宮城谷昌光ってどうっすか?4〜黄河編

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1無名草子さん
古代中国の魅力を鮮やかに描く氏の作品について、マターリ語りましょう。
『古城の風景』で訪ね歩いた故地を舞台に、宮城谷氏がはじめて日本戦国時代を描いた
「小説新潮」連載の長編歴史小説『風は山河より』(全五巻)の刊行が十二月より開始予定です。


【前スレ】
宮城谷昌光ってどうっすか?3 〜 飛翔編
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1131884556/
宮城谷昌光ってどうっすか?2 〜火雲編
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1099586859/
宮城谷昌光ってどうっすか?
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1022516398/

刊行物一覧、年代別作品一覧は>>2-8あたり
2無名草子さん:2006/10/13(金) 00:34:41
●出版作品一覧 その1

【小説 (中国史)】
 王家の風日
 天空の舟
 侠骨記
 夏姫春秋
 孟夏の太陽
 花の歳月
 沈黙の王
 重耳
 晏子
 介子推
 孟嘗君
 楽毅
 長城のかげ
 玉人・歳月
 奇貨居くべし
 青雲はるかに
 太公望
 華栄の丘
 子産
 沙中の回廊
 管仲
 香乱記
 三国志(連載中)
3無名草子さん:2006/10/13(金) 00:35:33
●出版作品一覧 その2

【小説(その他)】
 石壁の線より(絶版。無限花序に再収録)
 春の潮
 海辺の小さな町
 無限花序
 風は山河より

【エッセイ】
 歴史の活力(旧題:会社人間上昇学)
 中国古典の言行録
 春秋の色
 春秋の名君
 史記の風景
 クラシック千夜一曲
 歴史のしずく
 クラシック私だけの名曲1001曲

【その他】
 ふたりで泊まるほんものの宿(夫人との共著)
 春秋名臣列伝
 戦国名臣列伝
 古城の風景(連載中)

【全集】
 宮城谷昌光全集
4無名草子さん:2006/10/13(金) 00:37:16
●年代別作品一覧 その1

【五帝・尭〜舜】
 『布衣の人』 (『侠骨記』収録)

【夏初期】
 『地中の火』 (『沈黙の王』収録)

【夏末〜商初期】
 『天空の舟(小説・伊尹伝)』

【商中期】
 『沈黙の王』 (同名作品短編)

【商末〜周初期】
 『王家の風日』
 『太公望』
 『甘棠の人』(『侠骨記』収録)

【周末〜春秋初期】
 『妖異記』   (『沈黙の王』収録)
 『豊饒の門』 (同上)
5無名草子さん:2006/10/13(金) 00:38:17
●年代別作品一覧 その2

【春秋期】
 『管仲』
 『侠骨記』 (同名作品短編)
 『買われた宰相』 (『侠骨記』収録)
 『重耳』
 『介子推』
 『孟夏の太陽』 (同名作品短編)
 『沙中の回廊』
 『夏姫春秋』
 『月下の彦士』 (『孟夏の太陽』収録)
 『華栄の丘』
 『晏子』
 『雨』 (『玉人』収録)
 『指』 (同上)
 『鳳凰の冠』 (『沈黙の王』収録)
 『子産』
 『老桃残記』 (『孟夏の太陽』収録)
 『隼の城』   (同上)
 『春秋名臣列伝』
6無名草子さん:2006/10/13(金) 00:39:25
●年代別作品一覧 その3

【戦国期】
 『宋門の雨』(宮城谷昌光全集 第1巻収録)
 『孟嘗君』
 『風と白猿』 (『玉人』収録)
 『楽毅』
 『青雲はるかに』
 『奇貨居くべし』
 『戦国名臣列伝』

【秦初〜末〜三国時代】
 『香乱記』
 『長城のかげ』
 『花の歳月』
 『三国志』

【日本の戦国時代】
 『風は山河より』
7無名草子さん:2006/10/13(金) 00:40:44
【現在 連載中】
 三国志1〜5 (文藝春秋)
 古城の風景1〜3 (波)
 クラシック 未知なる名曲を求めて (別冊文藝春秋)

【刊行予定】
 風は山河より(全5巻)
81:2006/10/13(金) 00:42:54
そろそろかと思って立てておいた。
補完よろ。
9無名草子さん:2006/10/13(金) 00:47:06
「乙」という文字、これは金文では祭祀の衣装を纏った巫女が神に感謝している光景である。
まず最初に神官長が神に生け贄を捧げ、次に巫女が神に感謝する、これが古代中国の
スタンダードであった。
乙の字は、この祀る順番から「二番目」という意味になり、あるいは清純な巫女から連想される
「乙女」などに使われるようになった。
これが現代になり、巨大掲示板で本来の意味の「感謝する」という形で使われる様になっている
のが興味深い。「おつかれ」を略しただけとのことだが、もしかすると文字本来が持つ力によって
無意識が触発されたのかもしれない−−−


                              宮城谷博之「2ちゃんねるの光景」民清書房刊
10無名草子さん:2006/10/13(金) 01:18:49
>>1
天空の乙。

>>9
自分が昔書いたネタが今ごろテンプレの様に貼られて驚愕。
11無名草子さん:2006/10/13(金) 01:49:36
>>1
崔杼は乙
12無名草子さん:2006/10/13(金) 07:11:53
>>1
白乙丙
13無名草子さん:2006/10/14(土) 00:54:46
「乙」は実は一番目で「甲」は十番目という説はなかったか?
誰の何だったかすっかり忘れたのだが。
14無名草子さん:2006/10/14(土) 07:59:20
>>13
それ聞いたことがあるな。
俺もなにかで読んだが忘れた。
15無名草子さん:2006/10/15(日) 03:50:55
宮城谷三国志読みてぇぇぇぇぇぇ!!!!!!
16無名草子さん:2006/10/15(日) 04:10:30
どれ買ったかわかんなくなって、最近買うのが怖いでつ。
17無名草子さん:2006/10/15(日) 09:19:56
前スレのやつ先着一万だから地図まだまにあうだろ。
18無名草子さん:2006/10/15(日) 13:46:29
松岡正剛が褒めてますね。いやむしろ先生と読んでますね。
福田一也は田中芳樹のほうが優れてると言ってますw
19無名草子さん:2006/10/15(日) 14:55:37
いや、もともと福田は痛いことしか言わない奴だから
20無名草子さん:2006/10/15(日) 15:03:28
福田の場合、「世間の評価と逆のこというオレッテカッコーイーナー」な単なる目立ちたがり屋だから
まともな論評として相手しちゃダメ。
21無名草子さん:2006/10/15(日) 16:01:49
一部の賢しらぶった2chネラーと同レベルだな。
22無名草子さん:2006/10/15(日) 17:00:57
>>19-21と同じ臭いがするのはなぜだろう?
23無名草子さん:2006/10/15(日) 19:21:27
>>22
福田乙
24無名草子さん:2006/10/15(日) 19:29:29
空しくならないのか
25無名草子さん:2006/10/15(日) 19:45:56
>>23
>>19-21と福田とが同じ臭いという意味だが
26無名草子さん:2006/10/15(日) 19:58:44
福田は本気で田中芳樹のがいいと思ってるのだろうか?
27無名草子さん:2006/10/15(日) 20:13:45
だとしたらやはりおかしい。
28無名草子さん:2006/10/16(月) 11:28:52
>>26
デブ、ヲタ顔、ワナビー
田中芳樹に親近感あるんじゃねぇの?
29無名草子さん:2006/10/16(月) 11:57:22
>>13
当時は3が神聖な数字で一つの区切りとされていて、
3×3で9、乙からキ(字探すのメンドイ)までの九つが
序列を表す文字だったところに甲を一番上に付け足して十個になった、

ってな感じでなかったっけ?確か宮城谷さんの著にあった。
30無名草子さん:2006/10/16(月) 16:04:11
作家の値打ち持ってるけど、田中と昌光の評価書いてあげようか?
31無名草子さん:2006/10/16(月) 16:14:24
信ずるに足りん論評なんて見てて痛いだけと思うが…
32無名草子さん:2006/10/16(月) 16:34:31
>>30
是非!
33無名草子さん:2006/10/16(月) 21:15:02
宮城谷昌光
春秋戦国時代など、これまで日本の歴史小説が扱わなかった時代を舞台にした中国
歴史小説で人気を集めている。碩学白川静の業績をもとにした、知識・考証は
たしかなものであるし、取り上げる人物はみな興味深い。博捜は、木簡や碑文に
まで及んでいる。凝った漢文を文中で用いるが、文体自体は幼さが垣間見える。
しかし、無意味に長すぎる。私の尊敬する知己が、「もしも海音寺潮五郎が『楽毅』
を取り上げたなら、短編で同じ内容を書いて、なおかつ何倍も面白いだろう」
と云ったが、まったく同感だ。いつから小説は、いらないところをなるべく削って、
コンパクトにするという美学を捨てて、とにかく長くするという方針に転換して
しまったのだろうか。宮城谷の小説は、「構成」という美学を決定的に忘却している
としか思えず、その点で耐えがたく退屈である。
34無名草子さん:2006/10/16(月) 21:26:26
田中芳樹
宮城谷昌光の登場以前から、南北朝や隋、唐、南宋などの従来の歴史小説の対象に
ならなかった時代・人物を対象に歴史小説を書き続けている。しかも、壮大な史話
を凝縮し、小説的工夫の中で提示している。
『銀河英雄伝説』や『創竜伝』シリーズによって少年・少女の間に絶大な人気を
誇っていることがかえって災いして、田中の中国歴史小説が正当な評価を受けることが
阻まれているようだ。けれども、この二つの人気シリーズにも、端々に中国史や古典の
素養がほの見えていて、著者の蓄積がなみなみならぬものであることを窺わせる。
著者には隠れた名作として、幸田露伴『運命』の子供向け改作もある。
35無名草子さん:2006/10/16(月) 21:26:35
これは・・・突っ込む価値もありませんね
36無名草子さん:2006/10/16(月) 21:43:58
『楽毅』52点
孟嘗君の後日話というべきか。わが国では春秋の英雄というよりも光明皇后が臨書
した魏の夏候玄『楽毅論』で名高い。しかし、物語は夏候玄の議論のスリルや人間洞察、
「義」に関わる関心に到底およばず、読者を落胆させる。ただし、作品としては
『孟嘗君』よりは夏候玄の議論を意識しているのか、求心力がある。

『太公望』52点
東周の高名な宰相の伝記小説だが、事件・事由が羅列されいるだけで、盛り上がりに
欠ける。

『天空の舟』61点
夏・商の交代劇を題材とした長編。これは冗長ではない。
37無名草子さん:2006/10/16(月) 21:55:24
『夏姫春秋』57点
著者の作品としては、もっとも構成的に緊密である。人物像があまりにも近代的人間観
に則っているという感じは否めない。

『長耳』49点
春秋の覇者、長耳の覇業を描く。一般の中国のイメージとは異質な風俗などの考証は
それなりに面白いが、事跡のままに事態を展開させていくために道筋が追いにくく、
また作者による意味づけ・解釈も放棄されている。それでもこの後の作品よりは間延び
した感じが少ない。

『アン子』50点
春秋時代の斉の名宰相二代の記。『史記』において数段の記述が、全三巻に拡大されている。
父のアン弱の業績の推測、悪役の設定などには小説的工夫が見られ、やや読み易い。
38無名草子さん:2006/10/16(月) 22:07:05
『孟嘗君』45点
斉の英雄孟嘗君の人物伝だが、その養父と筆者が措定する白圭(この措定自体はなかなか
面白い)の話で最初の二巻が終わり、肝心の孟嘗君の話は、とくに後半駆け足で、
作者の構成力の不在を如実に露呈している。連載時はともかく、単行本にするときに
刈り込みと加筆をすべきだったのではないか。

『玉人』37点
春秋時代などの故事をもとにした短編集。長編は長すぎるが、短編は味気なさ過ぎる。

『華栄の丘』61点
とにかく短いのがよい。著者にとっては中編であろうが、これくらいの分量でまとめて
もらいたいものだ。しかし、この作品にも構成らしきものは見られない。
39無名草子さん:2006/10/16(月) 22:25:09
 田中編。
『風よ、万里を翔けよ』62点
隋の煬帝による高句麗征伐を舞台に、巨大権力の恣意に翻弄される人物像をダイナミック
に描く。とくに中国では高名でありながら、日本ではほとんど注目されない人気者、
男装の麗人花木蘭の活躍など、興趣尽きない。

『紅塵』65点
金の圧迫下に、宋の社稷を守るべく立ち上がった韓子温・岳飛らの英雄の闘いを描く。
中国ではきわめてポピュラーな英雄だが、日本での、とくに戦後の知名度はいちじるしく
低い「忠臣」たちの活躍は、知識としてだけでも知っておく必要があるだろう。

『隋唐演義』70点
清の楮人穫の『隋唐演義』を、夫人が翻訳した上で、著者が小説としてまとめなおした
作品。煬堅による隋の建国から、煬帝の暴政、唐の建国から貞観の治、武則天による
簒奪、玄宗の耽溺と安禄山の乱までを活写した、歴史好きなら絶対に楽しめる好編。
40無名草子さん:2006/10/16(月) 22:32:38
感想は好きにしたらいいが39はスレチガイだろw
スレタイぐらい理解してからかけよ
41無名草子さん:2006/10/16(月) 22:34:32
『纐纈城キタン』68点
『宇治拾遺物語』を下敷きにしつつ、宣宋時代の唐の長安を舞台にした伝奇小説。
実在の人物を登場させつつ、現代的な冒険小説に仕上げている著者の手腕は、
さすがという他はない。

『海嘯』65点
金に代わって元の進攻を受けた南宋が、四十年に及ぶ抵抗の後に滅亡に追い込まれる
最後の数年を描く。滅亡にかかわる著者の感性は、中国史から培われたきわめて正統的
なものである。

『奔流』68点
南北朝時代の、魏と梁の大合戦を主題にした作品。文句なく面白いが、このような時代
までも見事に小説にしてしまう造詣の深さには舌をまく。

42無名草子さん:2006/10/16(月) 22:34:51
いやいや、スレ違いだがこの評論家を理解する上で興味深いぞ
43無名草子さん:2006/10/16(月) 22:39:16
以上だけど、俺は田中芳樹なんて読めたもんじゃないよ。
44無名草子さん:2006/10/16(月) 22:43:27
『香乱記』10点
45無名草子さん:2006/10/16(月) 22:48:29
ひどいね・・・
よくこんなものを出版しようなんて思えたもんだ。
46無名草子さん:2006/10/16(月) 22:52:26
スレの流れがよくわからん
3行で説明してくれ
47無名草子さん:2006/10/16(月) 22:52:57
田中某はともかくとしてオレの宮城谷評もこんなもんだぞ
48無名草子さん:2006/10/16(月) 23:04:09
>人物像があまりにも近代的人間観に則っているという感じは否めない。

>>37のこの一文だけど、こういう事を言う奴が田中や北方の作品には
こういった事を言わない姿勢に呆れた
もう悪意で酷評してるとしか思えんな

とにかく、短ければ良作ですか?ってくらい単細胞さんなんやね
49無名草子さん:2006/10/16(月) 23:04:23
人の感想なんてそれぞれだから別にいいが、
>魏の夏候玄『楽毅論』で名高い。しかし、物語は夏候玄の議論のスリルや人間洞察、
>父のアン弱の業績の推測、悪役の設定などには小説的工夫が見られ、やや読み易い。
この矛盾はべつにいいのか?
50無名草子さん:2006/10/16(月) 23:10:14
文章が雑すぎてどこが矛盾してるのかわからん
51無名草子さん:2006/10/16(月) 23:12:30
孟嘗君とかはオレも同じように思った。

>『長耳』49点
これは何をいっているのか不明。

ま、オレはとしては、構成力がなくても文章力(?)があるように思う。
具体的にはすぐに出てこないけど、しびれる1文があったりする。

田中某は読んだことないので知らない。
52無名草子さん:2006/10/16(月) 23:12:37
別にいいじゃないw
53無名草子さん:2006/10/16(月) 23:20:13
>>46
福田和也という評論家が、田中芳樹の方が宮城谷より上に評価しているということで
「マジかそんなのチャネラのアンチ煽りレベルじゃん」と盛り上がり、原文が投下されたところ。
あ、二行で済んだ。

>>33
いつから小説は、いらないところをなるべく削って、コンパクトにしなければならないという
誰のだかもわからない美学を守らなければならなくなったのだろう。
ってか、お前の腹からコンパクトにしろよ>福田
54無名草子さん:2006/10/16(月) 23:20:23
Googleで福田和也で検索して最初のページにでてくるブログがあるけど
面白いよ。
”被害妄想”って語を頼りにしてみ。
55無名草子さん:2006/10/16(月) 23:22:27
ここは

『宮城谷ファンが必死に福田を貶すスレ』

になりました
56無名草子さん:2006/10/16(月) 23:23:53
必死だなw
57無名草子さん:2006/10/16(月) 23:33:10
まあ、別に必死って訳でもないけど典型的な評論の為の評論って感じ
長いか短いかなんて各巻のページ数と巻数見れば俺でも書ける
58無名草子さん:2006/10/16(月) 23:35:42
「孟嘗君」は、タイトルを間違えただけだよ。
59無名草子さん:2006/10/16(月) 23:41:53
>>57
単に「長い短い」の話じゃないことがわからないから「必死」と言われるんだ。
60無名草子さん:2006/10/16(月) 23:43:18
>>59
OK。じゃあ必死でいいよ。
61無名草子さん:2006/10/17(火) 00:09:18
>>59
必死ですね福田さん
62無名草子さん:2006/10/17(火) 00:30:59
>59
>単に「長い短い」の話じゃない

>>33
>しかし、無意味に長すぎる。私の尊敬する知己が、「もしも海音寺潮五郎が『楽毅』
>を取り上げたなら、短編で同じ内容を書いて、なおかつ何倍も面白いだろう」
>と云ったが、まったく同感だ。いつから小説は、いらないところをなるべく削って、
>コンパクトにするという美学を捨てて、とにかく長くするという方針に転換して
>しまったのだろうか。宮城谷の小説は、「構成」という美学を決定的に忘却している
>としか思えず、その点で耐えがたく退屈である。

単に「長い短い」の話のようですが。
「無意味に長すぎる」なんてほとんど暴言のレベルだと思いますね。
しかも自分は「無意味に長すぎる」と言うだけであとは知人に言わせてますし。
歴史小説家を批評するんだから古事を引用した皮肉を用いる機転ぐらいほしいところです。
63無名草子さん:2006/10/17(火) 00:34:25
「ってか、お前の腹からコンパクトにしろよ>福田」なんてほとんど暴言のレベルだと思いますね。
64無名草子さん:2006/10/17(火) 00:35:51
>>63
それは暴言ですよ。しっかりしてください。
65無名草子さん:2006/10/17(火) 00:36:50
>>62
>単に「長い短い」の話のようですが。

>長編は長すぎるが、短編は味気なさ過ぎる。
66無名草子さん:2006/10/17(火) 00:40:14
>>65
ワンフレーズはもう流行りませんよ。時代は原稿棒読みです。
67無名草子さん:2006/10/17(火) 00:43:16
左平(亀井)ってこのスレにいる?
68無名草子さん:2006/10/17(火) 08:09:35
田中芳樹みたいな「登場人物を作者の掌の上で躍らせることしか出来ない」
似非物語作家を評価してる時点でお里が知れるっつーの。

「無意味に長すぎる」?
作者の操り人形でない、血肉が通った登場人物が織り成す
豊穣な物語を受容することが出来ない奴にとってはそうだろうな。
69無名草子さん:2006/10/17(火) 08:13:27
恥ずかしくないのか・・・
70無名草子さん:2006/10/17(火) 13:48:14
宮城谷=小説家
田中=ラノベ作家

それぞれの分野で頑張ってるんだからいいんじゃない?
71無名草子さん:2006/10/17(火) 15:57:17
>>70
福田は世界文学に匹敵がどうのこうの云ってる本だから、福田評価としては
宮城谷=文学者として無能
田中=文学者として有能
ということになる。
72無名草子さん:2006/10/17(火) 17:16:48
福田って凄い性格悪いみたいだね
73無名草子さん:2006/10/17(火) 17:30:28
>>70が結論出したからもういいでしょ?
話元に戻そうぜ。
74無名草子さん:2006/10/17(火) 19:06:41
左平(亀井)ってこのスレにいる?
75無名草子さん:2006/10/17(火) 22:51:16
>>37
晏子のことだと思うが、「アン子(こ)」っ誰だと最初思ってしまった。
76無名草子さん:2006/10/17(火) 23:09:15
>>37
つ「晏」
77無名草子さん:2006/10/18(水) 16:31:43
ぷ。 田中芳樹大先生に勝てるわけねーだろバーカ。
現代、最高にして屈指の批評家と言われる福田先生の評価を受け入れなさい。
君達に小説の良し悪しなんて分かるわけないんですからねw
78無名草子さん:2006/10/18(水) 18:10:23
>>77
もっといいエサ使ってください
79無名草子さん:2006/10/18(水) 21:52:14
そういえば孔子って小説で直接登場したことあったっけ?
80無名草子さん:2006/10/19(木) 00:41:46
>>79
孔子のエピソードは小説によく入るけど、
孔子が物語に関わることはなかったと思われ。
81無名草子さん:2006/10/19(木) 00:54:54
アン子は関わってると言っていいんじゃね?
82無名草子さん:2006/10/19(木) 09:02:44
就職断っただけだしなあ
83無名草子さん:2006/10/19(木) 11:21:55
就職断っただけでも立派に関わってるといえるよ
もともと王家の内輪もめや政争に関わるような人物じゃないし
84無名草子さん:2006/10/19(木) 15:45:42
晏嬰があったね確かに
85無名草子さん:2006/10/20(金) 08:57:48
『孟夏の太陽』の中で、陽虎との絡みでちょっと登場した。
86無名草子さん:2006/10/20(金) 23:20:03
ようこそ陽虎
87無名草子さん:2006/10/21(土) 15:24:59
俺が宮城谷氏に注目したのは閨房の描写が秀逸だったから。
別にそれに紙幅を費やしているわけではなく、ほんの数行なのだが、
リアルなヴィジュアルを浮かべることができる。
濡れ場に限らず読んでいて明快に絵が描けるのが氏の文の特徴だと思っている。
88無名草子さん:2006/10/21(土) 21:19:41
あっさりしていて絵に描いたように美しい。
でも個人的にはもう少しねっとりとしたシーンも書いて欲しいなと思った。
89無名草子さん:2006/10/22(日) 00:06:29
>>87
すげー分かる。
俺も宮城谷好きの最大の理由は、あの文章力。
歴史解釈とかよくワカンネ。
9051:2006/10/22(日) 01:50:10
>>87,98
同意。
91無名草子さん:2006/10/22(日) 12:19:45
>>98に期待
92無名草子さん:2006/10/23(月) 21:03:46
俺の"批評"では宮城谷さんの作品は
どれも読み物としてすごく面白いと思う

批評家だかなんだか知らんが
小説家と同じ土俵に立つこともしないで
偉そうなことほざいて意見を押し付けないで欲しいね

読んで感じることは人それぞれ
読まなければ感想は生じようがないのに
その読む機会自体を批評家は奪っている

俺は宮城谷さんのじわっとくる表現が好きだし
旅行行く時とか持っていくなら宮城谷さんの小説だよ
93無名草子さん:2006/10/23(月) 23:07:35
内容が無いから移動中読むのには最適だよな
94無名草子さん:2006/10/23(月) 23:13:09
それマイブックだから
95無名草子さん:2006/10/24(火) 10:16:11
宮城谷さんの小説って時々すげえ笑えることないか?
夏姫春秋の華元の馬車が暴走するところとか腹よじれた。
96無名草子さん:2006/10/24(火) 10:39:42
あるよ
太公望が偵蝶の接客してるところとか
先に進まなくてもわかったけど書き方に爆笑した
97無名草子さん:2006/10/24(火) 16:48:31
>>93
福田さんですか?
わざわざ…
98無名草子さん:2006/10/24(火) 19:03:10
>>97
宮城谷さんですか?
わざわざ…
99無名草子さん:2006/10/24(火) 22:04:30
>>95

あるある

重耳より

「あなたは深謀遠慮でありすぎる。気疲れして、早死にしますぞ。
一枚くらい屋根の板をはずし、雨漏りの箇所をお作りなされよ」

「ご懸念には及びません。敝盧はきちんと雨漏りしております」←吹いた

100無名草子さん:2006/10/24(火) 23:41:16
ヒント:
宮城谷→直木賞作家(現選考委員
福田→三島賞作家

野球好きの親父がプロの選手批判するのと一緒。
引き合いに出された田中芳樹もいい迷惑だろうなw
101無名草子さん:2006/10/25(水) 00:42:44
ヒント:
「批評」
102無名草子さん:2006/10/25(水) 02:29:13
田中芳樹は海嘯と奔流くらいしか読んだことがないので何とも言えんが、
前者はまあ面白かった。てか亡宋の主題でつまらんもの書く奴がいたら、
須くはったおされるべきだけどな。後者はちょっと・・・。南北朝時代を
掘り起こした功は認める程度。それとて史記三伝国語国策百家書など、
文献をあさっても雀の涙ほどの逸話しか出てこない時代で、それなりの話を
書いてくれた宮城谷に比べれば、隙間産業感は否めん。

だから(?)西晋〜東晋中期お願いします><
103無名草子さん:2006/10/25(水) 08:28:39
>史記三伝国語国策百家書など、
>文献をあさっても雀の涙ほどの逸話しか出てこない時代

オイオイオイ
104無名草子さん:2006/10/25(水) 16:45:33
>>103
他のマイナーだけど割と楽に面白い話が書けそうな五胡や五代や
諸王朝末にくらべれば、遙かに史料が少ないと思ったのだが認識不足かのう?
105無名草子さん:2006/10/25(水) 19:20:50
>>104
認識不足も甚だしい
106無名草子さん:2006/10/26(木) 17:58:15
連載中の三国志は、今どこらあたりまで進んでるの
全巻完結してから本を買う主義なんで
あと全何巻の予定とかを知ってたら教えて
107無名草子さん:2006/10/26(木) 21:27:11
>>106
 単行本は雑誌12回で一冊のペース。
 雑誌は現在第66回で長坂橋のところ。

 昔、読売新聞で蜀が滅亡するところまでの予定とおっしゃっていたので
 予定が変わってなければ、このペースだと9巻〜10巻というところだろうか?
 となると、終わるまでには3年〜4年はかかるのじゃないだろうか?
108無名草子さん:2006/10/27(金) 02:49:01
あと3,4年か
ありがとう
109無名草子さん:2006/10/27(金) 11:32:02
宮城谷さん、前文春のインタビューで中日ファンだと言ってたな。
昨日はさぞかし悔しかっただろうなあ・・
110無名草子さん:2006/10/27(金) 17:28:37
俺は北海道民だが19年来の中日ファン
プレーオフまでは応援したけど、もう今は虚しくてどうにもならんわ…
111無名草子さん:2006/10/27(金) 19:27:57
>>110
そうか・・四面楚歌だろうが頑張れよ・・
遜れば禍は逃れられよう
112無名草子さん:2006/10/27(金) 19:56:42
福田も今は文芸春秋で連載してるのにねえ
113無名草子さん:2006/10/28(土) 14:06:11
沙中の回廊のヒツの戦い
「克どの、わたしをたすけていただきたい」
辺りのくだりが頭から離れない。士会かっこよす。
114無名草子さん:2006/10/30(月) 13:49:22
>>95
わかるw何気ない文章でなんだか笑えてきたりする
あの古城の風景とかでも
115無名草子さん:2006/11/01(水) 07:38:36
主父が保守
116無名草子さん:2006/11/01(水) 21:40:40
無礼な武霊王め
117無名草子さん:2006/11/01(水) 21:55:18
118無名草子さん:2006/11/01(水) 22:15:20
すごい。96歳かぁ。-人-
119無名草子さん:2006/11/01(水) 22:19:06
病名らしきことが書いてないので大往生なのでしょうか。 合掌 (-人-)
120無名草子さん:2006/11/01(水) 23:48:51
yahooによると多臓器不全。-人-
121無名草子さん:2006/11/02(木) 00:55:31
>>117
一生勉強し続けた人でしたね。
96年間本当にお疲れ様でした(´∀`)
122無名草子さん:2006/11/02(木) 07:05:51
嗚呼、静川先生…
字書三部作は常に座右に置いていますよ。
123無名草子さん:2006/11/02(木) 07:37:39
紫綬褒章きたあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
124無名草子さん:2006/11/02(木) 09:32:38
研究に命を捧げたといってよい今時稀有な人。
好きなことだからこれだけ長い間続けられたんだろうね。
(´;ω;`)ウッ…
125無名草子さん:2006/11/03(金) 09:08:14
新聞見た。
宮城谷先生、受賞おめでとう御座います。
126無名草子さん:2006/11/03(金) 11:01:20
記念age
127無名草子さん:2006/11/03(金) 11:26:25
ヽ(゚∀゚ )ノ
128無名草子さん:2006/11/03(金) 11:28:17
とったどーーーーーーーーーー!
129無名草子さん:2006/11/03(金) 22:08:53
130無名草子さん:2006/11/03(金) 22:39:12
賀(いわ)いだ、祝いだ
131無名草子さん:2006/11/03(金) 23:26:05
先生コメント出さないのかな
白川先生が亡くなった事のほうが大きいかな
132無名草子さん:2006/11/04(土) 02:31:22
白川さんとは対談かなんかしてなかったっけ?
133無名草子さん:2006/11/04(土) 13:36:48
回思九十年
134無名草子さん:2006/11/04(土) 13:42:00
桂東雑記もあったね
135無名草子さん:2006/11/05(日) 02:19:44
宮城谷作品で一番面白いのって何?
136無名草子さん:2006/11/05(日) 09:11:12
面白さでいえば、楽毅。やはり戦は歴史の華です。
137無名草子さん :2006/11/05(日) 18:28:04
だが、時には思いやってはくれまいか。
地の底で無念の涙を流す、戦に巻きこまれた無名の万骨を…。
138無名草子さん:2006/11/05(日) 20:26:57
最初に読んだ晏子が一番面白かったかなあ。
139無名草子さん:2006/11/06(月) 00:32:30
>>138
ほほー。
オレは奇貨を最初に読んだ。
その後ほとんどの作品読んだけど、奇貨が一番面白いと思う。
宮城谷さんの本は最初に読んだ作品の印象が強く残るのかな?
みなさんはどう?
140無名草子さん:2006/11/06(月) 00:34:57
最初に読んだのは太公望だったけど花の歳月が強烈過ぎて他は忘れた
141無名草子さん:2006/11/06(月) 01:42:33
>>138 と同じく、晏子を最初に読み、重耳を次に読んだのだけど、
やはりこの2作が深さも濃さもあって面白いように思う。
142無名草子さん:2006/11/06(月) 02:12:08
過去スレであった人気投票の結果ってどうだったっけ?
143無名草子さん:2006/11/06(月) 07:21:49
>>142
とりあえずこれで。
http://makimo.to/cgi-bin/search/search.cgi?shw=100&q=%8B%7B%8F%E9%92J%8F%B9%8C%F5&andor=AND&sf=2&H=&all=on&view=table

検索して気づいた
三国志現行スレ
【文春】宮城谷昌光 三国志【連載】
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1160999473/


144143:2006/11/06(月) 07:22:56
>>142
あったわ。

13 :無名武将@お腹せっぷく :2006/10/24(火) 00:50:52
>>11
小説板のランキング


934 名前: 868 2005/11/01(火) 01:33:15

最終結果

1.晏子 23P
2.楽毅 20P
3.天空の舟 15P
4.孟夏の太陽 14P
5.重耳 11P
6.青雲はるかに 9P
7.沙中の回廊 子産 8P
8.孟嘗君 7P
9.長城のかげ 6P
10.太公望 王家の風日 4P
11.夏姫春秋 風の消長 花の歳月 3P
12.華栄の丘 2P
13.奇貨居くべし 侠骨記 介子推 天空の舟あとがきw 1P
(回答者 24名)
145無名草子さん:2006/11/06(月) 10:20:04
三戦板はよく宮城谷スレとか春秋戦国スレとか立っては落ちるよな…
146無名草子さん:2006/11/06(月) 11:29:25
みんなありがとです
>>144のランキング通りに楽毅、晏子から読んでみますね
その前に吉川三国志、山岡織田信長、安能春秋戦国志を読まなきゃならんけど
147無名草子さん:2006/11/06(月) 18:18:57
楽毅、晏子を続けて読むのはどうなんだろ?
個人的な捉え方かもしれないけど、ストーリ展開や人物描写の印象が薄れるような気がする。
それと、安能を読んだ後なら前時代(天空の舟、王家の風日)から入るのもいいかもね。
148無名草子さん:2006/11/06(月) 19:04:10
中国英雄板というのが最近出来たので、もし春秋戦国のスレを立てるなら、そちらがいいようだ
149135:2006/11/06(月) 20:21:00
じゃあ楽毅を読んで、あとはテンプレ参考にして年代追ってみます

>>中国英雄板
すごい過疎だよ
向こうで質問しようかと思ったけど、このスレの方が雰囲気いいからこっち来ました
150無名草子さん:2006/11/06(月) 20:49:33
初めて読んだ作品が文庫化された時の「長城のかげ」って奴は俺だけかな
151無名草子さん:2006/11/06(月) 21:26:05
>>144
回答者24人ってのが泣けてくる
152無名草子さん:2006/11/06(月) 21:47:22
集計役さえいればもう一度やっても良いじゃないかな?
153無名草子さん:2006/11/06(月) 21:50:39
楽毅(と奇貨)を読むのなら、まずは孟嘗君を押えておくべきだ。
154無名草子さん:2006/11/06(月) 21:52:32
晏子=(a)みたいに記号つけたほうが集計しやすいかも
155集計役:2006/11/07(火) 01:01:17
じゃあ1年ぶりということで第2回作品人気投票を行いたいと思います。
形式は前回と同じでいいと思いますが、それだけだと面白くないので
最初に読んだ作品と最も好きな登場人物の投票も同時に実施します。
156集計役:2006/11/07(火) 01:02:25
【1】好きな作品ベスト3
テンプレの>>2-7を参考に好きな宮城谷作品を3つ挙げてください。
単行本内の作品や現在連載中の作品でもかまいません。
(例)
1.楽毅
2.買われた宰相
3.三国志      (1位3P、2位2P、3位1Pで集計します)

【2】最初に読んだ作品
あなたが最初に読んだ宮城谷作品を挙げてください。

【3】最も好きな登場人物
宮城谷作品に登場する人物の中で最も好きな人物を1人挙げてください。
名前のある人物であれば史実、架空は問いません。
また、その人物の登場する作品(複数の作品に登場する場合は
その中で好きな作品)を併記してください。
諡号はどこのだれであるか識別できるように書いてください。
(例)
斉の桓公(『管仲』)


※集計期間は2週間の予定ですが丸2日投票がない場合は集計を打ち切ります。
投票は1人1回が原則です。
明らかに同一人物によるとみられる連投がされた場合
それら投票をすべて無効とすることがあります。
157集計役:2006/11/07(火) 01:03:58
【1】好きな作品ベスト3

1.天空の舟
2.晏子
3.花の歳月

【2】最初に読んだ作品

王家の風日

【3】最も好きな登場人物

崔杼(晏子)
158無名草子さん:2006/11/07(火) 01:48:44
【1】好きな作品ベスト3

1.孟夏の太陽
2.長城のかげ
3.花の歳月

【2】最初に読んだ作品

重耳

【3】最も好きな登場人物

范雎(青雲はるかに)
159無名草子さん:2006/11/07(火) 02:43:26
てか、前回の集計て1年前か。結構最近な気がするんだけどな。

【1】好きな作品ベスト3
1.晏子
2.楽毅
3.鳳凰の冠(沈黙の王収録)
※次点.子産
基本的に春秋期の作品が好き。
子産、晏子、叔向と春秋中期を代表する3人の執政の物語は
関連性もあって、非常に良いと思う。

【2】最初に読んだ作品
重耳

単行本の豪華な装丁に惹かれて立ち読みしたら、まったく意味が
分からなくて思わず買ってしまった。
晋の成立と、翼と曲沃に分裂した話は、3回読んでようやく把握した

【3】最も好きな登場人物
晏嬰(晏子)

司馬遷が御者になりたいと言った気持ちが良く分かる。
晏嬰ほど、自分に厳しく生きた人はそういないと思う。
160無名草子さん:2006/11/07(火) 20:00:26
【1】好きな作品ベスト3
1. 晏子
2. 楽毅
3.沙中の回廊

【2】最初に読んだ作品
晏子
実際は王家の風日……なんだが、本格的に宮城谷小説にはまったのは7年後に読んだ「晏子」からだから晏子とする。
そういやその間に新聞で太公望ちょこちょこ読んでたような……。違う作品かな? うーん、単行本持ってないし内容覚えてない。

【3】最も好きな登場人物
華元(華栄の丘)

晏弱もすごくいい男なんだが……。ここはあえて華元に。
161無名草子さん:2006/11/07(火) 20:11:28
【1】好きな作品ベスト3

1.重耳
2.孟夏の太陽
3.華栄の丘

【2】最初に読んだ作品
重耳
何気に買った本だが、日本の歴史には感じられない壮大なスケールがすごい好きだった

【3】最も好きな登場人物
狐偃(重耳)
162無名草子さん:2006/11/07(火) 20:24:03
【1】好きな作品ベスト3
1.楽毅
2.子産
3.沙中の回廊

【2】最初に読んだ作品
三国志
あのころ三国志にしか興味なくて、「なんか新しい本出てねーかなー」と
思って探してたらちょうど1〜3巻が出たんだ。
その後図書館で「楽毅」を発見し、「お、楽毅ってそういえば諸葛亮が
何か言ってた人だな、読んでみるか・・・」と例しに読んでみたら、見事にハマった。

【3】最も好きな登場人物
巫臣(夏姫春秋)
他の作品の、国のために忠誠を尽くした男達も良い。
だが奴は違う。国なんか見てない、一人の女だけを見て、清め、幸せにした。
そんな男に俺はなりたい。相手いないがな('A`)
163無名草子さん:2006/11/07(火) 21:07:49
【1】好きな作品ベスト3

1.太公望
2.青雲はるかに
3.沈黙の王

王家の風日、孟嘗君、花の歳月、管仲などなど3つに絞るのが難しい……。
三国志も好きだけど、まだ連載中ということで今回は見送り。

【2】最初に読んだ作品

夏姫春秋

職場で知り合った人が「とても美しい文を書く作家がいる」!と誉めていたのが宮城谷昌光。
『ちょっと気難しいのかな……?』と思っていてなかなか話しかけられなかったその人が、
子供みたいな笑顔で力説していて、なんだかこっちまで嬉しくなってしまって、一冊手に取ったのが始まり。

【3】最も好きな登場人物

白起(青雲はるかに、奇貨居くべし)

一番印象に残っている人。

164無名草子さん:2006/11/07(火) 22:23:45
まだ三国志しかよんでないから参加できないや
165無名草子さん:2006/11/07(火) 23:15:01
【1】好きな作品ベスト3

1.奇貨居くべし
2.晏子
3.孟夏の太陽

【2】最初に読んだ作品

奇貨居くべし

【3】最も好きな登場人物

晏弱

>>162
巫臣いいねぇ。同作の楚の荘王も好きだなぁ。
166無名草子さん:2006/11/07(火) 23:30:46
【1】好きな作品ベスト3

1.王家の風日
2.晏子
3.重耳

【2】最初に読んだ作品
重耳

【3】最も好きな登場人物
箕子
167無名草子さん:2006/11/07(火) 23:36:55
【1】好きな作品ベスト3
1.夏姫春秋
2.孟嘗君
3.花の歳月

  夏姫春秋で完全に宮城谷さんの本にどっぷりはまった。
  やっぱり夏姫、巫臣のとらえ方に驚かされ、氏の夏姫への愛がいやというほど
  感じることができた。※ちゃっかり「鳳凰の冠」という中篇も後から用意されているし。

【2】最初に読んだ作品

王家の風日

 商(殷)周革命を商の側から書かれていたのが気になって手にした作品。
 氏の本に出会ってもう15年ぐらいたつのか。

【3】最も好きな登場人物

商鞅 (孟嘗君より)

 あの冷静さがなんともいえず、白圭と比べると、よりいっそう引き立つ。
168無名草子さん :2006/11/07(火) 23:57:40
【1】好きな作品ベスト3
1.長耳
2.管仲
3.夏姫春秋

【2】最初に読んだ作品
長耳

【3】最も好きな登場人物
鮑叔牙(管仲)
169無名草子さん:2006/11/08(水) 00:07:48
【1】好きな作品ベスト3
1.沈黙の王
2.重耳
3.孟嘗君

【2】最初に読んだ作品
沈黙の王

【3】最も好きな登場人物
重耳(重耳)

小説と韓非子にでてくる重耳のギャップが面白かった。
170無名草子さん:2006/11/08(水) 00:12:24
【1】好きな作品ベスト3

1.楽毅
2.晏子
3.沙中の回廊

【2】最初に読んだ作品

介子推

【3】最も好きな登場人物

晏嬰(晏子)
171無名草子さん:2006/11/08(水) 01:10:56
【1】好きな作品ベスト3

1.晏子
2.花の歳月
3.孟嘗君

【2】最初に読んだ作品

重耳

【3】最も好きな登場人物

白圭。ベタだが誰も投票していないので。
172無名草子さん:2006/11/08(水) 13:45:48
【1】好きな作品ベスト3
1.孟夏の太陽
2.王家の風日
3.甘棠の木

悩むけど、ベスト3といったらこうなるかも…ううん、管仲も捨てがたい
けど

【2】最初に読んだ作品
太公望
これよんで色々イメージひっくりかえった

【3】最も好きな登場人物
召公セキ(甘棠の木)

どれか一人、と言われたらこの人かなぁ。箕子、管仲あたりも
好きなんだけれど、なんといったらいいか印象に凄い残ってる

173無名草子さん:2006/11/08(水) 18:05:39
木じゃなくて人でしたorz
174無名草子さん:2006/11/08(水) 18:33:40
【1】好きな作品ベスト3

1.晏子
2.華栄の丘
3.子産

【2】最初に読んだ作品
長城のかげ

【3】最も好きな登場人物
晏嬰(晏子)
175無名草子さん:2006/11/08(水) 21:10:41
【1】好きな作品ベスト3
1.孟嘗君
2.花の歳月
3.古城の風景
これは迷うな
3位は小説じゃないけどいいかな? ダメだったらノーカウントで

【2】最初に読んだ作品
古城の風景

【3】最も好きな登場人物
やっぱり風洪

>>163
前スレか前々スレの、友達と喧嘩してしまった方(一名宮城谷嬢)では?
管仲は無事に読めたのでしょうか?
176無名草子さん:2006/11/08(水) 21:20:45
>>175
確かもう仲直りしたはず
管仲は読んだのかね?
177無名草子さん:2006/11/08(水) 21:31:35

>>176
そっかー、仲直り済みか。よかった。
実は管仲を最後まで読めたのかということよりも、その友人が男なのか女なのか、
もしも男なら二人の関係がどう進展したのか、そっちが気になるのだが+(0゚・∀・) + ワクテカ +
178無名草子さん:2006/11/08(水) 22:42:47
でも「付き合ってま〜すvvv」て言われたら余計落ち込むんじゃないかね。
漏れの側どころか周囲五キロの範囲内にも、一緒に歴史小説読んでくれる奇特な女子なんていないから。


書いてて惨めになってきたじゃんか。
179無名草子さん:2006/11/08(水) 22:47:20
とは思わなかった。
180無名草子さん:2006/11/08(水) 23:38:11
【1】好きな作品ベスト3

1.晏子
2.孟嘗君
3.指

【2】最初に読んだ作品

楽毅

【3】最も好きな登場人物

百里奚
181集計役:2006/11/09(木) 03:08:32
第1次中間結果

【1】好きな作品ベスト3
1.晏子 23P
2.楽毅 10P
3.重耳 孟夏の太陽 孟嘗君 9P
4.花の歳月 7P
5.王家の風日 5P
6.夏姫春秋 沈黙の王 4P
7.華栄の丘 奇貨居くべし 沙中の回廊 子産 太公望 天空の舟 3P
8.管仲 長城のかげ 青雲はるかに 2P
9.甘棠の人 古城の風景 鳳凰の冠 指 1P

【2】最初に読んだ作品
1.重耳 6人
2.王家の風日 2人
3.晏子 介子推 夏姫春秋 楽毅 奇貨居くべし 
  三国志 太公望 長城のかげ 沈黙の王 古城の風景 1人

【3】最も好きな登場人物
1.晏嬰 3人
2.白圭(風洪) 2人
3.晏弱 華元 箕子 狐偃 崔杼 商鞅 
  召公セキ 重耳 白起 范雎 百里奚 巫臣 鮑叔 1人

※票が同数の場合は五十音順


眠いのでコメント等はまた後日にzzz
182165 :2006/11/09(木) 13:46:34
>181
乙です。

なかなか甲乙付け難いね。
あの作品のあの部分が面白いけど、こっちのこういう場面も好き、
とかあるしなぁ。

>178
オレは奥に勧められたよ。
奥は先に飽きてしまったけど。
183無名草子さん:2006/11/09(木) 13:50:04
オレも参加させてください。
15年まえに大学の卒論で、趙襄子と豫譲のことを書いたのだが、
今となっては無知すぎて恥ずかしくて見せられない。
もっと早く、宮城谷作品を読んでいたらなぁ・・・と思いました。

【1】好きな作品ベスト3

1. 地中の火
2. 妖異記
3. 沙中の回廊
※基本的に暗黒時代が好きなんです。

【2】最初に読んだ作品

王家の風日
※箕子はもちろん、商・受王という名前も初めて知った。

【3】最も好きな登場人物

趙盾(沙中の回廊のほう)
※あのダメさ加減全開なところが素敵!
 孟夏の太陽はカッコよすぎなので×
 安能氏の春秋戦国志に出てくるカタカナ言葉を話す趙盾は◎
184無名草子さん:2006/11/09(木) 21:33:30
【1】好きな作品ベスト3

1.楽毅
2.青雲はるかに
3.介子推

【2】最初に読んだ作品

介子推

【3】最も好きな登場人物
これはなかなか選べないよなぁ・・
ベタだがやっぱ好きな作品の「楽毅」かな。

185163:2006/11/09(木) 22:01:57
>>175

はい、お見込みの通りです……うわぁ、お恥ずかしい。
その節はここのスレの皆様に、励ましやアドバイスなどいろいろいただいて、大変助かりました。
薦めていただいた「花の歳月」に元気を貰い、仲直り後はおかげさまで、無事に
「管仲」も読み終えることができました。
あのときは(今思うとやや大げさですが……)もう一生「管仲」は読めないかと思っていたので、
文章の一つ一つが心に染みて、頁をめくるのがもったいないような気持ちで読みました。

ちなみに友人は男性(自分は女性)ですが、残念ながら+(0゚・∀・) + ワクテカ +な進展も無く。
相変わらず、本の貸し借りをし、読後の感想や時代劇やその他趣味の話で盛り上がる間柄。
近くも遠くもなっていませんね……。



186無名草子さん:2006/11/09(木) 22:17:06
【1】好きな作品ベスト3

1.重耳
2.晏子
3.三国志

【2】最初に読んだ作品
晏子

【3】最も好きな登場人物
晏弱
晏嬰や叔向・子産とか好きだけど、これは春秋読んでても魅力を感じる人物
記述が少なく宮城谷さんの作品では魅力を感じる。
187無名草子さん:2006/11/10(金) 09:13:46
>>185
ガンガレ!
188無名草子さん:2006/11/10(金) 16:33:32
>>156のテンプレをいろんな板に貼りまくってる奴いるだろ
読者だとしたら最低だな
189無名草子さん:2006/11/10(金) 16:58:01
さいきん子産を読んだけど、いっそ上巻のタイトルは
「子国」でいいんじゃないかと
190無名草子さん:2006/11/10(金) 17:00:02
>>188
そのテンプレ貼ったのオレだけど読者がいそうなスレに2,3貼っただけだよ
投票を促そうとしたのに最低とまで言われるのは正直心外
191無名草子さん:2006/11/10(金) 17:07:39
あっちなみに三戦板の宮城谷スレに貼ったのはオレじゃない
192無名草子さん:2006/11/10(金) 17:24:53
中国英雄版でみたけどスレ誘導ぐらいでよかったかもな。
>>156
のテンプレなのになぜ埋まってるのか他のスレしか見てな人いたらなんで楽毅が一番?とか思うだろうし
別に気にすることでもないでしょ。
193無名草子さん:2006/11/10(金) 17:43:48
>>189
そうすると

重耳の上巻が「称」
孟嘗君の前半が「風洪(白圭)」
晏氏の前半が「晏弱」

になってしまう。
194無名草子さん:2006/11/10(金) 18:29:05
>>191
それ俺だ。関連スレだから。他は知らん。
195無名草子さん:2006/11/10(金) 20:09:28
【1】好きな作品ベスト3

1. 孟夏の太陽
2. 王家の風日
3. 子産

【2】最初に読んだ作品
青雲はるかに

【3】最も好きな登場人物
公孫杵臼

百里奚とどっちにしようか迷った
196175:2006/11/10(金) 22:14:13
>>185
やはりそうでしたか。管仲無事に読めたようでよかったっすね。
相手の人は男の人でしたか。でもあなたのレス読んでるとなんつーかそれはそれで幸せそうなので、
無理して恋人として付き合って、何かあって分かれちゃってそれきり疎遠になるよりは、
友人のままだとうまくすれば一生つきあえるから、それはそれで楽しいかもしれないよ。
あ、でもこれは自分の勝手な意見なんであんまし気にしないでください。
197無名草子さん:2006/11/10(金) 23:50:46
>163=185
管仲読めてよかったね。その人との友情大事にしてあげてね。
にしても好きな人=白起って凄いなぁ。

私もまだ2作(奇貨と三国志)しか読んでないので、今回の投票には参加できないな。
読むのが早い人が羨ましいよぉ。
198無名草子さん:2006/11/11(土) 00:42:57
【1】好きな作品ベスト3

1.晏子
2.孟嘗君
3.太公望
*青雲はるかに、楽毅、重耳も捨てがたい・・・。

【2】最初に読んだ作品
晏子
*宮城谷作品を他人に薦めるとき、最初に読むように言ってるw

【3】最も好きな登場人物
郭エン
*先生にするならこんな人がいいと心底思った。
 なぜ占いが大事かということが作中でとても納得できた。
 重耳との再会場面、楚との決戦前の占いの場面は感動モノ。
199無名草子さん:2006/11/11(土) 01:27:19
【1】好きな作品ベスト3
1.孟嘗君
2.介子推
3.華栄の丘

*白圭が文の出自を語る場面でいつも泣いてしまう。

【2】最初に読んだ作品
 太公望

* 当時ジャンプでやってた「封神演義」に妹がハマっていて
関連著作だと思ったのだろう、買って来た。
漫画とあまりにかけ離れた内容ゆえ、妹は早々に読むのをやめてしまったが
俺は逆に良い文章書く人だなーと大ハマリ。
それが始まりだった。
妹の勘違いには感謝している。


【3】最も好きな登場人物
 白圭

*華元と迷ったけど。
200無名草子さん:2006/11/11(土) 03:21:09
【1】好きな作品ベスト3
1.花の歳月
2.夏姫春秋
3.孟嘗君

改めて好きな作品並べてみると戦争物少ない。

【2】最初に読んだ作品
 太公望

宮部でも読んでみようかとブコフへ行ったら隣に一巻だけ並んでて買ってしまった。
なんか勢いで。5回以上読んだのは太公望くらい。

【3】最も好きな登場人物
 竇姉弟

猗房に恋をしました・・・。
時代小説って溢れんばかりの才徳で輝かしい事業を成し遂げた主人公が多いけど
一番「時代」を感じさせてくれたのはこの姉弟でした。
自分のなかで広国は重耳や楽毅に勝るとも劣らぬ男前です、>>200ゲッツ。
201集計役:2006/11/11(土) 10:07:35
第2次中間結果(回答者25名)

【1】好きな作品ベスト3
1.晏子 28P
2.孟嘗君 15P
3.楽毅 13P
4.重耳 孟夏の太陽 12P
5.花の歳月 10P
6.王家の風日 7P
7.夏姫春秋 6P
8.華栄の丘 沙中の回廊 子産 青雲はるかに 太公望 沈黙の王 4P
9.介子推 奇貨居くべし 地中の火 天空の舟 3P
10.管仲 長城のかげ 妖異記 2P
11.甘棠の人 古城の風景 三国志 鳳凰の冠 指 1P

【2】最初に読んだ作品
1.重耳 6人
2.晏子 王家の風日 太公望 3人
3.介子推 2人
4.夏姫春秋 楽毅 奇貨居くべし 古城の風景 
  三国志 青雲はるかに 長城のかげ 沈黙の王 1人

【3】最も好きな登場人物
1.晏嬰 白圭(風洪) 3人
2.晏弱 2人
3.郭偃 楽毅 華元 箕子 公孫杵臼 狐偃 崔杼 商鞅 
  召公セキ 重耳 趙盾 竇猗房 白起 范雎 百里奚 巫臣 鮑叔 1人

※票が同数の場合は五十音順
202集計役:2006/11/11(土) 10:32:12
たくさんの投票ありがとうございます。
すでに前回の回答人数を超えましたが、まだまだ投票募集中です(〜21日)。
何やら宣伝してくださった方もいたようで感謝しております。
ただあまり貼りまわると荒らしと間違われるのでほどほどに(^^;

>>164
>>197
好きな作品は1作からでも可にしようか迷ったのですが、
今回も3作以上読んでいる宮城谷読者限定ということにしました。
21日まで募集中ですのでそれまでに他の作品を読むか、
もしくは次回(もしあれば)の参加をお待ちしております。

>>200
最も好きな登場人物は「1人」としていますので、
恋をしたという竇猗房で集計させていただきました。
竇姉弟で可にすると晏父子などもありになってしまうので…。
ご了承ください。
203無名草子さん:2006/11/11(土) 12:16:13
【1】好きな作品ベスト3
1.沙中の回廊
2.夏姫春秋
3.子産

【2】最初に読んだ作品
沙中の回廊
*なんとなく手に取ったこの作品がなければ宮城谷氏にはまることもなかった

【3】最も好きな登場人物
士会
204無名草子さん:2006/11/11(土) 12:19:36
【1】好きな作品ベスト3
1.夏姫春秋
2.孟嘗君
3.花の歳月

  夏姫春秋で完全に宮城谷さんの本にどっぷりはまった。
  やっぱり夏姫、巫臣のとらえ方に驚かされ、氏の夏姫への愛がいやというほど
  感じることができた。※ちゃっかり「鳳凰の冠」という中篇も後から用意されているし。

【2】最初に読んだ作品

王家の風日

 商(殷)周革命を商の側から書かれていたのが気になって手にした作品。
 氏の本に出会ってもう15年ぐらいたつのか。

【3】最も好きな登場人物

商鞅 (孟嘗君より)

 あの冷静さがなんともいえず、白圭と比べると、よりいっそう引き立つ。
205無名草子さん:2006/11/11(土) 15:40:39
【1】好きな作品ベスト3
1.沙中の回廊
2.王家の風日
3.甘棠の人

【2】最初に読んだ作品
沙中の回廊

  新聞の夕刊に連載されていたのを読んでいたのが始まりで
 (途中、下巻辺りからだったが)ずっと頭に残っていて、
 書店で見つけて手に取ったのが宮城谷世界へどっぷりはまる切欠。

【3】最も好きな登場人物
士会

 初恋は盲目。他作品でも何度か出てくるけど全部かっこよく見える。
 箕子も大好きだけど……。
206無名草子さん:2006/11/11(土) 19:04:52
【1】好きな作品ベスト3

1.重耳
2.晏子
3.三国志

【2】最初に読んだ作品
晏子

【3】最も好きな登場人物
晏弱
晏嬰や叔向・子産とか好きだけど、これは春秋読んでても魅力を感じる人物
記述が少なく宮城谷さんの作品では魅力を感じる。
207無名草子さん:2006/11/11(土) 19:56:49
167=204だよね?
重複……???
208無名草子さん:2006/11/11(土) 20:16:48
【1】好きな作品ベスト3

1.楽毅
2.青雲はるかに
3.介子推

【2】最初に読んだ作品

介子推

【3】最も好きな登場人物
これはなかなか選べないよなぁ・・
ベタだがやっぱ好きな作品の「楽毅」かな。
209無名草子さん:2006/11/11(土) 21:09:49
206もうえのほうにでてるから単なるあらし?
210167:2006/11/11(土) 23:42:23
167は俺だけど、
 204は書いた覚えが無い。(っていうか単なるコピぺ)

コピペして荒らしてるんじゃないか?
211無名草子さん:2006/11/12(日) 00:08:10
今日、本屋にマンガ買いに行ったら、「風は山河より」の
小冊子(というか、チラシ)がレジにあった。
三国志の時もそうだったけど、1作品に対してチラシが作られるって
結構注目されているのか?
三国志は、ある意味誰が書いてもドル箱になる作品だけど
菅沼盈定ってそんなに知ってる人いねーよな

あと、1・2巻の発売が12月で5巻の発売が3月…
完結してるなら、一気に出せよ。
3月まで待てねーよ
212無名草子さん:2006/11/12(日) 00:18:05
>>199
藤崎竜は、密かに宮城谷作品読んでたりする。
太公望を読んでいたかは忘れたが。
ゆえに、関連著書でないことはないw

まぁ、妹GJだな。
213無名草子さん:2006/11/12(日) 05:01:37

【1】好きな作品ベスト3
1.沙中の回廊
2.楽毅
3.孟夏の太陽

【2】最初に読んだ作品

天空の舟

【3】最も好きな登場人物

士会
214無名草子さん:2006/11/12(日) 14:26:36
>>211
一応宮城谷さんの作品本屋で一位になったりすることも
普通にあるからなぁ
215無名草子さん:2006/11/12(日) 16:22:20
ここの住人の「風は山河より」のスルーっぷりにワロス
みんな中国史は好きだけど日本史は興味ないのねw
俺もだが。
216無名草子さん:2006/11/12(日) 16:30:29
おいらは全て文庫待ちだから、風は山河よりは未読。三国志も未読。
中国史ってよりは、単純に宮城谷作品好きだね。
海辺とかも好き。
217無名草子さん:2006/11/12(日) 18:00:42
私も読みたいよ。古城のほうはちゃんと読んでるし
218無名草子さん:2006/11/12(日) 18:24:01
【1】好きな作品ベスト3
1.楽毅
2.孟嘗君
3.青雲はるかに   【2】最初に読んだ作品     楽毅 
【3】最も好きな登場人物 呂不韋
219無名草子さん:2006/11/12(日) 18:30:13
オレは完結するまでは買わないから、風は山河よりは3月まで買わない。
三国志は、待つつもりだが、おあずけ食らいすぎて、文藝春秋毎月買うようになった…

風は山河よりは、扱う武将が微妙だけど、日本の戦国時代は好きだし
かなり楽しみにしてます。
多分、いつもの法則で親や家康の方がかっこよく描かれる悪寒…
220無名草子さん:2006/11/12(日) 20:53:06
今更だけど
【1】好きな作品ベスト3
1.重耳
2.孟嘗君
3.晏子
【2】最初に読んだ作品
重耳
【3】最も好きな登場人物
狐毛

風は山河よりも三国志スルーの方がすごいけどな
一応買って読んで地図応募したがだれも話題触れないし
221無名草子さん:2006/11/12(日) 22:05:57
>>215>>220
完結しないと読まないという人が多いからでは?
222無名草子さん:2006/11/13(月) 00:19:20
文庫になってからじゃないと読まないという人もいるしね
223無名草子さん:2006/11/13(月) 05:24:15
単行本買うんだけど読まないうちに文庫が出てるんだよ…orz
224無名草子さん:2006/11/14(火) 00:17:46
俺は電車で読むことが多いから片手で読めてサイズも小さく、しかも安価な文庫ばかり買う
とは言っても残る文庫化宮城谷作品は重耳のみ
そろそろ単行本に手を出すか他の作家にいくか・・・
225無名草子さん:2006/11/14(火) 01:34:02
つ 二度読み
226無名草子さん:2006/11/14(火) 01:52:22
読書時間=ほぼ通勤時間なので、自分も文庫本派
そろそろ史記に行くのもいいかなと思っているんだけど、
岩波で済ますか筑摩へ突き進むか迷っている。
227無名草子さん:2006/11/14(火) 02:17:57
読んでたら号泣することしばしばなので人前では読めない俺がイル
228無名草子さん:2006/11/14(火) 18:12:16
「長城のかげ」が面白かった。

好きな登場人物「青雲はるかに」の白起。
229無名草子さん:2006/11/14(火) 21:43:31

誰も、「風は山河より」の連載が終わっていないことに
気付いていないような気がする。

 あと、1、2回は続くはずなのだが・・・。
230無名草子さん:2006/11/14(火) 22:17:02
まだ大丈夫かな?

【1】好きな作品ベスト3
1.子産
2.重耳
3.晏子
【2】最初に読んだ作品
重耳
【3】最も好きな登場人物
子皮(子産)
231無名草子さん:2006/11/15(水) 03:18:41
【1】好きな作品ベスト3
1.晏子
2.楽毅
3.沙中の回廊

【2】最初に読んだ作品
楽毅

【3】最も好きな登場人物
晏嬰
232青欄:2006/11/15(水) 17:18:47
高校の時国語の先生に紹介されて初めて孟嘗君を読んだ。
長い話だから挫折するかと思ったが、いっきに読めた。
233無名草子さん:2006/11/17(金) 12:01:24
【1】好きな作品ベスト3
1.重耳
2.孟嘗君
3.楽毅
【2】最初に読んだ作品
王家の風日
【3】最も好きな登場人物
白圭

晏子も捨てがたいけどね
234無名草子さん:2006/11/19(日) 12:58:04
【1】好きな作品ベスト3
1. 天空の舟
2. 重耳
3. 介子推

【2】最初に読んだ作品
夏姫春秋

【3】最も好きな登場人物
顎(天空の舟より)
235無名草子さん:2006/11/19(日) 14:09:12
【1】好きな作品ベスト3
1. 華栄の丘
2. 楽毅
3. 孟夏の太陽

【2】最初に読んだ作品
晏子

【3】最も好きな登場人物
華元(華栄の丘より)

ブックオフを徘徊しているときに
通学時に正面で晏子を読んでいる人がいたのを思い出して手にとった
ありがとう名も知らぬ同士、ありがとうブックオフ
236無名草子さん:2006/11/19(日) 23:32:39
【1】好きな作品ベスト3
1.晏子
2.楽毅
3.三国志

【2】最初に読んだ作品
晏子

【3】最も好きな登場人物
晏嬰

宮城谷三国志って全巻出ないと文庫化しないのかな・・・
文庫手に入れるのだいぶ後になりそうでorz
237無名草子さん:2006/11/19(日) 23:35:15
テスト
238無名草子さん:2006/11/20(月) 23:41:09
氏の作品で呉越を扱ったものは短編でも無いですよね?

また、氏が倭国大乱や大化の改新、壬申の乱などをテーマにした作品を書いたら
いままでの(オレがもってる)古代日本のイメージを良い意味で覆してくれそう。
239238:2006/11/20(月) 23:42:52
そうそう、香乱記で触れられている東海の三神山(だっけ?)って、
日本列島のことを指しているんでしょうかね?
240集計役:2006/11/22(水) 09:22:37
最終結果

【1】好きな作品(ベスト3)
1.晏子 36P
2.楽毅 25P
3.重耳 22P
4.孟嘗君 21P
5.沙中の回廊 孟夏の太陽 14P
6.花の歳月 10P
7.王家の風日 9P
8.夏姫春秋 子産 8P
9.華栄の丘 7P
10.天空の舟 6P
11.青雲はるかに 5P
12.介子推 太公望 沈黙の王 4P
13.奇貨居くべし 地中の火 3P
14.管仲 甘棠の人 三国志 長城のかげ 妖異記 2P
15.古城の風景 鳳凰の冠 指 1P
(回答者36名)

※票が同数の場合は五十音順
241集計役:2006/11/22(水) 09:23:14
【2】最初に読んだ作品
1.重耳 8人
2.晏子 5人
3.王家の風日 4人
4.楽毅 太公望 3人
5.介子推 夏姫春秋 沙中の回廊 2人
6.奇貨居くべし 古城の風景  三国志 
  青雲はるかに 長城のかげ 沈黙の王 天空の舟 1人
242集計役:2006/11/22(水) 09:24:09
【3】最も好きな登場人物
1.晏嬰 5人
2.白圭(風洪) 4人
3.士会 3人
4.晏弱 華元 2人
5.顎 郭偃 楽毅 箕子 公孫杵臼 狐偃 狐毛 崔杼 子皮 商鞅 
  召公セキ 重耳 趙盾 竇猗房 白起 范雎 百里奚 巫臣 鮑叔 呂不韋 1人
243集計役:2006/11/22(水) 09:54:15

大変遅くなりましたが集計結果です。
第一印象としては『晏子』つよすぎ…という感じでしょうかw
わたし一押しの『天空の舟』は前回に比べ大幅ランクダウンでしたorz
最初に読んだ作品では『重耳』が一位となりましたが、やはり題名が原因でしょうか?
重耳って何だろうと手に取る姿が想像できます。
最も好きな登場人物は比較的バラけましたね。
ただ架空の人物が顎1人というのは少し寂しい気もします。
何はともあれ投票してくださった方々ありがとうございました。


ちなみに
>>167=204
>>186=206
>>184=208
ですので後の投票は無効とさせていただきました。
ご了承ください。
244無名草子さん:2006/11/22(水) 19:05:10
>>243
乙でぃす
245無名草子さん:2006/11/22(水) 19:28:04
乙であった。

……じゃなくて乙でした。
246無名草子さん:2006/11/22(水) 19:30:55
>>245
乙候
247無名草子さん:2006/11/22(水) 19:48:05
>>243
乙です。

王家の風日から見始めて、重耳発売のときに、

「先生もメジャー入りか?」
と思うぐらいは重耳はて宣伝されていた記憶がある。
帯の「三国志より面白い」とかそんな感じのコメントで注目を引き、
本をめくると、

 「口をあけると、その者は晋人(しんひと)であることがわかる。
  歯が黄色いからである」。

という何ともいえない書き出し。インパクトは十分だった気がする。

だからじゃないかな?

248無名草子さん:2006/11/22(水) 21:08:22
>243
集計作業お疲れ様でした。頭が下がります。
ところで、意外と顎ってマイナーだったのね(´・ω・`)
249無名草子さん:2006/11/22(水) 21:14:56
小説新潮の目次を見て唖然・・・。
『風は山河より』刊行開始記念 特別グラビア
 ・ ・・・グラビアって。

でも、連載はまだ終わってないみたい。
 このままで5巻の校正は間に合うのかなあ。

明日にでも、本屋に雑誌、見に行くか。

 【『風は山河より』刊行開始記念】
  ◆宮城谷昌光/私が回帰する場所
  ◆宮城谷聖枝/書庫が要るわけ

250無名草子さん:2006/11/22(水) 21:46:56
>>243
集計係さん、お疲れ様でした。
自分が贔屓の作品がどこまで伸びるかなとか、あぁこんな登場人物もいたなとか、
途中経過も楽しませていただきました。
ありがとうございます。

もうすぐ『風は山河より』発売。

菅沼定盈――この男がいなければ、徳川260年の太平はありえなかった。

という宣伝文を見て、思わず「……へぇ、凄いな。ていうか、誰?」と一人ツッコミ。
日本の戦国時代もわりと好きな方けど、菅沼氏は全然知らなかった。
友人に「知ってる?」と聞いたら、あまり詳しくないんで間違ってたらすまんと前置きしつつ、
「たしか野田城主だっけ。今川や武田が争奪戦を繰り広げて……云々」と語りだし、びっくり。
251無名草子さん:2006/11/22(水) 22:08:38
とは思わなかった。
252無名草子さん:2006/11/22(水) 22:21:13
定盈を「さだぼん」って読んでしまったよ。
253無名草子さん:2006/11/22(水) 22:29:09
>>243
乙でした
前回不人気だった孟嘗君が一気に躍進してて驚いたw
住人の入れ替わりがあったのかな
254無名草子さん:2006/11/23(木) 02:31:05
>>253
投票者が増えたので、前回投票時のサイレントマj(ry が顕在化したのでは?

応募しなかった多数のサイレントマj(ry を考慮すると、三国志が一番人気です。
投票した「多数派」は宮城谷正光さんの著書を読みすぎじゃないかな?

【参考】
サイレントマジョリティを考慮にいれるguideline 3
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1163692909/
255無名草子さん:2006/11/23(木) 05:18:13
長城のかげに票入れたのは俺だけになっちゃったのか…。
256無名草子さん:2006/11/23(木) 13:22:14
初めて読んだ作品で投票した俺もいる
257無名草子さん:2006/11/25(土) 01:22:07
好きなだけ本かっちゃうのか
258無名草子さん:2006/11/27(月) 07:04:00
太公望読んだ。
この人の作品は初めてだったけど>>240見ると出来がよくない部類なのかな。

鬼公とか彪とかダッキとか、思わせぶりに出てきてるのに描きこまれて無いキャラが多かったな。
彪は敵役になる方が小説としては面白かったと思う。
受王も世に言われているような暴君じゃなくて中原と西方の文化の違いが軋轢を生んだという視点は面白かったけど、
その割りに中途半端に暴君だし優秀さも伝わってこないし、ラスボスとしては迫力不足だった。
箕子も見掛け倒しだし、徹底してライバル不在なのがカタルシスに欠ける。

あと蘇候が裏切ってるのになんでダッキは殺されないの?
それだけ受王に愛されてたということなのかもしれないけど、
その描写が無いから九公の娘との違いがわからなくて矛盾を感じてしまう。
259無名草子さん:2006/11/28(火) 01:11:54
>>258
たぶんどれを読んでも合わないんじゃないかな?
もうやめておいたほうがいいと思うよ。
260無名草子さん:2006/11/28(火) 01:50:56
>>258
太公望は、絶賛と低評価が結構分かれる作品だと思う。
漏れもどちらかというと、あまり好きではない。(他の作品に比べて、だが)

鬼公に関しては、序盤の望との辺りとか、かなり書き込まれてたと思うよ。
ライバル不在なのがカタルシスに欠けると書いてるけど、その辺は同意。
超人的な太公望の活躍譚って感じで、結局は望がおいしい所もっていくのがなぁ。
個人的には、後半の姫発描かれ方は非常によかった。

あと、周商革命を商側から描いた、王家の風日も読んでみれ。
箕子の良さが分かるから。
王家の風日でも、受王のポジションが微妙なんだけど。
261無名草子さん:2006/11/28(火) 02:03:31
敵役で言うとへぼいけど
知ヨウ様が大好きです。ああいうのって隼の城以外ででてきたっけ
262無名草子さん:2006/11/28(火) 13:57:21
漏れは太公望よりも王家の風日のほうが
好きだな。
263無名草子さん:2006/11/29(水) 01:12:04
天空の舟はその点夏側も商側もバランス良く描かれていたね
264無名草子さん:2006/12/02(土) 00:28:10
12/1
 風は山河より1・2巻発売記念上げ。

265無名草子さん:2006/12/02(土) 03:59:46
忘れてた
266無名草子さん:2006/12/02(土) 19:06:57
ソウチョウが格好いいよね。先生の作品全般そうだけど。
267無名草子さん:2006/12/02(土) 19:23:37
食いつかないぞ
268無名草子さん:2006/12/04(月) 10:43:41
今更だけど俺も投票したかった、
 好きな作品 晏子
 最初に読んだ作品 夏姫春秋 
 最も好きな登場人物 晏弱
孟夏の太陽は趙氏の話という事で全編入れてあったでしょうか
月下の彦士が読みやすいし、泣ける話ですね。
俺は春秋時代の晋の六卿の対立が好きなので、晏子に登場してた
ゲキ氏はすごくツボだった。

269無名草子さん:2006/12/11(月) 04:03:33
不定期age

風は山河より買ってきたのに忙しくて読む暇がねぇ orz
270無名草子さん:2006/12/11(月) 10:24:50
2ちゃん観てる間に読もうぜ
271無名草子さん:2006/12/12(火) 16:29:37
伍員の話書いてくれないかな?
孫武も大きく扱って登場させてほしい
呉越盛衰記といった感じになりそうだけど読みたい
272無名草子さん :2006/12/13(水) 20:42:54
氏の好みに合わないんじゃないか>伍員
あんまり情念の強すぎる人だと、氏の場合はドン引きしそうというか。
273無名草子さん:2006/12/13(水) 21:25:14
>>272
やるな、おぬし。
274無名草子さん:2006/12/13(水) 22:04:50
やるなもなにも、そこを何となくでも察せてる人は話題にしてないだけでしょ
275無名草子さん:2006/12/14(木) 23:25:10
西周の時代を書いてほしいな
穆王とか西王母とか共和とか漠然としたこの時代を宮城谷さんに小説として書いてほしい
276無名草子さん:2006/12/15(金) 20:55:51
たまには違うタイプの主人公も書いて欲しい。
王侯貴族の出とか、一族皆殺しとか、家族のつまはじき者とか、まあいろいろタイプはあるけれど、
結局は爽やかな風がふいてくるタイプの素敵な主人公に落ち着くような気がするので。
277無名草子さん:2006/12/15(金) 21:37:11
望が、商王を倒すと巫女たちの前で宣言した時は、別のタイプでくるのかと思ったが
278無名草子さん:2006/12/15(金) 21:57:40
万能のステキ主人公だったね、望くんも。
279無名草子さん:2006/12/15(金) 23:00:57
太公望は宮城谷主人公のなかで一番万能の主人公だと思う、ここまでやると清々しいぐらいに
ただ太公望は妙に女に対して甲斐性がないのが面白かった
そのわりにはダッキに一目惚れしたり、かってに部下たちの恋愛を勘違いしたりと変なところが抜けてる奴だったな
280無名草子さん:2006/12/15(金) 23:26:02
次は超軟派な主人公でおねがいします
281無名草子さん:2006/12/16(土) 02:12:59
つ白圭
282無名草子さん:2006/12/16(土) 10:10:56
>>281
白圭ほど、男気に溢れた人物はいないと思うが
283無名草子さん:2006/12/16(土) 12:29:10
「孟嘗君」はどうにもやりすぎた感があって好きになれないな
白圭も巷で云われるほど好きになれんかった
284無名草子さん:2006/12/16(土) 14:17:14
楽毅は悩んだり苦しんだり戦闘したりで結構な泥臭さを感じた
285無名草子さん:2006/12/16(土) 22:16:48
>>280
「指」の主人公
286無名草子さん:2006/12/17(日) 02:42:06
>>285
軟派じゃないじゃん
287無名草子さん:2006/12/23(土) 21:24:36
主父と保守
288無名草子さん:2006/12/24(日) 02:48:46
主父の野望を打ち砕けるのは楽将軍だけです
289無名草子さん:2006/12/24(日) 12:33:51
楚の荘王が大好き
鳴かず飛ばずや冠の羽のエピソードがたまらん
ちなみに「荘」ってどんな意味なんでしょうか?
290無名草子さん:2006/12/24(日) 13:36:51
291290:2006/12/24(日) 13:40:11
ごめん、そっち載ってないわ
こっち。
http://shibakyumei.hp.infoseek.co.jp/jiten/sigou/SIGOU.shtml
292無名草子さん:2006/12/25(月) 08:42:45
元旦から中日新聞で『新三河物語』連載
293無名草子さん:2006/12/25(月) 13:13:54
マジっすか
もう中国はやらないのか
294無名草子さん:2006/12/25(月) 19:33:13
中国モノは三国志で終了
295無名草子さん:2006/12/26(火) 01:07:02
>>294
確定情報?
296無名草子さん:2006/12/26(火) 09:23:03
毛利が出れば中国物
297無名草子さん:2006/12/26(火) 22:17:00
村上水軍だと中国モノといえるんだろうか。
298無名草子さん:2006/12/26(火) 22:43:27
とは思わなかった。
299無名草子さん:2006/12/27(水) 03:34:09
>>297がパッと目に入って
絵師と「はわわ、ご主人様、敵が来ちゃいました!」
が思い浮かんで一瞬角煮板あたりに来たと勘違いした。
300無名草子さん:2006/12/27(水) 18:22:31
意味がわからん
301無名草子さん:2006/12/28(木) 13:31:22
最近よく見るネタだがな
302無名草子さん:2006/12/28(木) 15:02:11
なんとなく>>299がキモい子だということはわかる
303無名草子さん:2006/12/29(金) 00:03:05
周の昌が商に入貢し、召と崇は商に来朝しなかった。

字を見てるから区別できるが朗読なら混乱しそう。
304無名草子さん:2006/12/29(金) 17:20:14
なんだこの早口言葉w
音読したら舌咬んだぞ
305無名草子さん:2006/12/30(土) 03:51:09
「風は山河より」の単行本1,2巻が出てたけど、装丁が「樂毅」っぽいね
306無名草子さん:2006/12/31(日) 02:52:55
>>303
こんな下りあったけぇ?
307無名草子さん:2006/12/31(日) 03:19:40
入貢と来朝の違いってあるのかな。
周は蛮族扱いで格下とか。来朝するのは分家とか外戚とかかな。
308無名草子さん:2007/01/02(火) 11:08:02
女主人公で長編かけませんか?
題材がない?
309無名草子さん:2007/01/02(火) 13:18:04
そこは「○○たんをネタに一本書いてください」と書くべきだろう。
310無名草子さん:2007/01/03(水) 14:03:45
夏姫とか?
西施はちょっと使い古されたネタだけど、王昭君なら書けそう
311無名草子さん:2007/01/04(木) 19:03:23
夏姫たんをネタに一本抜きますた
312無名草子さん:2007/01/04(木) 19:04:06
いまさらあけましてもめでとうございます
313無名草子さん:2007/01/05(金) 00:08:32
ここの住人の正月はまだ先、なんてことないか
314無名草子さん:2007/01/05(金) 06:38:19
太公望の続編っつうことで王姜たんで1つ
315無名草子さん:2007/01/10(水) 21:59:38
あけましておめでとうございます
316無名草子さん:2007/01/11(木) 09:26:33
( ゚∀)<武安くーん!
317無名草子さん:2007/01/12(金) 21:35:47
こきくきょ
318無名草子さん:2007/01/12(金) 22:50:13
平原君の妻、信陵君の姉で書いて欲しいな
女性視点から見た邯鄲攻防戦とか見たい
319無名草子さん:2007/01/15(月) 21:13:34
宮城谷先生が書いたら信陵君は呉子の兵法の使い手になりそうだな
320無名草子さん:2007/01/16(火) 01:00:31
3年ぶりくらいに樂毅を読んでるんだけど、あっという間に4巻まできた

読むたびに思ってたことだけど、樂毅は4巻からやたらと樂毅の郎党が
増えてくるんで、登場部分をさくっと流すと後で誰がどこで加わった人か
忘れそうになる
孟嘗君と樂毅は創作キャラ多すぎですよ…と
321無名草子さん:2007/01/16(火) 04:26:00
楽毅の従者たちは楽毅軍団って感じがして好きだなー
322無名草子さん:2007/01/17(水) 01:28:27
推薦図書ある?
安子、重耳、太公望、夏姫春秋、長城のかげ
長城のかげはアレだったけど他は面白かった
今のところ重耳が一番かな?
323無名草子さん:2007/01/17(水) 01:51:27
楽毅 孟嘗君 孟夏の太陽
324無名草子さん:2007/01/17(水) 08:06:58
重耳が面白かったなら、沙中の回廊オヌヌメ
重耳のすぐ後の話しだし
325無名草子さん:2007/01/17(水) 22:17:57
沙中の回廊にでてくる趙盾って・・・
326無名草子さん:2007/01/18(木) 03:09:10
>>323-324
ありがとう
読んでみます
327無名草子さん:2007/01/21(日) 02:32:42
なんで呉越書かないんだろ?
ベタだからか?
328無名草子さん:2007/01/21(日) 03:31:46
呉越って礼がないじゃん
329無名草子さん:2007/01/21(日) 10:44:45
殺伐とし過ぎてるから
個人的に俺も思い入れないし
330無名草子さん:2007/01/22(月) 00:02:12
そうかなぁ
殺伐としてない話など無いと思うが
題材としては相当面白いけどなぁ
331無名草子さん:2007/01/22(月) 00:19:07
俺も呉越ものは書いて欲しいな
春秋戦国の中では一番好きなところだ
332無名草子さん:2007/01/22(月) 00:37:22
>>328
つ季札
333無名草子さん:2007/01/22(月) 12:03:21
俺は呉越はあまりなんとも。
史料を読んでてもあまり好きになれる人物がいなくて読み飛ばしたくなったりも。
人気の高い伍子胥が好きになれなかったせいもあるんかな。
334無名草子さん:2007/01/22(月) 19:46:47
陶朱公
335無名草子さん:2007/01/22(月) 22:51:54
蘇秦が出てる話はありますか?
336満族:2007/01/22(月) 23:07:21
>>333
大陸の人と倭人はそこらの嗜好の相違が顕著だよね
337無名草子さん:2007/01/22(月) 23:59:50
蘇秦は孟嘗君にちらっと名前が出てるのと楽器にも少しでたくらいだからほぼ皆無だね。
338無名草子さん:2007/01/23(火) 00:50:39
そうかぁ
縦横家の話は結構好きなんだが宮城谷さんの好みではないのかなぁ
誠実さは無いからなぁ
339無名草子さん:2007/01/23(火) 02:19:51
なんかに史料が少ないって書いてあったような気が
340無名草子さん:2007/01/23(火) 12:38:38
「樂毅」なんかには縦横家を「黒を白といいかえる――」とか書かれてて
なるほどと思った

縦横家は戦国策と戦国縦横家書に詳しいけど、蘇秦は活躍期間の曖昧さで
複数人説や末弟説に長兄説といろいろあって、ヘタに小説の題材にすると
一部から叩かれまくるだろうね
341満族:2007/01/23(火) 22:28:32
>>340
作家としては叩かれる事はむしろ益くらいでしょ
当人の納得のできるクォリティの問題でない?
342無名草子さん:2007/01/23(火) 22:36:54
蘇秦を題材にした小説ってあるの?
343無名草子さん:2007/01/25(木) 01:14:52
中途半端な史料の人、とりわけ意見が分かれるような人を書くのは難しそうだ
それなら介推のように全く無いほうが良いかもしれない
344無名草子さん:2007/01/25(木) 03:45:04
春秋の名君の後半に書いてあるけど晏子書くにも相当苦労したみたいだな
資料があるにはあるけど、矛盾点が多々あったみたいで予想以上に謎だらけだったらしい
さらに物語を進める上での必要性から晏弱に興味を持ち、
最終的には「晏弱という人物に出会えてよかった」と言っている
このスレでも晏子は晏弱編の方が評判いい
執筆上の苦労は多くても、作家冥利に尽きる作品になったんじゃないだろうか
345無名草子さん:2007/01/25(木) 08:54:30
晏弱の設定に関してもちょっと叩かれてもいるけどな
346無名草子さん:2007/01/25(木) 19:02:35
このスレは支那小説好きが多そうだから興味はないだろうが、
今度の家康はどちらかというと
山岡荘八方面の人間性をとりそうな雲行きだ。
347無名草子さん:2007/01/31(水) 02:24:52
今度の家康って風?新三河?
348無名草子さん:2007/01/31(水) 09:07:10

なんとなく、日本歴史のほうが多くなりそうですね。宮城谷氏・・・。

 今新聞連載しているのが「新三河物語」(大久保氏)だし、
 伊勢新九郎(早雲)とか古河公方とかの関東も書きたいといっているみたいだし、
 一応、中国史と平行してと書かれていたけど・・・
 さて、どうなることやら。
349無名草子さん:2007/01/31(水) 09:24:44
あ〜でも、伊勢新九郎は読んでみたいかも。

 昔あった日本の軍師ベスト10で太原雪斎と並んであげていたから、
 相当思い入れがありそうだし。。。
350無名草子さん:2007/01/31(水) 21:00:02
そういえば、2/4は、先生のお誕生日ですな
351無名草子さん:2007/01/31(水) 23:38:52
豆とチョコを贈るのがいいのかな
352無名草子さん:2007/02/01(木) 21:11:34
おいくつになるのだ?
353無名草子さん:2007/02/01(木) 22:43:18
>>352
wikiより

宮城谷昌光(みやぎたに まさみつ、1945年2月4日 - )は日本の時代小説・歴史小説作家。
もともとは恋愛小説などを書いていたが歴史小説を書くようになった。
史記を始めとする漢籍を修めただけでなく白川静に深い影響を受け金文や甲骨文字まで学んだ。
殷、周、春秋戦国時代など古代中国に素材を求めた作品が多い。代表作に『重耳』など。
本名は宮城谷誠一(みやぎたに せいいち)。愛知県蒲郡市生まれ。
愛知県立時習館高等学校、早稲田大学第一文学部英文科卒。
354無名草子さん:2007/02/01(木) 23:23:35
そのうえ、フランス語もはなせるんだろ。すごいよな。
355無名草子さん:2007/02/03(土) 00:21:49
昨日の日刊スポーツに先生のインタビューが載ってて驚いた。
「中国ものは、あと1〜2作大きいものをやれば、
あるまとめはできちゃうかな、と思ってますけど」

ということなので
中国物は『三国志』で最後じゃなかったらしい。
ただし日本の歴史物がメインになるのは確かな様子。
356無名草子さん:2007/02/03(土) 00:22:42
まさかの水滸伝
357無名草子さん:2007/02/03(土) 02:33:57
まさかまさかの金瓶梅
358無名草子さん:2007/02/03(土) 04:46:24
誰もが首を傾げる張全義
359無名草子さん:2007/02/03(土) 14:51:46
魏志倭人伝
360無名草子さん:2007/02/03(土) 16:21:19
大穴で完訳岳飛伝とかw
361無名草子さん:2007/02/03(土) 16:54:28
春秋戦国時代の部分だけ濃い、宮城谷版中国の歴史を読んでみたい。
362無名草子さん:2007/02/03(土) 19:04:29
はじめて重耳が合わなかったけど、楽毅はおもしろい
すぐに見限らなくてよかった
こんな俺にお薦めないですか?
363無名草子さん:2007/02/03(土) 19:06:01
「はじめて重耳が」は「はじめて読んだ宮城谷作品の重耳が」の間違いね
ごめんよ
364無名草子さん:2007/02/03(土) 20:29:06
宮城谷版十八史略希望
365無名草子さん:2007/02/03(土) 23:32:54
あー、ふしぎ発見!見逃した
墨家特集だったのに
366無名草子さん:2007/02/03(土) 23:39:31
それにしても中英板の氏のスレは過疎ってるな
367無名草子さん:2007/02/04(日) 00:53:28
あの板自体過疎だから仕方ないんじゃない?
もっと板全体で盛り上がってほしいが
368無名草子さん:2007/02/04(日) 03:12:02
墨攻観て来たage
369無名草子さん:2007/02/04(日) 16:40:14
>>362
晏子(特に前半)
孟嘗君
370sage:2007/02/04(日) 22:33:48
371無名草子さん:2007/02/04(日) 22:39:04
>>370
ノリが違いすぎてワラタ
372無名草子さん:2007/02/05(月) 23:10:03
楽毅二巻終わったんだけど、いまいち孟賞君の凄さがわからない・・・
楽毅が騒いでるだけで、それに見合った侠気とか仁徳が描かれてない気がする
偉大な敵役としての武霊王の方がキャラが立ってて魅力的だ
というかこの小説を面白いと思うのは武霊王を好きになったからかもしれん

>>369
晏子人気あるなあ
次は孟賞君→晏子と読んでみるよ。ありがとです
373無名草子さん:2007/02/06(火) 00:12:25
賞じゃなくて嘗か
374無名草子さん:2007/02/06(火) 00:15:22
>>372
あれは「孟賞君」を先に読んでないと分かりづらいところではあるな。
375無名草子さん:2007/02/06(火) 03:18:41
そうか?俺は孟嘗君読む前に楽毅読んだけど孟嘗君すげーと思えたな
逆に楽毅読んだ後、孟嘗君読んだら
あれ?孟嘗君あまり活躍してないよね?白圭が主人公だよね?と思えたぞ(笑)
376無名草子さん:2007/02/06(火) 09:24:43
俺が孟嘗君のキャラと合わないだけなんだろうか

>>375
楽毅版孟嘗君のどこに魅力感じた?
俺も凄さを感じなくはないんだが、楽毅にあれだけ称賛されるような魅力は読んでて伝わってこないんだよ
377無名草子さん:2007/02/06(火) 09:26:37
食客が三千人いる。これが既に魅力を表してるんだけどな。
378無名草子さん:2007/02/06(火) 11:00:04
宮城谷孟嘗君のイメージを壊したくない人は戦国策は読まない方がいい
379無名草子さん:2007/02/06(火) 17:28:05
>>377
作中の世界ではとても魅力ある人物と世間から認められてるってのは理解できる
じゃなくて、どんな魅力がある人物なのかがわからないんよ
食客達はどういう気持ちで孟嘗君のもとにいるのか、また孟嘗君自身はどんな人格でどんな志があるのか、そういう描写が欠けてる気がする
楽毅の言葉で孟嘗君を賛辞されてもそれは遠くにいる楽毅による評判にすぎない
小説『楽毅』では評判としての孟嘗君を描写してるだけで、孟嘗君自身を描写してないように感じるんだよなぁ
なんつーか、俺(読者)と孟嘗君が会話できてないっていう感覚
380無名草子さん:2007/02/06(火) 17:30:36
↑は楽毅二巻までの感想ね
続き読んで孟嘗君の魅力を探ってみる
381無名草子さん:2007/02/06(火) 17:52:56
楽毅の主役は楽毅ですが
382無名草子さん:2007/02/06(火) 18:04:24
↑だからなんやねん
いまさらそれを言うのはどういうことか説明しろ
383無名草子さん:2007/02/06(火) 18:12:52
孟嘗君読んでも孟嘗君の魅力なんて微妙なのに
楽毅が主人公の小説で孟嘗君の魅力が書かれてないなんて
いちゃもんレベルですよ
孟嘗君の魅力は一言で言えば天下一のバランス感覚
それを楽毅という小説で孟嘗君を知らない人にわかるように書けと?
384無名草子さん:2007/02/06(火) 18:39:24
↑おまえ話の流れ読めてないのか?
最初の一行だけ書いてやればいいだろ
385無名草子さん:2007/02/06(火) 19:49:09
楽しそうだな。
386無名草子さん:2007/02/06(火) 20:24:54
宋江と同じタイプにみえるからな。
387無名草子さん:2007/02/06(火) 23:30:28
最近過疎ってたから議論で多少熱くなるのも良しw
388無名草子さん:2007/02/06(火) 23:46:46
それはあるなw
投票以外寂れてたからな
389無名草子さん:2007/02/07(水) 00:23:19
奇貨を読み 初めて解る その凄まじさかな
390無名草子さん:2007/02/07(水) 20:58:09
何が凄いんだかわからないといえば、香乱記の田兄弟かな
391無名草子さん:2007/02/07(水) 23:16:05
伊尹伝読んでんだけど、セリフの言い回しが他とは違うね。
日本を舞台にした時代小説のような感じ。
まだ模索状態だったのかな?
392無名草子さん:2007/02/07(水) 23:17:36
それもあるだろうし、夏がもともとアレだから
393無名草子さん:2007/02/08(木) 07:21:48
>>391
古めの作品は、最近の作品に比べると、まとも(?)というか普通の小説。
宮城谷節が薄め。
王家の風日とか孟夏と太陽とか。
394無名草子さん:2007/02/08(木) 10:13:38
>>391
その時代に存在していたか不明だったり怪しい言葉も多いし
395無名草子さん:2007/02/08(木) 18:35:18
夏って今どうなってるんだろう
396無名草子さん:2007/02/08(木) 20:54:39
南半球に行ってはりきって温度上げてるって聞いたよ。
あと半年くらいでまたこっち帰ってくるみたいだけど。
397無名草子さん:2007/02/08(木) 22:13:22
俺としては年中日本にいてほしいが、それじゃ崩壊する産業が多々あるんだよなぁ
398無名草子さん:2007/02/08(木) 22:30:53
このスレに触発されて学毅読み始めたんだがこれなんて銀河英雄伝説?
399無名草子さん:2007/02/08(木) 23:03:42
むしろ冬の行方が気になるところだが
400無名草子さん:2007/02/09(金) 02:18:52
>>398どうしてそう感じたんだい?
401無名草子さん:2007/02/11(日) 22:01:10
402無名草子さん:2007/02/14(水) 12:00:53
宮城谷小説は始めてになりますが、楽毅読み始めました。 滅茶苦茶面白いと思います。
まだ170Pほどですが、今後お世話になると思います。よろしく。

ちなみに、孟嘗君は存在感ありますよ。 大したことしてないらしいですけど、
絶対喧嘩売っちゃいけない人なんだなと。喧嘩売っても勝つのは容易ではないというのが
香り立ってます。 その魅力として、孟嘗君は個である、戦国の世にあっても権威や力では
なく個で立っているという表現があったと思いますけど、楽毅が人生について考えるとこ
から小説が始まってますから、対比としても非常に色気を感じますけどね。

自分らしく生きにくい戦国にあって、自分らしさを貫いて生きたんだろうと思うんで。
その自分らしさが本編にあるが如く、弱気を助け強気を挫く・又は信義を守る侠気なら、
ほっといても周りが結束するだろうと。 そしてその生き方が楽毅にすら難しいなら、
事績を超えた魅力があると思います。
403無名草子さん:2007/02/14(水) 20:14:59
楽毅が武霊王を否定したい一心で孟嘗君を過剰に美化してるようにも見えなくもない
というひねくれた見方は置いといて、俺も楽毅の立場だったら孟嘗君に付きたくなるだろうな
孟嘗君と武霊王の器量の優劣はわからないが、
他国の人物の扱い・賢者招聘という差異を以て孟嘗君に付きたいと思うだろう
(実際に付くかどうかはまた別だが)
しかし読者の俺は孟嘗君視点での描写不足により、孟嘗君の人格がほとんどわからず、その点豊かな武霊王の方を好きになった
まあ武霊王も結局は脇役だから都合よく性格をいじられて終盤はひどい人物になってたのが残念だった
404無名草子さん:2007/02/14(水) 21:59:41
まぁ、武霊王は最後餓死しちゃうからね。
405無名草子さん:2007/02/21(水) 22:30:33
406無名草子さん:2007/02/22(木) 01:39:51
趙武霊王で戯曲書かないかな。
407無名草子さん:2007/02/22(木) 10:50:34
主夫、部下思いの君主だったのにいつのまにか冷酷な人間に・・・あれは萎えた
408無名草子さん:2007/02/22(木) 21:47:20
>>407
自分の読解力を疑う事をお勧めする
409無名草子さん:2007/02/24(土) 04:22:12
武霊王は最後まで人物像がそんなにぶれなかったと思うぞ
けっして部下を無碍に扱ったことはないと思う、厳しい人ではあったがね
410無名草子さん:2007/02/25(日) 03:45:40
主父は部下に対しては公明正大だったけど、自分の国の行く末と後継者の出来を考えたときに迷いが生じたんだろうね。
自分が優秀だからこそ、権力は手放したいくないし、そうしないと国が自分の思い描いた覇権国家への道からずれて行くし、子供は長男は頭が足りず、次男は柔弱。
自分みたいに覇気があって血の巡りがいいのが居ない。
世代交代が上手くいかなかったってことだろうね。
411無名草子さん:2007/02/27(火) 00:29:28
中島敦が、もう少し長命だったら、趙武霊王で短編をひとつものにしてたかも。
412無名草子さん:2007/02/27(火) 01:40:35
テーマが徳とか礼だし、昭王という主人公と距離の近い名君が居るわけだから
武霊王が対比的なイメージになるのはしょうがない
武霊王個人の業績はすばらしいと思うけど、個人的には昭王>武霊王だと思うし
413無名草子さん:2007/02/27(火) 21:00:21
予言者がゾロゾロ出てくるのだけは勘弁してほしい。色々な意味でウンザリさせられる
414無名草子さん:2007/02/27(火) 23:30:46
そんなにぞろぞろ出てきましたかね
415無名草子さん:2007/02/28(水) 03:49:37
『左伝』が元になってる小説の方言ってるんじゃない?
『左伝』は予言がよく出てきてそれが必ず当たるからしょうがない。
416無名草子さん:2007/03/06(火) 00:17:38
風は山河より完結記念age
417無名草子さん:2007/03/06(火) 02:00:51
宮城谷の小説より司馬遷の史記の方が読んでて面白い
これはガチ
418無名草子さん:2007/03/07(水) 05:26:48
風は山河より

主人公3人が品行方正で似たり寄ったり。一人ぐらいはDQNキャラにしろよ。

三河魂萌え
419無名草子さん:2007/03/07(水) 19:05:43
香乱記の話は聞かないけど人気無いのかな?
420無名草子さん:2007/03/08(木) 10:16:15
>>419
主人公がマイナーなので
人気は出にくいでしょうね。
最近読んだんだけど、
私は嫌いじゃない。泣いたし。



季桐たんの可愛さは異常。
421無名草子さん:2007/03/09(金) 00:00:07
422無名草子さん:2007/03/09(金) 00:54:48
風5巻待とうと思ったけど待ちきれなくて3、4巻買ってきたぜ

これから読むぜ
423無名草子さん:2007/03/09(金) 23:17:04
野田四郎萌え
424無名草子さん:2007/03/10(土) 00:45:36
江田四郎になって友を裏切るのはまた別のおはなし。
425無名草子さん:2007/03/11(日) 13:17:32
江田四郎って、女子高生をお寺に引き込んであーんなことやこーんなことをするんだよね。
426無名草子さん:2007/03/14(水) 11:46:49
>>420
季桐たんも可愛かったけど蘭たんの男装の麗人萌えも捨てがたい。
427無名草子さん:2007/03/14(水) 17:58:10
四郎から白圭さまと同じにおいがします
428無名草子さん:2007/03/14(水) 20:08:50
孫武と伍シショの出てる作品ってありますか?


429無名草子さん:2007/03/15(木) 21:04:28
風5巻まだぁ?
430無名草子さん:2007/03/16(金) 22:31:16
>>428春秋名臣列伝にその二人の伝があったと思う
小説では出てないんじゃないかな
431無名草子さん:2007/03/18(日) 20:41:14
もうすぐ来ますよ〜
ttp://www.shinchosha.co.jp/book/400419/
432無名草子さん:2007/03/18(日) 23:44:05
本当に信玄が浴したのか?
まさかアッー!じゃねえよな。
菅沼のおかげで徳川260年の太平がもたらされたというのも、ちょっと無理がある。

433無名草子さん:2007/03/19(月) 00:52:59
「欲した」だろう アホ
434無名草子さん:2007/03/23(金) 00:16:42
風五の付録地図が渋い
435無名草子さん:2007/03/24(土) 01:23:49
田舎は発売日翌日でも売ってないから困る
436無名草子さん:2007/04/01(日) 20:14:08
風、NHKでドラマ化きぼんぬ
437無名草子さん:2007/04/02(月) 16:02:12
ほしゅ
438無名草子さん:2007/04/07(土) 17:54:12
青雲はるかにが新潮文庫から出たがなんで?
439無名草子さん:2007/04/07(土) 18:13:27
よくあることです、沙中の回廊も朝日文庫で出た後、文春文庫から出たし
新潮や文春だと販売力が強いから著者にとっては嬉しいだろう
440無名草子さん:2007/04/07(土) 21:08:23
あれ?これって読んでなかったかな?なんて手に取ってしまった。
ボケが始まっているのかもしれん orz
441無名草子さん:2007/04/08(日) 18:16:58
確かに俺は新潮・文春・講談社ばかり持ってるな
集英社は一冊も持ってない
宮城谷読むようになって間もないせいか青雲はるかになんて新潮で出るまで知らなかった
目立つ売場しか見ない癖をなんとかしないとダメだな
442無名草子さん:2007/04/09(月) 23:48:39
海越出版。
443無名草子さん:2007/04/10(火) 00:30:47
楽毅(上)を持ってる俺は勝ち組
444無名草子さん:2007/04/10(火) 22:10:38
俺も持ってるよ
445無名草子さん:2007/04/10(火) 22:11:36
ageてしまった
ごめん
446無名草子さん:2007/04/11(水) 20:09:56
ここの住人は風読んでないのか?
ぜんぜん盛り上がらないな
447無名草子さん:2007/04/12(木) 19:33:04
あるスレで宮城谷さん薦められたんですが、割と有名な題材で初めて読むのにお勧めな1冊を教えてください
三国志は他の人の読んだことがあるので、それ以外でお願いします
448無名草子さん:2007/04/12(木) 19:55:36
孟嘗君、楽毅
449無名草子さん:2007/04/13(金) 06:52:16
>三国志は他の人の読んだことがあるので

意味不明すぎる
450無名草子さん:2007/04/13(金) 17:05:08
>>448
ありがとうございます
参考にさせてもらいます
451無名草子さん:2007/04/14(土) 00:17:56
花の歳月
452無名草子さん:2007/04/20(金) 00:02:00
地味な女が好き。でも晩年恐ろしい。
453無名草子さん:2007/04/22(日) 00:07:36
死にかけ婆さん(「トウ」が変換できない)武帝までイジる。
454無名草子さん:2007/04/23(月) 20:37:55
今連載中て三国志だけ?
455無名草子さん:2007/04/23(月) 21:01:10
新三河物語が中日でやってなかったっけ
あとクラシックのエッセイみたいのもまだやってるのかね
456無名草子さん:2007/04/24(火) 00:05:23
エッセイは、つまんないねぇ。
457無名草子さん:2007/04/25(水) 22:28:43
>>7
で上がってる連載の3つはどれも終わってない。

今年になって連載が終わったのは「風は山河より」 だけ。
で、上でも上がっているが「新三河物語」が始まった。

458無名草子さん:2007/04/26(木) 01:03:49
菅沼一族を描くぐらいの三河オタなら、松平家忠を主人公に一本書いてくれ。
マイナー主人公万歳
459無名草子さん:2007/04/26(木) 01:09:49
マイナーすぎる本を書いても誰も話題にしてくれないよなあ
もうちょっとメジャーとマイナーの間ぐらいの人を主人公にして欲しい
460無名草子さん:2007/04/26(木) 01:18:16
別に話題にならなくても良いよ
今の感じで続けてくれれば俺は買い続ける
461無名草子さん:2007/04/26(木) 07:44:10
三国志図書館で借りてきた。まだ読んでない
面白いといいな
まだ続いてるみたいだけど、
今どの辺りだろうか?
462無名草子さん:2007/04/26(木) 16:24:21
今は赤壁後に劉備が荊州を手に入れようとしているところだよ。
463無名草子さん:2007/04/26(木) 17:58:37
どこで終わらすんだろうな?
晋の三国統一まで書いて欲しいけど
464無名草子さん:2007/04/27(金) 06:28:45
>>462
まだ赤壁後ですか、今から読むと
終わるまでかなり新刊待ちになりそうですね
スゲー面白かったらそれはそれで
ちょっと困った事態になりそう
465無名草子さん:2007/05/02(水) 02:11:29
一巻に劉備も曹操も出てこないすげぇ三国志だよな
466無名草子さん:2007/05/02(水) 02:16:17
一巻に曹操出てこなかったっけ?
あまりに長いので最初のほうぜんぜん覚えてないや

ついでにage
467無名草子さん:2007/05/02(水) 02:37:42
黄巾の乱すらでてこないからなw
468無名草子さん:2007/05/02(水) 08:30:31
後漢末に時間割きすぎだよな、いつになったら三国時代が始まるのかと・・・
469無名草子さん:2007/05/02(水) 12:04:09
>>468
後漢末から始まるから良いじゃん
いきなり三国から始まってもちんぷんかんぷん
470無名草子さん:2007/05/02(水) 14:34:42
光武帝からはじめるのかと
疑った
471無名草子さん:2007/05/02(水) 20:10:07
三国志前史みたいなのが随分長いよね・・・
最近「風は山河より」を読み始めたんだけど(今2巻読んでるところ)
これも徳川王朝前史という感じだね。
472無名草子さん:2007/05/02(水) 21:05:56
前漢史はまあまあ知ってるけど後漢史はさっぱりにちかかったから
三国志の1巻はやたら面白く感じたよ。
この時代を書ける作者なんて皆無に近いし。

今日しったんだけど、青雲はるかにの新潮文庫版が出てたんだね。
473無名草子さん:2007/05/03(木) 03:30:08
三国志終わったら光武帝書いてほしいな
474無名草子さん:2007/05/03(木) 14:48:46
光武帝だけに、ただの聖人君子ものになりそうな悪寒。
475無名草子さん:2007/05/03(木) 19:54:09
宮城谷さんは光武帝は余り好きではないんじゃないかな?
後漢帝国の腐敗ぶりは、建国者である光武帝の人格的遺伝子の影響もある、
という風に三国志で書いていたような気がする。
476無名草子さん:2007/05/03(木) 22:08:01
氏が光武帝を好きか嫌いかは別にして
「宦官をのさばらせた原因を作ったのは光武帝」みたいな記述をどこかで見た記憶が
無きにしも非ず
477無名草子さん:2007/05/05(土) 12:46:43
ハンショの格好良さは異常。
478無名草子さん:2007/05/06(日) 18:47:26
2ヶ月前に古本屋で買った沙中の回廊でハマって、重耳、楽毅、
孟家の太陽ほかいくつか読み終わったトコです。
まだまだ読んでないのがいっぱいある状態ですが、全体に2人称を
「汝、なんじ」と表記するところが現在との時間の距離感(日本が
舞台の歴史・時代小説より懸絶して古いということ)を表すのに
効果があるように思いました。
あと随分と説教くさい記述が多いにも拘らず変に反発せず素直に
読めるのは、作家としてのご本人の表現欲・自己顕示欲というより
それこそ当時の史官や卜者が乗り移っているような透徹した感じ
がするからだと感じています。
479無名草子さん:2007/05/08(火) 05:31:59
いっそ王莽書かないかな。
480無名草子さん:2007/05/08(火) 13:48:28
爽やかな風が吹くか、という問題点が残ってる
481無名草子さん:2007/05/08(火) 14:36:30
呂不韋で出来たんだから、王莽でもあながち出来ないこともないのでは
・・・と思ったが即位後はさすがに無理か
482無名草子さん:2007/05/08(火) 15:02:08
そこで何故か劉キンあたりになるのが宮城谷クォリティ
もっと違う奴選ぶか
483無名草子さん:2007/05/09(水) 01:01:04
風は山河より読了。
きちんと氏族の血縁的な由来について説明しているのがよかった。
菅沼が摂津源氏とはしらなかったぜい。
ここの人は中国史しか興味がない人が多いのかな?
484無名草子さん:2007/05/09(水) 01:28:38
その可能性は高い
485無名草子さん:2007/05/09(水) 13:01:41
好きですよ日本も
新三河の次とかも考えているのかね?
486無名草子さん:2007/05/09(水) 15:49:58
>>483
中国史も世界史も日本史も大好きな俺のような奴もいる
ただ連載期間にちょうど身辺がゴタゴタしてて読めなかった
これから一気に買い揃えようかと思ってる
487無名草子さん:2007/05/09(水) 17:09:07
中国史も日本史も両方いけるが、
単純に『風は〜』より中国モノの方が出来がいい。

決して『風は〜』がつまらないわけじゃないんだが、
相手(『楽毅』とか『晏子』とか)が悪い。
488無名草子さん:2007/05/09(水) 20:37:54
「風は山河より」は、ここ最近の宮城谷作品の中ではわりと好きだな。
「管仲」「香乱記」がさほど面白く読めなかったので(三国志はまた別な感じ)。
489無名草子さん:2007/05/09(水) 21:13:28
四郎が何者か?と分からないはずの段階で、従者は簗田氏ですといわれると、じゃあ古河公方の関係者じゃないの?
とわかってしまい、ちょっと残念。

ちなみに第1巻P166「常陸の古河」になってますけど、正しくは「下総の古河」ですよ。
すでに気づいているとは思いますが、なかのひと、文庫版までには直しておいてね。
490無名草子さん:2007/05/10(木) 01:57:17
オレは簗田が古河公方の執事とは知らなかった。
三河の豪族に関する知識(牧野古白の名すら初見だった)も皆無、
そういう無知にも物語を理解させかつ引き込む力量を評価したい。

といっても、やはり一読では、なかなか頭に定着しない。
491無名草子さん:2007/05/12(土) 20:09:56
NHKで殷墟やってるな。
492無名草子さん:2007/05/19(土) 00:50:24
風は〜の5巻におまけの大きな地図が付いていた。
3巻〜5巻はいっぺんに買ったので、どうせなら最初からこの地図見ながら読めばよかった…_| ̄|○

あと又左衛門って途中から定盈の叔父になってるね。最初は大叔父の設定だったのに。
493無名草子さん:2007/05/20(日) 20:35:09
不定期あげ
494無名草子さん:2007/05/28(月) 01:43:36
不定期あげ
495無名草子さん:2007/06/08(金) 00:05:34
超あげ
496無名草子さん:2007/06/08(金) 20:22:27
488の言う通り! 管仲と香乱記は宮城谷作品の中では最悪だったし、ガッカリだった。宮城谷ファンだっただけに。管仲は斉の宰相に成ってからの話しが欲しかった。
497無名草子さん:2007/06/08(金) 22:57:32
管仲と香蘭記だけどうも買う気がしなくて未読だったけど、そうなんだ・・・
498無名草子さん:2007/06/10(日) 15:10:04
買うとしたら古本ぐらいにしたほうがいいよ。新品買ったら後悔する。 もう宮城谷さんもネタ切れかな。中国系は。
499無名草子さん:2007/06/11(月) 02:31:29
個人的には香乱記面白かったけどな、例によって脇役が。
裏側から見た楚漢戦争って感じでさ。

主役サイドの話も主人公とヒロイン以外は面白かった。
何か読み方間違えてる気もするけど、脇キャラはやっぱイキイキしてんだよなー
500無名草子さん:2007/06/11(月) 05:06:15
確かに視点は面白いけど田氏を過大評価し過ぎてたからなー。
501無名草子さん:2007/06/11(月) 09:19:38
そこは小説。ただ地味にかいてもつまらんしな。
502無名草子さん:2007/06/11(月) 09:55:16
司馬の「項羽と劉邦」では田氏は、
何度も項羽に反乱しまくる地方領主ってところだったかな
ウザイ感じに書かれてて、読んでて大変だなあと項羽に同情した覚えがw
503無名草子さん:2007/06/11(月) 11:17:14
香乱記は、まだいいんだけどね。管仲は本当にガッカリだった。期待してただけに。
504無名草子さん:2007/06/12(火) 00:18:13
晏子か青雲はるかに、のどっちを読むか迷ってるんだがどっちがお前等のお薦め?
香蘭記みたいな過剰に主人公をマンセーするのは御免蒙るんだけど
505無名草子さん:2007/06/12(火) 01:00:21
あと一冊しか読まないというなら「晏子」かな。
しかし、「香乱記」を先に読んだのか?珍しいな。
506無名草子さん:2007/06/12(火) 05:34:59
晏子も青雲はるかにも、いい小説だね。 晏子が始めに出版されたから晏子にしたら。 晏子は明るめで青雲はるかには暗めって感じ
507504:2007/06/12(火) 08:11:40
司馬遼太郎の項羽と劉邦読んだら香乱記にも興味出たんですよ
作家ごとにローテーション回して読んでるから読みたいのが何作もある作家のときは迷うんだよなぁ
宮城谷氏を次回読むのは四か月くらい先になるから>>505-506の二方が薦めてくれた晏子をいま読むよ
お前等ありがとうございました
508無名草子さん:2007/06/14(木) 18:19:39
管仲、つまらなかったか?俺は楽しめたけどな。不遇の時代を悩み苦しむけど、友や周りの人に支えられてやがて大成していく過程とか良かったと思うんだが・・
509無名草子さん:2007/06/14(木) 19:14:04
管仲の定期的ループキタコレ
510無名草子さん:2007/06/14(木) 21:24:02
「管仲」のストーリーだと、
主人公が別に管仲でなくてもいいあたりにがっかりしてるんだ
511無名草子さん:2007/06/14(木) 23:27:20
いまいち言いたいことが分からん
そんな事言ったらなんでもそうじゃないの?
512無名草子さん:2007/06/15(金) 10:18:52
孟嘗君ほどではないような
513無名草子さん:2007/06/15(金) 10:22:13
定期ループは生暖かく見守る

一々説明するのもめんどくさい
514無名草子さん:2007/06/15(金) 14:19:03
管仲は宰相になってから歴史の舞台に立つんだ。 それが無かったから凄く残念だし期待外れ。全般的に中途半端。
515無名草子さん:2007/06/15(金) 16:09:11
管仲は作者が他の多くの作品であれだけ偉大さを綴りながら、いざ本人を
主人公にした作品では、一転して表舞台にあがる以前に紙数を割きすぎた
あたりが、読者の期待と作者の思惑にズレを招いたというか、そんな感じ。

鄭の荘公と太子、それに繻葛の戦いがしっかりと描かれてた序盤はかなり
面白かった。
ただ中盤以降が冗長になり過ぎて、桓公即位以降に割かれた紙数が、管仲と
同じように不遇時代を経て権臣に登りつめた范雎や呂不韋あたりと較べても
異常に短く駆け足になってるのが残念。
516無名草子さん:2007/06/16(土) 17:52:34
タイトルを「管鮑の交わり」に変えればいいかもね。
517無名草子さん:2007/06/16(土) 21:10:50
>>515
視点の違いといやそれまでなんだけど、
侠骨記で見せたような管仲の怖さみたいのが
あんま出てなかったからな
個人的には好きな部類だけどちと物足りないのは確かだった
518無名草子さん:2007/06/16(土) 23:04:37
宮城谷本人は誰が一番偉大だと思ってるんだろう?
理想は田横らしいけど、色んな作品読むと孟嘗君の影響力がえぐい
519無名草子さん:2007/06/16(土) 23:11:26
宰相になってからは史料もそこそこあるんでないの?
むしろほとんど史料のない前半生をあれだけ書き上げたことを評価したいと思うけどね。
勉強家の氏でなければ出来ないことだろう。

とループしてみる。
520無名草子さん:2007/06/17(日) 01:04:57
>>516
腐女子が喰いつきそうなタイトルだなw
521無名草子さん:2007/06/17(日) 04:35:46
その前半は解るけど後半がなー。 今から凄いことになるだろうって思ったら、終わりかいってツッコミたくなった。
522無名草子さん:2007/06/17(日) 10:35:51
>>519
そこそこどころか春秋前期の人物としては多い方。
史記の列伝よりも他の史料に多く散見できるし。

問題は斉に仕えるまでの前半生。
鮑叔と共に商売をやっていた事ははっきりしていても、活動期間や地域が
全くといっていいほど特定できないもん。
後半は駆け足過ぎたけど、あとがきや本編から作者の苦労は伝わってくるね。
523無名草子さん:2007/06/17(日) 10:48:41
管仲の後半は、打ち切りにあった漫画かとオモタ
524無名草子さん:2007/06/17(日) 11:10:58
そうだよねー。 後半生の資料が多いなら、後半生にも力入れて欲しかったって言うのがフ、ァンの願いじゃないかな? 今までがそうだったから。
525無名草子さん:2007/06/17(日) 12:45:37
晏子なんて親子二代に渡って完璧に書き上げてるだけに管仲に対する期待が大きかったのは事実
526無名草子さん:2007/06/17(日) 13:23:46
>>524
そうか?
逆に、名を成してからはあっさりってのが、いつものパターンだと思うけど。
527無名草子さん:2007/06/17(日) 19:24:36
よく分からないところに想像力と創造力を働かせて、その人物を動かす。
書く方は勿論のこと(と思う)、読む方もこれが面白い。
528無名草子さん:2007/06/17(日) 21:51:54
「読む方」とひとくくりにすんなぼけ
529無名草子さん:2007/06/18(月) 02:07:19
そうだ! いろんな感想があり、いろんな読み方があるんだー、ボケー。 ただ、宮城谷さんの中では管仲が悪かっただけなんだ! みんなファンだから言ってるわだ。
530無名草子さん:2007/06/18(月) 02:54:28
悪かったというのも感想のひとつだー、悪く思ってない者もいるぞー、ボケー。
531無名草子さん:2007/06/18(月) 18:59:46
他の作品での人物像とあわせて見ると結構
ギャップがあって面白かったりする
532無名草子さん:2007/06/18(月) 19:29:42
まぁでも管仲題材にされると大抵鮑叔が凄い人間みたいに思えてしまう
宮城谷さんの場合もいつもどおりというか予想通りというかだったが
533無名草子さん:2007/06/30(土) 11:33:54
534無名草子さん:2007/06/30(土) 23:54:21
535無名草子さん:2007/07/08(日) 21:59:14
536無名草子さん:2007/07/09(月) 19:20:59
香乱記は何故に不評?
先生は有名ドコは省略し、無名ドコは全力ってタイプじゃね?
537無名草子さん:2007/07/09(月) 23:44:48
何回か読めば面白くなる。私は3回読んだが、まだまだだ。
538無名草子さん:2007/07/10(火) 00:08:21
スルメのような本ですね、
最初はつまらないけど10回ぐらい読めば名作間違いなしw
539無名草子さん:2007/07/10(火) 00:17:51
まあ、多様な価値観を認めないのがねらーだから
540無名草子さん:2007/07/13(金) 17:26:12
んだな
541無名草子さん:2007/07/17(火) 02:30:03
超あげ
542無名草子さん:2007/07/17(火) 07:52:05
宮城谷作品の中では香乱記が一番面白くないかな。宮城谷作品は好きなのになー。
543マンコ:2007/07/17(火) 08:10:41
つまんね〜よ。馬鹿だ
544無名草子さん:2007/07/17(火) 10:49:46
香乱記から入った俺は異端?しかも面白いと思った俺はさらに異端なのだろうか。
これ読んだあと純粋に劉邦死ね、韓信更に死ねと思ったよ。
管仲はまだ上巻しか読んでないけど、管仲より鮑叔の方が輝いているような。
545無名草子さん:2007/07/17(火) 11:21:23
秦末を香乱記→項羽と劉邦と読んでみた俺の感想は「田氏マジで空気嫁」
三国志でも「劉備空気嫁」とか思うから、俺の見方が偏ってるんだろうな
統一に逆らってなかなか降伏しない輩は嫌いらしい
546無名草子さん:2007/07/17(火) 12:39:14
劉邦死ねとか韓信死ねとか思う自体おかしくねー。 歴史人物に向かって死ねって頭がいかれてるよ。
547無名草子さん:2007/07/17(火) 20:24:39
>>546
はいはいそーですね。だったらもう少し知的な非難をしてもらいたかったよ。

ところで、一番お勧めの作品って何ですか?
548無名草子さん:2007/07/18(水) 10:08:20
まあ小説の登場人物に対して「死ね」と思うほど感情移入させられたのなら作者の勝ちだな。
そういう意味では>>544>>545も同じように香乱記を楽しんだと言えるだろう。

ただ、そういった感情移入をすることが作品の出来の良さを保証するのかというと必ずしもそうではなく、
往々にして「自分の好みのタイプかそうでないか」だけが基準だったりもするので、
そういう意味では>>546の言うことにも一理ある。
フィクション(いわゆる「歴史」を含む)が良く出来ているかどうかと、
そのフィクションが自分の価値観に合致しているかどうかを混同してはいけない。


でまあ、個人的には香乱記に多少の物足りなさを覚えたのも事実で、
それは『晏子』や『楽毅』みたいにもっと中心人物にぐっとスポットを当てて軸をぶらさずに描いていくか、
あるいは『孟嘗君』みたいに思い切って群像劇として描くか、
その辺がどっちともつかない中途半端な形になってしまったせいではないかと思う。

おすすめはとりあえず>>144の上の方から読んでいくといいのでは。
ベスト10ならどれを読んでも基本的には外れ無しだろう。
549無名草子さん:2007/07/18(水) 19:53:53
香乱記は、まあ他の作品もそうといえばそうなんだけど、
主人公の智勇兼備で人望もあり、女にモテる快男児というキャラ設定が、
ちょっと他と比べてもいくらなんでもマンガチックな感じがするんだよね。

他の作品の主人公たちはもう少し圭角とか、コンプレックス、人としての傾斜があったり、
生まれとか時代、所属した国による制約なんかがあってそこが面白いと思うんだが。
550無名草子さん:2007/07/20(金) 07:05:24
挿絵が変なのはいただけない
西のぼるさんに変えてほしい
551無名草子さん:2007/07/21(土) 00:19:04
今月号の三国志は?統について随分書いてあったね。

自分の才能に自身があるから厚遇されても恩を感じずそれが当然と考え、
主君を平気で替えるとか、ちょっと辛い評・・
552無名草子さん:2007/07/21(土) 12:21:04
主君を平気で替える奴なんて、三国時代にはゴロゴロいるだろうにwww
皇帝になった劉備でさえ、コロコロ寝返って節操なかったんだし
才能がある奴が寝返るのは、とくにタブーでもない時代だろうよ
553無名草子さん:2007/07/26(木) 22:40:16
俺は「奇貨おくべし」を初めて読んだんだけど「得ることは与えること」ってことばで人生観が変わった。この人こそ古代の聖人が自分たちの言葉を現代に伝える為に遣わした語り部じゃなかろうかと本気で思ってる。
554無名草子さん:2007/07/27(金) 07:43:05
この人の場合、自身の人生観も大きいと思うんだよね。
大器晩成志向というか。
555無名草子さん:2007/07/27(金) 14:49:03
こんなに偉大な先輩達を頂いている中国は何でこんなに高慢チキな国になったんだろうか。
556無名草子さん:2007/07/27(金) 22:34:01
今の中国は膨張しすぎで弊害大杉だよね、
春秋戦国時代の頃ように解体した方がいい
557無名草子さん:2007/07/30(月) 19:49:39
>>556
でも春秋・戦国の頃のような聖人は輩出しないんだろうな。
558無名草子さん:2007/08/01(水) 18:01:39
ところで確か「天空の舟」だったか「当時の兵車を復元してみたけど熱処理の方法が明らかになっていない云々」ってなかった?
559無名草子さん:2007/08/02(木) 06:15:54
>士元
旧主の機密を明らかにする時点で先生に辛口の言葉をくらうのは無理もない。
つまらん役目に不貞腐れて仕事放棄も宮城谷的な人生観からすればアウトだしな。

あと関羽に火事場泥棒的に実力行使で呉軍が追い出されたとか、
何時か先主からも独立して自分の正義の王国を作るとか思ってる、という解釈にびびった。
御大の蜀将への冷ややかな視線が窺える。

陳御大の趙雲は割とトンデモな殺し屋だったけど、先生の場合は爽やかイケメンなのが受ける。
560無名草子さん:2007/08/02(木) 18:45:51
麋芳の描かれ方なんかも面白い
561無名草子さん:2007/08/02(木) 22:11:58
宮城谷三国志も、なかなかファンタジー溢れる内容のようでww
562無名草子さん:2007/08/03(金) 09:32:27
夏・商・周時代の話ばかり読んでたら三国志が最近の出来事のように思える。
563無名草子さん:2007/08/06(月) 02:25:32
死守
564無名草子さん:2007/08/06(月) 02:31:32
>>555
小説はフィクションなんだよ

本に書いてある事がすべて事実なら
池○大作は日本で一番尊敬される人になってるよ
565無名草子さん:2007/08/06(月) 21:28:44
宮城谷さん古河公方と北条早雲を描きたいと言われたらしいね。
するとやはり最低でも父親くらいから書き始めるのかな?
例えば関東公方足利持氏と関東管領上杉憲実と家宰の長尾景仲と息子の長尾景信、孫の長尾景春や外孫の太田道灌あたり。
上杉憲実って名宰相ってイメージなんだよね。
長尾景春の反乱に武蔵や相模の国人が大勢荷担してるんだよね。
景春の祖父や父が管領に代わり下々の者達と直接触れ合い利害調整してきたから景春が謀反した時に管領を裏切り、景春を支援したって思う。
まさに当時の国人達の代弁者だったような気がするし義は景春にあったと感じる。
道灌ってキレ者だけど傲慢不遜さがあって父からしばしば諫められてる人だから疑われ誅殺されたくらいだし人格者とは言えないと思う。
なんか両上杉の超大軍を率いる道灌に挑む長尾景春。
未完成の小城鉢形城に寡兵で籠り兵を引きつけ背後で成氏が挙兵する。さらに臼井城でも兵乱がおき道灌の弟が敗死する。
景春は扇谷の軍師になり、あろうことか越後から長尾為景、伊豆から北条早雲を関東中心地に引き寄せ両上杉を瓦解崩壊させる陰謀を巡らす。
なかなか面白い話になりそうだな。
ちなみに私、晏子は3巻中盤で挫折しました…すいません。
566無名草子さん:2007/08/07(火) 00:10:26
北条早雲って司馬遼太郎が書いてたじゃん
早雲も相当謎の多い男だから、好きなように書けるだろうけどね

つか、565の知識に引いたww
567無名草子さん:2007/08/07(火) 00:58:31
やはりここは上杉禅秀の乱から、永享の乱→結城合戦→享徳の乱→長享の乱
とすすんで、北条氏の進出、関東管領職の委譲、秀吉と
戦国期の関東をまとめて通しで書いてもらいたいところだ。

鎌倉公方や関東管領の権威が有名無実化していく悲哀をえがいてほしい。

別に宮城谷氏でなくてもいいけど、宮城谷氏ならなおおk
568無名草子さん:2007/08/07(火) 01:23:33
実際、道灌が兵の集団戦法を始めて行ないだしたって言われてるけど
詳細はよくわかってないんだよね。だいたい岩槻城は忍城を作った成田氏が作った説が最近じゃ有力らしいし。
道灌って才覚をひけらかし、実際に鼻持ちならない野心家だったから警戒されて恩賞もたくさんもらえなかったから
道灌状で不満タラタラ。しかも周りから批判されまくっても無視して弁明すらしない。
相模や武蔵で勢力拡大させるは下総国でも自派の千葉氏を送り込もうとしてるんだよね。
そうとうの野望があったんじゃないかな?
たしか長尾景春より道灌の方が年上だったはずだから老獪だったのかもね。
569無名草子さん:2007/08/07(火) 02:14:08
まぁ持氏でるなら、クジ引き将軍足利義教は当然出るなw
富士山を見に行くと称して挑発するDQN対決をどう描く宮城谷さんwww
まぁ義教は諸大名抑制政策と政教分離の比叡山焼討ちで万人恐怖の政治をやってるあたり信長が手本にしてるんじゃないかと思われるフシがあって将軍権力と室町統治体制が強化されたんだよな…信長と同じで謀反で暗殺され瓦解に向かうケドw
伊勢こと北条早雲の事は最近の研究でいろいろとわかってきてる事が多い。
特に伊豆侵攻は将軍の母や弟の仇討ちや細川政元が後援してた中央政治連動説がハッキリしてきてる。
古代中国と違い戦国史は研究がいまも現在進行中なのが面白い。
後南朝とかの残党も出てくるし戦国大名も南朝後胤もなんかの役に立つかもな〜って養ったりしてる…役にまったく立たなかったケドw
570無名草子さん:2007/08/07(火) 06:29:44
話し切って悪いけど、
海辺の小さな町が好きな自分は異端なのか。

殆どの作品は読んでて、粗方楽しんでるけど、
この手の柔らかな現代作品をもっと書いてくれないかと、実は期待してる。
571無名草子さん:2007/08/07(火) 08:05:52
>>567-569
そこまで詳しいなら宮城谷が書く必要がないというか
あなたが書けばいいよw
572無名草子さん:2007/08/07(火) 08:07:38
>>570
三河物語と三国志がおわったっらそっち方面いくんじゃないかね
573無名草子さん:2007/08/07(火) 10:16:06
>>565
おそらく景春の挙兵に成氏も兵をあげる約束してたが寸前になって日より見したんだと思う。
取り巻きの家臣がたくさんいる成氏ってコロコロと考え方がかわる私見がない人なんじゃないかな。
道灌優勢になり勝てる時期が過ぎてから挙兵するし、その後も積極性が見られないし勝手に上杉と和睦しちゃうし。和睦反対してる家臣が臼井城で戦闘継続してるから統御不能になってる。
まぁ利根川の当時の河筋もはっきりわかってないみたいだから描くの大変そう。
しかも謎が多い。例えば掘越公方討伐の為に危険をおかして古河から大遠征して伊豆三島で掘越軍を破ってるが背後の本拠地古河城を長尾景信率いる上杉管領軍に奪われてる。
そもそも当時なら扇谷と山内は親密だったから成氏が伊豆に易々と軍を進める事ができるわけない。
伊勢原市には扇谷の館があるし、小田原は大森氏がいるから邪魔されるはず。
もしかしたら掘越公方が鎌倉に入られて相模国で好き勝手されたらこまる実力者の太田氏が成氏と取引してた?
それとも扇谷軍も長尾指揮下に入って下野国攻略戦に参加してて無防備だった?だが本拠地が危機にあるのに伊豆に攻めいるのはおかしい。
まったくわからない話だ。
574無名草子さん:2007/08/07(火) 10:25:09
↑別にお前らのヲタ話、聞きたくねー!
575無名草子さん:2007/08/07(火) 10:55:30
そう言うのは戦国板や日本史板でどうぞ
576無名草子さん:2007/08/07(火) 11:00:34
>>574同意

今宮城谷は文藝春秋に"三国志"を連載しているが、冗長でほとんど読まない
文章も好きではない、羅漢中の『三国志演義』立間祥介訳の方を採る。

577無名草子さん:2007/08/07(火) 11:05:38
宮城谷さんのこれからの進化の鍵は日本史だよ。特に将門以来の武士の関東独立の夢ってのを代々の鎌倉公方〜古河公方・小弓公方は周囲から吹き込まれてきてるんじゃないかな?
アホ殿上杉の無茶な戦いを任されてきた家宰の白井長尾家は守護代として不満ある国人達の人心を掴む為に苦心してきたろうし、その中でより密着して苦労を共にした家臣団だったと思う。
道灌って曹操みたいなヤツって印象。
ここのスレは中国史だけの視野の狭いヲタクもいるのか?いい加減ツマンネーだろ春秋戦国〜三国志あたりだけじゃ。

578無名草子さん:2007/08/07(火) 12:00:34
何を書くのか決めるのは著者本人だが
579無名草子さん:2007/08/07(火) 13:06:14
だから著者は古河公方と北条早雲を描きたいって発言してる。
著者は祖父や親父の代から書くので(親父の方がカッコよかったりするが)関東の歴史を描くんじゃないかと期待要望カキコしてるんじゃないか。
580無名草子さん:2007/08/07(火) 16:29:17
風は山河よりの中で「関東は人心が荒廃してるから嫌い」みたいな
文章がちょくちょくあったので、関東の乱世は書くつもりがないのかと思ってた。
581無名草子さん:2007/08/07(火) 19:47:27
てか、歴史オタが小説家に何を期待してるのかが分からない。
歴史認識のアラ探しネタ?
582無名草子さん:2007/08/07(火) 20:28:42
宮城谷さんのフィルターを通した関東史って興味ある。
宮城谷史観の古河公方ってどんなタイプになるのか期待。
鎌倉公方と幕府の支援する関東管領のどちらに正義を見るのかな?
結城氏や小山氏の支援の元に戦う古河公方にどんな評価をするのかな?
堀越や小弓公方など乱立する混沌をうまく描いて欲しい。
583無名草子さん:2007/08/07(火) 20:34:44
小説の楽しみ方は人それぞれでいいと思うが、
書いてもいないものを期待されても困るだろうに
584無名草子さん:2007/08/07(火) 23:17:26
春秋戦国時代
おもしろそうだけど、オレ的に面白く、読みやすく書いてくれる人がいなかった。
宮城谷氏登場。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

関東戦国時代前期
おもしろそうだけど、オレ的に面白く、読みやすく書いてくれる人がいなかった。
宮城谷氏興味アリとの情報。クル━━━━(゚∀゚)━━━━カモ???

これが期待せずにいられるだろうかw
585無名草子さん:2007/08/08(水) 08:50:27
風は山河よりで
宮城谷さんは古河に行った時の感想をいまだ文化が残る町で驚いた。関東の文化の中心だった気風が残ってたと肯定的に描いてるから、もしかしたら古河公方や利根川以東の武士団が主人公かも?
問題は北条が傀儡にした方か関東管領上杉謙信が後援した方のどちらが正統だと宮城谷さんが見るかだな。
主人公の古河公方が爽やかな好青年でやたら女から好かれヤリまくりだったら笑うなw
586無名草子さん:2007/08/09(木) 07:10:56
決戦のゲームシステムで
中国春秋&戦国時代のゲームを
出してくれん可能。。。
587無名草子さん:2007/08/09(木) 14:30:58
だが三國志で新規武将を作る時に名前を有名な春秋戦国時代の武将を入れたら設定してあるぞ。 例えば楽毅や白起とか。
588無名草子さん:2007/08/09(木) 21:14:10
俺、晏子好きだな。 管仲、あんまり面白いと思わなかった。
589無名草子さん:2007/08/10(金) 00:51:51
宮城谷三国志、雑誌でちらほらと読んだりするけど、
単行本は完結したら一気に読もうと思って取っておいてある。

三国志は吉川から始まって幾つも幾つも読んだし、宮城谷版は冗長とかよく聞くけど
そう思う人は他の作家のを読んでいればいいだけだ。
冗長だろうが何だろうが、自分は宮城谷の書いた三国志が読みたい。それだけ。
590無名草子さん:2007/08/10(金) 09:32:47
三国志なんてそもそもとっくの昔に飽きたし興味もない。あれは10代の読み物だ。中高生の時は三国志のゲームに熱中してたし。
春秋戦国もとっくに飽きた。あれは脚色だらけの架空話。
いまだ研究が現在進行形で資料もいろいろ残ってる日本戦国時代をやってくれてうれしい。
ただ信長生誕後は飽きてるので著者の父祖の代から書き始めたりする手法は良いな。戦国は父祖三代の野望だからね。家宰や守護代、地頭から次第に主家の権力を浸食し、同族、国人などの利益調整や合議をもって支持を獲得していく祖父。
父の代で下克上の一国平定戦や他国の介入や一向衆との戦いや基盤確立の為に兄弟や同族との戦い。
孫の代で地方平定や天下人との外交。
実に面白いが南朝を平定し、三管四職の権力削減政策の義満や
北都南嶺を屈伏させて万人恐怖で室町幕府の基盤を確立させた義教あたりから描いて、
北朝を勝利に導いた細川・畠山・斯波・京極・赤松・土岐・山名・大内が滅びていく治乱興亡を描いてもらいたい。後南朝と北畠も面白い。
591無名草子さん:2007/08/10(金) 09:36:19
じゃあお前が書けばいいんだよ、と言うツッコミは(ry
592無名草子さん:2007/08/10(金) 11:55:33
オッケーよ
593無名草子さん:2007/08/10(金) 12:21:53
>>589
むしろさくっとしすぎた宮城谷長編よまされたら
ポカーンってしてしまうw
594無名草子さん:2007/08/11(土) 07:06:27
>>590みたいな奴って、小説を読むより史料でも読んでた方が幸せだろうに。
595無名草子さん:2007/08/11(土) 07:21:40
こういう人たちは、概して、「こいつは歴史がわかってない」と優越感に浸りたいがためだけに歴史小説を読むからね。
まあ、それはそれで、本人は幸せなんじゃないの?
596無名草子さん:2007/08/11(土) 11:41:17
さて視野の狭い中国史ヲタが排除を開始しますたw
597無名草子さん:2007/08/11(土) 11:56:10
俺は視野が狭いから、興味がない日本戦国よりも
春秋戦国をもっと書いてくれよ、と思う。
風は山河よりも読んでない。手に取る気もない。

三国志飽田は不覚にも同意してしまうが、
春秋戦国とリンクしてたり、「こんな奴いたっけ?」ってマイナー人物がクローズアップされたり
宮城谷はなかなか飽きさせてくれないぞ。
598無名草子さん:2007/08/11(土) 13:29:23
三国志面白い俺はどーすればいいんかな?
599無名草子さん:2007/08/11(土) 14:29:53
三国志を読むために文藝春秋を購読するようになった俺は(ry
600無名草子さん:2007/08/11(土) 14:31:25
オレも中国史は飽きた。つか三国志ヲタクとかまじウザイ。
それに現在の中国人の下劣さをみると…中華思想なんて弊害以外の何物でもない。
いまさら腐れ中国史にもどるつもりはない。
601無名草子さん:2007/08/11(土) 14:45:30
つか明治維新以前の日本史の面白さが判らん俺になんかお勧めの本を紹介してくれ。
司馬遼太郎の国取り物語以外一冊も読んだこと無いので。
諸兄の今までの人生で脳汁があふれた本がいいなあ。
602無名草子さん:2007/08/11(土) 14:51:48
初歩は山岡、吉川だな。
603無名草子さん:2007/08/11(土) 19:16:17
三国志面白いよね
三河もすきだけど
604無名草子さん:2007/08/11(土) 22:23:57
↑三國志と三河は全く違うくねー。 ヤバいよ。
605無名草子さん:2007/08/11(土) 23:15:53
>593
それもそうだw

宮城谷が三国志書くと知った時は、他作家が書き尽くしてるだろうに何を今更…と思ったが
連載が始まったら「ココから書くのかよ!」と逆にポカーンとなったけど。
宮城谷はやっぱり宮城谷だった、というか…。
606無名草子さん:2007/08/12(日) 00:07:59
>>601
北方の南北朝シリーズ。暑苦しいけど。
607無名草子さん:2007/08/12(日) 08:01:57
池波の真田太平記はけっこう評判が高い。
いま大河ドラマで風林火山やってるから武田信玄ものを読むのも吉。大河ドラマ歴代作品でも1・2を争うほど評価が高い…オレは日野富子が主役の花の乱が一番好きな大河なんだが…
なんでもよいならPHP出版あたりに各大名・武将あたりの文庫本がたくさん出てるから地方史を早く理解するには便利…森長可や里見義堯・佐竹義重はけっこう面白かった。
出版社は忘れたけど朝鮮で激闘を演じた立花宗茂の小説も面白いお。話の序盤からして九州制覇目前の島津の大軍に包囲され時間稼ぎの玉砕する実父高橋紹雲がカコイイ!
608無名草子さん:2007/08/12(日) 08:30:59
↑ウンチクは別にいいよ。 宮城谷関係無いし。
609マンコッチ:2007/08/12(日) 10:50:08
607
オメーうざいよ

ってかよ〜ここにいる皆はお前より知識あるからしねぇ
610無名草子さん:2007/08/12(日) 11:25:15
古代中国か戦国かなんて、どうでもいい。
歴史認識を確認したいんじゃなくて、小説としての宮城谷作品を楽しみたい。
ただそれだけ。
611無名草子さん:2007/08/12(日) 11:38:08
日本史オタも中国史オタもどっちも同じぐらいウザイ事にいい加減気づけ
俺たちはみんな宮城谷作品が好きな者同士だろうが
612無名草子さん:2007/08/12(日) 12:10:03
特にひどいのが厨房の三国志オタ
三国志好きなら一生成長せずに三国志ゲームをやってろ。

>>608>>609
荒らすな!
613無名草子さん:2007/08/12(日) 14:05:40
士会萌え〜
614無名草子さん:2007/08/12(日) 14:09:28
>>612別に荒らして無いよ。 脱線し過ぎてるんだよ。 立花宗茂は関係無いだろう。
615無名草子さん:2007/08/12(日) 15:02:33
>>612みたいな自分勝手な自治厨のアホが一番不快。
「成長」を語れるほどの人間性がそのレスの何処にも窺えない。
何でそんなやつが宮城谷作品の面白さが判るのだろう?
616無名草子さん:2007/08/12(日) 15:20:38
くだらないところで言い争うなよ
617無名草子さん:2007/08/12(日) 15:24:22
>>612スレ違いを言ってるだけだろう。否定さただけで荒らし扱いするなよ。お前の方が荒らしじゃん。
618無名草子さん:2007/08/12(日) 15:46:56
無礼王萎え〜
619無名草子さん:2007/08/12(日) 16:11:38
しつこい粘着だな
620無名草子さん:2007/08/12(日) 16:37:14
↑お前もな。
621無名草子さん:2007/08/12(日) 16:43:30
三国志キチガイが暴れてるだけだから無視
622無名草子さん:2007/08/12(日) 16:50:42
↑だったら書き込むなよ。
623無名草子さん:2007/08/12(日) 17:12:48
士会かっこいいなー。
624無名草子さん:2007/08/12(日) 19:15:56
やっぱりナンバーワンは「重耳」だよね
625無名草子さん:2007/08/12(日) 20:35:49
読者層も質もピンキリってのがよくわかる気がする
626無名草子さん:2007/08/12(日) 21:02:44
これだから視野の狭いヲタクは…中共マンセーしてろと。
627無名草子さん:2007/08/12(日) 21:49:29
↑入ってくるな!ボケー。
628無名草子さん:2007/08/12(日) 23:04:12
疫病ですっかりやる気を無くした曹操にワロタw
629無名草子さん:2007/08/13(月) 12:58:38
>>626
古代の中国はマンセーするけど今の腐りきった中国には…

孟夏の太陽購入、沙中の回廊の時と違って趙盾がいい人に思えてくる。
宮城谷先生の作品で春秋時代じゃなくて戦国時代を取り扱った作品ってありますかね?
630無名草子さん:2007/08/13(月) 13:34:17
ネットに繋げる環境でありえない質問をするものではない
631無名草子さん:2007/08/13(月) 14:27:23
スレのテンプレくらい覗いて欲しいよね
632無名草子さん:2007/08/13(月) 20:01:46
しかし春秋時代と比べて今の中国は云々というのは、
ローマ帝国と今のイタリアを比べて批判するのと同じようなもんだろ。
633無名草子さん:2007/08/13(月) 22:05:09
宮城谷の春秋モノ読んでると、次に別の作品を読み始めたら
前の本では味方側だった国が敵国だったり、その逆だったりして、
しばらく違和感あるなぁ、まぁすぐに慣れるけど
634無名草子さん:2007/08/14(火) 17:29:43
中華ブタより日本の歴史の方が内容が濃い。
春秋戦国は誇大脚色しすぎでありえない。あまりにも話が大雑把な講談話ばっか。
635無名草子さん:2007/08/14(火) 17:44:32
まあ春秋戦国ぐらい古い歴史だと、史家がほとんどのエピソードを脚色して作ってるからね
636無名草子さん:2007/08/14(火) 20:53:18
宮城谷小説だってありえないんだから、元ネタが脚色だっていまさら関係ないじゃん
637無名草子さん:2007/08/15(水) 00:06:15
そこで脚色の極みの呉越を客観的に冷めた目で描いて欲しい訳ですよ
638無名草子さん:2007/08/15(水) 18:41:58
なんか変なのが混ざってるな…

取り敢えず士会かっこいいには同意しておく
639無名草子さん:2007/08/15(水) 22:22:37
いや、呂不イ(字がでない)が一番だよ。
640無名草子さん:2007/08/16(木) 10:01:44
んー。 俺は晏弱が好きだな。
641無名草子さん:2007/08/16(木) 16:00:47
みんな心に宮城谷ヒーローがいるんだな。
642無名草子さん:2007/08/16(木) 16:22:33
鎌倉幕府滅亡から江戸幕府開府330年の関東の治乱興亡を書いて欲しい。
鎌倉公方は常に反幕府的だったし室町期を通じて六分の一殿の山名氏などの大勢力をもった守護の連合政権による権力闘争や義満や義教の諸侯抑圧政策や南都北嶺の勢威削減による政教分離を目指す動きは面白い。
山名氏清を利用して粛清したり斯波との対立を煽り細川頼之を失脚させる。
土岐康行も破滅させ大内義弘は堺で項羽の討死の故事を引き暴れ回って死ぬ。その反乱に同調しようとした鎌倉公方足利満兼。
三管四職を衰退させ、義教もまた圧力をかけまくり比叡山は焼討ちにしたりで、疑心暗鬼になった赤松氏の謀反で死ぬ…そして権威を否定した下克上の無秩序へ。
実に面白いものが宮城谷さんなら書けそうだと思う。
643無名草子さん:2007/08/16(木) 20:21:54
↑だからと言ってテメーのウンチクはどうだか。
644無名草子さん:2007/08/16(木) 21:43:59
そうそう、自分の知識を披露したいだけの低脳にしか見えない
645無名草子さん:2007/08/16(木) 23:49:56
>>642みたいなのは高校生によくいるな。早く卒業してほしいものだ。
646無名草子さん:2007/08/17(金) 01:40:09
子産に士会,重耳,趙盾,晏弱,孟嘗君に三国志・・・もういいよさすがに飽きないのかお前ら。
宮城谷氏も可能性を広げようと日本史にも取り組んでるのにお前らときたら狭い心の持ち主だな。
おまけに古代中華ヲタの弊害著しい視野の狭さだ。最初のスレからずぅ〜と同じ発言の繰り返しだ!発展性もない。まさに腐れ中国と同じだ。

オレは足利氏満が将軍義満に反乱しようとし、子の足利満兼が陸奥国・出羽国に2人の弟を篠川御所、稲村御所として
東北に地場を固めようとして幕府の後援する伊達政宗と対立するという因縁から筆を落とし、
将軍義持の弟の足利義嗣が上杉禅秀と内通してた話を描くのから正式スタートして欲しいな。
恐るべきクーデター計画・・・管領細川満元・元管領斯波義教、畠山満則、赤松義則、土岐康政、山名時熙、更に公家の山科教高、日野持光がグルで上杉氏憲に呼応して義持打倒していたとする共謀策を描くと良いな。
また禅秀の子供には持氏の謀反を警戒して仏門に入り許されている人間もいて、のちに持氏の反乱討伐の幕軍に参加したり、将軍義政の弟の堀越公方の伊豆入りの補佐に付けられて関東へ戻ってきている。
また義持と京都扶持衆による持氏牽制が禅秀蜂起に有利になっていたり、義持病死後のクジ引き将軍義教が選出される謀略と持氏の不満炸裂!この辺を描きつつ
永享の乱・結城合戦・享徳の乱・長享の乱・長尾景春の乱・永正の乱と話を拡大していくと善い。

ちなみに春秋戦国ものなら華元がまぁ好感持てるな。
647無名草子さん:2007/08/17(金) 01:59:57
オレも日本史を書いて欲しいと思う者の一人だが、あえて言おう。
みんなは、宮城谷氏が日本史を書くことに反発しているのではなく、
>>646に反発しているのだということを。

そして、ここでやれ。

【古河公方】享徳の乱について語れ【関東管領】
ttp://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history/1170814909/l50
648無名草子さん:2007/08/17(金) 07:34:41
>>646 ここまでくるとネタに思えてきた。
649無名草子さん:2007/08/17(金) 09:17:28
上杉禅秀はその伊達政宗を追討してるから複雑怪奇なんだよね。もう婚姻や事態の変化で誰が味方で誰が敵とかまるでわからんよねw
宮城谷さんにわかりやすく書いて欲しいね。
三国志オタクの反発すごいねw
要望書くくらいいいじゃん。宮城谷さん日本戦国も書き始めたんだし。
勝手に自治厨発言しまくって困ったやつらだw
自分の知識をひけらかすってこんくらい普通だろ。お前ら古代中国で何十年も思考停止で自己完結してるのか?
650無名草子さん:2007/08/17(金) 09:42:58
はいはいワロス
651無名草子さん:2007/08/17(金) 11:14:49
>三国志なんてそもそもとっくの昔に飽きたし興味もない。あれは10代の読み物だ
>春秋戦国もとっくに飽きた。あれは脚色だらけの架空話

こういう前置きで初めてさ、批判されれば、視野や心が狭いだの、思考停止だのと、
結局は自分も煽りを存分に交えたレスを並べ立ててるんだもんな
ほんと、知識だけって人は困りもん
652無名草子さん:2007/08/17(金) 14:40:01
さて視野の狭い中国史ヲタが排除を開始しますたw
653無名草子さん:2007/08/17(金) 14:53:18
いつの日か語っただろうか?>>652
ぼくが天王寺の病院で産まれたことを。
それは「産まれたときの覚えている」ために両親がしたことだが、
雨ちゃんが好きだったぼくはうんこを漏らしても平気だった。
じじいが死んだ時にはそんなことさえ意味が無かった。
654無名草子さん:2007/08/17(金) 15:01:03
>>647に同意。 >>646はうざい。
655無名草子さん:2007/08/17(金) 17:05:12
支那史の小説を書いてる作家のスレで支那史排斥運動をやらかす。
馬鹿過ぎて何とも…
656無名草子さん:2007/08/17(金) 17:43:35
それは違うな。
作者は日本ものも書いているのに三国志ヲタが日本史について書かれた話を排除しようとするのが悪い。
だいたい最初のスレから似たようなレスばかりで飽き飽きし閉塞気味なんだから
日本ものの要望をレスするのは朽ち果てたスレを活性化するのに貢献している。
作者の作風も日本ものをやる事で広がりを見せているが読者が狭い分野のヲタだから排他的なのが問題だな。
657無名草子さん:2007/08/17(金) 18:45:36
別に作者も日本史方面の小説を書いている以上は話があってもいいと思うな

>>656が相手にされないのはその限度を弁えずに所詮は煽りと自己中なレスしか
してないってこった
知識があろうがなかろうが、単に自分の価値観を押し付けてるだけの子供にしか
みえないんだもの
658無名草子さん:2007/08/17(金) 18:59:00
>>656
ここはおまえ一人の日記帳じゃないんだが。
659無名草子さん:2007/08/17(金) 19:44:26
656はブログでもやってろってことだなw
660無名草子さん:2007/08/17(金) 21:26:37
俺、風の話題も結構書いたけどw
661無名草子さん:2007/08/18(土) 00:42:15
>>647が全て。
視野の狭い三国志オタとかそういう問題では全くない。
662無名草子さん:2007/08/18(土) 13:18:03
さっそく三国志ヲタクが喚いて自分に興味がない話題はすべて排除しまくりましたw
ほんとにキモイです。さすが三国志狂いの厨房です。
まさかよく言われるコーエー厨なのでは?行動が酷似してますな。
663無名草子さん:2007/08/18(土) 13:20:21
帝京の帝って何?
664無名草子さん:2007/08/18(土) 13:33:35
御門の帝でぃしょ〜
665無名草子さん:2007/08/18(土) 13:44:56
三国志オタクは自演というヘタな策略で多数派を装う低脳。
簡単にいうと能力値は曹豹並み。
666無名草子さん:2007/08/18(土) 13:47:11
667無名草子さん:2007/08/19(日) 00:26:02
これだけ読解力ないのによく宮城谷が読めるなと逆に感心してしまう。
668無名草子さん:2007/08/19(日) 01:29:58
不平の形で知識誇示したいだけの輩
ほんとの意味では読んでないんだろうよ
669無名草子さん:2007/08/19(日) 04:39:18
今こそ「春秋の色」を読め
それから改めて宮城谷作品を再読しろ
670無名草子さん:2007/08/19(日) 11:53:28
崩壊する幕府や古河公方を復興し旧都鎌倉を奪還すべく逆賊北条を討つべし! 天険に囲まれ沃野千里の越後より義を奉じて南伐する謙信。
小田原攻撃を前に出師の表を弥彦神社に奉り諸将に誓う!「いまは仏のいう末法の世でこれを正法に戻すのが悲願である。決して領国・領地を奪うつもりはない」と。
旧都鎌倉府で関東管領職を禅譲され晴れて関東宰相になった謙信公は古河公方や足利将軍家の為に病をおして越山する。
公方を擁して専横する北条は関東を乗っとろうとする野心ムキだし。 関東の混乱に乗じて甲斐の悪魔も上野国へ侵攻。
室町の命運は独り謙信の双肩にかかっていた。 そして謙信進めば北条退がる。謙信越後に戻らば北条進む・・・ 天才謙信を恐れて戦わない北条。
そして冬風悲し春日山。ついに北の守護神は流れ星とともに世を去る。 賊徒北条討伐に南伐すること13回。足利将軍を支え手取川で織田軍を破り上洛寸前の死であったため諸国は暗闇のように嘆いたそうです。
だが謙信を恐れた欲深で姑息な第六天魔王信長も武田も北条もまた滅亡する。 上杉の命脈は米沢で保つ事ができ義を真っ当できました。また謙信は可憐な女性のような姿だったので女性説もあります。

671無名草子さん:2007/08/19(日) 11:54:43
北条氏綱は息子の代で自立しようとし、野心を隠し足利晴氏を表向きには立てたフリをしたが娘の芳春院をムリヤリ嫁がせ公方の義父になり専横し関東を横領しようとした。
子の北条氏康はたちまち野望を表し人徳の人足利晴氏は川越に心ある武士をまとめて蜂起するも氏康に敗れ幽閉され1560年に崩御なされた。
それとともに将軍に認められた次期公方の藤氏を排し傀儡に氏綱の娘の生んだ次男義氏を公方に擁立・・・ この時に己の無力さに謙信は号泣し卒倒したという。
怒る謙信は小田原に侵攻するも関東を横領した財力で小田原は要塞化していたので旧都鎌倉の防衛の難しさを悟り古河城を奪回し正式に長男藤氏の古河公方就任を宣言。
1566年に悪党北条は謙信の留守中に藤氏の身柄を誘拐し幽閉していたが、ついに氏康は処刑する。
1570年には義氏の監視役に息子北条氏照を後見役に古河に戻すが天才謙信が1578年に死去すると北条は安心し1583年に義氏は謎の死を迎える。
死ぬ時に「謙信があと7年延命の儀式に成功してさえいれば…」とうわ言を言っていたという。
かねて義氏の一子梅千代丸も北条は毒殺していたのでここに関東王として北条は君臨した。
公方の志士達は義氏の美しき娘を後継者に宣言し衰微した足利を支え対抗したのであった。この危機を救ったのが太閤さまだった。
こんなストーリーで宮城谷小説書いてくれ。
672無名草子さん:2007/08/19(日) 13:18:20
>>671
蝋燭を蹴って謙信の寿命延命失敗させたヤツは厩橋城主の北条高広にしよーぜwつか魏延かよ!
あと他国の凶徒伊勢氏の分際にして僭越にも鎌倉執権の北条氏の名を語る極悪人として糾弾し
第一次南伐で小田原城下で正式に関東管領に就任した謙信との舌戦で北条の誰かを憤死させようw
まさに講談小説として面白いな。
あと第二次国府台合戦の時に小田城攻城がもうすぐ終わる謙信が手紙で太田氏や里見氏に自重を促し「私が来るまで堅く守って動くな」と忠告してるのに
孟達みたいに太田三楽齊あたりが「あははは謙信は存外に心配症のようじゃ!ここはまずわざと引くと見せかけて北条の先陣を引き込んで追撃にきたところを討つのじゃ」
そして勝ってさらに侮り酒を飲んでたら明け方の奇襲で大敗w
673無名草子さん:2007/08/19(日) 14:31:21
何これ?スレ違い乙
674無名草子さん:2007/08/19(日) 15:21:07
久々に夏姫春秋を再読したんだけど、一番最後のとこの解釈がよく分からない。
なんでいきなり、「風伯を宿してるのが侍女だったら」とかになるの?
伏線というか、裏にあるものがよく分からない。歴史に詳しい人だったら分かる?
675無名草子さん:2007/08/19(日) 16:39:51
夏姫ってエロいよね。
676無名草子さん:2007/08/19(日) 16:56:09
>>671自分で書けよ。 ウザイよ。 人に押し付けるな。
677無名草子さん:2007/08/19(日) 20:09:05
>>674みたいな話しを期待してるのに、>>671ウザイよ。 ただの、アンタのウンチクじゃん。
678無名草子さん:2007/08/19(日) 20:26:45
>>671 死ねよ。
679無名草子さん:2007/08/19(日) 20:42:47
批評の形で知識ひけらかすだけの輩
680無名草子さん:2007/08/19(日) 20:56:37
排除するのは良くないな。
だから荒れる
681無名草子さん:2007/08/20(月) 03:03:20
中国オタってか書き込んでるヤツって中国人ばっかなのかひょっとして・・・ありえるな。
日本ものの話題排除マジキモイ。
682無名草子さん:2007/08/20(月) 09:10:48
>>672
憤死キャラか…漢で皇帝に抜擢され会稽大守になり、曹操に仕え、挙げ句に司馬炎の外祖父王朗みたいな変節漢なヤツいないだろー後北条氏には。
つか利根川周辺域は戦乱続きで弱体化しまくってたから諸将が陳や宋や鄭といった弱小勢力ばっかりになってたから晋(関東管領上杉)が会盟するぞ!と言えば集まってくるが三国峠へ撤退すると異国の凶徒伊勢氏(楚)にすぐ鞍替えするからなー。
越山するとまた管領さま助けて〜だもんなw
しかも織田氏の滝川一益がやってきたり豊臣氏の小田原包囲という秦帝国がやってくると関東諸将は北条に一蓮托生で滅亡してしまったし。まぁ小田原開城した時には忍城はまだ落城してなかったが…。
683無名草子さん:2007/08/20(月) 09:28:16
↑イヤ! 排除してくれ。
684無名草子さん:2007/08/20(月) 09:54:28
繰り返すが「日本ものの排除」ではない。
685無名草子さん:2007/08/20(月) 11:30:47
ウンチクの排除だよ。
686無名草子さん:2007/08/20(月) 12:22:51
中国人必死だな
687無名草子さん:2007/08/20(月) 12:29:03
↑思い込みは怖い怖い。 まぁ、低学歴だからしょうがない。
688無名草子さん:2007/08/20(月) 12:35:50
学歴は正しい努力を重ねさえすれば、低知能者でも得られるものなのかしら?
689無名草子さん:2007/08/20(月) 12:43:03
努力は才能だよ、努力はw
690無名草子さん:2007/08/20(月) 12:45:12
ぜんぜんウンチクじゃねーだろ。
この程度がウンチクってどんだけレベル低いんだよ。しかも自国の歴史じゃねーかw
やっぱり教育を受けられない不法外国人か?
691無名草子さん:2007/08/20(月) 12:49:50
細かさとかレベルの問題だけじゃないんだよ。
692無名草子さん:2007/08/20(月) 13:12:03
>>690 ウンチクの意味わかってるの? バカそうだから無理かwwwwww
693無名草子さん:2007/08/20(月) 13:21:42
三国人荒らすなよ
694無名草子さん:2007/08/20(月) 13:26:27
↑お前も荒らすなよ。 三国人なんて稚拙な言葉で。
695無名草子さん:2007/08/20(月) 14:05:25
士会萌え〜
696無名草子さん:2007/08/20(月) 17:33:36
↑いいよねー。
697無名草子さん:2007/08/20(月) 23:16:41
萌えというか、気に入る登場人物はその時読んでる本によって変わるなー
たしかに士会には萌えるが
698無名草子さん:2007/08/21(火) 00:59:54
もうやめようぜ
放置すればいいだけじゃん
699無名草子さん:2007/08/21(火) 01:46:43
そうだよ士会なんてもう何十回同じようなレスしてんだよ。
さすかに放置放置。
700無名草子さん:2007/08/21(火) 05:53:43
士会は確かにすばらしい人物だな
漢書の人物のランク付けにも上の中と高ランクだ
701無名草子さん:2007/08/21(火) 06:01:31
いいよな。
702無名草子さん:2007/08/23(木) 06:30:12
あのさぁ・・・この人の
作品ってビジュアル化してないの?
映画とか・・・
703無名草子さん:2007/08/23(木) 09:38:06
国内ものを書いた以上、10年後には大河ドラマになっているはず。
704無名草子さん:2007/08/23(木) 11:37:12
荒れすぎ和露田
中国英雄板のほうがまだまともな議論かましてるわ
705無名草子さん:2007/08/23(木) 20:54:31
徳性に欠けるインテリが発する腐臭というのはこのようなものだろうな。
706無名草子さん:2007/08/24(金) 20:49:16
>>703
ついに最強のヒッキー・菅沼一族がメジャーになるのか。
707無名草子さん:2007/08/25(土) 13:32:35
>>705
つまり知瑤が腐ったみたいなもんか
708無名草子さん:2007/08/26(日) 16:03:54
>>706
菅沼でも今年の大河みたいに
緒形拳や千葉真一などが脇を固めれば立派な作品になりますよ。
昨日の新潟県上越市の春日山城の謙信公祭りは
謙信役のガクトが参加して「地震に負けずがんばれ〜」と
応援して力づけてたりで観光客が集まってきて観光効果も期待できるからね。
愛知県新城市の観光収入を考えればバカにならん。近くの長篠には温泉もあるし。
県や市を挙げて大河化の運動をするかもね。
支援目的といっても夕張あたりじゃ大河になんないからね〜。
709無名草子さん:2007/08/28(火) 00:52:51
このスレの住人なら司馬を読んでる人多いと思うけど
他の歴史小説家は誰かひいきにしてる人いる?

北方とかちょっとだけ読んでみたけどファンタジー過ぎて
二の足踏む
710無名草子さん:2007/08/28(火) 01:15:11
塩野七生
ここ数年ちとあれだが
711無名草子さん:2007/08/28(火) 02:13:18
北方謙三先生。
…歴史小説家…だよね?
712無名草子さん:2007/08/28(火) 08:06:38
>>711
あのひとはハードボイルド作家
713無名草子さん:2007/08/28(火) 22:35:28
海音寺とか、逆に酒見賢一とかw
歴史小説家とはいえないと思うけど中島敦なんかも
714無名草子さん:2007/08/28(火) 23:19:52
俺もひいきは、宮城谷、司馬、海音寺、隆慶一郎、陳舜臣、浅田、井上靖、酒見
こんなところか
715無名草子さん:2007/08/29(水) 01:34:07
菅沼が大河とか絶対ないな。
依頼されたらメジャーどころも書くんだろうけど、
書きたいのはマイナー武将だろうから大河は相当ない。
716無名草子さん:2007/08/29(水) 01:46:44
>>715
 ただ、今の大河は超メジャーどころは疾うに遣り尽したから、
少しくずらした所が狙い目というのはある。有名な椰子との
絡みが上手く出来れば或いは‥
717無名草子さん:2007/08/29(水) 09:26:13
大河は戦国時代が一番視聴率取りやすい。
西国大名は朝鮮出兵と関わりがあるので主人公になれない暗黙の了解がある…例外は毛利元就(朝鮮出兵よりずっと前に死んでる)よって東国の人物が有利。
大河は観光経済波及効果が高いので各県市町村が誘致に必死だが特に三英傑を輩出した愛知県の誘致力は抜群で撮影協力や撮影インフラは充実してるだろう。
歴代視聴率は伊達政宗と武田信玄が抜きんでている。幸い菅沼は信玄が絡んでくる。
近年は三国志ブームで軍師的なもので迎合したり歴史好きにもマニアックな演出サービスをしたりするので家康の祖父あたりからスタートするのは意外と歴史ヲタは喜ぶ。
さすがにネタ切れであるのでバカボンドが大人気だと武蔵
大奥ブームだと来年の大河を作る
三国志ブームで軍師ものカンスケや再来年の愛をテーマに直江兼続を作る。
菅沼も作られる可能性はなしではないぞ。
だが軍師ブームで伊達の軍師片倉小十郎で東北に持っていかれるかも…いや兼続と上杉景勝が新潟→会津や山形米沢だから可能性は東海や関東の確率は高いから以外と菅沼や宮城谷原作で太田道灌・北条早雲あたりくるかもw
718無名草子さん:2007/08/29(水) 13:50:15
「風は山河より」のスルーっぷりに笑った、新城市野田在住の俺です。

でも誰かこれのいいとこも語ってくれよ!
719無名草子さん:2007/08/29(水) 17:09:58
3行以上書く奴のキモイ
720無名草子さん:2007/08/30(木) 00:31:24
>>719
お前が一番キモイ
721無名草子さん:2007/08/30(木) 00:51:53
大河ドラマ:古城の風景
722無名草子さん:2007/08/31(金) 00:42:38
まだ出てないところだと、東郷隆、阿部龍太郎あたりかな。
723無名草子さん:2007/08/31(金) 04:28:10
昼ドラ:夏姫春秋
724無名草子さん:2007/08/31(金) 05:26:46
それは観て見たい気もするが・・・
正直、エロ描写は好かん
725無名草子さん:2007/08/31(金) 10:11:00
>>709
武王の門を、網野善彦が誉めてたりするんだよな
研究者はああいうの嫌うのかと思ってた
726無名草子さん:2007/09/01(土) 10:56:13
>>709
それだ!
なんか馴染めないけど何だろうと思ってた。
727無名草子さん:2007/09/01(土) 18:58:32
>>725
九州の菊池氏大活躍のヤツ?
まぁ北畠や赤松、道誉が主人公の小説を書いていろんな視点で同時代を読めるから
面白いよね。宮城谷さんの春秋戦国も趙盾とかの評価もいろいろ立場が変われば変わるしね。
これが歴史の面白さで歴史の教科書にはない面白さ。
宮城谷さんには結城合戦とか描いて欲しいな。
728無名草子さん:2007/09/06(木) 16:31:07
最近宮城谷作品を初めて手に取りました。
「香乱記」です。ここではあまり評判がよろしくないようで驚いています。

香乱記の前に司馬さんの「項羽と劉邦」を読んだので、
その中で省略されていたようなストーリー、脇役の話がメインになっていて、
二作品合わせて「楚漢戦争」という作品を読んでいるようで、この先の展開が楽しみです。
729無名草子さん:2007/09/06(木) 20:48:42
>>728
そういう読み方なら悪い作品じゃないよ
730無名草子さん:2007/09/09(日) 22:57:23
保守
731無名草子さん:2007/09/11(火) 21:48:10
>>558
それは記憶間違いでは。
わたしもうろ覚えだけど、それは伊尹が兵車を噂からその模型をつくったときに、
馬で牽くような高速で車輪が回転すると、車軸が摩擦熱で火を噴くのでは、
と予想したシーンだったはず。

その時代すでに車軸には木製のベアリングが使用されており、
摩擦熱で火を噴くようなことはなかった。
732無名草子さん:2007/09/15(土) 10:51:27
三国史6巻ゲット。

 さて、中盤最大の山場、赤壁に至るまでを堪能するか。

733無名草子さん:2007/09/15(土) 15:20:56
>>728
「長城のかげ」も読むのがお勧め
734無名草子さん:2007/09/15(土) 22:43:48
6巻でてたんね

このペースで刊行されてると、新刊がでるたびに1巻から読み直したくなる俺
買うだけにして自分にお預けした方がいいかもしれん
735無名草子さん:2007/09/15(土) 23:03:30
マジかあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ



はぁはぁ・・・




あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
736無名草子さん:2007/09/16(日) 19:23:02
>>733
ありがとうございます。
先日調べて、購入してきました。
737無名草子さん:2007/09/18(火) 23:36:03
三国死基地外キモい
738無名草子さん:2007/09/20(木) 09:34:07
うはっ!前の内容ぜんぜん覚えてねぇw

1巻から読み直すの3回目だぜ orz
739無名草子さん:2007/09/22(土) 20:10:01
古城の風景4巻ゲット。

 あえて万博時期の尾張を外した担当者さん、
 いい仕事してるなぁ。

740無名草子さん:2007/09/24(月) 07:58:30
オール読物 10月号 新連載「楚漢名臣列伝」
741無名草子さん:2007/09/24(月) 08:38:18
>>740
これは楽しみ
できれば漢臣より楚臣のほうに枚数を咲いて欲しいな
漢臣はほとんどが有名すぎる
742無名草子さん:2007/09/26(水) 07:38:18
周殷とか周殷とか周殷とかか
743無名草子さん:2007/09/26(水) 22:25:27
曹参とか曹参とか曹参とかだよ
744無名草子さん:2007/09/26(水) 23:19:44
韓信とか韓信とか韓信だろ
745無名草子さん:2007/09/26(水) 23:27:24
陳平とか陳平とか陳平だと思う
746無名草子さん:2007/09/27(木) 00:01:14
宮城谷さんは韓信嫌いでしょうに
747無名草子さん:2007/09/27(木) 00:09:26
子供じゃないんだから
韓信は嫌いだから書かないって駄々っ子が通用する将か
748無名草子さん:2007/09/27(木) 08:36:45
韓信が嫌いだなんて、感心せんなあ

ナンチテ
749無名草子さん:2007/09/28(金) 06:00:38
衛と魯のこと書いてる?
750無名草子さん:2007/09/28(金) 23:01:43
魯だったら曹カイを主人公とした「侠骨記」と叔孫豹が主人公の「雨」
衛なら疾が主人公の「指」
どれも短編やね
そういえば疾って実際の人物なんだろうか?
751無名草子さん:2007/09/28(金) 23:29:25
曹豹とか
752無名草子さん:2007/10/04(木) 02:08:34
最後の書き込みが先月であるがゆえにあげようと思う
753無名草子さん:2007/10/05(金) 10:01:29
>>750
遅レスだけどdクス 曹カイって管仲と桓公を脅したあいつか 三桓にも興味はあるし
長編だったらよかったのに・・・ でも読んでみます
754無名草子さん:2007/10/07(日) 04:35:31
つい勢いで
『墨攻』を観てしまったんだが
この他に何か映像化されていないだろうか?
中国の古典を題材にしたものは。。。
755無名草子さん:2007/10/13(土) 00:34:10
家門・宿老・侍隊将・奉行・頭人・近習・外様、出棺の前後を打囲て行列の姿堂々たれ共、
獅竜の部伍に事替り、衆皆哭慟の声を呑み、喪服の袂を絞りければ、街に蹲る男女老若共に泪止め兼ねたり。
彼五丈原の営中、赤星(諸葛亮)落て蜀軍傾覆するが如く、春日山の郭内は云にや及ぶ、城下に来り集る将士、
宛然航路に楫を失ひ、巨海の波に漂ふに斉し
756無名草子さん:2007/10/13(土) 01:14:33
>>754
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E6%98%A0%E7%94%BB#.E4.B8.AD.E5.9B.BD.E5.8F.B2.E3.83.BB.E3.83.A2.E3.83.B3.E3.82.B4.E3.83.AB.E5.8F.B2

意外と多くない、というか近代ものが多いみたい。
唯一のHEROはあんな感じだし・・・。
宮城谷小説も梁に関しては楽毅でちょっと挿話されてたけど
墨子で映画に出来そうな話って梁ぐらいかも。
中国史のスケールでかすぎて映画に向かないのか
それとも中国の政治的な問題なのか・・・。
757754:2007/10/13(土) 02:17:32
ちょっぴり残念。。。
仕方がないので漫画で我慢するか。。。

政治的な問題はちと勘弁だな。うん。
有り難う。スッキリしたっぺよ。
758無名草子さん:2007/10/13(土) 02:24:04
始皇帝暗殺は結構話題になったような…って10年近く前になるのか。
>>756のリンク先みると、何か題材が偏ってるね。
759無名草子さん:2007/10/13(土) 03:02:47
テレビもので楚漢のがあったような。
東周のもなかったっけ。
でもどうしても映像っていうとむしろ武侠モノとかのほうが浮かんでしまうな。
760無名草子さん:2007/10/13(土) 17:56:41
日本物書くならもっと昔の書いて欲しいな
蘇我氏や天智・天武天皇辺りなんて面白く書いてくれそうなんだが
761無名草子さん:2007/10/13(土) 19:07:26
南北朝〜戦国前期の東日本を書いて欲しいな。
762無名草子さん:2007/10/14(日) 16:47:20
>>755
なかなか良い文章。情景を思うと落涙を誘うね。
763無名草子さん:2007/10/17(水) 14:41:19
>>762
そりゃあそうだろ。たださえ厳しい土地柄で一代の英雄が死ぬんだから
みんな心のよりどころを失ったようなもんだろ。
764無名草子さん:2007/10/19(金) 14:13:00
まぁ北天の守護神だからな。
765無名草子さん:2007/10/19(金) 21:33:43
>>754
アニメかつファンタジーで良いなら、
『雲のように風のように』っていうのもある。同じ酒見賢一の原作。
766無名草子さん:2007/10/20(土) 00:58:12
三国志は面白いですか?
767無名草子さん:2007/10/20(土) 05:22:49
>>765
アレは原作と全く違っちゃって面白くないよ・・・。
原作どおりにやれるかっていったら無理だろうけどw
768無名草子さん:2007/10/23(火) 20:38:23
>>766
なかなか面白いと思うよ。まあ、月刊誌に連載しているから立ち読みでもしてみればいいんじゃない?
769無名草子さん:2007/10/26(金) 04:12:40
しかし、このペースで連載されると新刊出るたびに読み返さなきゃ忘れとる
770無名草子さん:2007/11/02(金) 01:13:51
三国志は文庫版で何時でるのかな?
ハードカバーは高杉。学生の俺には生死に関わる。
771無名草子さん:2007/11/02(金) 19:09:07
いまんとこ情報はないな
乗っ取られるまで書くとしたら後何冊ぐらいだろうなw
772無名草子さん:2007/11/03(土) 00:57:38
宮城谷小説を読まずに死んだ人は可哀想だと思うくらい宮城谷小説が好きです。
宮城谷小説を読んで以来、各種文献や教育書その他を覗いては一切の小説を読む気がしません。
こんな俺は病気でしょうか
773無名草子さん:2007/11/03(土) 12:58:57
>>772
人の感覚をとやかく言うのは好きじゃないが、それの感覚はおかしい。
774無名草子さん:2007/11/03(土) 13:02:03
まあ、俺も最初は>>772みたいなショックを受けましたよ、はい
775無名草子さん:2007/11/03(土) 15:52:39
三国志4巻をやっと読んだ
必ず許すと思っていながら三族皆殺しにする曹操
陳宮を処刑する時はさわやかな風が吹きそうで楽しみだ
776無名草子さん:2007/11/06(火) 00:26:28
>>755
目頭が熱くなったよ。邪を憎み仁義のために軍を起こすのは尊とい事だよね。
777無名草子さん:2007/11/07(水) 21:42:05
NOVAにジーコミュニケーション出資記念パピコ。
宮城谷氏の教え子だそうで
778無名草子さん:2007/11/09(金) 07:57:30
6巻読んだけど、この先生、袁紹叩きが凄いな。
公孫サンに勝ったのも「何故か不思議な強さを発揮する〜」扱いだし。
諸葛亮と三顧の礼の解釈は面白かった。
779無名草子さん:2007/11/09(金) 09:10:18
袁紹こそが天下人だったのにね
宮城谷なら袁紹を再評価すると思ってたんだが・・・
780無名草子さん:2007/11/09(金) 11:17:46
かなり酷評されていた昔に較べれば最近は袁紹の再評価も進んできてるけど
かえって変に美化しようとする手合いも多いと思うけどな
天下に最も近かった事は事実だけど過失や失点から目をそむけた様な評価を
する輩の意見よりははるかにまともだとは思うわ
781無名草子さん:2007/11/09(金) 17:05:48
でもまぁプッシュされる人物とそうでないのの差は激しいなw
必ずしも悪いとはいえんが
皇甫嵩なんかびっくりするくらい持ち上げられてたし
782無名草子さん:2007/11/09(金) 23:35:05
三国志は全巻揃ってから一気に読むぞと積読してある
一番プッシュされてるのは誰?
783無名草子さん:2007/11/10(土) 00:42:53
最近三国志を読み始めたんですが(1巻の半分くらいまで)
ここまでの主人公は楊震っぽいんですよね…
しかし「悪役」の人たちの方が存在感があるw
784無名草子さん:2007/11/10(土) 19:13:49
>>750
曹カイは格好良いよなぁ
短編だけど、かなり熱い
785無名草子さん:2007/11/12(月) 10:19:09
楚漢一人目が張良か
786無名草子さん:2007/11/13(火) 03:30:55
出自を丹念に調べてるところがらしいというか嬉しくもあった
787無名草子さん:2007/11/13(火) 14:16:21
あんま張良は悪くかかれんよね。
結構目立つ人物って持ち上げる人が多い分どこかで叩かれるものだけど
まぁ自分が無知なだけかも知れんが
788無名草子さん:2007/11/15(木) 00:56:20
仙人みたいな人物だからなぁ。
789無名草子さん:2007/11/19(月) 21:54:48
>>782
楊震
790無名草子さん:2007/12/06(木) 19:25:47
楊震、李固あたりか
791無名草子さん:2007/12/06(木) 23:54:26
宮城谷版三国志、私もまだ読んでないんだが…
他作者のにはありがちな、三国でどの国がひいきにされてるとかってない?
792無名草子さん:2007/12/07(金) 20:59:31
基本的に曹操びいきです
793無名草子さん:2007/12/07(金) 22:51:43
794無名草子さん:2007/12/11(火) 15:48:10
生きてても扱いに困る張松をわざと迂遠な策を取ることで処刑させた、という解釈には驚くな。
この作者はこんな奇を衒ったような解釈ばっかだから面白い。
795無名草子さん:2007/12/12(水) 12:19:11
いま風は山河より、読んでます。
なんか
モウショウ君みたいなかんじです。
796無名草子さん:2007/12/17(月) 00:51:34
>>782
今三国志読んでるんだけど、鮑信についてずいぶん誉めて描いてる。
極めつけは鮑信が戦死したときの曹操の感想として、
「曹操と鮑信の名が、湯王と伊尹、武王と太公望のように歴史に残ることを夢見て戦ってきたのに
 今後は何を望みに生きてゆけばいいのか」というふうな意味の文章だった。
797無名草子さん:2007/12/17(月) 08:06:36
この人の作品は主人公が過大評価というか、
めちゃめちゃ好印象で書かれるから困る
困るってのは別の歴史解説書とか見た時のギャップにだけど
源平合戦あたり書かないかな
798無名草子さん:2007/12/17(月) 08:27:56
悪党でもさわやかに描くのは違和感アリアリw
799無名草子さん:2007/12/17(月) 22:35:46
小説なんだからいいんじゃね?
800無名草子さん:2007/12/18(火) 11:40:04
>>798
りょふい
のことですか?
801無名草子さん:2007/12/18(火) 21:01:16
でもこの人の文章に慣れてしまうと他の歴史小説や時代小説がすごく読みにくく感じる
関係ないけど北方水滸伝て司馬遼太郎賞もらってるんだな・・・
802無名草子さん:2007/12/18(火) 22:07:46
今、この人の文章に慣れつつあるんだけど、
どういうところで他を読みにくく感じる?
803無名草子さん:2007/12/19(水) 01:54:01
よく解らんか゛
たまに説明とかで現代言葉(カタカナとか)持ち出す人いるよな
あれは違和感ある
804無名草子さん:2007/12/19(水) 01:54:46
ageちまった
805無名草子さん:2007/12/19(水) 13:45:14
1人の作家の文体に慣れるということは、
どうしても他の作家に抵抗を感じる事になるね
でも、宮城谷氏の日本語はすっと入ってきた
無理強いがないのがいい
806無名草子さん:2007/12/19(水) 18:49:56
あー、それはある
歴史小説だからって文体で小細工してないよね
そういう意味ではドラマ化とかには向いてないかも
時代劇の台本みたいな小説よりは好きだけど
807無名草子さん:2007/12/19(水) 19:18:50
>>760
同意
この人には、日本の戦国よりも飛鳥〜壬申の乱あたりを是非書いて欲しい
世界が合うような気がする
808無名草子さん:2007/12/20(木) 23:32:42
奇貨ryを読んで魏冉にほのかな魅力を感じるも
他の資料ではあまり重要視されてないのを知って
小説なんだなぁと実感した
809無名草子さん:2007/12/21(金) 02:38:33
そりゃ魏冉は改革者でも革命家でもないから歴史上は重要視されにくいよ
秦の統一のとき中心にいた人でもないし
810無名草子さん:2007/12/21(金) 17:56:53
age
811無名草子さん:2007/12/21(金) 18:31:33
呂不韋をあれだけ持ち上げた人だから
812無名草子さん:2007/12/24(月) 20:41:32
魏冉は史記では序盤に立伝されてるし
司馬遷の評価は高そうだけどな
白起の起用という最大の功績もあるし自分も優秀だし
813無名草子さん:2007/12/25(火) 03:38:37
七巻っていつ頃になりそうですかね?
814無名草子さん:2007/12/26(水) 17:14:33
私益と公益を両立させるタイプの人は評価されにくいしな
815無名草子さん:2008/01/04(金) 17:51:35
奇貨はかなり長編だけど、おもしろかった?
華栄の丘はどうでした?
816無名草子さん:2008/01/04(金) 17:55:02
あけましておめでとうございます
817無名草子さん:2008/01/07(月) 15:49:31
沈黙の王、いまから読むとこ
なんだか、よさそうな予感
818無名草子さん:2008/01/07(月) 21:00:46
で、どうだった?
819無名草子さん:2008/01/08(火) 12:20:22
沈黙の王
言語障害のある王子を追放する父母との別れから
そのあと独りで旅立つあたりまでの、序盤はちょうどよかった。
でもめざす師に巡り会ってからは、
もっと知りたいと思ってる間に終わってしまい、もったいない気がした。
様々な部分をもっとふくらませて欲しかった。
こちらも、最近ずっと長編を読み続けた後で、急にこの短編を読んだので
読む心構えというか、タイミングのとりかたもまずかったかもしれない。
コース料理ばっかり食べてたのに、
今日だけはオードブルで終わっちゃったみたいな。
一番印象的だったのは、一面の雪の上に脚の赤い鳥の足跡がつき、
それを目で追いながら、文字のことを考えるシーン。
これは美しかった。
820無名草子さん:2008/01/08(火) 22:41:06
『孟嘗君』の登場人物では風洪もさることながら
田嬰父上が好きだ。

田文への態度がツンデレっぽいのが可愛い。
821無名草子さん:2008/01/09(水) 03:52:30
ちょっとまじめな質問なんだけど

三国志に 「とは思わなかった」 出てきた?

未だに遭遇してないような気がするんだけど
822無名草子さん:2008/01/09(水) 10:10:08
>>820
田嬰とは渋いところを・・・
文を跡継ぎにするかしないかで揺れていて、
じゃ、跡継ぎにするかと思った瞬間に文がどっか行っちゃってたりして
「阿呆め!」
ここはニヤニヤしながら読みました
嫁の顔をみて、これはまずいと思ったところも

孟嘗君では、孫ピンもよかったです
823無名草子さん:2008/01/09(水) 20:01:58
伍子胥が登場してくる作品がどこかにあったと思うんだけど・・
824無名草子さん:2008/01/09(水) 23:07:01
俺は僕延が好きだったりする。
825無名草子さん:2008/01/09(水) 23:08:47
アッー!
826無名草子さん:2008/01/10(木) 00:14:12
時には夏侯章のことも思い出してください
827無名草子さん:2008/01/10(木) 08:56:59
夏候章、お慕いしておりましたぞ

なんとなく夏候とつくとちょっといい感じしないか?
三国志・夏侯惇のイメージがよいせいか
828無名草子さん:2008/01/11(金) 18:59:10
僕エンも渋い  好きっていう程思い入れはないが
なにせ彼がいなければ話は1ページ目から始まらないし
829無名草子さん:2008/01/12(土) 00:24:46
そもそも田嬰が浴室で青欄にムラムラしなければ
話自体が始まらなかった
830無名草子さん:2008/01/12(土) 01:06:12
のちのちの田嬰の様子からして
浴室でどうのこうのっていうタイプには見えないが
若かったということか
白圭は、ああ見えて長いこと自粛していたというのに
831無名草子さん:2008/01/22(火) 12:56:20
喝age
832無名草子さん:2008/01/22(火) 20:59:55
303 :名無しさん@八周年:2008/01/21(月) 13:05:43 ID:yB1qaXBwO
同じような内容ばかりという批判が多いので、ケータイ歴史小説という野心的な試みをば。

某は普通の晋国公子。
今日もたるいから絳都いかないで狄でぶらぶら。
あ、あの人斉公かっこいー。ついてっちゃおう。
きゃークスリ食わされて斉から連れ出された。ちょう肉食ってやるー。めそめそ。
曹公に相談したら風呂覗かれてマジ切れ中。
楚王に慰めらてるうちに三舎退く約束しちゃった。やべー。
弟公病気発覚。楚王に相談すんべ。え?マジ?即位すべき?よっしゃ即位するわ。
二人でがんばってこーね。楚王。え?おめー城濮の戦い?マジで?
楚倒しちゃった〜。ちょう泣ける〜。
でも覇者になっちゃったしがんばってくしかねーのかなぁ。。。


某スレより。
重耳だよな、これって・・・・・
833無名草子さん:2008/01/22(火) 21:07:19
>>832
2行目と3行目の行間が凄まじいな

俺じゃないぞ
834無名草子さん:2008/01/24(木) 13:48:56
♪ちっちゃいなんて ちっちゃいなんて 思ってないわ
 大人がちょっと 大きすぎるのよ♪

さて、誰の歌でしょう
@田文
A晏嬰
835無名草子さん:2008/01/24(木) 14:46:55
たぶん田文!
836無名草子さん:2008/01/24(木) 22:47:14
天空の舟〜王家の風日、太公望と読んできて
管仲読み始めたら
いきなり都会っていうか近代っていうか、
なんだかカルチャーショックだ
地図には全然知らん国ばっかり並んでてよ
浦島太郎な自分
837無名草子さん:2008/01/25(金) 00:26:30
>>836
禿げ同。太公望→管仲までの空白時代が知りたい
838無名草子さん:2008/01/25(金) 08:18:56
その空白を埋めるものとしては、
『沈黙の王』に収録されてる鄭目線の二話、
「妖異記」と「豊穣の門」は周の終焉の物語だね
ただし短編なだけに、政治の動きはわかるものの
人々の暮らしや時代の空気までは記述が及んでない
だから、管仲の背景のような春秋の活気や世相は、
やっと政治が神域から人間のものになったばかりの太公望時代からすると
いきなり洗練された時代っていう感じがした
ちなみに「妖異記」は
鄭公友と周太史伯陽のさりげない交わりがよいね

839無名草子さん:2008/01/26(土) 22:31:58
>>834
で、誰の歌だったの?
840無名草子さん:2008/01/26(土) 23:24:42
三国志、近くの書店に置いてないんでパラパラと立ち読みができない。
だからちょっと聞いてみたいことがあるのよ。

楽進の扱い……これどうなっているの?
みそっかすみたいな雑魚武将として描かれてはないよね……?
また関羽を敗走させた場面とか書かれている?まああれって文ペイと共同らしいけど、それとは違う説もあるんだっけな。

個人的にとても大好きな武将なので、へたれな彼は見たくないんだ。
841834:2008/01/27(日) 00:34:46
>>835 >>839
田文でした♪
「や、や、や」

842無名草子さん:2008/01/27(日) 23:03:11
>>840
楽進は猛将として書かれてるしかなりのページを割いてるよ
843無名草子さん:2008/01/28(月) 15:03:07
宮城谷作品を読みまくったあと、
このスレのひとたちは何を読みましたか?
844無名草子さん:2008/01/28(月) 19:11:22
酒見賢一の『童貞』『墨攻』『周公旦』と読んだが
『陋巷にあり』は長くて手を出しかねてる
845無名草子さん:2008/01/28(月) 19:38:57
実を言うと酒見作品は、
『泣き虫弱虫諸葛孔明』しか読んでないのだ
笑える

『墨攻』は宮城谷『宋門の雨』を思い出させるし
『周公旦』も『太公望』あたりと多少重なるだろうか
一度トライしてみたくなった



846無名草子さん:2008/01/28(月) 19:54:54
佐藤賢一の「王妃の離婚」読んでます
847無名草子さん:2008/01/29(火) 08:40:05
ヨーロッパへ行ったんだ
おもしろいかい?
848無名草子さん:2008/01/29(火) 18:42:11
史記列伝、春秋左氏伝(岩波文庫)
849無名草子さん:2008/01/29(火) 20:33:37
図書館行って宮崎市定全集で読みやすいのを読んでいった
850無名草子さん:2008/01/29(火) 21:05:17
>>847
ちんぷんかんぷんだけどおもしろいよ
851無名草子さん:2008/01/29(火) 21:13:09
>>850
それは、よかった
カタカナ名前を記憶できる人を尊敬する
自分は憶えられん

史記、論語、孫子あたりへ行こうかと考えてる
852無名草子さん:2008/01/29(火) 21:20:30
>>851
王様は番号付の親切設計ですよ
853無名草子さん:2008/01/29(火) 21:32:52
氷と炎の歌とか、ベルガリアード物語とか、ラプソディーとかのファンタジーに走ってしまった俺は異端ですかそうですか
854無名草子さん:2008/01/29(火) 21:52:32
宮城谷さん、司馬さんの作品が好きなんだけど
他に推薦する歴史作家いたら教えてくれませんか?

海音寺さん→ちょっと物語が浅くて物足りない
井上靖さん(天平の甍、孔子)→事実の羅列が多くて疲れる
山岡さん→人物を美化しすぎでリアル感なし
陳舜臣さん→今ひとつのめり込めない

吉川さんとかは読んでみようと思ってます
855無名草子さん:2008/01/29(火) 22:36:24
>>854
海音寺は史実に偏っている本と、物語に偏っている本とか極端だから注意

隆慶一郎、山田風太郎、北方謙三、柴田練三郎なんてどう?
彼らの代表作を読んでみてください
856無名草子さん:2008/01/29(火) 22:38:19
それ以外だと塩野七生。西洋だけど。
857無名草子さん:2008/01/29(火) 22:40:47
北方のは歴史小説じゃなくハードボイルド時代活劇じゃない?
858無名草子さん:2008/01/29(火) 22:48:39
>>855
ありがとうございます
読んでみます

>>856
レスどうもです
塩野さんのローマ人はアウグストゥスの辺りまで読んで止めました
ポエニ戦役の辺りとか面白かったんですけど
あの倒置法を多様する読みにくい文章と押し付けがましいのにウンザリしました><
もしかしてローマ人以外の作品は雰囲気違うんですかね?
859無名草子さん:2008/01/29(火) 23:42:15
真田太平記とか
860無名草子さん:2008/01/30(水) 11:38:55
宮城谷さんで現在進行形だから比べるとしんどいけど、
北方さんの『三国志』はハードボイルド節が意外にはまってた
主だった人物について、その思考がかなりよく描かれています
ハードボイルドも一つのエンターテイメントだと割り切って読める人にはよいです
宮城谷さんの文体のよさが身体にしみこんじゃった人には
目に星がでるかもしれませんけど


海音寺さんの『孫子』、陳舜臣さんの『小説十八史略』など
読んだ人、いますか?
861無名草子さん:2008/01/30(水) 12:31:50
>>851
カタカナのほうが覚えやすいって人と漢字のほうが覚えやすいって人いるよね
862無名草子さん:2008/01/30(水) 12:50:13
>>860
>孫子
傑作。ただしあの時代の人物のことを何も知らないとつまらないかも
春秋戦国時代の知識がある人向け

>小説十八史略
面白いけど、読み進めて行くにつれて裏切りとクーデターばかりの血生臭い中国史に辟易する可能性も
宮城谷小説みたいに、爽やかな人物が出てこないのが欠点w
863無名草子さん:2008/01/30(水) 14:09:40
>>852
>> 王様は番号付の親切設計ですよ

本当!? それは親切(笑)

春秋戦国にもフローチャート付録に付けて欲しいと思うことはある
節操無くすぐにあちこち同盟するかと思えば
何代も前の恨みで突然出師しちゃったりするし
864無名草子さん:2008/01/30(水) 23:46:11
北方は複数人で語り合うシーンだと、カギ括弧の連続で
どの台詞を誰が言ってるのかわかんなくなることがある…。
865無名草子さん:2008/01/31(木) 14:46:57
それはあるよねえ、
北方に限らないけどなんでカギ括弧の上に名前書かないんだろ?
866無名草子さん:2008/01/31(木) 21:21:19
>>862
 感想、ありがとうございます。
 『孫子』からまずトライしてみます。
>裏切りとクーデターばかり・・・
 そういえば、そこに高潔な名宰相と名君が君臨してくれないと
 感動も何もないですね、たしかに!
 
867無名草子さん:2008/01/31(木) 22:56:57
海音寺潮五郎なら「中国英傑伝」を一番に勧める
868無名草子さん:2008/01/31(木) 23:28:12
『管仲』読み終えた〜
869無名草子さん:2008/02/01(金) 12:45:57
自分も管仲最近読み終えたんだがやたら挿し絵が多かったのが気になった
870無名草子さん:2008/02/01(金) 19:55:58
版画はインパクト強いからかな

いつも思うけど、自分の頭の中では主人公はまだ若く溌剌としているのに
絵や版画になると見事なオッサンなのがちょっとだけ凹です

管仲のすぐあとに、同時期だからと?骨記読み始めたけど
魯目線なので、
自分の中の管仲へのシンパシーが辛くて、読むの断念しました
871無名草子さん:2008/02/01(金) 22:09:54
↑ 
 ミスった
?骨じゃなくて『?骨記』
872無名草子さん:2008/02/02(土) 00:17:12
耳重読んだお(´・ω・`)
出だし全然分からなかったけど読み進めたらメチャクチャ面白かったwww
この人凄いすぎるなwwwwwwwwww
873無名草子さん:2008/02/02(土) 00:45:31
重耳な…
874無名草子さん:2008/02/02(土) 01:32:08
>>872
タイトル間違ってるし日本語おかしいし大丈夫か?
よく読めたなw
875無名草子さん:2008/02/02(土) 11:22:04
み・・・耳重・・・
876無名草子さん:2008/02/02(土) 14:52:23
重耳といえば中巻の屋根の雨漏りのところで盛大に吹いたわw
氏の小説はたまにすごい笑い所があるから電車で読むのは危険だなw
877無名草子さん:2008/02/02(土) 16:36:47
>>848
春秋左氏伝は関羽の愛読書ですな


そういえば、孔明の理想像は管仲と楽毅っていうね
管仲はなんとなくイメージにあうんだけど
楽毅はどうかな
878無名草子さん:2008/02/02(土) 16:49:17
>>877
まあ同郷の有名人だしね。
879無名草子さん:2008/02/03(日) 01:41:10
孔明って中山だっけ?
880無名草子さん:2008/02/03(日) 04:08:14
香乱記読んだ。
楽毅、重耳、晏子に並ぶ面白さだった。
881無名草子さん:2008/02/03(日) 10:38:04
古代中国にまだ詳しくないんだけど
どうして桓公とか、同じ名前の君主がこんなに多いの?
他にもあるよね、(すぐ列挙できないところがシロートでごめん)
882無名草子さん:2008/02/03(日) 16:36:13
桓公は名前じゃなくて諡号だよ。
多分、姓名を記すより国名+諡号の方が、通りがいいからじゃないかな。
「斉の姜小白」より「斉の桓公」と書いた方が、とっつきやすいとかね。
883無名草子さん:2008/02/03(日) 20:18:46
>>881
882さんが書いてくれてるけど
宮城谷さんの「史記の風景」で説明されてるから
時間があれば読んでみては如何ですか?

と思ったらウィキにあった〜「諡」

かくいう自分も知識不足で分からない事が一杯なんですが・・・
884無名草子さん:2008/02/03(日) 21:10:55
生前の行いによってランクがあるとか書いてあった気が。
885無名草子さん:2008/02/03(日) 23:12:45
期待せずに介子推読んだけど面白かった
資料が少ないのによくもまぁ書き上げるもんだ・・・
この人は本当にやるなあ

伏線張って明確な回答がなくてもストレス感じないし
不思議な世界を遊泳させてくれる貴重な作家だ
886無名草子さん:2008/02/03(日) 23:22:24
資料が少ない言うか実在したかどうかも怪しいと思う
887無名草子さん:2008/02/04(月) 23:32:00
楽毅読んだ
ちゃんと楽毅が主人公なのが良かった

武霊王と趙与が良かった
888無名草子さん:2008/02/05(火) 22:39:06
ちゃんと主人公だな
それに、子供時代がすごく長いとか、
父親の青春時代から話が始まるとか、そういうのでもない
ちゃんと1巻から活躍しているという、
めずらしく、普通なパターン

889無名草子さん:2008/02/06(水) 08:23:04
>>882,883,884
ありがとう
中国の姓氏の本を借りてきました
勉強いたします
890無名草子さん:2008/02/06(水) 08:57:52
諡号は「文」が最高で次点が「武」。
周の文王姫昌と武王姫発にちなむもので、
殆どの場合その国でもトップクラスの名君に対しておくられる。
代表は文王その人と、春秋時代なら、そして宮城谷ファンにとってはもちろん晋の文公(重耳)。

一方の悪い方は「霊」。国力を大きく減退させた君主に良く使われ、代表例は後漢の霊帝。
最悪が「幽」で、これはずばり国を滅ぼした君主。代表は「笑わない美女」褒似に溺れて
春秋時代の到来を招いた東周の幽王。
これらは悪い意味を持つ字を駄目君主に当てた形。




『晏子』で斉の荘公が、特に国力を損ねたわけでもなく、むしろ明君と呼べる父王の諡を
「霊公」としたことが、父親への恨みの深さを物語るというエピソードがあったのはこれを踏まえてのこと。
891無名草子さん:2008/02/06(水) 11:01:40
892無名草子さん:2008/02/06(水) 21:56:53
みなさん、勉強になりますた
喪主は孫でも、諡をつけるのは子供なんですね
小説では、即位したとたんにその名前で呼ばれてる事が多いようなので
ああ、また荘か、また桓かと…
それにしても、同じ諡で三十何人もいたりするのは驚きでした
重耳(中)に、しっかり武や文のことが載ってました
893無名草子さん:2008/02/06(水) 22:30:14
斉だけ「桓」が最高ってのは出典あるのかな
宮城谷さんの創作?
894無名草子さん:2008/02/06(水) 22:35:56
桓以上がいないって意味じゃないの?
895無名草子さん:2008/02/06(水) 22:54:40
武霊王は凄いて事だな。
896無名草子さん:2008/02/06(水) 23:18:38
良い所も悪いところも甚だしいってこと?
897無名草子さん:2008/02/07(木) 07:53:42
>>893
小白より前に「文公」はいたので仕方なく別の諡にしたけれど、
誰がどう見ても小白が最高なので結果として「桓」が最高になった、ということでは。
898無名草子さん:2008/02/07(木) 08:21:07
>>896
賛否半ばす、って感じかな。
『楽毅』の武霊王は「武霊」の名にふさわしいように思う。
899無名草子さん:2008/02/08(金) 23:11:12
「霊」は最悪クラスの悪諡に見えて実は平諡なんだよな
900無名草子さん:2008/02/09(土) 00:39:15
よいしょっと
901無名草子さん:2008/02/09(土) 09:54:57
>>899
鄭や斉の霊公はむしろ水準以上って感じだしね

悪諡でもトップは幽と獅セろう
902無名草子さん:2008/02/11(月) 18:15:18
個人的に、宮城谷作品のいい所は、作者に詩情がある点だと思う。

 すなわち、晋は星と砂の国であった。(重耳)

とか、表現に衒いとか嫌味臭さが無いのは珍しいなあ、と。
903無名草子さん:2008/02/11(月) 23:17:32
ひらがなを結構使っていて、柔らかさがあるからかなぁ。
「すなわち」も、「即ち」とか書いちゃいそうなものなのにね。
904無名草子さん:2008/02/12(火) 00:52:32
楽毅は確かに本人が頑張って主役張ってたよな。
晏子や孟嘗君なんかは父親、育ての父から始まってかなり長いし、またその
2人の父親つーのが、どちらもカッコよすぎる。(子供は子供で、優秀で徳
は高いが、チビ!というのまで共通してるがw)
父親たち去って寂しく感じた人少なくないはず。
905無名草子さん:2008/02/12(火) 17:52:53
晏弱は徳で子供を救ったヒーロー的存在だったけど
田横は仕事は出来るがツンデレ萌えキャラだったな
906無名草子さん:2008/02/12(火) 22:57:58
>>902みたいなレスから僅か3レス後にツンデレとか萌えキャラとか、激しく萎え
907無名草子さん:2008/02/13(水) 08:40:24
>>903
平仮名になってるところ、ざっとみてもいっぱいありますね
どこへゆくか
すこしまえ
ゆびさした
おもいなおした
なにかがみえた
その反対で、
難しい漢字、聞いた事もない漢語が山ほど出てくるけど、
この作家さんの漢字率?って、普通の作家さんより低いのだそうだ
1字、2字が字数以上のものを表現する効果的な場合にのみ漢字を駆使してて
やたらめったらじゃないところがこの作家さんらしい

ただ、使役の意味で使う「〜させた」を
「〜さした」と書いている箇所があって
あれ?と思ったことがある
まあ細かいことはともかく、日本語で読めてよかったと思える作家さんだ
908無名草子さん:2008/02/13(水) 19:01:04
宮城谷小説読んでていつも思うんだけど、この人の小説はどこまでが史実でどこまでが創作なんだ?
例えば、登場人物にしたってどこまでが実在した人物なんだろう?

主人公の行動も、どこまでが史実なんだろう?

香欄記の田黄の活躍はどこまでが史実なんだろう?
登場人物も、どこまでが史実なんだろう?
そんなことを考えると、ご飯が3杯しか喉を通りません…
909無名草子さん:2008/02/13(水) 19:10:57
ネットがあるんだから調べてちゃんと飯食えw
910無名草子さん:2008/02/13(水) 19:27:48
いや飯三杯も食べてたら十分だw

ところで三国志って文庫版いつ頃出るんだろ?
911無名草子さん:2008/02/13(水) 23:06:58
今月の三国志、荀イクの死がすごくあっさりしてた。
912無名草子さん:2008/02/14(木) 08:15:18
史記とかに載ってるところまでが史実じゃね?
史記に書かれていることが実際にあったかどうかはともかく。
913無名草子さん:2008/02/14(木) 17:42:11
↓こういうのは高確率でフィクション
・大胆な作戦を実行するが失敗したりして結局歴史に影響が無い
・主人公が旅行先で歴史上の人物に会って一目置かれる

914無名草子さん:2008/02/14(木) 19:15:44
フィクションかどうかの話じゃないし
フィクションかどうかなんて考古学以外調べようがない
915無名草子さん:2008/02/14(木) 23:54:33
判ってない事が書いてあったらフィクションじゃね
916無名草子さん:2008/02/15(金) 00:17:14
>>914
作者に聞くしかない。考古学は関係なし。
917無名草子さん:2008/02/15(金) 00:30:15
史書に記述があれば史実
史実であっても実際に存在しない人物や事件はフィクション

上記を踏まえたうえで作者が創作した部分については
フィクションだとわかる(作者に聞かなくても判るものもある)
それ以外については作者に聞いたところで答えはでない
夏王朝の例もある
幸い宮城谷小説は史書や歴史書間に矛盾があったり
作者が特に気になる記述については作者の考察が入るので
重宝してる
918無名草子さん:2008/02/15(金) 07:15:41
全部ウソでも別に問題は無い。
919無名草子さん:2008/02/15(金) 09:00:03
いきなりどうしたw
920無名草子さん:2008/02/15(金) 10:50:01
何にしてもこの作者くらい多くの史料を読み込んで整合性まで
じっくりと考察してる作家はそんなにはいないよ
孫呉なんかの兵書や、思想書、四書五経の類まで勉強してるとこは関心
921無名草子さん:2008/02/15(金) 15:20:28
中国の歴史小説を書くからには、
その類の勉強は省略して欲しくないと思う
この手の小説の読者には、めちゃくちゃに詳しい人が多いようだから
ただ宮城谷さんは甲骨文字まで深入りして
自分の目で様々な資料を検討しているのがいい
資料の中に矛盾するものがあれば自分なりに考察し、
資料と資料にのあいだに隙間があれば知識に基づいた仮説を立てたり、
そういう丹念で潔癖な仕事をする人なんだなと思う
その潔癖なところがなんだか介子推の潔癖さに似てるような気がする
主人公はみんな精神がきれいだ
922無名草子さん:2008/02/15(金) 15:32:30
地上波じゃないけど、5年以上前に、毎回異なるゲストとの対談モノって番組で
宮城谷さんが出演してた

話し方が謙虚で穏やかで、傲慢な物書きもいるなかでえらい好印象だった
923無名草子さん:2008/02/15(金) 19:01:53
てす
924無名草子さん:2008/02/15(金) 21:19:24
来月にもう「名臣列伝」が文庫化されるのか、速いなー
単行本のを買ったけど、一度も読まないまま文庫化になってしまった・・・
925無名草子さん:2008/02/15(金) 21:40:26
三国志6巻を今買おうと思ってるんだけど、ひょっとして初回に出た奴と違うのか?地図が入っないとか応募マークが付いてないとか…
5巻までは発売日に買ってたのに6巻は金の事情で買ってないんだよな…orz
1〜3巻の応募すりゃ良かったかなと後悔してます……
926無名草子さん:2008/02/16(土) 00:40:10
『春秋名臣列伝』と『戦国名臣列伝』の両方が文庫になるのか?
『春秋の名君』と3冊並べるために、文庫化を待っていた
だが、三国志の文庫化を待つのは少々気が遠くなる
927無名草子さん:2008/02/18(月) 02:10:20
>>952
6巻は応募マークはついてません。

地図は一枚ピンクっぽい色のやつが挟まってます。
 (後漢末概念図(表)赤壁の戦い(裏))
928無名草子さん:2008/02/18(月) 09:16:25
>>927
ありがとうございますm(__)m
6巻は地図(概念図)だけなんですね
あの地図(概念図)は本の間に普通に挟まってるだけなので、書店や通販で買う時には注意が必要ですよね
なぜ質問したかというと、買う前に2巻3巻みたいに地図(概念図)以外の特別付録が付いてるんじゃないかと思いましてね
もし買った後に地図以外にもこんなのありましたなんて知ったら一生眉毛が下がりっぱなしになっちゃいます

1巻…概念図、
2巻…概念図、特別付録
3巻…概念図、特別付録
4巻…概念図、
5巻…概念図、
6巻…概念図、
1〜5巻の帯には応募券
こんな感じでしょうか
929無名草子さん:2008/02/18(月) 09:38:17
ちなみに自分は、応募して帯の価値を下げるか応募せずに帯の価値を維持するか、で2週間は悩みました。
ちなみにここでいう「帯の価値」というのは値段ではなく、状態のことです。
結局プレゼントは泣く泣く諦めて帯の価値を維持しました。
自分の性格からいって全巻を揃えても帯の一部分が切れてると残念な気持ちになり、切り取ったのを後悔すると思いましてね。
二冊買えばいいじゃないかと思われるかもしれませんが、三国志を読んでいる人間がそんな出版社の策にハマるのもあれですし。。。
930無名草子さん:2008/02/18(月) 23:26:03
>>928
6巻 特別付録はついてるよ

 三国志外伝 呉祐
931無名草子さん:2008/02/19(火) 00:58:09
>>930
おお、付いてますか!ありがとうございますm(__)m
付録無しを買ってしまう可能性を孕んだまま買うところでした
932無名草子さん:2008/02/19(火) 22:44:32
華元は明るくて出目出腹というユーモラスな容姿だったからか
『華栄の丘』のさし絵は妙に可愛い
陰の章にはディズニーの気のいいヤツの図柄の華元が、
復の章にはスヌーピーの図柄の商人がいる
933無名草子さん:2008/02/21(木) 21:28:27
読んでますかー!
934無名草子さん:2008/02/22(金) 08:05:50
数年ぶりに「晏子」を読んどる
もう五回目くらいだろうか

しかし何度読んでも晏嬰にやられてしまう
この時代は「子産」とほぼ丸かぶりというのもいい
中原の状勢が描かれた場面の度に口元が綻びそうになる
935無名草子さん:2008/02/22(金) 21:46:17
こっちは今、「沙中の回廊」(下)だ
泣く泣く秦に亡命するわ、
晋に残ってた兄ちゃんが死んじゃうわで
存分に虚しさを味わっとる
(上)の冒頭に出てきた介子推のエピがきれいに活きてる
936無名草子さん:2008/02/22(金) 22:28:26
管仲読み終えた

鮑叔すげー
937無名草子さん:2008/02/23(土) 15:39:02
人の器と自分の器が正確にわかっているところが見事な鮑叔
938無名草子さん:2008/02/23(土) 23:09:14
自分の器を大きく見せた人ですね
939無名草子さん:2008/02/24(日) 18:49:17
宮城谷さんの文章で、
「誰々は『○○○○』とは言わなかった」、とか、平仮名の多用は、
司馬さんの影響でしょうね。本人が言ってました。
940無名草子さん:2008/02/26(火) 05:45:08
それ、時々
「誰々は
「○○○○」
とは言わなかった」
って改行されると、言ったんじゃないのかよ!とツッコミ入れたくなる
941無名草子さん:2008/02/26(火) 17:27:22
ときどきそうやって、ボーッと読んでるやつに喝をいれている
とは言わないけどさ
942無名草子さん:2008/02/26(火) 22:00:49
>>940
お前それじゃリアル鬼ごっこだぞ
943無名草子さん:2008/02/27(水) 22:21:45
俺は今夏姫春秋下巻
荘王かっこええわ・・・

ところで上巻に「施」って女性が出てきたけど
後々の西施と関係あるのかな
夏姫春秋自体巫臣が呉越(+楚)の闘争の種まいて終わるし
944無名草子さん:2008/02/29(金) 20:49:15
三国志末期を宮城谷の文体で読んでみたい
945無名草子さん:2008/02/29(金) 22:24:43
今年中にはたどり着きそうにないが
そのうち読めるさ
946無名草子さん:2008/03/05(水) 23:24:41
春秋名臣列伝は今月の何日か判明してる?
戦国の方は4月17日だったと思うけど…
947無名草子さん:2008/03/06(木) 10:27:14
3/7
948無名草子さん:2008/03/06(木) 12:30:23
明日は海音寺の新装版「武将列伝」も出るね
これで明日は列伝づくしやー
949無名草子さん:2008/03/09(日) 14:11:32
『晏子』読了したが、崔杼の最後が泣けてきた。だんだん良くも悪くも人間くさくなっていったけど、
それが足元をすくうことになるとはね。晏弱が崔杼の最後みたらどう思うだろう?
950無名草子さん:2008/03/12(水) 10:35:29
久しぶりにこのスレにきてみたら、春秋名臣列伝が文庫化したのか
予想より一年近く早くてびっくりした
ちょっと本屋行ってくる!
951無名草子さん:2008/03/12(水) 14:35:59
950のように独り言を誰かに伝える為にPCか携帯に打ち込み去って行く・・・思えば変な世の中になったな。・・・しかしこのスレの皆が心をうたれ熱心に読むのはface to faceの時代の物語・・・
952無名草子さん:2008/03/12(水) 19:59:41
次スレの風景
953無名草子さん:2008/03/12(水) 21:21:09
>>951
子皮とか季札とスカイプしてる晏嬰を想像したらフイタだろうがw
954無名草子さん:2008/03/13(木) 23:39:56
>>953
お前のせいで俺も吹いたじゃねーかw

――次スレは970でたてるのがよいだろう。
955無名草子さん:2008/03/14(金) 10:21:27
三国志はどこまで書くんだろ?
トウガイ好きだから末期まで書いてほしい
956無名草子さん:2008/03/14(金) 19:18:18
ケ艾は俺も好きだな
個人的には、灌漑に取り組む姿とかも書いて欲しい
「麦わら帽子が似合う日焼けしたオッサン」が俺の中のケ艾像w
横光のケ艾も、なんか麦わら帽子っぽいよな
957無名草子さん:2008/03/14(金) 20:09:06
王家の風日のあとがきに出版までの苦労話があったけど
これほどの作家でも大変な時期があったんだねぇ
中国古代史をここまで研究して小説をドラマチックに書き上げるのは尊敬するわ
958無名草子さん:2008/03/14(金) 20:13:04
介子推のときは書けなくて泣いたってあとがきされてたような
959無名草子さん:2008/03/14(金) 20:38:27
晏子も苦労したって書いてるな
題材を変えたくなるほどだったらしい
960無名草子さん:2008/03/14(金) 20:51:25
世に出るまで極貧生活だったんだよな
王家の風日の初版が500部だなんて。・゚・(ノД`)・゚・。

やっぱり王家の風日あたりと最近の本では書き方って違うのかな?
最近は宮城谷中毒で客観的な視点で見られなくなってるw
961無名草子さん:2008/03/14(金) 21:08:41
太公望→王家だったけどちょっと雰囲気が違った記憶はあるな
天下の英雄と没落貴族という題材の違いも大きいけど
962無名草子さん:2008/03/15(土) 23:37:14
初めて宮城谷を読んだのは十数年前の重耳で、そこから王家に遡って一通り読み、
既刊読破のあとは新刊をリアルタイムで追い始めたけど

今にして思えば、昔の方が読みやすかったような気がする
ま、個人差はあるだろうし、今の文章ももちろん好きなんだが
963無名草子さん:2008/03/17(月) 18:27:01
>義を以って時を輔ける

これは良い言葉ですね・・・
964無名草子さん:2008/03/17(月) 19:31:03
感覚的なものだし個人的なものだけど、2002年だけ刊行された作品がない
その辺の作品を境に微妙に変わった様な気がしないでもない

それはそうと春秋名臣列伝を読み終えたんだが、伍子胥の項で冒頭で伍氏の
初出や出自に関してふれて、そこから伍挙に関してそこそこに紙数を割いていながら
鳴かず飛ばずの一件をスルーしているのが気になった
左伝にはなく史記の記事だからなんだろうか…
965無名草子さん:2008/03/18(火) 19:36:34
貧乏したあげく泣くほど苦労して世に出されたものを
数百円の文庫で読めるとはありがたい
それをたまに古書で買ったりして申し訳ない
966無名草子さん:2008/03/18(火) 20:25:57
>>964
「鳴かず飛ばず」の故事は、あえて書かなかったんじゃないかな。
荘王の話は「沙中の回廊」や「夏姫春秋」でだいぶ書いたしね。
967無名草子さん:2008/03/18(火) 22:09:21
「春秋名臣列伝」が平積みしてあったから買ってきた。

って、遅い?
968無名草子さん:2008/03/18(火) 22:15:58
平積みしてある本屋が遅い
969無名草子さん:2008/03/18(火) 22:19:36
読み進めて行く内に久しぶりに出てくる名前の人物が
何者か分からなくなります。どうしたらいいですか?
970無名草子さん:2008/03/18(火) 23:02:47
努めなさい
971無名草子さん:2008/03/20(木) 21:18:45
管仲→鮑叔、孟嘗君→白圭に改題した方がすんなり頷ける俺が来ましたよw
972無名草子さん:2008/03/20(木) 21:23:47
>>971
重耳→第一部「称」第二部「重耳」
子産→第一部「子国」第二部「子産」

973無名草子さん:2008/03/20(木) 23:16:00
管仲は一応まだ主役らしいと思ったけどな
どん底まで暗いけど
人格が変な風吹かせてるよりはずっと好感もてる
974無名草子さん:2008/03/21(金) 11:20:24
宮城谷さんに倭国と関連する人の短編とか書いて欲しいな
たとえば邪馬台国の張政や、白村江敗戦後に進駐してきた郭務宗とか

975無名草子さん:2008/03/21(金) 17:41:24
日本古代史系の歴史小説だと邪馬台国〜平安時代までを網羅した
黒岩重吾の作品集があるけど同じような時代背景で宮城谷式の日本古代史を
読んでみたい
976無名草子さん:2008/03/21(金) 18:03:40
>>956
あのケ艾のイメージはどっから来たんだろうな
おかげで権謀術数な側面を聞いたときは混乱した
977無名草子さん:2008/03/21(金) 19:49:12
>>974
賛成!
いや、同感。
978無名草子さん:2008/03/21(金) 19:53:49
>>974
また泣くぞ?
979無名草子さん:2008/03/21(金) 21:06:02
>>974
関心の薄い時代なのに、俺は「宮城谷昌光著作」ってだけで読むだろうなあ…
980無名草子さん:2008/03/21(金) 22:24:02
日本の古代史、ぜひお願いしたい
幕末はかなりの人が書いてるし
・・・とはいえ、不案内な時代を調べ、知識を蓄積し、
自分なりの価値観で見通すっていうのは
遠大な作業なんだろうな
作家もある程度の年齢に達すると
あとどのくらいの仕事なら可能かなんて測るだろう
そこを何とか、書いていただきたい!
981無名草子さん:2008/03/21(金) 23:00:27
書いて貰いたいのはやまやまだが物理的に無理だろうなぁ
個人的には仕事の中身が薄まる様な日本古代史を中途半端にやるより
宮城谷さんには膨大な知識を生かして中国古代史を思いっきり書いて欲しいし
本人もそのつもりでしょ
982無名草子さん:2008/03/21(金) 23:09:02
邪馬台国なんてどこにあったかもわからないんだから
歴史小説じゃなくなるな確実に
介子推は周りの人間に説得力があったから歴史小説ぽくなったけど
983無名草子さん:2008/03/22(土) 06:40:04
いっそ、宮城谷さんの書くさわやかな「孫文」とかどうよ?
984無名草子さん:2008/03/22(土) 10:59:13
意表をついて袁世凱から風が吹く
985無名草子さん:2008/03/22(土) 11:02:31
なるほど、近現代史か。
それも面白そうだね。
986無名草子さん:2008/03/22(土) 11:47:37
上杉鷹山なんかはどうだろう
987無名草子さん
>>984
さらに近代で毛沢東から(ry