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age
>>前スレの980 悪くはないのですが、ところどころ疑問も。 >魚の鱗が剥がれ落ち、水にさらわれていくみたいに、 この比喩はどうなんでしょうか? こういう場面を私は見たことがないのですが、 一般的なのですかね。比喩というものは、Aを説明するのに、Aよりもよく知ら れているBを提示するものです。魚の鱗が水にさらわれていく(=B)よりも、 桜の花びらが風に舞う(=A)のほうが一般的だと思いますが。 >そこに用のある人間以外は【ほぼ絶対に】ここを通らない。 論理的には正しいのでしょうが、小説の文章として見ると窮屈です。 >そのためもう長い間この景観の中を行くが、すれ違う車の一台も無かった。 主人公が徒歩なのだから、車よりもまず歩行者を描写したほうがいいでしょう。 >もう片側は何もないが、そこにこの桜並木が続いている。 「何もないが、ある」というのは如何か。 なにより情景描写が長すぎて、読者がついてきてくれるかどうか。 純文学といえどもその辺の工夫は必要でしょう。 描写されている対象が世にも奇怪な光景ならばともかくも、尋常な風景ですから 退屈感は否めません。 しかし端正な文章には好感を持ちました。 期待特大。
評価お願いします 僕は火葬場を出て、朝斗を探した。 朝斗は正面にある原っぱに座り込み、タンポポをいじっていた。 「タンポポ、親父が一番好きな花だったな。親父のお別れのために咲いてくれたのかな。」 春なんだからタンポポぐらい咲く。だけどその時は、僕もそう思えて仕方がなかった。 火葬場の煙突から黒い煙が出てきた。だけど朝斗は顔を上げようとせず、葉っぱの上を歩くアリンコを指で追いかけていた。 僕は声をかけてやることが出来ず、朝斗の分も煙を眺めた。 あれが、朝斗の親父さんだなんて思えなかった。 ついこの間まで笑って、喋って、生きていたのに、そんな朝斗の親父さんの人生をふっと消し去るように、煙は止まることなく空へと上っていった。
9 :
名無し物書き@推敲中? :2006/09/30(土) 22:37:11
10 :
名無し物書き@推敲中? :2006/09/30(土) 22:46:42
11 :
名無し物書き@推敲中? :2006/09/30(土) 22:56:29
>>前スレの980 糞文ごみ類w 以下、酷評。 >長い間この景観の中を行くが、すれ違う車の一台も無かった。 文中の長い間が、長年(数ヵ年の意味)なのか、長い時間(数時間の意味)なのか、曖昧。 >目一杯余裕を持って横並びですれ違えるほどの広さである。 目一杯余裕? 目一杯ってさー、最高限度まで達していることだそうだよ。辞書だと。 つまり、ぎりぎりって意味。 目一杯余裕=ぎりぎり余裕って、変でしょw >山中なので片壁は石垣になっており、もう片側は何もないが、そこにこの桜 >並木が続いている。 文中で、なんか無駄な文のような気がするが。おれだけかw
>>8 まずは、このような場面を選ぶことに感心しません。
こういう場面は人生においても特別な場面ですからドラマになりやすいんですよね。
つまり、易きに流れているように見えるということです。
一般の作品でもやたらに自殺が出てきたりすると、安易だなあと鼻白みますが、
それと同じ。
最終行はありきたりの感想を凡庸な表現で書いただけですので、目も当てられません。
13 :
名無し物書き@推敲中? :2006/09/30(土) 22:58:05
1のつづき >慶己はひたすら山の中腹を目指して進んでいるのだが、なだらではあるがずっと登り坂が続 >き、多少足腰が文句を言わないわけでもない。普段の運動不足を省みつつも、その実この景 >色が大分辛さを和らげてくれた。 つまり、慶己は運動不足と言いたい訳か?w 言い回しが長杉。 そんなことより、この道の行き先の一箇所(山の中腹)に何があるのかを書け! 読感 だから、なに?って、感ぢw 希望あれば、リライトしたるがw
別にいいだろ。 くどくどいらん描写されるよりわかりやすいし、 日本で人が死んで火葬場に行くのは当然。 あえてお約束はずすと嫌がられる場合もある。
15 :
名無し物書き@推敲中? :2006/09/30(土) 23:13:01
16 :
名無し物書き@推敲中? :2006/09/30(土) 23:27:42
>>8 朝斗の設定年齢は何才?
8文だと何才なのか? 読者に伝わってこない。
しかも、悲しくないしw
17 :
名無し物書き@推敲中? :2006/09/30(土) 23:31:13
>>8 すごく悲しいと感じることが出来ました
表現は十分です
ただ、「だけど」を続けて書くのは気に障る偏狭な方がいっぱいいるかと思うのでご注意を
>>8 春なんだからタンポポぐらい咲く。だけどその時は、僕もそう思えて仕方がなかった。
春なんだからタンポポぐらい咲く。その時は、僕もそう思えて仕方がなかった。
火葬場の煙突から黒い煙が出てきた。だけど朝斗は顔を上げようとせず、葉っぱの上を歩くアリンコを指で追いかけていた。
火葬場の煙突から黒い煙が出てきた。朝斗は顔を上げようとせず、葉っぱの上を歩くアリンコを指で追いかけていた。
結局「だけど」いらないんだよね。
本文では、接続詞はなるべく削るようにしたほうがいい
21 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/01(日) 00:21:11
タンポンの間違いじゃね?
酷評に突っ込むのは荒れるもとだとは思うが・・・、
>>11 >長い間この景観の中を行くが、すれ違う車の一台も無かった。
文中の長い間が、長年(数ヵ年の意味)なのか、長い時間(数時間の意味)なのか、曖昧。
これは流石にわかるんじゃね?文章の流れで。
主人公が徒歩で歩いてて、長年歩き通しな状況ってどんなだw
どうなんだろ?
11は揚げ足取りというか、それ以前に>糞文ごみ類w とか やけに言葉が荒いのは何でだ。
なんかすごく誉められた文章に対してこういう突っ込みをする奴ずっといるけど、
調子に乗り過ぎないためにそれも大変的を得た意見とは思うが、なんかウザいよーな・・
以上、スレ汚しすまん。スルーしてくれ
前スレ
>>998 さんへ
>>994 ですが、獏氏に対する巧い下手論争を読み、続いて
>>992 の
「プロだからって完璧なわけない、どうせ厨」という言葉に違和感を覚え自分はレスしました。
そうやって読者が妥協してしまっていいのだろうか?とついね。
山田君のように「騒々しく騒いでいる」「十四年間の間」などと
ページを捲る度に首を傾げてしまう文言を含む小説を、どうしてもプロの作品だとは認めたくありません。
これで人様から金を頂いてるなんて、あなた納得できます?
「本の数だけ文法がある」と言って寛大にふるまえますか?
自分は、人の数だけ表現方法があっても、人の数だけ文法があるなんて思いません。
最初から最後まで倒置法で書かれた素人の文章を誰が読んでくれますかね。
無の状態から金が貰える作品を紡ぎ出すプロならば、自分の文章を読み返し
違和感を覚えてないなんて些か変じゃないですかね。
もちろん気付かないなら仕方ないですけど。
山田君のようなプロ作家大先生はきっとあなたが産み出してしまったのでしょう。
「ところでお前は?」ですか。随分と権威ある方なんですね。
「あるの、なるの、あるの」断定三昧で尊大に構えたあなたの問いに答えるつもりはないので
拙い文章から“何が完璧と感じているか”を察して下さい。
では失礼します
>>24 読者が妥協するとかそういう問題ではなくて、現実としてプロの作家でも
おかしな文章を書いてしまうことはあるんですよ。プロは締め切りに追われ
ながら書いているので、十分に推敲する時間が取れないという理由が大きい
でしょう。流行作家というのはそういうものなので、プロ作家だから文章が
完璧ということはありません。
というか、作家の文章を編集が直すなんて日常的なことですから。
例えば、司馬遼太郎なんか大作家ですが、それでもおかしい文章はあるし
悪文と思われる部分もあります。これは文章読本なんかで解説されている
こともあるので、いろいろと読まれてみてはいかがでしょうか。
作家を目指すのであれば、プロの文章を読みながら、よい部分、悪い部分を
考えながら読まなければなりません。
山田氏に関しては、文章は下手ですが、物語の持つ独特の世界観がうけている
ものと思います。文章が上手いだけでは作家にはなれないのも事実なのです。
26 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/01(日) 05:37:59
まぁ、作品を愉しむのであって、文法の整合性なんぞある意味どうでも いいからな。
なんだよ、ある意味って… 本当はどうでもよくないって言ってるようなもんじゃんすか
28 :
24です :2006/10/01(日) 06:39:04
>>25 自分のスレ汚しな文章にレスどうもです。
編集がプロにアドバイスしてる現実を初めて知った時はショックでした。
文章読本なんか読むとこんなんでプロかよって余計イライラして笑えますよね。
>>26 構成と筆致のバランスに素直に感激出来る作品に出会うと金と時間が惜しくないって思います。
>>24 の出だしでどうしても「巧拙」の単語が脳内抽出から現れなかった自分は、
所詮プロなんかにゃなれませんし、だから余計プロに対しヒガミ根性が湧くんでしょうかねww
24ではちょいとイライラして書きすぎたかな。
前スレ998さん(^人^)ゴメンね。喧嘩売るつもりないから。
いい刺激になったし昔書いた長編の推敲でもするかなww
「人は死ぬ。死ぬんだよ。」 「なんで生きようとしたら、満足になることばかりに目がいくねやろ?」 「死ぬことを忘れられるから、他のことを考える余裕が出来るのが一つ。死ぬことが思い出されて恐怖を忘れるために他のことを考える必要性が生まれるのが一つ。」 「全体が満足であることと、一部が満足でないことは似てんねん。」 「いや、同じだよ。同じことだ。」 「あんま言いたないねんけど、会話が苦手やねやんか。噛み合わへんねん。」 「明日はいい天気かもしれない。明日、晴れだと思うか?」 「逃げてるようで卑怯やな、それ。」
>>29 会話だけで地の文がないので、二人の考え方とかメンタリティを知る術が読み手にない。
まあ、これは書き込みの長さの問題として目をつぶるとして・・・・・・。
>会話が苦手やねんか
これは、「(僕って)会話が苦手じゃないですかぁ」っていう、若い人特有の物言い?
こういう表現は書き言葉ではまどろっこしいので避けたほうがいいかも。
登場人物の一人が似非関西弁なのは何故?
書き手は関西弁ネイティブじゃない気がする。
似非関西弁は「標準語+特有の語尾」では雰囲気が出ないよ。
それでは、漫画に出てくる中国人みたいになってしまう。
音便を是非勉強していただきたい。
31 :
11 :2006/10/01(日) 08:57:11
>>23 >主人公が徒歩で歩いてて、長年歩き通しな状況ってどんなだw
まず、藤花慶己は、この一本道を歩くのは初めてではない。
なぜなら
>この道の行き先は一箇所しかなく、そこに用のある人間以外はほぼ絶対にここを通らない。
>そのためもう長い間この景観の中を行くが、すれ違う車の一台も無かった。
初めてなら
この道の行き先は一箇所しかなく、そこに用のある人間以外はほぼ絶対にここを通らない、とは
断言できないだろう。
>この道の行き先は 一箇所しかなく、
>慶己はひたすら山の中腹を目指して進んでいるのだが、
この道の行き先の一箇所、山の中腹には、さて何があるのか?
とてももったいぶった言い回しだがw
>長い間この景観の中を行くが、すれ違う車の一台も無かった。
→長い時間この景観の中を行くが、すれ違う車は一台も無かった。
32 :
11 :2006/10/01(日) 08:58:12
例えば 山の中腹に卒業した学校があれば、長い間この景観の中を行く、は 長年、通いづめたこの景観の中を往復した、の意味をもつ。 学校やその道に植えられてあるのは大体、桜の樹だろう。 山の中腹にあるのは学校ではない、とは思えない。おれ的には。 目一杯余裕=ぎりぎり余裕を持って横並びですれ違えるほどの広さの道を、 車で行く奴も少ないだろうしw >11は揚げ足取りというか、それ以前に>糞文ごみ類w とか やけに言葉が荒いのは何でだ。 読者に誤解を招く文は、その時点で「糞文ごみ類」と言えるw 言葉が荒いとも思わない。当然だし、酷評だしw そんな感ぢw
”感ぢ"じゃねーよバカたれw
34 :
23 :2006/10/01(日) 09:54:45
11の酷評に突っ込んだもんだが、上のレスを読んで、まあ確かに そういう解釈も出来るか、と思いなおした。 糞文とうい言葉が悪いのはアレだが、その他の批評については確かに 的を得ているし特におかしい部分もないな。 こっちもウザいなどの言葉は悪かった、許してくれい まあ、そこまで分かるんだったらさらに丁寧な言葉で酷評してくれれば良いとは思うがな。
35 :
23 :2006/10/01(日) 09:56:26
>糞文とうい これは「糞文という」だ、スマソ
>>32 >ぎりぎり余裕をもって
いいまわしが矛盾してて変じゃね? あと藤花が年齢わかんなくて、足腰の弱いじいさんかと思った。文学賞で最終てのは冗談だよね?
>>36 なんで「年齢がわからなかった」ら「足腰の弱い老人」と
限定して思うんだ。
あの後を読んでみないと何とも言えんが、「運動不足〜」という記述から
若者な感じはするだろ。何せ「長い間なだらな山道を歩いている」んだから。
これ老人には無理でしょ(いや、知らないが。だがけっこうきついはず)
38 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/01(日) 10:52:56
酷評と嘲笑を履き違いしてるのがおるね ケツにWをつけてりゃ酷評でなく嘲笑じゃねえのか? お前の酷評には愛情がてんで感じられんのよ ゴミゴミと連呼して他人を嘲笑してるんだし愛情なくてもしゃあないか。
前スレで980の文章を批評してもらったものです。沢山のレスを下さりどうもありがとうございました。すごく参考になりました。 あと、自分の文章が稚拙なせいで文章に対する解釈が様々になってしまってるようで本当に誤解を招く文章でさらに推敲が必要だなあと思いました。 何度も同じ文章を投稿するのはアレだとは思ったのですが、長いレスを書いて下さってるのだし 折角なので同じ内容を含む続きの文を投下してみます。ウザかったらスルーでお願いします。 結論から言えば「主人公の慶己はじいさんではなく、初めていくとこへ向かって山道を歩いていて、着いた先は学校ではない」です。
藤花慶己は、まるで違う世界に迷い込んだ気分でそれを眺め歩いた。この道の行き先は 一箇所しかなく、そこへ用でもない限りまず誰もここを通らない。そのためもう長い時間 この景観の中を行くが、人にも車にもすれ違うことは無かった。 きちんと舗装された道なりは、普通車が余裕を持って横並びですれ違えるほどの広さで ある。慶己はひたすら山の中腹を目指して進んでいるのだが、なだらではあるがずっと登 り坂が続く。普段の運動不足を実感しつつも、この風景で大分辛さは和らいでいた。 雑多な生活から隔離された空間で、降りしきる花弁の洗礼を受けながら、時の流れが停 止したような錯覚に陥っていると――ふと坂の向こうに古めかしい色の屋根瓦が見えた。 中空へ突き出すそれを見れば、いかに大きな屋敷かはすぐにわかった。道を登りきればそ こへ辿り着くはずである。 そんな時に、不意に後ろからアクセル音がし、慶己は夢から目覚めた気分で振り向いた。 車は次第に背後に迫り、自分を追い抜かした際に排気口の煙を全身に浴びせかけ、あっと いう間に小さくなって視界から消えた。 興ざめしつつ、慶己は坂を登りきった。道が平らになると景色が開けて、そこには大豪 邸とその塀並びが聳え立っていた。時代劇に見る形相の重厚な門、その前に先ほどの黒塗 りのベンツが横付けで停まっている。 サイドウインドウが下がると、そこから見知った顔がにこにこと笑みながら出てきて、 細い腕を突き出してぶんぶんと振った。 「慶己ぃー。遅い遅い、何やってんのー」 のん気な明るい声が、清閑な山腹にひときわ大きく響く。ゆっくりと歩きながら、慶己 は屋敷の大きさに、のび上がってぐるりを見渡した。 です。酷評お願いします。(今後は重複した内容の投稿?はしません)
>>32 言葉が荒いというよりも語彙が貧弱、
ワンパターン。
>>40 悪くないですよ。
ただ、三人称ですから主人公の描写を早めに入れる必要があります。
構成としては
桜並木の描写→主人公の描写→主人公がそこにいる理由→ベンツ→屋敷
という順番になります。
>結論から言えば「主人公の慶己はじいさんではなく、初めていくとこへ
>向かって山道を歩いていて、着いた先は学校ではない」です。
こういった事情は歩いているシーンで説明する必要あり。
基本的に、主人公が何をやっているのか、なぜそこにいるのか、を隠すのはNG。
>「慶己ぃー。遅い遅い、何やってんのー」
> のん気な明るい声が、清閑な山腹にひときわ大きく響く。ゆっくりと歩きながら、慶己
>は屋敷の大きさに、のび上がってぐるりを見渡した。
セリフ→のんきな声→その人物の描写
という順番になるはず。主人公の行動を描写する前に、新しい人物の描写を入れてください。
>>36 >最終てのは冗談だよね?
それは私の酷評ですが、文章の印象では最終に残っていても不思議では
ありません。ここに投稿される作品できっちり描写ができているものは
ほとんどありませんから、そういう意味で見ても投稿作の中では上の
部類に入ると思います。
もっとも、実際に予選を通過するかどうかはここで引用される程度の
長さでは判別できませんが。
前の引用分は主人公の登場までですから主人公の具体的な描写は、歩いて
いるシーンの後に挿入されれば及第点です。
細かい表現についてですが、主人公の視点で
「普通車が目一杯余裕を持って横並びですれ違えるほどの広さである」
と矛盾するような表現をしても問題ありません。
これは主人公のキャラですから。
>>43 >ぎりぎり余裕をもって…
てのは、投稿者の文じゃなかったの? もし上記なら、ぎりぎりすれ違えるor余裕をもって行き交う、のどちらか選ばないと矛盾してるよ。それから、このスレだけ読んで文学賞を語るのはやめよう。世の中そんなに甘くない。疲れる…
道なりってへんだよね そもそも普通車とか、横並びですれ違えるとか そんな細かい描写がそこに必要なのか?
>>29 遅レスだけど。
関西弁にもいろいろな種類があるから、確立された「関西弁」が無いのも一つの問題。
私の住んでいる地域の関西弁(大阪市内北西部)を適用するなら、
>「なんで生きようとしたら、満足になることばかりに目がいくねやろ?」
なんで生きようおもたら、満足なることばっかり目が行くんやろ
(「いくねやろ」とも言いますが、関西弁のテンポのよさを求めるなら「いく
んやろ」のほうが良いかと)
>「全体が満足であることと、一部が満足でないことは似てんねん。」
全体が満足いうことと、一部が満足やない言うんは似てんねん
>「あんま言いたないねんけど、会話が苦手やねやんか。噛み合わへんねん。」
あんま言いたないねんけど、会話が苦手なんやんか。噛み合わへんねん。
(「会話が苦手なんやんか」については、発音の仕方によって意味が変わります。
「会話が苦手なのよ」と言う意味と、「会話が苦手なんじゃないか」と言う二通
りあるように思います。文例としては
「私、会話が苦手なんやんかぁ」
「それはただ単に、会話が苦手なんやんか」など
やねやんか、という言い回しをすることもあります。大阪市内でも地域差があり
ますし、同じ地域でも人によって言い方は違います。なのでこういう文章は、読
者が分かるように別の表現に改めるべきだと思います)
47 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/01(日) 13:47:38
題名:無題 登場人物:圭三郎(主人公)・美海 ストーリー:思想的な理由の下に、美海が圭三郎を暗殺しようとする。 場面:ラストシーンの冒頭。美海が出港する船の上に圭三郎を見つけ、 拳銃を突きつける。 美海の視線と、圭三郎の視線がぶつかった。 甲板の上に立つ圭三郎に向かって、美海が拳銃を構えた。距離は約三 十メートル、風もない。美海の腕前とあの拳銃ならば、圭三郎の脳天に 銃弾を打ち込むことなど難しくない。 船会社の警備員が目を見開いて、詰所から飛び出してきた。出航する 船の太い警笛が、あたりに響き渡る。 厳しいまなざしで拳銃を構えていた美海が、ふっと笑う。 「さようなら」 美海の呟いた言葉が、警笛の中でかすかに聞こえたような気がした。 圭三郎は観念した。チェックメイトだ。絶望感を覚えつつも、自分の 命を奪うのが美海なら、それはそれで悪くないと思った。
>>45 必要ない予感がしてならない…。書くべき描写と、そうでない描写は取捨選択せんとな。
圭三郎は美海に吊られて笑みを浮かべた。 しかし美海は銃弾を発射しない。その意図が見えた気がして、圭三郎は笑みを凍りつかせた。 「美海……!」 船縁に駆け寄って、圭三郎は身を乗り出した。 「美海! やめろ!」 警笛が鳴り止む。美海の目じりから溢れた涙が、その頬を伝い落ちた。 静まり返った港に、妙にくぐもった音が響いた。
51 :
29 :2006/10/01(日) 15:07:20
評価ありがとうございます! 関西弁って難しいんですねー。なので関西弁の部分は、軽くドモリのある標準語に変えて書くことにします。 その方がインパクトも増すだろうし、関西弁は明らかに失敗と確信がもてたので。 評価下さった方々、ありがとうございました!
酷評お願いします。携帯からm(__)m 日付が変わってすぐに雨脚は強くなった。 フロントガラスを激しく叩きつける雨粒は、まるで容赦がない。最大限に働くワイパーも、土砂降りに能力を発揮出来なかった。 視界は最悪だった。乾いた唇を何度も舌で舐めていた。 ヒーターのスイッチは入れなかった。身体の芯まで凍てつく真冬の寒さが、すぐそこまで近づいてるというのに、ハンドルを握る掌は汗ばみ、渇いた喉が水分を欲していた。 立花啓一は深夜の関越自動車道を北上していた。 ちょうど1年前、娘の美希を助手席に乗せ、今と同じ道程を走っていた。たまにしか遊んでやれない父親に、笑顔を振り撒く小さな天使が、助手席を陣取っていた。 つい昨日の事のようだった。後ろの席では、妻の有希が穏やかな顔で寝息を立てていた。今、身体を捻ってシートまで手を伸ばせば、温もりを感じられる気がした。 1年前、この車内には確かに家族が存在した。かげがえのない小さな幸せがこの狭い空間を占領していたのだ。 ふいに啓一の頬を涙が伝った。一筋の涙が堰をきり、堪えきれず溢れる。 30歳を過ぎた男の鳴咽は、雨粒を払い退けるワイパーの音に掻き消された。
53の続き 酷評お願いします 捜査本部全体が意気消沈していた。 事件発生から3日間、進展もみられずに信憑性の薄い目撃情報に捜査員達は振り回されていた。 部下達の疲労がピークに達しているのが、指揮を執る捜査一課長の近藤にもわかっていた。 迷宮入りなど許されるない。不祥事続きの神奈川県警の信頼を取り戻してやれる自負があった。こんな事案などすぐに解決してみせる、と己に言い聞かせた。 自信は見事に裏切られ、未だ進展しない捜査状況に苛立ちを隠しきれずにいた。 見えない重圧は胃液を逆流させ近藤を苦しめた。 突然の電話により神奈川県警横須賀中央署、3階会議室は色めき立った。 受話器を握り報告を受ける近藤に、その場にいた全ての捜査員の視線が注がれた。 「たった今、斉藤巡査部長から被疑者に関する有力な目撃情報が得られた模様」 部下達の眼前で、士気を鼓舞する近藤がそこにはいた。 「必ず生存していると信じて懸命に捜査にあたってくれ」 覇気と活力をみなぎらせ、溢れる闘士を会議室中に伝播させた近藤は全員に呼びかけた。 「我々は立花美希ちゃんを必ず救出する」 雄叫びを上げて、熱気は渦を巻き捜査本部の温度は沸点に達した。
55 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/01(日) 17:40:57
酷評ねがいますります もうここに来て三日もたつというのに、体がまったく動いてくれない。意識はハッキリと しているというのに、どこか神経が切れてしまっているのか、幾ら体を動かそうと努力して みても無駄だった。 私の周りでひっくり返っている者たちも、身じろぎ一つしない。 頭からすっぽり埋もれた状態のあいつは大丈夫だろうか。何日もそうしているのだろう 足の裏にはうっすらと埃がかぶっている。 ピンポロロン ピンポロリーン 突然、またあの音楽が鳴りだした。単調な電子音。物悲しくもなく愉快でもない 無機質なだけの音が繰り返される。 嫌な音だ。と思う間にぬぅっと西の上空から 巨大な銀色のツメが現れた。 そいつは私の上空を通り過ぎることもあれば、少し手前で 止まることもある。いつも、そうだった。しかし今度ばかりは、そうはいかなかった。 私のちょうど上空に合わせてスッとその体を停止したかと思うと、そのツメをスルスルと 私に向けて振り下ろしてくる。 「ああ、おれもついに終わりの時がきた。一体おれが何をしたんだ。もっと生きたかった ただそれだけなのに」こんなことは、もうたくさんだ、やめてくれ。 ドサッという音があたりに鳴り響いて、そいつは私の頭の上スレスレをかすめると、そこで動か なくなった。「た、た、助かった」たすかったんだ。一瞬にして目頭が熱くなり、緊張していた体 が緩んでいくのがわかった。そいつはブルブルと体をゆさぶると、やがてゆっくりとした動作で 巨大な体を上空に持ち上げていく。助かったと思ったのも束の間、なんと、私の体が そいつと一緒に上空に吊り上げられていくではないか。 「ま、まってくれ」なぜなんだ。 二分の一 終
>>53-54 書き慣れた感じで文章に安定感があります。
文章とか表現力は水準にあると思います。
ただ、題材選びに難があります。
54で捜査本部が出てきますが抽象的な表現が多くリアリティーが感じられません。
この手の作品は沢山あるのでかなり見劣りがします。
別の題材を選ぶか、しっかりと取材をしてから書いたほうがいいでしょう。
57 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/01(日) 17:56:14
>>47 30メートルってかなり長いよ。標的の小さい頭を狙うのは無茶だ。
船上で風が吹いていないのも変だし、なにより揺れは絶対にあるでしょ。
全体に表現もチープ。「観念した」「絶望感を覚えた」とか、もっといい
言葉がありそうなものだけど。
やろうとしていることは分かるんだが、もう少し知識や語彙を集めたほうがいい。
>>47-49 状況描写が不足してます。
登場人物の位置関係もわかりませんし、どんな船なのかもわからない。
セリフとか内容も、誰でも思いつく程度のもので、表現力にも欠けて
います。
>>50 「洞」が何なのかの説明がないので、興味がもてず途中まで読んで止めました。
文章の上手い下手以前に、読者に読んでもらうという意識に欠けていると思い
ます。
60 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/01(日) 18:11:13
二分の二 つぶやき、焦り考えているうちにも、どんどん上空に舞い上がって行く。 そいつは上空で一度動きを変えて、今度は横にスーッと走り出す。その時 私の頭の先から一本のロープが伸びているのが見えた。いや、正確には髪の毛のように にゅぅっと生えているのだ。それがツメの先に引っかかっているのだとわかった。 いつの間に、こんな物が。そのロープがぶらんぶらんと私の体を振り子のように 揺らしながら進んでいく。 惨めだった。自分は今、見世物小屋の檻の中にいる奇行を演じる怪物だと思う。 どこかで、わたしをあざ笑う嫌らしい目つきをした者たち。罵り、暴力的な言葉を投げ つけて、後はなにくわぬ顔で日常生活の中に紛れ込んでゆく。 青や赤色をした照明がスポットライトののようにこちら側に向けられ、私をさらに哀れなものにする。 やがて電子音が鳴り止み、それに合わせて巨大なツメもぴたっと停止する。そしてツメを開いたと 思った瞬間、私の体は暗い大きな穴の中に落とされた。 ゴトッ・・・ 「いや〜!なに、これ」茶髪の女子高生が奇矯な声を上げる。 「これ、ぜんぜんカワイクないじゃん」 高校生のカップルがゲームセンターの入り口前に据えられたUFOキャッチャーで 騒がしくあそんでいる。 「どれ、見せてみろよ」ガムをクチャクチャやっている男が 取り出したばかりのヌイグルミをひょいと掴み取った。 「お、ブタだ。オマエそっくりじゃないか」あはは、と笑って女子高生の前で振ってみせる。 「もう、ひどい」ぷっとふくれる。「もう、エッチさせてあっげないから」 「おれもコブタちゃんなんかと、やりたくないや」二人とも笑い手をつないで歩きだした。 こんな腹の具合の悪そうなヌイグルミなんか、ほかしちゃおうか。男がそう言って、ポイと放り投げた。 「もっとカワイク作ってあげたらよかったのにね」男の腕をつかんでキャッキャッとよろこんでいる。 ころころっと転がっていったヌイグルミは、おさげ髪をした小さな女の子の前に辿り着いた。 少女はヌイグルミを拾いあげると、胸に抱き寄せニッコリと笑顔する。 「ブタちゃん、ブタちゃんよろしくね」 小さなほっぺたに、すりよせて感触を楽しんでいる。
>>53-54 冒頭文の『雨脚』は非生物なので「すぐに」では意識を持つように感じられて不自然。
「日付が変わるころ、急に雨脚が強まった」ぐらいでいいと思う。
ちなみにその後の描写だと、高速道路は通行止めにならないか?
次、
>>54 のほうだが、意気消沈ってのはショボーンということだから、ちょっと違う気がする。
事件が3日で解決するほうが少ないだろうから、せめて1週間後ぐらいは頑張ってくれよ。
その後で憔悴するとかじゃないと、頑張ってる雰囲気が伝わってこない。
3日で迷宮入り考えてるような刑事は現場じゃありえない。
>雄叫びを上げて、熱気は渦を巻き捜査本部の温度は沸点に達した。
何これ?アナタが二十歳以下なら笑って許すが、
いい歳ならばまずは『書く前に三年間ただひたすら読め』。
士気を鼓舞するというだけのことを、どうしてこう意味不明な言葉で書く?
それに捜査会議ってのは、極めて事務的に行われるものであって
雄叫びを上げることなどDQNな販売会社じゃあるまいし、するわけない。
今、ちょうど番組改変期なんで刑事モノのドキュメンタリー番組があれば見てみればいい。
緩く吹き付ける熱風、きつく照る夏の太陽に、白く輝くビル郡の窓や家々の瓦。 遠く小さく光っているのは国道を走り抜ける車のボディー。 頭上には見た目だけは爽やかな、薄く淡い青空に大きな入道雲が浮かんでいる。 住んでいる街を全て見渡すことのできる高台の、 錆びかけて危険に軋みを上げるフェンスによりかかって、 のろのろと画用紙の上に鉛筆を滑らせ、その様子を大まかにスケッチしていく。 近所を写生してくる、という夏休みの美術の課題だった。 まるで小学生のすることじゃないかと思ったが、文句を垂れてもどうにもなるまい。 つぅ、とこめかみを伝う汗を拭って、ほぼ描き終わりの画用紙を地面に置く。 どこからか正午を知らせるサイレンが聞こえてきた。 家を出たのが十時だったから、かれこれ約二時間ここにいたことになるだろうか。 流石に絵を描くのも飽きてきたので、今日はもう切り上げることにしよう。 すぐ背後にある、古い公園の木陰で暫く休んでから帰ろうかと振り向いた、その時だった。 ぶわ、と強い風が吹いた。 シャツの裾の中にまで風は潜り込んで、ひどく乱暴に過ぎていこうとする。 植え込みの背の高い木々の、まだ柔らかな若葉をつけた枝がしなり、驚いた雀達が次々に飛び立っていく。 まずいことに、同時にその風は画用紙までも浮かび上がらせた。 そういえば重石もなにも乗せていなかった― 己の失態に舌打ちしている間さえなく、画用紙は慌てて伸ばした手を易々とかいくぐる。 幸いにも風は背後の公園から街へ、ではなく、街の方から公園に向かって吹いた。 もし逆の方向に吹いたのであれば、絵は高台から落ちて回収不可能になってしまっていただろう。 それでも、排水溝にでもはまって水浸しになれば、台無しになることに変わりない。 楽しげに風に舞う画用紙は公園の柵をすれすれに越え、 そのままもう少しばかり高い場所にある公園の敷地に入っていく。 二時間の頑張りをなかったことにされてはたまらない。階段をかけあがり公園に滑り込んだ。 少し長いですが、よろしくお願いします。
>>54 >熱気は渦を巻き捜査本部の温度は沸点に達した。
おそらく、「熱気は頂点に達した」ということを言いたいんだろうが、
これは目覚ましテレビの軽部さんがライブ情報などて使う決まり文句の類であって
少なくともこのような冷静さが要求される場面で使う文言ではない。
>>55 「という」を使うな。ただ冗長なだけ。
>一瞬にして目頭が熱くなり
目頭が熱くなるのは普通感動したときだ。
何に感動したんだ?助かったからか?ニュアンスが違うだろ
沢山の酷評ありがとうございました。正直前スレなどで誉められて
浮かれた気分でしたが、やはりそんなに甘いものではないと、
しみじみ未熟さを痛感しました。
>>42 様
>構成としては
桜並木の描写→主人公の描写→主人公がそこにいる理由→ベンツ→屋敷
という順番になります
これを改作するとしたら、
〜人にも車にもすれ違うことはなかった。
まるで雪が降っているみたいだ、と慶己は思った。
藤花慶己は今年高校二年になったばかりであり、 〜 その屋敷で起こったとある事件を
解決するべく叔父に頼まれていた。そのためふもとから自分をここまで送り届けたハイヤーを途中で帰し、
己の足で坂を登ってみているのである。(適当です)
しかしなだらではあるがずっと登り坂である。普段の運動不足を〜だいぶ辛さは和らいでいた。
そんな時に〜視界から消えた。興ざめしつつ坂を登りきると、景色が開け、そこに在る大邸宅の門構えの前に先ほどのベンツが停まっていた。
(新キャラ出る)
「〜何やってんのー」
のん気な明るい声が山腹に響く。端正な顔つきの、ショートヘアーを爽やかに流した少女である。慶己は辟易した顔を見せた。
それにしても大きな屋敷だ。重厚な門は時代劇に出てくるような形相であり、〜
みたいな方向でよいのでしょうか?
レスを貰い読み直すとやはり冗長ですね。いらない描写は削り、必要なら後の節で挿入してみます。
テンポも遅いというか、自分でも読み返したらまどろっこしくなってきたので、主人公の心情などをはさみサクサク読めるように改編したいです。
>>65 >「〜何やってんのー」
> のん気な明るい声が山腹に響く。
>端正な顔つきの、ショートヘアーを爽やかに流した少女である。
>慶己は辟易した顔を見せた。
この後に、「辟易した理由」が入れば合格点です。
屋敷の描写はその後で。
>その屋敷で起こったとある事件を解決するべく叔父に頼まれていた。
>そのためふもとから自分をここまで送り届けたハイヤーを途中で帰し、
>己の足で坂を登ってみているのである。(適当です)
こういう事情ならば冒頭シーンを変えた方がいいですね。
時間軸にそって
タクシーの車内で景色を見る(ついでに場所の説明)。
桜がきれいだったので歩いてみたくなり、ふもとでハイヤーを途中で降りた。
桜並木の描写。
目的地は○○家である。そこで××な事件が起きたという。
事件に関する主人公の分析。
(面倒だな〜とか、不思議な事件だな〜とか)
そして、ヒロインの登場と。
こんな感じで整理すると書きやすいと思います。
>>53 >たまにしか遊んでやれない父親に、【笑顔を振り撒く小さな天使】が、助手席を陣取っていた。
この表現だけで、アウト。
手垢のついた紋切り型というもおろか。
三流週刊誌の事件ルポか、わが子を失くした素人母親の手記でも最近はお目にかかれるかどうか。
こういう言葉と縁を切れないかぎりは何をどう書いても無駄だよ。
手垢のついた←紋切り型の典型。
「作家らしく」表現してる人なんて前からいないし
>>62 冒頭の一節の出来が悪すぎる。
なんじゃこれ? というレベル。
しかし、そのあとの文章は結構まとまっているんだよね。
>つぅ、とこめかみを伝う汗を拭って、
これなんか、上手いわ。情景があざやかに浮かんでくる。
ということで、冒頭の一節。
>緩く吹き付ける熱風、きつく照る夏の太陽に、白く輝くビル郡の窓や家々の瓦。
「緩く」と「きつく」という相反する単語を並べるあたりが雑。
「郡」は「群」が正ね。
ビルが輝くのはいいとして、瓦と「輝く」はイメージとして相性がどうなんだか。
>遠く小さく光っているのは国道を走り抜ける車のボディー。
体言止めを連発する意図がわからない。少なくとも効果は上がっていない。
「光っている」では停止のイメージがあり「走り抜ける」と合っていない。
>見た目だけは爽やかな、薄く淡い青空
「見た目だけは爽やかな」――意味がわからん。
でも冒頭以降は上手いよ、と繰り返しておく。
>>62 >近所を写生してくる、という夏休みの美術の課題だった。
>まるで小学生のすることじゃないかと思ったが、文句を垂れてもどうにもなるまい。
主人公は中学生なんでしょうか?
明示したほうがいいです。
一人称の中学生にしては文章が爺クサイようですが。
>もし逆の方向に吹いたのであれば、絵は高台から落ちて回収不可能になってしまっていただろう。
>それでも、排水溝にでもはまって水浸しになれば、台無しになることに変わりない。
絵が風で飛ばされたという動きのあるシーンですから、ここの部分はいらないと思います。
もしくは、絵を回収してから挿入したほうがいいと思います。
>>62 丁寧に描写しようという気持ちは伝わってきます。
風に対する愛を感じました。
冒頭の風景描写は、体言止めで続けるのではなく、
動きをつける工夫があってもいいのではと思いました。
あとサイレンが鳴ってからですが、少し増長な気がします。
紙が舞うのは数瞬。この人物は外界の動きを、スローに感じているように読めますが、
それが著者の意図でしょうか。
時の流れを通常よりゆっくり感じるほど、この人物が集中しているのは、
直前まで写生をしていたからかもしれませんが、それなら、
彼が写生に熱中するさまや、絵の出来具合など、もう少し描き込まれていてもいいかもしれません。
彼が描きとっているもの、冒頭の風景描写のセンスが問われてきます。
ただ、「まるで小学生のすることじゃないか」で、彼の写生に対するスタンスが表れているために、
この人物の感性と、著者自身の観察力、描写力にずれを感じます。
読者は当たり前のことですが、文頭から文末まで順に脳内で映像化します。
事細かに端から書き記すより、特徴をぐっとつかんで提示するほうが、
臨場感もだせると思います。
なにから見せるか。どう感じとらせるか。
登場人物の体感時間、読者の体感時間を念頭において、
推敲してみてはいかがでしょう。たった一文字の差で変わってきます。
抽象的なうえに、ずいぶん重箱の隅をつつきましたが、一感想としてご参考までに。
>>53-54 です。
みなさん酷評どうもありがとう。
今日は雨降りだったんで、冒頭はなんとなく雨から書き始めました。
ラストを「我々は立花美希ちゃんを必ず救出する」という台詞に強引に固定して、
ゆうべのドラマから思い出したように横山秀夫テイストで行っちゃえ〜てな勢いのみで書き殴りました。
結果、顔から火の出る思いを散々味わい、今現在は変な快感です(笑)
最初の書き込み時点で
>>53-54 の分量の2倍近くあり、
前後編に分けてもまだ多すぎるし、かなり慌てました。
半分近く削りまくると今度は間の抜けた文体が際立ち、適度に加筆すれども
なんだか満足出来る状態には程遠いし…。
なのに気持ちは早く酷評してもらいたいし…。
100枚程度の短編の冒頭として書いたつもりが、それさえ満足に書けない自分に呆れます。
いや〜でも全くの他人に初めて読んでもらい凄く勉強になりました。
みなさんありがとうございました
74 :
11 :2006/10/02(月) 00:27:15
>>34 :23
>11の酷評に突っ込んだもんだが、上のレスを読んで、まあ確かに
>そういう解釈も出来るか、と思いなおした。
>その他の批評については確かに 的を得ているし特におかしい部分もないな。
そうかい、そりゃありがとうよ。
しかし、おれの酷評文がほめられるとは思わなかったよw
そんなスレぢゃねーしw
>こっちもウザいなどの言葉は悪かった、許してくれい
>まあ、そこまで分かるんだったらさらに丁寧な言葉で酷評してくれれば良いとは思うがな。
さらに丁寧な言葉で酷評してくれ、ってか?w
でも、丁寧な言葉でキツイ酷評の方がこたえないかなぁw
>>38 >お前の酷評には愛情がてんで感じられんのよ
>ゴミゴミと連呼して他人を嘲笑してるんだし愛情なくてもしゃあないか。
おいおい、 酷評に愛情がいるのかよっ?w
>>44 >ぎりぎり余裕をもって… てのは、投稿者の文じゃなかったの?
>>11 を嫁
75 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/02(月) 00:27:59
>>40 :前スレ980
酷え糞文の続編。即興丸出しのゴミ類w
いろいろ言いたいのだが言っても進歩ないようなので手短に、愛情をこめて・・・w
>不意に後ろからアクセル音がし、慶己は夢から目覚めた気分で振り向いた。
>車は次第に背後に迫り、自分を追い抜かした際に排気口の煙を全身に浴びせかけ、
>あっという間に小さくなって視界から消えた。
ちなみに車は、ベンツらしい。全身に浴びせかけるほど排気ガス酷いのかよっw
しかも、あっという間に小さくなって視界から消えた、って何百キロのスピード出してんだよっ?w
何百キロものスピード出てたら、後ろからアクセル音がし、振り向いても、車はすでに後ろにはおらず、
次第に背後に迫る、という文章と、あっという間に小さくなって視界から消えた、の文章のつじつまがあわねえよっw
それに、アクセル音って、どんな音なんだよっw
というか酷評スレで何でアドバイスがあるのだろう。 謎である。
77 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/02(月) 00:37:18
サイレンが聞こえる、という表現はどうなのだろう。 サイレンは音ではなくて装置だし。
78 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/02(月) 00:48:56
批評する側にもレベルのバラつきがあるということでいいんじゃないかな。
80 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/02(月) 01:11:00
>>74 お前の酷評は単なるストレス解消だなw
どんな文章書くのか一度読んでみたいから投稿頼むよw
酷評に愛情がいるのかって?
そりゃ愛情なけりゃ単なる嘲笑でしかないし酷評スレと言えど必要じゃね?
是非たのむわ
酷評に毎回【W】を付ける人間がどんな文章を書くのか読んでみたいしw
>>68 だから「おろか」といっているんじゃないの
? 馬鹿ですか?
83 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/02(月) 01:20:27
サイレン音とは言わないわけ?
いうよ
85 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/02(月) 01:47:40
なら、上記の小説みたいに「サイレンが聞こえる」というのは正しいの? サイレン音じゃないの?
サイレンが聞こえるのは本当は間違い サイレン音が聞こえるか、サイレンの音が聞こえるでないと 最近はテレビか聞こえるとか民法の馬鹿アナウンサーが言っているからな。 でも馬鹿と思われるだけだから、〜音か〜の音にしとけ
87 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/02(月) 02:10:15
88 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/02(月) 02:12:54
パラパラパラパラ。サラサラサラサラ。 何十枚もの彼女のパンティーが僕に降り注いだ。
89 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/02(月) 02:15:45
パラパラパラパラ。サラサラサラサラ。 何十枚もの私のパンティーを履いたあなたが、浜辺に打ち上げられていた。
90 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/02(月) 02:21:04
パラパラパラパラ。サラサラサラサラ。 ララ〜ラララ〜ラララ〜パサパサ〜パサパサ私のパンティ〜あなたにあげるわ〜。
ひびき‐わた・る【響き渡る】 [動ラ五(四)] 1 音や声が一面に響いて伝わる。「サイレンが―・る」 サイレンが聞こえるでも別に問題はないと思います。 似たような例に汽笛があります。 汽笛の音が聞こえるでもいいし、汽笛が聞こえるでもOK。
92 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/02(月) 02:47:08
>>91 「サイレン」=「警報・時報などに用いられる音響装置」
サイレンが響く、は問題ないの。サイレンが鳴るも同様。でもね、サイレンが聞こえる、というのは違わないか?
サイレン自体は響いたり鳴ったりするが、聞こえることはないからね。
聞こえるのはサイレンの音。汽笛もそれに関しては同じこと。
「サイレンが聞こえる」でも意味は通じるし、近頃は当たり前かもしれないけどね。
ところでさー、ここに投稿してる人って、 投稿した知的財産権(著作権等)はすべて2ちゃんねる側に奪われるってこと知ってて投稿してんの? まぁ、投稿した本人は非独占的に複製・頒布を許されるみたいだから、 本人にとってはどうでもいいことなのかもだけどさ。 でもさ、著作権が2ちゃんねる側に譲渡されるってことは、 自サイトなどに転載するときは著作者の表示をしないといけないんでしょ? 「この作品の著作権は2ちゃんねるにあります」みたいにさ。 その辺のちゃんとした情報を、テンプレなりまとめサイトなりに書いておいてくれると嬉しいです。 ヨロシコ。
2ちゃん運営側は、電車男のヒットなどによって知的財産権の譲渡を強制するようになったんだろうな。 投稿者から知的財産権を奪うなんてことは、ヤフーですらやってないはず。 知的財産権(著作権)の譲渡っつーことは、要するに第三者は勝手に利用してはいけないっつーことだ。 それがたとえ投稿者本人が許可してもな。
てめーがやれバカたれw
>>92 ひび・く【響く】
1 音・声があたりに広がり伝わる。「大砲の音が―・く」
きこ・える【聞(こ)える】
1 音・声などが耳で感じられる。自然に耳に入る。「汽笛が―・える」
サイレンが響くという用法が認められているので、サイレンが聞こえても
問題ありません。サイレンという言葉に「動詞」が絡むことによって、
「音」という意味が付加されるからです。
97 :
酷評きぼんぬ :2006/10/02(月) 05:07:33
「ムーン」に寄ったが竹島たちは見えなかった。彼らに用と聞いて、 先刻のパーティーには顔を見せなかった他の連中が立ち上がると 階段への出口でたちまち克己を取り囲んだ。 二ヶ月前の一件で克己に顔の形を変えられた手塚がいた。 皆どこかで見覚えのある、彼にとっては懐かしくもある顔だった。 ひと渡り見回してから克己は笑って言った。 「安心しなよ、今日はちっと筋違いの用事なんだ。じゃなきゃ 俺一人で来る訳あねえじゃないか。ここにいなきゃ後はカリブ≠セろうな」 言いながら後ろを向くとポケットに入れた左手の肘で手すりをすりながら すばやく階段を下りた。その後姿を拍子抜けして見送りながら、 「ちぇっ、とぼけた野郎だ」 誰かがあびせた。その声に一番下で立ち止まり、 皆が未だ自分を見つめているのを知りながらわざとゆっくりケースを出して 煙草をくわえると、火をつけながら振りかぇって上を眺め笑って外に出た。
98 :
酷評ねがいます :2006/10/02(月) 06:21:25
フードを被り紫紺のレインコートを薄い身体に纏った女は車の助手席で唇から意味の取れない言葉の断片を吐き出していた。 視線は自分の外に向けられてはいなかった。コートは雨滴でずぶ濡れだった。私は女の右手に左手を伸ばした。女は発作的に 手にした拳銃を私に向けた。女の目の焦点は私の目にぴたりと合っていた。女の唇はまだ開いたままで、女は意味の無い言葉を 依然その口から吐き続けている。 「とんだ女を拾ったもんだな。名前くらい教えてくれないか」 「あ、あああ、え、く」 女は拳銃を自分のこめかみに当てようとした。私は女の被っているフードを掴んで女の上半身を私の膝に勢いよく倒し、 右手で女の手から拳銃を奪った。 「か、返して! 」 女は身を起こし、正気に戻って叫んだ。私はオートマティックのマガジンを引き抜いた。横から弾を数えると七発が装填されていた。 女は私の身体に飛び掛ってきた。私はマガジンを後部座席に放り投げ、女の肩を脱臼するほど強く握った。 「どうして私はここにいるの」 女は私の存在に初めて気付いたように空虚な視線で私を見た。 「拾ったんだ。拳銃を持って雨に打たれていれば放っては置けないだろう」 「どうして……」 「私は探偵だ」
99 :
酷評ねがいます :2006/10/02(月) 06:23:03
女は急に力が抜けたように肩を落とし、俯いてダッシュボードに両手をかけた。 呼吸が荒くなっていった。息を吸いすぎて呼吸が出来なくなり、女は狼狽した顔を 私に向け、何か言おうとした。 「死ぬつもりだったのか」 女は喘ぎながらこくりと頷いた。 「このワルサーはどこで」 訊いても無駄なのは承知の上だが、今訊かなければ女はいつまでも言おうとしないだろう。 「し、知ら、ないわ」 女は首を横に激しく振りながら首でも絞められているように訴えた。 「あなたが持っていたんだ」 「本当よ」 時刻は深夜一時、女は人通りの絶えた甲州街道の歩道橋の下の暗がりに佇んでいた。 土砂降りの雨で人相もはっきりとは見えなかった。ワルサーが街灯の光を反射しなければ 気が付かなかった。 銃口に鼻を近づけてみた。撃たれてはいない。 「わからないな。あなたはヤクザの女には見えない。何故自殺を」 「あなた…探偵」 私は頷いた。 「一緒に来てほしいの。今すぐに」 女は私の腕を掴んで頼んだ。思いがけない仕事だった。
サブイボ出ちゃったwチャンドラーの超劣化コピーってトコかな。 才能の無いバカがやると寒いだけだからやめとけ。
101 :
ヨロシク :2006/10/02(月) 06:27:45
腹をくだして朝顔の花を眺めた。十歳を越した頃だった。 厠の外に咲いていたのではない。寝冷えをしたのか、明け方近くにうなされて目をひらいた。 膝が汗ばんでいた。親たちの床の間から足音を忍ばせ暗い廊下をつたって幾度も厠に通った。 ただ渋るばかりになり困りはて長いこと蒲団の中で息をひそめていた。 そのうちに夜が白んで疼きも間遠に、心地よい萎えにかわり、うつらとしかけたとき、 何を苦しがってか雨戸を一枚だけあけて庭へ出た。 薄霧がこめて地にしっとりと露が降りていた。 濡れた草のにおいが線香のにおいと似ていると思った。縁先の鉢植の前に尻を垂れて初めは花を見てもいなかった。 ただ腹の内を測っていた。おさまっているのがかえってあやうく感じられた。 小児にとって夏場の死はまず腹の内にあった。熱っぽい素肌に朝じめりの涼けがつらいほどに快い。 その快さがまた疫痢か何かを誘う、身の毒と戒められていた。 やがてぽっかりと白い、あまりにもみずみずしくて刻々と腐れていくような花の輪に引きこまれた。 それだけの記憶だ。しばらくは立ちあがれず、萎えた膝の上に薄くなった腹を押しつけて眺めていた。 しかし四十を越した杉尾の眉間の奥に、ある日、あの朝鼻を近づけて嗅いだわけでもない花弁の、 色に似あわず青く粘る臭気がひろがった。
102 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/02(月) 07:36:11
以前にだな。 俺が違う板で展開していた十数編の短編中編をコピー同人にしようと 思って、そのチョサクケンの問題から「い〜い?」って2ちゃんに メールしたわけよ。したらバリシカト。いいともわるいともうんとも すんとも。 だからザルだと思って俺は大いに勝手にやらせてもらう。
前スレ980です。酷評参考になりました。どうもありがとうございます。
>>66 様
>こういう事情ならば冒頭シーンを変えた方がいいですね。
時間軸にそって
タクシーの車内で景色を見る(ついでに場所の説明)。
個人的には桜の中で歩いている場景から書き出すのがいいと思ったんですが、
今の時点で、この始め方は駄目でしょうか?
車の中から始めたら少し冗長な気もして。
質問スマソ〜 ここで酷評してる人達って投稿の経験あるんですか? 逆に投稿した人達も酷評する側にまわったりしてる?
105 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/02(月) 11:14:21
つぅかギャグのつもりだろ?チャンドラーってか泉昌之の帽子男を思い出した。
980じゃないけど、
>不意に後ろからアクセル音がし、慶己は夢から目覚めた気分で振り向いた。
>車は次第に背後に迫り、自分を追い抜かした際に排気口の煙を全身に浴びせかけ、
>あっという間に小さくなって視界から消えた。
これってそんなに変な表現なの?
>>75 はぼろ糞に言ってるけど、自分もこういうくだり自作したやつにあるけど
大して違和感なくない?
大体何百キロもスピード出てたら「排気ガスを全身に浴びせかける」って変でしょ。
一瞬で通り過ぎたらむしろガスかからないと思う。
>>106 同意。
後をつけていたのに目の前の対象者が視界から消えた場合に、
そいつは何百キロ出してんだ?なんて言われちゃうとこの先の表現に困るかも
ねえねえライトノベルってどうやって書くの?
>>74 >おいおい、 酷評に愛情がいるのかよっ?w
いります。
テンプレ読んでね。
>・当スレは投稿者を育てるのが目的
>>76 >というか酷評スレで何でアドバイスがあるのだろう。
>謎である。
テンプレ読んでね。
>・当スレは投稿者を育てるのが目的
わかりました!
112 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/02(月) 12:36:33
>>106 >>75 は「ぢ」ですから。
みじめな青春時代を過ごした気の毒な人間が無意味な文章を書き散らして
いるだけですので、無視してやってください。
>>113 わかりました!猫耳のついた女の子をヒロインとして出します!
あなたは私のご主人様にゃん。今日だけ特別サービスだにゃん。 何でもやっちゃいますにゃん。でもエッチな事は「めっ!」なんだにゃん。
そういうのは一般的に媚びという
何か問題でも?
119 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/02(月) 16:24:54
酷評してない作品の酷評しようぜ
>>103 小説の基本技術として「近い過去を振り返るカットバック」はなるべく使わない
ほうがいいです。ドラマや映画でも10分前の回想シーンとかはあまりないはず。
(ミステリーのトリックに関連した場合はまた別ですが)
問題のシーンの場合、タクシーを途中で降りてどうこうという部分を地の文で
書くと説明くさくなりますし、そこで物語の流れが止まってしまいます。
アドバイスとしてはこんな感じですかね。
冗長になるかどうかは書き方によもよるので一概には言えませんが、
最終的には自分の作品なのですから、自分の思うように書くべきだと思います。
前スレ980さんはきっとマキムンのようになれるよ。 良い意味でしつこいから。 最終まで残ったらブログに掲載してくれよな。
ブログを持ってると断定する理由は何だ
>>98-99 舞台がよくわかりませんね。
女性の描写に入る前に、場所の描写が必要。
>フードを被り紫紺のレインコートを薄い身体に纏った女は
>【車の助手席で】唇から意味の取れない言葉の断片を吐き出していた。
【 】部分が浮いています。
ないほうが文章としてのまとまりがよいはず。
車が走っているのかどうかもわからないし、主人公が運転しているのか
どうかもわからない。全般的に独りよがりな文章になっています。
小説にはなってません。
それ以前に98は句点入れろよ。文章力以前の問題だぞ。
>>97 プロの作品から、途中を抜き出したような文章ですね。
作品の中盤から抜き出したものだとすれば、上手いんじゃないでしょうか。
描写もしっかりしていますし、セリフに違和感もありません。
これが冒頭だとすれば、舞台設定や人物など説明不足ですが。
句点ぢゃなくて読点(、)だった。
>>101 今の時代に一般受けするかどうかは微妙ですが、純文学なら一般受けする
必要がないのでいいのかも知れませんね。
文章は上手だと思います。
>>129 そうかぁ?ところどころ違和感アリだぞ、
>>101 は。
自分なりに批評すると、
>腹をくだして朝顔の花を眺めた。
なんで「腹をくだしたら朝顔の花を眺める」のか。その行為が普通なことなら説明はいらんと思うが、
腹と朝顔は関連がないので、まずこの冒頭で入りにくい。もうちょっと工夫汁。
「腹をくだした時、朝顔の花を眺めていた」の方が良いと思う。
それが後の「厠に咲いていたのではない〜」に繋がってくるとしても、わかりにくいので。
一瞬文章の繋がりがつかめなかった。
>そのうちに夜が白んで疼きも間遠に、心地よい萎えにかわり、うつらとしかけたとき、
何を苦しがってか雨戸を一枚だけあけて庭へ出た。
変だぞ。何でうつらとしかけて眠る寸前のときにいきなり庭に出るんだ。
明らかに苦しがってないのに、行動が不自然。子供のすることにしても不可解。
>熱っぽい素肌に朝じめりの涼けがつらいほどに快い。
「涼け」より「涼気」のほうが良くない?あと「つらいほどに快い」って変だぞ。
>やがてぽっかりと白い、あまりにもみずみずしくて刻々と腐れていくような花の輪に引きこまれた。
「やがて、茶色い地面の中でそこだけ密集して白い、とてもみずみずしい花の輪に引き込まれた」
の方が分かりやすくていいと思う。
このあと朝顔の花そのものの描写を一行入れたほうがいいと思う。
ここで「それだけの記憶だ」と閉じてしまったら、本当にそれだけ?って感じになってしまう。
気づいてる奴は気づいてるんだろうな しかし97は下手だな
>>124 酷評お願いします。
断定してませんが、
「とりあえず今から自分のブログを作っておいて、もし最終選考に残る
作品があればマキムンのように惜しげもなく掲載して下さいね。なんて
のは図々しいかしら?ウフフッ」
まで書かないのはまずかったかしら?
すみませんでした。
いや、124だけど・・
>>132 はまじで意味がわからん。
980さんに対して何が言いたいのか分からんのだが、それは皮肉なのか?
それとも別の意図があるのか?
さっぱりだ。まあ今後はスルーするな。
何か
>>75 にしても変なのがわいてるが、高く評価されてる人を見たら嫌味言いたくなるのかねえ。嫉妬か。
134 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/02(月) 18:02:53
盤石の構成力などいらん そんなものは戯曲・シナリオで十分 文学に法はない
>>133 え?正直スマンカッタ。
前スレ980さんに対して全く悪意なかったんだけど…orz
最終選考まで残った自分の作品を惜しげもなくブログに掲載して話題のマキムンが
最近新人賞取ったみたいだから前スレ980さんも頑張ってほしいなって
普通の応援のレスのつもりだったんだけど。
誤解させてマジでスンマンソン
>>135 そうなんか。こっちも誤解したようですまん。
図々しいかしら、うふふなんて書き方をする意図は知らんが悪意がないならそれで由
てかネット上で見れるなら、それが本で出版化された際に買う人が少なくなったりしないかね。
考えてもしょうがない話だけど。
>>136 ウフフッはまずかったか。
最終まで残った作品ならいずれ出版したいだろうし普通は見せないんだろうけどね。
マキムラ氏は掲載しちゃってますな。
そんな太っ腹が受けてこの板で人気になったのかもね。
ブログ始めてから3ヶ月で新人賞取るくらいだしアッパレだな。
138 :
74.75 :2006/10/02(月) 22:53:52
>>106 マジな悩みのようなので、愛情をこめて返答しちゃうよっw
>不意に後ろからアクセル音がし、慶己は夢から目覚めた気分で振り向いた。
>車は次第に背後に迫り、自分を追い抜かした際に排気口の煙を全身に浴びせかけ、
>あっという間に小さくなって視界から消えた。
あっという間に小さくなって視界から消える去る速度って、どのくらいのスピードなんだ?
おれ的には、F1級マシン(数百`のスピード)を連想するが・・・。
アクセル音ってのは、アクセルをふかす音(アクセルを踏んだ音)なら、
運転手は故意にアクセルをふかし、慶己に接近して来た。
ちなみに車は旧型ベンツのディーゼル? で煙をもくもくを排出する。
当然のごとく、慶己は煙を全身に浴びさられ、煙たいのなんのって、感ぢw
あっという間に小さくなって視界から消えた。
なんて、意地の悪い運転手なんだろう、ってのが、おれの感想w
しかも、その運転手は、慶己と顔見知り。
「慶己ぃー。遅い遅い、何やってんのー」
ときたもんだw
バカッぽいキャラだなw
知り合いなら、途中で車に乗っけてくれようっ!って、そんな感ぢw
あと、「排気口の煙」もなんかセンス無いしなw
排気ガスぢゃ駄目なの?w
139 :
74.75 :2006/10/02(月) 22:54:48
>>133 >何か
>>75 にしても変なのがわいてるが、
>高く評価されてる人を見たら嫌味言いたくなるのかねえ。嫉妬か。
はあ?
嫌味? 嫉妬?
おまえ莫迦ぢゃねーのか?
嫌味も嫉妬も、おれはただ酷評してるだけ。
おまえの解釈の方が可笑しいだろw
第一、どれを酷評しようが本人の自由だろ?
おれへの嫌味? 嫉妬?w
140 :
74.75 :2006/10/02(月) 22:56:50
>>80 >お前の酷評は単なるストレス解消だなw
おまえ、人の文を酷評した事あるか?
大変なんだぞ。おれのように的確な酷評するのはなw
糞文ゴミ類を読解するのはな、ストレス解消にはなんないんだよっw
その逆なんだよっ! ストレス溜まるんだよっw ボケ!
>どんな文章書くのか一度読んでみたいから投稿頼むよw
>是非たのむわ
>酷評に毎回【W】を付ける人間がどんな文章を書くのか読んでみたいしw
おまえ、字読めるのか?
どんな文章書くのか一度読んでみたいって、
おれの文章読んで80文 書いてんだろが?
今も、このおれの文章読んでんぢゃねーのか?
酷評の文章なんか、うざい、と言われるほどあるみたいだしw
(スレ内で「ぢ」を検索すると、おれの文に引っかかるんぢゃねーのw)
おまえ、ほんと字読めるのか? おいwwwww
過去スレ嫁。おれの好評のショート最高峰『童夢』があるし、
もっと、前々には、衝撃のショート最高峰『慟哭』もあるぞっw
なにぃ・・おれの新作? おまい、おれのファンかよっ?w
141 :
74.75 :2006/10/02(月) 22:59:41
138訂正 煙をもくもくを排出する。 ↓ 煙をもくもくと排出する。
>>75 Congratulations!
荒らしに認定されましたお
>>140 ストレス溜まるならやめたら?
嫌われるの好きなんだね
144 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/02(月) 23:09:32
101は、古井由吉 97は、石原都知事
145 :
74.75 :2006/10/02(月) 23:12:28
>>142 なんで、荒らしに認定されましたお ?w
146 :
74.75 :2006/10/02(月) 23:16:23
>>143 >嫌われるの好きなんだね
ぢゃあ、おまいは好かれているとでもw
実際、好かれる事は意図も簡単なんです。
今の逆をすればいいからW
きもいの沸いてるな
なんか145ってよっぽど980さんの文好きなんだね 細かいとこまで読んでるね ただ読解力が悲しいぐらいなさそうだけど 車の中から声かけたからって運転手とは限らねーし 大体顔見知りwとか書いてるが、別にそれでも大しておかしくないしw
150 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/03(火) 00:01:08
ここに投稿される巧い文章の小説は大体、プロ作家の小説から抜いてきたものと考えていいだろうな。 極端にレベルが違うから、パッと見で違和感がある。 自分に自信を持って、自分小説を載せてくれ。 じゃないと酷評スレの意味がないだろ。
151 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/03(火) 00:05:07
152 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/03(火) 01:00:33
>>140 とりあえずその『童夢』とやらと『慟哭』を再度投稿してくれ。
俺は一度も読んだことないんだ。
前スレか前々スレにあった気がするけど見事にスルーされてた
>>150 自信を持って、というより
恥を捨て糞味噌評価を覚悟で堂々と!じゃないかな
漏れも自信なんて全くなかったし、やっぱ批評されたくて晒したからね
155 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/03(火) 01:26:53
>>154 そうじゃないと駄目でしょ。こっ酷く批判されて人は成長するんです。
満足した人間がどう新たな知恵を搾り出すんだ。満足しているにも関わらず。
不満であり、そして叩きのめされるから、自分は未熟だと明白に意識できるようになるんです。
>>153 スルーされるくらいだから、大した代物ではないんだろうね。口は達者なくせして。
もう一度載せてほしいものです。私一人だけでも酷評するから。
>>62 です。遅くなりましたが、酷評ありがとうございました。
もう少し冒頭の部分を推敲してみます。
158 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/03(火) 07:58:14
煙をもくもくを排出する。
>>152 両方とも他人の投稿を、勝手にリライトと
称して改悪した代物。オリジナルではない。
「ぢ」の言うことは真に受けないでスルー
しましょう。
ちなみに、改悪ぶりについて何人もが指摘した が、いつものあの調子でwwwwを書き連ねるだけ で、議論にならず。 誰からも相手にされなくなり、しばらく姿を 消していた。
そういえばそんな奴いたねwwww
162 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/03(火) 15:11:37
な〜んだ。『童夢』も『慟哭』も他人のリライトなんだね。 たまに馬鹿そうで偉そうな奴がいるから何なのかと思ってた。 「ぢ」は自分に才がないことを自ら認めちゃっているわけか……。
どっちも読んだけど普通に箸にも棒にもだったが…
「普通に」の使い方、間違えてるよw
>>165 イインダヨ!
イインダヨ!
大目に見てあげてもw
前スレ980です。
>>120 さん
>小説の基本技術として「近い過去を振り返るカットバック」はなるべく使わない
>ほうがいいです。ドラマや映画でも10分前の回想シーンとかはあまりないはず。
>(ミステリーのトリックに関連した場合はまた別ですが)
>問題のシーンの場合、タクシーを途中で降りてどうこうという部分を地の文で
>書くと説明くさくなりますし、そこで物語の流れが止まってしまいます。
>アドバイスとしてはこんな感じですかね。
>冗長になるかどうかは書き方によもよるので一概には言えませんが、
>最終的には自分の作品なのですから、自分の思うように書くべきだと思います。
非情に遅レスですが、
アドバイスどうもありがとうございます。
教えに従い、(?)まず自分の思うように最後まで書ききり、その後に推敲を重ねて
どこかの投稿サイトに投稿してみようと思います。
本当にこのスレのおかげで、だいぶましな作品になってきました。自分なりに頑張りたいです。
作品投下おk?
太陽の日差しを、殺人的な熱さで照り返すアスファルトの上。 もちろん、やけどしない様日陰のある道だけを歩いた。 僕達猫にとって、足は心臓と同じ位大切だ。 動くことが出来なければ、容赦なく世界から消される。 事実、足の裏をやけどして、この世界から姿を消した者も多い。 僕は、鋭く光るガラス片数枚を探していた。 権力も力も何もない僕。 生まれた時から、僕は親の顔を知らない。 身寄りのない僕を、タバコ屋のおじさんが引き取ってくれた。 まだ、世界を知らない小さな僕を、実の子供のように可愛がってくれた。 僕が悪い奴らに虐められていると、おじさんはすぐに駆けつけて、助けてくれた。 僕を虐める奴らの親分は、この街で一番大きな猫だ。 背中からお腹にかけて、大きな十字傷が生々しく刻まれ、鋭い爪は肉を引き裂くために進化を遂げ、 その鋭い眼光で、戦わずして他の猫を負かす。まさに、この街の王である。 それに比べ僕と来たら、爪は丸いし、目も丸い。相手を脅かす事など出来るわけもない。 そんな僕を、おじいさんは臆する事無く、悪い奴らから守ってくれた。 おじさんの優しさがあったから、今の僕があるのだと思う。 僕は、年頃になってもずっとおじさんに甘えてばかりだった。 おじさんと居るときだけが一番落ち着いた。でも、いつまでも甘えているのは良くない事だとは思っていた。 でも、こんな僕にも転機が訪れた。 運命の子と出会ったのだ。
初投稿です。お願いします。 ――雨に濡れるのは、嫌いじゃない。 ぽつぽつと雨を降らせる雲を見上げて、私は傘を忘れた言い訳を心の中で反芻した。 今更だけど、朝のニュースをちゃんと見ておかなかった事を現在進行形で酷く後悔してる。 登校途中、みんな傘を持っていることに疑問を抱いて、すぐに引き返すべきだった。 ……本当に今更だけど。 でもそれは、腐る一歩手前のバナナみたいに黒々とした雲が余裕を持って、 あと三時間ぐらい雨を降らせなければ良かっただけの話だ。 そして何より。 友達の金森千尋――通称ちーちゃんが――雨の降る日に傘を忘れてしまったと言う、 辛く哀しい現実に打ちひしがれながらも健気に立ち向かおうとする私に向かって、 「哀れね……」 と、口元に笑みを浮かべながら呟いたのを私は絶対に忘れない。 天地をどうひっくり返しても友達の口から出てくる台詞じゃない。 あの時、ちーちゃんの背後に魔物が視えた。友人の不幸を見て、静かにほくそ笑む腐れ悪魔が。 もし誰かが「断言できるのか」と私に訊ねたりしても、 私はその人を真っ直ぐ見据えて「はい」と、誠実に答えるだろう。 もう、周りに誰も居ない。 ちなみに、ちーちゃんと私の家は、地図で例えるなら北極と南極。 学校を中心にして、対極の方向にそれぞれの家があるのだから、 ちーちゃんとの相合傘は最初から求めるべくも無い。 全身びしょ濡れになって、なのにまだ家に辿り着けない私が鬱憤を晴らしても誰も咎めまい。 この世の馬鹿げた不条理に対して、誰憚れることなく、私は大声で叫んだ。 「こんのバカァーーーーー!!!!」
まだ肌寒い風が髭を揺らしていた頃、タバコ屋の正面を抜け、左に曲がった所にある白い三角の屋根の上、僕は彼女と出会った。 雫のようにキラキラした瞳、ツンとしたピンクの鼻、白と茶の綺麗な縞々模様、スラっとしたシルエット。 一瞬にして、僕の目がハートに変わった。 彼女が、隣の屋根に移ろうとした時、僕はつい声をかけていた。 「あの、えと、んーっと……。こ、こんにちはっ」 彼女は耳をピクっと動かして、振り返って挨拶を返してくれた。 「こんにちはっ! 良い天気ですよねー。こんな日はお昼寝が一番だと思いません?」 僕が想像していた声よりも、ずっと、ずっと可愛らしかった。 彼女の方から僕に近づいてきた。花のようなすごく良い匂いがした。恐らくお金持ちのお嬢様だろう。 傷だらけで汚い僕を、近くで見られるのは気が引けた。しかし、彼女はそんな事気にせず話を続けた。 「私、この白い屋根と、隣の赤い屋根が大好きなんです。お日様の光が当たる絶好の場所なんですよ。 ここの朝焼けなんてすごく綺麗なんだから。 私以外誰もこの場所に来なかったんだけど、今日からあなたも秘密の場所の仲間入りね? じゃあ、私そろそろお家に帰ります。 又、逢いましょう」 僕は夢見心地で彼女が屋根から屋根へと飛び移り消えていくのを眺めていた。 仲間。その響きが一日中頭の中を回り続けていた。 次の日も、その次の日も、僕は彼女に会いに白い家の屋根に通った。 他愛もない天候の話、髭の調子、毛並みの整え方。今までに見た変わった猫の報告。 どんな会話でも、朝から夕方までずっと話せた。 彼女との仲も親密になっていった。でも、彼女に僕の気持を伝える事はできなかった。 暗くなるとおじさんが僕を心配して探しに来てしまうので、一緒に居るのは夕方までと決めていた。 この頃から、おじさんが嬉しそうに、鼻歌を歌っているのを聞くようになった。 珠玉の様な幸せな日々が続いた。 しかし、僕は知らなかった。親分が僕達を見ていたことを。親分があの子に目をつけていたことを。 そして、親分との決闘の時を――
172 :
3/6 :2006/10/03(火) 21:10:54
髭を揺らす風に湿気が絡みつき、ミンミンという音が更に夏を暑くする。あの子が居る白い屋根は、 太陽の光が痛いくらいに反射して、遠くからでも輝いて見えた。 そこにあの子はいなかった。その代わりに、僕を虐める三匹の猫達が僕を待ち構えていた。 囲まれてボロボロにされるのかと思ったが、どうやらそうではないらしい。 「おい! 親分からの伝言だ。『今夜、この場所に来い』とのことだ。もう、お前の命はないと思え」 「彼女はどこにいるんだ!」 「アァ? 親分の処で大人しくしてるぜ? ヒヒヒ」 「ヒヒヒ。ザマァーミヤガレ。ザマァーミヤガレ」 意地悪に嘲笑い、三匹はそのまま姿を消した。 今まで抗うことさえ出来なかった僕。自分の不甲斐なさに涙したこともあった。 大切な娘を奪われ、初めて僕の心に怒りが芽生えた。 きたる今宵の決闘をおじさんの処で待っていた。 外は徐々に黒さを増し、とうとう太陽は地平線の向こうへ眠りに就いた。 正直に言って、今すぐおじさんの胸に飛びつきたい。いっぱい甘えたい。 でも、それはできない。今飛びつけば、おじさんを傷つけてしまうから……。 溢れそうな怒りと、溜まっていく恐怖。 僕の心がパンクしてしまいそうだ。 一陣の風が部屋の窓を叩くと共に、奴らの汚い呼び声が聞こえてきた。 「ジカンダ。ハヤクコイ。ハヤクコイ。ヒヒヒ」 ……。覚悟は決めていた。僕は尻尾を立て、少しだけおじさんに擦り合わせた。 これが、最期の甘え。僕は男として生きていかなければいけない。せめて彼女の前だけでも……。 おじさんがそっと窓を開けた。僕は、その隙をついて外へと飛び出した。 おじさん、ごめんなさいっ。 僕は決闘の場所へと駆け出した。
173 :
4/6 :2006/10/03(火) 21:11:31
熱帯夜。髭に絡むベトベトとした空気が僕を不安に駆った。 漆黒の中に白い屋根が際立つ。その上には、他を寄せ付けぬ雰囲気を漂わせた巨猫がいた。 生々しい横腹の十字傷。ギラギラと輝く血走った眼。いつ見ても怖い。恐怖でその場に伏せてしまいそうになる。 あの娘は三匹の手下に押さえられ、身動きが取れない。 僕は彼女を思う心を勇気に変えて、巨猫向かって走り出した。 ――? 横腹が冷たい。ドクンという鼓動と共に力が抜けていくのが分かる。 どうやら、僕は倒れているらしい。目の前には歪んだ笑顔を見せる巨猫。 一瞬のことだった。飛びかかる僕の顔を左前足で軽く押さえ、右前足で僕の横腹に鋭い爪を突き刺し切り裂いた。 僕も必死で右前足を伸ばし、巨猫の古傷を渾身の力で叩いた。 しかし、巨猫の一振りでこの有様。もう、次はない……。 巨猫は二足直立になり、ゆっくりと右前足を振り上げる。 ゆっくりと振り落とされた右前足の鋭い爪が僕の身体にユックリと突き刺さっていく。 そして、巨猫は白目を剥き、力なく僕の上に重い身体を倒した。 巨猫の古傷には四枚のガラス片が深々と貫いていた。 真っ向勝負では勝ち目はない。そう悟っていた僕は、この時のために肉球の間にガラス片を忍ばせていたのだ。 ズリ、ズリと屋根から滑り落ちる巨猫。 三匹の猫は恐怖から、彼女を置いて逃げ出した。 彼女が僕の側に駆け寄った。屋根の下からはおじさんの声。 心配になって、探しに来てくれたのかな? 視界が狭くなっていき、段々と何も見えなくなった……。
174 :
すいませんorz 5/5 :2006/10/03(火) 21:12:55
目を覚ますと、僕の横腹には包帯がグルグルに巻かれ、固定されていた。 まだ、引き裂かれた箇所が酷く痛む。 どれ位寝ていたのだろう。おじさんの驚いた顔からすると、相当日にちは経っていると思う。 ふと、窓を見ると、あの娘が僕を覗いていた。毎日お見舞いに来てくれていたのかな。 彼女は窓越しで僕に話し掛けた。 「よかったぁー。もぉ、心配しちゃったよ。死んじゃったんじゃないかって……。冗談よ、冗談。 もう一週間位寝たままだったのよ。…………。ねぇ、私いつまでもあなたの事待ってるから。 傷が治ったら一緒に暮らしましょ。ねっ?」 嬉しさのあまり、傷がまた痛んだ。 そして、傷はゆっくり、でも確実に癒されていった―― ――早朝は髭が凍りそうだ。コタツとストーブが恋しい季節になった。 外に見える家々の屋根は皆白く飾られている。これでは、あの白い屋根の家と区別がつかない。 あの娘もご主人様の家で寒さを凌いでいるのだろうか。 もう、しばらく会ってないな。彼女に会いたい。僕は窓越しのまだ薄暗い白銀の風景を眺めながら、彼女を思った。 奇跡だろうか。僕の目の前に彼女が現われた。彼女が甘い声で僕を誘う。 そっちへ行きたい! 外に出たいよ! おじさんは、僕が居なくなったら寂しがるだろう……。 でも、君に触れたい! 君と暮らしたいよ! (ほら、行っておいで) おじさんが窓を開けた。ヒヤッとする風が部屋に入り込んでくる。僕は堪らず外へ飛び出した。 呼び止められると思っていたのだが、おじさんは僕を呼びとめたりはしなかった。 銀色のカーペットを僕達は駆け抜ける。横腹に刻まれた十字傷がまだ少し痛んだ。 僕達が初めて出会った白い屋根。そこにも雪が積もっていた。 塀をつたってピョンっと、その上に登ると、街を一望できる。 僕達は、愛を確かめるようにチョンっと、一度だけキスをした。 眩い光と共に太陽が目覚め、僕達の街が徐々に色づいていく。 白い屋根の上、綺麗な朝焼けの下。僕達の影が優しく重なる。 酷評お願いします
なんかどれがどれかわからんが、
>>169 、
>>171 −174 が地続きの作品で、
>>170 が別の投稿ってことでいいわけ?
とりあえず、
>>170 だけ酷評。
比喩表現が作品を台無しにしてる印象があるので、もっと練って。無理な言葉は使わない。
>今更だけど、朝のニュースをちゃんと見ておかなかった事を現在進行形で酷く後悔してる。
「現在進行形で」っていらん。必要ない言葉を挟んで、文章を間延びさせている。
>登校途中、みんな傘を持っていることに
ここは「みんな『が』」。
>でもそれは、腐る一歩手前のバナナみたいに黒々とした雲が余裕を持って、
あと三時間ぐらい雨を降らせなければ良かっただけの話だ。
腐る一歩手前のバナナの黒さがまずどんなのか分からないし、雨雲はそんな色じゃないだろ。
例:「でもそれは、暗く湿った雲があと三時間も雨を降らさなければそれで済んだのだ。」
>雨の降る日に傘を忘れてしまったと言う
辛く哀しい現実に打ちひしがれながらも健気に立ち向かおうとする私に向かって、
大げさだろ。わざとかもしれんが。
単に「辛く悲しい現実に落ち込む私に向かって」でいい。
>と、口元に笑みを浮かべながら呟いたのを私は絶対に忘れない。
前後の文章の繋がりが悪い。
>>169 猫視点のわりに猫らしくないですね。
「我輩」と比較されるので、猫視点はやめたほうがいいです。
>>175 酷評サンクス。
長ったらしくて、くどいのは大げさな表現狙ってました。
前後の文章の繋がりが悪いのは精進せねばね……。
ともかく、ありがとう。(`・ω・´)ノ
>>170 状況描写が不足しています。
主人公がどこにいるのか、周囲がどういう状況なのか。
そういう部分を書かないと小説になりません。
>>169 動物ネタの漫画?かな?イラスト付きだとなおよろしいかと思いました。
>太陽の日差しを、殺人的な熱さで照り返すアスファルトの上。
思いつきでメモしたまんま、の印象です。
→真夏の日差しを照り返すアスファルトは殺人的に熱い。
でもこの場合は「殺猫的」なんだよね。なんか収まりが悪いな。
>権力も力も何もない僕。
二番目の「力」は何の力なのか、権力と並べるには二字熟語にしたほうが
良いと思うのですが、いかがでしょうか?
>世界から消される。(・・・・・・)姿を消した者も多い。
>鋭い爪(・・・・・・)その鋭い眼光
同じ言葉の単調な繰り返しが少し気になりました。
最後は「でも」が繰り返しになってしまっていますね。
180 :
170 :2006/10/03(火) 22:36:31
>>178 言われて見れば……。弁も立たず、その通りです。
もう少し落ち着いて推敲してみます。
ありがとうございました。
彼は疲れていた。下を向きながら信号を待っていたら、青になったのにも気が付かなかった。 彼のカバンが誰かの体に当たり、彼は顔を上げた。 彼は一瞬駆け出しそうになったが、別に走る必要はなかったので、ゆっくりと横断歩道を渡った。 深呼吸をして排気ガスの臭いが濃い空気を吸い込んだ。 コンビニに寄ってお菓子でも買おうかと思ったが、どうにも気が乗らなかった。 彼は時間を無駄にしたくなかった。コンビニに寄るぐらい、ものの数分で済むのだが、彼はそれすらも嫌った。 それほど、今からの時間は彼にとって貴重なのだった。
>>171-174 一人称の悪い部分が出ている感じですね。
語り手の主観のみで話が進むので、読むのが辛いレベルです。
表現もかなり雑です
>一瞬にして、僕の目がハートに変わった。
自分自身のことをこのように表現しするのはNG。
会話のつながりもちょっと変ですね。
猫が主人公だと悪い部分に気がつきにくいので、まず人間を主人公に
した物語を書いてみたほうがいいと思います。
>>171-174 とどめがガラス片か……
ちょっと無理があるんじゃね?
主人公、猫だよな?
持たせるにしても、もうちょっと分かりやすい表現が欲しい
アドバイスになるか分からないけど、
動物を主人公にする時には、三人称の方が書きやすいよ、多分
184 :
74.75 :2006/10/04(水) 00:07:49
>>149 >なんか145ってよっぽど980さんの文好きなんだね
>細かいとこまで読んでるね
はあ?
一応、酷評するわけだから、おまえみたいに誤読は失礼だろがw
>ただ読解力が悲しいぐらいなさそうだけど
>車の中から声かけたからって運転手とは限らねーし
>大体顔見知りwとか書いてるが、別にそれでも大しておかしくないしw
大体顔見知りwとは書いてねーだろw
しかも、その運転手は、慶己と顔見知り。とは書いたがw
それに、車の中から声かけたのが、運転手ではないとも書いてない。
ちなみに車は旧型ベンツのディーゼル?だぜ。
多分、ガソリン代も運転手雇う金もねーんぢゃねーのw
車の中から声かけたのは運転手って、そんな感ぢw
>>151 >>980 を書いたのが145なんだよ。だから気にするほどのものでない。
そうだったのか!
ふーんw
185 :
74.75 :2006/10/04(水) 00:09:00
>>152 >とりあえずその『童夢』とやらと『慟哭』を再度投稿してくれ。
>俺は一度も読んだことないんだ。
読まなくていいよ。
おまえにはもったいねーしw
あんな糞文のリライト文なんか、保存してもねーしw
>>155 >スルーされるくらいだから、大した代物ではないんだろうね。口は達者なくせして。
>もう一度載せてほしいものです。私一人だけでも酷評するから。
おれの酷評文に対して、よく反論反感は頂く、おれも不思議な事に
おれの『童夢』や『慟哭』、他人のリライト文に関して酷評はあまりされない。
おれの首を取るのには絶好のチャンスなのにな。
まあ、ここの莫迦にはおれの文を的確に酷評できる奴はいねんだろうぜっww
>>160 >ちなみに、改悪ぶりについて何人もが指摘した
もう一度読み返して見ろ。
どこがどう改悪なのかも的確な指摘はしてないはずw
そこまで出来ないんぢゃねーのwwwwwwwww
>>あんな糞文のリライト文なんか、保存してもねーしw 逃げたなw >>おれの『童夢』や『慟哭』、他人のリライト文に関して酷評はあまりされない。 現実見てないだけだキチガイ
スルーしたらば
188 :
74.75 :2006/10/04(水) 00:25:17
>>186 >逃げたなw
はあ?
逃げるもなにも過去ログで読めるだろw
莫迦だな、おまえw
>>おれの『童夢』や『慟哭』、他人のリライト文に関して酷評はあまりされない。
>現実見てないだけだキチガイ
なんなら、的確な酷評してみろ。
おまえの読解力の無さを反論してやっから。
逃げんなよ、おいw
189 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 00:33:22
>>185 リライト? と言うことは要するに盗作ですね。はい、さようなら。
今更オマージュとか抜かすなよ。
それから、この酷評スレでは酷い作品ほど何も触れられない。
巧い作品はそれなりの感想であったり、部分的な批評がなされている。
長いことここにいるんだろ? それくらい知っていてそんな冗談を言ってるんだよね?
リライト読んだが… なんか池沼の三歳児が書いたみたいだったw
191 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 00:53:29
とりあえずショートショート最高峰とか言ってる奴、少し黙った方がいいよ。
192 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 01:39:36
なんか、うまく書けないです。 どこがよくないんでしょう。酷評ください。 -------------- 見上げた空は澄んだ青をしていた。 涙の色が重なった。 遠くに浮かぶ白い雲が薄く朱を映している。 その下で街が燃えている。時折届く微かな爆発音。 小さな閃光が一つ輝くたび、幾人かの命と未来が消えてゆく。 王国暦5731年ある夏の日。 シンは父と母と妹と、そして、故郷を失った。 夕暮れを彩るピンクのネオンの奥から重い銃声が響いた。 続いて届く、テーブルの倒れる音と、女の悲鳴、男の怒号。 昇りかけた月を一瞥して、シンは脇のホルダーに手をかけた。 注文の葡萄酒を手にしたホステスがシンの前で硬直している。 視界を塞ぐ女に舌打ちをしながら45口径のオートマチックを抜いてトリガーに 指をかける。そのままテーブルの下に手を隠し、ゆっくりと撃鉄を起こす。その硬 質の手ごたえを感じたあと、シンはそっと銃に両手を添えた。 「砂漠の御神のために!」 甲高い声とともに、ネオンが揺れた。 安っぽい薄い扉が吹き飛ばされるような勢いで開き、転がるように何かが飛び出し てきた。
193 :
192 :2006/10/04(水) 01:40:35
少女だった。 ピンクのノースリープに露出の高いミニスカート。店で男を接待する姿だ。だが、 手には黒光りする軍用拳銃を握っている。 シンはテーブルを跳ね上げるように立ち上がった。 店から上半身を裸にした兵が少女を追って姿を現した。そこに向かって、トリガー を引く。重い反動がシンの身体を抜けた。シンはこの銃が嫌いだった。拳銃は、反動 が大きいだけでなかなか当たらない。 「砂漠の御神のために!」 シンは、月に向かって少女と同じ言葉を叫んだ。 声に呼応するように、少女がシンに向かって走った。弾倉が空になるまで連射する。 その間に少女は、シンの後ろまで到達した。 「車はどこ?」 「右だ!」 怖気づいた兵たちが道路に飛び出るのを逡巡している間に、シンたちは路地裏から 大通りにでた。そこに、一台の四駆が止めてある。少女はその後部座席に飛び込んだ。 シンは運転席に座り、挿しっぱなしにしてあったキーを回した。エンジンがかかると 同時に、アクセルを一杯に踏み込む。悲鳴のようにタイヤが鳴って、急発進する。 バックミラーでは少女がGに翻弄されて、車体に身体を強く打ち付けていた。 「さっさと窓を開けて!」 文句の一つも来るかと思っていたが、言われた内容は違った。何の意味かわからな かったが、シンはパワーウィンドウを操作して4つの窓を開けた。少女はその間に、 後部座席のシートを開けていた。そこには、2丁の自動小銃が隠されている。その一 丁を手にすると、少女は手にしてた拳銃を窓から捨て、銃底で後部ガラスを壊し始め た。
とりあえず面白くはない。一体なんでしょうね?
195 :
酷評お願いします :2006/10/04(水) 01:47:44
鼻がむず痒くて、私はなかなか眠れなかった。夜の冷気が暗い部屋を更に凍てつかせて、 掛け布団が少し肌蹴ただけでも我慢ならない。なのに鼻がむずむずして、私を責め立てる。 布団からするりと出て、窓の外の街灯の明かりだけを頼りにティッシュを探した。いつも なら机の上に置いてあるはずなのに、今夜だけはない。下に落ちているのだろうと思って床に 這いつくばったけど、氷のように冷たいフローリングの床にはうっすら埃が積もっているだ けで、ティッシュの箱は見当たらなかった。 「くしゅん!」 埃を吸い込んだ。私は埃を吸い込んだ。もう何ヶ月も掃除をしていない部屋の、汚い埃が 入ってくる。鼻毛に引っかかることなく、どこにも張り付くことなく肺まで行っちゃうんだ、 吸い込んだ埃は。 鼻のむずむずがなくなった。でも手足の指先は冷えて、そこがじんじん痛かった。布団の 中に戻ると手足が温まって、じんじんはすぐに消えた。でも胸の辺りは今も疼いていて、咳を 誘う。 「こほっ」 私は乾いた咳をした。その際胸が締め付けられるように酷く痛んで、身を丸めてもがいた。 もがいて、もがいて、痛みは和らいだ。私の体は細くやつれている。
196 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 01:54:24
>>192 ,193
うまく書けないのはねぇ、たぶん展開が唐突だからだよ。
展開が唐突になるのは、想像力がないのが原因なんだけど、
それ以上に言葉を知らないからなんだ。
今は耐えて書く練習をしてみたら?
十作も書けば、いつの間にかうまく書けるようになっているものさ。
>>192 全体的に店の描写が足りないよ。
誰がどこにいて何をしているのかさっぱりわからん。
自分でも解らないのに、いきなりあちこちに視点や描写が飛んでるのも気になるし。
筆力が足りないのにかっこつけすぎ。
まず順番に描写を追っていく訓練してからでしょ。
198 :
192 :2006/10/04(水) 01:58:58
>>196 いや、まぁ、10作程度はさすがに書いたことあるんですが。
どうも駄目ですねえ。
まだ、細部の詰めが甘いんかなぁ。
199 :
192 :2006/10/04(水) 02:02:16
>>197 あんまりゴタゴタ書くと、スピード感が無くなるんですよねえ…
まぁ、動きのポイントを押さえられてないってことか。
200 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 02:04:52
>>198 憧れの作家さんの本を一冊、音読してみたら? それも二十回くらい。
長編しかないなら読むページ数を決めて、序盤、中盤、終盤を二十回ずつ。
誰かに聞かせてあげるように読むんだ。そしたら、書けるようにもなる。
201 :
192 :2006/10/04(水) 02:08:33
>>それも二十回くらい。 ヤダよめんどくさいwアホか
>>199 ドラマとかのカメラマンになったつもりで描写すればいいよ。
アクションシーンでは、最初にどこにいるとか場所とか引きで撮ってから
アクションするでしょ。
小説も同じで人の位置とか場所とかを描写したあと、アクションだけに専念させた法がわかりやすいと思う。
なれたら、いろんな手法を使えばいいじゃん。
203 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 02:11:53
>>201 十作以上書いていてあの程度なら、と思って奨めたんだけど。
そうかぁ、面倒臭いかぁ。
じゃあもう諦めた方がいいよ、うまく書くこと。
才能以前に努力しないんだから、無理に決まってる。
204 :
192 :2006/10/04(水) 02:12:41
ですね。コンビニでバイトでもするわw
うんこしたうんこ うんこしたら、 からだがさわいだ。 まみこはおいらに対して、きたならしいけんあっちゃいけと指先を払って けげんなかおでつばのたまったようなくちをはんびらきにしていかにもせつなそうなひとみをうるませながらみみをひくひくこきざみにうごかしてくびをすこしかしげてかおをひだりにすこしそむけてまばたきをこきざみになんどもくりかえしながら、 ゆびさきをからだのそとにむかって、みぎてをふりはらってごみでもほうきではくように言った
206 :
192 :2006/10/04(水) 02:15:36
>>203 とりあえず、201と204は本人じゃないんで。
音読は、自分のリズムは持っているつもりなんで、
混ざるとやなんでやらないですが。
207 :
192 :2006/10/04(水) 02:19:29
とりあえず206は本人じゃないんで。 もう、俺だめだよ こんな人生 氏ぬしかねえのかな・・・
小学生の頃、クラスにWさんという女子がいた。彼女は先天的な病で体がただれていて、声もうまく発声できなかった。 大人しい子でいつも本を読んでいた。 男子の友人はいなかったが、女子の友人は不思議と多いようだった。 修学旅行で旅館に泊まった時、友人が女子の部屋に遊びに行こうと言い出した。 俺も同意して、どうせだからこっそり行って驚かせてやろうってことになった。 そしてクラスで一番人気のあった女子のいる部屋に行く事となった。 こっそりドアを開けると(どのように鍵を開けたかは忘れた)恐ろしい光景が。 体育座りで座り込むWさんを円になって囲むようにクラスの女子全員が立っていた。 そして、Wさんに対して「豚」「焼けど野郎」などと罵声を浴びせていた。 さらにクラスで最もかわいかった子が「じゃあ、カツラはずしまーす」と笑いながら言ってWさんの頭に手を伸ばした。 次の瞬間、Wさんの髪の毛が全部その女の手にあった。Wさんは頭皮も病気で、髪の毛が生えないためカツラをしていたのだ。 男子は誰もそれを知らなかった。ショックで何が何だかわからない俺の前で女子はWさんを蹴飛ばしたりカツラをライターであぶったり。 Wさんはかすれた声でうめく。助けを呼びたくても呼べないのだ。 俺と友人は無性に怖くなって見つからないように逃げた。 次の日、Wさんもクラスの女子も何事も無かったように京都を観光していた。 それが一番怖かった。 時がたって同窓会が開かれた。Wさんはすでに亡くなっていた。 俺は思い切って女達に修学旅行でのことを聞いてみた。 すると例の一番かわいかった女の子が「あんなの別に死んだっていいじゃん」といった。
210 :
192 :2006/10/04(水) 02:33:08
とりあえず207は本人じゃないんで。 とりあえず1回オナヌーして抜いてから考えまつ(^^*
211 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 02:37:26
>>208 ()の部分はいらない。どうでもいい事柄だから。
箇条書きのような書き方で、女子生徒達のWさんに対する嫌がらせの残酷さが
伝わってこない。もう一歩、物語に近い距離で語ればいいと思うよ。
とりあえず投稿者はトリップつけろ。 無駄なレスでスレを消費するな。 真面目な投稿望む。
214 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 02:46:49
>>195 >じんじんはすぐに消えた。でも胸の辺りは今も……
「じんじんはすぐに消えたけど、胸の辺りは今も……」の方が
前文との繋がりが良いと思ふ
>>195 >どこにも張り付くことなく肺まで行っちゃうんだ、吸い込んだ埃は。
この倒置法うざいだけ
>もがいて、もがいて、痛みは和らいだ。私の体は細くやつれている。
何でやつれてるんだ?そのわけをちゃんと書いてくれ
216 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 03:12:25
205はとある詩人の作品
>>192-193 上手くかけない理由は描写の順番がおかしいからですね。
場所→人物→事件というのが基本。
> 夕暮れを彩るピンクのネオンの奥から重い銃声が響いた。
> 続いて届く、テーブルの倒れる音と、女の悲鳴、男の怒号。
> 昇りかけた月を一瞥して、シンは脇のホルダーに手をかけた。
> 注文の葡萄酒を手にしたホステスがシンの前で硬直している。
> 視界を塞ぐ女に舌打ちをしながら45口径〜
これはいきなり「事件」に入ってますが、場所がどこなのかもよく
わからないし、周囲に何人くらい人間がいるのかもわからない。
シン(主人公?)の年齢や体格もわからない。
これでは小説になりません。
ホステスがいてピンクのネオンがあるとすればキャバレー的な場所なんで
しょうが、どれくらいの規模で、どんな内装で、どんな客層なのか。
そういう状況を描写してから、主人公の描写をしつつ、となりにいるホステスの
描写をして「会話」があって、世界観を演出しながら発砲事件につなげる。
セオリーとしてはこんな感じ。
もしかするとシンは店の外にいるのかな? というか野外で営業している店なのかな? いずれこういう文章を書く人はセンスがないので、かなり努力しないと 厳しいと思います。音読か写経(書き写し)が必要なレベル。
219 :
よろしく!! :2006/10/04(水) 04:13:56
ぼくは飢餓と寒気のために生命をうしなうあの高い乾燥した山脈を迂回して行きたい。 人間も動物も植物も存在しない時間と空間の絶対。あの「超時間的」歴史という奴だ。 そこでは、孤独のため、また書く国語は単なる言葉に過ぎぬため、人は発狂し、 そしてあらゆることが時代とあわず、調節されない。僕は男と女の世界を欲する。 話をしない樹木(事実この世には、あまりにもおしゃべりが多すぎるからだ)の世界。 いろんなところへわれわれを運んでくれる河の世界、伝説の河ではなく、 他の男や女たち、それから建築物や宗教や植物や動物たちと接触させてくれる河 ――船を浮かべ、人間がおぼれる河だ。伝説や神話や書物や過去の塵に溺れるのではなくて、 時間と空間と歴史に溺れる河、そういう河を僕は欲する。 シェイクスピアやダンテのごとき大海となる河、過去の空虚のなかにも干上がることのない河を、 僕は欲する。さよう、大洋である! われわれは、もっと多くの大洋を持とうではないか。 過去を抹殺する新しい大洋を。新しい地形、新しい地勢分布、奇怪な恐ろしい大陸を創造する大洋を。 航海し、新発見を目指して新しい水平線へ向かっていくことのできる大洋を。 もっと多くの大洋を、もっと多くの動乱を、もっと多くの戦争を、もっと多くの大犠牲を持とうではないか。
とりあえず面白くない。一体何なんでしょうね?
>>192-193 ファンタジーですかな? それとも西部劇のパロディーかにゃ?
個人的にはルパン3世を思い浮かべましたがw
もし作品全体を書き上げているのであれば、
しばらく、寝かせてからリライトを繰り返すと成長できると思います。
長編ならば、作品の大黒柱がないと、崩れ易いかも?ですね。
設定がありふれている分、主人公のキャラクターを際立たせるとよいかも。
>シンはこの銃が嫌いだった。拳銃は、反動
>が大きいだけでなかなか当たらない。
この部分が妙に浮いていて気になりました。
ルパン3世なら「チックショウ、この銃マジで嫌いだぜ。
反動がデカいだけでちっとも当たりゃしねえ!」と吐くかも?ですが。
アクションシーンの地の文にはいれないほうが良いかなと思いました。
>>219 散文詩っぽいですね。
僕が回避したいもの
>高い乾燥した山脈
>「超時間的」歴史
僕が目指しているもの
>男と女の世界
>時間と空間と歴史に溺れる河
>過去を抹殺する新しい大洋
キーワードを広い読みした限りでは、ふくらませば
おもしろい作品世界を構築できるかも?と感じました。
ですが、「シェイクスピアやダンテ」以降の五行が
その前の主張とは矛盾しているような???気がするんですけど。
生物が存在し得ない山脈を避けていながら、
戦争などの破壊活動を賞賛している、
創造を希求しながら破壊へと突き進んでいく、
という自己矛盾に陥っているような・・・
>>195 前後の他の投稿に比べて格段に読みやすい文章です。
「私」は病弱な人なのかなと少し心配になりました。
最近冷えてきて風邪も流行っていますよね。
私も鼻風邪をひいたっぽいです。むずむずしますよ。
,. -ー冖'⌒'ー-、 ,ノ \ / ,r‐へへく⌒'¬、 ヽ {ノ へ.._、 ,,/~` 〉 } ,r=-、 /プ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ―}j=く /,ミ=/ ノ /レ'>-〈_ュ`ー‐' リ,イ} 〃 / / _勺 イ;;∵r;==、、∴'∵; シ 〃 / ,/ └' ノ \ こ¨` ノ{ー--、〃__/ 人__/ー┬ 个-、__,,.. ‐'´ 〃`ァーァー\ . / |/ |::::::|、 〃 /:::::/ ヽ / | |::::::|\、_________/' /:::::/〃
225 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 10:36:47
ショートショート最高峰さんは消息不明ですか? 早く出てきてオリジナルの作品を提示してください。
>>225 いや、たぶんゆうべも人格を変えて出没してる
あの空は、意味もなくただ青かった。 あの時シンは丘の上の草原で、一人立ち尽くしていた。 少しだけ視線を落とすと小さな白い雲が一つあった。 いや、白くなかった。燃える町に照らされて、薄く朱に染められていた。 立ち上る煙を吸い込むように、町の真上に雲が出来ているのだ。 時折届く微かな爆音。 閃光が一つ輝き消えるたび、世界から何かが失われてゆく。 夏の日の晴れた午後のことだった。 シンはあの日、住む家と故郷と、そして家族を全て失った。 バン! ほんの一瞬、心の隙を突くように、忌まわしい過去に支配されていた。それが致命的なミスに繋がる。 銃声がシンの意識を回想から現実に引き戻した。 続いてテーブルの倒れる音。女の悲鳴。怒号。 シンは脇のホルダーに手をかけながら横を向く。隣に居座っていたホステスを足でぞんざいに扱うと、射線を確保し腕を伸ばしトリガーに指を置く。 「砂漠の御神のために!」 仲間の合図だ。 安っぽい扉が吹き飛ぶほどの勢いで乱暴に開かれると、転がるようにしながら何かが飛び込んできた。 こうですか? 分かりません。 「幾人かの命と未来」「王国暦5731年」は、かっこ悪いので止めました。 まあ関係ないですけど、これでシンなもので種死を彷彿させていただけません。言いたかったのはそれだけなんですけどね。
228 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 11:32:39
>>226 前スレで自己主張みたいな文章を何度も晒していたのは「ぢ」なの?
229 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 11:47:04
>>227 一行目、「あの空は、意味もなく青かった」
いや太陽光が散乱して青いだけで、別に何かに意味を持たせようとなんて
端から空は考えてないよ。
その文を入れると意味不明で稚拙に思えます。
三、四行目、「白い雲が一つあった」、「いや白くなかった」
あなたの目はおかしいの? と突っ込みを入れたくなる。
ちゃんと雲を見てたんなら、初めから朱色だと思うはず。
その他多くの行は物を語れていない。ただ単に文節を並べて置いただけのような印象。
リライトする題材が悪かったね。それを踏まえると仕方がないような気がするけど、
リライトするからにはそれなりの自信があってのことだから、書いてしまった文章の稚拙さを
あやふやにしない方が自分のためになっていいと思ふよ。
230 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 12:07:27
>>227 まさかショートショート最高峰とか言ってる方じゃないよね?
「192ぢゃないよ」の「ぢ」の部分が気になった。
231 :
酷評お願いします :2006/10/04(水) 12:31:09
藪蚊が部屋に入り込み、僕は悩まされた。何度も手で煽って振り払ってもすぐに耳元に寄ってきて、 気付けば脹脛がぷくりと膨れている。嫌気が差して殺虫剤を部屋中に撒き散らした。白く靄がかった部 屋は灯油臭くて、でも僕はその臭いが好きだ。昔マジックペンの臭いが好きだったように、殺虫剤の臭 いも好きなのだ。 優越感に浸っていると、また藪蚊の羽の音が耳を突いた。僕はすかさず殺虫剤を撒き、しぶとく息絶 えない蚊を殺そうと躍起になった。なのに、藪蚊は向かってくる。 いつの間にか腕に腫れができていた。藪蚊の執念と言うのだろうか、小さな命だと思っていたのに僕 より逞しいようだ。僕は諦めて殺虫剤を机に置いた。すると、藪蚊がまた襲ってきた。
233 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 12:55:25
>>232 藪蚊は藪蚊ですから、どうしようもありません。
白縞の黒い蚊、とでも言い換えればいいでしょうか?
チワワはチワワで、犬と言い換えると印象が変わるように、
藪蚊は藪蚊であって(一度だけ「蚊」と言い換えてますが)、藪蚊と呼ばなければ、
藪蚊の強い執着が話の中で薄れてしまう。
藪蚊の話なんですよ? ただの蚊の話じゃないんです。
>>233 いや、ですから
繰り返し使いすぎてることが自分では強調と意図していても、
読者からは語彙のない稚拙な作家に感じられてしまう、という意味でした。
テンプレ読んで、酷評出揃うまで返事は待ったほうが良いですよ。
>>231 本当に「薮蚊」で間違いないの?
「僕」は自分の身体に蚊がとまっているのを見たの?
ま、いずれにしても、殺虫剤より、蚊取り線香使って欲しいけどね。
殺虫剤っつうと、ゴキブリとかムカデとかを連想するんです。
>>233 屁理屈こねる前に素直に聞けよ
お前が下手なままだから知ったこっちゃねえけどな
まま、酷評され慣れていないと、ついつい脊髄反射してしまうんじゃろうて あーあと、ときどきリライトしちゃってる人いるけど、ほどほどに、ネ♪
リライトで改悪されてる不思議について
239 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 14:54:50
219はもう終わり?
>>233 >>232-234 ですが、例えば強調する場合は
「耳許に再びあいつの羽音が忍び寄り」
「隙あらば僕の血を狙ってしつこい奴が」
「決して諦めない縞々の吸血鬼は」などなど
藪蚊藪蚊と書かなくても、
憎き存在を表現させる事で、執着や強調は可能だと思いますよ。
ったく下手なヤツほど意固地だなぁw
>>231 >嫌気が差して殺虫剤を部屋中に撒き散らした。白く靄がかった部
>屋は灯油臭くて、でも僕はその臭いが好きだ。
殺虫剤はどこにあったのでしょう?
夜ですか? 主人公は何をしていたのでしょうか?
いつの時代の話ですか?
マンションですか? アパートですか?
窓は開いているのですか?
ということで小説にはなってないですね。
>藪蚊が部屋に入り込み、僕は悩まされた。 文法変。部屋に入り込んできた薮蚊に、僕は悩まされていた。だろ。 >何度も手で煽って振り払っても しつこい。「何度手で振り払っても」だけでいい。 それか「何度手で煽って振り払っても」。『も』の連発うざい。 >嫌気が差して殺虫剤を部屋中に撒き散らした。 上でも指摘があったが、どっから殺虫剤を出したかは書け。 >小さな命だと思っていたのに僕より逞しいようだ。 人間の僕より〜って書かないと、いきなり「僕より逞しい」とか 言われても唐突。 あと、233のレスに対してだが、おまえは例えば「順子」が出てくる ラブストーリーを書いたとして、語り部である主人公の男に 最初から最後まで延々「順子は」「順子が」「そのとき順子の」とか 書きまくるのか?って話だよ。 プロの作家は「順子」「彼女」「僕の恋人」「誰よりも愛しい人」 とか呼び方を変えまくって書くぞ。 薮蚊を読み手に印象付けるのに、その固有名詞を連発するしか 表現方法がないのか?レベル低い証拠だぞ。 薮蚊自体が(羽音でも気配でも)リアルに描写されていれば、 名前なんぞ連打しなくても、読む側は勝手に印象を胸に刻んで くれるんだよ。 ヘタクソが人の意見に耳を傾けなくなったらおしまいだぞ。
>>231 > 優越感に浸っていると、
普通の人間は、好きな臭いに包まれると満足感・充足感・幸福感等を感じる。
好きな臭いを嗅ぐといつでも優越感に浸る人間は、何か脳の病気だ。
或いは、感情表現の誤用。
若しくは、描写不足。
>>231 私はスレでは書けてるほうだと思った。しつこい蚊には殺虫剤使うしね。
気になるのは「藪蚊」これ草木のあたりに潜んで、刺すやつじゃない? 家に来るのは、単に「蚊」でいいんでは。
246 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 16:24:00
219を評価できないのはおまえらがバカだからだ。 評者のレベルを判定するリトマス試験紙としては、アレだね 219はヘンリーミラーの『北回帰線』だ
翻訳した奴が下手なんだろ
248 :
1/2 :2006/10/04(水) 16:40:40
息をしていない。 いきなり、そう、囁かれた。 射精後の短く、しかし深く暗い眠りから目覚めた直後だ。 囁かれた瞬間に、沙奈の唇が私の耳朶を巧みにくすぐった。意識が混濁していたので 愛撫と勘違いしかけたほどだった。沙奈の口唇は、実に巧みである。 「本当に息をしていなかったのよ」 「意味が分からない」 「だから呼吸が止まったの」 烈しくいびきをかいていて、しかし、ある瞬間に、いきなり息が止まったという。 無音の状態が数十秒間続き、やがて苦しげに身もだえをして、 再び雄叫びじみたいびきをかきだしたとのことだ。 「死んじゃったのかと思った」 「死ぬと騒ぐのはお前のほうじゃないか」 「あれは、演技」 私はうなずいた。その最中に死ぬと訴え、口走るのは、 どちらかというと古典的な態度であり、科白に属するだろう。 今の娘たちはもっと直截な、含みのない言葉で快を告げる。 沙奈は誰に死ぬという科白を学んだのか。 誰に言わされたのか。 誰に強いられて、身についたのか。 まさか自分で考案したわけでもあるまい。 「死ぬ。死んじゃう、か」 「なによ」 佐奈の眉間に羞恥が刻まれた。忘我を演じていて、 その演技を見透かされたものが見せるであろう居直り気味な羞恥だ。
249 :
2/2 :2006/10/04(水) 16:49:36
若すぎるのだ。この女は言語が論理的であることをまだ理解してない。 言葉で快を表すことができると考えているのだ。 だが、じつは、沙奈が頂点にのぼりつめるときには、逆に言葉を喪って、 くぐもった吐息と、長く断続的な痙攣だけに支配される。 言葉を喪っているのだ。 甘え声で、死ぬ、死んじゃうと訴えられるのは悪い気分ではない。 しかし、そう口走るときには、沙奈のひとみにまだ黒目が残っているのだ。 ちゃんと私を見ている。認識し媚びている。 そういった過程を経て、やがて思い切り左右に拡げられ、伸ばされた脚が小刻みに震える瞬間の、 その足指の先に横溢する切ない緊張こそが、まさに死を想わせるのだが。 「死んじやうのは情さんのほうだよ」 「睡眠時無呼吸症か」 「きいたことがあるわ」 「息をしていないと指摘されたのは、はじめてのことじゃない」 「でしょうね。多分、誰かさんと抱き合って、終わって、眠りに堕ちこんで、 そのときにきっと息をしなくなるのよ。そのときに指摘されるんでしょう。 まったく次からつぎに、よく身体がもちますこと」
250 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 17:07:48
>>248-249 渡辺淳一???
>若すぎるのだ。この女は言語が論理的であることをまだ理解してない。
>言葉で快を表すことができると考えているのだ。
>だが、じつは、沙奈が頂点にのぼりつめるときには、逆に言葉を喪って、
>くぐもった吐息と、長く断続的な痙攣だけに支配される。
「だが、じつは、」に違和感を覚えます。
「論理的」より他にふさわしい形容詞があるような気もします。
理知的、非現実的、非実用的、・・・・・・なんだろ?
252 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 17:12:02
常連が集ってきたか?
>>242 「小説になってないですね」って至る所で言っとるやろ?
お前の小説はどないなっとんや!
小説に限らず、余計なことは書かんでええんや!
ぐだぐだ抜かす前に己の小説読んでみい! 長いだけで意味のねえ描写ばっかりやろ!
まさか登場人物の服装やら髪型やら年齢やら何やら全部描写するタイプか?
馬鹿かお前は。何にもわかっとらん。
「小説になっていませんね」とか言うとる時点でアホ確定やけどな。
教えたる、ある話を語れば何でも「小説」や。その定義に描写不足とか関係ない!
>>243 文法が変って……どこがや! お前に言語能力がないだけやろ!
だから
>>246 みたいな奴にしてやられるんや!
馬鹿の一つ覚えの「プロの作家」発言。
お前の知ってるプロの作家やろ! プロ作家全員がそんなことしとらんわ!
本屋行って数冊読んでみい!
>>246 勝手にすればええけども、日本人作家の作品出して来い!
お前が晒したのはヘンリーミラーやのうて、
>>247 が言ってる通り翻訳者の北回帰線や!
お前も馬鹿や。ええかげんに気付け!
253 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 17:13:11
>>246 219はほとんどスルーされてますが。
ちなみに和訳モノは文章が下手なものが多いですよ。
文学作品ですから本来は原文で評価するべきで、訳文を読んで文章が
どうこうというのはお門違いな話。
254 :
252 :2006/10/04(水) 17:15:35
酷評を申し出てないし、これ引用してないか? なんか新堂チックだぞ。
256 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 17:19:11
>>252 そんだけ自身があればデビューしたらいいのでは?
残念ながらあなたのレベルでは予選通過も難しいと思いますが。
逆切れする前に、「小説入門」などを読まれてみては?
>>252 なかなか活きのいい啖呵ですなあ、旦那。おかげで目が覚めましたえ。
まあ、餅でもついて食いなはれ。わてはきな粉餅がええなあ。
ちなみに、わて
>>222 やけどへんりいみらあとは露知らずで、
ゲームに添付する序章やろかくらいに思うとりましたわw
もしや… 関西弁に変えてWを消して…
次の投稿どうぞ〜チンチン! あーあと、これまでに投稿した文でヌルーされてしまった 投稿に関しては随時、レス番号を挙げていきませう。
>>藪蚊 「わぁ、難しい漢字いっぱい使ってて凄いなぁ」って思いました 一人称で「僕」だから年は青年以下だろうな、と思いつつ 藪蚊にキレて殺虫剤を撒き散らしたり 殺虫剤の匂いに恍惚としたり このひとは、ニートだな、っておもいました
とりあえず投稿者および酷評者の身分や資格は問ひませんので 「文章」のみで勝負しようぢゃあ〜りませんか
263 :
252 :2006/10/04(水) 17:35:39
>>242 お前の出番、来たで!
248-249にいつもの台詞言ってやれ。
お前の望む描写が全くされてへんのやで。
264 :
252 :2006/10/04(水) 17:37:30
>>261 どこに難しい漢字が使われとんのや?
お前の脳みそにとっては難しいやろ。馬鹿か。ニートよりも能なしやないか!
>>263 慟哭童夢君なの?
ビンゴ?ビンゴ?ビンゴ?
なにこのスレワロスwww登場人物がいつのまにかできあがってるw あんまりwを使うと勘違いされちゃうから気をつけないとwスマソ
268 :
252 :2006/10/04(水) 17:44:42
>>256 =
>>242 なんやろ?
はよいつもの台詞を248-249に言ってやれ!
怖気付いとんか? 信念があってずっと言い続けとったんやろ?
なら248-249にも言えるやろ?
兄さん、もうこのくらいで堪忍してやってや
270 :
252 :2006/10/04(水) 17:48:15
>>256 お前が小説入門読んでろ!
でもその前に頭柔らこうして、変な小説概念取り払って来い!
過去の語りを「た」「だ」「だった」「なのだ」と体言止め以外で片付ける方法ないかな(・ω・)どーもすっきりせんねん
272 :
252 :2006/10/04(水) 17:53:15
俺が書いたものだけを『小説』と言うんや。
273 :
252 :2006/10/04(水) 17:54:31
はよ誰か248-249をさっきの調子で批判せんか! 「沙奈」って表現だけでごり押ししとるぞ!(一部女になっとるけど) 全然表現変えとらんで?
274 :
252 :2006/10/04(水) 17:55:23
↑はぁ? なにやっとん? 勝手に騙るなや!
そうだにゃん そうだったにゃん そうなのだにゃん
276 :
252 :2006/10/04(水) 17:56:34
ちょwwwww252何人いるんだろうwwwww
277 :
252 :2006/10/04(水) 17:58:02
おい!勝手に名前名乗るな! 何が楽しんか?アホか?
278 :
252 :2006/10/04(水) 17:58:30
お前らの頭の程度がうかがい知れるわボケ
280 :
252 ◆AljhxgEwuI :2006/10/04(水) 18:00:00
俺もそう思うww
281 :
252 :2006/10/04(水) 18:00:32
まったく油断も隙もあったもんやないなw
282 :
252 :2006/10/04(水) 18:01:16
>>277 まず偽物発見! 関西弁ができてへんな!
283 :
252 :2006/10/04(水) 18:04:43
今更トリ付けても遅いんじゃドアホがっw 偽者いねやっw 今晩 慟哭と童夢を投稿してやるわw 待っとけハゲどもw
284 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 18:05:01
ばらすのはやいんだよタコ もっとひっぱってくれよ
>>271 過去進行形としての現在形っていうのかな???
あの日は早朝から雨がしとしとと降っていました。私は新聞の配達を終えると
コンビニでパンを買いました。店の外に出て、アパートに戻ろうと一歩踏み出し
たその時でした。足元で動物が弱々しく鳴く声がしたのです。見ると小さな狸の
ような生き物が、哀しそうにうずくまっています。身体が冷えきっているのでし
ょう、小刻みに震えています。私はたまらなくなり、とっさにその生き物を抱き
あげていたのでした。
286 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 18:10:35
>>284 ならもっとわかりにくやつでお願い。
さっきのは文法用法と文章の連ね方が素人じゃなかった。
初めの四行くらいでわかってしまう。
まぁ、それでもわからん奴が多くいるのがこのスレ!
早く出て来い!
>>242 !
でもなんかあれだね、気付いちゃったから言うけど プロの作品をコピペし合って、評価し合いながら ネタ元を当てっこするなんていうスレの方が 楽しいかも?と思ってしもうたw もしかしてすでにあるのかな?そういうスレ
288 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 18:30:20
けっこう同意
291 :
271 :2006/10/04(水) 18:35:54
>>285 変な流れに乗っかったスレ違いの質問に答えてくれてサンクスw
でも、三人称での表現の問題なんですわ。。
でも「〜いる」的な表現でもいけそうですね。
>男は足元で動物が弱々しく鳴く声に気づいた。見ると小さな〜うずくまっている。
一旦「男は〜」と記述することで、続く文章は「男の視点」になる。(視点の固定)
そこで主語を「動物」にすることで、自然な流れになる。(主語の切り替え)
そういう感じかしら。
とりあえず、ここで続けるのはスレ違い&あまりにも低レベルなんで、他のところに行ってきます。
ありがとう(・ω・)
>>289 もち、「立ったのは一匹の猫」とかでしょ。
これは過去の三人称でも使いやすいというか、「〜た」が続いてうっとおしいときに使ってますw
>>289 本人じゃないが、
「た」「だ」「だった」「なのだ」 and 体言止め
だと思う。
293 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 18:36:17
>>242 ,256
お前とりあえず
>>248-249 をいつも言っているように批判して、
「よって小説とは言えませんね」って言えよ。
上スレにあるぞ、お前の能無し発言。偉そうなこと言う前に、自分の小説概念を疑え。
あと、恋愛小説では「順子」とか例を出して、
女性の呼び名を変えまくってるとか言ってたラノベ野郎。
「沙奈」という表現しかないんですけど? どう思われますか?
お前の好きなセカチューでも「アキ」と「彼女」の二つだけだったぞ?
全く表現変えてないぞ? 文学界新人賞を受賞した片山恭一でもだ。
下らん理屈言う前に、自分自身の稚拙さを痛感しろ!
小説書き始めて間もない俺が言ってみた!
急に止まった腕時計の針。 発車間際の電車内。 緊張したまま震えの止まらない足。 これが体言止め。
295 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 18:55:15
主語や目的語に成りうる語を体言というんだ。 その語で文節を切るから体言止め。 ↑体言止めをした文章です。
296 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 19:02:51
>>293 >お前とりあえず
>>248-249 をいつも言っているように批判して、
>「よって小説とは言えませんね」って言えよ。
すでに評価済みです。ちなみに250が私のレス。
そんなことより
>>1 よ。
俺の書いたライトノベルみてくれ。
その店では、ちょうど歳末セールが終わった後でしたが、人形売場
にポツンと売れ残っていたのが成猫ぐらいの大きさの、熊のぬいぐ
るみだったのです。
そして私達がその前まで来た時、明日香は急に足を止めて、「あの
子が私を呼んでる」と言うのです。目は熊のぬいぐるみに注いだま
までした。まるで神がかりです。「俺には何も聞こえないけどな」
と当然のことを言っても、「私には聞こえるの。独りで可哀相」と
言う。……そんなこと、とても信じる気にもなりませんから、私は
笑って「行くよ」と明日香を促したのですが「イヤ!」と彼女は強
く言い張ります。しかもその顔を見ると、本当に泣いているのです
からビックリしました。それで、「じゃ、買えば……」と私も同意
しました。
すると、「ぬいぐるみ買うと口紅が買えなくなる」というのが明日
香の答えです。そして、泣きベソをかきながら、「どっちも欲しい」
とダダをこねるのです。これでは「じゃ、俺が買ってやるよ」と言
うしかありません。で、そう言った途端に明日香は「雄太、大好き」
と私に抱きついてきて、大勢の買い物客の前でキスを振る舞ってく
れました。よほど嬉しかったのでしょうね。
どうかな?明日香は超能力者って設定なんだけど・・・
298 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 19:09:52
>>242 逃げたの? それとも自分の小説概念見直してる最中?
もしかして、未だ一度たりとも一次通過できないこと悔やんでるの?
惚けた考えしてる内は無理じゃない?
下読みさん、疲れちゃうもん。長々と場面説明されたらさぁ。
小説の雰囲気ぶち壊しだし。
299 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 19:17:07
>>293 あぁ、250だったんだ。
萬月の小説見抜けなかった節穴さんね。
どうよ。お前がいつも言ってることに反してたけど、それに関しては何も言わないの?
それとも格上相手には言えなかった?
そんな程度の概念なんなら棄てちまえよ。
>>297 >>1 じゃないけど……
ダダをこねてる少女に対する主人公の思考が、もうちょっと欲しい
何がどうして、そうせざるをえないのか、もっと詳しく書いてみてくれ
あと、この少女との関係が知りたかった
これだけじゃ、全く伝わってこないなあ
301 :
242 :2006/10/04(水) 19:47:27
>>299 文章を読めば「筆力」がわかりますから、描写ができない人なのか
一部分を抜き出した為に描写がないのかは、大体わかります。
ちなみに、127と129も私のレスです。
>>248-249 についてはベッドシーンで、暗闇に近い状態と推察される
ので、詳しい描写が必要なシーンではありません。
ただ筆力があるのはわかるので、描写が必要なシーンではキッチリと
描写されていると思います。
花村萬月の初期作品て人称混乱してたけど、今もそう?
303 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 19:51:40
>>297 >俺の書いたライトノベルみてくれ。
それ、新井素子じゃねぇーの?
304 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 20:04:38
酷評に酷評ぶちかますのはそろそろやめにしねえか? このスレは酷評される覚悟を肚に決めた人間だけが提出するんだろ? もちろん、馬鹿だ死ねだは酷評の範疇から激漏れだけどさ。 酷評を自ら望んでここに晒したくせして、 妬んで恨んでおまけに復讐心まで燃やしてしまうなら、 このスレの存在意義なんてねえし、キリがねえべな! 違うか? 「どうしても酷評されたいから私は玉砕覚悟で小説提出しますスレ」に変えちまえ! 真剣に酷評を望んでる人間に対してあまりにも失礼じゃねえか! 粘着とか、酷評倍返しとか、そんな無意味なスレにするのやめましょうよ。 いや、ホントにマジで考えましょうよ。
305 :
242 :2006/10/04(水) 20:05:16
>>299 ついでに描写が少ないない例を。
これはホラ大をとった「ぼっけえ、きょうてえ」(とても怖い)という作品です。
――きょうてえ夢を見る?
……夢ゆうて、なんじゃったかのぅ。ああ寝ようる時に見る、あれ。あれか。
なんと旦那さん、子供みてぇじゃな。いやいや笑いやしません。夢いうもん
はきょうてえものと決まっとりましょう。
妾(わたし)? 妾は……起きとる時に見るものだけで、十分きょうてえ思
いをしてきましたけん、寝たら何も見ん。
妾の夢は真っ黒け。ただ暗いだけですわ。自分すら出て来ん。
安心して寝てつかあさい。ほれ、ええ風も入りましょう。蚊帳やこ無うても、
こうしてずっと団扇で扇いじゃるけん、蚊は来ん。
妾が起きとる限りは物の怪も来んけぇな、ほら目を閉じて。
妾はお客様に寝顔やこ、見せりゃあせん。女郎が客に寝顔を見せるのは一番
の恥じゃけ。
これは冒頭シーンですが、独特の語り口、蚊帳、女郎、団扇、など時代や世界観を
演出するキーワードが上手くちりばめられているので、詳細な描写が必要ない例です。
ただこれは特殊な例ですから、素人にはオススメできません。
>>305 そういうの別館スレでやってくれないかな。
307 :
300 :2006/10/04(水) 20:12:46
やっちまった…… ってか、新井さんてこんな文章だったのか? ジャパネスクしか見たことなかった……
>>307 ん、別に「やっちまった」ってことはないとおもうが
それこそ今張ってるニートくんの術中じゃんw
俺らはプロじゃないんだから、自分なりに感じた意見を言えばいいんじゃね?
相手がプロだとしても。
俺は司馬遼太郎をここに書かれても「文章の途中で個人的意見いれんな!作文か!」と叫ぶと思う
309 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 20:19:57
>>305 岩井志麻子は狂ったおばさんなんだから、凡人の思考とは基本的に構造が違う。
それにしても、あなたはほんと残念な人間だ。今度芥川龍之介の小説晒してやるから、
あなたの教科書に書かれた通りの発想を見直してください。
で、ちなみにあなたはどんな小説書くの?
ようは酷評するべきでない人間が酷評しているってことでしょ。 少しは反省したら?
>>304 作者じゃない人間が的外れな酷評に対して反論するのもダメ?
「おまえ大概にしろよ」ってのが増長してバカ垂れ流しっぱなし状態も仕方のないこと?
314 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 21:00:35
こんな空気に投下してもよろしいでしょうか?
315 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 21:10:41
やっぱやめたww
文章を二通り考えたんですが駄目な所を教えてください。 ついでにどちらの方が良いか。あるいは両方駄目とか教えてもらえるとありがたいです。 孤独な気持ち、寂しい気持ちを表現するのが目的です 二つ目のは寂しいという言葉を使わない方向でやってみました。 寂しい。寂しい。寂しい。 たった一人、どんな相手でも良いから話しがしたい。 罵声でも蔑みでも良い、うなずくだけでも良い。僕に対する反応が欲しい。 一つのモノで良いから心を満たす何かが欲しい。 それに接していれば少しは時間を忘れられる。その間だけは。 もし全てを完全に忘れ去る事ができるならそれでも良い。この気持ちから逃れるならどうなっても構わない。 望んだわけではないのに、僕はどうしてこんな所にいるのだろう。 一人だけ。家族もいない。友人もいない。なぜ一人なのだろう。 僕はどうしてこんな所にいるのだろう。一人だけしかいない。家族もいない。友人もいない。自分から望んでいたわけではないのに。 どんな相手でも良いから話しがしたい。何人も要らない、たった一人で構わない。ロボットでもなく、人形でもない、血の通う相手を望んでいるだけだ。 本当は仲良く会話をしたい。友人を作りたい。それが無理なら罵声でも蔑みの言葉を言われても、一方的に僕が話しうなずいてくれるだけでも良い。 とにかく誰かと繋がりを持ちたい、一方通行ではなく僕に対する反応が欲しい。 一つのモノで良いから心を満たす何かが欲しい。何かに集中していれば時間を気にしなくてもすむ。 接している間だけは全てを忘れる事ができる。この気持ちから逃れるならどうなっても構わない。
推理小説の一部分ですが、文章の批評をお願いします。 南条元子爵の運転するシボレーは、夜霧を縫って、矢のように、 冷たく濡れたバス道路をグングン走り続けていた。 外人の名義で、最近手に入れた日本では珍しい高級品、振動もなく、 まるで応接室のソファーにもたれかかっているようである。 後の席には、真青になった真理子が、グッとその身を乗り出して固唾を飲んで、 元子爵の握るハンドルを見まもっていた。 「まだですの、もっとスピードは出ませんの」 真理子は呻くようにつぶやいていた。 「まだ青山のあたりですよ。そんなにスピードは出ませんからね」 うわ言のように、元子爵は答えかえした。蛇のように、ネットリ光るその青白い額には いくつか珠のような脂汗が浮き上がっていた。 途中に何の事故もなく、車はやがて、電話の指定通りの場所に到達した。 ここまでということで、お願いいたします。
>>316 両者を比較すれば2つめのほうが上。
1つめは「下手な役者の大仰な演技」に該当する。
寂しさを表現するのには寂しいという言葉を使わないのが文章技術の基本。
それで2つめについて述べれば、
残念ながらこの文章でも不十分。
一人でいることはわかるが、なぜ一人でいることが厭なのか、語られていないから。
一人でいるほうが、自由だ、気が楽だ、という人間もいるわけだしね。
新井素子でコバルト捨てたなあ。うまいとは思えんし、読んでていらいらするんだもの。 プロの作品を連投してる子って、お手本にならないようなのばかり読んでるね。 (岩井女史はグッドチョイス)
>>316 私は、ひとつめの方がダイレクトに伝わったよ。ただ主人公が作者の気持ちを代弁してるようにも感じた。
>>313 おっしゃる通り、馬鹿垂れ流しは駄目ですよね。
偉そうに言ってすみませんでした。
的を射たつもりが外れ気味だったかもしれません。
>>316 基本はいいと思うな
何を言いたいのか、分かる気がするし
ただ下の文章で、
血の通った相手を探しているのに、モノという表現はどうなんだろう?、とか思った
……って、これもまた、どっかの文豪じゃねえだろうな
頼むよ、ホント
>>313 >>304 ではないけれど
その”的外れ”が問題なんだと思う
その”的”は結局主観の的でしょ?
自分の”的”が世間的に合ってるか調べたくて、それで投稿してるんじゃないかな。
ある批評が自分にとって的外れでも、その人にとっては重要なことかもしれない。
それは世間の1ppmの意見だとしても、それを否定すると言うことはこのスレに投下することと矛盾している気がする。
相手が文章を読み切れていないなら、「読みにくい文章なんだ」という風にもとれるし。
このスレ全員が「すごい批評だ!」っつー批評も、クソ批評も、等価値だと思うよ。
文章の批評は「個人の意見」だけど
批評の批評は「オナニーの押しつけ」だと思う。
めんどくさいと思ったら
「自分はこれでいいと思ったんですが、そういう意見もあるんですね。参考にさせていただきます」
とでもいえばいいじゃん。
それを本当に自分の糧とするかは、また別問題っしょ
まぁ
どうでもいいけどね。俺かんけーねーし
326 :
316 :2006/10/04(水) 22:01:41
確かに一人が好きって人もいるし、大勢の中にいても寂しさを感じる事がありますよね。
その辺りは自分でもどうしたものか引っかかってはいたんですが、
登場人物がそう感じる性格ならそれでも良いかな?と思ってました。
もっと工夫する必要がありますね。
他の人に読んでもらったの初めてなんですが、かなり参考になりました。
ありがとうございました。
>>323 当然ながら素人です
>>317 読みやすくてなかなかいいね。
途中に何の事故もなく、というのは講談や落語の語りのようでワロタ。
>>317 読点付けすぎでうざい。
縫うってのは、縫い物をするように間をくぐりぬけるって意味あいだから
夜霧を縫うってのはちょっとおかしいだろ。
329 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 22:06:16
>>317 昔学生時代、暗記科目得意だったでしょ? 英語、古典、社会科など。
中学生の頃の勉学は順調で、高校生の頃、突然挫折した。
数学や物理で高得点がとれなくなったの。そうでしょ?
だってあなたの小説、比喩も何もかも、空欄に教わった単語を埋めただけのようで、誰かを真似たものにしか見えないですもの。
要するに独創性がないの。魅力がないの。価値がないの。
もちろん学校の先生は褒めてくれるわ。でもね、あなたじゃなくていいの、その、小説を書く人は。
あら、言い過ぎちゃったみたい。ごめんあそばせ。
330 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 22:06:47
長くなりますが、投下よろしいですか?
>>317 批評の必要は無いね
本当に上手だ
ただ、固有名詞を使う存分に気をつけなくちゃいけない
俺、シボレーってのがどんな車なんだか分からないんだ
>>317 「元子爵」がいて、車が「外人の名義」とわざわざ書くいうことは、舞台は昭和20〜30年代かね。
松本清張あたりか?
333 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 22:16:44
迎えの牛車が天上から舞い降りた。 いつか来る別れとは覚悟の上。 かぐや姫を乗せた牛車は、籠を揺らして月の世界へと、歩むように昇っていく。 天上からは、雨の如く綺麗な鈴の音がいつまでも響き渡っていたと云う。 提灯の無い夜の道は、真丸お月様の明かりだけが、私を導いてくれる。 この先の小川に架かる朱色の橋を渡り、その前方に広がる竹薮を抜けると、 鬱蒼と茂る木々に囲まれ、大層立派なお屋敷が建てられている。 私が仕えるご主人様のお屋敷である。 ご主人様のお屋敷は、人里離れ、遥か遠く街の明かりが、星々の様に揺らめいていた。 私は、明日の食の材料を調達しに、隣の街まで遠出していた。 原因は材料を切らしてしまったことに始まる。しっかり、確認しておけばよかった。 迂闊だった自分を戒めた。二度と、こんな失態は犯さないだろう。 私がご主人様の下に仕えてから十七年が経とうとしている。 現在のご主人様は、両親を亡くし、身寄りの無かった私を引き取ってくれた先代の一人息子で、 まだ幼かった私を妹のように可愛がってくれた。 先代は五年前に先立たれ、このお屋敷の当主を一人息子であるご主人様が御継ぎになった。 物書きをやっているご主人様の身の周りの雑務一般を、私が代わりにやらせて戴いている。 私はこの御恩を、身を尽くし、生涯返し続けることを心に決めている。
334 :
2/6 :2006/10/04(水) 22:17:15
肌に触る風が、日毎に少しづつ冷たくなっていくのを感じていた。 静寂世界の中、鈴虫達の演奏会が始まりを告げた。 後ろを振り返れば、朧げに輝く人工的な星々が私に街の喧騒を思い出させる。空を仰げば、綺麗なお月様と夜空に輝く満天の星々が 天上から覗き込んで、壮大な世界へと私を誘う。 両手に下げた食料の沢山入った風呂敷を揺らしながら、ご主人様のお屋敷へと向かった。 この先には、細く柔らかい水の流れを讃え、その流れの少し上に朱色の橋が架けられている。 月下橋。まだ幼かった私に、ご主人様が教えてくれた。 その昔、かぐや姫はこの世界での服役を終え、忘却の秘薬を飲み、記憶を残すこと無く月の世界へと戻っていった。 しかし、かぐや姫は迎えの来る日の朝、この小川に首に着けたていた宝玉を投げ込んだと云う。 この世界に居た事の記憶を、失う事を悟ったかぐや姫は、精一杯、この世界に居た証を残していったのだと。 幼かった私は、この事についてご主人様に尋ねたことがあった。 「なんで忘れてしまうのに、大事な首飾りを川に投げちゃうのですか?」 ご主人様は私の頭を優しく撫でながら、その話の続きを教えてくれた。 「かぐや姫は全てを忘れて月へ行ってしまったのだけど、満月の日になると、 この小川で、不思議なことが起こるようになったのだよ」 「不思議なことってなんですか?」 私は、好奇心の妖怪だった。 「かぐや姫が月へ帰った後の話。ある満月の夜、お爺さんお婆さんはかぐや姫を思い、この小川で満月を見ていたんだ。 でも水面には満月ではなく、幸せに月で暮らしているかぐや姫が映し出され、その後に元気なお爺さんお婆さんの幻が映っていた。 そしてお爺さんお婆さんは、いつまでも幸せに暮らしたそうだ。 これを月の妖と云い、この橋を月の下に架かる橋。月下橋と呼ぶ様になったのだよ」 「つきのおよ……お、およれ?」 「つきのお、よ、づ、れだよ」 暖かい日差しの下、赤い橋の上、小川のせせらぎと私達の笑い声が響き渡っていた。
335 :
3/6 :2006/10/04(水) 22:17:57
幼い頃は立派な橋に見えたのだが、改めて見ると赤い木造の可愛らしい橋だ。 でも、この橋は先代の生まれた時よりもずっと、ずっと、昔から存在していたらしい。 月下橋、月の妖。月に由来した名前がこの周辺には多い。 竹取物語の舞台となったと言われるこの地は、どこか幻想的な雰囲気を漂わせる。 こんな夜深くに、この場所を通るのは初めての事だった。 月明かりが妖艶に世界を彩って、いつもと違う景色のように見える。 肌寒い夜風を浴びながら、私の足が橋の中央で止まった。 静かに流れる水の音が心地よい。それに耳を傾けていると、そのまま眠ってしまっても不思議ではない。 澄んだ水は鏡の様に、在りのままの世界を映し出していた。 私の顔が水面に揺れ、ぐにゃぐにゃと形を変えていくのが可笑しい。 幼い頃、ご主人様と共に遊んだ日々が蘇る。 暫く感慨に浸っていると、又、現実の世界が私を引き戻した。 私達はもう兄妹の様な関係ではなく、当主とその召使の関係になってしまったのか……。 私はずっと、ご主人様のことを愛している。もちろん、兄の様な存在として。 でも、それ以上にもっと、胸を締め付けられる様な儚い感情が心に溢れている。 ご主人様も私のことを愛してくれてはいるだろう。しかし、それは一召使として、妹の様な存在として、それだけ……。 私とご主人様の愛は恐らく別の形で存在している……。 ご主人様との距離を改めて遠く感じた。 心の底から悲しみが津波の様に押し寄せてきた。 鏡の様に在りのままを映す水面が、微かに光輝いていた。 私は、ふと、水面に目をやった。 そこには私の顔も、綺麗な真丸お月様も映ってはいなかった。 私は自分の目を疑いながらも、その水面をただ見つめていた。 秋の寂しさ漂う風の匂いが、更に私を悲しみの底へと落としていく。
336 :
4/6 :2006/10/04(水) 22:18:52
静かな水面に映る、ご主人様の幸せそうなお顔。 染め抜きに五つ紋付きの黒羽二重の羽織……。 少しだけ、はにかんだ笑顔を見せるご主人様。 そのご主人様のお相手方のお顔を拝見する事は出来なかった。そして、私の世界に黒い幕が落とされた。 その日が来るのはわかっている。 私はいつか、ご主人様とその奥様のために身を尽くし、御二人の幸せな家庭を見守る。 そう、それが私の仕事。 でも、そんなの、嫌だ。 小川に映る光景を、これ以上見つめていることは出来なかった。 止め処なく流れる小川に私の涙も流されていく。 私は嗚咽を交えながら、冷たい風を引き裂くように竹薮を駆け抜け、ご主人様のお屋敷へと足を進めた。
337 :
5/6 :2006/10/04(水) 22:19:53
石畳の道を進み、大きな門を開け、綺麗に手入れされた砂利の敷き詰められた庭へ抜けた。 勝手口の食料保存庫に向かう途中、右の離れに明かりが点いているのを確認した。 ご主人様のお部屋だ。こんな夜深くにもご主人様は万年筆を執っているのだろう。 ご主人様のお顔を拝見するのは辛かった。しかし、帰宅の報告だけでもしなければ……。 ジャリ、ジャリと、砂利を踏みしめながら、ご主人様のお部屋の前の廊下へと近づき、襖の前に立っていた。 「失礼い、いたします。ただいま戻りました……」声の震えを抑えることが出来なかった。 「おかえりなさい。どう致しました? どうぞ、お入りなさい」 声の震えに異変を感じ取ったのか、ご主人様から、入室の許可が下った。両手に下げた風呂敷を廊下に置き、 そっと私は襖を開けた。 行灯の光が部屋を明るく照らしている。ご主人様の優しいお顔が私を覗き込んだ。 「随分と遅かったですね? ご苦労様です」 ご主人様の柔らかい声に、私は、涙を堪えることがとうとう出来なくなっていた。 急に、駄々っ子の様に泣き伏す私。ご主人様が私を優しく抱き寄せ、膝の上で頭を撫でてくれた。 細く白いご主人様の指には筆タコが出来ていた。 だが、その手はとても温かかった。 優しい声が私の耳元で響く。 「何があったのですか? 僕にお話して御覧なさい」 私は在りのままを震えた声で伝えた。 「私、月の妖を……。ご主、ご主人様が……。紋付袴を……」 ご主人様が、そっと囁く。 「そうですか。月の妖を? 落ち着いて。大きく息を吸って御覧なさい。 僕の話を聞いてくれますか?」 ご主人様の膝の上、私はコクリと頭を上下に動かした。 ご主人様のお召し物に、私の涙が沁み込んでいた。 「月の妖には、こんな一説もあります。 満月の夜、強く誰かを思う心が小川と同調して、幻を見せる、と。その幻は、これからの未来である、と。 紗江子、貴女の見たものは、貴女自身の未来です。僕のものではありませんよ。もし、僕が貴女と同じ状況であったなら、僕が見るのは、美しい花嫁姿の貴女だったでしょう。 それは、僕にとって、喜ばしい光景です。 そして僕は、その時見た満月を思い出し、素晴らしい未来を見せてくれた事にお礼をするでしょう」
338 :
6/6 :2006/10/04(水) 22:20:47
ご主人様のおっしゃっていることを理解するのに、少しだけ時間が掛かった。 その言葉を理解した時、真丸お月様に感謝をし、ゆっくりと目を閉じてみた。 瞼の裏には今も尚、ご主人様の少しはにかんだ笑顔が映されていた――
また文豪か
酷評人が混乱してるな。ワロス おまえら文章を見る目ないんじゃないかwwwwwwwwwwwwww
夢枕獏や新井素子あたりを文豪とは言わんだろう。 花村萬月、古井由吉、石原都知事も同様。
>>333-338 万年筆って所でびびった
平安じゃねえの!? とか思ったよ
時代背景がもうちょっとはっきりしてるといいな
古風な日本ってのは分かるけど、題材がかぐや姫なんだから
昭和辺り?を書きたいのなら、もっと昭和ってことを主張しなくちゃ、分からん
でも、文章はすげえ上手だから、いいと思う
なんか分からんけど急に褒めだしたな、こいつらwwww ワロスwwwwwwwwwwwwwwwwwww
文豪だろうがなんだろうがさっさと酷評せいや! この根性なしどもが!!
349 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 22:31:47
>>313 たいていの投稿者が気に入ったレスにしか礼を述べないし、酷評の意味も理解できてないから。そこまで過保護にしなくてもいいんじゃない?
350 :
317 :2006/10/04(水) 22:33:25
ダハハハハハ、みんな辛辣というか、当然の批評ばかりだね。 昔の推理小説は、あの程度の文章でよかったんだよな。まあ、プロットさえ良ければ それでいいというのが、エンタメだと言い切ることもできるけどさ。 出典は、高木彬光著「魔弾の射手」(角川文庫180頁より)。 書かれた時代は、昭和25年に夕刊東奥に連載されたとある。 なお原文では『応接室のソファーにもたれかかって』の部分は、『応接室のソファーによって』と なっているが、わかりづらい表現のため、書き変えて投稿しました。 以上、ダハハハハハ。
351 :
333 :2006/10/04(水) 22:35:18
>>345 氏
ご批評感謝いたします。
時代背景の描写不足。
己の脳内だけが身勝手に世界を固定し、情報のない状態から読み起こす方々への
配慮をしておりませんでした。
精進いたします。では
>>350 「文章の批評をお願いします」と言っておきながら「ダハハハハハ」ですか。
恥ずかしくはないのですか?
みんなビクビクしてるwwwwww 酷評人も真剣になるし、この方がいいんじゃねえか? くだらん意見もなくなるしwwwwwwwwwwww
354 :
酷評お願いします :2006/10/04(水) 22:39:44
小道に面した雑貨屋の壁の高い位置には、二つの窓があった。 一つは障子が嵌め込まれた大きなもので、もう一つは磨りガラスの小さなもの。その内の磨りガラスの方から明かりが洩れていて、女の気配が感じられた。 僕は辺りに人がいないかと見回して、誰もいないことを確かめるとその磨りガラスの下で自転車を停めた。 もしかしたら女の声が聞こえるかもしれないと耳を澄まし、呼吸も止めた。でも、何も聞こえなかった。
>>352 一応は投稿作品ということにしないと批評しないだろうが。
>>324 寄せられた批評の取捨選択は作者が自由にすればいいと思うよ、それだけの判断力があるならばね。
ただ、ここにあがる文章見てると、まだその判断がつかないのではないか、と思える人が多い。そういった
人が素直に的外れな批評を鵜呑みしてしまうかも、ってことへの危惧がひとつ。また、薬にも毒にもならん、
っていうのならまだしも、知らずに砂粒飲まされてるのを見てみぬふりって気にはなれんし。
批評がけっきょくは主観だというのはそのとおりだけど、(てにをはレベル以上の)最大公約数はあるわけで、
その肝所から大きく外れる指摘に対してはやはりきちんと声を上げないと、というのもある。
そして、あなたが言う1ppmの意見を出す人は、それが1ppmだとわかったうえで書き込むでしょうから(ここが
問題のひとつなんだけれど)、批評に対する批判は、両者が真っ当ならばたがいの価値を高めあうことにも
なるんだけれどね。
>>349 ここまで書いて、リロードしてあなたのレス読んでたしかに過保護だなあって自分で思った。
別館ネタ御免。
357 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 22:45:57
稚拙な文章でさぞ見苦しいものとは思いますが、 何卒批評をお願い申し上げます。 //-------------------------------------------------- 駅員すらいない無人の駅。 改札に立てかけられた切符入れに切符を入れて 改札を抜けて駅を出る。 目の前に広がるのは、吸い込まれるような空の青。 その下半分に映える山。 空と山の間にはぎざついた地平。 あの頃と変わらない風景がそこにはあった。 (ただいま。) 心の中で呟く。 当然のように返事はなかった。 齢三十五を過ぎて、私は十数年ぶりに故郷へと帰ってきた。 三十路を超えて所帯も持てず、半ば追い出されるように職場を 逃げ出してきた私の手元に残ったものは二百万ばかりの貯金と 長年の無理がたたって壊れきった身体だった。 二百万と言うと一見すると大金にも思えるかもしれないが、 いい歳をした男が職にもついていない状態で持つ分には微塵も 安心出来るものではない。 吹けば飛ぶ、そんなはした額だと思う。
358 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 22:48:37
中学卒業と同時に、私は故郷を飛び出して都内の会社に就職した。 東京と言う地に行けば自分の中で何かが大きく変わると信じていた。 両親は何度も何度も「せめて高校だけは卒業しなさい」と 私に考えを改めるよう唱え続けたが、話し合いは平行線を辿ったまま、 中学の卒業を迎えて私は親に無断で故郷を後にした。 結局私は折れなかったのだ。 あの頃の私には高校に行くという事は親の敷いたレールに乗るという事だと考えていた節があった。 子供の意志を尊重しない、親として恥ずべき行為とすら思っていた。 今になって分かる。 親は間違ってなどいない。
359 :
357 :2006/10/04(水) 22:49:34
358=357です。 申し訳ございません。 //------------------------------------------- 人生や社会の厳しさを人づてに、あるいは何かしらのメディアで見聞きして 経験もしていないのに、さも知ったつもりになる子供達。 そんな子供達が過信から道を誤らないように、 幸せに生きていけるようにと完全な、嘘偽りのない善意で 子供に正しく無難な道を指し示してくれていたのだ。 それを私は真っ向から否定し、拒絶し、根拠のない自分の正当性を 主張していた。 思い出すだけで恥かしくなる。 私はとんだ親不孝者だ。
360 :
242 :2006/10/04(水) 22:50:45
>>316 どっちも駄目かな。
孤独な状況が描写されていませんから。
どういう風に孤独なのか、なぜ孤独なのかがわからない。
具体的な描写を重ねながら孤独を表現するのが小説であって
愛しいとか、苦しいとか、悲しいとか、そういう感情を心理描写で
長々とやるのはあまりよくありません。
>>333 冒頭、つまり小説の入口をもう少しわかりやすくしたほうがいいかと。
読者への道案内が不足しています。
第一節のかぐや姫のくだりは扉絵のようなものだとして、本文は第二節からとなりますが、
ここで、
「歩いている描写」「屋敷の描写」「外出の理由」と内容が盛り沢山です。
その上、第三節で、
「十七年仕えている」「ご主人の経歴」「先代のこと」「私の気持」と更に情報が加えられます。
そして、第四節に至って、
>肌に触る風が、日毎に少しづつ冷たくなっていくのを感じていた。
と、冒頭の場面に戻ります。
書き込みすぎであり、読者がついていけません。
第二節、第三節の情報は話の展開に応じて必要ならば少しずつ触れるようにしたら如何でしょうか。
362 :
357 :2006/10/04(水) 22:53:25
上の3レスで批評をお願いできますでしょうか。 何卒、よろしくお願い申し上げます。
364 :
242 :2006/10/04(水) 22:57:09
もうやめろよ。プロの作品をあげる奴も、くだらん酷評する奴も。 かなりの量を読んで書いていなければ酷評などできないわけで、 最近の酷評はあまりにも的はずれなものばかりだった。 そりゃ、酷評への批判もでるだろ。文章を見る目に自信のない奴は酷評するなってことだよ。 それは文章をあげる人にとっても失礼なことだよ。
うむ、ただ
>>317 の高木彬光の文章は、下手といってもいいくらいだなw
しょせん2ch
369 :
242 :2006/10/04(水) 23:04:35
>>357-359 細かい表現は置いといて
無人駅→周囲の光景(田舎?)→主人公の自己紹介
という流れはいいと思います。
文章の流れも悪くありません。
ただ、自己紹介が長すぎる感じがあります。
主人公を動かさないと物語が始まりませんので、自己紹介は
短めに切り上げて主人公を動かしましょう。
確かに
>>317 は下手だな。プロでも下手のものは下手。以上!
昔の文豪はちょろいな。 ネットでその下手ぶりを批判される事もないし。 俺ももっと早く生まれればよかったよ
>>366 ま、2chじゃこんなもんっしょ
そもそもプロ並みの酷評”のみ”が便所の落書きで受けられるっつー前提がアホすぎて笑える
煽りも騙りもクソも味噌も全部前提で考えねーと
義務教育でもあるまいしよw
なにこの流れ ワロスwwwwwwwwwwwwwwwwww
374 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 23:10:23
375 :
366 :2006/10/04(水) 23:10:47
しょせん2ちゃんか。そんな態度で酷評してたのか。 なんだか悲しくなってきたよ。今まで文章をあげた人は、あんまり気にするなよ。(僕は含みませんよ) とにかく適当な奴らが適当に評価してるだけだから。
>>354 感じた女の気配がどんなだったか
それを書いてみれば、もうちょっと膨らんでいくんじゃね?
377 :
242 :2006/10/04(水) 23:15:25
>>317 は一昔前の探偵小説ということですが、文章は整っているので読みやすいと
思います。ただ、細かい表現については現在は通用しないでしょうね。
>バス道路を【グングン】走り
とかはラノベでも見かけないですから。
昔は「ピカピカ光る黒いピストル」とかでも通用しましたが、現在では
通用しない。そういう意味では描写のレベルは上がっています。
>>366 そうだよ。
ちょっと君は真面目過ぎるっつーかピュアっつーかw
君の言ってることは 理想 と俺も思うけどね
しょせん理想だよ。
無法地帯でルールを求めてもな。求めてるだけじゃな。
>>366 の求めているのはSNSの方が近いだろ。
とにかくここは、所詮2chだよ。いろんな意味でね
379 :
357 :2006/10/04(水) 23:17:40
>>369 様
ご意見くださいましてありがとうございました。
冒頭の主人公の幼かった頃の考えをお話の核にしたかったので
長々となるのを承知で書いていたのですが、見直してみるに
まだ文章量を減らす事は可能だと思いました。
要点だけをまとめ、必要なさそうな部分を削ってみます。
>>317 >冷たく濡れたバス道路をグングン走り続けていた。
「バス道路」意味がわかりません。バス専用道路なのでしょうか? それにしてはなぜ乗用車が
走っているのか?
「グングン」下手な形容ですし、カタカナにするのも素人くさいです。
>日本では珍しい高級品、振動もなく、まるで応接室のソファーにもたれかかっているようである。
車に対して「高級品」とは不適切です。並の車でも振動などもしません。
>後の席には、真青になった真理子が、グッとその身を乗り出して固唾を飲んで、
>元子爵の握るハンドルを見まもっていた。
「後の席には」→「見まもっていた」ガチャ文です。「後の席では」が正。「グッと」も稚拙。
>「まだですの、もっとスピードは出ませんの」
>真理子は呻くようにつぶやいていた。
素直に「真理子は呻くようにつぶやいた」とすべき。
終戦直後の東北地方の夕刊紙にだったら連載することができるかもしれません。
>>375 その意見が正しいかどうか、それを判断できない奴は所詮上を目指すのは無理だろ
プロの批評家だって的外れな批評している場合あるし。
俺もあげた事あるけど、変な批評でもそれなりに気付かされるもんだよ。
382 :
242 :2006/10/04(水) 23:22:09
>>354 たった五行ですからね。
評価とかそういう対象にはならないと思いますが、特に悪い点はないと思います。
雑貨屋→ガラス→女性の気配→周囲を警戒→少年が覗く?
という感じで描写の展開も悪くありません。
384 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 23:27:45
>>333 よく書けてます。天体の星や赤い橋が、とても印象に残る
うまい文章だと思います。
残念なのは、、、語り部である、少女と思しき人物の口調が
〜である。 〜だった。 、、と、男クサイ所でしたね。
、、にしても、まん丸お月様は、よかったですぞ
ボクも、投稿しよう思ってましたが、恐れ入りました、やめます
>>357-359 考えを改めるよう唱え続けたって所なんだけど
唱えるって、何かお経をとか、そんなイメージがあるな
これじゃ、まるで主人公が未だにお経のようなものだったと考えているみたいだ
だから、説き続けたとか、もっと無難なものにしたらどうだ?
基盤の独白は巧いから、書き続けるといいと思う
>>366 態度というか、何というか、そんなつもりじゃなかったのだが……
まあ、難しいことだ
文章を書くことより何より、聞く耳を鍛えるのは重要ってことだろうな
俺は、その聞く耳を休ませるため、今日はもう寝ます
386 :
366 :2006/10/04(水) 23:31:12
なんだか僕がスレ違いみたいだね。みんなふざけてたんだ。 プロの文章をあげて、あなた達の評価が適正かどうか(もし正当に評価してたら文章をあげようと思ってた) 試した自分が馬鹿みたいだ。でも、どうせ2ちゃんだから酷いこと言っても許されるという甘えた態度なら 文章をあげるひとが可愛そうだと思う。それじゃ。
387 :
378 :2006/10/04(水) 23:32:37
俺もねよ。 いろいろあるけど、いいスレだよ、ここは。
>>386 そういうの試すほうも問題だろ
お前こそ甘ったれんな
389 :
333 :2006/10/04(水) 23:38:26
的確な批評かどうか、もしそれがお門違いなものだとしても それも一つの意見であり、読んでみるのも面白いかと。 作者自身、他人からの批評は喜んで受けるべきだと思う。
>>386 君が勲章もらえるほどの文化人だったとしても
君に「適正かどうか」判断されるいわれは無いだろ。
このスレの君主にでもなりたいんですか。あなたがこのスレの判断基準ですか。素敵ですね。
試せばいいじゃん。 酷評する人間だって試される危険性はあるのが2ちゃんだろう。 もっと貼れ。
392 :
333 :2006/10/04(水) 23:45:52
ガキの頃、拝み屋と呼ばれた。 遥か彼方に俺を確認したかと思えば、すでに奴らの後ろに俺がいる。 その現場を見てた奴らは、俺の真っ直ぐに伸びた指が、顔の前に振り上げられる刹那が、 まるで拝んでいるようで、その名を取ったらしい。 勿論、年を重ねるにつれ、その脚は強靭な物となっていく。 終いには、国の選抜選手にも選ばれ、拝み屋の名が全国に知れ渡った。 今の俺を止められる奴は誰一人としていない。 この俺すらも止めることが出来ない。 強靭に発達し続けた報いか。 俺の拝む様な、その姿を誰も見てはくれない。 世界が止まっているのか? それとも、俺が速過ぎるのか。 この世界を縦横無尽に駆け巡る。 その姿、風の如し。 脚が止まる、その時を待ち続けている。
393 :
たっくん :2006/10/04(水) 23:48:10
>>391 試すのはいいけどさ
その後結局 批評への批評 をするんだろ?
うぜぇ
文系はオナニー合戦が好きなのか?
そうか、好きなのか・・・
395 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 23:50:31
そうだ! もっと貼れ! プロの文章を読むだけも少しは勉強になるんだ。別にいいじゃんねぇ! それから、ここは文章を酷評するスレだ。そのものが文章である以上、批判されるもの。 だから、批判の批判も許される。 大いに盛り上がろうじゃないか! 投稿する者も批判する者も。
396 :
356 :2006/10/04(水) 23:51:27
>>386 残念だね、スレ違いどころの話ではない。
きみはみずから信義に悖るおこないに手を染めたというわけだ。
ちっとも馬鹿みたいじゃないよ、馬鹿そのもの。いいや、きみの言う的はずれな連中
よりも劣る、救いようのない大馬鹿者だよ。
じゃあね、バイバイ。
>>395 >そうだ! もっと貼れ!
>プロの文章を読むだけも少しは勉強になるんだ。別にいいじゃんねぇ!
>それから、ここは文章を酷評するスレだ。そのものが文章である以上、批判されるもの。
>だから、批判の批判も許される。
>大いに盛り上がろうじゃないか! 投稿する者も批判する者も。
全体的に砕けた印象ですが、まちがって馬鹿に見えてしまう事も
気をつけましょう。
398 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/04(水) 23:55:51
そして、誰も>>392を>>333とは、信じなかった。
399 :
333 :2006/10/04(水) 23:56:19
くだらない文章ですいません。 ぬーぶら 誰が俺を、こんなにも下等で、愚劣な生物にしてしまったのだろうか? 人間は、理性を持ってこそ、そう定義されるものと学校で習った。 その理性が、どこか別の世界に弾き飛ばされ、醜い本性が牙を剥く。 本能のまま突き動かされた後。俺は哲学者の如くなる。 生きている意味。男女差を超えた人間愛。 そもそも何故本能が必要なのか。 この哲学者が、永遠に俺の中に住み続けたのなら、どんなに素晴らしいことだろう。 いや、世界中の誰もが、この境地に達していたのなら、世界から争いは消えると思う。 世界中に綺麗な花々が咲き乱れ、爽やかな風が花々を揺らす―― すまない。愛しい君。俺は一昨日も醜い者へと姿を変えていた。 君を思いつつも、本能が働いていた。 君の綺麗な背中の開いたドレスがとても印象的だった。 遥か遠くから、急激に快楽が押し寄せてきた。 ダメだと分かっていた。だが、それは惜し気もなく吐き出された。 誰もが哲学者になる瞬間。それは、悲しいのか、それとも嬉しいのか。 俺には未だに答えが出せない。生きている内に、その答えが出るのかも検討がつかない。 ただ、その余韻を楽しむことが出来る様になったのは、成長の証だろう。
400 :
333 :2006/10/04(水) 23:56:57
気にならない振りをしても、つい目を向けてしまう。 これは抗い様のない宿命だろう。 本当に謝らなくてはならない。切実に……。 昨日の俺も何処か変だったことは認めよう。 ただ故意ではない。どちらかと言えば恋寄りだろう。 別に、うまいことを言ってやった、というそれはない。 君が着替えている所に居合わせたのは偶然だ。 様々な偶然が複雑に重なり合い、一つの奇跡となったのだろう。 何度も言おう、これは故意ではない。恋だ。 今だから言える。あれは、故意だ。すまない。 君が来る何時間も前から、ロッカーの中に息を潜めていた。 君がゆっくりと着衣を脱ぎ捨てるのを見ていた。 下の着衣一枚だけかと思い。ロッカーの細い穴から君を映した鏡を覗いた。 なんなんだね。アレは……。見た事もないスライムが君の胸を守っていた。 それも一枚ではない。見れば分かる。 四枚、いや五枚はあるだろう。 たわわな君のソレは偽者だったのか? 本当に愚かだった。 君の背中のその奥を夢見て俺は……。あぁ、神様の意地悪。 しかし、その状況も有りといえば有りだなと思い、本能は、又 哲学者への境地へと走り抜ける。
>>395 批判する”文章”についての批判はいいよ。「お前の日本語おかしい」っつーのはさ
でも批判内容についての批判はおかしいだろ?
「晩ご飯は白飯と卵焼きでした」 という文章に
「その食事はおかしい。もっと栄養をとるはず」 とか批評しねーだろ。
内容に関しての批評は価値観の押しつけ、オナニーだ
402 :
333 :2006/10/05(木) 00:05:44
私も、批評の批評はマロニーだと思いますw
403 :
333 :2006/10/05(木) 00:06:15
すいません!オナニーです。 なに言ってんだorz
>>401 ちゃうちゃう。
「晩ご飯は白飯と卵焼きでした」という投稿文に対して、
「その食事はおかしい。もっと栄養をとるはず」とか批評
する点について異議をとなえるってこと。
>>357 体言止めの連発は避けたほうがいいでしょう。
使いようによっては文章にメリハリをつけられますが、ある意味文章のぶつ切りですので、
文章を作ることから逃げているようにも見えます。
>齢三十五を過ぎて、
35歳の人にしては古風すぎます。80歳くらいならいいでしょうが。
>二百万と言うと一見すると大金にも思えるかもしれないが、 いい歳をした男が職にもつい
>ていない状態で持つ分には微塵も安心出来るものではない。
>吹けば飛ぶ、そんなはした額だと思う。
この文章から作者は若い人間だなという印象を受けます。
実際に35歳の人にとっては、はした金(はした額は間違い)ですので、この一節はまるごと削
除したほうが印象鮮明になります。
前段の「二百万ばかりの貯金」で十分に伝わっています。
全体には真面目に書く姿勢が感じられ、好印象でした。
406 :
401 :2006/10/05(木) 00:13:56
>>404 それはそう。
だってその批評自体、”内容の批評”だからな。批評自体が間違ってる。
投稿にしろ、批評にしろ、内容にケチつけたってしょーがないわ。
文章の表面を撫でるとすると基準が無い。 文章の内容を抉るとすると、文句を言われる。 どっちもいけないならスレ自体が矛盾していることになる。 大体批評の本来の意味ならどちらをやってもいい筈だが。 もっとも批評されることに果たして意味があるのかどうか。 そもそも何のつもりでここに投稿するのか。木っ端素人の言に 価値なんて無かろう。 酷評おながいします。
408 :
357 :2006/10/05(木) 00:29:50
>>405 様
的確なご指摘ありがとうございます。
>文章を作ることから逃げているようにも見えます。
ものすごく的確で耳に痛いお言葉でした。
この悪癖も直さないといけませんね。
とにかく改善する事を意識して数をこなしてみようと思います。
>35歳の人にしては古風すぎます。
すみません、
>>405 様が古風と思われたのがどの辺りを
指すのかが分かりません。齢〜という言い回しを指すのでしょうか?
読解力が乏しくて申し訳ございません。
>二百万と言うと一見すると〜〜の件
ご指摘されたように私は20代前半の若輩者です。
自分よりも10歳以上歳が上の人物の描写は金銭感覚始め
価値観の違いもあるのだという事を気付かされました。
このご指摘は今後の糧にさせていただきます。
>全体には真面目に書く姿勢が感じられ、好印象でした。
ありがとうございます。
もっと巧い文章が書けるよう精進していくつもりですので
頻繁にこちらに投稿させていただこうと思っております。
またお暇がある時に私の稚拙な文がありましたら
ご指摘くださいますと嬉しく思います。
ありがとうございました。
409 :
357 :2006/10/05(木) 00:30:29
>>385 様
ご意見有難うございました。
どうも説教をする場面でどういう文を使うべきか分からず
何となく浮かんだ「唱える」を使っていました。
ここだけに限らず、どうも私は、その場で浮かんだものを
あまり深く考えず文に組み込む癖があると最近気付いたので
この悪癖を直していこうと思います。
410 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 00:59:33
>>407 私も同意見です。
しかし、他人の見解を知ることは次に繋げることができる近道だと思っています
皆さんは趣味がてらここに投稿しているでは?
>>408 405じゃないけど、齢というのは年を重ねるとか年配という意味もあるからね。
若い奴に使うには不向きだって事だよ。
40くらいのおっさんの事を、ヤングといったら違和感があるのと同じ。
412 :
357 :2006/10/05(木) 01:10:42
>>411 様
レスありがとうございます。
>齢というのは年を重ねるとか年配という意味もあるからね。
>若い奴に使うには不向きだって事だよ
初めて知りました。
分かりやすい例まで添えて説明してくださいまして
ありがとうございました。
しかし、正しい文章を書くというのは難しいものですね。
とにかく本を読んで、文を書いて指摘していただいてで
一歩ずつ進んで行こうと思います。
また文章をアップした際にご指摘をいただけますと嬉しく思います。
ありがとうございました。
プロを目指していて文章に悩んでいる人は「酷評」にも耳を傾けると思います。 落選経験があればなおさらですね。最終選考まで残れば何がしかの評価がもらえますが、 途中で落ちれば何が悪かったのかすらわからないので。 酷評に逆切れしている人は、応募経験すらないんじゃないかなと。
>>395 ちょいまち
スレタイには「あなたの」ってあるからプロはダメなんじゃね?
小説を書いたことも新人賞に応募したこともないのに 「俺って天才ぢゃね?」 「つーか、いつでもデビューできんぢゃね?」 「デビューしたら売れまくりぢゃね?」 と妄想を逞しくして、このスレに小説を投下。 そして酷評されると 「批判する側がおかしいんぢゃね?」 「描写なんて必要ないんぢゃね?」 と逆切れするアホを相手にしたらいかんよ。
だったらプロ本人からならいいだろ。 プロのあなた!どしどし投稿お待ちしておりま〜す
417 :
よろしこ :2006/10/05(木) 02:41:11
松屋に行くと、厨房奥にある空調装置が二つあるあたりで、ゴキブリが蠢動している。 わたしはゴキブリの下あたりに寒気ファンや電灯類などのスイッチ類があるのを発見し、おそらくゴキブリはスイッチをOFFにすることで、 世界制服の足掛かりを築こうとしている、と判断したので、 超能力を使って、まず作り置き基準表の文字に化け、店内配置断面図を仲間にして作業割り当て表を武器に、 わたしは威勢よくゴキブリに立ち向かった。
>>417 >寒気ファン
冬はつらいな
>世界制服
制服マニアの俺としてはこれがなんなのか知っておきたいのだが
なんかおもしろそう
420 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 02:51:35
寒気ファン→換気ファン 世界制服→世界征服 われながら、読みやすい文章だとは思っています。自信満々ですが、松屋という固有名詞を臆面もなく晒してしまい、申し訳ありませんでした。
421 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 02:59:19
こういう馬鹿はなだめすかしておけば消える
いやなかなかいいよ
プロのほうが文章が下手な人もいるってことは、 面白いストーリーさえ書けば文学賞取れる? 文章下手でもストーリーって面白くなる?
文学賞とかは文章が評価されるんじゃないの?知らないけど。 面白いストーリーで文章下手は脚本とか原作とかしたらいいんじゃ?
425 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 03:52:58
このスレですか? 一次通過はできるけどその先に行ったことがない人が集うのは。 そして一次通過した程度の人間が偉そうな口利きででしゃばるらしいね。 こわいこわい。万年一次通過止まりは嫌だからおさらばじゃい
「リアル鬼ごっこ」の山田先生みたいなのもいるからな。 文章が致命的に下手でもプロにはなれる罠。 んでも新人賞は無理だろうな。
直木賞作家>その他文学賞作家>大手新人賞受賞作家 >>普通のプロ>>>>>HIワナビ(一般文芸最終選考常連) >ラノベ屋>>下手プロ(山田、YOSHI、なすきのこ)>>> 予選通過ワナビ こんな感じじゃね?
428 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 05:14:18
>>427 直木賞作家は文章巧いとは限らんよ。言うなら芥川賞作家だろ。
それから、yoshiや山田よりは一般新人賞一次通過者の方がいいよ。
一次通過すらできない奴はもちろん地べただがな。
430 :
引用 :2006/10/05(木) 09:08:51
>素裸になっているので、水は僕の体のいたるところの皮膚に、弾けるような冷たさ >を感じさせる。熱い水に体ごとつかっているのか、それとも冷たすぎる水にくるま >れているのか、わからないほどだ。僕は手と足をばたつかせながら、用心深く浅瀬 >で泳いでみて、不意に奇妙な楽しさを感じた。水の中にはいっていると、皮膚がな >くなってしまい、体がとけたようになってしまう。僕はいつも僕たちが海賊ごっこ >する時に使うインディアンの雄叫びを高くあげ、廃船の上からとびこもうとしてい >る白いパンツをはいた白河君をみ、川口のほうにむかって泳ぎはじめている秀と鉄 >をみた。白河君はまるで水と喧嘩をするように水平にダイビングし、水面に腹をう >ちつけた。僕は大声で笑ってやり、不機嫌に顔をしかめて泳いでくる白河君に、 >「おまえの母さんに、バレてしまうがい」と言ってやった。
431 :
430 :2006/10/05(木) 09:10:02
↑あーやってもうた、誤爆です、スマソorz
文章が下手でもプロにはなれる。 しかし、文章が下手ならプロになれるわけではない。
引き続き投稿をお待ちしていますよ〜
少なくとも
>>432 の文章じゃプロにはなれないな。
>>432 格言めいたものを書きたいなら、大上段に構えるべきであり、
具体的に指摘すると「下手なら」という口語的砕けた表現ではなく、
「下手ならば」「下手だから」と理由である事を強調する方が効果的。
表現力、若しくは演技力・演出力の不足。
436 :
192 :2006/10/05(木) 11:35:09
話の流れを切ってわるいが。ちょっと書き直してみた。 文体変わっちゃったけど、前よかましか? ---------------------------------- 一発の重い銃声とともにピンクのネオンが消え、娼館の薄いドアを破って少女が転 がり出てきた。 露出の多い衣装は、少女の身体をろくに覆ってない。さらけ出された四肢は白くは あったが、その右半身は鮮血と脳漿に濡れている。 少女は汚水に濡れた街路に片膝をつき、華奢な手に握った軍用拳銃をドアに向けた。 銃口が火を吹き、3発の銃弾が貫通する。肉を削る嫌な音がして、上半身裸の兵士が街 路に倒れ、湧いたように流れた大量の血がどす黒く汚水に混じってゆく。 「砂漠の御神のために!」 シンは月に向かって高く叫び、胸のホルスターから拳銃を抜いた。 そのまま、少女が撃ち込んだのと同じ扉に銃弾を送り込む。その間にも少女は機敏に 起き上がり、シンに向かって走った。すれ違うときに、強い化粧と硝煙と血の臭いがし た。それを追って、シンも駆け出す。 娼館からは銃を手にした3人の兵士が姿を現していた。シンは兵たちに向かってトリ ガーを引いた。反動が強く弾道がそれる。拳銃など走りながら撃っても当たるものでは ない。そのうちの一発が、隣の店から出てきた女の足に当たり、悲鳴をあげて女が倒れ こんだ。 「砂漠の御神のために!」 痛む胸を誤魔化すために、シンはもう一度、周囲の誰にでも聞こえるように叫んだ。 神など信じてはいない。だが、今は神の使徒を騙る必要があった。 弾倉が空になったと同時に、裏路地から大通りに出た。 血まみれの少女が待っていた。 「車はどこ?」 鋭い問いに眼で答えて、街灯の下に止めた四駆に向かう。運転席に飛びこみ、挿した ままになっていたキーを回す。エンジンがかかると同時に眼一杯アクセルを踏み込む。 後部座席では少女が加速の勢いのなかで、シートの下に隠した小銃を取り出し、銃底後 部ガラスを壊し始める。前方では、検問の警官が慌てている。突破は簡単だが、その後 には軍が追ってくるだろう
437 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 12:07:26
>>436 前より断然良くなった。
俺はアクションシーンの描写には詳しくないから、何もアドバイスできないけど、
良くなったことだけは伝えておくよ。
まぁ、もっとスピード感と迫力があった方が読み甲斐はあるかなって思ったけどね。
>一発の重い銃声とともにピンクのネオンが消え、娼館の薄いドアを破って少女が転がり出てきた。 「一発」はなくてもいいかも。でもその一発でネオンが破壊されたのかな? 少女が誰かを打った弾がついでにネオンに当たった? まあ全部説明する必要ない。著者として自分がはっきり把握してるならそれで別にいいんだけど。 >露出の多い衣装は、少女の身体をろくに覆ってない。さらけ出された四肢は白くはあったが、その右半身は鮮血と脳漿に濡れている。 「脳漿」は見て判断できるか微妙。肉片とかではどうでしょう? >少女は汚水に濡れた街路に片膝をつき、華奢な手に握った軍用拳銃をドアに向けた。 段落あけないで前の文と繋げれば「少女は」は省略できると思う。もちろん多少の変更は必要。 >銃口が火を吹き、3発の銃弾が貫通する。肉を削る嫌な音がして、上半身裸の兵士が街路に倒れ、湧いたように流れた大量の血がどす黒く汚水に混じってゆく。 銃口が三度、火を噴く。断末魔が聴こえた。 上半身裸の男がドアから飛び出し路地に倒れる。溢れ出たドス黒い血が汚水に混じってゆく。 とかかな? >「砂漠の御神のために!」 >シンは月に向かって高く叫び、胸のホルスターから拳銃を抜いた。 月に叫ばないとマズイですか? >そのまま、少女が撃ち込んだのと同じ扉に銃弾を送り込む。その間にも少女は機敏に起き上がり、シンに向かって走った。 少女はドアへ弾丸を打つ込み続けていた。その合間に立ち上がりながらシンに向かって走り寄る〜とか。 「そのまま」は繋がらない。前の文はシンの描写だから。 この辺でかんべん。前よりはマシ。 でも、まだリズムが変調。身につけるには書き続けるしかない。
439 :
192 :2006/10/05(木) 12:40:00
>>437 実は元々の文体がこっちなんですけど。
ちょっと、こういう描写だとスピード感が足りないかと思って変えたのが
前のやつですが。まぁ、成功してないなぁ。
速度を必要する文体はどうも苦手。
>>439 アクションのスピード感は、やっぱりセンテンスや効果的な体言止めだと思う。
と、酷評してない俺が外野から言ってみました。
441 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 14:03:53
あらしおごはんにまぶしておにぎりにぎる。 あたしのてざらざらここちよく、つんとかおるしおかぜ。 きょうかれしとあそびにいくの、しょうなんかいがんいちねんぶりに。 みずぎきれないあたしだめなの、かっこわるくてはずかしいから。 べんとうばこかばんにいれて、さあしゅっぱつしようあたしわらう。 はやくあいたいとびこみたい、だきしめてほしいあなただけに。 あたたいあなたのむね、つんとかおるしおかぜ。
442 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 14:17:05
かがみのぞいてきりっときめる。 おれのむねわくわくふるえたち、じんとなみうつこころ。 きょうかのじょにつけるんだ、こうさいはじめてさんねんめ。 まいばんおもいうかぶきみ、みつめていたいえいえんに。 ぽけっとふくらみたしかめる、ゆびわねむるそのときまで。 はやくあいたいだしきしめたい、はだにふれたいきみだけの。 うるおうきみのひとみ、じんとなみうつこころ。
443 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 14:28:36
↑上の二つをリズムよく読んだら、進化するよ。 頭の中に焼きついて、うまく文章書けなくなる。
444 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 15:26:43
彼は辛気臭く言った。置換する女なんて、据え臭いくらい末恐ろしい。 すべっこい肌の彼女は、せせこましさのないにおいをさせて、造作なくいった。 気も平らで、たおやかなこえ、なよやかな指、泥臭くない服装 だだっぴろい家に住み、近しい友人にも恵まれず、乳臭さはなかった。 土臭さももちろんなく、つましい感じであった。 面憎く想っていたのは僕の弟くらいのものだろう。
445 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 15:35:51
>>444 二行目の、彼女が言った台詞はどこにあるの?
もしかして一行目の「彼」のところ、「彼女」の間違い?
彼女のは性行為の「イッた」だと思いますw 一行目の「置換」は「痴漢」なのかね? プロ臭が強い文章ではある。
447 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 15:48:10
>>446 置換じゃなくて痴漢かぁ。
置換する女って言うから、本当に何かを置き換えている人かと思った。
あともう一つ聞きたい。
「泥臭くない服装」の後は本当は句点が入っているのか、それとも読点なのか。
448 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 15:54:02
>>444 お前わざとわかりにくい部分抜き出してないかい?
誤字脱字もあるし。
たぶんねぇ、初めの、彼は辛気臭く言った。、の後は全て「彼」の台詞か心情だろう。
ああ、これが今噂の「自由間接話法」ですかね? それはそうとオマイラ完全にスレ違いですよ。俺もだけどw
>>436 よくはなってますけど、もう少し「視点(カメラの位置)」を意識して
書いたほうがいいです。特にアクションの場合は視点を固定しないと
スピード感が出ませんから。
冒頭で少女が建物から転がり出てくる。その後の一連の銃撃戦は「誰の視点」
(どこから見た光景)なのか。それがちょっと曖昧なので、主人公の登場が
唐突になっています。
> 湧いたように流れた大量の血がどす黒く汚水に混じってゆく。
>「砂漠の御神のために!」
> シンは月に向かって高く叫び、胸のホルスターから拳銃を抜いた。
> そのまま、少女が撃ち込んだのと同じ扉に銃弾を送り込む。
ここで何の前触れもなく「シン」が登場するわけですが、どこにいたのか
どんな人物なのかがわからない。わからないまま話が進んでいく。
こういうのは素人くさいので、シンがどこから出てきたのか、どんな外見な
のかくらいは書いたほうがいいです。
451 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 16:08:18
痴漢の部分だけ誤字でした。手間とらせて申し訳ないm(_ _)m
452 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 16:11:17
>>451 「泥臭い服装」の後は読点「。」でいいよね?
>>436 それとスピード感ということですが、どういう「スピード感」を出したいのか
によって書き方は変わってきます。
例えば、少女が建物から転がり出てきてシンが拾った。
それは「一瞬の出来事」だった、ということを表現したいのであれば
>少女は汚水に濡れた街路に片膝をつき〜
という行為をさせる必要がありません。
そういう「行為」をさせることによって、スピード感は損なわれる
ことになります。
>痛む胸を誤魔化すために、シンはもう一度、周囲の誰にでも聞
>こえるように叫んだ。
>神など信じてはいない。だが、今は神の使徒を騙る必要があった。
こういう心理描写も「スピード感」を損ないます。
恐らくあなたが求めている(違和感を感じている)のは「スピード感」
とは別の部分ではないかと思います。
視点(カメラの位置)がふら付いているので、書かなければならない
ことが沢山あるような気がするが、全部は書けない。
何を書いて、何を省略していいのかがわからない。
そういうことではないでしょうか。
454 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 16:13:44
455 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 16:23:16
>>444 をわかりやすく書き直す。
彼は辛気臭く言った。
「痴漢する女なんて、据え臭いくらい末恐ろしい。 すべっこい肌の彼女は、
せせこましさのないにおいをさせて、造作なくいった。気も平らで、たおや
かなこえ、なよやかな指、泥臭くない服装。 だだっぴろい家に住み、近しい
友人にも恵まれず、乳臭さはなかった。 土臭さももちろんなく、つましい感じ
であった。 面憎く想っていたのは僕の弟くらいのものだろう」
こう言うことかな? というかこれ晒したやつ、馬鹿だろ。
抜き出した文章の前後の内容で、この文章の解釈全然違うし。
>>454 まあまあそう固くならずに早く種明かししてくりょ〜
気になってオジサンは眠れないよ。
457 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 16:58:05
>>456 もしプロの作家さんのものじゃなかったらどうする?
454が作ったものだったら。
俺ならはっきりと言うよ。お前は馬鹿だと。
誰かの作品から抜き出しただけならまだ可愛いもんだけどな。
458 :
456 :2006/10/05(木) 17:02:42
言い忘れてた。 文章が悪いとか言ってるわけじゃないんだ。晒した範囲が悪いんだ。 晒し方が馬鹿だと言ってるんだ。
459 :
458 :2006/10/05(木) 17:05:39
460 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 17:37:06
ひっぱるのやめます。アレはプロのではありません。 だって別にスレがあるじゃないですか。 ほほほ
冒頭から、途中から、みんな色々だけどさ、はっきりルールないん? 抜き出し文章ならいいけど、これが冒頭ならちょっと…ってな酷評もあるし 晒す側も記述して気をつけたらいいのにんにん
>>441 漢字って日本の文化は本当に素晴らしいんだな。
そんなことをふと思いました。
もしも、もしもだよ、万が一にもこのスレの投稿者がプロデビューを果せたとして、 その場合には、このスレなんぞ比ではないすさまじい酷評の嵐に 晒され続けにゃならんのじゃないかいな? ときどき「文壇論争」なんちゅうのがあるけど そういった高尚なレベルの言い合い書き合いじゃなくて、 巷の書店で楽しみのために本を手に取った一般人から怒りを買って たとえ自宅にヌンコや死体が送りつけられたとしても書き続けるくらいの 図太い精神力がないとやっていけないような気がするんじゃがこれいかに?
464 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 18:00:47
>>463 大丈夫。
もし仮にデビューしたとしたら、そのデビュー作を最終選考の作家達に全否定されるから。
こんな小説選びたくなかったが他になかったからとりあえず選んだ、みたいなこと言われる。
漢字オンリーの中国語は疲れ目にはしんどいのう。 やっぱ、漢字と平仮名の適当な配分、そしてアクセントとしてときどき片仮名がええ。 うん、ほんに日本語を育んできた文化っちゅうのはありがたいこってすなあ。
デビューなんて空想せんでいいよ。批評に不満がある人は、とりあえず公募してみなされ。世間の厳しさに打たれてから戻ってキナサレ。
467 :
333 :2006/10/05(木) 18:08:15
訂正した作品を再度投下してもよろしいでしょうか?
>>464 じゃがま、それはある種の社交辞令っちゅうやっちゃろ?
新人の今後の成長に期待したい、という意味とちゃうんか?
内心では落ちかけた自分の地位をおびやかすやもしれぬ新人の登場に
冷や汗かきつつ、ちりちりとライバル意識をくすぶらせているかもしれんし。
じゃが、自分の財布から夏目漱石を出して本を手に入れる市井の人々は
正直だからね。一冊目こうて、だまされた思うたら次回作からは
表紙を目にしただけで手に取りもせんじゃろ。
469 :
468 :2006/10/05(木) 18:13:48
ああ、夏目漱石じゃないんだよね。どうも今のは気に入らなくて ワシの中では千円札っちゅうたら漱石やんねん。スマソ
470 :
1/6 :2006/10/05(木) 18:15:28
迎えの牛車が天上から舞い降りた。 いつか来る別れとは覚悟の上。 かぐや姫を乗せた牛車は、籠を揺らして月の世界へと、歩むように昇っていく。 天上からは、雨の如く綺麗な鈴の音がいつまでも響き渡っていたと云う。 さきの大戦は日本の大敗に終わった。焼け野原だった街は、わずか数年で復興を遂げた。 提灯の無い夜の山道は、真丸お月様の明かりだけが、私を導いてくれる。 この先の小川に架かる朱色の橋を渡り、その前方に広がる竹薮を抜けると、 鬱蒼と茂る木々に囲まれ、大層立派なお屋敷が建てられている。 私が仕えるご主人様のお屋敷である。お屋敷は奇跡的に大戦の戦火から守られていた。 ご主人様のお屋敷は、人里離れ、遥か遠く街の明かりが、星々の様に揺らめいている。 私は、明日の食の材料を調達しに、隣街まで遠出していた。 原因は材料を切らしてしまったことに始まる。しっかり、確認しておけばよかった。 迂闊だった自分を戒めた。二度と、こんな失態は犯さないだろう。 私がご主人様の下に仕えてから十七年が経とうとしている。 現在のご主人様は、両親を亡くし、身寄りの無かった私を引き取ってくれた先代の一人息子で、 まだ幼かった私を妹のように可愛がってくれた。 先代は五年前に先立たれ、このお屋敷の当主を一人息子であるご主人様が御継ぎになった。 物書きをやっているご主人様の身の周りの雑務一般を、私が代わりにやらせて戴いている。 私はこの御恩を、身を尽くし、生涯返し続けると心に決めていた。
471 :
2/6 :2006/10/05(木) 18:16:25
肌に触る風が、日毎に少しづつ冷たくなっていくのを感じていた。 静寂世界の中、鈴虫達の演奏会が始まりを告げた。 後ろを振り返れば、朧げに輝く人工的な星々が私に街の喧騒を思い出させ、空を仰げば、綺麗なお月様と夜空に輝く満天の星々が 天上から覗き込んで、壮大な世界へと私を誘う。 両手に下げた食料の沢山入った風呂敷を揺らしながら、ご主人様のお屋敷へと向かう。 この先には、細く柔らかい水の流れを讃え、その流れの少し上に朱色の橋が架けられている。 月下橋。まだ幼かった私に、ご主人様が教えてくれた。 その昔、かぐや姫はこの世界での服役を終え、忘却の秘薬を飲み、記憶を残すこと無く月の世界へと戻っていった。 しかし、かぐや姫は迎えの来る日の朝、この小川に首に着けたていた宝玉を投げ込んだと云う。 この世界に居た事の記憶を、失う事を悟ったかぐや姫は、精一杯、この世界に居た証を残していったのだと。 幼かった私は、この事についてご主人様に尋ねたことがあった。 「ノリヒトさま。なんで忘れてしまうのに、大事な首飾りを川に投げちゃうのですか?」 ご主人様は私の頭を優しく撫でながら、その話の続きを教えてくれた。 「かぐや姫は全てを忘れて月へ行ってしまったのだけど、満月の日になると、 この小川で、不思議なことが起こるようになったのだよ」 「不思議なことってなんですか?」 私は、好奇心の妖怪だった。 「かぐや姫が月へ帰った後の話。ある満月の夜、お爺さんお婆さんはかぐや姫を思い、この小川で満月を見ていたんだ。 すると、何処からとも無く鈴の音が聞こえてきてね、お爺さんお婆さんはふと水面に目をやった。 でも水面には満月ではなく、月で幸せに暮らしているかぐや姫が映し出され、その後に場面が変わり、元気に暮らすお爺さんお婆さんの姿が映った。 そしてお爺さんお婆さんは、いつまでも幸せに暮らしたそうだ。 これを月の妖と云い、この橋を月の下に架かる橋。月下橋と呼ぶ様になったのだよ」 「つきのおよ……お、およれ?」 「つきのお、よ、づ、れだよ」 暖かい日差しの下、赤い橋の上、小川のせせらぎと私達の笑い声が響き渡っていた。
472 :
3/6 :2006/10/05(木) 18:17:26
幼い頃は立派な橋に見えたのだが、改めて見ると赤い木造の可愛らしい橋だ。 でも、この橋は先代の生まれた時よりもずっと、ずっと、昔から存在していたらしい。 月下橋、月の妖。月に由来した名前がこの周辺には多い。 竹取物語の舞台となったと言われるこの地は、どこか幻想的な雰囲気を漂わせる。 こんな夜深くに、この場所を通るのは初めての事だった。 月明かりが妖艶に世界を彩って、いつもと違う景色のように見える。 肌寒い夜風を浴びながら、私の足が橋の中央で止まった。 静かに流れる水の音が心地よい。それに耳を傾けていると、そのまま眠ってしまっても不思議ではない。 澄んだ水は鏡の様に、在りのままの世界を映し出していた。 私の顔が水面に揺れ、ぐにゃぐにゃと形を変えていくのが可笑しい。 幼い頃、ご主人様と共に遊んだ日々が蘇る。 暫く感慨に浸っていると、又、現実の世界が私を引き戻した。 私達はもう兄妹の様な関係ではなく、当主とその召使の関係になってしまったのか……。 私はずっと、ご主人様のことを愛している。もちろん、兄の様な存在として。 でも、それ以上にもっと、胸を締め付けられる様な儚い感情が心に溢れている。 ご主人様も私のことを愛してくれてはいるだろう。しかし、それは一召使として、妹の様な存在として、それだけ……。 私とご主人様の愛は恐らく別の形で存在している……。 ご主人様との距離を改めて遠く感じた。 心の底から悲しみが津波の様に押し寄せてきた。 カラン、カラン―― 綺麗な鈴の音が辺りを包んだ。そして、鏡の様に在りのままを映す水面が、微かに光輝いた。 私は、ふと、水面に目を移した。 そこには私の顔も、綺麗な真丸お月様も映ってはいなかった。 私は自分の目を疑いながらも、その水面をただ見つめていた。 秋の寂しさ漂う風の匂いが、更に私を悲しみの底へと落としていく。
473 :
4/6 :2006/10/05(木) 18:18:17
鈴の音が鳴り響く月下橋の上。 静かな水面に映る、ご主人様の幸せそうなお顔があった。 染め抜きに五つ紋付きの黒羽二重の羽織……。 少しだけ、はにかんだ笑顔を見せるご主人様。 そのご主人様のお相手方のお顔を拝見する事は出来なかった。そして、私の世界に黒い幕が落とされた。 いつかその日が来るのはわかっている。 私は、ご主人様とその奥様のために身を尽くし、御二人の幸せな家庭を見守る。 そう、それが私の仕事。 でも、そんなの、嫌だ。 小川に映る光景を、これ以上見つめていることは出来なかった。 止め処なく流れる小川に私の涙も流されていく。 私は嗚咽を交えながら、冷たい風を引き裂くように竹薮を駆け抜け、ご主人様のお屋敷へと足を進めた。 鈴の音はいつの間にか聞こえなくなっていた。
474 :
5/6 :2006/10/05(木) 18:20:13
石畳の道を進み、大きな門を開け、綺麗に手入れされた砂利の敷き詰められた庭へ抜けた。 勝手口の食料保存庫に向かう途中、右の離れに明かりが点いているのを確認した。 ご主人様のお部屋だ。こんな夜深くにもご主人様は万年筆を執っているのだろう。 ご主人様のお顔を拝見するのは辛かった。しかし、帰宅の報告だけでもしなければ……。 ジャリ、ジャリと、砂利を踏みしめながら、ご主人様のお部屋の前の廊下へと近づき、襖の前に立っていた。 「失礼い、いたします。ただいま戻りました……」声の震えを抑えることが出来なかった。 「おかえりなさい。どう致しました? どうぞ、お入りなさい」 声の震えに異変を感じ取ったのか、ご主人様から、入室の許可が下った。両手に下げた風呂敷を廊下に置き、そっと私は襖を開けた。 行灯の光が部屋を明るく照らしている。ご主人様の優しいお顔が私を覗き込んだ。 「随分と遅かったですね? ご苦労様です」 ご主人様の柔らかい声に、私は、涙を堪えることがとうとう出来なくなっていた。 急に、駄々っ子の様に泣き伏す私。ご主人様が私を優しく抱き寄せ、膝の上で頭を撫でてくれた。 細く白いご主人様の指には筆タコが出来ていた。 それでも、その手はとても温かかった。優しい声が私の耳元で響く。 「何があったのですか? 僕にお話して御覧なさい」 私は在りのままを震えた声で伝えた。 「鈴の音が……。月の妖を、私……。ご主、ご主人様が……。紋付袴を……」 ご主人様が、私の髪を撫でて、そっと囁く。 「そうですか。月の妖を? 落ち着いて。大きく息を吸って御覧なさい。 僕の話を聞いてくれますか?」 ご主人様の膝の上、私はコクリと頭を上下に動かした。 ご主人様のお召し物に、私の涙が沁み込んでいた。
475 :
6/6 :2006/10/05(木) 18:21:43
「月の妖には、こんな一説もあります。満月の夜、強く誰かを思う心が満月の映る小川と共鳴し、幻を見せる、と。そして、その幻はこれからの未来でもある、と。 紗江子、貴女の見たものは、貴女自身の未来です。僕のものではありませんよ。もし、僕が貴女と同じ状況であったなら、僕が見るのは、美しい花嫁姿の貴女だったでしょう。 それは、僕にとって喜ばしい光景です。そして僕は、その時見た満月を思い出し、素晴らしい未来を見せてくれた事にお礼をすることでしょう」 私は、ご主人様のおっしゃっていることが理解できなかった―― ――あの出来事から三年が経った。 あの日の事は、決して忘れることはないだろう。 あの優しい言葉を理解するのに、少しだけ時間がかかった。 そして今、やっとその意味が理解できた。私は、あの夜の真丸お月様を思い出し、感謝をした。 どうやら、知らず知らずの内に口元が緩んでいた様だ。 「どうしたのですか? 紗江子。僕の顔に何かついてるのですか?」 「いいえ。なんでもありませんよ。紀仁様」 私と共に食事を摂る旦那様の不思議そうなお顔を見て、私の口元が又緩みだす。 困った様にはにかむ旦那様の笑みは、小川に映った幻よりもずっと、ずっと柔らかかった。 ご指摘お願いします。
>>468 自分のライバルになるやもしれん素人の作品を評価するのもしんどいぞなもし。
追いつき追い越され気づいたときには影すら見えん。
そんな将来に不安を覚えてるワシが言うんじゃ間違いない。
>>470-475 文章はそこそこ書けていると思いますがショートショートで完結しているのかな?
短いものをいくら推敲しても限界があるので(上達しないので)少し長いものに
挑戦したほうがいいと思います。
480 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 20:44:04
そらぞらしいな
>>470-475 まず書き出しの設定の説明が延々と続くのにグッタリ。
日本の敗戦は、話の中で語る必要性がそれほどあるとは思えなかった。
かぐや姫の逸話は橋の逸話と一緒にご主人様との回想の会話で消化した方がいいかな。
ご主人様との会話が少なすぎる。二人のエピソードやその距離感をもっと知りたい感じ。
とにかく設定がクドイ。ただ文章は読みやすいと感じた。
482 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 21:26:18
人間の文化的生活を維持、向上させるために、空港に限らず、森林の開発も余儀ないこと かもしれない。その時、周囲の生態系をつぶさに調べあげ、開発後の動物達のすみかまで 考えが及んでいるだろうか。
483 :
192 :2006/10/05(木) 22:30:41
>>453 そういうわけでもないんだけど。
全体的に、描写すべき部分が詰まってないのと、単に動きだけを
描写するだけじゃあ、冒頭として果たすべき説明が出来ないって
のがあるわけで。
自分の描写に説明を加えてもしょうがないんだけど、片膝を突か
せて銃を撃たせるっていうのは、小柄な女性が反動の強い軍用銃
を撃つ場合には必要な行動だからなわけなんだな。
ここら辺をはずすと、なんていうか、重みがなくなるわけでそれは
スピード感を求めても両立できないといかんところで。
まぁ、まだ、頭の中で登場人物の動きがちゃんと出来上がってない
んだろう。
484 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 23:49:26
>>483 根本的な勘違いがあるんじゃないかな。
スピード感を出したいところでは説明をしたらいかんのよ。
説明したいなら、スピードは殺さなきゃしょうがない。
リアリティーということで言えば、小柄な女が軍用拳銃を持ってるあたりで
変なだし、建物から飛び出して距離をとって片ひざついて射撃するというのも変。
485 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 23:57:23
>>470-475 凄いぢゃないですか?
原稿用紙にして約10枚分ですか。
>>470 >お屋敷は奇跡的に大戦の戦火から守られていた。
守られていた、だと守ったもの? がいる言い回しにならないか?
→お屋敷は奇跡的に大戦の戦火から遁れていた。
ご主人様のお屋敷は、人里離れ、大層立派なお屋敷なんだろ?
仮に、田畑や山の地主なら、自給自足(米、穀物、野菜)しているのが普通。
そうなら、食の材料を調達しに、隣街まで遠出はしないだろう。
ここは、酒を切らして、その調達に隣街まで遠出の方がいいかも。
>現在のご主人様は、両親を亡くし、身寄りの無かった私を引き取ってくれた先代の一人息子で、
まだ幼かった私を妹のように可愛がってくれた。
→現在のご主人様は、幼くして両親を亡くし身寄りの無かった私を引き取ってくれた、先代の一人息子で、 私を妹のようによく可愛がってくれた。
>先代は五年前に先立たれ、このお屋敷の当主を一人息子であるご主人様が御継ぎになった。
「一人」はいらない。
→先代は五年前に先立たれ、このお屋敷の当主を息子であるご主人様が御継ぎになった。
または
→先代は五年前に先立たれ、その後、お屋敷の当主をご主人様が御継ぎになった。
>物書きをやっているご主人様の身の周りの雑務一般を、私が代わりにやらせて戴いている。
やって、やらせて、が好きだなw
→物書きをしているご主人様の身の周りの雑務一般を、私が代わりにさせて戴いている。
486 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 23:59:03
>>471 >この世界に居た証を残していったのだと。
→この世界に居た証を残して置きたかったのだと。
>「ノリヒトさま。なんで忘れてしまうのに、大事な首飾りを川に投げちゃうのですか?」
→「ノリヒトさま。どうして忘れてしまうのに、大事な首飾りを川に投げちゃうのですか?」
>「不思議なことってなんですか?」
→「不思議なこと?」
>私は、好奇心の妖怪だった。
・・・>(苦笑)
487 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/05(木) 23:59:48
>「かぐや姫が月へ帰った後の話。ある満月の夜、お爺さんお婆さんはかぐや姫を思い、 →「かぐや姫が月へ帰った、ある満月の夜に、お爺さんとお婆さんはかぐや姫を想い、 >水面には満月ではなく、月で幸せに暮らしているかぐや姫が映し出され、その後に場面が変わり、 元気に暮らすお爺さんお婆さんの姿が映った。そしてお爺さんお婆さんは、いつまでも幸せに暮らしたそうだ。 ちいと、意味不明。 >暖かい日差しの下、赤い橋の上、小川のせせらぎと私達の笑い声が響き渡っていた。 おいおい、おれは満月の夜空の下でのお話かと、思うたぜ。まっぴるかよっw 2レスでこんだけ気になった。全部やると、どんさか、出そうw 希望なら酷評やるがw 今回は、労作のようなので、糞文ゴミ類の暴言は控えるよ。
488 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 00:15:41
すげー。厳しい。まさに酷評だ。
490 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 00:23:11
>>「ぢ」 早くお前のオリジナルを晒せよ。 ショートショート最高峰なんだろ?
ん?「好奇心の妖怪」っつうのはとどのつまり「好奇心の鬼」っていうこと?
>>488 なるほどねえと思う指摘が多いけど、だめなのかにゃ?
492 :
192 :2006/10/06(金) 00:44:20
>>484 どうだろうねえ。私は両立できると思っているけど。
というか、速いだけでなんだかわからんってんではしょうがない。
それと、少女が軍用銃を持っているからといって、リアリティが
ないんじゃないよ。
少女が軍用銃を持っていることにいかにリアリティを持たせるか
が小説の世界だから。
なるほどと思うなら反応する必要ないし。
おれは「ぢ」をさんざんに叩いてきた口だけど、今回の酷評は認めるよ。 おかしなことは言っていない。 「好奇心の妖怪」にはおれも苦笑したしね。
495 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 00:51:56
>>492 できると思うならやればいいんじゃない?
どこにリアリティーを感じるかは人それぞれだけど、潜入するのに
女の子がでかい拳銃を持ってくのは変だと思う人のほうが多いと思うよ。
太ももに隠すには22口径とか小型のデリンジャーじゃないと無理だから。
496 :
192 :2006/10/06(金) 01:00:05
>>495 もちろんやろうとしているよ。
あとね、22口径やデリンジャーじゃ人間は殺せないよ。
頭にぶち込んでも、下手すると死なない。
だから、確実に人を殺すには、大口径の銃がいるし、暗殺をするなら
そういう銃を選ぶ。
リアリティって、そういう物理的なことに準拠したもんだよ。
決して、女=銃=太ももに隠すなんて、型にはまった考え方に従った
もんじゃないから。
497 :
495じゃないよ :2006/10/06(金) 01:16:46
>>496 銃がどうのこうの言うより、ストーリーをどうするか、どう描くかを
先に考えた方がいいね。
まだまだ先は長いと思いますけど。
ファイト!
498 :
192 :2006/10/06(金) 01:21:30
>>497 でも、結構重要なことだから。
というか、こういうのも作品世界の一部だから。
人を殺すのに、デリンジャーを太ももにバンドで止めている
不二子ちゃんと、ごつい軍用銃で相手の頭を吹っ飛ばすの少
女では、その人生の背景も、作品全体のトーンも全然違うと
思うんだけど。
499 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 01:23:24
>>498 頑張って、エンジェル・ハートくらいの話を小説にできるようにしな。
最近では珍しいタイプみたいだから、諦めないで。
>>492 > 少女が軍用銃を持っていることにいかにリアリティを持たせるか
> が小説の世界だから。
>>498 > でも、結構重要なことだから。
> というか、こういうのも作品世界の一部だから。
簡単な話で、あなたは頭でわかっていることが実行できていないということ。
501 :
192 :2006/10/06(金) 01:36:50
>>500 考えたことがそのまま実行できれば苦労しないよw
502 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 01:38:11
>>501 そうだね。プロテインだね。
考えたことそのままを描写するのが作家です。
最終選考まで残るような小説は、リアリティなんかよりも 文体や構成やリズムなどではないかの? もちろん、時代小説にトイレなんて単語が出てきたら終ってるけどさ。 リアリティを追求しすぎたら肝心な文章がおろそかになってしまう気がするが。
504 :
192 :2006/10/06(金) 01:42:18
>>502 そのためには、考えたことが描写に直結できるまで思考を煮詰めない
といけないんだな。これがなかなかしんどい作業で。
まぁ、私は単なるワナビーなんで、本当の作家は苦労しないのかも
しれんけど。
505 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 01:42:40
>>492 456でも説明しましたが、問題は「視点」なんです。
まず冒頭が誰の視点なのかが分からない。
>>436 > 一発の重い銃声とともにピンクのネオンが消え、娼館の薄いドアを
> 破って【少女が転がり出てきた】。
少女を客観視していますから、少女の視点ではありえませんね。
ちなみに「シンの視点」ならば、そのように書かなければなりません。
次に
> 銃口が火を吹き、3発の銃弾が貫通する。【肉を削る嫌な音】がして、
> 上半身裸の兵士が街路に倒れ、湧いたように流れた大量の血がどす
> 黒く汚水に混じってゆく。
撃たれた兵士の「肉が削れる音」を聞いているのは誰なのでしょうか?
少女でもシンでもありえませんね。
で唐突に何の説明もなく主人公が登場する
> 「砂漠の御神のために!」
> シンは月に向かって高く叫び、胸のホルスターから拳銃を抜いた。
> そのまま、少女が撃ち込んだのと同じ扉に銃弾を送り込む。
読者はシンって誰? どこにいたの??
と思うでしょう。
そしてシンの視点で心理描写が入ってくる。
> その間にも少女は機敏に起き上がり、シンに向かって走った。
> すれ違うときに、【強い化粧と硝煙と血の臭いがした】。
> それを追って、シンも駆け出す。
これだけチグハグだと、スピード感とかリアリティー以前の問題なんですよ。
「視点の固定」は基本ですからね。
三人称「主人公視点」で書き直してみては?
506 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 01:44:25
芸術は! 爆発だ! 俺は死なない、もうすぐそこまで来たんだ、負けないもん! ドン! ドン! ドン!
507 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 01:46:37
あと、ラノベならばリアリティーについてはあまり気にしなくていいと思いますよ。
なあ、「ぢ」よ。 まともな批評もやればできるんじゃないか。 これからもそうしないか? 「韜晦」って、おまえなら意味わかるよな? wwwwって、韜晦してたって、つまらないだろ? 折角いい批評眼はあるし、なにより、これだけボロクソに言われても書き込みするってことは、 おまえ、文学が好きなんだろ。 おれも好きだよ.。 だから一文の得にもならないのに、こんな書き込みをしている。 ここはそんな同好の士の集りなんだからさ。 返事はいらないよ。 どうせ素直な返事はできないだろうから。
509 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 01:52:11
俺も「ぢ」を待ってる。 やっぱ俺らみたいな人間には、「ぢ」みたいな垢抜けた奴が必要だ。 好きだよ、「ぢ」。 また酷評してくれ……
510 :
192 :2006/10/06(金) 01:53:25
>>505 うーん、助言もありがたいんだが、自分としては致命的な視点のブレが
あるとは納得できないなぁ。せいぜい、微調整の範囲内だと思うが。
まぁ、あなたの助言がわかるまでのレベルに到達したら、そうさせて
もらうよ。
>>501 そう、だからみんな苦労してるんだよ。まあ、苦労を苦労、努力を努力と
認識しているうちはまだまだなんだろうけどさ。
それと、考えたことをそのまま実行できれば、ってのもちとちがうんだけど。
なんにしても、語りすぎ。議論にもなってないし。ここではあなたの胸のつかえ
をとりのぞくことはできないよ。
512 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 01:58:27
>>510 ちなみに、誰の視点で書いてるつもりなんでしょう?
513 :
192 :2006/10/06(金) 02:04:40
>>512 シンですよ。
自分としては、見ているカメラのポジションを変えてない
つもりですし。シンが見ている画面と、その思考を描写し
ている。若干の言葉の違いがなんとなくニュアンスの違い
を出しているかもしれないですけどね。でも、ある一人の
人間が見た光景とそれに対する心理から外れないように
は注意してますし。視点の統一って、そういうもんだと
思っているんですが。
514 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 02:12:39
>>513 なるほど。
必要なアドバイスはしてあると思いますのでがんばって下さい。
>>470 最初の段落。
改行を二行にする事で、本文とは違う話だという事を指示しているが、弱い。
段落の最後を「──」等の記号で〆る、全体を鉤括弧で括る等して、
序文である事を明示した方が良いが、製本時の工夫も可能であり、
ここは著者の『このスレでの読者』に対する甘えと粗忽さを指摘するに留める。
> しっかり、確認しておけばよかった。
どこを確認しておけばよかったのか、書くべき。
時代の設定が現代なら、当然「冷蔵庫を確認しておけばよかった。」と書くだろう。
戦後に冷蔵庫が普及するまで、どこに食料を保存していたのか。
それが書けないのは取材不足であり、
著者の無知により登場人物が持っている日常を書かずに誤魔化している。
> 私がご主人様の下に仕えてから十七年が経とうとしている。
時代の設定が現代なら、社長が代替わりしているという設定の元で、
「私が社長の元に仕えてから十七年が経とうとしている」とは書かないだろう。
基本的な日本語の使い方が解かっていない。
1レスしか読んでないが、駄目。とにかく駄目。
取材する気もない作者が雰囲気だけで時代を選び、
脳内だけで書いて失敗している典型例。
516 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 02:14:08
視点の意味、履き違えてる
192って、そこまでポリシーがあるんならこんなところで夜中に ねらー相手に反論なんかしてないで さっさと作品に反映させればいいと思うんだけど。
>>517 そういう言い方はないと思うんだけど。
「こんなところ」でさえいい加減なやつが気合の入った文章を書けるとは思わない。
519 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 02:25:23
>>192 お前の小説に構成上の欠点がなければ誰も何も言わない。
「うまく書けていると思います」
と、さっきまでお前にアドバイスしてくれた人が褒めてくれてたよ。
上スレ読んでてわかったが、下らん御託並べるな。
お前が何を思って何を注意して小説を書いていようが、読者の知ったこっちゃあるか。
読者に合わせて書けとは言わない。でも、読者が読めるように書け。
お前の小説は読むに耐えん。さっぱり。
520 :
192 :2006/10/06(金) 02:28:50
>>517 ぶっちゃけた話を言いますと、反応が欲しくってw
一種のかまって君状態なんですよ。
書いているものが他人にどう写るか、よくわからなくなってるん
ですね。
実際、最初の書いたのが「ルパン3世」っていわれて、駄目だこ
りゃで書き直したんですしw
521 :
192 :2006/10/06(金) 02:31:23
>>519 そうね。まぁ、御託は御託。そのとおり。
でも、読むに耐えない部分は指摘して欲しいんですが。
納得がいく部分は受け入れさせてもらいます。
522 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 02:31:28
>>520 他人にはゴミに映ってるし、お前自体をゴミ屑と思ってる。
構ってほしけりゃ違う作品晒せ。
523 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 02:34:31
>>521 約八割方読むに耐えん。ただ銃でドンパチみたいな。
何が楽しんだろう?って思うよ。甘評の俺ですら。
あと、ルパン3世にした方がええわ。その方がまだマシ。
524 :
192 :2006/10/06(金) 02:38:27
もういっそリライトしたったらどうよ?
>>515 「取材」って、何を言っているんだ?
おまえ、小説は「取材」をして書くものだと思っているのか?
「取材」って何だ? 現場を歩くことか? 資料を集めることか?
だったらルポタージュか歴史読み物でも書いていろ。暇つぶしには読まれるかもしれん。
小説を書くのに必要なのは「観察」なんだよ。人間の観察、社会の観察、歴史の観察。
100年前の話だろうが、紀元前の話だろうが、その基いとなるのは、目の前に現に生き
ている人間を、社会を観察することだ。100年前だろうが紀元前だろうが、人間に変りは
ないのだから。
逆に言えば、目の前の人間を観察する眼があれば、いつの時代の話でも書ける。
それがなければいくら「取材」をしようがそいつの書いたものは資料の寄せ集めでしか
ない。死んだ文章の連なりだ。
文章を書くということはどういうことなのか、根本から考え直せ。
527 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 02:43:02
>>525 知らないの?
>>192 をリライトした奴がいて自滅。
でも、元が悪いってことであまり貶されずにすんだ。
短時間でリライトできないよ。あれだけは……酷いから
528 :
192 :2006/10/06(金) 02:50:10
>>522 まぁ、参考までに別作。SSだし過去作だけどね。
----------------------------
喪服の皺
喪服の皺が気になっていた。
右の腿の部分に斜めに皺が寄っていた。
注意して見てみれば、ズボンの折り目も消えかけている。それに、上着もよれてい
るし、全体的に埃っぽく、みすぼらしい。服から焼香の匂いが漂ってくるのは、葬式
の場であるのだから、特にかまわないが、死者を送るという立場から言えば、目の前
で焚かれている線香と異なる香りを身に纏っているのは、やはり気持ちの良いもので
はない。
このように葬式が重なるとは、考えていなかった。叔父の葬式に出た後、一週の間
を開けずに立て続けに葬式に出ることになったために、喪服をクリーニングに出す暇
も無かったのだ。
もっとも、その事に後ろめたさを感じている訳では無い。大体、喪服の皺を気にし
なければならない立場でもない。
私の横には、四十年輩の夫婦がいる。丸顔の、愛想笑いがこびり着いたような夫と、
心底の知れない、いやらしさのある視線を持った妻の二人である。二人とも、艶やか
に手入れされた喪服に身を包み、姿勢良く座っている。
式場は六畳と四畳半のマンションの一室であった。それに、簡単な台所がついてお
り、家族で住むには手狭だが、独りで住むにはやや広いかもしれない。
会葬者は私とこの夫婦の三人だけしかいなかった。その他には、近くの寺から呼ば
れた、老眼鏡を架けた還暦過ぎの住職が、独特の調子で経を唱えているのみでしかな
い。
単調に続く般若経の間に、私は、隣に座る男を見た。その視線に気づいたのか、男
が私の方に首を向け、例の愛想笑いが浮かべた。
私はその愛想笑いを無視した。すると、男は、ばつが悪そうに遺影を方を向いて、
背筋を伸ばして眼を閉じた。しかし、一見すると殊勝に見える表情には、事務的な色
が浮かんでいた。それは、どうしても拭い去ることが出来ないものなのだと、私は
思った。
529 :
192 :2006/10/06(金) 02:52:14
私が、ある異常に気がついたのは、三日前の事である。 このマンションの前は、私の日課であるジョギングのコースに当たっていた。そし て、ここを通る時刻は、大体一定していた。 その時に、必ず見かけて挨拶を交わす老爺がいた。朝の決まった時刻に、ゴミを捨 てに出てくる、人懐こい笑顔を持った老人であった。笑うと、目尻に深い皺が寄り、 どこか泣いているように見えた。 やがて、その老人が姿を見せなくなるようになった。 最初は、さほど気に掛けていなかった。家族の所へでも行っているのだろうくらい に考えていた。しかしながら、老人を見ない期間が長くなるにつれ、私はだんだんと 心配が増していった。たしか、老人は一人暮らしだと言っていた。そう言う時には、 老人は寂しそうに首を傾げた。どう見ても、家族に大切にされているようではなかっ た。都会の中で、孤独を感じているのだということは、言われなくとも良く判った。 老人を見かけなくなって、十日経った時、とうとう私は老人の様子を確かめる事に した。なんとも言えない、嫌な予感が、私の心を覆い始めていた。 私は、老人がマンションの二階に住んでいるというところまでは知っていた。が、 どこの部屋に住んでいるとまでは知らなかった。しかしながら、階段を昇ってみると、 老人の部屋はすぐに判った。郵便受けに無理矢理に押し込まれた、十日分の新聞が、 老人の住処を教えていた。 ドアの前に立って私は、呼び鈴を押した。返事は無かった。 予想していた事なので、私は躊躇せず呼び鈴を連打した。それでも部屋の中から何 の反応も無いのを確かめてから、ドアの横にあるガラス窓に手を掛けた。鍵はかかっ ておらず、窓は簡単に横に開いた。 窓が開いた瞬間、強い腐臭が私の鼻孔を刺激した。案じていた臭気であった。 私は、窓を閉めた後、すぐにマンションの管理人を呼んだ。最初は訝しんでいた管 理人であったが、事の重大さが判って、慌てて部屋の鍵を開け、私と共に部屋の中に 入った。そして、そこには、布団の中に小さく、孤独に死んだ老人がいた。
530 :
192 :2006/10/06(金) 02:53:28
遺族との連絡は管理人が行った。そして、話し合った結果、腐臭のする遺体をその ままにしておくわけにはいかないとのことで、すぐに焼き場へと運んだ。 焼き場の白い煙と共に、序々に老人は骨になって行った。私は、その間無言のまま でいた。管理人も、特に話しかけてこようとはしなかった。 やがて、白い箱に入れられた老人が戻って来た。小さかった身体が、さらに小さく なっていた。 遺骨となった老人を持ち帰った時、部屋の中には息子夫婦だという二人がいた。二 人は交互に、私と管理人に腰を低くして挨拶をし、そして、我々がやった老人の死後 の始末について、馬鹿に丁寧に何度も詫びと礼を繰り返した。 私は、無性に腹が立った。深々と頭を下げて、「迷惑をかけた」とか、「色々とあ りがとう」だとか言われるよりも先に、一言で良いから老人に詫びて欲しかった。せ めて、その死を悼んで欲しかった。 その思いは管理人も同じらしかった。だから、一応請われたものの、葬式に出るの を断ったのであろう。
531 :
192 :2006/10/06(金) 02:54:25
今、この部屋からは、あの時の様子を察することは出来ない。ドアを開けた途端に、 私を襲った臭気も、つましさが感じられた老人の生活の痕跡も、もうここには無い。 壁や床の色が妙に綺麗になり、線香の他に芳香剤のような香りが匂って来る。恐らく かなり徹底した消毒が行われたのであろう。 「御焼香を」 不意に起こった甲高い鉦の音色が、私の想念を破った。 黒縁の老眼鏡を架けた住職の顔が、遺影に背を向けてこちらを見、焼香を回していた。 隣に座った二人が、交代に焼香をして行く。 ゆっくりとした仕草であった。老人の事に思いを馳せているのかもしれなかった。 けれど、単に機械的な動作にも見えた。 二人の後に私の番が回って来た。 私は、形通りに二摘み香を取って、火の上に乗せ、眼を閉じて合掌した。 煙とともに、強い芳香が漂って来る。 (もしかすると、老人は、私が通る時に合わせて道に出ていたのでないだろうか) ふと、私の胸にそんな思いが浮かんで来た。私にとっては些細な朝の挨拶程度であっ ても、老人にとっては、心待ちにするような楽しみだったのではないか。 突然、老人の孤独が、私の胸を襲った。老いというもは、身体だけでなく、心にも やってくるのだ。 私は、一つ大きく息を吐いて、眼を開けた。そこにはもう焼香を回す者がいなかった。 私は、もう一度香を焚いた。ゆっくりと、新しい煙が上がる。 眼の前を通った煙が沁みたのか、喪服の皺がかすかに歪んで見えた。
532 :
192 :2006/10/06(金) 03:03:42
>>527 参考にさせてもらうんで、じっくり書いてお手本を示してくれるか?
533 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 03:12:41
喪服の皺が気になっている。右腿辺りに皺が寄り、ズボンの折り目が目立たなくなった。 上着も寄れて埃っぽく、みずぼらしい。 服が焼香臭いのは、葬儀の場だから仕方がないが、死者を送る立場の私からすれば、 線香の香りがしない服が気に入らない。 がんばってみたけど無理! 全体的に構造改革しないとどうにもならん。
534 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 03:17:51
>>192 あなたのリズムが意味不明。
一貫したリズムがないどころか、二,三文目でごちゃごちゃ。
句点は何のためにあるのだろうか? 読みにくかった。
535 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 03:21:02
てか192ってファンタジーでしょ?じゃあいっそラノベ調でいいんじゃね?
>>520 気持ちわかる。でも酷評に対してあーだこーだはいかん。
だってここで酷評してくれる人達は読書ヲタだもんw
こやつらあてにしないで誰をあてにする?
大事にしなきゃ明日ウンコ踏むよ。って感じかな。
(,,,゜Д゜)尸~~~ガンガレ!
538 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 03:57:57
>>536 もったいらしくレスするのはやめましょうね
>>537 の言うとおりだべ。
酷評に「いや俺はこっちの方がいいと思うんだが」ってケチつけるな。
誰もお前の意思を駄目だとは言ってない。
とりあえず酷評は多少納得できなくても聞いとけ。
明らかにおかしいと思うんなら心内でスルーすりゃいいべ。
>>503 逆。最終選考に残ってやっと文体が問題になるらしい。
51 :ひよこ名無しさん :2006/09/28(木) 20:33:08 ID:??? みんな、名古屋に「竹石 圭佑」って物がいたことを忘れないでやってくれ。 竹石は確かに人間のゴミクズで在日で、覗きや万引きで逮捕されるような どうしようもない奴だが、それでも一応生きてるんだ… だが、竹石も今年で20歳…脳内は小学生くらいの思考能力しか備わってないが… 馬鹿でかなりの目立ちたがりだから、成人式に出て、騒ぎを起こさなければ良いが…
山田君は問題にならなかったのかな
>>528-531 語尾が「た」「た」「た」で連続していますね。
意識して考えながらそうしている作家もいますけど、これだと小学生の作文
みたいに見えます。初心者はやらないほうが無難です。
冒頭から服のシワの描写から入るのもよくないですね。
>それに、上着もよれているし、全体的に埃っぽく、みすぼらしい。
一人称で本人が着ているわけですから、上着がよれてるとか、みすぼらしい
ということは分からないはず。
普通のスーツは毎日着てもそんなに型崩れするわけではなく、先週一日来た
程度の礼服ならば、そんなによれよれにはなりません。
設定に突っ込むと、死亡診断書がないと火葬できません。
いきなり火葬場ということはありえない。変死体になりますから、まず警察を
呼んで検死してもらって、医師に死亡診断書を書いてもらう必要があります。
また、家族がぞんざいに扱っているならば「葬儀」もやらないでしょう。
火葬して骨を無縁仏として公共墓地に入れるか、家の墓にいれて終わり。
設定のミスは置いておいても、ショートショートでカットバックが入る構成は
あまりよくないですね。時系列にそって冒頭から老人と主人公のふれあいを
出したほうが上手くまとまると思います。
>>540 レスThanks
え!?そうなの?
でも、結局10に1人しか一次通過出来ないらしから9人のレベルが(ry
>>513 視点は狂ってないよ。最初からシンの視線。
みなに勘違いされた原因は、レスの冒頭から少女の描写に字数をさいたためではなかろうか。少女が主人公だとインプットさせてしまったんだね。
シンの最初のせりふ「砂漠の御神の…」より、シンは叫んだ。を先にもってくれば、読み手の混乱を避けられたかも知れない。
御神ってセンスは、どうかと思った。
>>544 あくまでも文体の話で、文章力とは違うからね。
…ラノべだと、文章力も(ry
余談ですけどね。 エンタ系の下読みは、視点、キャラ、ストーリ構成をざっと見ます。 少々文章が上手く書けていても、視点が狂っていたり、キャラやストーリー がありきたりのものであれば一次通過も難しいです。 (そういうものを通すと馬鹿だと思われるし、新人作家なら作家生命に関わるので) ですから文体とか細かい表現、言い回しには凝らなくてもいいと思います。 というか、凝った表現はむしろマイナス評価になりやすいです。 名前を出すとアレなんですが、大賞とって映画にもなって大ブレイクした パラ○イト○ブも文章はそんなに上手くはありません。 バトロワなんかも最終選考まで残りましたが、文章は普通ですよね。 読みやすいですがとりたてて上手くはありません。 純文系はわかりませんけど。
>>547 瀬名は駄目評価なの?
あら、今日105円で買ってくるわ。
549 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 04:45:42
547 きまりがわるそうな物言いだな
というかどういうものを純文学というんだ? 芥川賞取るやつとかか? 京極夏彦は純文なのかえ?
清涼院流水先生みたいな方のことだと思うよ。
パラ○イトイ○からちょっと拾うとこんな感じ。 そのとき、がちゃりと音がして研究室の扉が開いた。利明は顔を上げ、 扉のほうに振り返った。 「…………」 浅倉佐知子が右手を口にあて、驚いた表情で利明のほうを向き、棒立 ちになっていた。 しばらくどちらも声を出すことができなかった。一瞬、きまずい空気 が流れた。浅倉は口をぱくぱく動かしながら、しかしなんと話かけた らいいのかわからないといったように視線をあちこちへ動かしている。 まぁ、上手くはないですよね。 文章は学芸会レベルと酷評されてますが、大賞をとって売れたのは事実。
>>553 「がちゃり」と「ぱくぱく」に閉口しますた。
久美の本を参考にしてデビューしたくせに。
参考にしてないってばよ
555 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 05:45:16
京極が純文学?あんなこどもだましのはったりで文学きどった偽者が純文学?あんなものは、ただのエンタメ。 今日も電車の中でなんだかぶあついだけの、くだらないタイトルの本読んでるやつがいたが、ドキュソなわかい男だった。 本屋で京極の本をてにしてるのは、女も男も馬鹿そうなわかいやつだけ。
本当に批評されたいのなら投稿サイトに全文を晒した方がいいよ。 んで、そのURLをココで教えて。
久美沙織のって、さすがに文章や構成はプロだけど、どっかで読んだような内容ばかりで面白くないんだよね……。 たとえ中学生レベルの文章でも、オリジナリティあるエンタメ小説が(奇抜という意味ではない)読みたいものね。
京極の「嵩増し方」の秘訣ってなんだろ?
明日からはいよいよ試験である。 俺は単位をあと2つ落とすと留年してしまうという人生最大の危機を迎えていた。 未来の輝かしい栄光に泥を塗らないために、今は1分1秒でも机に向かい勉強しなければならない。 しかし、なぜか俺は家とは駅を挟んで反対側にあるパチンコ屋でパチンコを打っていた。 いやあ、世の中不思議なことってあるもんですね。 俺は早速、試験前日の貴重な3時間とそれ以上に貴重な5千円もの大金を浪費した。 オゥマイガッ!天は我を見放したか!! 確かに正月、賽銭箱の周りに落ちていた小銭を片っ端からスロットのメダルに変えてしまったことは謝ろう。 しかしその程度のことでこの仕打ちとは、神様とはずいぶんと心の狭いお方である。 「……帰って勉強するか」 吐いた息はどこまでも白く、冷えた夕日に混ざっていった。 酷評頼みます。
>>559 物語の冒頭?
それなら、一行目を『俺は人生最大の危機を迎えていた。』としたほうがいい。
そのほうがインパクトがある。
人生最大の危機? どんな危機? 命にかかわるようなことか? と読者を一気に物語に引き込むことができる。
しかし、その人生最大の危機というのが留年? これは大げさすぎる。私ならこの時点で読むのをやめる。
>>559 文章自体がおかしいということはないのだが、文章のつながりが不自然な、
日記ともなんとも見当がつかないつまらないものを投稿する君の感性をおかしいと思う。
そんなわけで、具体的な批評はスルー。
562 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 22:16:48
>>559 人生最大の危機が留年かぁ。幸せな人生なんだろうなぁ。
俺なんか、強盗に殺されかけたよ。
563 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 22:30:29
564 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/06(金) 22:31:07
>>559 賽銭箱の周りに落ちていた小銭をスロットのメダルに換える?
小銭ではメダルに換物できません。千円札じゃないと。
最近は小銭を札に両替してくれるところは稀なので、まぁ破綻してますね。
>>562 おいらは拉致られそうになった。
若い頃、調子に乗ってたから。
567 :
こんな感じ :2006/10/06(金) 23:57:26
深夜バイト先の薬局で店の後片付けをしていた。店員は私を含め、三人だけだった。 店の掃除を終え、店先のシャッターを降ろして事務室に入った。社員が売上金を金庫に仕舞っているのを横目に、私は薬剤師と着替えをすませる。 社員が帰り支度を終えたのを見計らって、私は事務室の裏口の鉄の戸の鍵を開けた。 「カチャ」 ノブを捻ろうとすると、その前に勝手に戸が開き出し、暗い闇夜を背に立つ目出し帽を被った者が二名ほど、私の目の前に現れた。 不意に、私に向けられたスプレーから霧が噴き出し、そのせいで顔面が焼き爛れるように痛み出し、目も開けらなくなった。 咄嗟に顔を両手で覆うと、その片腕に誰かの手が伸びてきて、それは強盗のものだった。 薬剤師の悲鳴が聞こえて、社員の慌てふためく声がして、それらを制す男の怒鳴り声が続いた。 私は強盗に言われるがままに従って床に座り、目が開けられない状態のまま手足を縛られた。その後薬剤師の怯える声がして、私と同様になったようだった。 私は、強盗に対する恐怖よりも顔の皮膚が焼けていくような痛みとそれに伴う異常な熱に怯えていた。ひりひりとか、じんじんとか、そんな痛みとは全く違うまるで皮膚が溶けていくような痛みが、皮を透けて肉にまで及んでいたのだ。 顔を振って風を当て、必死に痛みを和らげた。その間も私の肩には手が置かれ、時折頬に冷たい物が触れていた。 私は顔が痛いんだ。死ぬほど痛いんだよ。
学校では12年間いじめられレイープされそうになって辛くも逃げてきて いまだ異性と付き合った経験なしの自分は勝ち組
>>567 実話なのかすげえな。よく殺されなかったもんだ。
570 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/07(土) 00:36:34
おれがバイトしていたパチンコ屋も強盗じゃないけど入ったよ 店長が帰った後だったから良かったけど、いたら殺されていたかも 当時中国人が店に侵入してロムを裏ロムに交換して、ごと師が抜くのがはやってた。 店は台を交換する羽目になって大損害だったらしいけど。
572 :
567 :2006/10/07(土) 10:10:04
訂正 「暗い闇夜」→「闇夜」
573 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/07(土) 11:26:29
おいらの酷評が大好評のようであるw
470-475を最後まで酷評してみると案の定、どんさか出て長文になっちまいやがったぜっ!
没にしたよw
>>491 >なるほどねえと思う指摘が多いけど、だめなのかにゃ?
だめなのかにゃ?w
>>494 >おれは「ぢ」をさんざんに叩いてきた口だけど、今回の酷評は認めるよ。
>おかしなことは言っていない。
おまいか? おいらをさんざん叩いてきた口はw
>>508 >なあ、「ぢ」よ。
>まともな批評もやればできるんじゃないか。
>これからもそうしないか?
>「韜晦」って、おまえなら意味わかるよな?
>wwwwって、韜晦してたって、つまらないだろ?
「韜晦」ってのは、才能を隠す事。現さない事。
つまり、508は隠したつもりのおいらの才能が凄すぎて隠しきれていないと指摘しているw
認めるよ。おいらが韜晦してたって事w
574 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/07(土) 11:27:14
>折角いい批評眼はあるし、なにより、これだけボロクソに言われても書き込みするってことは、
>おまえ、文学が好きなんだろ。
>おれも好きだよ.。
>だから一文の得にもならないのに、こんな書き込みをしている。
>ここはそんな同好の士の集りなんだからさ。
おまい、いい奴なんだな?
おいらの隠しきれない才能見破るしw
>>509 >俺も「ぢ」を待ってる。
>やっぱ俺らみたいな人間には、「ぢ」みたいな垢抜けた奴が必要だ。
>好きだよ、「ぢ」。
>また酷評してくれ……
好き、と言われてもおいらに男色の気はねーんだけどなw
575 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/07(土) 11:29:01
>>528 >このように葬式が重なるとは、考えていなかった。
→このように葬式が重なるとは、考えてもいなかった。
>叔父の葬式に出た後、一週の間を開けずに立て続けに葬式に出ることになったために、
喪服をクリーニングに出す暇 も無かったのだ。
→叔父の葬式の後、一週間を開けずにまた葬式に出ることになったため、
喪服をクリーニングに出す暇も無かったのだ。
>私の横には、四十年輩の夫婦がいる。丸顔の愛想笑いがこびり着いたような夫と、
>心底の知れない、いやらしさのある視線を持った妻。二人とも、艶やか
>に手入れされた喪服に身を包み、姿勢良く座っている。
>私は、隣に座る男を見た。その視線に気づいたのか、男
>が私の方に首を向け、例の愛想笑いが浮かべた。
隣とは、前文の横の四十年輩の夫婦とは別人なのかな?
横と言ったり、隣と言ったり、例の愛想笑いなら、横の夫かよっw
夫と言ったり、男と言ったり、紛らわしいな。
→例の愛想笑いを浮かべた。(誤字)
>男は、ばつが悪そうに遺影を方を向いて、背筋を伸ばして眼を閉じた。
→男は、ばつが悪そうに遺影の方を向いて、 背筋を伸ばして眼を閉じた。
あのさー、姿勢良く座っている男が、より背筋を伸ばしたのかよっ?w
>一見すると殊勝に見える表情には、事務的な色が浮かんでいた。
事務的な色が浮かんだり、愛想笑いが浮かんだり、忙しい顔だなw
576 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/07(土) 11:31:00
つづき
>このマンションの前は、私の日課であるジョギングのコースに当たっていた。
当たっていた、んぢゃなくて自分が当てていたのだろw
マンションの前って、マンションをグルグル、ジョギングしてたのか?
→このマンション周辺は、私の日課であるジョギングのコースに当てていた。
>>531 >老いというもは、身体だけでなく、心にもやってくるのだ。
→老いというものは、肉体だけでなく、心にもやってくるのだ。
おまいさー、誤字や抜け字が多杉だよw
>私は、一つ大きく息を吐いて、眼を開けた。そこにはもう焼香を回す者がいなかった。
>私は、もう一度香を焚いた。ゆっくりと、新しい煙が上がる。
>眼の前を通った煙が沁みたのか、喪服の皺がかすかに歪んで見えた。
なんかなぁー、一つ大きく息を吐いて、って意識的に息を吐いてる感ぢ。
息を吐くのに一つも二つも、ねーだろw
焼香を回す者がいなかった、って焼香を回すのが目的みたいな感ぢ。
ゆっくりと、新しい煙が上がる、って煙に新しいも古いも無いだろう。
眼の前を通った煙が、って煙が通るんかよっw
→眼の前を起ち込めた煙が沁みたのか
577 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/07(土) 11:31:43
総論 おまいの文章は説明臭いよ。描写とは違うだよな。勘違いするなよ。 例えば >眼を閉じて合掌した。 普通、葬儀の合掌って眼を閉じるだろ。眼を閉じて、はいらない。 おまいが通常、眼を開けて合掌するんなら、別だが・・・。 まだまだ、糞文だからボロボロ出てくるが、この辺にしとくよW
578 :
素人 :2006/10/07(土) 12:08:43
先ほど、車を運転していると、トラックに「我がものと、おもえば軽し、笹の雪」と書いてありました。どのような比喩なのか分かりにくかったので、皆さんに教えてほしくてやってきました。
>>578 笹の葉に積もる雪と、自分の苦労とをかけているのかな?
電子辞書の俳句季題便覧に載ってないのな…笹。
581 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/07(土) 12:53:07
>>578 「我がもの」というのは、「我がもの顔」と「我のもの」って掛け言葉じゃない?
で、「笹の雪」は冬、雪が笹の上に積もって、葉が押し潰されている状態のこと。
日頃積もる苦労(仕事など)を、自分の都合のいいように気楽に考えてみいれば、溜まるストレスも溜まらないという意味の俳句だね。
たぶん。
要するにこれがわかるぐらいの人間がこのスレにはいるかって試されてるわけね
笹の葉に雪が乗っていて重いのと、重い荷物を載せてるトラックをかけてる。 他人の荷物を載せて走り回るしがない稼業ではあるが、 これがぜんぶ自分の財産だったら……と想像することでちょっとは幸せになれる という意味。これくらいわかれよバカ。
笹ではないぞ 「我がものと思へば軽し笠の雪」だろ 喜びや苦しみを分かち合いささえ合うからこそ社会は成り立つということ 税金払え! ちゃんと働け! 社会に貢献しろ! ということだ
吾が雪(物)と思えば軽し笠の上(わがゆきとおもえばかろしかさのうえ)
:【意味】俳人・宝井其角が赤穂義士討ち入りの際、吉良邸の隣家である
旗本・土屋主税邸に宿泊しており、前日両国橋で邂逅した旧友の義士・
大高源五とはからずもまた玄関脇で顔を合わせ、はなむけに送る句。
源五は「日の恩や忽ち砕く厚氷」と返す。「月雪の中や命の捨てどころ」
と其角は作り、これを聞いた源五は別れを告げて雪を蹴立て、吉良邸へ
走り去る。意味は「自分の物と思えば重荷も苦にならないものだ」ということ。
(講・大高源五、塚原ト伝)
ttp://wageiidiom.cocolog-nifty.com/takmat/cat3249968/index.html
探偵役の男と、事件のあった家の娘がねんごろになって ベッドの中で情報を聞き出すとかのミステリはナシでしょうか?
588 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/07(土) 17:56:32
そのねた秋田 赤川次郎で読んだ覚えがあるし、作品名は思いだせんが あと、松本清張ので、女が夫を助けるために 刑事を誘惑して同衾してその間に夫を逃がすっていう話があったなあ
じゃあ出てくる女ども容疑者じゃない奴を含め 全員と関係を持つっていうのはどうだ
それもなんかありそうじゃね?>589 いっそのこと刑事を名器持ちの女デカにして、 出てくる男をことごとく昇天させて秘密を聞き出すっていう アダルトな設定にしたらそれはそれで受けるかも?ですね、保証はしませんが。
てかそれを描いたとしてジャンルは何になるんだ? ミステリか?官能か?ラノベか? 賞を取るとしたら流水先生を生み出したメフィスト賞か?
なんか特命係長只野仁を思い出した
■以下の文章はシモネッタです。下ネタ嫌いな方は飛ばしてください。 女刑事レイコが腰を浮かすたびにタナカの股間でいきり立ったブツが 充血し熱を帯びた肉襞に強くしごかれ、タナカは思わず声を漏らした。 「ああっ、いく、いってしまう!」 そのとたん、レイコは腰の動きを止めてしまった。タナカは苛立った。 「なんでやめるんだ、おねがいだから最後までいかせてくれ」 レイコは乳房にあてがわれたタナカの手を冷たく振り払うと 「いきたいなら本当のことをいいなさいよ!」と迫った。 「わかった、わかったよ、正直に話すから、最後までやってくれよ」 自分を見上げながら懇願するタナカにレイコはこくりとうなずいて見せた。 一呼吸おいてタナカは話し始めた。
>>566 ですが、流れを切って拙作投稿よろすぃでしょうか
性描写を小道具としてうまく使いこなせたらミステリの範疇になるかな 性描写がメインになってしまったらそりゃやっぱ官能になるんじゃね? コスプレの一種じゃろ
気にせずどうぞ
>>594 ああ、どうぞどうぞ
投稿が少ないもんでみんな暇を持て余しておるんじゃろ
ついつい脱線してしまう
小説依頼もないのに書きました。酷評お願いします。 突然顔を覗き込まれた。 下を向いてゲームに熱中する俺の前に、そいつは現れた。下がり眉の間抜けそうなツラ が、舐め上げるようにして俺を見る。ゲームを中断しなきゃならないことが辛かった。 「おまえガッコどこ?」 来た来た。買ってやるよ。てめえなんか余裕。俺様に喧嘩なんざ売りやがって不運な奴だ。 必ず罰を与えてやるよ。 「はあ?タイマンってか?根性あるな」 余裕たっぷりに言って立ち上がりかけ、すぐに俺の顔はひきつった。既に間抜けヅラの 仲間2人に挟まれた。立ち上がって周りを見渡すと、最初に売ってきた奴を含めて計6人 が俺を見て笑っている。 この人数では半殺しだと確信した。バイトに行っていれば良かった。サボってゲーセン に来たことを本気で後悔した。 まるで護送されるかのように、奴らに囲まれながら、近くの公園まで移動した。道中、 主に訊かれたことは「お前強い?」と「なんかやってるか?」の二つだけだった。 「タイマンなら負けねえよ」「空手何年もやってるしな」微かな震えを隠して答えた。結 局これがいけなかったのだ。完璧に墓穴を掘ってしまった。
A 公園に着き周りを囲まれると、益々後悔の念が強くなった。だがもう逃げ場はない。肚 をくくるしかなかった。「俺だけボコボコにされてたまるかよ」誰か一人くらいは道連れ にしてやる。 「俺は極真の黒帯だからよ、組手の相手してやるよ」 少し見上げるくらいだから身長は180以上か。一番屈強そうなこの角刈りが、どうみて もグループの頭だとわかった。「体格じゃ完全に俺の負けだ」 「こいつが俺の相手じゃねえの?根性なしだな、お前」 この喧嘩を俺に売った間抜けヅラに向けて、指を差し顎をしゃくった。 「うるせえよバカ」 自分から一番手に名乗り出ない負け犬が強がって吠えた。「こいつ一人なら確実にぶち のめせるのに。くそっ!」悔しくて奥歯を噛み締めた。 「まずは俺からな。やろうぜ組手」 角刈りが指を鳴らし始める。視線を俺から外さないまま、軽く屈伸運動を始めた。 腕組みをする間抜けヅラに俺は再び視線を移す。睨みながら、奴の足元へ俺は唾を吐いてやった。 構えてからが素早かった。いきなり角刈りの右前蹴りが飛んできた。
B 左真横にステップして華麗な足捌きを見せつけてやった。上手くかわしたつもりが、公 園の赤土は足場が悪く少し擦った。それでも怯まない。今度はこちらの番とばかり、奴の 右足が着地する前を狙って、俺は中段に向け右回し蹴りを放つ。ガードする角刈りの腕に 確実にヒットした。しかし浅かった。それでも角刈りの目つきを変えるのには充分だった。 「くそっ、てめえ、くそっ」 低く唸ってから、角刈りは仲間全員に向けて「援護しろ」と目で訴えた。 それからは悲惨だった。タイマンなど形ばかり。角刈りの単調な蹴りをかわしても、後 ろから別の蹴りが飛んできた。それが腰に食い込むと、すぐさまパンチが顔面を襲う。ス テップでかわしながら別の方向からの拳を浴びた。 奴らは焦れていた。自分達の思い通りにならないサンドバックに業を煮やし、とうとう 6人全員が一斉攻撃を開始した。 多勢に無勢もいいとこだ。あらゆる方向からの容赦ない攻撃を浴びた。腹部への執拗な 蹴りに惑わされ、足を払われれば一瞬で終わり。転倒必至。バランスを保つことに意識を 集中させた。形勢逆転を狙う余裕すらない。それでも顔面直撃だけは避けたいと思った。
C 刹那、フラッシュバック。「人形は顔が命です」森光子の微笑み。すぐに消えた。 無性に泣きたくなった。身体のどこにも痛みなんてない。ただ悔しくて泣きたくなった。 こいつらから解放されたら、涙が溢れ落ちるかもしれない。 我にかえった。 角刈りの重いハイキック一閃。 顔面直撃はなんとか免れた。両腕を瞬時に固めたが、ガードを貫かんばかりの腰の入っ た重い蹴りに、両腕が痺れまくった。今日初めて痛みを感じる瞬間だった。腹に力を込め て堪えた。「耐え忍び、あと少しの辛抱だ」自分に言い聞かせる。 時間の感覚は薄れ、この公園に到着してから何分が経過したのかまるでわからない。こ の場にいる7人全員が肩で息をしていた。 「よう、ラチあかねえし場所移動しねえか?」 肩越しに誰かの声がした。そちらへ一斉に視線が集中した。角刈りからすでに不意を突 かれている。奴から目を逸らしたくはない。 「あそこのババアがよ、俺ら来た時からずっと見てんだよ。呼ばれるよ警察」 視線が集中した先を一瞥する。確かに、こちらの様子を窺う年増女の姿が確認出来た。
D チャンス到来。「頼む、頼むおばちゃん、警察に――」角刈りを睨みながら年増女にテ レパシーを送った。呼吸を意識的に整える。興奮状態から少しずつ抜け出している実感が 沸いた。 「うるせえからだろ。誰だ、一番うるせえのは」 俺から視線を外し角刈りが吠えた。その問いにさっきと違う後ろの誰かが「お前だろ?」 と受け、俺以外の全員が笑った。 「こいつ拉致ろうぜ。警察呼ばれる前に別んとこ連れてこうや」 チャンスは訪れた。普通なら「拉致」なんて物騒な言葉に心を躍らせたりしない。しか し、移動するならこちらにとっては好都合だ。これ以上のチャンスを逃せば本気で危ない 。解放される前に逃げてみせる。半殺しの末の自由なんて欲しくはなかった。 勝手な安堵で腕に痛みが走った。今はまだ逃げ切れると決まっちゃいない。 あいつに一発喰らわせたい。この痛みのきっかけを作ったタイマンも張れない性根の腐 った男。 下がり眉の間抜けそうなツラ。お前の顔はしっかりと網膜に焼き付けた。飛び膝で顎を カチ割ってやる。 俺は空手なんかやっちゃいねえ。高校生キックボクサーだ! 嘘については絶対に謝らねえ! ―以上酷評お願いします―
>>598-600 とりあえず、自分の思っている部分をカッコで囲むのは紛らわしいので止めた方が良いかと。
>>598-602 文章の感じは悪くないです。
ただ、状況描写が不足してます。
シーンを分けると
ゲーセン、移動途中、公園となりますが、ほとんど描写がなくどんな場所
なのかイメージがわきません。
また、喧嘩なれしていれば相手を観察するものですが、そういう雰囲気もない。
人数が多ければ、途中で逃げようとか、弱そうな奴から減らそうとか考える
ものですがそういう描写もありません。
もう少し足を止めて描写するようにしたほうがよいと思います。
>>598-602 たしかに、カッコの使い方は直すべき。
でも、うまいよ。
出だし読んで、あれ? と思ったもの。
文章にリズムがありスピードがある。
森光子なんていうギャグは好みではないが、文章のセンスは大したものだ。
細かい瑕疵は気にせずに書きなぐればいいものが出来ると思う。
漫画の『ホーリーランド』を思い浮かべた。
606 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/07(土) 21:32:29
放尿 相次ぐ放尿事件のせいで野村光彦は忙しいのだ。 好きなせんだみつおのギャグをナハナハとやる時間もない。 おみそ汁の有給休暇 和子の義理の母はドンペリを好む。いつからかドンペリ風呂だなと彼女の激しい性欲をからかう者もいたが、概ねそれは正しいので彼女は毎週月曜日には必ず有給休暇で盛り上がるのであった。 おながいしまつ
なんじゃこりゃ
次の方ドーゾ
>>606 >好きなせんだみつおのギャグをナハナハとやる時間もない。
「ギャグをナハナハとやる」というのはおかしいだろ
知らない奴は、「ナハナハ」が擬音なのかギャグなのか解らん。
「ナハナハというギャグをやる」に変えるべき
>いつからかドンペリ風呂だなと彼女の激しい性欲をからかう者もいたが
日本語にさえなっていない
「概ね」はひらがなに直せ。この文が詩のつもりならなおさら。
酷評どうもありがとう。非常に助かります。
>>603 おっしゃる通り、「」の使い方違和感ありありっすね。
一人称初めてなんで自分でもわけわからん状態で困ってます。
>>604 一度、最初から通して読んで描写不足実感しました。
こちらを窺うおばさんが、一体どこにいたのかすら書けてないし。
制限内で書くことが厳しすぎ、文字だけどんどん増えてしまい最悪です。
>>605 森光子、駄目ですよね。
実際に彼女が出てくる筈もなく、顔面ガードの場合でふと思いつきました。
角刈りも嘘で、実際は金髪パンチでした。
事実を8割と意識した小説が、逆に創作を難しくするのかもしれないですね。
>>610 実体験の場合、書き手の頭脳にはその時の様子が鮮明に残っているから
文章にする時には状況説明を省略しがちだったりする。
でも文章は嫌味なく読めたからセンスはあると思うよ。
描写足して再投稿してみたら?
612 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/08(日) 12:12:40
国道455線で白いロータスヨーロッパを見た。 生まれて二回目だ。前は黒だったな。 ディノ246とカウンタックと2000GTは見たから… あとは512BBと365と365デイトナと934と3.0とイオタとミウラを 見たいな。
614 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/08(日) 12:56:10
「子宮が疼くのよ」 「へ?」 「あなたのをあたしのかわいいたまごちゃんに思いっきりぶっかけてほしいのよ」 「は…」 「あたしの脚、綺麗でしょ?」 「ああ、バンビーナレッグだね」 「あたしのおしりは上向きでしょ?」 「ああ、スモモみたいにいい形だ」 「ほかのところは?長い黒髪は?」 「いうことなしだね」 「じゃあどうして?」 「だってお前中1じゃん」 「古いのね」 「ばーか。お前みたいのと姦るのが新しいと思ってんのか 歴史的に普通です。腐った時代のな」 「ヒドス」
615 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/08(日) 13:51:07
"why laugh at me, you peasant!?" "...oh sorry, oh... because too cute." "huh?" "too cute for this town." "oh." (略) "oh,come,oh,come,scruch my heart, humble my body,oh,ah, squeeze my tits harder...harder! f__k! shove your biggest tower inside me, my splush hot spring!!! f__k! .... oh,come, oh,come.......(略)" 「…あのさぁ、お前ちょっとゆるいよ」 "...wha..t...?" "no. just my own business. never mind."
括約筋を鍛えるべし
「見て、月」 彼女が独り言を呟くように言った。僕は空を見上げ、月を探した。 「満月……」 そう言えば今日は十五夜だった。 「この満月も明日からは欠けていくんだよね……」 「え?」 「そして一周してまた満月に戻る」 僕はただ黙って彼女の話を聞いていた。 「私とあなたも、満月みたいに元通りになれるかな……」 彼女の言いたいことはわかった。 「なれるさ」 僕は彼女の手を強く握った。 「さっきはごめんなさい……」 「こっちこそ……」 僕達は繋いだ手をいつまでも離さなかった。
618 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/08(日) 20:58:55
もういいもういい、もうそんなに動かなくていいよ。 私もう満足してるんだし。すり切れちゃうからいいよ。 だからそんなに逝けないって。 ねえ、もういいっていってんのに。早くイってよ。ほら。 なんで逝かせるのよ。逝かせくていいって。 もう無理だよ、やり過ぎだって。逝かせないでって。もう出してよほら。 ねえ、ねえ、なんでまだ続けるのよ。すごいことなってるって。 もう何発やってるのよ。やめてって。もう無理だって。 聞いてるのねえ、やめてって。また逝っちゃうってば。 もう気が済んだでしょ。もういいから。いいからさ。 ねえ、私ほんとに死んじゃうってば。つーか聞いてんの。ねえ。 もうやめて、動かないで。やめてって。もう逝きたくないって。 やめてって。ねえやめてよ。やめろ、動くのやめろ。動くな。動くな。 あなた何してんのよ。逝かせる逝かせないの話じゃなくて何やってんだって。 もう、ほんとなにしてるのよ、もう限界だって。逝きたくないって。 もうやめてよ。やめてよ。やーめーてーよ。
620 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/08(日) 22:54:24
>>618 観念的な文章を書きたいというだけで、小説としてストーリを書きたいという風では
ありませんね。文章も悪くはありませんが、とりたてて上手くもない。
主人公の魅力もよくわからないし、彼女にいたってはまったく意味不明。
評価E
酷評お願いします。 今日も高田は朝からリハビリの順番が回ってくるのを待っていた。 スポーツ選手のリハビリに長けたこの病院のリハビリ施設には、高田の他にも全国からたくさんの選手が入院治療を受けており、 それに加えて外来の患者も多いので、朝から並んでいても順番が回ってくるのは正午近くになってしまうことが多い。 毎朝何をするでもなく治療の待ち時間として病院で過ごす生活には、平素はさほど変化に富んだ生活を好むわけではない高田でも些か飽きが来ていた。 何しろこの待ち時間をどのように消費するかが、今回の入院生活での一番の苦労という有り様なのである。 唯一の娯楽として東京から持ってきた幾冊かの本も粗方読み尽くしてしまったし、かといって新しく本を購入しようにも、病院の売店では活字の大半は、猥雑で下世話な噂話が踊る週刊誌や新聞ばかりで、高田が当座の暇を潰せる程度の物もない。 ちらりと右腕に巻かれた腕時計に目を落としリハビリの順番が回ってくるだろう時間までには、まだ間があることを確認する。 「大丈夫そうだな。」 小さく呟くと、高田は待合室の安っぽいビニル製の偽革椅子から立ちあがり、中庭へと通じる出口へと向かい始めた。
>>622 高田の描写がありません。
リハビリを待っている場所(待合室)の様子もよくわかりません。
どこのリハビリなのかもわからないです。
もう少し描写をして下さい。
625 :
↑ :2006/10/09(月) 08:57:36
横レスだけど、こういうことをいう奴が批評をしているのか? それともただの通りすがりのバカ?
馬鹿だと思うなら絡まなきゃいいのに
627 :
1/2 :2006/10/09(月) 19:21:07
酷評お願いします。 「美容院」 「あのう・・・」 すこし堅めの声。高すぎず低すぎず、あくまで自然を装う。 なんども練習してきたおかげで、第一声は問題なく出せた。 「あのう・・・」 しまった。何故かもう一度同じ言葉を言ってしまった。 やはり緊張しているせいか。だが、この失敗は些細なものだ。 まだ十分取り返しは効くはずだ。 大丈夫。 「すみません、かぁットお願いしたいんですが。。。」 よし!第一関門は突破した。 「カット」と言う時に思わず「髪を・・・」と言ってしまいそうになったが、うまく言葉をつないでカットと言えた。すこし違和感はあるものの、決して不自然なものではなかったはずだ。 すこし安心し、手の汗を服で拭いながら相手の返答を聞く。 了解のむねと時間を尋ねられた。よし、ここまでは予想通りだ。
628 :
2/2 :2006/10/09(月) 19:22:21
「え〜と、明日の12時ごろとかは大丈夫ですか?」 これも何度も練習してきたせりふだ。澱みなく言えた。 ここで例え時間が合わなくとも無問題だ。明日は一日中空けてある。 相手の都合のいい時間に合わせばいい。 あとは初めての旨と名前を伝え、それで終わりだ。 ずっと高鳴っていた心臓の音がかなり落ち着いてきた。 だが、相手の返事は予想外なものだった。 『申し訳ありません、明日はご予約いっぱいでして・・・』 な、何?予想外の返答に、また心臓がドクンドクンと高鳴る。 落ち着け。大丈夫だ。明後日にすればいいだけのことだ。 焦るな。急ぐことはない。 だが、頭が真っ白になって、明後日の予定が思い出せない。 焦りが募っていく。鼓動がまた速くなった。受話器を握る手に汗がにじむ。 『お客さま?どうかいたしましたか?』 「あ、あ、ちょ、ちょっと待ってください」 俺は慌てて手帳を探す。鞄を探る手が震える。 あ、あった。急いでページをめくる。 だが、今度は今日が何日であったかが、、、思い出せない。 く、くそ。だ、駄目だ。もう頭の中はぐちゃぐちゃだ。 「ふう、ふう」 きがつくと荒い息をしていた。 もちろん受話器は耳に当てたままだ。相手にもこの息音は聞こえてしまっているだろう。 だめだ、これは駄目だ。もう単なる変質者じゃないか。笑いものじゃないか。 もう全ては終わりだ。終わったんだ。 「あ、あ、も、もういいです。やっぱりいいです。すみません」 俺はそう言って、相手の返事も待たず電話を切った。 今日もまた、駄目だった・・・
>>627-628 >「すみません、かぁットお願いしたいんですが。。。」
の。。。のように句読点を連続する表現以外なら別に問題は無いと思う。
ドアを開けると、蝉の大合唱が、俺の意識を包み込んだ。動物や虫の言葉がわかったらきっと素敵ね。 などとメルヘンチックな事を、知的障害者寸前の馬鹿な人間がのたまったりするが、本当にそうだろうか? きっと彼らの声を翻訳したら「やりてぇやりへぇ、セックスしてぇよぉ」 「オマンコオマンコオマンコサイコー!」とか言ってるに違いないのだ。それか、下心丸出しの優しい言葉。 「いつまでも君が好きだ」「絶対幸せにする」「お前を守りたい」そんな言葉のオンパレードなのさ。 日当たりが悪くて薄暗い、俺にとっては居心地のいいアパートを抜け出すと、燦燦と照りつける太陽が、 俺の邪悪な体を浄化しようと襲ってくる。二十歳の健康な大学生でありながら、昼の日中から薄暗い 六畳一間にひきこもり、ゲームとネットと睡眠に明け暮れ腐りきった俺の肉体は、 まるで悪しきもので満ちた魔物の体のように、この聖なる光によって、ジュワジュワ音を立てながら 蒸発して消えてしまうのではないかとすら思える。
>>622 とてつもなく下手。
>スポーツ選手の【リハビリに長けた】この病院の【リハビリ施設】には、
>何しろこの待ち時間をどのように【消費する】かが、
>【ちらりと】右腕に巻かれた腕時計に目を落とし
>【小さく】呟くと、高田は待合室の安っぽいビニル製の【偽革椅子】から立ちあがり、
肝腎の描写は不足していて、余計な言葉は削っていない。選ぶ言葉も不適切。
書くことがどうこうよりも、まずは文章を読むことをお勧めする。
読み物系は駄目だよ。森鴎外とか、川端康成とか、そういうものね。
>>627-628 こういうものを書いて何が面白いのかね?
少なくとも、読んで面白くはないのだが。
何を書きたかったんだ?
人に読んでもらえる文章を書くということについて、考え直したほうがいい。
>>630 「知的障害者寸前の馬鹿な人間」が書いた文章にしか思えません。
「昼の日中から薄暗い六畳一間にひきこもり、ゲームとネットと睡眠に明け暮れ
腐りきった」生活をしているからでしょうか。、
「二十歳の健康な大学生」らしい生活に改善されることを望みます。
>>632 だったらなにが面白い面白くないって具体的に書け
いい年こいてそんな事もわからんのか
>>627-628 やりたいことは何となくわかるのですが、完全に説明不足。
恐らく、対人恐怖症で他人と話すことのできない主人公が、勇気を出して
予約の電話を入れたというシーンだと思うのですが、説明も描写もないので
何がなんだかさっぱりわからない。
セリフに入る前に、主人公のいる場所の描写とか、主人公の葛藤などを
描写する必要があります。
637 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/10(火) 11:09:05
比喩なしの小説を書くことに決めました。 できる限り比喩を使わないと言う意味で。
肌寒い、晩秋の海。 誰もいない深夜。 僕はいま、ひとみと海に来ている。 ひとみの余命があと一年。そう聞かされてから半年がたった。 ひとみはみるみる衰弱していった。 柔らかく温かかった彼女の肌も、今は枯れ木のよう。顔はやせこけ、体重も30kgを維持できていない。 あんなに好きだった彼女の笑顔も、今はつい目をそらしてしまう。 笑顔は変わらない。だからこそ、悲しくなってしまうのだ。 「海に行きたい」 突然ひとみはそんな事を言い出した。 もちろん外出なんて出来る体じゃない。病院からも絶対安静と堅く言われている。 焦っていたのかもしれない。ひとみではなく、僕が。ひとみに何もしてあげられない自分を、情けなく思っていたのかもしれない。 だから僕は二つ返事で了解したのだ。そして僕たちは今、海にいる。 「……寒くないか?」 「ううん、大丈夫」 ひとみを抱きかかえるようにすわり、家から持ってきた厚手の毛布をかけている。 僕には少し暑いくらい。でも、ひとみにはどれぐらい寒いのか全然分からない。 少し、後悔していた。一日でも、一分一秒でもひとみと一緒に生きていたいのに、僕のせいでひとみの命を削ってしまっているのでは―― ひとみを抱く手に力が入る。いやだ。このぬくもりを失いたくない。考えたくない。 だから僕は―― 「……ひとみ」 「なーに?」 ぼくはズボンを降ろしいきり立ったイチモツをひとみの顔に押し付けた。 「いいからくわえろ」 翌日、ひとみは死んだ。 酷評お願いしません
>>638 最初の四文で体言止め四つ。どっかの携帯小説じゃないんだから、ちゃんと日本語の小説を書いてね。
わり、三つだった。
酷評お願いしませんwww
MMO+FPSなら PlanetSideでエエンチャウ
↑失礼、超誤爆w
>>638 オチはいいんじゃなんでしょうか。
しかしこのスカ文では、オチまで読んで貰えるかどうか。
「お願いしません」というラストに作者の気の弱さを感じた。
646 :
638 :2006/10/10(火) 18:04:35
てっきりスルーされると思っていた。
なんというか
>>617 を読んで「この流れならオチはエロちゃうんかい。っていうかオチてねぇ!」
と思って勢いで書きなぐった。
天丼って重要だよね?
>>639 普段はそういうの気をつけてるんだが、勢いで書いたからたぶん素が出たんだな。気をつけます。
というか「あと一年」なんてどう考えても体言止めにする必要ないじゃん。
>>644 とりあえず称賛?に感謝。内容確かにグダグダです。
「いい感じの雰囲気で最後エロ」で考えていたのだが、たいしていい感じでもないので落ちも弱いな。っつーか落ちてねぇ……
こんなクソ文読んでくれた上に甘い評価をありがとう。時間の無駄遣いさせてスマンカッタ。
647 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/10(火) 20:50:54
繋いだ手から、僕らはお互いの温もりを感じていた。 「寒いね」 彼女が白い息を吐きながら言う。もうすっかり冬だ。 「寒いね」 僕は笑った。こういうとき、どう返せばいいかわからない。僕は笑うしかなかった。
>僕は笑った。こういうとき、どう返せばいいかわからない。僕は笑うしかなかった。 最後の「僕は」はいらないと思う。しつこい感じがするし。 「笑うしかなかった」と主語を省略しても誰の事かわかる
どっかでみたな
650 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/10(火) 22:56:42
>>638 ひでえなぁーほんと糞文ぢゃんw
勢いで書いた、なんて言い訳にもならない。
ぢゃあ、じっくり書けばマシか、と言えば
糞は糞でしょうw
>柔らかく温かかった彼女の肌も、今は枯れ木のよう。顔はやせこけ、体重も30kgを維持できていない。
体重30kg維持が目的のような感ぢの書き方w
→体重は30kgを切ってしまった。
>「海に行きたい」突然ひとみはそんな事を言い出した。
そんな事、ってどんな事?
→「海に行きたい」突然ひとみは言った。
>もちろん外出なんて出来る体じゃない。病院からも絶対安静と堅く言われている。
病院が絶対安静としゃべるわけねーぢゃんw 莫迦ぢゃねーの。
→もちろん病院から外出なんて出来る身体ぢゃない。医師からも絶対安静と堅く命ぢられている。
>家から持ってきた厚手の毛布をかけている。
厚手の毛布を家から背負って持って来たのかい? ごくろうさんw
651 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/10(火) 22:57:45
つづき >僕には少し暑いくらい。でも、ひとみにはどれぐらい寒いのか全然分からない。 変な文。暑いから寒いになってるよw →僕には少し暑いくらい。でも、ひとみにはどれぐらい暑いのか全然分からない。 >僕のせいでひとみの命を削ってしまっているのでは―― 命を削る? どうやって削るのw →僕のせいでひとみの寿命を削ってしまっているのでは―― >翌日、ひとみは死んだ。 ここは、 →明朝、ひとみは逝った。 の方がいいんぢゃねーw >酷評お願いしません ぢゃあ、書き込むな! ボケっw
652 :
638 :2006/10/10(火) 23:40:37
ぷぷ ぢの酷評もそこ止まりかw
653 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/10(火) 23:46:07
>>652 「ぢ」は現実主義者なんだよ。そして完璧主義者。
だから雰囲気のための余分描写や思想的な物体把握を嫌う。
>>638 基本的な描写が足りないので小説としてはアレですが、
>体重も30kgを維持できていない。
この書き方はいいと思います。
身長とのバランスもありますが、ある程度体重が落ちると死にますからね。
命を失う危険水準が、彼女の場合は30キロだったことが想像できる書き方です。
そういう感じの小説を読んだことがある書き方です。
>僕には少し暑いくらい。でも、ひとみにはどれぐらい寒いのか全然分からない。
これでもおかしくはありませんけど、描写を入れたほうが雰囲気がでます。
【日差しが強く】僕にとっては少し暑いくらいだが、ひとみは毛布を巻いて【震えている】。
寒いのだろうか。僕にはわからない。
>少し、後悔していた。一日でも、一分一秒でもひとみと一緒に生きていたいのに、
>僕のせいでひとみの命を削ってしまっているのでは――
文章がねじれているかな。
少し後悔していた。
一日でも、一分一秒でもひとみと一緒に生きていたいのに、
【海に連れ出すことで】、僕はひとみの命を削っているのでは――
>ぼくはズボンを降ろしいきり立ったイチモツをひとみの顔に押し付けた。
>「いいからくわえろ」
いきなりズボンを降ろすというのはリアリティーにかけます。
チャックを降ろして〜程度で十分では。
また、セリフは「しゃぶれよ」のほうが無常観が出ると思います。
>>638 >病院からも絶対安静と堅く言われている。
これもいいんじゃないかな。
実際には患者を管理しているのは、医師ではなく看護婦(今風に言えば看護士)さん。
家族以外の友人が医師から「絶対安静」などと言われることはないし。
>家から持ってきた厚手の毛布をかけている。
これもおかしくはありません。
病院にはそんなにものが置けませんから、家からもってくるのが普通。
過疎ってるな。 みんなケツ毛バーガー祭りで忙しいのか?
657 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/11(水) 23:36:05
>>652 >ぢの酷評もそこ止まりかw
糞文相手にそこまでやりゃいいんぢゃねーのw
>>653 >「ぢ」は現実主義者なんだよ。そして完璧主義者。
>だから雰囲気のための余分描写や思想的な物体把握を嫌う。
ありがとんw
雰囲気? 余分描写? 思想的な物体把握? あれにそんなもんあったかよ?w
658 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/11(水) 23:36:54
>>654 毎度の事ですが、他人の酷評に反論しているスレキチガイがいるようだが付き合ってやっかw
>体重も30kgを維持できていない。
いいかい。坊や、よくお聞きw
ひとみの余命があと一年。そう聞かされてから半年がたった、訳。つまり余命半年。
しかも、ひとみはみるみる衰弱し、今は枯れ木のよう。顔はやせこけた。
つまり、食事もまともにゃ取れないって事。もしかすると点滴かもな。
そんな人間にさー、最低体重を維持するために誰が食事を進められるんですか?
消化ってもんは健康な人には無意識的生理的に行われるもんだが、病人には体力がすこぶるいるんだな。
重病患者に食事を無理やり与えると消化不良を起こし嘔吐し 逆効果な訳。
体重維持できてりゃいいってもんでもねーだろ。
体重も30kgを維持できていない、より、 体重も30kgを切った、の方が、
いい、わるい、ぢゃなくて適切って話。
>そういう感じの小説を読んだことがある書き方です。
それを読み返してみろ。維持できていない、とは書いてないはずだ。
書いていたら教えろ。
その小説を酷評したるからw
659 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/11(水) 23:37:37
つづき >僕には少し暑いくらい。でも、ひとみにはどれぐらい寒いのか全然分からない。 >【日差しが強く】僕にとっては少し暑いくらいだが、ひとみは毛布を巻いて【震えている】。 >寒いのだろうか。僕にはわからない。 おいおい、例えがひでえなー。 肌寒い、晩秋の海。 誰もいない深夜。 だぞ! 勝手に【日差しが強く】にするなよw →【家から持ってきた厚手の毛布をここまで担いだ】僕にとっては少し暑いくらいだが・・だろ。 おまい式の莫迦っぽい例を書くと。 僕はいま、ひとみと食事に来ている。 定食は、僕には腹が少し太ったくらい。でも、ひとみには腹がどれぐらい減ってるのか全然分からない。 って感ぢで、文が変だって言ってんだよ。ぼーけw >【海に連れ出すことで】、僕はひとみの命を削っているのでは―― おまい莫迦ぢゃねーの。【海に連れ出すことで】なんかなくても解るだろ。普通はw > いきなりズボンを降ろすというのはリアリティーにかけます。 > チャックを降ろして〜程度で十分では。 おまい、何言ってんの? 莫迦ぢゃねーのw いきなりズボンを降ろそうが、チャックを降ろそうが、リアリティーなんかねーだろw ぼーけw
660 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/11(水) 23:38:14
つづき
>また、セリフは「しゃぶれよ」のほうが無常観が出ると思います。
あのな。重病患者ってのはな、唾も出ないんだよ。
だから、湿った脱脂綿で口内を湿らす訳。しゃぶれる訳ねーぢゃんw くわえるのがやっとなんだよ。
おまい、ひとみと一緒に逝っていいよw ばいばいw
>>655 >家族以外の友人が医師から「絶対安静」などと言われることはないし。
あのさー、例えば友人が見舞いに行ったりしたら「絶対安静なので会えません」なんて
医師や看護師から言われねーの?
それに恋人ともなれば「絶対安静」なんて言われるだろw
>家から持ってきた厚手の毛布をかけている。
>これもおかしくはありません。
>病院にはそんなにものが置けませんから、家からもってくるのが普通。
おかしいってw
深夜に病院から抜け出して重病患者を連れ出し、いったん家に戻り、
わざわざ厚手の毛布持って来るんだからw
それで、ひとみ死んだんぢゃねーのw
普通はそのままタクシーにでも乗せて、海に直行し、自分のジャンバーを震えるひとみに
掛けてやるんぢゃねーのw
まあ、おまい、普通ぢゃーねーみたいだなw
余命があと一年って微妙に重複っぽいのに なんでツッコまないのかなぁ?
ぢ。やけに得意げだな。 この程度の文を酷評するっておまえのレベルも以下略。 せいぜいお山の大将きどってろ。 ちなみに指摘は正しいけどおまえの文にはセンスがない。 おまえまさか純文系じゃないだろうな。 ぜってー才能ねえ。 ラノベエンタメなら別にいいけど。がんばれよ。
澤山航太郎は、肩を丸めて暗い夜道を歩いてた。午後十時二十分だった。 道の両側は、真新しい一戸建てが整然と建ち並んでいた。どれも似た造りの住まいであった。 地方都市にある新興住宅地だった。 住宅地は畑や田んぼに囲まれている。 澤山は、M銀行に勤めていた。M銀行の数ある支店の中でも、いちばん小さな支店だった。 勤続二十二年になる。一応、係長代理であった。出世は遅いほうだった。 同期の連中は、課長以上がほとんどだった。澤山は完全に出世コースから外れていた。 だが、少しも焦りはなかった。澤山には野心というものが、まるでなかった。 人のうえに立ちたいとは思わなかった。物欲も金銭欲もなかった。 出世すればするほど、背負うべき責任が大きくなる。それをわずらわしいと思っていた。 それなりの給料と休暇さえもられば、定年まで係長代理でかまわなかった。 そんな澤山も性欲だけは人一倍あった。四十代なかばのいまでも衰えというものを知らなかった。 勃起したときの男根の角度は、十代の頃と遜色がなかった。硬度も昔と変わらなかった。 長さ、太さも申し分なかった。ベテラン風俗嬢をも唸らせるほどの立派な男根を持っていた。 独身の澤山は、ソープランドに足繁く通った。<ラブリー・エンジェル>という店がお気に入りだった。 田舎のソープにしては高い入浴料を取る店だった。 週に三度行くこともあった。それくらいのかねはあった。 なにしろ趣味がないし、無駄な浪費はいっさいしない。おまけに恋人もいない。好きなだけ、かねは使えた。 自慢の巨根でソープ嬢を昇天させるのが、澤山にとって唯一の楽しみであった。 澤山は女と交際したことがなかった。外見に大きな問題を抱えていた。身長が一五〇センチしかないにもかかわらず、 体重は八〇キロを超えていた。達磨に短い手足が生えたような体型だった。 馬鹿にされることはあっても、決して女から好意を寄せられることはなかった。 酷評よろしくお願いします。
「ぢ」ってあれだ
売れない純文作家の怨念が作り出したネットの幽霊って気がするな。
指摘は間違っちゃいないんだが
指摘の元の知識が偏りすぎだろ
偏りすぎててうける
>>662 やめてくれ、「ぢ」の書いたラノベエンタメなんて想像したくねw
この偏り方は純文だろ純文。
666 :
酷評する者 :2006/10/12(木) 01:50:06
>>664 うむ・・・ひどいな。25点ぐらいだ。
まず、説明文がぶった切りで一言一言、書かれているのがダメだ。
〜〜だった。〜〜だった。〜〜ていた。〜〜かった。
これは小説の説明文だけれども、描写というものが
まるで入っていない。例えば、
りんごが一つあった。その隣にみかんもあった。みかんは直径10センチぐらいだ。
みかんは賞味期限が切れそうだった。それは二週間前に送られてきたのだった。
というのが、おまいの文章だ。ちゃんとした描写を入れると・・・
みかんを手に取り、鼻に近づけてみると何か甘い香りがした。
見るからに熟していて賞味期限寸前のようだ。食べ物は腐りかけが美味いと言う。
その隣に転がっているリンゴが青々しくて食べるのはまだ早いように思われた。
こんな感じになるわけだな・・。違いがわかるだろ。
667 :
よろしこ :2006/10/12(木) 02:40:47
みかんは宿泊していたその折に、吸血鬼のまたぐらを溝に埋蔵した。 しかしながら、みかんのへたの溶解度100はシリアルナンバーの製造所から 規律と二律背反を押し付けられたので、馬脚を美客に変換し、とどろくごとく 奇跡を空中分解した。 描写は鼻水をとどこおりなく閉じ込めた。いったい僕はゼンギの使者の 残滓なんですか? 描写はみかんのへたを大活用しながら部屋の中を平手で垣間見た。 そうではなくて、意地の天使性をまぶたの矩形に引退させたというわけなんだよ、みかんくん。 いつからそんなサポート任せの怒声をぶらさげるようになったのだ? 次から次へと宿泊券はイベント参加し、まねのできない嗚咽を耳掃除した。
668 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 02:44:39
>>666 描写の意味を把握してからもう一度酷評しなされ。
>>664 作者が語り手として登場しているみたいだが、味が出ていない。
そのせいで下ネタの部分がパッとしない。
下ネタのために書いたのだろうから、その下ネタが生きなければ無意味な投稿になる。
次はもっと生々しく、過激なものをお願いする。
669 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 02:48:38
>>667 この文章は……頭のおかしい奴が書く文だ。
ねじれが著しく、そして文章の繋がりも破綻している。
670 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 02:49:09
>>658 闘病物を読めばわかりますけど、余命半年くらいでも食事はしてますよ。
あまり食べれないみたいですけどね。
ちなみに君はどういう闘病物を読んでそういうことを言ってるのでしょうか?
思い込みだけで、間違ったことを言うのは酷評以前の問題です。
671 :
667 :2006/10/12(木) 02:53:21
僕はロートレアモン伯爵の生まれ変わりですよ
一人の青年が、薄汚れたベッドの上で寝転んでいた。横向きになりながら漫画を読んでいる。 枕の隣には袋の空いたポテトチップスが置いてあり、 辺りには食べカスが散乱していた。部屋の散らかり具合は尋常ではなく、 ゴミで地面が見えない程であった。 テレビのリモコンは雑誌の下に隠れており、その雑誌の上にはジャンバーが被さっていて、 そのジャンバーの上にはまた雑誌が乗っかっているという有様だった。 さらに驚くべきことに、テレビが横に倒してある。これは寝ながらテレビが見やすいように、 わざと画面が横になるようにしているのであった。 この無精な青年の名を中原小路と言う。 去年、大学を卒業した中原は就職できずにニートになった。 いや、それも当然である。なにしろ彼は五流大学であるにも関わらず、 一浪と三留を経て現在二十六歳なのだ。 職歴はコンビニと漫画喫茶のアルバイトしかなく、 それも全て三ヶ月以内に辞めるという移り気の速さだった。 「あひゃひゃひゃひゃ」 中原はベッドの上で足をバタバタさせながら笑った。すると、母親が部屋のドアを開けてやって来る。 「まっ昼間っから何をバカ笑いしてんだい」 母親は布団叩きでベッドの布団をバシバシ叩いた。 「何すんだよババァ」 中原はホコリが舞うベッドの上で叫ぶ。 「あ〜あ、ゴミだらけじゃないの。たまには掃除ぐらいしなさい」 辺りを見回しながら母親が言う。 「うるせぇんだよババア」 中原は漫画を地面に叩きつけ、家を出てゲームセンターへと向かった。 酷評お願いします。
673 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 02:58:23
>>670 小説とは、どれだけ綺麗に嘘をつくかである。
嘘でいいのだ。現実など関係ない。
674 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 03:02:34
>>672 お前の部屋の床は土ですか? ゴミが散乱して「地面」が見えないとか言ってるしw
675 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 03:36:04
同じ横顔の二人は ほら いつものように葉っぱを数え 耳たぶをかみ合った しかし 腐臭が空を覆うとき 淫靡な液体が 血道をかけあがる ふたりは雑誌を閉じるように目を閉じて 風にめくれるとき 口付けを葉っぱ越しに
676 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 04:29:57
なぜこうもやっかいなのか、人間というやつは なぜ何かを知りたがる 貪欲なまでに耳をそばだてて、いつか相手の鼻をあかしてやろうと必死になる
677 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 04:33:47
>>676 そんなこと企てているのはあんただけだよ
プッ
679 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 10:37:03
星のかけらでできた光るドレスをまとって 踊る乙女と 恋に落ちた
「何だろうこれ……?」 ぼくは郵便受けから取り出した封筒を手に、ぼんやりと呟いた。 封筒にはぼくの所属する大学の名が記されている。ぼくは何の手紙なのか考えながら、自室の扉を開けた。 「おっ、君にも来たんだ、就職活動のお知らせ」 「……って言うかどうしてヒトの部屋にいるんですか」 「鍵が開いてたから、ドアを開けてすーっとね」 「そんなこと聞いてません」 部屋にいたのは向かいの部屋に住む同級生だった。居心地がいいと言って、いつもぼくの部屋を訪れる。 「それにしても不登校児の君の所にまでちゃんと届けるなんて、律儀だねぇ」 「最近のは機械処理ですから。籍さえ置いていれば、その人物が本当にこの世に存在してるかなんてどうでもいいんですよ」 「知ってるよ。そんなの」 勝手に冷蔵庫から取り出したのだろう氷入りの麦茶を振りながら、カラカラと笑う。 ぼくは諦めて彼女の前に腰を下ろし、封筒に意識を戻した。 「それにしても就職? まだ二年も先の話じゃないですか」 「就職難って言うじゃない、最近。私の友達にはもう、始めてる人もいるよ」 「……就職、就職って、そんなに就職したいですかね?」 「だって就職しなくちゃ生きていけないよ。何事にも先立つものは必要」 「後にも先にも立ってるから問題なんです」 ぼくは封筒をちゃぶ台の上に放った。 風鈴がチリンと鳴る。風がぼくの頬を撫で、通り過ぎていった。 「まぁねぇ……」と麦茶を口に含む彼女。「そう言えば結婚したくないから就職するって奴いたな」 「それ本気で言ってるんですか? 結婚と就職なんて何の関係もない」 ぼくが不機嫌そうにそう返すと、彼女はにこりと笑った。
「そう思ってるの、きっと君だけだよ。大学を出たら、そんなこと言ってられなくなるんだから。君がそうやって自分のこと『ぼく』って言ってられるのも……」 「やめてください」 「……ごめん」 謝ったけれど、それが彼女の本心でないことは分かっていた。 彼女はとてもいい人だ。きっと、その”いい人さ”がぼくを放っておけないのだろう。 もう夏なのだ。すぐに秋がきて、冬がきて、来年の春がきて……。 「スーツ着用のこと……ぼく、スーツなんて持ってないのに」 「貸したげようか?」 「それは無理でしょう」 手紙を睨みながら考える。自分の取るべき行動は何だろう、と。 「それにしても何? もしかして行くつもりなの?」 「……どうしようかなあと思って。せっかく招待されたんだから、行くべきなのかな」 「機械に?」 「ええ、機械に」 「ふうん」と彼女は麦茶を置き、ぼくを正面に見据えた。「それは君が決めることだと思うけど」 「うーん……まあ、いいか」 「あ、やめるんだ」 少し残念そうな声。 「結婚しようかなぁ」 「したって、逃げられないよ」 「……そうですね」 「そうだよ」
>>680-681 下手ではないな。65点ぐらいか。
ただ、セリフが多いから読み易いのかも知れない。
小説の文章では、セリフ以外の部分の方が難しいから。
> 封筒にはぼくの所属する大学の名が記されている。ぼくは何の手紙なのか考えながら、自室の扉を開けた。
封筒にはぼくの大学の名が記されている。ぼくは手紙の中身を気にしながら自分の部屋に戻った。
若干、説明っぽすぎるかな。もう少し流れる感じで・・。
人が自分の部屋に勝手に入っているというのも古典的と言うか、現実性があまりないな。
あと、この彼女は恋人なのかどうかがちょっとこれだけじゃ分からない。
ちょっと嫌な感じ。
>「機械に?」「ええ、機械に」
就職というものが機械的で、人間味が無いというようなことを言いたいのだろうけれども、
言葉の繋がりが分からないな。ここの表現がちょっとおかしい。
こんなとこかな。
ふぉろー >「機械に?」「ええ、機械に」 これは 「せっかく招待されたんだから、行くべきなのかな」 「機械に(招待されただけなのに)?」 「ええ、機械に」 ということを言いたかったんだと思われ。 でも全然伝わんないけどね。無理やりそう結びつけただけ。主語がないからどういう意図なのか推測でしかわからん。 「いくべきなのかな」「○○に?」だったら ○は人(に会いに)か、場所(へ行く)という風に受け取るでしょ。 だったら 「……どうしようかなあ。行くべきなのかな。せっかく招待してくれたんだから」 「機械が?」 「ええ、機械が」 の方が自然。
684 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 19:34:04
今日、生まれて初めて ふーぞく の店に足を踏み入れた。37歳にして。 金は払っていない。サテンの配達で入ったからだ。 いつもは入り口で注文の品をわたす。だが、今日だけはなぜか「奥にいっちゃってください、ずずっと!」と 受付のあんちゃんにゆわれたんだずもな。おらびびっただ。ハッタリでグラサンロン毛ヒゲ面だども 2ちゃんでゆうとこの天使まであとぺっこだずもな。 いや、参ったぜ。廊下までインワイなムードの輝き。空気が桃色。かつねっとり。奥には何が? 視界がひらけると、思ったよりしけた内装のソファ数個が…なぜか床すれすれに置かれていて、脚を 折り曲げるスペースが無い…蛍光灯の灯りが白すぎてなおかつ客が一人もいないため月の砂漠みたい… と一瞬に判断したとたんぴょこんぴょこんとアフリカの野ジカみたいにソファからおねいちゃんの頭が顔を出した。 俺が「おまたせしました〜」とやる気75%で呼んだから。 …ぅがー!…えろい!JKのコスプレ!俺がチェックのプリーツミニに弱いと 知ってるわけないけど 困ります…ぅ! しかも空色だしさ。太ももがすらりと伸びてるしさ。二人、ちょこんと白い背景に立ってこっち見てるわけ。
685 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 19:34:49
調子に乗ったマネ(男)がどうやら一人のコのおしりを触ったらしく、 「きゃん!やだ!」とか叫び声があがったわけよ… 「もっと可愛く言わなきゃだめだろ」とか指導が入るわけよ… こないだ日本の小学生の無修正AVが法規制を逃れて外国で撮影されたのに流石にあんまりだと思って 足を洗ったばかりの元AVマニアには刺激がな。強すぎ。こゆい生のオトナワールド。いやらしい笑みが浮かぶのを 必死にこらえて左を向きながら、籠から注文の品を取り出す。いやらしい笑みが浮かぶ自分が許せないしな。 俺の女がこーゆーとこでどこの誰とも知らない男におっぱい触られたりして金を稼いでたら…泣きたくなるな。 そーゆーのを許せる種類と許せない種類に愚民(俺のことだと思ってくれ)を分類するのもエリート階層の 仕事だったのだろう。 エリート街道を引き返して…まぁ…政界ぃゃ正解だったんだろうな。割と楽しい毎日だ。金は無いが。
686 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 21:35:19
おいら返答に返答してる莫迦数人w
おいらのファンと見たw 仕方ねーな、返答したるぜっ!
>>661 余命があと一年って微妙に重複っぽいのに
【余命】って、残りのいのち。これから先死ぬまでの生命の事。
一年ってのは期限を言ってる。重複ぢゃねーだろ。
太り過ぎ100キロって、重複か?
痩せ過ぎ30キロって、重複か?
意味が解らんなら逝っていeよw
687 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 21:36:00
>>662 >ぢ。やけに得意げだな。
>この程度の文を酷評するっておまえのレベルも以下略。
>せいぜいお山の大将きどってろ。
こんなんでお山の大将かよ?
楽勝だな。
おまえには無理だろうけどw
なんなら、おまいの高レベルの糞でも笑ってやろうか?w
>ちなみに指摘は正しいけどおまえの文にはセンスがない。
おまい、褒めてるの? 貶してるのか?
>>665 >「ぢ」ってあれだ
>売れない純文作家の怨念が作り出したネットの幽霊って気がするな。
>指摘は間違っちゃいないんだが
>指摘の元の知識が偏りすぎだろ
>偏りすぎててうける
うけたか、おい。狙い道理だなw
妙な偏りすぎは意図的にやってる。計算の内だよ。
的確な指摘。おもろい酷評。人気者の「ぢ」。
それをいつも心掛けてるよw
狙って、うけを取る。難しいんだぢぇw
>やめてくれ、「ぢ」の書いたラノベエンタメなんて想像したくねw
>この偏り方は純文だろ純文。
過去レスで、歩道橋での男女のやり取りをエンタメ調で書いてるが・・。
探して見てくれ。
688 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 21:36:47
>>670 >闘病物を読めばわかりますけど、余命半年くらいでも食事はしてますよ。
>あまり食べれないみたいですけどね。
>ちなみに君はどういう闘病物を読んでそういうことを言ってるのでしょうか?
>思い込みだけで、間違ったことを言うのは酷評以前の問題です。
はあ?
おれは638文での、ひとみの場合を言ってるんだよ。よく嫁w ぼーけw
いいか、坊や。
>ひとみはみるみる衰弱し、今は枯れ木のよう。顔はやせこけた。
>体重も30kgを維持できていない。
これを読んで、ひとみがどういう状態なのかだ。
そりゃ、個人差もあろう、余命を知る知らんで食欲も違おう。
闘病物の話ぢゃねーんだよ。ひとみの場合をおれは言ってるんだよ。
わかったか? ぼーけw
糞でもすっか。ぢゃーなw
689 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 21:37:19
計算違いってやつだな
690 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 21:45:15
糞なんかしてる場合じゃないだろ? 慟哭を早く晒せよ根性ナシ 所詮おまいは酷評する側
>>686 >余命があと一年って微妙に重複っぽいのに
【あと】が微妙に重複っぽいってことだろ?
>ひとみの余命があと一年。そう聞かされてから半年がたった。
→ひとみの余命は一年。そう聞かされてから半年がたった。 でいいんじゃまいかってこと。
>>692 みんなは知ってるのに彼にはそのへんが伝わらないのですよ。
だから、あんなに堂々としていられる。
694 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 23:25:44
おいらにまだ返答してる莫迦数人w
えっ、おいらも・・・?
>>689 >計算違いってやつだな
それも計算の内だぜw
>>690 >酷評のみなさまへ
>686-688 を含め「ぢ」のレスはスルーでお願いします。
お願いしますw
>>691 >糞なんかしてる場合じゃないだろ?
どんな場合なんだよ?
糞ぐらいさせろやw
695 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 23:26:48
>>692 >【あと】が微妙に重複っぽいってことだろ?
>ひとみの余命があと一年。そう聞かされてから半年がたった。
→ひとみの余命は一年。そう聞かされてから半年がたった。 でいいんじゃまいかってこと。
>>693 >みんなは知ってるのに彼にはそのへんが伝わらないのですよ。
>だから、あんなに堂々としていられる。
いいかい。坊や。よくお聞きw
知らないようだから言っておくぜ。
【あと】ってのは、ここでは残り、って事だ。
僕は一日経つ事に、ひとみの余命があと何日、何日、ってカウントしてるって事。
正月まで一ヶ月。
正月まであと一ヶ月。
どちらが一日経つ事に、あと何日、ってカウントしてる?
ひとみの余命が一年。
ひとみの余命があと一年。
どちらが一日経つ事に、僕の、ひとみの余命が刻一刻、カウントしているようだろうか?
どちらが一日経つ事に、僕の悲しみが募るようだろうか?
こんなのは常識なんぢゃねーの? だから指摘しなかったのに・・。
もっと、もっと、酷評のレベルを下げる必要があるようだなw
また、糞でもすっか。ぢゃーなw
696 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 23:31:37
カレーライスを一口、箸で運んだ にんじんは上顎と舌にあっというまにつぶされて 安っぽい肉も数回の咀嚼で飲み込んだ
>>695 だから【微妙に】と言っていたのだと思うが。
素直に謝ればいいのに。
698 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 23:35:15
容器の中のカレーライスを箸ですくって口に運んだ 数回の咀嚼で安っぽい肉も噛み切れ、にんじんはその存在を感じさせぬまま 喉奥に追いやられた われながらうまいな。
>>695 では、これは取消すのか?
【あと】と何の関連もないが。
>【余命】って、残りのいのち。これから先死ぬまでの生命の事。
>一年ってのは期限を言ってる。重複ぢゃねーだろ。
>太り過ぎ100キロって、重複か?
>痩せ過ぎ30キロって、重複か?
700 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/12(木) 23:38:13
「ぢ」の人の批評は役に立たないと思うけどね。 批評するのはいいから他人に絡むなと。 ここで批評している人は「ぢ」よりも文章のことを理解しているから。
どこが
>>695 ”重複”についての指摘なのに、なに論点ずらしているんだ?
「あと」がなくても文章が成立することを指摘しているんだろ。
「僕の悲しみが募るよう」かどうかなんて誰も論じていない。
「難民のクソガキなど、飢えてのたれ死ね」 光るブラン管には、頬を涙に濡れた十歳ぐらいのガキが必死にカメラを睨んでいる。おそらく監督かカメラマンに殴られたのだろう、濡れた頬には、真新しい痣が痛々しく乗っている。 画面が変わる。 最近売れているお笑い芸人が、新宿の駅前で必死に募金活動をしている。 今も一人、募金をしたボンクラの手を握り、必死になって握手をしている。ヒヒのような顔で「俺は善人様だぜ!」とあらん限りに主張する様は非常にこっけいだ。現実では不倫や家庭内暴力の常習犯で、告訴される一歩手前だというのに。 ボンクラは、ビジュアル系ロックバンドのボーカルでもやってそうな美青年、すらりと背を伸ばし、自信ありげに新宿の街へと歩く。 そして、スピーカーから、「愛こそ全て、愛だけが人を救う」と歌われる。 サビの部分にさしかかったあたりで、ブラウン管に紙カップが叩きつけられた。 「まずは俺達が童貞に甘んじている問題から解決しろってんだ」 ブラウン管に、二人の男が照らし出されている。 「仕方がないよ。僕たちは醜いもの」 男の一人が言う。小太りで、カエルを髣髴させる神経質そうな眼をきょろきょろしている。 服装はユニクロで買ってきたジーンズと、安っぽいワークシャツ。 もう一人の男は爆笑問題の太田光を連想させるネズミ顔。わかりやすい黒のTシャツにジーパン姿、ジャイアンツのロゴがプリントされた彼のTシャツの裾には白い染み。 二十六年間の地獄の道程から身体を慰める、日間わずか三十秒のオアシスに浸った後の名残。 乱雑になったゴミ類の傍らで、男達は地獄の続きをゆっくりと味わう。 よろしくお願いします。
>>705 20点ぐらいかなぁ・・。
テレビの中の画面の説明なんだろうけれどもね。
視点も主語・述語もメチャクチャ。
>「難民のクソガキなど、飢えてのたれ死ね」
これをこのガキが言ったのだろうけれども、どういう状況で
何に対して発言したのかが分からない。
>現実では不倫や家庭内暴力の常習犯で、告訴される一歩手前だというのに。
なんで、こんなことが分かるんだ?それはブラウン管で放映されていたのか?
そもそも、この文章ではテレビを見ている主人公がテレビの内容を語っているのか
テレビの内容を書いているのか分からない。
あと、誤字脱字が目に付く。それから漢字はもう少し崩せ。
>>680-681 >「何だろうこれ……?」
> ぼくは郵便受けから取り出した封筒を手に、ぼんやりと呟いた。
> 封筒にはぼくの所属する大学の名が記されている。ぼくは何の手紙なのか考えながら、自室の扉を開けた。
>「おっ、君にも来たんだ、就職活動のお知らせ」
>「……って言うかどうしてヒトの部屋にいるんですか」
>「鍵が開いてたから、ドアを開けてすーっとね」
>「そんなこと聞いてません」
冒頭の独り言は意味がありませんのでカットしたほうがいいでしょう。
状況描写で処理したほうが上手くまとまります。
(ぼく、ぼくと少しうるさい感じがします)
次に、このセリフの主の登場が唐突。
>「おっ、君にも来たんだ、就職活動のお知らせ」
部屋の描写もなく、人物の描写もありません。
新しい人物を登場させたら、どのような人物なのか描写が必要。
必要最小限修正するとこんな感じ。
郵便受けに手紙が届いていた。封筒にはうちの大学の名が記されている。
僕は何の手紙なのかを考えながら部屋のドアを開けた。
「おっ、君にも来たんだ、就職活動のお知らせ」
部屋にいたのは(髪が長いとかキャラの描写をして)○○○だった。
向かいの部屋に住んでいる同級生だ。居心地がいいと言っては、いつもぼくの部屋を訪れる。
「……って言うかどうしてヒトの部屋にいるんですか」
「鍵が開いてたから、ドアを開けてすーっとね」
悪びれた様子もない。
「そんなこと聞いてません」
>>705 冒頭のセリフはいらないような気がしますね。
三人称ならそう分かるように書かないと駄目。
必要最小限手を入れるとこんな感じ。
乱雑になったゴミ類だらけの部屋で、光るブラウン管だけが二人の男を照らしている。
ブラウン管の中では、涙で頬を濡らした十歳くらいの餓鬼が必死にカメラを睨んで
いた。おそらく監督かカメラマンに殴られたのだろう、濡れた頬には、真新しい痣が
痛々しく残っている。
画面が切り変わる。
最近売れているお笑い芸人が新宿の駅前で必死に募金活動をしていた。
募金したボンクラと握手をしている。ヒヒのような顔で「俺は善人様だぜ!」とあらん
限りに主張する様は非常にこっけいだ。現実では不倫や家庭内暴力の常習犯で、告訴される
一歩手前だというのに。
ボンクラは、ビジュアル系ロックバンドのボーカルでもやってそうな美青年、すらりと背を
伸ばし、自信ありげに新宿の街へと消えていく。
そして、スピーカーから聞こえてくるのは「愛こそ全て、愛だけが人を救う」という歌。
サビの部分にさしかかったあたりで、○○○はブラウン管に紙カップを叩きつけた。
「まずは俺達が童貞に甘んじている問題から解決しろってんだ!」
ネズミ顔。ジャイアンツのロゴがプリントされた黒いTシャツ。裾には白い染みがついていた。
「仕方がないよ。僕たちは醜いもの」
◎◎◎が悲しげな声を出した。
小太りで、カエルを髣髴させる神経質そうな眼をきょろきょろしている。
服装はユニクロで買ってきたジーンズと、安っぽいワークシャツ。
>>705 阿部和重か村上春樹のアフターダークを下手糞が真似た感じ。
> 光るブラン管には、頬を涙に濡れた十歳ぐらいのガキが必死にカメラを睨んでいる。
日本語からやり直してこい。には、って何だ、にはって。
711 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/13(金) 10:39:08
>>710 そういう新しい文構造もそのうち出てくるっていう先見の明、じゃないの?もしかすると
>>710 「〜には」って日本語だろ
辞書にも載ってるし
頭大丈夫?
>>713 にはは日本語だよ。
この場合、ブラウン管には〜が映っていた。なら成立するけど、
ブラウン管には〜カメラを睨んでいる。では日本語にならないんだよ。
頭大丈夫?
ついでに「頬を涙に濡れた」も変だ
ついでに「ブラン管」ってなんだよ
717 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/13(金) 12:17:20
山田悠介の再来だ
↑頭大丈夫?
>>713 まさか本気で710にツッコミ入れたわけ?
冗談だよな。
日本も終わりだな
721 :
評価よろしく :2006/10/13(金) 15:33:57
「こんばんわ。秋元がここにいますね?」 背の高い2人の男がドアの前に立っていた。 「いえ、その様なお方は存じませぬが……」 言葉を詰まらせてしまい、友美はドキッとした。 そのちょっとした反応を見て確信したのか、一人の男がドアを無理やり開けて入ってきた。 もう一人の男はドアの外で待っているようだ。 「失礼します」 友美の心臓がドキドキと激しく動き出した。 「ここには私しかいません。秋元とか言う人なら向こうに行きました」 部屋に入ってきた男の動きが止まった。 「貴方、秋元を知っているんですか?」 「いえその……」 友美は動揺していた。ドアの外にいた男も部屋に入ってきて言った。 「ここにいるみたいだな」 男達は部屋を調べ始め遂に奥の部屋以外全てを調べ終えた。 「残るはここだけか」 友美は二人を必死に止めた。 「ここは私の部屋よ。向こうに行くってください!」 友美を押しのけ男がドアを開けた。 「秋元見つけたぞ」 一人の男が友美を押さえて、一人の男が秋本の腕を掴んだ。 「終わった。何もかもが……」 友美はそう思った。 「じゃあ、次は秋元が鬼だな」 背の高い2人の男は部屋から出て行きどこかへ行った。 秋元は私を怒鳴ると2人をさがしに外へ出て行った。
722 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/13(金) 15:48:52
>>721 背の高い2人の男の描写をしてください。
>心臓が激しく動き出した。
通常は止まっているの?
「鼓動が激しくなった」
>終わった。何もかもが……」
>友美はそう思った。
いや、友美は「思った」んじゃなくて「言った」んだろ?
>>682 、
>>683 、
>>708 酷評ありがとうございました
やはり、読ませる文としてはまだまだみたいですね……
あまり他人に読んでもらう機会が無かったので、評価をいただいてありがたいです
ちなみに>>680-
>>681 の文は今書きかけの作品から抜粋したもので、登場人物の『ぼく』は女性、『彼女』は純粋な友人です
抜き出した一作品として完結させるために、多少修正してあります
冒頭の描写についてはその修正が十分にできていなかったせいかもしれません
完全にこちらの能力不足です
「機械に?」
「ええ、機械に」
のくだりについての指摘には、ぐうの音も出ません
思わず、なるほど、と呟いてしまいました
台詞の多い部分を抜き出したので、いずれもう一度別な部分で酷評をお願いするかもしれませんが、その際はよろしくお願いします
>>721 >「こんばんわ。秋元がここにいますね?」
>背の高い2人の男がドアの前に立っていた。
>「いえ、その様なお方は存じませぬが……」
>言葉を詰まらせてしまい、友美はドキッとした。
>そのちょっとした反応を見て確信したのか、一人の男がドアを無理やり開けて入ってきた。
時間も場所も、キャラの位置関係も曖昧です。
呼び鈴がなって、ドアを開けて応対したならば、それがわかるように書かないとダメ。
状況描写を心がけましょう。
725 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/13(金) 19:47:34
「こんばんわ。秋元がここにいますね?」 背の高い2人の男がドアの前に立っていた。 「いえ、その様なお方は存じませぬが……」 言葉を詰まらせてしまい、友美はドキッとした。 そのちょっとした反応を見て確信したのか、一人の男がドアを無理やり開けて入ってきた。 もう一人の男はドアの外で待っているようだ。 「失礼します」 友美の心臓がドキドキと激しく動き出した。 「ここには私しかいません。秋元とか言う人なら向こうに行きました」 部屋に入ってきた男の動きが止まった。 「貴方、秋元を知っているんですか?」 「いえその……」 友美は動揺していた。ドアの外にいた男も部屋に入ってきて言った。 「ここにいるみたいだな」 男達は部屋を調べ始め遂に奥の部屋以外全てを調べ終えた。 「残るはここだけか」 友美は二人を必死に止めた。 「ここは私の部屋よ。向こうに行くってください!」 友美を押しのけ男がドアを開けた。 「秋元見つけたぞ」 一人の男が友美を押さえて、一人の男が秋本の腕を掴んだ。 「だぁめぇじゃないスかぁ、秋元さぁん!まみまみになんて言うんすかぁ!」 「あれ。タカ、お前がそういうこと言える?」 「とろりんもだめだよ?」 「スミマセン、トシさん」 「あらら、ボケ覚えちゃった?」 「はい、ノリさん。天然は卒業です(にっこり」
726 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/13(金) 20:02:46
こんなところにせっかくの作品を晒すのは止めた方がいい。 ここは、ネタスレだからね。
727 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/13(金) 20:04:13
728 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/13(金) 20:58:57
「きゃあぁああっ」 僕の部屋へ入るなり、彼女は耳をつんざくような悲鳴を上げた 「どうしたんだよ、こっち来いよ」 そう言って僕は彼女の腕を掴む 「いやぁあっ触らないでっ人殺し!!変態!!キチガイ!!」 ―何言ってるんだ?この女…狂ってるのか? 「落ち着け、どうしたんだよ?」 「ふ…ふざけないでっ!こんなモノ見て…落ち着いてられるわけないでしょっ!!」 彼女はガタガタ震えながら僕が食い散らかした残飯を見ている ―この女、正気か?たかが人間の肉を食らったぐらいで…… 「腹が減ってたから歩いてたのを捕まえてきてさばいたんだ。お前も食うか?」 「いいかげんにしてっ!!」彼女はそう喚くと部屋を出て行こうとする 僕はすかさず彼女の肩に手をかけた 「どこ行くんだよ?」 「いやぁっ!離してよっ!警察に決まってるじゃない!!アンタ完璧に頭おかしいわ!!」 彼女はそう吐き捨てると荒々しくドアを開け出ていってしまった ―警察?…何故?あの女どうかしてる …自分で書いてて嫌になったorz なんだこりゃ
729 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/13(金) 21:25:23
あのう、今日の昼間にネットのサイトの批評コーナー提出しました。 ここのスレにも載せたいのですが、「マルチ」扱いになりますか? また載せる時に、少しリライトして出したいのですが それもルール違反ですか?
730 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/13(金) 21:28:02
731 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/13(金) 21:31:31
>>726 ネタはたくさんある。
あんたと違って発想力あるからね
732 :
その一 :2006/10/13(金) 21:38:26
裏山は鈴虫の音色で満ちていた。満月の光が松の茂みを黒く染める。 やがて鈴虫の声と葉すれの音が微妙に食い違いはじめ、騒々しくなった。 あたしは歩くことをやめ、大木の根っこに腰をかけた。 今夜会うはずの男はまだ、来ていなかった。 男とあたしは幼なじみだ。 二人とも裏山の探検が好きで、歌が好きで、英語が好きで、父の絵画百科を眺めることが好きで、アイスキャンデーが好きだった。 夏休みになるとあたしたちは裏山でひとしきり遊んだ後、駅前の駄菓子屋に走った。 二人で手をつなぎ、透明なガラス張りの冷凍庫に並んだ円筒形のアイスを眺める。 男はアイスをなめるあたしの口元をじっと眺める癖があった。 黒々とした目に捕らえられるとアイスキャンディは甘くなる。彼は満足すると手を重ねてきた。 黙って男の手のひらにできたマメをなでる。許婚と違う労働者特有の平べったくも繊細な指先が好きだった。 やがて男の指が絵筆を滑らすように体をなぞる日が来ると、アイスキャンデーはますます甘くなった。 二人しか知らない三人目の存在が明るみになり、やがて闇に流れても甘さは増す。 男が真夜中の闇にまぎれて姿を消したとき、はじめて薄い甘さだったのだと気がついた。
733 :
その二 :2006/10/13(金) 21:41:13
その後のあたしは、見合いで知り合った男と結婚した。 何もかも食い違う、騒々しい日常の始まりだった。 清く正しい姑、押し付けがましい小姑、男児ばかりの家。 アイスキャンデーを舐めては、甘さを確認した。薄味のつまらない味。 ――男が墓参りのため50年ぶりに帰郷すると聞いて、あたしは思わず駄菓子屋に走った。 いつしか老舗と謳われるようになった店には昔と変わらないアイスキャンデーがおいてある。 あたしは大切に保冷袋にしまうと、一緒に食べてくれるだろうか、と何度も呟きながら口を閉めた。 濃い甘い味が懐かしい。 あたしが保冷袋についた汗を拭っていると、誰かがそっと手を握った。 深い皺のゴツゴツした手がアイスキャンディを手渡す。舐めてみると甘い。 濃く染みわたる 。あたしは思わず顔を上げ見つめた。見知らぬ男が一緒に食べている。 「いつか、二人の出会った頃を思い出してくれるかな」低音の声色にはっとした。夫が傍らに座り月夜を眺めていた。徘徊しているあたしの後ろにたたずむ夫。鈴虫と葉すれの音の食い違いはますます大きくなる。アイスキャンデーは甘いままだった。
734 :
その三 :2006/10/13(金) 21:59:11
これで終わりです。 打ち込み方に失敗をして「。」が最初に来てしまった部分があります。 すみません。 酷評のほど、よろしくお願いします。
>>732-734 冒頭からカットバックというのはよくないです。
しかも、何歳の時点に戻っているのかがわからない。
その後、主人公は森の中にいるはずなのに、どこに移動
したのかわからない。
そしてまたカットバック。
結局、主人公の現在位置は不明のまま。
評価D
>>728 >「きゃあぁああっ」
>僕の部屋へ入るなり、彼女は耳をつんざくような悲鳴を上げた
主人公の視点で彼女を部屋に招きいれた経緯を書いたほうがいいですね。
食事中→呼び鈴→玄関→食卓
この順番で描写したほうがオチも引き立ちます。
あとは彼女の表情や、食卓の描写をもっと丁寧に。
評価E
>>732 こんな短い文章の中でアイスアイスって何回言うんじゃ!って感じかな
前は描写がたりないって言われてたから、言われたとおり描写付けまくって失敗している感じ
前のほうが良かったなあ。下手なりにしんみり来たし
余分な贅肉をそぎ落としたほうがいいよ
738 :
662 :2006/10/13(金) 23:49:34
>>687 だからさー、なに得意げになってんだよっての。
日本語ほんとにわかんのかよ。カムサハムニダ?
ヨクチョンギレルハサミダ?
ほんと俺には無理無理。他人にかまってられるかいっての。
自分で精一杯だよ。
じゃあなんでここに来るかって?
おまえをあざwうため。
またいなくなっちゃうの?
それともキャラ変えて酷評続けるの?
いつものことだからわかってるよん。
これもいつものことだが、
過去レスに良い文を晒してあるから読めってよくいっているけど、
だれもほめてねーし。スルー。
可もなく不可もなく、どうでもいい。
イコール、”センス”はないってことじゃね!?
空気もよめなきゃだめだよ大将。
それともオナニー作家でもめざしてるの?
今の所、オナニーしまくり作家志望ってか。
>>732-733 38点ぐらいかなぁ。
まず、全体を読んで一番気になるのが50年間の時間の切り替え。
時間差の表現が曖昧なので、読者の頭が混乱する。
>清く正しい姑、押し付けがましい小姑、男児ばかりの家。
アイスキャンデーを舐めては、甘さを確認した。薄味のつまらない味
しかも、これは50年前でも50年後でもないよね?結婚当初?
さすがに子姑はもういないでしょ、普通。
>満月の光が松の茂みを黒く染める。
やがて鈴虫の声と葉すれの音が微妙に食い違いはじめ、騒々しくなった。
ここら辺の描写もおかしい。満月は茂みを黒く染めないでしょ。
葉すれの音って、鈴虫の声に比べたら聞こえないくらい小さいんじゃない?
だから食い違うも食い違わないも、何かしっくりこない。
こういう描写や切り替えが全体的にいい加減な文章を良くするには、
自分が書こうとしている場面や状況を自分の頭の中でリアルに想像できてないから。
実際に自分が体験していないことを書くわけだから、想像力が甘いということかな。
740 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 00:15:13
【重複】とは、同じこと(・もの)がかさなること。
>>661 >余命があと一年って微妙に重複っぽいのに
【重複】とは、同じこと(・もの)がかさなること。
>>692 の莫迦は、余命と【あと】が微妙に重複っぽいってこと、と解釈?
>>697 の莫迦は、だから【微妙に】と言っていたのだと思うが。
【微妙に】だから何なんだ?
【微妙に】だから重複してないのか? お前、頭大丈夫か?w
微妙に重複ってのは微妙でも重複してるって事だろ。
どっちか、微妙で解らない、ってのは問題外でお粗末杉w
>>699 >では、これは取消すのか?
>【あと】と何の関連もないが。
はあ? いつ、何の関連もないと証明されたんだよw
お前、頭大丈夫か?w
【あと】と関連があるって言ったのは
>>692 の莫迦だろ。
おれぢゃねえ。おれは反論しただけだろw
よく嫁。 ぽーけw
661文自体、微妙に莫迦っぽいがw
741 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 00:15:58
>>738 :662
>ほんと俺には無理無理。他人にかまってられるかいっての。
>自分で精一杯だよ。
>じゃあなんでここに来るかって?
>おまえをあざwうため。
>だれもほめてねーし。スルー。
はあ?
おまえ誰だ?
自分の糞文を酷評されての逆恨みかw
まずはおまえ自身がスルーしろ。別におまえなんか呼んでねーし。
勘違いするなよ。
いいかい。坊や。
まずはおまえ自身がスルーしろ。別におまえなんか呼んでねーし。他人にかまってられねーんだろが。
繰り返したぞ。それがおれがおまえに言いたい事。
>”センス”はないってことじゃね!?
おまえの糞文からも”センス”は感ぢねーがな。
おまえのは、ただの愚痴だろw
さーて糞でもするかw
>>740 反論になっていないんだから、謝っちゃえば?
ラクになるよ。
「余命」には”あと”という意味が含まれている。
だから「余命があと」というのは微妙に重複っぽい、という指摘。
おまえはそれを分らずに
>>686 で馬鹿を晒した。
これね。
>【余命】って、残りのいのち。これから先死ぬまでの生命の事。
>一年ってのは期限を言ってる。重複ぢゃねーだろ。
「あと」との重複に全く気づいていない。誰も「一年」が重複だなんて言っていないのに。
それを指摘されると
>>695 で論点をずらそうとして恥の上塗り。
そして
>>740 では、いつもの逃げ口上。
>661文自体、微妙に莫迦っぽいがw
原文が糞だからという毎度おなじみの最後っ屁。
見苦しい。
「鼻毛」 出てるよ、とまでは言えなかった。 「えっ?」 「ううん、何でもない」 でも、何とかしてそのことに気付かせたいと思った私は、 マジカル・チェンジやろうよ、と彼女に話しかけた。 「えっ、なんでいきなり?」 「いいからいいから、はい、やるよ」 私は手拍子を取り、リズミカルに体を揺らしながら歌い始めた。 「はいチェーンジ、チェンジ、マジカル・チェンジ、 バナナという字をひと文字変えて? バ、ナ、ゲッ」 私は彼女の反応を見た。 「バナゲって、何……?」 彼女は、気付いてくれなかった。 私の目論みは、バナナからバナゲに変わり、そして鼻毛へと辿り着くことだったのだ。 まあいい。そのうち自分で気付くだろうと諦めた私は、 メイク直しをしようと化粧ポーチから折りたたみ式の手鏡を取り出し、 まずそこに映る自分の顔を眺めた。いつ見ても、やっぱり私は可愛い。 なのに今私の隣にいるこの女ときたら、悠長に鼻毛なんか出してやがる。 親切な私がそれに気付かせてあげようとゲームを持ち出し、 バナゲ、なんて造語までもを作り上げてやったのに、 「バナゲって、何……?」などと抜かす始末だ。 私はイライラしながら、もう一度じっくりと自分の可愛い顔を見つめる。 鼻毛が、出ていた……。
>>743 100点を進呈してしんぜよう。
コピペみたいだな。スラスラと読める。
文章に関しては私からは何も酷評することがございません。
コピペかなんだか知らん 酷評もめんどくさくてしね しかし久々に笑った いいなバナゲ バナゲの後その前の展開を無視してポーチを開くのなんて最高だ
746 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 05:03:22
>>732 です
酷評ありがとうございました!!
みなさんに殴られることで、ぼやけていた視点がはっきりしました!
やっぱり、酷評は必要ですね。
と、強がりをいいつつへこむ自分がいますが……
小説は好きで良く読んでいるほうだと思っていましたが
文も下手、想像力も貧相、独りよがりと目も当てられない自作を読み返すと
読み方が浅いのかなあ…と反省しきりです。
いや、その前に才能が…と言う話になっちゃいますけど……
あ、グチになってしまいました。すみません。
>>740 微妙に、とつけたのは口頭ではよく使われる表現だと思ったから。
だから一人称で使う分には黙認してもいいかなとは思う。枕詞的なものとしてアリかな、と。
でもやはり「余命」と「あと」は重複だろうと思えるわけで、だから指摘しただけだよ。
>>732 さん
他の批評には納得なんだけど、個人的にはキラリと光る才能を感じる。
文章が安定してるし、読んでいて心地がいい。
短編の流れだけど、描写が立体的で生き生きしている。
諦めなければ芽が出そう。
749 :
酷評お願いします :2006/10/14(土) 08:48:00
私は窪んだ敷石に沿って、祖父から受け継いだ木造平屋建ての家屋 に戻った。随分と底が磨り減った下駄を石段の上で丁寧に脱ぎ、軋む 縁側に上がる。青白く浮かぶ障子を開けて部屋に入ると、畳の上に敷 かれた、藍色の生地に菊の刺繍が施された蒲団に潜り込んだ。辺りは 静かである。私に妻はいない。もちろん息子娘もいない。いるのは いつの間にか居ついてしまった、雄の黒猫だけだ。一人と一匹暮しで ある。同じ部屋で寛いでいる時は言葉を交わす。私は日本語で話し、 彼は猫の言葉で話す。話す、いや鳴く。生意気な声で鳴くのだ。腹が 減った時も、返事をする時も、同じ声で鳴く。彼が初めて私の前に 現れた時は、立派な青年だった。だから今はもう、立派な大人になって いるのだろう。私も大人である。でも、四十半ばにしてもなお、未熟 な大人だ。盛りある彼と比べたら、見るも劣る惨めな男だ。それを 知っていて、私に対して生意気なのか。居候のくせに、無礼な猫だ。 障子の角が次第に黄色くなってきた。朝が訪れたのだ。障子が朝日 を遮り、ぼやけた明かりを内に漏らす。私は障子に背を向けて、蒲団 を頭まで被り目を閉じた。瞼の裏は真っ暗だ。しかし朝の気配は 確実に、私の背後に迫っている。予感がする のである。必ず猫が起こしに来る。朝飯をねだりにやってくるのだ。 しばらくして障子がかりかりと鳴り始めた。あの生意気な声もする。 やはりやってきた。彼は決して私と寝ない。同じ部屋で寝よう としない。それでも飯の時だけは一緒に居たがる。私は蒲団から出て、 猫が爪を立てる障子を開けた。彼は私を見上げるなり、生意気な声で 鳴いた。だから私は、日本語で挨拶をした。
750 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 09:09:21
751 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 09:13:10
そうっす。
752 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 09:35:12
>>727 「ネタ」も「せっかくの作品」も両刀で書けなければ俺はコムレイドと
呼びたくないな。ふざけ一辺倒でも真面目一辺倒でも嫌だね。
753 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 10:01:06
無理してほめますスレになってるやんけ。
754 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 10:01:24
>661文自体、微妙に莫迦っぽいがw >原文が糞だからという毎度おなじみの最後っ屁。 いくつもの解釈で誤解を招く糞文。それを、微妙に莫迦っぽい、と言ってる訳。 おれは、重複っぽい、とは思わない。 >「余命」には”一年”という意味が含まれている。 >だから「余命があと」というのは微妙に重複っぽい、という指摘。 あのさー、小説には繰り返し効果ってのは多様されている。 もう少し、小説読んだらw >誰も「一年」が重複だなんて言っていないのに。 おれが言ってるだろw おまえ字読めるか? おれは、重複っぽい、とは思わない。だから、何を重複っぽい、と言ってるのか解らない。 微妙に重複っぽい、って曖昧で莫迦っぽいだろw ぢゃあ、おまえ式で言うなら、 誰も「あと」が重複だなんて言っていないのに。 ってことになるw 大食い競争で、「残りあと一口」、とか聞かねえか? 「余命があと一年」もありえる、って言ってるのw 第一さー、重複っぽい、からどうなの? 重複っぽい、から、重複っぽい、って言っただけなの?w おまい、もう逝っていいよ。ばいばいw もっとレベル下げる必要あるのかよっ
755 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 10:08:12
「ぢ」、もっと言ってやれ。 おそらく、以前もクダクダ文句垂れていた奴だ。
756 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 10:27:09
>>749 不自然な文構成だね
何が狙い? それとも素?
757 :
1/2 :2006/10/14(土) 12:19:46
妖しく哂う満月の下。 崖の上の古城は、五年に一度開かれるパーティーと共に、どこかピリピリとした厳戒態勢が敷かれていた。 ゲルマン・ゴチックを基調とした武骨な造形。色褪せた青煉瓦の外壁は灰色にくすみ、時代の変遷を無言の内に物語る。 その外観たるや威風堂々。そこに住まう城主の富をも物語っていた。 中庭では、踊り場で踊り子が舞を披露し、招待客達の目を虜にする。 赤い絨毯が敷き詰められた城内の大きな広間、銀の皿に乗せられた馳走と世界中の銘酒が裕福な招待客の舌を満足させた。 表向き、優雅なパーティーが行われていた。しかし、至る所に傭兵が配置されていた。 黄緑色の軍服に身を包み、腰元のベルトに吊るされたトランシーバー。片手には、膝の辺りまで届く大きな銃をぶら下げている。 彼らは周りを見渡し、逐一仲間と連絡を取り合っていた。 城主宛てに黒い封筒が送られてきたのは、パーティーより四日前のことだった。 差出人はヴォトカ・ギムレット。又の名を怪盗ウォッカ。 黒い封筒の中には、これまた黒い手紙に白塗りの文字が刻まれていた。 そこには、犯行予定日、犯行時刻、お目当ての品等、詳細にわたり書かれていた。 黒い封筒は『ウォッカの予言書』と呼ばれ、大富豪に恐れられている。 どんなに警備を固めたとしても、ヴォトカは決められた日、決められた時刻通りにお目当ての品を奪っていった。 怪盗ウォッカの名はたちまちフランス全土に広がり、国家警察が躍起になってヴォトカ逮捕に力を注いでいた。 しかし、その努力も虚しく、次々と大富豪宅に黒い封筒は送りつけられた。 ヴォトカはどんな価値のある品でも、決して傷のついた品は盗まない。傷一つ無い完成された物だけを、ヴォトカは求めていた。 今回ヴォトカが狙いを付けたのは、古城に眠る赤いダイヤモンドであった。
758 :
2/2 :2006/10/14(土) 12:20:57
中庭に配置された一人の傭兵が隣の傭兵に話しかけた。 「なぁ、俺らはここに居ても意味がないのでは?」 「な〜に言ってんだ? もしかしたら、お前が怪盗ウォッカを仕留めるかも知れんのだぞ? 希望を持て、希望を」 隣の傭兵は、彼の肩をポンっと叩くと城内へと向かった。 「そうだな。俺がウォッカを仕留めたら、懸賞金もガッポリ手に入ってこんな仕事からもオサラバだ!」 「おお! そうだ。その調子だ!」 彼は気づいていなかった。城内へと歩みを進める傭兵が、その仕留めるべき相手だったことを。 城内の赤い絨毯を踏み締め、怪盗ウォッカはニヤリと微笑む。 酷評お願いします
759 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 12:21:05
>>748 あなたに才能を認められても何の意味もない。
だってあなた、未だに素人という肩書きを払拭できずにいるんでしょ?
あなたの感じる才能なんて、世間では無能と見なされるのよ。
>>757-758 文章はいいと思いますよ。
ただ構成は致命的にまずいですね。
冒頭で城周辺の警戒態勢を描写したのですから、主人公は早めに登場させた
ほうがいいです。二段落目の説明文はもっとあとのほうで。
できれば登場人物に語らせたほうがいいでしょう。
また、この手の話で神視点というのも激しくマイナス。
誰かに視点を固定したほうがよいです。
>>759 まるっきりの素人ではないオレは
他の批評には納得なんだが、「個人的には」キラリと光る才能を感じる。
>>749 純文ですかね。
文章は下手ですね。
>私は【窪んだ】敷石に沿って、【祖父から受け継いだ】木造平屋建ての家屋
>に戻った。【随分と底が磨り減った】下駄を石段の上で丁寧に脱ぎ、【軋む】
>縁側に上がる。
【 】の部分はなくても意味が通じますよね。
全部削れとはいいませんが、ある程度取捨選択しないと素人くさい下手糞な
文章になります。もしくは、個々の物(敷石、家屋、下駄)をもっと丁寧に
描写して下さい。
例えば
>祖父から受け継いだ木造平屋建ての家屋
寂れていることを演出するのであれば、家の周りの雰囲気や建物の感じを
もっと具体的に。
>【青白く浮かぶ】障子を開けて部屋に入ると、畳の上に敷かれた、
>【藍色の生地に菊の刺繍が施された】蒲団に潜り込んだ。
>辺りは静かである。
昼なのか夜なのか。時間もわかりませんね。
部屋の様子もわかりません。布団の刺繍を描写した意味もわかりません。
描写を通じて、主人公の心理、時代背景、その場の雰囲気を演出するように
心がけてください。
763 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 13:16:20
>>761 長年書いているから素人じゃないのだろう。
でもそうだからこそ、余計にあなたに認められたくない。
764 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 13:27:52
まあ、嫉妬すんな。
765 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 13:40:36
嫉妬したくてもできないよー!
766 :
2/2 :2006/10/14(土) 13:46:43
_ ∩ ( ゚∀゚)彡 賓乳!賓乳! ⊂彡
767 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 13:48:58
意味わからん。絵文字
山田詠美の劣化コピーに才能は感じないよ。ものまねに需要もない。オリジナリティを大事にすべき。
770 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 14:16:00
どこを読んだら山田になるんだよ
1.事実に対して仮定を持ち出す 2.ごくまれな反例をとりあげる 3.自分に有利な将来像を予想する 4.主観で決め付ける 5.資料を示さず持論が支持されていると思わせる 6.一見、関係がありそうで関係のない話を始める 7.陰謀であると力説する 8.知能障害を起こす 9.自分の見解を述べずに人格批判をする 10.ありえない解決策を図る 11.レッテル貼りをする 12.決着した話を経緯を無視して蒸し返す 13.勝利宣言をする 14.細かい部分のミスを指摘し相手を無知と認識させる 15.新しい概念が全て正しいのだとミスリードする いくつもの解釈で誤解を招く糞文。それを、微妙に莫迦っぽい、と言ってる訳。→14.細かい部分のミスを指摘し相手を無知と認識させる おれは、重複っぽい、とは思わない。→4.主観で決め付ける あのさー、小説には繰り返し効果ってのは多様されている。→2.ごくまれな反例をとりあげる もう少し、小説読んだらw →13.勝利宣言をする おれが言ってるだろw おまえ字読めるか? →5.資料を示さず持論が支持されていると思わせる おれは、重複っぽい、とは思わない。だから、何を重複っぽい、と言ってるのか解らない。→8.知能障害を起こす 微妙に重複っぽい、って曖昧で莫迦っぽいだろw →9.自分の見解を述べずに人格批判をする ぢゃあ、おまえ式で言うなら、誰も「あと」が重複だなんて言っていないのに。ってことになるw →12.決着した話を経緯を無視して蒸し返す 大食い競争で、「残りあと一口」、とか聞かねえか? →1.事実に対して仮定を持ち出す →6.一見、関係がありそうで関係のない話を始める 第一さー、重複っぽい、からどうなの? → 10.ありえない解決策を図る 重複っぽい、から、重複っぽい、って言っただけなの?w →11.レッテル貼りをする おまい、もう逝っていいよ。ばいばいw もっとレベル下げる必要あるのかよっ →13.勝利宣言をする
772 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 14:22:33
本人頑張って己を擁護
こんやが山田
774 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 14:31:32
>>771 お前も当てはまっちゃってるよ。
詭弁の特徴15条?
立証できないもの持ち出してダラダラ煩い。
お前の言動に矛盾点多し。よって、さがれ。
少し伺うが、 段落ごとに視点が変わったり神視点だったりするのって(例:京極) 基本的にあんまり良くないのか? 例えば最初主人公視点で、そのあと他のキャラの視点で(三人称のままで) モノローグ?や回想が入ったりするのって、構成としてはスマートじゃない?
776 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 15:55:05
『神との対話』 「あのー。どうして最初から完璧な世界を作らないんですか?」 神はおもむろに答えた。 「そしたらお前ら面白くねくね?」
777 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 16:10:27
>>775 形式は絶対のものではない。
ただ、そんな風に迷うようなら、そうするのにさしたる理由はないんだろ。
ならやめとけ。
779 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 16:26:49
面白くなくね?も面白くねくね?もたいした問題じゃない
781 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 16:29:42
面白くねくね? 方言だね。神様が方言で喋るとは。
782 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 16:32:03
新事実:神様は茨城県人
783 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 17:23:23
>>771 :詭弁の特徴15条
おれの反論文が、詭弁の特徴にすげえ当てはまってるぢゃんw
すげえーなぁー、おれ。自分でも吃驚してるよw
つまり、771はおれの文が詭弁の特徴を多く含んだ最強の反論文で、
莫迦には到底、太刀打ち出来ない。やめとけ、って事を指摘しているんだなw
ごくろうさん。わざわざw
>>774 よ。そういう事だ。矛盾はあるがなw
>>755 >「ぢ」、もっと言ってやれ。
>おそらく、以前もクダクダ文句垂れていた奴だ。
おれの反論が、詭弁だと知った今、これ以上は必要ねーんぢゃねの。
おれも血の通った人間だぜ。糞もするしw
784 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 17:25:43
だから最後に以下の文の「味わいの違い」を理解してくれ。 余命一年。 余命が一年。 余命があと一年。 余命が残り一年。 余命がもう一年。 余命がやっと一年。 おれは「余命が残りあと一年。」もありえると思っているよ。
785 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 17:36:42
余命が余り一年の命
残りの余命がもうあと一年余りしか残っていない命。
>>757-758 ちょっと細かく言ってみると、
>踊り場で踊り子が舞を披露し
の所で、「踊り」の単語が連続しちゃってる
踊り場ってのは演舞場でも何でもいいんだから、まだまだ再考すべきじゃね?
あと、体言止めってのは、リズムが良くなるから多用したくなるのは分かるけど、
やっぱりあんまり好まれる表現法じゃないから、そこらへんも考えてたら?
で、構成の方は……俺は嫌いじゃないかな
まあ、俺は素人だから、真に受けられても責任もてないけど
余命って残りの命ってことだろ 残りの命が残り一年って変だろ
790 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 19:17:47
余命が残り一年 こう書くと、余命を告げられてから幾分かの時間が流れて、あと一年で医者に宣告された日がくるなぁって心境が表れてない? 「ぢ」はそういったことを言ったんだと思うよ。
791 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 19:31:34
余命、一年。 っていうふうに句読点を利用するのがいいな
792 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 19:32:55
文字って奥深いですね。
そうじゃ脳
>>775 100枚程度なら視点変更はNG。
長編ならば段落ごと(あるいは章ごと)に語り手が変わるのはあり。
ただし、語り手が変わるということは心理描写でキャラクターを書き
分ける必要があるので、新人にはオススメできません。
キャラの書き分けができていないとマイナス評価になるからです。
神視点(登場人物以外の視点)で語るのも新人賞では不利。
神視点で語る必然性というのは、物語が長い、登場人物がやたら多いなど
が理由になります。
三国志みたいな歴史物では神視点にならざるえないわけですが、新人賞に
応募する300枚程度の原稿ではそんなに大きな物語は入りません。
ホラー大賞で1000枚くらいの原稿を書くならともかく、普通の新人賞では
登場人物の視点で書くのが無難です。
775です、レスくれた皆さんどうもありがとうございました!
>>795 さん 詳しく説明してくれてよく分かりました。
基本的には主人公視点で書き進めているつもりですが、
たまに神視点と単なる三人称での視点がごっちゃになって
よくわからなくなるときがあります。
今までは「誰の心理描写も入らない、もしくは複数の心理が混在するのが神視点」
だと認識していたんですが、神視点の明確な捉え方ってどんなんでしょうか?
「私」が二十歳になる一ヶ月と二十日ほど前の時、ある人と絶交をした。 その女性は私より十二歳年上であったが、見た目は五歳ほど若く見えた。六年間一度も 短くしていない茶髪をいつもきちんと巻き、年齢を感じさせない服装で私の前に現れた。 その人との付き合いは、期間そのものは大した長さではなく、あっけないものだった。が、 その内容があまりにも濃いものだったため、私は彼女と往年の仲であるように錯覚してい たのだ。 彼女自身も、私に対し、貴女さえいれば他に友人はいらないと言及した時もあった。そ の言葉を丸呑みにするのは色々弊害もあったが、しかし私は少なからずその言葉に感動を 覚え、人生で初めて出来た深い付き合いの友人であると、思い込んだのである。 それまでの私といえば、友人とはいわゆる、自身を孤独というカラスから守るだけの案 山子のようなものだった。彼女達を自分の周りにそうやって配置しておかないと、すぐに 矢も盾もなく真っ黒い鋭い嘴が飛んできて、私のほころびを容赦なく突っつきだす。そう して私の細い端っこは物凄い力で引っ張られてゆき、私は簡単にほどけてしまうのだ。全 身がばらけてしまった私の残骸に残るものは何もない。 私はそれが嫌で、常に自分の周りに案山子を設置しておかないとおちおち呼吸も出来な かったのだ。向こうも、少なからず私と同じ向きがあった。だから私と彼女達は決して口 には出さないが根底は同じ位置で合致し、目ざとい人間の罵倒や自己否定の裏返しの嘲り から自身を守るため身を寄せ合い、「孤独から身を隠す」という畑で、お互いに案山子の役 割を担っていたのだ。 だが案山子は動かない。そのため、彼女らと私は学校を卒業した時点で関係は途切れた。 次はまた大学なら大学、他の場所なら他の場所で、好きな案山子を見つければいいという わけだ。 私は進学せず就職した。その会社も、遠くに移転したので辞めてしまったため、どっち らけで白けた日々を過ごしていた。 真面目に働くのも親に養われだらだらと生活するのも、どちらも非情に退屈で凄まじく 空疎に思えた。そんな時に、ある経緯でふと出来た友人だった。 即興でしたためたものですが、酷評をお願いします。
798 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/14(土) 21:24:31
仲良きことは美しき哉 統一教会の友情分断工作がバリバリ幅を効かせていた80年代〜00年代、 そりゃ普通です。今から仲直りすりゃいいことですよ。
いや酷評したれよ 感想じゃなくて
愕然の二字に尽きた。 物々しい雨戸は退けられ、午後の光が舞う埃を顕していた。 唾を飲み、部屋に踏み入る。二歩、三歩……足が止まった。 果然。悲劇は起こっていたのだ。 床に散らばしていた本の数々――快楽天、メガストア、月野定規、ゆきみの初回限定単行本。 それらは本棚に納められていた、几帳面なことに出版社別に分けられて。 次にテーブルの上にシリコン製の尻や乳房、空気式の妻たちの姿を認めた。 ハンガーに掛けたメイド服、スクール水着が見当たらないが、おそらくはクローゼットの中に。 ああ、もういいや。
>>796 簡単に言うと、描写をするカメラの位置ですね。
主人公の視点で書くならば、主人公の目がカメラになります。
ですから、主人公が見聞きできる範囲だけが描写可能で、主人公がいない場所
については描写できないことになります。
(人物の切り替えについては795参照)
神視点というのは、特定の人物に依存せず自由に動く手法です。
例えば国土や城の様子を空撮するように描写して、警備の兵士たちの様子を描写
して、主人公の近くによる。というようなものが神視点です。
映画とか漫画は「神視点」のものが多いですね。
>>801 質問したものですが、成程、よく分かりました。
どうもありがとう!
例えばミステリとかは神視点が多いのですかね?(探偵の視点は除いて)
最初出てきたキャラが何やら行動する→刑事が警察署で談話する→最初出てきた奴が犯人だった、
みたいな感じのは、誰が主人公でもないから神視点ですかね。
こういう感じで整理して考えればいいんですね。
>>754 >> 誰も「一年」が重複だなんて言っていないのに。
>おれが言ってるだろw
その1行後、
>おれは、重複っぽい、とは思わない。だから、何を重複っぽい、と言ってるのか解らない。
もう脳みそが腐っているとしか思えない。
>>754 >ぢゃあ、おまえ式で言うなら、
>誰も「あと」が重複だなんて言っていないのに。
>ってことになるw
ならない。
最初の指摘が「あと」のことだと普通の人間は理解できたから。
理解できなかったのはおまえだけ。
だからおまえだけがトンチンカンな馬鹿を晒した。
>【余命】って、残りのいのち。これから先死ぬまでの生命の事。
>一年ってのは期限を言ってる。重複ぢゃねーだろ。
↑これ。
>>784 「余命がやっと一年」以外は全部アリだろうな。
「余命があと一年」ももちろんアリ。
言葉を繰り返す(重複させる)ってのは文章技法としてあるからね。
しかし「ぢ」は”あと”ではなく”一年”のほうが重複と指摘されていると勘違いした。
それで、
>一年ってのは期限を言ってる。重複ぢゃねーだろ
という馬鹿発言をした。
勘違いはだれにでもある。
しかし普通の人間はそれを素直に認める。
「ぢ」にはそれができない。
>>796 主人公の頭に小型カメラをくくりつけているのが主人公視点。
だから自分の背中は見えない。
自分がいない場面はありえない。
自分が知らないことは語れない。
それ以外はすべて神視点。
>>790 それには同意。
でも「ぢ」は指摘されて間違いに気づいてから、それを言い出した。
808 :
662 :2006/10/14(土) 23:17:48
ぢ。よくわかんねえけど、がんばれよ。
>>802 神視点という言葉も意味がいろいろあるのですが、
サスペンス物で「犯人側視点」と「警察側視点」を書く場合、カメラの位置は
神ではなく登場人物になっているはずです。
段落とか章ごとに登場人物が変わっても、カメラがある登場人物に
固定されていれば三人称複数視点となります。
章ごとに「犯人視点」と「刑事視点」が繰り返されるものは、語り手が
登場人物なので「神視点」とは別と考えて下さい。
全編を通して主人公がカメラを持っているものは、一人称もしくは、
三人称主人公視点となります。
>>797 場所もわからないし、キャラクターが全く動いていませんね。
小説としては厳しいと思います。
>>796 >「誰の心理描写も入らない、もしくは複数の心理が混在するのが神視点」
視点に関しては栗本薫が名言してたね。
久美沙織は章分けしないとダメといってたけど、章分けせずにすべての登場人物の心中を語る神視点小説もあるよ。三浦綾子の「氷点」がそう。
ただ、プロでさえよほどの腕じゃないと正確な書き分けできないだろうし、下読みや編集から「視点を知らない人」だと思われかねん。やめたが無難。
ようは視点についてのレスをまとめると、 ・主人公の目で見たものについて話が進んでいくのは主人公視点 ・視点の位置が変わっても、その人物の目で見たもので語られるなら視点変更しているだけの三人称視点 ・どちらにせよ神視点は心理描写がよっぽど上手くないとごっちゃになる ・章ごとに視点混在も神視点も初心者はやめたほうが無難。 ということになるが、よろしいか。
ようは、よほどの腕があって、きちんとキャラの書き分けと 心理描写での差別化が出来ていれば新人でも 神視点だろうが視点変更だろうがどんとこい、ということでしょうか?
>下読みや編集から「視点を知らない人」だと思われかねん。やめたが無難。 >章ごとに視点混在も神視点も初心者はやめたほうが無難。 なんで肝心の部分を読み飛ばすのか
いや、俺は問題ないと思うけどね、視点の変更。 でも視点の変更はリスクマネジメントがしっかりできてないと、ただ読みづらくなるだけでなく、話がつまんなくなる。 100点満点なら視点が変更された時点で-10点されると思っていい。 とくに神視点なんて途中で入れるのは危険すぎ。 でも、それじゃなきゃいけない何かの理由があるんでしょ。 他の描写ではどうしてもだめで、視点を変更することで+20点になる、と言うような状況があるんでしょ。 そういう状況なら選択の余地は無いと思う。だって面白くなるんだから。 まぁ、肝心なのは「変更した方が面白くなるからです!読みづらくなってもこの方が面白いです!」と言えるかどうか、言われるかどうかだと思うよ。 面白くなるわけじゃないけど他に表現する方法が無かった、というならただのスキル不足。問題外でしょ。
816 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 11:59:34
済んだと思うた議論が蒸し返されている。返答するぜっ。
しかも誤読した意見には、酷く呆れた。字が読める以前の問題かもなw
>>803 >> 誰も「一年」が重複だなんて言っていないのに。
>おれが言ってるだろw
いいかい。坊や。
おれは、重複っぽい、とは思わない。
それをまずおまえの腐った頭によく入れて聞いてくれよ。その腐った頭にw
おれは、重複っぽい、とは思わないのに思う奴が居る事を知った。
余命があと一年、が微妙に重複っぽい、って事らしいんだが、
重複っぽい、とは思わないおれは、まさか、「余命」と「あと」を微妙に重複っぽいと解釈した莫迦がいるとは思わなかったw
だから、「余命」と「一年」かと思った訳。
つまり、おれは、重複っぽい、とは思わない。だから、何を重複っぽい、と言ってるのか解らない、って意味。
817 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 12:00:59
つづき 第一、余命があと一年、が微妙に重複っぽい、ってだけで、 重複っぽい、とは思わない人間には、 「余命」と「あと」を微妙に重複っぽいと言ってるのか? 「余命」と「一年」を微妙に重複っぽいと言ってるのか? 「余命」と「あと一年」を微妙に重複っぽいと言ってるのか? もしかしたら、「あと」と「一年」を微妙に重複っぽいと言ってるのか? 解んねーんだよ。 解んねー糞文を誤解して、果たしておれに誤りがあるのかって事。 実際は、余命があと一年、が微妙に重複っぽい、って言った奴の意味は、 「余命」と「あと」を微妙に重複っぽいって事だったらしいがw それについてもおれは説明したが、「余命」と「あと」を微妙に重複っぽいと解釈した莫迦がいるとは、 おれには、それが、おまえの言う、もう脳みそが腐っているとしか思えないw 読者ってのは多様なんだぜっ、それを如何に誤読、誤解ないように書くか。 繰り返すが、いろんな解釈で誤解を招く文ってのは糞文だって事だw おれに非は無い。 >最初の指摘が「あと」のことだと普通の人間は理解できたから。 >理解できなかったのはおまえだけ。 >だからおまえだけがトンチンカンな馬鹿を晒した。 おいおい。普通の人間ってのはな、 「余命」と「あと」を微妙に重複っぽいとは解釈しねんだよw 確かに、「余命」と「あと」を微妙に重複っぽいと解釈した莫迦がいるとは理解出来なかったw だから、以後は、もっと、もっと、レベルを下げる、って言ってるぢゃんw
818 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 12:01:48
つづき
>>805 >「余命がやっと一年」以外は全部アリだろうな。
そうか。
例文
余命がやっと一年。どんなにこの時を待っただろうか。
病弱な妻に多額の保険金を賭けていた夫は、妻の余命にニヤリ、と笑った。
>「ぢ」は”あと”ではなく”一年”のほうが重複と指摘されていると勘違いした。
>それで、
>一年ってのは期限を言ってる。重複ぢゃねーだろ
>という馬鹿発言をした。
>勘違いはだれにでもある。
>しかし普通の人間はそれを素直に認める。
>「ぢ」にはそれができない。
おまえ頭は確かかよっ?
おまえも「余命があと一年」も、もちろんアリ、との意見みたいだな。
ぢゃあ、おまえが謝罪を求めるべき人間はおれぢゃなく、
余命があと一年、が微妙に重複っぽい、と解釈した馬鹿発言者だろうがw
普通の人間はそれを素直に認めるらしいが、
馬鹿発言者は未だにそれを素直に認めちゃいないぜっw
その篇は、どうなんだ。おい。
しかも、おまえも、「余命がやっと一年」はありえない、って
おれからしたら、お笑いの勘違いをしているぜっw
その篇も、どうなんだ。おい。なぁー
>>808 。そう思わねーかw
余命が残り一年だろうが好きに書かせときゃいいよ 言葉知らないと思われるだけ
ここにいると悲しくなるのは何でだろう?
821 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 14:28:03
しつけぇなあ
これいつまでも続くの?
823 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 17:55:11
_ ∩ ( ゚∀゚)彡 賓乳!賓乳! ⊂彡
もう余命残りあと一年だろうが騒々しく騒いでるだろうがどうでもいいよ。 そんな一言だけで作品そのものの評価は決まらないし、 実際に山田だってプロ作家なんだし。
なんかちょっと思ったんだけど、もしも、もしもだよ、 作家デビューする前の綿矢りさが ここに「インストール」から抜粋した文章を書き込んだとしたら どんな反応が返ってきただろう?
>>825 今現在手持ちの「インストール」から抜粋して貼り付けてみりゃわかるだろ
頭使えボケ
>>825 とりあえず叩かれるんじゃないか?
思うんだが、『才能がない』とか『糞文』とか書き込むのはすごく意味がないと思う。
そう思うなら書き込まないのが一番。酷評と叩くのと使い分けが成ってない奴が多いすぎる。
このスレ。
>>826 版権を許可すると何が何だか分からなくなるんじゃないか?
貼り付けちゃ駄目だろ。
>>826 『あなた』の文章を貼り付けるのであって、他者のおまけに作家の文を貼るのは駄目だろう。
830 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 19:36:02
文書に絶対はないけれども、余命あと一年は重複ってのは理解してた方がいい。 で、そういう重複表現をする時は本当にそれが必要かどうか推敲する。 なんの効果も期待できなければ重複表現は避けた方が無難、でいいんじゃね?
831 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 19:46:05
秋は微妙に物寂しい。よい季節です。さて、たまには更新しないとね。新しい本の紹介と、そしてこのホームページのための書きおろしではないけれど、以下の文章を新たに載せておきます。 ──────────────────────────────────────── ちゃんと勉強しているか。学校に通っていたころは、先生に教わればいいので楽だった。でも、社会にでれば義務でもなんでもなくなる教育は、自らの意志と意思でしか掴み取ることができないものなんだ。 劣る者は脱落していくのみ。気合いを入れ直してくれ。 さて、今日は、気が向いたので小説の導入部、そして省略について。島崎藤村に学ぶ。内容はこの際、うっちゃっておいて技術レベルの凄さについて。 テキストは〈破戒〉です。 できれば古本屋で入手してください。なければないで、先へ進みますが、読んでおいたほうがよい本であることはまちがいない。そのあたりの判断は各自で。素直に読むバカ。 突っ張って読まぬバカ。昔読んだからと無視するバカ。あなたは、どのバカ? 同じバカなら、素直に読んで、しかも意識して解体、研究し、取捨選択してみよう(藤村なら青空文庫で入手できるのかな?)。 さて、〈破戒〉の導入部。 『蓮華寺では下宿を兼ねた』 もう、目眩がおきそうなくらいにすばらしい。なぜ、すばらしいのか、しばらく自分の頭で考えなさい。 あんまり改行が下手なのは適当なので気にしないでください。てか、まあ考えてみて。2,30分後ぐらいに続き貼るから
よめい【余命】 これから先に生きられる命。残りの命。余生。 「―いくばくもない」 あと 【後】 〔「跡(あと)」と同源。「跡」の意味の拡大したもの〕 〜略〜 (2)以後。のち。 ⇔先 「泣いた―にすぐ笑う」「お金は―で結構です」「宿題は―でやるよ」 (3)のちの事態。のちのちのこと。 「―のことも考えずにやって失敗する」 (4)ある事の結果、残ったもの。 「―は、全部お前にまかせる」 (5)ある事の終わったあとに残った感情。なごり。 「父の―をしのぶ」 〜略〜 いちねん【一年】 (1)地球の公転周期に相当する時間。→とし (2)一月一日から一二月三一日までの間。 「この―を顧みる」 (3)ある日を含む一二か月の間。 「転居して―になる」 (4)第一学年。一年生。 「―一組」 (5)ある年。某年。先年。 「―アメリカへ旅した折に」 「余命」と「あと」と「一年」が並んでいて、似た言葉はどれとどれか と聞かれれば100人中99人が「余命」と「あと」だと答える。 残りの1人があんただよ。レスする前に辞書全部読み直せ。
833 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 20:04:17
答えは、蓮華寺が豊かでないこと、懐が厳しいことが、この単純な導入で一目瞭然であることです。 それをちゃんと読みとることができましたか。 さらには読点までも省いた潔癖さ、つまりリズムを崩したくないという意図にまで気付いた奴は、チープなプロを超えている。 まったく、この文章が明治に書かれたという事実には恐れ入ってしまう。 漠然と読んで、漫然といい感じ、といったふうに思っていたとしたら、まずい(こういったタイプ? の、自称感性の人が多いんだ。 感性──バカの別名)。書き手が高度だと、読み手にもあるレベルを要求するのです。 『蓮華寺の財政は、かなり逼迫していた。そこで下宿を兼業して、なんとかしのいでいた』──こんな導入、じつはよく見かける。 エンタテインメント系の小説ではよくある。手取り足取り、親切なことですね。 これが意図されたものであるならば、散文における悪文の見本ではあるけれど、まあ、よしとしましょうか。 ところが作者が間抜けなだけの場合も多々あり、当たり前のように書きはじめて、くどくどと説明して、無駄な言葉を連ねて律動を台無しにしてしまうのです。 プロであってもクズはクズ。真似してはいけません。
834 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 20:05:19
自分の判断でよい悪いを取捨選択できるように鍛えよう。とりわけ小説の書き出しには作者のセンスのすべてが凝縮されていると考えてください。
藤村のように削りに削って、これほどまでにシンプルなリズムを附与したうえで、すべてを物語る。これが理想の導入部。
もっとも、こういった書きかたをすると、先にも書いたとおり、理解できない読者も多い。
けれど漫然と読み飛ばしてしまう注意散漫な読者のために、文芸的リズムを犠牲にするのは、あまりに虚しいでしょう。
俺は、いやだな。そこで、読者の選別をするわけです。読んでいただかなくてもけっこう、という傲慢な態度の底には、こういった問題が潜んでいるのです。
あなたもプロフェッショナルを目指しているなら、常に読者の程度を想定しましょう。あまり低いところに基準を置くと、書いていてつらくなるよ。
それと、自分の程度が低いことを薄々悟っていて、それを隠蔽するために、あえて声高に自分はエンタテインメントで行くから、あえて程度をさげるといった言辞を吐く者がいる。
これは見透かされてしまうので、やめましょう。虚心坦懐に勉強したほうが、よほどましです。
今回はやや大げさだったね。でも、偉大なる先達からはどんどん学ぼう(盗もう)。
けれど──。
盗むのには、その対象の真の価値を把握する能力がなければね。
学ぶ、盗む、どっちでもいいけれど、能力が低いと、たいしたものが盗めないのは現実の泥棒といっしょです。
常に自分を鍛えなさい。涼しい顔をして、ね。
元リンクは
http://www2.odn.ne.jp/cbr37550/indexl.htmです 。では、失礼しました。
835 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 20:06:43
まぁ、「余命」と「あと」が重複ってのはちとわからんな。 残りの命があと一年です。 な?普通だろ?
836 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 20:53:55
>>833-834 萬月はまだやってたの
コバルト終わってmixiかどっかにうつったんじゃなかったっけ?
ちなみに彼の言っていることと、ここでの批評者に対しての批判とは一致しないからね
もちろん、一部の馬鹿は例外だけれども
>>817 >解んねー糞文を【誤解して】、果たしておれに誤りがあるのかって事。
ようやっと認めたか。
終了。
>>831 興味を持ったのでレスする。
花村萬月先生に反論するわけではなく、むしろ同意するのだが、花村萬月先生は改訂本を
知らずにこの文章を書いたのかな? と疑問に思ったので。
というのも、『破戒』初版本はたしかに、
――蓮華寺では下宿を兼ねた。
という見事な書き出し。
しかし藤村は昭和14年に改訂本を出した。
その改訂本の書き出しは、
――蓮華寺では広い庫裏の一部を仕切って、下宿する者を置いていた。
に変えられている。
むろん、初版本のほうが数段上。
だが、この書き出しを褒めるのならば、改訂本の「改悪冒頭文」にも触れるべきではないかね?
以上。
>>818 >例文
>余命がやっと一年。どんなにこの時を待っただろうか。
>病弱な妻に多額の保険金を賭けていた夫は、妻の余命にニヤリ、と笑った。
ああ、それならたしかにアリだな。
ごめん。
おれは素直に認めるし、謝るよ。
840 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 22:00:06
>>832 :661
>レスする前に辞書全部読み直せ。
いいか。坊や。よく聞けw
おれに関して辞書全部を読み直す必要はねーんだ。
なぜなら、おれが辞書だからだw
莫迦のおまえと少し小説の話をしようか。
いいか、もう一度言うぜっ。これは小説の話だ。
重複とは、同じことがかさなること。それは莫迦のおまえでも解るよな?
ぢゃあ、同じことなら「余命が一年」=「あと一年」ってことだな。
いいか、ここまでいいな。疑問は無いな。おまえもここまで莫迦ぢゃねーだろw
ぢゃあ、「あと一年」で、何が一年なのか? 他の者に解るか、訊いてみろ。
同じことなら、「あと一年」で誰もが「余命」と答えるだろう。
ただし、「締め切りがあと一年」の場合もありえる。
すると、おまえは、「あと一年」と訊かれて、何と答える?
「余命」と答えるかw
841 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 22:01:20
つづき ちいと、おまえの頭には難解だろうなw いいか。復習だ。重複とは同じことがかさなること。だ。 つまり、「余命があと一年」は繰り返し効果であるが、重複では無い。 なぜならだ。 「あと一年」と尋ねられても、正解は「締め切り」ってこともあるからだw いいか。坊や。「余命」=「あと」ぢゃないってこと。 ここまでいいか? 糞なら言って来い。その後、低脳の頭をよく整理整頓して、 続きを聞いてくれ。もちろん、解ればの話だがなw
842 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 22:05:01
つづき おい。糞に言って来たか。よく、尻は拭いただろうな?w 拭き忘れは勘弁しろよ。そこまでおまえも・・(以下略)w 少し、レベルアップしようか。とは、言ってもおまえの低脳だけなんだがw いいか。小説の話だ。例の糞文だ。 糞文→ひとみの余命はあと一年。 いいか。小説の話だぞ。 おまえ、糞文を読んで、ひとみに何を連想して思う? おれは、「ひとみの余命」を思ったぞ。 ぢゃあ、「ひとみの余命」と聞いて、何を連想して思う? なんでもいい。思ってみろよ。 そうか。おまえは「ひとみの余命」と聞いて、「あと」を連想したのか?w
843 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 22:05:46
おれか? おれは、「ひとみの余命」と聞いて、「一年」を連想したよ。 だって、「ひとみの余命」は「一年」なんだもんな。かわいそうだもん。 ぢゃあ、「一年」と聞いて、何を連想して思う? そうか。おまえは「一年」と聞いて、「あと」を連想したのか?w おれか? おれは、「一年」と聞いて、「余命」を連想したよ。「ひとみの余命」をね。 おまえの低脳にはほんと難しいな。小説ってのはw いいか、坊や。まとめをするぜっ。もう時間だ。 糞文→ひとみの余命はあと一年。 ひとみの一年とは、なんだ? 正解は、「余命」だ。「あと」ぢゃねえw なぜなら、「ひとみ」=「余命」=「一年」だからだ。 いいか、もう一度言うぜっ。これは小説の話だぜっ。 小説的連想で言うなら、「一年」とは、「ひとみ」にとっての「余命」を意味する。
844 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 22:06:35
いいか、もう一度言うぜっ。これは小説の話だぜっ。 糞文→(ひとみの)余命はあと一年。 「余命」で連想するのは、「一年」。 なぜなら、「ひとみ」=「余命」=「一年」だからだ。 「ひとみ」=「余命」=「一年」に、「あと」を加えて、 「ひとみ」=「余命」=「一年」=「あと」になるのか? いいか、これは小説の話だぜっ。 >「余命」と「あと」と「一年」が並んでいて、似た言葉はどれとどれか >と聞かれれば100人中99人が「余命」と「あと」だと答える。 いいか、おれは小説の話をしているぜっ。 「余命」と「あと」と「一年」が並んでいて、重複はどれとどれか と聞かれれば、重複は無いと答え、 あえて言うなら、おれの読解力は「余命」と「一年」だと答える。 なぜなら、「ひとみ」にとって、「余命」=「一年」だからだ。 小説に必要なのは辞書よりも、読解力なんだ。所詮、おまえには難解だろうがw
845 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 22:08:28
>>839 >ああ、それならたしかにアリだな。
>ごめん。
>おれは素直に認めるし、謝るよ。
解れば、それでいいよ。
ぢゃーなw
846 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 22:34:41
>>840 余命が一年=あと一年じゃないよ。
余命の余とあとが重複してるんだよ。
分かりやすく言うと馬から落馬。
馬=落馬じゃないでしょ?
>>846 重複してないじゃん?
余命があと1年なら重複してるが
なんかもう何が何だか
849 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 22:49:21
まぁ…ここは、「日本語をそこそこ習ってきた韓国人がその流儀を日本人に押し付けて文脈常識を変えていく」ために 作られたスレッドだからな。 悲しいのはそのせいだろう。 ンで、そうゆうことは日本史においてはよくあったことなのだ。だから、おれたちは平安時代の古文をなかなか読めない。 天皇家は出自が楽浪郡(今の北朝鮮)で、身内には優しい&言葉を操る術に長けてるからな。 ただ、天皇家にも弱点はあって、理(ことわり)に弱い。文(ふみ)ばかり考えてるからな。人の心は読めても、 人以外の森羅万象には呪術でしか対応できないわけだ。物理法則なんのこと、なわけ。
851 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/15(日) 23:01:16
>>847 してるよ。
余命があと一年しかない。←重複。
命があと一年しかない。余命が一年しかない。←重複じゃない。
>>850 天皇おんみずから語っているよ。
清和天皇だか桓武天皇だかの頃、朝鮮の血がはいった。
853 :
850 :2006/10/15(日) 23:24:52
854 :
853 :2006/10/15(日) 23:26:15
ごめん、↑は852ね。850は間違い。
百済は今の朝鮮族とは系統は違うけどね
まあ、何を言ってもムダだと分かっていた。 いや、分かっていたつもり、だったのだろう。 しかし、これは酷い。正直同じ日本語を使っているのだろうか? そんな気分にもさせられる。同時に己の無力を痛感した。 むろん全能だと過信していたわけではないが、自分の言葉が、 たとえ一部であったとしても通じてくれるのでは、と奮起してしまったことは事実だ。反省する。 どうやら彼は(『彼』ではない可能性もあるのかもしれない。 しかしその気質、態度を考慮すると恐らく『彼』だろうと推察した) 自らの過ちを、少なくともこの場では、決して認めるつもりがないのだ。 それを糾弾されると何とかその責任を他のモノへ転嫁させようと執拗に攻撃する。 普通ではないと、小説の話だと、勝って気ままに話を広げ、 「余=残り=あと」という単純極まりない唯一の事実を認めるつもりがない。 恐らく認めることで己の同一性を保てなくなると思い込み、 現実から回避することで必死なのだろう。 その姿は無様以外の何物でもないが、彼にはまったく自覚がないらしい。 不幸なことだと言おう。 散文ですみません。酷評お願いします。
857 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 00:22:20
おまえに小説は無理だって 諦めて働け バカ残飯(←ATOK標準単語登録済み)
858 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 02:06:25
この先残っている命が残り一年です。 わかると思うけど、「子の先残っている命」が一体何を表しているのかが問題だ。 「現在」のことなのか「過去から引き継いだ現在」のことなのか。 余命が一年。なら前者だろう。 余命があと一年。なら後者だろう。
859 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 02:29:02
>>856 お前もちと頭使えよ。
だからいつまで経っても味気ない小説しか書けないんだよ。
小説と評論と論文は全て違うものだよ?
860 :
酷評お願いします :2006/10/16(月) 09:22:54
前を歩いている女は、歌舞伎町の人ごみの中でネオンの波にたった一人で呑み込まれて いくように見えた。三十七八の脂肪が不自然についた豊満な身体を、派手すぎるドレスに 包んでいた。ヒールの踵が危な気に歩道を蹴っていた。手にしたバッグを振り回すように し、女は歩き続けた。 私は女に近付き、背後から声をかけた。女は歩きながら、私のほうをちらりと振り返った だけだった。 「戸田さんですね」 私は女と方を並べ、歩きながら女の名を口にした。女は酔っていた。酒に酔っているの ではないことは確かだった。 「誰? 知らないわよあんた。人違い」 「人から頼まれたんです。あなたの身を守ってくれとね」 女は鼻で笑い、肘で私を突き飛ばそうとした。私が身を引いたので女は歩道に倒れ、這 いつくばるような格好で動かなくなった。私は女の肩に手をかけ、上半身を起こさせた。 女はうなだれ、何も言おうとしなかった。 「落着ける場所を探しましょう。ちょっと先に喫茶店がある。歩けますか?」 女は無言のまま顔を上げ、通りの向かいにあるバーのネオンを見詰めた。私は女を立た せ、通りを横切ってそのバーに入った。 バーの中は閑散としていた。マスターが退屈そうな目で備え付けのテレビでボクシング の試合を観ていた。 「いらっしゃいませ。今夜は女性と一緒ですか。そんな人だとは知らなかったな」 マスターは顔を私に向けて笑顔になった。 「私の仕事はいつだって似たようなものだ。マスターは知らんだろうがね」
おまえに小説は無理だって諦めて働けバカ残飯(←ATOK標準単語登録済み)
862 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 09:36:35
私、10割です。
色褪せた枯葉が土の上に幾重にも重なり、腐って、晩秋の独特の匂いが当たりに立ち込めている。 曇天の薄暗い夕方である。 数分歩いて街と奥の部落の間の山にある、真言宗の古刹に向かった。 街の方から仁王門を潜り抜けて境内の中を歩いていると、子供の頃に馴染み友達と遊びまわっていたことを思い出し懐かしくなった。 宿坊の脇にある長い石段を登りきると唐様の金堂が目の前に現れた。白い玉砂利との対比が鮮やかである。 近くにある経蔵の段に腰をかけて一服することにした。 何時の間にか、金鵄と謂うふうに名前が変わった両切りに火を付けた。 燐寸の頭薬が燃えた残り香が紫煙と混じり合って独特の匂いが辺りに立ち込めていた。
866 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 14:11:56
文章は安定していると思いますが、
867 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 14:15:34
>>864 地名入れちゃいな! そうしたら一々描かなくても済むよ。
情景が浮かばない、なんて言われなくなる。
>>864 視点が地面のほうにいって目線の高さの描写がないんだよ
だから、情景が思い浮かばないって言われる
869 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 14:37:00
>>868 それもあるのだろうけど、とにかく名詞と熟語を連ねればいいんだ、
みたいな書き方だから駄目なんじゃない?
どう○○なの? という疑問を頻繁に抱いてしまう。
>>864 50点ぐらい。
え〜と、文章はまぁいいんですが、これじゃ日記なんですよ。
これは1人称だけれども、主人公が見た、行ったことしか書いてない。
>曇天の薄暗い夕方である。
ぐらいでしょ。場面の説明は。
大きな山が二つある。その二つの山の間に太陽が昇っている。
空が赤い・・ということはもう五時近くだろうか?
カラスがやかましく鳴いている。私はベンチに腰を下ろした。
というような文章の方が同じ日記に近い1人称形式でもまだ情景が浮かぶ。
日記にしない為には、客観的な視点を工夫することですね。
871 :
お願いします 1/2 :2006/10/16(月) 17:10:21
十五夜の満月が見事な輪を湛えた真夜中の浜辺に男と女が俯き語らっている。 大きな筋張った左手の人差し指と中指で煙草を挟みジーンズの右ポケットからライターを取り出すと慣れた手つきで灯をともす。 瞬間、夜の湖岸の闇に勢いよく点った小さな火に照らされて彼の横顔は陰影を濃くし、俯いた目の白めがいやに光を帯びる。 それがひどく黄色に濁って見え、薄暗い余韻だけを残した。 一呼吸大きく吸って白い煙を吐いた唇はひび割れ、その周りには髭を蓄えていることに今更気付く。 すっかり高校の時とは違った彼を眺めていると私の視線に気づいた彼は 「ごめん煙たい?」 と言ってこちらを向いた。 私達がまだ高校生でこの浜に自転車の二人乗りでやって来てはジュース一本で放課後をグダグダと何をするでもなく過ごした頃、 彼は坊主頭で私はミニスカートにルーズソックスだった頃から彼が私に気を使って何か尋ねるときに頭を左に傾け少し眉を寄せる仕草は変わらずにそこにあった。
872 :
お願いします 2/2 :2006/10/16(月) 17:19:00
そう言って長い前髪を耳にかける彼女の左薬指には指輪が輝いている。十年前はよく日に焼けていた肌も今では湖面に映る月のように白い。 僕から一本奪い取った煙草を咥える薄い唇に塗られたルージュや俯いた目を塞ぐ長い睫毛、全てが淡い品の良さを讃えている。 「おいおいが議員さんの婚約者が煙草なんて吸っていいんか?」 僕がおどけた皮肉を言うと、 彼女は少し頬を染めてむっとしたのか上目遣いにこちらを見る。 上目遣いといっても媚びるものではなく、彼女特有の気丈な、挑発に乗るような目の輝きを伴うもので、二人で冗談を言いからかいあう時によく見せたその表情は以前と変わりなく、生き生きとしている。 「まだ子供がいるわけでもないし独身楽しんだっていいでしょ?」 いたずらっぽくニッと笑ってみせる顔が幼い。 「それもそうな。式はいつ?」 満月が雲に隠れ当たりが急に薄暗くなり彼女の顔も膜で一枚覆われたように暗くなった。 「来年の二月。」 「あーあと四ヶ月かぁ。俺も呼んでや。」 僕はゆっくりと煙草を吸う。 「うん絶対呼ぶし。手術はいつするのん?」 「来月の中ごろかな。」 「そう。 早く元気になって式に来てな。ウェディングドレス見せたいやん。」 「俺はお前の父親かよ。」 二人してどっと笑う。 残暑の熱の残る生ぬるい風が二人を撫で二筋の煙草の煙を沖の方へと運ぶ。白い煙は絡まりもつれ、やがてどちらのものと判別なくなり夜の闇にとけていく。 浜には十年前と変わらず波が静かに寄せては返す。そのリズムに変わりはないが夜の浜の静寂のせいか賑やかな昼間の浜とはまるで別天地である。 二人が朝日を見るまで湖岸にいたか筆者は知らない。 携帯からでスマソ
873 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 17:30:23
剃刀を左手首の静脈にそっと当てている。 そのまま皮膚を傷つけると、赤い筋が流れた。しばらく擦らず眺めていたが、それが固まり始めると、横にもう一筋 の傷をつけてみた。二本の赤い筋は一つに交わり、人差し指と中指の谷間を滴って畳に吸い込まれていく。 舐めた。 甘い。 こんどは二本の間に刃を立て、少しだけ力を加えて手前に引く。噴水のように溢れ出るので驚いた。飛沫を頬に浴びて ゲンイチは自分の体温を初めて知る。慌てて切り口に吸い付き、舌で塞ぐ。たちまち口中が鮮血でいっぱいとなる。 生臭い匂いに噎せてすべて吐いてしまった。 やがて頭を氷水に突っ込んだ寒気に襲われ、動くことも出来ず、機械仕掛けで流れ出る液体をただ黙って見ていた。 貧血気味となる。死への恐怖がわき起こったゲンイチは慌てて剃刀を放り捨て、手で傷口を強く押さえ付けるが、 指の隙間から溢れる止めどない体液に心拍数が上昇するのを感じた。水色の風船とぞーさんが戯れる絵の付いたバスタオルを 枕からはぎ取って手首に巻き付け、止血を試みた。 死にたくない、死にたくない! ノーベル文学賞を獲るまでは! ゲンイチは何度も心の中で念じるが、いくらなんでも「ノーベル文学賞」はオーバーだワイと反省、取り合えずバスタオルを 強く巻き直すことに専念する。酒気がいっぺんに吹き飛ぶ。 多量のアルコールを摂取したせいか血の巡りが速く、溢れ出る血液は止まる気配を見せない。 赤く。 拡がる。 目の前の血溜まりを見ているうち、ヌルつく感触を確かめたくなったゲンイチは正座のまま大きく腰を折り、 畳の血海に頬と額をこすり付けてみた。そうしたまま、自分が生きたと信じる78年の歳月を振り返るが、思い出に 値するものなど何もないことを悟り、そうであるなら徐々に忍び寄る睡魔に身を委ねてみようとも思い、深く瞼を閉じた。 徐々に、ゲンイチの目の前が暗くなっていく。 徐々に、 そして、── (八分休符)っさて! 吾輩は霊である。肉体にはまだ宿っていない。 ニャハ! 〜以下次号
874 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 17:34:37
>>871 以下次号って、殺生だな。
はやく続きを書いて!!
875 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 17:48:20
最近は読点をつけないのが流行なのか? 別に全くに気にならないけど。
>>871-872 視点が狂っている典型例ですね。
>すっかり高校の時とは違った彼を眺めていると私の視線に気づいた彼は
>「ごめん煙たい?」
>と言ってこちらを向いた。
これは女性の視点。
>僕から一本奪い取った煙草を咥える薄い唇に塗られたルージュや俯いた目を
>塞ぐ長い睫毛、全てが淡い品の良さを讃えている。
ここは男性視点。
あとは描写が下手ですかね。
表現に凝りすぎというか、表現が無駄に長いです。
>>876 三人称→一人称(女)→一人称(男)→三人称
こんな感じだね
878 :
871 :2006/10/16(月) 18:28:59
>876 ありがとうございます。 上の方で視点の話題が出てたので 神視点→女性視点→男性視点→神視点 とミックスサンドしたんですが自分には無理みたいですね。 表現簡潔にできるようにガンガリマツ
879 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 18:53:37
>>877 >三人称→一人称(女)→一人称(男)→三人称
違うじゃん。
>>871-873 は、三人称→一人称(女)→一人称(男)→三人称→霊
じゃないの?
こういうのを「ウルトラC」って言うんじゃないの?
880 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 19:41:52
月面宙返りはウルトラCだったかな?
871-872と873は別物だと思われますが
882 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 20:23:09
それにしても、程度の低い酷評ばかりだな。 こんなところに投稿するのは止めろ、というアドバイスがまともに見えてくる。
884 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 20:38:10
ここに投稿する者はおそらく、文章がきちんと書けるようになったかを確認しているだけだと思うよ。 文章は問題ない。 この答えを貰えるかどうかの試験みたいなものだ。
885 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 20:39:08
酷評する者って、素人さんだよね
>>883 それがなぜ分かるのか、と問いたいね。
文章の価値など分からないくせに批評している、自称批評家の馬鹿が言いそうなことだ、
と思うのは、俺だけではないはずだ。
>>886 先生批評をお願いしますよ
ぜひお手本を見せてください
>>886 じゃあおまえやってみろよw
えらそうに言ってるだけの能無しのくせにwww
>>887-888 よし、分かった。とりあえず、文章を晒してくれ。
ヘタクソな長文を読むのはつらいから、出来れば1200字以内で。
890 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 21:58:00
>>889 >文章を晒してくれ。
こんなんでいいか?
また豚が帰ってきた。
豚にも名前があるのだろうが俺はしらない。食って寝て起きて寝て食って、たまにノタノタ動く。
大きく迫り出した腹の肉に逆らい、背中を逸らせ顔だけを正面へ向け、左右の肩を交互に上下させながら地響
きと共にウロウロ動く。時に低い唸ることもあるが、何と鳴いているかは知らない。ままならぬ世間への呪詛だ
ろうが、己の理想を実現する術も無く、現実に翻弄されるだけの豚なのだ。
豚はよく河川敷きまでランニングに出かけた。そして汗だくで帰ってくる。しかし、せっかくカロリーを消費
しも果糖ブドウ糖をたっぷり含んだ清涼飲料水をゴクゴク喉をならして流し込むから余計にカロリーを摂取して
しまうのだ。
実際に奴の部屋は豚小屋のニオイがした。奴の部屋の匂いだけは何に例えることも出来ない特異な臭さだ。強
いて言えば、納豆にヨーグルトを混ぜてなおかつ、そのニオイを嗅ぐのではなく粒の二、三を鼻に捩じ込んだと
きのニオイに似ている。
その臭い部屋の中央、敷きっ放しの煎餅布団に豚は仰向けに寝転がるのだ。布団を敷いただけでいっぱいにな
る部屋で寝返りは打てない。
俺が豚を毛嫌いしていることを、奴は薄々気付いているのに違いない。
奴は本物の人間豚なのだ。その著しく後退した知能と、行動様式をみれば一目瞭然だ。
豚はテレビを好んだ。宗教評論家という如何にも胡散臭い男が「凡庸を受け入れること」と盛んに力説するが、
そんな「凡庸」を受け入れるとこんな退屈な顔になるのかと思うと背筋に悪寒が走ったので、豚はテレビを消した。
「人の幸せを見るとムカムカするよ。でもね、自分が幸せになると、今度はイライラするんだ」
ブラックアウトの画面に向かい、豚は隣人、即ちこの私のために大きく溜息をついた──
さあ、酷評してくれ。
>>890 ここに晒すようなレベルじゃないね、結構いい出来だよ。
作品全体との関連での評価はできないけれども、視点がブレているのはわざとやったのかね。
ただ、全体が比喩表現というやり方は、イメージの多義的表現の体裁を取らない限り、
幼稚な印象を読み手に与えるので、そこは工夫しないといけないだろうね。
というか、止めた方がいい。
まあ、作品としてはつまらないね。とりあえずは、そんなところだな。
892 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 22:21:09
>>891 >視点がブレているのはわざとやったのかね。
違う。
呑む過ぎで手がブレてるからだ。
893 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 22:32:19
>>890 比喩に豚を持ち出すのはいかがなものか。
この作中の人物は明らかに豚以下の存在であるからして、豚がかわいそう。不快な気分になった。
〉たまにノタノタ動く。
と書いたあと、
〉地響きと共にウロウロ動く。
はいただけない。
しかもそのすぐあとに
〉よく河川敷きまでランニングに出かけた。
では意味が通じない。破綻の極み。
ただ、清涼飲料水を飲む描写はなかなかのスキルだと思った。涎がダラダラ流れて止まらない。
日本文学界の新たなる風になることを、願ってやまない。
誉めすぎ。 >実際に奴の部屋は豚小屋のニオイがした。奴の部屋の匂いだけは何に例えることも出来ない特異な臭さだ。 「豚小屋に例えている」直後に「何に例えることもできない」というのは如何か。 >強いて言えば、納豆にヨーグルトを混ぜてなおかつ、そのニオイを嗅ぐのではなく粒の二、三を鼻に捩じ込んだと きのニオイに似ている。 わからん。(納豆にヨーグルト混ぜたことないから) 「似ている」と締めくくるなら、読者が大抵体験したことのある匂いにしてはどうか。 これなら、「納豆にヨーグルトを混ぜて〜したら、きっとこういう匂いを放つだろう。」にしたら。
895 :
(○´∀`)ノこどもの森 ◆t1I7mwlB0E :2006/10/16(月) 22:52:08
ブヒブヒ〜 (o´∀`o)
エロパロ板用に書いて晒してみたやつだけど、どうでしょか。 「つっ?」 不意に晴夢は呻いた。それまでの、温かく壊れそうなぐらい淫靡な感触はどこかへ逃げ、 首筋に走った痛みに神経は集中する。 目線を滑らせて下を見ると、芽衣は相変わらずのからかうようなあどけない瞳で、こち らを眺めている。その小ぶりな唇は晴夢の首筋をしっかり咥え、端に覗く犬歯が、深々と 皮膚を貫いて体内へ侵入している。 それだけならいいのだが、芽衣が軽く空気を吸い込むと、晴夢の全身の血液があわただ しく向きを変え上昇し、その小さな穴に一斉に集まっていくのだ。それらは食いついたま まの芽衣の口内に流れ出、そのまま細い喉の奥へと吸い込まれてゆく。 結論は簡単だった。血を吸い上げられている。 こんな馬鹿なことがあるのかと、怒鳴りつけたくなった時には、すでに目の前は暗んで いた。汗が引いた直後と似た感覚で寒くなり、力が抜け、指の先が言うことを聞かなくな る。そして目前の視界は雨の日のガラス越しの風景みたいにぼやけ、ふっとズームになっ たように近づいては遠のき、上から下へ滑っていった。 シーツに思い切り頭が沈んだ時には、もう指一本すら動かなかった。芽衣の艶かしい体 が、晴夢の体の上に纏わりついてきた。その瞳は淫猥で、悪戯が成功した時のように喜々 としている。その眼を見て、やっと謀られていたことを理解した。 吸血シーンなんですが、伝わりますでしょうか。 酷評お願いいたします。
>>896 >それだけならいいのだが、
>結論
>ズーム
>シーツ
ダメだ!
このフレーズでブツ切れになっている。
この文章にカタカナは馴染まない。
じゃあシーツは「敷布」、 ズームは「拡大」とでも言えばええんかいな
>>890 >時に低い唸ることもあるが
「低く唸る」だろ。
>河川敷きまで
「き」はいらん。
>せっかくカロリーを消費 しも
脱字。
>宗教評論家という如何にも胡散臭い男が〜豚はテレビを消した。
視点のねじれ。
>ブラックアウトの画面に向かい
「ブラックアウトした画面」。
900 :
酒乱 ◆Cd9h7IG2dc :2006/10/16(月) 23:22:49
ヤロー、テメェ! 人が謙虚に(o´∀`o)っと下手に出てりゃつけ上がりやがって! 姑みてぇに細かいことグダゴダ言いやがって! ブラックアウトだぁ? 知るかそんなモん!! さぁ次はオマエが書け!
901 :
896 :2006/10/16(月) 23:23:47
>>897 さん
酷評どうもありがとうございます。
指示語多すぎ(その、とか)同じ言葉が頻出しすぎ、ぐらいは
書き込んだ後に自分で気付いたのですが、
カタカナが馴染まないとは気がつきませんでした。
>この文章に
自分の文章がどんな雰囲気とかだけは、自分では分からないんですよね。(自分の場合だけど)
参考になりました。どうもありがとうです。
>>900 >ブラックアウトだぁ? 知るかそんなモん!!
自分で書いたんだべや。
なにキレてんの、この人?
お遊びスレなのに。
>>900 >さぁ次はオマエが書け!
そんなケンカ腰になっても、、、
>>901 >指示語多すぎ(その、とか)同じ言葉が頻出しすぎ、ぐらいは
>書き込んだ後に自分で気付いたのですが、
それはまったく気にならない。
書き手の体臭、または指紋のようなものだ。
リズムを整えるために無意識で出るんでしょ?
いいんだ、それは。
>目線を滑らせて下を見ると、芽衣は相変わらずのからかうようなあどけない瞳で、こち >らを眺めている。その小ぶりな唇は晴夢の首筋をしっかり咥え、端に覗く犬歯が、深々と >皮膚を貫いて体内へ侵入している。 向かいあってて首筋噛まれたら、普通噛んだ方の目は噛まれた方の耳の裏あたりにくると思うんだ。 よっぽど変わった体位だったのかな? 想像できないや。
906 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/16(月) 23:48:12
>>895 〉ブヒブヒ〜
片仮名表記である。平仮名や、ましてや漢字でもない。純度百パーセントの片仮名だ。
作者は自らの非凡なる才能の片鱗を決して衒学的ならざるように明示し、それは本人が企図した以上の効果をあげることに成功した。
それは「ブヒブヒ」のあとに「〜」を付けたところにも如実に現れている。どこの誰が片仮名の「ブヒブヒ」のあと、波ダッシュ記号を付ける発想を得るだろうか。我々凡人は夢想だにしない筈だ。
「ブヒブヒ〜」に止まらず記号の集合体、(o´∀`o)←を加えたところに作者の温和な人柄もうかがえる。
>>896 文章はそんなに悪くないですが、主語の使い方が悪く視点がふらついて
いるようで少し気持ち悪いですね。
>芽衣は相変わらずのからかうようなあどけない瞳で、こち
>らを眺めている。その小ぶりな唇は晴夢の首筋をしっかり咥え
首筋にかぶりつかれると頭しか見えないと思いますが。
>【それだけならいいのだが】、芽衣が軽く空気を吸い込むと、
>晴夢の全身の血液があわただしく向きを変え上昇し、
それだけなら〜は主人公の心理描写ですから、その後に続く
文章から浮いてしまいます。カットしていいと思います。
>【結論は簡単だった。】血を吸い上げられている。
ここも同じ。カットでいいと思います。
>シーツに思い切り頭が沈んだ時には、もう指一本すら動かなかった。
>芽衣の艶かしい体が、晴夢の体の上に纏わりついてきた。
主人公の内面描写から、客観描写に変わっていますが、ちょっと気持ち
悪いです。
【晴夢】の頭がシーツに沈んだ時には〜のほうがまとまるでしょう。
>>896 主語を補って位置関係を修正するととこんな感じ。
不意に晴夢は呻いた。それまでの、温かく壊れそうなぐらい淫靡な感触はどこかへ逃げ、
首筋に走った鋭い痛みを感じていた。
目を開けると体の上で芽衣が笑っている。からかうようなあどけない瞳で、こちらを眺めて
いる。視線が交差すると芽衣は首筋に顔を埋めた。鋭い痛み。皮膚を貫いて硬いものが
体内へ侵入してくる感触。
芽衣が軽く空気を吸い込むと、晴夢の全身の血液はあわただ しく向きを変え上昇し、
その小さな穴に一斉に集まっていく。それらは食いついたままの芽衣の口内に流れ出、
そのまま細い喉の奥へと吸い込まれてゆく。
血を吸い上げられている!?
晴夢は驚愕の表情を浮かべた。
こんな馬鹿なことがあるのかと、晴夢が怒鳴りつけたくなった時には、すでに目の前は
暗んでいた。汗が引いた直後と似た感覚で寒くなり、力が抜け、指の先が言うことを聞か
なくなっている。そして目前の視界は雨の日のガラス越しの風景みたいにぼやけ、ふっと
ズームになっ たように近づいては遠のき、上から下へ滑っていった。 シーツに頭が沈んだ
時には、もう指一本すら動かなかった。
芽衣の艶かしい体が、晴夢の体の上でくねる。その瞳は淫猥で、悪戯が成功した時の
ように喜々としている。
晴夢は薄れいく意識の中、芽衣の眼を見て、やっと謀られていたことを理解した。
なんかリライトしたらいつも内容まで変わってるな
>>908 「鋭い痛み」が重複しとる!イカン!
>>904 >それはまったく気にならない。
>書き手の体臭、または指紋のようなものだ。
>リズムを整えるために無意識で出るんでしょ?
>いいんだ、それは。
この場合は気にならない程度のようだからいいと思うが、
作者のリズムでもあるとしても、短い行内で同じ言葉や指示語が連発するのって
読んでてかなり鬱陶しいのでは?
911 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/17(火) 00:29:04
>>8 〉朝斗は正面にある原っぱに座り込み、タンポポをいじっていた。
朝斗の描写がありません。朝斗の容姿や着てる服等、ざっとで良いから読者に伝える必要があります。
もし朝斗が全裸でタンポポをいじっていたのなら着てる服の描写はいりませんが、やはり伝えるべき情報はしっかり伝えないとダメです。
〉葉っぱの上を歩くアリンコを指で追いかけていた
も、そう。アリンコの描写がありません。もし、このアリンコが毒アリならそれだけで朝斗の置かれている異様な状況が説明できたりもします。つまりアリンコの描写で様々な状況を読者に伝えることが出来るというわけです。
〉そんな朝斗の親父さんの人生をふっと消し去るように
朝斗のお父さんの人生がどんなものだったのか、詳しく書くことでラストがより生きると思います。
総評・全体的に丁寧に書くことを心がけて下さい。
>>910 リフレーンは好みですからね。
全体を通して繰り返しが多いのは問題ですが、一部分で繰り返しが
あるのは許容範囲。
913 :
896 :2006/10/17(火) 01:05:05
夜中にレスします。
>>905 他の方も指摘されていますが、これは言い訳の余地もないミスですね。
ちゃんと場景を頭の中に持って描かないと駄目ですね。
>>907 酷評どうもありがとうございます。
自分でも、何か文章に磨きがないのは何でかと昔から思ってたんですが、
視点がふらついているからなんですね。
主人公視点で描いていても、よく神視点と混乱してるんですかね?ごっちゃになってしまいます。
主人公が見えないはずのもの、例えば主人公が背中を向けて去っていく後ろで、
他の人物がほくそ笑んでいたとか、そういう描写は主人公視点の場合は描いてはいけないのでしょうか?
また、描くとしたらどういう風に描けばよいでしょう?
質問になってしまいましたが、暇な方がいらっしゃったら反応してくれたら嬉しいです。
>>908 リライトまでしてくださってどうもです。
自分の描いたのよりすっきりしてますね。参考にさせていただきます。
914 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/17(火) 01:23:12
>>913 神様が主人公の一人称小説を書く。
もしくは主人公が超能力者。
>>913 >主人公が見えないはずのもの、例えば主人公が背中を向けて去っていく後ろで、
>他の人物がほくそ笑んでいたとか、そういう描写は主人公視点の場合は描いてはいけないのでしょうか?
あいつがほくそ笑むのが、見るまでもなく理解できた。だから俺は背を向けたまま立ち去ることにした。
とかかな? もしかすると意図するものと違う気もするけど。
直接見えているような描写はダメだね。その前に三人称にしちゃえば早いと思うんだけど。
916 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/17(火) 04:57:14
「黒子」 右肩に、ホクロ一個みっけた。 かさついた爪、カリっとひっかいた。 ホクロ、ころんと落ちた。 暗い穴開いた。 穴からにょきっと、赤いキノコ生えた。 右振り向くとき、頬に当たってジャマだから食べた。 また穴開いた 穴から、にゅるにゅるなんか出た。 どす黒い、ぬらぬら光るミミズみたいな 気持ち悪くて臭かった。 だからまた 落ちてたホクロ、拾ってはめた だから今も 僕の右肩にはホクロがある
>>913 主人公視点だと主人公の見えないものは書けませんので、心理描写か伝聞を
使うことになります。これは、物語の展開やその場にいるキャラとの関係で判断
して下さい。
晴夢は席を立った。
負けた……
用意してきた二千万は三時間も持たずに溶けてしまった。
後ろのテーブルではあいつらがほくそ笑んでいることだろう。奴らがイカサマを
使っていることは分かっている。だが、トリックを見つけることができなかった。
今日のところは負けだ。
晴夢は振り返らずにドアを開け会場を後にした。
晴夢は席を立った。
全財産の二千万がわずか三時間で消えてしまった。
負けたな……
青白い顔で会場から立ち去ろうとする晴夢を、芽衣が追いかける。
「あいつら笑ってたぜ。いいのか? それでも男かよ!」
芽衣が口を尖らせる。
ちなみに、一人称の場合は主人公の表情や行動を外部から描写できませんが、
三人称主人公視点の場合は、視点主(たいていは主人公)の行動や表情の
描写はOKということになっています。
>>917 >三人称主人公視点の場合は、視点主(たいていは主人公)の行動や表情の
>描写はOKということになっています。
そうなの? いや、まじで教えてほしいんだが。
外部からの描写ってことだよね。
それだと視点のぶれにならないの?
>>918 主人公視点の中なら、表情・行動描写から心理描写まで混ぜこぜにしても、
そんなには読みにくくはならない気がするけど、程度問題かな。
個人差のあることかもしれんけど。
でも三人称だからって頻繁に視点を変えると、流石になんじゃこりゃになると思う。
通常なら
始め、ふかんの背景描写(神視点)から主人公視点に入って、
時々補足で主人公から離れた描写を入れて、主人公視点に戻るってのが無難?
読みやすさを考えれば、三人称でも視点はそんなに変わらない方がいいと思う。
基本として、視点が変わる時は最低段落はあけて欲しい。
>>918 三人称というはもともと外部視点ですから。
主人公(語り手)の表情や行動を、外部から客観描写するのは問題なし。
ただし、それ以外の描写は主人公の目を通した描写になります。
神視点とか主人公視点とかをまったく理解できてない方が よくこの板に登場しますが、そういう方は今まで本を読んだことがないの?
un
>>921 あなたの描くものはさぞかし完璧なんだろうねw
924 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/17(火) 19:15:58
>>918 三人称A視点でも、基本的にAの表情を描いてはダメだよ!
925 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/17(火) 19:24:07
表情は動作で処理できない? 例・おれは眉間に皺をよせた。 ・おれは目を見開いた。 ・おれは口をとがらせた。
927 :
918 :2006/10/17(火) 20:16:00
>>920 丁寧に回答していただいてありがとう。
だが申し訳ないが、まだ得心できない。
>三人称というはもともと外部視点ですから
だから主人公でも第三者でも外部から描写していい、というのならわかる。
つまり、神視点ということになるから。
また、三人称主人公視点の場合は
>主人公の目を通した描写になります
というのもわかる。
でも、三人称主人公視点の場合に
>主人公(語り手)の表情や行動を、外部から客観描写するのは問題なし
の理由がわからない。
>三人称というはもともと外部視点ですから
では理由になっていない、と思う。それでは神視点ではないのか。
「三人称主人公視点の場合に主人公(語り手)の表情や行動を描写
するときは三人称神視点になってもいい」と言っているのと同じだよね。
その、理由がわからない。
他の方々のレスを見てもこの点に関する説明は見当たらなかった。
>>927 神視点と三人称視点の違いは、カメラの動ける範囲になります。
神視点というのは描写カメラが自由に移動できます。
空中でも水中でも、宇宙でも、そこに人間がいなくても描写可能。
また後世の歴史家みたいに、すべての出来事を理解している視点で
(時間軸にとらわれず)描写してもOK。
三人称というのは、語り手となる人物の内部から半径一メートル
くらいの範囲で描写カメラが動けると考えてください。
ですから、主人公を外部から描写してもかまわないわけです。
>>928 >三人称というのは、語り手となる人物の内部から半径一メートル
>くらいの範囲で描写カメラが動けると考えてください。
>ですから、主人公を外部から描写してもかまわないわけです。
ありがとう。
それがあなたの謂う三人称主人公視点の定義なんだ。
それは理解できた。
しかし、私は三人称主人公視点とは、あくまでも主人公の眼が描写
カメラであると定義する。
だから三人称主人公視点の場合は、主人公(語り手)の表情や行動
であっても、外部から客観描写することはできない、と考える。
この点で意見を異にするわけだが、違う考え方の人もいるんだという
ことで、納得します。
何グダグダ言ってんの? 難しく考えすぎじゃね?
931 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/17(火) 21:43:48
つうか、三人称主人公視点というなら、
>>929 の言うことが正しいだろう。
>>928 が言っているのは三人称カメラ視点であって、主人公視点ではない。
人称と視点を混同すると、こういうコッケイな間違いをしでかす。
俺も昔視点と人称混同してたなぁ
>>931 少しは本を読みましょう。
主人公を客観描写している作品なんていくらでもあるでしょう。
それを神視点とは言いませんよ。
934 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/17(火) 22:08:34
>>933 ↑
馬鹿かこいつは、いつ誰がそんなことを言ったんだよwww
いや、933の書いてることは常識だろ。 例えば一人称で、「俺は真珠のような涙を流した」とか書いたらアウトだけど、 三人称で、「彼は真珠のような涙を流した」だったら全然OK。 カメラ視点っては、三人称小説において視点(単独・客観・神)の分け隔てなく確実について回るものだから。
>>931 三人称カメラ視点というのは、登場人物の内面に入らずに淡々と
客観描写を重ねていく手法です。
三人称で主人公を語り手として心理描写を含むものは、カメラ視点
とは言いません。主人公視点となります。
すみません。 935は自分だけど933は別の人ですが。
>>937 誰もそんなことを言っていないと俺も思うよ。勝手に論点をすり替えるのは止めたらどうかね。
まあ、これ以上は別館でやってくれ(プププ
944 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/17(火) 22:36:36
>>936 そろそろ埋まるから別にいいんじゃない?
>>933 判例主義はちと間違った見解を生むからやめた方がいいと思うけど、今回は同意。
同意する理由は、自由関節話法によるとだよ。
要は、ある場面においては視点を固定する。
三人称の定義を脱しない描写をする。
まぁ言葉で言うのは簡単だが、実際は迷うところかもしれない。
一人称の時との違いがわかれば最低限はどうにかなる。
945 :
933 :2006/10/17(火) 22:38:49
小説入門とか読めば分る程度のことを別館でやるまでもないでしょう。 基本的な文章作法を知らないアホを相手にしてもしょうがないし。
>>935 >一人称で、「俺は真珠のような涙を流した」とか書いたらアウト
いやアウトじゃないだろう、「真珠のような」が主人公が自分自身の
心象を表現しているとすれば、何の問題もない内面描写ということになるからね。
>>945 シッタカを指摘され、狂ってしまったらしい人物。
これはセーフかい?
>>945 別館に行け!
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \ / \
>>944 ところで、この人もわけの分からないことを言っているけど、
もう少し丁寧に説明してホスイ。
A 三人称単元主人公視点
B 三人称単元神視点
C 三人称複元神視点
>>933 のいう「主人公を客観描写している作品」はB。
>それを神視点とは言いませんよ。
違う。だから神視点という。
951 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/17(火) 23:06:25
さあ、文学で困ったオマエら。 ナンでも俺に聞けよ。
三人称の種類について簡単に説明。 ※三人称全知視点(神視点) 三人称の視点で書かれた文章だが、登場人物の心の中がすべて見えている場合。 『彼はうれしかった。彼女もうれしかった』というような文章。 ※三人称限定視点(一視点) 三人称の視点で書かれたおり、ある限定された登場人物の心の中だけが見えているような文章。 『彼はうれしかった。彼女もうれしそうだった』というような文章。 ※三人称客観視点(カメラ視点) 三人称の視点で書かれており、どの登場人物の心の中も見えていない文章。 『彼はうれしそうだった。彼女もうれしそうだった』 で、三人称限定視点の場合、厳密には(昨今の小説形式に於いて)限定された主人公の視点+カメラ視点が付加されているので、描写に凝ることができる。
>>953 乙
>>952 >三人称限定視点の場合、厳密には(昨今の小説形式に於いて)限定された
>主人公の視点+カメラ視点が付加されているので、描写に凝ることができる。
分類する意味ないじゃん。
956 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/17(火) 23:20:16
>>945 参考までに視点を解説している小説入門書を教えてくださいませんか?
三人称客観視点だと主人公の心情を語れないから。
958 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/17(火) 23:31:26
>>950 は間違い。
>>952 が正解。
950がいう「B 三人称単元神視点」こんなのはありえない。
登場人物に拘束されるならすでに「神視点」とは言いません。
>>956 久美タソとかワカサギ先生とか、漫画で読める小説入門とかいろいろあるよ。
そもそもここでいうカメラ視点ってのは、神視点からの派生じゃないの?
961 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/17(火) 23:39:50
神は主観的だが、カメラは客観的な視点。
カメラ視点=客観視点
>>961 神視点は主観的ってのもよくわかんないんだけど。
視点者の主観ってこと? 「神」視点なんだから主観もへったくれもないんじゃないの?
あなたの用いる神視点、カメラ視点って言葉はどこで(なんで)知ったの?
964 :
951 :2006/10/17(火) 23:47:46
おいオマエら、 俺をないがしろにすんなって。
「カメラの位置=描写する位置」と 「カメラ視点=心理描写をせず、映像を撮るように客観描写だけをする」 を勘違いしている奴がいると思われ。
>>964 どうやったら神視点と主人公視点を混在しないで済むのか教えてくれ
一連のレスを読んでたら、 結局誰の心理も挟まない、もしくは心理が混在するのが神視点って 当初の説明が一番納得いくように思えてきた
三人称で、描写の位置(カメラの場所)は主人公付近に限定されている。 たまに主人公の表情や行動が外側から客観的に描写される。 その客観描写は誰の視点なんですか? と言われれば「作者の視点」ということになるわけですが、小説的には 神視点ではなく「三人称単元視点」に分類されると。 描写位置が主人公の近くに固定されていて、主人公の表情や行動を描写 する程度はOKですよというのがお約束。
つかイメージすればわかるだろ、視点の不自然さなんて 突然視点が変わったりしたら読んでて違和感あるだろ?普通それで気づくんじゃないの?
>>958 >950がいう「B 三人称単元神視点」こんなのはありえない。
あります。
彼が主人公。でも視点は主人公視点ではなく、神視点。
だから彼の後ろ姿も描写できるし、彼の知らない事柄も書ける。
>登場人物に拘束されるならすでに「神視点」とは言いません。
つまり、登場人物に拘束されているのではない。
だから神視点。
なお、単元というのは拘束ではなく主人公(視点人物)が一人で
あるという意味。
主人公(視点人物)が複数いる場合を「C 三人称複元神視点」
というわけ。
話がややこしくなっているのは、これに加えて心理に関する主観
描写と客観描写を要素として持ち出して論じはじめているから。
あえてそれを加えるならば、
A 三人称単元主人公視点/主観描写
B−1 三人称単元神視点/主観描写
B−2 三人称単元神視点/客観描写
C−1 三人称複元神視点 /主観描写
C−2 三人称複元神視点 /客観描写
と分類される。
972 :
951 :2006/10/18(水) 00:35:05
>>967 >どうやったら神視点と主人公視点を混在しないで済むのか教えてくれ
アメリカのハードボイルドのペーパーバックを浴びるほど読んだら答えが見えてくるゼ。
(あーもうだめ、ゆびうごかん)
973 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/18(水) 00:37:24
>>916 〉「黒子」
と、題名にあるのに
〉右肩に、ホクロ一個みっけた
と本文で書くのはやめましょう。
ほくろを漢字か片仮名、どちらかに統一しないと誤字も同然です。
〉暗い穴開いた。
穴からにょきっと、赤いキノコ生えた。
右振り向くとき、頬に当たってジャマだから食べた。
それほど大きな穴があくホクロなら、なぜ今まで気付かなかったのでしょう?
不自然ですね。いやでも目に付くはずです。
それと描写もまったくありません。
主人公のいる場所も時間も何も分かりません。男か女かさえかも。
肩のホクロをみつけたのだから、おそらく主人公は全裸だったのでしょう。全裸である以上、主人公は部屋の中にいるのかもしれません。
しかし、主人公が露出狂の変態だった場合は必ずしもその通りではありませんね。
必要最低限のことは読者に伝えるべきです。
>ほくろを漢字か片仮名、どちらかに統一しないと誤字も同然です。 それは無いっしょ。 「わにがらへび」という小説があるが、 題名だけが平仮名で、本文ではすべて「鰐柄蛇」と書かれたりしてる。 全体的にバランスが整っていればOKじゃね
975 :
名無し物書き@推敲中? :2006/10/18(水) 00:57:46
状況説明が不十分なのは俺も同意だが、 おいおい不自然って…… ストーリーから見て、これは元々不思議な話だ。 ほら、NHK教育の童話アニメーションみたいな。 そこを考えて酷評しないと、珍しい投稿が台無しだ。
>>971 君が勝手に思うのは自由だけど、デタラメを流すのもほどほどに。
そんな分類はない。
977 :
名無し物書き@推敲中? :
2006/10/18(水) 02:59:11