1 :
無名草子さん:
栗本慎一郎氏の数多くの著作本の内容について語り合うスレです。
芸能活動、政治活動等は著作の中で言及されている場合にのみ
取り扱います。
2 :
1:2005/10/07(金) 00:13:02
内容的に深く関わりを持つ他者の著作物への言及は可とします。
あおり、人格攻撃、スレに関わらない書き込みなど品位の無いレスは全て削除対象とします。
> あおり、人格攻撃、スレに関わらない書き込みなど品位の無いレスは全て削除対象とします。
スルー推奨、の方がよろしい。
栗本さんの本で最初に読んだのは、糸井重里との対談本「俺たちはノイズだ」
かな?そのときはよく分からなかった。中学生だったからね。
高校に入って、文庫版の「幻想としての経済」を読んでハマった。
>>5 削除よりスルー推奨を推奨するYOUの意図は何よ?
つまり煽ってくださいってことでしょ
脳卒中の後、すっかりおとなしくなっちゃって、ちょっと残念。
トンデモのシェアを養老に持っていかれてしまったね。
10 :
6:2005/10/07(金) 00:43:31
私は、ちょうどその頃、差別と言葉の関係について考えてました。
最近の映画「ゴーストワールド」でソーラ・バーチ演じる女子高生が、
差別的な表現を抑制することが、かえって差別を隠蔽し、結果として差別を
助長するという逆説を指摘する発言を教室でして、
先生に一目置かれるというシーンがあったのですが、
私もあれと全く同じような感じでした。
そのころ、「幻想としての経済」を読み、
書いてあることは全然別のことなのに、考え方が私と似てる!(と言ったら
偉そうですが)、私が求めている言葉がココにある!、と思ったのです。
それが栗本先生の本と私との(二度目だけど運命的な)出会いでした。
それより、今はなんでこんなにおとなしいの?
やっぱり身体がヤバイのかな。
まぁ以前のように躁病チックに元気でもウザイが。
>>2で言われてる「スレと無関係の品位の無いレス」とは、
例えば、
>>9のような発言でしょうか?
著作物との明確な関係が示されてないように思われるのですが。
9はOKでは?
>>10 差別に関連して、どんなことが書かれてましたっけ?
最近ちょっと見直してますが、そういう観点で見たことなかったんで。
一応私見を言いますと、
人種差別など外見でわかるものは置いといて、
部落差別などは、「忘れる」「隠蔽する」「伝えない」が基本のような気がしています。
自分でもひどい考え方のような気もしますが。
どうでもいいが、なんで今頃栗本かね。
>9じゃないが、明らかに間違った非科学的オカルト本も出してるのは、
さすがポランニーしかなかった人というか。
「反少女」なんてトンデモ小説は笑えて好きだけどね。
あちこちでこの手のレス付ける人って友達いないのかしら
>>14 >明らかに間違った非科学的オカルト本
そこまで言い切るのはどうかと思いますが、確かに何これ?と思う場合もあります。
しかし、「意味と生命」を精読して以来、この人は確信犯なんだ、
一見やばそうな本でも、「読んどいたほうが得やな」、という気になりました。
世の中、ほんとがっかりするような本で溢れてるので、まだまだ栗本は重要だと思っています。
17 :
6=10:2005/10/07(金) 01:53:49
>>13 たしかに、「幻想としての経済」では、
とくに「差別と表現」という問題については語られていたわけではありませんね。
私が、自分と近いと思ったのは、内容というより、
考え方の部分なんです。
「経済学では、”経済活動は生産を目的としている”と考えられてきた」
という前提をひっくり返して、
「消費と破壊が目的である」と逆の前提で経済を語って、説得力を持つ
というような、ところですね。
それが「差別表現の規制は、差別を抑制より、むしろ逆の結果を
もたらしているのでは?」という
上のレスで言えば「ゴーストワールド」的な逆説に似てると思ったのです。
ただ、付記すれば、のちの著作「意味と生命」で
「今までAと言われていたものは実はBであった、
という言い方を私もしてきたが、そういうやり方には限界がある」と
いうようなことを
栗本氏自身はおっしゃっているのですが・・・。
18 :
6=10:2005/10/07(金) 02:01:06
>>17の訂正
X 差別を抑制 (上から10行目)
O 差別の抑制
19 :
遅れ馳せ:2005/10/07(金) 02:02:30
21 :
19:2005/10/07(金) 02:10:36
>>19 (初めての方へ)
前スレは、哲学板です。
「反文学論」という文庫本の中で
ディック、ヴォネガット、半村良などのSFや
橋本治(これは名前だけ)などについて語っている。
彼らの本を読んだのはこの本(反文学論)で興味を持ったから。
書籍板じゃ浮いてるな。邪魔だよ。
何をお高くとまってんだかw
たかだか、バブルの現代思想方面で少しく話題になっただけで、
ろくに学術評価されなかった「意味と生命」だろ。
パンツ本以外で広松ばりにカッコつけたかったんだろうがあの文章のマズさといったら。
こんどしょーむない文章引用してやるよ。
あちこちでこの手のレス付ける人って友達いないのかしら
>>7 自分の掲示板でやるなら「削除します」で構わないがね。
まあ試しに削除依頼してみれば分かるよ。
しなくても分かりそうなものだが。
>>24 >>23のような輩は社会学板に良くいるなw
腐りきって腐臭を放つ学者もどきの信者だろう。
スルー推奨。余りにしつこいなら削除対象だな。
スレ汚しすまそ。
28 :
無名草子さん:2005/10/07(金) 09:39:51
痛い1あげ
ここは、「著作本の内容について語り合うスレです。(
>>1)」
>パンツ本以外で広松ばりにカッコつけたかったんだろうが(
>>23)
みたいな、本の内容ではなく、「本を書いた理由」の憶測のような発言、
これはスレ違いでは?
>こんどしょーむない文章引用してやるよ。(
>>23)
引用してから、どこが「しょーむない」のかを具体的に論評すべき。
アク禁にするとか言い出す伊予柑
2ch慣れしてない奴がスレ立てるほうがよほどルール違反だと思うが。
アンチの乱暴な批判や単なる煽りが来るのはあたりまえだろ、2chなんだから。
まぁ、深読みすれば、
信者スレを強調してわざと煽りを呼び込むための釣りかもしれんが。
信者以外を排除したいんだったらブログかメーリングリストでやってなさい。
>>23 それはいいから、
ならもっといい本紹介してくれ
ああ、信者スレなんだ。およびじゃないね。
34がいうようにブログでやってれば。
痛いよね。
著作物以外の話題はスレ違いだ、と言ってるだけだろう?
どうして、それが「信者」ってことになるのが、よく分からん。
結局、どの板いっても攻撃しかできない
痛いのはくるね。
他の板だとバカが全然来ないスレもあるのにな。
栗本だからかな?
それともアンチ栗本信者wがいるのかなwww
某滓学者のシンパとかw
結局信者スレか、アンチばっかりだけど。
「経済人類学」
互酬、再分配、市場交換が、社会の取引(トランザクション)の
三形態であり、市場交換が肥大したのが、近代以降の「市場社会」である。
このカール・ポランニーの学説が紹介されていた。
お金を払ってモノを買うというような取引のあり方が、太古の昔から
社会のメインであったわけではないということは、
なんとなく分かっていたが、こういう形でハッキリ示されたのは、
私にとってはこの本が初めてでした。歴史の教科書とかでは、いつ頃から
市場交換が、主要な取引形態として始まったのか、
ぼやけてよく分からないからね
どこにいっても馬鹿は馬鹿。
公共の福祉のために、紙ねよ
>>1
>>39 もともと哲板のスレらしいから、帰って一人で演説してれば?
ここだけ80年代になったのか?
何を今さら。
そういや、岩井克人を読んだ頃が懐かしいわなあ。
別板前スレの真面目な栗本読者の意を
汲んで立てられたこのスレ。
不満なら世界平和のためにw
バカ防止wwwの哲学板逝けよ
チンカス
>>40 スレ分けた意味意図が理解不能な
日本語不自由なダダッ子
>>40 以降スルーwww
>>42 >別板前スレの真面目な栗本読者の意を
>汲んで立てられたこのスレ。
掲示板は不特定多数が見るものだという基本的なことを忘れてますね。
そんなことは当事者以外は知らねっつの。
あと煽りに煽りで返すのは同類だということも時々は思い出して!
44 :
無名草子さん:2005/10/08(土) 02:15:35
>>44 マルチうざい。最初からそう書け、呆け
でもなかなか良いこと言うな、そういう意味ならw。
面白くは無いがwww。
「幻想としての経済」の『病にかかった江戸時代』の中で
江戸時代の人口増について語ってるのが、記憶に残る。
社会の変化と身体の変化の関わりが暗示された論稿であり、
のちの「パンツを捨てるサル」のウィルス進化論の伏線でもあった。
48 :
無名草子さん:2005/10/08(土) 10:53:19
「ブダペスト物語」では、経営学者ドラッカーとの出会いが描かれているね。
高校時代、栗本さんの本を読んでたけど、大学時代は離れてた。
ドラッカーも、この本に出てきて、名前だけは憶えていた。
当時は「経営学者ァ?ショボイ肩書きだな」と思ってた。
日本の大学の学部だと経営学部なんて、「サブ経済学部」みたいな扱いっていう
イメージがあるからね。
のちの大学時代、栗本経由とは別のつながりで、
ドラッカーの本を読んでハマった。
ブダペスト〜ウィーンの知識人のパワーは凄いと、思い知ることに。
>>41のような人は、哲学板のアリストテレスのスレでも、
「ここだけ、紀元前になったのかね」っていうのかね?
「いまどき、アリストテレス?」とか。
ポランニーは忘れられなくても栗本は忘れられる。
「紹介者」以上の仕事はしてないし、本業以外でもてはやされただけ。
現代思想バブルなだけで、プロパーの間でそれほど評価されてない。
そんなことも知らんのか。
よりによってアリストテレス。
信者って怖いわ。
「信者」 好きだねえ、その言葉が。
他が見えてないなら、信者だね。
>>52 哲学板でいろいろ議論したんだけど、栗本先生以外の本も読んでるし、栗本先生の
学説の一部に異を唱える人もいた(オレもそう)。
ということは、信者ではないと言うことだな。
思い込みの強すぎる人だな、と思っていたら、
案の定、ユダヤ資本がどうのこうのの陰謀論にはまったトンデモさん。
オレの中では既に太田龍とか副田隆彦などと同じ箱に入れてある。
まぁ開き直って確信犯的にデタラメを撒き散らす、
中沢新一のような奴よりは好感は持てる。
もはや柄谷行人あたりにすら相手にされないとは思うが。。
だから「人」じゃなくて「本」に対して批判してよ。このスレでは。
どの本のどの部分がトンデモなのか、と。
>>54 大体そんな感じだよな。
昔、落ち目になったころから買ってねえからなあ。
縄文なんたらとかいう本、新刊平積みで立ち読み。
明らかに、終わったな、と。
トンデモ本出し始めてさらに政界入って、それも投げ気味、
自民党入りの言い訳文章でさらに終わり。
マラカスが降って、得意げに認識リハビリ発明自慢文章で終了。
終わったと思ったわりには熱心におっかけてるなw
58 :
無名草子さん:2005/10/08(土) 21:14:43
彼の自民党の研究は中々いいと思ったが
あと小泉総理と大学で同窓だっただけに健全ならブレーンになってたんだろうな
パンツの頃からウケ狙いはわかったし、学者としては目立つからな。
昔読んだ著者を気にするのは普通だが。
店頭にあれば一応めくった、諦念と哀惜をこめてな。
一応、主著の「意味と生命」出た頃の、もう醒めかかってた思想シーン。
「あ、栗本ってちょっと違うんじゃない?」という皆の微妙な反応。
当時トンデモって言葉はなかったしな。
あの反応で、本人もやんなって、方向転換したんだろ。
俺は「意味と生命」「パンツを捨てるサル」までは、評価してる。
ただ「パンツを捨てるサル」はくだらない駄洒落やジョークが多すぎる。
瑣末なことだが、これは文体の乱れだと思う。
それまでの栗本先生は微妙な問題を分かりやすく語ろうとするところから、
ユーモアが出てきて、文体が好きだったのだが。
とくに笠井潔との対談本「闇の都市 血と交換」がユーモラスな文体の真骨頂
だと思う。「ヴィトゲンシュタインやヤクザは意志の強い人だから〜」の
くだりが最高に面白かった。文体という意味ではあの本が最高だ。
厳密には文じゃなくて語りだけどね。
「パン捨て」の後からは、トンデモとは思わないけど、大言壮語というか
キメが粗くなったような気がした。「情報」とか「情報処理」という
言葉の使い方も、どうも漠然としてたような気が。
61 :
60:2005/10/08(土) 21:57:41
訂正
四行目。>それまでの栗本先生は
「それまでの栗本先生の本は」に訂正。
やっぱり、デビュー(って言うのかな?)した当時に栗本先生を支持してた人たちは、
栗本先生がどんどん過激になっていくのに着いていけなくて、「裏切られた」っていう
思いが強いんでしょうね。
まぁ、進化論うんぬんの伏線は、初期の本にあったからね。
個人的にはそんなに驚かなかった。
例えば、「大転換の予兆」では未来予測的なことが書かれてるけど、
今までの自説を踏まえたような書き方をしてほしかった。
シリウスどうよ?
そう言われれば‥と、久々に
「人類新世紀終局の選択」を開いてみた。このスレのおかげ。
やはり「?」な部分も多いものの、
基本線は「意味と生命」と同じだと思うんだよね。
「?」はあくまで「?」であって、
そこは保留しつつ読むことが、むしろ期待されているような気もするし、
そこから「団体行動」や「布教活動」を決して呼びかけず、
読者だけに懸命に語りかける姿勢に、誠実さを感じる。
>>66 『人類は思考する“金魚”である』(1993年 青春出版社)だね。
>>68 そう。この題名は何なんだ?こういう改題をした意図は一体・・・
文庫本用あとがきに書いてあるのかな?
青春出版社が文庫出してるってコト自体知らなかった。
改題の意図は特に説明されていなかったなあ。
この著作は啓蒙本であることを考慮しても、『鉄の処女』までの初期著作に比べ、議論の粗が目立つな。
例えば、ブーツストラップ理論とスーパーストリング理論を混同したまま文庫化されてる。
口述筆記かゴーストライターを使った感じがする。
形とリズム論などに着目するところはさすがなのだけど。
なぜ金魚なんだ why?
個人的には、たとえば天外伺朗と組んだりした方がもっと面白い本ができたような気がするね。
天外氏も実証的に偽書とされてる本を持ち上げたりするフライングは多少あるけどさw
グルジェフ、占星術研究家の松村潔と栗本氏が雑誌で対談してたことがあったから、共同研究書か対談集でも出すのかと期待したけど結局出なかったなあw
>>71 確か、本文の結論の1つじゃなかったかな?
それを題名にしたんだよ。
アーサー・ケストラーの言として紹介されていたような…
今、手元に本がないから間違ってたらゴメン。
でもなぜに「金魚」なのかね?w
>>71 >>73 5章の後半(1991年に出た単行本では187ページ以降)に、金魚鉢うんぬん
って話が出てくるじゃん。
>>75 ケストラーからの引用で合ってます?
本当に言ったのかなw?
未邦訳本かな?
>>65 私も久々に開いてみた。
細かい点に目を瞑れば案外良い本だね。
『シリウス』で栗本経済人類学の切れ味復活を感じるから、『捨てサル』『意味と生命』『人類新世紀』などの進化論続編もぜひ期待したいところですね。
過剰ー蕩尽理論、層の理論、想念と形とリズム、ウイルス―快感進化論などの集大成。
これを機に、渡辺豊和『縄文夢通信』も再販か文庫化してほしいな。
ついでに阿基米得『謎のカタカムナ文明』なんかも…w
この辺はもう、名著的怪書といっていいからね。
徳間書店さん、お願いしまーす。
細かい点に目をつぶれば、なんて、なんでみんなオカルトをむりやりでも弁護してんのかねえw。
トンデモレベルにしても、今やベタすぎるネタなのにさ。
オカルトって言ってもいろいろあるから。
ニュートンだってかなりトンデモな奴だった訳だし。
「カン」のレベルの仮説を、
実証されないから言わないでおくというのではなく
聞かせてくれるってだけでも
その親切に感謝してるけど。
ところで、「昆虫」は特別な生物だ、みたいな話、どっかの本で
言いかけてたと思うんだけど、続き知ってる方いませんか?
83 :
無名草子さん:2005/10/11(火) 02:51:43
>>81 私は、栗本先生の本は、「東京の血はどぉーんと騒ぐ」しか
読んだことありません。
どの本のどの辺りがオカルト、トンデモ、ベタなのですか?
具体的に教えていただけるとありがたいのですが。
>>82 ああ、それオカルト界隈で有名な話。
昆虫の先祖が見当たらないってやつでしょ。
宇宙から隕石でやってきたんだろうとか。
まあねえ、少しは自分で調べろよ、みたいなw
結構、オカルト聞きかじりが多すぎるんだよね。
つまり当時、講演会でくっちゃべって稼ぐためだったんだけど。
例えば、「パン捨て」に書いてあることで言えば
「栗本氏以前にも何人か提起してたウイルス進化論はインチキだった」
「脳内にウィルスが侵入してレセプターを増やすなんて、ありえない。
トンデモだ」
「大転換の予兆」に書いてあることだったら
「太陽黒点と景気の循環には何の相関もない」
と立証(あるいは、そこまでいかなくとも、根拠の薄さを指摘)するのなら
いいけど、そういうことを何も言わんで、ただ「トンデモ+小文字のW」
で済ますのは簡単でいいよな。ただ言い捨てればいいんだからw
86 :
82:2005/10/11(火) 03:09:21
実証されていない仮説を「受け入れて」思考を進める者は、
「信者」と呼ばれても仕方がないなとは思う。
(でもそういう意味じゃ、社会科学関係者はほぼ全員「信者」だぜ‥)
「公認」されてない仮説の信者は、「隠れ」た方が政治的にはいいと思うので、
日常生活では、栗本のクの字も出してなかったりする。
いくじなし。でも読み続ける。隠れ信者。
それは一応親切な皮肉なのか、はっきりしたほうがいいぞ。
まんま、だし。
88 :
82:2005/10/11(火) 03:14:16
>>85 >「栗本氏以前にも何人か提起してたウイルス進化論はインチキだった」
>「脳内にウィルスが侵入してレセプターを増やすなんて、ありえない。
トンデモだ」
文献等、教えてくれたらありがたいです。
89 :
85:2005/10/11(火) 03:21:10
>>88 いや、私は、別にそう主張しているわけじゃなくて、
栗本氏の言ってることに対して、具体的に反証を挙げないで
トンデモと言うのがオカシイと言ってるわけです。
90 :
82:2005/10/11(火) 03:35:36
>>89 失礼しました。
>>84 >まあねえ、少しは自分で調べろよ、みたいなw
もしかしたらだれか知ってる人がいて、
親切に教えてくれるかも知れないじゃん。
だったら、調べるより楽じゃん?www
自分で調べるほどは気になってないし←こら
ヽ,从ノ
(゚∀゚`)ノ
く/ /
>>
学問や科学というのは全体の動向を見なくちゃいかん。
個々の学者だけを追いかけてるとトンデモにはまりやすい。
どんなに優秀な人でもオカルト方面につい逝ってしまうことはあるからな。
孤立してたり学会の辺境にいる学者だとなおさら。
一方で個々の学者の言説をの真偽を確かめるのも大事だろう。
「パンツを捨てるサル」で紹介された、
「レトロウィルスが遺伝情報を書き換える」
「ウィルスが細胞の表面のレセプターを増減させる」
などは、命題(真偽を判定できる文章)として提起されている。
これを偽であると主張した科学者はいるの?
94 :
訂正:2005/10/11(火) 22:28:38
>一方で個々の学者の言説をの真偽を
「一方で個々の学者の言説の真偽を」に訂正。
「オカルトであるとしたら、何が悪いのか」
「オカルトと科学の境界は何か」
も再考されなきゃいけないよね。
例えば、臨死体験とUFO体験の関連性、太陽黒点と経済の関連性、こういったものを重要な研究対象として掲げるだけで「オカルト」のレッテル貼るのだったら、それこそヒステリックな感情論じゃないのか?
もちろん、「マイナーこそが周縁こそが正しい」というのも間違っているわけですが。
確か、ウイルス進化論に関しては批判的なサイトがあったと思う。
ググれば出てくるんじゃないかな?
こういった異なる見解を比較検討しやすくなったのは、ネット時代の利点ですかね。
栗本氏が『ニッポンの終焉』で懸念していた、情報がダイレクトに入る時代なわけだが、あの本の悲観的見解は今から見るとどうなんでしょうかね?杞憂に過ぎなかったのか。
でもこの前の選挙結果を見てると、日本人は相変わらず情報の集団処理に終始しているような気もしてきますが。
>でもこの前の選挙結果を見てると、
>日本人は相変わらず情報の集団処理に終始しているような気もしてきますが
メディアは進歩したけど、政治を語る言葉が進歩したかどうかは、
分からないですね。
前の哲学板のスレでも書いたけど、今回も、国民新党とか新党「日本」とか
ボンヤリした名の党が結成されたからね。
2ちゃんねるの重複スレのようにw
100 :
無名草子さん:2005/10/12(水) 04:52:56
100ゲット?
対談の本も面白いよな。「相対幻論」「加速する変容」とか。西部さんとの対談本もあったな。
101 :
無名草子さん:2005/10/12(水) 05:13:07
シリウスの都はいろんな人に向けて書いてるんだね。
>>97 このサイトは良いサイトだね。
ザッと読むだけで、科学的なモノの考え方とはどういうものか、
というのがよくわかる。
>>97 ウィルス進化論の難点はわかったけど、
「言いすぎだ」、ってくらいだよね?
「人間のゲノムにウイルス由来のものがあるという証拠はありますが、
私の知る限り、ウイルス進化論が主張するほどの跳躍的な変化を
もたらしたという証拠はありません。」
なんてのを見ると、
「少しは関係あるんだな」と、思ってしまったが。
中くらいの長さの首のキリンが存在しないところから、「跳躍的な変化」
という発想が出てきたんだろうな。
栗本氏の本で言えば、「非市場社会から市場社会への変化」は跳躍的である
ということかな。
跳躍的な変化、なんてもんを考えずにいられないのはポモ世代の病理か。
竹やりでアメリカに対抗しようと思ってた近代日本人は
近代人は中途半端に首が長いキリンがいると考えられずにはいられないのか?
例えば、ヒトの個体の成長史でいえば、
第二次性徴期は「跳躍的な変化期」と言えるのでは?
種全体(=社会)に、そういうものがあると考えるのはトンデモかね?
ドーキンスVSグールドの論争で、
グールドの方を支持する人がポモ系には多いよね。
やっぱり構造主義とかトマスクーンとかフーコーの悪影響だと思う。
相転移なんて概念をアナロジー的に使ったり、
わけのわからんシステム論とか。
キム・ステルレルニー『ドーキンスVSグールド』(ちくま学芸文庫)参照。
クーンのパラダイム概念批判は内井惣七センセの本などを参照のこと。
相転移をアナロジーとして使うのは有効だろう?
『サラダ記念日』の前と後じゃ万智ちゃんのウキウキ度が違う。
「前」と「後」では脳内快楽物質の分泌量が違うというような、
生化学的な変化を発見できるはずだ。
ただ、「サラダ記念日の前と後」なんていう分節の仕方は、
きわめて個人的で社会的には(万智ちゃんに興味のない人たちには)
どうでもいいことだけど、
K・ポランニーの「非市場社会vs市場社会」という分節の仕方は、
近代社会をほとんどに生きる人たちにとって大切だったはずだ。
栗本先生の本やポランニーの本より「サラダ記念日」の方が売れたけどねw
栗本センセは理論よりも勘のいい人って感じ。特に若い頃ね。
今羽振りを利かせてる養老孟司センセなんかよりずっと身体感覚に優れていた。
誰もが黙殺していた橋本治の『暗野』に注目したり、
マイナーミュージシャンのPhewを絶賛したり、目のつけどころが違った。
学問的にはあまり期待してないけど、
また昔の勢いを取り戻して一花咲かせて欲しい。
橋本治の「暗野」は読んだな。栗本さんの本で知って。
あれは、俺が先行作品を知らんだけかもしれんが、
先駆的な作品だと思うね。
のちに(90年代)「殺意感染系サイコ・サスペンス」が流行った。
洋画「コピーキャット」、邦画「CURE」(黒沢清)
日本のTVドラマ「沙粧妙子 最後の事件簿」「ケイゾク」など、
警察機関、精神科医、サイコキラーが三つ巴という設定
(ここまでは『羊たちの沈黙』もそうだけど)
サイコキラーの殺意が色んな人に感染していくという話が流行った。
(ツインピークスもそうか?)
ああいう話をを80年代初期くらい?に書いてたのは、早いと思うんだけど
>>111-112 そういや栗本先生は、『立ち腐れる日本』っていう西部邁氏との対談本のあとがきの
ところで「芸術のなかで好きなものと嫌いなもの」っていう質問をされて、好きなほうを
「昭和天皇の南方熊楠を歌った短歌」、嫌いなほうを「俵万智のサラダを歌った短歌」
って答えてたな(同書224ページ)。
あったね。そのアンケート。好きな言葉「ウェールズ語」と書いてたような
X 近代社会をほとんどに生きる人たちにとって大切だったはずだ(最後の行)
O 近代社会を生きる、ほとんどの人たちにとって大切だったはずだ
栗本氏によるとそろそろ新しい形の人類に進化するんじゃなかったっけ?
西部氏は、完全に栗本氏のことを見放しちゃったの???
選挙に出たら絶対応援するとか言ってたのに、ねぇ。
郵政民営化問題は、進化の表象?
少なくとも郵便配達を公務員がやるか民間人がやるかっていう
問題じゃないよな。
小泉って、完全に「山人」の系譜だよね。やってることの細部より、
やつの喧嘩上手に感動した。引き際もきれいにして、薄ら笑いを浮かべて欲しい。
これで日本もめでたく・・・
∩ ∩
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/ ´_ゝ`)すいません、ちょっとageますよ・・・
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U .U
124 :
無名草子さん:2005/10/15(土) 20:59:36
∩ ∩
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/ ´_ゝ`)ほんとすいません、ちょっとageますよ・・・
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U .U
125 :
無名草子さん:2005/10/15(土) 21:52:24
クリシンか、なつかしい。若い人は知らない人が多いと思うけど、
病気にならなきゃ、2ちゃんでもっと語られていた人だろうな(悪い意味で)。
サイン本持っているのは恥ずかしいから秘密だ。
俺も持ってたよ。「幻想としての文明」だっけな。
政治家としても現役だったかもね。期待してたんだけどなぁ。
本の話
シリウス、何か決定力のある情報載ってないの?
その人そのものと著作とを分離できるとでも?
>130
「知は存在である」というM・ポランニー(&栗本氏)の言葉があるが、
このスレは「栗本慎一郎の知=存在の総体」について語るスレではない。
「彼の著作物について語るスレである」「著作物限定のスレだ」
という意味のことが、スレタイその他に銘打ってある。
「クレオパトラの鼻について」というスレタイのスレで、
彼女の爪やヒザについて語ったらスレ違いでしょう。
映画やTVドラマの板でも「ネタバレ禁止」と銘打たれたスレでは、
そのルールに従うのが普通。
>>131 意味と生命読んだ?
ひとつの層のみに限定して完結しようとすると
内知の働きを阻害するんじゃなかったっけ?
>132
「”著作物について語るスレ”で、著作物のみについて語ること」が、
「ひとつの層のみに限定して完結しようとする」ことと
イコールで結べるのかどうかが、まず疑問。
かりに結べるとして、それが内知の働きを阻害するなら、
阻害されてもいいけどね。
「ネタバレ禁止」はコンセンサスを得やすいが、
「テクスト限定」はコンセンサスは得られない。
それだけの話。
コンセンサスって・・・・。
同意したくない人、嫌な人は来なきゃいいだけじゃない?
この板の名は「一般”書籍”板」なんだから、書籍のみについて語ることは
板の主旨に反しないどころか、一番、正道だと思うけど。
「イケメンの作家うんぬん」みたいなスレもあるけど、
あれはネタスレとして許容されているだけであってね。
それに、ネタバレにならないようにドラマについて語ることと、
「テキスト限定」とどちらが難しいかね。
ネタバレ禁止のような困難な道がドラマ板でコンセンサスを得るのに比べれば、
一般書籍板でテキスト限定がコンセンサスを得る方が容易だと思うけど。
この板の「辞典・事典のスレ」で、
辞書の執筆者その人について語ったレスはあまり無かったと記憶している。
テキスト限定が容易に成立してるってことではないかな。
「ネタバレ禁止」は、
その作者に興味があって、
かつ未読なものがある大多数の人の利益になるルールである。
だから容易にコンセンサスが得られる。(ゲーム理論的に考えよ)
だいたい栗本先生はもともと文化人的パフォーマーとしての価値が評価されてる人で、
その書いたものはパフォーマンスの一部でしかない(極論スマソw
浅田彰センセなんか最初からそんな感じの態度で、
栗本先生の書いたものに対して真剣に論評してるのを見た事ない。
まぁ浅田センセはそもそもバタイユもあんまり高く評価してないしな。
作家本人のゴシップが完全排除されたスレがあれば教えて欲しいもんだ。
>>131>>133>>135 こんなことでこんなに意地になる人が栗本読者?
融通の効かない‥
自分の頭の中にあるルールが完全に受け入れられたはずだと
思ったんでしょうか。
でも、現実は、どうやら違ったようで。
「なら別のスレを」とのご意見のようですが、
哲板のはなんでもあり、ここは、著作「中心に」というのは、
至極まっとうだと思うのだが。
そこを起点とした逸脱は当然でしょ。先生および我々の存在=知の総体への。(ちょっと大げさだが。)
それが「おもしろい」=快感→意味→‥‥では?
哲板では「荒らし」らしき人が立てた方が定着していることも
俺はおもしろいと思う。
縦横無尽の応用性が最大の持ち味である経済人類学を、
少しでもかじったことがある人が、131みたいなこと言うもんかな?(成文法優位みたいのまで語るとは‥うそだろ‥栗本先生がすごく嫌うパターンだよ)
せっかくいいスレなんだから、暖かい目でさ‥
すまん、長くて。
おもしろい書き込みに、ストップかけないで、学級委員な人。
読みてーから。
139 :
無名草子さん:2005/10/17(月) 23:38:02
この人いまどういう状態なの?
140 :
138:2005/10/18(火) 00:04:48
古代史とか縄文とか良くわからんよね。
ムー大陸との区別をどこでつければ良いのやらw
渡辺豊和って何者なんだ?建築家で古代史家って。。
貨幣論とかだったら、今村仁司と読み比べたりすることで、
ある程度妥当性を推し量れるんだけど。
シリウスもそういう意味じゃ、トンデモ本だね。
143 :
無名草子さん:2005/10/18(火) 02:54:56
なんにでもトンデモのレッテル貼るのが一番楽かもな。
144 :
無名草子さん:2005/10/18(火) 03:02:45
気宇壮大な話をするにも、生命関係学の清水博や、建築家のバックミンスター・フラーみたいな手堅さがもう少しあれば、安易にトンデモ扱いされることも少し減るだろうにな、栗本氏は。
145 :
無名草子さん:2005/10/18(火) 03:18:43
サブスタンティズム(実在主義)、トランザクション、層の理論、潜入、パーソナル・コミットメントなど、様々な学問領域を行き来し、新たな視点を創発させる「方法」を確立させている点はきちんと評価されていいのではないかな?
だから昔の、竹村健一のマクルーハン紹介と同レベルに扱ってはダメだよw
146 :
無名草子さん:2005/10/18(火) 16:00:03
ただ、マイケル・ポランニーの宇宙観みたいなものは、ベルクソン、テイヤールド・シャルダン、ルコント・デュ・ヌイ、ホワイトヘッドなど意外に多く見られる系譜じゃないかな。
最近ではアーヴィン・ラズローがいる。
橋爪大三郎の指摘するように、ユダヤ神秘主義に由来するものなのかは分からないが。
栗本氏になると、彼らより「X場なる神」に対して全幅の信頼感を持たないというか、人間の主体性をより強調している印象がある。
147 :
無名草子さん:2005/10/19(水) 01:09:57
『意味と生命』の続編、いわば栗本生命論の完結編を希望しているものだが、文体に関して言えば、預言者めいた断定口調の後期よりも、茶目っ気にあふれた前期(アメリカ留学まで)の方が好きかな。
148 :
無名草子さん:2005/10/19(水) 01:43:52
『意味と生命』って、ありゃわけわからん。かなりハッタリっぽくねえか?
まだ売ってんの?
>「意味と生命」
他の哲学書よりは読みやすいと思ったけど。
ってか、それほど他のを読んでないけどね。
とにかく読んでる間は楽しかった。
そこは知の叩き売りと浅田彰に評された栗本節ですからw
あの本の時間エネルギー論とか評価した人はいるんだろうか?
ハッタリぽく見えるけど、元ネタのポランニー思想は西洋でも意外に伝統のある系譜じゃないかな、と指摘してみたのだが。
まあ、バックミンスター・フラー型の大風呂敷広げる評論思想家、日本にいてもいいと思うんだよね。
「宇宙船地球号」「パンツをはいたサル」こういったイメージを喚起する名コピーは学問的には評価されなくてもすばらしいじゃない。
チェック屋も必要だけどね。
「グローバルに思考し、ローカルに行動せよ」(バックミンスター・フラー)
も。
グローカル
訂正
フラーはまったく「手堅く」ないですね…
「だって作っちゃったんだもん」て感じかなw
でも海洋史観の先駆者だったり、死んだ後に新物質フラーレンが発見されたりして、イマジネーションすげぇよ。
アメリカ発明家では、ニコラ・テスラと並んでこれ最強。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出てくる奇天烈博士ドクはテスラがモデルなんだそうです。
最初の発見、回転磁界はブダペストの公園にて。
彼の予見した共振マシン群が現実になるのはいつのことやら。
でも縄文人はすでに使っていたのかなー。
157 :
夢通信:2005/10/19(水) 07:59:47
テスラは地球のシューマンレゾナンスを利用するテクノロジーを構想していたようです。
そして、シューマンレゾナンスは10Hzに集中し、脳のアルファ波範囲と一致するのです。
残念なことに彼のアイデアはHAARPというプロジェクトとして軍事利用されてしまっています。
明晰夢の研究、マイケル・パーシンガーの電磁波と神秘体験の研究、ポール・デヴェローの聖地研究「ドラゴン・プロジェクト」などに注目すれば、この原理は縄文人だけのテクノロジーではなかった可能性も出てくるのです。
158 :
無名草子さん:2005/10/19(水) 09:24:47
『パンツを捨てるサル』で予告されていたことは、
・植物や昆虫の問題・ウイルスの本性とは
・近代市場社会を登場させた「外部」の全貌
でしたが、どんな展開になるんだと思う?
フレッド・ホイル、フランシス・クリックらの「新パンスペルニア説」と半村良に触発された話が出そうだな。
昆虫の話もホイルが元ネタだったような…。
それらを定期的に地球に向けてばらまく宇宙存在の正体が明かされる?
そこにロバート・テンプルの『シリウス・ミステリー(知の起源)』や各種聖地研究が援用されて、縄文夢通信の話は地球規模に拡大される。
古代文明は太陽&恒星信仰に基づく、身体性・意識を拡張させる形態共鳴・波動共振テクノロジーの文明だったが、その乱用が度を越してきたため、宇宙存在によって滅ぼされた。
近代市場社会はその反省から生まれた。
筋書きとして、どうw?
>>161 いい!
それ以上の盛り上げをする能力がオレにはないのが残念。
ググりまくって、一応雰囲気だけは追随しているつもり。
「神」的にとらえられてきたものの実体は、ウィルス以外にもいろいろ
あるわけだなー、的。
続編求む。
あなたと同レベルの人が上手に突っ込んで話をおもしろく展開させてくれたらとも
切に希望。
163 :
162:2005/10/19(水) 14:30:34
ちなみに162は159とは別人です。
そういや栗本先生は、エドガー・ケイシーにも言及してるんだよな。
精神世界とか古代文明の本、取捨選択していくと、神聖幾何学とか象徴体系などは今以上に発達していたとしか考えられないんだよね。
黄金分割やフィボナッチ数列、プラトン立体なんてのは序の口なのかもしれない。
ユング、フラー、テスラはそういったサイエンスの系譜の継承者、復興者に当たる。
新物質フラーレンにはエイズウイルスの増殖を抑える働きがある、という情報があるが、それも何かの暗示かもしれない。
植物に関しては、やはりアルカロイド関係の話になっていくのかな?そして、それを司っていた一族の話。
あと考えられるのは、早大理工学部の三輪敬之教授の植物のコミュニケーション研究が紹介される。
『場と共創』清水博NTT出版
あと、引用される候補としては吉本隆明にも影響を与えた解剖学者、
三木成夫『胎児の世界』中公新書
彼の発想の源泉にはゲーテ形態学があるからね。
あと、あまり言及されないが、カタカムナ文献にも三木氏は興味を示していた。
『謎のカタカムナ文明』阿基米得(徳間書店)
『超図解・風水の科学』横屋正朗(徳間書店)
他にはケアンズ=スミスの粘土生命起源論。
ここからウイルスの形態も絡めて鉱物生命体論にまでもっていく。
この辺で俺の妄想夢通信は、おしまい!w
169 :
無名草子さん:2005/10/20(木) 00:32:29
追記
玉石混交、海千山千wの「波動もの」関係でとりあえず鉱脈かな、とお薦めできる著作は、
多湖敬彦氏のものかな、と感じた。
パチパチパチパチ
自分で書きこみながら思ったが…、
マイケル・ポランニーはこんなこと主張らんわなw
栗本氏の主張をふまえて、なるべく良質と思われる(これでも)素材でマージナル・サイエンスの全体像をラフスケッチしてみました。
>>167の横屋氏は、ピラミッドは放電現象を利用したエネルギー変換機、人工降雨装置としての役割があったんじゃないか、という仮説をたてているよ。
ニーチェ「ツァラツストラはこう言った」第2部「処世の術」(氷上英広 訳)
「超人が生まれるためには‥
‥それにはまずあなた方の山猫が虎に、
あなたがたの毒あるガマがワニにならねばならない。
なぜならよき獲物のないところには、よき猟師もないからである。」
「あなたがたはわたしの超人をーー悪魔と呼ぶだろう!」
意識・形態共鳴・波動共振・場
このあたりの関係性を埋めていく科学的成果が、もう少し蓄積されてこないかなあ。
仮説としては
ルパート・シェルドレイク「形態形成場理論」
ゲリ-・シュワルツ「動的システム記憶仮説」
ア-ナ-・A・ウィラ-「惑星意識論」
ア-ヴィン・ラズロ「アカシック場理論」
中込照明「唯心論物理学」
などがあるけど、アカデミズムの中ではやはり異端だし、検証が不足している状態。
シェルドレイクの仮説検証や追試はいくつかなされたそうだが、その後どうなったんだろうか?
そういう情報がまだまだ日本語では入手しにくいんだよ。
意識・形態共鳴・波動共振・場
このあたりの関係性を埋めていく科学的成果が、もう少し蓄積されてこないかなあ。
突破口がこの辺にある、くらいは言えるのじゃないだろうか?
仮説としては
ルパート・シェルドレイク「形態形成場理論」
ゲリ-・シュワルツ「動的システム記憶仮説」
ア-ナ-・A・ウィラ-「惑星意識論」
ア-ヴィン・ラズロ「アカシック場理論」
中込照明「唯心論物理学」
などがあるけど、アカデミズムの中ではやはり異端だし、検証が不足している状態。
シェルドレイクの仮説検証や追試はいくつかなされたそうだが、その後どうなったんだろうか?
そういう情報がまだまだ日本語では入手しにくいんだよ。
「波動」に関しては物理学用語とサイキック用語の混同がひどい。
志水一夫によると
「光は物質か波動か」というときの波動(アンデュレイション)
一方、霊能者が使っている波動は「(サイキック・)ヴァイブレイション」の訳語から来ているもので、占星術用語に由来するもの
だという。
波動測定器というものの元ネタは、実は異端科学のラジオニクスで、日本では井村宏次・堤裕司・多湖敬彦などが研究している。
水脈鉱脈探しに使われるダウジングの隣接領域。
ヨーロッパの風水技術みたいなものだから、聖地研究(レイライン)や日本のカタカムナ科学なんかも関連してくる。
医学ではホメオパしーが兄弟みたいなもの
ここまで来ると常民にとっては、確かに「山の向こうのアナザーワールド」ですねw
良くも悪くも「山師」がいる世界です。
ちなみに堤裕司氏によると、日本の東洋医学の間中善雄氏(故人)は、天性のダウザー的能力の持ち主であったそうです。
この方も、もっと理論が世界に知られてもいい天才肌の人。整体の野口晴哉氏と並んでお会いできなかったのが残念な1人です。
『体の中の原始信号ー中国医学とX信号系』 間中善雄・板谷和子(春秋社)
『バイブレーショナル・メディスン』リチャード・ガーバー(日本教文社)
ほんま物知りやなー
意味と生命p284
「‥認識論のレベルがどうあれデータがある程度以上に過剰になれば、
誰もがいずれ必然的に根本的な問題に立ち向かわねばならなくなる。‥」
182 :
夢通信:2005/10/22(土) 01:55:29
形については、ハイゼンベルクも注目したゲーテ形態学から、ユング、ルドルフ・シュタイナーへ、といった鉱脈がある。
『形態と象徴』高橋義人(岩波書店)や『ユングとゲーテ』村本詔司(人文書院)などが詳しい。
日本だと、自己組織化論・カオス理論を先駆けた寺田寅彦一派(中谷宇吉郎、藤原咲平、平田森三など)がいる。
形態にかかわる鉱物に関しては、宮沢賢治という巨人がいる。
賢治は、コロイド(界面)化学や四次元の研究者でもあった。
四次元にか関してはフラーも関わってくるし、中沢新一が『東方的』(せりか書房)で扱っている。
その日本編として、賢治や南方熊楠の四次元概念を調べてみるのも面白いのではないかな。
「コロイド 宮沢賢治」でぐぐれば、サイエンティストとしての賢治が立ち現れてくるよ。
ポランニーの物理化学的業績と、果たして直接関わってくるかはわからない。
しかし、「界面」とは境界にかかわる経済人類学的発想が試される領域ではないだろうか?
ナノ・テクノロジー絡みでコロイド化学にも新たな展開がありそうなのだ。
その他の情報に関しては、汎リズム論を唱える中村雄二郎が、『かたちのオディッセイ』(岩波書店)で手際よくまとめている。
183 :
夢通信:2005/10/22(土) 02:13:03
賢治は真空放電にも興味をよせていたが、テスラの名前は知っていたのだろうか?
ビジョナリーな東西の天才が会っていたら、科学と文学は果たしてどうなっていただろうか?
184 :
夢通信:2005/10/22(土) 02:44:51
>>179で紹介されたサイトは、他にも色々な情報がまとまっていて、面白いですね。
秦氏と多氏のこととか。
ありがとう。
えらく松岡正剛っぽくなってきたんですが。。
>>182 >「界面」とは境界にかかわる経済人類学的発想が試される領域ではないだろうか?
「?」がとれるかとれないかくらいの意味しかないかも知れませんが
意味と生命p226
「‥時間空間の理解に係わる問題がエントロピーを経て、
最終的にはシステムの境界を作り出すものというところに来る。
根本的に定量化を目指すべきものはそれである。
境界によって囲まれている秩序という概念は、自然科学、社会科学、人文科学
の全てを横断して有効であろう。」
とあります。
>>185 座してこれだけまとまった話が流れ込んでくるのは、
すごいラッキーだと思う。鼻血出しながら表層的にでも
ついて行ってるつもり。
>>185 まあ、探してる鉱脈は結局一緒だからしょうがないですよw
なかなかデカい鉱脈なんて、そんなにないし。
掘ってみたって、ほとんどは磨いても光らない石ころなんだし。
イマジネーションが先行して、仮説の実証や科学技術的成果につながるのは、まだ先なのかもしれない。
それに、誰がやってもいつも同じ一定の成果がダイレクトに現れるものではないのかもしれない(東洋医学のように)。
栗本・松岡・中沢、個人差はあれ、眼の付けどころは似てるでしょ。
料理の仕上げ方(強調点)が違うだけで。
俺から見たら、前の世代だと梅棹忠夫も被るけどね。
発生学や生態学のアナロジーを多用してイマジネーションに訴える論理展開などは。
生態史観や情報史観のラフスケッチは先駆けてたわけだし(小谷野敦には、実証性に欠けるからトンデモ扱いされてるw)。
彼は一世代前だから発想が静的システム工学・機能主義的だろうし、官僚的な側面も持ち合わせているから、反発されてるわけで。
そこは、システム工学の草創期に生き、志と反して軍事技術と親和性の高くなってしまうバックミンスター・フラーの発明なんかと一緒じゃないのかな。
ここでは栗本理論を補強してくれそうな、大胆な仮説を楽しんでみる立場でカキコしてます。
189 :
meme1:2005/10/23(日) 01:50:44
栗本・松岡・中沢、だなんてなつかしいねぇ〜。
私は、三人のなかじゃ、松岡に最初出会って「21世紀精神」(だったっけ)とか、「遊」なんかも読んだけど、
とっても面白いんだけど、知的好奇心くすぐられるって言うか。
興味深いんだけど、何なんだろうね…。
「遊」ってくらいだから、なんだか…、あんまり地に足ついてるように思えなくなってねぇ。
次に栗本先生に出会った。まだ、世間じゃニューアカデミズムのブームにも入ってなくって静かなもんだった。
がっこの先生に面白い本があると言われて、本屋で立読みしていて思い出して、
これのことか?と思って手に取ったのが「はいたサル」だった。
以来、栗本ミームのキャリアになってしまった。
だが、発病を免れパーソナルコミットメントすることで、共生し次へ進められればと思っている。
あくまで、庶民レベルでのはなしだが…。
実は、中沢新一もずっと気にはなってるけど、文学的になっちゃうのでどうも頼りなく感じてしまう。
「東方的」も読んだし、カイエソバージュは「快感進化論」でダイジェスト版読んだ気になってるし。
興味はぬぐい去れない。
栗本先生には、どんなにいろんな事言っても、最後にはやっぱり人に戻ってくる。
「人って何なんだろう…」「どうしてこうなってしまうんだろう…」
そして「どう生きていけばいいんだろう」ってなぐわいの、
うまくいえないが、人に対するまなざしがあると思う。
その辺の、「意味と生命」の冒頭で述べていた「正常である事へ戻る欲望」にも通じる
姿勢というか、性癖というかが、どうも私をしてそのミームの感染要因であると見る。
というか、共振していると考えて方が良いのかもしれない。
なぜなら、私と先生は、同じ射手座のA型なのだ。
関係ないか、ハハ…。
栗本・松岡・中沢の存在意義はわかる。
浅田彰の存在意義って何?
とても浅田スレに書く気になれんのでここに書いた。
そろそろさぁビッグ トゥモーローなんかで語ってほしいよね
「AAが語る、人たらし術〜俺のやりかた」
194 :
夢通信:2005/10/23(日) 19:13:42
フリーランス・ジャーナリスト藤原肇氏が小泉批判の本を光文社ペーパーバックスから出している。
このシリーズの勢いは往年のカッパサイエンスを思い起こさせる。
彼の専門は構造地質学であり、日本から脱藩して、石油ビジネスを展開してきた。
小室直樹をいちはやく評価し、対談本を出した人でもある。
彼の経済、自然学関連(エネルギー史観、ホロコスミクス)の著作も栗本氏とシンクロしている部分がある。
太陽黒点と経済、独自の形態波動論、フィボナッチ数列と株式市場、間脳幻想論など。
早い時期からポランニー兄弟にも言及している。
国内政治や知識人ー大衆論に関しては、丸山真男の影響が強い感があり、吉本隆明の問題意識を継いだ栗本氏とは対称的ではある。
ひょっとして奥州藤原家の末裔なんじゃないか、と思ったりすることもある。
『マクロメガ経済学の構造』(東明社)『間脳幻想』藤井尚治(東興書院)
対談相手の藤井尚治氏は、医師会武見太郎の相談医であったそうだ。
錬金術やホメオパシーにも詳しく、前述の間中善雄氏のような暗黙知の使い手であったことが伺われる。
195 :
無名草子さん:2005/10/23(日) 20:59:08
>>194 藤原肇氏の小泉首相批判の本って、これですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334933688/ 栗本先生も、今年の4月に出した『パンツを脱いだサル』のあとがきのところで
> いっぽう、その経営者氏よりはるかに自分のしていることに無自覚なのが、
> 時の内閣総理大臣・小泉純一郎であった。その人物論は、宰相という立場の
> 人間の人物論だから、社会的には多少の意味があると思って書いたことは書いた
> のだが、人物がつまらないので、何をどう書いてもつまらなかったので削除
> してしまった。
(同書268ページ)
なんて書いてましたよね。
ぜひとも発表していただきたいものですが…。
196 :
夢通信:2005/10/24(月) 07:51:42
>>194の『マクロメガ経済学の構造(1985)』から引用。
「経済学が尺度閉じた使わなければならなかったことばは、お金ではなく、実はエネルギーである。
…エネルギーの問題と情報理論を結びつけることによって、ソフトウェアとしての人間の営みの基盤にあるものを掴み出すと共に、経済学が長期間にわたって見失っていた別の価値体系を再発見するということになる。
……その点では、貨幣論に挑戦したポランニーの仕事などは興味深いし、シャドウ(影)経済を論じたイリイチの発想も重要であり、貨幣はエネルギーの流れを微分状態で表現した不連続な流れの表現形式に過ぎない。」P.11-12
「人間が太陽系の産物として太陽光線と水の恵みや、30億年という生命進化の結果、現在に存在していることからすると、人間の生み出した景気なんてものは、当然、太陽活動の影響下にあると予想していい訳です。
……人間の神経系統だけでなく、ホルモンに象徴される内分泌活動が、大気の変化による温度や圧力だけでなく、紫外線や宇宙線によって大いに影響されるところからすると、時代性は太陽活動の間接的な反映といえなくもない。
197 :
続き:2005/10/24(月) 08:02:02
私は目下のところホルモンを司る間脳に関しての本を読んでいるんだけど、
脳生理学と古生物学を組み合わせると実に興味深いものが予想できるんです。」P.132-133
「原子、分子、細胞、器官といった各次元におけるエントロピー増加現象に対して、エントロピーを上下の次元に廃棄する存在それ自体として生命現象があるので、宇宙にも社会にも生物にも生命があるのはもちろん、細胞にも分子にも素粒子にも生命がある。
それ自体一つの閉じた系を持つと同時に、上位に開かれた系をもつものはすべて生命反応を持つ、と生命反応について再定義しなおす必要がある。」P.261
198 :
続き:2005/10/24(月) 08:13:21
「廃熱が蓄積してエントロピーが増加し、最後に熱平衡に達してエントロピーが量的に到達しうる限界に至った時に、理論的には情報量はゼロとなり、死に至るわけだが、
このエントロピーは質的な大転換をとげて時間に変わるのではないか。
だから、時間は質的に異なったエネルギーの特殊な在り方でして、時間はネゲントロピーと等速で反対の方向に動き、宇宙系の外側にある超宇宙系では、熱によるエントロピーの増加に代わって時間が増加している。
われわれは伝統的な考え方に従って、時間を空間と対比させて考える習慣をもつけれど、
むしろ、エネルギーとの関連で理解すべきだと思うのです。」P.262
199 :
続き:2005/10/24(月) 08:21:56
「エネルギーは時間の絶対値に等しいという方程式(E=K|t|)が、アインシュタインの方程式に代わらねばならないと思うのです」P.263
太陽黒点と景気について、三和銀行の嶋中雄二が分析してたが、景気予測の的中率はどうだったんだろうね?
200 :
続き:2005/10/24(月) 08:38:20
太陽に関しては、最近次の本を見つけたよ。
『太陽の暗号』エハン・デラヴィ( 三五館
新しいプラズマ電気宇宙論からみた太陽活動が分析されていた。
フォトン・ベルトだのインディゴ・チルドレンだの、ニューエイジ色も強く評価が難しい。
この本によれば、今、太陽の本来どおりの黒点サイクルでは起こりえない異常事態が、太陽に起きているらしい。
最大期でもないのに、観測史上初最大の爆発が起きているらしい。
201 :
訂正:2005/10/24(月) 08:44:49
>>196 経済学が尺度閉じた→経済学が尺度として
「時間とエントロピーの関係」「システムの境界を作り出しすもの」に係わる科学業績ってあるのかねえ?
まだ不透明なのかな?
理数系に強い人いないかなあ?
太陽心理学や太陽経済学みたいなものが、ある程度データが蓄積されていながらトンデモ扱いされるのは、反証性やデータ不足もあるだろうけど、
一般的には「オッカムの剃刀で科学手法は成り立つ」という信念や
「社会は主体性を持つ個人の当為によって成り立つ(べき)」という信念があるからだと思う。
なるべく内部のみで説明しなければならない。「外部」の影響の可能性はなるべく考慮しない、という信念。
直接目に見えない得体の知れないものに人間の主体性が踊らされてたまるか、という信念。
そういう心理が働くのだと思う。
その心理は、生命起源に関する新パンスペルミア説にも働いている。
だって、「外部」によって意図的に生命が作られた可能性を暗示しているからだ。
創造説に与するかのような学説(それは拡大解釈に過ぎるのだが)なので、通常科学の「良心」に従えば否定的になってしまう。
サブリミナル・マインドに関する議論もそう。
確かにブライアン・キイの話は極端かもしれないが、それだけでトンデモ扱いというのも安易な気がする。
栗本氏の仮説群の選択は、一見センセーショナルでトンデモにみえるが一貫性はある。
『サブリミナル・マインド』下條信輔(中公新書)
カタカムナ文献とは、民間の天才科学者楢崎皐月(ならさき・さつき、こうげつ1899-1974)が日本の先住古代文明の科学文献と主張するものである。
彼は、兵庫県六甲山山系の金鳥山付近で穴居生活中に出会った謎の人物、平十字氏から教わったと主張した。
カタカナもそこに由来するのだそうだ。
彼はこの文献から発想を得て、独自の「植物波農法」を確立した。
植物には、人体の脳波や心電図に似た電気的変動がある。
それは環境や時間によって刻々と変化する。
楢崎はこの波形を植物波と名づけ、波形が正常に整うような環境改善を試みた。
不思議なことに、この発想は風水原理と完全な一致を見せている。
また、アメリカのバクスターが発見したと主張する「バクスター効果」ともシンクロしている。
バクスターは「植物には原初的な感情があるのではないか」と主張している。
現在の日本では、清水博の「場と共創」の観点から、植物のバイオ・コミュニケーションを研究する三輪敬之などがいる。
楢崎皐月は、星一氏(SF作家の星新一の父)の援助を受け、研究を進めていた。
カタカムナ文献の伝説を、そのまま鵜呑みにしていいのか分からないが、「平十字氏という人物は、山民の末裔サンカだったのではないか」という説もある。
楢崎のカタカムナ科学はゲーテ形態学と並んで、解剖学者の三木成夫にも影響を与えた。
アカデミズム内部では、もちろん公式には触れられない。
兵庫県六甲山山系のレイライン・フィールドワークも面白いかもしれない。
世界の聖地をつなぐレイライン研究やアースライト(発光現象)に関しては、ポール・デヴェローらが進めているドラゴン・プロジェクトが面白い。邦訳されているものでは、
『アースマインド』(教育社)
『大地の記憶』(青土社)
などがある。
超常現象を解明するカギの一つであることは間違いない。
211 :
夢通信:2005/10/24(月) 21:02:35
これまで紹介してきした大胆な仮説群は、発想自体は、実は地下鉱脈として伝統的にあるもので、
これまでも異端科学、綺想科学、異能科学、ニュー・サイエンス、ナイト・サイエンス、ゲイ・サイエンスなど様々に呼ばれてきたが、
ここではイマジネーション先行型の「ビジョナリー・サイエンス」と呼んでみたい。(呼称登録宣言しておくw)
古代主流科学の再生復興にもあたるのだが、今までのアングラなイメージを払拭することができるだろう。
現代ではジョン・C・リリー(イルカ・意識研究)やフリーマン・ダイソン(宇宙物理学)、トランスパーソナル学周辺が入るのではないだろうか。
これらの系譜は経済人類学との共振を起こしやすい。
楢崎皐月以外の、近代日本ビジョナリー・サイエンティストの紹介は
『怪物科学者の時代』田中聡(晶文社)
に詳しい。
田中聡は、古武術の甲野善紀に関する本も書いている。
暗黙知にかかわる身体技術をみがくために重要な本ではないだろうか。
今までのカキコは、そのうち、ブログの方にでもまとめてみたい。
歴史が「螺旋(スパイラル)」を描きながら繰り返すとするならば、現在はちょうど16世紀のルネッサンス(中世ー近代の過渡期)と照合するのではないか。
ニューエイジの混沌とした玉石混交性もこれで理解できるだろう。
おまいら戸田山和久の本でも読んで少し頭を冷やせw
もちろん、戸田山の科学哲学の本や、菊池聡の心理学、クリティカル・シンキングなども必要だ。
前にもいったが、「栗本理論を補強する素材はある」という立場から、ここでのカキコは行なっている。
水平思考と垂直思考、発散思考と拡散思考、両者のバランスが必要だ。私は今回、前者の観点からカキコしている。
216 :
訂正:2005/10/25(火) 01:04:35
発散思考と拡散思考→発散思考と収束思考
山師とか鉱脈というメタファーで、罠や袋小路も多い領域であることは示している。
このメタファーは、同時に暗黙知が働く事例もふまえている。
また「仮説」という言葉を何度も繰り返し使っている。
大まかな地図を示すことで、(悪い意味での)トンデモ扱いに終わらせることなく、「ミイラ取りがミイラになってしまう」ことも防ぐ配慮はしているつもりだ。
論理学の分野では、C.S.パースのアブダクション(仮説設定法)と暗黙知理論との比較も面白いのではないだろうか。
アブダクションは川喜田二郎のKJ法にも影響を与えた。
『パースの思想』岩波書店
『パースの記号学』米盛裕二(勁草書房)
218 :
夢通信:2005/10/25(火) 11:06:48
日本人というものは、一人ひとりになったり、もし集団でも予定外の情報にぶつかるとまったく判断(情報処理)をしようとしない。
間違うかどうかは問題ではない。
まず、判断しないことを選択する。
情報それ自体の意味や質の変化には思い切り鈍感だから、情報をとりまとめる者や機関やメディアの意向をすぐさま無批判に受け入れる。(栗本慎一郎)
私の落書きも、無批判には受け入れないでください。
最近の脳生理学・遺伝子研究によれば、セロトニンという脳内物質の働きが少ないと不安感が強くなり、ストレスに弱いという。
したがって、セロトニン受容体が少ない人は保守的になり、新しいことにチャレンジしたがらない傾向が強い。
そのセロトニン受容体が少ない遺伝子を持つ人は、アメリカでは全体の50%であるのに対して、日本では90%以上にのぼる。
つまり、日本人は遺伝子的なレベルでベンチャラスなことが苦手という条件を持っていることになる。
逆に、アメリカ人はベンチャラストなことを得意とする人間が社会の半分を占めるわけだ。
遺伝子のレベルにおいて、全体としてみれば日本人は個人レベルで戦うことに弱く、アメリカ人は強い傾向があるということが明らかになっているのだ。(坂村健)
ちなみに、セロトニンと座禅(呼吸法)の関連性について、東邦大学医学部の有田秀穂らが研究を進めている。
>>218 心配御無用でしょう。
どれかの本を読んでそれを「信仰」しておかしなことに‥
なるには、あまりに項目の数が多すぎて、相対化されざるを
得ないでしょうから。(でも、もともとなりやすい奴は、どうしたってなるでしょうが。)
基本的に、すべての理論(栗本氏の所説も含め)は仮説だという大原則さえ押さえておけば
いいんじゃないでしょうか。
寺田寅彦が「割れ目」に興味をもち、「感覚を活用した物理学」を構想したことも、決して暗黙知理論と無関係ではないだろう。
彼は宮沢賢治と同じように、界面現象に注目していた。
項目の数は多いけど、マッピングしておけば、そのうち、色々きちんとした関係性でリンクされていくんじゃないかと思います。
今は、私の内知に基づく連想にすぎませんが。
両義性・曖昧性がの兆す場所である境界領域・周縁で、通常では位置を与えられないイメージや象徴が、言葉になる以前に絶えず立ち現れ、増殖し、新しい統合をとげる。
そこから何か新しいものが生まれてくるでしょう。
ニューサイエンスもそういった試行錯誤の現れだったのでしょう。
寺田寅彦は、金平糖や藤の実のような、日常における一つの具象への集注から大きな世界を暗示する俳句的科学のスタイルを後年貫いた。
開かれた体系をめざす暗黙知理論とは、体系化を(あえて)避ける点でスタイルが異なるけれども、これはまったく「諸細目の集注から包括的全体の理解へ」という認知構造を駆使したものではないか。
マニュアル化を嫌うところが日本的とも言えるが。
224 :
無名草子さん:2005/10/26(水) 00:03:34
r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/ >::::::::::ヽ
. 〃 ヽル1'´ ∠:::::::::::::::::i
i′ ___, - ,. = -一  ̄l:::::::::::::::l
. ! , -==、´r' l::::::/,ニ.ヽ
l _,, -‐''二ゝ l::::l f゙ヽ |、 ここはお前の日記帳じゃねえんだ
レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_ !:::l ) } ト
ヾ¨'7"ry、` ー゙='ニ,,,` }::ヽ(ノ チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、 !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、 ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{ __)`ニゝ、 ,,iリ::::::::ミ
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ , な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /
225 :
無名草子さん:2005/10/26(水) 00:08:18
なんか単なるトンデモ本のような気も・・・。
コレステロールと一緒。
悪玉トンデモと善玉トンデモがあんだよw
クリシンのどの本がおもしろかった?
『パンサル』から『生命と意味』までは、
ほとんどの本を買って読んでたなぁ。。
『パンサル』からして、トンデモ臭プンプンしてたけど、
文章が面白いから読んじゃってたなぁ。。
今となっては、これといってココロに残ってる本はないなぁ。。
>>228 ポランニー兄弟の部分は良いんだけど、ジョルジュ・バタイユのところが問題
なんだよね。
現在のオレの考えでは、エロティシズムの説明はかなり良いんだけど、労働論
とかは、はっきり違うと思っている。
やっぱり労働は「腹ぺこになるのはイヤだ」とか「いちおう食ってはいけるんだけど、
でも、もっと美味しいものを食べたいよね」とかってことが動機になってると思う。
それから、バタイユや栗本先生の場合には、陶酔を得るための方法が「過剰の蕩尽」
しか無いわけだけど、オレは「破壊」だけではなく「非-破壊的な方法」もあると
思うんだよね。
この「非-破壊的な方法」ってのは、音楽・美術・ファッション・美味しい料理
とかのことなんだけど、これらは快感・陶酔を生み出すけど、べつに「破壊」的
ではないよね。
また、プロスポーツの観戦や、魅力的な異性とつきあうなんてことも、ここに
含まれるわけだ。
と言うことで、オレはバタイユや栗本先生の説を額面どおり受け取ってるわけ
ではないんだが、しかし、戦争や大粛清の理由をも見つけ出したバタイユや、
そのバタイユを評価・紹介した栗本先生は、やっぱり偉大だと思ってるよ。
そういう感想はうれしいな。
トンデモ扱いに終始するより。
だいたい、と学会自体が、トンデモのラベルを貼って小馬鹿にするだけのもんじゃなかったはずだが。
審神(サニワ)みたいなもんだと理解してるが。
どうも言葉が一人歩きしてるよな。
231 :
無名草子さん:2005/10/26(水) 11:59:48
>>229 そこでも蕩尽は行われているというわけなのです。
232 :
無名草子さん:2005/10/26(水) 12:00:56
生産と消費は過剰の蕩尽に他ならないのです
233 :
meme1:2005/10/26(水) 22:52:39
>>229 過剰-蕩尽理論を包摂する快感進化論をしらないのですか?
ちくまかどっかの文庫でポランニー読めば終わり。
安い連中がうざいスレだな。
今時じゃ、トンデモって評価だけで十分。
もう誰も学者も相手にしてない死に損ないだ。
235 :
meme1:2005/10/27(木) 00:53:29
まぁ、まぁ、気にさわったなら、許してください。
そんな、つもりじゃ…。
不安で気になってしょうがない死に損ないかw
栗本先生は『パラサイト・イヴ』『BRAIN VALLEY』の瀬名秀明と対談しても面白そうだよな。
>>233 たしかに、『パンツを捨てるサル』以降は、快感の重要性に言及するようになった
よね。
で、快感進化論は理解できるし、「快感がなければ生きていけない」ってのも判るん
だけど、でも、どう考えても破壊的でない快感はあるし(音楽は快感をもたらすが
破壊的ではない。もっとも破壊的な音楽もあるが)、また大筋では過剰-蕩尽理論に
賛同するものの、納得のいかない部分がいくつかあると思ったんですよ。
それでいろいろと考えた結果、
>>229 のように「陶酔を得ることが目的であり、
これを実現する方法には、過剰の蕩尽といった破壊的な方法と、非-破壊的な方法
とがある」って説明したほうが良いんじゃないかなぁと思ったんですが。
藤原肇は、栗本と政治に対する見解が異なるんだよな。
小沢一郎に対する評価とか。
丸山真男の影響をうけた、反権力ジャーナリストだからか。
いずれにしても、マスメディアがヘタレだから、今度の本はベンジャミン・フルフォードの本と並んだ力作だな。
副島隆彦も「人類は月に行かなかったろう論」や、船井幸雄とニコニコ対談するようになると、もうおしまいだなw
アメリカ政治思想に関する初期作は、汲むべきところがあると思ったがな。
しかし、なんでああ、極端に逝くかな。
浜田和幸の方が安心して読める。
そういや栗本先生も、明大にいたときに黒木香と対談して、学生運動をやってる
連中から批判されたらしいね。
しかし、哲学板の栗本スレは荒れちゃったね。
>>243 黒木香はいいじゃない。
まったく罪がない、という印象ですが。
と、当時のそれらの学生に対して言いたい。
清濁合わせ呑むって、どこまでOKなんだろね?
頭を下げて妥協もしなきゃ大きなことは動かないですけど、自分にウソはつけないもの。
こだわりが過ぎても、自分の器を狭くする。
人それぞれ人生美学って違うからなー。
黒木香と対談くらいで不真面目だと騒ぐ人もいるw
なんか日本って代替オルタナティブの選択肢があまりに少なすぎるんで時々イヤになるんですけど。
自民党に票を入れるのがイヤだと消去法で選ぶしかない、みたいな。
どうしようもないところも多いんだけど、やっぱアメリカは層が厚いぶん選択肢も広いよなあって、つい思っちゃうんだよね。
精神風土もミームの問題?
まだまだ世間意識みたいな集団的生理で動く日本に、公共とか市民意識って根づくんですかね?
接ぎ木されたタテマエ?理想論?
培うとして、どうやって培うものなのか。
世間意識が打倒すべき悪代官ってもんでもないだろう。
そこらへん、よう分からん。
経済人類学のいう集団的生理を無視しない社会変革って、どんなんですかね?
選挙結果見てたら絶望的になっちゃうんですけど。。。
エコノミーは共同体の摂理
248 :
無名草子さん:2005/10/28(金) 10:40:55
外科的な処方は社会システムを崩壊させる
シンボリズム、宇宙生物学、科学知識論、神話と合理性、因果性と共時性
こういった問題群が交差するケースの1つとして、占星術を取り上げてみたのだが、哲板では、アレルギーが強かったようだ。
西洋魔術結社の日本社会に置ける位置づけ、そういう観点は確かに抜け落ちていた。
栗本と何の関係があるのか分からない人は、著作をまったく読んでいないだろう。
シンボリズム、宇宙生物学、科学知識論、神話と合理性、因果性と共時性
こういった問題群が交差するケースの1つとして、占星術を取り上げてみたのだが、哲板では、アレルギーが強かったようだ。
西洋魔術結社の日本社会に置ける位置づけ、こういう観点は確かに抜け落ちていたが、それは共生の図れない問題なのだろうか。
栗本説と何の関係があるのか分からない人は、著作をまったく読んでいないだろう。
2重カキコスマソ
個人的には、栗本のこうした「学問」外領域への接近は、昔から一貫してると思う。
小沢一郎や石原慎太郎への接近のほうが、戸惑いをおぼえた。
『読書原論』のなかに「栗本慎一郎が選んだ100冊の本」とか「50冊の本」とかっていう
リストがあるけど、あのなかに、ルドルフ・シュタイナーとか、カルロス・カスタネダの
本が入ってるもんな。
それから、横尾忠則氏の対談集『見えるものと観えないもの』のなかに栗本先生との
対談が収録されてるけど、ここでの話題もオカルト系だったよ。
もっとも、栗本先生は聞き役にまわってるんだけど。
コントロールや外科手術的な処方でなく、共同体の生理(社会という生命体の自己治癒力)を活かした処方とは?
大衆の集団的情念(その一部は世間体?)も共同体の生理を構成する諸細目だが、これとどう付き合うか。
オカルトは直観的認識によるものだから、原石がないものかフィールドワークしているんだと思う。
「大いなるもの」との一体化を志向するものだから、決定論や思考停止になりやすい点が、彼の疑問なんだろうね。
『幻想としての文明』では、マニ教やヒンズー教を評価していましたね。
「大いなるもの」がいつも人類生存に友好的な「神」とは限らんじゃないか、例えばウイルスの問題がその顕現じゃないか、みたいな。
日本に入り込んでくる西洋魔術系は果たしてウイルス?
すべてを「社会の免疫を破壊するもの」とただ排除すればいいのか?
太田龍みたいな陰謀論者は、そう主張するだろうが…。
もう人外魔境の地だw
横尾忠則との対談で栗本が言っていることって、『太陽の暗号』は一致する部分が多いんですが…。
スーパー銭湯行った後、特命リサーチ隊員に、調査依頼してみますw
栗本氏は、あくまで、「開かれた科学」という物語装置(科学といっても従来の定義とかなり異なるが…)で、ギリギリ限界のところまで、語り尽くしたいんだろうなあ。
「こうなってくるともう別の物語装置でもいいじゃん」、と思うこともあるんだが。
>>254の問題意識と小沢一郎、石原慎太郎などに対する評価の結びつきが、自分には分からなかった。
それが戸惑った原因だろう。
計画社会主義を批判し、新経済民主主義・自由主義を主張するのは分かるんだけど。
他の選択肢が、やはりなかったのか。
>>258 とはいえ、その一線を決してこえないところが栗本先生の言論への多くの読者の信頼感
(オレ個人としてはそこが決定的)の源泉だと思う。
ただ、自然科学の言語自体を大きく変えてくれる天才が、今後どうしても
必要なんだろうな‥
精神世界の中では船井幸雄の意義がわからん。
彼の役割は何?
自分と共振してこない。
中村天風や安岡正篤も、経営者や政治家に人気あるが、本ではピンと来ない。
こりゃ自意識の問題かいな?
人それぞれ役割があるんだろうが、彼はどこまで本気なのか、ただの商売か
ああいうスタイルしか、日本人の集団的情念には届かないのか
クリシュナムルティみたいなメッセージでは、素っ気ないから届かんのか
内知を育む身体技術として、野口晴哉とかアーノルド・ミンデルに触れてもよさそうだがな。
一線を画しているのか?
栗本は人類レベル、野口は個人レベルだが「人間にとっての病の意味」を考えた人だし、共振身体観に基づいている。
ミンデルにも、そういったものがある。
『野生の哲学』永沢哲(青土社)
『表の教育・裏の教育』甲野善紀(PHP文庫)には、野口整体や大本教を含めた、明治から流れる日本の身体技術が紹介されている。
>>263 たしかに身体自体のメカニズムへの言及は少なすぎる気もするけど、
暗黙知の非肉体性、脱肉体性を強調したいがためなんじゃないのかな?
でも、そっちの実践をもっとやっときゃ、脳梗塞との格闘のタイムロスは
避けられたんじゃないかと思うからなんか残念。
でも、前に誰かも書いてたけど、変に政治家として活躍するよりよかったかも‥
なるほど。
暗黙知=身体知ではないもんね。
267 :
無名草子さん:2005/10/28(金) 23:39:48
非-知だろ、なんかと勘違いしてない?誘導?
268 :
265:2005/10/29(土) 01:32:02
ドンピシャな引用ではないかも知れないが
意味と生命
p19「暗黙知とは‥‥決して物理的な身体内にある潜在的知覚能力の
言いかえではないが、それもまた暗黙知の一部である。」
p163「‥‥暗黙知が体内の物的かつ固定的な物によって発動してくるものでない
とすれば、それは知であることによって初めて存在する人間の存在様式そのものを
決定するものとして、ある種の「情報」処理システムである。」
つまり、上から「も」規定してくる、と。
幻肢の話につながっていくわけで。
さらに、その層は上下に無限である‥
そういや日本では、経済・経営を論じる人たちのあいだで「暗黙知」って言葉が
ときどき使われてるよね。
あの人たちって、ポランニーとか読んでるのかねぇ?
ただ単に「優れた企業人のカン」を言い換えただけのような印象を受けるんだが…。
270 :
meme1:2005/10/29(土) 02:24:29
あらっ、
>>286に先お越された感もあるけど…
暗黙知を駆動する人間における身体は、上位のシステムによって意味づけられ、
もはや、いわゆる(物理的あるいは解剖学的もしくは本能的)身体とは異なるシロモノであると思われる。
これは、上位のシステムが変れば自ずと、身体の有り様も変ると言うことであり、我々日本人の身体技術なりその感覚なりが、ながらく西洋のそれと切り替ってこれたのも、そこに端を発するからではないか。
だとするなら、古武術などの伝統的身体技術への注目も、
そういった観点からなされるべきで、安易な身体への注目は、
実体論的な身体論への逆戻りというべきではないのだろうか。
トランスパーソナル心理学的に考えても、
ミンデルは実存のレベルに相当するものだろうから、
すでに身体に注目が及んでいる我々(なんてえらそうに言ったりして)は
次を視野に入れるべきではないだろうか。
だから、栗本氏に関心が及んでいるわけだろう?
もちろん、暗黙知=身体知ではないし。
次を指向するなら、身体技術を育む内知ともいえるかもしれない。
271 :
meme1:2005/10/29(土) 02:42:21
>>269そんなことは、よくあることのようで。
私が自己実現ていうのをユングやトランスパーソナル心理学等の
脈絡で知ったあと、世間でも言葉だけは流布していったが、
その内容はまったく異なっており、自己実現において離脱するべき
当のものであるはずの自我を、実現すると言うみたいなことになってるんだから
びっくりです。
ちなみに前の
>>286は
>>268のまちがいでした。
『パンツを脱いだサル』では、「自然や動物と言葉を使わずに交流できる感覚を磨こう、自然の声を聴こう」としか書かれてないもんで、もう少し具体的な処方箋はないかと挙げてみました。
身体の中心に過激にエネルギーを集中させる身体技術(オウム)ではなく、エネルギーを発散させていく身体技術として、野口整体とミンデルを例にした。
合気道も後者かな。
>>271 ユングやトランスパーソナル心理学における「自己実現」って、自我から離脱
しなきゃならないんですか。
知りませんでした。
これらの身体技術を実体的な身体観でなく、暗黙知理論から再構築することで新しい地平が開けてくるような気がする。
275 :
meme1:2005/10/29(土) 03:05:56
補足します。
あっ、いや自我からの離脱というよりは、
よりフレキシブルなシステムに変えていこう」って事でもある。
自我<自己
もちろん、わたくし的にはそこに暗黙知は働くと考える。
次に指向すべきは「身体技術を育む内知」か。なるほど。
>>271 俺の船井幸雄に対する疑問は、そういう単純化かな。
関西商法(悪い意味でのね)的な手法はもちろんだけど。
全然別な物にされちゃってる。
関西商法も、近江商人の系譜からみていくと面白そうなんだけどね。
脳梗塞、糖尿病を救うミミズの酵素
―秘密は血管を浄化するミミズの酵素にあった!
脳梗塞、糖尿病を救うミミズの酵素 この本で述べる酵素のはたらきにより、
血栓が溶けて血流再開現象があるとすると、毛細血管が先に救われる。そして、
微少血流系がより早く改善されるという効果がある。となると、もしこの血栓を溶か
す酵素があるなら、脳梗塞、特にラクナ梗塞の予防と治療に大きな効果があるば
かりでなく、肝臓やすい臓、腎臓といった多くの内臓の機能回復に、著効があるこ
とになる…
壊れちゃったの?
280 :
265:2005/10/29(土) 03:50:51
個人的に、「過剰を溜め込み、それをやがて蕩尽する」ことは、よいことだと
一時期誤解していたんだが(反省)、
それと相似のものとして、たしかに実在しているシステムとしての、
「風邪は、健全な身体が、過剰化しつつある歪みを自律的に解消(蕩尽!)する
調整プロセスである」的な、野口整体の言うメカニズムは、
少なくとも常識とすべき(それに盲目的に身を任せてばかりはいられないのはもちろんだが)
だと思うのだが。
281 :
265:2005/10/29(土) 04:06:01
風邪のメカニズムは、必ずウィルスが介在するところも‥
野口が生きた時代の制約もあるから、それを実体論的な身体観の視点だけで終わらせるのは、もったいないのではないかと。
彼はフロイトやメルロ=ポンティは取り入れていたから、暗黙知理論で読み替えていくと、もっと何か出てくるのではないか。
メルロ=ポンティじゃなくて、ベルグソンだね。失礼。
284 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 12:48:55
>>269 > そういや日本では、経済・経営を論じる人たちのあいだで「暗黙知」って言葉が
> ときどき使われてるよね。
> あの人たちって、ポランニーとか読んでるのかねぇ?
> ただ単に「優れた企業人のカン」を言い換えただけのような印象を受けるんだが…。
なんか小馬鹿にしているつもりかもしれないが、もともと「暗黙知」自体コケオドシのトンデモ
術語で、その程度の意味しかないんじゃないの?
単にさ、言語化することができないと、あきらめて「暗黙蜘」。楽でいいよねぇ。
言語化しにくいものは「トンデモ」
楽でいいよね。
>>284 いや、暗黙知には、それなりの科学的な根拠があるよ。
『暗黙知の次元』という本のなかに、「ショックつづり&ショック単語の実験」と
いうのが出てくるんだが、それが根拠になっている。
その部分を引用しますね。
---
一九四九年にラザルスとマクリアリによって示された例にならって、心理学者は
この能力の発現を「潜在知覚」(Subception)過程とよんでいる。この二人は多数の
無意味な文字のつづりを被験者に示した。そしてある特定のつづりを示したあとでは、
被験者に電気ショックをあたえた。ほどなくして被験者は、そのような特定の
「ショックつづり」が示されるとき、ショックを予想するという反応を示すように
なった。しかしどのようなつづりのときにショックを予想するのかを被験者に
たずねてみても、被験者は明確に答えることができなかった。被験者はいつ
ショックを予想すべきかを知るようになった。しかし、なぜ彼がそのような予測を
するのかを、彼は語ることができなかった。つまり彼は、我々が語ることのできない
しるしによって、人の顔を知るときにもっている知識と類似した知識を得ていた
のである。
この現象は、べつの形式で一九五八年にエリクソンとキュエテによって示された。
彼らは、ある「ショック単語」に関連をもつ言葉を被験者が口にしたときには、
いつも彼にショックをあたえた。まもなく彼はそのような言葉を口にすることを
避けることによって、ショックをまぬがれることを学んだ。しかし実験者がたずねて
みると、彼は自分がそのようなことをしているとは知らぬようであった。この場合、
被験者は実際に行動することを知るようにはなったが、しかし彼はどのようにして
そうした振舞いをするのかを語ることはできなかったのである。
(『暗黙知の次元』(1980年 紀伊国屋書店)20〜21ページ)
(
>>286 の続き)
いちおう言っておくと、「優れた企業人のカン」っていうのも暗黙知の一種なん
だろうと思います。
ただ、ポランニーや栗本先生の場合は、暗黙知をつうじて社会全体のことを考え
ようとしてるのに対して、経済・経営を論じる人たちは、経済のことしか考えて
いない、つまり、暗黙知という重要な概念を矮小化しているように私には思われて
大いに不満だったってことが、
>>269 のようなカキコをした動機になってますね。
アンビリバボーなことにすぐ「トンデモ」ラベルを貼るのはよくないぞ。
原典の『暗黙知の次元』で確かめるくらいのことしなきゃな。
こういう実験根拠がある、あとは追試験のデータを待つしかない、までのところは詰めないと。
俺もアンビリバボーな内容の本、ずいぶん紹介してきたが、なるべくしっかりした態度のものを取り挙げるように努めてる。
「太陽の暗号」だの「カタカムナ(山人科学?)」だの、自分でも主張をそのまま鵜呑みにするつもりはないけどw、栗本氏の仮説に不思議と符合する内容も含んでいるから、あえて紹介している。
横屋氏の『超図解 風水の科学』も「風水だから、なんでもOK」といういい加減な本ではないから挙げた。
反証データがあれば取捨選択できるから紹介ほしいのだ。
魑魅魍魎だらけの世界なのは認めます、はいw
東條真人も「神智学だからトンデモでしょ」と決めつけないで、彼の文章を読めば、「ミトラ教と神智学、ニューエイジなどの関連性や位置づけ」について、きちんと考察しているのが分かると思う。
『トンデモ科学の世界』竹内薫・茂木健一郎(徳間書店)
この本もおすすめ。クオリア研究の茂木健一郎によって、意識研究の現状が分かりやすくマッピングされている。
暗黙知に関してちょっと気になるのは、マイケル・ポランニーが暗黙知について
言及したのが、もう何十年も前だということだな。
ひょっとすると、最新の認知科学では、
>>286 で紹介されているショックつづりや
ショック単語の実験の結果に対して、異なった解釈を与えているかもしれないん
だよな。
確かにそういうところまで、なかなかフォローできないのは歯がゆいね。
茂木健一郎や『サブリミナル・マインド』の下條信輔がその辺詳しいかもしれん。
苫米地英人は、どうなんだろうか?
この人も評価が難しいなーw
共感覚の持ち主らしいが。
履歴も少し引っかかる。
あと、「マトモ」な哲学的研究なら、M.ポランニー、ホワイトヘッド、廣松渉の認識論を比較したものが知りたい。
誰かやってる人いないのかな?
たしかに、「暗黙知理論教条主義者」にはならないように、気をつけなきゃいかんよな。
297 :
無名草子さん:2005/10/29(土) 19:21:02
栗本先生は、一応ユング的な集合的無意識を援用しているといわれていたな。
岸田修との対談で、本人が私はユング的であるとされているようだと言っていた。
それに対して特に否定も肯定もなかったが、岸田と対談ということはフロイト
に対しても一応の注意を払っていたような感じだ。
もっとも岸田の理論である… あれっなんだっけw
それと暗黙知の対応関係の確認みたいな内容だった。
中村雄二郎の共通感覚論にも同様な対応関係を確認していた。
取り挙げてきた人物に、共感覚的な能力の持ち主が多いことも何かを暗示してないか?
テスラ、シュタイナー、宮沢賢治、南方熊楠、野口晴哉…
ユングも共感覚や幻視の持ち主だな。
300 :
297:2005/10/29(土) 19:23:59
それに田中角栄だ。
岸田秀の唯幻論や中村雄二郎の共通感覚論との比較は『鉄の処女』で少しやってなかったっけ。
田中角栄もそうなのか。
彼は、山人・縄文系だよな。
宮沢賢治や南方熊楠、楢崎皐月も縄文系じゃないのか。
山人・海人の縄文系の流れの系譜を整理した本ってないかな?
近江商人やサンカ、現代の企業(三井とか)にまで言及した本。
見取り図が欲しいんだけど、専門書しかないんかな。
笠井潔が詳しそうだが簡単にしか触れてないよね。
プリンストン大学って、精神物理学研究所が設立されて(1979)、超心理学の研究者もいるんだよね。物理学者との共同研究もやってる。
チャールズ・ホノートン、ロバート・ジャン、ブレンダ・ダン。
ホノートンは夢テレパシーの研究をしていた。
軍事利用の思惑もあるんだろうけど、日本に比べて層が厚いよ。
Anomaly Scienceという領域として研究されてる。
反証性や再現性に関しては、肯定派と懐疑派・否定派の間で、未だに議論百出なのが現状。
日本では、井村宏次、笠原敏雄や中村雅彦が超心理学研究してるね。
宮城音弥や南博もやってたけどね。
似たような角田忠信の脳センサー研究は追試されてるのかなあ。
地震予知の可能性を示唆してたけど。
角田は「日本人と欧米人では、音の処理を行うとき左右脳での処理に違いが見られる」と主張した人。
『脳センサー』(丸善)
308 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 16:02:04
氷河期への移行を人類の集合的無意識が感知したことによって
現在のような地球温暖化現象にいたった?
『ミーム・マシーンとしての私』(草思社)のスーザン・ブラックモアも超心理学を研究していたけど、進展がほとんどなかったと懐疑派になっている。
再現性が全体的に低いのは、もしかしたら、人類の集合無意識が関係するのかもしれないね。
特異能力者が必ずしも人格者とは限らないから、まだ時期尚早と再現性が抑制されるんじゃないか。
ほとんど、AKIRAの世界だけどw
プリンストン大学の研究者だと、検証アイデア出してくれそうだが。
栗本先生だと、古代科学の乱用で滅んだ(滅ぼされた)記憶が集合無意識にあるからだ、とか言いそう。
軍事利用も絡んでくるから、データがすぐには公開されない事情もあると思うよ。
矢追純一みたいな極端な陰謀論までいかなくても。
「境界」付近の領域というか、タブーが生成するあたりの出来事って、
深いな‥
エロティシズムって深いな‥と一人合点しました。
余談になるけど、
>>195 で紹介されてる藤原肇氏の本、アマゾンのランキングで
1位になってるね。
>>196-199 >「このエントロピーは質的な大転換をとげて時間に変わるのではないか。
だから、時間は質的に異なったエネルギーの特殊な在り方でして、
時間はネゲントロピーと等速で反対の方向に動き、宇宙系の外側にある超宇宙系では、
熱によるエントロピーの増加に代わって時間が増加している。
われわれは伝統的な考え方に従って、時間を空間と対比させて考える習慣をもつけれど、
むしろ、エネルギーとの関連で理解すべきだと思うのです。」
ネゲントロピーって、エントロピーを減らす働き=生命系みたいなことですよね。
ネゲントロピーと等速?時間が増加?
私の頭では、漠然としたイメージすら湧かないのですが、
なにかヒントになる示唆がいただけたら、ありがたいんですが。
内容が内容なだけに再販を危ぶむ声も。
『拒否できない日本』(文春新書)は、まだ入手できるんですか?
大衆の集団無意識の解明もU&Dゾーン(デュオニソス)ですよね。
コントロール管理しようとしているんだろうが、いつかトバッチリを受けるんじゃないかな。
アーノルド・ミンデルのワールドワークなどは、コントロール志向とは発想が対極だと思うが、都合のいい部分だけ取り入れられてねじ曲げられますからね。
常に誘惑と危険が付きまとう境界領域だから、感情を誘発されるんでしょうね。
栗本氏は、東欧&吉本隆明の問題意識からデュオニソス・ゾーンの解明を強調、藤原氏はフランス&丸山真男の影響からアポロン(理)を強調。
その間に小室直樹が立っているw
図式的にしちゃうとこうなるけど、見方が対立しているとは必ずしも言えないんじゃないか。
>>315 そこは栗本氏の言う「開かれた言語体系」「時間ーエントロピーを規定する定量化を目指すべきもの」とならんで、俺もまだよく分からん所なんですよ。
もう少し説明がほしいですね。
ここには情報も関わるから、室井尚の情報宇宙論がブリッジしてくれそうですが。
319 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 20:45:39
>>292 >
> この本もおすすめ。クオリア研究の茂木健一郎によって、意識研究の現状が分かりやすくマッピングされている。
え、俺茂木センセエって一見科学的でありながら、内実トンデモさんの最右翼だと思っているんですけど。
彼のほんて全部、「クオリアって不思議だな」の繰り返しだけのような気がするんですけど。
山形浩生の言い草じゃないけど
「それがどうした」的議論のオンパレードだなw
鉱脈を探す山師と言えばちょっとかっこいいけど、
真面目に働くのが嫌で宝くじばかり買ってる夢見がちの人達にしか見えん。
絶対当たらないとは言い切れないが、そんなのまず当たらないって。
まあ、いいじゃないですか。
チラシの裏に書き留めた数字で宝くじが当たることがある、かもしれないw
解毒剤として、日常に立脚した小浜逸郎の本も読んでますからw
地図を持たないまま手当たり次第に掘っても、遭難者が続出するだけだから、
「私はこの辺で探索棒ダウジングロッドが反応しました」「なんだかこの辺地下で繋がってるみたいです」くらいは書いておこう、と。
徳川埋蔵金が眠っているかもしれませんよw
茂木氏の本は、意識と脳をめぐる色んな仮説がマッビングされているので挙げたんです。
クオリアに関しては、あなたと同じように感じなくもないですw
私の理解が不足しているのかもしれませんが。
325 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 21:53:10
>>324 はっきり明示している仮説ってあるの?
そもそも何故クオリアだけ特別視するのかも良くわかんないし。あれだって脳内で作り出された
ものでリアルに感じるだけじゃないのか?
326 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 21:54:54
>>315 藤原氏は、層の理論みたいな発想で「宇宙の外には超宇宙があるはずだ」と言い、全体を捉える道具として、「動態幾何学」を提唱します。
そこでは、デカルト座標に変わり、フィボナッチ数列に基づいたファイ座標を用いる。
あと、影の場(Ghost field)や螺旋回転という概念を導入して、相対性理論を拡大する(来ました!w)。
ここらへんは、デビッド・ボームの「暗在系・明在系」にヒントを得ているんでしょう。
もっと詳しい議論は『宇宙巡礼』(東明社)でなされています。
なんとも言えませんが、個人的には、バックミンスター・フラーの「シナジェティックス」という幾何学が、取っかかりになるような気がしてます。
328 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 22:26:02
知の欺瞞というと、中沢が一番の典型かな。ポストモダンといっても、日本の、しかもニューアカ以降ですな。
栗本もその流れですね。
『マクロメガ』からもう少し引用すると、
「方法論としては、ある事柄を考える時には必ずその一つ上の次元に立って、鳥かん的かつパーステクティブに眺めるだけでなく、動態的に全体像をつかむ努力をしてきた。
ところが、ビッグバンの瞬間における総ゆる存在が一点に集まるイメメージは、どう考えても奇妙奇天烈であり、おそらく、それは更に上位の超宇宙の次元の系統発生にとっては、宇宙系の個体発生の始まりの時に他ならない。
そして、その時の宇宙系はエントロピーとしての時間を超宇宙系に放出したことによって、宇宙系における熱平衡と同じ時間平衡が崩れて、ビッグバンを発生させたのではないか。
時間はエントロピーの抜け殻だと理解せざるをえなくなる。」P.264
なんだか『意味と生命』での議論みたいだなあ、と思って紹介してみました。
藤原氏の場合、「システムの境界を作り出すもの」への着目は、あんまり無いような。
>>326 私はどちらかといえばこのスレは読んでばかりいるほうですが、
人名と著作と、大まかなコメントがあるだけで、「きっかけ」
をもらえてありがたい気がしています。
掲示板ですからね‥たとえ書き込みが半知半解な気がしても、読む側には
役に立つことだってあるでしょうし。
あげられている本は、いい本ですね。個人的には、経済学に多用される
数式のあほらしさにも、ゲンナリすることが多いです。
332 :
無名草子さん:2005/10/30(日) 22:52:41
>>326 少し、同感です。
>>331 同感です。
え〜そうですねぇ〜。
なんだか、自然科学用語に限らず、いろんな学説用語や
書物やらがどんどんでてきて、関係性やらを述べてますけれど、
それらのどこがどのように関係あるのかもう少し述べてもらいたいんですが。
なんだか、話しがあまり繋がっていってないようにも思えます。
それぞれが自分の言いたいことだけ書いてるようにも見えるんですが。
私の理解がたりないからでしょうか?
もう少し、根気よく私みたいな者でも分るように
自説なりを展開してくれると有難いんですが。
私が勉強不足のせいなんですかねぇ。
私がバカのせいなんですかねぇ。
「時代は振り子のように動く」と思っていますから、すべて「知の欺瞞」とは思ってないです。
まだ、その辺りの議論も決着はついてないのではないですか。
精神病や性をめぐる問題にしても、人間関係や文化から解明する環境アプローチが流行った後、揺れ戻しが起こって、現在は遺伝子学や脳科学で説明する生物学アプローチが盛んですよね。
科学論での、社会構築主義者と一部科学者との対立も同じような構図に見えるのですが。
私から見たら「なんでそう、極端から極端に振り子が動くかな」という感じなんですよw
「サイエンス・ウォーズその後」現況について、詳しい方がいらしたら是非教えていただきたいです。
「社会を変革していくにはどうすべきか」についても、具体的処分箋は左派と右派(今時こんな図式じゃくくれないでしょうが)とで、かなり異なりますよね。
「近代化・市民社会化が結局不充分なのか、世間体の構造は否定されるべきものなのか」
ここでも極論が多くて「あなたはどっちに着くか」みたいな議論に終始している気がするのですが。
335 :
meme1:2005/10/30(日) 23:15:11
>>313 >>336 「反文学論」って読みました?
境界領域を作り出すものやエロティシズムに関する言及がありますよ。
手元にないので詳細を書けませんが、たしか「意識による無意識的外在化」
「意識の無意識的エネルギー」とかいってたなぁ。
とか書いてたなぁ。
よかったら明日引用しますが。
なかなか、良い文章でした。
まあ、アンビリバボーな話題でも、「コ○ノケンイチの空間物理学、超古代の竹内文書なんかも本物です」と言い出さないぶん、良心的だと考えてやってくださいなw
そのぶん本気でもあるけどw
337 :
meme1:2005/10/30(日) 23:27:43
>>334さん
ここでの極論がよく見えていないです。
できれば教えて頂ければ、ありがたいんですが。
別に栗本信奉者ではないですから。
ここでは「栗本氏の諸説を敷衍したらどうなるか」という視点でブレーンストーミングしてるんです。
例えば、日本社会文化論でも「山本七平読んでます」と言ったら、そんなに叩かれませんけど、「栗本慎一郎読んでます」と言ったら今じゃ叩かれそうですよねw
でも、アカデミズムなどから見れば、山本七平の諸説・仮説も色々問題が多いでしょう。
自分にとっては、新しい切り口・見方を示してくれた点で、感謝しています。
もちろん、違和感や疑問点を感じる点もありますよ。
それも多少書いてます。
鵜呑みにせず、複眼思考(苅谷剛彦)で考えていくことが大事だと思います。
339 :
無名草子さん:2005/10/31(月) 00:06:48
中学生の時の愛読書が山本七平・司馬遼太郎で高校生になって栗本慎一郎を愛読して道を踏み外したのかそうでないかよくわからない私がいますw
>>332さんが栗本氏の著作をどのくらい読まれたか分からないのですが、
自分的には、主に認識論・科学論での
場、共振 、形・リズム(波動)、太陽黒点と経済、病と進化、境界領域、縄文系・弥生系、共時性・因果性
あたりのキーワードで繋がっていくような気がしてます。
イメージを遊ばせてる段階ですよ。
341 :
無名草子さん:2005/10/31(月) 00:32:08
>>327 > 藤原氏は、層の理論みたいな発想で「宇宙の外には超宇宙があるはずだ」と言い、全体を捉える道具として、「動態幾何学」を提唱します。
> そこでは、デカルト座標に変わり、フィボナッチ数列に基づいたファイ座標を用いる。
> あと、影の場(Ghost field)や螺旋回転という概念を導入して、相対性理論を拡大する(来ました!w)。
いや、俺も数学苦手なんだけど、もう胡散臭い感じ全開じゃない? 知の欺瞞じゃないけど、
数学な人からみたらやっぱ馬鹿にされてもしょうがないのでは?
あっちは物事を厳密に考えるために必要な術語なんだろうけど、たんなる箔付けのためでしょ。
>数学用語
そういうのと分かってて、面白がっている、というのがこのスレの多くの人の感覚かもしれないけど、
それって健全なのかな、という気がする。
いつか意味のない言葉遊びに飽きたとき、自分は何やってたんだろう、と空しくならないのかな?
>>339同感しますw
山本七平の『日本人とユダヤ人』や、『勤勉の哲学』での石門心学と日本資本主義の関連性の指摘は、問題点や異論が多いでしょう。
「空気」とか「日本教」といったキーワードも、アカデミズムから見たらすぐ使える術語概念とは言い難いでしょう。
ただ、それで全否定するにはもったいない有効な視点はあると思うんですよ。
343 :
無名草子さん:2005/10/31(月) 00:41:58
市場社会の虚構性を看破するためのツールとしては、市場の暴走と崩壊をひき起こしてしまった
近-現代では暗黙知を磨くしかないのですよね
そして、市場の暴走の牽引役としてユダヤ(アシュケナージ系ユダヤ人)国際金融資本があると。
そこで日本では山と里との関係において沈黙交易(プレ市場交換)も日本ではいろいろな地域で行
われていたという説があるわけで、その山には漂白民もどうやらいたわけで、漂白民と遊牧民族の
違いなども気になるわけです。
それらを踏まえた上で市場交換とは、本来対外的な市場での限定的な交換方法で、人類の交換は
大別すると互酬、再配分、市場交換に分けることができるわけで、市場による交換が社会の主たる
取引方法となっていく際にもっとも利益を得るのは「境界外の商人」なわけです。
さらに、明治維新の際の諸外国との交流をつぶさに見てみると、どうやら鉱物取引を基軸とした交
換(貿易)において日本は相当の影響力を世界に与えたようだと…
特に金の取引市場そのものを崩壊寸前まで追い込むほどのパワーを持っていて、それら鉱物の精
錬等の担い手は当然旧財閥だったわけです。そこで気になるのは、日本の財閥のCIがなぜかみんな
井形なわけで…縄文ネットワークの線的配置の結節点が同様に井形であることは関係があるかわか
りませんが、近江商人の簿記を見たユダヤ人が自分たちが使用している記号を見かけてしまって驚
いたと言うエピソードはソースを忘れましたが注目に値するように思います。
個人主義の推進の結果か狙いかわかりませんけれども、世間システムの崩壊と日本人の家族関係
などに代表される縦軸の分断と矮小でかつ熾烈な排除関係で結ばれた横軸を見渡してみると、日本
は戦後、かなりひどくやられてしまっているようにおもえてなりません。
的な
>>340 >あたりのキーワードで繋がっていくような気がしてます。
ぶっちゃけ、つなげようとすれば、いまでも繋げられるんじゃない?
いいじゃない、試論として、繋げて見せてよ。
そのほうが面白い。匿名なんだから、あなたの責任を誰が問うわけでもないんだし。
生殺しみたいに単語の羅列だけで終わらされちゃうと、誰かの概説書写してるだけじゃないかと
疑うよ。
>>337 日本社会文化論での、ってことですか?
グラデーションはあるけど乱暴に言っちゃうとやっぱり、
「もっと近代化を進めるべきだ、市民意識・公共性を育てよう」という立場と「世間のような近代以前のシステムの方が知恵があった、それを見直そう」という立場に別れているような気がするんですが…。
論者によって「近代」「市民」などに込めてるニュアンスが大きく食い違っているのも、議論がまとまらない一因じゃないかと。
魚を銜えて逃げるネコに腹を立て、思わず裸足でネコを追いかける主婦…
これを陽気な人物と判断する根拠はもはや現代日本にはありません。
これはやはり一つのパーソナリティで社会に参画することが強く求められた
結果でしょうかね?
>>341 そうですね、それが普通の態度だと思いますw
このままだとその評価で終わってしまうような気がしますw
シナジェティック幾何学に鍵があるように思うんですよ。
ただ、フラーの邦訳書に部分的な紹介はあるものの、『シナジェティックス1・2』は未だ邦訳されていないので全体を知ることができないんです。
>>344 いやいや、ふるい分けていく作業だけで疲れ果てましたw
ちょっと一休みしたい。
オープン・リソースの時代だし、関心のある方となるべく質の良い情報を共有できれば幸いです。
素材は提供し照るんだから、栗本ファンの皆さんも『パンツを捨てるサル』の続編、考えてくださいよ〜w
あと社会変革のための具体的な行動提案とか。
本の感想はもちろん。
栗本氏の新刊をただ待ち臨んでいるだけなのは、彼のメッセージとも矛盾すると思いますよ。
特に波動・精神世界・陰謀論周辺は、もう何でもありの人外魔境ですw
何でもOKか、全否定か、になっちゃう。
例えば、個人的には、神智学や人智学などの近代オカルティズム、ケン・ウィルバーの統合理論、リチャード・ガーバーのエネルギー波動医学には学ぶべき点が多いと思うけど、否定的な人には「味噌も〇〇も一緒」でしょうねw
リチャード・ガーバー『バイブレーショナル・メディスン』(日本教文社)は、ウィルバーの『意識のスペクトル』のような試みです。
邦訳書では、監訳者・訳者による「どこまでが現代科学でも支持される箇所で、どこからが仮説・試論なのか」丁寧な解説がなされている。
それでも、否定的な人は「ニューエイジかよ、ありゃ全てトンデモだよ」と拒否するだろう。
なかなか溝を埋めていくのは難しい。
>>343 小浜逸郎や桜井哲夫の「ちょっと待って。戦後にもいい面がたくさんあったじゃないか」という意見にも頷いてしまうんですよ…w
正直、自分なりの見解はまだ出てないですね。
藤原肇氏は、アメリカの戦後初期の社会改造に肯定的なんでしょうか?
ユダヤ人も縄文・山人系も、
商業・芸能・情報産業・運輸業・鉱山・建設業
といった「交通」に大きく関わってますよね。
「レイラインと龍脈を安易に同一視するのは良くない」という意見があるように、細かく見ていけば縄文系にも様々な流れがあるだろうし、ユダヤ人問題もすごく複雑ですね。
手元にないので確認できませんが、『ユダヤ人の歴史』ではケストラーのアシュケナージ=カザール人説とは違う起源説を唱えていたと思います。
あと「イエ(家)、家族」の問題もどう捉えていいのか、勉強不足もあって、まだ分からないんです。
個人的な事情も大きく影響してますが。
「自分にとって家族とは何だろう」
反発する感情と大切にしたい気持ちが、日々交錯します。
昔は、家の存続のために半ば強制的に結婚もしていたんですよね。そこでは、様々な悲喜劇があったと思いますが、それとも今の核家族化・個人主義化の方が砂漠みたいで悲劇なのか?
シングル単位論は無効なのか?
ここは日本社会文化論とも、大きく関わる問題だと思います。
国内の新宗教だと大半が「家族の和・ご先祖を大切にしなさい」
これしかないんですかねぇ…。
家族概念の歴史的変遷を知りたいんですね。
イエ社会論だの近代家族「発明」論だの…、情報の海に溺れしまいそうですが、何か見通しの立てやすい本があればご紹介お願いします。
私も、藤原肇氏のメタサイエンス・動態幾何学については、もう少し詳しい説明がほしいところだが、この分野に関しては
『フラーがぼくたちに話したこと』(めるくまーる社)
平凡社イメージの博物誌
『神聖幾何学』ロバート・ロウラー
『螺旋の神秘』ジル・パース
が参考になると思う。
結晶が正4面体を基本単位としたプラトン立体から成っており、ウイルスのタンパク質の殻は正12面体の構造をしている。
ケプラーの宇宙構造観や、炭素フラーレンの発見エピソードと合わせみると面白い。
ウイルス進化論の話と、形・リズム共振の話が、ここで繋がってこないか?
ニコラ・テスラの机の上にも、プラトン立体が置かれていたという。
ちなみにアトランティス伝説では、水晶(クリスタル)のエネルギーを変換していたという話がある。
現代では、クォーツクリスタルはエレクトロニクス機器に欠かせないものだし、レーザー光の開発にもルビー結晶が大きな役割を演じている。
「未来は、シリコン生命体が人類に乗っ取って替わる」という科学者さえいる。
『電脳生物たち』H.モラヴェック(岩波書店)
『メタマン』(白揚社)
『意識の中心』ジョン・C・リリィ(平河出版社)
螺旋・渦は、自然界の至るところに見られる形である。
『ダヴィンチ・コード』に出てきた黄金分割やフィボナッチ数列も関係してくる。
DNAも二重螺旋構造をしているが、不思議なことに、易経の構造と符合を見せているという話がある。
『体の中の原始信号』間中喜雄ほか(春秋社)
『易経の謎』今泉久雄(光文社カッパブックス)
『易のニューサイエンス』(東方書店)
日本では、寺田寅彦の弟子の藤原咲平(気象学)が渦宇宙論を展開、また螺旋構造に三木成夫(解剖学)が着目し、独自の生命論を展開した。
ニューエイジの全体像とそれを生んだアメリカ西海岸の精神風土については、
海野弘の著作が詳しい。
『世紀末シンドロームーニューエイジの光と闇ー』(新曜社)
『癒しとカルトの大地』(グリーンアロー出版社)
ニューエイジと現代芸術、ハリウッド、ブルース・リーの意外な繋がりも見えてくる。
東條真人氏によれば、神智学・人智学・ニューエイジとは、ミトラ教のカルデア神学から生まれたものらしい。
ニューエイジは大衆レベルにまで広がる運動であったが、19世紀末ヨーロッパ知識人を動かした潮流に関しては、上田安敏の
『神話と科学』(岩波書店)
『フロイトとユング』(岩波書店)
が参考になる。
ニューエイジ内部からの批判としては、ケン・ウィルバーのものなどが知られているが、
本宮輝薫『ホリスティック・パラダイムー影の体験と生成する治癒力』(創元社)
この本も、ニューエイジ的発想に多くみられる、ポジティブ・シンキングや意識進化論の偏重への疑問、悪や超越の問題についての考察が述べられた好著である。
>>343 『ユダヤ人の歴史(上・下)』ポール・ジョンソン(徳間書店)
でした。
>>358 栗本経済人類学と直接の関係はないでしょうが、栗本氏が新霊性運動(ニューエイジや精神世界)を「人類が意識的に進化の扉を開ける鍵」として評価していたのは確かです。
ただし、思考停止に陥りやすい罠があるという点は批判していますね。
西洋と東洋が出会う「境界(米西海岸・日本)」で壮大な実験が行われている、とも言えるのではないでしょうか。
やはり玉石混交の世界なので、文明史の中での位置づけや、発想パターンの背景・限界について述べてある本を紹介しました。
>>343 縄文系の流れ、山人・海人や金属民、近江商人、現在にいたる系譜などに関するお薦めの本がありましたら、教えてください。
教授がどっかで書いていたと思うんですけど、皇太子が学生時代に書いた海上交易に関する論文、
これ内容知っている方いますか?見る方法ありますかね
>>361 田原総一朗氏との対談本『闘論 二千年の埋葬』の222ページに書いてあったやつ
ですね。
題は「中世瀬戸内海水運の一考察」ですね。
363 :
meme1:2005/10/31(月) 23:23:29
すみません、ちょっとおじゃまします。
お待たせしました、「反文学論」引用その1です。
意識はその表層の個的意識とは異なった側面を持つ。いうなれば、意
識性とでもいうべきエネルギーを有している。その意識性は、表面の意
識それ自体が我々に対して説明してくれる意味性とは異なって、対象の
関係づけ、ないし、対象の意味性の創出それ自体をも行うのである。
これが、私の概念による「意識のエネルギー」である。「意識の無意識
的なエネルギー」というようなレトリカルな言い方をすると通づるよう
なところがある。
勿論「意識のエネルギー」は、あるいはその基礎となる「意識性」
は、深層の無意識とは異なる次元のものだ。深層にある普遍的無意識
は、我々の考えでは、より普遍動物的なものであり、それだけではエロ
ティシズムに到達しない。また、共同あるいは個別的な幻想をも作り出
さないことは明らかである。これが、我々が、社会のすべての問題を無
意識とか内部の“実体”の表層への表出プロセスとみるような単純な議
論と決別する理由である。そして、意識のエネルギーを持つことが、
人間と他の動物を分ける理由である。だから、意識のエネルギーあるい
は意識は人間にとって「パンツ」のひとつである。
364 :
meme1:2005/10/31(月) 23:25:28
「反文学論」2
体内の深層の生命潮流は、つねに意識に働きかけ、その大きな部分を
司ってはいるが、それとせめぎあうかのように〈死〉への衝動や期待感
をも秘めこんでいる。それも決して、見えないような深い深い深層でな
いことは明らかで…(中略)
バタイユはしかし、この「意識のエネルギー」を過剰の貯めこみと、
「呪われた部分」の蕩尽、破壊の衝動としてパターン化したのであって、
エロティシズムはその重要な概念として、蕩尽へのぎりぎりの期待感の
赤く充血した「関係」状態を措定するものなのである。
365 :
meme1:2005/10/31(月) 23:29:43
「反文学論」3
「思考(反省)さえもが私たちのなかでは、過剰のかたちのもとで
はじめて完成させられるのだ。恍惚の間における、耐えがたい快楽の
ように、目に入る限界を越えた者ものを見ることができないとすれば、
思考の限界を越えたものを思考することはできないとすれば、過剰の
すがた以外に、真理の意味が考えられようか?…悲鳴ととともに、
自らへの不寛容のなかに沈むことが自らを無に帰する、この悲愴な
省察の行きつく果てに、私たちは神を見出すのだ。(バタイユ)」
(中略)
だから、当然のことながら、バタイユ的な問題の本質は、
死や暴力への恐れや陶酔ではない。人間存在の内部の〈神〉なる
〈外在性〉への透視なのである。そして、その〈外在性〉とは、
おそろしいことの我々とは別の生き物なのではないかという
恐怖と憤怒。
>>365 これ書いた頃には既に脳の血管がつまってたのか?
「人間存在の内なる外在性」って脳に詰まった血栓じゃねえの?
>>363-365 >意識はその表層の個的意識とは異なった側面を持つ。いうなれば、意
識性とでもいうべきエネルギーを有している。その意識性は、表面の意
識それ自体が我々に対して説明してくれる意味性とは異なって、対象の
関係づけ、ないし、対象の意味性の創出それ自体をも行うのである。
これが、私の概念による「意識のエネルギー」である。「意識の無意識
的なエネルギー」というようなレトリカルな言い方をすると通づるよう
なところがある。
暗黙知の一面だと思うのですが。
おそらくそこと重なる内容なのだと思うので、参考として
意味と生命p234
「生命には、その最初の一歩が印されたとき既に用意されていた力と、
それを利用して形態の具体的な境界を作り出して与えていく力との
二つが組み合わさって働いているというのが、結果としてとらえた
マイケル・ポランニーの主張である。その後者が働いている状態が、
ポランニーの言うcommitment(参加、人格的参加、投出または自己self投出)
になる。」
>人間存在の内部の〈神〉なる〈外在性〉への透視
>その〈外在性〉とは、おそろしいことの我々とは別の生き物なのではないか
という恐怖と憤怒。
‥その恐怖と憤怒、自己否定、タブー(研究への障害として、
多様な立ち現れ方をしてくると思われる)を乗り越えて
「科学」を広げて行こうとするということなんでしょうね‥
ウィルス?… なのか?
369 :
367:2005/11/01(火) 01:03:23
少し誤解を生む書き方になってしまいました。
深層の無意識=その最初の一歩が印されたとき既に用意されていた力
意識のエネルギー=それを利用して形態の具体的な境界を作り出して
与えていく力(暗黙知)
かな、と思ったもので。
370 :
meme1:2005/11/01(火) 01:11:07
ちょっと、自分なりに書いてみます。
「反文学論」は、1984年頃のものだが「意味と生命」が出る前としては、
この部分は一番好きな文章と言っても良いかもしれない。
なんだか、切実な感じが…。
過剰ー蕩尽といったものが、ストレス発散や抑圧された
本能的破壊欲求の解消と言ったような、単純な議論ではなく、
ましてやそれを人間の悪しき行動様式の本質とする事で、
新たな抑圧の対象とするといった議論でもまったくないことが、
ここからよくよく汲取られるように思う。
「意識の無意識的なエネルギー」といい
「見えないような深い深い深層でない」と言い
我々のすぐそばに過剰ー蕩尽ならしめる
人間存在の内部の〈神〉がいるように思われてならなくなってくる。
このことで、思い出されたのが、
精神分析の「自我の防衛規制」。
簡単には、自我は自分に都合の悪いことは現実を
歪曲するってことらしいが、それが我々には気づかれないうちに、
行われているって事をおもいだした。
あるいは、統合失調症だって、
狂っているから幻覚が生じるというよりは、
内部と外部のつじつまを合わせようとするために幻覚が生じる。
つまり自我が崩壊しそうになっているにも関わらず、
補償作用が生じているってことで、
では何が?誰が?それ(補償作用)を行おうとしているのだ?
と気になってくる…。
371 :
meme1:2005/11/01(火) 01:22:29
>>351さん
実はそういった個人的な問題も重要だと思います。
栗本先生の本の中にも
『ホモ・パンツたちへ(がんばれよ!と贈る本)』
というのがあります。
よそでやれ
373 :
367:2005/11/01(火) 01:28:01
>>368 人間存在の内部の〈神〉なる〈外在性〉
意味と生命p301
「エントロピーを増大させずに地球の成立時からそのまま働いている
X‥‥Xは、場の力といってもよいし、システムと言ってもよい。
ここで、生命という語を自己自身の体系的反応性を持つシステムと
考えてよいことにすれば、Xは、‥生命であり得る‥」
ここはうろ覚えですが、ウィルスも、その「システムの一端」
として活発化沈静化しているという見方が、
「パンツを捨てるサル」ではされていたような‥
374 :
meme1:2005/11/01(火) 01:31:37
ミームかもね…。
>>371 たとえば、左派の
伊田宏行『スピリチュアル・シングル宣言ー生き方と社会運動の新しい原理を求めて』(明石書店)
は、これからの社会変革として、家族単位でなくシングル単位をモデルとする、多様性を尊重した社会づくりを提唱、同時にスピリチュアルな価値の重要性を訴えた本なのですが(栗本氏のAゾーン・Bゾーンの話も引用されている)、
これは、「個人主義」を推し進め、「世間システム」を解体する動きになってしまうのか?
論者によって「個人主義」や「世間システム」に込めるニュアンスが、かなり異なっていますよね。阿部謹也もそのあたり微妙だったような…。
世間システムを解剖・意識化することは経済人類学からみても大事でしょうね。
『世間の現象学』佐藤直樹(青弓社)
『世間の目』佐藤直樹(光文社)
橋爪大三郎や宮台真司などの社会学者の処方箋って、そこの辺り考慮してるんですかね?
やはり外科手術的?
この二人に関してどう評価されますか?
山本七平・小室直樹だと「空気」「日本教」というタームで世間システムを表現し、アイロニカルなところがあるんですが、梅原猛や渡部昇一あたりになると肯定的・礼賛的ですよね。
「日本人は個人主義ではなく間人主義である(濱口恵俊)」もそうですね。
戦後進歩思想のように、「自立した近代主体」「近代の個人主義・合理主義」から悪しき思考伝統を嘆くというのでは、うまくいかない。
後年の丸山真男が日本の思考様式の原型(古層)を分析したのも、こういう認識があったからだと思うのですが。
世間システムも「共同体の生理」の一部であるから、これを無視した外科的社会改造はうまくいかない。
現在の世間システムの、どこまでが深層の共同体生理に根付いた知恵で、どこまでが大衆社会化による表層的なものなのか。
ここがまだよく練り上げられていないような気がするんですね。
381 :
無名草子さん:2005/11/01(火) 10:34:27
『日本教の社会学』山本七平・小室直樹(講談社)
『脱ニッポン型思考のすすめ』小室直樹・藤原肇(ダイヤモンド社)
この2冊も、古本屋でもなかなか見ないよね。
ぜひ文庫化してほしい。
購買需要かなりあると思うのだか。
後者はネットで公開されてはいるけど。
>>369 形態の境界を作り出していく力=暗黙知=意識のエネルギー=時間・エントロピーを規定するもの
かな。
そこにリズム(振動・波動)も関与してくると。
『人類終局』でも「想念・意識が形をつくる」と言っていたな。
栗本氏が神智学やグルジェフに接近したのも、そうした観点からだと思う。
そして、神智学はミトラ教が母胎であり、そのネットワークは日本古代史の謎にも結びついた。
>>382 > 栗本氏が神智学やグルジェフに接近したのも、そうした観点からだと思う。
栗本先生が神智学(シュタイナー)に言及したことはあるけど、グルジェフに
言及したことってあったっけ?
しかし皆さん、栗本先生の本を読んで、精神世界のほうに行かれたんですね(精神
世界に関するカキコをしてるのは、一部の人だけなのかもしれませんが)。
私も、シュタイナーとかグルジェフとかの本を読んでみましたが、はまりはしません
でした。
出口王仁三郎はけっこう面白いと思いましたが。
グルジェフには直接言及してないけど、松村潔と何かの雑誌で(買っときゃよかったorz)対談してた。
たしか、文明のシンクロニシティーについて書いてたころ。だから興味はあるんだと思う。
カッパサイエンスから松村氏と共同で本を出すのか、と期待したんだけどねw
その頃は1992-93、1997-99あたりに転換期を予測してなかったっけ?
俺の場合は、昔から精神世界に興味はあったんだけど、栗本氏が「バシャールは俺と同じことを言っている」と言ってた頃は、あまりに躁過ぎると心配してたよw
横尾忠則のチャネリング話(アーリオーンとか)にも興味示してたでしょう。
「なんで学者にはコンタクトしてこないんだっ」って言ってて笑ったけどw
シュタイナーやグルジェフも、全体像つかむだけでも大変だよね。
下手すると、教条主義的な理解になりがちだしな。
アーリオンは、出口王仁三郎っぽいこと言う宇宙存在だったぞ。
横尾さんは「ふるい」に落とされちゃって、その後は中森じゅあんがコンタクトする宇宙存在?と接触してたんだよね。
ポスト出口には日月神示とかもあるけど、国粋的排他的な理解をする人が多くて、俺はついていけなかったな。
アーリオーンをチャネルしてた人は、たしか北川恵子だったかな。
だから、深見東州んとこに行くのも分からなくはないんだけど、心配でもあるなー。
神道系なら山田雅晴とか中村雅彦の方がいいと思うんだが。
個人的には、菅原浩『魂のロゴス』(アルテ)はよかったなあ。
ブラヴァツキーもグルジェフも出口王仁三郎もカスタネダも、全員山師っぽいところ多分に持ち合わせてるし、言ってることも実証を越えてるから、迂闊に近寄らないのが、学者としては「正しい」ともいえるがな。
井筒俊彦やベルグソン、西田幾多郎あたりだったら「ステキな本読んでますね」となるけどさw
> しかし、少なくとも、核については、現在ある核がすべて爆発することがあっても、
> もし、そのエネルギーが極端に強くて、地球が破裂してしまうことさえあっても、
> それでも僕は人類の何人かは生き残ると思っています。何人かがそのまま火星に
> 飛んでいってしまうことがあっても、僕は驚かない。
『危ない現実』(1991年 学習研究社)209ページ
「第3の選択」みたいだなw
395 :
無名草子さん:2005/11/01(火) 22:33:10
「間違いだらけの大学選び・疾風編」 「間違いだらけの大学選び・怒濤編」 (朝日新聞社)
私が学歴オタになるきっかけとなった本。学歴探求は非常に恥ずかしい趣味ですが。
学歴オタにとって有名な学歴本が3つある。
「間違いだらけの大学選び」(栗本慎一郎著) 「間違いだらけの大学選び」(古賀たまき) 大学図鑑(オバタ カズユキ、石原 壮一郎著)
の3冊がそれ。
「間違いだらけの大学選び」(栗本慎一郎著)は、”その大学(学部)がいかに優秀な学者を揃えているか、その大学(学部)がいかに優秀な学者を輩出したか”ということに重点をおいて書かれている。
そんなわけで、学生1流・教授3流の早稲田大学政治経済学部はボロクソな書かれよう。逆に、偏差値はそれほど高くなくても、(栗本基準で)優秀な学者を揃えている学校は称賛されています。学習院大学や国学院大学文学部等ですね。
あと、研究重視の大学も最大限に評価。東北大学とか。
栗本先生は大学の惨状を非常に憂いておられまして、「私が文部大臣になったあかつきには云々・・・・・」というフレーズが頻繁に出てきます。
「私が文部大臣になったあかつきには、一橋+東工大+外語大+医科歯科大を合体させて、東大に対抗する大学をつくる!」とおっしゃってます。この構想は一部実現しました。
それから明治大学を去ったことの顛末について、多くのページを割いています。
その他栗本発言:
「東大法学部の力を絶対に過小評価すべきではない」「女子大は今の時代に不要」「早稲田の看板は政経学部ではなく文学部」「名古屋大学は不要」
「北海道大学の文系は貧弱」「大阪大学より東北大学の方が格上」「東大理学部の教員は粒ぞろいだが予算が過少」「中央大学の郊外移転は失敗」「今の時代に、経済学部に進学すべきではない」等々。
397 :
無名草子さん:2005/11/01(火) 23:19:07
>>396 それらの本はあまり興味なくって読んでなかったけど、
うすっぺらな精神世界ネタが続いてたので、ホットしたよ。
「間違いだらけの大学選び」って
そんな事書いてあったんだね。
398 :
meme1:2005/11/01(火) 23:42:01
>>371続き
トンデモ路線全開の
「人類新世紀終局の選択」においてでさえ、最終章らあたりで、
「個人の生き方こそ、我々が意識をあたえられて試されている重要な部分と
言ってもいい。」
と言っている。
これは個人主義ではない。
「そして、「個」を徹底したら「類」につながるというのが経済人類学の
出発点でもあるのだ。」
とも言っているからだ。
薄っぺらいものかどうか、実際に海野弘の本にあたってみてから言ってくださいね。
>>397 > うすっぺらな精神世界ネタが続いてたので、ホットしたよ。
それじゃあ、ディープな精神世界ネタを書き込めば、満足していただけるわけですね。
精神世界とかニューエイジ話にアレルギーがあるんなら、湯浅タケ男読んだ方がいいと思うよ。
スタイルが手堅くて栗本先生みたいに核分裂していかないからw
教授は、精神世界でいう外部? これを内の外としての内知の外部化と考えているのではないか?
わかってねーだろ
精神世界で言う「外部」を、(「内知=暗黙知」と共通の源を持つ)「場の力」と
呼んだりもしている
くらいの言い方は、どうでしょうか。
外部から襲い来る敵と思われる使徒が、実は根源的にはわれわれ自身と
重なっている、って、エヴァにもあったような。
妄想スマソ
エヴァンゲリオンには、グノーシス主義のモチーフが入ってるんだっけ。
栗本先生は『幻想としての文明』で、グノーシス主義やマニ教に触れてましたね。
ニューエイジにも神智学を経由して、グノーシス主義の影響が見られるみたいね。
グノーシス主義、マニ教とミトラ教の関連ってどうなんだっけ?
調べてみたけど、東條真人は「マニ教(明教)は東方ミトラ教の一派であり、グノーシス型宗教」としているね。
グノーシス>ミトラ>マニ
という理解でよいのかな?
橋本治スレと栗本スレが今ならんでるよ。懐かしい
80年代に2ちゃんがあったらこんな感じだろう
たしか、キリスト教の異端カタリ派なんかも、グノーシス系だったか。
日常は堕落した汚れた無意味なものであり、彼方なる本来の自己に復帰した時のみ、自由と至福を取り戻す。
ニューエイジにも流れるグノーシス系は、現実否定からニヒリズムに陥りやすいところもある。
ここは気をつけないといけないですね。
栗本氏も、マニ教やグノーシス主義の再評価・蘇生と同時に、思考停止の態度は拒否しているんですから。
フィリップ・K・ディック『ヴァリス』
笠井潔『サマー・アポカリプス』
エリエット・アベカシス『クムラン』
これもグノーシス周辺を素材にした小説だな。
>>411 うんとこ譚だったか、そんな感じの昔話あったよね
村では働かずざぼってばかりの男が、都市に出たとたん水を得た魚のように力を発揮する。
構造的には同じなのかな
そうか、日本人の精神性の根底にはやはりグノーシス-ミトラ教があるんだね
なんかこう韓国の人もそうだけど、欧米の人って物事を分けないっていうか、クソとミソを一緒にするようなとこあるよな
単細胞というか、すぐ「すべては」って、わかった気になってる、
みたいな怖さがある。特にアメリカかな。中国はどうだろ。
古代は違ったのかもしれないけど、今はアメリカとかなり似てるような
気がする。
そういや今月の23日は、栗本先生の誕生日だな。
417 :
meme1:2005/11/02(水) 18:16:17
射手座のA型ね、私と一緒なのだ。
なんだかすぐすべてが分かった気になってしまう物語が陰謀論だが、個々の陰謀はあったりもするから厄介。玉石混交の中から全体像と時代背景などがつかみやすいものを紹介すると、
『陰謀の世界史』海野弘(文藝春秋社)『陰謀と幻想の大アジア』海野弘(平凡社)
前者は事典として使え無駄な労力が減る。後者は井筒俊彦、江上波夫、梅棹忠夫らの理論を生んだ背景、日ユ同祖論、フグ計画(ユダヤ人の国を満州に作る)、ハンガリーと日本を繋げたツラン同盟などに触れている。
最近翻訳された研究書では
『現代アメリカの陰謀論』マイケル・バーカン(三交社)
キリスト教原理主義の千年王国崇拝から読み解いている。
『アシッド・ドリームズ CIA、LSD、ヒッピー革命』マーティン・A・リーほか(第三書館)
訳者は越智道雄氏。
『洗脳選挙』三浦博史(光文社ペーパーバックス)
『洗脳ゲーム サブリミナル・マーケティング』横井真路(リブロポート)
賛否両論のサブリミナル効果だが、効果肯定派の立場から最近の情報をレポート。
『マインド・コントロールの拡張』浜田至宇(第三書館)
「ニッポンの終焉」でも述べられていた脳内への人工物移植技術(インプラント)。
検証が困難な情報だが、遺伝子操作と並ぶパンドラの箱であるようだ。
『世界地図の切り取り方』藤井厳喜(光文社ペーパーバックス)
『ロックフェラー対ロスチャイルド』藤井昇(厳喜) (徳間書店)
『未来ビジネスを読む』浜田和幸(光文社ペーパーバックス)
藤井氏や浜田氏の情報編集力は学べるところが多いと思う。
これらの情報を経済人類学の方法論で読み解くことによっても、新たな地平が開かれるかもしれない。
マスコミ板「マスコミが盗聴盗撮犯罪は許されない」の栗本レスと共振しとるなw
なんか勝手にぷるぷる来てるだけなような…
ポスト副島ですw
「人類は火星に行ったかもしれない」執筆中。
シリウス萌え
>>196-199 >廃熱が蓄積してエントロピーが増加し、最後に熱平衡に達して
エントロピーが量的に到達しうる限界に至った時に、
理論的には情報量はゼロとなり、死に至るわけだが、
このエントロピーは質的な大転換をとげて時間に変わるのではないか。
だから、時間は質的に異なったエネルギーの特殊な在り方でして、
時間はネゲントロピーと等速で反対の方向に動き、
宇宙系の外側にある超宇宙系では、熱によるエントロピーの増加に代わって時間が増加している。
われわれは伝統的な考え方に従って、時間を空間と対比させて考える習慣をもつけれど、
むしろ、エネルギーとの関連で理解すべきだと思うのです。」
大河のように押しとどめられないエントロピー増加、過剰化、時間経過の流れ
の中で
局所的にエネルギー障壁を築いて、ささやかな逆戻し=長期記憶(過去)の呼び出し
=創発というネゲントロピー、ささやかな「一方向的時間経過→死」への抵抗を行っている
のが生命系なのではないか。
「異常に頑張れば、『場』も変えられる」
「太陽系なり地球なりを局所として冷蔵庫とするような工夫は十分可能であり、
そうすれば少なくともわれわれ人間にとって時間は可逆的なものとして
表現しうることになる(意味と生命p327)」,
「固定的な肉体を持たない」「想念で形を作る」ほど強力な創発‥
ここで力尽きたナリ。
いろんな本や人物が出てきて「栗本と何の関係があるのかわからん」と言われちゃうのでキーワードをまとめたいと思います。
過剰を蕩尽します。
〈境界を侵犯するー生命の量子論に向けて〉
★経済人類学方法論(実在主義・トランザクション・インターチェンジ・層の理論・from-to関係・創発・潜入・人格的参加パーソナルコミットメント・A-U-Dゾーン)
★過剰ー蕩尽理論・暗黙知理論・快感進化論をブリッジ
★形態(フィボナッチ数列・螺旋・型の文化・儀式)・リズム(振動・波動)・シナジェティックス(共創)・結晶ーウイルスー病気ー進化・共時性(引き込み・シンクロナイゼーション)・シューマン共振と脳波・サブリミナル・境界現象・シンボリズム(象徴)
★場の力に関する各領域情報(生命関係学・フィールド科学・聖地パワースポット研究・ドラゴンプロジェクト)
★大地母神や龍・ドラゴンの思想系譜
★システム形態の境界を作り出す力(意識のエネルギー)、時間・エントロピー・情報・気、暗黙知の関係性
★グノーシス系(マニ教・ミトラ教など)の見直し
★日本におけるミトラ・ネットワークと狩猟遊牧民・縄文系(山人・海人・漂泊民・サンカ)の関連性
★「共同体の生理」「非市場社会(分配・」と「世間」「大衆情念」の関係、世間システムの変質
★新霊性運動(ニューエイジ・精神世界系)と社会変革運動(社会生命体の生理や治療力を生かしたもの)の対話
★認識論や言語論におけるポランニー・パース・ホワイトヘッド・廣松渉・ソシュール(丸山圭三郎)の比較
「開かれた言語体系」へ
429 :
訂正:2005/11/03(木) 19:18:03
428
非市場社会(互酬・再分配・市場交換)
社会生命体の〜自然治癒力
カナダのマイケル・パーシンガーの研究は、『科学の終焉(正・続)』を書いたジョン・ホーガンの最新作『科学を捨て、神秘へと向かう理性』(徳間書店)でも紹介されている。
彼の主張のように、神秘体験がすべて側頭葉への電磁刺激に還元されるとは思わないが興味深い話だ。
また、パーシンガーは、怪光(火の玉)やUFO、ESPのほか、空から魚やカエルが大量に降ってくるなどの奇妙な現象を総称して「時空間過度現象」と呼び、地震を引き起こす地殻変動との相関関係、火山噴火と暴動事件との相関関係なども研究している。
大槻義彦が研究するプラズマも関係してくる。
431 :
追加:2005/11/04(金) 03:47:10
★暗黙知理論からの身体技法の見直し
(身体技法を育む内知に焦点を当てる)
がんばってるねー
435 :
無名草子さん:2005/11/04(金) 08:59:48
>>427 過剰-蕩尽されていない。
パンツを認識できていない。
436 :
無名草子さん:2005/11/04(金) 16:30:27
パンツまる見えにしろ
茶々厨が、また
>>436 やや同感。声援の一種として。
情報提供には敬意をはらうが。
パンツ丸見えにしたらついてこれんだろw
経済人類学… おそろしい学問だ罠
440 :
nobu_00:2005/11/05(土) 14:32:28
>>439 栗本さんが経済学出身の系譜で経済人類学を「栗本経済人類学」にし
てしまったけど、法学部出身だったら「栗本法社会学」になっていたかもw
>>439 公開の場ではあまり語られたことがなく、
検証も、当面無理そうだ(よって、突っ込み、拒否反応出やすい)が、
「一般的な概念」の組み合わせ(栗本作品なみに)で記述され、
センス(ボキャブラリーではなく!)のある者には自明
そんな文章待ってまーす
おねだり承知で、一応言ってみますた。
442 :
無名草子さん:2005/11/05(土) 18:00:57
おねだりばかりじゃアカン
おまいのパンツ見せれ
カツラでもゆるしたる
そういう意味では、パンチラリズムは正しいエロスの表現方法なわけだw
栗本のビートルズ陰謀説って、なぜか殺されないコールマン博士『300人委員会』の影響とかはないのかな?
ビートルズの初期の曲は、テオドール・アドルノが作ったんだってさー
>>434の図式に従えば、広瀬隆の反原発運動の背後には、それを利用しようとするロックフェラー(米財界保守本流)がいた?
原子力エネルギーは英シオニスト派が育成してきた技術。
栗本氏が、「あれは噂のシュミレーションだ」と言っていたのはここからか?
それとも、吉本隆明の反核異論に触発されたものだったのかな?
広瀬隆も、ロスチャイルドの系譜だけでなく、ロックフェラーやモルガンのことも書いてはいるのだがな(『ジョン・ウェインはなぜ死んだか』など)。
浜田和幸は未来学やってることもあって、トフラーやニューサイエンスには好意的な印象だな。
一方、藤井厳喜はトフラーなどの情報社会論はユダヤ系のプロバガンダだと言っている。
グローバリズム論と民族派的な主張が混在しているところがよーわからん。
経済とはもちろんEconomyを指すが、漢字では経世済民の意である。
故に経世会では民を救うことはできず、景気を上手に扱えなかったことは至極当たり前である。
要するにあれだよ。
ウィルスと「場の力」をイコールで結ぶ述語の問題じゃないの?
要するにどういうことよ?
より上位の階層からみた場合、我々にとってウィルスとして認識される実体と、「場の力」と呼んでいる現象は同じなのではないか?
曖昧な実体や事象は、より高位の階層から見るとくっきりと捉えることができる。
454 :
meme1:2005/11/06(日) 18:54:43
わたしはこう思う。
ウィルスより下位の諸細目に注目すれば、ウィルスは場の力のような、
非実体的なモノと立ち現れる。
一方、我々自身が今、場の力として感じているものを、
より上位の包括的全体をイメージする事ができれば、
その場の力も実体的様相をもって我々の前に立ち現れるのではないか。と。
即ち、場の力をそれとしてしか看取出来ていない我々は、
未だ包括的全体をイメージできていない、と言うことなのではないか。
455 :
meme1:2005/11/06(日) 20:56:15
「場の力」は一つではないように思う。
例えば、層の理論でいう無限に連なる上下の層の各層にそれぞれあるのかもしれない。
たぶん我々が問題としなければならないのは、その中でも我々人間と最も直近のもの
として考えるのが妥当であろう。
そう、それが我々人間存在を過剰-蕩尽のシステムのもとに、進化の頂点へと導きながら
ここへ来て制御不能の滅びの道へと進まんとせしめている。
滅びの道からの回避において、我々は暗黙知を駆動してのパーソナルコミットメントを要求されているのだ。
実は「場の力」の一つは、あるいは一部はすでに具体的に見えているのではないだろうか。
そうでもあるのだから、いいかげんに栗本先生の言う
「暗黙知、内知を磨くことによって発展させられる」と思われる、
「自然の声を聴く能力」とは何か?といった方向に目を向けてみてはどうだろうか。
そういった方向では、身体技法も、共感覚も、共通感覚も、あるいはひょっとすると、
ここで語られているモノすべてが、意味を持ってくるように思えてならないのだが…。
群盲象をなでる、そんな現状なのかな。
457 :
無名草子さん:2005/11/06(日) 21:33:11
あんたが、そう思うならそうだ。
「神」と称されてきたものの一部が、雷電気だったりウイルスだったり太陽嵐だったりするように、「場の力」にも色々あるのだろうな。
「UFO」や「霊」「気」あたりも、そういう複合問題群だろう。
なにかの実体というより、「関係の結節」「次元の割れめ」として捉えたほうがいいのかもね。
いずれも変性意識状態が関わってくる、現実ー幻想の狭間みたいな現象ばかりだし。
神秘体験もやたら神秘化してありがたがらずに、その諸相をみる必要があるな。
栗本先生、瀬名秀明や天外伺朗あたりと組むと面白いと思うのだが。
出版編集、番組制作の方、企画をよろしくお願いしますw
宮崎哲やんに批判されても無視して作ってねw
460 :
無名草子さん:2005/11/06(日) 23:32:09
>>460 サンクス。
哲学板の栗本スレにも貼っておいたよ。
462 :
meme1:2005/11/07(月) 00:25:16
今、我々において要請されている包括的全体がもう少し、ハッキリしてくると、
霊視、臨死体験、宇宙存在あるいはUFOに、気、なども、もっとちがったモノに
見えてくるのではないかという予感がある。
>>455 何が制御不能の滅びの道へと導いているの?
どこにパーソナルコミットメントしていけばいいの?
464 :
meme1:2005/11/07(月) 01:01:48
>>463 何が制御不能の滅びの道へと導いているの?
未だ、我々にはハッキリ見えていない。
我々に対して抑圧的に何かを要求してくるモノすべてという事も可能かもしれない。
神、宇宙存在、世間、社会、会社、親、学校、等々、見ようによっては
いろんな風に見えてしまう、いろんなところに見えてしまう。
一部のミームもそのようなモノとしてはたらくのではないか。
どこにパーソナルコミットメントしていけばいいの?
どこに、と考えてはいけないように思う。
それが、奴らの思うつぼだ。
内知を、暗黙知をはたらかせて、自分で考えていく。
間違ってもいいのだと思う。正否はないと考えて良いのではないか。
試しながらやっていく。試せる場をつくる。
ここが試せる場の一つとなればいいのだが。
とりあえず、こんな、ふうに答えてみた。どうだろうか。
ではめめ壱がHIVとならないことを祈ろうw
魔とか悪、シャドウの問題は重要だよな。
ニューエイジ系はポジティブで面白いけど、ここのワキが甘いよな。
やっぱドストエフスキーのロシアかなw
「プロ市民」に陥らずに、今の日本の政治・社会状況にパーソナル・コミットメントしていく道とは?
唐突だけど、昔のDAYS JAPAN(講談社)みたいな雑誌があればなあ。
取り上げてくれるだろうな。あれは先見性のある名企画雑誌だったのに。日本人の意識も変わったかもしれん。
それをアグネスが潰しやがってー。
アグネスが潰したか電○通が潰したか知らんけどな。
藤原肇さんは、データや話の裏付けを公開しない(内容からいってできないのだろう)ために評価が別れる人だが、やはり先見性のある、骨のある人だと思う。
アカデミシャンでなく在野のジャーナリストだから、議論の粗は多いのかもしれないが、『マクロメガ経済学の構造』(東明社)や『ジャパン・レボリューション』(清流出版)はもっと読まれるべきだと思う。
動態幾何学にしてもトンデモに聞こえるかもしれないが(影の場とかは未知数だが)、とりあえず、フラーのシナジェティック幾何学と熱力学が結びつけば、現実道具になるかもしれない。
20年前からの太陽黒点と経済、フィボナッチ数列と株式市場などの指摘などは凄いのだから。
太陽黒点と経済がトンデモなら、ニュートン力学を科学的基礎に、劣化しない無限の自然を前提にして、数式化が膨れ上がった経済学自体はトンデモじゃねえのか?
>>468 おれはびっくりハウスの復刊を密かに望んでいる。
自然観察から構築された藤原氏の独自な理論だが、自然と文化をつなぐ「言語」の位置づけが抜けているような気がする。これからの課題であろう。
>>473 ビックリハウスは、たしかNTT出版から復刻版?みたいなものが出てたような…。
DAYS JAPANの創刊に携わった内田勝氏は、少年マガジンを100万部へ導き(力石徹の告別式とかやった)、HOT-DOG PRESSをヒットさせた人です。
『奇の発想』(三五館)
フランスのほうで、過剰-蕩尽まつりをやってますな。
UFOについては様々な仮説があるが、大きく分けると、物理的実体(ハードウェア)説と霊的実体・心理投影説に別れる(プラズマ説は前者でユングは後者)。
『UFOはこうして製造されている!』横屋正朗(徳間ブックス)軍事兵器説。フォン・ブラウンなどのナチスネットワークにも触れる。
『何かが空を飛んでいる』稲生平太郎(新人物往来社)
『人類はなぜUFOと遭遇するのか』カーティス・ピーブルズ(文春文庫)
『UFOの嘘』志水一夫(データハウス)
『オメガ・プロジェクトー UFO遭遇と臨死体験の心理学ー』ケネス・リング(春秋社)
478 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 11:21:22
あと、不思議なことに、UFO現象や人間消失、霊現象や暴動など、または火山爆発や地震が23・24日に多く起きており、「すべてが何らかのトータル的な現象の部分なのではないか」という仮説がある。
カナダのパーシンガーもこの立場だが、日本でも大田原治男氏が研究していた。
結局、独創的な研究データが日本人によって出されていても、シカトされてるわけなのだ。なんたってUFOだから。
479 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 11:50:11
カントのストイックさと、ポパーの反証主義が、近代知識人としては無難というか穏当な態度かもしれない。
一方、栗本経済人類学は、ファイヤーアーベント流の知的アナーキズムに乗っ取っているのか。
>>479 マイケル・ポランニーは、カール・ポパーの反証主義を批判してるんだよね。
結局トンデモ擁護のオンパレードか。
>>481 そんなこと言ってると、と学会に叱られますぜw
483 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 16:52:38
>>477は、と学会メンバーが「マトモ」だと紹介してるものだからなw
「トンデモ」ついでに最大の鬼門、超相対性理論だがw
『光より速い光ーアインシュタインに挑む若き科学者の物語』ジョアオ・マゲイジョ(早川書房)
光速変動理論(VSL)の紹介
『未知のエネルギーフィールド』多湖敬彦訳編(世論時報社)第3部「エーテルおよびモノポール、タキオン」
エーテル検出?!
さて、どうなることやら。
早川書房じゃなくてNHK出版でした。
『フリーエネルギー研究序説』多湖敬彦(徳間書店)
『フィールド 響き合う生命・意識・宇宙』リン・マクタガート(インターシフト)
プリンストン大学の地球意識プロジェクトも『フィールド』で紹介されている。
場の力の一端が少しずつ見えてきている?
エントロピー経済学派って、今どうなってんのかね?
ボールディング、シューマッハー、ヘンダーソン、ジョージェスク=レーゲン、玉野井芳郎、室田武、槌田敦、河宮信郎、…。
熱力学で経済学を再構築して、生命系の循環型社会を目指す。
これでさえ異端だからな。
そういや、不均衡動学の岩井克人もどうしてんだか?
生命系といえば、ソフトエネルギー・パス派も入るな。
『自然資本の経済』ポール・ホーケン、エイモリー・ロビンスほか(日本経済新聞社)
貨幣のシンボリズムは
『貨幣と象徴』吉沢英成(ちくま学芸文庫)
『マネー なぜ人はおカネに魅入られるのか』ベルナルド・リエター(ダイヤモンド社)
ヨーロッパ統合通貨ECUの設計・実施責任者の一人が、ユング心理学から、お金に対する集合意識を探っている。
490 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 22:51:37
知ってる事の羅列だな…。
子供みたいだ…。
ミームにやられて、発病しつつあるな。
っていうか知的退廃の極み。
多少なりとも、モノを考えたり知識を集めたりするのが得意な人は、
こういうことやってちゃいかんと個人的には思う。
なぜなら、膨大な情報の中からトンデモを見分けることこそが難しく、
疑似科学的妄想を撒き散らすのは簡単だから。
周知のように、どんな優秀な科学者でも、
ちょっとした拍子に神秘主義方面に逝ってしまうことはよくある。
人間の脳なんて元々論理的真理を追究できるように出来ていないんだから、
ほっとけばそうなる。当たり前。
頭のいい人がやるべきことは、遊学とかじゃない。
492 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 23:19:12
疑似科学か突破口かは、時間が解決してくれるだろう。
さて、感情的な反発は飽き飽きしているので反証お願いしますね。
前に進めるから。
493 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 23:24:23
疑似科学、トンデモ、神秘主義…
お次はどんなラベル貼りでしょうか?
494 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 23:31:05
あのなぁ、何にも議論を展開してもいないくせに、
反証もへったくれもなかろうが〜。
495 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 23:41:32
疑似科学、トンデモ、神秘主義…
あんた、それにも当てはまらないねぇ。
同列に論じるにすらあたいしないのに、彼らに対して失礼だ。
496 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 23:43:00
いろいろな仮説やデータが集まって、夢が広がるねー
497 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 23:45:56
反論のための議論も展開できないの?
ただ見てるだけ。チャチャ入れるだけ。
楽だよねえ
498 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 23:47:04
ほっとくか。
499 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 23:47:44
ほら、初期症状だ。
いや、だいぶやられているかもしれない。
くわばら、くわばら…。
500 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 23:49:21
500
501 :
無名草子さん:2005/11/07(月) 23:53:52
集合無意識/(ゼロ・ポイント)・フィールド/超心理学/量子論
時間/エントロピー/情報/気
そして「境界」
ちょっとは見えてきたな。
書名並べてくれるだけでもいいよ。
ただそれにケチつけてる奴よりよほどありがたい。参考になる。
>>490みたいな発言は意味ないと思う。
(そうだったらなんなんだ。かまわないじゃん。)
505 :
504:2005/11/08(火) 00:16:11
栗本先生はS親和性(超越系)だからw、説明が足りなくて誤解されてるところも多い。
それに厚みを持たせてる段階。
批判もしておこう。
機動戦士ガンダムにも多大の影響を与えた「意識の進化」というニューエイジ好みの話は、19世紀からの進化論の残滓ではないのか(神智学や人智学はそうだが)?
それを超えた普遍的なものなのか?
また選民思想になって新たなオウムを生み出す母胎にならないか?
果たして、栗本さんの進化論は?
非難者もヘタレだな。自己批判しちゃったぜ…
関係ないけど、
オレは河本英夫よりはドクター中松の方が好きだな。
知的退廃の皆さんに捨て台詞w
集合無意識が暗在系に似てることは、以前から指摘されてるが、それを記述できる数式言語が、まだ量子論から出てきてないでしょ。
文章にしたいけど…
トマス・ベアデンが知られているけど評価定まってない。
ドクター中松がフロッピーディスクを発明したわけでもない。
一部の特許技術がふれてるだけw
アメリカ仕込みの演出はうまいね、発明家はああでなくちゃw
ノストラダムスエンジンはどこ行った?w
市場の暴走を引き起こした市場社会は市場の特性である標準化への締め付けを
ヒトの社会にまで拡げようとしている(もちろん犯人はいる)
この標準化への締め付けに対応して、ヒトの内知(内宇宙、ミクロコスモスとも表現
される)が発動しようとしているのだよ。
暴走して歯止めが効かなくなった市場システム(均一、標準化、極端に少ない結合
子、着物の結びではなく衣類のボタンのようなはめ込み)はますますその力を増し
市場の論理ですべての局面での決済が行われようとしている。
もちろん市場を突き動かす原動力となっているのは、本来支祓いに使用していた
変質した貨幣だ。
標準化の結果、明確に排除する対象がいなくなってしまって、矛先を喫煙者に向けるのは勘弁して欲しいぞw
アホらし。
よいこの皆さんはスティグリッツの教科書でも真面目に勉強しましょう。
グローバリズムここに極まれりといった日本社会だが、さて日本にとっての内の外
とはいったいなんであろうか?
戦後における内の外とは在日朝鮮人、中国人といったところか…
バブル崩壊後の日本に本格参入してきた外資(ユダヤ系国際金融資本)によって
日本の内の外(のひとつ)は大きく揺り動かされてしまいましたねw
HIVはヒトの免疫機能を崩壊させる。
80年代初頭グローバリズムの発動と時を同じくして、勃興したこのビョーキはヒトに
とっていかなる意味をもっているのだろうか?
銭形平次は貨幣の魔力によって悪人を拿捕することを得意としていたようだが、
差別を排除した(システム崩壊をひきおこした後の(特異な))市場社会では、
個人が保有する資産総量によって身分が決定する。
もちろんその資産とは貨幣による計量がいつでも可能な(共同体の富としてはひどく限定的な)ものである。
経済人類学は人類の交換方法は3つに分けることができることを確認した。互酬、再分配、市場交換である。
差別のあってはならない社会システムは、互酬の引き起こす身分の上昇、下降に耐えることはできない。
まあ、UFOだの心霊現象だのは迷宮で、泥沼にハマって出てこれなくなるから、メルクマールとなる本を挙げたわけだ。
ここら辺りの検討は素早く済ましといたほうがよい。
リング『オメガ・プロジェクト』は瀬名秀明の小説のネタにもなった本だが、スーザン・ブラックモアの臨死体験脳内現象説と比較しながら読むといい。
ポール・デヴェロー(デブルー)やパーシンガー(パーシンジャー)の説も出てきてお得だ。
「臨死体験・UFO体験は、トランスパーソナル(超個)的な大いなる心によって、プログラムされたものではないか」「人類全体がネオ・シャーマン化しつつある」という仮説だ。
場の力の一部だな。
体外離脱体験がなかなか脳内現象説だけでは説明つかないんだよ。
それにしても、立花隆は、日本で臨死体験のデータを集めている笠原敏雄にあまり言及してなかっな。立花にはそういう意固地な所があるw
>>508 トマス・ベアデンで検索すると、スカラー波の白装束集団の元ネタだと分かる。
ドクター中松も尊敬するニコラ・テスラが源流だ。
自然科学方向の探索整理は、ここまでだな。
あとは哲学にも強い数理系の人に聞くしかない。
数式の意味解釈まで考えてる数理系もあまりいないからな。
とりあえずは、道具として使えればいいのだから。
量子論などは、そうして進んできたろう(コペンハーゲン解釈)。
栗本先生も、そう書いてたはずだ。
HIVウイルスと共生できるように早くなればいいがな。
「ふるい」として、やたら恐れだけ抱くのも間違ってるかもしれん。
難しいところだが。病や危機は、飛躍のチャンスでもある。
>>515 なるほど。
進化の前段階として、集団的シャーマン化(「ええじゃないか」っぽい)
が生じるということが予想される、って言い方も成り立ちそうな。
トランスパーソナルって言葉のイメージも湧きやすい。
★生命主義・アジア主義の功と罪
生命論をやるなら、これも重要な課題だな。
柄谷や浅田は罠があるから、避難&非難している(ライプニッツ症候群)。
左翼的スタンスとしては当然かもな。
廣松渉も、最後にアジア主義みたいなこと言って波紋を投げた。
『「生命」で読む日本近代』鈴木貞美(NHKブックス)
『生命観を問いなおす』森岡正博(ちくま新書)
>>519 リングはもちろん、科学者だから地道な調査と統計処理を行った上での仮説なのだが。
やはり抵抗があるわけだ。
現象は1つでも、解釈はいくつか成り立つ。
量子論の観測問題でも、コペンハーゲン解釈と多世界解釈では全然違う。いろんな解釈(極端なのは人間原理)を抱えたまま、70年くらい経っている。
道具としては、解釈しなくても問題ないわけだ。
オメガ・プロジェクトという名称も、テイヤール・ド・シャルダンの「オメガ・ポイント」から来てるからな。
立花隆も影響受けた、マクルーハンやピーター・ラッセルらのグローバル・ブレイン論の元ネタでもある。
懐疑派は、だから「最初に結論ありきじゃないの」と思ってしまうわけだね。
転生問題も、イアン・スティーブンソンが膨大な調査をしているが「遺伝や超心理解釈だけでは説明できない」と言っている。
学者として抑制のある慎重な表現だが。
それにしても、「火星効果(ゴークラン)」の時も揉めたが、つくづく抵抗感情をかき立てる分野なんだな。
スティーブンソン自身は「輪廻転生が証明された」と主張してないが、伝言ゲームで一人歩きするんたな。
ゴークランの研究も「従来からの占星術が正しい」ことの証明にはなっていない。
525 :
無名草子さん:2005/11/08(火) 23:06:42
やっぱ栗本センセエの最高傑作は『教授のインテリジェントテニス』だよな。
いやいや『クリシンの明日は無罪!』だろ。
はぁ
先が見えてしまった研究者哀れw
『マネー なぜ人はおカネに魅入られるのか』ベルナルド・リエター(ダイヤモンド社)
ヨーロッパ統合通貨ECUの設計・実施責任者の一人が、ユング心理学から、お金に対する集合意識を探っている。
この本、マジお奨め。
クリシンみたいに、あくまでも立証・検証を重んじたサイエンスのスタイルを取ろうとするのは、ある意味危険だよ。
予見が外れたときの反動も大きい。
アニメや漫画は、その点、フィクションだという前提があるから自由度が高いな。
火の鳥、ガンダム、AKIRA、エヴァンゲリオン、寄生獣、攻殻機動隊、…。
クリシンは、エヴァにはコメントしてないのかな?
シンクロ、A10神経、グノーシス主義など重なるテーマわんさかだが。
エヴァンゲリオンだと、ATフィールドとかS2機関(真空からエネルギーを取り出す仕組み、フリーエネルギーか?)みたいなのもあったな。
あと、イデオンもすごい作品だった。
高校時代に、栗本慎一郎に出会うことができて(書物を通じてだが)本当に良かったと思っている。
彼の著作を通じて当時の私は世界を拡げることができたし。多くの対談は、新たな知識の獲得の
ための方向性を示唆していた。
今後栗本慎一郎には、当時の彼のような新進の研究者との対談を期待したいが、2005年の今、
新たなパースペクティブを指し示すことができるような論者はいるのだろうか?
535 :
無名草子さん:2005/11/10(木) 18:11:09
a
ピーター・ドラッカー、亡くなったそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
>>460 に書いてあるけど、明日「グレートマザー物語」に栗本先生が出ますよ。
みんな、「グレートマザー物語」を見たかぁ?
録画できなかった〜orz
面白かったですか?
>>539 MPEG1で良かったらうpするが。冒頭30秒ほど欠けてるけど。
うわあ〜、うpお願いします!
『神々の軍隊ー三島由紀夫、あるいは国際金融資本の闇』浜田政彦(三五館)2000
衝撃的な問題作ってのは、世間からスルーされる好例。
543 :
無名草子さん:2005/11/14(月) 17:57:53
陰謀史観に頭やられている奴は常に一定数いるもんだよね。
544 :
無名草子さん:2005/11/14(月) 18:07:24
陰謀史観やトンデモにやられるっていうのは、
知能の高低にはあまり関係ないんじゃないかな。
人間の脳の癖なんだと思う。
それに無自覚な人が騙される。
546 :
540:2005/11/14(月) 18:12:20
真珠湾攻撃や田中角栄の失脚のように(諸説あるが)個々の謀略はある。
それをすべて1つの原因に求めて物語にするのが陰謀史観。
図式であることを意識しておけば、トンデモ扱いせずに一部の情報は使える。
階級闘争で歴史をすべて説明するのも、一種の陰謀史観だろ。
英ロスチャイルド・シオニスト系と米ロックフェラー系の対立で捉える図式は、ある程度は有効だな。
これで三井・三菱、戦後の原子力政策などは見えやすくなる。
548 :
540:2005/11/14(月) 19:51:19
うp研は5ダウンロードでファイル削除。もう終わってら。
549 :
無名草子さん:2005/11/14(月) 22:10:21
『幻想としての文明』の近未来予想図読み返すと
やはり実際との齟齬が目立ちますね
最大のものは、日本経済の長期停滞と中国の急成長ですか
>>549 >日本経済の長期停滞と中国の急成長
なんか逆のこと言ってましたっけ?
中国には文明としての生命力はもうない。
崩壊分裂して、ボートピープルが押し寄せてくる可能性がある、と書いてなかった?
天安門事件の後頃だからかな?
やはり、未来予測は難しいね。
でも、長期的にみたら、まだ分からなくね?
中国は、経済成長と政治の矛盾が激しいからね。
552 :
無名草子さん:2005/11/15(火) 01:14:39
>>549 >日本経済の長期停滞
1992から始まる転換期に対処しなければ停滞する、ってことだから外れたとは言えないじゃない。
彼だけでなく、米・欧・日の三極で動くという論調が主流だったなあ、この頃。
「南米・中国・東南アジアの一部が危険な発火点」という予測は、幸いながら今のところ的中してないね(アルゼンチン経済は崩壊してるが)。
中東発火点は、ある意味911で的中したかな。
554 :
無名草子さん:2005/11/15(火) 22:02:14
確かに89年の自民大敗から間もないころですから
政治面では衆愚政による混迷が懸念されてるんですよねえ
当時大学生だった私もその危機感を共有してました
でも経済面では手放しの楽観論に近かったんですよねえ
長谷川慶太郎氏などに同意して日本が世界の成長センターとして
長期間繁栄するというような評価でした
『教授のインテリジェント・テニス』なかなか手に入らんなあー
556 :
無名草子さん:2005/11/16(水) 01:14:51
>>555 別に苦労して手に入れるほどの本でもないと思う。
557 :
無名草子さん:2005/11/17(木) 20:35:01
>>540 さ〜ん! またどっかであげてもらえますか?
二日ほど前に栗本をテレビで見たけど、
奥さんすごい美人だなー。
あとはどうでもいい。
559 :
無名草子さん:2005/11/18(金) 13:56:03
美人か?
シリウスの感想は?
560 :
無名草子さん:2005/11/23(水) 06:25:40
栗本先生、誕生日おめでとう!
561 :
無名草子さん:2005/11/27(日) 14:42:05
寄生獣はどう考えてもそうだよな
>>219 坂村健といえばBTRON
あれは暗黙知を体現したようなOS
564 :
無名草子さん:2005/12/09(金) 00:56:30
あの人、ほんとに項目羅列のみだった感あるな。
565 :
無名草子さん:2005/12/09(金) 01:00:31
パンサル
566 :
無名草子さん:2005/12/11(日) 09:55:25
「週刊現代」12月24日号(明日発売)に
栗本慎一郎が明かす「パンツをはいた純一郎」
という記事が掲載されてるみたいだな。
バンツを脱いだサルに収める予定だったヤツを今頃出してもね。
体調がやたら良くなったのか、政治活動をまた開始したいのか
出した意図やタイミングが良く解らないな。
568 :
無名草子さん:2005/12/13(火) 21:59:38
無党派さん :2005/12/13(火) 20:04:09 ID:gM7EzsJL
今週の週刊現代の栗本慎一郎の小泉こき下ろしは凄かったな
小泉は頭も性格も悪い人の話は聞かないし靖国参拝も単なる韓国に対する
意地だとか創価嫌いだったのにいつのまにか創価に媚びたとか
二度目の総裁選の時に不良債権の早期処理を提言したのに拒否されたとか
議員時代小泉をあれほどよいしょしてたしやめたあとも大学の同窓生
だったからうんぬん自慢してた事もあったのにどんな変化があったんだろうか
950 :無党派さん :2005/12/13(火) 20:14:24 ID:n/TuW2VS
>>948 凄かったなwもう嫉妬心丸出しで醜すぎだ。
951 :無党派さん :2005/12/13(火) 20:19:25 ID:UK0YGKpj
あと政策の話は殆ど理解してないとか
演説が明快なのは長々と喋れるほど理解してないからだとか
とても小泉チルドレンとまで言われてたとは思えんかった
952 :無党派さん :2005/12/13(火) 20:21:09 ID:UK0YGKpj
あれを見るとめくらまし宰相小泉スレのコピペが全然甘く見えるよなw
ネット上にあれば間違いなくアンチの餌になったろう
953 :無党派さん :2005/12/13(火) 20:22:02 ID:7hdUlr9S
>>948 脳梗塞を患ってから、脳みそに虫でも湧いたんでしょう。
無視、無視、虫、うじ虫。wwwww
954 :無党派さん :2005/12/13(火) 20:25:58 ID:UK0YGKpj
ゲンダイの見出しでさえ栗本の煽りに比べたら朝飯前だな
569 :
無名草子さん:2005/12/14(水) 14:00:08
「朝飯前」の使い方がへん
571 :
無名草子さん:2005/12/16(金) 21:42:28
正直あんな罵詈雑言人格攻撃しかできない人間に落ちぶれたと思うと哀しいな
以前は辛らつでも唸らせるものがあったのだが
572 :
無名草子さん:2005/12/16(金) 22:34:04
まぁ、確かに、反・小泉的な人たちだって、
べつに小泉の人格には、ほとんど興味無いわけで、
学生時代、友達がいなかったなんて話を聞かされたって、なんとも思わないよ。
彼が総理の座に居続けると日本にとってどうなるかが、重要だからね。
そもそも「変人」総理なんて言われて、「改革には、こういう変わった人を!」
って具合に支持されてたんだから。
週刊現代のあの文章は、意図がよく分からない。
「パンツを脱いだサル」にもちょっと書いてたけど、
書くんなら徹底して書けばいいのに。
オレ的には「魔性の男・小泉」の、魔性以外の部分のあまりのひどさについて
吐き捨てた文章、と見えたんだが、勘違いかな
ナツメ社から『図解雑学 ポスト構造主義』って本が出たんだけど、この本の
206、209、219ページに、ニューアカデミズムの時代に活躍した人物として、
栗本先生の名前が出ているよ。
それから219ページ(読書案内)では、『幻想としての経済』があげられてるね。
だから、ニューアカデミズムって言われるの、先生きらいなんだからさー
今朝の読売新聞4面に、たちばな出版の広告が出てるんだけど、そのなかに『シリ
ウスの都 飛鳥』もあるね。
「増刷出来!!」とも書いてあります。
578 :
無名草子さん:2005/12/18(日) 13:11:27
衆院選の前にあの記事を出してれば多少は影響出たろうにもったいないな
579 :
無名草子さん:2005/12/19(月) 06:09:08
∩
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∧_∧ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄\ ´Д`)// < ドォーーン!!!
.r ┤ ト、 / \_______
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| __( ̄ | |
| __)_ノ ̄ ̄ ̄ ̄\
ヽ___) ノ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
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.|| ||
580 :
無名草子さん:2005/12/24(土) 10:59:25
週刊現代での告発記事は続くのかな
581 :
無名草子さん:2005/12/25(日) 15:08:16
衆院選の前に出したって同じだよ。
栗本なんて「ああ、そんな人いたな」って感じの人だし、昔は小泉支持してたし。
週刊現代は前から小泉叩きばっかりだったし。
582 :
無名草子さん:2005/12/26(月) 12:55:42
むしろ小泉と親しかったからこそ単なる左翼とは違う視点からの
小泉批判ができるのだが
583 :
無名草子さん:2006/01/07(土) 06:47:49
>>582 左翼とは違う視点からの小泉批判をしてた?
584 :
無名草子さん:2006/01/07(土) 22:45:09
栗本の本より文庫版で出てるカール・ポランニーの方がおもしろいよ
585 :
無名草子さん:2006/01/07(土) 23:20:03
いつもタイミングがずれる栗本
586 :
無名草子さん:2006/01/09(月) 13:47:27
いま学校のレポートで「不自由論」というのを読んでる。
これが驚くほど自分の考えと近い。というか以前ある答案に
書いたものと本当にそっくりで驚いてる。
こんなに自分と近い人がいるのか!!!!って思ってる。
いまとても興奮してる。
2003年に刊行された本で、題名もしってて実物も見たことは
あったけど立ち読みすらしないで
レポート課題本リストのうちの一冊で去年の終わりごろ読み始めて
本当にびっくりした。自分が二人いる。そのくらい驚いてる。
自分は誓ってこの本は以前に読んだことがない。
どれだけ疑われても構わない。
本当に本当に良く似た考え方をする人を見つけた。
587 :
無名草子さん:2006/01/09(月) 15:36:15
まあそれだけ同じこと考える人がいっぱいいるような、凡庸な考え方っていうことでしょ。
ゴキブリ1匹みつけたら30匹いると思え、みたいに2人といわず、いっぱいいるさ・・・。
588 :
無名草子さん:2006/01/10(火) 03:31:07
栗芯はかなり以前からコイズマを批判しておったぞ。
小渕政権時、金融国会における管民主の対応しかり。
日本が自力で金融問題に対応し、経済の独立性を保つことうんぬん。
日本の金融・経済政策を支えていた大蔵が、あの時どう対応してよいかわからずに結局アメリカの介入をゆるしてしまったうんぬん。以降小泉・竹中ラインで引き継がれ、郵政問題にいたるうんぬん。
589 :
無名草子さん:2006/01/10(火) 05:25:28
いいや?とても優れた思考だよ?
天才っていうかさ、何かこう、抜きん出たって言うか
590 :
無名草子さん:2006/01/10(火) 17:11:51
栗本氏の最近の「パンツを脱いだサル」には、郵政民営化のあとは、日本銀行の民営化をすると言っている。
アメリカの「連邦準備制度化」。
これが実現したらもう政治は、経済の面からほぼ統制されてしまう。国際資本資金(ユダヤマネー)の思うつぼ。
アメリカでもかつてこの制度を訂正して政府に金融の権限を戻そうとしたらしいが、失敗しているそう。
ケネディもそれをしようとして暗殺されたとこの著書には書いてある。
それ以外にも人類の進化のなぞ、ビートルズを売り出すときに使われたサブリミナルコントロール手法、盗聴ソフト「エシュロン」のことなど結構面白い。
591 :
無名草子さん:2006/01/12(木) 14:08:27
教育の民営化は?
592 :
無名草子さん:2006/01/13(金) 20:46:02
日銀なら株式もうとっくに公開しているんだけどなw
593 :
無名草子さん:2006/01/13(金) 22:40:06
>>592 それと民営化は違う。というよりクリシンの言っているのは、連邦準備制度化。
594 :
無名草子さん:2006/01/14(土) 08:12:59
日銀が更に政府から独立しちゃうんだね?政府以外の、とある団体の意向のままに。
595 :
無名草子さん:2006/01/14(土) 10:04:13
>>585 タイミングの読みと対マスコミプレゼンテーションに欠けるきらいがあるね。
また血液サラサラになる様気を付けていれば倒れずに済んだかもしれないのに。
国会議員としての活動も対マスコミ的に舛添に負けたてるしね。
どこか抜けてる栗本。
596 :
無名草子さん:2006/01/14(土) 16:07:28
カツラも時々(r
597 :
無名草子さん:2006/01/14(土) 16:09:09
鋭いんだか鈍いんだか、わけわからん。
そこが分裂気質なんだろうな。
『東京の血は、どおーんと騒ぐ』のどこかに、鋭い思想家としての感性と、単純な
体育会系の性格とが同居してるんで、行動が極端から極端へと走る、っていった
感じのことが書いてあったよな。
599 :
無名草子さん:2006/01/14(土) 16:54:48
マスゴミに苛立つ気持ちは理解できる。
600ゲット?
経堂源蔵と大熊猫
601 :
無名草子さん:2006/01/15(日) 13:03:23
小浜逸郎「ニッポン思想の首領たち」でのクリシン批判は頷けるものがあった
小浜逸郎は、パンツを脱いでないからなぁ。
『人類新世紀終局の選択』の路線延長だと、宇宙考古学者ゼカリア・シッチンまで
行っちゃいそうだな。
火星の人面岩にも言及するんじゃないか。
604 :
無名草子さん:2006/01/17(火) 08:21:34
それはない
605 :
無名草子さん:2006/01/20(金) 13:01:53
最高裁判事の子息なのに品位が感じられないのは凄いと思う
君の文章は下層民のせがれにしては品が感じられる
607 :
無名草子さん:2006/02/03(金) 14:39:25
>>1 「栗本慎一郎の著書について」
だろ?
著作本(ママ)ってなんだよ
最近は、何考えてるのか見えにくいね
610 :
無名草子さん:2006/02/22(水) 13:21:09
HP更新してほしい
保守
612 :
無名草子さん:2006/04/13(木) 18:54:26
保守
613 :
無名草子さん:2006/04/17(月) 20:33:43
614 :
無名草子さん:2006/04/21(金) 21:12:40
宮台は栗本読んだことあると思うよ
宮崎哲弥との対談で、パンサルの名を出したことがあった
616 :
無名草子さん:2006/05/28(日) 13:19:49
カラ age するサル
617 :
無名草子さん:2006/06/05(月) 15:42:41
618 :
無名草子さん:2006/06/16(金) 21:41:47
勝共厨に占拠されてるぞw
619 :
無名草子さん:2006/07/06(木) 18:11:57
>>615 あの世代の人文科学・社会科学系の研究者なら、
パンサルくらい読んでるのは当たり前だろ。
620 :
無名草子さん:2006/07/06(木) 19:11:45
621 :
無名草子さん:2006/07/19(水) 18:14:52
今日、古本屋で栗本の『反少女』が52円で売ってた。
買わなかったけど。
622 :
無名草子さん:2006/07/20(木) 12:33:16
栗本さんの本は古本屋によくあるよ
「毒入り教授〜」とか「反文学論」とか
623 :
無名草子さん:2006/07/27(木) 13:26:00
>>619 > あの世代の人文科学・社会科学系の研究者なら、パンサルくらい読んでるのは
> 当たり前だろ。
それほどまでに広く読まれたのに、後継者どころか、栗本先生の著作に言及する
人さえも、ほとんど居ないんだよな。
いろいろと難点はあるだろうけど、栗本先生の著作における重要なメッセージの
一つである「社会のことを知ろうと思ったら、人間の本性を徹底的に追究しなけ
ればならない」っていう事だけは、どう考えても、正しいだろ。
そういう基本的な点でさえも、世間に理解されてるようには見えないんだが…。
煽るつもりはないが、この人は単なるトンデモさんだよ。
地道に経済人類学の可能性だけ追求してれば、
そんなに評価が下がることもなかったはずだけど。
文化パフォーマーから政治にまで進出した事自体は、
この人の勢いと才能によるものだから非難する気もないが。
ニューアカ時代に既に浅田彰や柄谷は栗本をスルーしてたわけだが、
馴れ合いからか、批判もしなかった。
歯に衣着せぬ批判を怠った浅田達が一番悪いと思う。
625 :
無名草子さん:2006/07/27(木) 13:52:07
●柄谷天皇と浅田書記長の大批評空間帝国みたいにしたくなかった
●明治大学を追い出され、若手の東京進出に失敗
●早くから政界進出を打診されていたため明大時代末期は大学人との交流が薄くなった
→医系理系以外は企業シンクタンクのペーパーを重視
経済人類学の論文では栗本文献や訳書を引用参照しないのが
不文律になってしまった
たしかに
(1) オカルトに対する関心(ライアル・ワトソン好き)。
(2) オウム真理教に近づきすぎた。
(3) 性格にムラがある。多少ハッタリがある。
とかって問題はあるんだけど、それでも、学ぶべき点は多々あると思うがなぁ。
ああいう仕事は、学者らしい学者とか、性格円満な人物とかには出来ないと思うよ。
>>624 > 地道に経済人類学の可能性だけ追求してれば、そんなに評価が下がることも
> なかったはずだけど。
栗本先生の研究テーマの一つは「どうしてマルクス主義は、理想を掲げていたのに、
大量虐殺や人民弾圧を引き起こすのか」ってことだから、どうしても既存の学説から
は、はみ出ることになるわな。
しかし確かに「過剰-蕩尽」だけで人間の行動をすべて説明するってのは、さすがに
オレも支持してはいないんだよ。
過剰-蕩尽という「破壊的な快感」もあるだろうけど、美しいものや美味しいものと
いった「破壊的ではない快感」だってあると、オレは思っている。
628 :
無名草子さん:2006/07/27(木) 21:46:04
629 :
無名草子さん:2006/07/27(木) 21:54:52
「パンツを捨てるサル」までは良かったが、その後
「非市場社会から市場社会への変化は生物進化として捉えられるってこと」を
もっと精緻に追求すればよかったのに、
未来予測(予言)的な方向へ行ってしまったのが難点。
「幻想としての文明」とか「人類なんとかの選択」とかさ。
副島とかもそうだけど、なんかイキのいい過激な評論家や学者は
危ない方向へ押し出して、危険人物に仕立て上げようというような
闇の操作があるんじゃないか?
「月面着陸〜」だって、
あれ書物のタイトルにしちゃうからトンデモになっちゃうんで
「アメリカ・メディアの大衆操作」みたいなタイトルの本のなかで
仮説として提起すればよかったんだよ。
パフォーマンス下手だな、ご両人。
630 :
無名草子さん:2006/07/27(木) 21:58:16
のせられやすいというか、鉄砲玉にされやすい体質なんだよな。
東大出てない学者っていうコンプレックスを刺激されてしまうんだろうな
栗本先生の本は、書いてあることを額面どおり受け入れるわけにはいかないけど、
それでも充分、注目に値するようなことが書いてあるだろ。
どうして、マルクスの『資本論』みたいな本がむやみに受けて、栗本先生の本は
ダメだってことになるんだ?
>>631 マルクスの方がもてはやされる理由はマルクスの方が偉いから。
栗本先生が無視される理由は、
わざわざ栗本先生の経済人類学によらずとも、
近代経済学と共産国家崩壊の歴史そのものによって
マルクスの思想は批判され尽しているから。
633 :
無名草子さん:2006/07/28(金) 01:44:24
いや、別に経済人類学はマルクス批判のためにあるわけじゃないだろう。
634 :
無名草子さん:2006/07/28(金) 01:45:29
現に、栗本の本の中で、マルクス批判してる箇所なんて、そう多くないし
635 :
無名草子さん:2006/07/28(金) 01:55:10
非市場社会から市場社会へのドライブを生命論的に捉え、
市場社会からネクスト・ソサエティへの変化を予感させたところが
栗本思想の真骨頂だったんだけど、
「来し方行く末」のうち、
「来し方」=「前近代から近代へ」を精密に分析し、
それとの類推で未来予測すべきだったんだけど、
あんまり「来し方分析」しないうちに「行く末予測」に走っちゃったから
トンデモと言われる。
太陽黒点うんぬんだって、昔から言われてたことで、だけど大雑把な話だからね。
なんかこれから凄いことが起こるぞ〜くらいのことしか言えなかった。
636 :
無名草子さん:2006/07/28(金) 11:03:01
>>633-634 いや、社会科学の世界においては、マルクス主義的な考え方がはびこってたわけ
じゃないですか。
そういう状況のなかで、栗本先生は、マルクス主義とは異なる方法で社会を解釈
すべきだって主張したんだから、当然、マルクス主義批判ではあるんだよ。
もちろん栗本-経済人類学は、マルクス主義を批判することを最終的な目標にして
いるわけではないんだけどね。
>>632 > 近代経済学と共産国家崩壊の歴史そのものによって
> マルクスの思想は批判され尽しているから。
「マルクスの思想を、近代経済学が批判しつくしている」ってのは良いとしても、
それは経済に関する部分だけの批判だよね。
>>627 に書いてある「どうしてマルクス主義は、理想を掲げていたのに、大量
虐殺や人民弾圧を引き起こすのか」っていう問題については、栗本先生くらい
しか(それなりの)答えを出していない。
保守の人たちでさえも、単なる経験則として把握しているに過ぎないし、世間
には「あれは指導者層がダメだっただけで、マルクス主義がダメだったわけでは
ない」みたいに考えてる香具師も、けっこう残ってるんじゃないかな?
637 :
無名草子さん:2006/07/28(金) 12:08:24
しかし、それはマルクスが悪いわけじゃないな
638 :
無名草子さん:2006/07/28(金) 15:44:04
>>636 マルクス経済学と近代経済学は栗本によれば「一元論に支配された」経済学、ということかな。
一元論は彼の本によれば「AはAである」、しかし「Aが時にBにもなる」、というのが許されない世界。
マルクス経済学は市場経済、非市場経済の両方に言及しており、社会と経済との関係をシステム的に論じることが可能(たとえば下部構造と上部構造)。
しかしそこでは攻撃対象を資本家に求めたため、人間虐殺を論理的に許すことになる。
彼によると「もともと狩猟本能を持っていたサルが、その対象を与えられて張り切った」状態。
一方近代経済学は基本的に市場経済についての学問。社会構造について触れないため、マルクス経済学のような他者攻撃はなかった。
しかしそれゆえ、社会における経済の位置についての言及がなされない。市場経済万能がもたらす弊害についても言及しない点で、うっかりするときれいな世界と誤解させる。
栗本経済人類学は、市場社会と非市場社会について言及している。この点で社会における経済の位置についての見通しを持っていると思われる。
市場経済の発展は共同体と共同体との間で大いにあったとし、資本主義の暴力的性格(たとえば帝国主義を通じた市場確保)と非市場社会の安定的性格を述べている。
前者は、暴力の容認を構成する世界を積極的に作り出すのがマルクス経済学でいえば世界貨幣としての金、ポランニー経済学では一元的貨幣。後者は互酬および再配分と、それが発生する社会的関係の存在。
なお、貨幣の運動をめぐり、冷戦崩壊後に発生したのが、アジア通貨危機、日本の株価下落と不況、戦争のための戦争(イラク戦争)など。
栗本の『自民党の研究』や『パンツを脱いだサル』は、こういった貨幣の運動に操作され右往左往するありさまを描いている。貨幣というヒト最大の過剰に打ち勝つことが重要なのだ、ということなのだろう。
639 :
無名草子さん:2006/07/28(金) 22:32:22
>>631 経済学者の生活のため
自分は悪くない、他人が悪いという他罰指向
単純
>>627 "美"は"消費"されるではありませんか
"蕩尽"など単なる言葉だけで捉えるのはよくないと思いますよ。
641 :
無名草子さん:2006/07/29(土) 07:20:09
過剰-蕩尽論をアクチュアルな暴力や破壊衝動と結びつけるのは早合点に過ぎる
寧ろ道徳や非暴力の概念は過剰-蕩尽に裏打ちされて形成されてきたのだ
人は一個人で小さな過剰を小さく蕩尽させるより
コミュニティやより大きな規模の集団で大きな過剰を蕩尽することを志向してきた
つまり過剰-蕩尽とは人の文化そのものを示したものだ
コミュニティやより大きな規模の集団で大きな過剰を蕩尽する、というの
はその通りかなという気もしたのだが、現代社会は個人の嗜好がバラバラだし、
どうも俺の感性には合わない。卑近な例ではワールドカップ。選手個人には
興味があるが国での盛り上がりにはまったく興味が湧かない。集団で盛り上って
いる人間達を見ると引くので、集団内で自分が過剰を蕩尽できる気がしてこない。
だから現代では、蕩尽は快などではなく苦役であり労働みたいなもんだ。
過剰が蕩尽であり蕩尽が過剰みたいになってる。それがパラノイアックな
運動をして日常と非日常の二元論を崩している。今はそういう
見方のほうがリアリティがある。それが栗本さんの批判する一元論て
やつと繋がるのだろか?
643 :
無名草子さん:2006/07/29(土) 09:41:32
>>642 集団や組織に所属して過剰をそこにいるみんなでため込み、蕩尽するというこれまでのあり方に、少なからずの人がそれを積極的には受け入れなくなった、ということじゃない?
集団を単位として行動することは、大きなものを作り上げることができるが、それゆえ大きなものを破壊することができる。
資本主義の拡大や集団内統制の強化、国家間の争いの激化などが、その一例としてあげることができる。
しかし現代社会の一部の人々は、意識するか無意識か分からないけど、集団それ自体の力を利用しない、係わらないようになった、ということ。
日常と非日常については、それぞれが産業化したということかな。
普通に働いている会社やなんかは、日常的な生産活動そのものだし、働いて得られたお金を使う場所も、テレビならテレビ局、某巨大広告会社、イベンターなど産業化していった。
非日常性は人間にとって聖なる時空間、陶酔するべき時なんだけど、産業化したものでそんなものが得られるだろうか。
もちろん、集団による過剰-蕩尽の極地である戦争を行い、そして自分の身体をそこに捧げて死ぬ瞬間が、もっとも陶酔できる場面なんだろうけど、さしあたり戦争がない状態の現在では、消費のために恰好なのはテレビその他。
だけどより根本には、集団というものが、どうやら人間にとってやっかいなものである、と思われ始めたんじゃないかな。
644 :
無名草子さん:2006/07/29(土) 19:50:40
オレは
>>627 をカキコした者だけども、
>>640 さんのレスを読んで、いろいろと
考えてて気づいたことがあったよ。
栗本先生の言う「過剰-蕩尽」っていうのは「人間の精神における過剰-蕩尽」で
あって、一方の、オレが
>>627 で書いたのは「物質的な過剰-蕩尽」なんだよな。
栗本先生も、物質的な過剰-蕩尽について語ることもあるけど、基本的には、人間の
精神のそれについて論じているんだよな。
栗本先生の本を再読してみて、こういう理解で良いのかどうかを考えてみるよ。
考えるきっかけを作ってくれて、ありがとうございました。
645 :
無名草子さん:2006/07/29(土) 20:37:02
646 :
642:2006/07/30(日) 00:39:50
過剰ー蕩尽理論と歴史の流れをちょっと考えてみた。
美を消費と言われるが、それは同時に美の生産でもある。物を作ることは
既成の物を破壊することであり、消費することは生産でもある。
費用・収益で言えば、材料費と人件費を支払って商品を生産する。
決算時の結果は赤字にもなり黒字にもなる。資本が増えるときもあれば
減るときもある。資産・負債資本、費用・収益で見れば。
過剰が同時に蕩尽である現代に、過剰-蕩尽理論は通用するのか。
過剰-蕩尽の二元論が通用した前近代社会は、蕩尽が同時に
過剰であると感じる西欧の人間たちにより近代化され一元化された。
その一元的近代社会に過剰-蕩尽の二元論が侵入すると、ファシズムと世界大戦
という社会の破滅をまねいてしまう。近代の軍事科学で二元論が実践されると
人類は破滅するという事に気がついた。だからポストモダンは一元論と
二元論を解消しようとして多元論を目指したけど、現時点では、それは失敗し
ているように見える・・・・
という感じかな。俺の大いなる勘違いかもしれないけど、そう見える。
乱暴すぎる大ざっぱな見取り図だが、この見取り図の中で栗本さんの思想は
どういう社会を目指すのか?
647 :
無名草子さん:2006/07/30(日) 08:25:02
<<642
「消費することは生産でもある」というところと、ポストモダンの多元論について、
その内容をご教示いただければ幸いです。
生産設備なり労働の規律なり合理的行動そのものは、日常性だと考えられる。
だとすると、「消費することは生産することである」といえるのか。
栗本は、物を作り出すことは生産的労働、美も含めた財やサービスを使うのが
消費的労働といっていたような。
資本主義の発展はそれゆえ、近代社会において過剰の部分を作り出す最たるところだと。
それは厳しい規律、合理的な態度、労働者の「健全な生活スタイル」。
また過剰とはすなわち「貨幣」、舞台として「市場社会」が設置される。
また全然違う話だけど、現代日本における人口減少の平和的開始は、過剰を溜め込む
近代社会からの脱出であるように自分には見える。
648 :
642:2006/08/01(火) 00:21:38
>>647 自分は勉強不足で混乱しています。
このスレッドの通りに、もし仮に過剰が生産で、蕩尽が消費だ
という公式があるのならば、企業の消費は投資であるととらえ
、企業が収益を上げるために投資して購入した財や価値を消耗
する事にも消費という言葉を使いました。
制度は過剰(パンツ)であり、制度を侵犯する快感を味わう(パン
ツ脱ぎ)のが蕩尽だと自分は今まで捕らえていた。そして自分に
は、消費も日常的制度であって、消費も過剰(パンツ)ではない
かという感覚がありました。生産現場も、企業の資財を蕩尽す
る快感はあるのではないかという感覚がありました。それで混
同させて考えてしまい、概念を間違って理解していたようです
。しかし、そうなると過剰-蕩尽理論は自分の感覚にはしっくり
来ない事になります。俺が概念を誤解しているのでしょうか。
天才の作った学問ですから、用語は無矛盾にしっかり概念化さ
れていると思うので、俺が完全に誤解してるんだろうけど。
このスレッドにも、しっくり来ない人が何人かいるみたいだ。
649 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 21:51:19
●超克の近代〜なぜ西欧人は過剰蕩尽論を再発見したのか?〜
▲中世からルネッサンス、産業革命期初期
プッゲラツィオン( ^へ^)<過剰-蕩尽なんて旧体制のバカ共やアフリカ人アジア人インディアン共の迷信だよ
( ^へ^)<我々西欧人だけがこの世界で唯一の理性ある人間なのだ
( ^へ^)<「過剰蕩尽のまつりごと」なぞ消え失せたわ!
ところが、19世紀の中頃になると
・中世の過剰蕩尽の諸装置を雲散させたはずの自由市場経済の硬直化
→長期デフレ下の独占、寡占、価格カルテル
・民主化により中世の過剰蕩尽の諸装置を霧消したはずの進歩派が
ナショナリズムを煽りたてる
↓
ここから、
他罰的な現状破壊と権力奪取、
国家管理による経済体制の構築
を目指した「科学的社会主義」が派生した
650 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 21:51:51
▲19世紀後半から第一次大戦後になると、
ガビーン(;´へ`)<理性的で過剰蕩尽を排した近代の諸制度のはずだったのに・・・
(;´へ`)<結局は形を変えた「下らぬ過剰蕩尽のまつりごと」の繰り返しになってしまった
ガガビーン(;´へ`)<ロシアの「科学的社会主義」はスターリンによってアフリカの奴隷制専制国家そのままだ・・・
(;´へ`)<理性の産物だった科学技術は中世の宗教戦争よりおぞましい大殺戮を引き起こした
(;´へ`)<代議制も君主制もナショナリズムの狂気からは自由ではなかった
651 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 23:47:30
今、目の前にある過剰蕩尽体系への嫌悪、疑問は
未来の過剰蕩尽体系の構築の下地となる
近代の懐疑的仮説の論証はその連鎖を撃ち破る端緒にはなるが
当初考えられたような解決には至らなかった
これからもなお多くの物理的精神的犠牲を生み出すだろう
近代を越えた社会が近代より住み心地が良いとは限らない
それでも放棄しては成らないのだ
KS生
>>651 よくわかったよ!
オレは巨大ミミズになることを決心したw
653 :
無名草子さん:2006/08/03(木) 18:32:16
デフレ退治には不換紙幣制下での通貨膨張が効く
それをやった、詐欺師から英国政府入りしたジョン・ローを
研究していたのが浅田彰
(「だからオレは近経を越えているけどね」)
ジョン・ローの前後の英国工業の実証研究をしていたのが栗本
654 :
無名草子さん:2006/08/03(木) 19:23:21
違うんだよ。いまの経済立て直すには、
ノート型パソコンを国民一人一代配ればいいんだよ
655 :
無名草子さん:2006/08/03(木) 19:23:52
違うんだよ。いまの経済立て直すには、
ノート型パソコンを国民一人一台配ればいいんだよ
656 :
無名草子さん:2006/08/03(木) 19:47:23
BTRON仕様でな
金融政策で貨幣量をいじってどうたらっていうのは、
ちょっとした工夫・調節の話で、重要でもないし面白くもない
658 :
無名草子さん:2006/08/04(金) 21:09:58
>>653 栗本の研究は大不況期(19世紀第4四半世紀)のころ。
ジョン・ローはそれより150年ほど前の人。
659 :
無名草子さん:2006/08/05(土) 13:33:35
>>658 おっ、栗本先生の論文を読んだことがあるんですか?
660 :
無名草子さん:2006/08/05(土) 14:26:17
>>659 最初の研究は大不況期を対象としたもの。
慶應義塾大学の紀要にある。
その後イギリス鉄鋼業に絞り込んだが「世界資本主義」「資本主義経済史」に関する論文もある。
後者はかなり論争的。
661 :
無名草子さん:2006/08/06(日) 11:34:01
バンツを濡らしたサル
パンツを突き破ったサル
というのはどうだろう
>>664 オレは、図書館でコピーして持ってるよ。
>>665 「私は、科目としての数学は、けっして得意ではなかった」って
書いてあったっけ?
667 :
無名草子さん:2006/08/07(月) 20:30:40
栗本氏は性格悪すぎる。
明大、小沢、舛添、小泉と全部喧嘩別れしてるし。
皮肉っぽい口調だし討論番組でも人に論破されると意見を変えるし
舛添は女の胸を揉んだ手で有権者と握手してるんだろ云々最高裁判事の令息とは思えないほど品性のない言葉や表現を使う場合もあるし。
この辺がなければ学者としても政治家としても大成していたんではないだろうか。
>>667 たしかにね、栗本先生の人づきあいのやり方は、オレにも理解できないんだよ。
669 :
無名草子さん:2006/08/07(月) 22:07:36
>>667 >>668 「自分に素直」がモットーですから。
自分を殺して組織や集団の発展を助け、そのおこぼれに預かる、という考えを採らないのでは。
じゃ、国際食糧情報学部という組織に属してるのも、「自分に素直に」?
スレチガイでした、一般書籍板のほうでしたね。
672 :
無名草子さん:2006/08/15(火) 00:21:18
>>672 マル経だったら大丈夫だと思ったのかな?
674 :
無名草子さん:2006/08/15(火) 00:58:06
もしかして、経済学を学びたい、という明確な目的を持たずに
経済学部に入ったのか?
675 :
無名草子さん:2006/08/15(火) 06:59:55
>>674 マルクス経済学の方が社会構造も含めて論じることができるからじゃないか?
彼は大学の卒業式で学生総代として挨拶したとき、「世界を把握するための学問云々」といった。
マル経にはそのツールとして魅力があるようにみえたし、だからこそ大学院でイギリス経済史を学んだんじゃ?
もし明確な目的を持っていなかったら大学院は別のところに行くだろ。
676 :
無名草子さん:2006/08/15(火) 22:34:44
経済学部は単位取りやすいと言うが数学が嫌いで文系に言った奴には苦痛以外
何者でもないからな
栗本先生が学生だったころ(1960年ごろ)の経済学って、あんまり数学を
使わなかったとか?(よく知らんけど)
678 :
無名草子さん:2006/08/17(木) 01:44:55
牧歌的な時代だったんだな〜
679 :
無名草子さん:2006/08/17(木) 07:22:43
戦後の社会科学の状況を知らない方が牧歌的と思われ
680 :
無名草子さん:2006/08/17(木) 23:04:57
戦後の社会科学の状況って何?
マルクス一辺倒だったとか?
681 :
無名草子さん:2006/08/18(金) 05:23:03
戦後の社会科学は、数学できなくても許された?
682 :
無名草子さん:2006/08/18(金) 09:29:48
今じゃ、人文でも当たり前に統計学や数学使うが
『闇の都市、血と交換』って本によると、栗本先生の学生時代は、マルクスか
ウェーバーかってのが、主要な問題だったらしい。
684 :
無名草子さん:2006/08/18(金) 19:03:04
『闇の都市、血と交換』は、けっこう面白い本だな
【盗作3バカ】のスレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
686 :
無名草子さん:2006/08/19(土) 11:12:01
>>684 オレも、そう思う。
『パンツをはいたサル』『経済人類学』『幻想としての経済』といった、初期の著作を
理解する助けになる本だと思う。
そういやね、この本における対談相手の笠井潔氏が『国家民営化論』って本を出し
たんだよ。
で、オレは「栗本先生の理論を理解している笠井氏の本だから…」と思って、けっ
こう期待して読んだんだけど、これがかなり単純な、近代主義的な本だったんで、
ガッカリしたことがあるんだわ。
笠井氏が、自分と同世代のマルクス主義者に対して「マルクス主義じゃなくても、
すばらしい社会をつくることが出来るんだ」ってことを主張するのが目的だってこと
は判るんだけど、しかし、栗本先生やバタイユを理解した人にしては、あまりにも
寂しい主張だと思いましたね。
687 :
無名草子さん:2006/08/20(日) 04:58:24
言語感覚が面白い>血と交換
「やくざやヴィトゲンシュタインは意志の強い人だから〜」のくだり、笑った。
688 :
無名草子さん:2006/08/29(火) 06:36:24
民営化すれば貨幣の運動によってすべてが……
>>685 そのスレ凄い。盗作で500万円詐欺だと。佐藤って奴
盗作本がバルタザールの遍歴
↓
【盗作3バカ】田口/ 佐藤亜紀 /篠原
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
690 :
弁理士A:2006/08/31(木) 04:19:00
栗本先生が、ソフトウェアの著作権について書いてる本を
昔、ちらっと見たんだけど、
誰か知ってますか?
691 :
無名草子さん:2006/08/31(木) 07:29:24
>>690 栗本慎一郎編『法社会学研究』(三嶺書房、1985年)だと思います。
明治大学の紀要に書いたものか。
一時は人工知能についての本も書いたりしてたけど
最近は情報関連の発言あんまりしないね
脱いだサルで、ホリエモンについて言及してるようだけど
もっと突っ込んで欲しかったぜ
人工知能についての本→人工知能についての文
柄谷が、ポランニーをよく参照するようになったし
浅田も憂国呆談で、ポランニー兄弟〜ドラッカーと「ブダペスト物語」について
語ったりして、栗本リバイバルブーム到来の兆しか?
>>689 見た。えらく面白いスレ。盗作で500万円詐欺した佐藤亜紀てのが
盗作の内容を「赤裸々告白」してる。 盗作本「バルタザールの遍歴
ここ
、 ↓
【盗作3バカ】田口/ 佐藤亜紀 /篠原
本人後輪スレ。盗作犯人同士がバトル?!
696 :
弁理士A:2006/08/31(木) 20:15:51
697 :
無名草子さん:2006/09/02(土) 10:18:22
ただ、当時の栗本のソフトウェア版権の捉え方はかなり反発され
業界や司法判断は全く逆のことになっている
栗本「このハゲ」
舛添「植毛しているあなたに言われたくない」
というやりとりを大昔、何かの番組で見た。
699 :
無名草子さん:2006/09/02(土) 23:22:06
栗本は日本の王権の起源はおそらくシュメールまで、少なくとも東イラン高原まで遡ると
近著で言っている。
現在のユダヤ=イスラムの対立する世界で、これはかなり挑発的な論考を出してきてる。
700 :
無名草子さん:2006/09/03(日) 06:28:40
>>698 ダウンタウンのごっつ〜だな
リングの上で・・・
「平成若者大音頭」のことも言われてたww
701 :
無名草子さん:2006/09/03(日) 06:31:44
>>699 しかし、「幻想としての経済」で
義経=ジンギスカンとか「キリスト日本で死んだ説」は話としては面白いけど
学問的にはどうでもいい、と言ってたけどな。
日本の王権が中東だったとして、それが何だというのだ?
「今」との接点を示すなら意義あるけどね
>>700 舛添が「平成若者大音頭」にあわせてふざけて踊ったやつですなw
あのころは、罵り合っても、まだ蜜月だった。
EXテレビ(三宅裕二・司会)に、舛添がレギュラーで
栗本がゲストに出て
今年の十大ニュースを二人で挙げると
栗本が「舛添の北海道知事出馬の噂」を挙げてた。
ところが後に栗本が、北海道知事にとの噂が。
「かくして日が昇る」という本にも、その意欲が仄見える
704 :
無名草子さん:2006/09/03(日) 15:48:41
今は「日本文明のルーツは、ペルシアにあった」って説を打ち出して、研究を
進めておられますね。
705 :
無名草子さん:2006/09/03(日) 15:49:42
ルーツの話はつまんないんだよ。
現代との接点と込みじゃないかぎり。
706 :
無名草子さん:2006/09/03(日) 15:55:42
柄谷行人が「世界共和国へ」で
カール・ポランニー引用したりして
資本=ネーション=国家(これがポランニーの市場交換・互酬・再分配と対応)
を超えてアソシエーショニズムなんて言ってるけど、
これは「ブダペスト物語」読むかぎりじゃ80年代には
あんまり高く評価してなかったドラッカーを参照することが
多くなった栗本先生と通じるな。
707 :
無名草子さん:2006/09/03(日) 16:00:37
>>703 北海道への注目は
アジアにアメリカみたいな地域を作ろうってな発想からか?
石川好とのアメリカについての対談本「死角の中のアメリカ」で
満州はアジアのアメリカだなんて言ってたけど
そういうの好きそうだからな
>>705 いや、それなりに関係があるでしょう。
たしか『縄文式頭脳革命』にも、「元々がどうなってたかを考えるのが大事だ」って
書いてあったでしょう。
709 :
無名草子さん:2006/09/03(日) 19:53:41
国際食糧情報学部wwww
710 :
無名草子さん:2006/09/03(日) 21:44:54
>>706 それみる限り柄谷ってふざけていると思う
これから今以上に台頭してくるであろう中国に対して、戦中はともかく古代史にまで遡った歴史観
においてはなんら負い目を追う必要がないということがわかったことは大変な収穫だと思います。
同時に、現在の対米従属一辺倒の外交がいかに歴史的に例のないことだということがわかってきますね。
712 :
無名草子さん:2006/09/06(水) 21:45:23
日本、中国、欧州、中東、ユダヤ=米国
全て中央ユーラシアを起源とする遊牧民の大移動によってかたちづくられた
という歴史観に立てば、これまでの歴史観は「神話」になってしまうでしょう。
昔誰かが言っていた「人類皆兄弟」は、結構意味深な言葉ですよ。
713 :
無名草子さん:2006/09/07(木) 07:34:11
穴兄弟
ーー本人後輪中! 盗作同士の激バトル?!
賞金500万円詐欺盗作佐藤亜紀(盗作本バルタザールの遍歴)を
田口ランディが叩きつぶしてる…w
↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原一
715 :
無名草子さん:2006/09/08(金) 14:50:00
飽きずにようやるわ
716 :
無名草子さん:2006/09/10(日) 07:07:40
文庫版幻想としての経済の後書きで、柄谷について
私の試みとは180度逆の試みのようでありながら
照応して読んでいただける部分もあるだろうと言ってるが、
栗本さんの90年代あたりの変節(『大転換の予兆』での、
今まで、あまり高く評価してなかったアメリカ・フューチャリスト、
トフラー&ドラッカーへの接近)と、
柄谷のアソシエーショニズムへの接近、これは確かに照応できる。
717 :
無名草子さん:2006/09/18(月) 13:34:46
栗本先生の新著が出たぞ。
『純個人的小泉純一郎論』(イプシロン出版企画)
国際食糧情報学者として「パソコンでキャビアの画像ダウンロードするサル」
という本書いたらいいのに
世界の珍味の画像をダウンロードして、画像見てヨダレ垂らす、
でも実際に入手して食べてはいけない。国際食糧情報学とはそんな学問?
大事なのは食べ物についての情報だよ。
食べ物そのものは重要じゃない!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
世界の食べ物の情報を収集しろ!そして食べるな!
国内の食糧情報は軽視しろ!
食べちゃダメ、情報だけ
723 :
↑:2006/09/21(木) 08:21:43
学問的だwwwwwww
724 :
無名草子さん:2006/09/21(木) 16:42:11
『純個人的小泉純一郎論』読んだけどさ、小泉も小沢もまるっきりコミュニケーション無能力者じゃん。
実際どうなんだろうと思ったよ。
あと小泉批判に関しては、格差が広がるとか左翼みたいなこと言ってるし、『幻想としての文明』で政府による救済思想を批判して、市場にまかせよと言っていたくせに。
同時期栗本が評価していた長谷川慶太郎は、小泉もブッシュも最大評価している。
ロスチャイルドなどのユダヤ資本(陰謀論)に関しては、栗本が昔批判していた広瀬隆ほどまで情報量や厳密性が及ばないし。
『自民党の研究』での予測もはずしているし、だんだん時代遅れのただの左翼になりつつある気がする。
『パンツを脱いだサル』も読んだけど、おもしろかったのは中東のほうで今の人類に進化した所くらいかな。
自分がそういう分野にうといからだけかもしれないけど。
725 :
無名草子さん:2006/09/22(金) 01:36:27
>>724 『幻想としての文明』が書かれたのは1990年代初め。
市場経済の方が社会主義よりも人類にとってまともなシステムである、といっている。
この本ではあらゆる政府事業、そのもっとも大きな部分であった軍事を軸にして「イズム」で社会統合を図ろうとした無理を指摘している。
長谷川慶太郎を栗本が評価したのは、世界がすでに国際的大企業や産業の発展、市場の拡大を受け入れ、国家間(日米独)競争に入るという構造を示した部分、
およびその構造を攪乱するイラクのクウェート侵攻についての見通しの部分。
つまり実需にまつわる各国の軍事状況、世界的な産業配置の構造を的確に指摘したのが長谷川。
その後、軍事費に向かっていたお金が証券市場に矛先を変え、投機的資金として各国経済に影響を与える。
『自民党の研究』や『パンツを脱いだサル』、それに今回出た本で一貫しているのは、
貨幣が本来人間の生活(生産、消費、その間の流通)に必要な限りで使用されていたのが、
だんだんと貨幣自身の増殖本能により、生活それ自体を破壊し、またそのために戦争まで引き起こす構造になった、という点。
そして貨幣が活躍する舞台のひとつとして、世界有数の経済大国である日本が目を付けられた。
『自民党の研究』『現代政治の秘密と構造』における小渕政権の、『パンツを脱いだサル』における小泉政権への批判は、
日本を国際的な資金が入り込み彼らに利益を揚げさせるべく準備した部分がもっとも大きい。
郵政民営化は、凝り固まった資金を流動化させ、証券市場なり国債なりに投資させる端緒にすぎない。
いまの本も、小泉や小沢のパーソナリティが主題ではない。
また栗本は単純に格差拡大を憂うという意味での左翼ではない。
すべて構造から考えたことを述べている。
726 :
無名草子さん:2006/09/22(金) 02:02:14
学者時代はシンボリックアナリスト的ではあったな。
しかし、シンボリックアナリストと知識人とどう違うのか、というと
ただ単に、トフラーいうところの、
第二の波の属するか第三か?っていうだけだろ?
アメリカはもうとっくに工業の国じゃなくなってた。日本も既にそうだろう。
第二の波の→第二の波に
730 :
無名草子さん:2006/09/27(水) 19:45:03
『純個人的・小泉純一郎論』を読みました。
とっても良かったんだけど、小沢一郎氏を高く評価してるって点が気になったな。
栗本先生は、初当選したころには小沢氏を誉めちぎっていたんだけど、しばらく
したら批判するようになったんだよね。
で、いつの間にか、また誉めてるし。
どういう経緯でそういうことになったのかが知りたいところだよな。
731 :
無名草子さん:2006/09/27(水) 22:35:41
732 :
無名草子さん:2006/09/30(土) 04:19:29
>>648 過剰ー蕩尽に、創発(「意味と生命」)を重ねるといいと思います。
「諸細目」の「過剰」が侵犯的なまでに臨界点を越え、生命現象として
上位層たる「包括的全体」が創発する。そのとき、「諸細目」のかなりの部分
は快感とともに「蕩尽」される、と。
>>714 そのスレの盗作犯佐藤亜紀って
本当は夫婦で盗作して合計1000万円パクったんだって!!
それがバレたので佐藤が大あわてでスレをめっちゃ荒らしてるよ!
↓
【盗作3バカ】スレ。
マスゾエはどんどん出世していくのにクリシンときたら・・・
735 :
無名草子さん:2006/10/06(金) 02:31:05
はあ
736 :
無名草子さん:2006/10/07(土) 01:31:45
都知事選でモメたとき裁判沙汰に発展しそうになったんじゃ?
あれは収まったのか?
二人は対談本も出した仲なのに
マスゾエは参議院自由民主党政策審議会長だけど、
クリシンだって大学総合研究所の顧問だぞ。
738 :
無名草子さん:2006/10/07(土) 04:35:33
裸の大将かよ
ボ、ボ、ボ、ボクは、パンツを脱いじゃってるんだなっ!
740 :
無名草子さん:2006/10/07(土) 18:22:22
へ、兵隊で言えば か、核ミサイルの運転手なんだな
それってすごいのかすごくないのかよくわからん。
ともかくクリシンが裸の王様だということはわかった。
743 :
無名草子さん:2006/10/08(日) 01:55:37
744 :
無名草子さん:2006/10/08(日) 01:56:33
しかし舛添は参議院だけど
クリシンは衆議院
この違いは大きい
学者は参議院の方がいいんじゃないの
安定してるし
746 :
無名草子さん:2006/10/09(月) 23:12:55
しかしタレント的な人気から衆議院に当選した人は少ないだろう
そこは貴重。
タレント教授といっても、
クイズダービーの篠沢教授みたいのは前からいたけど
いちおう自分の学説みたいのを提示してる学者で
タレント的人気を博したのも栗本以前も以降もほとんどいないんじゃ?
>>746 たしかにそうなんだが、しかし、栗本先生の本を実際に読んでる人って、そんなに
多くないと思うよ。
748 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 01:11:53
栗本から、柄谷、蓮實、浅田らへの言及はたくさんあるけど
逆はほとんど無い。
この辺も黙殺という感じはするな。
ダメならダメ、トンデモならトンデモでもいいからさ。
749 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 01:17:54
浅田は、逃走論のなかではけっこう言及してるし、
柄谷は、
今村仁司と三人で対談したこともある(思考のパラドックス、所収か?)
蓮實についても、
映画狂人の何巻かで「栗本という生真面目な大学教授が・・・・」と
「鉄の処女」の蓮實論への返答のようなくだりがあった。
だから、全く相手にしてないというわけじゃないが
「意味と生命」「パン捨て」以降の栗本の言説そのものの検討は
されてないね。
それ以前はけっこうあったんだけど。
やっぱり、引いちゃったのかな。
750 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 01:27:28
やっぱり、大学辞めた辺りから、道を踏み外した。
当時もいまも政治家になってまで現実にコミットしようとした学者は
日本にはいない。竹中平蔵は学者出身の政治家としてはかなり中枢に食い込んだな。
作家や評論家もほとんどいない。石原慎太郎くらいか。康夫ちゃんもいたか。
そういう意味では行動的学者、行動的思想家として評価されるべきだけど
学者、評論家、言論人としての活躍のほうをもっと見たかった。
その領域ではやるべきことはやったと思ったから政治家になったのか?
やっぱり、ウイルスとか太陽黒点とかの話には、ついて来れなかったんだろうな。
さらに、バシャールとか「肉体が無くなる」なんてのもあったしね。
752 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 15:43:31
語るのが早すぎることを語ると社的的地位・収入をを失うからね
753 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 16:16:02
「肉体が無くなる」っていうのは早すぎだよな。
754 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 19:37:47
栗本先生が注目してるって言うんで、オレもバシャールの本を読んだんだけど、
ああいった事って、ニューエイジに関する知識とかがあれば、誰でも言えるんじゃ
ないかって思ったな。
もちろん、かなり頭が良くないとボロが出るだろうけどね。
それから「肉体が無くなる」って話だけど、そういう結論になるか?って思ったな。
「人間が別の動物に進化する」ってだけなら、今までにも数百〜数十万年に1度
くらいは進化してるんだから当然あるだろうなって思うけど、「肉体が無くなる」
ってのは、ちょっとねぇ…。
755 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 20:20:12
物理的離脱していけばいくほど進化しているということかな
シンボリックアナリストは進化した人類?
756 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 20:25:17
たしかに、クリシンが、チャネリングとか言ってた頃
俺も宇宙の声を聞いてたような「気がした」。シンクロしてたのか?www
いろいろ、面白いことをひらめいたりして、
しかも、いま振り返るとそれが未来予測として
けっこう当たった、というときもあった。
チャネリングのようなことは無いとは言えんけど
とくに学者みたいな人が発言するときにはよほど注意深く言わないと
危険だよな。
757 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 20:29:13
慎重にねw。
肉体喪失は長〜期的趨勢としてありかも、ってくらいで、
幽体離脱みたいなのは病と見るべき、みたいなことを栗本氏も書いてた気が。
758 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 20:32:01
俺としては、江戸時代の人口増、非市場社会から市場社会へのドライブ
快感進化論、柄谷の「日本近代文学の起源」のようなパラダイムシフト論
中村雄二郎の「共通感覚論」のような、
社会のパラダイムを身体論とのつながりで捉えた哲学などの、
個個バラバラに見える提起のつながりを、
ちゃんと言語化、書籍化して欲しかった。
政治家になるより何倍も日本と人類の貢献になったよ、きっと
759 :
無名草子さん:2006/10/10(火) 20:42:49
動かぬ証拠、ってやつが、どうしても足りなかったんじゃないかな。
仮説としてなら、だいたい概略述べたのでは?
君たちは正気か?肉体がなくなって後に君たちの何が存在すると云うのだ?
761 :
無名草子さん:2006/10/11(水) 02:51:39
心
762 :
無名草子さん:2006/10/11(水) 03:16:30
>>761 それって、脳味噌が活動を停止してどうして存在すると言うのだ?
霊魂、と言い出すなら宗教板の方がいいな
763 :
無名草子さん:2006/10/11(水) 03:53:32
くちびる寒し
764 :
無名草子さん:2006/10/11(水) 05:07:03
「肉体」という問題領域が消えるってことだろ?
食ったり排泄したりっていうのが面倒だな〜と思えば
それを最小化できる。
765 :
無名草子さん:2006/10/11(水) 05:41:34
>>760>>762 宗教ではないから客観的証拠なく断言は決してしないが、
民主主義でもないので感知出来ない奴を説得もしない。
766 :
無名草子さん:2006/10/11(水) 05:43:42
肉体が無くなればキャビアの画像だけでも満足できるしな。
768 :
無名草子さん:2006/10/12(木) 10:01:08
>>767 うまい!激ワロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんだか、2次元でしか萌えることが出来ないキモヲタのような世界だなw
770 :
無名草子さん:2006/10/12(木) 23:12:58
2次元グルメ
771 :
無名草子さん:2006/10/12(木) 23:13:44
キャビア、萌え〜 (;´Д`)ハァハァ
キモヲタは進化した人類。
>>772 キモヲタの場合、見苦しい肉体があるけどな。
774 :
無名草子さん:2006/10/13(金) 17:04:19
マッチョなキモオタもいるだろ
一刻も早く脱ぎ捨てたくなるように
見苦しくなってるんだよ。
776 :
無名草子さん:2006/10/14(土) 11:33:08
脱ぎ捨てるって、服じゃないんだから
778 :
21C:2006/10/17(火) 23:49:12
精神だけってのなら生命論じゃなくて生気論になってしまうじゃないか。
そうじゃなくて、マトリックスや攻殻機動隊みたいに精神が広義の肉体を
自由に選べるってことじゃないのだろうか?
779 :
無名草子さん:2006/10/18(水) 00:39:13
読んでから
780 :
無名草子さん:2006/10/18(水) 03:27:43
勝利の女神はラッキーボーイを自由に選ぶのかな。
781 :
無名草子さん:2006/10/18(水) 06:30:12
もはや性別はないだろうけど。
782 :
無名草子さん:2006/10/18(水) 06:59:20
いやラッキーボーイは確率の予備を使い果たしたから
783 :
無名草子さん:2006/10/19(木) 16:46:07
確率の予備wなど全体従属レベルにすぎん。
上位の層に制御される。
明日は田口が凡打しても奇妙なイレギュラーでカージナルスが勝つ。
784 :
無名草子さん:2006/10/20(金) 02:43:17
田口は来年の分の運も使い果たした。
確率の予備は経済人類学では重要な概念なんだよ。
786 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 17:29:20
今月号の和田まずゴミ(ファミリーダイヤモンド)
で慶應たたきまくり
(「慶應出身者は使えないやつだらけ」だってよ)
全国の塾生よ立ち上がれ!
787 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 18:32:04
はあ
788 :
無名草子さん:2006/10/21(土) 18:48:13
>>786 「和田まずゴミ(ファミリーダイヤモンド)」って何?
ググったんだが、ゲームしか出てこないよ。
789 :
無名草子さん:2006/10/22(日) 00:29:23
寒けしちゃったし。
おもろいスレ見た。本人後輪中!
盗作で賞泥棒中年女・佐藤亜紀てのが(盗作本バルタザールの遍歴)
田口ランディに叩きのめされ狂いまわって「うんこ」と自称してるw
,ここ ↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原一 盗作同士激バトル?!w
791 :
無名草子さん:2006/10/22(日) 18:57:38
792 :
無名草子さん:2006/10/22(日) 19:00:33
>>762 霊魂?
馬鹿か?
栗本が言っていたのは「人類(の一部)ないし人類の上部構造として
人類が人工的に科学的に神を産み出すという事態が近い将来に起きうる可能性はある。」ということだ。
794 :
無名草子さん:2006/10/22(日) 23:28:32
795 :
無名草子さん:2006/10/23(月) 15:07:17
アストラル体ってシュタイナーの本にもあったな。
ルドルフ・シュタイナーってキー狂ってたし。
栗本先生の『読書原論』のなかに収録されている、栗本先生がお勧めする本のリス
トのなかに、シュタイナーの『神智学』が入っている(74ページ)ことは、ここだけの
秘密だ。
ついでに言っとくと、同じページに、カスタネダの『未知の次元』も入っていたりする。
丹波哲郎先生の著作が紹介されてなかっただけでも幸いだったな。
799 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 09:09:36
シュタイナーは、そんなにヤバヤバな存在でもないだろう。
かの大川周明も訳したことあるというし。
ミヒャエル・エンデも孫弟子みたいなもんで
「神智学」っていうのは実在したわけだし、
それを研究するのはいいんじゃね。
800 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 09:37:47
嘘八百ゲット?
もっと売れる本を書いて欲しい
801 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 10:16:45
>>799 かの大川周明w
麻原ショーコーは、そんなにヤバヤバな存在でもないだろう。
かの栗本慎一郎も対談したことあるし。
中沢新一もシンパみたいなもんで。
「オーム真理教」は実在したわけだし、
それを研究するのはいいんじゃね。
802 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 11:20:53
大川周明を馬鹿にするな。ハゲ頭引っぱたくぞ!
803 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 11:22:38
大川周明&エンデとクリシン&中沢を比較したら格が違うだろう。
オウムだってその教義に心酔するのはともかく研究対象としてはありだろう
804 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 18:59:47
9月に出た、栗本先生の新著
『純個人的小泉純一郎論』(イプシロン出版企画)
は読んだ?
805 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 19:06:25
読む気にならんよ。いまさらって感じで。
竹中平蔵論のほうが重要じゃね?
806 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 19:12:53
郵政民営化の本質は、
財政投融資の金が
道路公団などの「土建屋ケインズ主義」的なものに流れてっちゃう
というパターンをストップさせるというところにあった。
その金が外資に持ってかれちゃうということに対して
国民が汗水たらして流したか金が外資に搾取・・・みたいに言うけど
外資関係者が日本人の金を私利私欲のために使うってことでもないだろう。
そもそも外資も内資もないんであって、
資本は本質的にトランスナショナルなんだよ。
外資に持ってかれた金は、世界経済の安定のために使われる。
それは結局日本経済のためにもなるわけで。
807 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 19:15:54
国民が汗水たらして流したか金→国民が汗水たらして稼いだ金
>>805 速攻で否定されると、オレの立場がないぢゃないか。
809 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 21:31:22
いや、小泉さんは自民党の中で反体制的な勢力だったってことと
本人のキャラがなかなかダンディだったって事以外に
何も無いんじゃ?
栗本さんも「パンツをはいた小泉」のなかでも
一緒にいても死ぬほど退屈だったと言ってるけど
退屈な人間について書いた本がそう面白いとは思えないよ。
蓮實の「マキシムデュカン」みたいな本なのか、それとも。
タイトルは小泉となってるけど実質は現代政治について語ってるというなら
タイトルの付け間違い。
売ろうとしてそうつけたのかもしれないけど、
あんまりキャッチーじゃないな。
ィ'ミ,彡ミ 、
ミソ_、 ,_`彡
-= ミj ,」 彡 <呼んだ?
-=≡ i' _ーノ , おれ外遊4回で8億つかっちゃったよ〜
-=( つ┯つ
-=≡/ / /
-=≡(__)/ )
-= (◎) ̄))
811 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 21:55:09
>>806 > 外資関係者が日本人の金を私利私欲のために使うってことでもないだろう。
ありまくり。
おまえは手先か。
812 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 22:24:01
手先になりたいよ。
813 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 22:25:26
いや、土建屋ケインズ体制を日本の国体だと思ってる人にとっては
外資に持ってかれたという感じだろうが
若い人にとっては違うだろう
814 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 22:27:28
>>812 間違ってもそういうことを言うもんじゃない。
殺すか?
815 :
無名草子さん:2006/10/24(火) 22:49:42
小泉=竹中は、とりあえず日本が国際的市場社会で生き残るための道筋をつけた
と言えるんじゃない?
明治維新で武士が滅んだときはすごい殺し合いになったわけだけど、それにくらべりゃ、
格差拡大とか言ってものんきなもんだ。
>815
殺し合った士族はほんの少数者。その時も国民の大多数をしめる農工商は
下積みで苦労をしていた。表面だけみてはいけない
817 :
無名草子さん:2006/10/25(水) 07:43:09
要するに、
近代日本は農村から工業都市への人材の移入というのが
大きな流れとしてあって、
橋や道路などがそういう社会を支えるインフラストラクチャーとして
大きな流れだったわけで
政官財の鉄の三角形というのもこれを巡る物だったといって過言じゃない。
財政投融資もこれを支えるために使われてたし、
そういう構造そのものがニッポン株式会社だったんだ。
しかし、栗本さんも一時期注目してたゴア副大統領の
情報ハイウェイ構想とか90年代に出てきたし
トフラーなんかは前から「第三の波」というキーワードで
これを言ってた。
栗本流に言えば「進化」とはこれのことだし、
「加速する変容」「大転換」というのもこれのこと。
「ケインズ批判からフリードマンの自由主義へ」っていうのは、
「土建屋ケインズ主義」の批判のことであって、
ケインズそのものの批判ではない。
第二の波から第三の波への変化のためには、
IT業界において起業家精神が爆発する必要があった。
だから官僚主義=社会主義化しつつあった社会から
自由主義思想のほうへ振り子を振ったわけ。
もう誰の目から見てもITっていうのはインフラとして産業としてそれなりに
強いものだというのは明らかになったら、
もう自由主義の振り子のピークなんで、
これからは、ITを中心としたケインズ主義政策へと変わっていく。
外資(というのは嘘の言葉で、要するにトランスナショナル資本)に
金が持ってかれてどうなるかっていうと、
そういう新秩序(ITケインズ体制)のために使われる。
んで、少なくとも前途ある若者にはそっちのほうがいいわけ。
>>817 ただ問題はIT産業はことごとく省力化というか人的資源を最小化していくんだよね
819 :
無名草子さん:2006/10/26(木) 00:36:16
そうしたら余った時間は遊んでりゃいい。
あるいは娯楽産業とかさ、
ボランティアとか
趣味で農業やって半分くらいの食い物は自給自足とか
>>819 PCに職を奪われた形になった人って結構いると思うんだけどな。
収入なしで遊んでるのはニートっていうんだぜ。
企業が自身で雇用のコストを織り込みながら、多人数雇用で短時間勤務をシェアする方法を
選ぶと思ってる時点でお花畑だな
821 :
無名草子さん:2006/10/26(木) 17:07:19
しかし、ITが普及すると人の職を奪うから、ITの発展を抑圧しよう、
という経済政策を、採るかね?
テクノロジーが進化すると人間のやることがなくなる。
だから、テクノロジーが無い時代に戻そう。
そういう風にはならんと思うよ。
822 :
無名草子さん:2006/10/26(木) 17:12:02
雇用を創出する場所が変わるだけじゃ?
823 :
無名草子さん:2006/10/26(木) 17:17:01
やっぱ、吉野家とコンビニとダイソーと宅配便を融合させて
24時間生活激安必需品配送業やればいい。夜中の三時に牛丼食いたくなったら
届けてくれるとか。
824 :
無名草子さん:2006/10/26(木) 17:19:11
1億総インターネットガイ・兼・流通業者みたいな
825 :
無名草子さん:2006/10/26(木) 17:24:31
24時間生活激安必需品配送業 → 24時間営業激安生活必需品配送業
いや、だからITを中心としたケインズ主義なんてあんのか?ってことだぜ。
827 :
無名草子さん:2006/10/26(木) 18:13:56
ITによって創出される雇用ってあるんじゃないの?
輸送業。牛丼を運ぶ人。これを宅配ロボット君がやるようになるまでは。
828 :
無名草子さん:2006/10/26(木) 18:18:39
雇用って別に肉体労働だけじゃないだろう。
今の日本の不況って、「バブルが崩壊した」ってことと、「工場が海外に移転した
(そして中国なんかでは苦労している)」ってこともあるよね。
>>829 あと、1990年代に、正社員を減らすことが進んで、従来の雇用のルールが
壊れてしまったってこともあるか。
それで、カネになる能力をもってる人間と、そうでない人間の差が拡大したわけ
だな。
831 :
無名草子さん:2006/10/26(木) 19:22:18
そして、カネになる能力をもってる人間から税金を取って
そうでない人間にノートパソコンを配ろう。
832 :
無名草子さん:2006/10/26(木) 21:38:34
国際社会でも
メインストリームのキリスト教世界
そしてそのまた主流のローマカトリック
そして教皇庁の
教育部門の中枢を担うイエズス会直営大学
いわばローマカトリック総本山大学
それがSOFIAだっぺよ。
(その総長は教皇より権威があると述べている本があるそうだ
イエズス会は世界で数千校の学校を経営しているそうだし、
養老たけしの話では国際社会ではイエズス会の学校を卒業したといえば
良質で厳しいえりと教育を受けたとかなりの評価をうけるそうだ
この養老たけしとか言う人も・カルロスゴーンもイエズス会の学校出身らしい
、、、、、、、、<ぷっ、自画自賛か??????>)
中央ロースクールの日本一・財界総理といい、学習院の皇族のご入学といい。
東大蹴りのICUといい
東京6大学の明治・立教・法政の活躍といい
成蹊卒の阿部さんといい
我が慶應の縦横無尽の活躍といい、
<結論>
やはり東京の私立大学は素晴らしすぎる。
833 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 06:39:07
早稲田は?
834 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 07:24:00
俺はネットで本買うときも、
アマゾンじゃなくてセブン&ワイを利用します。
なんとなく、コンビニで現金との交換というのがいいのです。
エロ本とかマニアックな本、
本に限らずマニアックな商品以外は店頭で買うほうが快適だと思う人も多い
と思います。
その場合でも、
各店のレジがネット化されて客層の情報管理などがされるでしょう。
835 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 07:48:36
欲しい商品の名前をクリックすると短時間でロボットが品を運んでくれる
というとこまでいくかね?あと50〜100年の間に
836 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 07:53:30
有料サイトで小説を発表する、
みたいなサイバースペース内だけでほとんど完結したビジネスは
経済全体のなかでそんなに大きくはならないんじゃないか?
837 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 07:59:00
橋や道路が主要インフラになったときにも、
具体的にどういう雇用が創出されるかはハッキリ分かってなかったし
栗本先生もかつて分析したように、栄えた産業は、
通産省が狙ってた業界とは別のところだった。
だから、普通のハイウェイから情報ハイウェイ、
ゴア・シニアからゴア・ジュニアって感じ、みたいな?っていう
大まかな感じでいいんだよ。
838 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 08:10:15
>>829 >工場が海外に移転した
だから、日本は、かつて農業自給率を下げて工業国として発展したみたいに
工業自給率も下げて、流通業立国になればいいんだよ。
ものつくり大学とか潰しちゃって、「ものうり大学」をつくろう。
東京工業大学も工業大学とは名ばかりで、
国際製品情報学部とか作ればいい。
もちろん、自動車の画像をダウンロードして見て
ヨダレ垂らしてるような学問の学部じゃないよ。
839 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 08:27:04
840 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 10:31:00
>>838 その際ネックとなるのは「情報を扱う能力」なんだよな。
栗本先生が『ニッポンの終焉』で指摘してるけど、これが徹底的に不足している。
もっとも、2ちゃんが注目されてるのは、既存のメディアの情報に、不足や不満を
感じている人間が多いからなんだろうけどね。
841 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 12:57:32
いや、流通にかかわる商品の情報の扱いだから
そんな難しいもんでもないよ。
流通を主軸として考えた場合、生産はラインを埋めるために行うという風になるんだね。
843 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 16:11:10
なるほど。売る物があって、それを流通業者があるというより
流通の道が先にあって、そのために物作りする!?
844 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 16:12:48
流通業者が売るというより
>>841 国内だったらそれほど難しくないだろうけど、国際的にやろうって事になれば、
そう簡単じゃ無いだろ。
要するに、総合商社みたいな事をするんじゃないの?
846 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 19:54:55
いや、栗本先生も含めて「情報」っていう言葉を漠然と使って
わざとじゃないんだけろうけど結果的に社会に不安感を
撒き散らすことになるからさ。
「大転換の予兆」では「シンボリック・アナリストが有益な情報を独り占め
して、格差が・・・」みたいなこと言ったかと思うと、
その後すぐに出た起業家向けの雑誌で
「これからは情報は平等に与えられるから、あとはその組み合わせ方によって
差をつけろ」なんて言って、どっちなんだよ?と思ったことがあった。
情報化社会と言った場合の「情報」は、
かなりの部分、流通業がらみの情報だと考えてみるのもいいんじゃないかと
思って。
847 :
無名草子さん:2006/10/27(金) 20:50:10
>>846 > 起業家向けの雑誌で「これからは情報は平等に与えられるから、あとはその組み
> 合わせ方によって差をつけろ」なんて言って、どっちなんだよ?と思ったことが
> あった。
そりゃ気になるね。
その雑誌のタイトルは憶えていらっしゃいますか?
私は図書館で、栗本先生が書いた記事を集めているもんで。
848 :
無名草子さん:2006/10/28(土) 00:08:53
図書館には置いてなさそうだな
アントレプレナーとかそういう感じの雑誌だったと思う。
「大転換の予兆」とか、「成り行き大国ニッポン」とかのころだから
明治大学辞めて、ミネソタ秋田、政界入り、とかそのあたりだね。
849 :
無名草子さん:2006/10/28(土) 00:19:46
「情報」っていうのを、
「有益な情報」を売り買いするみたいな感じで捉えたら
怖いことになる。
そりゃ、どこかに、金儲けになるような、
あるいはそれを知っていれば苦難に遭わずにすむような
取って置きの情報はあるかもしれんが
そりゃいつの世もそうなんで。
現代社会において重要なキーワードたる「情報」っていうのは
それとは違うんじゃないか。
情報=インフォメーションというより「蓄積されたデータ」のことだろ。
850 :
無名草子さん:2006/10/28(土) 00:34:13
「情報処理能力」というのも、データ・プロセッシングの訳で
プロセスは「処理」とも訳すけど、「加工」とも訳す。
前者は加減乗除の「減」と「除」のニュアンス。ムダ毛を処理するとかね。
後者は「加」と「乗」のニュアンス。
インフォメーションは、
例えば、大学の掲示板で追試の日時に関する「情報」を
読まなかったから留年しちまった、みたいな
それを知る、知らないによって利害が決まるような情報。
データのほうは、それ自体は何の変哲もない記号の羅列として転がってて
そこに人間が解釈を与える、みたいなニュアンス。
栗本先生もたしか宝島に載ったインタビューだか講演録だかで
「君達若者は情報処理能力がない、
この情報を取ったら危ないという判断が出来ない」なんて言ってたけど
それは、マイナスのインフォメーションを「減」「除」したりする
ネガティブな能力のことだろう。
情報処理能力なんていわなくても昔からあった「判断力」で済むような
事柄だ。
でも、データプロセッシングっていうのは、
「データ加工」とでも訳せば良かったんで、
もうちょいと創造的というか、
悪く言えば関連妄想みたいな能力のことだろう。
>>805 いちおう言っとくけど、『純個人的小泉純一郎論』によると、小泉純一郎がふたたび
首相になる可能性があるんだってさ。
国際金融資本にとって、都合が良いからなんだそうな。
852 :
無名草子さん:2006/10/28(土) 00:40:05
そりゃ難しいんじゃないか?
いまの感じだと、グローバリズムへの反感のほうが大きくなってるし。
麻生次第なんだが
854 :
無名草子さん:2006/10/28(土) 13:56:33
漫画大好き、2ちゃんにも興味あるという麻生太郎?
855 :
無名草子さん:2006/10/29(日) 00:06:59
脳足りん
あ、そうなんだ
857 :
無名草子さん:2006/10/30(月) 22:37:58
858 :
無名草子さん:2006/10/31(火) 10:37:06
>>858 あなたの力で、スレのレベルを上げてやってください。
860 :
無名草子さん:2006/10/31(火) 11:52:26
>>817 >「土建屋ケインズ主義」
たとえば、いまどうなったんか知らんけど
保守党なんて党が結成されて
保守ってなにを保守するんだよ、って思ってたら
党首の扇千景が建設相になった。
ああ、保守ってそのことか、って思ったよ。
861 :
無名草子さん:2006/10/31(火) 12:00:06
ニュース聞いてたら
建設国債でIT関連の公共投資の金も調達できるようになったってことを
アナウンサーが
「IT関連など、公共事業以外の公共投資にも建設債が使えるようになりました」
なんて言って
「なんじゃ、そりゃ?IT関連も公共事業の一環になった、
といえばすむじゃない」と疑問に思ってた。
その後、田中康夫が県知事になったときに
「建設関係は公共事業、それ以外は公共投資というんだって」
などとサンデープロジェクトなどで、はじめた知ったような驚きをもって
語ってた。西暦2000年か2001年くらいの話。
つまり、本当についこの間まで
「他の公共投資に比べたら、建設関連というのは特別でなくてはならない」
という考え方が支配的だったってことなんだよな。
862 :
無名草子さん:2006/11/18(土) 22:00:06
age
864 :
無名草子さん:2007/01/10(水) 18:31:20
哲学板スレ落ちた?
>>864 もう判ってるだろうけど、サーバの移転です。
866 :
無名草子さん:2007/03/05(月) 21:55:28
東慎一郎
国内の食糧に興味も持ってはいけない
国際食糧情報には興味を持ってもイイけど
食べちゃダメ、情報だけ
869 :
無名草子さん:2007/06/24(日) 14:07:19
保守しておきますね
870 :
無名草子さん:2007/07/04(水) 21:38:07
一番の名著は読書原論。
懇親の遺作は意味と生命。
871 :
無名草子さん:2007/07/05(木) 10:15:23
国際食糧情報学関連の著作はありますか?
873 :
無名草子さん:2007/07/08(日) 17:34:24
874 :
無名草子さん:2007/07/10(火) 11:10:41
裏2ちゃんで、文化人/芸能人/知識人に関する深い情報交換を行っています。
Deepな情報をお持ちの方/それに関心のある方は「裏2ちゃん」に移ってください。
★☆★裏2ちゃんねるへの入り方
1.まずこのスレに移動してください(当たり前ですが)
2.書き込みの『名前』欄に
http://fusianasan.2ch.net/ と入力します
3.『E-mail』欄に
[email protected] と入力します(裏2ちゃんへのトリガーとして使用されます)。
4.『本文』欄に任意のユーザID(ニックネームとして使用されます)、及び裏2ch用パスワードの
knowledge2007 (裏板識別子) を入れて、書込みボタンを押します。なお、ユーザID(ニックネーム)とパスワードの間は半角スペースで区切ってください。
(例 : t-yamada knowledge2007)
5.「ようこそ、URA2ちゃんへ」というメッセージが表示されればOK
6.サーバーが重いと表の2chに戻ってきますが、まあ30分以内であれば何回かやれば大丈夫。
7.負荷分散システムの関係上、家庭からよりも、企業/学校用専用回線からの方がうまくいく確率が高いで す。あしからずご了承ください。
【注意!】
・全て半角小文字で入力してください!!
・
http://fusianasan.2ch.net/←は、管理者専用の為「直リン」で飛んでも
「サーバー、あらへんがな」になります。入り口は「表2ch」のCGIだけです。
つまり、この掲示板から上記の操作を実行してください。
8.裏2ちゃんねるの内容については違法性、反社会的な内容を多く含んでおりますので
ご自身で確認してください。サイトの内容についての質問はご遠慮願います。
9.裏はアクセス過多になりやすいので表から誘導すると向こうの住人が怒ります。
表から来た事は秘密にしてください。
876 :
無名草子さん:2007/07/28(土) 17:12:26
このスレに来られた方へ
哲学板にも栗本スレがありまして、そちらのほうがカキコの数が多いんですね。
ですから、よろしかったら、そちらのほうにもお出でください。
878 :
無名草子さん:2007/07/28(土) 17:26:28
国際食糧情報学部wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwに興味のある人だけな↑
879 :
無名草子さん:2007/08/03(金) 18:07:55
, -'"´  ̄`丶、_
,.∩ `ヽ
〃∪'´ ̄`二二人\ ヽ
| ツ´ ̄ ̄ ̄ ̄´ ヾ ヽ. ',
|ハ ,ニ、 ,. - 、 | | | l |
| ハ ィハ ,二ヽ. | | | | | 同じ板にコピペするとそのままだけど、
| | | じ' |トJ〉 /)} l | 違う板にコピペすると鬼のような怖い顔
| ハ 、'_,  ̄,, 厶イ川| に変わる摩訶不思議な佳子様コピペ。
l l /\ .. イV\川 |
,' l l ,イ `l ̄´ / /ヽl l
l | l ハ `メ、 〃 ヽヽ、__ノ
l ∨ └‐イ「ト--ァ'´ ハヽ__ノ
ヽ/ } l」」 / / }`ー
〈_n| 八 / / /ノ
〈二二人 c /\/ / , イ
/ /厂 /\__>< {_
キャビアの画像ダウンロードするサルwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
881 :
無名草子さん:2007/09/08(土) 15:53:00
僕は今、ホテルにいる。某チャットで出会った女子高生が隣にいる。
彼女とはハチ公前で初めて会った。
トークもそこそこに、僕は切り出した。
「じゃあHしよっか?」
「・・・うん」彼女は頬を赤らめながらうなずいた。
僕は彼女の唇を見つめ、接近した。
お互いの唇が触れ合った瞬間、彼女の体がピクッと跳ねた。
唇を離すと、彼女は真赤な顔でこう言った。
「キス・・・しちゃったね」
そのかわいい顔を見て僕の理性が音を立てて崩れた。
強引に押し倒し、彼女の唇を自分の唇で塞ぎながら胸をまさぐる。
「んッ・・・!うん・・・」
彼女の口から漏れる吐息を聞きながら、スカートの中に手をのばした。
(省略されました・・全てを読むには むはは と書き込んでください)
ニコニコ動画(RC)‐プロジェクトX 挑戦者たち
第113回「家電革命 トロンの衝撃」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm526580 2007年06月28日 18:58:59 投稿
プロジェクトX 挑戦者たち 第113回「家電革命 トロンの衝撃」
2003/4/15放送
発表当時からのTRON信者でした。番組の構成が分かりにくいですが
前半はBTRONの話、後半はITRONの話です。当時TRONはほとんどのパソコン雑誌で叩かれて、
当時のライバルOS/2とよく比較されました。携帯の組み込みOSは現在ITRONを採用しているところはなくなりましたが、
ITRONは東京ガスのガスメーターで、プロジェクト最大の成果であるCTRONはNTTの電話交換機に採用され、
最近ではデンソーがいつの間にかカーナビ用のOSに「T-Engine」を採用していたようです。
>>411 ミトラを「観察」することはいいが、同じ轍を踏んではいけない。
>>414 >グノーシス-ミトラ教
グノーシスとミトラは峻別されなければならない。
グノーシスは、ヨーロッパ人が「全体性」を取り戻すための運動であるのに対して、
ミトラは日本の原点であり、世界宗教の本当の原典だからだ。
>>415 アメリカと中国は裏で通じている。
理由の一つは、アメリカ、中国ともに人造国家であることだ。
>>418-420 一時期ネットから離れて、百科事典をBTRONで実身/仮身ネットワークにする作業にこもることをすすめる。
俺はそうすることによって「なにか」がはっきりとわかった。
言語化はできない「なにか」だ。
>>425 オツカレチャ━━━━( ´∀`)━━━━ン!!!!
やはり、人工知能と人工神は製造可能だということか。
>>427-428 そっちの方向ではなくて、今ある材料(栗本本)だけで、
やれることをやってみようよ。
それが栗本の望む方向だと思うよ。
>>431 あ、それだけはちょっと共感。
>>440 栗本は "economi" =oeco+nomia 経済というそれ自体が生命体であるような由来のある概念自体を尊重している。
ただし、日本語の「経済」は経世済民という為政者から見た言葉から来ているから嫌っている。
もっとふさわしい用語を用意すべきだと。
国際資金資本のおぞましい恐ろしさと、
恐ろしさが麻痺して正常に見えるほどの
恐ろしさと裏腹の正常なる狂気を描く。
第一次世界大戦で富を得たのは誰か?!
第二次世界大戦で富を得たのは誰か?!
朝鮮戦争で富を得たのは誰か?!
ベトナム戦争で富を得たのは誰か?!
中東戦争で富を得たのは誰か?!
湾岸戦争で富を得たのは誰か?!
イラク戦争で富を得たのは誰か?!
アフガニスタン戦争で富を得たのは誰か?!
9.11を口実にしたイラク戦争で富を得たのは誰か?!
アメリカ合衆国である!!!!
似非ユダヤ人である!!!!
国際資金資本である!!!!
必見!
Downloadボタンを押して、
『Monopoly Men』〜Federal Reserve Fraud〜日本語字幕版
と、リネームして保存しておこう。
真実を我々の元に置くために!
『Monopoly Men』〜Federal Reserve Fraud〜日本語字幕版
詐欺的な手口で世界を支配する国際金融資本を告発しています!
http://video.google.com/videoplay?docid=-845461387975920288&hl=en
>>452 違う。
我々の信じている神というのはウィルスの行ってきた行為に対するものではないのか?
という問いと、
存在Xも所詮は神ではなくある種の生命体であり、場の力とはXが規定したこの宇宙空間のルールにすぎないのではないか?
という問いは別のものだ。
また、別のものとして考えられ論じられなければならない。
>>454 >即ち、場の力をそれとしてしか看取出来ていない我々は、
>未だ包括的全体をイメージできていない、と言うことなのではないか。
違う。
包括的全体とはどのようにでも立ち現れるし、そのように認識できるもの。
逆にその我々の行う行為である「イメージ」の中にこそ層の論理が含まれている。
飛躍や跳躍やジャンプと言われる認識に関わるなにかという現象である。
>>455 唯物論に侵されているものが多い。
この世は一面的に無限に連なる上下の層で成り立っているのではない。
この世は、たとえあの世でも、多様で、視点によって、無限に連なる上下の層をどのようにでも見出すことができる「場」だ。
>「自然の声を聴く能力」とは何か?といった方向に目を向けてみてはどうだろうか。
普通に生きて普通に死ぬこと。
あくまで普通にこだわりきることによって見えてくるなにか。
それこそが自然の声であり、働く認識不可能なシステムが暗黙知であり、働く力が場の力。
一時期、過剰な情報を遮断して、今、己の中にあるものだけでやってみることだ。
そこに見えてきたものこそが、本当の正常であり、普通である。
その普通の視点から見えてくる異常に着目すれば、栗本の言う優秀にはなれる。
それ以外の手法は危険であり、的外れであり、ある種の陥りやすい罠である。
>>458 >「場の力」にも色々あるのだろうな。
ない。
この宇宙の場の力は一つだ。
あらゆる無関係のはずの定数が一定の関係、あるいは「設計」を持っているように見える。
それは普遍的ではなく恣意的な力だ。
しかし、この宇宙にいる我々は、どんな手を使っても、場の力からは逃れられない。
>神秘体験もやたら神秘化してありがたがらずに、その諸相をみる必要があるな。
神秘には一切近寄らず、関わらぬこと。
これは切実なる忠告だ。
>>506 オウム事件←北朝鮮系暴力団←北朝鮮←ロシア←アメリカ
オウム事件←アメリカ
オウム事件は、ある種の実験だった。
それは、日本の情報分析形態つまり文化の調査や、テロに対する即応性やその有り様、
日本人に対して宗教そのものを忌避させて天皇と国民を分断する大衆操作だった。
>>508 数学と数学を詐欺に使っている物理学は信用できない。
唯一我々が信用できる科学は、場の力が確かに確かめられる化学だけだ。
>>531 逆。
元ネタがクリシンだから。
>エヴァンゲリオン、寄生獣、攻殻機動隊、
この三つはガチ。
少なくとも多少鋭い人間が栗本の存在を無視できるとは思えない。
>>534 いない。
今後も現れない。
ただし、栗本慎一郎の著作のすべては百年後に再検討され再評価され、
科学がその体系を大きく変えるだろう。
900ゲット?
100年後じゃ意味無いよ。
>>546 再アップお願いします☆m( _ _ )m☆
『教授のインテリジェント・テニス』は実は暗黙知の実践には欠かせない重要書。
903 :
無名草子さん:2007/10/16(火) 02:15:02
あげ
904 :
無名草子さん:2007/10/29(月) 00:40:53
国際食糧情報学部wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
906 :
無名草子さん:2007/12/05(水) 15:31:27
「かくして日は昇る」読んだ?
907 :
無名草子さん:2008/01/13(日) 01:44:28
マスコミ的にも、あんまり・・・
勝新の舞台の共同脚本ってのは
なかなか大仕事か?
栗本慎一郎ってまだ生きているんだっけ?
僕らの心の中に
912 :
無名草子さん:2008/02/14(木) 15:51:15
国際食料情報学部wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
913 :
無名草子さん:2008/02/16(土) 15:51:52
キャビアの画像ダウンロードするサルwwwwwwwwwwwwwwwwwww
914 :
無名草子さん:2008/02/19(火) 21:55:33
86
915 :
無名草子さん:2008/02/19(火) 21:56:17
85
916 :
無名草子さん:2008/02/19(火) 21:56:42
84
917 :
無名草子さん:2008/02/19(火) 21:57:07
83
918 :
無名草子さん:2008/02/19(火) 21:57:31
82
919 :
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無名草子さん :2007/10/02(火) 18:52:03
>>506 オウム事件←北朝鮮系暴力団←北朝鮮←ロシア←アメリカ
オウム事件←アメリカ
オウム事件は、ある種の実験だった。
それは、日本の情報分析形態つまり文化の調査や、テロに対する即応性やその有り様、
日本人に対して宗教そのものを忌避させて天皇と国民を分断する大衆操作だった。
頭がおかしすぎる
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キャビアの画像ダウンロードするサル
↑コレどういう意味?
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