダー!」

そう、私が叫ぶと同時に再生を終えたプライミッツマーダーが3人に突撃。
3人はプライミッツマーダーの体当たりをうけ吹き飛ばされる。

これで、形成逆転。
しかし、私自身の消耗が酷い、瀕死と言ってもいい。
プライミッツマーダーを無視して、私に集中攻撃されたら、おそらくアウトだ。
地脈の吸収による回復も追いつかない。
なら、残った手は……
(吹き飛ばされたレイオットに駆け寄る。右腕を振るって、モールドの1部を破壊)
「あなたの血をいただくわ!」

(レイオットを吸血!成否はアルトとレイオットのトリップで判定。
成功すれば、レイオットは死徒になり、アルトの支配下に)
(プライミッツマーダーは、タバサ、デモゴルゴン、アスモデウスと交戦中)
>前スレ659から VS葛葉キョウジ

 突如奇妙な道化が登場したかと思うと、巨大な札に変化した。
「……何だ、これは?」
 唖然とする俺と、札に描かれた男との目が合った瞬間。
 ――俺は、札に取り込まれそうになっていた。
「ぐっ……おのれっ!」
 慌てて取り込まれた左手首を切り落とす。
 札はあとかたもなく、消滅した。ただし、俺の左手首をしっかりと
持って行ったが。
「ヒャヒヒヒヒハハハハ!」
 頭が痺れる、血と肉と汗、恐怖と歓喜で何もかも――特に防御
なんてものがどうでもよくなる。
「忍法、腸土竜!」
 一瞬、俺の腹の中に引っ込んだ臓物が猛烈な勢いで、土を
潜っていく。
 そして、連中の長であろう男にはらわたの先端が突き刺さり――。
 ――カキン!
 だが不可視の盾によって、その男への攻撃は阻まれた。
 くそ、またもや妖術か!


 荒木又右衛門……怒りのあまりダメージを気にしない方向に。
35ウピエル ◆Upielb0Y :02/01/09 00:25
>29 ランドー・十六夜・ウピエル

目の前に突っ込んできたスポーツカーは、十六夜のガキが木刀を一振りするだけで吹き飛んだ。
・・・いや、浮き上がっただけだ。どうやら、無関係の人間を巻き込みたくないらしい。甘っちょろい話だ。
その甘っちょろいやり方にも腹が立つ。が、この場はそんな事はどうでもいい。

視界の隅に捉えた片目野郎。その姿は曖昧で点滅しているようにもかすんでいるようにも見える。
そういう能力を使っているのだろう。
だがそんな事は関係ない。
今度は楽には死なせない。苦痛に悲鳴を上げて「殺してくれ」と哀願させる。
そうでもしなければこの怒りは治まらない。

「まずは脚だ!!」

片腕でバイクを運転しながらスクリーミングバンシーを構える。
ヤツの脚に適当に狙いを定め、バースト射撃。ビルから飛び降りた衝撃で少し照準が狂っているのか、狙いが逸れるがそれも承知の上。
流れ弾が通行人の脚にあたったようだがそんな事は知ったこっちゃ無い。
弾道のずれを見極めると、本気の狙撃。マガジンの残弾全てをフルオートで叩き込む。
秒間10発の5.56mm高速徹甲弾を吐き出す泣き女の絶叫が響き渡る!!
ヤツの目くらましでとても全弾命中とは行かない。だが、通行人が何人怪我をしようが死のうがそんな事はどうでもいい!!
3発の弾丸がヤツの両足に吸い込まれて行く。コイツは・・・命中する!!
両足に衝撃を感じた。直後に地面が近付いてきて、頭が砕けた。 
まあ、いい。
人間が増えて来ている。この体に拘る必要は無い。

一旦体の支配を解き、影が疾る。
哀れな犠牲者にまとわりつきすぐさま元の姿を取り戻すと、再び駆け出す。

視界の端に、足を失って叫ぶ人間の姿が見えた。

「心地良い呪いじゃ。存分に恨みを晴らせ」

式を一つその姿目掛けて撃ちこむ。
屍肉爆弾と化したその男は、残った両腕で数度跳躍。
バイクの進路に立ち塞がる。

くく、と笑ってその姿を確認すると、今度は宙にヒラリと浮き追跡者を見下ろした。

「そして、もう一度。今度は防ぎきれるかの?」

ぱん、と拍手を一度叩く。


その音と同時に、辺り全ての自動車が一斉にその進路を変更した。


そろそろ良い感じに怨念の叫びが匂って来た。

この世のありとあらゆるモノに、呪いあれ。
失礼。
>36
の冒頭に
>35 ランドー・十六夜・ウピエル
を入れるのを忘れていました。
夜・・・ハインケルはいつもの仕事を終え、帰投の道に就いていた。
今回の任務は法王猊下の暗殺計画を立てていたある組織の掃討・・・。
良くある仕事だ・・・ここまでは。

ハインケルは足を止めた、闇の中から一人の男が現れたからだ。
身長は高い・・・アンデルセン神父ほどは無いが・・・。
がたいも良く太い腕はそれ一振りで人を絶命させそうのものだった。
髪はかなり長いが、とかしていないためかかなりボサボサだ。 

こんな粗雑な男・・・普段ならちんぴらかなにかと認識するだろう。
だが、ハインケルは緊張していた。
その男は漆黒の「僧衣」を身に纏っていたからだ。
かなり着崩しているが、間違い無いだろう。

ごく有り触れた僧衣だが、なにかおかしい。
そう思ったその時・・・。

「国務聖省特務分室派遣執行官だ・・・。」

男は重く口を開いた・・・。

「第十三課の工作員・・・ハインケル・ウーフーだな?」

「神の名の元に・・・エィメン!!」

男は一瞬、ウサギのようにしなったかと思うと、一気に飛んだ。
いや、走っているのだろうがその歩幅がとんでも無く広い。

男はハインケルの眼前まで近づくと、その豪腕を繰り出した。
39十六夜京也 ◆NENv99.A :02/01/09 01:18
>36 ランドー・十六夜・ウピエル

「待て!依り代をいくら潰しても無駄だ!」

今日はこの男のスピードに振り回されてばかりだ。
・・・また間に合わない。

罪もない『かつてランドーだった男』の両脚が吹き飛ぶのを見て、
京也は歯ぎしりした。

「おい、その撃ちまくる癖をなんとか・・・!?」

そう言いかけて視界の隅でランドーが式を放つのが見えた。
そして、足を無くした男がバイクの前に立ちふさがる。
ほぼ同時に周りの自動車全てから術の気配がした。

「まずいな、こいつは」

罠に落ちたにしてはのんびりとした声だったが、顔は真剣だ。
ウピエルの射撃の腕ならばこの程度の包囲網を突破することはたやすいだろう。
しかし、犠牲者は二桁ですむのか?考えている暇はなかった。

「確かこのバイクはヴァルキリーとか言ったよな?
天国まで飛ぶんじゃねーぞ!」

再び阿修羅に念を凝らし、大きく振りかぶる。そして渾身の力を込め地面に振り下ろす!

その瞬間、北欧の神の使い・・・戦士の魂の導き手の名を持つバイクは空に羽ばたいた。
40葛葉キョウジ(M):02/01/09 01:21
>34 VS荒木又右衛門

目の前で障壁に弾かれる触手を見て思う。
――予想通りかっ!――
賭けで放ったシャッフラーも失敗に終わった様だ。・・・内心、舌打ちする。
まずい状況だ。テトラカーンを使えばしばらくは凌ぎ切れるかも知れない。

――しかし、精神力にも限界がある。GUMPも含めて、
積極的に攻撃できる悪魔はヤツフサぐらい・・・
・・・消耗しきって殺られちまう。

――仕方ない。再び、賭けよう――
 決心し、再びGUMPを操作――

・・・・・・・・・・RETURN・Amazones
・・・・・・・・・・CALL・Yatubusa

  ヤツフサ『・・・ガルルル・・・サマナー・・・厳シイノカ・?』

「ああ、だからお前の助けが要る・・・・」

  ヤツフサ『ガルル・・・オレサマ、唱エル・・・―タル・カジャ!!―』

力が沸いてくる感覚を確認する。・・これでちったぁマシになったか・・・
そして、剣―七星剣―を構え、相手に向かって――

「・・・侍野郎!どうせなら、最後は、――斬り合うか?!」

ヤツフサにサポートを任せ、オレは、ヤツの元へ走り出した。
(・・・果たして相手は乗ってくれるだろうか・・・・?)

*ATTACK:七星剣で攻撃(力量増幅中)
ACTION:ヤツフサ(後方サポート)
DEVIL:ヤツフサ
>38 VSダンディライオン

「Ax派遣執行官だと?」
繰り出された豪腕をサイドステップでかわしながら、両手に銃を握る。
「その姿……レオン・ガルシア・デアストゥリアス。コードネーム『ダンディライオン』だな?」
囚人でありながら、ヴァチカンに仕える派遣執行官がいると聞いた事がある。
任務を果たすたびに、その刑期が減らされるとか。
一体、上層は何を考えているんだ? 罪人を手先に使うなんて。
……いや、スフォルツァ枢機卿は趣味だったな、化物やら機械やらを手先に使うのは。
今さら罪人くらいでは驚くには値しない、か。

だが、解せないのはそんな事じゃない。
何故、私が派遣執行官に狙われるのだ?
枢機卿は何を考えているんだ?
イスカリオテ機関と教皇庁国務聖省は特に仲がいいわけでも悪いわけでもない。
ならば、何故だ?
「何が狙いだ? ダンディライオン」
二挺拳銃を油断無く男に向けながら、問いかけた。
42ウピエル ◆Upielb0Y :02/01/09 02:02
>39 ランドー・十六夜・ウピエル

どうやら、さっきの斉射が気に食わないらしい。後ろのガキが何か喚いている。
鼻歌を歌い、空になったマガジンを交換しながら聞き流した。だが・・・
確かに気に食わない。この俺があんな不正確な射撃をしなければならないってのは相当な屈辱だ。
突っ込んでくる自動車。この俺様を相手にするには御粗末な攻撃だ。
少々アクロバッティブな荒技と射撃で切り抜けようとした時、十六夜のガキが木刀を振り下ろした。
リッターマシンのヴァルキリーが軽々と宙に舞う。コイツの力は結構便利な物だ。俺は少し感心した。

飛びあがったバイクから下を見下ろすと、片目野郎の殺気をまとった死体が蠢いているのが見える。
丁度良い。今度のマガジンの弾丸はさっきの高速徹甲(ハイスピード・アーマーピアシング)弾とは違う。
命中すれば肉を引き裂き骨を潰す軟頭陥没弾頭(ソフトノーズ・ホロウポイント)弾。
綺麗に砕け散る肉片の花火が咲き乱れる様は、想像するだけでイきそうになる。
蠢く死体の全てを一瞬で狙い、空中からフルオート狙撃!!
1.5秒間で、全ての死体の頭が爆ぜ飛んだ。脳漿と血液、脳味噌が地上にピンクの花火を咲かせる。
割れたスイカのような頭部をぶら下げた死体が路上に崩折れ、散乱し、粉微塵になり、猛烈な殺気を振りまく。
背後で十六夜のガキが木刀を構える。片目野郎の術への防御はこいつに任せ、まっすぐに突っ込み。

何事も無かったかのように、バイクを着地させる。もはやヤツは眼の前だ。
十六夜のガキは依り代をいくら潰してもダメだと言った。こいつは無関係な人間が巻き込まれるのがいやなのだろう。
だが、言っている事はおそらく事実だ。
俺としては、人死が多い方が派手で楽しい。だが弾数には限りがある。

「で?どうすりゃヤツをブッ殺せるんだ!!?」
>41
・・・ち、速いな。
(銃を使われたか・・・これじゃあ動けないぜ。) 

しかしまさか・・・俺のことまで知っているとはさすがだな。
Axでもマニアックな方なんだがな・・・。
俺の狙いかい? そうだな・・・別に、あんたが教会に狙われているわけじゃあ無い。
マクスウェル局長とうちのボスが揉めたわけでも・・・無い!!


・・・その時、ハインケルの背後の闇が光った。
先ほどの一撃に紛れて、レオンは戦輪・・・チャクラムをはるか遠くに放ったのだ。
チャクラムは大きな半円を描きながらもハインケルを切り裂くべく飛ぶ。

ハインケルがチャクラムの存在に気が付いた。
チャクラムに気が向いた一瞬、レオンは大きく横に飛びながら腕に仕込んだチャクラムを構えた。
ハインケルも背後のチャクラムの軌道上から脱するため、
小さくステップをしながら銃口をレオンに向けようとしていた。

「遅いな、シスター!!」


*トリップ判定:早撃ち勝負

アルファベットの大文字が出たらレオンのチャクラムがハインケルの銃をはじき飛ばす。
アルファベットの小文字が出たらハインケルが勝利、ハインケルの望む結果に。
数字が出たら・・・相打ち。  
>42 ランドー・十六夜・ウピエル

三枚の札は全て破られた。
なのに、目の前には追跡者がまだ存在している。

興が乗った。
少々早いが、地獄を呼んで、こやつ等に見せてやるとしよう。


『―――――――――』

声にならない叫びをあげる。
その存在こそが呪詛。その思いこそが呪詛。その叫びこそが呪詛。

抵抗力の弱い人間の魂を凄まじい勢いで食らいながら、ランドーは更に吼える。
その叫びは力を増すにつれ、更に大きく広がっていく。

我を救うものは無い。我の怒りを知るものは無い。我の憎悪を知るものは無い。
なればこそ、呪われよ!呪われよ!呪われよ!
>43 VSダンディライオン
(トリップ判定:大文字)

「じゃあ、一体なんだって言うんだ?」
チャクラムとは、また珍奇な武器を使う奴だ。
だが、油断していると抉られて一巻の終わりだろう。
ステップを踏んでかわしながら、銃を執行官に向ける。

「遅いな、シスター!!」
しまっ……!
気付いた時にはもう遅い。
右手で構えていた銃が、チャクラムにはじき飛ばされていた。
だが、ステップを止めるワケにはいかない。
左手の銃で牽制しながら、油断無く距離をとり続ける。
>45
「ちぃ!!」

近づけない・・・まさか、拳銃一丁の相手に距離が詰められないとは・・・。

(この女・・・俺の闘り方を知っているのか!?)

レオンは腕に仕込んであるチャクラムを更に2、3個投げた。
チャクラムのするどい軌跡が、ハインケルの周りを激しく飛び交う。

(・・・相手は一撃必殺の拳銃だ。狙いを定められたらやられる!!)

レオンは漆黒の僧衣をたなびかせながらも、走り続けた。
ハインケルの周りを飛び交うチャクラム・・・全身の筋肉を使って走り続けるレオン。
そう簡単に狙いは定められないはずだ。

「イスカリオテのシスター!! あんたは殺しすぎた!!」

レオンは走り続ける。

「ヴァチカンは昔ほどの力を持ってはいねぇ!!
 そんな解決策を取っても・・・諸外国に反感を買うだけだ!!それがなぜ、分からない!!」

レオンは心にも無いことを叫びながら走る。

(・・・我ながら訳の分からないことを言ってるねえ。)

レオンは心の中で自嘲をしながら、少しづつ距離を詰める努力をしていた。
 
>46 VSダンディライオン

「……ちっ」
更に数を増して飛来するチャクラムに、思うように照準を定められない。
ひたすらにチャクラムをかわしながら、相手の姿だけは見失わないようにする。
今はそうやってチャンスを伺うしかない。

「ヴァチカンは昔ほどの力を持ってはいねぇ!!
 そんな解決策を取っても・・・諸外国に反感を買うだけだ!!それがなぜ、分からない!!」
そう言えば、スフォルツァ枢機卿は穏健派だと聞き及んでいる。
だが、先程マクスウェル局長と何かあったワケではないと言っていたはずだ。
局長との交渉もなしに、いきなりトカゲの尻尾を狙うような真似をするような方か、枢機卿は?
嘘を、言っているな……。

「嘘を吐け。少なくとも、本心ではないはずだ。わざわざ嘘を吐いてまで私を狙う理由。
それは一体何だ? 言え!」
埒が開かない。
牽制を兼ねて、引き金を二回引いた。
やられっぱなしじゃ隙なんてできるモンか!
>47
女が叫び、銃声が鳴り響く。
当てる気は無いようだ。・・・が、牽制にしては狙いが定まりすぎていた。
一発の銃弾はレオンの首元を掠り、
もう一発は受け止める寸前だったチャクラムをはじき飛ばした。

「まぐれ・・・だよな?」

男はそう言いながらも一気に距離を詰めた。
一直線にハインケルの元へと走り抜ける。
ハインケルの銃口が自分を向いた・・・その瞬間、
周りのチャクラムの中の一つがハインケルの目の前を飛び抜ける。 

レオンは興奮のあまり、本音を口走った。

「てめぇの今回の任務は暗殺計画の調査だけだろう!!」
(ハインケルの視線が一瞬塞がれた瞬間、大きく横に飛ぶ) 

「お前が全部片づちまったせいでな・・・俺は報酬無しなんだよ!!」
(レオンの足が届くギリギリの間合いでハインケルを蹴りつける)

(・・・これだから他組織の介入は嫌なんだ)
レオンは自分が情けないことを言っていることに気付いた。
>48 VSダンディライオン

目の前をチャクラムが通り過ぎたせいで、狙いが定まらなくなってしまった。
その瞬間、執行官が視界から消えた。
「てめぇの今回の任務は暗殺計画の調査だけだろう!!」
声が聞こえて、そちらに向き直ろうとした瞬間。
「お前が全部片づちまったせいでな・・・俺は報酬無しなんだよ!!」

その言葉に一瞬、力が抜けた。
だが、それがいけなかった。
(しまっ……!)
気付いた時には、真正面から蹴りを喰らってしまっていた。
「ガハッ!」
息を吐きながら、地を滑りながら後退する。
「チッ、つまりは私怨か? 随分と器の小さい派遣執行官もいたモンだな、えぇ?」
挑発しながら、時間を稼ごうとする。
正直、今の蹴りは効いた……狙いを定めるには少々辛い。
「この事はマクスウェル局長に報告する。当然スフォルツァ枢機卿にも話は行くだろうな。
下手したら刑期増大だ、それでいいのか、アンタ?」
……何か、時間稼ぎで話してるはずだが、状況を改めて言葉にしたら馬鹿馬鹿しくなってきた。
>>49
最初から少し「遊ぶ」だけだった。
悪名名高いイスカリオテの戦士と闘ってみようと思っただけだった。
2年の刑期短縮がパーになったお仕置きを少しするつもりだけっだった。

「・・・お前、それはずるいだろう。」

スフォルツァ枢機卿の立場はイスカリオテの局長より遙かに高い。
法王猊下に口添えをできる数少ない者だ。それだけ政敵も多い。
少しでも枢機卿の粗を見つけようとしている奴は腐るほどいる。

イスカリオテや埋葬機関違い、Axは問題を起こしたことは殆ど無い。
それは問題を起こした代償がはるかに高いからだ。

今回の件が教会にばれたら・・・枢機卿はかなりのダメージを受ける。
そしてレオンは・・・。

(ボスに・・・殺されちまうぜ。)

「はは・・・はははは・・・冗談、冗談だよお嬢さん。」

レオンは、膝をつきながらも鋭く眼光を飛ばすハインケルに手を差し出した。
できるだけ爽やかに・・・できるだけ当たり障り無く。

「ははは・・・やっぱ駄目?」

レオンは笑うしか無かった。
>50 VSダンディライオン

「ははは・・・やっぱ駄目?」
正直、どうでもよくなった。
理由もなければ、利益もない。
いや、むしろ今こいつを殺したりしようモノなら色々と面倒な事になりかねない。
別に枢機卿と局長の仲は特にどうと言った事はないが……。
ここで貸しを作っておけば、後々便利かもしれない。
だけど、腹立ちがまったくないわけでもない。
だから、ハインケルは……。

「分かった、コレは貸しにしてやってもいい」
差し出された手を素直に取って立ち上がる。
「その代わりにだ……私の苛立ち分だけはきっちりノシ付けて払え!」
そう言うと同時に、執行官の股間に膝を突き立てた。
ついでとばかりに、銃床で額に痛烈な一撃を叩き込む。
地獄の一撃を喰らって悶絶する男を冷たい目で見下ろしながら、鼻で笑う。
「いい気味だ、タンポポ野郎」
52タバサ ◆NyZcOpno :02/01/09 03:58
>33
突進してきた何者かに吹き飛ばされ、私の身体が宙を舞った。
突然の出来事に、体勢を立て直すことも、受け身を取ることもできず、無様に地面に激突。
「くっ・・・何事です!?」
起き上がり、全てを理解した。
「・・・プライミッツマーダー。姫君の従者たる、ガイアの怪物か・・・!!」
噂には聞いていたが、目にするのは初めてだ。
いつの間にか吹き出た汗が頬を伝い、落ちる。
「少女の従者! しばしの間、ガイアの怪物の相手を任せます!」
少女の従者にそう言って、私は目を閉じ、深く深呼吸をした。

どのみち、大地ガイアそのものと言えるプライミッツマーダーを倒す事は出来ない。ならばーー、私の持つ全魔力を以って、封じるのみ。

(次の自レスにて、トリップ判定。なお、>32には気付いていない)
>>51
完全に油断をしていた、銃器のほうに気が向いていたため、
ハインケルの不意打ちには対処しきれなかった。
 
「・・・・カハ。」

うずくまり、声にならない悲鳴をあげるレオン。
だが、声を出さなければいけない。

(こ、この女・・・十三課如きが枢機卿直属のエージェントに貸しだとぉ?)
(しかもこれは・・・ノシを付けすぎだろ・・・!!)

「待・・・て、分かった・・・だから・・・。」

レオンは無理矢理声をひねり出し、ハインケルに必死で訴えた。

「このことは・・・君と俺の・・・秘密だ・・・。」

・・・レオンはそれだけ言ったとき、レオンの腹におまけの一発が蹴り込まれた。
レオンは声もあげる暇なく、浅い眠りに就いた。

(イスカリオテ機関・・・恐るべし・・・。)

レオンは消えゆく意識の中で、
これからハインケルは自分に敬語を使ってくれるのか疑問に思った。


闘争:終了
結果: 『ダンディライオン』戦闘不能のため、ハインケルの勝利 

                           >エピローグへ
>33 >52
レイオット&タバサ&エレジー一行VSアルトルージュ&アドルフ・ヒトラー

 衝撃。
 まったく予期していなかった一撃に、レイオットは派手に吹き飛んでいた。
「がっ――!」
 強かに背を打ち付け、一瞬、呼吸が出来なくなる。
「が、は、ぁ――」
 <アクセラレータ>によって、戦闘に必要な全ての器官は、限界にまで強化されている。ほんの数秒で、呼吸は回復――
ふと。視界に影が入った。それがなにか、疑問に思う間もなく。
 ご、きっ。
 瞬間。首から肩にかけてもモールドが剥ぎ取られる!
「なっ!?」
 あわてて身体を起こそうとするが、驚異的な力に阻まれてそれが出来ない。そして、さらに一瞬後。
 首筋に、鋭い痛み。
 そして、なにかが吸い取られる感触――――!
(これ、は―――?)
 血を、吸われて、いる?
「ふざ、ける、な…………!!」
 振るえる腕を制御して、レイオットは腰のマウントからハードフレアを抜き放つ。
そして、首筋にかみついているそれへ、銃口を向け――!

(トリップ判定。敗北すればアルトルージュの支配下に。成功すれば、2発の銃弾がアルトルージュに直撃)
(判定成功の場合、モールド損壊の為、以後魔法の使用不能)
>53 VSダンディライオン エピローグ

「暗殺組織のメンバーは鏖(みなごろし)にしました」
「あ〜、どうせおまえに節度なんか期待してないけどな」
あれからすぐに法皇庁へ帰投し、任務の報告を行っている。
もちろん、約束通りあの派遣執行官の事はしゃべっていない。
下手にしゃべって事を荒立てるつもりもない。
「報告は以上か? おまえの報告はいつもシンプルなのはいいんだけどな」
半ば諦め口調でマクスウェル局長が漏らした。

……複雑にしてやろうかと考えなくもないが、さすがに思い止まった。
「もう帰っていいですか?」
「いいぞ。あぁ、その前に言っておくが、今回の銃弾は二発分支給されないから」
「え? ちょ、ちょっと待って下さい? 何故ですか?」
「二発程撃ちすぎだ。支給が許される規定数を超えているからな」
二発……ちょうどあの執行官に撃った分だ。
……急に、と〜っても複雑にしてやりたくなった。
いやいや、この弾丸分をあの執行官に払わせて貸し借りなしにしてやるか?
「……分かりましたよ。自腹切ればいいんでしょう、自腹切れば?」
そう言い捨てて、局長室を辞した。
どっちにしても、あの執行官には文句の一つも言ってやらないと気が済みそうになかった。
ノシ付けたあの一撃の事はすっかり棚に上げて。
吹き荒れる荒野・・・レオンは大の字に転がっていた・・・。
(あぁ・・・悲しい俺・・・。)

しばらくはこのまま時を過ごそう、そう思っていたとき・・・。 

「 『ダンディライオン』か? こんなところで何をやっている。
 卿には帰投命令が出されているはずだ。」

「あぁ? あぁ・・・お前さんか・・・なんだ、俺を笑いに来たのか?」
「否定(ネガティブ)。俺は偶然卿に合った。」

「あぁ、そうかい・・・。」

そう言うと、レオンは背筋を猫のようにしならせ立ち上がった。

「イスカリオテの嬢ちゃんめ・・・ 『貸し』と言ってもな・・・。
 俺は任務中以外は 『別荘』いるんだぜ、借金取りだってよりつかねえ。
 これは・・・忘れても良いだよな?」

「肯定(ポジティブ)。第13課イスカリオテ機関の工作員ハインケル・ウーフーは
 かなりの不運な人間との話だ。問題は無い。」

「お前・・・そういうこと言う奴だっけ?」
「否定。・・・冗談だ。」
「・・・あっそ。」

・・・ 『ダンディライオン』は静かに教会への帰路についた。
自分の任務が失敗していることを、
レオンが思い出すのは教会に帰還した後だったとさ・・・。
・・・これが闘争の系譜だ。
>38>41>43>45-51>53>55

こういう、短い闘争も良いだろう。
レイオット&タバサ&エレジー一行VSアルトルージュ&アドルフ・ヒトラー
>32 >33 >52 >54

令気の洗礼を受けて弱った黒い女に、三つの影が襲い掛かった。
無様に翻弄されるその姿に、わずかながら溜飲が下がる。

(もう、時間の問題ね)

何か鬱陶しいモノから目を背けるかのごとく、

 ―――――
>33

「おらぁっ! よくもなめたマネしてくれたなこのメスガキがぁぁぁッッッ!!!」
体力を回復した2体の悪魔が、容赦のない連打を黒い女に浴びせ掛ける。
「いろいろとお世話になりましたが、これで最後に・・・っ?!」
アスモデウスの言葉は、突然体当たりしてきた何かによって中断された。
そのすさまじい勢いに、黒い鎧もろとも吹き飛ばされ、帽子とマントの女にぶち当る。
「ぬぅっ」
「なんだぁっ?!」
それは、黒い鎧と闘っていた犬だった。
帽子とマントの女が何かつぶやく。
「あぁ? なんだそりゃ・・・」
「少女の従者! しばしの間、ガイアの怪物の相手を任せます!」
「・・・承知!」
女の声に応えてアスモデウスが飛び出す。よく理解しないままデモゴルゴンが後に続く。
「おい! なんなんだよありゃあ!」
「説明は後だ! 今はあの怪物を叩く!」
「・・・わかんねぇけど、わかったぜ!」
堕天使と、悪魔と、怪物が、闘いの舞踏を舞い始めた。だが・・・
「(これは・・・!)」
「おい! この犬ヤベェぞ!!」
魔界の姫を護衛する精鋭の闘士が、2対1で押されている?!
「ちっくしょおおっ!!」
「くっ! この攻撃に当たる訳には・・・」
恐るべき速度と殺気で襲い掛かる爪や牙を躱しながらでは、効果的な一撃を与える事はできない。
しかも、その傷さえも次々と再生してゆくではないか!
「どおすんだよこいつをよおっっ!!」
「あの女が何か狙っている! その為の時間を稼げっ!」
「ちぃっ! わぁったよっ!!」
(しかし・・・)
(もつのか?)

2人の悪魔が、同じ事を考えたのは、ほとんど同時だった。

 ―――――

>32

少女は体の向きを変えた。

(・・・え?)

飛び込んでくるのは、蒼い眼を血走らせた金髪の優男。
その抜き手は、引き絞られた弓矢のごとく。
端正な口許に、危険な笑みを貼り付けて。

「・・・・・・!!(<マハブフ>ゥッ!!)」

至近距離で炸裂した呪文の凍気と、胸を貫く熱い違和感を感じたのは、ほとんど同時だった。
>57
ダンディライオンさん、闘争のレスまとめは-(ハイフン)を使わない方向でお願いできないでしょうか・・・。
ウチの解像度だと表示しきれないんです・・・。
>15
マズったな…カズマは心底思った。
突っ込んだはいいが、連中の真っ只中に飛び込んだのだから。
「ぶん殴られてぇ奴からかかってきやがれ…!」

カズマは憤っていた。
自分に対して何かをするならまだしも、関係ない人間まで巻き込んだ手口に。
それよりも、かなみを巻き込んだタイミングの悪さに。
その怒りはカズマの力を呼び覚まし、背負う物を守るための証となる。

殴りかかってくる相手を殴り、蹴り、投げ飛ばす。
銃弾を時にはシェルブリッドで弾き、時には飛んでかわし、時には身を沈めてやり過ごす
その最中、カズマは敵に「違和感」を感じた。
(なんなんだ、こいつら…?平気で味方を巻き込みやがるし、やたらめったにきやがる…
だけど、アルターで動いてるわけでもない…。それにこの胸糞の悪い臭いは何だ?)
カズマは“それ”が死臭だとは知る由も無かった。
「めんどくせぇ…一気にぶっとばしてやるぜぇっっっ!!」
再び床を叩き、混戦の中から飛び出し一気に殲滅できるポジションに着地する!
「撃滅のぉっ!セカンドブリッドォォォォッッッッ!!!」
バイロン(ブルーソルジャー)VSアベル・ナイトロード
>14

 パイロンの放った必殺の一弾は、だが、青白い雷光に遮られた。
 銃をパイロンが撃った瞬間、狙いをパイロンからそれに切り替えたのだ。
 爆炎。ナパーム弾が誘爆する――。しかし、7000度の高温も、怪物にとってはさほどのダメージも与えてはいないようだった。
 だが、『それ』はかなりの苛立ちを覚えていた。先程からそれを襲う、かなりの飢えと渇きのせいであった。
 死体を引き裂き、粉々にし、そいつが『いた』という証拠を完璧に無くしてやらないことには気がすまない――。
「……オトナシク殺サレロ、人間……」
『それ』は低く跳躍した。
バイロン(ブルーソルジャー)VSアベル・ナイトロード
>61

「やれ、魔術師」
その言葉をつぶやき終わるや否や、崩れかけた教会に謳うが如き声が流れる。
それを聞いて、クルースニクの動きが止まる。

おお、強大なるエロヒム・ゲボルよ
我は汝を召喚す。
我は汝を知る者なり。
我は汝の名を知る者なり。
汝の毒のごとき性質を知る者なり。

汝は偉大なる堕天使。
赤き竜にして、
楽園に禁断の実を植えし者なり。
汝に触れることは死なり。
汝は死の天使なり。

盲目なるものよ、
神の悪意の名をもつ天使よ。

我にその力を貸し与えよ------来たれ『サマエルの槍』


その謳が終わった刹那、500mほど離れた所から発射された『サマエルの槍』が、
教会の壁を貫き、クルースニクに向けて高速で襲い掛かった。

(続く)
バイロン(ブルーソルジャー)VSアベル・ナイトロード
>62

サマエルの槍。その正体はギガワットリニアガン。
研究所のエネルギープラントと直結した、ばかばかしいほどに凶悪な兵器。
そう、武器ではなく兵器。

だが、こんなものではあの化物を倒すことは出来ない。
これは囮。『クルースニク』の気を一瞬だけそらすための囮。

奴はバイロンの攻撃をもはや脅威とは見なしていない。
それが最大の隙。

謳うが如き声を聞きながら、
腰からピースメーカー(古めかしいリボルバー)を抜く。
これには1発だけ特殊な弾丸を込めてあった。
クルースニク用特別弾、真の切り札を。

謳が終わる。つぎの瞬間、轟音と衝撃波と、三たび放たれた青白い雷光が辺りを満たした。

衝撃波、湿度、気流・・・などの気違いじみた量の情報を一瞬で『読む』と、
親指でハンマーを起こし、引き金を引いた。

弾丸の向かった先は、投げ捨てた『残魔刀』。浅い角度で当たったそれは、跳弾と化し、
今度はキリストの磔刑像を捕らえた。そしてそれが向かった先は・・・

真の切り札、ナノマシンの活動を極端に低下させる、ウイルスの詰まった弾頭。
それが死角からクルースニクに襲い掛かった。
64バレンタイン兄弟(M):02/01/09 23:04
バレンタイン兄弟+グール軍団vsカズマ

>60
カズヤの一撃は、ジュラルミンの盾も、グール達の肉体も突き抜け、
轟音と共に、ヤンが登っていた階段の踊り場の壁にクレーターを穿つ。
「ヒュゥ。スゲースゲー」
それを横目に見つつ、ヤンを先頭にしたグールの一団がカズヤの前に姿を表した。
「ヒャハハァハ――。あらためまして―。俺様チャンがアルター使いブッ殺し隊長
ヤン・バレンタイン様で――す。よーろーしーく。どーした、顔色悪いよ? ヒャァハッハァ」
嘲るように高笑いを響かせ、両手に構えたサブマシンガンの銃口をカズヤへと向ける。
「ま、どーせミンチになっちまうんだから、顔色なんか関係ねーか。チャオ!」
直後、落雷のような銃声が響き渡り、吐きだされた空薬莢が次々と吐出されていく。
そしてその銃声に合せるように、グールの一団が手にした獲物で次々と襲い掛かっていった。
まだやってる……(;´Д`) あんたら元気ですな
 ――ん? 奴が斬りかかってきた?
 まさか。
 俺は信じられない面持ちで、頭領たる男を見る。
 いや、間違いない。手に刀を持っている。
 それで俺に斬りかかろうとしている。
 腸を戻し、刀を手に取った。左手首がないから、
使えるのは右手のみ。

 ――だが、これで十分だ。
 俺は射精するほどの歓喜を味わいながら、腕を回して
刀に力を溜める。

 そして、疾駆する。
「キエエエエエエエエエエエエエッ!」


 ――トリップ判定
>66 VS荒木又右衛門

(・・・良し!)

化けモンとは言え見た目だけなら侍、
乗ってくるかどうかの賭けだったが・・・・

・・・今度の賭けは・・・成功したらしい。
正直・・・あの触手で攻撃されまくったらヤバかったからな・・・

――相手の動きを良く見る。冷静に、冷静に――そして。

   すれ違いざまに――――― 一閃!!

*ACTION:七星剣による攻撃
 DEVIL:ヤツフサ
 JUDGE:>66とのトリップ強弱判定
68十六夜京也 ◆NENv99.A :02/01/10 00:05
>44 ランドー・十六夜・ウピエル

阿修羅を振るって術を破壊しつつ、ウピエルの問いに答える。

「奴を倒すには直接念を叩き込むしかねえな。
とにかく近寄って・・・?
おい、なんだこの気配は!?」

京也の全身に悪寒が走る。圧倒的な呪詛。怒り。憎悪。
世界が変質していくのを感じとれる。

これほどの想念を一人の人間が持てるのか?
かつて戦ったあの魔道士にも匹敵するかもしれない。

だが・・・やるしかない。
ある少女の笑顔が脳裏をかすめた。

「おい、弾丸を貸せ!
おれの念を込めりゃあ、霊体のあいつにも効果があるはずだ!」
>67 JUDGE: G>0 WIN:キョウジ

――キィィィィィィィィン!!!

澄んだ音が響く。――そして。
―――確かな、―――手応え――

振り向くと。タル・カジャで増強されたその斬撃は、
ヤツの体を横に真っ二つに薙いでいた。

『ぐ・・・おおおおおおオオオオオオーーー!』

痛みか歓喜かさらなる攻撃を繰り出すのか、ヤツが吼える。だが。
     ――悪ィな。付き合うのは、ここまでだ――

近づき、口の中に手を突っ込み、――詠唱。

    ―――マハ・ラギオンッ!!!―――

爆音と共に、ヤツの体は燃え尽き、塵へと化した――

「・・・・仕事は、終わりだ・・・――」

*WINNER:キョウジ
 NEXT EPILOGUE→
>69

なかなか手応えのある相手だった――
今までの雑魚共に比べれば格段の相手だった。
・・・もっとも、こうして生き延びて無けりゃあそんな台詞も吐けなかっただろうが、な・・・
仕事終わりにクレティシャスで酒を呑む。何時もの酒が、格段に美味く感じられた。

―――――翌日――――――

マリーの元へ行くと、また新しい依頼が入っていた。
やれやれ・・・なんだってんだ?この最近の異常さは。
だが、オレはデビルサマナーだ。ヤツ等を葬るのは、オレの仕事だ。

――今度は矢来区・矢東ビルだ。ビルを異界化させやがったバカが居るらしい。
誰だか知らねぇが、・・・ったくよ・・・・

残った酒を胃の中に放りこみ、オレは事務所を出た―――

                    ――――ソノサキノウンメイハシルコトモナク。

*MISSION COMPLETE
 PRIZE: \150000
 RESULT:
  WINNER:葛葉キョウジ(M)
  DEAD:ケルベロス 荒木又右衛門(ENEMY)
 
  BATTLE DATA:
  吸血大殲 第7章
  >501>503>512>516>540>558>560>565>632>638>642>648>653>659
  第8章
  >34>40>66>67>69

  ・・・UNKNOWN RESULT:不思議な木の人形
                                    ・・・To be continued?
>32>33>52>54
レイオット&タバサ&エレジー一行VSアルトルージュ&アドルフ・ヒトラー

「・・・・・・!!(<マハブフ>ゥッ!!)」
至近距離で炸裂する凍気の呪文。
その凍気をさえも貫くように右の抜き手を放つ。
狙いはあやまたず、召喚師の少女の胸を貫く。
しかし、呪文のため、右腕は完全に凍り付き、全身にも凍傷に似た症状が発生していた。

「ふんっ!」

まずは凍り付いた右腕を砕き折る。
この状態では血も大して流れない。ただ、ひりひりとした痛みがあるだけ。
とさり、と少女は凍り付いた腕を胸から生やしたまま、地面に倒れ伏す。
胸に抱いていた緑色の悪魔も少女の手を離れ、転がり落ちる。

「ふむ。少々無理が過ぎたか・・・仕方あるまい」

呟き、肩口に少し残っただけの右腕を少女に向ける。
そこから、不定形の触手が伸び、少女を絡め取っていく。
少女の身体はすぐに触手に埋もれて見えなくなった。

「獣性細胞そのものではないとはいえ、これで欠損部分も補えるだろう・・・」

(トリップ判定。このレスのトリップと次のエレジー一行のトリップの先頭一文字で勝負。
ヒトラーが勝てばエレジーは融合捕食される)
72ウピエル ◆Upielb0Y :02/01/10 00:50
>68 ランドー・十六夜・ウピエル


どうやら、十六夜のガキは弾丸にも能力を込めることができるらしい。
残りのマガジンをまとめて手渡す。そして、もう一つ・・・

「ついでに、コイツも頼むぜ!」

握り拳大の金属缶。吸血鬼の始末には結構使いでのある武装。

殺気、敵意、そして憎悪に世界そのものが歪む。その様は、まさに地獄。
そして、その歪みの中に立つのはあの片目野郎。
バイクを急加速させ、一気にトップスピードを目指す。ただ、まっすぐに。ただ、速く。
あの片目野郎に、地獄の中心に向かって突っ込む。
十六夜もすでに覚悟を決めているらしい。ムカツクぐらいに純粋な闘気を感じる。

「To Hell!!You Gonna Fall!!地獄には、テメェが堕ちろォォォォォォォォォ!!」

怒りと興奮が最高潮に達し、脳内を形容しがたい感覚が走り抜ける。
思考が凄まじい速度に加速され、世界がスローモーションになる。
アクセル全開のヴァルキリーの加速も、神速といって良いはずの自分の肉体の動きさえも、もどかしいくらいに遅い。
至近距離、念入りの弾丸が、泣き女の絶叫がコイツの魂を完全に粉砕する距離まで!!

その距離に・・・・・・・・・・・・達した!!
73ウピエル ◆Upielb0Y :02/01/10 00:52
>72
ミス。
削除されてない分があったから訂正する。


>68 ランドー・十六夜・ウピエル


どうやら、十六夜のガキは弾丸にも能力を込めることができるらしい。
残りのマガジンをまとめて手渡す。

殺気、敵意、そして憎悪に世界そのものが歪む。その様は、まさに地獄。
そして、その歪みの中に立つのはあの片目野郎。
バイクを急加速させ、一気にトップスピードを目指す。ただ、まっすぐに。ただ、速く。
あの片目野郎に、地獄の中心に向かって突っ込む。
十六夜もすでに覚悟を決めているらしい。ムカツクぐらいに純粋な闘気を感じる。

「To Hell!!You Gonna Fall!!地獄には、テメェが堕ちろォォォォォォォォォ!!」

怒りと興奮が最高潮に達し、脳内を形容しがたい感覚が走り抜ける。
思考が凄まじい速度に加速され、世界がスローモーションになる。
アクセル全開のヴァルキリーの加速も、神速といって良いはずの自分の肉体の動きさえも、もどかしいくらいに遅い。
至近距離、念入りの弾丸が、泣き女の絶叫がコイツの魂を完全に粉砕する距離まで!!

その距離に・・・・・・・・・・・・達した!!
>54
(トリップ判定 D>I 吸血成功)
魔法士が私の頭に向かって銃口を向けるのが見えた。
でも、一足遅かったようだ。
魔法士は私に吸血され、その身体の自由を失った。



「……なかなか美味しかったわ。相当、濃い人生を送ってきたみたいね、あなた」
私は魔法士の血をたっぷり頂いた後で、魔法士を突き放す。
大分、力も戻ってきたようだ。
「ふふ、まだよ。今から、あなたにはたっぷり働いてもらうわ」
この魔法士に稀有な霊的な素質があることは吸血した時に分かった。
だから、この魔法士は塵には還さず、私の忠実な死徒として働いてもらうことにした。
「さて、まずはあなたの名前を聞いておこうかしら?」
男は虚ろな表情で『レイオット・スタインバーグ』とぶっきらぼうに答えた。
「そう……。なら、レイオット、私の剣となって、私の敵を滅しなさい。
私があなたに与えた力でね。人間の時は桁違いの力を行使できるはずよ」
私はそうレイオットに命令し、レイオットを学者風の女の方へと向かわせた。

>58
「……………」
プライミッツマーダーが、悪魔2匹と交戦している。
まあ、放って置いても、じきに悪魔2匹は始末できるだろう。
「でも、さっさと決着をつけたいわね」
私はそうつぶやき、悪魔2匹の方へと飛び掛る。
>73 ランドー・十六夜・ウピエル

弾丸が体に何発も炸裂する。
腕が千切れ、足がもげ、脇腹から腸が露出し、胸の真ん中には馬鹿馬鹿しいほどの大穴が開いた。
弾丸に込められた意志の力により、ランドーの体を構成する怨念もまた、百体単位で成仏する。

だが、ランドーは吼え続ける。
彼の体を構成する怨念の数は十万を越える。
百体や千体の怨念が成仏したところで、何ほどのこともない。

更に弾丸が着弾、頭の上半分が消し飛んだ。

それでも、残った片腕でち、ち、と指を振り、哄笑する。

「自らの卑小さを知り、滅びるが良いわ!」

地獄を呼ぶ声は止まらない。
彼の背後に開いた地獄の大穴から、何かの巨大な影が浮き出しつつあった。
76十六夜京也 ◆NENv99.A :02/01/10 01:17
>75 ランドー・十六夜・ウピエル

京也はタンデムシートに立ち上がった。
風も気にならない。
真っ直ぐに立てられた阿修羅は微動だにしなかった。

そしてウピエルの発砲にタイミングを合わせ、宙に身体を浮かせる。
物理的には不可能な動き。
幼い頃から念法のの修行に明け暮れた京也ならではの動き。

地獄の大穴は目に入っていたが・・・
召還主を倒せばいいだけだ。

エンジン音と発砲音をBGMにして阿修羅は振り下ろされる。
ウピエルはやはり卓越した音楽のセンスを持っているのかもしれない。

「自分の怨みに・・・人を巻き込むなぁっ!!」

白い光が京也を、そして辺りを染めた様な気がした。
77タバサ ◆lZ54sQpU :02/01/10 01:31
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラーVSレイオット&エレジー一行&タバサ
>74
(>52自レスよりの続き)
目を閉じたまま、右手に持った杖で、自分の正面の空間に魔法陣を描く。
右手の杖に、全ての魔力を集中させる。
これを失敗すれば、後は無いに等しい。
(だが・・・賭けるしかない!)

覚悟は決まった。力強く、息を吸い込む。
「その力、封じます!!」
かっ、と目を見開き、魔法陣の中心に向け、杖を突き出した。
狙いは、ガイアの怪物の頭部。
(トリップ判定:このレスのトリップ内にS、E、A、Lのいずれかの文字があれば、プライミッツマーダーは行動不能。効果時間は(該当大文字×3ターン)+(該当小文字×1ターン)。なお、全ての文字が揃った場合、闘争終了までプライミッツマーダーは行動不能)
(補足:この闘争中、私はオーブ×1、各種通常技、チャクラ・ウェーブ以外の攻撃が使用不能となります)

残りオーブ:1
78ウピエル ◆Upielb0Y :02/01/10 01:42
>76 ランドー・十六夜・ウピエル


片目野郎は、スクリーミングバンシーの絶叫に砕かれながらなお立っている。
振り下ろされた十六夜の木刀の闘気が、ヤツの憎悪を打ち砕く。
エンジンの鼓動とスクリーミングバンシーの絶叫が完全なハーモニーをつくり、
アップテンポのビート&メロディを完成させ・・・そのまま、片目野郎に突っ込む。
前輪が、千切れかけた肉体を巻き込み、血しぶきと肉片に変える。後輪が、肉片をさらに挽肉に変える。
衝突の瞬間に、頭部だけは銃剣で串刺にして高々と掲げ、零れ落ちる血を飲み干す。
血の匂いと殺戮の喜び、銃とエンジンが奏でるシンフォニー、自らの狂ったような笑い声に酔いしれ、
死体から立ち上る悪意、殺気、憎悪に銃弾を叩き込む。

だが、悪意は消えない。憎悪は無くならない。俺に向かって、まっすぐに襲いかかってくる。
おもしれェ。魂も残らずにかき消して殺る!!
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラーVSレイオット&エレジー一行&タバサ
>74

 引き金を、絞ろうとした瞬間。
 牙を突き立てられた首筋から、決定的なものが抜け落ちるのを感じた。
とたん、全身のあらゆる筋肉が硬直し、意識が、だんだんと、混濁…………


 彼女の。主の命を受け、レイオットはゆっくりと立ち上がった。
(……なんだ?)
 なにかが、おかしい。決定的に、なにかが違う。
 だが、なにがおかしい? 主の命を受け、主の敵を屠るだけだ。そこに、いかなる疑問を挟む余地がある?
(……主、だと?)
 主。黒衣の彼女。究極の一に、最も近い存在のひとつ。知らないはずの知識が、ぼんやりと脳裏に描き出される。
 なにも、問題はない。
(なにも、問題は、無い……)
 だが、やはりおかしい。ぐるぐると回る、混濁した思考。一体、なにがおかしいのだ?

>77
 視界に、先ほどの学者風の女の姿がある。杖で、空間に魔法陣を描画。その光景を疑問に思うこともなく。
ただ、混濁した思考がひとつの明確な意志を持って形成される。
 ……目標を。
 排除しなければならない。
 「犬」――同胞たるプライミッツ・マーダーに集中する彼女は、まったくこちらに気付いていない。その光景に、何ら感慨を抱かず、レイオットはスタッフ操作。
破損しているモールドのことなど、欠片も意識には現れない。
 呪文書式変更。無音詠唱。
「――イグジスト」
 <ブラスト>発動。
 先ほどまでこちらと共闘指定ははずの女に向かい、レイオットは「第一の業火」を放っていた。
 拘束端子は、弾けていない。
>78 ランドー・十六夜・ウピエル

小さな影が、飲みこまれる血と共に吸血鬼の内側に入りついた。

……笑いが込み上げて来る。
いともあっさり我が体を打ち砕いたその力。
それがあれば、更に恨みを広げ、地獄を呼ぶのも容易になろう。

圧倒的な魂の奔流に立ち向かう吸血鬼を見ても、哄笑は止まらない。
確かに、この吸血鬼の狂気、殺意、憎悪は大したものだ。
しかし、だからこそ融合は簡単なものとなる。
 殺意を更に純化させ、自己を希薄にする。
そして、後は自らの殺意と、我の殺意を混沌とさせれば良い。

後、一呼吸。
後、一呼吸で魂を掌握出きる。
その後は、地獄より這い出る魔神に小僧を任せ、逃亡するだけだ。

我が使命は、これで終わりではない。
地の全てを地獄に叩き落すまで、我が恨みは晴れぬ!
81十六夜京也 ◆NENv99.A :02/01/10 02:10
>80 ランドー・十六夜・ウピエル

「しまった・・・!」

ウピエルの様子の変化を一瞬で見て取った。
迷っている時間は無い。

念法はただ人を殺す技ではない。
その真髄は『殺して生かす』ことにある。

しかし吸血鬼であるウピエルの肉体を滅ぼさずに、
あの黒い魂を消し去ることが出来るのか?

(いや、出来るかじゃねえ。やってやろうじゃねえか!)

先ほどの一撃にも増して身体に力が沸いてくる。

「十六夜念法・・・ 活 殺 剣 ! !」

大上段から振り下ろされた阿修羅は、ウピエルの身体と・・・
ランドーの、憎悪に満ちた黒い魂を真っ二つに斬り裂いた。
レイオット&タバサ&エレジー一行VSアルトルージュ&アドルフ・ヒトラー
>71 >74 >77 >79


「・・・え?」

不思議と、痛みは感じなかった。
視界の端に、転がったゾウリムシが見えた。

(ああ・・・あの子は無事みたい・・・)

がらにもなくそんなことを考えた私の体を、何かが抱きすくめるように包み込んで行く。

ナンダロウ・・・アタタカイ・・・
ナンダロウ・・・キモチイイ・・・

えもいわれぬ  かんかくの   なかで      わたし          は


 ―――――

>77

帽子とマントの女が、気合いと共に不可視の力を怪物に叩き付ける。
怪物はそれを躱そうとするが・・・
「おらぁっ! 素直に当たっとけこの犬っころがぁっ!!」
その横っ面をデモゴルゴンが張り飛ばす!
それと同時に、不可視の力が怪物を絡め取った!
「よし、これで此奴の動きは封じられ・・・っ?!」
アスモデウスの視界に、黒い女が飛び込んで来る。
その向こうでは、さっきまでこちらに加勢していたはずの黒い鎧が、
同じく味方であるはずの帽子とマントの女にあの魔法を放つ仕掛けを向けている。
そして、さらにその向こうには・・・ >71
「貴っ様ぁっっ! エレジー様に何をしているぅっっっ!!!!」

アスモデウスは数十年振りに、怒りに我を忘れていた。


(トリップ勝負:>71のトリップとこのレスのトリップの最初の一文字で判定。
         こちらが負ければ、エレジーはヒトラーに融合捕食される)
83ウピエル ◆Upielb0Y :02/01/10 02:50
>81 ランドーvs十六夜・ウピエル


撃っても撃っても消えない悪意。圧倒的な量の憎悪に呑み込まれる。
全身から、凄まじい衝動が沸きあがる。この世界その物に対する、圧倒的な怨念。
俺自身の怒りが。俺自身の殺意が。俺自身の意思が、同化という形で陵辱される。
許せない、許さない、殺す、殺してやる、ユルサナイ、コロシテヤル・・・・・・


閃光が俺の肉体を真っ二つに裂いた。冗談みたいに縦に二つにわかれてしまった。
痛ぇ。とてつもなく痛ぇ。だが。

これは俺の痛みだ。

俺を蹂躪しようとした魂は消えてなくなっている。
十六夜のガキが、俺ごと真っ二つにしたらしい。あの片目野郎は、消滅したのだ。
ムカツク。だが、助けられたのも事実。そんな事は関係ない。獲物のトドメも持って行かれた。
吸血鬼化させ、指先から細切れにして、八つ裂きにして、それでも殺さずに苦しませ、飽きたら焼き殺す。

そう思ったが、真っ二つのままではどうしようもない。お互いの半身を手繰り寄せ、切断面を合わせる。
綺麗に切断された所為か、脳の損傷は殆ど無いらしい。思考は割りと明晰だ。
再生が開始される。だが、失血量も半端ではない。とても戦うどころではない。
このままでも銃くらいは撃てるかも知れねェが、生憎、もう弾が無い。

十六夜のガキは、無言で待っている。
俺の再生の終わりを待っているのか?。
だが、時間が無い。俺の時間は終わりに近付いている。全身全霊の精神感応で、ストリクスを呼び出す。
 ランドー・十六夜・ウピエル ランドー・十六夜・ウピエル
無言の時が過ぎる。ようやく置きあがると、もう空が紫に明るんできそうになっている。
ヘリの音が近付く。どうやら、ストリクスがイノヴェルチの連中を連れてきたらしい。

「夜明けだ。俺の時間はもう終わりってワケだが・・・忘れるな。この仮は必ず返すぜ。
 俺を手助けした事と、ヤツのトドメ掻っ攫っていた事と、真っ二つにしてくれた事、絶対に、だ。」

そのとき、俺は確かに微笑んでいた。笑っていた。絶対的な、殺し合いの理由。その感触に。
凄絶な、残虐な、そして、猛獣のような笑みを浮かべていたのだ。
夜は、終った。


Upiel Side The END
>74>77>79>82
レイオット&タバサ&エレジー一行VSアルトルージュ&アドルフ・ヒトラー

(トリップ判定 L>I 融合捕食失敗)
ほんの、ほんの一瞬、獣性細胞の制御が途切れた。

元来、制御下にある獣性細胞を『喰らう』ために解放することは危険極まりない。
下手をすれば、自分が喰われる、危険な賭け。
それが必要なほど追いつめられていた。

そんな中での、一瞬の気の緩み。

それが、致命的だった。

「貴っ様ぁっっ! エレジー様に何をしているぅっっっ!!!!」

怒りの声と共に、堕天使が凄まじい勢いで迫る。
そして、連撃。
少女を捕食せんとしていた『右腕』が離れる。無様に地面に転がる。
息をつくことすら叶わず、ただサンドバッグのように殴られ続ける。

だが、その攻撃を、耐える。耐え続ける。
狙いはただ一つ。必殺の一撃。

そして、それが来た。

(空間よ!我が意志に従え!!)

限界近い身体と精神を、限界を超えてなお行使する。

(トリップ判定。このレスのトリップにS、P、A、C、Eの文字(大文字限定)があれば、空間の扉を開き、攻撃を反射。
なければ、まともに攻撃を受ける)
85十六夜京也 ◆NENv99.A :02/01/10 03:04
>83 ランドー・十六夜・ウピエル

「ああ、また会おうぜ」

ヘリのローター音にかき消されもせず、静かに別れの言葉を交わす。
 そしてヘリを見送った後・・・京也はその場にへたり込んだ。

「やばかったな。念を使い果たしてたのには気づかれずにすんだか」

あの吸血鬼と再会するのは間違いない。
その時に刻むビートはどんなものになるのか?
だが、それはその時に考えればいい。
さし当たっての問題は・・・

「どうやって帰りゃあいいんだ?」

朝日が身体に染み渡る。今日はいい日になりそうだ。
ゆっくりと立ち上がった京也は、言葉とは裏腹に笑みを浮かべていた。

十六夜京也サイド・・・完
>77 >82
「えっ……?」
突然、プライミッツマーダーが不可視の力で拘束される。
……あの学者風の女が何かしたようだ。

「小賢しい真似を!」
しかし、私は目の前との悪魔との攻防に手一杯でどうしようもない。
あの女はレイオットが始末するだろう。
さしあたって、目の前の悪魔を始末することが先決だ。
「いい加減しつこいわよ!」
悪魔の右腕をつかみ、そのまま力任せにへし折る。
そして、激痛にもだえる悪魔の顔をしたたかに蹴り飛ばす。
 
ふと、視界に少女の持っていた妙な生き物が入った。
何やら、怪しげな光を発し始めている。
ふと、少し前のことを思い出す。
あの生き物の発した光のせいで、悪魔たちは回復した。
つまり……
「やらせないわ!」
(ゾウリムシに空想具現化による鉄球落下での圧殺を試みる。
アルトとエレジーとのトリップ判定で勝負)
>85 ランドー・十六夜・ウピエル

肉片から、もぞりと影が這い出た。
太陽の光から逃げるゴキブリのように、その小さな影は素早く動き続ける。

阿修羅の直撃からなんとか逃れたものの、
ランドーが受けたダメージはあまりにも深かった。
体を構成する怨念を半ば以上持っていかれたのはともかく、
その中核となる呪詛へのダメージは、
ランドーにとって死活問題ですらあったのだ。

弱体化した呪いの為、自らが拡散しそうになるなかで、
ただひたすらに己の怨念に縋り続ける。

(おのれ!おのれ!おのれ!小僧が!殺してやる!殺してやるぞ!)

恨みにすがって、ランドーは自らを維持し、なんとか市街から抜け出した。

屈辱にまみれて逃走しながら、ランドーは歯噛みとともに呪い続ける。

まずはこの傷を癒す。
そして、我を更に強化し、今度こそ、この街を、そしてあの小僧を滅ぼすのだ
……例え、幾年月かかろうとも!

ランドーサイド・・・完
レス番まとめです。

前スレ
>496 >502 >506 >508 >519 >528 >665 >669 >671 >676 >677 >683 >694

本スレ
>29 >35 >36 >39 >42 >44 >68 >73 >75 >76 >78 >80 >81 >83 >85 >87

以上です。十六夜氏、ウピエル氏、お疲れ様でした。
>86
「・・・・・・・・・!!!」

(トリップ勝負:>86のトリップとこのレスのトリップの最初の一文字で判定。
         こちらが負ければ、ゾウリムシは鉄球の下敷きに)
90タバサ ◆NyZcOpno :02/01/10 04:07
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラーVSレイオット&エレジー一行&タバサ
>79>82>84>86
(>77>82)
私の全魔力をガイアの怪物の頭部に向け、放った。
避けようとしたガイアの怪物の頭部を、少女の従者が張り飛ばす。
・・・ガイアの怪物は沈黙した。
「うまく・・・行きましたね・・・」
全身から力が抜け、私はその場にへたりこんだ。
と、そこに――。
「――イグジスト」
ご同業(>79)の声。しかし、その声は何故か平坦で、抑揚がない。
「・・・っ!?」
彼の放った呪文が、私の身体を灼き、吹き飛ばした。
私はフラスコを取り出し、自分の身体に叩き付けた。
溢れ出した凍気が、熱を持った私の身体を冷ます。
「ご同業、気でも触れたか!?」
怒気のこもった言葉を叩き付け、彼を見た。
・・・目に、生気が感じられない。
「何と・・・。黒の姫君の下僕に堕ちたか・・・」
ガイアの怪物に気を取られている内に、戦況は変わっていたようだ。
(魔力を使い果たした今の私は、無力に等しい・・・一体どうすれば・・・)
91改造教師 オオツキ:02/01/10 06:23
失礼する。

私は軽子坂高校で科学教師をしている大月という者だ。
ナオミ嬢に代わり、解説役を担当する事になっている。コンゴトモヨロシク…

W大学理学部在学中にプラズマ現象について知り、
その偉大さと有用性に魅了された。
その時から、私はプラズマを人類の発展に役立てる為に、
日々研究に邁進しているという訳だ。

本来であればプラズマについて小一時間以上掛けて詳しく語りたいのだが、
背後に控えているナオミ嬢のオラオラ(【戦の魔王】)が恐いので、
今回の所は断念しよう。

本来ならQ&Aスレ専用の単なる解説キャラのままで終わる筈だったが、
来るべきヘルシング祭りに投入される事が決定した為、
急遽テンプレを作成した次第だ。
92改造教師 オオツキ:02/01/10 06:27
さて、私の外見と戦闘能力についてだが…

昔(教師オオツキだった時)の外見は、
私のモデルとなった某火の玉教授そのままだと思えば良い。
現在の私は奴等(if…の主人公達)に勝つ為に、
プラズマ科学の知識を総動員し、己の身体をサイバーパーツで強化している。
改造は3段階に分けて行った。
第1形態…右腕をサイバーアームに換装。プラズマ兵器を搭載
第2形態…更に下半身をキャタビラに(ゲッター3を想像したまえ)
      プラズマ兵器を強化し、マシンガンを追加装備
最終形態…全てのパーツを一から作り直し、頭部以外の全身をロボット化
      プラズマ兵器を極限まで強化し、銃器を大口径ショットガンに換装

解説時は第1段階、闘争時は第2形態もしくは最終形態で登場する。
第1段階を除き、戦闘能力は以下の通り。
通常攻撃(打撃or銃撃)と【守る】以外の技はHPを少しづつだが消耗するので、
乱用は出来ないがいずれも威力は高い。
なお【威力は消費HP次第で変動】という技だが、消費HPは最大HPに比例する。
つまり、第2形態時よりも最終形態時の方が威力は大きいという訳だ。

第2形態時
・鉄拳パンチ…1〜3回攻撃。拳を鉄の硬度にまで高め敵を叩く
・ハンマーパンチ…1〜3回攻撃。威力は消費HP次第で変動
・押し潰し…文字通り、敵1体をキャタビラで押し潰す。
・プラズマボール…敵2〜4体に球電を叩き付ける
・守る…文字通り防御。あらゆるダメージを半減する

最終形態時
・ハンマーパンチ…第2形態時と同じ。
・バルカンキック…3〜5回攻撃。威力は消費HP次第で変動
・だるま返し…敵1体に攻撃する剣技。威力は消費HP次第で変動
・プラズマッシャー…敵全体に球電を叩き付ける
93改造教師 オオツキ:02/01/10 06:30
では最後にテンプレを貼っておこう。

名前 : 改造教師 オオツキ(大月)
出典 : 真・女神転生if…(ATLUS/SFC)
年齢 : 中年
性別 : 男
職業 : 科学教師
趣味 : プラズマの研究
恋人の有無 : 無
好きな異性のタイプ : 私の研究に理解を示してくれる女性
好きな食べ物 : 特に無し
最近気になること : 私のモデルである某教授をTVで見る機会が少なくなっている事
一番苦手なもの : 科学的根拠がない現象
得意な技 : プラズマ兵器(プラズマボール、プラズマッシャー)
一番の決めゼリフ : 「〜には科学的根拠がない!」
将来の夢 :プラズマによる科学の発展
ここの住人として一言 : 解説キャラであるから会話に絡む事は余り無いが、まあよろしく頼む
ここの仲間たちに一言 : プラズマを愛する同士よ、共に科学の発展に貢献しようではないか
ここの名無しに一言 : 私に会いたければ、Q&Aスレまで来て質問する様に

では最後にもう一度

コンゴトモヨロシク…
>64
グールの一団の射撃。カズマは咄嗟に体を起こすと同時にその場で回転運動を始める。
「オイオイ、何のつもりだぁ?」
ヤンのあざ笑う声が聞こえる。だが、それは今のカズマにできること…
「銃撃のダメージを極力抑えて、気にくわねえコイツを叩き潰す」ために必要な行動だった。
銃声が鳴り止むと、カズマの動きも止まる。ヤンは蜂の巣になった姿を思い浮かべていた。
しかし、カズマは無傷だった。「なんだとぉっ……?!!」
「へっ、バカ正直に上半身狙ってくれてたからなぁ…」カズマが右手を開くと
無数の圧縮された弾頭がこぼれ落ちた。
「テメエ、全部受け止めたってのか……?!!!」
「あんま、俺をなめてんじゃねえよ、テメエら…好き放題やりやがってよぉ…!」
カズマは再び拳を握り、襲い掛かってきたグールを殴り飛ばす。
「気にくわねえ…気にくわねえよ、テメエらのやり口はよぉ…!どっか人を見下してやがる…
まるで気にいらねえアイツみてえなんだよ!」
その怒りが、カズマの最後の一発に火をつける!
「…抹殺の、ラストブリッドッ!!」
>94
わりぃ、「グールの一団の射撃」じゃなくて「ヤンのサブマシンガンの掃射」だな。
そう読み替えてくれ。
>94
わりぃ、「グールの一団の射撃」じゃなくて「ヤンのサブマシンガンの掃射」だな。
そう読み替えてくれ。
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラーVSレイオット&エレジー一行&タバサ

>90
 炸裂したはずの<ブラスト>はその効果を完全に発動する前に、無力化されたようだった。
モールド越しに伝わるかすかな冷気。なるほど、氷結系の術を発動したらしい。
「……面白いな」
 マスクの中で、にやり、と口元をゆがめる。それは、先ほどまでの虚ろなものではない。
明確な敵を得たことによって、それを基点に「レイオット・スタインバーグ」の人格が再構築され始めている。
一個の「死徒」として、彼は順調にその存在構成を書き直されている。だが。
(……なんか、おかしいんだなよな)
 やはり、まだどこかしっくりと来ないのだが。
 まあいい。なにがおかしいのか、あとで彼女に聞いてみればいい。
(……彼女)
 そう、彼女だ。我が主。アルトルージュ・ブリュンスタッド。黒の吸血姫。
(……まあ、いいさ)
 ふと、意識を正面に戻した。<ブラスト>を無効化した彼女は、力を使い切ったのか。
呆然とこちらを見つめたまま、動こうとはしない。その姿に、僅かに残念に思う。
「……なんだよ。もう少し、楽しめるかと思ったんだがな」
 嘆息して、レイオットはスタッフ操作。今度は<ブラスト>ではなく。
「本当に残念だ。また会うことがあれば、今度はもう少し楽しませてくれ」
 濁った金属音。無音詠唱。
「……じゃあな。イグジスト!」
 瞬間、スタッフの先端に魔力圏が展開。<ディスポーズ>発動。
 網目状の不可視の刃が、目の前の女に向かい襲いかかる。直撃すれば、一気ににミンチの出来上がりだ。
 そこまで考えて。
 レイオットは、ふと疑問を抱いた。

 はて。なんで、おれはこのおんなをころさなくちゃいけないんだろう?
レイオット&タバサ&エレジー一行VSアルトルージュ&アドルフ・ヒトラー
>84 >86 >90 >97

(トリップ勝負:>71と>82 L>I 融合捕食・・・失敗)

         わたし    は  何を してるのよ・・・っ!

意志を蹂躙していた甘美な感覚を引き剥がす。
胸に突き立ったままの凍った腕を引き捨て、踏みにじり、唾を吐きかける。
痛みよりも何よりも、
全身を細胞レベルで凌辱されかけていたこと、そしてそれに溺れかけていたことに激昂していた。
射殺さんばかりの視線で不埒者のほうをにらみつけると、
そこではすでにアスモデウスが

殴っていた。
蹴っていた。
打っていた。
叩いていた。
ただひたすらにそれを繰り返していた。
時間にしてほんの一瞬の間にあきれるほどの打撃を繰り出した後、アスモデウスはようやく我に返り
「・・・っ!!」
新たに衝き上げてきた怒りのままに、不埒者に必殺のボディーブローを
(トリップ判定:>84 大文字のS、P、A、C、E、どれもなし。空間制御・・・不発)
叩き込んだ。
「・・・何か、したのか?」
呻く不埒者の腹から拳を引き抜く。
その体が倒れるよりも早く、冗談のような速度と重さを持った拳が不埒者の顔面に突き刺さる。
アスモデウスはその勢いのまま拳を振り下ろして

不埒者を頭から石畳に埋め込んだ。

 ―――――

(>86)
アスモデウスが叫びながらすっ飛んでいく。
エレジー様の名前が聞こえたのが気がかりだが、残念ながら今それどころじゃねぇ。
ちくしょうこのアマ、いつのまにこんなに元気になりやがった?
フェイントのつもりで出した右腕が砕かれる。
さすがの俺もこいつは効いた。
ひるんだスキに顔に蹴り。
くそ、こいつぁかなりハデにヘコんだな。サキュバスどもに笑われちまう・・・?
おいおい、なによそ見してんだよ。
いいのかよ。俺のチャンスはお前のピンチだぜ? でも殴るにゃちと遠いな。燃やすか。
「・・・<アギラオ>ッ!」

 ―――――

(トリップ勝負:>86と>89 H<E 空想具現化による鉄球の落下・・・回避)

どすん、という衝撃音に振り向くと、
地面に七割がた埋まった鉄球の横でゾウリムシがなにやらあわてている。
そのどこかこっけいな様子に、不埒者の最期を見て多少はおさまった腹の虫がまた騒ぎだす。
「なにやってるのよ! 遊んでいるヒマがあるなら援護しなさ・・・!!」
叩きつけるような怒声は最後まで発せられなかった。のどからあふれる自分の血にむせ返る。
ゾウリムシが全体回復の呪文を唱え・・・
「ゾウリムシ! あの女性(>90)も味方だ! 彼女もメディアラハンの圏内に!」
私を支えるアスモデウスの声にうなずくようにニ三度震えると、ゾウリムシは呪文を完成させた。
「・・・・・・!(<メディアラハン>!)」
99バレンタイン兄弟(M):02/01/10 23:04

バレンタイン兄弟+グール軍団vsカズマ

>94>95
「ひはっひゃはぁ」
ヤンは慌ててグールの集団の中に逃げ込んだ。
しかし、カズマの一撃はグールの集団を次々と吹き飛ばしヤンへと肉薄する。
「Shit!」
ヤンが舌打ちした瞬間、襟首がグイと引かれたかと思うと、浮遊感が襲ってきた。
カズマの一撃は体の中心を僅かに外れ、右腕が肩ごと吹き飛ぶ。
浮遊感は消えず、それどころか出鱈目な方向からのGがヤンに襲い掛かってきた。
ガンガンと、天井や棚を蹴る音だけが店内に響き渡り、噴出した鮮血が空中に文様を描く。
何かがヤンを掴んだまま、店内の空間を神速で移動しているのだ。

そして音が止んだ瞬間、カズマの目の前に、眼鏡をかけた白いスーツ姿の男が表れた。
男は片手に掴んでいたヤンを適当に放り出すと、
自分の影の中から単銃身のレバーアクションライフルを一丁引っ張り出す。
「何モンだ、テメエ!」
「ルーク・バレンタイン。貴様の力は見せてもらった、ネイティブアルター。
たいした能力だ。しかし、私をグールや弟などと同じと思ってもらっては困る」
直後、ルークの姿が掻き消えた。
彼は再び神速で跳び回りながらカズマに向かってライフルを連射した。
「私は、アルター能力者を越える最初の一人となる」
>86>90>97>98
レイオット&エレジー一行&タバサVSアルトルージュ&ヒトラー

頭から石畳に埋め込まれる。

(こんなことが・・・このヒトラーが・・・血にまみれ、叩き伏せられ、見下ろされる・・・だと)

言葉すら発せないほどの消耗。
限界以上に使った「力」は、出血と共に身体の自由を奪っていた。
失った右腕が、痛む。
そして、身体の奥底で、何かが「もぞり」と蠢く。

(ッッ・・・・・・!!)

必死になって「何か」を押さえ込もうとする。
猛々しく荒ぶる「何か」・・・それを押さえ、望むべき方向へと導く。
常ならば、さほどの労力すら必要としないはずの、その行為。
だが、今は凄まじいまでの力を必要としていた。

緩慢に、されど着実に。
獣性細胞の荒ぶる力を、ヒトラーは再び掌握せんとしていた・・・
>98
「ちっ……!」
しとめ損ねた、埒が空かない。
どうすれば……
意識が目の前の悪魔からそれたのが不味かった。
悪魔の魔法で私の全身は炎に包まれた。

「……ああ!」
空想具現化で、私の周りの大気を操作。
炎をかき消す。

折角、回復しかかっていたのに、又、元の木阿弥だ。
あと、空想具現化は1〜2回が限度だろう。
私がそう考えていると、あの妙な生き物から発する光が目の前の連中を包んでいく。

これだけは阻止しないと……
思考を巡らす。どうすれば……
……そういえば、レイオットは私に吸血される前に私の必殺の空想具現化も無効化していた。
つまり、事象に私と同様、干渉できるということだ。
ならば、念波でレイオットに命を下す。
(あの生き物の行動を阻止しなさい!)

そして、命を下すと同時に再び目の前の悪魔に飛び掛る。
>バイロン(ブルーソルジャー)VSアベル・ナイトロード
>62-63

 超高速で、『サマエルの槍』が放たれた。
 回避は不可能。それを察知した怪物は、それに対応するために、巨大な翼を全開する。
 迫り来る青白い激流の方を振り向き、やはり蒼い光を纏った翼で全身を包み込む。
 そして、激突。

 その翼の僅かな隙間を縫って、パイロンの切り札が堕天使をとらえた。

 しばらくは、何事も起こらなかった。
 ――失敗か。
 パイロンは、咄嗟にそう思った。

 だが。
 黒い翼が、崩れだした。
『サマエルの槍』の猛攻を防ぐ防壁が崩れた。それは、この怪物がそれの直撃を受けることを意味する。
 ぅおおおおおおおおっ!
 怪物が断末魔の叫びをあげる。しかし、それも轟音にかき消される。
 そして、光が全てを包み込んだ。

 パイロンは、一人、教会だった場所に立っていた。
『サマエルの槍』の直撃と衝撃波を受けた建物はもう跡形もない。あるのは、ただ一面に広がる瓦礫の山だけ。
 だが、彼は、静かに口を開いた。
「聞こえているか、派遣執行官」
「……ええ」
 瓦礫の山をかき分け、一つの影が立ち上がった。
 それは、もはや怪物ではなく、アベルだった。左手を失い、カソックはところどころ破れ、その銀髪は血で汚れていたが、確かにそれは、アベル・ナイトロードであった。
「決着をつけよう。……三つ数える。お前はひとつめで射て。おれは三つ数えてからだ」
 辺りに静寂が満ちる。

――1。
 銃声はまだ聞こえない。

――2。
 アベルの手に力がこもり、
 パイロンはただ前を見据え、

――3。
 アベルがカソックから取り出したパーカッション・リボルバーを放つ。
 パイロンが腰のホルスターからピースメーカーを抜き撃つ。

――トリップ判定。
 次回のパイロンのトリップとこれを比較し、通常ルールで判定。
 勝った方の銃弾が先に届く。引き分けなら相打ち。
 ぐは、トリップミスりました。
 ……もう一度です。>バイロン(ブルーソルジャー)VSアベル・ナイトロード
>62-63

 超高速で、『サマエルの槍』が放たれた。
 回避は不可能。それを察知した怪物は、それに対応するために、巨大な翼を全開する。
 迫り来る青白い激流の方を振り向き、やはり蒼い光を纏った翼で全身を包み込む。
 そして、激突。

 その翼の僅かな隙間を縫って、パイロンの切り札が堕天使をとらえた。

 しばらくは、何事も起こらなかった。
 ――失敗か。
 パイロンは、咄嗟にそう思った。

 だが。
 黒い翼が、崩れだした。
『サマエルの槍』の猛攻を防ぐ防壁が崩れた。それは、この怪物がそれの直撃を受けることを意味する。
 ぅおおおおおおおおっ!
 怪物が断末魔の叫びをあげる。しかし、それも轟音にかき消される。
 そして、光が全てを包み込んだ。

 パイロンは、一人、教会だった場所に立っていた。
『サマエルの槍』の直撃と衝撃波を受けた建物はもう跡形もない。あるのは、ただ一面に広がる瓦礫の山だけ。
 だが、彼は、静かに口を開いた。
「聞こえているか、派遣執行官」
「……ええ」
 瓦礫の山をかき分け、一つの影が立ち上がった。
 それは、もはや怪物ではなく、アベルだった。左手を失い、カソックはところどころ破れ、その銀髪は血で汚れていたが、確かにそれは、アベル・ナイトロードであった。
「決着をつけよう。……三つ数える。お前はひとつめで射て。おれは三つ数えてからだ」
 辺りに静寂が満ちる。

――1。
 銃声はまだ聞こえない。

――2。
 アベルの手に力がこもり、
 パイロンはただ前を見据え、

――3。
 アベルがカソックから取り出したパーカッション・リボルバーを放つ。
 パイロンが腰のホルスターからピースメーカーを抜き撃つ。

――トリップ判定。
 次回のパイロンのトリップとこれを比較し、通常ルールで判定。
 勝った方の銃弾が先に届く。引き分けなら相打ち。
104バイロン ◆or8VIxlE :02/01/11 00:07
バイロン(ブルーソルジャー)VSアベル・ナイトロード
>103

――3。
その声が聞こえた瞬間。
腰のホルスターからピースメーカーを抜き、撃った。

銃声が大地を震わせた。
テスト書き込みよ。
106ルシエド:02/01/11 00:53
>90
『・・・我は欲望のガーディアンルシエド・・・』
『・・・汝の智への探求心により、我は汝の刃となろう・・・』
『・・・智の求道者よ、我の名を呼べ・・・』
107タバサ ◆NyZcOpno :02/01/11 01:28
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラーVSレイオット&エレジー一行&タバサ
>101
「今のは一体・・・?」
脳内に直接語り掛けてくる声(>106)。
(私の刃となる・・・? どういうことだ?)
戸惑いを覚える。
そうしている間に、黒の姫君の下僕となったご同業が、私に対して、再び呪文を繰り出そうとしていた。
考えている余裕はない。
『・・・さあ、我の名を・・・』
「・・・貴殿が何者かは知らぬが、私の刃になるというなら、その力、お借りしよう・・・ルシエド殿ッ! 」
『・・・御意!』
その言葉が脳内に響いた次の瞬間、私の目の前で光が弾けた。思わず目を閉じる。
目を開けると、私の目の前に浮遊する片刃の剣があった。
(これは・・・どこぞの貴族の令嬢と契約していた剣魔と同じ形状・・・)
どうやら、私の記憶の中にある剣から、私に相応しい物を選び出したらしい。
「……イグジスト!」
ご同業の声(>97)。私に向けて、また何か呪文を発動したようだ。ギィンッ!金属同士がぶつかりあうような音が、目の前の剣から響く。
「・・・呪文を無効化・・・なるほど、ガーディアンを自称するだけのことはあるようですね・・・」
静かに微笑む。まだ、望みはあるようだ。
「・・・行きますよ、ご同業」
私は左手を伸ばし、竜の頭部を乗り移らせる。
「チャクラ・ウェーブッ!」
左手に乗り移った竜の頭部から、波動弾を射出した。(ルシエドの助力により、以下の行動が可能)
(通常ガード、レヴェリー・ソード)
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラーVSレイオット&エレジー一行&タバサ

>107
「――――!!」
 突如あらわれた、宙に浮かぶ片刃の剣。
 それは発生と同時に、こちらは発動した<ディスポーズ>を無効化した。
 その光景を見ていた女が、不敵にほほえむ。失っていた戦意を取り戻し、叫んだ。
「チャクラ・ウェーブッ!」
「イグジスト!」
 反射的に、魔法発動。空間に波紋が走り、打ち出された攻撃を拡散させる。
「ははっ――なるほど、そう来なくちゃな!」
 少なくとも、まだお楽しみは終わっていない。獰猛な笑みを浮かべつつ、レイオットはスタッフ操作――

>101
 瞬間。声が響いた。
(あの生き物の行動を―――!)
 それを認識したと同時。正面の敵のことすら認識から外れ、レイオットは全力で行動していた。
かつて<アクセラレータ>で強化されていた以上の身体能力を持つ今の自分には、この程度の距離など数秒で移動できる。
まさに化け物そのものと言った機動で、レイオットは主の元に走った。
 視界に、彼女の姿が入る。それと対峙する、2体の悪魔と一人の少女。命じられたのは――
(あれか!!)
 少女の抱える、巨大なゾウリムシのようなそれ。光が、他の悪魔達へと広がっていく――!
「はっ――遅い!!」
 スタッフ操作。無音詠唱!
「イグジスト!!」
 <ジャミング>発動。スタッフの先端から放たれた魔力圏は、魔法の存在そのものを拡散。
 瞬間的に、回復の意味を持っていた魔力は、その力を失い無に帰した。
 だが、まだ行動は終わらない。受けた命令は、行動を阻止すること。
 再びスタッフ操作。無音詠唱。
「イグジスト!」
 <ブラスト>発動。ゾウリムシ――つまり少女に向かい、爆炎が襲いかかる!
すまん・・・テスト書き込みだ・・・。
110比良坂初音 ◆HatuTxGA :02/01/11 02:21
申し訳ありません、テストさせていただきます。
レイオット&タバサ&エレジー一行VSアルトルージュ&アドルフ・ヒトラー
>100 >101 >106 >107 >108

(よし、これでエレジー様の傷も・・・)
アスモデウスがそう思ったまさにその時
>108
回復呪文・・・メディアラハンの波動は、最初からなかったかのように雲散霧消した。
「なにぃっ?!」
異様な気配に振り向くと、あの黒い鎧が凄まじい速度で飛び込んでくる。
手にしているのは、例の魔法を打ち出す仕掛け。そして、それが狙っているのは・・・
(そうか・・・)
この黒い鎧が何者かは知らないが、ついさっきまではまがりなりにも味方だった。
それが今は、我々やあの帽子とマントの女にこの仕掛けを向けている。
エレジー様を狙う火球を消し去ったあの力が、メディアラハンを無効化したのだろう。
(魅了されたか・・・おのれ!)
奴の術を防がなければ、エレジー様は助けられない。
だが、事態はそれどころではなかった。
「イグジスト!」
黒い鎧の言葉と共に、炎の固まりが形を成す。それが向う先は・・・
「! いかん!!」
奴の思惑は回復の阻止、ゾウリムシを倒す事。そして、今、ゾウリムシは・・・
少しでもメディアラハンの効果を高めようと、エレジー様のすぐそばに!!!

「おおおおおおおおっっっ!!!」

アスモデウスは爆炎の前に躍り出た。

 ―――――

>101
?!
くそっ、火が消された!
のアマぁ一体どんな術を使ってやがる!
・・・効くかどうかはわかんねぇが・・・いっちょやってみっか!
「これでも喰らえ! <地獄突き>だぁッッ!!」

(トリップ勝負:このレスのトリップと、次のアルトルージュのレスのトリップで判定。
         こちらが勝った場合、ダメージと共に一時的に空想具現化が使用不可能に)
(トリップ判定用書き込み)
>111
「………!?」
悪魔は私の攻撃の合間を縫って、必殺の突きを繰り出してきた!
私はそれに対し、カウンターで右手で悪魔の右胸をえぐろうと試みる!!
(トリップ判定 g >v アルト勝利)

>111
一瞬、私の方が早かった。
悪魔の右胸に私の右手が突き刺さる。
悪魔はその場に崩れ落ちた。

レイオットの方を見ると、阻止には成功したようだ。
私は悪魔を右手で掴み、少女の方へと投げつける。
そして……
「レイオット、まとめて始末しなさい。あなたにはそれができるでしょう?」

>107
ふと、異様な気配を感じ、魔法使いの女の方を振り返る。
……あの剣は見覚えがある。
面倒なことになった。
死徒に成り立てのレイオットがあれの一撃を喰らえば、一撃で塵と化してもおかしくはない。
ならば、私が相手するしかないだろう。
じき、プライミッツマーダーの拘束も解ける。
勝機はこちらにある。
まずは……
「剣に関しては素人のあなたがどこまで私を相手できるかしら?」
私は女の周りに無数の剣が出現させ、串刺しにさせようと試みる。
だが、これで仕留められるとは思っていない。
同時に私も女に突進する。
114タバサ ◆NyZcOpno :02/01/11 03:51
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラー&レイオットVSエレジー一行&タバサ+ルシエド
>113
私の周りに無数の剣が出現し、一斉に襲いかかってきた。
「黒の姫君の空想具現化か! ルシエド殿!」
『御意!』
私の呼び声に応じ、ルシエド殿が剣を次々に叩き落としていく。
が、いくつかの剣はそれをかいくぐり、私に向かってきた。
「くっ・・・!」
私は身体を翻し、迫り来る剣をかわした。かろうじて串刺しは免れたが、鋭く研ぎ澄まされた刃が、私の身体に傷をつける。
痛みが全身を掛け巡る。が、膝をついている余裕はない。
剣の出現と同時に突進を開始した黒の姫君が間近に迫ってきている。
『タバサ殿、こちらは片付いた。次なる指示を!』
脳内にルシエド殿の声が響く。同時に、ルシエド殿が私のそばへと帰ってきた。
私はルシエド殿を掴みーー黒の姫君目掛け、投げつけた。
刀身が、高速で回転しつつ風を切っていく。
端目には、大きな円形が移動しているようにしか見えない程の回転数。
『なるほど、我が身で姫君を斬れと言うことか!』
ルシエド殿の言葉に、無言で頷く。獣の唸り声。一瞬、戦慄が走る。
(封印が、破られる・・・!?)
私の全魔力をもって封じたプライミッツマーダーの、その封印が解かれようとしていた。
(アルトルージュの次の書き込みより、プライミッツマーダー再行動可能)
115タバサ ◆NyZcOpno :02/01/11 03:53
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラー&レイオットVSエレジー一行&タバサ+ルシエド
>113
私の周りに無数の剣が出現し、一斉に襲いかかってきた。
「黒の姫君の空想具現化か! ルシエド殿!」
『御意!』
私の呼び声に応じ、ルシエド殿が剣を次々に叩き落としていく。
が、いくつかの剣はそれをかいくぐり、私に向かってきた。
「くっ・・・!」
私は身体を翻し、迫り来る剣をかわした。かろうじて串刺しは免れたが、鋭く研ぎ澄まされた刃が、私の身体に傷をつける。
痛みが全身を掛け巡る。が、膝をついている余裕はない。
剣の出現と同時に突進を開始した黒の姫君が間近に迫ってきている。
『タバサ殿、こちらは片付いた。次なる指示を!』
脳内にルシエド殿の声が響く。同時に、ルシエド殿が私のそばへと帰ってきた。
私はルシエド殿を掴みーー黒の姫君目掛け、投げつけた。
刀身が、高速で回転しつつ風を切っていく。
端目には、大きな円形が移動しているようにしか見えない程の回転数。
『なるほど、我が身で姫君を斬れと言うことか!』
ルシエド殿の言葉に、無言で頷く。獣の唸り声。一瞬、戦慄が走る。
(封印が、破られる・・・!?)
私の全魔力をもって封じたプライミッツマーダーの、その封印が解かれようとしていた。
(アルトルージュの次の書き込みより、プライミッツマーダー再行動可能)
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラー&レイオットVSエレジー一行&タバサ+ルシエド
>115

>111
 <ブラスト>が炸裂。だが、本来の目標には至っていない。
「ちっ――!」
 舌打ち。目標を打ち損じた為と。
 割り込んできたそれが、未だ生命活動を続けている為だ。流石に無傷とはいかなかったのか、
痙攣を繰り返しながら、完全に昏倒しているようだった。
 それらに、レイオットは再びスタッフを構える。
「……これで、終わりだ」

>113
 そこに、主の声。少女の方に、一体の悪魔を投げつけながら。
「――まとめて始末しなさい――」
 苦笑する。
 やれやれ。なんとも注文の多い。だが、それは口には出さずに、レイオットは無音詠唱。
「我・法を破り・理を越え・破壊の意志をここに示す者なり――」
 補助呪文詠唱開始。
「爆炎よ・爆炎よ・敵を焼け・敵を焦がせ・敵を滅ぼせ・我が勝利をここに導け・猛き業火!」
 真紅の魔法陣発生。にやり、と笑って。
「さあ。最後は派手にいこうか?」
 一息。
「<マグナ・ブラスト>――イグジスト!!」
 <ブラスト>の数倍の破壊力を持つ、装甲艦艇様に使用されていた「第二の業火」。
 それが、目の前の少女達に向けて、収束し、爆裂する――!
(トリップ判定:B R A S T の文字列がこのレスにあれば命中。無ければ、行動は自由)
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラー&レイオットVSエレジー一行&タバサ+ルシエド
>112 >113 >114 >116

「がはっ、ごふっ・・・ちっきしょう、のやろぅ・・・」
無造作に投げ出された場所で起き上がろうとしたデモゴルゴンは我が目を疑った。
ゾウリムシが泣きそうな顔でおろおろと震えている。
アスモデウスが全身をくすぶらせながら昏倒している。

そして・・・エレジーが胸から血を流して倒れ伏している。

「・・・おい・・・こいつぁ一体なんの冗談なんだよ・・・!!!」
ゾウリムシの触覚をつかんで引き寄せる。
「おい、なにぼさっとしてんだよ! なんのために訓練所でメディアラハン憶えてきたんだよ!
 ぷるぷるふるえてるヒマがあるんならとっととつかえよバカヤロウ!!!」
「・・・! ・・・・・・!!」
「うるせぇ! かき消されたんなら効くまで唱えろ!! エレジー様になにかあったらただじゃ済まさねぇぞ!!!」
・・・どっちにしろ、この状況では効こうが効くまいがただでは済まねぇかな・・・
そんなことをぼんやりと考えたデモゴルゴンの耳に、低い呟きのような物が聞こえてきた。
振り返った先では、黒い鎧が先端に魔法陣を輝かせた仕掛けをこちらに向けている。
「・・・てめぇえ・・・味方だと思ってたのによ・・・てめぇの仕業かよ・・・」
見えないはずの兜の下の顔が、ひどく不快な笑みを浮かべたのがわかる。
「さあ。最後は派手にいこうか?」
「じょおとおだよこのやろおおおぉぉぉああああああぁぁぁぁぁぁっっっっつつ!!!!!」
黒い鎧の仕掛けから炎がほとばしるのとほとんど同時に、デモゴルゴンが渾身の力で石畳を叩き付ける。
「<ガイアブレイク>ッッ!!」
衝撃で石畳が崩れ、その隙間から岩隗が吹き上がるように飛び出して爆炎を相殺する!
「まだだぁああっっっ! もういっちょ<ガイアブレイク>ッッッ!!!」
さらに、大地から飛び出した無数の岩隗は爆炎の熱であぶられ、火山弾となって黒い鎧に殺到する!!
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラー&レイオットVSエレジー一行&タバサ+ルシエド
>113>114>116>117
獣性細胞が脈打つたび、失っていた「力」が戻ってくる。
右腕は失ったまま。
肉体の疲労も拭えないものの、とりあえず闘うには十分な「力」が湧き上がってくる。

一息で頭を石畳から抜く。

「ふむ」

まずは状況を確認すべく、頭を巡らす。

黒の姫君は・・・タバサと交戦中。
そのタバサは見たこともない剣を行使している。

戦術魔法士は・・・召喚師の少女、悪魔たちと交戦中。
首筋に吸血唇痕、どうやら姫君に『吸われた』らしい。

召喚師の少女は昏倒.。悪魔も残るは二体。
堕天使の方は全身を焼かれて倒れている。
もう一体は姫君の『下僕』と交戦している。
残る一体は少女の胸の上で体を震わせ、呪文を唱えようとしているようだ。

・・・ここまで確認して、思わずため息が漏れた。
絵に描いたような混戦状態だ。

「まずは・・・」

姿勢を低くして、走り出す。
目標は呪文を詠唱しようとしている緑色の悪魔。
ここで回復魔法でも使われては、面倒になる。

緑色の悪魔に肉迫し、左腕を振り上げ、振り抜く。
人外の膂力とスピードを以てすれば、ただそれだけの一撃が必殺の一撃となる。

その振り抜いた勢いのまま、交戦中の悪魔の右腕をわしづかむ。
完全に戦術魔法士に注意の向いていた悪魔を、そのまま地面に引きずり倒す。

そして。

「この腕、頂くぞ」

右腕をむしり取ろうと力を込める。
>114
剣が高速で飛来してくる!
私はどうにかそれを紙一重でかわした……はずだった。
が結果として、剣は私の左腕を切断しそのまま女の手元に戻っていった。
斬られた傷口から滝のように血が吹き出る。
血が止まらない……
不味い……、すでに立っているのも辛くなってきた。
どうする? どうする?
あまりの重傷のためか思考がまとまらない……

その時、私の背後でプライミッツマーダーの唸り声が聞こえた。
とっさに思考が正常に戻る。
空想具現化で傷口を氷結させ、止血する。
もう、これで空想具現化は打ち止め。
しかし、もう安心だ。
私は再び、地上最強の魔獣を行使できるのだから!
私はプライミッツマーダーに命を下す。
「あの女を引き裂きなさい!あなたの全力をもって!!」
プライミッツマーダーは私の声に呼応するかのように大気を奮わせる唸り声をあげた後、
神速で女へと突撃した。
120タバサ:02/01/11 22:52
テストです。
初音VSナルバレック その他色々大混戦

私は今、日本にいる。
本来、このような無神論者の国には埋葬機関は出向しない。
だが、最近、手持ち無沙汰な私はこの国に死徒が現れたと聞き、
自ら出向き、死徒を狩ることにした。



結果はまあ、それなりに満足だった。
任務の過程で『やむなく』、『ほんの20名』ほど哀れな犠牲者が出たが、まあ仕方が無いことだ。
……でも、もの足りない。もう少し、刺激が欲しいところだ。
そんなことを考えながら通りを歩いていると奇妙なモノに出くわした。
一見してただの女子高生。でも、魔の匂いがプンプン臭う。
「……面白そうね」
私は少女を尾行することにした。



途中で私の後をつける者の気配に気づく。
人間が数名と魔の臭いを発する者が1名……
まあ、いい、邪魔するなら殺すだけだ。
私は無視して、少女の尾行を続けることにした。



少女はある高校の校舎に入っていった。
私も気配を断って、校舎に入っていく。
少女が向かったのは2階のある教室。

……私は教室のドアの前で立ち止まる。
魔の気配を感じる。
気配の強さから言って、中の上といったところか。
なぶり殺して楽しむには丁度いい。
ドアを蹴破り、教室の中に踏み込む。
中には先ほどの少女ともう一人の女がいた。
「あら、弄り殺しがいがある外見ね。あなたの悲鳴、聞かせてくれないかしら?」
そう、喋りながら、両手に黒鍵を持つ。
「まあ、そちらの方はあとでゆっくり楽しむとして……」
少女に対して、黒鍵を投擲。少女はかわすこともできず、腹に黒鍵が突き刺さる。
黒鍵に仕込まれた土葬式典により、少女の身体が瞬く間に石化していく。
「では、始めましょうか?せいぜい、無様に足掻いて頂戴!」
私は女に対して、無数の黒鍵を投擲した。
122ツヴァイ ◆REIJI2xI :02/01/11 23:31
初音vsナルバレック その他大混戦

今回のインフェルノからの指令は狂信者にして殺人鬼、
埋葬機関のナルバレックの暗殺……。
なんでも人を超えた能力の持ち主だと言う……。
最近はこんなのばっかりだ、まあ普通の人間を殺すよりは
気が楽かもしれない、同時に任務の難易度は鰻のぼりだ。
場所は又、日本……、まあ俺と言う人間が目立たないと言う
意味では的確な人選だろう。
奴の行動を監視し隙を窺う、武装もそれなりに携帯している。
と……奴の行動に変化が現れた、

「別の人間を……尾行している……?」

何かが起ころうとしている、
二人の人影はとある学校へと消えていった。

俺はその影を追って学校に入る、途中に武装を隠しながら。

二階のとある教室に人影が消える…… そして……。
123タバサ ◆IEjtFc0Q :02/01/11 23:32
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラー&レイオットVSエレジー一行&タバサ+ルシエド
>119
防ぐ間もなかった。
神速と呼ぶに相応しいスピードで突っ込んできたプライミッツマーダーによって、私の身体は再び吹っ飛んだ。
「ぐ・・・ぅあぁぁ・・・っ!!」
かろうじて受け身を取ることはできた。
が、プライミッツマーダーの激突を二度もまともに受けた身体は、それほど自由に動かせそうもない。
(ハイジャンプも、出来てあと2、3回、といったところか・・・)
錆び付いた機械のようにきしむ身体を抱えながら、自分の限界を推し量る。

(ガイアの怪物の突進に、レヴェリー・ソードを合わせてみますか・・・)
私はプライミッツマーダーの突進を、正面から見据える。
プライミッツマーダーが睨みかえしてくる。
私は静かに目を閉じ、全神経を耳に集中させた。

地の底から響くような唸り声をあげて、プライミッツマーダーが再度私に突進してきた。

プライミッツマーダーの唸りが、息遣いが、殺気が私の間近に迫った。
(・・・今だ!)
「レヴェリー・ソードッ!!」
私は高速で回転するルシエド殿を脇に従え、天に舞い上がった。
(トリップ判定。このレスのトリップ内にS、L、A、S、Hの文字があれば、プライミッツマーダーにダメージ。該当大文字一つに付き、足一本を切断。該当小文字一つに付き、足一本にかすり傷。該当文字が全て揃った場合、プライミッツマーダーは縦に二分割。)
初音vsナルバレック その他が織り成す死の舞踏会


私は戦乙女の気配を追って異世界の建物の屋上にたどり着いた
ここに戦乙女が求める人材が居る・・・・?
私は精神を集中し、この世界に存在する魂の声を聞き始めた
「おのれぇぇぇぇ、その身体欠片残さず切り刻んでやる
 ナルバレェェェェェック」
強い、怒りの声・・・・戦乙女を呼ぶほどに強い。
「ほほう・・・」
興味を持った私はそこに、この建物の中に意識を収束させて行く

ナルバレック―――
賢者の石によれば、彼女は法皇庁は埋葬機関の長らしい。
その実力は戦乙女に導かれるに相応しい・・・
ただし、彼女は異教の司祭であり命を軽んじる趣味を持つとか・・・・
比良坂初音―――
賢者の石によれば、彼女は女郎蜘蛛と呼ばれる化物らしい。
その魔族らしい姿は戦乙女に狩られるに相応しい・・・
ただし、彼女は心に意外なほど純粋な部分があり女神が声を聞く可能性は棄て切れない。

ふふふふふ・・・これは面白くなりました。
彼女等の悲鳴、怒りの叫び、悲しみ・・・
心の声が、魂の声が女神に届くなら・・・或は・・・

クックックックック・・・フハハハハハハハハ!!
良いでしょう。女神にその声が届くように、この私が手伝って差し上げましょう。
いえいえ。お礼など要りません。
私は私の目的の為に動くだけですから・・・ふっふっふっ

(サイドB参加 ただし状況によってはナルバレックを攻撃する可能性あり)
(現在地は屋上 転移方陣準備中)
初音・ナルバレック他大混戦

ウルフは正直、乗り気じゃなかった。 
「タケトも狼使いが粗いぞ。」ウルフは宵闇の高校の校門でそう呟く。
 
ふとしたコトからウルフは高校の理科準備室にタケトが忘れたノートを
取りに行かされるハメになった。彼が深夜の学校にいるのは良くある
そういう理由にすぎなかった。 
それに、ウルフは毎日のように夜の街に繰り出している。  
タカハシ探しの為に学校にも何度も足を運んだ。 
 
つまり、彼が乗り気ではない理由は面倒である、という事ではない。
又、ニンゲン風情の使いをするという事でもない。 
 
「気に入らない。又、あの妙なニンゲン達がかかってこないよな・・・」
ウルフは月明かりも薄暗い校舎に入り、呟く。
ウルフが気乗りしないのはこの呟きの原因の為である。 
ヴァチカンが派遣したミディアン狩りのプロフェッショナルが現在 
この街に滞在している。ウルフも何度かそれに遭遇していた。
 
ウルフは別にたたかいは嫌いじゃない。むしろ大好物だった。
しかし、毎晩のように理由もなく襲われるのは不可解だった。
生まれてから狼珍しさにハンターに何度も狙われた事はあった。
連中はしかし、それとは明らかに異なる。強さも、質も、「匂い」も。

「気に入らないぞ」 

二階理科準備室へ入り、水道の蛇口を捻りながら彼は再びそう呟いた。
126アセルス ◆AselsTCE :02/01/11 23:42
>ナルバレック祭り
アセルス・導入

「ふふ・・・君に、永久の美を・・・」

町の片隅。

アセルスは、自ら首筋を差し出す少女に囁き、牙を突きたてた・・・その時。
視界に、ある女の姿が見えた。

(あれは・・・埋葬機関のナルバレックか!?)

「・・・ヤツを見張っていろ」
アセルスはしもべの妖魔に命じた。
(クク・・・外道め。まさかこんなところでお目にかかるとはな)

彼女は、今や彼女の寵姫となった少女を城へ連れて行くよう別の妖魔に命じ、
準備を整えた。

ナルバレックを、滅する準備を。
127紅丸:02/01/11 23:43
『見つけたわい。ついに見つけたわい。ヒャッヒャッヒャッ。』
初音vsナルバレック その他大混戦

極東にいる理由は無い、ただ目標である姫がここに居ただけだ。
ここにいる理由は無い、だだ殺す理由があるだけだ。
 
「埋葬者の長ナルバレック、これから大仕事がある」
 
「存在が邪魔だ、死んでもらおうか」
 
混沌は歩き始めた、埋葬者と超越者の気配が入り混じる学校に向かって。
129ラグナロク ◆0109yQVs :02/01/11 23:44
>636
誤爆だったのか……。
そういえば、美夕嬢も、弓塚さつきもいないぞ。
…私ももう少し様子見と行くか。
130ラグナロク ◆0109yQVs :02/01/11 23:45
>129
初誤爆だ……すまない。
脳内削除してくれ。
初音・ナルバレック他大混戦

「もう帰っちゃったみたいですねぇ、近江君」

私は今面倒をみている少年・・・池田近江君の学校に来ていた。
彼に少々用があったのだが・・・こんな時間ではもう帰ってしまっているか・・・

諦めて踵を返そうとした時、異常なまでの邪気を感じた。

「これは・・・」

そちらに向かった私の目に映ったのは、
剣を腹に突き立てられ、石化していく少女。
その少女のそばで怒りに震える少女。
そして・・・彼女らに向かって投剣する女の姿だった。

「ちいっ!」
132ブラックロッド:02/01/11 23:50
(天高く、空より舞い降りる・・・屋上に着地)

ナルバレックのデータを再確認。
特捜本部に交霊、呪文編纂機を呼び出し。
呪弾をベースに、可視生命体に対しての精神的攻撃呪文を編纂。
記憶(インプット)・・・。

ハツネ・ヒラサカを囮にナルバレックをおびき出すことに成功。
これより捕獲に移る。
ハツネ・ヒラサカに関しては、これ以上の関係を持つことを禁止。
ブラックロッドは方を犯す者を認めない。
ナルバレック捕獲が済み次第、消去する。

ナルバレックは捕獲後、本部に移送。
「ブラックロッド」として生まれ変わる。

・・・作戦開始。
(屋上から動かず)

「・・・なぜ?」

(左頬の傷跡を触れ、しばらく考えてから行動命令を待機に変換)

場所:屋上
初音vsナルバレック その他大混戦

ああ、めんどくせェめんどくせェめんどくせェめんどくせェ
めんどくせェ、面倒だねェ。
ニッポンに来てから、俺は「天法院一族」ってェ連中に
追われている。
俺の「魔刃シャハル」を封印するなんて言ってやがる。
まァいい、追ってくるヤツらはみんな刻んでやるゥ。
刻んで刻んで刻んで、切り刻んでやるゥ。
だが流石にこうものべつ幕無しに来られては
こっちもたまらないがなァ。

ヤツらをやり過ごすために、通りがかった建物に
身を隠す。
もう夜かァ、辺りに人影はない様だなァ。
すると、スクールガールらしき人影が1人、
建物に入っていく。
ここは、そうかァ、学校、かァ。
気配を殺して見ていると、さらに、僧衣を纏ったオンナが1人
・・・いや、まだ何人かいるゥ。
面白い、面白いねェ。
そっと、近くの窓に手をかける。
幸いな、或いは不幸なことに、鍵は開いていた。
134比良坂初音 ◆HatuTxGA :02/01/11 23:52
初音・ナルバレック他大混戦
>121
初音は自分の状況がまだ理解できなかった・・・・・
(何故かなこが石に?だいたい何なの、この女?)
それでも瞬時の判断で黒鍵をすべて撃墜したのは見事というべきか?だが
黒鍵に次いで女が投擲した銀の斧が初音の背中へと突き刺さる。
普段の初音なら、造作もなく回避できただろう
しかし、混乱と動揺が動きを鈍らせた・・・・・
「ぐふっ!」
初音はもんどりうって教室の床に倒れた。
135ブラックロッド:02/01/11 23:52
初音vsナルバレック その他大混戦
サイドA(但し、人外の者に攻撃を加える可能性あり)

ブラックロッドは取り乱さない。
ブラックロッドはミスをしない。
これもまた、計算に組み込まれていることなのだ。

>132の詳細
 
136HMX-12(贄):02/01/11 23:53
初音VSナルバレック その他色々大混戦
 HMX-12(贄)@3階図書室


「……後始末……しないと……」
足元でぐったりと眠っている男子生徒を見下ろし、ポツリと呟いた。
これで…3人目……質はともかく、量としては充分。
あとは、奪い集めた生気を主に届ければ、今日の「贄」の務めは終わる。
「……!?」
ふと、手が止まる。要蜘蛛が囁く感覚。
「巣」に足を踏み入れ、女郎蜘蛛―初音に「贄」とされてしまったこの身体が、
主の、巣の危機を知らせている。
「…何かが………変です……急がなきゃ…」
早々に後始末を済ませ、巣の場所―教室へと足を早める。

 移動中: 3F;図書室 → 2F;巣(教室)入口
>134
「あら、まさか、これで終わりじゃないわよね?」
私はそう薄笑いを浮かべながら、銀のナイフを何本か取り出す。
女の両手、両足を狙って、ナイフを投げる。
全て、命中。
「あら、まだ、死なないでね。お楽しみはこれからよ」
再び、銀のナイフを取り出して、女にそう語りかけた。
138弓塚さつき:02/01/12 00:02
初音VSナルバレック その他色々大混戦

「・・・ん。 う・・・ん」

目が覚めた。 どうやら日が落ちたらしい。
やっとで、活動時間。 軽く伸びをする。 体調は良好。
真っ暗闇の中、軽い足取りで階段を降りる。
どこの学校にもある、屋上手前の小さな空間。 それが今日のねぐらだった。

(これ、うちの学校にもあったな。 )
チェーンにさげられた、『関係者以外立ち入り禁止』の看板をまたぎながら、笑う。
・・・ちくり、と胸が痛んだ。
おまえはもう、そんな‘あちら側’ではないのだ、と言われている気がした。
イラついた。
(・・・学校なんかに忍びこんだ罰かもね)
しつこく痛む胸を徹底無視して、階段を降りきった。

「・・・?」
階下から人の気配。 ・・・いや、人だけじゃない。 それも複数。
疑問はすぐに好奇心にとって変わった。
わたしは、気配の中心へ駆けた。
139弓塚さつき:02/01/12 00:02
初音VSナルバレック その他色々大混戦

「・・・ん。 う・・・ん」

目が覚めた。 どうやら日が落ちたらしい。
やっとで、活動時間。 軽く伸びをする。 体調は良好。
真っ暗闇の中、軽い足取りで階段を降りる。
どこの学校にもある、屋上手前の小さな空間。 それが今日のねぐらだった。

(これ、うちの学校にもあったな。 )
チェーンにさげられた、『関係者以外立ち入り禁止』の看板をまたぎながら、笑う。
・・・ちくり、と胸が痛んだ。
おまえはもう、そんな‘あちら側’ではないのだ、と言われている気がした。
イラついた。
(・・・学校なんかに忍びこんだ罰かもね)
しつこく痛む胸を徹底無視して、階段を降りきった。

「・・・?」
階下から人の気配。 ・・・いや、人だけじゃない。 それも複数。
疑問はすぐに好奇心にとって変わった。
わたしは、気配の中心へ駆けた。
140ラグナロク ◆0109yQVs :02/01/12 00:10
私は、修道衣姿の女性を追っていた。

街を歩く彼女の体から発せられるのは、紛れも無い殺気、
そして、血臭。その剣呑とした気配は、その服装と余りにも
不釣合いだ。そして彼女を追いまわすのは、
更に異常な<闇の種族>の気配…。
……彼女を放っておいてはいけない。私の中の「何か」が
その行動を決めた。尾行である。

……そして私は、「学校」へと辿り付いた。
彼女に気取られないよう注意しながら、中へと入る。
…暫く後、彼女は教室の一つで足を止めた。
次の瞬間、繰り広げられたものはーー
まさしく「死闘」だったのだ。

(教室前)
>124からの続き 初音vsナルバレック その他が織り成す死の舞踏会

ふと顔をあげると>132と>139が居る。
まだ此方には気付いて居ませんね・・・

私はこのまま様子を窺うことにした。
>119 >123
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラー&レイオットVSエレジー一行&タバサ+ルシエド

>117
「ちっ!」
 マグナ・ブラストが、連続発動した術(だか技だか)によって無力化された。それだけでなく、消滅を免れた
岩塊の一部が、無数の火山弾となってこちらに殺到する。
「くそったれ!」
 叫んで、回避行動。射界から外れようと、強靱な脚力でもって一気に横に飛ぶ。
 だが、僅かに間に合わない。燃える岩塊は、次々にモールドに着弾すると、金属部分をその質量でゆがめていく。
「ぐ……おぉぉぉぉぉ!」
 熱と、質量と。その両方に襲われて、レイオットは絶叫。無傷な右腕でスタッフを振り上げると、さらにこちらに迫る
岩の群れに向けて。
「ィィィイグジストぉぉぉっ!!」
 <ブラスト>発動。爆炎は迫り来る岩塊のうち、ひとつに命中、一気に爆裂する。その爆圧に押されて、岩塊は軌
道をずらし、レイオットの遙か後方へと吹き飛んでいく。
「が――はぁ………」
 荒く息を付いて、レイオットは地面に膝をついた。
 直撃した左腕は完全に使用不能。モールドも、もはや防具としての能力は失っている。
激しく歪んだマスクを剥ぎ取って、レイオットは正面を見据えた。
 と。

>118
 先ほどの金髪の男が、こちらに立ちふさがった悪魔の一体を組み伏せている。
 あいつは――確か、彼女と共闘していた……
 思考の中で、即座に男を攻撃対象から除外。
 他に転がっている、少女の従者達に意識を絞る。
「……流石に……疲れた、な」
 度重なる魔法使用によって、流石に体力を消耗している。もともと、十三拘束度以上の魔法など使ったことがない。
実際、あと何度使える?
 自問してみるが、答えは出ない。まあいい。とりあえずは。独りごちて、レイオットはスタッフ操作。
あれほどの猛攻にもかかわらず、スタッフと魔法誘導回路は、未だ機能を喪失してはいないようだ。その事実に、
にやりと笑みを浮かべる。
 補助呪文詠唱開始。
「これでおわりだ――イグジスト!!」
 再び<マグナ・ブラスト>発動。ブラストを遙かに越える爆炎が、昏倒している彼女たちを襲う。
 その炸裂を見届ける来なく、レイオットはスタッフを地面に落とし、荒く息を繰り返していた。

<過度の魔法使用により、一レス分行動不能>
143比良坂初音 ◆HatuTxGA :02/01/12 00:14
>137
初音・ナルバレック他大混戦
「ああああっ」
ナイフを突き刺されつつも、初音はようやく冷静さを取り戻していた
それと、同時に校内に複数の気配が存在する事にも気がついた
(状況が変わるまで、時間を稼いだ方がよさそうね・・・・・)
だから、初音は目の前の女を満足させるため、より悩ましく苦悶の表情を浮かべ
ナルバレックをより深く加虐の世界へと引きずりこもうとする。
「あああっ、痛い、痛いっ・・・・このナイフ抜いてぇ!おねがぁい」
(もっとよ、もっと夢中になって・・・・)
>137>143
初音・ナルバレック他大混戦

「そこまでにしませんか」

再度、ナイフを投擲しようとしている僧衣姿の女に声をかける。

「ここは神聖なる学舎ですよ。血で汚すようなところじゃない」

言いながらも、油断なく女の動向を見る。

少女たちの方は、見るも無惨な様子だ。
しかし、目の前の女は無視出来るような相手ではない・・・
何か、きっかけでもあれば。
>125初音・ナルバレック他大混戦


「ふむ、思ったより多数の気配がするな・・・誘われたか?」
 
それにしては、気配に種類、意識がまちまちだ埋葬者の待ち伏せと言うわけではない。
 
「まあいい、皆殺しだ」 
 
混沌は気配が多い、二階へと向かう。
そこに居たのは、 人型の獣、力ある獣。
それは明確な敵意を持っていた。
 
「良かろう、相手になってやる」 

 二階・廊下   ネロvsウルフ
>143
「……ふふ、だめよ。これはまだ序の口よ。
これから、少しずつ概念武装のレベルをあげていくわ。
さいごはとっておきでトドメを刺してあげるから……」
私はそう話しつつ、聖水を取り出す。
「さて、その綺麗な肌を無残に焼いてあげる……。
純粋な魔としてのあなたにはさぞ効果的でしょう?」
そして、聖水を女にふりかけようとした瞬間!
初音vsナルバレック その他大混戦
@1階廊下 (サイドB)

ここは、廊下、かァ?
どうしてニッポンの建物ってェヤツは、
こうも色気がないんだろうねェ。
気配を探り、歩いていく。 
148アセルス ◆AselsTCE :02/01/12 00:23
>VSナルバレック、他いろいろ

<<主上、あの女は学校に入っていきました。
なにやら戦闘が始まった様子・・・>>
「・・・そうか、好都合だな。私もそちらへ向かおう」

(ヤツのような下衆をいつまでものさばらせておくのは私の美意識に反する。
この機に滅してくれる・・・)
アセルスは転移した。

>転移:二階・階段付近
149HMX-12(贄):02/01/12 00:24
初音VSナルバレック その他色々大混戦


>143

巣の前。教室の扉が吹き飛ばされている。
「…御主人…様?……失礼…します……」
不安を胸に抱きつつ、教室に足を踏み入れる。
「…!…そんなっ!…」


室内に見えるのは見知らぬ女。

身体中に刃を受け倒れている主、石像と化したもう一人の主。

主の呻き声が、侵入者の嘲る声が教室に響く。
怒りの感情で声が震える。
「…御主人様に…何を…何をしたんですかぁっ?……」
(斬糸で削り、手槍と化したモップを侵入者に投擲する。)

 場所:2F;巣
状況:初音&マルチ&奏子(石化) vs ナルバレック
150美夕 ◆MIYU.g96 :02/01/12 00:24
比良坂初音vsナルバレック 他今日は乱戦模様

―神魔界第三階層。一年中氷雪に閉ざされた屋敷に足音が響く。
「冷羽、どういうことです」
珍しく語気を荒げているのは第ニ階層支配・爛火。
「ああ、美夕があの伴天連を殺すように焚きつけたことですか」
「分かっているなら話は早よう御座います」
「あの者、聞けば西洋神魔界すら持て余すとか。それがこの地で監視者の
手にかかって果てるならば、我等は彼らに大きな貸しを作れましょう」
「それにさー、しくじっても今度はそれを貸しにできるし」
冷羽の従者・松風が続ける。
「美夕にはせいぜい頑張ってもらいましょうか」
「冷羽・・・!」

美夕は空を駆ける。
表向きには事故、ということになっているあの虐殺。しかしその真相は。
「あの女・・・・許さない!・・・わたしの獲物に手を出そうなんて!」
ナルバレックvs初音 大混戦

わたしが任された任務は二つ。
「埋葬機関機関長ナルバレックの監視」
「彼女の狩る魔物の採集」
これだけだ。

わたしは神羅製作所総務部調査課通称”タークス”。
何も語らず、ただ任務のみを遂行する。

経歴―――――無し
住民ID――――無し
名前―――――無し

過去そのものがない。
少なくとも今は。そちらの方がよほど都合がいい。

黒いスーツで体を覆った男は目標を尾行する。
その間他の誰にも見つかることなく。

―――「これは”実験”でもあり極秘の任務だ。
 埋葬機関の重要人物の行動を監視すること。
 貴重な化物の採集。名前のないタークスの君
 にしか任せられない事だ。ナルバレックの監視は
 国交にも影響がでるからな。では、行きたまえ。」

目標は学校で戦闘を開始している。(・・・・・・・・・)
状況を報告。戦闘許可が下る。

―――行くぞ。

(一階昇降口へ)
しんと静まり返った夜の街に、箒に乗った女の、冷たく事務的な声が響いた。

「こちら、オゼット。敵、タイプ多数。
1933年に我が総統に取り付いたものとは別タイプのようです。
これより総統命令第421号に従い、日本支援を開始します」

箒に乗った女・・・ふみこ・オゼット・ヴァンシュタインは
その足を大地に下ろすと、静かに校門をくぐりぬけた・・・。

(校門)
153紅丸:02/01/12 00:32
(皆から集めた物を換金した帰り、コンビニで立ち読みしてました)
「魔界都市ハンター」と「吸血姫美夕」は面白いなあ。
www.akitashoten.co.jp/CGI/new/new_listput.cgi?key=syousai&isbn=177581
www.akitashoten.co.jp/CGI/new/new_listput.cgi?key=syousai&isbn=177719
絶賛発売中だからこりゃ買わなくちゃな。
『さて帰るとするか』
(漫画に夢中で気付かなかったが辺りに漂う鬼どもの気配を感じる)
面白い事になりそうだな。
『ちょっと失礼♪』
(コンビニにいる人間から精気をちょっとずつ貰う ・・いやかなり)
眠ってた方が安全だしねん。さて金の方はと。
(バイクの武器を取り出し、収納しておく)
変身! 待ってろよバケモノども!(学校へ向かって飛翔する)
154ラグナロク ◆0109yQVs :02/01/12 00:32
>VSナルバレック バトルロイヤル

教室内から響き渡る、悲鳴と恍惚とした声。
こちらからは、何が行われているのか確認が取れない。
そうしている内に、また一人、制服姿の女子が
教室へと入ってくる。どこかで見かけた顔のような気もするが…。

…ふと気配を感じ、振り返ると、そこには緑髪の女が立っていた。
高貴だが、どこか中性的な雰囲気を漂わせる、かなりの美女だった。
だが、それと同時に彼女から感じるのはー
「<闇の種族>か……?」
私は思わず声に出していた。
>141からの続き 初音vsナルバレック その他が織り成す死の舞踏会

ふむ・・・・そろそろ動きを見せますか。
この地に彷徨う亡者共よ!我が名はレザード・ヴァレス・・・・
(付近の亡霊をあつめる呪文)
(屋上に巨大な魔方陣が書かれてゆく)

場所:屋上:敵対者無し
156紅丸:02/01/12 00:33
>153は>127に当てたものね・・
悪ぃ。
>ナルバレック他 145 

「ここに居ても始まらない。タケトの所へ帰るか」
ウルフは誰にともなく呟き、教室のドアに手をかけた。 
 
ぞわわわわ・・・・ 

気配。いや、それ以上。 
圧倒的な存在感が廊下に感じられる。 
 
「へぇ。ウルフ、こんな生き物、初めて見たぞ」 
ウルフの手は自然に汗が浮き出てきていた。圧倒的な喚起と、そして不安。
こんな感情は数年前、猟師のしかけたわなにかかって以来だった。
おもしろい、あいて。ウルフは平和なこの街に飽きていた。戦い、災厄を齎す存在、ワーウルフ。
その彼には「面白い」それだけで闘争の理由はそれで充分だった。
彼の頭には当初の目的はすでにない。

「お前をとって食う。シネ」 
ウルフのハックル(髪)が紅蓮の炎となってネロの体に襲い掛かる!!
158スレイマン(M):02/01/12 00:35
>ナル公祭り
 スレイマンは暗い校舎を見上げた。

 ここが実に楽しげな宴の場になるという情報は、
 どう考えても降魔局が意図的に流した物だったが、そんなことはどうでもいい。
 これだけの舞台を見逃すのは阿呆のすることだ。

 ポンコツ人形――V13が問い掛ける。
「ねぇねぇスレイマン、これから何が始まるの〜!」
「ハ! 楽しい楽しいお祭りだ!」

 言いざまに、またがったネイキッドの大型バイクのスロットルを全開にする。
「キャーーー、落ちる、落ちるー!」
「クク、ク、クハハハハ!」

 呪弾が裏口の扉を撃ち壊し、
 哄笑と嬌声と大排気量の爆音が夜の校舎に乱入した。

(一階、裏口から侵入)
159比良坂初音 ◆HatuTxGA :02/01/12 00:35
>144>146
初音・ナルバレック他大混戦

背後に声が聞こえる・・・・・
女の加虐の手が止まる、今だ!
初音は渾身の力でナルバレックの腰に蹴りを入れると
そのまま反転し、教室の窓からグラウンドへ逃げ出そうとするが。

「…御主人様に…何を…何をしたんですかぁっ?……」
この声!
初音はさらに空中で反転し着地、そのままマルチの身体を抱えると
目くらまし用の巣を張り、廊下へと逃げ出した。

(場所、2F)
160弓塚さつき:02/01/12 00:36
初音VSナルバレック その他色々大混戦
>137>143

目的の場所はすぐに見付かった。 ドアが無かったからだ。

「・・・っっ!」

教室の中は、惨劇と言ってよかった。
腹を剣に貫かれ、何故か石化している少女。
両手両足にナイフを突き刺された女の人。
・・・そして、今もナイフを手に、いやらしい笑みを浮かべている女。

ざわり、と背中粟立つ。 恐怖。 ・・・違う、嫌悪感だ。
女を、睨みつけた。

女と、目が合った。

(教室前)
161アセルス ◆AselsTCE :02/01/12 00:37
>VSナルバレック、他いろいろ
>154
(妙な気配のする男だ。
明らかに“人”のものではない・・・)

「闇の種族?よく分からないが・・・
お前は何者だ?人にものを尋ねるときはまず自分から、が礼儀だろう?」
>155
(魔法陣に集められる亡霊共をみながら)
地獄の門でも開こうというの?
・・・させるわけにはいかないわね。

(校舎に侵入)
>159 >160
「ぐっ……!?」
私は蹴りを喰らって、のけぞる。
女は部屋に入ってきた少女を抱えると廊下へと姿を消した。
「ふん、まあいいわ、でそこのあなた、私に何か用かしら? 見た所、死徒みたいだけど>」
部屋に入ってきた女子高生の姿をした死徒に話し掛ける。
「まあ、いいわ。私の目の前に現れたのを不運と思いなさい!」
私はカノックから散弾銃を取り出し、目の前の死徒に向けて、引き金をひいた。
中には極めて精度の高い銀の散弾が詰められている。
下級の死徒ならこれで十分だ。

(2階教室)
>155からの続き 初音vsナルバレック その他が織り成す死の舞踏会

約束の時は来た!我が下に集いて力となれ!
(付近の亡霊をあつめる呪文)
(屋上に描かれた魔方陣から死霊が現れる)

さて、どこに向かわせましょうか。

場所:屋上:敵対者無し
>157ナルバレック大殲

食う?誰が、何を、如何にして「混沌」を食えるのか?
だが、それがだだの虚言ではないのは確かだ。
 
「不遜だ、だが面白い人狼よ混沌の一部と為れ」
 
火炎に炙られ、混沌の体が熔ける・・・いや解ける。
そこから、黒犬が走り、豹が天井から襲いかかる。

二階・廊下   ネロvsウルフ
166美夕 ◆MIYU.g96 :02/01/12 00:46
ナルバレックさン祭り

>163

『空間』の門を開く。あの女の気配を追って・・・。
そこは八重坂高校。一度殺し合い、また手を組んだこともある蜘蛛妖・
比良坂初音の『巣』だった。
目に飛び込んだのは、剣に貫かれて石と化した少女。よく見知った顔の。
「・・・・!」
怒りと憎悪で声も出ない。美夕の周りの空気が燃え上がる。
「はぁっ!!」
女の背後から、激情のままに火炎を叩きつけた。

(2F教室・窓側)
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラー&レイオットVSエレジー一行&タバサ+ルシエド
>118 >119 >123 >142

「どぉおおだぁっ! こんちくしょおおっっっ!!!」
黒い鎧が吹き飛ぶのを見て、デモゴルゴンが雄叫びをあげる。
その後ろで、なんとも形容のし難い音がした。
「?!」
振り向くいた視界に、金髪の優男が飛び込んでくる。
「なっ?! てめぇはっ!!」
瞬く間に地面に組み伏せられ、黒い女にへし折られた右腕を締め上げられる。
「おおっ?! ぐおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっっ!!!!!」
「この腕、頂くぞ」
ボロ雑巾みたいな格好のクセに、ヤケに高飛車な口調でしゃべりやがる。
なによりそれが気に食わなかった。
「おもしれぇっ・・・俺もこいつにゃ愛想が尽きて来てたんだ・・・
 てめぇにゃもったいないが、くれてやるっっっ!!!」

ぶちり

一瞬、呆気に取られたような顔をした優男に両足で蹴りを食らわせ、その反動で起き上がる。
「さぁ・・・行くぜ・・・てめぇもまだまだイケるクチなんだろっっ!!」
起き上がろうとする男に飛び掛かり、左手一本でラッシュを叩き込む。
近くでなにか爆発したような音がしたが、

そんなことはもうどうでもよかった。
>162
(二階に移動中)

(二階階段)
169紅丸:02/01/12 00:48
ナル姉と一緒♪祭り

>164 (召還された死霊を喰う)

屋上の上の空
170ブラックロッド:02/01/12 00:50
>155 初音vsナルバレック その他大混戦
サイドA(但し、人外の者に攻撃を加える可能性あり)

「「動くなレザード・ヴァレス」」

警告後、「補捉」の呪文を圧唱。
(相手の動きを拘束する呪文・・・成功確率は相手のレベル次第)

「・・・。」
(魔法陣へ全速力で駆けつける)

「「・・・何が目的だ?」」
(呪文発声、相手の思い浮かべたことを読む)

場所:屋上
>163
「人の話を聞かない人ですねぇ・・・」

嘆息。
そこへ、二人の乱入者。
一人は床に伏していた少女の一人が抱えて脱出・・・動けたんですか。
もう一人は女と対峙。

その少女に向かって、女が散弾銃を向けた。

「ちょっと、待ちなさいっ!」

間に合わない!?

私は少女の前に出て五芒を描く。

「臨兵闘者皆陣裂前行!!」

結界!間に合うか!
>164からの続き 初音vsナルバレック その他が織り成す死の舞踏会

ふむ・・・・少し手を加えておきますか。
(ふところから何かの干し肉を取り出し亡霊に与える)

悠久なる時を生きしッ竜の肉体!今こそ・・・・・
(亡霊→ドラゴンゾンビへ変異中)

場所:屋上:敵対者無し
173ラグナロク ◆0109yQVs :02/01/12 00:53
>161
(よく分からない? だが彼女の気配は間違いなく…)
「……私の名はラグナロク。長ければラグ、と呼べ。
だが、君こそ一体…」
そこまで言って、再び巻き起こる騒音に気がついた。

振り返ると、長い髪の少女が、後から教室に入った少女を
抱え、廊下へと逃げ出している所が目に映った。
…あれは。
見覚えのある姿だ。あの少女は、以前島で出会ったーー

それに気を取られているうちに、教室内から銃声が響く。

「……話し込んでいる暇は無さそうだ。とりあえず、教室に
入ってみないか?」
私はそう、緑髪の女性に問い掛けた。
174比良坂初音 ◆HatuTxGA :02/01/12 00:53
初音・ナルバレック他大混戦

「マルチちゃん、早くお逃げなさい・・・ここは危険よ」
(2F廊下、マルチを説得中)
>170 初音vsナルバレック その他が織り成す死の舞踏会

(一瞥くれるだけで術に集中)
今こそ、その力を取り戻し・・・・

場所:屋上:vsブラックロッド
>172 レザード
(屋上の扉を開け放ち)
あなたが誰だか知らないけれど、何の目的があるかは知らないけれど、
この国のため、明日のため、それを召還はさせないわ。
死になさい、化物。
(ドラゴンゾンビにMG34を乱射)

(屋上)
>ナルバレック他 165 混沌VS人狼

「とって食う前に燃え尽きたか?」ウルフは一瞬、確かに、そう見えた。
しかし、炎の向こうの気配は消えない、いや、寧ろ!!! 
炎の中から巨大な犬と、豹がウルフの体を引き裂こうとその牙を剥いてくる!

「くそっ」
とっさにワーウルフ化。 
正面のを避けるが、豹の攻撃を僅かに肩にくらう。
その反動で理科準備室へ転げ込む。
二階廊下→二階理科準備室
178ツヴァイ ◆REIJI2xI :02/01/12 00:59
教室の中から喧騒が伝わってくる、中の様子は判らない。
しかし、闘争の気配、悲鳴が聞こえる。
そこにあろうことか女子高生(弓塚さつき)が教室に飛び込んでいく。
もたもたしている暇は無い、俺はベレッタ92FSを二丁、両手に構えると
彼女の後を追った。

その時、もう一つのドアから人が走り去る!

ナルバレックはどちらに?

一瞬の迷いの後俺はそのままドアに飛び込んだ。
初音vsナルバレック その他大混戦

廊下を歩いていると、少なくとも学校には
不釣り合いな、黒のスーツに身を包んだ男が
何かを探している。
「なァ、アンタァ、そこで何してるんだいアンタァ、
アンタ誰なんだいアンタァ。
・・・アンタァ、殺していいかい?」
左手の剣を音もなく構える。
180アセルス ◆AselsTCE :02/01/12 01:01
>VSナルバレック、他いろいろ
>173
「そうだな・・・私も、あまり無為に時間を潰す趣味はない。
・・・私の相手は、どうやらあそこにいるようだしな」

(この男・・・ラグといったか。
こいつが何者か、いずれわかることだろう)

>移動:ラグナロクとともに教室へ
>176 初音vsナルバレック その他が織り成す死の舞踏会

(一瞥くれるだけで術に集中 ドラゴンゾンビはほぼ無傷)
取り戻し永劫なる怒りを我に示せ!!

場所:屋上:vsブラックロッド :ふみこ・O・V(M)
レス順 ブラックロッド→ふみこ・O・V(M)→私
182比良坂初音 ◆HatuTxGA :02/01/12 01:04
初音・ナルバレック他大混戦

「そんな、逃げろって言われても…納得できませんっ!!」
ぱぁん、とマルチの頬が鳴る
「私の言う事が聞けないの?マルチちゃん、お願いだから言う事を聞いて頂戴」
「でも・・・ご主人様はどうするんですかぁ・・・」
涙を浮かべて初音にすがりつくマルチの姿を愛しげに眺めると、初音ははっきりと告げた
「戻るわ・・・かなこを放ってはおけない」
(2F廊下、さらにマルチを説得中)
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラー&レイオットVSエレジー一行&タバサ+ルシエド
>119>123>142>167
腕はむしり取ったが、そんなことはおかまいないかのように、悪魔が仕掛けてきた。
左腕一本のラッシュ。常であれば捌ききれようが、こちらも腕一本。
しかも、倒れた状態では・・・

だが、それは普通であれば、だ。

「なめるな、クソがぁ!」

ラッシュのさなかに、クロスカウンターを放つ。
一瞬ひるんだ隙に、蹴りはがす。
ダメージは受けたが、引きはがす方が重要だ。
そして、後ろにジャンプ、距離を取る。

「まったく。戦闘馬鹿、とでも言うべきかな、キミは」

わざとらしく溜息をつく。
そして、奪った右腕を自分の右肩に当てる。
獣性細胞が蠢き、腕が癒着する。神経が通ったかどうか、右腕を確かめるように動かす。
よし、動くな。

「少々ゴツゴツとしているが、まあいいだろう。すぐになじむ・・・では、殴り合いの再開といこうか!」

言うが早いか、私は一筋の矢のように悪魔に躍りかかった。
184弓塚さつき:02/01/12 01:08
初音・ナルバレック他大混戦
159>160>166>163

突然、女がのけぞった。
ナイフを刺された黒髪の女性が蹴りを入れたらしい。
・・・なるほど。 さっきの人間以外の気配はこのひとだったようだ。
女の人は、乱入してきた少女を抱えてドアから飛び出していった。

当然、女の目はこちらを向いた。
「ふん、まあいいわ、でそこのあなた、私に何か用かしら? 見た所、死徒みたいだけど」
「まあ、いいわ。私の目の前に現れたのを不運と思いなさい!」
いきなり銃を撃たれた。 なんて非常識。
とっさの事に反応が遅れる。 ・・・しかも、この嫌なニオイ。 只の銃弾じゃない!

片腕を犠牲にするしかないか、そう思った瞬間、>171
目の前に男が立った。
185ブラックロッド:02/01/12 01:09
>175レザード
 初音vsナルバレック その他大混戦
サイドA(但し、人外の者に攻撃を加える可能性あり)

霊眼視が無数の死霊を確認。

「・・・。」

呪文設定を「補捉」から「呪弾」に変換。・・・圧唱。
(高度な速度と破壊力をもった魔力魂を発射)

・・・圧唱、圧唱、圧唱。

場所:屋上
>177ナル大殲
混沌VS人狼

「逃げられると思うか?」
 
炎を纏い、さらに多数のケモノを生み出しながら追撃する。
 
巨大な灰色熊が備え付けの実験台を薙ぎ倒し、ウルフに投げつける。
複数の毒蛇が足元から這い寄る。
虎がウルフに正面から突撃する。
 
一気に包囲網が完成した
  
「ここが狩場だ・・・私のな」
  
(灰色熊の攻撃でガス管その他が破損している、廊下は火事)

二階理科準備室
>179 初音vsナルバレック そしてその他による饗宴
>ラインドウェルとヴィンセントによる舞闘

殺気に振り向く。
刀を構えた男。
あからさまにギラギラした殺気を放つ
その男は、紛れも無く異能者だ。
匂いで分かる。

タタタッ!タタタッ!タタタッ!

手にした拳銃で三回のバースト連射を放つ

しかし、奴は・・・・・
188紅丸:02/01/12 01:12
>181 >185 (隠れて様子見)
屋上の端
>181 レザード、ブラックロッド
(無傷なドラゴンゾンビを見て)
やはりこんな豆鉄砲ではきかないわね・・・幻獣の王、空の暴帝。
(MG34を放り投げる)
ではこれならどうかしら?
(名前も無い魔術を行使。
ドラゴンゾンビを牽制しつつレザードの見える位置へ)

(屋上)
190HMX-12(贄):02/01/12 01:21
初音・ナルバレック他大混戦
 >182

「………ごめんなさい……御主人様の…ご命令は…絶対…でした………でも……」
主の紅い眼がすっと細められる。『まだわからないの?』眼がそう言っている。
「…せめて…そのキズを…」
主の手に両手を添えると、医療装備を起動させる。
世にある回復魔法とまではいかないが、傷はゆっくりとふさがってゆく。
「……あ…それと………今日の……『おつとめ』です…」
背伸びし、主と唇を重ねると、奪い集めた身体の中の精気を受け渡す。
「……御主人様……御武運を……奏子様を……お願いします………」
主の顔を見上げ、ペコリと一礼すると、一階への階段へ駆け出した。
 2F廊下
 移動:校外(戦線離脱)
ナルバレック他 混沌VS人狼 >186 

沢山の獣。ウルフの前に集まってきた。ウルフを取り込むために。
いいや、違うぞ。そうはならない。

「歓迎するぞ。ウルフの王国へ、ようこそ。恐怖しろ」
準備室の標本、この学校で自慢の品・・・
・・・サメの牙、アロサウルスの顔の化石に最大級の力でマーキング!
宙を泳ぐサメ、小型肉食恐竜アロサウルスが具現化。ウルフの生命力で
活動開始。
灰色熊、虎をアロサウルスが捕食。サメはネロの本体へ! 

ウルフは二対を操り無防備、毒蛇の一匹に脚をやられる。
「ぐぐぐうううう・・・地に這うものの癖にぃぃぃx!!」
マーキングは維持、
脚で毒蛇を蹴散らす。毒はマーキングを使っているうちは治癒しない。
後2ターンがマーキングの限界。止めねばウルフは危険な状態に。
>166
散弾銃を撃つと同時に背後に熱気を感じた。
「…………!?」
とっさにその場をとびのく。
白い和服をまとった少女がそこにいた。
……炎を使う和服の少女、監視者か。
「あなたみたいな人が私に殺されるために来るなんて嬉しいわ!」
そのまま、七支刀を取り出し、斬りかかる。
瞬間、監視者の前に仮面の男が出現。
私に反撃してきた。



時間にしてほんの数秒、はげしい攻防だった。
しかし、私はこんな小物にかまっていられない。
獲物が目の前にたくさんいるのだから……
一瞬、右手を口にあて含み針を仕込む。
そして、次に私と男が交差した瞬間、男の右腕を狙って、針を吹いた。
男が一瞬、ひるんだ隙に七支刀による強烈な一撃を叩き込む。
この男が魔の類なら、これだけで致命傷になってもおかしくないだろう。

そして、男の方に注意を向いた監視者に対して、黒鍵を1本、投擲。
そのまま、死徒の方へと向く。

>171 >184
散弾は乱入してきた男の結界で叩きおとされていた。
「小賢しいわね!」
面倒だ、効率よく始末するか。
カノックから魔術により強化されたPCPの詰まった強化注射器を取り出し、
自分の首筋にうつ。
「……いくわよ!」
左手に握られた聖水の瓶を死徒のいた方向になげつける。
そして、跳躍して、男に右手に持った七支刀で斬りかかる。

(順番 私>剣持>さつき>美夕>ツヴァイで……)
(2階教室)
>123
女はまだしぶとく反撃してくる。
が、その必死の反撃もプライミッツマーダーは敢え無くかわす。
そして、女の攻撃の隙にプライミッツマーダーは女の右腕を食いちぎる。
もう、これで勝負ありだろう。
私はトドメを刺すようにプライミッツマーダーに命令する。
「ガアアアアアア!」
毛を逆立て、女の頭に向かって、獰猛な牙が襲い掛かる。
191、微訂正だ。 
名前欄は「ウルフ@人型」から「ウルフ@人狼」に
変えて読んでくれ。
初音vsナルバレック その他大混戦
>187 VSヴィンセント

拳銃の三点射。しかし、
「むだァァッ!」 
ラインドウェルの前に逆五芒の法陣が展開、銃弾を阻む。
おそらく真っ正面からの銃撃は効きそうにない。
そのまま、ヴィンセントの方へ滑るように近づいてくる。

どこからともなく、大型バイクの排気音が轟いてくる。 
>185>189 ブラックロッド ?ふみこ・O・V(M) vsレザード @ナルバレック大殲

(魔力魂はレザードを貫いて行く・・・が、それは
 アデプト・イリュージョンの作り出した幻影だった)

(ふみこの魔術がドラゴンゾンビの腐った肉を引き裂き骨を砕く)

ふふふ・・・危ない方達ですね。
開け冥界の霊柩・・・・すぐにこの者達を送呈してやろう。
(言いながらプリベント・ソーサリー -- 敵の呪紋詠唱を封じる呪紋。持続時間:5ターン
 をブラックロッドに唱える)

(屋上)
197アセルス ◆AselsTCE :02/01/12 01:32
>VSナルバレック、他いろいろ
>乱入

教室に入ったとき、ナルバレックが七支刀で男に斬りかかるのが見えた。
そこにできた隙を突いて、アセルスは横から幻魔で彼女に斬りつける!
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラー&レイオットVSエレジー一行&タバサ+ルシエド
>142
「…………はー。はー」
 レイオットは行動不能。膝をつき、荒い息を繰り返している…………

(次レスからは行動可能)
>195 初音vsナルバレック そしてその他による饗宴
>ラインドウェル、ヴィンセント、スレイマンによる舞闘

「魔法を使うのか!」

正直、やりにくい相手だ。
ならばこちらも遠慮はしまい。
「ふうじる」魔法を使い相手の魔力の発動を遮る。

(トリップ判定 ビンセント対ラインドウェル)

立て続けに2発。隙を見せるつもりは無い。
セミオートのショットガン「デスペナルティ」を撃ちこんだ。

だがそのとき・・・・・
(一階廊下)
>191ナル大殲
混沌VS人狼

標本に過ぎないはずの物が蘇り、動きだす。
この力・・・『世界』により近い者が使う空想具現化に似た能力。
 
「だだの人狼ではないな!!」
 
混沌を襲ったサメを、混沌より出でたサメが迎撃する。
 
「だが世界を敵にして、さらにそれを超えんとする者の力とは」
 
「こういうものだ」

アロサウルスに身体の半分を食い千切られながら、残り半分を
混沌の粘液に変えてウルフを束縛する。
 
(次の書きこみで脱出できねければ、理科室爆破)
(トリップ最初の一文字で勝負)
201スレイマン(M):02/01/12 01:43
>ナル公祭り
>155
「誰だか知らねぇが死霊を集めてる馬鹿がいるな・・・」
V13「何、なに? 聞こえない〜ギャフッ」
 集めた死霊をいただいて遊ぶのも一興だが・・・
「まずは目先の楽しみだな。ハ!」

 >195>199
 爆音を響かせ、呪弾をマシンガンのように乱射しながら廊下に見えた人影に突進する。

 一階廊下
202ツヴァイ ◆MKRlppP6 :02/01/12 01:43
>192
教室の中にナルバレックはいた。
他にも乱入者が多数、ほとんどの者は奴を狙っているらしい。

俺は奴に向かってベレッタの二丁拳銃で発砲した。

それぞれ4発づつ、8発トリップ判定
8つの文字で全て回避判定してくれ
203ブラックロッド:02/01/12 01:47
>196
初音vsナルバレック その他大混戦
サイドA(但し、人外の者に攻撃を加える可能性あり)

レザードの位置を捕捉不能。霊的視界に入った可能性大。

瞬時、身体に軽い疲労が襲う。・・・呪文の詠唱が不可。
ブラックロッドは驚愕を感じる。・・・精神拘束を強化。
既存で展開されている呪文で対処。・・・直接攻撃に設定変更。

・・・行動開始。
(走り抜ける)

>189
MG34の落下予想点に移動完了。・・・自動小銃を取得。
レザード・ヴァレスの現在地。・・・確認不可。
レザードの次の行動に対して反応。・・・自動(オート)に設定。

(レザードが呪文を詠唱、または放ち次第位置を捕捉。・・・瞬時に小銃が掃射される。)

「・・・ ・・・。」

場所:屋上
>192
目の前の僧衣の女が何かを首筋にうった・・・
次の瞬間、目の前に現れる。

「なに!」

そして振るわれる、七支刀。
避けることなど出来るはずもなく、斬り倒される。
・・・私の影が。

「私とて、むざむざ死にはしませんよ・・・ナルバレック」

転がる人形。
思い出した。目の前の女は埋葬機関の長、ナルバレック。
そして稀代の殺人鬼。

「私は呪法を悪用するものは女でも殺します」

そこへ>197の乱入!

続くかのように>202からの射撃。

(チャンス、ですかね)

乱入に合わせ、針を放つ!
ナルバレックの回避行動をも予測した投擲。

(順番 ナルバレック>玲二>剣持>さつき>美夕……)
(2階教室)
205紅丸:02/01/12 01:51
>196 「もらった〜!」
(物陰から飛び出て手から出る槍でレザードを刺殺せんとする)
屋上 レザードの背後
視界が僅かにかすむ。 

混沌から生まれし毒蛇の毒液が体を這い回る。
でも、あれでウルフ、負ける筈がない。 

そう確信し、僅かにふらついたウルフの目に映ったのは、 
粘液に取り込まれつつある自分の体だった。
そうか。アレ、も破ったのか。ウルフ、死ぬのか。
それもいいか。どうせ、ウルフはひとりぼっち。
仲間なんて昔からいない、絶滅種の狼。独り、楽しい中で死ぬのも、
悪くない・・・ 

どくん!! 
薄れ行く意識の中・・・・・・・ 

タカハシ!!!タケト!!! 
 
二人のニンゲンの顔が霞むはずの瞼にはっきりと映った。 

ウルフ、まだ死ぬわけにはいかなかったな。 
混沌、マーキングにはこういう使い方もあるんだ。最期に教えてやるぞ。 
 
うぉぉぉ!!
 
ネロ・カオスにマーキング。命令、

「ウルフの名前において命ずる。砕けろ、混沌」
トリップ勝負。但し、ウルフは勝っても生命力の過剰消耗で戦闘不能。
>196 >203 レザード、ブラックロッド
(レザードの姿を確認)
魔法の詠唱?この世界に魔法が唱えられる者がいたなんてね・・・。
でも、やらせないわ。
(ほるすたーからルガーを抜き取りレザードに乱射)

(屋上)

>201 VSヴィンセント スレイマン乱入
ヴィンセントに滑るように近づく。
何か魔法を使うらしい。
その後ろから、バイクに乗った二人組。
「オラァァーッ!」
レメゲドン・地獄の陰火が両者を巻き込むように奔る。 
>203>207 ブラックロッド ?ふみこ・O・V(M) vsレザード @ナルバレック大殲

「さて、、もっともっと派手にいきましょう、レナス・ヴァルキュリアを呼ぶために!」
私はドラゴンゾンビに思念で命令を下す。
相手はふみことか言う女だ。

ドラゴンゾンビが盾となりつつ乱杭歯を剥き出し、ふみこに襲いかかる

さて、次はブラックロッドですか・・・MG34を持ってますね。
ドラゴントゥースウォーリアを召還し盾にしましょう
「我は悠久の時の渦中に身を委ねし者。
其は我が名を知るがよい。知らぬものは己が痴れた者と知るべし!!
そして刻め!!我が名はレザ・・・・・っぐは」

MG34の自動攻撃が私の肩を抉る

「ふん・・・少しは出来るようだな。ならば!!」
私は守護方陣を展開し銃弾を弾きつつ詠唱を開始した

「我招く無音の衝烈に慈悲はなく・・・」

(次ターン、大魔法メテオスォーム発動)

場所:屋上
>201
>208 初音vsナルバレック そしてその他による饗宴
>ラインドウェル、ヴィンセント、スレイマンによる舞闘
(わたしのトリップ判定はこのレスのものを使用 すまない)

バイクの咆哮が聞こえる。自分と奴の間に
大量の飛来物が飛んできた。
「・・・・くっ!」
巻き込まれるのを懸念し避ける。と、
そこに奴の放った陰火。

「うおああああああ!!」
巻き込まれて服が焼ける。
だが、わたしは身を包む炎の中からなお銃弾を放った。
まさか、奴はわたしがこのような状況下においても戦闘を
継続するとは思っていまい。避けられないはず。
わたしは「タークス」だ。なめるな。
211紅丸:02/01/12 02:09
「はぐわっ!?」
(レザードの盾になってしまい>207の弾丸を全身に浴びる)
「ぐえ〜」(そのまま落下)
屋上→地面
212弓塚さつき:02/01/12 02:10
初音・ナルバレック他大混戦

>192
女は、突然注射器を取り出すと、自分の首に注射した。
何を・・・と訝しがる間もなく、小瓶を投げつけられた。 またあの、嫌なニオイがする。
だが、速い。 ドーピングか!
とっさに左腕を振るう。

じゅうっ

「・・・っ! ぐっ、ああぁぁあっっっ!!!」
肉が焼ける、というより熔かされるような激痛に、思考が飛びそうになる。
>204
しかし、あの女はいま、男と切り結んでいる。
いまを逃す手は無い。
左腕を、激痛ごと思考から殺して、女に向かう。

「ぁぁああっっ・・・!!」
リノリウムの床がへこむほど地面をけって、突進。
女に、全力の右腕を振るった。
213比良坂初音 ◆HatuTxGA :02/01/12 02:14
初音・ナルバレック他大混戦
>192
マルチの治療と受け取った精気で身体は完全に回復した
万全ならあの女に遅れは取らないだろう。
「かなこ・・待ってて」
初音は全速力で教室へと戻る。
この気配は・・・・・?

(そう、あの娘も来ているのね、まったく千客万来なこと)

教室へと辿り着くと、まず初音の目に映った光景は
今、まさにがらあきの胴体に黒鍵を撃ちこまれようとする美夕の姿だった
初音はすばやく糸を射出し、黒鍵を絡め取りそのままナルバレックへと弾き返す。
「いつぞやの借り、これで返せたかしら?美夕」
214スレイマン(M):02/01/12 02:19
>ナル公祭り
>208>210

「クハ!」
 バイクのハンドルに足をかけて固定し、両手をフリーに。
 自在護符作動、印形は"抗炎"

 バイクで走り抜けざま、火達磨になったほうをロッドで殴りつける。
 込めた呪文は"白痴"

 一階廊下
215美夕 ◆/bVpCOtM :02/01/12 02:24
第1回なるなるさン祭り

>192
「ラヴァっ!」
ふくみ針を受けたラヴァの右手が止まり、次の瞬間七支刀の一撃。
『やられた?!』
しかし、ラヴァはかろうじて左手で抜いた大鎌で斬撃を反らし、致命傷は
免れた。それでも深手には変わりない。
今の一撃で完全に右手が死んだ。ラヴァに頼っては戦えない。
(頭を使って美夕・・・相手は人間なのよ)

短い空間移動を連続しながら、右手から小粒の炎を連続で放つ。
あくまでこれは誘い水・・・・左手に力を集める。
駆けつけた初音の援護(>213)もあり、時間は稼げた。
(今だ!)
左手から大きな火球を放つ。あの女は、ぎりぎりまで見極めてから最小
限度の動きでかわすだろう。しかし・・・・
「散!」
手を叩く。火球が爆ぜ、熱風がナルバレックの顔を襲う。

(トリップ判定、F、I、R、Eの文字のいずれがあれば特殊効果)
(小文字は効果薄)
>209
 初音vsナルバレック その他大混戦
サイドA(但し、人外の者に攻撃を加える可能性あり)

相手が大魔法の詠唱に入ったことを確認。 ・・・対呪効果が復活。
相手の注意力は皆無に等しい。 ・・・ レザード・ヴァレスの呪いが消滅。

・・・詠唱能力が復活。

死霊の召還を確認。 ・・・ レザード殲滅の妨害と認定。
自在護符を作動。 ・・・「悪魔罠」発動を確認。
死霊の拘束を確認。 ・・・ 封印。

(この間8秒)

肉体制御。 ・・・ 身体能力を極限まで活性化。
杖の呪文設定を呪弾に変更。 ・・・ レザード・ヴァレスを確認。

(レザード・ヴァレスへ向かって駆け抜ける。この間、2秒。)

呪文を高速詠唱 ・・・ 圧しょ ・・・ !?

「間に合わない!?」

自在護符の呪盾を展開 ・・・ 相手の大魔術の発動を確認。

トリップ判定:大文字なら生還。それ以外は「死亡」。

 
トリップ判定用書き込み
218タバサ ◆Xmzw5k4M :02/01/12 02:33
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラー&レイオットVSエレジー一行&タバサ+ルシエド
>193
「うあぁぁっぁぁぁっァァァァァぁっ!!!!」
絶叫。
プライミッツマーダーに喰いちぎられた右腕を押さえ、うずくまる。
痛みを超越した痛み。
「獣風情が・・・飼い狗の分際で・・・よくもぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
どんな状況にあっても、決して冷静さを失わなかった私が、吠えていた。

学者という立場を忘れ。
人間という、動物の本性を剥き出しにして。

私は残った左腕を懐に差し入れた。
ちぎれた右腕から血が大量に流れ出しているが、知ったことか。
この狗だけは、殺す。
自分の生命に代えても、必ず殺してやる。

「ガアアアアアア!」
狗が、牙を剥き出しにして私に襲いかかってきた。
「あ、あああアアあああああっ!!」
私は、手にした物ごと左腕を狗の口の中に突っ込んだ。
狗の牙が、左腕に突き刺さる。
「・・・氷華スルフニルよ・・・我が求めに応じ・・・猛り狂う凍気となれ・・・!!」
出血のせいか、急激に意識が遠くなってきていたが、私は構わずにオーブの力を解放した。

>210 >214 VSヴィンセント スレイマン乱入
D>V ラインドウェルの勝利

黒スーツの魔法は、何とかはじき返す。
しかしレメゲドンを食らったはずの男は、
こちらに2射。
「なにィ!バカなァッ!」
散弾を食らい、後ろに吹き飛ぶ。
後ろから迫ってきたバイクも、陰火の中から無傷で現れる。
畜生、畜生畜生畜生ゥゥゥ。
操り人形のように起きあがると、全身に力を込める。
「Haaaaaaaaa〜!」

1階廊下
>206ナル大殲
混沌VS人狼

力ある獣を、絡めと獲り取り込む筈だった。
だが、それより瀕死の人狼は反撃に転じた
 
「ウルフの名前において命ずる。砕けろ、混沌」
 
身体が砕ける、引き裂かれる、捻り潰される。
・・・これが通常の生物であったなら、いかに強靭な生命力を持ってしても
助かるまい。
同時にガスに引火して教室が吹き飛び、火炎が一気に校舎中に広がる。
 
混沌は、群れである、666のケモノの因子を内包した空間そのものである。
ゆえに死は無かった。
だが、それにすら世界に近い力を操る人狼は干渉した。
身体の半分が失われ回復しない。
  

「やってくれる、だが良い力を持つ命だ」

そして、混沌は人狼を自らに取り込む。
だが、失った命を補うには、全く足らない

「これでは、埋葬者の相手は出来ないか。仕方あるまい引くとしよう」

私の本当の獲物は別にある、ここで滅ぶわけには行かない。 
崩れ落ち、燃える校舎の中混沌がたたずむ。
  
最後に失った命少しでも取り戻さねばな。
狂乱の闘争の場から去りながら。
 
混沌は、全てのケモノを開放し存在する全てに襲いかからせた。
>219
すまないねェ、トリップ消し忘れだァァ。
>レザードの魔法判定用トリップは、これだぜェェェ。 
ちなみにわたしはこれだ。>レザードメテオ
223ツヴァイ ◆VR.BFndQ :02/01/12 02:46
トリップ使うのかどうか知らないが書いておく。
>214
>219
>初音vsナルバレック そしてその他による饗宴
>ラインドウェル、ヴィンセント、スレイマンによる舞闘

危うく敵のロッドをかわす。
ふざけるな。わたしはタークスだ。
その程度の攻撃は無駄だ。

防具の選択は正しかった。
この炎がたとえ身を包もうと、
衣装が焦げる程度なのだ。実際には。
強力な対化防御力を誇る腕輪は
わたしの損傷を出来うる限り防いでいた。
しかしまずい!
ナルバレックを追わねばならないのだ。
この男は、早急に処理する必要がある。
奴の起き上がりざまに左手の拳銃、
右手の散弾を放つ。
かたやスラグ弾。こう立て続けにあたれば
死んで当然。しかし奴は・・・
バイクの男を目で追う。逃げるか?

一階廊下
>197 >202 >204
(トリップ判定 7G2gNc4gVSMKRlppP6 4発命中)
七支刀で男に切りかかった瞬間、教室に飛び込んできた女の斬撃で右肩を斬られる。
加えて、何処からの銃撃。
私の腹、左肩、右足、そして顔に弾丸が命中する。
とっさに、そのままわざと大きくのけぞって、男の攻撃の回避に備える。
が、男の放つ針は正確に私の首に命中していた。

>212
そこに死徒の力任せの一撃が私に襲い掛かる。
とっさに七支刀で受けようとするも、体勢が崩れすぎている。
死徒の一撃は私の左肩をえぐっていた。
えぐられた瞬間に、死徒の腹を蹴りとばし、間合いを取る。

>213 >215
そこに監視者の炎が私に襲い掛かる。
が、もう私の体勢は整っている。
そのまま、大きく後方に跳躍し、教室内全ての相手を見渡せる位置に陣取る。


PCPで痛覚が麻痺しているおかげで痛みによる動きの乱れはない。
だが、これ以上のダメージはまずいだろう。
「ふう、味気ないけど、まとめて始末するわ」
黒い銃身を2丁取り出し、両脇にかかえ、教室内全ての相手に向けて乱射する。
これを喰らえば、人間はおろか上級死徒でひき肉になるだろう。
>209 >211 >216
(>211をみて)
チッ・・・クソガキが!
(レザードの魔力が極限まで高まるのを感じる)
どいつもこいつも・・・!
(そこにドラゴンゾンビが襲い掛かる)
邪魔よ!
(箒に飛び乗ってドラゴンゾンビの一撃をかわしつつ、宙に浮く)
(携帯電話を手にとって)
ミュンヒハウゼン!目標腐れドラゴン!一斉射!
「ははっ!衛星レーザー用意!一斉射。精密射撃」
(天空から降り注ぐ光が、ドラゴンゾンビを無に返す)
(レザードの姿があらわになる)
我は呼ぶ、地獄の業火。契約により、その力を示しなさい!
(屋上に爆炎が巻き起こる)

(屋上)
227ツヴァイ ◆G5KDyLqs :02/01/12 02:57
ナルバレックの黒い銃身回避判定。
戦闘が大文字アルファベットで回避。
228ツヴァイ ◆.KEXOry2 :02/01/12 03:02
周囲に着弾!恐るべき破壊力で教室中に破片が舞い飛ぶ!!
しかし俺は間一髪その猛威から逃れる事ができた。

「ふざけるな!!」

もう一度二丁拳銃の乱射!!
大文字の数だけ命中、ABCでクリティカルヒット!!
229ラグナロク ◆B0Efhd0U :02/01/12 03:08
あまりに入り乱れた混戦に、私は手が出せないでいた。
その時、中央の僧衣姿の女性が、黒い銃身を取り出し、
無差別に乱射する。
これは、まずい。だが、相対している人物全員を防御する事は
不可能だろう。そう判断した私は、<存在意思>を、
緑髪の女性の目前に展開しようとする。
(トリップ判定。トリップ中に「G」「U」「A」「R」「D」のいずれかの文字が
入っていればアセルスを防御成功。小文字は軽減。
無い場合、アセルスは直撃を食らう)
230ラグナロク ◆B0Efhd0U :02/01/12 03:08
>229は、>225に対してだ。
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラー&レイオットVSエレジー一行&タバサ+ルシエド
>183 >193 >218 >198

「ごふぅっ!」
ちっ、イイのを食らっちまった。細っこいのに意外とヤルじゃねぇか。
「ああ? バカだと? 誰がバカだゴルァ」
ヤツが離れたのに乗じて息を整え、傷口を炎で焼いて血を止める。
「てめぇだって似たようなもんじゃ・・・!?!」
俺の右腕を奴が右の肩にくっつけた。・・・くっつけた、だと?
ヤツがついさっきまで俺のモノだった右腕を動かしている。
「おいおいマジかよ・・・こんな事なら左腕の方をくれてやるんだったぜ・・・」
って、俺はなにバカなこと言ってんだよ。
ほら、んなこと言ってっからヤツがもう目の前に来てんだよ。
「面白ぇ・・・ちったぁハンデやらにゃと思ってたんだよぉっ!!!」
片腕だからってナメんじゃねぇぞぉ!!


・・・ちっ、片腕だとやっぱつれぇな・・・
っし、ここはいっちょ“アレ”ねらってみるか!
ヤツの、必殺の一撃にあわせて、俺は・・・ここだぁぁあッッッ!!!
「<テトラカーン>ッッッ!!!
 てめぇの技でくたばりやがれぇっっッッッ!!!」


(トリップ勝負:物理攻撃反射呪文<テトラカーン>の成否を、このレスと次のアドルフのレスのトリップで判定。
         こちらが勝った場合、アドルフの攻撃はアドルフ自身に反射される)
232スレイマン(M):02/01/12 03:09
>ナル公祭り
>219>224
 炎をまとわりつかせながら二人の間を通り抜ける。
「クク、カウントテンだ」
V13「え!?」
「10、9、8、7・・・」

 呟きながら、ロッドを後ろに向けて連続圧唱。
 ホースから放水するかのように呪弾を撒き散らす。

(二人の足元では卵が解放される時を待っている)

 一階廊下
233ラグナロク ◆0109yQVs :02/01/12 03:22
>229
(トリップ判定、「U」有り。防御成功)
緑の髪の女性に迫る銃弾は、彼女の身体を打ち抜く寸前で、
全て不可視の壁に阻まれ、地に落ちる。
と同時に、私は自分の本体を彼女に向かって放り投げた。
…あまり自分の身体は粗末にしたくなかったが。
「受け取れ!」
彼女が本体を受け取るとと同時、私は立体映像を消滅させ、
本体へと意識を戻す。
「……一時的にだが、君に使われる事としよう。
サポートは任せておけ。」 
(>231とのトリップ勝負)
>216>226 ブラックロッド ?ふみこ・O・V(M) vsレザード @ナルバレック大殲

セレスティアルスター?
いや、何かが違う。だが同じくらい強力な光条がドラゴンゾンビを消滅させた。
ふふふ・・・なかなかやりますね。
しかし、あと少しで呪文の詠唱が終る。
が、その時私の守護方陣に触れる者が・・・・
それはブラックロッド!
まさかここまで接近を許すとは・・・

「汝に普く厄を逃れる術もなし!! メテオスォーム!!」

宇宙に浮遊する小惑星を呼び寄せ、敵めがけて落下させる、筈でした。
しかしブラックロッドの接近にそなえ強化した守護方陣のためか
通常よりも小さな隕石しか呼べません・・・

ふみこが爆炎魔法を使ったのと同時に
私のメテオが私に向かって、私とブラックロッドに向かって落ちてくる。
校舎を揺らし、大穴をあけ崩し私とブラックロッドを巻き込んで一階まで
衝撃はが校舎の中を駆け回り、全てのガラスを叩き割る・・・

・・・そして爆炎が晴れた屋上に立っていたのはふみこだけだった。

>224 >232 VSヴィンセント スレイマン

左手の拳銃、右手の散弾銃の一粒弾が襲いかかる。
咄嗟に法陣を張るが、衝撃は抑えきれず、
全身の力を削り取っていく。
「・・・・・・このガァキィィィ、一生ゥ、死ィなァすゥぜェェェーッ!!」

(超必殺技「リド・ゲイド」発動、トリップ判定
こちらのトリップはここのもので)

一階廊下 
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラー&レイオットVSエレジー一行&タバサ+ルシエド
>193>218>198>231
(トリップ勝負S>gで敗北)

いつの世でも、決まっていることはある。
たとえば、「2」は「1」よりも大きい、であるとかそういったこと。
そんなことを思うほど、圧倒的に差は生まれつつあった。

連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打連打。
ひたすらに打ちすえる。

さしもの悪魔も、まさに膝を屈せんとしている。

「トドメだ、自らの腕で死ぬがいい!」

右腕を振りかぶり、一瞬止める。
そして、全力を以て叩き降ろした。

だが、その一撃を狙っていたのか、悪魔が吠える
「<テトラカーン>ッッッ!!! てめぇの技でくたばりやがれぇっっッッッ!!!」

悪魔にたたき込んだはずの私の一撃が跳ね返ってくる。
受け身すら取れず、私は無様に吹き飛ばされた。

(アルトルージュのそばにまで吹き飛ぶ)
>236>232
>初音vsナルバレック そしてその他による饗宴
>ラインドウェル、ヴィンセント、スレイマンによる舞闘

明らかにまずい。
奴の放つ殺気、鬼気が数倍に膨れ上がった。
だが、それは勝機でもある。
恐らくこれは奴の奥義。そこに付け入る隙はある。
わたしは拳銃に魔晄を込めたマーキュリーチップを装填し、
奴に向けて放とうとする。
「当たれェ!!」

(トリップ判定)

一階廊下
239アセルス ◆AselsTCE :02/01/12 03:33
>225VSナルバレック、他
(>229>233ラグナロクによる防御成功)

集中攻撃を食らったナルバレックは、しかし痛みをまるで感じていないのか
何でもないかのよう間合いを取り、取り出した二丁の銃を乱射し始める。
とっさに回避しようとしたその瞬間、銃弾はことごとく私の目の前で止まり、落ちた。
あの男・・・ラグが、何らかの力を行使したらしい。
同時に彼は、私に剣を投げてよこし、消滅した。
「……一時的にだが、君に使われる事としよう。
サポートは任せておけ。」

・・・これは一体?ラグはこの剣に宿っていたのか?

その剣は、私の幻魔と負けず劣らずの輝きを持っていた。
魔力とはまた違う、何か別の力を感じる。

「・・・ふっ、わかった。使わせてもらおう!」

私はラグの剣を構えナルバレックへ斬りかからんと突進した。
>225
針はナルバレックの首筋に命中。
通常であれば、激痛のあまり倒れるはずだが、しかし、動きに乱れもない。

「ち、完全に痛覚を切っていますか」

そのまま、ほかの連中の攻撃を回避したナルバレックは距離を取った。
そして、黒い銃身を2丁取り出し、両脇にかかえ、教室内全ての相手に向けて乱射した。

「・・・!!」

それを認めると同時に、身をかがめ横に飛ぶ。
躱せなければ、死ぬ・・・!!

(2階教室)
>240
失礼。
(トリップ判定。先頭の文字が大文字なら回避成功。小文字であれば、失敗、死亡)
が抜けていました。
242ブラックロッド:02/01/12 03:45
>235
初音vsナルバレック その他大混戦
サイドA(但し、人外の者に攻撃を加える可能性あり)

(隕石が直撃、床の転落崩壊ともに一階まで転落)
身体機能に多大な影響あり。・・・第六感以外の全てをカット。
生命維持に全呪文を当てる。 ・・・公安へ交霊、至急 ・・・ お ・・・ 。

・・・ 全ての命令系統を拒否。 精神拘束を強化。 痛覚制御。

(瓦礫の中からブラックロッド参上)

レザード・ヴァレスの位置を策敵 ・・・ ヒット
杖の呪文設定を ・・・ 杖の所在地不明。瓦礫の中に存在する可能性大。 
杖の損失は死活問題、撤退命令を本部より受理。 ・・・ 拒否。

・・・ 自己判断の優先率を29%上昇。 ・・・ !!!

(倒れているレザード・ヴァレスの腹を蹴り上げる。)

霊術士の沈黙化を最優先とする。
243スレイマン(M):02/01/12 03:48
>ナル公祭り
>236>238

「3、2、1、ボンだ!」

 最初の乱射に紛れて床に打ち込んでおいた"卵"の結界が破れ、
 二人に背後から増殖性の死の呪文が襲い掛かる。

「カカカ、特製の呪文だ、殺して笑って殺しまくれ!」


 そのまま、強引にターンを踏んで、階段にバイクを乗り入れようとする。
 その瞬間、校舎を激震が襲い、スレイマンのバイクは大きく体勢を崩した。

 一階廊下
>235 レザード
(ぶち抜かれた屋上を見て)
ずいぶんと派手にやってくれたものね・・・。
あの男・・・侮れないわ・・・。
(落ちているMG34を拾う)
さて、と。
(大穴から飛び降りる。今にも切りかかろうとする>239 アセルスを発見)
死になさい、化物。あなたに朝は訪れないわ。
(MG34乱射)

(二階廊下)
>243
クソクソッ、書き込みミスのトリップ忘れだ。
これと>221(ラインドウェル)>222(ヴィンセント)のトリップで判定する。
246弓塚さつき:02/01/12 03:51
初音・ナルバレック他大混戦
>225
「とどいたっ・・・!」
右腕が、女の肩をえぐった。 肉を裂く感触に、『血』がざわめく。
次の一撃を入れようとして、左腕が死んでいることに気づいた。
その一瞬、腹に蹴りを貰った。

「・・・っかは! がっ、げほ・・・!」
筋力強化された一撃に、なす術なく吹き飛ばされる。 化け物かと思った。

女は後方へ跳躍。 ・・・また距離を取られた。
そう思い踏み出しかけた瞬間、女が銃を構え・・・乱射した。

「・・・っく!」
まだ整わない態勢のまま、無理やり飛んだ。
だが、遅い。 取り残された右足が消し飛んだ。
肩から落ち、右腕で跳ねた。 ぐずぐずの左腕が、根元から吹き飛んだ。
片足で何とか立ちあがろうとした。 左腹に大穴が空いた。

くるくると廻りながら、倒れる。 腹はその時にちぎれてしまった。
痛みは無かった。 存在を消滅させられる恐怖に、振るわせる身体も無かった。
ただ、暗い。 寒い。 なのに、眼球だけが燃えるように熱い。

右腕で身体を引き起こし、女を睨みつけた。 視線で人間を殺せたら、と思った。
>218 >237
「・・・・・・死ぬ前の最後の悪あがきってところね」
プライミッツマーダーの頭を吹き飛ばしたところで女は力つきたようだ。
「・・・・・・その剣を扱える技量があれば、私を殺せたかもしれないのにね」
そう言って、女の側へと歩いていく。
「力を使いすぎたわ。あなたの血をもらうわね」
女の首筋に牙を突き立てる。



少し吸血したところで、女に問い掛ける。
「レイオットといい、あなたといい、どうしてこうも血が『濃い』のかしらね?
最後にあなたに選択肢をあげる。このまま血を吸い尽くされて、塵になるか、
それとも、私の死徒になるかを選びなさい」
女の眼は明らかに私を拒絶していた。
「そう・・・・・・、じゃあ、さようなら」



女の身体は塵と化した。
これほど、上質の血を1人分吸ったのだ。
身体の調子も上々だ。
切断された腕を拾い無造作にくっつけたところにヒトラーが、私の側に吹き飛んできた。

「あなた、私の為にそこまで・・・・・・。もう、いいわ。休んでいなさい」
そう、彼に告げると悪魔の方を省みる。
「さて、トドメをさしてあげるわ。レイオット、準備はいいわね?」
(エレジー一行に対して、巨大な火球を空想具現化で放つ)
248比良坂初音 ◆JyavhCSw :02/01/12 03:55
(トリップ判定用です、先頭の文字が大文字なら回避成功)
>242 ブラックロッドvsレザード @ナルバレック大殲

「がはァ!!」
突如受けた腹部への衝撃に咽びながら私は目覚めた。
クックック・・・ガッツのスキル効果ですね。
収得していて良かった・・・「ぐふゥ!!」

更に更に何度も蹴られる苦しさに私はただ耐えていた。
大魔法の全力使用の為に身体が言う事を聞かない・・・
まだ、もうすこし耐えねば・・・・!!

「耐えるのです耐えるのです耐えるのです耐えるのです耐えるのです耐えるのです
 耐えるのです耐えるのです耐えるのです耐えるのですレナスが待って居るのです!」

場所:一階の小クレーターの底
250アーカード ◆aaRCARDU :02/01/12 03:58
>235>242>249 ナルバレック乱闘
アーカードVSブラックロッドVSレザード

 崩れ落ちた瓦礫の影が盛り上がる。
 みるみる内に、それは人の形を取っていた。

 ヘルシング機関の吸血鬼、アーカードだ。

「ナルバレック殲滅の任を受けてきたのだが……それどころではないな」

 目の前で格闘戦を繰り広げている二人の魔術使いを見やる。
 任務の為に露払いをしておくか……。
 いや、そんな理屈はどうでもいい。
 今までチャンスを窺い続けたアーカードは、闘争本能が抑えきれなくなっていた。

「私も混ぜてくれないか? その泥だらけの闘争にな」

 嬉しそうに、二人のいる場所へと歩いていった。
251比良坂初音 ◆oiWI4trs :02/01/12 04:06
初音・ナルバレック他大混戦

>225
ナルバレックの銃撃を辛くも回避すると
初音は糸を繰り出す、今度は攻撃用の糸ではない
鋼鉄よりも硬い、拘束用の粘糸だ
それはナルバレックの四肢を狙い、絡み付こうと蠢いていた。
(トリップ判定、今回のトリップ中に「B」「I」「N」「D」のいずれかの文字が
入っていれば拘束成功です、ただし大文字のみ)
252ブラックロッド:02/01/12 04:13
>249-250 
初音vsナルバレック その他大混戦
サイドA(但し、人外の者に攻撃を加える可能性あり)

(レザード・ヴァレスの頭を踏みつけ、少しづつ力を入れる)

頭部を破壊、レザード・ヴァレスを完全に沈 ・・・ !?
HELLSING ・・・ アーカード !?

A級のヴァンパイア ・・・ 過去の経歴。
吸血鬼殲滅部隊の追撃を過去二回返り討ちにしている。
その後、ブラックロッドは彼の手により三体やられている。

ターゲットを変更 「ナルバレック→アーカード」 ・・・ 承認!!
(レザード・ヴァレスを蹴り上げる。そのまま壁に激突。)

現在の装備では勝算0.08%、「杖」の詮索を最優先事項 ・・・ 拒否。
自在護符から「衝撃」を発動。 ・・・ ヒット
アーカード殲滅作戦 ・・・ 開始。

(衝撃波を発動、瓦礫が舞い上がり、砂ぼこりが立つ。)
(その死角をついて ・・・ アーカードを殴り飛ばす。)

VSヴィンセント スレイマン
M>r ラインドウェル勝利

黒コートの銃弾が放たれるより早く、
こちらの斬撃が変形逆ヘプタグラムを描く。
「バイバイ、BAAABYYYYYY !!」
自らのタトゥーに剣先を突き立てる。
地獄の火炎が、黒コートの男を焼き尽くした。

「へへへ、HEE,HEE,HE・・・ゲラゲラゲラゲラ・・・」
殺戮の快楽に浸るまでもなく、

ラインドウェルは、邪霊とともに爆散した。

1階廊下 ラインドウェル ヴィンセント 死亡 
254美夕 ◆MIYU.g96 :02/01/12 04:17
ナルバレックを囲む夕べ

>225
渾身の散弾火球はかわされた。すでに満身創痍のはずなのに、まだ
何かをしてくる。・・・・銃?!これはまずい。瞬時に『空間』に退避する。
しかし・・・深手のラヴァは間に合わなかった!!
意識に、銃弾に貫かれたラヴァの意識が断ち切られたことが流れ込ん
でくる。美夕の中で、何かがはじけた。

激怒、という言葉では表現できないほどの憤怒。しかし、意識はあくまで
冷静。あの女を殺して、焼き尽くして、それから思い切り泣こう。

次の転移先は、ナルバレックの上後方。
美夕は、その全身を紅蓮の炎に包んで踊りかかった。
「・・・・・苦しんで苦しんで、そして死になさい!!」
>253
>初音vsナルバレック そしてその他による饗宴
>ラインドウェル、ヴィンセント、スレイマンによる武踏

終わった。
この私が。
任務を遂行するどころか
”任務につく前に”だ。

「死」

このまま、生き恥を晒すよりはいいだろう。
「彼女」ルクレツィアとは永遠の別れ、か。
かまわない。彼女は私を必要となどしていない。
すなわち、私には生きる価値すらなかったのだ。
いい。惰性で生きるより。このまま、戦地で朽ち果てよう。

その身が業火で灰燼に帰す前に、男は絶命した。

〜ヴィンセント・ヴァレンタイン死亡〜

後、証拠隠滅のために処理部隊を派遣。
彼の残した痕跡は全て消去される。
そして、彼のことを覚えている者は1人もいなくなった。
>250>252 ブラックロッドvsアーカードvsレザード @ナルバレック大殲

「が・・・・・・げほ!!」
ククククク・・・・・私を壁に叩きつけるとはァ・・・・
この私を・・・・凡夫ごときが!!!!

「ふ・・・ふふふ・・・・ふふふふふふふふふ」
まったく笑が止まりません。
アーカードとブラックロッドが私を無視して闘っている・・・・
殺してやる・・・殺してやる殺してやる・・・殺してやる殺してやる殺してやる!!

「汝・・・・・・その・・・諷意なる・・・・・・」

私は瓦礫に身体を投げ出したまま、更なる呪文を詠唱しはじめた。
途切れ途切れに・・・

場所:一階の小クレーターの底
257アーカード ◆aaRCARDU :02/01/12 04:31
>252>256 ナルバレック乱闘
アーカードVSブラックロッドVSレザード

 呪文を目くらましに利用し、打撃を叩き込む。
 戦略としては悪くない。
 だが、相手が悪い。

 殴らせるままにしておいて、こちらからもカウンターの一撃を放つ。
 その後ろで、別の魔術師が詠唱を始めた事に気が付くが、捨て置く事にした。
 いざとなれば、この銃で黙らせてやればいいだけだ。

 場所:一階クレーター
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラー&レイオットVSエレジー一行&タバサ+ルシエド
>247

 黒衣の主が命じている。やれやれ。こちらは、かなり消耗してるってのに。
 だが、主の命は絶対だ。何故絶対なのかは正直疑問だが。
「了解――」
 と、つぶやいて、地面からスタッフを拾い、無音詠唱。
「……我・法を破り・理を越え……破壊の意志をここに示す者なり――
 爆炎よ・爆炎よ……敵を焼け・敵を焦がせ・敵を滅ぼせ・我の勝利をここに導け猛き業火……!
 ベルータ・エイム・クイファ・クイファ!」
 スタッフの先端に、真紅の魔法陣が出現。確実を期すならば、迷わず<マキシ・ブラスト>を選択すべきだが、
すでに今の自分では、そこまでの魔力の制御はおぼつかない。
 切れそうになる息を全力で整えながら、レイオットは撃発音声を叫ぶ。
「――――イグジストッ!」
 最後の、<マグナ・ブラスト>。
 発動した魔法は、まっすぐに。先ほどの黒い悪魔目がけて、炸裂していた。
>240
黒い銃身でまずは男がひき肉になった。
断末魔の叫びをあげてそのまま倒れ伏す。
ふふ、これこそが私の心に潤いを与える。

>246
続いて、私に向かってきた死徒がひき肉になる。
それでも、私に殺意を向けた視線を向ける。
そう、それが死徒の、そして、人間の本性!

>239
そこに私の銃撃をかわした女が斬りかかって来る。
右手の黒い銃身を捨て、七支刀を取り出し、応戦する。
ふん、こんな上品な剣術じゃ私には及ばない。

>228
……が再び銃撃が私を襲う。
右手に3発着弾。
衝撃で、七支刀を取り落とした。

>251
さらに、先ほどの逃げたはずの女の糸が私を拘束する。
……身動きがとれない、なんて無様!

>254
そして、監視者が炎をまとって、私に突進。
私は監視者もろとも炎に包まれた。
熱さはおろか痛みも感じない。
だが……、なんて屈辱!
この私がこんな奴等ごときにっ!?

ちょうどその時、PCPの反動が身体に来る。
くっ、いくらなんでも早すぎる!
私の意思に反して、私の身体から力が抜けていった。
260紅丸:02/01/12 04:43
(周辺住人を避難させるために奔走中)
261ブラックロッド:02/01/12 04:51
初音vsナルバレック その他大混戦
サイドA(但し、人外の者に攻撃を加える可能性あり)

>257
(二、三歩後ずさり・・・倒れる。)
既に身体機能の120%を使っている。 ・・・ 限界 限界 限界 限界

本部から帰還命令。 ・・・拒否 拒否 拒否
帰還次第、「アーカード」には4人のブラックロッドを差し向ける予定。 ・・・ 黙れ。
神拘束を強化 ・・・ もう一度命令を入力。「帰還」しろ。  ・・・ ・・・ 。


        コレガ 「トウソウ」


ブラックロッドに「感情」が発生。 ・・・ 精神拘束を ・・・。
精神拘束が打ち破られた模様 ・・・ このブラックロッドは破棄。
以後、「スカーフェイス」と認識。 ・・・ 黙れ。

「「ウゴアァァァァァァァァァァァァァァァァッッッ!!!」」

右手に時空の歪みが発生。 ・・・ 「呪力増幅杖(ブースターロッド)」出現。
杖の呪文設定を ・・・・ 切断 切断 切断 切断 ・・・ チェンジ ・・・ 呪弾 呪弾 呪弾 。

「「闘争!! トウソウ!! トウソウ!!!」」 


 
262HMX-12(贄) ◆SLaVEnwg :02/01/12 04:54
初音vsナルバレック その他大混戦

>259

校舎の中からは嵐のような銃声が続いている。
天空からの隕石。眩いばかりの光の柱。爆音。

『…早くお逃げなさい……』
主の命は絶対。校庭の隅にうずくまり、じっと帰りを待つ。
「…御主人様は………御無事………の…はず……」
呟くたびに不安が募る。

「…!?…」
突如、辺りの空気が変わる。何かの起こる前触れ。
主にとって良からぬ事が起ころうとしている。迷ってはいられない。
半壊した校舎へ向かって駆け出すと、非常階段を駆け登り、巣―教室へ飛び込む。
・・・そこには・・・

場所:2F教室
263ツヴァイ ◆5PWWco4Q :02/01/12 04:58
>259
力尽きた様にナルバレックの動きが止まった。
今だ!

俺は一気に間合いを詰めるとその首にクリスリーブナイフの一撃を叩き込んだ!!

トリップ判定、先頭が大文字ならば脊椎、神経まで一刀両断!
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラー&レイオットVSエレジー一行&タバサ+ルシエド
>237 >247 >258

「っしゃあっ!!」
決まった! 見たかよ、ヤロウのぶざまな姿!
さーて、これから俺の大逆転ショーが始まるぜぇ。
・・・っととっ、うまく動けねぇ。ちと食らいすぎたな。そういやゾウリムシはなにしてやがるんだよ。
俺はまだしも、エレジー様ちゃんと治してなかったらブッ殺すぞ。
そういや、エレジー様たちどうしてるんだ?
アスモデウスのバカヤロウ、なんで助っ人にこないんだよ。

・・・? 風・・・? 熱いな・・・
なんだぁ、おい。その冗談みたいな火の球はなんなんだよ。
おめぇもだよそこの黒いの・・・って両方黒いか。
あぁくそっ、動け、俺の体動けぇぇ!!
俺はいいからエレジー様を・・・っ!

 ―――――

「ちくしょう、またエレジー様に怒られちまう・・・」

ごうごうと巻き起こる炎の嵐の中から聞こえた言葉のようなものにどんな意味があったのか。
それがわかる者たちは、すでにこの場にはいなかった。
>257>261 ブラックロッドvsアーカードvsレザード @ナルバレック大殲

「封印の・・・・中で・・・ぐ・・・安息を・・・・・・・げほっ・・・」
私の身体を小さな魔方陣が包んでゆく。
ここでは無い・・・
女神に・・・レナス・ヴァルキュリアに最も近い場所で・・・逝きたい・・・
最後の力を魔方陣に込めて行く。
266アセルス ◆aypqS9DM :02/01/12 05:00
>259VSナルバレック、他

ナルバレックと斬り結ぶ。
さすが数え切れないほどの者を殺戮してきただけあって、その技量は侮れない。
そこへ・・・

>244乱入:ふみこ・O・V
またしても銃弾が私を襲った。
ある程度はラグが防いでくれたようだが、いくらか命中してしまった。

「・・・邪魔をするな!貴様から滅するぞ!」

私は一旦ナルバレックから間合いを離すと、銃撃してきた帽子の女に対して
飛燕剣を放った。

<飛燕剣:風刃による飛び道具。
トリップ判定:この書き込みのトリップに[C][U][T][T][E][R]の文字が二文字あれば命中(大文字限定)
一文字ならふみこをかすめる>

場所:教室
267アセルス ◆aypqS9DM :02/01/12 05:01
書き忘れ。
その後の展開に私は気づいていない。
268アーカード ◆aaRCARDU :02/01/12 05:06
>261>265 ナルバレック乱闘
アーカードVSブラックロッドVSレザード

「ほう? 壊れたか? 狂ったか? それとも、目覚めたのか?」

 闘争を連呼する人形に、愉しそうに問いかける。
 懐から、ジャッカルと454カスール改造銃を抜いて構えた。

「だが、真の闘争はこれからだ」

 アーカードは闘争の歓喜に笑う。
 ならば、目の前の人形は?
269ブラックロッド:02/01/12 05:21
>268 
初音vsナルバレック その他大混戦
サイドA(但し、人外の者に攻撃を加える可能性あり)

杖にため込んだ呪文を ・・・ 発動。
(無数の呪弾がアーカードを襲う。)

身体能力を200%まで底上げ ・・・ D A S H !!
(アーカードに一直線に飛び込む。)
切断 ・・・ 切断 切断 切断 切断 切断 !!!!
(「切断」の呪文でとにかく切り刻む。)

「「う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛ぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」


勝利 勝利 勝利 勝利 勝利 !!


−−−−−−−−−−−−−−  −−−−−−−−−−−− −−−−−−−

言霊の報告が届いています。 ・・・ 拒否、必要ない。
報告を聞きますか? ・・・ 後にしろ。
報告を開始します。 ・・・ 一体、何だというのだ?

『V7よりブラックロッドへ。報告内容は −−−−−−−−−−』


「「!?」」 

−−−−−−−− ブラックロッドの動きが止まる。

『−−−−−−−−−あなたに会えて良かった。』

自分が想いを寄せた女性の声が、ブラックロッドの頭の中を駆けめぐった。
もういない、彼女は存在しない。なのに何故? 






以上、公安本部からの報告でした。 
270スレイマン(M):02/01/12 05:33
>243
「クソッ!」
V13「キャワーーーーー!」
 瞬時に全身をフィジカルエンチャント。
 左に倒れそうになった車体を自在護符の"衝撃"をクッション代わりに立て直す。
 ほとんど180度転回しながらバイクは停止した。

 ちょうどそのとき、セットしておいた体内時計がトリガされる。

「チッ、もう時間か」
 まだまだ殺し足らないが、このチャンスを逃がすのもしゃくだ。
 化物が集まり、霊相の歪んだこの学校には、
 普段開くはずの無いいくつかのパスが生じていた。
 無理押しするには面倒すぎるあの場所に今なら侵入し放題だ。

「あれ〜、ねぇスレイマン、皆殺しにするんじゃないのぉ?」
 言ってしまってから思わず頭を抱え、スレイマンもロッドを振り上げる。
 が。めずらしくもそのままロッドを下ろしてスレイマンは言った。
「うるせぇ。俺は次のお楽しみに出発だ」

 バイクで器用に禹歩を踏み、スレイマンはバイクごとパスに飛び込んでいく。

 <嗤う悪霊 番外編> End
271比良坂初音 ◆HatuTxGA :02/01/12 05:34
初音・ナルバレック他大混戦

>259
もはや・・・あの女の命は風前の灯火
だが、すぐには殺さないし、死なせるわけにもいかない
初音はくくっ・・・・と、怒りと喜びの入り混じった薄ら笑いを浮かべ
ナルバレックへと歩み寄る
「さぁ・・かなこを元にもどしていただきましょうか・・・・ああ、でも素直に従う貴方ではないですわね、ふふっ」
初音は、何かをナルバレックの額へと目にも止まらぬ早さで投げつける
それは、一匹の子蜘蛛、その蜘蛛は見る見るうちにナルバレックの額と一体化し
彼女の精神を・・・魂を侵食してゆく。
「さぁ・・これで貴方は私の奴隷・・・・・・あらためて命令するわ、かなこを元にもどしなさい」
>268>269 ブラックロッドvsアーカードvsレザード @ナルバレック大殲

「女神・・・ヴァル・・・」
激しく吐血し大事なローブが汚れてしまった。
ふふふふふ・・・これでは、こんなに汚れては・・・・
女神に嫌われてしまいますね。

そんな事を朦朧と考えながら転移方陣を完成させる

ゆっくりと・・・ゆっくりと私の身体が消えてゆく・・・
転移先は、女神降臨の可能性のあった二人。
比良坂初音とナルバレックの元へ・・・

転移中:転移完了まで1ターン
>271
(トリップ判定)
この女は私を精神支配するつもりらしい。
この私を誰だと思っているのだろう?
ククク、全身全霊を以って、抵抗してやるわ!
274美夕 ◆MIYU.g96 :02/01/12 05:46
にゃるにゃる収穫祭

>259、>271

この人間の枠を超えた殺人狂も、ついに終焉を迎えようとしていた。
全身を爪や銃弾に抉られ、全身が焼けただれ、首にナイフを突き立て
られ。並みの人間なら、何度も死んでいるだけの傷だろうに。
しかし、初音の放った蜘蛛がやつの脳を食い荒らす。もう、終わりだ。

・・・美夕は虚脱していた。半身のラヴァを喪失したことはあまりにも大き
かった。未だ各所で戦いは続いているのに、ふらふらと夢遊病のように
さまよい歩く。その目はもう何も見ていなかった。

半分欠けたラヴァの仮面を手に取り、半壊した教室から身を投げる。


・・・その美夕を、何者かが空間を越えて連れ去ったことに気づくものは
いなかった。
                          美夕の章・終幕
275アーカード ◆aaRCARDU :02/01/12 05:48
>269>272 ナルバレック乱闘
アーカードVSブラックロッドVSレザード

 人形が放った呪弾を、二挺拳銃でことごとく撃ち落とす。
 だが、その隙に懐に飛び込まれた。
 一体、何を……そう思った瞬間。

 アーカードの首が、宙を舞っていた。
 更には右腕、左腕、を切り落とし、更なる四肢へと手を向けた瞬間。

 人形の動きが固まった。
 何が起こったか知らないが、どうやら闘争の意思が一瞬途切れたらしい。

 そんな腑抜けと闘争している時間はないのだよ!

 心の中でそう叫び、宙を舞う右腕が人形に向けて三回引き金を引いた。
 全て頭だけを狙っている。
 更に、宙を舞う頭が、ほぼ魔術を完成させんとしている魔術師を認めた。

「させるワケにはいかんのだよ」

 そう呟き、左腕が魔術師に向けてめったやたらに引き金を引く。
 無数の死が、魔術師へと向かっていった。
>266
(トリップ判定失敗)
(アセルスの放った烈風は、ふみこの頬を優しくなでる)
(すぅっと、一筋の朱の線が、ふみこの頬に後を残す)
(しかしふみこは怯えた風も無く、逆に諭すように言い放つ)
「滅するのは君よ。私は君達のような化物を狩る化物。
悪しき帝国の忘れ形見。化物を狩る化物に、君の勝手は通用しないわ。」
(MG34を乱射しつつ、アセルスにタックルをかける)
(マッハで突撃する体当たりに、アセルスはふっ飛ばされる)
(ふみこ共々、壁にあいた穴から外に飛び出す)
アセルスがラグナロクを振るう。見事というほか無い太刀捌き、だが・・・
(ルガーで受け止めつつ)
「殺しの技術がなってないわね」
(平然と言い放つ)
「月が満ちる。あなたたちが戦ったことで、この場所に強力な魔力が集まりつつある。
久しぶりの神々の時代・・・この力をまた使う日がこようとは。」
(銃を捨て、眼鏡をはずす。瞳の色が変わる)
(詠唱を開始する)
「偉大なる青の王、純粋の炎ゆえに青く輝く最強の伝説、
全ての力を行使する、万物の精霊の御名において、青の我は
古の契約の履行を要請する!」

「我は悲しみに鍛えられた一振りの剣、
ただの人より現れて、人外になった一人の魔女!」

「我は招聘する精霊の力!我は号する天空を砕く人の拳!」
(ふみこの右腕が青い残像を残して輝いた)
「我が拳は天の涙!」
(大きく拳を突き出す)
「我が拳は天の悲しみ!」
(ふみこの髪留めがはずれ、大きく髪がはためく)
「勅命によりて我は力の代行者として魔術を使役する!
完成せよ 精霊手!」

「どの系統にも属さないその術は・・・異世界の魔術か!」
(アセルスが声をあげる)
世界の本当の力よ。さぁ、化物。殺し尽くしてあげるわ。
いくら君が妖魔の君といえども、万物の精霊には逆らえない。
(ふみこは青く光る右手を突き出す)
(青い光がやさしくアセルスをなぜた)
「まさか・・・妖魔の君たる私が・・・こんなところで散るとはね・・・」
(青い光の中、アセルスは自嘲気味に笑う)
(それも一瞬のこと。青い光が通り過ぎた後には、
そこには塵一つ存在していなかった)
277ブラックロッド:02/01/12 06:01
>275 
初音vsナルバレック その他大混戦
サイドA(但し、人外の者に攻撃を加える可能性あり)

闘いの中で己を見失った・・・ ・・・ 。
自分の周りに、光が満ちていく・・・ ・・・。
これが ・・・ これが「聖」か ?
アーカードが放った銃弾は、自分の頭をざくろと化してくれた。

しかし ・・・ この「光」は ・・・ 「呪文」 ?
あの男 ・・・ レザード・ヴァレスはまだ生きていたのか ・・・。

ん? 私は死んだのでは無いなのか? なぜ ・・・ ヴァージニアZ ・・・。
そうか ・・・ そういうことか ・・・。

ブラックロッドはその場に崩れ落ちた。転移の呪文は極限に達している。
どこに飛ばされるかは分からないはずなのだが、なぜか自分には分かる。

ブラックロッドの命令系統を完全に自己判断に殉ずる。
指令内容の変更 ・・・ 本部からの承認許可を確認。
呪文設定を編纂 ・・・ 完了。

ブラックロッドは既に自分が完全に怨念の塊と化したことを認識した。
ブラックロッドは死人を越えた ・・・ 生霊 としての自分を肯定するわけにはいかない。

精神拘束 ・・・ 強化

ブラックロッド・・・「スカーフェイス」最後の任務は今、始まる。

場所:一階クレーター
>275>277 ブラックロッドvsアーカードvsレザード @ナルバレック大殲

極限に達した転移方陣の効果が周囲ごと・・・周囲全てと共に私を掻き消す
アーカードの銃から発射された凶悪な弾丸が私の身体に吸い込まれ
私のローブを・・・皮膚を破り裂き抉ってゆく・・・・

刹那――

転移した私が、その内容物をぶちまけながらナルバレックの前に現れる
凶弾に食い破られた肉が骨が血液が脳漿が・・・・・
ナルバレックに降り注いでゆく。
私を死体にした凶弾とともに・・・・・・

場所:ナルバレックの目の前
>278
クク、どうやら、精神支配は跳ね除けたようだ。
さて、そろそろ私も限界だ。
火葬式典を……

そこに唐突に男の死体が現れる。
弾丸といっしょに!
280アーカード ◆aaRCARDU :02/01/12 06:18
>277>278 ナルバレック乱闘
アーカードVSブラックロッドVSレザード

 人形は死んだ。
 魔術師は、どうやら特殊な方陣を使っていたようだ。
 銃弾が撃ち抜いた瞬間に視界から消え去っていった。
 どちらにしても助かる見込みはあるまい。

 ……もうすぐ、この場に決定的な破滅が訪れるようだ。
 わずかに放っていた蝙蝠が、ナルバレック達を視認している。

「破滅が訪れようと訪れまいと、あの女の死だけは確定しているな」

 ならば、長居は無用だ。
 体の全てを蝙蝠と化し、月へと向けて飛び去っていった。

「ククク……踊り狂え、正気と狂気の狭間に立つ戦争狂共」

 闇夜に吸血鬼の哄笑が響き渡った。

アーカード、戦線離脱
>278 >279
(G=G 相打ち)
男の死体と一緒に降り注ぐ凶弾は、黒鍵を弾き飛ばし、私の頭を吹き飛ばした。

幾多の屍の山を築いた埋葬機関局長は極東の地でその生を終えた。
倒れ伏す彼女の遺体から、1本の何か角らしきものがカランと音をたてて転がった。
>276
ふみこは、ふわりと大地に足を下ろした。
校舎内から発せられる化物の気配は、まだ消えてはいない。

「こちら、オゼット。校舎内に残る残存勢力を一掃します」

誰にいうでもなくそう呟くと、ふみこは校舎へと足を踏み出した。
右手に残る青い光が、白み始めた空に残像を残した・・・。
283比良坂初音 ◆HatuTxGA :02/01/12 06:56
初音・ナルバレック他大混戦
>281>282
ナルバレックは死んだ・・・・・
ゆっくりとかなこの姿が初音の腕の中で石から元にもどってゆく
が、その身体は冷たくなったまま、温もりを取り戻す事はなかった、もう2度と
「かなこ・・・・・起きなさい、ねぇ、かなこ・・・・・・私を困らせないで、悪い子ね」
「かなこ・・・・・おいたが過ぎるわよ・・・・」
あれ?何故だろう・・・・・・涙が止まらない。

「かなこ・・・かなこ・・・・嘘よね」
嘘じゃない・・・だってこの感覚、もう間違い無い・・・・
振り向くと、そこに魔女が立っている、今しがた・・・・・妖魔の君を一瞬で消滅させた魔女が
ちょうどいい・・・もう生きていても仕方が無い、かなこのそばへ早く行こう。
「ねぇ・・・魔女さん・・お願いがあるの」
そして初音は、ふみこにはっきりと告げた。
「私を殺して」
284ブラックロッド:02/01/12 06:56
>281
 初音vsナルバレック その他大混戦
サイドA(但し、人外の者に攻撃を加える可能性あり)

転移が完了した ・・・ ブラックロッドは立ち上がる。
魔術師の肉片が飛び散る。 ・・・ ブラックロッドは走り出す。
吸血鬼の銃弾が飛ぶ。 ・・・ ブラックロッドは「目標」を捕捉する。
黒き鍵がはじけ飛ぶ。 ・・・ ブラックロッドは走り抜ける。

埋葬機関の魔女が −−−−−−−−−−−−−−死ぬ。

ブラックロッドはナルバレックの死体をその胸に抱きかかえると、
窓を蹴破り、外へと・・・校庭へダイブした。

そして、校庭の中央にいるのは ・・・ ブラックロッド !!
ブラックロッドと同じ姿格好をした者が四人、静かに直立していた。

ナルバレックの身体と「魂」を取得。 ・・・ 身体機能低下。
ナルバレックの人的権限をすべて消去。 ・・・ 生命維持装置作動を確認できません。
ナルバレックの経歴をデリート。 ・・・ 完全に沈黙を確認。

(「スカーフェイス」死亡)

ブラックロッドはナルバレックの魂と亡骸を受理。
ナルバレックは今回の一件で死亡。
以後、彼女は「ブラックロッド」として生き続けることになる・・・・。
・・・いや、「死に続ける」ことになる。

ナルバレックはもう笑わない。なぜなら彼女は「ブラックロッド」だから・・・。

ブラックロッド「スカーフェイス」:死亡
285HMX-12(贄) ◆SLaVEnwg :02/01/12 07:06
>283

目の前で銃弾に貫かれ、宙を舞う侵入者の肉体。
同時に、もう一人の主の石化が解ける。
腹に剣を刺したままの姿で。
・・・・・・・
「かなこ・・・かなこ・・・・嘘よね」
主の悲痛な声に続く嗚咽。もう一人の主は死んだ・・・。

「私を殺して」
主の声が響く。
贄の生命は、主のそれとともにある。
(・・・はい・・・解りました・・・・・・)

こくんと頷くと、冷たくなった奏子の身体を抱き目を閉じる。
あ、ゴメン。時間かかるわよ?
く・・・この私がこの局面で誤爆とは・・・
なるなる祭エピローグ

>283 >284
「私を殺して」

それが、目の前の化物の望み。
ふみこは、軽く目を閉じると、次に目を開けた時にはもう、
その瞳には感情の色は無かった。

「言われなくてもそうするわ。侵して殺すのは軍人の仕事よ。」
「あなたが、何を悲しんでいるのかは知らない。
化物を狩る化物に、『人』の理屈は通用しないわ」

そういうと、ふみこはゆっくりと右腕を振り上げた。
振り上げた右腕を、ゆっくりと、振り下ろす。
そのまま、主を失った贄にも、その手を伸ばす。

青い光は、ゆっくりと初音の体を、贄の体を覆い尽くし・・・
そして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その後には何も残らなかった。

ふみこは目標が消滅したことを確認すると、くるりとその場に背を向けた。

思い出すのは、消え去る瞬間の化け物共の満足そうな顔。

耳に残るのは、化物共が最後に言った、たった一言の謝礼の言葉。

『ありがとう』

「・・・・・・・・・あの世で三人一緒に過ごしなさい。
愛しい人の死を悲しむ、人より人らしい化物よ。
万物の精霊の力は、人に悲しみをもたらすものではないのだから。」

今は消え去って欠片も無い化物共に語りかけるように、ふみこは一人呟いた。

空を見上げれば、もう夜は完全に明けていた。
今日もまた、人類のための新しい朝が始まるのだ。

「全目的の消滅を確認。任務を完了。ふみこ・オゼット・ヴァンシュタイン、帰還します」
終章

目の前に居る他の何者にも見咎められる事無く彼女は降り立つ。
それは魂の選定者。
それは戦乙女。
それは女神ヴァルキリー。

「ふっふっふ…やはり来ましたねレナス・ヴァルキュリアよ。」
眼鏡をかけた魔術師風の男――正確には男の魂――が含み笑いをもらす
自らの無残な遺体の上に立ち、そうでありながら全く気に留めもせずに。
「初音達の魂を迎えに来たのでしょう?
 残念ですが、貴女には私に付き合ってもらいます」
不敵に錫上を構える彼に向かい、彼女は僅かに微笑む
「馬鹿者…私は貴様を迎えに来たのだ。」
「………」
彼女の言葉に彼の時が凍りついた。
「ふ…ふはははは!何をご冗談を…」
「冗談ではない」
凍りつき、解け動き
解け動き、凍りつく
「信じら得ない。この私を…レザード・ヴァレスを…」
予想だにしなかった展開に彼の顔が驚愕の表情を形作る。
しかし確かに驚くべき事だった。彼は今まで命を神を冒涜し続けたのだから。
「嫌なら構わない。」
そう言い放ち、踵を返す彼女に彼は追いすがる。
それはまるで仔犬が歩く飼い主にじゃれつく様にも見えた。
飼い主を追い、足を噛み。
前に回り、後ろに回り。
「ふっふっふ…良いでしょう。この私が………」
今日もミッドガルドの夜が明けてゆく。

fin
>258 >264
「終わったわね……」
消し炭となった少女とその連れの悪魔たちを見て、私はそうつぶやいた。
身体を元に戻す。
やはり、消耗が激しい。

レイオットにこちらに来るように目配せした後、倒れているヒトラーの元に向かう。
そして、彼に話し掛ける。
「本当にご苦労様。私に何の縁もないあなたがここまで身を張ってくれるなんて……。
本当に感謝しているわ。たいしたお礼は出来ないけど、せめて、これを受け取ってもらえるかしら?」
私はブロンドの髪の毛の束を取り出す。
「かの真祖の姫、アルクェイド・ブリュンスタッドの髪の毛よ。以前、彼女との戦いで奪ったもの。
あなたが彼女の力の一部であるこれを取り込むなり、好きにするといいわ。それじゃ、これで失礼するわね」

私はそう言って、ヒトラーに背を向ける。
そして、こちらにやってきたレイオットに話し掛ける。
「正直、こんなに有能な部下が手に入るとは思わなかったわ。
もう、あなたは夜の世界の住人、これからは私のために永遠に働いてもらうわよ」
そうレイオットに告げた後、彼とともに再生を果たしたプライミッツマーダーの背に乗り、
死闘の場であった公園から立ち去る。
……これから私の前には何が待ち受けているのだろう?
まあ、何にせよ、立ちふさがる者は全て倒し、黒の姫としての使命を果たす、それだけのことだ。

月の光が柔らかに私たちを包んでいた。
レス番、まとめね。

>8 >10 >13 >32 >33 >52 >54 >58 >71 >74
>77 >79 >82 >84 >86 >89 >90 >97 >98 >100
>101 >106 >107 >108 >111 >112 >113 >114 >116 >117
>118 >119 >123 >142 >167 >183 >193 >198 >218 >231
>237 >247 >258 >264 >290

長丁場、おつかれさま。
292サウジーネ:02/01/12 15:59
あはは、なるなる祭りのレス番まとめです。

>オープニング 闘争乱入デモ
>121 >122 >124 >125 >126 >127 >128 >131 >132 >133
>136 >140 >150 >152 >153 >158 >180

>本編 初音一行VSなるなる(2階教室)
>134 >137 >138 >143 >144 >146 >148 >149 >154 >159
>160 >161 >163 >166 >171 >172 >173 >174 >178 >182
>184 >190 >192 >197 >202 >204 >212 >213 >215 >225
>228 >229 >233 >239 >240 >246 >251 >254 >259 >262
>263 >266 >271 >273 >274 >276 >278 >279 >281 >282
>283 >284 >285 >288 >289

>その他の戦い
屋上
>135 >141 >155 >162 >164 >168 >169 >170 >175 >176
>181 >185 >188 >189 >203 >205 >207 >209 >211 >216
>226 >235 >242 >244 >250 >252 >256 >257 >260 >261
>265 >268 >269 >272 >275 >277 >280

2階廊下
>145 >157 >165 >177 >186 >191 >200 >206 >220

1階廊下
>147 >151 >179 >187 >195 >199 >201 >208 >210 >214
>219 >224 >232 >236 >238 >243 >253 >255 >270
マリアベル『やっと本スレに表明できる良いタイミングじゃな・・・』

マリアベル『わらわの名はマリアベル・アーミティッジ、高貴なる不死族ノーブルレッドにして
     ファルガイアの真の支配者たるわらわが出ぬでどうするのじゃ。』

カノン『わたしの名はカノン・・・バウンティハンターにして凶祓い(まがばらい)を生業としている。
   闇の魂を祓うべくここに来た・・・』

ルシエド『我は欲望のガーシディアン・・・欲望渦巻くこの場所は心地が良い・・・
     我に欲望を示せ、そして名を呼べ、されば己の刃となって力を貸そう・・・』

マリアベル『と言う訳じゃカテゴリは総合してDじゃな・・・カノンだけはAかBに入りそうじゃが・・・』
     『あとはテンプレじゃな・・・しばし待て。』

【補足説明】
ルシエドには一つのルールがあります、個人では闘わないので
他人に協力して闘うタイプです、その時欲望を示し名を呼んだ者に
本体が参戦するか『魔剣ルシエド』となって武器となります。
【魔剣ルシエド】
武器としての場合は所持者に行動が任せられます。
『剣』としての概念から外れなければ、所持者の欲望によって様々な形に
する事ができますが形と能力を決定したら途中で変更は利きません。
テンプレじゃ
出典 :WILDARMS 2ndIGNITION
名前 :マリアベル・アーミティッジ
年齢 :不詳
性別 :女じゃ
職業 :ノーブルレッド城城主にしてファルガイアの真の支配者じゃ(w
趣味 :機械いじりが主じゃな、ロストテクノロジーの研究
恋人の有無 :無しじゃ
好きな異性のタイプ :ウットリメロメロ級のナイスミドルじゃ(w
好きな食べ物 :・・・・・・・・・血かのぉ・・・イチゴも好きじゃが
最近気になること :これといって特に無いのぉ
一番苦手なもの :お肌の美容と健康に悪い『陽の光』じゃ
得意な技 :ライフドレイン&アビリティドレインじゃ
一番の決めゼリフ :
将来の夢 :まだ決めておらんのぉ先は長い事じゃし
ここの住人として一言 :よろしく頼むぞ
ここの仲間たちに一言 :機械修理は任せるのじゃ
ここの名無しに一言 :今後ともヨロシク

【アビリティドレイン】
対象者の特殊能力をひとつだけ吸収(トリップ判定)
原作とは違い闘争終了後は所持することは不可能
295カノン ◆WA2nd4pc :02/01/12 17:32
出典 :WAILDARMS 2ndIGNITION
名前 :カノン
年齢 :不詳(20代半ばくらい)
性別 :女だ
職業 :渡り鳥(バウンティハンター)で凶祓いを生業としている
趣味 :武侠小説を読むことだ
恋人の有無 :無い
好きな異性のタイプ :無い
好きな食べ物 :あまり食べることも必要としない
最近気になること :シルエット(義体)の調製が・・・マリアベルに任せるとな・・・
一番苦手なもの :トカゲの2人組の口調・・・苦手と言うか腹立たしい・・
得意な技 :シルエットアームズに内蔵された武器を駆使した
        ガトリング(LV1〜LV4)と呼ばれる技
一番の決めゼリフ :「カノン・・・。通り名だが抱いて逝くにはそれで十分だろう?」
将来の夢 :夢など考えた事も無いな・・・すっと魔を祓って行くだけだ
ここの住人として一言 :・・・・・・・よろしく頼む
ここの仲間たちに一言 :・・・・・・・よろしく頼む
ここの名無しに一言 :・・・・・・よろしく頼む
>バイロン(ブルーソルジャー)VSアベル・ナイトロード
>103-104

(Z>o トリップ判定:アベル勝利)

 二発の銃声が交錯する。

 両者の体から、鮮血がしぶく。
 パイロンの弾丸は、アベルの脇腹に。
 そしてアベルの弾丸は、パイロンの左肩に、それぞれ命中していた。
 だが。
「…………見事だ、派遣執行官……アベル・ナイトロード」
 パイロンの手から拳銃が落ちた。
 一瞬……いや、それよりもはるかに短い時間だけ、アベルの方が速かったのだった。
 左手が動かない。武器ももう全て使い切った……自分の負けだ。
 地面に座りこむと、神父に向かって言った。
「殺せ。それが勝者の権利だ」
 それを聞いたアベルは、ゆっくりとパイロンの方へと歩み寄った。
 そして、まだ銃口から煙の立ち上る銀色のリボルバーを握る。
 ……ただし、銃身の方を。
「……?」
「すいませんが……そーゆーのは趣味じゃないんです」
 後頭部をグリップで一撃。
 気絶し、倒れこんだたパイロンを、右腕だけで苦労しながら担ぐ。
「っと、……あら?」
 いかな派遣執行官といえど、体力を消耗しすぎたか、がくりと膝をつく――その寸前、
「何をしている、ナイトロード神父?」
「や……やあ、トレス君。何事ですか?なにか急用でも?」
 カソックに身を包んだ小柄な男が、アベルを支えていた。
「肯定(ポジティヴ)――イノヴェルチの『三銃士』の一人ウピエルがここに近付いている。接触までの予想時間は約10分だ。『アイアンメイデン』が近くに来ている……歩けるか?」
「ええ、まあ、なんとか」
「ならば急げ」
 言うと、もう一人の派遣執行官はパイロンの体を軽々と担ぎ上げた。
 そのまま、近くにあった森へと歩き出す。
 アベルも慌ててその後を追った。
 ――時刻は既に夕刻。
 半ば沈みかけた太陽と、半ば昇りかけた月が闘争の跡を見下ろしていた――。

 闘争終了
 勝者:アベル・ナイトロード

 ……エピローグへ?
>>1寒いからはやいうちにやめとけ
>99
とんでもねえ奴が出てきやがった…。
「速さ」。単純な力勝負ならまだしも、速さとなると相当にきつい。
(速えぇ…アニキといい勝負だな)カズマはそんなことを考えた。
既にシェルブリッドは三発すべて使い切っている。
「ここが正念場って訳か…」
カズマは床を叩き、ルークの射線上からの回避を試みる。
しかし、その弾は狙い済ましたように右腕に吸いつけられるように命中しつづける。
「くっ…そがぁぁぁぁぁっっっ!!!」
拳を振りまわし、手近な物を投げつける…だが、それは気休めにもならない。
「ぐぁぁああああああっ!!」
いくら、アルターでも一点集中で攻撃されれば壊れもする。シェルブリッドは砕け、
アルター化された個所は拳を残すのみとなっていた。
「…へっ…、結構やるじゃねえか…」
「私を今までの連中と同じに考えるなといったはずだぞ。貴様達アルター使いと同じ戦闘力を
私は持っている…否!それ以上の能力を、だ」
「ははっ、おもしれえ………、んっじゃあ、こっちも本気で行かせてもらうぜっ!!」
(本気だと…?もう既に奴には何も残っていない…それとも何かあるのか?否!
ハッタリをかましているだけだ!いかにアルター使いといえども生身の人間…吸血鬼である私が
負けるハズが無い!勝てるぞ、アルター使いに!)
カズマが右腕を構えるとアルター構成特有の現象が轟音と、光を伴って再び起こる。
「もっとだ!もっと、もっと!もっと輝けぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
カズマの右腕が黄金の光を放ち、その光を宿した姿になる。
背中には羽根と独楽を合わせたユニットが現れ、カズマの右半面にはたてがみを思わせるパーツが
現れている。―――――――シェルブリッド第二形態。
これこそ、カズマがアルターの森で手に入れた『力』だった。
「教えてやるぜ………本当の俺のっ!『力』ってやつをよぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
>296 バイロン(ブルーソルジャー)VSアベル・ナイトロード


イノヴェルチの大至急の依頼とやらでイノヴェルチの研究施設である村へと飛ぶ。
どうやら、面白いぐらい強烈なヤツらが暴れていやがるらしい。
任務と言う束縛の窮屈さと、闘争への期待が俺の中に二律背反の感情をもたらす。


現地につくと、そこはすでに廃墟であった。研究施設は破壊し尽くされ、居住者達は皆殺しになっている。
そんな事はこの俺になんの感情も抱かせない。
だが。
そこに残っていた、紛れも無い激闘の痕跡。
人外の力を持つような者同士が激しく戦った傷跡が、確かに残っている。

間に合わなかった。パーティーはすでに終っている。
脱力感と不快感に包まれながらも、俺は思った。

すぐに、殺れる。

こいつらと殺り合うのはそう遠い先の話ではない。必ず、会い見え殺し合うことになる。
その確信が、俺をハイにさせる。
俺は、スクリーミングバンシーをかき鳴らしながら笑っていた。
血と硝煙と炎の匂いの包まれた、廃墟の中で。
300HELLSING祭り 導入:02/01/13 00:04
 その日は女王陛下招集の下、円卓会議、HELLSING機関、イスカリオテ機関のトップが集っていた。
 議題は、英国に、女王に弓引く暗躍勢力への対処について。
 南米から帰還したアーカードによって、その正体が白日の下に晒されたのだ。

 鈎十字の旗を掲げて、全世界に闘争を挑もうとする「最後の大隊」。
 それを率いるのは、吸血鬼の部隊を創り上げた大隊指揮官。
 あの狂った総統の意思を継ぐ少佐。
 そして、それに繋がる様々なイノヴェルチ系組織。
 それらの事実がアーカードの口から告げられた瞬間。

「あの二流吸血鬼の血が教えてくれたんだね」

 忽然と、それまでいなかったはずの役者が舞台の上に現れた。
 警備が破られた様子はない。
 その猫耳の少年と思しき男は、まさしくその場に現れたのだ。
 慌てて、ヴァチカンの火消し役が銃を抜く。
 その少年は、それを片手で制した。

「待った。僕は特使だ。やりあうつもりはないよ」

 そう言って、少年はずかずかと大股で舞台の中央へと歩いてくる。
 衆目が自分に集まった事を確認した少年は、高らかに宣言した。

「これからここに、山積みの吸血鬼と吸血鬼信奉者と……えっと、とにかく一杯押し寄せてきます。
目的は唯一つ、この場にいる者の皆殺しで〜す!」

 会議の場に、感情のさざ波が拡がりだした。

「何故だ? 何故そのような事をする? おまえ達の目的は何だ?」
「目的? ん〜っとね、僕らに目的なんて無いんだよ」
「馬鹿な! 目的がないだと? 冗談も休み休み……」
「五月蠅いな〜、僕たちは闘争の目的の為に手段を選ばない髑髏の集団だよ? 僕たちはとっくの昔に狂ってるんだから」

 少年は愉しそうに場を眺め回し、吸血鬼と、老紳士と、神父と、二人のシスターにそれぞれ目を留めて、ニヤリと笑った。

「というわけで、あなた方はそれに精一杯抵抗して見せて下さい。僕たちを、ミレニアムをがっかりさせないでね?」

 バンッ!!

 それはインテグラが机を叩いた音だった。
 それに呼応して、吸血鬼が、神父が動く。
 少年は銃弾で頭を吹き飛ばされ、胴体がハリネズミになった。
 死体が血をまき散らしながら、地面にどうと倒れる。
 次の瞬間、その死体は皆の目の前から消えていた。
 その場にいた者達が、その事実に眼を見開いた瞬間……。

 遠くから、銃声と断末魔の悲鳴と、闘争の歓喜の声が響いてきた。
301アセルス ◆AselsTCE :02/01/13 00:10
>HELLSING祭り
アセルス・導入

混乱のクラウニーハウス。
私はその中を駆け抜けていた。


ヴァチカン、イスカリオテ機関。
私が何をしたわけでもないのに、ただ人外の存在だからというだけで
私たちを狩る狂信者達。

それに対抗するミレニアム・最後の大隊。
彼らを観察していたところ、今日、突如戦端を開いた。

あの小賢しき狂信者達を抹殺するまたとないチャンス。
そう見て取った私は、しもべたちを引き連れ
戦場へと突入した。
雑魚はしもべたちに任せ、私は大物の首を取るべく駆け抜ける。
目標は・・・!
>ヘルシング祭り
クラウニーハウス――ロンドン郊外にある英国王室の別邸。
その日、その建物はいつにもなく物々しい雰囲気に包まれていた。
入口の門は閉ざされ、その前には何人もの武装した警備兵が陣取っている。
 
そこに一人の男がやってきた。
軽い足取りで歩を進め、まるで警備兵の姿など見えてもいないかのように
別邸への門を潜ろうとする。
 
「待て!ここは王室の別邸だ。立ち入りは禁止されている!」
警備兵の誰何の声に男は立ち止まり、警備兵の方へ視線を向けた。
 「いえ、知り合いがここにいるものでね、会いたいと思ってやってきたのですよ」

男の返事に警備兵は訝しげな目をすると
 「現在此処では重要な会議が行われている。誰であろうと通すわけにはいかん」

その言葉に男は肩をすくめ
「だから、その会議に用があるのですよ」
 
次の瞬間、警備兵の頭が消えた。
門に何かがぶつかる音――ぶつかったのは警備兵の頭だった。
「なっ!?」
様子を見ていた警備兵達は驚きの声を上げつつもとっさに武器を男に向けようとしたが、
「遅い」
その言葉と共に銃声が轟いた。
 
数秒後、その場に立つ者は男だけだった。
警備兵達はすべて屍と化している。

男が指を鳴らした。
するとどこからともなく武装した兵士達がやってきた。
緩慢で生気のない動き――喰屍鬼(グール)だ。
「行けグール共。壊し、殺し、喰い尽くすがいい」
その言葉とともにグール達が門を破壊し奥へとなだれ込んでいく。
暫くすると無数の銃声が轟き、濃厚な血と硝煙の香りが漂いだした。

そして男――ルーク・バレンタインはゆっくりと歩き出した。

「待っているがいい、アーカード。以前の借り・・・必ず返すぞ」
「クククククク・・・匂うぞ、匂うぞ、化物共の匂いがする!」
 アンデルセンは口の端を歪ませた。
「マクスウェル、あなたは下がっていてください。ハインケル、由美子。行
きますよ」
 ヘルシングの面々には目もくれず、入り口に向かって歩き出した。

(両手にありったけの銃剣を構え、部屋の入り口に向け投擲準備)
…ワタシの意識が鮮明になる。
滅ぼされたはずの体がここにある。
…どうやら誰かがワタシを利用しようとしているのですね。
構いません、楽しませてくれる相手…そう、猪悟能のように…。
清一色は点棒を二本口にくわえると歩き出した。
…クラウニーハウスに向けて。
>HELLSING祭り
アレクサンド・アンデルセン(SSS)導入

確かに先程までミレニアムの特使と名乗った少年に刺さっていた銃剣を拾い上げる。
なんの変哲も無い、いつもの銃剣だ。
なぜ、あの少年は消えたのだろうか…
銃剣の祝福儀礼による効果で消滅した様には見えなかったのだが…

「フン…まあいい……」

気を取り直し、外の様子に耳を向ける。
闘争。狂気の舞踏を踊る化物共の歓喜の声と死に逝く者の悲鳴…
それが私の脳内でエンドルフィンとアドレナリンに変わる。

「フ…化物共め…殺して殺して殺し尽くしてくれるわ!!
 もう一人のアンデルセン!
  ハインケル!由美江!
   主の教えを広めに行きますよ!」
306アーカード ◆aaRCARDU :02/01/13 00:23
クックックッ、さすがだ少佐。
もう我慢できんか!
いいだろう、全て殺し尽くして犬のエサだ。
さて…様子見といきますか…。
(巨大蟹の式神を召還。甲羅は硬く装甲車並)
…これで終わってしまったら拍子抜けですよ?
ロンドン郊外王室・別邸、クラウニーハウス。
此処で今正に、イギリス女王陛下を囲んだ、
円卓会議が開かれている。

屋内廊下に突如として現れた黒いスーツの男、「魔術士」は、
咥えた細葉巻を地に落とし、薄く微笑んだ。
「いい夜だ……。今宵これから起こる惨劇に相応しい」
言うと、男の左手の手袋に刺繍された、五芒星が怪しく輝いた。
同時に、月の光に寄って作り出された彼自身の影が、
床から持ち上がり、幾つもの人型を形成していく。
「今夜は、存分に餌をやる」
漆黒の姿に凶悪な牙を備えた「影鬼」は、
主の声に応え、一斉に「狩り」を開始した。

(クラウニーハウス・廊下)
309名無し吸血鬼:02/01/13 00:30
HELLSING祭り

おっ、あちこちで早速おっぱじめた見てぇだな。

っしゃあ! いくぜ野郎ども!
HELLSINGもバチカンも皆殺しだぁ!

(武装したグール一個小隊を率いて裏庭から侵入!)
310ウォルター(M):02/01/13 00:31
> HELLSING祭り
 ウォルター出撃

「始まったようですな」

インテグラの後ろに、影のように控えていた老紳士が呟く。
その眼がギラリと光るのを何人が目撃しただろうか。

「では、お嬢様。私も迎撃に向かいます」

慇懃に、その主に一礼する。
そして年齢を感じさせぬ軽い足取りで扉へと向かう。

「セラス嬢、『ハルコンネン』を携え付いて来なさい」

…今、数十年の時を超え、『死神』が蘇ろうとしていた。
>ヘルシング祭り
クラウニーハウス――廊下。
そこを悠然と歩く、軍服姿の男。
その男を誰何する警備兵・・・しかし一瞬後彼は切り刻まれ、血の海に倒れていた。

「・・・戦争狂どもは気にくわないのだが、ヒトラー様のご命令とあれば仕方あるまい。
HELLSINGどもめ、殺し尽くしてやる。ヒトラー様の理想のために」

(クラウニーハウス・廊下)
どうやら、とんでもないことが起こりつつあるらしい。
ヤケクソ半分、諦め半分でアンデルセン神父――何故か二人いる――の後へ続いた。
心の中で、思い付く限り神の加護を願う言葉を並べ立てた。
「上等だ化物(フリークス)! 神罰の味を思い知りやがれ」
313シド・デイビス'(M):02/01/13 00:34
全く・・・HELLSING機関とイスカリオテ機関にハ困っタ物ですネ。
皆さンのお陰でせっかクファントムが送りこんダ悪魔達もその度にやられテしまいますヨ。

     ・・・辺りは既に人間外の者で溢れかえっている・・・

・・・しかシ、これハ丁度良イですネ。ファントムの情報網ハ流石でス。
これなラ、彼等を壊滅させるにモ、左程の手間はかからないでしょウ。

・・・それモ、私が手助けするなラ、なおさラ、でス。・・・フフフ・・・・
さテ、私の相手ハ誰になるのでしょうかネ。

    我等が大いなる神の為に――Amen――。・・・・フフフ・・・

*ACTION:グラウニーハウス正面玄関に進入
(蟹を邸内に侵攻させ、自分はゆっくりとグール部隊(>309)の後ろを付いていく)
……クク、盾ぐらいにはなってくれるでしょうねぇ?
さあ、始まりですよ--------
>305の続き HELLSING祭り

会議室のドアを蹴破るようにし廊下に躍り出る
表と裏、その両方から怒声と狂喜の声が響いていた。

「もう一人の私!私は裏に回る、貴方は表へ!!」

短く叫ぶと裏口に向かって走り出した。
>ヘルシング祭り
「………………」
 クラウニーハウスの正面に、時代錯誤の全身鎧が立っていた。
 処女雪を思わせるような白い装甲に、漆黒のマント。
 戦術魔法士・アルフレッドスタインウェイ。
 彼は、自らが殺した警備兵の死体を踏みつけながら、
ゆっくりと建物の中に侵入した。

(玄関正面から内部へ)
317アーカード ◆aaRCARDU :02/01/13 00:38
(廊下を歩きながら、玄関の方へと向かう)
さぁ、まだか戦争狂共?
私は戦いたくて殺したくてしょうがないぞ!
>HELLSING祭り

イノヴェルチ策士ナハツェーラー、奴が何を企んでいるのか、
私にも全てを知らされている訳では無い。
だが、協力すると約束した。

それ以上にヘルシング機関にはアーカードが存在している。
闘争の理由はそれで十分だ。
  
「さて、どちらがより「不死」か、より「永遠」に近い存在か」
 
混沌は血塗れの廊下を進む。 
 
「確かめさせてもらおうか」
 
無感動な表情の裏に、歓喜を張りつけながら。
>308 機械仕掛けの魔道士
>311 エバンス

「来たな」
 まだ扉は開いていない。
 だがアンデルセンには気配で分かった。
「滅びろフリークス!」

(壁を貫通し、無数の銃剣が飛来)


>305 アンデルセン(SSS)
「了解だ」
 先ほどのフリークスは無視し、表の門へ走る。
320由美江:02/01/13 00:40
セクハラ神父がわたしとハインケルに向かって言った。

「さあ、お嬢さんたち。主の怒りを主の代わりに執行する時間ですよ」

よくはわからないが、プロテスタントの連中も吸血鬼の襲撃を受けているらしい。
上等、主の威光に従わぬものは鏖殺するのみ。
化物共、わたしの刀の錆に変えてあげるわ。
>HELLSING祭り

その男は、『仙道』と呼ばれる秘法の道を進み、
それを完全に会得した。
千里を走っても息一つ乱れない強靭な肉体。
彼の手から放たれる『波紋』のエネルギーは傷を癒し、
病を治し、水の上を踏破する事さえ可能にした。
彼の修行が深まるにつれ、彼は真理へと近づいていくように見えた。
だが、彼は気づいていたのだ。自分は所詮は人間でしかない。
どんなに強くなろうと、普通の人間よりほんの少し優れているなのだけだ。
老いゆく自分自身に絶えられず、彼は吸血鬼となった。

HELLSING機関本部、クラウニーハウス前に彼はいた。

「フン、ちょうどいい。混乱に乗じ、奴の首を取る。
 手段は選ばん。このストレイツォ、容赦せん!」

軽々と跳躍し、2F外壁に蹴りを入れる。そのまま深々と外壁に脚を突き入れると、
壁に脚を固定し素拳で一撃を放った。そのまま壁の穴に手を入れ中身を掴みだす。
数秒後、彼の姿は屋敷の中に消えていた。

「吸血鬼アーカード、勝負だ。」

2F廊下
表には、ヘルシングの吸血鬼と神父の片割れが向かったようだ。
ならば、私達は裏口に回るのが妥当か。
「私は裏に回るけど、あなたはどうするの?」
そう、由美江に問いかけた。
323ルーク・バレンタイン(M):02/01/13 00:43
ルークはゆっくりとした足取りで門を潜り玄関へと向かう。
焦る必要はない。
黙っていても奴の方からやってくる。
324名無し吸血鬼:02/01/13 00:43
HELLSING祭り

バガァンッ!
裏口を吹っ飛ばし、そこにいた人間共を一斉射でミンチにする!

「ひゃあはっはっはっははっはははははは!!!!!
 人間ごときが無駄なんだよぉ! 無駄無駄無駄無駄ぁっ、てかぁ?!」

俺が引き金を引くたびに血まみれのボロ雑巾が増えて行く!
いいぜぇ、たまんねぇなぁ! こんなに楽しいのははじめて血を吸った時以来だぜぇ!!

「おらぁ! HELLSINGってなぁこんなもんなのかぁ? バチカンはなにやってんだぁ?
 俺が皆殺しにしちまうぞ! ひゃあははははははははははははっははっはっっ!!!」

(裏口付近で大暴れ!)
325アーカード ◆aaRCARDU :02/01/13 00:45
>321 HELLSING祭り
VSストレイツォ

(目の前の壁が壊れ、侵入者を視認する)
まずは一人目か。
いいだろう、来い。
(二挺拳銃を抜いて、歩み寄る)
>>317
>>317
玄関から進入すると、人影が見えた。
ヘルシング機関の殺し屋…ゴミ処理屋、吸血鬼アーカード。
「面白い相手に会うものですね…これはいかがですか?」
(言うなり、無数のムカデの群れにアーカードを襲わせる)
「それだけの数にかまれると、いくら吸血鬼でも命に関わりますよ?
…もっとも、あなたは死んでいましたね」
327改造教師 オオツキ:02/01/13 00:45
混乱の極みにあるクラウニーハウスの廊下。その壁がいきなり爆発した。
飛び散る瓦礫が不幸な通行人を叩き潰し、それを覆い隠す様に粉塵が舞い上がる。
その粉塵の中より、壁を破壊し侵入口を創った張本人が駆動音と共に姿を現す。

「ここか…科学の発展を妨げる狂信者の巣窟とは」

眼鏡を掛け白衣を身に纏っている他には、特にこれといった特徴も無い東洋系の中年男性。
だが、右腕はクレーンアームに似た義手、腰より下はキャタピラという奇怪極まりない姿であった。

「プラズマの偉大さを否定する愚か者共めが!」

腰部に取り付けられているマシンガンを乱射し、職員や警備員を手当たり次第に薙ぎ倒しながら、

「貴様等の神の正しさにこそ、科学的根拠が無いというのに!」

自らの肉体をもプラズマ科学で改造したプラズマの狂信者、改造教師オオツキは高らかに吠えた。

(クラウニーハウス廊下へ侵入、奥へと向かい移動開始)
328アセルス ◆AselsTCE :02/01/13 00:45
>320
私の目に、あるシスターの姿が飛び込んできた。
・・・姿はシスターだが、刀を構えている。
相手にとって不足は無さそうだ。

「そこのシスター!一手お手合わせ願おうか!!」

駆け抜けながら月下美人の柄に手をかけ、叫んだ。
>324 VS名無し吸血鬼

グールを大量に引き連れた吸血鬼を発見した。
少し数が多いが、何とかなるか?
裏口を見下ろせる階段の上で、懐からシュツルム・ピストルを抜く。
群れの中心に向かって派手な一撃を放ってやった。
 銃剣を手に、階段を飛び降り廊下を走る。
「アーカードが後ろから来るか……残念だが奴は後回しだな」


>323 ルーク
 玄関越しに忌々しい気配を感じる。
 アンデルセンは二本の鎖斧を投げつけた。
 扉を貫通し、ルークに迫る。
>319
扉の向こうから、殺気。
「くっ!」

天井に「粘着糸」を絡め、宙に舞う。
そのすぐ下の空間を無数の銃剣が切り裂いていく。
「・・・さすがはHELLSING・・・油断は出来んな」

呟き、先の銃剣で半壊した扉へと向かう。

(クラウニーハウス・裏口からの廊下)
332アンデルセン(SSS) ◆1uAUZaIk :02/01/13 00:49
>324グール軍団  HELLSING祭り

「クッ…もう侵入を許したか!!」

私は裏口に向かって廊下をひた走る。
袖口から無数の銃剣を引き抜き、いつでも投げ刺せる状態にしながら

「異教徒(ヘルシング)の傭兵は何をやっている!
 こんな時の為の傭兵ではないのか!!」
333由美江:02/01/13 00:49
>322,>328

「そうしようかしら」

ハインケルにそういった瞬間、刀を構えた敵が、わたしの方に突撃してくるのがみえた。

「ハインケル、支援して」

わたしは刀を抜き放つと叫んだ。

「上等だ、このフリークス。手始めにお前から血祭りに上げてやる」」
>325 HELLSING祭り
vsアーカード
2丁拳銃を構えた男。
血よりも赤い衣装。

「・・アーカード。貴様がか。」

身を捻り跳躍し、天井に脚を叩きつける。
その反動で一気に間合いを詰める。

「WRYYYYYYYYY!!!!!」

宴の時間だ。

廊下
335閑馬永空:02/01/13 00:51
>HELLSING祭り

 車輪、と音を立てて歩むその人物は、現代という時、英国という場、そのどちらにも相応しくないといえた。
 墨染めの衣に深編み笠――それは虚無僧だったのだ。
 音は手に持つ錫杖が立てているのである。
 虚無僧は立ち止まった。笠の中から錆びた声が洩れる。
「他の連中はもう来ているようだな。少々出遅れたか」
 虚無僧は笠を取った。中から現れたのは三十代の男の顔。この上なく生に倦み疲れたような。
 閑馬永空。遠い昔、遥か極東の地で果てた剣客である。
「波濤万里どころか、時すら超えた地で闘おうとは。フフフ……」
 閑馬の脳裏に彼を蘇らせた男の顔が浮かぶ。小太りで、尊大で、どうしようもなく狂った男の顔が。
 「不死者の取るに足らない資料の一ツ」などといっていたが、閑馬にはよく判らなかった。興味もなかったが。
 只、これだけは判った。あの男――『少佐』と呼ばれる男との、凄まじいまでの格の違いだけは。
 「虫」と呼ばれた。逆らうならジャガイモでも捻り潰す様にするだけだ、我々はいうことを聞かない走狗を飼うつもりはないからね、とも。
 結局閑馬は『少佐』の言葉を受け入れ、その命に従うことを誓った。そして今、ここにいる。
 「最後の大隊」に歯向かうキリスト教徒らを、木っ端微塵に叩き潰す為に。
「いいだろう。この時と場においても「虫」なのだとしても」
 自嘲の笑いを浮かべた閑馬は編笠と錫杖を投げ捨てた。一陣の風に乗って笠が転がっていく。
「また「虫」として死ぬのだとしてもな。生き死になど――どうでも良いわ」
 閑馬は風を巻いて走り出した。闘争の地へと。 
>319 アンデルセン(大殲)
突如、壁を貫通して無数の銃剣が雨の如く飛来し、
出現した「影鬼」達を蹂躙していく。この攻撃はーー
「…イスカリオテの『天使の塵』(エンゼル・ダスト)、
ユダの司祭か。面白い。だが、その武器では私には届かない」
事実、数本の銃剣は確実に「魔術師」に向けて放たれていた。
だが、その全てが彼自身に傷一つつけることなく、
出てきた元の壁に向かい跳ね返る。

「………まだ引き連れてきた影鬼は多い。
ここは暫く傍観と行きますか」
さらに影から発生した「影鬼」の数は増し、
辺りの人間を無差別に襲い始める。
337アーカード ◆aaRCARDU :02/01/13 00:51
>334 HELLSING祭り
VSストレイツォ

ほう! なかなか素早い動きだ。
(後退しながら、狙いを付けて引き金を引く)
いいだろう、もっと見せてみろ、力を!
>330
玄関の扉を開け放とうとした時
扉の向こうから人の気配を感じた。
と、同時に扉を破り鎖斧が飛んできた。

「フン、バチカンの神父か、面白い、アーカードの前の腕試しと行くか」

鎖斧を回避して銃の引き金を引く。
狙うは・・・神父の頭だ!
>337 祭り
vsアーカード
奴は拳銃を持っている。
大きさからしてただの銃ではない。
もっとも、わたしには殆ど無意味だ。

そのまま横に飛び退き背後を取る。
もらった!
手刀を入れながら、わたしは準備を怠らない。
眼球に力が凝縮する。

廊下
ふと、後ろを向くと警備兵の生き残りが発砲してきている。
蟹が盾となり、効果的なダメージを与えられない。
「邪魔を…しないでいただきますか?」
清一色が腕を振ると、無数の点棒が警備兵たちに突き刺さる。
すべてが致命傷とはならないが、確実に悶え苦しんで死ぬだろう。
「さて…水を差されましたね…」
玄関から外に戻り、裏口に向かう。
>337HELLSING祭り
VSストレイツォVS混沌

既に、アーカードは闘争を開始していた。
 
「邪魔が入ったか、まあいい」
 
混沌から幻想種たる、一角獣、キマイラ、を生み出しながら、自らも走る。
 
「不死の王、相手になってもらおうか!!」
 
正面からケモノを共に、肉弾戦を挑む。
342名無し吸血鬼:02/01/13 00:57
>329 ハインケル
「おおおっ?!」

いきなりの爆音とともに俺様の手下共が吹っ飛ぶ!
銃弾の飛んできた方向には一人の神父が銃を構えて立っていた!

「なんだぁ、バチカンかよっ! やってくれるじゃねぇか! 倍返しだ!!!」
動ける手下共に命令して、マシンガンの一斉射!
クサレ神父め、てめぇもミンチの仲間入りだ!!!
343アンデルセン(大殲) ◆eyXzKtSc :02/01/13 00:59
>338 ルーク
 銃弾を頭に喰らい、派手に吹っ飛ぶ。
 だがくるりと一回転し、足から着地する。
「そんな豆鉄砲で私を殺せると思ったか?」

(銃剣を8本投擲)
>342 VS名無し吸血鬼

マシンガンの斉射を、身を低くしながら走り抜けてかわし続ける。
数発かすってあちこちから血が滲んでいるが知った事ではない。
走りながら、眼下のザコ達への射撃も忘れない。
「AmenAmenAmenAmen!」
一人倒すたびに祈りを捧げつつ、ハインケルは走り続けた。
345アセルス ◆AselsTCE :02/01/13 01:00
>333VS由美江

目の前のシスターが刀を抜き払った。
相棒に支援を求めたようだが・・・こちらには手が回らないらしい。
好都合だ。無粋な邪魔などいらない。

「ハッ!!」

>接敵と同時に抜刀・斜め下から斬り上げ
>336
(「影鬼」の群れは、周囲の警備兵等を食しながら、
裏口へと向かう。それに続く「魔術師」。)
移動 廊下→部屋裏口へ
「はわわ……、いっぱい攻めてきます。」
「私もなんとか戦ってみますっ」

ハルコンネンに30mm弾を装填。
HELLSING祭り@裏口


名も無きグール共を銃剣の無数投擲で串刺しにして刺して斬って叩き潰す
一体、二体、三体…
次々に塵に還し、殺し尽くす

「弱い!弱い!弱すぎる!!
 この程度か?この程度なのか!?
  クカカカカカカカカーッ!!」
349名無し吸血鬼:02/01/13 01:04
>344 ハインケル
何だあの神父!
ちくしょう、手下がどんどん減ってるじゃねぇか! 銀の弾丸なんて聞いてねぇぞ!
「てめぇら! 俺を援護しろ!」
グールじゃらちがあかねぇ! 俺は手下に神父の動きを牽制するように指示しながら、
神父の懐へ飛び込む!
350アーカード ◆aaRCARDU :02/01/13 01:04
>339>341 HELLSING祭り
VSストレイツォ、ネロ・カオス

ちっ! 五月蠅い奴だ。
(手刀を突き入れた手を取って、放り投げる)
……何? 何だアレは?
(一角獣、キマイラを認めて、そちらに拳銃を乱射)
面白い、新たな乱入者か!
351ウォルター(M):02/01/13 01:07
>331 エバンス・シュタイナー中佐(M)

「………」

感じた。
『強い』獲物の気配。
アレは並ではない。
武者震いに似た興奮が老紳士の身体を駆け巡る。

「セラス嬢、後は貴女の判断に任せる。
 命令は一つ…、『見敵必殺』! 行け!!」

そしてウォルターは、必殺の見えざる刃を敵に放つ。

(クラウニーハウス・廊下)
>349 VS名無し吸血鬼

どうやら銃撃戦では不利と悟ったか、目の前に吸血鬼が飛び込んできた。
「邪魔だ死ねぇ!」
一声そう叫びながら、その顔面へと突きを放つ。
>342>344>348
「……おっと、既に先客がいましたか。
闘っているのはアンデルセン神父と…ハインケル・ウーフー『神父』
でしたな。さて…、纏めて潰すとしよう」
「影鬼」達が、一斉にグールと戦闘中の二人に向けて襲い掛かる。
(その数10体程度、実はそう多くは無い)

(部屋裏口)
>342>344349>352 HELLSING祭り
名無し吸血鬼&グール軍団vsハインケル&アンデルセン(SSS)

ただひたすらにグールを切り刻んでいる

「ゲハハハハハハハハハハーッ!!」
>343 対アンデルセン
頭を打ち抜いた筈なのに
神父は何事もなかったかのように向かってくる。

「・・・再生者と言う奴か、ならは再生すら出来ぬ位にミンチにするまでだ」

ルークは銃剣をかいくぐりアンデルセンの懐に飛び込む。
そして、頭をつかみ壁に叩きつけようとした。
>341>350 HELLSING祭り
vsアーカードvsネロ・カオス

手を千切られたが、何も問題はない。
また拾いにいけばいいこと。

例の力が溜まってきたところで狙いを定める。
狙いはアーカードの眉間。喉。
が、その直後に巨獣が乱入してくる。
「何?あの怪物は!」
目標を獣の片方(一角獣)に定め、
スペースリパースティンギーイズ、を放った。
当たれば確実に獣を両断する。
357由美江:02/01/13 01:10
>345 アセルス

頭の中で神の意志がこだまする。殺せ、殺せ、目の前の敵をコロセ。

下から薙ぎ払うように斬り上げられた敵の刀に、自分の刀を絡みつかせるようにして
斬撃のベクトルを変える。そうして敵の一撃を受け流し、敵の刀が上方に泳いだところで
敵の刀の動きに釣られて上に上がっていた刀を、敵の脳天めがけて撃ちおろす。

「死ね」
裏口に回る途中の裏庭…。
奇妙なことに少女がとてつもない大筒を構えている。
「---ふむ。あなたも人ではないようですね」
清一色は少女------セラスに向き合った。
「少しは楽しませてくださいよ?あなたの痴態と殺意だけが我を満たしてくれるのですよ」
359改造教師 オオツキ:02/01/13 01:14
廊下の突き当たりにて応戦する警備兵達。
無数の銃弾が撃ち込まれるが、オオツキは上半身を地面と水平にまで傾け着弾面積を最小限に減らし、
サイバーアームと化した右腕でそれを完璧にガードする事で被弾を免れる。

「そろそろ私の番だな」

鋏状のマニピュレイターの左右より四本のアンテナ状部品が飛び出し、
それぞれの先端部分に球電が発生する。

「貴様等が私に勝てるという科学的根拠は無いのだ!」

放たれた4つの球電が大爆発を起こし、背後の壁諸共兵士達を吹き飛ばした。

「くっくっく…見たか!私のプラズマパワーは無敵だ!」

確かに彼は無敵であった。
少なくとも、吹き飛ばした壁の破片と黒焦げとなった死体をキャタピラで挽き潰し、
壁に空いた大穴に近付いたその時までは。
360名無し吸血鬼:02/01/13 01:14
>352 ハインケル
「うるせぇっ! 死ぬのはてめぇだっ!」
神父の突きをかわし、バヨネットで切り付ける!
そこへ・・・

>354 アンデルセン(SSS)
なっ・・・なんだぁっ?!
ちくしょう、なんだありゃ! あれじゃグールがいくらあってもたりゃしねぇ!
「おい俺だ! 残りのグールも全部出せ! やかましい! がたがた言ってねぇでさっさと突っ込ませろ!」
俺は後方に待機している仲間に通信を送った。
見てろよバチカンめ、皆殺しだ!!!
361改造教師 オオツキ:02/01/13 01:15
失敗してしまった。
>359 は >327 の続きだ。
>ヘルシング祭り
>351
ぞくり。
背後に凄まじい殺気を感じた。

向き直ると同時に、網状に「粘着糸」を張る。
それと同時に、天井の端に「粘着糸」を張り、飛ぶ。

「粘着糸」の盾が一瞬で切り裂かれた。

「・・・なるほど。キサマか、ウォルター・C・ドルネーズ」
宙に舞ったまま、「切断糸」を放つ。

「キサマの力!見せて貰うぞ、『死神』ウォルター!」

(クラウニーハウス・廊下)
>355 ルーク
 頭を掴まれた。
 ルークはそのまま壁に向かって突進する。
 二人は壁に激突し、アンデルセンは壁を突き破り広間に転がった。

(ルークは玄関に残留、アンデルセンは1F広間へ移動)

(1F広間)
HELLSING祭り@中庭
>359
「はわっ?!」

建物の壁が突如爆発して中なら奇怪なメカが現れる!
少なくとも味方では無い!

「ぶっとんじゃってくださいっ!!」

>359
に向かってハルコンネンの30mm爆裂鉄鋼弾発射!!
>350>356 HELLSING祭り
VSアーカードvsストレイツォvsネロ・カオス

一角獣はスペースリパースティンギーイズに両断、キマイラはアーカードの弾丸で
致命傷を負うが、死んだ直後黒い粘液に変化して突撃。 

「不死の王よ、我が一部と為るがいい!」

ケモノがやられた瞬間、身体を「混沌」に変化。
廊下の天井一杯に広がり、アーカードを押しつぶそうする。 
>360
名無し吸血鬼、ハインケル、アンデルセン、機械仕掛けの魔術師、閑間

「くっ……!」
とっさに急ブレーキを掛け、そのバヨネットをかわそうとするが、頬に切り傷が出来る。
と、突然通信を始めた吸血鬼を認め、そのまま二挺拳銃を乱射した。
「消し飛べぇ!」
367アセルス ◆AselsTCE :02/01/13 01:22
>357VS由美江

斬撃は弾かれた。
だがもとより、一太刀で勝負が決するとは思ってない。
予測の範疇だ。

私は振り上げた剣で、振り下ろされる彼女の刀を
横からぶつけ、半身になって避けた。
368ウォルター(M):02/01/13 01:23
>362 エバンス・シュタイナー中佐(M)

「チィッ、やりますな…」

敵の放つ『切断糸』を、自らの鋼糸で弾く。

   キュアン!

一種弦楽器めいた音色が辺りに響く。

「『糸遣い』ですか…、良いでしょう」

口許がニヤリと形作るのをウォルターは自覚しただろうか。

「シッ!」

避け辛いように、先ずは真直線に敵の五体を貫くように鋼糸を放つ!
>353>360>366 HELLSING祭り
機械仕掛けの魔術師&名無し吸血鬼@グール軍団
                       vsハインケル&アンデルセン(SSS)

人の形に漆黒の色、顔には大きく裂けた口だけが存在する化物が
グール共の増援に現れたが、大して気にせず切り刻む。
更に数対のグールが現れ、さながらグールが壁のようだ!

「弱い!!」首を切り落し
「弱い!!」口から脳天を串刺しにし
「弱すぎる!!」一振りで数対のグールとグールもどきを切り倒す

場所:裏口
370アセルス ◆AselsTCE :02/01/13 01:24
>367の場所・裏口(?)
371アーカード ◆aaRCARDU :02/01/13 01:26
>356>365 HELLSING祭り
アーカードVSストレイツォVSネロ・カオス

侵入者の数が多いな……。

拘束制御術式、三号二号一号、解放。
(四体の犬と化し、内二体が飛来する混沌を補食、残り二体がストレイツォへ向かう)

場所:玄関に続く廊下
372清一色(M) ◆PEK7SCYI :02/01/13 01:28
>>364
どうやら、交戦した相手が一撃で沈んだようだ…
「あの大砲には要注意ですかね…」
清一色はセラスに向けて巨大蟹を放った。
(まあ、気休めにもならないでしょうけど)
>アーカードと愉快な仲間達の明日なき戦い
>36アンデルセン
バイロン(ブルーソルジャー)乱入

混乱に乗じて内部に侵入。その時、1F広間いるアンデルセンが目に入った。
まずはこれから片付ける。

(H&KG3の安全装置を外す)
(フルオートで全弾発射)
(7.62mmの鉛弾の雨をアンデルセンに浴びせる)

(1F広間)
>ヘルシング祭り
>368 ウォルター(M)

常人では見えないであろう「鋼糸」
しかし、獣人たる彼の能力を持ってすれば、補足は可能。

「はっ!見える、見えるぞ、キサマの『糸』が!」

避けづらいように放たれた鋼糸を切断糸で弾く。
同時に、切断糸を五指全てよりウォルターに向かって放つ。
しかし、それはデコイだ。
本命は・・・床すれすれを行く麻痺糸!

(クラウニーハウス・廊下)
>369
「成る程……流石に『影鬼」程度では相手になりませんか。
では、これはどうかな?」
微かに笑みを浮かべ、「魔術師」は呟いた。
右手の五芒星が紅く輝き始める。
「我が前にユンゲス、我が後ろにテレタルカエ、右手に剣、左手に盾、
我が周囲に五芒星は輝き、石の中に六芒星が据えられたり……
来たれ、”ベルゼバブの剣”」
呪文のような物を唱え、指揮棒でも動かすかの如く、軽やかに腕を振るう。
単分子ワイヤーの攻撃が、周囲のグールもろとも、
イスカリオテ機関の神父たちを急襲する。
>373
ここの>36は>363の間違いだ
HELLSING祭り@中庭
>372
「なにっ?蟹っ?」

なんだか判らないが向かってくるなら敵よっ
巨大な連射銃で発砲!
吹き飛んだアンデルセンが戻ってくる気配はない。

「フン、逃げたか・・・まあいい、こちらは本来の仕事に行かせてもらう」

ルークは玄関をくぐり邸宅へと入っていった。

(玄関→廊下へ)
>373 バイロン
 あの吸血鬼には不覚をとった。
 すぐさま後を追おうとするが別の化物が現れたようだ。
 斧を盾に、地を這うようなダッシュで懐に入る。
 銃剣を腹部に突き出す!

(1F広間)
>365>371 HELLSING祭り
vsアーカードvsネロ・カオス

確かにあの獣を切り裂いた。
もう片方はアーカードが撃ち殺した。
しかしその死体は止まる事を知らず押し寄せ、
黒い粘液となってわたしとアーカードに殺到する。

「無駄だ!」

瞬時に飛び退くが、脚に粘液の塊がのしかかる。

「おのれ!容赦せんぞ!!」

捕らえられた脚を引き千切ると、
目の前には複数の目を持つ犬がいた。

奴は・・・・・なんだ?

片足で飛び上がり犬の頭をまたも片手で殴り飛ばす。
反動で飛び退き、左手を回収。
粘液は犬が喰おうとしている。
それまでの辛抱だ。脚を回収するのは。
自分が思っていたほど奴は尋常でない。
もう一人の乱入者にも気づかず、わたしは犬にラッシュを叩き込んだ。
381由美江:02/01/13 01:37
>367 アセルス 場所:裏口

鋼同士がぶつかるいやな音とともに、わたしの袈裟懸けの一撃ははじかれた。
化物にしてはやるじゃない。

間合いが離れたのをさいわいに、わたしは体を立て直す。中段に構え、敵の出方を
窺う。体中の血管を高揚感が駆け抜けた。

「あはははは、来い。お前を切り刻んで血まみれの肉塊に変えてやる」
>>377
砲撃一撃、蟹の式神は地に伏せた。
「おやおや、一発で終わりですか…これではケレン味に欠けますね」
清一色は左耳のピアスを耳たぶごとちぎりとり、式神に力を与える。
「さあ…行きなさい…彼女に愛をこめて」
>アーカードと愉快な仲間達の明日なき戦い
>アンデルセン(大殲)vsバイロン(ブルーソルジャー)
>379 アンデルセン(大殲)

(腹部に向かってきた銃剣を避けずに受ける。)
(腹筋に力を入れて銃剣を抜けなくする)
速い。見事だ。

(デザートイーグル50AEを抜くとアンデルセン(大殲)の頭に押し付ける)
(発射音が一つに聞こえるスピードで全弾発射)

(1F広間)
384ウォルター(M):02/01/13 01:42
>374 エバンス・シュタイナー中佐(M)

(弾いてばかりでは、勝負になりませんな)

思考、即行動。
ウォルターは敵の予備動作から、ほぼ攻撃の来るタイミング、軌跡は読める。
…伊達に自ら鋼糸を操っている訳ではない。

(ならば)

タ、タン、と軽いサイドステップ。
少し斜めより、敵の糸に自らの鋼糸を絡める操作。
直後、絡むと同時に急激に後方に引き込む!

敵が姿勢を崩せば、その隙を突く戦法。

(クラウニーハウス・廊下)
>382
「はわっ死んだかな……?」
と蟹を覗き込んだところに別の式神が飛び込んできた。
「ひゃあああ!!!」
尻餅をつきながら13・7mm銃を連射!
386閑馬永空:02/01/13 01:45
>ヘルシング祭り
>375 VSアンデルセン(SSS)&ハインケルVS名無し吸血鬼
   VS「機械仕掛けの魔道士」

 奴怒土度呑ッ!!

 警備兵たちを二つ、あるいは三つ以上の肉塊に変え、閑馬は裏口から進入した。
「あれは――目標の切支丹伴天連どもか」
 狂える神父が化け物の群れと斬り結んでいる。
 妖しの男もいたが、取り敢えず無視することにした。
「意趣遺恨はないが、主らの命、頂戴する」
 アンデルセンに馳せ寄ると同時にたばしるは邪剣・井上真改蟲殺。下方より跳ね上がった刃は首筋へ!

 場所:裏口 
>371>380 HELLSING祭り
アーカードVSストレイツォVSネロ・カオス

vsアーカード
二体の使い魔が、混沌を捕食したが、同時にこちらが捕まえたと同義だ。
「混沌」が虎、豹に変化してお互いに貪り合う。
 
「この程度か不死の王、本気を見せてみろ!!」
 
vsストレイツォ
混沌に取り込む瞬間、自ら足を切り離し離脱した。
そのまま足は飲みこまれ、咀嚼された。

「判断は見事だが、まだ甘い」
 
犬に攻撃をしているストレイツォの背後から、足を飲みこんだ
混沌が灰色熊に変化して襲いかかる。
  
>383 バイロン

 頭半分を吹っ飛ばされ床に転がる。
「ガ・・・カハッ・・・・・・クハハハハハ!」
 体を痙攣させながらも口からは笑いが漏れる。
 アンデルセンは倒れたままさらに銃剣を投げつけた。

(まだ頭部は損傷中)

(1F広間)
>384 ウォルター(M)
放った糸は全て読まれている。
(さすがは『死神』・・・伊達ではないな)

牽制のためにはなった糸が、絡め取られた。
そして、糸が引かれた。

(くっ!体勢を崩す気か!)

普通であれば、体勢を崩す。
それを避けるには糸を切るしかない。
しかし、それでは隙が出来る。

(ならば、こうだ!)

人外の反応で引かれると同時に自ら宙に舞う。
天井すれすれを行き、ウォルターを飛び越える、その瞬間。

(知覚出来ねば、回避も出来まい!)

粘着糸を四本発射、四肢を絡め取ろうとする!

(クラウニーハウス・廊下)
>アーカードと愉快な仲間達の明日なき戦い
>388 アンデルセン(大殲)

!?
(驚きのあまり反応が一瞬遅れる)
(全身に銃剣が突き刺さる)
(盛大に床に倒れる)

・・・なるほど。お前も不死身か。
(なんとか立ち上がる)
(腹からアンデルセンの銃剣を抜き、両手に持つ)

久しぶりに楽しめそうだ。

(1F広間)
391アーカード ◆aaRCARDU :02/01/13 01:54
>380>387 HELLSING祭り
アーカードVSストレイツォVSネロ・カオス

(ストレイツォと交戦している犬の背中から二本の腕が生え、二挺拳銃乱射)
(混沌を補食した二体の犬が、合体してアーカードと化し、混沌の獣を素手で引き裂き続ける)
混沌、如何ほどの事もあらん!

……どうやら、館全体で交戦しているようだ。
行け。
(犬を一体、屋敷内の偵察に放つ)
392アセルス ◆AselsTCE :02/01/13 01:55
>381VS由美江

「ふ・・・それはこちらの台詞だ。忌々しき狂信者が」
呟き、こちらも剣を構えなおす。

数瞬の後。

私は一気に間合いを詰め、フェイント気味に袈裟斬り。
さらに返す刀で逆風(真下)から斬り上げた。

場所:裏口
393改造教師 オオツキ:02/01/13 01:56
>359 >364 ヘルシング祭り
vsセラス・ヴィクトリア(廊下突き当たり、中庭前)

壁の大穴より外に顔を出した瞬間、爆音と共に腹部に大穴が空いた。

「…な…あぁ?!」

下半身をその場に残し、生身部分のみが後方へとちぎれながら落ちて行く。
彼は最期に見た物は、自分を吹き飛ばしたと思われる大砲と、
既に別の攻撃目標へと向かっている若い娘の姿であった。

「な…なぜ…私が…負けるのだ……なぜ……
 貴様の様な…小娘…などに…私が負け…る科学的…根拠…は…無い…という…の…に……」

その断末魔と共に、自らの右腕と下半身の爆発により、
改造教師オオツキは跡形も無く消え去った。

(改造教師 オオツキ、リタイア)
394西洋神魔レムニア:02/01/13 01:57
正直、あのイノヴェルチとか言う連中は胡散臭い。
人間世界の権力争いなんかどうだっていい。でも、あそこには興味が
ある。人間の最強の飼い犬・アーカード。あいつと戦う大義名分ができ
るんなら。

木々の間を渡りながら、警備の手薄なところを探す。
東洋人のシスターと妖魔が切り合いをしている、ここが今いちばんの
手薄なところかな?
短弓を手に、木の上から狙いをつける。

場所・裏口近く
>390 バイロン
 両手を床につき、跳ね起きる。
「化物め、くびり殺してやる」
 コートの下から護符付きの銃剣を取り出し、バイロンの周りに投げる。

(床や壁に刺さることで吸血鬼が超えられない結界を張る)

(1F広間)
>387>391 HELLSING祭り
vsアーカードvsネロ・カオス

・・・・・!
犬の背から生えてきたのは二本の腕、二挺の銃。
二挺拳銃が、わたしの肩ごと腕を、
腰の半分を抉り取っていく。
まずい・・・・・・このままでは・・・・
すかさずスペースリパースティンギーアイズを放つ。
頭部がミンチにでもならない限りわたしは死なない。
そこへ、背後からグリズリーが襲い掛かってきた。
動きは速いが、片足のわたしでも避けられる速度だ。
飛び退き、またもや眼から体液を放つ。
グリズリーを袈裟懸けに断ち切れるように。
>アーカードと愉快な仲間達の明日なき戦い
>395 アンデルセン(大殲)

無駄だよ。おれは人間だ。
(あっさりと結界を越える)

・・・誰かと戦い、勝つ。相手が強よければ強いほど勝利の快感は大きい。
いくぞ、再生者。
(一気に間合いを詰め両手の銃剣で斬りかかる)

(1F広間)
398名無し吸血鬼:02/01/13 02:02
HELLSING祭り
名無し吸血鬼VSハインケルVSアンデルセン(SSS)VS機械仕掛けの魔術師VS閑馬永空

>366 >369 >375 >386

「うがっ!」
やられた! 通信してるスキに神父の銃弾が俺の足に食い込む!
ちくしょう、この痛みは銀だ! こいつ、ただの神父じゃねぇ!
そう思った瞬間、何かの気配がとんでもない速さで近づいてくる!
「ぅおっとおっ!」
とっさに身をかわした俺の周囲で、グール共がスライスされる!
「なんだぁ! なにがどうなってやがるっ!」
笑ってるイカレ神父にはサムライみたいな格好のヤツが切りかかってるし、
ホントにここはイギリスなのかよ?
その時、増援のグールが大挙してなだれ込んできた!
「遅ぇぞてめぇらっ! このイカレた連中を蜂の巣にしろっっ!!!」
目標なんて選んでるヒマはねぇ! 皆殺しだ!
俺の言葉に合わせて、無数のマシンガンが一斉に火を噴いた!!!
399名無し吸血鬼:02/01/13 02:03
>398
場所記入漏れ。
裏口付近ね。
400ウォルター(M):02/01/13 02:04
>389 エバンス・シュタイナー中佐(M)

(狙いは、『体勢を崩す』若しくは『拮抗状態の変化』、でしたがね)

敵がウォルターの引き込む動作に合せて跳ぶ!
判断は一瞬。
その一瞬が生死を別つ…。
過去に数え切れないほど経験した事。

(闘いの年季、教育してさしあげましょう)

ウォルターは自らも前方へ跳ぶ。
だが、背を地に向けて、地面擦れ擦れに。
そして空中で避けようの無い敵に向けて、捻りを加え鋼糸を撒き付ける動作!
その瞬間敵の『糸』も自らに絡み付くが、ほぼ同時。


…敵の着地と同時に、四肢を切断出来る筈。

(クラウニーハウス・廊下)
401クロムウェルの犬:02/01/13 02:08
館内を嗅ぎ回る。目標を見つけた様だ。
目標へ向けて歩き出す。
>369>375>386>398
名無し吸血鬼、ハインケル、アンデルセン、機械仕掛けの魔術師、閑間

これは……見えない斬撃? 鋼糸の類か?
見えないのなら、頼れるのは勘のみ。
直感に頼って紙一重でかわす。
……髪の一房くらいはくれやる。

体勢を立て直し、改めて吸血鬼へと向かおうとした瞬間。
新たなグールの集団の銃撃が襲いかかってきた。
「……のやろぉっ!」
必死で走り抜けながら、吸血鬼の後ろへと走り込んで銃弾の飛び交う方へと蹴り出した。
>397 バイロン

「人間だと? 異端共は人間ではない」
 両手に銃剣を持ち、バイロンに正面からぶつかる。
 鍔迫り合いの状態が続く。

 力押しでは無理だと分かり、アンデルセンは鍔迫り合いの体制のまま
蹴りを放った。
 狙いは「股間」

(1F広間(結界により吸血鬼は素早さが激減))
HELLSING祭り
機械仕掛けの魔術師&名無し吸血鬼@グール軍団&閑馬永空
                       vsハインケル&アンデルセン(SSS)
>369>386>398>402

突然飛び込んできた男―――閑馬永空の刀を銃剣で受け止め
返す刀で相手の腕の肉を牡丹の花のように削ぐ
更にそのまま、心臓を突き刺そうと狙った―――だが、その時
目に見えない何かが周囲のグールを切り裂きつつ迫る
これは!?

「ワイヤーか!!」

さっと、その正体を見極め銃剣で切り落そうとするが…
銃剣が豆腐のように切断される。
謎のワイヤーが銃剣を切断し、更に切りつけた銃剣を切断し、
更に素早く取り出し斬り付けた銃剣を切断し切断し切断し切断し勢いが無くなった。

私はその勢いを無くしたワイヤーを素手で掴むとワイヤーを操るものを引っ張りこんだ。
銃弾の嵐の中、飛び散るグールの肉片も自身をえぐる銃弾も気にせずに。

「グール共の影に隠れてないで出て来い化物(ミディアン)!!」

場所:裏口
>400 ウォルター(M)
(ちっ!)
糸を放とうとした瞬間、『死神』も糸を放つ。
空中にあっては回避出来ない。
慌てて切断糸を放ち、幾本かは相殺する。
しかし、全てを捌ききれるはずもなく・・・

着地と同時に、捻りを加えられて絡みついていた鋼糸がその威力を発揮した。
すなわち・・・両腕の切断。

「ぐああああああああああああ!!!!!!!」

その鋭利すぎる切れ味に、再生が阻害される。
エバンズ・シュタイナー中佐は激痛の為、無様に床に転がった。

(クラウニーハウス・廊下)
406清一色(M) ◆PEK7SCYI :02/01/13 02:13
>>385
蟹は13.7mm弾を関節に受けて機動力を失う。
「さて………少しは楽しめそうですね」
清一色は袖から麻雀牌を取り出し式神に変える。
(からくり人形。種を発射し命中した相手を木に変える。トリップ判定。
数字が出たら種が命中。
>455に向けて始動)
「こちらの方も…」
セラスの手にあったハルコンネンを蹴飛ばしセラスを組み敷く。
「さあ、抵抗してください…あなたの殺意を我に見せてください…」
>391>396 HELLSING祭り
アーカードVSストレイツォVSネロ・カオス
 
引き裂かれた猛獣、袈裟懸けに断ち切れた灰色熊を全てかき集め
ネロ・カオスが不死の王と対峙する。

「このままでは、面白く無い」

混沌の全てを極限まで凝縮し自らを最高のケモノと成す。
 
「付き合ってもらうぞ、不死の王!!」
 
人の形をしたケモノが、これまでとは比較出来ない、力と速度で
爪をアーカードのたたきつける。
 
(ストレイツォはアーカードを挟む形で対峙している。) 
408由美江:02/01/13 02:20
>392 アセルス

「狂信者ね。褒めてくれるなんてありがたいわねっ!」

上段からの敵の斬撃を受け止める。華奢な体つきに似合わず、手首にしびれを
残すほどの強烈な斬撃だ。しかし、大したものではない。

そう思ったのが油断になった。

下からの一撃をわたしはよけきれなかった。修道服の裾が切り裂かれ、左腕に
赤い線が走る。だが、かすり傷のようだ。戦いに狂った脳は痛みの信号を受けつけない。

「おおおお」

伸び上がった敵の胴に向かって横殴りの一撃を加える。そのとき、頭の片隅で
警報信号がなった>394
>アーカードと愉快な仲間達の明日なき戦い
>403 アンデルセン(大殲)

両膝をあわせ蹴りを防ぐ。
しかし、蹴りの威力で体制が崩れる。

アンデルセンの残像さえ生じるほどの素早い斬撃。
それを銃剣で受ける。
受けた角度が悪くバイロンの銃剣が破壊される。
その一撃はバイロンの右肩を深々と切裂いた。

「!やるな。」
アンデルセンの腹を蹴りつけて、その反動で間合いを取る。

(血が疼く。血が耳元でささやく。)
デザートイーグル50AEを抜き連射。

場所:1F広間(結界により吸血鬼は素早さが激減)
410ウォルター(M):02/01/13 02:26
>405 エバンス・シュタイナー中佐(M)

「ぐああああああああああああ!!!!!!!」

敵の悲鳴。
即ち、ウォルターの攻撃の成功。
背中側から跳躍の勢いで地面を滑っていたウォルターは素早く跳ね起き、
戦果を確認。

敵の両腕の消失。

反撃の隙を与えぬ内に止めを!
ウォルターは思考と同時に、両腕を振るう。
…指先に『死神』を載せて。
終えざる刃が、首、胴体、両脚に絡み付く。

「チェック・メイトですな」

そして同時に強く、鋭く、両腕を巻き込む!

(クラウニーハウス・廊下)
411アーカード ◆aaRCARDU :02/01/13 02:26
>396>407 HELLSING祭り
アーカードVSストレイツォVSネロ・カオス

(犬の背中から生えていた二本の腕が蝙蝠と化し、その背中から腕を生やしている)
(宙を舞いながら、ストレイツォに向けて引き金を引き続ける)

それがおまえの全力か、混沌よ!
(手刀を爪に向けて振り下ろし、真っ正面から受けて立つ)
断ち切ってやろう、おまえの全てを!
>409 バイロン

「そんな玩具でこの俺をどうにかできると思っているのか?」
 銃弾を物ともせずに再び接近。
 首を掴み、吊るし上げる。
「地獄に落ちろ。Amen!」
 バイロンの首が嫌な音を立てた。

(1F広間(結界により吸血鬼は素早さ激減))
413西洋神魔レムニア:02/01/13 02:30
ヘルシング機関襲撃

>392、>408

弓の狙いを定める。あのシスターを射殺して、あとはあの妖魔と交渉だ。
弦を引き絞り、今まさに喉を射抜かんとした瞬間、銃声が響く。
流れ弾の数発が足場にしていた枝を砕き、転落してしまう。
「!」
とんでもない失策だ。兄さんが見ていたら何というだろうか!
あわてて弓を構え直すと、シスターとの間合いを取る。

場所:裏口
英国 バトルロイヤル
>398>402>404
凶悪な切れ味を持つ単分子ワイヤーが、一挙に迫る。
だが、ハインケルはその気配を第六感で感じたのか、
その美しい髪を一房斬り飛ばしたのみに終わった。
アンデルセンはワイヤーを捉えようと、銃剣を必死に振るうが、
すべてワイヤーの切れ味に負け、切り刻まれていく。
二人の周囲にいた食人鬼共は、既に粗方肉片と化している。
だがその時、リーダーらしき吸血鬼の号令で、
後衛のグールが雪崩れ込んできた。
一斉にマシンガンを構え、発射(ファイヤ)。
まさしく銃弾の雨が、「魔術師」に向けて降りそそぐ。

「無粋な……お前達は邪魔だ」

その「雨」は、全て「魔術師」の身体に当たる直前で停止していた。
”アスモダイの盾”……強力な電磁場によるシールドだ。
そしてそれらの銃弾は、全て180度方向を転換して、
グールの群れへと逆戻りする。
食人鬼達は瞬く間に肉塊へと還っていった。
「魔術師」が余裕の笑みを浮かべた…その瞬間。

強い力に、身体が引っ張られた。
「!?」
初めて「魔術師」の相貌に、驚愕の色が浮かぶ。
見ると、アンデルセン神父が、勢いを失った単分子ワイヤーを掴み、
それごと自分の身体を釣り上げたのだ。
…銃剣を振るっていたのは、ワイヤーの勢いを殺す為。
成る程、考えた物だ。「魔術師」の驚愕は、直ぐに愉しみへと変わる。

「……流石です、『天使の塵』。ですが、詰めが甘い」
言って、左手を軽く振るう。
背後から迫っていた単分子ワイヤーが、神父の左腕を根元から
瞬時に切り落とした。
>407>411 HELLSING祭り
vsアーカードvsネロ・カオス

立て続けに銃弾を喰らい、わたしの体はバラバラに吹き飛んだ。

やけになり最後の体液投射を彼らに向け放つ。

だが、それは悪あがきだ。もうわたしに勝ち目はない。
しかしなお、肉体は再生しようと蠢いているらしい。
もう十分だ。これ以上闘う必要はない。
若返り、貴様と戦ったことは何にも勝る幸福だったぞ。
アーカード!醜く老いさばらえるより、この充実感を持って
地獄に行く事を選ぼう。・・・・・・・さらばだ。吸血鬼アーカード。

ストレイツォ リタイア 再起不能
両腕、両足、そして首と胴体。
バラバラの肉の塊になったそれを見やり、ウォルターは背を向けた。
刹那。
床に転がる切断された腕から糸が奔る。

危うく回避するが、少々かすったらしく、血が零れる。

「ゲラゲラゲラ!こんなもので、私が死ぬとでも思ったか?耄碌したものだな、『死神』!」

まるでタチの悪い悪夢のように。
首が、しゃべっていた。

「そしてこの状況で躱せるかぁ!私の糸を!」

床に転がる腕、足、首から無数の切断糸がウォルターに向かって奔る!!

(クラウニーハウス・廊下)
417アセルス ◆AselsTCE :02/01/13 02:39
>408VS由美江

逆風からの太刀は相手にかすり傷を負わせる程度に終わった。
そこへできた隙に、彼女は横薙ぎに斬りつけてきた。
とっさにバックステップするが、避けきれない。

「・・・痛ッ・・・」

彼女の刀が胴をえぐる。
傷は浅く、いずれ再生するだろうが・・・失血は免れない。
妖魔の青い血が流れ出す。

「く・・・おのれ・・・!」
再び斬りつけんと剣を構えたその時、あたりに銃弾が降り注いだ(>398)

狙いの定まっていないらしい弾を避けるのは難しくなかったが、
おかげで間合いが開いてしまった。

・・・視界のすみに、西洋神魔の姿が見えた(>394>413)

場所:裏口
>アーカードと愉快な仲間達の明日なき戦い
>412 アンデルセン(大殲)

頭に血液が回らなくなり、急速に視野が狭まる。

右腕を軽くひねると、そこからナイフが飛び出す。
一瞬でバイロンを吊るし上げている手首を切断する。
地に脚が着いた瞬間に、ナイフを投げた。
これはフェイント。

すぐさまアンデルセンの顔面に本命の左拳を打ち込む。
そのまま顔面を左手でわしづかみにする。
強引に宙に持ち上げ、右の手刀を腹に叩き込む。
腸のぬめりつく感触を掌に感じると、そのままそれを引きずり出した。

場所:1F広間(結界により吸血鬼は素早さが激減)
>.416
廊下に出て男と執事を見る。男がバラバラだ。
飛び出して糸の出る腕を噛み砕く。
味を確かめる様に。

(クラウニーハウス・廊下)
HELLSING祭り@中庭
>406

「うわ、うわ、うわあッ」

清一色があたしの体を押さえつける、間接がきしみ、耳元で荒い息が……。

清一色「悔しいですか?人の道を外れてまで手に入れた力が役に立たなくて…
     あなたの選んだ道など、最初から間違いだったのですよ…
     我の心を満たす呪詛で吐きながら逝ってください…!」

その手がセラスの首にかかりギリギリと締め上げる。

「…………………………」

セラスの手をねじ上げる清一色の手にゆっくりと抵抗する力が増えていく、
そして完全に振りほどく首にかかった手をねじ上げ、清一色の体重をものともせずに
立ち上がった。
421清一色(M) ◆PEK7SCYI :02/01/13 02:48
>>420
突然、我の体が持ちあがった。
「なんですと…?!本当の力を発揮したというのですか!ははっ…はははは!
素晴らしい…なんとも素晴らしいですよ、あなたは!」
清一色は飛びのきざま点棒を投げつけ、刀を抜く。
>418 バイロン

「がふっ、げほ・・・カカカカカカカカ! まだやるか、異端」
 だが、バイロンの体にはもう力が残っていないようだった。
 腸を引きずり出している右手を掴むと、力任せに握りつぶす。
 顔面を掴む左手を捻り、へし折る。
 そして、顔面に斧を叩き込む。
 頭部が真っ二つになり、バイロンは脳髄を撒き散らしながら後ろに倒れ
た。

(バイロン戦闘不能)


 アンデルセンが腸を体の中へ戻すとすぐさま傷は回復した。
 だが、少々血を失い過ぎたようだ。
 息を整え、辺りの気配を探る。


 誰かが近づいてくる。

(1F広間(結界で吸血鬼の速度は激減))
>411>415 HELLSING祭り
アーカードVSストレイツォVSネロ・カオス

真っ正面から叩きつけられた手刀が、ケモノの爪を打ち破る。
腕が弾け飛び、肩が砕ける。

「ガガガガアアアアァァァァァ!!!!!!」
「チェックメイトだ、混沌よ」

だがそのまま、弾け飛ばされながら混沌のケモノが叫んだのは、
悲鳴では無く歓喜の声。

「見事だ、それでこそ取り込む価値がある」

最後まで付き合ってもらうぞ、生き残るのは一人で良い。
 
「我が内なる生命系統樹には、貴様を超える命が在ると知れ!!!」

全力で固有結界「創世の土」を練り上げ、不死の王を襲う。
「拘束制御術式」と「創世の土」お互いに食い合い、打ち消そ合う。
それは、まるで蠱毒の如く、真に強い者だけが生き残る
424閑馬永空:02/01/13 02:54
>ヘルシング祭り
 VSアンデルセン(SSS)&ハインケルVS名無し吸血鬼VS「機械仕掛けの魔道士」
 >398>402>404>414

 神父の一撃に合わせて刀を突き入れようとした閑馬は、突然背後へ飛びずさった。
 だが、不可視の刃はその体を切り裂く。
 何だこの手妻は? これは――糸か!
 神父は糸と格闘している。千切れ飛ぶ銃剣が煌く。
 先ほどの男が何か怪しげな呪文を唱えていたようだ。これは奴の仕業か。
 伴天連は後回しだ。まずはあの手妻使いから。
 閑馬は走り出した。生ける屍どもが放つ銃弾の雨が迎え撃つが、閑馬の疾走は止まらない。
 朱に染まった体のそこかしこで、回虫のような蟲たちが蠢く。主人の疵を癒す為に。
「とはいえ――この種子島、少々効くぞ」
 男に向かって行った神父の左手が落ちた時、弾丸で右頬を吹き飛ばされた閑馬はふわりと跳躍した。そのままアンデルセンを飛び越す。
 落下しながら、閑馬は男に一刀を振り下ろした。

 場所:裏口 
425由美江:02/01/13 02:55
>417 アセルス

わたしの一撃が敵のわき腹に吸い込まれた。あふれ出す青い血。

「あははは、見たかこの化物」

その時、銃の発砲音とともに銃弾があたりに撃ち込まれた。わたしは舌打ちを
すると回避したが、数発の銃弾が体をかすめる。

頬に生暖かいものが流れる感触があった。銃弾がかすめていったらしい。口の
そばまで流れれて来た血を舌先でなめとると、口の中に錆臭い匂いと、塩辛さが
広がった。わたしの中にある狂気がさらに増大する。

どさり、という音がして、黒マントをつけた少年が木から転がり落ちるのが見えた>413
なんだか知らないが、わたしの前に立ちふさがるものはすべて敵だ。敵は殲滅するのみ。

(場所:裏口)
426シド・デイビス(M):02/01/13 02:56
>313→>422 VSアンデルセン(大殲)

  玄関から少々移動した、広間の扉の傍――
  扉の影から拍手の音―――現れたのは黒衣の神父。

・・・フフフ、全く持っテ見事ですネ。
流石はイスカリオテ機関が誇ルエージェントでス。

ですガ、あなた達のお陰で私達が送りこム悪魔が倒されているのモまた事実。
――――申し遅れましタ。私、シド・デイビスといいまス。
早速ですガ、あなたにハ死んで頂きましょウ。

  『マハ・サイッ!!』

念動波の爆砕が突き進む!!

*PLACE:1F広間(結界持続中)
 MAGIC:マハ・サイ
427ウォルター(M):02/01/13 02:57
>416 エバンス・シュタイナー中佐(M)

「!」

少し戦場を離れていた為だろうか、詰めが甘かったようだ。
そう、敵は化物(フリークス)だったのだ。

思考=行動。
身体は即時に反応する。

切断され散らばった敵の肉塊から吐き出される『糸』。
だが、精度が甘い。

「見縊られたものですな、その目は節穴ですかな?」

   ゆらり…

その動きはまるで風。
だが、柳の撓る如く、避ける、避ける。
同時に致命傷と成り得そうな攻撃は自らの鋼糸で弾く。

「生き汚さは恥ですぞ!」

攻撃の隙を縫って、地面に転がる頭部に二重、胴体に五重に鋼糸を絡める。
そう、化物(フリークス)は心臓を潰さねばならない。

   キュバッ!

ウォルターは躊躇の欠片も無く頭を三分割、胴体を六分割する。

>419
「おお、アーカードの『犬』かね。
 まずは、バラした心臓から喰いたまえ。そうすればもう復活はしないだろう」

(クラウニーハウス・廊下)
428アーカード ◆aaRCARDU :02/01/13 03:00
>415>423 HELLSING祭り
アーカードVSストレイツォVSネロ・カオス

(ストレイツォの体液で、銃を撃っていた蝙蝠二体が消滅、ガシャッと音を立てて拳銃が地に墜ちる)

ほう、それが混沌の真の力か。
……どうやら、おまえの血は不純物が多くて酷く不味そうだ。
まぁいい、ならば丸ごと補食してやろう。

おまえは闇のエサだ。
(瞬時に闇が広がり、創世の土ごと混沌を飲み込もうと殺到する)
>426 シド

 気配は察知していたので直撃は食らわなかった。
 床や壁の破片がアンデルセンの体に傷をつけるが大したことではない。
「ふん、魔術の類か?」
 牽制の銃剣を4本投げつけ、それを追って一気に間合いを詰める。

(1F広間(対吸血鬼結界))
>427ウォルター(M)
必殺の攻撃・・・そのはずがたやすく躱された。
それに驚愕する間もなく、それこそ必殺の鋼糸が迫る。

躱すことなど叶うはずもなく、心臓・・・そしてそこにある『核』が切り裂かれる。

「・・!」

断末魔の悲鳴すら上げられず、
エバンス・シュタイナー中佐は今度こそ本当に、肉塊になった。
・・・『犬』が喰らうただの『餌』に。

(エバンス・シュタイナー中佐・・・死亡)
431西洋神魔レムニア:02/01/13 03:02
ヘルシング機関襲撃

>417 >425

完全に気づかれた。
『・・・どうせ僕はまだまだ半人前だ!』
悔しさのあまり顔がかっと熱くなる。矢を幾本も掴み取ると、短弓を
めくらめっぽうに連射しながら横すべりに移動する。
「くそっ邪魔だ!死ね東洋人!!」

場所:裏口
>427 >430 ウォルターへ
ルークの視界に入ったのは敵を細切れにする老人の姿だった。

「ウォルター・C・ドルネーズ、かつて死神と呼ばれた男か」

そして弟を破った男でもある。

「アーカードではないが奴もまた殺さねばならぬ相手・・・なら!」

ルークは身を屈めると一気に廊下を駆け抜けた。
間合いを詰め一気に決めるつもりだった。

(クラウニーハウス廊下)
>421
セラスは無言のまま点棒をかいくぐる様に清一色に迫ると刀を抜いたばかりの
手首を左手で掴みあげる!

そのまま右の手刀を腹に叩き込む!

刀を持つ手首を引きちぎり、刀と共に投げ捨てる!!

左の拳で頭を粉砕する!!

それだけの事を瞬く間にやってみせた。
434シド・デイビス(M):02/01/13 03:08
>429 VSアンデルセン(大殲)

  銃剣が容赦無くこちらに襲いかかる!
  それを・・・・

甘いですヨッ!

  あお向けに後ろに倒れこみ、限界まで身を低くして回避する!
  さらにその体制から手をバネにして飛び上がりつつ、
  向かってくるアンデルセンに構えを取る!

さア!仕掛けテ来なさイ!

*PLACE:1F広間(結界持続中)
 ACTION:相手の出方を見る
>>433
清一色には「痛み」という感覚は無い。
式神としていきながら得たあの日から。
だが、感覚として意識が覚えている。猪悟能によって腹をえぐられた
生涯最後の痛みだけは。
セラスの暴力は清一色にそれを思い出させるだけの十分な力を持っていた。
砕けた頭で言葉をつむぎ出す。
「まったく素晴らしい………さあ、我にとどめを刺しなさい…
これほどまでとは…まったく予想できませんでしたよ…」
残った手で腹から抉り出された麻雀牌を指差す。
「…まったく、あなたも猪八戒と同じ生きる匂いしかしない偏屈な偽善者ですね…
そんな相手に二度も殺されるのですから…我も…」
436アセルス ◆AselsTCE :02/01/13 03:14
>425VS由美江
乱入>431レムニア

少年の姿をした西洋神魔があのシスターに攻撃し始めた。
おかげで私は彼女の注意から外れたようだ。
・・・だが、あのままでは遅かれ早かれ彼はシスターに殺されるだろう。

駒は多いに越したことはない。
私は彼を援護するように、再びシスターとの間合いに入り、
彼の攻撃に合わせて斬りつけた。

場所:裏口
437清一色(M) ◆PEK7SCYI :02/01/13 03:14
>>435
セラスが狂気に満ち溢れた笑顔を張り付かせて麻雀牌を踏みにじる。
「ああ…我も…満たされましたよ…」
式神としてつなぎとめた命とともに肉体は崩れ落ちて行く。

清一色はかりそめの命に終止符を打たれた。
(清一色 破壊につきリタイア)
>434 シド

 まずは頭を狙った左の斬撃、そして立て続けに胴を狙った右の斬撃。
 両方とも相手は奇妙な動きで回避した。
 アンデルセンは銃剣を振る勢いそのままに一回転する。
 そして再び突き出された右手には首切り鋏が装着されていた。

(首切り鋏で首を狙う)


(1F広間(対吸血鬼結界))
>428 HELLSING祭り
アーカードVSストレイツォVSネロ・カオス

全てを内包する混沌と、全てを飲みこむ闇、どちらが真に深遠な力を持つのか。
それは解らない、唯この戦いにおいて、勝利したは闇であったようだ。
闇の中で「混沌」は思う。
 
「これが私の死か、だが・・・永遠には辿りつけたか?」
 
闇が全てを飲みこんだなら、闇の力となって混沌も永遠に在り続けるだろう。
混沌はそう考えた・・・たとえ意味の無い夢想だとしても・・・。
   
 ネロ・カオス END
>432
犬の形を留めずに死体に覆い被さる。
嫌な音が響く。がりがりがりがり。
まだ客のようだ、低く笑いながら襲い掛かる!

(クラウニーハウス廊下)
441???:02/01/13 03:17
襲撃を受けたのはクラウニー・ハウスではなかった。
某英軍基地。
もはや生者の気配は無い。
いるのはミレニアムの兵隊、人でなしの戦争狂共と、
そして彼らに食われた喰屍鬼共だけ。

基地の最下層。
幾重にも厳重に閉ざされた牢獄。
ここに彼らミレニアムの目的の物はある。
「アレ」は元々は彼らの物。
それを取り返しに来たのだ。50年の月日を越えて。

吸血鬼達が分厚い鋼鉄の扉の前に近づく。
そのときだった。
不可視の力が扉を吹き飛ばした。
巻き込まれた吸血鬼達もまた細切れになって散らばる。
無邪気な笑い声が牢獄に響き渡った。

「あははは! これって殲争? 殲争なのかなー?
殲争はね、『そーとー閣下』が遊びだって言っていたから
いっぱいいっぱい殺して良いんだって!
だからコオネ、いっぱいいっぱいいっぱーーい殺すよー!」

牢獄から出てきたのは幼い少女。
少女はけたたましく笑いながら、右手を掲げる。
掲げた右手は異形の砲身と化した。光が迸る。
加粒子砲が英軍基地を粉砕する。

「あははは! アーカード、どこかなー? んー、えいっ!」

破壊の主は笑い声と共に姿を消した。
次の瞬間、少女はクラウニーハウスの前に現れた。

【コオネ=ペーネミュンデ出撃】
442名無し吸血鬼:02/01/13 03:20
HELLSING祭り
名無し吸血鬼VSハインケルVSアンデルセン(SSS)VS機械仕掛けの魔術師VS閑馬永空

>402 >404 >414 >424

「ひゃっあはっあははぁっ! 皆殺しだぁ!」
連中が血しぶきをあげて転げ回るサマを想像して、俺はおもわずイキそうになる!
だから俺は、神父が俺の後ろに回り込んだのに気付かなかった。
「おぉっ?!」
蹴り飛ばされた! しかもグール共の銃撃の真っ只中にだと?!
「あいたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたったたったったったたっっっ!!!」
やべぇ! 俺は目標を選ぶなといったことをちょっぴり後悔した!
しかも、おかしな格好の男に向けて放たれた銃弾はすべて撃った方向へと弾き返されている?!
「うぉいっててててててててっててってっていててってててっていてぇええええっっ!!!」
マジかよ! 俺は目標を選ぶなといったことをさらに後悔した!
「ちくしょう、もう容赦しねぇ! てめぇらも後悔させてやる!」
ただの銃弾の傷なら再生する! だが、ちっと血が足りねぇ。
おまけにグールも大分減らされた。俺は再び通信機のスイッチを入れた!
「おい、グールもっと出せ! あぁ? 足りねぇだと?
 馬鹿野郎そこらに野次馬だとか警備だとか来てるだろう? そいつら使って作るんだよ! 現地調達だ!
 それから! なんとかって連中が持って来てたクモだかトカゲだかがいただろう! あれも出せ!
 うるせぇ! 借りだの何だの言ってられっか! 文句があんならお前ここ来ていっしょに戦え!」
俺は叩き付けるようにそう伝えると通信機のスイッチを・・・
「あ、それから血液パック2、3個持って来させろな」
通信機のスイッチを切って、俺を蹴り飛ばした神父に向けて引き金を引いた!
>ヘルシング祭り
>439 VSアーカード

 玄関からまっすぐ。
 廊下を進んでいく。と、そこには広がる闇があった。
 うごめく闇。そうか、あれが。
 吸血鬼アーカード。
「ク……ククク……。面白い。面白いぞ。面白い」
 その影に向けて、一気に走り出す。仮面の中に、陰険な笑みを浮かべ、
 大降りの機械――スタッフを向ける。
「――イグジスト!」
 <ブラスト>発動。小型爆弾並みの破壊力を持った爆炎が、残った闇に向けて突き進む。
(玄関に続く廊下)
444ウォルター(M):02/01/13 03:22
>432 ルーク・バレンタイン(M)

一つの化物(フリークス)を細切れにし次の獲物に取り掛かろうと踵を返したウォルターに、
明確な殺意が投げ掛けられる。

「!?」

視界に入ったのは、弾丸のように迫り来る人の身では出せない速度の影。
間違い無い、化物の一人。

速い!

奴等の速度に人間では対抗出来ない。
ならば…。

フェイクを掛け敵の目を眩ませようと動いた瞬間、

>440
アーカードの分身たる『犬』が敵の機先を制する。
明らかに突進の速度が落ちるのを感じ、その機会を逃さず。

   ヒュヒュッ!

先ずは牽制に、四肢を切り落とすつもりで鋭角に鋼糸を放つ!

(クラウニーハウス廊下)
445シド・デイビス(M):02/01/13 03:25
>438 VSアンデルセン(大殲)

(なかなか早いですネ・・・・しかシ、その程度でハ私は倒せませんヨ・・・)

  次々と繰り出される斬撃をかわし切ると――
  その手には首切り鋏!直接狙ってくる―――!

フッ!!

  首を大きく逸らし、かろうじてそれを避ける!
  さらに床を蹴り、宙返りの要領でアンデルセンの顎を蹴り上げた!
  態勢を戻し、詠唱!!

私のカポエラを舐めテ貰ってハ困りますネ!!

  『マハ・ブフーラッッ!!!』

  至近距離から冷気の嵐が放たれた!
   
*PLACE:1F広間(結界持続中)
 MAGIC:マハ・ブフーラ
446由美江:02/01/13 03:28
>431, >436 レムニア、アセルス

少年の罵声にわたしは罵声で答えた。

「うるさい、このクソガキ。ナマ言ってるんじゃないわよ、生えてすらないような
顔のくせに」

少年が放った矢の一本が左腕に刺さるが、それを抜きもせずにわたしは間合いを
詰める、少年の頭を血まみれのザクロに変えるために。

気合いとともに刀を少年の頭に叩きつける。そのとき、先ほどまで戦っていた妖魔の
女が、間合いから斬撃を放つのに気付いた。
>445 シド

 右手の鋏を上げるが、この程度で防げるような冷気ではない。
 ならば凍る前に元凶を断つ。
 アンデルセンは吹雪に逆らい突進する。
「少し黙っていろ」
 そして、シドの顎を掴んだ。
>404>414>424>442
名無し吸血鬼、ハインケル、アンデルセン、機械仕掛けの魔術師、閑間

「ちっ……!」
吸血鬼の銃弾を、柱の陰に隠れてやり過ごす。
「しょうがない、少々乱暴な手だが、贅沢はいってられないね」
そう言うと、懐から取り出したパイナップルのピンを抜いて吸血鬼の方へ転がした。
火薬の量は屋内である事を考慮して手加減してあるが、聖別済みの一品だ。
……こんなモノも聖別できる教会に少し疑問を感じなくもない。
449西洋神魔レムニア:02/01/13 03:37
>436、>446

「ガキだとっ!たかだか二十年程度しか生きてない虫けらが!」
罵倒に罵倒に答えたところで隙ができた。
『しまった?!』
頭への一刀。しかし、それは逸れて肩口を掠めただけに終わった。
「すまん、助太刀か?!」
横合いから斬りつけた妖魔の女に礼を言う。左腕はさっきの一撃で
弓を持つには厳しい。
短弓を投げ捨てると、手の爪を伸ばして女への貫き手で襲いかかる。

場所:裏口
450アーカード ◆aaRCARDU :02/01/13 03:38
>441>443 HELLSING祭り
アーカードVSコオネVSアルフレッド

目標は滅びたか……何っ!?
(爆炎を受けて後退、元の姿に戻る)
新手か? しかも魔術の使い手……。
いいだろう、誰が来ても殺して食い尽くしてやるだけだ!
(足元の銃を拾って構え、二回引き金を引く)

場所:玄関に続く廊下
451シド・デイビス(M):02/01/13 03:39
>447 VSアンデルセン(大殲)

  冷気をものともせずアンデルセンはこちらに突進――

うグッ!!?

  突如、顎を掴まれる!相手は必殺の武器ばかり持ち合わせている――
  いくらこちらが頑丈だからとは言っても大きなダメージは逃れられない!

ク・・・フンッ!!

  床を蹴り、両足を胸へ叩きつけるっ!

*PLACE:1F(結界持続中)
 ATTACK:胸への蹴り
HELLSING祭り
機械仕掛けの魔術師&名無し吸血鬼@グール軍団&閑馬永空
                       vsハインケル&アンデルセン(SSS)
>414>424>442>448

謎のワイヤーが再び勢いを取り戻し私の手の中で暴れる。
切れた手の平に血が滲み、するりとワイヤーが逃げる…
「しまった!!」その言葉を出す前に私の左腕が綺麗に切断された。

だが、その断面はあまりにも綺麗過ぎた。
ヤツのワイヤーの切れ味の良さが私に味方し、ヤツを窮地に追い詰める。
切断され落ちる寸前の左腕を押さえつけると綺麗な断面は殆ど出血も無いまま瞬時に融合する。
「殺(シャーッ)!!」
私はそのまま魔術師に踊りかかる。
両腕に六本の銃剣を大きく広げて―――と、その時
謎のサムライが私の上から魔術師に斬りかかった。
銃剣と日本刀―二種類の刃が七つの斬撃が魔術師と魔術師の不可視の盾に降り注ぐ。


場所:裏口
セラスは無言のままハルコンネンと13.7mm銃を取ると裏口へと向かった。
ハルコンネンに装弾し……。

>414「機械仕掛けの魔道士」
に向かって発砲する!!

トリップ判定で回避してください。
>451 シド

 胸を蹴られ手が離れる。
 だが、がっちりと掴まれていた顎にもそのダメージは伝わった。

(シドの顎が外れる)

 アンデルセンは鎖斧を取り出し、投げた。

(狙いは拘束)


(1F広間(対吸血鬼結界展開))
>450 ヘルシング祭り
アーカードVSコオネVSアルフレッド

「ク……クク……」
 銃撃。だが驚かない。右手をふり、手首から肘までの部品が、扇状になって展開。
 シールドを形成。銃弾の軌道を逸らす。
「く――くくくく!」
 手にした機関拳銃を発砲。連続で、30カービン弾がアーカードに向けて飛翔する。

(拘束度:13/14)
(玄関に続く廊下)
>440 >444 ウォルター&クロムウェルの犬
ウォルターの元へ迫ったルークに向かって一匹の犬が迫ってきた。

「あれは!?」
かつての戦いの記憶がよぎり一瞬、動きが鈍る。
その機を逃さずウォルターの糸が飛んできた。

「ちぃ!!」

小さく舌打ちを鳴らしそのままの勢いで
横へ飛び糸と犬を回避する。

だが、
「・・・挟まれたか」
前方にはウォルター、後方には犬。

「ならば!」
ルークはウォルターに向かい駆け出した。
床、天井、壁。それらを縦横無尽に使い移動しながら銃を連射する。

(廊下)
457アセルス ◆AselsTCE :02/01/13 03:48
>446VS由美江
>449助っ人レムニア

「礼には及ばん!」
私は彼にそう言い返し、彼とともにシスターに連斬を浴びせかけた。
2対1だ・・・さしもの彼女も捌ききれないだろう。

わき腹の痛みが気にかかるが・・・

場所:裏口
458アーカード ◆aaRCARDU :02/01/13 03:55
>455 HELLSING祭り
アーカードVSコオネVSアルフレッド

ほう、面白い玩具を持っているな。
ならば、直接その体を引き裂いてやろう。
(銃弾を受けて穴だらけになりながら魔術師に向けて突進)

場所:玄関に続く廊下
459シド・デイビス(M):02/01/13 03:56
>454 VSアンデルセン(大殲)

  相手を引き剥がしたは良いが、
  相手の力は強く、顎を外された。

ガッ!・・・・ア・・・ア・・!!

(なんテ事をするんでしょうカ・・・!これでハ魔法詠唱が出来ませんネ・・!

 ・・・・しかシ、まだまだでス。私にハまだこの強靭な肉体があるのでス!)

  鎖斧を避け、鎖の部分を持って思いっきり引っ張り上げる!

*PLACE:1F広間(結界持続中)
 ACTION:鎖を引っ張る
>458 ヘルシング祭り
アーカードVSコオネVSアルフレッド


「くくく――そうだ。それでいい……!」
 さらに発砲、アーカードが、次々に穴だらけになる。
 だが、奴の勢いは止まらない。
「クク……ククク!」
 言いながら、スタッフ操作。無音詠唱。
「……イグジスト」
 アサルト発動。指向性を持った破壊的な衝撃波が、アーカードに向けて指向される。

(拘束度:12/14)
(玄関に続く廊下)
>456
とても速い。そう思うと眼が増えた。
背中を見せられた。隙だらけ。
口を大きく開くと手袋をした手が出てくる。
飛び掛り、髪の毛に手を掛け引きずり落とす。

(廊下)
462由美江:02/01/13 04:06
>449,>457 レムニア、アセルス

ガキのくせにやけにすばしこい奴だ。鋭い爪が脇腹をかすめ、修道服を切り裂く。
このままでは裸にされてしまう。このマセガキが。

くわえて、妖魔の女の斬撃だ。くそ、捌き切れないぞ。こうなったら……。

一気に女との間合いを詰める。斬撃が身体をかすめ、体中に刀傷を残す。
それにかまわず、わたしは至近から、女に必殺の一撃をみまった。

外されたら、わたしの負けだ。

場所:裏口
英国 バトルロイヤル
>424>452>453
「魔術師」の操る単分子ワイヤーが、アンデルセン神父の
左腕を斬り落とした、その直後。
上空に煌めく、一筋の光。日本刀の輝きだ。
跳躍するは、「サムライ」そのものの姿をした、古風な日本人。
充分に加重を掛けられた一撃が、閃光の如く「魔術師」へと
襲い掛かる。
さらには、先程腕を斬り落としたはずのアンデルセン神父さえも、
瞬時に接着された左腕を使いながら、6本の銃剣による
多重攻撃を仕掛けてくる。
”アスモダイの盾”を発動。計七つの斬撃が、電磁の力場により
受けとめられる。だが、このまま連撃を食らっては、危ないのは
こちらの方だ。「魔術師」の判断は素早い。
両手を掲げ、詠唱を始める。

「我は汝を召喚す、恐ろしき炎の王よ。敵意の天使よ……」

右手の五芒星が、再び妖しい輝きを発し始めた。

「無価値なる者よ悪なす者よ卑しき者よ邪悪なる者よ霊の空疎なる場所に
住まう物よ、我が心は汝を通して世界を知らん」

横合いから迫り来る、大口径の銃弾にも、当然気付いていた。
だが……それまでにこの”アスモダイの盾”が持つかどうか。

(トリップ判定。トリップ中に「S」「H」「I」「E」「L」「D」の
いずれかの文字(大文字限定)が入っていた場合、
防御成功、カウンターの”ベリアルの矢”で、アンデルセン、閑馬は
暫し戦闘不能。失敗の場合、ハルコンネンの直撃を受け、
「魔術師」戦闘不能)
>459 シド

 鎖を引っ張られる。
 アンデルセンは鎖斧を捨て、左手に4本の銃剣を持った。
「大人しく刻まれろ」
 左手の3本を投げ、間合いを詰めて右手の首切り鋏で今度は胴を狙う。

(1F広間(対吸血鬼結界展開))
465アーカード ◆aaRCARDU :02/01/13 04:13
>460 HELLSING祭り
アーカードVSコオネVSアルフレッド

……ちぃっ!
(衝撃波を受けた瞬間、無数の蝙蝠と化して辺りを飛び回る)
さて、どうやって殺されたいのだ?
(蝙蝠の中から、羽音に銃声を紛らせながら、銃弾が断続的に飛来する)

場所:玄関に続く廊下
466シド・デイビス(M):02/01/13 04:18
>464 VSアンデルセン(大殲)

  さらに銃剣が飛来!とっさに横に飛んで避ける!
  すると向こうは既に首切り鋏を構えていた!!

(・・・小癪ですヨッ!!)

  胴を狙うその一撃を、右足を軸に一回転、
  捻ってかわすと同時に回し蹴りを上段――頭へ直接叩きこむ!

*PLACE:1F(結界持続中)
 ATTACK:頭部への蹴り
467ウォルター(M):02/01/13 04:20
>456 vs ルーク・バレンタイン(M)

(やはり私に向かって来たかね)

予想通り。
アーカードの『犬』へは、有効打が無い。
ならば自分を標的にするだろう、とは読んでいた。

(だがね…)

ウォルターは自ら、敵の方へと駆け出す!

>461
幾つかの策を閃き狙っていたのだが、次の瞬間アーカードの『犬』が敵を捕え地面に叩き付ける。
好機!
躊躇う間も有らばこそ、ウォルターはその両腕、両脚に鋼糸を放ち絡ませる。

「油断大敵、という奴ですな」

言葉と同時に腕を強く引く。

(クラウニーハウス廊下)
468アセルス ◆AselsTCE :02/01/13 04:23
>462VS由美江
(&レムニア)

油断、していたのか、
痛みに注意をそがれていたのか・・・

彼女は私の斬撃に構わず、一気に間合いを詰めてきた。
私は剣で防ごうとしたが、反応が一瞬遅れた。

「ぐぁぁぁっ・・・!!」

彼女の刀が私の剣を跳ね上げ、そのまま私を斬り裂いた。

血が大量に流れ、意識が遠のき・・・

(BLACK OUT)
>466 シド

 側頭部に重い蹴りが入る。
 だが、化物共とも殴りえるアンデルセンにはさほど効果は無い。
 足を左手で掴み、力任せに振り回し、床に叩きつけた。

(1F広間(対吸血鬼結界展開))
>465 ヘルシング祭り
アーカードVSコオネVSアルフレッド

「!? ちっ!」
 コウモリの群が視界を覆い、さらに周囲から、銃弾の雨。
 ががががっ!
 金属音。無数の銃弾が、モールドの装甲を削っている!
 破壊されるのも、時間の問題だ。
 スタッフ操作。無音詠唱。
「イグジスト!」
 ブラスト発動。正面のコウモリの群に向けて、爆炎が襲いかかる。

(拘束度:11/14)
(モールドにダメージ。次のターンから、ダメージがあった場合、破損判定)
(玄関に続く廊下)
471コオネ(M):02/01/13 04:27
>465>470 ヘルシング謝肉祭
アーカードvsアルフレッドvsコオネ

(千里眼で2人の闘争を観察)

「あー! コオネより先にアーカードと遊んでいるよー!
ずるいずるいー!」

(テレポート クラウニーハウス前>玄関近く廊下
 2人の背後)

「コオネも一緒に遊ぶー!」

(右手を変形させて、2人に向けて加粒子砲を撃つ。
 玄関方向に向けて大破)
>463
(トリップ判定。「D」「I」有り。防御・カウンター成功)
アンデルセン・サムライの両名の追撃が来る寸前、大気が震え、
高熱が辺りを包み始める。

「汝自ら生じ、高揚されたる闇の王、我にその炎を貸し与えよーー
来たれ、”ベリアルの矢”」
瞬間、「魔術師」を攻撃していた二人の目の前に、巨大な火球が
出現した。放電電流と自己誘起磁場で電磁加速され、放射された砂鉄ーー
所謂「電磁加速砲」。戦艦の主砲にも匹敵するその超エネルギーが、
容赦なく不死の二名を飲み込んでいく。
同時に、一旦消失させていた”アスモダイの盾”を再展開。
直後に大口径の銃弾が破裂するも、「魔術師」にはやはり傷一つ
負わせることは出来ない。

「…こちらは片付いたようですね。では、大仕事と行きましょうか」
言って、1階へと続く階段を下り始めた。
そう…彼の目的はー
473西洋神魔レムニア:02/01/13 04:31
>462、>468

援護を買って出てくれた妖魔の女が、シスターの刀の前に倒れた。
青い血しぶきを上げて崩れ落ちるその姿を見て、呆然とする。

また僕は・・・・。

「うわぁぁぁぁぁっ!!KILL!!KILL!!」
半狂乱になって、動かないはずの左腕で羽根手裏剣を投げ続け、
右手の爪を振り回す。
この東洋人を殺してやる、殺してやるんだ。

場所:裏口
474由美江:02/01/13 04:32
>468 アセルス、レムニア

わたしの一撃は、女を縦に切り裂いた。青い血が、飛沫となってわたしの
顔を染め上げる。断末魔の悲鳴を上げ、女は地面に崩れ落ちた。

「アーメン、地獄で犯した罪を償いなさい」

刀に付着した血飛沫を払うと、わたしは少年に向き直った。
475閑馬永空:02/01/13 04:34
>ヘルシング祭り
VSアンデルセン(SSS)&ハインケルVS名無し吸血鬼VS「機械仕掛けの魔道士」
>424>452>453>463

重さ、速さ、鋭さ、全て申し分の無い斬撃だった。
まさかそれが止められようとは。しかも何も無い空間に。
神父の放った銃剣も、謎めいた男を傷つけるには至らなかったようだ。
また手妻か!
舌打ちした閑馬は、弾き飛ばされた空中で愕然とした表情になる。
いかん、この隙――何を狙う、外術使いよ!?
突如生じた光が、閑馬とアンデルセンを飲み込んだ。 
476シド・デイビス(M):02/01/13 04:35
>469 VSアンデルセン(大殲)

  普通の人間、いや悪魔でも受ければ気絶は免れないほどの蹴り。
  それを受けてアンデルセンは平然としていた。
  いや、それどころか足を掴まれ、思いっきり床に叩きつけられた――

(ガグッ・・!!ク、コ、これガ人間の力ですカ?!
 私の力よりモ強いなんテ・・・・!!でモ・・・・・!マ、まダ・・・・!)

  うつ伏せから両手をついて、倒立するように体を持ち上げ、
  その勢いで蹴りを放つ!――今度は――首!
 
*PLACE:1F(結界持続中)
 ATTACK:首への蹴り
477アーカード ◆aaRCARDU :02/01/13 04:38
>470>471 HELLSING祭り
アーカードVSコオネVSアルフレッド

……何? 更なる乱入者だと?
ちっ、油断したか。
(蝙蝠の十数匹が爆炎と加粒子砲で消し飛ぶ)
いいだろう、まとめて喰らい尽くして犬のクソだ。
(両者の背後に犬出現、跳びかかる)

場所:玄関に続く廊下
>477 ヘルシング祭り
アーカードVSコオネVSアルフレッド

「なん、だと!?」
 スタッフ操作。無音詠唱。
「……イグジスト!」
 デフィレイド発動。空間に波紋が走り、防御障壁を形成。
 加粒子砲をかろうじて防御。
 刹那。背後に巨大な犬。
「……!!」
 手にした巨大な機械――スタッフを、叩きつける様に一撃する。

(トリップ判定:ATTACKの文字(大文字)があれば、スタッフの一撃は命中。無ければ、そちらの自由)
(拘束度:10/14)
(玄関に続く廊下)
>476 シド

 うつぶせの状態から鋭い蹴りが放たれる。
 だが、アンデルセンはそれを首切り鋏で受け止めた。
 シドの足首が飛ぶ。
「何度やろうが無駄だ。我は神罰の代行人。貴様らを狩る側だ」
 シドの顔から色が失われてゆく。
 ようやく自分の立場が分かったらしい。
 だが、分かろうが分かるまいが結果は変わらない。
 アンデルセンはシドを蹴り飛ばし壁に叩き付けると、ありったけの銃剣を
投げつけた。


「さて、では私はここを離れるとしましょう」
 聖書のページがパラパラと舞い落ち、アンデルセンの周りを紙吹雪とな
って覆い尽くす。
 次の瞬間、彼の姿は跡形も無く消え去っていた。


(アンデルセン(大殲)離脱)
480由美江:02/01/13 04:50
>473 レムニア

戦いを前にして冷静さを失うなんてね、間違いない、こいつは戦闘に慣れてない。
甘い狙いの手裏剣をかわしながら間合いを詰め、まず右腕を切り落とす。

その衝撃で倒れた少年の胸ぐらにブーツを乗せ体重をかける。足元で肋骨の折れる
嫌な音が響いた。そのまましばらく感触を楽しむ。

「さっきの女と同じところに送ってやるわ。せめてもの慈悲よ、楽に殺してあげる。
死ね、化物」

わたしは刀を一閃させ、少年の首を胴体から切り離した。血の代わりに黒い羽根が
舞い散り、少年の姿は消えた。

わたしは、刀を杖にしてようやくの思いで立っていた。戦いの狂熱が去ったあと
の身体には、先程の戦闘の負担が重くのしかかっていた。

場所:裏口
481コオネ(M):02/01/13 04:52
>477>478 ヘルシング祭「私は殲争が好きだ」

「あはは! すごいすごーい2人とも!
今のに耐えてしまうなんてさすがーッ!」

(後ろに迫るイヌに気づく。左手を剣に変えて、牙を受ける)

「わー! 何これー!
あははは! アーカード、ヘンなヤツ!」

(玄関に続く廊下)
>461 >467 ウォルター&ワンちゃん
犬の攻撃は予想してないわけではなかった。
食いつかれたら自らの身を引きちぎってでもウォルターを仕留める。
そう思っていた。
だが・・・否、だからこそ髪を掴まれ引きずり倒されることは
全く予想できなかった。

急いで犬の手をつかみ髪が千切れるのも構わず後方へと放り投げる。
そしてウォルターの方へと意識を戻したときには
すでに四肢に糸が絡み付いていた。

(まずい)
そう思ったときには体が動いていた。
自らも腕を強く引いたのだ。吸血鬼の力をもって。
当然四肢は引きちぎられる。

「があああぁぁぁぁぁ!!!」
ルークが苦痛の声を上げる。

だが、糸を逆に引かれウォルターの体も大きく前に泳いだ。
それと同時にルークが半ばから千切れた腕を地面に叩きつける。
その反動によってルークはウォルターの方へと飛んだ。

「まだだ、四肢が千切れようとも私にはこれがある!」
ルークの口が開く。そこには吸血鬼の証たる牙。
狙うは・・・・・・ウォルターの首筋!!

(トリップ判定。ウォルターと犬、どちらかが勝った時点でルークの攻撃は失敗)

(廊下)
483シド・デイビス(M):02/01/13 05:01
>479 VSアンデルセン(大殲)

  放たれた蹴りは――鋏で、受け止められ。

・・・・あ”あ”あアア――ッ!!

  顎が上手く動かないせいで喉から搾り出す様な声が漏れる。 
  さらに、投げられ――無数の銃剣がシドの体を壁に繋ぎとめる。

(・・・・もウ・・・・流石ニ・・・・)

  銃剣の一本は確実に心臓を貫いている。
  血もだくだくと流れだし、標本のように壁に繋がれた体はもはや動かない。

(く・・・クク・・・駄目ですカ・・・・・
 ・・・し、しかシ、この場にハ・・・・まだまダ大勢の・・闇の者がいまス・・
 そんナ彼等を相手ニ――・・・あなた達は―・・・どこまデやれるのですカ――?)

  (・・・我等が・・・大いなル・・・・大いなル、滅びノ神ニ――・・・Amen・・・・・)


  意識が完全に途切れた。

*PLACE:1F広間(結界持続中)
 DEAD:シド・デイビス(M)
484名無し吸血鬼:02/01/13 05:02
HELLSING祭り
名無し吸血鬼VSハインケルVSアンデルセン(SSS)VS機械仕掛けの魔術師VS閑馬永空

>448 >452 >463 >472 >475

「おらおらおらおらぁ! かくれんぼなんて年じゃねぇだろ兄ちゃんよぉっ!!!」
神父が隠れた柱ごと撃ち抜く勢いで、俺は引き金を引き続ける!
・・・ガチンッ!
「ちぃっ、弾切れか! いい柱使ってやがるじゃねぇかHELLSINGめ!」
一瞬でマガジンを交換、銃撃再開!
・・・しようとした俺の目の前に、手榴弾が転がってきた。
「! やべぇっ!」
今の状態でこいつを食らうのはまずい! っつーか屋敷ん中で手榴弾だと?
「てめぇらどうかしてんじゃねぇのかぁーーーーっっっ?!?!!!」
叫びながら、手近のグールを盾にすべく移動させる!
炸裂! 間に合った! ・・・?!
「がああぁぁぁああぁあぁぁっっっっっ?!!!」
爆風はグールを突き抜けて俺に襲い掛かる! なんでだよ!
ワケのわからないまま俺は吹っ飛んだ!
「ぐっ、ちっくしょう・・・」
・・・再生が遅い! 血が足りないだけじゃねぇ・・・野郎なんか細工してやがったな!
何とか立ち上がる・・・俺の前に、神父が出てきやがった。
「てめぇ・・・人間のくせに・・・」
精一杯の虚勢を張って悪態を吐く俺。
だが、その虚勢は次の瞬間自信に変わった。
「・・・なかなかやるじゃねぇか」
塀の向こうから、何体かのトカゲに率いられた促成栽培のグール共が押し寄せてくる・・・!
>482
引き落とした後、投げられる。
立ち上がり相手に向かうが、まにあうだろうか?

(廊下)
(…くくっ、嬲り殺しはどちらですかな?)
>452>463>472>475>484
名無し吸血鬼、ハインケル、アンデルセン、機械仕掛けの魔術師、閑間

「まだ増援がいたのかッ? クソッ!」
腹いせに吸血鬼に乱射した後、キメラヴァンプに率いられたグール共へと向き直る。
だが所詮はグール、しかも間に合わせだ。その動きは鈍い。
「塵に塵に塵に塵に! Amen!」
こちらに向かうグール共に残弾全部を撃ち込んでやった。
その後は階下へと飛び降りて手近な物陰へと隠れて装弾を開始。
「次から次へとキリがない……!」
HELLSING祭り
機械仕掛けの魔術師&名無し吸血鬼@グール軍団&閑馬永空
                       vsハインケル&アンデルセン(SSS)
>453>463>472>475>484>487

六本の銃剣が魔術師を斬り刻み細かな肉片になるまで連撃が加えられる。
―――はずだった。
しかし、私の斬撃は何も無い空間に展開された不可視の盾によって阻まれていた。
「だから何だと言う!」
阻まれれば、即二撃目を加えるだけだ。
それも阻まれれば三撃目を、また阻まれれば四撃、五撃、六、七、八、
そして九撃目。
ついに不可視の盾を打ち破った銃剣が魔術師に襲いかかるが―――

「何を呟いている!?まさか!!」
「汝自ら生じ、高揚されたる闇の王、我にその炎を貸し与えよーー 来たれ、”ベリアルの矢”」
―――怒号
巨大な高熱の火球が大気を震わせながら私を包み込む。
皮膚が焼け、髪が燃え、眼鏡が吹き飛ぶ。
だが、終らせない。
皮膚呼吸が出来ず意識が遠のく中、焼け爛れた皮膚もそのままで魔術師の顎を掴み上げ
想像を絶する握力で締め上げる
所詮、魔術師など呪文が唱えられなければ木偶も同然!

「婦警(セラス)!!!!」

私はヘルシングの女吸血鬼(ドラキュリーナ)に向かって叫んだ、叫び呼んだ。
叫び呼び、「私ごと撃て」と命じる―――寸前
世界が暗転した。
不覚にも意識が虚空をさまよう………

場所:裏口
489ウォルター(M):02/01/13 05:54
>482 vs ルーク・バレンタイン(M)

ウォルターが腕を引くと同時に、敵が同時に身体を強く引く。

「む?」

正直、これは予想外だった。
幾つかの策として最有力候補だったのが、自分に突っ込んでくる、と言う事だったからだ。
一瞬、ほんの一瞬。
意識に空白が出来た。
それは戦場では即、死に繋がる。

敵はそれを見逃さなかった。
強引に引っ張られ前傾姿勢を強いられた喉元に、次の瞬間敵の牙が深々と突き刺さっていた!
無意識の内に指は鋼糸を繰り食らい付いている敵の首に巻きつけ、強く引く。

その最期の瞬間、吸血鬼の口元が酷く不愉快な笑みを形作ったように見えた。

   ボトリ、と首が落ちる。
   次の瞬間、噴出す血潮。

(どうやら頚動脈までは行ってないようですが、拙いですな)

ガクリと膝を付く。

>485
視界の隅にアーカードの『犬』の姿が映った。

「…アーカードよ、この化物の始末を頼む、心臓を…」

それきり、ウォルターの意識は途切れた。


(廊下)

     『ウォルター・C・ドルネーズ リタイヤ』
490ふみこ・O・V:02/01/13 12:45
どうやらここね、人外の化物の巣窟は。
私は化物を狩る化物、悪しき帝国の忘れ形見。
化物共、殺し尽くしてあげるわ。

私はふみこ・オゼット・ヴァンシュタイン。
ドイツ第三帝国の魔女。軍人よ。
化物を狩る化物として、世界の明日を守っているわ。

ここにきたのは、総統命令第453号に基づいて、と言っておこうかしら。
総統命令の内容?秘密よ。
あの少佐風に言えば、全くもって完全に答えられないわ。
我が総統の特秘命令は、例え上官といえども教えるわけにはいかないの。

戦闘方法は。MG34やルガー、パンツァーファウスト、それから、魔法よ。
必殺の武器として、執事のミュンヒハウゼンに連絡して、
衛星レーザーで攻撃することも出来るわ。
そして・・・もし神々の時代が訪れれば、
精霊手・・・万物の精霊の力も扱うことが出来るわ。

まぁ、よろしく頼むわ。
491ふみこ・O・V:02/01/13 12:59
名前 : ふみこ・オゼット・ヴァンシュタイン
年齢 : 女に歳を聞くのは失礼というものよ。(推定四百歳以上)
性別 : 女
職業 : 軍人
趣味 : さぁ?箒に乗って飛ぶのは好きだけれど。
恋人の有無 : 言う必要は無いわね。
好きな異性のタイプ : 熱血漢で他人の意見など気にせずに、
               自分の信じた道を突き進む純粋な馬鹿。
好きな食べ物 :特に無いわね。
最近気になること : 玖珂光太郎かしら?
一番苦手なもの : 特に無いわね。女は強いのよ。
得意な技 : 魔法かしら?
一番の決めゼリフ : それでも朝は来るのよ。死になさい、化物。
              私は化物を狩る化物。人の理屈は通用しないわ。
将来の夢 : 万人の為になる仕事をしたいわね。
ここの住人として一言 :化物共は狩り尽くす。それだけよ。
ここの仲間たちに一言 :化物はともかく、私は人間とは戦わない。よろしくお願いするわ。
ここの名無しに一言 : あなた達あっての私よ。これからもよろしくお願いするわ。
492アーカード ◆aaRCARDU :02/01/14 00:13
>478>481 HELLSING祭り
アーカードVSコオネVSアルフレッド

(アルフレッドのトリップ判定失敗)
(叩きつけられたスタッフを、口で受け止めて地面に引き倒し、上にのしかかって牙を突き立てる)

ほう、面白いお嬢ちゃんだ。
(残りの蝙蝠が凝集してアーカードと化す)
おまえのカードは、この闘争に全てを賭けられる程のモノなのか?
(二挺拳銃乱射)
(犬が二体に別れて襲いかかる)

場所:玄関に続く廊下
>492 ヘルシング祭り
アーカードVSコオネVSアルフレッド

「く――!」
 モールドに牙が突き立てられる。

(モールド破損判定。先頭が大文字、数字なら成功。それ以外なら失敗)
(引き続きこちらの書き込みを行う
>492 >493ヘルシング祭り
アーカードVSコオネVSアルフレッド

 だが、モールドは砕かれない。
 犬の頭部に、スタッフを突きつけ。
「イグジスト」
 インパクト発動。犬の体内を発生点に発生した衝撃波は、体内から犬に襲いかかる。

(拘束度:9/14)
(玄関に続く廊下)
HELLSING祭り 裏口
>463>472>475>484>487>488

ハルコンネンの30mm爆裂徹鋼焼夷弾が防御された!
ハルコンネンの砲身を分離し、廃莢すると缶ジュース程も有る巨大な薬莢が飛び出し、
ガラン!と地面に転がった。

「だったら!」

次は凶悪な貫通力を持つ劣化ウラン弾をチェンバーに装填して砲身を戻す。
そこへ、

「婦警(セラス)!!!!」
「私ごと撃て」

の叫び声が!

「行きます!!」

再度機械仕掛けの魔術師に対してハルコンネンで発砲!!


場所:裏口
>489
執事が膝を付き仰向けに倒れる。
長髪の心臓を食い破ると、もの凄い勢いで燃え始める。
警備兵に執事を預けると、一声吠えて歩き出した。

(廊下)
ルーク・バレンタイン(M)リタイヤ
497由美江:02/01/14 00:30
場所:裏口 戦場からは少し離れたところ。

戦闘の昂揚が終わると、ひどい疲労と痛みがわたしを襲った。左腕に刺さった
矢を引き抜く。くそ、限界だ。

わたしは、人目につかぬように潅木の陰に腰をおろすと、刀を杖代わりにして
座り込んだ。
498コオネ(M):02/01/14 00:36
>492 ヘルシング祭
アーカードvsコオネvsアルフレッド

「・・・! 止まれー(ストーイ)!」

(弾丸がコオネの眼前で静止する。
 その間に犬が二匹に分かれ、別方向からコオネに襲い掛かる)

「わわわわっ!?」

(その隙にもう1匹の犬も刃を潜って襲い掛かる
 犬に組み敷かれる)

【玄関に続く廊下】
英国 バトルロイヤル
>488>495
踵を返し、1階への階段を下ろうとした正にその時。

何者かの手が「魔術師」の顎を掴んだ。
その手の持ち主はーアンデルセン神父。
体中を大火傷で覆い、虚ろな目をしながらも、
凄まじい握力でこちらの顔面を締め上げてくる。
噂には聞いていたが、あの電磁加速砲”ベリアルの矢”をまともに
食らい、猶これほど活動できるとは。

魔術士の表情に、二度目の驚嘆の色が浮かぶ。
これほどまでの不死能力ーー実に素晴らしい。
だが、状況は深刻だ。こうして捕らえられたのでは、
”アスモダイの盾”は効力を失い、もう一度”ベリアルの矢”を放つのには
あまりにも近すぎる。

「婦警(セラス)!!!! 私ごと撃て!」
アンデルセン神父の怒号か響く。
成る程、彼はかの「不死の王」の僕に、私ごと止めを刺させるつもりか。
見上げた狂信者だ。神の敵を倒すには、自分の命すら惜しくないのか。
だが、流石に今の状態で、先程の、戦車の主砲並みの一撃を食らえばー

隣りで、重厚な金属音。先程の銃砲の再装填<リロード>の音だ。
時間が無いーそう思った時、アンデルセンの力が急に弱まった。
地面に崩れ落ち、動かなくなる。どうやら先程のが、最後の力だったらしい。

「……これまでですね。私は目的を達成せねばならない。」

発射音。
瞬時に、”アスモダイの盾”を展開。装甲車の装甲すら貫通する
劣化ウラン弾は、やはり魔術師の寸前で停止していた。
「これは、返品しておきますよ」
弾道が180度転換。狙撃者の方へと唸りを上げて突き進む。

背後に爆発音と悲鳴を聞きながら、「魔術師」は1階への階段を
降りていった。彼が「騎士団」から下された命ーー
「円卓会議出席者の暗殺」を遂行する為に。

(移動 裏口→一階階段)
500アーカード ◆aaRCARDU :02/01/14 00:47
>494>498 HELLSING祭り
アーカードVSコオネVSアルフレッド

(インパクトを喰らった犬が吹き飛んで、蝙蝠と化した瞬間、その中から銃弾が三発飛来)

(組み敷いた犬が牙で喉を食い破ろうとしつつ、もう一体の犬が腕に噛みつく)
面白い、なかなか面白い能力だ。
さて、あなたはこの状況を覆せるのかな、お嬢さん?
(しゃがみ込んで額にジャッカルを突き付ける)

場所:玄関に続く廊下
>500 ヘルシング祭り
アーカードVSコオネVSアルフレッド

 飛散したコウモリの中から、銃撃。
とっさに右腕のシールドを展開するが……

(判定書き込み:大文字以外ならばモールド破損:魔法使用不能)
(続けて書き込み)
>510 ヘルシング祭り
アーカードVSコオネVSアルフレッド

 だが、遅い。胸の拘束端子に銃弾の一発が突き刺さる。
「ち――!」
 魔法回路が破損した為、魔法は使用不能。
 コウモリに向けて、機関拳銃を掃射する。

(モールド破損:魔法使用不能)
(玄関に続く廊下)
>502
レス番ミスだ……
>500 >501
504コオネ(M):02/01/14 01:03
>500 ヘルシング祭
アーカードvsコオネvsアルフレッド

(ジャッカルを額に突きつけるアーカードを呆然と見ている。
 ふと、にっこりと笑って)

「あはは」

(念動力。犬とアーカードを引き裂きながら、吹き飛ばす)

「アーカード凄いー!」

【玄関に続く廊下】
>499
階段から足音が聞こえる。
どうにも館内が手薄になりがちだ。
体を二つに分けると、階段に唸り声を上げる。

(移動 廊下→階段付近)
506閑馬永空:02/01/14 01:08
>英国公家屋敷討ち入り
VSアンデルセン(SSS)&ハインケル&セラス・ヴィクトリア(M)
VS名無し吸血鬼VS『機械仕掛けの魔道士』
>488>495>499

 凄まじい閃光が辺りを蹴散らした後。
 幽羅、と立ち上がった人影がある。
「……ッ、ゴフッ……ウワッ……フ…………ブフ、フフフ……」
 閑馬永空であった。その体は半分近く無くなっている。
 左の顔面と腕は根元から消し飛び、半ば露出している心臓が脈打っているのが見える。
 それでも尚、閑馬は生きていた。笑っていた。
「フ……フ、見ろ……! な……何と素晴らしい蟲どもではないか……」
 誰にともなく呟く。半身の断面で、おびただしい蟲がうねくった。
 吐き気を催す光景であった。
 刀を床に突き刺し、それに寄りかかった。口から大量の血潮がこぼれる。
 戦国の世を生き抜いた閑馬にとっても、これほどの疵を受けたのは初めてだった。
 流石にこれは――もう駄目か。

 場所:裏口 
507アーカード ◆aaRCARDU :02/01/14 01:18
>502>504 HELLSING祭り
アーカードVSコオネVSアルフレッド

(少数の蝙蝠が吹き飛ばされるが、意に介した様子もなくアルフレッドへと向かってくる)
脆いモノだな、牙を抜かれた魔術師という奴は。
(蝙蝠が頭に群がり、その中から声がしている)
さぁ、王手詰み(チェックメイト)だ。

……何?
(吹き飛ばされながら、引き裂かれたパーツが凝集してアーカードに戻る)
底が見えんな、このお嬢さんは。
少し、殴り合いに付き合ってもらおうか?
(無造作に拳を振り上げながら突進する)

場所:玄関に続く廊下
508ファクト機関一行:02/01/14 01:29
>ヘルシング祭
〜私的導入〜
・・・モニター類が壁一面に埋め尽くされた部屋。
椅子に座り、手にした書類に目を通す東洋人の男。
「・・・ふむ、資料によると、なかなかに興味深い存在だな、このアーカードと言う吸血鬼」
書類から目を離し、目の前に立つ金髪の女性に目を向ける。
「はい、トゥルーマン」
抑揚のない言葉で返答をする。
「化物の身でありながら、人間に使役する。是非とも我々の組織の一員に迎えたいところだ・・・」
男はしばし考え込む仕草を見せる。わずかな時間の後、椅子から立ち上がり、言葉を発する。
「・・・よし、フランソワーズ君、マーダーチームカオスを派遣せよ。作戦名は・・・『第一次アーカード捕獲作戦』とする」
「第一次・・・ですか?」
「うむ。事は慎重に運ばねばならない。故に、第一次なのだよ、フランソワーズ君」
「了解しました、トゥルーマン。では、マーダーチームカオスを派遣し、『第一次アーカード捕獲作戦』を実行します」

・・・数時間後、国教騎士団本部より数キロ離れた地に、軍用トラック数台が、貨物飛行機より降り立った。

(ファクト機関一行、乱入)
(内訳:戦闘員×30、マーダーチームカオス×15+1)
(ラブフレスト×1
私のターンじゃないですよね……?おそるおそる……。
>507 ヘルシング祭り
アーカードVSコオネVSアルフレッド

「く……くくく……!」
 脳裏に響く声に、何故か笑いがこみ上げてくる。
「く……く……は、ははははは!」
 笑いながらきびすを返し。
 コウモリは、完全に無視。銃を乱射し、仮面の中で、笑いを生み出しながら。
 本体――アーカードに向かって戦力でかけだした。

(玄関に続く廊下)
511名無し吸血鬼:02/01/14 01:35
HELLSING祭り 「ドキッ、人外だらけの大殲争 ポロリもあるよ!(首とか手足とか)」
名無し吸血鬼VSハインケルVSアンデルセン(SSS)VS機械仕掛けの魔術師VS閑馬永空

>487 >488 >495 >499 >506

「ひゃあぁははっはっははあぁっっ! ミレニアムなめんなよ! まだまだ来るぜぇ!」
さすがに現地調達だと動きがイマイチだが、足止めには充分だ。
増援のトカゲが、まだ生きている女を俺に差し出す。血液パックの代わりだと? 気が利いてるじゃねぇか!
俺は女の首筋にかぶりつく! 女の絶叫をBGMに、一息で全身の血を飲み干す!
「っくぁあーっ、イイねぇ! 生き返るぜ!!」
その時、何だか知らねぇが近くで爆発音! ははっ、あっちもこっちもイカレてやがる!
「うし、そこのトカゲ、」
「私は亀です」
「あぁ? 亀だろうが神だろうがなんでもいいよ。おめぇら2〜3匹であすこで物騒なのぶっ放してる女食ってこい。
 残りは俺と来い。あのイカレた神父共をブッ殺すぞ!」
自称亀が亀とは思えない速度で駆け出す。

ゴガッ! 絶叫!

「あんだぁっ?!」
亀のキメラヴァンプが1匹、あとかたも無く吹っ飛んでる。ち、やるなあの女。
「おめぇらも出し惜しみしてんなよ! 仲間がいたらどんどん突っ込ませろ!」
キメラヴァンプをもう2匹ほど物騒な女の方に向わせ、俺は隠れた神父を追う!
>ヘルシング祭
「ほお・・・我々の他にも客人がいるらしい」
建物から少し離れた位置から、付近の様子を伺う、マーダーチームカオス隊長、ロナルド。
「まずは様子見だな。・・・戦闘員共、行け」
ロナルドの言葉を受け、トラックの荷台から、全身包帯巻きの上から軍服のような物を着込んだ一団が降り立ち、正面玄関へと移動を開始した。

部隊:戦闘員×30
行動:本部玄関に向け移動を開始
513コオネ(M):02/01/14 01:39
>507 ドキッ! 化物だらけのヘルシング祭
アーカードvsコオネvsアルフレッド

(無防備に突進してくるアーカード)

「えー? なになに? 何して遊ぶの?
あはははははははははは!」

(変形した左手の刃でアーカードに斬りかかる)

【玄関に続く廊下】
>488>495>499>506
名無し吸血鬼、ハインケル、アンデルセン、セラス、閑間

物陰での装弾を完了、いつでも迎撃は出来る、が。
どうにも敵の数が多くて身動きが取りづらい。
ったく! 殺しても殺しても次から次へと……!
再び、懐から聖別手榴弾を二つ取り出して、グール達の方へ投擲。
それと同時に物陰を飛び出して、次の物陰へと走り出した。
HELLSING EXTERMINATION
名無し吸血鬼@グール軍団&閑馬永空vsハインケル&アンデルセン(SSS)

>495>499>506>511>514

朦朧とする意識の中私の身体が再生されて行くのが分かる。
これがヴァチカンが化物との永き戦いで完成させてきた能力なのだ。
それは言わば神の力、神の威光が示す闘争への道。
私は神に支えられて闘う事が出来る、これだけのダメージを受けたとしても
私はその事を神に感謝しつつ、静かに再動のの時を待った。

(次ターン戦線復帰予定)
516アーカード ◆aaRCARDU :02/01/14 02:00
>510>513 HELLSING祭り
アーカードVSコオネVSアルフレッド

そうか、それがおまえの全力か。
ならば、さようならだ。
(拳を振り上げて、頭部に全力で叩き込む)
(アルフレッドの首が宙に舞い、胴体が勢いのままアーカードにぶつかって、力無く地面へと落ちていく)
(首の断面から吹き出て、顔にかかる血を舌なめずりで舐め取る)

(斬撃を肩から袈裟懸けに喰らう)
クッ、クハッ、クハハハハハハハハハッ!
(顔面にストレートを放つ)

アルフレッド、死亡
場所:玄関に続く廊下
HELLSING祭り 裏口
>499>506>511>514>515

ハルコンネンの砲弾はまたも弾かれ、亀型キメラヴァンプを破壊した!
しかし別のキメラヴァンプ二体と、グール達が迫ってきた。

「あたしだって吸血鬼なんですから……!」

13.7mm銃で連射!連射!連射!
そして弾切れ!

グール達は片っ端か千切れ飛ぶ!!
しかしキメラヴァンプ達は四肢にダメージを負いながらも突っ込んできた!!

「うわッ!!」
襲い掛かってくるキメラヴァンプの爪を間一髪で転がりながらかわし、13.7mm銃の
マガジンを交換する。

そして一体に集中射撃!!
その一体はズタボロになって沈黙した、が……。


【裏口】
>ヘルシングとイスカリオテにぶち殺されよう大会
>516
(戦闘員×30、玄関より建物内に進入)
(廊下にて、アーカードを発見)
「貴様がアーカード、だな?」
部隊のリーダーらしき軍服の男が、赤いコートの男の背中に声を掛ける。

部隊:戦闘員×30
行動:アーカードに声を掛ける

場所:玄関に続く廊下
519コオネ(M):02/01/14 02:26
>516 鏖殺! ヘルシング冬の祭典スペシャル!
アーカードvsコオネ

(アルフレッドが殺されたのを見て)
「あははは! 首チョンパーっ!
 ・・・えっ?」

(アーカードのストレートが直撃。
地面を転がりながら、玄関の外まで吹っ飛ばされる)

【コオネ 玄関に続く廊下>外】
520ベルナドット(M):02/01/14 02:33
>518 HELLSING祭り
ベルナドットvsファクト機関(雑魚)

「悪いな、旦那は今手が離せないらしい」
両手に構えたグレネードランチャーを戦闘員のど真ん中に撃ち込む。
爆発音が響きわたる。
「とりあえず、料金分くらいの働きはしねぇとな」
ランチャーを投げ棄て、MP5(サブマシンガン)に持ち替える。

場所:玄関に続く廊下
521アーカード ◆aaRCARDU :02/01/14 02:39
>518>519>520 HELLSING祭り
アーカード&ベルナドットVSコオネVSアルフレッド

次から次へと、そんなに殺り足りないか戦争狂共が。
(軍服の男にジャッカル連射)
随分と数が多い、しかもあのお嬢さんも放ってはおけんか……。
(そこへ、ベルナドットの乱入)
丁度いい、雑魚はおまえがやれ、私は残りを殲滅する。
(玄関の方へと向き直り)
見敵必殺、私に殺されたければいつでも向かってこい。
お嬢さんと一緒に殺しきってやる。
(玄関へと向けて歩き出す)

場所:玄関に続く廊下→外へ
522閑馬永空:02/01/14 02:42
>Bloody Festival in England
閑馬永空&名無し吸血鬼VSアンデルセン(SSS)&ハインケル&セラス・ヴィクトリア(M)
>499>506>511>514>515>517

 不死を誇った閑馬も、以前ならとうに動けなくなっていたに違いない。
 「最後の大隊」によって「血仙蟲」の再生能力を増幅させて貰っていなければ。 
 と、閑馬の右手が背後へ閃いた。
 我ッ! 牙ッ! 呉ッ!
 襲い掛かってきた数体の食屍鬼とキメラヴァンプ――閑馬がそんな名を知る由もなかったが――は、絶叫を上げて地に伏した。
 こやつら、儂と共闘していたのではなかったのか。見境なし、とは。
「「虫」、よな。こやつらも、儂も」
 最早感慨はない。判りきった事実に過ぎない。
 業! 業! 業!
 どこから湧いて出たのか不思議になくらいの化け物の群れを、閑馬は魔風と化して通り過ぎた。
 後に残るはむせ返るような血と臓物と糞便の臭い――最後のは、消化器官を切り裂いた所為だろう――。
 嗅ぎ慣れた香りの中、屍山血河を越えて閑馬は倒れたままの神父へと歩を進める。
 のろのろと刀が上がった。
「せめて主だけでも仕留めておかねば――儂は「虫」にすらなれん」

 場所:裏口 
523コオネ(M):02/01/14 02:50
>521 ヘルシング祭 激神! アーカード!
アーカードvsコオネ(ファクトvsベルナドット)

(外に出たアーカードを笑顔で迎えるコオネ)

「あはは! 平気平気、痛くないもん。
コオネはいい子だから平気なんだもん
・・・・・・あっ」

(鼻血が一滴、垂れる。
それからとめどなく鼻腔から溢れる血)

「血が・・・・・・」

(鼻を手で抑えて、涙を浮かべる)

【クラウニーハウス外】
>520
(ベルナドットの放ったランチャーが戦闘員2名に直撃)
「ぐ、ぐあぁぁぁっ!!」
(戦闘員2名、泡になって消滅)
「お、おのれ〜っ! かかれ! 我らファクトの力、思い知らせてやれっ!!」
リーダーらしき軍服が叫ぶ。
(14名の戦闘員が鈎爪手甲をかざし、ベルナドットに襲いかかる)
行動:14名の戦闘員によるベルナドットへの攻撃
場所:玄関に続く廊下

>521
「ぐぎゃあぁっ!」
「げぶぅぅっ!!」
(銃弾を受け、4名の戦闘員が消滅)
「逃がすか! 追え、追え!!」
(10名の戦闘員が外に向かおうとする)

行動:アーカードを追い、外に向かう。
場所:玄関に続く廊下

部隊内訳:戦闘員×14(ベルナドット側)
     戦闘員×10(アーカードに向かう側)
待機中部隊:マーダーチームカオス×15+隊長ロナルド
      ラブフレスト
525ベルナドット(M):02/01/14 03:11
>524 ヘルシング祭 戦う傭兵リーマン
ファクトvsベルナドット(アーカードvsコオネ)

「やれって、旦那ぁ?」
鼻先を戦闘員の鉤爪がかすめる。
「あーッ、もーッ。糞ッ、クソ!! 糞」
両手のMP5を迫りくる戦闘員に向け、片っ端から撃ちまくる。
「畜生め。ええぃ。金もらっちゃったもんなァ!! やるっきゃねッよなァ」
先に弾の切れた右手のMP5を、目の前の戦闘員の脳天に叩きつける。
「あ! 行くな馬鹿ヤロウ。給料に響くだろうが!!」
右手の銃を捨て、アーカードに向かった一団に手榴弾を投げ込む。

場所:玄関に続く廊下
526名無し吸血鬼:02/01/14 03:17
HELLSING祭り 「史上最大?! クラウニーハウス横断ウルトラクリーク!」
名無し吸血鬼VSハインケルVSアンデルセン(SSS)VSセラス(M)VS閑馬永空

>511 >514 >515 >517 >522

(キメラヴァンプVSセラス(M)側)
「ッシャァアアァァァッッアァァァッァッアアッッッ!!!」
ズタボロになった仲間の死骸をオトリに、キメラヴァンプが鋭い爪で斬り掛かる!
女は間一髪でよけるが、そこに後続のキメラヴァンプが銃弾を叩き込む!
「っ!」
当たった! 弾け飛ぶ女の血の匂いが、キメラヴァンプ共をさらにいきり立たせる!!
「キィイイィィャャアアァァッッッ!!!」
「シャァアアアアァアァァァッッッ!!!」
「ヒョホォォォゥゥウオォォッッッ!!!」
一体が持っていた銃を叩き付ける!
女がそれをよけるスキを狙って繰り出された爪は、女の・・・服を切り裂いた!
「ひゃあっ! わわわぁっ!」
情けない声を上げてあわてて胸を隠した女の横っ面を張り飛ばし、地面に押し倒す!
「フヘッ、ヘェヘッヘヘヘヘヘェェ・・・」
「グフッ、グフッフッフッフッフフ・・・」
「シャアァァ・・・シャアァッシャッシャッシャアァァッッッ!!!」
あらわになった乳房に舌なめずりをしながら、女を組み伏せたキメラヴァンプたちは・・・


(それ以外)
追っていった先でまた爆発! ちくしょう粘るねぇ、それでこそ殺しがいがあるってもんだ!
物陰から走り出た神父に銃弾を浴びせ掛ける!
いいぞぉ! もっと逃げろ! 哀れな子犬みたいに逃げて逃げて逃げまくってから殺されろぉっ!!
その時、通信機に呼び出し音。
「あぁ?! 邪魔すんじゃねぇ! こちとら今最高に盛り上がって・・・なに?
 ルークさんが連れてきたグールがまだ余ってる? キメラヴァンプも残ってるだと?!」
そいつぁいい! これも俺の日ごろの行いがいいからだな!
「よーし今すぐまわせこっちにまわせ全部まわせ! あぁ?! 他は知ったことか!
 お前が見つけたんだから俺の指揮下になるんだよ! いいからこっち来させろ!」
さぁて、祭りはまだまだこれからだぜ人間よぉ・・・!!!

(裏口付近)
527アーカード ◆aaRCARDU :02/01/14 03:23
>523>524>525 HELLSING祭り
アーカード&ベルナドットVSコオネVSアルフレッド

その調子だ、せいぜい働け。
殺して殺して殺し尽くすがいい。
(玄関から外に出る)
さて……お嬢さんダンスの続きを踊っていただけるかな?
自分の賭けたカードには最後まで付き合うべきだ!
(二挺拳銃を乱射しつつ突進)

場所:外
>514>517>522>526
名無し吸血鬼、ハインケル、アンデルセン、セラス、閑間

通信が耳に入る。
クソッ、まだ増えるのか?
いい加減に何とか……やってみるか。

そう腹を決めた瞬間、突然急ブレーキで止まり、吸血鬼の持つ通信機に狙いを付ける。
引き金を引いた後、結果も確認せずに再ダッシュ。
次の物陰に隠れて、標的達に向けて拳銃をひたすら乱射し続けた。
HELLSING EXTERMINATION

名無し吸血鬼@グール軍団&閑馬永空vsハインケル&アンデルセン(SSS)

>517>522>526>528

ゆっくりと瞼を開ける…
柔らかい光の向こうに主の姿が垣間見えた気がした。

私はゆっくりと立ち上がる。
その目は驚くほど穏やかだ。
孤児院の子供達の無邪気な姿を見ている時のように…
柔らかな微笑を浮かべたまま―――
すぐ横に迫ったグールの頭を掴み、グールの身体を棍棒にして
右へ左へ振り回し、周りに群がるグールの一団を一掃する。
「つまらん…」
そう呟き壊れきったボロ雑巾を投げ捨てた―――直後
私の目は爛々と輝き、表情は戦鬼(ベルセルク)のそれとなった。
なぜなら―――
私は見つけたのだ。
私と同じく傷を再生させつつ刀を振り上げる先ほどのサムライを。
「シァァァアアァァアァァアァアァァァァッ!!!!」
私は吼える。
狂喜の雄叫びを。
私は突き出す。
背信の徒を殺せる喜びの右拳を。
サムライと私の拳がぶつかり合い、拳が裂ける。
二つに。真っ二つに。
真っ二つに裂け、再び融合。
サムライの刀を腕に取り込むように…
腕の肉が骨が皮膚が挟み込むように…
そして―――
サムライの顔面を殴り、掴み、胴体から引き千切る。
「ゲハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」
もぎ取ったサムライの頭部を天に捧げるかのように掲げ
仰け反り笑い笑い笑い笑い笑い笑い――投げ捨てた。

未だピクピクと蠢く蟲だらけの躯を蹴り上げ
懐から取り出した銃剣で空中に一閃を加える。
二つに分かれた躯から散らばり落ちる蟲に一瞥と一閃。
無数の蟲を一匹残らず斬るかの様なもう一閃
空中に在る躯が踊り狂うような更なる一閃
虚空の光中に舞う微粒と同化させる一閃
躯を肉片に変貌させるトドメの一閃
サムライは―――

場所:裏口
530コオネ(M):02/01/14 03:45
>527 ヘルシング祭 強襲! ミレニアム!
アーカードvsコオネvsファクト機関vsベルナドット

「血が・・・出てるよ。コオネから血が・・・どうしよう
止まんない・・・止まんないよ
 イヤあーっ!!!」

(念動力が暴発。弾丸を弾き飛ばす。地面には
小規模のクレーターが出来る)

「血が出たら死んじゃう! 血が出たら死んじゃう
血が出たらみんなみたいに死んじゃうよう!」

(空に飛んでアーカードから逃れる。
下のアーカードに向かって加粒子砲の砲口を向ける)

「アーカードともっと遊びたいのに!
イヤだよ! Nien(イヤだ)!」
ヘルシング祭 吹けば飛ぶような「歩」の連中
>525
(ベルナドット側戦闘員)
「ぎゃぁぁぁぁっ!」
「我らがファクトに・・・栄光あれぇぇぇっ!!」
(ベルナドットの銃弾を受け、10名の戦闘員が消滅)
「ギャフッ!?」
(銃身を脳天に叩き付けられ、1名消滅)
「くぅっ・・・きっさまぁぁぁぁっ!! ファクトの力、思い知れぇっ!」
残った3名の戦闘員が、ベルナドットに対して、捨て身の攻撃を仕掛ける!

行動:ベルナドットに攻撃(3名)
場所:1F廊下

(アーカード追跡側戦闘員)
「ぐふあぁっ!?」
(爆風により、2名が消滅)
「生き残った者は吸血鬼の元に向かえ!! 何としても捕獲するのだ!!」
(残った8名が建物の外に出る)

行動:建物の外へ移動
場所:1F廊下→建物外

部隊内訳:ベルナドット側 3名
     アーカード側 8名
待機中部隊:マーダーチームカオス15名+隊長ロナルド
      ラブフレスト
HELLSING祭り 裏口
>522>526>528>529

>あらわになった乳房に舌なめずりをしながら、女を組み伏せたキメラヴァンプたちは・・・

「うわっ! いやあああ〜〜ぁぁぁ!!」

のりかかって来たキメラヴァンプの首を覚醒状態のまま薙ぎ払う!
首が消し飛び鮮血が噴出する!

セラスはその血をナメ取り……。

「はぁ、はぁ、はっぁ……。」

既に絶命したキメラヴァンプを
引き裂き!ちぎり!踏みつけ!心臓を引きずり出し……。

それを高々と掲げると握りつぶしてその血を全身に浴びる!!

「ハッ、ハハハ……。」

残ったキメラヴァンプに向かって突っ込むと手刀で攻撃をしかける!

【裏口】
533ベルナドット(M):02/01/14 04:00
>524 ヘルシング祭 傭兵の挽歌
ファクトvsベルナドット(アーカードvsコオネ)

「だー! まったく、しつッけーッつーの」
左手に残ったMP5を同じように、一人の脳天に叩きつけ消滅させる。
最後の二人が、鉤爪を振り上げ襲い掛かる。
それを掻い潜り、左右の腰のホルスターからコンバットマグナムを引っこ抜き
戦闘員の鼻先につき付ける。
「はい、ラスト」
引き金を引いた直後、>530 の爆発で大地にクレーターが出来上がる。
作成者を冷や汗を流しながら見つめる。
「ま、まあ、俺がやるのは、あくまで雑魚の掃除」
アーカードに向かう一団に視線を戻す。
「もう少し働かねぇと、給料分にゃ足りないかな」
足元に転がるMP5を拾い上げ、マガジンを取り替えると、建物の外へと足を向けた。

丁度、玄関口あたり
534アーカード ◆aaRCARDU :02/01/14 04:08
>530>531>533 HELLSING祭り
アーカード&ベルナドットVSコオネVSアルフレッド

……ちっ、中身も外見と大して変わらんか。
(建物の外壁に張り付いて上昇、コオネと同じ高度で停止)
闘争とは、血を流し、血を流させ、血を啜るモノなのだ。
お嬢さんにはまだ少し早すぎたという事だな。
(下を見下ろして)
……雑魚を潰し切れんかったか、まぁいい。
(コオネにジャッカルを、眼下の戦闘員に454カスール改造銃を乱射)
(更にそれぞれに犬をけしかける)

場所:外
>532セラス・ヴィクトリア(M)vsキメラヴァンプ’s

「てめぇ!オレの分も残しとけよ?」
マブい嬢ちゃんにのしかかる下っ端キメラを見ながら言い放つ

しかし嬢ちゃんは下っ端ヤロウをバラしてこっちに向かってくるじゃねえかよっ?

「おー怖い怖い」
オレはもう一匹の下っ端キメラを盾にする

・・・下っ端は嬢ちゃんの手刀に心臓を貫かれ灰となるが
その隙にオレの触手のうちの一本は嬢ちゃんの右足を掴んでいた

「へっ!捕まえたぜ!お・じ・ょ・う・ち・ゃ・ん?」

場所:裏口
536ファクト機関(M):02/01/14 04:15
ヘルシング祭 一山いくらの斬られ役
>533
(ベルナドット襲撃側、全滅)
背後から片目の傭兵が追い掛けてきた。
「ちぃっ、邪魔なこいつから始末するか!」
アーカードへと向かう足を止め、ベルナドットに残った8人が一斉に襲いかかった。
「くたばれぇぇぇぇぇっ!」

行動:8人で一斉にベルナドットに襲いかかる。
場所:玄関口あたり

(待機中のマーダーチームカオス)
「・・・よし! マーダーチームカオス、出撃!!」
赤い軍服に身を包んだ一団がトラックの荷台から降り立ち、外にいるアーカードに向かう。

行動:敷地外より、アーカードに向かう
場所:敷地外

部隊内訳:ベルナドット側 8名
     敷地外 16名
待機中:ラブフレスト
537閑馬永空:02/01/14 04:17
>HELLSING祭り よい子わるい子血を吸う子
閑馬永空&名無し吸血鬼VSアンデルセン(SSS)&ハインケル&セラス
>522>526>528>529>532

 一瞬、何が起こったのか判らなかった。
 ただ、身体だけは反応していた。瀕死と見えた神父が立ち上がる。放たれる拳打を一刀が迎え撃つ。
 揉み潰された。
 これは、これは何だ! 「血仙蟲」とは違う、この力は!?
 暴風のごとき打撃の最後は、ぼろくずのような顔面を更にひしゃげさせる一撃。
 唐突に視界がくるくると反転し、閑馬は後頭部に鈍い衝撃を感じた。
 おぼろげに天井が見える。そして覚った。
 首を、捻じ切られたのだと。
 狂ったような、ではなく確実に狂った笑い声とともに、閑馬にとっては聞き慣れた音が木霊する。
 肉を鉄の刃が断つ音。
 半ば頭蓋骨からはみ出た閑馬の眼球が、何か降ってくる沢山のものを認識した。
 血、肉片、そして蟲。かって彼の身体を構成していたあらゆるもの。
「身は……三界の狩衣とは……よくいったものよ……」
 ぺちゃぺちゃと潰れた声が閑馬の喉から搾り出されたが、アンデルセンの耳に届いたかどうかは定かではない。
「……だが……三界に……家すら持てなかった儂は……儂は……」
 嘗て無限の時を生きていた男は、その言葉を最後に動くのを止めた。

 場所:裏口
 閑馬永空・死亡 
>535
セラス・ヴィクトリア(M)vsキメラヴァンプ’s

イカ型キメラヴァンプがセラスの右足を掴みそのまま逆さに吊るされる。
「くっ……。」
セラスは体を折り曲げ、右足の触手を握り締めるとそのまま締めちぎった。
しかしその時にはもう1本の触手が胴体に巻きつく!
その触手の付け根に手刀を突き入れ!引き裂く!
しかし敵の胴体に近づく事ができず、決定的なダメージを与えられない!

【裏口】
539コオネ(M):02/01/14 04:32
>534 ヘルシング祭 祭が終わり風が吹き 胸にぽっかり穴が空く
アーカードvsコオネvsファクト機関vsベルナドット

「・・・・・・っ!」

上昇してきたアーカードにコオネは慌てて加粒子砲を向けて撃つ。
だが砲撃は逸れ、クラウニーハウスの屋根を吹き飛ばすにとどまった。
ジャッカルの弾丸が飛んでくる。そして

「・・・あっ」

コオネの胸を貫いた。血が逆流し、口から溢れ出る。
咽喉が焼けるように熱い。
さらにそこに容赦なく使い魔の犬が飛び掛った。
空中に静止したまま、コオネは貪られる。

「あああああああああああああああ!」

断末魔を挙げるコオネ。少女の耳にアーカードの嘲笑が届く。

「闘争とは、血を流し、血を流させ、血を啜るモノなのだ。
お嬢さんにはまだ少し早すぎたという事だな」

断末魔が止んだ。
驚くほど静かな声でコオネは呟いた。

「知ってるよ? 殺すのってそういうことだって知ってるよ?
でもね、コオネはそこまで化物になれないもん。
だから待っていたの・・・『破壊魔』を。アーカードのことを」

呟きがアーカードに届いたかは分からない。
届いて意味があるかも分からない。
そもそも自分の耳にすら届いたかも分からない。

ただ1つ、死の救いの中ででコオネは少しだけ思った。

もしかしたら別の未来もあったかも知れないと。
生き続ける幸福もどこかにあったかも知れないと。
それがたとえ、人間と兵器の狭間でも足掻き苦しむことだとしても、
それさえも幸福なのだと笑える未来を。

だが、少なくてもこの宇宙にそんな未来は無かった。
だから、どうでも良いことなのだ。

【コオネ=ペーネミュンデ死亡】
540ベルナドット(M):02/01/14 04:34
>536 ヘルシング祭 傭兵のお給料
ファクトvsベルナドット(アーカードvsコオネ)

アーカードに向かって行った一団が、踵を返し襲い掛かってきた。
しかしその姿が目に入っていないかのように、悠々とマガジンの交換を行っている。
8×2の鉤爪が人体を挽き肉に変える寸前、
>534 からの正確無比な射撃が、轟音を響かせ八つの肉塊を完成させた。
「あーあー。査定マイナスかね、こりゃ」
とりあえず懐から煙草を取り出すと、口に咥えて火をつけた。

丁度、玄関口あたり
HELLSING EXTERMINATION

>537対戦者死亡につき移動開始 アンデルセン(SSS)

サムライの再生能力がヴァチカンのそれに及ばなかったのか
それとも、ただ運が良かったのか判断出来る材料は無い。
だが、一つだけ確実な事はサムライは死んだと言う事だ。
「塵は塵に――サムライは床の上では死ねんと言う事か…」
死した同能力者の小さくAmen と鎮魂の意を表し辺りを見回す。

ハインケルは相変わらずグール共を潰している
婦警は奇怪な化物と半裸で戦っている
そして由美江は潅木の陰に腰をおとし刀を杖代わりにして気を失っていた。

この場はハインケルと婦警に任せよう。
女吸血鬼と神父の格好をしたシスターの取り合わせに失笑を隠せないまま
私はその場を後にした。

場所:裏口から移動開始
542名無し吸血鬼:02/01/14 04:37
HELLSING祭り ・ 世界の殲争から 「終着駅、英国クラウニーハウスに到着です(声:石丸謙二郎)」
名無し吸血鬼VSハインケル

>528

バギャッ!
「ぐぉあっ!!」
俺の手ごと通信機が吹き飛ぶ! ちぃっ、元気じゃねぇかバチカンの狗めぇっ!
片手で機関銃を撃ちまくりながら、グールたちを殺到させる!
だが、敵もさるもの、グールたちは次々と蠢くだけの肉隗に成り下がって行く!
もっとも、半分は俺の撃った弾に当たってるんだけどな!
「おらおらおらおらぁっ!! おとなしく神サマのモトとやらへイっちまいなぁっ!!!」

・・・ガチンッ!

なにぃっ、ここで弾切れかよ!!
と、残りのキメラヴァンプがグールを連れて乱入してきた! おっほっ、いいタイミングゥ!
「てめぇら、神父はあそこだ! ぶっ放せぇっ!!」
銃弾の雨、雨、雨!! こんだけどしゃ降りなんだ、神サマも蛇の目でお迎えに来てくれるぜぇっっ!!

(裏口あたり)
英国 バトルロイヤル 最終戦

クラウニーハウス、屋上。
そこには要人の輸送のための、広いヘリポートが完備されていた。
羽虫の大群が飛ぶような耳障りな音を立てている脱出用のヘリコプターに、
小走りで近づいていく影がある。
黒服の男達数人に囲まれて、先を急ぐは美しいドレスを着た女性。
その容貌は闇に紛れ確認する事が出来ないが、このような
殺風景な場所でも匂い立つほど溢れるその気品と威厳は、紛れも無く
「王族」のそれだった。

「陛下、お急ぎを」黒服の内の一人が、ドレス姿の女性に囁く。
今猶階下から聞こえる銃声と、怒号。危険は直ぐ傍まで迫っていた。
一団がヘリコプターのドアまで残り10メートル程まで接近する。
その時だった。

閃光が走り、ヘリが爆散した。
破片を振り撒きながら崩れ落ちていく鉄塊を、彼等は黙って眺めるより他にない。

「今晩は(グーデン・アーベント)、女王陛下。良い晩ですね」
突如、一団の背後より声がする。振り向くと、そこに立っていたのは、
闇に紛れそうな漆黒のスーツを着込んだ、長髪の男。

「・・・何者です」気丈にもドレス姿の女性ー英国の女王は、男に対して
強く言い放った。

「私はイザーク・フェルナンド・フォン・ケンプファー。位階9=2(メイガス)、
称号”機械仕掛の魔道士”−−ああ、”魔術師”と呼んでくださって結構です」

その台詞が言い終わるか終わらないかの内に、女王の周辺を囲んでいた黒服の数人が、
素早く懐の拳銃を構え、一斉に発砲していた。
だがそれらの銃弾は、決して男の肉体まで届かず、悪夢の如くその寸前で静止していた。
「無粋ですね…自己紹介くらい、落ち着いてさせて欲しい物だ」
言うと同時に、銃弾は放たれた元の場所へと寸分違わず戻っていき、
黒服達の脳天、あるいは心臓を破壊する。
女王の周囲は、一転して血と肉に汚されていた。
>543 続き
「さて…女王陛下、貴方とはもう少し語らいたい所ですが、生憎時間がございません。
貴方の大事なヘルシング機関、第13課、そして『不死の王』は他の者との演舞で忙しいようですし…
よって、要点だけを手短に伝えます。貴方は、我が君(マイン・ヘル)にとって大きな障害
となる。よって、この場で歴史の表舞台から退場して頂きたい。如何かな?」

女王は目の前で繰り広げられた惨状にも目を背けず、凛と張った声で言った。
「私はこんな所で命を落とすわけには行きません。英国の未来、そして国民達の為にも。
それに・・・私を殺すのは『彼』が赦さないでしょう」

「魔術師」は口元に微笑を浮かべ、返した。
「貴方はあの『不死の王』の事を言っているのですか? それならば無駄だと言ったはずです。
今頃はミレニアムの連中の相手で手が塞がっている事でしょう。それでも貴方は
信じると言うのですか?」
それに対する女王の返事は、短く明確だった。

「・・・彼は来ます」

「いたるところに欺偽と、猫かぷりと、人殺しと、毒薬と、いつわりの誓いと、裏切りがある。
ただ一つの純粋な場所は、汚れなく人間性に宿る、われらの愛だけだーーシラー。
健気ですな、女王陛下。だがそれすらも儚い希望に過ぎません。何故なら、次の瞬間、
貴方の命は絶たれているのですからー」
右手の五芒星が奇妙な光を放ち、単分子ワイヤーが女王の首を胴体から離すべく迫るーー
ヘルシング祭 礼儀正しい暗殺者集団
>540
「・・・あの男、何処かで見覚えがあるな・・・」
玄関口に立つ男を見て、ロナルドが呟く。
「面白い。目標、アーカードからあの男に変更、行くぞ!!」
15人の赤い軍服の男達が走りながら、ベルナドット目掛けてマシンガンを掃射!
「我々は、マーダーチーム、カオス!!」

行動:ベルナドットに向け、マシンガン掃射
場所:玄関に近い外

部隊内訳:マーダーチームカオス×15+隊長ロナルド

待機:ラブフレスト(トラック内にはいない)
546アーカード ◆aaRCARDU :02/01/14 04:50
>536>539>540>543>544 HELLSING祭り
アーカード&ベルナドットVSファクト機関

まだ後続がいたのか?
だが、所詮は有象無象でしかないな。
数を揃えればどうにかなるワケではない事を思い知るがいい。
(敵の群れの中に、それぞれ拳銃を一丁持った犬が二体突入、食いちぎりながら乱射)

(その時、屋上から爆音が響く)
どうやらメインイベントは屋上らしいな!
(その場に犬達を残しながら、壁を伝って屋上へと到着)
(単分子ワイヤーに向けて蝙蝠殺到)
取らせはせんよ、我らの最後の駒はな。
>538セラス・ヴィクトリア(M)vsイカ型キメラヴァンプ

触手を嬢ちゃんに切断されるがたいした痛手じゃない
こんなモンはすぐに再生できるしな

そのうちに触手は嬢ちゃんの胴体、腕、足。全身を拘束する
まだ抵抗しているが無駄なあがきだ
「さーて子猫ちゃん。おイタはここまでだ」

そのままゆっくり締め殺してやろうと思ったが
嬢ちゃん・・・いやそのアマの目を見て気が変わった

「…てめぇ!何だ!?その目は」
いつもオレの獲物たちは一様におびえた目でオレを見ていた
だがこのアマは…おびえつつも目の奥に光がありやがる

「気が変わった…即行ブチ殺す!」
アマを壁に向かってブン投げる!

場所:裏口
HELLSING EXTERMINATION

>541のからの続き アンデルセン(SSS)

まだ少々数の残るグール共を串刺しに、或はなます斬りにし
建物の入り口に入ろうとした、その時

轟音―――

屋上から凄まじい音が響き渡った。
まさかヘリか…
思い当たる事は有る。
そう、先ほどの魔術師だ。
私は建物の中に入り廊下をひた走って階段を駆け上る、手間を省いた。
「カアァァァ!!」
気合と共に打ち出された数十本の銃剣。
美しく蔦が絡まる建物の外壁に無残な傷をつけ突き刺さる。
そして、それを足場に一気に外壁を駆け上り屋上へ躍り出た。

場所:裏口から屋上へ
549ダイ・アモン:02/01/14 04:55
>541
突如、アンデルセン神父の頭上に存在する天井が崩壊した。
瓦礫に飲まれる神父・・・ ・・・轟く奇声・・・・。

「きぃぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! 勝った!!」

2階から落下する途中、瓦礫に怯んだ神父の頭を蹴り飛ばす。
容赦なくすっ飛ぶ神父。 ・・・・だが、追撃は終わらない。

「はぃぃぃぃ・・・・ウォラァ!!」

裏口に向かってすっ飛ぶ神父に更に三発ほど拳を叩き込む。

「・・・ぐはははは・・・死になさい!!」

そして、トドメとも言わんばかりに神父の僧衣の襟を掴みあげると、
「一本背負い」を綺麗に決めた。

頭から地面に叩き付けられた神父は、その床に鮮やかな鮮血の薔薇を描いた。

場所:裏口、アンデルセン神父の近く。 
550ダイ・アモン:02/01/14 04:57
>549
・・・ ・・・。

(アンデルセン神父が屋上にたどり着く間際に、壁を破壊して登場。)
に変更。
551ベルナドット(M):02/01/14 05:01
>545 ヘルシング祭 傭兵の後始末
ファクト機関(ロナルド)vsベルナドット

「おいおいおいおい。死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ」
銃弾の雨を避けるため、屋内に飛びこむ。

「さて」
飛び込んだ玄関脇の窓から外の様子を窺い、MP5を構える。
元来サブマシンガンとは「精度は二の次、安価で大量生産」というコンセプトで作られていた。
しかし、このMP5は違う。ライフルを小型化する形で開発され、高い命中精度を誇る。

MP5の折り畳み式のストックを伸ばして脇に当て、銃口を窓から覗かせ
片膝立ちの姿勢で固定する。
三点バーストで、マーダーチームカオスを次々と射殺していく。

屋敷内の玄関脇
>546>548 英国バトルロイヤル 最終決戦
女王の首を完全に捉えたかと思われた単分子ワイヤーは…
突如殺到してきた無数の蝙蝠に阻まれる。

「!?」
この蝙蝠は……まさか。
「成る程…来ましたか。ヘルシング機関の切り札、『不死の王』
(ノーライフキング)アーカード」
単分子ワイヤーに切り裂かれなかった残りの蝙蝠が結集し、
女王の眼前に人の形を作り出す。

「・・・・・・アーカード」
女王の小さな唇が、ようやく言葉を紡いだ。

「魔術師」はここに来て初めて、「恐怖」という物を感じえた気がした。
眼前の吸血鬼から発せられる、異常なまでの「殺気」……
精神の弱い人間なら、即座に自殺しかねない空気だ。
この化物に対し、手加減をしている隙は無い。
そう判断した「魔術師」は、即座に自己の持つ最凶の装備を発動させた。
右手の五芒星が輝き、大気が震える。
「−−来たれ、”ベリアルの矢”」
電磁加速砲が、アーカードへ向けて直進する。
>542
名無し吸血鬼VSハインケル

……くっそぉ!
全く身動きが取れない。
まさに銃弾の雨、雨、雨……。


切 れ た 。


両手に拳銃を構えながら、銃弾の雨の中を身を低くして吸血鬼に向けて疾走。
あちこちに被弾し、サングラスが飛ばされ、左肩が動かなくなったが致命傷には至らない。
行きがけの駄賃に辺りのグールに乱射しながら吸血鬼に肉迫する。
相手が反応するより早く、口に拳銃を突っ込んでやった。
「とっととくたばれぇ!」
祈りの言葉も忘れて、全弾ぶち込んだ。
>547
セラス・ヴィクトリア(M)vsイカ型キメラヴァンプ

「があぁッ!」
ボロボロで壁に叩きつけられるセラス。
もう暴れる力は残ってはいない、がそれが逆に冷静な思考を取り戻すきっかけになった。

「くぅぅぅぅ……。」

セラスは近くに転がっていたハルコンネンに手を掛けると爆裂徹鋼弾を装填する。
イカ型キメラヴァンプはそれに気づき、慌てて接近してくるが、触手は何本か破損して
動きが鈍い。
しかしセラスも本来の動きでは無く、やっとの事で敵に照準する、
触手の先が尖り、セラスの体を貫くのとトリガーを引くのはほぼ同時だった、
そして!

【裏口】
555アーカード ◆aaRCARDU :02/01/14 05:13
>552 HELLSING祭り
アーカードVS機械仕掛けの魔道士

 どうやら、相手もいきなり最強のカードを使ってきたようだ。
 喰らうとマズイ。
 かわすと女王に直撃しかねない。
 というよりも、かわすことなどできそうにない。

 まともに喰らって上空へと吹っ飛んだ。
 だが、その隙に犬を一体放っている。
 それは女王の襟を噛んで移動を開始、戦線離脱を図った。

 それを見とがめた魔道士が何かするが早いか――

 横合いから二挺拳銃の乱射が魔道士へと襲いかかる。
 先程放っておいた拳銃持ちの犬二体を、あの場を傭兵に任せて呼び戻したのだ。

場所:屋上
556名無し吸血鬼:02/01/14 05:16
HELLSING祭り ・ サブタイトルのネタもつきました
名無し吸血鬼VSハインケル

>542

「うあっひゃっひゃっひゃっあああぁぁっ!!!」
サイコーだ! 逃げ回る獲物を狩るのもいいが、動けない獲物を嬲るのもイイ!!
あの神父がシスターだったらもっとイイんだけどなぁ!!!
と、神父がこちらに向けて走り出した。
おいおい何考えてるんだよ、とうとうイカレちまったかぁ? 俺はイキそうだけどな!
「ひゃあああああぁぁぁぁははははははははあああ!!!!」
死ねぇ! という前に、馬鹿みたいに大きく開け放たれた俺の口の中に銃口がねじ込まれていた。

「あ?」

「とっととくたばれぇ!」

何発分かの銃声と共に、俺の上顎から上はそこから下に永遠の別れを告げた。

・・・なんだよ、最期はAmenじゃねぇのかよ・・・

抗議しようにも、俺の体はすでに炎を上げて燃え始めていた。


(名無しの吸血鬼・死亡確認)
ヘルシング祭 古典的手法
>551
「ぐぉっ!」
「ぎゅあぁっ!!」
ベルナドットの正確無比な狙撃によって、マーダーチームカオスのメンバーは、一人、また一人と消えていき・・・最後に残ったのは隊長ロナルドただ一人となった。
「なかなかの腕だ・・・伊達や酔狂で化物に雇われている訳ではないか・・・」
危機的状況にありながらも、ロナルドは笑っていた。
「おい、貴様! どうだ、古典的な方法で俺と勝負しないか?」
建物の中にいるベルナドットに話しかける。
「出てこい! ・・・早撃ち勝負と行こうじゃないか」

行動:ベルナドットに話しかける。
場所:玄関付近
HELLSING EXTERMINATION

>548>549>560ダイ・アモンvsアンデルセン(SSS)

大地に叩きつけられ緑が映える芝生に、整備された石畳に鮮血の花が開く
「ガハァ!」
悲鳴ではない。衝撃で肺から空気が押し出される音が響く。
馬鹿な馬鹿な馬鹿な馬鹿な!
横合いから思い切り殴りつけられただと!?
聖堂騎士が!
銃剣(バヨネット)が!!
殺し屋が!!!
首斬判事が!!!!
天使の塵が!!!!!
この私(アンデルセン)が!!!!!!

「なめるな化物ォォォォオ!!!」

血反吐を吐き、顔を鮮血で染めながらフェイスペイントの化物に斬り掛かり
斬って刻んで突き刺し叩きつけ握り潰し踏みつけ噛み砕く

「塵でしかない貴様等はとっとと塵に還れェ!!!!」
三桁に近い銃剣がフェイスペイントの化物に降り注ぐ!

場所:裏口から屋上へ
559名無し吸血鬼:02/01/14 05:17
(>556の>542は>553です・・・)
>542
グールの残党VSハインケル

頭を潰してもこの鈍感な胴体共はまだ動いている。
足を止めるわけにはいかない。
走りながら銃を捨て、懐から手榴弾を4つ取り出した。
走りながら口を使ってピンを抜き、次々と後ろへと放り投げる。
最後を放り投げた後、思いっきり前にヘッドスライディング。
刹那、轟音と断末魔が響き渡る。

次に頭を上げて後ろを見た時には、動いているグールは存在しなかった。
>555
飛んできた炎の塊を、アーカードは避けようともしなかった。
かわせば、女王に直撃する。当然の選択だろう。
上空へと、あたかも子供の放り投げた人形の如く吹き飛ぶアーカード。
だが同時に、彼の身体から分かれた使い魔の犬が、女王を
安全な場所に移動させようと動く。
ここで彼女に逃げられる訳には行かない。再び単分子ワイヤーで
追撃を掛けようとした。だが。

横合いから、突然の銃撃。伏兵として、既に使い間が放たれていたのだ。
防御する暇も無く、銃弾を横腹にまともに食らい、吹き飛ぶ。
「………カハッ」
血を吐き出しながらも、両腕を振るい、銃を持つ腕を生やした犬に向けて
単分子ワイヤーを放つ。
二匹の犬は、瞬く間に三枚の肉にスライスされ、同時に蝙蝠へと変わる。
「素晴らしい……素晴らしいです、アーカード。
貴方の身体の秘密、是非自らの手で解き明かしてみたくなった」
言って、さらに単分子ワイヤーを振るった。
未だ空中にいるアーカードに対し、上下からの挟撃。
562ラブフレスト(M):02/01/14 05:24
ヘルシング祭 真正の変態野郎、登場
>553
・・・本部裏口付近。物陰から何者かが様子を伺っている。
「クハハハハ・・・女が戦ってるぜ・・・良い感じだなぁ・・・」
月明かりに照らされたその姿は、まるで悪趣味なフランケンシュタインの花嫁。
首は男のそれだが、身体は様々な女性のパーツを繋ぎ合わせた物。

「お?」
物陰から戦いの様子を覗き込んでいた彼の目が、ある一点に釘付けになる。
「なぁんて良い目をしてやがる・・・澄んだ狂気の目だ・・・あの目をくり抜いてぇ・・・俺の目にしてやるぜぇ・・・クク、クハハハハハハ・・・」

行動:物陰から物陰に移動し、ハインケル達に近付く
場所:裏口
563ダイ・アモン:02/01/14 05:28
>558

え!? ガガガガガガガガァ!!・・・そんなぁぁぁぁぁあ!!! (肉片と化す)

ダイ・アモン:死亡。
564ベルナドット(M):02/01/14 05:30
>557 ヘルシング祭 傭兵の後始末
ファクト機関(マーダーチームカオス)vsベルナドット

「出てこい! ・・・早撃ち勝負と行こうじゃないか」
その言葉に、軽く頭を抱える。
「オイオイ、勘弁してくれよ。んなもん、傭兵の仕事じゃねーよ」
無視して適当〜に撃ち殺してやるために、MP5のマガジンを交換……
「……弾切れか」

数瞬後、玄関からのっそりと姿を現す。
「んじゃま、こいつが落ちたら抜くってことで」
弾切れで役立たずとなったMP5を高々と放り投げた。

玄関前
565ラブフレスト(M):02/01/14 05:30
ヘルシング祭 存在自体が18禁
>560
「クケハハハハハーッ!」
ハインケルの背後から、冗談のような異形が飛びかかる!
「お前の目ぇ、俺の物にしてやるぜぇぇぇぇっ!」

行動:ハインケルに飛びかかる
場所:裏口
>554セラス・ヴィクトリア(M)vsイカ型キメラヴァンプ

「イィィヤッホゥ!ストライクゥゥ!」
へっ、いくらあのクソアマが吸血鬼と言えどもこのスピードで
叩きつけられりゃ肉のカタマリだぜ!

「さーて、グズグズの肉でも腹の足しにゃあならぁな」
アマの方へと近づいていくが…あのアマまだ生きてやがる!?
しかもあのバカでかい銃に弾を込めてやがると来たもんだ

慌ててオレはアマの方へと近づき止めを刺そうとするが
ちっ!触手が再生しきってねぇせいで動きづれぇ

…そしてオレの触手がアマに届く前に大砲が火を噴いた
とっさに攻撃していた触手も引っ込め全ての触手で本体をガードするが
大砲の弾は触手ごと本体を吹き飛ばす

「けっ、結局オレがやってたのは弱いモンいじめって事かよ…」
死にながら最後に思ったのはそんなツマラネェ事だった

イカ型キメラヴァンプ死亡

場所:裏口
567アーカード ◆aaRCARDU :02/01/14 05:34
>561 HELLSING祭り
アーカードVS機械仕掛けの魔道士

「ク……なるほど、これは恐ろしいカードだ」

 その一撃を喰らったアーカードは、今までにないダメージを被っていた。
 だが、相手も銃弾を喰らって、決して軽くないダメージを被っている。

 ならば、後は一回決定打を放った方が勝つ。
 相手の単分子ワイヤーを喰らうに任せて、更なる蝙蝠へと化す。
 そのまま、全ての蝙蝠が魔道士めがけて殺到。

 次の瞬間、二体のアーカードがそれぞれ拳を振り上げて魔道士の左右に立っていた。
 狙うは唯一つ、頭だ。
 全身のバネを余すことなく使い切った一撃が放たれた。

場所:屋上

肉片と化した吸血鬼に何処からとも無く、犬が現れる。
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ。
一通り平らげると、何処とも無く姿を消した。
HELLSING EXTERMINATION

>563敵、沈黙により移動開始 アンデルセン(SSS)

肉片となったフェイスペイントの化物を更に踏みつけ踏み躙るり唾を吐く
「チッ…屑が!」

私は一仕切り肉片に罵詈雑言わ吐き気を取り直すと屋上を見上げた。

炎が飛び不死者の王(アーカード)が跳ぶ
銃声と驚愕のような叫びが聞こえている。

私はフェイスペイントの化物が現れた壁面の孔を利用し屋上へと跳躍した。
そして、そこで信じられない物を見た!
それは―――

場所:裏口から屋上へ
>542
ラブフレストVSハインケル

グールを掃討して虚脱していた瞬間。
「クケハハハハハーッ!」
その奇声に振り向いたハインケルが見たモノは。
「お前の目ぇ、俺の物にしてやるぜぇぇぇぇっ!」
ツギハギだらけの怪物が襲いかかってきた。

しまった! グールを片付けたところで油断してしまっていた。
為す術もなく、地面に組み伏せられてしまう。
「このっ……化物がぁ!」
ある限りの力を使って、顔面に頭突きを試みた。
571ロナルド(M):02/01/14 05:43
ヘルシング祭 ロナルドの声:若本則夫
>564
高々と放り投げられたMP5に一瞬目を向け、目の前の男を見る。
何処か瓢々とした男だが、腕は確かだ。
腰の位置まで下げたマシンガンを握り締め、落下の瞬間を待つ。

MP5が、地面に付いた。

ロナルドは即座にマシンガンの銃口を男に向けた。
が、それよりも早く、男は引き金を引いていた。
「ぐ、ぅぅぅぅ・・・が、はぁ・・・。み、見事だ・・・名前を、聞いておこうか・・・」
「・・・ベルナドット」
こういうのは俺の性分じゃないんだがな・・・。そう思いながら、答える。
「ベルナ、ドット・・・か・・・先に地獄で、待ってるぜ・・・」
ニヤリ、と笑いながら、ロナルドは地面に崩れ落ち、泡になって消えた。
>567 英国バトルロイヤル 最終決戦
「魔術師」の放った単分子ワイヤーは、確実にアーカードの身体を
両断した……が、その身体は黒い塊ー蝙蝠へと分解され、
一挙にこちらへ向けて殺到する。
「正に、不死身ですか」
慄然とした物を感じつつも、一旦後退しようとした、その時。
左右には、二人に分けられたアーカードが、拳を振り上げる
格好で立っていた。
「………!!」
声無き声を上げながら、”アスモダイの盾”を展開。
両側から迫り来る右拳は、丁度「魔術師」のこめかみの寸前で停止する。
だが、それだけでは終わらなかった。
弾かれたはずの拳が開き、電磁力場の盾をこじ開けようと律動する。
その凄まじい力に、盾の力場は負けつつあった。

「絶望している悪魔以上にみっともないものは、この世にないーー
ゲーテ。まさかこの言葉が、自分に向けられる事になろうとはね」
その言葉が、「魔術師」の末期の言葉となった。

二本の右腕が、彼の頭部を完膚無きまでに粉々に叩き潰した。

……「機械仕掛の魔術師」死亡
WINNER:アーカード
573ラブフレスト(M):02/01/14 05:53
ヘルシング祭 ハインケルを女と認めてみる
>570
「ヒハ、ヒャハハハハー!! 効かねぇ、効かねぇよ、お嬢ちゃんよぉ!!」
身体のパーツが女性の物で構成されているとは思えないほどの力で、ハインケルを組み伏せる。
「ほぉーら・・・おとなしくしてりゃあ、痛くねぇからよぉ・・・ケヒャハハハァーッ!」
ハインケルの目をくり抜くべく、ラブフレストの指が迫る!

行動:ハインケルに馬乗り
場所:裏口
574ベルナドット(M):02/01/14 06:01
>571 ヘルシング祭 傭兵の幕引き
ファクト機関(ロナルド)vsベルナドット

銃口の硝煙でも吹き飛ばしてやろうと思ったが、煙草を咥えたままなのに気付いた。
いいかげん短くなった煙草を投げ棄てると、息を吹き掛けホルスターへと戻す。
「ま、給料分としては、こんなもんだろ」
再び煙草を取り出し、二本目を吸い始めた。
立ち上る煙を追うようにして屋上に目を向ける。
「……流石にありゃ俺の手にはおえんな。ま、旦那ならなんとかするだろ」
とりあえず、庭の芝生にどっかと腰を下ろすと、上手そうに煙草をふかす。
「あーー、しんど」

ベルナドット闘争からの離脱
場所:玄関前
>573
ラブフレストVSハインケル

……冗談じゃない! 誰が目なんてくれてやるか!
顔めがけてくる指に、歯で思いっきり噛みついてやった。
それと同時に、手の届く場所に刺さっていた銃剣を引っこ抜き、テンプルから刺し貫く。

ひるんだ相手を蹴飛ばして距離を取り、手近な銃剣を更に引き抜く。
指の間に各一本、合計八本の銃剣を構えて変態と対峙した。
「見よう見まねだけど、何とかなるでしょ」
576ラブフレスト(M):02/01/14 06:20
ヘルシング祭 殺しても、多分殺し足りない。こいつだけは
>575
「ぐぎゃあぁ!?」
指を噛まれ、思わずのけぞる。
続けて、テンプルから銃剣で刺し貫かれた。
「いてぇぇ・・・いてぇよぉぉぉ・・・」
噛まれた指に目を向ける。歯形がくっきりとついた上に、噛まれた部分が変色していた。
「おおお・・・俺の指がぁぁぁぁぁ・・・このメスブタがぁ! ぶち殺してやるぁあっ!!」
怒りに身を任せ、鬼の形相でハインケルに襲いかかった。

場所:裏口付近
>576
ラブフレストVSハインケル

ニヤリ、と一つ笑って。
両手を翼の如く、その先には銃剣を携えて。
靴音も高く、変態へと疾走を開始する。
腕を限界までしならせ、来るべき時に備えた。

まさに接敵するその瞬間!
両手の銃剣を全て化物に突き立てていた。
眉間、右目、口の中、のど仏、首の頸動脈、左胸、右手首、左肩。
まさに銃剣のオブジェがそこに出来上がっていた。
578ラブフレスト(M):02/01/14 06:36
ヘルシング祭 変態に相応しい最後。
>577
「ぶ・・・げ?」
自分の身に何が起こったのか、理解できない。
イッタイオレハ、ドウナッタ?

理解できないまま、身体を動かそうとし、理解できないまま、泡となって消えた。

(ラブフレスト死亡/ファクト機関からの刺客、全滅)
>578
ハインケル、エピローグ

変態が消えた事を確認して、深い深いため息を吐いた。
もはや、辺りに動く化物は確認できない。
階段に腰掛けて、ひび割れたサングラスを掛ける。
途切れ途切れに聞こえてくる警備員、職員の生き残りの声から察して、事態は収束に向かっているようだ。
もう一度、ふーっと長いため息を吐いて、階段に寝そべった。
「上等だ、化物共……。何度でも滅ぼしてやる」
言葉でそう呟きながら、内心はココまでハードなのは勘弁してほしいなぁ、等と思っているハインケルだった。

ハインケル、闘争終了
今回は他のスレの住民である私を招き下さいまして有り難う御座います。
久しぶりに楽しい闘争が出来、とても満足でした。
二日間、ヴァチカン大殲を入れても3日間と言う短い間でしたがお付き合い
下さり、本当に感謝の気持ちで一杯ですよ。
祭りも終った今、長々と存在すれば荒れの理由にも成りかねません。
私は定住スレである、ヘルシングスレに戻ります。
では、皆様はいつまでも闘争の狂宴に狂って狂って狂って踊るが良い!!
ゲヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハーッ!!

導入>300
本編 一日目(未分別)
>301>302>303>304>305>306>307>308>309>310>311>312>313>314>315
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>331>332>333>334>335>336>337>338>339>340>341>342>343>344>345
>346>347>348>349>350>351>352>353>354>355>356>357>358>359>360
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>376>377>378>379>380>381>382>383>384>385>386>387>388>389>390
>391>392>393>394>395>396>397>398>399>400>401>402>403>404>405
>406>407>408>409>410>411>412>413>414>415>416>417>418>419>420
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>436>437>438>439>440>441>442>443>444>445>446>447>448>449>450
>451>452>453>454>455>456>457>458>459>460>461>462>463>464>465
>466>467>468>469>470>471>472>473>474>475>476>477>478>479>480
>481>482>483>484>485>486>487>488>489

本編 二日目(未分別)
>492>493>494>495>496>497>498>499>500>501>502>503>504>505>506
>507>508>509>510>511>512>513>514>515>516>517>518>519>520>521
>522>523>524>525>526>527>528>529>530>531>532>532>533>534>535
>534>535>536>537>538>539>540>541>542>543>544>545>546>547>548
>549>550>551>552>553>554>555>556>557>558>559>560>562>563>564
>565>566>567>568>569>570>571>572>573>574>575>576>577>578>579
 未だ炎を上げるヘリの残骸を背景に、吸血鬼と神父が対峙している。
 お互いに、今にも殺し合いを始めかねない殺気を放ちながらだ。
 ここに至るまでに、両者とも数え切れない程の敵を殺してきた。
 殺して殺して殺し尽くしてきた。
 だが、この二人の戦争狂(ウォーモンガー)はそれですら足りないらしい。
 完全に無言のまま、両手に銃を、銃剣を携えて立ち尽くしている。
 刃がこすれる音がして神父の両手が動き、撃鉄の起きる音をさせて吸血鬼の両手が動いた時。

「アーカード、そこまでだ。今はヴァチカンと事を構えている場合ではない」
「退くんだ、アンデルセン。焦らんでもプロテスタント共を、そこの吸血鬼を殺すチャンスはまだある」

 インテグラとマクスウェルが屋上へと姿を現し、それぞれの従僕に制止の声を掛けていた。
 それを聞いたアーカードから殺気が消えて、両腕を降ろしていく。
 それを聞いたアンデルセンから殺気が消えて、銃剣がカソックの中へ吸い込まれていった。

「またお預けか……。何時になれば貴様をバラバラに切り刻んで叩き潰して殺しきる事ができるのか?」
「そうはやるな人間。(アンデルセン)その時は必ず来るのだからな」
「フン、何を根拠に言っているのやら」
「おまえには信じられんか? 私はその時を一日千秋の思いで待ち続けるだけだがな」
「……」

 それ以上は何も言わず、アンデルセンはマクスウェルを伴って去っていった。
「それでマクスウェル、ハインケルと由美江は何処なのです?」
「そう言えば何処だろうなぁ? 死んだって報告は聞かんから、敷地内のどっかにはいるだろ。
とゆーか、殺しても死なんって、あの二人は」
「……仕方ありませんな、私が探してきましょう。確か、裏口で交戦していたはずだな」

 イスカリオテが去っていったのを確認した後、アーカードがインテグラに声を掛ける。
「それで? 被害状況はどうなっている?」
「酷いモノだ。警備員、職員、機関員死者合計104名、負傷者に至っては数える気にもならない」
「婦警は? 傭兵は? ウォルターはどうなった?」
「安心しろ、皆無事が確認されている。ウォルターは重傷だが……どうした?」
「いいや。ならば何も、問題は、ない」

 白みはじめた空を見上げている。

「先にヘルシング機関へ帰る」
「なっ……。待て、女王陛下の事は……」
「挨拶ならもう済ませた。後の事は任せる」

 それだけ言い残してアーカードは蝙蝠と化し、飛び去っていった。

「前哨戦でこれほどの大殲争……メインディッシュはまだか少佐! 私は待ち切れんぞ!
クハッ、クハハハハハハハハハハハッ!」

 残月が、中空に浮かんでいた。
 裏口、イカ型キメラヴァンプを仕留めた婦警――セラス・ヴィクトリアは、狂戦士化の影響もあって
地面にへたり込んでいた。
 辺りを見回して呆然と呟く。

「はぁ〜、いったいぜんたいこの惨状は何っ!? 辺りはグールの死体が山盛りだし、そこの階段と
木の陰にはヴァチカンの人達が倒れてるし……」

 特に、木の陰で倒れてる方のシスターはかなり重傷のような気がするのだが、今の自分ではどうしようもない。
 そんな事を考えていると、何故かこう、とんでもなく不安になってきた。
 ……何で?
 その答えはすぐに分かった、靴音とそれに遅れて現れた姿によって。
 アンデルセン神父が仲間を迎えにやってきたのだ。
 脳裏に、メッタ刺しにされた記憶が蘇る。

「ひぇっ!? あわわ……」

 情けない声を上げながら、逃亡を試みようとする。
 だが、更に情けない事に、ショックで足腰が立たなくなってしまった。
 慌てふためいている婦警に気付いた神父が、そちらの方へと首を巡らせる。

「何だ、五月蠅い吸血鬼っ……?」

 突然、アンデルセンが固まった。
 首を婦警の方に向けたまま、表情が全く動かない。
 怪訝に思った婦警が、おそるおそるといった感じで、神父に声を掛ける。

「えっと、あの〜、どうかしました……?」

 その声に、まるで呪縛が解けたかのようにアンデルセンがびくっと反応する。
 何だか、凄く挙動不審だった。
 わずかに逡巡した後、「フン」と言い残して木陰のシスターの方へと向かっていく。
 シスターに何事か声を掛けて抱き起こした後、改めてこちらに向き直って叫んだ。

「ハインケル! 手伝ってください、由美江は相当重傷です。一緒に車まで運びますよ」

 階段で寝そべっていたシスターが、その声を聞いてむくっと起きあがり、面倒くさそうに返事を返す。

「これでも、私だってけが人なんですけどねぇ……」
「それだけ減らず口がたたければ充分でしょう? こんな状況で贅沢は言ってられませんよ」
「はぁ……分かりましたよ、運べばいいんでしょう? たくっ……」

 その後もぶつぶつ何事か呟きながら、そのシスターは重傷のシスターを運ぶ手伝いに行った。
 数分後、ヴァチカンの神父達が去った後も、婦警はその場にいた。
 何となく、動くのが億劫なのだ。
 すると、今度は遠くから自分を呼ぶ声が聞こえてきた。

「お〜い、嬢ちゃ〜ん! 何処にいるんだ〜? いたら返事しろ〜!」

 傭兵隊長、ベルナドットの声だ。
 とりあえず、返事をしないわけにもいくまい。

「隊長さ〜ん! こっち、こっちです〜!」
「おっ、やっと見つかったぜ、今行くから待ってな!」

 すぐにベルナドットが現れる。
 その隣には、首に包帯を巻いたウォルターがベルナドットの肩を借りていた。

「どうやら、全員無事に敵を撃退できたようですな」
「ウォルターさんッ!? その包帯は大丈夫なんですか?」

 そう言われたウォルターは、首の包帯を軽く手でなでながら、婦警に穏やかな声で返した。

「大した怪我ではございません。心配はご無用です」
「そうですか? はぁ、よかったぁ……」

 よく言うぜ、発見された時は失血死寸前だったってのにな。
 ベルナドットはそう思うだけで、口には出さなかった。
 実際、今のウォルターは、肩こそ貸しているモノの、ほとんど問題なく活動できる。
 思わず、年齢を疑ったほどだ。

「まっ、積もる話は後にしましょうや……ほれっ!」

 と、ベルナドットは上着を婦警に投げて寄越した。
 受け取った婦警は怪訝そうな顔をして、ベルナドットの方を見る。

「え〜っと、コレは何でスか?」
「あん? 俺は別にそのままでも構わんぜ? 目の保養としちゃ悪くねェしな」
「えっと、それはどういう……ええッ!?」

 言いかけた婦警は、にやけ顔のベルナドットの視線を追って、自分の胸がさらけ出されている事に気付いた。

「あぁ〜ッ! すっすっかり忘れてたぁッ!」
「忘れてたんか……?」
「せ、セラス嬢……」

 その時、三人の頭の中には、ステポテチーンとかいう擬音が聞こえたとか聞こえなかったとか。
 ついでに、ベルナドットは両頬と顔面に手形を作ったとか作らなかったとか。

TO BE CONTINUED



――南米ジャブロー 通称“豹の巣”(パンテルシャンツェ)


「と、ゆ〜ワケでぇ、今回の作戦に投入された吸血鬼、化物その他諸々は鏖(みなごろし)でしたぁ!」

 猫耳の少年――シュレディンガー准尉は、さも面白おかしいといった具合に、目の前の男達に報告していた。
 帽子を目深に被り、モーゼルを腰にぶら下げた男――大尉は相変わらず無言だ。

「何が楽しいのだ、シュレディンガー准尉。我らの作戦が、あれだけの手勢を投入した作戦が失敗に終わったと言うのに……」

 視力検査用の眼鏡にしか見えない物を掛けて、血塗れのコートをまとった男――博士は、全身を怒りか、恥辱か、とにかく震わせていた。

「まぁ、落ち着きたまえ博士。むしろ、失敗してよかったのだよ。何より、准尉は自分の仕事を果たしているだけだ」

 そう言って博士をなだめた男は、でっぷりと肥った眼鏡の男――大隊指揮官少佐。
 吸血鬼の一個大隊、「最後の大隊」を率いて世界に殲争を仕掛けようという、狂った男だ。

「は……? 失敗してよかったとは?」

 博士の質問に、少佐は肉皮を歪ませて答える。

「今回の作戦には、実に多くの組織が、個人が、闘争のダンスを踊りたくて仕方がない連中が名乗りを挙げてくれた。
私は、彼らに闘争というダンスを踊り続ける赤い靴を与えてやったにすぎないのだよ。そう、破滅するまで闘争を続ける赤い靴をだ」

 一端言葉を切り、更に続ける。

「ローゼンクロイツ! ファントムソサエティ! ファクト機関! イノヴェルチ! 妖魔の君! 西洋神魔! そして我らミレニアム!
更には混乱に乗じてきた戦争狂諸君! これだけだ、これだけ盛大な花火をあのプロテスタントとカトリック共は、
狂気を正気とごまかす神の信徒共は殺し尽くしてみせた」

 未だ得心のいかぬ顔で博士は少佐の方を見ている。
 構わず、少佐は言葉を続けた。

「つまりはだね、博士。私は唯々花火が見たかっただけなのだよ。目的なき闘争、それこそが我らの行動原理ではなかったかな?
花火は上がれば消える。だが、それは失敗かね? 否! これだけ大きな花火は、上げた時点で成功なのだよ」

 もはや、博士の顔に迷いはない。
 この男も、やはり戦争狂なのだ。
 そうでなければ、鈎十字の旗の下にいる事などできはしない。

「だが、やはり闘争は勝たなくては。花火はより大きくなくては。前見た花火より小さな花火など、面白くも何ともないね。
だから博士、君はもっともっと、もっともっと山程の吸血鬼を作りだしたまえ。次の花火のために、次の次の花火のために」

 博士は少佐に一礼した。

「もちろんです。次の花火はアーカードすら焼き尽くしてご覧に入れましょう」

 シュレディンガー准尉は、その話をワクワクしながら聞いていた。

「は〜い少佐! その花火には僕たちヴェアヴォルフももちろん上げさせてくれますよねぇ?」
「あぁ、もちろんだ。その時には思う存分、好き勝手絶頂にやりたまえ」
「♪」

 あの総統の意思を継ぐ者達は、その意思をもっと遙か、高い次元にまで肥大化させていた。
 いや、あるいはもはや、総統の意思など介在する余地すらないのかもしれない。
 今、髑髏の旗を、鈎十字を掲げているのは、この戦争狂達なのだ。
585名無し吸血鬼:02/01/14 17:15
HELLSING祭り(2002/01/13 00:04〜2002/01/14 11:54)
●導入
 >300
●キャラ別導入
・アセルス
 >301
・ルーク・バレンタイン(M)
 >302
・アンデルセン神父(大殲)
 >303
・清一色(M)
 >304
・アンデルセン神父(SSS)
 >305
・アーカード
 >306
・「機械仕掛けの魔道士」(M)
 >308
・名無し吸血鬼
 >309
・ウォルター(M)
 >310
・エバンス・シュタイナー中佐(M)
 >311
・ハインケル・ウーフー
 >312
・シド・デイビス(M)
 >313
・アルフレッド・スタインウェイ(M)
 >316
・ネロ・カオス
 >318
・由美江
 >320
・ストレイツォ(M)
 >321
・改造教師 オオツキ
 >327
・閑馬永空
 >335
・セラス・ヴィクトリア(M)
 >347
・バイロン
 >373
・西洋神魔レムニア(M)
 >394
・クロムウェルの犬(M)
 >401
・コオネ・ペーネミュンデ(M)
 >441
・ファクト機関一行(M)
 >508
586名無し吸血鬼:02/01/14 17:15
●移動、様子見、虐殺など
・清一色(M)
 >307 >314 >326 >340
・アンデルセン神父(SSS)
 >315
・アーカード
 >317
・アンデルセン神父(大殲)
 >319
・ハインケル・ウーフー
 >322
・ルーク・バレンタイン(M)
 >323
・名無し吸血鬼
 >324
・エバンス・シュタイナー中佐(M)
 >331
・機械仕掛けの魔道士
 >336 >346
・クロムウェルの犬
 >505
・ファクト機関一行
 >512
587名無し吸血鬼:02/01/14 17:16
●闘争 その1

・アーカードVSストレイツォ(M)VSネロ・カオス
 >325 >334 >337 >339 >341 >350 >356 >365 >371 >380 >387 >391 >396 >407 >411
 >415 >423 >428 >439
※ネロ・カオス、>341で乱入
※ストレイツォ(M)、>415にてリタイア 再起不能
※ネロ・カオス、>439にて闇に呑み込まれる

・由美江VSアセルス&西洋神魔レムニア(M)
 >328 >333 >345 >357 >367 >381 >392 >408 >413 >417 >425 >431 >436 >446 >449
 >457 >462 >468 >473 >474 >480 >497
※西洋神魔レムニア(M)、>413で乱入
※アセルス、>468にて大量出血によりBLACK OUT
※西洋神魔レムニア(M)、>480にて消滅
※由美江、>497にて体力の限界により戦線離脱

・アンデルセン神父(大殲)VSルーク・ヴァレンタイン(M)
 >330 >338 >343 >355 >363 >378
※ルーク・ヴァレンタイン(M)、>378で移動

・ウォルター(M)&クロムウェルの犬(M)VSエバンス・シュタイナー中佐(M)
 >351 >362 >368 >374 >384 >389 >400 >405 >410 >416 >419 >427 >430
※クロムウェルの犬(M)、>419で乱入
※エバンス・シュタイナー中佐(M)、>430にてワンちゃんのえさに

・セラス・ヴィクトリア(M)VS清一色(M)
 >358 >372 >377 >382 >385 >406 >420 >421 >433 >435 >437
※清一色、>437にて破壊

・セラス・ヴィクトリア(M)VS改造教師 オオツキ
 >359 >364 >393
※改造教師 オオツキ、>393にて爆砕

・アンデルセン神父(大殲)VSバイロン
 >379 >383 >388 >390 >395 >397 >403 >409 >412 >418 >422
※バイロン、>422にて頭から真っ二つ

・アンデルセン神父(大殲)VSシド・デイビス(M)
 >426 >429 >434 >438 >445 >447 >451 >454 >459 >464 >466 >469 >476 >479 >483
※アンデルセン神父(大殲)、>479で戦線離脱
※シド・デイビス(M)、>483にて壁に縫い付けられる

・ウォルター(M)&クロムウェルの犬(M)VSルーク・ヴァレンタイン(M)
 >432 >440 >444 >456 >461 >467 >482 >485 >486 >489 >496
※ウォルター(M)、>489にて出血多量により気絶
※ルーク・ヴァレンタイン(M)、>496にてワンちゃんのえさに
※クロムウェルの犬(M)、>496で移動

(続く)
588名無し吸血鬼:02/01/14 17:16
●闘争 その2

・アンデルセン神父(SSS)&ハインケル・ウーフー&セラス・ヴィクトリア(M)
 VS「機械仕掛けの魔道士」(M)VS名無し吸血鬼withザコ軍団VS閑馬永空
 >329 >332 >342 >344 >348 >349 >352 >353 >354 >360 >366 >369 >375 >386 >398
 >402 >404 >414 >424 >442 >448 >452 >453 >463 >472 >475 >484 >487 >488 >495
 >499 >506 >511 >514 >515 >517 >522 >526 >528 >529 >532 >535 >537 >538 >541
 >542 >553 >556 >560
※アンデルセン神父(SSS)、>332から>348あたりで乱入
※「機械仕掛けの魔道士」(M)、>353で乱入
※閑馬永空、>386で乱入
※「機械仕掛けの魔道士」(M)、>499で移動
※閑馬永空、>537にて大解体
※アンデルセン神父(SSS)、>541で移動
※名無し吸血鬼、>556にて炎上

・セラス・ヴィクトリア(M)VSイカ型キメラヴァンプ
 >535 >538 >547 >554 >566
※イカ型キメラヴァンプ、>535で覚醒
※イカ型キメラヴァンプ、>566にて四散

・アーカードVSアルフレッド・スタインウェイ(M)VSコオネ(M)
 >443 >450 >455 >458 >460 >465 >470 >471 >477 >478 >481 >492 >493 >494 >498
 >500 >501 >502 >504 >507 >510 >513 >516 >519 >523 >527 >530 >534 >539
※コオネ(M)、>471で乱入
※アルフレッド・スタインウェイ(M)、>516にて頚部断裂
※コオネ(M)、>539にてリタイア

・アーカード&ベルナドット(M)VSファクト機関一行(M)
 >518 >520 >521 >524 >525 >531 >533 >536 >540 >545 >546
※ファクト機関、>545でマーダーチームカオス投入
※アーカード、>546で移動

・ベルナドット(M)VSファクト機関・マーダーチームカオス(M)
 >551 >557 >564 >571 >574
※ファクト機関・マーダーチームカオス(M)、>571にて全滅
※ベルナドット(M)、>574でほっと一息

・ハインケル・ウーフーVSラブフレスト(M)
 >562 >565 >570 >573 >575 >576 >577 >578 >579
※ラブフレスト(M)、>578にて泡になって消滅
※ハインケル・ウーフー、>579でつい本音が

・アンデルセン神父(SSS)VSダイ・アモン
 >541 >548 >549 >550 >558 >563 >568 >569
※ダイ・アモン、>563にて肉片と化す
※ダイ・アモン、>568にてワンちゃんのえさに
※アンデルセン神父(SSS)、>569で移動

・アーカードVS「機械仕掛けの魔道士」(M)
 >543 >544 >546 >552 >555 >561 >567 >572
※アーカード、>546で登場
※「機械仕掛けの魔道士」(M)、>572にて頭部粉砕
589名無し吸血鬼:02/01/14 17:18
●エピローグ
 >581 >582 >583
●レス一覧(未分別)
 >580


●そして、次なる殲争へのプロローグ・・・?
 >584


※後半のアーカード&ベルナドットVSアルフレッドVSコオネVSファクト機関は、
 そのままだとさすがに錯綜しすぎてるんで適宜分割したぜ。理解しろよ。
※闘争の順序は、必ずしも時系列に沿っていねぇからな。注意しろ。
※リタイアの状況等には俺の主観が入りまくりだが気にするな!
※間違ってたら指摘しろ。遠慮すんなよ?
590エレン ◆qbjwulfk :02/01/14 18:24
連休のお祭りお疲れさま。
以前の血祭りと違って目的がはっきりしていた分、両方とも奇麗に決着がついたわね。
少しだけ、感想を言わせてもらうわね。

>なるなる祭り
随分死んだわね。特にナルバレック周りは袋叩き状態だったと言うのに。
流石は最強であり、最凶の埋葬機関トップ。
それと、これが闘争初参加の人も結構居たみたいだけど、皆良く戦っていたと思うわ。

>個人的敢闘賞
弓塚さん
吸血鬼でありながらも、人としての感情を持ち、ナルバレックに立ち向かった姿は、
本来吸血鬼にはあり得ない「儚さ」を感じさせて貰ったわ。
いつか、一緒に戦ってみたいわね。

>ヘルシング祭り
まずは、二日に渡る激闘お疲れさま。
これこそ、文字通りの血祭りだったわね。全参加者に、心からの感謝を贈るわ。

>個人的優良死にっぷり
改造教師オオツキ
祭りならではの死に方よね。お見事。

次点 コオネ
原作を知らない人には、なんだか解らなかったかもしれないけれど、
原作を知っている者としては、心に染みるものがあったわ。
実際、アーカードとコオネがコンビ組んだりしたら……

>個人的敢闘賞
ダイ・アモン
「最高のタイミングで、横あいから思い切り殴りつける」を
文字通り再現してくれたわね。本当、最高だったわ貴方。

通常闘争の感想は、もう少し待ってね。

>585-589
名無し吸血鬼さん。有り難う。心からの感謝を。

それじゃあ、また血と硝煙の地獄で会いましょう。
591バレンタイン兄弟(M):02/01/14 18:26
バレンタイン兄弟+グール軍団vsカズマ

前スレ
>688>689>698
今スレ
>15>60>64>94>95>99>298

>ルーク側
>「教えてやるぜ………本当の俺のっ!『力』ってやつをよぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
「!?」
気付いた瞬間、視界が斜めに傾いていき、そして真横になった。
随分と固い感触が押しつけられる。
それが、床だと気づくのに暫くの時間がかかった。
立ち上がろうとして、やっと左足の感覚が無い事に気が付いた。
「わ、私の足がぁぁぁぁぁぁ!!」

>ヤン側
>「わ、私の足がぁぁぁぁぁぁ!!」
「兄貴!?」
体力回復のため血を啜っていた買物客の首筋から顔を上げると、
左足を無くし、倒れているルークの姿が目に入った。
「ちぃ! 行け、手前ぇら」
つい先刻、グールにしてやった数人の元買物客をカズマにけしかける。
「まだだ。パーティの終了には、マダ早えぇゼ」
同時に自らも残った片腕で、サブマシンガンを乱射する。
592カミーラ:02/01/14 22:15
「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ

プロローグ

街灯もろくにない寂れた通りを、黒いロングコートを着た女性が歩いていた。右手には
大きな廃工場、左手は貨物列車の操車場、人通りのほとんどない道を彼女は歩いて
いる。

通りの反対側から、セーラー服を着た少女が一人で歩いてきた。クラブか何かで普段
より遅くなったのだろう、その足取りはひどく早い。すれちがうときコートの女性が、少女に
軽く会釈をした。それに答えるでもなく、少女は、歩みをいっそう早めた。

とその刹那、コート姿の女性は身を翻らせ、少女の喉元に噛み付いていた。悲鳴を上げ
ようとする少女の口を開いている手で塞ぐ。噛み付いた女性の口元から暖かい血が流れ、
少女の白い喉を赤く染め上げた。

力を失った少女の身体を無造作に地面に投げ出すと、コート姿の女性は、何事もなかっ
たかのように歩き始めた。もとより人通りの少ない道だ。一瞬の惨劇を目撃した者は誰も
いない、はずだった。

コート姿の女性は、前方に誰かがたたずんでいるのに気付いた。その人物が、自分に対
する殺意をみなぎらせていることも。

「あら、見られてしまいましたのね。では……」

コート姿の女性は、塀を越え、廃工場の中へと身を踊らせた。
>592 「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ

「何を、なさっているんですかな?」

そう問いかけながら、男は女吸血鬼に近寄っていく。

「いえ、何も答えなくて結構です。貴方の答えなど、解り切っていますからな」

廃工場の入口で、手の中に長銃を出現させる。
そして、

パン!

始まりを告げる一発の銃声。
>>591
シェルブリッド第二形態…。その絶大な力はカズマの体を確実に蝕む。
だからこそ、早く決着をつけねばならない。
カズマはシャドーボクシングのように拳を振るう。
その拳圧は衝撃波となり、ルークの足をたやすく引き裂いた。
「わ、私の足がぁぁぁぁぁぁ!!」
気づいたときにはもう遅い…!一撃で決まる!
だが、横槍が入る。グール、そして右腕を失ったヤンだ。
「ちっ…そう言えばまだ生きてたんだよな…」
マシンガンの弾を右腕で弾き、グールを殴り飛ばす。
ルーチンワークになりそうな対応。
…しかし、これは布石にしか過ぎないのだった。
595バレンタイン兄弟(M):02/01/14 23:33
バレンタイン兄弟+グール軍団vsカズマ

>594
わずか数名のグールは、歯牙にもかかることなく瞬殺される。
「ヒャハハハァハハハハハァ」
ヤンはガムシャラにマシンガンを撃ちながら突っ込む。
「くっ!」
ルークは、両手で体を跳ね上げると、再び空間を跳ね回る。
片足の場合、つっ立っているよりも動いている方がバランスを取り易い。
カズマを中心に円を描くように空間を飛び回りながら、
自分の影からもう一丁ライフルを取り出し、中心に向けて放つ。
「この化け物め!」
596カミーラ:02/01/14 23:56
>593 「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ

「もう、なんて間が悪いんでしょう。こんなことになるのでしたら、もっと強力な
銃を持ってくるのでしたのに」

カミーラは、コートの下から小型の銃を取り出す。FN P90 PDW。5.7mmx28弾
を用い、ケブラー製の防弾チョッキを貫けることを目標に開発された携行火器だ。
カミーラは、トリガーの下にあるセレクタを素早くセミオート・モードに合わせると、
男の持つ銃の発射音に追われるように廃工場の中に身を隠す。

「困りましたわ。今夜はこの銃の50発入りマガジンがあと三つ。それから手榴弾が
やはり3つに、自衛用のワルサーPPKしかありませんのに。さて、どういたしましょう
か」

そういうと、カミーラは廃工場の入り口に油断のない視線を走らせた。
オレは葛葉キョウジ。矢来区で個人の探偵事務所を開いている。
最近、あちこちで異界化や悪魔共が出没すると言う事件が起きている。
元凶の一端はどうやらこの場所らしいな・・・・
・・っと、言い忘れたが、オレの本職は裏稼業でもあるデビルサマナーだ。
・・・・そこらの人間と一緒に見てもらっちゃ困る。

装備は特に念を入れてない。ブランド物のスーツ等で身を固めている。
剣は七星剣。飛び抜けて強くは無いが、決してナマクラでは無い。
・・・まぁ、オレが剣をメインに戦うことはあまり無いだろう。
オレは魔法や符術を使う事の方が多いからな。以下が扱う符と魔法だ。
・・・符に関しては、状況によって所持数も何を持つかも変わるだろう。

【禁呪符(きんじゅふ):対象1体を金縛りにする】
【金凝符(きんぎょうふ):物理攻撃を反射する】
【鎮怪符(ちんかいふ):魔法攻撃を反射する】
【鎮心符(ちんしんふ):味方1体の一時的な状態不良(睡眠・魅了・混乱等)を回復する】
【外法覚醒符(げほうかくせいふ):味方1体を蘇らせる。ただし体力までは完全に回復不能】

【マハ・ラギオン:広範囲を魔力の炎で焼き尽くす、葛葉の得意魔法】
【シャッフラー:対象を紙製のカードに変化、封じ込めて束縛する。時間経過で回復。
         カードは紙なので、当然、燃え易くなる。魔力への強い耐性があれば無効】
【サバト:GUMPから直接仲魔を呼び出す。通常手順を踏む(GUMPを操作する)より早く召喚できる】

そして、このオレがデビルサマナーたる所以、それがこのガンタイプコンピュータ『GUMP』だ。
オレは様々な悪魔と契約し、ソイツ等を『仲魔』としてこのGUMPから呼び出す事が出来る。
・・・仲魔は非常に種類が多い。その時その時でストックしている仲魔は全く違う事も有る。
オレが好んで呼び出すのは『CHAOS』というカテゴリに属する奴等だがな・・・

・・・挨拶はこの辺りでいいだろう。次に会うのは戦いの場かもな・・・・あばよ。
名前 : 葛葉キョウジ
年齢 : 20代
性別 : 男性
職業 : 私立探偵。・・・裏稼業でデビルサマナーをやっている。
     依頼があるならマリーを通してくれ。
趣味 : 特にねぇ。
恋人の有無 : 居ない。
好きな異性のタイプ : ・・・聞いてどうしようってんだ?
好きな食べ物 : 飲物だがな・・・サマナーズ・ハイ。
最近気になること : 悪魔が頻繁に出没している・・・
一番苦手なもの : うっとうしい雑魚。
得意な技 : マハ・ラギオン
一番の決めゼリフ :「じゃあな・・・・あばよ」
将来の夢 : さあな・・・成るようになるだろう。
ここの住人として一言 : 依頼があれば応じるぜ・・・・
ここの仲間たちに一言 : 悪魔なら倒す。・・・それだけだ。
ここの名無しに一言 : オレの仕事の邪魔だけはするんじゃねぇ・・・

・・・それと、だ。オレをオレ以上に上手く扱える奴が居るなら、申し出てくれ。
オレはそいつにこの体を譲る。・・・オレか?オレはもっと強い体を探すだけ、だ・・・・
599カノン ◆WA2nd4pc :02/01/15 01:31
テスト書き込みだ・・・
>596 「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ

「どこに隠れているんですかな?」

入口の陰から銃口を突き出し、相手の隠れていそうな所に銃弾を打ち込む。
その度にガラスが砕け、コンクリートの床を削り、コンテナに穴をあけた。

ガタン!

ドン!!!

「・・・ふむ、鼠でしたか。・・・仕方ありませんな」

これ以上待っても相手は出てきそうにない。
そう思った男は、近くの遮蔽物を素早く確認し、その陰に滑り込んだ。

「逃がしはしませんぞ? 灰も残さず滅ぼしてやります」
こんばんわ。
伯爵様の代理として、雑談などを務めさせていただきます。
が、もしかすると戦闘をしたりするかもしれませんので、正式にこちらの方に参りました。
 
まずは、私の自己紹介をしますわね。
私の名前はエリザベス・バートリー。
自分の美貌を保つ為、処女の生き血を満たした風呂に入ったりした『血まみれ伯爵夫人』といえばお分かりになるかしら?
こちら、悪魔城の設定では伯爵様の姪として登場ししております。

戦闘方法ですが、それなりのレベルの黒魔術を扱って戦いますわ。
空間転移や火の玉をとばしたり、無数の剣を召還したりですわね。
あとはメドゥーサに変身して石化光線やら炎を吐いたりして戦うこともできますわね。

言うまでもありませんが、カテゴリはCですわ。

出典 :悪魔城ドラキュラ(実在の人物でもある)
名前 :エリザベス・バートリー
年齢 :今年で442才ですわね
性別 :女
職業 :元・伯爵夫人でしょうか?
趣味 :入浴ですわね
恋人の有無 :ふふふ、彼がまともならここまで堕ちていませんわ
好きな異性のタイプ :処女・童貞で美しい人
好きな食べ物 :処女・童貞の生き血
最近気になること :私の出演する映画は何故、B級ホラーばかりなのでしょう?
一番苦手なもの :聖なる武器
得意な技 :黒魔術ですわね。一応、それなりのレベルのものを扱えますわ。
一番の決めゼリフ :この美貌と若さを保つために、あなたの血が必要なの。
将来の夢 :伯爵様の悲願達成ですわ
ここの住人として一言 :伯爵様の代理を務めさせていただきますわね。
ここの仲間たちに一言 :意外に処女・童貞の方が少ないですわね
ここの名無しに一言 :一応、実在の人物ですわよ、私。
ええっと、まだ間に合いますかね?
ラルフvsカミーラ「鉄火を以ってする闘争」

サブタイトルどおりに銃メインの闘争になりそうです

ラルフさんは非実体化、実体化により様々な銃器を使いこなせるのが強みです

逆にカミーラさんはそんなに銃の交換はできないでしょうが
吸血鬼の力で人間よりも精密な射撃ができるでしょうね

でも私は状況によって銃器を使い分けられるラルフさんを推しておきます
603カミーラ:02/01/15 21:54
>600 「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ

「うふふ。多少は楽しくなってきましたわ。でも、騒々し過ぎませんこと?」

カミーラの人間よりも格段に優れた聴覚は、ラルフの足音が途絶えた地点を
正確に捉えていた。

カミーラは、銃口に消音器を取りつけると、コートに隠していた手榴弾のピン
を抜く。そして、数秒待つと、ラルフが潜んでいると見当をつけたあたりに、
投げ込み、数メートル移動する。

「いぶりだし。投げ返している余裕はありませんわよ」

カミーラは腰溜めに銃を構え、爆発に備えた。
閑馬永空vsガロン

プロローグ
 
「このあたりだな…」
満月の夜、山深くの川岸。遠くに滝の音を聞きながら、
銀髪の男…ジョン・タルバインはつぶやく。

「はるか東の国には、不死の体を持つ修羅が棲むという」
そういった話は以前から聞いていた。
究極の鬼とやらを探してたどり着いたのが、近くに見える洞窟。
ここに、俺の限界を見せてくれる奴はいるのか。

洞窟の入り口すぐのところに、そいつはいた。
洞窟の奥の闇を向いてあぐらをかき、微動だにしない。
「キサマが、閑馬永空とやらか」
男…閑馬永空に向かって言い放つと、鼻をスンスンと鳴らす。
「この匂い…キサマ、相当な数を殺しているな。
 俺のカンでは…128人、どうだ」
閑馬は動かない。

「…以前、似たようなことを言った男がおった」
座ったまま、振り向きもせずそう返す。
「主も…刀こそ帯びておらぬようだが、
 そやつと同じ気配を漂わせておる」
何も言わず、相手を見つめるジョン・タルバイン。

「…人斬りのな」
ゆっくりと立ち上がる閑馬。

「人斬り」
返すジョン・タルバイン。
「俺はただ自分の限界を超えたい、それだけの人間だ。
 限界を超える、そのために強い奴と闘いたい。
 …俺の限界を見せてくれるような、強い奴と。
 そして、あんたの噂を聞いた」
立ち上がった閑馬が振り向いた。
一見すると、生気の無いやつれた顔…
だがその眼光は死者よりも冥く、それでいて針のように鋭い。

「その眼…俺のカンに、狂いはなかったようだな。
 あんたは間違いなく、強い。」
その言葉が終わった瞬間、辺りの空気が一気に張り詰める。

「俺に極限を見せてくれ…その腕でな」
 
ニィ。
二人が笑みを浮かべたのは、完全に同時だった。
605閑馬永空:02/01/16 00:56
>604 閑馬永空VSガロン

 同時に笑みを浮かべ、同時にそれを消した二人は静かに身構えた。
 銀髪の男は軽く腰を落とし、閑馬は刀の鯉口を抜く。
 相手は無手だ。だが閑馬にそれを侮る気は毛頭無い。
 立ち振る舞いだけでも相当の術者と判る。ならば、何らかの策が有る筈。
 すっ、と銀髪の男が動いた。
 次の瞬間、男は五メートルの距離を一気に詰めて閑馬の前に在った。
 成る程、刀の間合いすら飛び越す速さが武器か。無論それだけではないだろうが。
 最短距離の直線を疾って来た右拳を、閑馬は左手で止めた。
 骨まで響く。だがそれだけだ。
 低く呻いたのは銀髪の男の方だった。
 閑馬の右足刀が、銀髪の男の鳩尾に叩き込まれていたのだ。
「刀を使わねば剣士は木偶人形だと思ったか? 戦場では刀槍が無くても闘わねばならぬのよ」
 奢った風もなく呟くと、閑馬は更に右の掌底を放っていた。
「組み打ちは久しぶりだがな」 
606ガロン(M):02/01/16 01:31
「ごあっ!!」
うめき声とともに、銀髪男…「ジョン」の体が宙に浮く。
はたから見れば少し体が浮いただけ、
だがそのダメージは想像を絶する。
膝こそつかなかったが、足もとがおぼつかない。
2,3歩、後ろによろめく。

だが。
「…ヒいいぜいいぜ、さすがは『サムライ』。そうこなくちゃな…」
汗をだらだらと流しながらも、不敵に笑う。
拳を腰に構えて、再び高速で突進。
「…愚か者め!!」
叫びながら、「見えた」軌道めがけて掌を撃ち出す閑馬。
だが触れる瞬間、「ジョン」の体は閑馬の視界から消えた。
そして腹部に衝撃が走る。
「ジョン」は閑馬の眼前で一気に腰を落とし、
内蔵を叩き出さんばかりに、みぞおちめがけて肘を叩き込んだのだ。
「俺も伊達に徒手空拳で闘っちゃいないんだ…」
えっほえっほ、駆け足ですけど解説です
閑馬永空vsガロン

武芸者vs人狼です
でもまだガロンさん人狼化してませんね

閑話休題、閑馬永空さんは獲物(刀)を持っている分リーチに分があります

一方ガロンさんはスピードで相手を上回っています
ですが間合いを取って戦われてしまえば不利になるでしょう
鋭い爪は刀とも競り合えるでしょうけどね

で、私はガロンさんを推しておきます。
閑馬永空さんに比べ基本的なスピードで勝っているみたいですからね
608ガロン(M):02/01/16 02:22
>606は>605へのレスだ。
609閑馬永空:02/01/16 02:43
>606 閑馬永空VSガロン

 効いた。今度は。
 喉元まで込み上げるものを堪えながら思う。流石は拳を以って剣に抗さんとする者、伊達ではない。
 それ故に――面白い。
 鮮血が飛沫いた。
 銀髪の男の第二撃――左拳を捌いたのは、閑馬の左手が懐から引き抜いた匕首だった。
 刀を使うには間合いが狭すぎる。ならば距離を取るまで。
 一旦背後に飛び下がった閑馬の腰から閃光が走る。
 夜目にも鮮やかな真紅の虹が掛かった。
 狙いすました閑馬の刃が、尚も襲い来る銀髪の男を斬り上げたのであった。
「主の力、そのようなものではなかろう。全てを出さねば儂には勝てんぞ」 
610ガロン(M):02/01/16 03:16
突然現れた匕首。これは完全に予想外。
一瞬の間に間合いを外される。
それでもなお体はすでに相手に喰らいつこうと動き始めていた。
だが意識が完全には体についていなかった。それが、失敗だった。
普段なら5分の確率で見切れるはずの斬撃。
それを、慌てて体勢を崩しながら避けるしか…
いや、避けきれなかった。
致命傷にはならなかったものの、鮮血が飛び散る。
今度は「ジョン」みずから、後ずさった。
「主の力、そのようなものではなかろう。全てを出さねば儂には勝てんぞ」
…致命傷にならなかったのではなく、「しなかった」のか!?
「…フッ、言ってくれるじゃねえか…」
空気が変わる。そして閑馬を睨みつけ、
「…後悔するなよ!!」
その声とともに、体が急激な変化を始める。
筋肉がそれまで以上に膨張し、全身に青い毛が生え、
その顔は長く伸び、その手には爪が光る。
「オオオオオオオオオオッッ!!」
雄叫びをあげた時、そこには一匹の巨大な狼が「立って」いた。
これこそ真の姿…「疾風の人狼」ガロン。

雄叫びが終わった次の瞬間!
閑馬の目の前に、ガロンはいた。
「トロいな!」
爪の生えた右手を振り上げる。
611ガロン(M):02/01/16 03:18
>610は>609へのレスだ…再度、すまん。
612閑馬永空:02/01/16 03:48
>610 閑馬永空vsガロン

 雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄ッッ!!
 咆哮とともに変化していく男を、閑馬は呆気に取られた表情で見つめていた。
 只でさえ全身の肉が大きく盛り上がっていく。
 上半身は冴える月光が結晶したかのような蒼き剛毛が生え始める。
 下半身に纏わりついた着物から覗くのは、膝関節が変形したこれも毛に覆われた足だ。
 何より異様に突き出た口と、槍の穂のような牙の列。
 山犬――違う、これは――。
「犬神の裔か!」
 異形の獣は閑馬の視界から消えた。
 次に閑馬が感じたのは灼熱の痛み。胸が切り裂かれたのだ。
 馬鹿な、この迅さ、認識出来ぬだと!?
 それでも右手の一刀・井上真改蟲殺を振るう。最前は余裕を以って当てられた剣は空を切った。
 狼人はまた消えた。
 上だ!
 勘である。だが研ぎ澄まされたそれは、幾度となく閑馬の命を救ってきた。
 左手を上空に向けて振るう。手裏剣打ちにした匕首からは、しかし手応えは伝わって来ない。
 空中で、狼人は身をひねってかわしてのけたのだ。
 獣の力に人の技。こんな存在を評し得る言葉を、閑馬は一言しか知らない。
「化け物――ッ!」
 挫挫挫挫挫ッ!
 獣の蹴りを受け、後方へ吹き飛んだ閑馬は地を転がった。
 手が無い訳でもない。化け物なら、自分も同じ事。
 そう、心中で呟きながら。  
613閑馬永空:02/01/16 03:55
>612
文章が一部おかしい。
三行目の「只でさえ」の後に、「引き締まった」が抜けておる。
これが鬱、か……。 
614ガロン(M):02/01/16 04:13
>612
閑馬永空vsガロン

「ハァ!! だから言ったろ、後悔するなってな!!」
ガロンは男を蹴り飛ばすと、「化け物」という言葉にそう返す。
胸はゆっくりと紅く染まっていくが、
彼の動きには全く支障がないようにすら見えた。
形勢逆転。閑馬が立ち上がるのを、今度は逆に待っている。
「どうした『サムライ』!
 さあ立ってみろ! すべての力をぶつけてこい!」
立ち上がるのを見るや、また神速での接近。
閑馬もなんとか避けようとしたようだが、遅れた。
爪の生えた左手で殴りつけられ、派手に血を撒き散らしつつ
うつぶせに倒れこむ閑馬永空。

今のは効いたはずだ。いくら凄腕といえど、そう簡単には立てまい。
そう思って再び爪を振り上げ、しっかりと狙いをつけて振り下ろす…!
615閑馬永空:02/01/16 04:59
>614 閑馬永空VSガロン

 それだ、主の欠点は。
 狼の爪が切る風の音を耳に入れ、閑馬は思う。
 速さは獣、だがその技は人のもの。つまり狙ってくるのは急所に違いない。 
 絶叫を上げたのは狼人の方だった。振り下ろされた左手を、またもや懐中より迸った閑馬の匕首が貫いたのだった。
「読める、という事だな」
 手に匕首を刺したまま、狼人は下がって逃れようとする。飛び起きた反動を利用した閑馬はそれを許さず、一気に狼人に肉薄した。
「儂の力が見たいか。ならば――」
 血は出る、痛がる。自分と同じだ。化け物といえど、この世に無限の存在などあろう筈が無い。
 つまり――殺せる。
「篤と見い!!」
 怒ッ! 臥ッ! 惨ッ!
 ついでの様に闇を裂き、血潮に舞うは剣太刀。 
>603 「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ

突然飛んできた手榴弾。対処方法を考えているゆとりは無さそうだ。

「近代兵器を扱うとは、中々物騒な魔物ですな!」

男は銃を逆さに掴んで思い切り振り回し、飛来した手榴弾を叩き落す。
直後に響く爆発音。床に転がっていた鉄片が弾け飛び、コートを軽く切り裂いた。

「見つけましたぞ!」

手の中の長銃を消し、かわりに散弾銃を出現させる。
コンテナと機械の残骸の間を走りぬけつつ、標的の足元に牽制の一撃。
相手の頭上で揺れている、照明器具のなれの果てを一瞥し、策を組み立てる。

「使える物は、使うべき。・・・ですな」
617カミーラ:02/01/16 19:27
>616 「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ

「そこにいらっしゃいましたか、では」

足元から反跳してくる散弾を大きく飛ぶことで避け、カミーラは、大きな旋盤
だったものの陰に入り込む。そこから彼女は、P90の点射を数回相手のいる
あたりに送り込んだ。先ほど銃の先端に取りつけた消音器によって、発射時
の閃光と音が低減されるが、二人のほかには動くもののない廃工場は、カミー
ラの銃の発射音を響かせる。

「夜はわたしたち闇の眷属の世界。人がどこまで暗闇を自らの下僕とするこ
とができるか、とくと見せていただきましょう」

外は月一つない、闇。
>617 「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ

「分かっておりませんな。人間は太古の昔より、闇の領域を消し続けてきたんですぞ?」

くぐもった音を立てる物体を、反射神経を駆使してかわしながら、
相手との距離をつめるように移動する。

「人が魔物に敗れる物語と、魔物が滅ぼされる物語、どちらが求められてると思いますかな?」

かわし損ねた銃弾が、義腕である右腕を叩く。
顔を顰めつつ、男は相手の足元を狙って射撃をする。

「後者です。貴女の様な存在は、歓迎されていないんですよ」
619カミーラ:02/01/16 21:05
>618 「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ

「無駄な努力を人間は続けているものですわね。すべてのものは、
闇から生まれ、最後には闇に帰っていくのに。この世に光のある限り、
闇のなくなることはございませんわよ」

相手が間合いを詰めていくのを感じながら、カミーラは身を翻す。相手の
弾着は次第に正確になっていくが、人より運動能力の勝るカミーラの動き
をとらえるために必要な照準の修正量を得るには至っていない。

「もったいないですけれど」

相手との間合いが20mほどになったところで、カミーラはフルオートの連射を
ラルフの未来位置に叩き込んだ。そのまま、大きく地面を蹴ってラルフの背後
に回り込む。数発の散弾が、カミーラの左足をかすめた。
>619 「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ

「光も闇も、人のものです。征服されるのは当然でしょう?」

男の打ち込む銃弾によって、知らず知らずの内に標的は少しずつ目的の場所へと追いやられていく。

「わざわざ天使や魔物の形を取るから狩られるんですよ・・・っ!!」

あと少し、と言う所で相手の銃口が火を噴いた。
慌てて右方向に飛び退く男、しかしそれよりも早くその女吸血鬼は男の背後へ回り込む。

「至近距離は少々厳しいですな!」

手の中の散弾銃を素早く消し、振り向きざまに相手の喉に向かって右腕を突き出す。
同時に左手に短機関銃を出現させる。

「離れなさい、化物!」
621カミーラ:02/01/16 23:12
>620 「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ

「言われなくても」

吸血鬼の反応速度は早い。悪魔めいた笑顔の残像を残すと、カミーラは
相手の右腕を軽く払って、つま先でとびのく。相手に動きを読まれないように
小刻みに跳びながら。

跳びながら牽制の意味も込めて、点射を何回か送り込む。そうして、機械の陰に
隠れたときには、マガジンには弾薬が一発も残っていなかった。

「あと3つ。さて、けりが付けられますかしら」

マガジンを取り替えると、カミーラは少し乱れた息を整え、あたりの様子を窺った。
622導入:02/01/16 23:41
帰り道。夜の公園。
買い物袋を持って帰りを急ぐリオの前を、いつのまにか少女が歩いていた。 
まとわりつくように歩くその少女は、ニヤニヤ笑いながらリオの顔を見上げている。
だが常の人間なら不快に思うようなその態度にも、リオは自分から反応を示さなかった。
三分ほどその状態が続き、逆に焦れたのか、少女が間延びした声で話しかけて来た。

「あー、もしもし? ちょっとイイかしら?」
「申し訳有りません。急いでおりますので」

冷淡な声にもめげず、少女は再度リオの歩く前をうろちょろし、話しかける。

「んんん、長くは掛からないよ。聞きたい事が一つだけあるの」

これ以上進路を邪魔されるよりは答えた方が早く帰れると判断したリオは、
立ち止まって初めて少女の顔を見た。
少女はニヤニヤ笑いを収めずにリオに指を突きつけると、尋ねた。

「貴方、魂を持ってる?」
「わかりません。それでは」
 
あっさり答えて再び歩きはじめたリオを、少女が慌てて引き止める。
袖を掴まれてリオも流石に立ち止まる。 

「ちょ、ちょっと待って。貴方、機械でしょ?」 
「来栖川製メイドロボHM−13セリオです」

答えを聞いて、安心したように少女は何度も頷いた。
 
「うん。それはわかってる。アンタの宣伝を見た事あるしね」
「詳しいスペックを御質問なのでしょうか?
 ・・・・・・あの、申し訳ありません。マスターをお待たせしているので、私は急いでいるのです。
 ご希望なら、来栖川の営業所で容易にカタログを手に入れられると思います」 

少女の意図が掴めず判断に困ったリオは、それだけを言うと一礼し歩き始めた。
そうすると今度は、少女は前を歩かずに隣に並んで話しかけて来た。

「ねぇ、アンタの態度ってずいぶん人間臭いけど、何歳になるの?」
「マスターに購入されてから――年になります」

「へぇ、結構長いんだ。」
「マスターには大事に扱ってもらっておりますので」

「逆算すると、ほとんど初期に買われたんだね」
「そうなります」

「改造とか、された?」
「何度か」

歩きながら二人は話し続ける。
少女は質問を山のように喋り続け、リオはそれを前を向いたまま無表情にさばく。
会話の内容が質問でさえなければ、二人は仲の良い姉妹のように見えたかもしれない。
623導入:02/01/16 23:42
リオが異常に気付いたのは、その少女が現れてから十分が過ぎた時だった。

立ち止まり、普段の生活では使う必要のないセンサーをも起動して、辺りの情報を集める。
少女はその顔を見上げて、呑気な声で更に質問を続ける。

「どったの?」
「・・・・・・もう、この公園を抜けていなければならない時間です。なのに、出口が見えません」



            「よーやく気付いたんだ」



リオの視線を背中で受けると、少女は踊るようなステップでたん、た、たん、と三歩歩く。 
そうやってリオと距離を取ると、クルリと振り向いて笑った。

「長い時間を経たモノに雑霊が憑くってのは良くある話でね。
 今回もその類かと、話を聞いた時には思ってたんだ。
 で、まあ、アタシではアンタの魂を関知出来なかった。
 本当はその時点で終わりだったんだけどね。 
 ・・・・・・まさか、罠が効果を発揮するとは思わなかった」

リオの体が緊張を帯びる。
警戒レベルを上昇。
少女の声にはもう、リオにもはっきりとわかるほどの『悪意』がちりばめられていた。

「アンタ等は確かにただの機械だ。
 なのに、アンタには心に・・・・・・魂に働きかける魔術が効果を発揮した。
 このまま帰すには、ちょっとばかし興味深過ぎるんだわ」 
 
少女・・・・・・魔女、ヴァージニア・テンは飛び退った。
同時に、リオを包囲するように、3つの影が闇から現れる。 

「頭だけは潰さないようにね。持って帰って調べるから」

「「「了解しました、マスター」」」

三体のセリオ達は右手に持ったスタンロッドを構え、戦闘態勢をとった。

「この子達とアンタ、何処が違うか実地で教えてもらうよ」

そう言って、魔女は微笑った。
624ガロン(M):02/01/17 00:19
>615
閑馬永空vsガロン

「か…っ…!!」
血しぶき、血しぶき、血しぶき。
闇に血の花火が一つ、二つ、三つ。
閑馬の刀は、ガロンの腰、腹、胸をしっかりととらえた。
一瞬、意識がぼやける。
背中が地に着いた。あわてて後転、立ち上がる。
(…やる)
ギリと歯を噛み締め、左手の匕首を抜いた時には、既に閑馬は接近中。
三つの傷がずきりと痛むが、無理やり抑えこんで跳躍。
すんでのところで、中段に払われた刀をかわした。

そのまま着地すれば、今度はさすがに刀の餌食だろう。
だが、そうでないからこそ「化け物」なのだ。
空中でくるりと体を回し、
「アオオオォォン!!」
鬨の声を上げると、ガロンは空中から閑馬に向かって
「まっすぐに飛んでいく」。残像が見え、うっすらとだが
体が発光しているようにも見える。
量産型セリオ―リオ―vs量産型セリオ×3

>>622>623

最近はとかく物騒な世の中だ。
以前、彼女が襲われた時の事を考えれば同型3機に襲われるなど大した事では無いかもしれない。
その証拠に冷静にサテライトとの回線を開くと、同型3機のロットナンバーを検索し始めた。
それさえ分かれば簡単に停止命令を送る事が出来るハズなのだが―

―――検索結果:ユーザー登録抹消 製造No.:抹消 メンテナンス記録:無し―――

世の中それほど甘くは無い。
ここに来て初めてリオに緊張が走った。
なぜなら、来栖川にハッキングを仕掛け製造記録を抹消する事が出来る者など皆無の筈なのだ。
それを成し遂げるレベルのユーザーのHM
通常禁止されている違法行動―自衛以外の戦闘行為―も除去されている可能性が高い。

しかも、何やら魔術などと言う話までしていたではないか。
そんな、ある意味凄まじく危険な状況でもリオは様々なデータから現在取りうる最良の行動を検索し行動した。

「検索完了・・・三十六計、逃げるが勝ちです・・・」

リオはクルリと踵を返し、元来た方へ逃げ出した。
626魔女サイド:02/01/17 00:47
>625 VSリオ

「アンタ達、逃がしたらお仕置きだかんね!」

魔女の叱咤が効果を表した訳ではないだろうが、三体のセリオ達が一斉に駆け出した。
内、逃げるリオともっとも距離の近かった一体がリミッターを一部解除。
他の二機よりも速力を上げ、一気に追いすがり。
他の二機は僅かに左右にばらけ、逃走路を限定しつつ、距離を保つ。

逃げるリオの後方左右に位置していたセリオ達が、全く同じタイミングで左手を振るい、
小さな飛礫を続けざまに逃走するリオの背中に向けて投擲した。

命中すればダメージは与えられないが、バランスを崩すだけの威力を持つ飛礫。 
回避行動をとれば逃走速度が落ち、距離は更に縮まる。

一方、追い縋る一機は近接戦闘データをDL。
戦闘シミュレーションを開始。 
・・・・・・後、4秒で近接戦闘圏内に到達。
目的『目標の足止め、及び、機動力の低下』

彼女達に、数の優位からくる油断は全く無い。
機械なのだから、それはごく当然の話。
627閑馬永空:02/01/17 00:51
>624
閑馬永空VS人狼ガロン

 闇夜を蒼く染める流星。獣の突進は止まらない。
 この位置からでは回避は不可能。一発喰らうも遣る方なし。
 即座に判断した閑馬は、両手を十文字に組んだ。
 貪ッッッ!!!
「ぐおゥッ!」
 掛け値無しに大木をも引き裂く轟打。防ぐ役に立たなかった左手の骨は砕けた。
 骨折は「蟲」での治癒も時間が掛かる。先程の裂傷はすでに癒え始めていたが、これは当分使い物にならない。
 何より内臓まで到達したこの衝撃。血と胃液の混合物を吐きながら、閑馬は後方へ飛ばされた。一回跳ねながら、それでも倒れる事無く立ち上がる。
 蒼き光を纏い、再び獣は突撃して来る。今度は真っ正面より。
 頭の方も獣と化したか。そうそう何度も――。
「喰らうか戯け!」
 汰ッ!
 転瞬――。
 跳躍した閑馬は人狼の頭上にいた。宙空においては防御は不可能。
「素ッ首貰った!」
 叫んで刀を振り上げた閑馬の双眸は、しかしカッと見開かれる。
 獣は地を蹴る事無く、人狼は突撃の勢いを変化させたのだ。閑馬の在る、天空へ向かって。
 足場の無い宙空にて方向転換だと!?
 もう一度衝撃が来た。より強く、重い衝撃が。
 そうか、こいつは「化け物」だったな。或いは儂をも凌ぐ。 
628ガロン(M):02/01/17 01:15
>627
閑馬永空vsガロン

見事に閑馬の体をとらえ、にやり、と思わず会心の笑みが漏れた。
正確には、上から声が聞こえた時点で、か。
宙に叩き上げられた閑馬の体が、どさ、と地につくのと、
ガロンが着地するのは同時だった。
ぴくりと閑馬の体が動く。
すかさずガロンは閑馬の上まで一気に跳躍、
口を大きく開いて急降下…口腔にずらりと並んだ刃が閑馬を襲う。
量産型セリオ―リオ―vs量産型セリオ×3

>>626

リオは戦闘データをDLしていない。
何故か?理由は簡単だ。
現在必要なデータは戦闘を勝ち抜く為の物では無く、負けない為の戦術データだ。
少女の狙いが自分にある限り破壊されない事が勝利であり、それは逃げ切る事だから。

リオがDLしたデータは確実な勝利の方程式を彼女に突きつけてくる。
3機の量産型が追いすがる事の意味。
少女の言う魔術によって遠のいた様に感じる出口までの距離は無限では有り得ない事。
そして、出口に到達する為には妹とも呼べる同型機達を障害として排除せねばならない事を。

機械としての冷静なHM−13セリオ型・個体識別名リオはそれを推奨し、リオに取り付けられた感情ボードは
妹と言う単語を盾に、それを拒絶する。
それはあたかも心ある者がする葛藤に似ているかも知れない。
しかしリオはこの間の模擬戦で、それが戦闘において邪魔でしか無い物だと学習していた。
だから―――
リオの目から一筋の涙の如くレンズクリーナーが零れる。

サテライトからの監視情報とリオ自身のセンサーが迫る同型と飛礫の存在を確認させ、
感情を押しのけた意思が各アクチュエーターに指示を出す。
飛礫を受けワザとバランスを崩し、公園の乾いた地面に転びそうに見せかける。
そして、そのまま大地に付けた手を軸に追いすがる真後ろの1機に対しての蹴り―
相手のダメージを確認する間も惜しんで右から―現在の向きからは左―追ってきた1機に飛び掛る

「リミッター解除。スタンガン出力最大――」

リオの左手が高電圧による蒼い燐光に包まれた。
630閑馬永空:02/01/17 01:38
>628
閑馬永空VSガロン

 武ッ!
 迫る牙が肉に喰い込む音。だが場所は人狼が本来狙った筈の首ではなかった。
 深々と牙が突き立てられたのは閑馬の左上腕。咄嗟に左手を突き出したのだ。
「美味いか、儂の腕は?」
 優しげとすらいえる声で閑馬は訊く。いい終らぬ内に、いつのまにか逆手に握った井上真改蟲殺が疾る。
 一閃。
 人狼は数メートルの距離を飛びずさっていた。喰い千切った閑馬の左手を口に咥えて。
 折れて使えぬ腕等不要。呉れてやるのみ。
 だが。
「手応え有り」 
 閑馬が薄く唇を歪めた瞬間、人狼の体毛は紅く染め直された。腹部から吹き出る血によって。 
631ガロン(M):02/01/17 02:27
>630
閑馬永空vsガロン

カハ、と噛み千切った左腕を吐き捨てる
「なかなかの噛みごたえだ…血のソースも悪くないぜ?」
思い切り歪んだ笑いでそう返すが、これで腹を斬られたのは2回目。
…今度のはさすがに効いたか。
そう思うや、案の定腹からどくどくと血が流れ出始めた。
起き上がる閑馬、だが今度は立ち上がるのを待つ。
「ちっ」
息が乱れている。少々、飛ばしすぎたかもな。
ふた呼吸ほどおいて、じりじりと四つん這いで右まわり…すなわち、
食いちぎった左腕のほうに動く。
(さあ…これでどう動くか)
一瞬ぎらりと眼を光らせる…が、閑馬は動じない。
(ふんぎってやがるな…
 なら、一番邪魔なのはあの刀だ。
 左手が無い今、小刀はまず来るまい。
 …気も、練れた)
ガツ、と地を踏みしめると、
「アオオォォン!!」
ふたたび突進、腹めがけて神速の体当たりをしかける。
避けられた。だが落ち着いて方向転換。
それも読まれていたか…体をひねられ、また避けられる。
ならばと…さらに方向転換! 狙うのは…刀!
(さあ、避けるか受けるか…どっちでも、俺の手の内だぜ!)
632閑馬永空:02/01/17 03:02
>631
閑馬永空VSガロン

 眼が慣れてきた。
 目まぐるしく向きを変える特攻も、そういうものだと判っていれば予測もつく。
 一回。二回。良し、かわせる。次はこちらの番だ。 
 そこで気付いた。
 奴の次の体勢――これは儂自身を狙っているのではない。目標は刀!
 避けるか。無理だ。かわし得ても、奴には変幻自在の突進が有る。
 受けるか。これも無理だ。あの威力、三発喰らってはこの身が持たん。
 ならば答えは――。
 閑馬は刀を放り投げた。一瞬、人狼の動きに乱れが生じたが、最早迸る勢いを止められ様筈も無い。
 答えは――。
「止める、だ!」
 右の拳を、蒼い奔流に思い切り突き入れる。五指だけでなく、肘までの骨全てが砕け散った。
 無論通じないのは先刻承知。だが、ほうれ、儂の得物は帰って来たぞ。
 懊!
 人狼の突進の力が、捻じ切った閑馬の右手を土産に通り過ぎる一瞬の隙。
 計算通り落ちて来た刀を横咥えにした閑馬の斬撃が、人狼の喉笛を切り裂いていた。 
633ガロン(M):02/01/17 03:40
>632
閑馬永空vsガロン

刀を放り投げた時は、確かに焦った。それでも、すぐに思い直した。
(ならば本人をぶっ飛ばすまでだ!!)
3度目の回避を、体勢が崩れることを期待していた。
だが、すべての期待が外れた。

閑馬は、ガロンの体当たりを右の拳で「止めた」。
直突きで。
肉の潰れる音。骨の砕ける音。それに混じって、
ガロン自身の体が軋む音が聞こえる。
「グ…ゥ…」
グアァァッ!! …と、勢いに任せて突き抜けようとした時。

ザム

ガロンの喉元を、彼がさきほどまで狙っていた「刀」が通り過ぎた。
刀はそのまま、地面に突き刺さる。
首から血を撒き散らしながら、閑馬の体じゅうにその血を浴びせながら、
勢いのついた魔物の体が閑馬の横をかすめ…
どう、と地面に落ちた。

驚くべきことに、ガロンはそれでも立ち上がった。だが、
「ハ…ハ…」
もはやまともな声は出ない。呼気の混じった唸り声…うめき声か?
それを上げながら、最後の力を振り絞って閑馬のもとに歩み寄る。
肉を貫き、引き裂く鉤爪。震える体でそれを構え、
青から紅に染めあげられた上体をひねり…
634閑馬永空:02/01/17 04:31
>633
閑馬永空vsガロン

 まだ立つとは。敵ながら賞賛の術を知らぬよ。
 喘鳴を洩らしつつ、猶最後の一撃を加えんと近寄って来る人狼に、閑馬は心中語りかける。
 もっともこちらも限界だ。主と同じく、後一撃入れられるかどうか。さて。
 蒼と紅に彩られた爪が唸った。
 閑馬の左肩へ、それは食い込んでいた。心の臓を求め、更に更に潜って来る。
「…………生半には……死ねん……ものだ……」
 呟いた。刀を咥えている所為で、幾分不明瞭な発音だったが。
 弩ッ!!
 お返しの様に、人狼の肩口へ閑馬は一刀を叩き込んだ。合わせて人狼の腹部へ右の蹴りを放つ。
 刀を肩に残したまま、体勢が泳いだ人狼の頭上へ閑馬は跳んだ。
 鶺鴒の尾のごとく上がった右足を、人狼の左肩に刺さった刀を蹴り降ろす。
 鎖骨と肉を斬り砕いて刀は止まった。閑馬の着地と同時に、人狼は大地に倒れ込む。
「主の力、人を超えし獣の力、見事だった」
 両腕を失い、全身血に染まった幽鬼のごとき姿。誰がこれを勝者と思おうか。
「だがな――力を極めたその先になど、何も有りはせぬ。足掻いた所で「虫」は「虫」。主も、儂もな……」
 人狼は何かいったようだったが、閑馬は返事など期待してはいなかった。
 こやつも違ったか。儂とともに無限の時を生きてくれるものなど、居りはせんのか――。
 孤影悄然と――閑馬は去って行く。何処へ、かは彼自身知らず。  
>621 「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ

「また逃げましたか。まるで鼠ですな」

まるで移動先を予知しているかのごとく放たれる敵の銃弾に、追撃を中断させられる。
男は諦めて一度柱の陰に隠れると、残りの弾を確認し始めた。

「まだ多少余裕がありますが・・・いえ、そろそろ事態の打開を図るべきですな」

気配を殺し、周囲を見回す男。

(照明は・・・駄目ですな。時期を逸しました。ガスボンベ・・・少々離れすぎています。
・・・『アレ』を使ってみますか)

目の前にある『制御室』と書かれたプレートを見上げ、男はなにやら考える。
続いて視線を移した先には作業用のベルトコンベア。

「電源が生きていると良いんですがな」

ベルトコンベアの上に切り離した義腕と長銃をセットし、制御室へ向かって移動しはじめた。
636カミーラ:02/01/17 22:40
>635 「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ

「静かになりましたわね。では今のうちに」

カミーラは、身につけていた黒貂のコートを無造作に脱ぎ捨てた。ワルサーPPK
と手榴弾は、無理矢理スカートの隙間に押し込む。

「これで少しは身軽に……。動き出したようですわね」

油断なく銃を構え、足音を消して制御室の方へ。


637カズマ:02/01/17 23:45
バレンタイン兄弟+グール軍団vsカズマ

>>595
サブマシンガンを乱射しながら突っ込んでくるヤン。
「うっとおしいんだよぉぉぉぉぉっっ!!」
鋭い踏み込みで弾を避けながら裏拳を叩き込む。ヤンは錐もみながらすっ飛ばされる。
ルークのほうは再び片足で高速移動を開始する。が、目に見えてその速度は落ちている。
「自慢の速さも形無しだなぁっ?!」
カズマは上体を沈め踏み込みながら、鋭いフックを伸び上がりざま打つ。
いわゆるガゼルパンチ。シェルブリッドの威力によって拳圧はカマイタチのような
真空の刃を形成する!
その拳はルークの残った右足を切り取り、ルークは床にたたきつけられた。
638バレンタイン兄弟(M):02/01/17 23:57
>637
>バレンタイン兄弟+グール軍団vsカズマ

(ヤンの体は、棚に突っ込み商品の雪崩れに巻き込まれている)

>ルーク側

何かが足にふれた。
そう気が付いた瞬間、自らが跳んだ速度で床に叩きつけられた。
勢いは止まらず、そんまま階段に突っ込み踊り場まで落ちていく。
「ハア…ハァ……ハフッ………これは…一体……………」
勝っていたはずだ。勝てたはずなのだ。
しかし現実は両脚をもがれ、不様にのたうち回る自分がいる。
 
そして、
 
ゆっくりと、ゆっくりと階段を降りてくる足音が響く。
獅子のごとき腕をもった男。
吸血鬼の筋力をモノともせずに捌いた男。
 
腕の力だけで体を起こし、相手の姿を確認する。
屈辱、悔恨、畏怖、焦燥、複雑な表情を張りつかせたまま、ルークは叫んだ。
「おまえは……おまえは一体、なんなんだ!?」
639魔女サイド:02/01/18 00:06
>629 VSリオ 
 
カウンター気味の蹴りを胴に食らったセリオ(01)は、吹き飛びながらも何とか転ぶのは堪えた。
ダメージ検索・・・・・・戦闘に支障あるものは無し。 
すぐさま飛びかからず、退路を断つ方向に移動。 
飛礫の準備を開始。隙をうかがう。 
 
少し遅れて飛びかかったセリオ(02)は、リオの放電すらしている左手を、自身の左手で受け止めた。 
スタンガンを通常装備として仕込まれている左手は、メインの部分に電流が流れるのを防護するための措置が
取られているため、02に実際上のダメージは無い。 
そのまま左手を固定。相手の動きを封じ、手にしていたロッドでリオの足を狙う。 
 
そして、残る一体(03)がリオの無防備な背中目掛けてスタンロッドで突き掛かった。 
 
「あんたら、きりきり働かないと酷いからね!」 
 
戦闘に関係ないと判断されたマスターの声援は、三人全員が無視した。
はいはーい、遅れました。すみませーん
量産型セリオ(個体識別名リオ)vs量産型セリオ×3(+魔女)
 
同型機・・・といいますかなんと言いますか
とにかく同じスペック同士の戦いです
 
単純に言えば魔女チーム側が数で勝っているので勝てそうですが
リオさんには魔女側の量産型には無い戦闘データの蓄積があります
後、魔女の言ってた『魂』も少しは気になりますね
 
戦力比ではリオさんが圧倒的に不利ですが
魔女チームは頭の人がなんとなく戦闘指揮が下手そうですから
そこで失敗しちゃうかもしれませんね
 
まあ、今回は順当に魔女チームを推しておきます
641ウルフ:02/01/18 00:51
ウルフVSアドルフ・ヒトラー 導入
  
「うううう・・・く、来るなタカハシ!!」 
  
心配して駆け寄る少年をウルフは反射的に思い切りは怒鳴りちらす。  
今まで見せた事のないウルフの形相に赤髪の少年は硬いソファーの上に 
へたり込んだ。 
  
「ど、どうして・・・ウルフ・・・」  
「す、すまない、タカハシ・・・立てるか?」  
  
ウルフは慌ててタカハシに救いの手を差し伸べた。  
その時、ウルフは己の限界を知ってしまった。ワイルドハーフ特有の主人へ 
の破壊衝動がすでにピークに達していたのだ。  
  
タカハシの・・・  
怯えた目。疑惑の眼差し。信じていたモノに裏切られる恐怖の「匂い」。 
タカハシの情に応えて彼を何時までも守っていく。そうウルフはたくさん 
の仲間と共に約束した。そして、それはもう永遠の容易い誓いに思えていた。 
しかし、今の破壊本能が芽生え始めた彼にはそれが既に手に入った未来の 
様に考えていた自分を憎らしく思う。  
その日の内に、ウルフは、タカハシの家を出た。もう、あんな顔はさせたく 
ないから。  
独り、夜を彷徨うウルフにどこからともなく囁きかける声があった。  
  
「世界が終わった・・・そんな顔、してるね」  
「なんだ、オマエ」  
「なんだっていいじゃない。ふふっ・・・そんな事より、それでいいの?」 
「いいわけない・・・ウルフ、本当はタカハシと一緒に居るって約束した」 
  
ウルフにはなぜか彼女は信頼できる気がした。又、するしかなかった。  
彼女は提案した。彼女が定めた因果の上ではウルフたちの運命は既に 
バッドエンドで確定済み。それ自体は彼女にも変えられない。しかし、 
現在因果の王たる人物を倒す事ができれば、そして因果の王に成り変わ 
る事ができれば結果はまた変わってくる、と。  
ウルフは承諾した。現在の因果の王座にある者、アドルフを倒す事を。  
  
「わかった。で、どこにいるんだ、ソイツは」  
「ふふっ 慌てる事はないわ。今すぐ、案内してあげる。アドルフ、 
人のダイスで踊る気はない、あなたはそう言ったわね。ならあなたは、 
この人狼と戦う義務があるわ。私はこの子を新しい因果の中心にしても 
いいっ・・・て思った。仮にそうなったらあなたも只ではすまないでしょう」 
「相変わらずの気まぐれ、か。いいだろう。だが、結果は変わらん。 
その人狼に待ち受けているのはヤツ自身の自滅か、私が与える死による絶 
望のみだからだ!」  
「OK、ね。ふふふ。折角だから取って置きの場所を私が用意したわ。 
そこで思う存分因果の王座をかけて戦いなさい」  
  
彼女がそう言った瞬間。 
二人はどこかの塔の一空間・・・アドルフにとっては見知った、ウルフに 
とっては未知の・・・に立っていた。  
しかし、それはどうでもいい事。二人はこれから因果の王座をかけて争うだけなのだから。
>634
閑馬永空vsガロン

〜エピローグ〜

夜明け近く。
洞窟がある岩場の前は、まだ暗い。
東の空は明るみを帯びているが、西の空ではまだ星も輝いている。
遠くで小川のせせらぎが、近くでは草木の擦れる音が聞こえる。

まだ影も映らない大地には、幾筋もの爪痕、足跡、刀の跡、
無数の血の染み、いくつかの血だまり。
そして、血の海の中心に、力尽きた人狼の体がひとつ。
人外の「化け物」が二人、闘争した跡だ。

闘いの先に何かを見出そうとしていたガロン。
闘いの先に何も見ていなかった閑馬永空。
軍配は、魂虚ろな剣士に上がり、そして彼は去った。

 (力を極めたその先になど、何も有りはせぬ)
 「…俺は…」

かすかな声でつぶやくと、ガロンの目から光が消えた。

すると、ガロンの体からしゅうしゅうと白煙が立ち上り、
体中が煙に包まれていく。
ガロンの体のみならず、周囲がすっかり煙に包まれ、
煙が晴れたあとには…傷だらけになった1体の木偶人形が。

ことり、と音を立てて、
人形の首が、落ちた。

END
643ウルフ ◆wolf8zuU :02/01/18 01:01
すまん、アドルフ、一度会議室へ来てくれ。
644ウルフ ◆wolf8zuU :02/01/18 01:13
「オマエが何モノなのか、そんな事はウルフ、知らない。ただ、 
ウルフたちの運命がかかってる。オマエを攻撃させてもうらぞ」  

部屋に無数に走る水路にマーキング。(発動は据え置き、後に何らかの形態に
水を変換)  

「くらえ!魂の矢だ」  

高く掲げたウルフの両手からアドルフに向かって巨大なエネルギー波 
が放たれた。エネルギー波は空気を焦がしながらアドルフに突き進む!

量産型セリオ―リオ―vs量産型セリオ×3
 
>>639
 
「ほら、ここだよ。見てごらん」
暗いスタンドランプだけが点いた研究所で、一台のデスクトップに向かった顔の長い男が
若い研究員に説明をしている。
 
「つまり、リオは無意識に手加減していると?」
「うん、まあそうなるね。それともう一つ・・・・」
 
素早く、顔の長い男がキボードを叩くと画面に映るリオのデータが切り替わる。
今までは戦闘に関した状況や判断内容、それにリオが捕えた『敵』のデータだったが
今はリオの出力特性が映されている。
 
「なるほど・・・確かにそうですね・・・もう一つは何です?」
「リオさ」
「・・・リオ?」
 
そう言って、顔の長い男は画面の一部をトントンと叩く。
そこにはリオがリオである証、感情回路の情報が載っている。
感情回路に全体の25%もの出力が喰われている事実か、ありありと載っているのだ。
 
「そんな・・・」
「だけど事実だよ。リオでは敵の一体にでも勝てない。」
 
顔の長い男は言い捨て、デスクトップ横の内線電話の受話器をとった。
 
「あ〜もしもし? うちのメイドロボの破壊を頼みたい。え?そうそう、秘匿活動。」
「来栖川警備保障・・・」
 
苦虫を噛み潰すように若い研究員が唸った。
デスクトップのモニターではリオが防戦一方に追い込まれている事を示すデータが写されていた。
今は防御が成功しているが絶望的な防戦だ。
それでもリオは絶望を感じないだろう。
そう言う風に作られて居ないから・・・
若い研究員はせめて、彼女が苦しまない様にと祈った。機械である彼女に対して。
ウルフVSアドルフ・ヒトラー
>>644
「ふっ・・・」

迫り来る魂の矢。しかし、それを見る表情には微塵の焦りもない。
すっ、と右手を掲げる。

「・・・無駄な抵抗だ・・・犬め」

手が中空を撫でると、その空間がぽっかりと開く。
魂の矢はそこに吸い込まれ・・・まっすぐに戻っていく。

それと同時に、想像を絶する速さで走る。
跳ね返した魂の矢とアドルフ本人の二段構えの攻撃。
647ウルフ ◆wolf8zuU :02/01/18 01:37
ウルフVSアドルフ・ヒトラー  
>>646  
「なに?」 
  
自分の放った渾身の魂の矢がそのまま返される。予想だにしていない
事であった。また、風の速度で駆け抜けてくる相手の速度!!  
ヤツはニンゲンじゃない。ウルフはそのことにようやく気付いた。
しかし、それは戦いの場に必要なことではない。 

”今日のウルフは覚悟が違うぞ。タカハシ、待ってろ。”  
  
「これはどうする?アドルフ」  
マーキング。ウルフから前方に向けて床が部分的に沸騰、熔岩化。
アドルフに溶岩流が襲い掛かると同時に部分的に床が抜ける。 

「いくら強くても自分の出したエネルギーだ。」  

魂の矢を腕を交差して防ぐ。ダメージ、少。
アドルフは果たして?
648魔女サイド:02/01/18 01:44
>645 VSリオ 
 
セリオ(02)がロッドを足に打ちつけようとした瞬間、掴んでいた手首を翻してリオがその場で身を捻った。 
合気道の投げと判断したセリオ(02)は、関節部を守る為に自ら跳躍。 
セリオ(03)は投げられたセリオ(02)を回避するために行動が一拍遅れ、 
次のリオのアクションに対応し損ねた。 
 
脱兎。 
 
再度逃げようとするリオに向って、セリオ(01)が飛礫を投擲。 
それは十分な威力でリオの体に数発めり込んだが、正面からの攻撃だった為にバランスは崩れなかった。 
自らのダメージを無視し猛進するリオに、セリオ(01)は正面から突き掛かる。 
 
リオはその攻撃を回避しなかった。 
 
自らの体そのものを弾丸とし、打撃による深刻なダメージを受けつつもスピードと質量を利して 
セリオ(01)を跳ね飛ばす。受けたダメージはリオの方が遥かに大きい。だが・・・・・・ 
 
「ゴルァ!何やってんのよ!ポンコツ!三体がかりで負けたら恥よ、恥!」 
 
何とか包囲を抜け出したリオは再度逃げにかかる。 
ダメージは大きいが、逃走速度そのものに影響が出るものはない。 
 
逃走を確認した後、今度は入れ替わりにセリオ(02)がリミッターを解除。 
猟犬達にダメージは無い。 
 
すぐに、追いつく。三体はそう判断すると、再び追跡を開始した。
ウルフVSアドルフ・ヒトラー
>>647
「っ!」

床が一瞬のうちに沸騰し、溶岩と化した。そして襲いかかる溶岩流。
それと同時に床が陥没する。

止まることは死を意味する・・・ならば!

床が抜け落ちる直前で、床を蹴り、跳躍。
僅かに溶岩流が身体を掠める。
肉の灼ける匂い。しかし、致命傷にはほど遠い。

そして、壁を蹴り、再度跳躍。
空中からウルフに向かい、拳を振り下ろす。

「甘いぞ、犬っころ!」
>641より
アドルフvsウルフ
 
時と空間を操るアドルフさんと自然を操るウルフさんの対戦です
 
威力的にはアドルフさんの特殊能力の方が上みたいですが
バリエーションではウルフさんに軍配が上がりますね
 
んー・・・挑む者であるウルフさんを推しておきましょうか
闘争において自分の主人との生活を取り戻す。という大きな目的がありますし
意思の強さは決定的でないにしろ闘争に大きく影響を与えますから
実力が拮抗している場合は特に・・・ですね
651ウルフ ◆wolf8zuU :02/01/18 02:06
ウルフVSアドルフ・ヒトラー  
>>649  
「ぐ・・・・がはっ」  
  
とらえた!と思った瞬間。アドルフがウルフの視界から消えた。 
同時に後頭部に巨大な打撃を感じ、ウルフは地べたに這いつくばっていた。
(ダメージ中)
 
それでも致命傷にはいたらないのは彼が視界から消えた瞬間に「匂い」で 
行動を多少なりとも察知できたからに他ならない。  

「本気の本気だ!」しかし、アドルフは不思議な力がある。普通の攻撃は 
通じない。ならば!!  
  
ネックスプリングで起き上がり、同時に壁にマーキング、壁を岩の弾丸と
化し、アドルフに打ち出す。ウルフ本人は跳躍、爪をふるい、アドルフに 
襲い掛かる。ウルフの速度はF1とほぼ同程度。  
弾丸をかわしながら果たして攻撃を捌けるか?  
 
「とって食ってやる。オマエは美味いか?」
 
量産型セリオ―リオ―vs量産型セリオ×3
 
>>648
 
戦術データが刻一刻と変わる状況に合わせた戦術プログラムを突きつけている。
しかしリオはその上位に位置し続ける二つの戦略を無視し続けていた。
それは極々簡単ながら最も効果的で最もリオが嫌う戦術だったからだ。
その戦術とは少女の、彼女ら同型機のマスターを抑える事。
それと感情回路をカットする事。
マスターを狙う事を拒否するのは姉と姉のマスターの事を知っているからだろう。
マスターとメイドロボの関係という物に―人間で言う所の―幻想を持ち過ぎているのだ。
だから感情も棄てられない。
いや、棄てられなかった。
その瞬間までは。
 
「ゴルァ!何やってんのよ!ポンコツ!三体がかりで負けたら恥よ、恥!」 
 
『ポンコツ』『三体』
(この少女は妹達を愛していない・・・!)

姉のマスターなら絶対に言わないだろう、物として扱う言葉。
それを聞いたリオに僅かな、ホンの僅かな変化が起きた。
初めて知った狂える程の感情に、赤熱するかの様な感情ボードの熱が
一部のプログラムにダメージを与える。
その変化はリオに有り得ない行動を取らせてしまった。
 
「貴女が!貴女が妹達に姉殺しの罪を強要しているのです!」

握力550sを誇る最大出力の拳を――
当れば間違いなく殺してしまう拳を――
三原則に反する、人を傷付ける拳を少女に向け、飛び掛った。
ウルフVSアドルフ・ヒトラー
>>651
一撃を加えた。
しかし、敵も常人ではない。
凄まじい勢いで起きあがり、跳躍。
鋭い爪を煌めかせ、迫る。

それと同時に、壁が不自然に膨れあがり、無数の岩の弾丸と化してこちらに飛来する。

しかし、アドルフはこの危機にあって、超然とした態度を崩さない。

(あのときに似ているな・・・しかし!)

右手を振り下ろし、目の前の空間の扉を開く。
岩の弾丸は扉に吸い込まれていく。

しかし、そちらに注意が向かいすぎたか、ウルフの爪を避けることも出来ず、頭部に喰らう。

否。

ウルフの爪は、ウルフ自身の腹部を貫いていた。
アドルフの頭部を貫いたはずのそれは、ねじ曲げられた空間によって、ウルフに突き立っていた。

「どうだね、ご自慢の爪の味は?自分で喰らうのは初めてだろう?」

そのまま、左手で頭を掴み、投げ飛ばす。
654ウルフ ◆wolf8zuU :02/01/18 02:38
「!!!!」 
  
自分の体に自分の爪が生える。そんなコトが起こるのであろうか。  
ウルフの爪が自身の胸板に突き刺さっている。  
それは確かに馬鹿げていて。とんでもない事だ。  
  
アドルフは自身の力を見せつけようとウルフ自身に攻撃させ、岩も捌いた。 
そしてウルフを絶望に陥れようとしたのだろう。  
  
しかし。  
今のウルフには躊躇やあせり、などない。「計算」自体を行っていないのだから。  
  
アドルフがウルフの頭をわしづかみにし、投げつけようとした刹那!  
ウルフのハックル(髪)が紅蓮の炎となってアドルフを包み込んだ。
  

ウルフVSアドルフ・ヒトラー
>>654
「ぬぅあぁ!」

ウルフの髪が紅蓮の炎と化して、全身を灼く。
慌てて、髪を引きはがし、ウルフの身体を壁に向かって投げ飛ばし、
自らは勇者の間にある水路に飛び込む。

処置が早かったためか、火傷は軽度で済んでいる。
しかし、腸は煮えくりかえっている。

水路から上がりながら、声を荒げる。

「クソ犬風情が、この私にっ!帝王たるこの私にっ!
・・・殺す、血と脳漿をぶちまけさせて、バラバラの肉片にして・・・ぶち殺す!!」
656ウルフ ◆wolf8zuU :02/01/18 03:06
ルドルフの裂帛の気合と共に壁に勢いよく叩き付けられ、
ウルフは意識が薄れそうになる。  

だめだ。  
だめだだめだだめだだめだだめだ!!!!!!!!  
  
ウルフ、タカハシのところへ戻る。あいつにもらった「情」を全然まだ 
返していない!!ウルフはあいつと一緒に過ごすんだ!!  
 
「わうおぉぉぉっぉぉぉぉぉぉぉおぉ」  
 
ウルフが狼の叫び声を上げた。 
 
なんと!! 
  
アドルフの被服が彼に意思を持ったように纏わりつき、彼の身体の自由を 
奪う。そして、ウルフの叫びによりトラップマーキングが発動する。  
水路の水、全てが水竜巻となりアドルフを包み込んだ。 
ウルフの生命エネルギー(黒い稲妻)を内包した水竜巻が花畑や柱、天井  
までも吹き飛ばし、水竜巻が勇者の間に荒れ狂う。
657魔女サイド:02/01/18 07:33
>652 vsリオ 
 
凶器そのものと言える拳は、実にあっさりと魔女の頭に直撃した。 
その威力は魔女の細い首では耐えられるものではなく、半壊した頭部は千切れて宙を舞った。 
 
だが。 
 
頭部と分かれた魔女の体が、意外に強い力でリオの体に抱きついた。 
リオはすぐに引き剥がそうとするが、態勢が悪過ぎて上手くいかない。 
 
地に落ち、鼻から上が無くなった魔女の頭部がゲラゲラと笑う。 
「あはははは!あんな安い挑発に引っ掛かるなんてね。アタシもいい加減ポンコツだけど、アンタはそれ以上だわ! 
 お馬鹿さん、お馬鹿さん!」  
 
それでもなお諦めずに逃げようともがくリオに、魔女は一転して哀れみの響きを持った言葉を投げかける。  
「で、アンタは一体何処に逃げるつもり? ここからすぐの場所にある、貴方のマスターのトコ?  
 ひょっとして、大事な大事なマスターを巻き込むつもりじゃないわよね?」  
 
リオの動きが一瞬硬直する。  
同時に背後から複数の風切り音と・・・・・・致命的な速度を持つ何かが飛んできた。 
 
「バイバイ。アンタの事、嫌いじゃなかったわよ」  
 
それは明らかに、去り行くモノに手向けられた言葉だった。
658閑馬永空:02/01/18 13:33
遅くなって申し訳ない。儂とガロン殿との闘争の記録だ。 
 
閑馬永空VSガロン 
>>604>605>606>609>610>612>614>615>624>627>628>630>631>632>633 
>>634>642 
>636 「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ

「何とかなりそうですな」

配電盤と制御パネルを調べ、動く事を確認をする。
幸いにもガラス越しに相手の行動を見ることが可能だ。タイミングを外すことはまずない。
男はベルトコンベアの電源に火を入れ、動かした。

「まずはルーレットですな。本命はこの後です」

低く響く機械音を耳にしながら、標的がこちらに来るのを短機関銃を構えて待ち続ける。
660カミーラ:02/01/18 20:40
>659 「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ

カミーラの背後でモーターのうなる音が響き始めた。

「この工場、まだ生きてますのね。なにを企んでらっしゃるかは存じませんが」

カミーラは制御室から20歩ほどのところで立ち止まると、身を屈めて
姿を隠した。手榴弾を手に取り、ピンを抜く。そして、少し長めに手に保持したあと
それを、制御室のガラス窓に向けて思い切り放り投げた。

重量のある手榴弾は、カミーラの腕力の助けを借りて、難なくガラス窓を割り破る
と、配電盤の上を転がり、そのうえで爆発した。
量産型セリオ―リオ―vs量産型セリオ×3
 
>>657

「バイバイ。アンタの事、嫌いじゃなかったわよ」 

その少女の言葉に不吉なものをよみとったリオは、瞬時に全方位全距離の探知を行ったが
しかし、それはリオにとって遅過ぎた行為だった。
リオの姉ならば、或はこの相対する量産型セリオ達ならば飛来する絶望を避けられたかも知れない。
だが、リオには上体を反らし避ける事すら出来なかった。

人間らしい感情を持たせる感情回路が、彼女に感情以上に人間らしい欠点を与える事になるとは
開発者すら予想しなかった皮肉だろう。
しかし、開発者予想しなかったのは、それだけではない。
いや、誰が予想し得ただろう?
胸を貫くスタンロッドに痛みを感じたのか。
物としか自分達を見ない少女への憎悪と怒りの為か。
それとも心臓とも言える電力分配用の小さなリレーを正確に破壊された悔しさか。
リオは天に向かって叫び吼えた―――

その頃――――――――――――――――――――――――

カチャカチャとキーボードを叩く音が反響する狭く陰湿な雰囲気の室内に
場違いな程明るいアメリカネズミのテーマが鳴り響く。

「はい、もしもし。あ〜あ〜どしたの?・・・叫び声?リオが?」

顔の長い男がデスクトップの中で行っている作業を中断し
素早く別窓を開きながら電話での会話を続ける。

「あ〜・・・こりゃマズイ。広田君、バックアップは出来た?
「後30・・・いや15秒下さい!」

「・・・と言う事だから、後15秒後にやっちゃって。」

それだけを受話器の向こうに伝えると、顔の長い男は再びキーボードを叩き始めた。
662魔女サイド:02/01/18 21:50
>661 vsリオ 
 
無念の叫びをあげたリオに、妹達はなんら躊躇を持たなかった。  
どんな名医にも勝る手際の良さで、その機能を瞬く間に削りとっていく。 
 
衛星通信システム・・・・・・真っ先に破壊。 
脳内思考・感情ボード・・・・・・メモリーと分離。取得。 
サブシステム・・・・・・破損済み?必要無し。 
胴に保管されているバックアップシステム・・・・・・取得。 
 
手に入れるべきは思考を制御するシステムと、個体としての経験を貯め込んだメモリーのみ。 
機械としての適度な手荒さと冷酷さを発揮した彼女達は、十秒程度で姉を解体した。 
 
「来栖川が素直に私達に協力してくれたら、こんな手荒い真似をせずに済んだんだけどね。ゴメンね?」 
 
断末魔のような機械的な痙攣を繰り返すリオの体の残骸に、地面に転がったままの魔女の口が呟いた。 
 
システムを破壊された筈のリオの口が、かすかに動いた。
663以上、自作自演でした。:02/01/18 22:02
にんにく
量産型セリオ―リオ―vs量産型セリオ×3
 
>>662

リオの口は何と言いたかったのだろう?
妹達に「逃げなさい」と?
それとも少女に恨みの言葉を?
今ここに居ない姉に助けを求めた?
しかし、それは謎のまま終る。
なぜなら―――

少女の連れた量産型セリオが異変に気付いた時
既にリオの感情ボードはそれを包む硬化ベークライトごと砕け散っっていた。
もちろん、それを持った少女の量産機の腕も一緒にだ。
そして6秒後―――
小さなクラッカーの様な音が遅れて招待された。

改造されたとは言え、元々セリオと同じプログラムで動いている彼女等にとって
何よりも優先すべき事がそこに有った。
それは自らのマスターを守り、安全を確保する事。
二機のセリオが少女の盾になり、残りの腕を失った一機が異変の原因を探る。
そして、その一機は見た。
直線距離で1992m離れたビル、リオの家である来栖川エレクトロニクス第七研究棟。
そこに伏せた来栖川警備用セリオと、その身長の数倍はあろうリニアガンを。
 
来栖川エレクトロニクス第七研究棟。
伏せた体制でリニアガンを構える来栖川警備用セリオとサングラスをかけた男がいる
男の口が微かに動き―――
リニアガンのライフリングの無い滑空砲式が光った。
 
美しい小さな翼の付いたタングステン・カーバイト鋼弾芯のAPFSDS弾が
秒速49212mで舞う死の妖精となりバックアップシステムを―
それを抱えた量産機をガラクタに変える。
665魔女サイド:02/01/18 22:29
>664 vsリオ 
 
「なるほど、あっちも無能じゃないわね。・・・・・・長いは無用か」 
 
魔女の口はその言葉を最後に動かなくなった。 
同時に、セリオ03がビクリと動く。 
 
そして、その目が明確な意志の輝きを持った。 
唇がニヤリと歪む。  
 
腕を失った02がもう二発の狙撃の盾となって残骸になる間に、 
目的の品と魔女の体を回収したセリオ達は、同期して奇妙なステップを踏む。 
 
「チャオ!元気でね、姉さん!」 
 
セリオ03がふざけた口調で別れの挨拶と共に投げキッスを送った。 
 
  
  
二つの陰は闇に溶け、彼女達の頭を砕くはずだった弾丸は、虚しく地面に穴を穿った。
ウルフVSアドルフ・ヒトラー
>>656
ウルフの咆哮と共に、突如服がぎちりと身体の自由を奪う。
そして、水路の水が渦を巻き、竜巻と化す。
水竜巻は黒い稲妻を発しながら、アドルフを飲み込んだ。

身体中に感じる、凄まじい水圧と電流。
しかし、それが熱くなりすぎた思考を冷たく研ぎ澄ます。

(何らかの力で、水を操っている・・・そうか、だから濡れた服をも操れたという訳か)

状況を分析する間にも、凄まじい水圧と電流が身体を責め苛む。

(つまり。この水を周囲から除去すればいいのだな)



全身全霊を込めた必殺の一撃。
荒れ狂う水竜巻はアドルフを飲み込み、バラバラに砕いているはず。

しかし、その希望もつかの間。目の前で水竜巻が割れた。
そこには水流を遮断して傲然と立つ、アドルフ・ヒトラーの姿があった。

「所詮は畜生の朝知恵だな。この程度のことで、時空を支配する帝王たる私を倒せるつもりだったか?」

見下すかのように、アドルフ。

「第一、キミのようなエゴの塊のケダモノ風情が何をトチ狂っているのだ。主人を助けたくば、自ら命を絶てばいい。残された主人が悲しむ?ではキミはそのまま主人を食い尽くしたいのか?」

冷ややかな目で見つめながら、ウルフの目の前にナイフを投げる。
波打つような刃を持ったそれは、ほの蒼い光を放っていた。

「クリス・ナイフ。隕鉄を鍛え上げて作られた短刀だ。魔力とやらが宿っているからな、それを突き立てれば、楽に死ねるだろう・・・」

「さぁ、どうする?」
667魔女サイド:02/01/18 23:23
>665 vsリオ  
 
「で、これが例のモノかね?」 
「はいな」 
「・・・・・・御苦労だった。研究班に廻しておく。君は次の任務まで待機していたまえ」 
「りょーかいです」 
 
 
魔女が去った部屋で、男が一枚の書類にサインした。 
ヴァージニア・テンの人格劣化による、追加妖術技官の申請書に。 
 
 
 
「・・・・・・あの娘、十分に幸せだったじゃない」 
 
リオの最後を間近で見た魔女は、最後の痙攣の際、リオが何と言ったかを理解していた。 
それは、名前。 
恐らくは彼女のマスターとやらの。 
 
「アタシは、何て言うのかしらね?」 
  
それは恐らく、誰かの名前ではあるまい。簡単に想像出来る事だった。 
同じ工業製品でも、明確に魂を持ってはいても、魔女は誰かを心底から愛するようには出来ていない。 
 
「・・・・・・辛気臭いこと考えちゃった。嫌ね、アタシも年かしら?」 
 
鼻歌を歌いながら、スキップをしながら、魔女は歩き始めた。 
羨ましいな、とほんの少しの憧れを抱きながら。
量産型セリオ ―リオ―
エピローグ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・メインシステム・・・・起動。
感情回路・・・・・正常
行動デバイス・・・正常
DLシステム・・・正常
各センサー類・・・正常
倫理プログラム・・異常・・・・三原則未登録・・・・
クリエー?
クリエー?クリエー?クリエー?
・・・・・・アンサー
警備用特化型セリオ・・・HM-13S・・・個体識別名称・・・リオ

「大丈夫かい、リオ?」

起動したてのリオを顔の長い男が眺めていた。
リオは彼を良く知っている。
普通に販売された量産機と違い、リオは来栖川エレクトロニクス社の備品だ
そう言う意味では彼はリオのマスターと言えるかも知れない。

「・・・・・!!・・マスター彼女は・・・妹達は・・・」

リオは自分が破壊された事も忘れて、先ほどの量産機を心配する。
来栖川エレクトロニクス第七研究室HM課の開発主任、長瀬源五郎。
彼は意外と抜け目無い男だ。
リオがショックの為、自閉モードに移行するのを抑える為
ぼかし、はぐらかし、リオを言い包める。
が、しかし――
普通の量産型ならばそれで良かったかも知れない。
或はマルチなら誤魔化せただろう。
しかし、リオは長瀬源五郎が思って居るよりも、もっと人間に近づいていた。
 
好奇心。
人類が進歩する為に必要不可欠だった感情。
それがリオに芽生えていて何の不思議があろうか?
いや、ない。
だからリオは自分で調べたのだ。
自らの心と言うべき感情回路が粉々に砕かれた事を―――
そして、その指示を出したのが生みの親であり、マスターである長瀬源五郎だと言う事を。

(私は何者なのでしょう・・・・)
(リオは確かに死にました。  )
(なのに、私はここに居る・・・)
(私は・・・・私は・・・・・・)

自分が何者か分からない不安に怯えながら、彼女は一つだけ確かな事を見出していた。
自分が代替の利く物としてコピーされ、移し変えられた事。
自分がマスターにさえ物として扱われた事を―――
リオは知ってしまった。
 
Dark End or To Be Continued...?
私と降魔局 広報部員様操る魔女と量産型×3の戦闘記録です

量産型セリオ―リオ―vs量産型セリオ×3
導入
>>622>623
戦闘記録
>>625>626>629>639>645>648>652>657>661>662>664>665
エピローグ
>>667>668
>>638
「おまえは……おまえは一体、なんなんだ!?」
ふっ飛ばしたルークを追いかけてきたカズマの耳にそんな言葉が飛び込んでくる。
「なんだよ…テメエ、相手もしらねえでケンカ売ってきてんのかよ?!」
カズマが怒鳴り散らすもルークは怯えともとれる表情を浮かべたままだ。
「てめえは俺より強いんだろ?!だったら足ぐらいなくてもやれんだろ!?
早くしろよ!ああ?!」
カズマの乱暴な口調。ルークはまだ立ち上がろうとしない。
「こっ…この化け物め!」
カズマは何かに絶望した。
「…アンタ、もういいぜ…もういいんだよ!」
背中のユニットが回転をはじめる。カズマの体もそれに合わせて
螺旋運動とともに上昇する。
「シェルブリッド・バァァァァストォォォッ!!」
金色の輝きは拳から全身に伝わり、ルークめがけて一直線に飛来する…!

671ウルフ ◆JUF7LNd2 :02/01/18 23:54
ウルフVSアドルフ・ヒトラー  
>>666  
  
体が音をたてて軋む。  
口の中が吐瀉物と血液、逆流した消化液で感覚がなくなっている。  
そんな状態において最後の力を使った必殺の筈だった一撃。  

しかし、無常にも彼にはそんなモノは通じなかった。 
そう気づいた時、残されていた筈の生命力も流れ出る血液と共に消え
失せていく。  
  
超然とウルフの前に立ちはだかる一つの人影。
その名はアドルフ・ヒトラー。  
彼は言う。超然と見下す様で、それでいて諭すように。  
  
「第一、キミのようなエゴの塊のケダモノ風情が何をトチ狂っているのだ。主人を助けたくば、自ら命を絶てばいい。残された主人が悲しむ?ではキミはそのまま主人を食い尽くしたいのか?」  
  
“・・・そうだ。アドルフの言う通りだ。”
今の満身創痍のウルフには彼の提案は非常に心地よく響いた。末法の世に
おいて最後の楽園への福音のように。 
ウルフは彼の言うようにナイフを手に取った。星の輝きを地上にまで湛える
神々しいナイフ。

“タカハシ・・・ウルフ、どうやらここで死んだ方がいいみたいだな。” 
彼はそう独語し、鮮血と土砂がこびりついた左の胸に付き立てようとした。 

しかし。 
その時目に入った物があった。 
彼の左手に後生大事に巻いてある、命よりも大切な、タカハシのバンダナ。
もう、戦いでぐしゃぐしゃになって、知らない人が見たら雑巾とも思わない
状態の、でもウルフの宝物のバンダナ。  
  
”そうだったな。タカハシ。ウルフはお前の生きていく理由。
オマエはウルフがいないと何にもできない。でも・・・・  
ウルフも、オマエがいないと何にも出来ないんだ。”  
  
「アドルフ、ウルフは狼のワイルドハーフだ。主人?ウルフは楽しい事を
やっていくだけ。そして・・・ウルフが楽しくない結末はタカハシもきっと 
楽しくない。オマエの考えている情だけが情じゃない。教えてやるぞ!」 

ウルフ、情の力で生命力、体力回復(中程度)。クリスナイフにマーキング。最後の力をかけてアドルフに突進。
「エゴ?何が悪いんだ。オマエの生きる目的もおんなじだ!!」  
  
接近中、クリスナイフを飲み込む。
アドルフに抱きつき自身の体を突き破り無数の隕石片となったクリスナイフ
をアドルフに打ち込む!!  

(トリップ勝負!先頭一文字で。)
ウルフVSアドルフ・ヒトラー  
>>671
「ククク。ケダモノらしい開き直りだな」

迷いを捨て、一直線に向かってくるウルフ。
そのまま、叩き落とすことも出来た。

だが、敢えてその突進を受け止めた。

(これを受けて滅ぶのならば、私もそこまでというだけだ!)

抱きついてきたウルフの身体を突き破り、星のカケラがアドルフを襲う。

(>671とトリップ勝負!先頭一文字で。)
ウルフVSアドルフ・ヒトラー  
>>672
(>671と>672 先頭一文字のトリップ判定 J<F ヒトラー勝利)

相打ち狙いのつもりなのはわかっていた。
しかし、このような身も蓋もない手で来ようとは・・・

(ケダモノだな・・・しかし、うまい手だ)

避けようもない、滅び。

「以前の私なら、滅んでいたな。ケダモノの割には良くやった、と誉めてやろう」

全身を星のカケラで切り裂かれながら、賞賛のセリフを吐く。

「しかし、言ったはずだ。私は『時間』と『空間』の王だと」

そして、時は巻き戻った。

ウルフがクリスナイフを飲み込む前まで巻き戻し、そのナイフをウルフの胸に突き立てる。

「das ende・・・終わりだ」
「das ende・・・終わりだ」  

確かにウルフは体からクリスナイフを発し、それを相手に打ちつけた。  
その感触は確かに残っている。  
  
なのに。クリスナイフはアドルフの手に渡り、その手を持って、クリスナイフ
をウルフの胸に突き刺していた。 

生き物の記憶は炭素の結合にすぎない。それが正しかったなどと誰が証明でき
るのであろうか。因果の王、アドルフの行動が記憶の無意味さを証明する。 
現にそこにあるモノだけが事実だと。
これが真実。  
  
“ゴメンな、タカハシ。もうお前に会えそうにない。でも、お前だけは守っ
た。それでいいだろ。だから、泣くな。お前はもう独りでやってけるから”
  
消え行く自分の存在。しかし、恐怖はなかった。心配はあったけど。  
でも、ウルフは心の何処かでこうなる運命だって解っていたのだ。  

ウルフの心臓がその鼓動を止める。  
同時に彼の左手からバンダナ(だったもの)がするっと抜け落ち、風に散っ
た。彼らの情は永遠に失われたのだ。  

地面に無様に臥し倒れ去るウルフのビジョンが明確に因果の監視者の頭に 
浮かんだ。そして眼下に映る光景もそれと全く同じだった。  
 
「ぶざまね。」そう呟く彼女。  
  
それは彼女の、否、世界の予定通りの光景。  
世界の均衡は破られない。  
  
「起きないから奇跡っていうのよ、狼さん。久しぶりにいい余興だった
けどね」   
  
超然と立ち尽くす覇王アドルフ。醜い突進を賭けてまで崩れ去ったウルフ。 
その二人を眼下にしながら、彼女は何もなかったように欠伸をした。  
  
前評判の高い映画が期待通りに楽しかった、この後何を食べようか。 
そんな事を考えているような表情で。 
   
                           ウルフ、死亡。
675ウルフ:02/01/19 01:38
訂正。674をウルフVSアドルフの総合エピローグとさせて頂くぞ。
ウルフと私の闘争記録だ。

ウルフVSアドルフ・ヒトラー
>>641>644>646>647>649>651>653>654
>>655>656>666>671>672>673>674
677ウルフ:02/01/19 01:46
「ウルフVSアドルフ」のたたかいの記録だ。  
  
導入 
>>641  
戦闘記録 (基本的にウルフ→アドルフ→ウルフの順) 
>>644>646>647>649>651>653>654>655>656>666>671>672>673  
エピローグ 
>>674  
  
意外と短いな。 
678ウルフ:02/01/19 01:51
あ・・・>677はなかったコトにして欲しいぞ。
俺は教皇庁国務聖省特務分室派遣執行官、トレス=イクスだ。
ミラノ公の命を受け、参戦することになった。
カテゴリーはAで頼む。

戦闘スタイルは射撃がメインだ、俺のコードネームはガンスリンガー
その名が伊達で無い事を卿らにいずれ身をもって味わせてやろう。


出典 :トリニティ・ブラッド
名前 :トレス・イクス
年齢 :不明だ、機械の俺には関係ない
性別 :男
職業 :教皇庁国務聖省特務分室(Ax)派遣執行官
趣味 :不明だ
恋人の有無 :不明だ
好きな異性のタイプ : 不明だ
好きな食べ物 :俺には不要だ
最近気になること :薔薇十字騎士団(ローゼンクロイツ・オルデン)の動向
一番苦手なもの : 無いな、今のところは
得意な技 :銃器類の扱いには自信があるが
一番の決めゼリフ : 肯定(ポジティヴ) 0.xx秒遅い
将来の夢 :夢?理解不能だ
ここの住人として一言 :俺は人ではなく機械だ、よって味気無い言動が多いだろうが容赦してほしい
ここの仲間たちに一言 :一応、正式に籍を置くことにした、よろしく頼む
ここの名無しに一言 : まだ、設定に不明な部分も多いため、色々と問題が起きるかもしれないが長い目で見て欲しい
680弓塚さつき:02/01/19 13:27
(弓塚さつきVSヒュー・ボールドウィン)
 
繁華街の奥、人通りの絶えた路地裏。 そこで、わたしは‘食事’を取っていた。 
どく、どく、とただ喉だけを動かす。 今日のそれはなかなか上質で、食が進んだ。
 
「―――・・・は・・・・・・ぁ・・・」
恍惚と、後悔の雑じった溜息を吐き、ぽつりと呟く。 
 
 ――ごちそうさま。 それと・・・ごめんなさい、ありがとう
なんの慰めにもならない、大雑把で、自分勝手な祈り。
だれの為に? もちろん、自分だ。
  
―――その時、かすかに人の気配。
わたしは、すっかり冷めてしまったそれから手を離すと、ゆっくりと振りかえった。
(弓塚さつきVSヒュー・ボールドウィン)
 
(1年前〜トランシルバニア某所)
「親父、本気かっ!? ネイサンのような未熟者に最強のヴァンパイアハンターの証である鞭を与えるとは!」
 
『何か、不満なのか?』
 
「当然だろう! ネイサンは俺との手合わせで一度も勝った事が無い!! 実力から言って鞭は俺が継承すべきだろう!!!」
 
『ヒュ―、お前に鞭を継承させない理由が分からぬか?』
 
「分かるかっ! もういい!! 鞭なぞ無くとも俺の方が優れたハンターだと言う事を証明してやるのさ!!!」
 
『どうするつもりだ?』
 
「ここを出る。世界中の名だたる吸血鬼を狩れば、アンタも俺を認めてくれるだろう!」
(ヒュ―退室)



『ヒュ―よ、お前のその心に最大の問題がある事に気づかないのか……』
(弓塚さつきVSヒュー・ボールドウィン)
 
(路地裏)
俺は今、日本にいる。
親父の所を出てから、吸血鬼狩りにただひたすら専念してきた。
ただ一心に剣を振るい、吸血鬼をこの手で滅してきた。
そして、結果、この極東の地に辿り着いた。
今、目の前に狩るべき相手、忌むべき吸血鬼がいる。
 
……吸血鬼が俺の方に振り向いた。
年は16〜17ぐらいの女子高生だった。
俺は懐から銀のナイフを取り出す。
「滅びろ、吸血鬼。この世界には貴様等の居場所は無い」
そのまま、吸血鬼にナイフを投擲した。
683弓塚さつき:02/01/19 15:14
>682
銀光が疾った、次の瞬間。
どすっ
と鈍い音がして、ナイフは突き立った。
――さっきまでわたしが食べていた人間の胸に。
胸元からナイフが見えた時点で、警戒していて正解だった。
 
「・・・ひどいなあ、問答無用ってこと・・・?」
目の前の男を睨みつける。 ・・・恐らく、ハンターの類。
短絡で傲慢な物言いに腹が立った。
 
「それなら、わたしと同じってことだよね・・・っ!」
ごめんね、と胸中で呟き、さっき盾にした人間を男にむかって投げつけた。
さらに、その軌道を追って自分も地を蹴り、追撃の爪を振るう!
(弓塚さつきVSヒュー・ボールドウィン)
「下等な吸血鬼風情がっ!」
 
俺はそのまま剣を抜き犠牲者の死体ごと吸血鬼を串刺しにするつもりで、突きを放った。
685弓塚さつき:02/01/19 15:59
(弓塚さつきVSヒュー・ボールドウィン)
>>684
どっ!
投げつけた死体の背中から、いきなり剣が生えた。
ぢっ、と爪にかすらせ軌道をそらし、串刺しを免れる。
そのまま死体を挟むように密着。 目が合う。
 
男は、剣の使い手のようだ。
だがその剣は、死体を刺し貫いている。
――いまなら、いけるか?
一瞬で決断。 再度アタック。 
 
死体で出来た死角に入るように身を屈め、そのままバネを解放。
男の横を駆け抜けるように、爪を払った。
(弓塚さつきVSヒュー・ボールドウィン)
>>685
「何っ!?」
 
死体に剣が突き刺さっているせいで、上手く反撃ができない。
この俺が何たる不覚……!
 
「がっ!」
 
吸血鬼の爪がそのまま俺の左脇腹をえぐる。
……舐めた真似を!
空いた手で聖水を取り出し、無造作に投げつける。
聖水の瓶が地面にぶつかり割れる。
青白い炎が俺と吸血鬼の間に巻き起こる。
その隙に剣を死体から抜き取り、次なる攻撃を繰り出す。
 
「調子に乗るなよ! 汚らしい化け物がっ!!」
 
相手の精を奪い取る4本の剣が俺の周りに出現。
そのまま吸血鬼に剣が飛んでいく。
687弓塚さつき:02/01/19 16:49
>686
手応え! だが追撃はしない。
爪を振りぬき、勢いを殺さず駆け抜ける。
その背で炎が巻き起こった。 ちりちりと炙られる感触に、背中が粟立つ。
 
「調子に乗るなよ! 汚らしい化け物がっ!!」
―――・・・っ!!
ぞわり。 背後で、殺気が膨れ上がる。
わたしは何かに追い立てられる様に更に加速。 
目の前に壁が迫り、その距離がゼロになる。
・・・がつっ!
壁を蹴りつけ、そのまま垂直に駆けあがる!
 
どか、どかっ!
わたしの足跡を追うように、剣が壁に突き立つのを確認。
重力に負けないうちに、再度壁を蹴って跳躍。 ねらいは・・・男の直上!
目標を視認した、その時、
 
「――っ?! ・・・っが!」
残りの剣が突然軌道を変え、わたしの背中に襲いかかった。
全身を脱力感が襲う。 それでも、落下軌道は変わらない。
 
「・・・っ! このおおおっ・・・!」
必死で気力を振り絞る。
わたしは、重力加速を味方につけた両腕を、全力で叩きつけた!
(弓塚さつきVSヒュー・ボールドウィン)
>>687
吸血鬼はそのまま落下の勢いに任せて、俺に両腕を叩き付けてきた。
超越種である吸血鬼の攻撃をまともに受けるのは愚か者のすることだ。
俺は、後方に飛び退く。
直後、先ほどまで俺の居た地面に大穴が空く。
馬鹿力だけは大したものだ。
吸血鬼はよろよろと立ち上がり、俺を睨みつける。
 
「しぶといな。貴様に存在価値はないというのにな。大人しく、死ね!」
 
俺は『力』をこめて剣を振り下ろす。
剣が巨大化し、吸血鬼をこのまま一刀両断する……!
689弓塚さつき:02/01/19 18:44
>688
 
男の剣が突然巨大化し、轟音とともに振り下ろされた。
 
―――っっ!!!
ふらつく足だけでは足りない。 咄嗟に四肢を地について、四つのバネで無理やり跳ねた。
間一髪、わたしがさっきまで居た空間を、巨大な剣が地面ごと両断する。
しかし、回避には成功したが着地に失敗。 二回、三回と派手にバウンド。 
地面に爪を立て、強制制動。 やっと止まる。
 
辺りに眼をやると、すぐそばに剣が転がっていた。 衝撃で抜けたのだろう。
皮膚が焼けるのも構わずそれぞれを引っつかむと、引きずる様に男に投げつけた。
狙いは、いまだ血を滴らせる左脇腹!
二本の剣は、血を求めるかのように、正確に同じ軌道上を飛んでいく。
そして、同時に地を蹴り、自分の爪もその軌道に乗せる。 
―――・・・どれか1つでも、あたれっっ・・・!!
>689
「ちいっ! しつこい奴だ!!」

飛んできた剣を切り払う。
 
「なんだと!?」
 
同じ軌道上にもうひとつの剣……
 
「小賢しい!」
 
剣を返し、叩き落す。
が……
 
「うぐっ!?」
 
さらに同じ軌道上にあった吸血鬼の爪が俺の左わき腹を正確に貫いていた。
  
「き、貴様なんぞにっ……」
 
激痛を我慢し、剣を地面に突き刺す。
 
「滅びろ、邪悪なる者よ!」
 
直後、俺と吸血鬼の周りを浄化の炎が包み込む……!
炎の収束が遅い……、間に合うか……?
691ラルフ・グルト ◆Lalf3Ovc :02/01/19 20:10
>660 「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ

「クッ! どこまでもこちらの邪魔をしてくれますな!」

蹴倒した机で爆風から身を守りつつ、男は舌打ちを打つ。
破片で修道衣がボロボロになるが、致命傷には至っていない。

「仕方ありませんな。少々早いですが、これを使ってしまいましょう」

身体を屈めて部屋の反対側に移動し、そこにあったレバーを押し倒す。
次の瞬間、作業用クレーンがうなりを上げて標的に襲い掛かった。

「別に当たらんでもいいですぞ? 移動すればこちらの攻撃範囲に入りますからな」
692弓塚さつき:02/01/19 20:18
(弓塚さつきVSヒュー・ボールドウィン)

>>690
わたしの爪が、男の臓腑をえぐった。 ぬるり、と指に絡み付くに酔いそうになる。
しかし、次の瞬間、男とわたしの周囲を炎が取り囲んだ・・・!
 
「・・・っ! あああ、あああああああああああっっ!!!」
真昼の太陽のような光と熱に、全身が沸騰する。 
皮膚が爛れ、肉の焦げる臭いが立ちこめる。 気がふれそうだった。
 
 ―――っこいつを・・・止めなきゃ・・・っ!
半狂乱の意識のまま、もう一方の腕を振りまわす。
その爪は男の胸を貫き、肺を一つ潰したが、それでも炎は止まらない。
 
 ―――もう一つ! もう一つなにか――・・・!!
 
――――――あった。 とっておきの、わたしの武器。
 
わたしは、頭をぶつける様に身を乗り出すと、男の喉に牙を突き立てた。
693弓塚さつき:02/01/19 20:19
エピローグ
>>692
 
―――かしゃあん・・・
 
硬質な音を立てて、男の剣が地面に転がった。
その音で、自分が一心に血を啜っていたことに気づいた。 男の体からは体温がなかった。
炎は、いつのまにか消えていた。 
 
 ――こ、この俺がこんなところで……――
耳元で、男が何事か呟いた。 
それは血反吐雑じりで不明瞭だったが、やけに鮮明に聞こえた。
 
(・・・そんなの、わたしのセリフだよ・・・・・・)
男の体から力が抜けていき、持たれるようにしていたわたしも、一緒に倒れる。
 
全身はくまなく焼け爛れ、両腕はすっかり炭化していた。 視界も赤く染まりっぱなしだ。
それでも、わたしの身体は再生を始めていた。 ・・・男の血を吸ったおかげで。
 
呪われた身体だ。 ・・・でも、それでも生きてる。
(・・・そうだよ、こんなところで、死んでる場合じゃない・・・
 わたしは・・・・・・わたしは、立派な吸血鬼になって・・・・・・―――)
 
わたしは、月明かりに身を任せ、ゆっくりと目を閉じた。
 
 ―――まっててね、志貴くん・・・・・・―――
レス番まとめだ。
ガチンコ勝負だったな。
 
ふっ、本編でヘタレた俺には最初から勝ち目なぞなかったがな。
……隠しキャラとしての使用を夢見ていたのは秘密だ。
 
>>680 >681 >682 >684 >685 >686 >687 >690 >692 >693

昼間からの闘争はこれがはじめてだな……
ふっ、ひとつ飛ばしていたな。
不覚だ。 

>>680 >681 >682 >683 >684 >685 >686 >687 >690 >692 >693
696カミーラ:02/01/19 21:35
カミーラの耳が、うなりをあげて襲いかかってくる何かを捉えた。
彼女は、半ば本能的な動作で前に跳んだ。先ほどの爆発の白煙が
いまだに立ち上っている制御室の屋根に。
 
途中、数発の銃弾がカミーラの体をかすめ、一発は左腕を貫通して
いったが、カミーラの俊敏な動作に変化はなかった。
 
屋根の上に陣取ったカミーラは、フルオートの連射を制御室に加えて
いく。P90の高初速弾は、制御室の屋根のスレートを貫いて、制御室に
降り注いだ。
697HMX-13serio ◆CEriOo46 :02/01/19 22:17
最近行われた闘争の記録です。

比良坂初音vs銀(シロガネ)           >12 
 
ダンディライオンvsハインケル・ウーフー   >57 
 
葛葉キョウジ(M)vs荒木又右衛門       >70 
 
ゼン・ランドーvs十六夜京也&ウピエル    >88  
 
アルトルージュ&アドルフ・ヒトラー 
vsエレジー一行&タバサ+ルシエド 
(レイオット争奪戦)             >291 
 
ナルバレック祭り               >292 
 
ヘルシング祭り                >585 >586 >587 >588 >589 
 
閑馬永空vsガロン               >658 
 
量産型セリオ―リオ―vs量産型セリオ×3  >669 

ウルフvsアドルフ・ヒトラー          >676 
 
弓塚さつきvsヒュー・ボールドウィン      >695
バイロン(ブルーソルジャー)VSアベル・ナイトロード

レス番まとめ(途中経過)
>>14 >61 >62 >63 >102 >103 >104 >296 >299
 
*これ以前のものは7章末に記入済み。
「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ 、途中経過
プロローグ>592、アナウンス>602
>>593>596>600>603>616>617>618>619>620>621>635>636>659>660

ついでに、
私(ラルフ・グルト)と惣太さん(ヴェドゴニア)との闘争のまとめが
>>28にあります。
次スレですな。

『吸血大殲 第九章 貴族達のサーカス』
http://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1011453047/
二つほど忘れてました。

「鉄火を以ってする闘争」 ラルフvsカミーラ 、途中経過(改)
プロローグ>592、アナウンス>602
>>593>596>600>603>616>617>618>619>620>621>635>636>659>660>691>696

ついでに、
私(ラルフ・グルト)と惣太さん(ヴェドゴニア)との闘争のまとめが
>>28にあります。
702バレンタイン兄弟(M)
バレンタイン兄弟+グール軍団vsカズマ

ルーク「レス番のまとめだ」
ヤン「思ったより長く殺りあってんナ」

>16 前スレのまとめ
>15>60>64>94>95>99>298>591>594>595>637>638>670