1 :
ぷぅぎゃああああああ代理:
2 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/15(金) 19:48:52.38
前スレの未評価作品は順番に行う!
土曜日までには完了する!(`・ω・´)
スレ立て乙です
ワイ氏が慌てまくって依頼でスレ番間違えたのは見なかったことにしておこう。
やっと立ったか…!
代理乙です
今スレでもワイさんや皆さんと研さんにつとめていきたいと思います
よろしくお願いします
7 :
評価お願いします:2011/04/15(金) 20:19:41.48
「お、お前……」
「わたしは隊長のことが好きでありました」
「だからといってこんな……。ここまでっ!」
「わたしは戦死したと伝えてください!!」
「……いい部下を持った……。隊長として、本当に、本当に……うっ、うぅぅ」
【完】
8 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/15(金) 20:42:30.06
「本当に?」
幸太郎がいった。
「うん」
雪菜はにこっとしてうなずいた。
ラーメン屋のカウンターに並んで座り、注文を待っていた。
「そっか。引っ越し、決まったんだ」
店主の慣れた手つきを見ながら、ひとりごとのようにつぶやいた。
「……幸太郎は」
言葉がとぎれた。
「ん?」
「ううん、やっぱりいい」
「なんだよ。気になるだろ」
笑いながら調子を合わせた。
二人のあいだに思考するような沈黙がおりた。やがて、
「はいお待ち」
熱々の湯気をあげる醤油ラーメンがふたつ、彼らの前にあらわれた。
「ラーメン来たよ」
幸太郎は箸をとって、雪菜に手渡した。それから自分の箸をとった。
「熱いから気をつけて食えよ」
「うん」
隣の雪菜の様子をしきりに気にしながら、幸太郎は麺を口に運んだ。
彼女の箸がゆっくりとその口に麺を運び入れるのを見届け、ほっとする。
「おいしい」
「だろ?」
――ラーメンを食べ終え、精算を済ませた。
幸太郎は入り口の引き戸を開け、雪菜が通るのを待ってから自分も外へと出た。
暗がりのなかで、雪菜の顔は空へと向いていた。
「ね、幸太郎。星がきれい」
肩を並べて、月しかない都会の汚れた空を見上げた。
「そうだな」
彼女には満面の星空が見えているに違いない、と思った。
「雪菜の方がきれいだよ」
「えっ?」
「なんでもない。……さ、おばさんが心配するから帰ろう」
手をつないで夜道を歩きだした。
11 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/16(土) 03:48:06.62
12 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/16(土) 03:50:38.67
>>7 どのような場面なのかわからない!
隊長と部下の容姿や性別がわからない!
会話文だけでもわかるように書かないとダメ!
【完】(`・ω・´)
13 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/16(土) 03:53:12.59
>>8 >地球帝国と火星人民解放軍の間でつばぜり合いの続く戦域へとはいった。
>私を先頭に正三角形を形づくった編隊は、威風堂々と今か今かと帝国部隊の出現を待つ。
(この部分で宇宙を示す言葉を挟んだ方がよい!
宇宙戦域は直接的! 星間塵が漂う中を威風堂々と〜等でも構わない!)
>「どうぞ」と私が言うと、15才美少女が入って来た。
(閣下から受け取った履歴書で事前に知っていたとしても、『15才美少女』の部分が唐突に見える!)
>「な、なんでですか? 理由を教えてください」と彼女は顔を必要に近づけてきた。
(『必要以上に近づけてきた』の方がよい!)
>しばらく間、彼女とにらみ合った。
(しばらく間が空くとは言う! しばらく間は珍しい表現に入ると思う!
別の箇所では『鋭く睨み』と漢字で書かれていた!)
>「なろほどね。顔は悪くないのか。
(打ちミス!)
>「花咲君とか君とか、やめてくださいよ。大佐! 夢子って呼んでくださいよ。
(花咲君とか、やめてくださいよ、で意味は通じる!)
>夢子の笑顔は、――季節外れに咲き乱れる冬のひまわりのようだった。
(火星人民軍本部は地球上にあるのか! 地球と同じ環境に至った火星にあるのか!
火星には季節があるのか! 大佐はひまわりを目にしたことがあるのか!
大佐の地球の知識と火星の現在の状態を考えさせられる一文だった!)
読み易い文章はよい!
人物の描写は薄味! 宇宙と思わせる要素と描写が少ない!
今後の展開に期待が持てる72点!(`・ω・´)
>>9-10 >「ね、幸太郎。星がきれい」
> 肩を並べて、月しかない都会の汚れた空を見上げた。
>「そうだな」
> 彼女には満面の星空が見えているに違いない、と思った。
(都会の空には月しか見えない! 月を星とは言わない!
彼女に『満面の星空』が見える理由はわからない!
田舎の空を思い出しているのか! それ以外の事情が背景にあるのか!
ここの流れを活かす為には前で何かしらの情報が必要!)
文章は読み易く、丁寧に書かれていた!
描写は少ないが理解を妨げる程ではなかった!
二人の関係や事情を語る見せ場だけに惜しいと思った68点!(`・ω・´)
>>14 外野からすいません。
この作品、作者の意図は彼女の視覚障害だと思うんですが(決めつけですけど、そういう気がしてなりません。決めつけて話を進めさせて下さい)
単に誤読なのか、それとも、そういう箇所は評価外としてわざと誤読して評価されているのか知りたいです。
一般に通じる見込みが薄いとしてスルーされたのでしょうか。万一普通にスルーされたのであれば、その点混みではどのように評価が変わるのでしょうか。
ワイさんがこういう暗な仕掛けにどういう意見を持たれているのか、今後の自分の創作の為に聞いておきたいです。
もし俺の方が誤読しているのならすいません。その時は説明貰えますか。
>>15 彼女は視覚障害かもしれない!
彼が彼女を想っての行動かもしれない!
暗に文中に仕込んでいたとしても拙い!
ワイが評価で書いた通り、何かしらの情報が必要!
彼女が目に障害を持っていたと仮定する! 文中に杖が描かれていない!
彼女は夜空の月が見えない重度の視覚障害者と考えられる!
彼のエスコートで補える場面だとしても杖を所持していないのはおかしい!
最後の方で杖の存在を明かしていれば点数は上がった!
今回の場合、ワイの評価の点数は変わらない!(`・ω・´)
>>16 なるほど、ご丁寧にありがとうございます。
「ゆっちーん!」
五月、草花の匂いのさわやかな通学路を歩くさわやかな俺のさわやかな朝を元気な声が切り裂いた。
振り向きざま視界に現れた可憐な少女が走ってせまる。
たん、と地面を蹴って跳び、俺の横腹に頭突きをくらわせた。
「おはようううう!」
「グハッッ!」
戦車砲の威力が俺の内臓を突き破る勢いでえぐる。
一直線にすっとんでゴミ捨て場にストライクする。
「あれぇっ? ゆっちんいなくなっちゃたぁっ」
ゴミ袋の山から顔を出して、わざとなのか素なのか知らないが、キョロキョロしている少女を遠目に見つめた。
身長体重は女子小学生――に『見えるように』精巧に作られている。
その正体は近接戦闘に特化した帝国軍の秘密兵器《破甲(アーマーブレイカー)》。
俺が全身の機能を六百六十六パーセント強化された強化人間じゃなかったら、今頃あの世だぜ。
「あ、ゆっちん見つけー」
機能を著しく制限された擬装モード下、視覚カメラのみでゴミ袋と一体化している俺を目ざとく発見した。
「ゆっちんよくゴミ捨て場にいるね。そこ好きなの? 落ち着くの?」
「うっさいわボケっ」
>>18 内容に合った文章と言える!
二人の関係はわからない!
女子小学生に偽装しているとしても秘密兵器が単独で歩き回っていいのか!
主人公のような強化人間は在り来たりな存在なのか!
破天荒な話に見えて文章に目立った疵はなかった!
『さわやかな』の重複は読者に内容を手っ取り早く伝える手段と解釈した!
抜粋の可能性があるので不明の部分は大きな減点にならない67点!(`・ω・´)
なかなか70点オーバー取れないなあ
今まで挑戦したの全部68点近くですよ
やっぱり文章だけではなく内容も必要ですかね?
名前欄消えてましたすんません
いやあんた内容で点数取ってるよ
文章磨いた方が賢明だな
>>21 この部分はワイの主観になる!
美文調を求める作者がいる!
登場人物の魅力を追及する作者がいる!
仕掛けや落ちに腐心する作者がいる!
それぞれに目指す先が違うことは理解している!
ワイは作品の調和を重視する!
作品から個別の要素を取り出して評価することを最上としない!
その内容で、その文章で、その主人公だから、物語の完成度が増す!
基本的な疵の部分を除けば、ワイは全体を見て評価するようにしている!
書き慣れた作者は点数が伸び悩む傾向にある!
数をこなせば改善される訳ではない! 似たような構成に問題があるのではないのか!
自作を振り返ってみるのも悪くない!(`・ω・´)
25 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/16(土) 11:31:00.45
このような大げさな文章であっても内容によっては見方が変わるかもしれない!
即興なので多大な期待は寄せない方がよい! ワイは出掛ける!(`・ω・´)ノ
世界が夜明けを高らかに告げた。瞼に神々しい光を感じる。
おそらく俺の頭上には愛らしい天使達が飛び交っているのだろう。中には幼い少女のような姿も見られ、半裸の姿で誘っているのかもしれない。
朝から俺をみなぎらせる想像に寝ていながらも立ちくらみの感覚に襲われた。
――目覚めてやるか。
そこで俺は世界の綻びを目にした。全ての支配から隔絶された自室のカーテンの隙間を狙って一条の光が射し込んでいた。いや、射し込まれていた。剣にも似たそれは俺の日常を易々と脅かす。
――やめてくれ。それ以上、俺に近づかないでくれ。
その刹那、悪魔の足音を聴覚が捉えた。こちらにゆっくりと、着実に近づいてくる。
――やめてくれ、やめてくれ。学校は地獄だ。教師は鬼で難解な問題で俺を苦しめる。同級生は揃って餓鬼と化し、俺の揚げ足を取ろうと狙っているのだ。
「イライラさせんなっ!」
痩身の男がベッドから読んでいた本を投げ捨てた。荒い息を整えて深呼吸に努めた。起きた直後の青白い顔は改善された。伸びをしながら速やかにベッドを降りる。
壁に当たった本は床に開いた状態で落ちていた。
変わったタイトルで『低血圧の人のさわやかな目覚め』と書かれていた。
>>25 うわー俺は生理的に受け付けないタイプかもしれない
センテンスは人それぞれですもんねえ
あまり気にせず独自色を貫くことにします
一応いろんな色を出せる幅はあるつもりなんで
27 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/16(土) 15:06:52.78
ぼくは、怖かった。
すべての魚を釣ってしまうのが怖かった。
今でさえ、ピグでは何をやっていいか迷い、するべきことが
見つからず、ゲーム内で暇をもてあますことが多いというのに。
現実において暇だからゲームをやっているのに、ゲーム内でも
暇になる。
すべての魚を釣ってしまったら、さらに何をやっていいかわからなく
なるだろう。
ぼくにとってのピグ内での一番の楽しみは、釣りだというのに。
新しい魚が釣れるとうれしい。だが、それは同時にピグ内での死が
せまることでもあるので、恐ろしかった。
ピグとは何かが一般人にはわかりにくいので、早い段階でピグとは何かの解説を入れるべき!
って指摘が入るのは確定的に明らか
29 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/16(土) 16:17:51.90
>>27 ワイはニコッとタウンの釣りの方が好み!
魚影は動きのある方が臨場感を増す!
ピグはクリックのタイミングだけなのでゲームとしては物足りない!
ピグは何かの集合体で幅広くゲームができる!
予備知識がなくても想像は可能! しかし、読者に頼る書き方はしない方がよい!
素直な文章で内容がよくわかる61点!(`・ω・´)
30 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/04/16(土) 16:41:57.82
はじめまして。初投稿です。よろしくお願いいたします。
「猫」
、近くの弁当屋へ行く。そして十分ほど歩いたところにある狭い公園のベンチに座って、一人で昼食をとる。
僕には友達がいなかった。生まれつき身体が弱いせいか、僕は社交的に振る舞うのが苦手だった。人付き合いの苦手な奴だということは、雰囲気で人には分かるのだろう。積極的に僕に話しかける者はいなかったし、僕の方でも、一人で居ることにはすっかり慣れていた。
いつものように、ひと気のない公園のベンチに腰を下ろして、弁当の蓋を取った。春も中頃を過ぎて、湿気の多い季節に入りかけていた。
晴れているとも曇っているともつかない空に目を遣りながら、僕はゆっくりと箸をご飯につけようとした。
何かが足に当たる感じがする。
見ると、茶色の猫が僕の足に頭をこすり付けているのだった。僕と目があうと、猫は、少しかすれた声を出した。
猫を触ろうと、手を伸ばしてみた。猫は僕の指先の匂いをかいで、すぐに自分の頭を僕の手の甲に押し付けてきた。人差し指で頬を撫でてやると、喉を鳴らして甘えた。
僕は鮭の切り身を少し、分けてやった。猫は丁寧に切り身を舐め続けた。
鮭がなくなると、茶色の猫は目を細めて顔を洗う仕草をし、それからまた僕の足に頭を押し付けてきた。尻尾のつけ根を撫でてやると、今度はそこへ寝転がって、背中を地面でこするような動作をした。
「もう何も残ってないよ」
そう言って僕は、空になった弁当の容器を袋にしまい、カバンから文庫本を取り出した。
猫は、どこかへ行ってしまうのかと思ったら、ベンチの上に飛び乗ってきて、僕の隣に座って目を閉じた。
午後の講義が始まる時間になったので、僕は本をカバンに入れて立ち上がった。
「じゃあな」
一度だけ猫の頭を撫でてやり、歩き出した。公園を出て振り返ると、猫は、丁度伸びをし終えて、ベンチから下りたところだった。
31 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/04/16(土) 16:43:30.29
(つづき)
次の日も僕は、弁当を買って公園へ行った。
暫くすると、昨日の猫がどこからともなくやって来て、僕の足に額を押し付けて甘えた。僕は魚のフライをひと欠片、地面に落としてやった。猫は丁寧に舐め続けた。
次の日も、また次の日も、同じように僕は公園へ行った。
猫はベンチに座って、僕が来るのを待つようになった。僕は、猫が喜びそうなおかずの入った弁当を選ぶようになった。
休日には、猫はどうしているのだろうと気になった。大学に来ても、昼が近くなると、そわそわして講義に集中出来なくなった。
その日、僕は少し奮発して、ウナギ弁当を買った。猫は喜ぶに違いない。早く猫の顔が見たくて、半ば走るようにして公園へ向かった。
ベンチには珍しく人がいた。背広姿の男が、弁当を食べているようだった。
茶色の猫は、男の足下で、僕に見せたのと同じように、地面に背中をこすり付ける仕草をして甘えていた。
僕は引き返すことにした。普段、さっきのように急いで歩くこともなかったので、なかなか動悸がおさまらず、汗が気持ち悪かった。
つまらない感情を持った、と思った。
ただの野良猫に対して、何ともつまらない感情を僕は持ってしまったと思った。灰色の空から、細かな雨が降り出して来た。
雨の多い季節に入ったためでもある。僕は、公園へ行くのをやめた。
(おわり)
32 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/04/16(土) 16:44:54.23
>>30 は頭が欠けてました。すみません。冒頭は次の一文です。
午前中の講義が終わると、僕は大学のキャンパスを出て、近くの弁当屋へ行く。そして十分ほど歩いたところにある狭い公園のベンチに座って、一人で昼食をとる。
33 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/16(土) 17:21:56.01
>>30-32 >早く猫の顔が見たくて、半ば走るようにして公園へ向かった。
>普段、さっきのように急いで歩くこともなかったので〜
(同じ状態でも言い方が違うと変わって見える!
そこで『急いで歩くこと』の部分を『急ぐこと』にした方がよい!)
春と梅雨の合間の微妙な季節の設定がよい!
>僕は、公園へ行くのをやめた。
つまらない感情からなのか! 雨の多い季節によるのか!
理由を綺麗にぼかして余韻のある終わり方に成功している!
猫に餌を与える凡庸な場面が作者の技術で作品として活写されていた74点!(`・ω・´)
34 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/04/16(土) 20:15:08.43
>>33 ありがとうございました!
とても参考になりました。
精進します。
おいっす
36 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/17(日) 00:11:07.49
37 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/17(日) 06:15:51.27
>>36 >また品ぞろえの多い最近出来た酒も飲める喫茶店、というのができたので行こうと誘う。
(『出来た』と『できた』の重複の上に意味も読み取り難い!
酒の新商品が出来たのか! 酒が飲める店が出来たのか!)
読点を入れて重複を避ければ読み易くなる!
>また品ぞろえの多い最近出来た、酒も飲める喫茶店、というのに行こうと誘う。
>「もう一杯ビールをくれないか」と店員へと目を向けいった。
(脱字があるように見える! 『目を向け、いった』とすれば違和感はない!)
38 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/17(日) 06:17:08.05
大佐は強制的な徴兵で部隊を任された!
15才美少女の隊員には理由があってヒャクセンと相性が良好!
そこには無理な要望を出して、隊員を増やしたくない意図が含まれていた!
白石の死から立ち直れず、今も増員の話で大佐は悩んでいる!
このような話の展開なので仮面のエピソードが浮いて見える!
話がギャグの路線では無くなった70点!(`・ω・´)
39 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/17(日) 06:39:32.95
>>37-38 レベルが低くて文字制限を受けた!
しばらくは分割で凌ぐ!
>>36 ライアンハート太郎丸の人?
軽いノリでまた楽しませてもらってます
41 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/18(月) 05:24:27.31
(`・ω・´)
42 :
砂場の川:2011/04/18(月) 07:28:40.35
僕がまだ半ズボンなんてものを履いていた頃、校庭の隅にある高鉄棒の前の砂場で、傘を差しながら小さな川を作った。
ちょろちょろと流れる小さな川が、ちょっとした悪戯でその曲線を変える姿に、僕はひたすら見入った。
湾曲した川縁が深く削られ、やがて崩れる姿、小さな分枝で徐々に流れが大きくなる姿、そんな川の変化は僕の目を大いに楽しませてくれた。
43 :
砂場の川:2011/04/18(月) 07:30:55.60
(つづき)
同時に、それを見ながら、僕が見入ったのは、川底に溜まっていく砂鉄だった。
粒のような砂とは違う、黒い粉が、こんな砂場に現れることが特別に思えた。
砂鉄なんて理科の教材で持っていたし、眺めるだけで拾い上げもしない川底の砂鉄、そんなものに、僕は特別さを感じていたのだ。
44 :
砂場の川:2011/04/18(月) 07:33:18.76
(つづき)
倦怠感を覚えるとき、いつもきまって、この風景を思い出す。
なぜ飽きてしまうのか。
あんなにも見入っていた砂場の川も、特別に思えていた川底の砂鉄も、僕はすぐに飽きてしまい、興味は様々に移ろいでいった。
あれも見たい、これもやりたい、そうやって色々なものに触れてきて、成長し、大人になって、今や、人の役に立つような立派なものさえ作れるようになった。
うんこ
ポエムはスレチですよ
47 :
砂場の川:2011/04/18(月) 07:48:27.60
(失敬、途中で終わるの気持ち悪いので、つづき)
でも、あの頃に味わえた気持ちを手にするには、悪戯では済まない力が必要で、ときおり、それが虚しく思えたりする。
これだけやってもこれっぽっちか、という思いが、ふと心をよぎることがあるのだ。
48 :
砂場の川:2011/04/18(月) 07:50:33.28
(つづき)
不意に訪れる、気持ちを強く持てないときには、とめどもなくそんなことを思う。
そうして、どっぷりと感傷に浸った後、また、気持ちは自然と歩き出す。
僕の現実はこれしかないのだと、傘を差した少年のいる砂場から、静かに去っていく。
(おわり、スレチスマソ)
49 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/18(月) 08:06:39.63
>>42-44 昔の砂場の記憶を思い出す時は、いつも倦怠感に包まれている!
物語の流れで飽きてしまう原因を探るのかと思いきや、どこにも帰着しないで終わっていた!
砂場の光景が興味の出発点! 様々なものに触れて成長した今でも飽きると昔の記憶が蘇る!
どれだけの時間が経過しても、あの頃の記憶だけは新鮮なままだった!
自分の原点と向き合うことで、また新たな興味に向かっていく! そのような話の内容であれば評価はできた!
まとまりに欠けた内容だった57点!(`・ω・´)
50 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/18(月) 08:08:44.97
わろた
50点台とかウンコだな
テーブルのうえ、コーヒーカップの立てる湯気がリビングに香ばしいにおいを充満させていた。
「お茶うけ、何がいいかなーっと」
ソファのうえで丸くなっている僕のまえを、チヨミがあわただしく通りすぎた。
戸棚のまえでお菓子のパッケージとにらみあっこ。クッキーとチョコレートで悩んでるみたい。僕はクッキーがいいな。
「うーん、そうだ、両方にしよう!」
それはなんて素晴らしいアイデア! 僕は頬をかいて興奮した。
菓子皿にクッキーとチョコレートを半分ずつきれいに並べて、鼻うたまじりに持ってきた。
僕はソファからとびおりると、テーブルの端に手を乗っけて、チヨミが菓子皿を置くのを見守った。
「きーちゃんも食べたいの?」
うん。食べたあい。
「ダーメ。これはお客さんのなんだから」
そういうと、チヨミは僕の頭をぐりぐりなでた。
やがて二階から作業着姿の男が降りてきた。
「報知器の取り付け、全部屋終わりましたので」
「はい、ご苦労様ですー。あ、良かったらどうぞ」
チヨミがテーブルを示した。
「あ、いいんですか? すみません。じゃあお言葉に甘えて……」
どかどかと僕の特等席に座る男。コーヒーカップをすする男。クッキーを口に運ぶ男。
僕は助走をつけてとびあがり、男の顔をひっかいた。
「うわっ、なんだこの猫!」
60点台とか吐瀉物だな
56 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/18(月) 16:13:22.19
tes
57 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/18(月) 17:00:30.93
三須田直樹は小説が書けない。
リビドーがないわけではない。むしろ、胸やけを起こしそうなほどある。
しかし、吐くことができない。いや、吐くことはできる。正確に言うと、きれいな吐瀉物を吐くことができないのだ。
小説を書くというのは、ひとつの例えによって表すとすれば、四方八方へ飛び散っていくあれやこれやをうまい具合に一か所に集めて、固めて、凝縮して、それでもって形を整える作業である。
だが、三須田直樹はそれが上手くできないでいる。四方八方へ飛び散っていくものをうまく捕まえられない。上手く捕まえられたとしてもそれらを固めることができない。
固めることができたとしてもそれの形をうまく整形できないでいる。
三須田直樹は小説が書きたくないわけではない。むしろ、書きたいからこそ胸やけを起こしている。
58 :
57:2011/04/18(月) 17:01:27.88
三須田直樹はあまり本を読まない。
小説が書けないのなら、たくさん本を読んで勉強すればいいのにと思う。
しかし、三須田直樹はすでに胸やけを起こしている。胸やけを起こしている人がさらに食事をしたくなるかというとそれは違う。
むしろ、胸やけを起こしている人は食事などとりたくないはずだ。
だから、三須田直樹はあまり本を読まない。
だが、三須田直樹は本が嫌いというわけではない。目の前に未読の本を差し出されれば、たぶん手を伸ばすはずである。
だから、三須田直樹はある親切な泥棒が書店から毎日、本を盗んできて、自分の枕もとに置いてくれないと密かに思っている。が、そんなもの好きは存在しえない。
人を動かすには金が必要だ。それはこの世の常識だ。だが、泥棒に金を払うくらいであったら、自ら書店に行き本を買った方がいい。
20点
60 :
57:2011/04/18(月) 17:02:45.40
三須田直樹は大人ではない。
ある規準によっては大人なのかもしれないが、三須田直樹は基本的に大人ではない。
三須田直樹は大人が嫌いだ。ツイッターなんかをやっていると、三須田直樹の嫌いな大人をたくさん見つけることができる。
そいつらは実につまらないことをやけに真面目ぶった口調でつぶやく。
本当はツイートというのは鳥のさえずりという意味もあるはずなのだが、そんな風情はツイッターにはない。皆無だ。あるのは有名人の宣伝と世の中のぎすぎすした感じだけである。
61 :
57:2011/04/18(月) 17:03:14.66
三須田直樹は純粋だ。
故に世俗的なことを嫌っている。だが、そんなことを言うと、三須田直樹の頭の中にこんな声が響く。「おまえはすでに十分世俗的だ」
嫌だ、嫌だ、嫌だ。
62 :
57:2011/04/18(月) 17:03:44.14
三須田直樹は人間やその人間の発言や行動、そして、人間以外の事象や物事についても多面的であると思っている。
血液型占いについて考えを巡らせたときにそう確信した。
それを知っているはずなのに、三須田直樹は矛盾とうまく付き合えない。
ひとつのことについて、無駄に深く考えてしまう。しかし、基本的に三須田直樹は論理的な思考の持ち主ではないから、一つ一つ論理的に考えを進めることができない。
故に三須田直樹の思考はぐるぐると同じところを回るのが常であって、実際の思考の到達度は言うほど深くはない。
63 :
57:2011/04/18(月) 17:04:04.82
三須田直樹は二分論が好きだ。
むろん、分かりやすいからだ。しかしながら、安易に二分論を使うことは馬鹿の証であるから、三須田直樹は馬鹿である可能性が高い。
64 :
57:2011/04/18(月) 17:04:29.17
三須田直樹は性的な妄想が好きだ。
最近では結婚する男女は親戚や友達やその他のチケットを買った観衆の前で全裸になってレスリングのような格闘技をしなければならないという法律のある国の妄想をしている。
そこでお互いにレイプし合うのだ。
だが、このとき、男は必ずしも有利ではないのだ。
女は花嫁修業で格闘技をみっちり修業しているから、ほとんどの場合女が勝つということになっている。
だがこの試合はどちらかが参ったと言わなければ終わらないから、男の方は男のプライドにかけてなかなか参ったと言わないのだ。
そんな男をあざ笑うかのように女はねちねちと責める。花嫁修業の成果を思う存分発揮する。
女の方も結婚する相手なのだから、少しは手加減してあげたり、わざと負けてあげればいいではないかと思う。
しかしながら、この試合の結果で、家計をどちらが預かるかなど家のルールの決定権をどちらが持つかというのが決まるから、家を買うなら、キッチンは大きくしたいと思っている女なんかは負けられないのである。
2点
あれだ
中身なんもないくせに量だけはある文章の見本だ
67 :
57:2011/04/18(月) 17:10:50.41
三須田直樹は男であるか、女であるかわからない。
男のような名前をしているが、桜庭一樹の例もあるから、一概には決めつけられない。
だが、三須田直樹はフェミニズムには厳しい。
三須田直樹は安易にフェミニズムを振りかざす人間が好きではない。
フェミニズムはその成り立ちから反男性社会の遺伝子を持って生まれてきた概念であることは明らかである。
だが、その一方で、大義名分には男女平等を掲げてしまっている。これは重大な矛盾である。
そして、もうひとつフェミニストの多くが理解していないことがある。
それは女性優遇は男性差別になり、男性優遇は女性差別になるということだ。
これは非常にバランスを取るのが難しい。
おまけにこれまでの歴史の中で培われてきた伝統的な考え方もそこには絡んできている。
これだけ複雑なものを単純に主張すること自体、三須田直樹は軽蔑の対象になりえると思っている。
68 :
57:2011/04/18(月) 17:11:16.62
三須田直樹はリア充ではない。
三須田直樹は現実的な人間ではないから、現実を充実させることはもちろん不可能である。
三須田直樹は実に空想的な人間だ。まるで地に足がついていない。
それどころか、空を歩いている途中に風に吹き飛ばされるような人間である。
むろんそれは高度な現実逃避による賜物だが、気を抜けば三須田直樹といえども、現という名の怪物に飲み込まれてしまうこともある。
そうなったら、大変である。現という怪物の胃の中には世間とか法律とか体とかお金とかがあって、三須田直樹は殺人もレイプも愛することも恥ずかしいセリフを吐くことも奇妙な行動をすることもできなくなってしまうのだ。
69 :
57:2011/04/18(月) 17:11:39.76
三須田直樹は人に従うことが嫌いである。
三須田直樹がもしも二男とか二女とかに生まれていれば、もう少し世渡りのうまい人間になっていたかもしれないが、三須田直樹は残念ながら三須田家の一番初めの子供として生まれた。
一番初めの子供というのは大体、独りよがりな考え方を持った人間になりやすい。それは一種の呪いのようなものだ。つまり、一番初めに生まれた子供というのは生まれながらにして呪われた人生を生きなければならないのだ。苛酷である。
70 :
57:2011/04/18(月) 17:12:18.91
三須田直樹は春が怖い。
春はこの世があの世に一番近づく季節であると三須田直樹は思っている。
故に春には花が咲き乱れ、人間はときより、眠くなって意識を鈍らせ、桜の下で狂い、理性を失くす。
三須田直樹はそうした春の真実に気づいているから、春という季節を恐れる。
だが、実はその理由は、三須田直樹の誤魔化しでしかない。
三須田直樹が春を恐れる本当の理由は春が新しさを連れてくるからである。
三須田直樹は淀んでいる。
三須田直樹は澄んだ小川では断じてない。
三須田直樹は汚水の流れるドブ川である。
71 :
57:2011/04/18(月) 17:12:50.23
三須田直樹はときどき自殺を考える。
ゆっくりとした死に耐えきれなくなると、三須田直樹は自殺したくなる。
三須田直樹は自殺するなら東京タワーのてっぺんで意味不明な言葉を書いた大量の紙をばら撒いた後、首を吊ろうと決めている。
だが、最近ではスカイツリーなどというものが出来てしまって、その死に方では少々インパクトが足りないかもしれないと危惧している。
では、スカイツリーのてっぺんで首を吊ったらどうか考える。
しかし、それも、東京タワーならてっぺんまで何とか登れそうだが、スカイツリーではどのように登ったらいいかわからない。
それにそもそもまだ完成していないから、首の吊りようがない。
自殺するには時期が悪い。
72 :
57:2011/04/18(月) 17:17:50.59
三須田直樹はこの文章の終わらせ方を知らない。
特にプロットもないし、思いつくままに書いてきたので、結末など考えていなかったのだ。
三須田直樹は本当に計画性という言葉を知らない。
おそらく、三須田直樹の人生がうまくいってないのも計画性の欠如が原因であろうと思われる。
だが、三須田直樹は満塁逆転ホームランを打てば、いつだって挽回できるのだからという考え方の染みついた人間であるから、もはやどうしようもない。
三須田直樹はどうしようもないクズなのだ。
73 :
57:2011/04/18(月) 17:18:10.27
三須田直樹はこの文章を終わらせるにはどうしたらいいかと考える。
このような恥ずかしい文章をなぜ書いているのか、実はその疑問を三須田直樹は書き始めてすぐのときにすでに持っていた。
だが、そんな疑問を持ちつつ、書き始めたものは終わらせねばなるまいと妙な意地がそこに発生してしまい、ここまで書き続けてしまっていた。
74 :
57:2011/04/18(月) 17:18:39.56
三須田直樹は旅に出る。
三須田直樹はこの文章を終わらせるためには旅に出るしかないということを悟った。
そのために、三須田直樹は別れの挨拶をしなければならなかった。
だが、三須田直樹という人間は挨拶というものが苦手である。
そのせいで、周囲の人間からの評価を落としているにもかかわらずである。
だから三須田直樹はかろうじてみなさん方に振り返ると、情けないような、許しを乞うような、気持ちの悪い笑みを浮かべ、右手を挙げた。
どうやら、三須田直樹にとってそれが別れの挨拶であるらしかった。
三須田直樹はそれが終ると、左足のかかとを右足の内側のくるぶしへ軽く3回ぶつけた。
すると、次の瞬間、三須田直樹は5メートルほど急激に上昇し高と思うと、その後で霞のごとく消えてしまった。
後に残ったのは、みなさんのすごした無駄な時間だけだったが、みなさんは人生に無駄なプレイなどあるものかというポジティブな考え方の人ばかりであったから、それほど、三須田直樹のことを怒ったり、批判したり、軽蔑したりはしなかった。
これでこの文章は終りです。
終りといったら終りなのです。
これ以上、苦痛を長引かせて何になるというのか。
誰が何と言おうと、この文章はこれで終りなのです。
スパムだろ
通報じゃね?
ワイさん
ニダーランのアカウント晒してくれたらお試し代くらいは融通しますよ
パクリじゃなかったら合格点あげたいんだけどな
パクリじゃなかったらな
80 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/18(月) 20:52:39.90
>>53 >にらみあっこ。
(脱字がある!)
本文に書かれてはいないが火災報知機は時事ネタとして有効!
最後の二行に行き着く前に落ちが読めるので、もう少し巧くぼかした方がよい!
ワイは小型の室内犬、または猫を想像した!
>僕は頬をかいて興奮した。
(独特な興奮の仕方!)
>僕はソファからとびおりると
(ソファに高さを感じる!)
>チヨミは僕の頭をぐりぐりなでた。
(女性に頭を撫でられる! かなり小さいことがわかる!)
話としてはまとまっていた64点!(`・ω・´)
ふん
82 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/18(月) 21:05:41.49
>>57〜
『作家でごはん!』と『アリの穴』が今月の十四日に作品が登録されている!
『小説家になろう』は十五日! タイトルはいずれも『三須田直樹は小説が書けない』で一致!
これで二度目! ワイが調べる前にメール欄で名前を明かしていれば信用することもできた!
この行動の真意を作者に問いたい!(`・ω・´)
パクりましたごめんなさい
良作紹介ってことで俺には有益だった
立ち読みでもしてた方がまだ有益
にらみあっこって脱字になるの?
にらみあいっこが正解?
にらめっこ?
とてもお上手でした。
>>87 この作品は短い文章の中で視点が変わる!
改行を間に入れているのでおかしいとは思わない!
誰の視点の三人称であっても『ユウちゃん』の単語が使われている!
冒頭はいいとして、本人の目でもユウちゃん! 年下の女の子もユウちゃん!
落ちに繋がっているとは言え、人物によってもう少し言葉を選んだ方がよい!
少ない描写で場の雰囲気を巧く描き出していた73点!(`・ω・´)
90 :
57:2011/04/19(火) 09:40:29.59
>>82 過去に何度も他の場所で投稿済みの作品を評価していただいていたので、
もう普通に評価していただけるものとばかり思っていました。
ちなみに言うまでもなく作者本人です。
本人なのかよw
せめてトリップくらい付けろよw
>>57 文章(レス)の区切り方にセンスがない。0点。
93 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/19(火) 10:48:12.23
94 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/19(火) 10:50:56.58
>三須田直樹は5メートルほど急激に上昇し高と思うと
(変換ミス!)
三須田直樹は二分論が好きだ、という一文を見てワイは嘘だと思った!
複雑に絡み合った問題で延々と悩んでいるではないか、と憤りを覚えたことは忘れよう!
三須田直樹は本文にある通り、馬鹿である可能性が高いので物語に整合性を求めてはいけない!
そうなると何を指針に点数を付ければいいのかとワイは考えに耽った!
ワイは三須田直樹になることにして十円玉を床に落とした! 表が出たので『よい!』に決まった!
二分論が好きな三須田直樹は画面を見ながら全裸で小躍りすることだろう!
ワイの直感で68点!(`・ω・´)
70点行くと思ったんだけど厳しいのね
>>95 珍しい設定は単調な繰り返しで間延びした!
最後は安易なメタフィクション!
このような構造にしないと書けない、何かしらの必然が欲しかった!(`・ω・´)
teat
煽りばっかの奴がどんな文章書くのか見てみたい
100 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/19(火) 19:13:03.86
↑こんな文章
>>89 あまり意識せずに書いていたのですが、確かに本人の目でユウちゃんと言うのは
変ですね。読み返すと違和感ありありです……。
さっそく修正します。
ワイさん、どうもありがとうございました。
凪いでますなあ
105 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/19(火) 22:01:52.82
106 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/20(水) 02:38:41.86
遠い春の夜、稲村ケ崎の断崖から海中に身を投げようとしたとき、
うしろからきれいな声が聴こえた。
「ごいっしょしましょうか?」
振り返ると、黒髪の美しい女が立っていた。恐ろしい体験だった。
以来、春の海には近づかない。
「ごいっしょにいかがですか?」
うしろから声がした。妻がコーヒーカップをふたつ持って、立っている。
ひと晩で腰のあたりまで伸びた艶やかな黒髪が、春の生温かい風を受けて
揺れている。どこにも、逃げ場はない。
107 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/20(水) 07:13:24.22
>>105 酒を飲んだ翌日、断片的にしか覚えていないことを確信はしない方がよい!
>ニュートウキョウは海沿いある大都会である。
(『に』が抜けているように見える!)
>海沿いに建設された森
(人工を強調したとしても建設に引っ掛かる!)
>〜切れ味の鋭いサーベルは、さらりと相手戦闘ロボットと真っ二つにしたのだ。
(『と』は『を』の方がよい!)
>「ただいま」と、一人事を漏らしながら〜
(独り言!)
>〜私にとっては安住の空間あって〜
(『で』が抜けているように見える!)
>結局私は、破壊的な作者で創造する物は、夢と希望を打ち砕く白い悪魔。
(実際に破壊するだけなので作者という気がしない!)
細かい凡ミスが多い!
推敲に手を抜いてはいけない!
勢いで書いたあとは時間をかけて見直す必要がある67点!(`・ω・´)
108 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/20(水) 07:21:21.41
>>106 とても惜しい作品! 時間の扱いが巧くなかった!
冒頭の『遠い春の夜』で断崖の場面は回想に見える!
「ごいっしょしましょうか?」と声を掛けてきた髪の長い女に恐怖を覚え、
春の海には近づかなくなったと心情を吐露している!
そこに「ごいっしょにいかがですか?」と回想を中断させる声!
妻の髪は一晩で腰の辺りまで伸びたと書かれていた!
これらの文章で一晩の時間が経過したあとに回想が始まったように見える!
回想で女を避けるくだりの意味がなくなった!
春の風に吹かれている時、主人公は遠い春を思い出す!
「ごいっしょしましょうか?」と声を掛けてきた髪の長い女が恐ろしくて、
それ以来、春の海には近づかなくなった! 今は美しい妻と平穏な日々を過ごしている!
「ごいっしょにいかがですか?」とそこに妻の優しい声で振り向いた!
主人公は目にして驚く! 昨晩は短かった妻の髪が伸びて、断崖の女と重なって見えたのだ!
そこで初めて落ちの意味を読者にわからせる作りになっていれば高得点が望めた!
とにかく残念な話で70点台から転げ落ちた62点!(`・ω・´)
雨季はじめじめしていて最悪だ。いまさらになって、ここへ来たことへの後悔がこみあげてきた。
「ようだんな、何があったんだい? あんたみたいなやつは久しぶりだ」
髭面の男が陽気に話しかけてきた。
「ちょっと色々あってね」
「わはは、色々あった、だって? そりゃそうだ。何もなかったら誰もこんなところ来やしねぇ」
豪快な笑い声が建物のなかに響いた。それに呼応するかのように、姿の見えぬ者たちのさざめきが聞こえた。
「あんた気にいったぜ。名前はなんてんだい? 俺はジェレミー・ゲイツってんだ。あの大金持ちと同じゲイツさ」
「マコト・タナカだ」
「マコト? ジャップか。こりゃまた珍しい」
それはそうだ、と思った。この国に滞在する日本人は大概ビジネスが目的のエリートだ。
エリート。そうだ、私もエリートと呼ばれる人種だった。つい先日までは。ホテルのベッドで毎朝決まった時間に目覚め、顔を洗ってヒゲを剃り、経済新聞片手にモーニングを済ませ、ピシッとしたスーツに身を包んでオフィス街の企業ビルの合間を歩く。
それがどうしてこうなったのか、もう一度はじめから考え直さなくてはならない。頭の中を整理しなくてはならない。
「まあ人生いろいろさ。あまり深く思い詰めるなよ。自分が潰れちまう」
ジェレミーがいった。私の表情から何かを察したのだろうか。
「ああ、すまん。ありがとう。きみは――こんなところにいる癖に、きみは良いやつだな」
「へっ、やめてくれよ、背筋がゾッとすらあ」
「ここから出たら是非一緒に酒でも飲みたいものだ」
鉄格子ごしの顔がにやりとした。
「ああ、ここから出たら付き合ってやるよ」
刑務所の壁は冷たく暗い。
japって普通のお喋りでは使わないよ
そうなの?
なんかの映画でヘイ、ジャップとか言ってたのみて勘違いしてたわ
じゃあ日本人にしといてください
つかジャップって日本人の蔑称だろ
113 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/20(水) 15:27:01.78
ワイさん久しぶりにお願いします!
「倉橋、ちょっと来い」
おれはキーボードを打つ手を止めると、いかめしく眉間に皺を寄せた上司の顔を見上げて、またか、と心の中で嘆息した。
そして、はいとも言わず、ふてくされ気味な表情でそれに応えて、背中を強張らせて歩きだした上司の後につづく。あきれ
気味な目線をチラチラと横目で私に送る同僚達の間を縫いながら、今日は一体どんな小言をどれだけ言われるものかと、あれ
これと想像してみる。
デスクの整理がされていないことは昨日一時間近くもかけて説教されたばかりだし、先週末が納期のプロジェクトが遅れて
いることも二日前に注意された。書類上のミスが多いことについては、ほぼ毎日嫌味を聞かされている。他に取り立てて今日
注意を受けるような事をしでかしたものだろうか、と考えてみたが何も思い浮かばなかった。
そうしているうちに上司のデスクに到着し、上司はどすりと椅子に腰を下した。おれはいつものようにわざと俯きがちにし
て神妙な態度を作りながら、上司に向かい合うように立った。
しばらく、上司は眉間に皺を寄せたまま意味ありげに目を細めて私の顔を見つめていたが、やがてゆっくりしゃべり始めた。
「なぁ倉橋。お前の勤務態度を4年間見てきたが――」
おれはそこまで聞いたところで、すでに他ごとを考え始めていた。何を考えていたかと言えば、それは白昼夢のようなもの
で、後から思い返してみても思い出せない。おそらくは、上司の皮肉まじりの説教をまともに聞いて、心を傷つけてしまわな
い為に身に付けた習性だろう。
どれくらい時間が経ったか分からないが――おそらく十分位だろう――上司がふと言葉を止めたところでおれも我に返った。
その言葉の空白がなにか重大の意味を持っている事に直観的に気づいたからだ。
しばらく上司はため息をつきながら目を伏せていたが、やがて上目で私を睨みながらゆっくりと言った。
114 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/20(水) 15:29:32.41
(続き)
「クビだ」
その言葉を聞いた瞬間のおれの気持ちは複雑だった。ショックでなかったと言えば嘘になるが、いつかはこうなるだろうことは予想はついていた。
なので、一般の人が同じ言葉を聞いたときほどではなかったに違いない。そして明日から仕事をしなくてもいいのだ、という嬉しさもあった。ひょっ
とするとおれはこの時、この嬉しさの方が勝って心持ち笑っていたのかもしれない。
「わかりました。いつから?」
おれがそう訊くと、上司は手を頭の後ろで組んで背を椅子に預けた姿勢を取り、なんの感情も込めまいとするかのような細めた目で私の表情を伺
いながら応えた。
「有給が残ってるだろう? もう明日から来なくていい。何なら今日は早退扱いにするから、もう帰ってもいいぞ」
そう聞くなりおれは、わかりました、とすぐさまに応え、足早に自分のデスクに戻り、引き出しを開けて中に溜まった書類をまとめてゴミ箱にぶ
ちまけた。そして机の上に積まれたファイルの類を鞄に押し込む。たまに、冷ややかな視線を送る同僚たちの顔が目に入ったが、それはあえて気に
しないようにした。明日からはもうお前達のその真剣ぶった顔を見る必要はない、そう思った。私の心は明らかに躍っていた。
隣の同僚に口早に仕事の引継ぎを頼み、一通り退社の準備を済ませると、すぐにオフィスの出入り口へと歩いた。上司にお世話になりました、と
挨拶に行こうかとも考えたが、あまりに白々しくなりそうなのでそれはやめた。
国よってはヘイ! チョン野郎!! とか言うってか
そんなわけねえだろ
117 :
チョン・ヨンバク:2011/04/20(水) 15:53:46.74
呼んだ?
チョンとジャップじゃ蔑視の度合いが違うだろう
差別用語ではなく普通にジャップって使う国もあったはずだ
誰か調べてくれ
蔑称を使うのはゲイツの性格と受け取れる。ジャップのままの方がいい。
少なくとも英語圏では差別用語だし、公共の場で言うと
人種差別的な人間ととられる発言だよ
普通にジャップって言う国なんかない、それは差別することが普通だった国ってだけ
言い直させるべき
チョンかカタワと同じくらいだと思う
「ヘイ! チョン野郎」って呼びかけることは無くても
「あのチョン野郎が」みたいな文面では使うでしょ
かの国に、実際に「チョン」って名前を持った人が居るからあれだけど
ちなみに外人が「外人」って言葉を「外国人」の差別用語だと思って
文句言ってるのはどうかと思う
それの言うこと聞くマスコミや、一緒になって文句を言う日本人はもっと悪いけど
>>120 >外人
意見を主張するのは良いが
論拠を示さないと説得力に欠ける。
122 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/20(水) 16:40:02.17
>>113-114 四年間勤めた会社をクビになった。
ショックが無いといえば嘘になるが、正直なところおれの胸の内では解放感と半々だった。
同僚たちのいぶかしげな目線のなか、早々とデスクを片付けて家に帰った。
>>121 良いよ別に、お前は説得されなくても
「外人」に差別的な意味合いがあるかどうかなんて
日本語を母国語としてれば論拠なんか出さなくても感覚的にわかる
>>122 嫌いじゃない
もっと長くてきちんと落とした文章も読んでみたい
>>122 感覚的とは笑わせる。
その論法ではつまり日本語を母国語としない人々は説得できないな。
日本人以外には受け入れられない主張だ。
あんたが説得出来ないのは俺ではないよ。
お互い納得するまで、議論すればいいと思うよ
129 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/20(水) 17:03:46.62
>>123 と、縮められると思うんですが、
小説の冒頭なので、あの描写で主人公の無気力感とか、目的意識のなさとかの人となりを紹介しておきたかったんです。
それが主題になっていくので…。
もっと違うやり方でやるべきでしょうか?
>>129 それは全体像によるからなんとも……
文章は無駄少なめで要所押さえてあり読みやすかったです
俺なら
>>123の後に仲の良い同僚が追ってきて茶でも飲みながら語り合う中で主人公の性格を浮き彫りにするって方へ行きたくなっちゃう
>>129 書き手としての苦悩が伝わってきて、涙してしまいました。
だけどそうやって悩むことでしか成長できないんだと思いました。
ちょっとした人間ドラマをありがとうございました。
tes
133 :
122:2011/04/20(水) 18:24:27.00
>>125 レスありがとう。最近新潮に写実的な堅い文体の作品を送ったんで、
気分転換に次のアイデアの設計図的な意図で書きました。
134 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/20(水) 18:40:41.30
【「抱擁。」とつぶやいたあと、サモトラケのニケは屋根裏部屋の王の耳元で異界の刻の到来を告げる。】
シシリアーノ 第3主題【ルチアーノとカンノーリの半音階的転調および大フーガ〈そして衣裾をたくし
上げ、城壁のカテリーナ・スフォルツォは叫ぶ〉】をリパッティ風に奏でながら、サモトラケのニケは
「抱擁。」とつぶやいた。
ふるえる翼。輝く眼差し。解法の微笑。そして、異界への誘い。異界の刻までいくばくもない。サモト
ラケのニケは告げる。
「Festina Lente !」
屋根裏部屋の王は[Marie Antoinette/BREGUET NO.160]の4番車を調整する手をとめ、断頭台に引き立
てられる王妃の力ない笑みを思い浮かべた。晴れたパリの青い空に、刎ねられた王妃の血潮にまみれた首が
舞う。5年も前のことだ。屋根裏部屋の王は作業に戻る。
「だめだ。雁木車がまだ完全じゃない。だめだ。だめだ。これでは王妃様にお渡しできない。わたしは王妃
様に”最終解答”をお見せしなければならない。」
1番車を回転させる。短針の動きに問題はない。回転比を上げた2番車が長針を回転させる。これも問題な
し。掌の中の宇宙は緩慢と敏捷の集積によって時を刻む。時は刻々と過ぎゆくかと思われた。いやちがう。
時はない。時は私がつくるのだ、と屋根裏部屋の王は思う。
「すべて過ぎゆく。変わる。変節する。裏切る。変わらず、裏切らないのは時間だけだ。」
ロンドンのハノーヴァー・スクェアー・ルームズで聴いたハイドンの『交響曲第101番ニ長調』第2楽章が
よぎり、屋根裏部屋の王を急かす。
「Festina Lente ! 急ごう。解答はいまだ出ていない。契約はまだ終わってはいない。」
屋根裏部屋の王はみずから頸いた青いコードバンのカラーをさらに引き締めた。
>>134 どんだけレベル高い文章を書くんですかっ、あなたって人は!
僕のAQじゃ理解できません。漢字も難しいし、横文字も難しいよっ!
でもね、一個だけ読めたんだよっ!
>Marie Antoinette
マリエ アントンネット。多分、タレントにも同じような名前の人がいたから分かったんだよっ!
もう少し知識を身につけてから挑戦したい文章だよっ!
136 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/20(水) 20:45:44.48
他の板に書き込んでレベルが下がった!(`・ω・´)
137 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/20(水) 20:47:50.09
>>109 主な登場人物は二人でマコトとゲイツ!
マコトは囚人とわかる! しかし、ゲイツがはっきりとしない!
向かい合った牢に入れば同じ囚人! 巡回しているのであれば看守!
二人の関係によって物語の内容が変わる!
ぼかし過ぎてぼんやりとした話になった56点!(`・ω・´)
138 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/20(水) 20:50:28.41
他の板に書き込むとレベルが下がるのか?
139 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/20(水) 20:51:21.44
>>113-114 >〜すでに他ごとを考え始めていた。
(見慣れない表現!)
>他に取り立てて今日注意を受けるような事をしでかしたものだろうか〜
(取り立てての用法の多くが否定を伴うので気になった!)
丁寧な描写が時にまどろっこしい!
描写の書き分けを意識した方がよい63点!(`・ω・´)
荒らし行為すると下がるよ
連投とか超容量とか
141 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/20(水) 20:53:30.10
>>138 板によって忍法貼が個別に作られ、
創作文芸板のワイのレベルが新規に取って代わられた!
142 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/20(水) 20:54:06.58
他の板で荒らすな!
144 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/20(水) 20:58:16.10
>>122 個々の名称が出鱈目ではなく、退廃的な内容に巧く混ぜ込んであった!
主人公の気だるいながらも強い自己主張は読んでいて痛快だった!
しかし、最後の一行で物語は委縮した! 狭い認識の独り善がりに哲学は似合わない!
主人公の魅力である、やる気のない破天荒を最後まで続けて欲しかった70点!(`・ω・´)
145 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/20(水) 21:00:23.63
>>134 ミュンヘン市庁舎の仕掛け時計の設計に携わった人物の視点に見える!
それだけの話なので特に感じ入った点はなかった!
蘊蓄が活きる物語を書いた方がよい48点!(`・ω・´)
146 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/20(水) 21:04:04.10
再び文字数の制限を受けるので
評価は簡略化の方針でよろしく!
ワイの苦肉の策!(`・ω・´)
147 :
122:2011/04/20(水) 21:05:15.04
ワイさんありがとうございます(__)
独り善がりという指摘にドキッとしました。
以後精進します。
もっともプギャーの意見が一番独りよがりだけどな
俺だったらこう書くみたいな例文が出たらそれが顕著になるw正直文章力は無いしな
よそですいとん食らったせいで評価が簡略化されるって・・・
何が苦肉の策だよw
なんだ荒らして刺されただけかよ
>>148 独りよがりは良い。けどそれに哲学はマッチしないって言ってるんじゃないの。
152 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/20(水) 22:09:26.90
ワイも苦しいんだよ。そこら辺わかってやれよ、おまえら。
苦しいって何が?
肉が苦しいって書いてあるだろーが!
ダイエットに決まってんだろ、ダイエットに。
ワイさんニダランの垢教えて
一行小説でもいいですか?
文章というよりも、僕のセンスを採点してください。
<寝室に響く声>
ネコ、タチです。
>>141 もしかしたら忍法帖に対応出来ていない古い2ちゃんねるブラウザを使っているから、LVが上がらないのかも知れないです。
対応してるブラウザの状況や忍法帖について基本的な仕様が、下のスレのテンプレに書いてあるので、一度、確認されたらどうかなと思います。
時間があればソフトウェア板へ行って、対応しているとされる2ちゃんねるブラウザのスレのテンプレにある製作者のソフト配布サイトから
最新バージョンのソフトをDLして使えば解決するかも知れないです。
【!ninja】忍法帖テスト専用test【質問OK】15忍
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/pcqa/1303291590/
>>156 発情して猫が二本足で立っている!
そのような意味では無いと考えると、
ネコでタチはあり得ない!
評価はダメ!(`・言・´)
>>157 忍法貼のIEのcookieが見つからなかったので
容量の関係もあって全てを消去した!
地道にLVを上げていく!
情報をありがとう!(`・ω・´)
>>158 ありがとうございました。
一応、二つの意味をかけたんですが、どうやら失敗したようです。
ゲイのほうは、二人いるってことなんですが上手く伝えられませんでした。
また、よろしくお願いします。
>>159 まさかIEで2chをやられてるのですか?
余計なお世話かも知れないですが、2ちゃんねる専用ブラウザの導入を検討された方が……。
162 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/21(木) 11:48:19.34
午前、五時五十五分になって、カーテンの隙間から薄いミルクのような朝日が漂ってくる。
あと五分もしたら、僕の頭の左上で、目覚まし時計はこの世の終わりでも告げるかのようにけたたましく鳴り響くだろう。
それまで僕は掛け布団とベッドの間で、一日で一番無防備な時間を過ごす。
どこか遠くの国の人がどれだけ死のうと南極の氷がどれだけ溶けようと自分にはまるで関係がない。
この世に散らばっているきっと大切であろうそれぞれの意味と意義とか価値観やものの考え方にいたるまで、今は取るに足らないものになってしまう。
だから、言い様の無い安心感に包まれる。
一切合切から自分は責められない。自分に責任はない。
言ってしまえば、その瞬間、僕は小さな子供に戻るのだと思う。
部屋の中には、カチカチカチと、壁に掛けられた時計の秒針の音だけが静かに響いている。
布団の中には生温かい空気が詰め込まれていて、シーツが妙にくすぐったく感じる。
朝日に漂うほこりはキラキラと輝いて、光の筋は壁にぶつかり、砕け散って陰影を作る。
うつろで、そしておぼろげな空間。世界に角ばっているところなんてないくらい。
ずっとこのままがいい。心の底でそう願う。
でも、そんな高級な時間はいつまでも続かない。
地球は律儀に自転して、やがて日本列島にも太陽の光を呼び込むだろう。
すると、世の中というものが目を覚まし始める。
そうなれば、ベッドの脇に置いてある背の低いスチールラックの上の目覚まし時計も当然、目を覚ます。
アラームが鳴り響いたら、この世界はおしまいだ。
津波のような現が何もかも飲み込んでしまう。
そして一日が始まってしまう。
うっすらと目を開けて、目覚まし時計をチラリと見る。
あと二分もない。鳴らないでくれ。どうか、鳴らないでくれ。
でも、いつだって時間は無情なほど、無機質で、そして、平等だ。
それはいくらミヒャエルエンデの「モモ」を読みこんでみたとしても変わらない。
ジリリリリリリ!!!
ほらね。
脳みそを引っ張られる感じがして、僕は大きく息を吐いた。
うちの母ちゃん(58歳、趣味・家庭菜園)の小三のときの学級文集より
朝つぼんで夜開く あたしの布団のそれはバラ
164 :
素人 ◆9SBJjADHS/ts :2011/04/21(木) 16:23:46.80
>>145 視点の問題と、物語の印象批評。
素人忠雄は、文章に対する批評に欠けるように思った。
俺は文章がうまくなりたい。ゆえに、ここをこう直したほうがいい、ここは不要、
ここは若干常套句に過ぎる、などといった、具体的な文章のアドバイスが欲しかった。
忠雄は、その掲示板に書き込むことにした。小説のネタがあるわけではなし、
「批評批評」――そういうと、何かこっけいな感じがするが――要するにメタ批評を書いて、
それに批評をもらうというややこしいことをして、自分の文章を成長させていこうと
思ったのだった。
166 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/21(木) 17:35:16.07
根岸線とジョニ黒と『善悪の彼岸』(1/2)
昔々、横浜で。
根岸線。そう口に出すだけで、甘酸っぱくなつかしい気分になる。桜木町止まりだった
京浜東北線が磯子まで延長になったときは、開通式典に物見遊山で出かけたものだ。まだ
鼻たれ小僧の私には生まれてはじめての一大イベントだった。磯子の駅前が大きな舞台の
ように見えた。
横浜市消防局の音楽隊が景気のいい音楽をジャカスカ鳴らしていた。色とりどりの風船が
舞い踊っていた。どいつもこいつも幸せそうだった。
宙を舞う風船を追いかける私。
宙を舞う風船を追いかける私を追いかける母親。
それをクールにみつめる生物学上の父親を名乗る男。
生物学上の父親を名乗る男は、ろくでなし放蕩三昧の穀潰しで、おまけにまったくもって
いけすかない奴だったが、そのクールさに免じてゆるしてやろう。洟垂れ小僧の私と、まだ
若く美しく健康そのものの母親と、いつも眉間にしわを寄せていたろくでなしの生物学上の
父親を名乗る男。母親との数少ないが宝石のごとき輝きを放つ思い出と、体中が緊張し、身
構えてしまうような、生物学上の父親を名乗る男とのいやな思い出のふたつが交錯する日々
がよみがえる。
167 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/21(木) 17:36:37.82
根岸線とジョニ黒と『善悪の彼岸』(2/2)
生物学上の父親を名乗る男のつまらぬ夢のおかげで、私の母親は夢をあきらめ、輝きを失
い、本来の寿命より30年もはやく逝った。私もずいぶんといやな思いをしたが、もうそろそ
ろゆるしてやろう。すべては終わったことである。すべては夢のまた夢になろうとしている
のだ。
夢はときとしてだれかを傷つける。そのことを教わったと思えばいい。背中しか見えなか
ったのは、私に背を向けていたからではなく、私とおなじ方向を見ていたからだと思えばい
い。
生物学上の父親を名乗る男死して、7年。墓参はもちろんのこと、葬儀にすら背を向けて
きた。もういい。もう手仕舞いの頃合いだ。潮目潮時である。死者を鞭打つのは姑息臆病な
下衆外道のやることである。
この春。陽気のいい日。虹子と一番弟子のポルコロッソといっしょに、生物学上の父親を
名乗りつづけた男、わが親父殿の墓参りにいこう。わが親父殿が愛飲したジョニ黒を持って。
わが親父殿が愛読した『善悪の彼岸』を携えて。なつかしい根岸線に乗って。
生物学上のっていいたいだけなんですねわかります^^
>>163 感動しました。母思いなんですね。お母様のために、この場に出てこられたんですね。
昨今の希薄な親子関係の中、こんな素敵な行為に出会えた幸せを感じると同時に自分と母との関係をかえりみて、
身につまされる思いです。ワイ様の採点を見たあなたがお母様に報告する姿が目に浮かびます。
「お母ちゃんの詩が100点取ったよ。ワイ様に認められたの」
「あら、この子ったら、そんな昔のものひっぱりだして」
「なに母ちゃん、恥ずかしがってんの。あのワイ様に認められたの。すごいことなの」
「母ちゃんね、その採点もうれしいけどね、あんたがこんなにも私のこと考えてくれたことのほうが嬉しいよ」
>>163 感想の続きです。
この詩はなかなか難しくて、僕はこう解釈しました。
布団に蛍光塗料のバラが描かれていて、夜だけ光る。
もしくは、母さんが布団にバラをちりばめて寝る人で、朝になると萎んでしまう。
自信がないので、正解を作者の方から聞いてみたいです。
母の日も近づき、タイムリーな話題ですね。きっとあなたはバラの花を贈るんでしょうね。
僕は貧乏なので、たんぽぽでも贈ろうかと、あなたに触発されて思いました。
ワイ様にお願いです。作品の出来不出来にかかわらず、この作品には100点つけてやってください。
たとえ温情採点だと言われようと、みんな分かってくれると思います。
みんなが母のことを考えるきっかけになればいいですね。
小三からアナル専門の牝奴隷だったんだよ
>>164 だって中味がないんだもん。エア料理に対してエア感想を返しただけ。
自分の脳はエアーだと気づいているようなので、まず脳にみそをつめこむことをお勧めする。
>>164 すげえな
馬鹿が馬鹿な事書いても全然面白くならないという見本?
>>166 実力あると素直に思った。ストーリーに淀みがない。
最初違和感ある「生物学上の父親」も連発することにより馴染んできて、
さらにラストにはその呼び名を変えるというオチも用意している。
年月の経過により、丸くなる主人公もさもあらんという感じだし、この短い中でこれだけ書けるのは実力ある。
176 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/21(木) 18:42:32.08
>>162 >〜やがて日本列島にも太陽の光を呼び込むだろう。
(この一文の前に朝日が出ている! 主人公は日本に住んでいないのか!)
>うっすらと目を開けて、目覚まし時計をチラリと見る。
(この一文の前に目視しているような朝日の描写が書かれていた!)
手慣れた文章は読み易い!
夢と現の境界で内容まで揺らいで見える!
三人称で書いていればノーミスだったかもしれない64点(`・ω・´)
>>163 早い女児の初潮が小学校三年生くらいなので納得した!
作者のオリジナルではないので点数は見送る!(`・ω・´)
178 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/21(木) 18:44:46.12
>>164 全文が同じ調子で書かれていた!
部分的に指摘できる作りではなかった!
ワイが全体に手を入れれば、それは作者のオリジナルと言えなくなる!
創作の部分を他人の手に委ねてはいけない!
ワイの考え!(`・ω・´)
179 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/21(木) 18:45:54.34
>>166-167 >鼻たれ小僧
(変換ミス!)
>洟垂れ小僧
(こちらが正解!)
>もう手仕舞いの頃合いだ。潮目潮時である。
(前者は株の用語! 後者は漁師の言葉!
主人公の生業が書かれていないとは言え、統一性に欠けて見える!)
助詞が抜けているような文章は朴訥とした主人公の表現方法と捉えた!
父親と自身を重ねた描写が光っていた69点!(`・ω・´)
>>179 よっしゃああ勝ったああああああああああああああああああああ
>>180 すまん。何に勝ったのか教えてくれ。気になる
>もう手仕舞いの頃合いだ。潮目潮時である。
(前者は株の用語! 後者は漁師の言葉!
主人公の生業が書かれていないとは言え、統一性に欠けて見える!)
こういう考えが逆に分からん。両方とも普通の生業の人間でも充分意味が分かるし使う人間もいるかもしれない
プギャーは何事も杓子定規すぎるんだよ。そしてその持っている定規が一半人とずれているんだよな
>>181 こいつはいつもいるプギャーの点数を絶対視するアホだよ
>>182 物語の中のリアリティを現実と比べる必要はない!
物語の中でリアリティが保てていればよい!
物語に合わせた言葉の選択が重要となる!
今回、挙げた二つの言葉は物語の中で浮いて見えた!
ワイの考え!(`・ω・´)
>>182 一般人なんて現実にはいないよ。
持ってる定規も人の数だけある。
自分の定規を人に示せないよりはよっぽどましだ。
>>185 作者の「遊び心」と読んだのだが、受け付けない人には受け付けないのかなあ
>>186 そうは言っても30センチ定規の長さは共通であるべきでしょ
そして人間の共通観念は平均するとそれに近づくようになっていくけどプギャーの感覚はそれと離れすぎている
ずれている感覚で杓子定規にそれはおかしいと言うのがプギャーは多すぎるんだよ
表現の仕方も型にはまってないとダメだしされる傾向が多いし、俺から見るとなんか文章表現の自由性を
最初から投げ出しているような感覚すら見える
前々から言われてるけどぷぅぎゃさんの批評も一つの見方として捉えた方がいいよ。
型にはまってるのはどっちかなって考えるきっかけにもなる。
190 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/21(木) 19:35:19.26
↑今頃何を言っているんだよ?タコ社長
191 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/21(木) 19:36:04.69
ヒワイの人気に嫉妬
建前:まあおまえら喧嘩はよせよ
本音:このタコスやろうが
イカしてるぜ、お前ら
普通は批評の一つと捉えるんだけど、このスレはプギャーの感覚で裁くスレでそれを絶対視する奴も多いからね
まあ、そういうスレプギャーあってのスレだから仕方ないけどさ、やっぱこの板で一番流行っている批評スレだから気になるんだよ
でもプギャーのまじめさは目を見張るものがあるよな。実際凄いよ、他人のために俺はそこまで労力をかけられない
195 :
194:2011/04/21(木) 19:42:14.45
日本語になっていないwまあプギャーは凄いって事でOK
196 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/21(木) 19:42:44.89
お前の顔が日本人になってないでおk
やっぱわかる?外人顔だからかな
ジョニーデップ似なのが文体にでも出るのかw
>>188 理想はそうかもね。
ただ現実にはそうはいかない。
読み手それぞれに定規はある。
昔見に行った素人のライヴで、
全裸での演奏をハコ側に止められて、表現の自由がないと叫んだミュージシャンがいた。
公然猥褻罪に当たるんだから、ハコとしちゃそりゃ止めるわな。
仮に彼が売れっ子だったなら、
ハコ側は止めなかったかもしれない。また出演して欲しいだろうし。
自由はただそこにポンと置いてあるわけじゃなく、
勝ち取らなきゃ手に入らないものだよ。
ぷぎゃあはこのスレに置いて、
言ってみればハコ側だ。
ぷぎゃあの判断が気に入らなければ唾を吐いてここから去ればいいし、
自由を勝ち取りたければ留まって実力を示せばいい。
それこそが唯一の自由だよ。
長文失礼。
>>199 その通りだ
だから俺は吼え続ける、お舞が昔見た
全裸での演奏をハコ側に止められて、表現の自由がないと叫んだミュージシャンのように
それも一つの自由だろ
あるところに男がいた。彼は毎日を能天気に過ごしたかった。全ての物事を気ままに考えながらも縛られず、おもしろおかしく生きていくことを望んだ。
しかし世間はそんな彼をたびたび邪魔するのだった。わずらわしい問題を起こして彼を混乱させた。
彼は思った。
「能天気であるとは何なのだろう。常に能天気でいるにはどんな思想や考え方を持つべきなのだろう」
一見馬鹿げた考えであるが男は本気だった。すぐに彼は旅に出た。
世界中を巡る旅だ。中国の険しい山地を登り仙人に会い教えを請い、インドの荒れ狂う川を泳ぎわたり霊験あらたかな僧侶に師事した。欧米やアフリカにも渡り、有名無名、一五一十を巡り歩いた。
そうして何年もの歳月が過ぎ去った。「ユーレカ!」ある日男は叫んだ。彼は長い年月と筆舌に尽くしがたい修行の数々を経て、ようやく「能天気」であることが何なのかを理解したのだった。
だがそれは、彼がもう「能天気」ではいられなくなった瞬間でもあった。
どこぞの糞スレのような流れに泣いた
この流れ好きな俺は、異端なのか?
205 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/21(木) 20:09:37.81
短さを追求しました。よろしくお願いします。ジャンルはホラーです。
夜おそく家の外からおかしな声が聞こえてきて、ぼくは気になって気になってしょうがなかったので外に出てみました。
はだかのお父さんとはだかのお母さんがお庭にいて、カブト虫の交尾のようになっていました。
ぼくとお母さんの目があって、おかしな声は聞こえなくなりました。
短さを追求しました。よろしくお願いします。ジャンルは思想です。
薄暗く小さな部屋の中、二人の男が会話している。
「おまえ、どこ、旅したい?」
「アムステルダムとかロッテルダムとかがいいなあ。そういうおまえは?」
「ぼくは、フリーダムかな」
「いや、おまえ、死刑囚だから無理」
ただの青姦だな
それなのに同じ意味である交尾なんて言語で表現しちゃダメじゃないか?
自由論争は終わってしまったん?
ワイ様降臨が待たれる
>>200 吠えるんじゃなくて、表現者なら全裸で演奏しろよと思うんだが。
もうしてるのなら失礼。
ジョニーデップ氏の小説を読んでみたい
伸びすぎ
>>211 すまん、コンクール用のしかないんだわw
しかも最終章の犯人が事件を起こす前の独白部分しか書けてない
それでよければ短時間なら晒してもいいけど
だけど、議論するのは大事だよなって思いまった
ここ議論スレじゃないです
氏ね荒らし
216 :
213:2011/04/21(木) 20:57:18.36
しかもテキスポに残っているのは途中までだったw本当はこの章は完成しているんだけどね。
残念ながら仕事場のパソコンにしか入ってないわ
ちなみにこれは小説の最終部分で全てではなくいわば種明かしの部分だからこれだけ見ても意味分からない部分もあると思う
文体は重く、ネット以外の他人との会話をあえて省き内向性を表現したつもり
http://texpo.jp/texpo_book/toc/5172
211のためにうp
一時間後10:00に消すよ
僕は死にません。
もっとカオスってくれないと満足できない
一応、文章の評価から派生した流れなんだから、議論もいいんでないの?
なんか認識間違ってるかな?
心配すんなよ消えても俺が再うpするから
>>216 俺だけなのか、「あなたはこの本を読むことができません」って出てくるんだが
俺は
?閲覧権限のないテキストです
って出る
>>220 すまん、公開忘れていたw
でも219の言葉で公開するのを止めた
やっぱコンクール用のを出すのはリスクが高すぎる
最初から晒す気なかっただけだろw
アホくさ
人の心は分からん物さwでも人間性善説を信じる気もしないし219みたいなカスもいるしな
詰まらん虚栄心で努力を水の泡には出来んわな
225 :
211:2011/04/21(木) 21:25:12.99
>>224 じゃあさ、短いの今から作ってよ
僕は、この議論の間に二つ即興で作ったよ
>>205 >>207 この二つね。ジョニデだけにアメリカンジョークを期待してるよ
お前らの短いのってこういうもんなの?
普通原稿用紙5枚分くらいの掌編とかじゃないのか
仮にもここは創文板だろうがよ
なんでもありだよ。
ショートショートの広場って本を読めば分かる。
これよりも短いのも小説として認められてるから
いやそういうこといってんじゃなくてだな
ハウツー本w
すげー知識深くなりそうっすね
俺もハウツー本で読んだわー
持ち込みに少なくとも短編並の分量が要求されるのは2〜3行のじゃ実力が分かりづらいかららしいわー
うむ、俺の知識は相当深い
ちょっとはしゃぎすぎちゃったかな、僕ってばさ
今から、大人しくなりますね
ま、百目鬼恭三郎のように一行読んだだけで切り捨てる人もいるから一括りには言えないのだけれど
ハウツー本の知識なんてそんなもんだよ
235 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/21(木) 22:07:00.97
>>201 能天気を追求した末に辿り着いた答えが書かれていない!
ワイにはユーレカとはならなかった56点!(`・ω・´)
>>205 字面のままの内容だった!
平仮名の多用だけで主人公の年齢を推し量るのは難しい54点!(`・ω・´)
>>207 国がわからない!
日本の場合、死刑囚は独房に入れられる!
緊張感のある場面の駄洒落はよい59点!(`・ω・´)
予想通り全部ウンコか
>>235 能天気であるにはどうすればいいのか、考えに考えた果てに答えを出した男は、それゆえに「考えない」という能天気であるための条件を満たすことができなくなっていた、というオチにしたつもりでした。
とりあえず楽しめる域だったのと、毎回あった誤字脱字の類の修正がなかったのでよかったです。またお願いします。
>>235 ありがとうございました。短い中でどう書くかというのがテーマでした。
ご指摘の点、今後に生かしたいと思います。
胸まで届く丈の長い草に覆われた草原を、およぐようにかきわけながら進んでいった。
天高くから見下ろす太陽がじりじりと二人の肌を焦がした。 虫の鳴き声はうるさく、むせかえるような土のにおいがあった。
「いたっ」
前を歩いていた少女が短く声を発し、突如ユウの視界から消えた。
「ナツ?」
不安げに声をかけながら数歩進むと、足が少女のからだに当たった。
ナツがその場に座りこんでいた。
「あ、ごめん」
「いたた……」
ユウの声は聞こえていないようだ。ひざを抱えていた。
「大丈夫?」
「大丈夫じゃないわよ」
どうやらつまづいて足をくじいてしまったらしい。いつもは強気な目が少しだけ涙ぐんでいた。
足の付け根は赤く腫れはじめていて、痛みは相当だ。歩くこともままならない。
ユウは意を決めると、かがんで背中をナツに向けた。
「ナツ、乗って」
「ばか、あんたにわたしをおんぶできるわけないでしょ」
「ぼくだって男の子なんだ。それくらいできるよ」
半信半疑な表情でおそるおそるナツが背中に乗ると、やわらかいものがフニッと当たってユウはドキドキした。
ゆっくり立ち上がった。
「大丈夫?」
「う、うん」
一歩一歩、ふみしめるように進んでいった。
あ、改行ミスってます
「虫の鳴き声〜」の前に改行ですスマソ
>>239 ユウの視点の三人称一元視点!
ナツを表面的に捉えて物語は展開する!
しかし、文中に一箇所だけ、ナツの心情が書かれていた!
>足の付け根は赤く腫れはじめていて、痛みは相当だ。歩くこともままならない。
(足の付け根は足首のことなのか! 痛みが相当と言えるのは当事者のみ!)
視点には細心の注意が必要64点!(`・ω・´)
やっぱこのスレ的には視点の混同はダメですかね
既にラノベでは三人称多元視点を普通の技法として用いている作品が商業に並んでたりするんですが
多元視点と視点の混同は違いますよ
古典小説は大体多元視点じゃね? 海外とか
ラノベの専売特許でもなんでもないぞ
多元描写を多元視点だとかいったり頭に三人称を付けたりとか、
知識なさ過ぎだろ。
>>245の垂らした釣り針
/ ̄\
| ^o^ |
\_/
r彡ソ
r_ノ!!
r_ノ|| . ~ ←人間
r_ノ!| H
r_ノ|
r_ノ| 白ながすくじら
r_ノ| ,......-..-―‐―--..r、_
| | ヾー-゚、 :::::::::::::::::::::::::_ ̄ニ`゙、
r、 | | ゙`ー-`ー'-ー'" ̄ `'
. | ゙、 | | ├──────────|
| ゝ | |
| { | | ((((( ゆ ←まぐろ
| | | | |-|
{ ヽ / /
ヽ \_ / / ・ ←鰯
ヾ.  ̄ ̄ ̄ ̄_/
 ̄ ̄"""゙゙`´
|───────────|
多元描写も作者という視点は一つ。
多元視点とかいうから視点の理解が出来ず、
視点の混在とごっちゃにするんだよ。
わかったか?
それから辞書を調べればわかると思うが、
「多元描写」はあるが「多元視点」などというものはないからな。
今後は気をつけろよ。
突っ込み所がとっちらかっててよくわからん
スルー検定実施中
もちろんだ。
知識のない奴はスルー推奨。
おはようヒューストン 素晴らしい1日の始まりだ
オルタナティブ・ヒューミント
名刺には「内閣情報調査室 調査官 三谷秀喜」とだけあった。
「内調さんがなんの御用で?」
私は三谷から片時も眼を離さずに言った。
「森鳴さんに是非ともお力添えいただきたいことがありまして。」
三谷は左手の親指を右手の親指の腹で擦りながら言った。三谷は、一見すると身なりに隙
がなかった。スーツの仕立ては良かったし、シャツとネクタイのコーディネートもクールでス
マートだった。眼鏡はサヴィル・ロウの SR Executive で、気品と知性があった。時計がロレッ
クスというのはいただけなかったが、ぎりぎりで許容範囲だ。しかし、靴がすべてを台無しに
していた。合成皮革のゴム底靴で戦うことはできない。たとえ相手がこそ泥であってもだ。
「ギャラは高くつきますよ。」
「承知しております。」
「事と次第はいっさい問いませんがね。」
三谷の顔にわずかだがやっと光が射した。
「さて、お話をうかがいましょう。」
私は膝の上のポルコロッソを撫でながら言った。
「端的に申し上げます。森鳴さんのお父上は大戦中、梅機関で諜報活動をされておられまし
たね?」
私は答えるかわりにポルコロッソを膝からおろし、座りなおした。三谷の眼が SR Executive
の奥でかすかにほくそ笑んだのがわかった。
「お父上が残された資料の類をすべて引き渡していただきたい。すべてです。譲歩はありま
せん。」
「拒否したら?」
「拒否はできません。国家意思ですから。」
「血みどろの戦いになるぞ。少なくとも、あんたの時計と靴では引金ひとつ引けない戦いだ。」
「覚悟はできております。」
「わかった。では、戦場で会おう。」
三谷はうなずき、立ちあがった。そして、一礼すると踵を返し、出口に向かった。背中には揺
るぎなき意志の力があった。「しんどい戦いになるな。」と私は独りごち、傍らで不安そうに私
を見上げるポルコロッソに声をかけた。
「だいじょうぶだ。心配するな。わたしは負け戦はやらない。」
(「影佐禎昭の魂は魔界都市・上海に宿る」がごとくにつづく)
>>254 前作「善悪の彼岸」を褒めた者ですが、この作品を読んで、また、あなたのセンスに感じ入りました。
最初の一文がとっつきにくいかんじですが、それを補って余りある文章のバランス感覚。
主人公の皮肉っぽい感想を交えた三谷の外見描写も、非常にユーモラスに仕上がっています。
描写に無駄がなく、かといって説明不足でもない。これはもう天性の才能かもしれません。
もしかすると、すでに公募などである程度の実績を残された方かもしれませんね。
とあるワンシーンを切り取っただけの作品なんですが、惹き込まれました。
二作読ませていただき、僕はあなたの実力を完全に認めました。
257 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/22(金) 03:59:44.05
>>254-255 >三谷の顔にわずかだがやっと光が射した。
(これ以前に三谷の表情が書かれていないので違和感がある!)
時計と靴はセンスの問題に思えるので森鳴のいう戦いの関連性がわからない!
>〜と私は独りごち、傍らで不安そうに私を見上げるポルコロッソに声をかけた。
(二つ目の『私を』は無くてもよい!)
>わたしは負け戦はやらない。
(最後の一行が『私』から『わたし』になっていた! 作者が意図した表現ならばよい!)
国家意思で森鳴に拒否権がないのであれば、
立場的に優位にある三谷が緊張した様子の冒頭部分に引っ掛かる!
舞台設定と人間の挙動が馴染んでいないように見えた65点!(`・ω・´)
259 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/22(金) 05:09:38.61
>>257 枯れ葉のくだりが大げさに思える!
『衝動的な軌道』とは落葉の様を宇宙の戦いに例えているのか!
>地球へ行ったことのない人間は、普通でさえある。
(意味はわかるが引っ掛かる!)
三枚のポスターの箇所はゲバラだけが無生物の化石に例えられていた!
不毛な大地で途方に暮れる敗残兵、等に統一した方がいいかもしれない!
ロボットの設定が某アニメに似てきたような気がする68点!(`・ω・´)
>>257 ポスターのとこ。こういうのって大抵直さない方がいい。
最初のが変な表現でもパワーがある。
たぶん、いくら手直ししても上手い形にはできないと思う。
ワイさんに文句言ってるんじゃない。ワイさんは直せとは言ってないし。
263 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/22(金) 15:50:51.17
ヒャクセンは百式のイメージで読んでたから、中身が生というのに違和感。いや新しい
265 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/22(金) 20:52:37.12
>適正はあるみたいだからしさ」
(韓国人系火星人の言葉遣いなので意図して書かれているのかもしれない!)
>振り向き、去っていく。
(この部分だけがユナの視点に見える!)
文章の大半が会話文なので特に指摘することはない!
人物の描写が少ないので新たな二人の印象は薄い67点!(`・ω・´)
266 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/22(金) 20:54:17.39
267 :
1/2:2011/04/22(金) 22:39:18.65
抜粋になります。
評価お願いします。
「せんせー」
保育園の庭をかけまわるこどもたちを、高さの低いベンチに座り、ほおづえをついてぼ
んやりながめていた。
大きなうさぎの刺繍された青いエプロン、活動的なアップの髪、化粧っけのない顔、目
前にちいさな拳があらわれた。
「いちかせんせー、いいものあげる」
ぱっと開かれた。手のひらの上で緑色の毛虫がうねった。
うつろだった瞳のピントがゆっくり合うと、
「む、むむむむむ虫!?」
おどろきのあまり、ベンチからひっくりかえった。
こどもたちがげらげら笑った。
「――ぷはぁ。今日も疲れたあ」
客のまばらな焼き鳥屋、ぐびぐびと音を立ててのんだ後、ビールジョッキをテーブルに
どんと置いた。
対面の女が苦笑いした。
「一花はこどもたちに好かれてるからさあ」
「いや、なめられてんのよ」
焼き鳥をかみちぎった。
「彼らにとってはきっと遊具のひとつね、すべり台やブランコと同じなの」
「でも好きなんでしょ? こどもが」
「はは、仕事よシゴト」
赤の軽が夜の車道をかけていった。多様な光がフロントガラスを握る一花を
浮かびあがらせた。
268 :
2/2:2011/04/22(金) 22:40:20.33
絆というやつはもろ刃の剣だ。どんな形にもいずれ終わりはくる。互いを結ぶ鎖が
解けたあとに残るものは、埋めようのないぽっかり空いた傷穴だ。必要以上にのめりこむ
ことはやめよう。
そう、これはゲーム、と一花は思った。
鍵を回してドアを開け、マンションの部屋に入ると電気の明かりをつけた。一輪挿しの花
瓶と並べて置かれた写真のなかでは、制服の少女がはじける笑顔をこちらにむけていた。
「ただいま、桜」
269 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/22(金) 23:10:47.62
例えば村上春樹が、
「彼はウィスキーが食道をつたって下りて、きちんと胃袋の中に収まるのを見届けてから話を始めた」
という文章を書いてるけど、やっぱりワイさんは「胃袋の中は見えない!」って批評するのかな?
もちろんそれはワイさんの文章的なポリシーで、異を唱えるつもりはまったくないし、同様に村上春樹のポリシーがあるというだけの話なんだけど。
>>270 それはワイ的にも可でしょ
比喩にも上手い下手があるって以前言ってた
普通に比喩として理解できるな
しかしその先に
文脈でそういう比喩を使うキャラだと思わせておくことが
できなければならんよ
>>267-268 この文章は不安定!
一人称に見える!
三人称一元視点に見える!
地の文が口語体なので紛らわしい!
赤い軽自動車を『赤の軽』と書いていた!
一人称だと一花の容姿の説明が不自然になる!
三人称だと地の文が引っ掛かる!
更には突然に場面が転換する!
まずは人称を明らかにした方がよい49点!(`・ω・´)
275 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/23(土) 07:03:13.37
>>269 間違いとは言えない! ぎこちない部分があった!
作者の個性の範疇に思えるので指摘はしない!
『そして』は見栄えの観点で必要がなければ使わない方がよい!
コミカルな路線に引き戻された72点!(`・ω・´)
>>270 そのような表現が多用されていれば作者の個性と考えられる!
ワイが指摘する場合!
物語の関連性が希薄な上に重要でない部分の比喩のことが多い!
>>274 ありがとうございます
やはり視点にはもっと気を遣うべきですね
その場その場の視点主がわかりやすくなるよう、全面的に改稿していこうと思います
それと、短い間隔で場面を変えていく場合には空白改行を挟んだ方がいいでしょうか
やりすぎるとスカスカな感じがしますし…
映像的な手法を文章化するのは難しいですね
頭痛いです
落ち着け、あたし。
左手に握るナイフの冷たい金属の感触。それが高ぶった気を鎮めてくれる。
「大人しくあたしに譲れ」
「誰が譲るかよ!」
向かいに座る男の鋭い視線。よく似た顔を持つ男。弟と呼ぶこともある。
だがそんなモノは、関係ない。目の前の男は敵だ。
「後悔しても知らないわよ」
「あとで吠え面かかせてやるよ!」
男の握るナイフが閃く。それを認識するより速く、あたしはナイフを振るっていた。
――キィン!
甲高い金属音に紛れ、男の舌打ちが耳に届く。あたしは右手のフォークを逆手に握りなおす。
「いただき!」
「なん……だと……」
驚きの混じる男の声。
あたしは不敵な笑みを作りながら、獲物に向かってフォークを勢いよく振り下ろす。
とった! とあたしは勝利を確信する。
「アンタたち! 焼肉一つでギャアギャア騒ぐんじゃないわよ!」
視点と人称を意識して、ざっと改稿してみました。
読みにくいのは個性以前の問題だと気づかされました。ありがとうございました。
「せんせー」
彼女は高さの低いベンチに座り、ほおづえをついて、保育園の庭をかけまわるこど
もたちをぼんやりとながめていた。
大きなうさぎの刺繍された青いエプロン、活動的なアップの髪、化粧っけのない顔、
その目前にちいさな拳があらわれた。
「いちかせんせー、いいものあげる」
ぱっと開かれた手のひらの上で、緑色の毛虫がうねった。
うつろだった彼女の瞳のピントがゆっくり合うと、
「む、むむむむむ虫!?」
おどろきのあまり、おおきくのけぞってベンチからひっくりかえった。
二条一花は虫が大の苦手だ。
こどもたちがけらけらと無邪気に笑った。
「――ぷはぁ。今日も疲れたあ」
客のまばらな焼き鳥屋、ぐびぐびと音を立ててのんだ後、彼女はビールジョッキを
テーブルにどんと置いた。
対面の席の女が苦笑いした。一花の同僚の室井だ。
「一花はこどもたちに好かれてるからさあ」
「いや、なめられてんのよ」
焼き鳥をかみちぎった。
「彼らにとってはきっと遊具のひとつね、すべり台やブランコと同じなの」
「でも好きなんでしょ? こどもが」
「はは、仕事よシゴト」
赤いスポーツカーが夜の車道をかけていった。多様な光がフロントガラスにハンド
ルを握る一花を浮かびあがらせた。
絆というやつはもろ刃の剣だ。どんな形にもいずれ終わりはくる。互いを結ぶ鎖が
解けたあとに残るものは、埋めようのないぽっかり空いた傷穴だ。必要以上にのめり
こむことはやめよう。
そう、これはゲームなのだ、と一花は思った。
鍵を回してドアを開け、脱いだ靴を散らかして、電気の明かりをつけた。
一輪挿しの花瓶と並べて置かれた写真のなかでは、制服の少女がはじける笑顔をこ
ちらにむけていた。
一息つき、一花は彼女に向かって笑いかけた。
「ただいま、桜」
だみ声と共に衝撃が脳天から突き抜ける。
そして涙で滲む視界が捉えたのは、鉄板に残っていたステーキの最後の一切れが、掻っ攫われていく光景。
「最後の一切れなのに!」
「母ちゃん、何すんだよ!」
あたしと同時に弟が抗議の声をあげる。同じように涙目で頭を押さえていた。
「さっさと食べないアンタたちが悪いのよ」
あたしと弟に痛恨の一撃を食らわせ、最後の一切れを食べた母親はすまし顔でお茶を啜っていた。
怨念を込めた視線にもビクともしない母親。
ため息をつきながら、弟に次のステーキデーまで休戦だと合図を送るのだった。
夜中にパッ、と思いつきだけで書いたので
至らないところばかりだと思います。
1レスにおさまっていませんが
評価をお願いします。
「ですの」は一時取り外し中です。
>>279-280 内容は変わらなくても格段に読み易くなった!
小説の評価では内容が問われる! 内容が良ければ文章は二の次と豪語する者もいる!
しかし、その素晴らしい内容を正しく伝えるには読み易い文章が必要となる!
基本を押さえてこそ、応用が効く!
ワイの考え!(`・ω・´)
>>282 場所は店なのか! 家なのか! 情報がないのでわからない!
一切れの状態の肉に先にナイフを出した理由がわからない!
焼き肉とステーキが同じ扱いになっていた!
体言止めの多用が気になった! 作者の癖なのか!
話に無理があると思ったですの54点!(`・ω・´)
酷いな
久々ですね。光速のロングソード級の作品
>>284 駄文への評価、ありがとうございます。
短く文章をまとめることに注力しすぎて、
必要な情報の取捨選択が出来ていませんでした。
家でホットプレートを使い、ステーキ用に肉を焼く、
というイメージで書いていました。
体言止めについては特に意識していませんでした。
短く簡潔に話を作るにはまだまだ実力不足と身に染みました。
30点くらいと思っていたので、少し嬉しかったです。
30点って自分で晒せるレベルじゃないと認識してんなら晒すなよ
ワイさんの手を煩わすな
>>287 捨て台詞は結構だが評価人への配慮が足りない
>>290 父親は怪しい宗教で幽体離脱を学んだ! その能力でハエに取り憑いて娘の素行を監視する話!
以下に挙げるのは読み終わって疑問に思ったところ!
@幽体離脱した意識に五感がない状態でハエに取り憑くことが可能なのか!
Aハエの口調が統一されていないのは仕様なのか! どのような理由があるのか!
B部屋に入ってきた中年を自分と言いながら、無意識の行動の説明で『この男は何者なのか』と繰り返していた!
短い中に設定を詰め込んで頭が疲れる内容になっていた!
説明は短く切り抜けて『ハエ、娘、無意識の父親』の動的な展開にした方が良かった!
面白い要素を孕んだ惜しい話であった65点!(`・ω・´)
>>291 ありがとうございました。
@把握しました。以後注意します。
Aユーモラスなキャラクターのつもりでした。
B『何なのか』にすれば違和感ないでしょうか。
難しいです。元々設定が苦手なので、まさか自分が書いた文で頭が疲れると言われるとは思ってなかったです。ごめんなさい、すいません。つ[冷えピタ]
また今度挑戦させてください。
夏がくるたびに思い出すことがある。母親が片手で持てるくらいに小さくなって死に、父親が
若い女のところへ行ってしまい、兄が結婚と同時に地方へ転居して、私ひとりだけになった
20歳の夏の、タフでヘビーな300メートルのことを。
ひとりの夏。それはとても心地よい響きを持っていた。私はひとりの部屋で、なんどもなんど
も「ひとりの夏」と口にだしてみた。口にだすたび、その夏は本当に自分だけの夏になるよう
な気がした。しかし、実際にはいつもどおりの、なにごともない、さえない、ただ暑いだけの
夏だった。家を明け渡したことをのぞいては。
その家には10年住んだ。正確には10年と3ヶ月だ。その家こそは、わが「黄金の少年時代」
の最盛期と黄金のズンドコ時代の幕開けをともに生きた戦友のような存在だった。家を明け
渡さなければならない原因を作った張本人は父親だが、私は彼を責めなかった。父親の放
蕩や道楽はいまにはじまったことではなかったからだ。
家財道具を三人で山分けしてしまうと、家の中は夏の終わりのふやけた熱と、茫漠とした静
寂に満たされた。荷物を満載した運送屋のトラックを見送り、父と兄はそそくさと自分の生活
の根拠地へ帰還していった。クールなやつらだ、と妙に感心したのをおぼえている。私はとい
えば、いつになく感傷的だった。自分の使っていた部屋の壁に残るスキーター・デイヴィスの
ポスターの痕跡を見ると、胸が熱くなった。だだっ広い家の中に取り残され、少しだけ泣いた。
配電盤のブレーカーを落とし、火の元と戸締まりを確認し、家を出るときがきた。最後にドア
を閉め、鍵をかけたときの音は腹にこたえた。こみあげてくるものがあった。こみあげてくるも
のはあるけれども、大丈夫だ。どうってことはない。こんなことはどうってことのないひとつの過
程にすぎない。ありったけの言葉で自分をかきたてようとしたが、無駄だった。
「あばよ。」と小さく言って私は家をあとにした。家が見えなくなる曲がり角までは300メート
ルある。時間にして2分弱。何度もふりかえりそうになったがふりかえらなかった。二度立ち止
まり、煙草を一本吸っただけだ。
「俺はクールなんだ。クールなタフ・ガイなんだ。」
そう胸の中でつぶやきつづけなければいられない長くタフな300メートルだった。以後、今
日までに数えきれないほどの夏やら冬やら春やら秋やらをやりすごしてきた。しかし、あれ以
上にタフでヘビーで腹にこたえる300メートルにはいまだにお目にかかっていない。
>>293-294 >「ひとりの夏」と口にだしてみた。
(声に出している! 句点はない!)
>「あばよ。」と小さく言って〜
(声に出している! 句点がある!)
>「俺はクールなんだ。クールなタフ・ガイなんだ。」
(胸の中で呟いている! 句点がある!
句点の有無の規則性がわからない!)
ズンドコ節の流行は二回ある! スキーター・デイヴィスのポスターで最初の流行に想到した!
その頃で主人公は二十歳! 現在の年齢は八十以上と考えられる!
現在の口調が若々しいので物凄い違和感を禁じ得ない!
タイトルが落ちのような作りで最後まで集中して読めた71点!(`・ω・´)
>>295 追記として主人公の年齢は若くても七十代!
現在の年齢の設定を引き下げるか、それらしい口調に変えた方がよい!
ワイの考え!(`・ω・´)
1/2
夜の住宅街、その一角。
「その刀をどこで手に入れた」
男がいった。街灯の下、スーツの胸ポケットから煙草を取り出す。
「弟から貰ったのよ」
対峙する少女が答えた。制服に包まれた身を低く構え、腰元の刀に手を掛けている。
男は何か考えているのか、口元を隠すようにして煙草を吸う。少女の射抜くような鋭い目を漫然と見返し、あの小僧か、と煙を吐きながら言った。
「お嬢さん、それは弟くんが俺達から奪った物だ。返しな」
少女は鋭い目のまま、口元に笑みを浮かべる。
「そうね、アンタ達がさらった女の子と交換なら、考えてあげる」
頭上の街灯に照らされて男の顔は影が差している。その影の中、男は目に蛇のような怪しい色を浮かべて笑った。
「騙し討ちをするような弟を持つ割に、ずいぶんと気の強いお嬢さんだ。……そうだ、どうせなら刀ごとお嬢さんを」
その視線が少女の背後に。
「さらうとしよう」
男の視線の動きに気付くより早く、少女は腰を落とした姿勢のまま反転した。
刀が鞘から抜かれる。一閃。光の筋が流れた。
2/2
金属の鋭い摩擦音。 わずかに遅れ、雨音。ポツポツとアスファルトの地面を叩き始め、それはすぐに夜の静寂を打ち消す豪雨と変わっていった。
「天ノ叢雲」
少女を背後から襲おうとしていた大男が、豪雨に負けぬ声で言う。その手には刃の欠けた斧が握られている。
「これほどの雨を降らせるか」
大男は驚嘆の声をあげ、男に目を向けた。
男の指示を待つその様子を見て、少女はまっすぐに立ち上がった。
「さぁ、出てきなさい」
振り返り、滴を落とす前髪の向こうに男を見つめる。雨の中、刀の切っ先を向けた。
「後6人、いるんでしょう?」
男は咥えていた煙草を捨てる。影と雨が重なり表情は分からないが、妖しい目の輝きが少女に向けられていることは確かだった。
「お嬢さん」
雨音を圧し退け、低く殺気を孕んだ声が響く。
「怪我じゃ済まないぜ」
少女は夜と雨に遮られた視界の中、男の周囲に人影が現われるのを見た。合わせると8人。遥か昔、弟はこの男たちを泥酔させて討ったと言うが、そうしたくなる気持ちも分かる。
切っ先を下に構え、少女は地を蹴った。
前へ。
>>297-298 >男は目に蛇のような怪しい色を浮かべて笑った。
(表情が読み取れない目なのか! 単に目の色を指しているのか!
雰囲気だけで書かれた例えは頭に映像が浮かばない!)
>妖しい目の輝きが少女に向けられていることは確かだった。
(薄暗い状況下、妖しい目の輝きが向けられていた!
この一文を踏まえても目が実際に輝いているとは断定できない!
どのようにも判断できる描写ならば、読者にわかるように書いた方がよい!)
文中の言葉と動作が一致していないように思える!
男の視線が少女の背後に流れてから言い終わる!
続く一文では男の視線が動く前に少女が反転していた!
最後は短いので気になる程度!
少女は地を蹴った時点で前に向かっているはず!
>前へ。
ここでも同様に言葉よりも動作が遅い!
時間を引き戻すような書き方は多用しない方がよい67点!(`・ω・´)
>>299 おお、詳しい評価ありがとう。
次書く時は、言われた所を意識するわ。
台詞と地の文のズレも作者サイドだと気付きにくい部分だよね
後付けは種明かしにはならない
最後にちょっと視点者変えただけの後付け加えて叙述トリック気取る作品がこの頃目に付く
文章云々は置いといて、これはちょっと酷いなあ
>>302 アリの方で先に見たけど、結構好きだった。
タイトルはストレートな方がいいかも。
分かりやすいなあ
やたらレス付いてるから読んでみたが、変な話だな
文章は読みやすいわりに独特で、まあ上手いんだが
好きか嫌いかで言ったら俺は嫌いだわ
好みわかれそうだな、ぷぅぎゃああああああさんはどう評価するんだろ
酷いじえry
>>302 >刺身には、作り物でもタンポポの花があった方が美味しく見えるじゃん?
(一人称なのでわざと間違えさせている可能性がある! 普通は食用の菊!)
>「どうなんだろうな、 」
(わざとにしても空白が引っ掛かる!)
彼女と彼の漢字が時に平仮名になっているのは仕様なのか!
不条理に近いのでどのような解釈も出来る!
どちらかが実像で一方はそれを知らない!
どちらも実像で別々のところで存在している!
どちらも虚像で両者がそれを知らない!
清々しい彼女だけの視点で通した方が読み物としては楽しめたと思う!
彼女がメインの刺身で彼氏は添え物でしかなかった68点!(`・ω・´)
最近採点甘いな
投稿のレベルは昔と変わってない気がするんだが
長めの作品はオマケ気味になるのかな
ウンコみたいな作品ばっかだからワイさんが感化されてきてんだろ
人間だからしょうがない
以前アリに晒した作品なんですが、最近点数が伸び悩んでいるので昔の実力と比べるために評価をお願いしたいです
ああ、なんだっけ。俺はなんだってこんなところにいるんだ?
あいつがここにいたんだ。ここにいれば、あいつがなにを思っていたのかわかるかもしれない。
あいつがここにいたんだ。そして今、俺もここにいる。
たまにフラッシュバックみたいにあの日のお前が現れることがあるんだ。そんときはいつも足元がぐらり、と揺れるからすぐわかる。
大体は駅とか関係ねえ場所で、バイト先までの道をなぞってる時、近場のスーパーまでワゴン飛ばしてる時、あるいは自室で音楽聴いてる時とか夢の中ってこともある。
雪が降りそうな曇り空を眺めながら、俺は駅のホームで都心に向かう急行を待っている。
そこにはいつもお前がいるんだ。隣で微笑みながら「ヒロ君はこの先どうしたい?」そう言うんだよな。で、俺はこう返すんだ。「お前の隣にずっといられればそれでいいよ」
耳とかすげえ熱くてさ、キメ顔作ってたつもりだったけどちゃんと出来てる自信なくて――まあ、お前の顔見てたら失敗してるのは丸分かりだったんだけどさ。そんで我慢できずに吹き出したりして一緒に笑って、それが一番幸せな時間だった。
「じゃあさ」
終わりだと思った話をお前がこう繋げて、そのまま線路に降り立った。
本当に自然な動作で、そんでもって突拍子もないことで、俺はなにが起こったんだかわからなかった。
その時に俺は気付いた。珍しく膝上の丈のスカートを穿いている。いつも意固地にあの傷痕を隠していたお前が。
それでも俺にはただぼんやりと、ただちょっと遠くに歩いていっただけ、ぐらいの感覚でいたんだ。
そんでお前は振り返って、やっぱり微笑んで、言う。
「じゃあここに来れる?」
もう一緒に住んで四ヶ月になる部屋で、俺は声を張り上げていた。
「しょうがねえだろ。今の俺らの経済状況じゃ無理だって」
なんで考えりゃわかることわざわざ言わなきゃなんねえんだっつうの。
「無理じゃないよ、ここに住む時だってもっと安い部屋あったけどふたりで頑張っていこうって、それでできたじゃん、頑張れたじゃん、意味分かんないよ」
俺とは対称的に、サキは泣きじゃくりながら声を震わせ、絞り出すようにすがって来る。
めんどくせえなあ。女は泣けば思い通りになると思いやがって。俺みたいに現実を見据えろよ、ゲンジツを。
「それとは状況が違うって言ってんの。大体お産入ったらお前働けねーじゃん、俺だけでいくら稼げるってんだよ。あの頃よかカネ貰ってるっつっても実質バイトみてーなもんなんだぞ」
自分で言ってて悲しくなってきた。
「わかんないよ。全然わかんない」
あの後結局折れてくれたからさ、ちゃんと納得してくれたもんだとばかし思ってたよ。
やっぱり嫌だったのか?
お母さんになりたかったのか?
子供を助けてやりたかったのか?
傷痕を俺に見せつけたのはそれが言いたかったからなのかな。
悪かったよ、わかってやれなくて。反省してる。
そんでクリスマスのこの日、俺はまたあの駅のホームにいる。
不意にぐらり、と足元がふらついた。
寒いんだからいつもの厚着でいいのにそんな短いスカートで、俺の目線のずっと下、足元よりもさらに下、お前はいつものように微笑んでいる。
ずっと考えてたんだ。お前があの時何を考えてたのか。もうそれを知るにはこれしかないのかな。
あの時はそこに行けなかったけど、今度こそ行くよ。やっぱお前の隣にいないと、ひとりで悩んでてもわかんねえや。
上の方でアナウンスが聞こえる。靴の裏の砂利が震え出す。トラックのクラクションよりもうるせえ音が近づいてくる。
ようやく舞台の上の観客達が騒ぎ出した。俺は身体をあいつのいた場所に重ね合わせる。
空を仰ぐと雪が降ってきたのが見えた。
>>309 言葉の省略が過ぎた!
最初の彼女は存在しているが通常は見えない!
独白の内容は彼の考えと同じ!
最後に出てきた彼が実像! 自分の中の彼女を強く望むことで結ばれる!
一人の中に理想の人間がいて結ばれる究極の自己愛が話の肝だと思う!
しかし、彼女は別の場所に人間として存在して、自分の中の彼と結ばれているという話も可能!
更には最初の彼女が実像で自分の中の彼と結ばれたという話にも成り得る!
簡単な文章を台無しにする設定ではあった! 書き慣れた文章に助けられた!
ワイの考え!(`・ω・´)
でもなあ
あと2点で>欠点がほとんどない! 領域に入れるかっていうとなあ……
>>312-313 以前に読んだことがある!
乱暴な言葉遣いが主人公のささくれた心情に合っている!
短い中に二人の人生が垣間見えた!
単体で見れば悪くない! ただし今の実力と比較することは難しい!
当時の感性で思い付いた内容! それを洗練されていない文体が作品に昇華させた!
どれが欠けても作品は完成しない!
今の感性で書ける最高の作品を目指せばよい!
ワイの考え!(`・ω・´)
>>317 評価ありがとうございます
ところで、ここに晒したことはないと思うんですよね
なので点数も合わせて付けて貰えると助かるのですけど
319 :
318:2011/04/24(日) 19:34:31.02
少し今の自分なりに改稿した部分もあるので
>>318 その場所で目にした作品だった!
改めて読んでも印象は変わらなかった!
手を入れた部分がわからないことを端的に表している!
よって評価は以前と変わっていない!(`・ω・´)
>>312-313 駅の時には場所と一致しているが、それ以外で現れるサキの状態がわからない!
サキの傷痕の意味がはっきりとしない! 事故の傷であれば全身に及んでいると思われる!
最後の場面だけが現実から離れて比喩を多用している!
作者の意図が透けて見えるので過剰な表現は慎んだ方がよい!
以前と同じ実力のままだった65点!(`・ω・´)
>>321 無理に頼んでしまってすいませんでした
精進します
>>322 ワイの記憶違いもあった!
過去の作品は過去のもの!
今だから書ける作品に挑んで貰いたい!
>>322 逆に最後が俺は良いと思う
駄文がようやく見れる所まで底上げしたのは最後の締めだよ
俺は種明かし的な後半よりも前半が好き。
しかし18が67点で
312−313が65点かw
俺には圧倒的大差で後者が読める文だけどな
>>309 評価どうもありがとうございます。68点、嬉しいです!
タンポポに関してはホントにそう思ってましたw
あれ食用の菊なんですね、普段刺身なんてあまり食べないのでわかりませんでしたw
続きます
こんばんは。
フォークと言うお題で書いてみました。お願いします!
四月二十四日。
給料が支給される前日の日曜日。
給料日前なんて言うのは、貧乏なものだ。
もちろん俺の財布にも、千円札一枚しかない。
二時間前までは、四千円あったのだけど、彼女のために使ってしまった。
食材をいくつか買ってきたんだ。彼女は沢山食べるため、一食分の材料費でも結構な出費だ。
そんな彼女と同棲し始めて、もう五年になる。
料理なんてした事もなかった俺だけど、彼女との関係上、上達せざるを得なかった。
今では、グラタンなんて凝った料理だって作れる。
出来立てのグラタンが入った皿をコタツの上に置き、彼女に声を掛ける。
「おまたせ。出来たよ」
「そう。ありがとう」
彼女は動きにくそうな大きな身体を、部屋の中央に置かれたコタツまで移動する。
その動きは、実にゆっくりだった。本当に重そうだった。
俺はつい、笑みがこぼれてしまう。
でも彼女は特に反応することなく、グラタンを食べていた。
何故か不満そうに、無言で食べ続けていた。
不機嫌な彼女は、下手に刺激しない方が良い。これも料理と平行して、俺が学んだ事の一つだ。
俺も無言でグラタンを食べ続けた。
ふと彼女が口を開いた。
「ねぇ。お母様と私。どっちが好き?」
「お前だよ」
「そう……」
彼女は俺の返答が不満だったらしく、食べるのをやめ、フォークを見つめていた。
そして、聞き取り難い小さな声で呟いた。
「嘘つき……」
フォークを見つめる彼女の目は、悲しげだった。
「フォークってあなたみたいよね。ほら見て、フォークの先っていくつにも枝分かれしているの」
「何が言いたいの?」
俺は苛立ちながらも、優しい口調で答える。
「何でわからないの? だから、あなたの心みたいねって言ったの。決して一人の人を愛せないのよ。常に四、五人を見ているの。あなたにとって私は、一/五人に過ぎない。一人の人間として見て無いんだわ」
何も答えられなかった。
彼女の言っている事が正しいからじゃない。
言っている意味がわかり難いのは、理由の一つでもある。
でも何より、下らない事だ、と思ったからだ。
俺はため息をつきながらも、部屋を見渡す。
ここは、家賃二万五千円のアパート。部屋は一つしかない。その部屋は寝室であり、居間であり、キッチンであり、愛の巣である。
一つだけある部屋以外には、トイレと玄関だけ。ベランダもなければ、風呂なんて設備だって持ち合わせていない。
それでも、幸せだった。いや、俺は今現在でも幸せだと思っている。
「聞いている? それで、あなたにとって、私はどの先端なの?」
彼女は俺にフォークを向けながら、聞いてきた。
「俺はお前しか愛して無いよ」
「嘘つき」
言った後に気が付いた。そうだ。俺は、確かに嘘を言ったな。
でも、彼女を言葉で納得させる事はできないと判断した。
俺たちは、再び無言でグラタンをつつく。
食べ終わるまで、無言のままだった。
俺が食器を洗い終わり、一時間経っても会話は無い。
重い空気が部屋に満ちて、それを小馬鹿にするような漫才と観客の笑い声が、テレビから流れる。
二時間経っても、彼女は機嫌を直す事が無い。もう駄目だ。この空気に耐えられない。
こう言う時の定番アイテムって、ケーキだと思うんだ。ドラマの影響かもしれない。根拠は無い。
でも、俺はそう思う。
だから、ケーキを買いに行った。
「ちょっと、出かけてくるね」
彼女からは、何の返答もなく、笑い声もなく、テレビに映る漫才を見つめていた。
一時間後。
ケーキをコタツに置くと、無言のままだけど、彼女は興味を示した。
そして、何を言う事なく食べ始める。食いしん坊め。
俺はケーキを食べながら思ったね。
フォークを彼女に向けて、言った。
「お前の言うとおり、俺はフォークかもね。ほら。家の家にあるケーキを食べるフォークの先は、二つにしか分かれて無いでしょ? 俺が愛しているのは二人だけ」
彼女は俺の言っている意味を理解しつつも、俺を睨み。
「いやよ。私だけって言いなさいよ」
全く。さっき『お前だけ愛している』と言ったら、嘘つき呼ばわりしたじゃないか。
やっぱり、何を言っても無駄か……。
俺が悟ったのと同時に、彼女は苦しみだした。
俺は「大丈夫か! おい!」と声を掛ける。
でも理由もわかっていたし、さほど心配はしてなかった。
寧ろ、嬉しかった。
多分、この時の俺の顔は、不安そうな顔だったはずだ。それでも、どこか笑ってもいたと思う。
あれから、二年が過ぎた。
俺の住処は昔と変わらず、狭いアパート。
でも、彼女は違う。
今の彼女は、昔の彼女と全然違う。
スレンダーで、料理もしてくれるし、綺麗だったし、俺をシカトすることも無い。
ただ、俺の立場はあまり変わらない。弱者のままだ。
確認するように、彼女に声を掛けるのだけど。
「俺はお前が一番好きだよ」
「別に興味ないわ。ねぇ。弘子ちゃん!」
彼女は赤ん坊をあやしながら、言った。
「じゃあ、やっぱり二人の人間を愛している。お前と弘子が好きだ」
「それは駄目! 弘子ちゃんは私だけのものなの!」
俺は今幸せだ。これは間違いない。
でも、少し寂しかった。
以上です。
よろしくお願いします!
ひらがなについてはワザとです。彼とかれ、彼女とかのじょは違うものなので。
解釈についてですが、わかりにくくてすみません。
こういう解釈のはっきりしないもの、ってあまり良くないんでしょうか?
読後に結論を提示しない、もやっとしたものが、自分は好きだったりするんですけど
皆さんのレスを見る限り、そういうものを好ましく思っていないみたいなので……
短文短文で構成されすぎているな。これが携帯小説って奴なのかもなw
少なくとも読んで感慨を受ける類いではないな
一日に二つも済まない。
お題「電撃」
「憐れなり」
蓄えた白髭を撫でていた老人の手が、少女に向けられた。白衣から伸びる枯れ枝の指が、何かを弾くように動く。
黒雲に覆われた空が瞬き、雷が落ちた。閃光。石畳の地面が砕け、耳を裂くような轟音が響いた。
「神の鉄鎚を避けるか」
老人は声に怒りを滲ませる。石造りの宮殿。荒廃したその柱の上から、一人の少女を見下ろしていた。
少女を地に片膝を付き、老人を見上げている。額に汗を浮かべ、肩で息をしていた。片手には抜き身の長刀が握られている。
唾を飲み込み、少女は口を開いた。
「改造を受けただけの人間が、神さま気取ってんじゃないわよ」
老人の指が動いた。
少女は跳び退く。視界が閃光に染まる。耳が痛んだ。常人なら視界と聴覚が麻痺しているだろう。
「そう、我は改造を受けた。聖なる神の血をこの身に流し、我は神となった」
稲光を背に受ける老人の言葉を、少女は嘲笑う。
「神の血? 違うわ、ただの化物よ。私達は、人間が化物の力を手に入れるための実験台に過ぎないのよ」
老人の指が動く。少女は駆け出した。
2/2
雷音を背に、前に進む。閃光が幾度も瞬き、石畳を砕く音が追って来る。指向性を持った雷が故に、少女はそれを避ける事が出来た。
老人の立つ柱の下から、真上に跳びあがった。額の汗が後方に流れていく。怒りを孕む老人の目が少女を見下ろした。
曇天が瞬く。少女は刀を横に振り、柱に打ち付けた。食い込んだ刃を支点に横移動。雷を避ける。さらには刀を踏み台に、老人に向かい加速した。
「小さき存在が我に歯向かうとは」
愚かな、と言う老人を蹴り落とした。鈍い音。直線の軌道を描き、老人は地面に叩き付けられた。
少女は柱の上に立ち、平然と身を起こす老人を見下ろす。老人の周囲に、静電気のような光が明滅している。怒りの表れか、それとも老人の能力の進化か。
「許すまじ」
老人の目が、青い光を放った。肌を刺すような殺気に危険を感じ、少女は反射的に柱から跳び下りる。その途中の刀を拾おうとした瞬間、雷が落ちた。
幾つもの閃光が、同時に瞬いた。柱の上半分が砕け散り、石の欠片が少女の体を打つ。地に落ちた少女に、拳よりも大きな欠片が幾つも降り注いだ。
瓦礫を押し退け少女は立ち上がる。体中が悲鳴をあげいた。特に脚が酷く痛む。
目の前に、老人が立っていた。人間離れした白い顔。青く輝く瞳が、憐れんでいた。その目は少女に向けられていたが、別の何かを見ているようだった。
「我は神なり」
その指が動く。逃げるのを諦め、少女は考えた。
ああ、この人は、化物になった自分を憐れんでるんだ。
閃光が瞬いた。
携帯小説はも っ と ひ ど いから
これはどちらかというと児童文学的かな
内容に感慨を受けるようなものではないという点には同意するけど
>>329-331 >彼女との関係上、上達せざるを得なかった。
(根本的な理由が書かれていない!)
>風呂なんて設備だって持ち合わせていない。
(意味はわかるが『持ち合わせ』は所持金を示すことが多い!)
>家の家にあるケーキを食べるフォーク〜
(家の家が何かわからない!)
話の流れに納得がいかない!
主人公が愛していたのは本当に二人だけなのか! 彼女と誰なのか!
浮気相手だと無理がある! 嫉妬深い様子の彼女がこの程度の不満で収まるとは思えない!
主人公は結果的に彼女を死に追いやった! 胸中で幸せと思っていた事実は何だったのか!
二人目の彼女は同棲なのか! 結婚しているのか! 主人公の子供なのか! 何もわからない!
世間並みの話なので寂しさは伝わって来なかった!
主人公の愛している対象がはっきりしないので前半と後半が対比に見えない!
話が破綻していて主人公が異常者に見える51点!(`・ω・´)
>>334 >黒雲に覆われた空が瞬き、雷が落ちた。閃光。
(空が瞬いて雷が落ちたあとに閃光に戻っている! 指摘の改善が見られない!)
>少女を地に片膝を付き、老人を見上げている。
(『少女は』の方がよい!)
>曇天が瞬く。
(曇った空は瞬かない!)
>体中が悲鳴をあげいた。
(打ちミス!)
瞬く表現が多い!
話の経緯がわからないので少女の考え方に言及はしない!
同じ実験台の少女の能力が最後までわからなかった63点!(`・ω・´)
>>337 ありがとうございます。
状況をぼかして書いて、落ちで明らかになる、作りのつもりでした。
>>彼女との関係上
妊娠のための複線でした
>>家の家にあるケーキを食べるフォーク
これは、完璧に推敲不足です
そして、主人公が愛していたのは、彼女とおなかの中の子供です。彼女が苦しみだしのたが、つわりのつもりでした。
もっと、自然な流れが必要ですね。そのあたりを、頑張ってみようと思います!
ありがとうございました!
>>333 ありがとうございます。
短文には、正に悩んでいます。もっと、読書が必要ですね。
どうすれば、長く書けるかを意識しながら、読んでいきます。
>>
>>336 ご意見、ありがとうございます。
本当に皆さん見る力が凄いですね。ストーリーの基礎を学びたくて、民話集を中心に読んでいました。
もっと、読書バランスを気をつけたいと思います。
あーあ、言われた所は直せよ
評価の礼はしてても所詮口だけじゃワイさんも気を悪くするぞ
>少女を地に片膝を付き、老人を見上げている。
(『少女は』の方がよい!)
これも打ちミスですww
他は直せるよう頑張るわ。
ありがとう
最近の晒しは態度悪いな
ワイスレが栄えるのは良いことなのに
電撃スレから流れてきてるせいだろ
>>337 >>風呂なんて設備だって持ち合わせていない。
ゴメンなさい。一つ抜けていました。これについては、間違って私が覚えていました。もっと、自分の言葉を疑いながら書きます。
ありがとうございました。
古い戦友の命日。私は戦友との思い出がぎっしり詰まった酒場に足を運んだ。20年ぶ
りだ。戦友は探偵で、腕っぷしはめっぽう強いが泣き虫で、酔いどれの誇り高き男で、運
に見放されていて、美人に目がないくせに女にはからきし弱く、「いつかゴビ砂漠のど真
ん中で究極のマティーニを飲む。そして、死ぬ。」が口ぐせで、ネイビーの、ペンシル・ス
トライプのダブル・ブレステッドのスーツしか着ない男だった。救いは彼が律儀で不器用
で無愛想なうえに、ウソがへたくそなことだった。
「究極のマティーニを。古い友情を終わらせたいんだ。」と私は言った。ニッカーボッカー・
ホテルの名物バーテンダー、マルティーニ・エ・ロッシーニは黙ってうなずいた。
きれいに霜のついたバカラのカクテル・グラスの名品、「ロング・グッバイ」が目の前に
置かれた。ホンジュラス・マホガニーの一枚板のカウンターの上でロング・グッバイが静
かに息づいている。彼女が私に別れを告げるころには、私は彼女を何度も何度も抱きし
め、唇を寄せ、5粒ばかりの涙を彼女の中に落としているにちがいない。そして、したた
かに酔いどれるのだ。今夜はそんな気分だ。誇りの類はとっくの昔に行方不明なのだ
し、いまさら酔いどれたところで胸を痛めてくれる愛しい女もいない。かつての愛しい女
は「さよなら」のひと言さえ残さずに金持ちの年寄りの愛人になった。それでいい。すこぶ
るつきのクールさだ。こちらはクールなタフ・ガイなんだ。勝負は互角という寸法である。
(つづく)
それにしても、よりにもよって、「長いさよなら」とはな。「さよならは短い死だ。」と言いつ
づけた探偵は強くもなれず、生きていくための資格を手に入れることさえできないまま本
牧の路地裏で冷たい肉の塊になって死んだ。もう20年になる。探偵のことはときどき思
いだすが、いつもというわけではない。
「友よ、マイ・プライベート・アイズよ。あんたは死に、おれは生きながらえ、偉大な眠りに
はとんと御無沙汰だ。不眠はもう10年もつづいている。あんた同様、おれはいまだに強く
もなれず、やさしさの意味すらわからないでいる。なんてマイ・フーリッシュ・ハートな人
生なんだろうな。笑ってくれ。」
私が遠い日の友との思い出に耽っているさなかに、馬鹿笑いしながら若いカップルが
やってきた。男はコークハイを注文し(コークハイだって!?)、女はテキーラ・サンライズを
注文した。マルティーニ・エ・ロッシーニは眉を一瞬しかめ、ため息をひとつ、小さくつい
た。
(つづく)
女の顔を見ると虫酸が走った。他人の手帳を盗み見ることにひとかけらの呵責も感じな
い魂のいやしさのたぐいが顔にあらわれていた。おまけに、使っている香水は濃厚なうえ
に動物的なにおいで甘ったるかった。第一、明らかに分量が多すぎる。香水のシャワーで
も浴びてきたのかと尋ねたくなるほどだ。ここは場末の安キャバレーではない。ここは何
人もの本物の酒飲み、一流の酔いどれが巣立っていった酒場なんだ。ある種の人々に
とっては聖地でさえある。香水女は臆面もなくそれらを蹂躙しようとしている。押さえよう
のない激しく強い怒りがこみあげてきた。
おまえは店のすべての酒の香りを台無しにする気か? この店にある酒は、いくつもの季
節を樽の中でやりすごし、ときに天使に分け前を分捕られ、蒸留という名の試練をくぐり
抜け、磨きに磨かれて、やっと陽の目を見たんだぞ! 女の首根っこをつかまえて、そう叱
り飛ばしたかったが、我慢した。
香水女の指は太く短く、金輪際ナイフとフォークを使った食事をともにしたくないタイプ
の人物だった。いや、ナイフとフォークを使った食事だけではない。女が私の半径50
メートル以内にいるだけで、私は確実に食欲を失う。この広い宇宙には、テーブル・マ
ナー以前の輩が確かに存在することを私はこのとき初めて知った。私の知る世界、生き
てきた日々、失った時間や友情や愛をことごとく踏みにじり、台無しにするおぞましい力を
その若い女は持っていた。めまいさえ感じたとき、マルティーニ・エ・ロッシーニが毅然と
した態度で言い放った。
「申し訳ございません。現在、当店はエクストラ・ドライ・タイムでございます。ウルトラ・
スーパー・エクストラ・ドライ・マティーニか、少々お時間が早すぎますが、ギムレットなら
御用意できます。コークハイは元町の信濃屋さんの真裏に、当店よりずっといい、お若い
方向けの店がありますから、そちらへどうぞ。」
(つづく)
「お若い方向けの店」とマルティーニ・エ・ロッシーニが言ったところで、私はあやうく吹き
出しそうになった。「お若い方」を「馬鹿者」と言い換えればジグソー・パズルの完成であ
る。シュレディンガー・キャットを見つけだすよりむずかしそうなジグソー・パズルの本当
の完成はもうすぐだった。
マルティーニ・エ・ロッシーニは息をいったん引き取った。香水女はショッキング・ピンク
のハイヒールの踵を床にせわしなく打ちつけた。苛立っている。ざまあない。ここはおまえ
たちのような無作法者が来るところではない。マルティーニ・エ・ロッシーニは仕上げにか
かった。
「テキーラ・サンライズはカリブ海のニュー・プロビデンス島経由でアカプルコ・ゴールド・
コーストに出張中です。滞在先は年端もいかない少年少女をかどわかすことで悪名高い
ホテル・ザ・ローリング・ストーンズと聞き及んでおります。したがいまして、どうぞお引き
取りください。次にお越しの際はフレグランスは控え目に。清楚で上品な香りのもの、た
とえばジャン・パトゥの JOY かオー・デ・ジバンシー、ミス・ディオールあたりをお勧めいた
します。それとこれは秘密情報ですが、今夜あたりから、大声でしゃべったり馬鹿笑いす
ると島流しになるそうですよ。お気をつけください。」
マルティーニ・エ・ロッシーニが言うと、若い男は未練たらしく女々しい舌打ちをし、香水
女は手持ちのうちでもっとも悪意と憎悪と愚劣が盛り込まれた笑顔を見せ、さっさとマル
ティーニ・エ・ロッシーニにさよならを告げた。そう、マルティーニ・エ・ロッシーニが言うと
おり、いまこの時間、黄昏と闇の狭間の時刻、世界中のすべての酒場は一日のうちの
もっとも聖なる時間、エクストラ・ドライ・タイムを迎えているのだ。聖なる時間を迎えて
いる酒場は無礼無作法なうえに甘ったれた恋愛ごっこにかまける者の相手はできないの
だ。無礼無作法なうえに甘ったれた恋愛ごっこに興じる愚か者どもに供するグラスはひと
つもないし、注ぐ酒は1滴たりともない。世界はそんなふうにできあがっているのである。
(つづく)
「お待たせいたしました。当店自慢のウルトラ・スーパー・エクストラ・ドライ・マティーニで
ございます。」
マルティーニ・エ・ロッシーニは言い、ロング・グッバイの横に屈強な牛喰いどもが好む
酒、ビーフィーター・ロンドン・ジン47度の扁平な瓶を置いた。鮮紅色の衣装をまとった
牛喰いがこちらを睨みつける。
「ありがとう。ある探偵と飲み明かした夜以来だよ。ウルトラ・スーパー・エクストラ・ドラ
イ・マティーニは。」
「承知しております。この街は惜しい人を失いました。もう20年になりますね。」
「おぼえていてくれたんだね。」
「ほかのことは全部忘れてしまいましたがね。」
「いい奴は死んだ奴だというのはいまも変わらない。」
「まったくそのとおりです。ところで、お客様。警官にさよならをする手段は掃いて捨てるほ
どもありますが、友情を終わらせる方法はこの世界にはございませんよ。」
「わかってるさ。」
マルティーニ・エ・ロッシーニは答えるかわりに、マッキントッシュの古い真空管アンプリ
ファイアーMC275のヴォリュームを少しだけ上げた。1949年10月14日N.Y.C.ダウン
ビートのエラ・フィッツジェラルドが『As Time Goes By』を囁くように歌いはじめた。
霧は深く、時はいくらでも好きなだけ過ぎていくが、夜はまだ始まったばかりだ。もちろ
ん、ギムレットにも早くはない。やがて、古い友との友情の日々を思う長い夜がやってく
る。急ぐ理由はなにひとつない。時は過ぎゆくままにさせておけばいいし、霧は深いまま
でいい。酒も傾ける盃もたんまりある。おまけに、「究極のマティーニ」を知る伝説のバー
テンダーは目の前でグラスを磨いている。これ以上の贅沢は世界への宣戦布告も同然
である。
(つづく)
私は2杯目の「究極のマティーニ」を注文した。伝説のバーテンダー、マルティーニ・エ・
ロッシーニは黙ってうなずき、きれいに霜のついたロング・グッバイに静かにビーフィー
ター・ロンドン・ジンを注ぎながら、「これはわたくしから天国のご友人に。」と言ってグラス
を私のほうへ滑らせた。
マルティーニ・エ・ロッシーニの目からグラスに小さなダイヤモンドがひと粒こぼれ落ちた
ような気がしたが、それはたぶん、気のせいだ。本物のプロフェッショナルはそんなヘマ
を犯したりしない。究極のマティーニがかすかにしょっぱかったのも、やはり気のせいに
ちがいない。長い夜にはいろいろなことがあるものと相場は決まっている。
友よ。マイ・プライベート・アイズよ。今宵、酔いどれの月はグレープフルーツのように丸
く、遠い。再会までにいったい何杯の「究極のマティーニ」を飲み干し、いったい何回、酔
いどれの月を見上げればいいんだ? 友よーーー。
(Here's Looking at You, Kids!)
>>345-350 >押さえようのない激しく強い怒りがこみあげてきた。
(物理的なものではないので『抑えようのない』の方がよい!)
>〜息をいったん引き取った。
(間に『いったん』が挿入されているが死を予感させる!)
名称には隠れた意味があって程良い言葉遊びになっていた!
音楽に関するものが多いとは言え、全てではなかった!
劇中の一幕を思わせる作りの中で若い男女のカップルが毒々しい花を咲かせていて目を惹いた!
全体の作りと遊び心が合致した力作だった73点!(`・ω・´)
352 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/25(月) 20:59:17.79
やだ
354 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/25(月) 21:11:46.06
355 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/25(月) 21:14:56.23
356 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/25(月) 21:23:04.47
357 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/25(月) 21:56:20.91
>>355 >最寄駅『新お茶の水ヶ丘駅』に着いたのは、以外と早かった。
(変換ミス!)
大佐の顔で比喩が使われていた! 『たたずませながら』の使い方が気になる!
>夜が明けるのをこくりこくりとさせながら〜
(頭が抜けているように見える!)
>陽は明けた。
(陽は出た! 明けるのは夜の方がよい!)
展開が遅いのは長編のせいなのか!
作品の構成は作者にしかわからないので指摘はしない!
今のところ、生体兵器の活躍の場面よりも日常の方に華がある70点!(`・ω・´)
358 :
1/2:2011/04/25(月) 23:15:20.98
放たれた閃光は地に吸い込まれ爆発へと姿を変えた。老将ミニ四駆率いる近衛師団の決戦兵器、光線銃が放たれたのだ。
「流石現代っ子は強いのう、それもう一発……もちっとあっちに向けて撃ってみよ」
再度砲撃の号令をかけ、それに従いソフトビニールのヒーロー達が自分の身の丈の数倍はある光線銃を押して角度を変える。
狙われた事を悟られ、テディベアのトム率いるぬいぐるみ中隊は急いでティッシュ箱の裏に隠れ、砲火を凌ぐ。
「あの老いぼれめ、飽きられたからってうさばらししてやがる」
「それよりもあれ、なんとかなりやせんか? あんなもん持ち出されたら勝ち目ありませんよ」
「今近付く方法を考えてるだろうが」
言いつつトムは生き残ったメンバーを確認する、ボロボロの布切れみたいな黒色ジェイク、耳が片方千切れた茶色のワトソン、そして右目は義眼の赤茶色の自分、皆年季が入ったテディベアだ。
「随分、忘れ物空間に放りこまれましたね」
ワトソンがそういうと、ジェイクはかすれた声でぶっきらぼうに答える。
「まったくだ、うちの大将があほみたいに突撃を指示するからだ」
「まったくです、本物の図体がでかいからって緑色の恐竜を大将に据えたのが運の尽きでした」
トムが作戦を練ると、その間は自由時間、テディベア達はおしゃべりをしながら時間を潰す。
そんな事も露知らず、彼等を戦地に送り出したティラノサウルス人形は、あくびをしながら困っていた。
「あー、やっちゃったなー、どうしようかなー、もう半分いないなー、今回も負けかなー」
彼が陣を敷いた学習机からは、戦局がよく見える。
359 :
2/2:2011/04/25(月) 23:16:48.23
その目の先にあるのは右翼前線、そこではティッシュ箱が歩くという摩訶不思議な光景が広がっていた。
「わっせわっせ……隊長、頭いいっスね」
「黙って歩け……来たぞ!しゃがめ! 」
ティッシュ箱から生えていたふさふさの足がひっこむと、そこに光線銃が降り注ぐ。光線の雨が止むとまたティッシュ箱から足が生えて歩き出す。
「あ、あんな作戦ありなんかのう……」
その発言の十分後、老将ミニ四駆は自らの発想力に老いを感じる前に、自らの負けを悟り、降伏。右翼方面が陥落した事により各戦線に動揺が走る
「ヘッ! ボロボロのクマが勝ったってのに俺達も負けてられるかっての! 」
この機を逃さずシルバニアファミリーは攻勢に転ず、度重なる攻撃で疲れたベイブレード達の上に乗り、またたく間に撃滅していく。その様はまさしくシルバニア(銀色の風)だ。
共に攻めあぐねていた中央戦線は、左右の戦線が撃滅された事から後退、そしてティッシュの谷から出てきた指人形大隊に撃滅された。
これにて第八百九十二万飛んで六十二回「どっちが遊んでもらえるかバトル」戦争は集結を迎えた。
敗者であるリアル系玩具達とその協力者達はおもちゃ箱の中の忘れ物空間に移動する。余談だが、各御家庭のリモコンや電池が消えるのもこのためである。
そして勝者であるファンシー系玩具達は束の間の勝利と戦勝軍の義務である自分たちの主人との遊びに興じる。 次の戦争のチーム分けはどうしようか、その事を考えながら…………
X年X月X日 こどもわーぷろ 著
ふと思い立ったネタを書いてみました、評価お願いします
360 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/26(火) 01:00:39.30
「いつまで寝てるんだよー!!」
お腹への激しい衝撃と共に聞こえるうっとうしい声。
何が起きているかわからずに目をあけると、腹の上にはニコニコと笑っている省吾がいた。
「いってぇな。なめてんのかてめぇー!!」
「声かけても起きないお前が悪い。早く準備しないとラジオ体操はじまるぞ!!」
なんだこいつは?いきなり人にボディプレスをしておいてなんでこんなに偉そうなんだ?てかここ俺の家じゃん。
「うるせぇよ。寝てるやつにいきなりボディプレスするやつがあるか。というか俺は別にラジオ体操なんか行く気なんかないんだよ!!」
「そんなに怒るなよ。俺は今年はラジオ体操皆勤賞めざしてんだよ。付き合ってくれよ。」
全く悪びれた様子も無く省吾はそう言った。こいつは昔からそうなんだ。とにかくいつでもハイテンション。朝からついていっても時間の無駄だ。
「とにかく俺はラジオ体操なんか行く気もないし寝るぞ。」
省吾にそう言いふかふかな布団を被りなおす。だれが好き好んでラジオ体操なんか行くか。
「おばさーん。直人がラジオ体操行かないんだってー。せっかく俺が朝から起こしにきたのにー……」
省吾の甘えた声に反応して一階から母さんの声が聞こえてくる。
「直人!!せっかく省ちゃんがむかえに来てくれたんだから早く起きて準備しなさい!!あんたもう六年生なんだから低学年の子の見本になるようにがんばらないとだめでしょ!!」
さすがの俺も母さんのヒステリックなかなきり声を聞いたら起きざるおえない。しょうがないので省吾と一緒に階段をおりながら母さんに返事をした。
「わかったよ。てかなんで省吾を勝手に俺の部屋にいれてるんだよ」
「あんたたち幼稚園からの付き合いのくせになに言ってるのよ。今さら恥ずかしがる事なんかないでしょ。ごめんね省ちゃんすぐに準備させるからちょっと待っててね」
リビングにつくなりエプロン姿の母さんが楽しそうにそう答えた。
「はい。じゃあ直人、俺は外で待ってるから早く準備しろよ」
直人がそう言いながら玄関から外に出て出ていったのを横目で見ながら、俺も急いで服の着替えとハミガキをすまして外にむかった。
「いってきまーす」
>>358-359 >狙われた事を悟られ〜
(老将が狙われた事を悟ったように見える! テディベア達を指しているのならば受動態はおかしい!)
>おもちゃ箱の中の忘れ物空間
(おもちゃ箱の中に別の空間があるのか! それは人間の目に見えないところなのか!)
>各御家庭のリモコンや電池が消えるのもこのためである。
(おもちゃ箱の中に移動しただけにも思える!)
戦いに勝利したおもちゃが主人と遊べる!
おもちゃ箱の中の忘れ物空間が、どのような場所なのかわからないので言い切ることはできない!
例え勝利を収めても主人が遊ばなければ意味はない!
荒唐無稽の話にも筋道は必要55点!(`・ω・´)
362 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/26(火) 05:43:21.35
>>360 主人公は腹部の衝撃では事情がわかっていない!
腹の上に省吾がいたのを目にしてボディプレスと決め付けた!
省吾はそれを認めた! 作者の都合に見える!
>起きざるおえない。
(起きざるをえない!)
>しょうがない
(しようがない!)
『!!』、『!!』、『!!』等に頼らずに描写をした方がよい!
小学生が主人公の一人称!
言葉遣いが不安定で時に成人に思える!
一人称の主人公の思考が幼い事と拙い文章は別物と考えた方がよい47点!(`・ω・´)
週末、金曜の昼下がり。都会の喧騒が消え失せた宝石のような時間。オフィス・ビルの
壁面のガラスが夏の初めの空と雲と光を映している。
仕事は午前中にすべて片づけた。仕事もプライヴェートもすべては順調で、なにひとつ
思いわずらうことはない。これから日曜の夜にベッドにもぐりこむまで、夏の始まりにふさ
わしいとびきりの時間をすごせる幸福で、心は夏の雨上がりの空のように晴々としていた。
オープン・テラスのテーブルの上に読みはじめたばかりのアーウィン・ショーの短編集を
置き、ウェイターが注文を取りにやってくるのを待つ。通りに目をやると、クレープデシン
やコットンリネンやピケやコードレーンやシアサッカーの夏服に身を包んだ女たちがややあ
ごを突き出して歩いている。どの女たちの顔をみても週末の夜のお愉しみを目前に美し
く健康的で、適度にエロティックで、いきいきとしている。「いい週末を。」と思わず声をか
けたくなる。
澄んだ空気。
にこ毛のような陽の光。
そして、夏服を着た女たち。
これから日が暮れるまでの数時間を自由に贅沢にすごそう。気持ちはさらに浮き立ってく
る。
(To be continued)
「クルヴァジェをクラッシュ・アイスに注いで、それをエヴィアン・ウォーターで割ったものを。」
新米のウェイターが怪訝な表情を浮かべたので、私は伝票とボールペンを受け取り、
注文を記した。新米ウェイター君に、安堵とともに爽やかな笑顔が戻る。
薄手の大きな丸いグラスを琥珀色の液体が満たしている。グラスの淵に鼻を近づけ、
芳醇馥郁たる葡萄の精の香りを愉しんでからひと息で半分ほど飲んだ。爽やかで、しか
も豊かな味だ。決して上等とはいえないボーズのコンパクト・スピーカーから、ジューン・
クリスティの『サムシング・クール』が聴こえはじめる。夏の初めの空と雲をみる。流れゆく
ひとかけらの雲が、遠い昔に私を通りすぎていった女たちの顔にみえる。さらにクルヴァ
ジェをもう1杯。動悸がたかまる。
その昔、いつでもどこでも、『サムシング・クール』を口ずさんでいた女の子がいた。彼女
は冷凍室の中でさえ、「なにか冷たいものをおねがい。」と言いそうだった。彼女の名前
は? 思い出せない。クルヴァジェをもう1杯。背筋を冷たい汗が一筋、流れ落ちる。
(To be continued)
ソニー・クラーク『クール・ストラッティン』のジャケット写真みたいに魅惑的な脚線美をい
つも誇らしげに見せびらかす女もいた。彼女が自信たっぷりに気取って街を歩くと、男た
ちは立ち止まり、慌てて振り返り、そして、遠ざかる彼女の後姿と脚線美を溜息まじりに
見送ったものだ。彼女の名前は? 思い出せない。クルヴァジェをもう1杯。軽い眩暈に夏
の初めの街が揺れる。
「マイルス・ディヴィスは嫌いだけど、『クールの誕生』は好き。」と言いながらLPレコード
を乱暴にターンテーブルにのせる女もいた。私は彼女の手荒さに辟易したものだ。彼女
の名前は? 思い出せない。クルヴァジェをもう1杯。グラスを持つ右手が震えだす。
初めてみにいった『グレート・ギャツビー』で意気投合し、「あなたがギャツビー、わたし
がデイジー。そうすれば二人の復讐と幸福と享楽と放埓は完結するのよ。」と言って、熱
烈なキスをプレゼントしてくれた女もいた。彼女の名前は? 思い出せない。クルヴァジェ
をもう1杯。全身が泡立ちはじめた。
彼女たちの毒を含んだ矢が次々と飛んでくる。その毒矢は決して的を外すことはない。
しかも、彼女たちのすべては遠い記憶の淡い桃色の雲の中に隠れていて姿をみせるこ
とはない。心の中にみるみる黒い雲が湧き上がってくる。寒気さえ感じる。初めの頃の浮
き立つような気分はとうに消え失せていた。
(To be continued)
街が黄昏はじめた頃、やっと彼女は現れた。淡い水色のクレープデシンのドレスに身を
包んで。彼女のあたたかくやわらかな笑顔だけがいまの私を彼女のいる世界に引き戻し
てくれる。そう思い、私は心の底から安心し、彼女に感謝した。
「あなたと初めてみにいった映画、おぼえてる?」と彼女は突然言った。
「ごめん。忘れちゃったよ。きみとは映画ばかりみてるから。」
「『グレート・ギャツビー』よ。」
「まさか。」
「本当だってば。初めてのデートで、初めての映画ですもの。忘れたりするもんですか。」
私は立ち上がり、もう何杯目なのかさえわからなくなってしまったクルヴァジェを毒杯で
もあおるような気分で飲み干し、夏服を着た女たちが涼しげな表情を浮かべて行き交う
街の中へ、ゆっくりと、本当にゆっくりと、一人で漕ぎ出していった。
(The Last Tycoon)
カーテンをしめきった薄暗い室内、黄色いふかふかのソファに腰かけ、テーブルにはコーヒ
ーと灰皿、くたびれたシャツに身を包んで煙草をぼんやりふかしながら、御津はテレビを眺め
ていた。
お笑い芸人たちの掛け合い、客席の笑い声に合わせて、ふふ、と鼻息を漏らして笑う。
それから腕時計を気にして、キャビネットの上の電話を見やった。
電話を待っていた。
家から出ると、まぶしい陽光が御津の目を刺した。目をこする。ああ面倒だ。だが食糧が底
をつきはじめている。餓死はしたくない。そうだろ?
向かいのコンビニまでの短い道を歩いた。花びらを舞わせる桜の木が美しい。
店内のカウンターでは毛糸のマスクに顔をすっぽり隠した強盗がナイフを店員につきつけて
いた。
御津は食パン、サンドイッチ、弁当、惣菜、冷凍食品、スナック菓子にドリンク、酒とつま
みを次々と乱暴にカゴに放り込むと、強盗の隣のカウンターに立って渋い顔のまま、精算を済
ませて店を出た。貯金もそろそろ底が近い。早く電話、電話が来なければ非常にまずい。仕事
の電話だ。もうじき来る手筈になっていた。
玄関のドアを開く。ああやはりこの空気、このにおいが一番落ち着く。心の膿が洗い落とさ
れるようだ。御津は鼻歌を口ずさみながら、キャビネット裏のコンセントが全て外れているの
を確認すると、ソファに座って上機嫌な表情でビールの缶を空けた。
電話を待っている。
拝啓 ローソン様。僕はローソンが嫌いです。
一年半前、僕は病院を退院し、統合失調症の薬、ジプレキサを飲みながら、東京の立
川で働いていました。東京で借りた三鷹の物件は、ローソンまたはセブンイレブンまで
十五分というそこそこの立地でした。
しかし僕は専らローソンを利用していました。通勤経路上にあるというのがその理由
の一つです。距離から言えばセブンイレブンのほうが近かったのかもしれませんが、
通勤で慣れた道路のほうが、いくぶん歩きやすそうに僕には思えたのです。
僕はいつも、菓子パンとペットボトル飲料を買いだめしました。数日分の菓子パンと
飲料は、両手にずしりと喰い込み、僕は何度か歩くのをやめて休憩するほどでした。
もっとローソンが近くにあれば、何ということも無かったのでしょう。しかし僕は
ローソンを憎みました。不当な意見であることは承知しておりますが、憎まずにはいら
れませんでした。
僕の食生活はローソンの品揃えに依存しており、僕は食費上の理由から菓子パンを買
うのですが、しかし僕には菓子パンというものが、どうにも好きになれなかったのです。
時には食パンを買う日もありました。しかしジャムの無い食パンほど食べ辛いものは
ないのです。だから僕は嫌々ながらも菓子パンを買って、そして当然のことながら
ペットボトル飲料と共に胃に流し込みました。ビタミン剤を飲んでいるとはいえ、
それはそれは不健康な生活であったと断言できます。
職場の立川にもローソンがありました。僕は助六寿司と雪印のコーヒー牛乳が好きで
したので、この際食費のことは忘れて、毎日助六寿司を食べました。半ば自棄になって
いたのかもしれません。君はよく助六寿司を食べるね、と上司が言っていたような気も
致します。正直に述べれば、僕は職場の近くのローソンで、助六寿司以外を買ったこと
もあるのでしょうが、それは僕の記憶からすっぽり抜け落ちてしまっているのです。
しばらくして、僕の職場は横浜に移りました。
毎日以前より一時間早起きして、電車を乗り換えねばならなくなりました。それは
僕にとってとても苦痛なことでした。
無論、横浜の職場近くにもローソンがありました。僕の運命はローソンに呪われてい
るのではないかと疑ったほどです。そこでも、やはり僕は、助六寿司とコーヒー牛乳を
買いました。おにぎりや弁当も買ったかもしれません。でもそれはどうでもいいことで
す。ローソンで僕が食べるに足ると判断されたものは、味がついていないご飯を主原料
とするものだけでした。そして専ら助六寿司を買いました。
助六寿司というのは、まず太巻寿司の切ったやつが四個入っています。具材は、玉子・
椎茸・干瓢・おぼろです。一口目を食べる方向によって、味が違います。おぼろがこぼれ
やすいので、そこは注意して食べねばなりません。そして、これは僕は苦手なのですが、
いなり寿司が三つ入っているのです。僕はときどき、油を摂取したくなくなります。
そういうときは、いなり寿司の中身だけ取り出して、皮となっている油揚げをゴミ箱に
捨てました。
その次の職場に移って、一週間ほどすると、僕はもう働けなくなりました。統合失調症
は、薬で抑えられるのですが、代わりにうつになりやすくなるのです。陰性症状という
やつです。朝の決まった時間に起きられなくなり、会社を休むことが多くなりました。
新しい職場はインターネットができるという点では自由でしたが、僕の苦手な書類仕事
ばかりをやらせるのです。僕はプログラマでした。だから、その書類仕事のせいでうつが
余計にひどくなりました。
僕は退職しました。適切な仕事を与えられなかったこと、うつが酷くなってきたことが
理由でした。僕は帰り道、ローソンでいつものように菓子パンとペットボトル飲料を買
いました。そして、それがローソンを利用する最後だと思うと、知らないうちに涙がこ
ぼれてきました。
このような次第ですから、僕はローソンが嫌いです。ローソンなんて大嫌いです。
今、僕は実家で療養生活を送っています。実家は田舎で、近くにローソンはありませ
ん。だから、僕は仕事をしていた時期を、とても辛かった時期を、ローソンのことを
思い出さずに済んでいるのです。ローソン様。もし御慈悲をいただけるなら、どうか
僕のことをこのまま放っておいてください。
敬具
>>363-366 >都会の喧騒が消え失せた宝石のような時間。
(どのような時間なのか! 思い浮かべる宝石の種類で印象が変わる!)
>にこ毛
(意味がわからない!)
>葡萄の精の香り
(クルヴァジェはブランデーではないのか!)
最後に現れた女性も記憶の中の人物だった!
すっきりとしない読後はどこにも漂着しなかった主人公の心情と似ているのかもしれない68点!(`・ω・´)
>>367 >ああ面倒だ。だが食糧が底をつきはじめている。餓死はしたくない。そうだろ?
(三人称の文章が一人称になっていて最後は二人称に見える!)
>早く電話、電話が来なければ非常にまずい。仕事の電話だ。
(三人称の中に一人称が挟まっていた!)
食い繋ぐ為に不可欠な仕事の電話を待っている!
片時も離れられない状況で平然と家を出た!
推敲をしないで気ままに書いた文章に見える46点!(`・ω・´)
>>368-370 手紙を模したエッセイのような文章だった!
細かい説明や生活感は十分に伝わった!
創作の部分が見えにくいので読み物として評価する!
創作の部分をもっと強調しても良かった66点!(`・ω・´)
にこ‐げ 【▽和毛/×毳】
鳥獣の柔らかい毛。また、人の柔らかい毛。うぶげ。
375 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/26(火) 22:29:47.46
40点台
キタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!
>>374 なるほど!
残りの評価は明日にでも!(`・ω・´)
ブランデー(ブランディ、 Brandy )は、果実酒からつくった蒸留酒の総称。
語源は焼いたワイン(ヴァン・ブリュレ)から。主に白ブドウのワインを蒸留
して樽に入れ、熟成して製造する。単にブランデーと言った場合は通常ブドウ
が原料のワインを蒸留して作られたものを指す。
>>367は確かに酷い出来だと思うが
人称の混在って普通にプロも使う技法じゃないか?
ぷぎゃーはそのあたりの柔軟性に欠ける気がする
視点人称に関するトラウマでもあるのだろうか
380 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/26(火) 22:58:01.46
>>375 追記。
デイノコッカス・ラディオデュランス ←造語ではありません
まずはググってからお願いします。
>>379 素人すぎて目も当てられないな
知識と技術に裏打ちされたプロの構成とそれをちょっと読んでやってみただけの猿真似を一緒にするな
低能を晒すぐらいならROMってた方がまだ賢いぞ
382 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/26(火) 23:03:11.57
>>375 >神に告げられたような錯覚を覚えたと記憶している。
(今の心境ならば錯覚でもおかしくない! 当時の記憶では違和感がある!)
>楽助は言葉の最後に皮肉を交える癖ある。
(『が』が抜けているように見える!)
>私の平和活動へ情熱は〜
(『への』、『の』が良いように思う!)
程良い描写の中で個々の特徴が活きていた71点!(`・ω・´)
>>378 なるほど!
琥珀色の液体にワインの印象はなかった!
おやすみ!(`・ω・´)
一年前に書いたものだけど
三次元は糞ゲーだ。某落とし神様もそのようなことを言っていた。
まったくそのとおりだ、と霜月海斗は思う。現実の女どもはたいして可愛くもないくせに言うことばかりは一人前で、生意気で、そのくせ二次元をすぐ馬鹿にするのだ。
それに比べ二次元のなんて素晴らしいことか。二次元の女の子たちは容姿、性格ともにパーフェクト(欠点ですらもその娘の魅力となる)で、三次元には月とスッポン、否、ファイナルフラッシュと初期どどんぱくらいの圧倒的な差で勝っているというのに。
「比べるのもおこがましいわリアル星人め」
ペッ、とアスファルトの地面に唾を吐き捨てながら、海斗は夜の歩道を一人のらりくらりと歩いていく。手にはアニメショップのレジ袋を引っ提げ、全身からは禍々しい負のオーラを放出する。
海斗は細身で整った綺麗な顔立ちをしていたが、このダークエナジーのせいかこれっぽっちも女性にモテはしない。告白されたことだって一度もない。けれども海斗はそれなりに楽しい充実した毎日を送っている。
青春ヒャッハァ恋愛サイコー! なんて言っているような奴らにはわからないかもしれないが、二次元さえあればそれでいいのだ。
三次元女なんてこっちから願い下げだバーロー。
朝から晩まで二次元二次元二次元。妄想、アニメ、漫画、ゲーム、ネット、同人誌、グッズ……。それだけで海斗は百年生きていける。
その気になれば飯など食わなくても気合でやっていけそうな気さえする。故に海斗は三次元の女を避けて生きてきたし、女のほうも海斗を避けてきた。
そしてそれはこれからも続く。ずっとずっと糞ゲー界の厄介人などには関わらず一人で幸せに天寿を全うするのだ。そう、思っていた。あの日までは。
季節は七月上旬。
そろそろ鬱陶しい梅雨の季節は幕を閉じ、蝉がみんみんと暑苦しく鳴き出しても良い頃だろう。蝉の声というものはアニメでも定番の風物詩で、特にひぐらしにはなかなかの思い入れがあった。
あの物悲しい鳴き声を聞く度に、海斗は胸の小人が木槌を振り回すのを感じ、切なくなる。
夏アニメもぼちぼち始まってきたし、学食のメニュー一覧には『冷やし中華はじめました』という、これまた風物詩的な文字が躍っている。だというのに・・・・・・。
海斗は右手に力を込め、傘の柄を強く握りしめる。
「何故五日も連続で雨なんだよオオオォォォォォォォォォォォォォッ」
梅雨は幕を閉じるどころか、まだまだ元気いっぱいに暴れまわっているのだ。奴は豪雨で海斗の抱きかかえる通学用リュックを攻め立てる。
青い大きなリュックの中には教科書などの勉強道具一式は入っておらず、代わりについさっき行きつけのお店で購入したばかりのフィギュアが眠っている。一応箱には入っているものの、この豪雨の前には箱など意味を成さない。
海斗はフィギュアを死守するため、リュックを胸のほうに抱きながら傘を差さなければならなかった。
「これだから三次元は嫌なんだ。どうしてこうも空気が読めない? 七月なんだから、もう夏なんだからいい加減雨は止んどけよ。引退しておけよ。フィギュアが濡れ濡れになったらどうしてくれるこのバカ野郎! ああもうイライラするゥゥッ」
海斗の心の叫びは届かずに、夜の街中には雨音と車が水溜りの上を通過する音だけが絶えず木霊する。跳ね返ってくる水を器用に避けながら、海斗は駅を目指す。
時刻は二十一時を過ぎている。公立の学校に通う男子高校生一年たる彼が夜道を一人で歩くのは、バイトをしていたからでも部活があったからでもなく、ただ単にいつも通りアニメショップ巡りをしていたからである。
学校帰りに新作のゲームや同人誌をチェックしたり、意味もなくグッズを眺めながらニヤニヤハアハアキュンキュンキューンしたりするのは彼の日課なのだ。
ちなみに海斗はぼろいアパートに一人暮らしをしているが、バイトはしていない。生活資金は全てそれなりの給料をもらっているサラリーマンの父親からの仕送りだ。
最も、その生活費のほとんどが対二次元用資金に消えるわけだが。飯は三食カップ麺。料理は上手なのにカップ麺。飯に多くの金を費やすよりカップ麺。とにかくカップ麺。
なぜなら安いから。
「とはいえ、流石に育ち盛りだ。まともな食事も多少はしないといけない。仕方ない、今日はカレーでもつくるか」
材料は買ってあったかな。というか最後に買い物をしたのはいつだっけ? などと考えながら、海斗は傘を折りたたむ。駅に着いたのだ。
東京都町田市、町田駅。外の歩道につながる階段を上り、ちょっと歩くと小田急線の改札口が見えてくる。海斗は定期券を通し、改札を易々と通過すると、ホームに続く階段を上っていった。
時間も時間だからだろうか、ホームにはほとんど人の姿がなく静まり返っていた。とはいえ、雨音だけは相変わらずだが。
「帰りにスーパーにでも行くか。あまり金は使いたくないけど、まあ仕方ない」
財布の中を覗き込み、万札が数枚あることを確認すると、頷く。大丈夫だ。今月は秋葉にも行けそうだ、と。
以下略
あのころ、ランゲルハンス島の午後はいまよりずっと静かで、盲目のホピ族の長老に急き立て
られて見るまえに跳んだ17歳の僕は、風の歌を聴きながら孤独な核時代のピンチランナーとして
1973年製のピンボール・マシンによる同時代ゲームに取り憑かれることになった。いまや、ど
す黒い金属の塊のような洪水はありとあらゆる人々の魂に及び、死者たちの奢りは際限もなく僕
を疲れはてさせる。鯨が死滅する日よりもはやく「その日」がやってきたのだ。破壊された波止
場には燃えつきた海図をたよりに苛酷な船旅をつづけた方舟さくら丸が漂着し、燃えあがる。
そして、永遠の呪詛のようなプルトニウム風のウクライナ語によって語られる「新しい千年の
物語」にアトミック・エイジの守護神も新しい人も登場しないことを思い知る。アトミック・
エイジの守護神は厳かに宣う。
「この洪水ののちに希望を語ることは野蛮である。」
2011年3月14日、福島第一原子力発電所3号機が水素爆発を起こした直後、携帯電話が鳴っ
た。電話の主のHは北関東エリアで産業廃棄物処理業を手広く営む人物である。バブル期に共
同戦線を張り、いくつかの危うい仕事をいっしょにやった。Hはかなり興奮していた。Hは大
震災による膨大な瓦礫を宝の山と言い、原発事故によって発生した放射性廃棄物や放射性廃液
などの「核のゴミ」を金のなる木と呼んで、千載一遇の大チャンスがやってきたのだと早口で
まくしたてた。
「これで一発逆転だ。」とHは最後に言った。「あんたもひと口のるか? 交渉事にあんたぐ
らいふさわしい人間はいない。」
「やめとくよ。今回は野次馬に徹する。だがな、ひとつだけ忠告しておくぞ。」
「なんだ?」
「くれぐれも用心してかかれよ。震災で出た瓦礫はともかく、原発のほうの相手は人を人とも
思わない原発マフィアだ。裏街道の有象無象、海千山千どもが血相を変えて押し寄せてくる。
先刻承知之介だろうけどな。今度の件は動くゼニの桁がちがいすぎる。おまえさんが当て込ん
でる宝の山、金のなる木をめぐって大勢の人間が命を落とすことになるぜ。」
「骨はあんたが拾ってくれ。」
「バカ言うな。」
「バカはいまにはじまったことじゃねえよ。ぐははは。」
電話はそれで切れた。バブル期、地上げ屋の大物を相手に威勢のいい啖呵をきるHの強面だ
が憎めない顔が浮かんで消えた。いくぶんかのさびしさを感じながらひろうHの骨がセシウム
やらプルトニウムやらストロンチウムに汚染されていないことを祈ろうと思う。ついでに「新
しい人」の誕生も。
>>375 大きなお世話かもだが
文芸サロンの晒しスレに貼れば感想貰えるかも
前読んでって来てたよねw
ルール守って晒してくたら、難癖つけてでも議論したい人ばかりだから
でもうま過ぎるとスル―されがちかも
>追尾して、そして通過した。。オレンジのカラーだった。
ここ俺がうまいなと思ったところ、句点並べて疾走感でてた
ラノベしか読んだことのない奴のひどい感想であった
句点並べて疾走感とかむしろバカにしてますよ
>>384-386 >「比べるのもおこがましいわリアル星人め」
(吐き捨てたのは唾なので肉声と判断することができない!)
>「これだから三次元は嫌なんだ〜ああもうイライラするゥゥッ」
(この部分だけが心の叫びとなっていた! 他と区別して書いた方がよい!)
地の文でカップ麺の安さを強調したあとの「」に違和感がある!
>「とはいえ、流石に育ち盛りだ〜今日はカレーでもつくるか」
(地の文の内容を引き継いでいた! 心の声なのか! 肉声なのか! 判断ができない!)
>「帰りにスーパーにでも行くか〜まあ仕方ない」
(この部分も心の声、または肉声の判断ができない!)
「」の扱いがよくわからない!
心の声には『〜などと考えながら』とわかるように書かれていた!
「」でありながら心の声と明記されていた箇所もあった!
アニメに関連する事柄が多い! 実名まで挙げているので公募には不向き!
会話文と引用文を意識して書いた方がよい59点!(`・ω・´)
>>387-388 >ランゲルハンス島の午後
(本のタイトル! ホルモンの名称! ここでは島の扱い!
創作上に出てきた島として考える! これ以降は全て作者の創作物として考える!)
>ついでに「新しい人」の誕生も。
(どのような解釈も成り立つ一文!)
東日本大震災の現状を語っている!
比喩の部分が読み難い! 悲惨な場面を緩和させる意図があるのか!
特定の業種の特需を非難した内容なのか!
訴えたい事柄に迷いがある内容だった64点!(`・ω・´)
ランゲルハンス島の午後は比喩の一部と考えた!
それにしても冒頭でここまで読み難いものは久しぶりであった!
大江や春樹なんかで言葉遊びしたいって気持ちだけが先行してるから読みにくいんだろうな
そのうえ上手くもないときてるからワイさんも困惑
なんか=安部公房
またレベル下がってきたな
398 :
395:2011/04/27(水) 07:52:02.14
>>396「なんか」にはニエト、アドルノ、辺見庸なんかも入ってるか?
『おはようからおやすみまで、あなたのすばらしい一日をさらにすばらしくなるよう正一杯サ
ポートいたします!』
閑散とした夕暮れの商店街、そんな立て看板を背負った背の低い少女がシャッターの閉まっ
た店の前をうろうろしている。
『まほう少女レンタル一ヶ月たったの百万円! やす売り中!』
比喩ではなく、きたない字の書かれた白い木製の看板を背中のリュックに刺しているのだ。
九壱は自転車で一度通りすぎたあと、どうしても気になって戻ってきた。
「あの」
「はっはい!」
声をかけられたことによって、少女の幼い表情は一気に期待と不安が入り交じって緊張した。
悪いけどそんな気は全くないんだ、と少年は頭をかきながら、
「『せいいっぱい』の漢字間違ってますよ」
「ふぇ?」
瞳がきょとんとしてまるくなった。
「いや、だからね、せいいっぱいの『せい』は正常の『せい』じゃなくて精神の『せい』で…
…」
少年の言葉を聞きながら、少女の首はゆっくり傾いていった。
その角度が九〇度に近くなる頃、九壱は理解した。この娘の知能の低さと、自分の無駄にし
た時間とを。
「いや、わからないならいいや。ごめん、またね」
自転車を走らせて去った。
ちなみにこの物語に九壱という少年は無関係である。この物語は魔法少女ユメカの愛と苦難
の物語。
話は一年前に遡る――
ひどい
たしかにひどい
音痴じゃないけど文痴っていうような人間もいるからね
推敲してないのか知らないけどコレ一読して違和感なかったなら作家として致命的
空き地の草むらから飛び出してきた黒猫が、少女を一瞥して道路を渡っていった。一台の車がカーステレオを響かせながら通りすぎていった。
眠りに落ちた町の中、街灯を道しるべにして歩いていった。
喫茶店の大きな窓の前で、ふと足を止めた。
ガラスに映る少女の瞳からは涙が流れていた。
歩いていくうちに涙は乾いた。やがて教会にたどり着いた。
おや、旦那? 旦那じゃねぇですかい? お久しぶりで。今お帰りですか、こんな時間までご苦労様です。
え? 嫌だなぁ旦那、私ですよ。覚えておられないんで? 今の時代こんな話し方するのは私くらいなもんでしょうに。
ささ、立ち話も何ですから、歩きましょう。実は私も家がこの辺でございまして。と、旦那、大丈夫ですかい。千鳥足じゃないですか。
お、ちょうど良い、あんな所に屋台がありますよ。どうです、あそこで一杯やりませんか? 今日は私が奢りますよ。
よし、そうと決まれば早く行きましょう。あ、そうそう屋台と言えば「消えずの提灯」って怪談があるんですが、知ってますかい?
いえいえ、そんなに怖い話じゃありませんよ。屋台はあるんですが主人がいない、なのに提灯だけは何時までも点いている、ってな話で。
提灯の火を消すと祟られるらしいですが、ええ。
いやぁ良い匂いだ。暖簾も割と立派ですね。これは期待できますよ。こんばんは、主人はいますか? なんてね。いえいえ、こちらの話。それじゃ、キツネうどんを二つ。
いやぁ美味しかったですね。特にあの油揚げが。いえいえお気になさらず、おかげさまでお金には不自由してないもので。
すいませんね、無理に呑ませてしまって。おっと、危ないですよ、肩を貸しましょうか。いえいえお構いなく。
そうそう旦那、これも怪談なんですがね、「送り提灯」ってのは知らないですか? ええまぁ昔の怪談なんで、知らなくても無理はないです。
暗い夜道を歩いていると、遠くに提灯の明かりが見える。それで、ちょいと家の近くまで照らして行って貰おうと寄ってくんですが、どれだけ歩いても提灯との距離は一向に縮まらない。
ああ、大丈夫ですよ。この林が近道なんで。まぁまぁ、ご安心を。ちゃんと送ってさしあげます。
ええっと、それで、続きなんですがね。この「送り提灯」、化かしてるのが狸か狐かで結末が変わるんでさ。
狸だとそのうち消えて終わるんですが、狐だと提灯を追いかけるうちに崖まで案内されて落とされるんですわ。
狸は馬鹿ですから、からかって終わるんです。その点、狐は賢いですからね。崖から落としてポックリ逝った所を食べるんです。
旦那、山道ですから、足元お気をつけて。ええ、大丈夫ですよ、もうすぐ着きますからね。
しかしまぁ、今の時代、明かりはどこにでもありますからね。提灯を追いかける人なんていない。困ったもんです。まぁ、狸はどうだか知らないですがね。もともと狐の邪魔をして人間を助けるような間抜けでしたから。
さぁさぁもうすぐですよ。
で、旦那。今の時代、狐がどうしてるかと言うと。知り合いのフリして近付いて、崖まで直接案内するわけです。頭が回らないように、しっかり酔わせてね。
それで、崖に着いたら後は簡単。ドン、と押すだけで良いわけです。ね? 頭が良いでしょう。
さぁ、着きましたよ旦那。と、旦那、離れてください。旦那? どうしたんですか放してくださいな。旦那、心中なんて嫌ですよ。
旦那、旦那。どうしたんですか、旦那。これじゃ私が落ちてしまいやす。旦那、酔っ払うのは結構ですが、旦那、旦那。
はな、ちょっと旦那、危ない。旦那、落ちる、落ちる。私が落ちます。やめてください、旦那。ああ、旦那、落ち、や、旦那、その顔。
……畜生お前かい馬鹿狸。
了
これは落語形式だけど、ワイさんは前例のないような癖の強い独特な文章も評価するのかな
きのことか批判対象?
>>391 >「比べるのもおこがましいわリアル星人め」
(吐き捨てたのは唾なので肉声と判断することができない!)
ワイさんのこの指摘はどうかと思うなあ。
最近は文章より内容を重視する評価が目立ってきたからな
ワイさんもそのときで考え方が違うのだろう
物語として成立してる文章(掌、短編)が増えたせいもあるんだろうね。
以前は冒頭だけ、一部抜粋、というものが多かった。
◆Puug571Ifs
こいつウゼェ。市ねよカス。
↑おまえが死ね。いや、無残に殺されろ。
413 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/27(水) 21:52:59.05
同意
荒らしはまとめて失せろ
415 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/04/27(水) 22:51:47.82
>>363-
>>366 これって、オリジナル?
本当にオリジナルだとしたらスゴすぎ。他も読ませて下さい。
ってか、プロだろ。訳文くさくて古くさいけど。
まあ、何が琴線に触れるかは人それぞれだよな
俺はごく普通だと思った
417 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/04/27(水) 22:58:38.23
>>416 そうかーそんなものか。
僕は正直、びっくりした。
きめえ
よくある感じの構成だが……
ちょっと古くさい
そこが全てだね
>>415 テーマ、キーワードをくれたらなにか書いてみよう。
スレ監視してたのかよ・・・
ワロタ
424 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/04/27(水) 23:06:05.17
え、まじで?
じゃあ、酒と古くさいのが好きだから、「カルヴァドス」と「80年代」な感じでw
いいかげんにしろw
そろそろ寒いぞw
独り芝居か・・・
自演を装った巧妙な荒らしか恐ろしく社会性に欠けているかどちらかだな
428 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/04/27(水) 23:16:25.59
じゃあ社会性に欠けてる方で。
うざいだろうから最後にするけど、「ギャツビーの女」の掌編は
ほんとに気に入りました。
できればまとまったものを読んでみたかった。
遠い日、いまよりはるかに生き急いでいた頃、パリのバスチーユ地区にある安宿に秋の終
わりからパリ祭直前までの、およそ8ヶ月のあいだ暮らした。アーネスト・ヘミングウェイが
『移動祝祭日』の中で、「人生のある時期、パリに暮らした者には一生涯、パリがついてまわ
る。なぜなら、パリは移動祝祭日だからだ。」と書いたくだりを、自分自身の眼と耳と鼻と舌
と肌で検証しようというのが、旅の動機だった。といえば聞こえはいいが、当時、個人的に
傾倒していたフランスの文学者、哲学者、思想家(モーリス・ブランショ、ロラン・バルト、
ジャック・デリダ、ミシェル・フコ、ジル・ドゥルーズ、クロード・レヴィ=ストロース、
ルイ・アルチュセール、ジャック・ラカンら)に直接会い、あわよくばインタビューしてやろう
という無謀な試みを実行に移しただけのことである。さらには、彼らへのインタビューをまと
め、『構造主義者たちのパロールの構造』なるタイトルで出版化にこぎつけたいという密やか
な企みもあった。
(à suivre)
当然のことながら、この身のほどをわきまえぬ「蛮行」は失敗に終わった。
もっとも、「顔のない作家」であるブランショがじかに他者と会うはずはない
し、「悪しきパロール中心主義」から「戯れのエクリチュール」への脱却を標
榜していたデリダがそもそもインタビューなんぞに応じるわけもなかった。し
かも、相手は「極東の小島」の名も知らぬ小僧っこである。歯牙にもかけまい。
そんなことはハナからわかっていた。わかってはいたが、「実存をさらけだせば
もしや」というような気持ちがなかったわけではないのもまた、事実である。
私のもくろみはかなわなかったが、パリのど真ん中で、憧れのストラクチュア
ル・ギャング・スターズとおなじ空気を吸い、おなじパンを食い、おなじセーヌ
川を眺め、かれらが歩いているとおなじモンマルトルやモンパルナッスやカル
チェ・ラタンを歩き、おなじパリの雨に打たれ、おなじパリの空を見上げたこと
だけで、私はじゅうぶんに満足だった。面談の交渉のために訪れたエコール・ノ
ルマル・シューペリウールやコレージュ・ド・フランスの学食で食べた昼飯はおそ
ろしいほど安く、おそろしいほどまずかったことを憶えている。
(à suivre)
紅茶臭い
エッフェル塔や凱旋門にのぼり、またサクレクール寺院前の斜面に座り、
パリの街を一望したときには、いま目の前にひろがるパリのどこかにフコ
やデリダやレヴィ=ストロースがいるのだということに思いいたり、胸につ
よく迫るものがあった。
旅程表をつくりはじめ、私淑していた清水多吉先生に相談したところ、
「ミッテランが大統領のうちに行ってきなさい。」と激励され、数通の紹介
状を書いていただいた。おかげで、当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだったユ
ルゲン・ハーバーマス教授にお会いできたばかりか、カルチェ・ラタンの
小さなビストロでごちそうにまでなった。忘れえぬ思い出のひとつである。
ハーバーマス教授は、「あなたはいくぶんか物事を性急に片づけようとす
る面があるが、それもまた若さの特権でしょう。」と言って笑い、食後の腹
ごなしの散歩の際に、セーヌ川沿いの古本屋でみずから選び、買ったポ
ール・ニザンの『アデン・アラビア』にその場でサインをし、プレゼントしてく
ださった。
「『アデン・アラビア』には純粋無垢なる魂があります。ポール・ニザンの魂は
あかむけなのです。」というハーバーマス教授の言葉はいまも私の胸をうつ。
(à suivre)
名詞ばっかりじゃねえか、中身なさ過ぎ
一生教養小説でも読んで時間を潰してなよ
きみにエンターテイメントは無理だ
紅茶呼ばわりされて何とまあかわいそうにと同情していたが
>>433的批判視点に立てばなるほど一緒に括って差し支えないかと納得した
436 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/28(木) 00:07:30.59
下手糞だな。
437 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/28(木) 00:40:47.55
はじめちゃんのが点数高いじゃん。良かったね。
てゆうか、なんでお前ここにいんの?
アリスレか詩板に帰れや
>>399 特に指摘する箇所はなかった!
既視感のある内容と構成だと思った!
既成の作品を揶揄する内容なのかもしれない!
とにかくがんばれ57点!(`・ω・´)
>>403 『〜いった』の連続が気になった!
>眠りに落ちた町の中、街灯を道しるべにして歩いていった。
(この一文だけでは猫が歩いていてもおかしくない!)
粗筋の一部に見える!
『〜いった』や『〜た』で構成された文章が拙いと感じる!
書くしかない48点!(`・ω・´)
>>404-406 古典落語をしらなくても文中の解説でよくわかる!
ただの蘊蓄で終わらずに話にもなっていて、落ちる話だけに落ちもある!
気になる点はひとつ! 知り合いのフリで騙せなければ話が台無しになる!
巧い上に読ませる内容は大いに評価できる78点!(`・ω・´)
ウンコ文章が浮くようになってきたな
全体的にほんのちっとだけレベル上がってきたせいか
パンナム・エアの、時代遅れもはなはだしい曲面の翼をひろげたアトランティック・バー
ド号は空の勇者のように静かに滑走路に舞い降りた。ゲートまで滑るように進み、タラッ
プが大きな音を立ててドアをノックした。ニューヨークからの乗客が一斉に立ちあがる。
開け放たれたドアからバハマの熱い空気が吹き込んでくる。
「いい休日を!」
ブルネットの髪を無造作にひっつめたグラマーでゴージャスなエア・ホステスが5万ドル
はしそうな笑顔を投げてよこした。
「こちらにはスキン・ダイヴィング? ゴルフ? フィッシング? それともガール・ハンティング?」
「いや、そのどれでもない。ただ本を読みにきただけだ。」
私はブルネット・グラマーにそう答え、ウィンクした。すれちがいざま、彼女はひんやりした
指先で私の右手の甲を意味ありげに撫でた。だが、私は無視した。私はニュー・プロビデ
ンス島に本を読むためにやってきたのだ。
海に向いたテラスのデッキ・チェアに座り、ジム・ビーム&ソーダを飲みながら、午後をやり
すごす。波と風の音だけが聴こえる。ときどき、グラスの中の氷が軽やかにステップを踏む
音も混じる。電話は沈黙を守りつづけている。いい兆候だ。休日を台無しにするのは決まっ
て1本の電話だからだ。
時間が止まった島で、自分だけの、自分のための時間をすごす贅沢、その充足、その優雅。
都会での日々が野蛮にさえ思えてくる。3杯目のジム・ビーム&ソーダを飲みほし、読み終え
たページにクリップをセットする。自由放埒港にアンカーを打ち込んだような気分だ。
本をテーブルに置き、海を見る。水平線から湧きあがる雲が読んでいるペーパーバックのヒ
ーローの顔に思えてくる。西から流れてきたやや小さな雲が寄り添い、動きをとめた。彼の愛
しい女にちがいない。風がかわり、ふたつの雲はさらに近づき、やがて離ればなれになった。
「さらば、愛しき女よ。人生は流れる雲みたいなものだ。」
どこかのペーパーバック・ライターが自嘲気味に書いていたのを思いだす。主人公の雲はま
だ同じ場所に浮かんでいた。
ニュー・プロビデンス島の人々はいつも最高の笑顔で迎えてくれる。この島が好きでいつも足
が向かうのは、彼らの笑顔があるからだ。島の人々は誰かに教えられるわけでもなく、そして、
誰かのためにでもなく、自分の気持ちに忠実であるがゆえに、いつも最高の笑顔を持ちつづける。
ニュー・プロビデンス島にいるときに必ず顔を出すバーに寄ると、その昔、アンドロス島のアマ
チュア・チャンプだった男がシェイカーを振っていた。スツールに腰掛け、ペーパーバックをカ
ウンターに置いた。元チャンプはシェイカーからグラスに酒を注ぎ終えると、私のためのギムレ
ットを作りはじめる。彼のギムレットはそのレフト・フック同様、ニュー・プロビデンス島で人生の
大半をすごす者の宝だと誰かが言っていた。
「ようこそ、ミスター・ペーパーバック。ナッソーでいちばんのギムレットです。」
よく冷えたギムレットと熱いストーリー。都会では味わえない至福のトワイライト・タイムだ。
カウンターの横に置かれたソニーの赤いポータブルTVでは、騎兵隊がインディアンと戦っ
ている。
いつもペーパーバックで想像の旅をしていた。ニュー・プロビデンス島に来るようになったの
はイアン・フレミングの『ナッソーの夜』を読んでからだった。キリマンジャロの山、キーウエス
トの海、パリの夜、スペインの闘牛場。いずれも想像の世界で遊んでいた。そして、ニュー・
プロビデンス島だけが本当の旅の地となった。ニュー・プロビデンス島ではゆっくりと心ゆくま
で本が読める。『ナッソーの夜』に導かれ、初めはただ「本がゆっくりと心ゆくまで読める」とい
うだけの理由でやってきたのに、今ではこの島の人々の笑顔を見ることも重要な旅の目的と
なった。
ぺーパーバックの中で実に多くの人々と出会った。彼らの笑顔はいったいどんなものだろうか。
あるいは、彼らの流す涙のうち、いったい幾粒がダイヤモンドで、カリブの海にはどれくらい流れ
込むのか。今夜も、新しい笑顔、美しい涙と出会うためにペーパーバックを開く。私の ”ペーパ
ーバック・トラベル”は、まだ始まったばかりだ。
最近オチのしっかりしたレベル高い作品増えたなと思って調べてみたらほとんど盗用じゃん
449 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/28(木) 11:41:41.43
446はなんでこんなにえらそーなの?
僕は君が好きだ。君を見ると体の芯が熱くなる。薄い皮膚に震える君の脂肪が、曇って柔らかな身ごなしが、全て全てが好きさ。
食べ物をよく膝に溢す、悪い点まで、好きになってしまう。
君を想うと、深い疲労の海を泳がなければならないんだ。自分の中の苦痛と快感、どちらが大きいのか、まったくわからなくなる。しかし満足なんだ。
いつになくしみとおる、君の微笑みを見て、僕は僕の繋ぎ止められた浮遊感が、恋のそれだと確信したよ。
君がいれば、"常識を守れ"とのたまう亡者の既得権益を守るために、欲望のまま扱われる、現実離れしている現実だって、受け入れられるよ。
だけど高い場所だけは駄目なんだ。本当に君が好きで、君に手を伸ばしたいのに、伸ばすことが耐え難いんだ。
泣きそうで、実際に泣いたこともあるけど、解決には及ばない。
高いところを意識すると、お腹が回転して、心臓が膨れ上がって耐えられない。震えるし、息苦しいし、そして眩しいんだ。
太陽はずっと向こうなのにね。身構えても、ありのままを受容しても、同じさ。
風にせり出されると、身動きが取れなくなる。風が無くても、風に煽られる幻覚と幻聴がして、そうなったら終わりだ。
ぐるぐると地べたが回ってへこむ。
安全は確保されてる? 君の安全は通用しても、僕の安全が通用するかわからない。この考えが、どうしても這入りこむんだな、陰々と滅入ってきて、僕をさんざん打ちのめしたあと、退けと囁いてやまない。
でも、でも、僕は君が好きなんだ。石が蜂蜜になろうと、赤に赤が混ざって青色になろうと、好きさ。
キャンドルの炎が太陽より明るく輝くとき、それは、僕が君を見る瞬間さ。
たしかに僕は若い。君を好きだと想うそれは、思い込みかもね。でも、思い込みは、意思を貫く熱さ。
君が望むならば、ちょっとの苦痛すら、嗜虐的な快感の坂として転がり落ちられる。
それでも高い場所は駄目だ。高いところの新鮮な空気が、僕には毒なんだ。見るだけでもきついのに、居るなんてもっての他だ。
さわやかな空気という概念が、僕の場合、地上の空気とは違う負の印象に変わる。拒否反応を起こす。
表皮がえずいて、酔いが体の中を這い、最後には途方も無い頭痛になるんだ。
閉じられた蛇口に留まる、水の心境に、似ているかも。
いつの日か、高所に立つことで、高所に対する嫌悪を乗り越えようとしたけど、掃除機を前にする紙細工だったよ。
症状が収まって、辺りを確認すると、僕はいつもの病院に居る。毎回愕然とする。そして、今日も君のところへ行けなかったと知る。これが一番、やりきれないんだな。
反省するよ。瞬間は、いますぐ捕まえなければ間に合わないのに、僕ときたら背いていたんだ。
僕は自分を偽れない。君のことが好きなんだ。高いところだって構わない。君のもとまで登るよ。
奴は僕の内部に、とめどない恐怖を植えつける。いつもの僕は、奴に直面すると、自分をたまらなく抱き締めて、どこか深い淵に落ちていった。
けれど、闇はせいぜい執行猶予にしか過ぎなかったんだ。
引き止めるにも引き止められなかった僕を、僕は静止するよ。もう遠慮しない。
登りきるから、どうか君は、君の周りに纏わりついている、金髪のそいつから離れてくれ。
これはやりすぎるとかえって気持ち悪い、っていう見本かな
長編の中の一節で、ここだけこういう文体だっていうならまた評価も変わるんだが
453 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/28(木) 16:04:29.30
「評価」だって(プッ)「気持ち悪い」のはおまえだろうが(ププッ)
(「批評トハ『無私』ニ至る道デアル」って言葉知ってるか? 知るわけねえな。プップッ)
掌編晒すスレになって来てんだよ
ワイはもうちょっと文章評価に重点戻せ
そのうち完結した話じゃないと晒せなくなるぞ
>>443-445 >電話は沈黙を守りつづけている。いい兆候だ。
(兆候は見られない! 『いい状態だ』の方がよい!)
最後のくだりで全てが本の中の体験に思えた!
実際には現地に訪れて本を読んでいるのかもしれない!
二つの意味が評価を二分する!
『ペーパーバック・トラベル』というタイトルの本が実在するので余計に判断が難しい!
最後に現地の描写を挟んでもよい64点!(`・ω・´)
>>450-451 >曇って柔らかな身ごなしが〜
(よくわからない挙動!)
>食べ物をよく膝に溢す
(落とすではないのか!)
>風にせり出されると
(想像が難しい!)
彼女は高い所にいる! 金髪のそいつは天使に思える!
病弱な主人公は安らかな死を望んでいるのだろうか!
絵画の『ヴィーナスの誕生』が思い浮かんだが天使はいなかった!
全体の作りがぼんやりとしている! 畳み掛ける比喩で日本語の意味が危うい!
解釈の多い話は読んでいて頭が疲れる57点!(`・ω・´)
「どうとでもとれる表現」を多用するのはやめましょう
ってことね
またウンコか
レトリックはほどほどが一番だよ
文章の限界をつくる?
読者のいない文章に何の価値があるの?
>>460 限界域にまで達してもいないレベルで案ずることもない
一般的な感覚のい奴には天才も馬鹿も一緒に見えるだろうね
面白い人が思う原点はいかに一般の感覚から遠く離れているからでしかないのだから
ん?
悔しいんじゃね?
作者じゃないのに悔しがる奴はいないだろう
ファン
460の発言をした者だが少なくとも451を読んでファンになる奴はいないだろうw
世の中まさかがあるから面白い
まさかにすがって無職の道へ一直線
それもまた、まさか
名前ミス 本当にやめてくれ
失せろカス野郎
475 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/04/28(木) 22:16:06.51
4限目の体育が終わって、私は授業で使ったハードルを倉庫に片付けていた。
5月。新学期が始まってひと月たって、クラスの雰囲気も和んできたころだった。
何往復かして、ようやく全部のハードルを倉庫に仕舞い終えた。もうすぐ次の授業が始まってしまう。
私は急ぎ足で倉庫から出ようとした。
入り口で突然、抱きしめられた。
うわっ、え? 何?
体育の、高梨先生だった。
「ごめん」先生はいきなり謝った。「はじめから、こうしたかった」
は? なんだか分からないけど、先生のジャージはカスタードクリームの匂いがした。
「分かるでしょ? ハードル片付けるようにってあなたに言ったのは、二人きりになりたかったから」
先生は体操着の上から私の乳房を掴んだ。
実話なんですが、続けた方がいいでしょうか?
続けないでいいです
実話だろうがなんだろうがきっとつまらないだろうから
477 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/04/28(木) 22:20:32.95
バカは放って置いて、評価の方はおねがいしますね。
ピリピリしすぎだろw
まーたゴミ文量産機にしかなれないゴミコテか
480 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/04/28(木) 22:25:39.39
えーと、女神板でおぱい晒すのもあきたから、小説でも書こうとおもってるんだけど。
だめ?
>>477 評価も何も糞そのものだろw
垂れ流したら誰かが処理してくれるのが当たり前だと思うな
ちゃんと便器に流せ、このうんこ野郎
片パイでも晒してホザケ
483 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/04/28(木) 22:28:25.07
あたしのうんこなら、よろこんでくれる人いると思うなー
てゆうか、あんたよりあたしの方が小説上手だよね。
484 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/04/28(木) 22:29:10.34
>>482 女神板で見たことないの? 腐れ童貞君?
おっぱい晒してちやほやされて人気者だと勘違いした女神様が小説を書いたお
>>475
486 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/28(木) 22:33:44.10
487 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/04/28(木) 22:34:15.56
いやまぢで人気あるんだよー
てか文学青年?のあんたらって、ほんと暗いね。
すなおにおぱいみせてって言う女神板のひとたちのがかわいいよ。
おっぱいくらいネットでいくらでも見れるしな
大して価値は無い
489 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/04/28(木) 22:36:50.39
>>486 だからー小説の一部を投稿したじゃん。
あんたのがいい文章書けるっての? じゃあ勝負しようよ。
あんたも投稿してさ、どっちが点数高いかやろうよ。
まー無理だろーけどねーばーかー
あたしより点数上だったら、しゃぶってやんよw
491 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/04/28(木) 22:40:46.24
あそこは拭かなくてもいい?
つーか、そこで自信満々に晒したのがかこれですか、素晴らしい
りっぱなおっぱいを晒し乳首を尖らせる女神様は筆力まで尖ってらっしゃる
だせいで生きている凡人には理解できませんわ
ろくでなしは去りますわ ばいばい
>>475
前科はあるけど女性経験はないわw
494 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/28(木) 22:44:51.83
>>475 >4限目の体育が終わって、私は授業で使ったハードルを倉庫に片付けていた。
>5月。新学期が始まってひと月たって、クラスの雰囲気も和んできたころだった。
(季節の説明を経て現在の状態を語った方が自然に思える!)
>先生のジャージはカスタードクリームの匂いがした。
(理由がわからない!)
>「分かるでしょ? ハードル片付けるようにってあなたに言ったのは、二人きりになりたかったから」
(同性を思わせる会話文! 異性とすれば違和感がある!)
>実話なんですが、続けた方がいいでしょうか?
(ワイの判断するところではない! 本人の気持ち次第!)
学校が舞台と思わせるだけで何もわからないに等しい43点!(`・ω・´)
出たー四十点台
ワイも真面目に採点せんでもw
>>先生のジャージはカスタードクリームの匂いがした。
先生は甘いにおいの香水付けていたんだろ
つまり」先生は女である可能性が高い
確か糞文だが、プギャーのいつもの断言による比喩否定が又でたなw
497 :
akiyosi 秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/04/28(木) 22:53:42.13
ちぇー、わかったよ。
筆を使うより、使わせてあげる方がむいてるってことだね。
ワイさんとみんな、かまってくれてありがとう。
気が向いたらおぱい見に来てね!
わざわざ見に行かんわw晒したいなら此処で晒せ
そしたら文を書かずにマス?くわw
499 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/04/28(木) 22:56:45.63
恥ずかしいじゃんふつうに。
ここはだって、あかでみっくな文学青年の集いでそ
女なんか架空の存在だろ。
俺には縁がねえよ。
おまえらツンデレすぎるだろwww
女来ただけでこの盛り上がりようはなんなの
>>499 文学はそんな難しいもんじゃない
それこそオナニーとなんら変わらん自慰だわ
504 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/28(木) 23:01:25.73
>>497 ワイは巧拙で文章を選ばない!
出された文章を可能な限り、客観的に評価する!
初めから巧い作者はいない! 努力に勝る上達はない!
ワイの考え!(`・ω・´)
しかもその女はあくまでキャラ設定上の性別である
506 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/28(木) 23:03:56.57
雑談スレでも書いたが、俺はこいつ知ってるw
名字はしらんが、リョーカだよなw
507 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/04/28(木) 23:05:52.09
ワイさんかっこいー!!
ちょーほれちったー!!
わたしも上手になれるかな? またかいちゃおうっと
リョーカってニコナマにいるおばさんか?そいつだったらなんかきもいな
ワイも元気だなwwwww
このエロオヤジめwwwww
こらー!
23歳はきみらにとってはおばさんか!
うせろネカマ野郎
うせろカリフラワーちんぽ野郎!
ネカマが調子に乗るな
ここじゃおまえのネカマにだまされる奴はいねーよ
帰れ
同一人物かどうかは知らんが、女神板にいた凉香は知ってる。
お世話になったw
つうかまじで巣に帰れ
同感。
あんたは女神板でびーちく晒しててくれ。
文章はカスだ。
517 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/29(金) 00:12:38.09
帰ったのか?それはそれでさみしいなw
518 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/29(金) 00:41:05.49
完結してないけど、見てくだしあ
文学的表現とかもない
519 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/29(金) 00:59:29.03
たまり場を探していたのだ。知らずの内に。
僕のような社会不適合者は、歩いているだけで気が滅入る。
人々の視線で身が削れ、すれ違う女たちの笑い声は僕を嘲笑している。被害妄想なんかじゃない。
地面に目を落として歩いていると、前に留まる靴が見えたので顔を上げた。
そこには、僕とよく似た風貌の男性が佇んでいた。不潔に伸びた髪の隙間から目が覗く。目付きの悪いその目は、こちらを睨みつけていた。
僕は再び俯く。ただ、ぶつかりそうになっただけだ。どうってことない。自分にそう言い聞かせながら。
僕は人間が苦手だ。昔から人と喋ろうとすると頭が働かなくなる。
頭が真っ白になり、せめて何か話そうとした口は酸素を失い、喘ぐように言葉を漏らす。
そこから先は知らない。勝手に現実逃避してしまうようで、何も覚えていないのだ。
例え自分が相手でも、上手く話すことはできないだろう。
一歩横に避けると、相手も同じ方向に避けた。慌てて戻ると、相手も同様に動いた。
ああ、あるある。偶然だ。でもおかしい。彼は、僕の動きを見てから進路を防いでいるように見えた。
動きが少し遅れていたのだ。これは故意だ。僕の財布を狙っているのだ。
そこで僕の頭はショートした。
薄暗い照明の下で目が覚めた。
頭を割るような喧噪が、僕の耳を劈く。
うるさい所。それは、僕が最も嫌いとする場所の一つだ。だが、薄暗い。それは好ましいことだ。
「あ、起きたー?」
甘ったるい、しかし低い男の声が耳に届く。
僕の体は一瞬にして緊張し、ぎこちなく声の方を振り向く。
「ごめんね、勝手に連れてきて。あ、ここはお寿司屋さん。アタシの店なの」
521 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/29(金) 02:21:43.25
>>519 > 人々の視線で身が削れ、すれ違う女たちの笑い声は僕を嘲笑している。
重複表現だたスマン
522 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/29(金) 02:36:20.91
>>520 光る表現はないものの、全体的に読みやすくて好感が持てた。
とはいえ、所々首を傾げる描写があったので、推敲で直していくとよい。
自分の感情を大切にし、独特の表現を身につけたら言うことなしだと思います。
>>440 今さらだが評価ありがとう
落語形式でも評価してくれるんだなw
524 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/29(金) 06:19:10.92
>>519 >笑い声は僕を嘲笑している。
(確かに重複! 被害妄想の激しい主人公の為、それほど違和感はない!)
>〜目が覗く。目付きの悪いその目は、こちらを睨みつけていた。
(この一連の目に関する箇所の見栄えが悪い!)
社会不適合者と自ら烙印を押した主人公!
一人称なので他人を利用して説明する流れはよい!
記憶が無くなる前の説明も滑らかで巧く場面転換に活かしていた!
冒頭としてはよい70点!(`・ω・´)
>>520 >どこに行こうったって
(女子高生の言葉でも引っ掛かる!)
彼女は大学生の主人公の家に押しかけて持参したパイを切り分ける!
切り分ける道具まで持ってきたのか! 初めて訪れた家で刃物を調達できるとは思えない!
>最も興味を抱きにくそうな部屋
(最もと強調していながら、そうでもないような書き方に引っ掛かった!)
>女の子を一人にしておいてっちゃうくらいには甲斐性がない
(彼女は主人公が大学の講義に出ることを引き止める!
返事がない間に勝手に拒否されたと思い込んで怪しい日本語を使った!)
>いつも通り夕方には来るから〜
(彼女の家に行くのは主人公!)
光景を粘り気のある液体に例えて網膜に焼き付けようとしていた!
粘性のある光景なので網膜に張り付けた方がしっくりくる!
>薄暗い喫煙ボックスのには〜
(『の』は不要!)
>たぶん俺に追いかけてるなんて気づきもしなかったぜ。
(『に』は『が』の方がよい!)
文章に癖があるように思った!
『〜に』を多用して日本語の意味が不安定!
『〜で』や『〜が』を適宜、使うようにした方がよい!
強い言葉を切り出して最後は推論で締め括る表現が多い!
作者が主張したい部分は、はっきりさせた方がよい60点!(`・ω・´)
>>475 処女作で76点、第一回ワイスレ杯で4位を取って天狗になってる僕が感想を入れてみるっス。
文章のリズムが悪いっス。
小説は音楽に近いものっス。歌ってる感覚で文章を書いた方が綺麗に書けて良いっス。
重要なシーンは時を止める感覚で書くっス。
作品世界に入りきれてないっス。
一人称の場合、作中の主人公と深くシンクロして書くことが、もっとも重要なことっス。
主人公が、何を、どう見て、感じたか、作品に刻み込む為に、作品世界に潜る感覚で書くっス。
中途半端な気持ちで書いちゃ、ダメダメっス。
527 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/29(金) 10:55:34.42
【仏草】
ぶつくさ ぶつくさ 仏様 ぶつくさ
ぶつくさ ぶつくさ 仏様 ぶつくさ
仏様はどうして歩く?
さあて 単なる道草さ
ぶつくさ ぶつくさ 仏様 ぶつくさ
ぶつくさ ぶつくさ 仏様 ぶつくさ
仏様は何をおっしゃる?
さあて 単なる鼻歌さ
ぶつくさ ぶつくさ 仏様 ぶつくさ
ぶつくさ ぶつくさ 仏様 ぶつくさ
仏様には恋人いるか?
さあて いたやもしれぬかも
ぶつくさ ぶつくさ 仏様 ぶつくさ
ぶつくさ ぶつくさ 仏様 ぶつくさ
仏様は虚無を感じる?
さあて 雨ふりゃ踊りたい
ぶつくさ ぶつくさ 仏様 ぶつくさ
ぶつくさ ぶつくさ 仏様 ぶつくさ
仏様はどうして生きてる?
さあて 死はなんと言うやら
ぶつくさ ぶつくさ 仏様 ぶつくさ
ぶつくさ ぶつくさ 仏様 ぶつくさ
くだらぬ世界をどうすりゃ笑える?
さあて 世界は広すぎる
ぶつくさ ぶつくさ 道草人生
ぶつくさ ぶつくさ 人生道草
>>527 後半になるにつれて韻を踏めていない!
単語の選び方もだんだん適当になっていく、ただ思いつきで書いたのか!
「ぶつくさ」の連続も途中で間延びしてくる!転調が必要!
集中力が最後まで行き届いていなかった48点!(´・ω・`)
529 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/29(金) 12:56:07.08
>>524 ありがとう!
指摘されて初めて気付いた。
精進します
>>522 ありがとうございます!言い回しにはかなり気を配っているつもりなのですがまだまだですか。
過剰ではないか過不足ではないか気をつけます。よければ気になった言い回しを教えてもらえれば嬉しいです。
>ぷぅぎゃああさん
いつもありがとうございます。
>どこに行こうったって
(女子高生の言葉でも引っ掛かる!)
二転三転させた彼女のキャラ変のとりこぼしでした。ご指摘ありがとうございます。
>光景を粘り気のある液体に例えて網膜に焼き付けようとしていた!
粘性のある光景なので網膜に張り付けた方がしっくりくる!
たしかにそいうかもしれません。自分なりに改稿しておきます。
>文章に癖があるように思った!
『〜に』を多用して日本語の意味が不安定!
『〜で』や『〜が』を適宜、使うようにした方がよい!
強い言葉を切り出して最後は推論で締め括る表現が多い!
どうも自分の文章はワンパターンだと思っていたところでした。目から鱗です。ワイさんの慧眼に感謝。
もっと書き進めたらまた持ってきます。
現在およそ30000字、序盤完。
http://novel.fc2.com/novel.php?pg=17&mode=rd&nid=98548 序盤の特に推敲した箇所
基本@世界観
A登場人物
B流れとリズム
C伏線の設置場所
この4点に重点を置きました。
原発問題という卑怯な切り口から話を動かしています。
不謹慎とも言える社会問題をコミカルに描く。
これ、今年のテーマです。
プロット練ったあと、1人称でいくか3人称でいくか迷いましたが、
大佐の目線の1人称は良かった気がします。どうでしょうか?
美少女は9人くらい置いていると思います
語り手とヒロインは読者に想像させる狙いがあるのですが成功しているでしょうか?
描写の多い順に重要な登場人物なのはいうまでもないのですが
出来る限り平等に描写しているつもりではいます
主人公は大佐とコウスケです。シャーロックホームズのワトソン君とホームズの関係で書いているつもりなのですが
自分でざっと読んだところ、明らかにコウスケの描写不足で脇役になっている気がする。書き手の私ではコウスケの位置がどのあたりにいるのか不安です。
読み手の意見をお願いします。
序盤戦の評価およびいつもの採点お願いします。
>>531 文章とかこの際どうでもいい
天性のギャグセンスを感じる
ある種の「笑ってしまうしかないばかばかしさ」(褒め言葉です)
これが意図されたものなのか、無意識によるものなのかで評価は分かれる
意図的にやってるなら大したもの
70点〜80点あたりが妥当かと
>>532 2ページ目の、美少女たちの無理な注文なんたらの時点でですでに冷めた
設定が糞オタク過ぎて一般人にはきつい
532の言うある種の「笑ってしまうしかないばかばかしさとはいったいなんだったのか未だに理解できない
信じて読み勧めた俺がバカだったと思ったがこれも萌え要素を大事にするラノベ読者との考え方の違いなんだよな
>>531 かなり怖い話だと思ったけど(社会問題)
乗りは軽いが使うネタがリアル(実在名詞を使っているためか)
序盤だけなら、そこらのラノベよりおもしろいから地震もて(不謹慎な発言スマソ)
>>535 >地震もて(不謹慎な発言スマソ)
不謹慎関係なく、こういうの面白いと思ってる?
537 :
532:2011/04/29(金) 20:28:06.72
ナンセンスな荒唐無稽さを「なんじゃこりゃwww」と笑えるか、「は?こんなのありえねーから。バカじゃないの?」と冷めた目で捉えるか、そこは読み手次第かと
エンターテイメントに対する定義の違いだね
経験を積めば積むほど後者の状態に陥りやすいけど、書き手を目指すなら前者の目を持つべきじゃないかな
538 :
535:2011/04/29(金) 20:54:24.99
>>536 面白いの定義はギャグのことでない
それに書いた彼にいいたくない気がする
面白いなって思うところは、学生運動が盛んだった時代を未来で描写したりさ
チェ・ゲバラやナウシカや横溝正史とかラノベのくせに読み手の心をチクチクさせているじゃない
40代の人のような気もするけど、古臭いおもしろさが斬新で面白いと感じたのかも
40代じゃないだろ
学生運動なら団塊世代w
惜しげもなくネタを晒すところが怖い
もったいなくて俺なら晒さない
それ以上も物を書く自信があるのか限界なのか
前者ならすごい人後者なら60代のロリコン伯父さん
伯父さん?
なんだ、あんたの身内か。
541 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/30(土) 00:05:11.33
>>539おまえに晒すネタあんのか?あるわけねえよな
団塊世代
文化的には村上春樹・宮本輝などの純文学の担い手を生み、赤川次郎・荒俣宏・北方謙三・菊地秀行ら
娯楽的な小説の大家を輩出した。かわぐちかいじ・武論尊・本宮ひろ志・弘兼憲史・小山ゆう・植田まさし・
聖悠紀・石川賢・安彦良和・大河原邦男、少女漫画界の24年組や池田理代子・一条ゆかり・大和和紀など
が活躍し、1970年代以降の、漫画・アニメからなる新興文化(サブカルチャー)の隆盛を支えた人々である。
なるほど伯父さんね
543 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/30(土) 01:10:37.96
>>532 アイデアって無意識から沸き起こるものだから取捨選択に際して意図的になるだろうけど、無意識が創作において利用されなければ独創性は生まれないよ
笑ってしまうかもしれないばかばかしさって凄い的確だと思う
自分、小説とか詳しくないんだが、
>>531みたいな文章って前例あったりする?
>>531 アイデアやギャグセンスより
設定の厚みを感じた
これがSFってやつなのかって思った
文は読者に親切なひらがな変換してくれてたので読みやすかった
546 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/30(土) 01:35:30.78
無意識を否定して意図的なものしか認めない人って、自分でアイデア思いつけないからパクリでしか書けない人だと思う
547 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/30(土) 01:38:52.43
これは酷いじえ
548 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/30(土) 01:56:56.33
>>544 団塊世代説を鵜呑みにして
>>542から察するに……
赤川次郎?
かわぐちかいじ?
安彦良和・大河原邦男?はリスペクトしていると思われ、古臭い表現が随所にみられ、文体は長い文と短い文の伸長が大きいという特徴がみられ、巧みに構成している辺りはプロットかなり練ってような気が、
最後までこのテンションで長編完成させればかなりいいものになるき気がしないでもないと長文真似したができたか?
プロット脳内で練ってるんだけど、ちゃんと紙に書き出さなきゃ駄目かな
ワイさんはアイデア書き溜めないって言ってたけど、プロットとかも書かないのかな
>>548 テンションは1,2ページくらいは高いけど、それ以降は少し抑え気味で徐々にまた上げたと感じたけどね。
20ページの序盤の最後にピークを持ってきて、リンゴとニュートンで着地しているけど、構成がうまいのは確かだな(エピソード挿入)
しかもそのニュートンが物語のキーになることも暗示している。土方もそうかな
伏線回収しながら、伏線を置いての繰り返しのリズムがいいと思う
よく考えたらいろいろありえない話なんだけど大佐の仮面とか。
>>531 萌えはこの際、いらなくないか? 世界観が不似合い。ふつうのスペースファンタジーでいける
この話収まるのかが疑問? 展開が遅い気がする
(個人的な意見だけど)
ここまでどうみても主人公は大佐。
552 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/04/30(土) 06:57:46.71
>>527 タイトルにもなっていて、これを無くしては詩が成り立たない!
その『仏草』が真っ先に引っ掛かった!
読み仮名は『ほとけぐさ』で正式名はオノマンネングサ!
中身の問答は適当のように見える!
>ぶつくさ ぶつくさ 道草人生
>ぶつくさ ぶつくさ 人生道草
最後の二行が内容の全てだった43点!(`・ω・´)
>>531 @世界観
原発問題は時事なので読んだことはない! 以後、似通った作品が増加すると予想はできる!
その部分を省くと新○紀エヴ○ンゲ○オンに似ている! 『ヒャクセン』の作りが特に意識させる!
A登場人物
大佐と楽助が目立っていた! コウスケは楽助の性格を受け継いだクローンのような存在に思えた!
美少女は並列で印象が薄い! 同等に扱っている為、特徴を見出すことが難しい!
B流れとリズム
流れは悪くない! 展開の中で取っ掛かりを与えてから、次の場面に繋げていた!
日常が舞台の話に見える! 名称の関係で近未来の日本!
航空自衛隊に所属する大佐が癖のある連中に手を焼きながらも時に教えられて落涙する!
大佐の成長物語! 今のところ、SFの印象はほとんどない!
C伏線の設置場所
伏線は通しで読まないとわからない! 今後、物語の中心がロボットに移行するような気がする!
戦死した優秀な部下の組織をヒャクセンに取り込む!
そのような仕様に大佐は楽助を強く非難した! 部下を死なせた責任もあって酷く落ち込んだ!
しかし、戦いは待ってはくれない! やがて大佐は戦いの中でロボットと心を通わせていくのだった!
そのような内容が頭に浮かんだ!
序盤を含めたワイの個人的な感想!(`・ω・´)
>>531 >自然と人工物のポリリズムというべきか〜
(ポリリズムは音楽に対して使った方が適切に思える!
もしくは音楽的な表現を事前に織り込んだ方がよい!)
動物や昆虫まで人間が作ったのか! 自然の生態系から隔絶された場所では違和感がある!
>ドアの端によかってコウスケと並ぶ。
(『よっかかって』のような気がする!)
>そして購入にした新聞〜
(『に』が不要!)
>2位から4ゲーム差をつけて首位だ。
(『から』は『に』の方がよい!)
>私は参事した横溝正史の『女王蜂』を広げる。
(参事は間違い! 持参の類いで構わない!)
慌てて書いたような印象がある67点!(`・ω・´)
>>550 プロットは書く!
登場人物の設定も書く!
年齢、職業、見た目、性格、癖、過去の遍歴は必須!
内容によって更に細分化される!
プロットは作者の備忘録も兼ねている!(`・ω・´)
531の人、凄い自演だなあwご苦労な事でw
557 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/30(土) 08:07:49.71
あれだけ長々と書いて70点にすら届かずか
なんか可哀想だな
だって、上手くも無いし、つまらないじゃん。考えさせる内容でも無いしな
金もらっても読みたくないレベル
>>554 今回分の評価!
ここまでの評価ではない!
エヴァと言えば、その不朽の名作を超えたと巷間では話題沸騰中の魔法少女アニメはワイさんも見たのかな?
オタクくせえ話題出すなよ
ラノベ層は二番煎じを様式とか思っていそうだから困るなw
562 :
噛む男:2011/04/30(土) 10:39:17.93
私の耳たぶを噛む男がいる。男は私の耳たぶをとても上手に噛む。
噛むというより、撫でられているように感じることさえある。彼が
私の耳たぶを噛むようになってから、もう3年半だ。初めのうちは
チョコレートと人参のピクルスをいっしょに食べるような違和感が
あったが、いまではすっかり慣れてしまった。
噛む男の名前はいまだにわからない。外見はきわめて霞ヶ関官庁
街的である。グレイ・フランネルの高級そうなスーツを着ている。
髪の毛の右の生え際に3センチばかり白髪が密集していて、ちょっと
尖った顔だ。耳が極端に小さく、500円硬貨ほどしかない。瞳は右が
榛色で、左が橙色だ。特筆すべきはその鼻と唇の形状である。鼻は
ステルス戦闘機B-2そっくり、唇はズムウォルト級ミサイル駆逐艦の
艦橋部を縮尺したとしか思えない。顔面ステルスとでもいいたいほど
だ。普段、同僚たちから「ステちゃん」と呼ばれているにちがいない。
563 :
噛む男:2011/04/30(土) 10:40:15.14
男に出会ったのは、2007年12月8日である。昼下がり、私はダッフ
ル・コートのフードをすっぽりかぶり、日比谷公園の噴水の近くのベン
チに座って高橋源一郎の『ジョン・レノンと火星人』を読んでいた。突然、
頭になにかが触れた。噛む男だった。私は驚いて振り向いたが、噛む
男は当然のように私の耳たぶを噛みつづけた。気でも狂っているのか
と思ったが、噛む男の左右で色のちがう瞳にはかけらほども狂気は浮か
んでいなかった。
「やめてくれよ。見知らぬ人間に耳たぶを噛まれるのはあまり好きじゃな
いんだ。」
右の耳たぶに噛みついている男を頭を振って引き剥がして言った。しか
し、噛む男は私の声などまるで聞こえない様子だった。警察を呼ぶぞと
怒鳴っても噛む男はどこ吹く風で、スミルノフの空き瓶みたいにクール
だった。噛む男はルーティン・ワークでもこなすように淡々と私の耳たぶ
を噛みつづけた。
564 :
噛む男:2011/04/30(土) 10:41:11.16
男が噛むのをやめそうになかったので、迷ったすえ、肩越しにゲンコツを
食らわしてやった。噛む男はすっ飛んだ。そして、かすかな呻き声を漏らし
た。だが、噛む男はすぐに起き上がり、無言で再び私の耳たぶを噛みはじ
めた。鼻血が出ているのを見て、ちょっとだけ気の毒になった。鼻血が出
るほど強く殴らなければよかったと後悔した。軽く耳たぶを噛まれただけ
で、これっぽっちも痛くはなかったのだから。鬱陶しくはあったが、そんなこ
とはこの国には掃いて捨てるほどある。セヴンイレヴンに行けば、レジのそ
ばに山積みで置いてある。まっとうな人間は他人が鼻血を流すほどのパン
チを繰り出すべきじゃない。あのときの私はよっぽどどうかしていたのだと
思う。噛む男にはいまもあのときの無礼を謝罪する。もっとも、噛む男は私
が謝っても無表情で私の耳たぶを噛みつづけるだけだ。
私は逃げようとした。しかし、噛む男は私の耳たぶを噛みながらついてき
た。走り出すと、一瞬噛む男を引き離すことができたが、噛む男はなんとし
ても私の耳たぶを噛もうと追ってきた。丸の内警察署まで行って、「お巡り
さん、この男が私の耳たぶを噛むんです。困るんです。助けてください。」
と訴えようかとも考えたが、そんなことに前例はないだろうし、怪しまれて
身分証を見せろと言われたり、痛くもない腹を探られ、意地の悪い質問を
浴びせられた挙げ句の果てに逮捕されないともかぎらない。実は、私自身
が「舐める男」として指名手配中だったのだ。私はすぐにあきらめた。
565 :
噛む男:2011/04/30(土) 10:42:02.59
とにかく家に帰ることに決め、地下鉄日比谷線に乗った。噛む男も私の耳た
ぶを噛みながら乗り込んだ。先頭車両の一番前の座席に座ると、噛む男は
私の真横に立ち、左手で手すりにつかまりながら、執拗に私の耳たぶを噛み
つづけた。近くの乗客のうちの数人が顔を見合わせてこっそり笑うだけだっ
たが、異変に気づいた運転手もちらちらとこちらを見はじめた。次第に地下鉄
の車内に他人の小さな不運に遭遇できた喜びのたぐいの笑いが広まってい
き、ついに乗り合わせた人々全員が腹を抱えて笑いはじめた。私は恥ずかし
くて右の頬が少し燃えてしまったほどだ。
私と噛む男は六本木駅で下車した。残った乗客たちはいかにも名残惜しそう
に私と噛む男を見送っていた。芋洗い坂を急ぎ足で下った。すれちがう誰もが
みんな、あきれ顔で振り向き、声を上げて笑った。私はよっぽど、「おまえら!
なに見てんだよ! 耳たぶを噛まれてるのがそんなに珍しいか? 面白いか?」と
言ってやろうかと思ったがやめた。彼らが笑うのはもっともだ。グレイ・フランネ
ルの高級スーツを着た男に耳たぶを噛まれながら芋洗い坂を急ぎ足で下る
人物にはそうそうお目にかかれるものではない。
途中、けやき坂のTSUTAYAに寄ってジョン・ケージの『4分33秒』とカール・ハ
インツ・シュトックハウゼンの『4機のヘリコプターと弦楽のための四重奏曲』を
試聴した。私が試聴しているあいだも噛む男はヘッドフォンの脇から私の耳た
ぶを引っ張りだして噛みつづけた。
566 :
噛む男:2011/04/30(土) 10:42:50.19
私の知るかぎり、噛む男は一睡もしないし、なにも食べない。水道の蛇口から
垂れる水滴をたまに手のひらにつけ、唇の端から薄桃色の舌先を出して舐める
程度だ。そのときさえ、男は私の耳たぶを噛んでいる。男は一瞬たりとも私から
離れない。入浴のときも排便のときもだ。男が私の耳たぶを噛みはじめた頃は
一晩中眠れなかったが、今では噛まれていないと眠れなくなってしまった。日常
というのは恐ろしい。
もちろん、われわれはいつも良好な関係を維持できていたわけではない。季節
に一度は男にかなりきつい口調で耳たぶを噛む理由について詰問した。しかし、
男は答えず、黙って私の耳たぶを噛みつづけるだけだった。何度となく私は男
に暴力をふるった。鼻っ柱にゲンコツをお見舞いしたり、頭突きを喰らわしたり、
膝蹴りを鳩尾に入れた。男の鼻腔に2Bの鉛筆を突き立てたことさえある。それ
でも、男はされるがまま、呻き声ひとつ上げなかった。暴力をふるわれるのも仕
事のうちといった風情ですべてを受け入れた。噛む男は私の耳たぶを噛むこと
に揺るぎない信念をもっているように思われた。
いまや、私は男に耳たぶを噛まれていないと、この先、生きていけないのだと
考えるようになってしまった。2007年の冬の初めから3年半も続いているこの
異常な事態は、世界のなにごとかを象徴しているのだ、とも。そして、そのよう
な考えに至った今朝、私の鼻の匂いを嗅ぐ女が現れた。次に登場するのは眼
を舐める女か尻を撫でる男か。いずれにしても、もうなにが起ろうとどうというこ
とはない。
(もうそろそろバイトする。)
別にいいんだけどさ
晒した時点で著作権消えるとかわかってやってんのかな
著作権主張するような作品じゃない
って自分で思ってんじゃね
まあ、馬鹿だな
最近ワイスレ大盛況だなwww
いいことだいいことだ
ワイも大変だろう
リンクはいいとして最近直貼りしまくってる奴は大体同じ奴な気がする
>>570 俺もそう思うww
たぶんそうなんだろう
名前欄にタイトル入れて連貼りする奴か
固有名詞のカタカナに癖がある人ね
>>573見て、試しにこのスレを「ヴ」で検索してみた
なるほど
>>555 なんだか基礎的なことをありがとう
次からそれで書いてみる
どうみても同一人物だろw固有名詞に頼り過ぎている文体をおもしろいとでも思っているのかな
誰か上のほうでも言ってたな
ただひけらかすだけなら紅茶と変わらんって
たしかにひけらかし臭ぷんぷんだな でもおまいらよりものごとを知ってるのはまちがいないw
そうねえ
データベースの使い方は心得てそうだなw
使いこなせなきゃ宝の持ち腐れだわなw
というか、ビギンやレオンみたいな雑誌読んで自分の事を「違いの分かる男」とか思ってそうw
情報は腐るほどあるんだから上手に捨てていかないとなw
ひけらかす文体がうける時代じゃないんだよ、今は
情報の飽和したこの時代に物を知ってるも糞もねーだろ
このひけらかし野郎は「おーうすらばかどもがなんかほざいとるのお」ってにたついてそうだw
584 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/30(土) 12:33:27.57
でも、この嫌みな文体ははなもちならん一人称の時につかえそうだ
キザな固有名詞いれながらな
固有名詞抜いたら喩え下手なただの素人の文章だよ
読者へのサービス精神が無い
ロスーツはクラシコだの「王様の仕立て屋」みたいな漫画から仕入れた知識で
ロピアーナやらゼニアやらとうんちく入れるだけで鼻持ちならないキャラが演出出来るやんw
俺これで一人の人格作って見るわ。簡単にキャラ付け出来そう
だから軽率に固有名詞やら単語に頼るのやめろって……
あっという間にエスカレートすっから
589 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/30(土) 14:43:07.71
ぷ。キャラ付けだって。
お前らはもうちょっと自分の言葉で文章書く練習した方が良いと思うよ
衒学も黒死館殺人事件ぐらい思いっきりやれば評価されるかもよ
>>588 章事に人称変える中で一章節位だったらいいと思うんだけど
>>592 なんでいきなりそんな限定されたケースを持ちだしてきたんだ?
>>593 俺が今そういう書き方で作っているからw確かに限定的すぎるなw
自分にとってはちょっとしたヒントになったもんだから嬉しかった
>>591 なにが衒学だよ このひけらかしには衒学のげの字もねえだろうが
おまえ黒死館殺人事件ほんとに読んだことあんのか?
降八木の館はボスポラスの西か東か?
法水が謎解きの最中に突然叫ぶ音楽用語は?
なんかきめえのが沸いた
おめえのほうがよっぽどきめえ
いやお前だね
いやお前だね
小節なんて書く奴は皆きもいに決まっている
もっともその中で最下層はラノベ書きだけどな
だな
602 :
名無し物書き@推敲中?:2011/04/30(土) 16:59:09.74
ワタシのためにケンカはやめてッ
>>600 かまちーさんはおまえより稼いでいる上におまえより社会的地位がある上に少年少女からも好かれているぞ
稼いでると巨大津波に勝てんの?
社会的地位が上だと放射能の影響うけねえの?
糞ガキに好かれると耐震強度でも上がんの?
寝言は寝て言うんだなタコ
誰だよ、かまちーってwまあおそらくラノベ界の成功者なんだろ
でも俺だったらどうせ成功するならラノベじゃないほうがいいけどねw
超つまんねえ
一欠けらの読者目線もねえな
青山は葬列に向かって「シシタル」してなさい!
>>607 創作文芸、文芸サロンに
二 度 と
出入りしないでください
どうか、お願いします
>>610 あなたに言われる筋合いは御座いません。
叙事詩馬鹿にしてんのか
>>607 読まずに可哀想だろと思って読みはじめてすぐ投げた
なんで小学校の常用漢字にルビふってるの?
読み手をなめてるの?
字数稼ぎなの?
東を「あづま」と読まないように、という紅茶の気配りなんだろ
気配るところが他にいっぱいありそう、とか
無駄なことしてんなあ、とか
自分は漢字読めるよ!こう読むんだよ!アピールって小学生かよ、とか
思っても口に出すのはやめておこうか
だがおれは青山がちょと好きだ。すまん。
>>614 いやバカにしてるだろ
徳川(とくがわ)とか
「世に直す」の世に(よ)
「共に合わせ」の共に(とも)とか
前後から察せられる読みもあるんだぜ
紅茶はさ、考えすぎなんだよ
もっとゆっくり書けよ
考えすぎというか病的
しかもつまらんときてる
とことん理詰めで行くとだんだんこうなる
俺も昔そうだったからわかる
もっと視野を広げないと駄目だ
小説ってのは感情に訴えるんだから理詰めじゃダメだろう
理詰めでそれが出来る人間は一部の天才だけだわ
森博嗣
あと、明日から5000字ペースで書く!
>>562-566 余計なお世話だけど、ショートショートコンテストにでも出せばいいのに……。
こういう時黙ってればいいのになあと思うの
628 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 00:53:21.99
じえんおつ!
俺の文体ブラックリストが埋まっていくわー
――僕は生まれが雪国で、昔はこの辺りに住んでいたのですよ。小学校に上がって二年ばかりして
関東へ越してしまいましたけれどもね。
珈琲を啜りながら彼はそんな風に言った。
――いつだったかの冬休み、不思議なものを見ましてね。
◇
冬というと車の排気ガスのにおいが思い出されます。零度前後のよく冷えた排ガスのにおい。あれ
は僕にとってはスケートリンクの上を通る氷上清掃車のにおいでした。それまでたくさんの人が滑っ
てずたずただった氷の表面が、清掃車が通ると新品同様にツルツルときれいになります。まるで新雪
を踏むような心地で、僕のような子どもたちは先を争って氷の上へ滑り出したものです。
ここらで一番近かったリンクは××山の山中にある湖が凍りついてできる天然のものでね。もう今は
なくなってしまったが、よく滑りに連れてってもらいました。ある日、僕らが丁度着いた時分が清掃の
時間だったことがありました。湖面からみんな引き上げてしまって、誰もいなくなった湖の上を、貸し
靴屋の小父さんが運転する清掃車がゆっくりと周り始めていました。
僕は湖を前にして、もう滑りたくて滑りたくて、焦れてじっとしていられないほどでした。しかし父
は僕を荷物の上に座らせて、スケート靴のひもを締めにかかりました。
「あまり遠くへ行くんじゃないよ」母親が傍らであれこれ言っていました。
「氷に穴が開けてあっても近づいてはだめだよ。万一落ちたら心臓麻痺を起こすから」
僕は半分聞き流すようにして頷きながら、力強い父の手が足をぎゅうと締めつけるのに耐えていまし
た。靴に体重を預けたときにも足を捻ってしまわぬために、どんなに痛くとも我慢してこれをしっかり
結ばねばならなかったのです。
「さあできた。いっといで」
丁度結び終えたあたりで、清掃も済んだようでした。ぽんと靴を軽く叩かれたのを合図に、僕は湖面
に飛び出して行きました。
磨かれたばかりの湖面の氷は澄みわたること真水のごとく、子どもの目にはガラスよりも透明でした。
或いは底が見えやしまいかと、僕は湖の真ん中を少しすぎたあたりで立ち止まり、足元を覗き込んでみま
した。
底はまったく見えませんでした。ただ黒々と深い暗闇が漠と広がって在ります。そもどこからがその闇
で、どこまでは確実にこの透明な氷があるのやら、それさえ判然としません。よくよく目を凝らすと、浮
き上がろうとしたところをそのまま氷に閉じ込められたものでしょうか、かすかでちっぽけな空気の珠が
そこここにぷくぷくとついていました。
そうして闇は深く深く、まるで夜そのもののように氷の奥にたまっておりました。
僕は途端に恐ろしくなりました。自分がまるで足下に夜空を踏んで立っているような、一歩踏み外せば
底のない中空を果てまで落ちてしまうような気がしたのです。凍てついた泡の珠も深過ぎる夜から逃げ損
ねた星かに見えました。「万一落ちたら心臓麻痺を起こすから」という母の言葉が思い出されました。思
えば僕はそのとき生まれて初めて、確実に起こりうる現実として、己が死ぬということを明確に知ったの
だと思います。
僕はその晩熱を出して、夜半に大層うなされました。夜が明けると熱も下がってけろりとしていたんで
すが、両親は心配してちょっと養生しなさいとどこにも連れ出してくれなかった。精々が縁側でほんの少
し雪遊びをさせてくれる程度でね。もちろん僕は気に入りませんでしたよ。特にその日は科学博物館へ連
れて行ってくれる約束だったのに、突然反故になって大いに不満でした。
博物館にはプラネタリウムにロボットに惑星模型に恐竜のホネに、といろんなものがありましてね。入
り口のホールのところに飾ってある、魚を模した絡繰り仕掛けの宇宙船だとかが僕は大好きで、見に行く
のを楽しみにしていたんです。
それでも両親の判断は正解だったようで、夕方からまたぞろ熱が出始めて、僕は朦朧とするはめになっ
た。ずっと母親がついて看病してくれていたんですけれども、食事の用意などしなければならないから一
度外すことになった。心配ないよ、すぐに戻るからね。何かあったらすぐ呼びなさい、と言い置かれたの
に頷いたことは覚えています。
その後はすぐ眠ってしまったんでしょう。
ふと気がつくともう部屋は真っ暗になっていましたが、母親はまだ戻っていませんでした。母が気を利
かせたものか、庭の石灯籠のろうそくが点いているようで、窓の外にぼんやり甘い灯りがともっていて、
障子の影が敷布団の上にざあっと広がって落ちていました。
僕はしばらくその灯のあたりを見るでもなしに眺めていたんですがね。
ほんのわずかに開いた障子の隙間に、突然ぬっと現れたものがあったんです。
それは金色のうろこをびっしりつけた、何かの胴のように見えました。錦鯉のようでもありましたが、
大きさがそんな比じゃあありません。堅そうなうろこの一枚一枚が子どもの僕の手のひらよりも大きかろ
うと思われたほどでしたから。
それが一ぺんにゅうっと通り過ぎてしまって、そしてもう一度戻ってきました。そのとき障子に映った
影は、確かに大きな魚の影でした。
僕はびっくりしてすぐには動けなかったんですが、影の主の方は僕が見ていることを知ってか知らずか、
何度もそのあたりの中空をくるくる泳ぎ回るようにしていました。僕は気づかれないようにして、そうっ
と布団を這い出て障子の隙間に目をつけて、外を覗いてみたんです。
そこにはでっかい魚が一匹、三十センチもつもった庭の雪の上を悠然と泳いでいました。昔のガレー船
のオールの先のような太くて平たいひれを動かして。
魚はしばらく庭をくるくるしていましたが、突然ぐいと尾びれを動かして石灯籠に近づきました。そう
してぐるんと灯籠を囲んでしまうと、ふっと灯籠の灯りが消えました。
あっと思ったときには、魚の喉元というか、えらのあたりが中からすうっと明るく照って、やがてみえ
なくなりました。魚は灯籠の灯りを喰ってしまったんです。
ぱくぱくと口を開閉したのち、魚はすっと泳ぎ去って行きました。僕はあわててそこらにあった上着を
引っ掴み、庭に出ていた自分の靴を突っかけて魚を追って飛び出しました。
魚は中空をぐいぐい泳ぎながら、街頭の灯りもぱくぱく飲み込んで行きます。
--------------------
このあと魚を追っかけてスケート屋のおっちゃんと湖の闇溜まりでどうたらこうたら予定だったが
この辺まで書いたくらいで飽きたので没
光景がちょっと綺麗だな、と思ってもらえればもう満足です
いや、完成させて欲しい。人生、生きざま、そして流儀にかかわることです。
書き込まなきゃ気が済まないのか?
638 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 02:33:43.52
だいじなのは最後の「。」を打つことだ。
639 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 03:03:47.39
こりゃ結構なれべるですぞい。
是非完成を。
優良な生徒であるAは、いままで教師からよく学ぶように言い聞かされてきた。一所懸命に学勉に取り組むことで、のちの社会生活で良い立場に就けると言われ、Aは納得していた。月日が経ち、Aは授業で会得したことを噛み締めて、学校を卒業する。
晴れて社会人になったAだが、巡り合わせが悪く、勤め先は決まらなかった。世間での厳しい日々を渡り歩くさなか、どことなく既視感の窺える黒尽くめの男が、突如Aの前に現れる。
「あなたに養鶏してもらいたい。雄鶏と雌鶏をそれぞれ五羽預ける。必要な道具や施設も貸す。孵化した雛鳥を、性別問わずで月に二羽渡してくれれば、そのつど金を差し上げる」
持ち掛けてきた話の内容はなかなかである。ただし預けた十羽を返せない上に、雛鳥を渡せなくなった場合は、Aの財産を取り上げることを条件にされた。酷な制約だが、仮にも黒尽くめの所有物を貸し付けるので、やむを得ない。
そして六ヶ月の間は、不都合があったら仕事から手を引いていいという、譲歩の提案も挟む。
美味しい話なので、裏があるのではないかと悩んだAだが、ついに黒尽くめの条件を飲み、その日からAの養鶏生活が始まった。孵化作業や飼育に不慣れである最初の一ヶ月は制約を免除され、その間に最低限の知識や技術を蓄えた。
その後は順調に繁殖を繰り返し、月のノルマである二羽の孵化を達成する。余分に生まれた雛鳥は自分の所有物として育てることにした。
黒尽くめから貰う謝礼金は、生活を営むのに十分な金額である。毎月いくらか貯蓄して、器材や施設を購入すれば、将来自立してやっていける。養鶏で生計を立てていくことを決めたAは、それからも着実に孵化を成功させ、収入を得て暮らしていった。
卵を産まなくなった、最初に預かった十羽の鶏は処分したほど、長い年月が経った。新しく育ったいくつかの鶏はなぜか元気がない。刺激を与えても羽をばたつかせず、逃げないほどで、卵などとても産める状態ではなかった。
複数の鶏は健康だったので、活発ではない鶏を放っておいてもやっていけたが、日増しにはつらつとした鶏が減ってきた。現状を危惧したAがこの現象を調べてみたところ、近親交配による種の退化が原因らしい。
手当てを施そうにも、手持ちの鶏は全て近親交配で生まれたため、知ったときには手遅れである。一羽、また一羽と卵を産まなくなり、ついにノルマ分の孵化が完了しないまま、全ての鶏が産卵期を越してしまった。
このままでは黒尽くめに雛鳥を渡せず、財産を明け渡してしまう。困ったAは黒尽くめに相談するが、黒尽くめは、Aの懇願が世迷言だといわんばかりに、けだるそうな挙措で彼を突っぱねた。
恐らく黒尽くめは、近親交配が引き起こす事態を、あらかじめ知っていたのだろう。それにかかわらず横柄な態度である。腹にすえかねたAは鶏を返却して養鶏業務から手を引くことを申し入れた。しかし黒尽くめはAを相手にしないし、それどころか勝ち誇っていた。
「卵を産まなくなった鶏に、価値はあるかね。ないだろう」
いよいよ口を開いた黒尽くめの言葉とは、黒尽くめの目的だった。
襟首に虫が居ついた、気味の悪い不愉快さが、Aの喉奥を熱くさせ、それでいて体温を下げる。詐欺と訴えるAだが、黒尽くめはそしらぬ顔で、あらゆる手段を行使してAの財産を奪い、以来どこかへ消えた。
知らぬ他人が、これほどにまで悪質だと、学校では教えてもらっていない。学校では、困った人には優しくするよう学ばされたが、黒尽くめの対応はそれと正反対である。しかし容赦なく搾り取られたのだ。
Aは、その手痛い失敗のため、良い立場に就く機会を永遠に失ってしまった。失意に溺れるAが、黒尽くめは世間で"良い立場"と言われる組織の一員であるとを知ったのは、事件の数日後である。
そして、黒尽くめの正体が教師だとは、最初からわかっていた。そのときAは悟る。
"教師は、俺を、ものごとの全体像に気づかせないように教育していたんだ。その理由は、教師自身の、組織の既得権益を守るためだったんだ"
>>562-566 ベンチに座っていた女性の耳たぶを男性が噛んだ!
驚いた女性が振り返っても耳たぶを噛んでいて、その様子を本人が直に目にしている!
女性の耳たぶが相当に長くないとできない芸当!
>右の耳たぶに噛みついている男を頭を振って引き剥がして言った。
(噛んでいた耳たぶを離したように見える!)
>〜淡々と私の耳たぶを噛みつづけた。
(一度も離れていなかった!)
>セヴンイレヴン
(社名を勝手に変えていた!)
>セヴンイレヴンに行けば、レジのそばに山積みで置いてある。
(何が山積みなのかわからない!)
>先頭車両の一番前の座席に座ると、噛む男は私の真横に立ち、
左手で手すりにつかまりながら、執拗に私の耳たぶを噛みつづけた。
(あり得ない光景! 推敲不足は否めない!)
ジョン・ケージの『4分33秒』は無音なので『視聴』の単語に違和感がある!
無音の作品を視聴させる店があるのか! 不自然な行為に思える!
>男は一瞬たりとも私から離れない。
(噛み続けていると思われる!)
>今では噛まれていないと眠れなくなってしまった。
(噛み続けているので眠れなくなる状況を作り出すことができない!)
作りの荒い内容だった53点!(`・ω・´)
>>607 >碧き淡(たん)青(せい)光あり
(青空の誇張表現! 青くて薄い青は結果的に何色になるのか!)
叙事詩は壮大なテーマを扱う! 主に私情を挟まない作りになっている!
その点を踏まえると今回の作は叙事詩ではなく、一大学の歴史に沿った叙情詩のように見える!
叙事詩の古い歴史が文体に表れている! 現代の叙事詩であれば、その時代に見合った書き方をしてもよい!
歴史に沿って私情を述べるだけでは創作と言い難い52点!(`・ω・´)
>>622 ドックの説明で『ドック』の単語の多さに目が留まった!
>そこにはランチに支えられて立ち並ぶ4機のヒャクセンがあった。
(宇宙船のような物体に支えられているのか!)
>ドッグには、ヒャクセンが4機あったのだ。
(打ちミス! ヒャクセンは4機! 赤い謎の機体を含めると5機になる!)
大佐のモデルはコード○アスのル○ーシ○のような気がする66点!(`・ω・´)
>>632-635 >「氷に穴が開けてあっても近づいてはだめだよ。
(凍った湖面の一部に故意に穴を開けているように見える!)
>僕はその晩熱を出して、夜半に大層うなされました。
(熱の場合は浮かされる! 悪夢の場合はうなされる!)
高熱が見せた泡沫の夢と思うことにした!
主人公が喫茶店で話している相手は誰なのか!
凍った湖面を清掃車が磨くこともあるのだろう!
全編が淡い内容であった64点!(`・ω・´)
>>640-642 文章は巧みとは言えない! 粗筋に近い作りになっていた!
落ちはあるが穴もある! 鶏の交配によって得られた収入で十分に生活が営める!
近親交配に気づいた時点で鶏を買うことができた! 交配やノルマに当ててもよい!
その点に気づかなかったのが教師の教育! 洗脳の類ではないのですんなりと受け入れられない!
性急な展開なので落ちに納得がいかない58点!(`・ω・´)
648 :
練習:2011/05/01(日) 08:58:43.72
酒のにおいの中に男たちの談笑が絶え間なく響いている。
酒場のドアにとりつけられたベルががらんがらんと鳴り、来客を告げた。
ドアを開いてライトの明かりの下に姿を見せた、頬の十字傷が特徴的なピンク色のウサギは、
カウンター席にどかっと腰かけた。
「マスター、いつものやつ」
酒の銘柄(ラベル)に囲まれたカウンターの中でシェイカーをふる、クマのバーテンダーに渋
い声で注文した。
「シッピーだ……」
「シッピー・ロローアだ……」
ウサギを遠目にみながら、客たちが口々にいう。
シッピー・ロローアはこの界隈では有名な『賞金稼ぎ(ハンター)』だった。Sクラスの破
壊系能力を持つ。
バーテンダーがドライマティーニをシッピーの前に差し出した。
グラスをくいっと傾けてひとくちつけると、シッピーは懐から一枚の写真を取りだした。
写真にはサングラスをかけたカメが写っている。──この男が今回のターゲットだ。
>>640-642 その前にプロットが崩壊している
理に合わなさ杉 これは物書きとして重唱だわ
>>648 酒場の男達も人間ではなくて擬人化された何かのような気がする!
>ドアを開いてライトの明かりの下に姿を見せた、頬の十字傷が特徴的なピンク色のウサギは、
>カウンター席にどかっと腰かけた。
(そう考えれば、ピンク色のウサギは珍しくない!
頬の傷に特徴があるだけなので『ドアを〜姿を見せた、』の演出は無くてもよい!)
>Sクラスの破壊系能力を持つ。
(クラスは何段階に設定されているのか! Sクラスはどの位置にあるのか!
破壊系能力だけでは凄さの説明になっていない!)
ピンク色のウサギには黄色いクチバシが付いているような気がする56点!(`・ω・´)
>>644 ご評価ありがとうございます。
大変参考になりました。
>>650 ありがとうございます
抜粋のノリだったんですが、適当すぎましたねw
話として完成させた文章を投下できたらいいんですけど
次はちゃんと冒頭ぽく書きます
653 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 11:31:48.20
一気に低レベルな作品ばっかになったと思ったら
同じ人が何作も投下してたっぽいな
654 :
評価おねがいします!:2011/05/01(日) 12:14:25.73
おれはぷうぎゃあだ。
フザケタ名前がチャーミングだろ?
2ちゃんねるでコテハンをやってる。
専用スレも持っているんだぜ。
そのスレに、今日もクソどもがどや顔でクソ文章を書き散らしていやがるんだぜ。
で、このクソ文章を懇切丁寧に添削してやるのが俺の仕事なのさ。
ちなみに俺は創作も読書もあまりしない。
少しはするけど、そんなことより他人のクソ文章を添削していたほうが楽しいんだぜ。
繰り返す。
俺は自分の鍛錬をやるより、創作をやるより
他人のクソ文章を添削していたほうが
ずっと楽しいんだ☆
しかも、そんな俺に、そんな俺に、文章を読んで欲しいという奴が後をたたないというんだから。
………。
なに? この文章のどこが面白いのか、さっぱりわからないって?
………。
いや、それでいいのかもしれないぜ。
だってあんた、それが分かってしまったら、たぶん、辛くって仕方なくなるぜ・・・・・・
>>654 -8000点。ハコです。清算してください。
ここまで煽りスキルが低いのも珍しい。IDだってないんだしもっとのびのびと書けよ
>>645 横から失礼。
ホワイトバード
ハミングバード
新型ヒャクセン(オレンジバード複座席)
赤いヒャクセン
4機でいい気がする。
ワイの評価は的確だよ
あまり深いところには踏み込まないけどね
スレにこうして人が集まってるのがその証拠だ
人が増えたせいか素人臭い文章が目立つ
660 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 13:25:46.61
俺は58点が最高だったかな?
推敲一切してなかったから、作品として出せるレベルじゃないけど、まあ楽しめはする、そんな文章
確かに的確な評価だと思う
自尊心守るのに必死なんだろうが評価人的にもスレ住人的にも、ただの荒らし宣言にしかなってない
人が増えるのは結構だがこういう下手な癖に常識のない奴も出てくるとな……ワイさんのモチベーションが下がらないとも限らないし
まあワイさんにもスルースキルくらいあるだろ、捨て台詞吐いてく奴は昔からいたし
663 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 13:33:40.95
もうちょい前の頃はまだ礼儀のある晒し人も多かったけどね。
>>661 あんたは心配症すぎ。そういう過保護も気持ち悪いって心得ておいた方がいいよ。
見たことないコテは大体電撃スレから流れてきてる
あのスレのノリは独特ですからねえ。
668 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 13:49:30.12
>>661 推敲してない作品は荒らしになるってことか?
言いたいことがよくわからないけど、お前の文章も推敲なんかしてないだろ?
短編が増えたな
文章レベルは御察しだけど
以前は冒頭晒しとかの方が多かったか
670 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 13:57:36.73
ろくに見直しもしていない文章をひとに読ませるのは失礼にあたるという
感覚のまったくないやつがこの板にいるとは驚いたw
素敵にレベルの高いスレだわ
あんま雑談で流さない方がよくね!?
安価連発の独り釣り堀はスルーして差し上げるのが紳士の嗜み
673 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 14:00:00.36
ぷうぎゃあは大半の住人に馬鹿にされていると
いい加減気づいたほうがいいと思うな
>評価人的にもスレ住人的にも
評価人(ワイ氏)がそう思ってるかはわからないし、そう思わないスレ住人も一人ここにいますよ。
粘着パネエw
孤高の戦士のその熱意に脱帽
なんか必死に話題繋ぎとめてる奴がいるな。もう話変わってるんだけどいい加減ウザい
677 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 14:10:00.34
>>670 推敲もせず、アイデアを出し惜しみせずネットに面白い文章書ける人間がうらやましいんでしょ
お前みたいに礼儀だのなんだのくだらん常識にとらわれてるやつは元々が超天才でも筒井康隆レベルにしかなれない
筒井は天才だからそれでもそれなりに面白い作品は書けるが、もちろんお前には無理
ワナビ風情が筒井康隆先生を舐めるな
679 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 14:12:35.86
礼儀さんも作品投下しろよ
作品も晒さないでスレに居座る方が失礼だろ
680 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 14:12:42.33
おまいら顔真っ赤
681 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 14:14:21.82
>>678 新潮に同じような文章を繰り返すみたいな中学生みたいなくだらない作品書いてたぞ
落ち着けお前ら
あ、串がいる
685 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/05/01(日) 14:16:23.15
礼儀うんぬんぶっこいているうすらは「てにをは」もまともに使いわけられまい
レベル4はしょせんレベル4だな
礼儀って必要かもしれないけど、礼儀礼儀いう奴で溢れかえるスレってちょっと見てらんないw
ワイさんの取り巻きみたくなってる人が気持ち悪すぎてほんと。
礼儀が必要だってんなら、ワイさんが直に指摘するんじゃないの。あんま出しゃばらずに一時静観してみたら。>取り巻きさん
688 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/05/01(日) 14:20:12.65
うすらはしょせんうすらだなー
689 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 14:50:27.47
酷い流れですね
690 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 14:52:26.35
660かな
ワイさん編集目指せばいいのに
これだけの頻度で、駄文もなんでもきちんと読んで何かしら指摘できるって相当な精神力だよ
読む気なくす事ってないのかな
プギャーはあまりにも読めないから編集なって無理だよ
もうよせ嘉一朗
やめろw
695 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/05/01(日) 19:32:43.43
>>654 某掲示板の某スレッドを使用している『ぷうぎゃあ』という人物の主張!
独白形式で書いていながら最後の方は読者と遣り取りがある二人称になっていた!
仮想の読者は独白の面白味がわからないという!
前半は読者を想定していない独白なので後半の話の流れがおかしいように思える!
最後の決め台詞が奇妙に感じる!
『ぷうぎゃあ』の書いたものに面白味を見つけたとして、どのような障害があるのか!
下手な文章を理解したからと言って、自分の能力の程度が低いことには繋がらない!
某掲示板の某スレッドの『ぷうぎゃあ』という人物の主張は、ワイにはよくわからなかった42点!(`・ω・´)
696 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 19:35:07.61
40点台前半来たあああああ
ぷうぎゃああ大人だなwww
698 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 19:42:31.87
すげえ飛躍と独断だらけの感想だな
飛躍でないとしたらちゃんと意味がわかってる証拠だが
普通に添削の意味を誤用してるという指摘がくるかと思ったが
やっぱ駄目だなこいつは
でも本来は40点台が普通なんだよ。読み手が読んで楽しめる文章なんてそうそうないもん。
オレ基準ktkr
ぷぎゃあは親切だけど圧倒的に読めなさ杉なんだよな
702 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/05/01(日) 22:34:00.01
一般の読者に過剰な読解力を求めてはいけない!
それは作者の慢心と言えるのではないか!
ほろ酔いのワイの考え!(`・ω・´)
飲んでるw
ボンド・カーかっちょいい
まあワイもプロってわけじゃないから本当に基礎みたいなことしか言わないけどな
ネットで1日漁れば得られる程度の批評観だ
でも基礎ができていないやつが基礎を学ぶのにはいいかもな
706 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 22:49:27.21
嫉妬しているんだろ
>>705 「貧困なる精神」にかてて加えて、あまりにもな知性のなさ。
こいつの書込みをずっと観察している。
「批評観」なる珍妙な語を生み出したウルトラぶりに嫉妬
またあの人かw
またおまいか
やっぱりなw
いやお前がな。お前こそがな。
俺が!俺達がガンダムだ!
715 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/01(日) 23:39:07.01
お前がNo.1だ
さて、そろそろ新作でも晒すとするか
ワイさんこんばんは。以前評価してもらった者です。
評価してもらった作品(だいぶ前なんで覚えていらっしゃらないかもしれませんが、灯台がどうのこうのって掌編です)を元に創作してどっか送りたいなと思うのですが構わないでしょうか。
掌編として改稿するか、膨らませるかなどまだ特に考えてないんですけど、ワイさんに頂いたアドバイスも取り入れたいと思ってて、
もしよければどこかの応募規約に沿うように書きたいと思ってます。
お前こそがKYだ!
ここに晒した作品の著作権は全てワイさんに帰属しますので……
>>717 青年と少女の話を膨らますことができればコバルトの短編に送れる!
話に落ちがあるので小説現代のショートショートに送ってもよい!
ワイの考え!(`・ω・´)
>>721 覚えてもらってたうえに送り先まで考えて考えて頂いて、ありがとうございました^^
>>722 ^^を使うと2chでは馬鹿にしてるように見られる!
言葉だけの方が印象がよい!
名無しの考え!
>>723 ああそうなんですか?普段あまり書き込むことがないもんで…気をつけますね
わたしはもうすぐ死ぬのだけど、ひとつだけ心残りがある。それは、わたしのラ・マンに
けっきょく一度も会えなかったことだ。会えなかったのはわたしがみずから望んだことだ
なのだけど、会えなかったのはやっぱり残念。会いたかった。ワギナがよじれるくらいに、
無性に会いたかった。そして、貪るような、掻きむしるようなメイク・ラブをしたかった。し
かし、もはやそれは実現不可能だ。わたしは12時間後には死ぬし、わたしはいまパリに
いて、わたしのラ・マンは日本にいるからだ。
ついさっき、タイマーにつないだ電気コードを体に巻きつけ、睡眠導入剤を飲んだ。どれ
くらいでクスリは効き目をあらわすんだろう。わたしはさっそくネットに接続し、グーグルを
呼び出した。それから、クスリの名前と「死ぬまでにかかる時間」と「致死量」を検索窓に
入力した。「検索」のラジオ・ボタンを押すと、モデムのLEDランプが軽快に点滅をはじめ、
該当するデータがブラウザの画面に次々と現れた。薬が効きはじめる時間はすぐにわかっ
た。インターネットはわたしにとって人生のリターン・マッチの場を与えてくれたが、同時に、
最後にきて、さよならの10カウントを打ち鳴らしているようにも思えた。そう思うと、胸がい
っぱいになった。そして、すこしだけ泣いた。
電気コードのビニルの皮膜を剥きながら、わたしは考えた。死ぬことは思っていたより簡単
だ、と。「死」と「死ぬこと」はまったく意味がちがう。「死」は決して生やさしいものではないが、
「死ぬこと」は行為だけを取り出せば、笑っちゃうほど簡単でお気楽だ。死は容赦なくやって
くるし、圧倒的な迫力で人間を襲う。しかし、死ぬことは死ぬためのいくつかの手順を機械
的にこなしてゆけば、黙っていても実現できる。三角関数より簡単なことはまちがいない。下
手をすると、因数分解よりやさしいかもしれない。そんなことを考えながらビニルの皮膜を剥
いていると鼻歌が出た。サザンオールスターズの『YAYA−−あの時代を忘れない』だ。
いずれにしても、セットした時間がくる頃には、わたしは睡眠導入剤の効果で深い眠りについ
ている。眠っているあいだ、わたしはなにか夢でもみているのかな。みているとしたら、それは
どんな夢なんだろう。深い深い海の中を無呼吸でどこまでも泳いでゆく夢だったらいいのに。
真っ青な海をどこまでもどこまでも、深く深く潜ってゆく夢。それか、春の盛りの桜の樹の下で、
お月様を静かに眺めているなんてのもクールだ。ときどき、月に向かって吠えたりなんかして。
わたしの体の中を200ボルトの電気が流れる。そして、わたしは死ぬ。現在、パリ時間の午前
3時。日本は昼下がりのまどろみの時刻だ。わたしが死ぬと、わたしのラ・マンには電子メールで
「死亡報告書」が届くことになっている。ついさっき、メーラーで自動送信のセットをすませた。設
定は3度確認した。完璧。
>>725-726 >わたしがみずから望んだことだなのだけど、
(打ちミス!)
>それか、春の盛りの桜の樹の下で、
(『の』が連続して見た目が悪い!)
>ラ・マン
>ラジオ・ボタン
>ビニル
(正しい表記! 女性の素性が気になった!
国籍くらいはどこかに出した方がよい!)
一度も会ったことのない人間を愛人にできるのか!
気楽な主人公が自殺を図る動機は何なのか!
「死」と「死ぬこと」の説明には納得!
悪くはないが個々の要素は希薄と言える69点!(`・ω・´)
15年前のある冬の夜、私は父と二人で星に会いにいった。部屋の明かりを落とし、
窓越しに夜空を見上げると、星が私と父の上に音もなく降りそそいだ夜が、あざや
かによみがえってくる。
「星に会いにいこう。」
背中で父の声がした。ふりかえると天体望遠鏡を抱えた父が立っている。父の顔
を見るのは夏の初め以来だった。
「今から?」
「うん。」
「外はすごく寒いよ。」
「星に会いたくはないのかい?」
「会いたい。」
「じゃ、おいで。あたたかくするんだよ。」
父は私を自転車の荷台に乗せ、ひと気の失せた商店街を猛スピードで駆け抜けた。
頬をかすめる風が痛い。私は振り落とされまいと、必死で父の背中にしがみついた。
ポマードと煙草の入り混じった父の匂い。父の体温や心臓の鼓動までが伝わってき
た。それほど間近に父を感じるのは何年もなかったことだ。私はしがみつく腕にいっ
そう力を込めた。30分ほど自転車を走らせて着いたのは団地の造成現場である。
夏、かぶと虫やくわがたを捕まえた山の半分近くが切り崩されていた。私と父はフェ
ンスの破れ目から中に忍び込んだ。
「てっぺんまで競争だ。」
「あ、ずるいー。」
父は言うが早いか、走り出した。私も懸命に父のあとを追った。
山の頂上からは夜の静寂の中に揺れる街を見渡すことができた。頂上は街中よりも
さらに寒く、吐く息が綿のように白い。父は天体望遠鏡の三脚を立て、北の空に向け
た。それから手際よくつまみやレバーを操作し、焦点を合わせた。
「のぞいてごらん。」
真ん中にぼーっとした輝きを放つ雲のような星のかたまりが見えた。翼を広げた鳥の
ようにも見える。私は思わず驚きの声をあげた。
「オリオン大星雲だよ。」
私がスバルを見たいというと、父は望遠鏡の向きを変えた。
「なんですぐにわかるの?」
「ここに、」と言って、父は自分の胸に手を当てた。「ここに星が宿っているからさ。」
父の顔にはにかんだような笑いが浮かんだ。何年ぶりかで見る父の笑顔だった。
以上です
私と父は地面に寝ころび、星々のさんざめく夜空を見上げた。
「あれがオリオン座。その向こうが冬の大三角形。」
父は星空を指差し、ひとつひとつ星座の名前とその由来を私に解説し、星のことや宇
宙のことについて身ぶりを交えて話してくれた。
「この望遠鏡じゃ見えないけど、今も、宇宙のどこかで星が生まれてるんだ。」
そう言ってから、父は囁くように歌を口ずさんだ。それは心の奥深くに染み込んでくる
メロディーだった。
「なんの歌?」
「星に願いごとをすれば、いつかきっと夢はかなうって歌だよ。」
「本当に願いごとはかなうのかな?」
「かなうさ。」
父の口ずさむ歌のメロディーを口笛で真似ながら心の中でそっと願いごとをつぶやく
と、急に涙があふれてきた。涙はあとからあとから、いくらでもあふれてきた。涙で星が
にじんで、揺れた。
「泣いてるのかい?」
「うん。」
「そうか。」
私と父の間に深い沈黙がおちた。
「ごめんよ。」
「え?」
「一緒にいてあげられなくて。」
「いいよ。だいじょうぶ。お星さまにお願いしたから。」
夜空の星はきらめき揺れつつ、私と父の上に音もなく降りそそいだ。
つまらんけど60点ぐらいは取れそう
>>726 電気コードを体に巻き付けた後でいろいろと行動しているように見えた。
736 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/02(月) 14:29:57.92
遅レスすいません。>>632-
>>635の魚の方は、長編より短編向きだと思います。
その独特の文体は、長編だと読者が飽きてしまう可能性があります。
短編で、できれば作品ごとに語口を変えてみるとスゴそう。
素人が生言ってすいません。
というか、これプロでしょ?(違っててもかなりレベル高いっす)
ワイさんもきっと困っているはずです。
自演じゃなけりゃ読むの速過ぎだしなw
>>734はいずれにしても顔真っ赤だろう 不細工なやつだ
その時、私は目を剥いて空を見上げていた。輝く星々。それは地上で最も美しいもののひとつであろう――少なくとも幼い私はそう感じていたのである。しかし、その光が奇妙な動きを見せ始めた。
暗い天井に広がった光の粒が徐々に、その速度を上げながら一か所に集まり始めたのである。あっ、と私は叫んだ。
しかし、その叫びは私の耳にすら届かずに掻き消されてしまった。そのすべての光が集まった時、轟くような音と凄まじい閃光がこの山の頂上を包み込んでしまったのである。
私は反射的に腕で顔を覆っていた。そのおかげで目を焼かれることはなかったが、無防備な耳は轟音をまともに受けてしまっていた。恐る恐る目を開け、父を呼ぶ。しかし、その自らの呼びかけも遠くで響くようにしか聞こえないのだった。
父は土の上でのた打ち回っていた。顔に爪を立てて掻き毟っている。「――がぁぁ――わた――の眼がァぁ――」何か呻いている。
私は駆け寄ろうとしたが、刺すような寒気を感じ、次の瞬間には後ろに飛び退いていた。
そして、そいつは私の目の前に現れた。ついさっきまで私の立っていたその場所に拳を突き立てて。一呼吸の間をおいて、そいつは顔を上げてこっちを見た。
「躱したか。一撃で仕留めるつもりだったが……」私はそいつの声が妙にはっきり聞こえることに気が付いていた。まるで頭の中に直接響いてくるような、それでいてこちらの中身に浸蝕してくるようなひどく不快な声だった。
そいつは立ち上がり、私を見下ろす。その姿はまるで夜空の星々の光をすべて背負っているような、ある種の神々しさをたたえていた。
近づいてくるそいつから私は逃れることができない。身体がぴくりとも動かないのである。しかし、また動こうという気が湧かないというようでもあった。
しかし、突如「くぁwせdrftgyふじこ」と、わけのわからない声を上げて父がそいつに体当たりを喰らわした。しかし、いとも簡単に弾き飛ばされる。
それでも父は即座に立ち上がり、なにか目にもとまらぬ速さで腕をそいつに叩きつけた。「ぬ……」そいつの皮膚が弾け飛ぶ。その下から緑色の筋肉が覗いた。「鞭打か――邪魔だッ!!」
破ァッ、という掛け声ともにそいつは腕を振り上げた。その瞬間父が、その立っていた地面ごと≪噴火≫した。まさしくマグマに飲み込まれるように光の奔流に呑み込まれてしまったのである。
>>740 ムスカ大佐の最期ね うんうん がんばったね
《噴火》とか寒いな
ピッタリな表現だと思ってるなら、ちょっと残念なセンスだ
747 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/02(月) 15:22:12.58
どうせなら鞭打とかに突っ込めよ
748 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/02(月) 15:23:10.84
これはツッコミ入れたら負けだろw
目をむいた自分の顔は見えない。
よって視点がおかしい。
以上
750 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/02(月) 15:28:32.49
ネタにマジレス出来るのも才能だなと思いまつた
「視点がおかしい」ということでなく、「頭がおかしい」とはっきり言ってやれ。
マジレスだと思っている時点で才能がないな
2チャンむいてないよ
753 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/02(月) 15:59:45.73
ワロタw
754 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/02(月) 16:04:43.51
人をけなすときにのみ、その才能を遺憾なく発揮させるのが2ch住人。
書き込んだあと「新着レスの表示」をやたら踏む。それがch住人。
つまりおまえら
ツマリ・ラディン・オマエ
こどもの頃、マンモス団地に住んでいた。団地の公園のトイレには落書きがたくさんあった。
落書きでけんかしているやつもいた。落書きがもとでついに殺人事件が起きた。2chはそ
の点安心だと思っていたら、そうでもなくなってきた。すばらしいことだと思う。
程度の低い戯れ文と自演の巣窟。
そんなすくつに新たに降り立つ者がまた1人・・・・
嫌いじゃないぜ
ムッシュて。どんなセンス? 出直してこい
出直したぜオラオラ営業!
いいからとっとと晒せよ
駄文が4レスも続いてイライラしてんだ
今日はワイさん遅いね
月曜だからかな
生理かい?
>>747 すげえなこれ。ゴルゴに出てきそうだな。
そっちはゴルゴじゃなくてバキなw
771 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/02(月) 21:26:57.71
古文の原作ありですが、晒していいですか?
ダメ
773 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/02(月) 21:33:48.11
なら止めときます
もう完全に夕陽は落ちて夜なのだろうか、いやしかし微か
にうすく赤々としたものが残り、漂っていると感じられなく
もない。それは公道に並ぶビルの高い場所では、そんな最後
の夕陽をほんのわずか受け止めているようであったからだが
、やがてそんな僅かばかりの夕陽の恵みもなくなり、騒がし
いネオンが明々とつづく冬の夜になった。
5点!
>>774 これは…
「それ」の使い方に完全に失敗してますね
777 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/03(火) 00:13:48.46
>>776 これは……
「三点リーダ」の使い方が間違っていますね
2ちゃんで三点リーダ気にする必要はないと思うよ。。。
マジで、、、
気にしろバカ
どんだけ顔真っ赤だよ
>>774はどっかに縦読み仕込んだネタじゃねえの?
本気でこんな駄文書いてるわけじゃないだろw
まあただのゴミだわな
784 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/03(火) 00:38:04.86
か
く
後
が
し
た。
覚悟がした。
少しおかしいが自殺という線はないか?
>>774 これはネット翻訳によってゲール語による蓮舫呪文を訳したものである。
ヤンキー・スタジアム。9回裏、ボール・カウント2-3。満塁。3-0。負けている。
「なんとしても成功させなければ」と打席のイチローは思った。
「なにがなんでも成功させなくちゃ」とレフト・フェンス際のサクラは思った。
「ぜってー成功させてやるぜ」とサチェル・ペイジはマウンド上でつぶやいた。
サチェル・ペイジは左の手の平をひらひらと動かしたあと、おもむろにふりかぶる。
サクラはレーザー・ポインターの照準をイチローの眼にあわせる。
サチェル・ペイジの指先からボールが離れるのとサクラのレーザー・ポインターから
レーザー・ビームが放たれるのは同時だった。
1)イチロー選手の所属チームはどこか?
2)サチェル・ペイジはあといくつストライクをとれば勝利投手となるか?
3)サクラの大戦中の持ち歌は?
4)サチェル・ペイジの投げた球とサクラの放ったレーザー・ビームはどちらが先に
ホームベースに到達するか? サチェル・ペイジの球速は112mphとする。
お節介承知で。
ワイさんもある一定ライン超えてる作品だけ評価したらいいんじゃないですか?
かなり酷だけど評価しないって言うのも一つの評価だと思います。
このスレにはワイさん以外にも評価してくれる親切な人はいますし。じゃないとワイさんがもたない気がする。
787が一定ラインを超えていない文章なので評価されないに100ペリカ
>>787 起承転結、序破急がない!
「てにをは」「句読点」におおいに疑義あり!
自覚なき似非の善意13点!
ワイスレのヤツって電撃スレよりユーモアセンス無いな
寒すぎ
>646
遅くなってしまいましたが、ワイさんありがとうございました。
突っ込まれどころがないように点検してましたがw
ご指摘ありがとうございます。大変勉強になりました。
>(凍った湖面の一部に故意に穴を開けているように見える!)
凍った湖面の一部に故意に穴を開けていますw 釣りか何かの跡的なイメージです。
デカい湖だと区画を区切ったりして同じ湖面でスケートと釣りを同時にやらせたり
時間差でやらせたりということはあるようです。
凍った湖面が融けて割れるというレベルだと危ないので営業中止とすることの方が
あり得そうでかえって不自然かなと考えてました。
>(熱の場合は浮かされる! 悪夢の場合はうなされる!)
>高熱が見せた泡沫の夢と思うことにした!
夢オチにするか迷いがあり、そのために曖昧な表現をつい残してしまったのは否め
ません。すんません。
冒頭部は語り口調に入りやすくするためにつけたもので、語っている相手を話にどう
絡ませるか具体的なところは考えてなかったです。
湖上の氷上清掃車(整氷車)は、除雪車の方が自然ではあったでしょうがスケートに
絡ませづらいので整氷車としました。屋外対応機自体は製造されているようです。
>736
ご指摘ありがとうございます。
これは短篇か掌編の賞に応募しようと思って書いたけれども没にした作品でした。
実際に人に聞かせるとしてもあまり不自然でないように気をつけて書いてたんですが、
どうしても文体がネックで規定枚数を過ぎてしまうので疲れてブン投げた代物です。
やっぱり読む方も飽きますよね…精進します。
>>729-730>>732 主人公の現状がわからないので父親との話がしっくりこない!
>父の顔を見るのは夏の初め以来だった。
(この時の季節は冬! 父親は単身赴任していたのか! 主人公は別のところに住んでいるのか!
十五年前の話ではあるが、現在の主人公の年齢が不明なので逆算することもできない!)
>それほど間近に父を感じるのは何年もなかったことだ。
>何年ぶりかで見る父の笑顔だった。
>「一緒にいてあげられなくて。」
(上記の説明と同じ! 二人の立場がわからないので言葉が胸に響かない!)
あやふやな二人の関係が物語の良さを損ねた63点!(`・ω・´)
>>740 >それは地上で最も美しいもののひとつであろう
(星の表現には相応しくないように思う!)
>あっ、と私は叫んだ。
>しかし、その叫びは私の耳にすら届かずに掻き消されてしまった。
(『あっ』と叫んでいるので耳に届いている!)
>なにか目にもとまらぬ速さで腕をそいつに叩きつけた。
(父親の行動が見えているので目にもとまらぬ速さではない!)
>鞭打
(少年誌で目にした打撃!)
親子の姓は範馬のような気がする53点!(`・ω・´)
>>774 主人公が感じている通りなので夜ではない!
あれやこれや考えて夜になった!
そんな話!(`・ω・´)
>>783 一馬は自分の所属している独法に存在意義を見出せないとある!
支離滅裂な説明で馬鹿を晒して廃止を受け止める覚悟でいた!
そのような彼は統計を駆使して長崎県の要望を廃止に追い込んだ!
物語の設定としても行動原理が危うい!
一馬が仕事を辞めたいので独法を廃止に向かわせるのか!
本人が辞めればいいだけの話ではないのか!
動きの少ない話なので盛り上がるような工夫が欲しいところ67点!(`・ω・´)
>>786 スルー検定問題なのでワイはスルーする!(`・ω・´)
曾祖父宛のカール・オルフの手紙をきっかけに、『カルミナ・ブラーナ』の写本を
めぐる謎解きの旅は、その緒についた。アノ・ドミニ紀元2000年の冬の盛りのこと
であった。『カルミナ・ブラーナ』、「ボイレンの歌」は300編余りあり、それらは
ラテン語、中高ドイツ語、古フランス語、古イタリア語で記されていて、解読するだ
けで7年の歳月を要した。その間、わたくしは妻と飼犬の死にまみえ、さらにはわが
血に宿る呪われし病を発するにいたった。そのような次第で、わたくしに残された時
間はわずかだ。「謎解き」はきわめて迅速になされねばならない。運命の女神は冷徹
峻厳に世界を支配しているが、わたくしの最後のささやかな旅に微笑みかけるくらい
のやさしさは持っているはずである。
麻布の聖フォルトゥナ・トリオンフィ修道院を囲む鈍色の壁に沿って暗闇坂を登り
ながらラフマニノフの『ヴォカリーズ』を口ずさんでいると、涙は次から次へと溢れ
てきた。涙のわけを探ろうとは思わなかった。たいていの場合、涙はただ流れるまま
にしておくのがよい。いつか涸れ、乾くからだ。暗闇坂の中腹あたりで暗鬱な気配の
類いに呼ばれ、左手のエスタライヒ大使館を一瞥した。掲揚塔の国旗が半旗の状態で
風に翻っている。誰が死んだのか? わずかに興味をそそられるが、昼に食した鰻の
脂の匂いが鼻先によみがえり、気持ちはみるみる萎えてしまった。モーツァルトのレ
クイエム第8曲、『涙の日』の旋律にのせて「Austria Est ImperareOrbi Universo」
とだけ唱えた。死者は決して蘇らぬが、なにがしかの慰めを捧げることは生き残った
者の責務である。聖フォルトゥナ・トリオンフィ修道院の壁の内側から修道僧たちの
厳かな祈りの声が聴こえる。長い夜になりそうだった。
798 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/05/03(火) 11:45:57.44
>>797 知識に偏った内容は非常に読み難い!
>ラテン語、中高ドイツ語、古フランス語、古イタリア語
(並び順は違うがウィキで目にした! 『など』と書かれていたのでこれらの言語だけではないと判断できる!
その部分を探求する内容であれば独自性を打ち出せた!)
カルミナ・ブラーナの解読をAD2000年から始めたとある!
1847年に不完全ながらも出版がされていた!
何を元にして解読を始めたのか! そもそも後発で解読の意味があるのか!
Austria Est ImperareOrbi Universoはフランス語のように見えるが単語の意味はわからない!
知識と創作の違いを考えた方がよい!(`・ω・´)
最近ワイスレ切れ始めてるなw
公平性がなくなってきた
だから何度も言っているけどプギャーは読む力なさ過ぎるんだよ
紅茶が現れてからのこの荒れっぷり……
ワイも悪影響受けすぎちゃってるな
>>802 それか、ワイ自身も悩んでるのかのどっちかだな
まぁとりあえず単純に一人の他人にみてもらえるってだけでも、意味はあるんじゃね?
センセイ的による添削的に利用するのは如何なものかと思うが
添削が言いがかりになりはじめたら終わりだよ
プギャーの訂正が言いがかりじゃなかた時期ってあるの?
プギャは「反知性」の立ち位置だってことだ。
:反知性主義
本来は知識や知識人に対する敵意であり、そこから転じて国家権力によって意図的に国民が無知蒙昧となる様に仕向ける政策の事である。
主に独裁国家で行われる愚民政策の一種。
レフよ、聖なる克肖者、シチリア永遠の身体、カタナの司教、炎の道を歩む者よ!
見よ、レフが異教に従い、盗賊の一人だった時、罪なき市民は盗賊の剣に倒れた。
盗賊達の剣の溝から滴る血は流れ、ゴルナルンガの川を赤く染めた。聞くがよい、
今もなお、日の高い昼の頃、己の奪われし春がいかなるものであったか、歌う
ゴルナルンガの輝きを、水の音色を。盗賊達はあらゆる市から、宝と食料と命を奪い、
暗く燃える略奪の叫びを轟かせた。
盗賊の一人に目を伏せ、沈黙するレフがいた。彼は罪なき市民の命を哀れみ、
命のある人を癒し逃しながらも、日々偶像を崇拝し、「どうか彼の命を助けさせてください、
また生きるために仕方なく略奪を行う我らですが、このことに過ちあれば、
炎に投げ込んで下さい」と願った。
主は願いを叶えられる。ある市の略奪の後、どこからか火の手があがり、
既に市民のない街に蔓延る、野蛮な異教の殺戮者どもを、炎が氾濫した川となって
飲み込んだ。逃げ惑う盗賊達の中で、レフを含む数名だけが生き延びた。
時よ、今を明らかにせよ。レフはその後に洗礼を受け、キリストと出会い、過去を悔いる。
さて、彼は誰に対しても、自らが過去に盗賊だった事を語り、あるいは証拠を見せて、
隠そうとしなかったが、このことが破滅に追いやらぬよう、師は主の御名に請い、
彼に病を救うすべを教える。それから後、彼に怒りの火を投げかける者もいたが、
彼は甘んじて受け止め、更に多くの苦しむ人、貧しい人を助けるために、やがて
尊敬の灯火に照らされていく。
時よ、今を明らかにせよ。レフはカタナの司教となり、川のそばで人を癒す。
さて、その頃カタナには、イリオドルの一団がいた。彼らはレフと共に逃げ延びた
かつての盗賊たちで、キリストを信じるといいながら、悪魔に取り憑かれていた。
炎の中から逃げるにせの奇跡で人々を惑わし、罪なき市民から宝と食料と心を奪っていた。
レフは彼らに正しい教えに戻るよう、呼びかけるが、彼らは従わない。
ある時、レフが祈祷をしていると彼らが教会にやってきて言った、「一体、誰がこの
カタナの司教様だというんだ。人々を略奪してきた盗賊を、このまま我らは許すというのか」
こうした言葉に宿った悪魔が人の心に入り込むと、信者達は惑わされ、断罪の炎を手に
レフの元を訪れる。人々が悪魔に惑わされていることを見たレフは、イリオドルらが
既に呼びかけるのみでは癒せないことを知る。彼の目から涙が零れ、小さな川が
至聖所を濡らす。レフは人々の炎を取り、自らもつと、肩衣(オモフォル)をイリオドルらの
首にかけ、至聖所から広場まで引いてゆく。人々は彼についていったが、何もする事は
できなかった。
レフよ、聖なる克肖者、シチリア永遠の身体、カタナの司教、炎の道を歩む者よ!
広場につくと、あなたはイリオドルに過去の罪を告白するように告げる。その後、
広場に炎を置き、イリオドルらを連れて自ら炎の中に入っていく。イリオドルらと悪魔は
悲鳴を上げて焼けていった。しかし、あなたは祈りの言葉を唱え、彼の姿を間近に
見つつも、焼かれる事なく立つ。悪魔が焼け死ぬと、人の心は正しい信仰に戻り、
あなたに涙を流して感謝する。
レフよ、あなたはその死の後から、致命女聖ルキヤ教会に埋葬されている。
あなたはあなたを訪れた長血の女性が癒されたが、それだけでなく、今も川のように
あなたの墓所へ押し寄せる多くの人を癒していく。
聖なる者に幸いあれ、アミン。
うん 電撃いけ
>>808-810 一聖人を中心に据えた寓話に見える!
教会に関する特殊な表記は物語を妨げることはなかった!
雰囲気に貢献していて程がよい!
日本語に翻訳されたような文章は狙って書いているのか!
全体を通して印象はよい!
幅広い読者層に支持される内容を書くことも大切68点!(`・ω・´)
引用しなくなったな。荒らしなんて気にすんなよワイさん
「誠ちゃん、今日も学校行かないの?」毎朝のように投げかけられる母さんの声。もう半分諦めかけている。わかってるんだ。
放っとくのも気が咎めるからって思ってもないこと並べてるだけだってことは。ほら、その証拠に返事も待たずに階段を降りて行っちまう。
もうこうして部屋に閉じこもってから一週間になる。でもしょうがないんだ。あの学校には僕の居場所なんかないんだから。
それに家でだって「学校にはいつになったら行くの」って母さんになじられるだけなんだ。ここから出られないのは僕のせいじゃない。
全部あの女のせいだ。同じクラスの真山聡子。
おかしいと思ってたんだよな、あんなタイミングで倉敷や塚原、小宮山たちクラスの悪ガキ連中が踏み込んでくるわけがない。
あの女自分で誘っておいて、僕が我慢できなくなったタイミングであいつらを呼び込む算段だったんだ。ハメられたんだ、僕は。
もう僕はあの教室では変態扱いだ。校長にバラすぞって脅されるだけなんだ。学校を追い出されたくないだろ? って。
それに、公になってないまでも噂は既に広まり始めている。違うクラスの生徒にも変な目で見られることがあった。職員室に行っても妙にじろじろ見られるんだ。
もう終わりだ。手遅れだ。どうすればいいのかもわからない。今日もこのまま布団をかぶって一日が終わるのを震えながら待ち続けるんだ。
『ピンポーン』
びくっと身体が震えた。なんだ、ただの呼び鈴の音だ。いつも通り母さんが応対するだけだ。僕が気にすることじゃない。
でも今日はなんだか様子が違った。玄関の辺りで二言三言喋った後、母さんが階段を登り始めたんだ。
僕は猛烈に嫌な予感がしていた。そして僕の部屋の前で立ちどまった母さんは、ドアを叩いてこう言った。
「誠。学校のみなさんが来たわよ」
僕は突然考える力を失った。文字通り身体が凍りついて動かないのに心臓だけが好き勝手に暴れ出しやがる。
平静を取り戻す暇なんかない。追い打ちをかけるように三、四人分の足音が近付いてきた。階段をことさらゆっくりと登って来る。逃げ場はない。
そいつらはまた母さんと何事か言葉を交わした後で、一際はっきりとした声で僕に呼びかけてきた。やっぱりあいつらだ。
「どうして学校に来ないんですか。みんな待ってますよ。先生」
あー「毎朝」で「一週間」ってのは短いな
しくった
既視感あるネタだし下手だなあ
校長に言い付ける、でだいたいオチは割れてしまう
冒頭の母親の態度も不自然
あっさりしすぎ
1ヶ月、せめて2週間くらいならわかるけど、1週間ならもっと息子を引っ張り出そうとあれこれするもんじゃないのか?
思ってもないことを並べる、ってのもよくわからない
オマケで60点くらい?
50点だな
いつだろうか。晩秋の風は、霧雨の中を激しく吹いていたと記憶する。
その日は3間目で学校は終了したので、すぐさま下校することになった。
外は、赤子が我慢するように、いつ雨が降り始めてもおかしくはない空模
様だったので、俺は教室を出るといちもくさんにバス停へとむかった。
バス停で数人の小学生達と関東バスを待った。やや小柄な俺は周り
の同級生達を見上げる感じだった。劣等感を増幅させた。大きくなりた
いという欲求を加速させた。が、だからといってある日突然大きくなれ
るはずもなく、儚い夢だとこの頃は思っていた。
関東バスは、時刻表どおりにまったく狂いなくやってきた。しっかりと
バスの停車位置に止まった。アスファルトの白線に寸分の狂いなく停車
した。みごとだった。俺達はこぞって乗りこんだ。俺は運転手の近くに
座った。というのは、今日のバス運転手はハンドル捌きが華麗だと知
っていたからだ。また、そのシフトレバーの扱い方は神の領域といって
もいいだろう。
バスは峠の入り口までは、いわば安全運転でのらりくらりと走っていた。
そして峠を登り始める。バスは右へ左へと曲がりながら、ゆっくりと登っ
ていく。いつ見てもみごとなハンドル捌きだった。洗練されたシフト操作
に息を飲んだ。
仲間達は、いつも通りのたわいもない話をしていた。俺だけは食い入
るように運転手を観察する。将来、関東バスの運転手になりたいと願って
いた俺としてはあたりまえだったからだ。
バスは峠の高い場所にさしかかった。その時だった。突然だった。
1台の、おそらくはRX−7。に、抜かれた。コーナーの外側からだった。
俺は見た。RX−7の運転手はこちらに指を立てていた。挑発行為ともい
えた。また雨はパラパラと降り始めていた。
ところでこの峠は『浦賀峠』といい、走り屋達には恰好のコースだった。
おそらくあのRX−7が走り屋なのは間違いない。それはその走りに走り屋
の雰囲気があったからだ。
そしてすぐだった。下り坂――ダウンヒルに入る瞬間には、関東バスは
加速しはじめた。運転手のアクセルはベタ踏み状態だ。たわいもない話を
していた仲間達は、急加速に対応できず、車内の後ろへ転がっている奴
さえいる。
最初のコーナーにさしかかった。白いガードレールは近づいて来る。が、
アクセルを離すことはない。ベタ踏み状態のままだ。いつブレーキをかけ
るのか、あるいはいつアクセルを離すのかと、俺は恐怖を押し殺して、目
を開いていた。が、もう限界であると思った瞬間だった。シフトレバーを
激しく動かしながら、アクセルはベタ踏み状態のまま、ブレーキを踏んだ。
強烈な遠心力で俺の身体はきしむ。
関東バスの前輪と後輪は、路面を滑っているのと感覚的だが、感じた。
ドリフトさせたのだろう。ガードレールの数センチ手前で曲がりきった。神の
為せる業としかいいようはなかった。とも、次の瞬間には逆の遠心力を
感じた。完成ドリフトだった。
関東バスの運転手は、ニヤリと俺を見て笑った。もはやRX−7を捉える
のは時間の問題だと思った。しのつく雨は激しくフロントガラスに弾いていた。
これはハイレベルな作品だ
イニシャルDを読んでるおれにはうれしい作品
氏ね完結しているところが興味深い
なにこれどこまで自演? それとも作品の内なの?
┌─────┐
│次でボケて.│
└∩───∩┘
ヽ(`・ω・´)ノ
うはwwwwwボケてwwwwwwとかwwwwwじぇんじぇん思いつかないwwwwwwww
すべった
ああ、間違ない。すべった
つまらん小説ばかりだわ
>>824 自演するつもりが名前欄直してなかった
それを誤魔化すために自分で自分を罵った
というところが面白いと思います
831 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/05/03(火) 22:36:59.11
堤君は変態だ。
なぜかというと、いきなり私のお尻に挿入しようとしたから。高校二年のゴールデンウイーク初日。
初めての日、なのによ?
堤君も私も初めてだったはずなのに。
そんなことよりも、先日、歌舞伎町でばったり堤君に会った。
十年ぶりだねってお互いはにかみながら。
彼はバーのスツールにおしり半分腰掛けて、私はシェイカーを振っていた。
「何にする?」
「ドライ・マティーニ。ジンはオランダジンで。ベルモットはノイリープラットでいいよ」
「変わってるね、相変わらず」
「そうかい」
私がレモンを軽く絞ったとき、堤君はスーツのポケットからシガリロを取り出した。
「変わった?あれから」
「さあ、どうだろう」
彼との記憶が、物凄い勢いで匂い立ち、色づき、動き始めた。
店の外は喧噪と春の嵐で、素敵にざわついている。そんな真夜中だった。
実話ですが、続けましょうか?
832 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/03(火) 22:38:22.51
メンヘラに構うな
835 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/05/03(火) 22:50:03.31
>>834 おまえ、どさくさにまぎれて私の小説にいちゃもんつけたな?
おまえのクソ小説なんて40点以下だ。ばーか。
くやしかったらおけつの匂いを400字で表現してみろってーの。
836 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/05/03(火) 22:53:27.57
いっとくけど、アナルセックスは気持ちよくないんだってさ。
中身空洞だからね。入り口の締め付けだけなんだよ。
くそったれどもめ。あと匂いもすごいんだぞ。気をつけろ。
>>835 いちゃもんに見えたのならスミマセン。
真面目に感想を入れたつもりだったのですが。
もう入れないことにします。
>>836 アホw
尻だから糞がたまっていると思ってんだろw
勉強してこい
てかネカマ
マジうぜぇ
>>836 汚いケツしてるから臭いんだよ
浣腸しろ糞溜まり女
842 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/03(火) 23:18:54.31
>>836 アナルセックスするやつなんてこの板じゃあんたくらいだよ
普通はそういうプレイがあるのを知ってたとしてもバカバカしいから本当にやろうとは思わない
843 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/05/03(火) 23:21:56.76
おまえらホントにイカ臭い野郎どもだな。
どうせチキンすぎて風俗にも行けないんだろう。
>>837 おい、あれがマジメな感想だったら感性疑うぜ。
文章に欠陥はない、位かけコラ!あんたと違って初心者だぞこっちは!
出鼻くじくなよ〜TT
うせろネカマ
荒らし通報しといた。スレタイ確認して反省しろ
>>831 続けてください。お願いします。
文章に変に凝ったところがなくて、等身大のあなたが素直に描かれていて好感を持ちました。
提君とあなたの関係が今後どう発展していくか、非常に興味深いです。
自演乙
歌舞伎町にいってこい
今はオッサンの時代とは違うから
848 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/05/03(火) 23:48:54.19
ふん!もういいよ!
ワイさんの点数がまた40点台だったら二度とこないよっ!
セックスって最近しないと、山田・『プギャアア』・遥は、ふと思った。
ところで、セックスのない日々が普通となってしまった彼女の趣味
は、2ちゃんねるだ。それはネット廃人と呼ばれるたぐいの人間で、
もっとも彼女自身も認めていた。ところで『プギャアア』とはハンドル
ネームではない。列記としたミドルネームで、エクアドル人の母が
付けてくれた。
プギャアアは酒を飲みながら、素人の文書を評価してみるという
ちょっと怪しい趣味を持っていた。傍から見ると、どこが楽しいのか
理解できようもないのだろうが、彼女なりに楽しんでいた。いやむしろ、
完成されたプロの本よりおもしろかったからだ。
完成された物というのは、安心感がある。本屋に並ぶ本というのは、
それなりに検閲と言わないまでも、不謹慎な物は並ばない。また誤字
や脱字、あるいは誤用というのもその本が出版されるあいだに修正
されているのでなかなかお目にはかかれない。
ところが匿名掲示板に書き込まれた小説というのは、緊迫感があ
った。欠陥文書ばかりであり、5分、10分で書かれたであろう推敲
もされていない文や、相当練って書かれたであろう下手な文など、
それがリアルだった。作者の息遣いが伝わった。すくなくとも『ぷぎゃ
ああ』自身は、ありふれた文より、欠陥文書といえるものが、奥深くて
好きだった。
掲示板の文書を評価するというのは、筆おろしのようなものだ。
童貞を食いをしている感覚で、『プギャアア』は今日も、ヘタな素人
小説を批評してみるのであった。
>>834 読みました。幼児向けの作品でしょうか。
うんちの種類をもっと詳しく書いてくれたら、物語にひきこまれたかも。
下痢やコロコロうんちなど。あと匂いも硫黄臭なのか、腐卵臭なのかなどなど。
幼児のうんちに対する考え方や漏れそうな時に取る行動、非常に興味深い題材です。
ネカマは二度と来るな!
ワイの考え!(`・ω・´)
とかだったら笑える
852 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/05/04(水) 00:03:10.63
ばーーか。
ワイさんはお前みたいな小さなティンポもとい器じゃねーよ
>>849 誰もがしてみたくなるワイ様のプロファイリング。
当たっている点はいくつかあると思います。
しかし普通は、心の中で考えてみるだけでここに書きこもうとはしません。
あなたの行動を見て思ったのは、ワイ様への愛を隠しきれなくなった末の凶行です。
潜在的ワイ様恋人願望は誰もが持っているわけですから、あなたの行動は抜け駆けにあたります。
愛はほどほどでお願いします。
>>831 修辞法の作りはよい!
続けてください!
>>852 四方八方に毒を撒き散らしているように見せているあなた、本当は純粋な心の持ち主なんじゃないですか。
ここのみんなも純粋であるが故にあなたを認められないんです。
あなたの本音を少しでも見せてくれればきっとまわりといい関係が築けると思います。
あなたの作品を楽しみにしている者より。
ワイさん次第だな
名無しが何と言おうと意味がない
自演すごいですね!
つか型にはまっているな
語彙も少ないからすぐにわかる
紅茶以来のモロバレ自演
別に自演でもいいじゃない
そこは重要なところじゃないと思うよ
まあな
いくら自演しようと「自分は馬鹿です><」ってことをアピールするだけだし
862 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/05/04(水) 00:31:26.67
すぐ自演とか言うんだもんな、お前らってば。いやんなっちゃうよ。
忍法帖出してもらえれば分かるんですけどね
IDがないと不安なのだよ
貴方はそうやってすぐIDに頼ろうとする
>>862 きみは、このスレのアイドルになる素質を持っている!
>>814-815 >あー「毎朝」で「一週間」ってのは短いな
(ワイもそう思う!)
>でもしょうがないんだ。
(口語体なのでいいとする!)
真山聡子の色仕掛けにあった!
場所は書かれていないが教室と思われる!
主人公の勤め先は小学校なのか! 中学校なのか! 高校なのか!
学校の種類によって印象が変わる!
ワイもショートショートで似たような内容を読んだことがある64点!(`・ω・´)
>3間目
(3時間目なのか! 3限目の打ちミスなのか!)
>将来、関東バスの運転手になりたいと願っていた俺としてはあたりまえだったからだ。
(『〜からだ』は必要ない!)
>その時だった。突然だった。
>コーナーの外側からだった。
(見栄えが悪い!)
>また雨はパラパラと降り始めていた。
(ここまでに雨が降った描写はなかった!)
>路面を滑っているのと感覚的だが、感じた。
(感覚的に思った方がよい!)
『〜だった』がやたらと目に付く!
バスの運転手の行動はあり得ない!
荒唐無稽の話だった60点!(`・ω・´)
869 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/05/04(水) 06:03:51.78
>>831 >歌舞伎町でばったり堤君に会った。
(書き方から場所は路上と思われる!)
>彼はバーのスツールにおしり半分腰掛けて、私はシェイカーを振っていた。
(店の中にいた! 場面が変わったのか! 初めから店の中にいたのか!
この文の前に改行を入れて場面が変わったことを読者に伝える必要がある!
一人称の文章でシェイカーを振る私! 位置関係で彼のおしりが見えるとは思えない!)
>実話ですが、続けましょうか?
(決め台詞なのか!)
前回よりは物語になっていた!
視点を気にしながら書いた方がよい56点!(`・ω・´)
>>834 >白いところを大目に耳をとって〜
(変換ミス!)
>チュー君のあまたが〜
(打ちミス!)
>勇者さまに撃たれた胸が〜
(矢で射抜かれた設定が銃の類いで撃たれたようになっていた!)
使い魔のネズミで安心させたあとに勇者のくだりは悪くない!
多重詠唱ヘルちゃいむではピンポンの単語の合間に二箇所の遊び心を見て取れた!
魔法の効果らしく、一度チャイムを押しただけで億を超える音を発する方がいいかもしれない!
あざとい馬鹿馬鹿しさを上回る展開が用意されていないと読み進めるのは難しい65点!(`・ω・´)
>>849 >セックスって最近しないと
(『していないと』の方がわかり易い!)
>すくなくとも『ぷぎゃああ』自身は〜
(カタカナが平仮名になっている!)
>童貞を食いをしている感覚で〜
(おかしい一文!)
彼女の文章評価の感想が一定ではなかった!
『面白い』から『奥深い』になり、『童貞食い』になっていた!
彼女の設定が甘かった54点!(`・ω・´)
>>870 感想ありがとうございます。
文章を書き慣れる為には少しでも毎日書いた方がいいかなと思って、連載を始めた訳ですが……。
>あざとい馬鹿馬鹿しさを上回る展開が用意されていないと読み進めるのは難しい
そうですね。ストーリー的には朝起きて隣の家に行っただけで、特になにも無いですし
2章は、ストーリー展開でひき付けられるように、ここは一旦連載を休止してよく練ってみようと。
あと1章は、まいんという幼女の一人称視点でやってみた訳ですけど、この癖のある軽い文体だと長く読むと飽きると思うので
章を変えるごとに人物の視点を変えて、文体も変えてみようかなと。その方が練習にもなるかなと。
自分で読み返すと、やっぱり、まだまだといった感じです。
ベチャっとした感じの作品にならないよう気を付けて、カラッと焼き上げる感じに書き上げたたかったのですけど
ギャグのキレも作品の完成度も低いし、文章にクドイところもあったりで、残念ながら目指していたところまで到達出来なかった。
連載終える頃には、もう少しなんとかなっているように頑張ろうと思います。
ありがとうございました。
>>843 僕も初心者っスよ。小説や漫画の感想やシナリオっぽいものは以前から書いたのですけど、去年の暮れから小説を書き始めたばかりです。
まだ一人称しか練習してないので、三人称なんて全く書けないくらいの素人です。
最初に書いた作品は、ヘタなりに一生懸命書き切ったので、他人の評価がどうであれ満足感があったです。
初心者が数行の文章を書かれて、他人から褒めて貰って、それで得られるのがあるのかも知れないですけど
僕には、文章に欠陥はない、なんて感想は書けないです。仮にそれがプロ級の文章でも書けないです。すみません。
874 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/04(水) 08:50:43.03
お前ヘッタクソだもんな
まだまだです。
なんだやけに盛況だな
ゴールデンウィークだからか?
なんだやっぱ基地外だったのか
NGぶっこむべきかな
僕のせいでこのスレが荒れると申し訳ないので、もう書き込まないようにします。
ぷぅぎゃあさん、今までいくつか感想を書いてくれてありがとうございました。では。
880 :
ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/05/04(水) 11:53:56.63
>>879 ワイ個人としては気にならない!
信憑性の疑わしい話に振り回されるつもりもない!
ただし今までの行為で他者に恨みを買っていて叩かれるのは仕方がない!
本人の判断で対処すればよい!
ワイは出された文章を読んで評価する!
文章には真摯な気持ちが表れる!
作者の考えが詰まった文章と語り合う!
ワイのスレッドにおいては、これ以上に大切なことはない!
作者は思うままに行動すればよい!(`・ω・´)
文章には真摯な気持ちが表れる!( ・`ω・´)キリッ
>>881 上級が真摯だとは書いてないだろ。作者が真摯な気持ちを持ってたらそれが作品に表れる、ってことだ
あんなウンコ小説のどこに真摯な気持ちが表れてるんだ
884 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/04(水) 13:24:32.16
文章にその人の気持ちや人間性が表れるというのは確かなことだよ
>>884 そりゃそうだ
そうじゃなかったら小説なんて書くもんか
>>880 ワイ様に同意。
このスレは来る者拒まず。
人間性とかどうでもいい。
作品があって、面白いか面白くないか判断するだけ。
いちいち、作者を取り巻く環境とか気にしません!
ワイ様、よくぞ言ってくれました!
ね・か・ま・わ・か・え・れ
ネカマハカエレ!(裏声)
889 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/04(水) 17:02:36.08
か〜え〜れっ! か〜え〜れっ!
890 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/05/04(水) 21:09:43.80
ただいまー
891 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/05/04(水) 21:48:03.76
スルーされてるなう。
明日から屋久島に行くから暫くお別れだけど
おまえら、ワイさんに迷惑かけんなよっ!
昨日罵っていた人たちも今日には笑顔になれます。
寝返るのは難しいように思えて簡単なことです。
他人を傷つけるのは、自分を傷つけるのと同じこと。
そんな自傷行為は愚かです。自分を強く持ちましょう。
まわりが罵ってるから自分も同じようにしてるだけだなんて逃げないでください。
帰っておいで、心のふるさと、この場所に。
たった一言「ごめんなさい」の言葉をたずさえて。
894 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/05/04(水) 21:56:30.37
ごめんなさい。
>>892 うーん、我ながら名作だ。
一人でも多くの人が救えるようにとの願いを込めて書きました。
40代加齢臭漂うネカマのオッチャン。
こんなところにも出張ってましたか。
あんたセンスが古いよ?
いいかげん気づけよ?
よ?
897 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/05/04(水) 22:12:10.13
じゃーおまえが最先端のセンスを示せ
よ?
どぐされイボ痔の脱腸ベルト野郎。
雑談でスレ消費は頂けない! スレ立ての苦労を知るべき!(`・ω・´)
オッサンが
釣れたw
900 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/05/04(水) 22:13:59.66
そうだそうだバーカ!
くやしかったら57点以上とってみろ!
キモッ
その通り!(`・ω・´)
誰か、作品出してくれないと盛り上がらないな。
寂しいような気もするが、これが本来このスレの在り方だった。
嵐が去り、良識ある人だけが残ればいい。
アルシャマとカリュカは逃避行をしていた。猫たちから逃げてきたのだ。
アルシャマはターバンを頭に巻いた冒険者である。髪の色は赤く燃え、目の色は栗色。冒険が好きで好きで
たまらないらしく、竜のしっぽにも登ったことがあるという。
アルシャマは手先が器用で、ほとんど何でも作れる。ウィトクリテという神に愛されているからである。口も
上手く、交渉も褒め殺しも罵倒もペテンもなんでもこなす。
アルシャマは冒険好きであるが、その他のところにおいては、心の読めない男である。のらりくらりと身を
かわし、本心を決して言おうとしない。暗殺者のカリュカは、アルシャマのそういうところが嫌いであった。
そう。カリュカは暗殺者である。紫の髪を短く束ね、目の色は深緑色。地上の不死教団に身を置き、物心付く
前から育てられた、純粋培養の暗殺者である。黒い服に身を包み、魔法の暗視用ゴーグルを頭にかぶっている。読心術も習ったのであるが、カリュカには、アルシャマの心が読めない。それがカリュカの悩みの種であった。
カリュカは本当は、不死教団のプライドにかけて、アルシャマを殺さねばならないのである。けれども、
それがよいことであるとは、結局一度も思えなかった。カリュカが暗殺行為に疑問を持つことなど、本来
あるはずのないことである。
テントの中で眠りにつく無防備なアルシャマを見ていると、いつもカリュカは胸の奥がしめつけられるような
気がした。それが恋であると認識するには、カリュカはまだ幼すぎた。カリュカはまだ十四歳なのである。
十六歳の成人になるまで、あと一年と六カ月もある。背丈も同い年の子に比べて、低い方である。牛乳は
もう試した。
一つ重要なことは、アルシャマを殺すまで、自分は不死教団には帰れないということである。我が家
同然に育ったその世界に戻れば、自分は暗殺者としての確固たる地位と、名誉と、報酬を手にすることが
できる。だが、アルシャマという男を見ていると、冒険者というものを見ていると、カリュカには、地位も、
名誉も、報酬も、そのどれもがちっぽけなものに思えてきてしまうのだ。
「なあ、カリュカ。神話の世界に足を踏み入れる覚悟はあるか?」
アルシャマは昔、カリュカにそう訊いたことがある。どんな意図だったのかは分からない。文字通り、
その通りの意味だったのだろうか。世界には人間の世界と神話の世界があって、どこかに明確な線引きが
存在するのだろうか。それを超えたら決して戻れない一線が。
「お前が彼岸に行くというなら、俺も行く」
カリュカは答えた。考えるまでもなく、口から答えが飛び出してきていた。紅潮した顔を悟られまいと、
カリュカは努力した。
「俺がお前のそばにいなかったら、お前はもう3回は死んでいるだろう」
だから、一緒に行くのだ。私はアルシャマの暗殺者であり、保護者なんだ。何か矛盾しているような
気がするが、それは後に置いておけばいい。直観に従え。不死教団で、そう習った。いつか成人したら、
友情とか恋愛というものが理解できるようになるのかもしれない。世界そのものがばらりと分かって
しまえるようになるのかもしれない。
今日も、マレタ(地底)に太陽が現れる。正確には天井の光度が少しずつ増し始める。カリュカは
目を覚ました。何か遠い昔の夢を見ていたような気がする。アルシャマも夢に出てきていた。アルシャマと
本格的に出会ったのはトジコ=マレタに降りてからで、それまでは出会いらしい出会いをしたことは
無いはずなのに。
目を閉じたまま、むくりと身体を起こし、夢の世界を振り返る。所詮、夢だ。どこか切ない懐かしさも、
アルシャマが出てくることも、夢なのだから矛盾していて当たり前だ。
「なあ、カリュカ。神話の世界に足を踏み入れる覚悟はあるか?」
目を開ける。アルシャマの声がする。夢の中と同じ台詞が聞こえた。無視することもできた。何言って
んだバカと罵ることもできた。だが。
「お前が彼岸に行くというなら、俺も行く」
夢の中と同じ台詞が、咄嗟に口をついて出た。
「そうか。じゃあこの神話は、きっと長くなるな」
横になったままテントの天井を見つめ、意味不明なことを口走るアルシャマを見て、カリュカは思う。
こいつはどこまで考えて物を言っているのだろうと。私はどこまで考えてそれに答えているのだろうと。
私は、英雄の介添え人ではない。ただの暗殺者だ。ただの暗殺者が、神話になることなどあるだろうか。
アルシャマが冒険者から伝説の英雄にクラスチェンジしたら、自分は暗殺者から神殺しにクラスチェンジ
するとでもいうのか。馬鹿馬鹿しい。
しかし、馬鹿馬鹿しいのはいつものことだ。アルシャマの周りには馬鹿馬鹿しいことが山ほどある。
その中に自分も含まれている。それだけの話だ。
「馬鹿だな。お前も、俺も」
カリュカは独り言を呟くと、起き上がってテントの外へ行き、伸びをした。今日もアルシャマの言う、
冒険とやらが――実際には、牢屋からの逃走である――始まる。その前に、干し肉でも齧って、
腹ごしらえをしなくてはいけない。
カリュカがトジコ=マレタの巨大な猫に発見、捕獲されたのは、そんなときであった。
んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおンンギモッヂィィィイイイイイイイイイィィイィィイ!!!!!!!!1
終わりです。本編のサイドストーリーとして書きました。
pixivにも上げてあるのですが、閲覧数が伸びない&ブクマも感想もつかないので、
ワイさんに評価をお願いしたく思います。
>>906 ところどころふざけた箇所(作者の遊び心)もあるけど、うまいと思う。
あんまり褒めるとまた「自演、自演」って騒がれるのでこれ位にしておきます。
70点以上出ると思う。
>>906 なかなか意欲的な作品ですね。推敲とかかなり時間かけたんじゃないかな。
このスレでもあまり見れない技巧に凝った作品ですね。
おまえさ、いい加減に自演止めたら?
たいした事の無い作品を褒めるなよ
こいついつもの固有名詞君だろ
書いた後には何故か手放しの賛辞がはいるんだわなw
ちょっと誰が喋ってるか分かんない
ヒント 誰がしゃべっているかわからないから自演が出来る
おまえら、どんだけ心が病んでんだよw
916 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/05/04(水) 23:12:53.76
だからコテった方がいいんだよね。
今日中に一個投稿できるかな?
でないと次来るのは来週になっちゃうんだよ。
>>912 固有名詞さんとは見て明らかに違うのに。自演疑うのは仕方ないとして、せめて的外れなこと言うなよ。
あとさ、自演暴きのレスがいつも二つ三つ連続するのはなんでよw
919 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/05/05(木) 00:22:26.56
自演とか疑ってると根こそぎはげるよ。
920 :
秋吉凉香 ◆2itMTGf8Qk :2011/05/05(木) 00:26:58.20
もう寝る。あと一個投稿したかったけど、酒板とかで遊んでしまった。
残念だけど来週までさようなら。
みんな仲良くやれよ。小説も少しは進めろよ。
朝から深夜までご苦労さんw
自演してようがどうでもいいだろ
うん、自己満にしかならない
>>904-906 朴訥な地の文が暗殺者のカリュカには合っていた!
独自の世界観なので現在の状況に疑問が残った!
マレタでテントを使って寝起きをしている!
自由に思えるそこが牢屋の中なのか!
またはマレタが巨大な地底の牢屋を指しているのか!
追い掛けてくる巨大な猫も牢屋に入れられているのか!
アルシャマの話は以前に目にしているので予備知識はある!
今回は抜粋かもしれないので状況がよくわからない!
牛乳を試す等の淡い恋心が微笑ましい72点!(`・ω・´)
925 :
904:2011/05/05(木) 07:15:37.62
>>924 ワイ様、72点もの高評価、ありがとうございます。
マレタとは地底全体のことで、トジコ=マレタはその中の一国です。
アルシャマとカリュカは、猫に捕まり牢屋に入れられましたが、脱獄して
(結局すぐ見つかるものの)逃亡しているという状況でした。
うまく伝わり切らなかったようですので、もっと状況描写に力を入れたいです。
今後とも精進していきたいと思います。
高速のラグナロフはきらりと光った。32のダメージ!
いかついドラゴンが火を噴いた。「う!」128のダメ
ージを受ける。「くそ! ホイミ!」と唱える。みるみ
る身体の傷は癒えていく。26回復。だがしかし、鋭い
ドラゴンの刃が来た。
「わあぁ、ああああぁ――!?」、私の身体はえぐり取
られた。132のダメージ。
まだ、早かった。数十歩、あるいただけでこのモンスタ
ーの強さは何なんだと思った。ゲームバランス悪いんじ
ゃないのか、と疑った。
意識は遠退いて行く。酒場の店主に「勇者なのかい。期
待しているよ」といわれたが、応えることことはできな
かったらしい。「さようなら」とつぶやいて私はこの世
と別れを告げたのであった。
>>926 >「わあぁ、ああああぁ――!?」、私の身体はえぐり取られた。
(ゲームの中の主人公視点に見える!)
>ゲームバランス悪いんじゃないのか、と疑った。
(この一文はプレイヤー!)
最後は主人公の視点になっていた!
使い分けているのではなく、視点の混同に見える!
ワイは高速で点数を弾き出した41点!(`・ω・´)
>>904-906 熱がこもるとやはりこれくらいの文章量になりますよね
筆致の中に読者を楽しませようという工夫が感じられるのが好感
>>797 ワイさんの横から勝手に申し訳ないんだけども
何も麻布行かなくても、本物の写本ならネットに画像ごと載ってるよ
カルミナのネウマ再現曲は、酒場っぽくて土臭いのが一曲150円ぐらいで売ってる
日欧逆に考えると、なんでかドイツに吉祥天・勝利寺って言う日本の寺があって
東儀秀樹の曾孫に当たる謎の人物が、寺に向かいながら蝶々夫人を鼻歌して泣き
「台北」大使館が半旗で、読経中のドイツ寺になぜか梁塵秘抄の写本がある。みたいな
…えらいお茶目な設定のような気がする
930 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/06(金) 00:30:18.74
あの方が来なくてさびしゅうございます
「おい、高村! ここを開けろ!!」
力一杯扉を叩き、俺は声を張り上げていた。
叩くたびに扉の蝶番が悲鳴を上げ、金属質のがちゃがちゃという音が向こう側から響いてくる。錠かなにかを掛けたのだろうか。扉はびくともしない。
それでも俺は何度も拳を叩きつけた。もはや拳を握り締める感覚もないが、もうこれしかない。今止めなければ取り返しのつかないことになる。
「高村! 冷静になれ! 死んでも何にもならないだろう!」喉も既に枯れかけている。飲み込む唾ももう出て来ない。
「もういい。もう俺はいいんだ」高村は投げやりな、覇気も生気もない声でぼそぼそと呟いた。もう何を言っても無駄だ。言外にそう宣言しているかのようだった。
「一体何があったんだ! とにかくここを開けろ!」
――久し振りに会わないか。
大学時代の友人、高村から電話で呼び出された。俺たちは喫茶店で落ち合い、少し喋った後、昔よく行った山小屋までこれから登ってみないか、という話になった。
その小屋は町から歩いてすぐの、小さな山の中にある。丘と言ってもいいかもしれない、そんな小さな山だ。
昔はキャンプ場があってそれなりに栄えていたのだが、麓や山中で何件か通り魔や殺人など事件が続けて起こり、地元の人間は近付かないようになってしまった。今ではすっかり廃れている。
そして件の山小屋まで来たところで、高村に異変が起こった。突然飛び跳ねるように走りだして扉の向こうに消え――そして「自殺する」と言い放ったのである。
「――なあ、憶えてるか。大学生の頃、この山でキャンプしたんだよな。三人で」
「ああ。憶えてるよ」言って俺は改めて小屋の現状を確認した。周りには割れたビンや薄汚れたビニール袋が散乱し、塗装の剥げた木材は虫にでも喰われているのか黒ずんでいる。
窓には板が打ち付けられていた。「あの頃はこの山小屋も宿泊料取るぐらいにはきちんと管理されていたな」
「俺は陽子が好きだったよ」高村は依然として虚ろな声で呟く。それは俺以外の誰かに語りかけているようでもあった。
俺は背中に冷たい汗が滑り落ちるのを感じた。
「もちろん知ってるよな。俺には恋愛の相談相手なんてお前ぐらいしかいなかった。それで実際、お前に相談したんだから」
「ああ」出ない唾を飲み込み、俺は喉を鳴らした。
「でも俺はフラれた。好きな人がいるからって」
「……あの時、お前から聞いた」
「お前は俺を慰めてくれたよな。もっといい女が現れるから元気出せって」高村は懐かしがるように呟き、溜息をひとつ落とした。
ズボンに掌の汗を擦りつけ、俺は口を開こうとしたがぞっとするような高村の声がそれを遮った。「だが陽子はお前と付き合っていた」
「な、何を言って……」
「手紙が来てたんだ」
「手紙?」
「陽子からの手紙だよ。二年前だ。子供ができたから、生まれたら今度顔でも見に来てってさ。お前との子供だよ」
さっきまでよりも感情のこもらない、恐ろしく冷たい声で高村は続ける。
「俺も色々忙しくてな。ようやく休暇取って地元から戻ってきたのが二か月前。それで久し振りに中村に会ったんだよ。お前の子供が幼稚園に入ったって聞いた」
「……」
「陽子が死んだこともその時聞いた。俺に手紙出したすぐ後だったみたいだな」
脚が、全身ががたがたと震え始め、俺は扉にしがみついた。
「陽子がお前と付き合ってたことを中村は知らなかった。いやそれどころか誰もそれを知らない。陽子は自宅マンションの踊り場から誤って落ちて――事故死だと警察は断定した。妊娠してたらしいけど父親は誰かわからない。
中村はそう言った。陽子の両親は既に亡くなっていて他に親戚もいなかったから子供のことは誰も問題にしなかった」
もう俺はまともにものを考えることができなくなっていた。何を言うべきかわからない。高村の刺すような言葉に心底怯えきっていた。
「今の奥さんは上司の娘さんなんだって?」
「あんなことになるとは思わなかったんだ」ひどく耳鳴りがした。世界がぐるぐると回転し出し、そのすべてが俺を押し潰そうと襲いかかってくる。
頭を抱え、身体の震えを抑えようとしたが止まらない。「――あいつが……俺の話を聞かないから……堕ろさないって泣いて聞かないから……ちょっと肩を押しただけで――」
「最初はお前を殺して俺も死ぬつもりだった」
いまや高村の声は、なんの性質も持たない、音の抜け殻になって俺の耳に届いていた。投げやりさも、冷たさも、刺すような鋭さもなくただ事実だけを伝えていた。
「でも駄目だ。久し振りにお前に会ったら懐かしくなっちまって。はは。憎くて仕方ないのに殺せねえ。――もういい。お前はお前で勝手に死んでくれ」
「ま、待て! まだ話は終わってないぞ!」
俺が叫ぶのと同時にぷしゅっ、と水かなにかが吹き出すような音がした。それから一瞬遅れて扉の向こう側にそれが跳ねかかるぱたたっ、という水音。
そして、何かが床に崩れ落ちるようなごとっ、という音が小屋の中に響いた。
もう音は聞こえない。自分の呼吸の音以外なにも音は聞こえてこなかった。
「頼むよ」
俺は床にうずくまった。落ちた涙が分厚く積もった埃を黒く固める。
「謝るから……俺が悪かったから……俺をここから出してくれ」
以上です
よろしくお願いします
>>932-934 文章センスが無い
目が滑る
気持ち良くポンポンと読ませてくれない
無意味にぶつぶつ途切れる感じ
志買って60点
内容無いようなら50点台の文章だけど
ウンコレベル
久々の40点台ktkr
ワナビ歴三ヶ月で70点取った俺から言わせてもらうとこいつは才能がない
ここってぷぅぎゃあああ以外も評価するの?
スレタイと違うから荒らし通報しといたけど、別のスレあるからそっち行ったほうがいいと思う
点数つけただけで通報ワロタ
俺なんかありがちすぎて点数つけることもできねえ
ワイだけど?
点数はともかく、確かにワイ以外の書き込みが多くなりつつあるな。
雑談はほどほどに。
雑談NGってスレのルールに書いてないだろ
ワイも雑談すんなって言わないし
自治厨はお呼びじゃないよ
944 :
微微微:2011/05/06(金) 13:43:09.97
>>932 >麓や山中で何件か通り魔や殺人など事件が続けて起こり、
これ不要。これを回収する物語だと誤読してしまうから排除すべき。
要は、その為に山小屋に人が近づかないから、
この山小屋に閉じ込められると死を意味するってことだろうけど、
これでは駄目。読み終えてもこの部分が未回収って感じで気持ち悪い。
945 :
微微微:2011/05/06(金) 13:49:08.32
「この山小屋は人が来ない」
「数年前にはこの山小屋で白骨化した死体が見つかるという事件も起きた」
って具合にして山小屋そのものを不気味さとか死の象徴にしたほうが良いんじゃないかと思う。
926の話を膨らませました。
目が覚めるとそこは教会だった。死んだはずだったが、
生きていた。そして神父はいった。「勇者に栄光あれ」
と、そして再び冒険を再開したのであるが、城下町の外
はドラゴンが生息しているということが判明した。スラ
イムやゴブリンという下等モンスターばかりではなかっ
たのである。
やはり隣町を目指すにはこの城下町で装備を整えるこ
とは必須なのであろう。ということで私は、武器屋、防
具屋、道具屋へとむかったのであった。
ところが、最初の武器屋のショーウインドに飾ってあ
る武器の値札をみるととてもじゃないが購入するのは不
可能だった。しかも死んだことで所持金がなぜか半分に
なっていた。神父が勝手に私の財布から金を抜いたのだ
ろうかと頭に過るが、たとえそうだとしても生き返らせ
てもらった手前、疑うことはできない。泣き寝入りも仕
方なかった。
結局、道具屋でやくそうだけ購入した。が、やはりど
う考えても準備不足であろう。
とにかく私はこの町で情報収集に努めることにした。
というのは、旅の目的が分からない。フィールドに出て
またもドラゴンに遭遇したら戦うどころか逃げることさ
えできないからである。
ところがここで問題が発生した。城下町の人口がおよ
そ5万人であったからだ。しかも全員に話しかけることが
できた。また彼らが話すことは聞く度に変わる。これじゃ
らちが明かない。スケエニックウスも冒険したと思った。
FF10で失敗した。FF10−2でも失敗した。11
は置いといて、12も失敗し、13でとどめをさした。も
はやFFシリーズは終了した感があった。だとすれば、ド
ラゴニアクエスシリーズに頼るしかなかった。そして満を
持して送り出したのが、ドラゴニアクエス10だった。
自由度をあげたと製作者は語っていた。ところがどうだ。
隣町に行く途中に、ドラゴンと遭遇した。斬新だったが、
あり得なかった。これはイベントだろうと最初は思った。
が、――GAMEOVER――の文字が映し出された時、
時を忘れて凍りついた。
「早く降りてきてご飯たべなさい!」と母親の声が聞こえた。
948 :
微微微:2011/05/06(金) 14:04:51.31
>>932-934 まあ文章の稚拙さは否めないけど、仕掛けと構成は悪くないよ。
回想の部分に三人のエピソードも挟んだりして一度テンポをゆっくりにして、
真相に迫る部分に向けて徐々にテンポを上げるといいんじゃないかな。
そうやって序破急を意識するとサスペンス系の作品はぐっと良くなるよ。
頑張って。
>>932 何?自殺を止める場面と思わせといて実は監禁殺人だったてこと?
それなら最後にちゃんと回収しなきゃな
今のままでは弱すぎるよ、読者にもっと分からせる描写が必要だよ
夕食を食べた後、再び冒険を始めた。あまりに広大な世界は
勇者を路頭に迷わせる。城下町の住人のショートエピソードが
テンポを悪くしていた。真相に迫る部分を微塵と語らない住人
に話しかけても無駄だと思った。ストーリーというのは、小説
であれ、ゲームであれ、起承転結もしくは序破急の構造を取っ
ている。また糸口くらい匂わす物であると聞くが、ドラゴニア
クエス10の世界には皆無だった。
またファンタジー要素が少なく、変に現実的、いやサスペン
スものというべきだろうか、私の最初のクエスト(ショートス
トーリー)は、旅館の店主が殺されたというところから始まっ
た。なぜか勇者の私が探偵となって真犯人を追うというものだ
った。
路頭に迷った私は、なけなしの5ゴールドを払って安宿に泊
まった時だった。就寝していた私の耳に「たすけてぇ〜」とい
う叫び声が聞こえてきた。2階で寝ていた私は目を覚ました。
耳を澄ませ、ギイイィ――と油を差したくなるような音をたて
ながらドアはあけた。少し顔を出して外を窺うと、他の客もて
んでに私と同じく顔を出していた。
バタバタと音をたてながら、男が上がってきた。「女主人が
殺された!」と悲鳴に近い叫びは危機迫るものがあった。
そして「お客様の中に勇者様がいられるそうですが、お願い
致します。助けてください!」と哀願した。すぐにその男は、
私が勇者であると特定して近づいてくる。
すぐに扉を閉めると知らぬ存ぜぬで口閉ざしていたが、ガンガ
ンと扉を叩いてくる。「お願いします。勇者様! 助けてくださ
い! お金はいくらでも払います」
その言葉に私の心は揺れ動く。そしてきびすを返して決断す
るのであった。一方でこのゲームの目的がさらに奥深く霧の中へ
と消えていったのだった。
のであった。
のだった。
最近ラノベ設定多いな
勘弁してほしい
非常識極まりないドラゴニアクエス10は、最近よくあるラノベ設
定に近いものがあった。勘弁してほしかった。
私が犯行現場にいくと、数分前に犯行が起きたはずなのに、すでに
刑事達でごったがやしている。凶器は鋭利な刃物で、背後から一突き
だといっている。おさらく顔見知りの犯行だろうと刑事の一人がいっ
た。その刑事はかなり若く見える。大きな黒い瞳が萌え萌えした。歳
は17といったところだろうか。当初私が被害者を触ろうとした瞬間、
すぐさま怒鳴られた。が、ツンデレな美少女デカは、私のハートを鷲
掴みした。もはや冒険などどうでもよくなった。とりあえずは事件を
解決して、このツンデレ美少女の好感度をあげて告白してみようと思
った。
954 :
名無し物書き@推敲中?:2011/05/06(金) 16:58:43.65
酷すぎ
最低点出るぞ
そんなことを考えていた時だった。2,3人の刑事がバタバタと
倒れた。突然だった。死亡原因は、O−111だった。出動前、ユ
ッケを食べたのが原因だったのだ。ユッケってこわいおと私は思った。
酷過ぎる出来事に困惑した。なんとまぁ、衛生管理をしていない
最低の焼き肉屋なのか。ユッケが可哀そうだと思う。高い場所から
低い場所、そう谷底に落されたユッケはもはや根性試しのメニューだ。
点からの受けた罰としては大き過ぎるのではないだろうか。
で、日テレはこのチェーン店をいたずらに全国放送した経緯があったのだから
すなくとも日テレも謝罪しろと私は思ったのである。
一方、見事に事件を解決し、無事に告白にも成功した私は、
彼女ができた。彼女は魔法使いだった。回復魔法が得意だという。
これで冒険も楽になると思った。ただ次の街に行くにはやはり心
もとない。だとすると、もう一つか二つこの城下町でクエストを
成功させる必要があるだろうと考えた。
ところが彼女が酷いわがままだった。カジノに行きたいとダダ
をこねる。よってすぐに別れたいと思ったが、首にすることはで
きない。回復魔法を使えるということは、もはややくそうに頼る
必要もないわけであるから経済的見地からも必要なのである。
クエストをこなしてお金と仲間を増やしたい心の内を彼女にぶ
つける。しかしそのわがままな彼女がカジノで稼ぐからといって
きかない。稼いだ金で武器と防具を買えば良いよと提案さえして
きた。あれこれ考えた結果、結局同意した。
彼女の名前はミヤビにした。理由はない。ふと思いついたから
だ。カジノへ行くとミヤビはポーカーをやると言いだした。現在、
事件を解決したことで得られた報酬と合わせて105ゴールドだ
とつげた。彼女は「全部貸して、倍にする」といった。当然断っ
たが、彼女は絶対に勝つからといって引かない。そして結局あれ
やこれやと問答した末、彼女の博才にかけることにした。
ポーカーが始まった。いきなり回ってきたカードはエース4枚の
フォーカードだった。目を疑った。いかさましてんじゃねぇのと
呟いてしまい、すぐに手で口を押さえる。彼女は三味線を弾き始
めた。
「最悪! でもいけそう。勝負してくれたら援交してもいい。BET
してくれたらここで脱ぐ。おじさん逃げるのもったいない。おじ
さんのカードのほうがつよいかも、こっちは全財産かけてんだ勝負
しろハゲ。私は負けたいの。媛交したいの」
そんなあからさまな心理戦は功をそうしたというべきか、結局この
1ゲームで100000ゴールド獲得した。エースの4カードを見せつ
けるとこのテーブルから殺意の視線を感じた。しかしミヤビはニコ
ニコと「どうも軍資金ありがとう」といった。
私はやっとスタートラインに立った気がした。武器が買える。防具
が買えると未来は明るかった。
これ嵐かな?
創作の喜びに目覚めた高校生の頃の私のようです
これ、途中から作者変わってるだろ。
だがいざ武器屋に入ると最低価格のこん棒ですら10000000G、防具いたっては18000000000G必要だった。
そう時代は大インフレ時代。
『おれのビニ本か?ほしけりゃくれてやるぜ 探してみろ この世のすべてをそこに置いてきた、ついでにバリバリに固まった俺の精液も』
金も無いが甲斐性も無い漢達(中学生)のオカズを探す旅が今始まった!!!
たぶん3、4人で書いてる
最後がプギャアアアだな
採点が楽しみ。本家(41点)を超えられるか?
>>932-934 >「だが陽子はお前と付き合っていた」
(『だが』は無くてもよい!)
>そして件の山小屋まで来たところで、高村に異変が起こった。突然飛び跳ねるように走りだして扉の向こうに消え――そして「自殺する」と言い放ったのである。
(山小屋に着いたばかりに見える! 主人公が小屋の中に取り残されたとするには無理がある!)
そして件の山小屋に到着した。間もなくして高村に異変が起こった〜
(このように到着したことを明かして、それとなくぼかしていれば受け入れられた!)
文章にぎこちない部分はあるが主人公の置かれた現状で焦りと捉えることもできる!
内容としては悪くない! 最後の一行には人間のエゴが見え隠れしていた!
安易な擬音に逃げないようにした方がよい68点!(`・ω・´)
遊び場と化している!
久しぶりの1000が見えてきた!
最後なのでこのような賑わいもいいとする!
腹が壊れているので寝る!(`・ω・´)
最初の人は、彼なりに真面目に書いてたと思うんだけどなあ
暇だからドラゴニアクエスト、続けてくれよ。
今のままじゃ、中途半端じゃん。
決められた自由の中で決められたルルールを、今やそんな窮屈な灰色のスーツに縛られた僕は今でもあのころを思い出す。
夏の日の少し背伸びした原っぱに落ちていた、ビニ本。それが僕にとってのドラゴニアクエストだった。
甘酸っぱい香りを残した僕がミヤビと名づけた記憶の残骸、僕があの日捨てたそれは風化もせずにただひっそりとたたずんでいた。
「確かにそこにはこの世の全てが置いてあった、そうバリバリに乾いた若き僕の思い出(精液)も」
おわり
手癖で書いたが別に後悔していない(きりっ
>>946 既存のゲームに頼った設定! ドラゴンは強敵! 復活を果たすと持ち金が半分になる!
5万人に話しかける意味はあるのか!
ゲームの中の話としても設定に無理がある!(`・ω・´)
>>947 引き続いてゲームの設定! FFシリーズの失敗を挙げているが理由は書かれていない!
落ちらしきものがあり、主人公の視点で統一されていた53点!(`・ω・´)
>>950 視点がおかしい! 勇者の視点なのか! プレイヤーの視点の混在があるのか!
『ドアはあけた』よりも『ドアをあけた』の方がよい!
>他の客もてんでに私と同じく顔を出していた。
(『てんで』のあとの様子が書かれていない! 否定文にもなっていない! 誤用かもしれない!)
勇者と特定した理由はどこにあるのか!
それなりに話にはなっていた50点!(`・ω・´)
>>955-956 設定が現代になった! 打ちミスがある!
ワイは刺し身が好物!(`・ω・´)
>>957-958 相変わらず、ゲームの中の設定! 唐突に彼女ができた!
魔法使いで回復が得意なのか! ゲームの中を強調するのならば僧侶やクレリック、またはセイジでもよい!
彼女の言動がおかしいの一言に尽きる51点!(`・ω・´)
>>962 大インフレ時代! オカズは買う必要がない! 彼女を作ればよい!
支離滅裂!(`・ω・´)
>>969 >ルルール(打ちミス!)
すげえ流れだなwプギャーが上手く落としたw
>>971 第一章書いた者です。設定に無理がありました。自分の中ではいけると思ったんですがワイさんの指摘で矛盾点に気づきました。
もっと描写などを磨きたいと思います。こんな作品に感想をくれてありがとうございます。
962と969書いたものです
正直どうでもいいです
950書いたものです
視点の混同は自分では気づけませんでした
あとてんでの使い方は間違ってました。反省してます(きりっ
勇者と特定した理由は脳内(笑)
私はカジノでおじさんを仲間にした。よって現在は3人パーティーだ。
ところで現在、城下町にあるとあるネットカフェで勇者として進むべ
き道を模索していた。とりあえずは匿名掲示板に書き込みでもして糸口
を思い、上記
>>971-976までのレスを引き出したのだが、有意義なものは
見当たらなかった。よって闇雲にでも進むしかないのかと結論付ける。
ところで新たな仲間のおじさんは、カジノで借金のカタとして獲得した。
格闘家だということもあって、武器を買ってやる必要もないので経済的だ。
金はある。仲間も獲得した。馬車も買った。最強の剣と楯も買った。しかし
まだ、レベル1だった。お金で経験値は買えないらしい。
フィールドを歩くのがこれほど怖いとは思わなかった。死んだらお金が
半分になる。気軽に経験値稼ぎもできない。やはり今日も安宿に泊まる
ことにした。どうすれば隣町へ行くことができるのか悩み。ふと気がつく
と23時だった。明日は土曜日にも拘わらず学校がある。億劫だった。
>>965 評価どうもです
最後の擬音連発は対照法的に被せようと思ってやってみたのですが
お指摘の通り稚拙さが前面に出てしまっていますね、気を付けます
日本語としておかしくない文章を書くことを意識して精進したいと思います
ありがとうございました
井上ひさしの『日本語文法』に擬音語について面白いことが書いてある。
さいとうたかを(ゴルゴ13の作)が擬音語の名人だとか
で、40代のおっさん連中(井上ひさしも含め)ライターの発火音を研究
したみたいな。ゴルゴのジッポが『シュバ』で、100円ライターが『カシャ
カシャ』で
三島由紀夫は親の仇にでも出会ったように擬音語を叩いたが
井上ひさし曰く、言葉の力を豊かにすると言っているよ
冒険しなくなったら、作家としては終わりとわかっていればよし!
一人称混在視点あるいは擬音語連発……
三島は叩くが井上先生は喜ぶのだよ
>>977 ギリギリでプレイヤーの視点に見える!
>〜糸口を思い
(省略のせいで日本語が危うい!)
>どうすれば隣町へ行くことができるのか悩み。ふと気がつくと23時だった。
(最初の句点は読点のような気がする!)
ワイは勇者の一助となる為に匿名掲示板に点数を書き込んだ58点!(`・ω・´)