1 :
名無し物書き@推敲中?:
■投稿する人へ
・あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は
小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番
よいですが、自分のサイトの直アドレスやまたり文庫・アリの穴などの投稿サイトをさらすのもあり。
酷評スレまとめwiki(
http://www6.atwiki.jp/kata/)でも投稿できます。
このような場合は、各サイトのトップページではなく、直接「作品の」アドレスを貼ってください。
・創作文芸板は最大改行32行、最大文字数は1024文字です。改行の少ない作品なら
1レスあたり原稿用紙2枚と少しくらい。3レス(原稿用紙7枚以上、もしくは100行以上)を
超える量の文章は、外部に晒してリンクを貼ったほうがいいでしょう。
※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見られる『隠し』でもかまいません。 無い場合は高確率でスルーされます。
スレに直接貼る場合も、一言書いておいたほうがスルーされにくいです。
・投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。
・もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。
目についたものから批評していくので、見落としもあります。
・辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。
■批評する人へ
・批評への参加は自由です。
・当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
投稿者が納得する形で批評してあげてください。
4 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/06(土) 13:22:17
>>前スレの992
私がこの先生で、こういう年賀状を貰ったら、泣くね。
一生の宝物にするよ。
唯一気になるのは(笑)の部分。
これは削除したほうがいいと思う。メールじゃないんだから。
年配の人だとふざけていると受け取る場合もあるし。
>私はできれば中学時代の悪態の事を謝る文章も書きたいと思っていたのですが
謝る文章なのだから、ネガティブ云々ということにはならないと思うが、
書かなくてもいいんじゃないか?
気持は十分に伝わる文面にもうなっているから。
おまいら文章をとやかく言う前に
・長い。年賀状で書く内容じゃない。そもそもこの量をハガキに書けるのか
・遅い。7日すぎたら寒中見舞いにするのが常識
これくらいアドバイスできるやつはいねーのか
自分はロムしてたほうだけど
・長い。年賀状で書く内容じゃない。そもそもこの量をハガキに書けるのか
→封書にするでしょw
年賀状はハガキだけと思い込んでいたら大間違い。
・遅い。7日すぎたら寒中見舞いにするのが常識
→まあ、これは同意。後で書こっかなとは思ってた。
7 :
アドバイスお願いします。:2007/01/06(土) 22:20:18
前スレの992です。
再び少し表現を変えたところがあるので、失礼にあたる文章がないか、見ていただけませんか・・・?
何度も何度もすみません。。
次レスに書きます。
>>4 不安な気持ちが吹き飛びました。ありがとうございます。
(笑)マークはやめた方が良いのですね。☆マークもやめた方が良いでしょうか・・・?
>>5-6 自分が相当世間知らずなのだという事に気付かされました。。
明日以降は寒中見舞いになるのですか・・・。知りませんでした・・・。
今日速達で出すならば、年賀状で大丈夫でしょうか?
また、このような長文の場合は葉書ではなく封書にするべきなのですね。
私は年賀状=葉書 だと思っていました。。
明日以降に送るならば、寒中見舞いとして封書で送るべきですか?
また、今日速達で送るとしても、封書にするべきでしょうか・・・?
8 :
アドバイスお願いします。:2007/01/06(土) 22:22:12
新年明けましておめでとうございます。
私は平成○年度××中学校卒業生です。2年2組、3年2組の2年間を担任していただきました。
毎年毎年先生にお礼の手紙を出したいと思いながらも、気恥ずかしく出し渋っていたのですが、
今年は成人するという節目にあたるので、思い切ってこのような形で出させていただきました。
月日の流れというのは本当に早いものですね。ついこの間まで中学に通っていたのに、もうあと3ヶ月で大人の仲間入りです。
中学時代は本当にお世話になりました。どのような生徒よりも扱いにくい生徒だった事と思います。
厄介事を起こす度に相当な迷惑をかけていたはずなのに、先生は嫌な顔一つされず、温かく見守って下さいました。
また、非情な態度を取ったり数々の心配をかける私を真正面から受け止めて下さった先生の広いお心を本当に尊敬しています。
精神的に堕落した私が学校へ行くという行為だけは怠る事がなかったのも、いつも気にかけて下さる先生がいらっしゃったからです。
本当にありがとうございました。
中学2年生に進級し初めての朝礼で先生が私の担任になる事を知ったとき、 思わず一人大声で「やったあ!」と叫んでしまった事を、
今でも良い思い出として鮮明に覚えています。昔も今もずっと大好きです☆
9 :
アドバイスお願いします。:2007/01/06(土) 22:23:41
中学時代、クラス皆で取り組んだ合唱・運動会の応援等、始めは“やりたい子だけやれば良いのに”などと思っていたものが、
皆の気持ちが鼓動し合って徐々に良いものになっていく感動を今でも忘れません。
思春期の反抗的で投げやりな気持ちの中に“やればできるんだ”という信念を思い起こしてくれたのも、それらの経験でした。
今だからこそ言えるのかもしれませんが、××中3年2組、そして先生が私の一番の宝物です。
今冬は比較的暖かい日が続いておりますが、お身体にはくれぐれもお気をつけ 下さい。
先生は一昨年愛知万博でブースを出されたと聞きました。その時その事を知っていたら迷わず会いに行ったのに、と思い残念です。
またいつかお会いできる日を楽しみにしております。
年賀状や寒中見舞いにこだわる必要はないと思う。
ふつうに手紙書いて出せばいい。
その際は時候の挨拶とか拝啓 拝呈 啓上 一筆啓上 (一筆啓上申し上げます),
敬具 拝具 敬白 (かしこ).とかに気をつけること。
ま、そういうのはここで聞いても無駄だからもっと実用的な別のスレを探せ。
11 :
アドバイスお願いします。:2007/01/06(土) 22:37:48
>>10 手紙だと、色々難しそうなので、出来れば簡単な年賀状等が良いかと思っています。。
筆王でやってみたところ、何とか文章がおさまったので、葉書でも大丈夫ですよね・・・?
封書の方がより気持ちが伝わるなら封書にしますが。。
12 :
アドバイスお願いします。:2007/01/06(土) 22:42:10
年賀状ならば1日に届くようにすべきでしたよね、、。
やはり寒中見舞いにするべきでしょうか。
やっぱりはがきに書くつもりだったのか。やめとけ。
びっしり細かい字で印字されても、こいつどっかおかしいと思われるのがオチ。
そんなに気持ちを伝えたいなら、難しいとかいってないで新成人らしく
手紙の書き方くらいきちんと調べろ。手抜きは簡単に見抜かれるぞ。
14 :
アドバイスお願いします。:2007/01/06(土) 23:11:58
>>13 寒中見舞いという事で、封書で出すのがベストなのですね。
5年間疎遠だった生徒から年賀状ではなく寒中見舞いが突然届いても、
驚かれませんか・・・?
驚くだろうけど、いいんじゃないの。
ずいぶん印象的な生徒だったようだから、お礼の手紙なら喜ぶだろ。
16 :
アドバイスお願いします。:2007/01/07(日) 00:09:40
>>15 非常識な生徒だな、というような悪い印象は与えませんよね・・・?
寒中見舞いとして出す場合、「新年明けましておめでとうございます。」という文を
「寒中お見舞い申し上げます。」と変えるだけで良いのでしょうか?
封書で出す場合、寒中見舞いであっても、普通の便箋で良いのですよね・・・?
「寒中お見舞い申し上げます。」と書く事によって寒中見舞いになるのですよね?
そもそも年賀状も寒中見舞いも、季節のあいさつとしては同じ扱い。
単に賀状の方が量が多いってだけで。
手紙に慣れた年配の人では、好きな人は季節の挨拶なんかまめに出しているよ。
長文なら封書にしろ。
賀状も寒中も、定形文はぐぐって自分で調べろ。すぐ見つかる。
間違っても速達になんかするなよ。
自分ならかなり引く。
それからあんまり気合つめすぎて書いているようだけど
返事を期待しないで書くようにね。
形式的なハガキがきたら喜べばよい。
音信がなければ、がっかりして、逆恨みしたり色々悶絶したり鬱になったりしないように。
念のため。
18 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/07(日) 00:29:03
>>8 >昔も今もずっと大好きです☆
☆はやめよう。
というか、この一節は削除したほうがいいと思う。
浮いているし、書きすぎ。
文章は腹八分目、書き足りないくらいが効果的です。
文章量からいえば封書のほうがいいと思うが、封書だと「重すぎ」とも
言えるので、収まるなら葉書がいいという見方もある。
まあそれは実際の読みやすさで判断だな。
みんな親切だなあ
酷評お願いします。
大量のミカンを1つ1つ手に取りチェックをする。傷んだミカンは廃棄用ダンボールへ、傷んでないミカンは商品用かごへ。
今日も午後5時に出勤してから2時間ずっとこんな作業をしている。まだバイトを始めてから一週間目だから仕方ないのかも知れないけど、農産部スペースの隅っこでの作業は私にとってつまらないものだ。
隣の大きなステンレス製のテーブルでは、メロンをカットしパックに入れるオバチャンや、私の選別したミカン達を10個ずつネットに入れていくオバチャンがいる。
メロンのオバチャンとミカンのオバチャンはベテランで仲良しらしい。
2人で楽しそうに雑談しつつ素早い動作で作業をこなしていく。
その少し離れた所で私の作業はのらりくらりと進む。
「霧咲さん。このミカン選別終わった?」
ミカンのオバチャンはどうやらステンレス製テーブルのミカンを全てネットに入れたらしい。
「はい。そのかごのミカンは選別終わりました。」
「そ。じゃあ貰うわね。」
オバチャンはミカンのかごを持ち上げてステンレス製テーブルに置いた。
今のが最後の選別すべきミカンだった。「あの、もう選別するミカンないんですけど、私何したらいいですか?」
「え?そうなの?…ちょっと待ってて。店長に聞いて見るから。」
メロンのオバチャンがタオルで手を拭き店長に電話しているらしかった。
「あ、店長?うん、そう。農産部の鈴木です。
もうウチの部では人が足りてんのよ。だからさ、新しく入った霧咲ってコ、どうする?え?いや水産部は無理でしょ。
あそこ厳しいから。うん、そうねぇ。わかった。伝えとくわ。はい、はい失礼します。はーい」
「あの、私は何をすれば…」
「あんた、今から店に出てもらうから。とりあえずスタッフルームに戻って。
そんで鈴原さんって人がいるからその人探してね。」
「はい。女の人ですか?」
「そうよ。たしか19歳くらいの若いコ。じゃあねお疲れさま。」
「はい。お世話になりました。」
私はミカンのオバチャンとメロンのオバチャンに挨拶をして農産部のドアを出ようとした。
「これ、数が半端で余っちゃったからあんたに上げる。餞別ね。」
笑いかけながらそう言うオバチャンからミカンをもらった。もう一度お礼を言い私はスタッフルームへ向かった。
>>20-21 ふつうに読める。続きを読みたい。
ミカンはみかんと書く方がいい。閉じかっこの前に句点はつけない。
三点リーダーは…でなく……。ものを上げるは「あげる」。
>>20 > 大量のミカンを1つ1つ手に取りチェックをする。
→チェックする、の方がいい。
> その少し離れた所で私の作業はのらりくらりと進む。
→そこから少し
> オバチャンはミカンのかごを持ち上げてステンレス製テーブルに置いた。
→(ミカンのくり返しがしつこいので)かごを持ち上げて、の前の
みかんは省く。
> はい、はい失礼します。はーい」
聞こえてくるようなリズムがうまい。
せりふがいいですね。続きは?
24 :
アドバイスお願いします。:2007/01/07(日) 15:06:18
>>17 そうですよね、、返事を期待してはいけませんよね、、。
長文だったら封書の方が良いとおっしゃいますが、
長文というのはでしょうか・・・?
はがきだと36行になるのですが、これは長文でしょうか?
>>18 なるほど、そういう考え方もあるのですね。。
葉書か封書か迷うところです・・・。
どうやら私はそうとう思い入れが強いようですね。。
次レスに自分なりに完成させた文章書くので、再び見ていただけませんか・・・?
25 :
アドバイスお願いします。:2007/01/07(日) 15:09:11
寒中お見舞い申し上げます。
私は平成○年度××中学校卒業生です。2年2組、3年2組の2年間を担任していただきました。
毎年毎年先生にお礼の手紙を出したいと思いながらも、気恥ずかしく出し渋っていたのですが、
今年は成人するという節目にあたるので、思い切ってこのような形で出させていただきました。
月日の流れというのは本当に早いものですね。ついこの間まで中学に通っていたのに、もうあと3ヶ月で大人の仲間入りです。
中学時代は本当にお世話になりました。どのような生徒よりも扱いにくい生徒だった事と思います。
厄介事を起こす度に相当な迷惑をかけていたはずなのに、先生は嫌な顔一つされず、温かく見守って下さいました。
また、非情な態度を取ったり数々の心配をかける私を真正面から受け止めて下さった先生の広いお心を本当に尊敬しています。
精神的に堕落した私が学校へ行くという行為だけは怠る事がなかったのも、いつも気にかけて下さる先生がいらっしゃったからです。
本当にありがとうございました。
中学2年生に進級し初めての朝礼で先生が私の担任になる事を知ったとき、 思わず一人大声で「やったあ!」と叫んでしまった事を、
今でも良い思い出として鮮明に覚えています。
先生は“中学時代”という人生の一コマを特別な思い入れのあるものにして下さいました。
クラス皆で取り組んだ合唱・運動会の応援等、始めは“やりたい子だけやれば良いのに”などと思っていたものが、
皆の気持ちが鼓動し合って徐々に良いものになっていく感動を今でも忘れません。
思春期の反抗的で投げやりな気持ちの中に“やればできるんだ”という信念を思い起こしてくれたのも、それらの経験でした。
今だからこそ言えるのかもしれませんが、××中3年2組、そして先生が私の一番の宝物です。
今冬は比較的暖かい日が続いておりますが、お身体にはくれぐれもお気をつけ 下さい。
先生は一昨年愛知万博でブースを出されたと聞きました。その時その事を知っていたら迷わず会いに行ったのに、と思い残念です。
またいつかお会いできる日を楽しみにしております。
26 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/07(日) 15:23:06
しつこい。甘えるな。
一度二度返事をもらえたからといって何度も添削してもらいにくるな。
うざい、消えろ。
年賀状もらったことないの?
年賀状なら3,4行さらっと書けばいいし、たくさん書きたいなら封書。
そんなに自分の行動が世間的におかしくないか気になるなら、
同居してる親に意見聞いてみればいいじゃない。
で、返事があるとすれば当然いまどうしてますか?てことになるけど
ひきこもりですーじゃ「やればできるという信念」はなんなんだ!?て
話になるね。そこまで考えてるか? 年賀状出す相手がいないから
たまたま思い出した相手に出すだけの単なる自己満足じゃないの?
28 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/07(日) 15:32:52
>>25 お前甘えすぎなんだよ、教師をなんだとおもってんだ?
ボランティアじゃねぇんだよ、金もらって働いてるわけだ。
生徒から感謝されるのは当然。
自分を殺してお前ら生徒に迎合してるからな。
手紙を出して自分をアピールしたいのか?
内容なんて何も無い、お前が書かなければならないのは思い出じゃない。
お馬鹿過ぎて理解出来ないだろうが、そんな形式だけの内容を書いても
なんの印象にも残りはしない。先生が何を喜ぶかわかってないオナニーだ。
大人の仲間入りが年齢で行われると思ったら大間違いだ。
20歳になったからどうしたんだ?年齢なんて何も考えなくても
勝手に増えていくんだよ。
お前が先生に伝えなければいけないのはこんな無駄なものじゃない。
具体的なお前の「イマ」だ今何してるのか。先生に教わった事をどう生かしてるか。
それを書けないならこんなオナニーレター送るな。
思春期で感動した事をどう生かしたんだ?無作為に無味乾燥に生きてきたのか?
こんなもんじゃ先生は感動なんてしねぇよ。
努力してるものはなんだ?夢はなんだ?何を見てる?
書くことはこっちだ。拝啓なんて敬具なんて重要じゃねぇ。
お前はただ甘えてるあまちゃんだ。先生に送れる言葉を探せ。
引きこもっていましたが、これからがんばりますでもいいんだよ。
お前のストーリーを伝えろオリジナルなおまえを書け。
この程度の内容で躊躇したって、相手にはなんの印象も残らない。
考えろ能無し。
29 :
アドバイスお願いします。:2007/01/07(日) 15:33:55
>>26 ごめんなさい。。
>>27 親とは会話がないので。。
「今どうしてますか?」などの返事が来たら、返すべきなのでしょうか?
ひきこもりなんて事は言えるはずもありませんよね・・・。
「現在○○大学(←有名大学)の大学生です」なんて言える自分が居て欲しかったです・・・orz
自己満足も少し入っているかもしれませんが、先生に喜んでもらいたいという気持ちが一番です。
年賀状は。ひきこもりながらも、数枚ですが出しました。
30 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/07(日) 15:34:33
31 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/07(日) 15:36:48
>>29 いい加減気付け能無し。
ここはお前の人生相談スレじゃねぇんだよ。
文章がどうかをメインに語るんだよ。
優しく甘い人だけ居ると思ったら大間違いだ。
引きこもりのお前は、かつての良い思い出を思い出して
甘えてるに過ぎない。
引きこもりで苦しいです。先生。
どうしたらいいですか。
書いてみろよ。書けないだろ?
メンヘラ板行け。ここはお前みたいな甘え根性丸出しのガキが
うだうだする所じゃねぇ。
32 :
アドバイスお願いします。:2007/01/07(日) 15:37:36
>>28 おっしゃるとおりですよね、、。
今の怠惰な状態を知られなくなくて、だらだらとお礼ばかり書いてしまいました。。
確かに、先生が聞いて嬉しいのは、お礼よりなにより成長した姿かもしれませんよね、、。
ひきこもっている現在の状況を知られてしまっても、
それでも夢はある、という事を伝えれば、安心されるでしょうか・・・?
33 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/07(日) 15:40:58
引きこもりで苦しいです。先生。
どうしたらいいですか。
そう書いてみろ。そうすればお前も現実が見えるだろう。
先生はな、今も受け持つ生徒達が居るんだよ。
お前をボランティアで助けてやる暇はねぇんだ。
そういう先生も居るかもしれないけどな。
お前が体験したような思春期の輝きとやらを
今まさに体験しようとしている後輩達が居るんだ。
それをお前は奪うのか?
お前の事に構う事によって、お前の好きな先生は、
それだけエネルギーをお前に取られるんだよ。
先生という職業を幻想で捉えるな。
後ろ向いて生きていけると思ったら大間違い。
前を見ろ馬鹿者。20歳で何も出来ないと思うな。
良い大学行ってると言いたいなら今から勉強しやがれ。
出来ないなら永遠に布団の中でネットしながら泣いてろ。
34 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/07(日) 15:43:45
>>32 本当に感謝してるなら、今送るな。
一角の人物になってから言え。
それまで心の中にしまっておけ、
本当に感謝していますと言えるのは、先生を超えてからだ。馬鹿者。
わかるか?わからないだろうな。
35 :
アドバイスお願いします。:2007/01/07(日) 15:47:15
結局、、手紙は出さない方が良いという事でしょうか・・・?
相談するような内容は書かない方が良いという事はわかりました。。
いっその事、自分が社会的地位を得てから、出した方が良いのでしょうか・・・?(>_<)
36 :
アドバイスお願いします。:2007/01/07(日) 15:48:13
37 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/07(日) 15:48:28
38 :
アドバイスお願いします。:2007/01/07(日) 15:49:53
先生を超えてかから、ですか。。
わかりました、、。
しかし来年は成人式で会うんですよねorz
>>38 もういいから、
>>25の手紙を書いて出しておきなよ。
基本的には、教師は昔の教え子から手紙がくれば喜ぶから。
しかし返事は期待するなよ。出して、忘れとけ。
来年成人式?手紙の内容と違ってないK?
ひきこもりで成人式いくって勇気あるな。女なら家事手伝いだからいいのかな。
えらそうな内容はもういいから、まず親と会話してニート脱出することからはじめてくれ。
41 :
アドバイスお願いします。:2007/01/07(日) 16:21:34
>>39 近況報告がなくても喜ばれるのですね・・・?
近況を書かない理由を書いた方が良いでしょうか?
>>40 ですよね、、成人式行くなんて見当違いですよね、、。
ただ、中学時代の友達に「一緒に行こうね」と言われていて、
「うん」と返事してしまったんです。。。
42 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/07(日) 16:26:08
荒らししかいねえw
>>25の内容をそのままお出しなさいな。
厳しい意見も間違いではない。
でも、貰った先生は100%喜ぶし、あなたがニート云々から変われる
きっかけになるかもしれない。
手紙を出すことによる結果は、いいことばかりだ。
悪いことは何ひとつない。
あとは、教えてGooでやれ。
46 :
アドバイスお願いします。:2007/01/07(日) 17:14:14
>>42 引きこもり板にもいますが、文章についてはこちらの方が適切な回答をいただけると思いまして、、。
>>44 近況報告もない、ただのお礼の手紙でも喜んでもらえますか?
>>25 の内容で、寒中見舞いとして葉書で出して良いでしょうか・・・?
先ほどもレスしたのですが、36行の長文だと封書の方が良いでしょうか?
>>45 このレスを最後の質問にします、、。
長い間ありがとうございました。
47 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/07(日) 20:07:09
放っておけ
>46
文章だけ見ると「問題はなにもない」。
但し、どんな名文も人によっては誤解を生むこともあるし、
伝えたいことが素直に伝わらないことはある。どんなに名文でも。
それを避けたいがのみにこだわりつづけると、「定型文」「文例」を見て
当たり障りのない文章にするしかない。
逆もまたしかり。
皆に添削してもらった内容より、殴り書きでも魂のこもった悪文のほうが先生の気持ちをうつこともある。
よって、出してよいでしょうか云々の質問には、明確な答えは誰にもだせない。
あなたが出したいなら出したらいいよ。
封書でもハガキでも好きなほうでだしな。
手紙だけじゃなく、人にかかわる場合
「〜だと思われないだろうか」「嫌われないだろうか」とか
そんな概念に囚われるのはすごく消耗するし
結局空まわりだけして、無駄無駄な時間ばっかり過ぎていくことになる。
もし先生に手紙を出すことで、何らかの変化を求めているのなら
嫌われてもよい、誰になんと思われても自分は自分、だっていう覚悟を決めるべきだと思う。
人の目を気にせず飄々とできる気持ちをもてたら、同じひきこもり生活でも
見えるものが違ってくるとおもうよ。
つーわけで、俺もこれでレスおしまい。がんがれ。
50 :
アドバイスお願いします。:2007/01/07(日) 23:04:25
>>49 わかりました。。確かに私には気にしすぎの面が多いですよね、。
失礼さえない文章ならば良いと思う気持ちが、
完璧な文章にしたいという気持ちに徐々に変わってしまっていました。。
ただ、高校での生活について触れるために以下のような文章を足したいと思うので、
失礼がないか、言葉・敬語の使い方が間違っていないか、見ていただけませんか・・・?
私は中学校卒業後、○○の高校の寮で生活していたのですが、1年生の終りごろに体調を崩し、
寮ではなく自宅から通学できる学校へ変わった方が良いだろうと、××で唯一編入制度のある△△高校へ編入しました。
○○の寮生活では、“離れてみて初めて分かる親の大切さ”を身にしみて感じ、
また、「協調性」という言葉の持つ真の意味を考えさせられ、寮へ入って良かったと今改めて感じます。
△△高校はとても信仰深い学校で、様々な宗教的活動があり、キリスト教徒ではなくとも“無償の愛”や“隣人愛”など人として大切な精神を学ぶ事ができ、
また、“祈る”という事の大切さを知りました。聖書を学ぶ機会も多く、
特に「敵を愛し、迫害するもののために祈れ。」「悲しむ者は幸いです。その人は慰められるからです。」等の言葉に深く感銘を受け、
いつも自分の心の中に留めておこうと思う所存です。
51 :
アドバイスお願いします。:2007/01/07(日) 23:10:14
いま思ったのですが、宗教関連の話は避けた方が良いでしょうか、。
先生が熱心な仏教徒である可能性もありますし、、。
52 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/07(日) 23:10:50
>>49 お前もバカだな、レス読めよ、こいつは病気だと言っただろう。
お前がレスしたからまた沸いたぞ。責任取れよ。
>>50 >このレスを最後の質問にします、、。
>長い間ありがとうございました。
嘘つきは何しても無駄。
こんなとこで相談してないで身近な人間との関係を修復しないとな
ダメ人間がどんな名文の手紙書いたところで虚しいだけだ
54 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/07(日) 23:20:52
たぶん先生に理想の父親像を投影してるんだな。
本人に自覚はないだろうけど。親子関係の崩壊って怖い。
>50
3行目まで、ウンウンと読み、4行目から、ハァ?と思い、5行目から、大爆笑。
しかしある意味、自分は興味深い。
このスレに依存していく過程をまざまざと見せられた気分。
アドレスお願いします。>21の続きです。
年末の店内には活気が溢れ、多くの買い物客で賑わっている。
農産物コーナーを抜け、ラーメンなどの加工食品が並ぶ通路に向かったが、お客さんと買い物カートが通路を塞いでいた。
わざわざ通り抜けるのも悪いし、別の通路から行こう。
その隣のお菓子コーナーでは小学生くらいの集団がいた。
冬休みと、年末ということもあってかやたらハイな小学生達が通路で鬼ごっこしている。
別の通路を行こう。子供は苦手だし。
隣の日用品コーナーからはレジが見える。
どのレジもお客さんが並んでいて忙しそうだ。
私はまだレジを教わってないけど、きっとまだ教わることはないだろう。
少なくともこの年末年始は。私じゃとても捌ききれない。
戦場と化したレジを尻目に私はスタッフルームへのドアを通った。
スタッフ用通路には在庫のダンボール箱がところどころに積まれている。
通路を歩いているのは私だけで、他の従業員は走り回っている。
台車に載せられたダンボールが私の脇をすり抜けるとき、バランスを崩してよろめく。
「あ、ごめんなさいねぇ!」
と言いつつ去って行くオバチャンの後にもう1つの台車が続く。
台車が通り過ぎたあと、よたよた歩いてやっとスタッフルームに到着した。
スタッフルームでは何人かの従業員がいて、それぞれ煙草をくゆらせたり、お茶をすすったりしていた。
しかめ面で煙草をくゆらせているお兄さんに鈴原さんのコトを訪ねてみた。
「鈴原さん?んー、さっきまでここでコーヒー飲んでたけど」
「あの、今どこにいるかわかります?」「どこだろね?内田さん知らない?」
おにぎりを食べてるオバチャンが答える。
「何を?」
「鈴原さん。今どこに行ってるか。このコ鈴原さんに用あるみたい。」
「ああ、かなちゃんね?さっきお菓子の在庫がどうとか言ってたから、在庫置き場にいんじゃない?」
「そういや、最近忙しくて、まともに品だししてないな。」
「うん、そうなのよ。山のようにあったよダンボール」
二個目のおにぎりを食べ始めるオバチャン。
「じゃあ私ちょっと見てきますね。在庫置き場。」
「気をつけてね。雪崩おきるから、あそこ。」
おにぎりを頬張りながら冗談を言うオバチャンに私は、
「はい、気をつけますね」
と言ってスタッフルームを出た。
在庫置き場の中はダンボールの迷宮と化していた。
「鈴原さーん!あのー、いますかー?」叫ぶと奥の方から返事が返ってきた。
「あー、ちょうどよかった!ちょっと助けてよ、私1人じゃ支えらんない。」
ダンボールにぶつかって倒さないように奥に進むと、ダンボールの山が鈴原さんにもたれかかっていて今にも倒れそうになっていた。
「ちょっと何やってんのぉ!?早く支えるの手伝って!」
「あ、はい!」
2人でダンボールを支えなんとか、元に戻すコトができた。
「あぁ、危なかったー。ここでダンボール一山倒したら、ドミノみたいに全部倒れちゃうからね」
スタッフルームの内田さんの言ってたことは冗談じゃなかったらしい。
「先週かな?一回雪崩が起きちゃってさ、雪山でもないのに」
ここはかなり危険な場所みたいだ。
「雪崩起きたら埋もれちゃうからね。」
「あの、鈴原さんですか?」
「そうだけど、何?」
乱れた長い髪を束ね直しながら答える。
「あの、私、今日から売場担当って言われたんですが……。」
「あぁ、霧咲さんね?店長から聞いてるよ。鈴原です。よろしく」
「霧咲です。よろしくお願いします。」
「こんなトコじゃなんだし、とりあえず出ましょう。」
書きためてたのは以上です。
あと>58
アドレスお願いします。
になってますが、アドバイスお願いします。の間違えです。orz
63 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/08(月) 01:16:39
>>58-61 >アドレス
まずわからない言葉は辞書で調べましょう。
会話大杉、状況描写無さ過ぎ。
登場人物が見えてこない。
会話にたよらず、きちんと書き込みましょう。
ラノベならこれでもいいのかもしれんと思いながら寝る。
64 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/08(月) 01:20:03
訂正されていた。
ラノベならという意味はもう少し進めると
挿絵が必要ということ。
キャラの外見などがそれぞれよくわからない。
おばちゃんは全員同じに見える。
会話は悪くないから、そっちを維持したまま、
他の部分の書き込みをすればよくなるでしょう。おそらく。
寝る。
66 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/08(月) 04:40:37
お願いしますよーTT
丘の上から眺めると海と空と、あと松が見える。砂の色は見えないものなんだな。晴れた日はよく見える。その時までは、晴れていた。
また出会った。同じ学校で、同じクラス。何も珍しくない関係だった。卒業して会うこともなかった中でたまたま街で会い、懐かしさから親しくなった。元々懐かしいってのは親みを感じるって意味らしい。
冬の海は殺風景だ。街で見る雪は綺麗なのに、自然と調和しない。
春になると花が咲いた。私は初めて他人のために料理をした。
これが、生きるってことなんだ。そんな風に感じながら木の下に居る。
夏は海に行く。砂浜から人々を見る。日本人は恵まれてるんだな。
彼はやさしかった。何も言わなくても、何も言わないでも。
秋になっても寂しさはまったく気にならなかった。対照にできる寂しさは満足になった。
冬、12/23。彼は、実家に帰ると言い出した。
彼は明日でも大丈夫だと言っていた。
私は何も言わなかった。
何か事情があるのだろう。
朝、早く帰ってねとだけ言って送り出したきりだった。
彼は死んだ。
新幹線の事故だったらしい。
私が止めていたら?せめて夕方にしてもらっていたら?
運命だったのなら私は神様を憎む。
たった一言あれば変わったであろう運命を作った神を。
言葉には想いがこもると言う。
私はまた海に来ている。
どんなに鮮やかに見えても、どんなに寂しく見えても変わらない。
この空のどこかに、私はいるんだ。
見たことある文章。どこに落としてたやつ?
関係ないけど、新幹線の事故で死んだ人ってあんまり聞いたことない。
回想文にぼかしが入るのなら、逆効果として死亡原因にリアリティが欲しい。
>日本人は恵まれてるんだな。
私か彼氏が外国人なのか?
>この空のどこかに、私はいるんだ。
前にも見たけど、この一文、意味が全然わかんない。
誰ががいる、とか、私だけしかいない、とかじゃなくて、なんで「私は」?
というか、最後の4行、わけわかんねえー
>>66 下手のレベルにすら達してないな。
10点満点で評価すると0点だな。
>丘の上から眺めると海と空と、あと松が見える。
描写がまったくないな。どんな海なのか、どんな空なのか。
これを書かないとダメ。
>砂の色は見えないものなんだな。晴れた日はよく見える。
>その時までは、晴れていた。
なんだこりゃ。
晴れた日には【何が】よく見えるの?
前の文章で【見えない】という表現があるから慎重に。
文章としては「今日は晴れているから砂浜が真っ白に見える」という意味だろう
から二行目は不要。
>また出会った。同じ学校で、同じクラス。何も珍しくない関係だった。
どこで誰と出会ったの?
主人公は男性? 女性?
> 冬の海は殺風景だ。街で見る雪は綺麗なのに、自然と調和しない。
> 春になると花が咲いた。私は初めて他人のために料理をした。
> これが、生きるってことなんだ。そんな風に感じながら木の下に居る。
主人公は今どこにいるのよ?
今は冬なの? 春なの? どこにある木の下なの?
>>58-61 まあダメだな。
情景描写と人物描写がまったくできていない。
通路の様子、幅、そういうものを書かないとこのシーンが生きない。
>台車に載せられたダンボールが私の脇をすり抜けるとき、バランスを崩してよろめく。
>スタッフルームでは何人かの従業員がいて
どんな感じの部屋? タバコで壁はまっ黄色でしょ? 換気扇とか回ってる?
タバコの匂いが酷いはずだよ。灰皿はどんな感じになってる?
そういうことを書かないとシーンとして成立しない。
>「そういや、最近忙しくて、まともに品だししてないな。」
>「うん、そうなのよ。山のようにあったよダンボール」
忙しくて品出しをしていないなんてありえない。
忙しければ品だしの回数も増えるもの。
スーパーなどで働いた経験のある人はかなりいるから、経験がないなら
書くのはやめたほうが無難だろうね。
全部捨てて別の題材に挑戦したほうがいいと思う。
70 :
アドバイスお願いします。:2007/01/08(月) 15:29:23
>>55 そうなんですか・・・?
中学の頃のように成人式でもその先生の気を引きたいなあと考えてるのは、
実は父親にもっと自分の事を理解してもらいたいという欲求の現われなのでしょうか・・・?
>>56 kwsk 教えてください!!!
スルーで。
情景描写とかってどのあたりまで必要なのか
難しいよね。
情景描写は、あまりしつこくても駄目だし、まったくなくても駄目だしな。
その辺のさじ加減が、場面や状況によって変化してくるから難しいね。
75 :
74:2007/01/08(月) 23:27:33
76 :
酷評お願いします:2007/01/08(月) 23:30:14
空気の切れる音が聞こえる。空気の泣く音が聞こえる。
僕たちは今、空気の切れる音を聞いている。
空気はすすり泣いている。空気は殴りつけている。
今僕たちが空気の音の中にいるのは全て僕のせいだ。
僕にはとても強情な性質があった。だからこの乱暴な空気のすすり泣き殴りつける音を聞いているのだ。
僕はあくる日、変わった青年に出会った。
いつものように僕が朝ジョギングをしながら外の空気と戯れていた時に青年とであった。
青年は何かをしていた。青年は笑っていた。青年は何かをしていた。
青年は何かを焼いていた。青年は背が高かった。青年は何かを焼いていた。
青年は笑っていた。青年は何かを呟いていた。焼いていた。僕は無視をした。
僕がいわゆる奇人と会うのはこれが初めてでは無かったしそんな時いつも僕は無視をしてきた。
そして僕は無視をすることにした。無視をすることにこしたことは無いのだ。
朝焼けが僕の顔を赤く染め、青年の顔を血の色で染める。
その時青年と目があった。その瞬間の重力の反転。僕の無力さ。答えきれるもんじゃない。
>>75 表現がミスマッチ。
>地平のワインレッドは少しずつ酔いを醒ましていった。
>雨の残した空気は鮮度の高いキウイフルーツのように
>ひんやりとした汁気を含み
>皮を剥がされ肉も内臓も持ち去られ、骨組みだけになった本棚や衣装掛け
>にちくりとした思いが小骨のように胸に支えた
こういう描写は主人公の内面とつながらないとギャグにしかならない。
>あの部屋で過ごした3年間を思い出した
回想に入るタイミングが早すぎ。
>宝くじで1000万円当たったのだ。
当たったシーンから書いたほうが動きが出るはず。
宝くじが当たってうきうき気分のはずなのに、冒頭からの流れはそれを感じない。
自分は、情景描写、人物描写、心理描写
どれも難しい
時々ごった煮になったり、どれかが書きすぎてどれかが足りなくなる。
79 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/09(火) 02:43:32
情景描写と心理描写って似たようなもんじゃね?
違いが上手くわからんぞ
80 :
前半部分:2007/01/09(火) 03:16:32
−世界は戦火に囲まれていた時代。
「ではこれより侵攻を開始する。和人を見つけたらすぐに殺せ。軍人だろうが島民だろうが容赦なくだ。」
上官の命令によって鉄砲を持った兵士は次々と島へ上陸していく。
某国の軍は戦地で行われている各攻撃の隙をつき、あえて軍隊のいない一つの島へと攻め入ったのだ。
その島は"麻灯島"と呼ばれ、当時の世界では考えられないほどの経済発展を魅せた島であり、某国の兵士にとっては列強に匹敵するほどにも思えた。
島からは叫び声、泣き声、唸り声などが響きわたり、そして段々と屍が積まれ始めた。
「隊長、殺した人民の処分は如何ほどにすれば……」
「捨てておけ」
隊長と呼ばれた男は部下の顔を見ることなく、答えた。
そんな島のなか、虐殺に溢れた光景をたた眺めている青年がいた。
彼は某国の軍に仕官して、すぐに戦地に赴いた。そしてこの悲惨な現状を眺めていた。
81 :
後半部分:2007/01/09(火) 03:17:03
「これが… 戦争か……」
そう呟いて彼は既に屍と化した島を歩いた。
彼は戦争に絶望していたのか。いや、決してそうではなかった。だが快楽を観ていたわけでもなかった。
周りを見渡せば人をも飲み込んでしまう巨大な住宅街が幾つにも建ち並ぶ。
歩き続けた彼はそのときとある者を目にした。階段――地下へと続く階段だ。防空壕として掘られたものなのだろうか。いや、それにしては掘られ方があまりにも丁寧過ぎる。
彼はそんな階段になぜか興味を覚えてしまった。そして、その階段をゆっくりと一段ずつ降りていった。
最深部へと降りていくと不自然な程に蒼白く、暗いどころか眩しささえ覚える不可思議な空間がそこにあった。
コツンコツンと足音が空間に響きわたる。そこに彼は一つの"石"を見つけた。
それは蒼白い、まさにこの空間そのものを表しているかのような石で、石というよりむしろ珠という言葉の方が相応しいほであり、彼はその石にしばらくの間魅せられてしまった。
石は突如、蒼い光を放ち始める。そして問う。
−『四拾の贄を捧げよ、されば汝に力を与えん』と。
そう言い放ち石は光を失った。そして、異質なまでに光り輝く空間は漆黒の地へと変わった。
>>80 > 「隊長、殺した人民の処分は如何ほどにすれば……」
> 「捨てておけ」
軍板いって質問しておいで。
死体をそのまま放置すると、どうなるかを。
なんだ処分はイカほどて。「処分は如何致しましょうか」だろ。読書量少なすぎ。
85 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 00:32:11
○●○創作文芸板競作祭・女性一人称祭り○●○
女性の一人称で作品を書く競作祭です。
テーマ……女性の一人称
会 場……「アリの穴」
http://ana.vis.ne.jp/ 枚 数……10枚以内
日 程……投稿期間 1/14(日)〜1/17(水) 21:59:59まで
感想期間 一作目投稿〜1/20(土)21:59:59まで
・作者さんは感想期間中一人一票、自作の感想欄に他の作品の中からベストスリーを選んで投票してください。
・読者賞とは別に作者賞を選出します。
・再投稿は禁止とさせていただきます。
・ストック作はご遠慮ください。
・最悪の連続投下も覚悟の上でご参加ください。
◎備 考
・複数投稿は不可です。
・名前欄には「創作文芸板女性一人称祭り」と入れて下さい。
・作者さんは他作品へのできるだけ感想をお願いします。みんなで祭を盛り上げましょう。
・投稿作が多い場合、作品への感想数に極端な差が出る場合がありますが、ご容赦ください。
・あまりにも投稿数が多くなった場合、幹事の独断で投稿を中止させていただく場合があります。
・記名投稿は禁止とさせていただきます。記名投稿された作品は参考作品とします。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1167638491/ 枚数少ないので気分転換にどうぞ。投稿お待ちしてます。
>>47 お前みたいなこの板初心者な奴でも……
いきなり酷評しても構わないってことなのか……
87 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 15:57:41
88 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 16:09:34
星の女。
女はたたずむ草原に。虹色の髪風になびかせて。たそかれ誰を待つものか。
まなざし遠く口元結び かささぎかけども滑ら柔肌 震えることも忘れきり。
永遠をみたのは二人きり。今のたえなん独りきり。再び二人が逢うならば。
雨風時に轟こうとも、朱の明けぬるあしたをぞ ともに求めん求めあわん。
89 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 17:48:13
>>88 詩はほとんど読んだことない俺の感想
・リズム悪い
・韻踏んだり踏まなかったり滅茶苦茶
以上。
90 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 18:28:34
>>89 >読んだことない
そうみたいですな。
以上。
>>88 星の女ってのは出だしであって当然タイトルではないよな?
あんたそういう書き方してるけど。
92 :
75:2007/01/10(水) 18:54:17
>>77 ありがとうございます。
指摘された部分について自分なりに考えてみたいと思います。
ただ指摘の内容が全て作品の構成的な部分でなので、
私の文章レベルや表現そのものについてもどなたか酷評していただけませんでしょうか。
作品は
>>75についてで酷評wikiにあります。
93 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 18:58:55
>>91 そこつっこむとこ?
まぁ星の女でも女は女だからつっこむことはできるんだろうが。
>>93 モー娘。じゃあるまいし
「星の女。」なんて、タイトルとは思えなかったし、ただ訊いてみただけ。
95 :
94:2007/01/10(水) 19:13:37
96 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 19:46:01
>>95 ……
何が言いたいのかよくわからんでふ。
>>94 俺としてはどっちでもええからどっちともとれる書き方を。
まぁ本文寄りですね。
何度でも言おう。
酷評されて反論するくらいなら、はじめから投稿するな、と。
反論も許されんとなると、本当に叩かれ損なだけだな。
ここに出す人たちはMの人々なんだろうか。
Mかどうかはわからんが、俺がここに投稿するときは、
お友達フィルターや仲良しフィルターを通さない、歯に衣着せぬ手厳しい言葉で
えぐって貰うために載せてるな。
たしかに反論はおかしい。出版したらどう誤読されても反論なんかできないんだから。
>>92 文章は下手。
表現は雑。
自意識過剰のオナニー文章ってとこかな。
102 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 20:42:39
>>97-100 だってよぅ…たとえば
>>101みたいな酷評、幼稚園上がる前でもできるんじゃないか?
何の実にもならんぞ。別にお友達・仲良しスタンスじゃなくたって、その書き手の
奮起発奮を促す「酷評」だってあるんじゃないか。ただのムチと愛のムチは
違うだろ。
103 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 20:43:14
つまり、オナニー文章ってものがもしあるなら、オナニー酷評だって
あるわな。
>>102 愛のムチがほしいのか?
ママ以外は、愛のムチなんて振るってくれないぜ、坊や。
俺たちは、お前のママじゃないんだ。
の方が格好良かったかなw
106 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 20:46:21
>>104 精子が物を言うのを生まれて初めて見た。
早く坊やになれよ。
>>102 やる気や、次に繋がるような酷評をくれ!
ってことか?
108 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 20:50:09
どっかで聞いたみたいな言葉をコピったらすかさずカウンターくらうことを
考えてここにものを書きな。
>>102 確かに。
ただ酷評というより罵倒みたいなこと書かれて、それで心から
嬉しい、良かったと思える奴って少ないなと思う。
別にここに来る奴は全員プロなりたいとか思ってるわけないだろうし、
次に繋げていけるようなアドバイスみたいなのは必要なんじゃないか?
アドバイスや、応援するような気持ちが無く、ただ単に悪いところ書き連ねてそれで酷評だ文句言うな
っていうのはただのオナニーと思われてもしょうがない気がする
111 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 20:52:23
>>107 俺は昭和中間期の文壇のあり方が割と好きでね。ま、イメージに
過ぎないが。ともあれ、書かない側、つまり編集者が何もかも
決めちまってただ書き手がロボットみたいに使われる現状ラノベ
ワールドみたいな展開がここでも繰り広げられるのはごめんだ。
112 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 20:53:29
>>109 「ありがち」で済んだなぁと書き込んでから思ったが…2chじゃけん。
甘えん坊だらけだな。
>>110 ここは、便所の落書き、痰壺の2chの中でも深部にある創作文芸板の「酷評スレ」だぞ。
115 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 20:56:12
俺は80年代前半のアニメ業界の盛り上がりを経ているのでね。
甘えん坊ばかりでも嵐が起こることを知っている。
>>111 なにか、決定的な勘違いをしているようだな。
ここは作品や作者の将来にや、自分の言葉になんの責任も持たない名無しが、
自分勝手に酷評するスレだぞ。
117 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 21:00:56
>>116 お前も勘違いをしている。
俺の発言も、その範疇に入っている。
うまくオチたところで、次の作品どうぞー
>>75 >「貴志。新田 貴志。貴族の「貴」に「志(こころざし)」で貴志。」
小説作法を知らないことが分かる。まあそれ自体は勉強すればいい問題だが……
このカギカッコ内カギカッコに違和感を覚えないのであれば少々センスに難があるかもな。
村上春樹の文体模倣をしたいのだろうな、と強烈に思わされる。
で、その文章自体は単体単体で見れば失敗していないんだ。
しかしつなげて読むとどうにも借り物の文章という居心地の悪い印象を受ける。
そこで
>>77のような指摘が出てくる、のだと思う。
つまり村上文体を模倣することを第一に考えていて、
自分の文章自分の作品として消化できていないんじゃないか、ということだ。
120 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 21:06:57
女を15年ほったらかしてたら、どっかのおっさんの後妻になっていた。
ところが発見したネット上でのHNは俺が呼んでいた愛称をもじっている。
望みをつなぐ光がまだ残っているとしたら、篠原涼子市村正地規タイプの
契約婚姻をしている、というわずかな可能性だけ。
で、問題は、俺がウラン235の濃縮方法を知っているということだ。
まぁ…遠心力の公式を知っていれば、ほぼ誰でも考えつくことなのだが。
しかし、第2次大戦中にナチも日本も考えつかなかった程度には難しい
問題らしい。
さて。俺たちの明日は。
酷評することすらできない、完全に意味不明な電波文。
>篠原涼子市村正地規タイプ
ねらーの陥りやすい罠だ。
2ちゃんねるでの書き込みには芸能人の名前で例えるケースがよくある。確かに分かる人間にはよく分かる。
しかしすぐに風化して理解されなくなるから、読み継がれるべき小説においては最悪の愚かな手法と知るべき。
ネット小説や、雑誌や夕刊紙に即掲載されてそのまま単行本化されないポルノならいいけどな。
122 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 21:20:51
>>121 お前が無知なだけなのにな。哀れなやつ。勉強できなかっただろ。特に理系。
123 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 21:23:59
「知らないこと」を誇りに思うか、恥と思うか。
そこで既に生き方が分かれる。
「知らなくていいこと」は確かにある。「身をもって」ならなおさらだ。
しかし、「意味不明」だと決めつければ問題はすべて解決、という
2chノリは今日からは通らんな。ま、よく考えろ。
>>122 批評スレに電波文投下して暴言を吐く馬鹿は電波板に行け。
ここでは小説として意味が通るかが重要なわけで、どう見てもageてる気違いの方が低脳でしょ。
ああ、質問スレにもよくいるよな
芸人の名前は一般常識じゃないって言うと発狂する奴w
小説どころか、新聞もスポーツ新聞ぐらいしか読んでないんだろうね。
127 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 21:30:22
>>124=
>>125=
>>126=低脳低学歴底辺高卒。
ま、お前には高尚なブンガクなど永遠に理解できないだろう。
諦めてVIP板にでも行きなさい、契約社員の負け組みクン。
板汚しすまない。
他人の文章に対する敬意を忘れず知能も高い文学志望の皆さん。
>>120の良いところを批評して欲しい。
899 名前:名無し物書き@推敲中?[] 投稿日:2006/12/11(月) 13:06:20
酷評されても、頑張ろうという気持ちになる方法ってないですか。
俺、酷評されると諦めてしまう、そんな正確なので…。
あと、この掲示板でさらした小説は、自分のサイトではさらさないほうがいいですか?
901 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2006/12/11(月) 13:24:20
>>899 酷評スレのことだよね?
酷評されたら、まず深呼吸。頭に血が上って、胸のあたりが息苦しくなってるだろうから、
そのままベランダや外に空気を吸いに行くのもいい。とにかく、深呼吸して落ち着け。
頭を冷やしたら今度は、他人事にように酷評レスを読み返せ。頭に血が上ったままだったり、
胸の息苦しさが治まっていないようだったら、まだ読んだらいかん。
そういうときに読んでも、いい結果にならん。自分を見失うだけ。
完全に落ち着いたと自分でわかったら、読み返す。じっくり、読み返す。
冷静になって、まるで他人事のように「なるほど、ここは確かによくなかったな」とか、
「そうか、読む人はそういうふうにとらえるのか」と、素直な気持ちになって酷評を目で追っていくんだ。
そんなふうに冷静になれなかったら、まだ酷評を読んじゃいかん。
あと、返レスは出来るかぎりすること。
返レスしているときに、頭の中で酷評された部分の問題点なんかが、かなりまとまってくる。
自分はクソだと思うんだ。クソが変なプライド持ってんじゃねえ、って思うんだ。
だが卑下はしちゃいかん。クソだが、はい上がってやるっていう気概を持て。
頑張れ。
あとね、基本的に酷評スレの人はみんな優しいよ。
自分の書いた糞文をしっかり読んで問題点や駄目なところを指摘してくれるんだ。
悪意を持って酷評しているわけじゃない(たまにそういう人もいるが)
貴重な時間を割いて、自分の糞文と向き合ってくれてるというだけで、涙が出るほど有り難いことじゃないか。
そんな人たちのためにも、めげていたら駄目ッスよ。
つか、酷評スレでなくても
>>120はだめだろ。
主題は「俺はウラン235の濃縮法を知っている」なのか?
えーと、ちょっと荒れてしまっているようですが私は
>>92で書き込んでから一度も書き込みをしていないです。
この板はIDが出ないため誰が発言したのか分かりにくいですね。
それで、私を擁護してくれた方もいるようなので、少しだけ言わせてください。
私は
>>77の方に反論したつもりはありません。私の書き方がまずかったのかもしれませんが。
こちらがお願いしての酷評ですから姿勢を座して聞こうと思います。
私の拙い文章を読んでくれた上に評まで書いてくれた人に対して、その評がどういう内容のものであれ感謝以外の気持ちはありません。
まして
>>77の方の評は大変ためになるものでしたし。
ただ、作品の構成的な部分よりも自分の文章が客観的にどのように見えるかを知りたくて投稿したので、その辺りについての意見をいただけるようお願いしただけです。
それと、私は一切の反論が出来ない環境というのは酷評してくれる人にも得るものが無いのではと思います。
私は詩板で作品の評価、批評を一時期かなりしていましたが、作者との対話を期待しての行為でしたので、評価への不満や噛み付きがあると逆に嬉しかったです。
この板に来て日が浅いので、私に認識不足などがあれば申し訳ありません。
当分この板で勉強させていただくつもりなので今後ともよろしくお願いします。
>>119 ご指導ありがとうございます。
確かに村上 春樹は私が最も強く影響を受けた作家です。
村上 春樹の文章を模倣したいのではなく、逆に自分の文体を確立させたいと思っているのですが、比喩表現が本当に下手くそな村上春樹の模倣しか出来ず情けないです。
やはり他の方から見てもそのように見えるのですね。
どのような勉強、訓練をしていけばいいか見当は付きませんが、誰の模倣でもない自分の文体を確立できるよう精進していきたいと思います。
IDはほんとにほしいね。
投稿減っちまうかな?
なんだまだいきてたのかこのスレ
>127
>120の語り手「俺」は偏執狂として描かれたようだ。
> さて。俺たちの明日は。
勝手に他人を巻き込むつもりでいる様子からも、ストーカーやキチガイなのだろうとわかる。
しかし君にとって残念なことに>121で指摘された欠陥とあいまって、作者自身に異常があるのではとの疑惑が生じる。
句点の位置も良くない。これでは未熟のなせる技と判断するほか無い。
そして君の品の無い反応は偏執狂そのもの。
君のレスは他人が抱いたネガティヴな予想を、自分自身で証明してしまったようだ。
136 :
応用昆虫学を学ぼう 1/3:2007/01/11(木) 07:22:43
「……ひとつのコロニーにおけるアリの内、その2割は働くフリをして実はサボっているのだという話は今日では周知の事実であるが、
アリにはその役割――女王アリ、働きアリ、兵隊アリなど――とはまた別に、
さらに各役割の中で上下関係、地位、階級が設定されているという事実は、まだ一般的ではない。
つまり現代社会風に例えれば、働きアリには派遣、正社員、係長、課長、部長、専務、といった地位が設けられ、
兵隊アリには二等兵、一等兵、軍曹、大尉、大佐、といった階級が設けられているのである。
これはもちろん、きちんと働く8割のアリに限る事情で、2割のサボっているアリたちは全て平等に地位がない。
つまり無職、ニートである。
働きアリにおいて最も地位の低い『派遣』は、他のコロニーから紛れこんできた、いわゆる『出稼ぎ組』である。
コロニーによっては全くいなかったり、全体の8割を占めていたりして、労働力としては不安定であるが、
コストがかからない、つまりアリの給与たる食料をそれほど与える必要がないという利点がある。
それが不満ならば、彼らはまた危険を冒して遠く離れたコロニーを転々とするほかなく、そのほとんどは提示された条件と涙を飲むようだ。
『正社員』はそのコロニーで誕生したばかりの成虫である。
最初の頃は上司から、各種フェロモンを媒介する『命令』を受けながら働くわけであるが、
無職に堕ちず、出稼ぎ組に身をやつすこともなく、苦労と経験を重ねることができれば、やがては係長、課長、と昇進する。
生息地域による差異があるようだが、おおよそ20日単位でアリは次の地位に昇格するようである。
さらに、昇格する以上、常に降格する危険も伴うのは我々の社会と変わらない。
その条件としては、命令を担うフェロモンの分泌不良に伴う指揮能力低下が知られていたが、
最近の研究によれば、食料の着服が発覚した場合にも降格、場合によってはコロニー追放、つまりクビにされてしまうことがわかっている。
ある学者の唱えるところでは、ある程度地位の高いアリは、女王アリにそれが露見することを防ぐため、
いわゆる揉み消し工作を図るものもいるらしいが、今の学会では物笑いの種にしかなっていない。
137 :
応用昆虫学を学ぼう 2/3:2007/01/11(木) 07:23:17
兵隊アリの場合、上下関係の厳正さもさることながら、人事システム自体の過酷さは一線を画している。
兵隊アリの場合は勤続日数はもちろん、コロニーを脅かす害虫、害獣との戦闘にどれだけ貢献したか、が評価の対象に組み込まれる。
具体的には、例えばミツバチがコロニーを襲撃したとしよう。
まずこれに参戦したかどうかが評価され、次にミツバチに有効な攻撃を加えたどうか、
そしてこれが最も大きな評価対象なのだが、ミツバチの体の一部を獲得できたかどうかが問われる。
羽でも体毛でも足でも、とにかく敵の体から引きちぎった戦利品を得たアリは、現代社会風に例えると二階級特進することができるのだ。
その制度が功を奏したのかどうか、アリの種別に限らず兵隊アリ全般が持つ獰猛さは他の昆虫に例を見ない凄まじいもので、
記録によれば1982年の夏、仙台市のとあるアシナガアリのコロニーに属する兵隊アリが、巣を襲撃してきたスズメバチの首を噛み切り、
それを強靭な顎で高々と掲げてみせたという。
なお、戦死した兵隊アリに対する弔いのような行為は一切見られず、死骸はそのまま放置されることから、
二階級特進などの特例制度は一切施行されていないものと推定される。
そして兵隊アリの降格条件、これは存在しない。
なぜなら、働きアリなら降格対象となる、各種フェロモン分泌不良、食料の着服、もしくは戦闘能力の低下、
これらが発覚した兵隊アリは、即座に処刑されてしまうからだ。
……兵隊アリにとって、役に立たなくなった同胞は足手まといなのだ。
足手まといの同胞は、戦闘の際、自分の命、コロニーの安全をも脅かす存在であるから、そうなる前に可及的速やかに処分する……。
あ、これは私個人の所感であって、客観的な執行理由の真相は今もって明らかにはなっていない。
しかし、当たらずとも遠からずというところではないだろうか。
138 :
応用昆虫学を学ぼう 3/3:2007/01/11(木) 07:24:21
そして驚くなかれ、なんと女王アリにも地位は存在する。
女王アリの場合、地位というより家柄、血統と呼ぶ方が正確かもしれない。
すなわち、女王アリの祖先がどれだけの規模のコロニーを運営していたか、あるいは軍事力はどれほどだったか、それらに現在の状況が加味され、
さらに以下は仮説の段階ではあるが、その容姿がどれだけ整っているか、フェロモンの分泌量はどれほどか、生殖能力は……などの要素により、
女王アリの、他の女王アリに対する地位が確定する。
働きアリ、兵隊アリから見れば女王アリ自体は絶対的な支配者であり、それは他のコロニーの女王アリだったとしても変わらない。
しかし女王アリと女王アリの間には厳然として、格差が存在するのだ。
この事実が判明したのは、実はつい最近、2005年のことである。
ドイツの国立昆虫学研究センターの主任研究員である、テオドール・シュミットが……」
いきなり講義室のドアがバンと乱暴に開いたかと思うと、顔を真っ赤にさせながら愛想笑いを浮かべた講師たちが3,4人入ってきて、
テオドール・シュミットの功績について熱心に解説する山田野名誉教授の両脇を固めた。
「はい、山田野名誉教授、もう講義の時間は終わりですよー? チャイムが鳴ったのが聞こえませんでしたかー?」
もちろんそんなのまだ鳴っていない。しかし僕や周りの学生らは彼らの登場を合図に、既に帰り支度を始めている。いつものように。
「な、なんだね。とっくに時間だったかね」
山田野名誉教授はそれまでのお堅い立ち居振る舞いは見る影もなく、ただの右も左もわからない老人のようにおろおろと、脇をキープする講師たちの顔を見比べている。
山田野名誉教授は重度の認知症である。そのためこの応用昆虫学の講義では、先ほどのようにまるっきりデタラメな講釈がまかり通る。
しかしとりあえず出席さえしていれば単位はもらえるので、誰も彼もみんながこの講義を取っている。
山田野名誉教授は、今の講義の後では皮肉としか言えないが、過去のもろもろの業績を称えられ、さらに発症前の彼の懇願により、
名誉教授の地位とともに、今でもこの講義の教鞭を執ることが特例的に許されている。
例えその内容が支離滅裂で、病人のうわごと以下だったとしても。
139 :
応用昆虫学を学ぼう:2007/01/11(木) 07:26:03
長くなりまして失礼しました。
酷評よろしくお願いします
140 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/11(木) 07:40:55
悪いけどつまらん。
出だしの発想が凡庸すぎるので、それをいくら膨らましたとしてもどうにもならない。
長々と戯言を読まされた後、それへのカタルシスも無い。
文体も平坦で説明的。
大体ほとんど教授の説明である文章を本当にみんなに見て欲しかったの?
もっといろんな要素を盛り込んだ文章は無かったの?
これだけであなたの能力を判別は出来ないけど、これじゃ門前払いの酷評しか出てこないよ。
141 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/11(木) 07:42:02
>>135 いやいいんじゃないの。なんつーのかな…
俺はお前みたいな奴を許せないのでね。
142 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/11(木) 07:44:41
たとえお前が巻き込まれてえらいことになっても、これっぽっちも
悲しくない。お前の生き方とはそういう生き方だな。
143 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/11(木) 07:54:44
2000年と比べてウラン価格が10倍にはねあがってるのも、きっと
偶然だろうし。
偶然偶然意味不明意味不明。でやってけよ。
おまいら落ち着けよ。
「酷評お願いします」の一言もなく投稿してくるような
>>120の文章を
何故わざわざ読んでやる必要があるんだ?
基本的なルールすら平気で無視する輩にまで酷評してやるとはな。
で、結局そういう奴らが原因でスレ汚しまくり荒れまくりじゃ世話ないぜ。
華麗にスルーかましとくかテンプレ指摘してやればいい話だろ。
スレのルールさえ守れない奴らが、どんな高尚な文章を書いても
絶対に相手にはされないことを酷評人がキッチリと教えてやれよ。
酷評人#kokuhyonin
145 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/11(木) 12:44:41
↑社会を汚しまくってるやつが言うにことかいて、ってとこかな。
146 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/11(木) 12:48:06
それから、お前らどう考えてもお前らのだだーイ好きな「空気」を読み間違ってるよな。
逆恨み見苦しい。>141>142>143>145>146
頭に血が上ったのか、お前のレス意味不明な。
何を言いたいのか理解する気も起きない。
148 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/11(木) 13:27:19
149 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/11(木) 13:35:08
いや俺はね。
かたや、お前らみたいな本質的社会のクズをかたづけるいいきっかけをくれているのかなとも思うわけだ。
流石俺の女と。どっちに転んでも。
150 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/11(木) 13:43:18
>>144 えっと。池沼?精白?住み着いてるの?こいつ?
151 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/11(木) 13:44:39
なんで新年早々キモイ粘着が沸いてくるの?
ん=。
統一教会がキモイから、かな?
>>152 ウランの価格が10倍になったからだろ。自供してるじゃないか。
ん。俺が濃縮方法を知ったのが去年の暮れ。
価格上昇は04年あたりから急激なカーブを描いている。
俺のナニがそれに拍車をかけたかどうかは未確認だ。
まぁただ、TIME誌の06/12/21で「今年の顔」は「You」だったのは知ってるかな。
帰れ気違い。
157 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/11(木) 15:50:13
まぁなぁ。そういう世の中になっちまったものは仕方ないだろ。
空気読んで生きていけや。
159 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/11(木) 16:34:02
160 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/11(木) 16:57:15
俺が思うに
もう精神科業界はお前らの味方じゃない。
これからゆっくり長い眼で罪を償っていってくださいね♪
161 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/12(金) 09:42:54
「桜庭選手もあんまり言い過ぎると負の作用が働く、言わないほうがいい」
「秋山選手は男らしい。今後どうするか、ですね。人生谷あり山あり」
というみのさんの発言がありました。
これではTVだけ見た人は、桜庭選手のほうが悪いという印象を受けてしまうのでは?
不正をした秋山選手の謝罪は当然の事なので「男らしい」はどうかと思います。
桜庭選手は不正をされた‘被害者‘です。その桜庭選手のコメントに対し
「負の作用」発言はどうゆう事でしょうか?
番組内でみのさん本人の口から発言について撤回と謝罪させて下さい。
常識ある投稿者まだぁ〜?
アドバイスよろしくお願いします。
~~~~~~~
なくしたものは、たくさんありすぎて数えきれない。人も場所も物も気持ちも、手放してしまったあまりにも多くのもののことを思うと泣きたくなる。
けれど、一番しょっちゅう夢に出てくるのは恭一だと思う。今日も未練がましく恭一の夢を見て、私は朝から憂鬱な気分になった。
「尚子は車の免許取るの?」
夢の中の恭一は黒いTシャツにジーンズ姿で、なぜか車を運転していた。助手席の窓からは広々とした海が見え、遠くでカモメがゆったりと飛んでいる。
「どうしようかな。たぶん取らない」
だからずっと恭一の車に乗せてもらえればいいのに、と私は思った。けれど、それが無理なことははっきりとわかっていた。
そう、と言って恭一は昔みたいに静かに笑う。車はごとごと揺れながらずっと海沿いを走り、ああ、ここは鎌倉だな、と思ったところで目が覚めた。
夢から覚めるときの寂しさが私はたまらなく苦手だ。覚めてしまうくらいなら夢なんて見たくないのに、毎晩のように恭一は夢に現れる。
そういえば、彼はもうとっくに自動車の免許を取れる年齢になっているのだ。夢での車の色は忘れたけれど、恭一に似合うのは紺色だな、と私は思った。
164 :
sage:2007/01/13(土) 00:30:07
酷評お願いします。
*****************
つい眺望に見とれてしまう。漁港には陽光が降りそそぎ、漁船が小粒の豆
のようにコバルトブルーの海にまかれている。点在する漁船のいくつもが静
かに揺れて、その波のはざまでやわらかな景色を形作っているのだった。手
をふりあげれば海を持ち上げているような錯覚を感じる。コバルトブルーの
海がまるで手のうえで弄ばれているかのように、こじゃれた動きで、手の上
の景色が揺れた。それは、流れるような筆跡で書かれたこの町の美しい海外
線から、白浜のどこまでも続く、途方もなさであった。
誠はそっと海の波の筆跡を手でなぞってみる。やわらかな波頭が白く輝き、
その筆跡を千変万化させて美しくなぞらせることを拒んだ。誠の指の動きに
反する波の動きは、真の意味で「自然」であった。そして、小船を抱きかか
えた海から、白浜につづくこの接線のきわどさ。そのきわどさこそが、白浜
の美しさをさらに形容しがたいものへと変容させているのだった。青さがど
こまでも続く。水平線から浮きあがった太陽のすぐ近くまで、途方もない青
さが続いていた。そして、頂上にそびえる赤松の寂しい一本立ちが風景に色
合いを与えている。
*****************
短い文だから評も簡単に。
>>163 読んでいて苦痛な文。光るものが何も無い。
よくもまぁこれだけ平坦で味気の無い文章を書けると感心するくらい。
あなたが才能ないとか言う事ではなく、この提出してきた文について言えばという事。
>>164 2ちゃんは初心者のようだけど、文の方はまぁ初心者では無いね。
ただ、港や海についての描写をここまでくどくする意味が分からない。
比喩のための比喩が延々と並んでいて、
また比喩のポジショニングも先へと進んでいったり積み重ねたりされているのではなく
行ったり来たりで並列されているだけ。
インスピレーションを感じない文章なのでやはり読んでいて苦痛でした。
結局それなりに書いちゃったな。俺って優しいぜ
>>163 >なぜか車を運転していた。
冒頭の文章だと思うんですが、なんで「なぜか」なのかわからない。
最後まで読んで付き合っていた当時は免許の取れない年齢だとわかったけど、
ここでは「なぜか」はいらないのでは?
書いてる本人は設定がわかっているけど、読んでいる方は何も知らないんだから。
>けれど、それが無理なことははっきりとわかっていた。
後々わかるのかもしれないけど、なんで無理なの?
確かに平坦な文章だけど、読むのが苦痛ということはなかったです。
>>164 俺の頭が悪いのかもしれないけど、くどすぎて情景が頭に浮かんでこなかった。
華美な表現をただ重ねればいいってもんじゃないと思います。
一段落目の最後の文も意味がわからなかった。
港や海の美しさを言いたいなら、もっと短くまとめた方がいいと思います。
>海外線
海岸線ではないの? 誤字脱字がないように推敲は念入りに!
頑張って自分の表現をさらに磨いてくださいね。
>>163 ダメな見本みたいだな。
いま朝なんでしょ?
ならば回想に入る前に、自分のいる部屋とか身体の状態をしないとダメ。
夢の回想シーンも凡庸で意味がない。
なんで回想する必要があるの?
>>164 文章がかなり下手だな。
>コバルトブルーの海がまるで手のうえで弄ばれているかのように、
>こじゃれた動きで、手の上 の景色が揺れた。
手の上で、空や水平線といった「景色」が動くわけないだろ。
動いているように見えるのは「波」だろ?
>それは、流れるような筆跡で書かれたこの町の美しい海外
>線から、白浜のどこまでも続く、途方もなさであった。
文章が捩れてんじゃねいか?
途方もなさは何にかかるの?
日本語になってねーぞ。
>誠はそっと海の波の筆跡を手でなぞってみる。やわらかな波頭が白く輝き、
>その筆跡を千変万化させて美しくなぞらせることを拒んだ。
主人公は砂浜をなぞったんだろ?
なぜ後段で「なぞらせることを拒んだ」となってるの?
主人公の砂浜に刻まれた波の跡をなぞっていると、新しい波がきて
古い波の跡を消したんだろ?
その跡には新しい波のあとができてるんだろ?
>>163 一段落目と二段落目の文章が繋がってないよ。冒頭で夢のことについて語られていないのに、
>けれど、一番しょっちゅう夢に出てくるのは恭一だと思う。
と唐突に言われても意味がわからないよ。
もう一度、推敲して意味の通りをよくした方がいい。
静かな雰囲気の文章が書きたいのかな。雰囲気は嫌いではないよ。
個性を伸ばして頑張ってください。
短編の書き出しですが、読み手の興味を引けているでしょうか。酷評お願いします。
カーラジオのニュースはいびつな世界の欠片を気まぐれに拾い上げては投げ捨てていく。僕は静かに煙草の煙を肺に送り込む。
何とも言えぬ異物感が毛穴まで広がっていき、そしてすぐに馴染む。人の身体はスポンジみたいに色々なものを受け入れては溜め込んでいく。たいした判断基準も無くほとんど手当たり次第にだ。
カラフルなネオンが遠くに見えた。このまま真っ直ぐに進めばそこに行ける。そして行きたくなければ右か左にハンドルを切ればいい。僕は左を選ぶ。右折よりは左折の方が楽だから。
僕は別にどこかに向かっている訳ではない。何かを追いかけている訳でも何かから逃げている訳でもない。ただ走っているだけだ。目的地の無いまま、ただ時間が過ぎるのを待っている。
逃げている訳でもない?ふっと皮肉な笑いがこみ上げる。逃げているという自覚から逃げているだけじゃないのか?僕はニヒルな笑いの薄皮の下に恐怖の存在をはっきりと感じていた。冷たく、そして圧倒的な現実。触れただけで高圧電流のような戦慄が背筋を走り抜ける。
煙草の煙のふざけた苦味に苛立ち灰皿に押し付ける。暴力的な感情が僕を鷲掴みにする。煙草を掴む僕の手のように僕をがばっと掴むとぐりぐりと地べたに押し付けるような巨大な存在感。それが何か僕はよく分かっている。そいつは「現実」というやつだ。
僕は少しだけ落ち着いた頭であるコースをゆっくりとなぞる。この車の行き先ではない。そもそも僕はどこに向かう気も無い。いつかはあそこへ戻る事になる。そこで待つ現実と向かい合わなければいけない。
171 :
続き:2007/01/13(土) 21:00:32
僕はまた震えが収まるまで待たなければならない。運転は止めない。何を考え何を感じていようと、手足を必要に応じて少しだけ動かせば車は勝手に走り続ける。
全く便利な代物だ。そういった便利さが僕に何を与えてくれたのか、うんざりした気持ちになるのは僕の置かれた状況ゆえだろう。何もかもが皮肉に思える。幸せだと心から感じる事が出来た鈴奈との出会いさえも。
戻ろうか・・・そう考えると、アクセルに力が入ってしまう。戻るしかない事が分かっているからこそ戻れない。
自分が迷路をさ迷う間抜けな鼠みたいに思えた。行き当たりばったりに進んだり戻ったりして時間を浪費していく。こうやっていても少しずつ失われ損なわれていくばかりなのに、まるで手遅れになるのを待っているかのようだ。
酷評をいただいた後、この作品の主人公の置かれている状況を公表したいと思います。
>この作品の主人公の置かれている状況を公表したいと思います。
自分は本文読む前に、何スレあるとか文の密度とか改行とか
漢字の多さだとかを先に見渡してから、読むクセがある。
最後の一文に激しく萎え。
たったの一行も読む気にならん
勝手にしろ
173 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/13(土) 21:42:17
○●○創作文芸板競作祭・女性一人称祭り○●○
女性の一人称で作品を書く競作祭です。
テーマ……女性の一人称
会 場……「アリの穴」
http://ana.vis.ne.jp/ 枚 数……10枚以内
日 程……投稿期間 1/14(日)〜1/17(水) 21:59:59まで
感想期間 一作目投稿〜1/20(土)21:59:59まで
・作者さんは感想期間中一人一票、自作の感想欄に他の作品の中からベストスリーを選んで投票してください。
・読者賞とは別に作者賞を選出します。
・再投稿は禁止とさせていただきます。
・ストック作はご遠慮ください。
・最悪の連続投下も覚悟の上でご参加ください。
◎備 考
・複数投稿は不可です。
・名前欄には「創作文芸板女性一人称祭り」と入れて下さい。
・作者さんは他作品へのできるだけ感想をお願いします。みんなで祭を盛り上げましょう。
・投稿作が多い場合、作品への感想数に極端な差が出る場合がありますが、ご容赦ください。
・あまりにも投稿数が多くなった場合、幹事の独断で投稿を中止させていただく場合があります。
・記名投稿は禁止とさせていただきます。記名投稿された作品は参考作品とします。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1167638491/ 枚数少ないし気分転換にどうぞ
投稿お待ちしてます。
明日から開催です。
よろしくお願いします。
ホラーなのか純文なのかで捉え方は変わるわな。
ま、いずれにせよ書き出しとして魅かれるものはないが。
>>171 なにその最後の一行は。
それを文章にして読ませるのがあんたの使命だろうが。
「笑って死ねば幸福だろう
笑え 笑え 笑って死ねよ
ニコニコ笑ってそして死ね!!」
昔僕は泣いていた
孤独で一人でガタガタと
愛する父からの、暴力
愛する母からの、無視
泣いていた 泣いていた
ある日、テレビの中のヒーローがこう言ってくれた
“どんなに辛いことがあっても笑っていればいつか幸せになれる!“
僕は笑った
どんなに殴られても蹴られても 僕は笑っていた
父はそんな僕を気味悪がったけど、暴力は止まなかった
母はそんな僕を気味悪がったけど、無視をしつづけた
それでも笑っていれば幸せはくるのだと、ヒーローの言葉を信じて疑わなかった
笑って 笑って 笑って
父さんも母さんも笑って そしたら幸せになれるから
家族皆で笑えたら みんなきっと幸せになれるから
死んだ 父さんも母さんも死んだ 笑ってくれないから
笑ってくれないから 死んだんだ
笑ってくれたら 幸せになれたのに
笑ってくれないから 不幸になったんだ
ねえ 笑ってくれる? 笑った顔をみたことがないよ
僕は指を動かし 父と母の顔を弄くった
“やっと笑ってくれたね“
僕はそう呟き、にっこりと笑った
父さんも母さんもこれで幸せになれる
僕も幸せさ。僕も笑っているから
笑って死ねば幸福だ
笑え 笑え 笑え
「君は今、不幸かい?
なら笑えばいいんだよ さあ笑え! そして死ね
笑って死ねば 幸福だろう?」
僕は今、ヒーローだ。
人々に幸せをもたらす、正義感あふれた、ヒーローさ。
>>163 自分も
>>169とほぼ同じかな。
しかし169は優しさが溢れているね。
「けれど」の接続詞前後をそこだけ10回以上読んだけど、イライラして先には進めない。
「けれど」が使いたいから唐突に付け足したとしか思えない。
自分の映像を他人に読ませようと全くしていない見本だよ。
すいません、
>>176-77の酷評お願いします
注意書きをちゃんと読んでませんでした。すみません。
>>170 綺麗に纏まっていると思います。
ただ、表現に気を遣いすぎているのか、リアリティのようなものを感じません。
人物のひととなりがよく分からないというのかな。
そのために読み手の興味を引けているでしょうか、と問われれば否となります。
でも、個人的には好きですよ。頑張ってくださいね。
それから投稿してる皆さんに言いたいのですが、
>>3 をもう一度よく読んでから投稿してください。
三点リーダーの入れ方や段落下げなど、最低限の作法は守った方がいいと思います。
182 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/13(土) 23:02:00
>>170 読書量はそこそこあるのかもしれないが、書く方はビギナー同然。
>>3の事柄のこともさることながら、
>そいつは「現実」というやつだ。
こんな手垢まみれのフレーズをそのまま書き出してる点でそう判断できる。
量を書いてきた人間というのは、それなりの意図や相応の技術力があるのでもなければ
そういうありふれたものをそのまま用いたりしないからね。
で、変に凝った表現を多用してるせいで、陳腐なフレーズがさらに浮いて見える。
見た目をやたら飾り立てて本質が貧相なのは、おたくがいくつなのかによるが
物書きとしてだけでなく、人としていつか卒業すべき問題だと思う。
ちなみに最後の一行だけは絶賛に値する。
惜しいのは、買えるのが顰蹙じゃなく歓心だったらもっと素敵だったのに。
>>170-171の文を投稿したものです。
逆撫でするような一文を付け足してしまい、どうもすみませんでした。
この作品の主人公は特殊な状況に置かれていて、それが物語の最後の方で分かる作りになっていたのでこういった一文を書いたのですが、ならば投稿時にそういった説明を付ける方がまだしもでしたね。
人に教えを請う立場にありながら無神経でした。
簡単に言うとこの主人公は自分の妻と口論の挙句殴り倒してしまい、妻は頭から血を流して倒れてしまったのに主人公はパニックになり逃げ出した所から始まっています。
>>182の方から指摘のあった「現実」は「家に帰れば血を流して倒れている(もしかしたら死んでいる)妻がいる」という事を指すのですが、当然今回提示した文章だけで分かる訳がないですね。
>>180 ありがとうございます。
リアリティーのある文章を書くというのは私にとって大きな課題ですね。
日頃から実生活の体験や見聞を文章に起こすなど意識的に訓練してみます。
このスレに似合わず優しい方ですね。
>>182 ありがとうございます。
本質が貧相というのはとても重たい指摘です。
この部分が痩せ細ったままでは人が読むに値する文章は永遠に書けないでしょうね。
近道など無いので日々積み重ね鍛え上げて行くしかないです。
少しこのスレを離れて修行してからまた出直してきます。
どうもありがとうございました。
184 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/14(日) 01:02:29
>>176-177 たぶんホラーだと思うけどイマイチ。けど俺は嫌いじゃないよ。乙一を読むべし
164です。
評をありがとうございました。
>>165 2ちゃんねるは、数年前から時々見ていたものの、書き込んだのは四回くらいしか
ないという初心者ぶりで、また、まちがえてしまいました。
比喩がうまく機能していないのは、その通りだと思います。改善して
さらに昇華できるよう努めます。インスピレーションが乏しいというのは
痛いところを付かれたという感じです。その当たりは完全に才能に
よってたつ部分なので、私の才能が足りないということ。これに関しては
しかたのないことです。
>>166 推敲不足でとんでもないミスをしていたのは恥ずかしい限りです。
文章に関しては、華美というのはほんとうにその通りで、自分自身でも
あとでじっくり読み返してみると、かなり苦痛でした。
(書いた直後には、これでいいかなと思っているんですけどね)
それではありがとうございました。
>>168 かなり細かく分析していただいているようですね。ありがとうございます。
ただ一点、波の筆跡のくだりについては、
波が押し寄せてきて、今までなぞっていたにもかかわらず拒まれる、
しかし、また新しい波が押し寄せてくるので、なぞろうとする、しかしまた
拒まれてしまう。その円環関係を表現したかったのです。
ここでは文章がうまく機能せず、読者に伝わらなかった、私の力量不足です。
さらに精進しようと思っています。
それではありがとうございました。
>183
>このスレに似合わず優しい方ですね。
天然に人の神経をさかなでる方ですね。
しかしそこが逆に気になる部分になりそうな。
>>183 >簡単に言うとこの主人公は自分の妻と口論の挙句殴り倒してしまい、
>妻は頭から血を流して倒れてしまったのに主人公はパニックになり
>逃げ出した所から始まっています。
じゃあダメだな。
>>170-171は全然パニックになってないからな。
短編というのは冒頭からストーリーを展開するのが鉄則。
そういう意味で、冒頭シーンとしては失格。
夫婦喧嘩のシーンから始めたほうが面白いだろ。
>>183 酷評スレの人は基本的に優しいよ。
素人の文章をじっくり読んで批評してくれるんだから。
たまに罵倒したいだけの人もいるような気がするけど。
どんなに酷評されても、読んでくれた人に感謝しようね。
>>186 重ね重ねどうもすみません。
実物はそんなに悪い奴じゃないんですが。
>>187 主人公がパニックというより現実逃避している事を表現したかったんですけど出来ていなかったですね。
ラストで倒れている妻の元へ帰って、そこで初めて全容が分かる造りを意図したためあえて鉄則を崩して見ました。
でも成功しなければ無様なだけですね。
>>188 はい、感謝の気持ちを忘れないようにします。
>>189 気にしなくていいよ。
>短編というのは冒頭からストーリーを展開するのが鉄則。(
>>187)
こんな鉄則ないから。
191 :
163:2007/01/14(日) 15:22:38
読んでくださった皆さん、どうもありがとうございます。
>>165 批評ありがとうございます。
確かに平坦な一本調子では読んでいて退屈ですね、
もっとメリハリのある文章を心がけます。
>>166 「なぜか」は最後まで迷ったのですが、後で分かれば
いいかなと結局入れてしまいました。
無理な理由といい、全体に分かりにくかったですね
(後々別れなくてはいけないことがわかっているから、
というつもりでした)。ありがとうございました。
>>167 「夢に出てくる」と書いたら、その内容まで書き込んだ
方がいいかと思ったのですが、それより部屋や身体の
状態が必要だったんですね。
勉強になりました、ありがとうございます。
>>169 暖かいご指導ありがとうございます。
静かな雰囲気に憧れますが、もっと腕を磨いて、
まずは分かりやすい文章を目指したいです。
もう一度じっくり推敲してみます。
>>178 ごちゃごちゃ手直ししていくうちにかえって読みにくい
文章になってしまって、確かにこれでは映像は伝わり
ませんね。とてもためになりました、ありがとうございます。
>>170 遅レスだけど、文章力はあると思います。
ただ、同じリズムの文章が続くので、一本調子になっています。
三段落目のあたりから文章に変化をつけるとか、動きのある行為だとか、
読み手の興味をひくエピソードみたいなものを入れてみてはどうでしょう?
それから、批評人も素人なので全部が全部信用に足るとは思いません。
自分の中でなるほどと納得できたものと、そうでないもの、取捨選択が必要だと思います。
193 :
近所のご隠居さま 1/4:2007/01/15(月) 03:38:30
最近、うちの庭に忍びこんで穴を掘っていく奴がおる。
30年ほど前、60坪の土地も木造二階建ての家屋も、ローンを組まず、ワシの汗と涙の結晶たる小切手を不動産屋に叩きつけて購入した。
家を建て、3分の1ほど余した敷地に小さくも錦鯉の遊ぶ池をこしらえ、傍らには営林署には黙って山から引っこ抜いてきた松の木を二本植え、
その隣にはうちの婆さんのがーだにんぐ? だかなんだかいう近頃流行りの花園が広がっておる。
このように和洋折衷に秩序立てられたうちの庭のあちこちに、どこかのたわけ者は毎晩毎晩、テレビが1台収まるくらいの穴ぼこを開けていくのだ。
警察も役所もアテにはならん。業を煮やしたワシはある日の深夜、寝ずの番につくことにした。
手には懐中電灯、さらにもう片方の手には、なんと猟銃だ。
猟友会に入っている近所の田口さんから、さっき一升瓶を持ってってこっそり借りたものだ。
弾は入っとりゃせんが、なあに脅しには十分、いざという時ぶん殴るのにもちょうどいい重さだ。
庭の隅に設けられた物置の裏に潜むこと、3時間。
持病のリウマチがシクシク痛み出したところで、果たして、たわけ者は現れた。
最初はいきなり塀の向こうから何か棒のようなものが飛んできて、松の根元にどさっと落ちた。
何事か? とリウマチの痛みも忘れてワシが息を飲んでいると、続いて塀の上にごそごそ蠢く影が現れ、同じように松の根元にどさりと落ちた。
猟銃を握る手に力が入る。曲者じゃ。
曲者は先に投げ入れた棒のようなもの――どうやらシャベルらしい――を拾い上げると、そそくさと婆さんの花園へ近づいていった。
こりゃいかん、あの曲者、今日は婆さんの花園に穴を掘る気か?
194 :
近所のご隠居さま 2/4:2007/01/15(月) 03:39:09
3人ほどいるワシらの息子はとっくの昔に都会に出ていき、孫はその倍はできたのに、あの親不孝ども、盆暮れ正月にもとんと帰ってきやせん。
そんな婆さんがちっとも顔を見れない孫たちと同じくらい大事にしとるのが、あの花園だ。
あの、なんだったか、長男のタカシのとこの光輝の目元にそっくりだといってた、ばんじー? とか、
この前、末っ子のマサシのとこの遊里が生まれた時に植えた、だりあ? とか、とにかく婆さんの命みたいな花がギッシリだ。
意を決して、ワシは曲者が少しためらうように花園の周りをウロウロし始めた時、物置の裏から躍り出し、
懐中電灯のスイッチを入れると、さっとアホンダラの影を照らし上げた。
「そこまでじゃ!」
気分は『暴れん坊将軍』の松平健じゃった。
「撃たないで! 撃たないでくださあい!」
光の円の中で、なぜかネズミ小僧のようなほっかむりをした40くらいの女が、すっかり泡を食って両手を上げながら叫んだ。
「ひいやあ! 撃たないで! 撃たないでえ!」
いかん、このままだとご近所さんに迷惑じゃ。しかも通報されたら大騒ぎになってしまうかもしれん。いやこの場合、通報されるのはいいんじゃろうか?
「静まれい静まれい、こりゃ弾は入っとらん」
いかん、バラしたら脅しにならないではないか。
「お願いしますう! 撃たないでくださあい! 助けてくださあい!」
いかん、話が聞こえとらん。
ワシが泣き喚く女をなんとかなだめようとしている内に、周りには何事かと集まってきたご近所さん方の気配、遠くからはパトカーのサイレンの音が響いてきおった。
「タイムカプセル?」
ようやく気を静めてくれた女が怯えつつ話したところによると、彼女は30年前にワシの家を世話した不動産屋の娘さんで、
その頃は空き地だったこの敷地を小学生の彼女はよく遊び場として利用していたのだが、
ある日いきなり工事が始まり、あれよあれよと言う間に彼女の遊び場は塀に囲まれ、家屋の下敷きになってしまった、とのことだ。
短気なワシが不動産屋に行ったその日に必要な手続きと支払いを済ませ、さっさと工事を始めろ、早く住まわせろとハッパをかけたせいだ。
その少し前、彼女は友人たちと一緒に、小学校を卒業する記念にこの敷地内にタイムカプセルを埋めたのだという。
「実はその時の友達のひとりが大変な病気にかかっていまして、その、だからなんとか元気づけようと、私たちの思い出を……」
「冥土の土産ってわけかい」
後ろで話を聞いていた田口さんがからかうように言い、ワシ含め周りに集まっていたご近所さん方やお巡りさん方に一斉に睨まれ、しゅんと縮こまる。
さっきあれだけ飲ませて潰しておいたのに、もうこんな軽口を叩くとは。ちなみに猟銃は騒ぎになる前に藪に投げ込んでおいた。
「敷地の端のあたりに埋めたということは憶えているんです」
「ふむ、すると、敷地の端のあたりで、今まで穴が開いてなかったところというと……」
ワシと婆さんが、婆さんの花園の方に目を向ける。
「でも、お花が植わってますし、さすがに申し訳なく……」
ご近所さん方やお巡りさん方もワシらに倣ってそこへ目を向けた時、ワシは婆さんを見た。
婆さんは穏やかに微笑みながら黙って頷いた。長年連れ添ってわかっとったが、そういう婆さんだ。
かくしてご近所総出の真夜中の穴掘りが始まった。
ワシとお隣の秋山さんの家中の電灯をつけて庭を明るくし、婆さんの指揮の元、
女たちは花を次々鉢に移し替え、男衆はその後をシャベルで掘り返す。
田口さんはどこから持ってきたのかミニショベルを庭に乗り入れたが、ぎこちなくアームを上げ下げするだけで
作業がはかどるどころかかえって邪魔だったので、さっさと引き上げさせた。
本当に余計なことしいの爺さんだ。猟銃はしばらく借りておこう。鳥もこんな爺さんに撃たれるのは納得いくまい。
不動産屋の娘さんはコンビニに行って人数分の温かい飲み物を買ってきたが、ここでも田口さんはうちの番茶の方がうまいとブツブツぼやいていた。
作業開始から2時間、とうとうタイムカプセルは発見された。
位置的には、次男のヤスシのとこの竜馬が初めて立った時に植えたマリーゴールドがあった場所だった。
泥と錆だらけのそれは、元は手提げ金庫だったらしい。親が使っていたのを、いらなくなったのでもらったんだそうだ。
不動産屋の娘さんは大感激して、わんわん泣きながら狂ったようにブンブン頭を振るので、礼をいわれているこっちが恐縮、いや心配してしまった。
作業を手伝わされたお巡りさん方も、ワシやご近所さん方の必死の説得、
そしてこんな時には菩薩から般若と化す婆さんの脅し、いや説教もあって、彼女のことはなんとか見逃してくれたのだった。
中身はいくら入ってんだい、と野暮な口をきいた田口さんに拳骨を打ち据えると、
「うむ、これにて一件落着!」
ふぁふぁふぁ、とワシは高笑いをしつつ、金さんのように厳かに場を締めたのだった。
不動産屋の娘さんは泣きながらぺこぺこ頭を下げつつ、白んできた空の下へ後ろ向きに歩いて去っていった。
彼女の姿が見えなくなるまで観音様のように微笑みながら手を振っていた婆さんの腕がようやく下りる。
「お友達の方、よくなるといいですねえ」
全くだ。こんな年寄りより若い者が、こんな年寄りより先に逝くべきではない。
すると、懲りない様子の田口さんがワシの肩をつついた。
「ねえご隠居、あっしにはどうも腑に落ちねえことがあるんですがね」
今になってぶり返したリウマチのためにさっさと家に入りたいところだったが、なんとなく気をよくしていたワシはそれにノってやった。
「なんだねハチ、言ってみなさい」
「なんだってあの人、ネズミ小僧みてえな格好してたんですかい?」
それはきっと、ワシが墓の下へ行っても頭を悩ます問題のひとつになるだろう。
長くなりまして申し訳ありません orz
以前、とあるショートショートの賞に応募して
見事一次落ちした作品の改訂版です
酷評よろしくお願いします
>>193-197 結局最後まで読んでしまったから酷評するけどこのレベルのショートショートで
賞に応募しようと考える気持ちが真面目な話自分には到底理解出来ない。
師匠からオチについて忠告されていたのに、それを完璧無視して
オチない新作落語を仕上げてきて堂々としている弟子のようでなんか腹立たしい。
描写逃げの印象を受けるので芸能人の固有名詞は控えましょう。
ショートショートを書くならば、描写やキャラよりまずオチに心血注ぎましょうよ。
読み手が思わず感嘆の声をあげてしまうショートショートというやつは
例えダラダラとラストまで引っ張られたとしても、やられた感が凄いですから。
改訂版の出来がこの程度ならば一次落ち作品は
これ以上つまらないショートショートだったことは確実でしょうな。
次作投稿頑張って下さい。期待してますから
> 芸能人の固有名詞
出てないような。金さんってとこかな。
200 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/15(月) 12:29:50
>>199 よく読んでから書き込め、たわけものが、
>気分は『暴れん坊将軍』の松平健じゃった。
>>193-197 まったくダメだな。
SSなのにくだらない説明を書きすぎ。
冒頭から語り手(主人公)がどこにいるのか判らない。
文章が下手。視点の混乱もあり。
>最初はいきなり塀の向こうから何か棒のようなものが飛んできて、松の根元にどさっと落ちた。
リアルタイムで見てるのに、最初とか次にという風に書いたらダメじゃん。
心理描写もダメだな。
>気分は『暴れん坊将軍』の松平健じゃった。
>いかん、バラしたら脅しにならないではないか。
>いかん、話が聞こえとらん。
>ようやく気を静めてくれた女が怯えつつ話したところによると
視点の混乱
一人称なんだから「女は怯えたように」と書かないとな。
>>201 >>ようやく気を静めてくれた女が怯えつつ話したところによると
>視点の混乱
>一人称なんだから「女は怯えたように」と書かないとな。
視点混乱してるか?これ
>>201 視点の混乱している箇所を俺にも教えてほしい
204 :
193-197:2007/01/16(火) 14:24:59
>>198 酷評ありがとうございますorz
固有名詞に逃げたのはご指摘の通り……
焼き直しでは認められん、ダメだということが骨身に沁みましたorz
>>201 酷評ありがとうございますorz
冒頭で近況説明と現在の状態がごっちゃになってることが
語り手の居場所の不明瞭さを招いてますね……
「最初はいきなり〜」の部分も然り
うーん、そちらで引用されてる部分の心理描写と
視点混乱の部分は具体的にどういったところがまずかったでしょうか?
1から4に向かってどんどん書き手(つまりあなた)の
テンションが落ちていくのが、読み手にもしっかり伝わる
駄文でした。途中から語り手の口調も変わっているような気が……。
細かい点を指摘すれば、既出ですが情景描写がくどすぎる、
「こそあど言葉」が目立つ、不用意な接続語句が目につき
ます。
大きい点を言えば、このSSで何を伝えたいのかがまったく
みえてこない、一本筋が通っていない。まあ、そこまでの
レベルじゃないんでしょうけど。
もっと精進してください。
>>204 >ようやく気を静めてくれた女が怯えつつ話したところによると
まず「気を静める」の使い方が変。「静める」というのは「静かにさせる」という意味。
女が自分自身を静かにさせたというよりは、周囲がなだめたのだろ?
これがまず一点。
次に、女が怯えているのかどうかは第三者にはわからない。
第三者には怯えているように「見える」だけだろ?
演技ってこともあるからな。
添削するとこうなる。
「ようやく落ち着いた女が、怯えたように話したところによると」
>>206 >添削するとこうなる。
>「ようやく落ち着いた女が、怯えたように話したところによると」
女が落ち着いたかどうかは第三者にはわからない。
第三者には落ち着いたように「見える」だけだろ?
演技ってこともあるからな。
別にオウム返しはせんでもいいと思うが
>>206の添削は確かによくわからんな
「静める」に使役の意味しかないなんて初耳だが
仮にそうだとしても「自分で自分を使役した」=「彼女は彼女自身を静かにさせた」で通るだろ
あと私小説だからって、なんでもかんでも「〜ように」「〜ようだ」って
推測推定で語られちゃ説得力ない文章になると思うぞ
>>207 主観だから、「落ち着いた」と断定しちゃって構わないよ。
まだ落ち着いていなかったのなら、
「ともおったらまた声をあげて泣きだした」
とか付け足せばいい。
だから、
「怯えたように」も「怯えながら」とした方がすっきりする。
「ようやく落ち着きを取り戻した女が、怯えながらも話してくれたところによると」
「ようやく落ち着きを取り戻した女が、怯えながらも聞かせてくれた話では」
ついでに「怯えている」と確信した要素、
「顔が青ざめたまま」とか、「肩が震えている」とか、「声を震わせている」とかを付け加えれば、
読者にも女の怯えが伝わる。その場合、
「ようやく落ち着きを取り戻したものの、女の顔はまだ青ざめている。声を震わせつつも聞かせてくれた話では」
>>207 マジで言ってるの?
落ち着いているかどうかは行動からの判断。
取り乱す→落ち着くということで内面は関係ないし。
>>208 一人称の場合、主人公以外の登場人物の内面は推測推定に
なるのは基本中の基本。
>>204 心理描写について少し詳しく説明しようか。
>「そこまでじゃ!」
>気分は『暴れん坊将軍』の松平健じゃった。
キャラクター比喩は、行動の描写をするのには使えるけど心理描写には向かない。
例えば、「遠山の金さんのごと諸肌を脱ぎ〜」というのは元ネタを知らなくても
意味は通じるが、「気分は遠山の金さん」というのは元ネタを知らない人には通じない。
使うならば元ネタを知らない人にもわかるような説明が必要。
>いかん、このままだとご近所さんに迷惑じゃ。
>いかん、バラしたら脅しにならないではないか。
>いかん、話が聞こえとらん。
この辺の描写がチグハグ。
(A)銃を向けて大騒ぎになる
↓
(B)相手に抵抗の意思がない
↓
(C)騒ぎを静める為、弾丸は入っていないと説明
↓
(D)>いかん、バラしたら脅しにならないではないか。
この心理描写はBCと矛盾している。
さらに、脅そうとしながら
↓
(E)>いかん、話が聞こえとらん。
というのも矛盾。
心理描写の展開と、ストーリー展開に矛盾があるのでものすごく違和感を感じる。
すごく下手に見える。
>>204 一応、問題の部分を簡単に修正したから、視点とかストーリーと心理描写の
展開などを比べてみてくれ。
>>194 「撃たないで! 撃たないでくださあい!」
懐中電灯の小さな光の中で、手ぬぐいでほっかむりをした40くらいの女が、
ひどく慌てた様子で両手を上げながら叫んでいた。
「ひいやあ! 撃たないで! 撃たないでえ!」
いかん、このままだとご近所さんに迷惑じゃ。しかも通報されたら大騒ぎになってしまうかも
しれん。もしかしたら猟銃を構えたワシが犯人に間違えられ警官からズドンと一発……
「ええい、静まれい静まれい、こりゃ弾は入っとらん」
ワシは銃を下ろした。
「お願いしますう! 撃たないでくださあい! 命だけわぁ助けてくださあい!」
大きな声じゃ。涙やら鼻水やらでぐしゃぐしゃになった顔で、手を合わせて必死に命乞いを
している。いかん。ワシの話をまったく聞いておらん。
そうこうしているうちに、ご近所さん方が集まってきおった。遠くからはパトカーの
サイレンの音が響いてくる。
>>210 >落ち着いているかどうかは行動からの判断。
怯えてるかどうかも表情や言動で判断できるだろ。
>一人称の場合、主人公以外の登場人物の内面は推測推定に
>なるのは基本中の基本
あくまでも基本は基本。
「あきらかに彼女は怯えていた」と断定して書いても問題はないわけだ。
君はまだ小説作法に関して基本しか知らない初心者のようだね。
まだ他人の文章を批評するのは早い。
こういう人が偉そうに批評してるからスレのレベルがさがるんだよ。
214 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/17(水) 13:02:52
批評人を酷評するスレと聞いて飛んできました。
毛糸のニット帽子、980円で買った安物の黒いサングラス、風邪をこじらせているわけではないけれど
一応ガーゼマスク。それと少し肌寒いのでマフラーをつけて、こんな物でいいだろう。
洗面台の鏡の前で無意味なポーズを決めてみる、視界が黒い。鏡が黒い?違う。
サングラスをかけていることを思い出す。恥ずかしさのあまり、顔が上気するが、少なくとも
誰かに見られた、という心配は無さそうだ。
気を取り直してサングラスを外してから鏡の前で今度はクルリと1回転。完璧な変装だ、これで誰も自分---高木雄太---だとは気づかないはずだ。
これで包丁を隠し持って銀行に・・・、
だから違う。そうではない
これから俺が向かおうとしてる場所は隣町の本屋。それだけだ。
決して金を奪うためでも、強盗に入るわけでもなく、ただ、本を買いたいだけ。
と自問自答するように一応確認をしておく。
包丁。ではなく、「喜怒哀楽」という文字が、でかでかと、しかも正面に、トロピカルな7色で書かれた
買ってきた父親が言うには、摩訶不思議リュック。(という商品名だったらしい)
何が摩訶不思議なのかはどうでもいい、追求すれば後戻り出来そうに無いと思った。
俺はこのカバンを愛用している、それだけで良い。
家を出る際に、母親が自分の姿を見るなり、何かを言おうとしていたが
それを無視して、俺は冬の大地へと足を踏み出した。
少し短いんですけど、お願いします、
>>215 状況描写がないので場面がわかりにくい。
変装の目的を先に書かないと興味を引かない。
>洗面台の鏡の前で無意味なポーズを決めてみる、視界が黒い。鏡が黒い?違う。
>サングラスをかけていることを思い出す。恥ずかしさのあまり、顔が
>上気するが、少なくとも誰かに見られた、という心配は無さそうだ。
主人公は池沼か?
この描写じゃあ頭悪すぎだろ。
>これで包丁を隠し持って銀行に・・・、
>だから違う。そうではない
この部分以下は作者のオナニー文章。
強盗ネタがおもしろいと思ってるのは作者だけで、読む側はしらけるだけ。
>>216 いい加減な批評すんなよ。
>変装の目的を先に書かないと興味を引かない。
マジで言ってんの? 逆だろ。
「なんでこいつは変装なんかしてんだろう」と読者の興味をひく。これが小説。
先にネタバレしてどうやって読み手の興味をひくんだよ。
投稿者が混乱するから、テキトーな批評はやめてもらいたいね。
>>217 >「なんでこいつは変装なんかしてんだろう」と読者の興味をひく。これが小説。
その程度のことで興味を引かれる池沼はいない。
>>218 エンタメ小説は、こういう小さな謎をちりばめて読書の興味をひくんだよバーカ。
おまえはみたいなクズが他人の文章を批評するから、スレが廃れていくんだよ。
もう来ないでね。おつかれさん。
>>215 > 俺は冬の大地へと足を踏み出した。
たかが家の外に出るのに大げさなやつだなw
それと、私のサングラスはかけても視界が黒い印象を受けるほど変化しないのだが、どうなのだろう?
不自然な描写だという気がするよ。一人称でボケて自分で突っ込むのもやめたほうがいい。つまんなかったから。
君は其の方向には向いてない。ギャグは封印。
リュックの説明もいらない。読むのめんどくさい。句読点の位置が不自然というか多すぎ。
まあ個人的な感想なので、気にせずに。まずは好きなように書きたいことを書くのが良いでしょう。
>>220の「つまんなかったから」までの指摘、
および句読点に関する指摘に一票。
ただ、サングラスうんぬんのやりとりは
かけた経験が少ないので俺にはわからん。
>215
このレベルのギャグがこの頻度で登場したら、私は作者に対し殺意を覚えるだろう。
223 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/17(水) 23:16:57
ギャグが寒い。コメディには知性が必要だから。無理すんな。
>>215 そうだねぇ……。これはかなり笑えないことになってるかな。
何回くらい推敲したのかな?
自分で少しでも疑問を感じる部分があったら、読者はもっと疑問を感じているはずだよ。
まあ、自分以外の目があれば、推敲ももう少し楽なんだけどねぇ。
頑張って書きまくろう!
225 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/18(木) 01:37:47
雄太くんは中学生。隣町の本屋さんにはエロ本を買いに行く。
タイトルは
薔薇の友
227 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/18(木) 01:49:58
棺桶ひとつ分の穴の底に男が寝かされている。
地面から5メートルほど下で仰向けに横たわり蒼い空を見上げている。
といっても、何も見えてはいない。
眼球はえぐりとられており、黒い血だまりがその穴を埋めていた。
穴の周囲を5人の男たちが取り囲み、みんなタバコを口にくわえていたが
いっせいにそれを穴の底へ投げ、ついでにツバを吐いた。
男たちはズボンの前をあけて、汚いそれをつまみだし
穴の中へ小便の雨を降らした。
みんなでスコップをもって上から土をかけて
穴をきれいにふさいでしまった。
西村よ、おまえもこれで閉鎖だなwwwww
全員大声で笑いはじめた。
>227
「穴」が多いなと
> 眼球はえぐりとられており、黒い血だまりがその穴を埋めていた。
> 穴の周囲を5人の男たちが取り囲み、みんなタバコを口にくわえていたが
> いっせいにそれを穴の底へ投げ、ついでにツバを吐いた。
黒い血だまりが埋めているのは「眼窩」なのは内容から読み取れるが、
単語の重複を避ける上でも「穴」以外の言葉に書き換えたい
それとwwwwは小説に使うのは、まさかしないよね?
229 :
リライトマン ◆MFMMDxqzss :2007/01/18(木) 02:04:32
>>226 棺桶ひとつ分の穴の底で、男が寝かされていた。
地面の下で、仰向けに横たわり、空を見上げていたが、
眼球はえぐりとられ、黒い血だまりがその穴を埋めていた。
穴の周囲を取り囲んでいた男たちがくわえていたタバコを投げ入れ、ツバを吐いた。
男たちはズボンの前をあけて、息子をつまみだし穴の中へ小便の雨を降らせたあと、
スコップで土を盛り、穴をきれいにふさいでしまった。
高橋よ、おまえもこれでパイプカットだなwwwww
全員大声で笑いはじめた。
これ程香ばしいという言葉が似合うやつもいないなw
どこの巣から沸いてきた?
>>229
231 :
リライトマン ◆MFMMDxqzss :2007/01/18(木) 02:15:26
シね、オマエと高橋。
シね、か
そう言われると幸福を感じるよ。
有り難う。君の幸運を祈るよ。僕が死んでも、忘れないでくれたら嬉しいな。
>>227 閉鎖って、西村ひろゆきに何か恨みでも?
一行目の寝かされていると二行目の横たわりは重複。
生きているのか死んでいるのかはっきりしないので、埋められてもショックは感じない。うめき声の一つもあげるべき。
死んでいるなら、死体だとわかる描写を。
5メートルの深さで穴を掘るならもっと広い範囲を掘る。一人ずつ交代で掘ったとしても狭い。
棺桶サイズを2MX1Mとして、そんな穴は5メートル掘るには狭すぎる。
時間帯は昼なの? 昼に埋めるのか。
234 :
リライトマン ◆MFMMDxqzss :2007/01/18(木) 03:08:41
>>233 >時間帯は昼なの? 昼に埋めるのか。
書き手が評者を装って言い訳するな。
昼に埋めて何がいけないんだ。
○ ○ ○ ○ ○ ○
棺桶ひとつ分の穴の底で、翔子ちゃんが寝かされていた。
地面の下で、仰向けに横たわり、空を見上げていたが、
パンツは剥ぎとられ、血の赤い筋が太股を伝っていた。
穴の周囲を取り囲んでいた男たちが、くわえていたチンポを放して、ツバを吐いた。
男たちはズボンの前をあけて、息子をつまみだすと、再び翔子ちゃんで自慰を始めた。
集団自慰だ。
スコップで土を盛り、液をきれいにふさいでしまった。
翔子ちゃんよ、おまえもこれで大人の女だなwwwww
全員大声で笑いはじめた。
>234
> 書き手が評者を装って言い訳するな。
> 昼に埋めて何がいけないんだ。
何それ。開いた口が塞がらないな。これじゃあ君が227みたいじゃないか。
>>227と俺
>>233を同一人物に見做す根拠は何? 拾い喰いでもしたのか? 神が囁いたのか。
入院したら少しは直るかもしれないな。とりあえずサルの脳を移植したらどうだ。
君の神は常識無いから、囁く通りに行動しないように。逮捕されるよ。檻の中にはパソコンは無いから、後悔するよ。
一度カウンセリングを受けたらどうだ。君は精神病かもしれないぞ。病気なら治る可能性がある。
その無駄な情熱を創作に集中させたら角川ホラー大賞くらい取れそうな文章なのに。こんなとこで朽ち果てるのかい?
2chでののしりあいをして満足なのか?
はなっからスルーすりゃ問題なしだろうが。
基地外相手にスレ汚す事ないってばよ。
237 :
リライトマン ◆MFMMDxqzss :2007/01/18(木) 07:50:14
>>235 >2chでののしりあいをして満足なのか?
六星占術でいけば今年の俺は、文学新人賞をぶっちぎりで勝ち抜き
芥川賞と三島賞と川端賞と柴田錬三郎賞を受賞して林真理子を総なめにして
100円の勝馬投票券が万馬券になってお腹が痛くなるお菓子を食べずに済んで
指モデルの彼女を助手席にレストアに三百万かけたアストン・マーチンDB5を乗り回して
東京タワーに何度も昇ってラーメンとカレーを食べて帰りにキーホルダーも買って
年末の紅白歌合戦に出場することになってるんだけどね。
オマエらとは毛穴が違うんだよ。
238 :
リライトマン ◆MFMMDxqzss :2007/01/18(木) 07:55:06
>>234 >翔子ちゃんよ、おまえもこれで大人の女だなwwwww
>全員大声で笑いはじめた。
翔子ちゃんよ、おまえもこれで大人の女だなwwwww
全員大声で笑いはじめた。
翔子ちゃんがいちばん大きな声で笑った。
ジエンド。
239 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/18(木) 11:25:58
基地外は基地外と惹かれあう。
>>215のサングラスだけど。
かけ慣れてると、かけてるのを忘れてしまって、外から室内に入ったときとか、
「なぜこんなに暗い?」と感じることはある。その後で、サングラスをかけて
たんだと思い出したりする。
ただ、かけ慣れてない人が鏡を見れば、普通は顔に目が行くだろうから、
>>215みたいなことにはならないんじゃないかな?
241 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/18(木) 15:57:54
>>239 この板はキチガイ以外はただのアホしかいない
2ch全体に言えることだが
NGワードは創作板で登録したものが多いと気付いた
リライトマン
雨雪
裕作
犬共
アーチャーは未来の士郎
はらぐろ碁石
腎臓結石
このスレキモいので
レベル低すぎて使えねーな
俺はこれだけ登録していたNGワード
とっても快適NGワード
キモいなら覗きに来るなよボケ
あなた最低レベル確定です
お前読解力ないな
顔真っ赤だねw
真っ白だよ。
>>246 顔が見えるのか。すごいな。
これは私の敵う相手ではなかった。完敗だ。
このスレはあなたのような貴人が来るには、汚れすぎている。
さあ、あなたのファンが作品を待っていますよ。
残飯どもは私がくい止めるから、今のうちに帰りなさい。
顔真っ赤だねw
250 :
ンマトイラリ ◆MFMMDxqzss :2007/01/18(木) 19:01:16
NGワード?
反対にすればどうなんの?
リライトマン
雨雪
裕作
犬共
アーチャーは未来の士郎
はらぐろ碁石
腎臓結石
このスレキモいので
レベル低すぎて使えねーな
アスペルガー残飯
顔真っ赤だねw
ンマトイラリ
少し増えた
腹真っ黒だねw
>>251 アドバイスお願いします も追加しといてね。
酷評お願いしますもね。
キチガイカエレ
しかし「アドバイスお願いします」は新年早々しつこかったなぁ。
スレが停滞した原因の一つでもある。
今もいたりしてな。
久々に戻ってきた。
が、おまえらちょっとスルーを覚えろよw
259 :
1/2:2007/01/18(木) 21:02:16
白く殺風景な建物の内部に響く銃声、漂う硝煙の匂い。
まるでアクション映画の一場面のような光景の中、彼は物陰に潜み息を殺していた。
「いたか!?」
「奴らはこの近辺に隠れているはずだ。必ず捕えて一網打尽にしろ!」
足音はすぐそこへと迫っている。手には鉄の輝きを放つ細身の銃。
彼はいつでもそれを撃てるよう油断なく構え直し、静かに身を乗り出す。
リボルバーが、カチャリと冷たい音を立てた。
相手はサブマシンガンを持った、黒服の屈強な男が三人。
今はまだ、こちらに気づかれてはいないようだが。
「時間の問題か……」
三人程度ならば彼だけでもどうにかなるだろう。
だが、仲間を呼ばれれば厄介なことになるのは明らかだった。
彼は小さく舌打ちをする。
トリガーに指を添えれば、ひた、と吸い付くような感覚がした。
彼はほんの一瞬瞠目した後、的確に狙いを男達の一人の頭部に定めて、呟く。
「悪いな。こっちも、手加減する余裕はないんだ―」
そう言うと、彼は慣れた仕草で迷いなくトリガーを絞った。
バシュッ
260 :
2/2:2007/01/18(木) 21:02:52
さして大きな音はしなかった。
直後に、撃たれた男が頭から血を噴き出し、声もなくその場に倒れる。
「この野郎ッ!!」
鋭い怒声と共に、銃弾の雨が降った。
一度気付かれてしまえば、隠れていても意味はない。
彼は素早く物陰から飛び出し、残った男達に銃口を向ける。
―しかし、彼がトリガーを絞るよりも先に、相手の銃弾が彼の肩と、グリップを握る手を掠めた。
「ぐっ……」
彼は顔を顰めて呻く。
激しい痛みが走り、彼が着ていた白いシャツの肩の辺りがすぐに赤く染まった。
それでも彼は銃を取り落とすことなく、今度こそ相手の身体を撃ち抜く。
一発、二発。一発目はひとりの胸元に、二発目はもうひとりの腹に。
胸を撃たれた男は崩れ折れたが、腹を撃たれた男は即死には至らず、床に膝をついただけだ。
サブマシンガンは相手の傍に転がっているものの、どうやら再び武器を手にする余力はないらしい。
近付いてくる彼を見上げ、男は悔しげにギリギリと歯噛みをした。
「いた、ぞ!A―5ブロックだ…!!おい、早く、来」
彼は無言で、叫ぶ男の顔面に蹴りを入れる。相手の身体は床に叩きつけられた。
口からガバリと大量の血を吐き出し―男はそれきり動かない。
彼は深く溜息を吐いて壁にもたれ掛った。
肩の傷に目をやり、おもむろにシャツの裾を噛み千切る。
そして、それを傷口にきつく巻きつけた。
「他の連中は、無事かな」
誰ともなく一人ごち、彼は額に浮かんだ汗を拭う。
銃撃戦の描写です。酷評お願いします。
批評をお願いします。
夢を見ていた。
最初に父が出てきた。
新聞を読む父の広い背中からハイライトの臭いが漂って、テーブルの上には、良く冷えたサッポロ黒ラベルが置いてある。
懐かしさに胸が締め付けられた。
「いつ……帰ってきたの」
震える声で訊ねた少女に、父はただにこにこと笑いかけ、ふたたび新聞に目を落とした。
母親の姿は見えないが、台所にいるような気配がした。
居間のテレビでは、大好きだったアニメがかかっていた。
「由美ちゃん」
不意に、父が顔を上げて、少女の名前を呼んだ。
「なあに、お父さん」
目はテレビから離さず、けれど父親に名前を呼ばれたのが嬉しくて、彼女は弾むように返事をした。
しかし父はなにも言わなかった。
「どうしたの、お父さん」
不安になり、父の方を振り向くと、姿が見えなかった。
「お父さん……、どこ」
不安になって、少女は父を探した。
二階に上がると、部屋がたくさんあった。洋間と和室、どれも見たことのない部屋だった。
「お父さん、お父さん」
片っ端から扉を開け、襖を開け、父を探した。
「や、やめろっ、頼む、やめてくれえええ――ッ」
突然、見知らぬ男たちの絶叫が聞こえた。
少女は声の聞こえた部屋に飛び込んだ。
たちまち、目の前の光景に凍りついた。
父の手に握られた包丁が、赤く踊っていた。
三人の男たちの体に、次々と包丁が突き立てられ、辺りは瞬く間に血の海となった。
男たちは床をのた打ち回り、苦悶に歪んだ表情で、少女を睨みつけた。
「お、お父さん……」
少女はあとずさった。
父がゆっくりと、こちらを振り返った。
少女は目を見開いた。
父親の顔の輪郭が曖昧にぼやけ、黒い蒸気のようなものが噴き出したかと思うと、顔が崩れ始めたのだ。
あ、あ、と少女は声にならない声を発した。
崩れた父の顔がゆっくり再生する。
その途端、少女は悲鳴を上げて、階段を駆け下りた。父の顔が自分の顔になったのだ。
甲高い悲鳴を発しながら逃げる少女を、いくつもの声が追いかけてきた。
「恐いわねえ、まだ子供でしょう」
「包丁でめった差しにしたんだって」
「やっぱり血は争えねえなあ」
すべてが悪意に満ち、無垢な少年の心をずたずたに引き裂くような辛らつな言葉ばかりだった。
「お母さん、お母さん」
少女は母に助けを求めた。だが母の姿はどこにも見つからなかった。
「お母さん、どこ」
少女は泣きながら、母を探し続けた。
ここまでです。
よろしくお願いします。
すいません、一箇所間違えました。
無垢な少年の心→無垢な少女の心
です
>>261 文末の9割が「た。」と「だ。」なのは、なにかの意図?
>>181,184
遅くなりましたがどうも酷評ありがとうございます
やっぱり小説って難しいですね。
まともなの一度も読んだ事ないし、これを機会にして読んでみようかしら
>259
こんな場面を百回くらい読んだことがある、そんな気がする。
敵のセリフが説明的。大声で居場所を知らせながら近づいて来て、簡単に餌食になるのも台本どおり。最初から間が抜けてる。
敵が黒服なのもおなじみ。いつものエキストラを雇ったようだ。
「建物内部」や「物陰」の単語だけでは映像が想像できない。部屋なのか廊下なのか、洋風なのか廃墟なのか石造り建築なのか。
それとも描写はこの前のページに書かれているのだろうか。だとしても必要な描写が欠けている。
「物陰」が遮蔽物としての役割を果たす物なのか、見付かりやすい場所なのか性質が判らない。
こちらから相手が丸見えで、三人がかりで捜して見付けられない主人公の居場所はご都合主義。
ご都合主義な隠れ場所は、作者の都合のいいタイミングで敵に見付けられたり、不自然なくらい安全だったりするので緊張感が無い。
物陰で屈んでいるのか立っているのかも判らない。
主人公の独り言も説明的で、ばれない内にさっさと撃てよと言いたくなる。
また心の中ではなく、実際に呟いたような書き方だが、それなら敵の注意をひかないだろうか。
全体の動きが緩慢に感じられるのは、以上の指摘箇所の効果。読者に感想を抱かせる間を作っている文章なので、アクションシーンには向かない。
酷評を求められたので、こんな感じで評価したけど文章はそんなに悪いと思わない。
ただ個性的でないアクションシーンを入れる安易な姿勢に問題がある。そう思いました。
>>264 わざと変化をつけずに書きました。
夢の中の出来事なので淡々とした感じを表現したかったのですが
もう少し工夫したほうが良かったでしょうか。
>>267 そんなに慌てずに、酷評が出揃ってからレスしたほうがいいと思いますけど。
>>267 淡々としているというか、ただ稚拙にしか見えてないね。
>>261 確かに淡々としてる。
が、しすぎている。ふぅん、としか思えない。
父→少女の顔ってのもよくある話なんだし、迫ってくるものがほしいかな。要緩急。
>>259-260 状況描写がまったくダメだな。
>白く殺風景な建物の内部に響く銃声、漂う硝煙の匂い。
>まるでアクション映画の一場面のような光景の中、彼は物陰に潜み息を殺していた。
これではシナリオのト書き以下だな。
どんな建物なのかもわからないのに、「物陰」と言われても何がなんだか。
相手との距離感も、緊迫感も感じない。
もっと本を読んで勉強したほうがいい。
>>261-262 これも描写がまったく駄目なんだけど、そこを指摘すると「夢だから」
と言われちゃうんだろうな。
視点もよくわからないので、かなり下手なのは確か。
>261
続きは無いの?
眼が覚めた現在の由美ちゃんの場面などが無いと、私には良し悪しはつけられない。
>266に書き忘れたが各文章を短くして読点を減らし、区切るのは句点で。
急展開では読点を減らすことで動きを速くする。
>259は読点が多い。見易くする目的で打つのは無意味。息継ぎに必要な場所にだけ打つ。
275 :
ンマトイラリ ◆MFMMDxqzss :2007/01/18(木) 23:46:43
>>269 >淡々としているというか、ただ稚拙にしか見えてないね。
でも、細菌の文芸誌めくると、こんなのが大手を振ってるような、、、
276 :
1/4:2007/01/19(金) 00:07:28
妻がどうやら浮気しているらしい。確信はないが長年連れ添った者同士だけが感じえる、微妙な空気がそう告げていた。
まず第一に私に対して妙に優しい。そして、無駄なハイテンション。妻の言動、その何一つとっても不自然で、私を不安にさせた。得てしてこんな時、人は何か隠し事をしているものではないか。
化粧も変わった気がするし、頻繁に携帯を気にする様。間違いない。確かめなくては……。
その日の朝、私は普段通りに出勤の支度を終えると家を出た。だが違うのは、そのまま会社へ向かわずに家の前の児童公園に隠れて待機した事だ。今日は会社を休み、妻の監視に一日を費やす、その心づもりだったのである。
277 :
2/4:2007/01/19(金) 00:16:00
ほどなくして、やけにめかしこんだ妻が家から出てくるではないか。私は妻の尾行を開始する。複雑な気持ちになった。
直接に見苦しいほどに問いただせたのなら、この胸の黒い固まりも溶けていくのだろうか。そうせずに自分の妻を尾行するこの行為に、なんとも罪悪感をきんじえない。
そのまま妻は繁華街へ行くと、見知らぬ男と落ち合い、ラブホテルへと消えていった。
私はその間思考停止していて、ただ作業の様に妻を尾行するのみ。そのラブホテルの前で呆然と立ち尽くした。男だけに見せた妻の恥じらう顔を思いだし、急に怒りが沸騰して体中を駆け巡る。
気付くと次の瞬間には、私はラブホテルへと乗り込んでいたのである。
>261
>夢を見ていた。
>懐かしさに胸が締め付けられた。
夢を見ているのは誰。
途中で「少女」と書いてあるから、少女本人ではないよね。
>新聞を読む父の広い背中から
>父はただにこにこと笑いかけ
視点の持ち主からは父の背中が見えているんだから、にこにこと笑っているのはおかしい。
>震える声で訊ねた少女に
>「由美ちゃん」 少女の名前を呼んだ。
>目はテレビから離さず、けれど〜彼女は弾むように返事をした。
よく読んだら同じ少女とはわかるんだけど、父親に注意を向ける人と
テレビに注意を向ける人が同一人物とはわかりにくい。
時間が経過しているのなら、それを書いてほしい。
最初は、視点(夢)の持ち主、少女、由美ちゃんの3人がいるのかと思った。
なので、もう先が読めない。
訳のわからない夢を聞かされるほど、人にとってつまらないものはない。
279 :
3/4:2007/01/19(金) 00:29:14
「裏切ったんだな!?お前ごときが人間様を裏切ったんだな!?」
ロビーで男と腕を組みながら呆然としていた妻へ、続け様に呪咀の言葉を投げつける。
「お前は用済みだ!この世から消えてなくなれ!」
私の取り出したリモコンを見て、妻の顔色が変わっていく。
「あなた!?止めて!これは違うの!それだけはや…」
それが妻の最期の言葉だった。私は妻へとリモコンを向け、ゆっくりとボタンを押した。
>278
「少女」と「彼女」を「わたし」に変えれば良いのでは。
>懐かしさに胸が締め付けられた。
とあるから夢を見ているわたしは父の娘だとわかる。
随分疑い深い指摘だけど、今のところ261にとっては一番有益な回答かもね。
>267
随分貼るのが遅いけど
もしかしてコピペじゃなくて入力してる?
あう。
>267じゃなくて>276だよ。
283 :
4/4:2007/01/19(金) 00:40:57
「カツドウ ヲ テイシ シマシタ」
崩れ落ちる妻の亡骸から無機質な機械音が聞こえて、それで全て無に還っていく。
「これでお前は永遠に私のものだ。アンドロイドのくせに人間を裏切るから」
その数瞬後、背後から私の名を呼ぶ声がし、振り返ると、なんと愛人の直美がそこに居るではないか!
「どうして?そんなに奥さんに夢中なの?なぜ?私だけを見てって言ったじゃない!もう終わりにしたいわ」
直美は怒りで唇を震わせながら、リモコンを取り出すと、ゆっくりと私へと向けた。(了)
↑
酷評お願います。
>276
> その何一つとっても不自然で
→その一つ一つが不自然で
> 確信はないが > 間違いない。
→この間にどれくらい時間が経過したのか?
> その数瞬後、
→短いのか長いのか
285 :
276:2007/01/19(金) 00:49:24
>>282 携帯からなんでコピペの仕方わからず、直接入力したんだよ。疲れますた。
そうなのか。オチは悪くない。むしろ面白い。
ただ残念なことに、どこかで読んだことがある、やはりそんな印象がつきまとう。
>>285 携帯だって今どきは4つくらいCopy保存出来るじゃん。
288 :
276:2007/01/19(金) 01:06:57
>>284 なるほどなサンクス
>>286 星新一の影響を受けすぎかもしれない。完全オリジナルなアイデアって難しいな。
>>285 そんな見苦しい言い訳は通用しない。
「原稿用紙がなかったからティッシュに小説書きました」って言われて納得できる?
>>288 つうか、晒したら24時間くらいほっとけよ。
いちいち雑談ぽいレスしてりゃ他の投稿の邪魔になるだけ。
291 :
276:2007/01/19(金) 01:14:55
ディックの作品に似たものがあったような
>>291 横からすまんが、煽りじゃないと思うぞ。
294 :
276:2007/01/19(金) 01:19:56
いや、煽りだろw
何故ティッシュw
人間や小動物などが立ち入らない小さな森だ。
真夏の殺人的な直射日光はまるで容赦がなく、アリの家族は漆黒の背中にそ
れを浴び続けながら、自分達の数倍はある巨大な羽虫の死骸を黙々と運搬して
いた。
この時期、アリの家族ならどこもそうであり、こうした光景は森のどこかで
毎日見られる。秋が到来してからの冬仕度では遅いことを、この森で暮らす住
人なら誰もが当然知っていて、ウィルキンソン家も例外ではなかった。夏の間
のアリ家族には遊んでいる暇などはまるでないのだ。
太陽光線を遮る木陰の下まで羽虫を移動させたところで、一家はひとまず休
憩を取ることにした。元気に散った子供達は、虫の死骸はないかと探し回った
りして皆思い思いに遊んでいる。
「お父さん、去年より収穫が少ないけどこれで冬が越せるかしら」
「私も今それを考えていたところだよ」
夫婦の心配がやがて現実となることを、この時まだ無邪気に遊んでいる子供
達を含めて一家の誰も知らずにいた。親の心配をよそに、子供達は鬼ごっこに
興じて奇声をあげている。
どこからともなく聴こえてくる心地よい音色に、最初に気づいたのは子供達
だった。バイオリンとチェロが奏でるその涼しげな調和は、一家の疲れを少し
だけ忘れさせてくれた。
ウィルキンソンの制止を振り切り子供達が音の源へと目指して駆けだすと、
すぐに若いキリギリスの夫婦を見つけてて観客となった。
秋も深まり厳しい冬はすぐそこまで迫っているというのに、キリギリスの夫
婦は一向に冬に備えようとはしない。そればかりか、ウィルキンソン一家が近
くにいることを察すると、一層派手に演奏を見せつけてくる。まるでそれが、
自分達の目的とでも言わんばかりだ。
人ごとながら、いつまでも優雅に毎日を送る彼らを心配せずにはいられなか
った。冬はもうすぐそこまでやってきているというのに。
休憩はいつも決まった場所で取っていて、そこでは大抵キリギリスの夫婦が
弦楽器を奏でていた。一家総出の運搬作業の合間、子供達は彼らの演奏の常連
客となっていった。
やがて冬は訪れた。
予想通り例年にない厳しい冬となり、森の住人達はそれぞれの食料事情にな
す術もなく、頭を抱えて毎日を過ごしていた。
初雪の降った夜のことだった。夕食の時間に近く、台所からは美味しそうな
匂いが食欲を誘い、子供達を食卓に呼ぼうとした時に激しくドアがノックされ
た。
妻が応対してみると、そこにはあのキリギリスの夫婦が身体を震わせて立っ
ていた。だから言わんことはない。秋にあれだけのんびりと優雅な暮らしをし
ていたら凍えてしまうのは当然の話ではないか。
妻に声をかけて部屋の中へ招き入れ、熱いスープをご馳走してやると、彼ら
の口から思いがけない言葉が発せらた。「助かりました」というお礼の代わり
に「演奏のお返しはこれくらいでは足りません」という信じ難いものだった。
キリギリスの遠回しな催促に怒りが込み上げたが、台所の妻に声をかけてス
ープを鍋ごと運ばせた。休憩場所でいつも演奏を聴いていた時には、こういう
事態など予測してはいなかったから余計に悔しい。彼らに計画的にやられた思
いが強くなりウィルキンソンは無意識のうちに拳を握り唇を噛んだ。
部屋の暖かさのせいだろうか、キリギリスは眠気を訴えるとやっとスープを
飲むのをやっとやめてくれた。
隣にきて妻はこう言った。
「もうその鍋で今週の分はおしまいです」
「え、まさかそんな」
我々とは身体の大きさが違うのだ。一家の一週間分の食事を平らげてしまっ
てもなんら不思議ではない。早くそこに気づいて追い出せば良かった。悔しさ
を滲ませつつ妻に詫びるしかなかった。
突然、二人は激しく身体を痙攣させ、テーブルに突っ伏すようにして眠って
しまった。
ウィルキンソンの傍らに妻がやってきて、スープに毒薬を混ぜたのだと説明
した。両手には良く研いだ二本の包丁を持ちながら。
「幸運が転がってきましたね」
「ああ、お前のお陰でなんとか冬が越せそうだよ」
妻はキリギリスがやってきた時から、彼らを食料にすることを考えていたの
だろうか。妻へ感謝せずにはいられないが、背筋に冷たいものが走った。
>296
イイヨイイヨー
毒薬じゃなくて眠り薬だなー
子供たちが眠った後で、包丁が出る方ががいいなー
キリギリスに感情移入や同情を誘う描写が無いと、オチの冷酷さが生きないよー
おもしろかった
最後思い切って、父アリの背筋に冷たいものが走らなくてもいいかも
読んでる側が走るから
キリギリスの死に胸に穴が開いたような
喪失感
が無いと、読者の心を揺さぶらない
>261
ここでの評価は良くないが、いいものを持ってるよ。
続きが読みたいとこだけど、状況的に難しいかな。
まあ、素人の批評など気にせずまた投稿してくれ。
302 :
そらは、とても、とおくて、だれにも、さわれない。:2007/01/19(金) 04:26:22
JR線の電車が目の前を走り去っていく。プラットフォームに響き渡る走行音が
耳障りで鬱陶しい。少し強い風が遅れてふぶき、僕の髪をもみくちゃに揺らして
いく。今から僕が向かう先は、20年近くすんでいた、実家に帰る。
次の電車が来た。あれに乗ろう。気が重くても行かなきゃいけない実家に。
都市に出てきて5年。一度も、一度も帰ろうと思わなかった場所だ。
"父さんが亡くなったの。早く、帰ってきて。お願い"
何年も疎遠だった姉貴からの電話がそれだった。目の前を流れる、架線沿いの
風景をぼんやりと眺める。密集した住宅。その間を縫うように走り去っていく
子供たち。談笑しているであろう母親の輪。両親は5年前に離婚をした。25年間の
連れ添いなんてホンの下らない出来合いの出来事で崩れてしまうものだ。出来合いの
出来事じゃあなかったのかもしれない。あの二人は、たまたまその出来合いの出来事を
理由にしていただけなのかも知れない。
303 :
そらは、とても、とおくて、だれにも、さわれない。:2007/01/19(金) 04:33:00
父親は、余りしゃべらない人だった。母親は、よく見栄を張る人だった。母親はよく父親を叱責していた。
覇気がないとか、父親らしくないとか。とにかく、母親には理想とする父親像があったみたいだ。見栄は形を規定していく。
母親には何か目指す型があったらしい。
そんな母親に父親は特に反論をしなかった。喧嘩というか一方的な物言いに父親は疲弊していたのではないだろうか。
叱責されている時の父親の目は、あきらめと諦観を催していた。その子供である僕の目から見てもなぜ結婚したのかよく分からない二人だった。
僕が学生時代の時、母親が個人懇談にくるのをとてもとても嫌っていた。むしろ、母親だからこそ、きて欲しくなかった。
見栄が僕には達成できない目標を押し付ける様があったからだ。「この子は東大を筆頭で卒業できるので、最高の高校に
受験させてやってください」と、本気で思っていたようで、先生から通信簿を見せられるたびに怒りと動揺が僕に伝わってくる。
304 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/19(金) 04:33:41
酷評お願いします。
>>296 童話を一部改変しただけだね。オチ以外は借り物だろ。意味あるの?
284 名前: Mr.名無しさん [sage] 投稿日: 2006/12/29(金) 22:14:11
おじちゃん練炭買ってJ(*´・ω・)しつ■ (・ω・`*)よー
<練炭売りの少女>
年も暮れ、暖房のマキを買うお金もありません。少女にはまともな仕事を得る機会さえありません。
今年親切だったお隣のおじいさんがしにました。少女に僅かばかりの練炭を残してくれました。
少女は練炭を売りに町へ出ました。みんな幸せそうでした。
おじちゃん練炭買ってJ(*´・ω・)しつ■ (・ω・`*)よー
おじちゃん練炭買ってJ(*´;ω;)しつ■ (・ω・`*)よー
誰も買ってくれませんでした。少女は落胆して家に帰りました。
あまりに寒かったので売り物の練炭を暖炉にくべました。
J(*´・ー・)し あたたかい・・・
少女はおじいさんに感謝しました。
そして空腹を紛らわすために、おいしいパンとスープを空想しました。
だんだんと眠くくなってきました・・・
J(*´-ω-)し
これより優れてるか? 素人が書いてももっと優れてるよ。酷評しても無意味だろ。オリジナルを出せ。
>>296-297 つなぎにぎこちない部分があるけど、上手くまとまっている。
ネタもオチもいいんじゃないかな。
主語を意識して推敲するとかなりよくなると思う。
>>302-303 リアル鬼ごっこと彷彿とさせる文章だね。
小説以前に日本語がおかしい。
>少し強い風が遅れてふぶき
吹雪くというのは一般的には雪のことだな。
「風がふぶく」という使い方をする場合は、風が強く吹くということだから
「少し強い風」がふぶくというのは変。
何から【遅れた】のかもわからないし。
>今から僕が向かう先は、20年近くすんでいた、実家に帰る。
捩れてるね。
僕が向かう先はどこ?
>諦観を催していた
どういう意味?
辞書を引きましょう。
>見栄が僕には達成できない目標を押し付ける様があったからだ
主語が変。
【母親が見栄を張って】僕には達成できない〜という意味だろ?
日本語の勉強からやり直したほうがいいな。
>>305 喧嘩売るつもりはないが、そっちはただの絵のない絵本のレベルの文体じゃね?
気持ちはわかるけど、どうせならもっとマシな酷評
>>296-297にしてやれよ。
309 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/19(金) 05:14:04
>302
冒頭駅にいることはわかるがこれから乗るのか、今降りたのかわからない。
> 次の電車が来た。あれに乗ろう。
とあるので、これから乗る前提で捉える。
> プラットフォームに響き渡る走行音が 耳障りで鬱陶しい。
駅にいたら待ち時間に何度も聞いたはずの音が今更耳障りなのか?
>今から僕が向かう先は、20年近くすんでいた、実家に帰る。
思いっきり捩れてるやんけー >今から僕が向かう先は、実家に帰る。 何これ?
> 少し強い風が遅れてふぶき、僕の髪をもみくちゃに揺らして
かなり強い風だ
>目の前を流れる、架線沿いの 風景をぼんやりと眺める。密集した住宅。
いつ電車に乗った? 目の前を通り過ぎたとばかり思ってたよ
>密集した住宅。その間を縫うように走り去っていく子供たち。
まさか電車の中からは見えないよな。主人公は歩いているのか? いつのまに到着した?
子供が住宅の間を走ることはあるだろう。それが目に付く頻度で現れるとは思えない。
>あきらめと諦観を催していた。
重複による強調ではなく、作者のミスによる重複
>>302-303 小説を書いているつもりなんだろうけれど、なんだか気持ちばかりだな。
正直冒頭だけで読む気が失せました。
読んでもらう文章を心がけてみればきっと良くなりと思いますよ。
>308
>>298>>300>>305は全部俺だ。既に充分過ぎるほど褒めた。
>296の改変部分は実質一行程度追加しただけなので、他人の評価を求めるに値しないと考えを改めた。
改変してオリジナルが持つ心を揺さぶる部分が消えてしまったので、改悪と判断した。これをどれだけ言葉を費やして書き込んでもオリジナルには及ばない。
最初に気付かなかったのは不覚というしかない。
練炭売りを引用したのは、少なくとも改悪していないものを示すためだ。
他人の作品を改悪する行為は冒涜でしか無いし、それで他人の評価を求める意義は無い。
以上が最終的な結論。もちろんこれは自分の個人的な見解でしかない。
312 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/19(金) 05:47:08
>>302 〉JR線の電車が目の前を走り去っていく。プラットフォームに響き渡る走行音が
耳障りで鬱陶しい。少し強い風が遅れてふぶき、僕の髪をもみくちゃにした。
ちょっとしたリライトだけど、ずいぶんマシになったのでは?
言葉には敏感になりましょう!
313 :
ンマトイラリ ◆MFMMDxqzss :2007/01/19(金) 08:37:48
>>296 >人間や小動物などが立ち入らない小さな森だ。
> 真夏の殺人的な直射日光はまるで容赦がなく、アリの家族は漆黒の背中にそ
>れを浴び続けながら、自分達の数倍はある巨大な羽虫の死骸を黙々と運搬して
>いた。
細菌はプロでもこんなのが多いね。
だめだ。疲れる出だしだ。
小さな森、アリの家族は背中に殺アリ的な日光の直射を浴びながら、自分達の数倍はある巨大な羽虫の死骸を黙々と運搬していた。
こうすることで、俺に一歩近付けただろ?
>殺アリ的
意外にまともな指摘をしていると思ったらこれだ……。
純文系なら一発で落とされるだろ。
>>302 いきなりどうでもいい過去の話をされても困る。基本的に読者は、
現在のことにしか興味がないんだからさ。
夏目漱石の『こころ』なんかを見てごらん。ほとんど過去の話で出来てる小説だけど、
「先生」の謎めいたキャラクターを最初に提示しているから、読者は「どうして先生は
こういう人物になったんだろう?過去になにがあったんだろう?」という気になる。
現在のことを知るために、過去を知らなくちゃならなくなるわけだ。
語ってる君からすれば主人公の現在のことを分かってるんだろうから、
過去のことも気になるんだろう。けど、読者にとっては違う。ろくに知らない人物の
過去話なんてものは、「どうでもいい人物のどうでもいい話」にすぎない。
もっと本を読み込んで構成を研究しなさい。
文法上の問題も多々あるが、他の人が指摘しているから割愛。
>>296 >人間や小動物などが立ち入らない小さな森だ。
一体どんな森なんだ?
植物学だとか生態学だとか、そんな高級なことはいなわないが、
小学生並の基本を学べ。
もし、仮にその設定を前提にするとしたら、ものすごい発想が必要になる。
小説は何でもありだし、
思いつきからストーリー、プロットが膨らむこととはいっても、
基本をネグったら幻想にもならない。
壮大な嘘をつくには緻密な細部が必要だ。
ここでの小説を書くポイントは、
まずは何故そんな森が存在しているのか、あるいはしえているのか、
その設定を掘り下げない限り、ダメ。
ただし、これは単純ミス。語彙不足。
>森
じゃなくて、ただの
>雑木林
だろうが。
それでも、猫や犬くらい立ち入るがな。
優れたファンタジーだと思うぜ?
昆虫しか存在し得ない、高さ数cmの小さな森なんだろ。
情景が目に浮かぶようじゃないか。
アリの行動範囲はもっと広いだろ
>>259-260です。
>>266さん、
>>272さん、酷評ありがとうござました。
仰られた通り、もう少し読み手に分かりやすいように描写を加えた方がいいですね。
銃撃戦等の緊迫感が必要な描写がまだまだ慣れていないので、
もっと距離感・スピード感が出せるように勉強します。
>>316 この手のショートショートで、たかがアリの居住地について冒頭で掘り下げていたら、
キリギリスの登場までに一体どれだけの長文になるんだ?
もし、それを指摘するとしたら、キリギリスが人間界の楽器を持つ
不自然さについても掘り下げなければならん。
「森」については多少違和感を覚えてしまうが、そこをダラダラ掘り下げていたら、
ただ冗長なだけのショートショートになりそうな悪寒がするがね。
>>261-262です。
酷評ありがとうございました。
ご指摘の通り、夢の中ではあっても、いささか淡々としすぎていたかもしれません。
今度はもう少しメリハリをつけて書いてみようと思います。
視点については三人称一視点を目指したのですが、実力不足が露呈してしまいました。
難しいですね。
>>280さんが仰られたように、夢の描写を由美の一人称視点にしてしまえば
良かったと思います。
由美が目覚めてからを、少しですが下記サイトにアップしましたので、
よろしければ引き続き酷評をお願いします。
http://dojodojo.web.fc2.com/kokuhyou.html
>321
小説を構成する要素は「セリフ」「説明」それと「描写」です。これらがバランスよく配置されている必要があります。
あなたの作品は、主人公に対する興味が十分に高まる前に過去の「説明」から始まっています。この時点で読者は由美ちゃんがどんな人物なのか、
外見も境遇もどんな性格的な歪みを抱えているのか、何も知らされていないのです。
現在が不明瞭な段階でその過去を説明されても、関心は持てません。
まだ物語の世界に入り込んでいないうちに設定などを説明されると、読み流したくなります。
素人くさいファンタジーにありがちな、いきなり厨設定を延々と押し付ける代物を想像してください。
読むのが苦痛になることが実感できるでしょう。という訳で構成に難があると思います。
一例ですが
夜逃げ(現在進行形)→十年後、由美
の順に配置するか、あるいは
夢→現在、由美
の順に配置するか。
そうした方が自然でしょう。
>>322 >過去の「説明」から始まっています
おまえも説明と描写について、もう少し勉強したほうがいいよ。
ぜんぜんわかってないみたいだから。
>>322が日ごろどんな本を読んでるか気になるんだが。
>323 そんなことを得意げに書かれても、知ってるよと言うしかない。
既に終了したことを描写しても、こうやってカットバックを差し込む手法は、こんなことがありましたと説明しているのと変わらんよ。
提示する情報の優先順位について語っている。そのために、あえて説明と分類した。
過去の「説明」ではなく「過去の説明」と書かなかったから気付かなかったか?
夜逃げ(現在進行形)としたのは、これだと完全に描写でしかない。
顛末を知らないエピソードとして書かれないなら、こんな初めに置くのは押し付けがましい背景の説明でしかない。
繰り返しになるが、読者は現在のことにしか関心が無い。くらいに思ったほうが良い。
知らない人物の過去なんかどうでもいい。
あのような夢を見た原因よりも、あのような夢を見る(現在の)人物像に興味がある。
由美ちゃんの脳内ワールドから離れて、客観的な視点で展開しなくては物語りは始まらない。
実はこんな過去がありましてとこられても、本筋はいつになったら始まるのかと不満が出る。
274 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2007/01/18(木) 23:42:14
>261
続きは無いの?
眼が覚めた現在の由美ちゃんの場面などが無いと、私には良し悪しはつけられない。
ここで書いたとおり。321の段階では何とも言えない。読みたかった肝心の場面がまだかかれていない。
続きができたらまた貼ってください。
>>321 これはダメだな。
夢(過去)→布団(現実)→長い回想(過去)
この構成ではちょっとお話にならない。
構成もそうだけど文章力もないな。
>こめかみの辺りが濡れていた。泣いていたのだ。慌てて涙を拭い、電気
>スタンドの明かりを点けた。時計を見ると、午前2時を少し回っていた。
>枕元には、会社帰りにキオスクで買った週刊誌が、ページの中ほどを開
>いたまま、伏せて置いてあった。
主人公はどういう姿勢なの?
起きてるの? 寝てるの?
三人称なら主人公の外見とか服装、部屋の様子をもっと書かないとダメ。
回想シーンも状況描写がほとんどなく小説になってないレベル。
>>325 知ってると思い込んでいるだけで、ぜんぜん理解してない。
最もたちの悪いタイプだな、おまえは。哀れみさえ感じる。
人の文章を批評するのは、まだ早い。もう少し勉強してから来てくれ。
まともな小説を読んだことないんだろうな。
まあ、恥晒すの自由だが、せっかく投稿してくれた人に失礼じゃないか。
>>325 >繰り返しになるが、読者は現在のことにしか関心が無い。くらいに思ったほうが良い。
読者ってすべての読者か? きみだけだろ?
きみの常識と世間の常識が同じだと思ったら大間違いだ。
>知らない人物の過去なんかどうでもいい。
知らない人じゃない。これから知る人だ。脇役の過去の話ならどうでもいいが、
主人公の過去がどうでもいいというのはおかしい。これでは小説が書けない。
きみの読み方が歪んでいるのではないか?
>あのような夢を見た原因よりも、あのような夢を見る(現在の)人物像に興味がある。
興味をひかれる箇所は人それぞれ。夢を見た原因に興味を覚える読者もいるはず。
あまりにも自己中心的すぎる批評だ。
>由美ちゃんの脳内ワールドから離れて、客観的な視点で展開しなくては物語りは始まらない。
脳内だろうがなんだろうが、物語はすでに始まっている。展開しなくては物語が始まらないと
いうのは、きみの読解力と想像力に問題があるのではないか。
あと「客観的な視点」とあるが、物語の展開と視点は関係ない。
客観的な視点じゃないと物語が始まらない?――これまできみはどんな小説を読んできたんだ?
>実はこんな過去がありましてとこられても、本筋はいつになったら始まるのかと不満が出る。
こんなことで不満が出たら小説など読めないだろう。
本筋はいつになったら始まるのか? もう始まっているんだよ。
きみは小説の読み方から学ぶ必要がある。
まずは、小学生向けの伝記などからチャレンジしてみてはどうだろうか。
また変なのが沸いてきたな。
だから人の批評につっこむから荒れるんだよ。
人それぞれの感じ方があるからそれでいい。
それを一々あげつらうなよ。
投稿者はそれぞれの批評から、これぞという指摘を抜粋すればいいだけだろ。
それを見出す目も養えるってもんだ。
>328
それならお前の役に立たないアドバイスでも書いてみろ。
「酷評ありがとうございました」と律儀に書く人たちも、貶されて嬉しかったわけでは無いだろ。
先に進むヒントを求めていたんだよ。
お前のような輩が「文章が悪い」などと偉そうに書いても、役になど立たん。
それでもきっと彼らは、下手なのは知ってんだよと憤りながら、努力してるよ。
お前が2ch巡回しているあいだに、作品を書いているだろうさ。
お前が他人を見下して満足しているあいだに、彼らは今より高いところを見て少しづつ近づいているよ。
そうやってお前はいつも、後から来た人に追い越されているわけだ。
池沼扱いされてスルーされている人の典型のような文を書いて、バカを晒しているのは自分自身。
ネットなら罵り合いもあるだろうが、現実社会ではお前のようなキチガイは相手にされていない。
例のニートくんと同じだ。勝っていると思っているのは自分だけだ。
そんなに寂しいならお前自身に問題があることを自覚しろ。どこで人生を間違ったのか反省しろ。
ネット依存症な生き方を改めろ。ネットで吠えても誰もお前なんかに興味ないよ。
そうやって時間を無駄にしているから、いつまでも2chネラー以外のものになれないんだよ。
作家になりたいだと? その前に人格を高めろ。屑の書いたものなど、誰が読みたいものか。
折角だから自分の作品を貼ったらいい。一度ぼろぼろに貶されて現実を悟れ。
なんでこんなに熱くなって長文書くのかね。
どっちでもいいよ、どっちでも。
第三者としてはついていけないし、読む気にもならん
よし、スルーで。
335 :
だるまさんが転んだ 1:2007/01/20(土) 20:55:33
批評、よろしくおねがいします。
カーテンを開け、ふと隣家の部屋の窓辺に目を向けると、そこには人形が置か
れていた。昨日まではこんな人形なかったのに…。今、隣の家は空き家となって
いる。そこに住んでいたお姉さんは、一ヵ月前から行方不明だ。ギャンブルにハ
マり借金地獄・家賃滞納で夜逃げした、と近所の人達の間でささやかれていた。
人形は私に背中を向けて置かれている。腰まである長い黒髪に真っ白なワンピー
スから細い手足がのぞいていた。背格好から見て、6才ほどの少女をモデルとし
た人形だろう。窓ガラス越しに見てもわかるほどに、微妙な体のラインや皮膚の
弾力まで巧妙に表されている。人形は不思議なポーズで立っていた。腕を曲げ、
顔を手で覆っているようだ。まるで「だるまさんが転んだ」の鬼役のようである
。誰もいないはずの家なのに、いったい誰が人形を置いたのだろう。疑問に感じ
つつも、今日学校でテストがあることを思い出した私は、重い足を引きずりつつ
部屋を出た。
翌朝、いつも通りカーテンを開け、隣の窓に目をやる。あの人形が見える。私
は違和感を感じた。昨日は完全に私に背を向けていた人形が、今日はわずかだが
こちらを振り返る途中であるかのように左に傾いている。とはいっても、ほんの
少し、肩をこちらに向けただけだ。顔はまったく見えないままである。何かの振
動で、勝手に動いてしまったのだろう。自分にそう言い聞かせ、私は急いで部屋
出た。
その日から毎朝、人形を見るのが日課となった。なんだか気味が悪いので、も
う見ないでおこうと何度も思った。しかし、私は見えない何かに引っ張られるか
のように、無意識のうちにカーテンを開け、隣の窓へと目を向けてしまっていた
。
336 :
だるまさんが転んだ 2:2007/01/20(土) 20:56:39
人形は毎日少しずつだが動いていた。顔は手で覆われたままなので表情はわか
らないが、すでに顔の左半分が見えるほどにまで動いている。人形は振り返って
私を見ようとしているようだ。あと5日もすれば、人形は完全に顔をこちらへむ
けた状態となるだろう。そうなれば、人形は顔を覆っている手を離すのではない
だろうか。その時、この人形はどんな表情を浮かべているのだろう。きっと笑っ
てはいない。私は身震いした。
それから毎日、人形のことで頭がいっぱいだった。だから私は、嫌な事も悲し
い事も考えずに済んだ。
そして5日後。今日、ついに人形の顔を見ることができる。何の根拠もないが
、なぜか私はそう確信していた。不思議と恐怖はない。そんなことより、早く表
情を知りたくてたまらなかった。あの白く小さな手の下には、人形である少女の
心の中すべてが滲みでているように思えた。
ベッドから立ち上がり、窓辺に向かう。高鳴る鼓動と手に汗が滲んでいくのを
感じつつ、私は勢いよくカーテンを開けた。
人形がゆっくりと動き、完全に私のほうへ顔を向ける。そして、もったいぶる
ように徐々に徐々に手を顔から離していく。私はその様子を食い入るように見つ
めていた。
少女は言った。
「だーるまさんが、こーろんだ」
そして、完全に人形の手が顔から離れた。
少女は張り裂けそうなほどに口を大きくあけ声をだし笑っていた。しかし、私は
恐くてたまらなかった。少女の楽しそうな声と口とは裏腹に、目だけはどんな光
も受け付けないほどに黒く深く、何の感情も表れていなかったからだ。
337 :
だるまさんが転んだ 3:2007/01/20(土) 20:57:18
横には隣に住んでいたお姉さんがゆっくり慎重に前のほうへと歩んでいる。お
姉さんは今まで見たことがないほどに楽しそうだ。私のまわりにいるたくさんの
人も同じように動いている。みんな、穏やかな表情を浮かべている。私は今、ど
こにいるかはわからない。ここには何もなく、怒りも悲しみも味わうことはない
。ただ、日常の煩わしい出来事から解放されたという安堵の空気だけが漂ってい
る。するとあの少女の声が聞こえた。
「だーるまさんが、こーろんだ!」
振り返った少女の目は光を宿しキラキラと輝いていた。この少女を楽しませてあ
げれるのなら、この見知らぬ場所にいるのも悪くはない。私は楽しそうに笑って
いる少女を見てそう思った。と同時に、現実から私を連れ出してくれた少女に感
謝した。
明日はあなたの前に少女がやって来てくれるかもしれないね
338 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/20(土) 21:53:18
そんなことよりボクのチンコが最近腫れてきているんですよ。
亀頭のカリの辺りに湿疹が出てきて擦ると痛いんです。
それになんだか尿道から妙な膿が滲み出てきて・・・・・・
射精するときに痛むんです。
皆さんのチンコはどうですか?
339 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/20(土) 22:02:22 BE:150357942-2BP(0)
340 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/20(土) 22:10:18
日頃のゴミ分別破棄にご協力感謝します。
分別不明のゴミがありましたら近くの人に聞いてみましょう。
新たな恋いが芽生えるかもしれません。
力を合わせれば環境問題は怖くありません。
総務部
341 :
薬叉丸 ◆H2TCSpqpqE :2007/01/20(土) 22:18:46
>>335 書き慣れていない感じをうけましたです。。
なぜそのように感じたかといいますですと、骨と落ちだけの短い話なのです。
えてして書き始めて間もない者が骨川筋右衛門の落ち話を書きがちなものです。
要は画像が浮かんでこない場面がありますです。それが原因でカクカクとした
印象を読み人に与えますです。。
読み人の頭に鮮明な画像を叩き込むように工夫して書くと骨川筋右衛門から
改名できるのではないでしょうかです。。
かの太閤秀吉も、藤吉郎から羽柴秀吉、豊臣秀吉と名を変じておりますです。
>>335 描写の順番かな。
たとえば冒頭で言えば、「昨日まではこんな人形なかったのに…。」の
後に、なぜ、「今、隣の家は空き家となっている。」が来るのか?
人形に焦点を当てたのだから、空き家ではなく人形を描くべきじゃないか?
オリジナルからひけば、「腰まである長い黒髪に真っ白なワンピー
スから…」の部分が来るべきだろう。
>338
真剣な悩みを相談したいなら、もっと同情を誘う文体がよろしいでしょう。
症状は箇条書きでよろしいです。あまり流暢な語りだと、コピペ荒しだと思われるので、不器用で最適でしょう。
というかさっさと病院に行ってください。泌尿器科に行けばよいと思われます。
脳に転移しては手遅れですよ。
>340
受け狙いがみえみえで、しかも寒い。この案は没にして、誠実な書き方を採用する方が無難。
>335
途中で「隣家の部屋の窓」が「隣の窓」に変わっている。距離まで変化したような。
そう思ってみると、最初から私と人形の距離が書かれていない。視覚イメージがわかない。
印象は非常に緩慢。意図したのなら大したものだが、この場合メリットは無いような。緩急をつけることを意識してはどうか。
淡々と報告されても臨場感がない。こいつはロボトミー手術されているのかと。非常に牛歩。
そういえば主人公、人形を見る以外の場面が無い。突っ立って動かないせいで牛歩になったのか。
物語の筋は既にあくびが出るほど見たことが有る。そんな印象。
夜、子供を寝かしつけるのに最適。
344 :
sage:2007/01/21(日) 00:22:58
餓えたいくさびとが戦場から村に帰ってきた。
いくさびとにはここを守った矜持があったが、村人たちにとっていくさびとは常態に落とされた騒ぎの
種でしかなかった。
おお、おお、そこの村人よ。わたしは粥が食べたいのだ。
はい、わかりました。いますぐお持ちしますので、少々お待ちください。
粥が出てきたのは八刻後。しなびた青菜が粥のうえに彩としてさびしくのっかっていた。
おお、おお、そこの村人よ。一緒に囲碁をせんか。ひとりでたいくつしておったのじゃ。
はい。しかし、しばしお待ちください。この仕事が終わってからまた来ますので、それまで。
いくさびとは日が暮れて宵になってもずっと待っていたが、結局その若者はやってこなかった。
いくさびとには仕事がなかった。
いくさに行った時点でしていた仕事は違う者に任されていた。それに仕事はこの者でなくばできないと
いうものではなかったので、いくさびとがいなくなってからも職場は円満に回っていた。そしていくさ
びとが帰ってからも、いくさびとでなければ、というものではないのでその者が引き続きその仕事を任
され続けた。
自分が守っているつもりだったものが、自分の守りを期待していたにせよそれほど期待しておらず、自
分の場所もなくなり、出先で身に着けた新しい価値観で村人との間にすきまができ、そしてそのすきま
を本人が自覚していない。
ああ!これほどの悲劇!常人にふりかかるこれほどの悲劇はどこにでも転がっているもの!
345 :
344の者です:2007/01/21(日) 00:28:03
批評、よろしくおねがいします
>>321です。
様々なご意見ありがとうございました。
長編で言えば、プロローグにあたる部分をさらした為、
読み手の皆様にストレスを与える結果となったことを反省しています。
この次挑戦するときは、短くてもきちんと簡潔した物語で
挑戦するようにします。
いろいろとありがとうございました。
>>335 では私は細かいところを
>6才ほどの少女をモデルとした人形
隣の家にあって、顔などの全体像がまだ見えていないのに具体的過ぎます。
ここは、幼女をモデルとかに変更したほうがいいと思います。
>微妙な体のラインや皮膚の弾力まで巧妙に表されている。
巧妙に細工されているとか、造られているの方がいいのでは?
>疑問に感じつつも、今日学校でテストがあることを思い出した私は、重い足を引きずりつつ部屋を出た
「つつ」が重なってくどいと思います。
例えば、疑問に感じながらも――引きずりつつ とか
>それから毎日、人形のことで頭がいっぱいだった。だから私は、嫌な事も悲しい事も考えずに済んだ。
ここのもう一文は、一歩踏み込んだ人形に対する感情を書いた方がいいと思います。
すかしっぺを食らわされたようで気が抜けてしまいました。
>不思議と恐怖はない。
五日前には身震いしたとあったのに、どういう心境の変化があったのでしょう。
>お姉さんは今まで見たことがないほどに楽しそうだ。
なぜ見たことがないとわかるのでしょうか。お姉さんとは親しかったのでしょうか。
そんな風な描写はなかったのですが。
以上です。
>335
>すでに顔の左半分が見えるほどにまで動いている。
までは読んだ。
ホラー?みたいなのは苦手なので、全くこういう文章は読んでないのだが
結構はまって読んだ。
でもこっから先がイマイチ。人形は無機質のままがよかったかなと。(自分の好みの問題)
なんで途中から少女になったのかわからないし、雰囲気ぶち壊してる。
更におねえさんが出てきたあたりで、空間がぐちゃぐちゃで理解不能。
>だから私は、嫌な事も悲し い事も考えずに済んだ。
>日常の煩わしい出来事から解放されたという
私ってだれ。そもそも男か女かもわからない。
嫌なことってテストくらいしかわからない。
そんなレベルの情報しかないので、こいつナンだ?と思う。共感できない。
>>344 ダメな文章は色々見てるけど、こんな薄っぺらい文章は初めて見た。
ストーリー性がどこにもないぞ。「いつ誰がなにをどうしてどうなった」話なんだ、コレ?
「いくさびとが戦った」話じゃない、戦場がまったく出てこない。
「いくさびとが村を出た」話でも、「いくさびとが村に帰った」話でもない。どっちの過程も
書かれてない。
せいぜいが「いくさびとが村に居た」っていう状態を書いただけで、何の変化が始まる
気配もない。いったい何がしたかったの?
>344
囲碁って日本人だよね?
で、なんで翻訳調子? なんか意味ある?意図が全然わからない
>自分の守りを期待していたにせよそれほど期待しておらず
意味不明・・・。文章書き直すこと
>344
最後の行は削除。作者の感想、読者への語りかけはいらない。
これはフィクションですよ〜と宣言しているに等しい。
寂しさを描写で表現したほうが、感情に届く。
そわそわして碁盤を用意したり、お茶をわけてもらいにうろついたり
家の外に出て来客の姿がないか探したり。そうして日の落ちた部屋で独りうつむいて詰め碁をしているとか。
序盤は読みやすくて、ひっかからないから読み流しがちになり
後半は何やら複雑というか書き直せというか、意味がわかりにくい。
データの羅列をやめて会話と描写で緩急をつける。
352 :
344:2007/01/21(日) 00:52:15
何かしらの変化がおこる、これからわくわくするような展開が待っているのでは
なく、終わった後の話です。
英雄などではない他の大多数の一般兵(一般的なサラリーマンなど)の帰還後
(老後)をちょっとずらして書いてみたものです。
353 :
349:2007/01/21(日) 01:10:31
>>352 それは書いてあるんだけどさ、ワクワク感もハラハラ感もない文章を、
好きこのんで読む人がいると思う?はっきり言って、君の文章よりも
電話帳のほうがまだ意外性があるよ。
下らん。意味の無い罵倒語だ。
355 :
344:2007/01/21(日) 02:06:16
いろいろな批評ありがとうございます!
>350さん
翻訳調子なのは、最後の一文を言った人の作り話だからです。
>自分の守りを期待していたにせよそれほど期待しておらず
例えばお父さんが日曜大工で犬小屋をつくるぞ!と意気込んでいるけれど、
家族にしてみたらお父さんが作ってくれるのはありがたいけれど、もしでき
なくっても買ってこればいーやっていう程度の期待しか持ってないっていう
感じのずれを表現したかったのですが…もういちど考えて見ますね。
>351さん
最後の語りかけは351さんがおっしゃる通り、これはフィクションですよ〜で
も、こういうことはある(あった)のじゃないかな?的な意味で付けました。
この文章で書きたかったのは、さいごのこれほどの悲劇はどこにでも転がって
いるという部分なので、削るのはちょっと…
ここが言いたい部分なんだなってわかる書き方ってありますか?
いくさびとと村人の会話+もう一文では、いくさびととの村人のすれ違いを出
そうとして失敗してしまったみたいです。
それと、いくさびとは自分が村を守ってやったぞ!と思っているので相手が来
るのが当然&準備もお前がせーよという傲慢さをもたせたかったので、宵まで
ずっと待ってたということにしました。
緩急が足りないのですね…精進します!
356 :
344:2007/01/21(日) 02:06:58
=上のつづきです=
>353/349さん
電話帳の意外性っていうのは、「このページの裏には○○クリーニングの広告
か〜さっきは▲▲文具の広告だったから今度は学校つながりで学校かかりつけ
の医院が来るかと思ったのに意外だな」ってことですか?
あと、私はワクワクもハラハラもない本(ワクワク・ハラハラの基準は私の中
にあるのですが)も好きですよ〜
ゆったりした気分になりたいときに読んでいます。
でも、嫌いな人もいることを失念していました。
不快な思いをさせてしまったのであれば、すみませんでした。
357 :
雪オコゼ:2007/01/21(日) 02:12:37
寒い。
去年に降った大量の積雪は道から無くなりつつあるけど、とても
寒い。土曜日なんだから、なんなら僕が外に出る時だけ限定で、暖
かくなればいいのに。
僕は、手袋、耳当て、三重に着込んだ上着に、ジャンパーを着
て、パッチを履いて、ジーパンを履き、ブーツを履いたのにまだ寒
い。息を吐き出せば白い息が、ふんわりと消えていく。
「ここから10分も歩いていかなくちゃいけないのかぁ」
そんなことを一人呟き、左手に持った紙袋に詰め込まれている、
数着のワイシャツを恨めしげに思う。
「あっ。カギカギ」
右手でジャンパーのポケットを探り、何とかとり出した部屋のカ
ギで、小さな一人部屋の玄関のカギを閉める。準備万端。これで、
近くのクリーニング屋までいける。
一人暮らしを始めたとき、たった一週間で洗濯物が洗濯機の浴槽
一杯になる現実を知ってウンザリした。実家の母親に話したら、笑
いながら色々と洗濯をする時の注意をしてくれた。母親の毎日の苦
労をかいま見た気がした。
358 :
雪オコゼ:2007/01/21(日) 02:14:28
ワイシャツは下手に洗うと色落ちしてしまったり、アイロンをか
ける必要があったり、いちいち面倒なのだ。初めの一ヶ月ぐらいは
自力で何とかしたけど、近くにクリーニング屋がある事を知ってか
ら、これ幸と持ち込むようになってしまった。ちょっと懐が痛むけ
れど、休みの半日を潰してしまう事を考えれば安いもの。
僕からすれば、金は時なりかな。今、上手い事を思いついた気が
するぞ?
自室のあるアパートの二階から階段を下りて、道路に出て、川向
いにあるクリーニング屋を目指す。僕は川向いに行くために、堤防
の天端を歩いていく。河川敷を見てみれば、子供たちがシャーベッ
ト状になった雪を投げて、遊んでいる。とてもじゃないけど、社会
人になった僕にゃ、寒くて雪を投げるなんて、やりたくもない。
「うー今日は冷えるなぁ」
しばらく歩くと、川向いへ通じる大きな端に来る。両側四車線に
歩道がある大きな橋。あー、いつもこの橋は難関なんだ。橋の上だ
と風がやたらと冷たく感じるから、体の芯まで凍えそう。こういう
時のために、温かいコーヒーを橋の真ん中に用意して欲しい。僕
だったら80円ぐらい…いやいや、50円ぐらいだったら喜んで差し
出すかな。
359 :
雪オコゼ:2007/01/21(日) 02:15:32
馬鹿な考えを思い浮かべ歩いていくと、向こう岸がどんどん近づ
いてくる。あれ? こんなに寒いのに、河川敷で釣りをしているお
じさんがいるよ。よくもまあ、釣りなんかやってるもんだ。あー、
いつものクリーニング屋が見えてきた。あー寒いよ。
クリーニング屋の前に着くと、自動と書かれた自動ドア用のボタ
ンを押す。季節違いもいいところの風鈴の音を鳴らしながら、来客
がある事を告げる。いつも思うんだけど、自動ドアなのに自動のボ
タンを押すなんて半自動ドアの間違いじゃないのか?
「いらっしゃいませー」
どぎつい原色の赤いセータを着ているおばちゃんが、突進するよ
うな勢いでこちらにやってくる。
「馬淵君じゃない。今日は寒いねぇ」
「おばちゃん、寒くて寒くて。寒がりな僕にはもうダメだよ。早
くお家に帰りたいよ…はい、いつものこれ」
片手に持っているワイシャツの詰め込まれた袋を差し出す。おば
ちゃんは笑いながらワイシャツを数え値段を言う。5着で800円。
超お安い。
「馬淵君すぐ帰る?」
「瞬間移動して帰りたいぐらい」
「お客さんから温かい缶コーヒー貰ったから、飲んでいかない?
それとも、おばちゃんの持っているホッカイロをあげようか?」
「うわ。それすげー選択に悩む。ここから一分でも早く抜け出し
て、寒さに耐えるか。ぬくぬくしてから、寒さに耐えるかを選ばせ
るなんて」
360 :
雪オコゼ:2007/01/21(日) 02:16:13
がははは、と擬音がつきそうな笑い声をあげながら、おばちゃん
は缶コーヒーを目の前に置く。なんてこったい、悩んでいた選択は
おばちゃんによって強引に決められていく…。
「あーあったかー…」
結局、休憩室にあるロッキングチェアに座りながら缶コーヒーを
飲んでいる。部屋には作業部屋とレジに通じる二つの入り口があ
る。休憩室の建て付けが悪い窓に風が当たり、ガタガタと窓が揺れ
る。
プシューと蒸気を発生させている音が作業部屋から聞こえてく
る。おばちゃんの声が作業部屋から届いてきた。
「馬淵君。一人暮らし慣れたー?」
「まあ。もう一年っしょ? さすがに慣れてきますよ」
「食べ物、大丈夫? 偏ったもの食べちゃダメだよ」
「あー。はいはい。実家の母に負けず劣らずの、助言に従ってお
りますー」
がはは、と擬音のつきそうな笑い声がまた聞こえる。
「おばちゃん。おじさんは? 釣りにでも行ってる?」
「釣り? 旦那は釣り大ッ嫌いだよ。なんせ、虫が嫌いだから
ね。私の方が上手いぐらい。今日は、病院だよ。痛風持ちだから
ねー」
「へーそうなんだ。ここに来る時に、釣りやってる人がいたから
さ」
「あー。あのひとかなー」
361 :
344:2007/01/21(日) 02:16:23
もういちど考えて見ますね→もういちど考えてみますね
350さん、間違えてしまってごめんなさい!
362 :
雪オコゼ:2007/01/21(日) 02:16:47
プシューと蒸気の発生する音が、また強く響く。窓がガタガタと
揺れ、風が強く吹いている事を知らしていた。
「三丁目の松園さんかなー。不幸な事があってから、頭がおかし
くなった人らしくて。それからずっと、河川敷で釣りをしていて
ねー」
「ふーん」
少し暗くなった気がした。外を見ると、先ほどまでの白い雲とは
違い、灰色の雪雲が漂い始めている。
「三年前、子供さんを川の事故で亡くしたんだって。それから毎
日毎日、河川敷で釣りをするようになってねー」
「おばちゃん。釣りと事故は、すんげー関係ない気がするけど」
「でしょー。そう思うでしょー? それがねー。子供さんが亡く
なった時は、すんごい雪が降った翌日で、松園さんと子供さんが一
緒に釣りに出かけてね。松園さんが子供と一緒に釣りを始めて少し
ぐらいしてから、子供の方に魚がかかったらしいのよ」
「ふーん」
「子供は必死に引っ張ったんだけど、全然ビクともしなくて、松
園さんも手伝おうとしたの。そしたらね、川からでっかい白いオコ
ゼが飛び出してきて、子供さんを川に引きずり込んだって」
「…おばちゃん、本気で言ってるの? いま21世紀だよ? オ
コゼってどこに住んでるのか知ってる? オコゼってお魚だよ?」
「そんなの知ってるわよ。そういう事らしいの。でも当然、警察
は信じなくて、すごく厳しく松園さんを調べたらしいけど、松園さ
んが余りにも真剣に話す…というより何か憑かれたように話すか
ら…証拠もなくて…って感じにうやむやに。まあ、おばちゃんから
言わせてもらえれば、松園さんが、誤って子供を突き落としたのか
なー…」
>346
気にせずに(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
364 :
雪オコゼ:2007/01/21(日) 02:31:33
風鈴の音が聞こえた。来客らしい。
「いらっしゃいませー。馬淵君、飲んだらちゃんと缶は持ち帰っ
てね」
「えー…」
外を見た。今にも雪が降り出しそうになっている。早く帰ろう。
クリーニング屋を出て、橋の真ん中まで来た時、あの河川敷を見
てみた。確かに来る時と同じ位置におじさんらしき人が座ってい
る。あれが松園さんなのだろうか。
おばちゃんの話を聞いた後だと、あの姿が不気味に感じる。もし
松園さんだったら、あそこで何をしているのだろう。子供を殺した
後悔? それとも、オコゼが子供を引きずり込んだことへの復讐…
ばからしい21世紀なのに?
少し強い風が吹き抜ける。ああ寒い。早く自分の部屋に帰ろう。
こういう時はこたつとミカン。あとは、テレビを見ながら寝るん
だ。あの暖かさは殺人的に人をダメにするね。あー部屋に早く帰
りたい…。
365 :
357:2007/01/21(日) 02:32:11
酷評お願いいたします。
>去年に降った大量の積雪は道から無くなりつつある
雪解け?それともそれも流れてすっかり無くなったところ?時期はいつ?早春?
北国だよね?
おばちゃんにに訛りが入ったら土地柄がもっとでるかもしれない。
>あれ? こんなに寒いのに、河川敷で釣りをしているおじさんがいるよ。
寒い寒いといいつつ、のんびりとあるっている印象。
橋の上なら、吹く風も変わるんじゃないかと思う。単により冷たくなるだけじゃなくて。
川辺の凍った雪の残存とか、釣り糸がどうだとか、足の先が冷たいとか、黒い氷水みたいな描写がほしい。
>風鈴の音が聞こえた
風鈴?季語?
寒い寒い、早く帰りたい帰りたい、と連呼しているが、全体的にまったりしている主人公。
焦燥感がない。
そもそもそんなに寒いのなら自分なら洗濯を選ぶな。
すまないね、南国生まれなもので寒いと言われるだけではピンとこないものがある。
もちょっと描写を考えてもよいかも。
でも雰囲気は好きです。もっと読みたいと思う。
367 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/21(日) 03:48:51
368 :
ボールド:2007/01/21(日) 04:38:45
酷評願いたい。
反響があれば、続けます。
『不思議な私』
人から指摘されるまで自分がそれだとは誰も思わない。
最初はその指摘を否定する。 そして、他人とくらべて、はっとする。
私はそれである。
テレビやマンガにでてくるそれがオーバーラップする。
悲しくなる。世界が変わる。
私の世界が変わったのが何年何月何日か、明確には覚えていない。
小学生の頃はそれだとは言われなかった。
中学生の頃あたりからが怪しい。そう言われ始めたのがこの頃だった。
最初はまったく気にしなかった。それは大人がなるものだと思っていた。
他人と比較して、そうかもしれないとは思っていたが、気にもとめなかった。
高校に進学するとあのことが気になりだす。
あの頃は、その不条理さにやり場のない怒りを覚えたが、今では説明のつかないその感情に、
ある程度の解釈を与えることができる。
指示詞が多すぎて文章としての体をなしていません。
最近「ちょっとだけ見せてやるよ。何なら連載してやってもいいぜ?」とのたまう先生が多いのですが
われわれはそのような玉稿をいただこうと考えてはおりません。自分のサイトでやれ。
>>357-365 全般的に下手だな。
状況描写がダメ。
まず冒頭、主人公の位置が不明。
心理描写が幼稚。
くだらない心理描写が続いて、主人公の位置がわかるのが
>>358の中途。これでは遅すぎ。
>「ここから10分も歩いていかなくちゃいけないのかぁ」
> 「あっ。カギカギ」
>「うー今日は冷えるなぁ」
こういう独り言は馬鹿みたいだから止めたほうがいい。
>>368 それは小説なの?
人に読んでもらうレベルではないな。
372 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/21(日) 07:31:43
>>355&356
批評に対する反論がダメ、とまでは言わないけれど、くだらない言い訳をしてるように
しか見えなくて見苦しい。
書き手の意図がどうであれ、結果として読み手に「ダメだ」「つまらない」と思わせた
時点で負け、という当たり前の事をもうちょっと自覚しないと向上はないよ思うよ。
>>335 >カーテンを開け、ふと隣家の部屋の窓辺に目を向けると、そこには人形が置か
れていた。昨日まではこんな人形なかったのに…。
必要最低限の情報が出ていない。
>隣家の部屋
と主人公の部屋との位置関係はどうなっているんだ?
そもそも人形がはっきりが見えるくらいの位置関係なら、
普通は互いに型ガラスにして見通せないようにしている。
やや遠くにあって、普段はカーテンで閉ざされている、
あるいは白いレースのカーテンがかかっていて中が良く見通せない、ならば透明ガラスでもいいが、
それならばそこのところをきっちりと書け。
だいたいが情報不足なんだ。状況をはっきりつかんでいたら、矛盾だらけだ。
まずは過多でもいい。細部を克明に書くこと。
辻褄の合わないところや説明不足がわかる。あえて描写とは言わない。
そこから不用なところを削れ。
意味ありげな冒頭を持ってきてもいい。
しかし、基本的な情報がいい加減だと、謎は謎でなく、
ただのでたらめな思いつきだ。
>368
それだとは
その指摘
それである。
それがオーバーラップする。
それだとは
言われなかった。
あたりから
そう言われ
それは
思っていた。
そうかもしれない
思っていたが
あのことが気になり
あの頃
その不条理
その感情に
これ、他人から読まされて、どうよ、自分はどう思うよ?
小説どころか、エッセイでも、ポエムでもないよね。
題名からして自己陶酔してんのかバカじゃん、としか思えない。
あんた、他人に文章理解してもらおうとか思ってないでしょ。
理解して当然とか思ってるでしょ。バカじゃん
バカじゃん
じゃんじゃん
>357
冒頭の風景は視界に映るものなのか、こんな季節だと紹介しているのか不明。
僕がオモテにいるのか部屋にいるのか、歩いているのか立ち止まっているのか、次の描写を待たなくてはわからない。
立ち位置が不明のまま、服装に焦点が移る。僕の人物像を早めに明らかにするためだろう。それは正しいのだが、まだ早い。
先に状況を確定させるべき。服装描写が「僕は」から始まるので、最後まで読まないと服装の説明なのか、着ているところなのか判断に苦しむ。
一読したとき、ここが一番気になった。手袋をしてから服を着る人はいないだろうが、動詞が「着て履いて履き」とくるので着替えているように思えるのだ。
先に「厚着をしている」とでもいれて混乱をさける。
ジャンバーの下には三枚も重ね着して、ジーパンの下にはパッチまではいている。この程度でいい。こんな説明は読み飛ばせる早さで。
ようやく鍵が出てきたところで、僕が部屋の外に出たところなのだとわかる。しかし居場所が確定しても冒頭の風景描写に関する疑問は解消されない。
見ている風景なら「雲が流れる」など動きを入れるといい。オモテにいることが判るように「寒い」ではなく「風が冷たい」に変えるのもよいかもしれない。
あと嗅覚と聴覚を閉ざさないように。歩いているのではなく、車内から見た風景のようでした。
寒いが繰り返されるが、寒さを動作で表現したほうがすっきりする。「背中をまるめて、ううぅ寒いと呟く」など、性格もわかるように。
内面をつらつらと書かれても鬱陶しいだけ。どう行動したかを書かれたほうが人物像が定まる。何を選び行動するかに、性格や意思が現れる。
全体に描写がまっとうすぎる。変わったものに目を向けると性格がわかる。例えば「ドアの前に井の字がチョークで描かれていた。中央に○が描かれていた。
僕は少し眺めた後、チョークを拾い斜め上に×を描いた」など、後に繋がりそうなものがいい。主人公が見るだけの人では魅力に欠ける。
それと最後まで読んでも、社会人なのか学生なのか不明なままだった。
くせがなくてよい文章だと思います。必要な情報は出されているが、順番を意識して読むと足りていないといった感じです。
富士見ミステリー文庫でも通用しないな
>367
他人のHPを直リンしているのかな? 全米がスルー
>368
残念ながらつかみ損ねている。続きを読みたいとは思えない。
森博嗣が意味不明の文をよく書くが、読み飛ばされていることを本人は自覚しているのだろうか。
380 :
気になる彼と気になった私 1:2007/01/21(日) 20:14:31
よろしくおねがいします。
電気をつける。部屋の冷えきっていた空気が体を包み、私の立てる物音が部屋中
に響く。帰宅したばかりの静寂した部屋は、いつも恐怖を感じる。でも、今日は
なぜか恐くない。私は胸に抱いた植木鉢をそっと窓際に置いた。
彼とは、いつも帰宅の電車が一緒だった。深い茶色の瞳と髪、透き通った肌。私
は彼と会うたびに、食い入るように見つめてしまった。また、彼も私のことを見
ていた。
ある日、改札を出たところで、肩をたたかれた。振り返ると、そこには彼がいた
。これ、もらってくれませんか、明日から家を留守にするので変わりに育ててく
れませんか…彼はそんなことを言っていた気がする。私は、彼のどこまでも続き
そうな深い瞳の奥に引き込まれそうな感覚におちいっていた。そして、ふと気が
付くと、私は植木鉢を抱えていた。
私の知識が乏しいのだろうか、その植木鉢に植えられていた植物の名前はわから
ない。20センチほどの細い幹から伸びた枝に葉が数枚ついていて、花はない。私
には、その植物の幹の木目がどうしても顔に見えてしまった。微笑んでいるよう
にも、悲しんでいるようにも見える。この木目は、彼の心の中が表されているよ
うな気がした。
その植物をもらった翌日から、私に異変が起きだした。
私はいつもカーテンを閉めきったままでいる。太陽は苦手だ。光で私を突き刺す
。私にはまぶしすぎる。しかし、植物をもらった翌日からは、毎朝カーテンを開
けるのが日課となった。植物があるからという理由だけではない、私自身もなぜ
か光を欲していた。
381 :
気になる彼と気になった私 2:2007/01/21(日) 20:16:10
そして、水にこだわるようになった。いままで普通に飲んでいた水道水がまずく
感じられ飲めなくなった。何度も濾過を繰り返し、カルキの含まれた水道水。つ
いには体に触れるのさえいやになった。お風呂は「六甲のおいしい水」を沸かし
、それを浴槽に入れて入浴した。手間も金もかかる。
また、今まで食べていたものが、食べたいと思えなくなった。このまでは体を壊
すと思い、無理矢理口に押し込んだ。しかし、喉を通らなかった。食べれるもの
がなくいつもお腹が減っていた。でも、太陽の光を浴びればなんだか空腹が緩和
されるような気がした。どこか体が悪いのではないかと思い、医者に行った。原
因はよくわからないがとりあえず栄養剤を点滴しましょう、と言われた。点滴の
あとは、間違えて毒でも体に流されたのではないかと思ってしまうほど気分が悪
くなった。
唯一、食べたいと思ったものがある。土だ。花壇が特においしそうに見えた。グ
ランドはあまり食欲をそそられないが、米やパンよりは断然良い。土の魅力に気
付いた翌日、私は園芸店で腐葉土を買い込んだ。
一番困ったのは、虫や鳥が私の体に寄ってくるようになったことだ。防虫スプレ
ーを購入し、私のまわりを飛びかう虫に吹き付けたが、なんだか私自身が異様な
吐き気を感じたので使用するのをやめた。鳥は可愛いと思ったが、電車に乗ると
きも私の肩に停まったまま離れないのには戸惑った。
382 :
気になる彼と気になった私 3:2007/01/21(日) 20:16:53
そして、だんだん動くのがイヤになってきた。走るなんて考えられない、歩くの
さえ億劫だった。私は、窓辺に置いたあの植物を眺めて一日を過ごした。不思議
なことに、まったく飽きなかった。むしろ、こうしていることが当たり前である
かのように思えた。植物の顔に見える木目は毎日少しずつ変化していた。なんだ
か私の顔に似てきているような気がする。近ごろ、動かないので当然鏡など見な
いから、自分がどんな顔をしていたのかなんて忘れてしまったけれど。
木を見つめていると、吸い込まれそうになる。彼が呼んでいるような気がする。
植木鉢をもらった日から、彼とは会っていない。今、あの人はどこにいるのだろ
う。何をしているのだろう。この植物なら、それを知っている気がした。この植
物になれたら、彼に会える気がした。私は目を閉じて、心からこの植物になりた
いと願った。
どれほどの時間がたったのだろう。ここはどこなのだろう。私は何なのかもわか
らない。でも、一つだけ確かなことがある。彼が目の前にいることだ。彼は言っ
た。
木は、何百年も生きれるんだよ。
私は木になったのかな。だから光と水と土を欲していたのだろうか。彼は言った
。
僕は、あなたをいつまでもずっと見ていたいと思ったんだ。
そう言って、彼は微笑んでだ。
私はうれしかった。もうあの帰宅したとき電気をつけたあとの孤独と恐怖を味わ
うことは二度とないことが。そして、これから何百年もの間、彼が私を見つめ続
けてくれることが。
私は喜びのあまり、気付かなかったようだ。まわりにはいくつもの切り刻まれた
木、焼かれた木が横たわっていたことに。
突然、ザクッという歯切れの良い音が響いた。と同時に激痛を感じた。目の前に
は鎌を振りかざし狂気に満ちた笑みで立っている彼がいた。そして言った。
「木を殺しても、犯罪ではないからね」
私の記憶はそこまでしかない。
383 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/21(日) 20:18:28
>>380です。題名は「気になる彼と木になった私」でした。
384 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/21(日) 20:46:56
>>335です。
>>341さん その通りです。まだ数えるほどしか小説を書いたことがありません。もっと描写をうまくできるよう精進します。
>>342さん すごく初歩的なミスをしていますね・・・ご指摘、ありがとうございます。
>>343さん 自分でも人形にばかり気がいっていて、主人公の行動を描くのが疎かになっていました。描かなければならない物は一つではないのですね。
>>347さん うまく読み手に伝えることができていない部分が多数あることがわかりました。もう一度書き直してみようと思います。
>>348さん 説明不足の点が多々あるのですね、気をつけます。
>>373さん もっと細部までかくよう心がけます。状況を書き表すのが難しいです・・・もっと語彙を増やし練習します。
皆さん、評価ありがとうございました
>>380 >部屋の冷えきっていた空気が体を包み、
(中略)
>私は胸に抱いた植木鉢を
さぞ冷たかろう。
>静寂した(部屋)
そんな動詞、または形容動詞があるのか。
気取って悪いとは言わんよ。
気取れるほどの実力がついているならば。
>>380-382 ネタはともかく文章が下手だな。
SSなのにカットバック入っているし。
アドバイスとしては、時系列にそって書く事。
語り手がどこにいるのかを意識して書かくこと。
リアルタイムで書いている文体なのに、木になった後に過去を回想
しているような場所がある。こういうのは要注意。
>>380 >電気をつける。部屋の冷えきっていた空気が体を包み、私の立てる物音が部屋中
>に響く。帰宅したばかりの静寂した部屋は、いつも恐怖を感じる。
季節とか天候の描写がないから、冷え切った空気と言われてもイマイチ伝わらないし
外気よりは部屋の中のほうが暖かいはずなので、表現に違和感あり。
また、家に帰るとほっとするのが普通で、恐怖を感じるというのは特異な表現。
こういう手法を使うならば、恐怖を感じ理由を書かないとダメ。
>380
これもまたロボトミー系ですね。
意識に薄もやがかかっていて、思考することを放棄したような人物。疑うことを知らない、想像力に乏しい
冬眠中の爬虫類のように精神活動が不活発な人間。
この主人公の末路がどうなろうと知ったことではない。マネキンだもの。
。とか、の位置が先頭に来たら直そうよ。381で一の字の下にーがあるのもさあ。
狙っているのか署名みたいなものなのか知らんが、次やったらスルーする。
ああ、だるまさんのひとか
>部屋の明りを点ける。部屋の空気は冷え切っていて物音が響く。
帰宅したばかりの室内にはいつも恐怖を感じる。
でどう?
なにが?
全人類がスルー
類人猿もスルー
爬虫類は反応しようとした
395 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/22(月) 05:37:15
>>380です。皆様、評価ありがとうございました。
自分の文章がまだまだ人に読んでもらえるレベルではないことを痛感しました。
あと、
>>391は私ではありません。
酷評を全部鵜呑みにする必要はないよ。
そうそう
この板は足を引っ張りたいだけの奴が多いよ
創作文芸板は<キチガイ多発危険!>だよ。
アドバイスを求めて、無駄に終わるだけならラッキーだ。
大抵は無駄よりもっと悪い。
……これテンプレにどう?
普通の小説だったら「電気をつけた。」の一文で読むのをやめてる。
最後まで読んだけど「透き通った肌」なんて見ると酷評する気も失せるよ。
ちゃんと批評してる人は親切だなあと思う。
恨んじゃだめだよ。
380さん。みてるかわからないけどレスするよ。
あなたの作品はどうやら押さえておくべき点が3つあり、それがそのまま段落にもなっているようやね。
1つ、主人公が孤独であること
2つ、主人公が次第に植物に心通わせ、同化していく描写。これは、文中に植物と意中に男性を照らし合
わせる表現があったから、主人公は男性と同化していくとも言える。
3つ、どんでん返し。男性の本性が見えるとともに男性との完全な同化が絶たれた悲痛、あるいは主人公が
帰属していた世界と同種の世界に生きていると期待した男性が、実は主人公を迫害する存在だったと
いう驚き。無論、読む人は主人公の視点で見るから、主人公が受ける驚愕を同時に味わうことになる。
ここからが本題。3つの構成のセオリーとして、2段落で出来事は1段落ですでに別の形
示されていなくてはならない。今回は主人公の孤独感が植物に心を通わすことで、非常に
緊密に結ばれている。植物化していくことの理由が孤独という形である程度の説得力
をもって読者に提示される。グットです。
しかし、それが、3段落と2段落の間に結ばれていない。むしろどんでん返しの直前に読者をミス
リードさせる布石として提示されている。これだと読者に驚きを与えるはずのどんでん返しが唐突
幕切れと感じられ、ここまで読んだ人ももうどうでもいいやと思ってしまう。
読者を唸らせる作品を読んでください。驚くほど最初の時点で暗に示されているものです。でも1
の段落にいれてはいけないよ。孤独感と植物化の2つの要素がなかなか噛み合っているのでそのま
まの方がいい。それに1の段落の入れるのは、高等テクニック。まずは起承転結を宗としてください。
401 :
つづき:2007/01/22(月) 23:32:22
次に文章、感じは悪くない。読んでいて苦痛を感じるものではないですが、少し技巧を意識していますね。
あなたが若いかしりませんが、若書きの人が陥りやすいことに基本を軽く見るということがあります。
平明で堅実な文章は確かに華やかさには欠けますが、実はとても大切なものです。平明な文章があってこそ、
衒いのある斬新は表現が生きるということもあります。そして何より、平明な文章は読書のリズムを一定に
保ちます。つまり途中で読者が小説を投げ出すことが少なくなるわけです。たくさん本を読み文藻を豊か
にし、表現の幅をもつようになってください。人を惹き付けて止まない文章を手に入れたらしめたものです。
あなたはたとえプロになったとしても決して臆することなく先輩、朋輩たちと伍していくことができます。
わかりましたか。
それじゃ、ニートのおじさんは半角板にいってきます。
402 :
ンマトイラリ ◆MFMMDxqzss :2007/01/22(月) 23:53:47
>>380 >電気をつける。部屋の冷えきっていた空気が体を包み、私の立てる物音が部屋中
>に響く。帰宅したばかりの静寂した部屋は、いつも恐怖を感じる。でも、今日は
>なぜか恐くない。私は胸に抱いた植木鉢をそっと窓際に置いた。
>彼とは、いつも帰宅の電車が一緒だった。深い茶色の瞳と髪、透き通った肌。私
>は彼と会うたびに、食い入るように見つめてしまった。また、彼も私のことを見
>ていた。
ダメだ、こんなもの。
オープニングにオマエに気持ちなんかイラネンダヨ。
情景のみを素描しろ。
そんなことは学校で教えられるまでもなく、感覚で識ってなければいけねぇ。
>は彼と会うたびに、食い入るように見つめてしまった。また、彼も私のことを見
>ていた。
しらねって、そんなこと。
クダラネェ。
オマエの財布を狙ってるかもしれねぇーじゃねぇーか。
403 :
MMMO:2007/01/23(火) 00:07:14
上でもう電気をつけるが間違ってると指摘されてるよ
部屋を明るくするんだろう? 照明を灯すとか明りを点けるとか
電気をつけてどうするのさ、ここで引っ掛からないようじゃ
センスがないって言われてもしょうがないぜ?
そんな人が人間の心理を表現できるのかと・・・
「わーいソマトイラソの糞レスだ〜」
じいちゃんの部屋からなにやら奇怪な声がした。
音を立てないようにドアに近づき、耳をそばだてる。お客さんなんか来ていただろうか?
「荒らしちゃえ〜」
間違いなくじじいの声だ。不自然な陽気さが、かえって心の暗黒を浮き彫りにしている。
ついに痴呆したのか。背中をひと筋の汗が流れる。
「オマエの財布を狙ってるかもしれねぇーじゃねぇーか」
じじいの独り言は続く。
ついにこの日が来たのか。
私は泣きながら、救急車を呼ぶ。
酷評しなくていいです。
>>403 >>2を参照のこと
貼り主がサイトの人と同一である証拠が無いと駄目。
407 :
ンマトイラリ ◆MFMMDxqzss :2007/01/23(火) 00:20:09
>>405 ナニ云ってんだ?
酷評され過ぎて、頭がオカしくなったヒトみたいだ。
>404
会話で「電気つけてよ」ならokだよね
>>403 これはダメだな。
プロローグの数行読んだだけで分かる。
新人賞で一次落ちするものにはこの手のものが多い。
まず、冒頭から状況がまったく分からない。
三人称なんだから基本設定を説明しながら進めないと。
描写が説明くさい。部屋が何メートルとか必要ないし。
ネタ的にもありきたり。
まあ小説にはなってないな。もっと本を読みましょう。
>>407 酷評ありがとうございます。
そのお名前は読みにくいので、
<農村マン>に変えてみてはどうでしょうか。
412 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/23(火) 01:04:35
そんなもん読みたくないな。
悪口振り撒いてストレス解消してるのは、一部のキティだから。
ここは荒し場じゃないよ。
414 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/23(火) 01:28:28
>>413 いや、普通に悪口じゃなくて酷評してきて欲しい。
俺の書いたのも混じってるから
どれがそうなの?
一つだけ読むよ
416 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/23(火) 01:38:16
>>416 > 男はカウンター席に腰を下ろし注文をし、酒を飲みながら一息ついていると、 2つほど席を外した隣に女が泣いているのを見つけた。
これは> 男はカウンター席に腰を下ろし注文をし、 2つほど席を外した隣に女が泣いているのを見つけた。
ということだから、捩れているわけではない。でも捩れを感じる。私の感覚では、捩れていると断言できるほどに。
こんな場合は二つに分ける。一息に全部起こったわけではないので、時間経過を表すためにも分けたほうがいい。
「男はカウンター席に腰を下ろし酒を注文した。グラスを空け物思いからさめると、2つほど離れた席にいる女が泣いているのに気付く。」こんな風に。
> 男は普段は無闇に人に話しかけたりはしないが、 なぜか男は今日にかぎって、その女にどうしたのかと聞きたくなって声を掛けてしまった。
読点のあとの ↑ここは同じ主語を省略する。
夢をみた。気付いてしまった。叫ぼうとした。電話が鳴った。のシーンはあいだに眼が覚める必要がある。あるいは夢の中で叫ぶか。
最初に夢だと断らずに描写するともっといい。緊迫感をつくることができる。
細かいことを言うとほかにも変なところがある。話は悪くない。書きたいものが男の孤独なのか恐怖なのか中途半端。
二兎追うものは〜だね。怖くないけれど寂しい。何を表現するのか、決めるといい。
「ねえ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
なにか新しい話題を切り出す時、彼女は決まってこのフレーズを使う。
「愛と恋の違いはどこにあるのかしら」
僕には彼女の真意がつかめなかった。
「それはどういう意味だい?」僕は問い返した。
「どういう意味って、そのままよ。言葉通りの意味」
あの頃、ありふれた街のありふれた喫茶店で、僕たちはいつもこんな議論にも似た会話
を交わしていた。話題を出すのは決まって彼女で、僕はそれに答える。話題はいつも抽象
的なものだった。だから正解なんて出ないし、僕も彼女も正解なんて求めていなかった。
ただ単に、一種の言葉遊びを楽しんでいたのだ。
「愛はまごころ、恋は下心って良く聞くよ」僕は少し茶化して答えた。
「私はあなたの答えが聞きたいの。真面目に答えてよ」特に怒った素振りも見せずに彼女は
言った。
「いや、これでも案外真面目だよ」僕は言い返した。
「さっきのはただの洒落のようで、僕の言いたいことを端的にまとめているんだ。つまり
こういうことさ。恋は下心、つまり、恋というのは自分の欲求を満たすためにするものな
のさ」
コーヒーに手もつけずに彼女は黙って僕の話を聞いていた。そんな彼女から目をそらし、
僕は話を続ける。
「例えば、去年の冬、僕はいつも君のことを見ていた。君と話がしたかった、君と親密に
なりたかった、きみの手を握りたかった。うん、あれは恋だった」
僕はちらりと彼女の顔を伺った。彼女の顔からは嬉しさや照れといった感情はうかがえ
なかったし、相変わらずコーヒーには手をつけていなかった。
420 :
419:2007/01/23(火) 02:40:14
「今は?今はどうなの?そういう欲求は消えてしまったの?」
彼女はまっすぐに僕の顔を見据えて言った。
「そんなことはないと思うよ。現に今だって、君ともっと話がしたいし、手だって握りた
い」
「つまり、あなたは私に恋をしているということね」
「そういうことになるね。ただ……」
「ただ?」
「今の僕は、君に対して二種類の欲求を持っているんだ。一つはさっき説明した欲求。も
う一つは……。君を守りたい、幸せにしてあげたいという欲求だ。これが愛なんだと思う」
彼女は少しの間黙っていた。僕の顔を眺めながら、何かを考えているようだった。コー
ヒーはすっかり冷めてしまっている。
「なんだかプロポーズみたいね」ちっともおかしくなさそうに彼女はこう言った。
「そう受け取ってもらっても構わないよ」
それっきり僕たちは口を利かなくなった。二人で冷め切ったコーヒーを飲み終えると、
そっと店を出た。そして行く当てもなく、無言のままに街を歩いた。どれくらいの間、そ
うやって歩いたのか分からない。しかし、街の景色だけは今も鮮明に思い出せる。
そうしているうちに不意に彼女が口を開いた。
「今度は温かいコーヒーを飲みましょうね。二人一緒に」
それ以来、彼女は僕の前からすっかり姿を消してしまった。
酷評お願いします。
>>418 おー、すごく納得した。
駄文にレスしてくれてありがとう。
>>420 人物も奥行きがある程度あるし文は何の問題もなくスラスラ読ませると思うけど、
で、だから何?とか思った
>>419 過去の会話なので彼女のセリフは「」に入れない。入れてもいいけど、入れないことで過ぎたことだと表現できる。
あるいは僕のセリフに「」をつけないか。両方とも「」でくくるのはリアルタイムのときで。
聞こえている音(声)と思い出す音は違うものだと思う。
彼女も自分も顔が無いからラストが当然のことなのか気まぐれなのか良く判らない。
素敵なラストだと思えないのは、この先再会するのかしないのか、まるで想像できないから。
それゆえテレビのCMのような空疎がつきまとう。
>419
読みやすいし、好き。
でも村上なんとかをちょっと思い出した。
よく出てきそうな小説のシーンにだぶった。
言葉遊びとか、あてもなく歩くとか。
>「今度は温かいコーヒーを飲みましょうね。二人一緒に」
えっ、飲んでたじゃん。あんたが飲まなかっただけじゃん!とか、突っ込んで笑ってしまった。
426 :
418:2007/01/23(火) 03:32:49
すまない。間違いに気づいた。訂正する。
> 「男はカウンター席に腰を下ろし酒を注文した。グラスを空け物思いからさめると、2つほど離れた席にいる女が泣いているのに気付く。」こんな風に。
これ変だ。
「男はカウンター席に腰を下ろし酒を注文した。グラスを空け物思いからさめると、2つ離れた席にいる女が泣いていた。」こうだ。
>>419-420 ハルキ調が少し鼻につくが、文章は手馴れた感じ。
安定感がある。
ただ状況描写と人物描写が弱い。
修練をつめばモノになりそうな感じがする。
何の説明もないから、普通の若いカップルの話だと思って読んだ。
地の文はともかくセリフが寒すぎる。
中年のカップルだったら、味わいがあっていいかも。
文章はわりと書けてると思うけど
>「愛と恋の違いはどこにあるのかしら」
これはひどい。冒頭からこれは、完全にスルー対象になるだろう。
俺はハルキではなくヤマジュンを連想した。
こういうことを真面目にやられると、笑ってしまう。
俺だけかな? この世界に入り込むことに失敗したら、こんなにも違うのか。
いくら回想で記憶が曖昧とはいえ、いきなり始まると寸劇になる。
店内の様子、ここまでの流れ、人物、視覚全般が見えない。
僕の感情がどこから来たものなのか、唐突。「うほっ! いい男」みたいに。
431 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/23(火) 15:46:13
酷評お願いします。
一月程前には京に於いて右府が家臣の日向守の謀反によって本能寺で横死し天下が益々乱れ混乱していた時のこと。
雨の滴るなか笠を被っただけの百姓のような粗末な身なりではあるが帯刀しているため、かろうじで浪人か何かとわかるぐらいの男が一人、僧房の門をくぐってきた。
稚児であった私は、この男の世話をする事となった。後に人伝てに聞いた話では元は名のある大名の家臣で家柄も身分も高かったらしいが主家が戦に負け没落してしまい、これを機に俗世を捨て仏門に入るために山に登ったらしい。
男は左馬之介と名乗っただけで、後は喋りかけても何も口を開かなかった。
翌日、参詣の信徒が筑前守が山崎において日向守を破り、日向守はどこぞ落ち延びたそうじゃと噂しているのを聞いた稚児仲間の話を又聞きして、あの、おかしな浪人にも聞かせてやろうと思った。
読みにくいでごんす。
>>431 芥川が好きなのか。それなら、もう一度読み返してみるといい。
彼は非常に折り目正しい簡潔な文章を書く。こういう稗史風のものを書くとき
彼の文章は良い手本となると思う。
後、もう少し書いてもらわないと、
こちらも文章以上の批評が出来ないと思うのだが。
>>431 一つの文章にいろいろ詰め込みすぎ。
主語と述語が離れすぎないように注意したほうがいい。
>>431 小難しい上っ面だけの語彙が多すぎ。まったくイメージを喚起しない。
・右府や日向守って誰だかパッと浮かばないよ。本能寺で一応分かるけど。
・「天下が益々乱れ混乱していた」って、具体的にはどういうことよ?
・「笠を被っただけの百姓のような粗末な身なり」人物の第一印象を決める描写が
こんな貧弱ではいかんよ。こういう所こそマニアックな語彙の使いどころでしょ?
・祇園祭とかの子供も稚児って言うんだよね。舞台もはっきり示さないまま(「僧房の」
一単語のみ)いきなり言われてもどっちか分からん。
語順や係り結びが破綻してる。
「一月程前には〜混乱していた時のこと」 って明らかにおかしいよね?
リライトスレに回したがいいと思う。
>431
>一月程前には京に於いて右府が家臣の
まで、読んだ。
ひどい。ひどすぎる。
朝日文庫『日本語の作文技術』本多勝一
を、まず読んでみろ。話はそれからだ。
本多勝一かよ! ジャーナリストだよ、あかぴの
>>431 ぶっちゃけ物語書くレベルじゃない。
まずは読みやすい文章の練習に、何かレポートでもまとめてみるといい。
>>431 やたらと評価低いけど、俺はそこまで嫌いじゃないな。
確かに読みづらさは酷いものがあるけど、それを改善すれば化けると思う。
440 :
419:2007/01/24(水) 02:07:28
みなさん酷評ありがとうございます。
全レスすると見苦しくなりそうなのでまとめてレスさせていただきます。
まず、多くの方が指摘してくださった「村上春樹に似ている」という点ですが、
改めて読み返しますと、確かに皆さんのおっしゃるとおりでした。
似ているというよりも村上春樹の猿真似に過ぎないようです。
次に、内容がないという点についてですが、これもその通りであると思います。
物語の冒頭部分であると想定して書いたものでしたが、状況描写と心理描写が弱く、
読者を引き込む要素が全くなかったようです。
会話が寒いというのもおっしゃるとおりです。なるべく自然な会話を描くよう心がけたつもりでしたが、
皆さんの酷評を頭に入れてから読み直すと、悪い意味で前時代的なものになっていました。
回想シーンにおけるかぎ括弧の用法について指摘は大変ためになりました。
ヤマジュンっていうのはクソミソテクニックの人ですよね?自分の文章を読み直すと
三文芝居のようで失笑ものになっていました。
物語を書くのはこれが初めてで右も左も分からない状態でしたが、
みなさんのおかげで次に修正する点が明確になりました。
改めて御礼申し上げます。
441 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/24(水) 10:06:38
拠って立つところが不健全なスレッドはいずれにしろ不愉快。
荒れて当たり前だろうがこんなスレ。
好きな奴は勝手に続けなさい、嫌なら読むなってことなんだろうけど。
442 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/24(水) 10:39:29
>>441 お帰りなさい、原子力専門の気違いさん。
すみません。新参なんですが、スレの流れが読めない。
ここは、書き手の文章を真面目に批評する場なんですか?
荒探しをして貶す場なんですか?
まとめサイトの過去ログを読んだんですが、
スレッドのタイトル最初は「批評」なのになんで「酷評」になったの。
少し、意味合いが違うと思うのですが。
444 :
共食い鳥と木の実:2007/01/24(水) 11:21:20
3レス(原稿用紙7枚以上、もしくは100行以上)を
超える量の文章は、外部に晒してリンクを貼ったほうがいいでしょう。
と、>>2の投稿する人へ
に書かれているのですが……
私は公開する前に
「こう言った文章技量で、こう言った感じの物語を書こうと思う
のですが、評価(酷評・批評問わず)をしていただけませんか?」
と言うことで、ここに小説の一部を書き込みたいのですが、
3レスを超えそうなのです。
よろしいでしょうか?
ちなみに、公開済み小説の加筆修正版なのです。
>>443 問題点を探す方向性で真面目に批評する場。
「バッシングするところ」と認識することでどういうメリットがあるかというと
投稿者:批判に精神的に耐えられなかった場合、「まあここは難癖つけるスレだから」で逃げてしまうことが可能
批評者:「俺の文学を理解できないアホはいませんよね?」的な投稿者があまり寄ってこないため理不尽に煽り返されることが減る
>>444 txtファイルなどをアップロードしてもらった方が可読性が高いんだが、
別に4レス以上だと問答無用で没というような規定を作っているわけではないので、
5レス程度ならいいんじゃないか?
446 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/24(水) 11:38:13
>>444 三レスか四レスで十分に技量はわかる。
全文を投稿する必要はなし。
447 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/24(水) 12:01:25
>>445 丁寧なレスありがとうございます。
去るか、留まるかなんですね……
留まらせていただきます。
そう遠くなく拙作をさらそうかと考えておりますので、
その際はご批評よろしくお願いします。
448 :
共食い鳥と木の実、改め『鳩梨』:2007/01/24(水) 12:16:58
>>419 投稿者の技量だけではなく、才能や人格まで貶める愚かな回答者もまれに現れます。
また真摯に回答しても、それが役に立つかは別の問題です。
酷評は適当に受け流しましょう。
>>403氏の小説ページが<すいませんつまらなくてごめんなさいもうやめます>になっていて驚いた。
初投稿から僅か二日。
どのような中傷を受けたのか知らないが、他人の批評など鵜呑みにしてはいけない。
他人の自尊心や夢を砕くだけなら、そんな批評は無いほうがいい。
>>448 こういうラノベ的なものは初めて読んだ。
誤字が多すぎる。どこを加筆修正したんだ? せっかく書いたのならもっと丁寧に推敲しろ。
―― を多用しすぎ。使う必然性を感じない上にくどい。使用するポイントを絞るべき。
表現がくどかったり内容の重複が目立つ。例えば、下の部分は
>本来ならばこの時間は授業があり、彼女たちもこの時間受けるべき授業がある。
>この時間の授業は数学だ。今ごろ、クラスメート達は必死に数式と戦っているはずである。間違っても、午後の授業が無い土曜日でもないし、自習と言うわけでもない。
>彼女たちはサボりだった。
彼女たちにはこの時間受けるべき授業がある。今ごろ、クラスメート達は必死に数式と戦っているはずである。彼女たちはサボりだった。
このくらいすっきりさせた方がいいと思う。
とにかく読むのが苦痛な文章。もちろん、ジャンルがどうこうではなくて。
作者の貧弱な語彙力と文章に対する感性の鈍さが伝わってくる。
もっと色々な種類の本を読んで知識と感性を磨くべし。
>>448 表現法の濫用が目立つなぁ。派手な表現は、当たり前に通じる日本語の中にぽつぽつと
忍ばせてこそ効果的に働くものだよ。やめようぜ、倒置法は。
冒頭から味気ない建物の説明に入るのもすでにどうかと思うが、
>赤茶色の落ち着いた外観の建物
>上流貴族が住んでいそうな趣の、立派な館。
>中世欧羅巴あたりのお城を訪仏とさせる外観の、校舎よりも少し小さい程度の建物
>ゴシック調の荘厳さと清浄さの溢れる大聖堂
描写が漠然としすぎ。どれがどれだか分からなくなるよ。「中世欧羅巴あたりのお城」なんて
要塞っぽい城もありゃあ宮廷っぽい城もあるでしょ。いちいち全部取材しろとはいわないが、
せめて百科事典で分かる程度の知識ぐらいは身につけておこう。
あと、キャラ付けには連想するためのわかりやすいキーワードが欲しい。適当に考えた例だが、
「立派な時計と鐘がある図書館」「変な彫刻のある噴水」みたいな。
>その容姿は整っているが中性的で、女性が見れば少年に、男性が見れば少女に見えるだろう。
そこを、「髪はこんなで、脚はこんなで、皮膚はこんなで……」って描写して、読者に「中性的な
キャラだな」と思わせるのが小説だろう。モノ書きが描写から逃げてどうするよ。
>雛罌粟・鏡
>峰岬・鈴音
読めない。人間は、理解できないことは忘れてしまう生き物だよ。もっと覚えやすくて
あり得る名前を考えなさいな。
>>448 冒頭から神視点での説明が続くのはNG。
この程度の設定は、登場人物の視点で描写したほうがいい。
セリフとセリフの間に心理描写と無関係に、長文神視点の人物描写が入って
いるので、会話の内容も人物の様子もあまりよく伝わらない。
文章が下手なせいもあって、全般的になにを伝えたいのかがわからない。
神視点、鈴音視点、鏡視点と視点が動きすぎ。
まあ問題外だな。
神視点でなければならない必然性があるのか?
>>448 設定や背景描写をいきなり始めてはいけない。読者がその世界に興味をもってから説明する。
それは「外から見た何やらありがたそうな風景」だよ。パンフレットだ。内側で日常を過ごす人の視線ではどう映るの?
削除したほうが良いと思われる文章
> 美しいソプラノ――ではないが、どこか透き通るような声。けれどそれは決して透明ではなく、透かすことの出来ない色がついている。
( д)゜゜
逐一引用しようかと思ったが、これは困った。全部書き直すしか治療することは難しい。余計な装飾が多すぎて
肝心なことが何もわからない。いっそのことイラストレーターに全部任せて、おにゃのこに関する描写を全部削除したほうがマシだ。
鳥肌と不気味な笑いが。これ以上先は読めない。初めて最後まで読まずに評価する。
すまないが僕には無理だよとキョウは言った。END
453に追加して、というかこれだけではあんまりなので、打開策を少し。
人物に「美しい」のような形容詞をつけない。プロでも栗本薫などがよくやるが、この作者の主要キャラはみんな美しいのかとあきれる。
文章は簡潔、語句は平易を合言葉に。
普段目にしない表現は、どうしても使いたい一場面のために残しておく。100枚に一箇所でも多い。
三人称で書く。主人公以外の内面には踏み込まない。主人公が寝ているときや不在のときを除いて、視点を別のキャラに移さない。
―を使わない。…も使わない。
主人公の名前を山田花子にする。
え、最後の嫌だって? それじゃあ工藤京子で。なんでもいいよ名前なんて。
>>443 >スレッドのタイトル最初は「批評」なのになんで「酷評」になったの。
>少し、意味合いが違うと思うのですが。
「批評」された投稿者がぶち切れて荒れてばかりいたので、「酷評」を
覚悟で投稿してくれという意味合いで変った。
すると「酷評」を罵倒と勘違いする輩も出てきり、誉めたら「スレ違い」
だと言い出すやつまで現れたのは困ったもんだ。
あくまでも「当スレは投稿者を育てるのが目的」。
良ければ誉める。悪ければ指摘する。
456 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/24(水) 14:51:01
458 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/24(水) 15:18:25
>>457 文章が中学二年生レベルと言うことですか?
こういう手法は余り使わない方がよろしいのでしょうか?
459 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2007/01/24(水) 15:33:08
>>455 >「批評」された投稿者がぶち切れて
そんな奴、いるのか!?
信じられん……。
>459
>120
>>458 私は457ではないが、作品を拝見させて頂いた。
最初に断っておくが、あなたの年齢は関係ない。作品を書いた人の年齢がいくつだろうが、まったく作品に関係ない。
457はスルーしたほうがいい。
私はあなたの作品を読んで、あなたには読書量が不足している感じた。
文章力と読書量は比例する。書店やの町立図書館などで興味のある本を探してほしい。
読むことで文章力は着実についてくる。ただ気になったのが、作品の雰囲気が少し暗いようだ。
個人的な意見だが明るい感じのが読みたかった。
462 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/24(水) 16:14:20
>>461 評価して頂きありがとうございます。
ご指摘して頂いた通り、読書量が足りないのは全くもってその通りだと思います。
自分が読んだ書物の量などから今自分ができる限りね文章書いたので、
その中で酷評して頂けたらと思い投稿したのですが、やはり読書量が全く足りないことを痛感させられました。
ただ文章が暗いのにはそれなりの理由がありまして、
お気付きかとも思いますが、今回の話は今現在の世界を一つの教室に纏めてみたら
と言う題材から作らせて頂いたので、やはりどうしても暗い世の中を反映する形となってしまいました。
一つだけお聞きしたいのですが、このような手法はあまり受け入れられないのでしょうか?
>>462 「手法」ということだけならアリだろうね。
しかし如何せん面白くないのは、書かれている内容が平々凡々、そこらの通行人に
インタビューしても返ってくるようなレベルの話だから。
風刺にもなっていないし、スラプスティックな笑いがあるわけではない。
ついでに言えば文章自体にも魅力がない。
横から。
>>458 「このような手法」っていったい何?
世界を教室に、国を生徒にたとえること?
アリだとは思うけど、似たようなものはたくさん書かれてるから面白味に欠ける。
せっかくキャラクターを固めてあるから、個性を活かして描写すればいいのに。
淡々とした説明文で、過去にあったことや現状は語られているけれど、
未来が見えない。
現実の世界で先が読めないから、という理由であえて切っているなら、
そのことを文章内で語った方がいい。
465 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/24(水) 16:46:04
>>463 >>464 なるほど。
自分としてはこの先、これを元に色々な国の人達の目線で書こうと思っているのですが。
それでもやはり平凡な内容では面白味にかけると言うことになりますか?
ご指摘頂いた通り、過去と現在の視点でしか捉えられていません。
未来のことはまだ分かりませんので敢えて書きませんでした。
確かに断りを入れた方が良いのかなと思いました。
>>461 みたいな文章を書くやつは病気なのか?
まあおおかた文庫の読みすぎで頭が狂ったんだと思うが・・・
>>465 新人賞を狙うというなら止めたほうがいいだろうね。
個人で楽しむ分には好きにすればいいと思う。
オリジナリティーはまったく感じない。
批評お願いします。
弁当の蓋を開けると、白飯が詰まっていた。
おかずは何一つ見あたらず、目に入るのは白飯だけ。
最近の姉ちゃんの横暴さには呆れる限りだ、ほんとに。
ことの始めは今週の始めにお母さんが体調を崩したことだった。
お母さんの代わりにアタシのお弁当は姉ちゃんが作ってくれることになった。
初日のお弁当はまともに気合いが入ってた。
アタシが幼い頃遠足に持って行っていたようなゴージャスなお弁当で、タコウィンナーやら、オムレツやらがたくさん入ってた。
これは普通においしいかったし、姉ちゃんさすがって思ってた。
続いて二日目のお弁当。
この日から様子がおかしくなってきていた。
その日のお弁当の蓋を開けてすぐ閉めた。
今まで生きてきたなかで、お弁当の蓋を開けてから閉めるまでの時間はこれが最速だったはず。
白飯と、コンビニのポテトサンドイッチ。
お弁当に内蔵されていたのはこれだけだった。
アタシの頭の中では、パンと白飯はともに主食で、両者はお弁当のメインである。
従って、両者が一緒にお弁当に入ってんのは、アタシの常識では邪道であった。
でも残しても勿体ないし、仕方ないから完食した。
アタシはその日家に帰って姉ちゃんにサンドイッチと白飯を一緒にしてくれるなと頼んでおいた。
多分姉ちゃんはこの時すでにアタシのお弁当作りに飽きがきて、もうやめちゃいたいって思ってたのかも。
それも、たった1日で。
3日坊主を見習って欲しいとアタシは思う。
少なくとも3日は努力するから、1日で飽る姉ちゃんよりマシである。
まあ、熱しやすく冷めやすい性格だからね。
きっと熱伝導率が半端ないんだろうな。
でも、無駄にプライドの高い姉ちゃんは自分からアタシのお弁当作るって申し出た手前、自分からやめちゃいたいなんて言えない。
そこで姉ちゃんは考える。
どうやって、自分のプライドを傷つけることなく弁当作りを放棄しようか?
それもごく自然な流れで。
そして、姉ちゃんはアタシにもう作らなくていいって言わせることを思いついたのだ。
アタシそう言わせるには……。簡単。
嫌がらせメニューをお弁当に詰め込むだけでいい。
もともと姉ちゃんはアタシにいたずらしたり、嫌がらせしたりするのが大好きな女だし。
もし姉ちゃんが、趣味は何ですかって、聞かれたなら、きっと妹いじりって答えるに違いない。
そんなサディストな姉ちゃんなら嫌がらせメニューをいくらでも思いつくだろう。
サディスティックなメニューを思いついては、早起きして、嬉々としてお弁当を製造する姉ちゃんが目に浮かんでくる。
もしかしたら、この時点で当初の目的とその手段が本末転倒しているのかもしれないけど。
白飯弁当に目をやりアタシはため息をついた。
「どったの?また姉ちゃんのDV弁当?」
隣の席の江藤がアタシのお弁当をみてニヤニヤしている。
サラサラした前髪は日に焼けて茶色ぽい。涙袋のある目はつぶらで細い感じで幼さが残るのに、眉毛はキツい。
アタシはそのニヤケた唇をぼぉっと見つめた。
「なに?なんで俺の顔見るの?好きなの?俺が」
不思議なあどけなさがある顔がまたニヤつく。
「うん、大好き、超好き。そうだ結婚しよ、結婚。もし断ったら縛り付けて、口に電球入れてほっぺを両サイドから殴ってやるわ。口の中で電球が割れて、喋れなくなった愛しの江藤くんをさんざんいたぶって、最後は樹海に捨ててあげたい。それくらい好きよ」
バカなことを口走る江藤にアタシは早口でまくした。
すると江藤は怪訝そうに眉を寄せるが、口元は笑っていた。
江藤はいつだって笑っている。
>>469 まず、テンプレくらい読め。なにか書こうと思うのは、日本語を読めるようになってから。
体言止め多すぎ、短文でブツブツ切れ過ぎなのは自覚してる? 要するに名詞に頼っちゃって、
述語と助詞・助動詞の使い方が下手なんだな。具体的にどうするっていうのはキリがないから
書きたくない。リライトに回すことをオススメする。
構成がうまくない。四行目にいきなり回想をはさむことで、どういう効果が出ると思ったの?
時間軸を混乱させるデメリットをしのぐメリットがあるの?もっと戦略的に書いていこうよ。
姉ちゃんの弁当のエピソード自体にもオチがないし。
476 :
457 :2007/01/24(水) 18:42:59
>>458 まだ書きなれていない感じがしたってこと。
俺が中学の頃も小説書いてた子が居たけど、こんな感じだった。
とりあえず色んな本読んで数をこなしていけばいいんでないの?
>>467 >>461は痛い子だからスルー推奨。
>469
まくした まくしたてた
入ってた 入っていた い抜き言葉多数
飽る 飽きる
茶色ぽい ><
ニヤケた
ニヤつく 不統一
弁当に「お」がつくつかないの差はなんだろう……
あなたはうっかりものです。書き終えたらもう一度読み返しましょう。さぞテストで単純ミスをくりかえしたことでしょう。
くだけた表現は会話だけにとどめるように。主人公は小学生ですか? 純真と池沼は違います。
いきなりカットバック! 目的は必要な部分だけ羅列するためだろうが、手抜きのためにやられると。時系列マンセー!
弁当を食うところを描写せい。托鉢してまわれ。うがーと叫べ。主人公は空気か。回想は人物像がわかるまえにやっても駄目。
こんな人物の記憶なら都合よく改竄されているだろうと、ニヤリとするかもしれない。これはしない。
時系列で書いて、魅力的なものにならないなら、陳腐なのかもしれません。魅力はあるので、うまいこと書き直し出来たら、また貼ってみてください。
一生けんめい作ってくれたならともかく
嫌がらせで作ってるマズイ弁当なんか持ってかなければ?
園児じゃないんだからコンビニでパンでも買えばよろし。
>456
ネットで書かれていることが、全て真実ではないと知っていますか。
物事は見方を変えるとまるで別の側面をもっていますよ。
これは風刺になっていない。日本人に向けて発信するなら、日本人に問いかける内容でなければ。
何を問われたのか、私にはわからない。これを書くことは、作者自身に何か意義があるのですか?
X 一生けんめい
O 一所懸命
>480
一所懸命も一生懸命も○
482 :
↑:2007/01/24(水) 22:26:47
プププププ
>481
本当だ、俺無知だ。
さっそく調べるとその通りだ。
以下要約。
一所懸命は武士が一箇所の領地を懸命に守ることから生まれた。
一生懸命は一所懸命の間違いから生まれ、同じ意味で認められた。
ニュアンスとしては、ある期間頑張るのが一所懸命。
長い時間頑張るのが一生懸命。
やはり普段の使用には一所懸命が相応しいが、知らなかった俺が言える立場でもない。
>469
主人公、何歳?おんな?
姉ちゃんは何歳?何歳差?
なぜ姉ちゃんが作ることになったの?
なぜ主人公が作らないの?
面倒なら二人とも買えばいいじゃん?
いまどきは親がいても購買のパンの方がいいってやつもいるし。
なんでそんなへんてこな弁当を我慢して持っていっているんだか。
それから父親の弁当は?父親はちゃんと食べているの?
それとも母子家庭?
お母さんの体調は?入院?ご飯作れないんだもんね。
母親を心配する、もしくは母親がいないことで不安になる主人公がかかれていない。
弁当つーくらいだから、小学生じゃないんだろうなあとは思うけど
他になんの情報もない。
粉かけてくる男の描写より、そっちのほうが先だと思うんだけど?
2ちゃん、文章ともに素人です。
これは書きかけの小説の冒頭ですが、
率直な批判、中傷、意見、なんでもよろしくお願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
小さな街では、知り合いの知り合いも知り合いということがあった。
特に真夜中まで遊んで、シャッターの閉じたビルの前で夜明けを待ち、
電車が動き出す頃に地下鉄の駅のホームに集う顔ぶれは、いつも同じだった。
ある者は酒を飲み、ある者は音にのって踊り、ある者は恋人と一夜を過ごした。
だとしても、その顔ぶれはみな友と呼んでよかった。
その街にはそれを許す大人たちがいたし、多くの大人たちがそうして年を経ていった。
たとえ通勤の途中で、私たちの帰りに出会ったとしても、嫌な顔をする者はいない。
いつからか真夜中は私たちの世界になっていたし、
昼間に働く者もかつては私たちと同じような連中だったからだ。
昼と夜も、仕事と遊びも、その境界は曖昧で、真夜中に若者が群れをなした。
そういう時代だった。
私の友人、シーンもそういうひとりにすぎなかった。
夜の街のどこかで必ずすれ違い、誰か友だちの彼女だったり、
夜ならふと挨拶を交わす程度の会話はあっても、絶対に昼の街では会わない。
そういうひとりだ。彼女とはもう何年も会っていなかったから、
夜中に鳴り響く電話の着信音が私の眠りを妨げなければ、
しばらくは彼女のことを忘れていたに違いない。
酷評お願いします
終戦から一年が過ぎようとしていた。
置屋を出ると日が登っていた。闇市の人でごった返す中を私は汗だくになって自分の家に向かっていた。
途中で朝鮮人が営む狭くて小汚い飯屋に入った。品書きがそれだけしかないモツ煮込みと白飯を頼んだ。飯はベチャベチャして粥のようだったが構わずかき込んだ。喰い終わると密造の濁酒を湯呑みに一杯だけ頼み、一気にあおった。
私は当時、進駐軍の軍需物資の横流しなどを手広く扱う雑貨屋兼質屋をしていた。飯屋を出ると。すぐ近くにある店と自宅を兼ねてた、大きいだけの粗末な住まいに向かった。昼間は店側にいる妻に気付かれぬよう家の方の裏口に回り、物音一つ立てず泥棒のように入った。
誰もいない居間に行き棚に入れてある進駐軍からの横流しの缶煙草に手を伸ばした。缶を開け隙間なく詰まっている煙草を一本取り出すと燐寸で火を付けると紫煙の甘い匂いが部屋を満たした。
置屋で女を抱いて昼前に帰り、妻が働いている時に高い煙草で一服する。働き者の妻がいればこそと思った。
>>486 485です。人の文をどうこう言える人間ではないのですが、少し。
書き出しが良いです。
書き出しから自然に文が繋がっていて、読んでいて光景が目の前に浮かびます。
ただ、もし続きがあるなら、その書き出しからはじまるテーマは
既視感のあるもの、あるいはまとめ上げることが難しいテーマだと感じます。
しかし、描写は何かのコピペかと思うほどだと思います。
>>485 確かに素人くさいな。
冒頭から主人公がどこにいるのか、どんな人物なのかがわからない。
まず主人公を登場させ、主人公の目線で見聞きしたものを書くように
したほうがいい。
>>486 批評するにはちょっと短いな。
文章はいい感じだから、修練をつめば上達しそう。
ただ状況描写が弱い。
冒頭の置屋を出るシーン、飯屋、自宅、共に描写がなく記号で終わっている。
どうも回顧録(回想?)っぽいが、それがプラスに働くかどうかはこれからの展開
次第となる。
戦後の物語を書くなら、回想ではなくリアルタイムで書いたほうがいい。
回想だと、どんなピンチになっても主人公が助かるということがわかてしまう
ので臨場感がでなくなるから。
>>462 明るいものが読みたいと言ったのは、あくまで個人的な所感なので気にしなくていい。
質問の答えだが、文学はどのようなテーマ、題材、手法も受け入れると私は思う。
世間一般で受け入れられるかという意味ならば、読者を世間という広い範囲でみるのでなく、個人単位で見てほしいとだけ言っておく。身近なだれかで、本を読まない人でも読む人でもいい。その人を楽しませようという気持ちで、まずは書いてみてほしい。
そのための技術を磨くためにも読書の幅を広げることをすすめる。筆をとるのはそれからでも遅くない。気が向いたら古典文学も手にとってほしい。物事の本質を見抜く目が養われる。私には、あなたの歴史と世界に対する認識がとても深いとは思えなかった。
>>469−474
あなたの作品を拝見させていただいた。
あなたの作品にこめた意味はなかなか強烈に感じた。しかし悪意はまったく感じない。
むしろ痛快だ。あなたの人柄や技術によるものだと思う。
ただ、気づいているとはおもうが、これはこういう場所だからこそ真価を発揮する。
紙片に収められるとその効果が弱まってしまうだろう。
私は、最後の段落の主人公の啖呵を読んで、あなたの意図に気づいた。それほど
その台詞は秀抜だった。
>>457 あなたの気を害すような書き込みをして申し訳なかった。
頭に血が上って書き込んでしまったが、反省している。
ここの常連の方々も雰囲気を悪くして申し訳ない。重ねて陳謝しておく。
また、ここを読ませていただくが、書き込みは出来るだけ控えるので許して頂きたい。
以上の私のレスに対する返答はいらないので、納得いったら参考にして、必要ないと
思ったスルーしてほしい。
>>485 「知り合いの知り合いが知り合いであるような小さな街」
「繁華街から地下鉄の始発を待って家に帰る」
この2つからは相反するイメージを受けざるをえないのだが、
ロンドンやブエノスアイレスでは日常茶飯事だったりするのだろうか?
495 :
鳩梨:2007/01/25(木) 12:09:19
>>450 >>451 >>452 >>453-454 まとめてのお礼ですがご容赦を。
わざわざ拙作に時間を割いて評価していただき、誠にありがとうございました。
皆様のお陰で、色々わかりました。
勉強し、鋭意努力して小説として認められるモノを書けるようがんばります。
今まではフィルター越しでの意見等が多かったため、こうして厳しく言ってもらえることはありがたかったです。
また評価を頼みに来るかもしれませんので、その時はまた、よろしくお願いします。
>>494 一生懸命はライフワークでも命がけでもない場合に使用されても
誤用にしかみえんな。間違う人が多いから、一応認められている。それだけだろ。
>>483がスレ違いで荒れないように、ああ書いたのに、その意図もわからず何勝ち誇ってのか。
一生けんめい。こんなの、ひらがな混ざりだから大間違いだろ。
>>485 ここまで主人公の長い回想、語り、独り言の類だね。どこまで続くのだろう。
よくあるパターンでは、冒頭電話で起こされて、懐かしい名前だときて、回想だけど。
べつに踏襲しろとは言わないが、いつ現在に到達するのだろう?
そういう時代だった。とあるから、ここからまだ長い独り言が続くのかな。
もし電話で起こされた時点が現在なら、そのように書くこと。語りから描写に切り替える。
とりあえず、顔の無い人の回想を聞かされるのは退屈。
>>486 句読点の置き場所を見直して、校正してから貼ろう。統一感と安定に欠けた文章になっている。
> 飯屋を出ると。すぐ近くにある店と自宅を兼ねてた、大きいだけの粗末な住まいに向かった。
昼間は店側にいる妻に気付かれぬよう家の方の裏口に回り、物音一つ立てず泥棒のように入った。
> 缶を開け隙間なく詰まっている煙草を一本取り出すと燐寸で火を付けると紫煙の甘い匂いが部屋を満たした。
それらしいキーワードをしてそれっぽい風景を演出しても、肝心の描写が無い。
どこかでほころびがでると映画のセットだとバレてしまう。
498 :
薬叉丸 ◆H2TCSpqpqE :2007/01/25(木) 13:46:56
>>486 人物設定の甘さを感じましたです。。
その甘さそのままに違和感をもちながら読ませてもらったです。
違和感の原因を突き詰め考えみましたところ、
戦後のどさくさで進駐軍の一部のやくざな兵隊とグルになり軍需物資の横流しをやる
ような人物はかなりな荒っぽいことを平気でやるのではないでしょうか。
そして、そのような人物を表現するには地の文が繊細過ぎますです。同じ繊細といっても
繊細のなかにも幾つも種類があると考えておりますです。男性でありながら、女性的な
繊細さと、また逆に、男性的な剛胆心のなか出る繊細な心配りとさまざまな繊細があると
思うです。本文の主人公、髪結いの亭主の如き
精神表現をしたのではまったくもって不適切なのではと思いますです。。
戦後の愚連隊、安藤組の安藤昇氏がノンフィクションの著書をいくつか出版されております
です。ご参考になれば幸いですです。。
>486
匂いも味もしない食べ物。音の無い雑踏。回想は続くよどこまでも。
>>475 >>477 >>478 >>484 >>491 の方々ありがとうございます。
客観的に見てどんな感じとか、具体的にダメな箇所を指摘してもらって、勉強になります。
これらの箇所に注意してリライトしたモノを貼ったとき、また批評していただきたいです。
ところで
>>491の方。
書いてるコトが私には難しくて、なんとなくしか理解できませんorz
よかったら詳しく説明をお願いします。
>>492 気にすることなんてないよ。
どう読んでも457のような一行レスなど
作者の為になる酷評としてスレに存在してないんだから。
これからも、投稿者へ愛情ある酷評を感じたまましてやればいい。
賛成だね。スルーとか言っているのが本人だから。
>>449に書いたけど、バカにするだけなら批評しないほうがいいよ。
抽象的なレスは役に立たない。具体的に欠点を指摘されたら
指針にそって書き直す。落ち込んでも手をつける。前向きになる。
そう願っているよ。
おかしな酷評をする奴はいつもアホな批評をしているようだから、
投稿者は、自分が納得できないアホな酷評には返レスをしないほうがいい。
そうすることが、馬鹿批評者を淘汰する契機になるかもしれないからね。
ここは裏から言えば、投稿者が酷評者を育てるスレでもあると思って、
投稿者の方も遠慮なくスルーしてもらいたい。以上。
ここは匿名掲示板だから。
無責任な発言にいちいち振り回されるやつにも問題がある。
平然と嘘を書くやつ、ウイルスへのリンクを貼るやつ。
リライトマンが紳士にみえるくらいの異常者がうろうろしている。
ここはまだマシ。
どれだけ直せと指摘をうけても、直したくないところは直さない。
与えられたアドバイスを取得選択する。
最低そのくらいの能力を、依頼者の側も要求される。
お礼の言葉も役に立たなかったと思ったらしない。
>>486 たしかに回想はよくないね。
以下、気になった細かいところを。
>闇市の人でごった返す中を私は
「人でごった返す闇市の中を私は」のほうがいいような。
>途中で朝鮮人が営む狭くて小汚い飯屋に入った。
時代を反映させて「三国人」と私なら書く。
>喰い終わると密造の濁酒を湯呑みに一杯だけ頼み、
「密造の濁酒」。ここだけではないのだが、全体に説明過剰。
当時の闇市のどぶろくは密造に決っているのだから「濁酒」だけでいい。
>私は当時、進駐軍の軍需物資の横流しなどを手広く扱う雑貨屋兼質屋をしていた。
これも書きすぎ。「横流しなどを手広く扱う」も、違法行為に対して適切ではない。
「雑貨屋兼質屋」もぴんと来ない。
そもそもこの一文があるから回想になってしまうので、削除したらいい。
>進駐軍からの横流しの缶煙草
缶煙草というのは缶入りピースのような煙草なのだろうが、進駐軍の物資に缶煙
草ってあったの? 当時の洋モクは紙包装のもだけだったような気が。
>置屋で女を抱いて昼前に帰り、
これもどうなんだろ? 置屋というのは女を周旋する仲介業であって、そこで抱く
ことはないと思うのだが。当時はあったのかね?
間違ってたらごめん。
>>456 ちと遅くなったけど、まだ見てるかな?
小説を書こうとしてるんだったら、今のままでは小説になっていないです。
要は設定とかの問題じゃないんです。
まず、文章が説明ばかりで描写がない。一度、小説をじっくり読んでみな?
分かりきった説明だけの文章では、人をひきつけることはできないよ。
それから、一度に何人もの登場人物を書こうとしても無理がある。
一話ずつの短編にして、一人ずつ登場させてエピソードと共に人物像を書いたらいいと思うよ。
まあ、まずはいろんな本をじっくり読むことだ。
ある程度読めば、なんとなく分かってくることがあると思うよ。
そこからがまた大変だけど……。
507 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/26(金) 01:37:27
>>506 どっからどう見たって小説を書こうとはしてないだろ
こういった手法は、とも言ってるし
508 :
486:2007/01/26(金) 04:04:17
酷評ありがとうございます。
色々と参考になりました。今度からは色々と下調べしてから書きます。
>>488 主人公目線で、は参考にさせていただきます。
>>485 場所は決めてないです。寓話みたいなものなので。
海外の作品を読むと、行ったことがないだけに、
固有名詞があっても、なんか寓話的に読めるという感じが好きなので
そういう匿名的なかんじにしたいと思っていました。べたかもしれませんが。
>>497 そのままずばりの導入です。カポーティの「ティファニーで朝食を」の導入部を
参考に、下手糞ながら書いていたりするので。
「現在」の問題は、よくつっこまれるので考えます。
しかし「顔」がある人の回想なら、少しは読めるのでしょうか?
語り部のキャラというのも確かに重要かもしれません。
ともあれ、皆様どうもありがとうございました。
>509
>しかし「顔」がある人の回想なら、少しは読めるのでしょうか?
趣味じゃない話だったのでスルーしてたが、これみて初めて読んだ。
「顔」がない人間は恐ろしく退屈。
続きがないのならこれでも良いだろうが、普通は起承転結であるのが文章。
次の話につながるまで、読み手にイメージをきちんと喚起させなければ話にならない。
この作文だけだと、読み手の持っている記憶の中で(あえて頑張って読むなら)各自勝手に広がってしまう。
ウエストサイドだったり、渋谷だったり、たけのこ族だったり、戦後の混乱のさなかだったり、
読み手によって様々になる。
そうやって読み手なりにイメージしたものが、次に続いて行く文章で乖離してしまったら
もう先は全く読めなくなる。
自分は今の渋谷をイメージしていた。
なので、カタカナ名前のたったひとつで置いていかれてしまった。
ジエンド。
>海外の作品を読むと、行ったことがないだけに
読み手は当然行ったことあるやつもいるよね。
その参考にした作品を読んで、ものすごいリアリティを持っている人間は少なくない。
寓話的にするのであれば、それなりの世界観を自分の中でもたなければいけない。
寓話的というのと、曖昧で描写できないというのは、違う。
作者が自分でわからないと言うのは恥だよ。
甘えてはいけない。
511 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/26(金) 09:36:04
始めまして。
最近ブログで小説を書きはじました。
初めてのコトなのでどこがいいか悪いかよくわかんないんです・・
酷評お願いします。
512 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/26(金) 09:41:25
華子のアトリエは向日葵の畑に包まれている。
50坪ほどの大きな向日葵畑。
昔からこの村の観光地だったここに村長さんや大人達が華子のアトリエを建てたんだ。もうこの村に観光にくる人も居ないし…なによりみんな華子が大切なんだ。
華子に笑って居てほしい。華子はこの村の看板娘なんだ…表に出せない…看板娘。
ミク「うん…ほんとに綺麗だねココ…この村に来て一番ビックリしたなぁ」
太郎「そうだね。誰もココを外に宣伝したりしないからね…ココは華子の隠れ家みたいなもんさ。
もう誰も…勝手にここに近寄ったりしない。村のはずれにあるから、外から来た人も気付かないしね?」
ミク「うん。私もハナちゃんに連れてきてもらうまで気付かなかった。学校に飾ってある向日葵畑がほんとうに在るなんて…」
太郎「…華子は絶対に空想の世界を描かないんだ。絶対にこの村のどこかにその絵はある。…あの花がそうさせているのかはわからないけど…あの絵は全部華子の思い出なんだ」
華子「あー!ダントラインー!」
太郎「?」
華子の声に振り向いてみると、アトリエからバントラインが逃げていった。どうやらお腹いっぱいになったんだね…
華子「あーあ…行っちゃった…」
太郎「ふふ…猫は気まぐれだからね?」
華子「せっかくダントラインに新しい絵を見せてあげようと思ったのにぃ…ぷー…」
ミク「新しいの完成したの?」
華子「うん!あと最後に赤を塗れば完成!ミクちゃんも見る!?」
ミク「見ていいの?やった!」
華子「入って入って!」
華子に続いてアトリエに入る。
30畳ほどのそこには、さまざまな絵が並べられている。それは壁に立てかけてあったり、床にそのままになっていたり、三脚…じゃないやイーゼルだっけ?それにそのまま掛けられていたり。
華子は絵しか描かないから、いっぱいあっても場所をとらない。いままで描いてきた絵も、すべてここに収まっているんだ。引き出すことができる押入れに全部。
…だからときどき…そこから華子のお母さんが絵を売ってもばれたりしない。華子のお母さんもあんまりそういうのはしたくないって言ってるけど、全部華子のため。しかたないさ。お母さんに倒れられるほうが…ね?
513 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/26(金) 09:43:24
ミク「うわぁ…相変わらず凄いねぇ…」
華子「ほら!これ!」
ミク「ん?あ…これは…学校の裏山だね?」
華子「うん!ここにね?シュウ君とサクラちゃんが居るの!」
太郎「ほんとだ…あいつらあそこお気に入りだもんね?華子はなんでも知ってるね」
華子「えへへ////えっとねーこの間シュウ君とサクラちゃんがねー…」
太郎「?」
華子「あそこでねーちゅーしてたの!////」
ミク「え////あー…うん////」
太郎「…そりゃ…うん////」
あらら…あの二人…休み時間ときどき居なくなると思えば…
まあ…付き合ってるしね…うん
華子「サクラちゃんまっかっかでねー!華子に黙っててねって!」
太郎「…じゃあ華子?僕らにそれ言っちゃだめなんじゃない?」
華子「えー?…あ」
ミク「ふふっ…サクラちゃん怒るぞぉ?」
華子「!!あ!だめっ!華子なんにも見てない!言っちゃだめっ!」
太郎「華子のばか…」
ミク「あははっ!それにねハナちゃん?あの二人は愛し合ってるんだから…
キスするのも自然なんだよ?なんにも珍しいことじゃないの」
華子「愛し合ってる?」
太郎「うん…二人ともお互いが大好きなんだ」
華子「じゃあー華子も太郎君好きだからキスしていいの?」
ミク「あ…えっと…////」
子供ゆえの…無邪気な質問。
514 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/26(金) 09:44:23
太郎「だめだよ。華子と僕は…キスしてもいい好きじゃないの」
ミク「…えっ…あ」
華子「なんで?華子お母さんとキスするよ?」
太郎「お母さんはお母さんだから。シュウとサクラはシュウとサクラだから。
僕も華子のこと好きだけどね?それはキスしていい好きじゃないいんだ。わかんないかな?」
華子「うー…わかんない」
太郎「うん。大人になったらわかるよ。とにかく…華子のキスは僕にしちゃだめ。いつか大切な…
華子がほんとにキスしてあげたい人にしなさい?いいかな?」
華子「…今はだめなの?」
太郎「だめ」
華子「…わかった!華子大人になったら…太郎君にキスするね!」
太郎「うん。華子が大人になったらね?」
ミク「…」
そのあと華子がその絵を完成させて、アトリエをあとにするころには…もう夜の八時になっていた。
外は暗くなっていて、薄い電灯が向日葵を照らしていた。
515 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/26(金) 09:45:42
こんな感じです。
自分でもわかるのは三点リーダを使いすぎっていうのと
名前を「」の前に入力している所がいけないのだとは思いますが・・・
>>515 酷評する。
ひどすぎる。小説になっていない。読む価値なし。
おそらくあなたは小説というものをまったく読んだことがないのだろう。
50冊程度でも小説を読んだことがあるのなら、こういう無神経な文章は書かないはず。
517 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/26(金) 10:24:42
>>516 ありがとうございます。
そうなんです。小説読んだことないんです。
読んだことないのに書くなよとかいわれるかもしれないですが、今少しずつ
読みながら書いている最中なんで・・・
無神経な文章とはどういうことなんでしょうか?教えていただけたらうれしいです・・
518 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/26(金) 10:42:32
>>515 小説も戯曲も脚本も、みな恋文のようなもの。
つまり、読んてくれた人に感動してもらうために書くのだ。
自分の満足が読者の満足になっているか・・・・まず、そこを
自分に問うべき。独善は恥ずかしいこと。
519 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/26(金) 11:12:47
>>518 ありがとうございます。
要は濃いオナニー小説になるなってことですね?頑張ってみます。
まだまだここに晒すようなレベルじゃなかったですね・・
失礼しました。
>519
全く濃くない。どこが濃いんだ。
それから投下したら、24待機しろ。テンプレくらい嫁。
>509
ポール・オースターの「最後の物たちの国で」を読んだら参考になるかもしれません。
これくらいの技術と必然性と人を惹きつける魅力がなければ、成功しないと言ってもいいでしょう。
>515
これはシナリオかな?
目指す場所が違うなら、意見を聞く相手を間違っている。
>>522 地の文書く気ねーだろ、という印象は確かに受けるな
>>512-514 これはまた豪快なのがきたな。
シナリオのト書きだってもう少し心理とか行動が書かれてるけどな
まず一冊でいいから小説を読んで、台詞がどういう風に書かれている
のか、登場人物の心理がどのように書かれているのか、そういうことを
調べないと。
今の状態だとアドバイスが通用するレベルじゃないから。
>>512-514 あなたが記号を使って手軽に表現していることを
いかに文章で表現するかが小説の楽しいところです。
特に「////」のような表現は絶対にやめよう。
私のように拒絶反応を示す人間が出ます。
たまには褒めたいな
>>512 50坪ってどのくらいの面積かわかって書いていないでしょ?
約165uほどの広さだよ。10m×16mほどしかないんだよね。これって広いと思うかい?
それにそんな数字で向日葵畑の広さを書くのではなくて(そういう場合もあるかもしれないけど)、
描写や説明によって読者にイメージさせなくちゃ。
例えば……やめとこ、酷評されたら嫌だからw
それから、科白の前に名前を書いたのは、誰の科白かわからないと思ったからでしょ?
そういう場合も描写や説明によって、誰の言った科白かを読者に分かるようにしないと。
何にせよ、まずは本を沢山読まないとね。そして、最初は真似でもいいから書くことだね。
ttp://www.asahi-net.or.jp/~mi9t-mttn/ ここ見てみ? 初心者にもわかりやすく書いてるよ。
↑凄い
報酬はスイス銀行のオールゼロの口座だな
530 :
526:2007/01/27(土) 00:17:51
528
いまならべた褒めするぞ。
これはお得ですよ。
小説読んだことないって、どういう環境なんだろう。
小学生だって、教科書に書いてある国語の本くらい読むよね。
夏休みには読書感想文の宿題あるし。
はっ、ゆとり教育の弊害ってやつか?
(小説のネタになりそうだな…)
>教科書に書いてある国語の本くらい
はっ、自分で書いてすっげこっぱずかしい。
墓穴で穴ほってこよっと
>>531-532 今日も一日色々と辛いことだらけだったのに……
それを忘れてマジでお茶噴いたわw
旅するのが好きだ。
とは言っても飛行機や電車を
使うのでないバイクを使ってふらっと出かける
そんな旅。
私は三鷹に住んでいるけど足立区、葛飾区、
なんていう場所は同じ東京都でも知り合いがいないし
遊ぶ場所にも縁が無かったので
通過しただけでじっくり見た事が無い。
ー葛飾区
漫画、こちら葛飾区亀有公園前派出所で
有名な街。水元公園、荒川。
ー足立区
北野武。中小企業。山谷。
地図を見てると想像力が膨らむ。
どんな場所でどんな家に住みどんな顔の人が
住んでいるんだろう?
アンチクライマックスの感動が無い
他人からみればガソリンと時間を減らすだけの
「なんでそんなことするの?」
という返事にもなるようなことかもしれないけど
私にとっては多くの場合、ちょっとしたマンションの色や
街の匂い、看板を見るだけでも
興奮し唖然とし世界観の違いに驚くことも
少なくない。
535 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/27(土) 02:27:10
冒頭の何文かだけ、酷評お願いします。
目が覚めたとき、咄嗟に違和感を覚えた。いつもなら背中が感じているはずの布団の無機質な肌ざわり。だが今日はいつもとは明らかに違う。どこかゴツゴツとしていて、背中を預けることが出来なかったからだ。
柿本淳也を起こしたのは、毎朝耳障りな程自分を呼び続ける単調で甲高いアラーム音ではなくじっとりと、それでいてまとわり付くような熱気だった。
エアコンを付けなければ。夢と現実の狭間にいる彼は、手探りながらに必死でリモコンを探す。
あった、これだ……??……なんだこの手触りは?石??
薄目ながら、だんだんと自分の前に広がっていく視界にも妙な違和感を覚える。
いつもなら、そこには煙草のヤニに侵食された黄色の壁や天井がある。しかし今目の前に広がっているのは、そのような生活感のある風景とは正反対の景色だった。剥き出しとなった岩肌。その横には熱帯地域で多く見られる木が生えている。
ここはどこだ?確かなのは自分の部屋ではないと言うことだけ。昨夜の記憶を何度も繰り返し辿ろうとしてみる。しかしまだ意識が朦朧としているせいもあってか、記憶を辿ることに集中出来ない。柿本淳也は少しずつ恐怖に近いものを感じ始めてきていた。
その時、口の中がからからで舌先が痺れる感覚があることに初めて気が付く。何でも良い。とにかく口の中を潤わさなければ。
時代に取り残された商店街。
水路で遊ぶ子供達。
そんな風景を見るだけで感動してしまうのは
何故なんだろう?
ちょっと違う時間にいつもと違う角を曲がる。
そこに待っているのはなんだろう?
もしかして君の人生を狂わしてしまうようなものが
待っているかもしれない。
美女?変質者?スピードを出しすぎた車?
そんなものを私は見たい。
退屈な日常のすぐそばにあるものを私は触れてみたい。
おわり
>>534=
>>536 文章を書き慣れていない印象を受ける。
素直に文章を追えない。いちばん顕著なところを示すと
> アンチクライマックスの感動が無い
> 他人からみればガソリンと時間を減らすだけの
> 「なんでそんなことするの?」
> という返事にもなるようなことかもしれないけど
ここなどは素直に読むだけでは何が言いたいのか理解できない。
「地図を見てる」と「住んでいる」の混在に代表される、表現のぶれ。
「狂わして」「ものを触れる」といった誤用。
このあたりは技術や語彙の問題なので、意識して勉強し、推敲してほしい。
旅先のイメージを漫画や芸人で決め付けるなんてバカにしているのか。
美女と変質者を持ち出す読者置いてきぼりの唐突さもいかがなものか。
>>535 かなり下手な部類に入るかな。
>目が覚めたとき、咄嗟に違和感を覚えた。
咄嗟にというのは、その瞬間にという意味だからね。
こういう使い方はしない。
>いつもなら背中が感じているはずの布団の無機質な肌ざわり。
>だが今日はいつもとは明らかに違う。どこかゴツゴツとしていて、
>背中を預けることが出来なかったからだ。
ここも表現がおかしいなあ。
ゴツゴツしている感触は無機質じゃないのか?
ってことになる。
柔らかい→堅いという感触になると思うが。
>>535 説明がくどいのと、人称の混乱。
三人称と一人称が一つの文章の中に混在している。これはダメ。
文痴の気がありそうだな。
>【柿本淳也】を起こしたのは、毎朝耳障りな程【自分】を呼び続ける単調で甲高いアラーム音ではなく
>じっとりと、それでいてまとわり付くような熱気だった。
>エアコンを付けなければ。夢と現実の狭間にいる彼は、手探りながらに必死でリモコンを探す。
>あった、これだ……??……なんだこの手触りは?石??
このシーンだけど、外部視点で書くならば、野外にいることを書かないとダメ。
淳也の内部視点で書くなら、外部から見た表現は使えない。
冒頭の数行でこれだけ傷があると厳しいな。
540 :
1/3:2007/01/27(土) 05:25:52
ここはどこだろう?
私がカーテンを引いてもそこにあるのは
大きなヘッドライトが映し出す消音壁が次々に後ろに
流れていく風景だけだった。
時折、大きな数字の書かれた車間距離の注意を促す表示が
闇の中に浮かび上がる。
私は思う。帰郷にバスを選んだのは
何も意味の無い感傷に過ぎなかったんじゃ
ないかと。お金と引き換えに疲れを得たに過ぎ無いんじゃないかと。
飛行機のチケットをキャンセルし
深夜バスで帰郷することにした私。
バスターミナルには行き先が電光表示になって
しまったけれど待合室のバスを待つ人々の
飲む酒と弁当と暖房の匂いが一緒になった匂いは
今も昔も変わる事が無かった。
541 :
2/3:2007/01/27(土) 05:26:45
旅立ち前の興奮とざわめき。
壁にしみこんだ行き場の無い思いとやるせなさ。
失われた思い。遥かなる影。
ー優子。今君は何をしている?
私は昔の恋人の名を呼ぶ。
私はありきたりな言葉だが平凡だが
暖かい家庭を持ちリストラはTVの中だけと
笑い飛ばしてもそれはただの恐れているだけなのかもしれない
どこにでもいる新橋でよく見かけるような男になってしまった。
いや、私は自分の人生を後悔してるのでは無い。
だた、平凡という名の温かみと哀しみがたまに足を止めるだけだ。
優子。あの海水浴場を覚えてるかい?
私の故郷の海岸で君はサンダルを忘れ焼けるような砂浜を子供のように大声で
はしゃいでた。夏の海に沈む太陽が浮き台を染めるのを
見ていたっけ。
542 :
3/3:2007/01/27(土) 05:29:37
失われた時。希望と未来。別れた恋人。
戻らぬ思い。
私はカーテンを閉め目を閉じる。
エンジンの唸りが私を包み、バスが踏む道路の規則的な
振動が響くのをかんじる。
ーここはどこだ?
私は叫ぶ。声にならぬ声で。
ここは広島行きのバスが走る高速に過ぎないと
冷ややかな声がする。
もう一度眠れるだろうか?
私はオレンジ色に光る通路灯をぼんやりと
見つめる。
このバスはどこへ向かっているのだろう?
故郷だろうか?未来だろうか?墓場だろうか?
誰もが眠りに落ちた車内で深い悲しみの予感が
私の胸にやってきた。
おわり
Only yesterday
私が死んでも世界は回る。
世界は私が死んだことを知らなくて
やがて雨が降り春が来るとコートを脱いだ恋人達は
草原で語り合うでしょう。
でも・・・
私はふと思う。この不思議な気持ちは何?
世界はあんな遠いのに人々の営みの音は遠く聞こえないのに
心は平穏で優しくいられる。
ー神様。私は死ぬの?
お前は死にたいかと聞くのですか?
私には分かりません。
ただ窓の外を流れる雨のように消えてしまうのも
悪くないと思うのです。
日曜日の深夜の雨の中、私は世界の中心で
涙を浮かべようとしています。
今はそれだけでいい涙があふれるだけでいい。
神様・・・ああ神様。
>>540-
>>543 >>3 読め。最低限の文章作法くらい守れるようになってから書き込め!
段落の先頭は一文字空ける! 日本語の基本だ!
「?」と「!」のあとも一文字空ける!
ー優子。←この「ー」はなんだ? これは「―」ダッシュのつもりか?
だったら、「――」このように二つ重ねて使うのが常識だ。
>私はありきたりな言葉だが平凡だが ←だがを二つ重ねてリズムが悪いと思わないか?
内容的には切なさを訴えたいのだろうが、情景が浮かばないので共感できない。
詩的で綺麗な文章を目指してるのかな? 酷評になったけど、めげずに頑張ってください。
いい文章が書けるようになるといいですね。
汚れちまった悲しみに
ごめんよ。中原中也。汚したのは俺かもしれん。
>534
説明文は具体的な出来事の描写にかなわない。
同じ枚数を費やしほんの一つのシーンを抜き出した方が、
言いたいことを表現できる。
旅はいいと語るより共感させること。
小説も同じ。テーマは語らず、押し付けず、喚起させるもの。
>535
一人称なら目に映るものと身体の状態。三人称なら柿本のおかれた状況。
どの視点でも先に状況の確認を求めるはず。当たり前のものに意識や視点が向いていない。
はぐらかされていると言うか、間延びしているというか。思考や行動の順番が自然なものか、厳しく確認すること。
この時点で失敗しているので、入り込むことは不可能。
布団アラーム、エアコン、リモコン、黄色の壁や天井、このへんは全削除。日常の紹介は後回し。
眼が覚めると〜な書き出しは難しいよ。
>540
読んでいて引っ掛かりがある。どこまでが主語だろう?
文の長さ、句読点、語りなのか思考なのか判然としない文体。
朗読して違和感あるところを直せばいいかな。
>543
これは歌詞ですかね? RurutiaかRadioheadか。少々ナルっぽい。
もうすこし突き放して、抽象的にしたら良いかも。(個人的な好みです。信用しないように)
作家になれたらKing Crimsonとか、引用したいなあ。
>>534(
>>536)と
>>540-543は明らかに同一人物だな。
> 私はありきたりな言葉だが平凡だが
> 暖かい家庭を持ちリストラはTVの中だけと
> 笑い飛ばしてもそれはただの恐れているだけなのかもしれない
> どこにでもいる新橋でよく見かけるような男になってしまった。
だからこの言語明瞭意味不明さをまずなんとかしようよ。
「砂浜を大声ではしゃいでた」
「はしゃいでた」「見ていたっけ」
作風やこだわりに関わらず問題となる点だが、指摘を全然活かせてないだろう。
書き捨てたいだけなら他のスレに行けばいい。
加えて、
・文章ぶった切りの改行位置がおかしすぎる。
・漢字の開き方の基準が場当たり的。
550 :
薬叉丸 ◆H2TCSpqpqE :2007/01/27(土) 15:20:19
>>535 厳しいことをあえていいますです。。
一日、六百枚の原稿を苦もなく読めなくてはなりませんです。。
この時点で、無理だな
と
感じたら書くことを一旦諦めたが、よいです。読書経験を重ね再び書きたくなったら書いたがよいです。
読者は
主人公の柿本淳也なる人物の、歳はおろか何もわからないところから探り探り読み進めますです。
書く者の心得として、ゆっくりとわかりやすく提示していかなければなりませんです。。
551 :
薬叉丸 ◆H2TCSpqpqE :2007/01/27(土) 15:20:57
冒頭七行目
>いつもなら、そこには煙草のヤニに侵食された黄色の壁や天井が…
意地の悪い読者(薬叉丸)はこう思います。「背伸びをして書いてるな」
なぜそのように感じるかといいますですと、探り探り読み進めて主人公の歳は? 生活環境は?
と、無意識に文の中から拾おうとしているものなのです。
煙草のヤニで壁、天井が黄に染まるような荒んだ生活の一端をぽんっと放り投げるように
提示
されても一般読者の心は離れ、物書き読者はニヤニヤと頬がゆるんでしまうのではないでしょうか。
その読者の息遣いにあわせて、書く者は描写、地文、セリフの流れを水が上から下に流れる如き
提示
をせなくてはならないのです。書く者が 「読書不足」 ならばその息遣いが当然見えにくいものです。
その息遣い(間合い)を掴めさえすれば自分本位の文は書きたくても自然と書けなくなってしまうもの
なのです。。提示の仕方は読書を重ねることによって培われると考えておりますです。
読書がもっとも早道なのですです。では、読書もせずに話し上手の婆様がいるではないか。
と
申されるかもしれませんが、その婆様とて話し上手な近所のじい様の話をよく聞き無意識に分析す
る分析上手なのかもしれませんです。。
552 :
薬叉丸 ◆H2TCSpqpqE :2007/01/27(土) 15:22:25
大変失礼な申し上げですが読書不足とでは? という観点から、
冒頭六行の地文で読者を納得させるだけのどっしりとした部屋の描写がしていないことが原因に
あるようです。
部屋の片隅に転がったペットボトル、グラスに飲みかけの酒、
それだけの提示で、おぼろげながらも読者に伝わるものなのです。。
煙草のヤニで壁、天井が黄に染まるような荒んだ生活をする人物を浮き立たせる描写を
提示していない。否、提示しようという考えに至らない。ことは、まったくもって読書不足からくる
読者側にたっての息遣いを理解できていないと断定いたしますです。。
筆力の向上は読者側からの視点をないがしろに出来ないものなのですです。。
さあさあ! 図書館にレッツGO! なのです。
さまざまな文体に触れてくださいです。。圧倒される語彙の山に挑んでみてくださいです。。
それから書き始めても遅くはありませんです。
そうだったのか。そういえばべた褒めする約束だったね。
(´・ω・`)すっかり忘れていたよ。僕は嘘つきなのさ。
>>540-542 小説にはなってないな。
自分語り風の日記。チラシの裏レベル。
まず、冒頭が長距離バスのシーンならそれとわかるように書かないとダメ。
>ここはどこだろう?
と始めたら次の文章で長距離バスの車内であることを明示する。
暗示と明示の違いはわかるよな?
そして、車内の様子。座席はどれだけ埋まっているのか。
隣にはどんな人物が座っているのか。
今何時なのか。目的地への到着予定までどのくらいの時間があるのか。
体調はどうなのか。
そういうことを描写していかないと小説にならない。
冒頭シーンには近い過去の回想を入れない。
そういう回想を入れるならそのシーンから書き始めたほうがいい。
555 :
ジュロー@シアトル:2007/01/27(土) 16:07:40
ご存じとは思いますが、わたし、十割打者です。
556 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/27(土) 21:56:41
スレ違いなのは知ってるし荒らしと思われても仕方ないけど我慢できないから言わせてくれ、あのさ、554みたいなやつよく見るけど
まず、冒頭が長距離バスのシーンならそれとわかるように書かないとダメ。
>ここはどこだろう?
と始めたら次の文章で長距離バスの車内であることを明示する。
確かに540の文はうまいとはいえないが、少なくとも冒頭は酷評するほどじゃないだろ。
言ってることは間違ってないけど、書き方はそれだけじゃない。視野が狭すぎる。
>>556 同意。
自分の型でしか意見を言えない奴はカス。投稿者はスルーすべし。
558 :
花麗秀 ◆lyVZnfAvJs :2007/01/28(日) 01:06:00
酷評お願いします。短編ないし中篇の冒頭です。1/2
九月の終わり、休日の昼。日下葉が目を覚ますと既に日は高くあまりにも天気が良かった。
室内の気温は身体を蝕むほど高く、葉はうつ伏せのままうめいた。時刻は十一時過ぎ。枕元に置いたペットボトルに手をのばし、水を飲む。
部屋の窓を開けると、少しだけ気温が下がる。カーテンが僅かに波打つ。
のろのろ着替え身支度を済ませると、強い日差しのなかベランダに出て布団を干す。そして、どこかに行こうかと考えた。
三十分後葉は部屋を飛び出した。コーヒーを落とす暇もなく、水を飲んだだけ。躁的な行動だった。
左手にノートと地図、右手には部屋と車の鍵束が握られている。行く先は昨日話に聞いた貝塚市の清児。気が向くと行動は早かった。
マンションの階段を軽い足取りで下りて行く。
暦の上では秋だが大阪の九月は故郷の真夏より暑い。葉の故郷は北海道にある。
身体が季候に慣れないせいか、葉にとっては三月から十月までが夏のようだった。
今年も四月から夏物を着続けていている。洗いざらしで少し皺の寄った灰色の長袖ワイシャツと、色の落ちたジーンズ。
急いていたので、裸足でスニーカーの踵を踏んでいる。かすかに癖のついたパーマ、水道水で寝癖を直しただけの髪。
電気設備工という仕事柄、葉は普段から化粧をしていない。その必要も無かった。
大きな目と口、きりりとした眉。葉はよく少年と間違われた。適齢期にさしかかった最近は青年に格が上がったらしい。
2/2
一歩表に出ると、質量を感じさせる外気に包まれた。ベランダと違いあまり風が通わない。
強い日差しに後頭部が焼かれる。葉はくすぐったさを感じ、首をすくめた。
直射日光をやり過ごすように、急ぎ足で隣の駐車場へ向かう。
駐車場は近所の子供の遊び場になっている。昼食時のせいか今は姿が無い。
よく見掛ける向かいの家の少女は、車が出入りするとき幼い弟を抱えて避難する。そんな様子に葉はいつも感心させられる。
大阪の困った大人達とは大違いだった。大阪の子供は用心深く礼儀正しかった。
葉の車の上で寝ていた猫が、近づく人間を見て飛び降り、去って行く。
ここには二十台の車があるのに、あの猫はいつも葉の車の上を選ぶ。薄汚れた車体に猫と肉球の跡が残される。
葉は気にせずエンジンをかけ、エアコンが効き始めるまで庇の下で地図を眺める。開け放したままのドアから音楽が漏れる。
この陽気には相容れない陰鬱な旋律だった。葉は近所迷惑にならぬよう再生を止める。
高速代は片道千円くらいかと葉は思案する。サンバイザーに差し込んでいたハイカを見ると千五百円分度数が残っていた。
迷わず行きは高速を使うことに決め、一番近い大浜インターまでの道を地図で確認する。
以上です。よろしく。
561 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/28(日) 01:28:59
小説と呼べるかどうかは分かりませんが初めて書いてみました。
評価お願いします
空が高くなり始めていた。
この季節、自分が暮らす部屋に、いったいどれぐらいの陽が射し込むものかということを、高村亜希は会社を辞めてから初めて知った。
それまでの数年間というものは、普段の日は窓に陽が当たる前には家を出ていたし、
休みの日は、下手をすれば一日中寝ているか、平日とは異なる用事で出掛けているかのどちらかだった。
第一、狭いアパートの一室に陽が当たろうと、当たるまいと、亜希にはたいして興味のあることではなかったのだ。
だが、最近は秋の柔らかい陽射しが、時間と共に少しずつ表情を変えて窓に映るのを眺めているのが、
自分でも意外なほど嬉しい。
562 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/28(日) 02:09:51
キンマンコ
563 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/28(日) 02:10:08
リライトマンの出番だ
>>558,560
書き慣れた印象は受ける。
けど視点から距離を取りすぎていて共感できなくなっている。
もっと共感しながら書いていくべし。
>日下葉が目を覚ますと既に日は高くあまりにも天気が良かった
んー、舞台はもっときっちり展開してほしいな。「カーテンが僅かに波打つ」って書いてるん
だから、カーテンは閉まってるんじゃないの?
「日下葉」って人名だよね。読み仮名がほしい。中性的な名前もどうかな、と思う。
「化粧をしていない」以外に性別を判断できる材料もないし。
>部屋の窓を開けると、少しだけ気温が下がる。
「気温が下がる」に違和感。窓を空けたときに新鮮な空気が入ってくる「フサッ」という感覚が、
「気温が下がる」じゃあ味気ない。実際上の話をしても、下がるのは湿度のほうだし。
>コーヒーを落とす暇もなく、水を飲んだだけ。躁的な行動だった。
「コーヒーを落とす」っていう言い回しは初めて聞いた。辞書には載ってなかったから方言かな。
躁状態はそういうもんじゃないし、躁鬱は行動じゃなく人物の性格に関する形容だし、
そもそも「躁的」って言葉が造語臭い。
>葉はくすぐったさを感じ、首をすくめた。
この辺を、「葉はくすぐったくなって首を〜」「くすぐったさに首を〜」と書けないのが君の癖だろう。
要するに不必要に他人行儀なんだな。「くすぐったくて首を〜」となったら(三人称の文章としては)
行きすぎだが、この現状だともうちょっと視点に接近したほうがいい。
そのあとの「葉はいつも感心させられる」なんかもそう。フォーカスを葉に合わせないようにする
書き方でしょ。まあ多少の癖があるのはいいが、このままだとなにを書いてもいまいち共感できない
文章になっちまうよ。
>>559 半年も前に発表済みの作品を見せるというのは、向上心では
なく虚栄心からの行動だとしか思えないので評価対象外。
>>561 初めて書いたものならこんなとこに晒さずしまっておいた方がいい。
どういうスポーツだって、基礎練習の前に実戦は禁物でしょ。
どんなアドバイスを受けても、活かす方法が分からなくてただ途方に
くれるのがオチ。どんな短いものでも、せめて2〜3作完結させてから
またおいで。
>>564 もう少し前にこのスレを知っていたら書いていたのですが……。
続きを書きたくなってきたのできびしい意見を参考にしたいと思ったのです。
すいませんでした。
>>566 あ、
>>564で書いたのは「こういう理由で俺は評価しないよ」ってことであって、
「みんな評価するんじゃねーぞ」なんてことは言うつもりないから。
評価が欲しいなら、評価してくれる人を気長に待つといい。
>534
固有名詞がピンポイントすぎる。
地元無料タウン誌の投稿程度(商品は図書券)程度ならまだマシだろうが
2ちゃんに落とす程度だって、こりゃひどい。
しかも書いてあることには、全然土地の感じを出せていないし。
地元に住んでいる自分だってなんだこりゃと思うのに
東京以外のやつが見たら、ますますひどいと思うんじゃないか。
逆にいえば、きみ多分、地元じゃないんだろうけどね。
>>568 ステレオタイプですらない名前を羅列しただけで想像が膨らみ興奮とし唖然とできる、という
主人公の特異能力について語ってるんでしょ
去年の十一月に、私はインフルエンザの予防注射をした。
その直後から、妙に胃がムカムカし寒気はするし頭はぼうっとするしで、ちょっと変かもアタシ、とか思った。
でも生まれてこのかた風邪と虫歯以外に病気になったことがなかった私は、家族に心配してもらえるかも? とか、明日は会社の忘年会サボれるかも? とか、お気楽なことを考えていた。
そういえば小学校の頃、貧血で倒れた子を見て、羨ましいと思ったことがあった。
貧血が羨ましいんじゃなくて、倒れて介抱されているのが、羨ましかったのだ。
あれと似たような感覚だったかもしれない。
「あの病院の喫茶、コーヒーが滅茶苦茶まずいの。スーパー特売UCCミルク入り六十八円の方が百倍美味しい。病院の周りは喫茶店どころか、コンビニだってないし、もう絶望だわ」
金曜日の午後。
私は腕時計を見ながら、会社の同僚にできるだけ明るい笑顔を作って、そう言った。
十二時二十分をまわったところだった。
会社の上司に辞表を出しに来て、そのままロッカー室に寄って自分の荷物を片付けている。
買い置きのコスメグッズやら、コアラのマーチやら、キャンディやらが、じゃらじゃらとでてきた。
「あそこ、高台の住宅地だものね。コーヒー党の篠田さんには切ないかもね」
たったひとり部屋に残っていた中野さんは、少し困ったふうに笑って答えてくれた。
あんまり親しくはなかった彼女だけど、そういう風に返してくれて、ありがたかった。
ありがとう。言わないで、心の中でそうお礼を言った。
本当は、ちゃんと皆さんに挨拶をしないといけないんだけど。できない。
さっき、大嫌いだった三ツ屋部長に挨拶をしてきた。彼女も優しかった。
社会人としてのけじめもちゃんとつけられない私に、頑張れと言ってくれた。
ありがとう。そしてごめんなさい。
忙しい年末年始、ろくに出社できなかった。ごめんなさい。
さようなら。
二年と十一ヶ月、ありがとうございました。
血液検査の結果は、ヘモグロビン7.6、Feは19だった。
正常値はそれぞれ、12〜16、50〜100なんだそうだ。
他にも問題はあるみたいなんだけど、健康バカだった私にすぐわかった問題点は、それっくらいだった。
単なる貧血じゃん、とか思っていた。てか、今だってそう思うことにしている。
しばらく、コーヒーは禁止。お茶もジュースも、刺激物も禁止。
大きいトートバックにオフィス用のサンダルをつめこんで、私は会社をでた。他の誰にも出会わなかった。安心した。
早足で信号を渡りながら、もう多分、めったに来れないであろう通りを眺め、私は感傷にひたった。
そうだ。最後に裏通りの喫茶店でコーヒー、飲んで行こう。
行ってもいいよね。
あそこのお店、好きだった。隠れ家みたいにお客はいつも誰もいなくて、再三度外視の粉たっぷり使ったコーヒー。スプンでくるくる回して、ミルクを一滴だけ、たらす。
飲まなくても、いい。飲めなくてもいいや、香りだけで幸せになれる。
駅前を少しすぎて、せっまい道に入った。
曲がってすぐの脇に三輪車が放置されている。その下で三毛で泥で汚れたでぶ猫が寝ていた。こいつ、いつも寝ているんだよね。
ホッピーなんとかって、今時トタンでできた壁の立ち飲み屋の隣に、ポトスが窓枠にからみまくった喫茶店を見た。全然手入れされていないポトスが、なんだか懐かしい。
ギイイ、と木枠のドアを大きい音を立てて開ける。店内は暗い。お昼なのにランチの設定もないから、お客もほとんど、いない。
「いらっしゃい」
細長い敷地のカウンターの奥で、マスターがうごめくように言った。
六十はゆうに過ぎている白髪の愛想の全くないお爺ちゃんだ。
私ははじめてここに来てマスターに会い、とびきりのコーヒーを飲んだ時
「期間限定、最高のコーヒー、大発見!」
とか思って感動した。
今思うと、ものすごく失礼でひどいことだ、と思う。
でもとにかく、私は店の沈んだ空気と、他に音もないのに、耳を凝らさないと聞こえないほどのクラシックと、このマスターが、とても大好きだったんだ。
私は、ドア横のいつものテーブルに座った。
テーブルも椅子も、黒塗りのあったかい木でできて、誰が作ったのか柔らかい素人手作りのクッションが置いてある。
アイボリーの綿に歪んだおさげの女の子の刺繍。
マスターがコーヒーを持ってきてくれた。半年くらい通いつめているのに、挨拶以上の会話もしたことのない、マスター。
ありがとうね。心の中でお礼を言う。
もう、今日は誰にでもお礼をいいまくっているな、私は。
一人でニヤニヤ笑いながら、コーヒーの匂いを嗅いだ。
来週から入院。とりあえず検査で半月。
本当は、ここで私の病名、書くべきなんだろうけど、書かないでも良い? 書きたくない。
検査でちゃんと、わかってから書きます。ごめんね。
昨日の夜、はじめて立ち上げたブログに、そう、書いた。
ああ、もう弱っちい、私が嫌だ。でも書きたかった。書きなぐって、泣いた。
これから弱い自分は、全部そこに集める。そして、頑張る。頑張るんだ。
家に帰って、母の顔を見ても、泣かないよ。
そんなことを、ぼんやり思いながらスプンでくるくるコーヒーを回す。
そうしていると、喫茶店のドアがまた、ギイイ、と開いた。
「篠崎さん」
顔をあげると、高柳さんがいた。
同じ会社の部署の人だ。
日中はいつも営業にでているので、事務の私とは必要以外ちゃんと話をしたこともない。
それに背が高い人なので、外からの明かりが顔にあたらず、私はすぐに高柳さんだとわからなかった。
このお店で知り合いに会ったのは、初めてだった。
574 :
570:2007/01/28(日) 05:52:46
誤爆すいませんでした。
同じ文章二度落とすとなると、とても恥ずかしいものですね。
ほんの少しだけ変えています。よろしくお願いします
ごめん、名前間違えた…。
篠田=篠崎、です。重ね重ねすいません
576 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/28(日) 07:56:53
>>556 冒頭がなぜ酷評されるのかと言うと
>ここはどこだろう?
という書き出しだと、誘拐されているとか、記憶を失っているとか
自分のいる場所がわからないという風に読めるから。
次の文章で長距離バスであることを明示すれば、
「高速道路のどのへんなのだろう」という意味がわかる。
だから明示する必要があるという話しで、個人的な好みでもなんでもない。
>>558-560 主人公の位置がわからないし、部屋の様子もわからない。
描写不足。
というか、出かけるなら部屋でうだうだやってるシーンは必要ないのでは?
何月から何月という説明がうざいな。
>暦の上では秋だが大阪の【九月】は故郷の真夏より暑い。葉の故郷は北海道にある。
>身体が季候に慣れないせいか、葉にとっては【三月から十月】までが夏のようだった。
>今年も【四月】から夏物を着続けていている。洗いざらしで少し皺の寄った灰色の長袖
>ワイシャツと、色の落ちたジーンズ。
そんだけ暑いのに長袖なの? とか。
全般的にいらない説明が多すぎ。
ぜんぜん物語が始まらないので、全部カットしたほうがいいんじゃないかな。
>>561 短すぎるな。
文章に破綻はないけど特別に興味を引くような冒頭ではない。
>>570-573 まったくダメだな。
冒頭で主人公はどこにいるの?
会社のシーンも状況描写がほとんどないので、シーンの移動がわかり難く
ぶつ切れになっている。
血液検査の結果は回想なのか?
そもそもここで出す必要があるのか?
喫茶店のシーンも酷いな。
ブログに書いたというのは、回想なのか?
文章の流れとしては、喫茶店でパソコンを開いている感じなのだが。
まあ論外だな。
>>559 折角なので、冒頭部分だけ。
>生まれてこのかた、この私が、これほどまでに大量のレンズの標的にされ
>たことがあっただろうか。
のっけから駄目。「だろうか」っていきなり聞かれてもね、「私」のことだろ?
>私がこれまでにもっとも注目を集めた出来事といえば、ある競技大会に出場し、
>あれよあれよという間に3位に入賞してしまったことくらいだろう。
同様。「だろう」って推測されてもね。答えようがない。「私」のことで、「私」がどん
な人間なんだか、まだ情報0なんだからさ。
読者の興味を引き付ける書き方と誤解しているのかもしれないが、読者に無用
の負担をかけて、読む気を失わせる効果しかない。
>私が今いる場所は、五輪で活躍した二人のアスリートの引退会見の席上だ。
>雛壇というのだろうか、記者の人たちよりも一段高い場所に座らされている。
>そして私は、こともあろうにこの二人の後継者として、私の左隣に座ってい
>る少女とともに選出されたのである。
説明のパートであるのに、説明が頭のなかにすんなり入ってこない。
「というのだろうか」とか「こともあろうに」とか余計なことを書きすぎ。
以下のお話全体は読み物にもなっていない。
>>570-573 冒頭の段落は悪くはないと思っていたら、二段めでいきなりの場面転換。
それで、冒頭の段落と二段めのつながり具合が、読み進めても判然としてこない。
以下、話があちこちに飛びすぎ。
病気のことを書きたいのか、会社を辞めることを書きたいのか、コーヒー好きなこと
を書きたいのか、マスターのことを書きたいのか、更には、ブログのことだの、母の
ことだのも出てくるから、ますます印象不鮮明。
原因のひとつとして、例えばこれ。
>六十はゆうに過ぎている白髪の愛想の全くないお爺ちゃんだ。
>私ははじめてここに来てマスターに会い、とびきりのコーヒーを飲んだ時
>「期間限定、最高のコーヒー、大発見!」
>とか思って感動した。
ことあるごとに回想やら感想やらを書き込みすぎているから。
枝葉をもう少し切り落として、整理すれば少しはよくなるかも。
>>580 率直なご指摘をありがとうございます。
言われてみると悪文だということがよく分り、とても勉強になりました。
どうやら本編以降は評価する以前の物のようですね。
精進しなおします。
583 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/28(日) 15:37:09
最近この板に来た者です。
スレの性質上あたりまえなんだけど、みんなきびしいなあ〜。
で、疑問なんですけど、そこらの書店に平積みにされてるような本の中の一部分が
ここに投下されたとしたら、やっぱり結構ボロクソに言われたりするんでしょうか?
ここに投下されている文章、確かにお話にならないレベルのもあるにはあるけど、
「割りと読めるような…」と思えるものも結構あるように感じられるので、何だか
不安になってしまいます。
読み手としての自分の能力がまだまだ低いという事なんでしょうか?
酷評するのはは簡単だから。それが自分の書く文章より上手だとしても。
585 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/28(日) 15:46:45
>>583 プロの作品でも酷評は可能。
なぜなら、完璧な文章などといったものは存在しないから。
完璧な絶望が存在しないようにね。
586 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/28(日) 15:57:34
>>570-573 まあ、感覚的独白文はそれはそれでいいのだが、
不揃い、矛盾も見られて文章が読者の頭にすんなりインプット
されないところが散見される、自分だけに解る文章だ。
◎今思うと、ものすごく失礼でひどいことだ、と思う。
《なぜ、ものすごく失礼なのか》《そんなにひどいことなのか》
◎このマスターが、とても大好きだったんだ。
《そんなマスターが好きだった》の方がよっぽど良いのでは?。
《とくに末尾の・・・んだ。・・・は要らない》
◎必要以外ちゃんと話をしたこともない。
《必要なこと以外、あまり話をしたことはなかった》
そして、その二行あとの
◎この店で知り合いに合ったのは、はじめてだった。
《知り合いと表現するのは不適切》
重箱の隅を突っつくように思うかも知れないが、文章の不揃いが
増えれば増えるほど、感性・文章の美しさが失われていく。
最近このスレ、よく浮上してるな。どうでもいいけど。
588 :
583:2007/01/28(日) 16:00:47
>>585 やっぱりそうですよね。
逆に、ここで絶賛された人がその作品を賞に送っても入選するかどうかは別問題
だろうし。
難しいなあ。
589 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/28(日) 16:01:54
>>583 プロの文章を投下するいたずらは過去にあった。
・ひと目でプロと見抜かれた。
・プロとは断じられないが、褒められた。
・ふつうに酷評された。
大体このパターン。
ただ、プロとは言ってもね、ほんとにスゴイのもあるわけで。
>>561 ほんとに初めて? 結構上手だよ。
と、褒めておいて指摘するけど、
>空が高くなり始めていた。
>この季節、自分が暮らす部屋に、いったいどれぐらいの陽が射し込むものかということを、
冒頭の「空が高くなり始めていた」。これが上手いようで上手くない。
なぜなら続く「陽が射し込む」と合っていないから。
「空が高い」というのは「天高く馬肥ゆる」という言い方にもあるとおりに、空自体が高く感じら
れることであって、太陽が高い位置にあることではない。だから合っていない。
>高村亜希は会社を辞めてから初めて知った。
冒頭フルネームを書くのは、個人的には好まない。プロの作品でもよく見かけるけどね。
「亜希は」じゃ駄目?
「会社を辞めてから初めて知った」。これもぎこちない。
とはいえ、以下続く文章の流れはいい。
作者の書きたいことと読者の読みたいことが合致している。つまり文章のリズム、呼吸がい
いということだ。
頑張ってくれ。
>>588 >>585 >なぜなら、完璧な文章などといったものは存在しないから。
>完璧な絶望が存在しないようにね。
は村上春樹の引用だよ。
>プロの作品でも酷評は可能。
っていう文があるから冗談のつもりなのかもしれない。
問題は村上春樹の文章はこの後が重要なんだ。
593 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/28(日) 21:35:12
先ほど起こった事を書いてみました
文章のほうを指摘してもらえると嬉しいです
眠っていたのだろうか。明かりの付いたままの部屋を見渡した。まだ自分は起きているのか寝ているのか判断できない状態だった。
聞き覚えのある曲が聞こえる。テレビが揚揚と光っている。悪い時間に寝たせいか、胸の鼓動がいつもより早く感じる。寝ていた筈なのに疲れていた。
気分はいっそうにぐったりとしていて、爽やかな水を望んでいる。
まだ耳の中にテレビの音が流れている。頭は混乱し、鼓動は嫌々ながらも上昇している。
ふと、テレビが憎く感じた。立ち上がると、今度はひどく電源を引っこ抜きたい気持ちになってきた。意識の集合体が、自分を押しつぶすような感じがした。
電源を消した。リモコンを使い、それをベットに放り投げてやった。それだけの根性しかなかった。そうすると、体の中に気体が走って中身が透明になった気がした。
悪寒がした。このままでは、いけない。と感じた。
そんなことよりも水を飲もう。必要としているのは気分を爽快させるものだ。と思い込んだ。一つは正解で、もう一つは嘘だった。渦巻いているものを感じていた。
自分は床で足を擦りながらよたよた歩きでジャグジまで行くと、十分に飲んだ。襟が濡れるほどに、純粋な水が滴り落ちた。目は覚めたが気分は爽快としなかった。
その後の事は覚えていなかった。どうやら、最後まで騙しきれなかったらしい。
どう考えても、見にく過ぎる……
申し訳ございません、スルーしてください
スレ汚しをお詫びします
俺は
>>556ではないが気になったので書く
酷評と言うより難癖をつけているだけのやつが
いざ自分が批難されると
>>576みたいな言い訳を書く
これは酷く見苦しい
誘拐? 全然説得力ない
せめて言い訳するな
投稿者は、あんたの誤読だなんて言い訳していないよ
叩かれる覚悟もないやつに他人のお世話は十年早い
全然駄目だな、は自分自身にどうぞ
597 :
薬叉丸 ◆H2TCSpqpqE :2007/01/29(月) 00:01:19
>>594 難しい漢字、飾ったいいまわし。必要なしです。。
まず正すことは、素直な文を使うことだと思いますです。土台が肝腎要なのです。
土台がしっかり出来ていないのに上物を飾り建ててもゆがみが生じたり、亀裂がはいったり建物と
して使い物にならなくなります。むやみやたらとはやる心でいたずらに悪癖を身につけることはないの
です。。基礎を固めてくださいです。読書! 読書です。。
一点だけ、答えは自分で見つけてください。
>鼓動は嫌々ながらも上昇している。
599 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 00:11:17
>>596 おれは
>>576ではないが、
>誘拐? 全然説得力ない
とは思わない。真っ当な指摘だよ。
しかし、「次の文章で長距離バスであることを明示」すべきとも思わない。
>ここはどこだろう?
この書き出し自体がまずいのであって、たとえば、
いまどこを走っているのだろう。
カーテンを引いてもそこにあるのは 大きなヘッドライトが映し出す消
音壁が次々に後ろに流れていく風景だけだった。
とかすればいい。
誤読とかいう問題ではなく、書き出しが不適切ということだ。
>>599 どのような反論が見られるかと思えば、期待はずれ。
低脳はもうこなくていいよ。さようなら。
>>601 投稿者に、より適切なアドバイスがあるならそういうレスを書くべし。
批評している人に絡むのはみっともないからヤメレ。
自演擁護ってかっこいいねw
俺は>596に賛成。
勝手にカーテンを開けることが可能な状況で、誘拐されているとは思えない。
>>602 投稿者の言い訳をどう思う?
酷評人の言い訳はそれ以下だろ。
>>604 >酷評人の言い訳はそれ以下だろ。
言い訳ではなく、分らない子ちゃんへの、親切な補足説明。
それでも分らない子もいるようだが。
>言い訳ではなく、分らない子ちゃんへの、親切な補足説明。
そう思ってるのは、おまえだけだろ。
まったく駄目だな
のオナニー酷評は役に立っていないだろ
608 :
人よ一夜に月見ごろ:2007/01/29(月) 01:00:17
今日は十三夜。
満月が雲一つない夜空に高く上り詰めた。
僕は、二階のベランダからそれを見ている。すこし、肌寒い。
僕のズボンを、ぐいぐいとひっぱる者がいる。
タカシ、僕とメグの間に4年前に生まれた男の子だ。
「ねー。おとーさん。なんで、きょうはおそくおきててもいい
のー?」
僕はベランダの足踏み台にすわり、タカシに目線を合わせる。1
年前までは、僕がしゃがまないと目線もあわなかったのに、大きく
なったなぁ。
「そうだねぇ。今日はお月さまをね、お祝いする日なんだよ。ほ
ら、去年もやったじゃないか?」
タカシは月を見上げて、すぐにこっちに顔を向ける。首を左側に
カクンとまげて、眼を右左させて、首を右側にカクンとまげる。
「しらなーい」
「ん。そっか、去年やってなかったかな。ん〜。タカシ、ちょっ
と話聞く?」
「おもしろい? おもしろいの?」
「ん? あんまり」
「え”〜…」
「すんげーつまんない。もう、タカシが泣き出すぐらいつまんな
い」
タカシは口をとがらせながらウンザリとした表情でこちらを見つ
めてる。ああ、なんだろう、この表情を見ていると、頬をウニウニ
といじりたくなる。
十三夜なのか十五夜なのか、どっちよ w
610 :
人よ一夜に月見ごろ:2007/01/29(月) 01:01:28
「じょーだんだよ。冗談。タカシには、ちょっと大人すぎるお話
かも知れないけどなー」
「え! きく、きく! おとなの話、ききたい!」
「じゃあ。大人の話だから、タバコ吸ってもいいかな」
「…くさくない? また、くさいの? CMでタバコすっちゃい
けないって!」
「ほろ苦い話だからなー。じゃあ、また今度だな」
「おとなって、にがいの? にがいのやだ」
「仕方がないやつだなー…」
結局僕は、タカシをもう一つの足踏み台に座らせ、ちょっとした
小話を聞かせる事にする。
それは、6年前の事だった。
当時の僕は、メグと結婚する前で、大学を卒業して、リーマンと
しての道を歩み始めた、ただの新人だった。
就職した先は、大手の書店。
別段、その手の業界に就職をしたかったわけじゃない。
手当たり次第に、面接を受けたらなぜかその書店に引っかかって
しまったのだ。
その書店本社では、古書と新書を平行して販売をしていて、新人
に人気があったのは新しい販売企画ができる新書部門のほうだっ
た。
残念ながら僕は、その書店本社の古書部門に回されてしまう。コ
ンピュータや最新の企画などとは無縁の、販売終了した本の整理や
目録作成などをしていた。
611 :
594:2007/01/29(月) 01:02:59
>>597 醜いのにも関らず、読んで頂きありがとうございます
いわゆる現代作家を読んでいないので、どうもいけないですよね
かっこをつけたがるみたいです
>土台がしっかり出来ていないのに上物を飾り建ててもゆがみが生じたり、亀裂がはいったり建物と
>して使い物にならなくなります。むやみやたらとはやる心でいたずらに悪癖を身につけることはないの
>です。。基礎を固めてくださいです。読書! 読書です。。
賛成です。私もまず、もっと読書をしてから書き始めようと思っていたのですが、つい我慢できずに書いてしまいました。
まだ二百も読めてないでしょうね……。志賀直哉の短編集を読んだのですが、驚かされました。
あと難しい漢字は気になりますね。かなり、気になります。何処までが難しいのか分からなくなってきました。
まだ年相応な純粋なものを書きたい気もします。どうも、ありがとうございました。
どうすりゃいいんだ……orz
612 :
人よ一夜に月見ごろ:2007/01/29(月) 01:03:02
そこで働いていた40過ぎのオッサンが眼鏡をカチャカチャいわ
せながら、「この仕事は社史に残るんだよ」とか、誇らしげにしゃ
べっていたのを覚えている。まあ、残念ながらそのオッサンは3年
後にリストラされていたけど。
どんな仕事か想像も付かないって?
まあ、そうだろうね。
そうだな…、一日の作業の内容を話したら、少しだけでも想像が
付くかな。
8時30分に出社、8時45分に下らない部長の朝礼、どんな感じか
すこし出してみよう。
「おはようございます! 声が小さい! おはようございま
すッ! おはようございますっ! オハヨウゴザイマス! ちょっ
と声が小さいが、まあいいだろう。今日は、業務に対する心構え
を、一新して欲しい! 君たちの中でトイレにつばを吐くヤツがい
る。いいか、つばを吐くとは、身体の中の汚いものを外に吐き出す
ということだ。考えて見たまえ、自分の汚い行為を、他人が見てい
る。それは、他人にも汚いという事を見せつけてい…」
いやもういい、まあこんな感じで、誰かどうでもいい行為につい
て、細々とした事をしゃべり続ける。この朝礼の話は、僕がトイレ
の便器につばを吐いたのを部長に見られてしまった、次の日の事
だ。あの陰険野郎、その時はニヤニヤしながら立ち去っただけだっ
たのに。
陰険部長の野郎が、ニヤニヤするとまた気持ち悪い。脂ぎったお
多福みたいな顔で右端の唇を釣り上げながら、ニヤニヤするんだ。
怖気が走る。
613 :
608:2007/01/29(月) 01:04:52
485です。
>>510 >>521 を読んで、もう少ししっかりと酷評して頂きたいと思いました。
もう少し、核となる部分がわかるように前回よりもう少しだけ冒頭を掲載します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
シーンとはこの物語の登場人物であり、この世界で踊り続ける踊り子のことである。
またシーンとは映画や小説の世界ではある場面のことを指し、
音楽やファッションの世界では、ある流行のことをいう。
1
小さな街では、知り合いの知り合いも知り合いということがあった。
特に真夜中まで遊んで、シャッターの閉じたビルの前で夜明けを待ち、
電車が動き出す頃に地下鉄の駅のホームに集う顔ぶれは、いつも同じだった。
ある者は酒を飲み、ある者は音にのって踊り、ある者は恋人と一夜を過ごした。
だとしても、その顔ぶれはみな友と呼んでよかった。
その街にはそれを許す大人たちがいたし、多くの大人たちがそうして年を経ていった。
たとえ通勤の途中で、私たちの帰りに出会ったとしても、嫌な顔をする者はいない。
いつからか真夜中は私たちの世界になっていたし、
昼間に働く者もかつては私たちと同じような連中だったからだ。
昼と夜も、仕事と遊びも、その境界は曖昧で、真夜中に若者が群れをなした。
そういう時代だった。
私の友人、シーンもそういうひとりにすぎなかった。
>613
>今日は十三夜。
>満月が雲一つない夜空に高く上り詰めた。
wikiのどこをどう参考にしたら、こういう描写になるんだ?
十三夜は満月、って書いてあるか?
それにwikiだけを参考にして物事を書くのはちょっとアレなんじゃない。
あと酷評じゃないけど
うちの六歳児、とか近所の子見てると
四歳児が 「ちょっと話聞く?」の後もつきあって会話してくれるってのは、夢物語にしか見えん。
女の子ならありかもしれんが。
しかし更にその後の、父親の仕事の話。
十歳過ぎても、ずっと付き合って聞いてくれるとは、とーても思えん。
そもそも子供に言い聞かせる文章じゃない。
616 :
薬叉丸 ◆H2TCSpqpqE :2007/01/29(月) 01:16:26
>>611 難しい漢字ということは、
昔でいえば百姓でも、車夫でもわかるようないいまわしをしてみてください。。
と、いうことです。帝大の者が学生同士で話す内容をかみくだいて物がたるのです。
どんなに良い話でも伝わらなければ意味がないのです。
それを基準に現代にあてはめてくださいです。。
具体的にひとつの漢字をさして云っているのではないのです。
あなただけに云っているのではないのです。ageでこのスレを読んでくださる方々に
云っているのです。。おやすみ。
夜の街のどこかで必ずすれ違い、誰か友だちの彼女だったり、
夜ならふと挨拶を交わす程度の会話はあっても、絶対に昼の街では会わない。
そういうひとりだ。
彼女とはもう何年も会っていなかったから、夜中に鳴り響く電話の着信音が
私の眠りを妨げなければ、しばらくは彼女のことを忘れていたに違いない。
それは彼女と私の共通の友人からの電話だった。今もその男はささやかにバーを経営している。
もう10数年になるだろう。私とシーンは若い頃、マスターの店でよく何も飲まずに話し続けた。
金がない私たちは彼の許しを得てそういうふうに時間をつぶした。
おいしいトニックの作り方も教わった。カウンター越しに女の子を口説いたこともある。
マスターは外見も中身も気難しかったが、私たちには優しかった。
あるいはシーンに優しかったと言ってもいいかもしれない。
「ちょっと店によれよ」。電話の向こうで男の声が言った。懐かしい声だった。
「シーンについて何か聞いていないか」
電話を切ると雨の中を彼の経営するバーまで向かった。
彼の店は近所にあったが、ひとつの時代が終わったように、私は彼の店を訪れていなかった。
童話風に始まってルサンチマンを爆発させて終わるというのか
620 :
615:2007/01/29(月) 01:23:54
>>613 そうですね。
自分自身は割合おやじの話を聞くたちだったし、
親戚の子もそういうのが多かったので…。
ちなみにwikiを参考にしたのは、昔、十三夜なんてそんざいしねえっ!
とか言われた事があったのと、自分の家で十三夜が会った時の細かい事を思い出せなかったので
記載しました。
まあ、十三夜の全てが満月とは思えないので、そこは仮想です。
621 :
594:2007/01/29(月) 01:26:23
>>616 良いヒントになれるよう頑張ります。
ありがとうございました。
>>617は
>>614の続きです。
主人公のシーンという女性の名前が痛い、という懸念はずっとあります。
その固有名詞のせいでぶちこわされるという懸念は常にもっています。
しかし実際は
>>614のような注釈の後に話が始まります。
こちらも読む人からすれば痛いのかな、と思案中です。
話をこれまでのご指摘のように、リアルに現実的にという方向も考えています。
ただ、そちらにシフトする前に、そうしなければならない必然性を
しっかりと考えたいと思っているところです。
623 :
613:2007/01/29(月) 01:31:46
615と613が逆転してしまいました…
>>622 なんか偉そうなことを言って出てきた時点でまず投げた。
小説冒頭で思考実験を始めた時点で再度投げた。
みんな顔見知りの小さな街に地下鉄が出てきた時点で完全に投げた。
要するにまったく一般向けの小説ではないということだろうから、
イギリス文学好きでもないと批評できないんだろうな、これは。
>>622 君はどっちかというと文章そのものよりも創作姿勢に重大な問題がありそうだ。
スレ違いになりそうなので、別館に書いておくね。
実験文学だな。
ルイス・キャロルに「不条理だ」と言い、ジェイムズ・ジョイスに「悪文だ」と言って意味があるだろうか?
このスレにふさわしいとは思えないね。
>>622 文に引き込まれないから読む気が失せるんだろうな
「続きはどうなるんだろう?」
そう思わせれば痛いとかあんまり関係無いだろ
>614
>もう少ししっかりと酷評して頂きたいと思いました。
>510です。
すまなかったね。しっかりと酷評できなくて。
それならばと、じっくりと読ませてもらったよ。
自分の意見は、>510と一言一句、変化なし。
だから、「もう少ししっかりと読んで頂きたい」と思います。
何が変わったんだ?
シーンという名前がほんの少し前に出てきただけじゃないか。
それに誰が「シーン」が痛い名前だと言ったよ。
どこの外国だか、時代はいつだか知らないが、世界観にみあった名前ならそれでいいじゃないか?
個人的には、数年前の渋谷の道端で座っている消防が「シーン」であっても別にかまわないよ。
痛い名前をふっとばすほどの、魅力がキャラにあるのならな。
固有名詞がぶちこわすんじゃなくて、ぶちこわれるものが、そもそも全くないじゃないか。
何言ってるんだ。
>>608-612 描写不足だな。
これではシナリオのト書きレベル。
> 今日は十三夜。
> 満月が雲一つない夜空に高く上り詰めた。
> 僕は、二階のベランダからそれを見ている。すこし、肌寒い。
> 僕のズボンを、ぐいぐいとひっぱる者がいる。
> タカシ、僕とメグの間に4年前に生まれた男の子だ。
後半は、子供に小話をしている内容には見えない。
6年前のことを語るなら、前半の子供のシーンはいらない。
基本的な部分から考え直したほうがいい。
>>614 >>617 延々主人公が出てこない。。
作者のオナニー文章が延々と続いている感じ。
作者は書けているつもりでも、小説になっていない文章。
一次落選の常連にこういう文章を書く人が多い。
人生観みたいなものは、まず人物を登場させて、登場人物の目線で
語らせるのが基本。
>>629 お前まだいたの?
お前の文が一番下手だよ。
その内容を三行で書けないなら、文章力が無さ過ぎる。
632 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 03:18:21
どうでもええがな(´・ω・`)
633 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 03:29:40
よくないがな!(`・ω・´)
酷評人だけ匿名の恩恵を受けると成長しない
見当違いの酷評が多い
少しは自分の書いた意見に責任を持った方がいい
言い争いは歓迎
リライトマンいじめてごめん
帰ってきてよ
陪審員はリライトマン……
まあ、いいか
>>605 補足説明が必要な時点で駄目だな。
ここは投稿者の補足説明を認めていないのだから。
自分だけ、特例が許されるとは甘過ぎる。小学生からやり直したほうがいい。
638 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 08:09:47
そろそろ2ちゃん暦4年になる私から一つだけ言わせて下さい。
私、普段はあまりこういう板に来ることはなく、
どちらかと言えば芸スポ板などを寝城としています。
なので文章力がありませんが、その点はお許し下さい。
さて、2ちゃんねるではどこへ行こうと必ずおもしろい方がいらっしゃいます。
実は野球のことを何も知らないのに、まるで全てを知っているかの如く、レスをする人や
プロの選手を相手に全く見当違いの酷評をする人など。
そしてこの板もまた、例外ではありませんでした。
変によいしょされるよりも、見当違いでもいいから酷評されたいという人もいるんじゃないかな?
640 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 10:51:04
見当違いだと思ったらスルーでいいじゃないか
バカみたいだ
>>576を責める意見を書いたが、自分も似たようなものかもしれない。
投稿者や他の酷評人にかけた言葉は、そっくり自分に返ってくるものだよ。
人のフリ見て我がフリ直せ、と言うけど本当にそうだ。
程度の差はあれ、やっていることは同じなんだから。
親切のつもりで書いたアドバイスが、他人の人生に悪い影響を与えることもある。今更気づいた。
人それぞれ価値観や目指すものが違うのだから、自分の見方を断定して押し付けるのはよくない。
>>576は頭に血がのぼっているかもしれない。
これまで自分がしてきたことが自分に帰ってきた、と受け止めてほしい。
投稿者にどんな影響を与えていたか分かったら、襟を正してほしい。
自分は修行に出る。自分の創作に専念する。自分も人の世話をするのは十年早いようだ。皆さんさようなら。
644 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 13:03:44
酷評をお願いします。
描写が下手だとか足りないとか、改行が違うとかは技術の問題だろ?
技術も大切だけど一番大切なのは「何を伝えたいか?」じゃないか?
文法の間違いを指摘しただけで酷評ってのが笑えるし、
それを真にうけて「書き直しました」なんて言ってるやつはもっと笑える。
お前らの判断基準てなに?
文法的に正しいかどうか?
描写がうまいかどうか?
書きたいことがないなら書かなくていいし、そんなことも分からんやつは"酷評"しなくていいよ。
酷評ってのは、評するときの言い方が酷いってことですよ
エェッ!?
じゃあ「読むだけ時間の無駄。文法が無茶苦茶だし何が言いたいかも分からん。小学生からやり直してこいよ童貞!」は酷評で、
「原稿拝見いたしました。一、二点気になるところはありましたが、率直に申し上げて才能は"ゼロ"です。鼻紙に使いたいので原稿は頂いておきます」は酷評じゃないってこと?
エエェェ〜!?
648 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 13:53:26
なんか古本屋で古本買ったらおかしな文章があったからうpしてみる。
「(前略)…我輩は音楽留学で維納に居た都合から、独逸はミュンヘンに
出掛けねばならぬ所用が生じた日があつた。さふ煩雑に過ぎる雑事でも
無かつたのでザッとこなした寸法であるが、よつて思いがけなく暇が
転がり込んで来たので、我輩の道楽の一である古書屋巡りと洒落込んだ
訳なので有る。以下はその節発見した独逸語の文を我輩が訳したものであるが…
翻訳本業非ず故悪文御容赦願いたい。では、いざ参る。
649 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 14:03:48
『…裸の王様という童話があるじゃろ。あれが真ッ赤な大嘘でナ。
…何が大嘘かッて?フム、訊きたいか。この老いぼれ奴の話を
真に受けるつもりはあるかな。ではまず銀貨五枚だナ。…オオ有難い。
では話して聞かせてやることにしよう…。
王はナ。体躯猛々しい猛者だったのじゃナ。容貌もみめ麗しく、愁眉を
送るあまっちょどもはひきも切らぬ日々よ。…考えてもみなされ、そんな
王でなければ、身代かけて洒落ごとに身を入れる訳が無かろうという話ですヨ。
650 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 14:18:14
…もうお解りかネ、察しが早いことじゃてお若いの。詐欺師は詐欺師では
無かったという訳じゃ。王にとって最も美しい服とはナ。確かに、「詐欺師」
供の騙った通りじゃつたわけじゃナ。…ハッハッハ、今でも思い出すワ、
春の陽射しにてろてろと光り輝くそそり立ったゼップの雄々しかったこと!
何人の娘が失神したか、儂は数え切れんかったゾナ。
…ナアンデ儂がこんなことを知っているかって?わからんか。そこは。
…ハッキリ書くと詰まらんから遠回しに教えよう。…それとも、もう銀貨…
ア、それは駄目。ならば。…儂も、裸の王様 に出演しとるなナ。
しかし、その後の皆の反応は、出鱈目も出鱈目、地獄の悪魔も裸足で
逃げ出すワイ。儂ァ袋叩きに遭ったからナ。誰が嗤うものかよ、あれを観て。
…ナニ?わからん?儂も断られると根に持つタイプでナwもう教えんワ。
さ、トットと逝つた逝つた、酒が不味くなるデナ。…女将、ジョッキ!
…』
>>645 >技術も大切だけど一番大切なのは「何を伝えたいか?」じゃないか?
ここはその「技術も大切」の部分を主に批評する場。
>一番大切なのは「何を伝えたいか?」
これはたしかにそうだが、文章の順番があべこべであって、
<一番大切なのは「何を伝えたいか?」だが、そのためにも技術も大切>
が正しい。
へたくそな歌をがなりたてていては、伝えたいことも伝わらない。
まず歌がうまいことが最低の必要条件であって、下手な歌では聞いても
もらえない。
ここの投稿は短文なので「何を伝えたいか?」まで批評するのは困難。
またそもそも「伝えたいこと」なんてのはどんなことであってもOKなわけで、
これは駄目、あれならいいなんて言えるものではない。
さらにいえば大事なことは「伝えたいことを伝える姿勢」だ。
たとえばありきたりの恋愛話を凡庸に語るだけでは退屈なだけでつまらない。
逆にありきたりの恋愛話であっても、語る姿勢に独創性があれば面白いもの
となる。村上春樹なんかが好例だけど。
652 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 16:28:35
おまえは ばかだなぁ
みんなちがって
みんな ばか
654 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 16:33:10
やさしくって すこしばか
655 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 16:34:58
「うまいけど、ウザい歌い手」
に出遭ったことがないのかね。幸せな奴。
〉うまいけどうざい歌手
つのだ☆ひろ?
657 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 18:41:11
参加は自由
658 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 18:47:55
私先日、元禄三億文事件〜夢の中〜という小説を書いて、みんなに
読んでもらいたくて、無料電子出版サイト
http://www.denpan.org/ 歴史・時代・思想カテゴリー 元禄三億文事件〜夢の中〜
にアップしました。
が、……ところどころにある作り話は自分でも気に入っているのですが、
小説としてはどうか?……と自分でも感じます。しかしどうしたら
よいかが分からず、探求の旅に出てインターネット上をさまよい、
ここにたどり着きました。
他の人のレスを読んで、いろいろと参考になる事があり、こうしようと
アイデアが湧き、書き直すこととしました。以下書き直した序文を書きます。
いやー、しかしひまっ、最近のタクシーって本っ当にひまっ。
で、どんくらい暇かと言うと、うとうとと夢を見るくらい暇。
このあいだなんか……ぐっすり寝込んでしまって……
……時は元禄、町民文化華やかりし頃……
……時の総理、将(Chan)栄(Ei)
由比正雪の流れを汲むと思われる討幕運動に頭を悩ませていました。
元禄三億文事件〜夢の中〜
元禄四十三年師走十日
私は夢の中で延々と続く町並みの中、舗装されてなく、あまり広くない
通りを中学1年生になる娘と手をつないで歩いていた。車が全く走って
いないもんだから、安心して道のど真ん中を歩くことが出来た。
通りにはそれなりに活気があり、子供たちも走り回っているのだが、
何故か私たちを見ると道の端によけてくれて、私たちが通り過ぎるのを
待ってくれた。
人が多くても道の真ん中を歩けるのは、私にとって好都合だった。
一文のお金も持っていないため、娘にあれが欲しいと言われたら困るからだ。
見るだけ……そう、この街では正月にはまだ早いのに、和服姿の若い
娘さんたちがそぞろ歩いており、私の目を十分満足させていた。
659 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 18:53:29
……時は元禄、町民文化華やかりし頃……
……時の総理、将(Chan)栄(Ei)
由比正雪の流れを汲むと思われる討幕運動に頭を悩ませていました。
元禄三億文事件〜夢の中〜
元禄四十三年師走十日
私は夢の中で延々と続く町並みの中、舗装されてなく、あまり広くない通りを
中学1年生になる娘と手をつないで歩いていた。車が全く走っていないもんだから、
安心して道のど真ん中を歩くことが出来た。
通りにはそれなりに活気があり、子供たちも走り回っているのだが、
何故か私たちを見ると道の端によけてくれて、私たちが通り過ぎるのを待ってくれた。
人が多くても道の真ん中を歩けるのは、私にとって好都合だった。
一文のお金も持っていないため、娘にあれが欲しいと言われたら困るからだ。
660 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 18:56:08
見るだけ……そう、この街では正月にはまだ早いのに、和服姿の若い娘さんたちが
そぞろ歩いており、私の目を十分満足させていた。
暫く歩いた所で、三十路を少し過ぎた頃と思われる女性が、のれんから顔を出して、
私たちを手招きしながら言った。
「ちょっとぉ、そこを歩いているお二人さん、こっちにおいでよ」
「いえ、私たちはお金を持っていないんです」私はほっといて欲しいと思いながら言った。
この女性はやれやれといった表情をして、こちらに歩いてきながら、
「無粋な人だねぇ、そんな事あんたの娘さんの恰好を見りゃ分かるわよ」
「この師走の寒さの中、娘さんの足が殆ど出てるじゃないか、布を買ってやれないんだろ」
「いえ、そんなんじゃないんです」ミニスカートをはいている娘は言った。
661 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 18:58:57
「まあまあ、殊勝な娘さんだねぇ、お父さんをかばって」
「ますます気に入った。どうしてもお茶を飲んでってもらうよ」
「こっちについて来な」
雰囲気に圧倒されて、何も考えないでついて行った。
店に入るなりこの女性は「おセイさん、この二人にお茶を出しておやり、
あたしはいらないよ、さっきよばれたばかりだからね」と言った。
おセイさんと呼ばれた年配の女性は「はい分かりました、女将さん」
と言って奥に入って行った。
待っている間あまり失礼にならないように、さりげなく辺りを見回した。
土間の向こうに10畳くらいの畳の間があり、壁に棚がしつらえて
あって、反物が丸められて置いてあった。土間と棚との間には商品見本も
何も置いてなかった。
おセイさんと呼ばれる女性が奥に行っている今、ここにいるのは女将さん
と私たちの合わせて3人だけだ。
番頭さんが座っていて、その周りで5人位の人が、忙しそうに立ち回って
いるものだと思い込んでいた私は少し安心した。暇なもんだから話し相手が
欲しかったんだろうなと思った。
662 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 19:00:34
そこへ先ほどのおセイさんが、お盆にお茶を載せて奥から出てきた。
「どこへ置きましょうか」
「あっ、ここに置いて」
「さあさあ、あんたたちもいつまでもぼさっとつっ立ってないで、ここに座ってお茶をあがりな」
「でしゃばったまねをしたら潰されるが、そんなに遠慮してちゃこの街じゃ生きてけないよ」
上がりかまちでお茶をよばれていると、
「あんたたちの恰好を見ていると、田舎から出てきたばかりとすぐに分かるさ、そんなへんてこりんな恰好をした人は、この江戸にはいないからね」
「あんたたちは知らないようだから教えといてあげるけど、この江戸
じゃあ見てくれが一番なんだよ」
「相手の服装を見て、自分より上か下かを判断するんだよ」
「一旦下と判断されたら、そこから這い上がるの大変だよ」
ここは江戸なのか、道理でいつまで歩いても家があると納得した。
これはひどい
664 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 19:04:50
これを言っちゃ、おま、誰がお前の文を読むか!という事を白状いたしますと、
字を書くのは毎日タクシーの営業日報を書いているので慣れていると思うのですが、
小説を読むとなるとこの30年間1冊たりとも読んだ記憶がありません。
非常に打たれ強い私です。誹謗中傷何でもござれ、酷評をお願いいたします。
連続投稿、失礼しました。
この文体はわざとだろ、どうみても
いや、わりとおもしろいよ。これくらい勢いがあると細かいことはどうでもよくなるな。
>>664 >非常に打たれ強い
モノは言いようですね。ただ人の話を聞けないだけでしょうに。
誹謗中傷なんか募集しないでください。あなたは醜い罵り合いが
好きなのかもしれませんが、このスレはあなた以外の人も見て
いるのですよ。
>小説を読むとなるとこの30年間1冊たりとも読んだ記憶がありません。
文章を小説らしくしたいのなら、読んでください。それ以外になにも言えません。
668 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 20:22:16
冒頭に置こうと思ってる部分です。
浩平は自殺したかった。
それは中学の頃からずっと抱き続けてきた思いだった。中学に入った途端に周囲は一変したと感じた。
単に思春期が始まったという事でもあるようだが、中学校という場所の影響がほとんどだたっと浩平は思っていた。
中学生というのは厄介なものだ。
軍隊式教育法を本気で信奉している体育教師や、マンガに出てきそうな茶髪の不良たちがいる事など、
そんな周辺環境は正攻法で浩平をうんざりさせた。
つまらない授業や、つまらない茶番のようなクラスメイトとの人間関係。
浩平はそう感じていたので内へ内へと篭っていき、誰とも口をきかないでただただ感覚を麻痺させていった。
そうすることでしか時間の経過に耐え切れなかったのだ。
もともとがシャイで人との関わりは苦手だった浩平は人間関係を構築しようとする意思をいっさい捨てた。
その頃の浩平が憧れていた未来像、大人になったらしたい生活、
それはずっと安アパートの暗いけれど居心地のいい部屋に篭って映画を見たり本を読んだりしたり、
パソコンを操るハッカーみたいな人になったりする事だった。
そして人知れず死ぬ事だった。
それがかっこいいと思った。
当時はまだ「ひきこもり」などという存在は公知のものではなかった。
その事について、浩平は自分は時代の先端の空気を先取りしていたと自分の思春期の感性に自虐的に誇りすら抱いていた。
>>668 微妙だな。
というのは、文章はまず下手な部類。
内容も、平凡といえば平凡で、ありきたり。
まさにそこらの「引きこもり」が書きそうな内容で、目新しくもないし、驚くような
感性が光っているわけでもない。
でもね、なんか、魅力あるんだよね。
「人はなにかしらの真心がなければ、こんなにも下手な文章は書けないのである」
って、三島由紀夫の言葉だけど、そういう魅力がある。
>>668 これを冒頭に置くのは論外。
こういった主人公の人生観の説明や心理描写というのものは、
作品の中で主人公の行動を通して表現するもの。
あれがあれでこうで〜、と説明するのはいかにも稚拙。
まず主人公を登場させ、どういう生活をしているのかを描く。
先生とのやりとりや、級友との関係をリアルタイムで描く。
家ではどのように過ごしているのか、具体的に描く。
心理描写を交えながら、主人公が死にたい気持ちを表現する。
そういうのが小説だから。
671 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 21:12:57
>>699 レスどうも。
ここはさっと流して欲しい所だからあんまり気張らない文にしようと思った。
魅力あると言ってくれるのは素直にうれしいよ。
確かに下手糞だとは自覚してるけどw
>>670 こんな短い文だけで「〜が小説」だから、と言い切るあんたには疑問を感じるな。
べつに学園ひきこもりストーリーを本筋で書くわけじゃないしさ。
そしてこれは色が薄れ具体的なものが忘れられかけた過去を回想している現在の浩平の心境を書こうと思ったところだからリアルタイム風にしてはダメなんだ。
って、ここでレスしても無意味だけどw
672 :
648:2007/01/29(月) 21:14:17
俺はタクシー関係のおっちゃんの好きだな。だって江戸の言い回し完璧じゃん。
こういう息遣いを再現できるのが才能だよ。
>>672 再現することに、今、いったい何の意味があるんだ?
おれっちはこんな擬古文みたいなのもかけるんだぜ〜、ってだけのただのオナニーじゃん。
674 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 21:23:35
お前にとっては、なんでもオナニーなんだろ。哀れなやつだ。
>>674 文学はお上手に言葉を並べるだけの遊びじゃないんだぜ。
676 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 21:27:02
お前みたいなやつにとっては、例えば言うまでも無くタイムマシンもオナニー。
確かにタイムマシンというものは実現不可能だから、その例えがいかに厭らしいものであっても
まったく当たってないわけではない。
しかしそれを愉しめない感性の貧しさ。なんていうか…黙ってて欲しい。お前の酷評はこの国の
文化繁栄を阻害する。
677 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 21:28:45
>>675 ギャハハハハハハ
作品で勝負できないやつがナ。笑わせるぜ。
>>676 何言ってんだカスが。
新しいもんを書かずに過去のもん引っ張り出してきて懐古趣味だけのベタベタな話に浸って、
しかもそれを愉しむとか言っちゃうお前こそが文化反映の敵だボケ。
そんなに懐古趣味に浸りたいんなら古典読んでりゃ済むことだろうが。
タイムマシンとかはSFになるから話はまた別。まだこない未来の可能性の話だから。
679 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 21:39:44
>>679 だから温故知新したいんなら古典を読んでろよ。読むだけでいいよ。
だけど文体マネしたってなにも過去から学ぶことになってないだろ。ただの焼き増し。
681 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 21:44:49
俺は上の元禄話のキモは
>>662にあると思っている。
これは結局、元禄にこと寄せて現代の東京を語っているわけだ。ミニスカートが
唐突に織り込まれていることからもそれが推測できる。
>>662の最後の辺りは
思ってても中々書けない文章だ。残酷すぎてナ。
まぁ…上っ面しかなぜないでギャーギャー言ってろよ、バカ。マンカス。
低レベルの喧嘩すんなw
俺はちゃんと読んでないが、江戸の言い回しが上手いというならそれはそうなんだろう。
それだけで小説として高い評価は与えられないが、アドバンテージではある。
つか、「江戸の」で脊髄反射して擬古文だの模倣だのと言いたい放題だが、
読んでみたら江戸時代の言い回しではないぞ。
東京下町風、あるいはかなり現代の言い回しに引き付けた時代小説風。
スルーはOKだが、けなすならせめて読んでからけなせ。
そうだな、正直まったく読んでなかった
684 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 21:49:23
>>680 物語の設定も考えず、文体が古いとか言うなんてあまりに価値観が狭すぎる。
なにより新しいものがかけているかどうかは文体のみで決めることじゃないだろ。
685 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 21:49:55
>>682 ぉ〜 流石2ちゃんは違うな〜。なるほど。勉強になりました。ありがとうございました。
「オットトへへ」みたいなやつだと江戸でいいの?
>>671 この文見せられたら誰だって引きこもりの小説だって思うよ。
短文で理解されにくいことが分かってんなら初めから主題のところを出せ。
単純にありきたりでおもんないよ。
尾崎豊かお前は?
687 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 22:03:34
いやァ、俺も工房の頃は尾崎バカだバカだ笑ってたが、今思うとあれァちょっとだけ
かっこいいとこあったぞ。
ちょっとだけな。
尾崎はかっこいいかも知れんけど、さんざん尾崎豊が言ってきたようなことを繰り返してどうする?ってことだよ。
尾崎なら『僕が僕であるために』が好きだ。
689 :
668:2007/01/29(月) 22:10:30
いやぁ、僕も尾崎みたいな事を思ってた、って人物が登場しますよ、ってことです。
なるほどねっ!!
691 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 22:17:33
なんだかんだ俺も結局、この歳まで支配からの卒業を目指してるとしか言えない生き方を
選んで歩んできてしまったし。
もうせん俺を激怒させた漫画があって、俺よりちょい年下辺りの30代フリーターが20代の
一見人当たりの良いアスリート系同僚に、豹変されて「世の中ナめてないっすか?」と
逆説教されてるシーンがあったことだ。
間違いなく、世の中をナめてるのは、その訳知り顔の20代の男だからだ。
何故、俺たち30代が物静かで、居丈高にならず、(AERAによれば)下の世代の仕事まで
引き受けて会社に最後まで残って残業をしたりする世代なのか、推し量る頭が皆無だ。
じわじわと地球近傍宇宙は数十万年に一度の大転換期にさしかかっているのにな。
文系社会がすべてだと思い違いをしているその逆説教男の醜さといったら無かった。
なまじイケメン頼りがいあり そう なところが…現実にこんなやつが居たら、頼った奴は
共倒れだなと思ったものだ。
692 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 22:21:44
尾崎の歌で間違ってるなー、と思うのは…
大人はかよわくない
ってことだな。
というわけで、俺はこの歳まで未だ大人になってない。
>>691 ルサンチマンの暴発。
つまり、自分の愚痴・不満をそのまま書き綴ったに過ぎない、
昔風に言えば「老人の繰り言」というやつだ。
小説に昇華されていない。無価値。
>>671 >そしてこれは色が薄れ具体的なものが忘れられかけた過去を回想している
>現在の浩平の心境を書こうと思ったところだからリアルタイム風にしてはダメなんだ。
冒頭を回想シーンで始めたるのはよくないよ。
695 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 23:16:26
なんで回想から始めちゃ駄目なの?
駄目じゃないよ。
>>695 顔が見えない人間の回想はつまらないから。
それと時系列が混乱するから。
小説入門なんかにも書いてあるし
このスレでも散々指摘されていたような希ガス。
698 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 23:36:38
小説入門なんか知るかよ(笑)
699 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 23:36:49
>>693 お前がその20代に該当してることの指摘への逆切れ。無価値。
>>697 >顔が見えない人間の回想はつまらないから。
つまらないからっていう理由もすごいな。
ほんとに小説入門にそう書いてあったか?
>それと時系列が混乱するから。
回想シーンで始めたぐらいで混乱するかな?
これも小説入門に書いてあったか?
>>672-700 スレの趣旨を理解してくれ。
「投稿者を育てるのが目的」ってはっきり書いてあるよね。
議論して議論して決着がついたところで、すでに出た意見に変わりはないでしょうが。
何十レスも使って、すでに出た意見をなかったことにすることが投稿者のためになるのか?
「批評への参加は自由です」って書いてあるよね。
批評に馴れない人や文章の作法を知らない人を追い出したところで、投稿者のために
なるわけじゃないよね?小説の読者が、みんながみんな批評家ってわけじゃない。
むしろたいていは批評なんかしたことない、文章にも慣れない素人なんだから、
特定の評者を追い出すことにはなんの意味もないよ。
「良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ投稿者が納得する形で批評して
あげてください。」って書いてあるよね。
「好き・嫌い」だけを書くよりも、「どこが文章のダメになる原因で、こう練習するのがいい」と
自分の知識を惜しみなく伝えたほうが、(それに従うかは別として)投稿者の参考になるでしょ。
スレタイに「真面目に」って書いてあるのはそういう意味だよ。
> ■投稿する人へ
>・あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。
> ■批評する人へ
> ・批評への参加は自由です。
> ・当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
> 投稿者が納得する形で批評してあげてください。
議論はせっかく専用スレがあるんだから、別館でやってくれよ。
俺への異論反論も別館で聞く。
あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part2
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1142687473/
>>699 事実を指摘されたら恥じ入って書き直すべきだろう。
もっとも、これは手直ししても完全なゴミに違いない。
同じテーマで新しく書き起こすべきだろうな。
703 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/30(火) 00:02:31
こんな掲示板の短い文章でテーマも糞もない。
内容にも踏み込む余地もない。
ただ単に、読むに耐えうるか否か、という次元しか応えることはできないだろうよ。
面白くないとかいってるやつは自分の無意味さに気付け
704 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/30(火) 00:15:09
20世紀前半、地球はドイツの星だった。
科学はドイツを中心に発達発展し、物理学と宇宙工学で時代を鋭く切り拓いた。某漫画で某キャラクターが
記憶に残る某台詞をのたまったのは故無きことではない。
そして、その精神的支柱としてニーチェが機能したことも、また容易に想像可能だ。彼は、19世紀末に
多くの著作を遺している。
彼が言いたかったことは何か?一言目に言われる「神は死んだ」ということなのだろうか。否。
生きたことのない者は、死ぬことすら出来ない。或いは…「神」という概念を人類史上初めて思いついた奴の
ことを考えてみるがいい。そいつは、この世界の景色を見ていて、それを「創り出した存在」を発想したのだ。
誰にも教わらずに。
イカれた奴に違いないよな?そいつの根拠のかけらも無いただの思いつきを、後生大事に無謬状態でいるやつらが、
今でもゴロゴロしている。
ニーチェはそのイカれた奴の継承者ということだ。故に、精神病院で生涯を閉じる。ということは、むしろ、ニーチェは
「より神に近づこうとしたバカ」だったわけだ。しかし、そのバカを頼りに、実際問題ドイツは躍進した。それは揺ぎ無い
歴史事実である。
705 :
570:2007/01/30(火) 00:18:44
レスくださったかた、酷評ありがとうございました。
一番書きたかったのは病気のことだったのですが
ロッカーにこんなのがあったよとか、最後のコーヒー飲みたいなとか
タイプしてるうちにこれもあれも書きたい書きたいと湧いてきて訳わかんなくしてしまいました。
ご意見参考にさせていただきます。
でも前の投稿の、箸にも棒にもかからん糞ミソ酷評から少し進歩してきている気がして(手前味噌)
なんだかとても嬉しかったです。どうもありがとうございました
706 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/30(火) 00:20:12
>>702 プゲラwww
「ポールシフト」って知ってるか。
元々は、オカルト用語だ。しかし、現在地球で起こりつつあるのは、残酷で冷たい冷酷なまでの科学的星変でな。
その一行を読み飛ばすようでは、まぁ。真っ先にあの世逝きなタイプ。恥じ入るだのなんだの、よくもまぁ言えたものだ。
>>704 コピペか誤爆か投稿か分からん。
評価希望ならその旨書いてくれ。
708 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/30(火) 00:32:31
口先だけのバカはほっといてニーチェに戻ろう。
ニーチェは宗教的俗物を徹底的に嫌った。すなわち、宗教権威の為なら真実を犠牲にするタイプのやつらを。
現在も真実の探求を阻害する言辞は怒涛の超絶ド級峰を遙か地平線彼方まで連ねている。
「真実は一つじゃない」「知らないほうが幸せなこともある」「優しい嘘」「誰にでも秘密はある」「答えなんて無い」……
だが、そんなぬるま湯を歓迎している内は、何一つ。何一つ、わかることなく生涯を終える。
真実の探求の為なら、いかなる存在をも暴く。いかなる存在をもだ。例外は認められない。
そのつもりで生きなければ、何一つ。何一つ成せずに終わる。
709 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/30(火) 00:38:43
>>697 しつこくて悪いけど、別に回想から始めるんは悪くないでしょ?
わざと時系列を分かりにくくするってのも技術的にありだろうし、絶対駄目ってことはないと思うが。
だいたい小説の初めは回想だろうが現在だろうがそいつがどんな奴かは分からないだろ?
興味引く話やったら回想でもいいんじゃないか?
>>706 レス番が間違ってないとすると、お前頭おかしいんじゃないか?
>>709 技術的には冒頭での回想シーンはNG。
冒頭から回想を入れるくらいなら、そこから始めろと。
まあ基本だな。
ただ、小説には「絶対的なルール」はないから上手くかけていれば
冒頭の回想が味になるかもわからん。
そこで投稿された文章の批評になるわけだ。
>>668の投稿では、冒頭の回想シーンは味にも何にもなってない。
そういうこと。
>>709 ついでにもう一つ。
冒頭シーンでは主人公(あるいは主人公以外の登場人物が)何者なのかは
わからない。わからないからこそ、読者にわからせる様に描写をしなければ
ならないわけだ。
主人公の外見やら暮らしぶりなどをリアルタイムで描写したほうが、どういう
人物なのか読者に伝わるし、感情移入もしやすくなる。
アニメでも映画でも、名も無いエキストラが死んでも感動も悲しみもないが
思い入れのあるキャラが死ぬと盛り上がるはず。
感情が移入というのはそういうこと。
714 :
1/6:2007/01/30(火) 08:01:29
若いの。ほれ。そうお前じゃ。後ろ見ても誰もいないき
ちょっとここへ座らんか。おぬしに教えたいことがあるで。
いやいや遠慮はするな。わしだって暇じゃ。おぬしだって
暇じゃろ。いや暇というのは悪かったかな。探しものは
まだ見つからぬ見たいだからな。まあここへ座れ。
座ってくれ。いや老人の頼みと聞いとくれ。
うんありがとう。ありがとう。おっ。新しい新聞をひくか?
いらんか?そうか。まあどっちでもよいよい。うん。
もっと火のそばに寄っていいぞよ。寒かろう。何時間
あそこにいたんじゃ?わしは長いこと見てたぞ。
そうか。別に恥ずかしがることもないじゃろ。ううん。
ほれ。飲むか。酒じゃ。いらんか?
うまいぞ。温まるぞ。ああ。うん。いらぬか?
遠慮はいらぬぞ。ほれ。ここにおいとくからな。
そうか。飲むか。ああああいい飲みっぷりじゃ。
五臓六腑に染み渡るという感じじゃろ。
715 :
2/6:2007/01/30(火) 08:03:36
話というのはな。うん。そのままでよい。
飲みながら聞いとくれ。そう。腹もへっとるはずじゃな。
それを探していたんじゃものな。
でもな、その前に話しておきたいことがある。
おぬしが腹を満たして眠る前に、夜が明ける前に
どうしても話しておきたいことがあるんじゃ。聞いとくれ。
うん。そのまま焚き火に当たりながら耳だけこっち向けといてくれ。
おぬしがどのようにここに来たかは知らん。
人それぞれだし人生はいろいろじゃ。哀しいこともうれしいことも
寂しいことも泣きたいこともあろう。人に相談し悩み苦しみ
ようような考えのすえやっと決断したことじゃろ。
そんなことをいまさらとやかく言ってもおぬしの心は
変わらんじゃろ。それはわかっとる。今日始めて会ったばかりの
老人の助言なんて聞き入れたくない、煩わしいと思ってるのは
わかっとる。でも聞いとくれ。これはわしの義務かもしれん。
いや。それはかっこつけすぎだな。ただわしは
今宵の月があまりにもきれいじゃで話し相手が欲しかっただけかもしれん。
わからん。聞いとくれ。お願いじゃから。
716 :
3/6:2007/01/30(火) 08:05:23
周りをみわたすがいい。おぬしにもわかっとると思うが
あの光は乞食の命じゃ。乞食が命の炎を灯しとる生きるための
光じゃ。星のようじゃろ。美しいか?そうか夜は
すべてを覆い隠す悲しみも孤独もすべて美しく変えてしまう。
それはマジックじゃ。光の魔法じゃ。惑わされてはいかんのじゃ。
美しいと思うのはまだおぬしが向こうの世界の心を
もってるちゅうこっちゃ。まだ穢れてないちゅうこっちゃ。
救いの時間があるっちゅうこっちゃ。その心のうちに心が
汚れてないうちに話さなくてはならんここの本当の恐ろしさを
眼に見えぬ恐ろしさを。
ここには特別の空気がある。空気だから眼には見えん。
おぬしのいた世界とは異質の空気。それは肺に入り込んで
それから血管をとおり脳と心臓に行き渡る。そして
もっとも恐ろしいのは心を犯してしまうというこっちゃ。
気づかぬうちに入り込む。そして腐らす。視界はじょじょに
歪み歪んでるのに気づいた時はもう手遅れじゃ。
そのままこの世界にい続けるしかない。誰も助けてはくれんぞよ。
ここの時間に慣れここの空気を糧とし土地に囚われ
土地に奉仕する。知らぬうちに循環の一つになってしまい
抜けることができなくなる。世界は心のうちの思い出となり
懐かしく思うだろう。そして眠る時、悪夢になって現われる。
愛を涙を優しさを。
717 :
4/6:2007/01/30(火) 08:07:10
――ここはどこだろう? この老人は誰だろう?
断続的に現われる意識の中で私は考え問う。
わからない。恐ろしくもあり懐かしき感覚。
霞の奥の森の沼に引きずり込まれるような感覚。
・・・・・・おぬしが探していた。あの場所な。
あの場所に捨ててある残飯でも文句をいうやつがおる。
やれ旨いだのしょっぱいだの味付けがおかしいだの
食いもんじゃないだの。奴らはグルメな乞食じゃ。
グルメな乞食。なんともまあ素敵なことばじゃないか。
自分の姿を鏡で見たことも無く自分の伸びた髭に
残った油を眠ってる最中、舐めるネズミがいるというのも知らずに
ああだこうだ、ゴミの山に足を突っ込んで匂いを嗅ぎ嗅ぎ
自分の気に入ったものがあれば長年着続けた垢泥にまみれた
コートのポケットに貯めていく。そんな乞食。
おぬしはそんな乞食になりたいか?
――夢だ。悪夢だ。そして体が動かない。
レム睡眠とノンレム睡眠。頭は目覚め体は死んでいる。
頭は目覚め? 夢じゃない? じゃあこれは・・・・・・
718 :
5/6:2007/01/30(火) 08:08:01
おぬし? どうした? 気分が悪いか?
腹が減ったのか? 汗をだらだら流して。
いかんな。これを食え腹いっぱいになるぞ。
とっておきのご馳走じゃ。わしのとっておきの
肉で特別な調理法で料理したおぬしが今だ口にしたことが無い
最高のディナーだぞよ
――老人が差し出したものはラグビーボールほどの
肉の塊だった。旨そうな肉の焦げた匂いと炎が乱反射する油。
手に持つと肉汁が焼けた表面を伝っていった。
しかし・・・・・・心のどこかが疑問を投げかけている。
ちょっと待ておかしいぞ。手を止めろ。何かがおかしい。何かがおかしい。
私は腕を止めたが肉の匂いが脳天を突き抜けたとき
我慢できずに口に運んだ。
うまかった。探していたのはこれだ。腹を満たす濃厚な味。
滋養。生命の味。舌と歯を愛撫し胃をなだめやがて
自らの肉とエネルギーに変わる根源的な味。うまい。うますぎる。
719 :
6/6:2007/01/30(火) 08:29:53
そうか。うまいか。
――老人が笑っている。その笑顔の真ん中の虚空には黄色く汚れ
抜け落ちるのを待っている歯が墓標のように並んでいた。
それはお前の飼っている猫じゃ。ショコラじゃよ。
飼っている猫を食う気持ちはどんなもんじゃ?
やっぱりうまいか?
焼く時に騒ぎよったんで毛を毟ってしもうた。
裸になっても暴れておったさかい。わしはとどめをさしよった。
口から肛門に串をさしたんじゃ。うらめしげな眼で
わしを見とった。泣きおった。泣きおった。
みゃーみゃー泣きおった。いひ。いひ。いひひひひひ。
金縛りがとけると悪夢は夜の闇に消えて行った。
汗が全身に張り付き筋肉は硬く硬直した余韻が残っている。
お腹をくすぐる感覚はショコラだった。
猫が寒さを避け私の布団に入り込んでいたのだ。
私は猫を抱きかかえると明かりをつけしばらく
ベッドに腰を下ろしていた。なんだったのだろうあれは?
時計を見るとまだ3時を越えたところだった。
夜が明けるにはまだ時間がある。私は明かりをつけたまま
窓の外を窺うと濃密な夜は私を引き込もうと
触手を伸ばそうとしているかのように窓の外に留まっている。
夜はまた俺の心なのか? 俺の深層なのか?
わからない。考えるには疲れすぎていた。あまりにもあまりにも.
スレの主旨を変えた方がいいんじゃない?
「このスレはどんな罵詈雑言にも耐える奴隷的な投稿者を簡素人が見下して優越感を得るためのスレです。
奴隷以外はお断り。
簡素人の能力は問わず」
721 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/30(火) 12:33:46
>>720 酷評されて逆切れするなら投稿するなよ。
定期的にそういう馬鹿が沸いて困る。
722 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/30(火) 14:15:42
とりあえず
720
の言ってることは酷評されてキレてるアホでFA?
>>721-722 ひそかに忍ばせておいた素晴らしいブンガクを理解できなかった無能キタコレ!
プギャー!
>>723 つうか、一体どの投稿なのかはっきりさせた方がいい。
ちゃんと酷評する者も少なくはない。
725 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/30(火) 19:40:18
俺は人の書いたものにとやかく言うほどの人物じゃないけど、
>>714-719は面白かった。
読者を引き込ませるテンポの良さと力量を感じた。
726 :
658:2007/01/30(火) 21:18:04
>>663 これはひどい
禅問答のような簡素で奥深い言葉、[これは]アラブの国であれば、珍しいもの見たさに
アラブ人が集まり、パンツが見えるかどうか賭けをするためにイギリス人が集まり、とん
でもない事だと警官隊が集まり、それを撮影するために日本人が集まって、[ひどい]
ことになるが、
ノーパン当たり前の江戸の人ならOK♪
ハッ、ノーパンあたりまえの先入観でミニスカート見たら・・・引く
これをあの短時間で見抜くあなた様は一体何者
>>665 この文体はわざとだろ、どうみても
>>685 「オットトへへ」みたいなやつだと江戸でいいの?
マジレスすると私は三重人格(自分の記憶を整理した自己診断)で、この小説は第一の
人格で書かれています。第一の人格は小学校入学前に完成されていますので、感性が
非常に幼稚なのです。しかし好奇心旺盛なため、いろいろな情報を同時処理するのに
向いています。だからこれも素の自分です。
尚このレスは小学校三年以降に形成された第三の人格で書いています。
>>667 非常に打たれ強い モノは言いようですね。ただ人の話を聞けないだけでしょうに。
あなたは醜い罵り合いが 好きなのかもしれませんが、
的確なご指摘、参りました。ただ罵り合いが好きなのではなく、罵り合いをどう切り返すか
を考えるのが好きなんです。
727 :
658:2007/01/30(火) 21:27:29
>>666 いや、わりとおもしろいよ。
>>672 俺はタクシー関係のおっちゃんの好きだな。
>>673 ただのオナニーじゃん。
>>675 文学はお上手に言葉を並べるだけの遊びじゃないんだぜ。
>>676 それを愉しめない感性の貧しさ。なんていうか…黙ってて欲しい。
>>679 温故知新
>>681 これは結局、元禄にこと寄せて現代の東京を語っているわけだ。
>>662の最後の辺りは= 次の話につなぐ接着剤です。
>>682 つか、「江戸の」で脊髄反射して擬古文だの模倣だのと言いたい放題だが、読んで
みたら江戸時代の言い回しではないぞ。東京下町風、あるいはかなり現代の言い回しに
引き付けた時代小説風。
>>684 物語の設定も考えず、文体が古いとか言うなんてあまりに価値観が狭すぎる。
大変多くのレスありがとうございました。
またずいぶんお褒めいただきありがとうございます。
元になっている小説はB5で20枚あまり、ただし基礎知識が必要なため、付録付。
内容は30年以上前に起きた3億円事件、主犯は依願退職、実行犯は死亡、現金は銀行に
返還、これを警察、政府、マスコミが一体となり、税金9億円をつぎ込んで
”犯人は分からない猿芝居”を時効になるまで続けた。と推測。
理由は大学紛争最大の山場、翌月の東大安田講堂攻防戦、機動隊強行突入が迫っていた為、
警察や法務省関係の不祥事を表に出すことが出来なかった。と推測。
一切の検証なく、風説、推測でこのようなことを書いているのですから、もろ、名誉毀損。
昔話やおちゃらけ話にしなければ、怖くて書けません。
心の中では、もしこれが嘘だというのなら、客観的事実に符合した推測を書いてみろ
という気持ちで書いています。
しかし決して警察は捜査資料を公開しないでしょう。つまりオナニーじゃんはその通りです。
728 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/30(火) 22:05:44
どれほど歩いただろうか。いくら前に進んでも、この暗く狭いトンネルに光が差すことは無い。
体が重い。腕は神経が通ってないかのように垂れ下がり、足は鉄球を繋いだが如く動かない。それでも歩を進め続けた。やがて足も上がらなくなり、その場に蹲る。息は上がり、汗が顎を伝う。
ふと、背後に生暖かい、いやな気配を感じた。心臓が一際大きく脈打ち、慌てて振り返る。が、なにも見当たらない。必死に気のせいだと思い込もうとする。しかし、何かが迫ってくる感覚がそれを許さない。
やがて、迫ってくるそれが足に触れた。小さく悲鳴を上げ後ずさるが、立ち上がる体力さえ失った体は簡単にバランスを崩し、無様に尻餅をつく。
足に付着したそのなにかは液体だった。この暗闇の中でも、なぜかその色は鮮明に認識できた。
赤。
ただひたすらに赤く、そして生理的嫌悪感を抱く。他人の血液。気がつけば、その血は遥か前方にまで床を赤く染め、さながら赤い絨毯のようになっていた。
ぴちゃん
不意に、水が跳ねる音が聞こえた。先ほどとは比べ物にならない恐怖を感じ、音のした方に顔を向ける。断続的に聞こえる音は次第に近づき、その音を発するモノが輪郭を纏い始める。言いようの無い恐怖に体を強張らせながら、何故かそれから目を離すことが出来ない。
瞬きをするのも忘れ、あと数歩のところに迫ったそれを凝視する。人間? 女?
生唾を飲み込む。一瞬それから気がそれ、再び注意を向けたとき―
目の前が暗転し、そのまま意識を失った。
729 :
728:2007/01/30(火) 22:07:28
すいません、これ入れ忘れました
酷評お願いします
>728
ミステリか何かの表現なのか?
>腕は神経が通ってないかのように垂れ下がり、足は鉄球を繋いだが如く動かない
あまりに陳腐な表現じゃないかい? これで最後まで通すのかい?
自分の感性を表現した方が良くないかい?
731 :
1/2:2007/01/30(火) 22:54:56
冒頭部分のみですが、酷評おねがいします。
行が長すぎるというエラーが出たので、本当は改行したくなかった箇所で改行している部分があります。
*
「土下座して」
通りに面したカフェで、向かいに座る女が低い声を搾りだす。俺はそれには応えずに、女から視線を逸らし窓の外を眺める。
正直な話、やっちまったか、とは思ったが頭はやけに冷静だ。窓からは気の早いサンタクロースが、通りを闊歩しているのが見えた。
今年十三番目の女、ただそれだけの関係。女がどう思っていたかは知らないが、少なくとも俺の頭ではそれだけの女だった。
「黙ってないで何か答えたら?」
面倒臭い。いつもと同じように、相手に悟られず、適度な距離を置いて付き合っていたつもりだった。それが綻びを見せたのは、つい最近、十四番目の女をモノにしたからだ。
まったく違うルートで知り合った女同士が、実は知り合いだったという安いテレビドラマのような展開。十四番目の女に到っては名前すら覚えてないってのに。
空気をセメントで固めたような沈黙が続く。クールにクールに。罵倒され、一方的に別れを告げられても惜しくもなんともないのだから。
俺が悪びれた様子も見せず、何も言わないとわかると、女はようやく口を開いた。
「最っ低!」
生ぬるいレモンティのおまけつき。お気に入りの白いシャツにシミが広がっていくのを視界の端に入れながら、女が店を出て行くのを見送った。周囲の視線が少しだけちくちくしたが、何食わぬ顔で店をあとにした。
たぶん、土下座していたら、後頭部にレモンティを注がれていたんだろう。それはそれで面白かったかもしれないが。
732 :
2/2:2007/01/30(火) 22:57:04
「そんなことリアルでされた奴、初めて見たわ! さすが、貴志!」
賢二は人の災難を酒の肴にして大喜びだ。こいつは何でもすぐに笑いにしようとしやがる。昔からそうだったが、こと女の話になるとすぐに茶化して人の神経を逆なでする。
それから、いつまでもそんなことしてんじゃねえ、なんてことを大真面目に説教するのがいつものパターンだ。最近は説教をしている姿がやけに板についている。お互い年をとったんだろう。
「しっかし、三十四にもなってよくやるよな。で、今、全部で何人喰ったんだ?」
不意に真面目な顔をして、賢二が訊ねてくる。聴かれているのは今まで体の関係を持った女の人数だ。
「七十人くらいだな」
「すげえな……。百人喰ったら記念パーティでもしてやろうか? 百人斬りパーティ」
刺し身を食べていた賢二が、口の中に噛み砕かれたイカの残骸を見せながらはしゃいでいる。
「おお、やってくれ。今のペースだと、あとニ、三年後だな」我ながら最低な男ではある。
「この二年くらいで加速したんじゃねえの?」
そう、確かに三年ほど前に中学の同級生だった、倉本と高橋に再開してから女をモノにするペースが早くなったのは事実だ。
*
キリが悪くて申し訳ないが、とりあえず以上です。よろしくお願いします。
>>728 ある程度具体的な状況があるから心理描写のよって感情移入が
できるわけで、状況の描写がまったくない状態では、、心理描写を
する意味がない。
>>728 >光が差すことは無い。 >言いようの無い恐怖に
「ない」と開いたほうがよい。「無様に」「何故か」等も同様。
>
>ぴちゃん
>
この手の空改行も駄目。文章の品格を下げる。改行自体もしないほうがいいくらいだ。
気がつけば、その血は遥か前方にまで床を赤く染め、さながら赤い絨毯のように
なっていた。 ぴちゃん 。不意に、水が跳ねる音が聞こえた。
これで十分。
>再び注意を向けたとき―
このダッシュも不要。尚、使うならば、ダッシュは「――」とふたつ重ねること。
>気がつけば、その血は遥か前方にまで床を赤く染め、
「床」ってなに? トンネルのなかの場面なんだろ?
>ふと、背後に生暖かい、いやな気配を感じた。心臓が一際大きく脈打ち、慌てて振り返る。
「心臓が一際大きく脈打ち」――削除。なぜなら続く「慌てて」という言葉を殺しているから。
「気配を感じる」ー「それを受けて心臓が一際大きく脈打つ」−「それを認識する」という時間
的経過と「慌てて」が合致しない。
ふと、背後に生暖かい、いやな気配を感じた。慌てて振り返る。
このほうが緊迫感が出る。
>先ほどとは比べ物にならない恐怖を感じ、
いままでの恐怖は大したものじゃなかったと? さんざん書いてきたことを自分で否定する?
とりあえず目についたところを。以上。
>>728 とりあえず、指示語が多いかな。「その」とか「それ」とか。指示語を減らす工夫をしてみて。
そうすれば、文章力は向上すると思うよ。
あとは、描写の表現がぎこちないかな。今のままでは下手と言われても仕方ないかな。
これは本を読んで上手い表現を盗んだりしたほうがいいと思う。
で、やっぱりおかしいのは、光の差さないトンネルなのに、血の色がわかるわけがないということ。
これは色を識別することができるに足る仕掛けが必要だと思う。車のヘッドライトでも、自分の持ってた懐中電灯でもいいからさ。
んで、段落の頭は一文字空ける。「―」は二つ重ねて使う。
素人から指摘できるのはそんなとこ、頑張ってくれ。
>>731-732 状況描写、人物描写ともに弱すぎ。
> 通りに面したカフェで、向かいに座る女が低い声を搾りだす。
時間や天候、場所、店の雰囲気。周囲の客の状況。
相手の女性がどういう雰囲気の人間なのか。
こういうのを書かないと小説にならない。
場面転換した時に台詞で始まっていて、状況描写がないので、
場面が変わったことが分かりにくい。
相変わらず人物描写がない。
そんなことより、今どき女自慢、ホストじゃあるまいし
売れないだろう
その方が問題なんじゃないのか?
それとも続いてセックス描写でもあるのかな?
>>731-732 お話自体がとてつもなく、つまらない。
>安いテレビドラマのような展開。
まさしく「安いテレビドラマのような」場面で、「安いテレビドラマのような」人物が、
「安いテレビドラマのような」会話をしているだけ。
主人公の独白も「安いテレビドラマ」そのもの。
破局だか別れ話だかの場面をここまでステレオタイプでよく書けるものだ。
テレビドラマというよりコントに近いかも。
いやたぶん、そんな男が愛に目覚めるのじゃまいか?
臭い、真実の愛に目覚めるのだよ、笑えるが・・・
文章ってうまく書く必要ないよね。
そりゃうまく書いて褒められたいし自意識だって
満足させたい。でもさ、本当の意味で心を打つのは
(少なくとも俺は)本人の言葉で本人のことを話してる文章。
例えば、別のスレで自分の趣味についてレスするとき別に考えないジャン?
心のままレスするでしょ?そりゃ馬鹿にされないように揚げ足取られないように
相手を傷つけないように(あるいは効果的に相手を傷つけるにはどうしたらいいか)
考えるけど小説の文章を書くように頭は使わないよね?
その延長で小説(もはや小説とはよべなくても)を書けばいいんじゃない?
とはいっても難しいか。
今日もパソコンを立ち上げブラウザを開き
最初にチェックするのは「あなたの文章真面目に酷評しますPart46」だ。
何故なら僕は文章が書きたいからだ。なぜ書きたいかというと
それ以外に僕に出来ることは無いと思うからだ。
顔は悪いし、貧乏で、頭も悪い高校は倍率が1以下、つまり願書を出せば
誰でも入れる馬鹿学校。バレンタインデーは下をむいて
クリスマスにはマスターベーションをしながら涙する。
こんな時、することといったらあまり選択肢は多くない。考えられるのは
自殺するか2ちゃんをするか今の自分を否定するかニュースに出るかだ。
僕は幸いなことにあるいは悲しいことにニュースに出る度胸も無い。
でも唯一あるのは昔から空想が好きだったということだ。好きなアイドルと夜な夜なデートした。
そこでは顔は凛々しく髪は朝日に輝いてる。そんな僕がすることといったら?
文章を書くしかないだろう。違う?
741 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/31(水) 00:41:56
巧い文章というのはつまり伝えたいことを誰かへ効果的に伝える技術のことだ。
たとえば君の空想を小説にする時にも技術は必要になってくる。
空想して自己満足する分には、かまわないが。
>>740 >本人の言葉で本人のことを話してる文章。
「本人の言葉で本人のことを話してる(と読まれる)文章」であるならば、
それは「うまい文章」。
そういう意味で「文章はうまく書く必要がある」。
それに必要なのは技術。
ギターを弾くことででなにかを表現したい、伝えたいと思えば、まずは
ギターの練習をする。技術の習得を目指す。それと同じ。
>>714-719 全体に大胆さが足りない。
老人の話しぶりにときおり違和感がある。
なんというか、地の文の語尾を変えただけみたいになってるんだよね。
>五臓六腑に染み渡るという感じじゃろ。
>ただわしは今宵の月があまりにもきれいじゃで話し相手が欲しかっただけかもしれん。
いっちゃった老人が「〜な感じ」とか「かもしれん」とかの婉曲表現を使うと冷めるよ。
ていうか、これは視点が感じてることを老人に説明させただけだろう。
見透かされたっていう凄みもないしね。
説明が多く、狂気が足りない。
>ここには特別の空気がある。
からの段落の内容をもっと具体的な描写で出すことができたなら、かなりイっちゃった感が
出たはずだ。地力はありそうだから、もっと描写に挑戦していっていいと思うよ。
山場がないのも不満。「一度安心させて突き落とす」みたいな構成はとれないものかな?
なんだかただ一定の速度で迫ってくる感じで凄みがない。ヒタヒタとゆっくり迫ってくる感じも
急速に近づいている感じもなくて、トロい展開を脱しきれていないよ。
745 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/31(水) 03:34:00
>>745 良かった。お前は全部読まなくていいよ。
>>740 マスターベーションしながら涙するって面白いな。
ちょっと海亀っぽくね?
>>714-719 普通に読めたよ。
細かいことかもしれないけど、『マジック』と『ショコラ』って言葉が引っ掛かる。
なんか話の空気感からすると違う言葉の方がしっくりするよ。
好みの問題かもしれないけど。
749 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/31(水) 09:51:15
>>746 それ以外に何が書いてあるって言うの?
文章ってうまく書く必要ないよね。よそ行きのオナニーを見せればいいのだから。
僕はオナニーが大好きだ。 僕って変態ですか?
要約するとこんな感じでしょ?
750 :
↑:2007/01/31(水) 09:57:21
煽ったところを煽り返されて、意地になってレスしているお前の負けだと思う。
751 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/31(水) 10:24:56
753 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/31(水) 10:43:53
見えちゃったかな。テヘヘヘヘ
754 :
731:2007/01/31(水) 12:23:10
ちと早いけど、レス返します。
>>736 いつもくどくなるので、さらっと書いてみたかったんだが、確かにもう少し描写を増やす必要はあるな。
>時間や天候、場所、店の雰囲気。周囲の客の状況。
ただ、これを全部書こうとは思わんけど。くどくて説明的になりすぎるから。
逆にこれを全部冒頭で書いてる小説のほうが少ないだろ。
うまく纏めている小説があったら教えてくれ。参考にする。
十数冊冒頭を読んで一冊見つけたけど、それは話の性質上、細かく説明する必要がある場合だけだった。
女の雰囲気に関しては、臨場感を出すために雰囲気を出すのは必要かもしれんな。
場面転換は科白の前に空改行を入れるつもり、場面転換が科白から始まるのはよくあるやり方だと思うが?
まあ、そのあとに何処で何をしてるかの説明が抜け落ちてることを指摘してるんだと思うが。
これは我ながらいただけないね。
人物描写は場面転換の前に、もう一つまとまったエピソードを入れるべきだね。
読んでくれてありがとう。
755 :
731:2007/01/31(水) 12:26:32
>>737 まあ、そういう話ではないんだがw
ただ、そう思われること自体、読み手をひきつけないんだということはわかった。
読んでくれてありがとう。
>>738 確かにつまらんな(苦笑
思いつきで書いてすぐ上げちまったからな。
これを続けるなら、もっと練るべきだな。
別れの場面なんてのは大抵ステレオタイプだと思うが、
読み手が思わずイメージしてしまうような文章を書かないと読める代物にならんね。
読んでくれてありがとう。
>>739 いや、目覚めねえwww
あとあと結婚してるのがわかって、と続けるつもりだったんだが、この話自体をどうするかね。
人から聞いた話をヒントに面白くできるかと思って、思いつきで投稿しちまった。
投稿するなら、もっと考えないとな。それから、文章を書く時は「・」じゃなく「…」を使えよ。
読んでくれてありがとう。
最後に自分で読んでみて、全体的に話が上滑りしてる感は否めないな。
読ませといてアレだけど、人に読んでもらえる文章じゃなかったなwww
すまん! 本読んで勉強するわ。
756 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/31(水) 12:48:15
>>755 「言い訳しないよ」みたいな書き方でいちいち言い訳してるのがイタイな。
しかも逆説教かよ。
勢いで書いたちょっと自信のある文章を載せてみたけど、予想以上に酷評されたから言い返したい。
でも読み返してみると自分でも大した文章じゃないことが分かって、「酷評されても仕方ないかな……」という羞恥心と「そこまで言われるほどではない」というプライドがせめぎあってるんじゃないかと思うが…
いかが?
757 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/31(水) 14:21:02
>>711 俺の頭がおかしいんではなくて
お前が何も知らないだけ。何も知らずに死んでいくのもまた一興だろう。
758 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/31(水) 14:23:33
>>756に同意。
>>755のレスは読んでて非常に痛々しい感じを受けた。
顔を歪めながら素直を装ってるけど「オマエラに何が分かる」という心情
が滲み出ている。
759 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/31(水) 16:07:47
早くも俺の造語が他人に使われて嬉しい限りであります
760 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/31(水) 18:11:48
ブライアン2世は乙三討伐のため、数千人もの勇者軍団を派遣した。
ところで、チューニビョーン全体で勇者とされる人間は、数千〜数万人
に及ぶとも言われている。しかし、その実力はと言うとこれがまさにピン
キリで、大半はその存在意義さえも疑わしく、勇者の上に“自称”が付く
ようなファンタジー野郎も多い。スタージョンの法則を持ち出すまでもな
く、彼らの90%はカスである。
中には、勝手に勇者を名乗って、魔王討伐へ出かける者に給付される補
助金を騙し取る者までいた。いわゆる“オレ勇者詐欺”である。魔王を倒
しに行くとか言って、街の酒場に直行して飲んでやがんの。まあさすがに、
詐欺が多すぎるのでこの制度は廃止されたが――
王はそんな彼らを、乙三を倒すためまとめて利用してしまおうと考えた。
王は乙三の首を持ち帰った者を真の勇者として認め、ナスラーク王国の王
位継承権を与える旨のお触れを出したのだ!
チューニビョーン最大の版図を誇るこの国の国家元首には、そりゃあ
誰だって憧れる。これに飛び付いた数千人の勇者達が、乙三討伐戦争に
対し参戦を表明、16隻の帆船に分乗し、乙三の首を狙って黄金島を目指
しているわけである。
761 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/31(水) 18:52:39
>>757 読ませてもらった。
君、ウランの人だね?
「ポールシフトについて書きたい」という趣旨の文章としては
的外れではないかな。
>>749 どうでもいいけどこのスレでオナニーって言葉何回使った?
それこそ、その言葉君が使いたいだけ(オナニー)じゃないか?
確かに投稿者の自己満足の部分はあるだろう。
でもその言葉は「オバタリアン」のようにそう揶揄される人間が
気づいてない時にこそ有効だと俺は思う。
批評も愛を持ってするべし。
>760
どうしてだろう
>ところで、チューニビョーン〜
から先が、何度読んでも頭に入らない。
疲れているのか、俺。
765 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/01(木) 01:58:38
よくわからん流れだな。
まぁなんだね。ここで中性子星やブラックホール、更にそれを超越する超重力星の存在の可能性の開陳はせんさ。
諸君もたまにはmixiにいらっさひ。
なんでこういう話になるかっつーと、それらが宇宙電磁気の発生源だからだな。強力な。
また、「不確定性原理」「認識主義」への疑念が無いと、またわかりづらく。めんどくさいねん、同じこと書き散らすの。
コピペもあじけないしな。
766 :
728:2007/02/01(木) 02:33:18
レスありがとうございます
これは今書いてる小説モドキの冒頭部分で、主人公が見てる夢という設定なんですが、そのあたりのことまったく言ってませんでした。説明不足ですいません。
>>730 >あまりに陳腐な表現じゃないかい? これで最後まで通すのかい?
>自分の感性を表現した方が良くないかい?
なにぶんものを書くという経験が少ないので、このような表現しか思い浮かびませんでした。
確かにこれで最後まで通すのは厳しいと思います。表現力の未熟さを痛感しております。
>>733 上でもいったように夢の話なので、あまり状況をはっきり書くのは不自然だと思ったのであえて書きませんでしたが逆効果だったようです。
>>734 細かい指摘ありがとうございます。さっそく直させていただきました。
>>先ほどとは比べ物にならない恐怖を感じ、
>いままでの恐怖は大したものじゃなかったと? さんざん書いてきたことを自分で否定する?
後ろから来た女にに対する異常な恐怖感を出したかったのですが、確かにこうやって書くとそれまでの文が軽くなってしまいますね。
異質、絶望的なといった感じで修正します。
>>735 指示語が多くなってしまったのは、それらが何かはっきりするまでぼやかしたいと思ったからなんですが、未熟な自分にはまだ早かったようです。減らすようにしてみます。
表現のぎこちなさなども、これから書き込んだり、本を読んで向上させていきたいです。
色がわかるのは夢だからいいかなと思ったんですが、いきなり色が出るのも不自然なので最初から血が迫ってくる方がいいかもしれません。
いろいろ足りないところがありましたが、それでも酷評してくださってありがとうございました。
レスを読みながら赤面したり、あああぁぁぁってなったりしましたが、次の文に活かせるように頑張ります。
チューニビョーンが頭から離れない。
なんてキャッチーな言葉なんだ。
768 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/01(木) 16:36:55
彼女たちは何も知らないくせに 悪戯な眼で俺を観た
その笑顔は聖女のそれでなく 悪女のそれでなく
だが彼女たちの殆どは 何があったのか知らないが 上手くいずれかにふりわけられてしまい
同じことが彼女たちの娘によって繰り返される
ことになるのならば 萎える話なので
俺は 一人の女だけは その悪戯な眼を 失わせないことに決めた
それが うまくいっているのかどうか 俺にはよくわからない
しかし 世の中は 廻りはじめている
769 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/01(木) 17:02:37
その瞳は星空と輝き。
770 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/02(金) 00:07:16
>>728 >>766 夢だったのか。
てっきり彼女とデートしていてマンホールに落ちて、しかも下水だったものだから、
無様な姿を彼女に見せるわけに行かず、捜索隊から逃げるべく、あてども無く
別の出口を探しているのかと思っていた。
この感触は〇んこ、いやそんなはずは無い、血だ、血は赤い、おお、俺には
この暗闇でも見える、これは赤いから血だ。そういう魂の叫びかと思っていた。
771 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/02(金) 00:17:59
目を開いた。
目を開いた瞬間から、自分が娼婦だということに気づいていた。だ
から物憂げに立ち上がり、ランプのかたわらの薄い紙をとりあげて赤
すぎる口紅を押さえてから台所に向かった。
小さい冷蔵庫をひらき、ジュースを飲んでやっと思い出した。姉さ
んは昨日、男友達の家に厄介になるといって昼ごろ家を出て行った。
帰るのはいつかわからない。
遠くで時計がじりじりと鳴っている。隣の部屋の住人の時計だった。
だから時刻は十一時だ。いつもこの時間に時計は鳴る。夢うつつで聞
くことも起こされて悪態をつくことも、また例の男がいるときは、い
つもこうなの、とはにかんで笑ってみせることもあった。
帰ってくるなり寝てしまったらしい。白粉ののった肌はべたつき、
ドレスが汗臭い体にまといついていた。昨夜はさんざん飲まされた。
七つ年上の姉のような女に、今日はあんたの母親の誕生日よ、と言わ
れて路地じゅうの酒場を連れ回されたのだ。自分には、父も母ももと
からいない。だからその冗談は快かった。必要があるかと思って思い
っきり化粧をしていったのだが、例の男は来なかった。ただ女同士で
がぶ飲みして笑っていただけだ。
化粧の仕方も娼婦たちに教わった。安物の粉でどうやって肌を真っ
白くするか、目を強調するにはどれだけ青や黒をのせなければならな
いか。一度、表通りを歩く同じ年頃の少女たちに憧れて薄いピンクの
チークだけを思い切りはたいたことがあったが、みんなに笑われ、そ
の日は客が誰も寄り付かなかった。ボスに怒鳴られ、ひっぱたかれる
かと思ったが、四十代後半の真っ赤な口紅のボスは、泣きじゃくる自
分にそっと囁いただけだった。「今度もっといい化粧のしかたを教え
てあげるわ」赤ん坊の頃から娼婦たちに可愛がられて育った少女は、
15になって客を持った今でも、自分の周りがみんな優しいと信じて
いた。
>>770 私がマンホールの外に出ると、そこはナチス占領下のポーランドだった。
773 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/02(金) 00:30:16
>>771 読みにくい文だな。「例の男」みたいなのはまだその人が出てきてないのに使うのは変だよ。
>目を開いた。
>目を開いた瞬間から、自分が娼婦だということに気づいていた。
これもいきなりハァ?って感じ。
あと、最後の行で15になって客を持った今でも、って書いてるのに、
それより以前の化粧で失敗した時に客が誰も寄り付かなかった、としてるのは破綻してないか?
774 :
771:2007/02/02(金) 00:35:48
>>773 冒頭はやっぱこのままじゃだめですか…。
本のページがめくれるって描写した序章があったんですが、
省いてもなんとなかるかなと。
なめてましたね、直します。
読みにくいかー。精進します。
破綻の指摘ありがとうございます。確かに・・。考えます。
>>773 >「例の男」みたいなのはまだその人が出てきてないのに使うのは変だよ。
変じゃない。もっと小説を読んだほうがいい。
>これもいきなりハァ?って感じ。
批評するなら、もっと的確に指摘すれば? なにがハァ?だよ。
>あと、最後の行で15になって客を持った今でも、って書いてるのに、
>それより以前の化粧で失敗した時に客が誰も寄り付かなかった、としてるのは破綻してないか?
まったく破綻してない。読解力なさすぎ。
776 :
771:2007/02/02(金) 01:11:20
>>775 私は納得できる指摘だけ受け止めるので納得できない指摘をされても
あまり傷ついたりやる気なくしたりしないです。
確かに冒頭は変かなと自分でも思います。
15になったどうこうは、私はよく情報の提示がわかりにくいと
言われるので、破綻してると読む人がいるなら書き方が
悪かったのかなと思って反省しました。
>>775 >変じゃない。もっと小説を読んだほうがいい。
>批評するなら、もっと的確に指摘すれば? なにがハァ?だよ。
>まったく破綻してない。読解力なさすぎ。
「変じゃない」というのならその理由を説明すべき。
「もっと小説を読んだほうがいい」ではただの悪態。
「批評するなら、もっと的確に指摘すれば?」というのなら、
以下同文。
「まったく破綻してない」というのなら、以下同文。
おれは
>>773じゃないけどね。
と言っても自演とか言うやつがいるだろうが、それはどうぞご自由に。
>771
自分は結構好き。続き読んでみたいと思う。
でも二行目のは自分も変だと思った。
目を開いたって、起きたってことか?夢の世界では忘れていたってことか?
いまいちわかりにくい。
起きてから鏡をみて、自分の外見を描写してもらったらいいかなとか思う。
ファッションからくる時代背景も盛り込んでほしい。現代なのかな。
昨日の飲みまくった回想は、台詞とかいれて臨場感だしたらどうかな。
しかし昨日の回想→育った環境の回想になだれ込むのはいまいち。
時間が混乱する。どっちかだけにして、片方は後に回したほうがいい。
>本のページがめくれるって描写した序章
意味不明。物語全体が一人語りの回想ってことか?
それなら、回想の回想は尚更、慎重にするべきだと思う。
ま、自分ならこうするかな、と思っただけのことを書いてみたので
参考にするしないはご自由に。
それから771はコメントは24時間待て。テンプレ嫁
779 :
771:2007/02/02(金) 01:27:35
あ・・ごめん待ちます
>>771 たしかに読みにくい。
文章も読みにくいし、設定もすんなりとは頭に入ってこないので、二重に
読みにくい。
文章が読みにくいというのは、たとえば、ここ。
>夢うつつで聞くことも起こされて悪態をつくことも、また例の男がいるときは、い
>つもこうなの、とはにかんで笑ってみせることもあった。
この文章の主語は「遠くで時計がじりじりと鳴っている」からの流れからだと主人公
だとまず読める。ところが最後に「 はにかんで笑ってみせることもあった」とある。
<みせる>というからには「姉さん」が主人公に<みせる>としか解釈できないから、
ここに至ってようやく主語は前段で出てきた「姉さん」だなと読める。というか、そう
解釈するしかなくなる。
だから読みにくい。
設定がすんなり頭に入ってこないというのは、まず一人称なのか三人称なのか
明示されていないから。意図的なものとは思うが、隠す効果がさして上がってい
るとも思えないので、もう少し早くに示したらどうか。「15」であるということもね。
さらに言えば冒頭の「目を開いた瞬間から、自分が娼婦だということに気づいて
いた」がどうなのかということで、これだとその日はじめて娼婦の仕事をするよう
にも読みとれるわけで、そのつもりで読んでいると、後段の内容と全然合わない。
なので、すんなりと叙述を読むことができない。
細部は上手いけれど、大枠に欠点ある。そんな感じだ。
>>771 素人意見で恐縮だけど、同じシーンで話しを引っ張りすぎじゃないかな?
落ちに向かってもう少し簡潔にまとめた方が俺的には読みやすい。
>>771 根本的に日本語がおかしい。
>目を開いた。
>目を開いた瞬間から、自分が娼婦だということに気づいていた。
「目を開いた瞬間から、私は娼婦だ」とかそういう感じでしょ?
>だから 【物憂げに】 立ち上がり、ランプのかたわらの薄い紙をとりあげて
> 【赤すぎる】 口紅を押さえてから台所に向かった。
一人称なのに外部視点っぽい表現が続いている。
【 】の部分はなくてもつうじるはず。
>帰ってくるなり寝てしまったらしい
前の文章で第三者のことを書いてしまったから主語がはっきりしなくなった。
回想シーンから、さらに過去の回想シーンにつながるという最悪の冒頭。
思いつきで書いている感じ。
783 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/02(金) 05:54:32
反対側のプラットフォームで彼女が手を振っていた。「あなたぁ、好きよ。大好き!」
「俺もだ、大好きだよ!」
「本当!?うれしいわ。どれくらい大好き?」
「これくらい」俺はめいいっぱい両腕を広げてみせた。
「それだけじゃ、たんない!」彼女はぷっと膨れ面をして、そっぽを向いた。
「じゃあ、これくらい!」俺は隣の青年の手を掴みお願いして二人で腕を広げた。
「それでも、まだ足りない!」
「じゃあ、これくらいでどうだ!」近くにいる人にかたっぱしから声をかけ、協力を求めた。六人分の腕を広げることができた。
「うん、まあまあかな」やっと彼女は納得してくれた。白い息を吐きながら天使の笑みを浮かべた。
俺は双手を挙げて喜んだ。
「じゃあ、逆に訊くけど君の俺に対する愛はどれくらい?」
彼女は顎に手をやって考え込んだ。
空に架っていた夕日は沈み、やがて底なしの闇が辺りを包んだ。
ホーッ、ホーッとどこかで梟が鳴いた。悲し気に。切な気に。
僕はしびれを切らし彼女に尋ねた。「いったい、いつになったら答えてくれるの?」
「もう少し待ってて」彼女は僕をちらりと見て、また深い思索の海に沈んだ。特別な場所に咲くアサガオが太陽の光の中で佇むように。
僕はコートのポケットから煙草を取り出し火を付けた。煙が吐く息の白さにまぎれた。煙草を吸ってる気がしない。
それでも僕は煙草を根本まで灰にして線路に投げ捨てた。
ホーッ、ホーッとまた梟が鳴いた。前のやつより物悲し気に聞こえた。
ふと空を見上げると星が消えている。雨が降る前兆だ。
僕は彼女に向かって言った。「もう答えなくていいよ。帰ろう」
「そうね。愛の大きさを何かで表現するなんて馬鹿げてるわよね」彼女はまた笑った。ぱっと顔が輝き、力強くうなずいた。
「今から、そっち行くね」そう言うと、走り出した。横の階段に姿が消える。
やがてこっちに足音が近付いてきた。
真っ赤に頬を染めて彼女が階段を駆けあがってくるのが見えた。
酷評お願いします。
784 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/02(金) 06:25:55
オチ無しに短編書くんじゃねーよ
785 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/02(金) 06:30:44
その女はお前にだけ恥を乗り越えさせてんだろ。だから僕留まりなんだよ。
786 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/02(金) 07:35:00
>>784 俺は、ハッとした。「なぜ俺は途中から自分のことを僕なんていったんだ。人称の混乱じゃないか」
このままでは酷評される。俺は、狼狽した。
そんな俺をよそに、彼女がハンパなく乳を揺らしながらやってくる。女性を強調しているに違いない。
だが、そんなことどうでもいい。俺は彼女に抱きつき、線路に飛び降りた。
くんずほぐれつ俺たちは枕木と砂利の上を転がり仕切りのフェンスにしたたか体をぶつけた。
彼女の擦り切れた血みどろの顔を撫でながら俺は言った。「いっしょに死のう!」
「いや」彼女は首を振った。
「たのむ」俺は彼女に口付けた。もう何も、喋らさないために。
ゴォォォと電車の音が聞こえてきた。
俺は彼女を抱いたまま線路の中央まで転がっていった。
朝のプラットフォームに男女の悲鳴が響き渡った。
悲しい恋が、終わった。
[完]
左わき腹に何かが押し入った。
そうかと思うと、次は腹の奥底からごぽごぽと生温かい塊が湧き上がってくる。喉に来たところで、我慢できずに吐き出すと、それは真っ赤だった。血だ。
驚いて息を呑むと、身体中に激痛の波が走り、一瞬目の前が真白になった。呼吸が止まる。
世界がぐらんぐらん揺れ、気付いたら目の前には地面があった。息が。息が出来ない。指先が地面を引っかいた。ぶっつり視界が消えた。
そうして、僕は死んだ。
擬音語をどこまで使えるか、実験です。
酷評お願いします。
>783
読んでるほうがバカバカしくなるような
いたたまれなくなるようなモン書くんじゃねーよ。
せめてオチかけよ。この不愉快さをどうしてくれるんだ
789 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/02(金) 09:25:30
>>787 擬音語を使う実験て二個しか使ってねえじゃん。
791 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/02(金) 11:35:25
悲しい恋物語を書くのも うそくせー恋物語を書くのもたやすい。
難しいのはそのどちらでもなくて、心に響く恋物語。
792 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/02(金) 11:47:54
>>783 馬鹿だなお前は。
女に「どれくらい好き?」って聞かれたら
「こぉ〜〜〜〜〜っれくらい!……好きだっ!!」って言ってホームの端から端まで走るんだよ。
で振り返ったら彼女が嬉しそうに「うそつき〜!」って言うから、ちょっと照れ笑いしてたら
「ねぇ……セックスしよう!!」って言ってくれるんだよ!
常識だぜ!?
793 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/02(金) 12:01:24
90年代のナ!
794 :
780:2007/02/02(金) 13:01:04
>>780 自己訂正。
> <みせる>というからには「姉さん」が主人公に<みせる>としか解釈できないから
「主人公に」じゃないやね。「例の男に」だ。すまん。
ついでに言うと、この文章は三人称で、このあと主人公の名前が出てくると予想
したが。そうでないと(一人称だと)他の人の指摘にあるとおりに外部視点がおか
しいとなってしまうから。
>>783 いや、おれは嫌いじゃないな、こういうの。
オチがないことがミソで、オチをつけたら二束三文になる。
馬鹿馬鹿しいくらいにノー天気な展開から、しっとりとした
詩情の世界へと転移していくあたりは只者ではない。
梟だの煙草だの小道具の使い方もうまい。
>真っ赤に頬を染めて彼女が階段を駆けあがってくるのが見えた。
ラストはこの文章でいい。着地がぴたりと決っている。
あえていえば
>俺は双手を挙げて喜んだ。
この辺で協力してくれた乗客たちの描写がひとつ欲しかったかな。
いつまでも手をつないでいるようにも読めるので。
考え込む彼女の描写ももう1行欲しいかんじだ。
誤字も目立つので推敲しよう。
それから「プラットフォーム」はたしかに原語に忠実な表記だけど、
おれ的には「プラットホーム」と一般的な書き方をする。気取って
いるように思われる場合もあるのでね。
796 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/02(金) 13:42:59
そうか?太陽の比喩の直後に星空が瞬くのはどうかと俺は思うがな。
只者ではないのはそうかもしれんが。
至極当然の事なのだけれど。
平日に、しかも一人で家にいるとやっぱり退屈な物なのだな。と
改めて実感する。
有給を取ったのは。そう、本当にただのきまぐれ。
何処かに遠出するわけでも、大それた用事があるわけでも
日ごろの疲れがたまっているわけでもなく。
財布の中の数枚の千円札と一緒に紛れ込んでいた無傷の有休証
コンビニで小腹満たしのあんぱんと、牛乳。その支払いを済ませようと千円札を取り出そうとした。
その時に金魚のフンのようにように一緒にこいつがくっついてきたのが、きっかけと言えばきっかけなのかもしれない。
今の会社に2年半ほど勤めているが、今まで有休なんて一度も使ったことがない。
使おうと思ったことさえ無い。今後使おうとも思っていなかった。
だから、いつか貰った有休証なんて間違えて捨ててしまったかもしれない、そんな事さえ思っていて。
はっきり言って有休なんてものがあった事すら忘れていた。
何故かはわからない。有休証を見たとき、けれど、今、宝くじを買えば大当たりするような
そんな根拠のない自信に後押しされるかのように、次の日
上司に提出したのが三日分の有休届け。
じゃあいいよ。とでも言わんばかりにあっさりと受理されたのが少し気に食わないが
こうして俺は3連休(しかも全て平日)を得ることになった。
冒頭だけですけど・・・お願いします。
798 :
771:2007/02/02(金) 17:40:55
771です。出かけちゃうのでちょっと早いけど返信します。
昨日はテンプレ読まずにすみません。
>>778 2行目変ですね、我ながら……。
いろいろ貴重なご助言ありがとうございます。
たぶん、小説の上手い方なんですね。
あなたの言ったとおりに書くと私ではなくあなたの
文章になってしまうので
うのみにしてはいけないと思いますが、
参考にさせていただきます。
>>本のページがめくれるって描写した序章
>意味不明。物語全体が一人語りの回想ってことか?
>それなら、回想の回想は尚更、慎重にするべきだと思う。
影の町を巨大な本をかかえた少年が歩いていて、
突風が吹いてそのページがめくれて世界が開いたって
文章の続きなんです。
だけど書いてるうちに「別にメタじゃなくていいじゃん」って
文章になってたので、つーかメタになじまない感じになったので、
全部消すことにして、技術向上のためにここに晒したんです。
まあそれはともかく、読み返して息切れ顕著なので
もっと直そうと思います。
今、技術が欲しいんですよ……。
確かに回想がふたつ続くのは見苦しいですね。
考えます。
ありがとうございました。
799 :
771:2007/02/02(金) 17:45:17
>>780 読みにくいですか……。みんなに言われる。そうですよね。
「笑ってみせる」は少女が例の男に、というつもりで
「例の男」と「姉さんの女友達」は別人という設定で書いていました。
読み返すとたしかにいろいろ細部で混乱する文章だと自分でも思います。
情報の提示が下手なのだと自分では思っています。
それから、この後続けるなら三人称にしたと思います。確かにそうです。
ありがとうございます。
一度、技術向上目的で完璧に磨き上げること目指してなんか書こうと思います。
>>781 確かに読み返すとだらだらしてます。
長くても緊張感が持続すればいいんですよ。
私の文章にはそれがないですね……。
ありがとうございました。
>>782 冒頭は……もう言われまくりですね。確かにそうです。変です。
人称が曖昧なまま書いてたので、外部視点が混じってるんだと思います。
変なのかもしれない。
回想シーンが二つ続くのは、自分でも読み返してみてありゃりゃという
感じです。
直さねば。
「帰ってくるなり…」の前の部分「笑って見せた」は
書いてるときは主語は少女というつもりでしたが
言われてみるとそう読めないですね。
実際思いつきで書いてるので耳が痛いです。
精進します。
>>797 冒頭だとしたらまったくダメだな。
まず主人公の置かれている状況を説明したほうがいい。
時間とか場所とか。心理描写はそれに絡める。
ストーリーが動く気配がない。
有給がどうとかこうとか、そんな話が延々と続いているけど
まったく興味を引かない。
冒頭はもっと興味をひく展開にしないと読んでもらえない。
>>797 >有給を取ったのは。そう、本当にただのきまぐれ。
>何処かに遠出するわけでも、大それた用事があるわけでも
>日ごろの疲れがたまっているわけでもなく。
意図的にこういうぶつ切り文体にしているのだろうが、さて、
どうなのかね。
ふつうに書けば、こうなるわけだが。
有給を取ったのは、ただのきまぐれだった。
どこかに遠出するわけでも、大それた用事があるわけでも、
日ごろの疲れがたまっているわけでもなかった。
これでもいいと思うのだが、作者として不満なのだろうね。
有休証という書類があるらしいが、初耳。
おそらく世間でもかなり珍しいと思うので、その辺の説明はあって
もいいかも。
>こうして俺は3連休(しかも全て平日)を得ることになった。
このカッコの使い方は感心しない。大体、土日休みの会社なら有
休を土日に取ることはないわけで、話の中身からすると平日休み
の仕事とも思えない。
こうして俺は平日に3連休を得ることになった。
とかでいいんじゃないか。
文章は読みやすかった。
話はこれからだね。
>>797 文章がくどすぎる。
簡単なことを、難しく格好良く言おうとして、何も出てこない所を掘りすぎなんだよ。
長々と書いてるけどつまり主人公が3日有休取っただけだろ?
それを無理矢理水増ししようとするから中身のないスカスカの文章になるんだよ。
3分の1の文量でも同じ内容が書ける。
「冒頭ですが…」って、冒頭しか書いてないのが丸わかり。
だからこんなバランスの悪い文章になるんだよ。
一度でも書き上げたことあるか?
>>797.
「気まぐれで有給を取った」の一言で片付くものを、そんなに長々と説明する必要があるのかね。
「結婚した」とか「両親が死んだ」みたいな重みのあるエピソードとそうでないものは区別しよう。
>有給を取ったのは。そう、本当にただのきまぐれ。
>財布の中の数枚の千円札と一緒に紛れ込んでいた無傷の有休証
>コンビニで小腹満たしのあんぱんと、牛乳。
>上司に提出したのが三日分の有休届け。
ヒップホップじゃあるまいし、体言止めが多すぎるよ。必然的に倒置法が多くなるし、
短文で切れて読みづらくなる。述語を使うのが面倒だから手抜きしているようにしか
見えない。以下は具体例。
多すぎる体言止め。必然的に多用される倒置法。ぶつぶつ短文で切れる読みづらさ。
そして露呈する作者の手抜き。示される具体例。
何かって言うと「人物描写を詳しく」とか「状況や場所の説明を入れた方がいい」とか言うやつって何考えてるのかな?
>>800 >>797みたいに説明過多な文章にこれ以上何を付け加えるの?
「俺は27歳独身。三人兄弟の末っこだけど自立心は人一倍強い。彼女はいないけど只今募集中。
会社は横浜にある従業員100名程度の小さな靴メーカーだ。でも住んでいるのは金沢文庫。
生まれつき右手の小指がないが、誰とも約束はしないから小指は必要ない。
そんな俺がある日気まぐれで有休を取ることになった……」
とでも書けば興味持ってもらえるのか?
問題は全然別のところにあるんだよ。
805 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/02(金) 19:42:21
>>804 たぶん、村上龍さんでは?
第134回芥川賞 選評
わたしは「銀色の翼」を推した。理由は、主人公の心理と状況が冒頭から過不足なく描写されていて、
物語の輪郭をつかむことができたからだ。主人公がどういう人物でどこにいて何をしているのかという
ような物語の輸郭はできるだけ早く読者に示されなければいけないと思う。自覚的にそれらを示すこと
を拒む種類の小説もあるが、その場合も作者はその意図を早く示すべきだ。
>>797 有休証というのは殺人ライセンスみたいなものか?
この文体は素の文体じゃなく、気取って書こうとしてるね。
どういう文体を狙ったかは大体想像が付くし、それ自体はいいのだが、
情報の配置がめちゃくちゃだから素直に読んでいけない。
思いついたことを思いついた順番で書き綴ってしまっているのか、
ぶつぶつ切って放り出された情報を数行分読んでから
頭の中で構成し直さないと状況が把握できない。
これは疲れる。
順次読んでいけば概ね文意を把握できるように情報を配置してほしい。
>>804 そういうのは、以前からいるね。
『ドアを閉めたのなら、ドアを開いたことを書くべきだ』などというアホな批評をした奴もいたよ。
要するに、小中学生並の小説観なのだろうな。
>生まれつき右手の小指がないが、誰とも約束はしないから小指は必要ない。
これは流行る
810 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/02(金) 20:17:24
簡単なことを難しく書くのが小説だと思ってる馬鹿が多い。
難しいことを簡単に書くことを考えろ。
初めから何もないのに言葉だけ難しくするから上滑りするんだよ。
書いててしんどいやろ?
811 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/02(金) 20:24:13
お前は流行るよ
しゃぶれ
ばかミラ
簡単なことを難しく書き、難しいことを簡単に書くのが小説ですヨ。
だって枚数で原稿料決まるんだから簡単に書いたら金もらえないじゃんね。
813 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/02(金) 20:42:01
お前の母親はタダでもしゃぶったぞ
ここは、「あなたの酷評真面目に酷評します」スレに変化しようとしているな。
いいことだ。
あなたの酷評罵倒しますだろ
816 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/02(金) 21:46:42
>>804 >何かって言うと「人物描写を詳しく」とか「状況や場所の説明を
>入れた方がいい」とか言うやつって何考えてるのかな?
小説の基本だが。
君は普段どんな小説を読んでるんだ?
>俺は27歳独身。三人兄弟の末っこだけど自立心は人一倍強い。彼女はいないけど只今募集中。
>会社は横浜にある従業員100名程度の小さな靴メーカーだ。でも住んでいるのは金沢文庫。
>生まれつき右手の小指がないが、誰とも約束はしないから小指は必要ない。
これはただの設定。
この設定を主人公を動かしながら描写していくのが小説。
ヒニククライワカレ
>>816 具体的な指摘なしに、描写が足らんなどとしか批評できないものは、
どうかと思うよ? 病写厨と言われても仕方ない。
君のことを言ってるんじゃないけどね。
>>801 や
>>803 のような具体的な指摘を心がけた方がいいな。
>>812 売り上げに拠る。
書いた量に応じて収入が増えるのは、遠い時代のプログラマだけ。
亜沙美は僕のペニスをしごきながら、私に歯向かったら駄目だからね、と言った。
>>816 描写が大切なのは分かってるよ。
ただ、描写以前の問題なのに「描写が足りない」なんてアドバイスするのが信じられないってこと。
何も分かってないやつが偉そうに的はずれの「酷評」なんてしたら駄目でしょ。
例えば
>>797に対する
>>800のアドバイスとかね。
逆に書いた人間を潰すよ。
823 :
1/2:2007/02/03(土) 14:22:13
裕美が下で待っているというとおじさんも
「俺も行くよ」と言った。たぶんそう言うだろうと
思って話したのだが話さないほうが良かったかな? と
電話を切った後少し思った。
窓の外は冬の快晴で暖かそうな日差しの下の明治通りを
商用車や配達のトラックが通り過ぎて歩道には
サラリーマンがバッグを持って歩いている。
裕美はなんて言うだろう?
おじさんは裕美が学校帰りのマックや電車で
「オジサン」と呼ぶ中年の男の人とそんなに変わらない。
「オジサン」は援助交際もできないし(お金が無い)
不倫もできない(もてない)ので覗き部屋か週刊誌でしこしこ
するんだと思う。
「オジサン」の中にはマルキューで服を見てると階段の下のベンチで
新聞を読むふりをしながら見上げパンツを見ようとする人がいる。
そういう時、裕美は見えるようにわざと立ち止まって私に話しかける。
何の話も無いのに。
824 :
2/2:2007/02/03(土) 14:24:49
でもオタク」には携帯のムービーで撮ろうとする奴がいる。
シャッター音がしないからだ。そういう「オタク」に裕美は
以前じっとにらみ相手が目を逸らすまで見ていたことがある。
たぶん機嫌が悪い時だったと思う。
でも裕美は気分で行動してるから「オタク」にだって
見せることもあると思う。だって「パンツ見せたって
減るもんじゃない」と言うのが裕美の信条だから。裕美は悪い人じゃない。
いい友達だと思う。
おじさんの話は何度もしているので今更、裕美に合わせても
どうと言うことは無いはずだ。
写メで撮った写真も見せたし「やった」話もした。
裕美は何も言わなかったけど私がお小遣いをもらえる
と言うと何か言いかけた後、さりげなく話題を変えた。
その日の夜、メールで出来ればやめたほうがいいという
内容のメールを送ってきたので、私もやめたほうがいいかなと
思っていたところだったのでもうしない約束をした。それが一ヶ月ぐらい前で
その後は「やって」ない。ただ会うだけだ。
なぜならオーボエの教室の先生だから。週に一回会わなくちゃいけない。
エレベーターで下に下りるときもずっと考えていた。
裕美は怒るだろうか? まさか先生に「やった」ことを非難する
ことは言わないだろう。
エレベーターを出るとエレベータホール先の道路にシルエットになった裕美が見えた。
外はいい天気だった。春はあと二ヶ月ぐらい先だろう。
私は寒いのが苦手だから早く春になって欲しい。
私が手を上げると裕美も手を上げた。笑っていた。安心した。
825 :
800:2007/02/03(土) 15:51:58
>>822 何が描写以前の問題なのか、君が酷評したらよいではないか。
>>797 に対する君の酷評を見てみよう。
描写が足りない文章に対して、描写が足りないとアドバイスするのは正常。
>>800のアドバイスとかね。
>>823-824 本人は書けてるつもりでも、小説になっていない例。
主人公の位置が不明。
オジサンの外見も立場も不明。
三人の関係も不明瞭。
裕美の描写が回想になっている。
この状態で延々と心理描写が続いても読み手は疲れるだけ。
設定をわかっているのは書いている本人だけ。
>窓の外は冬の快晴で暖かそうな日差しの下の明治通りを
>商用車や配達のトラックが通り過ぎて歩道には
>サラリーマンがバッグを持って歩いている。
窓の中はどこ? 時間は? 主人公の年齢は高校生? 中学生?
学校はどうしたの? おじさんはなぜそこにいるの?
主人公とおじさんは何をしていたの?
こういうことを説明してから、
>裕美が下で待っているというとおじさんも 「俺も行くよ」と言った。
とつながらないと何がなんだかわからない。
おじさん、先生。同じ人物なのに呼び方が混在してしまった。
推敲したんだけど。これはミスだな。
>>823 長い分には読点を入れたほうがいいと思います。
改行を読点代わりにしているのかもしれないけど。
>「オジサン」は援助交際もできないし(お金が無い)
>不倫もできない(もてない)ので覗き部屋か週刊誌でしこしこするんだと思う。
括弧を使う必要性がないと思います。
【オジサンはお金がないから援助交際もできないし】でいいのでは?
>そういう「オタク」に裕美は以前じっとにらみ相手が目を逸らすまで見ていたことがある。
にらみ、と見ていたは意味が重複しているので、文章的に違和感を感じます。
【裕美は以前、そういうオタクが目を逸らすまでじっと睨んでいたことがある。】わかりやすい文章が一番です。
>たぶんそう言うだろうと思って話したのだが話さないほうが良かったかな?
ここもニュアンスはわかるんだけど、読者からすると矛盾した文章のように見えてしまいます。
>まさか先生に「やった」ことを非難することは言わないだろう。
ここももう一度、文章を見直したほうがいいと思います。
話の内容や描写がどうとかいう指摘はしませんが、全体的に文章力が足りない印象を受けました。
まずはわかりやすい文章を心掛けることから、始めたほうがいいと思います。
あとは
>>3 をよく読んで投稿してください。
僕も偉そうなことは言えませんが、お互い頑張りましょう。
>>823 日本語の運用に問題があるようだ。
平たく言えば、読みにくい。
1、人間は二つ以上のことを同時に理解できない。
一つの文では、一つのことしか言わないほうがいい。
例)
たぶんそう言うだろうと思って話したのだが話さないほうが良かったかな?
↓
たぶんそう言うだろうと思って話した。話さないほうが良かったかな?
2、人間は、長い修飾語が付いた文を理解できない。
修飾語はできるだけ削る。
もしくは、文章を複数に割る。
どうしてもダメなら、読点を使って要点を目立たせる。
例)
「オジサン」の中にはマルキューで服を見てると階段の下のベンチで
新聞を読むふりをしながら見上げパンツを見ようとする人がいる。
↓
「オジサン」の中には、マルキューで服を見てると階段の下のベンチで
新聞を読むふりをしながら見上げ、パンツを見ようとする人がいる。
or
「オジサン」の中には階段の下からパンツを見ようとする人がいる。
わたしたちがマルキューで服を見てるとき、階段の下のベンチで新聞を
読むふりをしながらパンツを見たオジサンを知ってる。
830 :
1/2:2007/02/03(土) 18:25:30
チコ。元気かい?
俺は今渋谷のスターバックスカフェでこれを書いている。
あの有名なスクランブル交差点を見下ろすカフェだ。
ロールスクリーンが引かれてなければ
ここの窓からは十字になった横断歩道を渡る人々と
信号が変わって走る車、その間を縫うように走る自転車が見えるはずだ。
きっと太陽の光が正面に見えて眩しいからだろうね。引かれているのは。
ロールスクリーンは文字通りスクリーンのようになって
街の風景を淡い影にし写し出している。
それはストーリー無い退屈な白黒映画だ。コンビニのカメラだ。
俺の隣の席ではスーツを着たサラリーマンが立ち
ファッション誌の見すぎで少しずれた服を着た(それは悪意のある見方なのだろうか?)
小柄な女の子が座った。
831 :
2/2:2007/02/03(土) 18:27:50
そして俺の後ろには集団がいる。女の集団だ。
お洒落で元気な女達。ニューヨークにもブラジルにもいるような
いつか無くなる青春が若さが消えるその前に少しでもその世界に浸ってようと
楽しもうとしてる女達。街の彩り。世界の中心。
俺は街が好きだ。東京が渋谷が街の匂いと風景が。
それはいつか消えてしまう舞台。人間喜劇。人生劇場。
人は歌い笑い涙し同じ過ちをしないと誓った夜を捨て
空疎な涙をまた流す。誤解と赦しの真ん中で抱き合い見つめ別れてく。
喜劇よ。俺達はうまく演じてるかい?
終演はまだかい? 台詞を間違えてないかい?
友よ。俺はカーテンコールを聞いていない。
あの夕日の先にそれはあるのだろう。
まだ知らぬその呼ぶ声を聞いてみたい。
俺が街の真ん中で。舞台の中央で顔を上げたその時に。
それに体を包まれたい。
832 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/03(土) 18:57:52
>>783です。
>>795さん、酷評ありがとうございました。
ご指摘はみな、なるほど、と頷くばかりです。
双手をあげるところ、彼女が考え込むところ、それぞれ描写がたりませんでした。
プラットフォームもプラットホームに変更した方が確にいいですね。
誤字脱字もきちんと推敲して、また投稿します。
では、m(__)mペコリ
>>830 >>797と同じ過ちを犯してる。体言止めとエピソードの比重ね。
手紙文の体裁をとってるけど、渋谷の町並みのことなんて東京ウォーカー買えば
いいだけの話で、手紙に書くには不適切。
手紙は基本的に「自分の状況を知らせて」「相手に返事や行動を求める」文書だろう?
そんな壮大っぽく見せた無駄話をされても困るよ。宗教の勧誘じゃあるまいし。
また、手紙文だと無用なレトリックがなおさら鼻につく。「はよ用件を言えや!」って感じだな。
>>803でも書いたけど、体言止めは乱発すると特に嫌らしいから気をつけて。
>>748 ありがとう。
私が本当に書きたかったのは
>>717だけでした。
文中のグルメな乞食は一応メタファーで、ここにいる一部の批評する人間のつもり。
ゴミは投稿文のメタファーではありません。たぶん。
ここで一億円を拾った。っていう文意のことを
>>717内に書こうとしたけど
忘れてしまった。
835 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/03(土) 22:39:27
酷評聞く気がない人がなんで酷評スレに居るんだろう……
聞くも聞かないも、酷評するもしないも本人の自由さね。
>833の文章読んで
>830が手紙の体系をとっていることを知った。
>チコ。元気かい?
なんて、2行目ですっかり忘却のかなた。
以後一度も手紙だとは思わなかった。
838 :
酷評キボン:2007/02/04(日) 01:22:11
「何故、人を殺してはいけないの?」
彼の寝る前のいつもの質問だ。だが、今日は少し指向が違っていた。
「じゃあ、君はどう思うのかな?」
「えっ!?」
私の思いがけない返答に彼は少しとまどっているようだった。
「分からないよ……だから、貴方に訊いてるんだけどな」
彼の口調が少し苛立つ。
「ごめん、ごめん。そうだな……僕は“いけないこと”だとは思わないね。どこかの誰かは“人が殺されたら残された人間が悲しむから”と論じていたけど、それはエゴだと思うよ。人は人を殺してこそ人なんだよ」
「それは殺人を肯定するってこと?」
「違うよ。人を肯定し、人間を否定してるだけさ。そもそも善悪なんて概念自体、無意味なことなんだよ」
「???ん〜、よく分かんないや。明日の学校の宿題だったんだけど……」
「宿題は自分の力でやるものだ。特に作文なんかはね。さぁ、もう寝なさい」
つい言葉に力が入る。
「ちぇっ……おやすみなさぁい」
「おやすみ。よい夢を」
“何故人を殺してはいけないのか”
人間の間で幾度となく繰り返されてきた論争。だが、永遠に答えが出ることはない。少なくとも、私はそう信じている。いや、願っていると言った方が正しいだろう。人が人たりえる為に。人が永遠である為に。
夜は更けていく……
人は人を殺してはいけない、なぜなら仇を討たれるからだよ
連鎖は止らない
>838
彼って、誰?宿題と言っているから消防か?
でも貴方って言ってるから親子じゃないのか。
そこらへんが全然わからない。描写不足にもほどがある。
殺人が良いか悪いかってことが書きたいんだろうと思うが
じゃあ小説の形をとらなくても良いんじゃないか?
こういう書き方をするのなら、読者をある程度惹きつけるような発言が必要になる。
そこから読者に考えさせて行くみたいなさ。
書いてるあなたが本人が結論でてないんだよね。
じゃ書かないほうがいいよ。ある程度考えを持っている人間が読んだら
厨房の作文みたいで、スカスカに見える。
「人生ってなに?」みたいな、スカスカすぎるテーマに更に内容がないってんだからどうしようもないよ。
841 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/04(日) 02:33:33
>>840 小説の一部分を抜き出したつもりで書いたので、人物の描写不足と言われましても…。
また、殺人云々は舞台装置というか文章力を測ってもらう為に使っただけなので、別に殺人が良いか悪いかを書きたかったというわけではありません。
また1レス中に収めるためにはどうしても省略する必要があったのでスカスカなのは仕方のないことです。
つまり、内容じゃなくて会話や文章がおかしくないかだけを判断してもらいたんです。
24時間空けてとありましたが、内容の方を酷評されそうなのでレスしました。
引き続き酷評お願いします。
842 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/04(日) 02:37:42
おまえが居るとトイレットペーパー代が要らない
私のクソを舐めてくれるからな
assペロガー残飯
直腸の襞まできれいに舐めろよ
843 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/04(日) 02:47:59
>>838 > 「何故、人を殺してはいけないの?」
> 彼の寝る前のいつもの質問だ。だが、今日は少し指向が違っていた。
彼が寝る前にする質問が「何故、人を殺してはいけないのか?」なのか、
それとも、寝る前に質問をする事が習慣になっているのか?
この2行だけじゃ、判断しにくい。
指向という言葉もおかしい。指向とは決まった方向に向かう事じゃないのか?
今日は少し違っていたでも充分に意味は通ると思う。
844 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/04(日) 03:24:49
>>841 >1レス中に収めるためにはどうしても省略する必要があったのでスカスカ
>内容じゃなくて会話や文章がおかしくないかだけを
ここは「あなたのあらすじ真面目に酷評します」ってスレでもないし、
「あなたの国語力(略」ってスレでもない。
内容がない文章は評価できないよ。
たとえば星新一のショートショートを村上春樹風に書いても
「無駄が多い文章」と言われるだろうし、逆でも「描写が足り
ない」と言われるだろう。
要するに、「良い文法、良い文章」っていうのは内容に合った
文法を使って、内容をうまく説明する文章のこと。
自分がどれだけ無意味なこと言ってるか分かってる?
とは言っても「何故、人を殺してはいけないの?」 って
大きなテーマかもしれない。
だいたい議論してもループして終わるわけで
小説という形で自分なりの答えを出していくのは面白いね。
おいらも機会があったら、書いてみよう。
空の名前
突然だけど、私は空を飛べるの。
嘘みたいな本当の話。
今日もこれから行くけど、あなたも一緒に如何?
あら、行かないの? 臆病者!……じゃあ、ちゃんと見ててね。
私は、家のベランダから、晴れ渡った真っ青な大空へと舞い上がった。とは言っても、
翼で羽ばたいたり機械を使ったりするわけじゃない。
自由自在に空を翔るの。
わ、鉄塔が使いから、高圧線に引っかからないようにしなくちゃ。
夏の暑い日ざしを潜り、高高度の涼しい風を纏う。
と、その時眼下に、山の鮮やかな深緑色が生い茂っているのが見えた。
私は、ジェットコースターのように急降下で落ちる! 風を切って!
きゃぁ、スリル満点。でもやめられないの。
緑の絨毯すれすれで反転し、樹海の上をホバーのように舞う。
樹木の青い匂いがして、空気がおいしいの。
空は誰のものでもない。空は何時でも皆を見守ってくれてる。
だから空は、此処にある!
>>841 あなたの気持ちはわからないでもないけど、でも仕方ないよ。
一部分だけ抜き出しておきながら、都合の良い酷評を求めるほうがどうかしてる。
完結させる必要はないけれど
せめて冒頭文から2レスくらいの適当な長さで晒してみては?
「なんで人を殺してはいけないのか?」なんてことがなぜ議論になるのかが分からない。
僕は馬鹿なんでしょうか?
849 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/04(日) 12:19:10
うん。「人を殺してもいいんだよ」って誰かが誰かに言ったら、俺がブチギレるから。
それが人を殺してはいけないのは何故か、という問いの答えだ。
>>838 まず空改行(1行空け)をやめましょう。
>“何故人を殺してはいけないのか”
>人間の間で幾度となく繰り返されてきた論争。
たとえ長編小説の一部であっても、この文章だけでおしまいです。
応募原稿であれば即ゴミ箱行きとなります。
読むに足らぬ作品であることが明々白々だからです。
851 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/04(日) 13:23:47
いやそんな浅墓さを誇らしく語られても困るさ
>>850 無駄な空改行については同意する
しかし、あんたが指摘した文章のみで失格に値するか?
明白と結論付けるならもっと具体的にアドバイスしてやったらどう?
853 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/04(日) 14:21:51
852に同意。
冒頭の一文は確かに大切だが、だからといって一文読んだだけで即ゴミ箱行き
だなんて信じられない。
854 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/04(日) 17:12:43
>おぬしはそんな乞食になりたいか?
厨房の時「将来の夢」に「ホームレス」と書いたことを思い出した。
拾った一億円、俺のじゃないといいな。
「なんで人を殺してはいけないのか?」
なんて一文をここに落とすこと自体がもう釣りだよな。
荒れるの解っているのに、何が文章「だけ」の酷評を望んでいるんだか。
舞台装置にするなら、そこらへんの路傍の草にしとけ。
そのほうがよほど文学的だと思う
856 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/04(日) 17:44:06
路傍の草だろう〜便所の壁ではないとは思う。尤も、こんなに広々とした便所の壁があったら真にポエジー。
>>838 ・私の思いがけない返答に彼は少しとまどっているようだった。
・彼の口調が少し苛立つ。
・つい言葉に力が入る。
会話のシーンでは、キャラの動作とか、誰がどうしたという説明は不要。
もしキャラの説明が必要だと思うならば、会話が上手く書けて居ないせいだ。
ただし、最初の
「彼の寝る前のいつもの質問だ。だが、今日は少し指向が違っていた。」
だけは、入れても構わないかもしれないが。
あと
「『明日の学校の宿題だったんだけど……』」と
「彼の寝る前のいつもの質問だ」は
矛盾する。
いつも明日の宿題に「人を殺してよいか否か」という題が出されるとは思えない。
>>846 ポエム関連の板でないとよい批評は貰えないに1ディナール。
858 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/04(日) 18:40:17
あー。
ポエムって悪口書きづらいかも名。ってーか、IMEで 名 って変換されるの嫌がらせだろ vexation っていう
サティの曲がある。 あの頃も何やらあったのかも知れんな、世情的に。
859 :
1/2:2007/02/04(日) 18:44:44
オレは子どものころから耳がよかった。
それは、聴力が高いというだけではない。絶対音感とでもいうべきだろうか。音を聞く
だけで、とにかく色々なことがわかったのだ。
足音だけで歩いている人が誰なのかを特定するなどは序の口。鶏卵を叩けば傷んでいる
かどうかわかったし、話し相手が知り合いなら、声を聞くだけでそいつの考えていること
がある程度把握できた。また、一度に大勢の人がオレに話し掛けてきても、そのひとつひ
とつの話が自然と耳に入った。そんなオレはいつしか、自分の耳をなによりも誇りに思い、
大切にするようになった。
あるとき、オレは暗闇の中で自転車に乗っていた。部活を終えて、高校から帰る途中だ
った。
自宅は学校から遠く、自転車、電車、自転車と3つの「車」を交通手段として通学して
いて、大抵の場合、電車を降りた頃には既に日が沈んでいた。そのときは、既に6時を過
ぎていたと思う。木枯らしが狂ったように吹きすさんでいたのをこの耳が覚えている。
貸し駐輪場近くの交差点、そこで事故は起こった。
月は雲に隠れ、街灯がやや遠いそこでの一番の灯りは時々通りかかる車のヘッドライト
だった。オレがそこに近づいたとき、2人の人影が見えた。
その2人は付近の中学のセーラー服に身をつつみ、交差点の向こう側からこちらに向か
って自転車を漕いでいた。談笑しながら道路の真ん中で並列運転している彼女らはどう見
ても交通ルールを守っているとは言えなかっただろう。
オレと彼女らの漕ぐペースは違っていたが、交差点に差し掛かったのはほぼ同時だった。
その交差点には信号が無く、渡るときは自動車が通り過ぎるのを待ってから渡らなけれ
ばならない。おそらく、それが嫌だったのだろう。彼女らは交差点で一時停止を無視して
渡ろうとした。
オレは我が目を疑った。いや、オレだけじゃない。きっと、もう一人。自動車の運転手
も同じだったに違いない。間に合うと判断して飛び出した彼女らを見たその人は、ひどく
慌てた。まるでその心境を表すかのように、一定だった走行音は激しく音調を変えた。
馬鹿だと思った。渡れるはずはなく、そんなことは自動車の走行音を聞けばわかること
だ。自動車はもう際どい位置まで迫っていたのだ。彼女らもようやくそれに気付き、しゃ
っくりに似た、短くか細い悲鳴をこぼしていた。
正直、オレはもう駄目だと思った。だが、自動車はヘッドライトに照らされた彼女らを
それこそ死に物狂いで避けた。そして、辺りに撒き散らされたタイヤの悲鳴に衝突音は混
ざらなかった。ただ自転車がバランスを失い倒れる音が入っただけだった。彼女らは間一
髪、事故に遭うのを免れたのだ。
──そう、彼女達は。
急カーブをした自動車が避けられたのは、灯りに照らされた彼女らだけだった。避けた
先にいたオレに対してはどうすることもできなかった。すぐ前まで迫ってきた運転手の顔
が目に入った。オレ達は互いの引きつった顔を眺め、それまでの生活が崩れ去る音を聞い
た。
趣味で書いている小説の最初の部分です。拙い文ですが酷評お願いします。
>>852 >明白と結論付けるならもっと具体的にアドバイスしてやったらどう?
たしかにその通り。
しかし、投稿者の言い草がむかついたので、今回はそんな気が起らなかった。
すまん。
862 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/04(日) 18:52:54
九行目を
そう、俺は馬小屋で生まれた。
にして、それで終わりにすればちょっとした短編です。
>>859 まず、構成が無計画すぎる。
要約すると
1.オレは子どものころから耳がよかった。
2.オレはいつしか、自分の耳をなによりも誇りに思い、大切にするようになった。
3.オレは暗闇の中で自転車に乗っていた。
4.貸し駐輪場近くの交差点で、二人の女生徒のところに自動車が突っ込んだ。
5.彼女らは間一髪、事故に遭うのを免れた。
6.だがオレは避けられなかった。
みたいになるけど、2と3の間にまるで関連性がないよね。論説じゃないから
多少割り引いても、これは読者にとって違和感とご都合主義の不快感につながる。
最初はまず舞台の展開からはじめて、耳についてのエピソードを挿んで事故の場面に
つなげる、みたいな座りのいい構成が欲しい。
適当に考えてみた一例。
1.オレが入っているサッカー部で、紅白戦をやることになった。
2.紅白戦で真後ろから来たキラーパスを受けとってゴールを決めた。
3.友達に不思議がられたが、オレは後ろからボールが来るのを「聴いて」いたのだ。
4.オレは子供のころから耳がよかった。
(以下回想→帰り道のエピソード)
あと、耳がイイと言っている割には暗闇とか月とかヘッドライトとかセーラー服とか、眼に
たよった描写が多いよね。もっと主人公になりきって舞台をつくるべし。
>>862 誰がウマいこと言えと
>>846 四行目以降「あなた」が完全に忘れられてる。
あと時折素が出てるのが気持ち悪い。
> と、その時眼下に、山の鮮やかな深緑色が生い茂っているのが見えた。
> 私は、ジェットコースターのように急降下で落ちる! 風を切って!
このへんなんか、問いかける文体で書いてるの完全に忘れてるでしょ。
あとは、根本的な問題だけどこの文章で何を伝えたいのかさっぱり分からん。
飛行のスリル?「空は誰のものでもない」ってこと?
865 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/04(日) 22:19:16
>>857 >会話のシーンでは、キャラの動作とか、誰がどうしたという説明は不要。
838ではないんだが、これ本当? スレ違いかもしれんが、わからないので教えて欲しい。
今、読んでいる本には会話のあとに動きが入っているんだが……。
ちなみに読んでいるのは、実力のある作家さんのものです。
強調したい部分だけならいいとかあるの? 書くときのセオリーなのかな?
>>857 内容に拠る。
地の文が会話の流れを阻害すると判断される場合、要らない。
そうでないならば入れても問題なし。
868 :
867:2007/02/04(日) 23:40:34
×
>>857 ○
>>866 orz 何考えてるんだ俺は。
例)
「えーそんなのムリ、むしろダメ、ゼッタイ」
チャッピーちゃんはやる気なさそうな声でそう言った。
「そんなこと言っても君マスコットキャラでしょ」
警官の一人はとがめるような口調だ。
「そんなこといわれても、何で俺が山口組にカチコまなきゃダメなんよ」
チャッピーちゃんは頭を掻きながら言った。
みたいなのならば、地の分を掻っ捌かないと、長くて読みにくい会話になる。
869 :
867:2007/02/04(日) 23:42:53
……京都府警のマスコットはキョッピーちゃんだ。
もう寝る。スマソ。
>>866 857ではないが、857に同意する。
地の文が会話を補足するために書かれているのなら、会話が上手く
書けていない、その自信のなさの現われだわね。
補足なぞ要らぬように会話を書くべき。
むろん、会話のあとに「動きが入る」書き方もあるが、それは二つの場合が
あって、
1 ラノベ。作家に実力がある云々の問題ではなく「読者に読みやすいように、
わかりやすいように」あえて書く場合。
作品の完成度よりも読みやすさを優先させる。
2 地の文が会話を補足するなどという消極的な意味ではなく、むしろ対立さ
せることで、効果を狙う場合。
2の例としては、
「そうね、わたしが悪かったわ」アユは爪に目を落とした。
「分かっているなら、いいんだけど」ケンは上目遣いでアユを見た。
「あなたって、優しいものね。だから好き」窓の外を見た。もう暗くなりかけている。
秋も終りだなと思う。
とかね。(例なので、酷評禁止)。
871 :
838:2007/02/05(月) 00:11:52
皆さん酷評ありがとうございました。
>>841はより多く酷評していただく為に敢えて煽るような形をとったんですが、逆効果だったみたいですね。不快になられた方は申し訳ありませんでした。
何分、こんな小説のような文章を書くのは初めてなもので、より多くの意見が欲しかったのです。処女作に取り掛かる前に文章力をチェックしときたかったんですが、まだまだ力不足のようですね。
では返レスしていきます。
>>840 せっかく内容に触れていただいたので内容の方のレスを。
“私”の結論は出ています。“私”は答えを出さないことが答えだと言っているのです。
つまり、殺人や戦争は社会に必要であるが、認められるとマズいってことです。
だから殺人を否定も肯定もしない。それが“私”の出した結論です。もちろん私の結論ではありませんが。
ここは彼を典型的な中二病患者として描きたかったんです。
しかし、ここは描写の少なさからそれらが分からなかったというのは分かります。勉強します。
余談ですが、二人の関係はショタコン親父とそのペットみたいな感じですかね。歪んだ少年の心を持つが故に少年を求めるという構図にしたかったのです。
872 :
838:2007/02/05(月) 00:16:10
>>843 寝る前に質問することが習慣になっているという描写だったんですが、分かり難いですか…。
指向は完全にミスです。直します。
説明台詞ダメって聞いたんだが、説明台詞とはどういったもの?
A「大塚さんがそう言ったんだ!」
B「大塚さんとは三丁目に住む、前歯の欠けたタバコ屋のお婆さんだな!」
こんなもの。
あれ?
「大塚さんが、そう言ったんだ」
「ふーん」
大塚さん。三丁目に住む、前歯の欠けたタバコ屋のお婆さんのことだ。
僕は、昔そのお婆さんに(ry
こういう流れなら良いのかな? それでも説明になってるか
地の文で語るのはOK。
877 :
838:2007/02/05(月) 00:44:57
間違えた…一人分のレスだけで送ってしまった。。
>>844、
>>847 すいません、ここは文章力を測る為のスレだと思ってました。
でも確に言う通りです。例え文章力を測ってもらうにしても、全力を出して1レスに抑えずに書けるだけ書くべきでしたね。
でないと意味がない……肝に命じておきます。
ちなみに、自分は星新一の方が好きです。
>>850 空白は気を付けます。しかし、何故このテーマはタブーなんでしょうか?
>>855 すみません、何について書こうか迷ってる時に偶然目に入ったので何となく使いました。
こんなに荒れるとは思いませんでした。軽率でした。
>>857 成程、会話に描写はいらないんですね。しかし、私のような初心者は対話が中心になりがちなので描写がないと対話分だけになりそうな気がして…。
>矛盾している
矛盾はしていません。“私”が彼の今日の質問に対して、いつもと少し違うと言ったのは彼がいつも問うてくるような稚拙な質問ではなく、人の永遠の命題だったからです。
それは実は彼の宿題のテーマだった。だから彼は今日の質問に宿題のテーマを使い、“私”の答えを利用しようと考えたのです。
ここも描写不足でしたかね?
>>861 初心者がでしゃばった真似してすいません。悪意はありません。お許し下さい。
>>873 男は扉を開けて中へ入った。前へ進む。突然、体が落ちた。
落とし穴だった。
「うわあ! まさかこんな所に落とし穴があるとは! 普段の俺なら
こんなチャチな仕掛けに引っ掛かりはしないのだが。田中は俺の
無二の親友だから、まさかこんなことはしないだろうと、油断して
しまった!」
男は穴の底でうめいた。
これでどう?
>>876 おお、おkなのか
>>878 更に分かりやすい。修正してみる!
俺は、扉を開けて中へ入った。前へ進む。
グラッ――突然、体が落ちた。
落とし穴だった。
「うわあ! まさかこんな所に落とし穴があるとは!」
普段の俺なら こんなチャチな仕掛けに引っ掛かりはしないのだが、田中は俺の
無二の親友だし、まさかこんなことはしないだろうと思い、油断してしまった……。
俺は穴の底で、自分の不覚さを呻いた。
ともかく皆ありがとう。
プロになるほど作品信じこんで、中々気付かないパターンもあるようだ。
880 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/05(月) 02:14:02
>>846 女性に優しく且つ空を飛んだ経験のある僕が来ましたよ。
空から見た景色は何に近いかというと、水中眼鏡を付けて海の底を見たときの経験と
そっくりなんです。 空を飛んだとき、潮の流れで海草が揺れるのを思い出しました。
以下の文章を見て、頭の中で想像して下さい。
空の上から真下を見た場合です。斜めに見ると少し違います。
高度300mを飛んでいます。標高100mと200mの山の高さの違いがよく分かります。
高度500mを飛んでいます。標高100mと200mの山の高さの違いが殆ど分かりません。
(標高は間違いですがめんどくさいので突っ込むな)
山の上空50m〜100mを飛んでいます。その時風が山に向かって吹きました。当然水平に
ぶつかります。山にぶつかった風は逃げ場を求めて山の斜面に沿って上に駆け上がります。
この時山の木や笹が、下から上に向かって、さわさわさわと揺れます。
しかし台風で無い限り決して斜面全体がゆれることはありません。約10m程度の幅で
さわさわさわが駆け上がります。それがあちらこちらで、でも稜線に近づく前に消えます。
>ジェットコースターのように急降下で落ちる! 風を切って! きゃぁ、スリル満点
パラグライダーで飛んでいると、下降気流に入って100m〜200m突然落とされることは
珍しくありません。でも地面が近づいてくるから落ちているのが分かるだけです。
俺って鈍いのかな?
>眼下に、山の鮮やかな深緑色が生い茂っているのが見えた
上から見ると手入れの状態にもよるけど、山の木はスカスカで木の間から地面や下草の緑が見えます。
>突然だけど、私は空を飛べるの。嘘みたいな本当の話。
よって嘘確定(^^) でもかわいい発想は好きですよ。
おっと、褒めるのを忘れていた。電線、あれは本当に危険!こりゃ無理と判断して方向転換、
みかん畑に下りようとしたら、おじさんがその畑で消毒していた。さらに方向転換したら
目の前に大きな木、神社の約30mの楠に宙吊りになりました。本当の話。
>>859-860 プロを目指すなら論外のできだけど、趣味なら好きなように書けばいいんじゃないか?
>>838 空白がうざいので詰めてみる。
「何故、人を殺してはいけないの?」
彼の寝る前のいつもの質問だ。だが、今日は少し指向が違っていた。
「じゃあ、君はどう思うのかな?」
「えっ!?」
私の思いがけない返答に彼は少しとまどっているようだった。
「分からないよ……だから、貴方に訊いてるんだけどな」
彼の口調が少し苛立つ。
「ごめん、ごめん。そうだな……僕は“いけないこと”だとは思わないね。どこかの
誰かは“人が殺されたら残された人間が悲しむから”と論じていたけど、それはエゴ
だと思うよ。人は人を殺してこそ人なんだよ」
「それは殺人を肯定するってこと?」
「違うよ。人を肯定し、人間を否定してるだけさ。そもそも善悪なんて概念自体、無意
味なことなんだよ」
「???ん〜、よく分かんないや。明日の学校の宿題だったんだけど……」
「宿題は自分の力でやるものだ。特に作文なんかはね。さぁ、もう寝なさい」
つい言葉に力が入る。
「ちぇっ……おやすみなさぁい」
「おやすみ。よい夢を」
“何故人を殺してはいけないのか”
人間の間で幾度となく繰り返されてきた論争。だが、永遠に答えが出ることはない。少なくとも、私はそう
信じている。いや、願っていると言った方が正しいだろう。人が人たりえる為に。人が永遠である為に。
夜は更けていく……
「何故、人を殺してはいけないの?」
ベッドにもぐりこむと彼は真剣な表情で訊ねてきた。
彼はいつも寝る前に私に質問をする。大抵はたわいのない昆虫とか
動物とか、空とか海とかの話だが、今日は少しばかり趣向が違った。
学校の宿題なのだろうか。私は少し意地悪な気分になった。
「君はどう思う?」
「え!?」
私は質問を返すと、彼は戸惑ったように目をぱちくりさせた。
「分からないよ……だから、貴方に訊いてるんだけどな」
わからない。そう答えた彼の表情は少し怒っているようにも見えた。
私はベッドの脇にしゃがみこみ彼の額にかかる栗色の髪の毛をそっと
撫でた。
「僕は人を殺すことが“絶対にいけないこと”だとは思わない」
「それは殺人を肯定するということ?」
「そうじゃない。時に人は、人を殺さなければならない時もあるから
すべての殺人が悪ということじゃないんだ」
「良い殺人もあるの?」
「そうだね。あとは自分で考えなさい」
「冷たいこと言わないでよ。学校の宿題なんだ」
「宿題は自分の力でやるものです。特に作文なんかはね。さぁ、もう寝なさい」
彼は不満そうな表情を見せたが、私は微笑みながら部屋を後にした。
「おやすみなさぁい」
「おやすみ。よい夢を」
私は電気を消してドアを閉めた。
>>867 >>870 866です。親切に教えてくれてありがとう。
会話に間を持たせたいときなんかにもいいのかな。
教えてくれたことに注意して本を読んでみる。
886 :
宜しくお願いします:2007/02/05(月) 15:40:14
887 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/05(月) 20:05:50
>>886 二次創作は読む気しないから上のしか読んでないけど、
セリフが陳腐だし安いドラマそのもので先が読めすぎてつまらない。
どこにもオリジナリティーないし。
痛い女を書くならもっと装飾過剰にしてもいいと思う。
バカな女を書きたいならそんなもんわざわざ書くまでもないと思う。
888 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/05(月) 20:19:18
>>886 唐突過ぎるな。二人の人間性が掴めない。
地の分で容姿を仄めかすのもありかもしれない。
前フリで、二人の仲良いシーンを入れ、後半で一気に落とすのはどうだろう。
読み手としては、いきなり「生パスタ食え!」って食わされた感じがする。
茹でて茹でて。
>>886 さらに。
起承転結のうち、転結しか無い気がする。
これじゃ、彼が優柔不断なだけなのか、彼女がおかしかったから別れたのか分からん。
前者なら彼を軽めにヘラヘラさせるとか、後者なら彼女のおかしい素振りをさせるとか。
彼の携帯勝手に弄ってたり、情緒不安で手首切ったりね。
そして、舞台背景をもっと詳しく。シーン重視になっている。
元が良くある内輪話なので、読者の心に刻みつくようなイベントを挿入する。
回想シーンを入れてみる。
曲聴いて付き合うきっかけになった所とかどうか。
892 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/05(月) 22:33:04
>殺人や戦争は社会に必要である
そんなことない。暗黙了解でもない。
>>88 冒頭から延々と説明文が続く。
設定にも以外性がない。
状況描写も人物描写も駄目だな。
読み手を意識した文章を書くようにしたほうがいい。
人は同種を殺さないでも生きていける種族ではないのか。
そんなに争いたいのか。
895 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/05(月) 22:47:11
>>889 これも冒頭から説明が延々と続く展開。
主人公がどこに、どういう状態でいるのかがわからない。
リアルタイムで黒猫を登場させたのに、また回想に入る。
行数空けが不自然。
小説以前のデキ。
897 :
1/2:2007/02/05(月) 22:54:36
「何故、人を殺してはいけないの?」
少年による殺人のニュースの識者によるコメントが
終わり次のニュースに変わったとき夕食を食べている息子がそう言った。
私は疲れで動かない体を椅子に預けたまま
TVから目をはなし息子の顔を見つめる。
蛍光灯の下で小学二年のあどけない顔の上に
傷みの無い前髪が揺れている。
無垢の瞳。それでいて残酷な眼差し。
――何も知らぬ人生。何も知らぬ生活。
その時ふいに私が息子の顔に爪を立てるイメージがわいてきた。
爪は柔らかく白い頬に線を書くとそこから血がこぼれ始め
顎からテーブルに落ちた。息子は声を上げ泣きはじめる。
私は息子が泣くのを慰めない。そのままテーブルに
座って息子が泣くのを無言で眺める。ざまあみろ。いい気味だと思う。
898 :
2/2:2007/02/05(月) 22:55:34
私は朝6時に起き夫への弁当と朝食を作ると夫と息子を起こし
洗い物もそのままに工場に出かけアルバイトをし
僅かばかりの給料と引き換えに肉体の疲れと人間関係の煩わしさを得
夕方、工場が終わると自転車でそのままスーパーに行って
惣菜と食材を買って夕食を作る。
それなのに、これ以上、頭を使わせるの?
ねえ、いい加減にしてよ。私を何だと思ってるの?
働く機械じゃないのよ? 私にだって疲れはあるのよ?
でもそんなこと息子は知りやしないのだ。
ただ単に疑問に思って聞きたいだけで私を苦しめるつもりは無いのだ。
――ごめんね武史。
そう思っても私は息子の質問に答える気力が無かった。
疲れていた。犬のように。石のように。ピエロのように。
なにか音が聞こえる。水の音だ。
テーブルに流れている深い川の音だ。
それは今以上深くなるような気がした。ずっとずっと。
>886
>2
>※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見られる『隠し』でもかまいません。 無い場合は高確率でスルーされます。
スレに直接貼る場合も、一言書いておいたほうがスルーされにくいです。
900 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/05(月) 22:57:37
901 :
899:2007/02/05(月) 22:58:24
>889もだ。
2嫁
>>488 開幕からダメかも。
下手だったらごめんね。こんなんどうかな。
「ありがとうございましたー」
俺は、マニュアル通りの定型文を口にしながら、客を送る。
このコンビニには、一年前の開店したときからバイトとして入っている。
おっと、また客だ。今日はよく来るな。
「いらっしゃいませ、こんにちは!」と、内心大きめに声を掛ける。
仕事は退屈だし、時給も安いけど、比較的楽な店なので、まあいいやといった
感じで、何だかんだ言いつつ俺はこうやって続けている。
以前にも、別のコンビニでバイトをしたことがある。
それを買われたのか、こんな俺でも「一応使える」という評価はあるようだ。
そういえば、前のコンビニでうざい客が沢山いたなぁ。箸四つ付けろだの暖め直せだの。
四つもどうすんだよ。お前は阿修羅か?
でも、ここではそういった客があまりいないので、まぁまぁ居心地はいい。
>>898 疲れていた。を表現するなら無機物で統一してみてはどうか。
>902
>お前は阿修羅か?
素直にワロタ。疲れているかも、俺。
でもこの冗談がすぐわかる奴って多いかな。。
それからコンビニが退屈な仕事ってのは異論がある。
905 :
888:2007/02/05(月) 23:35:29
>>888です。
>>902さん、アンカーが
>>488だけど俺ですよね?
それだと、バイトをやりに店に入ってきた時にシフトにいるはずでない高山さんがいる、
という場面に繋げられません。
冒頭の
>>902さんのシーンからの回想で時間を戻して高山さんがいて驚くというシーンに繋げなければいけなくなってしまいますが、
それでいいんでしょうか。
あと、できれば具体的になぜ冒頭がいけないか教えてもらえると助かります。
906 :
893:2007/02/05(月) 23:47:53
>>902 君の書いた
>>888 と
>>902の違いは分かるかな?
902は冒頭で主人公を登場させ、リアルタイムに描いているわけ。
仕事の内容や、主人公が以前コンビニでバイトしていたことが物語の中に
自然に溶け込んでいる。こういうのが「描写」と言う奴な。
君も同じように冒頭から主人公を登場させ、その視点で書けばいい。
高山さんがうこうは君が考えることで、批評する側が考慮するものではない。
>>905 でも、ここではそういった客があまりいないので、まぁまぁ居心地はいい。
さぁ、今日もあと数十分で終業だ。
翌日の夕方、俺はいつものようにバイトのために店に行き(ry
いきなり生の米粒を「食え!」って出された感じ。
炊いて炊いて。
何月何日曜日という日付指定がないのなら、いくらでも繋げ方は模索できる。
ストーリーを早急に持っていきすぎかもしれない。
読者が世界に馴染めるよう、人物をもっと動かしてみるとか。
背景は現実にあるんだから、人物を重視して。
908 :
893:2007/02/05(月) 23:49:11
>>828 >にらみ、と見ていたは意味が重複しているので、文章的に違和感を感じます。
>【裕美は以前、そういうオタクが目を逸らすまでじっと睨んでいたことがある。】わかりやすい文章が一番です。
そうだね。そっちのほうがいい。
句読点も反省。意識して少なくしたけど少なすぎたね。
あと文体は主人公が、女子高生なのであまり論理的思考をしてる
文章にしませんでした。
910 :
888:2007/02/06(火) 00:10:12
>>910 少しマシになったけど、まだ展開が早い。読者を巻き込んで行こう。
ようやくお米研ぎ終わったところかな。
修正点。
今日も、俺はバイトだった。
いつものように店に行き、バックヤードに入る扉を開けて、中に入った。
すると、3ヶ月ほど前に入ってきた子が、背を向けてユニフォームを着ているのが目に入った。
よくあるコンビニのユニフォーム。彼女が着ると、綺麗な白いうなじが映える。
「ひゃっ、今着替えてるんですけどぉ?」
ゴメン。着替えてる最中に出くわしたのか、既に着替え終えてて、主人公の目に白いうなじが飛び
込んできたのか分からない。
ゆっくり、それでいて丁寧に、場面を想像しながら書こう。
>>833 たぶんチコは友への手紙を書いてるけど自分自身(外の世界と自分の世界)
を見つめようとしてるんだと思います。
なので具体的な用件は無いんではないかと?
913 :
888:2007/02/06(火) 00:25:02
>>911 すいません。
ちょっと別のことをやりながらだったんであんまりよく考えてませんでしたw
またゆっくりとホカホカご飯が炊けるような文章めざして精進いたします。
酷評していただきありがとうございました。
更に行こうか。
一応接客業とはいえ、コンビニの仕事はほぼマニュアル通り。まぁ、慣れれば楽なものだ。
特にこの店は、店長があまり来ないから尚更だ。
という風に、同じ語彙の使い回しは避けよう。
後、一気に書かない。読者に咀嚼、飲み込む時間を設けよう。
そして、店長出さない方がいいかもしれない。店長のくだりを書くことになる。
店長め。この前も到着した品物の数間違えやがって……。訂正するのこっちだっつーの。
等と、どうして店長がいると楽じゃないのかを描写するといい。
>>913 ああ、また持ってきてくれ。
おかずや箸置きも付けてくれると、おいしくて読みやすいぞ。
>>863 わかりやすい指摘ありがとうございます。構成は軽い気持ちで決めていました。
自分でも、客観的にみて読む気の起こらない文章だと感じましたが、
それは座りの悪い構成がひとつの原因だったのでしょう
次はもっと考えて組み立てるようにします。
>>862 なるほど。
>>900 バカはちとアレだけど、確かにどうかと思った。
>>896 の
>主人公がどこに、どういう状態でいるのかがわからない。
通学路にいて、下校途中だと書いてあるのに何故わからないんだろう。
違う話を読んでるのかと思ったよ。
918 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/06(火) 16:52:19
このスレテラカオス
てすt
920 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/06(火) 17:19:58
>>917 確かに読解力の差がありすぎるな。
下の文章で現在の事を書いてあるのは一行だけ。
あとは全部回想。
それで主人公の現在の状態が理解できるというオメデタイ人読解力の人は
このスレで学ぶものは何もないだろう。
http://yea.jp/xxvolxx/ss/filename.html 通学路にはいつもの黒猫がいた。私が学校から帰る時間帯は早々同じものではない。
電車を逃すこともあれば立ち寄ったコンビニで立ち読みをすることもある。だから、いつ
も同じとは言い切れない。それなのに今日も私の目線の先にはあの黒猫がいる。首輪
をつけていないから野良猫、なんて定義は今の時代ちっとも信用できやしないんだけど。
やけにほっそり痩せていたからきっと野良猫なんだと思う。特に猫は私に何かをする
わけでもないし、私も猫には何もしない。ただただ、猫の視線を感じながら交差点を横断
するだけ。
そうして今日も例の横断歩道で猫がじっと佇んでいた。
集団生活が苦手な私にとって所謂華の高校生活というものは苦にしかならなかった。
イジメや非難を受けているわけではない。
921 :
920:2007/02/06(火) 17:36:09
学校での出来事とか、帰路の描写が少しあってもいいが、小説っぽく
直すとこんな感じだろ。
今日も黒猫はいるのだろうか……
私はある種の少し薄気味悪さを感じながら家路を急いでいた。
学校から帰る時間は毎日同じではない。 電車を逃すこともあれば立ち
寄ったコンビニで立ち読みをすることもある。この横断歩道を渡る時間も
いつも違うはずだ。
それなのに今日もアイツはいた。
横断歩道の脇、信号機の根元あたりにじっと佇んでいる。
首輪 をつけていないから野良猫だなんて定義は、今の時代に通用しない
のだろうけど、やけにほっそり痩せていたからきっと野良猫なんだと思う。
922 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/06(火) 19:41:52
>>920 おまえ才能ないからもう来なくていいよ。おつかれさん。
924 :
922:2007/02/06(火) 19:58:23
読者としての率直な感想が分からない奴に批評する資格なんかないね。
926 :
↑:2007/02/06(火) 20:57:59
ここは、作品でないと批評しない。他をあたってくれ。
>>926 そっか。残念。
じゃ、向こうでまってます。
>>903 どうも。
自分で書いて言うのもなんだけど
こういう救いの見えない小説書くのおもしろい。
実際に、こういう場面に出くわしたら
いい気分じゃないだろうけど。
申し訳ありません、
>>929の追記です。
【2ちゃんねるにて批評依頼中】の文章を表記しました。
指摘して下さった方、ありがとうございました。
>>889 ゆとり乙かと思ったら厨学生なのか・・・最近の厨はレベル高い
>>920 現在のことを書いているのは、正確には3行だと思います。
@通学路にはいつもの黒猫がいた。
Aそれなのに今日も私の目線の先にはあの黒猫がいる。
Bそうして今日も例の横断歩道で猫がじっと佇んでいた。
本来なら、@とAの文は改行で独立させて、回想に入ったほうがわかりやすいと思う。現在と回想の境界が曖昧ではある。
@は「いつも猫がいた」であれば回想だと思うが、「いつもの」と書いてあることを考えると現在のことだろう。
これで通学路にいることがわかる。
回想シーンでは、下校時間がいつもバラバラだということが書かれている。
そのあとにAやBの文が続いている。
確かにはっきり何をしているとは書いていないが、これを読めば、下校時の出来事だということが読み取れるのでは?
それから、
>>921 の
>私はある種の「少し」薄気味悪さを感じながら家路を急いでいた。
「少し」はいらないと思う。文章的におかしいと思います。
俺も優れた読み手ではないだろうから、間違っていることもあると思う。
でも投稿者も一所懸命書いたものを投稿していると思うんだ。
だから、お互い間違いのない批評を心がけたいと思ってレスしました。
お互い読む力も養っていきましょう。
>>932 悪文だけどOKとみるか、悪文だから直したほうがいいのかという問題じゃないかな。
分かりにくいけどそう読めないこともないと力説はするより、悪い部分は直すように
教えたほうが親切だと思う。
>>889 全体的にイメージがつきやすくていいと思う。
もうすこし表現を柔らかくしてもいいと思った。
>「あんたも、淘汰されたの?」
ここは「はぶかれたの?」くらいの軽い感じでいいんじゃない?
>>921 書き慣れてる感じがする。でも私情が入りすぎでは?
原文書いた人は特に黒猫を「気味の悪いもの」とはとらえていないのに対して
かなり嫌悪感を抱いてる書き方になってる。
それだと後半の黒猫に話しかける場面に繋げるのは厳しいかも。
改稿としては好きな文体だけど。
>>889 おそまきながら、気がついたことを。
>私が学校から帰る時間帯は早々同じものではない。
「早々」は「そうそう」と読むのだろうが、間違い。「そう」を重ねた言葉であるので、
「そうそう」とひらがなで書く。
>電車を逃すこともあれば立ち寄ったコンビニで立ち読みをすることもある。
細かいことを言うけど「立ち寄ったコンビニで立ち読みを」をと「立ち」が続くのは
避けたほうがいい。
>首輪をつけていないから野良猫、なんて定義は今の時代ちっとも信用できや
>しないんだけど。
ちと意味不明。「今の時代」と言うと、昔は信用できたと読めるが、そうか?
昔のほうが首輪をつけていない飼い猫が多かったと思うが。
>ただただ、猫の視線を感じながら交差点を横断するだけ。
「ただただ」はくどい。「ただ」だけでいい。文末がぶつ切りのようで感心しない。
<ただ、猫の視線を感じながら交差点を横断するだけだ>でいいと思う。
以下の空改行は他の方も指摘済みだが、論外、問題外。
とはいえ、最初の段落については気持ちよく読めた。
二段め以降の独白が困ったくんで、作者が書きたい気持ちはわかるが、すっ
ぱり削除すべき。それで猫との話の終りのほうで、短く、書く。
そのほうが効果が上がり、印象に残るよ。
たぶん、そろそろ容量一杯で落ちると思うので、ここを使い切ったら
新スレへ。
>>884 成程…これが実力の差か…。
どうしても説明の文が少なくなるんですよね…。
>>892 どうでしょうかね。
>>938 実力の差ってったって肯定とかそのまんま使ってるじゃん
清水隆夫が学校から帰宅した時、午後三時ちょうどだったので、驚愕のあまり倒れそう
になってしまった。信じられないことに午後三時ちょうどだったのである。どうやら奇跡に
近いと彼は思った。俺には不思議なパワーがあるようだ。隆夫は高校三年生だが、高校に
入学して以来、午後三時ちょうどに帰宅したことがなかたのだ。靴を脱いで、家にあがると、
すぐ階段がある。隆夫は階段の二段目に鞄を置いて、台所に足早に向かった。麦茶を
飲むためだ。喉が渇いていたんだ。
冷蔵庫を開けて、麦茶が入ったペットボトルを取り出したら、それは玄米茶だったので
笑いが込み上げてきた。不思議な話だ。麦茶だと思ったら玄米茶だったのだ。これは
奇跡に近いと彼は思った。俺には奇跡的な出来事がよく起こるのだ。
玄米茶をコップに注ぎ、一気に飲み干した。飲み干してから居間に行くと、見知らぬ老人が
いたので、話かけてみた。
「こんにちは。おじいさん」
老人は隆夫を見た。誰だ、このガキは。なぜわしの家におるのだ?
「おう、おかえり」
老人は一応返事をした。高校生に見えるが強盗かもしれん。近頃のガキは何をする
かわからんから、ここは穏やかに対応しておいたほうがよさそうだ。
「じいさん、誰だ?」隆夫が言った。
「わしゃ、じいさんだ」
そんな会話した後、隆夫は廊下を出て、二階に駆け上がったのだった。奇妙な老人だと
思った。
酷評よろしく。
>940
久々に見る悪文で、ちょっと微笑ましく思えたりする。
>午後三時ちょうどだったので、驚愕のあまり倒れそうになってしまった。
なんで?
脈絡が突然すぎ。ついていけない。
>どうやら奇跡に近いと彼は思った。
>午後三時ちょうどに帰宅したことがなかたのだ。
何が奇跡なの?きみ、自分が何時に帰ってるとかいつもチェックするの?
丁度3時だと感激したりするの?100歩ゆずって感激するとして、倒れそうになるほど感激するの?
それとも帰宅時間に毎日こだわりつづけた暇高校生(せめて小学生にしてよ)なのかな。
一応三人称なんだろうけど、見事に隆夫と老人の内面描写が混在している。
943 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/08(木) 02:23:23
>>940 いや、ホントごめんけど、これは評価云々以前の問題だと切実に思うのですが?
まずは脈絡と意味付けをしっかりしよう。
>>941さんが言ってるようについていけない。どころか理解できない。
脳内にある設定や事情や何やかんやをを少しでも客観視してみよう?
書いてる本人はごく普通に理解できることでも、読者が理解できなきゃ自慰作文ですよ。
がんばって。
>>940 今後の展開としてありだと思えるもの
1 清水隆夫は精神病である。そのため自分の行動を
うまく文章化出来ない。これから整合性のある説明が書かれる。
2 地球の話ではない。そのため読み手が状況に違和感を感じる。
これから整合性のある説明が書かれる。
ネタじゃねえの?w
俺もネタかと思った
彼女はそこまで考えて強く首を振った。
「何をばかなことを。夏帆、行くわよ」
その言葉に、彼女の背後をトコトコと付いて来てた幼女が顔をあげた。
今年で六歳になった須藤夏帆は、何かに怯えるように震え、母親の手を強く握りしめた。
「ママ、パパはどうしたの?」
「ごめんね夏帆。パパとはもう一緒にいれないの。しばらくおばあちゃん家でお世話になるのよ」
「また、私一人ぼっちになっちゃうの?」
「ううん、向こうには夏帆の友達が一杯いるのよ。それにママもこれからはずっと側にいられるわ」
そう言ったものの、彼女は迷っていた。
この場所から運良く逃げられたとしても、安全の保障は何もない。苦しい生活が待っているだろう。本当に夏帆がそれを望むのか。
もしかすると単にそう自分で思い込んでいるだけなのではないか。
夏帆の表情はまだあどけない。本来なら学校に通い、友達と遊ぶことに命を掛ける年頃だろう。
見るもの全てに目を輝かせる夏帆が容易に想像できる。同時に、それを実現させられないことに対し、ふつふつとやり場のない怒りが湧いてくる。
残酷な現実だ。何もできない自分が腹立たしい。
彼女は夏帆の手を強く握り、歩き出す。
そう、後戻りはできない。もし失敗すれば、弁明する機会も与えられず殺される。
「ねえママ、夏帆は知ってるよ」
夏帆にそう聞かれて、彼女はハット我に返った。
「なに?」
「パパはもう死だんだよ」
頬を冷たい手で撫でられた気分になった。
頭が一瞬真っ白になる。
どうして知っているの? と、彼女は上目使いでこちらを見ている夏帆に畏怖すら覚えた。
「私を心配してるんでしょ。だけど見たんだよ。知ってるんだよ。 パパはもう存在しないんだよ」
夏帆は意外なほど無邪気な声を出した。
「ねえ、どうして私を欺くの?」
「え?」
彼女は、夏帆の顔を正視していることが、ひどく耐えがたいことに思えた。
948 :
947:2007/02/08(木) 04:02:36
冒頭からではないので酷評しにくいと思いますがヨロシクお願いします。
日本語としておかしい場所があればキツく指摘してください。
>>947 抜粋っぽいから、ストーリーはなんとも言えんけど、文体はおkじゃないか?
950 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/08(木) 04:14:24
>>947 いいんでね?
てか普通にこの前後を読みたいと思ったわけだが、どうよ?
>>940 ネタだと思うけど、ちょっと面白かった。
>>947 学齢に達している少女を幼女とするのは少し違和感がありました。
夏帆のセリフや行動にも若干、違和感がありました。
「何かに怯えるように震え、母親の手を強く握りしめ」ていたのに、
そのすぐあとで
「夏帆は意外なほど無邪気な声を出し」ています。
感情が変化するのはいいのですが、少し唐突な感じがして戸惑いました。
>「私を心配してるんでしょ。だけど見たんだよ。知ってるんだよ。 パパはもう存在しないんだよ」
>「ねえ、どうして私を欺くの?」
震えていた幼い少女にしては、言葉遣いが冷静でしっかりし過ぎている気がしました。
>彼女は「ハット」我に返った。
「ハッと」か「はっと」と書いたほうが良いような気がしました。
時間がなくなったのでこのへんで失礼します。
文章はきちんと書けていると思いましたよ。
たいしたことを指摘できませんが、参考になれば幸いです。
952 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/08(木) 13:14:47
戸惑ったのは作者の意図によるものではないのか。
冒頭ですが、酷評お願いします。
春の日差しが、ゴム製の床をほどよい具合に温めている。
人気のないその場所で白銀の鱗を輝かせながら、蛇は閉じていた瞼を持ち上げた。
その瞳には明らかに、目の前の少女に対する軽蔑の色。
「で。結局、なに」
チロチロと赤い舌を出し、口調が心なし邪険になるのは仕方がないこと。
ヒトの優雅なひと時を妨害するやつは、たとえ親友でも容赦しない。
とはいえ現在、午後の授業の真っ最中。それにも拘らずにこの場所にいる時点で
偉そうに自己の理論を述べられる立場でないことは、十分承知済みである。
この友人に対して強気になれるのは、ここ半年で築き上げた二人の力関係故のことだ。
「未だ来ない成長期についてなら、保健室に行った方がいいと思うけど」
「そういうことじゃなくて」
「まな板の女に、まな板って貶された話じゃないの」
胡坐をかいた膝に片肘を乗せ、そこに顎をくっつけると、少女は頬を膨らませる。
伝わらない、伝えられないこのもどかしさ。話の大半をアヤツと己の胸のサイズの比較で
費やしたことは、まあ認めるけれども。
「じゃあ、なんなの」
ヤバイ――――蛇睨みを利かせてくる彼女は、聊か怖い。でも、何度も何度も同じ説明を
繰り返しているのも、また事実。仕方ない。自分にだってよくわかっていないんだから。
心底面倒くさそうな表情を浮かべている蛇のすべすべ頭を、人差し指の腹で撫でてから
少女はもう一度、ことのあらましを説明しようと口を開いた。
「だからさあ……」
あたし、昨日死んだんだって。
>>953 「春の日差しが」から「軽蔑の色」までは神視点、
「で。結局、なに」から「話じゃないの」までは蛇視点、
「胡坐をかいた膝に」から最後までは少女視点、かな?
視点が大混乱に陥っててなにひとつ意味がとれん。
どれか一つに統一しなさい。
状況をロクに書いてないのに、どうでもいい独り言ばっかり喋ってるから
展開がちっとも掴めない。おっぱいの大きさなどどうでもいいよ。
>>947 これって、本当に小説の中途の一部なのか?
この部分しか書いていないように見えるけどな。
>彼女はそこまで考えて強く首を振った。
>「何をばかなことを。夏帆、行くわよ」
>その言葉に、彼女の背後をトコトコと付いて来てた幼女が顔をあげた。
>今年で六歳になった須藤夏帆は、何かに怯えるように震え、母親の手を強く握りしめた。
「幼女=夏帆」は初登場だが、夏帆の人物描写がない。
中途とは言うが、どこで何をやっているのかもわからない。
>夏帆がトコトコついて来た
普通ならば、この部分に状況描写を入れるところ。
小説の基礎的な技術が出来ていない。
>>955はいつもの描写馬鹿だね。馬鹿はもう来なくていいよ。
おまえの批評なんか誰も参考にしてないからwwwwwwwwww
956に同意。
何でもかんでも描写すりゃいいってもんじゃない。
>>940 結構、好きだな。
話自体がナンセンス物なのだから、そこをつつくのはチトどうかね。
ナンセンスに対してナンセンスというのはナンセンスというもので。
文章におかしなところも多いし、この話の場合はもう少し明確なオチを
つけるべきとは思うけどね。多元描写もやめて、単元描写にしたほうが
すっきりはする。
でも、全体はいい味だよ。
文章の調子と話の中身がよく合っている。
人間とはなんて厄介な生き物なのだろうか。自分の感情を伝えるために言葉を進化させ、今その感情に縛られるというパラドキシカルな生き物。
好きなひとに「愛してる」という気持ちを伝えるために作られた言葉なのに、好きなひとから「愛してません」と言われ振られてしまう。
畜生を見よ。犬が雌に振られたからといって落ち込むだろうか。鳥が絶望のあまり涙を流し、馬の鬣が恐怖のあまり真っ白に変わるだろうか?彼等は彼等の運命をただ受け入れる。
「愛とはなんだ?」若い頃近所の寺の住職に尋ねた。彼は言った。
「愛とは人の気の有り様のこと。黒い愛もあれば白い愛もある。ただどの愛も我と無縁ではいられない。私達に出来るのはただ我を無くすために心を磨くこと。混ざりけのない愛を持つために我を捨てること。ただそれだけです」
教会の神父はこう言った。
「愛は見えないと言いますがそれは正しくありません。例えば喉が乾いて死にそうなときに出されたコップ一杯の水。これは目に見える愛と呼べるのではないでしょうか。愛は見えない、触れられないというのは正しくありません。愛は形あるものに宿らせることが出来ます」
もし自分が感情のない生き物だったら?どれだけ考えても答えの出な…………
(ダメだっもう限界だ)
「あっイクッ!うっ!……うぅ〜…ふ〜〜」
「ゆうくん、今日はよくもったね。えらいえらい」
「まぁね……」
960 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/09(金) 15:15:50
俺は文学部を使い手なんだが相手が残念な事に論壇を仕掛けてきたので「お前それで良いのか?」と言うと「何いきなり質問で返してるわけ?」と言われた。
俺の弟が文科系の高校生なのだがおれはいつも日記対決勝につから相手が気の毒になったので聞いただけなんだがむかついたので「お前社会問題でボコるわ・・」と
言って開始直後に少子化問題について言及したら多分リアルでビビったんだろうな、、あーうーと間を固めてたから出てくる言葉を巧みにキャンセルしてカカッっと反論しながら問題点を指摘したらかなり青ざめてた
おれは一気に日本の将来についての展望までとんだんだけど相手が思考停止してておれの言葉を見失ったのか無言だったから今までの歴史の類例を挙げて予想される回避策で相手の反論を崩した上についげきの詭弁のガイドラインでさらにダメージは加速した。
わざと時間をとり「俺はこのままタイムアップでもいいんだが?」というとようやく必死な顔してなんか阿部バリのは意味不明な言葉をはっしてきた。
おれは矛盾を指摘して回避、これは一歩間違えるとカウンターで自分の論説が大ダメージを受ける上級技なので後ろの母が拍手し出した。
俺は「うるさい、気が散る。一瞬の油断が命取り」というと母は黙った
相手は必死にやってくるが、時既に時間切れ、理論武装で全身を鉄に固めた俺にスキはなかった
たまに来るガードでは防げない感情論も「お前それでいいのか?」で撃退、終わる頃にはズタズタにされた文型のめがね野朗がいた。
961 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/09(金) 15:31:55
その問題を憂いてんなら文型のめがね野朗の他に破るべきものがあるとは思わんか
言葉の間を埋めるため、僕は水を飲み煙草をふかし汗を拭き、時には大して興味もない女の子に思わせ振りな視線を送る。
そうして自分の手から逃れた言葉の尻尾を探すのだ。
それは綿毛のようにふわふわと宙を舞い、様々な色相を反射しきらきらと光る。
けれどもそれは掴んだと思う摂那にするりと手からこぼれ落ち、そんな言葉の切端が足元にたまって柔らかい泥のように僕の足にからみつく。
963 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/09(金) 15:45:32
向こうも大して興味もってくれんぞんなんじゃ
964 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/09(金) 16:02:55
結局何もかもが自分の意志とは関係なく過ぎていくことに気付いて以来、私はただ海月のようにこの世間を漂うだけの存在になった。
表面上私は以前と変わらず仕事をこなし、同僚と馬鹿話して笑い、酒を飲んだ。
でもそれは私の意志ではない。
私はただ流されるまま、目の前を通りすぎる日常の風景の中に自分を漂わせていたに過ぎない。
そして和紙をすくようにそんな毎日を真っ直ぐ平に重ねていった。
淡い乳白色の分厚い和紙だ。
ゴワゴワとした手触りはどこかひとを懐かしくさせる。
きっと素晴らしい字が書けるに違いない。
965 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/09(金) 16:36:36
私って渡しってことだからな。言葉の。
966 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/09(金) 17:07:22
一つ言う。
読みにくい。
句読点の位置。
改行するポイント。
それらをちゃんと考えろ。
>>960 >俺は文学部を使い手なんだが
>相手が残念な事に論壇を仕掛けてきたので
>おれはいつも日記対決勝につから
日本語になっていない。
968 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/09(金) 18:00:13
酷評頼む前にまずは見直して推敲する。
これ礼儀以前に常識。
この頃常識のなってない奴が多すぎる。
ちゃんとせぇや!
soudane('A`)
iyadane('A`)
971 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/09(金) 18:34:41
nanndato('A`)
972 :
1/2:2007/02/09(金) 19:47:06
「お兄ちゃん、いいかげん働いてよ!お父さん入院しちゃったんだから、みんな大変なんだよ!
私だって大学行きながらバイトして、留学だってなんとか奨学金貰っていくんだから、お兄ちゃんのご飯だって作ってるんだから、お兄ちゃんだって協力してよ!」
タバコを買いに出かけようとして、妹の由井に小銭を借りようとしたら、このように怒りを買ってしまった。
「わかってるよ。俺だって頑張ってるんだよ。1ヶ月後に試験があるから今は大変なんだ。時間がないんだよ。あと少し待っててくれ。俺が試験に合格して就職したらお前も楽になるからさ。300円ちょっと借りてくれ。」
「2年前からずっとそんな事ばっかいってるじゃん…」
「奨学金もらえるんだろ?俺だって大学の時はお前に小遣いやってたじゃないか」
由井は僕に背を向けてどこかに行ってしまった。僕は冷蔵庫から麦茶を取り出して飲んだ。
あいつ、今日は学校休みだったっけ?今日はピアノの練習もしていない。大丈夫なんだろうか。
と思うも束の間、由井は戻ってきた。
「試験頑張ってよ、煙草吸いすいないでよね」と言って千円札を一枚、テーブルの上に音もなく置いた。
「私、一週間後LAに行くからね」
その日、僕はタバコの箱が空になるまで街を歩き回り、隣町の河川敷でずっと河を眺めていた。
4年前の事だった。
973 :
2/2:2007/02/09(金) 19:47:42
ホールに沸き起こる熱狂。拍手喝采。スタンディングオベーション。
みなの胸から溢れ出る感動が舞台の上の少女に注がれていた。
バークリーで主席卒業し、クラシック界の新アイドルとしてデビューした少女に向けて。
その少女こそが僕の妹、由井だ。
僕も立ち上がり、パチパチとおざなりな拍手を送った。
もう、いいかな。
楽屋に由井を訪ねた。
由井は僕を見つけると、子供のように近づいてきて純粋にうれしそうに僕の言葉を待っていた。
「客席にいたけど、客みんな興奮してたよ。良かったな」
「ありがと。みて、こんなの貰ったの」
と言って楽屋のテーブルにある花束を僕に示した。
「家に置く場所ないよね、どうしよっか」
照れくさそうに僕の腕をとって、「楽屋の中に入って」というような素振りをした。
妹が僕の腕を取ったことには少々驚いた。
ばたり、と楽屋のドアが閉まり、部屋の外のざわめきがぼやけて伝わってきた。
「ひさしぶりだよね」
と妹は言った。
「デビューできてよかったな。俺もちょっと自慢できるよ。これからの仕事とか決まってんのか?」
妹は花束をカサリと持ち上げながら言った
「レコード会社から来月にアルバムが出る予定。あとあっちのテレビの出演と、こっちでも雑誌のインタ ビューが4社ある。なんかちょっとしたスター気分だよ」
「そうか、よかったな」
その日、僕はいつものタバコを自販機で買って、空になるまで街を歩き回り、河にかかる橋の上で流れを眺めていた。
そして匂欄にロープを結びつけ、もう一端に輪を作って首に通し、橋から飛び降りた。
それで僕は死んだ。
>>972 >「お兄ちゃん、いいかげん働いてよ!お父さん入院しちゃったんだから、
>みんな大変なんだよ! 私だって大学行きながらバイトして、留学だっ
>てなんとか奨学金貰っていくんだから、お兄ちゃんのご飯だって作って
>るんだから、お兄ちゃんだって協力してよ!」
説明的な台詞は避けるようにと、このスレでも既出なのだが。
>ホールに沸き起こる熱狂。拍手喝采。スタンディングオベーション。
体言止めは避けるようにと、このスレでも既出なのだが。
>それで僕は死んだ。
一人称の主人公には死ぬ自由はない。
975 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/09(金) 21:54:16
俺は同じピアノ教室の同い年の男がブラームスコンクールでグランプリ獲ったが…自殺はしてないな。
未だに俺もピアノは弾いている。ふむ。こう書くとこれが実話であることが嘘臭く思える。
実話ってじつわ嘘臭いものなんだな。
>972
ショートショートか?
自分は結構楽しめた。
「協力してよ!」って、何を協力?って迷ったのと、
父親はどうなったのかというのと、父親をおきざりにアメリカにいくのか妹、というのが
気になった。
300円借りてくれって、妹がどこからか借りてくるのか?
貸してくれの間違いか?
自分は音楽の知識が全く皆無なのだが
バークリーでクラシックの新アイドルってなんだ?
ぐぐってみたが、よくわからん。ジャズじゃなくてクラシックか?
LAからバークリーに移動したのか?
ピアノって家が裕福じゃないと、とても本格的にやれないと思ってたが、そうでもないのか?
と、細かい気になった部分はまあよしとして。
最後の2行のオチ、最悪だと思う。
楽しんで文章読んでいたが、がらがらと崩れてしまった。
自殺したのが悪いって意味じゃないからね
告別に際しても、やはり美雪は動揺を見せなかった。
真夏の熱気と騒々しいセミの鳴き声のなかで涼しげだった水の音が、キュッというひきつったような
音とともに消える。彼女はグラスとふきんを手に、こちらに向き直った。
「もう、決めたことなんだね」
「ああ、そうだよ」
山崎がそう答えると、美雪はグラスをふきながらかすかな笑みを浮かべた。それは我が子のちょっと
したいたずらを見守る母親のそれを連想させ、山崎には彼女が別れを素直に受け入れるのだとわかった。
美雪はグラスを網棚に置き、ふたつ目をふき始めた。それはイルカの柄がプリントされた安物のグラス
で、山崎の家での彼女専用だった。
「それ、もういいよ。悪いな、最後の最後まで」
美雪は部屋をいつも片付ける。ほとんど顔を合わせていなかったこの数ヶ月間でさえ、山崎の部屋が
散らかるのを見計らったかのように現れては、掃除だけはして帰っていった。今回の訪問もそのためだ
ろう。さきほどまで散乱していた雑誌や空き缶などは、ゴミ出しの規則にのっとった形で玄関に集めら
れ、窓ガラスから浴室にいたるまで、くすみやカビなどで汚れていたものは、すべて入居時のようにぴ
かぴかになっていた。
彼女の自発的な行動とはいえ、山崎は自分の部屋を他人一人に片付けさせるのは申し訳ないとそれな
りに動いてはいたが、彼女の助けになったことといえば、重要そうなものの処分の判断くらいなものだ
った。
山崎の言葉にもかかわらず、美雪はふきものを最後までこなしたようだった。大掃除を終えて一息つ
くために出た洗い物だったから、大した量ではなかったのだ。彼女は玄関とほとんど一体化しているキ
ッチンから居室に来ると、やはり磨かれたテーブルを挟んで彼の向かいに腰をおろした。
「残念だけど、仕方ないね」
ピアノの鍵盤を順々に叩いていったような、柔らかだけどはっきりした口調で、美雪はそう言った。
開け放たれた窓から差し込む日差しを、彼女の長くつやのある黒髪が眩しいほどに反射している。別
れを告げられても憂いに沈むことも取り乱すこともない彼女は、いつものようにとても上品にみえた。
切れ長の瞳にいくらかの冷淡ささえ覗かせないのは、ひとえにその品のよい物腰によるものだ。
「じゃあ、サヨナラだね」
美雪は立ち上がり、山崎も彼女を見送るためにそれにならった。玄関までいって靴を履き終えると、
美雪はくるりと振り返った。そのまま出て行くと思っていた山崎は、思わぬ距離で彼女と正対してし
まう。
「イルカのコップは置いていくよ」
美雪の吐息がそのまま感じられ、山崎はその言葉の意味を咀嚼することができなかった。不意に、
眠気にも似た虚脱感が体を包み込む。
「きっと、友也はまた私のことが欲しくなる」
呆然と美雪の目を見つめることしかできない山崎に対し、彼女はいつもよりも深い笑みを見せた。
それは、疲れた体を受け止めるふかふかのベッドのように、いまの彼には心地よく感じられた。ぼ
んやりとした視界のなかで、相手の唇が再び動き始めるのがわかる。
「だから、イルカのコップは置いていく」
彼女が立ち去ったことに気づくまで、山崎はしばらくそこに立ち尽くしていた。
979 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/10(土) 03:43:12
>972
妹バラバラ殺人の自殺バージョンか?
>>947 遅レスだが気持ち悪いから是非指摘してみたい
『どうして知っているの?』と『彼女は〜』の間の『と』は省きたい。
そして主語と述語が遠いせいで捻れているから
『彼女は』と『覚えた』を近づけたほうがよろしいかと。
推敲の段階でこういうことに自然と気づくようになったら、より上手くなる気がします。
つうか、これだけ書ける人なのに冒頭から晒さないであなたは満足なの?
余計なことはまあいいか
>>977 >告別に際しても、やはり美雪は動揺を見せなかった。
てっきり葬儀の場面かと思って読み進んだら、違うので驚いた。
たしかに「告別」は葬式には限らないけれど、この書き出しでは
ふつう告別式をイメージすると思うが。
「別れ」とかでいいんじゃね?
全般に書かれている内容に比して文章の量が多い。
ひとつには、
>ピアノの鍵盤を順々に叩いていったような、柔らかだけどはっきりした口調で、
かくの如く、比喩が長く、かつ、多いから。
もうひとつは、描写がくどいから。
>美雪はグラスを網棚に置き、ふたつ目をふき始めた。それはイルカの柄がプリント
>された安物のグラスで、山崎の家での彼女専用だった。
このへんとかね。「それは」は感心しない。
全体に力みすぎの感あり。
書く姿勢はいいと思うけど。