>>1 乙
「みをつくし料理帖4」読みましたよ
刊行が遅れずに発売されて良かった
しかし、銀二貫ですらどれだけ大変なのか、
高田郁氏の読者は思い知っているのに
あさひ太夫をいつか見請けするために四千両だなんて……
小松原様との話の方も、なかなか前途は多難ですね
3 :
無名草子さん:2010/09/16(木) 18:33:18
石原典子の君よ わが妻よ は良かったな。
特に最後の妻の手紙は泣いてしまった(/ _ ; )
>>2 あ、出たんだ
明日、本屋行ってこよう
また若旦那さんの消息でてくるかな
>>1 乙です。
>>2 てっきり今回も遅れるものだと思ってた…
出てたの知らなかったよ、ありがとう。
みをつくし読んだ
内容はさておき、作中レシピ再現するためにゴマと昆布買ってきた
ネタバレって訳でもないし、メ欄に書き込むようなこと?
独り言のつもりかも知れんが、専ブラならバレバレだし
しかも、sage入れてないから、アガってるし
>>2 銀二貫って、金なら33両。
これを寄進するのに何十年もかかってるんだものな。
途中で、いろいろあって貯めた金を手放すことが何度かあったとはいえ。
>>9 澪と同い年の旭太夫は今二十歳だよね
年期明けって普通二十代後半(27?って聞いたような)だから
四千両貯める期限はあと十年もないから余計大変だなと思った
あと、澪も美緒もこの時代だともう嫁き遅れの歳になっちゃうんじゃないか
>>10 吉原の年季明けは、27歳
もちろん、それ以前に身請けされる場合もあるけど
10両あれば、庶民なら一家で一年過ごせる金額だもんな
>>11 吉原は通常年期十年で、17歳スタートなら27歳終了
1巻時点(18歳)であさひ太夫がデビューから一年しかたってないにしては
噂が広まりすぎな気がしない?
太夫になったのも通常より早かったんじゃないかな。14歳で太夫になった女性もいたらしいし
そうなるとますます澪の四千両期限が大変になるけど
>>12 太夫になるような娘は、いきなり素人デビューではなく
禿やご新造として、先輩花魁からひきまわしされるから
幼い頃から、だれが水揚げするのかとか話題になってたと思うな
時代小説好きの父から「お前料理好きだからこれ読んでみろ」と料理帖で時代小説デビューしたが、
美味しそうだし先は気になるし面白いな。
今巻で最終目標的なのが提示されたがそこまで行くのかどうか。
>>14 いらっしゃい
高田郁はいい作家だし
他にもいい時代小説はいろいろあるし
これからも時代小説楽しんでくれて
このスレにも遊びに来てくれると嬉しいな
>>1 乙でございまする。
みをつくし〜、面白かった。
料理も今回のが一番美味しそうだったし。
しかし、いずれドラマ化しそうな気もしますねぇ。
で、まさか登龍楼の旦那が、あさひ太夫の客だったりして、orz
。
「○○様が予約されていた、北原亞以子の慶次郎縁側日記 ほたる が
出版延期になりました 発売日が分かりましたら再度連絡いたします」
って、留守電に入っていたのに、今気がついた
文庫派だから、悲しいなあ
しかし、書き下ろしではないのに発売が遅れるって、なぜなんだろう
出版会社で他に印刷したい本が割り込んできた……とかなのかな
今日、高田郁のサイン会があったの行ってきたよ。
とても物腰柔らかで、1人1人に丁寧に話しかけてくれるしいい人だ。
イラストカードももらえたよ。
>16
登龍楼の旦那が4000両払って水揚げしたのを
料理勝負で取り戻す…ってのは都合良すぎるかw
若旦那が吉原であさひ太夫に匿われてる説も考えてみたけど
素人だと考えが浅すぎていかんね
今回は小松原様→澪のフラグが立って萌えたけど
母上はなんでそれに気付いたんだろう
寝言で「下がり眉…」と呟いたりしてたんだろうか
>>18 漫画の方のみをつくし料理帖に、著者紹介で
高田氏の描いたイラストが載ってるけど、かわいいイラストかくよね
イラストカードには、どんなことが書いてありました?
サイン会!いいなあ
自分でも絵を描かれるとは知らなかった
22 :
18:2010/10/04(月) 20:50:03
イラストカードの内容だけど
「右手が不調なのでサインが乱れるかもしれないけどごめんなさい」
「シリーズが続いているのみなさんのおかげです」
「これからもつる屋の面々を見守ってください」
こんな感じ。あと、イラストが作者のやさしい雰囲気がにじみ出ていて、すごくいい。
高田先生、けっこうお茶目な感じで、おもしろおかしく裏話なんかもしてくれていた。
「実は母の作ったレシピを参考にしている部分もあったりします(笑)」
「某登場人物の名前は自分の先祖の名前を拝借してます(笑)」とか。
握手もひとりひとりにしていたし。
ファンもおもしろい人が多くて、わりといかつい顔のおっさんが
「みんなを幸せにしてやってください」と頼んだりしていたよ。
ますます「みをつくし料理帖」が好きになったよ。
23 :
20:2010/10/04(月) 22:10:38
>>22 ありがとう
いい感じだなあ
男性ファンもいるんだね
ネタバレもほどほどに。
未読なのにorz
>>24 ん?
イラストカードはサイン会で配布されたもので
コミックスや文庫についてくる訳じゃないよ
自分は、コミックも文庫も買ってるけど
そんなのなかったから、内容を書いてもらって嬉しかったよ
同じく。いきたくてもいけないひとも多いから、中身は知りたい。
>22 ありがと!
「未読なのに」とあるから、文庫の内容に関してでは?
4000両で身請けうんぬんの話ってこと?
読んでみたら、そんなネタバレされたーーってな内容ではないのが分かるけどねw
>>24 発売されて、かなり日数がたってるので、ネタバレは仕方ないでしょう。
まだ買っていない、もしくは、図書館の順番がきてない人は、読むまで
ここを覗かないようにすればイイだけ。
30 :
29:2010/10/05(火) 16:27:28
ごめん、専スレではなかったね。
でも、発売後は、自由に語り合えるようでなくてはおかしいから。
31 :
無名草子さん:2010/10/06(水) 10:16:53
「みをつくし」、実写化するとしたらキャスティングは誰かな?
某所で挙げられてた種市爺ちゃん=笹野高史、ご寮さん=高島礼子、又次さん=中村獅童は納得。
個人的には澪ちゃん=蒼井優、小松原様=堤真一と思ったが
この二人はちとトウが立ち過ぎか。
時代小説まったく読んだことなかったけど、「みをつくし」読んで
他のも読んでみようかなという気になった。
時代小説初心者が軽く読めるおすすめあったら教えてほしいです。
>>33 宇江佐真理 『卵のふわふわ』『おちゃっぴい』
宮部みゆき 『ぼんくら』『日暮し』
北原亞以子 『深川澪通り木戸番小屋』シリーズ
藤原緋沙子 『藍染袴お匙帖』シリーズ
諸田 玲子 『瓢六捕物帖』シリーズ
畠中恵 『まんまこと』『こころげそう』
築山桂 『緒方洪庵・浪華の事件帳』シリーズ
和田はつ子 『口中医桂助事件帖』シリーズ
このあたりは、時代小説だと気構えずにさらりと読めるんじゃないかな?
>>33 宮部みゆきの短編集(「本所深川ふしぎ草紙」「初ものがたり」「幻色江戸ごよみ」)
短編集は軽く読むにはいいんじゃないかと。
畠中恵はどれも読みやすいと思う。
平岩弓枝「御宿かわせみ」もこれもシリーズとしては長いけど、一話完結だしオススメ。
(個人的には途中までは、だけど…)
あと「みをつくし」が気に入ったなら、同作者の「出世花」と、上でも出てた「銀二貫」もオススメ。
36 :
33:2010/10/07(木) 17:10:20
>>34-35 たくさんありがとうございます! 何から読もうか迷う…。
馴染みのある宮部みゆきあたりからにしようかな。
挙げていただいたのを全部制覇してみたいです。楽しみだー。
『みおつくし料理帖』シリーズの一冊目にはまった勢いで、和田はつ子の『塩梅屋』も読んだけど全然駄目だったなぁ。
読んでる時には特につまらないとは感じないんだけど、読み終えると直ぐに内容忘れちゃうのよ…。
全く印象に残らない。
4〜5冊は読んだけど、話の内容・出てきた料理共に一つも覚えてないんだよね。
男性が作る料理と女性が作る料理の差なのかな?
でも「初ものがたり」の料理は美味しそうだったなぁ…
>>38 「みをつくし料理帖」「料理人季蔵捕物控(
>>37のいう「塩梅屋」)」どっちも作家は女性だけどね
最も、和田はつ子の「料理人季蔵捕物控」で出る料理が美味しそうではないというのは確かかも
自分の場合は、季蔵が醤油の代わりに使う煎酒(日本酒と梅干と出汁を煮詰めたもの)が
どうもピンとこないからっていうのはあるんだけどね
宇江佐真理の「卵のふわふわ」は、表題作も淡雪豆腐や黒豆とちょろぎも美味しそうだったけどね
「卵のふわふわ」読了。
ほのぼの系で面白かった。
江戸時代って武士よりも町人の方が料理メニューには恵まれてるのよね。
>>39 そう!
『塩梅屋』の場合、要の煎酒が全くイメージ出来ないから、それを使った料理もまた想像できない。
『みおつくし料理帖』は読むと、これ作ってみようかなって思う料理が結構ある。
そういう点も面白いと思うのかも。
42 :
39:2010/10/14(木) 13:03:55
>>40 物価は上がるのに、収入はいつまでも変わらぬために
質素倹約第一で、しかも、食べ物に関しては
しきたりとか制限が多かったお武家様では料理の幅が……ねぇ
「卵のふわふわ」の場合は、お舅さんが料理好きだし
武家の中では、実入りの多かった三廻り同心だったから
武士と言っても事情が違うからね
>>41 ありがとう
一度作ってみようかな
しかし最近の塩分の薄い出汁入り梅干じゃ
多分美味しくないんだろうな
最近は昔ながらの酸っぱい梅がなかなか売ってなくて
料理に使うときは困りものです
宇江佐の新刊「通りゃんせ」読んだけど……
サラリーマンが江戸時代にタイムスリップして百姓になる話
「仁-JIN-」「テルマエ・ロマエ」「ちょんまげぷりん」
最近、タイムスリップものは話題だけれどさぁ
何だかなぁという感じでした、ラストもありがち
八朔の雪 コミック3巻 読了
完とか全三巻とか書いてあって、あれ?と思ったら
花散らしの雪 と題名がかわって、
新年号から、また新連載になるとのことで安心
巻末に恒例の、高田氏の書き下ろしアリ
やはり、料理に夢中になっては筆が進まずに
編集者に怒られているとのことでしたw
ttp://ameblo.jp/sinobi/day-20101022.html >▼立ち位置が曖昧で乗り切れない。映画「雷桜」
>
>宇江佐真理の同名時代小説は、時代劇をテーマにしていながら
>その悲恋ぶりが若い女性から支持を受け、20万部以上を売り上げたという。
>実写版の監督は、「ヴァイブレータ」「余命1ヶ月の花嫁」の廣木隆一。
>主演は、「FLOWERS」「百万円と苦虫女」の蒼井優と「告白」「悪人」の岡田将生。
売れてたんだなぁ
まあ、嫌いな話じゃないけれど
西條奈加の「善人長屋」
デビューが時代ものファンタジーだったのでどうかと心配したが
ありがちな長屋ものから捻った人物設定が面白かった
荒も目立つが
一話完結での読後の爽快感で許せる。続編が読みたいな
和田はつこの塩梅屋読んでみたけど、
みをつくしと比べると料理小説って感じがしないな。
料理の描写が少ないし。
あと、事件が簡単に解決しすぎて面白くない。
この人の他の時代小説シリーズは面白いのかな。
>>48 このシリーズが1番面白いと思う。
他は・・・。
途中、大風呂敷を広げすぎちゃったけど
口中医シリーズは割とすきだな
秋山香乃「漢方医・有安」をまとめて読んだ。
漢方医、というのが何となく面白そう、と思って手を出したんだけど面白かった。
登場人物の組み合わせ、関係も良かったけど、医者が主役で治療シーンが詳しいのは
多分初めて読んだので、その辺自分にはちょっと新鮮だった、というのもあるかも知れない。
しかし気になるところで終わってるだよなー。
次巻はいつになることやら。
ああ、間抜けな脱字が…orz
終わってるんだよなー、ですw
へー、医者ものだと手術シーンのある蘭方医が多いから
本道である漢方医は確かに珍しいね
北原の「慶次郎シリーズ」主役慶次郎の娘が強姦されて自害。
娘のイケメン婚約者は他の女(前から男に好意を持ってた)
と結婚
杉本章子の「信太郎人情帖シリーズ」主役信太郎の婚約者(信太郎を好き)は強姦されて自害
信太郎は元々子持ちの後家とできていた
作品としては読ませるのに、平岩の「かわせみ」より今ひとつブレイクしないのは
キャラクターとか設定が微妙に失敗してる気がするのだけど
和田はつ子の、鶴亀屋と口中医と塩梅屋を読んでみて、
それぞれまぁ面白かったんだけど、
どれも設定が、男性二人+女性一人ってのが…。
もしかして他の時代小説シリーズも同じ設定?
余々姫シリーズも、兄弟と姫だな
月に一冊出してるってだけですげぇや。
「かわせみ」読み返す気がしなくなった
この後ああなるのかと思うと
江戸編は、結婚前・結婚後・東吾就職 それぞれで散々ループしてたよね
七重とやりあった頃が懐かしいよ
江戸編はそれでも最終巻まで楽しく読めたんだよなー。
明治編は、文庫出た時に惰性もあって一応買いはしたんだけど、未だに読む勇気wが起こらない。
パラ見した感じ、“全く別物の新しいシリーズ”として読めばまあそれなりに面白いのかも知れない、
とは思ったんだけど。
171スレ中170位
下から2番目は流石に低いのでageますね
今年は、高田郁氏に続くいい新人作家に出会えますように
62 :
無名草子さん:2011/01/17(月) 20:02:52
ttp://tsukiyama-kei.jp/modules/wordpress/ >今年こそ、絶版中のデビュー作をもう一度本屋に並べたいなとも思っています。
>「私が希望してるだけ」という段階は超えておりますので、
>おいおい具体的にお知らせできるかと。〈在天〉の兄妹とか赤穂屋とか出てる話なので、
>そちらの新作と近い時期に出せればベストなのですが……がんばります。
緒方洪庵事件帖が好きだったから、話がリンクしている「浪華の翔風」が
復刊するのは楽しみ
どうせなら、在天の話だけじゃなくて、緒方章が医師になる前に
道々あちこちバイトしながら上京していく話とか
洪庵事件帖番外編も出してくれないかな
>>64 「御宿かわせみ」を知ったきっかけは、小野寺&真野版の再放送を見たからだったっけ。
地味ながら丁寧に作られた作品多かったので残念だけど仕方ないかもね…。
今のNHKは大河ですらあの体たらくだから。
あらま
そういや、時代小説を読むきっかけになったのが
入院中に、はじめてまともに見た時代劇
「とおりゃんせ 深川人情澪通り」だった
それまで水戸黄門とか必殺ものくらいしか時代劇を知らなくて、
時代小説って隠密かチャンバラだとばかり思ってたんだよね
それで、時代劇にも面白いのがあるんだなと思って
その原作が、病院内の売店で売ってたから
はじめて時代小説を手にしたんだった
入院中暇だったから、北原亞以子を読みまくったな
>>54 女流作家も三流ハードボイルド小説みたいなノリやってんだなw
68 :
無名草子さん:2011/01/28(金) 08:27:00
平岩さんの作品で田沼意次が主役のやつの題名を度忘れしました。
誰か教えてください。
>68
「魚の棲む城」
70 :
無名草子さん:2011/01/28(金) 17:17:39
平岩弓枝って短編の方が得意なのかなぁ?
短編の時のテンポの良さが、長編になると薄れるというか。
『橋の上の霜』は好きだけど。
昔のひとの価値観で書いてるのが普通の小説だよね。
現代の感覚では受け入れがたい感覚でも。
社会保障とか何にもない時代だし。
それを現代感覚(っていうか左翼思想)押し付ける
大河ドラマって一体・・・
小説はばかみたいに不倫・一夫多妻賛美なのに。
大河ドラマの封建制度批判て時代遅れなんだよな。
だから視聴率取れなくなってるんだろうけど。
時代物は小説の方が好きだ。
>>72 時代小説は姦通罪だからしょうがないけど、
現代小説も妻側の不倫もの少ないよな。
もう少し妻側主導の不倫ものあってもいいのに。
女流小説家もあんまり手を出さないね。
実際のところは、江戸自体の町家では
女性の数が少ない分、女性主体の離婚も多くて
結婚前から持っていた財産は、夫婦別々だから
亭主に理由があれば、結納金と身の回りのもの全て持って出ていいし
女房に理由があっても、結納金没収だけっていうけどね
浮気がばれても、間男が亭主にお金を支払って事なきを得るってだけで
だからこそ、美人局ができる訳なんだけれど
町人に限らず、武士も、意外に夫婦共白髪って少なくて
結婚して数年のうちに、離婚や死別も多くて
(子供が生まれないと嫁や婿は出て行かされるからという話もあるけど)
その後、すぐに再婚してしまうのが普通だってね
どこかの藩の結婚について調べて、再婚率の高さを出していた統計があったと思う
江戸時代まではおおらかなんだよ。
明治以降がひどいわけ。
編み笠かぶらされたりして。
婦道とかなんとか言って。
『おんなの戦』(角川文庫)読んだ人いらっしゃるかな?
検索しても収録作品(目次)が見つからないので、ご存知の方がいたら教えて下さい。
アンソロジーでちょっと面白そうなんだけど、既読作品が多かったらあれなので。
だいぶ、飽きてきちゃったけど
3/15 小夜しぐれ みをつくし料理帖 高田 郁
和田はつ子って、たまにシャーロックホームズをパクッてる話がある。
斑の紐なんて、そのまんまだった。
参考にしてる作家はたくさんいると思うけどね。
>>78 情報、ありがとう!
きっちり年2回発売なのだな。
まだ飽きてないので楽しみ。
>>79 まんまパクってるとしたら、臆面もなく出版する
編集のほうにも問題大有りなんだが。
恥知らずな出版社はどこ?
ポプラか?w
>>79 何か妙に興味が湧いたw
タイトル覚えてたら教えて下さい。
↑
あっ!
ありがとうございます(汗;)
今PC使えない状況で…。
お騒がせしました。
>>79 口中医シリーズの中の話。
どの巻かは忘れちゃった。
青いガーネットのパクリみたいな話もあった。
あさのあつこさんの時代小説ってマイナーかもしれないけど、
けっこう面白かったし、養女の行く末とか気になるんで、
また書いてくれないかな。
87 :
無名草子さん:2011/03/04(金) 03:31:46.15
女流作家も枕営業まがいのことしてるのいるだろうな。
あとは閨閥(偉い教授の娘)で名前売るのが半分。
>>78 『小夜しぐれ みをつくし料理帖』 高田郁
今日発売日だね。
いつも通り楽本で予約したけどまだ届かない。
いつもは発売日中には配達されるけど、やはり未曾有の大地震の影響でしょう…
>>89 本屋にはいっぱい並んでたよ
今回の震災で東京も被害が出てるし計画停電もありで発売がずれこむかな…
と思ってたけど普通にあった
今回はそんなに感動するような話ではなかったかも
ただ今後、話が動いていくなかでの伏線がちょいちょいある感じかな
次が楽しみ…ではあるんだけど今後の刊行スケジュールなんかにも変更が
あったりするのかもね
もちろん復旧・復興が最優先だけど
>>90 わがままさが憎めなかったお嬢の顛末が意外だった
まあ、結局はこの方がいいのかも知れないけれど
自分もいつの間にか応援してたから残念
小松原様とのフラグなのか、源斉先生とのフラグなのか
>>92 どっちにも転べそうな伏線だよね。まあどちらも身分違いだが。
小松原との仲も見守りたいけど、源斉先生とのシーンは見舞いも吉原帰りも澪が泣くところも大好きだ。
美緒さんは何だかんだとうまくいきそうだけど、ああいうハチャメチャな登場は多分もうないと思うと寂しい。
気団のメシマズ嫁のスレを読んでるかぎり
源斉先生はお嬢を選ばなくて正解と思ってしまう自分が悲しい…
まあ、お嬢がもし嫁入りしてたら
父親が気の利いた女中の一人も一緒につけてやっただろうがね
小松原様の妹夫婦みたいな関係もいいが
新刊最終話、小松原様視線の書き方が新鮮だったが、
まるっきりの澪の片思いでもなかったのがビックリ。
今後の展開としていずれかの時点で「打倒采女バトル」があるだろうが
(「同業者の陰謀で佐兵衛が罠に」by富三 同業者=采女ですよね?)
a天満一兆庵再建
b野江ちゃん身請け、
cつる家存続
という達成目標がある中、aとbは澪がやらないと話にならんわけで
cは最終的にはふきちゃん姉弟に落ち着くんではと思っていた。
でも今回数馬様町人転職妄想が語られたことにより、
cが数馬+澪夫婦で実行されるかも・・・なんてことはやっぱりないですよねw
幕府瓦解まで時間がありすぎるし。
澪の恋の結末も気になるが
再建された一兆庵若女将には野江ちゃん就任の予感がする・・・
風野真知雄氏の若さま同心最終巻では
ご維新のどさくさにまぎれ若様が一般市民になって
警察にちゃっかりもぐりこんで官憲になってたけど
小松原様が町人になるというのは、ちょっと難しそう
甥が何人もいるから、跡取りにはことかかないけれど
小松原様視点というのが新鮮で面白かった。
ただ、今回はあんまり食欲をそそる描写がなかったのが残念。
>>98 食欲をそそる、とは違うかもしれないけど自分は「ひとくち宝珠」が気になった
時期は過ぎちゃったけど雛祭りに合いそう
確かに食べたい作ってみたいというのがなかった
桜湯は美味しいけど、普段から自分は飲んでたし
菜の花が贅沢扱いというのは、目から鱗だったけど
あまり料理に食指が動かないという点で
同時発売の和田はつ子の料理人季蔵と
どっこいどっこいだったかな
>>92 源斉先生の話題が、小松原様と義弟の間ででていたけれど
源斉先生をみかけた義弟が、小松原様に「ほら、あれが陶斉の次男だ」といい
そちらに目をやった小松原様が、澪と楽しく笑い合っている源斉先生を見て
ショックをうけて、自分の恋心をはっきりと自覚する……というのを妄想してしまった
そういえば源斉先生と小松原様って一度会ってるよね
原作が手元にないんで確認できないんだけど1巻の心太を食べてるときだったかな
お互い名乗ったわけじゃないけどその時は知らない者同士だったのかな
>>102 読み返してみたら、とろとろ茶碗蒸しの回で一度顔を合わせてた。閉店後のつる家で。
特に紹介はしあってなかった。
>>98 弁天様の祝言の膳に至っては食べるシーンがなかったからなー
ひとくち宝珠もだけど、やっぱり作った本人以外が美味しく食べるシーンがあってこそな気はする
>>103 小松原様の方は、源斉先生のことを
どこかで見た顔だとは思っているから
城内ですれちがったりした後だったんだろうね
お互いにそれ以上の関心が当時はなかったみたいだけど
澪つくし新刊、まだ未読だけどレビュー見た限り酷評されちゃってるね…。
ストーリーと料理と両方考えなければだから、思えば大変だよね。
少々刊行ペース落としてもいいから、良い作品を書き続けてほしいなぁ。
別に酷評したつもりもないけどな
普段のような、食欲をそそる料理がなかったというだけで
話の内容自体について文句付けたわけではない
というか、最近マンネリだったのが
今後どうなるのかひきがあって気になるくらいだ
>>107 は?
レビューって書いてるんだけど。
誰もアンタのことなんぞ言ってないけどね。
一部酷評っぽいレビューも目にはしたけど、他のところでは概ね好評だったりしてる
まずは自分で読んでみたら?
話はそれからだ
自分が読んで面白かったかどうかが一番で人の感想は別に気にしないな。
買おうか迷ってる段階なら参考にはするけど。
でもこれからも長く良い作品を書き続けてほしいのには同意。
それはおいといて、澪つくし新刊読み終わった。
ほんの少ーしマンネリ感は感じるけど、次がどうなるか楽しみなのは変わらず。
最後の話は番外編っぽいなと思った。
そのうち早帆と澪が直接会うような展開もあるのかな?
あと上でも書いてた人いたけど、美緒はこの先もう出ない事はないと思うけど
いきなり飛び込んで来るような事はもう無いんだろうなというのが
切ないような寂しいような。
>>111 美緒も生活するうち旦那に惚れてきて、だけど旦那はそれに気づかずぎくしゃくし、
「旦那が浮気してるかも」「私を好きじゃないのかも」とかなんとか悩んで
また飛び込んできそう。
美緒の妊娠、出産話とかもありそうだな。
あとちょっと気になってるのが、美緒の父親がなんで急に源斉との縁組を諦めたかだな。
結婚自体が無理な理由がなんかあったりするんだろうか。
>>112 倒れた源斉を澪が看病する場面で、ふたりの睦まじい様子を久兵衛がこっそり見てるので、
源斉先生が縁談を断った理由が医学もだけど澪にもあるなら、美緒が待つだけ無駄だと思ったんじゃないのか。
源斉と澪はいたるところで誤解を生んでるだけの気もするがw源斉は結局、澪に対してどうなんだろうね。
>>112 >>113の書いてあるとおり、
鳥の鳴き方が下手なのを聞いて可笑しさをこらえてる澪を
見守ってる源斉をみて、娘の気持ちが報われないのを悟ったからだと思う。
今回の東北関東大震災の被害の恐ろしさを報道でみるにつけ
作中の主人公を襲った水害の悲劇と重ねあわせた。
被災地の皆様に心よりお見舞いと、一日も早いライフラインの復旧をお祈りしています。
(今日微力だが赤十字に寄付してきたよ)
源斉が倒れた時のあれがやっぱり決め手だったんだろうと自分も思う。
急に言い出したのはそれがあった後だし。
どうみても想いが叶う事はなさそうだなと思う反面、話が進むにつれ
弁天様が可愛く見えてきて応援してたから、今回決着ついちゃって残念だけど
上手くまとまって良かったのかなとも思う。
あと、源斉が澪のことをどう思ってるのかも、そろそろハッキリするのかな?と
新刊読み終わってちょっと思った。
>>112 結婚したら落ち着いちゃうのかなと思ってたけど、その展開いいねw
息の合った共同作業を見てると、料理人同士又さんとくっついて収まる可能性はないだろうかとたまに思う。
いや、双方そんな気はさらさらないのは分かってるけど。
>>116 身分の違いさえなかったら
小松原様とも息の合った共同作業が見られたのかな
>>115 どこかのお店の主人に嫁入りしたのなら
きままな外出も難しくなるだろうけれど
自分の実家で、旦那も美緒を束縛するような人ではないし
たまには、ひょいとつる家に駆け込んできては
戯作家先生と口げんかなんていうのはいいね
女流作家って不倫してるひとばかりだよね。
そろそろ源斉と小松原も遭遇して欲しいよね
自分の中でこの3人ってガラかめのマヤ、真澄、桜小路とかぶって見えるから
ついにマヤと真澄が両想いになった現在、
澪と小松原も早く告白しあっちゃいなよ!とやきもきする
5/14 角川春樹事務所 時代小説文庫 出世花 みをつくし料理帖 高田 郁 14
みをつくしでまで、出世花ですか……
5/12 双葉文庫 在天の剣 左近 浪華の事件帳(仮) 築山桂(著)
章は、でてこないんだろうな
洪庵先生が、遊学するときに道々バイトしては路銀稼いでいたという
そのあたりのエピで話を書いてもらいたいなぁ
情報乙
ぐぐっても出てこないから何ともいえないけどサイト掲載ミスってるだけで
出版社変えて再発売じゃないのかな?>出世花
祥伝社文庫のは絶版っぽいし
『出世花』(角川版)と『みをつくし』新刊が両方出るってことはないのかな?
『みをつくし』の新刊が出るとしたら、ペース早くなったねぇ。
125 :
sage:2011/04/05(火) 02:19:58.27
「銀二貫」のあとがきからすると、それはないだろ。
122さんのいうように掲載ミスだと思。
すまん、あげちまった。
>>125 「銀二貫」の後書きなんて知らないんだけどw
>それはないだろ。
「それ」って?
>>121-125 本屋さん経由で出版社に確認してもらったけれど
タイトルミスで、みをつくし料理帖ではなくて
『出世花』の出版社をかえての再版だとさ
だれも買ってなさそうな本の宣伝乙
歴史の教科書が出てきたから澪つくしと照らし合わせたら、小松原様がお仕えしてるのは、12代家斉なんだね。
家斉っていうと、好色家で超子沢山、家臣へ子供を押しつけてたお人。
もしかして、妻子のいない小野寺家も息子を押しつけられて、数馬隠居→澪と妻帯、そして、野江身請け、
ご寮さんと再会した若旦那と野江で天満一兆庵再建
の可能性もあるかな?なんて妄想してしまった。
逆に嫁を押し付けられそうになって困った展開が頭をよぎった
しかし数馬が結婚する気は無いと言い切る理由は、別に何か深い理由が
あったりとかはしないのかな
>>128 やっぱり掲載ミスだったんだね、情報ありがとう
「銀二貫」にあとがきあったっけ…と思ったけど、文庫版には
あとがきあるんだったっけ
自分は新書版しか読んでないから内容は知らないんだけど
宇江佐真理の「おはぐろとんぼ」読んだ
この人は、やはりこういう短編がいいね
「出世花」の出版社替えによる出しなおし
以前のを持っているから買う気はなかったのに、
あとがきパラ見したら、ついつい買ってしまった
曰く、前の出版社では続編が出せないとのことなので
角川ハルキ時代小説文庫からの出しなおしとのこと
今すぐ続編というのは、まだ無理だが
そのうち書くつもりでいるのでお楽しみにってさ
みをつくしも好きだけれど、出世花の方が最初に出会った分
思い入れもあるので、続編の話は嬉しい!
>133
新装版「出世花」気になってた。続きが読めるのはうれしいな。
そのうちってことは、角川ハルキから出ている料理帖が
終わってからってことだろうか、同時進行だろうか
料理帖が好きだから、こっちをもう終わらせて
出世花の続きっていうのなら歓迎できないな
確かに。でも面白いうちに終わっても良いようにも思う。
「出世花」のあとがき読んだ
同時進行は無理だから
続編は、みをつくしが終わったらってことらしいね
しかし、今までかかわりのない出版社に、当然契約もなしで
勝手に、高田郁 書き下ろし絵本 って予約をとられるなんて
知った時は驚いただろうなあ
予約がこれだけ入っているんだから、書いて下さいよと
無理強いして事後承諾で書かせるつもりだったんだろうか
そんな恐ろしいことをする絵本部門のある出版社ってどこだよ?
>137
気になって書店をハシゴして探したが、どこも売り切れだった。
そんな怖いことがあったのか。でもなぜ絵本?
予約したひとに詫びは入れたのかなあ、その出版社。
いや、そんなことする出版社が詫びるわけないな。
売り切れというか、小売が入荷数をしぼったのかも
新作じゃないし、単行本→文庫ならともかく、文庫→文庫じゃね
昨日、大手書店(ちなみに渋谷東急の丸善ジュンク堂)で置いてあったのは見かけた。
元の文庫版持ってるからスルーしたけど、後書きあるなら手にとってみればよかったかな…。
ネットで注文したのが届いた。あとがき読んだけど、絵本の話、ひどいな。
新装版になって地図が入ったね。活字も大きくて読みやすくなってた。
澪は、地位もあり人柄もすぐれたイケメン二人に愛され、しかも好意に気づかない天然ぶり。
美緒は、片思いのまま失恋し、見映えの良くない中年の奉公人と結婚。
どうやらお相手の人柄はいいらしいが、読んでいる側には唐突すぎて、あまりに美緒が気の毒すぎる。
主人公補正が強すぎると、話の面白さに水をさしてしまう気がする。
自分も美緒の結婚はすごく唐突に感じたな
シリーズもまとめに入ってるのかと思ったけど
澪による旭太夫身請けまではまだ時間掛かりそうなんだよね
いくら江戸時代は今より短命だったとはいえ、31で中年扱いじゃ、爽助さんもかわいそうだw
現代の感覚だと、美緒が源斉先生に思いを伝えて、それでも先生は澪を選んで失恋、
そこで美緒が二人を祝福して身を引くという流れならまだすっきりするんだろうけど。
そもそも澪は完全に小松原さま一筋だから、源斉先生の片思いに終わるだろうに、
あれだけ惚れ込んでいた美緒が、結局親の選んだ相手と結婚すれのは、なんか切ない。
中番頭さんが前の巻あたりから出てきて、ずっと美緒を大事にしている伏線でもあれば印象変わるんだろうけど。
少女漫画やNHKのドラマあたりだと、主人公の友達や姉妹(美人でちょっとわがまま)は主人公の当て馬になって、
結局顔や地位、才能では格下の、でも人柄だけは良い人と結ばれるパターンに似ている。
番頭なんかは結婚が遅かったり、独身のままってのも珍しくなかったはずだから
31ぐらいならむしろ早いぐらいじゃないのかな。
美緒→爽助のプラスの気持ちが全然見えないから余計に、お店のために人生諦めたっぽく見えてしまうんだよね。
ただの使用人の一人としか思っていなかったんだろうし。
幼い頃から兄のように思っていて恋愛感情はまだ芽生えていないとかなら、お話的にはいいんだけど。
なぜ伊勢屋は愛娘の相手に中番頭を選んだろうね
下手に大店の道楽息子を婿にしたら,身代傾くっていうことはあるだろうが
自分はまだまだ隠居したくないし,言うことを素直に聞いて店に尽くしそうな
奉公人を選んだということか?
店を手広くするような才覚ある男より,堅実に維持しそうな人選にしたのだろうか
>顔や地位、才能では格下の、でも人柄だけは良い人
長い目で見れば人柄が一番なんだろうけどね
若くて器量自慢のお嬢さんにしてみたら,本当に夢も希望もない実務的な結婚だね
いっそ独り身で商売の道に精を出すという展開でもよかったのに
口の悪い戯作者とケンカップルになるのかと思っていたら奥さんいたのね
美緒は病気がちで身体は弱いんだよね。
気が強いから、つい忘れてしまうんだけど。
そんなこともあって中番頭を選んだのかもしれない。
あと伊勢屋の主人は、中番頭が美緒を思ってると知っていたんじゃないかなぁ。
物語の登場人物としては爽助みたいなタイプは損かもしれない
キャラがたってない、良くも悪くもただのいい人
今作は,澪が恋も仕事も(怪我のことは心配だが)順調だから
余計に弁天様が哀れに見えるのか・・・・
個人的には源斎に腹が立つ
美緒の好意は凄くわかりやすいんだから、その気がないなら距離をとれよ,と
伊勢屋の世話にはなっているのに、美緒の苦悩は完全スルーか
おれのばあちゃんの世代だと、結婚式の当日に初めて旦那の顔をみたとか、
ふつうにあった話だ。そういえば、ゲゲゲの女房とかも、見合いして何日
かあとにいきなり祝言だった。江戸時代ならなおさらだよな。
その点ではおりょうさん勝ち組
>>151 とりあえず断ったとはいえ
以前から婚姻の申し入れはされているんだし
天然だから、で許される範疇じゃないよね
まぁ主治医として接してるだけなんだろうけどね。
他の医者に変わって貰うとかした方が良かったのかな?
野江ちゃん視点のスピンオフとか読んでみたい。
宮部みゆきの時代小説が好きなんだけど
この人の描く気の強い若い娘っ子は好きになれないなあ。
例を挙げると「日暮らし」のお恵と「震える岩」のお初。
年増の粋な姐さん達は素敵だけど。
あ「ぼんくら」の美鈴はクソ生意気だけど可愛かったw
妙な超能力者が出ない短編なら
なんとか読めるレベル
それが宮部の時代物
超能力少女が解決するのではない
怪談ものはどれも仲々いいよ。
要するに最近のはだめ。
自分は超能力少女より「ぼんくら」「日暮らし」の弓之助が万能過ぎて白けるわ。
もっともアレがこの小説のウリなんだろうけど。
宮部さんの書く少年は、あまりに理想的すぎて、読んでいてちょっともやもやする時がある。
作者がキャラクターに肩入れし過ぎると、読み手のほうが醒めてしまうというか……
ショタコンだからなあ。
杉本苑子の女の子が主人公の歴史小説が好きなんだけど
他の作家でオススメってあります?
杉本苑子だと、「今昔物語ふぁんたじあ」「マダム貞奴」くらいしか知らないから
>>163が、どんな小説が好きなのかよくわからないなぁ
どんな話を読みたいの?
>>164 歴史的背景が細かくて女性がその中でどう生きたかという感じのが
史実との解離は描写が丁寧なら気にしません
だったら、安西篤子は、どうかな?
有難うございます。
安西篤子は読んだことないから読むのが楽しみです。
尼で調べたところ、悲愁中宮が面白そうなのでまずこれから読んでいきたいです。
168 :
無名草子さん:2011/06/13(月) 13:08:54.58
新島八重が2014年のNHK大河ドラマの主人公に決まったようだけど
この人物を描いた小説はあるのだろうか。
169 :
無名草子さん:2011/06/13(月) 13:10:15.28
>>168 藤本ひとみの「幕末銃姫伝」
ただし面白いとは思えなかった。
171 :
無名草子さん:2011/06/13(月) 16:40:32.03
>>170 同じく…。
かねてから会津落城を経験し、その後新島襄の愛妻となった彼女に興味を持っていたので期待して読んでガッカリした…。
出版当時に「藤本ひとみが初めて日本史モノに挑戦」とか、「こんな破天荒な女性がいた」とか、
割に好意的な書評が多かったので、私の好みに合わなかっただけかもだけど。
てか、まさか『幕末銃姫伝』が大河の原作なのかなぁ…?
NHKのヒストリアで取り上げられてから気になってたけど、あまりいい小説がないんだね
大河の主役ってことで、便乗小説がこれからわらわら出てくるだろうけど
そろそろ高田郁の単独スレを立ててもいいかもね。
新島八重と言えば、田中好子が演じていたのを見た記憶がある。
男装で少年みたいで、とても素敵だった。
たぶん『白虎隊』だと思う。
大昔年末に長時間ぶっ続けで放送してる時代劇シリーズで、何故かいつも主役は里美浩太郎なの。
ストーリーは殆ど覚えてないけど、男装の田中好子と、自害する時に恐怖でブルブル震えてた坂上忍の白虎隊員だけはよく覚えてる。
民放かなんかで取り上げてたときは、会津戦の話が中心だったからか
森三中の大島がやってて、いくら美人ではないといっても
後の、レディファースト実践の新島の妻が、いくらなんでも
これはないだろと思ったけどな
大河の方は綾瀬はるかだね。
でも
>>178のも見てみたいw
和田はつ子の口中医シリーズと鶴亀屋シリーズを平行して読んだら、塩梅屋も出てきた…
別シリーズの登場人物がクロスオーバーするの、好きじゃないんだよね…
>>179 咲さんのイメージとおもいっきりかぶりそう。
>>182 新島八重は、JINの咲さんとは、真逆だからかぶるというより
ギャップに悩まされる気がする
だって、ウーマンリブの走りでしょ
男装して、砲弾抱えて会津戦をたたかい
二度目の夫とは、下の名前を呼び捨てにしあって
並んで、もしくはレディファーストとして先を歩き
周囲の者たちに世紀の悪女呼ばわりされる女性だもの
>>181 次回は「心星ひとつ」というタイトルですね>澪つくし料理帖
ウーマンリブなんて概念がどこにもなかった19世紀の話だから
ウーマンリブ的に描くのは間違ってる。
「西洋有り難屋」と言うべきだろ。
鹿鳴館の舞踏会見たいな、ミジメな明治人の典型だよ。
脱亜入欧を目指しているのに欧米人から猿マネジャップ呼ばわりされるような女さ。
>>185 このスレでは珍しく物言いが下品で偏ってますね
辛いことでもありましたか
>>185-186 うん、付け焼刃のファーストレディーかもしれないが
砲弾飛び交う中を、男以上に必死で戦い抜いた女性に対して
平和ぼけしている自分たちが言っていい言葉じゃないね
>>186 女ですが、>185さんの意見は的を得てると思います。
この国のウーマンリブやフェミは在日と同じ利権屋でしかありません。
>>188 >>186は、新島八重のことを、ウーマンリブのような思想家ではなく、
ただの西洋かぶれの馬鹿だと言っているのだから
あなたの言いたいこととは真逆だと思うけど?
190 :
189:2011/07/21(木) 19:24:01.06
おっと ×
>>186 ○
>>185 そして、ここであれこれ
>>185が言われているのは
ウーマンリブがどうのこうのではなく
西洋かぶれのことを、かなり下品な表現しているからですよ
的は得るのではなく射るもの
得るのは当
……何て言っていると、「正鵠を得る」って言葉があるんだから云々って
屁理屈を言うやつが出てくるんだよね(苦笑
暑くなってきましたね
当時の人は、甘酒を夏に飲んでいたらしいけれど美味しいのかな?
冷たいものといっても、鉄瓶に入った麦湯(麦茶)を
井戸の中に吊るすくらいしかなかったんだから
今のように、夏に冷たいものを堪能することは無理だったんだろうけれど
七夕には、冷たい井戸水で冷やした素麺がご馳走だったり
いろいろ工夫して冷たいものを食べてたんですよね
冷たいパスタとか、冷麺とかは
もともと海外にはなくて、日本のざるうどんやざるそばが
発想のヒントになった最近の食べ物と知ってちょっと驚き
日本人って、食に貪欲ですよね
>>192 屁理屈じゃなくて、「射る」も「得る」も正しいんですよ。
少しはググってみたらいかがですか?
的も正鵠も「得る」は誤用じゃない。
194 :
無名草子さん:2011/07/22(金) 22:13:12.88
女流作家の小説のごり押しにはうんざり。
いっそのこと就職や大学入試同様に、女性特別枠みたいなもんを
いろんな賞に儲けるといいよ。
195 :
無名草子さん:2011/07/23(土) 11:43:21.31
曽野綾子は?
196 :
無名草子さん:2011/07/23(土) 14:19:15.94
くその
六道慧の公儀鬼役御膳帳シリーズ三冊まとめて読んだ
話は面白いことは面白いんだけど、荒唐無稽だし
あまりに主人公はチート無双だし、何だかなあ
男性作家のチャンバラものには多いんだけど
女流作家でこういうのってめずらしい気がする
みをつくし料理帖の小松原様と同じ御膳奉行とはとても思えないw
>>192 江戸時代は、盛夏といえども今より全然涼しかったらしいから、
暑い甘酒を飲んで汗をかけば、かなりスッキリしたんじゃなかろうか。
>>197 御膳奉行が出てくるの?今度読んでみよう
>>198 電化製品の熱放射やエアコン室外機がないことと
水路が発達していたから
敷地が広くて人口が少なかった武家地は、確かにそうだろうけれど
裏長屋の、特に一間の窓なしとかは、かなり暑そうな気がする
井戸も実際は井戸水じゃなくて、水道だからさして冷たくないだろうし
>>199
みをつくし料理帖と違って、料理の話は余り出てこないので注意
御膳奉行は毒見役というのがキーポイントで、
そこから、御庭番の頭役も兼ねているということになってて
かなり殺伐とした話もあったりする
>>197 そのシリーズ、2冊目まで読んでたよ。
3巻目が出てたんだね。
ところで、御膳奉行が御庭番の頭目を兼ねるのはどうかと思うが、
長い間、御庭番として隠密探索活動をしていて
御膳奉行になり、将軍世子の用人を経て
勘定奉行にまで上り詰めた人が実際に(梶野良材)存在する。
だから、荒唐無稽とまでは言えないかも。
和田初子の口中医最新刊読んだけど、
もうネタ切れって気がする。
歯の処分したところで終わらせておけばよかったのに。
花びら葵は、言葉の響きも落とし胤の発想も好きだったけれど
確かに、解決して以後は蛇足かもね
>>192,198
夏の甘酒って熱いやつじゃなくて冷やし甘酒じゃないの?
冷やしたのも、熱いのも、両方あったんじゃなかろうか。
207 :
無名草子さん:2011/08/02(火) 07:56:39.04
オール読物の山本周五郎賞の小池真理子の書評を読んで、
なぜこのばばあがここまで冗長してるのか?
よくわからなかった。
1冊もまともに読んだことないが、ある一定の層の
読者の強烈な支持があるせいなんだろうか。
まともな人間じゃないと思ってウィキを読んで納得した。
風呂敷畳む作業開始?
宮部みゆきの、「ぼんくら」「日暮し」が好きなんだが
9月に、シリーズ第三弾の「おまえさん」が文庫化されるとのこと
うれしやな
>>212 あれ?単行本出てたっけ?と調べたら
文庫本と単行本、同時発売なんだってね
連載終了が、2008年9月だったようだから長いよね
普通、連載終了から半年〜1年位で単行本を出すものなのに
だからこその、同時発売なんだろうけれど
これだと単行本の方は、あまり売れなさそう
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4062172526/ >日本には宮部みゆきがいる。260万部突破、大人気時代ミステリー
>「ぼんくら」シリーズ最新刊が、なんと単行本・文庫同時発売!
>日本小説界の至宝が前例のない挑戦を果たした奇跡の一品。
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4062172534/ >本所深川には井筒平四郎がいる。どうしてこんなふうに「こころ」が書けるんだろう。
>日本人の優しさと強さを、ぎゅっと下町に詰め込んだ珠玉の時代ミステリー。
>シリーズ第三弾、文庫も同時発売!
>>210 読んだよ。
なんかすごいところで終わってしまった…
一気に話進んだなぁ。これは予想外だった。
続きは半年後か…
みおつくし読了。
切ないなぁ…毎回涙無しでは読めないんだけど、今回も切なかった。
三方よしに終わる方法はないんだろうか…
同じく読んだ。今回は密度の高い話になってたね。
あ〜、気になるぅ〜
入荷が数日遅れる地方民は辛いぞー
相変わらずりうさんがいるだけで安心感が違う
読了
続きがああああ気になるうううう
半年も待つのか……
半年後に出ればいいがのぅ…
222 :
218:2011/08/11(木) 15:05:40.17
や〜っと読めました!
てんこ盛りのエピソード、出てこないのは若旦那の消息だけでしたね〜
これで後半年待たされるのはつらい
>>221 もっと延びればまだつらい
でも最近は、予定発売日にちゃんと発売されるwので
さすがに、延期はないとは思うのですが……
着地点や出来事を決めてから書き出すという話だから
出世花の続編を出す為に、先を急いでいる訳ではなさそうですが
それにしても、怒涛の展開でしたね
それでも澪の人柄か、どうころんでも
みんな澪が幸せになるならと
納得しようとしてくれるのが切ないですね
辛口戯曲家をのぞいてはw
今回は一つの課題に蹴りがついたと言えるのかなー
みをつくしは、蒔いた種が多すぎて、ちゃんとすべての種が収穫できるのかが不安だ
そのくせ今回も新しい登場人物が出てきて、新たな種を蒔いてる感じだし
・澪の指は治らないのか
・佐兵衛の行方
・天満一兆庵は再建できるのか
・野江の今後と又次の今後
・太一の声が出るようになるのか
・ふきと健坊がどうなるのか
・登龍楼とのなんらかの決着がつくのかどうか
・小松原関係(家族ひっくるめて)
・源斉関係(たまに噂で出てくる御典医の父とか)
・清右衛門関係(医者らしい息子は登場するのか)
・坂村堂関係
三方よしじゃ足りないな……
>>222 辛口戯曲家も、あさひ太夫のことがあるから
苦言を呈しているだけに切ない。
澪なら、あさひ太夫を身請けできるかもというのは
この二人だけの話だから、尚のこと。
そういや、小松原様はあさひ太夫のことは何も知らなかったね。
>>223 何もかも全部OK!の大団円は無理だろう。
いくら三方よしが信条のみをつくし料理帖でも。
何より、澪の居場所が無さそうなのが辛い。
すべてが丸く収まらなくてもいいが、色んなことにちゃんと最後までに決着をつけてくれれば……
投げっぱなしはどうにも
今回の犬の戯作って表現でやっと気づいたが
あのツンデレ戯作者って滝沢馬琴だったのか。
元は武士だったという設定からも、モデルとして念頭にあるだろうね
ご寮さん、たくましくなったよな
結局、小夜しぐれの巻は源斉先生フラグだったのか?
でも御典医の家柄、旗本への輿入れ同様の敷居の高さ
しかも、今度は味方になってくれる姑も小姑もいない
うーん、恋の道はなしということで
やはり料理人として生きていくのかな
あさひ太夫の身請けを目標に
個人的には、若旦那の佐兵衛とだけは一緒にならんでほしい
あくまでも兄妹みたいなものとして、
天満一兆庵も、若旦那が自分の力で再建すべしと思うから
伊勢屋の美緒が幸せそうでよかった
源斉先生は要所要所で指標になる発言をしたり、意味深な場面があったりで、
実はフラグ立ちまくってるけどなあ
家柄云々があるのは小松原様とあんまり変わらんよね
恋を肥やしに、料理人としてっていう流れになるのかね
みをつくし新刊にかまけて一緒に買ったのに放置だった
立場茶屋の新刊読了
話の最後で、いきなりの震災とお助け茶屋
やっぱり、今回の震災は作家先生たちも
いろいろ考える所があったんだろうか
みをつくしは、東北の震災とは関係なく
はじめから、水害にまつわった話だけどさ
>>232 源済先生(の家柄)はより将軍に近いから、一旗本の小松原様に嫁ぐより難しいと思う。
源済先生も立ち位置が兄貴な感じするから、正直くっついてほしくないな。
私は、又次が、と思ってる
又次さんなら澪を守って一緒に料理を作っていけると思うし
二人ともに、野江の事をとても大事に思ってる
ただ、又次さんにとってもあさひ太夫は一人の女としてではなく、
女神のような存在じゃないのかな
吉原で店を開くのかどうかは別として、
二人のコンビネーションを読むのがとっても好きです
小松原様との話は駄目になりそうだけれど
早帆様の料理がちょっとは向上しそうなことだけは良かったね
味覚オンチのやさしい旦那様とはいえ
軽石のような湯豆腐を食べさせられるのは大変だったろうw
色々な問題を順に片付けて、最後に小松原様が「待たされたぞ、下がり眉」なんて迎えてくれたら…
と思ったけど、そんなことしてたら、澪は出産適齢期過ぎちゃうか…
どうなったら軽石のような湯豆腐になるんだろうと読んでる内で一番気になったww
それだけではあれなので決して無理はするなと言ってるあたり
最終的に小松原のところに嫁がないんじゃないかなぁ
昔、プリンを蒸すのに失敗したことがあったけれど
(オーブンで蒸し焼きの予定が、水が少なかったのか
プリンをブクブク沸騰させてしまった)
あの時は、まさに軽石状態だったな
味はなんとかプリンなのに、舌触りが違うと
こんなにまずくなるものなのかと触感の大切さを実感した
ところで、ハルキ文庫のチラシに
立場茶屋、みをつくし、料理人季蔵が並べられて
「料理は人を幸せにしてくれる」とあった
このシリーズ、全部読んでいるんだけれど
出てくる料理が美味しそうで作りたいと思わせるのは
みをつくしだけになんだよね
やはり納得いくまで何度でもつくる高田郁さんの話だからなのかなぁ
小松原が士分を捨てて澪と料理屋をやるような終わり方だったら嬉しいけど、
早帆さまやご母堂が悲しむ展開でもあると思うとなあ。
小松原の同僚ふたりが腹を切った話も気になるし。
今回の救いはすっかり若奥様になった美緒さんが素敵だったことだ。
まあ多分小松原とはもうくっつくことはないんだろうなという気がするな
身分を捨ててっていう展開はどうにもしっくりこないというか
かといって他の誰かとくっつくかといえばそうでもなく、料理を選んで、野江を選ぶ感じになるのかな
>>236 みをつくし料理帖から、自分の旦那を誰を選べるなら
一番は、早帆様のだんな様だと思う
二番目は、大工の伊佐次さん
三番目は、同着で源斉先生と坂村堂さん
小松原様の立場は……
美緒さんとこの爽助さんも、旦那さんとしては中々なはず。
身分違いの恋を、誰も彼もが応援するのに違和感。少女漫画的。
あの頃の時代感覚じゃない。
いまでも二世議員や二世タレントを賛美するひとがどんな年代にもいるが、
あの頃は一応総勢そんな感じだったはず。
>>245 ・そもそも澪がずっと小松原を好きだったことは周知の事実
・美緒さんの源斉先生への恋を応援したけど叶わなかった経緯がある
・玉の輿に反対する理由は特にない
・後ろ楯が早帆さんなら信頼に足るとみんな思ってる
・みをつくし自体が少女漫画的・朝ドラ的展開どんと来いな話だがそれがいい
少女漫画的展開と聞いて
小松原とは両思いな事がわかれば今のところ十分だし
あとは佐兵衛を見つけて店再建して、儲けた金で野江を身請けして任務完了。
嫁入り修行して、嫁いだら小松原と二人でラブラブお忍び下町食べ歩きみたいな展開を想像した。
何年かかるだろうねぇ…
作中時間もリアルも
こんなに語られる小説も珍しいよな。映像化しないのが不思議。
>>251 BS時代劇は今のところ活劇メインだしなあ。
大河が活劇になる来年はBS時代劇がほのぼの系になってシリーズ化とかないのかね。
できれば地上波でやってほしいけど。
あんまり映像化されるとがっかりするから個人的にはして欲しくないなあ
映画かとか最悪
>>243 身分違いだからと、はなから恋愛は成就せずと考えていた頃ならともかく
妹や母の後押しで(これも情けないけれど)、話が進みだしてもにえきらず、
やっと出てきても、種市に言われないと、まだはっきりせず……
というのは、旦那にするにはちょっと頼りないかも
>>253 ジャニーズとAKBはごり押しで入ってくるな。
もちろん主題歌は韓国人で。
次巻は通常なら春〜夏の話か。
新しく登龍楼もできてるし吉原の花見の宴どうなるんだろうとか気になるけど
武家奉公編になるのかなあ
以前からりうさんがすすめてた伏線もあるし
>>256 小松原との話は断るみたいだから
武家奉公の話も立ち消えでしょう
小松原とは結婚しないけど
武家のしきたりは知りたいから……なんて許されないし
澪もそんな厚かましいことはしないと思う
もともと武家奉公なんて、戯作家も言っていたけれど
輿入れの下準備じゃなければ
大店の娘の箔づけのためのもので
御手当てを貰うどころか、実家からの持ち出しが多かったくらいだ
もう武家奉公はないだろうな
展開的には小松原様とくっつくというのもなさそうな気がするんだよなあ
小松原との恋に一区切りをつけた巻だったという感じが
次巻では、冒頭から、つる屋でもお屋敷でもない場所にいる所から始まりそうな予感。
高田さんがみをつくし終わったら連載予定と言ってる出世花のヒロインは、澪以上に女の幸せとは遠そうだから、
澪には報われる愛が訪れてほしいなと思ってしまう。それが小松原以外の相手だったとしても。
もう恋愛はいいから、料理作れ。
どっちもほしいんだが。
「彼岸花」読んだ
しみじみとして良かった
やはり宇江佐さんは、こういった短編集がいいね
>>263 宇江佐真理は、長編や、短編でも連作物だと
最後にトンデモ展開が待ち受けることが多いから・・・・・・
「おちゃっぴい」は良かったけど、「卵のふわふわ」…途中までは
すごく好きだったのに最後が('A`)
諸田玲子の「狸穴あいあい坂」、本屋でたまたま目に入ったから
買ってみた
決着はついてないけど先は明るそうな感じで終ってるから
これで終わりなのかと思ったら、先月続きが出てたんだね
和宮様御留、何十回読み返してもいい・・・
>>266 すごく心に残る作品だけど
切なくて重くて、胸がつかえたようになるので
読み返すことができない
澪つくし
源斉先生って
母かず枝さん鱧の話のときにでてきてたよね。
登場人物が一回で終わることあまりないから
もしやまた出てくる?
こちらの方が里津さんよりおっとりしていそうだったし
姑にするには良いのか?
二男だから別に嫁の家柄にこだわらないとかだったし
源斉先生あとあと『〜ちょっと待った!』やらないのかな。
個人的には最後の最後に小松原氏に菊or駒繋ぎ一輪持ってきて
再度プロポーズしてほしいとこだけど、
佐兵衛さんと夫婦になって白に黒抜きの○に天の字の暖簾を見上げて
雲外蒼天は絶対イヤダな〜
宮部みゆきはそこはかとなくラノベファンタジー臭がするのがちょっとげんなり
>>268 嫌だそんなひねりの無いラスト。ありえん。
みをつくしの大根の油焼き美味いな。涼しくなったら弁当に入れたい。
作中の料理全部作ってるっていうし完結したら巻末未掲載分のレシピ集とか出ないかなぁ。
『澪つくし』シリーズはオットセイ将軍の時代だよね?
幕府瓦解はまだまだ先か…。
その点では、『御宿かわせみ』の幕末動乱期ゆえに障害がなくなり結婚、というのは上手い着地方法だったかも。
あそこで終了すれば良かったのに…
>>271 おお大根作ったのか
あれ、すごい美味そうだなと思ってたんだ
明日スーパー大根安いから買ってこよう。天気が心配だが
自分も小松原様とはもうないような気がする。
恋を終わらせて話の回収に入るような。
最終的には源斉先生が怪しいのではないかと。
>>247 自分は小松原派なんだけど
それでも澪の性格からして断るのにこのまま今まで通りなわけがなく
きっぱりと断つような気がしてる。
源斉先生の方だけ野江ちゃんとのこと知っているしね。
小松原様には相談しようとして結局してなかったんだもんね。
澪つくしシリーズは料理もさることながら
自分は江戸時代らしい色を楽しんでる。
美緒さんの鴇色の着物とか、小松原様の消炭色の紬とか
早帆さんの御亭主の甕覗の帷子の…とか
文字でだいたいこんな色だろうなと思っても
ググッて色見本みたりして。
太夫の身の振り方は太夫自身がなんとかしないかね?旭日昇天なんだし。
天満一兆庵の再建も佐兵衛がやるだろう。
小松原の線も完全に消えたわけでもないと思う。
>>277 そうですよね!
天満一兆庵再建しちゃったら
佐兵衛は帰ってこられなくなっちゃうじゃないって今回はらはらしてました。
時代ものは詳しくないんだけど
貧乏旗本の次男三男と大店のお嬢様ならまだしも
家督継いでるし、要職だし、澪が養女に行ったとしても
小松原に嫁ぐのはとんでも設定ていうか、ファンタジーになるんじゃないの?
要職ではあるけど、何人も同役がいるポストだし、結局は袖の下でどうにでもなる時代。
みをつくし
小松原のプロポーズがなんかツボでした
それまでなにしてたんだって感じはしたがw
私は、天満一兆庵の再建→野江の身請け→野江と佐兵衛がいい感じに→澪が完全に婚期逃していい感じの中年になったところで、お役を退いた小松原がやってくる→二人でつる家をやるエンド
とか希望です…
先生も好きだけど…好きなんだけど…
>>279 ファンタジーも何も、史実的にも
町娘や下働きの農民の娘が
見染められて、大身旗本や大名に
輿入れっていうのはあったよ
あまりに低い身分だと、いきなり高い身分の家に
養女にはなれないから、まず御家人格の家へ養女
その後、旗本格の家へ養女、高家大身旗本の家へ養女
なんてやり方もあった
正妻になれるもんなの?
武家と下町育ちじゃ、いくら養女に行っても染み付いた考え方や習慣は直らなさそう。
幸せそうな澪が想像できない。
>>283は
>>279なの?
正妻がボンクラでも、主がしっかりしてれば問題ないし、小野寺家には家老もいるしね。
>>283 正妻にするために、面倒で金がかかる(養女にする側だって金がもらえるとか
相手に恩があるなどの養女にする理由がある)のに養女にしてもらって
出身地ロンダリングするんじゃないか
>いくら養女に行っても染み付いた考え方や習慣は直らなさそう。
その為に武家奉公して、武家の考え方を学ぶんじゃないか
ただの側室や妾なら、将軍家への輿入れでもなきゃ
そこまでしなくても問題ないよ
妻方の援助を期待しなければならない家(金がないとか格式が低いとか)なら
正妻は、ひきを期待できるいい家柄の娘とか
援助が期待できる大店の娘がいいんだろうけれど
小松原様は、既にそれなりに要職についていて
それ以上の出世も望んでなさそうだし
小野寺家も、それなりにいい暮らしをしてそうだった
御膳奉行って、公儀鬼役御膳帳シリーズでも
付け届けも多くて内証が豊かってことになってた
そういう状態なら、全然結婚する気がなく
妾とかもいなくて、跡継ぎが望めそうもない今の状態なら
相手はとにかく結婚してくれるだけでも恩の字だろうな
みんな江戸時代の文化風俗に詳しいなぁ。
先生が澪に対して具体的な求愛アクション起こす姿が想像つかないな
「俺じゃ駄目か?」なんて言わなそう
登龍楼の罠でピンチに陥った澪を助けるため親に頭さげて
交換条件で親の決めた相手と結婚、だったらすごくイメージできるんだけどw
登龍楼の悪事が明るみに出て、その後を又次が引き継ぐ。
澪は、7の日に助っ人。これでおk
>>288 源済先生も又次も、表立って動くタイプではなさそうだよね。
源済先生は影、又次は陰 なイメージ。
291 :
33:2011/08/29(月) 14:22:40.64
>>281 自分もあのプロポーズにやられたw
澪が包丁を置かずに小松原と一緒になる方法がないものか
あ、名前欄は間違い
小松原様、影薄すぎ。
澪が料理人じゃ無くなるってことに何にも触れてないのが、イラッとした。
…この流れであえて言ってみる
つまる所は、武家の男だしな
お店の再建も澪がしなくちゃいけないとは思ってないだろうし
まして、太夫の身請けどころか関わりも知らない訳だし
家族向けの料理を好きに作ってもらい
たまに2人で料理ができればいいなレベルなんだろう
そういや澪の置かれてる状況ほとんど何も知らないんだっけ、小松原様は
小料理屋をやる妄想とかはしてたが、妄想で終了レベルだし
恋を肥やしにしておけー的な流れで、やっぱりここで一区切りなのか
初恋は実らないという……
源済より数馬派 だけど、澪の生い立ちとか、使命とか、知らなすぎだね…
「料理で健やかに」の気持ちぐらいか。
「先生」していない個人の源斉先生ってのをそろそろちゃんと見てみたい
澪と小松原との縁談が消えかかってる今
読者に魅力をアピールするチャンスだと思うw
もう最初から源斉先生派だなー自分は
少数派なんだろうがw
澪が鈍感もいいとこだと思っているw
>>297 前作の、先生が病気になった時のエピとかがそうじゃないの?
先生とのフラグだろうか?って言われていたし
お嬢の父親は、あれを見て娘の縁談を断念したし
そろそろみをつくし単独スレがあったほうがいいのかな?
みをつくしもまとめにかかっているし、必要ないんじゃないかな
あと二冊くらいで完結かな
まとめといっても二冊で終わる?
料理そっちのけでも
小松原様との結婚、旭太夫、佐兵衛の話書くだけでも足りなそう
新作を読んで「小松原様との結婚」がまだあると思う人ってどうかしていると思うんだけど
まだ折り返しくらいであと同じくらいの冊数はありそうな気がするんだけどなあ
306 :
303:2011/09/03(土) 13:58:28.31
>>304 言葉が足りませんでした。
小松原様との結婚話の後始末
小松原との話は今回流れるとしても、澪の恋がこれでおしまいは寂しいね
誰であってもきちんとパートナーが見つかって欲しい
自分も折り返しくらいだと思う
折り返しでも、まだ折り返してなくても、話の山がはっきりしているのがいいな。
小松原様との恋、野江、ご寮さんとこの店の再建。
それにひきかえ、新・御宿かわせみの着地点の見えなさよ…orz
小松原様の恋に1つの決着をつけたという意味では1つの節目だったよなー
>>308 かわせみは、着地点をあえて設定してないんだろ
シリーズ前作だって、ズルズルと34巻書いたんだし
>>310 かわせみシリーズは、もしかしたら作者自身は主人公たちの結婚、あるいは娘が生まれた辺りで、終了させたかったのかなもね。
でも出版社に説得されたのかな?って思う。
江戸編も最後の方は、殆ど次世代キャラの話ばかりで、あの辺りから本当につまらなくなった。
花世を嫌う人は多いよね?私も嫌いだけど、その母親・七重も…
独身時代のいじらしさは何処に行った?ってくらいワガママになったのが残念…
かわせみ、ダラダラ続けるのはともかく、二世たちがみんな個性がなく
親のコピーに過ぎないのがつまらないね
確かにかわせみは新旧では落差がありすぎるよね。準主役級の結婚話の「花世の立春」と「源三郎祝言」を比べると「源三郎祝言」の方が明らかに面白い。花世と源太郎がくっつくのは伏線張りすぎて意外性もなかったし。
平岩弓枝は、そろそろ仕事納めを視野に入れたほうがいいような…
かわせみも新八も未完で亡くなられたら困る
315 :
無名草子さん:2011/09/06(火) 14:41:19.62
かわせみは何度も止めるチャンスはあったし、ご本人もそのつもりだったと思うけどね。
ただ、出版社の説得に負けたんじゃない?
それにしても、雑誌掲載の新作…何とも言い様が…w
;;;
はやぶさ新八も御用旅シリーズに入ってから面白くなくなったと思う。
かわせみは途中まで本当に面白かったのにな…。
推理モノとしても、恋愛・人情ものとしても。
初めて読んだ時代小説がこのシリーズで、それで時代小説そのものが好きになったんだけどね。
はやぶさ新八は御用旅で長編になったからだと思う。
テンポ悪いし、くどい所が多すぎ。
ウンチクより、ストーリーの方をもっと大切にして欲しい。
って言うか、最近船のウンチクが先生の作品、多くない?
調べたことを捨てきれないのかな?船好き?w
やっぱ年齢的なものがあるのかなぁ。
ファンだからこそ残念…。
ホント、途中まではすごく面白かったのにね…どうしてこうなった。
自分の場合、時代小説の入り口は別のところだったけど、
初めて読んだ長編シリーズがかわせみで、これ読んでなかったら
本格的にハマる事もなかったと思う。
320 :
無名草子さん:2011/09/07(水) 17:19:05.78
山崎豊子は作家歴長いのに作品少ないよね(´・ω・`)
女流では一番好きな作家だから生きてる内に後もう一作品は書いてほしい
>>318 前から思ってたんだけど、平岩弓枝って長編が苦手なのかなぁ…?
私の趣向と合わなかっただけかもだけど、面白いと思ったのは『橋の上の霜』だけだ。
『長編』『登場人物が多い』作品は面白くないものが多いような?
>>321 同感!私も以前からそう思ってた。
長編になると全体の構成バランスが悪くなるような気がする。
最近特に…
平岩弓枝だけじゃなく、宇江佐真里もそんな感じ。
あと、男性だけど、山本一力も。
逆に、杉本苑子は長編の方が面白いと思うな。
あの人は文章にちょっと癖があって、重文が多いんだけど、詳細&書き込みタイプなのかも。
平岩弓枝と同じ年頃だからもうお年だし、新作はもう書けないのかなぁ。
檀林皇后や藤原淑子みたいに、国風暗黒時代から平安初期の間の女性が主人公の小説って僅少だから、
もっとあの時代の作品を書いて欲しいけど。
本日発売の 「きずな 時代小説親子情話」 角川春樹時代小説文庫
宮部みゆき 鬼子母火
池波正太郎 この父その子
高田郁 漆喰くい
山本周五郎 糸車
平岩弓枝 親なし子なし
今日知って注文したところなので、まだ読んでませんが
ここでも人気の女流作家たちの短編が収録されているので
とりあえず、ご報告まで
親なし子なしって、結構ブルーな展開の話だったような…
「やっぱり絆っていいわね」とホンワカする流れじゃなかったはず。
>>329 読んだ
うん、近所の年増にのぼせあがった継子に
賭け事などの借財を集られ、挙句の果てには乱暴されそうになって
助けてくれたのは、年増の息子のほうだったって話だった
江戸払いされた年増の息子を追いかけていくっぽいけど
何だかなって感じだった
329頼んだぞw
330 :
327:2011/09/17(土) 13:49:10.83
この流れに和んだw
>>325の本の「鬼子母火」って何に収録されてたんだっけと思ったら
「幻色江戸ごよみ」か
これに収録されてた「器量のぞみ」好きだったな…
あと「紙吹雪」が何かやけに印象に残ってる
「器量のぞみ」わたしも好きだった。ちょっと出来すぎた話だけどね。
『漆喰くい』は、食いしん坊のお代官様って感想しかない
宮部みゆきの「おまえさん(上)(下)」が届いたけど
一冊で、一般の文庫2冊分はある
これ、上中下の三冊にしたほうが良かったような
まあ、そうなると、一気に発売って言うのが難しくなりそうだけど
とりあえず、あまりの分厚さにちょっと萎えたので
読むのは、週末にしよう
335 :
334:2011/09/22(木) 12:15:26.25
あ、購入考えてる人に
下巻には、シリーズ短編の
「残り柿」「転び神」「磯の鮑」「犬のおどし(書き下ろし)」が
同時収録されてます
みたら、これらの短編だけで下巻の2/3近くを占めてるんですが……
>>335 短編といっても独立してないんだよね
それらは、本編『おまえさん』の後日談というか
実は本編解決しないままで、つらつら後日談が連なっていて
本編の殺人事件の犯人の捕り物話が
書き下ろしの『犬おどし』だった
『おまえさん』は、書き下ろしでもないのに
何で雑誌掲載の話がいつまでも
単行本にならなかったのかと思ったら
話が解決しないままずっと放置されていたからなんだね
今回やっと、解決の話を書き下ろして出せるようになった……と
「漆喰くい」はあいかわらずウマそうだった。豆腐が喰いたくなった。
>>334-336 今までに輪をかけて、弓之助が超人的働きをしてたね
遊び人風のマルチなお兄さんまで登場で
うひぇと思いつつも、おでこさんはかわいくて好きなので
やたら長々と話が進まない長編を読み終わりましたよ
>>337 あれ、汲み豆腐かな?
>338
汲み豆腐っていうのか。重石をかけない、やわやわな豆腐なんだろうな。
スーパーとかじゃ売ってないし、そういうの食わす店にいくっきゃないかな。
341 :
340:2011/09/23(金) 17:45:03.13
>>340 姉がにがりダイエットやってたときのにがりが
冷蔵庫にあるんだけど、まだ使えるかな
今度、豆乳買ってやってみよう
賄い三方よしにも良さげだな
畠中恵のまんまことシリーズ3「こいわすれ」読んだけど
とある登場人物の展開に、あぜんぼうぜん
ほのぼのとしてて、読んでいて安心感があるのが良かったのに
もうこのシリーズは手に取れないな
>>344 うわ、気になるな。いま図書館で予約中
オール讀物でかわせみが再開してるんだけど、こちらも新展開のようで…
以下ネタバレ注意
千春に一目ぼれの友人登場、しかも麻太郎にかなり似てるって……
そこまで親世代の焼き直しとはorz
友人の素性は気になるところだけど
>>345 注意!)ネタバレ読んでの感想
> 千春に一目ぼれの友人登場、しかも麻太郎にかなり似てるって……
> そこまで親世代の焼き直しとはorz
平岩先生…。
これ以上江戸編を汚す前に、かわせみシリーズは終了して下さい。
347 :
無名草子さん:2011/10/06(木) 18:15:07.44
まんまこと読んでたけど内容がまったく思い出せなかった。
シリーズだったのか。
この人の書くものって主人公は鉄板のほのぼのだけど
ほかの人物設定は話の展開によって好き勝手されてる印象だ。
『こいわすれ』ここ読んでいたから、心してかかったのにそれでもショックだった
このショックを忘れようと、公儀鬼役御膳帳シリーズの最新刊『ゆずり葉』読んだのに
またまたショックな展開続きで、心が折れそう
「まんまこと」がちょっと苦手でその後読んでないけど
どれほどショックなのか興味出てきた
もしかして、と思うことがあたってるかどうか確かめたい
「まんまこと」シリーズ落ち着いていて、「しゃばけ」シリーズより大人な感じで結構好きなのに
しばらく落ちこんだわ…
>>349 春先に新刊出たばかりだと思っていたのに、
もうですか、早いですね<公儀鬼役御膳帳
こちらもショックな展開みたいですが、
元々血なまぐさい隠密話だものね、仕方ないかも。
宇江佐真理の「泣きの銀次」3の終わり方の唖然とした
1,2巻までいい感じだったのに無茶苦茶になってる
宇江佐ファンは読まないほうがいいですよ
「卵のふわふわ」や「あやめ横丁」の何倍も後味が悪い
「虚ろ舟」の文庫版が出たのかな
自分は単行本で読んで、既に唖然として終わったよw
宇江佐真理スレに、当時は愚痴も書いたけど
あのスレ落ちちゃったんだね
宇江佐さんって登場人物が殺されたり自殺したり多すぎだよ
「恋いちもんめ」は祝言の日に花婿殺される、無理心中が2回も出てきて
なんだかなあ、と
「無事これ名馬」でも火消しの父親が火事場で事故死、その息子も事故死。好きなんだけど
モヤモヤする部分も多い作家さんだわ。
まんまこと しか読んでないけど気になってこいわすれ をぱら見
…だけで落ち込んだ……
これ続きどうするんだろう…
「まんまこと」は結構好きだったけど基本的に文庫版待ちだから
2作目すらまだ読んでないんだけど、パラ見しただけで凹む展開って…
そんな酷いのか
>>354 うろ覚えだけど確か、結構前に鯖落ちてログがごっそり消えて
復旧できなかったスレは立て直しになった時だっけな、その時に落ちて
誰も立て直さないまま現在に至るって感じだったような
このスレもその時に落ちたから「その2」じゃなくて1.5だったよね
>>357 そういやそんなこともあったよね<鯖落ち
>>357 私は立ち読みでまずラスト辺りをちらっと見て、え?!何これどう言うこと?!ってなって、慌てて真ん中辺りを探って驚愕
そして改めてラストを見て猛烈に凹むというか落ち込むというか泣きたくなるというか…
その時はちゃんと全部読む勇気が出ず買えませんでした。
私は正直次巻が出て続きに希望があるものとわかってからでないと、辛くて読めない気がします…。
銀次とまんまことの続編、そんなに酷いのか…
逆に酷さが知りたくなってきたけど、後悔すると判っていて購入するのはためらわれる
だが図書館だと待たされてしまい、読みたい欲が増幅してしまう
ジレンマ中
私は待ちきれず買ってしまった>まんまこと続編
前フリというか伏線があって、え、これまさかね…そこまではね…と
思っていたらほんとに驚愕の展開で凹んだ。
現実ならともかく、ほのぼの物語の世界でこの厳しさはいったい誰得?
ほんと、読み続けるかは続編次第だなあ。
362 :
無名草子さん:2011/10/29(土) 00:56:06.97
あげ
363 :
無名草子さん:2011/10/31(月) 02:58:03.08
あげ
畠中さんは引出しが長崎屋だけかもね・・・まんまことは終わりかな?
宇江佐真理さんの悪癖
最後の数行、あるいは1ページでその後の人生を語る
涙堂 あやめ横丁の人々
ディテールが貧弱(江戸の風俗は描けてるが当時のルールを知らなさすぎる)
江戸時代を借りたおとぎ話と言うのなら、その方向を
例:甘露梅・・・振袖新造が甘露梅を作るのに参加するのか? 紫蘇で染まった指先で
客の相手をするのか? しないです!!!
あやめ横丁・・・旗本の嫡子が高家かなんかとはいえ、中間、家士を無礼打ちにしたことで
問題になることは無い、町人を手打ちにした、かつ、余人が見ていないなら問題になるかも・・・
ひょうたん・・・質屋が受けるには保証人が必要、特に刀剣を受けるにはとっても厳しい制約がある
桜花を見た・・・北斎の弟子・魚屋北渓と蕎麦屋に逝った、唐突に赤穂浪士が討ち入り前に蕎麦きりを
って記述が、しかも唐突な記述 その時代には蕎麦切りは一般的では無い(市井の蕎麦屋は無い)
故杉浦日向子女史の百日紅を基にしているのだろうが、なんだかなあ
何故か、過去の作品を新たなプロットで新しい作品を書き、過去の登場人物を蹂躙する
例:春風ぞ吹く 無事、これ名馬
銀の雨―堪忍旦那為後勘八郎 三日月が円くなるまで
史実小説は全滅
桜花を見た に一部が集録されています
ほとんどの作品を読んでるくらいに好きなだけに、とっても残念に感じる
まあ、江戸小説に題を取ってるとはいえカルトに激走している宮部みゆき女史よりはマシか・・・・
(お初シリーズ、かまいいたちはデビュー頃の作品のはずなので、置いて置くにしても)
ぼんくら(いいなぁ)、日暮し(あれ)、 おそろし(ちょっと待て)、あんじゅう(ええ〜)、おまえさん(イラネ)
365 :
無名草子さん:2011/10/31(月) 19:58:30.15
畠中さんは、むしろ現代物のほうが面白い気がするのは、私だけ?
「アコギなのかリッパなのか」とか「とっても不幸な幸運」とか。
長崎屋より好きなんだけどなぁ。
アコギなのか〜は未読だけど、とっても不幸な幸運は面白かったな
>>359 滅茶苦茶亀レスだけど、どうにも気になって自分でパラ見してきて
やっとその流れが良く分かったorz
帯見た時点でもしかして…と思ったけど、ホント次どうするんだろ、これ
>>365 アコギ私もすごい面白いと思った!
のに時代物と比べて認知全然されて無いのがすごく残念…
あれこそ続編が見たいんだけどな。
ずっと高田先生単独スレで探してたからここに気付けなかった〜
嬉しくて>>1から全部目を通したけど野江ちゃん旭日昇天なら
自力でなんとかせえやってのに笑ったwwそういえばそうだねw
5巻最終話まで正直小松原様そんなに印象無くて…
武士をやめるのではと早帆さまが心配してたり
もし町人になったらいろんな材料を使って…妄想したり
完全に小松原様ルートが消えた訳では無いみたいだけどどうなるかなあ。
野江ちゃんとの会話であったように
身請けして大阪戻って二人で天神橋の上で空を見上げて終わり、
な気がするけども。
欲張りなのはわかってるけど、全部の課題を解決して終わってほしいと思ってる。
野江ちゃん、天満一兆庵、つるや、数馬さま。
みおつくし作者が昨日、NHKラジオに出ててびっくりした。
>>368 全部うまくいって終わると思ってる。
「誰も見た事のないような〜」がその前振りかなと。
ラジオ私も聞いた!
来客があって全部は無理だったけど高田さんって
喋り方がおっとりして可愛らしい感じだったね
372 :
無名草子さん:2011/11/06(日) 11:56:14.84
>>370 雲外蒼天だからね。
無茶遅い話で恐縮だが、諸田玲子の「恋かたみ」を読んだんだけど、
前作の「狸穴あいあい坂」と雰囲気が違いすぎ!
前作の時は、ハッピーエンド間違い無し!と信じていたのに…。
根底に流れる優しさは変わらないんだけど、哀しいなぁ。
第1シリーズの、あのホノボノした感じが好きだったんだけどなぁ。
あまりに切なすぎて、胸が痛くなって、その夜眠れんかった。
雑誌掲載で、第3シリーズが始まっているらしいが、
この切なさを、せめて和らげて欲しいもんだ。お願いしますよ、諸田さん。
雑誌で始まった「あくじゃれ」の新シリーズでも、
「ゲッ…」っていう事やってくれてるしなぁ。
あ〜、辛い。
ごめん、あげてしまった。
アタック25の問題になってたよ澪つくし
正解は!?正解はしたの!?
どんな問題だった〜?
してない。内容紹介でシリーズ名を当てさせるっぽい
近藤史恵 猿若町捕物帳 4冊を一気に読破。
その後が出てないのが残念です。
>>377 最近、近藤さんは自転車にハマッてるからね(笑)
歌舞伎シリーズも書いて欲しいけどなぁ。
永井路子さん好きだ
永井路子と杉本苑子。
女流時代小説家としては走り的な存在で、ずっと牽引してきたよね。
もうお年だから新作は無理そうなのが、残念。
杉本苑子が源頼家の娘・竹御所を主人公にした作品を書いてるけど、
永井版も読んでみたい。
永井さんは鎌倉時代詳しいし、杉本版とは違って雄々しい(?)女性として描いてくれそう。
西條奈加「涅槃の雪」おもしろかったが、鳥居耀蔵を別の面から描くのが、
あまり巧くいってなかったような気がする。
「こいしり」文庫版が出ていたので購入。「こいわすれ」が単行本で出たとこだけど、著者紹介によると現在続編執筆中とのこと…
希望のある続編でありますように…
西條奈加には金春屋シリーズの続編を書いて欲しい
なんか最近、料理人の話の時代小説ばっか目につく。
なんか最近、あやかしの時代小説ばっか目につく。 いらね。
(女流作家では無いけど)
本が売れない時代だから
ひとつ売れると、後追いをしたくなるものだろうし、仕方ない
作家だけでなく編集者もそれを後押しするからさ
なんか、深川、貧乏長屋、桂庵、貧乏御家人
裕福な商人、両国東詰め、西詰めの雑踏、見世物小屋
渡世人と口入屋にあやかしを追加して、
なんかわからんない(時代、主題)書き下ろし文庫本が
一丁上がり! ってやつですね。
388 :
無名草子さん:2011/11/29(火) 09:21:46.17
妖怪料理人の話を書けば売れるんじゃね?
貧乏長屋の腕はたつがお人好しの浪人と
女料理人(正体は妖怪?)のいい感じな江戸の日常とちょっとした事件
そんな二人が気にかかる、がらっぱちな職人や訳知りな差配人
…てな感じ?
元ネタは野ざらし
野ざらしって聞いたら、山手樹一郎の野ざらし姫しか思い出せない
落語?>野ざらし
>>388 主人公じゃないし男性作家だけど高橋由太の雷獣びりびりシリーズで
一膳飯屋の料理人が河童と落武者と火の玉だったな
>>391 落語です
談志師匠のお得意の噺だったので思い出した
談志って北朝鮮ファンだったの?
拉致被害者に攫われるほうが悪いって言ったんだって?
スレ違いどころか板違いだ、帰っとくれ
おあとがよろしいようで
大分前にあさのあつこさんの時代物がいいって書いてた人いたけど、
最近「おいち不思議がたり」読んでみたら、読みやすいし登場人物も
魅力もあるし面白かった
父の過去も結局謎のままで終ってるし、親子関係も何かありそうだし
新吉の恋の行方も気になるし、続き書いてほしいな
ついでに「こいしり」の文庫版も一緒に買ってきて読み終わったけど
ラストは2人いい感じで終ってるのに、これが次のあれに繋がるのかと思ったら
すごい鬱になった…
新・御宿かわせみもそうだけど、
この手のほのぼの系で身内を死なせたら
意味(ほのぼの系の)が無いと思う
そう言えば長崎屋も屏風さんが居なくなったんだよな
>>397 そうそう、ついでに史実とからめるのもナシにしてもらいたい。
永遠に閉じた世界で物語を続けてほしいから。
畠中さんといえば文庫化を待ってた「アイスクリン強し」が
もうすぐ出るからちょっと楽しみ
401 :
無名草子さん:2011/12/12(月) 09:26:58.65
師走アゲ
このスレッド参考にして年末年始に読む本まとめ買いしま〜す
年末年始のおすすめって何かある? この時期になると「この小説が
面白い」みたいな特集本が出るように思うんだけど。
404 :
無名草子さん:2011/12/23(金) 16:30:16.22
女流ではないが、辻原登の「韃靼の馬」をおすすめするよ。
今年の中山義秀賞受賞作、澤田瞳子「孤鷹の天」。
ただし時代が奈良時代というマイナーさなんで、好き嫌いありそうだけど。
澪つくし料理帖の新刊、いつもだと2月ぐらいに出てるみたいだけど、まだ発刊予定来てない?
恋細工/西條奈加 を読んだ
職人ていいな 江戸時代に行きたい
【人類】日本史上最も小柄だった江戸を語る人骨1万体 鉄分不足・長屋の密集生活ストレス
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1324148245/ 1 :依頼27−17@pureφ ★:2011/12/18(日) 03:57:25.12 ID:???
江戸を語る人骨1万体 小柄な体・栄養失調・伝染病
東京都内の開発で掘り出された人骨を、国立科学博物館(科博)が大量に保管している。
ざっと1万人分。江戸時代の骨がほとんどで、今よりも小柄で栄養状態も悪かった。時代劇の
イメージとは違う江戸の人々の厳しい暮らしぶりが、浮かび上がってくる。
「この頭の骨は左の側面に鋭い刃物の傷が2本。日本刀で斬り殺されたのでしょうね」「青黒い
シミがついたこちらの骨は、梅毒の痕跡ですよ」
新宿区百人町の科博新宿分館。人骨がびっしり並ぶ人類研究部の収蔵庫で、人類史
研究グループ長の篠田謙一さんが説明する。
研究用に科博は20年ほど前から、開発業者などが持ち込む江戸時代の人骨を受け入れて
きた。分館は来春までに茨城県つくば市に移転する予定で、荷造りを前に人骨の分類やクリー
ニングが続く。
骨は江戸の人々の暮らしぶりを伝えている。栄養状態が悪く、特に鉄分が不足していた。
現代なら死亡率の低い若い世代の骨が多いのも特徴で、伝染病がたびたび流行し、人が
簡単に死んだことを物語るという。
江戸時代の成人の平均身長は男性が150センチ台半ばで、女性はそれよりも10センチほど
低い。日本のすべての時代の中で最も小柄だった。栄養状態が悪いうえに狭い長屋などに密集
して生活したストレスの影響と考えられるという。「生活は厳しかった。スラムといった方がいい
江戸の影の部分が骨には記録されています」と篠田さん。
朝日新聞 2011年12月17日23時5分
http://www.asahi.com/national/update/1217/TKY201112170155.html
あけおめ保守
文庫王国、読んだ人いる?
宇江佐の「伊佐次シリーズ」の新刊やっと読んだ
伊与太と茜に宇江佐さんの悪いところが出ちゃって
悲恋になりそうだな
絵師の恋愛は銀次からトラウマだわ
新かわせみって麻太郎主役にして失敗してるよね。
東吾の劣化コピーだし、隠し子って設定だから
良い子だけのキャラになってしまってる。
千春メインのかわせみ人情話でよかったのに…
>>414 個人的に花世が大嫌いなのもあるが、とにかく話に深みがなくなったと思う。
江戸編も最後の方は、妙にご都合主義的展開になってしまったのも、ちょっと…。
途中までは、お洒落文章と、現代の私たちにも起こりうるような題材も取り入れたり、
本当に大好きなシリーズだったのに、残念だ。
>>415 物語作家としての才能がそろそろなくなってきても、ファンや出版社の
意向でやめるにやめられなかった事情も、ある意味気の毒→平岩弓枝
でも結局、書く書かないを決めるのは作者本人だし。
江戸編は、七重とるいの直接対決、るいと東吾の結婚が二大クライマックスだったと思う。
明治編も読んでるけど、惰性というか意地というか。
>>417 るいと七重の直接対決かぁ…。
懐かしい。
江戸編は、主人公たちが数ある障害を乗り越えていく醍醐味があった所も魅力的だった。
周囲の人達が、陰に日向に二人を支えたのも。
決して自分が良ければ他人は省みない的ではなかったしね。
明治編の主人公たちは、自由奔放を通り越して単なる我が儘みたいに思えてしまう。
花世もだが、源太郎もちょっとね…
80歳だっけ平岩先生
女性読者がほとんどなんだろうけど、
隠し子がいても耐えて認めるヒロインなんて古いよ
主役行方不明だし
この展開で若い世代の新規読者なんて獲得できるのかな
多くの読者は、るいに麻太郎の存在を、いつかは知らせなければならない時が来ると想像してたと思うのよ。
で、どの様に伝えるか?その時のるいの反応は?と興味があったんじゃないのかなぁ。
るいと東吾がいつかは結ばれるだろうけど、どうやって決着がつくのかと期待してたのと同じで。
それなのに「死を覚悟した東吾が遺書に麻太郎は俺の子と書いてました。遺書の中身はガンスルーです」だもの…。
千春は空気だし、東吾るいの子を男子にして異母兄弟で続編やれば良かったんじゃ…
築山桂さんの「茜シリーズ」続編出ないかなあ
秀頼の遺児の姫と姫を守護する真田の御曹司
長身で優男だけど茜以外には冷徹で鬼畜な太助…読みたいわ
422 :
無名草子さん:2012/01/29(日) 12:26:33.50
高田 郁 「みをつくし料理帖」
第七巻「夏天の虹」 3月発売予定らし
予想通りといえば予想通りだなー3月は
楽しみだなあ……
ある意味怖くもあるが
来たね〜
私も期待と同じぐらい怖い。
みおつくしの坂村堂さん、
お父さんが料亭やってて厳しい料理人で
それに反発して家を出て出版業界へ って書くと
美味しんぼの山岡さんと同じだw
言われてみれば確かにw
427 :
名無し募集中。。。:2012/01/31(火) 20:24:31.23
中公文庫の
達成の人ってオモロイ?
二宮金次郎に
興味があるげんて
ちょっとスレ違いかもだけど、「アイスクリン強し」読んだ。面白かったw
「若様組まいる」明日にでも買いに行こうと思うくらい面白かったけど、
解説がちょっといまいちだったw
「しゃばけ」を指して、一太郎がご飯食べてる描写がほとんどなくて、
お菓子ばかり食べてるって、んなことないがなw
「しゃばけ」の一太郎のご飯風景、美味しそうで読んでて好きだからなんだかなぁと思った
梶よう子の作品読まれた方はいませんか?
作品紹介読んだら、薬草園等が舞台になってたり、植物絡みの作品が多いみたい。
ちょっと興味持ったんで、読んだ方がいれば感想を聞いてみたい。
それよりも、もっと引くのは『深川にゃんにゃん横丁』だろ
432 :
無名草子さん:2012/02/19(日) 17:51:01.69
落ちそうなので。
みをつくし料理帖の続編まだかなあ・・・
遅いな・・・
>>434 ありがとうございます。見落としてたんですね
早く読みたい!!
澪の選択がどんなふうになっていくのか
切ないだろうなあ
>>435 講演会の先生の話によると、私を信じてついてきて欲しいと。
意味深な言葉だった。
なんだそれ意味深すぎるw
もうすぐだな……本当に今一番楽しみだが、今回はツライな
小松原とその家族があんまり好きじゃないけど
このまま消えることはないんだろうな
私は小野寺一家好きだな。
先が知りたいけど、胸が痛くなるのが予想できるだけに、知りたくない気持ちもある…
女は猛獣で、婿は熊。俺も好きだ。
自分のやりたいことの為には
あの家に嫁入りするのは無理だと思ったんだろうから
澪には今後はそれを糧にして料理に邁進して欲しいな
でもまあ今後も出てくるんだろうとは思う>小野寺一家
澪が最後は誰と結ばれるのか気になるところだよね
今のところ考えられるのは小松原と源斉先生の二者択一だけど
最後の最後で又次と若旦那佐兵衛の大逆転の可能性も有り得なくはないし
どの人物もそれぞれ素敵なので迷うなw
結局誰とも結ばれず親友との友情の最後になりそうな気がしないでもない
あと一週間ですよー
楽しみだー
料理人を続けさせるなら、又次か若旦那しか選択肢がない。
うーんどうなるんだろ。早く新刊読みたいな。
あと、無駄にドラマ化とかやめてほしいが、NHKが忠実にしてくれるなら許す。
>>443 自分も前作の最後でそうなりそうな予感がした
澪の事情を知らない小松原に全て話して事情を理解したところで、どれだけ先になるか
分からないのに男側が待つって言う選択肢は年齢的にも立場的にもないだろうし
(妹の子供に家督継がせて身分を捨てててまでというのも無い気がするし)
かといって他の誰かとくっついたとしても、現時点では仕方なくというか無理矢理感が漂って
すっきり終らない気がするんだよね
又次は吉原から出た野江ちゃんと…っていうのも考えたけどしっくりきそうなこなさそうなって感じ
みをつくし予約した
澪が小松原をあきらめて、
小松原がそうそうに誰かと見合いして嫁とるとかなのだろうか
澪以外の女性とくっつくぐらいなら、甥っ子養子がいいな。
小松原さまは好きだしプロポーズも良かったけれど、
澪ならこの初恋を糧にして気持ち良くお別れ出来る気がするなぁ。
個人的にはくっつくとしたら源斉先生か若旦那だと思う。
一番有り得るのは友情エンドだけれど
何にせよ来週楽しみだ〜
誰とも結ばれないではさすがに味気ないw
小松原がもし澪以外の嫁を貰えば源斉ファンにとっては希望が広がるだろうが、自分もちょっとショックだなぁ・・。
新刊は前作にも増して衝撃的な展開らしいし正直読むのが怖いけど、でも有り得ない展開ではなさそう。
450 :
無名草子さん:2012/03/11(日) 21:46:14.23
発売前あげ
澪が「小野寺家」に嫁ぐことはないんじゃないか
さほの悪気のない塗箸否定は重かったと思う。澪と親を繋ぐ唯一のものだし
個人的に源斉が美緒とくっつかなかったことは驚きだった
もっとのらりくらりと引っ張ると思ってたわ。さすが最終話まで決めてるって
言うだけあってテンポがいいね
源斉が美緒とくっつかなかった時点で、
やはり最終的に源斉の可能性もあると見たが。
(源斉ファンの自分の願望でもあるw)
確かに小松原が勇気を持って刀を捨てるしか
この二人の将来は考えられん。
今更小松原様に刀捨てられてもなんかしっくりこないけどなあ
この恋は料理の糧にして、って感じじゃないだろうか
甥っ子養子が一番ありそうではある
美緒の方は誰とくっつくか、最終的には友情がすべてになるか
しかし本当にあと何冊くらいの感じなんだろうか
今折り返しくらいかなあと思っているんだが
美緒は婿取りしたじゃないか。
455 :
無名草子さん:2012/03/12(月) 12:48:47.48
みんなごめん
私は2冊前くらいから小松原死亡を予想してしまっているよ
根拠はないけど、なんとなく予感が…
もちろん全員ハッピーエンドにしてほしいけどさ
下げ忘れました
なんか、高田 郁のステマ状態だね
ネタは良いけど、文章能力はは宇江佐真理
の足元にも及ばない程度なのに
女流作家の中では、売れてるし
宇江佐さんは、最後にズコー癖を直してくれないとなあ
文章能力はは?
>>457 同じ作家の話題が続くのが嫌なら別の話題振ればいいのに
宇江佐さん好きならその話題でも出せばいい
好きな作家をほめるんじゃなく、嫌いな作家をけなすのがここ
普段ほとんどレスないスレが新刊発売間近だから賑わってるだけなんだけどな
好きな作家の話題で盛り上がらないからってつまらんレスしたもんだ
それなりに売れ続けていて、新刊発売日前からスレも賑わうなら、文章力は「ある」んだと思うけど。
ネタや構成が良くても駄文じゃ売れないよ。
てか文章力ってそんなに大事か?よっぽどじゃない限り文章力なんて
考えながら本を読んだことなんてない。趣味で読んでるもんなんだから
自分は物語にひきこまれるかどうかだけを重要視してるわ
ステマ乙
効いてる効いてるw
よほど都合が悪いようだな
じゃあまあステマでいいや
本当にもうすぐだし楽しみにスレで盛り上がればいい
どっか早売りするところ近所にあったかなあ
文庫本にも早売りってあるのか??
大手書店でもやってたりする?
469 :
無名草子さん:2012/03/13(火) 00:07:26.61
てす
地域、地域で発売日は微妙にずれる。都内だと一日早かったりしないか?
マジか。都内羨ましいな
じゃあネタバレ回避のためにも14日はここを見ないようにしないとな〜
近所の大型書店は、前日19時ぐらいから並べ出すことが多いので、旦那の帰宅時に買ってきて貰うつもり。
すぐ読んじゃうだろうけど、15日に買う人がほとんどだろうから、当日昼ぐらいまで感想も書かないつもりだよ。
ここ作家単独じゃなくて総合スレだから、発売後でも改行入れるとかして
バレ配慮は一応したほうがいいと思うよ
澪の結末がどうなるか、
女性読者が多いなかで読者を満足させるラストなんて、恋も仕事も友情もすべて手に入れることだけという私と
そんなのありえねーw 仕事と友情だけで十分だろっていう夫。
ゆうべ口論になりかけたわw
前巻で一区切りついてたし、光文社では奥様は始末人シリーズまではじまったから
御算用シリーズもしばらく打ち止めかと思ってたら、新刊が出たのね
とりあえず、アマゾンでポチってみた
幕末、爺さんになった数之進か、楽しみだ
みをつくし、普通に新刊が駅ナカの小さな本屋に売っていたからパラッと捲ったら、
壮絶なネタバレ読んでしまって思わず閉じたあと買わずに帰ってしまった・・・
すでに平積みになってる
>>475 昨日、本屋でみかけたのでござるが
鳥海様や欲深姉妹が活躍することはないのだと
パラっと見ただけで分かったので、そっと棚に戻したでござる
パラッで買わないのがハヤリ
新刊かった
5月に写真入りレシピ&随筆が文庫で出るって
そのかわり別作品執筆のため次は一年後らしい…
一年後とか……w
半年でも長いってのに勘弁してw
ついに登場人物紹介からもフェードアウトした采女宗馬とは何だったのか
買った、で、読了
いろんな意味で、胸が痛い
泣きすぎて目も痛い
同じく買った。
怒濤の展開に来年まで待てない気がしてきた。
買った。読み終わった。
泣いた。一年とか待てないってばー!
ここでまた一年とかもう……
前巻で一区切りと思ったが、ここまできて一区切りなのかなあ
まだ発送されないブックサービスorz
しかし、書評を読んで。・゚・(ノД`)・゚・。
読了。
つらすぎる…!
澪つくし新刊読了
読み終わって暫く呆然と言うかグッタリしてた
何一つ救いがないわけじゃない…わけじゃないんだけど今までで一番キツイな
富子すきすきはどうしてもタイトルのせいで手が出ない。あれタイトルで損してると思うな
澪つくし新刊は言葉もない。
>>489 深川にゃんにゃん横丁とか、おぅねぇすてぃとかもね
編集者もちょっとアドバイスしてやれと思うけど
女流作家としては、それなりに長いし、難しいのかねえ
御年62歳だけど、デビーは1995年だから、
大御所ってほどでは無いとは思うけど
まず、編集者は
>>458をアドバイスというか
コントロールすべきだよなあ と思ふ
空気破って申し訳ないけれど、
新刊に源斉先生は出てくる…?
一応行空けるか
柚べしはちょっと仕込む気にならないし、他はシンプルすぎて料理欲はそそられなかったな
でも5月に出るレシピ本が楽しみだ
重い展開の中でも清右衛門先生には癒される
みをつくし、
立ち位置とかいろいろ違ってはいるけど、
平岩弓枝の“はやぶさ新八”の新八とお鯉のような関係にだけはならないことを祈るよ…
おまいら、まだ読んでない人にやさしいな。
みをつくし
踏んだり蹴ったり散々な日々、最後は悲劇。泣いた。
これから来る幸せの踏み台であると信じたい。
小松原エ…
「雲外蒼天」って言われても、これだけ色々あると読む方もツライ。
で、この状態で一年待ってってですか?先生そりゃないよ...
499 :
無名草子さん:2012/03/16(金) 10:04:26.06
みをつくし 泣いた。
小説で泣いたの初めて。
>>498 でも、この巻で一区切りつかず中途半端になってる案件はないと思うから、
残ってる問題の結末を妄想しながら、なんとか待てるかな。
mixiの高田コミュで、「某氏の安易な結末には、作家としての力量を疑う」ってあったけど、
某氏は、あれはあれで幸せだったんじゃないのかな。
某氏って誰?
>>501 それを言ってしまうと猛烈なネタばれになる
503 :
無名草子さん:2012/03/16(金) 12:18:32.27
みをつくし
小松原様は最後までかっこよかったな
500の改行後の話
そう思ったけど、その一方で最後まで見届けてほしかったというのもあるな
あと一つの区切りとしてちゃんと締めた終わり方だけど、最後はちょっと
展開急すぎてる気もした
みをつくし ネタパレ
吉原が焼けたって、お女郎衆さえ助かれば
仮宅商売で、焼け太りするくらい儲かるんだから
何の問題もないけれど、……これは、なあ
イイ男たちは皆、去りゆくのだな
先生はちょっこ、今巻じゃ空気だったなあ
初老とはいえ柳吾もいいぞと思ったが
考えたら、どじょうさんの父上だったな、流石に無理か
>>505 みをつくしは、種市はもちろん、昆布を届けてくれる初老の昔からの客やら
お爺さんたちも、それぞれいい味出してるな
角川ハルキの女流時代小説家、料理ものシリーズ新巻三冊とも
読みあげたから来てみたらすごいことになってるなw
ドラマチックな展開がますます進んだから仕方ないか
しかし今回ばかりは、料理自体は、印象に残らないものばかりだったね、みをつくしも
澪つくし
部屋に娘の形見を忘れて……ってさらっと書いてるけど
結構すごいなと思った
そんな場所に娘の形見を持っていくなんて
しかも手元から離してたっぽいわけで
まあそういう場所なんだけどさw
みをつくし
恋・料理・友情のうち1つは諦めて手に入れることなく進むってことでいいのかい?
>509
あと何冊ぐらい出るのかな。「結末は決めてます」って言ってたけど、今後の話の
ふくらみ方が気になるな。
恋も料理も友情も手に入れてほしい。無理かな。
511 :
475:2012/03/16(金) 16:39:57.14
>>478 代がわりはしたけれど、鳥海様やら慾深娘たちのドタバタは健在でした
とはいえ、小粒って感じも否めなかったですが
みをつくし
ライトノベルや何かでいういわゆる「逆ハー」状態になってもな…と
正直思っていたので
恋はままならなくてもしかたないかなと感じた
天満一兆庵はともかく野江ちゃんと幸せな再会をして
できれば美緒さん野江ちゃんと澪の3ショットが見たい
みをつくし
結婚話がなくなったと聞いた周囲の反応が「澪がふられた」で一致してて笑った
しばらく恋の展開はいらないかな。もっと料理をしてほしいわ
澪は二十歳過ぎてるんだっけ?
下手したら、ふきちゃんのほうが先に嫁に行くなぁ…
そろそろふきちゃんの微笑ましい恋の話くらいあるかもしれんな
>>515 スタート時点で17才、3年経って今20
だと思ってたけど違ったっけ(うろ覚えだから間違ってたらごめん)
みをつくし
展開が何という韓ドラ。
いや昼ドラ?
今回は怒濤すぎだった
みをつくし
女性陣が突っ走ったツケを小松原様が一人で払わされた
みたいで可愛そうになぁと思ってたらあのラスト……
読み返すと今回の巻丸ごと使ってフラグ立てまくってたし
キャラの位置的にもあり得る結末だったけど
このシリーズでこの展開を予想してなかったから
びっくりだわ
みをつくしさ、
美緒が言ったことが単なる夢見話ではないかもと思った。
最後はそういうことで収まるんじゃないかな。
>>520 出戻りとは言え、格上の武士の家の生娘を嫁にする以上
それはない気がする
というか、漢として、ここはきっぱり澪をあきらめ
奥方を幸せにすることを考えて欲しいな
それができるのが、この酸いも甘いも知った中年男の生きる道かと
妻にした娘にも事情があって、これまた実は結婚は上辺だけ
将来的に別れることを前提にしていたとかって後付けも
ご都合主義になりそうだから、やめて欲しい
流通事情が悪くて手に取るのが遅れた方々も、そろそろ読めた頃だろうか?
上司の娘も、相当波乱万丈だよね。
あの人なら、それなりに幸せになって欲しいな。
でも、あぁ…っ!
>>520 読者がどうしても期待してしまうことをあえて美緒に言わせて残酷に希望を打ち砕くことで
澪と読者に諦めさせたんじゃないかと思った。美緒が口にしたことで可能性は低くなったと思う
なにより離縁して〜っていうのは美しくない。あれで終わりだから小松原はいい男なんじゃないかな
酉の市で買ったであろう櫛を差してやりながら何を想っていたのか切ない
白だしやら、日高昆布やら
澪のおかげで得意客が増えた問屋は多いなぁ
「銀二十貫」を思い出してしまう
そういや、源斉先生は澪の嫁入り&店をやめる話を知った時や
その話が壊れて嗅覚&味覚を失うほどつらい思いをしている澪をどう思ったんだろ
源斉先生の心理描写はほとんど出てこないから、謎なんだよな
看病中の鳥の鳴き声のときとか、絶対にフラグだと思ってたんだけどな
そりゃ、今すぐどうのこうのはあり得ないと思うけれど
二十貫わろたww返済しきれないww
みをつくし改行
やっぱり3巻?あたりで澪がイメージしてた
大阪の橋の上で野江ちゃんと空を見上げてる、て絵が
最終回に来るんだろうなって展開だったから小松原様のは納得いったけど、
それ以外のルート(お店の再興、つる屋の継続、源斉先生とくっつく)も
すごい凹む方法で潰されるのではと恐怖した...
あと何気に源斉先生不憫すぎる。
小松原様が料理の事で役に立ったのって最初の鰹デンブと出汁ぐらいで
あとの助言はほぼ先生からなのにイマイチ取りざたされていない...
澪ともくっつきそうじゃないし、
高田先生、せめて医師番付に載せてあげてください...。
>>526 源斉先生は好きだけど、身分違いの恋の結末があんな風になっちゃったわけだし、
武家じゃないけど身分違いの先生とどうこうっていうのはなさそうだなあ。
澪の恋の結末もだけど、もう小松原さまが澪の料理を食べることはないことが何よりも悲しい。
嫁入り話がなければ、少なくとも「小松原さまに食べてもらいたい」と思って料理をつくることはできたのに。
都合ふたりもレギュラー卒業しちゃったから、次は新キャラが出てくるかもね。
三方よしの日もこのままじゃ立ち行かないし。
530 :
525:2012/03/17(土) 12:52:00.04
きゃあ (///)
野江ちゃん身請け4千両とか頭にある内に
金銭感覚が麻痺しておったw
みをつくし
源斉先生に要所要所助言貰って背中押してもらってるのに
小松原様に言われたことが一番重要で心に残ってる風なのが恋する乙女故というかw
本当に先生が不憫すぎる。先生は尊敬すべき人って思ってるからってのもあるんだろうけど
いつか先生の気持ちに澪が気づく日はくるんだろうか。せめて気づいてあげて欲しいが
今後は新キャラが出てくるかはともかく、若旦那がどう絡んでくるかだなあ
昼前に到着した みおつくし
菊乃好きだなぁ
次回は、箒屋夫婦を登場させて欲しい。
みをつくし読んだ。
講演会で先生が「バカバカバカって思われる展開です」と言ってたので
小松原様との結婚はないんだろうな、と予測してたが。。。
又次さん。。。
そして次巻が1年後とは。。。バカバカバカ。。。
個人的には源斉先生が好きなので澪となんとかまとまってほしいが
小松原様とこれで終わりっていうことはないんじゃないかな。
美緒さん説の展開がありそう。
みをつくし
美緒の説の線がまだありそうって思う人ってまだわりといるのか
>>523の言う通りで、最初ちょっと希望を持たせて、でも落とした感じだと思うんだよな
実際もう輿入れはしてるし、さすがにそっから甥っ子もらってはないだろう
今更甥っ子くれって早帆にいうのも男らしくないし、早帆がはいとは言わないだろう
柳吾がデレた
そろそろ、新刊は行き渡ったんだろか?
明日ぐらいから改行無しにする?
甥っ子養子は可能性消えたわけじゃないと思う。
嫁が上役の娘なわけだし、×1だから、不妊でも離縁はしづらいと思うんだよね。
となると、早帆さんとこからってのが、可能性高い。
みをつくし
いろいろと辛すぎるよ。。。
主要登場人物を殺すのはヤメテ
安易すぐる
みをつくし
みをつくしに限らないけど、
人情物で主要登場人物が逝くのは、作者が詰まった時
>>531 芳さんの希望している「若旦那と澪が所帯を持って天満一兆庵を再建する」って、
澪が女としての幸せも料理人としての幸せも手に入れられるルートじゃないかとは思ってるけど、
江戸の店を潰した経緯からすると、若旦那は芳や澪以上にお人よし(あくまで良く言えば)っぽいのが何とも。
出世花のヒロインが恋愛・結婚方向での幸せとは縁がなさそうだけに、澪にはそっちの幸せも掴んでほしい。
しかしこれから、誰があさひ太夫に弁当届けるんだろう…
そろそろ改行無しでいいのかな?
>>540 小松原様に惚れて源斎先生に揺るがない澪が
あの頼りない若旦那に惚れるかなあ...
澪より出世花の子の方が早くあのイケメン僧侶とくっつきそうな気がした。
あとそろそろ野江ちゃん自力でなんとかしようや。
今んとこ逆旭日昇天としか見えないんだけど
あの占い師まがいもんじゃなかろうなと不安になるわ。
>>539 みをつくし
あの最後のせりふ読んで、このキャラはこの約束を残す
(みおに発破かける)ためのキャラだったんだなと思ったけどなぁ
何の進展もないまま数年がたっちゃってるのは作中で
他の人からも言われてることだし、そろそろ道筋くらいは
つけても良い頃合いじゃないかと
>>540 伝右衛門に野江ちゃんは、と聞いちゃったから、
そこで関係がばれて、何らかの形で向こうから接触してくるのじゃないかな
それこそ澪の卦を知ったら利用できそうと思いそうだし…
登龍楼も炎上したことだし、火元の責任はそっちにあったとかで吉原追い出されて
今度は澪が吉原でお店か仕出しを…ってことになるとか
少なくとも野江に弁当とどけることだけは許してもらえたりしないかなーと期待してる
逆に一切連絡禁止、と厳しくなることもあり得るけど
>>541 逆旭日昇天は確かにわかるが、でも結局命助かったし顔も無事っぽいしなあ…
やっぱ幸せになる分だけ災いは訪れるんじゃない?
正直ここまでの不幸を補うほどの幸福ってのがどんなもんかさっぱり想像がつかんのだがw
だって身請けされたところで周囲に知られたら差別だし
菊乃のように正式な結婚だって可能性は低いことだし…
>>540 >しかしこれから、誰があさひ太夫に弁当届けるんだろう…
そんなこんなで澪(つる屋)が吉原に進出するのかも。
戯作者の『太夫の身請け金を工面したいなら、金の埋まってる吉原なら可能じゃないか』みたいな台詞もあったし。
小野寺家での結婚。
まさか甥を養子に迎えて、“小松原様”は近々隠居。
それを踏まえて、甥に大家から嫁を迎えた…
なんてな事はないだろうなぁ…。
小松原が澪の事情をまったく知らないってことが腹立たしい。
戯曲屋先生とかからそれとなく小松原に話が伝わるとかしないかな。
>>526 やつれた澪が、番付けの話を漏らした時、先生が驚いていたのは
破談の事で悩んでいると思ったからだろう
つまり、知ってたんだよね
>>533 講演聞いた人によると
編集が、今ならまだ書き直してもいいんですよ?と
言ったらしいから、覚悟はしていたが ........orz
>>545 事情全く知らなくても、今回の澪の決断を了承し励まし
悪役に徹することができる小松原様は
さすが澪が惚れただけのことはあると思ったよ
小松原様は自分だけ悪者になってるんだよね。。。
早帆さんや多坂さん(用人)くらいには本当のことを言ってもよさそうだと
思うんだけど、そうすると澪が悪く思われるのが嫌なんだね。
いい男や。。。
>>544 伝右衛門さんが出てきてがんばれと言ってたことが伏線?になるかなと
思った。
登龍楼吉原店が番付でつる家ポジションを奪ったというのも、吉原進出フラグかな、と。
吉原で仕出し屋をやれば野江ちゃんにも弁当届けられるよね。
>>547 妹の早帆に黙っているということは
その旦那であり、親友にも黙ってることでもある
彼は豪快な男だし、気持ちの機微にまで行き届きそうもなさそうだけど
その豪放磊落さで、人生色々あるさと受け止めてもらいたいなあ
実直な性格ゆえ、なんで町女の気持ちを弄んだんだと
膝詰談判しそうでもあるけれど
みをつくし
ご寮さん*柳吾フラグが見えてきてるのは自分だけ?
以前どっかの旅籠?の主人に言い寄られたときに、りうさんが
「ご寮さんはいずれ名のある料理屋を切り盛りするのにふさわしい」
とかなんとか言ってたような。。。
小松原は又さんと違って死んだわけじゃないから今回を最後にレギュラーから消えたと受け取るのはどうかと思う。
最終的に澪とくっつくか以前にこのまま最後まで周囲から誤解されたまま後味悪く終わるとは思えないが。
小松原様が種市や家族や家臣、親友にも誤解されたままってのは
悲しいし可愛そうだよね
澪が来る前からソバ屋の常連だったはずだし
現在、美緒だけが真相を知ってることが後々鍵になって真相が
明かされるといいなと思ってる
>>549 自分は初期の頃りうさんと種市にフラグが立つもんだと
思ってたわ
最近になってこりゃないなとやっと思うようになってきたけど
ところでこれだけみをつくしの話題が続くんなら
作者単独スレあった方が自分は存分に語れて嬉しいけど
シリーズ次作が一年後じゃあ今立てても無駄かな
一応料理本が出るみたいだがそれで語るのもアレだしな…買うけど
>>552 みをつくし以外の話題を邪魔してるなら立てるべきだけど
普段ここほとんど動いてないしこのままでいいんじゃないか?
単独スレ立てても1スレ使いきれないだろうし
>>552 りうさんと種市ってw
料理本はどんな体裁なんだろ
瓦版の拡大版がおまけでついてくれてたら嬉しいんだけどな
小野寺家に嫁は来たが小松原様の嫁ではないのではないか説を
自分の中でぶち上げて大きく信じることにした
又さん辛すぎる
小野寺家の嫁もかわいそうだよなぁ。
嫁いだのにHなしで離縁したのを皆知ってて、
再婚の相手は心の奥底に愛する女性がいて、義母や義妹はその相手の人柄を認めかわいがっていた。
数馬氏の人柄からしてないがしろにはされないだろうけど、実家にももう戻れないだろうし。
>>557 このお嫁さんがすんごくいい人で、これからの話に絡んでくるとか...
ないか。
>>558 どんだけ人柄が良くてもそれは澪がつらいだけやろ
嫁がいい人っていうのはありえる。これで嫁がイヤな女だったら
小松原可哀想すぎるし昼ドラすぎるw出てこないのが一番だけどな
>>556 ちょwじゃあ誰の嫁なのさ?
>>560 >>544説じゃないか?
隠居するには、今の小野寺様の責務を甥がいきなり背負えるとは思えないし
隠居はまだ先となれば、無役の甥の嫁には格上の姫は難しいだろうから
ちょっと考えられない話だと思うけれど
富子すきすき 読了
題名で敬遠してしまって中身も確かめなかったけれど
長編でも連作でもない、短編集だったのか
インパクトのある題名にしたかったのかもしれないけれど
「藤太の帯」か「堀留の家」あたりで良かったんじゃないかな
内容的には、「堀留の家」が一番良かったと自分は思った
>>562 『富子すきすき』は、史実ものだろ?
宇江佐真理の鬼門じゃないか、そりゃ他の作品がいいに決まってる。
もしかしたら、又次さんが大怪我をして、記憶も失っているけど
生きていた…なんて展開は…無いんでしょうねえ…
私は澪を幸せにできるのは又次さんだ!
ふきちゃんと健坊の父ちゃんにもなれる!!って勝手に思っていたので
この後一年も待って読み続けるエネルギーが湧きません(;;)
5月のレシピ本がじみに楽しみ。
みをつくしはコミカライズ、他にもっといい人居なかったんかな…
主婦層向け雑誌とはいえあれは…。
もっと「漫画」が上手い作家でやり直して欲しい…。
レシピ楽しみだね。鰹飯のレシピが早く知りたい。
>>564 火の海の呑み込まれちゃったから生きてたら人じゃないわ
>>564 又次の火傷は未来SFものだったら生き残ってるかもねっていうレベルだと思う
背中に骨が見えるほどの大火傷を負って意識失って澪の目の前で炎に包まれてるし
残念だが夏天で又次をじっくり書いてもらえてよかったと思う
又次は、太夫を救えたという達成感と
澪に太夫の未来を託す希望とで
幸せな往生ができたと思うよ
もっともっと幸せになってほしい人ではあったけれど
短い間とはいえ、家族のぬくもりやあたたかさ
料理人として客に愛される喜びをを知ることができただけでも
よかったと思う
野暮の極みと言われるかもしれないけど
又次と太夫が出会ったときの話とか
どんな風に親しくなったのかとか
普段の会話とか
そういうのを番外編で書いて欲しい
澪が伝右衛門を助ける展開になるかな?
翁屋は澪が出店を断った後に登龍楼と手組んでるし
そこに澪が絡んでくると、またひと悶着ありそうな
なにげに喧嘩沙汰があったときに頼りになる男キャラが今のところいなくなってんだよな・・・
今春屋ゴメスって読んだことある人いる?
あらすじには江戸に留学して云々とあるので気になってるんだが、時代小説なのかどうかがいまいちよく分からん。
時代小説ならよみたいなと思ってる。
>>574 厳密には時代小説ではないな
近未来、江戸時代の江戸をすっかり模倣し独立した江戸国の話
とはいえ、入国してしまった後の話は、江戸時代と同じ感じだし
話もかなり面白いよ
ちなみに、「今春屋ゴメス」ではなく「金春屋ゴメス」ね
その設定なら、碑夜十郎 半村 良 の方がよっぽど面白かった
女流作家じゃないけどね。
立ち読みしたレベルでは銀魂(アニメ)インスパイヤー? と思った
ありがとう、とりあえず1巻読んでみる。
「こんぱるや」なぜか変換できない→「こん」「はる」で変換したら今春になってたww気付かなかったよ…
そういや時代小説じゃないけど、「ちょっと江戸まで」って少女漫画が面白いよと友達に薦めたら、逆に銀魂薦められたことあるわ。
「おいち不思議がたり」の続き、今月出てたんだね
前巻での伏線っぽい話も進展してるのか気になる
源斉先生はこのままフェードアウトしていくのかな・・・
応援してたのに・・・
>>579 なぜ?w
確実に毎度毎度アドバイスしてるんだから、まだまだこれからだと思うんだが
新刊で変わらない様子でアドバイスしまくってたから自分は安心したわ
たとえいい人ポジションで終わりそうでもな……
>>579 源斉先生猛チャージ中だと思ってますが。
自分は逆に先生これから怒涛の巻き返しかと思ったw
でも結局はいい人で終わりそうで残念
小松原ルートがダメになったから先生ルートみたいなのは嫌だな
恋の痛手を乗り越えて、次からは本腰入れて太夫身請けを目指す吉原編にいってほしい
>銀魂(アニメ)インスパイヤー?
銀魂のほうが後発じゃなかったっけ? というかそういう題材自体は意外とありふれてる様な気がするんだが。
銀魂の方が1年前
現代人が江戸にってのなら石川英輔氏のとかもあるけど、
主人公の言動とかじゃね?
586 :
無名草子さん:2012/03/31(土) 23:40:36.88
みをつくし
登場人物の名前から安易にずばり予想すると、澪はやはり小松原と
結ばれるんじゃないのかな?
源斉、佐兵衛などの名前は、現代人の感覚からするとヒロインの相手役には使わないと思うんだが
>>586 時代小説の話にageてまで、何を言ってるんだか
同じ作家の書いた『銀二貫』の主人公は「松吉」だぞ
松吉良かったよな〜。地味なんだけど一途さが泣けた
銀二貫は、羊羹が完成したところから最後までを何度も何度も読み返したなー。
あれは良かった。
最後は駆け足なんだけれど、でもちゃんと余韻があるんだよね
納得できる未来というか
あの、大番頭さんが、最後には
へぇ、いい買い物でしたって涙ぐむシーンが大好きだ
>>590 お約束すぎるんだけど素直に泣いた
登場人物もみんないい人で気持ちよく読めたね
武闘派の娘が主人公の時代小説ってないだろうか。
武闘派といえるかは分からないけれど
六道慧の『奥方様は始末人シリーズ』は?
≫593
ありがとう。それは未読だったから、読んでみる。
澪つくしシリーズといえば、いつも読み終わると作品中のお料理を作ってみたくなるんだけど、
今回はそういうのがなかったなぁ。
シリーズ最高の重苦しい話だったからか…?
牡蛎の宝船は美味しそうだけど、自宅で作るのは難しそうだ。
>>593 読んだことがあるが少々無理な設定と、不自然なエロに脱落した
中途半端はだめだと実感
みをつくし読んだがラストは衝撃。
そろそろふきは下足番じゃ辛い年齢じゃないかな。
みおの補助にまわるか、それともつる屋じゃ小さくて
みっりち修行といかないから、一柳で修行させてもらうか。
料理本、たのしみだ。
「みをつくし」の鯛のアラ炊きの話は読み返しても泣ける
福さがしっていいよね
鯛中の鯛は知っていたけれど、他のお道具は知らなかったな
とろとろ茶碗蒸しも、器を青竹にして持ち帰り用にしたり
家で待つ家族へのいたわりにもなるから、つる家の料理はいいな
みをつくしのあと、料理の時代小説ばかりになったな。
しゃばけのあと、妖怪の時代小説ばっかになったし。
もっといろいろ出てほしい。
料理物時代小説ってみをつくし以降増えたの?
宮部さんの初ものがたりくらいしかそれまで知らなかったから
目を向けてみるとずいぶん沢山あるんだなあと思ったわ。
みをつくしとか初ものがたりみたいに
人間も書きつつ料理も毎回美味そう、ての無いですか?
この間読んだ男性作家の料理物は
捕り物メインだったし登場人物が好きになれなくて。
基本は料理と捕り物セットが多いよ。
密林で、江戸、料理帖、とか入れて検索かけると色々でる。
神狐 しんこ ちんこ
澪つくし最新刊を6巻と続けて読んだ。
先に不安を持っていた菊乃や美緒が幸せになってて良かった。
澪が料理を選んでもつる家のような商いにこだわることで先が読めない。
607 :
無名草子さん:2012/04/16(月) 11:39:47.33
みをつくし
私の中のイメージ。
知らない人ばかりでしょ?
又次・・・大河内 傳次郎(『丹下左膳』等かなり共通部分がある)
美緒・・・栗山 千明(カーネーションでのイメージと共通部分多し)
あさひ太夫(野江ちゃん)・・・吉永小百合
りう・・・北林 谷栄(おばあちゃんといえば・・)
種市・・・森繁 久弥
芳・・・田中 絹代
澪・・・原 節子
ふき・・・AKB48指原 莉乃
小松原・・・
源斉・・・
おりょう・・・
>>607 そういうのは、俳優のファンやアンチを呼び込むから
できれば、今後はやめてほしい
自分のブログが、チラシの裏でやってください
だいたい、ここは高田郁専用スレですらないんだしね
アレ? ここって高田郁ステマ専用スレじゃあないの?
はいはい効いてる効いてる
木暮 実千代
おりょう・・・木暮 実千代
以前は、宇江佐さんとか畠中さんとかなら
話題振ったら、いくつかレスもあったし
専スレもあったくらいだけれど、
宇江佐さんは、続編劣化や連作短編最終話でやらかしが続いて
ちょっとあきれられてるのと
畠中さんも、代表作の「しゃばけシリーズ」が
あやかしファンタジーだから、あまりこのスレ住人の好みじゃなさそうだからなぁ
「まんまことトリーズ」最新作の「こいわすれ」は
展開が展開だけに一時スレでも話題になったけどね
平岩さんも「新・かわせみシリーズ」が迷走してるから
新シリーズが出たときは、悪い意味で話題にもなったけれど
以後は新作が出てもたいして話題にはならないし
まあねえ 専用スレ化も仕方が無いかもね
宇江佐ママはご指摘のとおりだし、
それ以外も
六道慧女史はぱっとしないし、
宮部みゆき女子は畠中さんとは違うファンタジー
の世界に逝ってるしねえ
宇江佐さんを読んだことがないのだが、どこから入るのがお勧めだろうか?
どれでも良いけど、最後の1ページ、1章は
読んではいけない
史実物は手を出すべからず=ゴミ
最後の一章を読んで愕然とするって意味では
あやめ横l丁なんてどう?
(最後の1章を読まなければ良いだけ、
他のは最後の段落とか・・・捌きようが無いかも)
>>615 確かに宮部みゆきは高確率でラスト付近になるとファンタジーな展開になって驚愕する
>>616 「おちゃっぴい」とか、短編集がいいかも
自分は「卵のふわふわ」が一番すきなんだけれど
最後は、ちょっと微妙な展開だからなあ
二番目に好きな「銀の雨」なら、最後の妙な展開もなかったし
おすすめできるかな
>>618 ファンタジーやあやかし路線にはならない「ぼんくら」シリーズは
新作になるにつれて、作家のショタキャラ萌えというか
天才児萌えが鼻につくのがね
>>620 それも感じた。あれがなければ結構好きなんだけどなー。
>>614 かわせみはまた再開したんだっけか
麻太郎、源太郎、花世、千春にいまいち魅力がないのがどうもな
>>622 個性がないというか、親世代の劣化コピーなんだよね
時代に合わせる必要のないシリーズなんだか、
幕末のままで、東吾の話を続ければ良かったにね
転換して明治の話にするにしても、
やり様ってものがあろうだろう?
と新の1巻を読んで思った
幕末と明治じゃあ世界が違う気がするが。。
でも、チャレンジ精神はすげえ。
麻太郎が生真面目な東吾みたいで好かん
つーかかわせみは最近始まった漫画版も酷いしな
東吾を呼び捨てにしたり今日も香苗どのはお美しいって鼻の下を伸ばす源さんとか何なの
ってスレチか
ちょっと前に挙げられてた『金春屋ゴメス』、なかなか面白かったよ
あれは時代小説でいいと思う。
あと猿若町捕物帖もいいな。
麻太郎は、実父の東吾より、養父の東吾兄に似たんだと思うな。
明治編は惰性で買ってるんだけど、漫画版に手を出すのは止めておこう…
>>627 猿若は、いくらテケトー設定時代小説とはいえ
当時、有名なご法度のはずなのに
歌舞伎役者がどうどうと吉原に出入りしていることについて
まったく触れられていないのが、いきなり萎えた
歌舞伎役者(古くは河原者)は、穢多(エタ)、非人
と同じく、浅草弾左衛門配下の人別帳外だった
江戸初期に鎌倉幕府の朱印状を持って、提訴、
時の町奉行所の裁下で、弾左衛門の配下から逃れるが人別外
上納金が無くなり、開放された喜びの出し物が助六由縁江戸桜
鎌倉初期の武士・曾我五郎、十郎の敵討ちの形を取る曽我物
だが、初演の内容は大きく違っていた
助六が意休に切るタンカに痕跡がある
弾左衛門の配下から離れたとは言え、人別外の河原者=
歌舞伎役者が官許の吉原(公営遊郭)に上がれるはずも無く
身分を偽って登楼した歌舞伎役者が太夫に正体を見破られ、
踊りを踊らされ、お鳥目を貰って追い払われたなんで小噺もある
(お鳥目、銭、 座敷を賑やかす男芸者、幇間として小銭をもらっただけ)
ムダ知識でした
勉強になりました。
632 :
無名草子さん:2012/04/20(金) 21:10:47.37
みをつくしのレシピ本、来月15日出ますね!
みをつくし献立帖だって
レシピ本だからスレ違いかな
sage忘れました
「恋細工」が良かったんで「金春屋ゴメス」も気になってるけど
パラレル江戸物?というのでちょっと躊躇ってる
時代小説っていうと江戸時代ばっかな気がする。平安時代とかないのかな。
おれが知らないだけか?
もともと江戸時代のものを言うんだとか言い張る人さえいるからなあ
平安あたりは、史実の人物を扱った小説は多いけど
そうなると"歴史小説"になってしまうし
古典文学をもとにしたものは、"時代小説"の範疇ではないしね
(古典をもとに描いた芥川龍之介の小説を、"時代小説"とは言わないでしょ?)
それでも、平安時代なら、諸田玲子が歴史物以外にいくつか書いてるな
「髭麻呂 王朝捕物控え」「末世炎上」「王朝まやかし草紙」
平岩弓枝の平安妖異伝は?
あそこまでいくとファンタジーだけどけっこう好き
「平安京の検屍官」 川田弥一郎
というのを読んだことある。サブタイが「検非違使・坂上元継の謎解き帖」だった。
でも、事件より濡れ場ばかりだったような記憶があるw
女流に限らず
戦国時代以前のは扱ってる題材が限られるというか、
読み手としても感情移入し難いから、流行らないって感じかな?
あるいは、
作家も、読み手も一色に染まる程度の知識、情報しかないからかもね
平安時代=陰陽、安倍晴明、鬼、疫病
源平=平家、検非違使(密偵)、一ノ谷の合戦、那須の与一の弓合戦、壇ノ浦戦いなど
江戸時代なら、資料も公文書〜庶民レベルまで種々雑多に豊富
(幕府、公家の記録、農地の水争いの記録、黄表紙、笑い絵、襖の裏張り、etc)
澪つくしの新刊、昨日本屋で発見して読んで落ち込んだ
またじ…(´д⊂)
娘の形見をとりに戻ったせいで迷惑かけた摂津屋が
これから澪が何かする時のスポンサーになってくれたりするのかな
種市と同じ境遇だし何か今後も関わってきそう
柴田よしきの『小袖日記』は時代小説にはいる?
平安時代にタイムスリップした現代OLが、紫式部の片腕として源氏物語のネタ探しする小説で、なかなか面白かった
みをつくしはラノベ
>642
おもしろそうだが、女流作家なのか?
♀みたいよ・・・
画像検索したら、和歌山のカレー事件を思い出したョ
646 :
無名草子さん:2012/04/29(日) 20:32:33.27
顔は関係ないだろ・・・
関係あるだろ?
装幀(ジャケット、カバー)裏側、著者紹介の写真で
買う気が高揚する・変わらず・買う気が一機に萎える・・・
外見云々言うのは好きじゃないが確かにカバーの写真を見て
ガッカリすることはある。作家なんて顔関係ないんだから
出さなきゃいいのにな
どっぷり物語りにつかっているのに作者の写真で一気に現実に引き戻されるのは
ジャンルや作者の美醜・性別・国籍に関係なくよくある。
>>647の例みたいに「見る気がなかったのに偶然見ちゃってガッカリ」は
分からなくもないけど、自分でわざわざ本人画像探し出してきて
あれこれ言う人はちょっとな
性別知りたいだけなら画像じゃなくてもwikipediaの経歴読めば分かるし
>>642 あくまで個人的にはだけど、タイムスリップものを時代小説に区分しちゃうのは
ちょっと違和感あるかも
時代物の要素はあるけどね
でもあらすじ見たら面白そうだね
>>647の例みたいに「見る気がなかったのに偶然見ちゃってガッカリ」は
>分からなくもないけど、自分でわざわざ本人画像探し出してきて
>あれこれ言う人はちょっとな
ネットで検索かけたら
アマゾンの取り扱い書籍、wikiと一緒に
画像検索の結果も表示されるだろ?
本人画像探し出すまでもない
>「見る気がなかったのに偶然見ちゃってガッカリ」は
これとまったく同じ
652 :
無名草子さん:2012/04/30(月) 16:27:35.04
別にがっかりもしないけどなあ
役者じゃあるまいし
柴田よしきはそこそこ面白い。
どの本も一定以上の面白さはあるので見かけたら手に取ってしまう作家だったけど
小袖日記はどうも触手が動かなかった。
でも面白いなら読んでみようかな。
せつこ、それ食指や
北斎的触手が動かなかったと理解した
656 :
無名草子さん:2012/05/01(火) 17:11:47.46
食指→伸ばす
触手→動かす
あってる
>>659 食指は、"動く"ものです
【食指が動く】
「食指」とは「人差し指のこと」
出典は、中国の史書『春秋』
《鄭(てい)の子公が人差し指が動いたのを見て、ごちそうにありつける前兆であると言ったという、
「春秋左伝」宣公四年の故事から》
食欲が起こる。転じて、ある物事に対し欲望や興味が生じる。「条件を聞いて思わず―・いた」
食指/触手を動かす/伸ばす
どれも正しいんじゃね
とりあえず、触手は違うと思うw
触手が動く、自体は正しいみたいよ
使い方が正しいかはしらね
触手は人間にはないんだから、まずいってw
触手で女流作家と聞いてエロゲ板から飛んできました
イカ娘にはある!
ある物事に対し欲望や興味が生じるという意味で
「触手が動く」と書いてしまった人は、
地球に潜入している宇宙人
広辞苑ひけよ
みをつくし献立帖、
>>632では5/15だけど、私が見たのは5/14になってたなぁ…
>>649 丸善に檸檬を置いてきたのは、こんな着物姿のゴリラ顔だったのかと、ちょっと幻滅したことがあった。
作者の写真ではないけど、澪つくしはどうしても漫画版の顔で再生されてしまう
670 :
無名草子さん:2012/05/15(火) 00:27:01.25
みをつくし献立帖
昨日(5/14)本屋で立ち読みしてきました^^;
よかったです^^
野江ちゃんって三姉妹の末っこだったんだね^^
今朝発売したばかりのを入手、今、昼休みなんでこれから読む。
みをつくし献立帖、読みました
おいしそうな写真とレシピだけでなく
野江ちゃんと澪の幼き日を描いた
書き下ろし短編がついていたのが思いがけず嬉しかった
しかし、勝手に注文をとられていた書き下ろし絵本といい
勝手にみをつくし料理帖の料理が食べられるよと集客する店といい
売れると、集ろうとする人たちで大変ですね
673 :
672:2012/05/15(火) 20:44:25.48
そうそう、途中に挟まれる創作秘話や
つる屋の間取り図なども必見ですよ
読んだ読んだ。写真、きれいだったなあ。
あと、受験問題に使われたってのがすげぇ。
>>674 それも、何校もからというのが、凄い
前スレで、「八朔の雪」を書店がプッシュしてるがどうなんだ?なんて話題から
評判よさそうでに買いに行ったのが、ちょっと前のことに思えるのに
(確認したら、2009年の6月の話だった)
676 :
無名草子さん:2012/05/17(木) 11:35:57.95
ついうっかり献立帖買ってしまった
あんまり読むとこない
そりゃ、もともとレシピ集なんだから
書き下ろし短編や創作秘話がのっているのは、サービスなだけで
えっ、十分読むとこあって、喜んでたおれの立場は。
自分も、レシピ本と思って買ったら、意外に読みどころが多くて喜んでいたクチだけれど
>>676は、レシピ本ではなく、小説と思って買ってしまったのかもね
"うっかり"ってあるし、それなら読むところが少ないと思っても仕方ないかも
ぱっと見は、ほかの小説と同じに見えるからね
素敵な話ですよね レシピ集かあ
手に取って読めば時代小説かどうかは判るはず
間に合わない! 電車が来るって買ったのかな?
素で勝負するって
手を掛けた京料理のレシピ集
間とか、行間を読む楽しみがある
『献立帖』読了。
ちと残念だったのは、これまで文庫巻末に載ったレシピは収録されてなかった事。
今まで文庫本見ながら作品中の料理を作って、水はねたり汚しそうになっていたから、
この献立帖はキッチン使い専用にしようと思っていたので。
レシピの使いまわしにお金出すのはいやかなあ。その分、エッセイとか
読めるほうがラッキーな気がす
自分も、
>>683と同じで使い回しがないことに
好感感じていた口だ
忍び瓜の写真が見たかった
文庫のレシピも入っててほしかったけどページ数の関係とかもあるからなあ
>>685 P70にあったよ
磯部焼きのページ
このスレの「時代小説」「歴史小説」は日本史のみ?
平岩弓枝の西遊記が面白かったから次に
聖徳太子の密使買ってみようかと思ってるんだけど
読んだことある人感想聞かせて欲しいってのは
スレ違いかな
河治和香の「侠風娘」のシリーズを読了。
チョットずつキュンとしたり、ホロリとしたり、ズキッとしたり、
身に覚えのある感情が伝わってきて、なんか好きだったな。
レシピ集、ほっこりした一冊とても可愛くて嬉しい
新しいつる屋の間取りの(涙)が…
>>687 スレ違いではないと思う
自分は未読だから感想書けないけど(ごめん)
Amazonのレビューを見るとか、
blogで感想を書いてるサイトをググッた方が速いと思う
検索キーワードの例「平岩弓枝 西遊記 感想/レビュー」
全体のレス見てわかる様に、現在、このスレ見てる人は
高田さんのファンがほとんどじゃね?
アンチもここにいるぞ
田さん、好きだけど、その話題ばっかりってのもなんだかネェ。
田さんのファンの人って、他の作品読まないのかな?
藤原緋沙子の橘屋シリーズなんて、今年、久々に出てたけど、
ぜんぜん話題にも上がらなかったし…
そもそも歴史時代ものを書く女性作家で面白い人が少ない
人気のある人がごく少数かつ長いこと固定されてたから
久々に登場した新しい作家に話題が集中するのは当然じゃね?
高田さんだってあと10年もすれば新刊出たって話題にならんよ
売れるか売れないかは別にして
どこのスレでもそうだけど
○○の話題ばっかり!
××の話もしたい!
じゃなくて、だったら××の話題自分でふれって話
全然話題に上がらなかったそのシリーズの話題自分で出したのかい?
>>698 それって、
ここは高田さんのステマ専用スレってこと?
ものすごく古いけど、氷室冴子のざ・ちぇんじ!は時代小説に入りますか?
古本屋で上下セット50円で売ってて、懐かしさのあまりかっちゃったよ。
あれが時代小説なら、人生初の時代小説はあれだ。
>>700 あれは、古典の「とりかえばや物語」が下地にあるから、ちょっと違うと思う
(芥川龍之介も、古典を元にいろいろ小説を書いていたけれど
あれを時代小説と呼ぶ人はいないしね)
しいていうなら、オリジナルの「なんて素敵にジャパネスク」の方かなあ
一般には、時代小説というくくりではなく
少女小説(当時はラノベという言い方はなかった)というべきだろうけれど
なんて素敵にジャパネスク懐かしいなぁ
今でいうラノベだけど大人になってから読んでもけっこう面白い
平安時代の政治や生活の仕組みみたいなのがわかりやすくて試験でも
何度か役に立ったりしたわ
氷室冴子さんはすっごく勉強してるなあ、と思ったよ。
早逝されたのが本当に残念だ。
コバルトの前の雑誌(名前忘れた)に、とりかえばやを書かないかと言われて
習作のつもりで書いたジャパネスクの方が受けて、長い連載になったんだよな
新井素子とか久美沙織とか赤川次郎とかも載ってたね、懐かしい
小説ジュニア、だと思うよそれ。
姉貴が読んでたのをこっそり読んだ。
706 :
無名草子さん:2012/05/31(木) 23:21:17.51
氷室さんが、平安時代のミステリー物を書いて、確か未完のままの作品が有りますよね。
すごく面白くって、続きを楽しみにしていたけど…
「碧の迷宮」
ほかは全部手放したけど、これだけは持ってる
何度読み直したことか
逝去時に立ったスレで「あれは失敗した」とか話していたときいた
欠陥があって、完結できなかったのかな
ここでみて「小袖日記」読んだけど、氷室さんのコバルト思い出した
柴田さん、こういう話も書くんだね意外
「おまえさん」読み終わったが・・・
なんか登場人物が多いのはいいけど、細かい横道が多すぎて本筋がぼやけた感じ
宮部さんってポンポンテンポがいいと思ってきたけど、これはダラダラで途中面倒くさくなったよ。
やっぱり「ぼんくら」みたいに小分け+大筋の方が良かった。
孤宿の人、あんじゅう、おまえさん
いらない宮部3作品ですねえ 私的には
ファンタジーなのか、と戸惑いながら読むよ。
時代小説には神がかりな超人とかイラネと思う。
>>706-707 平安時代ミステリーって珍しいなと思ってぐぐってみたけど
上巻出ただけで終ってるんだね…完結してるなら読んでみたかった
713 :
無名草子さん:2012/06/07(木) 01:44:40.62
>>712 その上巻がいいんだよね
コバルト文庫より上の年代をターゲットにしたらしく
しっとり落ち着いてる
金色夜叉よろしくエンドマークはないと分かっていても読み返す
「おまえさん」上巻がお徳マンセーだったので投げようかと
思ったわ
お徳なら〜〜〜だろう。お徳はこう言うだろうって5ページに1回はあったよ
宮部はもうダメかね
「きずな」に収録の「親なし子なし」を読んで、けっこう出てくる人物がしんどいというか
ラストはハッピーエンドとはいえ気持ちが暗くなった。
平岩弓枝を読んでみようと思ってたんだけど、この人の作品の登場人物て大体こんな感じの人が多い?
人類の糞みたいなやつ。
糞みたいなのは、そんなにないけど。
「ちっちゃなかみさん」とか好きだったな。
平岩弓枝は若い時の作品って、主人公が女女してるのが多いよね。
やたらとモテてたり。
地味なのに官能的な雰囲気があるとか。
現代小説でもそうだったよ。
昼間は淑女、夜は娼婦 みたいな男の理想形
たぶん平岩さんの好みなんだろうねww
そういえばかわせみも初期の頃は、えぐい話とかあったし。
717 :
715:2012/06/13(水) 09:59:31.45
>>716 義理息子と近所の売女と婚家のメンツとで糞すぎる人物が多かったから
これがこの人の作品の登場人物標準装備だったらつらいなと思ったんだ。
かわせみ読もうと思ったけど断念するわ。ありがとう。
ちっちゃなかみさんは読んでみる。
池波読んでも思ったけどけっこう官能的な表現が普通に入ってるもんなんだね。
時代物最近読み始めたばっかだからそういうもんなのだとびっくりしたよ。
>>717 男性作家のはね、多いね
時代小説は、もともと娯楽分野だからさ、仕方ない
女性作家のでも多少あるのは
男性作家が主流で、読者も男性ばかりだった時の名残かも
若い女性作家だと、そういうシーンは少ないと思う
なんであれを最後に持ってくるのか編者のセンスを疑ったわ。
そのくらい後味悪い話だった。
そこまで読んだ話の気持ちよさが台無し。
トリが大御所ってのに気を使うなら池波だって収録されてる本なのにさ。
あの継母の設定描写じゃ、最終的にはあの継子も継母に恋愛感情抱きそうだし
あれで絆がテーマと言われても。
作家作品じゃなく編者のチョイスがミスってるって感じだった>絆
親子の絆というより、男女間の恋情絡みって感じだったよね、あれ
継子とのだけでなく、近所の男の子との関係も
追いかけていくのはいいとして、彼が嫁でももらおうって時には
絶対うまくいかなくなると思う
あの継子は主人公が好きでしょ
あれは恋愛感情としか思えないもんね
>>717>>718 知り合いの本屋の話によると
一時期、時代小説が売れない時期(超低迷期)があったらしい
それでもエロシーンを入れると売れたので、その頃のはエロシーンが多いそう
>>722 おっ母さんを大事にしたいから…とか言って嫁取らないとか選択しそうだしねあの近所息子
あの主人公、善良だけど独善的ってか無神経な感じがイイハナシダナーで終わらなかった原因な気がする。
かわせみの初期に入ってた、窃盗団から血の繋がらない娘を連れて逃げ出す話とか感動出来たのにな。
>>724 そんな時期があったんだ。
時代物って必ず買う一定層が居る低め安定ジャンルかと思ってた。
平岩さんかわせみで良い話もあるんだけど
麻太郎の存在からだんだん嫌になってきて…読まなくなったわ
「はやぶさ」もいきなり不倫だしねえ
>>726 この間シリーズが終了した六道慧の「公儀鬼役御膳帳」にも
似た感じの嫌な場面があったなあ
主人公の幼馴染でやっと婚約にこぎつけた娘が
かどわかしにあったのか行方不明中だというのに
いくら精神的にぼろぼろになっていて、夢見心地で婚約者と間違えただとか言っても
親友の妹で、もうじき嫁入りが決まっている娘と一晩を共にするとは…
しかもその親友の妹は、主人公の婚約者と友達でもありながら
胸のうちではずっと主人公を慕っていたとか言う設定も嫌だった
だいたい町娘ならともかくも、武家の娘が嫁入り前に他の男と同衾って
処女でないことがばれたら、床入りで婿に切られてしまっても仕方ないくらいのことだというのに
そりゃ実態としては、そこまで厳しいことになるのは珍しいだろうけれどさ
うわー、かわせみの琴江を思い出す…
まだ数人の作家さんのしか時代小説読んでないけど、
割と人間関係と人物造詣に爽快感が無いのがデフォ?
卵のふわふわとか、最後夫婦はまとまったけどそこに到るまでが…
他のも人間関係のモメ方が現代の昼ラジオ人生相談みたいで
時代物って読んでて明るくなるジャンルではないのかと思い始めてる
時代小説って一括りにはできないんじゃね?
江戸時代そのもの、風景を描いてるの
(宇江佐さんの一部、マンガなら杉浦さん)以外に
江戸時代に題材に取っているけど、
内容は昼のラジオ相談、世話物
内容は妖怪変化物
内容はあやかし
昔の貸本屋のチャンバラ時代劇を目指しているのが
佐伯氏あたり(女流作家では知らない)
時代小説ってそのなかでもジャンル細かくわかれてるもんなぁ
女性作家で爽快感ってなかなかないかもな。明るいってだけなら
畠中さんあたりとか?つくもがみ貸しますとかスッキリ終わるよ
爽快感かつ明るさを求めるならスレチだけど男性作家を探す方がいい
葉室さんの銀漢の賦とか爽やかでよかったよ
>>729が何をもって爽快とするのかが判らないけど、舞台が過去なだけで、現代ものと大してかわらないよ。
爽快感といえば、高田郁の「銀二貢」が読後晴れ晴れしかったな
個人的にみをつくしははまらなかったのだけど、上記のはおすすめ。既読だったらゴメン
>>733 なんか違和感あると思ったら貢いでるぞw
ある意味貢ぐ話だけれども。銀二貫だね
あれは泣けたしいい話だった
銀二貫、最後ぼろ泣きしたわ〜。あれは良かった。
最近漫画の方を漁ってるけど、時代物のコミカライズって
絵がなんじゃこりゃレディコミかっていうのと
完全オッサン向けの2種類しか無い感じ。
宮部さんのを描いてた皇なんたらさんは上手かったけどすごく癖があるし
もうちょっと中間くらいの人は居ないのかしらん。
杉浦さんのを漁ったら?
女流作家でないのですれ違いですけど、大島やすいちさんの、高田理恵さんの絵はいかがでしょう
それ程おっさん劇画調ではないと思います
今は銀二貫のコミカライズ、以前は出世花シリーズやっていた黒沢明世は割といいな
みをつくし料理帖のコミカライズしている岡田理知はパスだが
漫画まで手が回らない……。
昔、NHKで映像化された築山さんは最近、何か書かれてるのかなあ。
ポプラで復刊になったのは知ってるんだけど。
>>739 公式サイトがあるから、確認できるよ
ttp://tsukiyama-kei.jp/ 最新作は、この2月に発売された「闇の射手 左近・浪華の事件帳 」
高田郁も公式サイトかブログやってくれるといいのにな
あれこれ日記を書き込まれるとが逆に心配になるので
(前スレで、木村友馨が日記で、編集がつけたタイトルについて愚痴ってたり
大先輩の藤沢周平に自分ツッコミ入れたりしていたことで貶されてたよね)
今度こんな新刊を●●出版から出しますとかだけでいいんだけどね
そうすれば、契約どころか付き合いもない出版社に
勝手に注文を取られていた絵本事件みたいなこともなくなるはず
杉本苑子の実在人物作品を時代順に読んでいる。
『檀林皇后私譜』『山河寂寥』等、あまりスポットが当たらない人物の長編は
特に読み応えがあるなぁ。
>>737 高橋じゃなくて高瀬理恵さん?なら自分は好きだな
原作あり(江戸の検屍官)じゃなくてオリジナルでも時代物描いてるけど
江戸時代の京都舞台って珍しいよね
あと、花宵道中(宮木あや子)の漫画版はレディコミっぽくもないような
>>742 公家侍秘録は江戸時代の京都が舞台でかつ主人公が貧乏公家に仕える青侍
っていうのが新鮮だったね。ストーリーもしっかりしてたし良い意味で
あまり漫画っぽくなかった。
宮部みゆきさんの「おそろし」が文庫になってたから読んだ
可もなく不可もなしってかんじだったんだが、続きがあるんだね
誰か読んだ人いる?面白かった?
どっちも完全に妖怪小説のカテゴリーだと感じた
震える岩 霊験お初捕物控とか、
あかんべえは読めたけど
このシリーズはダメですね
>>741 杉本さんの文体は美しいよね。関所の話が好きだな
宮部さん、霊験お初シリーズはもう続き書かないんだろうか
私もお初シリーズ好きだったのにな
ぜひ書いてほしい
740さんのでひさびさに日記をみたら、大変な状況になってるね。
ここで見かけて気になったから、柴田よしきの「小袖日記」読んだ
面白かった。末摘花とか明石とかこう来るかって感じでよかったよ
でも作中ににじみ出る作者のフェミっぽい主張が、ちょっと好きくなかった。残念
750 :
無名草子さん:2012/07/05(木) 22:13:36.63
あげとこう。
六道さんの公儀鬼役の話は、何巻目かで表紙ががらりと変わって
びっくりした。
>>750 そうそう、途中までは劇画調とも漫画調とも言えぬイラストだったのが
突然、普通の時代小説によくある表紙絵になったよね
松井今朝さんの並木拍子郎種取帳の新しいのが出てた
四文屋 並木拍子郎種取帳 ハルキ文庫(角川文庫)
うう〜ん ネタ切れかなあ
>751
ほんとビックリした。前のはラノベみたいな表紙だった。
木村さんの日記みた。色々大変だなあ。
凄いコロコロ変わってる。普通はシリーズで
同じイラストレーターが手掛けるから、
作者の希望で変えてるのかもね。
春疾風、ゆずり葉の蓮田やすひろ氏のイラストの方が
時代劇小説に合ってると思うけどね
公儀鬼役御膳帳では無いkれど、
沼田美奈子さんのイラストも好き
発売日を確認すると
2009/9/4 公儀鬼役御膳帳
7ヵ月後 ↓
2010/4/2 連理の枝―公儀鬼役御膳帳
11ヵ月後 ↓ (表紙イラスト変更)
2011/3/4 公儀鬼役御膳帳 春疾風
7ヵ月後 ↓
2011/10/7 公儀鬼役御膳帳 ゆずり葉
8ヵ月後 ↓
2012/6/1 公儀鬼役御膳帳 外待雨
イラストの変わった、2巻と3巻の間に何かあったのは確かだろうね
もともとラノベ出身だから、そっちの読者も釣ろうとして
最初は、ラノベ的な表紙にしていたのかな
それでやってみたら、時代小説ファンが釣れなくて
これでは駄目だと普通の表紙にした…とか?
表紙ってけっこう大事だよ。シリーズもので途中でイラストがかわった
例って知らないからなあ。
佐伯センセの「鎌倉河岸捕物控シリーズ」が、文字の大きな新装版を出すときに変わったな
しばらくは、元の表紙絵のものと新装版表紙との両方を
新刊として出すという特殊な販売をしていたけど
最初の巻からすべて新装版を出して、いつの間にか統一されてしまった
杉本苑子の「滝沢馬琴」読んだけど面白かった
現代だとあまりいい見方をされない主人公の性質も
個性として読めた
物凄く精密に性格を書いてるからかな
杉本苑子は芸人や文人を書いてるのがいい
杉本苑子は鎌倉時代やそれ以前ものが有名だけど
江戸ものにも実はいいのが多いよね
短編集の冬の蝉も、しみじみと情緒があって好きだな
鶴屋南北の死 もいいんだぜ
杉本苑子は紫式部の散華が良かったなあ
これから江戸もの読んでみようかな
ここで紹介されてたものの他に近松門左衛門?の埋み火も面白そう
色々なタイプの人を書いてる人ですよね
>>757 確か、六道さんの「御家人」シリーズも途中で表紙のイラストが変わったんじゃなかったかな?
マァ、六道さんの今の作風だと、ラノベ風イラストより、落ち着いた感じの表紙の方が、似合ってる。
764 :
741:2012/07/22(日) 01:34:10.98
『華の碑文―世阿弥元清』読了。
杉本苑子は、大学時代に能を専攻されてたからか
登場人物の心象描写と能の作品との重ね合わせ方が絶妙だ。
一番下の時代物は、大正時代に運転手と心中した吉川鎌子を描いた『伯爵夫人の肖像』だから、
まだまだ先は長いな。
>>764 女流作家の史実ものは、宇江佐さんでこりごりだったんだが
自分もためしに、杉本さんのをどれか読んでみるかな
杉本苑子さんは、後味がきつくて、覚悟して読まないとその日は浮上できない。
彼女が書くエピソードが、ほかの作家さんと比べて、突出してきついわけじゃないので、書き方がうまいから、ひきずられちゃうんだろうなと思う。
きつすぎて二条の后と讃岐の話しか、まだ読んでないが、ほのぼの人情話とかあるんですか?
宝島の「この時代小説がすごい」っての、買ったひといる?
768 :
無名草子さん:2012/07/23(月) 09:04:37.96
文庫オリジナル専門書
>>767 買ったけど「このミス」程の面白さは無い。
今更ながら、ようやく六道さんの「鬼役シリーズ」の「外待雨」読了。
う〜ん、なんかバタバタと無理矢理エンディングに持って行った感じ。
もうちっとジックリ描いても良かったんじゃないかと…。
六道さん、市井物が書きたくて、現シリーズを強制終了。第二部「だるま屋」シリーズでも書きたかったかな?
みおつくし料理帖が、テレ朝で秋にSPドラマ化されるという噂が。
しかも、キャストは、北川景子とTOKIO松岡だって。
>>771 全然下がり眉じゃないね
気が強そうな美人
なんか違う話になりそうな気がする
SNSの記事から引用
そのほか、両親を失い、半死半生でさ迷っていた澪を奉公人として引き取り、料理の才能を見出す大坂一の名店『天満一兆庵』の元女将・芳に原田美枝子、
吉原一の置屋『翁屋』お抱えの花魁・あさひ太夫に貫地谷しほり、
腕のよい青年医師・永田源斉に平岡祐太、
澪と芳が身を寄せる裏長屋の住人・おりょうに室井滋、
江戸に出てきた澪を奉公人として雇う『つる家』の主人・種市に大杉漣らが出演する。
あまりにイメージと違いすぎる
澪とあさひ太夫配役逆じゃんよ
種市、デカ過ぎ可愛くない
みおつくし料理帖、映像見た
澪が確かに凛々しめかな
小松原さまが松岡なんて、澪より料理上手じゃないかw
北川景子、この撮影の為に料理教室通ったとか言われてたよ
眉毛をメイクでハの字にしたりアイメイク控えめにすればなんとか・・・
いやーでもなー
どう考えても、貫地谷と北川が逆だよね。
映像化きたか…>澪つくし
主役が似合わなすぎる…
御寮さんは高橋恵子が良かったなぁ。
御寮さんは一見優しそうだが、芯がとても強いイメージだったので。
原田美枝子も悪くないが、硬質で性格の強さが出過ぎてるように思う。
mixiで
「松岡は小松原様より又さんでは?」って書かれてて、深くうなづいてしまった。
放送は9月予定なんだね。
まあドラマは別物と思って見るしか
北川景子って食べず嫌いで、リスになった女優ですよね
あの汚い食べ方のを料理関係にキャスティングするなんて、
無いわ〜
澪は綾瀬はるかが良いと思う
小松原は西島さんが良かったなぁ
歳くってっけど
蒼井優とか、時代劇によく出てる星野真里辺りは澪役合いそうな気はする
それはおいといて、ゴメスシリーズ2冊読んでみたけど、テンポよくて読みやすいし
近未来物を読んでるのか時代物を読んでるのか分からない不思議な感覚で面白かった
ゴメス途中で投げたわ・・・
築山さんのあかねの表紙、何だかライトノベルっぽくてなかなか手が出ない。
表紙だけで悩むのも変なんだが。
表紙買いとかもあるし、その逆もあってもいいのではないか
791 :
無名草子さん:2012/08/13(月) 14:01:25.16
どんなのか見てみたけど確かにこれは微妙だな
表紙って大事だよね。
俺も澪は、蒼井優にやってもらいたかった。
蒼井優なら、下がり眉ぴったりだと思うんだ。
ポプラ文庫ピュアフルがターゲットにしてる年齢層が中高生〜青春小説好きの大人らしいから(wikipedia曰く)
仕方ないんじゃないかな
さすがに萌え系絵だったら躊躇うけどw個人的には許容範囲内だな
でも一番最初に目に入るところだし、表紙の印象が大事・見た目で躊躇するっていうのはよく分かる
むかしの本って、挿絵が入ってた気がする。普通の大人の時代小説
なんかでも、挿絵が入っててそれが楽しみだった。今は挿絵入りの
本ってあんまないような。
出版社によるのでは?
御宿かわせみ(文春)には挿絵はないけど、初ものがたりにはあるし。
澪つくし
私は脳内、多部未華子、玉木宏の小松原、栗山千秋の
野江で読んでたからすごいがっかりキャスト。
せめてNHKだったら…とちょっと思う。
ドラマの話はそろそろ板違いじゃね
799 :
799:2012/08/18(土) 14:34:14.02
みおつくしドラマ化はとてつもなくショック。
見なければいい話ですが、原作を読んだことない方に別のイメージを植え付けそうで。。。
原作者の高田氏はどう思っているのでしょうね。新作までまだまだかかりそうですが待ち遠しいです
>>799 原作者がOK出さなきゃ、映像化は無いよ。
つい最近、直木賞作家と某放送局がもめたばかりじゃん。
ドラマ化の知名度で売り上げアップは絶対あるからね
キャストとかには口は出せない(大きなイメージダウンの可能性あり)けど、
一時的にせよ売り上げは確実に上がる・・・と、板ばさみで苦しいとこなんじゃないの
北川景子って見た目は華やかだけど
演技は下手だしイメージ違うんだよな…
成功に期待だけど
しばらくぶりでスレ覗いたらみおつくしドラマ化だと?
脳内イメージと違くてがっくりだ
北川と貫地谷が逆っての同意
貫地谷があさひ太夫?やめてくれ・・・
しかもSPドラマかよ
どうせならNHKの時代劇枠でじっくりやってほしかった
804 :
無名草子さん:2012/08/21(火) 13:06:23.27
時代物って恐ろしいくらいロリ物がある。
いつのまにかエッセイ集みたいなの出てたんだな
書き下ろしなんたらって書いてあるんだけど買った人いる?
>>805 買った。
書き下ろしはエッセイ。
小説はない。
ただ、みをつくしをお休みして書きたい小説の題材らしき内容はあった。
エッセイは、いじめや家族のこと、阪神大震災についてなどの、体験記に個人的に泣けた。
そうか小説じゃないんだな
あやうく買うとこだったありがとう
澪つくしドラマ、子供時代は、澪:小林星蘭、野江:谷花音 だって。
キャスティングがプロダクションとか利権優先で、ストーリー重視ではない感じ。
もともとドラマ化とか見る気ないからいいけど、明らかに見る価値がなさそうだな……
原作好きとしては不満しかないけど、不満なら見なきゃいいだけだしなぁ…
既に決定して進行してるものに延々gdgd言っても仕方ない
スレチだし期待できなそうなものをこれ以上掘り下げるのはやめよう
河治和香様、エッセイ書く余裕があったら、早く新しい作品書いて下さいませ。
>>809 高齢毒のことだけ考えてドラマつくってるわけじゃないからなw
夜露死苦的な漢字を見ると
バカか? 良い年だろうに
としか思わない
>>815 万葉仮名、変体仮名と思えば腹も立たないよ
日本人は昔から言葉遊びも好きだった
江戸時代の判じ物の看板も有名じゃないか
リラックス、リラックス
徒然草の中にも、寺や氏名を
読めないものや珍奇なものにする最近の傾向を
嘆かわしいと言っている段があるように
今も昔も、人間というものは変わらないものですねw
晴れときどき涙雨 読了。 うん よかった!
今「かわせみ」どうなってますか?
もう新シリーズから読んでなくて
源太郎と花世が結婚。
麻太郎の友人と千春の間に、恋愛フラグが立ちかけ(ただ今、この件は放置中)
麻太郎は、相変わらず、居留地の診療所で医師として活動中。
新シリーズスタート時点から特に進展無し。
最近、雑誌掲載分では、るいさんが、少し登場シーンが増えたかな?という程度。
オケ?
かわせみは、作者本人も言ってるように、時間の経過を描かなきゃいけなくなった事が、総ての敗因だね。
作中で時間が流れ始めてしまったが故に、幕末から明治維新という激動の時代に作品が飲み込まれちゃった。
時間の経過さえなきゃ、江戸末期の良き時代を、ノンビリと書き続けられたのにね。
今日の朝日新聞朝刊に「みをつくし料理帖」の短編掲載
「斬られ権佐」の孫娘が出てくる「なでしこ御用帳」読みました
宇江佐さんは続編とかでがっかりさせられることが多いけれど
権佐は、既になくなったじいちゃんとして話に出てくるだけだったし
娘のお蘭も幻滅するような話にはならなくて、いいお母さんって感じだったので嬉しかった
>>824 スピンオフみたいな感じ?
それとも本編からちゃんと時間経過経ているのかな
コンビニで売ってたら読んでみる
あ、祝日だから特別紙面とかかな
だとするとコンビニ売りにはついてこない可能性あり?
今日のテレビ朝日系で放映されるドラマの広報かねているのかな
>>825 真ん中あたりに挟まってる全面広告
レシピも2つ載っていてドラマというより○○の宣伝かな
>>826 ありがとう
全面広告なら、コンビニ売りでも大丈夫だね
みをつくしのドラマ、個人的な不満点はそこかしこにあるものの思ったよりよくまとまっていたと思う
みをつくし料理帖、配役的には北川と貫地谷が逆と思う
(澪が普通顔、あさひが幼少時から美人設定)
ただこれはこれで面白かったし役者も皆好演
原作の要素を押さえて出して初見に興味抱かせるという点では
合格点じゃないのか
北川の澪も溌剌してて可愛かったし
北川をあさひじゃなく澪に持ってくるならあさひは栗山千明辺りなら
完璧だったと
しかしテレ朝は味いちもんめといい料理ものの原作を上手く作るな
そうか?
大事なエピソードがかなりカットされてて残念すぎた
全然下がり眉じゃないし
北川と貫地谷は月影先生が配役逆にしたら?と提案したに違いない
旦那さんが屋台を見にきた場面、
原作にない小松原のお節介も、隠し金の掘り出し方も違和感ある
832 :
無名草子さん:2012/09/23(日) 07:40:08.25
宇江佐はなんとなく読んだら続編で嬉しい。おちゃぴぃは凄い。
833 :
無名草子さん:2012/09/23(日) 07:41:51.36
やっぱ岡っ引きでは吉次は別格なのかな?
タヘイは優しそうだけど怖い。
>>830 ぶははは
「ガラスの仮面」の『二人の王女』かよ、懐かしい
配役が逆転していたほうが、原作のイメージに近いのは
配役発表のときから言われてたよな
みおつくしのドラマは、スペシャルということで時間制限があっただろうから
エピソードの取捨選択はある程度仕方ないかな
もう少し余韻のある仕上がりが良かったけれど
いまどきのドラマでは、そんなにしっとりと情感を持った流れにするのは難しいかもな
みおつくしのドラマは、実況では概ね好評だったな。
836 :
無名草子さん:2012/09/27(木) 12:59:44.44
みおつくしはそこまでよくないぞ。
10年も立てば消える。
ここは書籍板で他板に専用スレあるんだから(
>>823)
ドラマの話続けるならそっち行きなよ
>>822 かもね。
でも、(女流作家じゃあないけど)
風野真知雄さんの若さま同心徳川竜之助 シリーズってのがあるけど、
やはり、時間の経過を追って、明治に突入!!!! アレッ?
ってことで、
新・若さま同心徳川竜之助 は明治時代じゃあなくて、江戸時代なんだよね。
こんな方法とか、外伝って方法もあるから、
平岩さんの作品を読むと、御宿かわせみとはやぶさシリーズ
が他の江戸物作品に比べて異色とも言えるのかも?
『御宿かわせみ』コミック化されるのか。
リイド社だから、劇画タッチなんだろうなぁ。
841 :
無名草子さん:2012/10/07(日) 06:33:58.40
慶次郎はおもしろいなぁ。
みをつくしのドラマの中途半端感から小説読み始めた
次の刊が来年発売とか…orz
今村絵美子は、もう書役シリーズは書かないのかなあ?
今後が気になる登場人物が、まだいっぱい居るんだけどなあ。
今後といえば、西條奈加の「善人長屋」が文庫化されたので再読。
これも続編、書いて欲しい。
どマイナーだが藤水名子の作品もなかなか。
彼女はもともと中国の時代小説を主に書かれているけど
時々日本の時代小説も書かれてて、チャンバラ系ばかりだが面白い。
ただ面白いんだけど、記憶にはあまり残らないのがなァ・・・
845 :
844:2012/10/17(水) 20:32:44.69
すまん板間違いというか
他の板のを確認せずにそのまま書いてしまった。
もう来ない。
藤水名子は色判官絶句・あなたの胸で眠りたい・futo辺りの
初期作品くらいしか読んだことないのと、完全に中国物の人って印象だけど
日本舞台のものも書いてたのか
他所に書こうとして誤爆したのか何だか知らないけど、別にここのスレでも
スレ違いじゃないんでは?
藤水名子の時代作品は、昔読んだ『ジェラシー』って作品が面白かった。
自分ももともと彼女の中国物が好きだったけど
日本の時代小説も書くんだっていう物珍しさと、
内容と題名のアンバランスさに惹かれて手に取ってみた。
読んでみたら設定とストーリーがちゃんとしていて面白かったよ。
848 :
無名草子さん:2012/10/27(土) 20:36:03.89
宮部みゆきとかは対象かな?
>>848 "宮部"でスレ内検索すれば分かるけれど、結構話題に出てくるよ
851 :
無名草子さん:2012/10/29(月) 22:37:43.48
歴史からは外れて恐縮だが以前宮部みゆきと小野不由美はなんとなく区別がつかなかった時期があった。
852 :
無名草子さん:2012/10/30(火) 10:42:19.59
それは仕方ない。どちらも読んだけど
面白いの火車くらい。
やっぱ北原でしょう。
853 :
無名草子さん:2012/11/11(日) 17:10:40.45
二十七日の月が暮れ六ツ前にのぼるとは。
「やがて空に、利鎌のような月がのぼった。」
付け焼刃の知識で、
旧暦=月齢、月の形までは網羅できたが、
別称の夕月、宵待月、宵月、有明月、暁月は調べなかったんだろうね
上弦の月なら、その時間帯で合ってるんだけど・・・
佐伯センセーも闘牛小説が売れなくて、
後は官能小説k亜時代劇小説と引導をわたされたらしいから、
ニワカが増えてるんでしょう。
(佐伯さんの作品の時代考証、距離、時間は感心しています)
>>854 佐伯センセも月に関しては、確か以前、やらかしてるよ。
晦日に煌々と月を輝かせたハズ。
856 :
853:2012/11/13(火) 18:18:38.69
どちらかというと、「弘法も筆の」という感じ。
私は3,4回は読み返しています。
佐伯などと比べられるのはかわいそう。
平岩さんが大晦日に月を出そうとした失敗談に近いかなぁ。
「芳一 」堀川 アサコが良かったお。
やまだ ないとの装画もオサレ。
淡交社 京都の茶道美術図書出版社
の月刊誌「淡交」の連載みたいだけど、
この出版社への裏千家とかの影響力はどうなんだろう?
裏千家は韓国茶道を日本に紹介するのに積極的って印象がある
「裏千家 韓国茶道」でググルと、
裏千家淡交会総本部・国際部・米咲郁久部長、
教授・菊池宗津などに関する面白い記事が読めます
最近、読む物に困って、髪結い伊三次を読み返してますが、
小さい頃の伊与太の可愛さったら、数ある時代小説の中に登場してくる子供達の中でも絶品ですね。
「おかしゃん」って甘えるところなんて、もうメロメロ。
861 :
無名草子さん:2012/12/06(木) 13:09:55.80
慶次郎が面白いと面白います。
やったー!
出版社公式サイトに高田郁さんの新刊情報きた!
なんとなく、昭和が舞台かなと勝手に予想してたんだが、時代劇らしい。
新年早々、お年玉だ、とうきうきしてる。
みをつくしも、そろそろ取りかかってもらえるかな。
ちなみに、これだね
ttp://www.kadokawaharuki.co.jp/book/next/ 「あい 永遠に在り」 高田郁
ジャンル | 税込 | 発売日 | 種類 | サイズ | ページ | ISBN
時代・歴史小説 ¥1,680 2013/01/07 単行本 四六判上製 356P 978-4-75841208-7
タイトルで、ググってみたら、ランティエで、連載していた
蝦夷地開発を志した実在した老齢医師関寛斎を
その妻の視点から描いた、歴史小説らしい
関寛斎なる人をさらにググると、幕末生まれで大正元年に亡くなっているか
時代的には、明治時代が中心かな?
以前はまった、幕末トラベラードラマ「仁」にも出てきた、
ヤマサ醤油当主の浜口氏とも交流があった人と知って、ちょっと楽しみになった
今日新聞で見た「小説現代」の広告に「はやぶさ新八」新連載スタートとあった
まだ、終わってなかったんだ…www
>>863 舞い上がりすぎ…?
862だけど、意味が分からなくて、読み返してたら3回目で気付いた。
劇ってなんだよ、劇ってorz
確かに舞ってました、上がりまくってました。恥ずかしい。
アイスクリン強しはつまらなかった。しゃばけイメージで読んだこっちも悪かったのだけど。
>>866 ドンマイw
>>864 歴史小説なんだ
宇江佐真理にとっては鬼門だが
高田郁はちゃんと描けているか心配だ
ランティエで、読んでいた人はいないんだろうか?
>>864 これがみをつくし休んで描きたかったというものなのかな?
つかランティエで連載してたなんて全然知らなかった
みをつくしは1回休んで1年後とあったけど、3月に出るのは無理だろうか
870 :
無名草子さん:2013/01/06(日) 11:01:08.94
我見だがみおつくしは今までで一番内容がないよう。
【審議中】
_,,..,,,,_ _,,..,,,,_
_,,..,,,_/ ・ω・ヽ/・ω・ ヽ,..,,,,_
./ ・ω_,,..,,,,_ l _,,..,,,,_/ω・ ヽ
| / ・ヽ /・ ヽ l
`'ー--l ll l---‐´
`'ー---‐´`'ー---‐´
最近知った、田牧大和って女性だったんだ…
「濱次お役者双六」シリーズ、結構読みやすくて、面白い
でも、この人、本当はワルを主人公に書かせた方がスリリングで面白いな
なので、すっかり男性と思い込んじまった
「あい 永遠に在り」 読みました
実際の人物を取り上げているためか、淡々と話が進んでいく感じで
何というか、可もなく不可もなく…で、自分の中では終わってしまいました
宇江佐さんのような、史実ものはダメダメってことではなかったけれど
みをつくし1回休んでまでの作品かどうかは……
>>873 文庫本派なので読めるのは数年後かな
淡々としていても、読後感が悪くなくて地雷でなきゃいいや
「狸穴あいあい坂 心がわり」ようやく読了
前巻は、あまりの切なさに胸が痛かったが
本作は切ないけどホッともした
でも、小山田家は、これからどうなるんだろう?
築山桂さんの寺子屋若草物語シリーズってどんな感じですか?
時代小説は畠中恵さんから入ったので、ほっこり和み系の話が好みです。
今は宇江佐さん、高田郁さんの物を少しずつ。
>>876 その作家たちがお好きだったら、きっと趣味に合うと思いますよ
やはり市井の人情話だから
878 :
無名草子さん:2013/01/30(水) 21:33:20.37
今井絵美子 立場茶屋おりきシリーズを順番に読んでるんだけど
面白くないわけではないんだけど、何冊も読んでるうちに同じパターンばかりで飽きてきた
渡る世間は鬼ばかりを連想させる
テレビ関係出身の作家さんってこのパターン多い気がする
ん、今井さんって脚本出身だったっけ?
まあ、確かに似たパターンの繰り返しは、おっしゃる通り!
甚だしいのは、別シリーズのはずなのに、○○茶屋シリーズだってwww
ところで、六道慧さんってドラマ脚本出身なのかな?
時代劇見てて、どっかで記憶に有るストーリーだなあと思って、考えてみたら
六道さんの小説だ!って気づいたんで…
でも、Wikなんかの経歴には出てないんですよね
誰かご存知ですか?
>>880 ラノベ出身だけれど脚本は聞いた事がないなあ
>>880 テレビプロデューサーから作家だそうです
よくあるネタを抜粋してみた
「新キャラ登場→旅籠で働く→私たちはもう家族ですのよ」
「旧キャラ退場(死亡)」
「いくつか前のエピソードから台詞を丸ごと抜粋」
「さすがは女将だ」
「××って医者は藪だ。●●先生の所へ〜
→ どうしてもっと早く連れてこなかった。もう手遅れだ」
「巳之吉の今日の献立(見開き)」
>>877 亀レスですが、ありがとうございました。
宇江佐さん、高田さんのを一通り読み終えたら探してみようと思います
今晩放映の時代劇 「上意討ち〜拝領妻始末」 のあらすじを確認しながら
高田郁の「出世花」の 最終話って、この原作またはオリジナル映画をヒントにしていたのかなと思った
上意により、藩主の側室を拝領妻として娶りながらも、子供にも恵まれ愛情深い家庭を築づいていた家臣のもとに
急に藩主の跡継ぎが亡くなり、拝領妻が以前生んだ藩主の子が跡継ぎになる事が決定したため
拝領妻を離縁して、側室にもどせという上意が下ったがためにおこる悲劇・惨劇
この話を高田氏が、自分だったら惨劇に終わらせないように、温かい家庭はそのままにしておけるようにと
願って、出世花の話を考えたような気がしてならない
その手のプロットの拝借は結構あるんじゃね?
そもそも、その映画には原作がある。 滝口康彦氏の「拝領妻始末」
森村誠一氏の刺客請負人にも使われていたと思う
平岩弓枝女史の御宿かわせみの
新興宗教? 蓮華入って、南無阿弥陀仏と唱えると、極楽往生
実は、下の蓮華台に細工があって、底から、槍を突き立ててた
(オリジナルが平岩さんのかどうか知らない)
は、宇江佐真理女史の髪結い伊三次に劣化バージョンとして登場
亡くなった杉浦さんの百日紅の数話のプロットが宇江佐さんの小説に
劣化バージョンとして登場とか・・・
>蓮華入って
左右に分かれる蓮華の花に入って
今生より後生が大事な爺婆が極楽往生を求めて大流行て話
>>885-886 ああ、その新興宗教ネタは、史実のはず
昔読んだ、江戸のしきたりとか江戸時代本当にあったウソのような話とか
その手の雑学本で、読んだことがある
>>887 史実なんだ・・・
御宿かわせみじゃなくて、はやぶさ新八御用帳だったかも?
>>884 >>888 拝領妻の話も、史実らしい
単発時代劇スレにこんな書き込みが
>
168 名前: 名乗る程の者ではござらん [sage] 投稿日: 2013/02/10(日) 01:57:39.02 ID:???
大筋は史実通りらしいね
戦って討ち死にとかはさすがにフィクションだけど
実際は離縁を拒み続けた笹原父子は家禄を召し上げられた上、蟄居させられたとか
>
>>889 ググってみたら、
世継ぎの正甫が夭逝して、容貞がお世継ぎとされた時に
お市は、奥御殿に押し込められ、
離縁を拒否した笹原父子はお家断絶、長原村に幽閉蟄居へ
やがて藩主正容が亡くなり、お市が生んだ容貞が8歳で4代会津藩主となるが、
その翌年、お市は23歳で亡くなる
容貞は、27歳で亡くなり、家督はその長男の容頌が継いだ
とのこと
調べたら、お市の生んだ容貞って次男ですらないんだよね
正妻の子でもなく、男兄弟では、5人中4番目の八男
これなら、お控え様にすらならないと普通は思うよなぁ
ちなみに長男(正邦)、男としては二番目であり三男(正甫)の二人が幼くして亡くなり
男としては三番目の五男(正房)をとばして、容貞へ…なんだよね
生母の身分が低かったのか、どこかへ既に養子に出されていたのか
>>891 なるほど
お世継ぎ騒動があったときは存命であっても
病弱すぎて、跡取り候補からははずされていたのかな
世継ぎの二人が相次いで亡くなったあとだし
>>893 うわぁ、夫婦仲睦まじく暮らして娘まで生まれていたのに引き裂かれ
お世継ぎの生母としてお城に戻されたというのに
実子容貞との母子体面はしてないのか、悲しすぎる
息子の家督相続の翌年に母親が亡くなるって
怪しいな
陰謀のにほいがする
896 :
無名草子さん:2013/02/11(月) 12:35:23.44
高田郁もなかなかだよ
>>896 突然、ageてまで何が言いたいのか……
>>896 あのね、亀レスでもイイけど
どの発言宛てなのかアンカー付けないと判んないよ
アンカーは判る?
ってか初心者?
だったら、とりあえず初心者版見てきて
高田郁がらみのレスを読むと、高田郁推し? と思う前に
唐突、かつ、持ち上げるだけなので、
ステマかよ? とどころか、オイオイ、褒め殺しかよ!
って感じてしまうのは私がヒネてるからか?
高田郁しか読んでない人が結構いるんだと思う
売り上げ凄いしね
かと言って専スレ必要なほどじゃないしな
みをつくしの新刊どうなってるんだろう。
そろそろかなーと思ってたんだけど。
「あい」が出たのが1月だから流石に3月は無理では…
半年後、としたら7月の計算になるけど
>>902 どちらの反応か分からんけど。
「流通している全著作を対象に直近1年半に売れた冊数が多い作家をランキングした」だから、冊数が多い方が上位にくる。
6月あたりじゃまいか
去年の三月に出て「一年間のお休みを頂き」ってことだったから
自分も今月くらいには出るのかなと思ってたよ>みをつくし
はやいとこ出して欲しいー続き気になる
みをつくしの既刊分を今読み終えた
ま、ま、又さん・・・悲しすぎる
一年分のお休みをいただき〜じゃなくて、
これまで年に2冊出して来たけど一回分お休みをいただき、だったよ
だから春のうちには出ると期待してる
和田はつ子の料理人季蔵シリーズ一作目を読んだら出てくる悪党がことごとく性犯罪者でちょっとげんなりというか気持ち悪かった
対する主人公陣営は美男美女でワロス
和田はつ子って、どれ読んでも
あまり変わりばえがしないような気がする
基本的に三角関係が好きだよね
季蔵さんは見習いレベルだったはずなのに最初から料理が出来すぎるわ
塩梅屋シリーズ
何冊か読んでみたけど、読んでる時に特につまらないと思わないんだが、
読み終わっても何一つ感興が起こらないというか…
シリーズ続いてマンネリ化しちゃったドラマのような薄さだよね塩梅屋
どのシリーズも読んでるうちに飽きちゃって
途中放棄してる
余々姫3冊
口中医4冊
塩梅屋6冊
こうしてみると
塩梅屋が一番マシ?
あ、鶴亀屋があったね
あれが自分的には一番好み
和田はつ子の塩梅屋シリーズを読んでて、なにかいつも違和感が
あったが、ここでの評判もあまりよくないみたいだな。
登場人物の雰囲気が悪い
(口げんかする常連とか)
すぐ登場人物が殺される
(出来れば殺してほしくない人とかもすぐ死ぬ)
などが爽快感が感じられない理由かと思う。
塩梅屋、6冊? もっとあったんじゃね?
和田はつ子ってなんかあっさりしているというかなんというか
澪つくし料理帖の新刊、6月発売予定みたいですよ。
>>919 おおっ!
今月発売予定の『仇討献立』というアンソロジーにも
高田郁の新作入るみたいね。
>>920 それどどこ情報?
ググっても、これしか出てこなかったけど
2013/03/20「仇討献立-包丁浪人(三)- 」 (光文社時代小説文庫) 芦川 淳一 (著)
アンソロじゃないんじゃまいか。6月発売は確からしい。
924 :
無名草子さん:2013/03/14(木) 16:51:07.42
うわあ、めちゃくちゃショックだ。恋忘れ草とか大好きだったのに。
うがぁぁぁぁ……悲しい。
お悔やみ申し上げます。
「化土記」、幻のままか……。
どんな展開になるはずだったんだろう。
>>924 ショックだ
もう「慶次郎縁側日記シリーズ」も「深川澪通り木戸番小屋シリーズ」も読めないのか
入院中に見たNHKの「木戸番小屋」にひかれて原作読んで
チャンバラや隠密以外の話もあるのだと知って
以後、時代小説を読み始めるきっかけだった
今じゃ、女流作家はもちろん、他のいろいろな作家の時代小説を読むようになったけれど
自分の中では、いちまでも特別で大切な作家さんだっただけに悲しいです
木戸番小屋、良かったよね。神田正樹だったか、笑兵衛役が似合ってた。
俺は「恋忘れ草」から時代小説を読むようになったよ。黙祷。
>>921 みをつくし担当編集のついったーに6月予定ってありますね
来月にはタイトル発表できるかもだって。
北原さん、今ちょうど木戸番シリーズ読んでる所だったのに…ご冥福を
あ、ごめん
>>921はみをつくしの事じゃなくて新作の事だったのね
今度のみをつくしは「希望のある素晴らしい巻」になるとのこと。
うわ、すっげえ楽しみ!!
北原さん、残念でたまらない…
『しゃばけ』舞台化を今日初めて知った。
キャストが・・・何たる原作レイプ.
今更北原さんの訃報知ったけどショックだ…
慶次郎縁側日記の続きはもう読めないんだね
東京駅物語も好きだった
>>936 沢村さん自身は好きだけど、あの配役はないわーと思った
他の配役もなんかコレジャナイ感が…
オマイラ贅沢だ。 by 手越祐也(NEWS)
舞台は別物だから。放浪記の森さん。
>935,937
今月号の小説新潮に慶次郎シリーズ載ってる。
>>940 遺稿になるのか
久しぶりに買ってみようかな
942 :
941:2013/03/25(月) 14:54:05.49
文芸誌は図書館で拾い読みするがよろし
たいていのものは読めるよ
>>943 好意で言っているんだろうが、購入意思のある人に
わざわざそれ言わなくてもな…
金が回らなきゃ好きな作品も出なくなるのに
945 :
無名草子さん:2013/04/09(火) 16:13:21.11
北原さん、昔なにかのインタビューで「(小説が売れて)母にブラウスを買っ
てあげられるようになった」と書いてた。もっともっと長く書いてほしかったな。
946 :
無名草子さん:2013/04/15(月) 19:49:20.60
かわせみの新刊、読んだ人いるのかな?
新・御宿かわせみの方?
麻生源右衛門、七重、息子の小太郎、畝源三郎がおっ死んで、東吾も行方不明
神林通之進・香苗夫婦、麻生宗太郎、畝千絵と娘もあまり出てこない
名前は同じだけど、舞台(明治)、登場人物(3家の子供が主体)のお話
それでも読む? 私は棄てた
東吾が帰ってこないかと、期待をもってるんだが、その線はなしか?
みをつくし6月発売最新刊タイトルは「残月」との事
>>948 明治編3巻「抱卵の子」の最後でるいが江戸時代と決別するような描写があるしなあ
作者のインタビューなんかを読んでも東吾はもう帰ってこないんじゃないかと思うわ
しかしあのやんちゃ要素のない生真面目な東吾みたいな麻太郎にはいまいち魅力を感じないな…
インタビューとかでも、時代が進み過ぎた
(御宿かわせみで、幕末に近くなってしまった)
るいと子供達の物語とか読んだ記憶が・・
もし、戻ってきても、与力の弟で、かつ、身分は低いながら、
軍艦に乘ってた幕臣である東吾と明治政府の関わりを
書かざるを得ないと思う
そう言えば、はやぶさ新八御用帳の新刊が出てるし、新連載もしてるのね
日光例幣使で終わりだと思ってた
はやぶさ新八御用旅(四) 北前船の事件 2006年 単行本、2009年 文庫
はやぶさ新八御用旅 諏訪の妖狐 2011年1月 雑誌連載終了 2011年5月 単行本
はやぶさ新八御用旅 紅花染め秘帳 2013年3月 雑誌連載2回目
まぁ、仮に東吾が復帰するとして、
本人にその気があれば海軍への奉職はアリだろうけどね。
旧幕臣で明治政府に出仕した人はたくさんいるし。
はやぶさ新八の現連載はまだ2回目なので、
海のものとも山のものともつかない。
初期の江戸界隈の事件に振り回されてた頃の方が好きだな。
近作では嫁も、小勘も、フェードアウト気味だし。
お鯉は何だかふてぶてしささえ感じるし…。
おまけに、新八君、女に手を広げすぎwww
いつも新八に惚れる新しい女出現
いっそのこと、本当に女っ誑しにしちゃえばスッキリするのに。
最近の作品だと、新八嫁が気の毒になってきた。
本多忠吉郎「俺様に比べれば、少ない少ない」
御用旅より、御用帳の方が面白いのは確か
平岩弓枝は、短編が凄く良い(良かった、かも…)のに長編は
びっくりするほど詰まらなく思える。
書いてる途中で、
宮司さん、お宮参りで〇〇さんがいらっしゃいました。
と割り込みが入るから、長編は?なのでは?
(スミマセン ウソです 宮司は旦那さんの方 娘さんが禰宜のはず)
前に新聞連載で孫悟空の話を書いてたね。あれはすきだったよ。
瀬戸内寂聴『月の輪草子』読まれた方います?
清少納言の話だそうですが。
目下、図書館で5ヶ月くらい予約待ち中。
7冊も所蔵されてるのになかなか来ない。
寂聴さんもまだ人気あるんだなぁ…
清少納言と言えば、田辺聖子『むかし、あけぼの』が神作品過ぎたっけ…
畠中さんの「けさくしゃ」を
ちょとだけ立ち読み、
軽妙で面白かった
>>949 角川春樹事務所 6/14 ハルキ文庫 残月 みをつくし料理帖 高田郁
宇江佐さんのあやめ横丁を読んだけど、
陪臣を無礼打ちしたのに、
後書きでは、江戸時代でも許されない行為云々
って書かれてたけど、 このオバサンは頭悪いの?
掃除をして、結構古い本を処分している最中なんだが、瀬戸内寂聴の女人源氏の二巻が捨てられない。
もともと源氏では葵の上が一番好きだったので、瀬戸内寂聴さん書く葵の上のデレがツボにはまった。
少女趣味な展開だが、寝言にだけ安心して言葉を交わせるところとか、本当に嫉妬した相手はあの方だけだったというプライドの高さが好みだ。
他の章も普通に面白いが、この話だけは一年に一度は必ず読み返したくなる。
962 :
無名草子さん:2013/06/15(土) 16:10:30.60
残月ゲット! これから読む!
みをつくし新刊 読了
懸案事項がかなり減って、澪がすすむ道もはっきりしてきました
それぞれの未来も見えてきた巻でした
すこし、すべてをご都合よくまとめようと急ぎすぎている感もなきにもあらず
けれど最終を青空の三方良しにするなら、ある程度は脇役さんたちには
上手に片付いてもらわないとならないんでしょうね
昆布のご隠居さん、このままずっと名無しのままかしらん
ほっこりあたたかいシーンでの出番が多いので、得なモブキャラですよねw
残月、おもしろかった。前がああだったので、どきどきものだったが、
今回はすんげえ優しい読後感だった。
>>962-964 一柳の旦那さん、あのお年で大立ち回りまでこなすとは格好良すぎやろ。
困り顔のどじょうさんの父親とは思えん。
みおつくし
ほとんどのことに決着がついたね
澪の進む道がはっきり決まった
ただちょっと詰め込みすぎ急ぎすぎな感じはあるな
二巻ぐらいに分けても良かったような
でもご寮さんは良かった予想通りだった
みをつくし
決着つけすぎワロタ
今までのじりじり進んだ巻はなんだったんだってぐらい展開が早い
以前と同じようなペースじゃ遅すぎるとは思うがそれにしてもなあ
小松原さまはもうないとほぼ確定したし天満一兆庵再建もあっさりなくなったし
明るかったり救いがあるからまだいいものの拍子抜けした部分も多い
澪の心の動きもいまいち唐突すぎてなんだかな
それぞれの結末自体にそんなに文句はないけど…やっぱり全部の展開が早すぎる
みをつくし読了
残りは野江の身請けと登龍楼との因縁だけ?
恋はもうないのかな
小松原とはなくなったが源斉と特に進展あったわけでもないしないか
次の巻で終わってもおかしくない畳み方だね
みをつくし
澪たちが江戸に出てきて、たった4年なんだなあ
いろいろ有りすぎて、もっと経っていたように思ってた
みをつくし読了。
一気に進んだというより、今まで置いてけぼりにされてたラスボスがやっと出てきたな、て感じ。
そして、フラグ立ちまくってたから予想はついていたものの、親友とその息子の仲を取り持つつもりの暑苦しいおっさんが、結果的に親友と惚れてた女性の仲人になっちゃったのには笑った。
本当に先に幸せになっててくれてよかったw
みをつくし、昨夜はしあわせな気分でそのまま寝てしまったら
久しぶりに、スレにたくさん書き込みがw
ちょっと急ぎすぎだけど、苦労続きのご寮さんが幸せになれそうで嬉しいラストでした
前巻がショックだっだけに、今巻は、安心して再読できます
そういや前巻がショックなストーリーで、その次が発刊されたばかりの
まんまことシリーズはどうなってるんでしょう
一応、新刊「ときぐすり」を書店で手に取りはしたものの
帯だけでは、まだまだ読んで癒される展開にはなってなさそうだったので
ぱら見もせずに(前作はぱら見でショックな所を読んじゃって、そのまま買って家で泣いてしまった)
棚に戻しちゃったんですよ
どなたか、感想プリーズ!
展開早いけどダラダラ続けるつもりはなさそうで逆に良かったよ>みをつくし
これが終わっても出世花を再開させるつもりらしいし綺麗に〆てもらった方が嬉しい
みをつくし
野江の弁当箱を寮で受け取る
↓
その弁当箱に黄身の味噌漬けを入れる(勿論持って帰ってくる)
↓
後日弁当作ってくれと弁当箱を源斉が持ってくる
流れが変なんだけど
何か読み落としてる?
みをつくし
新キャラの汚部屋の引っ越し魔さん、娘さんも出るのかな。
ちょっと期待している。
つる家再編の人事異動で下足番になったりうさんの呼び込みがいい。
本当になんでもできるスーパーばあさまだ。
975 :
815:2013/06/16(日) 21:13:10.58
サブキャラもちゃんとその後が描かれてるのが良いよな
房八って名前は覚えてなかったけど、暑苦しい、でこっちも思い出した
976 :
975:2013/06/16(日) 21:44:21.27
すまん、名前、思っきり誤爆った。
みをつくし、皆の成長や未来を感じられる一巻でした。
澪が強くなった。又二の想いを胸にしっかりと守っているのでしょう
ふきが、料理人の道を歩み始める。澪、又二と二人の師に導かれて
太一は、絵師に弟子入りかな? 引っ越し魔だが素晴らしい師を得られそうですね
>>973 もう一度読んでみるけど、該当箇所だけ見ると確かにおかしい。
夏天の虹でも、大工の親方の家を訪ねるところ(一陽来復/P219)で、
「味噌汁の匂いがしていた」とある。匂いがわからなくなっているはずなのに。
ケチをつけるわけじゃなくて、好きな小説だから綻びが気になる。
これで8冊目。あと何冊で完結なんだろう。
そういうのって編集さんみたいな人が探して指摘したりしないのかな。
980 :
975:2013/06/17(月) 20:10:14.96
自分は別に気にならなかった。一人称の小説なら客観的な事象が混じるのは
変だが、あくまで三人称だから、澪にはわからなくても、読者には味噌汁の
においがしてるのがわかるとおも。
汚部屋の絵師さんの絵サイズの材料なら何人前の「ありえねぇ」ができるのかなぁ
>>980 三人称は大きく分けて神視点と特定の人物視点があって
みをつくしは後者で澪視点だと思うから澪に分からない事を説明するのは本来不可のはず
神視点と人物視点が混じることは絶対禁止じゃないんじゃね?
視点がきりかわることも、よくあるよ。それがいいか悪いかは別にして。
源斉先生と澪がくっつくのかなー。
この二人も身分違いだけど大丈夫なんだろうか。
↑
乙でございます。
みをつくし料理帖は‥
第1シーズン終了って感じですね。
つる屋はふきちゃんと健坊が受け継ぐのかな?
澪にとって料理やもてなしの心得を教えてくれる師は一柳夫妻、
経済的なパトロンは摂津屋になるのかなぁ?
ふきの父親が料理人だってことを今更ながら思い出した
やっぱり小松原様が出てこないのは淋しい。