1 :
自重:
■投稿する人へ
・あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は
小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番
よいですが、自分のサイトの直アドレスやまたり文庫・アリの穴などの投稿サイトをさらすのもあり。
酷評スレまとめwiki(
http://www6.atwiki.jp/kata/)でも投稿できます。
このような場合は、各サイトのトップページではなく、直接「作品の」アドレスを貼ってください。
・創作文芸板は最大改行32行、最大文字数は1024文字です。改行の少ない作品なら
1レスあたり原稿用紙2枚と少しくらい。3レス(原稿用紙7枚以上、もしくは100行以上)を
超える量の文章は、外部に晒してリンクを貼ったほうがいいでしょう。
※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見られる『隠し』でもかまいません。 無い場合は高確率でスルーされます。
スレに直接貼る場合も、一言書いておいたほうがスルーされにくいです。
※※ また、いたずら目的で投稿者を騙って、レスをする輩もいます。
なるべく投稿者はハンドルにトリップをつけて投稿してください。使い捨てのハンドルで構いません。
・投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。
・もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。
目についたものから批評していくので、見落としもあります。
・辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。
■批評する人へ
・批評への参加は自由です。
・当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
投稿者が納得する形で批評してあげてください。
4 :
990:2008/06/01(日) 22:52:30
【警告】
・出典を明記せずに引用した場合は著作権法違反となり、刑事罰に処せられます。
・自作でない文章を自作のものと偽った場合も同罪です。
・一部の語句の修正を行った場合も同罪です。この場合は無断改竄により更に悪質
であると判断され、刑が重くなります。
・2chへの匿名投稿でも、投稿者は特定されます。過去に多くの逮捕者が発生しています。
・このスレッドで上から目線で酷評している人たちは、プロの文章と素人の文章の見分けが
つきません。予めご了承下さい。
5 :
990:2008/06/01(日) 22:53:13
あと、前スレの某文についてはうだうだ続けるのナシな。
スレ立てた俺からお願い。以上名無しに戻る
いちおつ
次の患者さんどうぞー
990が独裁政権ねらってるぅぅ
名無しに戻るっつってんだから、860の話続けてもいいんじゃねーの?
それで990とか名前付けて文句垂れりゃ叩かれるだけだし。
860の話は大体もう言い尽くされたんじゃね?
860を蚊帳の外にして酷評者同士の議論を続けたいなら、
別館でやればいいんじゃかなろうか。
高杉カモーーーーン
860は却下。もういいでしょ。
やりたきゃ別館でどうぞ。
とばっちりで埋もれた
>>870,871は可。
ややこしくてよくわかんね・・・。
まーなんどもいーや。
晋作カモーーーーン
前スレ
>>870-871の作者
とりあえず、即興文だからというモノイイはやめるべきだな。
読者にとってそれが即興文であったかどうかは問題ではない。歌会じゃないからね。
投下する文章は推敲に推敲を重ねて、自分のエッセンスを充分出しきってから
提示してくれ。
19 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/01(日) 23:21:41
というか、オレは「酷評者」の書いた文章を読んでみたい。
「酷評」なんて誰でもできるから。
それで「酷評者」のレベルも分かるし。
素朴な疑問だが、ここに
「自分は酷評者です」と但し書きをつけて
投下したとして、それが本当かどうか19にわかるの?
「すべからく酷評者は鳥つけるべし」ってことか?
世の中にはね、知らない方がいいこともあるの。
22 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/01(日) 23:32:01
トリップつければいいじゃん(笑)。
そんなことすらできないチキン?
コテは荒れる要件だってこと22は知らんのか…
また、そうやって逃げるの?
22の作品キボンヌ(笑
もうとっくに晒したよ。
まあ試しにチキンだの逃げるだのいってる奴がまず鳥をつけてみろよ。
何が起こるかわかるからw
普段ROMでたまに酷評者の俺としては、そこまで力を入れる気にはならん。
化けの皮が剥がれるのも怖いし、なに書いたって叩かれるに決まってるしな。
どうせ狼少年だよ。適当なことをいって楽しむ。いたって真面目ではあるが。
というわけで、ちょっとだけ書いてみよう。
その日は満月であった。
俺は2chの酷評スレ、正式名所アオーッアオオオオーーーッ
失礼。俺は「あなたの文章真面目にアオーッアオーッ
ごほん。きょアオオーッ アウーオーッ
今日はちょっと無理でアオーン
(了)
こんな感じだな。半角は堂々と使ったがどうでもよかろ。
カギ括弧を閉じてないのもわざとさベイベー。
なるほど了解した。
単に酷評の意趣返しがしたいだけだね
>>27
>>30 おまえが、自分の作品を晒したら教えてやるよ。
>>31 はい、はい、そうやって納得したいんですね。
>>34 矛盾してるかもしれないけど、とりあえずおまえの作品晒して。
>>35 ,, -‐''" ̄ ̄`゙ ヽ、
/ \
/ i
ノ ___ノ
(____,,--‐‐'''"⌒:::::l.川
. |(●), 、(●)、.:|川 お前、白痴だろ?
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|リリ
. | mj |=‐ァ' .::::|(((
彡\,〈__ノニニ´ .:::/ミミ
/ノ ノ -‐‐一´\
結局なにも書かないで人生終えるの?(笑)
つ もうとっくに晒したよ。
つ おまえが、自分の作品を晒したら教えてやるよ。
アホだなホント…
人格批判で逃げる(笑)。
ああ、ほにげてるさ!!
いつもここで酷評してくれる人たちって、こんなのに反応しちゃうの?
>>43 うん、するよ。
だって生涯で一編の短編も書けなかった人たちのたまり場だから。
>>43 ここが匿名noID板である限りは
全てのレスをひとりで書くことだって可能なんだよ
私と43にはふたりが別人だってことはわかるが
他にもいるかも知れない住人に対しては、それは立証不可能なの
「とりあえず作品晒してみてよ」って言ってるやつは「ちょっとあの檻の中でライオンとバトってきてよ」って言ってるのと同じだよ。
絶対評価でならどんな作品だって叩く余地はある。プロの作品だとしてもだ。勝利の見込みは一分もない。
誰かに「作品晒せよ、鑑定してやるから」って言いたいなら、まず自分のを見せて「俺と勝負しようよ」って言うほかない。
相対評価でなら勝負は五分五分だからな。
48 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 00:09:51
ほんとオマエらって自分の「作品」を晒すのを嫌がるよな。
別に欠陥のある作品でも晒すぶんだけマシだと思う。
なんで自分の「作品」を晒さないの?
おまえらって誰だよw
誰かと戦ってるつもりになってるの?
晒したい奴は晒してるはずだが?
前スレ860とかなw
晒したい奴が晒し、批評したい奴が批評する
ここはそれだけのスレだろ
>>48 スレタイよめまちゅか?
晒した物に色々意見するスレでちゅ
しかも酷評するスレなんでちゅ
コテについては過去にもさんざん議論された。
結論。
善意の100人の集団もたったひとりの粘着荒らしに破壊される。
スルーすればいいだけの話とはいえ、前スレのように粘着荒らし
は自演x∞で量だけは投下してくるからね、ウザイしめんどくさい
ので名無しにみんな戻った。
やっぱ逃げてるよな(笑)
のののはよくやってんと思うよ
違うよ俺はのののじゃないよ
>>48 あなたは「オマエら」に含まれないのですか?
まあ、亡霊さんなら、そうでしょうが。
>>55 へえ〜、オレは自分の「作品」を晒したけど、あんたも自分の「作品」を
晒して、そのうえで逃げてるの? そんな度胸ないくせに(笑)。
まあ
>>47の言ってることがもっともだ。
ネット上の力関係は絶対的に個人に不利だから、のこのこ出てきて
わたくしの小説でゴザーイなんつっても+の評価はまずつかない。
酷評者は酷評の質で勝負すればいいと思うよ。評を貰った人が納得して、
成長に繋がるようなことを書けばいい。
>>56 晒す、晒さないは個人の自由。
おまえは自分で勝手にハリキッて晒しただけだろw
59 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 00:28:30
>>58 そうですか、それでは貴方の「自由」をちょっと拝借して、貴方の最新作を読ませてください。
>>59 なんでおれがおまえのゆーこときかなきゃいけないの?
だから誰なんだよおまえw
いくら「自分の作品晒した」つっても
その晒したという作品がどれかもわからなきゃ
それがおまえの作品だってことも証明できないんだから
全く意味ないんだよ
負け犬がきゃんきゃん吠えるな
>>59 お前は
>>58が「俺も晒したことあるよ」って言ったらどうするつもりなん?
「どの作品よ?w」って問い詰めたら「じゃあそう言うお前はどれなんだよ」って言い返されるのは必定だぞ
別館でやれ
ここはチャットじゃない
ていうかホントに誰なのこいつ
意味なくしつこく食い下がる阿呆はいないだろうし
まさかと思うが前スレの粘着?21才?
>>62 >お前は
>>58が「俺も晒したことあるよ」って言ったらどうするつもりなん?
読んで批評するだけ(笑)。
文意を理解しろよ(笑)
読んで批評するって、どれかもわかんないのにかよ(笑)
12時50分あたりで寝るつもりですが、「糞、死ね!」とかは時間内でお願いします。
糞、死ね!
糞、死ね!
送りバント
酷評されるのがいやなら晒さなければいいだけ。
読んでもらえただけでもありがたいと思わないと。
つまらない罵倒なでどはスルーすれば済むだけの話。
ここをどう利用するかは自分次第。
一つ言っておくと、ここ以外に晒してまともに読んでもらえることはまれだからな。
さらに付け加えるならば、ここにさらして、まともな評価がもらえることもまれ。
前スレ
>>860だけど、俺だったら描写やエピソードを多用して説得力を増すな。
たとえば
> 親との関係が修復不可能だとか言うこともなく、帰ろうと思えば帰られる。
> 親は歓迎はしないだろうが拒みはしないだろう。
> 偏見持ちの親と顔を合わせることもないし、
> 明生は両親を愛していたし、一応月に一度は手紙で一方通行の連絡を取っていた。
と説明文でかたづけずに、実際親にどんな手紙を書くのか、親にばったり出くわす場面をあえて
書いたり、兄弟を間にはさんでみたり等々ふくらませていくと、それだけで1章書けるくらい面白くて
「これが常識にはなかった大学生ホームレスの姿なのか!」と思わせる文章になると思う。
>「いじめを受けていたとか、親との関係が修復不可能だとか言う」人は
>「ちゃんとした人」ではない?
についても、たとえばいじめを受けすぎて対人不信になりホームレスとしてもうまくやって
いけなくなった人物なんかを実際に出せば
「いじめを受けた人は全般的にちゃんとしていないと言うのか!」と非難されずにすむ。
まぁ差別的と取られる表現はしないに越したことはないんだが。
>>72 ここが嫌ならまともな評価がもらえるところに行けばいいだけ。
75 :
今書き楽 ◆uE.26sywQg :2008/06/02(月) 02:44:49
これからも♪
よろしくね♪^^
76 :
今書き楽 ◆uE.26sywQg :2008/06/02(月) 02:46:03
あれ^^トリップミス^^訂正^^
77 :
今書き楽 ◆6XdTbx4o0E :2008/06/02(月) 02:48:12
are?
78 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 15:49:32
情景が伝わるかどうか、酷評お願いします。
春の日差しを受けたアスファルトが穏やかな光を照り返す。
田舎じみた道沿いには、緑の豊かな樹木が何本か生えた、
狭い庭付きの古そうな一軒家が辺りに並んでいる。
延々と続くその道を進む僕の少し先を、制服姿の女の子が並んで歩く。
彼女の長くて緑の黒髪が、しわ一つない清潔感の漂う白いセーラー服の背中を隠す。
紺色の襟の上を通り、白地の部分と髪の毛がモノトーンのコントラストを描く姿は、
ひどく艶めいた魅力を感じさせる。
僕よりも少しばかり背の低い、彼女の後ろ姿を見やると、
丁度彼女もこちらを振り返って、彼女と視線が完全に重なった。
その澄んだ黒い瞳に見つめられて恥ずかしくなってしまい、
これ以上彼女の顔を見ていられないとばかりに、
目を逸らしたい衝動に駆られる。
しかしそれ以上に、彼女から視線を離したくない。
二つの感情に挟まれた僕は、変としか言いようがない顔になってしまう。
彼女は僕の変な顔について何か言うでもなく、頬をほんのりと赤らめる。
僕も口元を軽く上げて笑みを浮かべてそれに応えた。
彼女は僕をの顔を見つめながら、口元に手で隠し、穏やかな微笑を浮かべると、
一転して申し訳なさそうな顔になる。
「もう少しで私の家につくから、遠くてごめんね」
「いいや、全然大丈夫だよ。まだまだ歩けるって」
強がりだ。乳酸がたまった僕の脚は、もう歩くのをやめるように僕の脳に訴えかけていた。
たまにもつれている足に力を入れる。相変わらず足は重いが、
彼女に一声かけてもらうだけで、まだまだ歩く気力がわいてきた。
>>78 なんか気持ち悪い。
自意識過剰のストーカーっぽい感じ。
80 :
904:2008/06/02(月) 16:22:57
晒す奴って、、、
860とか、、、勇気あるな。
>>78 >田舎じみた道沿いには、緑の豊かな樹木が何本か生えた、
>狭い庭付きの古そうな一軒家が辺りに並んでいる。
分かりにくい。
どの程度の田舎?
農村か?
それとも郊外の建て売り住宅地?
>延々と続くその道を進む僕の少し先を、制服姿の女の子が並んで歩く。
少し先を並んで歩くことは可能か?
>彼女の長くて緑の黒髪が
ちょっと色が多すぎるな。
緑の豊かな樹木、黒髪、紺色の襟、白いセーラー服。
そもそも「みどりの黒髪」でワンセットであって、「長くて緑」の黒髪ではないでしょ?
本文のままだとそう読める。
>紺色の襟の上を通り、白地の部分と髪の毛がモノトーンのコントラストを描く姿は、
ややこしい。
「紺色の襟の上を通り」
これの主語は何?
>ひどく艶めいた魅力を感じさせる。
おっさん臭い。
また重箱の隅をつつくのを批評だと思ってるバカか。
>乳酸がたまった僕の脚は、もう歩くのをやめるように僕の脳に訴えかけていた。
何かハンディキャップでもある奴なのかな?
住宅街歩いててこんなに疲れる奴って変じゃねーか?
古舘伊知郎がするサスケの実況じゃあるまいし。
>彼女の長くて緑の黒髪が、しわ一つない清潔感の漂う白いセーラー服の背中を隠す。
>紺色の襟の上を通り、白地の部分と髪の毛がモノトーンのコントラストを描く姿は、
>ひどく艶めいた魅力を感じさせる。
この辺と併せると
>>79みたいな感想になるのもうなずける。
>>82 そう思うのなら、自分で上手い批評をすることだな。
あと10分待つからやってごらん。
>>85 さすが賢い奴は違うね。
批評すらまともに出来ないのをごまかすのが猿よりは上手い。
>>86 それじゃおまえも駄文を晒してみ、「ごまか」さないで書いてやるから。
>>87 ちゅーことは
>>78ご本人登場ってことか。
>紺色の襟の上を通り、白地の部分と髪の毛がモノトーンのコントラストを描く姿は、
>ひどく艶めいた魅力を感じさせる。
この文章を自分でリライトしてごらん。
>>88 おまえも猿なみに誤魔化すのがうまいな(笑)
リライトはやってやるから、おまえも自分の駄文を晒せ。
>>78 比喩多すぎ。しかも紋切り型ばかり。
力みが空回りしてる。
乳酸云々ではすでにコメディ。
背伸びしてる感でまくりの作品、てかんじ。
まだまだこれからの人でしょう。
がんがれ。
>>89 他人の批評の批評は自分の批評をもってするのが筋だろ?
良い酷評をすれば他のつまらない酷評は霞むもんだ。
それから他人に言う前に自分の文章を晒さないとお前の理屈は成立しないぞ。
学校から帰ってきた昨夜のコかね?
このスレの趣旨を理解出来ないんだろうな。
95 :
78:2008/06/02(月) 18:02:46
すみません、規定の時間よりちょっと早いですが書き込みますね
自分の書き込みが荒れる原因になってしまったようで、申し訳ありません
読みにくい文なのに、読んでいただけるだけで感謝しています
ですので、批評に関して私から文句を言うことはないですよ
書き始めたばかりで文章力が低いのは自覚していますしw
ボコボコにしてください
96 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 18:12:07
車が一台しか通る事ができない、農道の両脇にはクヌギの木が
生えていて天空を被っており、轍を泳ぐようだった柔らかい木漏
れ日が春の到来を告げていた。農道に沿うように北側には低い柵
と狭い庭付きの古そうな一軒家が辺りに並んでいた。農道は長く
続いた。その先には低い山あった。
春樹の少し先を、紺色の襟を持つ白い制服姿の少女が歩いてい
た。白地と少女の黒い髪は見事な対照をなしていて、髪は木漏れ
日を受けると鮮やかに輝いた。突然、少女は後ろに振り返り、春
樹と視線が重なった。少女の瞳は黒く深く澄んでいた。少女の瞳
に見とれていると、少女は少し頬を赤らめた。春樹が微笑むと、
少女も微笑んだ。
「もう少しで私の家につくから、遠くてごめんなさい」
「いや、全然大丈夫です」と春樹は強がって見せたが、実際は脚
はひどく疲れていた。少女の言葉がありがたかった。「まだまだ
歩けるます」
-----------
ほらリライトしてやったよ。
こりゃまたひでえリライトだなw
一行目の読点はおかしいだろ。天空は大げさだ。やめろ。
農道に沿うように〜並んでいたの件は形容過多。せめて「辺りに」は抜けよ。
そしてここの三つのセンテンスの頭が全て「農道」ですか。そうですか。
「低い山あった」ってどこの外国人だよ。
「後ろに振り返り」ってお前、日本語大丈夫か? このあとも「少女」の
繰り返しがめちゃくちゃウザイ。
「もう少しで〜ごめんなさい」この間の「から」は日本語じゃないなw
「春樹『は』強がって見せたが、実際『は』脚『は』」どうにかしろよー。
「歩けるます」読めるませんw
>>97 だから、おまえの文章って批評なってないって(笑)
で、オレはいちおうリライトしたわけだけど、おまえの駄文は?
怖くて出せない?(笑)
リライトは無能がすること
なにもわかっちゃいねー
100 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 18:35:30
あ
また逃げた(笑)
102 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 18:37:04
批評も無能がすること
103 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 18:37:50
やめて!私の為に喧嘩しないで!
って訳で全く関係のない私がリライト
僕は女の子と二人で田舎道をあるいた。
つかれた。
女の子と目があった。
元気になった。
104 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 18:38:16
こいつの場合「酷評」にすらなってないんだよね。
105 :
91:2008/06/02(月) 18:58:37
>>96 全部してくれたのか。
>紺色の襟の上を通り、白地の部分と髪の毛がモノトーンのコントラストを描く姿は、
>ひどく艶めいた魅力を感じさせる。
ここだけでも良かったのに。
ご苦労様。
それにしてもまた大幅にリライトしたね。
ど田舎を歩いてるってことはよく分かるよ。
描写もあっさりしてて読みやすい。
何かこう戦後間もない頃の恋愛みたいな雰囲気でいい。
文章的なことは
>>97が指摘してくれてるな。
自分も同じところに引っ掛かった。
また重箱の隅と言うかもしれないが、ごく短い文章だしな。
必然的に内容よりもそういうトコに批評が傾くわな。
まあ、酷評にへこたれることなくがんばってよ。
応援してます。
自信喪失させるくらいの酷い批評を酷評だと思ってやってやらないと
このスレにきてわざわざ文章を見せる意味がない。
ということで酷評お願いしますぅ
彼の後しろから爆発音が耳に聞こえた。
これはとてつもなく巨大で大きな爆破に違いないことを確信した。
辛い、爆心地と彼の間には2キロmも離れていたので爆風がなびくこともなく済んだ。
彼が到着するころには辺りも野次馬が集まり、なにがあったか聞いてみれば
なんとこの大学の食堂にて爆破テロを働いた者がいるというではないか!
なんたることか、彼の母はこの食堂に勤めいているというのに!
夕陽も沈み辺りが閑散としたころには騒ぎも落ち着き、被害者も粗方病院へ搬送されたようだ。
しかし母の未だに出てこず、テレビ曲のインタビューもニ度受ける間も、彼は母の身を案じていた。
幼い頃から母と二人暮しの彼は、母が死ねば一人ぼっち。まだ若い彼には酷なものだ。
するとメールが。なんだ、こんな時に。ご飯ができたので帰ってこいとのことだ。
「そういえば、朝からなにも食べてないな……」
彼は帰路についた
>>78 別にあなただから荒れた訳じゃない
投下したのが誰であっても荒れたはずなんで、
あやまる必要全くない。
不必要かつ無意味な謝罪はいらんよ。
情景が伝わってくるかという問いだけど
これは厳しいね。
なんか網膜には映っていても、脳みそがそれを「情景」として
理解しない時があるけれど、ちょうどそんな感じ。
それなりにこと細かく描写してるけど、それが像を結ばない。
108 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 19:08:33
>>105 ありがとうございます。
意図的にやった部分もありますし、書き込みスピード重視でやった部分もあります。
言い訳に過ぎませんが、推敲しないでで貼り付けた次第です。
あのバカにつけいる隙を与えてしまったことを、ご理解していただけるとありがたいです。
109 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 19:15:31
まず爆発音をふりかえれ。現場につく前に現場に向かえ。
母親の職場がわかってるなら、現場に向かいながら胸騒ぎくらいは覚えろ。
誰からのメールだったかくらいは書け。
110 :
91:2008/06/02(月) 19:20:30
>>108 あのバカがどのバカのこと言ってるのか知らないけど、
>>97は煽り口調なだけで、実はちゃんとした酷評だよ。
些細なミスでも指摘してくれるのはありがたいことだ。
つまらない指摘をされる自分が一番つまらないんだってことを理解すべき。
何よりも自分の文章を読んでくれたことに感謝しないと。
それを「重箱の隅」と考えるのなら君はこのスレに向いてない。
>>106 誤字脱字ぐらい自分で直して、もう一度上げ直したほうがいい。
今のままだと誰もまともには相手にしないよ。
112 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 19:25:21
>>110 「些細なミスでも指摘してくれる」のはエディターの仕事であって、
批評家の仕事ではないと思っています。
113 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 19:25:37
>>108 243 :名無し物書き@推敲中?:2007/11/08(木) 01:13:35
デビュー前でも知っている奴いたし、作家でごはんでもファンつけてた
あいつは実力だと思うが
ここは誰かの書いた文章を酷評するスレであって
酷評が何たるかを議論するスレではないと思う。
>>112 それは君がそう思うだけであって、スレ全体の意思ではないよね?
君がそう思いスレの方向を自分の望むように変えたいのなら、
自分でスレを立てて自分の望む批評者を集めなさい。
君が正しいのであれば、この62まで続いたスレは廃れるだろう。
とりあえず君はこのスレを去ったほうがいい。
新天地で自分の力を試してごらん。
116 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 19:34:55
で、君の「酷評」は?
117 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 19:35:12
相手をしなければすむ話。無能には理解できないだろうが。
118 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 19:38:35
え、とうことはこのスレの住人はみんな無能ってこと??
119 :
106:2008/06/02(月) 19:40:06
酷評期待したけど「死んでいいレベルだなこれは」の一言もないじゃないの。
みんな甘すぎる。
俺がどれだけ頑張って言葉や誤字選んで書いたと思ってるの。
120 :
113:2008/06/02(月) 19:41:06
>>108 悪く言っていたのは私じゃない
尊敬してました
121 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 19:43:06
>>119 お前には才能がありすぎるよ。脱帽だよ。
122 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 19:43:29
123 :
113:2008/06/02(月) 19:46:30
mixiで知り得た事実なんて書いてない
>>121 こういうのやめてほしい。このスレにくるのは客観的な視点から酷評を受けて伸びるタイプの作家だと思うので。
>>122 そうなのか。皆、中途半端だな。
125 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 19:52:01
どうやっても伸びようのない奴が何か勘違いしてるよwまあ、頑張ってくださいやw
あ? あのよ、俺がなんのために106投下したのかわかってねーんだなカスが。
お前らが甘すぎるっつー旨を伝えるためなんだよ。
俺は元々才能ないし酷評ももらえない半端ものだから俺自身の評価は求めてねぇです。
やめてください。
スレ荒らすのはやめてください。
128 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 19:57:08
ぼく本気じゃなかったんだよ。ほんとだよ。
↓気を取り直して
130 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 19:58:44
>>125 今日書き込んだのはこのスレのみ
他の名無しと勘違いされているなら仕方ない
131 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 19:59:39
誰とも勘違いしてないよ無能
132 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 20:14:43
>>106 後しろから爆風で君はリノリュームの床に叩きつけられた。君が生きていられたのも
爆心地が二キロ離れているおかげだった。君が爆心地に到着する頃には大勢の野次馬が
集まっていたが、何が起こっているのかと問うと、全員「爆発が起こった」しか答えら
れなかった。
一人が、大学の食堂で爆発は起こったのだと言った。食堂には君の母親が勤めていた。
君が強引に食堂へ行こうとすると、消防隊に阻まれた。食堂はまだ燃えていた。
火が消えたのは深夜だった。次々に被害者は救急車で搬送されていった。君の母親はい
なかった。
突然、携帯が鳴った。母親から、からだった。「ご飯ができてるのに何をしてるの?」
そして、ようやく君は、朝から何も食べていないことに気づくのだった。
133 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 20:19:42
>>132 すごいです!本気で書いているなら、あなたの才能に嫉妬してしまいます!
134 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 20:20:04
後しろをどうにかしろ
135 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 20:26:23
わざとそうしてるって言い訳するよ。才能に満ち溢れてるからw
>>78 情景は伝わらないかな。
すでに指摘されている部分とかさなるけど、日本語が不正確なことがまず問題。
視点とか主語とからんでくるんだけど、誰から見た光景なのか、誰が感じているのか、
という辺りを意識するようにしたほうがいい。
あとは体言止めがちょっとクサイかな。
風景描写には「主観」と「客観」があるんだけどその書き分けがこなれてない感じ。
【 】の部分が主観なんだけど、これを排除して体言止めをなくすと読みやすいんじゃないかな。
>春の日差しを受けたアスファルトが穏やかな光を照り返す。
>【田舎じみた】道沿いには、緑の豊かな樹木が何本か生えた、
>狭い庭付きの【古そうな】一軒家が辺りに並んでいる。
>【延々と続く】その道を進む僕の少し先を、制服姿の女の子が並んで歩く。
>彼女の長くて緑の黒髪が、【しわ一つない清潔感の漂う】白いセーラー服の背中を隠す。
主観をいれるなら一言二言ではなく、もうちょっと買いたほうがいいかも。
あとキャラの名前は隠さないほうが自然な。
人物描写はアクションとかセリフを交えるながらやると自然になる。
リライトね
『初夏の日差しを受けたアスファルトは、穏やかな光を照り返している。
都内とは言え都心から離れたこの辺りでは、畑や田んぼは珍しくも無い。古風な門が
ある庭付きの大邸宅には樹木が植えられ、その枝は道路にまではみ出し影を落としていた。
学校からの帰り道、肩を並べて歩いていたミサトが言う。
「ごめんね、遠くて」
「いや、全然大丈夫」
僕よりも、少しばかり背が低い彼女に向かい、僕は笑顔をみせた。
衣替えをしたばかりの純白のセーラー服に、肩まである黒髪。派手さはないけど、日本人形の
ように繊細さを感じさせる顔立ち。その澄んだ黒い瞳に見つめられると緊張して恥ずかしさすら
感じてしまう。』
「うしろ」で変換して「後しろ」と出るIMEも珍しいな。
138 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 20:35:45
残念ながら、うしろで変換したとは限らないよ
140 :
106:2008/06/02(月) 22:06:12
釣るっていう意図はなかったんだけどな……。
釣りはイトがないとできないだろう。
だれがうまいこと
142 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 22:21:20
無能無能
143 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 22:21:51
しかし、誰も自作の作品を投稿しないのも寂しいな。
>>140 ブラックジョークっぽいんだけど内容がいまいち理解できない
母が食堂にいない理由がフォローされてないから、メールが届いても納得できない
あと前書きが痛々しくて触る気がおきなかった
145 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 22:24:48
きっと本人が本気バージョンを投下してくれるよ
>>96 &
>>132 ですが、
あなたの書いた駄文をリライトします。0:30で。
ただし容量は原稿用紙一枚ぐらいまで。
リライトがしたいならリライトスレに行けよ、ここは酷評スレだ。
148 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 23:47:07
>>147 別にリラトスレにいってもいいんだけど、どうせならあなたが書いた文章を読ませてよ。
そっちの方が面白いじゃん
リライトよりもまず自分を客観的に見ることが大事なんじゃないか?
劣化した駄作を再生産されても。
>148 じゃあ行けよ
152 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/03(火) 00:00:29
>>149 それではまず「自分を客観的に見」た。文章を晒してください。
どうしてそうなるんだろう。
ここがいかん、そこはもっとこうしたほうがいい
ならお前の文章を晒せよ
おかしくないか?
155 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/03(火) 00:10:47
こうやって、一編の短編も書けないやつの夜がすぎていくのであった。
よっぽど酷評されたのがくやしかったんだな。
無駄にプライドが高すぎる。
そんなに自分に自信があるならさっさと賞にでも応募して
さらっと受賞してプロになっちゃえよ。
荒らしを相手にしてる奴も荒らしだぞ。
少し上の方読めば話が通じる相手ではないことがわかる。
だから、あなたは自分をを晒さない、と言うわけですか?(笑)
まぁあれよ、ここで酷評されたのが納得いかないなら気にしなきゃいい
酷評することに囚われて粗探しみたいになってるのもあるしな
酷評した人から見たら、悪く見えてるってことなんだけどね
完全にたたり神化してるな。
酷評スレにはこういう奴が定期的に沸いて出る。
自我が弱いからちょっとした批判にも耐えられない。
弱い自分を守るために自分だけの理屈を振り回して自己正当化に走る。
変な酷評もあるけど正しいと思える酷評も多いしねー
俺がここで身に着けたのは、気にしなきゃいけない酷評と、気にしなくてもいいのの判別だな
あと打たれ強さだ・・・w
褒められたいと思うならここに晒すのが間違い。
ここは粗を探してもらうためのスレだ。
なぜ「酷評」スレなのか考えたことがあるのか?
さて、バカの演説は無視するとして、普段は皆さんどういった小説を読まれてます?
>>162 それが正しいスレの利用法。
酷評スレっていうけど、それなりに書けてる文章にはそれほど酷い評は付かないもんだよ。
スレ活性化しまくりんぐぅー
「もののけ姫」ですか、酷評するのがアニメ基準というのが何とも・・・(笑)
せめて批評するなら、クロード・しもんぐらい読んでいて欲しい。
>>168 お前が今されているのは酷評でも批評でもなく、批判。
>弱い自分を守るために自分だけの理屈を振り回して自己正当化に走る。
まさにこれに当てはまるな。
>>164 今は百鬼園随筆集読んでるお。
小説じゃないけど。。
祟り神と聞いて連想するのはアニメのみですか
はからずも己れの知識の浅さを自ら露呈したってとこだね
>>171 ワタリガニを連想した僕はどうでせうか?
173 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/03(火) 01:18:38
>>169 >弱い自分を守るために自分だけの理屈を振り回して自己正当化に走る。
そして、それは君にも当てはまる。自分の作品を晒したことがないだろ?
その度胸がなく、なおかつ才能もなかったから、結局君の人生はただ、
死ぬまでの数十年で終わってしまうんだよ。
>>173 ,, -‐''" ̄ ̄`゙ ヽ、
/ \
/ i
ノ ___ノ
(____,,--‐‐'''"⌒:::::l.川
. |(●), 、(●)、.:|川 お前、白痴だろ?
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|リリ
. | mj |=‐ァ' .::::|(((
彡\,〈__ノニニ´ .:::/ミミ
/ノ ノ -‐‐一´\
>>173 自分の何を証明しようとそんなに必死になってるんだ?
自分に本当に自信があるなら、こんなところで酷評されてもそれは揺るがないはずだが?
>自我が弱いからちょっとした批判にも耐えられない。
今のお前の状態はまさにこれだろ?
>>173 ここで酷評されたからといって、それが世の中すべての評価である訳がない。
こんなところの評価は無視しても何ら問題ないし、
ここにいるのはアホばかりだと思うのも個人の自由だ。
ただアホ相手に自分を認めさせようとしてるなら、その時はお前こそが世界一のアホになるぞ?
それだけ?
ここにいる人間をアホだと思うのも勝手だが、
そのアホを相手に自分の文章を晒したお前はなんなんだって話になるな。
アホに構ってもらうために文章晒すのはアホのやることだろ?
つまりお前は最初からアホだということになり、
アホであるお前の言い分はすべて戯言となる。
だってお前どアホじゃん。
まあアホにされた酷評なんて忘れて幸せになりなよ。
>>173 >自分の作品を晒したことがないだろ?
>その度胸がなく、
つまり、自分は「作品を晒したことが」あり、「その度胸」があった、と言いたいわけだ。
で、それしか、拠りどころがない。
おれは度胸があったということしか主張できない。
だから、その一点のみにこだわって「お前も晒せ」をくりかえす。
情けねーなー。
そもそもこのスレにupするのは「依頼」なんだけどね。
「お前も依頼しろ」がおかしいってこともわからんのだろう。
ていうかただの習作を「作品」とか
自分でよく呼べるよな、といつも思う。
まあこれは173に限ったことじゃないんだけどさ。
自分は恥ずかしくてだめだ。
金取ってるものはむしろ「作品」じゃなきゃダメなんだろうが…
>■批評する人へ
>・当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
>投稿者が納得する形で批評してあげてください。
酷評してくれと言われてるのに、良いところを挙げろとか、投稿者を育てなきゃならないんだ?
このテンプレ書いた奴は文盲か?
183 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/03(火) 12:41:17
おめでとうございます。このスレはニートくんの新たなターゲットに選ばれました。
>>182 >酷評してくれと言われてるのに、良いところを挙げろとか、投稿者を育てなきゃならないんだ?
酷評とは愛の鞭です。
誹謗、中傷、罵詈雑言、けなし、ののしり、ではありません。
>良い所と悪い所を具体的に挙げて、
「良いところ」だけを「挙げろ」とはいっていません。
>投稿者を育てなきゃならないんだ?
育てるのが愛の鞭です。
>このテンプレ書いた奴は文盲か?
あなたが馬鹿なだけです。
185 :
78:2008/06/03(火) 14:27:25
批評ありがとうございます。
とても助かりました。
>>81 ありがとうございます。
色々とミスが目立ってますね。
あとは熟語を伝わりやすく考えて見ます。
>紺色の襟の上を通り、白地の部分と髪の毛がモノトーンのコントラストを描く姿は、
これの主語ですが
『彼女の長くて緑の黒髪が、しわ一つない清潔感の漂う白いセーラー服の背中を隠す。
紺色の襟の上を通り、白地の部分と髪の毛がモノトーンのコントラストを描く姿は、 』
これで一行だったので、伝わるかなって思っていました。
>>83 結構険しい坂道を想定していたんですけど、表現してなかったです。すみません。
ありがとうございました。
>>90 ありがとうございます。頑張ります。
余り使ってないつもりなんですけど、どれが比喩なのかが判らないです。
『穏やかな』光とかも比喩なのでしょうか?
基本的な事も知らず、申し訳ないです。
>>96 リライトありがとうございます。
自分の文章でだめな所が見えてきた気がします。
186 :
78:2008/06/03(火) 14:28:27
>>107 フォローありがとうございます。
表現が理解しづらいということは
どういう情景か想像できるような言葉が必要ってことですよね。
細かい描写よりも、大まかに表現できる描写とか入れてみます。
>>136 細かな批評、上手なリライトありがとうございます。
主観と客観っていうのがちょっと判らないんですけれど、
【】内が主観でそれ以外が客観ってことでしょうか?
リライトして頂いたものに書き込みました。
>『初夏の日差しを受けたアスファルトは、【穏やかな】光を照り返している。
> 都内とは言え都心から離れたこの辺りでは、畑や田んぼは【珍しくも無い】。【古風な】門が
>ある庭付きの大邸宅には樹木が植えられ、その枝は道路にまではみ出し影を落としていた。
> 学校からの帰り道、肩を並べて歩いていたミサトが言う。
体現止めは使ってるか見てみたのですが、、何処で使ってるか判りませんでした。
>>186 ニュアンスがちょっと違うかな。
リライト文のほうは、二行目で主人公の内面に入っているのが分かると思うので
すべてが主人公の主観描写。要するに、内部カメラで主人公自身が実況中継
している感じね。
原文のほうは、日本語として不正確なので、誰から見た風景なのか
(どのカメラから見た光景なのか)が曖昧で、その辺りが違和感と読みにくさに
繋がっているというのが指摘の意味。
例えば冒頭のこの文章だけど
>春の日差しを受けたアスファルトが穏やかな光を【照り返す。】
人物から見た光景(内部カメラ)だとして丁寧に書くと、
『春の日差しを受けたアスファルトが、穏やかな光を【照り返している】のが見えた』
となるはず。
これを「照り返す」という形にすると、人物の主観ではなく、神視点(もしくは外部カメラ)で
客観的に説明しているように見えるので、それなら中途半端に主観を挟まずに客観に
徹したほうがいいよというのがアドバイスの意味ね。
>>186 >体現止めは使ってるか見てみたのですが、、何処で使ってるか判りませんでした。
体言止めというのは、名詞で止める文章のことね。
動詞・形容詞の運用系は「転成名詞」になるので、原文の
>照り返す。
>並んで歩く。
>背中を隠す。
この辺は体言止めに分類される。
終止形で書くとこんな感じ。
『照り返している』
『並んで歩いている』
『背中を隠した』
これは文章読本でも意外と説明されていない部分なので覚えておくと文章が上手くなるよ。
>>186 念のため、文章の表現をいじらずに連用形を終止形に修正するとこんな感じ。
ブツギレの文章が、上手く繋がるのが分かると思う。
原文
春の日差しを受けたアスファルトが穏やかな光を照り返す。
田舎じみた道沿いには、緑の豊かな樹木が何本か生えた、
狭い庭付きの古そうな一軒家が辺りに並んでいる。
延々と続くその道を進む僕の少し先を、制服姿の女の子が並んで歩く。
彼女の長くて緑の黒髪が、しわ一つない清潔感の漂う白いセーラー服の背中を隠す。
修正
春の日差しを受けたアスファルトが穏やかな光を照り返している。
田舎じみた道沿いには、緑の豊かな樹木が何本か生えた、
狭い庭付きの古そうな一軒家が辺りに並んでいた。
延々と続くその道を進む僕の少し先を、制服姿の女の子が並んで歩いている。
彼女の長くて緑の黒髪が、しわ一つない清潔感の漂う白いセーラー服の背中を隠した。
それはなに文法?
転成名詞の定義としても初耳だし運用系なんて言葉も初耳だ。
まさか「運用系」が「連用形」の間違いで、しかも転成名詞の定義すら
間違って覚えてるなんて、まさかまさか まさかないよねそんなこと。
「照り返す」原文のこれはサ変五段活用の終止形だ。連用形じゃないよ。
これが体言止めだって? なんでも体言止めに見える病気か何か?
これを書き直して「照り返し」(サ五連用形)+「て」(補助動詞を導く格助詞)
+「いる」(補助動詞の終止形)に直したからって、なんなの。
『動詞の連用形をもって転成名詞となすことがある』のは事実だが、
そもそも連用形をわかっているとは思えないし、
『連用形すなわち転成名詞』なわけでもない。
流石に釣りかとも思ったが、まじで言ってるのか。ひどいな。
>>190を声に出して三回読め。
なんか間違った文法理解を絶対視して、あらゆることを
全部それに当てはめようとしてないか?
もしかして描写の人?
195 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/03(火) 17:40:37
よそでやれ。
春の日差しを受けて穏やかな光を照り返すアスファルト。
田舎じみた道沿いに何本か生えた、緑の豊かな樹木。
辺りに並んでいる狭い庭付きの古そうな一軒家。
延々と続くその道を進む僕の少し先を、並んで歩く制服姿の女の子。
しわ一つない清潔感の漂う白いセーラー服。その背中を隠す長くて緑の黒髪。
今時小学生でも、「アスファルトが光を照り返す」って文を見て
「照り返す」が終止形なことくらい分かるぞ。
でも
「アスファルトが光を照り返す」って、言葉として
すごく変じゃない?
私は文法や用法の知識がないんだけど
アスファルトに意志があるかのように感じちゃうんだけど。
「田舎じみた道沿い」とか「彼女の長くて緑の黒髪」とか
何が悪いのかわからないんだけど、いちいち違和感があるよ。
>>197 そういう批評をしてあげると参考になるかもね
200 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/03(火) 18:01:35
>>197 >アスファルトに意志があるかのように感じちゃうんだけど
別にかまわないと思うんだけど
>>190 原文のほうが正しくて、リライト文がおかしいってことでFA?
根拠はおかしいけどリライト文そのものは全くおかしくないだろ
少なくともオリジナルより自分は読みやすかった
203 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/03(火) 18:07:46
>>190 下の文には連用形はない?
それともある?
>>78 春の日差しを受けたアスファルトが穏やかな光を照り返す。
田舎じみた道沿いには、緑の豊かな樹木が何本か生えた、
狭い庭付きの古そうな一軒家が辺りに並んでいる。
延々と続くその道を進む僕の少し先を、制服姿の女の子が並んで歩く。
彼女の長くて緑の黒髪が、しわ一つない清潔感の漂う白いセーラー服の背中を隠す。
紺色の襟の上を通り、白地の部分と髪の毛がモノトーンのコントラストを描く姿は、
ひどく艶めいた魅力を感じさせる。
僕よりも少しばかり背の低い、彼女の後ろ姿を見やると、
丁度彼女もこちらを振り返って、彼女と視線が完全に重なった。
その澄んだ黒い瞳に見つめられて恥ずかしくなってしまい、
これ以上彼女の顔を見ていられないとばかりに、
目を逸らしたい衝動に駆られる。
しかしそれ以上に、彼女から視線を離したくない。
二つの感情に挟まれた僕は、変としか言いようがない顔になってしまう。
彼女は僕の変な顔について何か言うでもなく、頬をほんのりと赤らめる。
僕も口元を軽く上げて笑みを浮かべてそれに応えた。
彼女は僕をの顔を見つめながら、口元に手で隠し、穏やかな微笑を浮かべると、
一転して申し訳なさそうな顔になる。
「もう少しで私の家につくから、遠くてごめんね」
「いいや、全然大丈夫だよ。まだまだ歩けるって」
強がりだ。乳酸がたまった僕の脚は、もう歩くのをやめるように僕の脳に訴えかけていた。
たまにもつれている足に力を入れる。相変わらず足は重いが、
彼女に一声かけてもらうだけで、まだまだ歩く気力がわいてきた。
>>188 鳥が飛ぶ。← 体言止め。
鳥が飛んでいる。←終止形。
こんな文法本当にあるの?
>>202 そうだよ。ただ結果がよく見えるからといって、プロセスの間違いを無視してたら
意味はない。そのプロセスの部分があまりに荒唐無稽だから指摘しただけ。
>>203 篩い落としとか面倒なことはやらないよ。検証と反証は非対称なんだから。
>>188の指摘のうち少なくともひとつが間違いであることは
>>190から
明らかだろう、反論としてはそれで足りる。
何だかなあ。全称命題と存在命題を恣意的に交換してないか?
「動詞の連用形が転用名詞になることがある」
→「動詞の連用形は転用名詞である」
とか、
「読みにくくなる原因のひとつとして、体言止めの多用がある」
→「読みにくいならば体言止めが使われているはず」
→「例にあげた語尾は連用形に違いない」
とか。
「描写が少ないとよくわからない小説になる場合がある」
→「描写がない小説はよくわからない小説だ」
とかもそうだな。
ちょっとイカガナモンかと思うねぇ。
206 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/03(火) 18:28:16
>>205 原文に連用形が使われているかどうかだけ確認したいんだけど。
なんで答えないの?
マジで確認したいんだけど
>>187-189 の指摘は概ね正しくて、連用形が使われていて体言止めになっているけど、
一箇所だけ連用形ではない部分があったってこと?
>>187 >人物から見た光景(内部カメラ)だとして丁寧に書くと、
>『春の日差しを受けたアスファルトが、穏やかな光を【照り返している】のが見えた』
>となるはず。
これは明らかにおかしいだろ。
アスファルトが穏やかな光を照返すのが見えた。
アスファルトが穏やかな光を照返しているのが見えた。
この二つの文に視点的にもカメラ的にも違いがあるわけがない。
例えば次の文章の場合どうなる?
彼は打者が球を打ち返すのを見ていた。
彼は打者が球を打ち返しているのを見ていた。
上は外部カメラで下は内部カメラになるのか?
>>206 めんどくさいなあ。自分で探せよ。
>
>>187-189 >の指摘は概ね正しくて、連用形が使われていて体言止めになっているけど、
>一箇所だけ連用形ではない部分があったってこと?
違う。全面的に間違い。語尾に関して連用形は使われていない。
語尾以外だったらあるよ。下から三行目の「訴え」とか。
でもそんなもんは関係ないだろ。
209 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/03(火) 18:44:16
病的饒舌
210 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/03(火) 18:46:53
211 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/03(火) 18:48:47
自慰的高揚
>照り返す。
>並んで歩く。
>背中を隠す。
転成名詞はこうなるんじゃないですか?
照り返す → 照り返し
歩く → 歩き
隠す → ?
>>188 おめえ、転成名詞勘違いしてるだよ。
>これは文章読本でも意外と説明されていない部分なので
間違ってるんだから載ってないに決まってるがな。
逆に聞こう。
どの文章読本なら載ってる?
214 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/03(火) 19:12:29
童貞性固執
>>197 それは多分、「田舎じみた」ではなく実際そこが田舎だからだろう。
「緑の黒髪」はよくある表現だけど、「腰まで届く緑の黒髪」でどう?
アスファルト…はおれも違和感覚えたがほかの表現がみつからん。
>>210 自分は
>>208ではないが、
>>187-189の理論はかなり独特だけど、
動詞の終止形で文章を結ぶことを連発すると、体言止めを多用したときと同じように
文章を単調で安っぽくし、また流れを悪くすることがあるから、しっかりその効果を考えて使いましょうね。
って意味だと解釈すれば、あながち間違ったアドバイスとも言えないと思う。
途中式はめちゃくちゃだけどね。
217 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/03(火) 19:36:13
>>216 いやいや、あいつは追放する方向でお願いしますよ。
218 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/03(火) 19:36:28
ゴミ漁り
>>215 「緑の黒髪」は慣用句。
緑の黒髪は本当に緑色がかっているという訳ではないらしい。
みどり児とかもそうらしい。
「長くて緑の黒髪」じゃなくて「長い緑の黒髪」とすれば表現的には間違いではなくなる。
221 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/03(火) 19:59:02
>>219 >緑の黒髪は本当に緑色がかっているという訳ではないらしい。
ここでは断言してよいと思います。
緑色の髪はアニメとエロゲのなかだけにしかいませんから。
「らしい」を削除。
なお、以下引用。
ミドリとは、そもそも色を意味する言葉ではなく、新芽や若い枝そのものを指したそうです。
ミドリとは、新しく生まれた、みずみずしいものを意味したものです。
だから、新生児は「みどり児」、美しく艶やかな黒髪も「みどりの黒髪」と形容するのだそうです。
語源から考えて、「緑の黒髪」とするのは間違いで、「みどりの黒髪」でなければならないようです。
>>216でいいと思う。そういえば俺もこのスレへの投稿で終止形をわざと使ったら、かなり怒られたな。
「助動詞を使わない生の終止形を作為っぽく使う」のが嫌いな読者がいるって情報は重要だ。
俺の場合は
「焦げたフライパンに新製品の洗剤を使ったら……、ほーら、良く『落ちる』ー」ってニュアンスで使ったんだが。
連用形の転成名詞と体言止めを多用した文章って、こんな感じかな? たしかに作為っぽいが。
今日は日曜日、あの人とふたりでのんびり。お昼から電車に乗って、原宿でスイーツを食べ歩き。
あたしの鼻にクリームがついているのに気づいて、あの人はちょっと苦笑い。なにげない時間が素敵な、
今日はそんな日曜日。
223 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/03(火) 20:23:08
残飯大好き
224 :
1/2:2008/06/03(火) 20:41:49
毎朝ワイシャツを着て、ネクタイを締めて、満員電車に乗って
……なんてのは、社会人になってしまえば当たり前の生活なのだが、
どうも俺はそんな"平凡な人生"というものに対して親和性が低かったようで、
この好景気、超売り手市場、就職バブルの再来という好機に、新卒採用を見送ってしまった。
そうして今、何をやっているかと言えば、それはとてもくだらない男の欲求の捌け口、エロサイトの運営だ。
元々パソコンをかじっていた俺は大学四年次に知人のITベンチャーに誘われたものの、
サル山の大将の機嫌取りにうんざりした俺は一年も経たずにそこを飛び出してしまった。
そんなこんなで、今はしがないアダルトサイトの管理人に身を窶している俺ではあるが、
たまには役得というか、本来の目的というか、そういったものが舞い込んでくる事もある。
有料アダルトサイトの登録ページを踏んだ人間の恫喝――いわゆるワンクリック詐欺という奴だ。
登録の際に入力された携帯電話番号に電話をすると、まだ声変わりもしていない中学生が、電話に出る。
用件を伝えると、それまで要領を得なかった態度が一転、震える声で必死に謝り始める。
別に俺は謝って欲しい訳ではない、金が欲しいのだ。
そう伝えると中学二年生の坊やは、事もあろうにこんな事を口走る。
「ボクの彼女を、渡します」
馬鹿げたことを言うガキだ。
ワンクリ詐欺に引っかかるようなボンクラに、俺のエロサイトと右手が恋人の甲斐性なしに、彼女などいるものか。
225 :
2/2:2008/06/03(火) 20:42:40
まぁ、いい。住所も電話番号も本名も、全て押さえている。俺はこのガキの生殺与奪を握っている。
ひとまずはガキの言う条件に乗ってみて、反故にするようならもっと高額な違約金を請求してやればいい。
――まぁ、上手くやって女子中学生でも喰えればしめたものだ――などと思いながら、俺は待ち合わせに指定された駅の南口広場に出る。
梅雨明けの空は晴れ上がっていて、俺の額には汗が浮かぶ。
平日の昼間という事もあってか、人通りはそう多くない。
広場の周囲にいるのは主婦や老人が殆どで、俺はすぐにお目当ての女学生の姿を見つけることが出来た。
――まさか、本当に来ているとは。
小柄だが、無駄な肉のないすらっとした四肢に、小麦色の肌。そして、俺好みのポニーテール。
その立ち姿をじっと見ていると、不意に少女と目が合ってしまった。
少女はにこりと人懐こい微笑を浮かべると、俺の方へ深くお辞儀した。
ピカレスクの出だしとしてどんなもんだろうか。文章自体についても。
スレッドストッパーwww
しかし、スレの最近作品率が低いな。
おまいら、書くのがめんどくさくなってきたんだろ。
あんまり、酷評から離れるとアリスレみたいになっちゃうから、気をつけろよw
228 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/03(火) 22:01:37
能なし
>>224 個人運営でワンクリ詐欺ってどうやんの?
黒い金融会社とかに手伝ってもらわないと無理じゃないの?
>>224-225 ピカレスクってよくわからんけど、言い訳から出だすもんなの?
カモや社会などをバカにしつつ、犯罪自慢を展開するほうが、もっともらしいのかなと思ったわ。
センテンス内に「俺は」が2度も出てくるとなえるね。
>>229 ポピュラーな方法ではスパムメール→webサイトへ誘導→無料と偽り情報抜く 詳しくはぐぐれ。
実質は絨毯爆撃に過ぎない。
>>224-225 文章的には、6〜8行目の「俺」の連続を省けばいいくらい。
他は読みやすくて、俺はいいと思うよ。
ただ出だしから設定には疑問点がちらほらと。
まず金を目的とした脅迫のターゲットに、中学生は不適当じゃないか?
いや、もちろん話のキモはその中学生が差し出した彼女という所にあるのは分かる。
ただ犯罪というリスクに対して得られるリターンが中学生じゃ低すぎる気がするんだが。
こう感じたのはたぶん最初の主人公と中学生のやり取りがあっさりしているからかな。
ここはもっとじっくり描写して、納得させて欲しい。
もう一つは主人公が直接出向いちゃまずくないかということ。
本文では生殺与奪を握っているとあるが、実際は中学生はたかだかエロサイトを覗いただけでしかなく
顔を覚えられて警察に駆け込まれたら圧倒的に主人公側が不利。
余計なお世話だが、例えばいっそのこと主人公も脅迫されている側にして
やむなく犯罪に加担させられているとかにした方がいいかもしれない。
脅迫の基本はやっぱ相手に自分の正体を悟られないことだと思うし。
ともかく、脅迫の代償として彼女を差し出したという点は面白い。
なのであとは主人公をもう少し「賢い」犯罪者にしてもらえれば、俺はこの先も読んでみたい。
>>224-225 >どうも俺はそんな"平凡な人生"というものに対して親和性が低かったようで、
>この好景気、超売り手市場、就職バブルの再来という好機に、新卒採用を見送ってしまった。
>そうして今、何をやっているかと言えば、それはとてもくだらない男の欲求の捌け口、エロサイトの運営だ。
「おれはかくかくしかじかだったので、いまはこうだ」という話が語られているわけで、それはよいのだが、そのあと、
>元々パソコンをかじっていた俺は大学四年次に知人のITベンチャーに誘われたものの、
>サル山の大将の機嫌取りにうんざりした俺は一年も経たずにそこを飛び出してしまった。
>そんなこんなで、今はしがないアダルトサイトの管理人に身を窶している俺ではあるが、
ふたたび「「おれはかくかくしかじかだったので、いまはこうだ」という話が語られるのは如何なものか。
話がループしているようで、流れが悪い。
>中学生が、電話に出る。
素直に「電話に出た」としたい。以下の、
>謝り始める。
> 口走る。
も同様。「謝り始めた」「口走った」のほうが自然。
で、なんで相手が中学生なんだ? とは、やはり疑問におもった。
子供相手では金にならないし、そもそもまともに話をする気にもならんとおもうが。
「こりゃあ外れだ」と適当に切りあげようとしたら、むこうから彼女を云々と言い出した、くらいの流れで
ないと説得力がない。
>>233 >「こりゃあ外れだ」と適当に切りあげようとしたら、
>むこうから彼女を云々と言い出した、くらいの流れで
>ないと説得力がない。
うむ。それのがいいな。
235 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/04(水) 04:09:46
ちゃ〜ららら〜 ちゃ〜 ちゃ〜ららら〜 ちゃ〜ちゃ〜 ちゃちゃっちゃちゃちゃっちゃちゃ〜
たったひとつの 星にすてられ
おわりないたび きみとあゆむと
慈しみふと わけあって
傷を 舐め合う どうけしばい
コスモス宇宙を 駆け抜けて
祈りを今キミのもとへ
コスモス宇宙を 駆け抜けて
祈りを今キミのもとへ
236 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/04(水) 04:12:51
自害のほうが きっと楽だよ
生き続けたら わしら哀しい
寄り合いはけた かえりみち
夜空の星に 一揆を誓う
コスモス宇宙を 駆け抜けて
訴状を今 上様のもとへ
コスモス宇宙を 駆け抜けて
一票を今 某党のもとへ
237 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/04(水) 04:15:23
「某党って、どうせ民主なんだろ!!」だと?
はっはっは
きみ、おもしろいね。
238 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/04(水) 04:46:26
えっこらほいさ。ひじき小父さんのお楽しみの時間だよ。今日は「どんぐりと山猫」。
「ちょぉいと 待ちなって兄さん。ひとにぶつかっといてなんの詫び入れもなしかい。このあたしもなめられたもんさね。」
「そうですよ我羅覇宇の姉御。こんな珍竹林、ギッタギタにしちゃいましょうよ」
「いいかいあんたよく聞きな!泣く子も脅える南総極楽蛮丁稚たああっしらのことさ!この紋所、軽く流したらァア」
「唯じゃおかないよ!!」
「もうそれくらいにしておきなよ、見てご覧この子震えてるじゃあないか、は、娑婆い男さねえ」
「かぁわいいぃ〜い」
「おっとと姫、こんなんがオキニたあ趣味がわるかないかい」
「あのね、蛮丁稚ってね、やまねこのことなんだよ」
「姉御が学がありゃあすからね!」
「よしなよ照れるじゃあないか」
「あァったかい珍チク林、そういうことアんだよ!」
「このどんぐりくんあっちしもらつてくぅ」
「まぁたはじまったぜ。姫の物好きにも困ったもんだ」
「こうなると手がつけられねえからなぁ」
「そりゃ ちがいないね」
ハッハッハッハ
俺は誤解を解きたかった
俺はどんぐりくんでなく みゃうじゃうどんぶりくんだと。只今復刻版好評発売中!!カップ麺の歴史に恐怖せよ!!
それにしても都会ッ子はどんぐりを見たことはないのか。俺はある。
「コーンラーメンのほうがよかったにゃ」
「姫あんた幾つだよ」
語尾に同じ言葉を使うのはよくないって効いたから
「している」とか「していた」とかの繰り返しは単調になりそうだと思ってた。
終止形で色々使ってるんだけど、やめたほうがいいのかな
>>239 そこらへんのさじ加減は自分の好きな作家を研究してみるのがいい
目覚まし時計が部屋中に音を響かせている。
眩しい――千鶴は身体を起こすと窓から差し込む朝の日差しに目を細めた。
夏が近づいてきた現在では、日に日に暑くなってきている。眩しいなら寝る前にカーテンを閉め
てもいい。だが、起きてすぐ浴びる日差しは、これから一日が始まるという感じがして気に入って
いる。そのために千鶴はわざわざカーテンを閉めずに寝ていた。
目覚まし時計は寝ぼけながら停止させないように、わざと離れた位置においてある。ベッドを抜け
出し、煩く鳴り響く目覚まし時計の音を止めると、洗面台へ向かった。冷たい水で顔を洗うと頭が
はっきりとしてくる。
タオルで顔の水気を拭いながらキッチンへ向かう。昨日キッチンを掃除した千鶴は、ピカピカに
綺麗になったままの台所を見て満足する。
とりあえず、語尾の「〜する」と「〜した」を一致させるといいと思う。
どっちかにという話ね。
そうか?
また荒らしか
間を取って「〜しる」ということで
>>241 七時半、目覚まし時計が部屋中に音を響かせる。
眩しい――千鶴は一日は窓から差し込む朝の日差しに目を細めるだろう。
夏が近づいてきた現在では、日に日に暑くなってきている。眩しいなら寝る前にカー
テンを閉めてもいい。だが、起きてすぐ浴びる日差しは、これから一日まるという感じが
して気に入っている。そのために千鶴はわざわざカーテンを閉めずに寝ている。目覚ま
し時計は寝ぼけながら停止させないように、わざと離れた位置においてある。ベッドを
抜け出し、煩く鳴り響く目覚まし時計の音を止めると、洗面台へ向かうだろう。そして
、冷たい水で顔を洗うと頭がはっきりとしてくる。
タオルで顔の水気を拭いながらキッチンへ向かう。昨日キッチンを掃除した千鶴は、
ピカピカに綺麗になったままの台所を見て満足する。
こうして千鶴の一日が始まる。
248 :
224:2008/06/04(水) 20:16:20
俺の、の連発は推敲が足らなかったです。
あと、キャラ付けについては
『自分の社会性のなさを棚にあげてえらぶっている卑小な男』にしたかったのだが、
どうも一人称小説で作者が主人公の人格に批判的だと、よろしくないようですね。
展開についてもやはりご都合主義が先行しすぎていたように思う。
人に読んでもらうのは大事ですね、ありがとうございました。
>>241 >夏が近づいてきた現在では、日に日に暑くなってきている。
ずいぶんとあんまりな一文。
「太陽が沈んで夜になった」と同レベルだがね。
前後の「眩しさ」とのつながりも悪い。「暑さ」と「眩しさ」はイコールではないから。
>>247 だろうって誰が千鶴を観察してんだよストーカーこえぇ
253 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/04(水) 22:04:27
>>250 ごく普通に語り手。
三人称の文章だから。
>>241をリライトしてみる。
目覚まし時計がの音がけたたましく部屋中に響く。
眩しい――千鶴は身体を起こすと窓から差し込む朝の日差しに目を細めた。
寝る前にカーテンを閉めてもいい。だが、起きてすぐ浴びる日差しはこれから一日が始まるという
感じがして気に入って いる。そのために千鶴はわざとカーテンを閉めずに寝ていた。
目覚まし時計は寝ぼけながらとめられないよう、離れた位置においてある。もぞもぞとベッドを抜け
出し、煩く鳴り響く目覚まし時計を止めると、洗面台へ向かった。冷たい水で顔を洗うと頭が
はっきりとしてくる。タオルで顔の水気を拭いながらキッチンへ向かう。
ふふん――昨日キッチンを掃除した千鶴は、ピカピカの台所を見て満足する。
再りらいと。ストーカー風に。
七時半、目覚まし時計の音がけたたましく部屋中に響く。
眩しい――彼女は身体を起こすと窓から差し込む朝の日差しに目を細めるはずだ。
寝る前にカーテンを閉めてもいい。だが、起きてすぐ浴びる日差しはこれから一日が始まるという
感じがして気に入っているのだろう。彼女がカーテンを閉めずに寝ていたのは
そのためじゃないかな。
目覚まし時計は寝ぼけながらとめられないよう、離れた位置においてある。もぞもぞとベッドを抜け
出して、煩く鳴り響く目覚まし時計を止めると、洗面台へ向かうだろう。冷たい水で顔を洗うと頭が
はっきりとする。そしてタオルで顔の水気を拭いながらキッチンへ向かう。
ふふん――昨日キッチンを掃除した彼女は、ピカピカの台所を見て満足するのだろう。
>>254 >窓から差し込む朝の日差し
リライトするにあたってこういう部分が気にならないのかね?
目覚まし時計が部屋中に音を響かせていた。
千鶴は身体を起こすと窓から差し込む朝の日差しに目を細めた。夏が近づいてきた。
現在では、日に日に暑くなってきていた。眩しいなら寝る前にカーテンを閉めばいい。
だが、起きてすぐ浴びる日差しは、これから一日が始まるという感じがしてわざと、
そうしていた。千鶴は目覚ましを止めると、洗面台へゆき顔を洗った。虚ろだった意識が
しゃきっと凝固するようだった。
千鶴はタオルで顔の水気を拭いながらキッチンへ向かった。昨日キッチンを掃除した
千鶴は、小さな光でざわめくほどに見事に磨き上げられた台所を見て満足した。
---------
過去形バージョン。
バカじゃねえの?
260 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/04(水) 23:27:28
大丈夫、大丈夫、バカなのはおまえだけだから。
MKYな子だ。
むむむ。
263 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/04(水) 23:57:30
目覚まし時計が部屋中に音を響かせていた。
千鶴は身体を起こすと窓から差し込む朝の目差しに火を細めた。夏が近づいてきた。
現在では、日に日に暑くなってきていた。眩しいなら寝る前にカーテンを閉めばいい。
だが、起きてすぐ浴びる日差しは、これから一日が始まるという感じがしてわざと、
そうしていた。千鶴は目覚ましを止めると、洗面台へゆき顔を洗った。虚ろだった意識が
しゃきっと凝固するようだった。
千鶴はタオルで顔の水気を拭いながらキッチンへ向かった。昨日キッチンを掃除した
千鶴は、小さな光でざわめくほどに見事に磨き上げられた台所を見て満足した。
>>263 さん、お見事!
ただ洗面台の水の冷たさをどうにかして欲しかった。
だめだこりゃ
歳くってるわりにラノベしか読めないそうって、脳みそがスポンジ状態?
何この流れ
リライトをすること自体には反対ではないが、あまりに低レベルなリライトは慎んで頂きたい。
そう、我々は高レベルなラノベのリライトを求めているんだよ!(笑)
リライトってなに?
271 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 01:08:24
お願いします。
わたしが初めて変態おじさんを見たのは、大幅な寝坊に絶望的な
気分になっていたある朝のことだった。その朝、壊れた目覚し時計
のせいで、わたしの12年間無遅刻無欠席の熱き野望が、10年と
3ヶ月の歴史をもって虚しくその幕を閉じようとしていた。わたし
は5分で準備をして家を出ると、全力で自転車をこぎ高校へと向か
った。普段は30分かかる高校へと10分で行かなければならない。
空前のピンチだ。ぼさぼさの寝ぐせ頭を気にする余裕すらなくわた
しは足を動かした。
変態おじさんがいたのは高校へ行く道の半ばくらいにある公園だ。
けっこう大きな公園で、よく整備された石造りの道が通り、所々に
種類や大きさの様々な木々が植わっていて、中央には直径6メート
ル程の噴水がある。噴水を中心にして半円を描くように造られている
花壇にはどの季節でも何かしらの花が咲いている。あの朝の頃は向
日葵やラベンダーの盛りだった。わたしはいつもの四倍速の気持ち
で公園の道へと突入した。そうしてしゃかしゃかと自転車をこぎ、
噴水の所まで来た時に変態おじさんはいた。
わたしは彼を見た瞬間に、あっ変態だ、と思った。彼は誰もがそうと分かる変態の格好
をしていた。つまり、身に着けているのは2枚のブリーフだけで、
1枚は腰にはき、もう1枚は頭にかぶっていた。しかも何故か靴も
履いていない。遠目に見ただけだったけど、ぽっちゃりと垂れ気味
のお腹と2枚のブリーフは、奇妙な調和を生んでいた。彼は噴水の
前でラジオ体操のようなものをしていた。噴水や、向日葵、ラベン
ダーなどとは全く不釣合いだった。
その時に変態おじさんを見たのは5秒間くらいのことだった。わ
たしは自転車をこぐことにほとんど全ての神経を集中させていたの
で、変態がいるということについてあまり深くは考えなかった。そ
して少し驚きながらも、後半分になった道のりに必死でペダルを踏み続けた。
272 :
鑑定お願いします:2008/06/05(木) 01:25:05
815 名前:今書き楽 ◆6XdTbx4o0E [] 投稿日:2008/06/05(木) 01:19:32 ID:w7E/mZbv
寝る前に今日の執筆少し見せちゃる^^
「おい見ろよ、あそこのセーラー服三人組。なんか変じゃね?」と翔吾
「二人がベンチに座って、一人が立ってるよね。詰めると四人は座れるベンチなのに」と拓也。
「座ってるうちスリムな方が立ちんぼに何か言ってるね。」と雅美。
「なんか、目つきがこわいよね。翔吾が潤を詰めてる時と感じが似てる。」と拓也
「ああ、まず間違いないな。俺たちと同類だ。いじめグループとその犠牲者だ。」と翔吾
「これはちょっと見過ごせませんね。お声をかけますか」と雅美
「座ってるうち、大柄の方はへらへら笑ってるな。翔吾が潤を詰める時のお前に似てるぞ。」
と拓也が雅美に言った。
「よせよ。俺は役割分担でやってるんだが、あの大柄は天然のパーって感じだぞ」
「よし、行くぞ。」翔吾が先頭となり、拓也、雅美が後に続く。
「あー君たち君たち」 芝居がかった言い方で翔吾が話しかける。
「なんでしょう?」冷静に応える直子。
「実は僕たちは私服警官なんだが、この公園で女子高生同士のいじめ事件が起きていると通報があってね。」
拓也と雅美は後ろでにやにやして聞いている。
「随分と童顔の警官ですのね」
「強面だと、尾行、張り込みの際に犯人に警戒されますんで。」
>>271 語り手の「現在」と小説世界の「現在」との間の取り方が一定ではないので、読んでいてブレを
感じる。
>わたしが初めて変態おじさんを見たのは、大幅な寝坊に絶望的な気分になっていたある朝のことだった。
ここでは語り手は過去のこととして語っている。
そして、
>その朝、壊れた目覚し時計のせいで、(……)虚しくその幕を閉じようとしていた。
以下、小説世界の現在へと近づいていって、
>ぼさぼさの寝ぐせ頭を気にする余裕すらなくわたしは足を動かした。
ここでは小説世界の出来事がリアルタイムになっている。
ここまではいい。
が、
>変態おじさんがいたのは高校へ行く道の半ばくらいにある公園だ。
ここでふたたび語り手は過去のこととして語っていて、リアルタイムの語り口からはずれてしまっている。
実際にはこの時点ではまだ変態おじさんは現れていないわけだからね。
ここはリアルタイムの描写を継続したほうがいい。「高校へ行く道の半ばくらいにある公園まで来た」とかね。
さらにいえば、冒頭の一文も削除して最初からリアルタイムで書いたほうがいいとはおもうが、「変態おじさ
んを見た」というのはツカミとしては有効なので、まああってもいいかなとは迷うところ。
うんにゃ、冒頭で変態おじさんを出している以上、語り手の現在は全てのストーリーの
あとにあって動かない。かつこれは小説世界の現在と一致している。記述は全て回想だ。
動いているのは語り手の語る内容の時間だけ。そして1行目の変態おじさんに対する
記述も9行目の記述も、というかこの掌編の記述全てが小説内の現在(=ストーリーの外部)
からのコメントだから、リアルタイムの記述うんうんは無意味だよ。
>>273がそこで引っかかるのは、「普段は30分かかる〜空前のピンチだ」の二文が
現在時制的な言い切りを行っていることからくる繋がりの悪さだろうな。日本語では
確かにこういう書き方が許されているが、所詮は一歩引いた表現。語尾の単調を
避けるためにこうしたんだろうけど、結果的に内容を弱める形になっている。
275 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 04:40:54
御託はいいから面白いのを書けよ
276 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 05:05:38
慶互・ロード・ファックマン(偽名)さん
277 :
よろしくお願いします:2008/06/05(木) 07:28:12
僕には自慢の恋人がいる。
恋人の名前は美紀。背が高く。身長は170センチでモデルをしている。
流れるような髪の毛からはほのかなシャンプーの香り。
顔で一番際立ってる場所は目だ。吸い込まれるようなつぶらな瞳。
僕はその瞳に一目ぼれだった。
僕は美紀と出会う前は背の高い女性は胸が小さい、と言う固定観念があった。
しかし美紀がTシャツを着れば、そのシャツに書いてある文字の原型が分からなくなる。
それ位豊かな胸なのだ。
良く友達に
『お前がどうしてあんな子と付き合ってるのか分からない』
そういわれる。確かに釣り合っていない感じはするが。
美紀にどうして俺と付き合おうと思ったのか聞いた事がある。出てきた答えは
『何か会った瞬間にドキってしちゃったし・・・運命だったのかな〜?』
いい感じですね。エロゲみたいで(肉棒
279 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 09:58:05
「おい見ろよ、あそこのセーラー服三人組。なんか変じゃね?」と翔吾
「二人がベンチに座って、一人が立ってるよね。詰めると四人は座れるベンチなのに」と拓也。
「座ってるうちスリムな方が立ちんぼに何か言ってるね。」と雅美。
「なんか、目つきがこわいよね。翔吾が潤を詰めてる時と感じが似てる。」と拓也
「ああ、まず間違いないな。俺たちと同類だ。いじめグループとその犠牲者だ。」と翔吾
「これはちょっと見過ごせませんね。お声をかけますか」と雅美
「座ってるうち、大柄の方はへらへら笑ってるな。翔吾が潤を詰める時のお前に似てるぞ。」
と拓也が雅美に言った。
「よせよ。俺は役割分担でやってるんだが、あの大柄は天然のパーって感じだぞ」
「よし、行くぞ。」翔吾が先頭となり、拓也、雅美が後に続く。
「あー君たち君たち」 芝居がかった言い方で翔吾が話しかける。
「なんでしょう?」冷静に応える直子。
「実は僕たちは私服警官なんだが、この公園で女子高生同士のいじめ事件が起きていると通報があってね。」
拓也と雅美は後ろでにやにやして聞いている。
「随分と童顔の警官ですのね」
「強面だと、尾行、張り込みの際に犯人に警戒されますんで。」
目覚まし時計が部屋中に音を響かせていますた。
眩しいお――千鶴は身体を起こすと窓から差し込む朝の日差しに目を細めますた。
夏が近づいてきた現在では、日に日に暑くなってきているお。眩しいなら寝る前にカーテンを閉め
てもいいお。だが、起きてすぐ浴びる日差しは、これから一日が始まるという感じがして気に入って
いるんだお。そのために千鶴はわざわざカーテンを閉めずに寝ていたんだお。
目覚まし時計は寝ぼけながら停止させないように、わざと離れた位置においてあるお。ベッドを抜け
出し、煩く鳴り響く目覚まし時計の音を止めると、洗面台へ向かうお。冷たい水で顔を洗うと頭が
はっきりとしてきたお。
タオルで顔の水気を拭いながらキッチンへ向かうお。昨日キッチンを掃除した千鶴は、ピカピカに
綺麗になったままの台所を見て満足しる。
なんで「後しろ」なんて書いたんだろう自分でも不思議だったんだけど
>>106 の原文が「後しろ」だった。
「しりべしろ」か
冒頭です。先生方お願いします。
バスは午前十時きっかりに停留所を出る。
多分乗れないと思っていたが何とか間に合った。既に発車しそうになっている
バスに飛び乗って、乗車証明のチケットをとったところで邪鬼眼イタタはようやく
一息ついた。荷物を座席に置いて乱れた呼吸を整える。その奥にある席に座り背も
たれに体重を預けるとギシリと音が鳴った。バスについている時計を見上げる。
あと二十分もある。
走って損した。
が、イタタの後から車内に走りこんできた病子(やみこ)は、
「あと二十分もあるじゃない」
イタタを攻めるような口調だ。近くの旅館から同じ距離を走ってきたはずなのに、
息も殆ど乱れていない。座席においてあるカバンをイタタの膝へと放り投げると、
ナチュラルな動作でイタタの隣に座る。
「ま、許してあげるわ。また乗り逃すよりはマシだもん」
イタタは内心ため息をついた。そもそも走る原因となったのは病子が
「早く早く、遅れちゃう」といって僕をひっぱったからだ。
>>283 あと二十分もある、の意味が分からん。
「午前10時きっかりに停留所を出る既に発車しそうになっているバス」に乗ったんだろ?
「きっかり出る」か「発車しそうになっている」のどちらかが勘違いということか?
それから人称を統一するように。
冒頭からコロコロ変えるなよ。
バスは午前十時きっかりに停留所を出る。
多分乗れないと思っていたが何とか間に合った。既に発車しそうになっているバスに
飛び乗って、乗車証明のチケットをとったところで邪鬼眼イタタはようやく一息ついた。
荷物を座席に置いて乱れた呼吸を整える。その奥にある席に座り背もたれに体重を預ける
とギシリと音が鳴った。
イタタの後から車内に走りこんできた病子は「あと二十分もあるじゃない」とイタタを
攻めるような口調で言った。
近くの旅館から同じ距離を走ってきたはずなのに、息も殆ど乱れていない。座席におい
てあるカバンをイタタの膝へと放り投げると、ナチュラルな動作でイタタの隣に座る。
「ま、許してあげるわ。また乗り逃すよりはマシだもん」
イタタは内心ため息をついた。そもそも走る原因となったのは病子が「早く早く、遅れちゃう」
といってイタタをひっぱったからなのに・・・。
リライト厨は自分の投稿が酷評希望者の再投稿でないことを示す印くらい付けとけ
いくら馬鹿でもそれくらいの知能はあるだろ
酷評希望者もテンプレくらい読んで工夫してくれ
> ※※ また、いたずら目的で投稿者を騙って、レスをする輩もいます。
> なるべく投稿者はハンドルにトリップをつけて投稿してください。使い捨てのハンドルで構いません。
この辺とか特に
287 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 19:27:47
おまいら
アガサクリスティ"why didn't they ask Evans?"「なぜエヴァンスにたのまなかったのか?」ハヤカワクリスティ文庫800円を
今すぐ本屋に飛んでいって買って読め。
絶対だ。absolutelyにだ。読めばわかる。
もう許してやれよ。
289 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 19:42:19
誰が誰を?
俺は冒頭部分がおもろいからゆうとんねん。このスレに不足分が補填できる作品だ。意外だわな、おら
クイーン派だったし。
290 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 19:43:25
もちろん心の底から許すのは
殺したやつがしっかり裁かれる時
プチエンジェル名簿が公開される時
決まってる。
291 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 19:49:09
このスレには、「能力の優劣」の概念が導入されたことがあまりない。嫉妬などを生む素地、そして葛藤と解決。
292 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 19:54:42
ところですまんけども
俺下半身は昔からしっかりしてたんよね、太股お前は黒岩かってくらいにある。だが鈍足で運動音痴だった。
ドイツ製の革靴、つま先が流行りと眞逆にまんまるいのをかかとはきつぶしてずーっとボロボロになるまで
ケータリングのバイトをしてたんだが案の定
第二の翼を俺は得た。第一抜きの。姉ちゃんも抜きの高峰竜児。4階まで一段飛ばしで一気に駆け上がれる。
293 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 20:00:23
俺は昨日で39歳になったんだが
紛れも無く人生で最速で走れる。
294 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 20:15:58
ネット監視者のみなちゃん
「さわやか万太郎」の さ の字も書きこんだことなくてゴメンネ。でもフェアじゃないよねもまいらも。
295 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 20:21:13
あと、俺はバトルロワイヤル劇場版のラストだけは結構好きだ。II?みてないよんさま。
296 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 20:25:09
俺の女はスピード狂が災いして交通事故を起こし膝の半月板を損傷して走れなくなっている。
んなもんで
おんぶの練習だなこれからは。地震いつくるかわかんねーし。
みっともない奴がいるな。
298 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 20:49:20
>>297 ま、お前はそう思うだろう。
そう育てられたのだから。
299 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 20:50:41
まだいるのかこのおっさん
病院行けよ
300 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 20:51:37
いかねーよバーカ
お前んちまで走って突貫スンド
301 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 20:52:47
>>299 ていうかお前がまだいるのか。
秋に帰るの帰んないの。その余裕は政治に疎いから?それとも誤情報を与えられてるから?
気の利いたこと言うなら許せるが全部つまらないんだよなあ。
303 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 20:54:24
ちなみに秋までには朝鮮統一されてるだろうから
お前らの処遇は微妙。下手すりゃお前らが成立したがってた国際法廷で裁かれる。
304 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 20:56:09
罪状は基本的には不法入国と不当国籍取得な。
自分の意見が通らず癇癪起こして荒らす。
306 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 20:57:58
細かいいやがらせは確かに法の隙間をこれでもかと衝いてきてる。
ユダ公はあったまええのー。俺が凌駕できるのは確かに根性だけかもしれん。
俺はお前らとは違うんだ。
理解されてたまるか。
お前らに理解されないことが俺の才能の証明になってるんだ。
と、思い込んで荒らす。
308 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 20:58:37
>>305 お前、俺とお前とどっちが世情を説明するかね。
309 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 20:59:06
理解されてないなんておもっとらんよ。
「シンプルなやつ」と思われてるだろう。
他者とのコミュニケーションを排して超然を気取っているが
実は構って欲しくて構って欲しくて
寂しくて寂しくてどうしようもなくなって
荒らす。
311 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 21:01:19
>>310 なんだ段々いわゆる自己紹介になってきてないか。ちなみに2chでこの言葉流行らせたのは俺、っつーか揶揄で
用いたのは俺。
あんまり出来がよくないんだなと他人に使われて思った。すたれてきてほっとしている。
自己顕示欲だけは誰よりも強いが固定にする勇気はない。
あぼーんされて存在そのものを消されるのが怖いからだ。
だから名無しで荒らす。
313 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 21:04:43
>>312 んにゃー違う。
「にんげんのひみつ」を知りすぎてるからさ。だがまだ足りない。
314 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 21:08:11
ロス疑惑の展開を待とう。それでお前らの階段落ちが明確になる。
微妙なリライトするくらいなら気になった点指摘するくらいでいいだろwwww
確かに。
317 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 21:35:57
秋山。
318 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 21:41:00
荒らしの原因は間違いなくオレだけど、みんな楽しんでるみたいでほっとした(笑)。
319 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 21:49:45
自意識過剰って
いいよね。俺は誰もが「自分が見て感じたことが真実だった」と思って死ねる世界を考えている。
321 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 21:51:55
>>320 お前の原因となったレスを指摘しろよ(笑)
おぼえてねーよ
323 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 21:53:55
おや。俺と同じで記憶に一寸障害があるようだ。舌なめずりして精神下位のおまんまになるぞ、きおつけることである。
325 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 22:07:59
んー。
どんなんだっけ。ちなみに俺は確か2005年頃から一貫して荒らし扱いだけどもなっは。
326 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 22:09:12
あまりの酷さに(どっちサイドかわからんが
保存庫有志が36スレくらいで保存をやめたくらいである。
327 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 22:31:49
ニート気持ち悪いよニート
328 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 22:33:55
一応読んだが
中途で流し読み度が上がった。この長さだと何らかの事件が起こらんと読者はキレる。かあちゃん冒頭に出てきたきり
なのも肩透かし。
た
でしか終わらないのは素人丸出しだが、とことん拘るしかないな、ここまでくると。味が出るまでやれ、味の出し方を
見つけろ、それは独りで見つけろ。
それがすべとは思わないけど「味の出し方」を指南するのも批評家の仕事じゃないの?
酷評お願いします。
突如、大きな爆発が起きた。彼がつい先刻まで居た図書館程度なら簡単にフッ飛びそうな規模のものだ。
幸い爆心地は彼と遠く離れており、爆風を感じることもなかった。
いや恐ろしい。昔、雷が近くに落ちたときその轟音に思わず身の毛がよだったものだが、今回は訳が違う。
なにせ“爆発”だ。2キロメートルは離れているだろうか、遠くに生々しい煙が見える。
初めての経験に恐怖を覚えるが、胸から湧き上がる好奇心に逆らうことも敵わず彼は現場へ向かった。
彼が到着するころには野次馬も波のように集まり、――ちょうどいい、なにがあったか聞いてみれば
なんとこの大学の食堂にて爆破テロを働いた者がいるというではないか!
なんということだ。彼は言葉を失った。それもそのはず、彼の母はこの食堂に勤めているのだ。
夕陽も沈み辺りが閑散としたころには事件も落ち着きをみせ、被害者も粗方病院へ搬送されたようだ。
しかし母は未だに見ていない。メディアのインタビューもニ度受けた。かなりの時が過ぎただろう。
彼は母の身を案じていた。幼い頃から母と二人で暮らしてきた彼は、母が死ねば一人ぼっち。若い彼には酷なものだ。
そんな折、メールが。なんだこんな時に。“ご飯ができたので帰ってこい”とのことだ。
「そういえば、朝からなにも食べてないな……」
彼は帰路についた。メールは母からだった。
331 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 22:51:12
ていうか、クロード・シモンぐらい読め、とは言わないけれど
せめてフローベールぐらいは読んでて欲しい。
批評するならってことね。
333 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 22:56:16
「独りで見つけろ」とちゃんと指南している。
334 :
331:2008/06/05(木) 22:59:29
ラノベやテレビドラマだったそうする、っていうだけの話。
335 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 23:08:03
お耽美?
336 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 23:23:01
なーにがキラだこの暗黒漫画だいすきっこめ。
337 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 23:24:42
?
て かなあ。
だが当たってるかも。まあお前らの腐れっぷりは見事だよ。それでも手加減をやめない。
338 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 23:26:45
もしえるをきどるなら
未解決事件をちゃんと誘導しろよ。俺はやっている。
339 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 23:29:28
ニートから絶賛されるような最低なことはしておりません
340 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/06(金) 00:33:06
>>273>>274 ありがとうございます。読み返したら少し違和感がありますね。し
かも読み辛い。
ってか、何を書いても書きたいことに辿り着けない↓書きたいこと
はあるのに……
おいあまりに低レベルなのは「基礎を学びなおしてから死ね」の一言もないってわかったから
真面目に書いてみたら今度はノータッチかよ
お前ら死ねよ
どれやねん
トリップつけやがれ
330じゃい家畜ども
>>341 言っても無駄なレベルはスルーされます。
>>344 あぁ・・・お前ほど低レベルなのにはアマチュアトップでも高尚すぎて理解できないってことだな
それとも酷評できないほど完成されてるってことだったのか
この毎夜の煽り合いは同じ人たちがやってるのかな
347 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/06(金) 02:32:05
>>330 最後の一行で読者がホッと胸をなでおろすと思うか?
こんなのが面白いなら「私は彼女を死ぬほど愛していたのに昨日死んでしまったから悲しい」とこの一行で日本中が泣くわ。
349 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/06(金) 08:30:43
>>339 お前が俺を勝手にニートと決め付けるなら俺はお前を韓国人ときめつけにゃあなるめえな。あ、違った御免。
罵韓国人。なにしに日本にきてんだよばーーーーーーーーーーーーーか。んこくじん。
350 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/06(金) 08:46:28
おまいら、
現実が小説以上のスペクタクルってのは案外
えらいこったぞ。である。
351 :
1/2:2008/06/06(金) 08:47:52
よろしくお願いします。
午後三時の中学校帰り、住宅街の細道を歩いていると、角を曲がった
ところで、突然、妙な老人に声をかけられた。
その老人は、薄汚れた麦藁帽子から白髪が肩にかかっており、前髪
は鼻元まで垂れて両眼を隠している。唇も、口髭が鎖骨の辺りまで垂れ
ていてこちらから見えない。背は低く、背骨は三角定規の角のように曲が
っている。僕は、日本昔話とかに出てきそうな老人だと思った。
老人は僕の傍に近寄り、眼前に垂れている前髪を、杖を持っている手
とは別の方の手で持ち上げた。僕の前にあらわになった目元の周りには
色濃いシミが多数ある。
「ほほほ。やっぱり本物だ。ワシの命の恩人だ」
口髭を揺らして老人は笑った。僕はどうやって逃げるか考えた。家では
テレビゲームが待っている。大体、この老人のことを考えれば考えるほど、
困惑するだけだ。命の恩人とは何の話だかわからないし――そもそも彼
とは初対面なはずだし、そんな関係で命の恩人もないもんだ。……僕は
逃げた。
352 :
2/2:2008/06/06(金) 08:49:28
家にあがると、廊下の奥から「マサシ、おかえり」とお母さんの声が聞こ
えたが無視した。二階の自室に急いだ。テレビゲームが待っている。扉を
開けて、僕はまた困惑した。
「ほほほ。そう逃げなさんな。ワシは何も、お前さんに悪い病気をうつしに
きたのではないんじゃから」
先ほど道端で会った老人が、何故か僕の部屋であぐらをかいて座っていた。
「何の用ですか?」
僕は眼鏡の縁をいじりながら、目を細めて尋ねた。なんせ相手は瞬間移動
できるのだ。これはかなり人外的生物の可能性が高い。
「ワシはお前さんに助けられた蝶々だ」
僕は少し考えて「いつに?」と尋ねた。
「それは今朝の校庭のことじゃ。渡り廊下を歩くお前さんは、校庭から弾丸の
ように飛んできたサッカーボールを、耳の辺りで受け止めた。あの時かなり恥
ずかしい格好で豪快に転んでいたのを憶えている。しかしじゃな、もしお前さん
がボールを受け止めていなかったら、ワシはその時吸っていた蜜の花もろとも、
潰れていたじゃろう」
「爺さんが花の蜜を吸っている光景をイメージするのは何か嫌だが、それは
おいておいて、嫌な出来事を思い出してくれてありがとう。――それで、どう
したいんだ?」
「ワシは恩返しにと、いい話を持ってきたんじゃよ」
353 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/06(金) 08:52:33
俺はなー
この数年、ひょっとしたら百匹くらいネコだのウサギだのタヌキだのキツネだのの轢死体をかたづけまくった。
埋めればいいのだろうがまあスコップなんか持って旅しねえからな、土だってそうあるわけじゃない。
いろんな轢死体があったな。鳥も結構いた。お前ら轢いたら傍らにくらい置いてやれよ。
いっぺんだけうじむし満載のもかたづけた。あれは却ってなんかいい感じだったな。うじむしの生命力。
354 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/06(金) 08:53:07
その前に
轢くな。
355 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/06(金) 08:54:07
そーいやー
犬って案外 轢かれとらんな。やるな犬。
356 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/06(金) 08:54:51
いや、お前らのことは暗喩していない。お前らに喩えられるなんて犬もちょーめいわくだワン。
>>351-352 いったいどこを頑張って書いたんだ?
こんなのとっとと捨てて新しいのを頑張って書け。
こんなのちまちま直してもどうにもならない。処置なし。
>>351 文章は分かりやすい。
>僕はどうやって逃げるか考えた。家ではテレビゲームが待っている。
妙な老人との対応中に関係のないゲームのことを話されても困る。
>……僕は逃げた。
どうやって逃げたかを描写しないと、読者は肩透かしをくらってしまう。
>お母さんの声が聞こえたが無視した。
不自然なことをするときは、読者に理由が分かるように描写しよう。
>なんせ相手は瞬間移動できるのだ。
瞬間移動を当たり前のように受け入れられる世界であることを描写しよう。
>>351 続きが気になる。文章もわかりやすい。
>口髭を揺らして老人は笑った。僕はどうやって逃げるか考えた。
どうして逃げようと思ったのか説明が欲しいと思った。
まぁ不気味だからなんだろうけど、ちょっと引っかかったかな。
総じて読みやすい。
>僕はどうやって逃げるか考えた。家ではテレビゲームが待っている。
この記述から、当然爺はゲーム内のキャラだと思い込んでた。
蝶々ならテレビゲーム云々は私もいらないと思う。
>これはかなり人外的生物の可能性が高い。
好みの問題かなとは思うけど、
「これは人外的生物の可能性がかなり高い。」の方が
読みやすいかも。
>豪快に転んでいたのを憶えている。
爺言葉でここがちょっとひっかかったかな。
「覚えておる」とかじゃない?
361 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/06(金) 21:54:49
まさかこいつがカヲルのモデルじゃああるまいな。
アニメであれ以降カヲル系の男がうじゃうじゃおるやろ。ネトゲにもおる。実際にいるらしいで。まあしょーもない存在である。
世界が日常に戻った時どんなふるまいで生きるのかのお。
いちおうつっこんどくと、
>>358はこのスレの批評への皮肉だよな……?
>僕はどうやって逃げるか考えた。家ではテレビゲームが待っている。
これは別に問題ない表現だろ。
というか、良く見かける手法じゃん。
例えば、
俺は部長の誘いをどう断るか考えた。なにしろ家では可愛い妻が待っているのだ。
とかだと分かりやすいか?
>>362 いらんこと言わんで自分で酷評してやれよ。
366 :
いつもの人:2008/06/07(土) 01:15:15
いやいやいやいや、オレじゃないよ。オレは深夜のバトルを期待し見てるだけ。
いやそもそもお前のことじゃないだろw
うけるw
自意識過剰だな
370 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/07(土) 01:51:45
お願いします
<1/2>
僕は会社をあがった後に酒を飲み、千鳥足で家路を辿っていた。
すると、穴に落ちてしまった。マンホール、一瞬そう思ったけれど
違うみたいだった。穴は滑り台みたいになっていて、しばらく滑降
した後、僕はぽーんと放り出された。そして音を立ててお尻から着
地する。いてて。何だあまったく。
目の前に広がっていた光景はちっとも信じられないものだった。
端っこが見えない程だだっ広い空間に、無数の歯車がキリキリカタ
カタと音を立てながら回っている。歯車の形は様々で、円のものや、
複雑に捻くれたのや、ゴムみたいに伸びたり縮んだりするものなど
があり、そのどれもが不思議にしっかりと噛み合っている。酔っ払
ったせいだと思ったけれど、お尻はちゃんと痛いし、幻覚はいやに
はっきりとしている。何だあまったく。
371 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/07(土) 01:53:50
<2/2>
まあ幻覚でもいいやと思って眺めていると、歯車の間に規則通り
でない動きをする小さなものが見えた。近付いて見てみると、なん
と歯車にはまた無数の小人が乗っかっているじゃないか。小人たち
は歯車の上で何か作業をしているようだ。でも僕は驚き飽きていた
ので、小人に聞いてみることにした。
「おーい、ここはどう
いった所なんだい?」
歯車の音が大きいので、けっこう大きな声で呼び掛けた。酔っ払い
にはキツい労働だ。そして一人の小人が甲高い声で答えてくれた。
「おーい、駄目ですよー、ここは部外者立ち入り禁止でーす」
おお、日本語が話せるのか。まっ、幻覚だから当たり前か。
僕がまた呼び掛けようとしていると、後ろからズボンを引かれる
のを感じた。振り返って見てみると、足元で杖を持った一人の小人
がこちらを見上げて立っている。足元の小人は他の者よりも1倍半
くらい大きく、頭の先が僕のももくらいの位置にある。そして特徴
的なのがその顔と頭だ。長年床屋から遠のいていそうなもじゃもじ
ゃの白髪頭と、目を覆う程のふさふさとした白い眉毛と、それから
地面まで届く立派な白髭を生やしている。それらに隠されて、表情
がちっとも掴めない。
「ワシは長老じゃ」
小人は厳かで甲高くて太いというような複雑な声で自己紹介をした。
ああやっぱりね、と僕は思う。
「お前はどうしてここにやってきた」
長老は複雑な声で僕に語りかける。
「いえ、酔っ払って千鳥足で歩いていたら穴に落ちちゃって」
「むう千鳥足か。それならば仕方がない」
「それよりここはどういった場所なんですか?」
僕が尋ねると、老人はむうといって、下を向き考え込んでしまった。
何だろう、人に言えないような場所なのかな。
アリスのパクリか。
373 :
1/3:2008/06/07(土) 02:44:21
32行×2で投稿を狙ったら弾かれました。文書量が多すぎたらしいので、三つに分けました。
酷評御願いします。
満円の月が夜空に輝く。
薄い雲間から漏れる月光に照らされ、閉ざされた森の中は仄かな明るさを得ていた。
鬱蒼と茂る木々。太い幹と枝からなる大木の海で、ソレは密やかに動いている。
天より注ぐ淡い光へ映されるのは、森の狭間を駆ける不気味な巨体。
黒茶の荒い毛に覆われた体は成人男子程もあり、同じ毛に包まれた腹部は袋状。
体の側面から生える片側四本、総計八本の脚は厚い剛毛に埋められ、先端が針のように尖る。
胴体正面に据えられた頭部。其処には赤黒い球状の複眼が八つ並び、闇の奥から禍々しい輝きを放った。
口に相当する部位では、歪曲刃から成る鎌を想起させる鋏角が開閉し、その合間から鈍い光沢に濁る液体を垂れ流している。
ソレは蜘蛛だった。但し、従来のものを数倍する大きさを持った、明らかな異形。
見る者に強い怖気と不快感を与える巨大蜘蛛は、その体から想像出来ないほど静かに、森の中を走っていく。
汚物特有の腐臭を伴う、暗い陰のようなものを放ちながら。これは瘴気とでも呼べばいいのだろうか。
「そんなに急いで何処へ行く」
不意に、森の中へと声が響く。その声を受け、大蜘蛛の歩みが止まった。
夜の暗を貫く赤い光、蜘蛛の眼球に映る者が一人。蜘蛛の行く道を塞ぐように立つ、少年の姿。
枝葉の隙間を抜ける月の灯に晒されるは、海に似た蒼い髪。冷淡な輝きを見せる双眸は赤。
年の頃17、8だろうか。微かに幼さを残す容貌は整い、少女のような繊細さが覗く。
黒いジーンズを穿き、白いスニーカーを履き、少々大きめの白いワイシャツを着た体は、一見でそれと判る程に細く華奢。
374 :
1/3:2008/06/07(土) 02:48:18
>>373 本当に申し訳ありません。最初の一箇所を下げ忘れてしまいました。なので正規の方を載せ載せ直します。
32行×2で投稿を狙ったら弾かれました。文書量が多すぎたらしいので、三つに分けました。
酷評御願いします。
満円の月が夜空に輝く。
薄い雲間から漏れる月光に照らされ、閉ざされた森の中は仄かな明るさを得ていた。
鬱蒼と茂る木々。太い幹と枝からなる大木の海で、ソレは密やかに動いている。
天より注ぐ淡い光へ映されるのは、森の狭間を駆ける不気味な巨体。
黒茶の荒い毛に覆われた体は成人男子程もあり、同じ毛に包まれた腹部は袋状。
体の側面から生える片側四本、総計八本の脚は厚い剛毛に埋められ、先端が針のように尖る。
胴体正面に据えられた頭部。其処には赤黒い球状の複眼が八つ並び、闇の奥から禍々しい輝きを放った。
口に相当する部位では、歪曲刃から成る鎌を想起させる鋏角が開閉し、その合間から鈍い光沢に濁る液体を垂れ流している。
ソレは蜘蛛だった。但し、従来のものを数倍する大きさを持った、明らかな異形。
見る者に強い怖気と不快感を与える巨大蜘蛛は、その体から想像出来ないほど静かに、森の中を走っていく。
汚物特有の腐臭を伴う、暗い陰のようなものを放ちながら。これは瘴気とでも呼べばいいのだろうか。
「そんなに急いで何処へ行く」
不意に、森の中へと声が響く。その声を受け、大蜘蛛の歩みが止まった。
夜の暗を貫く赤い光、蜘蛛の眼球に映る者が一人。蜘蛛の行く道を塞ぐように立つ、少年の姿。
枝葉の隙間を抜ける月の灯に晒されるは、海に似た蒼い髪。冷淡な輝きを見せる双眸は赤。
年の頃17、8だろうか。微かに幼さを残す容貌は整い、少女のような繊細さが覗く。
黒いジーンズを穿き、白いスニーカーを履き、少々大きめの白いワイシャツを着た体は、一見でそれと判る程に細く華奢。
重ね重ね申し訳ありません
完全に不手際です
削除依頼した方が宜しいでしょうか?
いや、レス単位での削除依頼ってのは無理。
多分行頭の空白を半角にしてて、投稿時に削られてしまってるんじゃないか?
空白を全角にすればいけるはず。
あとはもしPC使ってるんだったら、なるべく専用ブラウザ使うほうがいいよ。
専ブラだと投稿前にプレビューできるから、そういう間違いをしなくなる。
>>375 きにしなくていいよ
再度投稿しなおすなら>>xxx-xxxとアンカー指定して「取り下げる」と明言したのち貼りなおすなりなんなりと。
長くてはりづらいってんならtxt形式でアップローダーに上げてURL貼りんせ
>>376 アドバイス、有り難う御座います
この場合、もう一度挑戦してみていいんでしょうか?
それとも、止めておいて方がいいんでしょうか?
379 :
1/3:2008/06/07(土) 03:12:03
>>377 アドバイス、有り難う御座います
>>373-374 取り下げます
改めて、酷評御願いします。
満円の月が夜空に輝く。
薄い雲間から漏れる月光に照らされ、閉ざされた森の中は仄かな明るさを得ていた。
鬱蒼と茂る木々。太い幹と枝からなる大木の海で、ソレは密やかに動いている。
天より注ぐ淡い光へ映されるのは、森の狭間を駆ける不気味な巨体。
黒茶の荒い毛に覆われた体は成人男子程もあり、同じ毛に包まれた腹部は袋状。
体の側面から生える片側四本、総計八本の脚は厚い剛毛に埋められ、先端が針のように尖る。
胴体正面に据えられた頭部。其処には赤黒い球状の複眼が八つ並び、闇の奥から禍々しい輝きを放った。
口に相当する部位では、歪曲刃から成る鎌を想起させる鋏角が開閉し、その合間から鈍い光沢に濁る液体を垂れ流している。
ソレは蜘蛛だった。但し、従来のものを数倍する大きさを持った、明らかな異形。
見る者に強い怖気と不快感を与える巨大蜘蛛は、その体から想像出来ないほど静かに、森の中を走っていく。
汚物特有の腐臭を伴う、暗い陰のようなものを放ちながら。これは瘴気とでも呼べばいいのだろうか。
「そんなに急いで何処へ行く」
不意に、森の中へと声が響く。その声を受け、大蜘蛛の歩みが止まった。
夜の暗を貫く赤い光、蜘蛛の眼球に映る者が一人。蜘蛛の行く道を塞ぐように立つ、少年の姿。
枝葉の隙間を抜ける月の灯に晒されるは、海に似た蒼い髪。冷淡な輝きを見せる双眸は赤。
年の頃17、8だろうか。微かに幼さを残す容貌は整い、少女のような繊細さが覗く。
黒いジーンズを穿き、白いスニーカーを履き、少々大きめの白いワイシャツを着た体は、一見でそれと判る程に細く華奢。
380 :
2/3:2008/06/07(土) 03:13:11
それでいて少年の纏う雰囲気は、抜き身の刃に等しい鋭さを持っていた。
「いい月夜だ、散歩をしたくなるのも判る。こういう晩は、血が疼くものな」
平坦な、抑揚のない声で少年が言う。
人語を解すか判然としない蜘蛛は、八つの瞳を爛々と輝かせ少年を見ていた。
正面に立つ蜘蛛の様子を気に風もなく、少年は一歩を踏む。赤い瞳に異形の姿を捉えたまま。
「お前達も……僕も」
それを呟いた瞬間、少年は地を蹴り駆け出す。真っ直ぐに、蜘蛛を目指して。
これに反応したのは蜘蛛も同じ。後肢を戦慄かせて前進し、迫り来る少年目掛けて脚の一つを繰り出した。
夜気を裂き、蜘蛛の鋭脚が走る。それを見ても少年は進路を変えず、ただ左手を斜め上方目掛けて振り抜いた。
風を切る微かな音。次いで飛ぶ、大蜘蛛の脚が一つ。
五指を揃えて振り払った少年の手が、自分へ迫ってきた蜘蛛の巨脚を、中程より切断したのだ。
切られた脚の断面から紫色の体液が溢れ出る。それは地面に落ち、耐え難い臭気を撒き散らした。
しかし少年は無味な表情を変えず、大蜘蛛への距離を更に詰める。
前肢の一つを奪われた蜘蛛は、まだ接近を続ける少年へと、復讐の意味を込めてか逆側の一脚を振るった。
それは空気抵抗を感じさぬ滑らかな動きで、少年への最短距離を抜ける。狙っているのは彼の脇腹。
だが蜘蛛の目論見は成功を前に、素早く突き出された少年の右手によって阻まれた。
少年の右手は今来た蜘蛛の脚が先端付近を鷲掴み、その進行を膂力だけで止めてしまう。
「もう一本、貰っていこうか」
言うが早いか、少年の手が引かれた。それと同時に掴まれたままの蜘蛛脚は付け根からもぎ取られ、内肉と幾許かの神経諸共引き千切られる。
381 :
3/3:2008/06/07(土) 03:14:09
この時、蜘蛛の複眼に宿る赤みが増した。痛みか、或いは怒りか。当事者以外には判別出来ない理由から。
少年は感慨もなくもぎ取った蜘蛛の腕を放り捨て、止まらず歩を進める。
一方の蜘蛛は後肢を蠢かせる事で後退し、少年との間合いを開いた。
対峙者の接近速度以上で退きながら腹部を起こし、その先端を標的へ定める。一秒未満の後、そこから粘着性の灰色糸が噴き出した。
発射と同時に広がる糸は文字通り、蜘蛛の巣のように拡大展開する。
灰糸は並立つ木の幹や枝、浮き出た根や地面に付着し、瞬時に脱出困難な網を張った。
だが、少年がそれに掛かる事はない。
彼は蜘蛛が糸を撃ち出す刹那、靴底で強く地面を踏むと共に跳躍し、隣接の樹幹へと着点を移している。
そのまま茂る枝の一つを手に掴み、己が身を安定させると同時に再度の跳躍。
彼の身が舞った脇を糸は行き、狙った獲物を捕えるに至らない。
蜘蛛がそれに気付いた時、少年は小さな落着音のみを伝え、大蜘蛛の背面に降り立っていた。
「人間を10人も喰ったお前が悪い。大人しく、森の奥で祀られていれば良かったものを」
感情というものが感じられない氷点下の声で言い放ち、少年は右の拳を握る。そしてそれを、一瞬の躊躇なく大蜘蛛の頭部へと叩き込んだ。
少年の拳は蜘蛛の頭へと容易く減り込み、鈍い音を立て内奥へと沈み込む。ひしゃげた頭の中からは、柔らかな肉片と共に、紫の体液が噴水の如く噴出した。
噴き荒れる体液を全身に浴びながら、少年は引き抜いた拳を開き、それを蜘蛛の背中へ宛がう。
五本の指を蜘蛛の筋肉下に突き刺して、一気にこれを引き遣った。
指と腕の動きに合わせて蜘蛛の体表は抉り裂け、其処からもまた大量の体液が迸る。
「土地神も、堕ちたら只の妖魔にすぎないぞ。この国にはもう、悪鬼邪妖の住む場所はない」
吐き捨てるように言い、少年は再度固めた拳を蜘蛛の体内へ、心臓と同義の『核』目掛けて突き込んだ。
>>379-381 気取ったことば遣いは雰囲気を作り出す一助にはなっても、作品の実そのものにはなりえないよ。
尊敬してる作家がいるようだから、その人の作品はなぜ面白いのか、視点を変えてもう一度分析してみるといい。
おまいがここに貼ったそれは、はっきり言っちゃうと問題外。
>>379 文章からキャラまでかっこつけすぎてて白ける
少年に余裕がありすぎて緊張感が感じられない
なんでこんなに強いのかもわからん。行動の説明はあるけど説得力がないから
後だしジャンケンを見てるみたい
完璧超人に感情移入できるのは作者だけだよ
少年が強くたっていいじゃない。
季節は冬。
降り積った雪が町を白く染め上げ、木枯らしが人々をすり抜ける。
その中、僕は立ち尽くしていた。
目の前で轟々と、天に届けとばかりに燃え上がっているのは、僕の実家である。
この年、19になるまで僕が暮らしてきた家。
様々な思い出が詰まった家。
それが、今この有様だ。
そうして呆としていると、段々辺りが騒がしくなってきた。
いつまでもここにいてはまずい、僕は走り出した。
冷たい風が体を刻んでいく。
僕は知らず、口元を緩めていた。
あの家が燃えた・・・燃えた!
中には父と母と、兄がいた!
「あはは・・・・・・はははははは!!」
それが。
愉快で愉快で仕方がない。
いつも僕を、怒鳴りつけて殴ってきたジジイ。
それを見てみぬフリをしていた、糞ババア。
僕を見下して、いじめていたブタ野郎。
みんな、みんな死んでしまえ!
「クククククク」
笑いが・・・、気分の高揚が止まらない。
足は悲鳴をあげ、息をするのも精一杯の状況で、僕はまだ走りつづけていた。
だが、その疾走は急に終りを告げる。
終幕は町外れの林だった。
「そこの君、止まりなさい」
黒と白の色をした車が、ピエロのような表情で走っていた男を静止させた。
ピエロは表情を崩さず聞き返す。
「なんですか?僕に用ですか?」
警官が1人、パトカーから降りた。
「先ほどそこ、すぐ近くの家宅が放火されたのだが。
――ご存知か?」
「ええ。ええ。知ってますよ、よく。ははは」
「事情を、署の方で聞かせて貰えないか?」
「・・・お断りします」
「なぜだ?」
一呼吸置いて。
「だって、放火したの、僕ですから」
一気に顔を緊張させた警官は、困惑の表情をしつつ咄嗟に手錠を取り出した。
だが、しかし。
それより前に、ピエロは警官の拳銃に手をかけていた。
「貴様!」
警官は、その時点で目の前の男を危険と判断した。
もちろん、それではとても遅い。
「拳銃をはな・・・グ」
ピエロは間髪入れずに、手にした拳銃の銃身を持ち、グリップの底で勢いよく警官を殴りつけた。
意識を失い、倒れこむ。
「止まれ!」
いつのまにか車から降りた、もう1人の警官がピエロに銃口を向けていた。
「撃つんですか?僕、死んじゃいますよ」
ピエロは知っていた。
日本の警官は、なかなか引き金を引かない事を。
そして、撃ったとしても急所に当てる事は稀だと。
「何もしなければ撃たん!」
言って、警官はじりじりと距離をつめる。
「じゃあ僕が撃ちますね」
手が届く程に近づいたとき、ピエロの放った銃弾が警官を貫いた。
1発、2発、3発。
腹部に3発弾丸を叩き込まれた警官は、一度だけ口から血を吐いて動かなくなった。
雪面に散らばった血は、それだけで芸術的だった。
やがてピエロは、二つめの拳銃を奪い取ると。
―――再び、果ての無い疾走をはじめた。
>>370 >端っこが見えない程だだっ広い空間に、無数の歯車がキリキリカタカタと音を立てながら
>回っている
無数の歯車が回っているのを見える場所から、遠くまで見通すのは無理な気がする。
工場で機会に囲まれながら、はるかかなたの地平線が見えるような感じだ。
>「むう千鳥足か。それならば仕方がない」
なんで千鳥足だと仕方がないと納得するのか分からない。
せっかく小人が出てきたのだから、話しやすいように手のひらに乗せたりする描写があると
雰囲気が出る。
基本的に主人公が酔っ払いだと何でもありになるので、必然性がない限りはやめた方が
いいと思う。
>満円の月
ここは平易に「まんまるのお月さま」とかにするべき。
あとセフィロスっていうキャラの名前を早く出すべき。腐女子の食いつきが違う。
>>379 菊池秀行の吸血鬼ハンターみたいでいいじゃない。
>天より注ぐ淡い光へ映されるのは、森の狭間を駆ける不気味な巨体。
蜘蛛は静止しているモデルではないので、剛毛に覆われた八本の脚を起用に動かし
音も立てずに驚くべき速さで駆けているみたいに、蜘蛛の動きと合わせて外見を
描写しないと、お話の流れが止まってしまう。
>従来のものを数倍する大きさを持った
普通、蜘蛛でイメージするのは指先サイズのものだ。それの数倍では手のひらサイズで
とても人間サイズにはならない。
>蜘蛛の複眼に宿る赤みが増した
蜘蛛も少年も目が赤いと、強調されても何も感じない。
>噴き荒れる体液を全身に浴びながら
せっかく少年の強さを描写してきたのに、ここだけ腕のいい料理人が魚を血まみれになって
捌いているみたいで変ではないかな。
391 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/07(土) 15:19:11
よろしくお願いします
美保地区は積丹市街から車で40分程度、地区全体の人口は270人程度である。
この地区のコンビニは一軒しかないが、
地方大手の酒販チェーン系で小規模なスーパー程度の品揃えがあるため、おおよその買い物は済ませられる。
その「コダマストアー美保店」店長の藤間はぼんやり窓の外を見ながらパイプ椅子に腰掛けていた。
藤間は一度群馬で電機メーカーに就職したものの、結局里帰りしてここの店長に就いた。
カウンターに置いてある電波時計に目をやると午前2時をまわっている。
この店舗では深夜など暇な時間が大半であり、諸々の作業を早々に片づけてしまうとどうしても暇になる。
まして店長のくせに仕事を熱心にする方でもないので、パートのオバちゃんの逆鱗に触れるような余計な事はしない。
生あくびが出た。滲む涙を手の甲で拭った途端、自動ドアが開く。
藤間はドアの方に視線をやり、眠たげな「いらっしゃいませ」を投げつけた。
入ってきたのは古臭いポロシャツの30代くらいの筋肉質な男を先頭にした7、8人の男達だった。
男達も似たような感じだが、彼らは一様にもの珍しそうな表情を浮かべ店内を見回してている。
それは藤間にとって第六感から湧き上がってくる異様な光景であった。
そのまま彼らは黙々と店内をうろつき、各々どっさりと弁当やスナック菓子をポロシャツ男のカゴに放り込み、早々に店の外へ出て行った。
しばらくして取り残されていたポロシャツ男が薄笑いを浮かべながらカゴを二つレジの上に置いた。
適当に袋詰めを終えると、現金表示機に目をやりもせず立っているポロシャツ男に「3万4520円になります」と伝えた。
すると男は古びた安っぽい札入れから旧一万円札や新渡戸稲造の五千円札を出して来た。
藤間は一万円札を受け取った時、今更の旧札の登場に焦り、全神経を注いで贋札かを判定しようとした。
しかし小汚いだけでとても贋札とは思えず、そのままレジに収め会計を終了した。
店内は男達が去り、静寂が戻った。藤間は掃除を始めるフリをして店外に出た。
あたりを見回したとき、もう男達はどこにもいなかった。
水銀灯が静かな国道の路面を照らしていた。
>>385 >目の前で轟々と、天に届けとばかりに燃え上がっているのは、僕の実家である
家族全員揃っているようだから、深夜から早朝にかけてだと思うけれど、昼か夜かだけでも
はっきりしないと読者がイメージしづらい。
>この年、19になるまで僕が暮らしてきた家。
緊迫感がないので、引越しのついでに古い家を燃やしているのかと思った。なぜ僕が
落ち着いているのか分かるように、家が燃えているに続けて、中には家族がいることを
描写したらどうだろう。
>黒と白の色をした車が、ピエロのような表情で走っていた男を静止させた
町外れの林にパトカーが通れるような道があるのかなと思った。
>「先ほどそこ、すぐ近くの家宅が放火されたのだが。――ご存知か?」
怪しくない人に聞くのならともかく、不審者にこんなことを聞くだろうか。
「何をしているんですか?」くらいではないか。
>腹部に3発弾丸を叩き込まれた警官は
なんの描写もないので、警官が立ったまま3発の弾丸をくらったように読めてしまう。
1発くらったら倒れてしまう描写を入れたらどうか。
>>391 >パートのオバちゃんの逆鱗に触れるような余計な事はしない
これが何を示しているのか分からない。暇なときに店長がすること?
文章で気になったのはこれくらい。
描写や、話が原因・結果の関係で自然に展開していくあたり、うまいと感じた。
ところで積丹市を舞台にしたのは何か意味があるの?
394 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/07(土) 17:44:44
>>391説明文過ぎる。物語ということを忘れてるんじゃない?
395 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/07(土) 20:19:29
>>388 ありがとうございます。
基本的に歯車の説明をするためだけに状況が作られているので、か
なり不自然になってしまいました。
続きを書こうとしたけれど、説明だらけになってしまうので断念。
アリスというよりは星新一の模倣かな。歯車は実は「運命の歯車」
で、それがどーたらこーたらというのがネタです。悔しいのでサラし。
よくありそうなネタだけどそれでも書き切れなかった↓
>>379-381 こういう文体こそ、丁寧に気をつけていく必要があるし気のつけ方次第で良くなるの
かなぁと思う。俺が気づいたのは以下の点、
> 「そんなに急いで何処へ行く」
じつはこの言葉には
「狭い日本、そんなに急いでどこに行く(交通安全標語:昭和48年)」
という原典があるため、いま少年がこの場で言うとギャグになってしまう。
それから正義感について。「人間を10人も喰ったお前が悪い」という言い訳は出て
くるものの、この台詞以外の部分を読むと通りがかりの罪もない蜘蛛が少年にいじめ
られているようにしか読めない。
書き方はたくさんあると思うけれど、蜘蛛を悪役にするためには犠牲者をあらかじめ
描いておくとか、だまし討ちとか隠し毒で陰険な攻撃とか、蜘蛛になにか悪い行動を取
らせておいたほうがいい。
もし少年が陰を持ったダークヒーローならば、それはそれで演出が必要、かな。
>>393 遅くなりましてすみません
これはパートのオバちゃんが長年の勘でやっている品出しや売り場メンテなんかのことなんです
藤間はこれが下手くそ、という事です
積丹市に関してはこれもうちょっと長い話なんで、意味はあります
>>394 なるほど。説明文多いですね。
どのくらいのさじ加減が適切かそこのところ判ってないのが自分でもよく感じます
参考になりました。ありがとうございます
398 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/07(土) 23:42:19
描写と説明を区別できない奴なんか、相手するなよ
399 :
330:2008/06/07(土) 23:44:06
みなさん酷評ありがとうございました。
>>347 どの辺がでしょうか。フィーリングだけで具体的にいえない素人に言われたくないんですが。
煽りスルーできないなら、こんなとこ来るなよ
ここがID制になったらどうなるのか一度見てみたい
フィーリングも大事だぜ。
素人からみた酷評をバカにしてるようじゃだめだ。
おもしろい
つまんね
長文の感想より、これだけのほうがよっぽど胸に響くことあるしなw
404 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/08(日) 01:44:09
お願いします
<1/2>
あの頃、僕は猫を追い掛けていた。行き先はなかなか見つからなかった。
僕は小学5年生で、猫のことを不思議に思っていた。気が付くと
そこにいて、また気が付くとどこかへいなくなっている。彼らはど
こから来て、そしてどこへ行くのだろうか。昼寝や毛づくろいの他
には一体何をしているのだろうか。住んでいたのがマンションで、
見るのは外の猫ばかりだったから、そういったことが余計に気にな
ったのかも知れない。
僕は猫の行き先を知りたくて学校帰りなどによく猫の後を追い掛
けた。猫は警戒心が強くて大抵のやつはすぐに逃げてしまう。けれ
ども中にはのんびりとした性格のやつもいて、ついて行っても逃げ
ないこともある。そういう猫に出会えた時はわくわくしながら、な
るべくおどかさないように気をつけて、5メートルくらい後ろをそ
ろりそろりとついて行った。
僕が住んでいたマンションの辺りは、郊外の、住宅がたくさん立
ち並ぶ土地だった。公園や空き地が幾つもあった。似たような細い
道が幾つもあった。溝川があった。線路があった。少し足を運べば
林や山もあった。猫はとても物知りで、複雑な道を迷うこと無く歩
き続ける。そして時々気に入った場所で休憩をする。
けっきょく時間が遅くなったり猫にしか進めない場所に来たりで
最後までついて行けることはないのだけど、僕はこの遊びを楽しい
と思った。何だか猫は僕をどこかへつれていってくれそうな気がし
た。それがどこだか分からないけど、きっと猫は気持ち良さそうに
しているだろうと思った。きっと嫌な場所ではないはずだ。
405 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/08(日) 01:47:00
<2/2>
同じ頃に、僕は初めての恋をしていた。宮沢さんという、同じ組
の、優しい、静かな女の子だった。彼女の前にいると胸が苦しくて、
それでいて温かいという変な心地がした。話しをしたいのに恥ずか
しくて言葉が出てこなかった。頭の中では面白いことを言って彼女
を笑わせているのだけど、実際に面と向かうと何を言えばいいのか
分からなくなってしまう。かえって意地悪なことを言って泣かして
しまうこともあった。僕は次に会う時までひどく悔やんだ。しかも
彼女はとても泣き虫だった。
僕はやっぱり猫を追い掛けていた。猫は本当に色々な道を歩く。
背の高い草が茂る空き地だったり、塀と塀との狭い隙間だったり、
神社の境内だったり。猫たちは静かな道の方が好きみたいだった。
そして自然の道も人の造った道も猫にとっては同じもののようだっ
た。僕は色々な道を通ったけれど、猫の行き先はまだ見つからなか
った。きっと宮沢さんと一緒に歩いたらもっと楽しいだろうと思った。
406 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/08(日) 02:21:29
宮沢さん、萌え〜
407 :
379:2008/06/08(日) 03:00:37
皆様、御指摘と貴重な意見有り難う御座います。
>>382 確かに今までは好きな作品の表層面ばかり意識していました。
これからは一つの作品を多角的に見て、少しでも多くを学べるよう心構えも新たにしていきたいと思います。
>>383 読み手主観ではなく、まだまだ自己満足の領分で書いている事を気付かせて頂きました。
>>390 >蜘蛛の動きと合わせて外見を描写しないと、お話の流れが止まってしまう。
言われる通り自然な感じにはなりませんね。流れをぶつ切りにしてしまうと読み手のストレスになりますし、重要な要素だと判りました。
・
>それの数倍では手のひらサイズでとても人間サイズにはならない。
言われてから気付きました。正にその通りです。大きく迂闊でした。
・
>蜘蛛も少年も目が赤いと、強調されても何も感じない。
どうせなら少年の方は真紅など、同じ赤系でも変化をつけるべきでした。
・
>ここだけ腕のいい料理人が魚を血まみれになって捌いているみたいで変ではないかな。
雰囲気を優先するあまり、現実的な観点を見落としていました。こういう部分が積み重なると作品の質を落としかねないので、注意していきたいと思います。
>>396 >という原典があるため、いま少年がこの場で言うとギャグになってしまう。
これは知りませんでした。予期せぬ部分で指向が変わっていては致命的。幅広い知識の収集が欠かせないと再確認致しました。
・
>それから正義感について。
蜘蛛の悪意性を表現する為に、仰るとおり犠牲者の描写などを加えるべきでした。少年も蜘蛛も作中に背景が全く出てきていないのが問題ですね。
408 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/08(日) 08:41:01
>>404 >あの頃、僕は猫を追い掛けていた
24時間休みなく追っているみたい。追いかけ回すにして、さんざん…する、の意味に
したらどうかな。
>行き先はなかなか見つからなかった
行き先不明なのに追いかけるのも変だな。普通は「探す」ではないか。
>僕はこの遊びを楽しいと思った。
残念ながら遊びというと真剣さが薄れるのが一般的なので、捜索などの方がいいかも。
>同じ頃に、僕は初めての恋をしていた
話の転換が唐突過ぎる。猫を探していたら、宮沢さんに会ったなど工夫しよう。
>自然の道も人の造った道も
自然の道ってなんだろう? 道ではないところを道のように通っているだけだよな。
410 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/08(日) 10:09:05
場末の文章教室みたいだな。
411 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/08(日) 10:11:40
此処いら地獄の一丁目
あんたも命が惜しければ
場末の文章教室なんて未体験ゾーンだぜ
酷評お願いします。小説全体は以下のブログにあります。
ttp://romance11.blog120.fc2.com/blog-entry-3.html 彼が告白を受けたのは高校二年次の二学期だった。相手は同じ学級で、以前から携帯電話でメールのやりとりをする仲の、
大して魅力的でない女子だった。
彼女の告白はメールによった。彼は彼女から異性としての魅力を感じなかったがしかし、彼は自分自身を男性的魅力に欠けると感じていた。
彼は彼女と同等に、いや彼女以上に地味な人間だと、少なくとも彼自身そう思っていたし、恐らく彼以外もそう思っている。
そこで彼女の告白は、彼の人生において空前絶後の僥倖であるのと、彼は考えた。
告白を了承する返事を送った翌日の学校では、二人とも気まずく、一言も話さなかった。その分メールの数は増えた。
そのやり取りの中で、二人は次の日曜日に遊びに出かけることが決まった。
映画に言ってから食事するというあまりに月並みな予定を二人は立てた。多少着飾った彼女は少しだけ魅力的に感じた。
彼女が新聞契約によってもらったという映画の無料券があったので、それを使った。交通の便が悪い映画館は、空席が一つか二つある程度の混み具合だった。
映画の内容はありきたりなファンタジーで金を払ってまで見ようとまでは思わない内容で一人で金を払って見に行こうとは絶対に思わないものだった。
左端の通路に面した席の彼は、右隣に座った彼女を見た。彼女はこれ以上楽しいものはないという風な顔をして、映画を見ていた。
彼女の目の中に映画の光が宿っていて、澄みきって見えた。
翻訳した文章みてーだな。
>>413 日本語がおかしいとこだらけだなぁと思いながら読んでたが
> 映画の内容はありきたりなファンタジーで金を払ってまで見ようとまでは思わない内容で
> 一人で金を払って見に行こうとは絶対に思わないものだった。
ここまで読んで、あぁ、釣りか何かなのね、と理解しました。死ねっ!
「逃げろ!奴は次元違いだ!」
「構うものか。いずれ千切られるのなら、ここで散る」
俺がそう言うと、奴はゴクりと喉を鳴らした。
「お前・・・涼子の事、忘れたわけじゃないよな?」
涼子、とは俺の妻になる予定の者だ。
そんなもの、忘れるわけもない。
「下らん問答をしている暇はあるまい。
そら、化生が動き始めたぞ」
奴は慌てて、我々の目の前に横たわる化け物に向き直った。
事実。
目の前の怪物は、ゆっくりと瞳を開き、活動を開始しようとしていた。
その怪物を表現するのなら、まさしくドラゴン。
トカゲのような外見に、畳まれた大きな翼、鋭い爪と長い尾を携えている。
体長は大きすぎて詳しく表現が出来ない。
「人を生む事は自由だ。生まれる事も自由だ」
俺は、知らず口を開いていた。
「どうした、こんな時に」
不思議そうな顔で見てくる男に、続けた。
「ならば――、死ぬ事も自由、死なせる事も自由なのが道理ではないか」
言って、腰のサーベルに手をかける。
「何が言いたいんだ、お前?」
「生きるのも死ぬのも自由、奪うのも奪われるのも自由。
はて、生の価値はどこにある?」
完全に眼を覚ましたドラゴンが、その爪をこちらに大きく振った。
サーベルで受けにまわるが、巨大な力で叩き飛ばされた。
「グ・・・」
「おい!大丈夫か!?」
「問題ない。それよりも、人の生の価値は」
価値は――。
「誰の為に何を成したか、だ!」
続けざまに飛んでくる尾は・・・俺には避け切れなかった。
薄れゆく景色の中、最後に見たのは男が丸呑みされる光景だった。
418 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/08(日) 20:20:54
とっときな。釣りはいらねえよ!
419 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/08(日) 20:21:01
>「お前・・・涼子の事、忘れたわけじゃないよな?」
>涼子、とは俺の妻になる予定の者だ。
つぼにはまった。大笑いした。
416に限らないけど、なんで女の話すんの?
420 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/08(日) 20:21:37
えっ
ホモじゃないから?
421 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/08(日) 20:47:32
>>409 ありがとうございます。指摘の点以外にもたくさん問題ありそうで
すね。状況を描くのだけでいっぱいいっぱいです。
でもまずは気にせずにストーリーを完結させてみようかと思います。
指摘は参考にさせて頂きます。
そんなの気にすんなって。ハリウッド映画なんてめちゃくちゃだろ。
それでいいんだって。
423 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/08(日) 21:51:33
やっべ大物がいる
424 :
悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2008/06/08(日) 21:53:31
おい、ちょろっとプロット考えたから発表する。
主要人物は音楽が好きでバンドをやってる二人だ。
アフリカ系アメリカ人のジョーと日本人のツトム。
ジョーは白人に憧れて顔に漂白剤を塗ることが常習化してしまい、いつも台布巾の臭いがしている。
ツトムはラップ音楽大好きが高じてライブのたび顔に靴墨を塗ってジョーを怒らせている。
「ヘイユー! ボクを侮辱したね!」
そんな彼らが織り成すドリームファンだジーだ。どうだ? 本当はブログでやろうと思ったんだが、
ネタがやばいので2ちゃんでサラッと誤魔化す。今のところ「オモテ側」ではイイ人で通っているからな。
酷評を乞う。
まず自分の顔に漂白剤塗ってみたら?
426 :
悪太郎 ◆LziSwFxVAU :2008/06/08(日) 21:56:50
即レスサンクス。
寝る時間だ。
誰か芥川の藪の中みたいな話書いてくれよ
自分で書け
429 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/08(日) 22:13:37
しかし、完成した全編を公開する奴っていないのな。
奇怪な出来事・・・なんてもの、大抵の人は経験した事がないだろう。
SF小説やB級ホラーの出来事なんて、所詮絵に描いた餅、実際は有り得ない。
夢見がちな子供は、やがて、現実ほどつまらない三文小説はないと思い知る。
俺も、そうだった。
「何を思案しているのかね、君は」
目の前の、喋る林檎に出会うまでは――。
午後5時。
いつものように会社から帰宅すると、机の上に一つの林檎が置いてあった。
こんな林檎あったかな、と不思議に思いつつ手に取ると、かなり出来の良い林檎だと分かった。
輝き、触り心地、オーラ。
素人の俺にすらこんなにハッキリと分かるのだから、よほど上質な林檎なのだろう。
そうして、俺はそれが当然のように林檎を口に運んだ。
――途端、大きな叫び声が俺の動きを止めた。
キョロキョロと辺りに眼をやるが、部屋にはもちろん俺しかいない。
再度林檎をかじろうとすると、今度はハッキリと言葉が聞こえた。
「君、君!その不細工な口を閉じ、全霊を持って私に謝罪せよ!」
叫び声の主が分かった・・・林檎だ!
「しゃべっ・・・・・た?」
「林檎が口を聞いてはいけないというのかね、君は」
いけなくはない・・・・・・か、いや。
「いけない。食物如きが人間様と口を聞いていい筈がない」
俺は心を鬼にして言い切った。
「ほざけ。食物が無いと生きていけぬ生き物こそ、見下すに値するわ」
「んだと、この林檎風情が」
「貴様、やるか?」
「望むところだ」
(中略)
「ゼエ・・・ゼエ」
「ハア・・・・・・ハア」
死闘の末、俺たちの立場は対等という事で決着がついた。
「――ともかく。
私は林檎の中の林檎、食べ物の中の食べ物、スイーツの中のスイーツなのだ」
「――ああ。
俺は普通の人間。普通の会社員。普通の日本人だ」
お互いに息を整えながら話す。
「いわば私はキングオブアッポオ。故に人語を理解でき得るのだ」
「よく分からん理屈だな、それ」
「ともかく、私は暇だ。よし、何か話をするぞ」
そうして、俺と奇妙な林檎との同棲生活は幕を開いたのだった。
なんでファンタジー風味にしたがるの?
なんでファンタジー風味を嫌がるの?
434 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/08(日) 22:44:44
劣等感をかき立てられるから
なんで劣等感持ってるの?
436 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/08(日) 23:09:51
>>430 冒頭。日本語になっていないのでいらない。
林檎の描写。重複冗長拙劣。
叫び声。血を通わせるべき部分に血が通っていない。
だから、主人公のリアクションにも血が通わない。
>>431 論評に値しない。
なんか凄いよw
糞すぎて(T_T)
>>430 もしあなたが本気でしゃべる林檎をお話の中心となるキャラとして立たせたいならば、
しゃべるとか口調とか見た目では特徴にならない。
外的動機と内的動機を盛り込んでみよう。
参考になるのは漫画だけれど「ソウル・イーター」の聖剣エクスカリバーとか、
「Go Go! ぷりん帝国」の魔剣カニバリスマーなんてどうだい。
エクスカリバーは強い剣なのに、過去の偉業を自慢したがるので皆から嫌われている。
カニバリスマーは強い剣なのに、目先の儲けに囚われるので投機に失敗ばかりしている。
そのまま真似しても真似にしかならないので、オリジナルアイデアとギャップを楽し
む心で乗り切ってくれ。
439 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/08(日) 23:36:47
誰でも分かることだけど高騰するガソリン代で赤字にならないようにするためには、
原油に投資しないといけない。日本は国をあげて原油に投資すべき
今のままでは原油で儲けてるごく一部の投資家の尻拭いを俺達が負担するだけ
つーか、攻撃されてる、テロ行為と全く変わらない
アメリカ、お前のとこは飛行機ぶつけられただけで
戦争しにいくのに自国で原油に投資して世界的にオイルショック引き起こしてるのに
何も手を打たないってwwwww
もう飛行機、何百代も突っ込むくらいの負担を
世界の人がしいられてるんですよ、早く気付いてwwwww
今まっさきにしなければいけないのは
原油に投資する経済テロリストを殺すこと
つーか、世界でみたらほんの少しだけのアメリカの原油が
何で世界の基準になってるのか
中東とアメリカを切って考えたら済む話だろ
日本の石油メーカーも原油高止まりを狙って海外に原油売る始末
独占禁止法に触れてるだろ完全に
新日石、JOMO,出光、シェルこの機に乗じて儲けすぎ
440 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/09(月) 05:38:33
酷評しよう
>>404 409の言うように2文目はおかしい。
「行き先が見つからない」だと、能動的に何かを探していることになり
受動的にただ追いかけている1文目と意味がつながらない。
猫の行き先までたどり着いたことはない、という意味であっても
それをここで言及する必要はなく、
リズム的にもまるまる削ってしまってよいと思う。
>公園や空き地が幾つもあった。似たような細い
道が幾つもあった。溝川があった。線路があった。
この繰り返しは悪くないが、最初「幾つも」が被っているのが惜しい。
2文目の"幾つも"を削るか、
「公園や空き地が幾つもあった。似たような細い道。溝川。線路」
とした方がスマートではないだろうか。
>きっと猫は気持ち良さそうに
しているだろうと思った。きっと嫌な場所ではないはずだ。
"きっと"が被っている。
宮沢さんへの言及は確かに唐突だ。文章の順番を入れ替えてはどうか。
(例)
<2/2>
僕はやっぱり猫を追い掛けていた。猫は本当に色々な道を歩く。
背の高い草が茂る空き地だったり、塀と塀との狭い隙間だったり、
神社の境内だったり。猫たちは静かな道の方が好きみたいだった。
そして自然の道も人の造った道も猫にとっては同じもののようだっ
た。僕は色々な道を通ったけれど、猫の行き先はまだ見つからなか
った。
きっと宮沢さんと一緒に歩いたらもっと楽しいだろうと思った。
(空行)
宮沢さんは、僕と同じ組の、優しい、静かな女の子だ(以下略)
そうでなければ、追跡途中に本人を登場させるか、
僕が何かの拍子で宮沢さんを連想する、という工夫が必要だろう。
文章全体はゆったりとしたリズムがあって悪くない。
>>431 冒頭にもったいぶった前置きはいらないのだ。
しゃべる林檎、という異常なシチュエーションがあるなら
そこから始めた方が圧倒的によい。
また、部屋についてからの俺の行動も、自然ではない。
カメラは俺から一度引き、工芸品か何かのように、林檎の美しさを強調する。
俺は「それが当然のように」林檎をかじろうとするが、
普通は腹が減っているから食べるのではないか。
俺、という直情的そうな人物なら、なおのことそうではないか。
林檎が美味しそうかどうかについては触れられていないから、
なおのこと、俺が林檎をかじろうとする行為に堅さを感じる。
そもそも俺はどんな人物なのか。
文中から一人暮らしなのだろうと察せられる。
だがそれは、著者が意図的に出した情報ではなく、
そうとしか解釈できない、という頼りないものにすぎない。
きょろきょろと部屋を見回すときに、部屋の描写をして
俺の人物像を浮き上がらせるくらいの工夫は必要。
読者に直接あたえる情報、行間から浮き彫りにさせていく情報、
作者は意図を持ってコントロールしなければならない。
林檎と本気で喧嘩する、という愉快なシチュエーションを
そのまま流している時点で失格だ。
ここを詳しく描写すればするほど面白い。
また、冒頭で齧られたことにはなっていないが、
一口齧っていた方がのちのち話がふくらむ。
林檎は切り口から色が変わっていくし
(ここのやり取りでまたギャグが作れる)
俺の林檎に対する感情も、通り一遍のものでなくなるだろう。
林檎を傷つけてしまった、という罪の意識、後悔の念みたいなもので
俺と林檎との関係を特別なものにできるのだ。
会社の同僚に、女の子を傷物にした、と誤解される状況も思い浮かぶ。
どうやれば"おいしく"なるかを考えて話を膨らませていこう。
それによってまた冒頭が逆算される。
文章批評だからといって、何も考えず、部分だけ書き流していては
決して力はつかない。
よろしくお願いします。
タイトル:コーヒー
1/3
俺はコーヒーを飲む。ネットでは女子高生バラバラ殺人事件のニュースに
みんなが踊っている。俺は少し笑いながら、記事に付いたトラックバックを
クリックする。いかがわしいURLをクリックしクリックし
クリックしていくと、スプラッタ画像に辿り着く。
深い深い落とし穴に落ちていき、グネグネとした地面を意味もなく
手探りで探していたら突然お宝が見つかったような気分だ。
俺が発見したお宝は風呂場で死体を解体する様子を写したものだ。
電動ノコギリが首筋に食い込む音をBGMに
優雅にコーヒーをすすっていたのに、リラックスタイムは突然終了する。
携帯がけたたましく鳴ったのだ。
2/3
佳織だ。俺は舌打ちをして、パソコンの画面の血しぶきに意識を
集中しなおす。電話には出ない。これは佳織への罰だ。
いくら恋人といえども、人が楽しんでいるのを邪魔する権利なんかないのだ。
それに佳織の話はいつだってつまらない。
「ねえ、私のこと、愛してくれてる」。
愛情とは言葉で確認するものなのか?あくびが出る。
佳織からの電話を無視していると、なぜだかとても楽しくなる。
産毛が逆立つ。コーヒーが飲みたくなる。
コーヒーを胃に流し込み、佳織への放置プレイを楽しむ。
また携帯が鳴る。これで四度目だ。ようやく電話に出てやることにする。
佳織は十分ほど俺の怠慢を責めてから、本題に入る。
「実は、お見合いの話があってね」すぐに話の筋が見える。
ようするに佳織はあせっているのだ。俺といや俺以外でも誰かと
結婚がしたくてたまらないのだ。
「結婚がしたい」たったこれだけの気持ちを伝えるのになんて
迂遠な方法をとるのだろう。退屈な女だ。つまらない女だ。
俺はあくびをかみ殺しながら、プロポーズする。
佳織は退屈な女だが、ほとんどの奴がそうなのだ。
それならばモデルの佳織と結婚するのがよい。感動で泣き始めた佳織を
適当にあやしてから、電話を切り、俺はパソコンの画面を眺める。
画面ではすでに解体作業は終わっており、頭、両腕、胴体、両足が
だらしなく横たわっている。
バラバラ死体の顔が佳織に見えて、俺は口笛を吹く。
体がコーヒーを求めてうずいている。
↑終わり。3/3って書くの忘れてました。
また例の「オレには美人の彼女がいる」症候群か。
451 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/09(月) 13:11:35
>>442-443 アドバイスありがとうございます。あんまり適切なので少し感動し
てしまいました。
批評を受けてのことなのですが、かなり――少なくともこのスレの
中では――書ける方のように思われました。まあ、幼稚な者が勝手
に思ったことです。このスレにはよくいらっしゃるのでしょうか?
拙ですみませんが、是非ともまた酷評を頂きたいです。
終わりの言葉もありがたいです。下手なりに完結させてみたいと思います。
「佳織は退屈な女だが、ほとんどの奴がそうなのだ。」
日本語マチガッテマス
間違ってないですよ。
読点を意識して、日本語を読めるようになりましょう。
454 :
442:2008/06/09(月) 15:05:25
>>451 ここはたまに見てるくらいだけど
>>404-405を見てるかぎりでは、あなたは上手い方だ。
文章に小ざかしさや卑屈さがない。
自覚的かどうかはわからないがリズム感もある。
そのため、読者がすっと情景に入っていける。
才能はともかく、少なくとも素質はあると思います。
がんばってください。
>>446 まず、これだけの文章量でこの内容はNG。とばしすぎでしょ。
ビデオで早送りしながら筋を追っている感じ。
長編、短編、いずれにせよこの密度が要求される機会はない。
(ショートショートにしてもオチがついてないし)
小説にも、小説の一部分にもなっていない。
場合によっては短くまとめる場面もある。
しかし、全編がこの調子ではない。
佳織との会話など、普通はセリフの応酬で描写するべきところではないか。
内容に関して。
コーヒーを飲む、というのは日常のこと。
それに比して、女子高生バラバラ殺人、というのは非日常。
(日常といえなくもない社会状況が悲しいけども……)
非日常を先に持ってくるのがセオリー。
冒頭では読者を引き付けなければならない。
それなのに「俺はコーヒーを飲む」から始めるのはもってのほか。
>>446(続き)
俺の現在の状況というのもよくわからない。
部屋で一人なんだろう、と何となく想像はつくが
そこを読者に補完させているようではだめだ。
作者が意図的に描写をひかえ、行間を読ませているのと
描写がいたらないで、補完的に読まれているのでは大違いだ。
5W1Hが絶対に必要なのではない。
むしろ俺は最初、ネットの内容にのめり込んでいるのだから
パソコンの外の描写は不要かもしれない。
(その方がのめり込んでいる感じがでる)
ただ、グロの内容は具体的に描写する。
この小説は一人称だから、俺が詳細に描写するものが
そのまま俺のキャラクターを浮き彫りにしていくことに繋がる。
冒頭から、バラバラ殺人の記事をバーンと出してみよう……
画面内の描写が執拗に続く……俺がそれをクリックしていく……
あるポイントで、俺の喉が渇き始める……
俺は渇望するようにコーヒーに手を伸ばし……それを飲む。
>>446(続き)
タイトルにもしているくらいだから、コーヒーは物語のキーなのだろう。
俺にとってのコーヒーは、何か重要な意味を持つに違いないのだ。
だからこそ、俺が渇望している様子、
どういうポイントでそれを欲しがるかをしっかりと描写する。
意味のある小道具だから、どんなコーヒーでもいいというわけではあるまい。
俺にコーヒーへのこだわりを語らせる。
それが偏執的であればあるほど、俺のキャラとコーヒーが際立ってよい。
そうでなければ、読者には意味を持って届かない。
がぶがぶ飲んでるだけでは、いつまでたっても単なるコーヒーだ。
ところで、こういうポイントは、行間から浮き出させてこそかっこいいのであって
タイトルにするべきではない。
そうでなくても『コーヒー』というタイトルはあんまりだ。
英語圏の小説ならそれもありなんだが……
そして、唐突に、佳織から電話がかかってくる。
ここで俺は現実世界に戻る。
俺の部屋の様子や、佳織についての説明は、このときにやればよい。
我に返った感が強くなる。
例えば、コーヒーの味がまずいものに変わっていく描写を入れると
佳織に対する嫌悪感が表現できる。
458 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/09(月) 18:08:49
>>454 うれしいです。鵜呑みはせずに頂いておきます。
文の性質は、女流を多く読んでいたのでそのせいが大きいかも知れませんね。
才能は多分あれですけど続けてみたいと思います。
459 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/09(月) 18:29:42
批評お願いします。ショート・ショートです。
兆候
「やっぱりないか」
本屋の新刊コーナーで池尾はため息をついた。残業で遅くなってしまい、今日発売の
特典付き本を買いそびれてしまった。いつもは予約するのだが、このところ仕事が忙しくて、
うっかり忘れていたのが失敗だった。
念のため、なじみの店員に聞いてみる。
「ちょっと、いいかな」
「なんでしょう」
「今日発売の『探索・世界の廃墟』なんだけど、もう特典付きのは残っていないの?」
「全て売り切れましたが……どうしてですか?」
店員が怪訝な顔をする。
「予約するのを忘れてしまってね」
「昼間にいらっしゃって、お買いになったじゃないですか」
「え?」
「わざわざ有給をお取りになったとうかがいましたよ」
「そんな馬鹿な。誰かと間違えていない? 今日も残業で仕事を休むどころじゃなかった
し」
「ははは」
店員は冗談かなにかと受けとめた様子で仕事に戻っていった。池尾もこれ以上
食い下がっても埒が明かないと黙ったが、不満げな顔のまま本屋を出た。
池尾が一人暮らしをしているアパートへ帰宅すると、テーブルの上に『探索・世界の
廃墟』が置かれていた。
「どういうことだ?」
本を前にして池尾は呆然とした。
本は幻覚などではなく、ちゃんと手に取れ、重みも感じられた。ページをぱらぱらと
めくると、新刊の本の匂いとともに、魅惑的な廃墟の写真が目に入る。人に寿命がある
ように、建物や街にも寿命がある。寿命を全うした廃墟は生物から自然へと姿を変え、
見るものに生き様を晒してくれる。人は廃墟を見て……いや、問題は廃墟じゃない。
よしてくれ。仕事中に抜け出して買いに行ったとでもいうのか? ありえないだろ。
「残業続きで疲れているからだな。今日はもう寝よう」
答えになっていないが、疲れていてこれ以上考える気力も残っていないし、肩こりも
ひどいので、そう結論した。
池尾は本をテーブルに置こうと手を伸ばした。が、そのまま手を戻した。
「……30分だけ読んでから寝よう」
その夜、アパートの明かりは深夜を過ぎても消えなかった。
天気予想では晴れだったのに、午後から降り始めた雨はやむ気配もなく、終業の時間に
なった。
「定時で帰れるときに限ってこれか」
窓から外を眺めて池尾はぼやいた。同僚が不思議そうな顔をする。
「昨日、持ってきたのは置き傘ではなかったの?」
「ええ?」
池尾は身に覚えがなかったが、素直にロッカーへ向かった。
またなのか?
本屋での出来事が池尾の脳裏に蘇った。あのときも店員は池尾が本を買いに来たと言って
いた。
ロッカーを開けてみると傘があった。傘を前にしたまま池尾はぶつぶつと自問自答した。
「これは『もう一人の自身』というやつだろうか? 違う自分の姿を見てしまったり、
他人に見られたりする現象だ。見ただけで死ぬこともあれば、もう一人の自身に殺されて
しまうこともあるなど、ろくなことにならないらしいが……。とりあえず自分には
害どころか、むしろ助けてくれているけれど、どうしてなんだろう。もしかしたら、いい
奴でいずれは代わりに仕事をして楽をさせてくれるようになったり……いやあ、まいった
なあ」
危険はなさそうなので、死ぬ心配どころか、妄想は遊んで暮らせる方へ発展した。
しかし、さっそく悪いことが起こった。傘に向かって池尾がぶつぶつ言っているのを
見かけた人がいて、しばらく傘に話しかける変な奴と噂されてしまった。
会社からの帰り、池尾が駅へと商店街を抜けようとしたとき、一目でチンピラと分かる
身なりの二人組とすれ違った。目を合わせないようにして、やりすごそうとした。
「おう、兄ちゃん」
気のせいだ。自分に用があるわけない。そのまま池尾は歩み去ろうとしたが、チンピラに
腕をつかまれた。
「昨日のことを忘れたとは言わせないぜ」
「えええ? 昨日のことってなんですか!」
「兄ちゃん、とぼけるのがうまいなあ」
奴か! 奴が何かしでかしたのか! やっぱり邪悪な存在だったのか!
どうしよう? ここで殺されるのか? 逃げなきゃ!
「まあまあ、ここではなんだから……」
チンピラ二人に挟まれるようにして、池尾は裏通りへ連れていかれた。
薄れゆく意識の中で、チンピラに絡まれて困っている人を奴が助けたことを知った。
困っている人を助けるのは立派な行為だが……勘弁してほしい。池尾は『もう一人の
自身』を恨んだ。
思う存分に殴り蹴って気が済んだのか、意識を取り戻すとチンピラはもういなくなって
いた。胸の痛みが引かない。骨折しているかもしれないので、池尾は病院へ行った。
医者が池尾の体を診察して言った。
「ただの打撲ですね。骨に異常はありません」
たいしたことがなくて池尾は安心した。
「……ただ初期の心臓病が見つかりました。まだこの段階なら薬で治りますよ。気づかずに
放置しておいたら命を落としていたかもしれません」
463 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/10(火) 01:09:10
826 名前: 名無しさん@九周年 [sage] 投稿日: 2008/06/10(火) 00:41:36 ID:lFBxjD0R0
多分…
轢かれたのは三人くらいだろ。
意識があって瞬殺された善意の方が同じくらい居る。
827 名前: 名無しさん@九周年 投稿日: 2008/06/10(火) 00:42:07 ID:5hVLPTYY0
善意で助けて、相手が血液の病気持ってたとしてそれが感染した場合
損害賠償請求?みたいなのってかけれるのかな?相手は別に救助を求めてない
わけだし。
人助けはしてもイイしする事もあるけど、血液関係は怖いからなあ。まあ、俺自身
がやるのはイイよ。俺の血液は綺麗だから
828 名前: 名無しさん@九周年 [sage] 投稿日: 2008/06/10(火) 00:43:28 ID:wbiKcPkA0
>>826 献花してるところの横に横断歩道があるわけだけれど 害と描かれたチョークのあとが3つくらいある
つまり丁度交差点の突っ込んできた入り口くらいだが
829 名前: 名無しさん@九周年 [sage] 投稿日: 2008/06/10(火) 00:43:54 ID:I/PEq6/i0
>>827 國から微々たる物ですが出ますよ。
その後の治療費も。
830 名前: 名無しさん@九周年 [sage] 投稿日: 2008/06/10(火) 00:43:58 ID:lFBxjD0R0
つまり、
「七人全員轢かれて意識を失っていたのならば」
加藤が順繰りに胸刺してくのを駆け寄ったかたがたは 七人目が終わるまで見てたことに。
>>460-462 まず内容の話になるけども、オチの意味がわかりづらい。
殴られた、文字通り“怪我の巧妙”で、心臓病が発覚した。
『もうひとりの自分』(自身、となっているが自分ね)が
やっぱり先回りして助けてくれたのだ……
「先回り=兆候」ということなのだろう。
だが、多数の人が「?」ってなると思う。
ショートショートは読み終えた瞬間、ストンと腑に落ちなくてはならないから
その意味では失敗している。
分量がごくごく限られているから、無駄は徹底的に省かなければならない。
例えば冒頭のパート、
・今日発売の特典付き本を買いそびれた
・いつもは予約するのだが、このところ仕事が忙しくて、うっかり忘れていた
この内容が店員との会話で重複している。
ならば、閉店間際の本屋に、息せききって池尾が駆け込んで来、
新刊コーナーで落胆、なじみの店員を呼ぶ、という展開から始める方がスマート。
全体的な欠点として
・ショートショートにしては情景描写、説明が多い
・池尾の思考の変遷があいまい
があげられると思う。
>>460-462(上から続く)
池尻が本を読んで徹夜したとか、天気予報で晴れだったのに雨で……などは不要。
「ある日大雨が降った。悪いことに、池尾は会社に傘を持ってきてなかった」
後者ならこの2文程度で済んでしまう。
そのかわり、ドッペルゲンガー現象の事例をもう数例あげ、
池尾の心理の変遷をしっかり描き、読者を感情移入させたい。
池尾の心理は具体的に書かれているのに、こちらには伝わらない。
あいまいで共感できないからだ。
例えば、本屋のような体験があったら、人はどう思うだろうか?
恐怖とか嫌悪感が先立たないだろうか。
それで、心待ちにしていた本も読まず、布団に入って震えながら寝てしまう……これならわかる。
傘の件のあと、例えばこんなふうにしてみる。
例)
このあとも、同じような現象が続いた。Aがあったり、Bがあったり、Cがあったりした。
最初は気持ち悪い、と思っていた池尾も、やがて、
「もうひとりのおれは、自分の味方なのではないか」と思い始めた。
というのも、もうひとりの自分は、常に池尾の先回りをして、
転ばぬ先の杖とばかり、彼の助けになることしかしなかったからである。
池尾が、もうひとりの自分=味方と確信するからこそ、ヤクザにからまれるパートが生きる。
人を助けたことになっているが、ヤクザをおちょくったことにした方がよい。
もうひとりの自分の“裏切り”が鮮明になってより効果があがるからである。
>>460-462(上から続く)
ついでを言うと、最後の一文も、強烈なものにしたい。
例)
「単なる打撲ですね。骨に異常はありません」
たいしたことがなくて池尾は安心した。
「ただ、心臓病が見つかりました。ただちに手術が必要です。
発見が遅れてたら、明日にも死んでたかもしれませんよ」
もしかしたら、心臓病なのにヤクザに殴らせるのはどうか、を考えて
軽度の疾患にしているのかもしれないのだが
オチが弱くなってしまうので、強くした方がいい。
(どうしても矛盾が気になるときは、別の病気にする方法もある)
いずれにせよ、オチに対する伏線は必ず入れておく。
本屋のくだりのあと、恐怖の描写で「心臓(あるいは他の臓器)が縮む思いがした」とか何とか書いておけばよろしい。
もうひとりの自分=味方と確信したあとで
「仕事のせいか、最近やたらと疲れやすいので、いろいろと先回りしてくれるのはありがたかった」
などと入れておくとなおよし。
>>460-462 説明口調の独り言が多い気が
「やっぱりないか」
「残業続きで〜」
あたりは段落だけ変えて地の文にしたほうが自然になると思う
>その夜、アパートの明かりは深夜を過ぎても消えなかった。
ここだけ視点がおかしい
結局池尾が部屋の明かりを消したのは、深夜を過ぎてからだった。
とかに替えたほうがいい
傘のエピソードからは
「終業」や「同僚」といった単語で自分は問題なく想像できたけど
会社にいるという情報が作中で明示されるのが次の場面の頭っていうのはちょっと遅すぎるかな
初参加でスレルールや文章の分け方など至らない点があると思いますが酷評よろしくお願いします
蝉が鳴き、日の光が地面を焼き、蒸し暑い風が吹く、そんな季節から私は日記というのを書く事にした。
世間体に近いものでやっている形ばかりの仕事と親の遺産を使いながら
何も考えず日々を送っていたため何か刺激になる事をしたいと思ったのだ。
それまで日記を書いた事がない私であったため最初の頃は書く事が無く間が空いてしまう事も多かった。
しかし慣れてしまえば逆に日々注意を払い、何か無いかと探す事で1日の厚みが増してきたのだから面白いものである。
別に日記に書くのは特別な事でもない今日の飯は魚の焼き方が上手くできただの
人に会った時にこんな話をしただの自分以外が見ても面白くはない内容ばかりである。
そんな頃、私の日記に他人が読んでも多少は興味を惹かれる出来事が書かれた。
年の頃は十程度の少女が暮らすようになったのだ、その経緯としては親戚が亡くなったため誰も引き取りたがらないその子を
半ば押しつけられた形で引き取ったというだけの話であるのだが顔立ちも良く
利発そうな少女で何故誰も引き取りたがらないのかが分からなかった
だが暮らしていく内にその子が不思議な子であると分かった。
例えばある日こんな事があった。「お父さん、手伝って」と言うのでその子の後に付いていくと庭の片隅に死んだ猫がいた
なるほど墓を作るのを手伝って欲しいという事か、と思い手近な道具で穴を掘り少しばかりの供物と香を灯してしばし黙祷した。
これで終わったのかと思えば彼女は私の袖を掴んで首を振る。
「こっち」と言うのでまた付いていくと床下の探そうと思わないような場所で恐らく先ほど黙祷を捧げた猫の子だろう3匹寄り添うようにして丸まっていた。
まだ生まれて間もないらしく別段人に怯えるわけでもなくただ見上げてくるばかりである。
「お父さんこの子たちも一緒にいさせて」という言葉で少しばかり悩んだが、ここに来て2ヵ月になっても特に何か頼み込む事をしない子だったのでせっかくだからと許しを出した。
しかし私でも見ないような場所だったのでよく分かったものだと聞いてみたら「母猫が教えてくれたから」と答えた。
その時の私はこっそり残飯でも上げていたのを誤魔化す為の方便なのだと思い、それは凄いと頭を撫でた。
このくらいの歳の頃は自分が嘘をついたと気づかれたくないものだと思ったからだ。
そしてまたある日、洗濯物を干そうと庭に出ると「お父さんもうすぐ雨が降るからやめた方がいい」と言われたのだが空は快晴である。
こんなに晴れているのに雨が降るのかと聞くと「雀が教えてくれた」と答えた。
あまりに熱心に止めるので冗談に付き合うつもりで家の中で一緒に干すと本当に雨が降ってきたので驚いて聞くと
やはり「雀が教えてくれた」とだけ答えた、私はこの頃から半ば確信を持って少女が動物の意思が分かるのではと考えるようになり
それが事実なら少女が引き取られなかったのは当然だと理解した。
そこで一度はっきりと聞くと少し考えてから首を縦に振った。
私はそうか、とだけ言って優しく頭を撫でた。手を挙げた時にこの子の体が竦んだのは恐らく一生忘れきれないだろう。
それから私の日記には少女の事が多く書かれるようになった、親としてどうするべきか、大人としてどうするべきか
この子が縛られず伸び伸びと生きていけるような成長をしてもらいたいと思った。
だから私以外の前で動物の意思が分かる事を出してはいけないと約束してもらった
私が生きてきた中で学んだのは人は裏切るものだと言う事、私とて例外ではない。
それならば裏切る事も裏切られる事もない1人の方がいいと私は小僧の時分に思い至る
けれどそれは私の都合であってこの子の考えではない、だから道をなるべく多く用意してやろうと思った。
あの時の子猫も今は随分歳を取った、10年も経てば当然だ。彼女も年相応になり10年の間で私たちは家族というものになっていた。
そんな頃、彼女がとても緊張した表情で私に「近い内にとても酷い事が起こる」と伝えた。
動物がそう言ったのかと尋ねたらあの時と同じように首を縦に振った。
そうかと私は優しく頭を撫でると頭に触れた時に彼女は恐怖ではない何かで竦んだ。その時の私には分からなかった。
彼女の話を聞いてから念のためと思い食料を少しずつ蓄えたりしてみた。そしてある日、軽い地震が起きた。
私が彼女に尋ねると彼女は違うと答えたが「2、3日中にもっと大きいものがくる」と答えた。
その日私は悩んだ末に彼女へ何かを問いつめられたら何も知らないと答えるように話し
付近の人々へ地震が来るからしばらくの間離れた方がいいと伝えて回った。
信じた人はごく僅かでその信じた人々も半信半疑だった、当然だろう先の事など分からないのだから。
しかし地震はきた。家から離れていた人々は多少の財産を無くしたがどこも怪我をせずに無事だった。
そうでなかった人々は悲しい結果になった者が少なくはなかった
私は貯めておいた食料を長持ちするように可能な限り押さえながら人々に渡し、復興作業の手伝いをした。
徐々に地震の爪痕も消えていくだろうと思っていたのだが、命が助かっただけでは満足出来ない者も出た。
彼らはあらかじめ食料を貯めて、地震がくる事を教え回っていた私を妖怪の類だと言った。
人々は皆、心も体も疲れていた、窓から見える灯りはもうすぐ男達は片手に武器を持ち
片手に火を持って私の家の前に来る事を教えてくれていた。
私は彼女を逃がすために泣いて嫌がるのを無理矢理説き伏せ
せめてと逃げる前にこの日記と荷物にならないように値打ちのあるいくつかの物を渡す事にする。
さようなら、私の娘であり私の最愛の人よ。貴女がいたから私は何かを考えて死ぬ事が出来る。
だから生きて欲しい、貴女を幸せに出来たと笑って逝けるように。
ある日、ある場所。森の中には1人の女性が住んでいる。動物たちと暮らし、誰にも知られずに静かに日々を過ごす。
いつか人里へ降りる事もあるだろう。女性の傍にいる小さな命へ父がいたあの日、あの場所を見せるために。
批評ありがとうございました。
>>464 分かりにくさを避けるために、前半の助けてくれる部分を健康に関することにして
伏線にした方が良かったかもしれません。
ドッペルゲンガー現象は不吉だと説明してしまいましたが、池尾が調べるときに
不気味がった方がお話の波が一つ増えていいですね。
>>467 わたしの頭の中には池尾の部屋のカメラがアパートの外へ移動したのがはっきり
しているのですが、読者には分かるわけないですよね。反省します。終業などの言葉
選びも慎重にします。
>>468-472 へんな魅力のある文章ですね。序盤の構成が良いため、少女が現れるタイミング、猫や
雨のエピソードが素敵だと思いました。ただ文章がいくらかおかしいので、
> そんな季節から私は日記というのを書く事にした
> 手を挙げた時にこの子の体が竦んだのは恐らく一生忘れきれないだろう
今後たくさん読んで書いて分かりやすい文章を勉強しましょう。
後半、10年たったあとのくだり、作者が力つきてエピソードを書ききれないでいるように読め
ました。猫の話のようにしっかり情景を思い浮かべながら、地震の予言をする場面、周囲の
人に忠告する場面、実際に地震が起こる場面を描いていきましょう。
そのとき主人公がいかに少女を愛していたかを書けば、結末が納得いくものになると思います。
475 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/11(水) 03:08:21
sage
名から
>>468 >日記というのを書く事にした
日記を書くことが珍しくない時代に、不確かな「というの」は変ではないかな。
>自分以外が見ても面白くはない内容
自分が読んでもつまらなそう。他人が見ても〜の方がいいかも。
>そんな頃、私の日記に他人が読んでも多少は興味を惹かれる出来事が書かれた
そんなに他人の目を意識する理油が分からない。もともと日記は人に見せるために
書かれるものではない。
>年の頃は十程度の少女が暮らすようになったのだ
親以外の家族など私の情報がほとんど開示されていないので、イメージしづらいな。
>だが暮らしていく内にその子が不思議な子であると分かった
この後に、具体的な描写が続くので、説明はいらないと思う。
>こんなに晴れているのに雨が降るのかと聞くと
>本当に雨が降ってきたので驚いて聞くと
重複?
>それが事実なら少女が引き取られなかったのは当然だと理解した
ペットの気持ちが分かる飼い主も多いし、読者も当然と納得するかな。
>手を挙げた時にこの子の体が竦んだのは
最初、私が少女を殴ろうとして、やめたのかと思った。そんな描写あったかな、と
読み直して、頭を撫でるときかと理解した。であるなら、竦んでから撫でる描写の方が
いいね。
>動物の意思が分かる事を出してはいけないと
他人には知られちゃいけないよ程度でいいのでは。
477 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/11(水) 21:26:47
魔法のiらんどpart5
881:06/11(水) 11:33
大賞?
ロリコン大賞?
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=jirokissan 882:06/11(水) 13:13
>>881 マジレスだが、ロリコン小説あり?
性描写は一切ダメなのに?納得できねー。
883:06/11(水) 13:22 [sage]
>>881 数ページで挫折した。
カタカナ読みづらいよ。
884:06/11(水) 13:42
しょうがないじゃん。
漢字苦手で人生に挫折したバカが書いてるんだから。半文盲ボクサーwwwwwwwww
かな書きでも挫折しない人いたら、代わりに酷評したってくれや。
まずは読んで頂いてありがとうございます
>>474 >文章がいくらか〜
確かに分かりにくいですね
推敲してた時は気に留めなかったのですが読み手側に伝わるような文章になるよう注意したいと思います
>後半〜
力尽きたつもりはなかったのですが前半部に比べて情景が少なくなってしまったのは確かに勿体ないですね
急ぎ足にならないようにして、相手へ伝えるための内容や描写になるようにもっと勉強していきます
>>476 >日記を書くことが〜、自分が読んでも〜、そんなに他人の〜
主人公がそれまで書いた事がなかったためそういう表現にしたのですが周りから見る
というのは考えた事がなかったので参考になる意見でした。
また自分以外という表現よりも他人が見ても、の方が文章としても簡潔ですし伝わりやすいですね。
三つ目の方は他人の目を意識したわけではなく『それまでとは違った内容』が書かれる事になったので
分かりやすく他人の意識を出してみました
>親以外の家族など〜
これはちょっとよくわかりませんが十歳の少女が同居するようになったという情報では足りなかったかもしれませんね
>この後に、具体的な〜
例えば、と次を始めてるのでいきなりではなく1クッションとして置いたのですが読み手側からだと蛇足ですね
>重複?
冗談と思っている時に聞いた事と驚いてから聞いた事なので重複ではなく主人公の心情を出した、つもりでしたが伝わりにくかったですね
>ペットの気持ち〜
気持ちではなく「会話」が分かるという事で動物と話しているような子は気味悪がられるだろうという内容です
ただ読み返すとそんな風に受け取るのは難しいので細かい描写を入れておくべきでしたね
>最初、私が少女を〜
手を挙げた時に〜、ではなく『撫でようと思って手をあげた時に』のが分かりやすかったかもしれませんね
分かってる人が読むのと分かってない人が読むのが違うという事を見落としてました
>他人には知られちゃ〜
主人公自身が裏切られた過去があるため強調した場面なのですがそこまで考えなくても伝わりますね
それでは改めてお二人とも酷評ありがとうございました。
次回はもっと出来のいい描写や伝え方が出来るように頑張ってみたいと思います。
>>479 ん? あー、分かった、そういう意味で書こうとしていたのか。
>最初、私が少女を〜
> 手を挙げた時に〜、ではなく『撫でようと思って手をあげた時に』のが
> 分かりやすかったかもしれませんね
手をあげる(上げる)、というのは慣用句で、次の意味を指す。
(1)降参する。屈伏する。また,手に余って投げ出す。
(2)なぐろうとしてこぶしをふりあげる。「親に――げるとは」
(3)上達する。腕をあげる。
(4)平伏していた手を上げて,普通の姿勢に戻る。
したがって人間相手に手をあげた場合は必ず殴ることになるので、まちがい。別の言葉をつかったほうがいい。
>>480 日本語の意味として使い方が間違っていたんですね
動作の「手をあげる」として使えるものと思っていました、今後気をつけます
482 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/11(水) 22:56:47
みなさんも慣用句にない意味で手をあげないでくださいね。
例えば、干してあった洗濯物を取りこむために手をあげたら、それは間違いです。
バスケ部の練習中に、ハンズアップと声をかけ合って手をあげても、それは間違いです。
くれぐれも注意してください。
この問題の答えがわかった人は、
タクシーを呼びとめるために、
銃口を向けられて、
洗濯物は人間か?
タクシーは人間か?
っつー話でしょ……
485 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/11(水) 23:51:35
なんなのこの童貞っぽい屁理屈。はあ。あきれるよまったく・・・
あいさつ代わりに軽く、
語意の問題は多数決なところがあるから、俺が引いた辞書が絶対とは言わんけど
俺だったら洗濯ものやバスケットボールには「手をのばす」を使うかなぁ。
手をあげて立候補とか、もろ手をあげて賛成とか、違う用法は他にもあるだろうから
そのへんは各自で判断してくれ
488 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/12(木) 01:59:46
意味が通じればいいだろ……
明らかに間違ってるとかそういうのだけ突っ込んでおけよ
489 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/12(木) 05:54:53
バスケのハンズアップで手を伸ばすんだってよ
なんのことか知りもしないで醜態をさらし続けてんだろうな可哀想に
慣用句をしったかしたいだけでしたって認めるか消えるかすればいいのに
改行する際についてなんですが、原稿のように○文字で改行をすればいいのか、
それとも句点などキリのいい所で適当な改行をすればいいのか、どっちなんでしょうか。
>>490 ここにアップするときの話だと判断するが、後者が一般的。
読みにくくなければどっちでもいいんじゃね?
492 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/12(木) 09:21:57
批評とアドバイスお願いしますm(__)m
昼の陽射しが、街の人々に注がれていた。
時折頭上で鳴く鳥を、ほそめた眼で見上げる姿があった。
稈の被り物は顔を隠し、闇の色をした布は、彼の肌を隠している。
見るからに怪しい格好は、のどかな街には合わなく、人々は彼をいぶかしげに眺めていた。
歩を進める彼の目に、無数の人物描画が映ると、足取りが急ぎ勝ちになった。
時を同じく、老人が壁に貼られた無数の描画の内、一枚を剥がした。
>>489 スレの知的レベルを低下させる書きこみは慎んでください。目障りです。
>>493 おまえのような知的レベルの低いやつが目障りなんだよ。
>>492 基本的に、読者に与える情報が足りてないね。
街がどれくらいの規模なのか、男がどこに立っているのか、
無数の人物描画がいったい何なのかがわからない。
もちろん最後のはぼかしてるんだろうけども、
「壁に貼ってある」と出てくるのはその次だし、
街の中で無数の人物描写が目に映る、と言われても
ぱっとその情景は浮かばない。
読者にきっちり説明する必要がある。
>昼の陽射しが、街の人々に注がれていた。
>時折頭上で鳴く鳥を、ほそめた眼で見上げる姿があった。
昼の日差しは上から注いでいるわけで、
動きとしては↓のベクトル。次の文では↑のベクトル。
真逆の切り返しは少々きつく感じる。
鳥が鳴く文を句点(。)で切ると一度小休止になり
↓-↑となってやわらぐ。あるいは、
鳥が鳴く→見上げる→昼の太陽が照ってる
とやった方がスマートかもしれない。
>稈の被り物は顔を隠し、闇の色をした布は、彼の肌を隠している。
隠すという動詞が被っている。
繰り返しの効果を狙って故意に重複させたのでなければ
動詞は変えた方がすっきりして見える。
>見るからに怪しい格好は、のどかな街には合わなく、人々は彼をいぶかしげに眺めていた。
こんな格好で街を急いで歩いてたら浮いてるのはわかるので、
順を追って描写すれば前半部分は不要。
抽象的な印象を情景描写でやると稚拙に見えるので注意して。
496 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/12(木) 12:42:23
この問題の答えがわかった人は手をあげて〜。
先生!先生は人間ですか?
はい。わたしは人間です。
だったら手をあげられません。
慣用句に反する行為になるからです。
>>468みたいに、一人称の主人公が死んじゃうのって、技法的にはどうなの?
わたしが死んじゃったり、後日談でがらりと視点を変えたりしても、読者は納得するのかな。
批評をお願いします。
むかしむかし、おじいさんとおばあさんがいました。
おにがたいじされました。
めでたしめでたし。
以上です。
499 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/12(木) 18:38:37
>>497 長編なら違和感のない書きようがある
短編だと難しめだな
>>499 短編の方が難しめなら
>>468はどう感じる人が多いんだろうな
俺はそんなに違和感もなかったけど他の人どうよ?
最後の文だけフォント変えるとか、手段がないわけじゃない。
回想の部分を日記にする方がさまになるかも。
>>500 >>468は日記とエピローグで性質が変わるからだろう
上手く考えたなと思う
二つの差異をもう少しつければ、もっとはっきりする
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<*`∀´> 民主党に投票して 参政権 さっさとよこすニダー!
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504 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/13(金) 04:12:44
>>495 ありがとうございます!
やっぱり勉強不足ですね(;´д`)
出なおしてきます!
505 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/14(土) 08:11:00
お願いしますm(_ _)m
1/3
西山に陽が没する寸前、ほんの僅かな時間だけ山の輪郭を燃える。
車内のドリンクホルダーには飲み干された500mlのペットボトルが茜色に染まり二本並んでいる。
クラッチペダルを靴底で踏みながら俊介は前方を睨みつけた。広い三車線には大型トラックや色とりどりの乗用車が愛知県小牧方面に頭を向け俊介と助手席に座る恭子に赤いテールランプを見せていた。
ダッシュボード脇の送風口から時折、からっからっと氷の粒が飛び出す。それを目にした恭子は理解できないとばかりに送風口とにらめっこをはじめた。
「効き過ぎて氷の粒がでてくるんだよ。外気温度も関係あるけどな。」
「やっぱり彼氏と車は新しいほどいいねえ。」
恭子は無邪気に“彼氏”と笑いながら言ったが、まだ、ふたりは身体を許しあう関係になっていなかった。
506 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/14(土) 08:15:36
2/3
暫くすると恭子はもじもじと腰を捻った。冷え過ぎたかなと車内温度を気にする俊介はエアコンを弱にする。
カーラジオからは渋滞102kmと速報が流れた。お盆の帰省ラッシュに巻き込まれてしまったのだ。
信州の山々の懐に抱かれるように走る中央自動車道は右をみても左をみても黒々とした山ばかりだ。三車線ある真ん中で左右前後と挟まれ身動きできない団子状態だった。20m進んでとまる。また少し進んでとまるといった具合だ。
恭子の小さな声が耳にはいった。
「おしっこ。」
ラジオから時間を止めてという曲が流れていた。ハンドル上でリズムを刻む俊介の指が止まった。恭子のぴっちりジーンズに視線がいく。
「きこえた。おしっこ。」
507 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/14(土) 08:17:44
3/3
幾筋ものヘッドライト光が路面といわず車体といわず辺りを人工の明かりで浮かび上がらせている。
「ここでしちゃえよ」
俊介は左腕をダッシュボードへと伸ばす。Tシャツ越しに膨らんだ恭子の胸を意識してしまう。救急ミニトイレ2個入書かれた文庫本サイズの袋を取り出した。
「新車だから。備え付け。」
そう言いながら恭子に手渡した。
「嘘?」
「嘘にきまってんじゃん。使い方わかる?」
「解る解る。取り説、読むから。」
俊介はウインドーを少しさげた。夜の帳が降ろされようとしていた。湿った空気が車内に忍び込むことを二人は感じ取っていた。
508 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/14(土) 08:32:39
すみません。推敲が不十分のを貼ってしまいました。貼り直しをお許しくださいm(_ _)m
509 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/14(土) 08:33:20
お願いしますm(_ _)m
1/3
西山に陽が没する寸前、ほんの僅かな時間だけ山の輪郭が燃えるように俊介には見えた。
車内のドリンクホルダーには飲み干された500mlのペットボトルが茜色に染まり二本並んでいる。
クラッチペダルを靴底で踏みながら俊介は前方を睨みつけた。広い三車線には大型トラックや色とりどりの乗用車が愛知県小牧方面に頭を向け俊介と助手席に座る恭子に赤いテールランプを見せていた。
ダッシュボード脇の送風口から時折からっからっと音がする。氷の粒が飛び出すのだ。それを目にした恭子は理解できないとばかりに送風口とにらめっこをはじめた。
「効き過ぎて氷の粒がでてくるんだよ。外気温度も関係あるけどな。」
「やっぱり彼氏と車は新しいほどいいねえ。」
恭子は無邪気に“彼氏”と笑いながら言ったが、まだ、ふたりは身体を許しあう関係になっていなかった。
510 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/14(土) 08:34:19
2/3
暫くすると恭子はもじもじと腰を捻った。冷え過ぎたかなと車内温度を気にする俊介はエアコンを弱にする。
カーラジオからは渋滞102kmと速報が流れた。お盆の帰省ラッシュに巻き込まれてしまったのだ。
信州の山々の懐に抱かれるように走る中央自動車道は右をみても左をみても黒々とした山ばかりだ。三車線ある真ん中で左右前後と挟まれ身動きできない団子状態だった。20m進んでとまる。また少し進んでとまるといった具合だ。
恭子の小さな声が耳にはいった。
「おしっこ。」
ラジオから時間を止めてという曲が流れていた。ハンドル上でリズムを刻む俊介の指が止まった。恭子のぴっちりジーンズに視線がいく。
「きこえた。おしっこ。」
511 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/14(土) 08:35:14
3/3
幾筋ものヘッドライト光が路面といわず車体といわず辺りを人工の明かりで浮かび上がらせている。
「ここでしちゃえよ」
俊介は左腕をダッシュボードへと伸ばす。Tシャツ越しに膨らんだ恭子の胸を意識してしまう。救急ミニトイレ2個入書かれた文庫本サイズの袋を取り出した。
「新車だから。備え付け。」
そう言いながら恭子に手渡した。
「嘘?」
「嘘にきまってんじゃん。使い方わかる?」
「解る解る。取り説、読むから。」
俊介はウインドーを少しさげた。夜の帳が降ろされようとしていた。湿った空気が車内に忍び込むことを二人は感じ取っていた。
>>505 西山という表現に違和感あり。
東名の下りなら「西日のさすほう」にときどき富士山が見えます。
「クラッチペダルを『靴底』で踏みながら」ではなく、
『ブレーキペダル』とクラッチペダルを踏みながら、
俊介くんは冒頭で、西日をにらんでいて問題ないと思います。
飲み干されたドリンクは前振りなのでしょうし、もう少していねいに描写したほうがいいでしょう。
ホルダーはどこにいくつついていて、ボトルはどこに何本あるのか。
そこから同乗者の描写にすんなり入っていけるはずです。
広い三車線という表現に違和感あり。
ちなみにそれぞれ第一走行車線、第二走行車線、追越車線と呼ばれています。
なお、高速を利用する大型はトラックだけではありません。
お盆などの帰省ラッシュ時には路線バスが『増便』されます。
赤いテールランプという表現に違和感あり。
どうも、描写が中途半端なときに違和感が生じるようです。
描写が細密になる個所では、ゆったりとかまえてみましょう。
西山、広い三車線、赤いテールランプなどの表現は、
無理に1センテンスに収めるようとしすぎたためにゆがみではないかと思います。
「読者に違和感を持たせたらダメだ」なんて誰が決めた?
そんなに「違和感」が嫌いなら白紙でも眺めてろよ。
田舎の文章教室か?
>>510 >冷え過ぎたかなと車内温度を気にする俊介はエアコンを弱にする。
上記引用部は0点です。
>信州の山々の懐に抱かれるように走る中央自動車道は右をみても左をみても黒々とした山ばかりだ。
失礼。中央だったんだね。上記引用部は冒頭にもってきてもいいよね。
三車線ある真ん中は第二走行車線です。団子はいりません。
車線を分かつ白い点線をレーンマークといいますが、
あれ1本の長さは20メートルの半分もありません。
>>511 >幾筋ものヘッドライト光が路面といわず車体といわず辺りを人工の明かりで浮かび上がらせている。
これは上り車線のヘッドライトですか?
はっきりいって、反対車線のヘッドライトなんて、
光源がまぶしいだけで何も浮かび上がりません。
しかも、単なる帰省ラッシュなら上り車線はけっこう流れます。
>幾筋ものヘッドライト光が路面といわず車体といわず辺りを人工の明かりで浮かび上がらせている。
「リアル」でなくても「リアリティー」が在ればなんの問題もない。
いや、リアリティはないよ。まぶしいといっても、
目がくらむほどのまぶしさですらないんだよ。高速だからね。
中央分離帯には充分な幅があるし、ガードレールも植え込みもあるし。
路面の傾斜やカーブ、座席高さなどの関係でヘッドライトの光源だけが目立つ程度。
>幾筋ものヘッドライト光が路面といわず車体といわず辺りを人工の明かりで浮かび上がらせている。
なんの問題もないよ。こだわってるのはヲタだけ。知らない人間には十分伝わる。
521 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/14(土) 09:41:37
知らない人間とは外出しない人間のことですね。ええ、わかります。悲しいくらい
酷評家とは事実関係を指摘するだけ人間のことですね。ええ、わかります。悲しいくらい
幾筋ものってんだから、常識的に考えると、上り車線は混雑すらしてないんだろうな
流れてる車線のヘッドライトでは何も浮かび上がらんよな
あえて変化を誇張するなら、むしろ、強烈な光源のせいで他のものが見えにくくなる
リアリティを重んじるなら、周りを浮かび上がらせてるのは、オレンジ色の常夜灯だし
524 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/14(土) 10:49:29
恭子とやらがどんな女かってのが描写されていないのが最も致命的。
たとえ描写が下手でも現実に即していない場面があっても、そこさえあれば何とか救われるものがある。
文章の主題に一番関わっていると思われる女が、ふわふわと幽霊のようでは何の面白みもない。
>>509 推敲している方が圧倒的にいい。
ある程度は書ける人だと思うのでいくつか気になった点などを。
このシーンは俊介に視点があると思うのだが、ときどき俯瞰ぎみになるね。
俊介の目に映るものだけで描写した方がスマート。
例えば三文目で彼は前面を睨みつけているが
この後で何を睨みつけているのか、彼の目には何が見えているのかを描きたい。
「広い三車線には……」という文章だと、視線が引けて第三者的なんだよね。
えんえんと続く車のテールランプ、右も左も車。
ついでに「○○まで何キロ」という看板を出してしまえば
説明的な文章を入れなくても、状況がすっと読者に伝わる。
時間は最初夕方、そして夜になっていく。だから描写にも気を使いたい。
夕日を受けているのだから「色とりどりの」とやってしまうと
前文の茜色や「赤いテールランプ」の効果の邪魔になる。
(本当はこのテールランプは後にとっておいて、
辺りが暗くなった描写に使った方がかっこいいんだが)
「信州の山々の懐に抱かれるように……黒々とした山ばかり」という文章では
前半の視点が第三者、後半が俊介、と混在してるね。
黒々とした山、というのは時間の推移を意図しての演出だろうか。
「おしっこ。」と」の前に句点があるのも気になる。普通はつけない。
わざとやるならやるで統一しよう。(「ここでしちゃえよ」にはついてない)
ところで、恭子がどんな女性かわからない。
送風口を覗き込む様子をうかがうところで、さりげなく描写を入れてはどうか。
綿密には描けない(俊介は恭子をよく知っているので、細かく説明すると逆におかしい)が
だいたいの印象をほのめかすことはできるだろう。
男女の会話は全体的にいい。
ラジオから曲が流れているくだりは非常にいい。
インスパイヤ厨は一人称厨を呼ぶか
なんでも厨呼ばわりして、内容もいわず叩く癖直したほうがいいよ。
529 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/14(土) 14:31:09
なんでも一人称にしたがる癖のほうを直したほうがいいよニートくん
>>509 ある程度書き慣れているような文章のように思えるが、
それ故に典型的な気取った文学的(?)表現を使おうとして
かえって墓穴を掘ってしまっている。
最後の文章なんてよい例だ。
>夜の帳が降ろされようとしていた。湿った空気が車内に忍び込むことを二人は感じ取っていた。
二人の間にある緊張感をもりあげようとしているんだろうが、
それならそれでもっと工夫があるだろうが。
これでは説明どころか、安っぽいテレビドラマのような解説。
それにこれは冒頭の箇所だろうと推測するしかないが、
それなら読み手はこれから起こるであろう話を読みたいはずで、
前振りはほどほどにしておかないと、初めだけで飽きられるよ。
531 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/14(土) 17:32:42
いっておきますがシーモネーターですからね。勘違いもほどほどに
>夜の帳が降ろされようとしていた。
という時点で文学的には終わってる。
そのあとの展開をうんぬんするというのは愚の骨頂。
そう。勘違いだよ。読んだほうも、書いたほうもね。
534 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 08:11:28
390 名前: 名無しさん@全板トナメ参戦中 [sage] 投稿日: 2008/06/14(土) 20:19:25 ID:qdi97aLM0
「オゥ親父ィ!今日もいい日和だぜ!好い感じに凪いでらあ!!」
「…おめえも、男に生まれてさえいりゃあなあ…」
「てやんでー何度おんなじこと言えば気が済むんだよ、そいつはいわねえ約束だろ?さ、俺は先に行くぜ!!」
褐色の肌、ひきしまった精悍な、それでいて女の匂いの残る躯体。それらと身の丈に驚くほど似合った銛とを纏い、
漁船(ふね へと乗り込む。
『ボォ〜〜〜〜』
「おめえもよゥ。その、汽笛の真似さえなきゃあなあ。」
「ばっかいえおとう、これがいいって男も居るんだぜ?『ボォ〜〜〜〜』」
「やれやれ…」
漁・汽笛な彼女。
535 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 08:13:15
おまいらは、描写よりも台詞に力を入れなきゃなんねーだ
536 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 08:17:23
そんなことよりおいおまいら田各
オレ昨晩ぬー+居たんだけどもさ 今回の騒動の重要人物だはずだ ふたなり ちんとコンタクトアクセすたみてなんだども
いんやいんや
高智能にびつくりぎようてん
おらお笑い能力うしのうたらてもあしもでんであれには。すさまじいとかそういうじげんじゃない。
オナニー乙
538 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 08:21:53
お前は一生オナニーしなきゃあ
いいじゃん。
539 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 08:27:14
まあ兎に角
俺はだな。自分は真珠夫人を気取って うんまいこと公にできねえ理由からリッチ層に食い込んで 下僕のよーに
扱われながらもうんまいこと悲劇の熟女処女を演じることを愉しみつつ生活レベルを落とさずに、じー と
俺がじたばたするのを観察してる女のためにがんばつとるのだよ。
そいつが俺の為に何をがんばつとるのかとかなかなかわかりにくいがな。まあすりーぴーほろーてきなことなのだろぅ。
もし裏切りとかそういう類のことがあったなら
加藤なんかメじゃねえな。
540 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 08:28:26
ととと マテ。
真犯人は柘植義久なんだよあれ。あむないあむない。おなぬーすると総じて能力がおつる。
541 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 08:38:02
まあだから
少女の心をうしなっとらん37歳の筈なんだけど
筈かどうかは会った瞬間わかろう。今の俺を騙しきれるほどにはあれは演技はうまくない。
コーヤッテハードルアゲルンダヨ this is just obvious an affair-some.
542 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 08:53:17
アファーマティヴという言葉が若干の流行をみせている。「了解」「わかった」「肯定的」
秋山(ロバート 的に「確かに〜」が、一番ニュアンスとして近いかもしれない。こういう了解のしかたは、
王道インテリにゃあできにくかろ?コウキタンにすらむずいよな。である。さておき
affirmative
だろう。ここでかんぢんなパーツはfirm。「確かにする」「確実にする」「確固たらせる」ファームと発音する。
括弧内は属性としてのそれであり、動詞系にするにはen-が必要だろう。つまり、独逸語起源ゲルマン系と
いうことである。たぶん
野球の二軍のファームってこれ。
それが いいた かったm9
543 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 09:01:08
リフしとくけども
あきはばらって
アラハバキのアナグラムね。基本よ。
544 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 09:02:27
東海〜裏窓〜袋小路〜
545 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 09:03:26
【ボンタン飴 受付中】
546 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 09:16:17
おーおー。
みじめだねえ。
547 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 09:25:18
>>546 おまえにはトテモカナワナイヨその点で。けんそんすんなー
548 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 09:27:41
こいつ生意気に傷ついてみせるとこがキモいんだよな。
一生懸命考え抜いてショッボいレスしやがって。
549 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 09:33:52
てか、
>>546が面白いマンガに詳しくないだけじゃね?
18歳以上でアニメ見たり、マンガ読んだり、テレビゲームやる奴はオタクです。気持ち悪いです。
職場にその類の輩が何人かおりますが、皆一様に仕事ができません。まともな会話すらできな
い奴もいます。
551 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 10:20:47
大丈夫だよ。小説書いてるのも十分きもいから
553 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 10:29:00
554 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 11:46:46
惨め
555 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 12:20:01
ん?男はどんな境遇だってみじめにはならない、否ならない生き物。女はそうじゃない。
キモくてもウザくても他人なんざ他っておけ
自分さえ幸せならいいじゃない。他人の行動に文句言えるだけの精神的余裕があるなら幸せだぞ
極限までシンドイ時は回りなんぞ気にしてられん
557 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 14:04:06
嗚呼。95ねんのことでつね。
>>558 テンプレ嫁。
『賭博の中でも最も不潔かつ野蛮で、そして人々の心を惹きつけてやまないギャンブル、それが殺し合いだ。
スポーツの原点でありギャンブルの原点、人間の根源的欲求の一つであるサディズムを満たす為の愚行は、
公権力がどう取り締まろうとも、石の裏に息衝く糞蟲のように社会から消え去りはしない。』
剣闘士というか賭けボクシングのようなものの導入に作った文章。
長ったらしくて思わせぶりで、それでいて含蓄のあるカンジにしたいんだが、
言葉のリズムやら何やらで引っ掛かるところがあったら教えて欲しい。
文章どうこうより、何枚書けるの?
その文章もかっこつけてるだけで、終わってる。
561 :
559:2008/06/15(日) 17:29:12
まぁ、三行晒してはいサヨナラっていう場所じゃないのも知ってるけどな。
テンプレ嫁ってだけだと棘があるから、ちょっと自分で悪文スレスレになってるのを晒しただけだよ。
何枚でも書けるけど、原稿用紙1枚分書き込む前にアク禁になるのが創文板だからな、赦せw
>何枚でも書けるけど、原稿用紙1枚分書き込む前にアク禁になるのが創文板だからな、赦せw
それだったら、全部書いてからリンクを張ればいいのに。
だいたい558はオレじゃないし。
564 :
1:2008/06/15(日) 18:02:59
酷評お願いします。
「アニキィ!大変じゃぁ!!」
「どうした!ヤス!」
あめぞう組の事務所に怒声が響き渡る。組事務所の中は、トラの毛皮、日本刀、
その他ものものしいオブジェで彩られている。
「したらば組の奴らが……、したらば組の奴らがわしらの掲示板であばれとるんじゃ!!」
「なにぃ!?」
怒りに身を震わせながら、ヤスがそう説明した。それから、持っていた十一インチ型液晶
ノートパソコンを開いて見せる。タッチパッドを操作しブラウザの画面をスクロールさせながら
「この通り、うちの組の掲示板が、ドナルドのAAでいっぱいにされとるんじゃ……」
剃りこみの入った額に汗を浮かべながら、ヤスはそう続けた。
「待っとれ」
アニキと呼ばれた男は自分の机に戻ると、デスクトップ型パソコンを操作し始めた。
キレのある動きで光学式マウスを操作し、早速掲示板をディスプレイ上に表示させる。
「ほとんどのスレがやられとる。こりゃスクリプト荒らしじゃ」
「す、すく……なんじゃって?」
「スクリプト荒らしじゃ」
「アニキ、わしゃ学がないけんよーわからんち。その……スクリプトって奴を教えてくれんかの」
「単純なプログラム言語を使って、自動的に書き込みをさせとるんじゃ」
「? どういうことですかいの?」
「つまり、武器を使ってわしらの掲示板に攻撃を仕掛けとる、ゆうことじゃの」
「なんじゃと!!」
アニキの説明を聞き、冷静さを取り戻しつつあったヤスが再び激昂する。
「そんなことされて、わしゃあ黙っとれんぜっ!」
「そーじゃの」
「ア、 アニキ……」
「戦争じゃあ!!」
「アニキー!」
「ヤス!お前はEメールで舎弟たちに連絡を取れ。兵隊を集めるんじゃ!」
「F5のアニキが……。F5のアニキが本気になりおったどっ!」
あめぞう組の事務所内は一気にあわただしくなった。
565 :
2:2008/06/15(日) 18:04:11
「これくらいでよいかの」
あめぞう組の事務所内には、龍の刺青風デカール、スサノオの刺青風デカール、
閻魔大王の刺青風デカール等が貼られたデスクトップ型バソコンが五台ならんでいた。
それぞれのパソコンは、LANケーブルで一台のハブに繋がれている。
「それで、わしらはどうすればいいんですかいの?」
ものものしい雰囲気におずおずとしながらヤスが聞いた。
「まず、武器庫に行くんじゃ」
「武器庫っちゅうと、歌舞伎町の、あそこですかの」
「アホゥ!!」
龍の刺青風デカールの貼られたパソコンを操作するスキンヘッドの男が、
机を荒々しく叩きながらそう叫んだ。
「おどれはアニキの元で何を学んどんのや!!」
「ヒ、ヒィィ」
ヤスは堪らず竦み上がる。
「龍兄(タツニイ)、そないに怒鳴らんでもエエやろ」
スサノオの刺青風デカールの貼られたパソコンを操作するパンチパーマの男が言った。
「そやかて、このアホゥが何も知らんもんやから」
「この前までチンピラやった奴や。なんも知らんのもしょーもないて」
そう言ってパンチパーマの男はヤスに向き直る。
「わしが教えてやるからの」
「す、すんません!」
ヤスがキーボードすれすれに頭を下げる。
「……」
閻魔大王の刺青風デカールの貼られたパソコンを操作するサングラスの男が、
その様子を無言で見ていた。
566 :
3:2008/06/15(日) 18:04:46
「まずマイコンピュータ内の共有ドライブを開くんや」
「ヘ、ヘイ……」
ヤスがボール式マウスをカチカチと操作する。
「その中に『武器庫』っちゅうフォルダがあるやろ。次はそれを開くんや」
ヤスが武器庫フォルダにカーソルを合わせダブルクリックすると、ファイルの沢山つまった
フォルダ内部が表示される。田代砲、ゲイツ砲、アパッチ砲。そのどれもが物々しいファイル名
を表示しており、ごくりとヤスは生唾を飲み込んだ。
「そこから以下のツールをコピーするんや」
「ヘ、ヘイ……」
言われたとおりの操作をヤスが行う。
「ここには強力な攻性ウィルスもあるんや。扱いは慎重にやで」
ブルブル震える手でヤスは操作を続けた。
「あれ?」
「どないしたんや?ヤス」
「このツール、中身開きませんぜ」
「ボケェ!!」
スキンヘッドの男が机をドンと叩いて立ち上がる。
「ツールは通常圧縮されとるもんやろぉがぁ!!」
「ヒ、ヒィィ」
ヤスがたちまち青ざめる。
「解凍ツールの上にドラッグ&ドロップや!はようせい!」
ガタガタ震えながらヤスがマウスを操る。
「ひ、ひらきました!」
ヤスはもう半泣きである。
「……」
サングラスの男はこの状況を、表情を変えずに見守っていた。
「そろそろ準備はええかの?」
静かだが鋭い目つきで、アニキが一同に睨みを聞かせる。
あめぞう組事務所内の面々は無言のまま、アニキにうなづきを返した。
「よっしゃ」
アニキはそう呟いてから大きく息を吸い込んで声を張り上げた。
「殴りこみの開始じゃあ!!」
567 :
4:2008/06/15(日) 18:05:12
「われぇ!」「おんどりゃあ!」「タマとったるどー!」
口々にそう叫びながら、事務所内の男達がカチカチカタカタと、パソコンを操作する。
目指すはしたらば組のトップページ、掲示板、組員のブログである。
「ぎゃああああ!」
「どうした!?ヤス!」
凶弾を腹部に受けたような顔をして、ヤスが目を剥いて止まっていた。
「わしゃなんもしとらん。なんもしとらんのじゃ……」
「何が起ったんや?説明せい!」
パンチパーマの男がヤスの頭を小突く。
「気がついたら、わけのわからんエロサイトの会員に登録しとったんじゃ」
「……」
サングラスの男がやれやれといった視線をレンズの奥からヤスに向ける。
「それで、何百万もする会費を払えといわれてもうて。わしどうしたらええか……」
「カスゥ!!」
スキンヘッドの男が机を叩き壊さんばかりにぶん殴って立ち上がる。
「そりゃ奴らの手口じゃ!!」
「ヒ、ヒィィ」
ヤスが口から泡を吐いて気絶しそうになる。
「会員になったと思わせる表示を見せ取るだけなんや。そないなプログラムに
ひっかけられおったんや。気にせんことやで」
パンチパーマの男がフォローする。
「す、すんません!」
マウスパッドすれすれまで頭を下げたヤスは、気を取り直し攻撃に戻った。
カチカチカタカタ「おんどりゃあ!」
組事務所内には尚も怒声が鳴り響いている。
「ああ!」
「今度はどうしたんや!?ヤス!」
「したらば組の掲示板が表示されませんぜ!」
「なにぃ!」
「けったいな数字しか出てきよらん!わしのパソコンが壊れたんじゃろうか?」
「ヤス。その数字はいくつじゃ?」
アニキは静かだがドスの利いた声でそう問いかける。
「ご、五○三……」
「…………」
先程まで怒声でうるさかった組事務所がしんと静まり返った。
ヤスはなにか悪いことにでも怯えるように、キョロキョロとアニキ達の顔を伺っている。
「……勝ちじゃ」
アニキが呟くように口を開いた。
「わしらは戦争に勝ったんじゃあ!!」
そう叫ぶと、事務所内は一気に歓声ムードに包まれた。強面の男達が立ち上がり、
肩を叩きあい、健闘を称えあう。
「ヒャッホーイ!」
サングラスの男が机や椅子をガタと言わせて、
右手を突き上げ立ち上がりながらそう言った。
(以上になります。よろしくお願い致します)
569 :
505-511:2008/06/15(日) 18:43:55
未熟な拙作に批評、アドバイスを寄せてくださった方々に感謝いたします。
犯人はヤス
571 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 21:29:46
…ことほど佐様に俺様のをんなはしぶとくふてぶてしいわけだが それ基準でほかのおなのこも眺めていたタミニ
俺が全力でほかのおなのこを支配しちゃおっかなーとおもうた折に くゎんたんに自死すつこともありうんのかにゃー
とゑう想像に只今たどりついた。つまし
アレを解析すればすっほどをんなとゑうものにおくわしうなつていつてしまふ。他のをんなにおうようすると
なんだこいつ…自動人形ですかいのう…
と ゑう苛立ちのまいにづ。萎縮ともつとひどいこと。アー しゃいにんぐみたしなこと屋根。
このー 俺があれだとおもうのはダネ こんだけのガッツをみしる(た? やまねこをんなの肢体がだな
なしてあったにおうつくしいいのかッツーこと ほぼそれにつきる。ミロのビーナスなんか叩き壊していいでつよマジ。
宇宙とは不思議なものである
572 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/15(日) 21:54:43
∧__∧
( ・ω・) いやどす
ハ∨/^ヽ
ノ::[三ノ :.、
i)、_;|*く; ノ
|!: ::.".T~
ハ、___|
"""~""""""~"""~"""~"
>>564 落ちがあるようでないようで、それでいて最後まで読ませてしまう。
ドタバタ劇にコメディー要素がピリっと効いてれば、かなりおもしろくなりそう。
誠実おとぼけ感ありまくりの三谷幸喜作品なんて参考になるんでないかな。
575 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/16(月) 19:30:25
なんでこんなに過疎ってるの?
576 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/16(月) 19:44:25
895 :名無しさん@全板トナメ参戦中 :2008/06/16(月) 05:09:02 ID:dI6qfK3k0
ねえ 貴方私の身分を 知ってるのかな
勇気を出して うちあけるから びびったりしちゃのんののん!
東京千代田区いちのいち みどりいっぱいゆめいっぱい
御国の権威を あくせぷと
ひれふせへいみん(へいみん!
ひれふせへいみん(へいみん!
乙女心は揺れて湘南 いきたくってもいけないの
そこのけへいみん(へいみん!
そこのけへいみん(へいみん!
いつかどこかでどなたな貴方としんでれら りばてぃ
577 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/16(月) 20:38:57
922 :名無しさん@全板トナメ参戦中 :2008/06/16(月) 05:36:08 ID:dI6qfK3k0
『あーっ またそんなサイトみてるのねぇ〜っ』
お年頃の青少年なら そういう趣味もわかるけど
ロコツなのはダメ 見てみぬふりも もー限界!
外はお天気 おにぎり持って 代よこーいこーよ
あなたがにぎるおにぎりの数は 101個
私のかわいい愚民たち
優しくしてくれたら 顎にそっと触れてあげる
私のかわいい愚民たち
でも女の子の友達も欲しい 私なの
578 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/16(月) 21:14:14
985 :名無しさん@全板トナメ参戦中 :2008/06/16(月) 21:06:55 ID:dI6qfK3k0
『いったれエヱヴァンゲリヲン、第19使徒エロエロガッパなんかいてこましたれエ!!』
『トウジ、エヴァっぽくないよその台詞は』
『アホカァヱヴァはこういうノリなんじゃいケンスケおまえもはよ仮設伍号機で出撃せんかいぃな!』
『トウジ、参号機はどうするんだよ』
『ン ワシはあれじゃ ヒカリと次世代の担い手を…』
『馬鹿いってないで、さあ行くよ』
『なんやケンスケお前バージョンあたらしゅうなって人間変わってしもたんとちゃうかア』
『トウジも、なんかおかしいぜ』
『ええんや!これでええんや!』
『ほらほら』
『ヒカリィ〜 愛してるでエ〜』 『すずむらくぅ〜ん』
『あ!ヒカリぃ〜』
『やれやれ。僕は先に行ってるから お手短に頼むよ。』 ハァハァ
『わぁっとるがなホレホレおじゃまむしははよ行きィ』 ハァハァ
『はいはい。』
『ケンスケェ!』ハァハァ
『なんだい?』
『お前も乗れて、よかったな。』『ケンスケくん、おめでとう。』
『いや…。ありがとう。』
評価お願いします。
その日は雨だった。
空には灰色の雲しかなく、その下にいるすべての人の気分を
落そうとしている。そんな感じの天気だった。
午後からは晴れるとテレビで言っていたが、
この空を見ているとこの予報は外れるだろう、そんな気がする。
でも、当たったら当たったで傘がお荷物なってしまう。
今度折りたたみがさを買いに行こう。
そう思いながら俺は学校までの長い道のりを、
去年買ったワンタッチ傘をさしながら登校する。
>>579 5行目で「この」が2回かぶってる
6行目の「当たったら当たった」もかぶってるのかな
「もし当たったとしても」くらいか
「俺は」は、「私は」にしたほうが文章にあってると思う
582 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/16(月) 23:04:19
当たったら当たったで
この被りは別に構わんだろう。
583 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/16(月) 23:11:07
「俺」は学生なんだから、そのままでいいんじゃない?
むしろ「私」とか言われるほうが気持ち悪い。
584 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/16(月) 23:12:33
学生かどうかよりも、キャラに「俺」が合わないって指摘だろう。
じゃ、「私」はキャラに合ってるのか?
原稿用紙一枚にも見たない文章で、「キャラ」なんか作れるのか?
「僕」が一番あってるように見えるけど。
>>574 レスありがとうございます。
三谷幸喜って戯曲以外にも小説とか書いているのでしょうか?
今度読んで見ます。
>夜の帳が降ろされようとしていた。湿った空気が車内に忍び込むことを二人は感じ取っていた。
サブイボ出ちゃった。なんかしゃらくさくてw
589 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/17(火) 09:13:25
すずはらだつた
オーズ
590 :
◆j0cbxnXfgM :2008/06/17(火) 12:23:38
かいてみました。酷評お願いします。
その日私はいつものように制服に身を包み通学している最中だった。
高校は私の家からは少々遠く、電車で駅を十個も通り過ぎたところにある。
もっと遠い所に住んでいる人もいるためあまり文句は言えないが。
私がアレを見たのはそのときが最初だった。
私は電車にゆられて学校へ向かっていた。周りには学生と通勤中のサラリーマンがいる。
人もまばらな田舎電車は毎日座って通学できるため、本を読むのには最適だった。
電車が高校のある駅につく。
私は呼んでいた場所にしおりを挟み電車を降りた。
同時に降りたホームとは反対側のホーム、二番線に電車が到着する知らせがなる。
二番線ホームの電車に乗ろうとしている人間は田舎駅としてはそこそこ多く、私の目の前にも数人の人間がいた。
その中の一人が何故か気にかかる。特にどうという事はないスーツ姿の中年だ。後ろから見ると後頭部が薄くなっていた。
プォーという音なり、二番線に電車がやってくる。
いつの間にか気にかかっていた中年男性が白線の外側に立っていた。
「危ない!」と私が叫ぶと同時に中年男性は電車へと飛び込んだ。私は赤い雨が周りに飛び散った気がした。
はっと息を呑んで見守っていると、周囲の人間の視線は全て私に注がれていた。
飛び込んだ中年男性を見る事もなく、ただ私だけを見ている。
そのうちの一人と目が合うと、目が合った女性は慌てるように目をそらした。
(人が死んだのになんで……?)
そう思って、私は二番線ホームの男性が飛び降りた場所へと近づいて、赤い雨が降った場所を見る。
(何もない……?)
私は幻覚を見たと思い、そのまま学校へ行った。
591 :
◆j0cbxnXfgM :2008/06/17(火) 12:24:23
それからだ。中年男性の自殺シーンを見るようになったのは。
毎朝毎朝、二番線に電車が来るたびにその中年が飛び込んでいく。
時間を変えても、乗る場所を変えても私の目の前で中年は死んでいった。
毎日見るうちに私はおかしなことに気がついた。
確かに白線の外側まではゆっくりと歩いていたのだが、最後の飛び込む瞬間だけは飛び出すように落ちていくのだ。
確かに飛び込むというくらいだから、勢いもつけなきゃ踏ん切りもつかないだろうとは思う。
しかし、彼は最後の瞬間に後ろを振り返ろうとしていた、と思う。
日を追っていくにつれて、彼の首の振り返る方向が段々と真後ろに近づいていくのだ。
酷評お願いします。
携帯からの投稿なので、行数が分からない為、一応2つに区切って投稿します。
1/2
初夏の陽射しにじわじわと背中を焼かれつつ、私は自宅へと歩いていた。
今日は創立記念と言うことで、平日でガラガラの図書館を午前中いっぱい堪能してきたのだ。右肩から左手側には図書館で調子にのって借りすぎた本が入っている。
ああ。まさか帰りが徒歩になるなんて。分かっていたら七冊も借りなかったのにお母さんの嘘つきめ。
大体、「仕事休みだし、帰りは迎えに行ってあげる」、なんてあのお母さんに限ってあり得ない。虫が良すぎたのだ。なんで私は気付かなかったのだろう。金輪際母親の気紛れなんて信用するものか。
心の中で母親へ文句を垂れながら歩いているが、自宅まではまだ遠い。十分に舗装されていない田舎道は砂利や凹凸で歩きにくい。この道がまだ後20分は続くかと思うと気が遠くなる。
2/2
それにしても暑い。まだ7月だと言うのにこの暑さはなんなんだ。
これで8月とかになったら私ヤバいんじゃないの?あ、でもこれで夏バテとかしたらダイエットになる、健康なときって成功しないんだよなー。
う、でも毎年届くメロンやスイカが食べれないのは嫌だな、メロンなんてこんなときしか食べれないのに。
うん、やっぱり夏バテは来年に延期。
あー、それにしても暑い。暑すぎる。きっとうちの低い水位の池にいる金魚なんて、池の水と共に跡形もなく蒸発してるんだろうな。ご冥福をお祈りします。
594 :
masterG ◆YDMb1evpcE :2008/06/17(火) 21:33:11
>>590-591 中年が飛び降りるところはもっと詳しく描写した方がいいと思う。
異様な光景を目撃したという衝撃をもっとダイナミックに表現してもいいんじゃないかな。
あと細かいとこだと「知らせ」を「アナウンス」っていう
言葉に変えた方が一読して分かりやすいかなと思った。
595 :
masterG ◆YDMb1evpcE :2008/06/17(火) 21:39:01
>>592 創立記念と田舎道に対する説明が欲しい
とくに田舎道ってどんな道か詳細に書くほど舞台のイメージが明確に読者に伝わるだろ
>>593 食べれない…食べれない
と二つ続いてるのが気になった
もっとテンポよくまとめてみては。
リタリン乱用はだめでつよ
597 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 10:31:52
598 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 14:02:37
お願いします。
<1/2>
ある夏の日の、ある公園でのことだ。
その日は朝から太陽がカンカンに照っていた。時間が経つにつれて気温はどんどん上昇
していき、正午を越し、2時を過ぎた頃には人の体温に近いほどにまでなった。空気は歪
み、陽はじりじりと地上を焦がした。動物は日陰に避難し、人々はクーラーのある建物の
中に逃げ込んだ。それから少しずつ気温は下がっていった。少しずつ、のんびりとした様
子で。暑さは夜まで続くかと思われた。
しかしその下降の途中、6時頃、激しいにわか雨が降った。雨は瞬く間にその勢いを増
していった。1分も経つと、まるで滝のように地上を打つようになり、気温の下降線を急
にした。カエルが鳴き、人々はやはり建物の中に逃げ込んだ。雨は30分ほど同じ強さで
降り続いた後、降り始めと同じ勢いで止んでいき、雲と共に東の空へと去っていった。後
には盛んに燃える夕焼けと、清潔で涼やかな空気があった。
公園も雨に濡れていた。遊具や草木が水を滴らせていた。どこかで鳴き止まずにいるカ
エルの声が聞こえた。そこら中に雨上がりの湿った匂いが満ちていた。
それから更に2時間を待った頃、公園の入り口に一人のスーツ姿の男が立っていた。年
齢は四十代の半ばだろうか。背丈は少し低い。着ているスーツはくたびれたようによれて
いて、男の表情もそれに似ていた。男はしばらく公園の様子を眺め、やがて足を踏み入れ
た。ゆっくりと歩いたので、靴の音は余り響かなかった。
599 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 14:03:10
<2/2>
彼はある食品会社に勤めるサラリーマンだった。夕方のにわか雨を勤務先のオフィスビ
ルの中から眺めた。仕事を終え、喫煙室で一服している時に雨は降り出した。喫煙室には
もう1人、彼の同僚がいた。彼は窓際に寄って勢いを増していく雨を眺めた。雨はやがて
うるさく窓を鳴らし始め、向かいのビルの姿が見えなくなるほど激しくなった。彼は右手
の指に挟んだタバコを口先にもっていき、強くふかし、白い煙を窓に吹きつけた。
「すごいな」
と、同僚の方を向いて言った。
「ああ」
と、同僚は答えた。同僚はソファに身体を沈めて窓の方を見ていた。
彼はまた窓を見た。四角の大きな窓は滲み、景色はなくなっていた。不規則に変化し続
ける模様のようにも見えた。帰りはどうしようかと彼は思った。
雨は30分ほどで止み、あとにはすがすがしい夕焼けがビルの間からのぞいた。彼はほ
っとして、きれいだなと思った。それから会社を出て、帰路をたどった。
彼が駅からの帰りに公園に来たのは特別な理由があったためでは無かった。ただ、夜の
風がとても心地よかったので、散歩をしたいと思ったのだ。公園は、方角は一緒だが、い
つもの通勤の道とは離れた場所にあった。街とは大分離れていた。周りには木造の平屋が
ぽつんぽつんとあるだけで、それらは雨戸の隙間からかすかで穏やかな明かりを漏らして
いた。少なくなったカエルの声が聞こえた。遠くでカタンカタンと線路を鳴らす電車の音
や、水をはじきながら走る車の音が聞こえた。車はたまに公園の近くにもやってきて、辺
りの道路を明るく照らし、そして速度を緩めずに去っていった。人の姿は彼だけだった。
彼は単身赴任でマンション暮らしをしていた。普段は散歩をすることがないので、その
土地の地理には疎かった。その道のことも知らなかったし、公園のことも知らなかった。
彼は何となく不思議な気分だった。マンションの近くにこんな静かで寂しい公園があった
なんて。彼はその公園を寂しいと思った。
600 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 14:47:05
>>598-599 理由が判らないけどなんかイライラする。
彼が「思った」を連呼することに違和感を感じているのかもしれないし、
文章の内容がどうでもいいことだからかもしれない。
全体的に違和感がある。
601 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 15:55:53
「FTM」
フェアリーテイルメゾン。
ここは新宿にあるとあるキャバクラ。
そして私は二十の頃からここで働いて三年目のナツキ。
これまでにいろいろな人間模様を見てきたわ。
可笑しい事や不思議な事。一日中話しても話したりないくらい。
今日は『こーちゃん』のお話。
人にはそれぞれ悩みがあるものよね?
人に話したくても変な目で見られるんじゃないかと思うとなかなか言い出せないもの。
セックスの時なんてそうじゃない? 自分はこうしたいのにとか。でもそれを言ったら相手がどんな反応をするんだろうって考えてしまう時があるでしょ? でもそれって気持ちいいのかしら。
相手にちゃんと伝えれば分かってもらえることの方が多いと思うんだけどね。それが出来ない人がたくさんいることも事実だけど。
あっ、指名のお客さんが来たみたい。
ようこそ――FTMへ。
602 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 15:57:52
1
薄暗く、妖艶なライトがほのかに照らし出す店内。
出入り口のすぐ横には煌びやかに着飾ったキャストの写真が二十枚ほど貼られている。
みんな可愛い笑顔を振りまいている。
ここ『フェアリーテイルメゾン』――通称『FTM』は新宿のキャバクラの中でもトップクラスのお店だ。
店の名前を聞いた時は大変驚いた。
というよりもなにか運命めいたものを感じた。
自分の事を言われているようだったから。
――おっと。そんな事は今思い出すことではない。仕事、仕事。
只今の時間は六時。
開店時間は七時だが雑用係の僕を含め大体のボーイやキャストは店に来て準備をしている。
更衣室の整理をしようと入るとこれからの仕事に向けてキャスト達が忙しなく戦闘態勢を整えている。
ある人は化粧を、ある人はヘアメイクの人に髪型をセットしてもらっている。
この世界ではいかに豪華に見せられるかが勝負らしい。
一方で装備が整った女性は携帯で客を呼んでいる。
「会いにきてよぉ」
背中がゾクッとするほど甲高く、甘い声。
電話先の人は分からないだろうが僕の目には横柄な態度で椅子に座り、タバコを吸っている女性しか見えない。顔の表情が声と一致していない。
「あんた私の事好きじゃないの? 今日来ないなら奥さんにばらすよ?」
違う方向からはドスの利いた低い声が聞こえる。可愛い顔からは想像できない声とその内容。
母の紹介でアルバイトとして働いて数ヶ月。この世界の人たちを見ているが僕は未だ慣れないでいる。キャストの客に対する態度と普段の態度の違いは凄まじい。
「こーちゃん!」
そんないつも通りの異様な空気に包まれた更衣室でドレスの整理をしていると、ドアから僕の名前を呼ぶ声がした。振り向くとこの店のナンバーワンであるナツキさんがいた。
603 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 15:59:06
「私の名刺入れ知らない?」
胸元が大きく開いた黒のドレスを身にまとった彼女。整った顔立ちにグロスを付けた唇がプルンと浮く。アップにした髪にはキラキラしたラメが施されている。
「名刺入れですか? ロッカーに入ってません?」
「入ってないから聞いてるの〜」
そう言うと一面にスワロフスキーが散りばめられたシガレットケースから一本タバコを取り出し口に咥え火を付ける。
「ナツキさんはよく物をなくしますね」
「いいから探してよぉ」
自分で探しなさいと言いたいところだが、そういった事が僕の仕事なので他の女性達に聞いて回る。
「これじゃないですか?」
鏡の前で出来上がった髪にヘアスプレーをかけてもらっている女性がシルバーの名刺入れを手に取る。
何度かその色と形を見たことがあったのですぐにナツキさんのものだと分かった。
「ありがとうございます」
「ナツキさんにコキ使われてるね〜」
「仕事ですから」
そう言ってその女性から名刺入れを受け取りナツキさんのもとへ。彼女はホールの席で一人、携帯をいじっていた。
「ありましたよ〜。ちゃんと管理してくださいね」
彼女は何も言わず名刺入れを受け取るとそれを白いポーチにしまった。
「今日はエースくん、ゼロっぽいなぁ」
彼女は頭を背もたれにあずけ、タバコの煙を天井に向かって吐く。
エースとは自分が持っているお客さんの中でも人一倍お金を使っていく人の事を言うらしい。
「珍しいですね」
「うるさい」
何の悪気も無いつもりで言ったのだが何故か睨まれる。
>>598-599 導入部はよかったよ。狙って書いたならたいしたもんです。でも『暑さは夜まで続くか』と思われてるなら
「下がっていった。のんびり下がっていった」じゃなくて「なかなか下がらなかった」「日が傾いてからも
下がりかたはのんびりしていた」とか、そういうふうにマイナスにしないとな。『下がっていった』のところ
まではすごく良かったんだ。それだけに「暑さ続く」でブチ壊しだった。
あとはまあ、表現がふさわしくない箇所や、持てる表現の乏しさが見え隠れする箇所が少なからず目に
つくけど、それは今後の経験で身につけるものか。
たとえば『1分も経つと』ってとこは雨模様の推移を表すには具体的すぎて不自然だし、
たとえば『(一服している)時に』なんてものは幼稚な言い方だ。
オチも工夫が足りないな。何かをほのめかすだけの脈絡が無く、最後の繰り返し強調なんてナルシーだ。
ただ、頑張って頭に描いたものをかたちにしようという意図は見えるし、keep on goingと言いたい。
605 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 19:40:08
何言ってんだか。
導入部こそが稚拙でどうしようもないんだろ。
ど素人が批評し出すとすぐこれだ。
こんなスレ覗かなきゃ良かったよ。
少し読んだだけで不愉快になった。
僕の書いた小説がドラマ化したときのために、主題歌つくりました
添削お願いします。
(メロ)
今年も遊ぶぜ
熱い季節だ
ひと夏限りの(アバンチュール)
(サビ)
暑い日差しが俺ら照らすよ
熱い俺の気持ちをDo You Know
俺は君にドーユーノー?
ビーチに光るクールなボディ
平らな胸もイカスぜレディ
(ラップ)
今まで遊んできた俺だけど
君の笑顔がプライド崩す
俺のプライドボロボロさ
君の笑顔にメロメロさ
(サビ)
俺にはもう君しかいない
熱い俺の気持ちをDo You Know
君は俺にドーユーノー?
ちっちゃいヒップのプリティボディ
冷たいトコもしびれるレディ
黙って消えれないのかクズ
608 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 21:13:47
山猫せうぞハひざ小僧かかえ
頸横にして月の夜 誰来る訳もヌ星の空
肌に染み入る森の風 繁る葉黒く小枝の音 一人沈思と岩の上
「いい加減に誰か来ないかにゃー」
*** 本文章はバウリンガル準拠(未承認 ***
「退屈だにゃー。どんな幸せも飽きて しまったのだにゃー。」
実際は少女 ため息ひとつついただけ
「こう…都合よーく小栗旬みたしにゃ旬の池麺がそらから(ボトッ !?
ぼとぼとぼと べと〜ぉっ…
ズル〜〜う
リィ〜 ねっとり にちっ ブピュッ ピヒュ プスッ
(この間さほどに合間無
「! ! ! !!!ギ
ニゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ぁあああア ! #!! !!!にゃんだぁぁァみゃア”〜〜〜!!!
609 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 21:15:05
哀しき
チョンガーの情念が具現化したかなやうな
ゲル状の
まさすぐすめぐまと呼ぶにふさわすい
すめるぢやこフなねっちり粘性B.E.Mぐゎ
少女の透きとほる純白の肢体に墜ちて絡み付いた。
「やめんかニミャアアアアア”ァあア” この!ッ にゃ〜ろメ”ェ” …ひゃんっ!
…あつ …にゃ〜にヲォ ニャ〜ニオぉしにょるかァ あひゃん! ゴルァにゃめんか!!
ニャめろ!! こっこっこっこも
キモいんじゃあああああああ嗚呼ああああああっ あっあひゃんア”!!
*** 当文章はバウリンガル準拠でお送りすていまふ(事後承諾 ***
その三音の言葉に端的に言って脂状すらいむは劇的に反応した。くらがりに飛ぶように逃げ去って
ぶるぶる震えている。
空飛ぶスライム。
610 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 21:16:02
>>604 ありがとうございます。自分でも表現力のなさを情けなく思います。
注意して読書することとたくさん書くことですかね?
>>605 うざってえけど確かにそうかもしれませんね。
文の向きが一定していないのだと自分で分析しました。
お目汚しすいませんでした。
あなたが次に来るのか分からないけど、書き直してみる
ので、もしもまた来て、もしも貼られていたら、是非読んでやってくださいな。
611 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 21:16:03
「あ”=〜=〜=〜ッベタベタして不快度指数阻止限界圏にゃあ!!てめーはいったい
なーにもーのにゃあ!!」
*** 人類の愛バウリンガルは、優秀です ***
「こら!だまつてないでなにかいえみゃ!!」
『……”』
「あっそーかだみゃ。おまいにもこれをつけるみゃ。」
『ブブッ ザッ……ブタナイデクレヨオ…』
「?ぶつ?なんのことみゃ?」
『…セッカンシナイデクレヨォ…』
「ナニ折檻!そんな言葉は知らないみゃ!…さつきほんのちよつとeきもちだつたから
御礼に接吻するにゃん ゞ仝々<chu☆」
すらいむは輝いて 雄鶏の姿になりました。でもヲタでした。でもヲタだから やまねこちゃんを
新貝田鉄也朗アニキ風のイケてる魔法少女にした上に
宇宙に連れてゆくのでしたる。いづれ、、。
「にゃんにゃん」
『ヲタヲタ』
……
*** 月は出て いるか ***
612 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/18(水) 21:41:48
>>604 すいません、これはまだ続きがあります;
言ってみればここまでが導入部のようなものなので、
つまりは大失敗らしいです。
駄文をすみませんでした。
まず三人称で書いてみたら。
自伝風の小説のとある一部分です
よろしくお願いします
「少三オナ日記」
今日も成功した。
同居人が帰宅する前に射精を終えた少三は、ゆるんだ腹の上にこぼれおちた精子を満足げに見やった。年の
せいだろうか、精子は粘度が薄く、とどまることなくとろとろと臍の穴に流れ込んできている。少三は慌てて腹をへこ
ませ、流れを変えた。精子は段になった腹に沿い、畳の上に流れ落ちていった。
「モーセになった気分…」
尻に刺したシャウエッセンを拭き取りながら、惚けた表情で少三はつぶやいた。単なる自慰が神聖な行為のように
思え、思わず使用済みのシャウエッセンにかぶりついてしまった。
そのとき、ドアのノブがかすかに動いた。同居人が帰ってきたのだろうか。少三はまだ全裸で、お気に入りの自慰
姿勢である出産の体勢をとったままだった。しかも先ほどシャウエッセンを抜いたときに、ウサギのような糞便を少し、
畳の上にこぼしていた。
「誤解されないといいがな…」
少三は糞便を隠すようにあぐらをかき、座り直した…。
615 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 21:28:37
お願いします。
<1/3>
ある公園でのことだ。
季節は夏だった。陽は大分前に沈み、夜となっていた。夕方降ったにわか雨のために、
公園は濡れていた。遊具やベンチや草木はまだ時折水を滴らせた。地面には無数の水たま
りができていた。水たまりには半欠けの月の姿が映っていた。木の枝葉から落ちる水滴が
ぽちゃりと音を立てて月の姿を歪ませた。月はしばらく揺らめいてから、またもとの半欠
けに形を整えていった。蛙や鈴虫がどこかで鳴いていた。遠くから、線路を鳴らす電車の
音や、水をはじきながら走る車の音が聞こえた。車はたまに近くまでやってきて、闇に公
園の姿を映し出し、そして速度を緩めずに去っていった。後にはまた、蛙や鈴虫の鳴き声
や、時折水滴が水たまりに当たって砕ける音があった。
公園の入り口に、1人の男の姿があった。腰が曲がり、杖をついている。月の明かりに
照らし出された顔には無数の深いしわが刻まれている。かなり年を取っているように見え
る。男の他に人の姿は見当たらなかった。
男は口を小さく開き、何となくぼんやりとした表情で公園の中を眺めていた。何かを考え
ているのか、それとも何かを強く感じているのか、或いはその両方か、それらを表情から
読み取ることは困難だった。その困難は深いしわのせいでもあり、夜の暗さのせいでもあ
った。男はやがて眺めるのを止め、口を閉じると、杖をつきながらのろい足取りで公園の
中へと入っていった。男の歩く先には1羽の白い蝶々が舞っていた。
616 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 21:29:14
<2/3>
彼は、公園から少し距離をおいてある一軒の家に住む者だった。家は木造の2階建てで、
屋根も壁も所々が傷んでいた。妻に先立たれた彼は、その家に一人で住んでいた。朝起き
ると、手と顔を洗ってから、妻の仏壇に手を合わせた。それから飯を食べ、散歩をしたり
庭の草むしりをしたり買い物に行ったりして過ごしていると、やがて昼間は過ぎていった。
夜は特にすることがなかった。彼は三度目の飯を食べ終えると、歯を磨き、風呂に入り、
妻の仏壇に手を合わせてから布団に入って眠った。もう何年もそんな生活を続けていた。
彼と妻には子どもがいなかったし、他に世話を焼いてくれる身寄りもなかった。仲の良か
った友人たちも、いつしかいなくなっていた。彼はそのことを寂しく思うことがあったが、
しょうがないことだとも思った。彼はただ曖昧な時間の中に、起き、1日を過ごし、そし
て眠った。それはひっそりとした、けれども確かに営まれる、一つの生活だった。
617 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 21:29:46
<3/3>
彼が公園にやってきたことは、単なる偶然のようにも思えるが、実際はどうなのだろう。
彼は夕方に降ったにわか雨を、一軒家の中から眺めた。夕飯を食べているときに雨は降
り出した。初め気がつかなかったが、雨はすぐに屋根を激しく打ち始めた。その音が大変
に大きいので、彼は食事を中断して庭の見える部屋へと行ってみた。窓の外には滝のよう
に降り注ぐ雨が見られた。彼は杖をつき、立ったままで窓の外を眺め続けた。そうしてい
ると、いつか雨は急速に弱まっていき、やがて止んだ。立ち並ぶ家屋の隙間からは盛んに
燃える夕空が覗き、庭の草は濡れた身にオレンジ色の火をまとっていた。彼はしばらく雨
上がりの景色を眺め、それから食卓のある部屋へと戻った。杖を置き、座って食事を再開
した。もう飯は大分冷めてしまっていた。
彼は夕飯の後に外に出ることはあまりなかった。けれどもその日は散歩をしようと思っ
た。それは夕焼けが彼の気分を柔らかくし、肌に心地良い涼しさが彼を誘ったからだった。
彼は食事を終えると、歯を磨き、手と顔を洗い、妻にあいさつをしてから外に出た。
外は昼と夜との境界にあった。闇が光に少しまさっていた。空気は清潔で、あくまでも
爽やかだった。四方から犬の遠吠えが幾つも聞こえた。何匹もの犬が鳴いているらしかっ
た。遠吠えは家々の塀に何度もはね返り、やがて湿ったアスファルトに吸い込まれていっ
た。犬たちは何かを精一杯に主張しているようだった。ときに感じる寂しさが、その時も
ふと彼の心に浮かんだ。彼は深呼吸をして、涼しさと爽やかさをいっぱいに胸に吸い込ん
だ。
途中までです。まだ少し長くなると思います。
冗長か、うるささがあるか、構成はどうか、冒頭の
「ある公園でのことだ」に違和感はあるか、
そういったことについてアドバイスを頂けたらありがたいです。
お願いします。
基本的にはよく書けていると思う。主人公を老人にしたのは○
ただ
>何かを考えているのか、それとも何かを強く感じているのか、
>或いはその両方か、それらを表情から読み取ることは困難だった。
とか
>彼が公園にやってきたことは、単なる偶然のようにも思えるが、実際はどうなのだろう。
客観的な描写を基本としているときに、語り手が出てくる部分に関しては
もうちょっと慎重になった方が良いと思う。
それからもう一つ、冒頭の
>季節は夏だった。
「夏」というのを描写で表現すべきだと思う、個人的には。
619 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 22:10:44
>「ある公園でのことだ」に違和感はあるか
自分でわかってんじゃん
その後の繋がりもひどいもんだよ
620 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 22:22:41
ある夏の夜のことだった。
夕方降ったにわか雨のために、
公園の遊具や草木はまだ時折水を滴らせ、
無数に出来た水たまりには半欠けの月の姿が映っていた。
木の枝葉から落ちる水滴がぽちゃりと音を立てて月の姿を歪ませた。
月はしばらく揺らめいてから、またもとの半円に形を整えていった。
蛙や鈴虫がどこかで鳴いている。
遠くから線路を鳴らす電車の音や、水をはじきながら走る車の音も時折聞こえた。
公園の入り口に、1人の男の姿があった。腰が曲がり、杖をついている。月の明かりに
照らし出された顔には深いしわが幾筋も刻まれている。
男の他に人の姿は見当たらなかった。
621 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 22:24:41
ある夏の夜のことだった。
夕方降ったにわか雨のために、
公園の遊具や草木は時々水を滴らせ、
無数に出来た水たまりには半欠けの月の姿が映っていた。
木の枝葉から落ちる水滴がぽちゃりと音を立てて月の姿を歪ませた。
月はしばらく揺らめいてから、またもとの半円に形を整えていった。
蛙や鈴虫がどこかで鳴いている。
遠くから線路を鳴らす電車の音や、水をはじきながら走る車の音も時折聞こえた。
公園の入り口に、1人の男の姿があった。腰が曲がり、杖をついている。月の明かりに
照らし出された顔には深いしわが幾筋も刻まれている。
男の他に人の姿は見当たらなかった。
622 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/19(木) 22:25:46
623 :
614:2008/06/20(金) 08:55:20
スルーしないで下さい(T_T)
>>615 文章は分かりやすい。
最初の情景の描写で連続感がなく、見えるものをぶつ切りにして並べた感があるのは
なぜだろう。視点が飛びまくっているわけでもないしなあ。長文の割には内容が無いからか?
公園で何もイベントもないまま回想に入っているので、読者が飽きてしまうと思う。
時系列の順に、2/3→3/3→1/3にしてはどうか。
この部分を読んだだけでは、読者に何を訴えたいのか分からない。
登場人物が一人だけだと説明ばかりになってしまわないかな?
>>614 >精子は粘度が薄く、
「粘度」というからには精子ではなく精液だろう、と言いたいのだが、いまは精液って
使わないんだよね。
昔は「精液を飛ばした」だったのに、いまは「精子を飛ばした」という。文章でも会話
でも。
たぶん10年くらいまえから変ってしまった。
見えるものは「液」なのに、それをあえて「精子」ということでより直截的なインパクト
を狙った言い方だったのだろうとおもうのだけれど、みんなが同じような言い方を
するいまではインパクトももちろんない。ただの当り前の言い方になってしまった。
私などは「精子の染み」とか違和感あって「精液の染み」と脳内変換して読むのだが、
若い衆はそもそも精液という言葉自体になじみがないのかな。
>>614 短すぎるからなあ。
とりあえず精子ではなく精液ではないのかというつっこみくらいか。
オナニーした後、同居人が帰ってきたのは分かったけれど、どんなオナニーをして
どれだけ気持ちよかったかは伝わってこない。
627 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/20(金) 23:34:55
>>618 ありがとうございます。確かに語り手の思考が入るのはうざったいようですね。
場合にもよるとは思いますが。参考にします。
>>619 ありがとうございます。
へこんだ。
こないだの人ですか?参考にします。
>>624 ありがとうございます。
そうですね。冒頭で引くことができないですよね。
多分うまい説明はそれだけでも目を引くものなのでしょう。
これからイベントに入るのですが、それまで読んでらんなきゃ仕方がない。
2→3→1は使わせて頂きます。
目障りだと存じますが、その内にまた投稿するかと思います。
ありがとうございました。
628 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/20(金) 23:58:42
>>614 同居人が帰宅する前に射精を終えた少三は、ゆるんだ腹の上に
こぼれおちた精子を満足げに見やった。年のせいだろうか、精子は
粘度が薄く、とどまることなくとろとろと臍の穴に流れ込んできて
いる。少三は慌てて腹をへこませ、流れを変えた。
出産姿勢で腹をへこませると精液は余計に臍のあなに
流れ込んでくるんじゃないだろうか。臍に流れるのが嫌で
畳はかまわないというのが面白くはある。
「モーセになった気分…」
尻に刺したシャウエッセンを拭き取りながら、惚けた表情で
少三はつぶやいた。単なる自慰が神聖な行為のように思え、
思わず使用済みのシャウエッセンにかぶりついてしまった。
面白い場面だから使用済みなんてありきたりな言い方で陳腐にするのは
もったいない。それに626が書いてるけどもっと気持ちよさとか書いても
いいんじゃないか。シャウエッセンを抜くときとか。
そのとき、ドアのノブがかすかに動いた。同居人が帰って
きたのだろうか。少三はまだ全裸で、お気に入りの自慰姿勢である
出産の体勢をとったままだった。しかも先ほどシャウエッセンを
抜いたときに、ウサギのような糞便を少し、畳の上にこぼしていた。
ドアのノブのかすかな動きが最初の気配察知っていうのはいいのか。
ノブ見詰めているっていうのもありだとはおもうけど
614の頭のなかでこの家なり部屋なりどんなとこをイメージしているのだろう。
物音って断ったほうがいいんじゃないのか。
「誤解されないといいがな…」
少三は糞便を隠すようにあぐらをかき、座り直した…。
何をどういう風に誤解されることを恐れているのか
明記しておいたらどうだ。
629 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 00:01:13
>>627 ずいぶん若いでしょ。
これで30とかだったら終ってるけど、どうせ20前後だろうからこれからだよ。
てかもっとたくさん小説読みな。
こんなのいくら書いたって何の足しにもならないよ。
厳しく聞こえるかも知れないけどマジで話にならないレベル。
他の連中の甘い「酷評」に騙されてはいかん。
630 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 00:22:53
いきなり投下ですみません。この文章、序章に当たる部分なのですが、なにか感想があればよろしくお願いします。
「鏡の仲」
鏡のなかの人と私は仲がいいのだろうか。
私が右手を挙げれば、右手を挙げる。拳を握れば、拳を握る。
私が不機嫌になれば、強張った顔をする。笑えば微笑みかけてくる。
私が友達を呼べば、その友達とよく似た人物を連れて来る。なかなか苦労しているだろう。
自分と同じ顔を持つ人がこの世には二人いるらしい。
もし私が双子だったら一人はもうあったのだろう。残念ながら双子ではない。
では、その人たちは私と同じ考え方をするのだろうか?
鏡のなかの人のように、微笑みかけてくれるのだろうか?
是非とも一度会ってみたいものだ。
今の科学技術はすごい。なんでも片道のタイムワープが可能だとか。
帰って来れないのは不便だか、そのうち往復路も出来ることに期待したい。
二度同じ人生を歩めたら、どんなところをやり直してこようか。
人によってその選択は違うだろう。やり直さない人もいれば、すべてやり直す人もいるだろう。
刻(とき)は確実に刻まれている。
しかし、刻を刻む時計は、必ずしも止まらない訳ではない。
一つの歯車が止まれば、全ての事象が止まってしまう。
人間はどうだろう?
たとえ歯車が狂っても、止まることはない。
唯(ただ)何時(いつ)歯車が狂ったのかは誰にも分からない。
狂った時計ほど厄介なものはない。それならば止まっていたほうがずっといい。
歯車が狂った人間はどうなるのだろうか。
狂ったなりに人生を刻むに違いない。唯それが狂った人生なのかは誰にも分からない。
感想があるとしたら『中二病』ってくらいかな
633 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 00:47:40
最初の二段と残りとでなんで話題がかわったのやら…
>>627 客観描写を主軸にした小説を書きたいのなら、中上健二でも良いし、
図書館に行ってクロード・シモンとかのヌーボーロマンとか読んでみるのも良いかもしれない。
たぶん『フランドルへの道』ぐらいは今でも売っているかもしれない。
それから、時間処理を意識すること。
例えば「次の日」とか「それから」とかを使わずに書けるようにトレーニングすると良いと思うよ。
フローベールの『ボヴァリー夫人』と『感情教育』は必読ね。
635 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 02:31:22
▽「鏡のなかの人と私は仲がいい」なら
以下の状況にむけた直喩としてまだ読める。
「〜のだろうか。」だと中二病に踏み込んでいく感じがする。
▽「右手を挙げれば、右手を挙げる。」あれ、なんか左右変じゃね?
▽接続詞の使い方のおかげで私の動きと鏡像の動きの間に
ラグを感じるようになっているがわざと?
▽「あったのだろう」くらい漢字にしよう
▽「残念ながら」はつい使ってしまっただけなら消しておくがいい
▽「同じ考え方をする」っていうのは多分今はギャグ向きの発想。
「鏡の中の人のように」ってすると「私」が笑ったときしか
笑ってくれないようでもあって、この辺わかりにくい。
▽「是非とも」もつい使ってしまっただけなら消しておくがいい
無駄な誇張した文章が読み心地いいことはあまり無いだろう
▽「なんでも」伝聞が、例えばのちのちトリックになるような、
なにか重要性を持つの?ないならもう消しとけ
▽「人によってその選択は違う」の「その」は文法上「どんなところを」
を受けているわけだが、そもそも人の人生がそれぞれ違うことを
見落としているようにも読めて損。
▽「刻」はまだいいとしよう。「全ての事象」は大げさすぎやしませんか。
時計の部品だけじゃなくて人間もなにもかも含まれていやしませんか。
▽「何時歯車が狂ったのかは誰にもわからない」もういっそ私にだけわかる、
とかにしちゃえばどうだ。
眠いからしまり無いけどお休みノシ
636 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 07:06:27
637 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 09:50:00
>>629 年は察しの通りです。
食ってかかるようですが、ためになると自分では思いますよ。
まさか突然書けるようになるとは思わないし、少なくとも比
べるソースにはなるし。
でも、厳しい意見―そして現実的な意見―は身に染みますね。
そしてへこみます。
本読みます。ありがとうございました。
>>634 ありがとうございます。
全員知らない……
古典ってやっぱり読むべきなのでしょうかね。日本の明治・大正の作家の
とかなら少しは読むけど、外国の古典は読むのが億劫です。というより挙
げられた作家は古典ですらないのかな。というより外国の小説は新しいの
もほとんど知らない……
昨日の夜モーパッサンの「女の一生」の冒頭読んでちょっと辟易してしま
いました。興味が湧かなくても読んだ方がいいのだろうか……
すごく面白くて引き込まれる外国の小説って、何かおすすめないですか?
とりあえずその作家たちはメモしておきます。ありがとうございました。
638 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 14:35:07
中上は 健次じゃ!
健二は 小沢じゃ!
>>635 ありがとうございます。
いろいろとミスがあったり、無駄に文章を増やしてるとこが何箇所もあって、
言われてみないとわからない事がわかったのでとっても良かったです。
がんばって書き直します。
640 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 20:54:43
酷評よろしくお願いします
小説の冒頭部分です
あの日、僕は失ってはならないものを失ってしまった気がする。
気がするというだけで実際に失ったかどうかは解らない。
だが、確かに「失ってしまった」ような気がするのだ。
確率的に考えてもかなり高い。
少なくともカジノのルーレットで一人勝ちするよりずっと確率は高い。
ギャンブルは3ヶ月前に止めた。勝てたとしても大抵の場合、それは親側の思惑どおりなのだ。
そのことに気付いてから綺麗サッパリ、ダイスともメダルともチップとも縁を切った。
こんな僕でも最初のうちは勝っていた。ビギナーズラックというやつだ。
そして、勝てば勝つほど現実が見えなくなった。
そのうち気が付くと貯金をすべて失し、代わりに借金がたんまりと膨らんでいた。
夢の中で現実感のない数字がふわふわと増減する。
そして夢から覚めるとき、確かにその数字は現実的なものだと気付かされる。
自分の財産だったと理解する。驚くほど冷静に。
そんな僕ら客を見て、店員は即席の笑顔で「惜しかったね」と言う。おきまりの台詞だ。
言うときもあれば言わないときもある。でもだいたいは言う。
少なくとも僕には聞こえる。
そして、「また来るよ」と果たせもしない復讐を腹の中で企むんだ。
ギャンブル中毒なんてそんなもんさ。
おっと、話がそれてしまった。本題は飽くまで僕が何かを失ったという話。
三ヶ月間、僕はそこそこ名前の通ったホテルのカジノにいた。
「いた」と言ってもそこでギャンブルに明け暮れていたわけじゃない。
アルバイトで働いていたのだ。そのとき、僕は“おそらく”何かを失った。
そのことについて記していきたい。正確に記述することがたとえ不可能だとしても――
641 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 21:06:53
中二病すぎて読む気がしない。
真剣にこれで書けてると思って持ってきてるのか?
そうだとしたらその図々しい神経がおぞましいんだが。
642 :
640:2008/06/21(土) 21:09:48
>>641 自分に対してのレスでしょうか?もしかして…
中二病作品でも中二病に受ければそれで問題ないと思う
精神的に中二病って意味ではだが
文章まで中学生二年生レベルだと萎えまくるが
644 :
640:2008/06/21(土) 21:24:54
本当に単なる中二病かそうでないか
文章読めば解るはず
それさえしないでダメだと決めつける低脳の戯れ言に価値は無い
とりあえずテンプレを100回読め。
647 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 21:54:08
いるんだよな、こんな度し難い文章さらしておきながら自分は優れてるとか錯覚してるクズが。
>>640は自分の実力の無さに気付かないレベルなんだからお話にならない。
少なくとも「眼高手低」の状態ぐらいにはなってから来いよ。
「眼低手低」の能無しが意気揚々とやってきて酷評されたら逆ギレとか救いがなさ過ぎて失笑ものだろ。
能無しは自分が能無しだと認めるところから始めやがれ。
痛い目見るために
>>640の文章を出版社に持ち込みしてみろ。
鼻で笑われて大恥かくぞ。
二度と来るなって言われるよ、たわけが。
書き終わった瞬間って「やばいこれ傑作だわ。俺、天才かも」って思っちゃうもんなんだよ
よく言うだろ。一週間寝かしてから読み直せって
一週間もしたら、恥ずかしくて死にたい気分になるだろうよ
649 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 21:59:19
三人称で書いてみたら とか書かないで
三人称で書いてよぉ〜 そしたら悪いようにはし な い か ら&heart;
と書いてみたら。
650 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 22:00:01
♥
なぜ単品なのに複数形なのかっ
ここスレ読むと自分の書いた文章がうまく見えて困る。
>>647 オッサン、なんでブチ切れってんの?(笑)
653 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/21(土) 22:45:14
>>652 頭の悪い図々しい奴が嫌いだからだよ。
文章読んでて親まで頭悪そうに見えたんでげんなりしちゃったんだ。
いじめちゃってごめんね。
むかし父親に「どうしようもないクズには優しくしてやれ」って言われたの思い出したわ。
だから君には優しくしてあげる。
>頭の悪い図々しい奴
それなんて自己紹介www
>>640 これは告白の小説ですね
とりあえず小説の体はこの冒頭で定まったと、告白体をとったということでしょう
告白体の小説における冒頭部分のポイントは、
>>646にもあるとおり、これから先の主人公の告白に
つきあってみたいと、読者に思ってもらえるかどうかでしょう
その点について
>>640は一考の余地があると個人的には思います
それは、告白の内容の軽重という点で、この主人公はその時の気分を、
つまり明日になったら一変してしまうかもしれない刹那の心情を
告白しようとしているような、そんな感じが私には少しだけしました
主人公の考えていることの重みを読者に感じさせないことは、
この冒頭部分のちょっとした瑕疵かもしれません
お願いします
恭子は「ただいまー」と誰も居ない家に挨拶をしてから部屋に入った。
小さい頃から挨拶を厳しくしつけられてきた恭子の癖で、これを言わないと家に帰った気がしない。
中身のほとんど入っていない鞄をテーブルの脇に放り投げ、ハンガーに重苦しいジャケットをかけた。
この服は見た目は評判もいいのだが、実際着ると素材のせいか何故か疲労感が強くなる。
恭子は鏡の前に立って崩れた髪形を直しながら、反射した自分の姿に見蕩れた。
ああ、なんて可愛いのかしら――。
小さな胸が身体のラインを引き立てている。茶色く染めて優雅に巻いた髪。
鼻の辺りに浮いたそばかすも愛嬌がたっぷりだ。
鏡に映るぷっくりとした唇に誘われ、指を這わせようとするが鏡の指が邪魔をする。
思い通りにいかない感覚が恭子の欲情を刺激していった。
もっと自分の姿に触れたくて鏡を手でまさぐるように撫でると、恭子は鏡に唇を重ねた。
勘違いした痛いナルを描いてみたんですがどうでしょうか。
>>656 年齢によって痛さが変わるから、そこを書いたほうがいいと思った
>>657 ああ、確かに
40くらいのおばさんがやってるのを想像して吹いた
瑕疵って言葉は覚えたてのアホがよく使いたがるんだけど、そのほとんどが誤用という残念な結果に
>>655みたいな人がしゃあしゃあと人様の文章を酷評するなんて烏滸がましい
彼は見えない敵と戦ってるみたいですな。
661 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 00:00:37
すべてが見えない敵だろう。
どこの低学歴無能が偉そうに語ってるかもわかりゃしない。
いいこと思いついた。
高学歴だけが集まるスレ立てよっと♪
すべてが見えない敵だと思うのなら、自分の文章を晒さなければいいだけの話
テンプレを読めといいたい
664 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 00:28:00
>>656 656にとってナル=勘違いで痛いという図式が前提になっているのか
それともとくにナルのなかで、勘違いで痛いっていうのを書きたいのか
確認したいな。
で、後者なら、文面だけじゃなくて内容に踏み込んじゃうけど
胸の大きさとかそばかすとかって好みだから、
それ以外にもっと勘違いっぽいとこ書いたほうがいいんじゃないかな。
665 :
656:2008/06/22(日) 00:34:02
>>664 ナル自体は別に普通だと思うんです。
ただ、自分に対する周りの認識と、
自分自身が思っている自分というのが乖離しすぎていると痛いと思っています。
拙い文ではありますが、そういう痛さを描きたかったんです。
666 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 01:05:42
>>665 ここまで恭子を見る人の目線がでてこないから、その意図に対しては
656の文章は物足りないね。
別の場面書くしかないかなー。
667 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 01:23:17
>>640 とりあえずこれが冒頭だとしたら、この先この文章は、十中八九
@「いつ、どうやって失ったのか」
A「何を失ったのか」
B「喪失感がどういうものだったか」
について書く事になるだろう。
いまの冒頭の語りは@に力を注いでる。
Aについては何も分かっていない様子。
Bを語るつもりがあるのかどうかは怪しい。
もしこれが「多分」を利用するようなトリックがない小説だとしたら、
俺は丁寧に書かれたAやBを読みたい。
あるいはAやBがわかるように丁寧に書かれた@を読みたい。
640はどんな続きを書いているんだろうか?
668 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 01:45:23
669 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 03:19:26
670 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 03:51:06
屈辱を味わわさすため、昼間の会社事務所の不安定な接客テーブルでのファックを命じた
翔吾と直子だったが、潤と加菜はお互いに心からの愛情を見せ付けながら性交を始めた。
二人は恋人である前に、共に死ぬほどの恥辱を耐え切った同胞だった。
加菜に一週間の安息をプレゼントするため失神寸前の激痛を耐え切った潤。
今も状況的には苛められているのだが、その精神は愛する加菜のためにスパルタの
戦士のようにたくましく成長していた。
>>669 この小説にある、
「静かな森の中に佇む湖畔のような音が失われているこの喫茶店」
「マークレビンソンのアンプが、勃起したペニスのような力強さで微弱な音声信号を増幅し」
「九十年代のサザンはすごくいい。初秋に収穫した松茸のように」
といった表現は、文法的に踏み外しているところはないにしても、個人的に我慢ならん
>>669の小説で一番重要なのは、この女の子を知性ある女性として書けているかどうかという点で、
そこはある程度成功していると思う
それだけに、上述の表現を何とかしてほしい、といいたい
>>656 なんで年齢に関するコメントがついたか、読み返して分かった。
> 「ただいまー」
> 中身のほとんど入っていない鞄をテーブルの脇に放り投げ
は中高生らしくって大成功なのだが、
> ああ、なんて可愛いのかしら――。
って口調がおばさんっぽいんだな。なにより
「優雅に巻いた髪」 「そばかすも愛嬌がたっぷり」 「鏡に映るぷっくりとした唇」
がティーンエイジの心理っぽくない。たぶんこれ、男の考え方じゃないかな。
少女視点で描写するならば、年ごろの少女が自分の容姿のどんなところを好
みどんなところを嫌うかを研究しなければいけない。
673 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 09:56:52
>>656 これ中高生なのか。適当に書き直してみた。
恭子は鏡の前に立って崩れた髪形を直すと、そのまま鏡に映った
自分の姿に見とれはじめた。
――やっぱり私ってカワイイ…。
茶色く染めて軽く巻いた髪は私がずっと大事にしてる愛くるしい
リスのぬいぐるみみたいだ。さっきはチーちゃんが私の鼻の辺りの
そばかすを気にして、注意してくれたけど、あの子はなにもわかって
ないよ。私はわざとそのままにしてるのに。一つくらい欠点を残して
おかないと、男の子ってすぐ眼をそらしちゃうんだ。こんなの
きっかけでしかない。五時間目の英語の時間に、隣の席のリョータが
どこを見ていたか、私は知ってる。――
鏡に映るぷっくりとした唇を自分で触ってみたくなって、恭子は
指を這わせようとした。鏡の指が邪魔をする。それを何度かなぞろうと
するうちに、思い通りにいかない感覚が恭子の欲情を刺激していった。
――もっと自分の姿に触れたい。――
しばらく鏡を手でまさぐるように撫でると、鏡の冷たさが心地よかった。
恭子は思い切って鏡に唇を重ねた。
まあ↑は男の妄想だから672が言うような研究の足しにはならないな。
674 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 15:11:38
恭子は鏡の前に立って崩れた髪形を直すと、そのまま鏡に映った
自分の姿に見とれはじめた。
――あのひとの言葉、本気かしらん。
茶色く染めて軽く巻いた髪は私がずっと大事にしてる愛くるしい
リスのぬいぐるみみたいだ。さっきはチーちゃんが私の鼻の辺りの
そばかすを気にして、注意してくれたけど、あの子はなにもわかって
ないよ。私はわざとそのままにしてるのに。一つくらい欠点を残して
おかないと、男の子ってすぐ眼をそらしちゃうんだ。こんなの
きっかけでしかない。五時間目の英語の時間に、隣の席のリョータが
どこを見ていたか、私は知ってる。――
鏡に映るぷっくりとした唇を自分で触ってみたくなって、恭子は
指を這わせようとした。鏡の指が邪魔をする。それを何度かなぞろうと
するうちに、思い通りにいかない感覚が恭子の欲情を刺激していった。
――もっとあのひとに誉められたい――
しばらく鏡を手でまさぐるように撫でると、鏡の冷たさが心地よかった。
恭子は思い切って鏡に唇を重ねた。
675 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 15:20:57
さ
きんしんそーかんだいすきっこのしょくん
娘と恋に墜落しないほうほうがばかなおまいらにもわかったる
676 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 16:41:05
marrage bLue
女の子はマスターを取り換える時に その齟齬に 齟齬する。
父親と夫の意見の異なり。脳の構造を音をたてて確懺しなければならない。父親が望んだ世界。夫の望む世界。私。
だから、馬鹿なおまいの恋人が わけわからんちんになつてしまつたら それは彼女が本気になりだしたということ。だと
いいなあとおもつておるところである。うまくいつたらしょおとかったあのめそつどをかいちんするやもしりんから
きたいしないでまたないで。マア俺みたしに21年もかけないほうがイイヨ。ともあれ そんなおーるでいずなのりが
いまのよのなかにいきづいていたとはおれもばかなおまいらもてんをあおぐそして青空。
首の無い若い女性、ひょっとしたら女子高生の、それも日本人の、写真があったことは伝えておくだけで貼らない。
精液がかけられた裸のそれだった。コラにはどうしても見えない。布団が日本。
そんな時代を俺らは通り過ぎたわけだが 知らん振りして幸せ生活 を 送るかどうかはばかなおまいらに任せる。
警察そのものが その写真を通報したところでこれつぽつちも 頼りにならない組織だった数年前。何故、このくらいにまで
恢復したのか、それは謎であり、フランhシスマコヤマがゆうたとおり 歴史は終わる。
>>676 単純につまらない
奇をてらったつもりかもしれないがつまらなければゼロ
このことを肝に銘じること
678 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 17:16:13
>>677 うむ。昨日おなぬぃしたからね。俺は自慰した後の文章が受けないことを知っている。
あと、お前の不誠実にはうんざりだよ。とっととキャバクラへ行けよ、おっぱぶでもかまわないのである。
679 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 17:17:06
と、思ったが。まあわからんからな。ひょっとしたら5項ケツな存在かもしれん。その確度は超々低いがな。である。
680 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 17:18:35
お前は2005年にぶるぶる震えていなかったのかとか意地悪な質問をしない優しいぼくちゃんである。
681 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 17:31:12
お前等は
エロ画像2次萌えエロで自慰には不寛容著しいが
風俗で一発ヌクことは奨励する。この2者とも拒絶すれば 人間らしくない 人間は弱くなきゃと大合唱。
まあこれからもじつくり炙ってやるからそう思え。である。
682 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 18:29:14
めたくそにお願いします
<1/3>
朝起きると、窓の外には真っ白な景色が広がっていた。雪だ。しかもかなりの量の。僕
は寒いなあと思いながら、起きてご飯を食べて支度をすると、家を出て高校に向かった。
50センチも降ったかもしれない。空は晴れていたけど、道にはまだとけない雪が残っ
ている。僕は手を擦り温めながら、さくさく音を立てて雪の上を歩く。
しばらく歩いていると、道の端に1つの雪だるまが置いてあるのを見た。なかなか大き
く、僕の目線の辺りに頭のてっぺんがある。キャンディーの目とニンジンの鼻とマフラー
とバケツの帽子をもらっていた。両肩には先が二又に分かれた木の枝がそれぞれ刺さって
いる。丸の形もいいし、なかなかいい出来だと思って通り過ぎようとしていると、雪だる
まの顔が少し動いた気がした。気のせいかと思ってみていると、
「やあおはよう。僕は雪だるま」と声がした。
「うわっ」僕は驚いて声を挙げた。
「ごめん、驚かせたかな?大丈夫、僕は怪しい雪だるまじゃないから」
また聞こえた。悪戯か何かと思ってマフラーをどかそうとすると、雪だるまは顔を動かし
「止めておくれよ」と声を出した。確かにしゃべっている。怪しいけど、悪いやつじゃな
い気がした。僕は雪だるまに話しかける。
「びっくりした。あのねえ、雪だるまがしゃべれば普通は驚くし怪しいと思うよ。だって
雪だるまがしゃべるなんて、そりゃあ……どう考えても変だよ」
「誰でも初めはそう思うんだ。雪だるまが口を聞くなんて現実には有り得ないってね。そ
れで大抵の人は自分のほっぺたをつねってみるんだけど。君はかなり冷静な方だよ」
「そういえばそうだ。あんまり突然だったからつねるのも忘れてた」
僕は頬をつねってみる。痛いので止めた。
683 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 18:29:36
<2/3>
「君はもしかすると冷静じゃなくて鈍いのかな。自己紹介するよ。僕はユキオ。雪だるま
のユキオだ」
「失礼な雪だるまだな。僕はタカオ。人間のタカオだよ。それにしてもどうしてユキオは
しゃべれるようになったの?」
「それは難しい質問だ。つまりそれは『どうしてお前は生まれることができたのか?』と
聞かれているのと一緒だからね。そこに明確な理由を見出すことなんて出来ないよ。気付
いたらこの道にいて、気付いたら口を聞くことができた。ただそれだけさ」
「何だか回りくどい言い方するな。でも、それじゃあどうして君には名前があるの?」
「さっき思い付いた。雪だるまだからユキオ。分かりやすくて親切だろ?別に太郎でも五
郎でも何だっていいよ。僕は怪しくない上に親切な雪だるまだからね」
「ふーん。それとさ、ほっぺたをつねった僕以外の大抵の人って誰なのさ?そんなにたく
さん人が通ったの?」
「ふむ、言われてみればそうだ。僕が話し掛けるのは君が初めてだった。生まれてからも
う数時間たつけど、別に考えたこともなかったな。でもそんなのは常識じゃない?『雪だ
るまがしゃべったら大抵の人は驚く』。そんなのはどこへ行ったとしても通用しそうな常識
じゃないか。僕は怪しくない上に親切な上にとても常識的な雪だるまだからね。この姿だ
ってすごく常識的だろ?」
「へえ、まあ。しゃべる常識的な雪だるまってのもおかしい気がするけど……」
684 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 18:30:00
<3/3>
「おかしくないよ。だってその上ロッケンローラーなんだから。
そうそう、僕は君に頼みごとがあって話し掛けたんだ。聞いてくれるかい?」
「うん。まあ聞けることだったら」
「頼りにするよ。実を言うと、僕はこの場所から動けずに困っているんだ。動けないと言
うより動きたくないと言うか。ほら、さすがに胴体をずって歩くわけにもいかないだろ。
そんなことしたらどんどん身体がすり減っちゃうからね。それでお願いなんだけど、僕の
ために靴を一足もってきてほしいんだ」
「うん、いいけど。じゃあ靴があれば君は身体をすり減らさずに歩くことができるの?」
「当たり前だよ。だって君は靴をはかないで歩けば足が傷つくだろ。同じだよ、全く」
「同じかな……。
靴もってきてあげるけど、後でね。学校に行って帰ってきてから。それで平気?」
「うん、しょうがないね。寄り道はしないでなるべく早く帰ってきてくれよ」
「あー、分かった。じゃあまたね」
僕はユキオにあいさつをすると、少し早足で道を歩き出した。
685 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 18:59:06
統一
春 ?
686 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 19:01:04
道理でエロ染めに…
親父は(眞の 中国のアレかいなである
>>682 冒頭から良質な文章と巧みな描写で、トルストイの再来かと心が躍った。淡々としたなかに
投稿者の持つ独特なユーモアが感じられ、会話のうまさは村上春樹の全盛期を思わせる。
しかし雪だるまがしゃべりだしたあたりで首をかしげざるを得なくなった。SF、幻想小説として
もあまりにも陳腐な展開で、飲んでいたコーヒーをパソコンのディスプレイに噴き出して
しまった。子供向け漫画の原作ならば許容できなくもないが、それなりの年齢の読者は
この設定についていけないのではないか。主人公が頬をつねるあたりは紋切り型を通り越して
噴飯物だ。いまどき夢かどうか確かめるのに頬をつねる者がこの世に存在するだろうか。
そのまえに、雪だるまがしゃべったりしたら、子供ならまず逃げ出すのではないだろうか。
このあたりはリアリティに乏しく、子供らしい思考や行動に説得力がないように思える。
が、この投稿者からは光るものが感じられる。今後、紋切り型と独りよがりな設定や展開から
脱却できれば、そう遠くない将来、「和製トルストイ」、あるいは「ポスト村上春樹」と呼ばれる日も
近いだろう。
688 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 19:16:33
単純につまらないと言われたのは、やはし自慰頭であったのかもしれない。
単純に、頭部を切除した事件があたことを思い出したからである
お願いします。
=============
死神の肋骨を数える、そんな作業だった。
もちろん、比喩的な意味で。
必要なのは忍耐だった。僕は、この狭い、そして暗い密
室に閉じこもり、自分の心音と呼吸音だけに耳を傾け、ひ
たすらに一日が過ぎるのを待っている。
孤独な作業だ。
この部屋に入ってから、どれほどの時間が経ったのかわ
からない。僕はそろそろ自分を失い始めている。僕は自分
の個性を失い始めている。僕はただの主体になりつつある。
僕がどのような人間で、みんなからどのように評価されて
いて、どのような人生を歩んでいるのか、そういったこと
全てが僕から剥ぎ取られようとしている。
しかし、怖くはない。
自分を失うと同時に、真理に近づいているような気がす
るからだ。自分の本当の価値に気付きつつあるような予感
がするからだ。……なんて。
こんな考えに及ぶほど、この作業は孤独を強いるものだ
った。
この部屋には、僕と時間しかない。自問自答と、回想し
かない。他には何もない。
「時間を体感することが、時間を観察することであり、時
間を解体することにつながる」
あの男は僕にそう言った。
それは、死神と対話をする方法だった。死神とはつまり、
時間のことだ。
「君が死神と対話し、死神から解き放たれることができた
なら、君は私たちと同じ存在になれるだろう」
「あなたたちと同じ存在?」僕はそう訊ねた。
「その通り、私たちと同じ存在」男は言った。「すなわち、
語り手になれる」
狭い、そして暗い密室に光が射し込む。
僕は光を見る。部屋に外があることを思い出す。
そして、僕は死神の肋骨を数え終えたのだと気付く。午
前と午後の、十二対の肋骨を数え終えたのだと知る。一日
が過ぎたのだ。作業が終わったのだ。だから、部屋が開け
られたのだ。
僕は、眩しい光に目を細める。視線の先に、あの男の影
を見つける。男は手を差し伸べて、僕に言う。
「一万年後の世界へようこそ、お姫様」
>>689 この小説の主人公は暗い密室の中にいて、この密室には主人公と時間しか存在しない。
主人公は時間を体感するためにこの密室の中にいる。この密室以外の場所では、時間それ自体について
体感することは難しいだろう。時間を体感するとは、自分が刻一刻と死に近づいていることを感じることにほかならない。
というふうに読んでいって、次に、自分が死に近づく感覚から解き放たれることで語り手になれる、という部分が
わかりにくかった。そもそもこういう読み方自体が違うのかもしれない。
692 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/22(日) 22:26:28
血の気がひくほど寒い奴だ……
693 :
691:2008/06/23(月) 03:55:31
ごめんようやく気づいた 自分が読み間違ってますたorz
主人公は男性か?
男の肋骨から女がつくられたとキリストの教えにあるが、
695 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 04:16:46
死神って言い方も直接的過ぎなんじゃね
肋骨全体を時計の文字盤に置き換える発想はなかったわ、
左右対で24本あるわけだが、右の12本が午前なのか?
只今、右四本目三十六分二秒をお知らせいたします。
698 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 04:36:57
ずれてるじゃん
699 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 08:33:10
ぇつ
ろっぽんろっぽんでじゅうにほんじゃあ
ないのお??
700 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 08:34:36
くろのす。
やつぁどくりつそんざいなのかのお。せつな い。
ろっ骨だけにw
お願いします
ずしりと重たいドアを開く。
よくあるあのギイイイ・・・・・・という音とともにドアは僕を受け入れることを許した。
中はシンと静まり返りキリストやら天使やらが描かれたガラスの窓が人々により信仰心を持たせようとキラキラとうるさく光っていた。
教会。
何の気なしにここにきた。
と自分に言い訳をして最後の逃げ場所にここを選んだ。
何ものも僕を救ってはくれない。そう嘯きながら救いを求めて歩を進めた。
中央まで行くが誰もいない。
それは僕を安心させたが同時に不安にさせた。
不法侵入になるのだろうか。いや鍵は開いていた。しかし神父すらいないとはどういうことか。
歩を進める。
不安が大きくなる。心臓が脈打つ。冷や汗が流れる。自分の弱さに自己嫌悪する。
歩を進める。
目の前には少しの段差のある壇。その上にそこで神父が話をするんだと思われる机がおいてある。
ここから人を見下しながら神のお告げという自分の人生論を語るんだろうか。
そんな皮肉めいたことを考えながら段差をあがり壇上に
「えいっ!!」
え。な。足が。まずい。こける。目の前には机が。ぶつかる。まずい。死ぬ。いやだ。
"がし"
ぶつかる一瞬前に止まる。汗の滴が机にたれる。危うく死ぬところだった。
両肩を支えられている。
おそらく足を引っ掛けたやつだ。
お前のせいで。
僕は両肩に回されている腕を軽く振り払い怒気を含んだ顔で振り向いたがそれはすぐに呆けた顔に変わった。
「ひっかかった」
そこには悪戯な笑顔を浮かべる天使のような少女がいた。
すげー素人質問で申し訳ないんだけど
このスレの作品の殆どを占める
語り型の小説って
練習にならなくね
語り型の小説って?
一人称の文体、って表現でいいのかな 知らんが
すげー素人質問で申し訳ないんだけど
このスレの作品の殆どを占める
三人称の文体って練習にならなくね?
これ入れ替え可能なんだよね。
なぜそう思うに到ったのか、道筋を分からせるようには書いてないのに、
読み手に結論は同調してほしいって怠慢な書き方。
読者置いてけぼりなオナニー文章。
小説も小論文も第三者に読ませるものだから、筋道は大切だよ。
一人称厨の逆鱗に触れちゃったね。
せっかくだから、もう少し触れてみるといいよ。
708 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 18:10:41
>>687 小躍りしながら脱糞した。
もうね、恐れ多くて冗談にもなりませんわ!
でもね、冗談でもとってもうれしいですわ! 人間だものbyミツ○オ
ディスプレイ汚してすいませんでした。ありがとう
確かに一人称は練習にならないね。
一人称は練習にならないというか、ようは距離の問題。
書いてる自分と主人公の「自分」との距離。
三人称も同じで、うまく距離がとれないと、
他人には理解できない、たんなる自分語りになってということ。
そのあたりがうまくできれば、人称は何でも良いと思う。
712 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 18:53:44
一人称はクソ。まったく練習にならない。
一人称がクソだとは思わないよ。
714 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 19:02:03
必死でクソをこねってる奴に見こみはない。
両方書けるに越したことはない
716 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 19:28:45
クソだけこねらせようと必死な奴ってこんなに嫌われてたんだね・・・
まぁ、一人称はくだけた口語も可能だし、どこを描写するかしないかも融通利くしな。
書くのは楽だけど、比較的やりたい放題していい分、指摘がしづらい。
>>706 入れ替えれてないだろ
一人称のほうが明らかに多いし
>>718 どっちが多いかなんてどうでもいいよ僕ちゃん
720 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 19:55:48
さあ、クソをこねる練習を再開しようか。
痛々しい。
討論はよそでやれ
ここは酷評スレだ
どちらが優れてる、とは言うべきではないけど
映像屋も目指してるならまず三人称書けないと話にならん
724 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 20:03:57
>>722 視点が混在しているから、統一したほうがスマートだよ。
>>702 ノベルゲームかぶれという印象。
文章の一つ一つにある情報が乏しく、かつテンポが悪いので何をやっているやら。
>中はシンと静まり返りキリストやら天使やらが描かれたガラスの窓が人々により信仰心を持たせようとキラキラとうるさく光っていた。
静まり返り、とうるさく光ってというのを対比させたいのか、させたくないのか分からんが、文章のとっちらかりっぷりが凄い。
助詞助動詞の使い方がフリーダム過ぎるぜベイビー。
>それは僕を安心させたが同時に不安にさせた。
安心と不安を並列させんでくれ。どんな心境だよ、これ。
安心→不安のように流れがあるとか、安心の片隅に不安があるというならともかく。
>不法侵入になるのだろうか。いや鍵は開いていた。
鍵が開いていればイコール不法侵入にならないのか、俺には分からない。
>自分の弱さに自己嫌悪する
よっ山田悠介!
>そんな皮肉めいたことを考えながら段差をあがり壇上に
>「えいっ!!」
えーと、すげー。ラノベ的っつーかサウンドノベル的表現だね。何がどうなってるのか読みかえさにゃわからん。
何気に一番気になったのは冒頭の
>ずしりと重たいドアを開く。
『ずしりと重たいドア』といおうとしているのは分かるが、言葉のリズム的には「ずしりと『重たいドアを開く』」なんじゃないかね。
言葉の流れがどうにもこうにも不自然で、変な汗かいちゃったよ
726 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 20:13:16
映像屋って何?どっから出てきたの?
一人称禁止にするか
728 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 20:55:19
あほか
一人称禁止に賛成。実際、低レベルすぎるからな。
三人称で書いてもたんなる自分語りになったら意味ないと思うけど。
おねがいしまーす
玄関を開けるとエントランスが現れ、左右かららせん状の階段が二階へと
続いている。
天井からは自身の光に照らされた、技巧と細工を凝らしたシャンデリアが
ぶら下がっていた。
いつも綺麗に掃除してある豪華なトレメイン家の屋敷。
そしてシンディはこの屋敷で暮らす令嬢だ。いや、令嬢だったが正しいの
かもしれない。そう思ってシンディは一人で苦笑する。
確かに今も名目上はこの屋敷のお嬢様だけど、実際は全然違う。豚のよう
な継母がきてから生活は一変してしまった。
「シンディ、何処へ行っていたの?」
豚のように醜く太り、顔をしかめた継母が階段の上からシンディを睨み付
けていた。
ああ、考えた途端に現れるなんて。二度と考えなければ継母と会うことも
なくなるかしら。
「聞いてるの? シンディ!」
階段を降りながら継母が怒鳴る。肉のたるんだ顔から発せられる唾がここ
まで飛んできそうだ。
「ええ、聞いてますよ。お義母様」
「あなたね! ちゃんと豆を剥いておくように言ったでしょう? まだ終
わっていないじゃない。何をしていたの!」
継母の言葉は、問いかけると言うよりは詰問。詰問というよりは怒鳴りつ
けると言う言葉がしっくりくる。
「すみません。お義姉さまに頼まれて外の掃除をしていましたので、今すぐ
にそちらも」
「言い訳するんじゃないよ!」
シンディの言葉を、継母の喉を締め付けるような甲高い声がさえぎった。
こう言われてしまってはシンディとしては謝るしかない。下手に言い訳を
しようものならば火に油。倍になった文句がシンディを襲うことになるのは、
今までの経験で知っていた。面従腹背。従う不利をしておくに限るのだ。
「すみません」
「判ったらさっさとやりな」
継母はふんっと鼻から息を吐き出すと、牛のような歩みで外へ出て行った。
大方隣の屋敷へ無駄話をしにいくのだろう。
彼女が帰るまでに終わらせないとひどい目に合うのは自分だ。
シンディは一旦外に出て井戸から水を汲んで桶に入れた。
木枯らしが身体に吹き付けて服の隙間から入ってくる。
もう冬か……。
733 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 21:06:30
クソはこねってもクソ。
734 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 21:55:53
おまいら
二人称の小説にでも挑戦したらどないだる
735 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 22:08:01
えーっと予想されるこたえは
「二人称で小説ができるわけねーだろw」みたいなことだが…それはそれでいい。
問題は…ならば三人称もできるわけねえし。となると、一人称しかねえんだが。
だが神視点はやめろやめろと連呼すさまじかったのは三人称攻撃だろ。
俺は別にいいじゃんどっちでもと考えていたから抗ったが…
ええと。基本に還ると 小田実へんへいは 無神論の立場に根拠して
神視点をやめろとおっしゃっておった。だがその彼も亡くなる時には
宗教にすがったと 少なくとも報道されている。その報道が嘘かまで
疑ったらこらたいへんころころである。
二人称であるおまいら乃至なんでもいいが それの小説が不成立ならばそもそも
三人称はありえねえな。おまいらのことがわからなくて何故第三者のことが
わかるか。「行動を書くだけなだば」いいんじゃねえの。「こいつはこう思った」
みたいに内面まで描くと僭越かもなー。内面まで描き出したら(複数人 うそっぱち
承知でてけとーに書いてるってことよ。それか、
二人称でも書ける香具師である。
736 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 22:15:00
こりゃあれだわ
本多へんへいが演繹法と帰納法を逆に世間に流布しちまったのと同じことが
おこりうる。
演繹法がいきあたりばったりで
帰納法がゴールを決めてるってことだで。へんへい逆におっさってたからなあである。
737 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 22:20:29
乃至
演繹法ってのは シナリオ通りの生き方
帰納法ってのは 何かに帰り納めるんやねえ…。
と、なると、前者は、誰かの生きたとおりをなぞる ともとらえうる。
後者は、「本来の自分の生きる道に」帰り、真の人生を納める。
なぜそう俺が捉えるかというと、数学用語で帰納的背理法があるからなのよな。
帰納的背理法は、本来の使い道は「新たな法則をみつけるために」行われる。
738 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 22:25:01
お前ら
これに基地外云々抜かすのは
数学界への朝鮮とみなす。いいや。どうせIMEアホやから。
で あ る
739 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 22:27:04
ちょっとまてよ。興がのったから
縛りを解いて wikiってくるわ。記憶違いがありそうな。
理系数学のおもひでがほぼ壊滅状態だからである。
740 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 22:32:22
数学的帰納法(すうがくてききのうほう、mathematical induction)は、有限回の議論で可算無限個の対象に対する命題を証明するための数学の論法である。
次のような手順で自然数全体に関する命題 P(n) (n∈N) が真であることを証明する論法である。
P(0) は真である。
任意の自然数 k に対し,P(k) が真であれば,P(k+1) も真である。
よって任意の自然数 n について P(n) は真である。
イメージとしては、2 により次々と次の命題の正しさが伝播されていくことになる。
つまり、1 によりまず P(0) は正しく、P(0) と 2 により P(1) は正しく、P(1) と 2 により P(2) は正しく、
以下これが果てしなく続いていく。このことによって任意の自然数 n について P(n) が正しいことが保証される。
なお、数学的「帰納法」という名前がつけられているが、数学的帰納法の解法プロセス自体は帰納法ではなく演繹法である。
先に述べた、「2 により次々と次の命題の正しさが伝播されてい」った結果証明されていく様子が帰納のように見えるためつけられたにすぎない。
741 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 22:34:31
ほらな。やっぱ齟齬があんねん。つか、誰かが朝鮮しとるわ数学界に。
つかこれは、偶然必然の格闘ここにもってやつやね。自由意志とか。
運命論と関わる。演繹と帰納、どっちが運命的だと思うかね?である。
この独り言を小説に活かせないところが問題点なんだろうなあ。
あるいは限界点なのかも。
743 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 22:39:04
理解の素地のない香具師はすっこんでろ。邪魔だ、はっきり書く。
744 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 22:40:17
759 今書き楽 ◆6XdTbx4o0E sage 2008/06/23(月) 18:10:30 ID:zij05/7Z
人の官能小説で使える部分はコピーして
アレンジして、埋め込んでるよ^^
そのままではないから盗用ではない^^
745 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 22:40:32
28 今書き楽 ◆6XdTbx4o0E 2008/06/07(土) 17:23:27 ID:cqa/KE4q
さっき書いた辺少しだけ貼るね^^
違う意味で只者でない 直子と悠子じゃ^^
車が走りだすとすぐ翔吾の右手が直子の左手首を?み、自分のズボンの上に導いた。
ズボンの下には硬くなったペニスがあった。手を重ね、上から押し付けたあと手を離し、翔吾は直子の反応を待った。
直子はあくまでも静かにぐっと親指、ひとさし指、中指の三本に力を込め、ペニスの根元をズボン越に握った。
それは快感を与えるためではない、暴力的な握り締めだった。翔吾の顔が歪んだ。
握りが離され、すっと左手が翔吾の顔に近づき、はっと思うと素早く動いた。
翔吾は、額に小さな痛みを感じた。髪の毛が一本だけ引き抜かれたのだ。
今度は翔吾が感心する番だった。
(この女只者じゃないかもな)
一方、後列シートの奥では、頼みもしないのに悠子が左手を雅美の股間の膨らみに乗せていた。
雅美もまた、この女只者じゃないと感心していた。
こちらの問題ではなくてそちらの問題なのだよ。
気づかない振りをしているのか気づいているのにどうすることも出来ないのか。
747 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 22:41:40
理解の素地のない香具師ってことだろ。
749 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 22:43:57
まあお前にレスポンシビリティ(応答責任
など無いから、答えられないし、答えなくて構わん。
750 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 22:44:51
>>741 要はね、数学とか運命論のレベルの話じゃないんですよ。コンテクストを読み解く力。これですよ。瞬間瞬間がパズルのピースだと考えれば宜しい。完成形を誰よりも強くイメージできるものが゛ゲーム゛に勝つんですよ。
独り言なんだからどうでもいいだろうにな。
一番の問題は結論がないことなんだな。
何が言いたいのか簡略に言うことが出来ない。
落ちが弱い。
もうお願いだから止めてください。
落ちをつけられない奴には小説は書けない。
755 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 23:11:43
俺の女との思い出で まだ書いてないことがある。
756 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 23:13:13
なんつうのかねえ
あだいたづらですのお である。
757 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 23:51:08
アウフヘーベン、という言葉がある。止揚、と訳す。哲学用語である。
どういうことだ?と、中学当時の俺は思った。該当する経験が実仮いずれの知識からも見当づけられなかったからである。
それは、今だとなんとなくわかる。「他人の理解を超えてはならないよーに」能力研鑚をおさえませうということである。
超人思想の生まれた独逸の言葉なところが、にくいというかそうでしょうというか。
「いきすぎた〜」
ピカイチが言うと、説得力あんねんな。である。ナルコプレシー多幸症とも近類だろーねー。である。
いい加減スレ違いだってことに気付け
759 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 23:56:45
うわー
きれたおっさんがおる〜
760 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 23:57:37
まことにもって
ばーちゃるでよかったーである。
761 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/23(月) 23:59:47
>>758 なんつーの。厳しいこと言えば、ひょっとしておまいらの定型的小説とかが
おまいらの好きな罵倒句小説なのじゃないのかねえ。お前がそれほど怒るということは。
あんたの書いた小説読ませてくれ。
763 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 00:07:20
ふむふむ。色々あるが…どんなのがお好みだね。きいておくのである。ただ、長いのはあかんで。
このスレで長文はあかんからな。
>>763 あんたの一番の自信作を読ませて。
長かったらテキストファイルでアップローダーにアップして。
765 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 00:32:59
296 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2006/04/09(日) 01:43:52
321 :(-_-)さん :2006/05/05(金) 17:26:49 ID:0g4bL6Dx0
ひきこもりひきこもりっておめーらうるせーよ!!!!
おめーらだって地球にひきこもりじゃねーか!!!!
時に西暦二千六年五月十六日。国際連合は、金星移民計画を発表した。
幼年期の終わりが、世界に齎されたのである。
766 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 00:36:56
好きな話、はちゃうのである。
768 :
とけい ◆/k8c5aM.Jw :2008/06/24(火) 01:06:01
午後3時半をまわり、第2体育館からバスケ部の「ダムダム」が響き始めた。
この「ダムダム」は、体育館に隣接した旧校舎にも響く。
なので、そこに部室を置く新聞部員も、今日も日が暮れるまで「ダムダム」と付き合うことになる。
音がやたら響くのは、部員3名に本来教室だった空間は広すぎるせいもあるだろう。
3名といっても、1年の神岡は取材専門のため部室にはあまりいないので、
実際に「ダムダム」に疲弊しているのは部長の猪名川だけかもしれない。
2年の押田がいつものように取材と称してバスケ部の友達とだべっていることもあって、
猪名川は左まぶたを痙攣させていた。
それでも本日のカレンダーには、今週号の紙面編集の締切が記しつられている。
猪名川は記事の執筆と紙面構成を一手に担当している。
テキストを書くのも骨が折れるし、配分の割り当てや、トップ記事の選択にも気を使う。このあたりは、
何か特別大きなニュースがあればすんなりいくもので、そして今回はとびきりのそれがあった。
だが、なのに猪名川は、編集中の紙面をゆがんだ目で眺め、微動だにしなかった
体育館から響いてくる「ダムダム」と押田の笑い声のミックスが、広い部室にいつもより鮮明に響いた。
戻ってきた神岡が静寂を破る。
猪名川が最近何を思っているか察していた神岡は、猪名川の様子を見るなり、こう言った。
「冷静になってください。その記事をトップにしなかったら全校から睨まれます」
続く
以上です お願いします
769 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 01:13:17
「星のかけら、あげよっか。」
「え、いらなーい。」
「ガーン」
「地球のかけらだよ、って石ころくれるんでしょ。知ってるもーん」
「ガーン」
「…前くれたの、まだ持ってるよ。」
※オリジナル紛失のため バージョン4でおおくりすまする
>だが、なのに猪名川は、編集中の紙面をゆがんだ目で眺め、微動だにしなかった
「だが」と「なのに」で意味が重複してる。
意図的にやっているとしてもこの文はおかしい。
スレチな議論ばっかやっててスレの趣旨シカトwww
空気読めない奴らなんだな。かわいそす
>>772 視点が混在しているから、統一したほうがスマートだよ。
774 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 06:51:38
28 今書き楽 ◆6XdTbx4o0E 2008/06/07(土) 17:23:27 ID:cqa/KE4q
さっき書いた辺少しだけ貼るね^^
違う意味で只者でない 直子と悠子じゃ^^
車が走りだすとすぐ翔吾の右手が直子の左手首を?み、自分のズボンの上に導いた。
ズボンの下には硬くなったペニスがあった。手を重ね、上から押し付けたあと手を離し、翔吾は直子の反応を待った。
直子はあくまでも静かにぐっと親指、ひとさし指、中指の三本に力を込め、ペニスの根元をズボン越に握った。
それは快感を与えるためではない、暴力的な握り締めだった。翔吾の顔が歪んだ。
握りが離され、すっと左手が翔吾の顔に近づき、はっと思うと素早く動いた。
翔吾は、額に小さな痛みを感じた。髪の毛が一本だけ引き抜かれたのだ。
今度は翔吾が感心する番だった。
(この女只者じゃないかもな)
一方、後列シートの奥では、頼みもしないのに悠子が左手を雅美の股間の膨らみに乗せていた。
雅美もまた、この女只者じゃないと感心していた。
759 今書き楽 ◆6XdTbx4o0E sage 2008/06/23(月) 18:10:30 ID:zij05/7Z
人の官能小説で使える部分はコピーして
アレンジして、埋め込んでるよ^^
そのままではないから盗用ではない^^
775 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 07:39:42
?
>>731 学芸会の素人芝居を見ているような印象。
視点はシンディにあるのに、まったく感情が伝わってこない。
そこが一番の問題。
シンディは普通に表から戻ってくるが、冬が近いのなら、すでに寒がっているのでは?
そもそも、庭の掃除はつらかったのだろうか?
つらかったのなら、手がひりひりしてたり、腰が痛くてしかるべきだし、
早く豆剥きをしなきゃ、と考えていたのなら、息せき切って急いで戻ってくるだろう。
叔母の顔を見るなり、すいませんと頭を下げるかもしれない。
彼女はずいぶん淡々と受け答えしているが、本当に叔母を恐れているのだろうか?
誇り高いのがシンディのキャラと言ってしまえばそれまでだが、
実際に折檻を受けるのだから、怒られる怒られないのラインくらいはすばやく計算するだろう。
そういう、シンディから見た距離感に乏しいため、舞台も叔母も孤立している。
読者が世界に入っていけなくなっている。
作者自身が、叔母を怖いと思っていない。
つらそうな状況を作っただけで、シンディの立場に立って考えようとしていない。
その安心感がそのままシンディに出、彼女を大根役者にしてしまっている。
777 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 14:01:44
一番がお好きなようで
>>768 「ダムダム」という言葉の響きと、名詞としての扱いはなかなかいい。
ただ、6回も繰り返したらくどいし、繰り返すだけの必然性も効果も薄い。
この場面は新聞部の部室が主体のようだが、なぜその場面から始まらないのか。
机に向かってうんうんうなる猪名川、同室の神岡。外からはダムダムの音。
バスケ部が練習を始めたということは、もう三時半か……神田はまた遊びに行ってるのか……
そういうことを二人のやり取りで説明した方がよほどスマートなのだが。
なぜ従であるところの第二体育館から始まる?
先の展開において(想定しているとして)特別な意味を持つのでなければ
このような始まり、旧校舎との位置関係の説明などはまったく不要。
猪名川がトップ記事で悩んでいる、というからには、その記事を先に読者に見せることが必要だろう。
中身がわかりもしないのに、いきなりふたりのやり取りを見せられても、読者は置いてけぼりをくらうだけ。
それと、
>戻ってきた神岡が静寂を破る。
「ダムダム」があるから静寂はおかしい。
>>770 >>771 >>778 ありがとうございます
表現のおかしさはがんばるのみです
トップ記事が何なのか読み手が気になる構成、
を目指したんですが読み返すと全然でした。
お世話になります
>>640 鳥肌立っちゃいました。サブイボっていうか。
お願いします。
=============
佐奈川中学校の体育教師、米田ツトムは女子生徒の服
を脱がすのが特技だった。
ある日は一人を脱がし、別の日にはクラス全員を脱が
した。米田ツトムがある一言を声に出すだけで、女子生
徒たちは自ら服を脱いでしまうのである。だから、男子
生徒たちは米田ツトムを神と崇め、その声を大魔法と讃
えた。
夏の、プールの授業が終わったとき。
大魔法が炸裂した。
「この学校には二種類の制服がある。女子にしか見えな
い制服と、男子にしか見えない制服だ」米田ツトムは言
った。
そして、女子生徒たちが更衣室から出てくる。もちろ
ん、全裸である。
しかし、彼女たちは自身が全裸であることに気付かな
い。代わりに、男子生徒たちの姿を見て、「きゃっ」と
顔を赤らめて恥ずかしがった。全裸で。
これが大魔法の力であった。
佐奈川中学校に一組の男女がいた。相思相愛の恋人同
士、大寺ジュンイチと夏山ミコである。この二人が互い
の制服を入れ換え、男裝女装で米田ツトムに挑むところ
から、この物語ははじまる。
青空に入道雲が膨らみだしたあの日、その戦いは幕を
開けた。
前半は脱がすなのに、後半は透明。その大魔法とやらが二種類あって使い分けできるのか、
作者の中に混乱があるだけなのか判然としない。
あと同性にしか見えない服を男女で交換したら、本人にとっては全裸で過ごすのと変わりない。
そこまで仕組みが分かっているなら、制服着ること自体を拒否すると思うが。
・・・正直、こ〜ゆ〜所じゃ本気の文章って書け無くないか?
実際、自信ある小説の文章を一部でも公開で出来ないっしょ?
784 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/24(火) 23:16:59
本気を出してもまともな文章は書けないけど虚栄心だけは人一倍まで読んだ。
お願いします。
私が芽衣に初めてであったのは、もうずっと小さい頃
の事だった。
その頃、私はどこかの施設の様な所で暮らしていた。
いつからそこに居たのかはわからない。少なくとも
物心ついた頃にはもう、私はそこにいた。
芽衣がこの場所に来たのは五歳になったある晴れた
日のことだった。私は、施設の中にあるジャングルジム
の上でぼうっと空を見上げていた。
空は雲一つなく、そのまま見上げているとまるで落ちていくかの
様な錯覚を覚えた。でも、幼い私はその落ちていくような感覚が心地
よくて、毎日の様にジャングルの上で空を見上げていた。
ある日の午後、その時も私はいつもの様にジャングルジムで
空を見ていた。そして、ふと視線を地面へと向けた時、そこに
いたのだ。芽衣はジャングルジムのすぐ下で、じっと私の事を
見つめていた。恐ろしく綺麗な顔立ちをしていたのに、何故か
可愛げを感じなかった。その時の芽衣にはまるで感情というものが
一切感じられないように思えた。それが、私と芽衣の最初の出逢いだった。
786 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/25(水) 00:35:23
>>785 ▽一行目「出会う(出逢う?)」を漢字にしないと読みにくいよ。
▽「もうずっと小さい頃」っていうのは、そこまでいい書き方じゃない気がする。
▽「そこ」とか「この場所」とか、指示語が錯綜してるのはミスに見える。
▽意地悪く言うと、「五歳になった」っていうのの主語が「私」なのか「芽衣」なのか
解りにくい。
▽6〜12行目で「毎日」のことと「ある日」のこととが錯綜してて読みにくい。
空に雲がない状態じゃないと、落ちていくかのような錯覚は起きないようにも読め、
といって毎日空が雲ひとつないなんていうことはありえないっていう常識(?)もあり、
下手をすれば格好つけているだけに見える。
▽「感情というものが一切感じられないように思えた。」は助詞がおかしい気がする。
「芽衣にはまるで感情というものが一切ないように(私には)思えた」か、
「芽衣はまるで感情というものを一切感じられないように(私には)思えた」
のほうが、文法的にはよいとおもう。
最近文章を書くようになった素人です、よろしくお願いします
彼女がステージに昇った瞬間、会場が静まり返った。
先ほどまで渦巻いていた熱気は何処かへと消え失せ、不自然な静寂だけが行き場もなく漂っている。
どう見てもステージに似つかない風貌、スター性の欠片も見つけ出せないその雰囲気。
明らかに場違いとしか言えないその「異質な存在」に、
僕を含め会場にいる人々はただ戸惑うことしか出来なかった。
「初めましてみなさんこんにちは、2年7組の朝比奈楓です」
そんなことも気に留めず自己紹介する彼女、もちろん誰も反応することもなく、
静寂はより深みを増し重圧へと変わっていった。
「今日は曲を作ってきました、聞いてください、“セピア色の夕暮”」
そう短く言い、彼女はピアノを弾きながら歌い出す。
そしてその瞬間、会場の空気が一瞬にして塗り替わった。
―――揺れる、煌く、瞬く
それはまるで星屑のように綺麗な旋律だった。
彼女の奏でるメロディーの一つ一つ、口ずさむ歌の一つ一つが僕の心を射抜いていく。
普段はいつも一人つまらなそうに教室の外を眺めている彼女。
その彼女が作り上げる音の楼閣はそんな普段の姿からは想像できないほど美しかった。
演奏が終わるや否や会場には拍手の嵐が吹き荒れた。
そして僕はといえば拍手をすることさえも忘れて、
ステージを降りる彼女の後ろ姿をただただ目で追っていた。
遅レスですが
>>725 改めて読み返してみたらいろいろひどいですね
自然な言葉の流れを書けるようにがんばります
謙虚だのぉ
>>640(=厨二病、しかも不治)も見習うよーにw
790 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/25(水) 01:10:54
>>787 「どう見てもステージに似つかない風貌、
スター性の欠片も見つけ出せないその雰囲気」
って、言ってることはわかるけど、読んでるほうには風貌や雰囲気が
それ以上わからないから、物足りないって思う。
「僕を含め会場にいる人々はただ戸惑うことしか出来なかった。 」
って、戸惑ったらやっぱり会場はざわざわするんじゃないのかなー。
あまりここには詳しく書いてないけど、これ学校の行事かなにかの
ステージだよね。会場に居る人同士が知り合いだろうからなおさら。
まあ、静かなほうがこのあとの場面の雰囲気がでるのだろうけど、
個人的には読んでてしっくりこない。
メロディや歌を一つ一つっていうふうに数えるのも、誉められたものじゃない。
出来事を慣用的な表現でコマ割りしていく
(瞬間、とか一瞬で、とか、や否や、とか、つい使っちゃう)書き方をみてると、
音楽をどう言葉で書くか、なんていうことにはあんまり興味を
持ってこなかったのだろうな、とは察される。
多分俺が気にしたことと、787がこの文章書くときに気にしてたこととは違ってる。
今回この文章で、最初から僕と彼女についての話しか書くつもりがないなら、
これで読むに耐えとは思うよ。
>>640は馬鹿のくせに自尊心だけは高いという最低のクズの例だからなw
ほんとあんなのが図々しく生きてるってのがおぞましいよ
>>785 批評とは全然関係ないんだけど、芽衣って名前がかわいいw
今はこんな名前の子が多いのかな
1/2
酷評お願いします。
ショートショートです。
以下のブログに載せていますが、本人です。念のため。
http://makinovel.blog95.fc2.com/ 題: 麻縄
男は、彼女に夢中だった。
部屋の壁には、彼女のポスターや写真が一面に貼り付けてあった。
言葉を交わしたことすらないが、TVをつければいつも彼女を見ることが出来る。
彼女は人気女子アナだった。
液晶画面の中で殺人事件のあらましを喋る彼女は、神々しいまでに美しかった。
「被害者の首に巻きついていた麻縄は・・・」
そう語る彼女の言葉に、極度の興奮が押し寄せる。
男は決意した。
今日こそ、常軌を逸したこの欲望を満たそうと。
2/2
男は、ホームセンターで麻縄を手に取った。
レジに持って行くまで気取られるよう、そっと周りを伺いながら歩く。
今からこの縄で荷物をまとめるのだと自分に言い聞かせ、何食わぬ顔を心がけた。
誰も気にしていないと知りつつも、粟立つ肌さえ気になった。
無事にレジを通過した。
ビニール袋を下げて家路を辿るときになって、ようやく男は安堵感に包まれた。
道具は手に入れた。
これで思いを遂げることができる。
男は今夜、決行することに決めた。
深夜、男は首に麻縄を巻き付けた。
さらに全身へとその先をのばし、六角形を作っていく。
自らの体を亀甲縛りにした男は、部屋中に貼ってあるポスターに向かって叫んだ。
「ああ! 恥ずかしい姿の僕をもっと見て!」
796 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/25(水) 20:28:17
>>796 批評ありがとうございます。
ネタ重視だったので、文体はなるべく簡素にしたのですが、もっと
工夫した方がやっぱりよいでしょうか。
オチはどうですか?
798 :
787:2008/06/25(水) 22:28:02
>>790 批評ありがとうございます
言われたことを加味して改めて自分の文を読んでみると、
確かに直すべきところは多そうです、技術的にもあまりに未熟だと痛感しました
これからも日々精進していきたいと思います、ありがとうございました
>>792 ん?どうしたの
>>640君
あんなアホ丸出しの文章さらしてまだこそこそ貼りついてんの?
みっともないよ
800 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/25(水) 23:13:41
KY
801 :
640:2008/06/25(水) 23:18:10
何でこんなに粘着されてるんだろ
ちなみに
>>792は俺じゃない
802 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/25(水) 23:24:10
彼は見えない敵と戦っているんだよw
803 :
796:2008/06/25(水) 23:45:10
>>797 「オチ」っていうのは、
男が荒縄買ったのは、女子アナを絞殺したいからだと読者に思わせておいて
実は違っていた、というのを狙っていたってことかな?
文章自体が短かかったせいか、それともこのスレだと
最初からエロオンリーの文章みかけることもあるからか、
掲示板だったから後ろから読んじゃったのか……
796を書いていたときは、とにかくそういう「オチ」をまったく感じてなくて、
ただM男のことを書きたいのだと思って読んでました。
SSとして考えるなら、簡素だからこそ、もっと文章練ることも出来そうですね。
私なら、「男」っていう主語を省略しないようにして、
「美しかった」「興奮が押寄せる」「これで思いを遂げることが出来る」
なんていう、三人称っぽくないところ(「美しい」は三人称だけど、
三人称の語りであまり大仰な形容すると、「男」の主観がにじみ出てる
みたいに読める)を、「〜と男は思った」みたいな書き方に変えます。
そのほうが端整な感じがして好きだから。(これまったくの個人的な感性)
あとは、最後の二行の順番を入れ替えますね。
「ああ! 恥ずかしい姿の僕をもっと見て!」
男は、自らの体を亀甲縛りにして、
部屋中に貼ってある女子アナのポスターや写真に向かって叫んでいた。
これだと原理的には、「僕」って単語を読むまで、縛られているのは
女子アナに読めて、「自らの体を亀甲縛りにして」まで読んだところで、
「アッ」っとオチが見える(はず)。
入れ替え前だと、「ああ! 恥ずかしい姿の僕をもっと見て!」って
最後の一文が、オチの後に余計に男の願望を書いていて、
オチそのものより、この男の願望が読者の印象に残ってしまう(気がする)。
よろしくお願いします。
「御伽」
しきりに、彼女の音が響いている。
「……ひっ、うっ、うぅぅ」
どんなに嘆いても現状は変わらないだろうに、
刻々と過ぎていく時間に抗えず、遂には諦めてしまった。
その末路。
「で、どうするんですか?」
意味がないであろう、その言葉を投げかける。
そもそも私が言ったこのどうするとはなにを指しているのか。
どうしようもないからこそ彼女はこうなっているというのに。
「泣いていても始まりませんよ?」
酷だ。
「だってぇ……。ひっ……、うぅぅぅ。」
「あなたはいいましたよね?絶対にやってみせると。」
「えぇ……言ったわ。でも。」
「でも?」
それ以上の言葉は出てこない。あるのは嗚咽のみ。
「私は、これでも信じていたんですよ。あなたならきっとやってくれると。」
その言葉を言った直後、彼女の声がぴたりとやんだ。勘のいい子だ。
「信じて……いたんですよ。でも、もうお終いみたいですね。」
「いや……。」
「残念です。」
御伽 2/2
ダッ、タッタッタ。バンバンバンバン。
彼女がいきなり走り出したかと思うと。鉄の壁が音を立てる。
と共に悲鳴があたり一面に響きあがる。
「いやぁぁぁぁぁぁあ、出して……。出してえぇぇぇぇ。」
「本当に残念です。」
いつの日か忘れたが、私の教官の言った言葉。
お前は被験者に対して期待を持たせすぎだ、と。
確かにそのようだ。私のように'言葉遊び’などしなければ、
こちらも、あちらも甘えがなくなる。このような悲鳴も聞かなくてすむ。
だが、私はなにか欠落しているのだろう。
楽しんでいるのか、この状態になると妙な戦慄を覚えるのだ。
なにか大事なことを忘れているような。そんな考えにも囚われる。
そんこうしている内に、事は済んでいた。
いつもと変わらない風景とともに、いつもの変わらない、
「Game Overです。」
そう告げて静かなその部屋を去った。
>>804-805 無情な言葉を投げつけてるどころか
その相手がすでに閉じ込めてること、が中盤でわかり
そしてこれまでは今現在と逆に期待を持たすような喋り方をしていたのが終盤でわかるなど
主人公(語り手)の腐りきった感じがとても伝わってきました。
文章とか表現はいろいろおかしいと思う
>>794 彼女の首に麻縄を巻きつけたと読者にミスリードさせて、実は自分自身を緊縛した、という
オチは良い。
しかし、オチへつなげるための伏線がない。男がマゾということを、読者に気づかれない
ように、前半に示す必要がある。例えば、自傷行為の跡を描写して、男の追いつめられた
感を演出しつつ、実は快楽を求めるあまりやりすぎたとかね。
>>804 最後まで読んでも、男と女が何をしているのか分からなかった。引きこもりのギネス記録
でも狙っているのか?
読者は彼女が何に挫折したのか、興味を持って読んでいるので、最後に解き明かして
ほしい。
809 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/26(木) 08:52:48
このスレって基本的にワイドショーのスタジオコメントみたいなもんだからな
相反する複数の条件を同時に満たすことは不可能だから、どっちに転ぼうが批判対象となる
酷評ごっこなんてひとりの人間がいつまでもやり続ける作業じゃないよ
そのコメントの中に何かを見つけて活かせることもあるんだよ。
それが俺がこのスレに投稿してる理由。
811 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/26(木) 20:46:53
ふーん。自分の作品にアンカーつけてみてよ。酷評してあげるから。
長編ミステリーの冒頭です。よろしくお願いします。
この物語はおれが密室トリックの謎を解明して警視総監賞をもらったときの話である。
おれは当時、二十五歳という史上最年少の若さで警視に昇進し、日々犯罪撲滅のために
靴の底をすり減らし、殺人事件の聞きこみをしていた。そんなある日、仕事をさぼって
パチンコをしていたとき、おれの携帯がけたたましい叫び声をあげた。
「もしもし」
「警視、事件発生です」
「どこでだ?」
「池袋です」
「そこは、警察庁の管轄だろ。おれは公安警察の警視だぞ」
おれは電話を切った。やれやれ、いつもこうだ。おれは公安に勤めて三十年になるベテラン
刑事なのにもかかわらず、よく身分を間違われるのだ。これはおれの身なりによるところが
大きいのだが、おれはいつも作業着でいることが多かった。これは捜査対象者の目をくらます
ためである。
二万すってから店を出た。月給二十万のおれにとってこの二万は大きい。駐車場に
向かい、パトカーに乗りこんだ。エンジンをかけたとき、無線が音を立てた。
「大崎警視かな」
聞きなれない声だった。
「そうだが」
「おまえの息子を誘拐して、密室に閉じ込めた。この謎を解明したまえ」
「誰だ、おまえは」
「怪人二十面相とでもしておこうか」
「息子はどこにいる」
「嵐の山荘の一室だ。そこは密室なのだ」
おれは無線を切った。自宅アパートに戻り、旅行鞄に着替えをつめて、指定された山荘に
向かった。
いったいこいつは何歳なんだ? 大卒キャリアで公安勤務30年なら少なくとも52歳以上だろ。
でも未だに警視。25で警視に上がって27年以上昇進しなかったのか?
月給20万? なんで? 号俸を誤魔化して話を作っても無理ありすぎだろ。
作業着を着てるから管轄外の事件で呼び出される? なんで?
あと警察無線を電話か何かと勘違いしてるだろ。あれはP2Pじゃなくてブロードキャストだ。
いきなり「大崎警視かな」 は無茶。
その後の展開も稚拙。作り話のための作り話になっている。
あと、人を密室に閉じこめること自体に解明すべき謎はない。
メチャクチャ。ハチャメチャ。人に見せるなんておこがましいレベル。
814 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 04:47:05
815 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 05:13:41
>>813 > この物語はおれが密室トリックの謎を解明して警視総監賞をもらったときの話である。
>おれは当時、二十五歳という史上最年少の若さで警視に昇進し、
とあるから25歳の時の話ってことじゃない。…って突っ込もうと思ったんだけど
> おれは電話を切った。やれやれ、いつもこうだ。おれは公安に勤めて三十年になるベテラン
>刑事なのにもかかわらず、よく身分を間違われるのだ。
その舌の根も乾かないうちにこれだから、読んでる方は訳わかんなくなるね。
更には「25歳で最年少の若さで警視に昇進」っていう設定があるけど、キャリアなら少し早い程度じゃないかと思う。まあ、その辺は詳しくないからいいけど。
一応前置きとして25歳の時の話…とは言っているけど、ここで描かれている場面は50歳超時だよね?
それで怪人20面相(笑)から連絡を受けたのもその年齢でおk?
まず、25歳時の話なのか、30年後の話をしたいのかすら分からない。
それにいきなり「嵐の山荘」で説明がつくのもおかしい。おかしいを通り越してイライラしてくる。
ミステリーじゃなくて不条理じゃないのかい?
816 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 10:58:05
あまりにつっこみを誘導するような文章だから
俺にはスレの流れ上でてきたジョークに見えるんだが…
817 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 11:34:03
いいねぇ〜、25歳で警視・50過ぎても警視・月給20万円
こいつ何やらかしたんだ?興味津々w 続きが気になる
ところで関東軍にいた甘粕大尉は、大正時代にすでに大尉になっていたような・・・
そりゃ大正時代に予備役に編入されて、その後はずっと工作関係だもの。
大杉栄殺しの全責任をおっかぶせてる以上、陸軍が甘粕を昇進させるわけには行かないさ。
ふとした文章の因果関係に価値観と視野のせまさがにじみ出てる人が多すぎる
このスレレベル低すぎる
いやむしろ、素人ってのは所詮こんなもんなのか
820 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 18:51:08
>>812 これは……読むと「イラッ!」と来る文章だな。
それを狙って書いてるんだとしたらすごいが。
>>819 スレの性質上、無理なんじゃね。作品を丸々一本うPしてるわけじゃないし。
ふらっと通りがかっての呟きなんだろうけど。
>>822 そういうことを言っているんじゃないと思うよ。
昨夜は蒸し暑く、寝苦しかったのでタオルケットを無意識に剥いでしまった。
風邪をひいた。結果、学校を休んだ。
たった二行でも、因果関係を文章に落とし込むことが出来るのだから。
視野を広げることで、タオルケットの素材にまで目が行き届いたり、価値観の多様性を認識することによって他者の立場で語れたりするんじゃない。
824 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/27(金) 20:04:05
叩きたい、荒らしたいだけの奴にマジレスしても荒れるだけだよ。
どうせそのまま放置されるか、逆ギレしてまた同じようなレス繰り返すだけ。
だな。
でも細かくそれを説明しても、ただくどいだけだし
著者の真意をこちらが読み取るという楽しさもなくなるんではないんかい?
やりすぎはよくないと思うのだよ。
まぁようするにこんな所に書くくらいなら、少しでも本を呼んで
実際にペンで紙に書くとかしたほうがいいだろうと思うのだがどうなのだ?
一般人の意見だが。
ぶっちゃけ
>>ふとした文章の因果関係に価値観と視野のせまさがにじみ出てる人が多すぎる
って文章の意味がいまいちわからんし
>>819の文章力が低いことがにじみでているわけだが。
これが
>>819の言う視野を広くした言い方なのかね?
文章に自己的表現がにじみでていて、客観的表現が足りないですむとおもうのだが。
メタ視点、抽象的なところで酷評すればいい。コメントは短ければ短い方が良い。
例:なってない。
読んで、書いて、人に見せて笑われる。
これを繰り返して、原稿用紙換算で一万枚を超えるとプロになれるそうな。
読んで、書くだけでは、自分の文章の欠点に気がつかないからねえ。
>>828 例:中二病 とか
てか、こんなコメントもらってそれをどう活かせと?
>>830 ていうか、そういうコメントしかでないようなものってことじゃないの。
つまり板の上に乗せる以前の問題というか。どの文章に対してのレスについて行ってるのか分からんが、安価したらまた別の人に見てもらえるかもよ。
>>830 >>640とか見てみ
こんなん中二病としか言いようがないだろ
実際言われて馬鹿にされまくってるけどさw
ただ
>>640は相手してもらえただけでも儲けもんだと思うよ
普通は黙殺されるレベル
それはない。
日本語になっているから、だいぶマシなレベル。
中学生が書いたような三人称に比べると、読めるだけでも大分まし
書き手側として言わせてもらうと、「文法がおかしい」とか「日本語になってない」とか「中二病」とか、
そんな抽象的な意見を言われても自分ではさっぱりわからない。
どう直したらいいかまで書いてくれとは言わないけど、せめてどの部分がおかしいか書いてもらえると助かる。
>>812 まぁこういうところで公開するモノだからなのかもだけど。
うーん、まずはじめが唐突過ぎ。
一人称なのは分かるけど、もうちょっと読み手に話に入るだけの間がほしい。
どういう背景なのかとか、場所はどことか、情景描写がゼロだと話に入りにくいのは言わずもがな。
あえて心情等をかいていないのかな?
驚くこともなくせせら笑ってどう料理してやろうって考えているのか、それとも一瞬でも驚きに襲われているのか、
そういう細かい心の動きをもっと書き込んだほうがいいと思う。
まぁトータルに言えば、書き込みがぜんぜん足りないと。
838 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 07:29:50
>>836 「中二病」っていうのは慥かに、まだ人によってどういうもの指して
言ってるのかわからないから、あんまりいい指摘じゃないと思うよ。
実際象徴主義の流れ汲んだような詩とか、古典的な作品でも
夢みたいなことや気持ちを比喩つかって書いて短く書いているから
「中二病」っぽく読めもするが、人によっては認めているはず。
それに小説のなかの一部として、夢見たいな気持ちや比喩は
大事なものとして生かすことだってできる。
ただ、「文法がおかしい」はかなり具体的な指摘だと思うぞ。
>>838 いや、だから、せめてどの行がおかしいのか指摘して欲しいってことなんだけど。
本人はそれでいいと思って書いてるから、「文法がおかしい」だけじゃさっぱりわからんのよ。
そういう日本語がまともに扱えないレベルなら辞めてよってのが本音。
はっきり言って頭の悪い人間にもの書いてほしくない。
>>836 親切丁寧に問題箇所を指摘してもらえれば楽なのは分かるが、そうでない場合は自分で
なんとかするしかない。
「文法がおかしい」とか「日本語になってない」 → 文章読本を読む
「中二病」 → 自意識過剰。読み手はそんなテーマに興味ないっす
他のスレだとググレカスと言われちゃうぞ。
まあ、中二病の方は書き手も「そっすかー」で済ませてもいいけどね。
842 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 07:54:46
もうこうなったら
>>640のどのへんが厨二病なのか徹底的にやってみるか
言い出した人の意見をまず聞いてみたい
無理無理。一人称はただの荒らしだし、
具体性や根拠を要求されると幼児なみの受け答えしかできないよ。
一人称じゃなくて一人称厨ね。
845 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 08:34:40
一人称は日本の純文学作品で頻繁に用いられてる形式
一様に否定することはできない
だいたい、おまえらが当たり前のように使っている「中二病」って言葉が誰にでも
通用すると思うな。根暗2ちゃんねらどもが。
ほらね。本人はこれでうまく話をそらしたつもりなんだよ。
中二病の話題から。笑っちゃうよね。
>あの日、僕は失ってはならないものを失ってしまった気がする。
一行目からしていきなり中臭すぎる
こんな書き出しで自分を許せる神経では駄目
まずこういう文章は恥ずかしくて晒せないという神経を身につけることからはじめないと
>>840 具体的に指摘してこそ批評だろ
いくら頭が良くても相手に伝えられなきゃ意味がない
>>846 >あの日、僕は失ってはならないものを失ってしまった気がする。
これこそ根暗能無しが書いた糞文だと思うんだけど、そのへんどう感じてるの?w
852 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 08:47:28
>>849 いやだからさ、そういうレベルの人間は相手にしたくないし、自分でまともな日本語も組み立てることもできないような馬鹿に
差し出てきて欲しくないのよ。
君のオツムでもこれでわかってもらえるかなぁ?
そうだね。結論があって根拠がないのが無能の証だね。
あくまでも本人が批評をしているつもりならね。
>>851 酷評だよ
このスレ酷評スレだから何も間違ってないな俺は
お前が自分を守りたいがために難癖つけてるだけだなどう見ても
まあ、頑張って醜態を晒してね。
>>852 >>2 > ■批評する人へ
> ・批評への参加は自由です。
> ・当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
> 投稿者が納得する形で批評してあげてください。
スレの存在意義を否定してどうする
醜態さらしてるのは
>>640だからなぁ。
彼に馬鹿っぷりを直してほしいものだよね。
しかし
>>640はいつまでこのスレに粘着してるんだ
普通恥ずかしくて二度と覗けないだろ
そういう愚鈍な神経が物書きとしてもう駄目だってことなんだけどな
859 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 08:54:15
カジノのルーレットで一人勝ちするよりずっと確率は高いwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>あの日、僕は失ってはならないものを失ってしまった気がする。
まあ、これは流石にな……。
小説を読み始めて間もない頃なら気の利いた表現に見えても仕方ないが、
ちょっと読み書きの経験を積めばまず使わなくなるフレーズだ。
こういう言い回しは既にユニット化するほどに使い古されている。
アイロニーとして使うなら分かるが、真顔でこんなこと書かれたら
読む方としては白けてしまうよ。
>>640は村上春樹好きだと思うね。
好きじゃなくても絶対何冊かは読んでる。
とりあえず
>>640はトリップ付けろよ。騙りも出て困ってんだろ?www
862 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 09:57:52
>>640 A「あの日」「僕」が、「失ってはならないもの」を「失った気がし」「た」
のか、Bそれからずっと「失った気がし」「ている」のかどうか、
C(今思えばあのときから)「失ってはならないものを失った気がし」「ていた」
のかどうか。これをどうするかだけでだいぶ意味も印象もこの先の内容もかわる。
Aならその気持ちの後のことが書けるし、Bならその気持ちを感じながらの日々を
書けるし、Cなら、時々襲ってくる正体不明の憂鬱、みたいなものが書ける。
どんな気持ちであれ、それを出来事に落とし込んで書けるのが小説の魅力の
一つだと俺は思うんだが、その観点からすると、1は残念な文章に見える。
あと、多分「中二病」っていう形容がされるのは、言葉遣いの次元で
格好をつけてるというだけじゃない。
「気がする」とか「正確に記述することがたとえ不可能だとしても」
というあたり、内容においても、未熟さ、幼さなんていうものを含んでいる。
ビルドゥングスロマン、なんて言葉に象徴されるように、
小説は未熟さを書く事にはやぶさかではない。
だから、もし640が、成長や変化、なんていうものをこの先上手く書けるようなら、
もしかしたら読めるものが出来るかもしれない。。
ただ、ある瞬間の気持ちや出来事を、書き手が書きたいように書くなら、
小説じゃなくて詩のほうを勧める。
ハルキってか、7以降のFFが好きそうな感じがするな。
で、二人兄弟の下で、髪は天パ。公立の中学に通い、意外に友人は多いが未だ童貞、
そんな感じ。どうだろうか?
でも細かくそれを説明しても、ただくどいだけだし
著者の真意をこちらが読み取るという楽しさもなくなるんではないんかい?
やりすぎはよくないと思うのだよ。
まぁようするにこんな所に書くくらいなら、少しでも本を呼んで
実際にペンで紙に書くとかしたほうがいいだろうと思うのだがどうなのだ?
一般人の意見だが。
ただ中二病とかのひとことで全て済ませようとする精神もいかがなものかとは思うね。
創文板住人ならもうちょい矜持を持って、自分の言葉で罵倒しろよw
お約束の突っ込み待ちか?
罵倒に矜持はもてません。
>>865 根暗2ちゃんねらは、ふだん人としゃべらないから語彙が貧困なんだよw
868 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 14:39:37
こんちゃ。
>あの日、僕は失ってはならないものを失ってしまった気がする。
が、結構叩かれているようだが、まあ枝葉の部分だと思うから別にかまわないと思う。
あくまで一作品の抜粋に過ぎないわけだから、ここで浮いていても作品を通せば筋が通って見えるのかもしれない。
問題は
>>640の文章全体が回りくどい上に要点があやふやで読む気をそがれる。
「あの日、僕は〜」に紛れてしまっているが、という文章も「そのことに気付いてから綺麗サッパリ、ダイスともメダルともチップとも縁を切った。」という部分の方が俺は気になった。
明らかに次の文の「こんな僕でも〜」に繋がっていないし、こんな僕ってなんだ。どこで説明が入った?
わずか、20行程度の文章でありながらそういった突っ込みを何度も入れたくなってしまうような文章。
もっと、奇麗にまとめて文章の構成がしっかりしていれば「中二」とは今よりは言われないと思うよ。この文章だから最後の「正確に記述することがたとえ不可能だとしても――」なんてのは予めの言い訳にしか見えん。
お願いします。
プアーなハズバンドとのハネムーンは、予想もしなかったスタートレイン。
ケンイチとアタシはレストランカーでスイーツを食べながら、ウィンドウの向こうを眺めていたわ。
素敵な夜空、ん、夜じゃなくても夜空なのよ。
「ギャラクシー」彼は言ったわ。「ギャラクシーだね。まったく」
シェード・インした彼のプロフィールはアンニュイなエアを振りまいて、恋に恋する恋に恋って
感じでアタシのハートをブロウしたわ。やだ、ブロウだなんて、乙女っぽくない。
「なんのこと?」にっこり笑ってアタシが聞くと、カレ、溜息をついてこう答えたの。
「宇宙はこんなに広いのに、俺たち二人が出合ってしまうなんてね。凄い偶然だな」
「ホントね。運命の女神ってきっといるんだわ」
「そういう、ゴッデス」
何のことか分からなかったけど、あたしはこの旅に満足だった。カレがお金を作ってくれたのも
意外だったし、ううん、愛をそんなことで測るワケじゃないけど、やっぱほら、素敵なものがないと
アタシ生きていけないし。朝から一六個目のエクレアも、ほのかにビターでエクセレンツ。
「カムパネルラーーーーー!!」
あら、子供がなにか叫びながら走っていったわ。お行儀の悪い子には首輪でもつけておいて
欲しいわね。
――次は、ヴィーナス、ヴィーナス、お降りのお客様は右側のドアを……
ヴィーナスだなんて素敵。と思ったら、彼が急にフェイクヴィトンのパースを取り出したわ。
「悪いけどハニー、駅弁を買ってきてくれないかな」もちろんいいわよ。エーゲ海のアコヤ弁当かしら。
――停車時間は30秒です。
あたしはホームに降りてお弁当屋さんを捜したの。でもいないのね。あれ? って思ったら、
スタートレインが走り出したわ。窓から彼が手を振ってる。やあね、なんの冗談かしら。
でもカレとはそれっきりなのよ。アタシはまたまた偶然のランデヴーを求めて、宇宙をふらふら
さまようことにしたの。次のスイートハートはどこかしら、素敵な人が、イ・イ・ナ♪
うまい もっと書け
872 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 14:56:17
長いのやめろ。
>>870 外来語を控えられた方がよろしいでしょう
馬鹿だな。
15行って縛りが絶妙なんじゃないか。
20行なら簡単だもん。
>>870 >>873に同意。人の好みにもよるんだろうが、読みにくい。
横文字を多用するなら、せめてカレ、アタシなどは漢字かひらがなにしたらいいと思う。
876 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 15:09:16
>>870 サイコーです!もっと読みたいし、お金を出す価値もあると思うので、
さっさとプロデビューしてください!
877 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 15:09:51
>>869 そうだな。最低限の文章力すらないから読んでいてキモチ悪くなるんだよな。
つうか、
>>640はよくこれを晒す気になったもんだ。
>>870 プアーなハズバンドについてもう少しkwsk
カムパネルラって何?パの時点ですでに予測変換の一番上に来たわけだが・・・・・・
881 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 15:55:17
>>880 おまえみたいな非常識な奴がなぜここにいるんだ
で、ジョバンニはヴィーナス近辺でカムパネルラに置き去りにされたの?
>>883 わざわざ無知な奴に訊くなよ。イヤミかw
885 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 16:33:04
こんなことを言わなくてはならないのは本当にばかげていると思うのだけれど、どうも未だに「ゆとり世代はこれだから」で昭和61年生まれ以降を無批判に叩こうとする人がいるようなので、ここで一度書いておくことにする。
馬鹿な若者というのは、今更ここで言うまでもなくいつの時代にも一定数いたものである。説明書を読もうとしない人間も、不満ばかり垂れ流す人間も、あるいは飲酒喫煙を自慢したり、犯罪自慢をする人間だって、
さらには中二病的な諸事象も、別に今の時代になって突然現れたわけじゃあない。
昔からそういう人間はいるし、それは人間古来の欲求から来る衝動なのだから、存在しないはずがないのである。
かつて、若者のさしたる行動は、社会から隔絶され閉じられた学生特有のコミュニティ空間のみで共有されるものであり、「学生」間での出来事は大人達の構成する「社会」によって具体的に認知されるものではなかった。
学生による行為は、その当事者間と学生コミュニティ内でのみ記憶されるだけで、その情報が「社会」に対し拡散することも共有されることもなかったのである。
こんなこと、インターネット以前では新聞の三面記事に載るか載らないかという程度であって、存在していても誰も観測しない情報だった。
学生が砂丘に文字を書いてみたり、意味不明な発言をしたりしても、社会の誰もそんなことを観測、しちゃあいなかったのである。
886 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 16:33:37
さて、そこでインターネットの登場である。
インターネット上では、それまでほとんどの人間が目にすることのなかった三面記事ですら、誰かの手によって掘り出され2ちゃんねる等の掲示板に書かれることで、多数の目に触れることになる
。あるいは、mixiやウェブ日記の普及によって、それまで当事者以外には誰も知らなかったような情報が、一次的に我々の現前に広がることになったことも大きい。
Googleをはじめとする検索技術の発展により、全ての情報はひとつのレイヤー上に配置され、探そうとすれば誰もが同じような情報を探すことが出来るようになったため、「若者の愚行」は次々と掘り出されるに至ったのだ。
そして、それまでならそれまで「ああ、また馬鹿な学生が」で済んだことが「祭り」の作用により影響力を拡大させ……今に至る。
ここで「若者の愚行」が我々の現前に現れる過程を見れば分かるとおり、我々はただ端に、以前から存在していた「若者の愚行」というものを、インターネットの流通力により初めて観測したに過ぎない。
887 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 16:34:04
そこには観測される以前から「愚行」は存在していたのであり、我々は愚行の初観測を、あたかもそこに存在していなかったかのように錯覚しているだけである。
そしてインターネットの持つ凄まじいほどの情報伝達速度、そして同一の話題で日本中の人間が集まるという「集積力」の力を借りて(「祭り」の発生を借りて)情報は瞬く間に多くの人間に共有されることになり、ここで
「俺らの世代はこんなんじゃなかった。こいつら馬鹿だ」という心理「ゆとり世代=馬鹿」という認識を生むに至る。
インターネットが偶然にこの世代と重なったに過ぎないのに、それが全てであると錯覚する。あるいは、観測していないことは存在していないことと同義であると錯覚する。
果たして、馬鹿なのはゆとり世代か、それとも「ゆとり世代」を猛進する個人か。いったい何がゆとり世代と君を分節するというのだ。
中にはもちろん「いやあ、僕はネタとして『ゆとり世代』って言葉を使ってるんですよ。何マジになってるんですか」という奴もいるだろうが、ネタとしてでも何でも「ゆとり世代だから」という言説がどれほど愚かなことなのか、
少しは考えろ。まあいいや。そうやっていつまでも自分を特別扱いしていればいい。
それにしても、昔は「夏厨」なんていって「その年頃の若い奴は、等しく馬鹿を抱えている」という印象が強かったのに(「中二病」という言葉だって元はそうだろう)、いつ頃から「ゆとり世代」叩きという愚行が始まったのだろうか。
その辺はもう少し考えてみる余地がありそう。
文章に破綻はないが論旨は明快だが結論は陳腐。
いまさらこんなことを主張して何の意味があるのかわからん。
ナショナリティ、という言葉には二つの意味がある。「国籍」と「国民性」だ。
日本人で言うならば「日本国籍」と「日本国民性」となる。国民性が分かりにくければ、例えば文化などと考えてもらえば分かりやすい。
ナショナリティという言葉は指し示すものが抽象的にもかかわらず、比較的理解しやすい言葉ではある。
が、この二つを同じ言葉で表示しているがために、実は多くの民族紛争などが起こっている。
例えばパスポートを提示する際に、必ず人はそれに所持者のナショナリティを見る。その所持者が「日本人」だと見るだろうが、しかしそれは「日本国籍」の持ち主であることしか実は意味しない。
つまりそれは、政治的、法的システムとしてのナショナリティでしかありえない。
例えば日本のパスポートの持ち主が移民だとしたらどうだろう。
「日本人」のイメージ、例えば桜、富士山、謙譲の美徳、武士道などは当てはまらないことになる。つまりその人間は「日本国籍」の持ち主ではあるが「日本文化」を背景にしてはいない。
ナショナリティの内実。それは実は「国籍」を表現する「文化」をさながら洋服のように着せ替えるような作業ではないだろうか。
だとすれば、内戦・民族紛争とは自前の洋服―自民族の洋服を力ずくで政治システムに着せようという行為に過ぎない。
グローバリゼーションで、生まれた国がすなわち現在住む国ではない、という事が普通になっている。
そういう世界に生きる人々は、しばしば国籍と民族性の際に苦しむことになるのだ。
二つの「ナショナリズム」。それを同一視してしまいがちなところに、常に悲劇とは存在するのではないだろうか。
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ナショナリティの内実。それは実は「国籍」を表現する「文化」をさながら洋服のように着せ替えるような作業ではないだろうか。
だとすれば、内戦・民族紛争とは自前の洋服―自民族の洋服を力ずくで政治システムに着せようという行為に過ぎない。
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ここが意味不明。
893 :
640:2008/06/28(土) 18:23:36
>>869 相手の思惑どおりなんだと決めつけてギャンブルと縁を切ったことに後ろめたさを感じている
という語り手の心情を読みとって欲しい
「こんな僕」というフレーズは「縁を切った」=逃亡と
読者にうすうす思わせることを狙った表現
一人称というのは何気ない表現一つ一つにまで語り手の感情が反映されるものと考えるべきで
そうした視点を欠く読者の暴論にあまり興味はわきません
「(結局は)逃亡することになった僕だが最初の頃は勝負(ギャンブル)に挑み、勝っていた」
という具合につながっている
「何度も」と言った以上、869はあと最低でも4箇所に対して突っ込みを入れること
別に逃げてもイイケドね
894 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 18:33:30
とりあえず人のBlogからの転載とかやめたら?
自分の文章が書けない奴は、この板では乞食以下なんだが。
>>893 本人?なんか違う気がw
構ってやっからトリつけろ〜
【トリップの付け方】 スレに書き込む時、名前欄に『コテハン』+『#』+『好きな文字列』を入れるだけ。
899 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 20:44:22
>>897=
>>640の悔しがり方が半端ない
そんなに自尊心持つような水準じゃないのに
ほんと図々しい馬鹿だな
こんなに640の話題をズルズルひきずってるってことは、
誰も
>>640が駄作であると決定付ける明快な指摘を提示できないでいるということだ。
つまりここに数多いる640の対戦相手は、みんなひとしく640と同レベルか
それ未満の知識しか持ってないってことだ。
そういうことだ。
902 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 21:20:10
なるほど
じゃあ
>>640は神作ってことでFAだな
結局
>>640より優れたものを誰も持ってこないしな
>>902 だとするとこのスレには神がいっぱいいるってことか
904 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 21:23:58
>>904 そんなこと言うために即レスとは・・・
とりあえず自分の側に座布団積んどきたかったんですか
906 :
640:2008/06/28(土) 21:34:11
だろ?よく読めよ。どう見ても上手いじゃないか。
お前らには一生書けないレベル。
907 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 21:34:40
>>905 どこの低学歴が偉そうにしてるのかしらないけど君の言ってることは全然違うよ
908 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 21:35:30
910 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 21:50:41
だな。
>>640を読んだ直後の衝撃といったら……
こう思ったよ。
「歴史が変わる」
って。スターツ出版あたりが放っておかないだろう。
911 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 21:57:08
>>909 わざわざリンク貼ってくれてご苦労さん
踏まずに華麗にスルーしてやるけどねw
うん。
冗談抜きに
>>640に敵う作品はこのスレには無い。
いやまったくまったく(*^^*)だって、出だしがコレだ( ^∀^)
「あの日、僕は失ってはならないものを失ってしまった気がする。」
これだよ(^^;思わず言ったもん。「やられたっ!」って。(;゚∀゚)=3
私には一生書けないな(T_T) まぁ書きたくもないともいえるが('A`)
そんな下手な煽りかたしても
>>640の作品が色褪せることはない
915 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/28(土) 22:09:41
確かにあおる方もあおる方で頭使わないと
>>913みたいでは、
>>913の方が雑魚なんじゃないかと思えちゃうもんな。
おっさんが一人でしゃべってます。
煽り否定されて悔しがってる能無しも一人で喋ってるね
いやなら無視すればいいのに、それができない馬鹿ども。
馬鹿ばっかりだよ
全員下に見てる
どうせ低学歴ばっかりだし
学歴自慢をしたいのなら他の板に行けばいいのに。
これぐらい馬鹿な書き込みが続いたほうがスレの敷居も下がってくれるというものだ
>>640以上に面白い芸人はいない。
異論は認める。
「どう駄目なのか言ってみろよ?」
「あーはいはい駄目じゃないですキミの作品すごいよ天才〜」
小学生のころこういうやりとりよくしたな
懐かしい
どっちも小学生レベルなんだから仕方ない
926 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 00:17:04
おまいら不毛なこというのはやめようぜ。
小学生以下だのなんだのと煽り入れる奴も結局
>>640以上のものは書けないという現実。
みっともないよ、お前ら。
>>640>>>>>>>越えられない壁>>>>田口ランディ>>>>>ドストエフスキー>>>>>>太宰
酷評じゃなくなっているじゃん。
KY
933 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 12:35:42
軍鶏 という漫画連載が打ち切りに。
シャモとはアイヌ語で倭人のこと。
それと小田嶋せんせい もつとやれつつてことれすね ぼくがんばっちゃう!!
である。ムフー である
934 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 12:38:43
それはそれとして
主治医が死にました。おもわず暴言を吐いてしまったのだが
てんびんにかけっぱでニヤニヤし続けて来た世代が 大量死しないことは願う。
注意欠陥症が頻発するだろう、突発的に。その時車に突っ込まれないことである。
俺はこの数年ずっとそれとの戦いだったのである。
935 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 14:35:51
>>890と
>>893が本当に
>>640だと仮定しての話だが、
>>640は「誰か一人が自分の文章に文句を付けている」という妄想に取りつかれてるようだ。
まあ、批判した一人の俺からすると最低二人はいると思ってくれ。
>>935 しつこいね。たんなる荒らしだよキミ。妄想にとりつかれてるのはキミだよ。
937 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 15:08:09
938 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 15:09:44
>>640 おれは初めて書き込むんだが
二行で駄目だとわかった。
書くのをやめた方がいい。
悪意の酷評なんて百害あって一利なしだな。
酷評スレは滅びる時期にきているのじゃないの。
>>865 矜持を保てない輩が罵倒に走るんじゃないの。
943 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 15:57:06
あまりにも程度の低い文章を書き、更にはそれを何の恥ずかしげもなく人目にさらす神経の奴には絡まない方がいいということを学んだ。
944 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 16:14:17
みんな釣られすぎ><
いつまでも640ネタで引っ張る人はバカだなぁっておもいます^^
>>640 ギャンブル論が幼稚だよね。
中毒と言えるほどのもんじゃない。
パチンコに熱中する高校生がすべてを悟ったと言わんばかりに
仲間内で得意気に語ってるって感じ。
ただのギャンブル耐性のない真面目な子だもんな。
947 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 16:22:39
>>940 空き家に巣くってる幽霊が2〜3体いるだけっしょ
>>947 そういえば、リライト厨さえ出てこないところをみると正解かも。
もまいらも幽霊w
950 :
945:2008/06/29(日) 16:32:34
そういう浅さ、薄っぺらさに本人が気づいてなくて、
気取った語り口でさも大層なことでもあるかのように書くから、
読み手が気恥ずかしさを感じるんだと思う。
こういうのって小説に限らず世間では良くあること。
だから中二病の一言で十分通じるよ。
951 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 17:10:47
あまりにも程度の低い文章を書き、更にはそれを何の恥ずかしげもなく人目にさらす神経の奴には絡まない方がいいということを学んだ。
>>945,950
○○な印象
って論調ばっかりだね
スレタイ、最初は
あなたの文章真面目に批評します
だったらしいな。スレの趣旨に合わないから酷評しますに
なったんだろうけど、そろそろ、
あなたの文章真面目に罵倒します
に変えるべきかと。
だな。
955 :
945:2008/06/29(日) 17:59:33
>>952 印象って?
>>640のギャンブル論のどこに重みがあるの?
パチンコやってるパートのおばさんでももっと深いこと言うよ。
956 :
945:2008/06/29(日) 18:05:17
>勝てたとしても大抵の場合、それは親側の思惑どおりなのだ。
こんなのはただの前提条件で、
ギャンブルとは! などと人に披露するような話ではない。
誰でも知ってることを声高に言う理由ってなに?
957 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 18:06:17
あなたの文章必死で罵倒させてください
あのね、「真面目に批評します」だと却って荒れるんだよ。
そういう深さ、厚っぺらさに本人が気づいてなくて、 気取った語り口でさも大層なことでもあるかのように書くから、 読み手が気恥ずかしさを感じるんだと思う。 こういうのって小説に限らず世間では良くあること。 だから中二階病の一言で十分通じるよ。
つか酷評に耐えられない奴が文章晒さなければいいだけじゃね?
褒められると思って上げるからおかしなことになる。
荒れるから罵倒しますでいいだろ。
どうせふつうに酷評されても罵倒されたって怒り出すんだから同じことだし
真面目に批評しますスレにすると、ちょっとでも批判的なこと言われると
キレだす奴が出てくるんだよ。
荒れるのがいやでみんな当たり障りのない批評しかしなくなる。
そうすると過疎る。
試しに あなたの文章真面目に批評します ってスレ立ててごらんよ。
964 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 18:18:06
>>964 いいスレあるじゃん。
酷評されたくない奴はこっち行けよ。
酷評っていうからには筆を折らせる罵倒は欠かせないんだし
むしろ罵倒を書くスレなんだから、罵倒しますでいいだろ。
969 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 18:23:59
次スレは「あなたの文章、必死で罵倒させてください」でヨロシク!
必死な言い逃れや他罰主義なんて誰も読まないから、
ただ粛々と実態だけを反映させようよ。
文句は言うくせに自分では何もしないんだよな。
ほんとに文句ばかりのスレだな
現行スレタイで十分
現行スレに不満があるなら来なければいいだけ。
>>955 そのパートのおばさんの言葉を教えてもらおうか
別館も機能してないのはスレがどうなってもいいってみんな思ってるからさ
ミジメな荒らしよりこのスレの存在に必死にすがりつこうとしてる奴なんているの?
いないんだから、次スレは荒らしの好きなように立てさせればOK
みんな思ってるってお前が思ってるだけだろ。
自我の弱い馬鹿ほどみんなとか言いたがる。
酷評する側もテンプレなんて読んでないんだから、スレタイは重要。
まあ、哀れな無能の頭の中って、被害妄想と攻撃衝動と英雄願望の、
内実を伴わないブレンドにすぎないわけだし、
できることと言ったら、掲示板を荒らすくらいだからなw
だれと戦ってるんだ?
恥と戦ってるんです
なんかすごい人がいるな。
本人以外にあんな糞文擁護するやついねえし
こんにゃく
代わりに女とせくろすする男かな。
よくいる。
目が充血してんぞある
恥かいたっていいじゃない。
匿名だもん。
書き込みくらいならな。
こづくりでそれするやからがおる
995 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 19:18:04
このスレに投稿するとき、何十字ぐらいで改行入れればいいの?
半角で70字ぐらい?
黒十字、くらいかもー
である
>>995 環境によって人それぞれだろうけどそれくらいが普通じゃないかな
998 :
995:2008/06/29(日) 19:27:41
さんくす
999 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/29(日) 19:32:29
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