【NO】あなたの文章親身になって批評します【酷評】
1 :
名無し物書き@推敲中?:
さぁ、どうぞ
2 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/24(火) 20:19:20
ごはんを追放されたHi
なにをほざいたところでおまえの負けだよHi
せいぜい負け惜しみの日々を生きることだな、うははははwwwwwww
3 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/24(火) 20:57:17
評価よろしくお願いします
報復
私が12のときに、母は私をおいて、出て行きました。 そのとき母は、「私はあなたの本当の母親じゃないの。ごめんね、嘘ついてて。」
と、私に言いのこしていきました。
私は、それからの日々、産みの母の存在が気掛かりでなりませんでした。 そしていつの日からか一度母に会ってみたいという気持ちになっていました。
私の精神的支柱であった母。あの日々は幻だったのだろうか?私は育ての母と再会することで、不十分な過去を、再構築したいと思ったのです。
20のとき、再会の日は、偶然を装った形で実現しました。母は新しい旦那さんと、 居酒屋を営んでいました。そして私はこの情報を事前に入手していました。
私は店に入ると手羽先とビールを注文しました。一緒に白紙のメモとボールペンを借りました。
そして、”お母さん”と一言だけ書き入れ、母に手渡しました。
「た・・・・たろう?太郎なの?太郎なのね。」
そう言うと母は私の手を掴んで、店の外へ飛び出しました。
「太郎!太郎!会いたかった!明日からお母さんと二人で暮らそう! ね、太郎、そうして、ね、そうしましょ?」
母は泣きながら私を強く抱きしめました。
でも私は知っていました。母には新しい旦那も子供もいることを。 だから一緒に暮らすことなんて、叶わないという現実を。
私は母をきつく抱きしめ返しました。
あれから10年、いまだに母からの連絡はありません。最近になってあの再会が、子から母親への、母から子への
切ない報復になっていることに、気がつきました。
なぜなら、あのとき会いに行かなければ、母は私を裏切らずに済んだのですから。
そして私ときたら、いまだに母のことを忘れられないでいるのです。
4 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/30(月) 16:53:04
あげとく
>>3 うーん、冒頭がわかりにくいな。
育ての母と再会することを、産みの母への思いの代わりにしたってことだろうか。
解釈間違ってたらすまん。
雰囲気がいい感じに盛り上がってきたところに、
「太郎」という安直な(全国の太郎さんごめんなさい)ネーミングで、多少萎えた。
個人的には好きな作品だな。
文体とか好み。
特に最後の2行なんか、落ちついていて切なげでいいね。
「太郎なのね。」
とか、閉じ括弧の前って句読点いらないんじゃなかったっけ?
おれの勉強不足ならごめん。orz
>>6 入れない方が多いようだが正式には決まってないんじゃなかった?
校正とか植字の関係で無くなったとかいう説もあるし
学校では句点付きでならうんだとか文芸では付けないみたいだけど
好きな方でいいんじゃない?小説を書くなら無い方が指摘されないでいいかもしれないけど
>>6しか読んでなかったから原文を見てみたらもっと突っ込んだ方が良いところある
……←三点リーダはこの形の方がいい
!と?の後は一マス空ける
9 :
3:2007/05/04(金) 02:59:03
心暖まるお言葉ありがとうございます。
僕は文章とかそういうのまったく無知なので、
これから皆様のアドバイスを実直に反映できるかどうか
わかりませんが、それ以上に、大きなものを頂いた気持ちがします。
10 :
言葉より声が尊いと持った:2007/05/04(金) 03:08:07
あるところに、口のきけない男の子がいました。ある日、男の子とその母が、目の前のランプを凝視しています。
「坊や、このランプを手にとって優しく擦ると、魔法使いが出てきて願いをひとつだけ叶えてくれるのよ、さぁ。お擦りっ。」
男の子はランプを手に取ると、言われたとおりにランプを擦り始めます。すこすこすこ
すると、母の言ったとおり、ランプから魔法使いが出てきて言いました。
「さぁさぁ、坊や、なんでも言ってごらん?願いをひとつだけ叶えてあげるよん♪」
男の子は声が欲しいと思っていました。 しかし・・・・そうです、この男の子は口がきけないのです。
母は男の子になんとしてでも「言葉が欲しいっ!」と言わせようと考えていました。
「ああ、神様、この子に奇跡を、一度だけ言葉を発することをお許しくださいませ・・・(祈) 」
するとなんということでしょう。そう母が念じると男の子の口から何か音が漏れているはありませんか?
男の子:「uuuuu、こ・・・こ・・・こ・・・」
母:「そう、その調子よっ!さぁ、次は「と」よっ!ことばの「と」よっ!頑張って頑張って!」
でも男の子が欲しかったのは「言葉」ではなく「声」でした。
男の子:「ここここ・・こえーーーーーー・・」
母はハっとしました!「え」じゃないの!次は「と」よっ!言葉の「と」よっ!そして次の瞬間おもわず母は叫ぶのです。
母:「だめーーーっ!」
すると魔法使いが言いました。「了解しましたよ〜ん、「肥溜め」が欲しいのですねー。それ〜ちちんぷいぷいー。」
そして、もくもくと上がった煙の中から、ホカホカの肥溜めが出てきました。
その日から、男の子はその肥溜めに、「uuuuu」とか「aaaaaa」とか、時折、漏れこぼれる声を、溜めているそうです。
ああ、ところで母ときたら、、あの日のあまりのショックで、寝込んだ後、言葉を失いました。だから時々男の子と一緒に声を溜めています。
いつか、いい野菜ができるといいね♪
11 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/04(金) 04:07:29
12 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/04(金) 05:12:03
主人公と彼女の掛け合いの場面などに、台詞を入れればいいよ。
空間描写、人の内面的描写、台詞による感情表現、このあたりを
意識したら、もっと良くなると思うよ。
13 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/04(金) 05:13:46
12>11への助言です。
14 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/04(金) 05:29:20
>>10 >>8が
>>3に注意してること読んでないな。
!を使いすぎて、本当に強調したいところがわからない。
括弧(「」)の中の括弧は二重括弧(『』)。
下から二行目、読点が多すぎてテンポが悪い。
このネタを書きたいという気持ちが強すぎて、全体的に読み物としての纏まりが悪い気がする。
まずは文章作法を覚えて、
(祈)や「uuuuu」のような視覚的な手段に頼らずに表現できるよう練習するところからはじめてみてはどうだろう。
辛口批評になってしまったが、めげずに頑張って欲しい。
16 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/04(金) 15:44:45
17 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/04(金) 16:04:54
>>16 「山でもつくろうか」ってなんかタイトルが2ちゃんねるみたいだ
内容は全部セリフみたいに見えるな
18 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/04(金) 16:10:23
そういえば2chぽいですね。でも狙ってはないですよ。確かに、あれは一人称で書いたらあんなんになってしまいました。
ともかくとして、ご一読ありがとうございました。
>>16 「山でもつくろうか」読ませていただきました。
一番残念なのは最後のスコップのところ。下のコメントを読むまでその意味がわかりませんでした。
それと「ですよ」が多く使われているものの、文章のテンポがよかったのでさほど気になりませんでした。
直接怖いものが書かれているわけでもないのに緊張したのは、雰囲気が上手につくれているからでしょうか。
ネット小説を読むのが苦手な私でも、惹きつけられるように一気に読んでしまいました。
あ、お読みいただきありがとうございます。内容が意味不明なのはコメント欄でも指摘されてました。やはり頭で考えている内容と文章にしたものとでは微妙な差違がありますね。そこを埋めていく必要があるようです。
何はともあれ、励みになります。
21 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/05(土) 13:29:32
評価お願いします。
さとし「聞いたぜ、茂から・・・お前浮気してるんだってな(怒)」
恵「してないよ」
さとし「ウソをつくな!茂が見たって言ってたぜ・・・お前がほかの男と歩いているところをな!」
バシッ!
恵「痛い!」
さとし「俺の心はなあ、もっと痛いんだ!」
恵「ヒドイよさとし(。・_・。)。あれは、お兄ちゃんだよ。わたしお兄ちゃんに誘われてデパートに行ったんだよ。買い物に」
さとし「はっ、そうだったのか。ごめん・・・」
>>21 これは戯曲を目指したんだろうか。
なんとなく戯曲になりきれてないのは視覚的効果のせいかな。
どちらかというと全体的に漫画のような印象をうけた。
多分、顔文字とか(怒)とか効果音のせいだね。
小説なら視覚に頼らず、文章で読ませよう。
文章作法については省略。
上の他の作品でも同じところを指摘してるから、読み返して参考にしてくれ。
ネタはオチが弱い。先の展開がよめたほど弱い。
ショートショートは特にオチに重きをおかれる傾向があるから、色々読んで研究してみるといいと思う。
23 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/05(土) 18:02:55
なんて親切な人なんだ
24 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/06(日) 02:52:36
車輪の上
ニシハタは前夜の酒が残っていてがんがんとした痛みとともに目を覚ました。
それは当然の如く予想できたことなのだが彼は酒を呑むのを止められなかった
し、止める気もなかった。
周りにもニシハタと同じように酒に敗れたオトコたちの醜い肉体が転がって
いた。六畳一間の安アパートの一室に一通りカラダの出来あがったオトコたち
が何人も酔い潰れて寝転がっているとその情景はさながらゾンビ映画に出てく
る死体役のエキストラを髣髴とさせ、ニシハタはずっと前に街中の映画館
オリオン座で観たサム・ライミの映画を思い出しようやっと頭の痛みを退ける
ことができた。
前夜の集まりでは意味もなくみんなが酒を持ち寄ってほとんど喋らずにビデオ
の「ショーシャンクの空に」をループ再生して見続けていた。そのうちに
ウエマツがうっうっとすすり泣き始め、「ボッ、ボボッ、ボクはこれから何に
もなれなかったら、シッ、詩人か、作家に、なっ、なって、や、ややや、やる
んだ」と零し始めた。それに対してイワタニが、「キミ、それは逆だよ。ヘッ
セは詩人か作家になれなかったら何にもならない、と言ったのだよ」とスルドク
反論した。キミは車輪の下をもう一回読み返したほうがいいな、とも付け加え
た。
25 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/06(日) 02:53:09
「シャッ、シャシャッ、車輪の下を、ウ、ウ、上から読んで、みようかな」
ウエマツはそう返すと、震えた手つきで目の前にあったぐびなまを文字通り
グビリと飲み干した。その一連の動作があまりにも不自然だったのでヤマグチ
は「はははははしゃしゃ車輪の下をううううううう上からだってさはははは
はあははは」と狂ったように笑い出しそれに釣られてアリモト、オグリ、ミタ
の三人もはははあはははと笑い出した。それを見てニシハタも笑おうかと思っ
たがウエマツはだまってキリンビールを呑んでいるしタカハシはニンテンドウ
DSをぶつぶつと言いながら(ここの住人はなかなかボクとコミットしてくれない
んだ頻繁にハトさんメールを出してあげてるのになぜなんだろうね最近のプレイ
ヤーは集団行動の理念を知らないから困ったものだよ)しているし何だか疲れそ
うな気がしたので笑わずにそのまま1カップを一息に飲み干し続けたのだった。
ニシハタが壁に掛かっている100円ショップで買った時計を眺めると午前七時を
指していた。朝ご飯を買いに、コンビニに向かうことにした。
26 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/06(日) 02:55:21
ニシハタはコンビニへと向かう途中、急速にきのうのパーティーから
飛び出した新出単語の「車輪の上」ということばの意味を反芻していた。
「車輪の上」ということは、つまりあの「車輪の下」で少年ハンスを
追い詰めた教師とか厳しい規則のことを示すのだろうか。しかし自分た
ちはどちらかと言えばそれらのものに対して敷かれていたので結局は
少年ハンスと同じか、それ以下だろうと考えた。
『思えば』彼はコンビニへの最後の坂を上りながら考えた。『自分たち
はハンスのことなんか、これっぽっちも語る資格なんてないのかもしれ
ない』
その考えは、彼をますます悲観的にさせた。自分はハンスのように、死
を以って「車輪」に、自らの主張を通せるかどうか・・・・・・。
最後の坂を上り終えて、右の角を曲がれば、コンビニが待っていた。
やはり、自分に出来ることは他人を巻き込むことしかないのだろうか。そうでなければ、自己の存在をアピールできないのであろうか?
『いや』
彼は心中で否定の念を呈した。
『それでは、ハンスの死は意味を為さないまま、消えてしまう』
角を曲がる。内臓が重くなった。だが、地面をしっかりと踏み込んだ。
『ハンスの死を、無駄にしてはいけない』
「いらっしゃいませ」無機質な店員の声がニシハタの耳に飛び込んで
きた。
彼は買い物籠を掴んだ。
また、「車輪の下」を読み返そう。彼は思った。
<了>
おねがいします。
相当チキンなんで、添削頼もうかどうか小一時間迷いました…。
ちなみに「ソード」は宇宙戦闘機みたいなものです。
第四惑星、連邦軍戦闘艦ドックエリア。
本来は大型艦のために設われたスペースに停泊する皓白の船が一隻。ソードの
格納庫を開けていることから、空母らしいことはわかる。しかしその形状は伝統的な
宇宙艦船のそれとは大きく異なる。
全長は八百mと拠点攻撃用のミサイル艦に匹敵しながら、幅はその半分に満たない。
上空から俯瞰すると、神代の魔術師が手にした杖のような形であることがわかる。
細長い船体の各ブロックが、螺旋状に交差しているのだ。
もちろん、それは伊達や酔狂によるデザインなどではなく、ダメージコントロール能力
を高めた結果として出来上がった形状である。船体各部は損傷の際、隣接区画との境を
隔壁で遮断し、破損部位をパージすることで被害の拡大を防止できる。また切り離される
ブロックにも航行機能が備わっており、損害が致命的でなければ独力で離脱し、味方艦の
保護を請うことも可能だ。
新規格の空母、メイガス級。その栄えある一番艦“ヘルメス・トリスメギストス”。
この船の名であった。
その艦内では既に乗員が己の仕事を確認し、血管内を奔る血球の如く職務に精励している。
地球時代の名残で“ブリッジ”と呼ばれる司令室も、戦場に出た船のそれよりなお慌しい。
原因の半分程度は、新たに到着した搭乗員が艦長への挨拶に来ることだった。
殺到した彼らが思い思いに敬礼の姿勢をとり、その態度から新兵と熟練兵の差が
顕著に見て取れる。
「サトル・アルナックス二等兵です。この度は第三機関室配属と相成りまして――」
「ジェシー・ロックウェル・クシウスです。ソードの整備を担当させて頂き――」
「砲術仕官のアストヴィッヒ・フォン・ノインツ少尉であります――」
自己紹介などで名前と顔が覚えられるものか、と艦長は思うのだが、いちいち
機嫌を悪くするのも馬鹿馬鹿しい。年を取ると感情の起伏が乏しくなり、結果として
穏やかな性格になるというのは本当のようだ。
それは万人に起こる変化ではなかったが、腹回りの太い老艦長は結局人のいい
笑みを浮かべて丁寧に挨拶を返すのである。
「私が本艦の艦長を務める、ミハイロビッチ・ディミトロフ少将だ。よろしく頼むよ」と。
そんなやり取りが次第に単調な作業と化すなかで、日没後に来た女性も最初は
気にかけていなかった。
「アンジェラ・カノーヴァです。ソード部隊担当オペレーターとしてブリッジ勤務を――」
顔を上げると、まだ士官学校を卒業したばかりといった若い女であった。
束ねられた明るい金髪が背中に流れ落ち、均整の取れた肢体は白の軍服を引き立たせている。
顔のつくりはやや幼さが残り、少女といっても充分に通じるだろう。
カノーヴァという苗字に聞き覚えがあったので問うてみたところ、彼女は溌剌と
声を弾ませて答えた。
「はい。父のトーマス・カノーヴァは司令部勤務なので、ディミトロフ少将とも
面識がおありだと言っていました」
やはり、カノーヴァ大将の娘か――老将は手元に呼び出した履歴書の、両親の
名を見て事実を確かめる。だが、確か彼は自分の子を戦地に送り出したくはないと
言っていたはず……。
その旨についても訊くと、少女は誇らしげに言うのだ。
「私は父の反対を押し切って志願したんです。毎日ニュースで見る戦場の様子を
見てたら、何もしないでいるのが恥ずかしくて……平和のため、正義のために
反乱軍と戦いたいと思いました」
平和のため。あまつさえ正義とは! 高潔な理想にまで昇華したものならいざ知らず、
彼女のそれはおそらくマスメディアの扇動に乗せられた浅薄なヒロイズムでしかない。
えてしてそういった動機で軍に身を投じる者は視野狭窄を起こしやすく、実際に体験する
戦場の現実に耐えられず脱落していくのだ。
自分なりの正義を持たねば戦争などやっていられない以上は大いに結構なことなのかもしれないが、
こと彼女のように若いと、初戦にして心が折れてしまうのではないか――と心配になる。
食わせ者のトーマスめ、愛娘の子守をこの老兵に押し付けてきたのか。しかし、私は
この娘がオペレーターという職に耐えうるかどうかにまで責任は持てないぞ。
彼は叩き上げの軍人であったから、様々な役職に関しての経験があった。その中でも
オペレーターという仕事は、一見安全そうに見えて精神的な負荷はかなり大きい。
自分の前で明滅する戦闘空域のホログラム。目まぐるしく交差する敵味方のソードは
青と赤の光点に置き換えられ、彼らに向けて逐一情報の発信を行わなければならない。
それらの光点は時が立つにつれ確実に数を減らしていく。やがて、光が一つ消えるたびに
一つの命が――彼あるいは彼女が生きてきた過去と、これから歩むはずであった未来とが
消滅しているのだと自覚する時がくる。それは突然に訪れ、理屈では百も承知であったはずの
事実に誰もが戦慄するのだ。
それを耐え抜いた者だけが一人前のオペレーターとなる。記号化された死に慣れ、
かつて己が持っていた平和な常識と、人が人を殺すと言う異常への言い知れぬ恐怖をも
鈍磨させ、宇宙艦隊という、殺人のためのユニットを構成するパーツの一つとなってゆく。
それがこの少女にとって幸福なことであるか否かは、ミハイロビッチの判ずるところではなかった。
「まあ、無理はせずに精勤してくれ」
「はい!」
あくまで最後まで快活な声で返事をし、彼女は一礼して司令室を出て行く。彼は
その後ろ姿を最後まで見送ることができなかった。理想と正義を求めて、共に軍人としての
栄達を志し、腐敗した連邦軍への絶望から偉大な敵手の下に去った旧友を思い出したためであった。
<ここまで>
>>24-26 >>10に言おうと思って言い忘れてたんだが、批評を依頼するときはまず「お願いします」の一言も添えてくれ。
ここで批評してくれてる人たちも善意なんだし、最低礼をつくすことが大切じゃないかね?
まず読みづらい。
行が詰まってる上に、読点が少ないのが拍車をかけてる。
長い作品はあいだに一行あけてくれ。
難しい言い回しもおおいから、途中で読むの断念しそうになったよ。
言葉の一部(「スルドク」とか「オトコ」とか)を片仮名にすることにあまり意味を感じない。
むやみに片仮名にすると、文章に独特のクセを与えてしまう。
これはポジティブに考えると個性なんだろうけど、そういう個性は客を選ぶから気をつけて。
作中に「車輪の下」がでてくるけど、前半と後半で、括弧がついたりつかなかったりしてる。
今ちょっと文章作法のサイトを見てまわったんだけど、こういう場合括弧をつけるかつけないか、説明してるところなかったな。
二,三箇所しかまわらなかったので、個人でもっと調べてみてくれ。
ちなみに個人的にはつけたほうが、わかりやすいからいいと思ってる。
>>そのうちにウエマツが〜零し始めた
短い間に『始めた』が二つ入ってる。
中身については、テーマがわからなかった。
この作品で何を伝えたいのかをもっと明確にしてみると、作品に深みがでるようなでないような。
せっかく文章が落ちついた重みのある言いかたなんだから、テーマがわからないのは勿体無い。
自分が「車輪の下」を読んだことがないからか、重要な後半部分について、感想がかきにくい。
これで読んでいたら、もっといろいろ感想もでるんだろうか。
>>27-29 これも読みづらい。
変換できる字は全部漢字にしました、といったようす。
うろ覚えなんだが、漢字は全体の30%ほどが読みやすいらしいよ。
こんどは意識して減らしてみよう。
あと、
>>30でも言ったんだが、長い文章はあいだに一行あけると読みやすくなるよ。
>>八百m
なんだかわからんが、違和感を覚えた。
漢数字なら、単位は片仮名で「メートル」のほうが収まりがよくないか?
よく調べてないんで正確なところはわかんないけど。
>>面識がおありだ
ここも違和感。
"お"がついてるせいで謙譲語になってないね。
だけど自分もわからないので、正解を教えてあげることもできず。すまん。
これで合ってたら笑い飛ばしてスルーしてくれ。
自分があんまりSFものを読まないせいもあってか、とても難しく感じた。
もうちょっと易しい言葉や、比喩表現を使ってイメージしやすくすると、わかりやすいし敷居も下がるんじゃないかな。
特に1/3は前半戦が漢字ラッシュ+難しい表現+説明部分だったせいで、心が折れそうになった。
この作品は途中までなので、続きを読んだらまた違った感想になるかもしれない。
「若者が中途半端な正義感で戦いの場にでてくる」というのはわりとありがちなパターンなので、
このあとの展開によってかなり評価は左右されると思う。
32 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/06(日) 17:43:55
>>30 親切な批評、わざわざありがとうございます。
「おねがいします」の一言、書いておくの忘れてしまいました・・・。
以降気をつけます。
片仮名にしていたのはなんとなく椎名誠を意識していたせいです。
「〜始めた」が2つある、ご指摘まで気付きませんでした。
後半、確かに『車輪の下』読んでない方には題意が伝わらないですね。
嫌もう、すいませんでした。
>>31 なんとも、投下した甲斐があったというものです。
ありがとうございました。
八百メートル、確かにカタカナにした方が良さそうです。
「おあり」、敬語表現が大の苦手なもので……勉強します。
漢字変換しすぎ、これは自分の悪癖でして、どうも中学生の頃に考えた
「難しい単語をどれだけ出せるかで文章力が決まるんだな」という意味不明な基準が
未だに脳内で燻っている模様。以後、意識して漢字をひらくようにします。
34 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/07(月) 00:19:55
>34
2chで批評依頼中とかサイトで断りを書くのが一応ルールのようで
あなたの文章真面目に酷評しますPart50
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1177354324/l50 こっちのテンプレに理由が書いてある。
> ※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
> HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
> と入れてください。クリックして見られる『隠し』でもかまいません。 無い場合は高確率でスルーされます。
それとたくさんあるけれど、どれか一つ選んでくれるとよいのだが。
うん、念のため「2ちゃんにて批評依頼中」入れておいてくれ。
>>35 全部ひとつの作品みたいだよ。
いずれにせよ、すごく長いから全部よんでしかも批評を書くとなると時間がかかるね。
えー、あれ全部一つなの……
38 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/08(火) 02:48:11
「あんたのそのねじ曲がった根性、直してやりたい、でごわす……でいいの?」
そういって明子は、宇宙に旅立った、夏の夜。
僕は、もうあの時のことを一瞬たりとも思い出すことはできない。
だから、この物語は否応なく終焉を迎えることになろう。
「とりあえず、にゃんにゃんしないか、めぐ。」
「にゃんにゃんってなによ、ジョー。」
「口ではうまく言えないな…」
「やってみせればいいじゃない」
「後悔しないかい?」
それから僕は彼女の豊潤な胸にむさぼりついた。
彼女は驚いて僕を突き放したが、僕は構わず彼女を押し倒した。
あれから、五年。
彼女は、明子と改名して、宇宙に飛び立った。
そう、明子は結婚相手と火星へ新婚旅行にいったのだ。
>>34 読み終わった。
「2ch批評依頼中」と入り次第あげるよ。
>>38 >>30の3行目まで。
文章作法(ry
一行目、明子が「でごわす……でいいの?」と言った背景がわからない。
もっというなら、「〜直してやりたい」で切れるならともかく「でごわす……でいいの?」とついてるせいで、
その直後の「そういって明子は、宇宙に旅立った」への繋がりが無理やりに感じられる。
なんというか、言い残していくには最後が疑問系だし、不自然なんだな。
結婚してかわるのは、普通名字じゃないかい?
まぁ名前もかえたってんならわかるけど。
でもそれだと「そう、〜」っていかにも読者の想像通り、という言いかたをしてるのに、読者は結婚したってことがわからないよな。
この物語の背景となることがちっとも書かれていないので、
言葉選びや言いまわしをていねいに考えているのは伝わるものの、結局一言ひとことが空虚になりがち。
これじゃ本末転倒だよね。
どうしてそうなったのか背景を理解しないと、どんなに重々しい言葉をつかっても真実味がないし、深みも出ない。
なぁ、もう礼をいわないやつと文章作法ができてないやつはスルーしてもいいかな('A`)
いちいち指摘するのめんどくさくなってきた。
40 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/08(火) 22:24:36
ショートショートじゃなくても、いいんですよね?
ストーリーないけど、よろしくお願いします。
彼女は右手を前方に突き出すと、ブツブツと呪文を詠唱する。
彼女の周りにオーロラにも似た青白い輝きが出現し、手に収束されていく。
「ソイソースイタダキマース!」
言い終わるか終わらないかの、刹那。
彼女の手から巨大な炎の塊が、凄まじい勢いで放出される。
野獣の咆哮のような音と共に吹きすさび、まるですべてを呑み込まんとする兇悪な意志があるかのようであった。
42 :
1/2:2007/05/09(水) 11:21:31
>>34 こっちもだいぶ長くなったので2回にわけるよ。
長い作品だから、最後まで読んでも完結してなかったのは残念だった。
前半部分はくらく、話の起伏がほとんどないので、読むのがたいへんだった。
たいがい日常は淡々としていて冗長になりやすいので、飽きさせない工夫が欲しいところ。
逆にいうと雰囲気がよくできているので、雰囲気作品好きにはうってつけかも。
後半、功二が香川に電話するあたりからは難なくよめた。
とくに渕谷部とのやりとりなんか、こっちも変に力がはいっちゃった。
漢字すこし多いな。
好みの問題かもしれないけど、自分にはすこし読みにくかった。
今の1〜2割ほど開いてみたらどうかな。
有は女なのね。
2ページ目で「こんな大人っぽい女の子が〜」って書かれてるのをみるまで男だと思ってたから、途中「ぜひ今度写真のモデルになってもらいたいな」のところで首をかしげてしまったよ。
「少女が自分と同じ制服をきていた」で気づけって言われたらそれまでなんだけど、ブレザーの上着だったら男女同じデザインの学校もよくあるから。
43 :
2/2:2007/05/09(水) 11:22:26
人物にせよ風景にせよ、説明はあるんだけど描写はほとんどないのは問題。
心理や行動の描写ばかりで、実際にキャラクターがみたものについてかかれておらず、イメージのほとんど全部を読み手にまかせている状態。
有に関してでてきたのは、もう後半にさしかかったころだった。
春子は「美少女だった」のひとことで終わらせるのはもったいない。
どんなふうに美しいのかを具体的に書いてみるといいよ。
風景については、シーンの頭で説明があって、中ほどになるとほとんどなにも書かれてないね。
これも具体的にかいて、読み手のイメージをふくらませよう。
あとアマチュアの小説書きさんによくあることなんだけど、キャラクターの名前をフルネームで、しかもなぜか平仮名や片仮名でキャラクターにしゃべらせるんだよね。
これはどう考えても不自然。
この名前は読めないかもな、と思ったら別の名前に変えるか、振り仮名をふるか、いっそ開き直って読みかたをかかず、読み手に各自調べてもらった方がいいとおもう。
それと重箱の隅なんだが、「ライ麦畑で捕まえて」は「ライ麦畑でつかまえて」な。
・「すまんバスケス」 :エイリアン2観ろよ。
・ニュート :同上
・黒歴史 :∀ガンダム観ろよ。
・駄作屋フィンチャん :デビッド・フィンチャーのこと。おもしろくない映画を撮らせたら宇宙一。
・ゾディアック :栗本薫先生の作品に同名小説があります。
・セブン :これこそ俺はオナニーだと思う。オチのしらけること右に出る映画は絶無。
・ファイトクラブ :亀田三兄弟の預言書。
・北野さん :どうも寺山修司さんを剽窃されてるらしいと近頃思えてきました。少なくともルックスかぶりまくりんぐ
・アメリカンヒストリーX :時間の無駄そうだと思って観ませんでした。Xとか。ジェネレーションXから、アメリカの
世代ネーミングセンスはガタ落ち。
・トレインスポッティング :ビッグフィッシュは駄作だと思いますよ、ティム。
・ヘンリー :アメリカを震撼させた連続殺人鬼の映画化。二本あったんでどっちも観た。記憶にはあまり残ってない。
・テッドバンディ :めたくた高IQで、同類↑の経歴を持つ犯罪者。アメリカでは何故か人気があるという話。
・クエンティンあんちゃん :これに説明要るってどんだけぇ〜(ry 栗山ちゃんはもうエヴァの話は 話し方を考える時期に。
・浅倉大介 :TMRとダッグを組んでぶいぶい言わせたことのあるプロデューサ兼コンポーザ。俺FayrayのDaydream…ま、いっか。
・ホワイトブレス :White breath どんだけぇ〜
ギリシャ然とした白髪白髭の老人が、歳にあらぬ全速力でこちらに駆けてきた。
ピンときた俺は前髪をつかもうとする、が爺ぃもさるものひっかくもの、さっと
身をかわす。
だが現代は意外性の時代、その老人には後ろ髪がちゃんとあった。素晴らしい!
俺はなんとかそれをつかむことに成功!やったね!
その後の展開から推測するに、彼は類似品に注意を喚起する神 だったらしい。
資本自由民主主義の成果として、人類は数万年の寿命を獲得した。
その副産物として、万年係長が誕生した。
人類は、文字通り、という言葉の重要性を悟った。これが、進化というものらしい。
「おぉヴィーナス…」
「ロマンティックはお断り!」
「え?どうしたんだい美の女神様?」
「あたしは、アフロディテ。プラトニックにおながいしまつ☆ミミ」
ここで悩んだのが、ケチのつき始めかな、今考えると。
後日談:彼女は正当な後継者だったらしい。
クサンチッペの。
>>41 すごく批評しづらいなw
まずギャグ路線なのかシリアス路線なのか、本気で判断がつかない。
シリアス路線なら、今のような単発ギャグは読み手を混乱させる原因にもなるから注意。
感動やロマンを求めてきてるわけだから、こういうギャグに萎える人もいるも多いだろう。
真面目なシーンであればなおのこと。
笑いを入れたいならドラマの中にユーモアを含ませよう。
そうするとキャラクターに魅力がでるし、なにより雰囲気をぶちこわさずにすむ。
単に呪文を考えるのがめんどうくさかった、なんていうなよ?
実はこういうところこそが重要で、きちんと考えればストーリーにリアリティと重厚さが出るからね。
とくに地の文が重々しい言いかただから、手抜きをするとすぐにバレて読者が冷めるぞ。
こういう多少気どった地の文は、読み手に負担をかけてることをわすれずに。
特に戦闘のシーンはただでさえ伝わりにくいのに、難しい言いかたをされると理解するのに時間がかかるため、想像しにくい。
読んでいてつかれてしまう作品にならないようにな。
50 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/09(水) 23:56:21
>>42-43 乙です
ありがとうございました
描写の癖はうすうすかんづいていましたけど、やっぱりって感じですね
淡々としてる点に関しては、元々これからものすごい鬱展開に持ち込む予定だったので、序盤の手直しをすることにします
ライ麦、気付かなかった
51 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/10(木) 00:42:38
「思わず遠くへ来たもんだ」
おまんじゅうを食べながら歩いていると、いつのまにか知らない町に着いていた。
つい、おまんじゅうを食べることに夢中になってしまい、気が付いたらここに立っていたのだ。
信じたくはないが、もしかすると、ここはアメリカなのではないだろうか。
どうもそんな雰囲気のする町である。
しまったと思う。
まったくもって油断をしていた。
なにせぼくは、アメリカになど用はないのだ。
ぼくはこれから、増田さんの家に行って、お習字の稽古をする予定になっていたのだから。
今日は、「漁」という字に挑むはずだったのだ。
けれど、それはもうおそらくできないだろう。
ここは多分、アメリカなのだ。
ぼくの家の近所ではないのだ。
ああ、なんてことだろう!
これはきっと、ぼくがあまりにも呑気におまんじゅうを食べていたせいだ。
思っていたよりもけっこう美味しかったものだから、ついうっかり夢中になってしまったのだ。
もっとしっかり目的意識をもって、おまんじゅうを食べるべきだったのだ。
そうしていれば、アメリカに着く前に、せめて日本のどこかで自分の過ちに気付けていたはずなのだ。
なんてことだ。
そう思うと悔しくて、自然とぼくの瞳から涙が出てきた。
とめどなく、
はてどなく、
涙がこぼれ落ちてくる。
右手にもった習字道具がやたらに重く感じる。
増田さんもいない。
おまんじゅうももうない。
ぼくは今、アメリカらしき町でひとりぼっちだ。
53 :
52:2007/05/10(木) 01:56:49
宜しくお願いします
>>49 乙です。
>ギャグ路線なのかシリアス路線なのか、本気で判断がつかない
自分の悪いくせです……。
シリアスに書いていても、どうしてもひとボケ入れたくなるというか。
例えば車に轢かれる事故にあったとしても、その車がバキュームカーだったりw
今後気をつけたいと思います。
とても参考になりました。ありがとうございます。
55 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/10(木) 02:11:22
>>51 完成ってなってた『犯人は現場に戻る』だけ読んだ。
結論から言うととても面白かった。全体的な構想が良く練れていて
サスペンス物を全然読まない俺でも楽しめた。
最後のあれのそれが俺的にとてもハードボイルドでクールだった。
でも、下から二行目はいらなかった。焦げ過ぎ。追記:て。日記かよ。
始終、平井君の主観から描いて
平井君の気付かない部分は描写しないってのは
狙ってるなら面白い趣向だなと思った。
それで一つ特に気になったのは、平井君が瀬谷崎警部に声を掛けられたときの
モノローグ。
>ツボにはまれば唖然と言わせるほどの力を持っている
上辺しか見てない感じの平井君がそんな事を評価するのか?
っていう違和感を感じた。ツボでない時の瀬谷崎警部の描写も
詳しくした方が、平井君の俗物っぽい人物像がより浮き立つと
思う。良い意味で。
他には誤字、日本語がおかしい、句点なくね?とかあった。
校正は別に頼まれてないけど一つだけ。
手早く手帳に書き込むんだ、にワロタ
>>52 >>思っていたよりも〜食べるべきだったのだ。
バカバカしいことを真面目に、しかも詳しくかいているので思わずわらってしまった。
主人公ののんきさが終始一貫していてよい味がでている。
このノリの軽さを維持するために、涙が出たところはあっさり通過したいところ。
>>とめどなく、
>>はてどなく、
>>涙がこぼれ落ちてくる。
たしかに印象的だけど、この部分だけ他の文と雰囲気がちがっている。
読みすすめたあとも変な余韻がのこってしまった。
57 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/10(木) 20:57:43
>>55 ありがとうございます。
ほめてもらって。
自分としては、この作品は全体として書き込みが不足しすぎてて、
最低3倍にはふくらませないといけないと思ってました。
ほとんど、作品の骨格標本レベルで肉付けがなさ過ぎて…
最後の2行は、蛇足かと思いつつも、犯人の出てこないミステリも
ちょっとあれかと思って足しました。やっぱ、蛇足かなぁ。
「ツボにはまれば」は、ちょっと不用意でした。実は、この作品は
同一主人公を題材にした第二作目だったので、前作をベースにした
表現をしてしまってます。それが残ってしまってます。
誤字脱字は、許してください(涙)
なぜか自分では気づかない変な病気を持ってます(涙)
>57
どういたしまして。
読者気にして三倍とか言ってるなら同意しない。
いろんな読者いるから長けりゃいいってもんじゃない。
それに書いてみたら長い短いなんてよくある話。
これ以上手が加えられないって思ったら作品は完成してるんだよ。
後から本人が読んで「ひでえ」って言ったという話は
有名な作家でもよくきくし。俺らみたいなのが
そんなの気にしてたら何も書けんだろう。
あと、最後の二行、じゃなくて最後の二行目な。蛇足:て。
犯人出て来ないサスペンスはありじゃない?
あと、色々あるけど携帯で長文かくのしんどい。
彼女でもないおまいに苦労する義理ないしな。
アク禁に俺巻き込んだの誰だよ。ったく。
俺じゃないからな。念のため。
>57応援すっから。がんがれよ。
物語ではないのですが、この文章の批評をお願いします。
風呂から上がると頭がくらくらした。
軽い吐き気を感じ、背中一帯に冷たい汗がにじんだ気がした。
やっとの思いで体を拭いてヘルスメータに乗る。
体重二キロ、体脂肪率二パーセントの減少。
長く続いた不規則な生活がたたったのだろう。
服を着てゆっくりと台所へ行き、ぬるいお茶をマグカップいっぱい飲んだ。
風呂上りであるにもかかわらず指先は冷たくなっていたが、吐き気が消えた。
私はようやく生きた心地がした。
「生きた心地」は否定形でのみ使用する。
生き返った心地がした、だな。
>>60-61 ありがとうございます。
勉強になります。
最後の一文の、違和感の正体が分かってすっきりしました。
63 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/12(土) 00:51:13
快晴(はれ)だった、それも八月の正午だった、
にじんだ太陽が夜よりもなお濃い影をばら撒いていた。
その場所は海にたいそう近かった、というより面していた。
湾だった、奥から手前に急激に低くなっていく類の湾だった。
砂浜は一切なかった。もともと高い土地だったし、
低くなっているところでも護岸用のコンクリートが何もかもを埋め立てていた。
人気はなく、いかにも寂しかった、風がほとんど吹いていなかったから風景もまたほとんど動かずにいた。
さびれたところだった、孤独だった。
64 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/12(土) 00:52:40
しかし田舎によくある価値のない見捨てられた海岸という訳ではなかった、
その辺りは誰か極めて富んだ人間のものだった。
海岸線にそってぽつぽつと立て札が立てられていて、のこのこ入り込んで来た連中に
「私有地につき無断立ち入りを禁ず。(見つけた場合は通報す。)S61.12.21」
と剥げたラッカーで告げるのだった。
平和な海は自分の水を蒸発させながら長々と横たわっていた、
それは眠りこける怠け者を連想させた。ビロードの海面は十分青ざめていたが美しくはなかった、
むしろ護岸ブロックの侵食を堪えるさまの方が好ましく感じられた。
日差しに手ひどく焼かれ半ば焦げたようになっているそれら、
を見下すように岩肌の目立つ岬が生えていた、
かなりの高さと垂直な崖を持っているそれはまるで獰猛な牙だった。
65 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/12(土) 00:54:07
岬の先端からは細い砂利道が逃げ水を浮かべながら伸びていた、
そこを一人の男が歩いていた、藍色の麻織りシャツに光沢ある黒のトラウザー、
それに飴色のデッキシューズをあわせた身なりの良い男だった。
彼は薄っすらと笑っていた、実に清々しい微笑だった。
細すぎず太すぎずの顎、肉厚の紅い唇からは白い歯列が控えめに光っていた。
その上にはすっきりとした鼻梁があり、更にその左右には二重まぶたと長い睫毛、
そして焦げ茶色の大きな瞳が時折ゆっくりとまばたきをしながら静かに佇んでいるのだった。
彼はまず美青年といってよかった。
それにしても太陽は男の華奢な背中に見るからに重かった。
事実、彼の額からは瑞々しいしずくが絶えずこぼれ落ちているのだった、
よく熟れた果実が汁を絞り出されているのと一緒で。
男はしかし爽やかに笑っていた、つい先ほど厄介ごとが一つ片付いたからだった、
それも非常に穏やかなやり方で。彼はそのまましっかりとした足取りで下っていった、
風はほとんどなく動くものも男の影以外なかった、
全てが柔らかく、落ち着いていて、平和だった。
66 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/12(土) 01:01:05
場面:八月の正午、太陽に照らされた海岸を身なりの良い美青年が歩いている。
(男は、別れを告げた恋人に今しがた岬で飛び降られたところ)
評価お願いします。
とくに聞きたい所は
・文体が成功しているかどうか、読みにくくは無いか
・描写はよいか?
・これが書き出しとしたら、物語に引き込まれるかどうか
です よろしくお願いします
67 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/12(土) 01:11:06
+視点の問題も
描写に感情が入ってる(=話者の存在)のに
登場人物の内面を断定しているってのは破綻していることになるのでしょうか?
普段は一人称ばっかりなのでいまいち良く分からないのです
>>63-67 「た」多すぎ。地平の果てまで広がる農地かよ。
回想にしても、事細かに思い出しすぎ。
しかも主観的な、感想に近い形容ばかりで
情景がいまいち想像できない。
風景を一生懸命描写しようとした努力は感じたけどそれだけ。
結論
・読みにくい。
・描写できてない。
・俺なら三行目までが限界
>>67 作者が良くわからないなら、読者はもっとわかんねえよ。
この話者が登場人物で、『男』と非常に親しいなら
ありえない書き方ではないけれども。
その関係を全く示唆せず、話者の素性も不明なのに
感情移入できるか?
まずは人物の全くいない風景を描写する訓練をつまないとな。
それ以前に、普段の読書量や読書歴を聞きたい。
69 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/12(土) 05:19:46
眠れないので見てみたらレスが
>>68 ご指摘ありがとうございます。
カミュとサガン(というか翻訳)久しぶりに再読して気取って書いたので、
やはり鼻に付くというかバタ臭いですね。
ただ描写や言葉遣いは正直気の利いたこと言ってるわあと思ったんですが、なかなか。
視点は「神」の主観以外ありえないので、まあ、破綻してると思います。
んで、風景描写は省略か節約の方向がいいと思いました。やっぱ重いw
(前々から知り合いの編集者などには言われてたんですが、未練が……)
読書量は週三、四冊程度、読書歴は海外中心(新潮海外文庫でも思い起こしてくれれば)
日本人で言えばまずW村上、その他は売れてるのですね。戦前は芥川・太宰くらいです。
コレ読め的なアドバイスありますか?
70 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/12(土) 16:28:43
こどわっどくけど
>>44-48は俺が貼ったんじゃないんで。まんつよろすぐ。
71 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/12(土) 16:33:07
満を持してテポドンが13発飛来した。
日本人はおのおの自宅に備え付けのドラム缶風呂に飛び込んだ。
さるたぐいの方々はみまかられた。どんとはれ。
72 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/12(土) 23:40:46
いつか、そう遠くない昔、僕はいつも顔を傾けていた。
どうしてなのかと言われたらよく知らないのだけれど、何故かこの世界には不可思議なことが溢れていた。
謎をいつか解き明かそうと思っていたらしい。
そしていつでも左の幾許か斜めを向いていた。
これは良く知っている。この世界には不可思議なことが溢れていたから。
そして何か見えないものが見えそうな気がしたからだ。
其れは単に左のちょっとだけ奥が見えただけであって、望んでいたものとは大分違っていたように思う。
その分、右の世界は閉ざされたままだったのだから。
まったく、馬鹿らしいったら。
実際には右耳に風があたって痺れるように痛いだけだった。
鉄塔の先が風に吹かれて唸っているようなものだ。ああ、ちょっと違うけれどそんな感じ。
そんなものは殆ど僕の人生に関係ないものであったし、それと同じくらい耳に感じる鈍痛もどうでもいいものだった。
ピアスをあけたあの時の痛みのほうがまだ僕を挑発していたように思う。
君、君はいつでも左を見ているけれど・・・少しくらい真っ直ぐなほうが世界は良く見えるよ。
そう言って煙草を吸う、彼の、ジョージ・アンダーソンの横顔を今でも覚えている。
ついでにポケットに入っていたフィンガービスケットの数も。
まったく、馬鹿らしいったら。
今書いている作品の一部です
批評よろしく
>>69 児童文学の名作を超読め。
子供向けに書かれているから
読者を飽きさせない工夫がよく凝らされている。
いわば簡潔な言葉で豊かな情景を描き出す名文の見本市。
詩歌や詩文も超読め。特に定型詩。
字数音数の限られた中で多彩な表現がある。
そこから学ぶ物も多い筈。
他には、江戸川乱歩の短編集(題名忘れた)がお勧め。
連れがこれイイヨっつってたが、俺もイイと思った。
迷路で迷ったら左右どちらかの腕を壁につけたまま、ずーっと歩き続けろ。という話がある。
俺は入り口で左を選んだ。だから左手を離すことはあり得ない。俺は出口を目指している。
75 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/13(日) 12:23:11
プロペラの回っている音が、する。
何の・・・ああ、猿共が精一杯に足掻いている、キーキーと騒ぐ、そんな聞き苦しい音と似ている。
次第に速度を落としながらひとつひとつ確かめるように回っていくさまは確実に魂の終焉を意味していた。
緞帳のようにもったりとした雲が広がっていくのもまた其れと同等であった。
其れでもまだ止まる様子はない。彼此数億年になる。
何でいつも動いているのかしらとたまに不安になるのだけれどそんなものはほんの雲の切れ端の、
妹が残すシフォンケーキのようなものであって、束の間の享楽と郷愁を与えてくれる。それだけの価値。
かつて僕が存在していた場所でよく見た日常と同じ。
すぐにでも僕には関係なくなるのだろうな。そう思った。
其れから彼此数億年。
空に浮かぶ雲は意外と軽くて薄くて僕は比較的安定した世界に住んでいた。
そもそも誰が僕らをこの世界で生かしているのか、
元来比較的って何と比較しているのかしら、何の宗教なのだろう・・・
と言ったら其れさえも誰も知らなかったことがちょっぴり、ほんとうにちょっぴりだけれど・・・可笑しいなと思ってしまった。
少し眠たそうにしている旧友のアンダーソン氏に話してやると彼はほんの少し、
それこそノートの切れ端に書き込んだものと同等の脆さをもったナイフを玩びながら少しはにかんで、あるお伽話をしてくれた。
「いちいち雲のことを気にするから・・・本当なら君はピーターパンになるはずなんだよ。
つまり飛行機乗りってのはただ純粋に空で生きているものなんじゃないのかな・・・って・・
本当に・・・、ただ、そう思っただけで・・・」
彼は寝そべるように俯いていたけれど、デッキチェアの隙間から聞こえた声はひどく澄んでいて、僕は彼が泣いていることを知った。
>>72です。上の自分の作品と読み比べて思ったこととか、共通してるなって思ったことがあれば教えてもらえると幸いです。
よろしくお願いします。
ヲタの彼氏を射止めた彼女が、けなげにネットで学習。ハートをゲットせんとかわいくこう言った。
「ねぇ、『永遠は、あるよ。ここにあるよ。』って思うの、どういう時?…」
彼氏は莞爾として微笑むかと思いきや、憮然を超えた憤りを
「ああ、俺はそのエ…ゲームをやってるよ。だが、その…ゲームをするためにはWindowsが必須だ。
俺が頭に来るのは、Wiondowsを使うたんびに、その台詞を思い出すことだ!」
彼女は 様々なことを一気に理解した。そして、学習の折に見かけたことをぷかっちと思い出して言った。
「ねぇ…ひょっとして、アップデートを自動更新にしてない?」
二人は、その時、永遠を見た。
ちなみに、俺のハルキへの軽蔑は、「村上朝日堂」の愛読者だった当時「はいほー!」とタイトルされた時点から
一貫して継続中である。
俺はものすごく、馬鹿にされたように感じたのだ。理由ですって?おやおや、寝言は猫のゆりかごで言え。
何せ、その黄色い表紙をどこで初めて眼にしたかすら20年経った今でもはっきり覚えているくらいだ。映像として
記憶している。第一書店の向かって右の棚中ごろに縦に平積みされていた。語弊はあるが。かの巻き毛の地獄からの
生還者が性感者であったのだと冗談でなくほぼ確信した時、ハルキが同じ道を辿ったことがまた俺には許せなかった。
ジョンランディス監督の出世作かつジョンベルーシのそれでもある作品を観ると、ドナルドサザーランド(ジャックバウアーの
実の父親)がどーみてもどーみてもです本当に(ryという大学教授役で大熱演している。あの鬱展開は虚構と現実を
混同するw俺の心を深く傷つけた。アレンカレン。そのコキュ役だった大学生の彼氏がこないだ刑事役で出てたんですけど…
なんだっけ…?
そんな趣味の悪いパジャマ盗まれたッテガー
「へー。ハルキのたらしは悪いたらし、ドラゴンのたらしは善いたらしってわけね。いいわねー都合がおよろしくて」
「それを…言うな…!!」
「まだゆとりかませるのネ!もっともっともっともっと締め上げてあげっかんねー!!!!」
「おっおっおっ〜宇宙が黒く観えない!!!!白が七分で黒が三分だ!!いいか、」
「ちょっと!!!!みんなが誤解するでしょ!!!!」ギュー
「かっ 芳しい〜(ガクッ」
「すいません、このひとちょっとおかしいんです」
「(ムクっ みなさんちょっととはお思いではなさそーだ」
「さよならは言わないわ、逝っておしまい!!」
「森とアマノ〜〜〜〜〜〜〜〜っ(reガクッ」
「森とカズミに囲まれて〜〜〜〜〜 ってやるべきだったナ」
「そうね。好きにしたら」
ちなみに、その巻き毛の性感者の出世作の映画(冒頭、German戦場をG線上のアリアにのせて雪を彷徨う主人公の
シーンは屈指の美しさ)で主人公が糟糠のピザ妻がご都合よく事故死するのをいいことに娶ってしまう女優役の女優と、
スパイダーマンの美しくなった豚(ほんとーに美しくなった)と、スーパーマンリターンズのオッドアイのねーちゃんを
どかっとかけあわせて片桐はいりのエラを
…イタタタ まぁそんな顔立ちの36歳のおなのこ(みかけは20前後)が仙台を歩いてたら、そりゃ俺の女だかンな。
手出したらヌッ殻す。つか、産まれた娘を撃墜する。ぶっちゃけよろしこ。
ちょ待てよ!
ちなみに俺たち二人は同姓愛である、気まコン特別編語るとこの。だ
ぶるーぶるーぶるーぶるーぶるー
しゃーとー
【俺の文章の90%は誰がうまいこと言えとでできています】
《残りの10%は?》
【蛇足。】
ヒロトは渡り廊下でユキヒロ先輩を殴った。擦り寄る火の粉払っただけだ…
青春、ヒロヒロつながり。
宜しければ批評お願いします。ヽ(・ω・)ノ
宜しくなければスルーお願いします。(・ω・)ノシ
彼女の吐いた残酷な言葉は、優しげな面と柔らかな雰囲気に隠されて、すうと闇に溶けていった。
「死んじゃえばいいのに」
サングラス越しに彼は彼女を睨め付ける。
街灯の消えた、この暗闇でその表情が彼女に伝わっているのかは分からない。
それでも彼は表情をゆるめようとはしなかった。
許せない。それが例え、彼女が彼女自身に吐いた言葉だったとしても。
どんな理由であれ口にしてはいけない言葉だと、随分彼は彼女に語ったはずなのに。
「その言葉を使う事すら許せないと語ったのをお忘れかな」
「何故、使っちゃ駄目なんですか?」
何故? と聞かれても即座に答えは出せない。
いけない事だという認識は彼が子どもの頃、母によって植え付けられたものであり、彼自身全く疑問を感じる事なくその固定概念を守ってきた。
ささっと答えをだせない自分と彼女の空気を読まない質問にいらいらし、親指の爪を甘噛みする。
彼は自分の築き上げてきた常識の塀をいとも簡単に飛び越え、ヒビを入れていく彼女を嫌っていた。
「駄目なものだからだよ」
「そういう、つまらない固定概念を持っているからつまらない人間になるんですよ」
「……君はもっと空気を読めるようになったら、人々から敬遠されなくなると思うよ」
「空気は吸うものですから」
あくまでとぼけ通す彼女を前に、隠さず大きな溜息を吐く。
ようやく点いた街灯の下で彼と彼女は正反対の面持ちをしていた。
彼は足早に歩きだし、彼女はそれに駆け足で続く。
悶々とした内面の様子まで照らし出されそうで、さっきまで求めていた明かりをほっぽって、再び闇へと消えていった。
【チラ裏インフォ】
タイトゥで一歩踏み出たカストリ系謎流グラビア情報誌入手。有益情報がいまどき珍しく多いが、突っ込みどこも多し。
ま、だがそれが却って。ライター誰大wなんか書き味に覚えARUZEw
チェインジゲッタードラゴン!!」
「どうした?嬉しそうじゃないな。」
「だって。」
「なんだ口ごもるなんてお前らしくない。言ってごらん」
「ドラゴンって太ってるの?」
子供はことの本質を知っているが社会の本質は知らない。だが私の言いたいことはそんなことではないし、
子供がどう育とうと知ったことではない。俺は「あれはドラゴンだろう?西洋の龍の絵を見たことないかい?」
と言ってやる。
心にも無いことを書くのも俺の身に染み付いた永木にわたる慣いだ。書いてることが俺の心からの言葉なのか、
心の言葉が俺が書きたかった言葉なのか90年代のいつからか俺自身よくわからなくなっている。ほらな。
だからガキは決して読んではいけない。
黒衣信徒の悪しき策動。
その一つに、アニメでパンチラを禁ずるというものがあった。
それを策定した瞬間、俺は「バカかあいつらw… …」
私の対個評価が、これ程瞬時に逆転したことは無い。宇宙絶対ギネス概念の開闢である。
個々人の運命関与のうりょくはその料理の巧拙によって評価される。何故なら、
・経済・時間配分・馳走配分・伝統継承新規開拓配分・個性普遍配分・好評而自由付与常識・身体能力勘案配分
彼我を悟るにこれほどまでにうってつけの作業はない。ぁ
・生命維持思索
よって、この行為を人類最大の敵が雪崩を打って投げ出している現状は、まことに天の与えたまいき洒脱、敬具慶事と
言う他はない。よきかな、むべなるかな。
・眼力鍛錬
高度に成ると
・故意演技演出
・不選処理
滅亡願望者に運命関与能力は絶対不要也
91 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/14(月) 16:06:21
お米の 国の 古かたぎさんも "IS THIS COUNTRY JAPAN!? since when??"
みでーなごと語ってらと思うじゃジャJA っぱん。
あーあ、おまんまんじゅうこわーい…あんたがた大将!!
92 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/15(火) 01:22:26
適当なシーンを想定して書いてみました。
お願いします。
夏休みのアルバイトで来た海の家も、お盆を過ぎて客はまばらになっていた。
彼は一仕事終えると店の前のベンチに腰を下ろした。
時間が止まっているような昼下がりのビーチの中に、
誰かがこしらえたであろう砂山のてっぺんに挿してある風車がからからと回っているのが見えた。
「回ってるね」
同じバイト仲間の陽子だった。
後ろからの陽子の声に彼はちょっと身構えたが、何ともないふりをして、
「ん」
と、答えた。
陽子も彼に並んで座った。
「来週でバイトもおしまいだね。」
陽子が寂しげにそう言ったきり、二人は揃って風車を眺めた。
ゆるやかな南風が心地よかった。
「ようこ!」
しばらくして遠くのビーチから彼女を呼ぶ声がした。
陽子の彼氏がアルバイトの監視員のシフトが終わって引き上げてきているのであった。
「行くね」
陽子は飲みかけのジュースを渡すと、彼氏のほうへかけていった。
彼は努めてそちらを向かないよう風車から目を離さなかった。
喉は渇いていたが、彼女から渡されたジュースを飲む気にはなれなかった。
批評する香具師いないまま依頼だけでスレ伸びてるな。
人の批評なんてしてる場合じゃない俺が批評しちゃうぞ(゚д゚)ゴルァ。
批評されちゃった香具師は運が悪かったと思って諦めろ。
>>70 方言なめんなボケ。
どこの方言かは知らんが、もっとそれらしい書き方あんだろ。
くどわっとっけど、>>44-
>>48は、おらが貼ったんでねぇんで。まんづよろすぅぐ。
良く見たら標準語混じってんじゃねえか。氏ねそしてイ`。
>>71 何語だよ。
>>70よりひでえよお前。
>満を持してテポドンが
>テポドンが13発飛来した。
わざわざ行を分けた理由わかるか?
満を持してテポドン撃った奴と
満を持したテポドン撃たれた奴の
視点が混ざってて文章がおかしくなってるのをお前に伝えたかったからだ。
あと、「おのおの」ってのは尊重語だ。違和感多杉。
狙って書いてるのは理解したが、自己満足に終わらない書き方を心がけろ。
>>72=
>>75 そういう文体読むのは好きだが、書くのは当方不得手だ。
書くのが不得手だと言って、編集者の才能も無い。
そんな俺が不得手な文体の批評をするって言い出した。
ああ、糞野郎が。糞野郎ってのは他でもない俺の事だよ糞野郎。ああ、本当に糞だ。
批評じゃなくて読者の立場から言わせてもらえれば、続きがあるなら読ませてくれって言いたい位だ。
>>75 共通してると言えば、同じ奴の視点だってのがわかった。
逆に共通してないのが、
>>72と
>>75での話者の心情。
>>72で回想モードだった話者が、
>>75で微妙に将来気にしてるなと思った。
そこから物語進展するかしないかは読者な俺が知る訳ないが、引き込み方としては上手い。
さり気なくアンダーソン氏に読者の注意を向けさせる所なんかは、俺的にとてもツボだ。
技術的なアドバイスなんか何もしてやれない俺を許せ。
これからも超頑張って書き続けて下さい。としか言えねえ。
>>74 その迷路攻略法に対策を施した迷路があるという、噂を聞いたことがある。
読者にその知識を当てにしてるなら、かなり高いハードルだな。
もう一つ落ちでも付けてくれたら、批評とか感想の言いようもあるんだが。
>>76 ハードル高いっつの。
彼女Wiondows精通しすぎだろ。生憎俺はWindowsだが、俺よりパソコン詳しそうだな。
>>77 村上春樹?が書いた「はいほー!」の記事読んでない俺には何の事かさっぱりだな。
猫飼ってないけど布団をゆりかごに見立てて寝るよ。
本気で明日仕事なので寝る。
96 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/15(火) 07:43:37
>>93 お前は既に終わっている。
俺はお前と違って生きたズーズー弁の仲で育ったのだから、お前に 正しい方言
などレクチャーされる謂れなど無い。あってたまるか。おらほ なら言うが、
この地に おら と語った生身の誰かと俺は話をしたことが無い。知ったか丙。いや丁。
その おのおの の定義でお前らのもくろみは崩れ去った。お前らに直けき者心に
あらず国の者。お前に ふさわしき 償いを与える。
97 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/15(火) 11:04:11
>>92 ひょっとして、空、曇ってます?
もしそうなら、俺は「かっこいいスターレット」というものがこの世にあると知って
べっくりこきました。
98 :
かあ:2007/05/15(火) 12:27:24
か
99 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/15(火) 12:39:21
>>94有難うございます
全然違うとこから抜いてきたので心情に違いがあるかもしれないです…
私は書きたい表現・台詞だけを書くつもりでストーリー・伏線は完璧後付けな小説を作っているんですが、それ故にこだわり過ぎて変な表現はないか心配になりまして、今回批評を依頼させていただきました。
書き始めて早5年、昼間から高校サボってこんな自分は生きてる価値がないのかな…と欝になる日々でしたが、励ましてもらって元気になれました。有難う。
100 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/15(火) 18:26:59
>>92 批評というか感想から言わせて頂きます。
全体に淡々とした描写ですが、「彼」の心情を読者に伝えるという意味では成功していると思いました。
いっそ意識的に外面描写のみに絞って書いてみるのも面白いかもです。
(こうしろってことじゃないですよ?)
> 彼は努めてそちらを向かないよう風車から目を離さなかった。
↓
彼の視線が砂上に刻まれた真新しい足跡の先に向くことはなかった。
固定された瞳に映るのは風に踊る風車がひとつ。
とか。
あと気になったのは、文末が「〜した」という過去形が殆どなことでしょうか。
文末での過去形の多用は、静謐な雰囲気にはなりますが単調になりがちです。
体言止めでポイントを強調してみると全体にメリハリがつくかもしれません。
101 :
92:2007/05/15(火) 21:37:01
>>97 レスありがとうございます。
天気は晴れか曇りか「なんともいえない」感じがしっくりくるかな、と思います。
後半部分は無学ゆえわかりませんでした。。
>>100 アドバイスありがとうございます。
なるほど、よい文章に推敲されており感心しました。
本は家にあった1969年発行の新潮社 日本文学全集しか(しかもつまみ読み程度)読んだ事が無いので、
もしかしたらその影響で文体が古臭いのかも知れないです。
精進いたします。
「お前、仕事は出来るらしいけど勤怠状況悪すぎるから扱いに困るって、人事が愚痴ってたぞ」
的な事を上司に言われて(´・ω・`)な顔で帰宅した俺が来ましたよ。
今のプロジェクト終わって請け先無かったら懲戒解雇も普通にありえる。
人の批評なんてしてる場合じゃない俺が批評しちゃうぞ(゚д゚)ゴルァ。
批評されちゃった香具師は運が悪かったと思って諦めろ。
その前に俺に届いた御意見御激励の御葉書にレス。
>>96 ズーズー弁を喋る方々は文章もズーズー弁で書くのか?
あんた人が知らん思うて詰まらん事言うとったらならんでwと慣れ親しんだ方言で言ってみる。
確かにズーズー弁をより知っているのはお前の方だろうな。
だが、『知っている事を文章で表現する』のは『只知っているだけ』よりも難しい。
何故「おらほ」を知っていながら「俺」と書いたんだ?
「おらほ」よりも「俺」と書く方がしっくりきたんじゃないのかね。
少なくとも、俺とお前で文章の次元では同じ地平に居る。
俺は終わっているのだろうが、お前は始まったばかりなんだよ。
折角の生きたズーズー弁を無駄にするな。
あと、償いは与えるもんじゃない。与えるなら罰だw
気の利いた言い方をしたつもりかも知れんが、意味の良くわからない言葉は
使わん方がいいぞ。
あくまで『償い』にこだわるなら、償いは『させる』ものだ。
汝に ふさわしき 償いを知る事を命ず。
貴様の如き愚劣なる輩に ふさわしき 償いを今こそ示し賜わん
俺好みの書き方ならこうだな。気に入らなけりゃ他で探せ。文語訳聖書が超お勧め。
>>99 イ`。そしてどういたしまして。
高校は可能な限り卒業しといたほうがいいぞ。登校は日数確保する為だと吹っ切るのが吉。
駄目なら、職安がやってる職業訓練校とかに通い直すのもお勧め。何たってタダ。
文筆以外に何か、手に職を付けたと言える物を持った方が文章の幅も広がる。
そしてそのまま生活を続けられるようなら、そっちに行った方が断然いい。
あと5年経って俺みたいにならないように祈ってるよ。
今度こそ批評しちゃうぞ(゚д゚)ゴルァ。
>>78 『それでもある』を見逃すと二つの段落の繋がりがわからなくなるな。
二つの段落を結びつける接点をもっと強調するといいかも。
三番目の段落は意味がわからん。もしかしてハードル高過ぎくね?
>>79=
>>82 ごめん俺にはハードルが高過ぎる。誰か他の人の批評をヨロしてくれ。
>>83 ここで言う『俺』とは、他ならぬ俺の事だよな?
『うまいこと言えとで出来ています』は、要するに「こいつ狙ってやがる(pgr」と言いたいのかね。
『蛇足。』は俺が「追記:」を「蛇足:」と書き間違えた事を皮肉ってるんだな。
それが俺の邪推で無い事は
《残りの10%は?》
がよ〜く、理解させてくれたよ。
何もかもその通りだよ馬鹿。うるせー馬鹿。
>>84 ごめん俺にはハードルが(ry
>>85 彼が「死んじゃえばいいのに」と言ってはいけないと、彼女に語っているという設定に違和感を感じた。
「死んじゃえばいいのに」なんて不吉な言葉を、普通の人間は言おうとも思わないと思うが。
彼がその言葉に固執する理由が、この文章からはいまいち伝わってこない。
もし続編があるなら、この下りでは
母によって植え付けられたものであり
を省略して、彼がその言葉に固執する理由をぼかしてしまう方がいいと思うが。
SSなら、母が彼にとってどんな人物だったかを端的にでも描写して欲しい。
勘違いにせよ幼さゆえにしろ、読者にとってはそれが世界観に入り込む糸口になる。
彼と彼女は父子or幼馴染な関係なのかしら。
そんな二人しかいない状況で、「空気を読む」って表現はちょっと大げさに感じる。
平たく言うと他人行儀。「〜随分彼は彼女に語ったはずなのに」という表現と矛盾している。
「空気を読む」は2chで良く使われる便利な表現だけど、新しい言葉なだけに
誰しもが同じ意味で捉えているとは限らない。チャレンジするなら計画的に。
俺が気付いたのは以上だ。
>>86 ハードルが(ry
寝る。
106 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/16(水) 01:28:06
>>106 「2ch批評依頼中」ってどこかに入ってる?
入ってないとスルーされるよ。
詳しい理由は
>>35参照。
あとなんか色々あるみたいだから、とりあえずどれを読めばいいのか教えてくれ。
108 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/16(水) 14:36:51
批評お願いします 「憂鬱」
今日もキッチンのガスコンロの点火スイッチを何度となく押していた。
玄関のドアの鍵も同じく繰り返している。誰かに見られているとおかしい
人間だと思われるのではないかという浮かんではすぐに消えてしまう不安を
ロック音でかき消しながらある回数まで繰り返した。
繰り返しの後、私はここから駅に向かって歩くという目的を確認しながら
最期にまた鍵をかけなおした。
ドアノブを回し鍵がかかっている事を確認した時の自分とこれから歩く自分が
同じ人間でなければいけないという事実だけが残った。それを確認してドアノブから
そっと手を離す。
私の目は小さな筋肉に囲まれている。その筋肉は世界を威嚇するために
こわばる。陽光を睨むような仕草で私はこの世界を睨みながら歩き出した。
> 今日もキッチンのガスコンロの点火スイッチを何度となく押していた。
> 玄関のドアの鍵も同じく繰り返している。
いきなり場面が飛んで、ついていけませんでした。
どっちを進行形? と思いながら読み進めて、外出前の儀式であることを理解しました。
ガス栓を閉めたことを神経質にチェックしているということならば、ちょっと説明が足りないと思います。
元栓を閉めたことはわざと書いていないのでしょうか?
玄関の鍵のチェックは分かりにくいです。
鍵を閉めた後、何度もノブを回して「開かないこと」を確認するなら分かるんですけど、この人は
鍵を開けたり閉めたりしているというふうに読めます。
私の知らない行動原理、と言われればそれまでなんですが。
110 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/16(水) 15:59:39
批評ありがとうございます
おっしゃるとおりですね しまった事に時間軸が分かりづらいですね
脅迫症の行動障害を描写しようと思ったのですが単に鍵を開け閉めしても
ドアノブを回す描写をいれないとおかしくなりますよね
ガス栓を閉める行為よりスイッチ的なものをオンオフする(そしてそれを繰り返す)
描写をしたかったのですが「火がついてない」「ドアが開かない」という
結果の描写が欠落していました そこでの行動と結果の確認作業とそれを見る主体の内面の描写は絶対外してはいけない
筈だったのに それが欠落したために精神に障害を持ってるという要素を読み手に理解させる内容には
至りませんでした
回数の描写も甘すぎました これでは単なる用心深い人とも読めてしまう
内省が過ぎてしまったのがいただけないですね
どうもありがとうございました
111 :
名無し物書き@推敲中?:2007/05/16(水) 16:19:12
>>108 > 最期にまた鍵をかけなおした。
細かいかもしれんが「最期」はたいてい死の比喩として使われる
この場合は普通に「最後」だと思う
112 :
109:2007/05/16(水) 16:26:34
>>110 脅迫症の行動を書きたい、という意図は伝わってましたよ。
ただ、私の場合は
・ドアノブを何度も回して確認
・歩き出してから、また確認に戻る
ということはあっても、鍵を開けたり閉めたりってことはなかったので
自分の知らない行動原理なのかなと思いました。
(だって鍵を開けるとまた不安になっちゃいますから)
バ韓国の文壇のレベルってのはこんくらいなのか…分断したままじゃ、やっぱ色々片手落ちなのだナ
誤爆?
あらyada湿っちゃって
バカをカモルか。歳がわからんでバカをバカゆうのがちっとも心苦しくないとこがええわにょね
なんだっけ。いらんことかいてわすれたわ。
あ、そだ。
「おらがくん」つー東京のナ。岩手人あてこすり言葉がありやがんのよ。俺思うに、宮澤賢治が決死の上京した時に
どう扱われたかを遺すこびりつきなのだろ。ま、今じゃナカナカゆわれんじゃろがね。岩手人は教訓深い。俺以外は。
だから、おらの直後が が であることはありえんのだよ。だれひとり、つかわない。それだけ岩手人は東京を意識している。
「おら東京意識してるだ」などと、直かになど何があろうと語らない。ただ黙って、「おらが」とは言わなくなる。そういう処人だ。
みのりかわが「もっと我儘になっていいんじゃないかな!」と繰り返し言うもんで、オヤジが寝ころんでテレビ観てるとこ
脇に置いてあるマイセン3mgから6本かっぱらった。
おー!怒った怒った!リモコンぶんなげたぞ!まだ止まらない!拾ってまた投げた!
椅子に手をかけた。俺はピアノの前でそれを観ている。
で、6発くらいぶんなぐられた。口の中ってわりかし容易く切れるのな。生まれて初めてだわコレ。
「そんな眼で(ry」のお約束言葉を口にしましたぜ…オヤジの自意識からすると、そういうありがち言葉しかこういう
切迫場面で口にできないのは屈辱ナはづだがナ。
で、その後今までになくピアノと俺がシンクロしたりするわけよ。これだからピアニストはドMのさだめから逃れられん
わけだわけ。どなすんねん。秀でたピアニスト育てるにゃとことんぶん殴れか。ま、そうなのだろ。因果な楽器だ。
ate
きんしんそーかんがこれからえがかれなくなるとおもますがネ
しちゃったかーばーなおやはおるし そのこどももおるわけす しちゃったわけは ひとやまあてyo
で、こどもはくるしむしょ
しこたまえろえろみてよんでしったおれでさえとことんくるしみなやんだのだから。
いつらー どんなおとなになるんかな
かーばーどもよ かたすじゃねぞ だる
やっとわかりかけました。
法螺が峠のおやじさま、近頃はこんぴたも漢字出力でごきげんうるわしゅ。
残像からハルキさまと同じ俺対処であるます。でも質量に残像があるとわかった今、おもろくなくても示唆あたです。
F91もおもろくなかたのといしょでつね 時かけ細田版には原田歌をゴリ推ししてほしかたすーるー
hiiiiiiiiii
おやじさまはバカじゃなかとです!
お前らになおけき ものごころにあらず くにのもの
というつもりだったのであるます!ソノアノ…神戸に原爆は落としませんのできっと、心安らかにお眠りくださいませ。
そりゃァ貴方は日本の文壇にトンと疎かろうでしょうからナ。
とぼけであろうとも、そういうスタンスをとられたからには詰め腹を切られませい。
sate.
お袋のハンドバッグに入ってた図書カードでSAPIOを買ってくる。改心と非改心を織り交ぜたまことに味わい深いい〜い
ファビョ誌に中変身。イラク戦争のスケープゴートを教えてくださったりなんだり、まことに気が利いている。んなこた
どうでもええ。
よしりんである。コヴァである。困ったオッサンだ。釣りに引っかからなかったからって焼糞になんなよオッサン。政治で
ボケかまされるの俺きれぇなんだよ。
しかも、そのボケをボケと見抜けなかった(つまり、いわゆる、『壮大な(御幣あるナ<東海林風)釣り』だったことを)
30歳周辺の 真面目な 四角四面の 素直な 連中のルサンチマンがどうなるか。俺たちは 棄て の悪人になる
世代となることが予め決まっていたのかと。これは遺恨を遺すだろう。やつらには、「俺が選んだ生き方だ」と捉えきれる
男らしさは 未だ無い。ま、あとは言うまい。
民主主義、言論の自由。共に、不要のものである。
民主主義とは、売春主義のことだからである。
言論の自由は、滅びを望むそれも垂れ流せる。
共に考え省み鑑みなければならない。
つけくわえておくが、貴族主義とは不倫主義のことである。それらともに消えぬ限り、壁が崩れることはない。
コヴァが「朝鮮戦争の韓国軍にも慰安所があった」とこも記していれば、俺が彼を罵ることは無かったと思う。
福岡人であり、女性に放埓で、身体障害者の妻を娶り、エモやんと同じ眠そうな眼をして、何やらいきなり男前に
なってしまった男。
俺も暇じゃないので彼の血筋だの出自なんつ辺りまではつっこまねぇ。そんなに暇じゃねぇ。
ただ、調べればなるほどねなるほどなるほどなるほどね になるのは決まってる。
俺ァ東大一直線のマークシートの回がものsっそーーーーく好きでナ。そのことを忘れたくないから情けをかける。
あとはオッサン、よく考える…このくちょうはいけないそうだwIMEサマが教えてくださるw一時が万事この調子で
やってるのだぜ。ちったぁ俺の身にならなくていいよ。
俺が鉄面探偵ゲンの眠そうな眼に、5歳の時何故あれほど惹かれたのか、その訳が少しわかりかけている。
ANNOさんが、新劇場版で妨害を受けているからか、しかたなしに操り人形のショボい映画でお茶をにごそうと
何やら伝達されたいらしい。確かに俺はこうやって、こんぴたでは操られまくり、検閲が長谷川町子先生の
姪ごさんの年下さん方ばりに行われている。
まぁ?第一級の精神障害者だから?
ただ、ことここに至って きちがい呼ばわりはなぁ。却っていい味出さないか。出さない。あっそう。ではおしっかり。
ポイントは、俺が鼻くそほじりながらと例えることのできる、手抜きモードでさまざまを著してるところだ。それでも
ヤバいことにはいくたびもなってるけれども…昨日の夜もお袋が警察に電話をした。それでも、まぁ、手抜きであることには
変わりない。それは、
やつら(だつら? も、手を抜いているからだ。
だから、まだ、このしんどかった十数年間にほっと一息つけても、ユニオンがぶっ壊れても、いずれまた、何やら
起きることになってる。そうせざるを得ない。なぜって?誰もが幸せになるためさ。
どう口を酸っぱくして説いても、侮る者は居るし、小悪をこちょこちょ言い訳考えながらするやつぁゴロゴロ。
どうも、そういうのが槍玉だったのだな、こたびは。まぁとんでもなく頭の働く誰かさんがおるのだね。俺は薄々
わかりかけてるが、やんごとなくなると今困るので、書かないでおこう。
なぁユニオンよ、足洗ったらどうだい。今なら、間に合うぞ。まともな生き方に戻れる。
ビーフ・シュニッツェル。想い出のメニュー。まだ食べたことは無い。
記憶障害のためかどうか、しばらく思い出せずにいたのだが、今日思い出した。
先ちゃん先生が、ほんのちょっと心を持ち直されたみたいである。
日本がソフィスティケイトされたのは、ひとえに彼の方の力によるところが大きい…鴨川つばめ先生、鳥山明先生
あってのことと先生はおっしゃるかもしれないが、
芋⇒小麦
へと変われることを示したのは先生だけだ。いしかわじゅんどのが激しく嫉妬、という話。
俺が年若いヲタを信用しないのは、そういう歴史を故意に無視するからだ。お前らは木の股から萌え絵を獲得したのか?
神秘性は、ルーツを明かさないことで醸成される。開陳しつくさない、それが鍵だ。神秘は嘲笑に弱い。
日本の男が男らしさを取り戻すために、その「細い描線」を棄てなければならないのかどうか。これは居心地のいい
漫画をたやすく形成する。それに頑として抗っているのが、島本和彦先生だ。しかし、おちゃらけヒーローを一旦
やってしまった後で本道ヒーローを描こうとしても、苦しむだけということを今のところ、島本先生は提示し続けている。
さらっと神埼将臣先生にあぶらげさらわれてしまい、心中お察しする。
だが俺は、神崎先生がイチローなら、島本先生はゴジラだと思ってますから。でかいの待ってまする。
しかししてみるとwww
このとこずーーーーーーーーーーーーーーっと、男だけが女に譲歩し続けてきたことの何よりの証左だな。
細い描線と言えば、大島弓子先生「綿の国星」だ。これにネコミミ少女が出てくる。つか、そのコヒロイン。
その範疇から一歩も出とりゃせんつことだいな。
少女漫画家はあれだな。岩鬼みたいなのにヒロインが惚れる話を描かんとこりゃ帳尻あわんぜよ。ガンガレ。
nalaユニオン。抜けれるなら抜けとかんと…ダヴィディアン何ちゃらみてーなことになんねーか?そすと、
「俺が追い詰めた身体」とか俺が悩み苦しむつーあてこすりよ。そりゃ百万人規模で自殺された日にはな…
まぁただ、俺がこれまでされた扱いと、おまいらが日本で何をしてきたかを併せて考えると、「わるいこたーでけねーなー」
で終わりかねんのでな。俺ぁ見てのとおりつめってーとこもあるでな。そんな、万人を博愛ってわけでもねーんだよ。
繰り返しは書かないのである。
偶々だったがユニオンという労働組合ができてることを知って
中国とアメリカが北とバ韓国を介在にズブズブの関係であることが判明 した のであ〜る
つことでぇ さしあたってロス家と芋ちんがさっぱし態度表明しないので、懸案である。
もち、もっともやばすのは、かけらも姿をあらわしてない国。こいっつが目覚めたときゃーさぞかし。
chinamini
俺をびんばぐったオヤジは三木のり平の演ずるところ頓馬天狗に似てないこともない。
かつ、60年安保で国会議事堂を百万人?で取り囲んだまでは俺知ってたが、濫入&もぬけの空という話は
ついこないだはづめて知っただ。
で、俺のオヤジはKCIAにつけねらわれて という 妄想 で精神病院入りまくり…1960年には25歳だ。
かつ、江副と学友で。こないだ江副が成功のきっかけとなったあるエピソードを知った。なぁねぇみなさん。
MUNTO3がたのしみでつね。
そうでもない?あっこもなだれこまれてすったもんだでしょうなぁ。ガイナでのノウハウを使いまくってる んしょである。
かけらは姿現してたわ(藁
違和感はばりばりでしたがね(藁 秋田の代名詞が泣けるでェなおじさまも困り顔でしたは。である。
134 :
書いてみた:2007/06/02(土) 01:51:27
こんな写真を撮れるようになったのは、君に出会えたから。
そう思えるんだ。
眠る街、吐く息は白く、肌に触れる空気は冷たい。
まだ昇ろうとはしない太陽を背に、僕は歩き出した。
誰も居ない、この世界にたった一人なんじゃないか、そう思えるこの時間が僕は好きだった。
普段なら素通りするような道端の花、味気なく立つ電柱や街灯、自販機。そんな無機質な物にすら、妖艶でどこか神秘的な魅力に包まれている気がするのだ。
だから僕は、夢中でシャッターを切る。
湧き上がる感情を押し殺すように。
135 :
かいてみた:2007/06/02(土) 01:52:26
-第42回人物写真コンテスト最優秀作品 桐沢 真一-
大きく雑誌の書面を飾る見出し。
”綺麗”という言葉では語れないであろう魅力がその写真にはあった。
黄金色に輝く針葉樹の並木の下で、一人の女性が微笑んでいる。
黒く長い髪は風に揺れ、白いワンピースが一面の黄金色に映える。
その微笑にはある意味人間らしさや愛嬌とはまったく無縁の、一つの絵画の様な印象さえ受けた。
夕方の大学内、学生の姿はほとんど見当たらない。
営業はとうに終わり、学生の歓談場所となったカフェテラスに二人の女学生がいた。
136 :
かいてみた:2007/06/02(土) 01:53:46
「ねぇ真紀、ほんとに綺麗だよね、この写真」
頭の中で写真の人物を自らに置き換えているのだろうか、頬杖をつき、ぼんやりとして女は言った。
「ロケーションも抜群だけど、やっぱりモデルさんがいいんでしょ。ほんとに綺麗だもん、みどり先輩。」
向かいに座る、真紀と呼ばれた女が落ち着いた様子で返す。
「ていうか、その雑誌どこから引っ張りだしてきたのよ。あたしなんか、見ないようにしてたのに。」
「あれ?奈緒子じゃないの?部室の机の上にあったよ。倉庫にしまっておいたのに、誰が見たんだろう。」
彼女達はT大学の3年生、小川奈緒子と相川真紀。
同じ写真部に所属する彼女達は、人の少なくなった学内のカフェで写真談義をするのが日課だった。
「真一先輩、じゃないかしら。」
何かを気にするような口調で、奈緒子は言った。
そのなんとも言えない奈緒子の雰囲気に真紀も少し調子が下がった。
「真一先輩、大学来てたの?今フリーで頑張ってるんだよね。」
「来てたかどうかはわからないわよ。先輩じゃないかもしれないし。」
そう、と言いながら真紀はまた雑誌に目を落とした。
肌に当たる冷たい風がページをぱらぱらと泳がせたが、彼女はあまり気にしていないようだった。
「先輩、あれから人物写真撮らなくなったんだってね。」
ぼうっと下を向いたままの真紀がつぶやいた。
「うん、先輩の人物写真好きだったのにな。」
二人共物悲しそうな顔つきになり、何も話さなくなった。
真紀と奈緒子、そして静けさだけがそこに居た。
放課後歓談に耽る女子学生、というカテゴリーにはおおよそ当てはまらない様子で二人は学校を後にしたのだった。
書きかけのものの冒頭部分ですが、何かアドバイスいただけたらと思います。
>>134-136 雰囲気は悪くないんだけど、細かい所で粗が目立つ。とりあえず2点だけ以下。
>ロケーションも抜群だけど、やっぱりモデルさんがいいんでしょ。
当方写真の素人だが、写真部の部員でこの感想は無いと思う。
風景じゃなくて至近の人物撮ってるんだから、露光とかアングルとか構図とか
もっとそれっぽい事を言って欲しい。
>放課後歓談に耽る女子学生、というカテゴリーにはおおよそ当てはまらない
世間話でふと無言になって気まずくなる瞬間て無いか?
そういうのを「天使のお通り」とか言うらしいが。
カテゴリーにおおよそ当てはまらない、は言い過ぎ。
一行ごとを完璧にするつもりで、綿密に推敲するともっと良くなる。がんばれ。
138 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/02(土) 02:52:40
そういやここの板で自作小説書き込むのをあまり見ないな
短いのだったらOKだと思うんだが
>>134-136 まだ昇ろうとはしない太陽を背に、僕は歩き出した。
論理的に矛盾。あえてであっても、太陽をだした意味がよくわからない。
・妖艶でどこか神秘的な魅力に包まれている気がするのだ。
妖艶も神秘的も、普段なら例に挙げたもの(道端の花etc)から受ける印象とは乖離している。
という前提を考慮に入れると、神秘的にだけ「どこか」という視点の主もあいまいだと思っている
フレーズを前に入れており、じゃあ妖艶は、と思ってしまう。「どこか妖艶で神秘的」のほうが。
・雑誌の書面
雑誌の書面、という文章は正しいの?
・”綺麗”という言葉では語れないであろう魅力がその写真にはあった。
語り手の印象を読者に伝える場面で、〜であろう、とワンクッションをおかないほうがいいかと思う。
・その微笑にはある意味人間らしさや愛嬌とはまったく無縁の、一つの絵画の様な印象さえ受けた。
微笑には〜受けた、は違和感。微妙だが、微笑からは、のほうが通りがいい気が。
・夕方の大学内、学生の姿はほとんど見当たらない。
いきなり場面が飛んだ印象。人称の転換地点もわからないし。
・頬杖をつき、ぼんやりとして女は言った。
女学生二人を最初に提示されて、その後いきなり女と提示されても混乱を招く。
・「真一先輩、大学来てたの?今フリーで頑張ってるんだよね。」
これ、どっちの台詞? 調子が下がった、だけではどっちの台詞かを完全には理解できない気が。
・同じ写真部に所属する彼女達は、
彼女達、という割ともっさりした文章が連続して前行からでてきて違和感。ここは、二人は、でいい。
・というカテゴリーにはおおよそ当てはまらない様子で
言わんとすることはわかるが、いきなりカテゴリーというフレーズを使うのは如何かなあ。浮いてる。
あと行頭インデントと括弧を閉じる時の。の有無(〜。」と〜」)の不統一、!や?のあとのスペースは注意。
クソ舐め大好き残飯は試し腹孫
>>113 >>115-120 >>122-133 あともしかして140
東北出身の、両親同居のオタク系中年男性の雰囲気をせっかく出そうとしているのに、表現を思いつくまま無批判に書いてしまっています。
題材はよいと思うのです。
マイセン、ユニオン、ビーフ・シュニッツェル、洞ヶ峠の人が、なんで鴨川つばめ、鳥山明、神埼将臣、島本和彦とでたらめに、そして小林よしのり・ANNO・細田版「時かけ」なのか。
このミスマッチこそがたしかに「あなた自身」を現していると思うので、題材を選び、自分のまわりをなんでそういうグッズが取り巻いているかを深く洞察すると良いと思います。
2ちゃんに出入りするちょっと加齢入った中年男性の物語って、ニッチで面白くなるはずです。
参考文献 嶽本野ばら:グッズを並べて語る小説で有名 ウンチク語るならこのくらいを。
薫の秘話(松田洋子):社会に受け入れられにくいタイプの中年男性を深くえぐった漫画
142 :
いだ:2007/06/02(土) 23:04:27
今書いている小説の冒頭です。良いところ悪いところなど、批評お願いします。
***
タルタル星に、一等かあいらしくて性格のとても優しい男の子がおりました。
男の子の名前はモミーといい、大好きなかあさまといっしょに毎日平和に暮らしておりました。
タルタル星とは、どこかの宇宙のなかに数ある星たちのなかでもとりわけちいさい、淡い葉っぱの色にふわふわと守られている星です。
モミーはある朝いつものように目覚めて、かあさまに朝の挨拶をするために台所に降りてゆきました。
モミーの部屋はお日様の光の良く入り込む、二階にあるのです。
「かあさま、おはようございます。今日もお外は良い天気のようですよ。」
かあさまは朝食をこしらえてらっしゃるところです。モミーの声に、観音様のようなやさしいやさしいお顔をくるりとし
「おはようモミー。一人で起きたのね、えらいわ。」
といい、にっこり笑いました。
かあさまの笑ったお顔は、今日のような春の朝日がどんなにきらきらとがんばって輝いてもとうていかなわない眩しさと愛に満ちております。
143 :
かいてみた:2007/06/03(日) 00:25:56
>>137 >>139 評価猛烈に感謝いたします。
変だとは思いつつもどこが変かまではわかんなかったです。
アドバイスを反芻しつつ書き直したいと思います。ありがとうございました。
窓から入り込んだ風が身体を撫でていく。ベッドの上で眠る少年の閉じられた瞼が、ふと蠢いた。
それは青い、水の中にいるような冷たさだった。
身体の芯が洗い流される感覚から、少年は目を覚ました。ゆっくりと上半身を起こしてしばらく瞬きする。まだ眠い。
やがて欠伸が湧き上がって来ると、視界が滲むのと一緒に声がした。
『おはよう』
凛とした女性の声が頭を直接揺らす。少々辛い乗り物酔いみたいな気持ち悪さだ。
寝起きには少々辛く少年は片眉を歪める。
「おふぁよう」
ふやけた返事。呆れた気配を感じながら、少年はベッドを降りた。
素足に、冷めた木の感触が固い。ザラザラした床に、眠気は一気に現実から叩き落とされた。
窓へと寄った。硝子などという大層な物ははめ込まれてなどいない。開け放しの四角から、外を見る。
室内には古ぼけた箪笥と、少年が寝ていたベッドがあるだけだった。
「ねえ、今日はいい天気になりそうだよ」
『そうだな』
眼下には、まだ蒼い街の影が残っていた。少年の部屋はその宿屋の二階だった。
朝日の走る空には白い雲は一つも無い。時間帯は早朝もいいところで、人気も少なかった。
自作ファンタジー小説の冒頭で、見えない声の説明をどう入れたものか等色々悩んでいます。
批評お願いします……
>>142 こちらこそよろしくお願いします。
ファンタジーはイメージをくっきり浮かびあがらせることが大事なので、
「どこかの、とりわけ、ある朝、いつものように、良く」のような抽象的なことばを使うときには
注意が必要です。「それってどんな?」と聞き返されないくらいすごい表現を考えてみましょう。
イメージがどんな世界かも考えます。「観音様のような」とは、タルタル星には仏教がある
のでしょうか。
朝日を浴びて寝室から起き出す場面、ほんとうに自分がモミーの寝室で寝ているつもりで
考えてみてみましょう。お布団から出た顔はなにを感じますか、目を開くと最初になにが見える
でしょう。音はなにか聞こえませんか。
イカロスは「太陽なんて知るものか」と大空に飛び立ったせいで、翼を焼かれてしまいました。
「太陽がかなわない」と言われる人って、ちょっと生意気かも、と思われるかもしれないですよ。
146 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/04(月) 13:16:34
「すべてを闇に返してやろう! フハハハハ」
叫ぶ魔王に勇者は立ち向かった。
「ちょっと待ってください! いろいろ人生嫌なことあると思いま
評価がいいなら続きを書こうと思います
どうでしょうか?
147 :
野菜生活。 ◆jWU.FEbXOc :2007/06/04(月) 18:33:51
友達はよくペラペラ言っている。
けれど雨が降ると語彙が一つに絞られてしまうらしい。
「コンクリートが溶ける匂いがする。」
それは何かの前触れかもしれないと俺は踏んでいた。
そして今日,ついに匂いだけではなく,目で確認できるほどになってしまったというわけだ。
この強力な酸を降らせたのはどうやら政府の実権を握っている例の官房長官らしいと,ラジオがスピーカーから漏らした。
外を歩いていた人々は皆液体になり排水洪に流れていく。
道路もビルも既にドロドロで何処かに避難しなくちゃならなかった。
混乱した派遣社員は傘をさしてドアを蹴ったが,結局流行りのものになるだけで
「くだらない」と社長は言った。
一時間後,気付いたらここ日本は液体大国に成り果てた。
目を開けて空を見上げると君のゾウさんがそこにあって,俺の顔が地図にされている最中であった。
311 名前:名無し物書き@推敲中?[] 投稿日:2007/06/04(月) 18:56:04
完璧、完全、完成、という言葉を混同している時点で
敵じゃないんだけどね。
村上春樹なんて。
149 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/04(月) 22:49:38
>>146 ・フハハハハ
声に出して読むと間抜け印象。以下略、という取れなくもないが、
一個ハを増やしてみては?
・叫ぶ魔王に勇者は立ち向かった。
叫ぶ、を立ち向かう、というのはわからなくもないけど、
このシークエンスだと不適切な印象を受けた。
単純に叫ぶ、だと「叫ぶ」が重複するので、なにか別の表現に変更推奨。
・いろいろ人生嫌なことあると
硬いせりふの中なので、嫌なこと「が」あると、のほうがいいかも。
「許されざる恋」って変ですか?
151 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/05(火) 04:44:59
出身は東京だお。
どうでもいいけどぉ。と、懐かしのにんじんさん。ま。
152 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/05(火) 04:46:45
神話は神話に過ぎない。
太陽に、命は宿らない。
153 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/05(火) 04:51:12
参考文献 嶽本野ばら:グッズを並べて語る小説で有名 ウンチク語るならこのくらいを。
薫の秘話(松田洋子):社会に受け入れられにくいタイプの中年男性を深くえぐった漫画
どっちもさほど。好みでは茄子。とりわけ上は許すな心拒めよ身体、?な隙がスカ掴む。
下は、みみっちのかーちゃんがきょぬーだったのでローティーンヤリマだから乙。
高齢童貞って色々知っちゃうのである。あー。昨日で38歳である、天使まで後730日くらいしかないのだ!
>>148 「私より格下なんだけどね」の方がいいな
156 :
かいてみた:2007/06/09(土) 16:50:19
長い廊下に足音が響く。
足音は一番奥にある鉄の扉の前で止まった。
足音の主は扉の脇に取り付けてある装置に、何桁あるかわからない暗証番号を打ち込んだ。
番号の入力が終わると、ガラスのセンサーの様なものに自らの手を乗せ、覗き穴のような穴を覗き込んだ。
「所属番号01−9902、アリシア=ロックフォート少佐、入室許可願います。」
「司令室、入室許可サレマシタ。」
一連の長い認証行動の終わりを、無愛想な機械の声が告げた。
装置のランプが赤から緑に変わり、金属製の重い扉がやれやれ、といった感じで開く。
扉の重厚さが部屋の重要性を示しているように思えた。
157 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/09(土) 16:51:20
「ようこそACPO日本支部司令室へ。」
たっぷりと髭を蓄えた恰幅のいい男が、座ったまま笑顔で出迎えた。
彼はACPO日本支部司令、大熊 寿男。
大熊の声は大きいが、温かみのある優しい声だ。
司令室はさほど広くはない部屋で、木製の机、ふかふかとすわり心地の良さそうなソファーだけが置いてある。
窓はないが照明は明るく、居心地はよさそうだった。
「アリシア=ロックフォート少佐、ただいま着任致しました。」
アリシアは大熊と向き合うと、少し不機嫌そうな顔で敬礼をした。
彼女の場合生まれつきそういう顔なのかもしれないが。
158 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/09(土) 16:57:51
「うむ、ご苦労。どうしたのかね、少しばかり機嫌が良くなさそうだが?長旅の疲れかね。」
大熊は愛嬌のある笑顔のままアリシアに尋ねる。
「あの煩わしい認証装置はなんとかなりませんか。部屋に入る度に面倒で敵いません。」
しかし彼女の語調は少しばかり強めだ。
「わはははは!そう言わないでくれ、これでもこの基地の司令なんだ。これぐらいのセキュリティは勘弁してくれたまえ、アリシア君。
それより、着任早々で何だが、今回の任務の確認をしておきたい。あぁ、楽にして構わんよ。」
そう言われるとアリシアは少し身体をリラックスさせ、軽く息を吐いた。
「先日、S県で徳川の埋蔵金が見つかったという報告を受けた。そこまでは君も知っているだろう。
しかしながら、どうやら埋まっているのは埋蔵金だけではないらしいのだよ。」
任務の話になると大熊は座りなおし、真面目な顔つきになったが、優しい声の調子はかわっていなかった。
「はい、会長にはどんな手段を使っても確保しろ、と言われました。」
大熊はわざとらしくぎょっとした顔をしてみせた。もちろんアリシアは何の反応もしないが。
「会長も相変わらずのお人だな。今回はまだ調査段階だよ、そこまで警戒する必要もあるまい。
君には現地に向かい障害の有無、状況の確認、可能なら埋蔵物の調査を行ってもらいたい。」
大熊は説明しながら幾枚かの資料をアリシアに手渡した。
資料には任務概要、現地の地図、同行可能隊員のリスト、任務における禁則事項などが書いてあった。
「了解しました。明朝から任務にとりかかります。しかし司令、一つ疑問が。」
ある資料にアリシアが眼を留めた。
「なんだね?隊員の同行は不要かね。」
「いえ、そうではないのですが。この禁則事項の一つに”おやつは500円まで”とあるのですが、何ですか、これは。」
「わははははは!気づいたかね、日本流のジョークだよアリシア君。」
恰幅のいい身体を揺らしながら大熊は笑っていたが、アリシアには今ひとつ理解出来なかった。
「そこで君はこう返すのがベターなんだがね、”バナナはおやつに入りますか?”とな。」
そういうと大熊は更に笑い出した。
アリシアは日本語とはミステリアスだな、と思った。
159 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/09(土) 16:58:45
書きかけ放置の作品です。評価お願いします。
>>156 この文章からだけだと、「初めに」人物の想像がしにくい。
読んでいけばいずれわかるんだろうけど、一行目とかにそういう傾向がある。ただ勿論意図的な演出の意味があるだろうから、何処をどうしろとは言いにくい。
全く別の風に、お定まりというか特に技巧を凝らしてない、よくありそうな書き方をするとこんな風になると思う。
まあ早い話が自分が書くとこうなるんだけど。
「長い廊下を、一人の女性が歩いてくる。彼女の名は・・・。ここ○○を本拠とする組織××の一員であり、
その功績を認められ少佐となった。」
云々。読者を引きつけると言うより、初めから全部書いてしまう。
あるいはもう十分書いてあるけど、作者が想定してるその場所の雰囲気をさらに醸成するような描写を入れておくとか。
簡単に言うと秘密基地みたいな物なら、エヴァとか、ス○ーウォーズ風とか、ポケ○ン風とか言えば直ぐわかる、みたいな。
これだけじゃわからないけど、出だしで「面白そうだな」と思わせられる感じはあるから良いと思う。
初めは面白かったのに失速するとか、面白そうだけどオチは全然まとまってないってのも(自分を含めて)よくある話だけどw
161 :
160:2007/06/09(土) 17:38:59
やや、続きがあったのか・・・これは失礼。
評価ありがとうございます。
確かになんの面白みもない文体であるのは承知してました。
人を引き付けられるような文体をもう少し勉強したいと思います。
163 :
160:2007/06/09(土) 19:16:05
>>162 いや言い方が悪かったかな。書き方に凝りすぎて、わかりにくくなってると言いたかったんだ。
勿論悪いばっかりじゃない。絶対間違いない方法みたいなのは存在しないからね。
それにしても、ちゃんと全部読んでから批評すれば良かったな。
あぁ、なるほど。どちらにせよ表現技法はまだまだ勉強しないとダメですね。
読んで頂いただけでも光栄です。
きちんと連投すると書かなかった僕の不手際を大目に見てやってください。
>>160 >「長い廊下を、一人の女性が歩いてくる。彼女の名は・・・。ここ○○を本拠とする組織××の一員であり、
>その功績を認められ少佐となった。」
>云々。読者を引きつけると言うより、初めから全部書いてしまう。
これじゃあダメな書き方の見本。ひどい。
166 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/10(日) 09:55:14
同行させる隊員を考えながら、アリシアは用意された部屋で任務の準備をしていた。
リストの中には”爆薬物処理班”や”暗殺班”など物騒なリストもあったが、調査任務には必要ないだろうとリストから外した。
3枚目のリストに眼を通している時、部屋の自動扉が開いた。
「おっと、すまないノックぐらいするべきだったかな。」
部屋に入ってきたのは体格のいい男だったが、すぐに部屋の外に引き返した。
それもそのはずで、アリシアはほっそりとしたキャミソールに、下着のみという格好だったからだ。
「構わないわ。入ってきて、クライフ。」
もう一度部屋の扉が開く。
クライフと呼ばれた男はうつむきながら部屋に入ってきた。
「その、何か服を着てくれないか。君がよくても俺が目のやり場に困るんだ。」
「あら、軍隊じゃぁ男も女も関係ないんじゃなかったかしら。」
そういいながらアリシアは手近にあったカーキ色のワークパンツを穿いた。
「これでいいかしら。やり場に困るなら、目を閉じていればいいのに。」
ファッションというより作業着の様なワークパンツだが、アリシアの魅力を半減させる力はなかったようだ。
ラフな服装でも、彼女は十二分に美しい。
「ああ、少しばかりマシにはなったな。久しぶりだな、アリシア。」
うつむいていた男はクライフ=マクラウド。
アリシアの同僚で、幾度となく任務を共にこなしてきた軍隊あがりの男だ。
以前は同じ支部に在籍していたが、2年ほど前、クライフは日本支部に転属されたのだった。
「ええ、久しぶりねクライフ。今回の調査任務のリストに貴方の名前はなかったようだけど?」
167 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/10(日) 09:57:35
「本当か?じゃぁ載せてもらえるように司令に頼みにいかないとな。あの狸親父め。」
わざとらしく舌打ちした後、クライフは白い歯を見せて笑った。
イギリス系の彼はなかなかの顔立ちで、この二人が並べばいわゆる”美男美女”という形容に当てはまることだろう。
「それはそうと、君は今回の任務をどう思う?俺も資料をもらってみたんだが、少しばかり変じゃないか?」
「確かにそうね。埋蔵物の調査だけで、こんなに人数をよこすなんてね。」
不必要なほど多い隊員名簿を見ながらアリシアは首をかしげた。
「ACPOに所属してから、世界中の遺跡や埋蔵物を保護してきたが、今回の埋蔵物にさほど重要性も感じない。」
「ACPOは"Ancient culture protection organization"。例えただの埋蔵金だろうと、古代文化なら保護するんじゃないかしら。」
クライフの疑念に大した関心もない様子で、アリシアは自分の鞄をごそごそと漁っていた。
「随分大きな荷物だな。今回は日本に暫くいるつもりかい?」
「そうね、調査だけにさほど時間がかかるとも思わないけど、久しぶりの日本を少し観光でもしようと思ったの。」
それなら俺も一緒に、とクライフは言いかけたが言葉を飲み込んだ。
独りで居ることが好きな彼女をデートに誘って、幾度断られたか数え切れないからだ。
「それよりこれからシャワーに入るのだけど、いつまでそこに突っ立ってるつもり?一緒に入りたいの?」
そう聞いた彼女の顔に冗談めいた様子はない。
「いや、それは遠慮しておくよ。冷水を浴びてものぼせそうだからな。ごゆっくりどうぞ。」
アリシアの部屋を後にしたクライフは、その足を司令室へ向かわせた。
"狸親父"に同行できるように頼み込むつもりだろう。
司令室までの長い廊下の途中、クライフの頭は水の滴るアリシアでいっぱいだった。
168 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/10(日) 09:58:20
一応前回の続きです。
アドバイスよろしくおねがいします。
169 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/10(日) 10:21:15
うん。かなりいい。全部読んでみたいな。
170 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/10(日) 11:15:02
>>169 ありがとうございます!!普通に嬉しいです。
文章力はまだまだですが、頑張って続き書きたいと思います。
出来たらまた載せます^^
171 :
160:2007/06/10(日) 11:53:31
172 :
160:2007/06/10(日) 13:07:24
>>165だった。もうスレタイの批評ってのは取っ払って褒めるスレでいいんじゃね。
>>156-158, 166-167
よろしくお願いします。
まずこの作品の意図は、「裸の銃を持つ男」みたいなコメディー・パロディーを書きたいと
いうことでいいでしょうか。もし意図が違っていたらごめんなさい。そして、もしこの話がシリ
アスだった場合、つけるコメントがまったく違ったものになります。
これから探す宝が徳川埋蔵金だったり、鈍重な司令の名前が大熊寿男だったり、
部屋の入り口がいかにもパロディー映画に出てきそうな造りだったりと、
笑える展開が期待できそうなのですが。
すいません、ギャグでない可能性も充分あるので(読者にシリアスな場面かギ
ャグの場面かを正確に伝えるのは、難しい技術のひとつです)まずはここまで。
お返事、お待ちしております。
174 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/10(日) 18:59:52
>>173 意図としてはそう捉えてもらって大丈夫です。
元々ギャグの要素も入れるつもりで書き始めたんですが、途中でシリアスなのも悪くないかなと思いまして。。
路線としてはこのままシリアスなものに変えていきたいんですが、どうでしょう。
>>166-167 > 3枚目のリストに眼を通している時、部屋の自動扉が開いた。
> 「おっと、すまないノックぐらいするべきだったかな。」
自動扉なのにノック云々はおかしくないか?
> 司令室までの長い廊下の途中、クライフの頭は水の滴るアリシアでいっぱいだった。
読んだ感じクライフは生真面目な男の印象だったが、この一文だけ乖離しているような。
『司令室までの長い廊下を歩きつつ、流水を玉とはじくアリシアの裸身が片隅に浮かぶ度に
クライフは己を恥じつつ奥歯を噛み締めた。』
こんな感じで、自戒するくらいのほうが軍人ぽくていいんじゃないかな?
>>175 言われてみれば確かにそうですね。
部屋の扉の設定を変えるべきか、クライフの台詞を変えるべきかどっちの方が自然でしょうか。
クライフの生真面目さは全面に押し出すつもりが、詰めが甘かったです。
的確な指摘ありがとうございました。
177 :
かいてみた:2007/06/10(日) 23:12:19
アリシアが所属する組織、ACPO("Ancient culture protection organization")は、近代化する文明の裏で忘れ去られ、
消滅してゆく古代文化を発見、保護するために設立された組織である。
本部は米国に位置し、活動は世界中に及び、支部もあらゆる場所に存在する。
組織の構成員は軍隊、傭兵、ジャーナリストと多岐に渡り、現在では構成員が全支部合わせ三百万人超という途方もない組織になっている。
しかしながら、他者の介入を嫌う国々は世界中に存在する。
ましてや自国の財産を保護される事等、彼らに到底許容できるはずもなく、一部過激派の襲撃や抗戦が組織設立当初から相次いだ。
ACPOはそういった危険性、又活動の重要性から武装を許可されているのも組織の特徴である。
この文章、どこを直せば読みやすいものになるでしょうか。
アドバイスお願いします。
まず、なぜ古代文化であって古代文明ではないのかを説明してもらおうか
>>178 コメントありがとうございます。
古代文明、だとちょっとニュアンスが大きすぎるかなと思ったんです。
この組織概要なら、文明でも問題ないでしょうか。
長々と説明するより「武装したユネスコ」で通じるんじゃないかな
181 :
173:2007/06/11(月) 00:31:38
>>156さん
174,177を読んでだいたいの傾向は分かりました。
156さんの文章は一読して意味が取れないということはぜんぜんないので、
とにかく最後まで書いてみるのはどうでしょうか。
テキストにして10キロバイト〜50キロバイトの短編にまとめるのも、おそらく
非常に苦しまれると思います。
最後まで書くコツは、あれもこれも書きたいと思わず、ただひとつのことだけ
を書くことですね。
組織がすごいってことを見せたいのか、アリシアのかっこいいところを書きた
いのか、皮肉とジョークの飛び交う和気藹々とした職場を書きたいのか、選択
は自由に。細かいことを気にせずに書いてみましょう。
書き終わったときには、自分がなにを書きたいのかが見えてくると思います。
>>180 その表現いいですね。
ユネスコ、だけで万人に理解されるかどうかが少し心配ですが、出来る限り簡略化できるように努力します。
ありがとうございました。
>>181 非常に非常に心強いコメントです。大変ありがたいです。
書きたい事がいっぱいあるのは間違いないです。このままじゃ到底終わりまでいけそうにありません。
テーマを1つ、念頭に置いて書き上げたいと思います。
出来上がったら、是非読んでください。ありがとうございました。
こういうところはおまえしか来ない
だから地雷を仕掛けてもつまらない
巧く成りすましていると思っているなら間違いだよ
残飯
184 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/11(月) 10:03:10
>>183 俺のこと?
俺
>>152からこっちお休みしてたけど。あらあらまあまあもうそんなお心遣い。
恐れ入りますワア。
185 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/11(月) 10:07:37
ええっと。
「きぼう」
「H−IIA発進(有人!!」
コナトコデ ゑゐのでせうか…氷彗星に銀メッキはときめきましただす。、
186 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/11(月) 11:19:45
下から数えるのが慣れっこになってる地方県庁所在地には晴れがましすぎる本屋へ今日も赴く。
俺は金パロン毛でちゃんちゃんこなどはおっていて、なおかつグラサンなんぞかけてるし…おぉ。、
これは突っ込まれるぞ、「ちゃんちゃんこをはおったイージーライダーと書け」と。うんまあ。
乗ってるの、スクーターだけどね。
「静止した時の中で」にも喩えられる絶対666プロテクションが作動したみたいに、「情報侵攻」は
盗っ人を地下に墜とした後の影みたいに下がってゆく。ただ、ピザ体型なのか、鈍い。
息遣いすら、聞こえそうだ。ハンカチヲヨク。
そんなことを考えながら、出版ヒステリーの収まりつつあるハードカヴァーの中に其れは在った。
朋ちゃんか! とあてこすれるのは今だから。その時は、小憎らしく口惜しいがちょっと
ときめいてしまったのだ。「東京タワー」とは一味、いやひょっとしたら∞味違う。
サークルのアルバムジャケットを拡げると、無限大の紙レリーフになっていることを、
こニャン子たちは忘れない。土田とか、土田とか、土田とか、岡村とか。品川とか。
俺?こニャン子?入ってないよ。
187 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/12(火) 10:44:18
以下のレスに対して
>機械を使わないと真偽の判別ができないぐらいのダイヤの偽物なら偽物でもいいだろ
>なんだか無駄の多い文章だな
というレスをもらったんですけど、上の文章はおかしいですかね?
おれならこうするかな
機械を使わないと真贋の判別ができないぐらいのイミテーションならそれなりの価値はあるだろ
>>187 それよりも「真偽」がまずい。骨董品や宝石が本物か作り物(ガラスとかで似せて作った物で、実際には安い)かを言う時は「真贋」という。「偽物」は大丈夫だ。
それはセリフ?もっと詳しく言わないとわからない。セリフなら喋る人による。
贋物のダイヤなんて物があるのかは置いておいて・・・
「この模造ダイヤは、機械(専用の装置)でないとその真贋を見分けられない程精巧に出来ている。」
と誰かが言う。それに対して
「なら偽物でも結構じゃないか。」
「本物とどう違うんだい?」
と言う。ちょっと長過ぎるというか、説明不足になってもはしょった方が読みやすい。
そのレスをくれた人はこういう意味で言ったんではないだろうか。
若い人なら
「本物と変わらないなら贋物でもいいだろ」
と言うのかな。そうも言わないかもね。
190 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/12(火) 13:48:07
「機械を使う」ということは、「なんかへんだな」と思うから使うのぉ。
「なんかへんだな」と思える能力って、平等じゃあないんよね。
その能力を得るチャンスは平等に与えられてるのに。騙し騙され。
もがりとか、きもいんですけど。あれが、同年たあなあ。あーやだやだ。
191 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/12(火) 13:57:40
おっと真正面からとりくむか。
…
>ジルコンでもいい?
>うん。でも、いつかダイヤになってるといいな。
困難デマ下〜
男が自分に宝石買うのもどうかと思われ。したら独り言ではありえなすやるせなす。
192 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/12(火) 14:00:03
F思い出した。
>>187 少なくとも一文のみでダメ出しされるほどの悪文ではないです。
他の方がおっしゃるとおり、前後の文章との関係で見ていったほうが良いでしょうね。
趣味の人ならOK
プロ目指してんならNG
見る人がみれば、一文で才能の有無まで判断できるよ
195 :
193:2007/06/12(火) 20:55:32
>>194 えーと、じゃあ正確に言いますと、
この一文だけいじれば欠点が直るような「限定された」悪い点はない。もし
前後5行も読めれば、訂正できるかもしれない、です。
仮にこの一文だけをいじって訂正しようとすると意味が変わってしまう。
>>188 の訂正例なら「それなりの」、
>>189なら「精巧に出来ている」みたいな
元の文にはない意味合いの言葉が入っちゃってるでしょ。
(もちろん文脈が合っていれば188,189の言いかえで正解かもしれないけど)
MS-Wordのイルカなら「『の』が3つ続いている文章はダメです!」で済ます
だろうけど、せっかくだからもうちょっと事情聴取してみましょう。
>>195 えーと、じゃこちらも詳しく説明いたしますと、
悪文は、意味も含めて、おかしかったり回りくどかったりします。
悪文がつくる「意味」がそもそもの「癌」なのだから、
それを再現する必要はまったくないのです。
またそれを一目見て「癌」だと判別できない人はプロにはなれないでしょう。
文章で「意味」を他人に伝えることこそが文章の役割なのです。
さて、あなたは、文章が包含する「意味」というものが理解できますか?
それが「見え」ますか?
見えるようならあなたには文才があります。
197 :
193:2007/06/13(水) 00:12:45
>>196 文章の意味も含めて悪文かどうかを考えるのですか。
一文で意味がおかしい癌みたいな文というと、論理がおかしい文章や誤った前提をいきなり使っている文章がありますよね。
(例:「阪神タイガースが東京の球団であることからも分かるとおり、阪神ファンはお上品なのだ」 不条理ネタではない、としてください)
「機械を使わないと真偽の判別ができないぐらいのダイヤの偽物なら偽物でもいいだろ」
の意味を考えて、一文で見てもおかしいかどうか予想してみましょうか。
まず「機械を〜」が実はなにかの暗号だったとか、ウンダバ星人語でI love you.を意味する、とかみたいなメタフィクションネタや不条理ネタは無しにしましょう。
んで意味を考えてみると、たとえばギャング一味がさびれた田舎町で当座の活動資金を得ようとして、偽物のダイヤ(ジルコンとか)を町の人に売りさばくとします。一味の一人が
「そんな偽ダイヤ、機械で調べればすぐにばれてしまうだろ」
と言いました。この場合の機械は鉱物の硬度や比重、屈折率、反射率を調べる機械ですね。
主人公が反論して言うには、
「機械を使わないと真偽の判別ができないぐらいのダイヤの偽物なら偽物でもいいだろ」
田舎町に測定機械がないことを当て込んで、偽物を売っても足がつかないだろうと言ったのです。
変にひねりを入れればもっと変わった話も作れますけど、なるべく素直に考えればこのような文脈の、このような意味ではないでしょうか。
ただ原作者さんの想定していた意味は私の予想とはきっと違うでしょう。上記の予想はあくまで私の勝手な想像です。私としては元の文章の前後を読んで、判断したいです。
いいですか?
「真偽の判別ができない偽物」
「偽物でもいいだろ」
これらが癌。上は重度、下は軽度の癌ですね。
「真偽」とは何かを考えてみてください。「本当か嘘か」ですね?
ですからここは、「『偽物』と判別ができない偽物」としなければなりません。
「本物と判別された偽物」の存在を認めてしまうことになりますからね。
偽物と思っていたものが本物だったということはありますが、この一文にそれを含めるには無理があります。
「偽物でもいいだろ」だけでは不完全ですね。「いい」をもっとはっきりさせてみましょうか。
ですからここは、「偽物でも『かまわない』だろ」くらいでどうでしょう。
これらを踏まえて書き直すと、
「機械を使わないと偽物と判別ができないような模造ダイヤなら、べつにそれでもかまわないだろ」
どうしても「真偽」が使いたかったら、
「機械を使わないと真偽が確かめられないようなダイヤなら、それが偽物だったとしてもかまわないだろ」
どうです?
なぜ悪文なのか、わかりましたでしょうか?
199 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/13(水) 09:42:10
「冗長性」をもてあそべるならいっぱしの文章遣いだと俺は思います。
俺アそこまでいってないので、なるたけ端的にキめるのを未だなりわい、ディレクショナイジン。
彼は本気と書いてマジで冗長なので、それ以前と思われるわけでして。
200 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/13(水) 09:47:56
あと、俺は「LOVE2000」の
にせも〜の〜なんかにきょうみ〜は〜ない〜の〜
で ドラマチックに カチーン と来たことをつけくわえておきます。
でもMDに落としたこのねじれ。そして後悔。
風のリグレット。
安西ぴろりんの復活を心待ちにするTrue LOVE。みんな愛を求めては壊すの。…!
俺は壊してませんYO!なんか、思い違いをされてるぽい。マイミクからとんずらこかれちった。
女はB…ゐゑなんでもないちぇす。
>>198 おっしゃりたいこと、分かりました。
三省堂辞書【真偽】:まことといつわり。真実と虚偽。
原文は「『これは偽物だ』と判別ができない偽物」という意味であって、
「『これは本物だ』と判別ができない偽物」という意味に取られるとまずい。
だから問題の文前半の表現は
「機械を使わないと偽物『だ』と判別ができないようなダイヤの偽物」
と表現したほうが厳密だ、というわけですね。たしかに意味ははっきりします。
しかし私は考えすぎだと思います。「真偽の判別ができない偽物」を読んで
「『これは本物だ』と判別ができない偽物」という意味にとらえる読者はいないですよ。
ましてや考えすぎて良いなら
「機械を使わないと偽物『と』判別ができないような模造ダイヤ」
という言いかえを、
「偽物と区別がつかないような模造ダイヤ」すなわち
「ここに10個の偽物があります。問題の1個の偽物とそれらを比べます。判別したら
違いが分かりませんでした」みたいな逆の意味にとらえることも可能です。
「機械を使わないと真偽が確かめられないようなダイヤなら、それが偽物だったとしてもかまわないだろ」
は、たしかに分かりやすい文ですね。
ただし原文で「偽物」を二回繰り返すことによる効果、「ぐらい」のニュアンス(微妙な意味)、
「いい」と「かまわない」のニュアンスの違いが問題になる可能性があります。そんなニュアンスが効いて
くる例文をでっちあげることもできます。原文とどんどん問題点がずれちゃうから、やりすぎでしょうけど。
(ちなみに私が出したい意見はこのスレ自体への反論で、
「問題点を指摘するのはいいけど、言いかえをするのは良くないんじゃねーか?」ということなのだ)
>>201 考えすぎなのはあなたの方では?
> 「問題点を指摘するのはいいけど、言いかえをするのは良くないんじゃねーか?」
問題点だけ指摘して言いっぱなしというほうが、よほど無責任で良くないと思う。
そも、問題点さえ分かれば直ぐに改善できるくらいならば、
ここで批評を求めようとすら思わないのでは。
技巧的な視点からの批評に対して、「しようと思えばこんな解釈もできるんじゃ?」と
揚げ足取りじみた反論を返すのは如何なものかと。
>>202 「言いかえ」で皆が意味の違う言葉を用いているのが技巧的に問題と感じたのです。
>>197 に例として作った文章なんて揚げ足取りでない、素直な例文だと思うんだが、
それでも該当部分の一文を、
>>188-189の言いかえで置き換えたら、変な感じになるでしょ?
表現したい意味、たとえば桃太郎があったとして、それをどう語るか=技巧があるとする。
極端な話、「桃太郎」が読みにくかったからって訂正していった結果「浦島太郎」になっちゃったら、どん
なに良い文章だろうがそれは技巧的言いかえとは言わんのです。
他人に浦島太郎を押しつけないように、あえて言いかえは避けて
「原文は『真偽』の使い方がおかしい。『偽物なら偽物でもいいだろ』が分かりにくい」くらいの指摘でいい
のではないだろうか。
それとは別に、意味を理解するためには一文では不足なので、せめて前後5文くらいは読み
たいと言いました。
いんや。
言い換えの提示は必要だよ。立場を平等にするならね。
エラソーな指摘は簡単でがすよ、大将!
>>203 >>201読んでも思ったが例えが極端にも程があるな
> 極端な話、「桃太郎」が読みにくかったからって訂正していった結果「浦島太郎」になっちゃったら、どん
なに良い文章だろうがそれは技巧的言いかえとは言わんのです。
「桃太郎が浦島」って、言い換え以前の問題だろw
真偽が云々の話と同列に並べるなって
情報不足ゆえに誤読して原義と差異が生じたとして、
一体それで誰が損するって言うんだ?
それも高々数行の文章で。
それこそ「桃太郎が浦島」になってしまうわけでもあるまいにw
>>205 ちゃんと書き直せば1章まるまる言いかえても大丈夫なこともあり、
失敗すれば一語書き直しただけでダメになるのが小説です。
で今回は、この一行で言いかえを判断するなんて無茶だろ、ということであり、
引いては日ごろの言いかえも無茶ではないかな、と話を広げていきたかった。
桃太郎の例は極端すぎたでしょうか。では
言いかえが危険な例としてあげるならば、たとえば愛の告白場面をどう書くかとか。
「いいよ」を「かまわないよ」と言いかえるだけでどれだけ話が変わることか。
あるいは
「行く春を近江の人と惜しみけり」を「行く春を丹波の人と惜しみけり」と言いかえ
たらどうなるか、とかかな。
この場でぱっと説明できる例だと、こんなのになります。
> 情報不足ゆえに誤読して原義と差異が生じたとして、
> 一体それで誰が損するって言うんだ?
コメンテーターが誤読して誤ったアドバイスを出したとして、損をするのは質問者、
ではないかな。
>>206 別に批評者の言うとおり書き換えるわけでもないだろ。
批評をその通りと思えば参考にするだろうし、見当違いのことならスルーするだろう。
言い換えも違うと受け取れば採用しなければいい。
それは質問者の自由であって、何も批評者が言い換えを遠慮する必要がどこにある?
丹波の人じゃ意味不明だろw
209 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/14(木) 08:27:57
210 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/14(木) 22:59:40
あ あの〜
あれだけではあまりにあまりと思い直しますた、。
俺が何かをしたのなら、発動篇オチあってゆえです、。K三さんとの併せわざで、。
うちうものとしてはそうそう馴れ合えないわよとか過じょりまふたペコリ
211 :
かいてみた:2007/06/17(日) 10:14:27
S県山中。
アリシア率いる調査チームは、草木の多い茂る道なき道を進んでいた。
「オペレーター!本当にこのあたりなのか?」
草に埋もれた木の根に足をとられながら、クライフが無線でオペレーターにぼやく。
『え、えぇ間違いないはずですが。レーダーに反応がある地点にもう間も無く到着します。』
それを聞いてクライフは小さなため息をついた。
オペレーターは安心する答えを述べたのだが、いささか自信がなさそうだったからだ。
「文句を言うならチームに参加しなければよかったんじゃない?クライフ。」
隊列の先頭を歩くアリシアがたしなめる。
木々が空を覆っているため直射日光はあたらないが、気温も湿度も高く、汗ばむ天気だ。
しかしアリシアは額に汗すらかかず、ただもくもくと無骨なコンバットブーツで地面を踏みしめていた。
クライフのオペレーターへの質問攻めが7回目を迎えようとした時、多い茂った草木がすうっと道を空けてくれていた。
目の前には森がぽかんと口を開けたように、そう広くはない野原が広がっていた。
「どうやら到着したようね。オペレーター、アリシア小隊、目的地に到着。ただいまより調査任務を開始する。」
無表情だった隊長の顔が、少しほころんだ様に見えた。
「ジャック、デフォー、カークの三人は周辺の警護を。私とクライフで目標物の調査に向かうから、何か発見したら無線で随時連絡を。」
三人は了解と口を揃えて言うと同時に、野原の端々へ散って行った。
アリシアの小隊は彼女を隊長とする5人編成で今回の任務にあたっていた。
警護をまかされた三人は全員各国陸軍出身の元軍人で、小隊戦闘のエキスパートだ。
アリシアは戦闘要員など必要ないと言っていたが、クライフの助言でこういったチーム編成になったのだ。
「ねぇクライフ。この野原のどこに脅威が存在すると思うの?しかもここは法治国家日本よ。あなたのいたアメリカとは違うわ。」
地中に埋まった埋蔵物を探す地中用ソナーを見つめながら、アリシアはつぶやく。
「何か嫌な予感がしたんだ。叩き上げの軍人の勘をあまりなめないほうがいいぞ。」
辺りを見回しながら、クライフは答えた。
アリシアがお宝探しに夢中になっていると、無線が警護を任せたジャックからの通信を受信した。
212 :
かいてみた:2007/06/17(日) 10:16:03
『隊長!民間人がいます!南にある崖の前です!』
ジャックの声は酷く焦っていた。
「民間人?こんなとこで何をしているの?身柄を確保しなさい。今すぐそっちに向かうわ。」
『そ、それが激しい抵抗にあって確保出来ません!』
抵抗、という言葉にクライフの顔が眉をつり上げ、"それ見ろ"という顔つきになった。
アリシアは相手にしないで通信を続ける。
「民間人相手に何を言ってるの!埋蔵物の情報を持ってるかもしれないわ、すぐ確保するのよ!」
アリシアは珍しく声を荒げ、ジャック達の元へ走った。
高い崖の前に到着したアリシアは我が目を疑った。
屈強な男、それも軍人が三人共見事にのされていたのだ。
クライフが三人の元に駆け寄る。どうやら気絶しているだけだった。
想定外の現状にアリシアが少々面食らっていると、後方から気配を感じた。アリシアはこの気配をよく知っている。
強い"殺気"だ。
アリシアの髪が揺れる。
一本の矢が、アリシアの顔をかすめたからだ。
当然といった顔でそれを紙一重でかわしたアリシアは、振り向くと同時に更に想定外の現象を目の当たりにした。
それは矢ではなく、一人の華奢な女の、拳だったのだ。
前回の続きです。アドバイスあればお願いします。
213 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/19(火) 19:33:27
…
あの…あの共同体幻想を著しく刺激していただける優しいお笑いどころは何処でせうか…
多い茂るって何。表現も野暮ったい。批評以前の問題。
指摘すんのめんどくさいからおかしい所は全部書き直した。
書き直される前の自分の文章と較べて見て、何故おかしいと思われたのかよく考えてみろ。
S県山中。
アリシアが率いる調査チームは、けもの道とすらも言えない草の海をもがくようにして目的地に向かっていた。
「オペレーター!本当にこのあたりなのか?」
草に埋もれた木の根に足をとられながら、クライフが無線でオペレーターにぼやく。
『え、えぇ間違いないはずですが。レーダーに反応がある地点にもう間も無く到着します。』
それを聞いてクライフは小さなため息をついた。
オペレーターは安心する筈の答えを述べたのだが、いささか自信がなさそうだ。
「文句を言うなら参加しなくてもよかったわよ?クライフ。」
隊列の先頭を歩くアリシアが振り向いて、クライフをたしなめる。
木々が空を覆っていて直射日光こそあたらないが、気温も湿度も高い。止まらない汗が鬱陶しい。
しかしアリシアは額に汗すらかかず、ただもくもくと無骨なコンバットブーツで地面を踏み分けていく。
オペレーターへのクライフからの7回目の質問攻めが始まろうとした時、多い茂った草木がすうっとひらけた。
目の前には森を無造作に切り開いたかのように、そう広くもない野原が広がっていた。
「どうやら到着したようね。オペレーター、アリシア小隊、目的地に到着。ただいまより調査任務を開始する。」
無表情だった隊長の顔が、少しほころんだ様に見えた。
「ジャック、デフォー、カークの三人は周辺の警戒を。私とクライフは目標物の調査を行う。些細な異変でも報告を怠るな。」
三人は了解と口を揃えて言うと同時に、野原の端々へ散って行った。
アリシアの小隊は彼女を隊長とする5人編成で今回の任務にあたっていた。
警戒に当たる三人は全員がそれぞれの国の陸軍出身で、小隊戦闘のエキスパートだ。
アリシアは戦闘要員など必要ないと一旦は断ったが、クライフの助言でこのチームが編成された。
「ねぇクライフ。この野原のどこに脅威が存在すると思うの?しかもここは法治国家日本よ。あなたのいたアメリカとは違うわ。」
地中に埋まった埋蔵物を探す地中用ソナーを見つめながら、アリシアはつぶやく。
「何か嫌な予感がしたんだ。叩き上げの軍人の勘をあまりなめないほうがいいぞ。」
辺りを見回しながら、クライフは答えた。
アリシアがお宝探しに夢中になっていると、無線が警戒に当たるジャックからの通信を傍受した。
『隊長!民間人がいます!南にある崖の前です!』
ジャックの声は酷く焦っていた。
「民間人?こんなとこで何をしているの?身柄を確保しなさい。今すぐそっちに向かうわ。」
『そ、それが激しい抵抗にあって確保出来ません!』
抵抗、という言葉にクライフの顔が眉をつり上げ、"それ見ろ"という顔つきになった。
アリシアは相手にしないで通信を続ける。
「抵抗ですって?民間人相手に何を言ってるの!目標物の情報を持ってるかもしれないわ、すぐ確保するのよ!」
アリシアは珍しく声を荒げ、ジャック達の元へ走った。
高い崖の前に到着したアリシアは我が目を疑った。
屈強な男、それも軍人が三人共見事にのされていたのだ。
クライフが三人の元に駆け寄る。どうやら気絶しているようだった。
想定外の事態にアリシアが少々面食らっていると、後方から気配を感じた。アリシアはこの気配をよく知っている。
強い"殺気"だ。
アリシアの髪が揺れる。
一本の矢が、アリシアの顔をかすめたからだ。
造作もなくかわしたアリシアが振り向くと、更に想定外の光景を目の当たりにした。
矢ではなく、そこにいた華奢な女が振り抜いた拳だったのだ。
極秘任務?なんてシチュエーションは月並みってぐらい無数に書かれてるから
有り得ない文章だと普通の読者は三行もいかない内に見切るぞ。
国語力鍛えなおして軍事系の小説十冊は読んで出直して来い。ラノベでもいいし。
217 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/20(水) 20:39:24
〜風 〜様 〜方 は、こゐから田舎くさくなる懸念があるんで…「野暮ったい」指弾の直後には、不味かろうですにゃり。
218 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/20(水) 20:43:22
あと、最終行の おお、臭いくさい。鈍臭いことこの上なかりし文章、風眉のふの字も知らない 様 で。
あんたにゃー 詩情 は未だはえーだなー。
戦場にもポエジーを見出しちゃう、それがこの国の成業よ。まあだがしかし、それを棄ててみねーかい、その前提を。
という、昨今。句読点にも最新の細心の注意。それがおふみののぞむすべ。
田舎くさくなる懸念のない文章ってどんなだw
220 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/20(水) 20:55:28
アリシアの髪が揺れる。
一本の矢が、アリシアの顔をかすめたからだ。
当然といった顔でそれを紙一重でかわしたアリシアは、振り向くと同時に更に想定外の現象を目の当たりにした。
それは矢ではなく、一人の華奢な女の、拳だったのだ。
大先達の文に手を入れるなど、畏れ多いのだが、俺ならこうするということで。俺は短文遣いであってトータライズが
まったくのドシロウトだから(短文遣いとしては シロウト)、ここだけ良くなってもまったく仕方の無いことがあることは
言い訳ておく。
ふっ
アリシアの髪が揺れる
『矢が顔をかすめた、一本』
表情を変えることなしに紙一重でそれを避わしたアリシアが振り向いた時、内心は変狽した。
それが拳だったからだ。一人の、華奢な女の。
221 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/20(水) 21:47:36
またえんじか
>>214 わざとかもしれないけど……
○地面を踏みしめ (グーグル検索約 2,980 件)
×地面を踏み分け (グーグル検索 0件)
だからね。
ふみわける 【踏(み)分ける】 茂った木や草を分けて道をつけながら進む。
「生い茂った草を―・けて進む」
>>222 わざとだけど?って偉そうに言えないわな。
国語力つけろとか啖呵切っといて我流ktkrwwww俺だせえwwwwwwww
224 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/20(水) 23:23:01
作者です。
ご指摘ありがとうございました。
>>216,222,223
軍事系の小説ですね。おすすめとかあったら教えてもらえるとありがたいです。
読み直せば一文一文の推敲が足りなかったように思います。
基本的な国語力も無いのに書いてるのがもろばれですね。申し訳ないです。
出直してきます。ありがとうございました。
>>217,218,220
〜の様といった単純な表現を具体的にどうすればよくなるかいまいちわかりません。
もっと本読んで出直してきます。
手直しして頂いた文章、素晴らしいです。
少しでも近づけるよう邁進します。ありがとうございました。
>>224 三国志 北方謙三
心理描写にリアルな人間らしいそれが出ていて
歴史考証もしっかりしている。全十巻だから冊数もちょうどいい。
あと手元にある奴で軍事関係ないが
オリガ・モリゾウナの反語法 米原万里
はマジお勧め。ちょっと厚いけど読んで損はない。
>>225 ありがとうございます。
明日にでも書店にて探してみます。
心理描写は基より文章力全般を上達出来る様頑張ります。
詳しいアドバイス頂けて本当に助かります。
228 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/23(土) 02:26:49
>>224 御見それいたしました。ご指摘通りのレス番号でやんす。拝腹いたす所存です。
229 :
スペルドルフィン:2007/06/23(土) 05:16:28
少し長いかもしれませんが、どなたか感想・批評よろしくお願いします。
『シャツ男』
義男が、高校の部活から自宅へ帰ってきてポストをのぞくと、出版社から
選ばれた何通かのファンレターが届いていた。義男は、ある縁で書いた
小説が、ある有名な賞を獲り、17歳にして、高校生作家としてデビューして
いるのだ。
端正な顔立ちと、180センチのすらりとした体型が、常に話題に飢えている
マスメディアの格好の標的となり、「驚異の17歳」「次回○川賞最有力候補」
として持て囃されていた。
そんな義男の(担当編集者の)基には、多数のファンレターが投じられていた。
最も、大半は自分の原稿を見て欲しいと願うものであったが、義男は、自分の
小説を書く前に、編集部が選考したファンレターには、彼のやさしい心遣い
から、どのような内容であっても、必ず、ひと通りは読んでみることに
していた。
簡単なものから読み進めていき、2枚の葉書と、1枚の絵葉書の写真(ニースの
優雅な風景が広がっている)を眺めると、あとにはきちんと業務用ホチキスで
留められた原稿用紙が残った。
多くの場合、それは「徒然なる」駄文の山脈が連なっているだけで、彼の
創作意欲を沸かせるものはほとんどなかったが、タイトルだけでも見ておこう
と、義男は、その分厚い原稿用紙を手に取った。
だが、どこを見ても、タイトルや、作者名といったものはなく、いきなり、
「義男君」と始められているのであった。そして、2行、3行と読んでいくうち
に、薄気味悪い感じをおぼえたが、持ち前の好奇心から、いつの間にか
原稿用紙をめくる手が止められなくなっていた。
230 :
スペルドルフィン:2007/06/23(土) 05:20:29
義男君、
義男君のほうでは、すこしもご存知のない男からの、このような
ぶしつけな書簡を差し上げる罪を、どうか許して欲しい。だが、ぼくは、
君の『闇の中』という小説を読み、「この人なら、ぼくのことも理解
してくれるはずだ、うん、そうにちがいない」と確信したのだ。
君の『闇の中』という小説には、異常なまでに女性の内太ももに
エクスタシーをおぼえる・・・という男性が出てくるだろう?ぼくは、
その彼の気持ちがよくわかるんだ。交通事故に遭って、手術のために、
顔に針を何本も突き刺されたビートたけしが、「おでんの気持ちが
よくわかる」と言ったぐらいに・・・。いや、それはともかくとして。
そう、ともかく。そのような異常性欲倒錯者の心情を描き切ることが
できる義男君なら、ぼくが犯してきた罪も、告白できるんじゃないか
と思ってね・・・。
ぼくは数ヶ月の間、あるアイドルのおっかけをしていた。仮に名前を
翔子としよう。ぼくは、ほかのファンと、同じなのか、それとも違う
のか、どうしようもなく彼女を独占したくなったのだ。
もちろん、ファン心理としては、それはしごく当然のことだろうと
客観的に見てもそう思う。だが、ぼくは、一ファンとしての、その
境界線とでもいうのか、自分の物にしたいという欲望を、どうしても、
具現化したくなった。
あれは、福岡県での翔子のコンサートが終わったときだった・・・歌い
終わった翔子が楽屋に戻るのを、ぼくはしっかりと見据えた。彼女のSP
やマネージャーに調合した化学薬品を投げつけ、怯ませた隙にぼくは
なんとか彼女を誘拐することに成功した。ぼくはコンサート会場の近く
に停めておいたバンの中に翔子を乗り込ませて、身体を縛り上げ、薬品
で眠らせてから、ある山中へ向かった。その山中に借りていたコテージ
にバンを寄せ、可愛い寝息を立てている翔子を運び出し、コテージの中
に隠した。バンには上からビニールシートを掛け、外見の区別がつかない
ようにした。
231 :
スペルドルフィン:2007/06/23(土) 05:23:44
コテージの中に戻ると、翔子が目を覚ましていた。何かを叫んでいたが、ぼくは
ちゃんと聞き取らずにガムテープを彼女の口に貼り付けた。貼り付けようとする
際、彼女がぼくに噛み付き、手からうっすら血がにじんだが、ぼくはにっこりと
笑って、彼女の頭を撫でてあげた。落ち着きが肝心だからね。
彼女は涙を浮かべながらぼくの眼をじっと見つめてきた。今まで、ぼくがじっと
見つめていても、決して、目が合うこともなかった彼女が、ぼくを、自ら、
のぞき込んでいる!・・・その事実に数分間、ぼくの体中が酔い痴れた。
だが、ぼくは焦らず、ゆっくりと彼女を車椅子に乗せた。彼女がじたばたと動く
ので、また、やさしく頭を撫でてあげた。首に縄を、少しだけ、ほんとうに
少しだけ・・・きつく結んであげた。彼女の動きが緩慢になった。ぼくは彼女に
にっこりと笑いかけた。
車椅子を押して、コテージの地下へ降りる。地下の広さは畳み6畳分ぐらいで、
部屋の中央には機械仕掛けのプレス機が鎮座している。
ぼくは、プレス機の台座に、翔子の身体をそっと載せた。そこで初めて、翔子の
縄をといたが、もう彼女はぐっすりと眠っていた。ぐっすりと。
やんわりと、彼女の衣服を剥ぎ取る。まっさらな体があらわになり、ぼくの心
がきゅん、となった。受け皿に新品のまっさらなTシャツをセットし、翔子の身体
の位置を調節すると、ぼくはプレス機のレバーを引いた。午前4時44分。
プレス機は、まっさらな翔子の肉体を真っ赤に染め上げていった。それと同時に、
Tシャツも、翔子の肉体をそのキャンバスに写していった。腰骨が砕ける音が
したかと思うと、あっという間に膝関節がプレス機に吸い込まれていった。
数分後、Tシャツが出来上がった。彼女の大好きな、柔らかなピンク色に
仕上がっている。ぼくは、そのTシャツを身につけると、自分の生殖器の
昂りを抑えられずに、何度も射精した。
気が付くと、ぼくはTシャツを抱き締めながら、泣いていた。
232 :
スペルドルフィン:2007/06/23(土) 05:26:44
ぼくは、この体験をどうにかして、誰かに伝えたくなっていた。だが、
頭の片隅で、伝えるのはひとりだけと決めていた。そう、義男君、君だ。
君に、ぼくの、この体験を伝えたい。
まさに今、ぼくは『グラスホッパー物語』を口ずさみながら、この書簡を
書きつづっている。この瞬間、ぼくにはもうひとつの欲求が生まれてきた。
それは、このTシャツを―――。
そこまで読んでいるうちに、義男の母親が、彼の自室に入ってきた。
「義男、あなたに小包よ」
義男は、無意識にそれを受け取り、その文字通り小さな箱を開けようとしたが、
愕然とした。
ついさっきまで読んでいた手紙と、寸分違わぬ字で、義男の宛名、住所が
書き込まれていたのだ。
一体どこで・・・ぼくの住所を・・・。
義男はわなわなと震えながら、原稿用紙の、さいごの文章に目を向けた。
それは、このTシャツを、あなたにも着てもらいたい。あなたにも、ぼくと
同じ体験をしてもらいたい。
猛烈な吐き気に反し、義男の右腕は小さな箱についているガムテープを
剥がしていた。
剥ぎ終わった瞬間、箱の中から強烈な匂いと共に、ピンク色のTシャツが、
義男の身体に飛びかかった。義男の口の中に、あたたかいものが流れ込み
始めていた。
(完)
233 :
批評お願いします 1:2007/06/23(土) 05:27:19
――彼が今罵っている相手は紛れもなくこの僕
だ。それなのにそのことを忘れてしまうくらい、
彼は僕に無関心であるかのように装っている。彼
は空に向かって、淡々と声を流していく。ただ、
その作られた冷静さが逆に、彼の煮え滾った心中
を浮き彫りにしているように僕には思えた。
ぐっと力を入れた俊奈のこぶしに、蒼い血管が
浮かびあがる。
「だからさ、」
語気を強めて振り返った俊奈の血眼が、想像以
上に迫力を持っていることに僕は驚き、そして同
時にたじろいだ。
「好きなんだよ、由梨は、お前のことが」
ごくり。僕の喉が大きな音を立てる。
無音の空気が僅かに揺れた。
「あいつの心は、俺じゃなくてお前を見てる」
僕は耐えられなくなって俊奈から目を逸らす。
「もう終わりだよ、俺と由梨はもう終わった」
俊奈はそう言って空を見上げた。
違う、と僕は心の中で叫んでいた。由梨は僕の
ことが好きになったからお前に冷めたわけじゃな
い。
そう言ってやりたかったが、この親友の愚直さ
がなんだか馬鹿らしく思えてきて、僕は無言のま
まやり過ごした。
「終わりだな、もう、何もかも」
俊奈はそう吐き捨ててまた中庭の方に向きなお
った。何もかもの中に僕と俊奈の関係が含まれて
いるのが痛いほどわかって胸が苦しい。
234 :
批評お願いします 2:2007/06/23(土) 05:31:32
俊奈はまだこの場を離れようとはしなかった。
何か他に言い足りないことでもあるのだろうか。
耳が痛いくらいの沈黙が流れる。
俊奈がさっき自分で言ったことを本気で信じて
いるとは、僕には到底思えない。あまりにも根拠
がなさ過ぎるんだ。事実、僕は由梨から愛と呼べ
る特別な好意を感じたことはないし、それに、僕
の知る限りでは由梨の気持ちはいつだって俊奈に
向いていたはずだ。俊奈は僕を加害者に祭り上げ
て無理に怒りの感情を湧き上がらせ、それで愛し
ている由梨にそっぽを向かれてしまった自分の惨
めさを必死に抑え込もうとしている。そんな風に
僕には思えた。
「お前は何がしたいんだ」
僕は友人の寂しそうな背中へ精一杯の言葉をぶ
つける。
のっそりと振り返る俊奈の眼に先ほどまでの迫
力は見当たらない。
「実は俺、いつかこうなってしまうんじゃないか
って怯えていたんだよ。俺がお前に由梨を紹介し
たあの日の夜に、俺は心底後悔した。なぜかって
な、昔読んだ小説を思い出したからだ。その話の
中にこんな場面がある。主人公のサクトが、友達
と二人で夜行バスに乗って旅行に出かけたときの
できこと。そのときサクトには彼女がいた。付き
合ったばかりで二人は片時も離れたくないという
思いから常にメールを交換していた。その夜バス
の中で、充電が残り僅かになってしまったサクト
はメールが途切れて彼女が心配するのを案じて、
友達に彼女のアドレスを教えてその旨を伝えても
らった。
235 :
批評お願いします 2:2007/06/23(土) 05:33:18
なあ、この後サクトはどうなったと思う?
乗っ取られたんだよ、彼女を。バスの中でメール
を送らせた友達に。こんな話って、悲し過ぎない
か? 無二の親友に彼女を紹介したばっかりに彼
女を奪われてしまった俺と、全く同じじゃないか。
なあ、なんで俺は、お前に由梨を紹介する前に、
この話を思い出さなかったんだよ、小説ってそう
いうときのために読むもんだろ? 本当に、俺は
タイミングの悪い男だよ」
俊奈は抑揚を押し殺した声で一気にそう話すと、
何も言わずに去って行った。その背中が丸みを帯
びて寂しそうだった。僕は事実無根の罪を着せら
れて怒りが込み上げてくるというよりも、寸分の
狂いもなく愚直に一直線を描いていたかつての親
友の恋心が、僕の記憶の中であまりにも美しく輝
くので、今は折れ曲がってしまっている彼の行き
場のない心が余計に無残に思えて、やるせない気
持ちになるばかりだった。
236 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/24(日) 14:52:03
コキュの末裔。
「勝利者」たる「奴」から申し出が或る、「3Pをしないか?」
彼女のGRINを眼にするおもほえで。こんな おんな だったのか
こんな じゃあくに わらうのか
こんな あえぎ声を挙げるのか 穴を二つ塞がれて
終わった後で、愕然とする。自分が、唾棄するほど嫌った 大人 になっていることに。
恋は批評眼と警戒感を鈍磨させる。
ここで終われば絶望である。ダガア
笑いの神はそうは問屋が降ろさね江。水子赤子も堕ろさねゑ。
その女は イッてない。
女は1on1ぢゃないとイカナイよんさま。薬頼ればちゃうがネ。デモそんどぎも
ちゃんとした愛あるセクロスのエクスタとは異なる。
童貞にここまで暴かれるって 脇甘いよヤリチヤリマ!!
237 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/26(火) 00:30:06
>>227 全体的に説明調すぎるな。
特に冒頭部分、ここは大きく自分の頭の中に描いた風景だけで押してゆこう。
グランドの立ったとたんに目に入る大海原、視線を下に向けると小さな港があり、
風があり、潮の香りと背後の山頂と、空の青さと白い雲。
って感じにね。
とにかく、最初に読者に風景を見せてしまうこと。
その後に、ドラマを展開させる。
後段は、トシアキを実際に登場させて昔語りを交えた会話で性格描写をしてみ。
それなりに読めるような冒頭になるから。
>>230 回想なのに現在進行形に近い文体になっている箇所がちらほら。
空改行入れてきっちり分けたほうが良かったかな。
ビートたけしの比喩も内容にそぐわない感じがしたが、俺の好みの問題かも。
翔子の設定が浅い。どこに惹かれたか位は最低限欲しい。
最後は徹底的かつ客観的なスプラッタ描写を入れたほうがいい。ちょっと迫力不足。
全体を見た印象だと書き込みのムラが目立つ。山場はともかく序盤、必然性も無いのに作家としての凄さやその生活を語る
意味が感じられない。短い話なのでなおさら目に付く。これを直すだけでもかなりよくなるはず。
239 :
名無し物書き@推敲中?:2007/06/30(土) 17:29:15
ついでだ
>>233 僕、彼連発した後の俊奈。最初こいつの視点で話が進むのかと誤認してしまった。これは最優先で改善しよう。
そしてどこで喋っているのか。恐らく屋上なんだろうけどきちん文に組み込んでおこう。
僕の長台詞の後「抑揚を押し殺した声で」ってあるけど、これは喋る前に持ってこよう。
突然説明口調えお交えながら話し出してるので、台詞の全体に違和感が出てしまう。
心理描写、または語り手の状態を反映した表現が得意みたいなので、1人称で話を作ったほうが良かったと思う。内容もそれ向きだし。
240 :
239:2007/06/30(土) 17:35:28
ごめん
>>233 酷評めちゃくちゃになってる。
まぁこの位読んだ人間が混乱しているってことであって
誰の視点なのかははっきりさせたほうがいいよ……なんて言って許されるはずも無いね。
本当にすまなかった。
241 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/01(日) 01:09:29
>>241 サイトごと丸パクした上でさらしています
当然ラレさんは評価を望んでいません
批評しないようお願いします
>>241 次から次へとよくもまあ批評スレばかりに貼り付けてるものだ。
ブログの中学生設定がウソなのがバレますよ^^
余所からパクった小説じゃなく、ブログを批評してもらった方がいいのでは?www
246 :
ヤマナミ:2007/07/01(日) 20:12:06
(`・ω・´) 小説家!
248 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/01(日) 22:52:54
249 :
ヤマナミ:2007/07/02(月) 00:58:54
>>248 今は時間がないので読めませんが、じ
っくり読ませていただきます。た
だ、ちょっと色のせいか、目がチ
カチカするので・・・
>>248 ヒラサカヒトル君に感情移入できなくてごめんね
試験当日にプレッシャー掛けられたぐらいで試験に落ちて
しかも試験に落ちたからって一生台無しにされたとか言って
シュウイチ君恨んじゃうヒトル君に感情移入できなくてごめんね
なんというか、地の文と主人公の心情が混じってるだけならともかく
主人公の心情に地の文が引きずられてるって感じ。
エロゲ視点ていうのかね。無駄な絡みも多いし読んでて頭が痛い。
ぶっちゃけ俺読むの諦めた。氷魚は思わずして微笑んでいたんだぜ。
ヒラサカがやばいのはともかく、地の文までやばいのはどうだろう。
てかサイト晒しって批評終わったら消せちゃうよね。そういうのもどうだろう。
251 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/12(木) 04:57:23
ある日いつもの作業フォルダを覗くと書いてありました。なんで書いたのかハテナです……
あの、全体的に文としてどうか評価していただけるとありがたいです。
────────────────────────────────────
文字に愛着が沸いてくる
例えば昨日のことだが、とある文章を直筆で書くことになったんだ。
原文を写しながら書いていたのだが、パソコンに慣れたせいだろう、すぐにつっかえる。
中枢の”枢”の字を覚えたつもりで書き始めるが、”木”と”コ”まではかけたものの中に何を書くべきか忘れたのだ。
情けないことにこんな簡単な字にさえ、二度見を要するようになってしまっていたのだ。
自分の言葉の能力の衰えに感傷に浸りながら、文を進めていた。
すると途中で”核”という字が出てきた。
”枢”の字と同じ”木辺”だったからだろうか、思わず声をかけていた。
「大丈夫、君はよく見かけるからね…見なくても書けるさ」
何の考えもなしに、口に出していた。特に意味も無く、そう思ったからそういったのだ。
言ってすぐ、己の無神経さに心が痛んだ。
酷く”核”の字が悲しい顔をしたような気がしたように思えたからだ。
他愛の無い単語に使われていたのだが、”核”はその一文字で全てを物語っていた。
文字には何の罪も無いのに、人間が勝手に当てた漢字のせいで、”核”は苦しんでいる。
自分のことではないのに、まるで全て”核”の字が悪いかのように、皆”核”を責める。
心が痛んで、涙が出そうになった。
そっと”核”を抱きしめたくなったが、それはできない。なぜなら”核”は文字で、私は人間だからだ。
罪悪感とかそういうことではない。物質的に、私と”核”の間には壁があるからだ。
触れたいのに触れられない。慰めたいのに、私には何も出来ない。
そんな歯がゆさと不甲斐なさで、私は一晩中泣きつくした。
私は病気なのでしょうか?私は間違っているのでしょうか?
252 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/12(木) 14:33:28
253 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2007/07/12(木) 15:14:05
>>252 うmし、gは、説明的だな。完璧に説明的であるから文章はうmしな。
短いからなんともいえないが、こんな感じで延々と300ページも続くとなるととても読めた文章ではなくなるだろう。
それがわかっているから断片的に晒したとも思える。が、うmい・
254 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2007/07/12(木) 15:17:23
>>252 子供が「はくち」とか言うとは思えない。
255 :
罧原堤 ◆AFOWrff8aY :2007/07/12(木) 15:24:43
「はくち」だと言ってくる子供なんかを描写したらアンバランスだろう。
いい感じでアンバランスになると思うんだけども、これかいてるやつ馬鹿だろというような隙がないな。
昼飯食った後ヘルダーリンの詩をふんふん言って読んでてなかなかいいな、で、タバコ吸った後、こんなもんなんの価値もないなって程度だな。
京都のすけが蒸し暑いからスポーツ感覚でセックスを未来の世界の糞型ロボットどんなもんだい僕。いっそこんなロボ壊れてしまえばいいのに。
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哀れだなあ
今まで見聞した中でおまえはもっとも惨めな人間だな
愛情乞食
日本語でおk
「他人から」という単語をちゃんと訳すんだぞ
文章単体で出されたならコメントもするが
メンヘラ前回の自己紹介付きじゃ相手したくない
259 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/13(金) 00:22:44
>>258 ではなぜあなたをはじめ、誰も
>>251を批評しないのですか?
ろくな了見も知識も無いくせに、人を批評するだなんて対それたこと、言わないで下さい。
出来もしないことを粋がっていうなんて、もはやノビタ以下ですよ。
260 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/13(金) 00:26:05
>>259 > ろくな了見も知識も無いくせに、人を批評するだなんて
批評スレに批評以外の何を求めてるんだ?
確かに酷評スレではないが、批判されることに耐性が無いのなら文章晒さないほうがいいよ。
というか臆面も無く人を罵倒するような人に言われたくない。
> 対それたこと
日本語勉強しようね。
, ‐' ´ ``‐、 / ̄:三}
. /,. -─‐- 、. ヽ / ,.=j
_,.:_'______ヽ、 .! ./ _,ノ
`‐、{ へ '゙⌒ `!~ヽ. ! /{. /
`! し゚ ( ゚j `v‐冫 , '::::::::ヽ、/ そんなことより野球しようぜ!
. {.l '⌒ ゙ 6',! / :::::::::::::::/ __
. 〈 < ´ ̄,フ .ノー'_ , ‐'´::::::::::::::;/ (_ノ)‐-、
. ヽ.、 ` ‐", ‐´‐:ラ ':::::::::::::::: ;∠. ヽ_} ゙ヽ
,.r` "´ /:::::::::::::::::::ィ´ `ゝ !、 /
/ / :::::::::::::::: ; '´ /´\ / r'\
. i ! ::::::::::::::/ 新 | .!::::::::/ヽ、.._!ヽ. ヽ、
{ {:::::::::::;:イ / ‖i:::::::/:::::::::::::/ \
. ヽ ヽ,.ァ‐'´ /ヽ 二 ,/`ヽ、::::::::: /
263 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/13(金) 02:10:18
>>259 メンヘラ乙
メンヘラの作文を批評して
「2chで悪口言われました。死にます」
なんて記述残してサイト放置されたら後味悪いだろ。
それに、作者と作品は独立して批評されるべきであるのに
自己紹介から先に目に入るような構成ではバイアスを要求しているように見える。
おいおい、とりあえずどれを評価すればいいんだよ
265 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/13(金) 02:22:43
お前が一人でやれよな。
>>265 d、分かりやすくて助かる
>>251 冒頭の二文目に違和感を感じた
他の文の終わりと違い、此処だけ一人称視点になっている
「~~なったんだ。」ってね、そこ以外は統一されているからまあ良いかな
二度見を要する、なんて表現は使わないほうが良いと思う
二度見ることを必要とするようになってしまった。とかじゃ駄目かな
主題として一行目に愛着を語っているのに結では愛着に関して触れていない、クッションを入れずに病気と書くのは飛躍しすぎているよ
それとメインの男性?(女性)に関する描写が足りない、性質の説明が足りないからよけいに病気が際立つ、悪い意味で
>>261 揚げ足鳥乙
なんて言いたいが、言ってる事は正論だよな
まあ喧嘩はやめて野球するか
>>267 待ってました、と言わんばかりに以下コピペ
>ろくな了見も知識も無いくせに、人を批評するだなんて対それたこと、言わないで下さい。
まあ野球しようぜ
野球汁!
米兵ネタ行け
犯罪人
批評ヨロwwwwwwwwww
「ここだ、入るぞ!!」
頑丈に見えたその鉄の扉はよこやまが乱暴に蹴りを入れると、いとも簡単に開いた。
「ちっ、薄暗いな」
「ちょっと、あれを見て!!」
Pianoが指差した先――頭上にそれはいた。
「「魔王!!!」」
急に四方はたいまつで照らされて明るくなり、
ゆっくりと、その世界を苦しめた元凶は地上に降り立った。
「ようこそ、我が王宮へ。目的は我を倒すこと、と言ったところかな?」
「当たり前だ!今日で決着を着けてやる!!」
「そんなにいきり立つな。ところでよこやまよ、その剣を人間どもに向け、我とともに世界を手中に収めてみる気はない・・・」
「断る!」
魔王が言い終わるのを待たずによこやまは答えた。
「そうか。それなら話は終わりだ。我の見込み違いだったようだな。・・・・・・後悔するがいいッ!!!」
そう言ったかと思うと辺りが閃光で包まれ、それが収まった時にはPianoは壁に叩きつけられ、気を失っていた。
「しばらくは起きないだろう。・・・・・これで邪魔者はいない」
「望むところだ。・・・・・・行くぞ!!!」
そうして、よこやまと魔王の頂上決戦が始まった。
よこやまは走り出すと、剣を真一文字に構えて胴に向かって斬りつけた。それを魔王がかろうじて防ぐと刃を返して飛び上がり、真上から頭蓋骨目がけて振り下ろした。魔王は辛うじて頭は避けたものの、左腕は驚くほどあっさり切り離され、床に鈍い音とともに転がる。
それを目の端で確認すると、痛みで顔を歪める魔王の右足を切り落とした。
轟音とともに魔王は地面に転落する。
「これでお前も・・・」
よこやまは話を聞こうともせずにさらに首と胴を切断し、魔王はあっさり事切れた。
2人が道中に置いてきたまぬけづらも連れて故郷へ帰ると、1年の全ての休日が全て消費されるかのように皆が祝い、踊り、勇者たちを祝福した。
「ん、か、感じてなんかいないんだからぁっ!!!///」
連日の宴会を抜け出し、自室でよこやまはPianoを四つんばいにさせ、両手を縛り、激しく腰を打ち付けていた。
強すぎる往復に額を歪め、シーツを強く噛み締め、快感に絶えながらもPianoは言い知れぬ不安に苛まれていた。
以前はこんな乱暴なやり方では無かった。
Pianoが意地を張って感じていないと主張しても、以前は笑ってからかうだけだったが、今はムキになって感じていると認めさせようとしているような・・・・・・。
王の下から連日、よこやまの元に女性が送られてきている。
それに抗議したときには殴られ、見かねたまぬけづらが助け舟を出してくれたときも、今度は彼に鉄拳制裁を加えていた。
ふいに北風と太陽の逸話を思い出す。
無理強いせずに優しく誘導するのが一番の近道だ。
小さなことかもしれないが、これじゃ、まるで・・・・・・魔王ではないか。
「うっ、うっ」
やっと解放され、家路へと向かうところでまぬけづらに見つかった。
「よこやまに、やられたのか?もう明け方じゃないか!」
「な、何にもされてないわ!余計なお世話よ!」
「嘘だ、泣いてるじゃないか」
「な、泣いてなんか・・・ないもん!」
そういうとPianoは走って帰っていった。
そこには血がにじむまで強く唇を噛み締め、怒りに震えるまぬけづらだけが立っていた。
その日、朝の間に遅くまでねていたよこやまは寝込みをまぬけづらとその手勢に襲われ、武器を手元に置いてなかったこともあって抵抗できず、走って逃げ出した。
同時にまぬけづらの怒りの矛先はよこやまに女性を提供した王にも向かい、譲位を迫った。
勇者一行として人気・実力の両面で国王を圧倒しているため、譲位はスムーズに行われ、幼い女王・らないが誕生する。
これによって自分の居場所が消えたことを悟ったよこやまは出奔。Pianoは乱暴になったとは言え愛していたよこやまが追われたことにか、
それとも仲間が分裂してしまったことにか、それが自分の影響であることが間違いないことにか、とにかく衝撃を受け、気を失い、意識を取り戻したときには記憶を失っていた。
1ヵ月後、空席となっていた魔王の座が埋まり、再び戦乱の時代が幕を開けた―――fin
米兵ネタだよ
犯罪人
>>271 !や?の後には一つスペースを入れると良いとよく言われているのと…三点リーダを使うと良い
文章の方向性はファンタジーなんだろうけど、それにしても!を多用しすぎかな
総じてファンタジーに多い気がするけど描写不足感を感じる
よこやまは何なのか? Pianoは何か?
ヒロインにしては吹き飛ばされたときによこやまの反応が淡白すぎる、もしかして仲間じゃないとか?
おまけに閃光と共に気絶させるなんて反則のような技があるのに、それ以降登場しないのは不自然か
どうせなら別空間でも作ってみるのはどうだろう
魔王の最初の台詞にインパクトが欠ける気がする、目的は私を倒す事って、何か上手く言い換えたいのは伝わるけど書ききれてない感じ
細かく説明的文章を入れるのも悪くないけど盛り上がり所なんだし、台詞も魔王らしく古めかしい言葉遣いにしたりして印象をつけないと、描写が足りないから魔王のイメージが沸かないと思う
「よこやまよ、何ゆえ我が首を欲するか?」とかありきたりだけどこんなんでいいと思った
台詞をさえぎる所も「収め」くらいで区切った方がさえぎった感は出るかも
戦闘に関する描写はちょっと詳しくないからパスさせてもらう
祝日は消費されない、まるで一年の祝い事を一斉にに祝うかのように、みなは踊り、歌い、楽しんだ。とかどうかな
額は歪めない、王が何故女をおくるのか、逸話が後の文に関わってないので出す理由が無い
なぜ女を送るかの理由が無いために譲位に関して真実味が無い、よこやまに強制されていたならなんて考えも思いつかないわけじゃないからね
最後も押しが弱い、魔王になった人、おそらくはよこやまなんだろうけれどそれの描写が足りない
一ヵ月後、魔王の王宮、その王座にはかつて魔王を倒した勇者が君臨していた
戦乱の時代はまだ終わってはいない。finとか
描写すりゃいいって訳じゃないけど、描写不足を感じた
理由、感情、キャラ、このあたりをもう少し練ればどんどん良くなると思う
276 :
252:2007/07/13(金) 15:18:31
252です。
皆様、御批評ありがとうございます。
>>253〜255さん
『うmし、gは、』『うmし』
これ、どういう意味なのか分かりません。
だけれど、『こんな感じで延々と300ページも続くとなるととても読めた
文章ではなくなるだろう。』
それは本当に、その通りだと思います。
『子供が「はくち」とか言うとは思えない。』
子供の思いと口は=のようなところがあると思うので、
親が表立って口には出さなくとも、普段子供の前で言っていれば子供は何も
考えずに、紙で作った拡声器の様に頭の中にある事を直に、そのまま言って
しまう所があると思います。
『255』も、ちょっと分かり難かったのですが、
『こんなもんなんの価値もないなって程度だな。』と『糞型』
と言う箇所は、身に染みて分かりました・・。
『短いからなんともいえないが』
私の書いているものは、ちゃんと書いていない箇所があまりにも多いので、
ああなってしまいました。
穴だらけでも宜しければ、最初の方だけ書いている分、HPに再度載せて
おきます。
(「もう二度とは読むまでも無い!」でしょうけど・・。)
ドラえもんとのび太君の絵まで描いて頂いて、すみません・・。
277 :
252:2007/07/13(金) 15:20:19
>>256さん
『愛情乞食』
これは、ハズレです。
私は、他人の愛情はあまり欲しいとは思いません。
他人が側に居ると本当に落ち着かなくて、独りでいたいと思うタイプです。
家族は、いいのですけどね。
>>257さん
『「他人から」という単語をちゃんと訳すんだぞ 』
「世間の他人(ひと)とその子供にまで」という意味です。
私は、自分が心理的に許せない「人」には、わざと「他人(ひと)」と
書くクセがあります。
>>258さん
『文章単体で出されたならコメントもするが
メンヘラ前回の自己紹介付きじゃ相手したくない 』
これが皆様の本音だろうと思います。
ですが、自分の事を隠して書き込むと、嘘を付いているように思ってしま
って・・。
すみません。
278 :
252:2007/07/13(金) 15:22:02
>>263さん
『作者と作品は独立して批評されるべきであるのに 』
人様は本当に、区別するでしょうか?
『メンヘラの作文を批評して 「2chで悪口言われました。死にます」
なんて記述残してサイト放置されたら後味悪いだろ。』
死にません。
評価が厳しくなるのは、想定していた事なので。
(やっぱり、そうか・・。)が、批評を読んだ後での、心の第一声でしたし。
『作文』
ズバリ、的確な批評!
因みに、259さんは、私ではありませんよ。
『批評の返事は24時間経ってから』とどこかに書いてありましたし。
総じて、自分で分かっていながら敢えて意識を合わせないでいた事を、直に、
見させて頂けたと思っています。
279 :
252:2007/07/13(金) 15:23:58
私は、小説家を目指している訳では無く、製本機で自分で本を作って、それをHP上で、
何年かに一冊位売れれば良い酷く閑散としたド素人の個人本屋をしたくて、
それが出来るレベルかどうかを計って頂きたいと思い、この掲示板に書き込みさせて
頂いた次第です。(広い意味では、小説家なのですが。)
<HP上で万が一感想を頂けても、当り障りの無い評価となって、的確なものでは無くなる事は、
目に見えていましたので・・。>
結果は見事に『駄目』レベルで、そうして、完全に自分は甘いのだという事が分かって、
ここに思い切って投稿してみて良かったと思います。
自分の作品は、人様の害にならない、趣味の範疇に留めておこうと思います。
御批評、本当にありがとうございました!
(長々とまた私情を書いてしまった。)
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281 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/13(金) 17:01:03
俺がこの板でわかったことは二つ。
>>252は本を愛し個人書店を建てたいだなんて、今時無いくらいの本好き。
本好きゆえに悪い子ではない。そしてむしろ、歓迎すべき良い子。
そして
>>280はそんな
>>252とどうしても野球がしたいらしい。。
ほほえましいよな。
おはよう!エム君、今日は○月22日、今日もお互い頑張ろうね」
いつもの通り恋人であるアイのモーニングコールで目覚めた。
「ああ、おはよう。それじゃあ用意して行ってくるよ」
アクビをしながら返事をし、電話を切った。
最近は少し冷たい態度を取っていた。
どうせならビックリさせてやろうと考えていたからだ。
今日もいつもの通り会社へ行き、家に帰った頃には日付が変わっていた。
翌朝、珍しくモーニングコールの前に目が覚めた。
ふと横を見ると、五十代ぐらいの見知らぬ男が立っていた。
明らかに普通の人間には見えなかった。
「誰だお前は!」
「私は幸せの神」
「ふざけるな!勝手に人の家に入りやがって!出ていけ!!」
気味が悪いので、服をつかんで部屋から引きずり出そうとしたが、男に触れる事が出来ず、するりと通り抜けてしまった。
「私が触ることを望んだ場合以外は私に触れる事は出来ん」
男はそう言いながら片方の手でオレの左手首をつかむと、もう片方の手の人差し指をオレの左手の甲に押し当てた。
あっけに取られているオレを横目に男は言った。
「これでわかっただろう。先程指を当てた箇所を見てみろ」
言われるがままに左手の甲を見ると、さっき指を当てられていた箇所にハッキリと赤い"幸"の字の形をしたあざが出来ていた。
指で擦ってみたが消えなかった。
「ふーん、どうやら本当みたいだな。で、何をしてくれるんだ?オレを幸せにしてくれるのか?」
「特に何もしない。幸せは自分で見つけるもの。私は機会を与えるだけ。それを生かすも殺すもお前次第だ」
「じゃあ、オレには必要ないな」
そう言い終えたところで電話の呼び出し音が鳴り響いた。
「おはよう!エム君、今日は○月23日、今日もお互い頑張ろうね」
「ああ、おはよう。あっ、そうだ!今日は早めに帰れそうだから、久々に会わないか?話したいことがあるんだ」
「ホント!?いいよ」
「じゃあ、8時にいつもの店で」
「うん!わかった!」
電話を切り、再び幸せの神に向けて話し始めた。
「さっきのは恋人のアイ。彼女とは付き合って3年になる。今月初め、婚約指輪も買った。
もちろんアイに渡しプロポーズするためだ。アイも結婚をしたがっている様子だったからきっと喜ぶだろう。
早く渡したかったが仕事が忙しく、なかなか渡す機会がなかったが、今日渡す事になった。仕事も順調そのもの。
どうだ、わかっただろ?もしお前が本当に幸せの神なら、他のヤツのところに行ったらどうだ?オレには必要ないんだ」
「お前に憑く」
「頑固なんだな。まあオレが拒む事は出来ないみたいだし、勝手にすればいいさ」
時間が無かった事もあり、これ以上幸せの神の相手をする事はやめ、身支度をし会社に向かった。
幸せの神もついてきた。
コイツの姿はオレにしか見えないし、声もオレにしか聞こえないようだ。
家以外では幸せの神に話しかけない事にした。
周りからは不気味な独り言に見えるだろうし、コイツの事を話しても誰も信じてくれないに違いないからだ。
それに幸せの神は何も話さないし、何もしてこない。ただついてくるだけだった。
夕方、オレの上司である課長が言った。
「今からA社との接待をする事になったんだが、エム君かティー君のどちらかについてきて欲しいんだ。どっちが来る?」
ティーはオレと同期であり、良きライバルでもあった。
A社は大事な大口の取引先であり、今までは課長と私とティーの3人で担当し交渉を進めていた。明日は朝から大事なプレゼンを控えていた。
明日のプレゼン以降は私かティーのどちらか一人に担当を任される事になっていた。接待に参加すればティーに差をつけることが出来る。
「はい。それなら私が!」
オレは間髪入れずに答えた。
隣でティーも「私が…」と言いかけていたが、オレの声の方が早かった。
「じゃあエム君についてきてもらう事にしよう」
接待は上手くいった。
終わった頃には10時を回っていた。
あわててアイに電話をした。
「悪い。急に接待が入って…、もちろん約束を忘れていたわけじゃ無くて、時間が無かったんだ。この埋め合わせは必ず」
「電話ぐらいくれてもいいじゃない」
「大事な取引先だったんだ。だから席を外せなくて」
「そう……最近、冷たいね」
「いや、それは…」
「……もういい…………別れましょう」
「なっ!ちょっと待って」
既に電話は切れていた。
何度もかけ直したが、繋がらなかった。
家に帰ってからやけ酒を飲んだ。
「アイ以外の女と一緒になった方が幸せだという事なのか!?」
「さあな」
「アイよりいい女なんて絶対に居ない!!何が幸せの神だ!!本当は疫病神か悪魔の類だろ!!」
「違う」
「くそ!!この悪魔め!!」
オレは幸せの神に殴りかかったが、やはり通り抜けてしまいバランスを崩し転んでしまった。
………。
電話の呼び出し音が鳴り響いた。
いつの間にか寝てしまったようだ。
アイだ!考え直してくれたようだ。
「昨日はゴメン!今日こそは会おう!!」
「何を寝ぼけているんだ!!今何時だと思っているんだ!!」
課長だった。あわてて時計を見ると9時半を過ぎていた。
「うわ!!すいません!!すぐに向かいます!!」
「もう来なくていい!!」
「あっ!待って下さい!」
既に電話は切れていた。
「アイの次は仕事かよ。お前が来てからどんどんオレは不幸になっている。わかったぞ!お前、本当は貧乏神だろ!!」
「違う。幸せの神だ」
「嘘吐け!!」
またもや幸せの神に殴りかかったが、バランスを崩し転んでしまった。
こうなる事はわかっていたが、こうでもしないと気がおさまらなかった。
床に着いた左手の甲の赤い"幸"の文字が目に入った。
字の部分が押しボタンのように膨れあがっていた。
「何が"幸"だ!!」
オレは思いっきり左手の甲を殴りつけた。
………。
電話の呼び出し音が鳴り響き、オレは目覚めた。
「おはよう!エム君、今日は○月23日、今日もお互い頑張ろうね」
「23日?」
「そうよ」
辺りを見回したが、どこにも幸せの神の姿は無かった。
「はは、なんか変な夢を見ていたみたいだ」
「どんな夢?」
「イヤな夢さ。……そんな事より、今日は早めに帰れそうだから久々に会わないか?話したいことがあるんだ」
「ホント!?いいよ」
「じゃあ、8時にいつもの店で」
「うん!わかった!」
夕方、オレの上司である課長が言った。
「今からA社との接待をする事になったんだが、エム君かティー君のどちらかについてきて欲しいんだ。どっちが来る?」
夢と全く同じであった。
「私が行きます!」
「じゃあティー君についてきてもらう事にしよう」
その夜、オレはアイの左手薬指に婚約指輪を嵌めた。
アイは涙を浮かべ喜んだ。
「いじわる。私を驚かせる為に冷たくしていたなんて……。
……あれ?こんなところにホクロなんてあった?」
アイはオレの左手の甲を指さした。
見ると確かに小さなホクロがあった。
顔に近づけてよく見てみると、それは"幸"の字に見えた。
よろしくお願いします
>283-292
批評する人、先に言っとくわ。
ごくろうさまです。
自分には無理。
>>283-292 プロポーズ大作戦みたいな展開だな
283のモーニングコールの意味がちょっと分からない、どうせなら神が出た後の方が印象が強い
「の」や「を」を多用しすぎ、というか過去ログ嫁、!や?の後ろにスペースを空けるのが一般的と多くの人が言っている
会話中の心理描写が無いに等しい、もうすこし浮かれている気分なんかを二度目のコールの時に書いても良い
プレゼン参加の意思表示から結果までが短絡的過ぎる、長くならないんだから書いてほしいな
朝と夜の表現が足りない、時間がコロコロ入れ替わるから混乱しやすい
仕事で怒られる明確な理由がかかれていないので、理不尽な怒りに見える
夢から覚める部分がおかしい、失敗を悔やんだ部分でぶつ切りになっていて
目が覚めるや夢を示すものがない、最後に詰め込んでいるからなんとか形になっているけど
結局表現したい事がわからない、仕事と私どっちが大切なの的なことが主題とは推測するが
仕事を取らないで女を取った利点、仕事を請けなかった理由が無い
あと全体的にご都合主義すぎる
>>283-292 技術的な問題点は
>>294が言ってくれたから他に気になったことについて。
星新一のショート・ショートのようなのを狙ってるわけだよな?
人物名がアルファベットなところまで同じだし。
まず”幸”の字が流れにまったく絡んでいない。
オチをつけるための伏線のために入れた設定かもしれないが、現状では蛇足にしかなっていない。
”幸”云々が無くて
>>291で終わっていたとしても話として成立するのがその証拠。
ショート・ショートなのだから簡潔さに気を配らなければならないが、
台詞が説明的すぎて冗長な印象になってしまっている。
> 「おはよう!エム君、今日は○月23日、今日もお互い頑張ろうね」
わざわざモーニングコールで日付を言う人間は居ないよな。
演出としては主人公にカレンダーでも見させれば事足りる。
愛情乞食でない者など独りとして存在しない。
隠すのが上手いか下手か、それだけのことだ。
挿入: 自覚が無いか
最挿入: 売買家か
, ‐' ´ ``‐、 / ̄:三}
. /,. -─‐- 、. ヽ / ,.=j
_,.:_'______ヽ、 .! ./ _,ノ
`‐、{ へ '゙⌒ `!~ヽ. ! /{. /
`! し゚ ( ゚j `v‐冫 , '::::::::ヽ、/ そんなことより野球しようぜ!
. {.l '⌒ ゙ 6',! / :::::::::::::::/ __
. 〈 < ´ ̄,フ .ノー'_ , ‐'´::::::::::::::;/ (_ノ)‐-、
. ヽ.、 ` ‐", ‐´‐:ラ ':::::::::::::::: ;∠. ヽ_} ゙ヽ
,.r` "´ /:::::::::::::::::::ィ´ `ゝ !、 /
/ / :::::::::::::::: ; '´ /´\ / r'\
. i ! ::::::::::::::/ 新 | .!::::::::/ヽ、.._!ヽ. ヽ、
{ {:::::::::::;:イ / ‖i:::::::/:::::::::::::/ \
. ヽ ヽ,.ァ‐'´ /ヽ 二 ,/`ヽ、::::::::: /
俺ア谷口つーたらピッチのイメイジだがの。
ここの文章、転載ばっかだな
批評するばかっりもあれなんで批評をお願いしたい
いつも描写やキャラの視点の変化が難しくて悩むんだが、なにかアドバイスをもらえないだろうか?
腹が鳴る。
と言っても、俺の腹が空腹だから腹の虫が騒ぐという訳ではない。
その悲痛ともいえる叫び声は俺の危機的状況を雄弁に語ってくれている。
トイレに行きたい……
どうやら体を冷やしてしまったようだった。
今の学校は昔と違い、クーラーなどが設置されているが
そのさじ加減は先生次第だ、使われなかったと思ったら急に冷やされる事もある。
まして季節は晩夏、セミの求愛も終わりを迎えようというのにまったくうちの先生は。
俺は恨めしげに唸りながら冷風を吐き出すクーラーを睨む。
だが、今の俺には教師の体感温度など問題ではなかった。
なんとか自然な空気でトイレに向かわなくては……
特に悪いところは見当たらないが、敢えて指摘するなら……
>セミの求愛も〜うちの先生は。
まったくうちの担任と言う人は……
的な……うちの先生なら担任だし、”は。”で閉じるのは少し不安。
>クーラーを睨む。 だが──
の繋がりが、もう少し凝るいいと思う……
>なんとか──
自然な空気? と思ってしまうよう
他スレに貼りましたが、よかったら批評お願いします。
朝、目が覚めました。ベットの上。暗い私の部屋。カーテンの隙間から差す一筋の光が、私を起こしてくれたみたいです。
伸びをして、首を回して、おはよう私。また今日が始まります。騒がしい毎日です。私はひんやりと冷たい床の温度を確かめながら、自室を出ることにしました。朝食を取らねばなりません。
アルミ製のドアノブを回して、一歩足を踏み出しました。二歩目は出ませんでした。私は広がる景色に我を忘れてしまったのです。
そこには野晒しの大地が広がっていました。激しくうねる乾いた暴風。雑然と林立する切り立った岩肌。舞う砂埃。そこはまるで異世界でした。
取り合えず私はドアを閉めることにしました。別になんら考えがあった訳ではありません。とにかく閉めたのです。
帰ってきた部屋は、落ち着いたいつも通りの自室でした。小さな机とその隣にあるベット、洋服が閉まってあるクローゼットに本が詰まった本棚。カーテンからは朝日が射し込んでいます。
普通でした。普通すぎました。
私は何か狐にばかされたような何とも言えない歯がゆさに襲われました。さっき見た光景が一体なんだったのか訳が分からないのです。
意を決して再びドアを開けることにしました。恐かったですが、勢いよく開きました。その先に広がる世界、今度は極寒の雪山でした。
私はドアを叩くように閉めると、まっすぐベッドに向かいました。きっと夢なのです。夢に違いありません。そう強く願って眠ることにしました。
そう言えば、机の上に昨夜はなかったはずの青い人形があった気がしましたが、もうどうでもいいです。
変わってるけどこれはこれで面白い。ただし、
>>野晒しの大地 雑然と林立する切り立った岩肌 狐にばかされたような
こういうのはおかしい、陳腐と自分で気付けないとやばい
野球しようよ!
>>304 (`・ω・´) ベッドのことをベットと書くようなやしはへたっぴに決まっつる!
309 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/17(火) 13:09:56
大開脚状態でガッチリ足を閉じられないように縛ってもらいましょう。
腰(尻)の下に枕などクッションを敷き詰めて
足を開いただけでなく、しっかりマンコを突き出した格好になるのだ。
クリトリスにはローター、そして電動マッサージ器も当ててもらう。
「あっ!ダメっ!イっちゃう!」
これだけで何度もイクはずだ。
さらに膣にシリコンゴムのチンポ型ディルドウを挿入してもらって
高速ピストンしてもらうんだ!
クリトリスと膣にダブルで激しい快感が襲う。
逃げようにも動けず、足も全く閉じられず、腰も引けない状態・・・。
足と同様に大きくマンコも開かれて、そこを突き出した恥ずかしい状態で
マンコだけを集中的に攻められる!
「も、もうダメッ!またイっちゃう!キャアー!!イク、イクーーーーッ!!!」
こうなると、マンコが喜びの悲鳴をあげて、マン汁と潮を吹きながら
何度も何度も絶頂に達する。
顔表情が歪んでしまうほど、強烈な快感が何度も繰り返し襲ってくるだろう。
攻める男が飽きるまで、そして女も心ゆくまで、何度でもイクがよい。
>>304 これといって書くことはない。
なのに書きたい欲求は膨らんで仕方がない。
こんな場合、朝の目覚めのシーンからスタートしてしまうものです。
朝の目覚めのシーンなんか忘れて、自分の書きたい物を書いてみてはどうでしょうか。
こう気だるいのは、朝から降り続く雨のせいだけじゃない。
決して冷蔵庫の中にあった飲み物はアルコール以外、賞味期限が切れていたとか、そのせいでもない。
雨が雪になってしまいそうなくらい寒い街に、呼び出された。
普段は会うどころか仕事で一緒になっても、会話もしないような奴からだった。
「やぁ待たせたかなジョニー」
街中に埋もれる、これといって特徴のないバーにアイツは現れた。
盛大に汚らしい格好で、手には洋酒をぶらつかせている。しかも俺の名前を間違えやがったのに、それにさえ気づいてやしない。
「結局、わかったんだよ。結局さ」
持参した酒はどこへやったのは、さっそく度のきつい酒を注文して語りだした。
その”結局”が一向に出てこないし、「今日はこいつのおごりだから」とか勝手に決めやがったことが癇に障って仕方がない。
ジャンキーのウサギは口から臭いアルコールをこぼしながら言った。
「──だからさ、結局俺たち、草食動物は何をしても無駄なんだって。あがくだけむだむだ!」
後半の言葉はもはや投げやりに、唾を撒き散らしながら叫んだ。
「無駄なことなんかあるもんか、お前だって仕事してるんだろ?なんだっけ……藁をかじる仕事だっけ?」
「違う、干草を舐めてフヤカス仕事だ!何のためにしているんだが……」
少し間をおいて、悲しそうに呟いた。
「次々と干草を渡してくるから、フヤカスんだ。だけど少ししたらそれを捨てるんだ!意味が分からない」
もうやってられるか、という気持ちをテーブルを叩くことで表した。
「そんなこというなよ、それでお前はちゃんと生きていけてるんだろ?ならそれでいいじゃないか!」
俺はトサカが赤くなっていることを感じたが、その夜ジャンキーのウサギを励ますことをやめなかった。
登場人物が動物だってとこが唯一のネタなのに後半そこそこでバレは早すぎる。
ひどい労働環境の描写を重ねていって読者がなんか変だな?と思い始めたところで
ラスト一文でウサギだった、ニワトリだった、ってカミングアウトする方がいい。
作中酒しか飲んでないならジャンキーよりアル中のほうがいいような気もする。
>>309 ある意味で素晴らしい文章。
読んでて凄く勃起しました。
電動マッサージ器を当てるのも忘れるな!
本当に電マは、マンコに当てる為に開発されたんだぞ。
肩こり用は表向きの用途なのだ。
その辺の開発と販売事情は、大人なら分かるだろう。
慣れていないとクリトリスにダイレクト当てると痛がる女もいる。
その場合は下着の上から当てればOK。
怖いくらいに女は何度もイクよ。
あまりに気持ち良すぎて動いちゃう女が多いので
開脚状態で縛るのをオススメする。
酷評お願いします。
朝起きたらお父さんがいなかった。
昨日寝る前におやすみなさいをしたから、夜のあいだにいなくなったみたいだ。
お母さんがお父さんはもう帰ってこないのよと言った。
それから、ヒロちゃんはいい子ねと言った。
僕はいい子だからうんと答えた。
今日の朝ごはんはパンで蜂蜜とバターをいっぱいつけたかったけどちょっとだけにした。
あんまりたくさんつけると体によくないってお母さんが言うんだ。
いつものとおりに学校に行って帰ってきて木曜日だからスイミングの教室に行ってまた帰ってきて
宿題をちょっとやってご飯を食べてお風呂に入って寝るときになってもお父さんは帰ってこなかった。
いつもならお父さんがナイターを見てるから今まで見たことなかったテレビを見てみたけどあんまりおもしろくなかった。
それからやっぱりお父さんは帰ってこなかったけど、田舎のおじいちゃんとおばあちゃんがやってきた。
おじいちゃんとおばあちゃんはお母さんのお父さんとお母さんのお母さんで黒崎というところに住んでいて、
そこはすんごく遠いんだ。
お正月に行ったときにもバスに乗って電車に乗ってそれから飛行機に乗らないといけなかったのに、
おじいちゃんは大きなスイカをぶら下げていた。こんな大きなスイカを持って飛行機に乗るのは大変だろうな。
おばあちゃんがお小遣いをくれてヒロちゃんはお外で遊んでいらっしゃいと言ったので、
お向かいのケンタを誘ってケンタのうちのレオも連れて公園に行った。
レオというのはマルチーズで真っ白で、小さいのに他の犬とすぐ喧嘩したがるんだ。
僕も体が小さいから、レオはすごく勇敢だと思う。ケンタは隣のクラスなんだけど後ろから三番目くらいに大きい。
ニ年生なのに三年生とか四年生くらいに見えるし顔もなんだか男っぽい。ときどき女の子に間違えられる僕とは大違いだ。
お母さんは、あと十年もしたらヒロちゃんの勝ちよだってヒロちゃんはお母さんに似たんだからねと言って笑うけど、
女の子に間違えられるなんてクツジョクだよ。
いつもは五十円のアイスにするんだけど今日は百円のにした。ケンタのとふたつ、今日の僕はリッチだからケンタにおごってあげた。
アイスはまんなかにぶとうのジャムが入っていてそこだけちょっと酸っぱい。
食べているうちに溶けてきて手がべとべとになったから水道で洗った。レオが走りたがって一緒に走り回って、
僕もケンタも汗びっしょりでぐるぐるになった。滑り台の下の土管にもたれたらそこはひんやりと冷たくて、
ぺたぺた触っていたらだいぶ涼しくなった。レオは毛皮を着てるから僕よりもっと暑いかもしれない。
土管の上にレオを乗せてやっていたら、急にケンタが跳ね起きた。
明日の大掃除に全員雑巾をもってかなきゃならないんだったと言い出して、
そういえば僕もそうだったと思い出した。
四角く縫ってバッテン印に縫うんだって。お母さんに言って縫ってもらわなきゃ。
ケンタとレオにバイバイしてうちに戻ったらおじいちゃんとおばあちゃんが待っていて今日はお寿司にしましょうねと言った。
お母さんが三丁目の若寿司さんに電話していて、僕はその間にちゃんと手を洗ってうがいをした。
一人分だけワサビを抜いた特上のお寿司が届いておじいちゃんとおばあちゃんとお母さんと僕とで食べた。
ヒロちゃんどんどんお食べなさいなとおばあちゃんが言うのだけど、僕はどっちかというとカレーとかミートボールの方が好きなんだ。
玉子とシーチキン巻きは好きだからおばあちゃんの分ももらった。玉子は甘くてエビが入っていておいしい。
僕の分もたっぷり一人前あったから、とても全部は食べきれなかった。
たくさん食べたしたくさん走ったし、僕はすごく眠くなってしまった。
そしたら今日はおじいちゃんたちがお泊まりするからお母さんと一緒に寝ようねと言われて、
もうニ年生なのに恥ずかしいなと思ったけどすんごく眠くてまあいいやと思った。
おじいちゃんの家みたいにたくさん部屋があればいいのにな。
お母さんがやっぱり少し狭いわねと文句を言いながら僕の部屋に二つ並べてお布団を敷いた。
横になったらもう寝てしまいそうになってそのときようやくそうだ雑巾を縫ってもらわなくちゃと思い出した。
枕元でお母さんが何か言っていて、そんなことよりねえお母さん明日雑巾がいるんだよと答えたのは夢の中だったかもしれない。
朝起きたら今度はお母さんがいなかった。
おばあちゃんが、お母さんはとても遠いところに行ったのよと言った。
それから、ヒロちゃんはいい子ねと言った。
僕はいい子だから、雑巾は自分で縫えるようになろうと思う。
>>315 言葉が足りん!
それまでにも朝起きて親父がいないと気づいた日も当然あったろう。
ならばなぜその日は特別、親父がいなくなった、と早々に結論づけたのだ?
それが書かれていない。
以上。
低脳文だ
馬鹿すぎる
頭悪い
まず言語能力がありえない
幼稚園からやり直しせ
>315
文章を書くことそれ自体が目的になってる印象。
内容がほとんどない。読んでいて苦痛。
だから何、というぐらいしか感想が浮かばない。
叙述方法に凝るのでなく、
あくまで書きたい内容の方を充実させるよう考えるべき。
そうすれば、不要な文章も減るし、文章の効果も研究できるのでは。
どんなゆとりなのだか
恥ずかしくないのか
ろくに本を読まないから漢字を書けない上に
意味不明な痛い文になるのだろう。
多くは期待しないが板名とスレタイ位は解読してくれないと困る。
327 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/19(木) 01:48:17
朝までに仕上げなくちゃいけない文章があるんですが、
朝までつき合ってやるよっていう方はいないです・・・よねえ・・・orz
ベンゼンがね、泣きながらNGワードネタを書き込んで負け惜しみをしている
それを想像しただけでネットをやっていた甲斐があったとおもうね
いや楽しいよセキグチくん
ぶ は は は は !
お願いします
雨が降ってきた。
ついさっきまでは雲一つない青空だったのに。
でも、これでこの暑さも少しは涼しくなるだろう。
そう思った。しかし、涼しくなるどころか、雨に濡れていくにつれて体が痺れてくる。
「……」
今日も運が悪い。
そう思った。
今朝のテレビ番組でやっていた占いも最下位だったっけ……
確か占いでは赤い色に注意っていってたな……
「……赤い色」
何となく辺りを見渡してみる。
赤い車、その赤い車から出てきた20才前半ぐらいの男が被っている赤い帽子、それに顔も赤い、それから俺を見下ろしている赤い傘をもった学生服の女の子。
回りは赤ばっかりだった。
「ふっ……」
少し可笑しくなった。
何故なら自分自身も赤いのだから。
だんだん雨が強さを増して来た。
道路の真ん中で寝ている俺の顔に痛いくらいの雨があたる。
もっと降れ。何となくそう思った。
雨が強さを増せば増すほど道路が赤く、鮮やかに染まっていく。
「……」
今日も運が悪い。
そう思った。
>>329 オモロイ
冒頭の雨描写無しで、もっと短くてもいいかも?
>>315 なにこのブクブク肥え太ったブス文章。
ほんの冒頭部分だけですが、よければ批評お願い致します
ただいま、を言う気にもならなくて、あたしは無言で家のドアを開けて靴を脱ぎ始めた。
玄関とは目と鼻の先にある階段は、二階のあたしの部屋へそのまま行くのに都合がいい。
奥のリビングにいるであろう母親と、顔を合わせずに済むからだ。
だけど今日は運悪く、もの音を耳ざとく聞きつけた母がリビングから出迎えにきてしまった。
パタパタとこっちに向かってくるスリッパの音に、ため息を吐きたくなる。
「お帰りー。早かったのね」
「…ただいま」
通過儀礼は果たした。もういいでしょと言わんばかりに
階段を上がろうとすると、鬱陶しい事に母がさらに声をかけてきた。
「期末試験の結果、どうだった? テスト返ってきたんでしょ? それに、通知表も」
「……」
まあどうせそんな事だろうと思ったけど。中学三年の二学期、終業式の日。
親からすれば最大の関心事は、娘の成績くらいなものだ。……少なくとも我が家では。
本当はもう何日も前に返却されてたけど、色々言われるのが面倒でカバンに突っこみっぱなしだった答案用紙と、
こちらは今日渡されたばかりの通知表を一緒くたにして、やはり無言で母の目の前に突きだす。
カバンのなかで揉まれて、くたびれた答案用紙がへにょ、ってなってるのがちょっと間抜けだ。
「なんだか随分くしゃくしゃねえ。もらったらすぐに渡してっていつも言ってるのに…。ああそれと、今日はあんたの…」
「汗かいてベタベタするから早く着替えたいの」
炎天下のなかを15分も歩いて帰ってきて、ただでさえ不快指数は上昇してるっていうのに、
これ以上つまんない小言なんて聞いてられない。
放っとけばどこまでも続きそうな母の言葉を遮って、あたしは足早に階段を昇った。
あたしの名前を呼ぶ、咎めるような母の声を背中で弾き、部屋のドアを開ける。
部屋まで入ってしまえば、母が追いかけてくる事はない。経験上分かりきっていた。
小言の続きは夕食の席へと持ち越されるだろうが、とにかく今はひとりになりたかった。
素直に謝って永久に消えろスケBE
>>331 細かい言い回しにちょっと首をかしげる様なところがあるけど、大筋は問題ないと思う
ただ、冒頭にしてはインパクトも引き込む要素も無いね
何か悲しいことがあるのか、傷ついているのか、思春期特有の反発なのか
推測しか出来ないけど、どれを主題にしても序盤がコレじゃ読者が入りにくそう
つまらない授業。つまらないのは何のせい?
科目は数学。別に嫌いなわけじゃない。むしろ、どちらかと言うと好きなほうだ。
なのに何でこうも心が晴れないのか。
答えは前から分かっていたけど、あっているか不安だったから、結論は後回しにしていた。
分かってはいるんだけど、それが間違いじゃないか怖かった。
だけど今はもうはっきりと見えた。若干の不安はあるけど、多分あっている。
「せんせぇ、わかったー!」
ざっ、と勢いよく挙げられた手と同時に、元気な声が飛び出した。
教師は、いつか無くした宝物でも見つけた時かのように、満面の笑みを浮かべながら彼を指名した。
教師から出される問題は、間を置かず全て誰かに答えられた。
一見すれば元気な生徒と教師の、現代には似つかわしくない、心温まるキャッチボールである。
だけどそれを素直に喜べないのには、三つ理由がある。
一つはその問題があまりに簡単なこと。
それは出題される問題が簡単なのではなく、現に行っている授業自体が簡単なのだ。といっても別に私にとってだけの話ではない。元気に答える生徒にしても、それは同じだった。
それがもう一つの理由。
出題しそれを尽く元気に解答されることは、教師にとっては一種の快感なのだろう。
授業の回数を増すたびに、出題される問題は多くなった。
そのせいで授業は大幅な遅れを余儀なくされたのだ。
それは数学に限ったことではなかった。
どの教科も、まるで幼稚園児のように─今の幼稚園児のほうがまだ大人しい─取り組み、教師はみな光悦に浸り、授業が遅れるのだ。
そして最後の理由。
それはもっとも深刻で、この現状がもっとも忌むべき事態であることに揺ぎ無くさせる事実。
そう、それは私たちが中学三年生の、それも二学期も中盤に差し掛かっていると言う事実である。
──
導入部というか、冒頭と言うか……よろしくお願いします。
>>334 私(主人公)は授業がつまらないと感じ、また危機感を抱いている。
それは教師と生徒で馴れ合って内容が進まないからだ。
受験も近いというのに何と言うことだ。
文章の趣旨をまとめるとこうなると思うが、骨子に対して肉付けが冗長な感じがする。
説明に終始していてテーマがいまいち見えてこないというのは、特に導入として見ると大いに問題。
この授業の状態というのは、物語の主観として「異常なもの」として捉えるべきなんだよね?
だとすれば、その描写はもう少し大げさに書いてもいいと思う。↓これくらいは。
「はいはいっ、せんせいあのね、できましたー」
一際無邪気な声をあげた友達が開く教科書、そのページの単元はその彼女が数ヶ月も前にすらすらと解いて見せた箇所ではなかったか。
冗談のように勤勉な優等生だった彼女が、この滑稽劇のような授業に興じている現状は、もはや空恐ろしくすらあった。
>>331 あたしの名前を呼ぶ、咎めるような母の声を背中で弾き、部屋のドアを開ける。
「〜ドアを閉める(閉めた)。」の方がより、母親を避けている(拒絶している)感が出ると思います。
337 :
くろ:2007/07/26(木) 16:01:50
批評、よろしくお願いします。
何時からだろう。
心にぽっかりと穴が空いてしまったのは。
あんなに輝いていたのに、もう目に光は入らない。
私の心は 渇いて シマッタ。
嗚呼、また頬に涙が伝う。
「藍ー・・・。」
母親の声が耳に入る。薄く目を開けてみる。痛いくらい眩しい光が目に刺さる。
もう朝なのだろう。
「藍ー!!」
母親の声が段々おおきくなっていく。ああ、きっともうすぐ怒るぞ。
「起きてるよー!!」
朝から怒られるのはいやだな、と思い、だるい体を無理矢理起き上がらせ、
精一杯おおきい声を出した。
338 :
くろ:2007/07/26(木) 16:13:52
正直なところ、学校は行きたくはない。
…みんな、変わってしまった。
“彼”が死んでから。
少年の名前は佐々木亮太郎。明るく元気な少年だった。
バスケットが大好きで、毎日練習に励み、部活が終わった後も一人で練習していた。
そのおかげで、一年生でレギュラーを取れたのだ。
皆、彼の実力は認めていた。
…だが。
亮太郎にレギュラー席を取られた二年の先輩が
亮太郎に執拗な嫌がらせをするようになったのだ。
だが、みんな何も言えず、そのままだった。
その二年の先輩は先生を殴ったり、
毎日のように問題を起こしているいわゆる問題児というやつで。
一年生はもちろん二年や三年、そして先生も何も言えずにいた。
そんなときだ。私たちの教室に土足で入り
二年の先輩が
私たちに亮太郎への“嫌がらせ”に
参加させるように脅迫してきたのは。
339 :
くろ:2007/07/26(木) 16:44:13
「そんなこと出来るわけ無いだろう!」
…抗議の声は出なかった。
みんな無言でこくりと頷いた。
「どうして…?」
藍は心の中で呟いた。
こんなの、間違ってる。
でも、自分はそんなこと言えやしない。
もうそのときには私は亮太郎の机に落書きしていたからだ。
ガラリ。手動のボロいドアがゆっくりと開いた。
みんな先生じゃないことはわかっていた。でも、みんな音がした瞬間静かになった。
ここから始まったのだ。“嫌がらせ”…いや、亮太郎への“いじめ”が。
340 :
くろ:2007/07/26(木) 16:54:11
ドアを開けたのは勿論亮太郎だった。
先輩に殴られたり蹴られたりしたのであろう。体中ボロボロだ。
いつもなら、みんな亮太郎に駆け寄り手当をし出すのだ。
亮太郎が二年の先輩に目をつけられ、暴行されるようになってから
みんな救急箱を教室に隠し持ってくるようになったのだ。
みんな表では何もしないが、裏では亮太郎の傷の手当てなどをしていたのだ。
亮太郎がよろめきながら教室に入り、みんな手当をしだす。
「亮太郎、手当すっからジッとしてろよ!」
「息、出来る?大丈夫?」
みんなが一斉にしゃべり出し、亮太郎の手当をする。
亮太郎は、みんなに返すように
「ありがとう、ありがとう…。」
と、嬉しそうに微笑む。
私たちはなにもしてあげていないのに。
341 :
くろ:2007/07/26(木) 17:06:07
亮太郎が教室に入った時、駆け寄る者はだれもいなかった。
みんな静まりかえって、じっとその場を動かない。
亮太郎は一瞬目を見開いたが、先輩に目をつけられた時から、
「クラスも敵に回す」ということは覚悟していたのだろう。
彼の目は冷静さを取り戻した。
そして亮太郎はよろめきながら自分の席に行く。
藍はハッとした。自分が彼の席の机に落書きしたことを思い出したのだ。
横目でちらり、と亮太郎を見る。
亮太郎は机を見た瞬間、苦笑して席に着いた。
彼は、強かった。
それを見た瞬間、藍は泣きそうになった。いや、もうきっと泣いていただろう。
泣き顔を見られたくなくて、顔を腕の中に埋めた。
彼は、あんなに強い。
自分たちは、彼に何もできない。
自分を守ることしか…出来ない。
亮太郎が泣いている藍を見て、切なく微笑んだ。
342 :
くろ:2007/07/26(木) 17:14:26
もういやだった。
彼をいじめることも。
でも
自分が可愛いから
自分が大切だから…。
なんて私は自己中なのだろう。
そんな気分を変えたくて、屋上へと向かった。
今日は晴天だった。雲一つ無い青空が見たかった。
と、いっても藍の学校の屋上のドアは鍵が掛かっていて、生徒は入れない。
なので、先生がいないときにコッソリ取ってきた屋上の鍵の合い鍵(勝手に作った)を使い
屋上から見える青空を独り占めするのだ。
だが、今日は先客がいた。それは…。
「…佐々木…?」
343 :
くろ:2007/07/26(木) 17:35:34
そこには、佐々木がいた。先輩に暴行された痕がひどく生々しく痛々しい。青あざもたくさんあり、
腕は少し赤く腫れ上がっていた。ドアに立ち止まり、ずっと視線を送り続けたせいか、佐々木がこちらをふりむいた。
「あれ・・・?お前確か・・山崎?」
「あ・・・・・」
「何やってんだよ、ンなトコで。こっちくれば?」
にこっとはにかんだ。その表情は、怒りの一文字もなく。
「・・・・・・怒って、ないの?」
「何に?」
「私たちに」
「お前ら怒ったってしょーがねーし。第一バスケできんならいーよ。」
「・・・ッ・・・」
ああ、このひとはなんて綺麗なひとなんだろう。佐々木の言葉を聞いたら、なんか泣けてきたぞ。
なんて私は情けないんだろう。
「ごめんねっ・・・さ、さきっ・・。弱、くてッ・・・」
「いーって。つか、泣くなよ。泣き顔でよけーブサイクになっぞ。」
「うるさいっ・・!!」
私も、貴方みたいに綺麗になれるかな。
私も、佐々木と戦おう。
「佐々木ッ!?大丈夫!?」
「・・・・・ン・・・」
私は佐々木の手当をするようになった。そのせいで周りの人は全員私を避けるようになったけど。
それでも私は彼といた。憧れと恋心が混ざっていたのかもしれない。
今となってはそれすらわからないけれど。
もしかしてリアルタイムで執筆中?
せめて推敲してから投稿しようよ
最低限メモ帳ぐらいは使ってくれないか?
346 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/26(木) 23:47:53
夢中で読んでいます。続きをお願いします。
あんまりからかってやるなよ
348 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/27(金) 00:27:28
本気です。残飯さんのデマよりはまともな文章ですから。
そりゃ読めるだけマシだわな。
相手が悪い
350 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/27(金) 03:53:55
よろしければ批評お願いします。中身はないんですが。
一年後、白砂の海岸を歩きながら考える。貪婪と淫奔と身勝手が私をも殺したのだと。
私はあの悲恋を一種の娯楽と見なし、今日も腹を抱えて笑って笑って泣く。
彼はとても自信家で高慢だったのだが、
私には彼の不行跡をうわべでは諌止することが出来ても、
その裏腹の感情を抑えることはできなかった。
彼の思い上がりは私を心配させたが、憧れの対象でもあったため、
酷烈なる狼藉をもってしても私を怯ませることは決してできなかったのである。
白き劇場での私たちの演舞は、確かに奇怪なものだったかもしれない。
私は彼のために給仕しなければならず、適当な女を見つけると、
それを機械的な正確さと冷酷さと無関心によって彼のもとに連れて行くことになる。
手頃な甘言と虚言を弄して女を誘うと、欺かれた肉を尻目に、
私は使命に従順なることをわが胸に誓ったものであった。
さて、肉を受け取った彼は私の目の前で傲然とそれを愛撫し、この冒涜行為、
彼を悦楽の極みに至らしめることとなる。
欺かれたことに気付いた女は悲鳴をあげるが、すでに彼の独擅場、なすすべはなかった。
彼は死んだ。縦横なる悪の所業が初めて制裁を蒙り、そして、最期となった。
肉なる女の連れ、愛する人の悲鳴を聞くと、ついにこの惨劇の場に辿り着いた。
怒れる男の放つ一撃は、
女に跨がり今まさに白濁の快楽を貪っている狂える男の頭蓋骨を打ち砕き、
清浄なる白砂に陰惨の朱を注がせた。
倒れ臥す彼を見ると、私は笑いが止まらなくなった。
笑って笑って泣いた。
私は解放されたのか、それとも、彼の狂気が私に乗り移ったのか。
私は今日も笑う。
351 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/27(金) 05:38:45
戯れ文
翔太は海外に渡航した。
あぶない場所だった。
しかも、戦争中だという。
翔太はそれを知っていたし、周囲の反対をおしのけて、ふりきって
みずから遠足に行ったのである。
しかし、それがまずかった。
翔太はその地、すなわちイラクで日本人の人質として、捕囚の
身となってしまった。
そして、日本の自衛隊を撤退させることなく、翔太が犠牲となった。
翔太は帰らぬ人となった。
そのときの情景である。
翔太は、三人のテロリストのような覆面に背後をとられていた。
翔太は座り、一人の男の読み上げる言葉を聞いていた。
その読み上げた直後、やおら男はナイフを持ち、翔太の首に
当てた。
「うがあっ!!」
翔太の断末魔の叫びとともに、ザクザクと首は切られ、大量の
流血とともに、翔太は息絶えたのである、星条旗の上で。
あとには、翔太の首がのせられた遺体があるばかりであった。
>戯れ文
なおらないなあ言い訳体質www
353 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/27(金) 12:57:08
床屋に行けばいい
角刈りがお似合いだ
354 :
くろ:2007/07/28(土) 10:35:32
リアルタイムすいませんした。即興で思いついたものだったので。
ネームとか一切書かないクソ野郎なので・・・。
本当、すいませんでした。
続きさっさと書きますんで。すいませんした。
>ネームとか一切書かないクソ野郎なので・・・。
みんなが知ってる
ショーフン趣味だろ?
今のお前の ザ マ 見ラ
720 名前:ミラ ◆YUnDLJjVsc [] 投稿日:2007/07/27(金) 00:55:09
>なぜなら我々は一人ではないからだ!
このフレーズ気に入ってるみたいだな。実は俺が最初に書いたんだよ、名無しでな。
ククク
356 :
くろ:2007/07/28(土) 11:07:35
「……?」
藍はいつも通り教室に入った。そこまではいつも通りなのだ。だが、今日は違う。
「佐々木…?」
佐々木がいない。佐々木はいくら酷い目に遭うとわかっていても必ず学校に来ていた。
どこに行ってしまったのだろう。
藍は佐々木を探しに教室を出た。
藍は授業をサボって佐々木を探し続けた。
だが、どこにもいない。学校を隅々まで探したが、どこにもいない。
「…あ。」
思い出した。まだ行っていないところがあった。
「屋上だ」
藍はぼそりと呟くと屋上まで走った。
屋上の長い階段も、いつもはしない二段とばしで駆ける。慣れてないせいか、少しころびかけたが。
そんなことまでしても、佐々木に早く会いたいのだ。
やはり、これは恋なのだろうか、と思い頬が少し熱くなった気がした。
あとすこし。ああ、見えてきた。屋上のドア。鍵は開いている。
佐々木も屋上好きなのかな、なんて思って。
最後の一段。
「佐々木ッ」
おもいっきりドアを開ける。
静かな屋上。そこにはやはり佐々木の姿があった。
357 :
くろ:2007/07/28(土) 12:38:44
屋上には嫌な空気が漂っていた。
佐々木はフェンス越しに立っていた。
「佐々木、そんなとこで何してんの・・・?」
藍がそういうと、佐々木はこちらをくるりと振り向いた。
佐々木の右腕にはぐるぐると包帯が巻かれていた。
肩の部分で包帯はわっかのように結ばれてそのわっかの間に右腕は折り曲げて入れられていた。
「何その腕…。」
「あいつに折られた。…相当狂ってたぜ、あいつ。」
虚ろな目をして冷たい声で答える。いつもの佐々木ではない。
「あーあ。バスケできねーな。もう。」
「でも…骨折だけなら治るでしょ・・?」
藍がそう言った瞬間、佐々木の目つきは変わった。そして、狂ったように叫ぶ。
「治ったとしても、あいつが卒業するまで一生俺は殴られんだよ!!あいつ今度は集団で殴ってきやがったし…!
俺を助けてくれる奴だっていない!!俺は我慢するだけ…!!クラスの奴も無視するし…!!
なんで俺がこんな目に遭わなきゃいけないんだよ!!!なんで俺ばっかり…ッ」
佐々木が唯一弱みを見せた。
その目からはぼろぼろと涙が零れる。きっと、今までずっとためていたんだろう。
その涙が止まることはない。
佐々木は泣きながら藍を見つめた。佐々木は笑った。
笑って、「ありがとう」と言った。
佐々木は、飛んだ。
358 :
くろ:2007/07/28(土) 12:55:56
「佐々木ーッ!!!!!」
彼が飛んだ瞬間、藍は動けなかった。
佐々木が落ちていく瞬間は、スローモーションで。
彼の笑顔が何回も何回も頭の中で流れた。
藍は思いっきり走った。走って、フェンスの下を精一杯頭を押しつけて見る。
校庭には、赤い花が咲いていた。
ミーンミンミーン・・・。
蝉の鳴く声が頭に響く。嗚呼、もう夏になったのか。
とても暑い。空が綺麗だ。
また、やってくる。彼が飛び立った日が。それを考えるだけで泣きそうだ。
「あなたが、すきです。」
貴方に出会えたきっかけが、いじめ。出会えたならいじめに感謝。なんて。
最低。
また貴方に会えるなら。こんなことが無い世界で会いたい。
こんなことがあっても、私は守るから。
また、会いましょう。
天使は笑う。
「さよなら」
今のお前の ザ マ 見ラ
720 名前:ミラ ◆YUnDLJjVsc [] 投稿日:2007/07/27(金) 00:55:09
>なぜなら我々は一人ではないからだ!
このフレーズ気に入ってるみたいだな。実は俺が最初に書いたんだよ、名無しでな。
ククク
┐(´∀`)┌ハイハイ
今のお前の ザ マ 見ラ
720 名前:ミラ ◆YUnDLJjVsc [] 投稿日:2007/07/27(金) 00:55:09
>なぜなら我々は一人ではないからだ!
このフレーズ気に入ってるみたいだな。実は俺が最初に書いたんだよ、名無しでな。
ククク
「ユリ、こいつを逝かしてやってくれ」
「えー、本気?」
俺は黙って頷いた。
後ろ手を鉄骨に縛られている吉村は俺を睨みつけた。
いつもなら、体格のいい吉村に睨みつけられたら俺は脚が震えるだろう。
だが今は吉村は両手を縛られて括りつけている。
俺は吉村に近づくと、ズボンのベルトに手を掛けた。
「ざけんじゃねえ!!手前、後で地獄を見んぞ!」
吉村が凄んだ。
だが俺は黙って、身を捩る吉村のズボンを足首まで脱がした。
「ユリ」
ユリは俺の表情を読み取ると、吉村の陰茎を手に取った。
「おい、止めろ!お前、ダチに輪姦させんぞ!」
ユリは構わず、吉村の陰茎と睾丸をしごき始めた。
吉村の陰茎は萎んだままだ。
俺は吉村の視野に入らないように、背後の鉄骨の方に周ってタバコに火をつけた。
二本目に掛った時、「トシ」というユリの小声が聞こえた。
そっと吉村を覗くと、陰茎が立派そそり立っている。
今まで何人の女を突き刺したのだろうか。
人並み以上に立派な肉棒がユリの手で柔らかくしごかれている。
俺は「どうする?」と問いかけるユリの目に頷いた。
ユリはラストスパートを掛けるように陰茎と睾丸をしごき始めた。
吉村はもう本気になったのか、ユリの手の動きに合わせて腰を動かしている。
フィニッシュが近い。
吉村の濃厚な精液はもう前立腺から尿道へ吐き出される寸前になっているだろう。
俺は吉村の陰茎を見つめた。
ユリは吉村の陰茎を手で支えて直立させた。
次の瞬間、俺は持っていたタバコを陰茎の先端に押し付けた。
「ぐああああ!」
吉村は恍惚の表情から一転してがま蛙のような悲鳴を上げた。
吉村の勃起した陰茎の出口に火のついたタバコがめり込んだ。
吹き出る精液でタバコの火が消える。
「おい、空き缶潰しをもってこい」
遠くで見守っているタカシに命じた。
俺の意を悟ったユリは立ち上がると手を洗いに出て行った。
吉村は焼け爛れる陰茎の痛みに身もだえしながら歯を食いしばって耐えている。
吉村の尿道口は赤黒く焼け焦げている。
すでに水泡で先端が膨れ上がってきた。
恐らく手術でもしない限り二度と小便が出来ないだろう。
俺はユリが消えたのを確認すると、足を使って吉村の睾丸を空き缶潰しに
挟み込んだ。
火傷の痛みでもだえていた吉村は自分の下腹部の感触に気付くと
顔を引きつらせた。
「な、な、何をするんです?・・・」
今まで「オイコラ」式の言葉しか吐いたことのない吉村の口から敬語が出てくるとは
思わなかった。
俺は口に笑みを浮かべながら答えた。
「金玉潰すだけさ」
吉村の口がぽかんと開き、下顎が大きく震えた。
俺はケイを呼んだ。
「お前、頼むわ」
ケイは喜色満面で空き缶つぶしの取ってを掴んだ。
元々この方法はケイが提案したのだ。
ケイは犬で何度かやったという、やや精神に異常をきたしているとしか
思えない猟奇的性格がある。
「お願いですお願いです・・・」
吉村が力の無い声で泣き言を言い始めた。
俺は柱の陰に廻り、タバコに火をつけた。
「すぐ済むからねー」
ケイが吉村に話しかける声が聞こえた。
吉村が許しを請う声が悲鳴に変わった。
「ぐおおおおっ!!」
今まで聞いたことのない怪鳥のような喚き声が起った。
「きゃはあああ!」
喜びの声を挙げるケイ。
吉村を見ると、口から泡を吹き出し、全身が痙攣している。
空き缶潰しは完全にペシャンコになって、その金属の隙間から血がじわじわ湧き出していた。
「くっさーい」
ケイが言った。
吉村は恐らく全身の痙攣でクソを漏らしたんだろう。
薄目を開けているように見えたが、その瞼の中は完全に白目になっていた。
俺は吉村を縛っているロープを解いた。
「外に運び出せ」
クソを漏らし、股間から血を滴らせているこいつを運ぶのは嫌だったので、
みんなで両腕を掴んで引きづった。
366 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 11:50:34
批評お願いします。
めんどくさいのは他人が自己中だ、という事だけだ。自分が〜自分と〜、と。
「あいつあたしと同じ携帯だよ。色が違うからまぁ許すけどねー」
何を許すと?誰を許すと?誰が何の罪を犯したと?
同じ物を使っていただけで気にさわる糞人間。なら逆は? ?
名前が同じ読音が同じ使字が同じ。果ては生まれた場所が時代がだと、日本が同じと罪罪?衣類にまで及ぶのは、元の、果ては調子に乗る始末。そこに残るのはにやにやにやにや。汚ならしい笑み。
ある場所に、看板でも何でもいい。公共の私有の…どちらでも。前者若者の迷惑落描き。後者数人でやりあう楽しい精神的苦痛を与える遊び。どちらでも…。
あれは街の誰かが、清掃員かが、市役所が消しているんだろうか。そんな面倒くさい始末を嫌う人間は、苦痛をもっとも多くあびる人間にいくように多数で作り上げる。それが故意だとしても許される。
367 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 11:53:38
団体の中心が決めてしまえばそれに流される周囲。例外は少ない。
黒板にかかれた文字。
『〇〇〇死ね』
誰も消そうとしない。中傷を受けた人物もただひたすら見ないフリ。つらさを、ここの空間から逃げ出したいのを堪えて、ただ座ってうつ向く。早くこの時間が過ぎてほしい、と切に願っても虚しく思うほど時間はゆっくりと進む。
この時間を変えるはずの先生、が来る。来ても反論もしない。嘲笑う声が失笑する声が。
「おい、早く消せ。授業始められん」
当人の上でする声。静かに反論するも呆気なく返される。
無惨に響く言葉。
「誰もやってないって言ってるぞ。お前の名前なんだから、お前が消せ」
悔し涙を堪えながら席を立ち黒板に向かう。けれど、中傷は消えない。強く力を入れても。愕然と、時が止まる思い。ありえないと何も考えられない程の絶望が来ても。周りは正反対にこれ以上ない程面白くてしょうがない。
「何、やってんだよ〜。黒板弁償だぞ?」
あはははははははははははははははははははははは
これが、いじめがなくならない多数の理由のうちのひとつ。
これが、いじめが無くならない理由の一つ―― で閉じているところから、いじめを考察した文章か、現代叙情詩的なものかと思われるが
そのいずれにしても、この文体はふさわしくないように思える。
ものすごく口語だし、句読点等が多い。
いじめられている本人の言葉か、あるいは周りの人間の言葉ならいいが、第三者、第四の壁を越えた人物の言葉とすると、文体を変えた方がいいと思う。
369 :
かいてみた:2007/08/24(金) 00:16:40
「ピーチボーイズ」
「てめえぶっ殺してやる!!!」
「やれるもんならやってみろこらぁ!!!!」
夕暮れ時、人通りのそう多くは無い路地の裏で、高校生がその有り余る体力を発散させていた。
一人は紺色のブレザー姿、一人は真っ黒の改造した学ラン姿だ。
ブレザーはズボンを下着が見えるほどずらし、ネクタイも申し訳程度に首からぶらさがっていた。
学ランの方は今時の不良にしてはいくらか古風な井出達ではあったが、燃えるように赤く染まった髪が、それを感じさせなかった。
二人は揉みくちゃになりながら狭い路地に置いてあるゴミ箱や空き箱を散乱させた。
「いつまでひっついてんだんの野郎!」
と不良特有の巻き舌と言葉使いで叫ぶと、ふと赤髪は身体を後ろにのけぞらせた。
その直後、赤髪の気合の声と同時に強烈なヘッドバッドがブレザーの顔面に直撃した。
丁度眉間の辺りに”良い”やつをもらったブレザーは、顔面を押さえながらアスファルトに転がる。
「い、いてぇ!!はっ、鼻が!!」
顔を抑えた両手が見る間に真っ赤に染まっていく。
路地裏は薄暗かったが、それでもあまりに綺麗に、鮮明に赤が映えていた。
「そんなだらしねぇズボンじゃ踏み込みが弱えぇんだよ。喧嘩は”頭”も使うんだぜ?」
「て、てべえっ!おぼえとけよっ!」
ブレザーは鼻を押さえながら悪態をつくと、そのままよろよろと走り去っていった。
路地裏から血だらけの少年が飛び出してきた事で、通行人はぎょっとした様子だった。
「おーおー、漫画みたいな台詞吐いてくれちゃって。ご苦労さん。」
赤髪はよれた学ランについたほこりを払い、夕陽によって更に赤く燃える髪を手で整えた。
目を細め両手でゆっくりと髪を後ろへなでつける姿は、とても凛々しかった。
370 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/24(金) 00:20:38
彼の名前は桃山緋色。
都内にある城ヶ咲高校の2年生だ。
燃えるように染められた赤髪が、その名前に由来する事は容易に想像できる。
緋色が胸のポケットから煙草を取り出した。銘柄はラッキーストライクだ。
彼はもちろん煙草を吸える歳ではないが、その如何にも不良然とした格好に誰も口など出さなかった。
煙を燻らせる緋色の顔は、先ほどまで取っ組み合いの喧嘩をしていたとは到底思えないほど穏やかだった。
夕飯の買い物で人がざわつく商店街の時計は6時を指していた。
緋色が帰るにはまだ早く、何をしようかぼうっと考えていると、後ろから誰かの叫び声がした。
「桃ー!!」
緋色が後ろを振り向くと、小柄な少女が彼に向かって走ってくる。
「はぁ、はぁ、、やっと追いついた。桃また授業さぼったでしょ!先生怒ってたよ!」
息を切らせ緋色と向かい合った少女は、彼の顔を見上げて怒鳴った。
彼女の身長は緋色の胸ほどしか無く、まだ幼さの残る顔は中学生でも十分通用しそうだった。
「そうキャンキャン吠えるなワンコ。俺はここいらの安全をだな・・・」
「ワンコじゃない!和華子!」少女の声が緋色の言い訳を遮る。
彼女の名前は犬井和華子。
緋色の同級生で、何かと彼の世話を焼きたがる、いわゆる”おせっかい”な女だ。
入学当初から何かと浮いた存在だった緋色に、何故か懐いていた。
小柄でくりっとした目の彼女は、子犬の様な存在で、男女問わず人気がある。
人にべたべたされるのを余り好きではない緋色も、彼女にだけは目尻が下がってしまっていた。
「似たようなもんだろ。それより何か用か。」
「用がなきゃ話しかけちゃ駄目なの?帰り道が一緒なんだから会って当然だと思うけど。」
屈託のない笑顔で笑うワンコは、本当に子犬のようだった。
批評お願いします。
貴殿方人間は我々ウルクを――そちらではオークと呼ぶらしいですが、野蛮で不潔な種族としか思っていないのでしょう?
我々だって社会性を持つ種族なのです。
四六時中、獣を狩り続けていた時代は遥か昔に消滅しているのに、貴殿方は未だ我々を狩猟種族と見なし、ミスリル鉱山に手を伸ばそうとしている……。
結論としては、ミスリル鉱山の採掘権は渡せません。
もし異議があるならば……『鉄』とかいう愚金属の武器に頼ってみればよろしいのでは?
>>370 凄く上手い。
説明臭くないしプロっぽい。
素人だとは思えない。
冒頭の数行を見ただけでも続きが読みたくなる。
キャラクターも斬新で今すぐ長編を書いて公募に送るべき。
374 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/24(金) 05:04:14
>>369 <と不良特有の巻き舌と言葉使いで叫ぶと、ふと赤髪は身体を後ろにのけぞらせた。
「ふと」は、無意識に行動をとるニュアンスなので違和感があります。
意味は違ってきますが、「やにわに」や「一瞬」を使っても「間」は表現できるでしょう。
<路地裏は薄暗かったが、それでもあまりに綺麗に、鮮明に赤が映えていた。
血液は薄暗いところではかなりどす黒く見えるものなのでピンとこないです。
例えば車のヘッドライトが路地に一瞬差し込んで、赤が生々しく輝いたりするのは
アリだと思いますが・・
<目を細め両手でゆっくりと髪を後ろへなでつける姿は、とても凛々しかった。
「とても凛々しかった」と説明しないほうがいいと思います。
それがなくても十分凛々しさを感じられるので。
>>370 良くも悪くも古典的な高校生カップルの一例(不良&委員長)という感じです。
どこかで「現代っぽさ」や、定型から外れた特徴を出すと良いかも知れません。
名前にキャラを表した「緋色」や「犬井」と付けているあたり、意図的に定型を狙ってるのかな。
総評として台詞の部分は上手く書かれていると思いました。
お願いします
ウォーターショップのバイトなどやるべきではなかった。ただでさえ高沸する水の値段に文句を言いに来る客は一人二人では無かったし、
最近では「健康プロ」だとかいうタレントもどきの書いた本のせいで、訳のわからぬ知識と共に嫌味と罵倒を持ち込んでくる者もいるのだ。
それでも金が必要な今、高い賃金と支給周期の確実さを保証してくれるこの仕事から逃げ出すことはしたくなかった。
「あのーちょっといいかなー」
声をかけてきたのは四十も半ばを過ぎた女性であった。その顔はニヤニヤと歪んでいる。いかにも他人イビリを好む人間のソレだ。泣き喚
きたくなるような感情を必死に押さえつけ、彼女に応対する覚悟を決めた。
376 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/24(金) 12:22:00
>>372 ありがとうございます!
今読めば素人の臭いしかしない上に表現もぐだぐだで申し訳ないです。
お世辞だとしてもお褒めの言葉、嬉しく思います。
>>374 細かい批評ありがとうございます!
とても参考になります。
アドバイスを参考にしながら、こつこつ続きを書きたいと思います。
イメージとしては現代版「桃太郎」を書きたいなと思いまして。
ストーリー展開として、なにかアドバイスはありますか?
>>372 うまい。
すぐにでもデビューできる実力がある。
^^;^;;;
あなたの文章無理矢理褒めるスレは別ですよ
お前ら皮肉って言葉知ってる?
皮肉を言うスレじゃなくて酷評するスレですよ。
あれ?
皮肉は酷評じゃないってことくらいは知ってますよね。
酷評するスレじゃなくて批評するスレですよ。
あれ?
酷評と批評は違うってことくらい知ってますよね。
>>371 気品をだそうとして、かえってコテコテになってるかんじ。
『貴殿方』を「あなたがた」に変えるだけでもすこし文章がやわらかくなるよ。
>結論としては、ミスリル鉱山の採掘権は渡せません。
これを頭にもってきてはどうだろう。
前の文章で十分結論が推測されるので、この位置ではこの文章が生かしきれてない。
改変依頼されてないけど、こういうのどうかな。
「結論からいいましょう。
ミスリル鉱山の採掘権はゆずれません」
まぁ直前の文章にもよるから、気に入らなかったら聞き流してくれ。
384 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/24(金) 23:30:03
括弧に普通のカギ括弧と二重のカギ括弧がありますよね?
映画や本の書名の場合には二重鍵括弧を使うそうなんですが
「機動戦士ガンダム」という言葉も『機動戦士ガンダム』にしなければいけないんですか
「ファミリコンピュータ」は『ファミリーコンピュータ』なんですか?
物体に二重括弧はおかしくないですか?
「……わたしは他の話しかたを知りません」
これまでずっとそうしてきたわたしにとって、施設にいた他の子たちのように
くだけた口調で話すことは、ほとんど外国語を話すのと同じだった。聞き取れはするが、
いざ自分が話すとなると、どういう場面で使っていいのかわからないのである。
それを聞いたあしながおじさんは、その場の思いつきでかなり困難なことを言い放った。
「じゃあ練習しよう。今日一日、丁寧な言葉は禁止だ」
「そ、そんな、できません」
「できるさ。難しければ昨日の喫茶店できみがやってみせたように
簡単な単語だけで話してみるのもありだ。子供は素直でいるのが一番良い。
昨日のきみはとても可愛らしかったよ」
そんなことを言われてもどう答えていいものかわからない。わたしはただ黙ったまま、
耳とほっぺたが熱くなっていくのを感じていた。
「さあ、シャワーを浴びてきなさい。それから朝食だ」
あしながおじさんがまた微笑んだ。
「は、はい。おじ様」
「追加。私はおじ様と言われるとやや落ち込んでしまうから、できれば他の呼び方をしてほしい」
「はい、おじさん」
「……まあいいや。朝食はビュッフェスタイルらしいよ。きみは食べるのは好きだろう?」
「!」
わたしは言葉も発さず反射的に頷いただけなのだが、
「いいね。その調子だ」
彼はどこか満足気だった。
おかしくないですか?って通常のカッコを使う方がおかしいと思うが。
>>385 プロ並に上手い。
思わず泣いた。
すぐにでもデビューするべき。
388 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/24(金) 23:34:09
じゃあ「MicroSoft Windows」を『MicroSoft Windows』って書くのかよ
何か問題でもあるの?
390 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/24(金) 23:41:31
物体やアニメやゲームソフトには二重カギ括弧使わずに生きてきた
文字で出来たものから引用するときだけ本の名前に二重カギ括弧使ってきた
>>387 ありがとう。なんか普通に嬉しくてこっちが感動してるわ
執筆モチベがぐんぐん上がってるのを感じてる
もう作者の好きにしたら良いんじゃないかと思うんだが。
最近は何でもOKみたいだし。
携帯小説なんていい例だしね。
393 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/24(金) 23:47:21
「きみは『罪と罰』を読んだことがあるかい?」とAは尋ねた。
『罪と罰』と言えば「デスノート」に似た作品だ。
さっそくBは本屋に「罪と罰」を買いに行った。
Bは『罪と罰』の中の文章で「ほげほげほげほげ」の言葉を気に入った。
これあかんの?
394 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/24(金) 23:48:35
395 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/24(金) 23:55:21
「メトロに乗って」は移動手段を強調した場合で
『メトロに乗って』は映画
「スパイダーマン3」は
「スパイダーマン3」で映画
スパイダーマンが1号、2号、3号いるわけじゃないから二重にしなくてもいいんじゃないですか
「スパイダーマン」のコミックは『スパイダーマン』じゃないんですか?
396 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/24(金) 23:57:09
だれかおしえて
括弧の使い方
人に聞くくらいならぐぐるか本を買え それでも執筆者のはしくれか
記者ハンドブック -新聞用字用語集 第10版- 共同通信社
398 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 00:05:34
>>397 ついでにききたいんですがパソコン文章で英数字を全角で書いてる場合と半角で書いてる場合がありますが
いったいなに考えて全角で書いてるんですか?
>>383氏、感謝ですm(__)m
一応加筆修正しますた。
「結論から言いましょう。ミスリル鉱山の採掘権は渡せません」
迷彩服姿の男は舌打ちを鳴らし、不満の体をあらわにする。
たかが異次元からの漂流者が、何をほざいてやがる……。
文明遅れの野蛮民族だと鷹をくくっていた分、屈辱が男の懐の中で一層煮えた切っていた。
「……貴殿方人間は我々ウルクを――そちらではオークと呼ぶらしいですが、野蛮で不潔な種族としか思っていないのでしょう?」
遠慮がちに、溜め息をまじえた声で、オーク側の外務長官が言った。
オーク特有の、喉の奥で響いているようなグルルという鳴き声が、男の肝を少しずつ冷やし始める。
「我々だって社会性を持つ種族なのです。四六時中、獣を狩り続けていた時代は遥か昔に消滅しているのに、貴殿方は未だ我々を狩猟種族と見なし、ミスリル鉱山にまで手を伸ばそうとしている……」
一言一言がオークの口から発せられる度に、兜の下から覗く瞳の光が濃くなっていく。
男の方はというと、オークから放たれる威圧感に完全に圧倒され、目には恐怖の色が浮かんでいた。
「もし異議があるならば……『鉄』とかいう愚金属の武器に頼ってみればよろしいのでは?」
そう捨て台詞を吐くと、そのオークは戈を抱えて部屋から去っていった。
401 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 00:49:00
用法用量を守って正しくご参照下さい。
>舌打ちを鳴らし
やや二重表現クサい。「舌打ちをし」か「舌を鳴らし」ってとこか。
>たかが異次元からの漂流者が、何をほざいてやがる……。
いきなり一人称に飛んで、微妙に違和感。
上手く使えば高等技術と言えなくもないが、これはどうだろう?
>一層煮えた切っていた
「煮えたぎる」は最上級形っぽいイメージがあるので、“一層”は無い方がいい気が。
>貴殿方人間
この表現はアリ? 違和感あるけど断言できないので保留。
>遠慮がちに、溜め息をまじえた声で、オーク側の外務長官が言った。
「溜め息をまじえた声で、遠慮がちにオーク側の〜」の方がいいと思う。
>オーク特有の〜
どうも読点が多くてぶつ切れな印象。かといって省略すると修飾被修飾があいまいになるから、
直すなら文構造から改めなきゃならないけど。
>四六時中、
口語として、読点を削った方がいいような。
>男の方はというと、
視点がブレてる。三人称一元視点だろうから「男は〜」とした方が良いかと。
そうすると「目に恐怖の色を浮かべていた」の方が自然かな。
>そう捨て台詞を吐くと、そのオークは
短い中に指示語二つは多すぎだと思う。
・全体として
この短い中に三点リーダー四つは大すぎかと。実際、全部削ってもイメージは通りそう。
・個人的に
うはwwwいちゃもんレベルwww
402 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 00:53:14
『りあるギャルゲ殺人事件』
どこにでもいるようなその野良猫は「ヤスヒロ」と呼ばれていた。
ヤスヒロは近所の小学生の間では有名な野良猫だった。
大学進学のために東京へ上京してからはすっかりその猫のことを忘れてしまい学生生活を満喫していた。
ある日、奈良の母親から電話がかかってきたことがあった。
「ねぇ、ヤスヒロって猫のこと覚えてる?」と母がぼくに聞いた。
「ヤスヒロ?猫だろ。何でそんなこときいとんの?」と答えた。
「あの猫をかわいがってる変わった女の子が居るんよ。ほいで、その子に聞いたんよ。『あんたかわっとるねぇ?最近越してきたんかえ?』と。
ほしたら、その子があんたの名前出しておまえに会いにきたんじゃと・・・」と言った
「なんで僕の名前知ってるねん?僕、恋人なぞ居らんやし。そんなキモイ話やめてや」と僕は気味悪げに答えた。
「ほいがじゃ、その子が言うにはあんたにどうしてもあわがならんゆうがじゃ。お母さんこまっとんよ」
「ほんでその女の子いまはどうしちゅーがか?」
「猫に毎日ごはんあげとんよ。京都の大学に通ってるちゅーがよ。お母さん、お父さんにご飯作らんとあかんよってに電話切るよ」
僕には女の子に一人だけ心あたりがあった。
ネットの友達にかつてヤスヒロという猫の話をしたのだ。
「ちくっしょう。女ストーカーかよ・・・」
この年の夏に地元に帰省した際、彼女に初めて対面することとなった。
「はじまして。私は成海璃利子です。あなたはharuhidaisukiさんですね?リアルでははじめまして」
そして僕の目をまっすぐ見つめて「あたし、ギャルゲみたいな恋をしに来たんです」と言った。
ぼくは「こいつはヤバイ」と感じたがどうすることも出来なかった。
403 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 01:06:17
没原稿を晒してみる。
自分じゃなかなか分からんのよね。批評ぷりーず。
背中を刺すような激痛と、辺りに立ちこめる血の臭いで恵一は意識を取り戻した。
全身が、自分のものでは無くなったかのように遠く感じていた。視界はかすみ、手足を動かそうとしても一切の手応えがない。辛うじて規則正しく繰り返される自分の呼吸だけが、電撃を当てられたような痛みによって自覚されるだけだった。
思考はひどく混乱していて、数瞬前に自分が何をしていたのかすら思い出せない。
──そう、自分が何をしていたのかは思い出せない。しかし、状況だけは嫌に脳裏に焼き付いていた。飛び交う悲鳴と怒号。泣き叫ぶ子供たち。一瞬にして飛来した絶望を、恵一は少しずつ思い出し始めていた。
墜落。
圧倒的な絶望の瞬間だった。高度上空を飛行していたはずの旅客機はたちまちにして制御を失い、濁流にのまれた木の葉のように墜ちていった。そして瞬間、意識が無に還った。
次第に、視界と感覚が蘇り始める。
見る限りでは、恵一はまだ機内にいるようだった。舞っていた土煙が少しずつ地面に落ち、状況が晴れてくる。窓は衝撃によって弾け飛び、天井はおかしな具合に折れ曲がり──突き刺さっている何かの姿を確認できた。
人。
紛れもなく、人だった。両腕は力なく垂れ下がり、全身という全身から血がしたたり落ちている。それは既に、生物である依拠を失っているように見えた。
周囲の空気が、唐突に現実感を帯びてくる。直前に掲げられた死という事実が、夢との境界にいた恵一の意識を半ば無理矢理に覚醒させようとしていた。
死が、充満していた。
絶望を振り払うように周囲を確認しても、そこに生物の姿を確認することはできなかった。それどころか、生物の原形をとどめているものが確認できればマシだとすら言えた。
唐突に、全身を恐怖が駆け抜ける。
恵一は、一人で旅客機に乗っていたわけではなかった。急病の父親を見舞うため、母親とともに単身赴任先を訪ね、今はその帰り道にいるはずだった。
右隣に、母親の姿がある──いや、あるはずだ。
404 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 01:07:21
続き。横に伸びすぎキメェwww
自分はまだ、息をしている。なら、母親も無事でいるに違いない。何も言ってこないのは、まだ意識を失っているからだ。
そう信じ込み、恵一はゆっくりと右を向いた。
意識が事実を確認する前に、胸の奥から溢れかえる何かが、食道を通して噴き出そうとしていた。
そこにあったのは、シートベルトによって離断され、上半身を失った“かつて母親だったもの”だった。
再び、現実が遠い空間に舞い飛ぶ。自分から離れた第三者の視点で、恵一は自分を見つめていた。全ての感情がシャットアウトされ、何も入り込んでこない。幾ばくか宙をさまよい、次の瞬間、口から何かが溢れていた。
血。
鉄の味が口の中に広がる。それが意識を現実に引き戻し、同時に痛覚も蘇らせた。背中、肺、腹部、全身という全身に、それぞれ異なった種類の痛みが走る。
死が自分の周りににじり寄ってきているのが、意識せずとも確認できた。緩慢だが確実に訪れる終わりの瞬間を眼前にして、恵一は不思議と恐怖を感じなかった。変わりに悲しさと空しさが胸中を埋めていく。
不意に、視界が途切れた。暗黒の闇に飲まれ、わずかに取り戻していた五感も、次第に体を離れていく。残された意識も、間もなく塵も残さず消えるだろう。
父、母と立て続けに失い、そして自分も消える。思い、しかし一つ、心残りがあった。
それは恋人である綾菜の存在だった。小さい頃から多くの時間を共有し、最近にいたって想いを重ねた。ただ一度、綾菜の誕生日に恋人としての関係を持った時の幸福が、今では強烈な後悔の念として思考を支配する。
時間が経過し想い出となったとしても、自分が綾菜の心と身体につけた傷跡は消えない。悲しませることは避けられないとしても、あの関係が無かったなら、綾菜の傷口は小さくて済むのかもしれない。
綾菜が自分の死を知ったら、何を思うのだろうか。
いずれ、自分の死を想い出として歩き出してくれるのだろうか。
多分、不安は杞憂に終わるだろう。しかし、想いを最後の願いに変えて、
意識は、闇に落ちた。
三度目の正直とはよく言ったものさwwww
迷惑になるといけないからこれがラストにします。
「結論から言いましょう。ミスリル鉱山の採掘権は渡せません」
迷彩服姿の男は舌を鳴らし、不満の体をあらわにする。
(たかが異次元からの漂流者が、何をほざいてやがる……)
文明遅れの野蛮民族だと鷹をくくっていた分、屈辱が男の懐の中で煮えたぎっていた。
「……あなたがた人間は我々ウルクを――そちらではオークと呼ぶらしいですが、野蛮で不潔な種族としか思っていないのでしょう?」
溜め息をまじえた声で、遠慮がちにオーク側の外務長官が言った。
喉の奥で響いているようなグルルというオークの鳴き声が、男の肝を少しずつ冷やし始める。
「我々だって社会性を持つ種族なのです。四六時中獣を狩り続けていた時代は遥か昔に消滅しているのに、あなたがたは未だ我々を狩猟種族と見なし、ミスリル鉱山にまで手を伸ばそうとしている……」
一言一言がオークの口から発せられる度に、兜の下から覗く瞳の光が濃くなっていく。
男はオークから放たれる威圧感に完全に圧倒され、目には恐怖の色を浮かべていた。
「もし異議があるならば『鉄』とかいう愚金属の武器に頼ってみればよろしいのでは?」
捨て台詞を吐きながら、そのオークは戈を抱えて部屋から去っていった。
「せ、戦争だ! お前らなんか皆殺しにしてやるぅ!」
迷彩服姿の男――国連軍最高指揮官のひと声により、人間とオークの間に戦争が勃発した。
スレ汚し失礼しましたm(__)m
続き
『りあるギャルゲ殺人事件』
成海璃利子は京都の龍谷大学に通う大学1回生だったがなぜか奈良に下宿していた。
女のくせにギャルゲが好きだと言う変わりものだ。だが、おれの知ってる彼女は年齢40歳の独身のおっさんだ。
2ちゃんねるのギャルゲ板でギャルゲを譲ってもらったことがきっかけでネット限定で交流を行うようになった。
「もしかしてギャルゲの送り先住所でうちを訪ねてきた?」
「そうよ。だって仕方ないじゃない。あなたが住所教えてくれないんだもの」とアニメ声で笑っていた。
僕はまだこのとき気付いていなかった。この物語は僕が彼女に殺されるお話だと。
>>406 続きが気になります。
掲示板ではもったいないです。
早く本にしてください。
適当にほめてる奴もどうかと思うが
それで喜んでる奴もどうかと思うぞ。
>>409 そんな風に言ってくれる方は初めてです、とてもうれしいですっ
僕もがんばってこれから書いて沢山本をします
本をします
……みんなで行った
413 :
403:2007/08/25(土) 11:10:45
>>407 ありがとうございます!
もう飛び上がりそうなくらいうれしいです!
……って答えるのがこのスレのお約束?w
『りあるギャルゲ殺人事件』
「そもそもオークと人間の言葉が通じ合うことがおかしいだろ?」
「うん。おかしい。同じ言葉を話すんだったら同じ民族から分化したことになるしね。ありえない」
成海とぼくはそうつぶやいた。
>>407 この手の悪質なレスをする人って、愉快犯?
『りあるギャルゲ殺人事件』
「そもそもギャルゲってなんだ?」
「女の子と恋愛を楽しむゲームよ」
「恋愛を楽しむといっても考えてごらんよ。その物語を真に理解したとしても製作者は男だ」
「そうね。男が男にほれてることになるわね」
「だろ?」
そしてぼくら地平線に向かって走り出した
『りあるギャルゲ殺人事件』
「さっきのオークの話しの続きなんだけれどいいかな」
「なーに?」
「ミスリル鉱石からミスリル製の製品をつくるにあたっては高度な文明が必要だと思うんだ」
「そうね」
「相当な高度な施設と技術が必要で、しかも金を得るには作った製品を売る相手が必要だ。オークは出し渋っちゃ居るが売りたくて仕方がないんだよ」
「どうしてそうおもうの?」
「だってそうだろ?ミスリル製品を作るより穀物の生産性をあげるべきだよ。彼らが工業製品を売って生活しているんだからぼくたちよりも聡明なんだよ」
そういいながらぼくは壊れた原付を放置した。もちろんその原付は盗んだから捨てることに迷いはなかった。
『りあるギャルゲ殺人事件』
「迷彩服の国連軍最高指揮官についてあなたの考えを教えて欲しいわ」成海璃利子はそういった
「迷彩服の模様にもよるけれども最高指揮官が迷彩の戦闘服を着る必要はないと思う」
「詳しいのね」
「国連軍最高指揮官と名乗っている男は資格に侵入したウィザード級ハッカーだと思う」
「どうしてなの」
「彼らは明らかに不自然な指揮官を受け入れてしまっている。脳に侵入されたとしか考えられない」
「えっ?」
「いいかい?ここから落ち着いて聞いて欲しい。かつて人間は選りすぐれた人間を作るために遺伝子をした。そして遺伝子操作された新生物が人間に逆らわないようにナノマシンを注入したんだ」
「いきなり何を言うの?」
「・・・。忘れてくれ」
>『りあるギャルゲ殺人事件』
糞な文章をダラダラ垂れ流してんじゃねーよ
『りあるギャルゲ殺人事件』
「420の人ちょっと待って欲しい」
「小説で新しい社会を生み出すことは可能ではないわね」と成海が付け加えた
「だったら小説に意味なんてあるのかしら」
「意味などないさ」
「実現可能性がないものばかりさ。いうなれば小説とは人類が実現できない夢の数々を書き留めたものに過ぎないのさ」
「人はなんて愚かなのかしら」
『りあるギャルゲ殺人事件』
「ぼくはコンピュータ上にエミュレートされた人間に過ぎない。実際の人間は既に滅びている」
「おかしなことをいうわね」
「いいや。だまらない」
「だまれだまれだまれだまれだまれ」
「・・・」
「不正なプログラムを検知しました。修復完了」という文字が空に浮かんだ
おわり
423 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 16:29:06
で? っていう
『りあるギャルゲ殺人事件』
「そもそも批評ってなんだ?」
「そりゃ、分かってますって顔で他人の文章に難癖つけることだよ」
「批評してるのが誰か考えてごらんよ。しょせん素人かワナビの出来そこないさ」
「そうだね。素人が素人に対して優越感を持ちたいだけなんだね」
「だろ?」
そしてぼくら地平線に向かって走り出した
425 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 16:44:10
往生際が悪くてみっともない。
『りあるギャルゲ殺人事件サーガ』
巨人の崩れ落ちていく巨体から四菱重工という文字が読み取れた。
「そうか!これは西暦2035年に作られた四菱重工製の港湾ロボットだ」
2035年に四菱重工は人工知能を搭載されていたロボットを開発していた。
四菱は人型ロボットビジネスに参入し驚異的なシェアを牛耳っていたが、内部告発により廃業へと追い込まれた。
廃業へと追い込まれた原因とはロボットのコントロールに人間の身体の一部を使っていたことにあった。
当初から四菱のロボットには違法な部品が使われているとのうわさがあったし、途上国で子供の誘拐や人身売買が激増していた。今から60年前のことだ。
増えすぎた人類に対して穀物の生産量は伸び悩みつづけた。
そんな折に日本政府から「不死鳥計画」が計画された。
人類の20%を心だけの存在にして電子世界へと移行させる計画だった。
りあるギャルゲ殺人事件
の人気に嫉妬
おもろいスレ発見w 遅レスだけどやってみようか。
>>405へ(1/2)
文章に重みを出したいのは分かるが、
よく分かっていない表現を多くはさんで雰囲気出そうとするのはやめたほうがいい。
それより、場面の意図に沿った情景描写を増やしたほうが厚みが出る。
「不満の体をあらわにする」
体の使い方が変だし、「顕にする」と「表す」が混ざっちゃってる。
「不満をあらわにする」「不満をあらわす」で十分。
「懐の中で」
懐は腹の前の位置、そこは煮えくり返る場所じゃない。素直に「腹の中」でいいんじゃないか。
>>405へ(2/2)
「鷹をくくっていた」
ここでくくるのは高。
「ウルクを──〜らしいですが、野蛮で」
ウルクについての注釈的一文の末尾である「ですが」の後は、読点ではなくもう一度「──」のほうがいいね。
「【四六時中】獣を【狩り続けていた】時代」
今は全く狩猟生活を営んでいないのであればこの表現は変にくどい。
狩猟をしているのであっても狩猟マニアみたいで変。そういう背景があるならいいけど。
「〜時代は遥か昔に消滅」
滅亡したものの話をしているならとにかく、自分の種族の歴史を消滅させるのはどうよ。
「〜時代は遥か昔の事だと言うのに」で十分では。
「皆殺しにしてやるぅ!」
ちょっとギャグ入ってる?w シリアス重厚路線ならセリフ回しはいじらないで、
悲鳴のような、とか裏返った、とかの表現を前後につけたほうが気が抜けない。
ざっと見つけた間違いと、気になった部分の半分くらいを挙げてみたが、参考になれば幸いだ。
430 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/29(土) 12:49:55
タイトル【時の勇者】
作者【黒猫魔道]
ある日旅人は、広い荒野を歩いていた。
それも何も食べずに歩いてたので、かなり空腹に尽きていた・・・
何処もかしこも人の気配もなく、しかも村も見当たらない・・・
[一体ここは何処なんだ?]ととうとう愚痴る用になった旅人だった。
とうとう空腹に憤りを感じた勇者が、トラップを仕掛けた。
もしかすると引っかかるかと信じていた。
そして仕掛けた罠にかかった動物を発見した!!
しかしよく見ると人間で、あまりのショックで旅人は倒れた。
しかし罠に掛けられた旅人もたまった者ではなかった。
罠に掛かった旅人は、仕掛けた旅人を見た。
ふと持ってたカバンを確認した。
どうやら彼の名は[カリバ]と言う名だった!!
罠に掛けられた旅人は[マンズ]という名だ。
まさか動物と間違えられて罠に掛かるなんて最悪だった。
マンズはショックで倒れた旅人を持ち上げた。
普段ロクに食事を取ってないせいか、体が軽く簡単に持ち上がった。
とりあえず放置して置いて、餓死させるのは可愛そうだと思い。
近くの村まで送ってやろうと思いました。
しかし村まで4キロほどあり、流石に抱っこしながら行くの並大抵ではなかった。
だが人の命を救うとしたら、そんな重さは気にしなかった。
現在小説の練習をしてます。
>>430 上手いです。芥川賞を狙えるレベルだと思いますので、文学界か群像の新人賞にだすべきだと思います
>>430 礼儀として「お願いします」の一言ぐらい添えようぜ。
あとこのスレでは何回もでてるんだが、基本的な作法は身につけておこう。
だれも注意してくれないまま練習をかさねると、変なクセが身につくぞ。
一通りよんだ印象として、展開を急ぎすぎている印象がある。
ちゃんと読み返しているのか怪しい点がちらほら……。
・文末がほとんど「だった」「〜た」など過去形になっているため、テンポが悪くなりがち。
同じ文末がつづかないように注意。
・状況がはっきりしないうちに話を進めているので、わけがわからない。
名詞だけで文章を構成している感じ……。
なぜ、どういうところを、いつ、どんな人物が、どういった天気の日、などの形容詞をつかって表現に幅をもたせよう。
もう少し文章が上達したら、いらない部分(表現)をカットすればいいとおもう。
・最初旅人のことをかいているのに、いきなりなんの脈絡もなく勇者がでてくる
同一人物? 混乱をまねくため統一推奨。
・表現のまちがいが多い。
例 空腹に尽きる……『空腹に尽きる』という言葉はない。
『かなり空腹だった』か、『もう体力も限界だった』かな。
余計な世話かと思うが、空腹を強調するため、前の文を『昨日からなにも食べずに歩いてきたので』などに変えるのも手。
・>近くの村まで送ってやろうと思いました。
途中で文末をかえるのも、読者の負担になるのでやめよう。
ふと思ったんだけどさ、
>何処もかしこも人の気配もなく、
で罠を仕掛けたら人間が引っかかってたんだったら、荒野なら人影くらいみえたんじゃね?
>>430 こ、これは………………釣り?
432の親切ぶりには感動した
435 :
名無し物書き@推敲中?:2007/10/04(木) 13:11:20
とある携帯小説スレで「文章が変」と言われたんですが、具体的にどこがおかしいのか教えて下さい。
スレ違いならすみません。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
需要があるからいいんじゃないの?
携帯小説を書籍化することに何か問題でもある?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
恋空はストーリーに問題があるからして書籍化を非難されたんだろうが、ましな携帯小説もあるでしょ。
青少年に悪い影響がなさそうなストーリーならば書籍化してもいいんじゃない?
それに文章が稚拙でも、文法的に間違いがなければいいんでないの?
もしも文法的におかしなところがあったなら、それは作者の問題というよりむしろ、ちゃんと校訂しない出版社が悪いんだよ。
〜であるからして調を知らない無知チョンのあやつけと思われ。放置で乙。
むしろ内容が変。校正(校訂はぜんぜん意味が違う)は最終的に作家が責任を持つのは当然。
ちなみに、この場合「恋空はストーリーに問題があるから書籍化を非難されたんだろうが」でいい。
ここで「あるからして」を使う必然性はない。
439 :
名無し物書き@推敲中?:2007/10/04(木) 17:26:29
まげー
440 :
名無し物書き@推敲中?:2007/10/04(木) 17:28:19
441 :
435:2007/10/04(木) 17:33:13
442 :
440:2007/10/04(木) 21:45:32
批評おながいします
>>440 途中まで読んだけど、下のほうで本人以外の投稿の疑惑がでてるから、疑惑が晴れるまで私はパスする。
よろしくお願いします。
・風景や登場人物の描写と、心象の折り合いが上手く行っているか?
・もっと殺ぎ落とせる部分があるか?
前置き長くてすみません。以降、本文に移ります。
古都の迷宮を彷徨っている内、米路綾子は天然のシャーベットに塗れていった。
朝から降りしきる雨に霰が交じり始め、歴史が描くモザイク画のような街並みも、寒さに肩を寄せ合っていく。往来から人の姿がてっきり消えたものと思っていたが、ずぶ濡れのブレザーが通りかかり、綾子にそっと軒先を貸したがる。
今時分の金沢の雨は、一滴でも肌を刺すほど冷たかった。氷雨ともなれば、まさに氷水となって骨の髄まで凍みることだろう。
しかし、綾子の瞳は、革靴の四角い爪先を虚ろに見つめるばかり。
(この子達は、どこへ行きたがっているんだろう……?)
目と同じ虚ろな疑問で自分を騙そうとしても、綾子の心は冷めようとしなかった。朝から雨を浴び続けても、氷雨は却って都合が良い。傘も持たずに邸を飛び出させた憎悪を、ほんの少しでも良いから冷まして欲しかった。
ふと蘇る光景が腸にマグマを注ぎ込み、怒りを反吐つかせるのだから。
「師匠の嘘つき、裏切り者!」
アスファルトへの八つ当たりを、朝から何度繰り返したろう。今の罵声も、激しく路面を叩きつける雨音にかき消されていた。
445 :
名無し物書き@推敲中?:2007/10/04(木) 23:18:38
ずっと自分の味方だと思っていた天気が、急に綾子を見限ろうとした。霰を追い払って路面を洗い流すと、ふと口を閉ざしてしまう。雨の名残がせせらぎのように流れるアスファルトに、まだ中学生としか思えない少女の姿を描き出すつもりらしい。
氷雨の思惑通り、黒い川面の中に、憎悪に憑かれた綾子が移り住んだ。口元と眉間とに深く刻み込まれた憎しみが、自分を穢した老僧侶を嫌でも思い出させ、綾子に唇を噛みしめさせる。
(酷い顔してる……あいつと同じ浅ましい顔が、あたしにも出来たなんて……)
青みがかった猫毛を飾るカチューシャが目に止まり、綾子をぞっとさせた。
右半分が小高い山を描き、まるでティアラと見紛わせる銀のカチューシャ。中心から僅かに右へと傾けられた泪滴型の宝石が、静脈血のようなおぞましい色に塗りたくられていた。いつもなら、空の蒼で澄み渡っているのに。
宝石の変化が何を示しているのか、本能的に分かってしまって、冷え切った血と共に、綾子の顔から憎悪が引いていく。
その様が、まるで自分をあざ笑う別人に見えて、綾子は瞼を固く閉ざしてしまった。
だが、薄笑みは瞼の裏に住み移り、綾子に小バカにしながらも現実を突きつけてくる。
――二人は大人よ。あんな事するの、当たり前じゃない? あなだって、いつかはする事だし。して欲しい人がいるんじゃなくて?
嘲笑するのが理性だと、綾子には分かっていた。分かってしまって、急に泣き出したくなった。誰に見られたって良い、笑われようが構わない。道路にうずくまって、大声で泣きたかった。
形振り構わなくなった自分さえ惨めに思え、綾子はアスファルトの川面からふらふらと遠ざかっていった。直ぐに電柱に背中を受け止められ、その拍子に空を仰いでしまう。
凍てついた肌に次々と叩き付けられる痛みに、薄く目をこじ開けてみると、氷雨の雨脚が強くなっていた。怒声を消した時よりも更に激しく。紺色の瞳から零れ、左眼の泣きボクロを伝う涙どころか、綾子そのものを凍てつかせようと、もっと冷たくなりながら。
(このまま振りつづければ良いんだ……あたしの涙が枯れるか、それとも……)
446 :
名無し物書き@推敲中?:2007/10/04(木) 23:20:25
444-445
以上です。首を洗い、腹を十字に切る覚悟で酷評をお待ちしております。
>>446 すみません、スレ違いでした。半年ROMから出直してきます……。
>>444>>445 とりあえず、もっと漢字をひらがなにひらいた方がいい。漢字の多用はかえって素人くさく見えるよ。
舌の根も乾かないうちにレスする浅ましさに、先ずはお詫びします。
>>448さん。
誉めてくださって、ありがとうございます。
しかし、三並女子はまだお若い方ですから、私より文才に溢れていると思います。
私の場合、15年近く書いてようやくですから。
ですが、励みになりました。本当にありがとうございます。
>>449 仰るとおりです。WEB上で読み直してみると良く分かりました。
漢字をひらいていくとなると、ほとんど書き直しになるような気がしますが、私の思いこみでしょうか?
漢字に頼っていただけの駄文に思えてきました。
>そんなのしつこかったら話が進まないからいらない。
別スレからですが、文脈からして、私へのレスと思い、ここに書かせていただきます。
まさしくです。話が中々進まなくて、切ってもらうと思った次第でした。
もう少し読書の範囲を広げて、勉強しなおしてまいります。
452 :
.:2007/10/15(月) 21:09:15
文章を書くことに関してまったくの初心者ですが、目を通して色々教えていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
天井を見上げればそこには美しく装飾を施された豪勢なクリスタルのシャンデリア。数時間前までは優雅にパーティーが繰り広げられていたはずのホール会場。
現在、そのホールに立つ僕の視界に広がるのは、優雅な風景からは程遠く荒れきってしまった状態のホールと、動かなくなった人間から染みだす赤。
ホールに広がる独特の鉄の匂いが鼻孔を擽る。
この状態を作ったのは紛れもなく僕自身だが、やはり毎度のように我ながら最高の美しさを作れたと思う。
僕は床に無数に転がる、つい先程までは"人間"であった肉塊をぐしゃりと踏み付け、片手に握り締めた、己の愛用の武器である長刀にべっとりと付着している他人の血液をタオルで撫でるようにぬぐい小さく息を吐いた。
(…やはり上層部の人間を消さない限りは…このまま下の組織を潰していても埒があかないか…)
赤に染まった小さめの丸テーブルの上に割れる事無く存在していたシャンパンボトルを見つけた僕はボトルを手に取り、封を切る。
同じく無事であったグラスにシャンパンを注ぎ入れ、乾いた喉に一口流しこんでから思う…血に濡れた肉塊の転がる部屋で平気で飲食が出来る自分は、やはりそうとう人間から離れてしまっているのだろうか‥。
「ハハッ…醜い存在である人間から脱することが出来ているとしたら、これほど喜ばしいこともない。」
自嘲するように独り言をこぼし疲れた体を壁に軽く寄り掛からせ、グラスに入ったアルコールをゆっくりと味わう。憎い組織の人間を大量に赤に沈めた後の味…蜜のように甘く、唯一この世界で自分を酔わせてくれる味だ。
ふと、前方の開かれた扉の向こうから人の微かな気配を感じて視線を向ける。あぁ、あちらも無事に片付いたのだろう。こちらに近づいてくるのは見慣れた2人の姿だった。
>>453 うまいです。
文芸社におくれば自費出版の声がかかると思います。
455 :
1/2:2007/10/24(水) 21:04:14
>>453 おそくなったけど読みました。
まだいるかな?
キャラクターのしゃべり方がかたいのが気になるけど、なかなか読みやすかった。
きれいなシャンデリアのある豪華な舞台と、それに似つかわしくない光景が印象づよくかかれていて、イメージがしやすい。
・冒頭の1〜2文。一文目で上をみあげているのに、二文目ではホール全体をみわたしているようなかきかたなのが気になった。
あんまり急ぎすぎているので、読み手のあたまが混乱してしまう。
もうすこし余裕をもたせるか、視線をきりかえるような文がほしいところ。
・同じく冒頭の1〜3文。
体言止めが連続している。
体言止めは文章にインパクトを与えるけど、使い方によってはテンポが悪くなってしまう。
(もちろん、上手に使えば読み手に強烈な印象をあたえられるけどね)
ここぞというときに使いたい。
・さては、漢字に変換できるところは全部変換してるね?
もう少し開きましょう。
456 :
2/2:2007/10/24(水) 21:05:13
・>僕は床に無数に転がる〜小さく息を吐いた。
なんだろう……、テンポが悪い。
>片手に握り締めた、
ここまではいいんだけど、この文の後半がよみにくい。
「己の愛用の武器である長刀」ってところが説明口調なせいかな。
提案としては、愛用の武器であることはべつの機会に説明するかな。
もしくは、「長刀」ってのをよめば武器であることはわかるので、「愛用の長刀」になおすか。
あくまで私だったらそうするってだけなので、聞き流してくれておk。
文がすこし長めなのも原因かも。
・>シャンパンボトルを見つけた僕はボトルを手に取り、
短いなかに同じ単語がでているので、ちょっとリズムが悪いかも。
二度目のボトルは、『それ』などの代名詞にすると違和感がなくなる。
・重箱の隅をつつくようだが、・・・・・・←これは……←こう、三点リーダーを二つペアで使うのが正解。
・すこし気取り気味な傾向にあることと、ときどき文章が長くなってよみにくくなることに気をつけるとよりよくなると思う。
457 :
.:2007/10/24(水) 22:25:01
こちらが依嘱するより先に、よければ、批評の正当性の証明法を表記して頂けないでしょうか?
>もう少し開きましょう。
残飯の母親みたいにか?
>>457 上手いです。
直木賞確実だと思います。
453ですが、読んで批評くれた方々ありがとうございます!
つい最近になって趣味で書き始めたばかりなのでまだまだ未熟ですが、批評を参考に書いていきたいと思います。ありがとうございました!
461 :
.:2007/11/03(土) 22:36:01
>>459 読んで下さり、ありがとうございました。
直木賞に関与されているのでしょうか?
462 :
.:2007/11/03(土) 22:57:23
>>459 あと、
>>457を書いた直後に、修正した方がいいかもしれない箇所を発見しておきながらも、そのままにしてしまいました。
お詫び申し上げます。
464 :
あきら:2007/11/04(日) 15:02:43
こんばんは、始めまして。NY州内の私学高校に通う高1です。学校で
「業績主義」に関するディスカッションをして、それに関する論文
を書くことになりました。そこで英語が第二カ国語の僕にとって最初から
英語で書くのはきわめて困難なため、とりあえず日本語で書いてみました。
しかし書いてみたのは良いものの、自分で書いた文が筋が通っているか
通っていないのかも分からず困っていた所、このスレを見つけました。
どうか改善場所がないかご批評ください。よろしくお願いいたします。
465 :
あきら:2007/11/04(日) 15:06:13
最近、以前に比べてリストラのニュースを聞くようになった。
いつもこのニュースを見ると、「リストラされたなんてかわいそうだな」
と思う。しかし業績主義の日本において、会社の業績というものは会社
の一社員の人生よりも重視される。そのような業績主義は果たして社会
にとってよい物なのだろうか?業績主義の利点と欠点の分析を踏まえて
結論を出していきたい。
そもそも業績主義とはどのようなものなのか。
業績主義というのはアダム・スミスが国富論の本の中で唱えた、資本
主義の典型的な社会の体制である。では、業績主義の利点と欠点はなにか。
まず社会が業績主義で一番の利点は、業績の良い者が上になる、
という点である。業績主義の中で業績をあげた者は給料のアップ、
社会的地位の昇格など様々なことで有利になる。しかし逆に、
業績の悪い者は生活費が十分ない場合や、社員削減時のリストラの
対象になりやすい場合もありうるという非常に不利な状態に
立たされている。
466 :
あきら:2007/11/04(日) 15:07:16
業績主義とは会社のためにあるものである。必要な人物を守り、
役に立たない者は捨てる。
業績が良い者は、経済的にも懸念がないため、家族を持つのに大変
有利である。また子供がいる場合は、経済的余裕があるため、
極めて高度な教育を子にうけさせることができる。だが、収入が
十分でない場合やリストラされた場合、フリーター/ニートの増加、
また配偶者及び子がいるなど家族を持っている場合は家族の生活
自体が不安定になり離婚の増加、及び家庭内暴力の増加など家庭
環境を悪化させる可能性が非常に高い。さらに子の教育費はあまり
なく、業績が良い者の子のように高度な教育を受けさせることはできない。
教育はその子の将来性に繋がることが非常に多く、計算上だと業績が悪い
者の子は高度な教育を受けた子にくらべ出世率は極めて低いと考えられる。
加えて年金や税金の支払いも困難となる場合が多く、経済的な不安定から
独身の場合はその者が犯罪者になる可能性も経済的に安定している者に
比べかなり高いと考えられる。
この事を考えると、業績主義は社会においての今問題になっている格差
を広げる、ある一つの要因になっているといっても過言ではない。
467 :
あきら:2007/11/04(日) 15:08:09
つまり会社にとっては有益な業績主義体制は必ずしも日本社会に
有利に働いているとは限らないと考えられる。業績を作り出せる
人間だけを残した会社がたとえ業績をあげ、日本社会全体の安定
に貢献したとしても、一方の業績が悪い人間はフリーター/ニート
へと化す可能性や離婚率、さらには自殺率の増加がその貢献を無駄
にしているかもしれない。
現在日本では、フリーター/ニートの対策として政府が「若者自立塾」
などの設立により莫大な費用を投じている。今の所、参加費は参加者
持ちだが、参加者がほとんどいないために無料での開催をも検討して
いるといい、さらなる資金と投じた政府の対策が発案されている。
この事を考えると、業績主義は企業にはよくとも日本社会にはプラス
マイナスゼロどころかマイナスに働いていると考えてもおかしくはない。
つまりここで一つ決定づけられるのは、業績主義は会社にプラスに
働いても、日本社会にはマイナスに働くと考えられ、政府が今のところ
発案し実施している運動は税金からまかなわれているために日本社会
においての業績主義は日本社会の中で非常に悪いサイクルと化している、
という点だ。
では、この悪いサイクルを改善するにはどうしたらよいのか。
468 :
あきら:2007/11/04(日) 15:08:53
私には2つの考えがある。
まず一つは今のそのままの業績主義の形を残し、リストラされた者/
落ちこぼれ/フリーターやニートを特別に設立された政府直結の寮など
を完備した農業会社の農園などに送る。これまでにもフリーター/
ニートたちに農業をさせる試みは幾度かされてきたが、すべて自由参加制
だったためと、メディアにあまり取り上げられなかったため参加者
総人数が10名にとどまり、全く効果がなかった。しかし定期的に
リストラされた者/フリーター/ニートを国がメディアを通してかき集め、
郊外地区での農業援助などを病気や他様々な
例外をのぞき義務づけることにより、リストラされた者には配偶者及び
子供がいる可能性が高いため幾分かの報酬を出し、ニート/フリーター
には食育なども含め働く大切さなどを再教育させる場を作ることができる。
会社の運営費は投資と莫大な農業生産による収入でまかなえると考えられる。
次は、前案と違い業績主義で生まれる産物の対処ではなく、
生ませない対処方である。
>>463 上手いです。太宰賞なら楽々大賞を取れるレベルです。
471 :
あきら:2007/11/04(日) 23:41:08
韓国には徴兵制という制度があり、毎年何千という若者が入隊
していく。軍隊生活を何年か続け、出隊する若者がほとんどだが
その出隊した若者は後の就職先で非常に仕事に対し熱心な姿勢を
見せ、非常に高い業績を出し韓国社会全体の水準を高めている
という話を聞いた事がある。これには軍隊生活の中での「競争力」
が非常に影響していると考えられる。つまり競争力がある者は
高い業績を出す可能性が高いということである。私の考えは教育/
若者指導の方法を変え、業績主義の良い部分を最大限に生かす、
という方法である。
今の40代から私達、10代の世代、さらに以後近年生まれは俗に
「ゆとり世代」と呼ばれている。ゆとり世代とは政府が戦後に
発案した「押し込み型の教育をやめて、個性をのばし他人と比べない」
という教育理念である。だがこの教育方針は比べないと分からない
個性を比べないでいかにして伸ばせるのだ、という大きな疑問を残し、
生徒から競争力を奪い、さらには向上心をも失わせた。私はこの
教育こそがフリーター/ニート/落ちこぼれの増加の非常に大きな
要因であり、業績が伸びない、という事はその人物が競争性に
欠けるからだと考えている。むしろゆとり教育は業績主義に
むかない人を造り出しているのかもしれない。
つまり教育がしっかりしていれば、業績が悪くリストラの篩に
かけられるのはほんのごく一部の本当に出来ない人だけで、
リストラ率は今の半分にまで下がる事も夢の話ではない。
472 :
あきら:2007/11/04(日) 23:42:04
日本において韓国のように徴兵令を行う事は実質不可能に近いが、
4年制の大学の1年を自衛隊との訓練期間として設けるなど、
今までの就職活動形態に影響がでない小規模の範囲でその様な
競争性であふれる自衛隊社会へ送り込む事により、後のその者
個々を精神的肉体的に鍛え上げる手助けをする事ができ、さらには
それが競争性命の業績主義の利点を最大限に生かすであろうと考える。
また現在政府が検討している教育改正も積極的に行い、適度な競争性
を磨き上げる教育を行う事が今の日本の社会にとって非常に有益で
あると考える。
総合的な結論として、今の日本社会での業績主義は「出来なければ
捨てられる」というネガティブな点ばかり目立ち、肝心な「競争性
を高め、上を目指す」というポジティブの精神にかけていて、中途
半端かつ悪いサイクルを作り出している。つまり現在の日本の
業績主義は日本社会によくないと考えられる。
そこで業績主義に基づく社会をよくするには、教育を変えて適度な
競争力を持ち、最近のニート/フリーターの様に社会に貢献する事の
義務に対し間違った考えを持たない人間を育てることにより、日本の
業績主義、広く言えば日本社会は大きく改善され次なる発展に繋がると
考えられる。
473 :
あきら:2007/11/04(日) 23:45:43
以上です。長々と大変失礼いたしました。
内容についてですが、対処法はあまり問題としていないので
あくまでも筋が通っていれば良いという目的で書いていますので
現実的に可能か不可能かという問題は省いて批評お願いいたします。
それからついでと言っては大変失礼なのですが、渡米して数年経って
いるので日本語力が大変劣っていると思います。
ニュース記事や、日本語の書籍をなるべくたくさん読んで
劣らせないよう自分では最大限の努力をしているつもりなのですが
やはり電話などで友達と話しすると日本語がおかしいと言われます。
僕の日本語力、文章構成力(日本語文章での)、それから日本在住の
高校生と比べてどうか、という点まで教えて頂けたら大変うれしいです。
本当に長々と申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
筋が通ってるかどうかだけが問題なら全文はいらない。簡単に論旨だけ書いてもらえれば判断しやすい。
どうせ英語に直すのなら、日本語の文章としてどうかというのは関係ないと思う。高1の文章ならこんなものだろ。
ただ、まあ、省いてとはいうものの、ろくに調べもしないで思いついたまま書いてる点は気になる。
これでいい点が取れるとは思えないんだがなー。
>>471-472 >非常に高い業績を出し韓国社会全体の水準を高めている
>という話を聞いた事がある。
情報に対し「ソースは?」と聞かれるのはネット上でも現実でも変わりない。
出典を書くか、あるいは伝聞ならばそう明記すべきです。
>私はこの教育こそがフリーター/ニート/落ちこぼれの増加の非常に大きな
>要因であり、業績が伸びない、という事はその人物が競争性に
>欠けるからだと考えている。
考えるのは結構ですが、その論拠となるものを示しましょう。
言いっ放しの論は評価されません。
>そこで業績主義に基づく社会をよくするには、教育を変えて適度な
>競争力を持ち、最近のニート/フリーターの様に社会に貢献する事の
>義務に対し間違った考えを持たない人間を育てることにより、日本の
>業績主義、広く言えば日本社会は大きく改善され次なる発展に繋がると
>考えられる。
一文が長すぎる。2.3の文に分けて書くべきです。
それから、
>「最近のニート/フリーターの様」に「社会に貢献する事の義務に対し間違った考えを持たない人間」を育てることにより
これでは「ニートやフリーターを育成すべき」という文意になってしまう。
語彙はまあそれなりにあるので、平均的な高校生に劣ってはいないと思う。
文や文節を長く書きすぎる癖があるようなので、句読点を意識的に使って文を簡潔にまとめるよう気をつけましょう。
476 :
1/3:2007/11/05(月) 21:18:35
初心者同然の拙い文章ですが、批評のほどよろしくお願いします。
いつものようにベッドで寝ている姿は、やはり丸まった猫のようで。それが彼のスタンスで、
今のところ彼がその原則を破って大の字になって寝ているような姿を,私の目が捉えたことはない。
そう、だからこれは、至極いつもどおりの光景。
彼の無造作な髪に手を伸ばしつつ、さり気に私は表情を窺ってみる。そうして艶やかな右頬を、ぎりぎり可視な程度の涙がつたっているのを確認する。
これもいつもどおり。いつもどおりの筈なのに、心のどこかに妙な感覚が灯っていた。
『心』というものに明確な形体が決まっているのならば、それは心の右下あたりのものであったと思う。
そうして発見する。その悟りはちかごろの暮らしのように静かなものではなく、電撃的にやってきた。
心拍にかすかな変化が認められる。特に心音など気にしない私が気づくのだから、この変化は尋常のものではないのかもしれない。
『ん』
一拍分おいて不意に彼が覚醒したので、私はそのささやかな発見をありのまま残すために、
時間の経過によって微妙にでもかたちを変えてしまわないように、心の中でそれを言葉にする。
この動作はすばやく行った。彼はもう起き上がりつつあり、優しげな目が笑みをこちらに湛えているのだから。
『おはよう』
『おはよー』
私のそれ からすると微妙に間伸びした発音で彼も言い、ごしごしと目を擦る。
今日も言いつけどおりきっかり6時間眠ったはずだ。その直前には、これも言いつけどおりに5分かけて歯を磨いたはずである。
『言いつけ』・・・・・・。都合のいい言葉だ。聞こえだけはいい言葉だ。私は彼を支配しているのに他ならないのに。
私が気づいたのは、『安堵』という感情だった。今まで私は、言いつけどおりに一日を過ごしてくれる彼のことを無感情で日々みとめてきていた。
垂直に立った棒の影が南中時にもっとも短くなるのと同じように、当たり前のように。
今日はじめて、変わらないものへ安心する自分の姿を突発的に感じた。
『われわれは変わらなくてはならない。でなければ進歩はない』―どこかで聞いた言葉だ。ひとむかし前の政治家の言葉であったように思える。
477 :
2/3:2007/11/05(月) 21:20:11
確かに、この日々において私も彼も、なにも進歩はない。
こうしてゆっくりと死んでいくだけかもしれない。どちらかが先に亡くなるであろう。どんなに祈っても、それはほぼ間違いない。
自然の摂理とは、人と人の想いみたいに都合のいいものと対極にあるものだ。そうして残されたほうはもう一方への懐古におのれの半分を費やし、残る半分で限られた余生をすごす。
これもたぶん、間違いない。私と彼の関係からすれば。
それは悲しいことだ、と言いきれる人は、これまた確実に存在する。狭い世界にふたりきり。そんなものは馬鹿げている、と真摯なまなざしで断言できる人は存在する。
けれども私たちはぜったいに変わらない。
なぜならば、この世界は幸福だから。
この世界がいつまでも続くはずがないことなど、とうの昔に理解し終えている。そうして結論も出ている。けれども私たちが変わらないわけは、
言い換えるならば変わる必要がないわけは、たった一つ。私たちにとって最上の世界とは現状をさすからだ。
いっぽ踏み出す勇気があったのは遠い昔。そんなときも私たちはこちらを選んだ。それは同慶の至りで、私と彼とはまったく同調した。
しずかに始まり、しずかに紡ぎ、そうしてしずかに終える。虎子を得ることを是と思う必要すらないため、私たちは虎穴に入らない。そういうことだ。
と思考を張り巡らせていて、私にはずいぶんと『確実』なものが多いことに気づき、ついおかしくなる。
何があるかわからない、それが世の中だ―などといわれているのに。
478 :
3/3:2007/11/05(月) 21:22:24
『あれれ、泣いてるの。いきなりどしたの』語調はささやきに似ているけれども、口調にはっきりとした重みを感じる彼のひとこと。
なかばまでの現実をただよっていた私を、ぐいと引き寄せることばを認め、私は彼のほうへ体をひねる。
『いつものことじゃない』長く頭のなかだけでしゃべっていた故に、言葉を口に出すと少しかすれた。
『でも、今日は悲しそう。いつもよりずっと。そう見えるよ』彼の言葉は、溶けるというよりはむしろ沈み込んでくるように私のなかに入ってくる。
ついつい、私はその言葉を最初から理解していくために神経をそそぎ、ほかの思考をやめてしまうのだ。
彼の言葉には、そんな安楽椅子のような安心感があった。だがそこに、目に見えないような危険が混ざっていることもある。
『今日はほんのすこしだけ昨日より宵が深いから』
『闇はあなたを悲しく見えさせるの?』
『そう。でもね、私は闇が嫌いではないわ。悲しいのと嫌いなのとは違うのよ』
『悲しいのはいいの?』
『あなたがいるからね』
そうして彼は、やはりいつものように少し照れて、へへーと笑う。
右頬のあたりに小さなえくぼが見られ、無数の星座がきらめく夜空のなかの月のように格別な美しさをそこに感じた。
ある人は、そんな自然な彼の美しさを女の子みたいにかわいいと安易に表現する。
私はそんなことはしない。男だとか女だとか、そんなものは一切関係ないのだ。山の頂から見下ろす絶景に、性別は必要か。否なのである。
『さあ起きましょう』
『うん。今日はどこいく?』
『あなたの思うままに。そこが私の一番行きたいところなのだから』
そうしてあくまで静かに未来が終わっていくが、被害者たちには幸福しかない。
以上です。宜しくお願いします。
>>463 リレー小説だけに切れ切れで評価しにくい……。
特に文章力をつけるスレのほうは短いからね。
前後・あいだの文章はとばしてよんだけど、こういうのって参考になるのかな。
両作品に言えることなんだけど、展開が早く感じた。
展開がはやいと状況だけでなく、人物の心理などが理解できなくなるので気をつけて。
これだけかな。
482 :
くるぬこ ◆cSaGxKQl0c :2007/11/06(火) 20:27:27
>>481 これからは、読む人の事を考えて推敲するようにします。
僕自身がせっかちなのかもしれません。自分では違和感が無かったので、言ってもらって初めて気付きました。
次はリレー小説でなく、少し長く書いてみます。
また挑戦しますので、その時はよろしくお願いしますm(_ _)m
>>476 悪く書きますが落ち込まずにがんばって下さい。
文章気取りすぎです。読み手に伝えることが一番大事なことです。
文章が背伸びしすぎだし、身についていない言葉を使いすぎ。
まわりくどくて読むのが苦痛です。
>>483 直球ストレートだなw
>>476 >>483のいったことにほぼ同意。
単純な言葉のほうが、あいてに伝わりやすいんだよね。
シンプルにかく練習をつんだほうがいい。
あと、普通の会話文はかぎ括弧「」で、二重かぎ括弧は強調するときと使いわけたほうがよみやすい。
>>476 言葉の意味を考えずになんとなくで使っている箇所が非常に多いです。
「やはり丸まった猫のよう」は、「まるで丸まった猫のよう」とした方が良いし
「スタンス」としているのに、すぐ後で「原則」に変わっているのもヘン。
486 :
名無し物書き@推敲中?:2007/11/12(月) 12:39:10
『こういう仕事をしてる人たちはみんなエゴの塊なんですよね(笑)。それがなくちゃやってけない。
でもだからって他人を貶す人がいるでしょう?
「俺たちの曲の方が素晴らしいのに世間はわかっていない」とか。
ああいうのは惨めですよね。そりゃ胸の内にはみんな持ってると思うけど
それを高らかに言っちゃうあたりは(笑)。カッコ悪いと思います。zanpanですね。誰とハッキリ言うと』
487 :
名無し物書き@推敲中?:2007/11/12(月) 12:45:21
沖縄のサイコ小男さ
488 :
名無し物書き@推敲中?:2007/12/31(月) 21:30:49
どっかのスレで うちの会社の悪口が書いてあった。
「○○という会社に再就職の面接に行ったら、『将来の夢』ってタイトルで作文書いて下さいと言われた。むかつく。
だいたい25歳にもなって、将来の夢もクソも無いだろ。25歳にもなったら現実を見る年齢だろ。他人を馬鹿にしやがって!
小学生じゃあるまいし。しかも原稿用紙2枚も。何を書くわけ?ありえない。
ここで働く奴は全員、こんなくだらない作文を一生懸命、原稿用紙2枚分も書いた、幼稚な人間なんだね。気持ち悪い。
作文があるんだったらちゃんと求人に書いとけ!『面接』しか書いてなかっただろ!
むかつくからその場で辞退してやった。」
みたいな事が書いてあった。
このレスを見てかなりむかついた。
面接で作文を書かされるのは当たり前じゃない?25歳で「将来の夢」の何が悪いわけ?私はちゃんと作文を(原稿用紙2枚分)書いたから採用されたんだよ。
それを幼稚な人間なんて言い方はむかつく。
ひがむな!
>>488 えぇと、ブログっぽい。普通に口語な感じ。読めなくもなくもなくもない
単なる愚痴ならば、ここは適切な場所じゃないです。
だけど確かに「気持ち悪い」だの言われたら、不愉快ですよね。
しかし会社の面接で作文というのは、特殊な感じですね。
まだ作文は作文でも、「御社でのやる気」的なものならわかるんですけど。
で、これが釣りだった場合。
おめでとう御座います、私が連れましたよ
490 :
名無し物書き@推敲中?:2008/02/05(火) 22:23:25
書いたので読んでください。
女は便器に腰をおろすと、タイトスカートを臍の上までまくりあげ、パンツをふとももまでずりおろした。
緊張が内に籠っているようなおまんこを右手におさめ、右手の上に左手を重ね、最初はそっと、徐々にこねるように、そしてなか指をクリトリスに押しつけて左右に強く――、快感がせり出し、おまんこがじんわりと熱くなってくる。
おまんこっていってみな、いわないとちんちんしゃぶらせてやんないよ、とかいうヤツがけっこういたけど、ザーッツ・オーライ! 何度だっていってやる。
おまんこ、おまんこ、おまんこ、おまんこ、おまんこ、おまんこ、おまんこ、おまんこ、おまんこおまんこおまんこおまんこおまんこおまんこおまんこおまんこ、歯を立てて根もとから食い千切ってやる!
ごっくん、ちんちんはのどちんこをするっと抜けて、勃起したままのたうつように食道の奥へとすべり落ちて……おまんこ!
フラッシュを焚いたようにぱっと飛び散った光が急速に萎えて真っ暗……かぶと虫の終齢幼虫の死骸みたいに黒ずんでぶよぶよになったちんちんがフラッシュバックして……吸ってぇ、すぅ、吐いてぇ、はぁ、吸ってぇ、すぅ、吐いてぇ、はぁ、痺れた脳に酸素が戻ってくる。
背中を丸めて股間を覗いてみると、おまんこはぐちょぐちょ。もっとからだが柔らかかったら、擦り剥いて赤チンを塗った膝をふうふうやるみたいに、濡れたおまんこをふうふう乾かしてあげられるのに……女はゆらりと立ちあがった。
センサーが作動して水が流れた。ねばついている指をグーにして〈開〉の青ボタンをパぁンチ!
491 :
名無し物書き@推敲中?:2008/02/05(火) 22:24:49
女は東京駅4番線山手線内回りの階段をあがった。
腕時計を見ると十二時四十分三十八秒。
タイトスカートだから一段抜かしではあがれない、足の回転を速めて、いっちに、いっちに、いっちに、いっちに、叩く夏、舞う夏、担ぐ夏、跳ねる夏、踊る夏、魅せる夏、
JRのポスターだ、あと四段っ、いっち、にっ、さんっ、しっ!
京浜東北線快速大船行が通り過ぎていった、ゴォー……。
ホームにはカレーのにおいが立ちこめているし、パンツのなかにはおまんこのにおいが立ちこめている。
女はくっくっくっと声を出したが、別に笑ったわけじゃないんです、笑いなんてとっくに底をついています、
笑いが毎日湧き出していたのが嘘みたいです、かつて笑いがあった場所にはどっしりと沈黙が腰をおろしています、
くっくっくっくっ、体脂肪率35%の中年女みたいにどっしり、くっくっくっくっ、ぜぇんぜんおかしくなぁい。
「ただいま3番線京浜東北線大宮方面行きは人身事故のため停まっています。
上野方面のお客さま、上野方面ご利用のお客さまは4番線山手線をご利用ください。えぇ復旧のメドは立っておりません。従いまして、上野方面、4番線山手線をご利用ください。たいへんご迷惑おかけしております」
ピポポポ、ポ〜ン。
「まもなく5番線に品川・渋谷方面行きがまいります。危ないですから黄色い線の内側までお下がりください」
線路の向こうの5番線ホームに黄緑ラインの山手線外回りが入ってきた。
「5番線、ドアーが閉まります。ご注意ください閉まります」
ミレシソ、ソシレミレシソファレシラ、ファソファソファレシ……。
この発メロあんまり好きじゃない、このあいだ、っていってもけっこう前だけど、中央線の発メロが自殺の引き金になってるんじゃないかって、明るいメロディーに変えたらしいけど、中央線の古いメロディーってどんなんだっけ?
中央線はあいつと別れてから乗っていない。
「駆け込み乗車はおやめください。危ないですから駆け込み乗車はおやめください。つぎの電車をご利用ください。はい、荷物引いてください」..
以上です。
おねがいします
>>493 純文学はレベルが低いからそんなもんだよ。
コネがあれば馬鹿でもデビューできるのが純文学。
プロが書いてる分、恋空よりひどくないか?
無駄な描写がおおすぎて、ほとんど読みとばしたよ。
しかも、その割りに何がいいたいのかはまったく書かれていない。
きちがいじみてて狂気をかんじる。こわい。
それともエロ小説ってこういうものなのか?
「スイーツ」 「え?」
ってあのコピペの方がもっと官能的でグッドだよな。
497 :
名無し物書き@推敲中?:2008/02/12(火) 06:19:28
>>493 抜粋部分、俺はわるくないと思った。
素晴らしいともいわんが、それなりに勉強してる文章だど、これは
おまんこ連呼は失敗にみえるが、全編を読んでみないことにはなんともいえん。
けっこうおもしろい。フラッシュバックが効いてる。
つーか辛気臭いだけの単なるメロドラマ作家だと思ってたのでちょっと見直した。
柳美里(笑)
これを読んで勉強してる文章とか言う奴はゆとり世代なんだろうなあ。
案外、モダンな作家なんだな。
一冊も読んだことはないが。
502 :
名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 15:33:48
http://19810623.blog37.fc2.com/ Honey so Sweet
一編の詩の主題が、その詩にとって、無関係でありまた重要なことは、ちょうど一人の人間とその名と同じである。 ウ゛ァレリー
手櫛デ梳ク音がイタイ。
サンメンキョウがワタシをツクル。サシアタッテ。
壜がアル。其のチュウシュツしたアロマオイルのPOTノ頭ノ余熱デ飛んだニオイがワタシをイニョウする。ツキアタリ。MOJO. 「ワタシからワタシへ」
影法師
海の近い故郷では自分の影が地上でも空でも放恣に伸びて、泣いても笑っても影が差した。
それで大東京の影の居場所の無さは、彼女の気に入った。
正午前は紙魚のように、夕さりは涎のように正体を失う影。
黒のスウェットの下に世界地図のプリントされたシャツを忍ばせ、歩幅の狭い器用な歩調で、夜の歌舞伎町をなるべく賑やかな方面に向かって歩いていた。
503 :
名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 15:34:47
新・御油の宿
光源が小さい電飾の連続と知れると、やうやう白粉と香水の綯い交ぜになったのが匂い立つのに気付いた。
客引きの女は誰も顔色が均されていて、空は上海風の招牌に劃され、いつまでも「いつか来た道」のそれで、樹海に迷い込んだようだ。
軍靴のマーチが聞こえてきた。ホスト連が隊伍してHomeBaseに帰順してゆく。中央におわします“今月のナンバーワン”が、片手に日の丸を戴いた扇を颯爽としながら、鼈甲色のグラサンを通して今宵の景気を調べている。
と、扇紙を閉ててちょうど落語家のやるように指呼した。
万 歳
雨が申し訳に降っている。人はいよいよ色を失い、歌舞伎町は加速していく。肩が延べ三回叩かれる。
「日本語オーケイ?」アルマーニ負けした男が云った「Japaneseオーケイ?」。うがい中のような痙攣した声が、彼女「も」緊張させた。
扇の早くも開いたのに連れて、中天の日の丸が翩翻とした。
「コンニチハ」“ナンバーワン”は云った「外人さんいらっしゃい」。
囃子と洪笑と円の内と外。
しかし、なんと静かなことだろう。内側は。
彼女は少し悪い酒でも飲んだように頭が冴えた。
I hateとI don't like.ホンネとタテマエ。
回答は完璧だった。
「日本語でOK」抑揚の凄い美しさで云った「日本語の不自由な人には、こう云うんでしょ?」。
万歳!
504 :
名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 15:36:59
潮騒
お忍びで来日して帝国ホテルに宿をとるセレブ組でもなければ、世界津々浦々から来邦する山谷組でもなかった。
水平屋根のアパートには、タペストリーもタヌキの木彫りもなく、玄関口に瀬戸物の皿もない。
今、彼女は裸だ。
朝ぼらけに吐く息のように白い肌。湯気が紅を塗っていく。
鏡の中にはどこにも日本人の女はいなかった。
が、黒子の少しも“そばかす”でないところが懐石の紫蘇のようである。
「こんな所に影がいたのね」と、ひとりごちた。
床に寝るのには、まだ抵抗がある。
ラブソファーにひとり。
天井が低いので不思議に落ちるのが怖い。
今日という日のために、思わず爪を噛む。
滋味の豊かな海の色の眼には、寄せては返る潮目があった。
意外に日の出の遅い大東京の夜には。さらに。
お仕舞い。
エピグラフは堀口大學訳。
批評・ご指導よろしくお願いします。
残飯のツラはフラッシュバックする。
507 :
名無し物書き@推敲中?:2008/02/13(水) 20:14:41
508 :
柳美里:2008/02/13(水) 21:28:08
お前を虐待すんぞ、コノヤロー!!
お風呂に入った後にトイレに入るあの屈辱感を、一文で表したいです。
別に詩的に書く必要はなく、本当に一文で収まればいいんです。
案
・風呂から上がってからトイレに入る屈辱感は異常。
・風呂から上がった後に入るトイレは屈辱感は異常
風呂から上がる、という動詞と
トイレに入る、という動詞が同居していて
その上「〜屈辱感は異常」に持って行くためにもう一つ動詞が必要。
日本語に慣れてないので難しいです。
510 :
名無し物書き@推敲中?:2008/02/15(金) 09:39:08
風呂から上がってから → 風呂上がりに
風呂上がりにトイレに入る
というのは日本語として大丈夫ですか?
風呂上がりにビールを飲む は良いですが トイレに入ってはいけないと思います。
512 :
名無し物書き@推敲中?::2008/02/15(金) 10:01:37
全文を読み終えて言えることは、
文章力に付いては良いのですが、
何か書店で読み回した本に似たり寄ったりの感じがします。
できれば今までにない斬新な書き下ろしを希望します。
今、求められているものは過去にない、一種特異性質の作品では?
>>512 そうですか
全てを丸く収めようとしすぎました。
何行になっても、あの敗北感を特異性質します。
ありきたりだけが人生じゃないですよね
がんばります
もう遅いかもしれんが
・風呂から上がった後に入るトイレは屈辱感は異常
~~
↓
・風呂から上がった後に入るトイレの屈辱感は異常
~~
これでどうだ?
515 :
名無し物書き@推敲中? ::2008/02/15(金) 10:40:05
今後の留意点。
著者ならでは疾走感溢れる文体に乗せて、
読者を別世界へ誘う文章力。
皆さんは賞を獲得へ向けての作品に重視し過ぎ。
だから偏った文章になってしまう。
リズミカル文章に惹かれひたすら読み進まれる文章。
ときには深い人生の洞察を含んで読者を納得させるテクニック。
要は、賞に拘ると文章力は人真似に陥り易い。
時代背景を踏まえた「歌社会に同じく」唐突な作品です。
仮に、賞を獲得しても商業出版として市場が受け入れなけれエンドです。
二度と浮上することがありません。そいう世界です。
私の知ってる人でこのような賞を獲ったにも拘らず、
その先はお分かり頂けると思います。
なにはともあれ「あなた」にしか書けない文章です。
建前論が多い中、これが本音です。
批評していただけることを感謝しています。
何卒よろしくお願いします。
暗闇に目が慣れると、コートを着た黒人が立ちはだかっているのがわかった。
俺は、六本木の夜道を歩いていて、胸倉を不意に強い力で引っ張られ、
いきなりビルの谷間のコンクリートに投げ捨てられたのだ。
男は、倒れた俺の顔を革靴で踏みつけると、何度も同じ言葉を繰り返していた。
「……リメンバー……カンザシ……」
何か答えを引き出そうとする尻上がりの語調だったが、興奮気味に言い放つ言葉からは、わかりやすい単語しか聞き取れなかった。
突然、バン!バン!バン!と激しい銃撃音が鳴り響くと、何人かの男たちが、短い中国語を話しながら、すぐさま走り去っていった。
銃撃を受けた黒人は俺の身体へ打ち倒れ、その血をドクドクと吐き出していた。
突き刺す鼓膜の痺れ、立ち込める硝煙のきな臭さ、服が血に濡れていく肌触り。
俺は、ようやく黒人の死体から後ずさりするように離れ、我を取り戻せるように、あらん限りの声を出して叫んだ。
「カンザスシティなんかじゃねえ!!コイツはカンザシって言ったんだ!」
518 :
1/2:2008/02/15(金) 13:11:07
冒頭です。批評お願いします。
鬱蒼と茂った樹木のところどころに「欅の小径」とプレートが付けられた薄暗い散歩道を
昨日と同じように歩いてきたのだが昼まで降り続いた雨の後だからあたりには饐えたような
濃密な匂いが立ち込めて泥にまみれた落葉が靴の下でぬるりぬるりと滑り、生々しすぎる
生命感に圧せられるような心持のまま唯の一人ともすれ違うことなくせかせかと歩き続け、
森を抜け、強い西日が射しこむテニスコートの一画にさしかかったところではたと足を
止めたのは光に包まれた無人のテニスコートを支配する異様な静寂感のせいばかりではなく、
緑色に塗り込められたコンクリート製大地の表面のあちこちに残った大小さまざまの水溜りが
すでに赤みを帯びている陽の光を受けてピンクと金色の混じったような毒々しい色合いに
てらてらと輝いて見えたのが、ある種の生命体、あの間の抜けた打球音や嬌声や足踏みが
遠のいている隙に一斉に繁殖活動を開始したキノコの類かなにかのように思えもしたから
なのだが、そんなおかしな気持ちになったのは歩いている間たえず私の鼻を侵し続けた
あの湿った腐臭やじわじわと靴下に浸み込みいまも足を浸し続けているその水の感触の
せいかもしれない。昨日は同じ位の時間にカップルが一組だけいて、フェンス際に転がった
519 :
2/2:2008/02/15(金) 13:11:38
ボールを男が拾いに来てそこに私が通りがかり金網越しに軽い会釈を交わし合ったのだったが、
三十歳くらいだろうか、他人に対して分け隔てのない穏やかな敬意を表せる微笑の持ち主、
長身、筋肉質、陽に焼けた肌、少々毛深い腕に高そうな腕時計をはめて、
ああいった男はきっと自己愛ってものが充分に充たされているにちがいないが
そんな男が連れている女のことはやはり気になってボールを拾わせた男にネットの向こう側、
ベースラインのあたりで「ごめんなさい」と照れたように笑った声からすると男よりもずっと
若そうだが白いハットを目深にかぶっているうえにこちらからは逆光だったから顔は
よくわからなくて、ただ、薄いクリーム色のウエアから露出した手脚の白さだけが
やけに目に付き――やはりホテルの宿泊客だろうか、それなら今は閑散期だからホテル内の
どこかで顔を合わせていてもよさそうだが、例えばロビーやレストラン、バーなんかで……
褐色の毛深い手が白い肌を這い回り、部屋の窓からは南アルプス連峰のなだらかな山脈が見え、
男はその山頂付近の白さを一瞬視野に捉えてから冬山の清廉な厳しさをふと思い描き、
もしかすると冬山での死などをおもいながら、すぐに白い太腿に顔をうずめその柔らかさと
暖かさと白さのなかに沈み込む――
520 :
518:2008/02/15(金) 13:13:33
すいません、最初の字下げわすれました…orz
521 :
名無し物書き@推敲中? ::2008/02/15(金) 13:26:27
皆さんどのようなご本をお読みしましたか。
読書愛好家に多い落とし穴。
作家でお好きな人は?
522 :
名無し物書き@推敲中? ::2008/02/15(金) 13:30:15
目的は賞でしょうか。
それとも商業出版でしょうか。
523 :
名無し物書き@推敲中? ::2008/02/15(金) 13:33:47
賞と売れる作品は異なります。
たいがいの場合、賞取らなきゃデビューできないんだから、売れるもなにもないw
525 :
名無し物書き@推敲中? ::2008/02/15(金) 13:50:26
昔はそうでしたが、今は一概に言えません。
あなたのような「拘り」人が居る以上、
出版界へ一石を投ずることはできません。
著者は単なる物書きで宜しいのでしょうか。
エージェントにより賞に捕われず素人物書きが誕生しています。
これが今の現状です。
素人物書きが誕生ってなんだよ・・・
しょーせつ なのか、 けーたいしょーせつ なのか
し なのか ぽえも なのか かかないと 批評できないよね
>>518-519 一文が長い。なんのあれかはしらないけど、だれがみてもながいという
528 :
2/1:2008/02/15(金) 18:26:04
「ルキアス! 逃げて! もう地下迷宮の天井が崩落するわよ!」
「ダーニャ、お前を置いて逃げることなんかできない!」
男のルキアスは地上へ出る側の岸に、女のダーニャは今まさに落盤が落ちようとしている側の岸にいる。
二人の間には今、先ほど地下の奈落奥深くに崩れ落ちた天然の石橋があった。
二人は地下迷宮でコンビで戦ってきた。
前線は戦士のダーニャ。後方支援は僧侶のルキアス。
地上の平和を守るために迷宮に巣食っている邪悪なトロールやゴブリンなどの妖魔を退治してきたのだ。
この地を統治する国王の命によって。
最初二人は仲が悪かった。
前線の戦場で戦ってきた傭兵のダーニャは、笑みが貼りついているインテリ崩れの僧侶のルキアスが嫌いだった。
しかし、この迷宮で共に戦うことによって、二人の間に友情と言うか……愛情みたいなものが芽生えたのだった。
ルキアスは線の細い身体つきで、白い神官服を着、聖印のペンダントを首にかけている。
ダーニャは軽戦士で、細剣のレイピアで敵を攻撃する。
彼女もまた華奢だが、ガリガリのルキアスとは違い、細身の筋肉質だ。
再度ダーニャが叫んだ。
「ルキアス! あなたには国王にこのことを報告する義務があるでしょ?! なよっちいことなど言っていないで、地上へ行くのよ!」
529 :
2/2:2008/02/15(金) 18:28:58
もう辺り一面、落ちてきた岩だらけだ。砂煙で辺り一面が見えない。
これは、とどめをさされたトロールの親玉が、お前たちも巻き添えだ、と仕組んだのだった。
最後の最後で迷宮を爆破された。
脱出しようとした二人だったが、しんがりをつとめたダーニャが一歩遅れたのだった。
光ゴケで先ほどまで幻想的に輝いていた迷宮だったが、今は真っ暗だ。
「ダーニャ!!!」
ルキアスの叫びが木霊した。
奥の側のダーニャのいた岸は落ちてきた岩で埋め尽くされていた。
崩落は終わった。
「ダー……ニャ……」
ルキアスは泣き崩れた。
「僕も一思いに!」
そう思い、崩れ落ちた石橋の奈落の底に右足をかけたルキアスだったが、その脳裏にひらめくダーニャの生前の言葉があった。
「私があなたを守るから!」
ルキアスは右足を止めた。
彼の師匠である聖導師ユリウス老の言葉がよみがえる。
「いいかな、ルキアス。生きることは死ぬことよりも辛いことがある。しかしそれを乗り越えなければならないのじゃ」
ルキアスは涙をぬぐった。
そして振り返り、地上への出口へと歩き出した。
彼にはこの顛末を国王に伝えるという使命感しかなかった。
その時、彼の空耳か、ダーニャの声が聞こえた気がした。
「ありがとう――生きてくれて――」
ルキアスは地下迷宮の出口から這い出した。
深い朝もやがかかっていた。
そして淡く朝日が輝いていた。
了
【作者から】拙い作品ですが、どこが良く(無いかもしれませんが)、どこが悪いか指摘してくださるとありがたいです。
宜しくお願いします。
>>515 とりあえずおまいは自分の文章力をなんとかしろw
>>531 全体的に説明不足。辞書に載ってないような言葉が、脈絡も説明もなく使われていて、
何が何だかさっぱりです。 ハァ〜 サッパリ サッパリ
もっと説明を。
間違えた ↑528 あてね
>>528 なんつうか、突っ込みどころが満載だな。
そもそも、2/1ってなんだボケって、ってのが第一の感想だが、それは許してやる。
最初の一文。
>「ルキアス! 逃げて! もう地下迷宮の天井が崩落するわよ!」
いきなりすごい台詞だな。
これに違和感ないとは恐ろしいもんだ。
考えてみろ、天井が崩れてきたとき、「地下迷宮」の「天井」が「崩落」 するなんて叫ぶか?
もう、「!」だけで表現するような内容だぞ。
しかも、もっとも重要な冒頭の一文だぞ。これ、見たとたんに一気に萎え萎えになるわ。
まぁ、突っ込みネタとしては、それなりに機能しているが。
で、次の、
>「ダーニャ、お前を置いて逃げることなんかできない!
って、阿呆かい。天井崩落している状況で、女を追いていけないもへったくれないもない
わな。この場合は、「さっさと逃げろ!」ってのが正しいアドバイスだろうが。
> 男のルキアスは地上へ出る側の岸に、女のダーニャは今まさに落盤が落ちようとしている側の岸にいる。
男が誰で、女が誰ってよ。
どっちが男でどっちが女か描写できないんだったら、小説書くなよ。算数の足し算が出来ないのに、数学やろう
としているもんだ。つうか、「この人は男です」「この人は女です」なんて説明をされても、作者の鼻に割り箸
突っ込みたくなるだけだ。
もう、最後までこんなしょうもない突っ込みが続く。もう、最初の三行で俺はめんどくさくなった。
後は、他のやつに頼め。
534 :
528:2008/02/16(土) 17:39:58
皆様ご指摘ありがとうございました。
やはり自分の恥ずかしい文章を晒して良かったと思いました。
自分の文章が客観視できました。
>>531 「説明」ですね。確かに聞き知らぬ単語を連発していますよね(汗)
>>533 お恥ずかしい限りで……(汗) 何か物語を作ることに自信を失いそうになりましたが、ご指摘ごもっともです。
最初の3行だけ読んでくださっただけで感謝の限り。ありがとうございました。
535 :
その1:2008/02/18(月) 21:45:21
投稿です。携帯でちまちま書きました。
長めですがよろしくお願いします。
題『サキュバス』
誰かから「サキュバス」という悪魔の話を聞いたことがあった。それは女の悪
魔で、人間の男と交わってはその生気を吸いとり、殺してしまうのだという。そ
の話を聞いた時、きっとサキュバスは私のような女のなれの果てなのだろうと思っ
た。心を男に縛られた女が、死んで、サキュバスに生まれ変わるのだ。
三年前、当時通学していた大学のサークルで陽平と出会った。室内楽のサーク
ルで、六月と十二月に演奏会を開くのだが、後者のための練習時に、OBとして
彼は来ていた。卒業生の参加は自由だった。
二人一組で一曲ずつ披露することになっていたのだが、一ヶ月前になっても曲
もパートナーも定まらず、内心焦りながら譜面を眺めていた時に声を掛けられた。
536 :
その2:2008/02/18(月) 21:46:15
「クラリネットやるんだね、君。相方は決まってる?」
それまで顔を見たこともなかった人に唐突に話しかけられ、返事もできずにい
た私に彼は
「ああ、俺はここのOB」と言って微笑んだ。
「まだ決まってないんです」
私がそう答えると、彼は
「なら俺とクラリネットソナタをやろう。ブラームスとシューマンだと、どっち
が好き?」と言った。
「安西さん、俺とフルートソナタやる約束だったじゃないですか」
二つ上の先輩だった木原さんが、しかめつらをして横から話にはいってきた。
「ばか、男同士のデュオなんて気持ちの悪いもの、わざわざ来てくれた客に見せ
られるわけないだろう。今時の演奏会は見た目も重視しなくちゃいけないんだよ」
彼がおどけたようにそう言うと、木原さんはいっそう眉間の皺を深くして
「この前と言うことが違うじゃないですか。いつもそうやって勝手なことばかり……」と愚痴をこぼした。
そのやりとりがなんだかおかしかったので、私はこの人と演奏するのもいいか
も知れないと思ったのだ。
537 :
その3:2008/02/18(月) 21:47:04
彼は入社一年目の新人会社員だったけれど、頻繁に練習に付き合ってくれた。
ある時、
「安西先輩、仕事の方は大丈夫なんですか」と聞くと
「もう慣れたから平気」と、私の顔を見ずに微笑んだ。多分もうその時には彼を
好きになっていたと思う。
二人だけの練習時間もだんだんと伸びていき、私たちは自然とお互いの部屋を
練習場所に使うようになった。
演奏会も近く迫ったある日曜日の朝、彼のベッドで目覚めるとピアノの音が響
いていた。少し淋しげだけれどとても綺麗な旋律だった。私は枕に横顔をうずめ
たまま、ピアノを弾いている彼の背中を眺め、演奏が終わると軽く拍手をした。
振り返った彼は照れたような顔をして、ちょっと頭を下げ、それから
「ありがとう。何か聴きたい曲はある?」
と言った。幸福な朝だった。
演奏会場は小さな教会を借りた。思っていたよりずっと人は多く来ていて、私
はすっかり緊張しきっていた。八月にサークルに入った私は、演奏会はその時が
初めてだったのだ。
538 :
その4:2008/02/18(月) 21:48:22
全部で十一組が演奏するのだが、私たちは七番目だった。私にパートナーを奪
われた可哀想な木原さんも、何処からか美人のパートナーを見つけていた。彼ら
は三番手として登場し、木原さんらしい真面目で実直な演奏をて聴かせくれた。
「あいつにはフルートよりチェロかコントラバスの方が似合うよなあ」と、隣に
いた陽平が言ったのには妙に納得するものがあった。
「さ、行こうか」と彼に肩を叩かれて聴衆の前に立った。ブラームスのクラリネ
ットソナタは私の大好きな曲で、もう何百回と聴いているけれど、演奏する側に
まわってみるととても意地の悪い曲に思えた。わざわざ足を運んでくれた人たち
に拙い演奏を聴かせるのは申しわけなく思ったけれど、ともあれ必死に吹くしか
なかった。途中なんども音符の小石につまずきそうになりつつも、彼の落ち着い
たピアノに背中を支えられて、なんとか転ばずに吹き通すことができた。
思いがけず大きな拍手が起こって驚いた。九割以上は陽平のピアノに対しての
ものだろうけど、一割くらいは私にむけてくれているかもしれないと思うと、胸
が熱くなった。気付けば涙が流れていた。彼と一緒に演奏できて、本当に良かった
と思った。
539 :
その5:2008/02/18(月) 21:49:36
「工藤さん、安西さんと付き合ってるの?」
突然そう聞かれて言葉に詰まった。
演奏会から一週間ほど経った日、サークルの合間に木原さんに何の脈絡もなく
尋ねられたのだ。
私はもう彼と何度も夜を過ごしていたし、彼のことが好きだった。そして彼も
同じように思ってくれていると信じていた。けれどお互いに恋を告白したことは
なかったので、恋人かと聞かれると少し戸惑った。
私が無言でいるのを暗黙の承認と受け取ったのか、木原さんは念を押すように
「付き合ってるんだね」と言った。思わずつられて頷いたら、彼は小さくため息
をつき
「あの人は良くないよ」と静かに言った。
「どういう意味ですか?」
いぶかしんで尋ねると、彼は、彼が見聞きしたという陽平についての話を、と
つとつとした口調で語った。それらはどれも私が知っていた陽平からは想像も出
来ない事だった。
「よく考えた方がいいよ」
そう言って木原さんが去った後、私は一人で混乱していた。木原さんの話はと
ても信じられるものではなかったが、かといって木原さんが故なく人を貶めるよ
うな事を言う人ではないともわかっていたからだ。
540 :
その6:2008/02/18(月) 21:51:10
何日絶っても迷いは私の頭を去らなかった。ある夜、私は酔ったふりをして、
冗談めかしに木原さんから聞いたことを陽平に話してみた。すると彼は低く笑っ
て
「それはぜんぶ嘘だよ」と言った。
「君はあいつにからかわれたんだ」
けれどそう言った陽平の目の奥に一瞬、何か冷たいものが閃いた気がした。
数日後、サークルに木原さんの姿はなかった。そしてミーティングの時に、先
輩の一人が、木原さんが脱会した事をみなに告げた。理由はわからないというこ
とだった。
また何日か絶って、偶然にキャンパスを歩いている木原さんを見かけた。なぜ
か右腕をギプスで固定していた。近寄って声をかけると、左目に眼帯をあて、口
元は紫色に腫れていた。
それを見て驚いている私から右目をそらし、「急いでるから」と逃げるように
して彼は去った。
「陽平がやったんだ」
直観的には、私はそう確信した。
その日の夜、私は直接陽平に問いただした。そして生まれ初めて、男の力の恐
ろしさを思い知ったのだ。
541 :
その7:2008/02/18(月) 21:51:56
けれど今はもうそれにも慣れた。今はだだ悲しいだけだ。悔しさに耐えなくち
ゃいけないだけだ。
人の心はどうして、こうも思い通りに動いてくれないのだろう。あの朝聴いた
ピアノをもう一度聴きたい、あの教会で味わった喜びをもう一度味わいたい。不
可能なことばかり思い焦がれてしまう。
もし恋というものが、私を苦しめるためだけに存在しているのならば、私は恋
を憎む。そしてきっとサキュバスは、私のような女が、恋に復讐するために転生
した姿なのだ。
彼が私の体を裏返し、私の中に入ってくる。ああ、生まれ変わるのを待ってな
どいられない。今すぐ彼の生気を、一滴残らず奪い尽くしてしまいたい。
体に毒を潜ませる方法はないのだろうか。彼のものなんか、私の中で腐り落ち
てしまえばいい。
かすれた声が、私の唇から途切れ途切れにこぼれた。喘いでいるんだか、嗚咽
しているんだか、もう自分でもわかりはしない。せめてその声を彼の耳に届けま
いと、私は強く、顔を枕に押し付けた。
(了)
542 :
投稿者:2008/02/18(月) 22:02:58
ああ、文頭を一文字下げてませんでした……orz
本当にすいません。
長いのでどこかにリンクでも貼れば良かったのですが、あまりその方面は得意でないのです。それに今はネットを使えない環境にありまして……。
それでも是非みなさんに読んで頂きたいと、苦労して携帯で打ちました。
ご批評よろしくお願いします。
543 :
投稿者:2008/02/18(月) 22:30:03
誤字脱字が数箇所ありましたorz
脳内変換お願いします。
無脳症の人には無茶な注文だな。
>>535 おもしろいよ。長いから、わからなくなったり退屈したら読むのをやめようと
思ったけど、読みやすく全部読めた。
枕元でピアノの旋律を奏でる男の闇の顔が見えるようで面白い。
小説って時制一致させなくていいの?
例えば
Aは、嫌がるBの抵抗をものともせず、押し倒して挿入した。とても気持ちいい。
これは間違いじゃないの?
間違いじゃないよ。
>小説って時制一致させなくていいの?
いいんだよ。なにやっても。
>>535 たいしておもしろくない。でも、文体ができている点は評価できます。
あとはおもしろいものを書くための技を身につけることです。
このままでは、小学生の作文と同じ素直なメソッドで書かれているにすぎません。
時空間の調節、意識の流れ、伏線、クロージング、作者と話者との距離の調節等の
テクニックに取り掛かる時期でしょう。
私も挑戦させてください。小説の冒頭部分です。
ワナビになりたてなんで、まともな文章書けているか不安です。
☆☆☆☆
雨はとどまることなく甲板を叩いていた。マストを捥ぎ取ってしまいそうな風は前方から容赦なく吹き荒ぶ。
帆船は向かい風に対してジグザグに航行することで前進できるが、この暴風のなか、そんな基礎航海術が何の役にも立たないことは、船員すべてが承知していた。
ジグザグ航行のために船を風に対して横に向けた瞬間、巨人に張り手を喰らったような力でこの船は転覆することだろう。
「ジャン、てめえは早く下の船室に引っこんでやがれ」
船長(キャプテン)ロジャーの怒鳴り声。
「キャップ! 俺だってこの船のクルーだ」
「へっ、何言ってやがんだ。てめえみてえな砂利がこの状況において役に立つわけがねえだろ。風にふっ飛ばされてすっ転んで
頭打つのがオチだ。これ以上頭悪くなりたくなかったら船室にこもってじっとしてろ」
「い・や・だ」
ジャンは風雨の爆音に負けないよう声を張り上げた。
「キャプテン命令だ。おい」
ロジャー船長は傍らの男に目で合図を送った。その意を汲んで首肯すると、男は筋肉質の腕でジャンの体を抱きかかえた。
「ブーカ、放せ」
屈強な体と精悍な顔つきだが、とても人の良い、浅黒い肌の船員ブッカは微笑んで、
「坊ちゃん、キャップは坊ちゃんのことが心配なんです。役立たずだと言ってるわけではないんです」
「おもいっきし言ってたじゃねえか。役立たずってよ」
「おうよ。てめえなんぞ役立たずのマカロニ雑巾野郎だ。だからさっさと部屋に戻ってピーナッツの渋皮でも食ってやがれ」
船長が吠える。勢いに任せて意味不明な罵倒を繰り返すのが海の男の属性というものだ。
雨はババババという痛々しい音をかき集めながら、船体を包み込んでいく。
耳をつんざくような「轟」という音とともに一陣の烈風を感じると、足もとが突如消え失せたような感覚がして、
気づいた時にはジャンの体は甲板の上に横倒しになっていた。
「坊ちゃん!」
ブッカが狼狽した声をあげて駆け寄り、手を取る。
「駄目です。立つと危ない。しばらく座ったままこれに捕まっていてくだせえ」
マストから伸びている一本の太綱をジャンに握らせた。
☆☆☆☆
>>550 暴風雨の中で船長と船員が行っている作業の描写がほしい。
この文章だとジグザグ航行ができない中、船長がどのような操舵をしているのかわからんし
ジャンが甲板でただ突っ立っているように思えてしまう。
何かの作業をジャンが手伝おうとした際の船長とジャンのやり取りではないのか?
緊迫感を出すためにももう少し描写を詳しくしたほうがいいと思うよ。
あとブッカの風体の描写はあるのに、なぜか船長とジャンにはそれがない。
後半で船長とジャンの関係を描写するつもりでも、
せめてジャンの年齢を推測させる材料(背格好など)は冒頭で出してほしい。
青年がプライドから船長に反発しているのか、少年がダダをこねて船長を困らせているだけなのか。
文章自体は読みやすかった。説明くさくなくてリズムもいいので、サクサク頭に入ってきたよ。
552 :
550:2008/03/04(火) 20:31:46
>>551 おおおおっ、懇切丁寧な批評ありがとうございますっ!
暴風雨のなかで船員たちがやっている作業の描写――すっかり忘れてました。なんでこんな当たり前のことを orz
それにジャンが青年か少年かすら分からないというのも、ごもっとも。
やっぱり他人に見てもらうと、自分では気付かないミスがぽんぽん出てきますな。
参考にさせていただきます。
553 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/06(木) 20:51:47
なんという過疎
人は人を酷評したい生き物なんだよ。たぶん。
ここに晒す時は、微妙に突っ込み所を残した方がいいのかもな。
突っ込みどころのない文章を読んだ読者は
作者から馬鹿にされている感じを受けるものらしい、とばっちゃが言ってた。
隙のない文章を書こうとする文芸評論家の書いた小説に多いんだとか。
まぁ我々には到底突っ込みどころのない文章なんて書けないがねw
静かだ。耳を澄ませばむーんという冷蔵庫の音しか聞こえない。ここはなんという閑散とした町だろう。
そう、これが過疎スレ。
私「あんな男…ぜったいに別れてやる!」
彼女「頑張ってね!応援してるから!」
そう言って、彼女が私に手渡したのは、出刃包丁だった。
私「あ、あんたねぇ〜」
しかし彼女は天使の様な笑顔で微笑んでいた…
>>557は小説家を目指す女子中学生、と心の中でイメージすれば、きっと優しく指導してあげられるはずだ。
みんな、あとは頼んだ!
>>557 こんな短い文じゃ批評もなにもなぁ。
とりあえず、『笑顔で微笑む』は二重表現。
『天使のように微笑んでいた』か、『天使のような笑顔をうかべていた』かな。
>>557 ・・・は……かならず二つ重ねる。
!のあとは ひとます空ける。
562 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/17(月) 20:00:56
なんとういう過疎
563 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/17(月) 20:02:38
よーしここに書いてある文章ぱくるぞー!!!
さすがにそれは情けなさ過ぎだろうw
鼻は常にむずむずし、溢れる鼻水を上を向いてしのぐと、ひりっとした痛みが走る。
しょうがなくティッシュでかむと、詰まった鼻が痛み、どんなに優しくかんでも鼻の下が擦れてかさぶたのようになる。
ここまで来ると、何をしていても右目からは涙が流れ続ける。
ぽろ、ぽろっと目をつむる度に落ちてくる。
パソコンをしていても、テレビを見ていても、食事をしていても休む間もなく落ちてくる。
どうしてこうも花粉という目にも見えないような輩のせいで、苦しまないといけないのか。
精神的なものや、思いこみによるものもあるかも知れない。
しかし現実としてこうなっていては、それどころではない。
どうすればいいんだろう。
病院に行っても治らない。
症状が出てから騒いでもすでに遅いと、花粉症で苦しむ人がピークになった頃に、テレビで良く言われている。
そして「来年は予防をしよう」と心がけるが、予防しないといけないと気付くのは症状がでてからだ。
――
説明や文が回りくどいかな?と思うのですが、如何でしょうか。
ジャンルに捕らわれず、単に「文章」として見ていただけると幸いです。
句読点の位置や、長い説明や描写をするときのアドバイスを頂きたいです。
よろしくお願いします。
文章上手いけど、イメージがわかないのよね。
回想シーンなのか、現在進行形で花粉症に苦しんでるのか、花粉症の説明がしたいのか
いま一つピンとこない。
批評お願いします。
(1/3)
-----------------------------------------------------------
小説は出だしが肝心なんだよ、と夫は言った。だから作者はどこから物語を始めるのかに
最大限苦心しなければならないのだ、と。私は夫の話を半分聞き流し、ふうんだとかそうなの
と適当な相槌を打つ。ときおりつまみの枝豆に手を出しては、早々に緑の球体を口に含んで
残った房を弄ぶ。産毛の生えた肌を眺め、端にある細く白い筋を途中で破れないよう慎重に
裂いていく。そして聞いていますよのポーズのために、そうなんだ、を忘れない。
別に夫は小説家でもないし、エッセイストでもない。ライターでもなければ、編集者でもな
い。昼は私の知らないオフィスで黙々とデスクワークに勤しんでいるはずである。読書は彼
の単なる趣味。しかし彼の趣味は筋金入りで、小説論には一家言あるらしく聞きたくないの
に暇さえあれば私にくどくどと言い聞かせてくる。
触りつくした枝豆の房を食べかす入れ用の平皿に捨てる。ふちに沿って銀のラインが走っ
ているこの皿は、私の友達が結婚した際にもらった引き出物で押入れの奥にずっとしまい忘
れ去られていたのを去年の大掃除に再発見して発掘したものだ。ほこりの中から出てきたそ
れは捨てるにはもったいなく、かといって日常で使うには華美すぎた。だからこうして、不要な
ものを入れる簡易ゴミ箱として使っている。
(2/3)
-------------------------------------------------------
それでね、と続ける夫の顔を見、それから窓に目をやった。暗く沈んだガラスは
鏡の役割を果たして、浮かない私の顔を映し出す。光源に近い顔の輪郭ははっき
りと映し、内面は鮮明に映さない。さっきまで台所の火の前に立っていたために掻
いた汗のせいで、髪がうなじにぴたりとはりついていた。そうやってガラス越しに自
分を見ている空が一瞬、雲の形に沿って光る。
かみなり、と私は呟く。夫は話を止め、小さく「え」と返した。ガラスに映る夫の顔も
こちらを向き、私は顔を変えないまま枝豆に手を伸ばす。また雲間からほのかな光
が放たれ、私は「ほら」と言った。
「本当だ。こりゃ一雨来るかもしれないな」
夫はそう言ってビールを飲む。すっかり泡のなくなったビールはきっと生温いこと
だろう。けれどそれはあなたがくどくどとどうでもいい小説論を放言していたのが原
因であり、つまりは自業自得なのだ。思いつつ房を平皿に捨てて、立ち上がる。
「どうかしたのか?」
「洗濯物。夕方干したのがあって、一雨来るんなら取り入れておいたほうがいいで
しょう」
(3/3)
-------------------------------------------
淡々と進む会話は私たちを象徴しているかのようだ。私と夫は見合いで出会った。
お互いのプロフィールを照らし合わせたとすれば共通点は読書くらいで、それすらも
程度に雲泥の差がある。これといった趣味がなくて苦し紛れに言った女の読書と小学
校時代に図書室の本を全部読了した男の読書。夫が見合いの場でした最初の質問は
「京子さんは、お好きな作家はいますか?」
だった。そのときの私は背伸びをしようと必死で、とりあえずカフカと答えたっけ。夫は
感嘆と納得の声をあげ、同じ質問を私がすると、夫は私の知らない人物の名をあげた。
後で調べてみれば最近新人賞を取り、まだ本も二冊しか出していない、無名に等しい作
家の名前だった。本来の夫なら、そこからその作家の小説批評じみた話に発展したのだ
ろうけど、見合いの場ということもあって彼は自制した。彼と話を進めれば進めるほど私
の中で、この男性とは合わないな、という思いが強くなっていった。だから結婚しようと思
った。
私の両親は似たもの夫婦で、そんな二人が作り出す日々の生活は前途多難なものだ
った。お互いに自己主張が激しく、ことあるごとに喧嘩をしていた。離婚という言葉は幼少
期に何度も聞いた。別にそれで心を閉ざした少女になったわけではないが、とにかくその
下で過ごした日々から似た者同士が結婚してもうまくいきっこないのだという教訓を得た。
夫と話をしている最中、私はふと、目の前の男性の姓と自分の名をぎ合わせてみようと
いう気になった――市川京子。悪くないなと思った。事実、市川京子になるまでそれほど
時間はかからなかった。
窓ガラスを開けると薄闇の向こうに昆虫達の鳴き声が細々と聞こえてくる。メゾンハヤカワの三階。昼間ならば目の前に公園が広がる。夜の場合、常夜灯でベンチやゴミ箱がそこここに浮かび上がる。雲の上でまた、雷が光った。
570 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/26(水) 12:11:15
>>568 すみません、一箇所改行入れ忘れました。
571 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/27(木) 14:08:26
レモンパイはおいしそうに焼きあがった。フォークでつついて、口にほおばる。
生地のサクッとした触感と、とろりとしたクリームの風味は、絶妙な調和をなしている。
レモンの甘酸っぱさが口中に広がって、さっぱりとした味がした。
甘みと酸っぱさを交えたクリームが舌に溶け込んで、後味もいい。
かなりの初心者ですが、宜しくお願いします。食べ物の描写の仕方が
さっぱりわかりません。
食べ物の描写は、グルメ番組を参考にすると良いよ。
最後はやはり比喩をしないと、盛り上がりに欠ける。
全盛期のきみまろ程は上手く例えられないだろうが、頑張るんだ。
レモンの甘酸っぱさをクリームが優しく包み込んでる……
――これは――レモンパイのウォーターベッドやでぇ!!!
>>571 描写は文脈の流れの中で活きるものだと思うから、
ぱっと対象だけを取り出して考えるのもどうかと思うけど、
↑のレモンパイの文章からは、残念ながら食欲はそそられませんね。
あくまで個人的にはですが、
「レモンパイはおいしそうに焼きあがった」でちょん切った方がすっきりしてていいと思います。
食べ物の描写なら
レイモンド・カーヴァーを参考にしてみたらどうですか?
>>571 >とろりとしたクリームの風味は
>レモンの甘酸っぱさが口中に広がって
>甘みと酸っぱさを交えたクリームが
山田悠介じゃないんだから。
>>571 食べ物を強調したシーンなら、悪くないとおもう。
”おいしそう”といった抽象的な表現はさけるとより良いかも。
ただ、食べ物を中心としたシーンじゃない、話の添え物程度につかうなら、ちょっとこってりしすぎかな。
重箱のすみをつつくようだが、たぶん”さっぱり”というのは味を表す言葉ではないのでは。
後味さっぱり、というようにつかうならわかるんだけど、さっぱりっていう味覚はないよね。
>>575も書いてるけど、おいしそうに表現するなら、味以外をかくことも重要。
焼き色やかおり、つや、柔らかさなど。
>>571 レモンパイは黄色くおいしそうに焼きあがった。フォークでつついて、口にほおばる。
生地のサクッとした食感と、とろりとしたクリームの風味は、絶妙な調和をなしている。
レモンの濃厚な酸味と、焦げた生地の香ばしさが舌を楽しませてくれる。
飲み込んで喉元を過ぎて余韻にひたるころに、爽やかな後味が鼻を抜けた。
自分なりに改めてみて、
前半二文は、ほぼそのままで、後半二文をちょっと変えてみた。
レモンパイという単語だけでは色や形を想像できないかもしれない、と思った。
>>575-576 の言うように。
「調和」「ハーモニー」ってよく見る言葉だけど、「要はなんなのよ?」とか感じそうだから 3文めで補説。
レモンは酸味やそれによる涼しさ、パイは香ばしさや温かさ、を表現できるんじゃないかな。
合わせ技なら「温かな香りには、どこか心を落ち着かせてくれる柔らかさがあった」とかどうだろう。
正直、味覚は難しいと思うよ。
テレビは「おいしい・うまい」「とける・とろける」の典型が多いし、旅行番組は低予算でおっさんとおばさんが頷き合ってるだけだし。
マンガは突飛な比喩が多かったり。とくに少年マンガはね。あと背景や表情ってのもある。
どちらにせよ、ある程度のスパンで連載や継続できているってことには理由あるだろうけどね。
味覚・嗅覚は主観に頼らざるを得ない。
元より五感はそうだけどね。この二つは顕著。抽象な形容詞か比喩、もしくは表情や言動などの反応によってぐらいかな。
レモンパイを口にした彼女は満面の笑顔だ。僕まで嬉しくなってくる。
579 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/28(金) 20:09:19
571です。
皆さんアドバイスありがとうございます。
>>577 参考にしてみます!
>>574 山田悠介よんだことないんでわからないのですが、それは文章構成が不自然だと
いうことでしょうか? 具体的に指摘していただけるとうれしいです。
>>579 >>574ではありませんが、指摘を解釈します。間違っているかもしれません。
>レモンの甘酸っぱさが口中に広がって、さっぱりとした味がした。
>甘みと酸っぱさを交えたクリームが舌に溶け込んで、後味もいい。
上で「甘酸っぱい」と表現しているのだから、次の文で「甘みとすっぱみを交えた」なんて
書かなくてもいいはず。
誰か
>>567-569を批評してやれよ
無責任でいいならしてやんよ。
>>567-569 >早々に緑の球体を口に含んで残った房を弄ぶ残った房を弄ぶ
早々に、ってのは変だろ。直すなら“手早く”とかか?
緑の球体ってのも仰々しい。あと、カラは房って言うのか?
房っていうと実を含んでるイメージだが。
>産毛の生えた肌を眺め
肌なんていうから、夫の肌かと思った。
>小説論には一家言あるらしく聞きたくないのに暇さえあれば私にくどくどと言い聞かせてくる
なんか係り方に違和感。
「小説論には一家言あるらしく暇さえあれば聞きたくもない話をくどくどと話しかけてくる」?
>触りつくした枝豆の
なんか表現が変。産毛をむしり尽くした、とかの方がイメージがわきそう
>再発見して発掘したものだ
プチ山田悠介。
>日常で使うには華美すぎた
俺のセンスが、華美って言葉に違和感があるって言ってる。
根拠はない。むしろ怪しい。
それと、華美すぎるからゴミ箱に使うってのも感覚として分からん。
続きは任せた
>>590
俺は酷評スレから流れて来た者で、優しく批評することが出来ない……onz
だから、
>>567-590を手厳しく酷評したいが、それだとスレチだろ?
だからスマソ
583 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/29(土) 22:40:19
>>580 そういうことですか。ありがとうございます。
584 :
1/3:2008/04/03(木) 12:42:55
投稿です。拙い文章ではありますが、批評の程、よろしくお願いいたします。
きぃきぃきぃきぃ……きぃ。一回転する毎に、古びた金具が、軋んだ音を立てた。田園の中を網目状に走る畦道に、
自転車の車輪の、細長く繊細な影が落ちる。くるりくるりと廻りながら、路上に、直線を描きながら僅かに歪曲し
て楕円化した円が連続する、その隣に大きく幅を陣取って黒を重ねているのが、自分の影だった。足許に張り付く、
縦長に引き伸ばされた奇妙な影は、例えば腕を動かせば、それに従って実に忠実に動作を再現する。夕立の後の、
焦げ付いたような道を渡る日暮れの風は、妙に生温かった。雨の匂い。水と、湿った土と、窒息しそうなほど濃密
な植物の青臭い匂いが混ざり合って織り成した匂いだ。胸の痛みに、少し懐かしいような、切なくなるような、と
思いながら、気に入りの黒い靴を履いた右足で、道端の小石を蹴り上げた。小さな軽い石は、ぱしゃん、という音
と共に脇に流れる用水路の中に落ち、にさんかい撥ねて、見えなくなってしまった。
道端に幾本も射された色とりどりのかざぐるまが、風の流れに沿って動くたび、影もそれに倣う。
紫や黄緑や桃色を織り交ぜながらオレンジから赫に変わっていく複雑な色を滲ませた青空は、倒れそうなほど古い
電信柱同士を繋ぐ電線を、黒く浮き上がらせている。
夏蝉の合唱を背景に、あーあーあー……aの母音をひたすら繰り返す鴉の啼き声が、鼓膜と、心許ない記憶とに
爪を立ててゆく。
585 :
2/3:2008/04/03(木) 12:50:19
蝉の啼き声は、何処か死の匂いがする。喉の奥の方からじわじわと上ってくる冷たい心細さは、かつて幼心に感じた空への畏怖に似ていた。
全てが、「何処かから見ている何か」に支配されているようで怖かった頃、同じように、矢張り空も、恐ろしさの対象だった。
例えば、あおからおれんじに変わってゆく夕刻の、その日の入りの赫さだ。
色とりどりの虹だ。あっと言う間にかたちを変える雲だ。青すぎる雲一つない空だ。
誰も居ない一本道で、暑さに見渡す視界の風景が歪み、視野が瓦解し、
斜めに落ちる影や解れて枯れかけた背の高い向日葵を見つめて立ち尽くす、
あの晴天の、快晴の空の気味の悪さ、不気味さは、
今にしてみれば、確実に、子供にしか感じられない質のものだっただろう。風邪で寝込んでいる真昼の、
開け放した座敷の縁側からは蝉の声が入り込み、風鈴は涼しげな音を立てながら金魚鉢の上すれすれにまで揺れ、
日向の匂いがして、木目がいっぱいある天井に薄く映った影や時折の物音、或いは虫の羽音にさえ怯えながら、灼けて張り付く喉で、
舌先で懸命に母を呼んだ、子供の視点から見た世界のあの透明な恐怖は、多分もう、今の自分には分からない。
幾ら日永とは言え、もう夏も終わりかけだ。登校日の夕暮れは薄暗い。
うんざりするほど、気が遠くなるほど長かった筈の夏休みは倦怠と緩慢を連れて急ぎ足に去っていく。
宿題を解きかけながら放り出す、怠慢の休暇が終わればすぐ、夏風も秋のそれに変わる。
山と山とに挟まれた山間の、黒雛の村の夏は、いつだって短い。
586 :
2/3:2008/04/03(木) 12:57:19
ひぐらしの啼き声が、ふ、と止んだ。他人の手で耳の後ろを撫上げられたかのように、背筋が冷えた。
ひたり、とした唐突で完全な静寂を前に、何故か竦んだ足を止めて斜交いの空を見上げれば、夏越の祭り用の赫い吊堤燈を軒先に下げた家が、
二三、眼に入った。今年の祭りを取り仕切る役割を負った、「漓@」の家だ。その年の、一番周りの小さい年女のいる家が選ばれる。
唐紙は確りとした和紙に水銀を薄く伸ばして塗ったもので、塗り斑によって所々に透かしが入ったように見えるのが特徴的で美しい。
押された咒は、普通あるような、伏見大社や荼枳尼天の許に体系化された稲荷神社のものではなく、一種独特な、蝶を象ったというものだった。
とはいえ、それを蝶と見るには胴の太さからして無理があり、本当の処、どう贔屓目に見ても体裁の悪い蛾にしか見えないというのだから手に負えない。
恐らく、誰の目にもはっきりとそう映るのではないだろうか。ただ、それを口に出してしまえば「罰当たり」として村八分の憂き目に合う事を皆
骨身に沁みて解り切っているので、一様に口を噤んでいるまでなのだ。幼い頃祖母が言っていた、悪い子は「コトリバコ」に喰われてしまうよ、
夕暮れ時にお社でかくれんぼをすると「コトリバコ」に連れて行かれてしまうよ、等という今や子供騙しにもならない因習的な祟譚ではなく、
人の悪意だとか、もっと底意地の悪い、忌憚に満ちた悪辣なものを多分に懼れている。
村も外れの方に行けば申し訳程度に稲荷を祀る赫い鳥居の祠もあるが、ここら辺一帯の家は、押並べて、塚森の神社の氏子だ。
祀神の名を、黒雛様、という。村の名が先にあって、そこから村の守り神として祭り上げられたのか、それとも元々この土地に
そのような風習祝祭を持つ神が居たのかは、今ではもう分からない。
その神社のお社を貶めるような発言に対して、集落の住民達は存外厳しい。隔絶された過疎地故の奇妙な連帯意識、と言うよりは、隠蔽に隠蔽を重ね、
積み上げ塗りつぶしてきた陰惨な歴史の流れを汲む共犯意識、と言った方が正しいだろう。
587 :
3/3:2008/04/03(木) 13:00:54
そうでなければ、後ろ暗いような、一種罪悪感を伴って他の介入仲介を一切許さない程に厳しい「掟」が、此処まで膾炙するはずが無い。
黒雛は、都会に人が流れ過疎化の進む昨今の寒村には珍しく、余所者に対しては概ね非寛容な土地だ。
戦後すぐの頃は、今尚因習の時代を色濃く残す村として、心ない新聞記者や社会民俗学なんかの研究者が訪れ、
寡黙な老人達から何とかして話を聞きだそうと躍起になっていたこともあるという。
だから閉鎖的になったのだとも、それでも少しはましに、風通しの良くなった方だとも言う。
最も、近頃ではそんな物好きも少ない。
外からの嫁取り、婿取りは伝統的に認められていないので、自然、村のものは全てなんらかの血縁関係を持っていた。人口が少ないだけあり、皆が皆顔見知りだ。
視線が柔らかに飛び交う中で、常に誰かに見張られている感がある。異質なものものへの警戒に取り混ぜられた、密やかな血の絆しだ。
それが、夕都には何とも恨めしく、息の詰まるものなのだった。土着の者がどんどんと減っているのは事実だが、それでも各家庭、嫡長子以外は「外」へ出す、
という暗黙の内の慣習を、頑なに守り続けている。
書き出し部分のみですので、ここまでです。
結局4編になってしまった上、一つ前の名前欄を間違えてしまい、申し訳ありませんでした。
>>584-587 主人公が幾つなのか良くわからん。高校生ですか?(語り口、登校日、宿題云々から推測するに)
2/3の後半から3/3を見るに少なくとも大学生くらいの(というか所帯を持った大人の)
知識と教養になっているのでその辺に違和感を覚えました。
>>584 良質の純文学ですね。続きがあるのだと思いますが、ずっと独白だけで会話と事件が全くないのは
少し退屈でした。この中に弾みをつける会話をねじ込んでみてはいかがでしょう。
描写はかなり秀逸です。一つ一つが丁寧で昭和初期の名文学みたいでした。とくに読点を多用した使い方あたりに太宰あたりがお好きなのかな
と感じております。
丁寧な批評有り難うございます。
>588
草稿段階では、中学三年生でした。
私自身がそういう方面の知識ばかりある嫌な中学生でしたので、
そのまま書いてしまったのですが、一般的ではなかったですね。
高校三年〜大学生辺りに年齢を設定し直してみようと思います。
ご指摘有り難うございました。
>589
ご指摘通り、展開が平坦ですので、会話や何かしら事件を挿入して
展開に起伏を付けようと思います。
因みに草稿を書いておりました当時は、
小栗、澁澤(龍彦)、江戸川、稲垣(足穂)、横溝等を
乱読しておりました。
描写に関するお褒めの言葉まで含め、コメント有り難うございました。
>>584-587 >外からの嫁取り、婿取りは(外からの嫁入り、婿入りの事?)
>小さな軽い石は、ぱしゃん、(相当大きくてもチャポンだよ)
>『オレンジ』から赫に変わって・・・『青』空は
>『あお』から『おれんじ』に変わってゆく(平仮名、片仮名の統一は望ましい。違う仮名だと違うものを示す場合がある)
>舌先で懸命に母を呼んだ(舌先で親をあしらうなよ)
>人口が少ないだけあり(舞台のイメージ場、戸とか世帯で表現した方が良く無いか?)
全体的に文章が時間順に並べられているので読み易い、分かりやすい。
>各家庭、嫡長子以外は「外」へ出す、
これは何歳から上?
多分この先の話で説明されると思うけど、冒頭部で書いても支障無いと思う。
592 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/08(火) 05:00:09
>>584-587 自転車の影の下りが長すぎる。
小学生じゃないんだから影が自分の動きとシンクロするのをわざわざ書く必要ないんじゃない。
忌憚と悪辣を並べるのはおかしい。
忌憚は悪辣ではない。
忌憚は遠慮のことで日本古来から美徳なんだから外国人じゃあるまいし悪いことと取ることはない。
ご指摘本当に有り難うございました。
>>591 >外からの嫁取り、婿取りは(外からの嫁入り、婿入りの事?)
『嫁取り・婿取り』は『嫁(婿)を迎え入れること』という意味で
手持ちの辞書に記載されておりましたので、
『外』を主体とした『入る』ではなく、村を主体とした『取る(娶る)』を
敢えて使わせていただきました。
>舌先で懸命に母を呼んだ(舌先で親をあしらうなよ)
『言葉を舌先に乗せる』というような言い回しを改変流用した表現のために
このような文章になってしまいました。
舌先で〜→上顎に貼り付いて上手く廻らない舌で〜、に書き換えようと思います。
村の具体的描写については、ご指摘の通り言葉足らずですので、
不自然にならない程度に付け加えていくつもりです。
>>592 >自転車の影の下りが長すぎる。
これから先の展開において、『影』が重要な位置付けとなりますので、
強調の意味で長々と書いております。
また、『忌憚』については『忌みはばかる』程度の意味だと思いこんでおりました。
(それでも文章はおかしいですけれど。)
何か代替となるような表現がありましたら、お教えいただけると幸いです。
>>593 『舌先で〜→上顎に〜』の場合、
直前の『灼けて張り付いた喉』→『灼けて痛む喉』になります。
595 :
1/3:2008/04/13(日) 11:44:25
ホラーのラスト部分です。よろしくお願いします。
※注1 三枝とは、主人公の親友で、オカルトマニア。
※注2 源二郎とは、廃村に独り住んでいた中年男(実は死人)。廃村に至った経緯を語るために、主人公(私)を呼び寄
せた。廃村に至った原因が、400年以上前、その村に住んでいた主人公の祖先が引き起こしたある事件が発端であったこと
を告げる、という設定。
※注3 妻とは最近しっくりいっておらず喧嘩して家を飛び出した、という設定。
日の出前に目覚めた。家の中は深閑としている。源二郎はまだ夢の中らしい。とりあえず、一晩世話になった礼を言うの
が常識というものだろう。しかし、正直言って、あまり源二郎と顔を合わせたくなかった。明日から仕事が始まるので、今
日中に東京へ戻らねばならない。仕方なく、システム手帳の頁を裂いてお礼の言葉を書き置いて、その家を後にした。
山を下りるとき、また道に迷うのではないかという不安があったが、呆気なく麓にたどり着き、いったい昨夜はどうして
あんなに迷ったのか、というぐらい拍子抜けしてしまった。東京に戻ったときには陽が高くまで登っていて、都会の雑踏と
喧騒が私には懐かしかった。ただ、これから妻と顔を合わせなければならないとを思うと、自宅に近づくにつれて私の気分
も塞いでいった。
自宅への道すがら、最近できた葬儀場の前を通った際、偶然懐かしい顔を見つけた。三枝だ。
「おい」
と思わず声をかけた。喪服に身を包んだ三枝が唖然とした表情で私を凝視していた。
「お前、迷ったな」
「おお、迷った迷った。大変だったぜ夜の山道は。でも、迷ったことがよくわかったな。それに今日は誰の葬式だ?」
「何を言ってるんだ。これはお前の葬式だ」
そう言われてホールの中央にある祭壇に目を移すと、確かに私の遺影が飾ってあった。
「おい、何だこれは。悪い冗談か」
「だから、迷って出たのかって訊いてんだろうが」
俺が死んだ……? 嘘だろ。再び祭壇に目をやると、近くの親族席には両親と見覚えのある親戚たち、そして妻の美穂子
と娘のさおりがパイプ椅子に腰掛けていた。さおりは、地に付かない足をブラブラ揺らしながら、一体何が起きているのか
分からない様子でしきりに「ねぇ、パパは? パパは?」と妻の腕を掴んで駄々を捏ねている。
596 :
2/3:2008/04/13(日) 11:45:34
「パパはね、もういないの」
と妻が諭すようにさおりに言った。おい、おい、パパはここにいるじゃないか。さおり、さおり! 私が訴えかけると、
さおりと視線が合った。
「あっ、パパだ」
さおりが私を指差した。すると妻もこちらに目を向けた。一瞬妻と視線が合った。だが、妻の視線は私の背後を見通すよ
うな感じで、まるでピントが合っていなかった。しかし、その瞳は確かに赤く腫れていた。気の強い妻の泣き顔を私は初め
て見た。
さおりが喜々とした表情をうかべて私の方へ走り寄って来た。さおりを抱き上げようとした瞬間、私の腕は娘の体をすり
抜けて空を切った。
「えっ!」
「無理だ。お前には体がない」
「やっぱり俺は死んだのか」
「ああ、三日前、家を飛び出したときにトラックに撥ねられてな。ほとんど即死の状態だったらしい」
三枝がしゃがんで「パパはもういないんだよ。いい子だからママのところに行ってようね」とさおりに言うと、
「いるもん、パパここにいるもん!」
と、さおりがまた駄々を捏ね始めた。
見かねた妻がむずかるさおりを抱きかかえて席に戻っていく。妻には私が見えていないようで、それが少し切なかった。
三日前、トラックに撥ねられた――。その時の映像が急に脳裏に蘇ってきた。壁のような車体、運転手の驚愕した表情、
衝撃、宙に跳んだ時の浮遊感……。しかし、私が家を飛び出したのは昨日ではなかったか。そのあたりの時間の感覚がどう
も不明瞭だった。あの山にどのようにして辿り着いたのか、はっきり覚えていなかったし、帰りも、麓に下りてから東京に
戻ってくるまでの記憶が消えていた。
「お前には俺が見えるんだな」
と三枝に訊ねる。
「ああ、俺には見える。今までにも霊体は何度も見てきたからな。これでお前も心霊肯定派に転向せざるをえんだろ」
こんな時にもオカルトの話を持ち出してくるのが、いかにも三枝らしい。
参列者の何人かが怪訝な表情で三枝を横目に通り過ぎていった。おそらく彼らの目には、三枝が何もない空間に向かって
語りかけているように見えるのだろう。
597 :
3/3:2008/04/13(日) 11:46:08
「ところでこれなんだが」と三枝が黒いケースを持ち出してきて私に見せた。私の携帯電話だった。
「奥さんが今日警察から返してもらったというんだけどな、この中に変なものが写ってるんだ。これはいったいなんだ」
「それは儂の村じゃ」
突然、背後で声がした。三枝が目を凝らして私の背後に潜む者の正体を見極めようとしている。私が振り返ると、いつの
間にか源二郎が傍らに立っていたのである。
「この人も霊だな。お前についてきたのか」
「儂は源二郎といいましてな、この人と少々ご縁があるもんです」
「あんた、やっぱり死んでいたんだな。それでずっと俺についてきてたのか?」
「いんや、そういうわけでもない。どうせここにくることは分かってたからな。先回りさせてもろた」
「もしかして、事故に遭わせて俺を死なせたのもあんたの仕業か!」
「それはちがうぞ。儂は死神でもないし、そんな阿漕なことはせん。本当は生きてる間にあの話を聞かせるはずやったんじゃ。
だから、お前さんが死んで現れたのが逆に残念やったぐらいや」
「あんたが俺をあの村に呼び寄せたんじゃないか。それでトラックに撥ねられて……」
「それは偶然や。いや、もしかしたら偶然やなかったかも知れん。あそこで撥ねられたのも、お前さんの運命やったのかも
知れん。うん」
僧侶の読経が始まった。
「儂はそろそろ行く。もうこれで、あの村も伝承もみんな消えてなくなる」
源二郎が寂しそうな後姿ですうーと消えていった。
「じゃあ、俺も行くな」
「それじゃもうこれでお別れなんだな……」
さすがに三枝も名残惜しいのか涙声に変わっていた。
「妻と娘のこと、頼む」
「ああ、できる限りのことはするから心配するな」
「じゃあな」
ホールを出る直前、私はもう一度振り返った。妻はハンカチを鼻腔に押し当てて目を瞑っていた。愛しく思った。出会っ
た頃の自分に戻れた、そんな気がした。できればもう一度……いや、それはもう言うまい。
妻の隣では、さおりが私を見て無邪気に手を振っていた。目頭が熱くなり、輪郭がぼやける。私は精一杯の作り笑顔でさ
おりに手を振った。さようなら、さおり。さようなら、美穂子。
ああ、妻は悲しんでくれたんだな……
あの村の桜が、今年はじめて満開になった日の昼下がりのことである。
598 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/13(日) 11:47:02
↑ すいません、ageときます。
よろしくお願いします
>>595-597 ラストの部分を投稿っていうのは珍しい、というか
このスレ的に快挙でしょうなw 以下、冒頭を読んでいないので的はずれかも知れませんが
物語全体を通して主人公である「私」が山(廃村?)に辿りついた理由が自身の死である
ということは伏せられているのでしょうか?
そうだとして、ラストで唐突に「三日前にトラックに撥ねられた」というオチがくるのは
少し拍子抜けな感がします。
喧嘩をして家を飛び出したからトラックに撥ねられた、というのは主人公の人物設定からして稚拙すぎるでしょう。
なのでオチとしては弱いかなぁ、と。
600 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 21:49:14
オススメスレでけっこう批評貰ってたと思うけど
あれはなかったことになってんの?
603 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/14(月) 23:45:21
いえ、ただ連載小説は初めてなもので、とにかく経験に乏しいものですから・・・
自分でも、批評していただくたびに少しずつでも技術が向上していくのを実感していますし、少しでも多くの方に批評していただきたいと思っていました。
604 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/15(火) 04:56:17
>>600 結末が期待できる作品。
結末次第で作品のテーマが変わるだろう。
595さんに便乗して。
ごく短いものですが、本編終了後のエピローグです。
主人公のその後の消息で、ストーリーといえるものはないので
文体などの基本的なところ(初心者なので)をアドバイス頂ければ嬉しいです。
※一行が長すぎエラーといわれたので、一部改行しています
長くひとも住まずうち捨てられていた村はずれのそのあばら屋に、いつ頃からかひとりの乞食(かたい)が住みついた。
この乞食の、隠しても隠しきれぬ醜く焼けただれた顔とひきつれねじ曲がった手足を村人は忌み嫌ったが、施しの礼にとこれの差し出す丸薬がことのほか優れていたため、のちにはいくばくかの品を携えて小屋を訪ねる者も現れた。
乞食はそうして小屋の傍らに薬草を育て、秋には白い花を咲かせて数年を過ごしたが、ある時忽然と姿を消した。
その年初めての雪が山野を白く染め上げた夜である。寒さに身を固くして炭火を掻き立てていた乞食はふと顔を上げ、いぶかしげに耳をそばだてた。
そしてよろよろと立ち上がると戸口の筵をわずかに手繰って外の薄闇を透かし見た。その刹那、筵を引きちぎるように押しやると乞食は外へと転(まろ)び出た。
月明かりに雪は照り映え、夢のごときしろがねの世界が眼前に広がっている。乞食は萎えかけた足を懸命に引きずり、時には手をついて雪の野を進んだ。
霞んだ目が見つめるその先に、愛しいひとの姿がある。
そのひとも両手を差しのべ駆け寄ってきた。月光を浴びて光るそのひとはまさに天女のようであり、また最後に見たその時と何ら変わらぬ美しい姿形であった。
乞食は久しく忘れていた熱いものが頬を伝うのを感じた。痛みも苦しみも今は去り、体はかつての軽さと力強さを取り戻していた。
ふたりは抱きあい互いを確かめあい、笑みを交わしくちづけを交わしてしっかりと手を携え、銀色の光の中を駈けていった。
再び舞いはじめた雪が乞食の足跡の上に降り積もる。それはやがて雪に覆われて消え、あとにはただ白野が広がった。
606 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/15(火) 21:32:37
>>600 レベル高いと思う。普通に続きが気になる。
最近見た作家の中では明らかに将来を期待したくなる。
607 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/16(水) 01:44:56
>>605 よく本を読んでる感じがする。
文章はまとめられて、文章として成立している。
細かい所を言わせてもらうと乞食をかたいと読ませた意味がわからない。
打ち捨てられた村に乞食が住むとはいわない。
誰も住んでいない廃屋ならわかるが町に住んでいないで乞食は生きていけない。打ち捨てられた村に住ませたいなら乞食ではなく得体の知れない者にするほうがいい。
後はよく出来てる。
>>607 褒めてくださり、ありがとうございました。
本をよく読んだのは30年以上も前の話で、ここ20年ほども
すっかり読書から遠ざかっていましたが、自分でも書きたい気持ちがあり
最近また読むようになったところです。
>乞食をかたいと読ませた意味
理由はふたつあり、実はこれ時代小説なので古めの表現にしたかったのと
「かたい」という言葉は特に不具者(不具のため乞食となった)という
意味を含んでいるということなので、この読みにしてみました。
>打ち捨てられた村に乞食が住むとはいわない。
>誰も住んでいない廃屋ならわかる
ご指摘の通り、乞食が住んでいるのは
「"長くひとも住まずうち捨てられていた"村はずれのそのあばら屋」
つまり村はずれにある、長らく無人であった廃屋です。
句点の打ち方がまずいのかな、と思いました。
>長くひとも住まずうち捨てられていた、村はずれのそのあばら屋に
とすれば、上の意味に読めるでしょうか?
句点の打ち方にもルールがあるということですが、まだよくわかりません…
基本的にブレスにそって打っています。
↑すみません、今確認したら句点じゃなく、読点でした…
すっかり覚え間違ってます。
1/2
2001年宇宙の旅を借りてきたのは君だっけ。そう、あれはテスト期間中だった。
君は現実逃避の名人で、テスト期間中になるとよく僕のところに現れて連れまわしてくれたものだ。
それでも僕は断ることが出来なかったんだ。君があまりにも嬉々としていたから。
頬を上気させ雪が積もったままの帽子を脱ぐでもなく、僕の反応を期待するように見ていたから。
死ぬほど退屈な映画だという評判だったが、どうしても見たくなってしまった。
君は最初のシーンに退屈して、原人が少しずつ進化するあいだに眠りについていたな。
僕は初めて見る君の寝顔をずっと見ていたんだ。いつのまにか画面に目を奪われていたけれどね。
僕は気がつくと涙を流していた。何故なのかわからないけれど、隣に君がいたからかもしれない。
あれ以来何度も見返したけれど、泣いた記憶はあれだけだ。
ラストは光の奔流が続いていた。
君は不機嫌そうに眠りから覚めると、うわ何か眩しいと言ってTVの電源を切ってしまった。
続きを見たかったのに、君が僕を枕にしていたから、動けなかったんだ。
初めて一緒の夜を過ごしたあの日のことを、何もなかったけれど、驚くほど鮮明に覚えている。
朝になって寝癖だらけだった君の髪。君の体温。僕じゃない人の名前を寝言で呼んでいたこと。
どれだけ嫉妬しただろう。
2/2
あの時はっきりと君が好きだとわかったんだ。でも言えなかった。結局、最後まで。
あんな夜を何度も繰り返したのに、そこから一歩も進むことが出来なかった。
折笠正登はコンビニの袋を片手に帰宅した。一人の部屋は静かで、扉を閉じる音が嫌に大きく響いた。
仕事が長引いた日はいつもこんな感じだ。
そろそろ日付が変わりそうな時間になっていた。それもこれも明日休みをとるためだった。
ベランダの窓が開いたままであることに気がついた。しめていたはずのカーテンが半ば開いて揺れている。
遠くの明かりが見える。ビールの缶を片手に窓辺に寄った。
振り返り、机の上に手紙があることを確認する。三日前に届いて、ずっとその場所を占めていた。
彼女から突然の手紙。卒業式で分かれて、4年が経過していた。
ある日突然なのも彼女らしい。どうやって住所を知ったのだろう。
文面は暗記していた。挨拶もそこそこに場所と日時を一方的に記しただけの内容。
返事をしようにも、返信先は記されていなかった。
約束は明日。
>>610-611 >泣いた記憶はあれだけだ。
「泣いたのはあのときだけだ」もしくは「あのとき以外に泣いたという記憶はない」とかのほうがいいかも。
>うわ何か眩しいと言ってTVの電源を切ってしまった。
劇場に見に行ってるのかと思った。
>ビールの缶を片手に窓辺に寄った。
ビールを取り出す描写がないから、ビールを持ちながら帰宅してきたような印象を受ける。
>ずっとその場所を占めていた。
これだと、手紙を読んでいないというふうにとれる。
「占めていた」ということは、それだけ長く置いてあるということだから、
文面を覚えるほど熟読しているならその場所に置いてある時間も短くなる。
だから違和感を覚える。
前半の”君”に向けた文章は、拙い印象がある。
とはいえ、文章力というよりもこういった回顧しながら主観を語るときにはそうなりがちだから、なんとも言いがたい。
だが「〜たんだ」が多いとクサくて寒くなるし、夜通し一緒にいてなにもしないというのは不自然。
そこは放っておくより、不自然なのはそれだけ好きだったから、という描写にすれば+になったかもしれない。
あと、前半と後半でインデントの有無があるのが気になるね。
いまいち意図が汲み取れないから、必要性があまり感じられない。
あと、敢えて多くを語らないラストは好きだ。
613 :
610:2008/04/17(木) 18:17:10
>612
レスありがと。全然書き込みが無いからどうしたのかと思っていたら、
酷評スレと間違えていたみたいだ。でも、まあ酷評を求めていたわけでもないから、いいか。
アーサー・C・クラーク追悼で「2001年宇宙の旅」をからめた文章を酔った勢いで書いてしまった。
インデント云々はメモ帳で書いたせいで適当になってしまった。
誤変換も気付いていたのに直していないありさま。読み返すと赤面太郎です^^;
前半の”君”に向けた文章はナレーションで、独り夜の街を歩く「僕」の心の声を想定している。
敢えて多くを語らないラストは、そこで力尽きてしまっただけでした。
書き直したので酷評スレに投下しようかと考えたが、あそこは混沌としているようだし、もうすぐ落ちそうだからやめておく。
「2001年宇宙の旅」の小説版は傑作ですよ。
評価お願いします。
僕の家には人魚が居る。
曇った硝子戸を開ければ、水を張った狭い浴槽の中にすっぽり
と収まった彼女と目が合う。
青白く華奢な身体は水分によって長い黒髪を張り付け、真っ赤
な目は眠たげに私を見ていた。
僕は自分が濡れるのも構わずに浴槽の彼女に近付き、冷たく濡
れた身体を抱き締める。彼女は僕にされるがまま、黙って肩に身体を預けている。変な気
を利かせて、背中に手をまわしたり、何か声をかけたりしない
彼女に僕は心底安心する。下手な事は言わず、ただ黙って側に
いてくれる彼女とのこの時間が、僕の一日で最も重要な時間だ
ろう。
615 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/18(金) 08:15:28
sage 幾つか嵐が通り過ぎ、その度に空気から湿り気が剥がされて、澄んだ空気が天を高く押し上げた。日は天井に高く吊られて、その柔らかい光に山野は色気づき観るものを悦に誘っている。
美しい季節である。
しかし景色の愉しめるのは昼間だけではない。日が沈み都の大路小路からは人が消え、都から遠く離れた村里にも出歩くものはない
山々は闇に抱かれて昼の華やかな衣装から黒一色の単衣に着替えた。
夜空には細い月がかかり満天を星々が飾っている。
貴族も平民も秋の風雅に酔いしれその夜長を愛でる。だが山間(やまあい)の散村に一人奇妙な女(むすめ)がいる。
まずこの女の出自からして怪しい、村外れに竹細工を売って日々を暮らしている老夫婦がいた。
その老爺がいつものように原料の竹を取りに山中の竹林に入りその中に一本の光る竹を見つけた恐る恐る鉈で竹を切ってみた所、中には三寸ほどの赤ん坊が入っていた、その赤ん坊が女だというのだ。
驚いた老爺は腰を抜かしてその場からしばらく動けないでいたが目の前の赤ん坊を見ている内に子供のいない自分たち夫婦に山の神がこの小さな赤ん坊を授けてくれたのだと思い赤ん坊
を手に取りその重みと温もりを感じあらためて夢ではないことを覚り大事に抱えて家に連れ帰った。
616 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/18(金) 09:57:40
>>616 酷評されて改稿したんなら、もうどっかに出せよw
ここに変な酷評雰囲気つくりたくないしさ。いい線いけるんじゃね。はよ、ゴール目指さんかい!
618 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 07:14:43
>>616 もういいんじゃない?
新しいやつ出せば?
619 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 07:25:45
>>616 桜になりたいと思う前に満開の桜になっていた。
意味不明。
大成功したってこと?
まさかオッサンになってたってことじゃないよね?
語彙は豊富なんだけど所詮ただの小説好き。
小説からそのまま引っ張ってきた表現。
豊富な語彙も小説から学んだ感じで文才はないかも。
620 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 07:47:57
>>619 自我
これもお願いします。
甲州石班沢 (こうしゅうかじかざわ) 改稿後(改稿前は
>>616にあります)
岸の端(はな)はもう川だ。
草鞋を隠しにしまって足場を決めた。
朝ぼらけの富士がただちに水面(みなも)に展けている。
それから嵩は豊かになり、波が浦に寄せて返ると残さず濁った。
澪つくし(みおつくし)に鷺(さぎ)が飛びそうにいる。
漁り(すなどり)の豊穣なのを報せる瑞(しるし)だ。翁はときめいた。
四尋半の網を投げる。
木綿糸はずっと重くなり、力が入ると襟首の汚れた皮に筋の繰り返しが縒って、口の端には塩が出た。
鷺が飛んだ。
嘴(くちばし)に鮎(あゆ)が大きい。
投網を繰り寄せる。どうして口惜しかった。
と、すぐ立って支度をはじめた坊の黒が勝った目を翁は打ち見た。
もういっぱいにたたえられていた。
621 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 08:09:28
>>620 自我?
満開の桜が?
じゃあ満足してるんだ主人公。
なかなか満開の桜にはなれない。
622 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 08:29:21
623 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 09:32:56
>>620 朝ぼらけの富士が水面に展けている。
富士の裾野が水面に展けている。
まあ文章おかしいけど。
川幅が相当あるならわかる富士は遠くに見え尚且つ朝靄が出ているならでも黄河じゃないからまかり間違っても富士が水面に展けているようには見えない。
鷺が鮎を捕らえることが出来るか?
急流で?
難しいんじゃない。
最後の「いっぱいにたたえられていた」は尊敬の眼差し?それとも鷺が鮎を捕らえていたから悔しくて?
624 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 09:37:50
あと急流だから波が寄せて返って濁ったってのは違うんじゃない。
渦を巻いたとかそんな感じ。
625 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 09:53:07
>>622 最初の波打ち際ってのはそのまま波打ち際のこと?
626 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 09:56:55
甲州石班沢 (こうしゅうかじかざわ)は、北斎の冨嶽三十六景の一枚です。
それを富士川と荒川ともう一ツなにがしの川との合流地点で多分川幅があるはずです。
朝靄が棚引いてます。
鷺が鮎を獲ることがあるそうです。それから右から左という風に水が流れてる
わけじゃないので、“急流”といっても非常に狭い場所です。
僕は釣りをしませんので知悉してませんが、(絵を観てもらうと分かると思いますが)
沖のほうは波が穏やかなんです。で、そういう場合は岩場に近い所が荒れて
其処に川魚が集まるらしく、また濁る。
「最後の「いっぱいにたたえられていた」は尊敬の眼差し?それとも鷺が鮎を捕らえていたから悔しくて?」
これに関しては酷評板でもご指摘頂きましたが、わざと仮名です。
絵にない澪つくしと鷺と鮎を描写したように自由な解釈でどうぞ、という意味合いです。
コメント有り難うございました。
627 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 09:58:43
628 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 10:09:36
「右から左という風に水が流れてる
わけじゃないので、“急流”といっても非常に狭い場所です。」
これは漁り場が、という意味です。ごめんなさい訂正します。
629 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/19(土) 23:48:28
そりゃ鷺は鮎捕るよ、だけど足つかなきゃ無理じゃない手頃な岩があっても急流だとなあ?
それと絵みたら川幅あるってわかるけどそれなら尚更波が破れて濁るっておかしいよ富士川は水流豊富な分沖でも波がぶつかり合って濁ってるから変わらない。
あなたの考える漁り場がどういうものかわからないけど川幅ある場所なら水が淀む場所はないよもっと細流にいかないと。
絵を見ただけで書いたならかなりいい線いってるけど実際に現地調べて書いたなら相当いい作品出来るんじゃない。
630 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/20(日) 04:30:05
>>629 ご指摘有り難うございました。
もっと精進します。
631 :
名無し物書き@推敲中?:2008/04/24(木) 15:06:24
632 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/13(火) 02:48:49
sage
何とも思ってねーから。
633 :
名無し物書き@推敲中?:2008/05/13(火) 21:31:11
sage
別の何食べる?
634 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/11(水) 03:59:17
【sage】
濛々とした濃い夜霧の中、街灯の光を頼りに女が歩いている。
女は黒いコート姿に白のハイヒールを履き、道を打つヒールの高い音が規則正しいテンポで響いて、辺りの静寂と互いに際立たせていた。
女の足音が突然止み、道路を挟んで向こうにある公園の入口を僅かの間見つめ、息を長く吐いた。
もう深夜12時を過ぎている、家まではこの大きな公園の中を突っ切るほうが早く着く、だが公園を抜けるのに軽く10分はかかるし、中にはぽつぽつと街灯があるだけで暗い、だが早く帰りたいという思いが恐怖感を抑え女は入口に向かって歩き出した。
635 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/11(水) 14:16:15
634何かの間違い探しゲームかね?ここは
お前の悪ふざけにいちいち釣られる奴はみろ、いない
636 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/11(水) 22:44:21
>>635 おれは
>>634がわざと書いているが、
自身も気付いていない間違いがごろごろに一票。
読んだら判るけど山田悠介は一種類の文法間違いのみなんだな。
>>634はそれに気付かないまままね使用としている。
638 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 01:10:41 BE:1690903687-2BP(667)
自身の小説「最適の日」
ttp://s2.muryo-de.etowns.net/~meganex/novels/data/banana.pdf の冒頭部 批評お願いします。
梅雨の初め、雲は低くたれ込め、今すぐにでも雨露で地上を掃除してやろうと思い立ちかねない日
のことであった。こういう日は喜ぶのは黴と蝸牛と紫陽花ばかりと言っても過言ではあるまい。梅雨
という季節は不満や否応を口にする気力すら萎える湿気に見舞われるのが相場というもので、この日
もまた例外にはなり得なかった。
都市の玄関口、この国においてはそれは駅ということになる。それは一言で「車社会」と都会の人
間が括るであろう地方都市においても同じ事で、夕刻という時間も相まって、駅頭は様々な目的を持
つ人々が交錯していた。
何本かあるホームに、方々からの列車が到着する度に、扉からそれなりの人数がはき出される。も
しくは、列車の到着をホームで待っていた人々が、目的の扉に向かう。その度にホームはにわかに活
気づく。ある者は改札へ急ぎ、ある者はキヨスクで何かしらの物品を買い求め、ある者は立ち食いの
蕎麦屋で小腹を満たす。都会の喧噪に慣れきった者であれば、牧歌的とも言える、しかし日本のどこ
にでもある賑わい。
彼女がいるホームもまた、どこかへ向かおうとする人たちで、多少の賑わいを見せていた。誰もが
振り向く程の、いや見惚れてしまうと言っても過言でもないほどの美女であった。名を岬という。
639 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 04:31:14
酷評しますね
読みづらい。非常にテンポが悪いです。
というか意味さえ分らない箇所が余りに多すぎます
もっと素直に書いてみてはいかがでしょうか?
638をリライトしてみました。どうでしょう?
あたりは湿っぽく、今すぐにでも降りだしそうだった。
こういう日を喜ぶのは蝸牛と紫陽花ばかり。不満を口にする気力すら萎える。
夕刻という時間も相まって、駅頭は様々な目的を持つ人々が交錯していた。
何本かあるホームに、方々から列車が到着する。その度に、扉から人がはき出され、待って
いた人々が、扉に向かう。ホームはにわかに活気づく。ある者は改札へ急ぎ、ある者はキヨスク
へ、ある者は立ち食い蕎麦で小腹を満たす。
彼女もまたそのホームにいた。名を岬という。
まずかったのでもう一回。
あたりは湿っぽく、今すぐにでも降りだしそうだった。こういう日を喜ぶのは
蝸牛と紫陽花ばかり。不満を口にする気力すら萎える。夕刻という時間も相まっ
て、駅頭は様々な目的を持つ人々が交錯していた。何本かあるホームに、方々から
列車が到着する。その度に、扉から人がはき出され、待っていた人々が、扉に向
かう。ある者は改札へ急ぎ、ある者はキヨスクへ、ある者は立ち食い蕎麦で小腹
を満たす。ホームはにわかに活気づく。
彼女もまたそのホームにいた。名を岬という。
リライトして元より悪くなるってのは最悪のパターンじゃないかっていう。
そういうことしたいのであれば、きちんと実力をつけてからにしよう。
因みに本当に実力がつくとリライトしてやろうなんて思わなくなるけどね。
643 :
638:2008/07/12(土) 09:23:06 BE:120779322-2BP(667)
>>640-641 申し訳ありませんが、自分の書いた元の文章よりも、悪くなっているとしか思えません。
>>638 だ・である体って一纏めで言うけど、小説の文末文体は普通”だ”だよね。
”である”が使われることはあんまり無くて、効果としては堅苦しさを伴って
歴史物のように昔の時間へと誘う雰囲気を醸す。
たとえば
>今すぐにでも雨露で地上を掃除してやろうと思い立ちかねない日のことであった。
遠回りな文章になるべくしようって装飾の意志もくみ取れるね。婉曲した表現は
小難しそうになるから。もうすこし文語的な語彙、特に形容する言葉を使った方が
雰囲気に合うだろう。視点のぶれも強烈に感じる一文だけど、意外に若い人たち
は視点のぶれを気にしないようだから、そこそこ格好いいと評価してくれる人達が
いると思う。
酷評スレとは違い、オブラートに包みまくった。結果、これがあなたにとって親身
になっているとは思えなくなったけど。
645 :
638:2008/07/12(土) 10:19:11 BE:2174018898-2BP(667)
>>644 視点は、わざとぶらしている所も多分にあります。
要はさじ加減、という事でしょうか。難しいです。精進します。
>視点は、わざとぶらしている所も多分にあります。
誰からも+評価されない試みだと思うよ。
647 :
638:2008/07/12(土) 11:11:17 BE:724673838-2BP(667)
>>646 マクロからミクロへだんだん持って行ってる(つもり)なんですが、難しいですね。
冒頭のこの部分は結末への伏線でもあるので、余計に。
648 :
638:2008/07/12(土) 11:31:19 BE:301947252-2BP(667)
皆様、ありがとうございました。
手直しすべきとは感じては居ましたが、それがどこであるか、多少なりとも見えてきました。
精進します。
649 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 11:33:27
>>638 小難しくしようとして失敗しているように感じた。
あと文章にメリハリがないかなあ。
ファンタジー風の習作を書いてみました。どうぞよろしくお願いします。
※占い師の少女と若い男が旅に出るシーンです。
最後にロザリアがロバに積み込んだ人の頭ほどの大きさの壷には、何か液体が入っているようだった。
「割れないかな、これ」
リフェルが言うと、ロザリアはくすくす笑った。
「大丈夫よ。それ、ラブダの魔法の壷だもん」
リフェルは、絶句した。実物を見たのははじめてだった。いま、ロバの背中で無造作に揺られているその
壷は、専用の魔法による衝撃以外では決して割れず、持ち主のほかには中身を取り出すこともできない
魔法のかかった品なのだという。たしか、この壷一つで、ラブダの自由市民一人が一年は暮らせるほど
の金銭的価値があるはずだ。
「それで、何が入ってるの? 」
「さあね。うふふ」
ロザリアは、笑うだけだった。
城門を抜けて5パセス(約10キロメートル)ほどの間、ゆっくりと街道を進んだ。空は晴れ渡り、
雲ひとつない。草と土の匂いがした。
「ほらリフ、川だよ。今日はここでキャンプにしよう」
前方に、小川が見えた。水面が陽光を反射して光っている。
ロザリアは、川原で野営の準備にとりかかった。その間に、リフェルは魚を獲ることにした。
ロバに積んでおいた荷物の中から、網をとりだす。腰まで水につかり、網を広げてすくうと、
人差し指ほどの小魚が面白いように獲れた。
川から上がると、リフェルは小魚の調理にとりかかった。身を崩さないように頭を落とし、はらわたを抜く。
それに、塩をして日陰で干した。長期の保存が目的ではない。こうしておくと、味がよくなるのである。
夕食に、焼いた小魚を腹いっぱい食べるつもりだった。
ロザリアが、なぜか干しにんにくを刻んでいた。
「どうするの? それ……」
「あとのお楽しみ。今日は、あたしが夕食をつくったげるわ」
やがて、暗くなってきたので、たき火を焚いた。
ロザリアは、鍋に小魚を並べ、にんにくを乗せ、そこに魔法の壷から取り出した液体をそそいだ。
どうやら、壷の中身は食用の油だったようだ。
「北の長耳族特製の果実油。とっても美味しいんだから」
鼻歌を歌いながら、ロザリアは鍋の火加減を見ている。焼くとか炒めるというより、
油で煮るという感じだった。
炎が、ロザリアの幼さが残る顔を照らしている。
「はい、出来上がり。残った油は、パンにつけて食べてね」
湯気の立つ皿を、手渡された。爽やかないい香りがする。
一つ、小魚を口に入れて、リフェルは驚きの声をあげた。油で煮込んだとは思えないほど、
さっぱりとした味わい。生臭さもなく、ただ焼いて食べるのとは比べ物にならない味だった。
「美味しいでしょ? この油だって、高いんだよ。小さな瓶一本で、三人分の見料と同じ額だもん」
リフェルは、思わず皿を落としそうになった。
「そんな貴重なもの、こんなに使っちゃっていいの? 」
「いいの。占いが当たるかぎり、あたしはいくらでもお金を稼げるから」
仕上げに、残った油を硬パンにつけて食べた。油を吸ったパンはしっとりとしていて、
魚とにんにくの濃厚な味が染みこんでいた。いつも食べているパンとは別物だ、とリフェルは思った。
>申し訳ありませんが、自分の書いた元の文章よりも、悪くなっているとしか思えません。
基本的に中身がないから、恥ずかしい文を削って、最低限拾えるところを拾うと
641のようになるのだよ。
リライトって最低限拾うことなんだっけか
下手なリライト晒して結果出てるのにまだ食い下がる馬鹿って何なの?w
655 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 21:02:50
オリジナルは装飾を使い損なって意味不明な文が多いので
リライトの方がいいと思われ
656 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 21:28:34
ありえん。
リライトは中学生が書いた作文。
リライトもあれだが、原文も中学生が背伸びして書いた文章。
あれが良いとか同レベル。ラノベしか読んでないだろ。
658 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 21:42:24
どっちもどっち。原文はくどいし、リライトは吹けば飛びそうだし。
同レベルに拙劣だから、くどいほうが不利だよ。
下手なのにくどいと読むのめんどくせーもん。
へたくそ やめちまえ
>今すぐにでも雨露で地上を掃除してやろうと思い立ちかねない日のことであった。
一行目から雨露で地上を掃除してやろうと思ったお前は誰だよ!っつー視点が
滅茶苦茶な三人称だし、くどいとか以前に終わってる中学生作文。
>>660 よく見ろ。
思い立ち「かねない」だ。
視点者が思い立ったわけではない。
662 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 21:52:40
自分がアイドルにしてる作家の文体はね、模倣しないほうがいいよ。
絶対にかなわないし、知らず知らずのうちに物真似になってるからね。
特徴を誇張しすぎてギャグになるわけ。
どうしても模倣したいなら、アイドル作家を増やしてブレンドしてみればいいよ。
本心では、模倣からは早々に遠ざかることをお薦めするけどね。
>>661 理解できないのか。
まぁいいや、ラノベ、あれは少々日本語可笑しくても大丈夫だろ。
身の丈あわせてラノベ読み書きしてなさい。
664 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 22:03:57
>>656 なら試しに二三行でいいから書いてみし
リライトの方なら、主旨によってはアリだと思うがね
665 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 22:17:17
人称厨は死ぬまでひきこもってていいよ
>>664 そんなにリライト失敗したのが悔しいの?
その安い自尊心は何なのっていう
667 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 22:28:57
>>664 書けないんだってさ。もう許してあげろよ
ヒキじゃないんだから創作文芸板がすべてってわけでもないだろうし
668 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 22:30:05
いや、第三者だが…
>>667 許す許す。書けないんじゃ一生待っても無駄だよ。許すしかない
リライト失敗厨の自演が凄まじい件
能無しもここまでくると哀れでしかないな
671 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 22:45:16
はっきり言ってリライト?この余計なもんを削ぎ落とした方が遥かにマシだと感じました
原文は正直、作品として腐ってます。しつこく噛み付いてる作者を見て、なるほどと納得しました
かくゆう私は
>>639です。
別に本人が満足なら親身になって指摘する必要もないと思います。
しかし一言
チラシ裏にでも書いてろと
672 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 22:45:18
またニートの自己罵倒か
揉めてるなー。
よし、リライトをみんなで検証していこうぜ。
674 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 22:49:44
酷評スレで独りぼっちになったニートじゃん。まだひきこもってるのかwww
もとの文もリライトもどっちもひどいから検証に値しない
あたりは湿っぽく、今すぐにでも降りだしそうだった。こういう日を喜ぶのは
蝸牛と紫陽花ばかり。不満を口にする気力すら萎える。夕刻という時間も相まっ
て、駅頭は様々な目的を持つ人々が交錯していた。何本かあるホームに、方々から
列車が到着する。その度に、扉から人がはき出され、待っていた人々が、扉に向
かう。ある者は改札へ急ぎ、ある者はキヨスクへ、ある者は立ち食い蕎麦で小腹
を満たす。ホームはにわかに活気づく。
彼女もまたそのホームにいた。名を岬という。
これで自信を持てる鈍感さは強み。
馬鹿って強いからね。
677 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/12(土) 22:57:16
具体的でないけなしは無意味
荒らしじゃなきゃ、例えばここが酷いぐらいは言ってやれ
リライトもクソだが、原文は手の施しようもないゴミである。
万一作者以外に原文を認める者がいるのであれば、
まったくリアル鬼ごっこが当たるのも仕方がない。
世が悪いのである。
良い感じだと思う。直ぐにプロになれる。
ただし違和感を感じるところがある。
リフェルは、絶句した。実物を見たのははじめてだった。
一つ、小魚を口に入れて、リフェルは驚きの声をあげた。
リフェルは、思わず皿を落としそうになった。
いちいち驚かない方がいいと思う。
たしか、この壷一つで、ラブダの自由市民一人が一年は暮らせるほどの金銭的価値があるはずだ。
壺の価値を表現するとして、もう少し何とかならないかと思う。どうしたら
良いかは、俺もわからん。こだわるほどでも無いかも知れないが、金銭は価値ではなくて
金銭は金銭として現して、価値は価値として表現した方がいい。
つまり金銭=価値という感覚にすこし違和感を感じるんだな。
油も、「高い=美味しい」になってる。
大都の玄関口。それは駅である。大都の者が『車社会』と括るであろうこの地方都市におい
ても、駅が玄関口であるのは変わらぬことだ。夕刻という時間も相まって、駅舎の内は様々な
目的を持つ人々がどこか晴れぬ表情で交錯している。
梅雨の初めであった。雨雲の垂れ込めた空からは雨露が、地を今忽ちにも掃拭せんとばかり
である。この季節に喜ぶのは、黴か、蝸牛か、あるいは紫陽花ばかりが相場と決まっている。
喩え家屋の内に人々が居ようと、漆喰の壁一面を濡らす湿気によって否応無しに愚痴を零す
気力すらも萎えさせるものである。
駅構内には二、三のプラットホームが設けられ、疎らに方々からの列車が停まっては、また
動き去っていく。プラットホームに到着の音が鳴る中、天気の色を写して鈍い金属色となった
車体が停まれば、開かれた扉からは数人の乗客がはき出され、入れ替わるように到着を待っ
ていた者達が扉の内へと向かう。ホームの上では改札へと急ぐ者、キオスクで新聞などを買い
求めて立ち止まる者、ある者は立ち食い蕎麦屋で小腹を満たしているものと、駅はこの日も
普段と変わらぬ姿を見せている。
彼女がいるホームもまた、どこかへ向かおうとする人たちで、多少の賑わいを見せていた。
誰もが振り向く程の、いや見惚れてしまうと言っても過言でもないほどの美女であった。
(この段落×、このホームだけは人々の動きが違うことを書いて、人々が一瞬注目する様子を
書く、彼女の外見描写と繋ぐ)名を岬という。
歴史調で書いたことねーけど、もしかしてこんな感じにしたかったんじゃねーのか?
だとするなら、なぜに現代物でこんな書き方するのか意味不明。上で書き直した物もあれだが、
原文は主語目的語が成ってないレベル。
ありきたりの場所にもかかわらず主人公が出てくるまでだらだらだらだらと描写と説明、こんなの
冒頭でかますことじゃねーし。慣れない文体で作った雰囲気もどうせ陳腐な台詞一発でぶち
壊しになるだろうし、バカジャネーノかと。使い物にならないので全部書き直しすべき。
>ありきたりの場所にもかかわらず主人公が出てくるまでだらだらだらだらと描写と説明、こんなの
>冒頭でかますことじゃねーし。慣れない文体で作った雰囲気もどうせ陳腐な台詞一発でぶち
>壊しになるだろうし、バカジャネーノかと。使い物にならないので全部書き直しすべき。
折角親身にリライトしたのだから、解説文もそれなりの文体と親切さで、的確にアドバイス
をしたらなほいっそうよい文章になるのではないかと思う。リライトは良かったが解説が
あまりよくないと思う。
特に「バカジャネーノかと。」この辺りとかが目だってよくない。精進されたし。
682 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 10:33:45
目くそ鼻くそ
680をリライトするとこんな感じでは?
梅雨に入った。雨雲の垂れ込めた空は、地を忽ちにも掃拭せんとばかりである。
この季節を喜ぶのは、黴か、蝸牛か、あるいは紫陽花ばかり。
家屋の内に居ようと、壁一面を濡らす湿気によって、愚痴を零す気力すらも
萎えさせるものである。
この地方都市においても、駅が玄関口であるのは変わらない。夕刻という時間も
相まって、駅構内は様々な目的を持つ人々がどこか晴れぬ表情で交錯している。
二、三のプラットホームでは、方々からの列車が疎らに来ては、去っていく。
到着の音が鳴る中、天気の色を写して鈍い金属色となった車体が停まれば、開かれた
扉からは数人の乗客がはき出され、入れ替わるように到着を待っていた者達が扉の内
へと向かう。ホームの上では改札へ急ぐ者、キオスクで新聞などを買い求めて立ち
止まる者、立ち食い蕎麦屋で小腹を満たしているものと、駅はこの日も普段と変わら
ぬ姿を見せている。
彼女はそこにいた。
>>681 >リライトは良かったが解説が
ホントかよ? リライト(
>>680)を書いた自分、歴史、時代小説なんて
生まれてこの方読んだことねーんですけど。
仮名遣いも適当類語辞典引いて出てきた漢字を適当にはめただけ。
ここはおかしい。こうじゃね、と感覚に任せて書き直したんで
リライトが良かったって思うなら、見比べてどこが原文駄目なのか
語ってくれよ。
>>682 良く分かってる。
>>683 自分が手を入れた部分が取り上げられるのは、恥ずかしくなるからヤメレ。
685 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 11:27:32
リライトはリライトスレでどうぞ
申し訳ありませんが、自分の書いた元の文章よりも、悪くなっているとしか思えません。
だろうね
同意して頂いてありがとうございます。自信もてました。
自信を持っていいよ。リライトを目的としないスレで、リライトする価値がない文章を、
リライトせずにいられない鼻くそよりは、自信を持っていいよ。
690 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 12:09:59
>>679 レスありがとう。お褒め頂いて光栄です。
>いちいち驚かない方がいいと思う。
異世界の話なので、あまりそっけなくすると登場人物の感じることが
伝わらないかと思って強調してみましたが、やり過ぎでしたか。
匙加減がむずかしいです。
>つまり金銭=価値という感覚にすこし違和感を感じるんだな
書き手の狙いとしては、旅にやたら高価なものを持ってくるということで、
ちょっと非常識で金銭感覚が狂っているキャラクターを考えていました
違和感があるのはそのように書いたからですが、もうひとつ、
相手の男の方が驚きながら呆れている、あるいは、
たしかに美味しいんだけどなんだかな、という風に感じている部分が
伝えきれなかったようです。
692 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/13(日) 20:33:45
どこをどう誉められたのか謎だな
面白いように釣れた>など、紋切り型の表現にセンスのなさを感じるが、
文章はそこそこ書ける、とは思います。が、
持ち主のほかには中身を取り出すこともできない魔法のかかった品、とか、耳長族、とか。
どこかで見たような設定に辟易。
こういう狭義のファンタジーの世界観はすでに確立されているので、まともな読者に読んでもらおうと思うなら、
それなりのオリジナリティが必要かと。
それと、習作だと防衛線を最初から張るのは卑怯だと思うよ。習作なんて初めっからわかってますよ。
695 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/19(土) 00:49:13
自分の書いたものを載せてみます。
すこし、座り心地の悪い椅子に座って掲示板を、見ていた。
リライトってなんだ?そう思った僕は、時計を気にしながら
読み進めた。ゆっくりと画面の下まで読んだ。
下まで読んだが、リライトの意味は、わからなかった。
なので、僕は今、自分の書いた文章で聞いている。
リライトってなんだ?
改竄すること
I'll rewrite your story.
>>695 >すこし、座り心地の悪い椅子に座って掲示板を、見ていた。
具体性に欠ける。どう座り心地が悪いのか、わからない。
>ゆっくりと画面の下まで読んだ。
一般的に文章はその最後まで読むという感覚で文章に臨むだろうから、違和感がある。
まあそこは、その対峙する文章がそれほどの価値もないと認識してのことだろう。
だがそうなると「リライト」を大して理解していないのは、文の主語たる「僕」のせいになる。
対峙している文章を最後まで意欲的に読むのでなく、
画面に映った範囲でいいや、という惰性で読んでいるから。
吐く、という所作には趣がある。
胃の腑のなかをぶちまけるという、ペンキを感情のままに散らすのと似ている。
喉元を過ぎる酸い感じも、人生の苦汁を抜ければ別の苦汁があるという示しになっている。
吐瀉は、排泄や性行為のように、自分という存在から汚物を追い出すことだ。
過食症の者がその行動に魅入られるのもわかる。恍惚なんだ。
また汚物とはいえど、それは不浄ではない。それらはわたしたちの生み出した子供と同じなのだから。
そう。だから。吐いたのがかかったからって、そんなに怒らないで。ごめんよ。
700 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/23(水) 17:07:24
>>699 なんか本とか全然読まずに
知識の無いままサブカルっぽいことをやろうとしてる感じ
言い訳っぽい
お目汚し失礼する。批評をしていただきたい。
〜プロローグ・五月十日〜(荒野幸)
その日、私は朝から緊張していた。その証拠に、朝いつもより一時間ほど早く起きてしまった。外の空気を吸って、はやる気持ちを落ち着かせるため散歩に出かける。時は五月上旬、まだ朝の空気は少し肌寒い。
しばらく歩いたら、昨晩あまり寝れなかったせいか大きな欠伸が出た。それと同時に自分が少し情けなく思えてきて、軽く苦笑が漏れた。今からこんなことでどうするのか、と私は自分を励まし、道を引き返した。
部屋に帰ると目覚まし時計がけたたましい音を立てていた。解除してから散歩に出かけるのを忘れていたらしい。どうかしてる、溜め息を一つ吐き、時計の頭を少し力を込めて叩いた。
学校へ行く準備を始める。シャワーで汗を流してから、いつもより念入りに下着を選び、髪型も友人達がよく似合うと言ってくれたものにし、制服は洗濯したての一番綺麗なものを着る。鏡の前でクルリと一回転してからニッコリと自分に笑いかける。
上出来。自分に言い聞かせた。
登校中、友達にいつもより元気よく挨拶して、駆け寄ろうとしたら躓きそうになった。正直恥ずかしい。
授業中もずっと落ち着かなかった。当然先生の話など耳に入らない。ふと視線を下に落とすとノートに板書をしているはずが、いつの間にかカオスな落書王国が出来上がっていた。
おまけにその後先生に当てられた。焦っていたため、普段なら難無く解ける問題を間違ってしまい、怒られてしまった。失態。
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702 :
701:2008/07/24(木) 00:54:25
上記の続き
昼休み、弁当を忘れてきたことに気づく。
泣く泣く購買でパンを買い、屋上で一人で食べた。本当なら親友と食べたかったのだが、優しい彼女のことだ、自分の弁当をすべて私にくれようとするだろう。
そんなことになってしまっては耐えられない、一人で食べるほうがましだ。あぁ…パンおいしいな…。
六時間目終了のチャイムが鳴った。結局今日一日ノートは取れず、落書王国は落書大帝国となっていた。
まわりの友達に今日はおかしいと言われる。重症。
だがここからは違う。なぜならこれから部活だからだ。
第二体育館に入り、体操服に着替え、愛用のバスケットシューズを履き、靴紐をきつく結んだ瞬間、今までの緊張は消え去っていた。
部活が終わった。靴紐をほどき、バスケットシューズを脱ぎ、制服に着替え、第二体育館を出た瞬間、忘れていた緊張が襲いかかってきた。
遂にこの時が来てしまったのだ。
私は学校の中庭の中央にある楠を目指して歩き出した。心臓の音がうるさい、一歩一歩中庭に近づくたびに体が強張ってくる。逃げたくなる気持ちを抑え、中庭にたどり着いた。
楠の下に人影が一つあった。人影がこちらの方を向き、何か私に言った。聞こえなかった。さらに楠のほうへ近づく。人影の顔がはっきり見える。もうそれ以外何も見えない。
覚悟は出来た。世界が止まる。私は口を開いた。
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703 :
701:2008/07/24(木) 01:01:08
更に続き
一気に自分の感情を目の前の男子にありったけ、思いつく限り投げつけ、一息吐いた。未だ世界は止まったまま。視界は彼しか捉えていない。
早く世界を元に戻して、それが出来るのはあなただけ。
目の前の彼は、ズボンのポケットに入れていた右手の親指を抜き、おもむろに首の後ろをかいた。
早く…早く…。
彼がこちらに目を合わせてきた。思わず心臓がはねる。
そして…彼が口を開いた。
「これは、何の罰ゲームかね?」
世界が、音をたてて崩れ落ちた。
気がついたら、私は自分の家に向かって歩いていた。顔がやけに冷たいと思ったら目から有り得ないくらい水が出てきていた。
………。浅はかだったと今になって思う。
そりゃそうだ、何の取柄も無いような女から、特に美人でもなく、勉強が出来るわけでもないような女からいきなり呼び出しをくらい、いきなり好きと言われたんじゃぁ、誰だって何の罰ゲームかと思うよね。
…無理だ、とても割り切るなんて出来ない。涙が止まらない。横断歩道にある信号が歪んで見えた瞬間、我慢が出来なくなり大声を上げて泣いた。
次のレスへ
704 :
701:2008/07/24(木) 01:04:17
これで最後
ふと、誰かに優しく背中を撫でられていることに気がついた。
膝を抱え座り込んでいた私は、顔を上げて左隣を見た。親友の美喜が私の横に座り、ずっと歌を歌いながら背中を撫でてくれていた。
私が口を開こうとした瞬間、彼女は人差し指を口に当てた。
その後、彼女に送られて家に帰った私は、家族に心配されながらも何でも無いよと誤魔化し続け、味のまるでしない夕食を口に押し込み、温度を感じない湯船につかり、色を感じない自分の部屋に入り、暖かくない布団に潜った。
…忘れよう、今日のことは。彼のことは。
嗚咽を噛み殺し、心地良くない眠りに落ちた。
終
改行が多く、読みにくい文章で申し訳ありません。
それでは失礼します。
いくら書いても駄目だよ、こんな説明文。
もっとまともな本読んで勉強しな。
出直し。
706 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/24(木) 07:48:01
リライト。駅に向かっている途中ふと高層ビルを見上げる。そのビルの最頂部、低く垂れ込めた雲は触れそうなくらいに近い。
ジメッとした空気が体に纏わり付く、微かな風が吹く度にその不快さから解放された。がそれもつかの間、すぐに元の不快な感覚が戻ってくる。
梅雨は嫌いだ。こんな季節を喜ぶのは紫陽花や、蝸牛、黴ぐらいしかいないだろう。しかし心に浮かぶ愚痴や不満も声に出すまでに萎えて代わりにため息となって出るばかりだ。
駅につくと夕方の乗降客で人がごった返していた。
家路につく人、これから仕事場に行く人、一杯やって帰ろうと繁華街に向かう人など様々な目的を持った人達が交錯している。
もし小説家ならこれを見て物語の一つでも作ってしまうのだろうが、僕はただそれが余計に蒸し暑く感じてさらに気分が萎えた。
改札口を通り、ホームに出る階段を下りていくとちょうど列車がホームについた所で、中から一体これだけよくも人間が入ったなと思うくらいの人の塊がドッと吐かれた。
その人の波から改札口に向かう人や駅のキオスクに何かを買いに行く人、立ち食い蕎麦屋に寄る人などが分かれて、ホームが活気づいている。
俄かに辺りの喧騒が止んだ気がして首を回すとそこに彼女がいた。
707 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/24(木) 09:12:53
三月に入っても、依然として寒さが厳しい日が続いている。
夜の暗闇と強い海風がさらに体温を奪おうとする。吐く息は暗闇でもはっきりとわかるほど白い。
僕たちは国府津の砂浜にいる。周りに人影は無い。平日の深夜だ、まともな生活を送るまともな人たちならとっくに寝ている。
ときどき、西湘バイパスを走る車が海と僕たちを照らし、世界中の人々が僕たち二人を除いて跡形も無く消滅してしまったのではないかという僕の仮説を否定して、がたがたという音とともに去っていく。
僕は深夜に外を歩くときによくそのような想像して、恐怖する。
いくらか安心した僕は加えていた煙草を砂浜に落とし靴で踏み潰した。彼女は携帯用の灰皿に、丁寧に火を消してから彼女が吸い終えた煙草を入れた。
そして僕の落とした吸殻を拾い上げそれも灰皿に入れた。
「寒いね」彼女は言った。
「うん、寒い。場所も場所だし時間も時間だしな」
「でも、この場所じゃないといけなかったし、この時間じゃなきゃいけなかったのよ」
「わかってる」
「もうすぐ卒業なんだね」
「ああ、もう来月にはスーツを着て、丸の内に通勤してこの国のGDPを増やすためのサルになる」
「なにそれ?もう社会人の私に失礼じゃない?」
「いや、あくまで個人的で偏った見方をした場合だよ。世の中にはさまざまな視点がある」
「たとえば私たちの関係にも?」
「あるいは」
「いつからだろうね? 昔は個人的で偏った見方をしていれば良かったし楽しかった」
「大人になったんだ。大人になると色々な見方をするし色々な見方をされる。そうなることを強制されるんだ」
「私はそういう話をしたいんじゃないの。わかるでしょ?」
「わかるよ」
「だったら…」
「どうしようもないんだよ。優にもわかるだろ? 俺だって…」
「どうしようもないのね。どうしても?」優は尋ねた。
「おそらく」
「そう…」
「うん」
僕は腕時計をちらりと見た。午前3時を過ぎていた。月は全く無かったが、無数の星が空を彩っていた。
聞こえるのは波音と相変わらず西湘バイパスを走る車の音だけだった。
それに混ざって、ときおり彼女が声を抑えきれずに泣いているのが聞こえた。とてもとても寒い夜だった。
708 :
701:2008/07/24(木) 11:56:24
>>705さん
早速の批評ありがとうございます。
新しい文体に挑戦しようと思って書いてみたのですが、いかんせん勉強不足だったようですね。
了解です、もっといろいろな文章を読んで書いてして、腕を磨いてきます。
それでは、出直してきた時にまたよろしくお願いします。
リライトはリライトスレだけでやってね。キモいから
鼻孔に充満する黴臭さが意識の底をかすめると
それまで平面に圧縮されていた感覚は膨張しはじめ、
徐々にその本来の形を取り戻していった。
同時に意識は現実と混じり合おうとするが、その実感が、肉体には届かない。
意識について言えば、僕は確かに覚醒していたのだろう。
しかし僕の眼が最初に捉えたのは、擦り切れた暗闇だった。
あるべき状態を取り戻す。その代償として、僕は時間の消費を余儀なくされる。
そして、肉体的な覚醒、それ相応の時間が奪われると、
肉体への連絡手段は復旧し、無意識のうちに僕の眼は開き、光を捉える。
刹那的な現象だった。
光は僕が認識する以前に、風景に浸みこんでいたようだった。
そう考えた途端、それまで僕を支配していた暗闇は薄れ、
後には黒い線が一筋のみ、網膜の隅に取り残された。
かと思うと、突然それは体をうねらせ、
弧を描くようにして視界の外へと消えていった。
後には残像すら残らなかった。
今ではそれが存在していたことすら疑わしい。
全てが、ある種の錯覚だったのかもしれない。
漠然とそう感じつつも、その動きやイメージは
意識にこびりついて、とても引きはがせそうになかった。
脳を這いまわる生物的なそれは、艶めかしく、まるで何かを啓示しているようにも思えた。
なんで最近ここ酷評スレと同じ流れで糞スレ化してんの?
具体性の欠片もなく「出直して来い」なんて無意味なレスより
リライトでもしてくれる方がよっぽどマシだよ。
712 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/24(木) 17:55:08
同じようにクソスレ化するのは
同じニートが荒らしてるからに決まってんじゃん
アホか
まともな文章が出てこないからじゃないかな
714 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/24(木) 19:15:44
人間社会のあらゆる事象は、
ニートが本気を出して取り組んでやるほどの価値がない
ニートが本気を出して取り組むのはアニメの批評だけ
まあ、それをいっちゃあおしまいってきもするが
好んで人に「批評してください!」なんて言ってる段階で、ソイツのレベルはたかが知れてるからな。
717 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/24(木) 19:29:12
ひきこもってる時点でニートの地球人としてのレベルは最下層だな
718 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/24(木) 20:06:10
リライトキモすぎ。恥ずかしくねーのかよニート。よく考えろ
719 :
よろしくおねがいします。:2008/07/24(木) 20:31:34
2月20日(土) hml
酷いよ。酷すぎる。そんな事があり得るなんて・・・・!そんなのあっちゃいけない事なのに。
僕は何を?何をしようとした?何を望んでた?トオルを消すこと?そうだよ。それは叶ったじゃないか。
あああああああ。願いは、望みは、目的は達成した。これで、これで良かったはずなのに。良かったのに。
何故?なぜ?ナゼ?何故こんな思いをしなくちゃいけないんだ?僕は、何だったんだ?
今朝早く、僕はナイフを持ってライオンズマンション行った。トオルを待ち伏せするつもりだった。
まず、トオルの部屋番号と正確な場所を確認した。郵便受けで417号室のを確認してみた。
そこで僕は・・・・!ちくしょう。なんでこんな所で奴の名前が出て来るんだよ!そんなことあってたまるかよ!
そこで僕は知ってしまった。信じられない。信じたくない。こんなの信じることなんて出来るわけない。
急いで家に戻りました。信じられないけど、確認しなくちゃいけない。事実を知らなきゃいけない。
家に着いたらすぐに学校の住所録を見ました。奴の住所は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
あああああああああああああああああ!!!書いてある!!「ライオンズマンション417号室」って!!
畜生!畜生!畜生!なんでだよ。なんでトオルがお前なんだよ。なんでなんだよ!!答えろよぉ!!
奥田ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
720 :
よろしくおねがいします。:2008/07/24(木) 20:32:15
2月21日(日) 曇り
消えてゆく。僕の信じてた何もかもが。
奥田徹。あいつは僕と早紀を弄んでた。僕たちは踊らされていたんだ。
12月1日。奴は何て言ってた?「今度お前の妹に例の写真見せてやるな。」だって?
なんで知ってたんだ。僕に妹がいることを。僕は学校で家族の話をした事なんて一度もない。
知ってて当たり前だった。奴はこの時既に早紀と付き合ってる。僕だけが何も知らなかった。
早紀。奥田の何が良かったんだ。あいつは荒木さんを犯したり、僕をいじめたりする最低野郎なのに。
そんなゴミ野郎に早紀は・・・・・・・・・・・・・・僕は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
そうか。そういうことだったのか。全部逆だったんだ。ずっと疑問に思ってたけど今なら理解できる。
「奥田は何故僕をいじめるようになった?」
答えは簡単だ。僕は、早紀の兄だからいじめられたんだ。早紀の兄だから、目を付けられた。
奴はクズなんだから、誰かをいじめる理由なんてそんな事で良かったんだ。
畜生。
リライト云々で荒れてるみたいですね……
俺は酷評スレで鍛えられる方が性に合ってるみたいだからそちらに行きますわ
722 :
719:2008/07/27(日) 22:06:43
おねがいします。
>>719-720 ここまで来ると評価できないな
面白そうだから全文を読みたいが、粗筋を聞いても
あんたにセンスがあるかは判らない
飛び飛びで端折っていいから続きを書いてみて
>>719 内向きな主人公は受けが悪い。
この話を書きたいならコイツはサブキャラに回した方がいい。
>>722 まず本を読むこと。ゲームやマンガでなく、実際の小説を読むこと。
そして推敲すること。1日2日経ってから読み直し、他人に伝わるかどうか確かめる。
少なくとも推敲を省いた文章には、いずれも価値がない。
726 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/30(水) 17:23:37
1日2日経ってから推敲をした文章にしては「いずれも」の使い方に価値があるな
728 :
お前名無しだろ:2008/08/18(月) 12:24:54
729 :
おたく、名無しさん?:2008/08/18(月) 12:25:58
寝ぐせのついた私の短い髪を撫で直してくれた。
「あんた、また繁華街行ってたの?」
中庭に向かう廊下でうんこちゃんが私に問い掛ける。
身長が低くてベリーショートの髪型をしている私は、
いつの間にかちんこに「チビまんこ」と呼ばれるようになった。
――…夜の繁華街はとても綺麗。
道端に座り、ただぼんやりと行き交う人を見る。
繁華街の閉じた店のシャッターの前で座っていた私の頭上から、
うんちが落ちて来た。
翌日、1時間目が始まる前から私は机に突っ伏して寝ていた。
私は夜8時過ぎに、自分が持ってる服の中で一番いい物を着て、家を出た。
私の住んでいる場所の駅から繁華街までは電車で3駅。
首尾は上々。
残るは根性。
「「あんた、また繁華街行ってたの?」」繁華街は固有名詞で。
「私に問い掛ける」問いかけるはしっくりこない。
あとはうまい。がんばれ。
732 :
名無し物書き@推敲中?:2008/08/19(火) 02:05:03
sage
7年ぶりにこの板に来ました。お題リレー小説とかにお世話になってたものです。今は小説ではないけど、僅かに原稿料もらえるような仕事しています。
ものすごく久し振りに、お耽美系で書いてみたので、次レスから晒します。お暇な方いらしたらお願いします。
734 :
733:2008/08/22(金) 06:33:10
白い太陽が、土手の上を絶え間なく照らす。
明日は仕事だ、と佐々は呟いた。肌は若い麦のように灼け、無造作な短髪がよく映える。
隣の友人が長袖を着込み、帽子までかぶっているのに呆れ顔をしてみせた。
「暑かろうよ、天野」
帽子の陰に穏やかな面差しをたたえて、天野は首を振った。
「俺は中の作業が長かったんだもの、この日射しはこたえて」
外勤のお前と違って体もこんなに、と、一回り細い腕を出してみせる。その白さは、光を
弾いて佐々の目を打った。
「……たしかに、知覧の太陽は強いなぁ」
佐々は芝に寝転んで、煙草をくわえる。
「なぁ、実家はどうだった」
天野は帰省から戻ったばかりだ。彼によく似た妹がひとりと、母親がいるはずだった。
「途中で何度も立ち往生だし、まず混んでて。でもあの辺は何もねぇ田舎だもの、変わってな
かったよ」
「そうか。良かったな」
佐々は強く煙を吐く。僅かに間をおいて、天野が言った。
「佐々は、帰らなくて、よかったのか」
「……帰ったって、誰もいやしないだろう」
「知り合いの人、だとか」
「てんでバラバラに散っちまったよ、東京は。俺を迎えてくれる処はもう、決まってる」
「でも」
尚も継ごうとする言葉を制し、佐々は天野の腕を強く引いた。芝に倒れ込んだ彼の口に煙草
を押し込んで、佐々は火をつけてやる。
「俺の休暇は宿舎で漫画本を読んで、こうして煙草を吸って、終いだ。町に出れば、少しは女
もいたしな」
「……うん」
735 :
733:2008/08/22(金) 06:40:01
そう得意でもない紫煙を深く吸い込んで、天野も大きく息をついた。
「佐々、明日――」
「ああ」
それだけ交わすと、二人は黙って空を見た。太陽は強く、白い。暫くすると、不似合いなほど健や
かな寝息が聞こえた。
「――佐々? お前、寝たのか?」
こんなにも大切な、残された時間に。天野は瞬間、起こそうと肩に掛けた手を、そっと外した。
(こんなときまで、図太ぇ奴だ)
眉を寄せて笑うふりをするが、それより先に涙が落ちた。爆撃のように蝉時雨が降る。見る者
は、居ない。
微かに、本当に微かに、掠めるだけの口づけを、指先に。
736 :
733:2008/08/22(金) 06:41:58
陽が翳って、宿舎へ向かう道を、大柄な佐々が先に往く。天野は何もなかったかのように、見慣
れた背中の後を歩んだ。
ふと佐々が立ち止まり、振り返らぬまま何事か呟いた。
「どうした、佐々」
「もう、ないだろうな」
「……何が」
「靖国はもう満員で、俺を迎える場所なんざ、おそらくなかろうな」
真意を図りかねて訝しむ天野の沈黙に、佐々の肩が僅かに揺れた。
「同じ処に逝ってやってもいいぞ、天野」
天野は言葉に詰まった。何を言い出すのか、この男は。知られていた? 指先への口づけを、そ
れとも、知覧で出会った瞬間から抱いていた、この思いを。笑われたのか。からかわれている?
「佐々、ふざけているんなら」
「ふざけていない」
佐々が振り返った。黄昏時の逆光、その表情は見えない。
737 :
733:2008/08/22(金) 06:44:31
「佐々、俺は、」
「言うな。共に出撃できることだけが、ただひとつの、」
佐々の大きな掌が天野の頬を包み、指先が刹那、唇をかすめた。先刻、天野がしたのと同じよう
に、密やかに、だが余りにも熱く。
「――俺にとっても、ただひとつだけの歓びだった。天野。……天野」
白い太陽が、滑走路を絶え間なく照らす。あちこちに立つ陽炎が、空まで昇るように見える。
並んだ二機、狭いコックピットに座った航空兵が、最後に瞳を交わしたのを誰が知ったろう。
知覧特別攻撃隊から7機が飛び立ったその2日後、玉音放送は日本の降伏を告げたのだった。
〔祈平和〕
738 :
733:2008/08/22(金) 06:59:00
お目汚し失礼しました。
腐女子知人にせがまれて書いてみたものですが、軽々しく扱える素材ではなく。
8月はそういう季節ですので、長寿の祖父に話を聞きつつ、「こんなこともあったかもしれぬ」
と想像しながら書きました。
20そこらで命を散らしていった若者の遺書は、何度読んでも胸に突き刺さります。
私は腐女子ではないので
文章に対する感想は申し上げません。
ただ一点、
>「俺の休暇は宿舎で漫画本を読んで、
これはない。
当時の世相の想像がつけば、出版がどんな状況だったかも
思い至りませんか?
(子供の頃に買った雑誌を大事に読み返した……とかなら
なくもない話でしょうが、それなら何らかの描写があるべきだと思う)
仮にも文筆を職業とする人が
>軽々しく扱える素材ではなく
といいながら、適当に書くのは如何なものかと。
終わり方はキレイだが、そこに辿り着くまでに読むのを諦めそうな文章だと感じた。
とくに時代背景を隠している素振りも見えないし、
冒頭に終戦間近だとかあったほうがわかりやすいな。
あと「知覧特別攻撃隊」これいらないな。
ちょっとは調べてきたんですぜ、ダンナ的な付け焼刃の知識をひけらかしているように見える。
「特攻隊」ではなぜいけないのか、理解に苦しむところ。
まあ別に悪いところもいいところも見当たらない文章だと思う。
良し悪しでなく、好く好かないの問題だろうな。俺は好きでも嫌いでもない。
741 :
名無し物書き@推敲中?:2008/08/30(土) 18:54:29
>>741 ただの改行の多さから規制に引っかかっただけか。
いちサイトのページでならその改行もかろうじて受け入れられるが
2chでその改行のっけられたらたまったもんじゃない。
わざわざ自サイトにあげるぐらいなら改行をなくすべし。
でないとただのサイトの宣伝に他ならない。その改行にそれ以上の価値は見受けられない。
まずは書法を学ぶべし。
三点リーダは偶数個、というのはまだいいとしても
連続する一人の会話文が2つに分かれるというのは読んでて気持ち悪い。
恋愛モノでその短さだと、内容がぐっと希薄になる。
ショートショートならやっぱりミステリかSFだと感じるな。
あとテストって感じだな。諳んじるはまだ理解できるが
「なァに」ってのがたった一箇所にしか出てなくて、物の試しで書いたように見える。
大方、京極でも読んで感化されたんだろ、とか思われてもしかたないような。
己の力を出そうとしていない、ふやけた文章だと思いました。読了。
男のほうが女のひもだろうか、低姿勢に彼女を受け入れる印象が気味悪い。
その文章のリンク先、トップとかからリンクしてないみたいだから
宣伝ではないと考えることもできるが
顔出しとかしてるなら、もっと慎重にことを運ぶべきじゃないのか、と思うな。
なにせ自サイトとはいえ、サーバは借り物だ。
ストレージとしてサーバを利用するのは禁止されてるはずだからな。
意味がわからなければそれでもいいや。
744 :
名無し物書き@推敲中?:2008/09/01(月) 22:26:10
m
745 :
お願いします:2008/09/01(月) 22:32:07
222222222222222222222222222222222222222222222222
すらりと通った鼻は決して堀が深すぎる事無く、わざとらしさを感じさせないし、
その象牙色の肌は、絹のようにきめ細かい。気品は唇にも宿っていて、
まるで鮮やかな花びらのような仄かなピンク色の唇を緩ませると、
柔らかな白い歯の間に何処か淫靡な闇を潜ませて、見るものの胸をどきりとさせる。
しかし何よりも美しいのはその目だった。鼻の脇から微妙なカーブを描きながら始まり、
そのまま風を受けるようにごく自然に、後ろに向かって消えていくかのごとく、
線を延ばしていた。それは始まりと終わりを主張しなかった。まるで黒塗りの茶碗のように、
闇に手を伸ばせばすっと現れて手に心地よい感触を残し、そのまま愛でていられるような、
そんな気持ちにすらさせる、ただ在るがままの美であった。そしてその控えめさ故に、
見る者を吸い込むような闇と、少女の若々しい心の内から出でるかのような光の、
相矛盾した住人が不思議にも同居し、独特の力強さを湛えた、湖に浮かぶ月の如き瞳は、
まるで侘びた器に対する一輪の菊のように、その美しさをより一層際立たせていた。
一方でその顔の両脇を映画の黒帯のように挟む黒髪は、美しく儚げな輪郭のラインの持つ
緊張感を演出していた。重力に素直を受けながらも、それ故に撫で上げた後に、
美しい弧を描きながら、元の形に戻るさりげない頑固さも持っていた。
心地良い弾むような重さを持ったその黒髪は、少女の健康美の象徴のようでもあったし、
同時にまた、神聖さすら感じさせる少女の美貌の顔立ちを、外界から守護する結界のようでもあった。
その髪は黒々としておりつつも、朝日を浴びたり、山林を映し出したりするなどして、
髪の一本一本の重なりに絶妙な揺らぎを醸し出しながら、ところどころ赤や青になっていたり、
風を受けると尚一層、その黒い闇の中に微かな虹を浮かべながらさらさらと、
音を立てることなく肩の後ろで控えめに踊って見せた。
そこにいる誰もが彼女の清清しくも妖しい魅力に取り憑かれていた。
222222222222222222222222222222222222222222222222
746 :
↑を書いたものですが:2008/09/01(月) 22:36:05
「輪郭のライン」のラインは無視してください。
失礼。
747 :
名無し物書き@推敲中?:2008/09/03(水) 03:54:36
糞を漏らした。
放屁はやはり、慎重になさねばならない。
今日は朝から腹が緩かった。
我が家の厳粛なルールとして、朝食は皆で、という煩わしいものがある。
父親が毎夜の如く接待で、帰りが遅く、僕の思春期、という不安要素を懸念した母親が、
強固な意志を持って決定したルールだ。
そして今日こそが、そのルールが施行される忌わしい日だった。
どうやら、昨晩の熱帯夜が愚の根源らしい。
深夜2時、僕は父と二人、キッチンにいた。
「エコよ」という母親の身勝手な一言から、今夏、深夜の冷房禁止令が発令された。
案の定、咽るような暑さで目覚めた僕は、
748 :
名無し物書き@推敲中?:2008/09/03(水) 03:55:52
あー 間違えて書き込む押しちまった。
もういいや;;
749 :
名無し物書き@推敲中?:2008/09/05(金) 06:42:13
>>745 頑張ってる感が否めない。個々の表現方法はいいが、欲張りすぎだと思う。
3行ではっとさせるような表現を試みた方がいい。
>>747 上手いと思う。リズムがあって軽快。続きを読みたいと思わせる。
>>745 一文一文長すぎてテンポが悪い。
吹奏楽部の基礎練習に付き合わされてる不快感がある
基礎練習→ブウェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!ってやつ
>>750 少女漫画好きの中学生が、ラノベを読んだ後に、
自分でも書ける気になってヤっちゃった感がある
リード楽器が暴走族みたいにぴゅおーぴゅおーしてるほうが不快。
酷評スレに貼ったものをこっちでもお願いするのはダメですか?
756 :
名無し物書き@推敲中?:2008/09/08(月) 21:53:27
ヒロは頭痛がしてきたので部屋を出た。そういや晩飯抜いてたなと思い、エレベーターから降りるとそのまま駅前の吉野家に向かった。
店の中には地味な大学生風のカップルと疲れた感じで五十代くらいの男が一人だけだった。
ヒロは店員に豚丼を注文した後もちらちらと五十代くらいの男の顔に目をやった。顔に見覚えがあるのだが思いだせない。店員が豚丼をテーブルに置いた時、男と目が合いその時はじめてその男がヒロが前々から憎んでいた村上龍だと気付いた。
757 :
名無し物書き@推敲中?:2008/09/08(月) 22:09:48
よし。オレがオマエの文章をいくしてやる。
ヒロは頭痛が痛くなってきた気がしたので部屋を出た。そういや晩飯抜いてたなと思い、
エレベーターから駅前の吉野家にとんだ。
店内には地味な大学生風のカップル、反対の壁際には疲れた感じで五十代くらいの男がこ
ちらに背を向けている。競馬中継のイヤホンに気を取られながら審査原稿に赤ペンを入れ
ているようだった。ケチ臭そうな男で、よれよれのコートはナフタリン臭く、その男まる
ごと質から受け出したばかりといった風体だ。
ヒロは店員に豚丼を注文した後もちらちらと五十代くらいの男の顔に目をやった。顔に見
覚えがあるのだが思いだせない。店員が豚丼をテーブルに置いた時、男と目が合いその時
はじめてその男がヒロが前々から憎んでいた村上龍に変装した高橋源一郎だと気付いた。
高橋の赤ペンが止まった。
「た、太郎さん! 今月まで待ってくれ……か、必ず返すから。カカァが腹抱えてアブク
吹いてんだ、七人目のガキなんだよぅ! あんたには人の情けがないのか!」
ヒロ→太郎さん
今月まで→来月まで のほうがいいでしょう。
文章が破綻しています。
一次落ち。
759 :
名無し物書き@推敲中?:2008/09/08(月) 22:58:09
邪魔スンなバカチンが
ヒロは家でごろごろしていると突然頭痛に襲われた。
「あぁ、ぼく晩ご飯食べてなかったや!」
そう気づいたヒロはゆっくりと立ち上がり、ぎゅっと目を瞑った。
頭痛が消えたのを感じ目を開くと、そこはさっきと同じヒロの部屋だった。
「I did IT! ふふふ、さぁご飯を食べよう!」
そしてヒロは満腹になり、歯を磨くことを忘れそのまま寝てしまったとさ
次の朝、歯がしくしく痛んでまた目を瞑ったことは言うまでもない
ミカが男の精液を飲んだのは今日がはじめてだった。精液を飲むのが好きだと告白した女友達を軽蔑する反面その若さ故の白痴さを羨ましいと思う気持ちがミカの心にはあったのだとヒロは考えた。
果てた後いつものようにヒロが孤独に浸っている間にミカは洗面所に行き丹念に口をゆすいだ。腹のあたりにまだ気持ち悪さが残っていた。顔を上げ鏡を見ると父親からもらった金のネックレスだけが薄暗い洗面所で不気味な輝きを持っていた。
文章の出だしなんですが、どうですか? お願いします。
三日。 なし。
十四日。 なし。
十五日。 かくまで深き、
十六日。 なし。
十七日。 なし。
十八日。
ものかいて扇ひき裂くなごり哉(かな)
ふたみにわかれ
ジャンルにもよると思うけど、私はちょっと興味をひかれた。
これが本の一ページ目なら、次のページをめくってるかも。
批評というより感想だな。
764 :
名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 23:12:32
765 :
名無し物書き@推敲中?:2008/09/13(土) 02:05:37
ハルハルハルは、なんか理詰めでつまらないな。
太宰はクソです。
結局今までの書き込みの中で、誰が一番文章が上手いんだ?
768 :
批評をお願いします:2008/10/19(日) 14:33:50
冒頭部分のみですがよろしくです。
閑静な住宅街を抜けると、そこには雑木林が広がっていた。
朝霧がまだ木々の梢に残る、夏の朝である。
二つの足音が、サクッと音を立て、雑木林に踏み込んだ。
「来るのが遅かったけど、大丈夫かなぁ…」
「どうかな。クワガタにも夜更かしならぬ、朝更かしがいたらいいね」
平兄弟は、夏になると週に一度近所の雑木林に昆虫採集に出かける。
二人の兄弟は歳の差が離れており、十九になる兄武が、六つになる弟宏の面倒を見てやるのであった。
>閑静な住宅街を抜けると、そこには雑木林が広がっていた。
閑静な住宅街は紋切り型表現。
>朝霧がまだ木々の梢に残る、夏の朝である。
朝が重複。
>二つの足音が、サクッと音を立て、雑木林に踏み込んだ。
足音をふたつ3つとか数えるか?
>「来るのが遅かったけど、大丈夫かなぁ…」
遅いよ
>「どうかな。クワガタにも夜更かしならぬ、朝更かしがいたらいいね」
いねーよ
> 平兄弟は、夏になると週に一度近所の雑木林に昆虫採集に出かける。
そうですか
>二人の兄弟は歳の差が離れており、十九になる兄武が、六つになる弟宏の面倒を見てやるのであった。
年の差が離れているとはいわない。年が離れる、だろ。兄武の兄はいらん。弟宏の弟もいらん。
ありがとうございました。
771 :
名無し物書き@推敲中?:2008/10/30(木) 23:02:18
超一流企業の管理職である新井康子(43)は双子の女児と男児を出産した。
しかし康子は独身だった。そう、彼女はシングルマザーになったのだった。
康子「とうとう産んでしまった・・・」
いくら才色兼備で高学歴高収入の康子でもたった一人で子供を産み育てる苦労は誰でも想像できるだろう。
実際康子は中絶も考えたし実際過去に妊娠中絶を繰り返したこともあった。
しかし年齢的なことや相手の男性もあり迷いとうとう中絶が出来ない時期まできてしまい渋々ながら出産を決意したのだった。
そして子供の父親は新井康希(43)という。康子と同じ名字だが独身の康子の夫ではない。実は康希は康子の双子の兄だった。
しかし康子は康希がどこにいるかわからなかった(さすがに国内で生きているということはわかるが)。
一方康希は昔康子と同様に一流企業のエリートだったが突然仕事を辞めて行方をくらませた。
しかし意外と近くにおり都内某所で夜の住人として暮らしていた。
康希は自分を偽るのに耐えきれず夜の町に身を落としたのだった。
そして夜の町で男相手に体を売っていた。
幸い容姿に恵まれていたのであっという間に人気になりその道の人は知らないほどになった。
やがて独立してその後実力者になり権力をつけ町を牛耳っていた。
康希は43歳になり表面的には普通の店主だったが裏では思いのままに町を操りまた愛人(当然若い男)も多数いた。
康希は容姿に金と手間を惜しまずとても43歳には見えない顔と肉体で若い頃よりもさらに絶倫になったがやはり老後が不安になった。
772 :
名無し物書き@推敲中?:2008/10/31(金) 06:05:29
一方康子は女性でありながらどの男性の同期よりも出世が早く史上初の女性執行役員はおろか社長の座も見えていた。また康希同様容姿に金と手間を惜しまず43歳には見えない顔と肉体で超エリートなのと相まってもはや敵なしだったがやはり老後が不安になった。
約一年前康子は幼い頃母親に連れられたデパートに来ていた。
幼い頃康子は最上階のテラスで母親と康希で食事をするのが大好きだった。
しかし同時に母親―新井菜月―は常に変装していた。しかも康子と康希の両方もしくは片方と出掛けるときだけである。
実は菜月は新井なつきという大女優であり今も68歳とは思えぬ美貌とそれでいながら醜女まで演じきる演技力としかしながら親しみやすいキャラクターで人々を未だに魅了していた。
だが康子や康希が幼い頃菜月は独身子なしというプロフィールで康子や康希はを出産した事実は公表していなかった。
菜月25歳の時菜月は妊娠した。その時菜月はCM女王になるなど人気絶頂だったがどうしても子供を産みたかった。所属事務所の社長は理解ある人でシングルマザー宣言の記者会見を開こうとしたがなぜか菜月はそれを拒否した。
そして菜月は子供の父親が誰なのか教えることはなかった。
こうして菜月は妊娠中もドラマやCM撮影をこなし(さすがに腹が出てくると休業したが)康子と康希を出産したがわずか一ヶ月で復帰した。
子供は菜月の姉の愛実(めぐみ)や妹の彩花(さやか)と協力して育てた。
773 :
名無し物書き@推敲中?:2008/10/31(金) 07:46:41
名前にしろ年齢にしろ脚本じゃないんだから、描写であらわせよ馬鹿
なんかの新聞記事みたいだぞ。
まずは説明と描写が書き分けられるまでいろんな小説を読むことをすすめる。
>>771-772 新井康子は超一流企業の四葉商事本社で部長をしていた。
四十三になるまで、恋愛はしたが、一度も結婚はせず、一心不乱に仕事に打ち込んだ結果だった。
彼女は双子の女児と男児を出産し、シングルマザーになった。
「とうとう産んでしまった……」
産院のベッドに横たわり、白い天井をまんじりと見ながら、彼女は胸裡で呟いた。
女手一人で子供を産み育てる苦労は想像できていた。中絶の考えなかったわけではない。
しかし、年齢的なことや相手の男性のことで迷い、気づけば中絶不可能な時期になっていた。
子供の父親は、新井康希といった。康子の双子の兄だった。
少し手を加えてみた。
面倒なのでこの辺りで止めるけど、言葉の取捨選択がきちんと出来ていない。
もっと頭の中で考えて、状況を膨らませて書かないと駄目です。
あと、「超一流企業の管理職」とかは禁句。抽象的過ぎる。
「女性執行役員はおろか社長の座も見えていた」とあるので部長に設定してみた。
勝手にリライトすんなや
776 :
名無し物書き@推敲中?:2008/10/31(金) 11:10:51
>>755 きみのそのレスは結果的に板利用者を減らすだろう。
777 :
名無し物書き@推敲中?:2008/10/31(金) 12:46:51
>>774 もっと親身にリライトしてやれ。
新井康子は超四流企業の四葉商事本社でお茶くみをしていた。
四十三になるまで、恋愛はしたが、一度も結婚はせず、一心不乱に仕事に打ち込んだ結果だった。
彼女は双子の女児と男児を出産し、シングルマザーになった。
「とうとう産んでしまった〜!」
産院のベッドで、院長にまんぐり返しされながら、彼女は大声で叫んだ。
女手一人で子供を産み育てる苦労は想像できていた。中絶の考えなかったわけではない。
しかし、年齢的なことや相手の男性のことで迷い、気づけば中絶不可能な時期になっていた。
子供の父親は、荒井注といった。ドリフのメンバーだった。
>>771 わははは、久しぶりに爆笑しました。
新井康子(43)ってwww (43)wwwww これ、ラノベ賞に送るギャグ短編ですか?
「とうとう産んでしまった」w
産んでしまった、産んでからこんなこと呟くバカ女がどこにいるかw
小説家よりも新聞記者かルポライターのほうがむいてるよ、あんた。
779 :
名無し物書き@推敲中?:2008/10/31(金) 14:18:45
リライト前のが故意に書いてる感じで面白い
へたうま描写よりネタだよなあ
処女作でございます 厳しくお願いします
コンタクトレンズ
小さな部屋の一隅に、ベッドが一台。
その枕元に一人、男が座っている。
水気のないコンタクトレンズを剥がして、さあゆっくり眠れる、と寝床につく。
目を閉じるとそのうちに、眠りはやってくる。
目に異物感がある。
−コンタクト外したよな?
眠く、重い頭でそう思い至ると、カーテンの隙間の方向を見凝らす。
幾筋か、階下の照明が差し込んで、白い壁が切り取られたように映し出されている。
壁掛けの時計が、光を受けてはっきりと時間を差し示していた。
しかし彼はそれを読めない。
実際にかなり目が悪く、小さな時計の文字盤など見えるはずがないのだ。
−コンタクトは外れていなかった?…いや、時計盤は見えないし。俺は今、コンタクトをしていないんだ。
そのうち彼は自分の目の中に、異物があることには変わりない、ということに気づく。
指が、ぬらぬらとした目玉の表面を撫でる。
すると、指先から、かすかにコンタクトレンズであるらしい感触が伝わってくる。
あるはずのないレンズは、正しく瞳に沿っている。
−なんでだ?もしかして、コンタクトが、二枚重ねてあったのか?不良品?
逡巡ののち、彼は二枚目のコンタクトを剥がした。
コンタクトレンズからの開放感も、痛みもなかった。
視界も急に真っ暗になった。
よろしくお願いします
文字盤が見えてないのに、
どうしてコンタクトをしたままだと思い込んで
そういう行動をとるのでしょうか。
かなり無理があると思います
で、文章ですが、
ほとんど現在形ですよね。こういうのはわざとかな、と
読み手としては思うのですが、違うらしいので…
そのせいで流れが非常に不自然になってます。
あと、
助詞とか「、」の位置が変な感じがします。
そのせいで、簡潔なのにどこか読み辛いものを感じます
>>781 ありがとうございます!
>文字盤が見えてないのに
たしかにそうでした。
そこは考えてはいたのですが、男が指先の感覚でコンタクトレンズを把握したことで、
コレでいいやって思ってしまいました・・・。
おっしゃるとおりです。
直します。
>現在形
一応現在形というか、傍観者の視点から時制をそろえて書いたつもりなんですが、注意が足りませんでした。
「、」の位置についてですが、書いている時に音読が頭をちらついてしまっていました。
呼吸にあわせたリズムで「、」を打っていたつもりなのですが素人がそういうことをしない方がいいんでしょうね。
どうもありがとうございました。
>>780 ホラーだね。内容も恐怖の余韻があって好きだな。
ちなみに最初から俺の一人称の方がいいよ、これの場合。
>>783 ありがとうございます。
思考の部分の最初の文に「俺」を使ったほうがいいってことですよね?
たしかにわかりやすくなりますね
一人称は妥当な書き方だけど、
>そのうち彼は自分の目の中に、異物があることには変わりない、ということに気づく。
>指が、ぬらぬらとした目玉の表面を撫でる。
>すると、指先から、かすかにコンタクトレンズであるらしい感触が伝わってくる。
>あるはずのないレンズは、正しく瞳に沿っている。
こういう客観・主観の切り替わり文章のとこで雰囲気感じたから
単に一人称に改めてしまうのも、もったいない気がする。
>>785 すごくうれしいです。
ありがとうございます。
スレの方々に批評を頂いたのを受けて、書き直しました。
主人公の人称は「彼」をやめて「男」に統一して、
書き手は1人称、3人称ともに定まらないようにしてみました。
はじめはいわゆる、神の視点で書いてみようと思ってたんですが、
なんだか主客の関係ってむずかしいものなんですね。
4連目の「目は見えてない。目は見えてない、だけど。」のあとに、「これは何だ?」を入れようか迷っています。
コンタクトレンズ
小さな部屋の一隅に、ベッドが一台。
その枕元に一人、男が座っている。
乾いたコンタクトレンズを剥がして、さあゆっくり眠れる、と寝床につく。
目を閉じるとそのうちに、眠りはやってくる。
目に異物感がある。
−コンタクト外したよな?
眠く重い頭でそう思い至ると、カーテンの方向を見凝らす。
幾筋か、階下の照明が差し込んで、白い壁が切り取られたように映し出されている。
壁掛けの時計が光を受けて、はっきりと時間を差し示している。
男はそれを読めない。
目はひどく悪く、小さな時計の文字盤など見えるはずがないのだ。
−コンタクトは外れていなかった?…いや、時計盤は見えないし。今はコンタクトをしていない。
そのうち男は自分の目の中に、異物があることには変わりない、ということに気づく。
指が、ぬらぬらとした目玉の表面を撫でる。
かすかに、コンタクトレンズであるらしいものの感触が伝わってくる。
あるはずのないレンズは、正しく瞳に沿って、そこにある。
−これはなんだ?コンタクトが二枚重ねてあったのだろうか?不良品だろうか?
目は見えてない。目は見えてない、だけど。
逡巡ののち、彼は二枚目のコンタクトを剥がした。
コンタクトレンズからの開放感も、痛みもなかった。
視界も急に真っ暗になった。
よろしくおねがいします。
788 :
787:2008/11/02(日) 15:37:54
ごめんなさい 空気読めてませんでした。
次の方どぞー
文章作法くらいしっかりしろとまず言いたいな。
790 :
おね:2008/11/05(水) 04:09:01
レッドリボン軍
柑橘類の皮みたいな模様の乳首を噛んだ健介は、
ゴメスには悪いことをしたなと思った。
横で見ていた良太は彼らの遊びに飽きたのか
ココナッツを食べようとしない犬の尻に
モンテネグロで買ったコーヒー豆を詰め込んでいる。
「足がしびれた。もう今日の分はすんだでしょ。ここから降ろしてくれ」
健介がそう言ってもゴメスはよくわからず首を縦に振り、
良太は作業に夢中で話を聞いてない。
健介が「ねるねるねるね」と中間的な声で良太に向って言った。
寮長日を思い出した良太がやっと宙づりにされた弟に気づき、
彼を下ろす作業に取り掛かった。
「腐った蠅を燃やすための金はできた。
良太、あとで…そうだな町田がいいな、いつものやってこい」
「カレンダーの日付は気にしなくていいの?」
「いや、あれは、終日が書き込んである日はダメ。
それも見てから行ってこい」
そう言うと兄弟は草加煎餅を食べはじめた。
ゴメスは、自分の乳輪に刻んだ星のマークをまじまじと見ている。
791 :
790:2008/11/05(水) 04:11:12
10行目に
寮長
のあと不要に「日」をつけてしまいました
よく確かめずごめんなさい
こっちにも荒らしが沸いてるのかよ……
俳句は必ずしも五、七、五でなくともいいのだという。問題なのは拍子が五、七、五になっているかで、文字が十七文字でなくとも構わないそうだ。
芭蕉の句でもそういうのはある。
旅に病んで 夢は枯野を 駆け巡る
芭蕉の最後の句で、病んで寝込みながら詠んだ句あるが、この句の初め、 旅に病んで の部分はこの6文字を5泊で詠む。
別に 旅に病み でも良かったはずだが、芭蕉は後者ではなく、前者を選んだ。
たしかに 旅に病み では何か落ち着いているような、病んで寝込んでる感じがでないような気がする。
それよりも、 夢は枯野を 駆け巡る というのはすごい。
僕などの夢は、緑豊かな野原で、日向ぼっこをしている。鼻ちょうちんでも膨らましながら。
笈も太刀も 五月に飾れ 紙幟
初めが6文字だと、句に勢いがつく。この句は息子が戦死した母の話を聞き、それに感涙した芭蕉が、端午の節句間近に詠んだ句であるが、
子供が元気に育ってほしい気持ち、我が子を失った母の悲しみなどこの世から消えうせろ、的な気持ちが伝わってくる。
僕には今年2歳になる、子供がいる。かわいい、羽こそない天使である。その子のために立てる鯉幟が、いくら物置を探しても見つからない。明日は子供の日というのに。
結局、朝になって漸く見つかった。急いで鯉幟を立て、僕は今日も出勤しなければいけなかったので、ご飯も食わず、急いで家を出た。
立夏の朝 子の笑み浮かべ 急ぐ道
うーん、あんまりかな。
>>790 まるで薬で飛んでいる場面。この手の評価ポイントは思うに
1.読み手に意味不明、狂っていると混乱させることができるか
2.意味不明な中でも投げ出さずに読み続けられる読みやすさがあるか
であるので1は成立させてる。寮長が寮長日でもなんら問題ない。
けれど2はだめ。詰め込みすぎで内容を追うのに辛い。これがまずい。
意味不明文の内容はそもそも意味不明なので、内容を押さえる意味も
無いことを読者は分かっているものなのだ。つまり読者は読まくなる。
場面描写を膨らませてゆっくり書いていこう。
796 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/08(土) 18:41:03
757
「ヒロは頭痛が痛くなってきた・・」頭痛と痛くなり、同義語だね。
ここで読み進み、読めなくなりました。
「ひろは頭痛がして・・」でしょう。
それくらいで読めなくなるんだ…病気?
お願いします
18歳正社員 「おい、おっさん達」
30代派遣社員の集団 「はい」
お前ら、今月で契約切られるんだろ?
はい
どうすんの?
いや、別に今更ジタバタしてもしょうがないですから
つーか、おっさん達、なんで正社じゃねーの?
いや、まあ、色々と難しい時期に人生の分岐点を迎えたもので
中卒か?高校途中で辞めちゃったとか?
いや、そうじゃないんですけど・・・一応大卒です
はあ?大卒って・・大学出てるって事か??
はい
ふかしてんじゃねーぞ?コラ
大卒がこんな仕事してる訳ねーじゃん
いや、まあ、君には分からないと思うけど、大卒でも仕事に就けない時期があったんだ
何、その言い方?俺を馬鹿にしてんの?
18歳正社員集団「何、ナニ? ナニ揉めちゃってんの?」
ぞろ・・ぞろ くっちゃ くっちゃ プー 様々な効果音が流れる
いや、このおっさん達、大学出てるとか、フカすんよ
799 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/14(金) 15:44:53
スルーされるのわかってるだろ
800 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/15(土) 02:59:30
「M78ターボ」
ということで俺は最新式M78ターボの車両に乗り込み
行き先入力装置に「H・E・L・L」と入力した。
M78ターボはゆっくりと音の無い加速を始め
俺は運転席に腰掛けシートベルトとヘルメットを着用。
約10秒でM78ターボは時速8000キロに到達し
音速の壁を破るときの爆音で俺の鼓膜はフッ飛んでいた。
そろそろ地平線が薄ぼんやりとした朝焼けに照らされはじめ
俺を乗せたM78ターボは音速で高速を逆走し首都圏に突入。
何百台もの軽自動車や大型トラックが
新幹線に跳ねられたホームレスおやじみたいに粉々になって消し飛ぶ。
やがて時速は1億キロに到着し光速への道が強烈な
網膜への刺激となって俺に突き刺さるがその瞬間
M78ターボは目的地:国会議事堂に突っ込みその衝撃で
核爆発が起こり皇居はちょうどハメっこ中だった
皇太子ご夫妻ごとフッ飛ぶ。
キノコ雲くすぶる爆心地サークルのド真ん中、
かつての議事堂入り口あたりの空間にぽっかりと空いた
直径10mぐらいの今徐々に縮小しつつある時空穴は
俺が突撃したときにできたブラックホールで俺はそこを突き抜けた。
801 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/16(日) 08:59:53
802 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/27(木) 22:02:50
>>801 ファンタジー系は苦手なので、他の方、よろしく
>>802 PCだとトップページにとんじゃうよ。
ここはPCの人が多いから、PCで読めるようなとこに
うpしてください
ごめん、二行目まで読んで読み続けられなくなった。
多分、三行目以降も同じ誤りがあると思うから。
>無邪気に笑う、あどけない私に、彼は恋をしているわけでは無い。
自ら、あどけない、という表現は無い
>黒のシフォンワンピースに、彼が買い与えたピンクダイヤのピアス。
彼が買い与えたって。私にってことなら、買ってくれた、買った、だろ
視点を定めてください。
一人称のはずなのに、視点があっちゃこっちゃで、
とてもじゃないが読めません
てことで、中学生くらいの子が書いたのかなと推測。
806 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/28(金) 19:11:52
ここは神界星。神界星には文字通り数多くの神様がいてそれぞれが神様として働いていた。
しかし中には邪悪な神様がいて自分の担当する生命体はおろか他の神様の下にいる生命体を悪い方向に導いていた。
そのため神の称号を剥奪されて神様はおろか生命体からも蔑まされる元神様もいた。
夕夏もその一人だった。
夕夏は音楽の神様の家系に生まれたがとても酷い歌唱力で数多くの星を騒音に悩ませた。
そして非行、売春等をして神様学校の風紀を乱すなどをして学校を中退させられた。
しかし夕夏は資格の神様のもとに赴き資格の神様と寝て学校中退にもかかわらず神様の資格を取得した。
神様の資格を取得すると他の神様を淫乱化させて今度は神界星全体の風紀を乱した。
普通ならとっくに神様の資格を剥奪されるのだが(そもそも神様の資格など与えられない)数多くの偉い神様と寝たお陰で一切忠告されなかった。
そして夕夏は数多くの偉い神様と寝ながらその神通力を吸収して力をつけていった。
さらに神界星では中絶は違法で中絶を行った女神も医師神も神様の資格を停止または剥奪されるのだが夕夏は秘密裏にやはり肉体関係のある医師神の長と寝て隠蔽した。
夕夏はあらゆる神様と肉体関係を結びその神様を堕落させた。
さらに夕夏は父親や兄と肉体関係を結んだ。
それにショックを受けた母親は
「夕夏は私が産んだ子供では無いから今後一切この子との関係を断ちます!」
と言い放った。
807 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/28(金) 20:18:53
すると夕夏は
「あら?私がこの事を知らないと思っていたの?冗談はよしてよママ(笑)いや正確にはおばあちゃんね。だって私の本当のママは施設に入っている上のお姉ちゃんなんでしょ。」
母親が真っ青になっていると
「ママは知的障害のある施設のお姉ちゃんを産んで神様の資格を剥奪されてその後お兄ちゃんたちが無事神様になって再び神様になったんでしょ。それぐらい知ってるわ」
神界星では身体障害のある子を産んでも頭さえ正常だったら不問だったが知的障害のある子を産んだら神様の資格を剥奪され他の子供が神様の資格を得るまで神様になれなかったのだ。
さらに
「わたしが学校を中退した日の夜、パパとママの会話を偶然聞いたの。
やはり血は争えないね。ギリギリながら神様学校に合格してお姉ちゃんから一応知的障害の血をひいていないと安心したと思ったら何もわからないお姉ちゃんをレイプして娘まで産ませた男の鬼畜の血を引いていたとは・・・
という会話を。さらに
俺たちの五女として届け出を出したからには俺たちが責任をとると決意したけどもう俺たちの手には負えない。あの娘を犯した鬼畜をあらゆる手段で探したけど感じんのあの娘がわからなきゃ絶対無理・・・とまで言ったの」
そして
「ママが妊娠してパパが悶々としているのを知った私はママの留守中に一人で風呂に入っているパパに近づいたの。今まで数多くの男を落としてきたからテクには自信があったわ。
パパは親子なのにこんなことをするなんて駄目だよと言ったわ。私はパパとママの本当の子供じゃないこととっくの昔に知っているわと言ったらパパは真っ青になったわ。
でもパパの物は立派にそそり立っていたの。私は清廉潔白な立派な神様が娘の裸を見たぐらいでチンポをビンビンにしているなんてまるで鬼畜じゃないのと言ったわ。
パパは違う違うと必死に言ったけど体は正直なの。私がフェラチオするとパパの物はビクン!と言ったの。私が口を話して気持ちいいの?と言うとパパは違う違うと言ったわ。でも遂に我慢できなくなって私を押し倒したの。」
>804
16才くらいかな
>>804 中学二年生が妄想のみで書いちゃった文章に見える
二年後に自分で読み返したら死にたくなる感じ
810 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/29(土) 09:08:30
「パパは物凄いテクニシャンで私は何度も絶頂に達したわ。そして太いので私のを掻き乱したの。そして私の中を何度も熱いもので満たしてくれたわ。」
「しばらくして私は妊娠したの。でも当時の状況からとても子供を産める状況じゃないから泣く泣く処理したの。その日はママが愛理を産んだ日。すごく悔しかったわ。私だってママと同じようにパパの子供を産みたかった。でも今回は違う。」
母親がきょとんとしていると
「その後何十回と処置してきたけど今回は違う。だってパパの子供だもの。誰に何を言われようと絶対産むわ。ママもまた妊娠したようだけどこれからパパの子供を産むのはママじゃなくて私よ。残念ながらママには出産を諦めてもらうわ。」
そして
「ママ。今までありがとう。そしてさようなら。」
こういうと夕夏は
「バルス!」
と唱えた。
母親の体は一瞬コチコチに固まったと思ったら粉砕されて本当に粉々になった。
「これで邪魔者がまた一人減った。次はあいつだ。」そういうと夕夏は粉状になった母親をあちこちに散布した。
「蘇生したら困るからね」
実は粉々になっても一まとめになっていると数時間したら何事も無かったように元通りになるのであった。
夕夏は母親の粉を神界星の各地にばらまいた。
とりあえずポエムじゃないんなら、壺はやめた方がいいと思うんだ。
ていうかここ二次や壺ポエムも守備範囲なんだっけ…?
814 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/02(火) 22:35:22
今書いている小説の一部分ですが批評お願いします。
ワードからコピーしたので体裁が滅茶苦茶です、すみません・・・
一人称どころか小説を書くのは初めてなので、アドバイスを頂けると嬉しいです
驚きのあまりに息ができなくなった。
怪我をした指は、今彼女の口の中にある。彼女が私の傷をなめているのだ。その生暖かく柔らかい感触に、全身鳥肌が総立ちになるのを感じた。
「あ、あのっ」私はどもりながらも離してほしいと言おうとしたのだが、彼女は離してくれない。
舌でするりと傷口をなめると、それは切り口を沿って、時折鋭い痛みを伴う。
しかし不思議なのは、嫌悪感が沸かない点だった、それどころかどこか背徳めいたものを感じて胸が期待に満ちる。これは、なんだろう。
そして指の上を見ると、彼女がゆっくりと目線を上げる。ふと、指をくわえたまま 彼女が笑った。
めまいがした
「はい、終わりです。」藤宮が指を離した。「金属粉とかがついているといけないと思って・・・」それから何か言っているのだが私はそれどころではない。
寄りかかるように座って、なんとか眩暈に耐えている
「か、門村さん、大丈夫ですか?」長本人が聞いてきた。
「ああ・・・」情けないことに声がかすれていた「ちょっと、立ちくらみがしただけだよ。」そう、ただの立ちくらみだ。
私はなんとかまともに立とうとしたが、まだ無理なようだった。私は困ってしまう。
「ごめんね」なんだか知らないうちに私は謝っていた。
一体、何に対する謝罪なのだろうか。初対面の相手にいらぬ心配をかけさせたことに対する謝罪か、なかなか話が進まないことに対する謝罪か、
それとも傷口の消毒に対する礼の意味での『ごめんね』なのか・・・。嗚々、わからない。
私はまだ胸の内に残る熱に耳を傾けた。あの心地良い期待は何なんだったのだろうか。そして私の指を這うざらりと熱い舌・・・違う、これは性的な興奮ではない、
もっと別の何かだ。安らぎ?否、違う・・・これは
「門村さん?」
ああ、そうか。これはぬくもりだ。私は何年かぶりに人に触れたのだ。
人には血が流れていて、体温があるということを、やっと思い出すことができたのだ。
815 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/02(火) 23:31:08
通りすがりだが
血を滲ませている人の指をくわえたまま笑うような怪しい女が
「か、門村さん、大丈夫ですか?」
なんてどもったりはしないだろう。
キャラクタが安定していないって言うのかな?
816 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/02(火) 23:43:37
あ、すいませんえーっと、門村は主人公で、女の人は藤宮といい、ヒロインです。
長いので要約しますと、大学の研究室に用があるという藤宮を門村が案内するが、
偶然そこで門村が指を切ってしまい、藤宮にその傷口を舐められるというシーンです。
ちなみにこの物語は藤宮がカニバリズム的思考を無意識内に秘めていて、それが門村や門村の
友人達と関わるにつれて表層に出てきてしまうというストーリーを大筋で持っています。
ですのでこれはその伏線の一部・・・ということになります。指を舐められることで困惑する
主人公の困惑する様子と突然豹変するヒロインの不気味さ加減を出したかったのですが、
説明不足で申し訳ないです。
817 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/02(火) 23:45:21
>>813 えーと最初にレスしちゃったから読みました。
でもこれ小説じゃないよ。せいぜいがアイディアのメモってところだ。
まず仮にも「小説」を名乗るなら、文節毎の改行はやめること。
それだけでもあなたの「小説」の弱点が見えるはず。
内容に関しては、原作の設定におぶさった文字通りの同人二次だと思いました。
すなわち原作を知らない者には「まったくわからない」。
あなたの文章に、大きな瑕疵はないように思います。
ですが描写が全て曖昧で、何のイメージも喚起されません。
漠然と、あなたが「伝えたいイメージ」はこんなものだろうな、と想像はできます。
でもあまりにもあやふやで像を結ばない。
主人公の少女、ゼロ、ゾイド……これらを具体的にわかりやすく、
読者の理解のために描写した部分が一箇所でもありますか?
正直これのどこを批評して欲しくて、このスレに持ってきたのかわかりません。
原作をオマージュした、原作未読者にも楽しめる内容ならまだしも……
同人二次創作の批評なら、ここよりもふさわしい場があります。
【物書き】小説・文章の評価をするスレ Part8【本人限定】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1227084519/l50 ここでなら、原作を踏まえた批評が貰えると思います。
但し文章の体裁は、きちんと整えていくことをお薦めします。
819 :
82:2008/12/03(水) 19:03:00
これは自分宛のレスですよね。
「ゾイド」を知らない人にも楽しんでもらおうと
書いたんですが全然甘かったみたいですね。
教えてもらったスレッドなどでまた勉強してみます。
最後に読んで頂きありがとうございました。がんばります。
820 :
82:2008/12/04(木) 03:34:16
なんか↑を読み直したらそっけなくて
逆に失礼かと思ったんで、すこし反省させてください。
>主人公の少女、ゼロ、ゾイド……これらを具体的にわかりやすく、
>読者の理解のために描写した部分が一箇所でもありますか?
自分は最低限は話の流れがわかって、
「ゾイド」を全く知らなくても読めるようにしたつもりでした。
例えば、「ゼロ」はなにかのロボット兵器であることは
わかるように書きました。
その上で「ゾイドは兵器であって〜」の部分で
一般的なロボットではない=生物的なものを持っている
というのを説明し、ゾイドがわからなくても
「少女がいて、その友達のロボット兵器・ゼロがいて、
仲が良かったんだけど悲劇的な運命に翻弄されてしまった」
というのだけはわかるように書きました。
ただ、その点をしっかりすることに重きを置いてしまったため、
ゾイドを知らない方から見ると(ご指摘の通り)
小説ではなくなにかのアイディアノートの
ような文章になってしまったのかもしれません。
幸いゾイドというのはアニメ、ラノベ化されてますので
ゾイドがわからない方への表現はそれを参考にして
推敲してみたいとおもいます。長文失礼しました。
まあ、あの、同人は同人系の板でね、うん。
過疎だな
823 :
名無し物書き@推敲中?:2008/12/26(金) 15:17:03
>>813みたいなのが何でこの板にいるんだろう
ここって作家を目指している人が切磋琢磨する場では無いの蟹?
ソウナの鐘
便器の陰から少女がこちらを見ていた。
分析シーンはしばしば便所として夢に表れるそうだが、そういうことか、と半分寝ている頭で思う。
そこはゴミ捨て場だった。
強烈な悪臭。強烈すぎていい匂いか悪い臭いかわからないほどの刺激臭。
酒に酔った時のような感覚。
少女に近づくと、人形だった。
見れば、あちこちにマネキンの欠片のようなものが落ちている。
あれは全部わたしだ、ということになるのだろう。
ゴミの山から、どす黒い液体が流れている。
まるで、ゴミの山が一つの生き物で、たまたまゴミに生まれ落ちたから、と周りからゴミを捨てられ、そのたびに傷ついているようだった。
ゴミを投げ込まれてゴミのバケモノは血を流していた。
鮮明に見える。
ゴミの一つ一つが。
明かりを照らしてもゴミはゴミだ。
ばき、と音が鳴る。
さっきの人形を踏み潰してしまったらしい。
これで拾われることもなかろう。
本意ではなかったが、いいことをしたと思う。
ゴミはゴミだ。
古びたコート。おばさん臭いと言われながら着続けてきた。まだ持ってるのか、と自分で感心するくらい着ている。
「そんな小さいこと気にしてどうすんの」
と高笑いするババアに、何故わたしはなれなかったのだろう。悲しみや苦しみやケガレを笑い飛ばす汚らしいババアに。
透明な心は「違う」としか言えない。さまざまな色を拒否するしかない。
汚れきれなかった魂を、わたしは押し殺す。
汚れきれなかった魂は、けして美しいものではない。
そちらから見ればケガレそのものだ。そちらにいる過去のわたしが必死に避けてきた、押し隠してきたものだ。
「人」という幻想を生きるためには殺さなければならないものだ。
子供のわたし。無垢でもなんでもないわたし。美やケガレという区別すらつかないわたし。
わたしは息を押し殺す。
殺されている魂は涙腺から悲鳴を上げる。
827 :
.:2009/03/09(月) 22:29:34
(日本)六法問題=\仮の題名
六法などにヤ勒の国民≠フ所に自己の氏名―_ _ _ _ _ ―がヤ勒されておらぬこと、
六法などに各各の攷考する、議論などの際に使用するべき辞言・奎章・論理などがヤ勒されておらぬこと、
当二ヶの題を一括して仮に名を(日本)六法問題≠ニする。
自己が国民たると肯定するか、否定するか。
肯定するなら、当態度について妄想観念、妄想症、蠧害性における嫌疑の、
否定するなら、当態度について蠧害性における嫌疑の掛かる可能性が浮かぶ。
―終結しておらず、方且展開する気配なし
備考…アリの穴、作家でごはん、ザ掲示板、2ch創作発表板、2ch創作文芸板などにおいてヤ勒。
(日本)六法問題≠フ名については某奎章作品を意識。
当奎章は一部機械―PROGRAM―により覯襄
参照
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=ji0
ある投稿サイトで連載中の文章の評価をお願いします。
ttp://reviews.bookstudio.com/author/10963/10803/contents.htm 利用規約に特に記述はないのですが、念のため本人確認は「評価受付中」
とだけしてあります。
もう一つ注意事項として、井伏鱒二の「夜ふけと梅の花」をベースにしていることを
あらかじめお知らせしておきます。
(舞台を平成(の関西)に変えて、主人公が小説家を志望しているという設定をかなり
前面に出しています)
話の展開を考えるのが苦手なので、とりあえず既存のストーリーを自分の文章で
書いてみる習作として取り組んでいます。
・回りくどさ、あざとさ等が気になるかどうか
・自分の文章が当てはまりそうなジャンル(ラノベっぽい、純文学っぽい、現代風
エンタメっぽい等)
(純文学をベースにしている時点で分かりにくいと思いますが)
上記の二点がこちらから教えて頂きたいことです。
評価してやっても良いと思われた方はぜひお願いします。
830 :
名無し物書き@推敲中?:2009/03/13(金) 01:24:49
「これから毎日こうやって通勤するんだね・・・」
田中礼奈は自分が働く建設会社の本社ビルの最寄駅で降りた時そう思った。
というのも礼奈は今まで現場監督として働いており本社ビルなど研修や現場の変わり目の時ぐらいしか行ったことが無く初めて面接に行った時の印象を今も抱いているぐらい縁の無いものと思っていた、いや自分から遠ざけたぐらいである。
なぜそんな礼奈が本社ビルで働くことになったのはずばり、妊娠である。
昨年結婚した礼奈は避妊をしておらず、且つ支店に育児休業について質問するなど本人も周囲も予定内の妊娠であったが実際妊娠してみると色々とバタバタしてしまい、さらに妊婦には工事現場は危険ということで最低限の引き継ぎをしたあと異動になったのである。
学生時代からこんなことは分かっていたはずの礼奈であったがいつか現場所長になるのが夢だった礼奈にとっては大変つらい現実だった。
妊娠はおろか結婚まで後悔しそうになるぐらいであり男女差別以前の深い問題に礼奈の足取りは重くなっていった。
そして礼奈は本社ビルに入館していった。
「おはようございます!」
礼奈は社員証を警備員に見せて元気よく挨拶した。すると礼奈は工事部長に声をかけられた。
「礼奈ちゃん、いつにも増して元気がいいね!」
「部長!そんなことは無いですよ(笑)」
「いやいや、見てのとおりろくに挨拶もしないおじさん連中ばかりだから礼奈ちゃんのように元気に挨拶をする若手社員は貴重なんだよ。まあ俺も人のことは言えないけどね。」
そう言われ礼奈が職員玄関のほうを振り返ると中年男性ばかりが形式的に社員証を見せて無言で入ってくる。そのやる気のなさもさることながらあまりの平均年齢の高さに礼奈は困惑した。
「・・・こんなこと言ったら怒られるかもしれないですけど本社ビルには私が生まれる遥か昔に入社した男性ばかりがいるのですか?」
と礼奈は思わず質問してしまった。
「若い連中は礼奈ちゃんもそうだったように皆現場だからねぇ・・・そういう俺も礼奈ちゃんが生まれる前に入社したのだけど(笑)」と部長は苦笑いした。
831 :
名無し物書き@推敲中?:2009/03/13(金) 07:04:39
しばらくして一人の女性が入ってきたが礼奈は思わず目が釘付けになってしまった。
その女性は金髪、厚化粧、ちぐはぐ且つ時代錯誤なファッション、巨大なイヤリング、そして美人だが人工的で引きつっていてしかも年齢不詳に見える顔立ちであった。
礼奈が固まっていると
「あの方は社長秘書だよ」
「ひ、秘書!?」
部長はそう言いながら礼奈に上に上がることを促した。
832 :
名無し物書き@推敲中?:2009/03/13(金) 07:11:52
…ずばり、妊娠である
まで読んだ・・w
思いつきで書いた駄文ですがどうぞ。
「バースと猫」
今朝も日本のあるところでは桜が咲く季節だというのに、
やたらと風の強い寒い日だった。
犬のバースは忠犬なので今日もご主人の帰りを待つためにスーパーの裏口の
前でじっと座っている。バースは自分で言うのもなんだけど。と前置きしなが
ら、ご主人はとにかく優しい人で、自分を可愛がって一番に考えてくれるのさ。
と教えてくれた。
忙しい毎日の職場までの行き帰りの時間を散歩に使ってくれるし、
たまにスーパーの売れ残りの焼き鳥やらローストビーフなんかをくれる。
そんなものがなくても、一緒にいられるだけでいいんだけどね。
でも、たまの休日には車でちょっと離れた川に連れて行ってくれたりする。
その時僕はああ、この人に一生、どこまでもついていこう!と思ったのさ。
と言った。とにかく彼はご主人が大好きな忠犬なのだった。
スーパーの裏口といえど、細い路地に面しているのでそこそこに人通りや
スズメや猫が通る。登校する小学生たちや、郵便配達の人。
スーパーに卸にくる業者さんや、スーパーの店員たち。
だからバースは日中でもあまり退屈することはなかった。
昼ごろになって、少し風が止んだ頃、見かけない顔の野良猫がバースの横を
通りすぎた。
「やあ。こんにちは。見かけない顔の野良猫さん。」
真っ黒でくすんだ毛皮の野良猫はこっちを見ずに
「うん。こんにちは。」と答えるだけだった。
「なにをしているの。さっきまで強かった風も止んだみたいだ。」
野良猫は壁ぎわに詰まれたダンボールの匂いをしなやかに物色していた。
そして、手ごろな大きさのお菓子の箱にするりと入り込み、
くすんだ毛皮と不釣合いなぎらぎらとした光沢の山吹色の目を見開いて
バースを見据えた。
「私、あなたを何度か見たわ。先週だったかご主人と西の川べりを歩いていた
でしょう。それと、おとついくらいに朝、
バス停前のゴミ捨て場にいたのあれ、私。」
「黒い野良猫なんてこのあたりには君以外にも沢山いるからなあ。でも先週の日曜日は確かに川に遊びに行ったよ。
雪解け水で川がいつもの2倍くらいの大きさだった。」
「それよりもあなた、いつもそんなふうに紐でくくられてご主人を待っているの。」
「そうさ。どんなに寒くても暑くてもじっと待つ。いつまでも待つ。
大好きなご主人のためだから何も苦じゃないよ。君のようなリードをにぎってくれる人のいない生活は想像できないなあ。」
「好きで野良猫やってるんじゃないけどね。でも、そんな紐でくくられる生活は想像できないわ。」
お互いはお互いの生活を馬鹿にしたり否定しているつもりは全くなかった。世の中には交わらない直線とか、
複数の常識が同時に存在する。
そのなかのどれかをたまたま一つ選んで自分はその常識の中で生きている。
ただそれだけのことだった。
836 :
名無し物書き@推敲中?:2009/03/25(水) 17:46:41
もうあと2週間もすれば桜が咲く。
今日は彼女の夕妃と仕事帰りに会う約束がある。残っている仕事に目処をつけいつもより早めに会社を出た。もう夕妃と付き合うようになって5年になる。待ち合わせの喫茶店に入ると中央の丸テーブルに座っている彼女をすぐに見つける。
「おはよう。」
時間は夜だがいつもこの挨拶から会話が始まる。5年間で培ってきた習慣だ。彼女は聞いていたイヤフォンを外しこちらを見る。
「おはよう。」
いつも通りの展開。だが、彼女の目に少しの変化を見つける。少々つかれているようにも見えるが少し違う。こういう場合、無理に聞かずに彼女が口を開くのを待つようにしている。
「仕事どう?」
「まぁいつも通り。でも、ちょっと忙しいかな。」
「あまり無理しちゃダメだよ。なんか食べる?場所変えようか?」
「うん。そうしよ。」
会話もそこそこに居酒屋へと場所を移した。金曜の夜ということもあり、店はどこも混んでいた。やっと店へ入れたのは30分後である。
「こっちも仕事大変だよ。でも、ちょっといい感じに動いてるんだ。3月末結果が出てくるかもしれない。それまでは頑張ってみようと思うよ。」
先ほどの話の続きからはじめる。当たり障りのない会話をする。この雰囲気はあまり得意ではない。彼女が本題を切り出すまでの辛抱だ。ビールとサラダを頼む。彼女の顔はやはり曇ったままだ。様子がおかしい。
837 :
名無し物書き@推敲中?:2009/03/25(水) 17:47:24
何気ない会話を続けていたが、彼女が口を開いた。
「私のどこが好き?」
「・・・・。」
「ないの?」
「いや、そうだな。言葉でどこが好きとか嫌いとか言うのあまり好きじゃないんだ。安っぽい言葉にしかならないからさ。でも、挙げるとすると、一生懸命なとこかな。仕事もそうだし、僕のことを好きでいてくれるのに一生懸命なところがさ。」
「じゃあ、あなたのことを好きじゃなくなったら嫌いになるの?」
「結局、好きでいると思う。どうかしたの?」
「私、あなたのことを都合良く使っているだけなんじゃないかって最近思うの。」
「そんなことないよ。僕はいつだって君といたい。君がよんでくれるのうれしいんだよ。なんかあったのかい?」
業を煮やして聞いてしまった。
「今回はあなたのことを嫌いになったとかってわけじゃないの。ただ、このままだと甘えてしまう気がして。私もすごく居心地がいいの。でも、」
「急にどうした?」
「気になる人がいるの。つい先週出会った人なんだけど、すごく価値観も合うし、尊敬する。」
「その人とどうしたいんだ。」
「付き合いたい、結婚したい。」
以上です。評価お願いします
838 :
名無し物書き@推敲中?:2009/03/25(水) 20:16:52
るめいかの彼方にある海底床屋から出た排出産業は十日間のうちに世界を斡旋支配した
今やアメリカの利権屋の想像にまきこまれているかそうなのだ一抹の巧妙を見出すことができたとする
すなわちたたたいこを叩け心臓だ心だけ出ることである、バルト氏はこの原理を利用し年収351万もの大金を手に入れそこでジャングルジム公国を設立し、
その後莫大な金を使い華やかな自殺でこの世から出て行ったその自殺とはこうだ
ワニ200匹を揺籃するその池に多量の石油を投入し、そこに火をつける、ワニは三日間何も食べていないので石油に食いつくだろうそこに火がつくとどうなるであろうか
その結果は火を見るより明らかワニは暴れて死んでいく、それを見た動物愛護団体はまた努り狂って死んでしまうことだろう。
きっとそうだそうなることは私の全身にかけて保険をかけることにしよう
>>836-837 日付けから、836-837の人でいいんだよね?
結局、主観で申しわけないんですが、以下に絞って推敲してみました。参考にならないようでしたら、てきとうに見流して下さい。
・僕の人が主人公の一人称なんだけど、地の文の描写に主語がない部分が目立ち読み難さを感じたので「僕は」を入れてみました。
・少し状況不足、描写不足を感じたので、彼女の描写補正、風景描写の追加。
・冒頭の桜の文が、物語り中に意味をなしてないのは、ちょっともったいないので最初と最後に絡めてみました。
・台詞のテンポがタメも無しに進むので、キャラの気持ちに、「、」などでアクセントを入れてみました。
・「・・・・」「」内の文末「。」は使わないので削除。
840 :
839:2009/03/25(水) 21:31:15
今日は彼女の夕妃と会う約束ため、僕は残っている仕事に目処をつけて、いつもより早めに会社を出た。
街路には桜並木が立ち並んでいる。
喫茶店の扉を開けるとカランとしたベルが鳴った。すぐに丸テーブルに座った彼女が目に入る。
「おはよう」
夕妃と付き合うようになって5年。僕らの会話は、いつもこの挨拶から始まる。今まで二人で培ってきた習慣だ。
彼女が聞いていたイヤフォンを、おもむろに外して僕を見た。
「おはよう」
何気ない、いつも通りの挨拶。でも、今日の彼女はいつもとは違って見えた。どこか物憂げに僕を見てから視線を斜下に外す。こういう場合は、無理に聞かずに彼女が口を開くのを待つようにしている。
「仕事どう?」
「まぁ、いつも通り。でも、ちょっと忙しいかな」
「あまり無理しちゃダメだよ。なんか食べる?場所変えようか?」
「そう、だね。そうしようか」
僕らは会話もそこそこに、居酒屋へと場所を移すことにした。金曜の夜だからなのか、めぼしい店はどこも混んでいて、やっと店へ入れたのは30分後のことだ。
「こっちも仕事大変だよ。でも、ちょっといい感じに動いてるんだ。3月末結果が出てくるかもしれない。それまでは頑張ってみようと思うよ」
檜のテーブルを挟んで、さっきの当たり障りのない会話を続ける。彼女の顔はやはり曇ったままだ。僕はとりあえずビールとサラダを頼む。
店内の賑やかさとは対照的に、僕らは少し浮いていた。この雰囲気はちょっと苦手だ。
841 :
839:2009/03/25(水) 21:32:13
「私のどこが好き?」
しばらく、些細な会話を続けていて、ふいに彼女の口から出た言葉。
「……」
「ないの?」
「ああ、いや、そうだな。好きとか、嫌いとか、あまり言葉に出すの好きじゃないんだ。安っぽい言葉にしかならないからさ。でも、挙げるなら一生懸命なとこかな。仕事もそうだし、僕のことを好きでいてくれるのに一生懸命なところが、さ」
「じゃあ、あなたのこと好きじゃなくなったら嫌いになるの?」
「結局、好きでいると思う。それが、どうかしたの?」
「私、あなたのことを都合良く使っているだけなんじゃないかって最近思うの」
「え、そんなことないよ。僕はいつだって君といたいし、君がよんでくれるのうれしいんだよ」
彼女の言いぐさが、どこか遠回しに感じて、
「今日変だよ。何かあったのかい?」
さすがに業を煮やして聞いてしまった。
「あなたのことを嫌いになったとかってわけじゃないの。ただ、このままだと甘えてしまう気がして。でも、勘違いしないで、あなたと一緒にいるのは、私すごく居心地がいいの。でも」
「急にどうした?」
「気になる人がいるの。つい先週出会った人なんだけど、すごく価値観も合うし……尊敬する」
「気になる人って、男、なのか? 夕妃……」
「私、その人と付き合いたい、結婚、したい」
もう2週間もすれば、桜は満開になるそうだ。
842 :
名無し物書き@推敲中?:2009/03/25(水) 22:11:32
シュルレアリスム文章
…しかし、家の前には落とし穴があったおかげで私は地下世界を旅することになって地下世間は驚きの連続である、
コウノトリの集団が人を殺傷するという地上とは逆のことも起こったりする、私はこのような所には長くいられなかった。
たちまちの内にコウノトリの軍団に捕まり三千里の道を歩かされたあげくヒトカツにされ食われてしまった、ヒトカツは旨い、しかし、自分がヒトカツにされたら自分で自分を食うことにはならないのだ、
これは世界の普遍的な法則である、私はこの法則の実現に心を尽くしたのであるが、今、その過去を呪った。こんなことになるとは思いわなかったああいやだ、なんとしてでもヒトカツになりたい、そうした狂気によってか、ヒトカツはヒトを求め火山へと旅に出た、
そこでは大規模なヒトカツチェーン店がもうすぐに出店するという情報が手に入ったからだ、思う存分、ヒトカツが食べられる
そうヒトカツは思ったのだがやはり、世の中そうはいかない、ガードマンの存在を忘れすぎだといいなたいがガードマンが何をガードするかというと、
843 :
名無し物書き@推敲中?:2009/03/25(水) 22:12:14
これまたヒトカツである、ヒトカツはヒトさえ食えないという高等生物なようだ、ヒトカツはコウノトリを支配し、コウノトリはヒトを支配する、そしてヒトはヒトカツを食うのだ、
これは世界の神秘である、現続する最後の神秘といって良いのではないであろうかなぜか天空船ランプラッツに乗った探険家サンドムにより世界にあった三十三の神秘は全て非神秘つまり観光スポットにされてしまったからである、
そして今、このヒトカツ工場にも天空船ライプラッツの魔手が近づいてきた、ライプラッツの見張り台ではサンドムの目があっちいったりこっちにいったりまるでヒトダムのようであった、
一方そのころヒトカツたちは相変わらずコウノトリとの押し問答が続いていた、冷蔵庫にあるヒトカツを出せあれはわシが食べる、いえいえあのヒトカツは高等生物つまり神なのです、神を食べるとはなにごとでありましょうか、
いくらあなたがヒトカツといえども、そのようなことをしてはなりません、なに、私のヒト内部に懸けてヒトカツであることの証明、つまり腎臓肺心臓血液、その全てを懸けて挑んでいるということがわからないのか、
いやわかりませんね、その響きを天空船ライプラッツの船上でラジををつがい聞いていたのはサンドム、サンダルを履いた足の甲から背筋にかけてぶるるとふるはした、はて、はたしてここを観光スポットにすることは可能であろうか、
観光できないわけではないなにしろ冷凍されたヒトカツ、つまり神がいるのだからヒトカツ一匹三百円ほどにしたら結構売れるに違いない、でもそこからが大変だ、神の増殖という憂き目に遭い、神学産業は崩壊するであろう。…
844 :
.:2009/04/06(月) 23:35:52
已下は自作宣伝
(日本)六法問題=\仮の題名
一
六法などにヤ勒の国民≠フ所に自己の氏名―_ _ _ _ _ ―がヤ勒されておらぬこと、
六法などに各各の攷考する、議論などの際に使用するべき辞言・奎章・論理などがヤ勒されておらぬこと、
当二ヶの題を一括して仮に名を(日本)六法問題≠ニする。
自己が国民たると肯定するか、否定するか。
肯定するなら、当態度について妄想観念、妄想症、蠧害性における嫌疑の、
否定するなら、当態度について蠧害性における嫌疑の掛かる可能性が浮かぶ。
自己に付随する・付随したと目される性質・所行故に自己が他者における攻撃・刑戮対象と襄するので有るなら
改善可能性が攷考されるが、
しかしながら、私は(自己の氏名)という存在故に自己が他者における攻撃・刑戮対象と襄する可能性も攷考している。
845 :
.:2009/04/06(月) 23:39:01
>>844の続き
二
自己が他者の意識にのぼる・表現することを回避する帠・自己防衛帠として、
鏡裏が他者に向くよう全体を覆冃するように自己に鏡を設定することを思いつくが、
某人を対象として件を践行した結果、当人には不評?で有った。
ここに訖して、また一つの題が生じる。
他者の摸 が完璧でない故に他者からは自己が、自己に鏡を付着せしめる志・態度が見い出され、
当志・態度について恐怖政治―TERRORISM―志向、強盗志向、蠧害性における嫌疑の掛かる可能性が浮かぶ。
完璧たる他者摸 が実現せぬ釁隙の件の剖析として、映画摂影を件の様相を襄する理合にすることを思いつくに訖した。
そして刻下私は自己と恐怖政治者・殺人者の比較研覈などを籌計している。
当研覈の際の寓意事項は、自己に、触法精神障害性における嫌疑の掛かっている可能性、
(未解決)殺人事件の殺人所行を襄した可能性が有るということで有る。
―終結しておらず、方且展開する気配なし。修正可能性が有
備攷…アリの穴、作家でごはん、ザ掲示板、2ch創作発表板、2ch創作文芸板などにおいてヤ勒。
(日本)六法問題≠フ名については某奎章作品を意識。
当奎章は一部機械―PROGRAM―により覯襄
参照
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=ji0
846 :
.:2009/04/07(火) 21:42:39
>>844を修正
(日本)六法問題=\仮の題名
一
六法などにヤ勒の国民≠フ所に自己の氏名―_ _ _ _ _ ―がヤ勒されておらぬこと、
六法などに各各の攷考する、議論などの際に使用するべき辞言・奎章・論理などがヤ勒されておらぬこと、
当二ヶの題を一括して仮に名を(日本)六法問題≠ニする。
自己が国民たると肯定するか、否定するか。
肯定するなら、当態度について妄想観念、妄想症、蠧害性における嫌疑の、
否定するなら、当態度について蠧害性における嫌疑の掛かる可能性が浮かぶ。
自己に付随する・付随したと目される性質・所行故に自己が他者における攻撃・刑戮対象などに襄するので有るなら
改善可能性が攷考されるが、
しかしながら、私は(自己の氏名)という存在故に自己が他者における攻撃・刑戮・
生存に値する存在たるか否かをめぐる研覈・実験―劉傷など―対象に襄する可能性も攷考している。
847 :
.:2009/04/07(火) 21:43:24
>>845を修正
二
自己が他者の意識にのぼる・表現することを回避する帠・自己防衛帠・欲望の三角形$烽フ研覈帠として、
鏡裏が他者に向くよう全体を覆冃するように自己に鏡を設定することを思いつくが、
某人を対象として件を践行した結果、当人には不評?で有った。
ここに訖して、また一つの題が生じる。
他者の摸 が完璧でない故に他者からは自己が、自己に鏡を付着せしめる志・態度が見い出され、
当志・態度について恐怖政治―TERRORISM―志向、強盗志向、蠧害性における嫌疑の掛かる可能性が浮かぶ。
兎角刻下の寓意事項は、自己に触法性、
(未解決)殺人事件の殺人所行を襄した可能性が有るということで有り、
私は当事項に彝、憲網における研覈の攷考材料を見ている。
―終結しておらず、方且展開する気配なし。修正可能性が有
備攷…アリの穴、作家でごはん、ザ掲示板、2ch創作発表板、2ch創作文芸板などにおいてヤ勒。
(日本)六法問題≠フ名については某奎章作品を意識。
当奎章は一部機械―PROGRAM―により覯襄
参照
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=ji0
848 :
名無し物書き@推敲中?:2009/04/10(金) 09:06:11
名門私立中学生で華族令嬢の花山環はあることに悩んでいた。それは母親の華子がどうやら不倫をしているらしいのである。
元々容姿端麗で社交的な華子とおとなしく地味な父親の寛信は性格的にも合わなかったが華族という家柄上問題が表面化しなかったが時代の変化もあり2人とも、特に華子が耐えられなくなったのである。
そして華子はとある慈善団体の会長に祭り上げられたのだった。
携帯ではなく、PCで書くことをお勧めする。