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484名無しさん脚
週末だねぇ>>484-533
485名無しさん脚:2001/07/07(土) 21:52
>>535-565
あなたって早いのね…
486名無しさん脚:2001/07/07(土) 22:04
削除以来出しておきました>管理人様
487名無しさん脚:2001/07/08(日) 00:59
駄スレと混ざり合ってるから上げようか。
488名無しさん脚:2001/07/08(日) 03:25
Mシリーズのレンズ集めてる方、いませんかぁ?
M☆とか探そうと思うんですけど、Aの方がいいのかなぁ。
489名無しさん脚:2001/07/08(日) 07:22
>>483
半分以上が削除済みも含めて荒らしだな(w
490名無しさん脚:2001/07/08(日) 19:09
>488
Mシリーズのほうが、Aよりもつくりがしっかりしてるからいいね。Aの廉価版は
プラが一部使われてるし。でもMの人気品の85mmF2とか300mmF4★とかプレミアついて
高いですね。
491名無しさん脚:2001/07/08(日) 20:37
MZとかFAやめて、ボディもレンズもMシリーズに回帰しろ!
492名無しさん脚:2001/07/08(日) 20:59
>>488
僕もMシリーズを中心に使ってます。
ボディーはLXなので、Aシリーズ以降の物でなくても不便は感じま
せん。

M☆300mmf4も入手した事がありますが、
(個体差かもしれないけど)
なぜか全体的に色彩がマゼンタ寄りになってしまうので、
売ってしまいました。
アサヒのレンズって、カラーバランスがあまり偏らない
(個人的な私見です・・)
から良いはずなんだけど、これだけはね・・・。
493ぺんたくん:2001/07/14(土) 17:41
296さん、遅くなってもうしわけないです。
(1)FA100−300/F4.5−5.6パワーズーム
(2)F100−300/F4.5−5.6
(3)FA80−320/F4.5−5.6
(4)FA100−300/F4.7−5.8
でしたね。
なるべくわかりやすく書きますが、??なところは指摘してください。
494ぺんたくん:2001/07/14(土) 17:42
光学性能です。
1と2は同じレンズ構成です。
理由は判りませんでしたが、開放では個体差による解像度のバラツキが多く見られます。
中央部の解像度はとても高くても周辺部がアマイのもあれば、全体に平均的なモノもあります。
製造発売から年数も経っています(Zシリーズの頃)ので、中古ではレンズに油が出てしまっているモノもあります。
3は、+20ミリ分の為なのか判りかねますが、中央部解像度はちょっとだけ高いです。
個体差はあまり見受けられませんでした。
4は、新設計のレンズです。
開放では解像度は1・2とあまり変わりありません。
ちなみに’解像度‘と表現してはいますが、六つ切りぐらいでやっと判る程度差ですから、気にしなくて構わないと思います。
1・2と3と4の色の差は(油が出ているモノは論外)あまり無いと思いました。
しいて言えば1・2・3はPENTAXらしいちょっと黄色で、4は43ミリ/F1.9のようなちょっと赤っぽいナチュラル系でした。
4本とも望遠ですからニジミ(色収差)は当然ありますが、かなり良く補正されていると思いました。

絞り羽根は重要(ボケ方)です。
1・2は9枚です。3は8枚。4は6枚です。
ボケ方がイイなと思ったのは、やはり9枚羽根の1・2でした。
望遠ですから狭い角度内に、距離の離れた被写体がひしめき合います。
そのとき、個々の被写体全てにピントは合わせられませんから、どれかがボケますよね。
そう考えると、ボケ具合は結構重要なファクターです。
495ぺんたくん:2001/07/14(土) 17:42
操作性です。
1・2はインナーズームですから、あまり全長が伸びなくて使いよいです。
1は、パワーズーム重視 ですからズームリングの幅が細くてしかも手前寄りにあります。
パワーズームの利点は、構え方を変えなくてすむ事です。
特に100−300の様な望遠系は、しっかり構えるのは大事ですから、利にかなった機能です。
左手首は、カメラ底部固定で、左手の指だけで焦点距離を変えます。
ネイチャーアニマル系の撮影が多い方には、慣れると手放せない一本だよとよく言われます。
パワーズームは本来このレンズの為に開発された機能ではないか?と思ってしまいます。
ですが、その分マニュアルズームは使い難さを感じられる事でしょう。
2は1に比べるとズームリングが幅広です。
1のパワーズーム機能を全て取り去ったので、マニュアルズームをより使い良くした様です。
3・4は、テレ側で全長がグイッと伸びますから、先端部をぶつけない様に注意が必要です。
ヘリコイドの繰り出し分もありますから、思ったより伸びてます。気をつけましょうね。
ズームリングの操作では、3は重く感じました。
レンズ重量と繰り出し分と新品の硬さでしょうけれど、指がスベって廻しニクイのです。
中古品や店頭展示品ではそんな事はなくて、使いやすいなあと思いました。
でも個人個人の感じ方は違いますから、実際に手にとってみてください。
使っているうちに手に馴染んでくるタイプのレンズだと思います。
4は、見た目より操作性はいいし、4本のマニュアルズームで比較すると一番良いと思います。
と言うのは、1・2に比べると重量が軽いからです。
ズームリングは手前寄りですが、カメラに装着したときに手元(カメラ側)に重心が寄るので左手を沿えた位置にズームリングがある感じで、自然でイイです。
軽い分、取りまわしが良く機動性も高いのですが、300ミリである事は忘れない様にしたいものです。
いくら軽いとは言え、手持ちではやっぱりブレが気になりますから。
ぺんたくんは、手持ちにチャレンジしてブレまくりました。あはは
496ぺんたくん:2001/07/14(土) 17:43
AFスピードです。
4本とも、標準ズームFA28−80/35ー56などに比べるとAF速度はもたもたした感じが否めません。
特に3は遅いな〜と感じます。
前玉(ガラス)が大きく重いので、ギア比を考えると仕方の無いことですし、それに加えて6Vでの駆動軸方式の限界を感じてしまいます。
カメラの電池が6Vしかナイので、AFモーター割り当て分を考えると仕方ないのですけれどね。
それにしても3は遅い・・・
1・2・4は普通に使える速さです。
497ぺんたくん:2001/07/14(土) 17:46
構造比較です。
1・2は、ヘリコイドやズームブロックなど、金属部品が多い構造です。
対して3・4は、プラ(樹脂)製部品が多い構造です。
3は(どちらかというと4寄りですが)その中間的構造を持ってます。
金属製部品は耐久度が高く、あまり消耗せず長い間初期性能を維持します。
又、軽い衝撃はへっちゃらですが、あまりに強い衝撃を受けると変形してしまう特徴があります。
ご存知の通り 水分 は厳禁です。
プラ(樹脂)製部品は強度の高い材質とは言え、金属に比べると耐久度は低く消耗しやすい様です。
衝撃の程度さに関係なく元の形に戻る弾力性がありますが、ほんのちょっとの衝撃でも割れてしまう特徴があります。
金属部品は値段が高く、樹脂部品は値段が安い、という特徴もあります。
この事から、
1・2は落下や衝撃さえ無ければ長い間使えるが、そのかわり重いレンズ。
4は軽くて機動性が高いが、使い捨てる覚悟が必要なレンズ。
3は両方の長所短所を併せ持ったレンズ。
と言えます。
498ぺんたくん:2001/07/14(土) 17:48
いかがでしたでしょうか?
1・2・3・4どれも特徴があるので、自分に向いたレンズを選ばれるのが良いと思います。
おしまい〜
499ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:17
それでは747の続きです。
また例によって長〜くなってしまいますが、許してくださいね。
3・5・5n・7・Mの5機種でしたね。今回はそれぞれの特徴や経緯などにも触れてみます。

シャッターユニットを、発表順でおおまかに分類してみますと‥
Z−70などに使われていたユニットと同じ(5)MZーM・30・50
それにパノラマ機能等を追加した長期生産型(2)MZ−5・5n・7・10
それの発展型1/4000秒搭載     (3)MZ−3
ただしぺんたくんは、違いはパノラマの有る無しぐらいで、(5)と(2)は同じ様な気がします。
では、個体別に参ります。

…MZ−3…
1/4000秒搭載で、基本的機能がバッチリ備わったPENTAXの代表カメラです。
PENTAXの主席をMZ−Sに譲った感はありますが、アナログカメラの代表はまだまだ現役バリバリです。
もし、1/4000秒が絶対必要(Z−1系MZ−S除くだよ)ならコレしかありません。
ただし、ぺんたくんは 新品で買う 事をオススメします。
というのは、前のユーザーがどんな使い方をしたか分からないからです。
747でも書きましたが、使い倒すと1/4000秒が安定しない可能性があるからです。
すでに書いた様に、PENTAXはシャッターユニットのMAXスピードを、一段押さえて製品として出す傾向があります。
しかし、MZ−3だけは例外の様です。
開発陣と技術者達がモメにモメて搭載されたMZ−3のシャッターユニットは、
1/4000を出すためにあちこち改良して補強を加えた、値段の高いユニットだそうです。
補強を加えた、という事は、やはりショックに弱い?と推測します。
技術者さんの話では、実際に修理に出されたボロボロのMZ−3は、修理する前のチェックでは1/4000秒が安定していないそう
です。
もちろん修理後はキチンとした性能で、1/4000秒も安定しているそうですから安心してください。
確かにショックには弱いけれど、よほどヒドイ使い方さえしなければ、性能はず〜っと安定するんだそうです。(大切に使おうね)
だから、もし中古しか無い!ならば、必ずサービスセンターで1/4000秒をチェックしてもらいましょうね。
計算上では、1/4096でおよそ0.244ミリセコンドですね。

…MZ−5n…
発表順では7の前ですが、国内では一番後発です。
当初は国外向けでした。
K1000のお話でも触れましたが、国外ではタフで安い事が重視されます。
もちろん基本的機能は、当たり前の様にないとマッタク売れません。
それに、使いこんでも性能がちゃんと維持されるタフなカメラでなくてはサッパリ売れません。
しかも、欧米の方々は、自分にとって必要無い機能には、ゼッタイお金を出しません。
そういう経緯と理由があって国外向けとして 5n が生まれたのです。
MZ−3の1/4000秒ユニット、値段が高い・使わない・ショックに弱い を一掃する(2)のシャッターユニットが搭載されました。
基本的機能ヨシ、使い易さヨシ、タフさかげんヨシ、値段ヨシ。
国外(プロじゃなくて一般ね)では、とてもバランスが良いと評判だったと記憶しています。
でも、それを国内向けにしたからといって、売れるかどうかはぺんたくんも はて〜? です。
ただし、今回のシャッターユニットのお話の中では一番のオススメであります。
国内では一番後発なだけに、安定性度はかなり期待できます。
各部の細かいバージョンアップやいろんな対策等、改良に改良を重ねた最終形だと思うからです。
だから、使い込んでも性能の劣化等少なく、シャッタースピードの信頼度もかなり高いでしょう。
やはり新品に越した事はありませんが、中古でキレイなら、お買い得だと思います。
500ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:19
ぺんたくん的にズームで、
遊べるオススメは 17−28フィッシュ愛ズーム です。
素直な描写で使いやすいオススメは 28−70F4 です。
28−105パワーズーム は重さを除外すればオススメです。
24−90 と 新28−105 は操作感さえ除外すれば性能では一押しのオススメです。
とっても安くなったF100−300などは、今の値段ではコストパフォーマンス抜群でオススメです。

と、どんなレンズも特徴があって一概にいい悪いは判断が難しいのですが、
タムロンOEMの 28−105IF と 28−200IF だけは、
あまりオススメではないです。
ぺんたくんの様に、買ってから後悔してしまう方も少なくないでしょうね。

どうもありがとです。
まさにその新28−105どうかなと思って質問しました。
安価で、渋い色調でなければ欲しいです。
解像度とか、歪曲はそれほど重視しませんが、素直な
色合いが望みです。
キヤノンの24−85も借りて使ってみたけど、なんだか
軟弱な感じの写真になってしまいました。
中望遠はどちらも9万円台なんですね。予算オーバーです。
35/2はどうでしょうか。
501ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:20
ぺんたくんの書き込みをまとめて下さった方、応援してくださった方、ありがとうございました。
この場をお借りしてお礼を申し上げます。
恥ずかしいやら嬉しいやらで困惑気味ですが、なんとか続けられそうです。
管理人さんとサポートの皆さんにも感謝しております。
ところで、皆さんにご相談したい事があります。
3rd〜建て直し〜 は、どうやれば見る事が出来るのでしょうか?
どうか、初心者のぺんたくんに教えていただきたいのです。
よろしくお願いします。
それでは、ぺんたくんのお話は、ここに書き込むって事でよろしいでしょうか?
前回の続き〜 MZ−7 第二弾です。

MZ−10の後継機種(?)MZ−7は、発売時期の同価格帯製品に比べると、スペック的に見劣りする部分があります。
ですが、それを補って余りあるユーザビリティの向上が、ぺんたくんが全く別モノと思う理由です。
前回、これを書き漏らしましたので追記しますね。

MZ−3までは、ファインダー内表示が一色で、測光EV値によって明るさが変わるぐらいでした。
MZ−7と30は、一色追加(緑+オレンジ)して 手振れ警告 をオレンジ色で表示する様になりました。
ちなみに、MEでは赤の発光ダイオードのみだったのがLXやMEsuper等の頃から緑・黄燈・赤のLEDで表示をする様になりまし
た。
でもそれは焦点距離に関係なく、1/30秒以下は黄燈色でしたね。
MZ−7の場合は、焦点距離別に警告の出るシャッタースピードが変わります。
これは、ぺんたくんが一番驚いたし嬉しく思った追加機能です。
F100−300(パワーズーム付きFAの廉価版だね)やFA80−320などの望遠ズームでは、
各焦点距離ごとに警告の出るシャッタースピードが変わります。
MEsuperやME−F等の オレンジ色は1/30秒以下!(LXは1/15以下) に慣れちゃってるぺんたくんにはちょっとカルチャ
ーショックでした。
ですが、使い良い機能というモノはすぐになじんでしまうモノです。
502ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:20
ピクチャーモードの露出変化は、各メーカー同じですので省略しますね。
ただ、Avモードだけは他のメーカーとチョット違うトコロに触れておきます。

MZ−7はレンズとの連動レバーがついています。
ですからAレンズはもちろん、Mレンズ、K(P)レンズが使えるんです。
マウントアダプターK(千円ぐらいだった)でM42スクリューマウントも使えるんです。
欲しい焦点距離のレンズが格安中古で(ってAFじゃないケドね)買ってきて使えます。
ぺんたくんにとって、これも嬉しいポイントでした。

MZ−7のAvモードは、二通りのやり方があります。
(1)レンズはAポジション。絞り値はセレクトレバーでユーザーが選択します。
話の進行上 新絞り優先モード とでもしておきます。
この場合、ズーミングによってF値の変化があってもカメラ側で自動調整してくれます。
例えば、FA28−80ミリ/F3.5−5.6を付けて、28ミリ位置でF8にセットしたとします。
28ミリから80ミリにズーミングすると、機構上(連動レバー)はF13のハズですね。
ですがMZ−7はカメラ側で 80ミリ時のF8 に絞り羽根を制御してくれるのです。
だからこの機能(絶対絞り と言いたいですね)は、
焦点距離別の’被写界深度’を研究してみたくなった とか
ズーミングによる’コントラストの減少率(MTF)’を測定してみたくなった
等の一歩踏み込んだ研究にとても向いています。
ただし、今回の5機種中ではMZ−7だけですが、この機能は特に珍しい訳ではなくZ系の一部にも搭載されています。
もちろん他のメーカーも同様に対応し、搭載しています。
(2)レンズはAポジション以外。絞り値は絞りリングを回してユーザーが選択します。
この場合、表示はF−−になり(理由は以前に書きましたね)モードは 旧絞り優先 です。
他のモードでもAポジション以外ではコレになってしまいますのでチョット注意してくださいね。
ズーミングによるF値変化には、開放測光時のEv値変化で対応します。
Aポジションの無いレンズはこの 旧絞り優先 (もしくはマニュアル・バルブ)です。

(2)は、ぺんたくんにとってMZ−7を選ぶ重要ポイントのひとつでした。
それは、やっぱりぺんたくんが長〜く愛用しているMFレンズが使えるからなんです。
503ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:21
SFXnさんの文面が残っていました。でも、コピぺの様ですね。
だから文面の、全部なのか一部なのか修正されているのかいないのか、わからないのです。
皆さんが書いてくださった、情報や感想なども
ペンタックススレッド3rd〜建て直し〜
が見れなくなった為、レス下さった方にお返事する事もできません。
ぺんたくんは、自分の書き込んだMZ−7の文章すら見れませんでした。
ああ、心配だなあ。ちゃんと書けていたでしょうか?

ちなみにぺんたくんの得意分野は レンズ全般 です。
特に日々進化する構造(パワーズームとかAF駆動とか金属/樹脂とかね)関係なんか好きです。
レンズの事なら、答えられる限りガンガン答えようと思っています。
ただ、使った事が無いレンズは、コメントしない様に心がけていますから
もし判らなくっても許して下さい。
なんだか無責任でスマソ
50ミリ、1.4と1.7ですね。
後ほど必ず書きます。
と、いうのは今書いているシャッターユニットのお話で
MZ−7とMZ−Mのお話がまだ途中なんです。
ゴメンね

そうだ、MZ−3の補足、書き忘れるとこでした。
MZ−3のXシンクロは 1/125秒以下 になっていますが、
シャッターの調子が安定していないモノについては、ダイヤルで1/125にした場合、若干シンクロしない(画面切れ)トキがありま
す。
ダイヤルを X ポジションにするとシンクロしますから、ストロボ使うトキは注意して下さいね。
ストロボついでにもうひとつ。
どのメーカーのどんなカメラも、発光(充電OK)マークが出た瞬間(充電直後)は公称値のガイドナンバーよりちょっと低めです。
だから、発光マークが付いてスグ撮影しなきゃいけないトキは、十分注意してくださいね。
504ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:22
フィッシュ愛ズーム17−28ですね。
補足も兼ねてちょっと書きます。

コントラストについてだけは、
ぺんたくんは、開放で周辺が、ちょっと足りないかな〜と思います。
でも絞り込むとすごく良くなります。
屋外で使うのが多いのであまり気にしなくてよいと思っています。
それに総合性能は、やはりズームですから、単焦点には及ばないのです。
17−28は、ズームの使い良さ が選ぶ最大の理由でしたから、他社(単焦点)にない ズーム で有る事。
これで良いと思って買いました。

50ミリ、1.4と1.7
簡単に書きます。
一番目立つ違いは 絞り羽根の枚数 です。
1.4は8枚。1.7は6枚。
一般的に羽根の枚数は、直接描写に関わってくるだけに多い方が良いと言われていますね。
ぺんたくんもやはり(ボケ具合がビミョウに違う)同感です。
金額的な制限や重量的制限が無ければ、1.4をお奨めします。
ただ、目的に合わせて選ばれた方がいいので、どうかもうちょっと詳しく教えて欲しいのです。

24−90はズームリングのざらざらした感じが気になります。
でもそれは、新しい設計の部品だそうですから、使っているうちになめらかになるのではないか?と思っています。

前から見たトキに、非球面レンズがはっきり分かりますね。
まさにカメラの 目 といったイメージです。
この辺は好き嫌いがある事でしょうね。

歪曲はかなり良く補正されていました。
普通の撮影では気になりませんでしたが、格子状の塀の前に飾ってあるプランターの花を撮ったときに背景の塀がちょっと歪んでい
ました。
24側で真中がチョット膨らむ感じ(樽状)でした。90側で糸巻き状でした。
35〜50ミリ前後(だったと思います)では波打つ感じでした。
糸巻きの形が真中から少しずつ膨らんできた
という感じです。うまく表現出来なくてごめんね。

コントラストや輪郭など、とてもしっかりハッキリしていて、スゴイなと思いました。
これはほんとにズームなのか?が感想です。

色まではまだ比較検討中ではっきりコメント出来ませんが、総合的な描写性能はとても良いと思います。
あと、フードとキャップの兼ね合いはちょっと気になりました。
少なくて参考になりませんが、ぺんたくんの感想はこんな感じでした。
505ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:22
1.4・2・2.8・4・5.6・8〜
勉強なら√3より、ルート2が必要です。
50ミリF1.4 お奨め!
(電車が無くなる〜結構あせり気味でごめん。あはは)

ちなみにぺんたくんも生まれた子供の写真を撮るとき50ミリF1.4使いました。

ぺんたくんの183さんへの、マクロでお奨めは、
実はコシナーOEMの FA100ミリF3.5 だったりします。

FA100ミリF2.8マクロに比べると、
等倍じゃなく1/2倍です。マニュアル時のトルク調整もありません。
距離環のリミッターも有りません。まるでおもちゃの様な外見です。
なんだかイイとこがサッパリありませんね。あはは

でも、作りはしっかりしてます。軽いです。値段も安いです。
コシナ純正ブランドならもっと安いです。
池袋ビッ○カ○ラ東口店で見たとき(コシナのコーナー)は¥10、000弱ぐらいでした。
実際に使って見ると、安くて軽いのに手抜き無くしっかり真面目に作ってあるのが分かります。
とは言え、この値段でこの軽さですから、やはり耐久性には不安が伴います。

ですが、ここで一番重要な事は 勉強する ですね。
使いやすい・軽い・基本性能しっかり・しかも安い。
この条件を満たしたレンズという事でお奨めしました。

ただ、マクロの場合は他にも選択肢が広いのです。
50ミリ、100ミリ前後、180・200ミリとかね。
他社製やレンズメーカー製で、非常に操作性の良いものもあります。
ですから199では
PENTAXのマクロで100ミリF2.8と100ミリF3.5
で比較してみた事を付け加えますね。
506ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:23
F1.4 と F1.7 での明るさの違いは 半絞り です。
なるべく分かりやすく、シャッタースピードの違いで書いてみます。

光の量(輝度)は Ev という単位であらわしますね。
そのEvが 8 のトキ、
F1.4なら  1/125 秒  が適正となりますが、
F1.7なら  1/90  秒  が適正になります。

例えば、マニュアルで半ステップアンダーにして撮影しても、
ネガフィルムならあまり気にしなくて良い違いですが
ポジフィルムなら ちょっと気になる半絞り です。

室内で子供の写真を撮るときは、ちょっと露出オーバー目がお奨めです。
だからやっぱり50ミリF1.4
がお奨めです。

50ミリF1.7がいまひとつ不安な理由も書いておきます。

前述した様に、PENTAXのカメラは今までのレンズも使える様に、レンズとの連動レバーがありますね。(省略された機種もあります
が)
これは、レンズの絞り情報を物理的にカメラに伝えるモノです。
このレバー、昔は金属製でした。
が、コストダウンの波か、最近はプラ(樹脂)製が多いのです。
一方、レンズ側の連動用ツメ
 (レンズのマウント側から信号ピン下にして見て、左側)
 (ミゾが切ってあるでしょ?その中にちょこんとある)
 (絞りリングを回してみて。連動してるでしょ?)
は、金属製が多いのです。
このレバーは、レンズと常に連動していますし、装着の度にこすれています。
この現象が頻繁におきた状態、つまり使い込んだ状態が、コマリモノなんです。

一般的に金属は硬く、プラの方が柔らかいですよね。
両方をこすった場合、柔らかい側がツブれたり削れたりしてしまいます。
という事は、かなり使い込んだカメラの連動レバーは、かなり スリ減っている!
という事なんです。
ツブれたり磨り減ったりすると、レンズの絞り情報が正確に伝わらない事になります。(ちょっとオオゲサだね)
とは言え、例え磨り減っていてもF4とF2.8とF2ぐらいの差はミリ単位で違うのでちゃんと伝わりますから安心してくださいね。
507ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:23
50ミリF1.7だけにおきた現象です。
カメラ側の連動レバーが磨り減っていたらしく、F1.7が表示されなかった事がありました。
どうしてもF2.0になっちゃうんです。
他のF値は正しく表示されていたんだケドね。
サービスセンターの話では、
カメラの連動レバーが、かなり磨耗していて表示差が出てしまう為、交換しました。
との事でした。
F1.7とF2.0の差がコンマ数ミリしか余裕が無いため、連動レバーが磨耗するとこうなるんだそうです。
ちなみに、露出上はなんの問題もありませんでしたし、Aポジションではちゃんと1.7設定できました。
今思うと、ちょっとこだわり過ぎたかな?反省してます。

でも、一度気になると気になっちゃうんだよね。
ぺんたくんのカメラとレンズ、壊れてるのかな〜?ってね。
とまあ、こういう訳なんです。
心配の種になると朝まで眠れなかったりして大変だからね。
それであまりオススメしてないんです。
なんだか、ごちゃごちゃしてて良くわからないね。スマソ

そうそう。当時は有りませんでしたが、今はF1.8やF1.9がありますね。
これらについては、カメラ側にその数字が無い為、より近い方に表示する だそうです。
もちろん性能・露出については、全く問題無いので安心して下さいネ。

オススメするときも結構あります。
50ミリF1.7は、安くて軽いし結構明るい のが最大の特徴です。
チームを組んでコースを決め、日程と行程まで決めて、険峰を攻める方 には有無を言わせずコレを推します。
壊れても気にならない値段で、持ち運ぶのに軽くて小さい事が有利だからですね。
508ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:24
(1)レンズはAポジション。絞り値は、シャッターボタン部のセレクトレバーでユーザーが選択します。
話の進行上 新絞り優先モード とでもしておきます。
この場合、ズーミングによってF値の変化があっても、カメラ側で絞りを自動調整してくれます。
例をあげます。
MZ−7に、FA28−80ミリ/F3.5−5.6を付けたとします。
ズームリングを回して、28ミリ位置にし、セレクトレバーで F8 にセットします。
そして、28ミリから80ミリにズーミングします。
このとき、機構上の物理的に情報を伝える 絞り連動レバー の位置はF8の位置のままで変わらないのですが、
28ミリを80ミリにしたとき、F3.5がF5.6になるのなら、理論上はF8がF13のハズですね。
ですがこの 新絞り優先モード なら、カメラ側で 80ミリ時のF8 に絞り羽根を自動的に制御してくれるのです。

なんだかますますわからなくなってしまいましたね。スマソ
]、ズーミングによるF値変化とはこういう事です。
絞りリングを回してF8にします。
絞りリングの前(と言うか数字の上)にある指標をみると

______________________ ← ズームリング下部
. |  ← 指標
A 22 16 11 8 56 35  ← 絞りリングの数字
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

うまく表示されるかどうか心配ですが、こうなってます。
8 の数字の上に 線 があります。この線は28ミリ時のF値を示す指標線です。
その線の左側に点がありますね。この点が、80ミリ時のF値 を示す指標点です。
ズームリングの焦点距離が、28ミリならF8で、80ミリならF13という事です。
こうして見ると、単なる目安にしか見えません。
ですが、アナログ的ではあっても、‘ひと目で確認出来る効果’は、とてもいい事だと思います。
509ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:24
MZ−3を計測器のあるトコロに持ち込んで細かく調査しました。
ぺんたくんの使っているMZ−3の シャッタースピード を調べてもらったんです。
まずは、1/125からです。
1/125秒は理論上1/128秒で、0.00781秒ですね。
持ち込んだMZ−3の、シャッターダイヤル125ポジションで計測してもらいました。
その結果は、平均0.00782で、1/127.87秒でした。
他のシャッタースピードもほぼ理論値どおりでした。
MZ−3のシャッターは、すごく正確です。しかも安定していて安心しました。
Xポジションでは、平均0.00833で、およそ1/120秒でした。
こうして数字でみると、結構ズレてる様な気がします。
ですがEv値に直すと、 0.1Ev差 なので全然問題ありませんでした。
それにXは同調スピードですから、TTLストロボ撮影なら露出オーバーや不足なんてありませんものね。
ちなみに、持ち込まれる他のMZ−3も、ほぼ同様の結果になるんだそうです。

…内臓ストロボ使用の場合…
1/125以上は発光OKマークが付くと、Xと同じシャッタースピードになります。
ぺんたくんのMZ−3は、1/120秒が最高同調速という事ですね。
1/60以下にセットした場合は、そのスピードで発光していました。

…外付けストロボの場合…
(1)純正などの、カメラのTTLストロボ機能が使えるモノは内臓と同じです。
(2)X接点のみの単純マニュアルストロボでは、1/125秒以上は発光しませんでした。
Xと、1/60秒以下なら発光しました。

ぺんたくん達は、1/125秒以下なら発光すると思ってましたから、これは意外な結果でした。
189では、この場合は注意ね、と書きましたが、間違いでした。
みなさんごめんなさい。ぺんたくんの勉強不足でした。
画面切れは絶対に有りえません。
その場にいた人みんなで、MZ−3にあやまってしまいました。
画面切れだなんて疑ってゴメンよ〜、MZ−3。
MZ−3は、どんな条件でも確実な撮影が出来るスバラシイカメラです。
ただし、ショック(落下とか)を与えるとスグ機嫌を損ねますから注意してね。
510ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:25
MZ−7第3弾。今回は ウィークポイント です。
今まで、MZ−7の気に入ったトコばっかり書きました。
ですから、使ってみて気になった事も書きますね。

(1)ファインダーを覗くと、なんだかやたら小さく見える(ファインダー倍率が低い)事。
(2)AF測距点3点のどこにピントが合ってるのか分からない事。
(3)AF測距3点の内どれかひとつ、という任意選択肢が無い事。

まず、(1)についてです。
MZ−7は、10には無かった 視度調整機構 がありますね。
コレとペンタミラーの為、ファインダー倍率が低いのだと思います。
視力の弱いぺんたくんにはとってもアリガタイ機能です。
視度調整機構がついたのなら、倍率が低くてもハッキリ見えるので気にしない事にしました。
それに、コレ(倍率低い)もやっぱり、使ってるうちに慣れちゃうもんです。

(2)については最初は戸惑いました。
ですが最近、ちょっとしたコツを伝授していただいたので書きますね。

まず視度調整で、スクリーン上のAFフレームが最も良く見える位置にします。
次に、フレームに対するAFセンサーの検知方向を覚えます。
センサーは、いわゆるH型です。|−|で並んでいます。
フレーム左右の コ の字の中に(やや端寄り)縦方向ズレを検知するセンサー。
フレームの線が無い中央部に、横方向ズレを検知するセンサーがあります。
これをしっかり認識すると、もう戸惑いません。
カメラを構えてシャッターボタン半押ししてみてください。
センサー位置にある、被写体の横線・縦線・横線の内、どれが合致していますか?
視度調整してありますし、ハッキリ見えると思います。

あまり明確ではありませんが、知ってると知らないでは全然ちがいますから覚えておいてソンは無いです。
もし、自分の思ったピント位置でないトコにピントが合っている場合は、もう一度シャッター半押ししてみてください。
511ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:26
構造比較です。
1・2は、ヘリコイドやズームブロックなど、金属部品が多い構造です。
対して3・4は、プラ(樹脂)製部品が多い構造です。
3は(どちらかというと4寄りですが)その中間的構造を持ってます。
金属製部品は耐久度が高く、あまり消耗せず長い間初期性能を維持します。
又、軽い衝撃はへっちゃらですが、あまりに強い衝撃を受けると変形してしまう特徴があります。
ご存知の通り 水分 は厳禁です。
プラ(樹脂)製部品は強度の高い材質とは言え、金属に比べると耐久度は低く消耗しやすい様です。
衝撃の程度さに関係なく元の形に戻る弾力性がありますが、ほんのちょっとの衝撃でも割れてしまう特徴があります。
金属部品は値段が高く、樹脂部品は値段が安い、という特徴もあります。
この事から、
1・2は落下や衝撃さえ無ければ長い間使えるが、そのかわり重いレンズ。
4は軽くて機動性が高いが、使い捨てる覚悟が必要なレンズ。
3は両方の長所短所を併せ持ったレンズ。
と言えます。
512ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:27
296さん、遅くなってもうしわけないです。
(1)FA100−300/F4.5−5.6パワーズーム
(2)F100−300/F4.5−5.6
(3)FA80−320/F4.5−5.6
(4)FA100−300/F4.7−5.8
でしたね。
なるべくわかりやすく書きますが、??なところは指摘してください。
513ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:31
とりあえずMZ-3はファインダーや操作性などは
MZ-7よりは明らかに上。
ただプログラムオートとAFしか使わない人には
MZ-7で十分とも言える。
20-35はとりあえずお奨めですな。
将来的には単焦点も検討してみてもいいかも。
(28/2.8、35/2、43mmリミ、50/1.4など)

ボディ2台あったほうがいいというのは・・。
レンズが増えてくると2台あったほうがレンズ
交換の手間がはぶける、違う種類のフィルムを
同時に使える、一台が修理やOHに逝った時の予備、
など使い道はいろいろある。
514ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:33
これによるとシャッターユニットはα7と全く同一品をつかってあり
高速シャッターの安定、信頼性のために最高速は1/6000に抑えてあると
明記されてました。以前日本カメラかなにかの記事で同様のことをみましたが
やはり本当のようです。ボディも外装だけがマグネシウムなのではなく
マグネシウム合金のダイキャストとのことで、MZ-Sを見直して欲しくなってきました。
515ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:41
ぺんたくんの書き込みをまとめて下さった方、応援してくださった方、ありがとうございました。
この場をお借りしてお礼を申し上げます。
恥ずかしいやら嬉しいやらで困惑気味ですが、なんとか続けられそうです。
管理人さんとサポートの皆さんにも感謝しております。
ところで、皆さんにご相談したい事があります。
3rd〜建て直し〜 は、どうやれば見る事が出来るのでしょうか?
どうか、初心者のぺんたくんに教えていただきたいのです。
よろしくお願いします。
それでは、ぺんたくんのお話は、ここに書き込むって事でよろしいでしょうか?
前回の続き〜 MZ−7 第二弾です。

MZ−10の後継機種(?)MZ−7は、発売時期の同価格帯製品に比べると、スペック的に見劣りする部分があります。
ですが、それを補って余りあるユーザビリティの向上が、ぺんたくんが全く別モノと思う理由です。
前回、これを書き漏らしましたので追記しますね。

MZ−3までは、ファインダー内表示が一色で、測光EV値によって明るさが変わるぐらいでした。
MZ−7と30は、一色追加(緑+オレンジ)して 手振れ警告 をオレンジ色で表示する様になりました。
ちなみに、MEでは赤の発光ダイオードのみだったのがLXやMEsuper等の頃から緑・黄燈・赤のLEDで表示をする様になりまし

た。
でもそれは焦点距離に関係なく、1/30秒以下は黄燈色でしたね。
MZ−7の場合は、焦点距離別に警告の出るシャッタースピードが変わります。
これは、ぺんたくんが一番驚いたし嬉しく思った追加機能です。
F100−300(パワーズーム付きFAの廉価版だね)やFA80−320などの望遠ズームでは、
各焦点距離ごとに警告の出るシャッタースピードが変わります。
MEsuperやME−F等の オレンジ色は1/30秒以下!(LXは1/15以下) に慣れちゃってるぺんたくんにはちょっとカルチャ

ーショックでした。
ですが、使い良い機能というモノはすぐになじんでしまうモノです。
516ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:42
『毎日』より
2001-06-14
■デジタルトーク デジタル分野に力を入れる旭光学工業社長の浦野文男さん 旭光学工業といえばペンタックスブランドのカメラ
メーカーとして知られるが、
いまカメラメーカーからの脱皮を図ろうとしている。光学機器の技術力を活かして、
インターネットを中心としたビジネス展開を模索中だ。昨年、取締役から6人抜き
で社長に就任した浦野文男さんにペンタックスのデジタルビジネスについて聞いた。
(村田昭夫メディア企画室委員)
◆製造業からソリューションビジネスへ

村田 旭光学といえばやはりカメラメーカーのイメージが強いですね。
浦野 売上の半分近くがカメラですから、まだカメラメーカーのイメージが強すぎ
ますが、ここをなんとか変えなければと思っています。情報機器の事業部が二つあ
ります。一つは「CAD/CAM」などをやっているシステム機器事業部で、もうひとつ
はオプトデバイス事業部で、情報機器の光学部品やポータブルのプリンター、特殊
なデジカメなどを作っています。カメラ事業部では普通のフィルムのカメラとデジ
カメを作っています。
村田 特殊なデジカメとはどんなデジカメですか。
浦野 インターネット用のデジカメです。ウエブカメラと呼んでいますが、撮影した
映像をインターネットのサーバーに送ってそれがモニターで見えるようにできます。
建築の現場を定期的に撮影して施主が家庭で建築現場を見ることもできます。こう
いうものはひとつの製品を売る普通のカメラと違って、サービスの提供になってき
ています。製造会社も製品を売るだけでなく、その周辺のサービスを売る産業になっ
てくると思います。音や映像は段々端末化していきます。端末になんでも機能がつ
いていきます。デジカメも端末の機能になっていきます。端末に何らかの形で関与
しなければなりません。
村田 ウエブカメラはインターネットに直接つながるようになっているのですか。
浦野 既存の防犯用のカメラは映像をパソコンか端末を介してネットワークに入れた
りモニターに出したりします。パソコンにはたくさんの機能があるのに映像をネット
ワークに送込みためだけにパソコンを使うのはもったいない話です。だから、カメラ
の中にウェブサーバー機能を入れたものを作りました。そうするとカメラがあれば
パソコンや端末はいらないわけです。ダイレクトにインターネットをはじめネット
ワークに入れられます。
村田 ウエブカメラを始めたきっかけは何ですか。
浦野 米国に販売会社があって、そこに開発部隊があります。米国のお客さんから、
こんなものはできないかと頼まれたのが始まりです。
村田 売れますか。
浦野 売り出したのは今年になってからですから、まだ数百台しか売れていません
が、デモ用に建築現場や幼稚園、船の中や駐車場などいろいろなところに設置して
います。
村田 価格はいくらですか。
浦野 10万円程度ですから、パソコンシステムを考えれば相当安いと思います。
村田 システムとして売るというのはどういうことでしょうか。
浦野 これを買った人にはインターネット接続サービスまで面倒を見ようと思って
います。月額いくらかの有料ですが。もちろんカメラ単体でも売りますが、セッ
ティングからインターネット接続まで販売しようと思っています。機能は限られて
いますが、これからお客さんのニーズを聞いて機能を強化しようと思っています。
村田 静止画だけですか。
浦野 今のところ静止画だけです。お客さんの要望で1日1枚とか1時間1枚とい
ったように設定できるようになっています。
村田 教育用のCDプレーヤーで提携されたそうですね。
浦野 はい。英語教育用のCDプレーヤーを開発したリンガマスターと提携して、
ペンタックスのブランドで販売することにしました。
(以下略)
517ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:42
MZ−7 の位置付けは、MZ−10の後継機種 という事です。
がぺんたくんは、踏襲してはいるけれど全くの別モノととらえています。

 《 MZ−7の大きな変更点 》
1)レンズAポジション時、電源ONでピピッっと鳴ってモードダイヤルが光る事。
その後、順次消えていきます。Aポジションの確認ですね。
2)オートポップアップストロボになって、AF補助機能等ストロボ関連が強化された事。
シャッターボタンに触れると、ガコンッ!とストロボが立ち上がります。もちろん手動でもOKです。
暗いところでは、ストロボがビビビッっとフラッシュします。
3)レリーズ関連機能(多重露出やリモコン等)が追加された事。
4)マウントが金属になった事。これが今回のお話で、とても重要なトコなんです。
その他にもパネル部のバックライトや視度調整機構など、操作性(ユーザビリティ)がバツグンに向上しました。

MZ−7のシャッターユニットは5nと同じ 長期生産の安心型 です。
安定度・耐久性・信頼性 は、かなり高いと思っています。
消耗部にも金属を使っていて(マウント・ストロボフック等)全体の耐久性はかなりUPしたと思います。
今回のシャッターユニットのお話の中では、2番目にお勧めです。
やはりMZ−7も新品に越した事はありません。
が、ユーザー層の幅が広く、台数もかなり出ているので、中古は豊富に出てくると思います。
だから中古ならねらい目はキレイなモノ。
ぺんたくんのオススメは、
新品の MZ−7Wズームキット(FA28−80・FA100−300・バッグも付いてる)
です。色は、ブラックは使い込むとだんだんピカピカしてくるから シルバー です。
操作する人の為の 機能・性能・耐久性 に重点を置き、特に
 使ってて 楽しい・ウレシイ・気持ちイイ ♪♪
にコダワった、誰にでもお勧めできるカメラです。

とは言っても 3 や 5n に比べると、軽量化の為とはいえ、ミラープリズムだったりAF選択が出来なかったりなど、スペックが気
になる人には物足りないかもしれません。
でもそんなアナタも、MZ−7を使ってみるとわかります。
MZ−7の心地よい操作感覚は、忘れていた事を思い出させます。
写真を撮るのは、カメラではなく自分なんだ!写真を撮るってなんて楽しいんだろうってね。
518ぺんたくん:2001/07/15(日) 16:43
FA35ミリF2 と FA43ミリF1.9Limited
で迷ってる方がいらっしゃる様なので、ぺんたくんなりの感想で申し訳ないのですが書いておきますね。
同時に16の補足でもあります。
FA35ミリF2と43ミリF1.9リミテッドの違い(ぺんたくんの感想)です。

35ミリは細部までしっかりハッキリと素直に写ります。
対して43ミリはふわ〜っとした感じで35ミリより色が鮮やかに思います。

43ミリは’色’が気に入ってます。特に肌色の感じが好きです。
ふわ〜っとしていて、肌色の感じが好きなので、最初は’人物’撮影にばかり使っていました。
でも、なんとなく写したつつじの写真がとっても綺麗に撮れていたり、空が突き抜ける感じだったり、
実はとっても お気楽万能型 でした。
気楽に使えるし、描写性能もとってもお気に入りですが、触った感じが一番のお気に入りです。
このレンズを買うときは、大博打気分でどこかから飛び降りた気分でしたから、
それだけに嬉しさも倍増でした。
そういえば当時CA○Aで、西○さんの評価はあまり良くありませんでしたね。
でも、その後文章に書き加えがありましたから、使ってみたら良かったのがわかったんでしょう。
楽しく気楽に撮影を楽しむ なら、絶対こちらです。
ちなみにブラックは、Mレンズの様な雰囲気があって、これはコレでまたイイ感じですね。
519名無しさん脚:2001/07/15(日) 22:27
ぺんたくん帰って来てくれてありがとう(^^;)。
週も明けるので一旦上げます。
520名無しさん脚:2001/07/16(月) 02:21
ぺんたくん偉い!
521名無しさん脚:2001/07/16(月) 02:46
カメラは耐久性の高いものを純粋に買えばいいと私も思っていますが、メーカーが悩みの種です。ニコンとキャノン、どちらもすばらしいカメラメーカーだと信じていますが、過去や今後のレンズや将来性、さらにはアフターケアも含めてどちらについて行けば良いと考えていますか?
面倒くさい質問ばかりで申し訳ございませんが、返答心からお待ちしております。
522名無しさん脚:2001/07/16(月) 02:59
>過去や今後のレンズや将来性、さらにはアフターケアも含めてどちらについて行けば良いと考えていますか?

んなもん、そこらのニコ爺にでも聞いとけゃ!
523名無しさん脚:2001/07/16(月) 03:01
>>521
そんなこといちいち気にしていてらカメラなんて火炎よ。
524名無しさん脚:2001/07/16(月) 03:34
>>521
そら煮込んだろ。
FD機って新品あるかい?キヤノソはそういうメーカー。

でも漏れは過去だけ見つめててもそれなりオッケーだと思うぞ
壊れたら買いなおせや。そのためにも中古は安いから買いなおしも楽だし。
525名無しさん脚:2001/07/16(月) 05:10
MZ-Sに1票
526名無しさん脚:2001/07/16(月) 05:12
くまちんがヤフオクで出品するLX2000を落札するのも吉
527ぺんたくん:2001/07/16(月) 06:08
また例によって長〜くなってしまいますが、許してくださいね。
3・5・5n・7・Mの5機種でしたね。今回はそれぞれの特徴や経緯などにも触れてみます。

シャッターユニットを、発表順でおおまかに分類してみますと‥
Z−70などに使われていたユニットと同じ(5)MZーM・30・50
それにパノラマ機能等を追加した長期生産型(2)MZ−5・5n・7・10
それの発展型1/4000秒搭載     (3)MZ−3
ただしぺんたくんは、違いはパノラマの有る無しぐらいで、(5)と(2)は同じ様な気がします。
では、個体別に参ります。

…MZ−3…
1/4000秒搭載で、基本的機能がバッチリ備わったPENTAXの代表カメラです。
PENTAXの主席をMZ−Sに譲った感はありますが、アナログカメラの代表はまだまだ現役バリバリです。
もし、1/4000秒が絶対必要(Z−1系MZ−S除くだよ)ならコレしかありません。
ただし、ぺんたくんは 新品で買う 事をオススメします。
というのは、前のユーザーがどんな使い方をしたか分からないからです。
747でも書きましたが、使い倒すと1/4000秒が安定しない可能性があるからです。
すでに書いた様に、PENTAXはシャッターユニットのMAXスピードを、一段押さえて製品として出す傾向があります。
しかし、MZ−3だけは例外の様です。
開発陣と技術者達がモメにモメて搭載されたMZ−3のシャッターユニットは、
1/4000を出すためにあちこち改良して補強を加えた、値段の高いユニットだそうです。
補強を加えた、という事は、やはりショックに弱い?と推測します。
技術者さんの話では、実際に修理に出されたボロボロのMZ−3は、修理する前のチェックでは1/4000秒が安定してい
ないそう
です。
もちろん修理後はキチンとした性能で、1/4000秒も安定しているそうですから安心してください。
確かにショックには弱いけれど、よほどヒドイ使い方さえしなければ、性能はず〜っと安定するんだそうです。(大切に使お
うね)
だから、もし中古しか無い!ならば、必ずサービスセンターで1/4000秒をチェックしてもらいましょうね。
計算上では、1/4096でおよそ0.244ミリセコンドですね。
528ぺんたくん:2001/07/16(月) 06:09
構造比較です。
1・2は、ヘリコイドやズームブロックなど、金属部品が多い構造です。
対して3・4は、プラ(樹脂)製部品が多い構造です。
3は(どちらかというと4寄りですが)その中間的構造を持ってます。
金属製部品は耐久度が高く、あまり消耗せず長い間初期性能を維持します。
又、軽い衝撃はへっちゃらですが、あまりに強い衝撃を受けると変形してしまう特徴があります。
ご存知の通り 水分 は厳禁です。
プラ(樹脂)製部品は強度の高い材質とは言え、金属に比べると耐久度は低く消耗しやすい様です。
衝撃の程度さに関係なく元の形に戻る弾力性がありますが、ほんのちょっとの衝撃でも割れてしまう特徴があります。
金属部品は値段が高く、樹脂部品は値段が安い、という特徴もあります。
この事から、
1・2は落下や衝撃さえ無ければ長い間使えるが、そのかわり重いレンズ。
4は軽くて機動性が高いが、使い捨てる覚悟が必要なレンズ。
3は両方の長所短所を併せ持ったレンズ。
と言えます。
529ぺんたくん:2001/07/16(月) 06:10
ピクチャーモードの露出変化は、各メーカー同じですので省略しますね。
ただ、Avモードだけは他のメーカーとチョット違うトコロに触れておきます。

MZ−7はレンズとの連動レバーがついています。
ですからAレンズはもちろん、Mレンズ、K(P)レンズが使えるんです。
マウントアダプターK(千円ぐらいだった)でM42スクリューマウントも使えるんです。
欲しい焦点距離のレンズが格安中古で(ってAFじゃないケドね)買ってきて使えます。
ぺんたくんにとって、これも嬉しいポイントでした。

MZ−7のAvモードは、二通りのやり方があります。
(1)レンズはAポジション。絞り値はセレクトレバーでユーザーが選択します。
話の進行上 新絞り優先モード とでもしておきます。
この場合、ズーミングによってF値の変化があってもカメラ側で自動調整してくれます。
例えば、FA28−80ミリ/F3.5−5.6を付けて、28ミリ位置でF8にセットしたとします。
28ミリから80ミリにズーミングすると、機構上(連動レバー)はF13のハズですね。
ですがMZ−7はカメラ側で 80ミリ時のF8 に絞り羽根を制御してくれるのです。
だからこの機能(絶対絞り と言いたいですね)は、
焦点距離別の’被写界深度’を研究してみたくなった とか
ズーミングによる’コントラストの減少率(MTF)’を測定してみたくなった
等の一歩踏み込んだ研究にとても向いています。
ただし、今回の5機種中ではMZ−7だけですが、この機能は特に珍しい訳ではなくZ系の一部にも搭載されています。
もちろん他のメーカーも同様に対応し、搭載しています。
(2)レンズはAポジション以外。絞り値は絞りリングを回してユーザーが選択します。
この場合、表示はF−−になり(理由は以前に書きましたね)モードは 旧絞り優先 です。
他のモードでもAポジション以外ではコレになってしまいますのでチョット注意してくださいね。
ズーミングによるF値変化には、開放測光時のEv値変化で対応します。
Aポジションの無いレンズはこの 旧絞り優先 (もしくはマニュアル・バルブ)です。

(2)は、ぺんたくんにとってMZ−7を選ぶ重要ポイントのひとつでした。
それは、やっぱりぺんたくんが長〜く愛用しているMFレンズが使えるからなんです。
530名無しさん脚:2001/07/16(月) 18:46
嵐の週末までは下げ進行だね(笑)
ぺんたくんありがと!
531ぺんたくん:2001/07/16(月) 19:25
ありゃりゃ?
ぺんたくんは、493〜498までしか書き込まなかったんだけど・・
なんだか凄絶な事になってしまっていますね。
519さん、520さん、530さん、他の皆さん。
ぺんたくんの書きこみで迷惑かけてしまいましたね。ごめんなさい。

493〜498の望遠ズームの書きこみのきっかけは296さんの質問です。
ようやく296さんの質問に答えられたのですが・・
296さん、読んでくれたかなあ?

ぺんたくんの以前の発言を読みなおして、思い出した事があります。
貼り付けてくださった方のおかげです、ありがとうございます。
MZ−7 ブラックキット は、今一つお奨め出来ません。
同梱のレンズの寿命が、あまりにも短いからです。
532 :2001/07/16(月) 20:06
533ぺんたくん:2001/07/16(月) 20:18
3・5・5n・7・Mの5機種でしたね。今回はそれぞれの特徴や経緯などにも触れてみます。

シャッターユニットを、発表順でおおまかに分類してみますと‥
Z−70などに使われていたユニットと同じ(5)MZーM・30・50
それにパノラマ機能等を追加した長期生産型(2)MZ−5・5n・7・10
それの発展型1/4000秒搭載     (3)MZ−3
ただしぺんたくんは、違いはパノラマの有る無しぐらいで、(5)と(2)は同じ様な気がします。
では、個体別に参ります。

…MZ−3…
1/4000秒搭載で、基本的機能がバッチリ備わったPENTAXの代表カメラです。
PENTAXの主席をMZ−Sに譲った感はありますが、アナログカメラの代表はまだまだ現役バリバリです。
もし、1/4000秒が絶対必要(Z−1系MZ−S除くだよ)ならコレしかありません。
ただし、ぺんたくんは 新品で買う 事をオススメします。
というのは、前のユーザーがどんな使い方をしたか分からないからです。
747でも書きましたが、使い倒すと1/4000秒が安定しない可能性があるからです。
すでに書いた様に、PENTAXはシャッターユニットのMAXスピードを、一段押さえて製品として出す傾向があります。
しかし、MZ−3だけは例外の様です。
開発陣と技術者達がモメにモメて搭載されたMZ−3のシャッターユニットは、
1/4000を出すためにあちこち改良して補強を加えた、値段の高いユニットだそうです。
補強を加えた、という事は、やはりショックに弱い?と推測します。
技術者さんの話では、実際に修理に出されたボロボロのMZ−3は、修理する前のチェックでは1/4000秒が安定してい
ないそうです。
もちろん修理後はキチンとした性能で、1/4000秒も安定しているそうですから安心してください。
確かにショックには弱いけれど、よほどヒドイ使い方さえしなければ、性能はず〜っと安定するんだそうです。(大切に使お
うね)
だから、もし中古しか無い!ならば、必ずサービスセンターで1/4000秒をチェックしてもらいましょうね。
計算上では、1/4096でおよそ0.244ミリセコンドですね。

…MZ−5n…
発表順では7の前ですが、国内では一番後発です。
当初は国外向けでした。
K1000のお話でも触れましたが、国外ではタフで安い事が重視されます。
もちろん基本的機能は、当たり前の様にないとマッタク売れません。
それに、使いこんでも性能がちゃんと維持されるタフなカメラでなくてはサッパリ売れません。
しかも、欧米の方々は、自分にとって必要無い機能には、ゼッタイお金を出しません。
そういう経緯と理由があって国外向けとして 5n が生まれたのです。
MZ−3の1/4000秒ユニット、値段が高い・使わない・ショックに弱い を一掃する(2)のシャッターユニットが搭載されま
した。
基本的機能ヨシ、使い易さヨシ、タフさかげんヨシ、値段ヨシ。
国外(プロじゃなくて一般ね)では、とてもバランスが良いと評判だったと記憶しています。
でも、それを国内向けにしたからといって、売れるかどうかはぺんたくんも はて〜? です。
ただし、今回のシャッターユニットのお話の中では一番のオススメであります。
国内では一番後発なだけに、安定性度はかなり期待できます。
各部の細かいバージョンアップやいろんな対策等、改良に改良を重ねた最終形だと思うからです。
だから、使い込んでも性能の劣化等少なく、シャッタースピードの信頼度もかなり高いでしょう。
やはり新品に越した事はありませんが、中古でキレイなら、お買い得だと思います。