あなたの文章真面目に酷評しますPart20

このエントリーをはてなブックマークに追加
1☆の人
■関連スレ
・作品と批評について語るときは……
ガチンコ批評を見まもるスレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1053781027/

・誉めてもらいたい人には……
あなたの文章、無理して誉めます
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1086153693/


※過去スレ、約束事は >>2-6 あたり。
 特に>>2は必読です
2☆の人:04/07/11 00:32
■投稿する人へ
あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は
小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番
よいですが、自分のHPの直アドレスやまたり文庫などの投稿サイトをさらすのもあり。
投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。
もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。
目についたものから批評していくので、見落としもあります。
辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。

※※ 最近晒しやいたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩が増えてます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見れる『隠し』でもかまいません。
3☆の人:04/07/11 00:32
■批評する人へ
批評への参加は自由です。
当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
投稿者が納得する形で批評してあげてください。
4☆の人:04/07/11 00:33
5☆の人:04/07/11 00:34
6☆の人:04/07/11 00:34
--------------------------------------------------
※原稿入力時の約束事テンプレート

○段落の行頭は一字下げる
○……三点リーダーは基本的に2個で1セット。なお「・」(中黒)は使用不可
○読点は「、」 句点は「。」を使用
○セリフをくくるカギカッコの最初の 「 は行頭一字下げない
○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する
--------------------------------------------------

注 新スレが立ったときはローカルルールの「行き場の無い作品の発表」の
リンク変更申請を批判要望板で頼むようにしましょう。

投稿者および批評者は、トリップをつけた
コテハンを名前欄に明記することを推奨(騙り防止のため)。
偽物を気にしないなら無しでもあり。

トリップの付け方
名前欄に記入した名前の横に、#@@@@と入力する。
@には任意の数字が入る。つまり、4桁の数字が入る。
これはコテハンの偽物として出没する荒らし対策
としてである。これで個人認証がつくわけ。
7☆の人:04/07/11 00:40
p2のバカ。
>>4のURLの頭に(p)つけてしまいました。
スレ立てもろくにできなくてごめんなさい。

今日はもう駄目です、寝ます、おやすみなさい。
いやまあ、スレ立て乙です。
9点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/11 07:16
お疲れさまー
>10

gj
初代スレ初めて見た。多謝
前スレがレス番を消費し終わったので、こっちを上げるよ。
前スレ終わったので
1413:04/07/11 15:01
>>12
ケコーンしてください
1512:04/07/11 15:02
>>13
他人とは思えないな、生き別れになった兄さんかい?
>>12が妹だと漏れ的にうれしい。
 午前七時、目覚まし時計がけたたましく鳴った。タイマーがセットされていたエアコンは、夜半に熱せられた部屋を心地よい涼気で満たしていた。
白い下着と黒のタンクトップだけという格好で、リカコはベッドの上で仰向けのまま思いっきり伸びをして、ベッドの脇に据えられたサイドテーブル
の卓上にある時計の頭を、左手で叩いた。音が止むと、急に部屋の中が静かになり、リカコは寂しくなった。急いでベッドに横座りになり、目覚まし時
計の横に置いてあったバージニアスリムと緑色のライターを、左手でわし掴みにしてタバコを取り出し、火をつけて足を組んだ。
 煙をため息のように吐き出すと、タバコを口にくわえたまま左右の手で、まるで愛撫をするかのように組んだ両脚をさすってみた。いつからだろう
か、脚を組むたびに、また自分の腕をさするたびに肌の感触を楽しむような気分にさせられるのは。白くて滑らかな肌は、リカコにとっては一つの矜持
であった。半年前に別れた男は、その肌によく赤い印を残していったものである。肩や胸元にぽつんとついた、赤い印を鏡で見るたびに、夏になったら困る
わよ、と男に言っていたのをリカコは思い出していた。
 それから半年間、リカコの肌はいつでも白いままである。あいつ、今、何してるかな、起きるとすぐ、牛乳飲んでたな、ラブホ行く前、コンビニで絶対買っていくんだもんな、
雪印しか、飲まなかったな、今でも、そうなのかな、変な奴…。リカコはタバコをもみ消して、シャワーを浴びるために立ちあがり、下着とタンクトップをベッドの上に放り投げた。
浴室に入る前に、全身が写る鏡の前にリカコは立ち、右手で左の二の腕をつねってみた。白い肌に浮かんだ赤い印は、リカコを少しだけ満足させた。
                 
      
本屋へ

 土曜日の昼1時、暇なので大きい本屋に行くことにした。サンダル、Tシャツ、チノパンで鞄は持たずに出掛けた。
 自転車で駅までき、駐輪所に預ける。受け付けでは茶色の制服をきた老人連中がTVをみていた。競馬か競輪だろう。
 駅へと階段を降りていく。20代前半とおぼしき女性が前にいた。髪を染め、香水をつけ、イヤリングをつけていた。
これからデートなのであろう。水商売とはまた違う清々しさを感じた。切符売り場で切符を買い、売店でチョコを買った。
改札口を通り乗り場までいき電車を待つ。高校生2人組が横で格闘技の話をしていた。部活帰りなのであろうが、その割りに色白かっ
た。後ろに家族連れがやってきた。お母さんが子供になにやらしきりに注意している。
 電車がきた。乗りこみ、左右を見渡し端の空いているところを探す。10代後半の女の子二人組の横が空いていた。
迷ったが結局そこに座った。ドアが閉まり発車した。チョコをかじりながら向かい側の窓からみえる景色を見、隣の女
の子達の会話を聞く。学校の友達の話をしていて知らない名前がいっぱい出てきたので聞くのをやめた。向かい側の席を
みると、行商のおばさんが竹細工の籠を膝にのせてこちら側の窓から見える景色をみていた。30〜40代の男がポロシャツに
チノパンの姿で腕を組んで寝ていた。飲み会にもで行くのであろう。その他家族連れ、老夫婦、20代くらいの男性などがいた。
 次の駅に着き、女の子2人組の1人が降り、行商のおばさんが降りていった。僕は残った女の子に声をかけ、しばらく喋った。
学校の話から入り、共通の知人などはいなかったが、共通の遊び場などの話をした。彼女は少し照れ気味だったが楽しく話せた。
次の次の駅で彼女は降り、携帯の番号を聞くまではいかなかった。
 しばらく景色を見て過ごし、目的の駅についた。電車を降り改札口をおり、駅に入っている大きい本屋についた。
訂正

本屋へ

 土曜日の昼1時、暇なので大きい本屋に行くことにした。サンダル、Tシャツ、チノパンで鞄は持たずに出掛けた。
 自転車で駅までき、駐輪所に預ける。受け付けでは茶色の制服をきた老人連中がTVをみていた。競馬か競輪だ
ろう。駅へと階段を降りていく。20代前半とおぼしき女性が前にいた。髪を染め、香水をつけ、イヤリングをつけて
いた。これからデートなのであろう。水商売とはまた違う清々しさを感じた。切符売り場で切符を買い、売店でチョコ
を買った。改札口を通り乗り場までいき電車を待つ。高校生2人組が横で格闘技の話をしていた。部活帰りなのであ
ろうが、その割りに色白かった。後ろに家族連れがやってきた。お母さんが子供なにやらしきりに注意している。
 電車がきた。乗りこみ、左右を見渡し端の空いているところを探す。10代後半の女の子二人組の横が空いていた。
迷ったが結局そこに座った。ドアが閉まり発車した。チョコをかじりながら向かい側の窓からみえる景色を見、
隣の女の子達の会話を聞く。学校の友達の話をしていて知らない名前がいっぱい出てきたので聞くのをやめた。
向かい側の席をみると、行商のおばさんが竹細工の籠を膝にのせてこちら側から見える景色をみていた。30〜40代
の男がポロシャツにチノパンの姿で腕を組んで寝ていた。飲み会にもで行くのであろう。その他家族連れ、老夫婦、20
代くらいの男性などがいた。
 次の駅に着き、女の子2人組の1人が降り、行商のおばさんが降りていった。僕は残った女の子に声をかけ、しばらく
喋った。学校の話から入り、共通の知人などはいなかったが、共通の遊び場などの話をした。彼女は少し照れ気味だ
ったが楽しく話せた。次の次の駅で彼女は降り、携帯の番号を聞くまではいかなかった。
 しばらく景色を見て過ごし、目的の駅についた。電車を降り改札口をおり、駅に入っている大きい本屋についた。
20岸和田 ◆JNnFWYTu2A :04/07/11 19:19
白球が空に吸い込まれていくのが見えた。
それはふわりと弧を描き、観客席へぽとんと落ちた。
レフトの僕は全てを見ていた。大歓声、チーム全員の笑顔、ベースを誇らしげに
走るバッター。

十四対一。僕の高校最後の夏は、予選リーグで大惨敗に終った。
僕は帰りのバスの中であまりのふがいなさに涙が出そうになったが、
周りのチームメイトは一人として泣いては居なかった。むしろ笑っていた。
「っつーかさぁ、相手が強すぎたんだよな、青山高だもんよぉ」
「しょーがねえよねぁ、あんだけボロ負けすりゃ涙も出ねーっつーの」
「明日から本格的に受験生だ、受験うぜー」
 何でこいつらは笑ってられるんだ、と思った。三年間打ち込んだ部活は
そんなものだったのか?こいつらは野球を惰性でやってたのか。
僕はだんだん腹が立ってきた。しかし僕の怒りもむなしく、馬鹿は騒ぎ続けていた。
そしてケータイを取り出してメールし始めたとき、僕は殴ろうと思って立ち上がった。

バチッ、ドカッ。
21岸和田 ◆JNnFWYTu2A :04/07/11 19:32
「うるせえよお前等!負けたんだぞ、負けたんだぞ俺らは!よくそんな騒いで
られんなぁ!!」
 僕はそれを立ち尽くしたまま見ていた。
殴ったのは僕ではなかった。ピッチャーのツカモトだった。
殴られたのは、最も騒いでいたライトのヤハギだった。イスから転げ落ち、
しりもちをついている。
「……んだよテメェ、ふざけてんじゃ、ねえぞ」と言うとヤハギが立ち上がった。
 バスのなかがシーンと静かになった。五分前は猿だけの動物園みたいだったのに。
さっきまでヤハギと一緒に騒いでいたやつらも静かになって、
ことの成り行きを眺めていた。
 ヤハギがじっとツカモトを睨んでいる。ツカモトもヤハギをじっと睨んでいる。
もう何分経っただろうか。ヤハギは何も言わず席についた。
それを見届けてから、ツカモトも席についた。
バスは静かに走り続けた。
22名無し物書き@推敲中?:04/07/11 21:19
>>1名前:☆の人

>■関連スレ
>・作品と批評について語るときは……
>ガチンコ批評を見まもるスレ
>http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1053781027/

>・誉めてもらいたい人には……
>あなたの文章、無理して誉めます
>http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1086153693/

いつから、こんなスレがここの関連スレになったんだよ。
てめーが勝手に決めんなよ、この糞ヴォケ。

死んでいいよ喪前、このアホが。


>22
どうしたの? 疲れちゃったのかな…
暑いから、少し休んだほうがいいよ。
>>22
又吉イエスに投票したかたですね
>>23=>>24だろ。
26点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/11 21:32
>>19
点数略。選挙速報見ているので簡単に書きます。
作文練習用の生活文であることを前提に考えますと、行動とその結果ばかり書かれていて無味乾燥です。
風景をはじめ、その道中で感じたことも書いた方が良くなるでしょう。

>>24
マタヨシに投票するより蓮舫と青島に投票する方が問題のような気も……。
>25
たぶん違うと思うが、>24が俺のドッペルゲンガー、
あるいは二重人格である可能性は否定できない。
28名無し物書き@推敲中?:04/07/11 21:32
>>24

なんの話だ、それは?
2924:04/07/11 21:33
うそん。会ったら死んじゃう
30名無し物書き@推敲中?:04/07/11 21:35
>>29

お前何を言っているんだ。訳がわからないぞ。
>>30
ドッペルゲンガー知らないの?
32名無し物書き@推敲中?:04/07/11 21:38
っていうか、いつからこのスレは >>1 で掲げられたスレと関連するように
なったのか。それを聞いてみたかったんだよ。
>>22での荒っぽい言いかたについては、やや誤解を招いたようだから謝罪する。
ヲチスレや批評スレだから
関連していないとはいえないから微妙
34名無し物書き@推敲中?:04/07/11 21:42
>>23-24

俺の>>1に対するレスに対して手厳しく答えたところから、
☆の人 だと思うが、説明してくれないか?なぜ、関連スレとして
テンプレに掲げたのかを。

35名無し物書き@推敲中?:04/07/11 21:43
>>33

それをいったら、創作文芸板の全てのスレが関連スレじゃないのかな?
3624:04/07/11 21:43
>>34
違うよ
ちなみに23でもない
37点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/11 21:43
同じ批評系のスレということで、テンプレに載るぐらいはいいのではないかな。ハングル板のジョークスレと仕事スレみたいに。
問題はテンプレに関する議論が無かったことでしょうか。
(それ以前にガチンコ批評を見守るスレは機能してないのですが……)
>>35
それはいいすぎ
このスレのヲチと批評スレという共通性があると言っただけ。
おれは否定も肯定もなし。別にテンプレに載せるくらいはいいんじゃないの?
39名無し物書き@推敲中?:04/07/11 21:51
なんだか、捗々しい返答は無いようだな。
能のないのが多いなここは。
というか、本人がしらばっくれているのか、あるいは本当に
いないのかもしれないのだから、これ以上追求してもしょうがないか。
荒らすのが目的ではないから、引き上げる。

>>39
荒らし目的でしょ
別に対した問題でもないと思うけどね。
どうせおまいらその関連スレにも出入りしてるだろうに。
てか、何でそんなに過剰に反応してるか分からん。
捗捗しい返答なんて望むなら議論かませよ。
でなきゃ妥協して点数の人のような意見いうしかないだろ。
スペースの空きかたで誰が誰だか分かるな
44☆の人:04/07/11 21:58
>>17
すいません。コピペだからかもしれませんが、非常に読み難いので感想だけ言います。

嫌いじゃない題材です。リカコのエロさがいいですね、特に白い下着と黒のタンクトップ。
でも、リカコの生活スタイルやディティールが嘘くさいと思ってしまいました。
金持ちか貧乏かわからない。普通の人なのかな……
それと、キスマークってみんな毎回つけるの? 俺ってタンパクなSEXしかしてないのかなあ。
さっき女友達2人に聞いたけど、毎回つけるほどのヤツには出会ったことがないらしいです。
文章は読み難いところがあります。言葉は知ってるし、全体的には書けているのですが。
時々、顔を出す悪い癖のようなのが見えます。
長いところは長くてもいいけれど、リズムを大事に。
45☆の人:04/07/11 22:02
>>22
前スレ後半で誘導があったので、貼っておいたほうがいいと判断しました。
勝手なことをしてようですね。すいませんでした。
>>22>>44 が同一人物なら見事だと思う。
純文としてもエンタメとしても、工夫次第では面白いものができそうだ。
このレスを含め、投稿者でも採点者でもない連中は何をしに来ている?
何番=何番だの、さしたる理由もなく煽り立てる連中はここに喧嘩相手でも探しに来たのか。
言葉を扱う類の人間ならもう少し利口に振る舞え。
>>47
そら荒らしに来てるんだよ
>>48
やはりそうか。口が滑ったな。
とりあえず、ぬるぽ
>>49
いやいや「来てるんだろ」って意味だ
何でもかんでも疑うなよ
そうですか。掲示板が存在すれば荒らすという心理は分かりかねるのでこれ以上詮索はしません。
IDが無い以上誰がどう書き込みをしようとそのままに受け取るべきだと思いますが。
>>51
わかった。
>>50
ガッ
55名無し物書き@推敲中?:04/07/11 22:12
よ〜し、とりあえず新スレの滑車のまわり具合のテストはこの位でいいな。
では、投稿及び酷評を開始ということで。ヨロ。
>>26
無味乾燥?淡々とした中に情景が溢れているんだがなあ
あと景色をいれると人間に拘った意味がなくなる
みんなー、かるしうむ足りないんけ? 地鎮祭かしらんが、マターリしる。

>20-21

擬音がいいね。人の、特に頬あたりを殴った時の音として適切。
椅子から崩れ落ちるところまで音で表現できてるし。
漫画的ではあるけど、こういう擬音の使い方は悪くないと思う。

状況としちゃよくあるよね。学生時分に部活やってれば、ツカモトや
ヤハギのようなヤツらの間の諍いに遭遇した人は多いと思う。
で、言いたいことはなに? となるわけだな。
殴る側にも殴られる側にも論理はあるだろう。どちらかの言い分に
バイアスを掛けて描いたり、そのぶつかり合いから何かを示唆するのが
作者の仕事なんだと思う。そしてそんな観点からすると、この文章で作者は
「僕」の一人称を選び、ツカモトを「僕」の感情の代弁者として描いた。
なおかつ、ピッチャーとライトという立場の違いをしてツカモトを状況により深く
コミットする人物であることを示唆し、ヤハギを比較的無責任なヤツだと描くことにした。
これはちと一面的かなと思う。
葛藤があったとしても、終わり四行の行間にすべて託してしまってる。
もっと立ち入った描写があっていいんじゃないのかな。
58☆の人:04/07/11 23:24
>>19 本屋へ
ストーリー:★★    主題の深さ:−−
作品のムード:★★★  文章表現:★★
文章技術: ★★     総合評価:★★
※主題の深さは割愛

【感想】
暇だから大きい本屋へ行く話ですね。申し訳ないですが、ストーリーは★2つ。
明らかに文章が足を引っ張っている内容です。
作品中に漂うなんともいえない不可思議な雰囲気が、独特であることを評価しました。
ムードは★3つで。危うい評価ですが勘弁して下さい。
それにしても、意識して書いているのでしょうか……
意識しているならば、このまま頑張って欲しいものです。
文章については、両方とも★2つで。
本当は★1にしたい。訂正しているのに、ミスが目立つことが不思議でしようがないから。
「だろう」「あろう」「であろう」がお好きなようですね。
曖昧にするくらいなら書かなければいいのに。
句読点、段落にも力を注いでください。日記ならご自由にどうぞ。
総合評価は★2つ。
読んでもらう文章なら、読み手に気をつかってください。
あなたに欠けているのは読み手への意識です。
それを思うとムードも★2つにしたくなってきたなあ……
評価頂こうと筆を走らせたところ、予想外に長くなってしまいました。
一度に何文字書き込めるかは知りませんが(10/10)超えそうな勢いです
さわりだけにすべきでしょうか
うーん
村上春樹が批評家を相手にしない気持ちがわかってきた・・・
読み手への意識ねえ
読み手が想像力を働かせられるものを書いたんだけどねえ
俺が言いたいのはもっと想像力はたらかせて、てことだね
文章から情景を思い浮かべられて自分で想像力をはたらかせられる絶妙のバランスを保ったつもりなんだけどなあ
会話、人物、景色(これは読み手それぞれがもっているもの)などをそれぞれが想像して楽しめるもんなんだよ
読み手はそういう刺激を求めてるんだよ
批評に対して直接反論してしまう人はここには向いてないと思います
納得できないなら出来ないで、それなりに流さなくてはまた荒れるよ
つまり文が下手糞なのだな
あと曖昧もなにも想像だからね
彼女はデートをしにいく。彼は飲み会にいく。と断言すればよかったの?
超能力者じゃないよ、この主人公は
あと訂正したのは折り返しの問題があったからだけのこと
>>61
そうかねえ
いや明らかに意図がみえてないからさあ
ちょっと言ってみたくなって
批評ありきで読むからいかんのかもね
まず純粋な気持ちで一度読んでみることを進める
表面的な粗探しにやっきになって物事の本質がみえてないような気がしてならないんだよね
>60
情景をそのまんま描写しても、なんにも想像できないよ。
少なくとも、読者は君が思うほど想像力豊かじゃない。
>>19は地雷。ついでに前スレの640。もうこいつの相手するなよお前ら(プゲラ
>>66
かなりハードなストーカーだな、おまえ
68☆の人:04/07/12 00:22
>>59
貼っている間に誰かのレスが入るかもしれませんね。
無料のHPスペースを借りるのはどうでしょうか?
酷評する人が俺でよければ捨てアド晒します。メールで送ってくれれば返信しますよ。

>>60
その部分はムードが★3として評価してるつもりなんですけれど、納得いきませんか?
読み返してもいいですけど、文章力が劣っていることは何度読んでも覆せませんよ。
書き手を評価するのは読み手。
この図式は絶対ではないけれど、理解しておくことは損ではないと思います。
>>67アレ!的中しちゃったか?(笑
(笑はやめたんだな(プゲラ
>>65
そか
じゃちょっとネットから離れた後でみてみることをおすすめするよ
長時間ネットは想像力を破壊するからね
>>69
そうだが?
気持悪いからもう辞めろよ
>>68
まあそうなんだけどさ
読み手にちょっと違う見方を与えてあげるってのも必要かと思ってね
わかった!>19は
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1086153693/
に投稿したつもりでいるんだ!
74点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/12 00:27
率直なご意見を伺いたいとか、きびしく御批評くださいと言いながら、
内心ではただ称讃のことばだけを待っている。……率直に批評したものが、
それによって憎まれなくとも、より多く愛されることは、まずありますまい。
   ──ハイネ
>>70
オナニーは別でやれ
>>74
点ちゃん素敵っ!
>>74
称賛なんて待ってないぜ
正しい酷評をしてみろよ!ってことを言ってんだが?
そこの論点間違えてる時点であんたアウトだよ
批評家が生存中のゴッホを糞だと批評した
ゴッホは死後正しい批評を得た
>77

まあ落ち着け。
自分に都合が悪いことに「それはフェアじゃない」と難癖つける
アメリカ人みたいだぞ、お前。
何を勘違いしてるか知らんが、「正しい」酷評なぞないぞ?
ちなみに漏れは>19はスルーした。理由はお前も分かると思うが。
>78
よくダメ芸術家がそういうことを言うが、ゴッホの影に、
クソだと批評されて死後もやっぱりクソだと思われてる芸術家が、
どれほどいるかを想像したことのあるやつは少ないよね。

論理矛盾だわな
俺がいつ称賛をもとめた?
おまえの方が武器をもってないのに武器をもっていると言って攻撃したどこぞの国の大将みたいじゃないか?
どうよ、反論できるか?
>>81
批判も求めてないんだろ
正しい批判を求めてるんだが?
>81

お前が賞賛を求めてるようには見えないが、一貫して腐しに来てるだけ。
自分でそんなつもりがないなら驚きだが。
何を求めて来てるのか非常に疑問ゆえ漏れのなかで荒らし認定なんだよ、お前はな。
作品投下するのは酷評目的だろ
で、批評する人がいる。
それを作者が「それは違う。おまえら間違った見方だ!」と言う。
しかし批評側にしてみれば
「いや、伝わらないんだもん」となる。
つまりもっと伝わるように努力しろという批評になる。
なのにしつこく「正しい批評しろ」とはこれいかに
>>81
簡潔に

帰りな。
この文章の粗は
テーマとタイトルの微妙なズレと、最後のしめくくり、家から駅までの描写のなさなんだがな
なんでそこがわからないのかと・・・
ま、そのレベルなんだろうけどさ、彼らは
つまり文が下手糞なんだな。
>>85
ナベツネ、金正日に物事の道理を説いて伝わるか?
だからそれはおまえ自身の批評でおまえの中ではそれが正しい批評なんだろ?
それ以外の批評を求めてないなら初めから投下すんなよ
いやそれ以外でも納得できるものがあれば受け入れるよ
俺はナベツネじゃないからね
そういうことだよ
俺のレスと彼らのレスをみてどちらが優れた洞察力をもっているかは明白だろう
ま、こういうとすぐにそれは彼らだろうとか言われるかもしれんが、雑すぎるよ、彼らは
じゃあ、このスレにはおまいの求める批評家はいないんだな
それを見抜けないおまいも大した洞察力だ
そしておまいみたいな自慰野郎はこちらに

あなたの文章、無理して誉めます
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1086153693/
>91

まあ消えろとは言わない。お前は公開オナニーを続ける。漏れは目を逸らすだけ。
批評側が優れているとも言わない。だがこれはお前の姿勢の問題だな。
投稿した以上、雑だろうがなんだろうが、まず批評を受け入れることを勧めるよ。
これは批評側としてじゃないよ、投稿側としての意見ね。
9459:04/07/12 00:56
>>☆の人
うーむ、そこまでして頂くほどの文でないように思えてきた。
さわりだけ貼る、あたりで妥協しようかと思います
勢いで全部貼ってしまったら切り捨て御免。
>>92
さきに答えたことの繰り返しか?
無駄だな
しかし馬鹿が増えたな、ここは
酷評家はまあいいとして、やたらやつらに小判鮫みたいにくっついて加勢するストーカーがたまらん by tokio yamaguchi
>>93
誰もおまえの意見なんてきいてないよ
ストーカー法に触れるようなことはするなて
あ、ちょっと言いすぎました(笑?
>>95
荒らし乙です
>>94
今荒れてるからタイミングを計れよ
9994:04/07/12 01:02
>>98
御意
100☆の人:04/07/12 01:10

1 0 0 げ っ と

>>94
はーい
NEVADAもかくやとばかりの
>>44さんへ

私は>>17を書いた者ですが、あれはコピペではありません。拙いながらも私が一生懸命になって書いた文章です。
あのような、余計な一文を書いたあなたに、怒りを感じています。
ん?だから何かのソフトで書いたやつのコピペって意味だろ?
2ちゃんに合わせて改行してないって意味の
>>103
私はここの書きこみ欄に直接書きこみました。
読ませる努力をしないあなたに、怒りを感じています。
……もっとこう……淡々といかんかね、ここ。
>>105
やっぱりお前女だな。
>>104
たぶん103の言うとおりそっちの勘違いだろう。
題材は嫌いじゃないらしいし。
俺が総評しよう

もちっと改行してね
110「スコール」(1/9):04/07/12 02:53
......わたしは走っていた。
一瞬たりとも立ち止まらず、振り返ることも忘れて。
木々を分かつ山道を。薄暗い暗雲の中を。

......雨が降っていた。
走るわたしにまとわりつくように。阻むように。
アスファルトを黒く湿らせ、空気を濁らせ。

その雨の中を、
息を切らし、アスファルトを蹴りつけ、水飛沫を散らして、
薄暗い、澱んだ、無人の山道を、わたしは走っていた。

......いや、逃げていた。
わたしに追い縋るモノから、
ざわつく心そのものから。

......何処へ?
何処へ逃げているのか?
何処へ向かっているのか?
わたしには分からなかった。
何も、分からなかった。

それは、何処までもやってきて、
わたしは、どこまでも逃げた。
わたしはやがて絶望した。

わたしは……

それが手にする小さな傘を、見つめていた。
酷評されに投稿するのに
ここって噛み付く奴多いな
112(2/9):04/07/12 02:55

 近づくと、猫だった。

 日が高い……まばらな雲は燦々と照りつける陽光を遮ることなく、ゆるやかに流れてい
った。遠く蝉の鳴く声が、じわじわと、自身の水分が蒸発していく音のように聞こえた。周囲
には植え込みや看板さえ無く、ただうすら光る路面だけが延々と続いていた。
後ろで束ねた髪が蒸し、首筋を汗がつたう。ずり落ちるように流れた雫は、夏服の襟に染み
込んだ。膝下まで覆う、規定のままに長いスカートが恨めしかった。
そんな気怠い昼下がり、わたしは、片手に手提げ鞄をぶら下げたまま、カラカラに灼けたア
スファルトに視線を落としていた。
それは山の方角へと長く伸びる坂道の途中に、その真っ直ぐな線に対してやや斜めにこう
らぼしになり、山に向かって手を投げ出している。
その頭は歩道に突っ伏し、腹を白線に乗せて、しっぽの側は車道にはみ出ている。
路面に垂れたようになっている胴の後半部分は、タイヤのわだちに従い、坂道の下り方向
へと、長く長く間延びしているのだった。
そうやって押しやられた中身のいくらかは行き場をなくして、半開きの口から歩道にちらか
り、歩行の邪魔をした。目は細く半開きで、無理矢理笑顔の形に開けられた口はひきつっ
ていた。
小さく視界に入ったときから凝視していたわたしは、わざわざ立ち止まって、そのほほえみ
に見入った。慈悲のない照りつけに心まで乾いてしまったのか、チリチリと乾燥していくそれ
を無感動に眺めていたわたしは、ふと我に返り、少し大袈裟に迂回して先へ歩みを再開した。
そしてしばらく進んだ後も、何故か二度も振り返ってしまった。
その伸び伸びとした図柄は、ただ山へ山へと飛行していくように見えた。
やがてその造形は振り返る視界にも映らなくなり、わたしはぼんやりと、流れ行く雲を眺めな
がら、緩やかにカーブしてきた道を、街へ街へと下っていった。
このスレッドはとても人気があるようだ。
オレもここは大好きだよ。
114「スコール」の人:04/07/12 02:59
Shit !!
次の塊が文字数エラーを起こしました。
しばしまとめ直します
一体何文字まで平気なんだ…
>>114
おそらく2000文字まで。
それとは別に行数制限もあり。30行まではいけたっぽいが。
>>114
おれなんかいつもだぜ
117115:04/07/12 03:01
ごめ。2kBytesだから1000文字だ。
118(3/??):04/07/12 03:02

 わたしは走っていた。
粒子状の物を堅い床にぶちまけているかのように、盛大に雨粒は降り注いでいた。
鞄を頭上にかざしてみるが、意味がない。速く走れば走るほど雨は横殴りになるばかりで、
制服はみるみる重さを増していった。傘を携えて悠々と歩いていく人通りが恨めしかった。
……うっかりしていたのだ。夕方になって雨が降り出すことは分かっていた。だから、部室
の窓の桟にいつも紐で引っかけたままにしていた黄色い傘を、帰りがけに持ち出して来て
いたのに……。

 部活動を終えたわたしは、部員達――わたしを含め皆、女子だ――とファーストフード店
に寄った。せっかく終わったというのに、話題は部活動に関するものがほとんどだった。わ
たしは空っぽの紙カップから伸びたストローを所在なくくわえながら、時折投げかけられる
質問を上の空で流していた。話題の大体の主旨は、コンクールに出展するための作品作
りに関する事だった。
わたしは、まったくもって、乗り気でなかった。今は、本来ならば夏期休暇の真っ最中であ
る。活動的でない人間の集まる、活動的ではない部活動……そんなものだと思っていたのに。
わたしのあまりの気の無さはさすがに周囲にも伝わったらしく、寄ってたかって責め立てら
れることになった。構想がうまくまとまらないことの責任転嫁を、わたしに向けるつもりなのだ。
まあ、邪魔をしない代わりに、何の意見も挙げていないのだから仕方がないと言えば仕方が
ない。
119(4/??):04/07/12 03:03
なかなか反応を見せないわたしに業を煮やしたのか、向かいに座っていた一人が椅子
を鳴らして立ち上がり、両手をテーブルに突き立てた。あなたはどうしたいのか、という質問に
対してわたしは、雨降りそうだね、とガラス張りの向こうの空を見つめながら呟いただけだった。
そのあまりに他人事のような態度に、当の質問を投げかけた短髪の彼女は眉をつり上げて反
論しかけたが、わたしは早々に席を立ち、また明日、と言い捨てて店を後にしたのだった。手動
扉をくぐる直前、一応部長らしい一人が、短髪の彼女に何かを耳打ちする姿が目に入ったが、
あえて気にしなかった。
この時、憂鬱に自分の足元に視線を投げているだけのわたしは、店の傘立てに置いた黄色い
傘を、取っ手の真っ直ぐなその傘を――雨がどうのと呟いたわりに――置き去りにしていた。
昼間、疎らだった雲は濃度を増して、徐々に空模様を暗鬱なものにしていった……。
120「スコール」の人:04/07/12 03:05
なるほど千文字…3と4合わせても届いていない気がするので別の理由でしょうか。
1は改行多すぎ言われたのでレイアウト変更を余儀なくされました…まあすっきりして良かったわけですが
なんだよ、ねぇちゃん。おれに読んでもらいたいのかよ。ええ?
でもよ、おれはねぇちゃんが思ってるほど頭よくねぇんだ。
122(5/??):04/07/12 03:08
 わたしは走るのをやめた。
家まではまだ果てしなく遠い。バスも通らない山奥のまた奥にあるのだ。わたしは両手を
だらりと下げて、やる気のない歩を進めた。
取りに戻るには気付くのが遅過ぎたし、仕方がなかったのだ。
雨に晒されることをあきらめた途端、いよいよ激しくなる雨足も気にならなくなった。風と共
に霧状に砕けた雨粒の塊が吹き付けると、集団で固まって、本数の少ない定期便を待つ
女生徒達は、片手で必死に傘を握り、もう一方の手で短すぎるスカートを押さえていた。
わたしは、馬鹿な連中、と冷たい視線を送ったが、どう見ても自身の方が間抜けな体たら
くだった。彼女らが、待ちかねた乗り合いバスに詰まって向かう先とは異なる道へ、わたし
は、だぼだぼになった革靴を引きずるようにして進んでいった。


 山へと続く緩やかなカーブを上っていく。ここまで来ると、周囲には滅多に人は見当たら
ない。車もそう通ることはない。

車…… その多くもない車に……

わたしは、昼間見たあの造形を思い出していた。この先……カーブが終わってやや上った
場所だ。ああいったものは、大抵、行きに見かけたなら帰りには綺麗に片付いているものだ。
無用な想像をしないように、黙々とカーブを曲がりつつ、坂道を上った。もはや水袋と化して
しまった靴は、一歩踏み出す度に蛙の潰れるような音――実際に聞いたことはないが――を
発した。斜面に打ち付けられた雨は平たい流れを作り、幾重にも重なった波が、上るわたしと
は反対に路面を滑り落ちていった。
123(6/??):04/07/12 03:08
……何だろうか。今日は、気分がざわつく。わたしが上の空なのは、何も部活動が煩わしいだ
けじゃあない。どうにも……雨のせいか、それとも、あんな物を見てしまったからなのか……。


 やがて、その場所に差し掛かった。
案の定、そこには何の痕跡も残ってはいなかった。それは、遠く見た時点でも分かっていた。
安心したような、拍子抜けしたような心情で、数歩離れた場所で立ち止まる。
何故か添え花を連想していた自分に失笑して、雫と共に頭を振り払った。
わたしは多分疲れている……。さっさと自分の部屋に戻ろうと足を踏み出したとき、わたしはそ
の場所に、僅かに残った痕跡を見つけた。

――黒い、シミ――

ざわり、とわたしの中の何かが揺らぐ。アスファルトに染みついた、黒い、黒い造形。
雲間から漏れる冷ややかな陽光が、物言わぬ残滓を映し出していた。
それだけが、ちっぽけな生き物の、そのあっけなく消え去った存在を証明するかのように。
言い知れない不安がこみ上げる。傘……わたしの傘、置いてきてしまった……。
もうこの場所にはいたくなかった。不安だ。わけもなく、不安が襲ってくる。
足早に帰路を急ぐわたしは、しかし、その場所を二度振り返った。
そして、二度目に振り返ったとき……わたしは思わず口元を覆った。
124「スコール」の人:04/07/12 03:14
…申し訳ない、10超えるどころじゃ済まなくなりそうですね
とりあえずここまで。この先は普通にホラーです、ホラー
連投規制に引っかかりおったわ
大文字2048字で改行は32段だぜ
おう!ゴメン。↑で書いてたか
しかも俺も間違えてる
半分です。1024字か
127115:04/07/12 03:19
>124

乙。118+119だと微妙に1000字超えてるな。
連投規制は2分待ちくらいのインターバル入れればOKっぽい。
専用ブラウザだと、投稿前に容量・行数分かるものがあるよ。

>125-126

そっか。きっちり1KBytesなんだね。さんくす。
128「スコール」の人:04/07/12 03:21
多謝。
しかし、当初想定していないところで切ると何処で場面転換したのか分からなくなる事に気付いた。
とりあえず(1)が場面1  (2)が場面2  (3と4)で場面3  (5と6)で場面4です

なんかもうボロボロだ 挽かれてきます
129「スコール」の人:04/07/12 03:32
む…こうなれば人の居ない内に全て投下してしまえ
長くて邪魔な時は「スコール」をNGに登録すればすっきりするかと存じます。
では御免!
130「スコール」(7/??):04/07/12 03:35
5.

 塊だった。
遠目になったその場所に、つい先程振り向いた時には無かったはずの、小柄の人間大の灰
色の塊が佇んでいた。
手足が自然に震えてくる。それは、雨に濡れた服が体温を奪うからではなかった。ずっと感
じていた違和感――心のざわつきが高まっていくのだ。それは、他ならない、その正体不明
の塊から感じられた。
わたしは、釘付けになっていた。
その塊が、のっそりと、縦に伸びた。立ち上がったのだと理解するのに酷く間が要った。
それは人のかたちをしていた。縦に長く、くすんだ灰色の布に頭まで覆われ、澱んだ空と似
た色をしているというのに、その場には決して溶け込まない強烈な違和感を放っていた。
その人型は、両の手に何かを抱えていた。

ちょうど、こんな凍える雨の日に、捨てられた猫を抱き上げる様な仕草で――

風が吹き付けた。灰色の布の塊が、それに合わせわずかに揺れる。そして同時に、その手
に抱えられた、死角に隠れて見えなかった「それ」が風に浮き、カサカサと震える様が垣間
見えた。

それは、一枚皮の絨毯のように薄くなった、「しっぽ」と「後ろ足」だった。

あのほほえみが、頭をよぎる。
わたしは、その生々しい、裏腹に酷く現実味の欠けた光景を凝視していた。
離れることは出来なかった。その光景を背後に背負うことは不可能だった。わたしに出来た
のは、ただ数歩、よろめくように後ずさることだけ。
131「スコール」(8/??):04/07/12 03:36

だしぬけに人型は振り返った。
抱えていた長い長い挽き潰れた胴がはためき、強ばったほほえみが視界に飛び込んだ。
発作を起こしたように息が詰まる。わたしはまるで渾身の力を振り絞るようにその猫の残骸か
ら視線をはがし、灰色の人型を真正面にとらえた。
顔は分からなかった。外套に縁取られたそこだけが黒く塗りつぶされたかのように不明瞭だ
った。
身動きのとれないわたしの様子に関与することなく、それは異様に素速い足取りでこちらに向
かってきた。あっという間に目前まで来ると、その速度のままピタリと立ち止まった。人間らしさ
の微塵も感じられない動きだった。鞄を持つ左手の二の腕が、おかしな痙攣を発する。今この
瞬間にでも逃げ出したい衝動と、全く反応を示さない全身が激しく拮抗して、わたしの精神を挽
き切ろうとしていた。

 ――傘。

目の前の塊から、くぐもったような、なのに、背筋に響くような甲高い音が発せられた。
すると、ぎこちなくも奇妙に俊敏な動きで、その人型の、ひからびた古木のような右手が
布衣の内側の何かを鷲掴みにし、引き抜いた。

黄色い、小さな傘だった。

そいつは、それを握りしめたままこちらに向かって差し出している。
それが、自分で置き去りにした物だと思い当たるのは容易ではなかった。
わたしの中で、引き絞られていた理性の糸が綻んだ。

 傘、 忘れ、まし た、 よ     ?

そいつの左手にぶら下がったままの、平らな皮に付いた丸い頭が、わたしににっこりとほほえ
みかけた。気がした。


わたしは絶叫した。
132「スコール」(9/??):04/07/12 03:39
6.

 走った。走った。

両脇に並び立つ木々が林が、現れては視界から消えた。
鞄は知らない内に放り出していた。
まるでもう山頂にまで登り詰めてしまったかのように、酸素が足りなかった。
降り注ぐ濁った雨粒の中で、水溜まりに打ち捨てられた雑巾のようになりながら走り続け
た。纏めていたはずの髪はばらけ、頬に、首に、肩に纏わり付いた。髪をつたって流れる
雨水は服の奥まで染み込み、飽和し、足下へと流れていった。長すぎるスカートは水を含
んで両足に重くのしかかる。いくら走っても体温は奪われるばかり。両手の皮膚は、白くふ
やけ始めていた。
路面を覆う水の膜が踏みつける度ばしゃばしゃと爆ぜた。首だけで振り返る。あいつは、い
つまでも追ってくる。点から点へ、滑るような不自然な動き。その手に握られた傘だけが、黄
色く鮮明に闇に浮かび上がっていた。それはただ、無機質な一本の黄色い棒だけが、何の
意思もなく浮遊し迫ってくるように見えて、なお不気味な光景だった。
わたしは目を逸らすように前に向き直った。それを最後に、後ろを省みるような余裕は無くな
った。おぼつかないつま先が路面を幾度と無く擦るようになりはじめる。このままでは、いず
れ追いつかれてしまう。
脳裏に絶望が滲み始めたその時、わたしは何かに足を取られ、路面に体ごと投げ出された。
ちょうどそこに澱んでいた水溜まりを盛大に散らし、突っ伏した状態から動くことが出来なく
なってしまった。肘と手のひらを沈めながら必死に後ろに向き直ると、突風にもぎ取られた
一本の枝が横たわっていた。低い視線から覗くその分枝の間には、あの、黄色い筒が迫っ
ていた。

133「スコール」(10/??):04/07/12 03:39
逃げなくては。しかし、単なる水溜まりは糸を引くようにわたしに粘着し、その自由を奪うか
のように絡みついた。脚も腕も、別人の物のようだった。
間もなく塗れたアスファルトを叩く足音が聞こえる。秒針の刻むような、足音と言うには余り
にも生気の無いリズム。雨音の上から刻みつけるようにしてそれは次第に大きくなり、狭い
山道に響き渡り、木々の狭間に掻き消える。
わたしはもう、逃げることが出来なかった。這い蹲り、濁った雨に打たれ、自分を追い詰める
足音をただ聴いた。そしてそれは、目前に迫った。
やがて音は影を伴う。路地を滑るその輪郭。人のかたちに似た、何かの輪郭。
それは暗い空から朧げに射す光によって、色を持った。

まず目に飛び込んだのは、猫だ。そう呼ぶには酷く抵抗のあるその造形だ。

人型が路面を蹴る度、そこだけ質量を保っている丸い頭部は、まるで鞠のように跳ね、ある
いは振り子のようにゆらゆら揺れた。手拭いの様に鞣された胴体が捻れたり戻ったりする度、
ほほえみと共にその両前脚はプロペラの如く旋回した。
そのヒラキのような後ろ脚と尻尾を左手に握りしめ、右手に黄色い傘を携えて、そいつは迫っ
てきた。不自然に幅の広い歩を進めるごとにずん、ずんと拡大されていくように見えるそれは、
わたしの頭が反応を示すより先に、その頭上に佇んでいた。
止まったか。連投規制か?
おれにはわかんないから、だれかいってやれよ。
136「スコール」(11/??):04/07/12 03:45
7.

 ――傘。

あの不快な音が響く。
傘を  傘を 忘れましたよ

目の前に差し出される、綺麗に折り畳まれた、しかし歪むほど握りしめられた傘。
わたしの、傘。
何故、だとか、何、だとか、浮かび上がりそうな疑問は全て、目前の光景に掻き消された。
人型の腕が、ぐぐ、と伸びて傘をわたしに近づける。わたしは無言で首を左右に動かした。
ぎぎぎ、と、更に腕は近づく。わたしの首は右にばかり引きつった。
横隔膜だか何だか、胸の中の何かが痙攣を繰り返している。頑なに引き絞っているはず
の歯は、力むほど派手にわなないた。
その人型はそれ以上、何の動作も起こさなかった。ただ左手に握られた振り子が、ぶら
ぶらと僅かに揺れるだけだ。
灰色の衣は、まるで雨に晒されていないかのようにカサカサと乾いていた。
その顔はわたしを見ているのか、そもそも顔など存在しているのか、その淵からは何も感
じ取ることは出来なかった。

止むことのない夕立だけを残して、全てが止まった。

雨音によって耳鳴りのように鼓膜が、そして、微動だにしない体全体が痺れてくる。
水溜まりに浸かった指が、その底に敷かれた砂利を掻く感触だけが鮮明に感じられていた。

……おずおずと、震える手が差し出された。
雨粒を滴らせるそれは、わたしの右腕だった。
わたしの理性とは関係なく、その腕はゆっくりと、ゆっくりと躙り寄るようにして傘に向かった。
黄色い布地に指が触れる瞬間、目前の淵が、ぶら下がった丸い塊が、微笑んだように感じ
られた。そして――

雨水に浸り、黄色い傘を頭上に差し出すような姿のわたしだけが取り残されていた。
>>17
物語の冒頭かな。
だとしたら始まり方としては陳腐です。
目覚めるシーンを冒頭に使うのは、初心者がよく使います。冒頭は大切なツカミの場面です。だから特に必要性が必要だという意味。
「それから半年」「あいつは今」「リカコは今」と、一段落で二度も人称が変わるのもいただけない。人称交替させるなら段落も変えよう。
句読点も使い過ぎている。

あくまでも一意見です。
138「スコール」(12/??):04/07/12 03:47


 わたしは歩いていた。

一向に止む気配のない雨の中をずぶ濡れで、黄色い傘を握りしめて、夢遊病者のようにお
ぼつかない足取りで山道を歩いていた。極度の疲労と緊張、そして悪寒によって、全身の震
えが止まらなかった。傘など一刻も早く捨ててしまいたかったが、置き去りにすればまた追
いかけて来るような気がして、それは出来なかった。結び目あたりを掴む掌は、硬直してしま
ったかのようにきつく引き締められていた。その指は、ひとりでに傘を受け取るように動いたき
り、感覚が曖昧になったままだった。

早く帰りたい。

うつむいて、顔に張り付く前髪も気にせずに歩いた。
本当は全力で駆けて行きたいところだったが、体は全くその気を起こさなかった。
それに……
あの心のざわつきは、未だに治まらない。周囲から感じる重苦しい空気がわたしを押し潰しそ
うだった。じっと息を殺していなければ、耐えかねて走り出そうものならばすぐにでも牙を剥き
そうな、そんな重圧がわたしを支配していた。
139「スコール」(13/??):04/07/12 03:54
8.

 ふと、頭上を覆っていた雲の間から、証明を灯したように陽光が降り注いだ。
雨は光の筋となり、路上の水面は眩しく輝いた。山道を狭苦しく見せていた木々は鮮やか
緑を取り戻し、凍えるようだった空気は暖かさを取り戻した。
わたしは立ち止まり、雲間からあふれる光の柱を仰ぎ見た。
たったそれだけのことで、わだかまっていた心が解けていくような気分だった。
強ばっていた右手の力がふっと緩む。つい先刻の鮮烈な映像までは消えることはなかった
が、我を失わないだけの理性は取り戻せた気がした。
わたしは無理に笑みを作って、脚を一歩、踏み出した。

 傘。

それが、凍り付いた。

 傘  を

わたしは振り返らなかった。口を半開きにしたまま空を見上げていた。
赤ん坊の泣き声だか猫の鳴き声だか、にゃあ、と小さく鳴く声が聞こえる。
すぐ後ろで聞こえる。
わたしは振り返らない。

すぐ背後で聞こえる。
わたしは振り返らない。

ほとんど耳元に近く聞こえる。
わたしは振り返らない。

肩に、ひからびた古木のような手が乗せられた。
「傘を貸してくれませんか?」

頭蓋骨まで響いた。
>>19
たんたんとした主人公視点からの場面の繋ぎ。
直接的な心理の描写を最後までしないままならしないままがいい。「女の子の携帯番号が聞けなかったのを残念がる」ことで、その前までのたんたんとした流れの意味づけをぶち壊してしまったように思えました。
それも狙いだと言い切るには、文章が陳腐です。
141「スコール」(14/??):04/07/12 03:54

わたしは口角に溜まった雨粒だか唾液だかを飛ばしながら、自分でもよく分からない言葉を
叫んで飛び出した。すぐ後方からけたたましい猫の鳴き声が追ってくる。それに併せて、くぐ
もった甲高い声が投げかけられている。
傘を 傘ッをッ かし かしッてッ く だ さい
傘ッ 傘ッをかしッ てッ くださ  ぃ  ィイ
その顔面を覆っていた外套はいつの間にか風に払われ、その姿は明るく射し込む陽光に照
らされていた。
疾走しながら途切れ途切れの言葉を発するそれは、猫の頭だった。その丸い頭部は半分以
上がこそげ落ち、剥がれた皮は走るほどに風になびいた。その手に握り締められた猫の毛
皮にぶら下がっているもう一つの頭は、風に翻弄されながら止めどなく笑い転げていた。

 とうとう傘を手放すことを思い付く事の無かったわたしの絶叫が、言葉でなく単なる雄叫びに
変わり、その常軌を逸した光景は、止むことのない雨と共にいつまでも、いつまでも続いた。
>>137
なるほどね。そういうもんなんだ。ふーん…勉強になりました。
人称交替をする時は段落をかえるか。
143「スコール」(15/15):04/07/12 03:56
9.

 ある暑い日の夕方。しとしとと降る雨の中を、一人の少女が歩いていました。彼女の目
はどこにも向けられずに、中空を泳いでいました。
その手に掲げた傘は、灰色の雲の合間から漏れる、夏の、息の長い陽光を浴びて鮮や
かな黄色に輝いていました。少女は傘をさしているというのに、その頭の上からつま先ま
でずぶ濡れでした。でも、気にしている様子はありませんでした。やや傘の端っこに寄っ
て歩いていて、隣に誰かいるかのように見えました。

少女はてのひらでくるくると傘を回しながら、どこまでも、どこまでも歩いていきました。
>>142
よくそれで……
>>144
なんだよw
終わったのか?うん、あのね
途中から機種依存文字か知らんが
何個分の何個というのが分からんかったので怯えた
147「スコール」の人:04/07/12 04:04
場面

>>110
>>112
>>118 >>119
>>122 >>123
>>130 >>131
すごいねぇちゃんだな、と思った。てか、引き絞った集中力を感じた。
会ったことないタイプの女だ。すごい女だ。
>146

それだけで恐怖を与えることに成功しているわけだな。
おそるべしだ。スコールの人は乙。
150「スコール」の人:04/07/12 04:06
>>132 >>133
>>136 >>138
>>139 >>141
>>143

もし読みにくいようでしたらメモ帳か何かにコピペして繋げると良いかもしれません。
お騒がせしました

>>を使い過ぎてもエラーが出ることが判明…

>>146
何個分の何個になるか自分でも予想つきませんでした、ということでそのまま??です。失礼
151名無し物書き@推敲中?:04/07/12 04:09
>>20、21
熱血、スポーツに負けた悔しさ、男の喧嘩。
私の好みでもあり、楽しく読みました。
主人公が殴ろうとした瞬間に別の人が殴った。このように、「怒りの沸点の瞬間を第三者が共有していた」というのを、説明ではなく場面描写で見せるというのは、小説の技法としては良い。主人公のそれまでの心理に自然に説得力が増す。
あ、酷評スレでした。酷評します。
「そしてケータイを」には『誰が』の部分を入れましょう。一人称でこう書けば、主人公がケータイを取り出したかのようです。作者ではなく読者がどんな場面かわかるように。
何か妙な瞬間に立ち会ったから
スコールの人の作品読むことにする
153「スコール」の人:04/07/12 04:21
人によって色々解釈の分かれる文かと思われますが、よしなに

変な物が見えるので自分は寝ます。
>>スコールの人
一文を長文にするのがダメというわけではないが、読みにくい。
長くてくどい修飾のあとに『もの』が出てくるので、すぐにはその一場面一場面が脳裏に描けず、それで読みにくさがさらに加速してしまう。句読点の付け方もおかしい。
エンターテイメントなホラー小説は、読み手を恐がらせることが大事だけど、読みにくさのせいで文章に集中できず苦痛もわいて、恐怖を散らしてしまう。
その文体にこだわるなら、読みにくいが慣れたら引き込まれる京極夏彦を目指してください。
でもね、目指してるシュールな恐怖は分かったし、面白かったよ。それがなにより◎
155☆の人:04/07/12 07:27
>>102 104
誰かの作品をパクったという意味での「コピペ」発言ではありません。
テキストファイルなどからのコピペをした結果、文字数の制限で改行がズレてしまったのだろうと
憶測しての発言でした。

それでも、わたしが貴方を怒らせてしまう発言をしたのは事実です。
ごめんなさい。
>>155
いやらしい
157「愛欲」の人:04/07/12 07:57
>>20-21
技術:犬にでも食われろ  知性:昆布並
表現:花一輪で革命、か  総合的人格:むき卵

私は「バチッ、ドカッ。」で、緊張感が無くなってしまった。この擬音を
良いと思う人もいると思いますが、この種の擬音を嫌う人に対する配慮を
すれば、さらに幅の広い作品になると思います。
最後の一行は雰囲気を作りたいがための蛇足と感じました。

以下酷評
普通
158「愛欲」の人:04/07/12 07:58
 冒頭から一部抜粋

 むきになって起き上がり、家の中をうろうろして、お茶を入れたり、雑誌を見
たり、お菓子を食べたり、自分でもなんなのかよく解らない事をして、まとまら
ないまま、端末に向かった。


       傷心

  御依頼の件はどうしても間に合いそうにありません。
  創作に敗れて、昨日は、一日中、庭に植えたネギの手入れをしました。
  足下を通りかかったアリが、巣に帰るのを、最後まで見届け、さて、と
  思った瞬間「無礼者!!」と、出し抜けに、私の顔を見た、通りがかり
  の知らないおじいさんが、自分は二度と取り返しのつかない恥辱を受け
  た、というふうに、カンカンになって叫び、そうして、私は、極度に貧
  乏くさい悲鳴をあげました。
  
  つまらない事を書きました。お見逃しください。

 
 これを送信して、すぐに、旅客機のチケットを予約し、預金を何度も確認して
うなずき、あわててノートを掴んで、その端っこにあたふた、「生きている 人
皆誰も 偉く見え」と書き込み、てんてこ舞いして鞄に物を詰め込み家を出た。
159☆の人:04/07/12 08:11
>>20-21
ストーリー:★★★★  主題の深さ:−−
作品のムード:★★★  文章表現:★★
文章技術: ★★     総合評価:★★★
※主題の深さは割愛

【感想】
ストーリーは★4つです。高校生として最後の野球、チーム内での衝突。
こういった物語はいつになっていいですね。流れとしてパターンを踏まえてるし、良い出来だと思います。
いつもながら、題材を選ぶことが上手ですよね。
読む側を楽しませる才能に恵まれているのではないでしょうか。
このまま終了ということなら作品のムードは★3つに。
導入部だとするならば煮詰める必要があると思います。
監督、コーチといった「大人」の存在と、キャプテン、マネージャーの姿が存在しませんし。
高校生球児だけですと、どうしてもドラマを盛り上げる要素が不足してしまうように思います。
まだまだ書ける余地が残されているので、文章表現は厳しく★2つ。
導入の4行+1行は★4つの価値があると思います。
騒ぐチームメイトを見て、殴ろうと思うまでが急いでいるように感じました。
殴る擬音は必要とは思いません。マンガならともかく、音だけで表すと安っぽいです。
マンガにはできないけれど、文章ならできることがある。
技術は★2つ。文頭、文末に変化を。
リズムを出すとか、余計なことは考えなくていいと思います。
レフトの「僕」やピッチャーのツカモトみたいに、まっすぐな気持ちで書いて欲しいです。
総合評価は★3。作品中に光る部分があった、という評価です。
光っている部分が見えると、作品全体にそれを求めてしまいます。
味付けにわがままで餓えている読み手として、期待しております。
>>140
残念がるなんて言ってないぜ
聞けなかったという事実を描写している
むしろ「楽しく話せた」の方の拙さを指摘するべき
たく、ここの連中は・・・
朝から荒らしか
>>19 >>160

小学生が書いた作文のようなものを晒すのはやめてくれんかね。
まあ、スルー相当のしろものだぜ(プッ
無理ぼめスレにでも逝けよ、シッシッ。
誰かB級SF調思春期小説「愛欲」を酷評してみてくれないかなぁ。なんか無気味
だから俺はパスするけど。
あと無理誉めスレが荒れやすくなるから此処の関連スレにしないでくれ。
164☆の人:04/07/12 09:47
>>「スコール」の人
ストーリー:★★★★   主題の深さ:★★★
作品のムード:★★★★  文章表現:★★★
文章技術: ★★★     総合評価:★★★

【感想】
最初、メールでうんぬん言ってましたが、止めていただいて良かった。
もし作品がまとまって送られていたら、怖くて細かい部分まで読めなかったかも知れません。
ストーリーは★4にしておきます。
大粒の雨、黄色い傘、轢死した猫という道具の選択が、恐怖を演出する上で見事だと思います。
特に黄色い傘の扱いが秀逸ですね。
主題の深さですが、★3で。恐怖の解釈は人それぞれですが、俺の嗜好で語っておきます。
>>141で恐怖の演出が「猫」をメインにされてるのが残念でした。
そこは灰色さんに押し切ってもらって、猫ちゃんは小道具になって貰いたかったです。
まあ、好みの問題なのでしょう。気にしないでください、こういう人間もいるだけのことです。
ムードは問題なく★4つ。特に>>132 GJです。怖かった。
文章表現は★4に近い★3つにします。
正直なところ文章量が長くなればなるほど、粗探しはしやすくなります。
けれども、全体を通して表現のレベルが一定以上を超えていたのを評価しました。
轢死した猫ちゃんのシーンを読み解くのは難しかったです。行きも帰りも。
雨(水)の扱いが上手ですね。勉強させていただきました。
技術については、ところどころに読み難い箇所があるので★3つ。
得体の知れないものを幾度も「それ」扱いすると、想像する時に恐怖が薄れます。
熱心な読者なら違うのでしょうが、普通に読むと「それ」として流されてしまいますよ。
総合評価は文句なく★3つ。まとまった作品と言うのは良いですね。
ただの★4つを求めるなら、読み難い箇所を直すだけで十分。
それ以上を求めるなら、ホラーのより細かいジャンルを突き詰めていくことだと思います。
山道で黄色い傘を見る機会があったら、この作品を思い出すでしょう。その時は地面を見ないことにします。
これからも頑張ってください。
>>163
OK 以下酷評

読みにくい
>>162
かなりきもいストーカーだな
俺がおまえの母親とSEXしたわけでもないだろうに・・・
167名無し物書き@推敲中?:04/07/12 10:47
B級SF調思春期小説シリーズ、もっと読みたい。くれ。
実は隠れファン。

というレスはあり? どうよ?
>110,112,118,119,122,123,130-133,136,138,139,141,143

さてさて、数字で並べてみると壮観だな。これだけでも賞賛に値する。
文章の長さではなく、ここでこれをやってのけたことがだ。
まず細かく洗っていくか。
書き慣れてる人だと思うので、技術云々より自明の間違い探しになる。
校正のボランティアだと思ってくれ。

段落頭の字下げを一行空けに変えたわけかな。それにしては各レス番の
頭には字下げが残ってたりする。それどころじゃなかったかもしれないが、
この辺は統一すると見やすくなって嬉しい。
できれば段落は段落の形で見せて貰ったほうが漏れは読みやすい。
三点リーダとそれ以外の混合も好ましくないな。効果を狙ったならはずれ。
>110はいわば全体のサマリみたいなもんだな。あってもいいが削っても良し。

>112はここの入って行きかたが唐突。>それは山の方角へと長く伸びる坂道の途中に、
文末もいけない。「手を投げ出している」。次の文も「はみ出ている」。リズム悪し。
それを言うと、路上に視線を落とす前の一文からして良くないな。この時点で立ち止まってるもの。
この先でもう一度「わざわざ立ち止まって、」が入るから表現がくどい。

>118は冒頭二行目の比喩が硬いなぁ。
パチンコ玉なりビー玉なり、なにか具体的なものに例えたらどうかな。
下から三行目、「責任転嫁を、わたしに向ける」。これは転嫁と向けるが
同義語反復なのでよろしくないね。
>118-119、この部分での性格悪そうな「わたし」の描写はいい感じ。
なんか速攻でハブにされそうな女だけどね…。

続く。
道路でチューブ入りレバーペースト踏んづけたみたいになってる猫タンの場面が、
>122でようやく時間の流れに入ってきた。ちょっと遠かった。
「馬鹿な連中」、と冷たい視線を送りつつ、「どう見ても、」で自分に突っ込みを入れるところは、
なるほど他人も嫌いだが自分も嫌いな子なわけだな。そして通学でも孤立。
刃物でも持ってればタイムリーかもしれないが…いやこれは関係ないな。失礼。
>雨に晒されることをあきらめた途端、
とか、表現が硬いねえ。「わたし」の自棄な感じは充分出ているからいい。
でも、あきらめる、は受け入れるとかそんな類の言葉にすべきだな。

>122-123あたりの流れは小学校くらいの時によく体験したような感じだ。
小動物が道路で潰れてるのって長持ちしないよね。大抵ど根性ガエルよりも
薄っぺらい断片になってて、すぐに風化してさよならだ。
>130は二行目、「小柄の人間大の灰色の塊」が良くない。〜の、〜の、繰り返しは禁則とすべき。

さて>131では一人称の嘘が出てきてしまう。最後の一文、「わたしは絶叫した。」だね。
>131の全体でそうなんだけど、一人称で客観描写をやりすぎるのは無理がある。
>143でやったような人称の転換を、>131の頭からやるべきだった。
例えば>141の最後の二行なんかも、一人称の文章なのに実質三人称だよね。
おかげでラヴクラフトの「インスマスを覆う影」だかの、「窓に! 窓に!」ばりに説得力がない。
本来なら一番のショック場面なのにね。これはちょっと残念。

>138で一時解放されてつかの間の安心なわけだけど、ここは一人称らしく文章を
綴るべきだね。自分の手とか指の描写なのに「その指は」とか、他人のみたいじゃん。
文体でもっと安心感を出せたらいいと思うよ。
あと、「早く帰りたい。」からもっと惨めに、女の子らしい弱気を見せて欲しい。

>139。雨が上がってから本当の恐怖が訪れるっていう展開はいいね。
でもここの冒頭と、少し前でもあったけど、単語の誤変換が辛い。
くだらないミスはもったいないから、見直しに見直しを重ねて絶滅するようにしてくれ。

さて、ようやく>143だ。せっかくですます調をもってくるなら、もっと軟らかい語り口で。
まだ続く。
まとめ。「スコール」の課題は人称の扱いだと思う。
ホラーに一人称は欠かせないんだろうけど、それにはリアルな一人称が必要だと考える。
神視点の状況の描写をやるには視点を変えることも必要だ。
この文章、一人称を押し出すなら視点を捨てなければならない箇所がたくさんあるよ。
でもせっかくした描写を捨てるのももったいない。てことは三人称が必要になるってわけ。
他人行儀の一人称はキャラの味でもあるだろうから、そっちも捨て難いかもしれないけど、
人称の転換で劇としての効果も増すと思われる。
あとは言葉の推敲と、推敲以前の見直しぐらいかな。単純な品質管理の問題で、
いかにも泥臭く面倒くさい作業ではあるけど、その分足元を見られやすいので
抜かりなくやっておこう。
171「スコール」の人:04/07/12 12:01
的確な御指摘感謝。勉強になります。
>>154
点の位置はかなり苦しかったですね。読み手としては、息継ぎの場所を見失ってしまう…
書くべき事が多すぎて焦っていたと思います。

>>☆の人
確かに、灰色=猫にしたのは良くなかった。今更に、自分としてはこれが一番良くなかったと思いました。
何というか、最後の最後でつじつま合わせに走ってしまったようです。猫にするつもりはなかったはず…あれ?
一つ一つの不安要素を重点に置くつもりだったのに、猫の話になってますね、これは。

書き進めるうち途方もなく長くなることに気付き、あれ以上肉付けしたくない気持ちが強くなってしまいました。
どんどん集中力が切れていったと思います。猫の轢死体部分が分かりにくいというのは致命的ですね。なんてことだ…
前回より文章表現と技術の評価が下がってしまいました。精進します
172「スコール」の人:04/07/12 12:02
>>168
>書き慣れてる
いえ全然そんなことはないです
これだけの話を完結させたのは初めてです。集中力が続かないのが一番悪い所で…。

自分はどうも一行空けが好きなようで、むしろ弱点の一つですね。他の表現方法を選ばなければ。
実は改行多すぎエラーが大量に出たのでこれでも結構減らしてあったりします。

やっぱり轢死猫の部分が分かりにくいみたいですね…。
ここは、他の場面の対比として晴れの描写も重点に置いたので、猫の部分はまあいいか…  良くないか。

>灰色の小柄の〜
ああ…やってしまった。途中で灰色人間の体格を表現していないことに気付いて後から付けた部分です。
せめて句点でも入れなかったのか自分。

一人称に関して、妙に客観的に語ることで…みたいな効果を狙っていましたが、やりすぎましたね。
「わたし」に感情移入させるのか、客観的に見せるのか、という部分が曖昧で定まっていなかったと思います。
そのせいか全体的に「わたし」の内側の描写が欠けてますね。
途中から特に、ストーリーありきで描写が足りなかったと思います。ホラーで重要なのは話の流れよりも、一つ一つの
場面描写。場面展開が冗長過ぎました。
誤字とか重複表現はもう、出直して来いって感じですね。気を付けます。

もしかして
>>148もでしょうか?かなり的を得ていると思イマス…
>>166

>>1-2参照
174名無し物書き@推敲中?:04/07/12 12:35
>>96は海の人?
的を得たと書くと、指摘厨が現れるから今後あらためた方がよいです
176「スコール」の人:04/07/12 13:17
>>175
sorry 何やらこんがらがってました
177訂正の人:04/07/12 13:51
指摘厨が現れるから
指摘厨→指摘中
178:04/07/12 14:18
179:04/07/12 14:34
がーん、パート34だった・・
間違えた
 「あばずれ娘を狩りたてろ」

 とんでもない失態だ。彼は呟いた。こういう時ほど、時間は決して戻ることはないということを
実感させられる時はない。後悔先にたたずとはよく言うが、こういう場合の後悔は意志の力では止
められるものではない。しかし次に向けて精神を落ち着かさなければならない。彼は大きく深
呼吸をし、アイスティーを少し口に含んだ。レモンの入ったアイスティーの酸味が広がる。さて
次だ。
 なんじゃこれ。彼は心の中で叫んだ。今、頭には血が上り凄い熱を発している。体はこわばり
歯と歯がこすれあい、目は一点を見つめて動かない。彼はおもむろにアイスティーのグラスを
つかみ、一気に飲み干し、残った氷を噛み締める。次や、はよ次やらんかい。
 ふー。彼は溜息をついた。ニヒルな笑いが顔を被っている。頭の中では自分が世界一運のな
い人間であるという思いが駆け巡っている。次。
 ――・。彼は拳を握り締め、飛びかかった。
181名無し物書き@推敲中?:04/07/12 16:05
>176
スコールってFF8の人?
わはは! 181に座布団一枚!
183岸和田 ◆JNnFWYTu2A :04/07/12 16:53
目が覚めたのは夜だった。
壁の時計を見ると、十一時半だった。僕はぼんやりした頭で、今日が何日だったか
思い出してみた。……十二月、二十四日。

この日だけは、何もしていたくない。
あれから十四年経ったいまでも、この日にはあの痛みが、僕の部屋のドアを叩くのだ。
忘れるな、と。お前のせいだろ、と。お前は一生この痛みを背負うべきなんだ。
僕はまた目をつぶり、眠ろうと思った。

「……ミュージック・アワーの時間です、この番組は皆さんからのリクエストに
答えています」
 僕は目を開け、この声の出所を見つけようと思った。どこなのだ?
あたりを見回すと、見慣れない、しかし妙に懐かしいトランジスタラジオが
テーブルにのっていた。ラジオから声が流れる。
「さぁ、今日は一九九〇年十二月二十四日、記念すべき年の、記念すべき日ですね、
恋人と一緒に、または友達と一緒に、もしくは家族で一緒に、
それとも受験生が一人で、この番組をお聞きになっていると思います……」
 一九九〇年?僕は壁にかけられたカレンダーをにらんでみたが、
そこにはちゃんと二〇〇四年と記されていた。どうなっているのだ?
僕はラジオをじっと見てみた。見覚えがあるのだ。これは確か……
僕が高校のときに持っていたラジオじゃないか。
♪遠ざかる 故郷の空 変わらない街並に 本当の幸せ教えてよ 壊れかけのレディオ
185岸和田 ◆JNnFWYTu2A :04/07/12 17:12
「さて今日のテーマは、クリスマスイヴと言う事ですし、素敵な恋の
エピソード、です。リクエスト曲にのせて、ご紹介していきます……」
 僕は覚めきらないぼんやりした頭のなかで、あの日のことを思い出していた。

一九九〇年、十二月二十四日。
僕は彼女ととても些細なことでケンカをした。とてもつまらないことで、
今となっては全く覚えては居ない。
ケンカをして怒った僕は――このことはいまもひどく後悔している――彼女を
つきとばした。そして僕は信号が赤に変わった横断歩道を走った。
僕は渡りきるか渡りきらないかのところで、僕は誰かに呼び止められた。
彼女だった。僕は彼女から逃げようと、思い切り走ろうとした。

一瞬だった。轟音が響き、僕が振り返ったとき、彼女はまるでゴムボールみたいに
宙に浮かんでいた。そこで記憶は途切れている。
どうして、どうして――。
ディスクジョッキーが四枚目のハガキを読むと言った。
ラジオ・ネームではなかった。彼女の名前を、ディスクジョッキーが読み上げた。 
186「スコール」の人:04/07/12 17:16
>>181
言われそうな気はしていたけどとうとう言われてしまった。逆に安心。

それはいいとして、「的を射る」は「間違い」と強く否定されたような記憶がどこかで残っていて
混乱した末的を得ると書いてしまった 一体何だったか……
GFの影響ですか、そうですか
187岸和田 ◆JNnFWYTu2A :04/07/12 17:40
「……さん、本名ですね、珍しい……読み上げます。『こんばんは、いつも
楽しく聞かせてもらっています、今日は私の彼のことを書きます。彼は
少し変わっているけれど、優しく、面白い男の子です。私は今度――今日ですね、
彼と出かける約束をしています。もうとても楽しみで楽しみでなりません。
私は彼の前だといつもあまり素直になれないのですが、素直になろうと
思っています。ひょっとしたらこのラジオを聞いているかもしれない彼の為に、
デヴィットボウイのチャイナガールをお願いします』」

 気がつくと泣いていた。僕は優しくなんかない、と思った。
息が苦しい。僕はふらふらとテーブルまで歩き、トランジスタラジオを抱きしめた。
この向こうに彼女がいる。僕とのデートを楽しみにし、僕によって
殺された彼女がいる。許してくれ、と僕は呟き続けた。何度も、何度も。
デヴィットボウイの歌声が、部屋を静かに満たしていた。

 目覚めると、僕が抱きしめていたトランジスタラジオは消えていた。
あれは何だったのだろう、と僕は考えた。夢?幻覚?
あれは彼女からのメッセージだったのだろうか?
憎しみをこめた彼女からのメッセージ?愛をこめた彼女からのメッセージ?
僕は後者であることを願った。
またこんな想いをしなくちゃいけないんだろうか?
クリスマスイヴは僕にとって、一年の中で一番辛い日でありつづけるのだろう。
いままでも、そしてこれからも。
188名無し物書き@推敲中?:04/07/12 18:33
>>158
愛欲の人が可哀相。酷評して、素早く自分の作品を投稿したのに(名無し無しで)、
まともに相手してもらえていない。反論の準備万端だったと思う。
そんな愛欲の人に(すごい呼びかけ)、そよ風みたいな感想を。

一連の小説を読んでみると、なんか初期の島田雅彦みたいな香ばしい匂いね。SFな思春期だけで、素敵。

多分あんさんは、高橋源一郎や笙野頼子や島田雅彦なら俺の才能分かってくれる、と思って新人賞に応募したら、
頑固な下読みに楽勝にガードされて、一次予選も通らず、という結果に終わって、あ、それは俺か。終わりの日。
微妙なレス残してスマソ
 >>172さんへ

私は>>148を書いた者ですが、>>168>>170は書いていません。
私には技術に関する知識も興味も、プロを志す方々に比べて乏しいです。
良く読めばわかると思いますが、念のため書きこんでおきます。
あなたが、どこの誰で、何を(見当はついているつもりですが……)目指しているのかは定かではありませんが、
公の場での活躍を期待しています。

ああいう女の子の青春もあるんだなと、気づかせてくれたことに感謝します。




つまらん愛欲ぬるぽ
191「スコール」の人:04/07/12 19:28
>>148さん
言葉足らずで申し訳ない
148=168と言いたかったのではなく>>148もスコールに対する感想ですよね?と聞きたかった
ちょっと主人公が殺伐とし過ぎだとは自分も思いました
192名無し物書き@推敲中?:04/07/12 19:34
>>191

そうだったんですか。私は勘違いしてばかりですね。十八番になってしまった感がありますね。

失礼しました。
17か
批評家連中>>180に怖気づいてるね
↑180
196前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/12 21:43
スネ夫の天才少年漂流記


 あのお方のお名前はマーエ様。
生まれたときから万能で天才であられる。
これからある老人に会いに赴かれる。
なんか修行するとか仰っているんだ。
修行しなくてもマーエ様は天才で強いのですがね。

「俺は知っている。その老人の弟子達は世界を救う事になる」
「マーエ様、水筒にお茶を入れました。準備出来ましたよ」
「よし、さあ行こう。俺にすれば世界の一つや二つ救う事など造作も無い。
けれど、この世界を救う奴がこれからその場所で育つのだ。見てみたいだろ?」
「ええ、是非。行きましょう、行きましょう」
「そう、この前家の庭で拾ったこの丸い石。持って行ってやろう。
エロ本も持っていこう。
俺は天才だからエロ本がこれから何の役に立つか分かっている。
勿論この石も。俺には必要ないけどね」
「はい、そうしましょう。マーエ様のなさる事は全て正しい」
197前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/12 21:44
家を出たマーエ様は超人的能力で空を飛び、
一瞬にして100メートル移動しました。
次の瞬間、やはり道路のアスファルトは風圧で禿げ上がり、
コンクリートのビルは鉄筋だけになりました。
木造モルタルの家などボクと一緒にまだ空を飛んでいます。
しかし死傷者ゼロ。これもマーエ様のなせる技なのです。
「さすがマーエ様、ドラえもんより凄いやぁ。
・・・ハッ!ド、ド、ドラえもん。ママ!ママー!ウワーン」
「今は何も考えるな、さあ行こう」
なんて優しいマーエ様。
観光を兼ね、様々な交通機関を使い
その老人の家へ向かう事になりました。
198前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/12 21:46
その頃、とある山間の道で一人の少女が強盗に襲われんとしていた。
そこに通りかかった尻尾の生えた少年。
この少年が世界を救う事になる。
少年の名は"孫悟空"。
悟空はマーエほどではないにしろこの世界では超人的な動きで強盗から少女を救う。
この少女は"ブルマ"と言う。
ブルマはドラゴンボールを集めている。
この世界はドラゴンボールという七つの玉を集めると何でも願いが叶うのだ。
ブルマは悟空がドラゴンボールを持っていることから一緒に旅をする。
その旅の途中救った亀に導かれ、
悟空は無天老師と会いそしてその後弟子入りする事になる。
この無天老師こそマーエが会おうとしている老人である。
>>194

恐らく君の想定とは違う意味でね
>>194

俺は一年に数回しか批評するために出て来ない、いわば
このスレの真打ちなんだが、君は鋭いな。
真打ちのこの俺にも、酷評できない投稿だと思うよ。

これは、「点数」や「☆」のような二流の連中では手も足も出ないと
いうことを意味する。

脱帽です >>180
どうなんだろうか?
俺はどんな発想をするのか楽しみだ
あたるもはっけいあたらぬもはっけい
挑戦してみ
202200:04/07/12 21:54
>俺は一年に数回しか批評するために出て来ない

真打ちにしては、変な表現だったな。

「俺は一年に数回だけ批評するために出て来る」

に変更する。

ダハハハハハハッ。威厳失墜とはこのことかな?
>>202
はなから威厳なんてないから
安心してね
204名無し物書き@推敲中?:04/07/12 21:56
>>200>>202

威厳?
>>203-204

うーんそうか、君たち嫌な奴だな。では、これまで。
206名無し物書き@推敲中?:04/07/12 22:00
思ったことかけばいいじゃんか。
207前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/12 22:03
「そう言えば今日で家を出て一週間くらいだったっけ?
時間に縛られない旅ってゆっくり出来ていいものですね」
「今日で一ヶ月くらいだ」
「あれ?マーエ様、そんなに日が経ちましたっけ?」
「理解出来ないと思うが、もう一ヶ月経ったんだよ」
「ムムム?おかしいなぁ十日も経ってないはずなのに」
「別に今日で家を出て十日目でもいいんだ。どうでもいい」
「ア、アハハ・・・さすがマーエ様、器が大きくていらっしゃる。
で、でも僕は、こ、こ、ん、ん」
「夢を見ていると思っていればいい。それよりもう無天老師の島の近くだろ」
「はい。ところで、僕のクルーザーの操縦は如何でした?
僕がクルーザーを操縦したのは幼稚園の頃、
叔父さんと一緒に世界一周した時が初めてで、
僕の操縦の上手さに叔父さんは、僕に操縦を任せて昼寝してたくらいなんですから。
思い出すなぁ、コロンブスも見たであろう水平線上の新大陸、
アフリカ大陸の果て喜望峰。
地球は丸かったんだって昔の人がようやく分かったことを・・・」
「あ、でもマーエ様は生まれたときすでにこんな事分かってたんだったっけ。
かわいそうだなあ。マーエ様にはあんな感動一生味わえないんだから。
よいしょっと。ここら辺の岩場でいいですか?」
「いいよ」
>>200
具体的に君のこれまで行ってきた批評を示してくれると助かる。
209前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/12 22:05
 無天老師の島のカメハウスでは"クリリン"という少年が無天老師の弟子に加わり、
悟空と共に修行の日々を送っていた。
「クリリンちょっと来なさい。いや、悟空は来なくていい」
「はい」
「クリリンや、おぬしから貰ったエロ本はもう飽きたわい」
「何をおっしゃいます、無天老師様」
「おぬしから貰ったエロ本は返す。出て行きなさい」
「そんな・・・、あんまりです」

 その時、島の砂浜に海から上がってきた二人の人影が見えた。
それに気付いた無天老師は何の躊躇いも無く彼の奥義"かめはめ波"の構えを取った。
さきほどまでの老人とは思えない程表情は険しく、
気が付くと彼の額からは大粒の汗が流れ落ちている。
「だれじゃー!」
210名無し物書き@推敲中?:04/07/12 22:05
>>208
賛成
211前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/12 22:06
「いやあ、いい島ですね。うふうふ」
「お主達只者ではないな。何処から来た?
老いたとはいえわしは無天老師と言われた男、わしの目は誤魔化せんぞ!」
「無天老師、そう構える事は無い。楽にしてよい」
「何の目的でこの島へ来た。こたえるのじゃ!さもなくば」
「あ、あのココナッツジュース美味しそう」
「く、来るな!」
「マーエ様、喉が渇いていませんか?僕はもう喉がカラカラです。」
「かー」
「めーー」
無天老師の合わせた両掌には生体エネルギーが集中し光が漏れている。
「はーーー」
青白い光はその強さを増し、
「めーーーー」
今まさに臨界点を超えエネルギーが放出されようとしている。
が、
次の瞬間、エネルギーを放出することなく無天老師の体が崩れ落ちた。
212前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/12 22:07
「無天老師様!」
クリリンが駆け寄った。
「無天老師様しっかりなさってください!」
「ク、クリリンや。悟空たちを連れて逃げろ。さあ早く」
「それは駄目だ」
クリリンの背後でマーエが囁いた。クリリンは自分の頭が一瞬にして冷えるのを感じた。
「無天老師様、挨拶がまだだったな。俺の名前はマーエ。これはほんの気持ちだ」
そう言ってマーエはカバンからエロ本を取り出し無天老師に差し出した。
「俺ら二人を弟子にして欲しい」
「・・・エロ本など要らん。弟子入りを認める、その代わり我々の命の保証を約束してくれ」
「勿論だ」
「クリリン、このエロ本をやろう。お前から無天老師様に渡すがいい」
「お、おう」
クリリンはマーエからエロ本を受け取り無天老師のもとに駆け寄った。
「無天老師様、私に修行を続けさせてください」
「いいじゃろう」
こうしてマーエ達は無天老師のもとで修行する事になった。
213名無し物書き@推敲中?:04/07/12 22:08
前さんへ

マンガをそのまま文章にするのは、よくないと思います。
のってるところを大変申し訳ないが。
214前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/12 22:08
 「ぼ、僕、かめはめ波が撃てるようになったよ!」
「な、なんと!悟空やクリリンに続きお主までもか」
スネ夫は人一倍修行した。その姿勢に無天老師は心打たれ、
彼には特別熱心に指導した。
その甲斐あってか、スネ夫はなんと、
かめはめ波を撃てるまでになっていたのだった。
「おめぇすげえなあ。頑張ったな」
悟空も必死に頑張るスネ夫を応援していたのであった。勿論クリリンもである。

その頃マーエはというとウーロン、プーアルに変身の術を教えてもらっていた。
「うーん、もうちょっとだな」
「何を言うんだよ。俺らだってそんなに上手く出来ないぜ」
「そうだ、そうだよ。世の中にマーエ様より変身が上手い人なんているもんか」
前は荒らし決定
ミミの瞳には、いぶしたような煌めきがあった。
かげるとき、それは暗い深みをよどませ、光るとそれは妖しく映えた。
「女の子だから」
と母のキヨはよく言った。「じっとものを見つめてはいけません」
ときには、いやらしい、とも言った。
ミミはしかし、いやらしいとはどういうことなのか、よくわからなかった。
これはたぶか、成人したあともわからずじまいだったのではないか。
ただ、じっとものを見据える癖は変わらなかった。
>>202
一年に数回しか批評するために出て来ない、でいいんじゃないの。なんか批評してみなよ。
218名無し物書き@推敲中?:04/07/12 23:16
>>217
お前のようにスレの雰囲気を悪くしているダニのような奴もいらないよ。
219名無し物書き@推敲中?:04/07/12 23:17
あっ忘れた。

プゲラヒャゲラ
なんでいつも下一段スペース空いてるの?
221:04/07/12 23:22
>>220
お前のようにスレの雰囲気を悪くしているダニのような奴もいらないよ。
>>220
お前のようにスレの雰囲気を悪くしているダニのような奴もいらないよ。

>>220
お前のようにスレの雰囲気を悪くしているダニのような奴もいらないよ。

225名無し物書き@推敲中?:04/07/12 23:31
>>220
お前のようにスレの雰囲気を悪くしているダニのような奴もいらないよ。
また荒れてるな…。というか戯れてるのか。元気いいな。

>183,185,187

いい出来だ。レス三つ分できっちり完結してるしな。たまたま職場で読んでて、
不覚にも目頭に来てヤバかった。
こういう文章をつかまえて粗探しをする自分は惨めだとしか思えなくて胸が潰れる。
だがまあ、張り切って行こう。

>183の七行目、
>忘れるな、と。お前のせいだろ、と。お前は一生この痛みを背負うべきなんだ。
この行の表現は悪い。「…、と。」「…、と。」この言葉遣いはない。
試しに音に出して読んでみるといい。ふざけてるみたいに聞こえるはずだ。

>185の「ゴムボールみたいに宙に浮かんでいた。」では、これを連想した。
ロッテンだがグロじゃないよ。http://poetry.rotten.com/redlight/
すぐさまこの画像が頭に浮かんで、ちと笑った。我ながら不謹慎だとは思う。
でも、ここでの比喩はもう少し抑えたもののほうが雰囲気出るだろう。

>187。ここは彼女のお便りの言葉遣いが良くないね。
九十年代の女子が「楽しみでなりません。」はないだろ。かみくだいた表現を。
綺麗な言葉を使う育ちの良い子という設定なら、ちゃんとそれなりの演出を。
勇気を持ってラジオに曲をリクエストする女の子の気持ちは出てると思うが、
もうひと押し欲しい。ここは全体を通しても一番大事なところだからね。

しかし読後感もいいね。悲しい清涼感がある。安いお涙頂戴と腐すことも簡単だが、
不思議とそうする気にはならなかった。この辺は気分次第かもな。
227「愛欲」の人:04/07/13 00:31
>>163
まあまあ

>>167
ありがとう。でも、これぐらい書けるやつは幾らでもいるよ。

>>188
ありがとう。でも、何かの勘違いか、誤解でもない限り、酷評に対して反論す
る気は全然ありません。酷評でも、罵倒でも、失笑でも、スルーでも、ホトト
ギスでも、何であれ、全て、文章を読んだ後の印象が現れている物だと思いま
すから、その反応を見るだけです。
それと、私は殆ど古典しか読んだ事がないので、高橋源一郎も笙野頼子も島田
雅彦も、どういう作家なのか分かりませし、これが始めた書いた小説なので、
どこにも応募していません。
でも、ありがとう。きっと趣味が近いのでしょう。新人賞頑張って下さい。
さようなら。

>>190
ありがとう。自分でも、あまり面白くないと思う。つまらないんじゃだめだね。
いや、作品だったのに気付かんかった
オレもネタか作品かわからんかった。断片ばっかで。最初と最後つながってたんだ。
いや、ネタだろ
>>180の批評を怖がるのは分かるが
俺は別に外していようと馬鹿にしたりはしない
だからやってみたまえ
>>228-230
愛欲の人はこんなやり取りも参考にするんだろうか。たしかに無気味だ。
233名無し物書き@推敲中?:04/07/13 06:58
行きつけのバーでいつものように夜が明けるまで飲み明かす。
気づくと俺以外の客はいつのまにかお愛想を済まし、店内は俺とマスターと二人。
と思いきや背後で音がする。
ボックス席でカップル客が酔い潰れて重なり合って、鼾をかいて眠っている。
多分自分と大して歳も変わらない若い男女だ。
マスターは何度か彼等を起こしにカウンターから出ていったが、無駄だった。
知恵の輪のように身体はよじれ合って、二人を起こすことは困難だったのだ。
マスターと朝食を共にする約束をしていた俺は、業を煮やし彼等を起こしにいった。
酔っぱらいの扱いだけは慣れています、とマスターに告げると、「ああ、頼むよ」。
さすがに女性を力尽くで抱き起こすのはためらわれる。
まずは男の方を無理にでも起こそうと、首を腕で抱えて起こした。
上半身を無理にでも床に垂直におけば目覚めやすいだろうから。
しかしながら男は目覚めず、また身体を横たえる。
何度か起こしてはまた横になるという反復を繰り返し、嫌になったころ、
突然女の方が寝心地の悪さに起きあがり、「むぅ」と喃語をうめき、俺に抱きついた。
シャンプーと香水のかおりの向こう側に、女性独特の生臭さが鼻孔をくすぐった。
その臭いに、俺はふいに気圧されて硬直せざるをえない。
女は半開きの目を俺の視線に合わせた途端、弛緩した怯えの表情をとった。
ちょうど赤ん坊が母親以外の人に抱かれているのを自覚した時のような。
すぐに彼女は俺を突き放し、男の身体にしがみつきなおした。
俺は肩を落として席になおり、ゴードン・ジンを飲み干した。
ほどなくして女は目覚めて、男の耳を引っ張り会計を済ませてバーを出ていった。
帰り際、限りなく敵意に近い視線を俺に投げかけるのを、彼女は忘れなかった。
俺は鼻に残る女の臭いを、グラスに残った氷でぬぐい去る。
戸締まりをするマスターに先駆けて外へ出た。
弱々しい太陽と乾いて痛い風はもう冬のそれであった。
欠伸をして流れた涙は、決して生理的なものではなかった。
>>233
最初の四行は韻律が良く読みやすい。
批評家もだらしないなあ
ちょっと凄い文章がでてくるとたちまち逃げちゃう
236名無し物書き@推敲中?:04/07/13 14:57
>>213
いや、いいと思うよ。ただし212のが文学だったらね。
俺は読んでないけど。
実は源さんだったりして。あり得る話だ。
>>236
ペンギン村か、懐かしい。

>>前
マーエが各漫画の世界を通り過ぎるだけの話になっています。
もう少しひねりがないとほとんど誰も読まないし、
それぞれに統一性がないとパロディとして面白くありません。
238☆の人:04/07/13 18:48
>>180
ストーリー:★★    主題の深さ:--
作品のムード:★★  文章表現:★★★
文章技術: ★★★   総合評価:★★
※主題の深さは(ry

【感想】
何が書きたかったのだろうか、と思わせる文章ですね。
正直に言って、解読が面倒なので切り捨てます。一読しただけじゃ意味がわからないので★2つ。
1段落ごとにサイコロを振って構築したでしょう? と大穴狙いで。
作品のムードは、★2つで。
何度も読んで脳内で補って想像して……俺みたいに何度も読む人いないと思いますよ。
もしかして、読み手に想像させることだけを目的して書いてる?
でも、そんなことさせて何が面白いのかがわからないからなあ。
文章については特に問題が見つからないです。★3にしておきます。
書く力はある人です。これで文章がぐちゃぐちゃなら、酷評も楽なんですけどね。
でも、書けてるし。意地悪だよなあ。

総合評価は★2。
反論あるの承知で書きます。
わざと、こういうのやるのやめて。ぼかして書く必要ないじゃないですか……
評価し難いに決まってますよ。だって、意図的にこういう書き方してるんだもん。

あと、俺の個人的な酷評が原因で荒れるのは嫌ですから。
反論はお手柔らかに。
そういう時はスルーだ
大穴ねらいワロタ
ま、そんなとこ
賭けゲームだね
ゲームは読み手それぞれが想像できる
テーマは人が狂気に駆られていく様
「あばずれ娘」はスペードのクイーン(スティーブン・キングの引用)
☆は点数付けに拘りすぎだな。
何を基準に点数なんてつけてるのか、と・・・。
文章を読んで気にいったところ、気に入らなかったところをあげればそれでいいんじゃねえの?
>>242
だからそれは荒れる原因だから、いっちゃあダメ。

といいつつ、☆の数よりも言葉での批評を充実させたらどうだ、
と突っ込みを入れたくもなる。
244☆の人:04/07/13 23:02
>>241
……ピンポイントで狙われてる気がしました。
何度も読み返し、いろいろ想像して楽しめましたけど、ギリギリのバランスですよ。
とにかく一番疲れた。20回くらい読んだし。

>>242
自分でもそう思う時があります。★の基準なんて、ほぼ俺の好みなんですから。
★の数で語ると無駄に段落を消費してしまって、段落数の制限を受けることもしばしば。
だとしたら、長々批評したいという気持ちもあります。

本音を言えば中身を評価したいのですが、赤入れを主にやっていた人間なので躊躇ってしまうんですよね。
きちんと文章を酷評している人もいるので、こういうスタイルもありかな? と思ってやっています。
245☆の人:04/07/13 23:03
>>243
先にリロードすればよかったなあ。すいません。
おっしゃる通りです。はい。
おやすみなさい。
           _ _ ,____.,__ _,.
         (、   `ト、_ ~、` γ´
     ハ,,ハ'´~⌒`ヽ   、\、,r、(     ちょっと通りますよ
    (,,゚∀゚)'´⌒ヽ \ ヽ  \
            ) ,ノ , ' ヽ,ノ 
           ( // | ヾ (
           ) ),ノノi ト、ゝ
           ノ/   |ノ
          (´
>216

後ろから二行目のtypo「たぶか」で、君がIMEでローマ字入力でなく
仮名入力を使ってることが分かる。
ローマ字入力でqwertyな配列を覚えてから、入力速度向上のために
わざわざタッチタイプに不向きな仮名入力を気合いで覚える人がいる。
君がまさにその類の人で、qwertyでもJIS仮名(or新JIS仮名)でも
既に問題なくタッチタイプOKなら素晴らしい、文句はない。
そうではなくて、もし手元を見ながら入力してるなら、普通にローマ字入力で
タッチタイプを覚えたほうが効率はいいと思うよ。

文章自体は短いし、どこかで読んだ気がするので評価外。
>233

校正レベルだと直したくなる箇所がいくつもある。助詞や単語の選び方、
文と文の接続がぎこちない。行きつけのバーでいつものように、などと書き出しを
やるのにはそぐわない不慣れさを感じる。あくまで洒脱を気取って欲しい。
あとは「臭い」がどうもね。クサっ! って感じだよ。「臭い」だと。
どこかで「俺」が女嫌いだとかホモだとかいう設定が匂わされるんならいいんだけど。
…ああ、そう考えると最終行の涙の意味も正反対になるよね。潔癖症のホモだ。
それはそれで面白い。行きつけのホモバー、閉店後のマスターと逢引か。

「俺」ホモ説を採らないとするなら、女の体臭を引き金として直接描かれてはいない
何かを思い出して「俺」は涙しているんだと思うわけだが、それを冒頭あたりで
ほのめかしたらいいんじゃないかな。カップル客の女の風体から何か連想してみるとか。
ちと自己批判的に再評価。

>168-170で「スコール」の評価をしたんだけど、この作品をローカルで再読するにつけ、
いまいち的外れな結論だったと反省している。
この時はリアルタイムで投稿文を追いながら批評文を組み立てていったんだが、
>130-133あたりの優れた流れは無視して欠点ばかりに目を行かせていた。
ていうか読み返すと…なんだこれ。こわやこわや。
どうやらこちらもハイになっていたし、投稿者が面白い振る舞いをするので
恐怖に対する感覚が麻痺していたらしい。
確かにこれ、メールで送られてきたらやヴぁいね。
250名無し物書き@推敲中?:04/07/14 10:27
>>158
貴方の作品はグダグダ青春ネオ文学に分類されました。
251250:04/07/14 11:04
>>158愛欲の人へ。
女子皇生が喜びそうな文章が一つも出てこないのが、致命的です。
強いていえば、ネギくらいのものですが。
鞄の中にキティちゃんのヌイグルミを詰め込むくらいの愛と優しさ
と男の余裕を示してみてはどうですか?
スイートな空気が欠乏しています。女子皇生が喜ぶ文章を書くことが前提条件です。
真ん中の主人公の創作した文章は、酷評の対象外ですか?
252250,236グダグダの人:04/07/14 11:45
源さんのペンギン村に第二弾が出るとしたら、
エヴァ、千と千尋、ドラゴンボール、FFですかね。
俺としては書いて欲しい。
253訂正の人:04/07/14 15:03
>>211
>「無天老師様、挨拶がまだだったな
   無天老師→武天老師
254訂正の人:04/07/14 15:06
>>240
>大穴ねらいワロタ→大穴を狙って笑った
255訂正の人:04/07/14 17:29
>>249
>メールで送られてきたらやヴぁいね。→やばいね

256訂正の人:04/07/14 17:38
>>251
>女子皇生→女子高生
>>252
文意がおかしい
大穴ねらいワロタ →「大穴狙い」に笑った


訂正の人の訂正をする人が自ら訂正
>>257
> .>>252>>254
259訂正の人:04/07/14 17:47
>>252
>エヴァ→エヴァネッセンス
260訂正の人:04/07/14 17:48
>>258
馬鹿が増えたなあ、このスレも





お前
お前だよ、そこの>>258
>>259
馬鹿が増えたなあ、このスレも




お前
お前だよ、そこの>>259
262訂正の人:04/07/14 17:54
>>260
あとわまかしませたよ。はたしのかわりおおおねがいしまする
263訂正の人の訂正をする人:04/07/14 18:03
>>260
>このスレ→このスレンダー
このスレ→この、シュレーダーめ!byシラク
265訂正の人:04/07/14 18:21
>264
帝政しきれんわ
266名無し物書き@推敲中?:04/07/14 18:21
>>234
>>248
批評、ありがとうございます。
「匂い」と平易にやってしまうより、
クサって感じにしたかったんです。
ホモっぽくうけとられたのは面白いと思いました。
「俺」は男であることに自信を失っている人間なので、
女性の生物的な臭いに悲しくなってしまうのです。
もっとスマートに書けるよう努力します。
267愛欲:04/07/14 18:45
>>228-230 >>232
まあまあ

>>188 >>227
あんな醜一点を残したのが気掛かりなので一言。
古典オタのように見える書き込みでしたが、単に最近の作家の事を知らないだけなんです。
あのレスを書いた日は、孤独だけど、金が無いから、折り紙で、ダッチワイフを折って、やや納得
し、まずはよし、と思っていたところに、あなたの、ほとんど古典ような風格を備えた、美しいレ
スがつき、また、ちょうど、数年前の晩御飯のおかずの事で、理性を失っていたところでしたので
、妙に思いがった感じの書き込みになってしまいました。
つまりスマソ

>>250
何を酷評して頂いてもかまいませんが、強いてとはいえ、女子皇生がネギについての事を喜ぶとは
知りませんでした。そこで、以前から私も、グダグダ青春ネオ文学の研究を、してはいましたが、
今回の、その指摘を受け、改めて、グダグダ青春ネオ文学の理論を追求、展開、実践し、そうして
、さきほど、自分は存在していないという結論にいたりました。私もまだまだのようです。文いた
らず、人いたらず。
ところでグダグダ青春ネオ文学ってなんですか。
二番目に晒した「人魚姫」の部分と、三番目に晒した抜粋の中にも、女子皇生が喜びそうな文章は
見られませんか。
268訂正の人:04/07/14 18:46
>>257
そんなに笑ってくれるとは。訂正した甲斐がありましたよ
269:04/07/14 19:04
馬鹿だな
270「スコール」の人:04/07/14 19:29
>>249
とても納得のいく評価でした。
今読み返してみれば、満足に書き上げたつもりのこの文の、なんと欠点の多いことか。
特に一文の長さ……本人が読み返しても息苦しい。
>投稿者が面白い振る舞いをするので

.....orz
271☆の人 1/2:04/07/15 00:48
>>183 185 187 岸和田 ◆JNnFWYTu2A
ストーリー:★★    主題の深さ:--
作品のムード:★★★  文章表現:★★
文章技術: ★★     総合評価:★★
※主題の深さは(ry

【感想】
ストーリー★2です。好みの問題だと捉えてください。ラストで俺は迷いました。
トランジスタラジオは、14年前の放送を聞かせて「僕」に何を伝えたかったのだろうか。
14年間も後悔の念に苛まれている人間に、更に追い打ちかけてるのは惨いですよ。
俺が「僕」だったら苦しくて気が狂うでしょう。許しを乞うよりも彼女を恨むかも。
いつまで俺を苦しめる気なんだ! ってね。
ムードは★3つ。いつもながら題材は良いです。だからこそ、パターンを踏まえてもよかったのではないでしょうか。
14年前の事件を忘れている「僕」に、彼女が恨みを告げる。
14年前の事件を忘れられない「僕」に、彼女は許しを与える。
土台の物語がしっかりしていますので、こんなパターンを踏まえ、オチで崩してみると面白いかなあ、と無責任に言ってみます。
272☆の人 2/2:04/07/15 00:49
文章は両方★2にしましょう。たまにはつっこんだ酷評しておきます。
@「……ミュージック・アワーの時間です、この番組は皆さんからのリクエストに
答えています」
 いきなり会話が飛び出したので唐突でした。ラジオからの声だと解る描写の一文があるとGood。
 テレビと違ってラジオの音って独特じゃないかな? それと14年の時を超えてきたなら、ノイズまじりとかはどうでしょうか。
 それと、90年代のラジオっぽくない……クリスマスというイベントなのにDJは驚くほど落ち着いてますね。
Aあたりを見回すと、見慣れない、しかし妙に懐かしいトランジスタラジオが
 「あたり」ってどこですか。自分の部屋なんだからしっかり書いたほうが良いかと。
 「見慣れない」はいらないでしょう。だって自分の持ち物だったんだから。
 「妙に」よりは「どこか」のほうが貴方の優しい文体に似合っている気がします。
B「さぁ、今日は一九九〇年十二月二十四日、記念すべき年の、記念すべき日ですね、
 「記念すべき年」は誰にとっての記念なのでしょう。ミレニアムでもないし、あまり効果的ではないかと。
C恋人と一緒に、または友達と一緒に、もしくは家族で一緒に、
 それとも受験生が一人で、この番組をお聞きになっていると思います……」
「または、もしくは、それとも」ですか。リズムをだすなら「または、それとも、もしくは」の順がいいかな……
>>185 187にも同じぐらい評したい箇所はありますが、レス消費しまくるので割愛。
技術については疑問符のあとには要スペース。縦書きする時に気になりませんか?
と、いうわけで総合は★2つになりました。十分面白いんですけど、厳しくつけるとこんな感じです。
物語のベースを作るのが上手ですよね。いつも関心してます。
課題は、物語とキャラクターに魅力のある肉付けをしていくかだと思います。頑張ってください。
273前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/15 01:09
『めぐり会い』


 「俺の人生にまたタカヒサが現われた……。またタカヒサが……」
家へ向かう車の中、
彼は毎日楽しみにしているラジオを聞く事も忘れ、
ただぼんやりと地面を視界に入れている。
空は一面雲で覆われ、
たまにすれ違う車の殆どがまだ3時だというのにヘッドライトをつけていた。
黒い雲の下へ潜り進むにつれ
不思議と彼の心は落ち着いていくのであった。

「タカヒサ……」
タカヒサと彼は毎日のように遊んだものだった。
タカヒサは昔から思ったことを何でもハッキリと口に出した。
ただし、自分より立場の弱い者にだけである。
彼はそんなタカヒサを人一倍暖かな目で見守ってきた。
それなのに
タカヒサは彼が間違って死体になったとたん
ここぞとばかりに鞭打ったのであった。
274前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/15 01:12
「くっそう……」
いよいよ雨まで降り出していた。
車は井戸の底にでもあるかのような彼の家へゆっくり沈んでいった。

黒い水溜りの中に車を停め、
シートベルトを外し彼はゆっくり息を吐いた。
「どうしたらいい……」

20分ほどぼーっとしていがどうしようもない。
家の中に入る事にした。
玄関には明かりが灯っていた。
母が彼の帰宅にあわせて灯しておいたのだろう。


「ただいまー」
「おかえりなさいませ。」

「3時のおやつが食いたい」


終。
プヒョゲラパッチョ
わらた
古い
2791/2:04/07/15 03:53
駄文で恐縮ですが、よろしくお願いします。

 彼は、いつも更けゆく夜を連れてやって来る。そして私には、いつもの無愛想な顔で、
押しつけるように花束を渡すのだ。
 玄関のドアを開け、二人で部屋の奥まで立って行く。アロマキャンドルの頼りない照明が
揺れる室内。彼はテーブルの上のワインクーラーと、その側で主人に開けられるのを待つ
赤ワインに気付いた。おもむろにボトルをクーラーに入れようとするので、私がそれを制止する。
「赤ワインは常温でいただくの」
 そう。ちょうど良い花器がなかったからというだけで、このワインクーラーは花束のためのもの。
彼の持ってきた白いデンファレの花は、シャープな銀の器にとても相応しかった。
 花を「生ける」とはよく言ったもので、折角の花材を生かすも殺すも飾る人間の手腕一つだ。
見る者のの心理や視覚的な効果・印象が綿密に計算され尽くした造形美。だが、花束の
ラッピングを解くと、あえて私はそれらを無造作に花器へと放り込んだ。
 これは、彼がくれた花だ。彼にはそういった計算だの、マニュアル通りのやり方なんて似合わない。
私が生かしたいのは花なんかじゃなくて、彼の「気持ち」だ。
 少しだけ乱れた花の向きのバランスを整えてやる。────うん、こんなところか。
2802/2:04/07/15 03:55
 振り返った先には、二脚のワイングラスを持った彼が立っていた。赤紫の液体で満たされた
片方を差し出してきたので、
「ありがとう」
短く言って、口を付けた。心地よい甘さとほろ苦さとが一体となって、舌を、喉をすべり落ちる。
 体質柄、私はアルコールに弱いらしく、少し飲んだだけが頬が紅潮し、上気してしまう。そんな私を
優しく抱き寄せると、彼は優しく寝室へとリードしていく。ホテルのボーイさながらの手つきでドアを
開けると、私は王女様になった気分で部屋へと入り、ベッドに身を滑らせた。

  ……………。

 終わった後、彼はいつも私に背を向けて煙草を吸う。
 その汗ばんだ裸の背中越しに、白い煙がゆっくりと流れていくのを見る。この時間が何より一番好きだ。
 吸い終わると彼は立ち上がり、何も言わずに服を着て、出て行く。私も余計なことは一切言わない。
明日も来てくれると知っているから。
 一人きり、部屋の中。開け放たれたままのドア越しに、そっぽを向いたデンファレの白が見えた。
 ちなみに、この花の花言葉は────いや、ここで言うのはやめておこう。
                                                        −終−

……最後の一文がぶち壊しになりますが(w ここでのデンファレの花言葉は「魅惑」です。
281点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/15 10:11
>>279-280
時間:早く寝なさい
点数:3/10
批評:文章はまあまあ、しかしストーリーがよろしくない。花言葉をまとめに持ってくるのは少し無理があります。花が彼(または彼女)の「魅惑」の要素と結びついているとは思えません。
 ここはデンファレの花言葉を一つに限定せず、他の「お似合い」や「わがままな美人」も文中に含めてはどうです?
何よりデンファレの花言葉は一つではありませんから、貴方の書いた欄外コメントを見なければ花言葉=魅惑と気付きすらしないでしょう。そこにこの文章の問題点があります。
282250:04/07/15 10:44
>>267愛欲の人へ。
ありがとう。貴方からの恋文、楽しく読ませて頂きました。
まずは、私とグダグダ青春ネオ文学との逢着から語りたいと思います。
ある夢の中で、私はある高名な作家と出会いました。その作家は何かを呟い
ていましたが、私の傍らにいた小姓のハチミツ係が、私の耳の中に蜂蜜を注
入するので、作家の偉大な言葉は私の脳には届きませんでした。私は仕方な
く会得してもいない読唇術に切り替え、作家の話を聞きました。なんだか作
家とキスしているみたいな感じでした。
「グダグダと、青春で、ネオな、文学を」私にはそのように読めました。小
鳥が朝の鍵を差し込んだとき、私は静かに泣いていました。そのような素敵な
朝が、まだこの世に残されていたんですね。その夢のせいで、私はこれからオ
ヤジとキスをし続けなければならない夢を永遠に見続けなければならない、来
る日も来る日も、春が終わって冬が始まっても、そんな断崖のような未来を十
字架のように背負って。そのために私の頬を、熱いものが流れたのです。その
不幸のために。私は飛び起きて、棚の上の私の涙が入っていた瓶が空になった
ことを確認し、ノートを背中の上に乗せてバランスをとっている野菜畑みたい
な猫の背中から、「恥知らずのための」と題されたノートをなわとびの先っぽ
を駆使して奪還し、「グダグダと、青春で、ネオな、文学を」と書きました。
私はそこから助詞を嫁に出し、グダグダ青春ネオ文学を発見しました。それが
何を意味するかはまだ分かりませんが、私には視力も双眼鏡もあります。アメ
リカが何回も発見されたように、貴方も別の場所で発見されたのですか?
貧乏臭い悲鳴、良いです。一人でカラオケに行ったときにその悲鳴を練習し
たいものです。折り紙でダッチワイフ、これも素晴らしい言葉ですが、どう
やってダッチワイフを女子皇生に説明すればいいのか分かりませんね。数年前
の晩御飯のおかず、おお、やればできるじゃないですか。次は人魚姫。

>279-280

印象をいささか悪意を持って一言で要約すると「川島なお美」。
くだけた花の生けかたまで鼻につく。どうしてか?
無論、花を生けることについて思い入れを込めて語ってることは好ましい。
むしろここではもっと突っ込んだ薀蓄を拝聴したいぐらいのもんだ。
でも理由を一人語りする必要はないな。「マニュアル通り」という言葉が安易。
>279の後ろから二行目と三行目は直截過ぎて無粋、イラネと思う。
>私が生かしたいのは花なんかじゃなくて、彼の「気持ち」だ。
これをずばりと言ってしまわずに、読者をして分からしめることが大事だろ。

>280は六行目、「優しく抱き寄せると、彼は優しく寝室へとリードしていく。」の
優しくが冗長。五行目の「体質柄、私はアルコールに弱いらしく」、らしくは不要。
このあたりは推敲不足。ホテルのボーイ、王女様といった比喩もなんかアレなんで、
もう少し気の利いた単語に差し替えたらどうかな。
どうせやるなら全体に徹底してdignityを意識してくれ。さもなくば川島だ。

あと男はシャワーぐらい浴びてから出てったらどうなの…。バッチイよ。
>282

お相手の作家が誰か気になる。あ、断崖からピンと来たぞ。
…激しくキモい絵だな。
285名無し物書き@推敲中?:04/07/15 12:57
青白い腕が見えた。僕はそれから逃げ回るように、四方を格子に囲まれた檻の中をのた打ち回っている。
──なぜ、それが怖いのだろう? ただ、異質なものだから? 
僕がこの檻の中にいる理由すらわからない。ただ足に付けられた鉄球と鎖、それをひきづりながら僕は腕から逃げている。
夢、だとも思えない。意識がはっきりとしているからだ。
木で作られた雑な椅子が檻の中心に置かれていた。さっきまではなかったはずなのに・・・・・・。
僕はそこに腰を下ろしゆっくりと今までの事を思い出してみた。──何もわからない。わからない・・・・・・。
記憶がない。何が? 僕の記憶が? どうして?
──助けて・・・・。
静かすぎる空気は僕に恐怖感を植えつけてくる。
「自分一人でどうしかしようとは思わないの??」
突然声が聞こえてきた。僕ははっと後ろを振り返る。そこには小さい頃僕が大切にしていたティディベアがいた。
僕は驚き、一度大きく心臓が唸ると、その後は妙に落ち着いた感覚になっていた。この状況に適合しているのだろうか?
──記憶がなかったのに、何でティディベアのことだけ・・・・・・。
「僕を壊したくせに」
熊は僕に言う。昔のことだろうか。でも、何もわからない。記憶はほとんど戻っていないから・・・・・・。
「忘れたのかい? 君はいつもそうだよね。嫌なことは忘れて、だから進歩がないんだよ」
──しょうがないよ、記憶がないのは僕のせいじゃない。
286名無し物書き@推敲中?:04/07/15 12:57
「ふーん。ま、いいよ。僕は君の人形だった間は苦痛でしょうがなかったからね。壊してくれてむしろありがたかった。
君はきっとこれからもそうやって生きていくんだろうね。罪の意識には囚われずに。自由気ままに。君にもし友達がいたとしてもその友達は君の事を慕ってはいないんじゃないのかな?」
──・・・・・・お前は僕のために作られたんだ。なのになんだよそれ。僕がいなかったらお前は存在してなかったんだぞ?
「そうゆう思い込みが嫌いなんだよ。ま、いいよ。僕の時間はもうおしまい」
──何いってんだ。てめーを大切にしてやったのは俺だぞ!
「大切にね・・・・・・、君の機嫌がいいときにだけ、、、でしょ?」
──死ねよ。お前は死ね!
そういうと熊はいなくなった。僕のせいだろうか? でも、それは彼が悪い。少し疲れた・・・・・・。
そういえば、さっきの腕、あれはきっと小さい頃の友人の楓君・・・・・・。どうして忘れていたのだろう?
あれほど印象的な光景だったのに。
僕のせいで死んだのに・・・・・・。いや、あれは事故だった。僕の責任じゃないはずだ。きっと・・・・・・、彼も恨んでいるはずはない。

ウホウホウホウホ 駄文ですけどお願いします
        ∩___∩
        | ノ      ヽ
       /  ●   ● |      
       |    ( _●_)  ミ 僕を壊したくせに
      彡、   |∪|  /   
      | | |   ヽノ /| | 
      | | |     / | |  
      | (_)    /(_)   
      |  /\ \   
       ) )   )   )      
      (  \  (  \
       \_)  \_)
フリチン 
 
 気付くと僕はフリチンだった。上はTシャツ、肩にはランドセルを背負っている。
なんとフリチンで学校まできてしまったのだ。妙にすうすうする。まずい。血の気が
引くような感覚がのぼってくる。運良く周りの人はまばらだ。まだ気付いている様子
はない。僕はTシャツのすそをひっぱって、チンチンを隠し、股ではさみこん
だ。無様なかっこうをしているという思いから顔が真っ赤になる。とりあえずこれで
学校までいくしかない。学校まで行ったらどうするか。体操服のズボンがある。学校
まで気付かれずにいけるかどうかが問題だ。
 僕はこれで10回目だ。
気づくと自分のペニスを頬張っていた。
290>>279-280:04/07/15 19:46
>>281(点数の人様)
 そうですね。折角の花言葉をちっとも生かし切れませんでした。
印象的に繰り出したフレーズで大失敗するとは……。反省。
デンファレの花言葉も調べて下さったようですね。どうもありがとう
ございます。御批評に報いるためにも精進します。

>>283
変なところで言葉を出し惜しんで、余計な箇所で蛇に足をくっつけ
ちゃったようで…… orz 「私が生かしたいのは〜」は本当に無粋
でした。御指摘感謝します。
後、出てくるワードの洗練もそうですが、「川島なお美」がぐさりと
きました。ちょうどワインも出てますしね。dignityかぁ、難しいなあ。
後、セクース後にシャワーも浴びずに出て行くのは、投稿3分後に
「しまったああぁっ!」と(w

繰り返しになりますが、批評して下さったお二方に心から感謝の
言葉を捧げたいと思います。折がありましたらまた書くかも
知れませんが、嫌な顔をなさらずに、びしびし酷評して頂けたら
幸いです。
dignity=尊厳、威厳。
        ∩___∩
        | ノ      ヽ
       /  ●   ● |      
       |    ( _●_)  ミ 僕を壊したくせに
      彡、   |∪|  /   
      | | |   ヽノ /| | 
      | | |     / | |  
      | (_)    /(_)   
      |  /\ \   
       ) )   )   )      
      (  \  (  \
       \_)  \_)
俺はROMっている人間なんだが、今回は言わせてもらう。

批評する側の質が落ちているように思う。

それは、どうも「☆」氏が出てきてから顕著になったように思える。
彼の批評は調子付いて安易なことを書き散らしているんだよな。

それを見て、批評なんてその程度のものなんだと勘違いしたらしい、
程度の低い批評者が跋扈しているように見えるのだよ。

その結果、以前から批評していた連中が意欲を失くして酷評をやらなく
なっているんじゃないかい。馬鹿らしくなってさ。

ああそうだ、誤解のないように言っておくが、「☆」氏よりも前から
点数をつけて批評している「点数」氏の批評はなかなか良いと思う。

見ていてそう思ったもので、一応書いてみた。
↑投稿者
295名無し物書き@推敲中?:04/07/15 21:10
目くそ鼻くそだろ
296☆の人:04/07/15 21:43
邪魔なら消えますよ

以前から批評してる人戻ってきてね
ってか、だまって消えたらヨロシ。
298( ´_ゝ`) ◆S4kd5lZr8I :04/07/15 23:42
>293

スルーもアレだ。久しぶりに付き合ってやるとしよう。
なにか遠回しに言いたいことでもあるのかね?
指摘は具体的にお願いしたい。漏れは可能な限り謙虚に受け止めよう。
態度はデカいままだろうがな。

しかしやれやれだな。ROMを自称して発言前から逃げ場を用意している
お前とは違って、お前が槍玉に挙げた☆の人には、彼がそのコテハンで
批評を続ける限り一定の価値がある。
漠然とした感想を装って理由を語らないお前の言葉は単なる中傷であり、
誰彼なく腐して場を荒らす以外の目的がないことは自明だ。

ただ、そんな価値のないお前でも問題提起をすることはできた。
過去に比べて現在は嘆かわしいなんてのは芸のないくだらん詭弁だが、
それでも自省を促す効用はある。漏れも自分の振る舞いには常日頃より
恥じるべき点だらけであり、大いに自省させて貰った。
いくつかスタンスを変更しようと思う。

まあお前も時間があったら腐すだけじゃなく、ここで何かやってみせてくれ。
漏れ自身が蒙を開かれ、ディスプレイの前に土下座せざるを得ないような
展開を期待している。
299愛欲:04/07/15 23:51
>>282
本当に丁寧な酷評、ありがとうございます。天にも轟く恋と深刻さに感心致しました。
御覧になっている環境が分かりませんので、二番目と三番目に晒した部分を、一応もう一度。

B級SF調思春期小説「愛欲」からの一部抜粋 

              人魚姫

 ある所に、顔が魚で、体が人間の女の娘がいました。
「あんな女の娘は初めてだ」と、それを見た王子は言いました。
「あなたの御名前をお伺いする、無上の光栄と、限り無い名誉を私に与えて下さい」
「人魚姫です。あなたは?」
「あなたの、苦悩と霊性に心服しきって居ります、永遠に忠実なこの上なく卑しい奴隷です」
 王子と姫は不自然な動作をしました。
王子 「ふむ! 乞食みたいな女だ」
 こうして、姫と王子の国は、戦争になりました。
 姫は、国民に演説をしました。
「みんなー! 可愛い私のために死になさい!!」
 王子も、演説をしました。
「私は女の人が泣く程好きです。女の娘を全て、残りくま無く隅々まで愛しています。
女の娘は神様です。女の娘バンザイ!!」
300愛欲:04/07/15 23:52
一部抜粋

 もみ合った末、自分の作品の批評を音読させられた。
「表題作の『全然お話にもなんにもならない程不幸』は、文体で読者にすがりつき、
一読を恵んでもらう、確かに著者本人だと思われる主人公が、核弾頭にしか欲情しな
い、小柄な孝行娘のヒロインを、厳粛に尊敬しつつ欲情し、そのヒロインと不自然な
動作をしたい、深刻で、何か嫌な衝動を、小説に書き、誰もがそれを、一字九拝して
読むという筋の物語である。主人公の天使のしっぽと、際物のヒロインとの、度胆を
抜く孤独の場面の後、色々あって、しめしめと思わずほくそ笑みながら『ケケ、得し
た』と、主人公は死んでいく。この作品は、全体としてはなかなか良くまとまってい
る。よしよし、その調子その調子」
 深呼吸をして、不思議な涙が出てくるのを抑えていると、
>>298
☆さんがキレた――――――――――!!
マイケルダグラス並にぶっ飛んでます
302北方又吉:04/07/16 00:28
「探偵 検見川信吾〜緋色のグラデーション〜」


探偵はおもむろにタバコに火を付け、彼女を一瞥した。
そしてつぶやくように言った。

「凶器は氷だな」
『な、なんですって!』
「どうした?ハトが実弾くらったよーな顔をして」

<つづく>
ここ最近、上り調子じゃないか。

ええ、お蔭様で。

グチグチ俺に愚痴ってたけど、ふっきれたんかい?

ええ、お蔭様で。

お蔭様でって、お前、もっと愛想良く振舞えよ、ま、そこが俺の好きなトコなんだけどな。

そうですか、そういってくだされば、いいですけど。

[沈黙・・・]

お前、自分からホント喋り出さねーよな。俺が気抜けば、黙ったきりじゃねえかよ。

うーん、いや、うーん。

急に、饒舌になって、演説大会したと思ったら、これだからなぁ。
それだから、お前仕事出来るのに、上の評判悪いんだよな。
そんなんじゃ、世の中渡ってけないぜ、ま、いつも言ってることだが。

いや、わかってますって。

[沈黙]
>285-286

幼時から積み上がった罪悪感を抑えて苦しんで、遂に夢に見てしまうお話なのかな。
であればこの描写の貧しさもむしろ妥当なんだろう。ていうか絵のコマの不足といい
唐突な場面展開といい、夢以外の場所じゃ許されないよね。

冗長な>286の冒頭三行を除いて、クマーならぬ「ティディベア」の台詞回しは良い感じ。
それにくらべて「僕」の台詞や一人称の地の文は、夢にしたら説明的であり過ぎる。
しかしこのふたりの対話、やりとりが中途半端だ。お話の構成を考えるなら、
グロ全開の「楓君」本体が出現してクマと同じこと言って、「僕」に止めを刺すのが
順当に思える。それから目が覚めて日常が始まって鬱展開を繰り広げてもいいし、
そのまま目覚めなくて地獄巡りで追いかけっこを続ける幻想ホラーでもいい。
初めて話が転がってくってもんだ。
いささか皮肉な最終行でとどめて気持ち悪さを残しておきたいのは理解するが、
ここまでだと断片という印象しかない。
「あれほど印象的な」? どれほどやねん、とか「あれは事故だった」、だから何が?
などと、不要な指示語にむかついたことも申し添えとく。これも半端感を増してるね。

しかしやだぞ、>287みたいなのが後ろで恨み言呟いてたら。
>愛欲氏

漏れの理解を超えるので評価外ではあるが、君の投稿を読んではいる。
いったいこいつは何を考えてるんだろう、といつも思ってる。
>282の人とのやりとりなど感動的ですらある。
掛け合いになるとますますもって意味がわからないが。
もう流行らない言葉だがひとこと、tanasinnだね、とだけ言っておこう。
>>293
 評者の質がどうのって、お前、ここで批評してる人たちは
金もとらずに労力つかってやってくれてるんだぞ?
 それに、質が悪い(とお前が言っている)批評が跋扈してるから
質がいい批評が入らないなんて、どうやったらそういう理屈になるのかわけ分からん。
いい目を持ってんなら、悪い批評を目にしたときこそ黙っておれんだろうが。
逆に、いい批評があったら、もう何も言うことはないな、と思うだろうが。
 質が悪くなったかどうだか知らんが、少なくともそれは書き込んではいけない
ことだし、質が悪くなっていたとしても、お前が言うことが理由であるはずがない。
 お前の書き込みのほうが、よっぽどやる気なくすよ。まあ、嵐だろうけどな。
307名無し物書き@推敲中?:04/07/16 05:55
>>293
文句を言う前に、あなたの批評を見せるべきでしょう。誰がどう発言しようと、酷評参加は自由です。誰かのせいにするぐらいなら最初から参加しなきゃいい。
他人の言動に茶々を入れ、くだらない発言をする暇があるなら、批評しろ、とそう思います。
☆の人の批評を楽しみにしてる一ロム人です。
>>293でも投稿者でもない、以前批評していた俺から一言。
★をつける意味がいまいちわからないと思った。
俺は点数をつけるのにも反対なのだが、
他と比べる必要はないし、その労力を他のところに使ってはどうかと思う。
↑293
3101/2:04/07/16 08:06
この前いつものように酔っぱらい朝の国道254を自転車で、
突っ走ってる途中でまたやはりコケてしまった。
そこに声をかけてくる若い女性の姿が。
「だいじょうぶですか? あ、ケガしてるじゃないですか」
彼女は近所の病院で働いているとのことで、僕を連れていくとのこと。
酔ってコケるのはいつものことだからと去ろうとするが、
そんな僕を制止して、いけませんよ、ケガしてますから、
彼女は倒れた自転車を起こして、病院へ誘導した。
そこは僕が入院していた某大学病院で、彼女は僕を地下2階へ案内する。
地下一階は時間外の受付であることは僕も憶えていたが、その下は知らない。
泥酔しているため、応急処置だけ受けると僕は彼女の名前も聞かずに
そのまま上機嫌で家に帰ったようだ。

迷いながらも後日、菓子折をもって病院へでかけることにした。
なぜかぶらさがる「地下2階」の記憶を頼りに人気のない階段を降りる。
冷えた廊下の先には「霊安室」と小さく書かれた部屋が。
3112/2:04/07/16 08:06
「まったく怪談にしても出来が悪い」などと震えていると、
霊安室(実際は「霊室」と書いてある)の手前にベンチが。
確かここで手当をしてもらったのだと思い返した。
廊下に対してベンチは垂直にのびていて、つまり奥にはもう一つ部屋があり、
うす暗いその先には「栄養科」とあり、「立入禁止」となっている。
どうやら僕を助けてくれたのは看護婦ではなく栄養士であったようだ。

日曜の夕方ということもあり、結局その日は彼女に出会えずまた別の日。
手土産は生菓子であり、賞味期限も近づいていたある水曜日の昼に再度挑戦。
時間外受付の守衛に用件を話すとすぐ栄養科に連絡をとってくれ、
今からその人が受付まで来てくれるというのだ。
案外すんなりといったので拍子抜けし、僕はいつもの猜疑心で
どうせオバサンなんだ、若くてもブスなんだなどと動悸をこらえていた。

会えた。書類の束らしきものをたくさん抱えて、彼女はやってきた。
オバサンでもブスでもなかった。っていうか普通にかわいい女の子じゃん。
お礼の言葉を乾いた口の中からおもてに出そうと戸惑っていると、
開口一番彼女は「すみません、急いでいるので」と僕に笑いかけた。
僕はありがとうございますというと、いえ大丈夫ならよかったです、と。
僕がカバンから菓子折を取りだそうとすると、お礼は結構ですと、
危険を察知した様子で答えて足早にその場から去っていった。

菓子折のミルフィーユは、行きつけのカフェで偶然バイトをはじめたらしい、
以前酔って罵倒して泣かせた女の子コンビの片割れとそこのマスターが食べてしまった。
おまんごなめたい
そうつぶやいて
僕はそそりたったチンポを
生暖かいうんこに入れた



こくひょうおねがいします
313250:04/07/16 10:11
>>299愛欲様へ
グダグダ青春ネオ文学世界での貴方の誕生日祝いとして、これをどうぞ。
     『反転するメタファーと遊んじゃ駄目だよ、人魚姫』

あうっ。これは我が心の拠り所である女子皇生とグダグダ青春ネオ文学の
書き手である私のような輩との関係美学を描いたメタファーではないです
か。まいった。本当にグダグダ青春ネオ文学について研究されていたんで
すね。人魚姫は女子皇生(変換辛い。でも好き)に、王子はグダグダ作家
の喩えにされています。五行目までは簡潔な隠喩ですが、この先には想像
を絶する悪夢があります。通常メタファーは創作された物語の地上に放た
れたまま、作者に野放しにされた状態にあって、天空に住む作者に何ら害
を与えることはありません。のはずですが。
「姫と王子の国は戦争になりました」グダ作家は女子皇生を喜ばせるため
だけに、小説を書いています。他人の存在なしには自己肯定できないグダ
作家が、他者を否定して、自動的に自己否定(戦争)を勃発させてしまう。
他人事ではありません。鬱になります。
「乞食みたいな女」
あうっ。この表現は禁句です。さて、これを読んでしまった女子皇生。
貴方からは彼女の顔はワープロ用紙で見えませんが、貴方の小説が、地割
れのように破り捨てられたとき、貴方は気付くはずです。彼女の顔がジョ
ーズのような、恐ろしい、顔に、変わってしまったことを。現実に反転す
るメタファー。顔が魚という設定は、弐番目のメタファーということですな。

この文章は危険です。女子皇生には読ませないでください。私や男子高校生
野球部員が読むぶんには問題はないのですが。しかしながら人魚姫というの
は女子皇生が一度はやってみたい憧れの職業なので、貴方の素材の選び方に
はセンスがあります。ラストの王子の演説は良かったです。
                        スマソ2世より
314:04/07/16 12:56
☆の存在には関係ないけど、こういうウザいアホが出てきているのも
確かだな。
関係ないなら何故に書いたのか
>>314
相手にするなって。
こういう奴に限って虚栄心の塊で、自分の事を過大評価してたりするからな。
文句言うと、死ぬまで粘着してくるぞ。DQNだから。

そういや学校で、眼鏡掛けてデブで色が黒くてフケだらけのキモい奴がいたんだよ。
クラスからも敬遠されてて、しかもそいつはいつも砂を喰ってたんだよ。何故か知らんが。
口からゴリゴリ音が聞こえてきて、キモいったらありゃしねえ。

そいでそいつは誰も友達が居なくて、四六時中本を読んでいたとさ。
奴は隠れた天才じゃねーかと俺は買いかぶってたんだが、
奴の学級日誌をみたら、見事に>>313と同じような事が書いてあったんだよな。
ビックリマークとか多用して。正にビックリしたね。
砂って体にいいんだよ
318名無し物書き@推敲中?:04/07/16 16:29
異食症だっけか?
DVD-ROMとかチョーク喰ってる女をTVで見たこと有るぞ。

それにしても砂喰うなんて鶏みたいだな。
DVD-ROMなんだ
なんだろ、こだわりを感じる
片面二層じゃないと駄目な人とかいるんだよ。
サンドイッチも二層のにこだわる料理人とかいるだろ。
321名無し物書き@推敲中?:04/07/16 19:21
マジで!
322名無し物書き@推敲中?:04/07/16 20:14
>>298 名前:( ´_ゝ`) ◆S4kd5lZr8I

誰だお前は?
「久しぶりに付き合ってやるとしよう」って、何のことだ?
ボケが、いまさらヒッコンデナ。もしあいつならな。

あいつってアビヲの馬鹿のことじゃないよ。

別のボケのことだがね。
「あいつ」↑
324322:04/07/16 21:08
もし本当にあいつなら、相手にとって不足はないというか、
負けるかもしれない。

しかし、奴が戻って来るのなら、それでもかまわない。
実力は間違いなくある奴だからな。
まあ、奴は消えた後も本名を使わないで批評していたフシもあるんだがね。

さぁて、このボケというかあいつは誰でしょうか? 何となく>>298あたりの文体
から想像がつくとは思うが。期待通りの奴であってほしい。
オレだよ
>322,324

張り切ってるところスマンがどちら様?
別に漏れは誰も負かそうなんて大それたことは考えてないぞな。
今後ともよろしく。
327名無し物書き@推敲中?:04/07/16 22:31
>>326
わっはっはっ、やっぱりお前なんだな。
来たか……、待ってたホイ。
ひとつヨロ。
↑キモイ
3291/2:04/07/16 22:52
酷評おねがいします

 「いらっしゃいませ」
 俺に声をかけてきたのは、自動販売機。商品陳列棚の下に
取り付けられた液晶モニターにも「いらっしゃいませ」と表示さ
れている。
 俺が違和感を感じたのは、自販機に話しかけられたからで
はない。そんな物、きょうび珍しくも無い。
 違和感の原因は、この自販機の置いてある場所だ。
 それは瓦礫の中。そう、大地震で壊滅した筈の都市の中に
あって、自販機は平然とたたずみ、接客を続けている。この
地震で国家の中枢は大打撃を受け、二週間経ってもまともに
国家としての機能を果たせずにいる。もちろん電力の供給も
途絶えたままで、復旧の目処は立っていない。それなのに、
自販機は明るく元気にいらっしゃいませ、と言い続けている。
 俺は、その自販機に、百二十円を入れてみた。
 「ありがとうございます」
 嬉しそうに、自販機。消費者に声をかけるタイプの自販機でも、
いちいち金を入れるたびにお礼は言わなかったと思う。確信は
無いが。
 それよりも問題なのが、商品の下のボタンに仕込まれた赤い
ランプ。それが点かない。
 別にそれに関してぐちぐち言うつもりは無い。どのみち廃墟の
中で金は役に立たない。一時の酔狂を買ったと思えば腹も立たない。

すいません。
誤ってデータを消去してしまったので後半部分をアップできません。
とりあえずオチが気になります
>329-330
悪いが爆笑してしまった。

ぜんぜん関係ないけど、爆笑って大勢でどっと笑うことなんだってね。
一人じゃ爆笑できないわけだ。
333点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/16 23:03
>>330
う、うーむ……今批評していいものか……。
後半をもう一度書いてみては?
334名無し物書き@推敲中?:04/07/16 23:12
ひとみは22歳派遣社員。うちの会社にきて2ヶ月だ。
普段は用があるときだけ宮本さん、とすまし顔で呼んでいる。
黒い髪、白い肌、すれ違ったときの香水の匂い。
そんなひとみとは毎晩体を重ねている。
妄想のなかで。
俺ももう30歳。妻も子もいる。

ところがアっちゃったのだ。ピンサロで。
むふふ。
335329:04/07/16 23:29
速攻で書き直してみました。
推敲が甘い点はご容赦していただけるととても嬉しいです。

 だが、せっかく買った酔狂だ。最後まで楽しむのもいい。そう
思った俺は、ランプの点いていないボタンを押してみた。
 商品は出なかった。その代わり、がちゃんがちゃんという、
商品を出す音だけは立て、販売するふりをした。
 俺は少し笑った。
 せっかくだから、とことんこいつと付き合おうじゃないか。
 そう心に決めた俺は、商品を取り出すふりをして、それを飲み
干してゴミ箱に投げ捨てるふりをした。
 「ありがとうございました」
 自販機は、久しぶりに職務を行った気になれたのが嬉しいらしく、
声にもそれがあらわれている。
 そして、お礼のつもりだろうか、お札投入口から千円札を
出した。
 「いいよ、気にするなって」
 俺は思わずそう口にしてしまった。俺はもしかしたらこいつを
人間扱いしているのかもしれない。
 とにかく俺は千円札を再び自販機に投入したのだが、自販機は
どうしてもお礼がしたいのだろうか、今度はがちゃんがちゃんと
音を立てた。試しに商品取り出し口を覗き込んでみると、烏龍茶が
転がっている。
 百二十円は入れたのだし、これならいいかと思い取り出してみる。
妙に軽い。
 よく見れば、缶に穴が開いている。中身はすでに流れ出てしまって
いるのだろう。
 俺は、その缶のプルタブを開け、もう一度缶の中身を飲み干すふりを
した。そして、空き缶を捨て、自販機に向かって微笑んだ。
 自販機が微笑み返したような気がした。
336名無し物書き@推敲中?:04/07/16 23:37
ぶひょー、つまんねー。
オチてねーし。
期待して損した。
↑ダメだ、こりゃ・・
オチてるじゃん
気付いてないんか?
338点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/17 00:59
>>329,>>335
意図:不明
点数:2/10
批評:会話文は一字下げ(一字右寄せ)しなくてよい。>>329下から四行目は「問題なのが」より「気になるのは」としたほうが良い。あの様に書くとお礼を問題視しているようにとられる。……と、技術上の指摘はこの辺にして総評いきます。
 どんなテーマがあるのか分かりません。329で人間くささを漂わせていたのは何だったのか。一頻り考えてみて、二通りのテーマが存在する可能性があることに気付いたのですが、それを当てはめるのは明らかに無理。
 書く前に何を書きたいのか、じっくり考えてください。
プルリングって言葉使いたかったみたいだね
>329,335

ええとね、前提からして想像力に欠けてるっぽい。大地震の一発や二発で
国家や社会秩序なんてもんが崩壊した試しはない。自販機と「俺」の未知なる
遭遇が始まるような死の街にもならない。世間様を舐めちゃいかん。
そんなことはない、想像を絶する超々もんのすごい大地震なのであるというなら、
その線で説得力を持たせるために骨を折ることだ。
現実と想像世界をごっちゃにして説得力がないと説得力のない批評をしてる人がいる
世の中不思議なもんだ
なんか文章変だよ
343愛欲:04/07/17 09:45
>>305
ありがとう。この種の文章がどんな印象を与えるか見たくて、何度か晒し
てみました。たいてい呆れられたようです。

>>313スマソ2世様ありがとう
299の文章には、最後の王子の演説以外良い所がない、と言われたとして
も、私に反論の余地はありません。また、それだけに313の最後の一行に
は安心しました。
300対してはどうか、もう遠慮はなさらず、こっ酷くやってください。
このスレって存在価値あんの?
>>344
もっさあるで
346名無し物書き@推敲中?:04/07/17 12:34
馴れ合い歓迎
347名無し物書き@推敲中?:04/07/17 13:26
酷評を「お願い」している奴が大成できるのか。
348名無し物書き@推敲中?:04/07/17 13:32
酷評しろ哀れにけなせ俺の自信を打ち砕いた後すり潰して侮蔑と同情の小便をかけてくれ

これでいいのか
出来たぜ
350一人称小説:04/07/17 20:50
 奥さまは、もとからお客に何かと世話を焼き、ごちそうするのが
好きなほうでしたが、いいえ、でも、奥さまの場合、お客をすき
というよりは、お客におびえている、とでも言いたいくらいで、
玄関のベルが鳴り、まず私が取次ぎに出まして、それからお客の
お名前を告げに奥さまのお部屋へまいりますと、奥さまはもう
既に、鷲の羽音を聞いて飛び立つ一瞬前の小鳥のような感じの
異様に緊張の顔つきをしていらして、おくれ毛を掻き上げ
襟もとを直し腰を浮かせて私の話を半分も聞かぬうちに
立って廊下に出て小走りに走って、玄関に行き、たちまち、
泣くような笑うような笛の音に似た不思議な声を挙げて
お客を迎え、それからはもう錯乱したひとみたいに眼つきをかえて、
客間とお勝手のあいだを走り狂い、お鍋をひっくりかえしたり
お皿をわったり、すみませんねえ、すみませんねえ、と女中の
私におわびを言い、そうしてお客のお帰りになった後は、
呆然として客間にひとりでぐったり横坐りに坐ったまま、
後片づけも何もなさらず、たまには、涙ぐんでいる
事さえありました。
351名無し物書き@推敲中?:04/07/17 20:55
>>350
しかしなんだな、太宰もこうしてみるとあまりうまくないな。
352名無し物書き@推敲中?:04/07/17 20:56
>>350
ってか、そういうまねはやめてね。この馬鹿が。
353名無し物書き@推敲中?:04/07/17 21:04
>>350
そうか、ここのところアホな批評家が跋扈しているから、ちょうどいい
批評家テストだったのか。

俺って馬鹿すぎだな。
そう。馬鹿はおまえ一人だよ
奥さまの混乱っぷりと文章のとっちらかりがマッチしてて悪くないと思うけど、出所知ってると何言っても嘘っぽいな。
357名無し物書き@推敲中?:04/07/17 21:12
>>354
お前に言われる筋合いはあるのかい?

>>350が太宰の作品だってこと見た瞬間に分かったのかな、君は。
プッとしか言いようがないけどさ、この馬鹿が。
358名無し物書き@推敲中?:04/07/17 21:14
>>355
句読点をしっかり付けろ、そして正しく付けろ
>>356
っぽいとう日本語は無い!
>>357
なぜに態々倒置法を用いるのか理解できない、やり直し!
だって俺が投下したもん
>>357
分かったからそんなに必死になるなよ。なっ、馬鹿
>>358

ハッハッハッ、プッ。
>>360
そんなに必死になるなよ。なっ、馬鹿
>>361
よしよしカワイイでちゅよ
>>362
そんなに必死になるなよ。なっ、馬鹿
>>360
そんなに必死になるなよ。なっ、馬鹿
そんなに必死になるなよ。なっ、馬鹿
そんなに必死になるなよ。なっ、馬鹿
夏だね
荒らしはスルーで
368夏だね:04/07/17 21:20
あがったと思ったら荒らしかよ
>>366
そうだね。
自演で投稿しといて荒らしてんだな
372350:04/07/17 21:25
>>371
って、分かった?
さすがだね。
373350:04/07/17 21:44
>>358
>っぽいとう日本語は無い!

もしかしてここの批評家さんですか?
「っぽいとう」という日本語は調べてもないのですが、
そんな程度のものですか、ここって。
何自分にレスしてんだ
375350:04/07/17 21:48
あっなんか余計なこと言ってしまったかな。
はいはい、どうせ俺は短小包茎の童貞ですよ。
おまけに生まれついての馬鹿ですしね。馬鹿は
死んでも直らない、わかりましたよ。では、さいなら。
376前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/17 22:04
 カーテン越しに花火の音が聞こえる。
タカシは口を大きく開け床に仰向けになっていた。
床一面に広がる蚊取り線香の灰。
壁には黄色くなったウチワが並べられており、
ジュースの空瓶、ビー球、貝などが部屋には散乱している。
それら全ては何年も前の昔のものであった。
以前この部屋はタカシの父のものだったが
父が亡くなってからは
タカシが夏だけを過ごす部屋になっていた。

「あ!明後日海の日じゃん」
明日海へ行こう。
そう決めたタカシだった。


読む人の為に毎回苦心して終わらせています。
無視しないで酷評お願いします
さあてぼちぼち執筆を始めますかね
378斎藤:04/07/17 22:08
「このボンタンアメ野郎が!」
俺はぐにゃりと溶けてスライムのように変形したボンタンアメを
勢いよく床に吐き捨てた。「べっ」という音をたててフローリングの
床に貼りついたボンタンアメの表面には、三日前に歯医者で虫歯を削った
あとにかぶせてもらった銀冠が光っている。

ガリッと何か固いものを噛んだその瞬間、俺は後悔した。晴天の霹靂
「やわらかいアメを食べている最中に、どうしてこんな感触が?」
足の小指をたんすのカドにぶつけてから痛みを感じるまでの時間。
それと同じくらいの時間を経て、俺はボンタンアメ野郎のすさまじい
までの粘着力を思い出した。

南国の照りつける太陽の下で、目を痛くする鮮やかなオレンジ色のボンタンをつみとる
老人。額には深いしわが刻まれている。今日、俺の身に起きた悲劇の源流は
、その平和なボンタン農園にまでさかのぼることができるのだ。
みんなも気をつけようぜ!

・・・俺の全身全霊をかけたテキストだ!酷評ヨロシク!
379名無し物書き@推敲中?:04/07/17 22:59
↑ゴミ以下
>>378
間違えて「無理して誉めますスレ」に
来ちゃったのかと思った。
       γ⌒/^^/^-_
        ,ゝ`/~ /~ /~  /⌒ / ̄\
       _〈(_)|  |~ |~  |~  |~  /^ \_
      (丿 /~ /~ /~ /~  /~ /~ /~ /^\
     ()/()/~ /~ |~  |~  |~  .|~ |~ |~ /⌒\  ちょっと通りますよ
   へ^〈,|,,、,,|,,、,~|、、、|~,,,,,,,,|~,,,,、〈~,, 〈~ 〈~ |~ | /⌒|ヽ
        \::::::::◎∴:;::::;::,,,,,,,,,:::::-'''"''o∴;◎;;;",,|,,,,,,,,,,,
         \:::o,;;:・∴,:,'/ ",;"'∴,;∴;;",,;;∴;: ∴",'O\
         ┌―o・;;゙;;;:/ ,∴";;∴;::: ∵:,,:・・∴◎ ,,゙;∴;:|
          | | ̄.:::,,/  ,;∴゙∴;;;:::∴o,-'ニニニニヽ; ;:;; ;;:ヽ
          ヽ.\{;::| o,;,,,,;,,◎∴: | |○ ○○○| | ,,,,◎゙,,゙|
           \\|;:/",∴";∴;:::| |       | | |  \;: \
             \/;|;:`,;;∵:,,:: | |       | | |   \;:  \,,,,,
             ,,,,/;;::|∴:◎゙,,゙;;:: | |       | | |     ヽ;:  ;;:ヽ
            /   ;;:ヽ.:;∴",;:..:| |       | | |     ( (●) )
           ( (●) )";;,,";:`, | |○○○ ○○| | |      ヽ__/
            ヽ__/ヽ:;∴;:゙o,; ヾニニ二二二ン |
                 ヽ;.∴O・;;゙∴;;;::∴o・,:∴:◎|
                  l、,,゙,,∴◎;;..;;:;,,,;∴";;,,";:`, |ヽ.
                 :人 ;;∴;:;; / ヽ::;∴;:゙o,;;:・ \
           / \ /⌒\´ \,,",,∴";;∴..;;:;,ヽ、;.∴O・; ̄ ̄ ̄/ ヽ/ヽ
         < ∧/     \´_丿|   :;| :;,| :;,|  :;,ヽノ⌒\∧/⌒\ /⌒ヽ
        /⌒ヽ_ノ  //⌒\    /   ヘ   \ \ノ⌒\\  /⌒ \ /ヽ フ
       / /\_ / /  /、  `´  ノ⌒ヽ )ヽ⌒  ヘ  \ /  へ   y⌒\
     ノ  /      /   /   `ー‐ ´ |   |   |  |  \    /
382点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/18 06:33
>>376
0/10。
この点数を受けたのはあなたで2人目です、おめでとう。
……と、これだけでは納得できないでしょうから、この言葉をあなたに。

悪しき作家とは、読者に理解できない自己の内部での
文脈を考慮に入れながら書く連中である。   ──カミユ

>>378
無理にストーリー作らなくとも虫歯予防に焦点をあてた文章にすればよいかと。
383名無し物書き@推敲中?:04/07/18 07:16
よかったら>>310の酷評願います。
反応に飢えています。
384点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/18 07:31
>>383
マリみてとデカレンと仮面ライダーとプリキュア見終わった後で良かったら。
ですけど、本当に酷評になりますよ?
なんかキャラおかしいよ点数の人の中の人
>>385
真面目に酷評するのに疲れてきたんじゃねーの?
387名無し物書き@推敲中?:04/07/18 11:03
>>384
デカレンのこと、すっかり忘れていました。
見ておきゃよかった。酷評なんてどうでもいい。
プリキュアは、まあどうでもいいや。
388点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/18 11:04
>>385-386
元からこうなんだ。
ついでに今夜のポワロも見るぞ。勿論目当ては──

余田話はおいといて、酷評いきます。
>>310-311
内容:支離滅裂
点数:1/10
批評:時間の扱い方が滅茶苦茶です。書き出しで「この前」と書かれているので主人公が過去を語っているものと見なせますが、3行目「声をかけてくる」からは過去を今起こっている出来事であるかのように扱っている。
12行目「〜帰ったようだ」までは過去の叙述のみとし、家に帰るまでを書いた後時間を現在へ戻すのが良いでしょう。
 さて次、「迷いながらも〜」はパッと読んだだけでは何を迷ったのか分かりません。明らかに「自己の内部での文脈を考慮に入れた」文になってしまっています。
霊安室の近くで主人公が怪談を連想した理由もよく分かりませんし、視点も奇妙。一人称視点で三人称視点の書き方を用いているような……。
 小説、というより文章自体書き慣れてないように感じられます。介抱してくれた女の子は何故危険を感じた(様子になった?)のか等、消化不良な点が多すぎる。
 ストーリーと文章技術、個別に評価してみても結局1/10。上達したいという気があるのなら日本語の基礎から勉強し直す事を強くお薦めします。
後悔してるなら忘れてもいいんだぜ
点数の人の中の人
390383:04/07/18 11:37
>>388
おお、本当にちゃんと返ってきた。
おっしゃる通りだと思います。ありがとう。
391名無し物書き@推敲中?:04/07/18 11:44
熱射病でバタバタと人が倒れる姿が容易に想像できるような暑い夏の日だった。
僕は、プール帰りに自転車を漕いでいた。
ゴルフ場の脇をすいーっと、通り過ぎると蝉がミンミンと鳴いていた。
いつもは気にならない蝉の声が気になったので、ふと森の方に目を向けてみた。
そこには、蝉男がいた。
背中に羽も生えていた。
何故だか、無性に笑いがこみ上げてきた。
笑っていると、蝉男が突然迫ってきた。
僕は、あわてて自転車のペダルを漕ぎ出した。
蝉男がブンブンと飛んできた。
なんだこれは仮面ライダーに出てくる怪人か、じゃぁ襲われてる僕は
善良な一般市民で、ライダーが助けに来てくれるってわけか。
いや、出だしの市民は殺されてたか。
ぎゃぁぁぁああ。
ばりぼりばりぼり。
392点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/18 11:46
>>390
本当にって……。
私はちょっと遅筆なのです。午前4時から批評書いて、10時に書き込むなんてこともありますので、また投稿する機会があれば気長に待ってやって下さい。
徹夜のせいか、頭おかしくなってきたのでそろそろ失礼します。
お茶目なかた
394391:04/07/18 11:52
評価よろ
 冒頭のみですが、高卒の稚拙な文章、叩いてやって下さい。

 昨日夜半から今朝にかけて降った雨の所為で、遅咲きだった今年の桜は早くも散り始めていた。
 学校からの帰り道、桜の花びらの散りばめられた公園の道を俺は一人、歩いていた。
 通っている高校から住んでいるアパートまでの最短ルートに、この道は含まれてはいないから、早く帰るだけのつもりなら、園内を抜けるこの道を通る必要は無いのだが──
 穏やかな茜色の空。流れていく雲。それらを見上げながらこの帰路を行くのが、なんとなく好きだった。
 だから時間に追われる朝はともかく、後に予定の無い帰路を行く時は、このルートを選ぶことが多い。
 なだらかな斜面を利用して造られた公園。茜に染まった人気の無い園内。
 今日もその園内を抜けるこの道を、ゆっくりと下っていた。ぼんやり空を見上げながら。並木から、ちらちらと舞い落ちる桜の花びらを視界の端に入れながら。
>>395
普通、倒置や体言止めは強調のために使うものである。
>395ではその数があまりにも多いため、まとまりがなく下品な文章になっている。

以下、実例。
> なだらかな斜面を利用して造られた公園。茜に染まった人気の無い園内。
> 今日もその園内を抜けるこの道を、ゆっくりと下っていた。ぼんやり空を見上げながら。
>並木から、ちらちらと舞い落ちる桜の花びらを視界の端に入れながら。
などは公園の状況の説明である。詩情のない散文を強調する必要はない。

> 通っている高校から住んでいるアパートまでの最短ルートに、この道は含まれてはいないから、
>早く帰るだけのつもりなら、園内を抜けるこの道を通る必要は無いのだが──
は今後の展開を仄めかすだけの文章で物語の流れに逆らっている(段落単位の倒置といってもよい)。
>>395
全体的にいえば説明と描写が多い。それもたいがい不要のものばかりだ。
体言止めによっていっそうそう思えてしまう。
説明についてしつこさもある。そして、これは最後で復活しているからたまらない。

まず最初に……
> 穏やかな茜色の空。流れていく雲。それらを見上げながらこの帰路を行くのが、なんとなく好きだった。
> だから時間に追われる朝はともかく、後に予定の無い帰路を行く時は、このルートを選ぶことが多い。
ここをごっそり
>公園の道を俺は一人、歩いていた。
の次にでも置いてみるといい。ぐっと読みやすくなる。
どうしてもその位置に置きたいのならば、「必要は無いのだが──」につなげる。
だが、そうしてもけっきょく文章がブチブチ切れているため、おかしな説明にはかわりない。
どうして句点にしてしまったのだろうか? しょせん演出なのだから無意味だ。
また、「穏やかな〜」で改行した理由はわからないが、おかげで実に混乱を招く構成となってしまった。
ライトノヴェルを読んでいるのかは知る由もないが、
一般的小説における改行方法とライトノヴェル的な改行方法が妙な具合に混じり、展開されている。
もう少し改行に対して慎重になったほうがいい。

上記で中盤の部分を前半に持っていった。しかしまだ残っている部分がある。
>なだらかな斜面を利用して造られた公園。茜に染まった人気の無い園内
これは全く意味のない行だ、そもそもなにを狙って挿入したのかすら不明である。
そして先ほどと同様、この位置に置いた意味がわからない。
しかし他には公園自体に対する書き込みがないことと、
(次に書くが)主人公が「下る」という場面があるいじょう、前のほうにうつすことが必要だろう。
「なだらかな斜面を利用して」うんぬん、そこだけ。
ちなみに、
> 通っている高校から住んでいるアパートまでの最短ルートに、この道は含まれてはいないから、
>早く帰るだけのつもりなら、園内を抜けるこの道を通る必要は無いのだが──
この部分は必要ない。高校やアパートといった小道具を提示しておきたいのなら、
別の文章をもってきてうまく埋め込めばすむ。
「早く帰るだけのつもりなら」や「通る必要は無いのだが」を、ここでわざわざ入れる意味などない。
最短ルートがどうしたこうした、そんなことは後でいくらでも書けるのだから。

問題は最後。これは率直に言えば全部消したい。
> 今日もその園内を抜けるこの道を、ゆっくりと下っていた。
>ぼんやり空を見上げながら。並木から、ちらちらと舞い落ちる桜の花びらを視界の端に入れながら。
ここでいう上の行。この作品の冒頭で「現在進行してます」という書き方をしているわけだが、
「今日もその園内を抜けるこの道を」? こんなものはまったく必要ない。
それはもはやわかっていることではないか、ここは読者を苛つかせる原因になるかもしれない。
「ゆっくりと下っていた」この部分もやはり前の進行にのっとっていない。
「ゆっくりとくだる」。また、ゆっくりという言葉よりもっと適したものを選んでもいい。
これを先ほどの「斜面を利用して〜」の隣の行にでも置いておく。
あと、ここでいう下の行(ぼんやり空を〜)は全て消していい。理由はすでに書いた。
桜などの小道具も最初から出ている。
点数の人はマメだなあ。激リスペクト
久しぶりに小説を書いているのですが…どうにも納得できるものが
書けません。一節抜き出してみたので、どこが悪いのかあるいはもう
全然駄目なのか、どうか辛口の評価をお願いします。

熱風が吹いた。
地味な路地だ。
コンクリートで舗装されていない、むき出しの地面。横にはドブ、反対側には
水を張った田んぼの緑が、熱風にがさがさ揺れていた。
稲穂と稲穂が触れる音、わずかなる蛙の声、烏の鳴き声。
あぜ道を行く涼の足が止まった。
背後より土を蹴る音がする。
この道を通る人間なぞ、めったにいない。
少しばかり気になり、涼は後ろを向いた。
ぎょっ、と涼は古風に驚いた。
青年。高校生ほどだろうか。それだけなら問題ないが、その男は上半身裸だった。
確かに、暑い。暑い日だ。しかしいくら人の通りが少ないとは言え屋外を上半身
裸で歩くとは。異常とは言わないが---涼はやや非常識に思った。
何よりその青年の上半身と言うのもまた妙だ。別に手が六本も十本もあるわけでは
ないが、腕だけが異様に筋骨隆々としているのだ。腹筋、脇腹、どれも平坦であばら
の浮き上がった貧弱なボディに、くっ付けたように腕だけが屈強なのだ。
顔も妙だ。別に鬼のような形相、と言うようなものでもないが、眼の接点が有って
いない。視線をたどると、涼の方へ行き着くのだが、涼を見ていると言うより
涼のはるか向こう側を見ているような…とかく説明しにくい、なんとも奇妙な
視線だった。
暑さでおかしくなったか---ふとそんなことを考え、何を失礼なことを、と涼は
自ら思い自ら反省した。
>400
書き出しからしてかなりやばい。
テンポが異常に悪いよ。
だから描写もただ単語を並べているだけに写る。
それにさあ、涼、涼、うるさい。
なんで名前のある登場人物が1人なのに、そんなに連呼してるのかがわからない。
基礎がなってないんじゃないの?
勉強して出直せ。
>>400
とりあえず細かいとこ二つだけ。
>ぎょっ、と涼は古風に驚いた。
この文では、古風な驚き方というのが読んでいてイメージできません。
>自ら思い自ら反省した。
この「自ら」の反復は避けたほうがいいと思います。

ホラーみたいなふいんき(←ry)ですね。面白そうな情景でした。んじゃ。
403名無し物書き@推敲中?:04/07/19 00:23
大学生です。
小さな町には不思議と穏やかな場所があった。
私はここに越してきて早三年、いよいよ社会という縮図が視界をうろつくようになり、
なぜかしら尻込みするようになった。
その状況は打開されず煮詰まってきたある日のことである。
舗道を歩いているとふと先が見えない自分のふがいなさにあたまがオカシクなりそうだった。
足跡は不規則視線は散漫する中足の赴くままに自然に自然に。
気がつくと人のいない公園のベンチに重たいはずの腰を下ろしていた。
思う存分にあれやこれやと埒があかない思案をしてみるもののやはり進展はされない。
数分後。
膝からしたの不思議な感覚によって前方にパッと導き出された小石によってなにかしらのフンギリがついた。
>>403
まず、すべての段落において、日本語が変。致命的に国語力がない。本をたくさん読むか、自分の文章を客観的に眺めるか……。まあ、このへんの細かい説明は誰かにおまかせ。
「なにかしら」とか「何故かしら」とか使うのは構わないけど、作中人物がわからなくても、筆者は「なにか」「なぜか」をわかってて、それを読者にも伝わるようにするのが基本です。単に多用してるだけじゃ意味がない。
どうして一人称が多いのだろうか。
書きやすいのかな。
ここに載せるくらいの短い文は一人称のが書き易いのかもね
はじめまして、書き出し部分ですが、よろしくご指導お願いします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 廃屋となった古い旅館を安価で譲り受け、なにやら得をしたような
気分で引越しをした。
 築100年の余を越えた3階建ての建築はもちろん木造で、廊下の椋の板も黒光りし、
真ん中がどことなくへこんでしまっている。梁や柱の材は、曲がっている
そのままが使われ、節もあり、湧き水を流れのようなくねくねとした木目を
見せている。増築を繰り返し迷路になった廊下をたどると、あちこちに
1段、2段の段差があり、唐突に階段に出くわす。その階段も規則性がなく、
3階のあの部屋へ行くにはこことは別の階段を使わなくてはいかれないという有様だった。
 15部屋を数える居室は、全部を使うのは到底叶わず、使い易い5部屋ほどを
選び、各々の住まいと書庫と居間に定めてみた。座敷童子や家神様、あるいは少々性質の悪い
なにやらまでが棲みついていそうな住まいに、つい心がときめく。”掃除をしなければ”
とぼやく妻も、どことなくうきうきしている様子で、今更ながらもこの酔狂な女が妻で良かった
とほくそ笑んだ。
>>407
雰囲気が出てるから面白い。
このスレにしては珍しく書き慣れてる人だと思う。
酷評するとしたら言葉の言い回しレベル。

>築100年の余を越えた3階建ての建築はもちろん木造で、廊下の椋の板も黒光りし、
・「建築はもちろん」はいらない。これを入れるくらいなら他の描写を増やして雰囲気だして。
・板「も」黒光りし、 ←「も」はおかしい。「は」でしょ?
>そのままが使われ、節「も」あり、湧き水「を」流れのようなくねくねとした木目を
・説明不要。直しましょう。
>見せている。増築を繰り返し迷路になった廊下をたどると、あちこちに
「増築を繰り返し」 ←ここは順序を入れ替えた方が読みやすい。「繰り返された増築で」とか。
入れ替えないなら「増築を繰り返したおかげで」などの説明っぽい文にしないと
敢えて迷路を造ったようにも思えます。まあ「迷路に」を「迷路のように」でもいいかな。
>1段、2段の段差があり、唐突に階段に出くわす。
この流れこそ「唐突」です。ワンクッション挟んだ方がいい。
>15部屋を数える居室は、全部を使うのは到底叶わず、使い易い5部屋ほどを
居室「は、」全部を使うのは ←なんかしっくりこない。「は、」を取るか、変えてみて。

気付いたのはこのぐらい。
後は好みの問題かな。蛇足と感じつつも言わせていただければ
・築100年の家屋なんてとても描写しがいがあると思いますので、書きまくってみてはどうでしょう。
 後で削ればいいし。
・前半2行と後半3行。「なにやら」「つい」「どことなく」を説明するとキャラが生きてくると思います。
 書き出しなのでメインキャラがなんなのかは解りませんがね。
>>408
ありがとうございます。推敲が足りないのが良く解かりました。。。
>書きまくってみてはーーえへへ、実はそこここで書きまくっています。
家具を置いてみたり、改築をしたり、庭のしつらえに悩んだり、知らなかった
部屋を見つけたりと、実に遊びがいのあるステージでして、楽しんで書いています。
メインキャラは家そのものであったりしますです。
410408:04/07/19 14:13
>>409
なるほど……
俺の最後の指摘は本当に蛇足だったみたいですね。
書き出しだけでも面白いので、是非完成させて欲しいと思います。
では。
>>410
thanks.
412400:04/07/20 00:18
>401-402
どもです。
413サラリーマン銀太郎:04/07/20 02:35
慎重に相槌を打つ。相手の目をしっかりと見て適度に口元を緩めながら。
針に糸を通すがごとく、実に細やかな作業だ。背中からは気味の悪い汗がしたたる。
だれよりも素直であった。
「分かりました。3台入荷します。」
「本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。」
立ち上がって礼をいうと、少しだけ腰を深く掛けて座った。
ウンバーヤー   ウンバーヤー
「遠慮しないで。上がってってよ」
 彼女にそう言われて、僕は靴紐をほどいて、
「おじゃまします」
 小声でそう呟いた。
広い廊下を抜け、僕は亜沙美と書いてある部屋に案内された。
「散らかってますけど。あ、紅茶でいいかな?」
 せっかくなので遠慮するのも悪いと思い、首を縦に振った。
「じゃ、そこで待ってて」
 一人になって、改めて見まわしてみる。
ピンクの色調で統一されていて、広さは八畳くらいだろうか。
本棚にはファッション雑誌、立て掛けるようにテニスラケットが置かれている。
すべてがきちんと整頓されていて、彼女の性格がうかがえるようだった。


短いですが酷評よろしくお願いします。
416名無し物書き@推敲中?:04/07/20 07:51
・描写が中途半端
玄関、廊下、床、壁、天井は目に入らないの?
亜沙美の部屋も……ねえ、よくそんな3行で彼女の性格がうかがえるね。
・会話も中途半端
会話でキャラを出せ。こんな会話ならいらない。

短いとか関係ないから。
中身がないんだよ。あなたの文章にはさ。
酷評と言うよりも、単なる悪口にしか読めないのは気の所為か…
夏だからな
419点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/20 08:15
言ってる事は大体正しいんだけど……評ではない、かな。
「あなたを呼んだ理由だけど――頼みたいことがあったの」
いつになく、彼女は真面目な面で俺を見つめ返してきた。
「俺なんかに?」
初めて見る彼女の真剣な表情に驚いた。
俺が怪訝な顔で黒い瞳を見つめると、その視線から逃れるように俯き、
かすかな声で呟いた。
「私を……殺してほしいの」
一瞬だけ時間の流れが止まったような気がした。
俺には彼女の言っていることが理解できなかった。
何故そんなことを口にしたのか。俺は返す言葉が見つからなかった。
そんな俺の心中を悟ったのだろうか。
「あなたなら出きるとおもったの」
彼女は自分の方から口を開いた。俺は額の汗をぬぐい、続けて言葉を待った。
「あなたにしか出来ないとおもうの」
あれほどまでに澄んでいた丘の涼気は、いつの間にか呑吐する空気に変わっていた。
「だから、殺して」
言いようのない不安が、全身を満たしていた。

421名無し物書き@推敲中?:04/07/20 14:05
>>343愛欲さまへ
 自分をむやみに卑下するものではないです。貴方の小説は、貴方自身と異
性の理解者(あくまでも想定として)との関係が持つ不吉な未来がもたらす
悲劇を、喜劇的なメタファーの葦舟に乗せて表現しています。それだけでは
飽きたらず前衛装置を施して、現実世界に脅威を持ち込む離れ技をやっての
けた、貴方の手腕と自虐的行為に賛嘆します。以上が前に批評したことの要
約です。誤解をさせるような批評をしてしまったことを、とても反省してま
す。私の配慮が足りませんでした。配慮と言えば、貴方がメタファーを用い
て異性との関係を表したことが、女子皇生に対する配慮になっていて、貴方
の優しい心遣いに、私は頬を濡らす思いです。でも勘の鋭い女子皇生なら、
この話の意図は分かってしまいますね。女子皇生とは女子高生のことではな
く、私の文章に興味を持ってくださる女性のすべてを、敬意を込めて女子皇
生と名付けさせてもらっています。つまり複数形ですね。そこから何故グダ
グダ青春ネオ文学に発展してしまうかは、貴方が希望されるなら、語ります
が。あと貴方が以前投稿された嘘つき少年の話をどうしても印刷したいので
すが。あの小説を読んだとき、本気で弟子入りをしたかった私ですが、私の
嫉妬心がそれを遮ってしまいました。それは私の罪です。このような形では
ありますが、貴方に触れることができた日を、運命に感謝したいと思います。
P.S.私は会社からネットをさせてもらっていますので、夜と休日はいま
せん。このことも早めに言っておくべきでした。     
スマソ2世より



422名無し物書き@推敲中?:04/07/20 14:11
>>287
あなたの心に安らぎを。
以前あなたのイラストを目にして、ひどく心を痛めたので、このレスを残
すことにしました。あなたがどのような悔しい思いをされたかは、私には
分かりませんが、それが中傷であれ正当なことであれ、その悔しさを心に
留めて、あなたがある一定の許しを与えて、心から消し去ることができれ
ば、あなたは人間として、一回り大きくなったということを意味している
のです。その積み重ねによってあなたは、小説を書くという真実の意味を
学ぶと思います。
しかしながら、愛とは無条件に与えるもので。

あなたが、誰かの愛に護られて生きていけるように、祈っておきました。
だからもう苦しまなくてもいいんですよ。
4231/2:04/07/20 17:32
軒並みに並んだ樹木の間道に小さな雑草が滞りなく茂っていた。
僕はその道を掻き分けながら進んでいく。目的があるわけでもなく、ただ幼少の頃から悩みが出来るとここへ来て歩いていた。
ここで歩いていれば悩みが解消されると思っていた。
 昔から考えていたことだけれど、僕は何も持っていない。実のない果実のような人生を消化しているだけだ。
特技はないし、趣味もない。友達はいるけれど、彼らにはハッキリと劣等感を持っている。昨日もそうだった。
 学校から下校していく僕の目に付くのはグラウンドでスポーツを楽しんでいる友人達。汗まみれで泥臭そうで、でも笑いながら
何かを楽しんでいるその風景は自分と彼らを隔てている壁に見える。
僕だって入学当初は彼らと一緒にあそこで笑っていたはずなのに・・・・・・。どうしようもなく、才能がなかった僕には
彼らの足を引っ張ることしか出来なかったみたいで、日ごとに足手まといになっていく自分が哀れに思い、気づけば辞めていた。
そんな事ばかりが歯車のように繰り返されていく。消極的過ぎるといえばそうなのかもしれない。
でもね、僕には人に迷惑をかけてまで何かを成し遂げようとは思えない。
4242/2:04/07/20 17:32
辺りが暗くなるまで、茂みの中を歩いて、僕は星を見る。草の上に横になり、空を見上げると
枝同士の隙間から見える星が視界に飛び込んでくる。綺麗だ。とても綺麗で、吐き気がしてくる。
星はそこに存るだけで綺麗と言われるのに、僕は存在していても何も言われない。価値がない。
目を背けるように、星を離し、横ばいになると、そこには雑草が広がっていた。・・・・・・。
 雑草が一番自分に近い存在、だと思った。価値がない・・・・・・。
「お前はここにいなくてもいいだろ?」
そっと、僕は草に話しかける。返答があるわけもなく、ただただ僕は草を見つめていた。
一度大きく嘆息し、立ち上がった。もう一度上を見上げると、星は雲に隠れて見えなくなっていて、
暗く大きな木が印象に残る。
「お前は大きいなー、・・・・・・、大きいよなあ」
口にだして言ったその言葉に僕は思う。
──ま、雑草がいるからお前も大きいと思われているわけで、星から見ればどっちもどっちだよ。


酷評お願いします
ちょっとキツい言い方になるが、

ちん から ぽん。
426(´・ω・`):04/07/20 17:52
『涙の海で抱かれたい〜Sea of Love〜』 (1/5)

 真夜中の12時過ぎ。彼は机の上に転がっている携帯電話を見つめていた。勇気が出ない。懼ろしい。
いつもなら喜んでそれを手に取るはずなのに。
 その日、彼は恋人に別れを告げられた。あまりにも突然のことで、信じようにもすぐには信じれなかった。
いや、今でも信じれない。あんなに楽しい、笑顔ばっかりの日々を共に過ごしたというのに。

 運命のその日は去年の夏。彼は友人たち(男女で来ていて、彼女もそこにいた)と海に来ていた。彼にとって
彼女は、ただの「友人」の一人だった。―少なくとも、その日までは。
 海に着いた。そこで彼が恋に落ちるまで、そう時間はかからなかった。水着姿で無邪気に笑い、友人たちと
戯れる彼女の姿が目に入った途端、自分の胸が詰まったような感じがした。苦しい。鉄棒から落ちて呼吸が
できないときのような苦しさだった。この胸の痛みは・・・・いわゆる『恋の病』ってやつか?は?恋?俺が?あいつに?
「まさか」
彼は自分をごまかすように頭を振り、友人たちの輪に戻っていった。
427(´・ω・`):04/07/20 18:06
(2/5)

 その夜、彼らは派手に騒いだ。海辺に別荘を持っている友人がおり、まわりに人がいないということも
あってのことだろう。目の前には空になったビール缶がもうすでに何本も転がっている。彼に限らず、皆
酔っていた。アルコールのせいでもあったのか、彼女を見るたびに胸が熱くなった。が、酒に酔ったせいだ、と
彼は自分を偽り続けていた。そのつもりだったが・・・。
 ふとメール着信音が鳴った。彼の携帯だ。みんなの騒ぎ声のせいで危うく聞き逃すところだった。騒ぎをよそに
さっそく受信ボックスを開き、確認した。日刊のメールマガジン『天使の恋占い』だった。周囲に見られないように
メールを開く。
“恋のシチュエーション”
彼はギクッとした。まさか・・よりによってこんなときに来なくても。・・とりあえず読み進めてみる。ちなみにこれは
血液型別で占いの結果も変わってくる、という占いメルマガだ。彼はA型である。
『A型・・・・夜の海』
「・・・・・・!」
信じられない。昔からこのメールマガジンの結果はよく当たるのだ。だからとり続けている。でも、よりによって
こんな時にこんな結果だなんて!偶然なのか、神のいたずらか。誰かに「運命の一瞬を逃すなよ」と背中を叩かれ
た気がした。
「じゃあノってやるよ、神様」
彼はそっと彼女の肩を叩いた。
「外に出ないか?」
428(´・ω・`):04/07/20 18:17
(3/5)

 「そうだね。みんな酔っちゃってるし」
思いのほか、彼女は簡単に頷いてくれた。
 外に出ると夜の海風が火照った肌に心地よい。コテージからはまだバカ騒ぎが聞こえる。
「みんな飲みすぎだよな。顔、真っ赤にしちゃってさ」
「だよねー。なんか『ゆでダコ、一丁あがり!』ってカンジ」
「そんなに価値あるか?むしろどっかのオッサンみたいだぜ」
「言えてる」
彼女は吹き出しながらそう言った。
 しばらくそんな他愛もない会話が続いた。
「そろそろ戻ろっか」
彼女はそういって腰を上げた。あっ、と思い、彼は彼女の手をつかんだ。
「ちょっと待ってくれ」
「え?何?」
「実はさ、お前に言わなきゃいけないことがあるんだ」
「なーに?」
「俺さ、あの、えっと、その・・なんだ。つまりだな」
「うん、うん」
「俺、お前のことが好きなんだ。俺の彼女になってくれないか?」
一瞬、彼女の顔に驚きの色が見えた。が、それも一瞬のことで、彼女はいつもの笑顔をみせてこういった。
「うん、いいよ」
429(´・ω・`):04/07/20 18:25
(4/5)

その日から、二人はいつも一緒だった。日ごとに夏の想い出が出来上がる。彼女の
笑顔が見たくて・・・彼はいつもあの海へ連れて行った。ある日、彼は夏の解放的な夜空に
魅せられて、まるで自分が詩人になったかのような気持ちになった。
「なあ」
「ん?なーに?」
お互いに隣を振り向く。目と目が合った。
「俺だけの天使でいてくれ」
しばしの沈黙。どうやら彼女は照れているらしい。その様子がなんとも言えず可愛く思える。そして今度は
自分で言ったセリフが恥ずかしくなった。お互い照れ合う二人。気がつくと、彼はそんな照れを飛ばすかの
ように、彼女の唇に自分の唇を重ねていた。それが二人にとってのファースト・キスだった。
そんな夏の想い出を作ってきた二人だった―。
430(´・ω・`):04/07/20 18:39
 
 彼は堪らなくなって、机上の携帯電話を掴んだ。電話帳を呼び出し、彼女の番号をプッシュする。
“DIALING・・・”
本当なら、今すぐにでも切ってしまいたい。怖い、たまらなく。自分が何故フられたのか。そんな
ことはどうでもいい。ただ、復縁の可能性は残っていると思った。まずは彼女の声を聴いて、話を
して・・・。本題はそれからだ。
“DIALING・・・”
表示は変わらない。受話器の向こうからも呼び出し音が鳴り響くばかり。―なんだ?どうしてだ?
“DIALING・・・”
いないのか?もし電話に出たくないんなら、切るはずだし・・。
“DIALING・・・”
どうか、お願いだから、出てくれよ。俺に答えてくれよ!
“DIALING・・・”
何処にいるんだよ?あの日みたいにさ・・・恋の一言を俺にくれよ!
“DIALING・・・・・”
もう30回ほど鳴ったろうか。諦めて彼は“HOLD”を押す。しばらくもうすでに切れた携帯電話を眺めていたが
やがてふっと立ち上がり、MDラックから一枚のMDを抜き出す。そして部屋を後にした。

 彼はあの海にいた。もう深夜一時が近い。当然、人っ子一人いない。彼は波の音を感じながら、闇に染まった
海を眺めていた。やがて彼は持ってきたMDを出し、浜辺に埋めた。彼女との想い出と一緒に、夏まで埋めてしまった
ような気がした。―これでよかったのだ。
 ため息をつき、歩き出した彼の背中に、いつまでもいつまでも、晩夏の風が吹いていた。
                                                              (End)

酷評お願いします。
431点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/20 20:29
>>423-424
点数:2/10
批評:樹木の間道では意味が分からない。雑草が滞りなく茂る、というのも一面に生い茂る様を表現したものとしては不適切。滞りなく、って、滞ったらどうなるの?「歯車のように繰り返されていく」も変。全体的に見て比喩や語句の使い方が良くない。
 どうしてもテーマが見えて来ず、ストーリー中に用意された樹や、雑草や、星の存在に文章上の必然性が見出せません。短編は一言一句一つ一つが宝なのに、こんな書き方をしては勿体無さ過ぎます。
432点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/20 21:37
しまった、一語一句だ。
>>426-430は明日やります。
433名無し物書き@推敲中?:04/07/20 21:50
(´・∀・`)
>>420
全体的に推敲不足。テンポが非常に悪い。
会話と描写を交互に出すな。
なんで彼女は殺してくれなんて言ったんだ?意味がわからん。
似たような表現の繰り返しで見苦しい。澄んでいた涼気、は日本語としておかしい。
小学生やり直せよ。
よくこんな陳腐な文章を人に晒すことが出来たな。
ある意味すごいと思うよ。
435416:04/07/20 22:48
>>434
前半3行以外はほぼ同意。
特に後半の3行は、俺が乗り移ったのかと思った。
>426-430

「信じれなかった」、「信じれない」。これで第一印象が最悪。
おそろしい、を「懼ろしい」と書く人がなんでだ?
ら抜き言葉にしてもこんな抜かしかたはしないわな。ひどい誤用だ。
(2/5)部分では「信じられない」とやってるから単なる間違いなのか。
それにしたって…。
「信じれない」、MS-IMEで一発変換できるんだよな。こういうところから
言葉へのこだわりのなさが透けて見えるんだ。

でも言葉遣いで気になったのは上記ぐらい。「復縁」とか単語の選択には
違和感あるけどな。見直しもしてない書き捨て文じゃないのは伝わる。
肝心の内容のほうが問題だ。台詞も行動もすべてが激しく既出と言いたくなる
むずカユさに満ちてて、正直読んでらんない。

他人様の趣味をあまりとやかく言いたかないが、わざわざお話でもってまで
JPOPにしてもクサい恋愛話をやる意味がどこにあるのか、甚だ疑問なんだよ。
音楽ならキャッチーな音で誤魔化されもするし刷り込みも効くが、文章には
そういう逃げが効かない分だけ凡庸さが際立つもんだ。
愛だの恋だの書き立てる愚直なノーガード戦法は完全にお勧めできない。
それでもクサいのがやりたければ、浅田次郎でも読んでみたらどうだい。
まああっちはJPOPってよりは演歌だが。
いざという時のために
ここに組み立てキット置いときますね。
._  _  _  _  _  _
|○| .|○| .|○| .|○| .|○| .|○|
. ̄   ̄   ̄   ̄   ̄   ̄

組み立てかた
                  |
                  | ←         ←
._      ___       |   ↑       ↓        ↓
|○|     |○         |○         ̄ ̄ ̄|○    _| ̄|○
../→       ↑
438 ◆IZ3ncHaZCY :04/07/21 04:10
知らない街に来た。地図を買おうと本屋を探したが見当たらない。
仕方がないので目の前にある古本屋で探す事にした。
その古本屋の入り口には奇妙な貼り紙があった。

「先払い」

ぼくはその貼り紙の意味がわからなかったが、その古本屋に入ってみてやっと意味がわかった。
文字通り先払いだった。

「いらっしゃいませ〜、630円になります」と、店員。
ぼくは一瞬躊躇したが、とりあえず意味もわからないまま630円を払う事にした。

ぼくが店内で地図を探していると、客が一人入って来た。
「いらっしゃいませ〜。1050円になります」と、店員。
入ってきた客は黙ってお金を支払った。
そして、しばらくしてその客は店の奥の本を取ると、何も言わずに店から出て行った。
「ありがとうございました〜」と、店員。
439 ◆IZ3ncHaZCY :04/07/21 04:11
ぼくは疑問に思い店員に尋ねてみた。
「なぜ、この店は先払いなの?」
「あぁ・・・この店はそういうシステムなんですよ」と、店員。
「でも、もしかしたらお客が万引きするかもしれないし、何も買わないかもしれないじゃない」と、ぼく。
「えぇ、でもちゃんとわかるようになってるんですよ」と、店員。

そうこうするうちに、また客が一人入って来た。
今度は中学生みたいだ。制服を着ているので一目見てぼくにもわかる。
「いらっしゃいませ〜、210円になります」と、店員。
その少年は黙ってお金を支払った。
少年はマンガ本を手に取ると、そそくさと店から出て行った。

ぼくはまた店員に尋ねてみた。
「万引きはどうやって見分けてるの?」
「いやぁ・・・どうやってって言われても・・・」と、店員。
しかし、面倒くさそうに店員は話し始めた。
440 ◆IZ3ncHaZCY :04/07/21 04:11
「たぶんぼくたちが行動する事は既に決まっていると思うんですよ。
でも 、ぼくたちにはその決まった行動を予測する事が不可能と思われているんです。
でも、実際万引きする奴はするし、買わない奴は買わない。
最初にあなたからお金を頂きましたけど、やっぱりそれって決まってる事だと思うんです。
決まってる事だから先払いしても問題ないと思うんですよ。
例えば、あなたが来週の月曜日から金曜日のどれかの日に、
事前にわからないようにこの店で万引きすると宣言したとして、
こちらとしては100%見つける自信があるとします。
まず、月曜日から木曜日にかけて万引きの被害が無いと仮定するとします。
そうすると金曜日しか万引きするチャンスは無い訳なんですが、
月曜日から木曜日に万引きの被害が無い以上、金曜日に万引きしてしまうと事前にわかってしまう。
その時点で「事前にわからないよう」にするには不可能です。
なので、金曜日はダメって事になります。
木曜日も、月曜日から水曜日にかけて万引きが無いわけですから、木曜日もダメ。
同じく水曜日も、火曜日も、月曜日もダメです。
ほら、こう考えると万引きなんて無理だと思いませんか?」

ぼくはその店員の話がよくわからなかったので、 よくわからないまま地図を探す事にした。
そして、同時に何も本を取らずに店から出て行く事を決意した。

しばらく経って店員が話し掛けてきた。
「お客さん、そろそろ閉店なんでよろしくお願いします」
「でも、まだ本がみつからないし・・・」と、ぼく。
「お客さんが探しているのはこれでしょ?はい、どうぞ」と、店員。

追い出されるようにしてぼくは店を出た。
そして 、いつの間にか手に地図を持っている事に気がついた。
地図の裏には630円のラベルが貼ってあった。
441 ◆IZ3ncHaZCY :04/07/21 04:12
酷評よろしくお願いします。
>>438-440
無意味な改行をやめる、〜をーに直す、三点リーダーの使いかた、
」の後に『と、店員。』『と、ぼく。』では描写になっていない、
まず文章作法を学んできてください。
443名無し物書き@推敲中?:04/07/21 06:53
初めて書いてみました。よろしくお願いします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
或る田舎の町はずれに一匹の犬が居た。
犬は雌犬だ。
彼女は雑種で父方は柴犬で母方がダックスフンドの混血だ。
彼女の毛は茶色く、耳は立っていて握りこぶし一つ分ぐらいの大きさだ。
彼女は父の体格に似た。
彼女の一日の楽しみは一日に二回ある散歩だ。
彼女は好んで家の近くにあった田んぼ路を歩いた。
春には田んぼ路の左右に青々とした稲穂が生い茂って風でフサフサ揺れた。
秋になる頃には稲穂は重そうに穂を垂れて彼女に挨拶した。
散歩が終わると彼女は餌をもらう。
彼女は餌をカリカリと美味そう食った。
餌を食うと彼女は自分の寝床へ向かう。
そしてお気に入りの座布団の上で小さい体を横にして眠りにつく。
これが彼女の日常。
これからもずっと変わらない・・・。
444点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/21 10:01
>>426-430
点数:3/10
批評:「信じれない」「懼ろしい」が気になるものの、考え方を変えれば面白くなる。つまり、この文章を戯曲として読む。
……まあ、勿論戯曲というのは台詞だらけなんですが、戯曲的文体の文章というのもなかなかいいのではないでしょうか。
 ただし、そういう意図がなく、ただ自然にこういう文章を書いてしまったのならかなり危険です。評価できるのは文体のみで、それを抜いたら1/10です。
ストーリーは陳腐。段落ガタガタ、無意味な台詞に加え三点リーダーの基本すら守ってない。
 普通の文体に矯正するのも結構ですが、この機会に戯曲をちょっとかじってみるのは如何でしょうか。新潮文庫から4・500円くらいでシェイクスピアの著作が出てますよ。
オススメは「夏の夜の夢・あらし」と「ロミオとジュリエット」で、前者は400円で2本仕立てなので結構お得です。
445名無し物書き@推敲中?:04/07/21 11:24
>>384
( ゚Д゚)え?仮面ライダー。
民放見ないのでは?
それともライダーは国家が定めたヒーローですか?
446点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/21 11:55
>>445
正直言うと、ハイ、そのこと忘失してました。あー、でも民放で見てるのはあの三本だけです。本当に。
きっかけはデカレンジャー第13話、デカマスターの「百鬼夜行をぶった切る!」でまあ、その、ズルズルと。……カッコいいんだもん。
いや、本当に面白いんですって。大人の鑑賞に値するクオリティが(略)

現在>>438-440批評中。
447 ◆IZ3ncHaZCY :04/07/21 12:44
>>442
ありがとうございます。
言われた点を修正し、文章や表現の仕方などを勉強して、
出直してきます。
448点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/21 12:52
>>438-440
点数:1/10
批評:こりゃ典型的な誤摩化し論法です。テーマは因果律か運命論か、はたまた自由意志の否定か。私は素人なので分かりませんけど、そんな私にも言える事があります。これは全く無意味なお話です。
 万引きの例が挙げられてますが。これはおかしいでしょう。この例は、宣言下での金曜の万引きは防止できるということを述べているに過ぎず、「行動は既に決められている」という全事象の必然性を説明するものではありません。こんな例え話何の関係もありません。
 私が間違ってるなら言ってください。
いわゆる死刑執行人のパラドックスですね。
450 ◆IZ3ncHaZCY :04/07/21 13:04
>>448
批評ありがとうございます。
おっしゃるようにナンセンスなお話です。
決して深い意味があるわけではありません。

元ネタは数学のパラドクスです。
その昔、アインシュタインは「神はサイコロを振らない」と言ったとか。
カオス理論によると、完全なランダム性は存在しえなく、
あらゆるデータがそろえば未来が予知できるという人までいます。

という訳で、半ばSFのようなナンセンスなお話です。
批評ありがとうございました。
>448
その批評は的を外している気がするぞ。
文章ではなく、作品内での(明らかな)詭弁の穴を突いてもしかたがない。

と思って>450を見たら、ネタではなくわりと本気で言っていたのか。
>450よ、量子力学とかをほんの少し、一般人程度に学べ。
452443:04/07/21 13:54
>>443の酷評お願いします。
453 ◆IZ3ncHaZCY :04/07/21 13:54
>>451
ありがとうございます。
数学は苦手なので、量子力学を学んでみようと思います。

ちなみに先の作品は「知らない街」シリーズの第1話目です。
始まりはいつも「知らない街に来た」から始まります。
ネタでは無く本気で書いています。

他にもいくつか書いていますが、推敲して、
またこちらに書きこまさせていただきます。
454点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/21 14:00
>>453
自分の理解を超える物事は書かない方が……。

>>452
良ければ年齢を教えてもらえますか?批評に影響しますので。
455(´・ω・`):04/07/21 14:00
>>436>>444
ご批評ありがとうございます。まだまだ改めなければならないところ、己の
未熟さを身をもって知りました。ご指摘の箇所を見直し、精進します。
ありがとうございました。
                               7月21日 (´・ω・`)
456名無し物書き@推敲中?:04/07/21 14:02
抜粋ですけど。

なんてHなオ**コ!これほどヒクつき、求める液が白濁し、包皮からのぞく
テカった芽はフゥと息を吹きかけるとピクンとそよぎ、女陰は真っ赤に
欲情し、ピンクの残る小陰唇とは対照的にこげ茶に黒ずんだ大陰唇は
妖しくヌメり、上の口からも「あンあ〜〜」とうめき声を反応させ
膣口からあふれた愛液を会陰づたいに垂らせてみせる、こんなオ**コは
他のどの娘でも見たことない!

優しい愛撫のあとは獰猛に責めてくる。ひとしきりくわえこんだあと
口にたまった唾液を陰茎に垂らし、勢いよくしごきながら亀頭に吸い
つかせた舌全体で包み込んでくる、アキラの舌にはエレクトリックな刺激
が流れていて、僕がアキラの肩に乗せていた手に強い力が入る。
「出ちゃいそう。」アキラは唇を放し親しみのこもった目で僕を見上げる。
「いっぱい出して。」ふたたびアキラの粘着度の高い口に奥までくわえこまれ
僕は果ててしまった。

457名無し物書き@推敲中?:04/07/21 16:41
 昔の恋人---えらくこっぴどい別れ方をした---に貰ったぬいぐるみ、クッションケース、マフラーを、掃除ついでに捨てた。ぬいぐるみとクッションがもと入っていた袋にマフラーを突っ込んで、ごみ袋に投げ込んだ。
手作りの贈り物---とりわけ恋人からの---を捨てるのは気が引ける、と人はいう。何か、愛情と怨念の混ざり合った感情がこもっているような気がするのだという。
 かくいう私も、プレゼント一式をビニール袋へきゅうきゅうに詰め込んでからというもの、暑苦しいような息苦しいような、何か圧迫感を感じる。まるで自分の身体ごとビニール袋に詰め込まれたようなのだ。
おそらくは精神的なものが身体に作用しているのだろう。視覚的イメージと、相手に対する情や後ろめたさがないまぜになり、重荷となって身体にのしかかってくるように感じる、にすぎないのだ。
 別れた後においては、残された往時の残骸にたいして、呪物に過ぎないような錯覚を覚える。相手の心に釣り針を刺しつけたような引っかかりを生じさせるのが、呪物の効能なのだ。
458名無し物書き@推敲中?:04/07/21 16:44
 心の引っかかりが膿んで、ノイローゼに陥ってしまったり、あまつさえ身体に病害となって生じてくるほどになれば、もうそれは「呪い」といってもいいだろう。
「呪い」の害は、心や身体だけに生じるのではない。苛立つあまりに周囲の人に当たってしまい、人間関係を害したりするのもそうだ。社会的作用まで引き起こすのが「呪い」だ。
 結局のところ「呪い」とは、心のひっかかりがもとで、自分で破滅の道を選ぶこと。「内的作用が導く自滅」にすぎない。
 誰かが直接手を下すことはないのだ。内的作用が生じなければ、つまり心苦しいことでもいちいち気に留めなければ、何も起きやしない。
 だがご用心。人間の心はそんなに強くない。それに呪いをかけるのは、あくまでも自分ではなく他人なのだ。
 手作りのプレゼントは、真心からの愛の表明と同時に、裏切りへの担保としての「呪物」ともなっているのだ。
 みなさん、手作りには要注意。
459名無し物書き@推敲中?:04/07/21 16:46
面白そうだったので即席で書いてみました。


 溶岩色のミートソースを唇につけた亜里沙が顔を上げた。
「食べないの」
 ナプキンを膝に乗せるくらいはした方がいいと思ったが、自分は彼女のこんなところが好きなのだ。
 皿にあまったごろごろしたミートボールを刺す。フォークの先端から肉汁が染み出る。
 はたから見たら、親子か親戚の組み合わせに見えるだろうか。
 亜里沙があまりにジョシコーセーらしくなかったから。
 化粧気はない、アクセサリーもしない、ブランドのバッグは持っていない。
 カバンは男性用のバックパックで、37万したソファに投げ出されていた。
「驚いたんだ。まさかちゃんと料理できるとは思わなかったから」
「バイトで習ったの。しょうちゃんの台所は、使いやすくて気に入った」
 だからと言って、女らしさがないわけではない。
 さっきだって、玄関の靴をきちんと揃えて、誰もいない部屋にお邪魔しますと挨拶した。
「料理は別料金だからね」
「わかった」
 法外な額は取らない。
 こんな亜里沙だから、気持ちよく払って、恋ができた。
4601/6:04/07/21 17:59
“Connecting to #”



 ドアノブに手をかけようとした時、声をかけられた。
「あれ、どこか行くの?もうすぐ授業はじまるよ」

「電話ボックス。日本に電話かけに行ってくる」
 俺はクラスメートにそう告げると小さな教室を後にした。
コの字型の人一人しか通れない狭い階段を下りて、正面玄関の扉を開け外に出る。
建物から出ると外気の寒さにおもわず身震いしてしまう。ふと、鼻先がぬれる。
空を見上げると灰色の雲が俺の頭上を勢いよく駆け抜けていく。
昔のチョコレートのCMみたいに雲が集まって人の顔になりそうだな、なんてくだらないコトを思いつつブルゾンのフードを被った。

 レンガ造りの校舎、といっても街並みに溶け込んでいる大きな一軒家、に背を向けると目的の場所に足を進める。
学校にいるのは息苦しかった。週五日、9時から16時までの授業。ほぼ毎日顔を合わせるクラスメート。
俺にとってそれらは嫌いじゃなかったが、刺激的でもなかった。

 歩いてると三ヶ月前に初めて見た風景が目に入ってくる。
レンガの家並み、英語の標識、壁に描かれたグラフィティ。それらも今では見慣れた風景になった。
それが最近、色彩を欠いて見えるのは曇りが多いこの土地の気候のせいか、娯楽が少ないこの街の雰囲気のせいか、それとも・・・・・・。
そんなコトを思っているうちに赤い電話ボックスが見えてきた。
4612/6:04/07/21 18:00
電話ボックスは並んで三つある。
見た目はすべて同じだが、俺は中にある電話機の種類が違うことを何回か使っていたので知っていた。
右端と真ん中のボックスには最新式とおもわれる電話機が置かれている。
それにはコイン投入口や数字ボタンの他に液晶のディスプレイが正面の上方に付いている。
その両側には、粒ガムよりも一回り小さいボタンが左右に4つ。
それらを操作するとディスプレイに表示される操作説明の言語を選ぶことができる。
さらにその下には小指の爪より小さいアルファベットのボタンと端末を繋げる為の端子までもがある。
PDA等の携帯端末とつないでデータ転送ができるのだろう。
それに比べ、左端の電話機にはそんなものはなく必要最低限なモノしか付いていない。いたってシンプルだ。
だが、すべての電話機の色はグレーで統一されていて、鮮やかな赤色のボックスとは対照的にそれらは野暮ったかった。

 俺はこの場所で電話をかけるときは左のボックスを好んで使っていた。
話をするだけなのでどの電話を使ってもいいのだが、俺は使わない機能が付いている電話をどうしても使う気にはなれなかった。
4623/6:04/07/21 18:01
 この日も俺は左端の電話ボックスに入った。
腕時計で時間を確認し、左手で受話器を上げ耳にあてる。
ジーンズのコインポケットから1ポンドコインを取り出し電話に入れる。
そして、8のボタンを押そうとした、瞬間。


“This calling is connecting to number 20 471・・・・・・ ”


 発音の綺麗な女性の声が聞こえてきた。
俺はとっさに受話器を耳から離し、手に持ったそれを見つめた。
コインを飲み込んだそれはいつの間にか一人で勝手にどこかに繋がろうとしていた。
コール音が聞こえる。俺はそれを不気味に思い棺桶の蓋を閉じるように受話器を元の場所にゆっくりと戻した。
電話機を見つめ考える。一体何だったんだ。俺はダイアルしていないし、それにどこに繋がったんだ。
俺は少し混乱しつつも、ふう、と息を吐き出し気を落ち着かす。だが、落ち着かない。
俺はコワくなり、他の電話で掛け直そうと思い返ってきたコインを取り、ドアを開け外に出ようと電話機に背を向け・・・・・・。
4634/6:04/07/21 18:03
“RRRRRR”


 空気が凍った。

 振り返る。その耳障りな電子音は、棺桶から這い出てくる死者の長い髪の毛のように俺に絡みついた。
息が荒い。俺は周囲を見回した。とっさに、これはイタズラじゃないか、と思いついたからだ。
ここはイタズラが大好きなお国柄だ。昨夜だってテレビでイタズラ番組をやっていた。
それと同じように今もどこかでカメラが回っているんじゃないか。誰かが嘲笑してるんじゃないか。
しかしそんな思いつきは即座に否定された。
見回してもカメラなんて見つからなかったし、第一、俺はこの電話ボックスが最低3ヶ月前からここにあることを知っている。
おそらくもっと前からあっただろう。つまりこの電話ボックスはイタズラのために設置されたものではないということだ。
それに電話本体も見たが細工された気配はない。
4645/6:04/07/21 18:04
“RRRRRR”


 電話は鳴り続いている。

 もしかして、この掛かってきている電話はレスキューからじゃないか、とも思った。
レスキューに電話を掛けて、もし切れても逆探知して掛け直してくる、という話を聞いたことがある。
仮にレスキューが電話を取らなくても、ナンバーディスプレイという相手の番号が分かるシステムがあるのだから
取る前に切れた電話に掛け直すのはそう難しいことではないだろう。
いや違う。俺はそれをすぐに否定する。
レスキューの番号は999だ。最初どこかに繋がろうとしていた電話の番号はは999ではなかった。


“RRRRRR”


 電話は俺を見据えている。

 不安になりドアに手を掛けたまま後ずさる。
俺はそこでようやく、このまま放置して帰る、という選択肢を見つけた。
確かに、俺はこの電話に出なければいけないという義務を一片も持ってはいない。
また出たとしても何をしゃべればいいのか見当も付かない。それならばこのまま帰ってしまえばいい。
そう思い電話から視線を外し電話ボックスを出ようとする。すると、俺は妙な違和感を覚えた。
周りの人々は何事もないように過ごしている。そう、誰もこちらを見ていないのだ。
通行人は前を見て歩いているし、教会前にたむろしているホームレス達はシケモクを吸いながら談笑している。
この電話の発している音はそれなりに大きい。だというのに誰も目をくれないのはどういうことか。
4656/6:04/07/21 18:06
“RRRRRR”


 腕が俺の首に妖しく絡む。

 周りの人々には聞こえていないということなのか。俺にしか聞こえていないのか。
つまり、これは俺にだけ起こっている不可思議な現象なのか。
いや、むしろこれは俺の幻聴なのかもしれない。俺は幻聴が聞こえる程精神は参ってたのかと自嘲してしまう。
すると、俺の胸にあった不安や恐れはどこかへと消え去り、そこには一カケラの好奇心が残った。


“RRRRRR”


 俺は首に絡んだ腕をそっと外しその手を繋ごうとする。

 そういえば、日本から持ってきたガイドブックには
『危険な場所には近寄らない、危険な道は通らない』
なんて書いてたなぁ、と思い出す。俺がこれから行こうとしている場所は日のあたらない路地裏かもしれない。
通ろうとしている道は誰も通ったことがない獣道かもしれない。それでも俺は進もうと思う。
予感はある。
今立っている場所は境界線だ。
モノクロな世界に戻る気はない。
踏み出せば艶やかな極彩色の世界が開けるだろう。
決心は付いた。俺は、


“RR・・・・・・”


 俺の目に映るセカイで最も鮮やかな灰色の受話器を手に取った。
466443:04/07/21 18:27
>>454
15歳です。ぜひ酷評をお願いします。
467名無し物書き@推敲中?:04/07/21 18:29
>点数人
仮面ライダーの小説書いてもいいですか?
468ヴァンパイア:04/07/21 20:02
 「なんだ……ありゃあ」
吟遊詩人のリョウは城の上空を見つめてそういった。
黒雲が禍々しく渦を描いている。その中心部の紫色をした部分から雷鳴が響いていた。
「城に行ってみよう」

 「きゃああああ!」
「貴様か?余の封印を解いたのは……貴様か?」
銀の長い髪をした男が一人の少女の前に立っていた。
「ふん。貴様ら王家の者か。300年もの間……。長かったぞ!」
口調を強めた男に怯える少女。現レダリス王国王女、ミモザ。
「ははははははは!まさか余を封印した王家の者が封印を解いてしまうとはな!」
さもおかしそうに男は笑った。
「ミモザ!ミモザ!」
「姫様!」
兵士達と父、レダリス王の声がする。

バンッ

「今の悲鳴は……あっ!」
ミモザの前に立つ不気味な男。そいつにレダリス王は見覚えがあった。
昔、レダリス王が若いころに、前代レダリス王から見せた貰った肖像に似ていたのだ。
「まさか……言い伝えが本当だったとは……」
「ほう?余を知っていると見えるな。」
「王様!突撃しますか?!」
「待て!……貴様は、ヴァンパイアだな?」
「いかにも、貴様ら憎き王家に伝わっているだろう?あのヴァンパイアだ。」
もまいら、自分の力作をはやく酷評して欲しいのはわかるがもうちょっと投下速度を考えろ。
批評人が追いつかんぞ。
470人非人 1:04/07/21 21:18
「今回の攻撃は、高度な技術を持つ後輩男優が発案した、『破れ血が渇いた季節』という拷問だ」
焼きごて顧問の職員ダンが独特の鬼気迫る世界を超えた霊視力統一論で締め上げる。
薄黄色の日常投影である真意種々の好き放題にもてあそぶことができる孤高の演出絶望は、
菩薩やシャカの防衛立場を警察諜報長官に分類出来るかもしれない。
オーティスのアルファベットを形どった悪態小道具OPS拡声器を鑑定留置中のアレハンドロが恍惚と引っ張り
「狂気警報が発令されました。避難してください」との仏説警報で、
移民組織の反逆児『ウルグアイのゴッドファーザー・ゴーシャ』がシカゴで暴れる。
「われら、主の説きたもう教理を・・・」彼は、戦後アメリカ「拷問」界での存在感は大きかった。
しかし、変態コックの代表格・アルメディア殺害で有罪判決を受け、ブラジルで服役、
のちに脱走し、長年の愛人であった黒人男性とソ連に亡命した。

一九九二年、ブラジルの体臭波止場での支援活動も、
根本的立不動指導する魔力を持つジュリアスの登場で絵に描いたような組織化した苦痛を引き起こし、
女性と子供が叫び声を伝える生々しいメソッド哲学を交互に電気ショック、
時として頬や額に押される刑罰にいたる三つの門太い麻縄で可能立場を照らして、
悪意あるアメリカ人の修道女は根真理の内面を探究し、次第にベトナムから距離を保つようになっていく。
思想を間遠とする犠牲者の鉄製の足枷はさらし台に少無気味になり精神に変調をきたすまで欲望殴打、
弓なりにシスター窒息プログラムを適用。拷問ブッダはインディアンを身動きできぬように押さえつける。
CIAの奥義はプライバシーを国籍にかかわらず縛り付けること。拷問のかたわら、悲劇的にハリウッド映画に進出。
471人非人 2:04/07/21 21:19
「睾丸に猫でも潜んでいたのか?」ドンファン・ロバートは客観的視野に立ち、
オーティスの快復したペニスや睾丸、その他の部位への虐待を加えていたシャカことスレヱトへ向かって拳銃の引き金を引く。
文民監督委員会が大音量で口に出すことがはばかられた「差別している」と殆どエリア・カザン演出の狂気舞台俳優のように絶叫する。
その声は怪電波にのってフランスのほぼ全域に流れた。スレヱトはタバコの火を押しつけられ、
「日本ではこのような器具は見られない」と嘯く。現実ないし拷問の際は、
ミューニッヒの女児から贈られた足枷、手枷と首枷を付け加えた。スペインでは靴の中に熱湯や熱い油が注がれることもあった。
「火で炙って使う?」隣の部屋で美男子が行儀よく待ち構える。彼は仏教徒だったが潜入したものたちを嬉々として拷問した。
「沿岸部約5万世帯が傍受可能です!」頑強な肉体を誇示し、アレハンドロが合図する。

暗闇の中でテロリストたちがメキシコより到着。リアリスト・マーロンはニューヨークではカリスマ性のあるスターで、
主にホモビデオに出演。罪人の誉れを享受する一方、ブロードウェーで開催されたキノコ賞授賞式に代理の女性を出席させ、
アショーカ王の眼前で政治犯たちの足の裏や睾丸を撃ったりさせた。
俳優の中には気絶するものもいたが、その後も次々と犠牲者が増えるためやがて見飽きた。
センターは今回の攻撃について、その後の人生を感近年、両手首を後ろで縛り、下着を肩のあたりまで引き上げ
、椅子という形で一つの器具にした。打役は二人で、肥満大佐と名優・オーティス。
色白の犠牲者は小便を流し命乞いするが、もはや自分が助からないことは承知している。

「ボスは深い思想。衝撃的だった。傷は一生残るものであるため、力まかせのしゃべり方と上半身裸体公開でアメリカの拷問スタイルにも
大きな影響を与えた。」「われらは老いさばらえた」「ハッピーバースデー」「マーロン?」彼は呟く。病院で死亡した。80歳だった。
            ,,       .............,,,_
            '!',     _|  /!!!!!!|
            '!',    ',!!!|/!!!!!!!!!!!!l
::.               '!',    |!!!|!!!!!!!!!!!!!!!!l                  .       ..::::::...
:::::..          ,;'!!!!``ヽ、|!!!|!!!!!!!!!!!!!!!!|            .      .:::.     ...:::::::::::::
::::::::::...        i!!;;;;_;;::'r :i:r‐i!!!!!!;-- 、!!!!l.........._       .::.    .:::::::..   ...::::::::::::::::::::
:::::::::::::::....         |!( )!!!!!`´∧ ヽ〈´<"">ヽ'-----`'―ヽ、....::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::iiill|!!!''゛^~´!!!!l、 :|ヽ `~´ |,,;:''''゛ ノ!!>、!!! ̄ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
            ` ̄`i!!!!//!!!',_|!|'"_,;:l |!' i  | ̄ r‐'゛;;;;;;`> \
!!i             |!!/゛``i!!|;;;;;| /=-':|/-|,、-!、,_/!!/´  ,,、ヽ ヽ
!!!i             !l'゛  |!!!`'‐'|  ;::|>=--‐‐-;`''7-''"::::::|i!\i!     il        i!!!
!!!!!i、               l!!!!!!!r'|  ;::|'゛     `| |、,,、-‐'゛!!ヽ ``',   ノ!!i,     ノ!!!!!
!!!!!!ヽ ,,,;;;;iii;;;、iヽ _     l!!!!!!!;' |  ;::|,,、--―''"ii~~゛´ヾ!!!!!!!!!!!!/!| ', i゛!!!!!ゝ    i!!!!!!!!!
!!!!!!!!ヾ_",,,,,, ヾ;;;|i `;ヽ   ii、|!!!!!l |,,,  ;:|:::::::::::::;;;;!!!!i:::::::::::::/!|i::::::::/!!!ヽ、='!!!!!!!!!ヽ  /!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ヽ,;!!!!!ヽ!-!!!!iッ|::::::,,;;;;|!!!!!!i;i;i_,,,;;'!!!!!!!!!|i,,,,__/!!!!!|_/!!!!!!!!!!゛!!!!!!!!!!ゝ_,,;;!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


>460-465

>460は後半、指示語が多過ぎて表現が貧しくなってるのがもったいない。
「俺にとって」〜460文末までの六行で指示語絡みの部分を抜き出してみよう。
「それらは」、「それらも」、「それが」、「この土地」、「この街」、「そんなコト」。
ここらへんって作者側は結構テンポ良く書き進んでる部分なんだろうが、
読者としてはところどころ指示語がデッドリンクなため、置いてけぼりに
されてしまって悲しいぞ。
指示語、特に「この」系の部分は固有名詞や具体的形容で埋めていくこと、
「それ」系は多用せずに違った言い回しをすること、この二点を考慮してみてくれ。
前後の段と合わせてみるとそれほど違和感はないし、問題ってほどでもないが、
一工夫すればもっと見栄え良くなる部分じゃないかと思う。

>461では電話の描写は良いんだけど、「だが、すべての電話機の」の行が
良くないかな。「だが」っていう否定接続になる文の内容でもないし、やっぱり
ここでも「それら」の使いかたが悪い。これは>460のとは違って単に冗長なんだが。

>461から>464中盤までの流れはかなりいい感じだよ。読んでいて楽しい。
難癖つけるとすれば>463の3ヶ月って部分の数詞の不統一くらいだ。
で、>464の下から六行目、「義務を一片も持ってはいない」。ここは表現硬過ぎ。
文末もまだ推敲の余地ありだ。「だというのに〜どういうことか」ってやつね。
この段では語り口調の一貫性が損なわれてるな。お疲れ気味に見える。

>465、いよいよ疲れてきたっぽい。不安や恐れを自嘲、好奇心に至るまでの
心理描写がぞんざいだよな。せっかく一人称を使ってるんだし腕の見せ所だろ。
それとも慌ててまとめに入ったってとこか。
この>466での展開は、意外というか唐突だった。少し不思議な出来事程度と
思って読んでたから、あれお兄さんどこ行っちゃうのよって取り残され気味。
なんていうかこう、じわじわと這い上がってくるような怖さを忍ばせて欲しいんだな、
最初のほうから。じゃないと「俺」の好奇心に至る心境の変化も活きない。
まあでも、全体としては充分面白かった。
>473

マズー
下から五行目、
×>この>466での展開は、
○>この>465での展開は、
謹んで訂正。
以下、評価ではなく感想。

>457-458

そのぬいぐるみはあれだ、写真とか髪の毛とか縫い込まれてるに違いない。
実はその昔の恋人はアフリカ由来の呪術を使いこなす祟り屋であり、
呪物を捨てたことを契機として彼女の呪いの封を切った君は、忌まわしくも
生きながらにして腐り果てる運命なのだ。やんぬるかな。

まあ昔っから言うのは、人を呪わば穴二つって言葉だが。
呪いじゃないにしろ執念込めて手作りした物、贈った側も気に病んでたりするもんだ。
変に持ってられるのもキモイし、恥ずかしいんでいっそ焼いてくれと思う。
いや、なんで一人称なんだろうな漏れは。


>459

おっさん、買春かよ! とそれだけ。
この長さだとなんとも。つかみとしちゃ悪くはない。続けて書いたらいかが?


>470-471

汚言症って病気のことを思い出しますた。
476点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/22 06:02
>>443
 こういうスタイルの文章を日常の出来事を徒然と書き記す「生活文」(日記ではない)といいます。これは、他人に見せるには適さない作文練習用の書き方です。
学校の先生に聞いてどういうものか教わると良し。……ただし先生というのは作文だけを教えるわけではないので、他の勉強をしろとか、時間がなく教えること自体に乗り気でない事も有り得ます。
 もしこれから先、本当に作文や小説の勉強をしたいのなら、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022608080/
こういう本を買って勉強しましょう。進路自体を文学関係に向けるというのもアリです。
477443:04/07/22 06:30
>>476
ご指摘ありがとうございます。
これから小説の勉強をやっていきたいと思います。
ところで進路自体を文学関係ということですが、
どういうふうな進路にすればいいでしょうか?
やはり大学は文学科を目指すのでしょうか?
進路相談こそ先生の出番かもしれん
479点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/22 07:14
>>477
それが王道なんでしょうが、自分の好きな分野の勉強をしてみるのも良いかと。要は自分の経験を上手く創作に活かせるかどうか。決まった答えは無いです。
>>476
年齢聞いてから評価だしてるけど、何か意味があるのかな?
そりゃ>>443には改善すべき所満載だと思うけど、
15歳なら良くて、30歳ならダメなの?
476読めば分かりそうなもんだが
つまり、30歳ならもう手遅れだが、15歳ならまだアドバイスできるってことだろ
>>480はもっと本読んだほうがいいよ
483名無し物書き@推敲中?:04/07/22 07:35
>>482
ちょっと違う。
両方とも手遅れ。
15歳なら物書きなんざ目指すのは止めて、普通の会社員になれ。
30歳は今の仕事に専念するか、もし無職なら首を吊れ。
おほっもうみんな手遅れだぁ
485480:04/07/22 07:39
>>482
たぶん匿名掲示板に対するスタンスが違うのね。
年齢なんて聞いても、あまり意味がないと思ったからさ。
スタンスときましたよ!
もうその辺にしときなよ。
このスレでは、批評者=神なんだから。
神のお言葉は絶対。これね。
酷評お願いします

「あなた……起きて下さい」
「…………」
「大変なんです」
「…………」
「あなたったら!」
「……何だ?」
「大変なんです」
「……何が?」
「世界が滅んでしまいましたのよ」

「……何だって?」
「世界が滅んでしまいましたの」
「……よくわからんな」
「ですから世界が滅んでしまいましたの」
「……ひょっとして冗談か?」
「ちがいますわ」
「……まさかウソじゃないだろうな?」
「あたくし、結婚してからあなたにウソをついたことがありまして?」
「……じゃ本当なんだな?」
「はい」
「……そうか。今何時だ?」
「六時半でございますわ」
「……世界が滅んだのはいつだ?」
「五時でございます」
「……なぜ起こさなかった?」
「夕べはお仕事でお疲れのようでしたので、無理に起こしては……」
「……悪いと思ったわけか」
「はい」
「……うむ。しかし起こして欲しかったな」
「申し訳ございません」
「俺が寝たのはいつだっけ?」
「二時半でございます」
「……すると俺が寝てから二時間半で世界が滅んだわけか
「左様でございます」
「……なぜ滅んだとわかる?」
「テレビでいっておりましたわ」
「……テレビか」
「はい」
「……おまえは何時に起きたのだ?」
「四時でございます」
「……それからどうした?」
「トイレで用を足しまして、それからテレビをつけました」
「……朝の四時にか?」
「はい」
「……それで?」
「臨時ニュースをやっていましたもので見ておりました」
「……何といっていた?」
「なんでもA国とB国が全面戦争を始めたとか」
「……それから?」
「両国とも全核ミサイルを発射したとかで、当然A国の友好国であるわが国にも……」
「……発射されたわけだな?」
「はい」
「……それから」
「恐らく一時間もしないうちに世界が滅びるとアナウンサーが……」
「……で?」
「五時になりましたら突然画面が消えて、電気も……」
「……切れたのか?」
「はい」
「……ただの停電かもしれないだろう?」
「はい。でも……」
「……近所の様子は?」
「大分騒がしかったのですけれど、五時になりましたら急に静かになりましたわ」
「……外へは出てみたのか?」
「いいえ。けれど窓から見てみましたわ」
「……どうだった?」
「暗くてよくわかりませんでしたわ」
「……それからどうした?」
「とりあえずお茶を一杯飲みまして、それからあなたがお起きになるのを待っておりました」
「……水が出るのか?」
「ポットのですわ」
「……それで?」
「いくら待ってもあなたがなかなかお起きにならないもので、いけないとは思ったのですが……」
「……起こしたわけか」
「はい……」
「……どうも実感がわかないのだが」
「あたくしもですわ」
「……仮に世界が滅んだとして、なぜ俺たちだけ生きているんだ?」
「わかりませんわ」
「……あるいは生きてると思ってるだけでもう死んでいるのか? つまり死後の世界とかいうところに俺たちは……」
「そうかもしれませんわね」
「……今何時だ?」
「六時四十五分でございます」
「……それにしては暗いな」
「はい」
「……ロウソクはあっかな?」
「あったと思いますが。持ってきましょうか?」
「……いや」

「……静かだな」
「はい」
「……世界の滅亡などこんなものなのか?」
「わかりませんわ」
「……うむ。いや、本当にこんなものかもしれん。元々世界なんてものは無きに等しい。
俺の知ってる世界などほんのこれっぽっちだ。世界が知ってる俺の事もほんのこれっぽっちだ。
どちらが現れ、どちらが消えても互いに大した影響なんてなくて……」
「あなた……」
「……本当はすべて幻でただこんな暗くて静かな時がずっと続いているだけで……」
「あなた!」
「……わからん!なにもわからん! はは、ははは!うわははははは!」
「あなた……あなたっ!」
「…………」
「…………」
「……取り乱してすまなかった」
「いえ、世界が滅んだですもの。当然ですわ」
「……今何時だ」
「七時ですわ」
「……うむ。俺はもう一度寝る。いつものように八時五分前に起こしてくれ。飯はいらん」
「はい」
「……おまえも寝なさい」
「はい」
「……俺は今日次長に昇進だ」
「おめでとうございます」
「……おやすみ」
「おやすみなさいませ……」

 了
>>488
バラードの「第三次世界大戦秘史」を思い出した。
495愛欲:04/07/22 09:36
>>421
スマソ2世様
是非聞かせてください。
 砂塵吹き荒ぶ荒野で
 僕は一人の男にであった
 布一枚身につけず裸で荒野に立ちつくすその男は
 まるで迷子になった子供のように泣いていた
「どうして泣いているんだい?」
 と僕が聞くと
 男は泣くのを辞め 震える声で
「痛いんだ……
 痛くてたまらないんだ」
 と答えた
 まるでボディービルダーのような隆々たる体を持った
 スキンヘッドのその男が
 顔をクシャクシャにして滂沱と涙を流すその姿は
 とてもヘンなものだった
「どこがそんなに痛いんだい?」
「頭だ 頭が凄く痛い」
 そういわれ僕が男の頭を見ると
 さっきまでは確かにスキンヘッドの頭だったのに
 頭皮は消えうせ 紅い ピンク色の脳が露出していた
「痛い 痛い ……凄く痛い」
 男はまた泣き始めた
 滂沱と涙を流し
 手の甲で何度も涙を拭うが
 涙は拭う端からまたこぼれ
 永遠に目の下をこすり続ける
「可哀相に それは凄く痛いだろうな」
 男はコクンと頷いた
「痛い 痛い ……凄く痛い 風がふくたびに
 その風が砂塵を巻き上げ それが頭にあたるたびに
 俺の頭は 凄く痛くなる」
 僕は男をとても憐れに思った
 風と砂塵に頭を蹂躙され 嗚咽する彼を見て
 僕は自分が脳外科医だったら良かったのに と思ったが
 僕は脳外科医ではなかった
「痛い 痛い 痛い」
 ちいさい ちいさい 震える声で
 痛苦を訴える憐れな男を残し 僕はその場を立ち去った
 十歩ほど歩き 振り返ると
 布一枚身につけず裸で荒野に立ちつくすその男は
 やはり迷子になった子供のように泣いていた
 背中を丸め 軋るような声で泣く後ろ姿を見て
 僕は きっと男は死ぬまで泣いているだろう と思った

 <了>
498独身・男:04/07/22 10:17
書こう、書こうと思っているうちに、7月も末になってしまった。
タカシ、遅ればせながら、結婚おめでとう。
海辺の結婚式の様子も、パーティーの途中で海に入って指輪を落とした話も、
帰国した弟から聞いたよ。

4月に会ったとき、タカシはすいぶんおとなしくなったなと感じた。
「うん、うん」といいながら俺の話を聞いている姿に、ちょっと驚いた。
以前のタカシは“3つ話したら、やっと1つ聞く”ぐらいの勢いだったからね。
おとなしくなったのは、実は僕のほうかも知れないけど。

年をとったんだなぁと思う。タカシも、僕も。
ただ単に衰えたってことじゃなく、自分の限界を骨身にしみて知り、
その上でどう生きていくか考えるようになった、という意味でね。
誰かと一緒に生きていくという決断をすることは、
自分自身の小ささを知ることと、無関係ではないだろう。

みんなと会う機会が減って寂しいかもしれないけど、
タカシはみんなの希望です。「砂漠のどこかにある井戸」です。
今日も僕の知らない誰かを潤していると信じています。

シンシアとタカユキと、幸せにね。
では、また。
>>496
>顔をクシャクシャにして滂沱と涙を流すその姿は
 とてもヘンなものだった
>滂沱と涙を流し
とりあえずここに違和感あり。言葉がこなれてない感じ。頭痛が痛いよね。
500名無し物書き@推敲中?:04/07/22 10:45
>>495愛欲さま
「4枚の中に」女子皇生の要望するすべてのものを
詰め込むために。スマソ2世
>>488
テーマとしては星新一に似てるけど、独特の世界観とセリフだけで構成された文章は面白いと思った。
酷評は?
>>502
どれ?どれに酷評すればいい?
504名無し物書き@推敲中?:04/07/22 11:03
>>503
海辺のカフカ
505独身・男:04/07/22 11:42
498に酷評お願いします。
 僕がこの荒野を歩き始めて、どのくらいの時間が経ったのだろう?
吹きすさぶ風はますます強く、巻き上げられた砂塵が僕の肌をちく
ちく刺している。僕は目をすがめ、歩むべき進路を見出そうとした。
でも、砂のスクリーンは全ての方向を奪いさっている。もしかしたら、
同じ所をぐるぐる回っているだけかもしれないなと僕は思った。
 その時風の咆哮の中に、低いうめき声のようなものが混じっている
のに気がついた。僕はやや姿勢を低くしながら、うめき声のする方向
へと視線を送る。砂塵の中に、おそらく人間のような灰色のシルエット
が見えた。一、二歩そちらへ近づき、それが人間であることを確信する。
 さらに近づくと、それは男で、布一枚身につけていない裸であること
が判った。男は僕よりはるかに背が高く、全身はくまなく筋肉で覆われ
ている。頭髪は全て剃り上げられているようだ。うめき声のように思え
たのは、どうやら泣き声であるらしい。
「どうして泣いているんだい?」
 と僕が聞くと、
「痛いんだ……。痛くてたまらないんだ」
 と震える声で答えた。これだけ強そうな男が、まるで子供のように泣
く姿はどこか滑稽でもあった。
「どこがそんなに痛いんだい?」
「頭。頭がすごく痛い」
 男の泣き声が一段と大きくなった気がする。僕が男の頭に目をやると
、さっきまでは確かにスキンヘッドだったのが、いつの間にか頭皮は消
えうせ、赤桃色の脳が露出していた。
---------
暴力二男
>>498
結婚してから三ヶ月、バタバタしていた生活もようやく落ち着いて来たところだよ。
結婚式では、すこし羽目をはずしすぎてしまったようだね。
本当の所を言うと、飲みすぎであまり覚えていない部分もあるんだよ。

俺、おとなしくなったかな?
四月に会ったときは、まだ結婚式前ということもあって、少し神妙な気持ちになっていた
のかもしれない。でも今はいつもどおりの俺。また機会があったら語り合おうや。

お前も、俺も確かに年はとったと思う。でもな、
「自分自身の小ささを知ること」これはちょっと的外れではないかな。
だってパン工場の契約社員のお前と、成功したデザイナーの俺とでは、
目に映る風景からしてまるで違うものだと思うんだ。

「砂漠のどこかにある井戸」これは、小説家になるんだ、と息巻いていたお前が好きそうな
言い回しだよな。高校生の頃は、良くお互いの夢を語り合ったっけ。
でもさ、お前がノートに書きとめた小説を俺に読ませてくれたことがあったよね。
あの時俺は「すごいよお前、このままがんばれば有名な小説家になれるよ」
って言ったけど、実は1ページも読んでなかったんだよね。

いまさらだけど、ごめん。

-------------
光あるうちに光の中を歩め
508名無し物書き@推敲中?:04/07/22 14:23
リベンジの大学生です。酷評お願いします。
数分前から私と真木の関心事は反比例しているが、私は我を抑えて黙って話を聞くことにした。
彼が私に伝えたかったことは、本当かどうか分からない円満な交友関係だった。
彼が言うには、何やら自分は友達もいっぱいできて、そのなかには多数の外国人もいて大学の部活ではキャプテンとして後輩に
頼りにされているらしい。色恋でも大勢の女と戯れたそうだ。ようやく殻を破ったと。マシンガンのような語り口調には自分はもう田舎者じゃないんだ
、幸の薄い高校時代から変貌を遂げたんだというニュアンスがはっきりみてとれた。私は聴くに耐えない単なる自慢話に嫌気が差してきた。
目を吊り上げながら次に君はどうなんだ風貌からは昔とちっとも変わってない、もしかするとまだ童貞なのかと問うてくるが
私はもう彼を信頼することは出来なくなっていたので適当に返答した。何故なら口の固さが取り柄であった真木そしてそれが私にとって唯一の友人としての魅力であった時とは
確かに彼の云う通り正反対であるから。
私は年月の垣根を感じ
急に話題を共有していた高校時代のストーリーに変えるしか出来なかった。
509独身・男:04/07/22 15:28
タカシ、>>498への返事、ありがとう。

奥さんのシンシア、日本語の勉強をしてるって言ってたろう?
手紙をもらえると、うれしいな。
>>506
なまじへたな酷評よりこたえた orz
文章の組み立て方や描写の順番。
また躍動感や映像が伝わってくる感じが自分の作った物に比べて格段に良い。
例えるなら14インチの白黒テレビと映画館のスクリーンくらい……。
できればこういうふうに書きたかった。てな文章だよ。
精進します。
>>510
マジで言ってるのか?
自演じゃないのなら、もっと本読んできたほうがいいぞ
512460:04/07/22 18:59
>>473

レスが遅くなりましたが・・・・・・。

批評ありがとうございました。


> ここらへんって作者側は結構テンポ良く書き進んでる部分なんだろうが、
> 読者としてはところどころ指示語がデッドリンクなため、置いてけぼりに
> されてしまって悲しいぞ。

指摘されたように、「書き出しなのでテンポ良く書こう」と意識して書きました。
サクサク読めるようにと思いああなったのですが、結果として失敗でしたね。
また場所は、全体に散りばめたピースで判ってもらおうとしたんですが、出来てませんね。本末転倒です。


> で、>464の下から六行目、「義務を一片も持ってはいない」。ここは表現硬過ぎ。
> 文末もまだ推敲の余地ありだ。「だというのに〜どういうことか」ってやつね。
> この段では語り口調の一貫性が損なわれてるな。お疲れ気味に見える。

「だというのに」は最近覚えた言い回しだったので感覚でつかってしまいました。
勉強不足、推敲不足です。
513460:04/07/22 19:00
> >465、いよいよ疲れてきたっぽい。不安や恐れを自嘲、好奇心に至るまでの
> 心理描写がぞんざいだよな。せっかく一人称を使ってるんだし腕の見せ所だろ。
> それとも慌ててまとめに入ったってとこか。

仰る通りです。おいしい所をバッサリと捨ててしまいました。
やはり、「無理矢理収束させた」感が残ってしまいましたね。
主人公は明後日のほうに飛んで逝ってるし・・・・・・。

> >461から>464中盤までの流れはかなりいい感じだよ。読んでいて楽しい。
> まあでも、全体としては充分面白かった。

まずいところが多々あったのに、こう言ってもらえてとても嬉しいです。
どうもありがとうございました。

蛇足ですがタイトルは英語の「numb」と掛けてたりします。
小細工です。
514名無し物書き@推敲中?:04/07/22 19:28
あーあ、本当に屑投稿ばかりだな。
学校が長期休みに入るとこうなるね、いつも。

まともな批評家はたいてい逃げる。
まあ、残った批評家は、ガンバ。

って、スルーするのも酷評だぜ。
↑スルー

どぞー↓
5161/3:04/07/22 21:33
酷評よろしくお願いします。

恋人のいない夜、滅多に鳴ることのない家の電話が鳴った。
 受話器を取ると、半年前にお嫁にいった妹からだった。
「犬、買っちゃったさ」
「犬?あんた犬嫌いだったじゃん」
「ワタルくん出張多いんだもん。寂しくって」
「ちゃんと育てられるの?」
「大丈夫だよ。ちっちゃい子だし大人になっても大きくならないし。チワワなんだよ。可愛いんだ〜。ママがもう可愛がっちゃって。今日もね、明日出かける用事あるから預かって貰って来ちゃった」
「ママも?」
 更に大きな声を出してしまう。妹に輪をかけて、母は犬嫌いだった筈だ。
 私の犬。
 中学の時に拾って来て、7年だけ生きた犬。
 私以外の誰にも、顧みられ
ることのなかった犬を思い出す。
「そう。テレビ見ている間も離さないの。今夜あたり一緒に眠っているかもね」
 ニシダテがいなくて良かった。何を言われるかわかったもんじゃない。分析好きで、皮肉屋な恋人の不在に、私は安堵していた。
「あ、キャッチ入っちゃった。かけたのにごめん。切るよ」
 その言葉で通信は途絶える。
「うえっ、えっ、あ〜ん……あん……あん、あん」
 受話器を置いた途端に、文字通り私は涙した。
 それも声を殺さず、クソガキのように。
5172/2(訂正):04/07/22 21:34
 生まれつき寂しそうな顔をした犬だった。
 見ているこっちはその顔を見るだけで何だかたまらなくなって、自分だけじゃなくて、誰か他の人も一緒に、もっと愛してやって欲しいと思っていた。
 7年目の夏、弱っている犬を庭に繋いでおくのが辛くて、家に入れて欲しいと頼んだけれど、叶えられなかった。あの犬は、一歩も家に足を踏み入れることなく、30度の日差しの中、庭からベランダ越しに家族を見ながら、静かに死んでいった。
 どうしてこんなに悲しいのだろう。もしここに、恋人がいたら、何とかの投影が、といらぬ分析でも始めて、あっという間に花火のような喧嘩が始まっただろう。
 でも今夜恋人はいない。
 頭の中に浮かぶのは、悲しそうなビー玉の目と、突き出されたピンクの舌。荒い呼吸と、ごわごわだった毛皮。
 誰にも顧みられることのなかった私の……。
 その夜は、炎天下の中死んでしまった犬を思い、いつまでも泣いていた。
>>498
はじめまして日本語むずかしいのシンシアです。
最近では、日曜日夕方のサザエさんを観ると、
無駄に過ごした休日への後悔の念が浮かぶほど「日本人」になってきたとおもいます。

あなた、タカシのHigh School時代の友達なんですって?
タカシはあなたのことを「ケツノアナノチイサイヤツ」と良く言っています。
それがどういう種類のほめ言葉なのか、日本語むずかしいのシンシアには判りませんが、
もしかしたらあなたとタカシが、HomoSexualな関係にあったのではないか、と
少し心配です。

最後に、わたしの国のことわざをひとつあなたに贈ります。
「盲人ほど見えない星を探そうとする」
では、また。

P.S わたしあなたのお名前を知らないのですが、もしよろしければ教えて
もらえないでしょうか?みんな「あの馬鹿」としか言わないので、あなたの名前
シンシア知りません。
炎の中から放出される鉛の塊。
彼は回転しながら空気を跳ね除け、重力をも無視して一点へ突き進む。
いちど彼にエネルギーを与えてしまった後は、何者にもそれを止めることはできない。
彼に与えられた目的はだたひとつ。
自分が止まるまで飛び続けること。
彼の役目が終わろうとしていた。
柔らかい肉の感触が彼を包み込み、彼を受け入れ、彼の動きを止める。
一面に羽が舞う。
彼が再び動き出すことはもうない、全て終わったのだ。
ただ、それが彼に与えられた本当の目的ではなかったとうことは、彼は知ることはなかった。
舞い散る羽の向こうに、何か叫びながら逃げていく人がいた。
その後を追う影は、先ほど彼を放った人物であるということも、彼が知ることはなかった。
>513

おー。numbって単語とかけてるのね。浅学にして気がつかなかった。
「#」が頭のなかで自然にnumberって音になりませぬ。
イゲタ。ときどきハッシュマーク。まあでも#1とか書くことはあるな。
海外からの荷物にも「Serial#」とか書いてあるしそういう時はそう読める。
どうもむつかしい。
>>516
 広島が巨人にサヨナラホームランで敗れた瞬間、電話が鳴った。
私は飲みかけていた缶ビールをテーブルの上に置くと、電話機の
方へと向かう。私の家の電話はめったに鳴らない。旅行中の恋人
だろうか?私は受話器を取り上げた。
「犬、買っちゃったさ」
 受話器のスピーカーから流れ出してきたのは、半年前に嫁いだ妹
の言葉だった。
「犬?お前犬嫌いだったじゃん」
「ワタルくん出張多いんだもん。寂しくって」
 ワタルくんというのは彼女の旦那で、私より二つ年が下だったはずだ。
結婚式の時にしか会った事はないので、好青年、という印象以外は何もない。
「ちゃんと育てられるの?」
 私は言った。喉の奥が少し渇く。
「大丈夫だよ。ちっちゃい子だし大人になっても大きくならないし。チワワ
なんだよ。可愛いんだ。ママがもう可愛がっちゃって。今日もね、明日出
かける用事あるから預かって貰って来ちゃった」
「母さんも?」
 私は思わず大声を出してしまう。妹に輪をかけて、母は犬嫌いだったはずだ。
「可愛いんだからさー、今度見にきなよ」
 その妹の言葉にあいまいに返事をしながら、私は私の犬の事を思い出していた。
「ママね、テレビ見ている間も離さないの。今夜あたり一緒に眠っているかもね」
 私の犬は七年で死んだ。
「あ、キャッチ入っちゃった。かけたのにごめん。切るよ」
 私は受話器を置いた。自分の頬が温かい。私はいつのまにか、両の目
からさらさらと涙を流していた。

-----------
アテネオリンピック。
>516-517

チワワってだけで三倍むかつくな。某所のスレタイを思い出した。「蹴りたい犬」とかいう。
哀れなキタナい捨て犬との対比にはもってこいの敵役だね。
しかしチワワもあれで悲惨な犬種だぞ。存在自体が既にして動物虐待かと思う。
後頭部叩かれただけで目が飛び出す生き物ってなにごとよ。

犬の話はさておき。>516の下から六行目とか、分かりにくい書きかたしてるね。
つまりは泣き顔を見られたくないってことだろうが、ちっとは涙を連想させる描写でも
入れないとわけがわからんよ。これに限らず全体に渡って描写不足。
>521がやってるリライトもこれはこれで微妙だが、所々分かりやすくなってるから
参考にはしていいんじゃないか。

あとはニシダテを出す意味がわかんねです。これだけじゃただの嫌な野郎では?
彼がそれでも恋人であるに足る理由を匂わせたりとか、最近不仲だったりとかの
状況を見せるとか。普段は理知的と思ってても喧嘩すりゃ嫌味に感じるだけ、とか
なんとかフォロー入れておくんでもいいんだが。恋人に位置付ける必然がなし。

ついでに「花火のような喧嘩」という比喩もぱっとしない。花火ったって線香花火から
ネズミ花火、ロケット花火、ナイアガラや六尺の大玉まである。比喩の与える印象が
定まらないってことだ。漏れは、一見派手にやるがすぐ終わる喧嘩かと感じた。
523名無し物書き@推敲中?:04/07/22 23:41
>475さん

459です。ありがとうございました。
まあ、初めてこのスレ見つけて書いただけなので、軽く、と。
そのうちもうちょっと長いのをだして、皆様方に評していただきたいです。
>>516 必要な描写が足りず、不必要な描写が多いんだよ。句読点の位置もおかしい。


「犬を飼い始めたんだ」
 久しぶりにかかってきた電話の相手は、実家にいる妹からだった。
「え? 犬を? だってお母さんは……」
「お母さん、かなり可愛がってるよ。今も膝に置いてテレビを見てる」
 犬嫌いだった母は、いつのまにかそれを克服していたらしい。
 ふいに胸が痛んだ。
>>519
読ませる気はあるのかなと思う。脳内オナニー。その手の文章を書くなら「いったい何を書いてるのだろう?」と、読み手の期待を煽って欲しい。
簡単なことを難解に書くのは良くない。
必死で読み解いて「なあんだ。こんなつまんないことを難しく書いてただけか」と思う瞬間って、軽く殺意がわくもんで。
>>496、497
テンとマルを何故使わないの?
基本ができてないのに、応用はできないよ。
ピカソはまともな絵を書けるから、崩しても良いのです。あなたはピカソではない。文章がこなれていない。
>>498
何を言いたいのかは分かる。でも、下手だなー。それだけの文章に詰め込みすぎだよ。読み返さなきゃ意味が掴めないのはいただけない。他人に読ませる意識が、できてない。手紙ならなおさら。
>>488-493
面白かった。ラストが弱いけど、そこまで読み手の期待を引っ張れるのは素晴らしい。
でも改めて、ショートショートの肝であるはずのラストが弱い。
でもでも改めて、面白かった。
529519:04/07/23 02:23
>>525
レスありがとうございました。
読ませる気と読み手の期待、ですね。確かにこれを意識しないで書いてしまいました。
次はこの点を意識して投稿してみたいと思います。
>>468
もっと一つ一つの描写を丁寧に。自分がわかってても、読む側は何もわからない状態なのだよ。
書きながら酔わないようにね。ファンタジーは特に。
>>470-471
読みにくい。視点があっちこっちしすぎ。書く前に、誰に読ませるための文章か自分に問いかけてみて下さい。自分が満足するのではなく、他人が満足するものを書こう。
>>456
エロ小説を書きたいのでしょうか。それじゃ、ちっとも立たないし濡れないよ。下手すぎる。
>>457-458
どこかで聞いたことのあるような話だな。たかが「手作りのプレゼントは呪いがかかってるみたいだ」だけの話。それを読ませたいなら、興味深いエピソードをつけるなり、面白い描写で引っ張るなりして下さい。
>>459
「亜里沙が膝にナプキンを広げないとこが好き」らしいけど、普通の女子高生はみんな、ナプキンを膝に広げては食べないよ。
また、化粧気がない女子高生も珍しくないし、そういう子が料理がうまいのって、どちらかといえば納得。
つまり、全体的にディティールに違和感。ステレオタイプってわかりますか。ステレオタイプは頭に入れておこう。
>>460-465
前半、くどい。後半、緊張感が切れてる。中盤は面白かった。
前半(つかみ)と後半(クライマックス)を面白くしなきゃだよ。

でもここ最近の作品のなかじゃ、かなり面白いっす。
>>438-440
かなりの酷評を受けてたし、確かに文章はおかしいんけど、目のつけどころは面白いと思うし、ムード持ってると思う。
そのパラドクスは、元ネタが有名なだけに取り扱い注意。
その手の不思議系ショートショートはオチが一番大事ですよ。不思議不思議で引っ張って、「なんだそりゃ」というオチになるのが一番いただけない。
>>443
だから何? みたいな内容なのが欠点です。
538460:04/07/23 03:24
>>535

> 前半、くどい。後半、緊張感が切れてる。中盤は面白かった。
> 前半(つかみ)と後半(クライマックス)を面白くしなきゃだよ。

着地点を決めないまま書いたので最後が操舵不能になってしまいました。
今度は同じ轍を踏まないよう、着地点を決めてから書こうと思います。

> でもここ最近の作品のなかじゃ、かなり面白いっす。

やはり、こう言って貰えるととても嬉しいです。
批評ありがとうございました。
>>426-430
そんな恋の話じゃ、少しも共感を得られないよ。興味ねーよ、つまんね、て感じなんです。なんていうか、「読者をそそって」下さい。恋の話を文章で他人に読ませるなら、小説にしろエッセイにしろ『特別なナニカ』が必要です。
会話もいまいち無駄に長いし。寒いし。
>>423-424
うーん。浅いというか青いというか。
小説だとしたら。一人称でも作者は神の視点を持ってるんだよ。わかりますか。
エッセイだとしたら。もう少し人生経験積みましょう。
541名無し物書き@推敲中?:04/07/23 05:21
【遠雷】

雷の音で目が覚めた。
少しだけ開いた窓から風が室内に入り込み、カーテンがゆっくり揺れている。
どれくらい眠っていたのだろう。
セックスをした後、いつも心地よい眠気に誘われる。そしてほんの短い時間だが、
何もかも忘れて眠りをひたすら貪る。夢も見ない、自分という存在すら意識する
ことのないほど深い眠り。こんなに安心して眠ることができるのは、この時だけだ。
だから、あたしにとってセックスとは、眠るための前戯みたいなものだ。
また遠くで雷の音が聞こえた。
ふと頭の中に、ワイエスの「遠雷」というタイトルの絵が思い浮かんだ。
帽子を顔に乗せて気持ちよさそうに草原に横たわっている女性。少し奥のほうで犬が
眠そうな顔をしながら休んでいる。女性の傍らには双眼鏡が置いてある。いったい何を
見るための双眼鏡なんだろうか。タイトルが「遠雷」だから、その双眼鏡で遠くの雷雲
でも見ていたのだろうか。天気が崩れる前のつかの間の休息、そんな見方をすると、
一見穏やかな絵の中から緊張感を感じ取ることができる。
542541-2:04/07/23 05:25
そんなことをボーッと考えながらベッドに横たわっていた。
隣の部屋でシンビジウムさんがパソコンゲームをやっている音が聞こえてくる。
カチャカチャというキーを叩く音だけなので、ヘッドホンをしているのだろう。
寝ているあたしに気を使っているのではなく、新製品の3Dサラウンドヘッドホンの
音を楽しむためにしているだけだ。「バン!」と机を叩く音がした。たぶんボスキャラか
何かに「負けた」のだろう。ギャンブルで金をスッて腹立ちまぎれに何かに当たる、
というのならわからないでもないが、何もリスクのないゲームに負けたぐらいでなぜ
そんなに腹を立てるのか理解に苦しむ。寝覚めの心地よさが一気に覚めた。もう用は済ませた。
後はもうここから出るだけだ。シャワーを済ませてから、辺りに散らばっていた下着や服を掻き集めにかかった。
身支度を終えてから、ゲームに夢中になっているシンビジウムさんの後ろに立って様子をみた。
「ファック!」とか「シット!」とか言いながら刀を持った<美少女戦士>をゾンビと闘わせている。
あたしにはぜんぜん気がつかない。急にムカついてきた。ヘッドホンをむしり取る。
543541-3:04/07/23 05:27
「先週分の、口座へ振込みしてなかっただろ。ヤる前に言ったら気分が覚めるから
だまっていてやったたんだけど、今度タイノーしたら二度と会わない。」
「ゴメンゴメン、今日のと合わせてもう振込んどいたよ。少しオマケしといたから」
シンビジウムさんはポーチを下げたあたしの格好を見て「たまにはゆっくり泊まって
いけばいいじゃん」と言ったが、まああいさつ程度の言葉だということはわかっている。
今はゲームのほうが大事なのだ。それに、こんなタイクツな奴と一晩一緒だなんて、
そんな気にはとてもなれない。
「これからTレックスさんと会わなきゃならないんだよ。」
嘘だ、今日はもう予定を入れるつもりはない。
「ああ、そうなんだあ。いつも忙しいねえ。わかった、そんじゃまた来週よろしく。お疲れさん」
544541-4:04/07/23 05:29
そう言ってシンビジウムさんはヘッドホンをはめてまたゲームの世界に落ちていった。
何が「お疲れさん」だ。ざけんなっつーの。小声で「バーカ。お前はただの肉の固まりだ」
と言い捨ててシンビジウムさんのアパートを出る。出がけ、玄関でブランドものの赤い折り畳み傘を
見つけたので拝借しておいた。どっかの女からもらったものだろう。あたしはシンビジウムさんに
何もプレゼントするつもりはないし、されるつもりもない。
雨は降ってなかったが、傘を開いてみた。
香水の匂いが鼻をくすぐる。
ムカついた。正直、シンビジウムさんなんてどうでもいいんだけど、
香水の薫りに嫉妬した。
そして、こんなことでムカついている自分にムカついた。
>>541
いいんじゃない。
「」内の最後の句点とかあるけど、まぁ直せばいいしね。
あえて言えば、夕方っぽい描写をもうちょい入れた方がいいかな。
あと、541だけ文体がちょっと硬い気もする。
----------
で、これがこのまま続いて一編の小説になっていたとして、
俺が読みたいかといったらそうでもないんだよね。
個人的には、この手の小説はもうおなかいっぱい。
>>541-544
文章の細かい技術はそれだけあれば充分だと思う。自分で推敲できる方でしょう。
なにが足りないか。
この先、なんだかんだあってシンポジウムさんとめでたしめでたしでジ・エンドの恋愛小説にする予定?もしそうなら、>>545と同じく先を読みたいとは思えない。そういう予想をしてしまうんだな〜。この清潔な冒頭から。
>541-544

545の人も少し指摘してるけど、>541と>542以降ってまるで別の人が
書いたみたいなんだよね。時間あけて書き足したって感じかな?
全体通して見ても決して下手じゃないんだけど、>542-544は蛇足っていうか。
地の文は>541の雰囲気で進めていって「あたし」の醒めた内面を演出し、
せいぜい会話文でくだけた調子を出しゃあいいんじゃないかと思う。

「遠雷」っていうタイトルも活かせてないな。なまじ>541の言及があって
A.ワイエスの絵になんか興味を持たせるから、最後まで読むと肩透かしを喰う。
あと、漏れもこの種のお話はお腹いっぱい。せめて絵の薀蓄が嫌味なくらい
全体に散りばめられてるなら、話が同じでもわりと喜んで読むかも。

今後お話が疾風怒濤の展開を見せるようなら、ここでこの表題を掲げるのも
納得なんだけどね。
548 ◆IZ3ncHaZCY :04/07/23 14:22
>>536
批評ありがとうございます。

次の作品です。皆さん、酷評お願いします。

知らない街に来た。
しかし、ぼくは道に迷ってしまった。
まず現在位置を確認しようと、目の前の教会に入ってみることにした。

教会の入り口のドアには、ステンドグラスが施されていて、すぐ横には小さな張り紙があった。
「上は薄く、下は厚く」

ぼくが教会に入ってみると、数人の信者らしき人たちが神父となにやら話をしていた。
「神が本当にいるなら、なぜこの世の中に戦争というものが無くならないのですか ?」
と信者の一人が熱心に質問した。
すると、神父は静かに話し始めた。
「あなたがたは近所で遊んでいる自分の子供達を、遊んでいるからといってその遊びを禁じたりしますか?
あなたがたはどこか知らない街のネコ同士のケンカに、ケンカをしてはいけないといって仲裁に入ったりしますか?」
信者の一人が当然といった感じで答えた。
「いいえ、そのような事はしません」
神父は言った。
「そうでしょう。なぜなら、神にしてみれば人間同士の争いは遊びのように見え、またネコのケンカと大差ないのです」
549 ◆IZ3ncHaZCY :04/07/23 14:22
すると、他の信者がまた質問した。
「では、なぜ私たちは幸せを望むのですか?
そして、なぜ規則や戒律に縛られて生きなければいけないのですか?」
神父は答えた。
「あなたがたの幸せとは何ですか?手に入り難いものですか?それとも手に入り易いものですか?
あなたがたは、手に入り難いものを『幸せ』と、手に入り易いものに『対価』と名付けているだけに過ぎません。
『幸せ』とは、誰かに与えられるものではなく、また、ただ単に追い求めるだけのものではありません。
そして 、困難という壁の向こうにある、ある一瞬の気持ちに過ぎないのです。
日頃の努力の積み重ねが、あなたがたに幸せをもたらすでしょう。
そして、上に行けば行くほど幸薄く、下に行けば行くほど神の恩恵は厚いものとなるでしょう。
そして規則や戒律ですが、これらはあなたがたが慢心しない為に、
そして神に対して常に謙虚である為に存在するに過ぎません。
なぜなら、あなたがたのそのほとんどは、規則や戒律、法律を破ると、よそよそしくなるはずです。
その時のあなたがたのその罪悪感こそが、神に対しての謙虚の証しなのです。
規則を守っていると言っている人たちの言動は、慢心し増長しています。
戒律を守るほとんどの人たちは、戒律が本当は何のためにあるか知らないのです。
法律を犯した事の無い人たちは、法律を犯した人に対して冷酷になります。
自分が正しいと思っている人ほど、神に対して不遜な態度を取り易いのです。
規則や戒律、法律を守る事は悪い事ではありません。
しかし、守っているからといって、あなたがたは神に許されたわけではありません。
神に許されるのはむしろ、罪人の方だからです。
そして、規則や戒律、法律を破っていい訳ではありません。
しかし、芽生えた罪悪感は人に対しての慈悲の心に変化します。
規則や戒律、法律とは、いくつかの人々はかならず破ってしまうものなのです。
近い将来、あなたがたが戒律を破る時が来るでしょう。
その時は神に対して懺悔しましょう。
あなたがたが神に対して完璧ではないと告白するために……」
550 ◆IZ3ncHaZCY :04/07/23 14:23
しばらくして神父は、ぼくが教会の入り口に立っている事にやっと気付いてくれた。
神父はぼくに向かって話し始めた。
「迷える子羊よ、『上は薄く、下は厚く』です。液体と個体を分け隔てるものは何もありません。
ネコと人間もしかり、です。
道に迷っても、人生に迷わず、道に迷わずとも、人生に迷う。
人の世とはそんなものです。 道を探して差し上げましょう」

ぼくは、道を教えてもらい、教会をあとにした。
>>548
ごめん。率直な感想言えば、つまらない。
まず自分が何を言いたいのか、短くまとめてもらえますか?

あと、450のレスも読んだけど、カオス理論に対する認識が完全に間違ってると
思います。量子力学とか関係ないよ。
>548-550

>548は冒頭がありえないかも。
>知らない街に来た。
>しかし、ぼくは道に迷ってしまった。
揚げ足取るようだが、知らない街だからそりゃ迷うのは当たり前では。
「しかし」はなかろうよ。地図なりを持ち合わせてる様子もないしな。

>549、『幸せ』に『対価』を対置するロジックの噛み合わなさは追うのも疲れるし、
別にいいや。この>549の部分って論理を弄んでるきらいがあるよ。
どうせなら親鸞でもルターでもヴェーバーでも好きに援用してみたらどうだい。
>550は、なんか神父さんの台詞ってよりは禅問答みたいだな。
世が世なら異端で吊るされる。

ていうか先の作品と合わせると、理屈で裏づけするためにはめっちゃ広範に
お勉強する必要がありそうだよ。
なんのために書くのか、少し立ち止まって足元を見つめ直してみたら?
553541:04/07/23 16:09
>>545-547
批評ありがとうございました。
ご指摘いただいて読み返してみると、確かに文体の雰囲気が突然変わっていることに気づきました。
また、ワイエスの絵も出してみたわりには、そこで終わっちゃってるのもひねりがイマイチというか、
未消化ですよね…
先の展開は、白紙の状態なんです。
次は、もっと続きを読みたい!と言っていただけるようなものを目指してがんばりたいと思います。
ありがとうございました。
プロローグだけですがおながいします。
適当なところで改行したのですが、読みにくい方、ごめんなさい。

------------------------

わたしの家は泳げない海のそばにあった。
 浅いと思うとすぐに深くなる海で、子供なんて目撃者もいないまま一瞬にしてさらわれてしまう。
砂浜には遊泳禁止の看板がいくつも出ていた。
 幼かったころ、ガラス石を拾うために、よくその浜辺を歩いたものだ。まるく鈍く光る色とりどり
のガラス石は、子供時代の私にとってなにより素敵な宝物だった。海に捨てられた空瓶が荒波に砕か
れ、打たれ、次第に角を無くしていく。そうして出来上がった、ただの空き瓶の成れの果て。父にそ
う教えられてがっかりしても、削られる時間の長さに、曇った鈍い光に、わたしはロマンティックな
何かを感じていたのだろう。

 その時わたしは、数年ぶりのガラス石拾いに熱中していた。薄緑のガラス石はコーラ、茶色のはビ
ールや日本酒。白いものはジュースや焼酎かな。そんなことを考えながら、腰を折り、指先で砂を掻
き分けながら歩く。大人になった今でも、ざらついた丸い感触を手に入れると、なんともいえないと
きめきが沸き起こるのだった。見つけたガラス石を右の掌にのせて、左の指の腹で撫でてみる。少し
冷たくて、ざらざらしてるのに、表面はなめらかで、いつまでも撫でていたくなる。ガラス石の不思
議な感触が、なつかしい記憶を、いや感情を、フラッシュバックさせる。この感情、なんだったかな…。
 わたしはガラス石を撫でながらうっとりと目を瞑った。
555554 続き:04/07/23 16:26
 しばらく歩いていたが、それからガラス石は見つからなかった。子供の頃よりもガラス石の数が減っ
ているようだ。
 「この町の人も、ようやっと海に空き瓶を捨てるってことしなくなったのかな。いいことなんだろ
うけど、ガラス石が少ないのはちょっとさみしいね」
 わたしは佐保に声を掛けた。
 返事はない。さっきまで並んで歩いていたのにな。

 と、あたりを見回そうとした私の視界が、真っ赤に染まった。自分の右肩あたりから吹き出す鮮血
が見えた。びっくりして左のてのひらで押さえてみたが、鮮血は指の隙間からもボタボタと滴り、止
まる気配はない。血の赤が海の蒼緑色に映えて、なんともいえなく綺麗だと思った。首はどうやら動
かせないようだ。背後の気配にうながされ、身体ごとそのまま振り返ると、角の尖ったガラスを握り
しめた佐保の上半身が見えた。
「ごめん」
私は遠のく意識のなか、精一杯の誠意を込めて彼女に謝罪した。彼女は答えず、ガラスを私に押し付
けたときのままの姿勢で動かない。私は自分の頭を支えきれなくなり、視線をズルズルと落としていっ
た。佐保の顔が見えなくなった。私は砂の上にうつ伏せた。

 右の掌に握りしめていた四つのガラス石が手指から転がり落ちて、夕陽を浴びて鈍く光っている
のが見えた。

------------------------
プロローグ終
556点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/23 16:31
>>548-550
自分の理解を超える物事は書かない方がいい、というアドバイスが活かされていないようで……。
557545:04/07/23 16:36
>>553
お腹いっぱい、ってのはあくまで俺個人の考えだから。
一般的にはまだこの手の小説の需要はあるんじゃない?
*主人公の女性は実父に犯された経験がある
*主人公の友達は、麻薬中毒者、拒食症/過食症、ゲイ(主人公とは一番気があう)など。
*ラストは眠りに落ちるシーン。そこでもう一回ワイエスの絵のイメージ。
これで安直純文小説のできあがり。
>554-555

そうか、あれはガラス石っていうのか。漏れもよく子供の頃拾って遊んだよ。
あの感触は妙に癖になるよね。
舞台が遊泳禁止の海岸ってことで、七里ガ浜から鎌高前あたりの風景を連想した。
この文章には景色の描写はないから、これは漏れの勝手な思い入れだ。
あそこも急に深くなってて、溺れるとなかなかホトケが上がってこないんだよな。

「ごめん」という台詞の謎や佐保のNEVADA攻撃の突然さも、つかみとしちゃOKだよ。
うん。問題ない出来だから、ぜひ続きが読みたいもんだな。
>>554
一点だけ。
フラッシュバックってのは、させる、ものじゃなくて、する、ものじゃない?
でもって俺海とは縁のない所に育ったから、ガラス石ってなんだか判らん。
そんなもん海岸に落ちてるの?
>>560
ありがと。結構ちっちゃいんだね。
562554 :04/07/23 17:15
>558
ああ、そういえばこれはNEVADAじゃんか、と言われてはじめて気が付きましたw
意識に残ってたんだなw
ガラス石って地元では呼んでいたけど、他ではどうなんでしょう。
あの感触ほんとに好きなんだ。感触についてしつこく書きすぎたカンジなので整理しよw
ガラス石画像ありがとうございました。
続きが読みたいと書いて下さった一言、大事にします。

>559
>フラッシュバックってのは、させる、ものじゃなくて、する、ものじゃない?

ほんとですねw 御指摘ありがとうございました。
文章組みなおしてみます!ありがとう!
ガラス石、海でも波が荒い海にしかないかもしれません。
「なつかしいもの」として扱ってみたけど知らない人が多いなら別のアイテムにするか、
もっとわかりやすく説明すべきかな。
>>562
いやごめん。もう一回読み直したけど、
あれならフラッシュバックさせる、でOK
564554 :04/07/23 17:26
>559
リョカイでつ>させる

とりあえず、見たこと無い人に伝えるためにガラス石の形状(を、書いてなかった)
についてかきたすことにしました!
サンクソですた!
>>548
漏れは個人的にこういうムードの話は好き。
>>554-555
うん。続きを読みたい。小説の冒頭、先を読みたくなります。尻すぼみな物語にはしないようにがんがってね。
酷評じゃなくてすまそ。
567554 :04/07/23 18:27
>566
アリガト!
途中で迷いが出たらまた酷評もらいに来ます
568 ◆n3vpeMyDTw :04/07/23 18:28
一部分なのですが、よろしくお願いします 適当に改行してますが見にくかったらごめんなさい

陽にサッと焦がされた小麦粉色の砂浜に座る僕。太陽の光を受けた砂は一粒一粒が小さなダイヤモンドとなっている。辺りを見渡しても、
僕以外に人影は全く見当たらない。ただ、透明なコバルトブルーの海、それを見下ろす澄んだ空、それらが無限に広がっているだけだ。
 海は静かに、揺れるように波打っていた。砂浜に波の当たる音だけが僕の世界を満たしている。波は所々太陽に照らされた部分が、
みずみずしい白となり輝いていた。海底から放たれたコバルトブルーのライト、空から放たれる太陽の白いライト、二つのライトが海面で混ざり合っている。
 空はやはり青だった。海から放たれたライトは、しっかりと空に届いていた。ちぢれた雲が遥か彼方にほんの少しだけ見えたが、
それ以外に空を邪魔するものはなかった。
 僕はゆっくりと波打ち際へ歩いてみた。一歩踏み出す度に、少しづつ波の打つ音が大きくなってくる。素足をそっと波に当ててみると懐かしい感じがした。
僕は何度かこの場所に来たことがあるのかもしれない、そんな気がした。
 何時間経っただろうか? 僕は気がつくと、波打ち際に座りじっと海を眺めていた。波の当たる音だけが静かに聞こえていた。それからのことは覚えていない。
569 ◆n3vpeMyDTw :04/07/23 18:33
すみません、1行目 陽→太陽 です
コピー抜けてました
570 ◆IZ3ncHaZCY :04/07/23 20:37
>>551
>>552
>>556
>>565
批評ありがとうございます。
神父の説教の一部はロード・ダンセイニの「山の神々」から頂きました。
「上は薄く、下は厚く」というのは中世の教会にあるステンドグラスの事です。
もし、この世の「幸せ」が手に入り難いものであるとするならば、
上に行けば手に入り易く、下に行けば手に入り難いという事だと思い、
「上は薄く、下は厚く」という自然界の掟とダブらせてみました。

最初の「しかし」はいらないですね。
削除します。

みなさん、批評ありがとうございました。
>>568
登場人物の感情(思考?)がいまひとつ伝わってこないです。
つまり、「風景の中にたたずんでいる」以上ものがない…。

>素足をそっと波に当ててみると懐かしい感じがした。
なぜそう感じたの?なぜ主人公は何時間もいるようなその場所に来たの?

登場人物に感情移入できる、きっかけみたいなものがほしいかも。
572551:04/07/23 21:12
>>570
>上に行けば手に入り易く、下に行けば手に入り難いという事だと思い、
と、
>上に行けば行くほど幸薄く、下に行けば行くほど神の恩恵は厚いものとなるでしょう。
これ、矛盾してないかな?
573 ◆n3vpeMyDTw :04/07/23 21:16
>>571
レス有難うございます。


>「風景の中にたたずんでいる」以上ものがない…。

実はこの部分はプロローグの部分で、どうして「僕」がこの場所にいるのか?
というのは後から説明するつもりです。
この文では単に風景の中にたたずんでいる「僕」を書きたかったので、風景が上手く伝わればと思って書きました。
説明不足ですみませんでした。

>登場人物に感情移入できる、きっかけみたいなものがほしいかも
具体的に、感情移入できるきっかけと言えば、どんなものでしょうか? 図々しい質問ですけど
お願いします
574 ◆IZ3ncHaZCY :04/07/23 21:21
>>572
矛盾はしていないと思います。

例えば「お金」は、お金持ちには手に入り易いものでも、貧乏人には手に入り難いものです。
「お金」は「幸せ」とは必ずしもイコールではありませんが、同じと例えてみます。
少しのお金で「幸せ」を感じられるのは貧乏人であり、
少しのお金では満足できないお金持ちは、「お金」に関して言えば不幸です。

神の恩恵は持ち得ない者に対しては厚く、既に持っている者に対しては、
薄く感じるに違いありません。
>>568
小麦色の砂浜、ダイヤモンド、コバルトブルー、ちょっとくどいんじゃない?
576551:04/07/23 21:34
>>574
え?
>もし、この世の「幸せ」が手に入り難いものであるとするならば、
>上に行けば手に入り易く、下に行けば手に入り難いという事だと思い
これ素直に読むと、手に入り易い、入り難いのは「幸せ」ってことだよね。


>例えば「お金」は、お金持ちには手に入り易いものでも、貧乏人には手に入り難いものです。
>「お金」は「幸せ」とは必ずしもイコールではありませんが、同じと例えてみます。
>少しのお金で「幸せ」を感じられるのは貧乏人であり、
>少しのお金では満足できないお金持ちは、「お金」に関して言えば不幸です。

こう読ませたいなら、上の二文の間にもう一文はさまなきゃ。
レスのやりとりで気がついたけど、もうちょっと論旨の組み立てをしっかりやった方が良いのでは?
577 ◆n3vpeMyDTw :04/07/23 21:39
>>575
レス有難うございます。
幻想的な南国の海という感じで書いたのですが
読み手の想像力に任せて、サラっと流した方がよいということでしょうか?

578571:04/07/23 21:54
>>573
ども。
感情移入のきっかけ、ですね。まあ、これが書き物する人が一番悩むところではないかと思うんですがw
例えば、>>568で言えば、そこにいる理由みたいなものかもしれないと思います。
理由って言ってもいろいろあるかもしれないですよね。
なぜ「僕」がそこにいるのか自分でもわからない、っていうのもあるかもしれません。
そこで読み手は「僕」ってどんな人なんだろう、って想像力をかきたてられるんではないかと。
「僕」って人生に迷った旅人かな?記憶喪失かな?などなど。
後で具体的な説明に入っていくとして、プロローグでヒントみたいなものがあると物語の複線として
読み続けたい、という吸引力になるのではないかと思います。(まあ、これは読み手としての勝手な言い分かもしれませんが)。
でもね、これは私の勝手な言い分。
>>573さんの意図が明快に表現されているのであれば、描写としてありだと思います。
後の文と>>568がどうつながってくるかは、まだ私にはわからないので。
579 ◆IZ3ncHaZCY :04/07/23 21:59
>>576
はい、ありがとうございます。
確かにわかり難かったです。
申し訳ないです。
仰るように文章の組み立て方を勉強します。
ありがとうございました。
>>577
読み手の想像力に任せなくてもいいけど、もうちょとサラッと表現する、ってことかな。
本当は頭の一文の倒置法も好きじゃないんだけどね。
581551:04/07/23 22:06
>>579
書き始める前に、書きたい事、書く順序を箇条書きにするといいと思いますよ。
>>571
分かりやすい説明ありがとうございます
「僕」はどうしてこの場所にいるのか論理的に説明できないが、何となくここにいる
自分を自然に感じられる 
というのが私の考える「僕」の感情なのですが、確かに入れるべき内容だと思います。
583571:04/07/23 22:19
>>582
>論理的に説明できないが、何となくここにいる自分を自然に感じられる
これ、わかります。いいと思います。
例えばこの一文がどこかに入るだけで物語の深みがグッと増して、風景描写に
意味が出てくると思いますよ。 
584名無し物書き@推敲中?:04/07/24 00:30
natudesune!!
涙女王

えり子:
あたしはいつでも泣くことができる。悲しくて泣くとかじゃなくて、
正確には涙のコントロールが可能、と言ったほうがいいかもしれない。
例えば大学サークルのキャンプとかでギターなんか弾き出す奴なんかいてさ、
そんなとき、雰囲気に合わせてそれらしく涙を出してみせるわけ。
あ、こういうときは「出しすぎ」は禁物ね。ぎりぎりまで溜めて、
ほろっと軽くこぼれ落ちるくらいにしとかないとね。
そうするとね、あたしに「ヤラレタ!」視線が集まってくるんだよね。なんていうか、
男って「泣く女は嫌いだ」みたいなこと聞くけど、実はそうじゃないんじゃないかって、
確信めいたものをつかんだんだよね。
なんていうの、あたしの涙からは、癒しのオーラが出てるっていうのかなあ。
そう、あたしの涙は、男心をくすぐる罪な武器かもしれない。
これからも独自の涙道をきわめて、涙女王の地位を確立したいと思う。
ていうか、みんなあたしの涙でおぼれさせてやる。
昭雄:
えり子すっげーいいよ。
こないだ図書室でえり子見かけたんだけどさ、
顔をちょこっとかしげて、頬づえつきながら本読んでたんだよな。
ついみとれちゃってさ、しばらくしてたら目をウルウルさせてきちゃって、
もうドキドキもんですよ。あっ、よかったら俺のハンカチ使ってください、みたいな。
そしたらさ、えり子が俺の視線に気がついて、あわててその場をとりつくろったんだよな。
「あっ、アキボーそこにいたんだ、やだなー声ぐらいかけてよ」
って、潤んだ目でニッコリ笑うわけ。
ああ…なんて愛おしいえり子なんだ。
俺決心したよ。近いうちに、えり子に告る。
えり子の涙は俺のものだ。
弘美:
最近、昭雄の挙動がおかしい。ま、だいたい想像はついてるんだけどね。
やたらえり子のこと聞いてくるし。
あの娘ちょっとアレだから、この前知り合いの奴らに頼んで軽く輪姦食らわしてやった。
マジで大泣きしてたみたいだけど、あの娘いくらでも泣けるみたいだから、
別にいいんじゃないの?


えり子:
昨日集団レイプされてやった。
まあ、こういう時の涙は盛大に出さなきゃいかん。
それくらいの使い分けは余裕だ。
なんたって、あたしは涙女王なんだから。
あいつら最後のほうはよくわからんけど「もうできません勘弁してくださいよ」
とか言って帰りたいみたいだったからそうさせてやったけど。
何か勘違いしてたみたいなのが多少気残りではある。



<了>
588名無し物書き@推敲中?:04/07/24 00:46
ガマン汁すらでねーよ!!
>>585->>587

申し訳ないけどつまんないです。
芥川の「藪の中」の様な独白形式を狙ったんだとは思うんだけど、
ヲチがずいぶんと弱いです。
590名無し物書き@推敲中?:04/07/24 01:44
ぽぬる

ぽぬるぽ、ぽぬぬぬぽぽぬぬるるる、ぽぬ。
「ぽるぽ、ぬるぬるぬるぽるぽるるぬ」
「るる、るぬぬぬぬぽるぬる」
ぬ、ぬるぬ、ぬぽる。
>>585-587
んー、いまいち。
えりこに少しも悪魔的な魅力を感じない。
落ちもいまいちなんだけど、それよりその手の人間を出すなら人物に魅力がないと。
592文学界99回 ◆MXIIkHsnCY :04/07/24 02:46
朝、学校に入るといつものように机に「死ね!」の文字。
妙子がそれを消す姿を笑いながら見つめるクラスメイト。
「死ねよ」
リーダー角の裕美が妙子に言う。妙子は気にも留めずひたすら消し続ける。

その日の夜、妙子はクラス全員の家を回り3万円づつ渡した。もちろん裕美の家以外に。
「じゃあ明日お願いね」
妙子はそう言って一人一人の家のドアを閉めた。

翌日、妙子は学校へ行くと皆シカトしている。妙子が机につくと裕美が妙子の机に近付いてきた。
そしてクラスメイトの一人が  



この後どうなると思う?知りたければ最終審査に載せなさいよ!!!

この作戦どうですか?
>>558
すっ、すみません、エロのつもりで書いたものではなかったので…
自分も書いていてガマン汁出ませんですた。

>>589
破壊度がなかったかもですよね、落ち…

>>591
もっと笑えるくらい極端なキャラ(自分の理想)で面白さが出せたらいいんですが、
これが今の自分の表現力なのかもです。
確かにキャラあっさりしてますよね。

また出直してきます、ありがとうございました!
>>592
どうでもいい。もっとまともな文章を書きましょう。内容に光るものもない、文章も下手です。まずは読書からはじめて下さい。
595愚かの人:04/07/24 03:06
エッセイです。よろしくです。

『恐竜の色』
 恐竜の色。
 これって分からないらしいね。
 たぶん保護色的な色をしていただろうということで、『ジュラシックパーク』のような恐竜映画や図鑑では、茶色っぽかったり緑色がかってたりする恐竜ばかりだけど。実は化石からは、肌の色を復元することができないという。
 もしかしたら水玉模様だったかもしれないし、赤や黄色や……虹のような肌をしていた可能性だってあるらしい。
 水玉模様のティラノサウルス。レインボーな七色のプテラノドン。うーん。想像すると、ちょっと嫌かも。
 そう考えてみたら、人類が絶滅して未来の方が化石を復元する状況になった時、何色の肌にされるんだろう、などと思う。
 何色でもいいけど、あたしの化石については、チョー美白に復元しておいてくれたら嬉しいな。→未来の方へ。
596 ◆IZ3ncHaZCY :04/07/24 03:10
>>595
ん?で?
これでどうやって酷評しろと?
>>587
弘美とえり子の間に、輪姦食らわしたヤツの独白が入ったらどんな感じだろうか。
いや、エロを求めてるわけではなく。
>>596
気持ちはわかるが、評してもらうコテつけて評するな。
荒れるから。
>>598
すんません。
このコテもう使いません。
ごめんなさいです。
>>599
そういうことじゃなくてさ・・・
使い分けしましょう、と…
余計なお節介を言わずにはいられない人がいるからこそ荒れる。
「サトーさん、こっちです、ほら、あそこ」
ガイドのティリさんがきびすを返しながら指差す方向を目で追った。
密林の木漏れ日の中に、ひときわ目立つ大きなゴムの木が目に止まった。
間違いない、ここだ。
私は太平洋戦争中、ここフィリピンのとある島を防衛する軍務についていた。
ちょうどこの場所に機関銃を三丁備え付け、島の上部にある要塞まで
アメリカ軍がたどりつけないようにしていたが、私はここで負傷して
捕虜になってしまった。

ゴムの木のふもとまで行くのに、よじ登らなければならない急な傾斜があったが、
ティリさんの助けは借りずに自分の力だけで登りきった。
ゴムの木周辺を観察して、おおよその見当がついたのでティリさんから
アイスバイルという、小型のツルハシのようなものを受け取る。
根元近くの腐葉土を掻き分けるようにしながら、できるだけ優しく
土を掘り起こしていく。
20分くらいしたところで、アイスバイルの先にコツンと軽い感触が伝わってきた。
直感でそれが目的のものだとわかった。
そこからは手を使い、地中に埋まっていたものが全て出てくるまで土を払いのけた。
それは、戦中ここに残してきた、自分の腕の骨だった。
ティリさんが、放心したような顔で私を眺めている。タバコのフィルターまで
火が届いて、慌てて地面に捨てていた。
骨を地中から取り出し、義手をはずす。
かつてこの骨があった部分、私の左腕の肘に当ててみる。
この骨にまだ肉が付き、血が通っていたいた頃、自分のしていることが絶対正義であり、
その逆が絶対悪だったと信じて止まなかった思い出。
白骨化した腕はまるで、その頃の自分が全て詰まったままの状態で時間が
置き去りににされているかのようだ。
そして今、私がここでこうやって自分の腕と再会できたこと。それ以前に、
私がこうやって生き延びることができたのも、この腕を切除するかしないか
の瀬戸際に立たされたときに出会った、あの人たちのおかげだ。
彼らはそのとき私にとって、敵であり、味方であり、友人であり、見知らぬ人であり、恩人であった。
私は、この骨の中に詰まったまま残されていた思い出を開放するために、この島にやってきたのだ。
605468:04/07/24 13:07
>>530
レス遅くなってすみません
ありがとうございます。
もうちょっと描写に力を入れることにします。
(;´д`)酔っているのはあったかもしれません。気をつけます
606点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/24 15:52
>>603-604
点数:1/10
批評:戦争は少なくとも絶対悪とか、絶対正義という単純な言葉では言い表せないものであり、この文章を初めて読む人は「日教組の手先か?」と思う事でしょう。戦争はデリケートな問題です。今回のようにステロタイプな文章は書かないようにしましょう。
 ではイデオロギーの問題はこの辺にして、文章技術の方へ。
 2行目「ガイドの〜」は主語がなく、頻繁に文中の主体が替わっていく割に統一性がなく読みにくい。この一文を2行に分け、一文ごとの内容を平易にしましょう。
一人称視点だからといって主語を抜かしていいとは限らない。
 「ふもと」ではなく「根元」。そこを登る際、彼に片手しかない事を描写してしまうこと。
 「敵であり、味方であり〜」はイデオロギー抜きにしてもクドい。「敵であり、そして恩人であった」ぐらいが適当。
 ところで島の名前は何です?文中でアイスパイルが出てきますが、遺骨収集でこんなの使うのでしょうか?
>>606
>戦争は少なくとも絶対悪とか、絶対正義という単純な言葉では言い表せないものであり
別に603-604は戦争を絶対悪、絶対正義で表してるわけじゃないと思うけど。
戦争当時は自分のほうに絶対正義があると信じるのはいわば当然のことで、
「信じてやまなかった」って書いてあるんだから現在の考えは違うってこと示してるんでしょ?
俺はこの文章始めて読んでも「日教組の手先か?」なんて思わなかったし。
いずれにしてもここまでだけの文章でそこまで断定的な批評は出来ないと思うよ。
6081/3:04/07/24 17:35
   天の火

 夜が迫ってくると来栖はテントから這い出て、草の上で横になった。袋のままのシュラ
フを枕代わりに肘をつき、夕暮れの茜色が見る見る藍になり紫紺になってゆく西の空、ふ
たつの山の稜線がその空を黒く切り取って筆記体のMをかたどっている中央、その仰角三
十度ほど上方を眺め続けた。そこに何かがあって見つめているのではない。確信を持って
何かを待っているという顔を彼はしていた。下界の騒音とは無縁の山中、控えめな虫の音
だけが彼の耳をくすぐる。無論、防虫剤は全身に塗りたくってきている。
 やがて視線の先で紫の炎がちいさく瞬き、長く輝く光の尾を引き始めた。二本、三本と
立て続けに弧を描いてはこちらへ、つまり来栖のほうへ向かって伸びてくる。光の正体を
知っている来栖もこの瞬間だけは未だに胸を躍らせ、天空から神が放った矢などというあ
りきたりな称揚の言葉を思い浮かべる。矢であれば鏃に相当する紫色の光点は見かけ上ぐ
んぐんと仰角を増していき、仰向けに近い姿勢を取らなければたちまち目で追えなくなっ
てしまう。
 それは大陸奥地から宇宙空間に打ち上げられ、長野県松本付近の上空で大気圏に再突入
する経路をとって東京に向かう中距離弾道弾だった。東の風とかいう今ひとつセンスの疑
わしい名前がついている。その精度は延安に疎開中の中国共産党政府が喧伝するほどには
優れておらず、半数必中界でおよそ五百米といったところ。昔懐かしき米ソ冷戦時の恐怖
による均衡理論をにわかに思い出した合衆国が共産政府に対して、あらゆる同盟国への大
量破壊兵器使用には即時全面核攻撃による報復を行うと鼻息も荒く通告したことが効いて
か、弾種は核・化学・生物のいずれでもなく、ごく通常に用いられる高性能火薬のものだ
った。中国製打上げ花火というわけだ。とはいえこの花火の弾頭重量は一屯以上にも達す
るので、市街に着弾すれば軽く一区画は解体抜きで更地に戻せる状態にしたうえ、予め地
下工事用に最大深二十米ほどの大穴までつけてくれる。開戦劈頭の報道は東京がすぐにも
月面みたいになるといって、大人としてちょっとそれはどうかと思われるほど大騒ぎをし
たものだ。
 来栖は寝転んだまま手を伸ばして携帯ラジオの電源を入れる。
6092/3:04/07/24 17:36
「…東京湾内に展開中の海軍第四艦隊では、防空重巡洋艦『もがみ』型四隻が弾道弾迎撃
の任に当たっており、横須賀鎮守府の発表によりますと、本日までの弾道弾の迎撃率七割
三分五厘という驚くべき戦果を挙げております。戦前より懸念されていたMD構想による
海上迎撃システムの有効性についてはもはや疑う余地がなく…」
 来栖が二千二百円で買った赤いラジオがいま言っていることは、他のあらゆるマスメデ
ィアと同じように正しく、同じように間違えている。一般的には戒厳令と呼ばれる、この
国では安全とか市民生活とか保護とか訳の分からない名前がついてしまった一連の戦時法
制が発動すると、メディアは当初の混沌そのものだった喧々諤々の戦争報道を速やかに取
りやめ、見事に揃い踏みした笑顔で安心と警戒を市民に訴えかけるようになった。かけが
えのない平和だのを語っていた人たちが同じ顔・同じ口調で専ら安全を称揚するようにな
ったのだ。来栖にとって可笑しくてならないのは、平和を何よりも愛する彼らが誰一人と
して退場せず、今では国家の安全保障を子か孫のように愛してやまなくなったことだ。素
晴らしい、さすがお見事としか彼には言いようがない。
 真っ暗に夜の帳が下った。光の矢も最後の一本まで東の空に消えた。夜光塗料で明緑色
に輝く時計の分針を来栖は見ている。一分半。二分。もうそろそろだろう。彼が心に期し
て耳をそばだてると果たして、ぽろんぽぽん、とラジオから速報を意味する短いメロディ
が鳴り響いた。その間の抜けた音に覆い被さるようにして、若いアナウンサーの緊張した
声が続く。
6103/3:04/07/24 17:37
「陸軍東部軍管区、首都特別防空警戒群からのお知らせです。江東地区に着弾警報が発令
されました。江東地区に着弾警報が発令されました。警報対象地域の住民のみなさんは、
速やかに手近な防災壕、避難指定場所、または地下鉄駅構内に避難してください。五分以
内に避難が間に合わない場合、着弾があり爆風が収まるまで建物のなかからは出ないでく
ださい。戸外にいる場合は鉄筋等のなるべく抗堪性が高い建物のなかに入ってください。
いずれの場合も必ず窓からは離れてください。爆風に備える際は両手で耳を閉じて口を開
け、できるだけ低い姿勢を保ってください。防災頭巾、座蒲団、ヘルメット等で頭を保護
するようにしてください。爆風とともに飛来する破片が大変に危険です。繰り返します。
江東地区に…」
 来栖は懐から小さく畳んだプリントアウトを取り出し、懐中電灯をつけて確認する。こ
れが当たればビンゴだった。いずれ被害状況は翌朝になるまで発表されない。彼はテント
に潜り込み、ラジオを子守唄にして早々に就寝することにした。彼が参加しているオンラ
インのビンゴゲームでは対象区域の的中で表が埋まってゆき、見事にビンゴすると死傷者
数の合計が得点になって払い戻される。参加費用は月額二十ドル。サービスはケイマン諸
島だかにハウジングされていて今のところ国内法の訴追を免れているが、思い余った政府
はサービスプロバイダに規制をかけ、国内からこのサービスへの接続経路をすべてブラッ
クホールルートにすることを検討中だという噂だった。彼らが手掛けているほかのすべて
のことどもと同様、膨大な手間を費消するわりには無駄な努力と言うべきだろう。
 そのようなわけで来栖は、他人の不幸を願いながら幸せな眠りについた。


---
えー、スイマセン。戦争ものなのですが…。
酷評をお願いしてもよろしいでしょうか。
>>608->>610
ディティールの表現がカッコいいですね。
オチはブラックユーモアを狙ったのでしょうか?
だとしたら、オチが中距離弾道弾などの背景描写に対して、圧倒的に負けてしまっているかと思います。
むしろ、「彼」の頭の上に落ちてくるくらいのほうがインパクトあるかと。
個人的には、人の不幸を弄ぶ人間に天罰が下るというのが好きです。
森村誠一の小説(タイトル失念)にありましたが、地位も名誉も得た人殺しが、最後地震で落ちてきたシャンデリアに
潰される、みたいな。
すっません。
612608-610:04/07/24 19:54
>>611
ありがとうございます。
ディテールを書きたいがために無理やりオチをつけてしまいました。
自分でも後味悪いものになってしまったなあと思います。
ブラックユーモアというか、自分が参加してなければ戦争なんて
こんなもんかもと考えて書いた次第です。
613一つ目:04/07/25 01:07
時刻は19時の終わり頃。辺りは真っ暗と薄暗いの狭間の色合いで、海岸線を走る車からは水平線がなんとかぼんやり見える。車の中には家族が、父を除いた三人。母と弟と僕。
まだ幼い弟と、運転しながらの母は、他愛も無い話とカーナビに写るテレビの内容で盛り上がっているが、僕は一人、ふてくされたように、口を閉ざして好きなアーティストの曲をCDプレイヤーで聞きながら、倒れた背もたれに寝っ転がって、窓の外を半ば無意識的に眺めていた。
右後ろの遠くで瞬く自動車のライトと、海岸線沿いの道路に等間隔に備え付けられた街灯を、儚い物を見るように見つめる。
車は走り続ける。右後ろの景色が真後ろに来て、僕は機械的に前へと顔を向けると、三日月から放たれる月光、灯台、そして遠くに見える船が、小さいながらも僕に主張する。
船はキラキラと輝き、時々眩しい明かりが目に刺さる。灯台はくるくると回転して、テンポよく暗い空を照らし、月は、流れの速い雲で見え隠れしている。
数分間、徐々に後ろへと向かうそれを交互に見ていると、唐突にトンネルへと入る。母と弟の見ていたテレビがただの砂嵐へと変わり、音楽を聴きながらでも聞こえる声で弟が喚き、それを母が宥める。そんなやり取りを頭の片隅で聞き流していると、また唐突にトンネルを出た。
614二つ目:04/07/25 01:07
いきなり視界一杯に広がった、街灯と自動車のライトに、家々の明かりが合わさり、宝石箱の如くに光り輝いている。体を起こして、窓ギリギリまで顔を寄せ、その夜景に見入る。驚きと嬉しさに顔を綻ばせ、目に焼き付ける。母と弟は、声高に感嘆詞を喋り散らす。
カーブに入って、流れて行ってしまうその景色を、見えなくなるまで名残惜しく見送って、再び体を横に倒し、前へと顔を向ける。
車はスピードを落し、海岸線の道から外れ、街の中へと入って、路上駐車している車を避けて、奥へと進んでいく。
赤信号で止まると、イヤホン越しに踏み切りの音が微かに聞こえてきた。周りを見回してみると、車道の真ん中に線路が引かれ、手前の駅でその上を走ろうとする電車が、乗客が乗り終わるのを待っていた。
信号が青へと変わり、車が動き出し、線路の引いてある車道へ進む。
そして、電車が駅から出たのを見た母は、車を端へ寄せて止める。そのまま電車が通り過ぎるのを待ち、通り過ぎると空かさず後へと付いていく。
車と同じくらいの速さで進む電車は、道の端へ避けて止まる車を横目に小さなトンネルへと入っていった。
僕はそこで瞳を輝かしながら、初めて一言喋る。
「すげえ」


酷評お願いします。
文にリズムがない上に、無駄に長いから読みにくい。
声に出して読んだ?
句読点の位置も再考することを勧める。

文章が糞だと内容も面白く感じない。
>>613-614
作者の頭の中には、美しい情景のイメージが溢れているんだな、といのはわかります。
しかしながら、読者がこの文章からそのイメージをすくい取るのは困難かと。
私はこの文章から「静寂の瞬間」を感じ取りましたが、描写が説明に終始しているため、
景色の解説書だけのようにも思えます。
もっと情感に訴えてくるような表現を期待します。
617名無し物書き@推敲中?:04/07/25 08:03
イデオロギーという視点でなら、>>603-604には需要あるよ。個人的に漏れは保守派なんで嫌いだけど。点数の人にしても他の人にしても読者視点を忘れてない?沢山読むのもいいが、新鮮さや深さを負ううちに見失うものがある。>>595は面白い。
618名無し物書き@推敲中?:04/07/25 08:12
>>608-610
その短さならなるべく専門用語を使わないで表現したほうがいいと思う。漏れたちちゃねらーにはPC用に苦労はないだろうけど、知らない人には外国語。
619にいむら ◆tOv8QHgtlk :04/07/25 10:36
620名無し物書き@推敲中?:04/07/25 10:45
ここの連中レベルが低いな・・・・。
会話文ばっかりのものが意外にウケがいいのに対して
比喩を使って、心理描写や情景描写を細かく書いたものは
ウケが悪い。
抽象的な絵画を思わせる描写が以前ここに投稿されていて
俺は面白いと思ったが、ここの連中にはわからないようであった。
短編として仕上がっているものには厳しく、断片だけさらしたもの
には、甘い批評がくる。

ここの連中には見る目がない。

おそらく本などほとんど読んでいない。このスレッドの住人の殆どは
>>620
3点リーダーを使わないだけでも腹が立つのに、「・」4つ。
会話分じゃないんだから「ばっかり」ではなくて「ばかり」に。
改行位置のバランスが悪いから読みにくいし、語句で区切っているつもりなら
句点の位置の工夫が足りない。
最後に「。」を忘れるなんて酷すぎる。
小学校の作文の本を読んで出直せ。
622名無し物書き@推敲中?:04/07/25 11:05
>>621
作文じゃねーもん。ただのインターネット掲示板のレスだもん。
てきとーだもん。文句ある?
「え・・・?あなた、まだ、そーゆーことしたこと無いの?」
と、言った彼女は、怪訝そうな顔をしていた。
男はスケベなもの、男は貞操なんか守らないという常識が
彼女の頭の中にあり、にもかかわらず、童貞な俺は
何か性的な欠陥があるとか、変な性的趣向をもっている
のではないかと勘ぐったのだろう。

 俺はその誤解を解くべく、にっこりと微笑んでこういった
「そう。僕は童貞だよ。僕はね、君のような素敵な人としか
したくなかったんだ。だから、僕は君に出会えてとても幸せだよ」
その言葉を聞いた彼女は、照れくさそうに微笑んだ。
その彼女の目じりにはキラリと光る雫があった。
>しかし、その彼女の目には、キラリと光る獰猛な捕食者の輝きがあった。
>>624
話変わっちまうな・・・・・・。
>>620
>比喩を使って、心理描写や情景描写を細かく書いたものはウケが悪い。
難解であったり意図が伝わらないものは共感を得にくい、という見方もあるかもしれません。
文意を理解する意思がない、と言われてしまえばそれまでですが。
まあ、基本的にストレスを感じるようなものは引いちゃいますね。
627名無し物書き@推敲中?:04/07/25 11:44
>>626
読書において適度なストレスはむしろ快感だがな。頭を使うことが楽しい。
それにアレルギー反応を示すというのは読書になれていないからだ。
628名無し物書き@推敲中?:04/07/25 12:17
夏厨うぜーな。
熱中症で氏ねよ。
629名無し物書き@推敲中?:04/07/25 12:19
>>628
汚い言葉をさらすな。何しにきたんだお子様。
630名無し物書き@推敲中?:04/07/25 12:28
>>613-614

見事な情景描写です。(本を読まない奴にはこのよさはわからない
でしょうけれど私は)感心しました。
あとは心理描写を充実させるとよいでしょう。
そして、あなたなりの社会への不満や、価値観、思想等を盛り込めば
立派な純文学小説となるでしょう。
表現力はたいしたものです。
>>613-614
情景「描写」じゃなくて、ただの説明じゃないか?
しかもありがちで稚拙。もっと考えて書こうや。
>>613-614よ、誰でも思いつくようなこと書いて楽しいか?
キラキラ、くるくるって……高校生が5分で書いたとしか思えないぞ。
どこがだよ。
>>632>>630
634630:04/07/25 13:01
>>631
精読しろよ。しっかり脳みそ働かせろ。
目の前にありありと情景が浮ぶ。
情景が浮ばないのはお前が読書をしていない証拠だ。
>>613-614は、上手い。
635名無し物書き@推敲中?:04/07/25 13:03
ほんとうに読書をしない馬鹿はこないでほしい。
文章を見る目が無いくせに批評家をきどるな。
>>630なあ、描写と説明の違いってわかるか?
>>613-614の文章からは、これを書いた奴が
普段、本を読んでいないのがありありとうかがえるんだが。
文章の流れとか、リズムって概念は知ってるか?
いくらなんでも、釣りだよな?
638630:04/07/25 13:15
>>631
横レスだが

>情景「描写」じゃなくて、ただの説明じゃないか?

しっかりとした「描写」だ。これを否定するお前に小説は書けない。
おそらくお前の書くものは会話文ばかりになっているだろう。

>誰でも思いつくようなこと書いて楽しいか?

ここに晒したものは、新人賞には出せない。盗作とみなされる。
また、盗作される恐れもあるから、結果的にここに書くものは
「誰でも思いつくようなこと」が多くなるのは仕方が無い。

>キラキラ、くるくるって……高校生が5分で書いたとしか思えないぞ。

擬音語・擬態語はかならずしも悪くは無い。
たしかに擬音語・擬態語を使わずに描写したほうがいい場合もあるが
文章のリズムを考慮したうえで使うならば、効果的だ。
全体的にみて、しっかりとした描写がなされている。
これをただの説明だというのなら、擬音語・擬態語を使わず
描写したとしても、お前の頭では処理できないだろう。

>>613-614は上手い。お前は嫉妬しているのか?
それとも、足を引っ張るつもりか?
なつやすみ
嗚呼なつやすみ
なつやすみ
640名無し物書き@推敲中?:04/07/25 13:21
おまえらは読解力無いくせに速く読もうとするから読解できないんだ。
ゆっくりとイメージを膨らませながら一言一句をしっかり読め。
釣り師決定か……
釣り師決定か……
643名無し物書き@推敲中?:04/07/25 13:29
>>636
この描写のどこが説明だ?

>いきなり視界一杯に広がった、街灯と自動車のライトに、
>家々の明かりが合わさり、宝石箱の如くに光り輝いている。
>体を起こして、窓ギリギリまで顔を寄せ、その夜景に見入る。
>驚きと嬉しさに顔を綻ばせ、目に焼き付ける


>>637
いや、>>613-614の作者は、読書家とまではいかずとも
それなりにきちんと本を読んでいると思われる。
荒削りだが、しっかりと情景描写ができている。
644点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/25 13:35
>>617
確かに需要はあるでしょうが、ここはそこまで考えて批評する場では無いでしょう。どんなに需要があろうと私には「戦争のつくりかた」を評価する事はできません。
私があのような批評を下した理由は絶対悪、絶対正義の文がとって付けたような文であったからです。あそこで昔を思い出すなら戦友や、恩人となった敵の顔を思い出すぐらいが自然ではないかと考えたのです。
まぁ、「お前は右翼的だから>>603-604を正当に評価する事はできない」と言われたらそれまでなんですけど。
長文失礼。

次は>>613-614で。
645名無し物書き@推敲中?:04/07/25 13:40
>>644
>ここはそこまで考えて批評する場では無いでしょう。
>どんなに需要があろうと私には「戦争のつくりかた」を評価する事はできません。

プラスであろうとマイナスであろうと、人の心を刺激するものは文学作品には必須だ。
ある者は賞賛し、ある者は嫌悪する。ほんとうに言い文学作品とはそういうものだ。
>>603-604は文章力も足りず、内容も好きでは無いが、イデオロギーを書き入れようとした
その心意気を、俺は評価する。
646645:04/07/25 13:42
>ほんとうに言い

「ほんとうに良い」の間違い。
>>638
まさか、会話以外は、すべて描写だとでも言うつもりか?
それと、「誰でも思いつくような」は描写(もどきの風景の説明)に
対してのコメントだ。情景を書いたもののほとんどがただの説明だが、
せっかくほんの少し描写がある部分も『宝石箱の如く』『キラキラと輝き』
という風に手垢のついた雑な表現でしかない。
説明だけで終始させていたなら、意図的にそういう表現をしているのかとも思うが、
そうでもないらしいしな。

それと、>>613-614を読んで、リズムが悪いと思わないとしたら、
申し訳ないが、あなたは圧倒的に読書量が足りない。
648名無し物書き@推敲中?:04/07/25 13:46
本当は純分志望者とエンタメ志望者の書き込むスレッド分けたほうがいいんだけどね・・・・・・。
純分毛嫌いする奴多いからココ。
649名無し物書き@推敲中?:04/07/25 13:56
>>647

> まさか、会話以外は、すべて描写だとでも言うつもりか?
> それと、「誰でも思いつくような」は描写(もどきの風景の説明)に
> 対してのコメントだ。情景を書いたもののほとんどがただの説明だが、
> せっかくほんの少し描写がある部分も『宝石箱の如く』『キラキラと輝き』
> という風に手垢のついた雑な表現でしかない。
> 説明だけで終始させていたなら、意図的にそういう表現をしているのかとも思うが、
> そうでもないらしいしな。

ここに書かれているものの殆どが会話中心で、描写が無い
であるのに対して>>613-614にはきちんと描写がなされている。
窓からトンネルへと抜けるという「動き」抜けたところへ視界が広がる「動き」
そこに見えた夜景に身を乗り出す「動き」といった、一連の動きがしっかりと
かかれてある。したがってこれは立派な「描写」である。

ここへの投稿にはそういった描写が無いものが多い。
頭の中で三次元の世界をイメージできないのだろうか。

>それと、>>613-614を読んで、リズムが悪いと思わないとしたら、
>申し訳ないが、あなたは圧倒的に読書量が足りない。

内容をスカスカにしてしまえば、とにかく目を走らせやすくはなるだろうが
それでは小説とは言えない。短い会話文を交互にポンポンと出しているだけのものは
読書をしないものには「読みやすい」だろうが描写が無い。分かるか?


>
> それと、>>613-614を読んで、リズムが悪いと思わないとしたら、
> 申し訳ないが、あなたは圧倒的に読書量が足りない。
650名無し物書き@推敲中?:04/07/25 13:56
>>647

> まさか、会話以外は、すべて描写だとでも言うつもりか?
> それと、「誰でも思いつくような」は描写(もどきの風景の説明)に
> 対してのコメントだ。情景を書いたもののほとんどがただの説明だが、
> せっかくほんの少し描写がある部分も『宝石箱の如く』『キラキラと輝き』
> という風に手垢のついた雑な表現でしかない。
> 説明だけで終始させていたなら、意図的にそういう表現をしているのかとも思うが、
> そうでもないらしいしな。

ここに書かれているものの殆どが会話中心で、描写が無い
であるのに対して>>613-614にはきちんと描写がなされている。
窓からトンネルへと抜けるという「動き」抜けたところへ視界が広がる「動き」
そこに見えた夜景に身を乗り出す「動き」といった、一連の動きがしっかりと
かかれてある。したがってこれは立派な「描写」である。

ここへの投稿にはそういった描写が無いものが多い。
頭の中で三次元の世界をイメージできないのだろうか。

>それと、>>613-614を読んで、リズムが悪いと思わないとしたら、
>申し訳ないが、あなたは圧倒的に読書量が足りない。

内容をスカスカにしてしまえば、とにかく目を走らせやすくはなるだろうが
それでは小説とは言えない。短い会話文を交互にポンポンと出しているだけのものは
読書をしないものには「読みやすい」だろうが描写が無い。分かるか?
自演乙
>>649-650
少しモチツケ。
なにをそんなにひっしになっておるのだ。
653名無し物書き@推敲中?:04/07/25 14:06
>>647
俺は本を読んでいる。>>613-614がただの説明文というお前こそ本を読んでいないことがはっきりしている。
>>649
“ここに書かれているもの”と比べるなよ。志の低い。
せっかくだから、プロの小説と比べようや。
自分の文章酷評されたからって自演するなよ
656名無し物書き@推敲中?:04/07/25 14:07
>>652
ただ、返答しただけだが?
まあ、オレが一番本を読んでいるけどね
てか、むしろ本そのもの
658名無し物書き@推敲中?:04/07/25 14:11
>>654
「描写でなく説明文だ」などとたわけたことをほざくから、これは描写だと言ったまでだ。

>>655

>>613-614は俺が書いたものではない。
なぜ、ここではいい文章をフォローするとすぐに「自演するな」とほざく奴がいるんだ?
659名無し物書き@推敲中?:04/07/25 14:12
>>657
マンガや雑誌はいくら読んでも読書とは言わんぞ。
>>653
>俺は本を読んでいる。
しかしながら、お前の批評は>>613-614を賛美するにしても糞以下だぞ。
お前の批評読んだら、>>613-614の作品がより低俗なものに思えてきた。
>>613-614=630
「僕」が自意識過剰なキャラクターだというのはよく描写されていて、才能の片鱗を感じるんだが
作者の性格そのままだったのなら単純に才能が無いだけだな。

もし630が613-614でないならスレ違い。
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1086153693/
でやれ。
ボクハホンデス
ペラペラデス
ブックオフハキライデス
酷評スレなのにね
664名無し物書き@推敲中?:04/07/25 14:24
>>660
本を読まないお前が何をいうか。

>>661
>もし630が613-614でないならスレ違い。

違わない。「無理して褒めるスレ」は趣旨が異なる。
>>649
全てが説明だとは書いてないが。
誤読の余地のある文章を書いてしまって申し訳ない。

その“動き”の描写だが、悪いが成功しているとは言い難い。
それに、窓から身を乗り出す部分は、説明だと思うが。

さらに、視界がひろがる場面だが、手垢のついた稚拙な表現が
すべてを台無しにしているのは>>647に書いた通りだ。
666名無し物書き@推敲中?:04/07/25 14:26
ここは元々、「真面目に批評します」だったのだから
率直な感想を述べればいい。上手いと思ったら褒めてよし。
667点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/25 14:38
>>613-614
点数:1/10
批評:「描写」と「説明」のどちらかであるか、ということで白熱した議論が繰り広げられていますが、私はどちらでもないと考えています。「描写的説明」「説明的描写」ではないかと。
例えば一行目。「辺りは〜」の文は主人公の見ているものを説明するはずの文なのですが、「真っ暗と薄暗いの狭間の色合い」と明らかに描写的な言葉が混じっています。
 説明文のなかに描写、描写文のなかに説明。このメリハリのなさが不協和音を感じさせる一番の要因となっています。あの文は「辺りは暗く、海岸線を〜」くらいでいいのです。
「〜を走る車からは」は主人公の視点ではなく外からの視点になってますので修正の必要があります。
 色々と仔細に描写したいのは分かります。しかし、光の描写を重要視しながら灯台の明かりを「くるくる」と表現するのは理解に苦しみます。これでは軽くてミラーボール並みに素早く回転しているように感じられます。
あえて擬音で表現するなら「ぐるん」または「ぐるうん」ぐらいの早さではないですか?なんだか宮沢賢治チックですが。
 とにかく、この文章には簡潔さが足りません。描写と説明の違いを再確認する事をおすすめします。
夏だねぇ
点さん素敵
670名無し物書き@推敲中?:04/07/25 14:42
>>665

> その“動き”の描写だが、悪いが成功しているとは言い難い。
> それに、窓から身を乗り出す部分は、説明だと思うが。

そこで重要なのは身を乗り出したことではなく
身を乗り出すほど綺麗に「街灯と自動車のライトに、
家々の明かりが合わさり、宝石箱の如くに光り輝いている」
ことだろう。
(何か中学の国語の授業をしている気分だ・・・・・・)


少なくともこのスレッドのなかではかなりのものだ。


> さらに、視界がひろがる場面だが、手垢のついた稚拙な表現が
> すべてを台無しにしているのは>>647に書いた通りだ。
あるいは、抽象的な描写、斬新な描写をしても、ここの
スレッドの連中には袋叩きにされるだけだとわかっているのだろう、おそらくは。
もう自演いいよ
夏だな。
>>613-614
作者が丁寧(他の比べて相対的にという意味だ)に書いている、とは思える。
言葉や文章にこだわりも感じさせるが、はたしてそれが成功しているかどうか。

>時刻は19時の終わり頃。
19時に何か意味があるのかな。
(午後)八時近くなって
とシンプルに書かない訳は?
>倒れた背もたれ
車の座席の背もたれはまさか壊れていたわけじゃないだろう?
背もたれを倒して
あるいは、倒したままの背もたれ、とかしないのは何故?

描写というのは面倒くさく、労力を要するもんだから意欲はかうが、基本的な表現のところでひかかってしまったよ。
それらしきところに関しては、面倒っちいので添削はやらないけど、一語一句もっともっと細かい配慮が必要じゃないかな。
>>670
>少なくともこのスレッドのなかではかなりのものだ。
わかったよ、それじゃ>>613-614を点数10段階で評価すると、どれくらいなんだね?
また、売りとなるポイントを簡潔に書いてくれないか。
いくら「俺は書いたよ」って言っても、表現できてないんじゃしょーがない。
613が出てきて何か言え
670が613だろ
678いじめっ子♪:04/07/25 14:59
時刻は19時の終わり頃。
(20時でいいやん。大体、19時という時間の語りは硬い。情感に欠ける)

辺りは真っ暗と薄暗いの狭間の色合いで、
海岸線を走る車からは水平線がなんとかぼんやり見える。
(この二行は”僕”が登場してからの方がよい。誰の視点かはっきりせず、不気味な印象)

車の中には家族が、父を除いた三人。母と弟と僕。
(父を除いた三人という表現が無機質で不気味。モノ扱いだな。むしろ父のことは書かなくてもよい)

まだ幼い弟と、運転しながらの母は、
(意味が不鮮明になる主語の置き方をしている)

他愛も無い話とカーナビに写るテレビの内容で盛り上がっているが、
(しつこい。大体”僕”はCDを聞いているのだから、ここは「なにやら盛り上がっているようだが」くらいが適当)

僕は一人、ふてくされたように、
(自分のことを”ように”と言ってはいけません。初歩)

口を閉ざして好きなアーティストの曲をCDプレイヤーで聞きながら、
倒れた(倒した、であろう)背もたれに寝っ転がって、(背もたれに根っこ路がるのは無理)

窓の外を半ば無意識的に眺めていた。
(”無意識に”って便利ですね)

右後ろの遠くで瞬く自動車のライトと、
海岸線沿いの道路に等間隔に備え付けられた街灯を、
儚い物を見るように見つめる。
(どういう視野の広さだコイツは。語りの同時性ってものが全くわかってない。それに、”無意識”だったのではないのか?)

まだまだ続けようと思えば続けられるのだが、レスの幅が尽きそうだ。
>>613-614様におかれましては、もっと良い本を読み、精進せよと言いたい。
>>613-614さん、
賛否あるが、これだけ批評のレス返してもらえるあんたは幸せ者なんだよ。
うるせーオレの文は最高だ!
681いじめっ子♪:04/07/25 15:05
いや、俺は>>613-614が気に入らないだけですが。
夏祭り?
これから用事があるんだが、祭のつづきが気になる
>>670ぱったりレスしなくなったな。
熱が冷めたか。
685名無し物書き@推敲中?:04/07/25 15:10
>>667
横レスだが、

> 「辺りは〜」の文は主人公の見ているものを説明するはずの文なのですが、「真っ暗と薄暗いの狭間の色合い」と明らかに描写的な言葉が混じっています。

主人公が見ているものを描写しているのだろう。何か問題があるのだろうか。

> あの文は「辺りは暗く、海岸線を〜」くらいでいいのです。

何故だろう。「辺りは真っ暗と薄暗いの狭間の色合い」
情景がありありと浮ぶいい表現だ。


> 「〜を走る車からは」は主人公の視点ではなく外からの視点になってますので修正の必要があります。

外からの視点とは言えないだろう。これが「灯台の灯りが僕たちの
乗っている車に反射する」とでも書かれてあったのなら、おかしいが
車内から海岸線を走っているという表現だとしてもさしつかえない。
ただ 「〜を走る車からは」よりも 「〜を走る車内からは」のほうが
よいかもしれない。
686名無し物書き@推敲中?:04/07/25 15:10
上のつづき
>  色々と仔細に描写したいのは分かります。しかし、光の描写を重要視しながら灯台の明かりを「くるくる」と表現するのは理解に苦しみます。これでは軽くてミラーボール並みに素早く回転しているように感じられます。
> あえて擬音で表現するなら「ぐるん」または「ぐるうん」ぐらいの早さではないですか?なんだか宮沢賢治チックですが。

幻想的・抽象的な感覚を読み手に与えようという意図とも考えられる。
時間の感覚をあえてずらすことで、そこに生み出される一種の違和感と
「辺りは真っ暗と薄暗いの狭間の色合い」との相乗効果でより幻想的世界へ
読者をいざなってくれる。

>  とにかく、この文章には簡潔さが足りません。描写と説明の違いを再確認する事をおすすめします。

あなたが小説に何を求めているのかはしらないが、この描写が簡潔でないとは思わない。
むしろこのスレッドへの投稿にあわせて、もっと広がりのある描写を、あえて削ったとも
考えられる。
会話文ばかりのものが読みたいのか?
また自演乙
さあ、670リターンマッチだ
689名無し物書き@推敲中?:04/07/25 15:11
>>684
長文レスを書いていた。
なんでこんなにも必死なんだろう
簡潔すなわち会話っていう決め付けはなんなのか。
もういいよ!僕の文で争わないで!
そして見事な論理の飛躍はすばらしい
詭弁のガイドラインに抵触しまくりだな
>>692
作者か?
だったら「争わないで! 」以前にに何か書くことがあるだろう。
いや、692はネタだろ。
697名無し物書き@推敲中?:04/07/25 15:18
>>613-614は文章力と表現する能力が足りていない。
あの程度で満足していたら成長が止まるよ。
頑張って書いているのが見えるのも解る。
だからこそ酷評に対して過剰反応しているのかも知れないけれど、
穴が多過ぎる。目が超えた人は一蹴するレベルの文章だよ。

>>685-686
自演かどうかはわからないけれど、
そこまで好意的に解釈してあげるなんて優しいですね。
普通はそこまで読み取れませんよ。むしろ読み取る必要がないのです。
なぜなら、優れた文章は読み取らなくても、想像させてくれるからです。
>>695
うっせーレスすんなキモイ
670の十段階評価マダー?
700いじめっ子♪:04/07/25 15:20
>>685 よこれすだが、

>主人公が見ているものを描写しているのだろう。何か問題があるのだろうか。
(浮遊感がありすぎなんだよねぃ。視点人物はクルマの中にいるのだから)

>何故だろう。「辺りは真っ暗と薄暗いの狭間の色合い」 情景がありありと浮ぶいい表現だ。
(表現に必要性を感じない。心象風景でもなし。ただの場面設定につきあわすな、と言いたい。
情景も浮かばない。説明されてもこまりますぅ、だ)

>外からの視点とは言えないだろう。これが「灯台の灯りが僕たちの
 乗っている車に反射する」とでも書かれてあったのなら、おかしいが
 車内から海岸線を走っているという表現だとしてもさしつかえない。
 ただ 「〜を走る車からは」よりも 「〜を走る車内からは」のほうが
 よいかもしれない。
(お前ね……自分の書いたことをよっく読み直してごらんなさい。日本語オカシイぞ)

701いじめっ子♪:04/07/25 15:21
>>699 2
702いじめっ子♪:04/07/25 15:24
>>686 つづき

幻想的・抽象的な感覚を読み手に与えようという意図とも考えられる。
時間の感覚をあえてずらすことで、そこに生み出される一種の違和感と
「辺りは真っ暗と薄暗いの狭間の色合い」との相乗効果でより幻想的世界へ
読者をいざなってくれる。
(あ、ネタですか? 無理褒めスレと勘違いしてますね? だいたい幻想的なものを狙った文章か?これ)

あなたが小説に何を求めているのかはしらないが、この描写が簡潔でないとは思わない。
むしろこのスレッドへの投稿にあわせて、もっと広がりのある描写を、あえて削ったとも
考えられる。
会話文ばかりのものが読みたいのか?
(うにゃ? 惚れ惚れするような、生き生きした描写なら読みたいですね。へったくそな、読んでて
苦痛にしか感じないような説明文なら、会話分ばっかしのほうがまだマシ)
さあ、ますます盛り上がってまいりました
704名無し物書き@推敲中?:04/07/25 15:27
>>673

横レス。

> >時刻は19時の終わり頃。
> 19時に何か意味があるのかな。
> (午後)八時近くなって
> とシンプルに書かない訳は?

日没がくるからじゃないのか。

> >倒れた背もたれ
> 車の座席の背もたれはまさか壊れていたわけじゃないだろう?
> 背もたれを倒して
> あるいは、倒したままの背もたれ、とかしないのは何故?

倒しっぱなしにしてあったのだろう。もっともそうなら
そう書いてあるほうがいいのだが。

>
> 描写というのは面倒くさく、労力を要するもんだから意欲はかうが、基本的な表現のところでひかかってしまったよ。
> それらしきところに関しては、面倒っちいので添削はやらないけど、一語一句もっともっと細かい配慮が必要じゃないかな。
>

しかし、ただでさえ長文を嫌うここの連中がきちんとそれを読むかねえ?
一つ一つ描写を細かくかいていると軽く500レス1000レス行ってしまうぞ。
それを考えて削ったんじゃないのか。
705名無し物書き@推敲中?:04/07/25 15:28
>>686 赤川次郎を嫌いなタイプ?日本一売れた作家だけど、批評家にはシカトされ続けてる。彼を正当に評価できる?
会話文で繋ぎ、わかりやすい表現をするのも能力だよ。職業にするなら尚更のこと。
もちろん純文は純文で素晴らしいけど。

>>点数の人
あの部分に反発するのは、あなたがウヨク的だからなのは確か。例えば森村誠一の『悪魔の飽食』を知ってる?考え方は左翼的でも彼の文章の才能とはまた別でしょ。
それはそれにして、前出の戦争描写を読むと、稚拙なイデオロギーを持つタイプかなあと想像しちゃうけどね。おいらもウヨク的なもんで。
706名無し物書き@推敲中?:04/07/25 15:29
>>674
このスレッドのレベルでいうと7.5ぐらいかな。

>売りとなるポイントを簡潔に書いてくれないか。

>窓からトンネルへと抜けるという「動き」抜けたところへ視界が広がる「動き」
>そこに見えた夜景に身を乗り出す「動き」といった、一連の動きがしっかりと
>かかれてある。
 宝石箱ときいて私は両手に収まる位の茶色い木箱を思い浮かべました。
私にとって光り輝くものは箱の中にある宝石であって、箱ではなかったのです。
宝石を入れる為の箱が宝石と同等、もしくはそれ以上の輝きを放つ装飾をした箱を私は見たことがありません。

 『花』。この言葉を聴いてあなたは何の花を思い浮かべますか?
バラ、チューリップ、アサガオ、ヒマワリ。
人によって思い浮かべる花はそれぞれです。
人が人に『それ』を伝えるのなら、『それ』がどんな大きさか、何色か、どんな匂いがするのかを
相手に伝わるように描写しなければいけません。そして、相手が『それ』を知らない事を責めてはいけません。

 私は昔、SMAPが嫌いでした。私の目には彼らが造られた偶像に見えたのです。
しかし、私は彼らの活動を見てだんだん好きになりました。SMAPも昔の彼らとは違っています。
私は今ではSMAPのことが好きを言えます。今見ている彼らのライブはとても楽しそうにプレイしていて、私も見ていて楽しくなります。

 このように人のモノに対する見方は時と共に変わり、モノも時と共に変わります。
また、個人の背景にある環境もモノを見るときの色眼鏡になるでしょう。

 人に何かを伝えるということは思っている以上に大変な作業なのかもしれません。
しかし、そこに伝えようとしたいものがある以上、私たちは喋り続け、書き続けるのでしょう。



酷評お願いします。
708いじめっ子♪:04/07/25 15:32
>>704 よこれすぅ〜★

>日没がくるからじゃないのか。
(ならそう書けよ。表現はこねくりまわすだけが能じゃないだろうがアホ)

>倒しっぱなしにしてあったのだろう。もっともそうなら
 そう書いてあるほうがいいのだが。
(作者の力量も見抜けずに擁護するから、こういうムリヤリな弁護をするはめになるのだ)

>しかし、ただでさえ長文を嫌うここの連中がきちんとそれを読むかねえ?
 一つ一つ描写を細かくかいていると軽く500レス1000レス行ってしまうぞ。
 それを考えて削ったんじゃないのか。
(まるで作者の心と一体化したかのようなこの深読み。すばらしいね)
“このスレッドのレベルでいうと”かぁ。便利な言い回しだな。
プロの新人賞受賞作と比べるとどうよ?
710いじめっ子♪:04/07/25 15:34
>>706 バカ言え。1.5くらいだ。
711いじめっ子♪:04/07/25 15:35
>>709 √13i
712点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/25 15:36
>>685
>主人公が見ているものを描写しているのだろう。何か問題があるのだろうか。

問題はないですよ。本当に主人公の視点で書いているのなら。あの「行」では誰の視点かすら怪しい。その上主語が曖昧で非常に分かりにくくなっている。
人に見せるための文章なのに、分かりにくくては救えません。

>情景がありありと浮ぶいい表現だ。

まず真っ暗と薄暗いを見て読者の感じる事は「どっちなんだ?」という疑問であり、更にその狭間の色合いという理解し難い色を投げかけられ、どうでもいいところで頭を使う事になります。
これでは読み進めてくれと言う方が無理です。

>とでも書かれてあったのなら、おかしいが
>車内から海岸線を走っているという表現だとしてもさしつかえない。

書かれていないので差し支えがある。
あと付け説明は全ての状況においてアウトです。

>時間の感覚をあえてずらすことで、そこに生み出される一種の違和感と

踏切じゃないんだから。しかも何行も前の文と相乗効果なんて有り得ません。
バタフライ効果が期待されるなんて言わないでね。

>あえて削ったとも考えられる。

あなたの想像です。読者にとっては投稿された文章が全てです。
雉も鳴かずば撃たれまいに……
小説家も書かずば撃たれまいに……
点数もいじめっ子もほどほどにしとけって。
もう気が済んだだろ?
こんな状態で投稿してくれた>>707さんに敬意をはらって
しっかり評価してやってくれよ。
716670:04/07/25 15:43
>>>613-614は文章力と表現する能力が足りていない。
> あの程度で満足していたら成長が止まるよ。
横レス。
そりゃあベテランのプロ作家に比べればまだまだだが
ここのスレッドの中ではかなりの出来だ。
これを酷評できるほどの、読書量があるものも
表現力があるものも、このスレッドには殆どいない。


> >>685-686
> 自演かどうかはわからないけれど、
> そこまで好意的に解釈してあげるなんて優しいですね。
> 普通はそこまで読み取れませんよ。むしろ読み取る必要がないのです。
> なぜなら、優れた文章は読み取らなくても、想像させてくれるからです。

俺は想像できたが?単に君が読書をしていないために情景を想像するのが
困難なだけだろう。文豪の固い文体の本をたくさん読もうな。
さあ、どうやら祭続行と相成りましたが
ささ、皆さん、オイデ…。
719いじめっ子♪:04/07/25 15:49
>>716 横レスぅ。

そりゃあベテランのプロ作家に比べればまだまだだが
ここのスレッドの中ではかなりの出来だ。
これを酷評できるほどの、読書量があるものも
表現力があるものも、このスレッドには殆どいない。
(俺は読解力はあるぞ! 表現力はこれからだ!)

俺は想像できたが?単に君が読書をしていないために情景を想像するのが
困難なだけだろう。文豪の固い文体の本をたくさん読もうな。
(あのね、何でもかんでも感動してちゃだめです。今の君の状態は、インチキ骨董に高値を
つけてしまい、それでも”これは価値のあるツボなんだ”とか泣き喚いてる人ですから。いいか
げんアレが駄文だったと認めておしまいなさい。楽になれますよ。批評にも鑑定にも、経験が
必要なのです)


>>670
このスレの中で誰が優れているかを比べるものではないのです。
そこから貴方は間違っているので、頑張ってレスをやりあってもお互い納得いかないと思います。

俺の読解力を気にしているみたいですが、酷評とは関係ありません。
読みやすい文は読みやすい。面白い分は面白い。評価とはそういうものです。
読解力のない人間にしか読めない文章は、駄文です。

>>719
もうやめれw
721点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/25 16:05
>>705
やはり私は右翼的なのですな。
その本は(というか森村誠一の本を)読んだ事は無いのですが、技術は技術で別個に評価したいと思います。

>>707
点数:3/10
批評:構成は良し。宝石箱の段落は論旨に絡んでいるように思えないので、書き直しましょう。最後の二段落は別々にしない方がいいかもしれない。
 花の段落が少し分かりにくい。「それを伝えるのなら」と書かずに「人に花(それ)の良さを伝えるのなら」と書いた方がよろしいかと。
 少し文章が堅すぎるように思えます。文末「〜いけません」が直近の二文にある。「〜とても楽しそうにプレイしていて」の文は「ライブでの彼らはとても楽しそうで」ぐらいにまとめると良し。「伝えようとしたいものが」は「伝えたいものが」で。
 主語が明らかな場合は省いたりと、内容に合わせ文体を変えてみた方がいいでしょう。
 あと最後に一つだけ。SMAPのファンでない人にこれを読ませても、共感を得る事は難しいでしょう。ファンに読ませるのならいいんですが、そうでないなら三つ目の段落で彼らがどう変わったのか、何故だんだん好きになっていったのかを書くと良いでしょう。
>>707
なんかのコピペで釣りはヤメナ

レスで話題の作者か、その擁護派(そんな香具師がいるとしたらだが)
だと思われぞ。
7231/2:04/07/25 16:33
 2ちゃんねるにシャア専用板というのがあって、そこでガンダム関連のネタで雑談して
いたんですけど、一昨年に新作が放映されたんですよね。もちろん、ガンダムのです。
 ですが、古参のファンに「この作品は駄目だ」 と評価されたんですよ、脚本がちゃんと
つながっていないとかで。ぼくはアニメなんてその時々で面白ければいいじゃないかと
思うんですが。ちなみに、基本的に退屈だとおもいながら、時々惹かれる展開があった
んで最後まで見つづけました。 
 あ、話がずれました。で、その新作のファンもいたんですよね。彼らはぼくとは違いま
して、すばらしい脚本だ、理解できない奴らは理解する能力が足りてないと、そのように
いっていました。それを見て、なんだかなぁと思ったんですよね。とある友人みたいで。
彼はキャノンだかエイヤッだかというゲームがすばらしいと言ってたんですね。なんでも、
十八金で大人にしか理解できない物語だとかで。
 それを聞いて豪華なパッケージに入ってるゲームなんだなと思ったんで、ちょっと
見せてもらったんですよ。でもパッケージは紙で、強いて言えば十八と書いたシールが
張ってあったというだけだったんです。で、さすがによく「にぶい」って言われてるぼく
でも不思議に思って、「どこが十八金なの?」ときいたんです。
そしたら、「おまえ、そんなのが好きなのか」っていいながら、(つづく)
7242/2:04/07/25 16:33
パソコンの電源を入れたんです。ぼくが、ではなくて、その友人がです。友人の家でしたし。
そしたら、裸の女の子がいたんです。びっくりしてぼくはうちに帰りました。
 そのあと気まずくて、彼とはなかなか話さなくなりました。
 それでも、仲直りしたほうがいいとおもって、勇気を出して彼に話し掛けようと思ったん
です。確か、三月の終業式で、四月にはクラス換えになるから最後のチャンスだと思って。
でのそのときに聞いちゃったんですよ。ぼくのことを「エイヤッを理解する能力がない」と、
言いふらしていたのを。結局、彼と違うクラスになってしまったこともあって、それから今
まで、一度足りとも話してないです。
 あ、また話が関係ないところに行ってました。ともかく、そんなこともあって「理解する
能力」なんて言葉を聞くとイヤな気分になるんです。

酷評お願いします。元ネタとしては狙ってますが、コピペではありません。
>>721
 宝石箱の段落はスレの流れを汲んで書きました。
いきなり「花〜」と書き出すと私の意図が伝わらないと思ったからです。

 「それ」と書いたのは明らかに私の癖ですので、直すよう心がけます。

 具体例にSMAPを使ったのは単に文章を書く前にライブを見たからです。
「あなたにもこういう体験はありませんか?」
と書き足せば良かったかな、と思ったりしてます。

 あと、気付いてはいましたが文体はメチャクチャ堅いですね。文末を見ると中原中也を連想してしまいます。


 どうも、酷評ありがとうございました。

最後に。上の方達の議論を見て、
「昔の文士や書生は誰かの家に集まって、こんな風に議論していたのかなぁ」
なんて夢想していたりします。

>>722
コピペでもなければ釣りでもないです。
けど、あの文体を見れば釣りだって思っちゃいますよね〜。
コホン。
でもまあ、あのカキコは自分の為のカキコでもあるので。
念を押しますけど釣りじゃないですよ。
レスは不要です。
一言で言ってしまえば、>>613-614は背伸びした文章を書いてる気がする。
美しい描写をしたいという心意気は必要だし立派だが、最初は実力の範囲の表現で
文を組み立てることをおすすめする。
そしてこの文章に多勢の人が違和感を感じるのは、語り手である「僕」の年齢的イメージと
「僕」の描写の間にギャップがあるからだと思う。
一人称視点で語りをするときはその人物に感情移入しなければならないわけだが、
それができていないところに原因があるんじゃないか。
まあ、めげずにガンガレ。
>713-714

鳴かず飛ばず、という単語を連想しますた。

>613-614

どうも100レス以上もの間引っ張るだけの内容とは感じないが…。
そりゃ文法だ単語だは間違っちゃいないが、ここまで比喩やら形容詞やらを
書き連ねても言いたいことが見えてこない。こりゃ文章の練習、習作だよ。
まあイイも悪いもないよな。
スレの主旨的には完成した作品だけ出せとは言ってないけどさ、断片には
断片なりの狭い評価しかしようがないんだよ。

その狭いなかで欠点を挙げるとすれば、一人称にしちゃ嘘くさいよな。
「僕はそこで瞳を輝かしながら、」とか自分で言ってたらイヤなガキだよね。
回想なら回想らしくな。
>>613-614本人が暴れてるんじゃないとしたら、正直かわいそうすぎる。
>728

>620あたりがこの流れを招いた諸悪の根源かと。
>>613-614
細かい表現については他のかたがたがつっこんでくださってるので、私はそれ以外の部分を。
最後の「すげえ」のあとに何かきれいなものや圧倒的な光景を書くことを想定しているように見受けられます。
なので、それ以外のきれいなものや圧倒的な光景はできるだけ書かないようにするべきではないでしょうか。
きらきら、とか。宝石箱、とか。「僕」が驚きと嬉しさに顔を綻ばせるのは「すげえ」のあとにするべきです。
ふてくされてCDの世界に没入していた「僕」。そんな「僕」をも現実に引き戻すほどの光景。
自分が本当に表現したいもののために他の文章を削ぐというのも技法のひとつではないかと。
>>723-724
文章としてはわりとまとまってると思うよ。
あなたは多分小説家というよりもプログ書きに向いてるな。
プログサイト開いたらそこそこ人来るんじゃない?
最近、私は危険を感じている……。

2ちゃんねるという媒体には様々な特徴があるように思うが、その最大の魅力ともいうべき特徴は、匿名であり
ながら利用者各々の思考を、媒体を通じて表せることであろう。
今、これを書いている私も、自分の素性を明かすことなく自由に私の思うところを書いているわけであるが、こ
れがもし、私という個人の身元が確定されている場合、私は果たしてこのように書けるかどうか疑問である。
現代において通信機器の発達はめざましいものがある。私達は、意志さえあれば地球の裏側にいる友人とリアルタイム
で会話をすることも可能であるし、全世界に向けてメッセージを発信することも不可能ではない。
しかしながら、どれが私の意見であるか?私はどこにいるのか?そもそも私とは誰なのか?画面の中には確かに意思の発露が、
時には懇切丁寧に氏名、住所、顔写真までも公開している場合もある。なるほど、だからこれは「彼」または「彼女」なんだ。
という判断を情報の受け手はしても、それに間違いはないであろう。

間違いはない?はたしてそれは本当だろうか?私は「彼」もしくは「彼女」がそれを書いたのを確認
したのか?いいやしていない。名前が同じだから、文体が似ているから、だいいち本人がそう言ってるから……。
これらの条件がある程度の符合をみた時、私は、やっぱり「彼」「彼女」が書いたとの判断を、憶測でしかありえないにもかかわらず、
下すのある。しかし、そのような賭博的ともいえる判断をはなはだ嫌う人間も、この世には多い。
それらの人々は現在、具有されている知識を総動員して、「彼」もしくは「彼女」がどこにいて、誰であるかを特定する。



彼らのパソコンに関する知識は実に膨大である。そして、それだけの知識を身につける人々には必ずといっていいほどの
共通にして特徴的な性癖をもっている。執拗で執念深い性格を持っているのである。
彼らにかかっては私などひとたまりもない。みぐるみはがされて、素っ裸にされてしまう。

人間が持つ憎む力とはとてつもなく大きい。一つの生命を完璧に破壊することができる。
結局は一人ひとりのモラルに未来はかかっているのだなと、私は思わずにいられない。

>>732>>734

これらは、同一の「私」が書いた文章です。
>>728
本人が暴れてるとしても相当かわいそうだと思います。
ここまで自己擁護しなければ自我が保てないなんて……
>>736
アホだなお前は。
投稿作品が示している感性を理解できない連中が批評しているという事実を
支持しているということだぜ。
まあ、決まりきった視点からしか批評しない連中が増えたのは確かだな。
というか、お前もその一人か?
逝ってよし。

まあ、そんなところだな。
狂犬が一匹迷い込んだようだな。
保健所に連絡しようかね。
739↑= 736:04/07/25 20:31
狂犬が一匹迷い込んだようだな。
保健所に連絡しようかね。
740名無し物書き@推敲中?:04/07/25 20:33
>>738
必死だな(プッゲラ
みんな必死必至だな。
>732-734

なんだ。スーパーハカーの人にでも脅されたか?

けだし問題はユーザーのモラルじゃないね。キチガイはどこにでもいるし、
モラルを説いて減らすこともできない。なにがヤバいっていうとインフラだろ。
過渡期の技術と考えられていたものに、未だ多くを依存していることだ。
それが時としてキチガイに刃物を持たせることになる。

しかしネット上でだって刃物を振り回せば捕まるんだよ。おまけにインフラが
お寒いぶんだけ、刃物を用意するところから被害者を下見してるのだって
バッチリ監視されうる。監視カメラがあれば普通気がつくが、ネットでは
そんなこともない。中国みたいな抑圧的な政府が本腰でやる気になれば、
ジョージ・オーウェルも真っ青の監視社会だって作り出せる。
一方、「パソコン」に詳しい程度の個人にそんな力はない。
インフラにぶら下がってるだけの店子が軒貸してる大家に勝てやしないんだよ。
ましてユーザー同士の争いなんてもの、それこそ猫の喧嘩だ。
そこに問題の本質はない。ネットなんかより市役所や陸運局を舞台にした
個人情報流出のほうが何倍もヤバい。それこそ氏素性まで知られるぞ?

あと、君がご心配の通信の機密性や完全性、個人識別を提供する技術は
とっくにある。それらは幅広く利用されたなら充分に状況を改善しうる。
であるのに、技術的に解決すべきものをモラルだ云々言い立て、ことさら抑圧的な
方向に世の中は進んでる。実にウンコだと思うね。
いや、君の素朴な意見がウンコってわけじゃないが、いかにもウンコな連中に
利用されやすい考え方だと思うのさ。
まったく勘弁して欲しい。>736-740みたいなことやれてるうちが華だよ、ホント。

…しかしこの手の話題はどうも、個人的にエキサイトしちまっていかんな。
>>737 では、ついでにこれも酷評してみよう。
>が示している
「示す」のならは対象はもっとはっきりしているものである。 未完成の才能たる彼、
あるいは彼女に使う表現としては不適だといえよう。
私が褒めるつもりならば、そこには「からにじみ出る」と言う表現を使う。
これが本人ならば「示す」は誤りとは言わないが、「投稿作品」を主語にする点で主観
と客観が同じ文中に存在し、読者に混乱を与えるため、実用文としては悪文である。
>支持
指示、あるいは示唆ではないか? 支持は意見、主張に対してのもので、事実に対して
行うものではない。 なぜか? 仮に事実であるとすれば、支持の有無に関わらず事実
として揺ぎなく存在していなくてはならないからだ。
本人であると言う前提ならば「指摘」、が正しいか。これでも上に同じく悪文である。
>逝ってよし。
アホである「お前」に対しての文章と言う前提に立つと、この文は回答の決め付けと誤解
されるリスクを検討した上でこの文であるのか、推敲不足なのではないかと推測する。
貴君の一層の研鑚を期待したい。
>まあ、そんなところだな。
そんなところとはどんなところであるか? アホである「お前」にたいしては、もっと詳細な
説明を必要とするのではないか。その点を検討した上で「理解できる」と書いたのなら、
この文は素晴らしい。そうでないなら、あまりに推敲不足であるといえよう。
744613:04/07/25 21:12
釣れたw
このあと九時二十分から祭り再開の予定です
ついでと言うのは誤解を招くものであった。
( ´_ゝ`) ◆S4kd5lZr8 I氏とは別人であり、この点では彼と737に謝罪しよう。
老人は文学を手放せ。
文学を俺達の手に。
748箇条書きで:04/07/25 22:06
>>732-734
文章面
・冒頭に「〜が、」という逆接を続けているため、論旨が乱れている。
・「私」が連続するため各文の焦点がぼやけている。随筆なら構わないが、論説としてはいまいち。
・主語に呼応する動詞がないところが幾つかある。

内容面
・テーマはややパラノイアックだがありふれており、単体で読者の興味を引っ張るには不足だろう。
・文体もかなりパラノイアックなのは狙いなのか?それなら使い方次第では面白くなるかも。
このスレッドの歴史の中で印象に残った、面白かった文は…
と聞かれて思い当たるものってありますか?
面白いといっても色々基準はあるでしょうが…
興味深い、怖い、笑える、オチが強いetc...
泣ける、というのはあまりここの空気的に無さそうな気がしていますが偏見ですか
最近で面白かったっていえば、やっぱり>>620かな。
やはり>>749のような話題は必ず出てくるものなのだな……
だから批評人が去るのやもしれぬ
>>749
長文の人たちはそれなりに上手いか、どうしようもなく下手か、という印象がある。
推敲している分だけ作者の癖が強く出ているのかもしれない。
即興文だと、今でも時々来るSFショートショートの人は器用でそつがないし、
数スレ前に来た描写一本の人は大化けしそうな予感がした。
とまあ、そんな感じかな。

あと、このスレで見たのか他で見たのか定かでないが、
『大いなる助走2004』(筒井西京だっけ?)は面白かった。
ネタの美味しさもさることながら、場面ごとに文体が変わる技巧も楽しめる。
即興でこれだけの長文を書ける人は滅多にいないな(2chには)。
753受験生:04/07/26 09:20
(もう覚えている人もいないでしょうがひさしぶりに。
(解剖学者が主人公の長編のプロローグです。

 18世紀初頭、解剖学の天使、という絵画が話題を博した。
婦人の死体を解剖する際、背中を大きく切り開き、左右に広げる。
その姿が、まるで天使が翼を開いているかのような姿だったからという。
 解剖学と対を成す学問に、生理学がある。
解剖学が死体を相手にする‘地図作成者’なら、
生理学者はさしずめ‘グルメスポット解説者’といったところだろう。
無論、学問に優位性はない。
だが現代において、解剖学は必須科目ではあるにしても、発展可能な学問とはいい難い。
解剖学の天使、という絵画にはこんな説明もつけられている。
‘今後、天使が必要となくなる日まで、主よお導きください’
まさにそれが、今こようとしているのかもしれない。
754名無し物書き@推敲中?:04/07/26 11:30
覚えてるよ。受験がんばれよ。二回めのの応援
>>735
‘今後、天使が必要となくなる日まで、主よお導きください’
まさにそれが、今こようとしているのかもしれない。

この、「それ」っていうのは 天使が必要となくなる日 なのかな?
そうだったら、それ→その日にした方が分かりやすいと思う
756いじめっ子MkU:04/07/26 13:48
>>707 若き文章書きの主張、か。青臭くて読んでられねえわな。まるで作文の授業で書かさ
     れたかのような展開に寒気がする。こういう悟ったような文章は、子供には受けるだろ
     うが、大人は鼻で笑うだろうし、文章を真面目に追求している俺様のようなイカス大人
     からは、蛇蝎のごとく嫌われる。駄作。

>>723 文章下手糞で、展開もすんげえ雑。シャア専用板>ガンダムの新作>ゲームの話題
     >友人の性格の悪さ(>俺は性格いいぜ)という主張らしいが、すんなり頭に入ってこ
     ない。まぁ誰かが書いていた通り、こういう雑談調は個人の日記ならOKかもな。
     ガンダムとかエロゲーとかを使って、理解のない者を揶揄しているというその姿勢自体
     が、作者の品性を貶めている、自虐的な作品だといえる。駄作。

>>725 『中原中也を連想してしまいます。 』
     (たいした自信。お見事。ネタだよな?)
757いじめっ子MkU:04/07/26 13:50
>>732 『最大の魅力ともいうべき特徴は、匿名であり ながら
     利用者各々の思考を、媒体を通じて表せることであろう。』
     (”ありながら〜である”の使い方がおかしい。難しい言い回しをしようと躍起になるから
     こういう恥ずかしい語りをしてしまう。普通に、”匿名で主張を書き込める”と書けよ)

     『どれが私の意見であるか?私はどこにいるのか?そもそも私とは誰なのか?』
     (これは2Chとはなんの関係もない。大昔から考えつくされてきた事柄。青臭い哲学。
     こんなの読まされても鳥肌が立つだけでちっとも面白くない。ガキは面白がるだろうが)

     『画面の中には確かに意思の発露が、 時には懇切丁寧に氏名、住所、顔写真までも
     公開している場合もある。』
     (小学生が書いたみたいな文章、と罵倒される好例。文章の最初と最後で言いたいこと
     が変わってしまっている。”今日、ぼくは、おおさきこうえんえ行って、おいしかったです”
     という文章と同レベル。意味はわかるが、文章としては駄目だ)

     大抵の”本当に読める”読者はここら辺で読む気を無くしているだろう。俺もこれ以上は
     読む気がしない。まぁ最後までちらっと目を通したが、やはりモラルについて自分の考
     えなどもっておらず、”優等生の書いた作文”のような印象だ。危機を感じるとか言って
     ても”しゃべり場”のようなお寒い青年の主張にしかならない。浅いわ。駄作。
758いじめっ子MkU:04/07/26 13:56
>>737 『投稿作品が示している感性を理解できない連中が批評しているという事実』
     (理解という体験が所詮個々の人間の内部にしか存在しないことを理解していない。
     読み手はひとりひとりの”理解”をもっているのだ。それを作者の理想に合わせて欲しい
     とわめくのは、ガキのわがままに過ぎない。書き手が自由なら、読み手も自由なのだ)
     『決まりきった視点からしか批評しない連中が増えたのは確かだな』
     (決まりきった思考に陥っているのは誰なのだろう、という疑問を持つ者には、吐くことの
     できない台詞だ。俺にはとても言えない。言葉は全て己に返ってくる。ああ怖い)

>>747 青年は文学でないものを勝ち取るだろう。文学を理解している老人は、むしろそれを手放
     したいと思っているのだ。勝手にもっていきな。がんばれよ。

>>749 おまえ、ここを勘違いしているな? 偏見もなにも、ここはクソの集まるところだ。感動した
     いのなら、図書館へ行きな。

>>753 味が薄い。もう少しだけ説明してやるとやるといい。解剖学の実例や生理学の実例をちら
     りとみせてやって、難しいもの好きな読者をひきこんでやるのだ。文章は普通。続きが読
     んでみたい。これを使ってどんな話にするのか興味がある。駄作の泥沼から、這い出そ
     うとしている気配を感じる。だが今は駄作。受験がんばってね。夏休みで偏差値5上げれ。
いやん。いじめないでぇ
>>756
>俺様のようなイカス大人
(たいした自信。お見事。ネタだよな?)
>>757
>2Ch
文学的に表記すれば二ちゃんねるであろうか。
そこは譲っても、2chや2CH、2chが本来の表記である。
きちんと推敲していないのが分かる。
>>758
>言葉は全て己に返ってくる
もう一度肝に命じるがいい。

全体で言うと、改行の位置を「2Ch」仕様にしないと見にくいです。
もうちょっと頑張りましょう。
761いじめっ子MkU:04/07/26 14:43
>>760 おう、俺は自信があるからな♪
     己に返ってきても大丈夫な言葉しか吐いていないんだ。君のように、浅くないんだ。

     しかしなんだ、お前の反論はイジリがいが無いな。面白くない。
     スルーしようかと思ったくらいだ。俺は律儀だから、レスしてやるけどさ。
     文章力のなさ、読解力のなさが如実に現れてるぞ、少年。
     もうちょい頭をつかって煽ってくれ。駄レス認定。おめでとう。そしてさようなら。
>>760
2ch仕様の改行位置ってあるんですか?
ネタとかじゃなかったら、教えてほしいです。
763いじめっ子MkU:04/07/26 15:02
ああ、追加だ。なんでイジリがいが無いか親切に教えといてやろう。
それは、君のレスの中に”己の考え”が無いからだ。
俺の考えたことを俺に言い返してくるだけだから、俺の心には響かない。
借り物の思考・思想では浅いのだ。わかったかバカチン。

君の駄レスのなかで君自身の考えなのは、
1) 2Chという表記はおかしい。直せ。
2) 改行の位置がおかしい。直せ。
なのであって、これは「がんばる」ようなもんでもないですわなぁ。

しかし、本当にイジリがいがないのう。
はよう次のレスかえさんかい、ボケが。
こんなんじゃ欲求不満になっちまうわ。
まぁ、貴様のようなチンケな妄想にひたる少年では、
俺様のように偉大でイカス大人にはたちうちできまいが。
ウホッ いい男ハケーン
765点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/26 15:15
             /ヽ       /ヽ
            /  ヽ      /  ヽ
  ______ /     ヽ__/     ヽ
  | ____ /           :::::::::::::::\
  | |       //       \  :::::::::::::::|
  | |       |  ●      ●    ::::::::::::::| 何このスレ・・・?
  | |      .|             :::::::::::::|
  | |       |   (__人__丿  .....:::::::::::::::::::/
  | |____ ヽ      .....:::::::::::::::::::::::<
  └___/ ̄ ̄       :::::::::::::::::::::::::|
  |\    |            :::::::::::::::::::::::|
  \ \  \___       ::::::::::::::::::::::::|
>>763
必死ですね
点数の人の中の人がAA。新鮮だ
768いじめっ子MkU:04/07/26 15:21
>>766 ぎゃっはははw お前ってほんと愉快だな♪ オイ、763のメル欄見てみろ。
>>768
外れてるじゃないか。
770いじめっ子MkU:04/07/26 15:24

それはさておき、イカくさい文学少年にもうひとつ。
「二ちゃんねる」という表記が、文学的なのはなんでなんだ? 俺にはわからんのだ。
この表記のどこに文学を感じたんだ? チンケな妄想少年よ。
教えてくれ、偉大なる俺様は分からないことがあると気になってしょうがないのだ。

いいか、少年よ。もっと思考しろ。周りにいる連中だけを見るな。
学校よりも、2chよりも、世界は広い。歴史は長い。
世界・過去にスゲエやつがいっぱい居るのを知った上で強がるのと、世界を知らぬまま、
思い上がっているのとでは全く違うのだ。
偉大なる俺様は、同時に俺様がいかにチンケなのかも知っているのだ。
(俺の言うことを全てまともに受け取ったのならちょいと同情する)
少年、むやみに人を信じてはいけないが、どんなバカっぽいヤツの吐いた言葉からでも
真実を汲み取ってしまうのが賢者というものだ。
賢者であれ、イカくさく矮小で、ろくに本も読まずに文学を語ろうとしている少年よ。
思考の海原の冒険者であれ。途中で見つけるであろう小島は快適に見えるだろうが、
けっして定住はするな。散策を愉しんだら、あるかどうかもわからない”文学の新大陸”を
めざして、荒れ狂う大海原にふたたび漕ぎ出せ。
文学というのは、常になにかを乗り越えて存在せねばならんのだ。

ぎゃっははは! 俺ってなんてロマンチストなんだろか。てれるぜ。
「2ちゃんねる」だよ
772いじめっ子MkU:04/07/26 15:26
>>769 予言ってのはな、細かい部分、つまりこの場合は口調だな。
     そういうのは外れていいんだよ。
     まぁ口調を当てそこなったのは痛いな。
     丁寧語をつかうかもしれんというのは、十分に予想できたはずだ。反省。
     
773いじめっ子MkU:04/07/26 15:27
>>771 >>760によれば、『二ちゃんねる』が文学的らしいぞ?
>>770
二ちゃんねるというのは縦書きにしたときに、漢数字でないと見にくいからですよ。
ネタにしてもあなたは痛いですから。
「ツーチャンネル」と言っている人もいる。
776いじめっ子MkU:04/07/26 15:31
>>774 なんと! 少年よ、見やすければ『文学的』なのか?
     いやはや、文学と作文を混同しているらしいな。
>>776
うんこっておいしいよね
もうかける言葉もないので執筆しますね。
さようなら。
779いじめっ子MkU:04/07/26 15:33
>>775 そいつのほうがいくらか文学的だな。
780いじめっ子MkU:04/07/26 15:34

>>778 うむ、反省をしないうちは駄作しか書けないだろうが、頑張れよ。
夏ですね。
782点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/26 15:38
ですね。
こっちは冬ですけど。
>>756-758を見る限り、批評の能力はあるように思うのだが。
いちいち子供に構うのはなんでなのだ。荒らしたいのか。
785いじめっ子MkU:04/07/26 15:41
>>782 おまえ、たいしたこと無いな。
     口調に惑わされ、どっちが正論を言っているか見失うようではな。
>>784
どうせ自演なんだろうよ。
787いじめっ子MkU:04/07/26 15:43
>>784 お前もたいしたことないな。荒らしというのは>760のような、中身のない反論だろう。
>>786 やった、俺も予言成功。この流れならやれると思っていた。
>>787
是非先生の弟子にして下さい!
790いじめっ子MkU:04/07/26 15:47
>>788 レスして損した。ただの便乗野郎か。

>>789 おまいが美しい女なら、すぐに俺の家まで来い。弟子にしてやる。
791789:04/07/26 15:48
>>790
うっせーばか
返事すんな
ワロタ
先生は何歳ですか?
あと職業も聞きたいです。
794いじめっ子MkU:04/07/26 15:51
おもろいな。なんだか悔しいぞ。
いじめっ子のおかげでスレが活気づいてるね。
酷評スレだから、これからも酷評頼むよ。

でも、真面目にね。
そうじゃないとスレ違いになっちゃうから。
ただ粗を探して面白げに馬鹿にするのは「真面目に酷評」とは違うからね。

あと、作品以外のレスに煽り煽られしてると
君が作品に関してしている「酷評」も
ただ喧嘩売ってるだけなんじゃねえのか?と誤解されかねないから
あんまり煽るのやめたほうがいいよ。

ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノアッヒャ!!
796点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/26 15:54
愚かな人間は沈黙しているのが最もよい。だが、もしそのことを知ったならば、
その人はもう愚かな人間ではない。   ──トルストイ
797いじめっ子MkU:04/07/26 15:56
>>793 たとえばここで俺が「46歳、地方大学の経済学部の助教授だ」と書いたとする。
     これは事実なのだが、お前らがそれを信じるかどうかは俺にはワカランわけだ。
     それならば、あえて言う必要もないのではないかと思うのだが、書いてみた。

>>796 すぐに警句を発する人間を信用してはならぬ

                            ―- メイ・ハイドランド --





>>795 了解した。消える。
カウンター警句キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
2分で放てるとは、常日頃から使ってやろうと準備してやがるな。
惚れますた。
799名無し物書き@推敲中?:04/07/26 16:36
>>797
変な段落
800ゲット。いじめっ子大人げないな。相手は多分子供なんだからさ。ストレス多いのか?
子供が子供を相手している
子供をからかう大人ってよくない
子供は真面目に言ってるんだから真面目に答えてあげないと傷つく
子供は勝手な解釈をする
大人だって勝手な解釈をしている
子供のいうことも真面目に聞いて欲しい
嫌だ
真面目に聞いて真面目に答えて
それで納得する子供はそれはもう大人だ
だから大人って嫌いだ
いじめっ子MK2も嫌い
子供をからかうな
808名無し物書き@推敲中?:04/07/26 17:03
ここと学校の区別もできんのかね、チミタチ。
まして、酷評スレなんだよ。
文章書くのに、ガキもオトナもジッチャマもないんだよ。
ここはその他大勢のいじめっ子たちが手ぐすね引いて待ってる場所なんよw。
子供は嫌いだ。図々しいから
>>808 
正論。
批評側が骨抜きになる事態は避けねばならない。
ここは酷評をする場所なのだ。
どうやら正常化したようですな。
次の作品どうぞ↓

お前が書けよ ↑
うわぁ
やっちゃってるよ
813723:04/07/26 17:37
756のように解釈されるはずがない、厳密に言えばそのようには解釈出来ない
文章のつもりで書いていたのですが、現に誤解されてしまっているようなので、
批評について質問を行っても良いでしょうか?
>813

ご随意に。でも彼、帰っちゃったみたいだよ?
>>813 
書いておけば見るだろ。
俺もあんたの反論が読んでみたいから書いてみなよ。
816名無し物書き@推敲中?:04/07/26 17:54
何故このようなことになったのか、誰か1レスで
要約してください。
夏だから。
でもわりと年中こうかも…。
819723:04/07/26 17:59
では。
>ガンダムとかエロゲーとかを使って、理解のない者を揶揄しているというその姿勢自体
>が、作者の品性を貶めている、自虐的な作品だといえる。駄作。
 ええと、この文が理解できないのです。
理解のない者、という登場人物を出したつもりがないんです。自虐的、というからには「ぼく」
ということなのかと思いましたが、「ぼく」に偏見があると描写したつもりは無かったので。
 それとも、テーマ選択の時点で理解のない者に向けて書いている、ゆえに作者の品性が
貶められ、自虐的だと言うことでしょうか。
>>809は「逆シャア」のクエス=パラヤですね♪
821名無し物書き@推敲中?:04/07/26 18:05
>>723
横スレ失礼。

誤読すれすれの深読みってやつじゃないかな。
>819

>731の人のが言い得て妙だったんで>723-724はスルーしたんだけど、
漏れはよくあるヲタサイトの自虐的笑いだと思ったよ。
バ鍵っ子の醜態を描いてみせるのはいわば楽屋落ちみたいなもん。
楽屋落ちってのは笑いの芸としちゃ下の下だから、
それが結果的に>756の「作者の品性を貶めている」ってことなんじゃないの?
狭い界隈を相手にしても詮無かろうって。
まあもし>756がこれに近い論旨であるなら、言葉足らずではあるね。
>テーマ選択の時点で理解のない者に向けて書いている、ゆえに作者の品性が
>貶められ、自虐的だと言うことでしょうか。

俺はこれだと思った。
824819:04/07/26 18:36
>>822
楽屋落ちですか。 そういわれるとそうですね。もうちょっと一般的に起こることだと
思って書いたんですけど、偏りすぎですね。
ただ、一般的といっても例えば「ピカソの絵」を上手な画家だろうと変な絵だと言った
ら「ピカソだからすごい絵なんだ」と反論された。なんて話だとわりと平凡ですね。
その辺考えると駄作ですね。
>>819
スマンが文章が非常に理解しがたかったんだが
俺だけのようなら、多分俺の読解力が無いだけだと思うけど一応言っとく
>>825
俺もわかり辛かった。

以下独り言。
最近一文が長い文章を書くのが流行ってるのか?
なんか無理に一文にしようとしてるように見えるんだが。
827821:04/07/26 19:00
>>723

スルーしてたんだが、一応読んだ上で書いたので、
ついでにと言っちゃ失礼だが、遅レス。

>ですが、古参の……
この接続詞は何かな?
その文章の前に、新作の支持者に言及する文脈があって初めて、
成立する「ですが」だよ。
>あ、話がずれました。で、その新作のファン……
文章がずれてるだけだよ。
(単純に言えば「ですが」を削除すればいいだけのことだけどね)

あるいは、
賛否両論あって、たいていの古参ファンは駄目だいう評価だった「ですが」、
新作を熱狂的に支持する人もいて、……
とか。(ただし新作の支持者の層があやふやになってるが)

それと、
>十八金
この言葉を理解するの時間がかかったよ。
ガンダムを知らないオトナには、ガンダム関連の用語かと思ってしまった。

文章というのは、基本的には不特定多数の人間が読むものだ。
語り方はそうであってかまわないけど、
学校の友達に話すのとはわけが違うということを、書くときにもっと意識した方がいい。
828愛欲:04/07/26 19:26
スマソ2世様
ありがとう
さようなら
829737:04/07/26 19:32
>>743

笑ってもいいですね?

ケッケッケッケッ、なんという稚拙な(プッ
感性が変ですよ、あなた。
酷評スレはいつも戦場ですね
831名無し物書き@推敲中?:04/07/26 21:06
いじめっ子MkUの人、GJ。
832いじめっ子MkV:04/07/26 21:12
俺もコテデビューひっひっひっ
コテとハンドルの違いの分からないアフォがまだいたとは。
↑真のアホ
まともな作品の投稿はあいかわらず少ないね。
俺を含めた批評家ども唸らせるようなのを誰か投下してくれ。
↑いちおう悔しいらしいアホ
↑プw
>835
一連の論争と投稿作品を見るに、なんだかすげえむかついて、
俺の文章でうならせてやろうと思ったが、書き上げるのにまだしばらくかかりそうなので鬱。
840707:04/07/26 22:53
私は>>707>>725
そして「いじめっ子MkU」氏名義の書き込みが同一人物によるもの。
これを前提にこの文章を書きます。

>>756

 私はあなたをどんな人かと想像します。

 きっと、あなたはブッシュ大統領の演説を言葉通りに受け取る素直な人なんでしょうね。
その素直さは人が年をとるにつれ忘れていくものです。大事にしてください。しかし、それでは演説の後ろにある政治的背景に気付けません。
一度「何故」演説しているのかを考えてみてはどうでしょう。
 もし、あなたがバンドを組んだとしたらあなたはドラムに「正確なビートを刻め」と言うのでしょうね。
もちろんスコア通りに演奏するのはいい事です。しかしそれではドラマーに、
「あのなぁ、ノリを感じろよ。観客も自分達も盛り上がってる。そんな時は感情に任せて演奏するのがいいんじゃないのか?
 クラシックやってるんじゃないんだからさ。そりゃ、曲が破綻しない範囲でだよ。そんなに一定のビートが大事ならドラムマシーンと一緒に演奏してろ」
 と愛想を尽かされますよ。
 おそらく、あなたは雑誌の表紙に何かしらあなたの知っている有名な単語が載っていたら、すぐにそれをもってレジに行くような人なのでしょうね。
しかし、それはあまりオススメできません。単語の内容に触れたページは1ページしかないのかもしれないのですから。
購入する前に一度、パラパラと目を通すと良いですよ。
 もし、あなたがおしゃれな高校生で服を買いに行くのなら、雑誌に載っているような高級ブティックに
堂々と制服で行くのでしょうね。その度胸は称賛に価します。しかし、店員さんはあまりいい顔をしませんよ。
あなたの年齢では顧客対象に入っていないのですから。顧客名簿に名前がのっていないならなおさらです。
そして、あなたは商品の値札を見ると驚き、こそこそと出て行くことになってしまいますよ。

 もし・・・・・・、はっ。いけないいけない。駄文を連ねるのは私の悪い癖でして・・・・・・。ご容赦を。前置きが長くなりましたが本題に入ります。
 えー、どこから話せばいいのやら。まず私が何故>>707を書き込んだのかを説明する必要がありそうですね。
自分の書いたことを解説しなければいけないとは、これほど悲しいこともないですね。
841707:04/07/26 22:57
 まず、私はこのスレ(Part20)だけに投稿する目的で小説を書いてました。ちゃんと完結した小説をです。
しかしなぜPart20だけなのか。「次のスレにでも投稿すればいいじゃないか」との意見もあるかもしれません。
そこは流してください。それは私が「このスレには長くは留まらないでおこう。
投稿するのならPart20だけにしよう」と勝手に決めたことなのですから。
 それを踏まえて。>>707を書き込んだ目的は2つ。
 批評する人たちに対して、まだ批評を望んでいる愚直なモノ書きが
いることを知ってもらうこと、そしてこのスレに留まってもらうこと。これが1つ。
 Part20だけに投稿しようと決めている私にとってスレの流れが速くなることは本意ではなかった。
だからあえてあのような文章を書いて、流れを止めたかった。例えるなら、昔のジャンプ漫画の展開ですね。
「なんだ、こんな奴が出てきちまった。しらけたぜ。今日はこの位にしといてやる」的な。どこまで効果があったかは疑問ですが。
これが2つ目です。

 その点では>>756の指摘は間違っていません。私はあの文章を上で煽りあっている人たち(自演でなければ)に向けて書いたのですから。
何故なら私が彼らをそれほど大人とは思わなかったからです。(大人の定義については言及しないでくださいね)

 また、この点において真摯に批評してくださった「点数の人 ◆uPfiq3fhTE」氏に謝罪します。
すみませんでした。
842707:04/07/26 23:02
 話がそれましたが・・・・・・。私は>>756の指摘があながち的を外してないと思います。
しかし、建設的だとも思えない。文章を真面目に追求している方なら、

> 宝石を入れる為の箱が宝石と同等、もしくはそれ以上の輝きを放つ装飾をした箱を私は見たことがありません。

この文になにか違和感を覚えませんか? 
自分で書いておいて言うのもなんですが、私はこの文に違和感を覚えます。他にはこの文があります。

> そして、相手が『それ』を知らない事を責めてはいけません。

この文はだけでは「何故責めてはいけない」のかが分かりません。理由を書きましょう。
私ならこう指摘するでしょう。

> >>725 『中原中也を連想してしまいます。 』
>      (たいした自信。お見事。ネタだよな?)

この指摘は意図がつかめないのですが・・・・・・。
『文末“だけ”を見ると中原中也“の詩”を連想してしまいます。』 と書けば良かったのかな? 
言葉足らずだったかもしれません。
843707:04/07/26 23:07
 私が批評する人に求めていたモノは次につながる批評でした。
しかし、もうこの場では得るモノはないと私は感じました。だから、去ります。

 あなた(>>756)にはこのコピペを贈ります。

無粋に対して無粋で返すは無粋の極みぞ。せめてこちらは小粋に決めたいではないか。
                                 ──マスターテリオン

蛇足その1
2chには斜めに構えたトリックスター的立ち振る舞いを良しとする人がいるように、私もこの「ちょっとイタイ真面目キャラ」を作ってました。
上の文章を書いていて「なんて偏執的サイコ野郎だ。関わりたくねぇ」と内心、戦戦恐恐としていました。

蛇足その2
これまで批評してくださった人(>>756含む)に感謝します。ありがとうございました。
最後に駄作を残して行きたいと思います。


「或るモノ書きの独り言」

アホくさ。やってられへんわ。



酷評、レスは一切不要です。さようなら。
844715=835=☆の人:04/07/26 23:15
スレを潰すにゃ刃物はいらぬ
厨房1人いればいいってか?

>>707
お疲れ。
わざと投稿してくれたのは俺にはわかったよ。
気を悪くしないで秋になったらまた来てくれると嬉しいよ。
845前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/26 23:53
久しぶりです。
今回は最後まで書いてみようと思います。
酷評よろしくお願いします。

『アト』

 この寒く暗い地下室の隅で太郎は体を震わせていた。
外は静かに雪が降り積もっている。
彼は思い出していた。
あの女のことを。

 西日が差し込む蒸し暑い地下室の中、黒服に身を包んだ男達は女を拷問していた。
男は赤く焼けたコテを身動きの取れない女の背中に押し当てた。
「ギッ!ギアアアアアアァ!」
昆虫の筋肉のような匂いが辺り一面に広がる。
何て不快な臭いだろう。
地下室の中、扉の横で槍を持ち、
太郎はその拷問を直立し見つめていた。
女が初めこの地下室に連れ込まれた時、
その女の美しさに太郎は胸の高鳴りを押さえることが出来なかった。
だがそんな胸の高鳴りなど今や全くない。
846前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/26 23:53
「ムギギイギイイィーーー!ギャアアーー!」
また女が悲鳴を挙げた。何だこの恐ろしい動物の叫び声は。
黒服の男達は休む暇を与えず女に拷問を加える。
「ギギギャャァーー!足が、足が!ギアアァァーーー!」
女は電流を流されたかのように
体の筋肉という筋肉全てが収縮し縄を引き千切ろうとする。
一体なんだろうこの醜い怪物は。
ちぎれたミミズのように暴れまわるこの物体は。

彼は次第に怒りが込み上げてきた。
美女なら痛みに耐え息を漏らし冷や汗をかき涙を流し、そして最後にはスーっと召せば良いいのだ。
苦痛から開放されてスーッと。
もはや彼女は拷問の末、もう二度と自分の力で歩くことは出来ない。
その顔は人から美しいと言われる事はもう二度とない。
それなのに何故彼女はまだ自分の体を必死に守ろうとするのだろう。
人間としての機能の殆どは失われたのだ。
絶望し大人しく打ちひしがれて死ねばいいものを。

女は両手首の動脈を切られても酷い興奮の為か血は流れず
更に両足首の動脈を切ったのだがそれでも死ななかった。
斧で首を切り離しようやく死んだ。
847前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/26 23:54
 …チュンチュン
ハア!朝じゃないか!
太郎は飛び起きた。今日から拷問が始まるのだ。
「オラー!太郎や拷問だぞ!」
太郎は裸で縛られ柱に括り付けられた。
まずは鞭打ち。ピチンピチン!
「ギャアアーーー!」
太郎は耐えた。
拷問官は鋏を取り出した。チョキン。
太郎の右手の指を2本切ってしまった。
「ギャーーー!」
でも右手に三本指がある。右手に指があるかないか大まかにいったら過半数あるからある。
そう思い太郎はまだ耐えられた。
「もう2本切ってやろうか。」
右手の指をもう2本切られるともう右手の指はないも等しい。
太郎は必死で抵抗し右手から左手にするかえることに成功した。
チョキン!
2本と言ったのに左手の指は3本切り落とされた。
「やってらんね。もう左手指ねえじゃん」
太郎は絶望し、たちまち意識を失った。
848前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/27 00:05
 …カァカァ
ゲ!夕方じゃないか!
置きあがろうとし、太郎は自分の足も、腕も、片目も鼻も
人間の特徴あるパーツの殆どが切り取られ
なくなっていることに気がついた。
もう死にたい。僕はもう人間じゃない。
僕は生きることをしたくない。もう生きたくない。
あの女のように必死でのた打ち回り最後まで生きようと足掻く肉片にはなりたくなかった。
太郎がかなり死にかけようとしている時、
懐かしい匂いがした。
「お!おかあちゃん!」
「太郎!太郎!」
太郎のおかあちゃんは涙ながらに訴えた。
「太郎、今言えば命だけは助けてくれるって王様が仰ってるの」
太郎も涙を流し言った。
「おかあちゃん、俺本当知らないんだよ」
「太郎や、太郎、家ではお父さんもお前を待ってるんだよ。
お前の大好きな漬物だって買ってあるんだ。太郎や」
849前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/27 00:20
「おおっとここまでだ、イヒヒ」
拷問官が太郎から母を引き離した。
「太郎、ダイエットしようか」
そう言い拷問官は刀で太郎の身を削いでいた。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーー!」
芋虫のように太郎は身を激しくくねらせた。
太郎は思っていた。家に帰りたい。
人の形をしていなくてもいい。僕は人でなくてもいい。
母さんと、父さんと家族と一緒に過ごしたい。
足がないから何だ!手がないからなんだ!
目が無くったって、脳味噌が無くったって!
どこまで切り刻まれたって俺は、
「ギャアギャヤヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
「ギギイッギゥーーーーーーーーーーーーー!」
「ギャアアーーーーーーーーーーーーーーーー!」

 太郎という肉片を切り刻む度に太郎の悲鳴が鳴り響いた。
もはやこれ以上切り刻めないというところでようやく拷問は終わった。
太郎の母はたんぱく質と脂肪と無機質の混ざった液体をビンに詰め持ち帰えり。
その液体を焼却し灰にして土の中に埋め、年に2回は家族そろい
その場所で太郎の事を思うのだった。


もう少し違うことを書きたかった気がするけどまあいいや。
おわりです。
>>846-849

残酷美学ですか?w

>>846には、「美とは何だろう?」という問いかけというか、哲学めいたものを感じるんですが、

>美女なら痛みに耐え息を漏らし冷や汗をかき涙を流し、そして最後にはスーっと召せば良いいのだ。
(この部分)

それ以降847-849はただの残酷描写しか伝わってこず、蛇足かと思います。
この残酷描写に、何か含んだメッセージがあるのでしたら是非聞いてみたいですね。
おお久々に来たら変になってる!
852852(1/2):04/07/27 00:38
 目を開けると女がいた。
眠りから覚めたということではなく、普段のまばたきという動作の直後のことである。
おかしい。まばたきの直前には女はいなかったはずである。
いや、その時はそれ程冷静に状況を分析できる状態ではなかった。
驚愕か、恐怖か、疑念か。混乱した無意識が私に2回目のまばたきをさせたのであろう。
気付くと女の姿はなかった。

 あれは何だったんだろう。
まぶたの上と下がくっついて離れる動きの間に見た景色。
そこに女がいた。えっ、女?
そういえば年もよくわからない、髪型もわからない、顔もよくわからない、だから表情もわからない、服を着てたすらわからない。
唯一、わかったのはそこに女がいたということである。
ああ私は何を見たんだろう。存在という存在を見たのだろうか。
目をパシパシさせてみる。
853852(2/2):04/07/27 00:39
 何気なく生活していても、体はコンマ何秒の闇を作る。
光の世界には行かせまいという小さな抵抗なのか。
それとも単に眼球が乾くからなのか。
もちろん後者であることは知っている。
闇とは?光とは?存在とは?
僕はこんな下らない問題を考えるようになった。
時間の無駄だとわかっている。
こんな時間は勉強と遊びに充てたほうがよっぽどよい。
だが、もう止めることはできず、終わらないことも薄々感づいていた。
そして、それに気付いてしまった絶望と一生付き合っていくことも覚悟した。

 僕は忘れるために夢中になった。仕事に、遊びに。
しかし、まばたきを意識した瞬間、答えの出ない問題に苦しめられた。
そして、忘れるために夢中になった。ただ繰り返した。
次第に目を開けることが恐怖になった。
怯えながらの仕事は長くは続かず、会社をクビになった。
これも全てあの女のせいだ。女を恨んだ。(ここまで)

はじめまして、生まれて初めて書いてみました。
小説はほとんど読まずサブカルと呼ばれる類が好きです。
どうしても客観的に読めないためこちらに投稿しました。
途中で終わってますがどんなもんでしょうか。
>>852-853
瞬きの女と、登場人物との間に何がしの関係があるのかな?と少し想像させますね。
少し、と書いたのは、一瞬見えたその女のインパクトが弱いからだと思いました。
女の存在が淡いなら淡いなりに、怖いなら怖いなりにガツーンと来ると、面白さが増すんじゃないかと。
>>845-849
相変わらずというか、何というか、……まあ頑張れ。

ええと一応、元の方向性を活かして酷評しておく。
・擬音語を使うのならもっと練った方がよい。キスの音だって「ズギュウウウン」だ。
・文面がぐちゃぐちゃなので読みにくい。論理や文体をぐちゃぐちゃにする方が面白いのでは?
>>852-853
それは私小説風味で書くべき性質のネタだ、勿体無い。

私ならこう書くと思う。
・主人公の「僕」ではなく、作者的語り手の「僕」を使う。
・>闇とは?光とは?存在とは?
>僕はこんな下らない問題を考えるようになった。
この「下らない問題」について詳しく書き、
>そして、それに気付いてしまった絶望と一生付き合っていくことも覚悟した。
乱歩や澁澤龍彦のように、彼岸の人として振舞ってみせるのはどうか?
・最後の一段落は丸ごと不要。特に「女を恨んだ。」が前半の味を薄めている。
857前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/27 01:13
>>850
>>846で終わったのなら私は醜い人間に思われてしまいます。
以降でフォローの為に
私のあふれ出る人間愛をさりげなく織り込んだつもりです。

>>855
>擬音語を使うのならもっと練った方がよい
これは大変そうですね。

>文面がぐちゃぐちゃなので読みにくい。
>論理や文体をぐちゃぐちゃにする方が面白いのでは?
今度試してみたいと思います。
   死守

 私たちの部隊は師団命令で高地を守っていました。現地を固守せよとの命令でした。要
するにお前たちはそこで死ねということですな。二百五十米ばかりの丘ではあるのですが
峻険な地形で、米軍としてはこの私たちの高地を攻め落とすか、迂回して陣前の谷を進む
より他はなかったのでした。
 もっとも米軍を迎撃すると言ったところで、既に私たちの背後に後退の余地は残されて
はおりませんでした。固守すべき最後のこの丘から後ろは、すぐに海へと続く切り立った
崖であったのです。斉藤将軍南雲提督以下の陸海軍部隊は逃げそびれた数千もの民間人と
ともに、島の最北端に追い詰められていました。米軍にとっても本島での攻勢の総仕上げ
であったのでしょう、砲爆撃は激しい上にも激しさを増し、仮しのぎの壕も掘る余裕のな
かった私たちは手酷く打ちのめされました。特に重機や速射砲といった、辛うじて緒戦で
損失を免れジャングルを掻き分けて文字通り命を的にして運び上げた重装備が、これによ
り遂に悉く失われてしまったのが痛恨の極みでありました。
 固守命令などなくとも、この高地をおいて他に行き場所などありません。逃げ場は崖か
ら下、海中以外にないのです。私も部隊の戦友たちも皆、とうに腹は決まっていました。
噂では丘の後背で最後の斬り込み隊の編成が行われているとのことでした。戦後聞いた話
によると、斬り込み隊の参加者には歩兵銃か拳銃一丁、手榴弾二個、刺突地雷一本、スプ
リング刀一本のいずれかが充当されるのみだったと云います。
 そのような状況下で私たちの部隊は、唯一まともな戦力を残した大隊規模の兵力として
高地防衛の任を負っていたのです。とはいえ兵の頭数は既に一個中隊の定数にも欠ける程
度で、私たち四十三師団の兵以外に指揮系統の異なる山砲兵や海軍陸戦隊の将兵まで含ん
でいる混成部隊でありました。糧食も底をつきかけており、サトイモに似た草の根を掘っ
て茎と一緒に水煮したものや、糊と見まごうほど薄く延ばした粥が日に二度も食べられれ
ば上等という有様でした。また、体力を消耗している者から先にマラリヤ熱と下痢が猖獗
を始めていました。もっとも餓えや病には、もう長く苦しむ必要はなさそうでした。
859858:04/07/27 04:55
懲りずに戦争モノです。とりあえず上の書き出しだけなのですが。
この部隊は史実と異なり、戦闘後米軍の軍使を受けて降伏します。
誰だよあんた
861858:04/07/27 06:10
>>860
あああ、申し遅れました。以前、>>608-610を書いた者デス。
ぜひ酷評お願いしまス。
862名無し物書き@推敲中?:04/07/27 08:46
>>852
冒頭の書き出しとしては悪くないが、
長いものにするにしても、あるいはショートショートとして終わるにしても、
もう少し書き込んでみてはどうかな。
このアイデアをどういうようにまとめるのか、そこが問題だろう。
ただし、こういうものを書く場合、書き手はえてして心情やら解説やら何やらを過剰に書いてしまう傾向がある。
そう部分は極力削って、謎を謎としてどこまで読み手を引っ張っていけるか。
酷評するにしてもその後だ。

これで酷評するとしたら、
時々冒頭だけ面白そうなものを書いてくる作者がいるが、
残念なことにみんな後が続かない、というしかないね。
863スマソ2世:04/07/27 12:03
>>828愛欲さま。
何かグダグダ青春ネオ文学で分かったことがあったら、
すぐに教えてください。
>>858
うーん、どっかで読んだような、ありがちな内容だなあ。
物語は史実と異なるように展開していくとのことですが、
それを聞くと面白い話になるのかな?という気がしないでもないですが。
描写や展開の雰囲気としては、私は>>608-610のほうが好きですね。弾道弾の存在が少しずつ
明らかになっていくところとか。

>米軍の軍使を受けて降伏します。
降伏する(させる)ことで、何が変わったのかがポイントですね。
大岡昇平を思い出したよ
869名無し物書き@推敲中?:04/07/27 17:14
日本が負けたらしい。天皇陛下の声を初めて聴いた。なだらかにつらなる丘のような声だった。
意味はまったくわからなかった。ラジオの雑音がひどくて聴くのに苦労した。放送が終わると職場の軍人が帰っていいと言った。
家に帰ると母が一緒に死のうと言った。どうでもよかったので、うなずいた。すると母が泣き出した。「お母さんを守ってね。」
といいながらしがみついてきて困った。しばらくすると泣きやんで、「お父さんに怒られちゃうね。」と微笑んで言った。
お父さんという言葉を聴いて腹がたった。母は気がつかないようだった。家に帰ってくると父に挨拶するのが一年前からの習慣になっていたので、
居間に正座して父の顔を見上げた。父も怒っているような気がして、うしろめたかった。
着替えようとすると田村が訪ねてきたので、制服のまま表へでた。「村田少尉がピストルでやったぞ。」そう言った田村の顔はどこか切羽つまった様子だった。
「うん。」と言いながら動悸がはやくなるのがわかった。昼の放送を聴いていた少尉の顔がよぎった。あの顔つきはよかった。田村の顔つきとは違う。畏敬があった。
二人とも無言で向かい合ってると、母が「正夫、田村さん。家にあがってください。スイカがあるんですよ。」と声をかけた。
小さいスイカだった。ちっとも甘くなかった。「二人とも栄養をつけないといけませんね。これからのお国のために頑張らないと。」母は努めて無邪気に振舞っているように見えた。
まずいスイカをうまそうに食べながら、田村ともう行かなくていい工場の話や、学校にいつから復帰できるかを予想したりした。村田少尉の話はしなかった。





870名無し物書き@推敲中?:04/07/27 17:26
田村が帰ると言ったので、途中まで送っていった。「お前のお母さんは優しい人だ。」
と田村はとつとつとした調子で言った。田村の母親は三月の空襲で、父親はラバウルで死んでいた。
「まだ戦えるさ。」と私はつい強がって田村に言った。田村は、アメリカの奴らが乱暴狼藉をするようなら、
俺が背負い投げでぶん投げてやると、私の腕をつかんだので、足払いを食わしてやった。
二人は走りだした。遠くまで見渡せる東京に振りそそぐ、夏の日差しが熱かった。
あの日の沖縄はどうだったんだろうか……。田村に追いかけられながら、父を思った。

                                           完
>>前
太郎が花子だったら俺最高に気に入るぞ。
872名無し物書き@推敲中?:04/07/27 17:37
すさまじい失敗をした。あまりにもひどい・・・

是非、酷評をしていただきたい!
873872:04/07/27 17:42
>>869−870です。

その他にも気がついたところがあれば、遠慮なく言ってください。

罵倒でも結構です。なんなりとご随意に。なんたってここは酷評スレですから。

酷評以外ほしくない。
>>869-870
人称の混乱をどうにかしてから出直せ。
>>869-870
一度、戦争物を離れてみることを薦める。

・「〜すると」「〜で、」が多い。時間や論理の展開を伴っておらず、手癖で書いているように思える。
・>お父さんという言葉を聴いて腹がたった。
がやや唐突。ここの心理はもっと複雑なのではないか。
・村田少尉のエピソードは既存の戦争小説のイメージを流用しているだけだろう。
・>あの日の沖縄はどうだったんだろうか……。
は脈絡がない。また、東京に住んでいた人間が沖縄戦について詳しく知っているとも思えない。
あの晩が暁との最期の採取となってしまうとわかっていたなら、あれほどまでに厭味な言葉を吐いたり
はしなかっただろう。
あまりにもやり甲斐のない仕事を手伝いたくない一心から、暁のおんぼろ車がとうに町を離れていたにもかかわらず、
俺はついついお馴染みの愚痴をこぼし始めたのだ。
自分で靴も履けないような不器用な子どもであっても簡単に採れてしまう小さなカブト虫ばかりを相手にした
ところで一銭にもならないではないか。
小遣いくらいならコンビニのアルバイトで稼いだほうがよほど効率的ではないか。
だいいち時間の無駄ではないか。
大学受験を来年に控えたこの夏こそ勉強に精を出さなければ、全国一という折り紙付きの、あの<馬鹿大学> 
にさえも入れないではないか。
ところが、暁はというと例によって大資産家のごとくおっとり構え、両腕を使って巧みにハンドルを操りながら、
満天に散りばめられた星々の下で太平楽な視線を遊ばせているばかりだった。
「おい、暁――」
車が見通しの悪いカーブを曲がる途中、俺は言葉をかけた。その瞬間、けたたましいクラクションの音と共にダンプカーが目の前に現れた。
止まる気配は全くなかった。

気が付くと、俺は道路わきの雑草の上に倒れていた。横を見るとあのおんぼろ車のドアがあった。ぶつかった衝撃
でドアが外れ、飛ばされたらしい。
しかし目の前に車はなかった。
>>869-870
改行がおかしいな。普通に読みにくい。
あとあまりにも状況説明が不十分。まぁこれだけの文章だから仕方ないかもしれないが。
良い小説だと主人公の姿がはっきり見えてくるもんだが、
これだと全然わからないしなんか消化不良。
あと、〜だった。った。した。が多すぎる。単調な感じを受けるから文章の終わりは考えた方がいいかな。
>>866>>867
同人系パロやラノベ匂がぷんぷんしますね。
TOPページを見ると、そういうコンセプトのように見受けましたが。
全般的に、退屈な展開がひたすら続くだけでつまらない。
4x5は少しオリジナリティを感じたが、物語(シーン)の進行と状況が散漫でつかみにくい。
>>864
ありがとうございます。
そうですね、自分でも書いていてどこかで読んだような…、という書き出しでした。
語り口調も今ひとつだったみたいです。
ありがちな戦記ものから変えていけそうな部分は、やはり降伏からですね。
守備隊主力は玉砕、民間人まで集団自殺を遂げるなかで降伏するということの意味を、
作中で問えればと思っています。
880858:04/07/27 19:10
すみません、>>879も私です。

>>865
「俘虜記」「レイテ戦記」「野火」は強く頭にありました。
881点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/27 19:18
>>879
わざわざ史実を曲げる理由がよく分かりません。仮想戦記ならともかく、そうでもないですし。
ありがちな戦記物から脱却したいが為にやってはならないことに手を出そうとしていませんか?
>>878
>物語(シーン)の進行と状況が散漫でつかみにくい。
お手数かけるのですが、何処らへんがわかりにくかったでしょうか?
他の方のように例を出してもらえると、ありがたいです。
>>882
ども。
では、特に気になった箇所だけ指摘させていただきます。

>「まあ、待てって。今、3週間経ったって言ったけどよ、なんも進展無いんだよ。そこでおまえに吉良の情報を聞きたいってわけ」
 吉良のこと。輝之輔には、それが何のことなのかはっきりとわかる。

例えばこの部分なんですが、この吉良ってのが謎であるのはいいんですが、何が謎なのかもわからず
読者は置いてぼりを食ってしまうと思います。吉良?、吉良?、と考えているうちにシーンは変わる。
あと『矢』とか出てくるんですが、これも何なのかさっぱりです。
物語に出てくるアイテムなど、ファンタジーだったらわかりやすく説明しておかないと、ストーリーが
理解できなくなってしまうこともあるでしょう。
説明不測、これが状況と進行を理解するための傷害となってしまっているかと。
884858:04/07/27 19:40
>>881
はい、仮想というかどういうのかはともかく、創作であることは確かです。
やってはならないことという意味は、戦死者や遺族への冒涜というようなことですか?
それとも歴史的事実の歪曲でしょうか。
>>883
この文自体についての説明がなかったようです。すみません。
これらは、とあるスレにて発表されつづけていっている同人作品、SSなのです。
その為、対象は自然と元の漫画の既読者となるわけでして、今回あげてもらった吉良、矢等は
既知のものとして書いているのです。ですから、重要なアイテムである『矢』もさらっと流す程度にして
「あの矢か!?」と感じさせようとしました。
そこらへんを置いておくと、どうでしょうか?
886点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/27 19:52
>>884
後者ですよ。
887858:04/07/27 19:57
>>886
なるほど…。そう取られてしまうということは、創作としては半端だということですね。
ありがとうございました。
夜中、ひとりでふとんに入り、私は子供心にも何かと別れたような切ない気分になった。
ひとりで天上をみつめ、さらさらかたいシーツの感覚の中で、それは別れの卵だった。
後年に知るずっしりした別れに比べて、それは輝くふちどりを持つ、別れの新芽だった。
そのまま寝つかれずに私は、何となく廊下へ出ていった。
しんと暗い廊下に、今と少しも変わらない巨大な音で、柱時計がかちこち響いていた。
ふすまの白が、うすぼんやりと闇に浮かんで、私は自分がひどく小さく思えた。
ずっと、ここしばらく何もかも忘れて夢中だったあの番組の場面を思い浮かべていた。
あまりにもひっそりした夜の中で、ひっこみがつかなくなって、はだしですとん、すとんと階段を降りていった。
そして、外の空気を吸おうと、庭へ出た。
庭は月光に満ち、木々がしっかりとしたシルエットで息をひそめて立っていた。
「まりあちゃん」と、陽子ちゃんがふいに言った。
どうしてだろう、少しもびっくりしなかった。
パジャマ姿の陽子ちゃんが庭に立っていたのだ。
かすかな月明かりの下、ひそひそ声で陽子ちゃんは言った。
「やっぱり、寝つかれない?」
「うん」声をひそめて私は言った。
「おんなじね」陽子ちゃんは言った。みつあみをした長い髪で、屈みこんだまま、あさがおのつるをくるくるとさわっていた。
「ちょっと、散歩にいこうか」私は言った。
「見つかったらしかられるかな。陽子ちゃん、そっと出てきた?」「うん、大丈夫」
木戸を、きい、と開けると、とたんに闇の中で潮の匂いが濃くなったような気がした。
「やっと、大声で話せるね」「うん、気持ちいい夜ね」
パジャマだの、ゆかただの。
私はそのままサンダルにはだしで、海の方へ歩いていった。
月がとても高かった。
峠に向かう道に沿って、くちはてたように眠る漁船がいくつも並んでいた。
いつもの町ではなかった。
私たちはとんでもなく日常とかけ離れたところに来ているような気がしていた。
陽子ちゃんがふいに言った。
「あ、実の妹に、めぐりあっちゃったわ」
番組「ごっこ」の続きかと思って笑った私も、発見した。
つぐみもまた、海の道の境目のところで、ひとりかがんで、海をみていたのだ。
>>885
どもども。
なるほど……SSですか。
その世界観を理解している人に対しては有効な表現なのかもしれないですね。
しかしながら、その手法ですと、例えばこのスレなどで一般的視点で読んでもらうのは難しいかと。
(現に私は一般小説として読んでいたので……読み方が間違っていたのかもしれませんが)
ターゲットがしっかりしている(オリジナル作品のファン層)、ということにおいては読みやすく楽しめる
ものになっているんじゃないでしょうか。世界観を知らない者としては何か寂しいような気もしますけど。
オナニーなのよね
891名無し物書き@推敲中?:04/07/27 21:05
 段落もつけられないくせに文章書いてるんじゃない。
 段落をつけろ。まずはそれからだ。
892885:04/07/27 21:06
私は文が読みやすいか、良いかどうかを見てもらいたくて張らせてもらいました。
しかしここの方々にとっては、やはり独り善がりということになってしまいますね。
既知として省略した部分を補えば、また見てもらえるでしょうか?
893点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/27 21:11
>>892
無理でしょう。省略しているからこそ存在できる流れというのもあります。
SSはある意味内輪ネタであり、文章そのものを批評してほしいのなら誰にでも理解できる文章を出すべきです。
>>892
読みやすいかどうかというのは、文の内容を理解できるかできないかに
大きく影響します。
一般的な評価としては、ファン層には読みやすいのでは?と推測することしかできません。

>既知として省略した部分を補えば、また見てもらえるでしょうか?
一般読者として読めるものでしたら、読みたいと思います。
>>891
だっ、誰へのレスですか?
ドキドキ。
>>895
多分>>888、はじめに1文字開けてないように見える。
「ように見える」というのは、行頭だと半角スペースが反映されないから。
897885:04/07/27 21:25
>>893-894
なるほど良くわかりました。今度は趣旨にあったようなものを何とか書いてみます。どうもありがとうございました。
(´^ิД^ิ`)
(´^ิ∀^ิ`)
>888

なんとも可愛らしい文章だな。表現も案外凝ってる。
で、こんな辺鄙な場所になんのご用で? 吉本ばなな先生。
なるほど「つぐみ」ですか。
映画化の際には、市川準監督にメガホンとってもらわないといけませんな。
902名無し物書き@推敲中?:04/07/27 23:35
二行目、三行目の
>それ
って何だろう?
903852:04/07/28 00:02
>>856
ありがとうございます。
私小説なる形式があるんですね。
調べてみたら、確かにそれで貫けばいいかと思いました。
あと後半の無意識の手抜きを鋭く指摘されたのには驚きました。
表現の手段として小説はごまかしが一番効かない
ジャンルでないかと考えさせられました。
澁澤龍彦氏は存じ上げないので今度読んでみます。

>>862
ありがとうございます。
長く書くつもりの冒頭でした。
アドバイス参考に完成目指して書いてみたいと思います。
読み手の意識は難しそうです。
書きたいことを書くのが理想ですけど、
おそらくどこかで妥協が必要になってその加減をどうするか。
悩みそうです。
>>887
俺はこの話で、わざわざ史実をねじまげる意図があんまりよく判らなかったよ。
意味があるなら、ねじまげても構わないと思うよ。

905858:04/07/28 10:17
>>904
ありがとうございます。
「ねじまがっている」のは史実の方だから、というのが私にとってそれを書き換えようとする意味です。
玉砕というのは一見華々しいですが、最後まで頑強に抵抗を続けることや降伏することに比べると
利敵行為に近い決断だからです。
でも同時に、その決断を下すことがほとんどの指揮官にとって必然でもあったわけです。
勿論これは後知恵的で、当時でも常識的な指揮官にとっては自明であったことだと思います。
戦記に踏み止まるのであればそうした指揮官の心理を描き、それでも玉砕を選ばざるを得ない、
という筋にするべきなのだとは思います。
906岸和田 ◆JNnFWYTu2A :04/07/28 10:21
 僕は船の上に居た。
トットットットット……と微かな音を立てて、船は海上を走っていた。
ここはどこなのだろう。
気付くと、僕の前に男が立っていた。僕の知らない男だ。少しも見覚えが無い。
「なに海なんか見てるんだ」 と男は言った。
 
 誰だこの男は。
            何処だ此処は。
  僕は誰だ。                この船は何処に向かう。
 
 いくつもの疑問が、シャボン玉のように僕の頭に浮かんだ。
「僕は誰だ」 と僕は言った。
 男は僕の顔をじっと見て言った。
「ナカムラ、下らない冗談はやめろ。記憶喪失かお前?」
 そう言って、男はへへへと笑った。
ナカムラ。僕の名前は、ナカムラだったのか?
何かを思い出そうとした。ナカムラという言葉をたよりに、僕は頭の中の迷路に
潜っていった。しかしその迷路に出口はなかった。何も思い出せなかった。
船が静かに揺れている。
907岸和田 ◆JNnFWYTu2A :04/07/28 10:28
男は一言も喋らなかった。僕も喋らなかった。
なにを言っていいか、まるでわからなかった。
聞きたいことは山ほどあったが、それが声となって出てこない。
ただ、この船はどこかへ向かっていて、僕とこの男はそのどこかで何かをすると
いうことだけしかわからなかった。
 僕は木箱に腰をおろすと、自分の体に目をやった。
白いTシャツ、ブラックジーンズ、ビーチサンダル。
それ以外は何も無い。指輪も、時計も、ネックレスも、何も無い。
僕はポケットに手をつっこんでみた。
小さい手鏡と、メモ帳とペンが入っていた。
908点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/28 10:46
>>905
玉砕が利敵行為というのにはかなり反感を覚えますが、まあそれは脇にやって。
書きたい物にあう史実を見つけるか、完全にフィクションの小説を書くか、もしくはあなたの意見をコラム、エッセイとしてまとめた方が良い。
小説の形態を選ぶ必然性が無いので。
909名無し物書き@推敲中?:04/07/28 10:52
>>858
偽史は全然ありだよ。
910岸和田 ◆JNnFWYTu2A :04/07/28 10:54
手鏡で自分の顔を見てみる。
そこには知らない人間の顔が映っていた。
色が黒く、目が離れていて細い。左眼の目尻から唇にかけて切り傷のあとがある。
そんなところだ。大した顔ではない。
 僕は手鏡をポケットにしまうと、メモ帳を開いた。
「何回か破壊されてから気付いたことがあるのでここに記す」
 と冒頭にあった。
「多分信じられないことだろうが、私は破壊され続け、作り変えられ続けている。
いつからだったかは覚えていないが、私はある力によって破壊されている。
気付くと、自分が全く別な人間になっているのだ。
記憶も書きかえられ、いままでの自分は抹消される。それを繰り返している。
別な人間になり、何ヶ月かたつと、また別な人間になる。それを繰り返しているのだ。
私はそれに気付いた。ある力によって自分が捻じ曲げられ、改変されているのだと。
それが何度も繰り返されているのだ。」
 わけがわからない。
僕は誰なんだろう。このメモ帳に書かれていることは真実か?
真実だとするならば一体何処の誰が僕に対してこんなことを

「DVD」
911858:04/07/28 11:12
>>908
はい。あの表現はおそらく反発を受けるものかと思いました。
エッセイもしくはコラムということですが、私の見解は凡庸な意見に過ぎません。
捕虜となることは敵国の戦時経済に負担を与えるという意味では戦闘の継続ですし、
不正規戦を続けることでどれだけ敵の戦力を拘置できるかは、それこそ歴史が証明しています。
こうした意見を主張するだけのために書かれるコラム・エッセイは陳腐なものになるでしょう。
ところで、「史実」を忠実になぞらえたものばかりが小説とは思えませんが…。
むしろ小説・創作は史実を基にしていても作者の表現手段である以上、
どこかに都合の良い作り話が入ってきて「史実をゆがめる」ことにならないでしょうか?

>>909
ありがとうございます。
912点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/28 11:51
>>911
だから、陳腐にならないように書くんですよ。コラムでもエッセイでも小説でも。
知識が足りないなら学べばいい。意見が凡庸なら高めればいい。
別に私は「源義経が女性だなんて嘘だー!」なんてのにまで突っかかることはしません。エンタテインメントに徹するならそれはそれでいいんですよ。
これこれの人物は実在しないから駄目だとか、水戸黄門は世直し旅なんてしてないとか、そんなことは言いません。
真面目な歴史小説、歴史小説でですよ。昭和天皇が終戦の詔を出さず「一億総火の玉」へと突き進んだ小説を書いたとしたら……それはもはや歴史小説ではなく架空戦記です。
「あえて民間人が戦うことで太平洋戦争の意義を問いたい」としてもです。
織田信長の伝記を読んでたら「いきなり長島巨人軍が登場」とか、嫌でしょ?長くなってしまいましたが、つまりはそういうことです。
913点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/28 11:54
2行目修正……。
「別に私は「源義経が女性だなんて嘘だー!」なんて風に突っかかることはしません」
914名無し物書き@推敲中?:04/07/28 12:12
>>913
なんか面白いね
915点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/28 12:19
ちなみに長嶋巨人軍とは志茂田景樹氏の著作「戦国長嶋巨人軍」の事です。桶狭間に武装した(野球の)長嶋巨人軍がタイムスリップするというイカレたストーリーが特徴です。
戦国自衛隊みたいね
戦国自衛隊は傑作だ。
いくらマネたところで、あれ以上のものは今後出てこまい。(笑
海自をテーマに、最近似たような漫画が連載されてたみたいだけど、読む気にもならん。
>岸和田
おもろい。いいんでないの。グッジョブ!
>>岸和田
もうちょっと文を練ろう。
>>>岸和田
少年野球団。
(´^ิД^ิ`)
922名無し物書き@推敲中?:04/07/28 14:16
何故突然小荒れ?夏だから?
923858:04/07/28 16:48
>>912
歴史小説を書くつもりではなかったので、括るとすれば仮想戦記でしょうか。火葬かも。
民間人を戦わせるつもりはないです。
戦国長嶋巨人軍は…嫌ですね。確かに。そのぐらい無茶なことをやってるってことでしょうか。
あと、銀英伝というか田中芳樹はキライですので…。
924( ´,_ヽ`):04/07/28 17:11
>>900
よしもとばなな、では?
925他人:04/07/28 17:29
>>912
五分後の世界や永遠に昭和が終わらない世界も
仮想戦記すか?
>924

うおお! ホントだ。
姓名判断でクソミソ言われたから変えたっぽいね。thx.
よしもとよしとも

 城跡の公園のお堀には、防空壕が残っていた。
お堀の崖の中ごろにぽっかりと人が3人並んで立てるほどの穴があき、堀の中で
大きく半円を描いて、別の出口へ通じていた。どちらの口もセメントでふさいで
あったのだけれども、上の方と、横に少しすきまがあって、子供の体であれば
通り抜けることができた。子供が少ない校区の中で、そんなところにまだ防空壕
があると知っている子は少なかったと思う。毎日のようにその入り口を覗き
こんでいたのは自分だけだった。
 ある日、数人の子供が防空壕の前に集まっていた。自分も当たり前のように仲間
に入り、順番に中にもぐりこんでいった。
防空壕は柱で補強もなされていない、ただの掘りっぱなしの穴だった。狭い入り口
から、光が入る。闇に浮かぶ壁には、丸い小さな石がいくつも露出してみえる。
いかにも、もろそうな壁面が、ゆるくカーブを描いてぼこぼこした天井を支えていた。
3人も並べば精一杯の幅しかない通路に、幾人の人が詰め込まれたのだろうか。とうに
過ぎた時間であるのに、小便と汗と人いきれのにおひを感じた。
一緒にもぐりこんだ仲間たちの、一様に怯えた感覚が、つなげた手の平から伝わって
きた。大きな声を出せば、それだけで天井が落ちてきそうな気がしてくる。
空襲は夜が多かったと聞いていた。闇の中で、灯りをともすこともなく、じっと潜ん
でいたのだろうか。どくどくとやけに大きな音を立てて打つ心臓をなだめながら、
そっと、急いで通り抜けた。
 一緒に入った仲間は、そのときだけしか会っていない。名前も知らない。
顔は覚えているのだけれど。時々、彼らこそが幽霊だったんじゃないかと思ったりする。

防空壕の中には、鉄兜がひとつ残っていた。
岸和田さん、気になる話ですね。
期待はしないでほしい。あらかじめ言っておきますよ。
あなたの頭に浮かんだイメージが僕にわかるわけがない。残念だがはっきりしている。僕が脳タリンだからさ。

ナカムラと呼ばれてる「僕」が、どうして「少しも見覚えがない男」と船の行き先で何かをするとわかるのか?変だ。

「僕」が自分の体を見回す場面ですが、「僕」は指輪もネックレスもないと、記憶のない状態で「意識」するわけです。「僕」がねぇ……。
結婚していたのかどうかを確認する手段として、指輪は手っ取り早いし、装飾品に凝る男性もいるからね。
手鏡が出てきたところを何度か読みましたが、不自然だな。「僕」に手鏡は似合わないしね。これだって先程言った通り、ただの記憶が無くなる前の趣向の問題かもね。
しかし、もっとも奇妙なのが、左眉から唇にかけての切り傷のあとをみて、「そんなところだ、大した顔ではない。」と「僕」が意識するところだ。つまり「僕」はそれが正常だと意識する。
昔からあったのなら、慣れでそう思うかもしれないけどね。
こうなってくると、「見覚えのない男」の「へへへ」という笑いが気になってくる。
メモには「何度も破壊され、作り変えられている」とある。ナカムラは脳をいじられたのかな?何かの目的でさ。性の配置転換とか。
でも手術は成功してない。
どうだい岸和田さん、このめちゃくちゃな読みかたは。人間の想像力よ!万歳!
dvdの意味はわからない。そのままの意味であるんなら、映像が問題になるけど……。

こういう読みかたは不健全だね。まるでナゾナゾを解いてる気分になってくる。疲れるし、やんなってくる。
そういう読み方をさせる岸和田さんが不健全なのかもしれないね。


930受験生:04/07/28 21:15
 ティーカップに浮かぶ一枚の葉。
その様子を僕は何分間か眺めている。
湯気で眼鏡が曇り、やっと視線を前に戻す。
座っている彼女は泣いている。僕は、この現実を認めたくなかった。
 5分も経つと、葉はついに液体へと沈み、
気泡とともにティーカップの底から僕を見ている。
泣き止んだ彼女も、僕の視線の先にあるティーカップの葉を見つめていた。
気泡となった空気のように、僕は彼女といっしょに沈んでいる。
今、この葉に意識があれば、何を思うだろうか。
ほんの数日前、この喫茶店の庭に生えていたころを思い出すのか。
それとも、ほんの数分前、僕に見つめられた時間を思い出すのか。
 彼女は、まるでその葉がもがれた時のように静かに言った。
「あなたとはこんな風に出会いたくなかった」
僕は、まだティーカップの底を見ていた。
彼女、という葉についていた僕の想い。
葉に寄り添っていた気泡は、湯気と一緒にどこかへ消えてしまった。
 ティーカップに浮いた葉と消えた気泡。
僕らの間には、ただひとつのティーカップがあっただけだった。
今、そのティーカップには液体の底に葉しか残っていない。
僕は気泡、彼女は葉。消えてしまった僕の想い。
僕と彼女の間には、ただひとつのティーカップがあっただけだった。

岸和田さん。ここのスレッドに文章をさらしているあなたの覚悟に敬意を表したい。
そして、この言葉を送ろう。

「お前は立派な変態だ。早くしね。」
932受験生(930:04/07/28 21:17
なんかいつも堅苦しい話ばっか書いてたので(汗
さすがに夏休みは、夏期講習やらで忙しいので気分転換ということで(汗
酷評よろしくお願いします。
>906,907,910

最後でこれは…。メタなオチってことでいいのかな?
>910の頭あたりを読んだ感じでは、「メメントかよ」って勝手に
カテゴライズして済ませようと思ったんだが、そんなもんじゃない。
ちょっと変わってる。解釈を楽しめるお話だね。

で、いつも思うんだが、…ってことはきっとわざとなんだろうけれど、
人物や舞台装置の描写が少ないよね。そこが不満だ。
今回のではナカムラ、と呼びかけた相手の男の風体を描いて状況説明の
一助にしたり、「僕」の格好と対比して何か考えさせることもできると思う。
もっとも二言だけの台詞と「へへへ」という笑いだけにしては、個性は出てる。

船も、木箱が出てくることとエンジン音くらいでしか規模が窺えないんで、
「船」ってだけでなくどういう船なのかちょこっとでも触れておけば、
航海の行き先だとかに読者の興味を引きやすいと思うよ。
即ちオチに向けて読者心理を更にミスリードできるってことで。
>>930
「ティーカップ」を「カップラーメン」に変換して読むと面白い。
いや、ふざけて言ってるんではなく、矢野顕子みたいな世界観ていうことで。
>930

夏期講習乙。

六行目の擬人法から七行目に「見ている」繋がりでかけてるけど、
五、六行目の文が無理無理なんで効果としちゃ良くないね。
十二行目、「葉がもがれた時」が直喩になって「静か」と来るのも
強引過ぎやしないかな。庭から摘んでくるんだというからミントの葉か
何か知らないが、葉をむしるのを指して「静か」ってのがピンと来ない。
まあ、「葉がもがれた時」を破瓜だとかに解釈してもいいんだけど、
それでもただ静かってのがね。そうならそれなりに痛々しい描写が欲しい。
それともマグロを暗示してるのか…、いや、お下品失礼。

気泡と葉の比喩で文末まで引っ張ったのも、やっぱり無理矢理感が漂う。
こういうのは固執し過ぎないことだと思うよ。


しかし>934は何もかも根底から覆す発言だな。ワラタけど。
936受験生:04/07/29 00:16
>>934
爆笑。
カップラーメンに沈んだエビを見つめていた……
悲壮感漂いすぎw

>>935
やっぱ無理やりっぽさは否めないですね(汗
自分で何度も読んでみるとやっぱ弱い。
参考になりました。テンクスでつ

と、やっぱカップラーメンは面白いかも。
独身男の悲しい性でもテーマにして書いてみるかな。
>928

まず、読点の打ちかたで文章のリズムを悪くしてる。
それと最後の一文はつながりも悪いし、蛇足じゃない?
あとなんでか不思議なのは、真ん中あたりの「におひ」かな。
内容はまあ、これだけかって感じだな。特に感慨もない、
読後にも残るもんがない。
防空壕は漏れの実家にも残ってるんだが、入ると異様に
土臭かったのを覚えてるんで、この文章のにおひの演出にも
いまいち共感がわかない。
実はルンペンのおっちゃんが住み着いてたからクサかった、とか、
そういうオチでも後日談にして書いとけば良かったかも。
938名無し物書き@推敲中?:04/07/29 05:47
「頭ーっ!!」
青筋を立てた険しい表情のカズは神経質だがこいつの指摘は何時でも的確で皆のストッパーとなる。

─1986年、香港。宋華会、暗器の手練120名の首領である李との会合は壮絶を極めた。
会合前夜、李の部下に手厚く歓迎され徐々に国外だと言う実感が湧く。お目付け役のようなしかめ面のカズを横目に、呑気な態勢で売女とどデカい夜景を眺める頭はまるで旅行気分だ。
組の存亡を賭けた決心がまるで見えない余裕は流石頭ではあるが。

つづく
>>938
どうも、ありがとうございます。「にほひ」は失礼しました。(もともと
詩で書いた作品だったので、字面が残ってしまいました。)これは実話でして、
何故あんなに臭かったんだろうとずっと不思議だったんですが、
”あ、そうか、どこぞのおじさんが住んでいたからか!”とあらためて思った
次第です。そんなら話しはわかりますーーー。落ちがないけど、なんとなく
読んで浸れるというあたりを狙いたかったのですが、難しいです。
>939

そか。実際の体験談なわけだね。了解。
詩だったら叙事詩ってことなんだろうが、普通に散文の創作だと思って
読んでたから、「オチねー」って思っちゃったよ。