板から板をさすらう歴史・時代小説ファン 弐

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1池波錬三郎
我々は此処へ逝き着いた。
  もうさすらわずに済むかな?
  
  このスレは、歴史・時代小説について語るスレです。
  中国モノも含みます。世界史は微妙です。

 前スレ
 >板から板をさすらう歴史・時代小説ファン
 http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/975250076/
 
 関連スレ及び、前スレ登場作家一覧は>2-10あたり
2池波錬三郎:03/06/15 12:48
関連スレ

>【お江戸で】時代小説でお勧めは?【でござる】 (文学板)
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1040820053/l50

>【統一】今までに面白かった時代小説を語るスレ(時代劇板)
http://tv2.2ch.net/test/read.cgi/kin/1027030788/

>●司馬遼太郎の作品でベスト1は?●
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1036349188/

>【日本の】司馬遼太郎をあれこれ語る 2話目【宝】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1055167974/

>昭和初期〜太平洋戦争を扱った小説を教えて下さい。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1011346966/


3池波錬三郎:03/06/15 12:50
ア行
池波正太郎  池宮彰一郎  乙川優三郎  井上祐美子
遠藤周作  宇江佐真理  小川良  浅田次郎  岡本綺堂
えとう乱星  安部龍太郎  飯嶋和一   荒山徹
泡坂妻夫  尾崎護  岡田秀文  有明夏夫  小笠原京
大佛次郎  井上ひさし  えとう乱星  逢坂剛  石月正広
秋山香乃  梓澤要  朝松健  


カ行
海音寺潮五郎  児島襄  五味康祐  久生十蘭  郡順史
角田喜久夫  高坂正尭  黒岩重吾  北原亞以子  
小杉健司  北方謙三  小島政二郎  菊地秀行

サ行
佐藤雅美  柴田錬三郎  司馬遼太郎  清水義範  白石一郎
城山三郎  酒見賢一  佐々木味津三  早乙女貢  左近隆
鈴木輝一郎  佐藤亜紀  城昌幸  笹沢佐保  塩野七生
杉本章子  杉浦日南子  澤田藤子  佐竹申伍  佐伯泰英
子母沢寛  堺屋太一  白井喬二  左文字勇策

タ行
高橋克彦  綱淵謙錠  津本陽  筒井康隆  陳舜臣
田中芳樹  高橋直樹  富田常雄  都筑道夫  戸部新十郎
立原正秋  高橋義夫  滝口康彦  多田容子  東郷隆
岳宏一郎  鷹羽十九哉  塚本青史  堂本昭彦  伴野朗
4池波錬三郎:03/06/15 12:50
ナ行
永井路子  西村寿行  新田次郎  野村胡堂  鳴海丈
中島敦  南條範夫  中里介山  中村彰彦  南原幹夫
ねじめ正一  中津文彦  中村彰彦

ハ行
半村良  藤沢周平  長谷川伸  星新一  火坂雅志
花家圭太郎  別所真紀子  羽山信樹  平山壽三郎
平岩弓枝  堀和久  隼新八  ファン・ヒューリック
畠中恵

マ行
皆川博子  宮城谷昌光  宮本昌孝  森鴎外  宮部みゆき
森雅裕  宮本昌孝  松井今朝子  諸田玲子  森福都
諸田玲子  峰隆一郎  光瀬龍  皆川博子  森村誠一

ヤ行
山田風太郎  山本周五郎  吉村昭  山岡荘八  吉川英治
山手樹一郎  米村圭伍  吉村正一郎  山本昌代  横山高治
山田勘蔵  八切止夫  マルグリット・ユルスナール

ラ行
隆慶一郎

5無名草子さん:03/06/15 13:30
おつかれー
お勧めを挙げるときは作家と作品名だけでなく出版社もお願いします。
6無名草子さん:03/06/15 16:33
今池波正太郎の「真田太平記」読んでるんだけど、面白いねー。
ぜんぜん長いと感じないよ。
7無名草子さん:03/06/16 08:07
「真田太平記」は中学の頃、学校さぼって一気に読んだなー。
NHKでドラマ化してたはずだけど…イマイチだったんだろうな。
でも見てみたいな。再放送しないかな?

私は平和な時代の政治の舞台やらを描いた小説が好きなんだが…
鎌倉、室町の二代目以降を描いた小説とか武家社会以前でもいいんだけど…。
なんかないですかね?
現代とリンクさせたサラリーマン向けの本(上杉鷹山とか)はパス。
「宇宙皇子」でも読むかな…。

8無名草子さん:03/06/16 19:12
>>7
ドラマはかなり良いできでしたよ。
時代劇板でも末永く愛されている作品と言う感じです。
再放送は数年前に夕方していたと思う。
主演は 昌幸=丹波哲郎 信幸=渡瀬恒彦 幸村=草刈正雄 でした。

>私は平和な時代の政治の舞台やらを描いた小説が好きなんだが…

「孤愁の岸」杉本苑子 やらはいかがでしょうか?
木曽三川治水の難工事を幕府に押し付けられた薩摩藩が苦労する話です。
9無名草子さん:03/06/16 20:32
はなしそれちゃうが
杉本作品と言えば「今昔ふぁんたじあ」(全三巻)
これがいい
107:03/06/17 17:57
>1
今更だけど乙彼

>>8
ありがとうございます。読んでみます。
正直、中央(幕府、朝廷)の政治関係でないかな?と思ってたのですが、
藩という選択肢がありましたか。
そういえば池波作品で一番好きなのは「真田騒動」でした。

真田太平記ドラマ良いできでしたか…見たいなあ。
BSで中国のドラマ(武則天、楊家将)なんかたまにやるんですけど絶対見逃しますね。
やるならやるって宣伝してくれっ!と無理を言いたくなります。
11無名草子さん:03/06/18 01:37
大久保智弘の「木霊風説」を読み終わった。
面白かった。
12無名草子さん:03/06/20 07:43
>>11
どんな話ですか?
13無名草子さん:03/06/21 02:16
>>12
朝廷と蝦夷の確執。そこに平将門もからみます。
わずかにファンタジーぽい風味もあり、文章も
途中からクセになりました。
14無名草子さん:03/06/21 15:07
>>10
真田太平記もよかったが武蔵坊弁慶のが好きであった
15無名草子さん:03/06/23 17:25
この板ってどれくらいで落ちます?保守必要かな?

皆さん、「この時代の、この人物の小説が読みたい(この作家の文で)」みたいなのはありませんか?
16無名草子さん:03/06/24 15:22
江戸時代、木場の親方と呼ばれた四代目團十郎の小説が
竹田真砂子の文で読みたい〜〜〜
できたら、七代目も、、
幕末〜明治の九代目は司馬遼太郎で読みたい。
17無名草子さん:03/06/24 17:32
<<<カルト警報・緊急告知>>>

【死体】念仏宗無脳壽寺第十五章【いじり】
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/psy/1056341480/

社会的地位を利用して断り難い立場の人に狙いを絞り
決して教団名を名乗らずに済度(勧誘)する。
「とにかく良い話があるから京都まで来て欲しい。」と言うだけ。
京都へ2日間行くと意味不明の説法、儀式を受ける。30数万円払う。
(詳しい事は過去ログ第一章にほぼ全て書いてあります)
京都で起こった事は例え親家族であろうと口外禁止。
念佛宗の名バラしたら無間地獄へ落ちると脅される。

同行になってからも出費(護持費、会費、廻向費、御布施など)は重む。
同行になると3人は済度しないといけないとノルマを命じられる。
同行が亡くなったら「涅槃が出たぞ」と近くの同行が集まって
その遺体を触ったり、持ち上げたり、口の中に手を突っ込んで匂いを嗅いだり。

御開祖様(教祖)は元サイコロ占い師で詐欺で告発寸前まで行った分際で
秋篠宮真子様の名付け親だと平気で豪語する始末。
主な著名人同行、皇族全員、聖徳太子、空海、徳川家康、宮沢賢治、手塚治虫など
18無名草子さん:03/06/25 18:28
前スレで幕末関係のお勧めを求めている人がいますよ!
お勧めしたくてウズウズしている人はぜひ!俺は子母沢寛を薦めてきました。
19無名草子さん:03/06/25 18:37
杉本苑子の名前がやっと挙がった。
俺好きなんよ
20無名草子さん:03/06/25 19:09
杉本苑子って出てなかったのか…。
「玉川兄弟」がオモシロかった。
「孤愁の岸」と似てるね。コッチは玉川上水だけど。
21無名草子さん:03/06/26 02:07
ていうか前スレあげなさんな…ってことでage
22無名草子さん:03/06/26 23:31
中村彰彦「闘将伝 小説 立見鑑三郎」(角川文庫)

幕末の戊辰戦争から明治の日露戦争まで、戦に明け暮れた男の生涯を描いた作品です。
司馬遼太郎の「峠」や「坂の上の雲」にも無類の戦上手として登場するから、知っている人も多いかな?
この人こそまさに軍神。
中村さんの文章が、ちょっと無機質で味気ない感じがする。

他に幕末から明治にかけて活躍した人の、偉人伝みたいな小説ありませんか?
23無名草子さん:03/06/27 14:55
星新一「祖父・小金井良精の記」
24無名草子さん:03/06/27 20:51
「剣豪将軍義輝」をいま読んでるのですが、
すっごい面白いです(当方、山田風太郎信者)。

宮本昌孝でほかにおすすめ作品はありますか?
25無名草子さん:03/06/27 23:20
すまん。宮本昌孝は知らないのだが、山田風太郎の人間臨終図鑑(徳間文庫)は凄いね。
書いていてヘコまなかったんだろうか・・・
26無名草子さん:03/06/28 12:31
池宮彰一郎「平家」新聞切り抜き全回分600枚以上
(正確な数は忘れた)
持っています。挿絵が良かったので 毎日読み捨てする
には忍び難かったからですが 挿絵を書いた画家も
がっかりしたでしょうね。
司馬「義経」の盗作だったなんて・・。
この切り抜き 今は読みたくも無いので捨てようかと
思ったのですが ひょっとして将来珍品的価値が出て
お宝物になるかな?何てことも思っています
どんなもんですかね。
それにしても池宮さんには恨みを感じますよ
600日以上 毎日毎日家族も巻き込んで
切り抜き大変だったのだから!
27無名草子さん:03/06/28 13:36
平家も確定なの?というか、切り抜きに愛を感じた。大切にしませう。いつかは笑える日も来るさ!
バサッ 「いやー、これ全部パク(略)まいったよー。ハハ」てな具合に。話のタネにとっておくが吉。
28無名草子さん:03/06/28 15:45
>>26
パクリだろうと何だろうと、その時面白いと思った事実が覆る訳ではないと
思いますので、600日の努力が無駄になったとは思えません。
挿絵だけが目的だったのなら…画集だと思いましょう。

それにしても司馬のパクリなんてできる時代なんですねぇ…。
「義経」って私が小学生の頃、初めて読んだ歴史小説ですよ。

それにしても…権利関係を考えなければ、パクリを確定するのって各読者ですよねぇ。
パクリだから…という理由で捨てられる程度の作品なら将来価値がでることもないかと。
29無名草子さん:03/06/28 16:57
>…画集だと思いましょう。
笑っちゃいかんのだろうが、,笑った。
忠臣蔵は大丈夫なのか?
30無名草子さん:03/06/28 17:03
池宮彰一郎「島津奔る」が絶版・回収
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1049332352/l50

こっちのスレを見ると読者的には確定と思われ
31無名草子さん:03/06/28 19:01
渋澤龍彦はだめ?
高丘親王航海記とか。

あと、白井喬二なんか。
32無名草子さん:03/06/28 20:33
>31
概略と出版社を書いていただけると嬉しいです。

>30
見て来たけど、池宮・・・ あんまりだなぁ。もう駄目っぽい。
33無名草子さん:03/06/28 23:37
渋沢はやはり幻想小説と呼ぶしかないでしょう。時代もので語るのはキツイ
34グラディエーター:03/06/29 15:17
昨日、安部龍太郎「風の如く水の如く」(集英社文庫)を読んだ。
黒田如水の謀略のお話。サスペンス小説を読んでいるようで、いやぁ、面白い!
司馬遼太郎の「播磨灘物語」を読んだ後で、この本読んだら、もっといいかも。
同じ作者の「関ヶ原連判状」にも通じる面白さ。
35無名草子さん:03/06/29 17:55
>>26
うーむ。
縮小版が出ないのなら……


3626:03/06/29 18:57
池宮「平家」新聞連載分600枚以上切り抜いた26です。

ご意見を寄せてくれた皆様ありがとうございました。
さて今朝の日経新聞の書評頁 皆さん読みましたか?
私はひっくり返りましたよ。
縄田一男さんが大絶賛をしているのです・・・・。

平家(上・中・下)池宮彰一郎 角川書店 各1800円
「・・・今年本書に比肩しうる歴史小説はついぞ見ないと
断言できる」
「池宮彰一郎は生命を削りながら渾身の大作を上梓した現
時点における本年度ベストワンであることはまちがいない」

盗作をここまで持ち上げてよいものですかね?
37無名草子さん:03/06/29 19:18
縄田は司馬を読んだことがないのか?w
38無名草子さん:03/06/29 19:46
日経としては自分の紙面に連載してた小説をくさすわけにもいかんだろ。
そりゃ絶賛するだろうさ。
しかし日経的には盗作に全然気づいてないってことだな。

この話題を引っ張るとスレ参加者に申し訳ないから
続きは>>30のリンク先へおいでなまし。>26
39無名草子さん:03/06/29 22:28
縄田一男って他の歴史小説家褒めるとき
シバリョーをけなしてそっちをもちあげるようなことばかりやってるやつだよ。
40無名草子さん:03/06/30 09:38
>>24
「剣豪将軍」はいいよね〜。
大河ドラマでやったら面白いと思う。
41無名草子さん:03/06/30 17:35
海音寺作品好きなんだが絶版品切れ多すぎ。
42無名草子さん:03/06/30 19:16
>41
子母沢寛も。勝海舟1-6と新選組三部作だけしか見かけない。ひょっとして父子鷹も絶版?
海音寺ともども名作が多いのに、もったいない。古本屋にも余り出回ってないんだよね。
43無名草子さん:03/06/30 23:18
「江戸の川風」・羽山信樹・講談社・¥1890
これは、作者の七回忌にあわせて出版された未完作。
うぅーー激しく結末が読みたい!!!!でも、刊行された
部分だけでも凄く面白い。なんでこの作者が死んじゃって、
池m(略、が生きてるんだぁぁぁぁぁ!
44無名草子さん:03/07/01 14:35

縄田がなあ……
そういうヨイショをするイメージはなかったからちょっとショック。
毛利家右筆のご先祖が嘆くんじゃないのー?
4543:03/07/01 17:15
「江戸の川風」続編はいっそ、東郷隆に、定吉セブンのノリで書いてもらいたい。
包丁人同士の暗躍、死闘だから、丁稚対NATOと符合するし、、
それと、東郷隆、もっとおもしろい時代小説書いて!おながい!!!
読者は待ってまする。
46無名草子さん:03/07/01 21:19
東郷隆の相方の熊谷さんは今どうしてるのだろうか?
47無名草子さん:03/07/05 09:34
岳宏一郎ってどうですか?
「群雲、関ヶ原へ」読んでみたいけど絶版みたいで手に入らない
Amazonにも売ってない
48無名草子さん:03/07/05 10:02
>>47
「海坂書店」(時代小説専門古書店)にハードカバー版があったよ。
ttp://plaza14.mbn.or.jp/~unasaka/
4947:03/07/05 10:52
>>48
産休。
でも前ブックオフで文庫版100円で売ってたんだよなあ
なんであの時買わなかったんだろ
50無名草子さん:03/07/05 11:02
南條範夫が好きなんだがこれも殆ど絶版だよね
直木賞作「燈台鬼」とかも読んでみたいのだが・・・
(ていうかこの人まだ健在だよね?)
司馬以外の歴史小説はまさに絶滅しようとしているね・・・
つうか司馬が売れすぎ。駄作までもが「司馬ブランド」で
売れてるし。その分他の作家の歴史小説が売れない
51無名草子さん:03/07/05 11:03
北方謙三「武王の門」新潮文庫「破軍の星」集英社文庫。
これは唸ったよ。
いままで、ハードボイルドの人だと思ってたから、衝撃的だった。
南北朝時代という日本の闇を、見事に物語にしている。
いま、ほかの南北朝物を買い漁り、読みふけっているところです。
52無名草子さん:03/07/05 11:25
南北朝ものか・・・
桜田晋也「足利尊氏」読んでないけどお奨めしたい。
この人の「明智光秀」があまりにも良かったから。
53無名草子さん:03/07/05 13:33
>50
なにがその分他の作家の歴史小説が売れないだ。
みみっちいこといってんじゃねーよ。
54無名草子さん:03/07/05 14:19
普通に考えて、司馬ブランドで本買って他読まない人って、
司馬がいなけりゃ歴史小説なんて読まない人が多いでしょ。

逆に司馬から入って他に回った人だって多くいるんだから
必要以上に貶めることないんじゃないですかね?
まあ、心情的には分からないこともないですけど。

司馬しか売ろうとしてないかのような業界の一部を批判したいんですよね?

売れる本以外をすぐに絶版にする出版社と…そこから生まれた新古書店。
どっちも作家を保護しようとしてないもんな〜あとは電子出版頼みか…。
55無名草子さん:03/07/05 14:40
>>53
ハア?なにがみみっちいんだよボケ
意味がわかんねーよ
56無名草子さん:03/07/05 14:52
池宮彰一郎が司馬作品パクッてるらしい。
57無名草子さん:03/07/05 15:20
>>55
みみっちい発想だとは思わないけど、司馬遼太郎の本が売れると
他の作家の本が売れなくなる、というのはどうかな?
誤解ではないかと思う。
5848:03/07/05 15:25
>>49
ああ、ご近所のブックオフで売っていたのですか。
たしかに岳宏一郎はなかなか見かけませんね。

100円でなくても良いのなら「eBOOK・OFF」
でも各巻350円で売ってましたよ。
59無名草子さん:03/07/05 15:36
>56
過去レス嫁
60無名草子さん:03/07/05 15:51
>>58
重ね重ね有難う。
Ebookoffで買うことにしたよ。

送料無料にするために他も物色中。
(販売戦略に乗せられているな・・・)

Ebookoffで買ったことないんだけど本の状態は
どうなんだろう。やっぱ紐切れなんだろうか。
6148:03/07/05 16:11
>>60
私が利用した場合に限っての話ですが、
さすがに通販ですので、紐の切れて本はなかったですね。

でもブックオフですから、ひょっとするとあるかもしれません。
62無名草子さん:03/07/05 16:24
>>61
全体的に状態は良い方なんでしょうか?
6348:03/07/05 16:37
>>62
はい。私が利用した範囲ではそう言ってよいと思います。
以前に一冊だけ本がムレていたことがありましたが・・・。
64無名草子さん:03/07/05 16:47
>>63
そんじゃ、利用してみます!
thx!
65無名草子さん:03/07/05 22:17
俺の本が売れないのは司馬なんぞの本が売れてるせい。
66無名草子さん:03/07/05 22:51
いいかげん司馬の呪縛から脱却しようぜ。
67無名草子さん:03/07/06 01:30
本が売れるか売れないかなんて、司馬遼太郎と関係ないってことに
気づけよ。
68無名草子さん:03/07/06 03:02
山本周五郎「樅ノ木は残った」新潮文庫、名作です。
原田甲斐(主役の人)はこれぞ男!!って感じ

まあ他の彼の小説でも似たような人はいますけどね…
あと「町奉行日記」新潮、に収録されている「晩秋」も良いです。
「樅の木」を大胆に凝縮したって感じです。
69無名草子さん:03/07/06 03:15
山本周五郎は司馬より遥かにいい。
なぜか。
自分が小説を書いていることを知っているから。
それを読者にも知らせているから。
70無名草子さん:03/07/06 09:04
山本周五郎、苦手って人います?
なんか、テンポが合わないっていうか、格調高すぎるっていうか・・・。
71無名草子さん:03/07/06 11:09
格調高いってのは感じないなあ。
近年読み始めると、その評判に引っ張られてるんじゃないかな?
72無名草子さん:03/07/06 11:24
司馬が出ると必ず荒れる。
今後司馬は無視で
73無名草子さん:03/07/06 11:31
>>70
格調が高いというよりは、作り物めいたヒューマニズムが鼻につく。
リアリティーが感じられない。山田洋二的なそこの浅さを感じる。
74無名草子さん:03/07/06 17:30
>>73
周五郎も山田洋二も「作り物めいたヒューマニズム」を楽しむものでしょう。
7573:03/07/06 18:14
>>74
何が言いたいの?
76無名草子さん:03/07/06 19:14
ちょっぴりいい人になったような自分を感じるひととき

いらね
77無名草子さん:03/07/06 19:53
陳舜臣はどうなんだろうか。未読の作家だ。
中国史は興味ないが最近琉球史に興味が出てきたので「琉球の風」でも読んでみようか。

78無名草子さん:03/07/06 20:06
>>73
「作り物めいたヒューマニズム」
これだ! 確かにそうなんだ。 私が周五郎を嫌いになった理由
うまく言葉で言え無かったが・・

新聞の文芸欄の記事で読んだのだが(20年以上前だと思う)
周五郎があるときこんなことを言ったと書いてあった。
「たとえば料理屋の仲居の女性一人にちょっとしたものをやるとき、
お座敷で顔を見た時にやるよりも、ちょっと廊下に出てその仲居を
目配せして、障子の影に呼んで渡すのがコツだ」
「こんな演出をすることで、女の気持ちをぐっとひきつけられるのだよ」

周五郎は計算づくで人の心を操れるのだ。小説もどう書けば読者が
泣くかちゃんと計算しているんだ。人の心をもてあそぶやなやつって
これを読んで興ざめしました。赤い箱入り全集を全部読み終わったころ
だけれど・・。きらいになるのがちょっとおそかった。

そういうわけで人情もの、世話物は嫌いだけれど
武士物は悔しいけれど今でもすごいなと思います。
[樅の木は残った] [由比正雪]好き嫌いは別として
価値を認めざるをえないな。
79無名草子さん:03/07/06 20:34
フィクションってのは作りものだからな。
日本では作りものとしての小説が
低く見られる傾向があった。
(私小説の隆盛など)
8068:03/07/06 21:20
周五郎、「樅の木〜」以外では結構駄作も多いと思います。
似たような話が多いし、上で言っているように
周五郎の「泣かせてやるぜ!!」っていう声が聞こえてきそうだし。

「樅の木〜」は他よりも周五郎的な計算が隠れていて、
フィクションなりにリアリティーを感じたので名作だと思います。
8170:03/07/06 21:47
「樅の木〜」って読んでてすごく辛かったんです。
展開遅いし、そもそも話が難しくてさっぱりわかんなかった。
自分がバカなだけですか?
82無名草子さん:03/07/06 23:19
たしかに展開遅いし、人物多いしね。
俺は初めて読んだときは、登場人物リストを作った。
あと風景描写について妄想しながら読んでいたら
展開の遅さは気にならなかったよ。

まあ今リストを見ると若干恥ずかしさがこみ上げてくるけどね。
83無名草子さん:03/07/06 23:32
壬生義士伝とか蝉しぐれが好きなんですが
こんな僕に何かオススメ作品ないですかね?
84無名草子さん:03/07/07 01:16
>>78
>そういうわけで人情もの、世話物は嫌いだけれど
武士物は悔しいけれど今でもすごいなと思います。

藤沢周平もそういう感じなんだよね。
周五郎よりもっとクールでドライだからまだ許せるんだが。
もっとも藤沢の武家ものはなぜか大好きだ。
85無名草子さん:03/07/07 01:20
>>83
もう少し情報がないと何ともいえない。
あてずっぽうで言えば、戸部新十郎の「風盗」あたりかな?
名作だよ。
86無名草子さん:03/07/07 02:20
司馬遼はここでは不人気ですか?
俺は最初の方のやつ、「梟の城」とか「風の武士」とか「上方武士道」
とか大好きです。
爽快な冒険活劇ってかんじでおもしろいですよ。
司馬史観なんては微塵も感じさせない所がよいです。
87無名草子さん:03/07/07 09:17
山本周五郎小説は、最近メディアで目にしなくなった「貧乏人」ってのを
突きつけられて、「あれ?相対的に俺も貧乏庶民だ」ということに
気が付かされる。
赤髭読んでも、「俺は治療される側の階級かー」とかねw
作中の人物の高潔さがまぶしく、なにかしなきゃとか俺は駄目だなぁと、
落ち着かない気分にさせられてしまう。
ときどきクスリと笑えるけど、落語みたいに貧乏も笑い飛ばすといった爽快感がない。
当時の社会背景があるのは判るけどね。
発憤につながらないのは、甘やかされて育った世代だからなんだろうかなぁ。
88無名草子さん:03/07/09 09:46
「潮」の時代小説の楽しみ方対談読んだ人いますか?うちの近所、
購読者が決まっていてすぐ無くなってしまうんですよ……
89無名草子さん:03/07/09 10:38
一言いおう

「潮」はタウン誌ではないっ!
90無名草子さん:03/07/09 12:05
「人権侵害を繰り返す週刊新潮」
91無名草子さん:03/07/09 18:02
書店売りしてんの?>「シ朝」
92無名草子さん:03/07/09 18:18
ガンガンしてるべ。
93無名草子さん:03/07/09 20:05
潮を読むのはちょっと勇気がいる
9478:03/07/11 15:35
>>84
周五郎と藤沢周平の世話物(人情物)を比較すると
周五郎作品は 仕掛けありの感動ストーリー といってよいと思うが
その仕掛けが あまりに巧妙で 感動したのは ネタの仕込みのうまさに
してやられたことに 読後しばらくして 気がつき興ざめする。
藤沢人情物にも仕掛けはあるのだろうが気にならない。
この違いはどこから生ずるのだろう。

周五郎があっと言わせる感動物こそ書き物に求められているのだと考えて
いたのに対し 周平は片隅の幸福こそ人生の喜びであり 大げさな感動事など
なくとも人は幸福になりうるものなのだ。だから書き物にもネタの仕込みを
する必要はなく こんな人生の一こまがあればいいなぁと思うことを
書き綴ればそれでよいのだと考えていたと思う。
二人のこういう考えかたの違いが現れているのでは無いだろうか。
95無名草子さん:03/07/11 16:25
もうわかったからくりかえしくりかえし山本周五郎けなすのやめたら?

山本作品はきらい、そういうことだろ。わかったから、キミの意見は。

もうおわりにしてくれな。わかったから。
96無名草子さん:03/07/11 17:58
>>94
例えは悪いかも知れんが、最近の漫画家と手塚を単純に同列に並べて比較するような乱暴さを感じる。
絵が幼稚だとか、ストーリーや構図が陳腐だとか。

二人は親子ほど年齢が違うし、活動時期も被ってない。
両者とも所謂「庶民」が読者だったろうが、時代的にその中身は随分と変わっているんじゃなかろうか。
戦前育ちと戦後育ちと言うか,,,個人的には爺さん世代と、親父世代の違いなんだけど。
例えば時代劇映画なんかだって随分、演出と言うか映画の作法が変わってるじゃない?

明治生まれの周五郎が、文豪とか文学とか言うんじゃないところで
現在でも割と一般的に読み継がれているということ自体が凄いんじゃ無いのかと思う。
んで、そんな周五郎の後に、その発展的後継者とも言うべき周平のような作家を得たことは
時代小説ファンとしてはホント良かったなと思いまつ。

個人的には武家モノは周平、町人モノは周五郎が好き。
周平の書く庶民は明晰すぎるように感じ、周五郎の書く侍は人が良すぎるように感じるんで。
97無名草子さん:03/07/11 22:26
>>95
べつにけなしてはいないでしょう。
お互い大人でしょうから、
せっかく語り合っているのに
他人の楽しみに水をさすような
短絡的なレスは止めましょう。
98無名草子さん:03/07/11 23:17
95ではないが…

自分の意見をさも一般的意見かのように断定調で書かれるのもね、
周五郎好きの楽しみに水をさしてるのかな?と。
まあ、だったら周五郎のこういうところが好きだ…ということを書くべきなんですが。


まあ、司馬遼太郎についてももそうなんですが、
「〜だからつまらない」っていう文読んでも面白くないですな。
99無名草子さん:03/07/12 04:34
>>97のいう「他人の楽しみ」って要は藤沢>>>>>>山本というのを言い続けるってこと?
100無名草子さん:03/07/12 07:23
煽りなさんな…
101山崎 渉:03/07/12 08:16
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102無名草子さん:03/07/12 10:28
>>98
そう思ったら自分でまず、ひとが読んで面白い書き込みを
してみせればよいものを・・・  結局、煽ってるだけなのかよ、ヤレヤレ
1031:03/07/12 14:07
>>102
すまんね最近、小説読んでないんですよ。
とりあえず消えます。

はぁ…なんの為にスレたてたんだか。
104無名草子さん:03/07/12 19:27
>はぁ…なんの為にスレたてたんだか。
こんなことは、言わん方がよろしいでしょう。
まぁ、こんな時期もあるさ。ヘコムことはない。>103

吉川三国志読んでみた。すごい読みやすいのね。日記・手記の挿入や回想が少ないからかな。
登場人物のよどみなく流れるような台詞も素敵。
黄忠&厳顔のオジジコンビ、イカス!孔明のあおりに負けんな!
宮本武蔵も読んでみっかな。
105無名草子さん:03/07/12 21:32
オレは三国志といえば柴錬だなぁ。
諸葛亮が単身呉の陣営に乗り込んでいって
論難してくる相手を片端から論破しくゆくシーンが圧巻。

あの世代はまともな漢文教育を受けているし、
しかも柴錬はたしか中文専攻だったから、
若い作家の書く三国志とは迫力が違う。
106無名草子さん:03/07/12 21:56
そーなのよ。
あの世代はまともな漢文教育受けてるから
漢文史料の読解が苦にならないんだよね。羨ましい。
107無名草子さん:03/07/12 22:09
ムウ ポロ
アルデ ポロン
サガ・カノン ボロン
デスマスク ストン
アイオリア ズドン
シャカ ドン
老師 プーラン
108無名草子さん:03/07/12 22:14
誤爆スンマセン・・・
109無名草子さん:03/07/12 23:51
柴田錬三郎は峰隆一郎系の人かと思っていたよ。先入観はイカンな。

漢文の素養が大切だと思う今日この頃。中国史や日本の古典をより楽しむための、何か入門書とかないかしら。
読み下しでない詩とか出て来ると辛い。というか、読み下してあっても、意味がわからない場合が多い俺って・・・
110無名草子さん:03/07/13 00:01
峰隆一郎と言えば、時代劇板のスレが爆笑もんだった。

隆慶一郎を買おうと思って峰隆一郎と間違えた
ttp://tv2.2ch.net/test/read.cgi/kin/1028444070/
111無名草子さん:03/07/13 00:04
>>109
私も、七夕に浜本雄幸さんの作った七言絶句だって、読み下しじゃないと
きっちりと意味がとれませんでした、、、
112無名草子さん:03/07/13 02:05
>110
さらっと見てきた。

9 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:02/08/05 15:06 ID:???
あとは慶隆一郎とか隆峰一郎という作家が登場すれば全部そろう。

ウケタ。全部そろうって何だよ。斬る→抱く→果てる→ヒー→斬るのループにも笑った。
峰氏のほうがデビュー先だったのね。勘繰ってすまんかったです、峰氏。
峰氏の「炎鬼の剣 高柳又四郎伝」を読んだ事があるけど、
「世に名高い高柳の音無しの構えは、一刀流ではなく、家伝の戸田流下段星眼の構えを採っていたに過ぎない」(うろ覚え)
という感じに、結構知られていない事を解説するなど、剣術・武道の造詣が深いらしい。
その上剣戟シーンは曲芸的な要素を排して、実際に則った剣法を遣わせていたのでリアルで迫力があった。(うろ覚え)
しかし、背骨となる物語自体がおざなりなので、エログロ系剣豪作家の枠を出ない感が否めない。
エロ(果てる→ヒー)抜きの、剣戟場面に限れば、リアル系の戸部新十郎や津本陽と遜色ないかも。
ただ、小野忠明の正体は善鬼(通説は御子神典膳)とかよく分かんない事も言ってた気がする。(うろ覚え)
うろ覚えばっかりでスマン。110紹介のスレのおかげで作品はともかく、峰氏本人への好感度がupしました。

>111
そういう時どうします?俺は流れを止めないために、読み飛ばします。勿体無いですけど・・・
詩文がサラサラ読める人が羨ましいです。
113_:03/07/13 02:16
114_:03/07/13 04:19
115無名草子さん:03/07/13 10:36
>>112

そうか、小野忠明の正体は善鬼だったのか。フムフム・・・って

      な ん じ ゃ、 そ り ゃ ぁ !?
116111:03/07/13 10:47
>>112
同じです〜。
私も、白文は読み流して、おぼろげに雰囲気を掴むだけです。
本当にもったいないですが、読書もリズムですから。
日本語でもややこしいところは読み流して、あとからじっくりと
読み直したりすることもある、そんな私はせっかちです。
117無名草子さん:03/07/13 12:00
>>112
>エロ(果てる→ヒー)抜きの、剣戟場面に限れば、
リアル系の戸部新十郎や津本陽と遜色ないかも。

剣戟シーンが戸部や津本級ということは、相当なものでは・・・
それだったら金払って読む値打ちがありますね。
118無名草子さん:03/07/13 13:12
>115 古本屋へGO!峰ワールドが待っています。  ただ、俺の場合 読む→天を仰ぐ→だっふんだ でした。

>116 俺もせっかちです。そのくせ読むのが遅いです。前に書いてあった事もしばしば忘れます。三重苦の予感。

>117 いかんせん不要なエロシーンが多く、物語自体がいま一つなんですよねぇ。ファンの人スマン。
    作風はハードボイルドのかほりがするので、淡々と殺陣を進める戸部・津本に比べ残酷な描写が目に付くかと思います。
    とりあえず>110のスレを。その上で興味をお持ちでしたら、古本屋にあふれ返っている100円のやつを買ってみてはいかがでしょう。
    俺は3年程前に読んだきりご無沙汰です・・・

>リアル系の戸部新十郎や津本陽と遜色ないかも。
ここは言葉足らずでした。殺陣の面白さ云々というよりも描写が現実的である、ということです。
119無名草子さん:03/07/13 16:34
222 名前:無名草子さん[] 投稿日:2003/07/13(日) 01:42
http://members.tripod.co.jp/shirohata1180/ikemiya.html

池宮「平家」検証サイト。

223 名前:無名草子さん[] 投稿日:2003/07/13(日) 01:49
http://kuroneko-y.hp.infoseek.co.jp/ikemiya.html

こちらも池宮検証サイト。
12047:03/07/14 12:03
岳宏一郎「群雲、関ヶ原へ」を無事購入しました。
>>58さん、ありがとう。
今読んでます。司馬「関ヶ原」より断然おもしろい。
分厚い上下巻だけど全然苦にならないです。
121無名草子さん:03/07/14 18:09
隆慶一郎「死ぬことと見つけたり」で時代小説にハマりました。
佐賀から東京への帰りの暇つぶしにと駅前の書店に立ち寄ったら
一番目立つところに平積みでした(新刊じゃないのに・・)
まあ、佐賀土産と思って買って読み始めたら面白くて
新幹線の車中で上下巻いっきに読んでしまいました。
著者、亡くなってしまい完結していなかったのは残念ですが 
122無名草子さん:03/07/15 06:58
峰隆一郎を読んで時代小説に・・・って人はいないよね?
123壬生義士伝:03/07/15 07:49
友達が浅○次郎の講演会へいって、終了時に他の参加者たちとサインお願いしたら拒否されたって。「今日はサイン会じゃないから」とかいって さっさと帰ってしまったとか。
心のせまい香具師だなーー
124山崎 渉:03/07/15 11:19

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
125無名草子さん:03/07/15 14:28
>>123
人間誰でも売れると傲慢になるんだよ
でもまあその友人も図々しいというかマナーをわきまえない奴だね
126無名草子さん:03/07/15 17:27
講演会の時って、サイン本売ってない?
127無名草子さん:03/07/15 19:14
>>122

       (  _,, -''"      ',             __.__       ____
   ハ   ( l         ',____,、      (:::} l l l ,}      /      \
   ハ   ( .',         ト───‐'      l::l ̄ ̄l     l        │
   ハ   (  .',         |              l::|二二l     |  ハ こ  |
       ( /ィ         h         , '´ ̄ ̄ ̄`ヽ   |  ハ や │
⌒⌒⌒ヽ(⌒ヽ/ ',         l.l         ,'  r──―‐tl.   |  ハ つ │
        ̄   ',       fllJ.        { r' ー-、ノ ,r‐l    |  ! め │
            ヾ     ル'ノ |ll       ,-l l ´~~ ‐ l~`ト,.  l        |
             〉vw'レハノ   l.lll       ヽl l ',   ,_ ! ,'ノ   ヽ  ____/
             l_,,, =====、_ !'lll       .ハ. l  r'"__゙,,`l|     )ノ
          _,,ノ※※※※※`ー,,,       / lヽノ ´'ー'´ハ
       -‐'"´ ヽ※※※※※_,, -''"`''ー-、 _,へ,_', ヽ,,二,,/ .l
              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       `''ー-、 l      ト、へ
12848:03/07/15 21:06
>>120

あれは傑作ですよね。三成にしても家康にしても
陰影にとんだ人物造形がなんとも秀逸でした。

どうして新潮社は品切れのまま放置しておくのか、
理解に苦しみます。ぜひ増刷して欲しいものです。
129無名草子さん:03/07/16 12:39
言われてみて気づいたんだが、たしかに峰と隆は
同じコーナー(歴史・時代小説)にごっちゃにして
置いてあるねえ。「ら行」ではなく「ま行」の棚に。
130無名草子さん:03/07/16 20:57
子母沢寛と子母沢類、南條範夫と南原幹夫も微妙。
131無名草子さん:03/07/17 00:38
>>130
>南條範夫と南原幹夫

ううむ、確かに区別がついていない。すみませぬが、
作風の違いなんぞをご説明いただけないでせうか?
132無名草子さん:03/07/17 00:47
司馬遼太郎と池宮彰一郎・・・
133無名草子さん:03/07/17 00:58
それはチト違うのでは・・・
134無名草子さん:03/07/17 00:59
ついでに言えば、スレ違いのような・・・
135無名草子さん:03/07/17 01:48
>>131
家に南條2冊、南原1冊しかないので、断定できませんが、
南條「武道の系譜 日本剣士伝」「おのれ筑前、我敗れたり」(共に文春)を読む限り、史伝系の作家さんのようです。
前者は各流派の成り立ちや、流祖から近代の達人の逸話を紹介した読み物です。
後者は、戦国時代の武将、それも恵まれない最後を迎えた武将ばかり集めた短編集です。斎藤道三・滝川一益・丹羽長秀など。
海音寺潮五郎ぽい人でしょうか。明治41年生まれって・・・

南原「百万石太平記」(新潮)
これは、加賀前田家を潰そうと企む幕府と、それに立ち向かう前田利長と隠密たちの暗闘を描いたものです。
伝奇系の作品ですが、単に荒唐無稽なわけでなく、史実を下書きにしているところは安部龍太郎や隆慶一郎
の作風に通ずるものがあると思います。

うーむ、要領のえん事ツラツラかいてすまん。
136131:03/07/17 01:51
>>135
詳細な情報をご提供くださいまして
どうもありがとうございました。
どちらも面白そうですね。
137無名草子さん:03/07/17 02:27
歴史・時代小説板がないということは、
やはり大衆小説のジャンルとして
衰退しているということなんでしょうか?

結構固定客は居ると思うのですけどね・・・
本の売れ行きなどはどうなんでしょうか?
138無名草子さん:03/07/17 21:35
南條範夫はいいよ。特に短編がいい。「おのれ筑前、我敗れたり」は
今入手可能な南條作品の中で一番おすすめ。
139無名草子さん:03/07/17 21:41
高橋直樹の闇の松明すごくよかった
この人は現役時代小説作家の中だとトップクラスだろう
140無名草子さん:03/07/18 23:15
>>139
ほかにトップクラスにはどんな人がいるの?
141無名草子さん:03/07/19 00:23
>>140
宇江佐真理、、やや多作過ぎかもしれないけど、一定レベル以上の水準を
保ってると思う。もっと数をしぼって、代表作になるような長編を書いて!
宮本昌孝、同上。多作じゃないけど。
142無名草子さん:03/07/19 00:34
>>141
宮本昌孝って「旗本花咲男」とか書いてなかった?
143141:03/07/19 00:46
>>142
`91年・早川文庫ですね。知らなかった〜。
「茶乙女留主水之介」って・・・注文してみようっと。
今、アマゾンで検索したんですが、寡作というほどでもなかったな。

144142:03/07/19 10:49
>>143

うる覚えですけど、まだあまり売れてない頃は
いろいろ変なもんを書いていたような記憶が・・・

でも今では一流の作家ですよね。
145142:03/07/19 10:56
こんなのもあったよ。
いろいろ下積みの苦労もしてたみだいだなあ。

マルコ・ポーロの大りょこう
(名作ドラマシリーズ)
著者:
石津 嵐著
宮本 昌孝著
\680
出版:朝日ソノラマ
サイズ:A5判 / 154p
発行年月:1979.6
利用対象: 小学1−2年生  小学3−4年生
146無名草子さん:03/07/19 12:17
宮本昌孝?有名なの?
あまり聞かないけど
147無名草子さん:03/07/19 12:36
>>146
あなたは、山本一力でも読んでれば?有名だろうからさ。
・・・という意地悪を言ってゴメソ。
「 剣豪将軍義輝」「藩校早春賦」等がおすすめです。




148無名草子さん:03/07/19 14:45
>>147
何様だよテメーは・・・

149無名草子さん:03/07/19 20:05
>>146
まあ、怒んないでよ。
Googleで1,120件ヒットという程度には有名。
んで、作品の評判は上々みたい。
150無名草子さん:03/07/20 11:25
山本一力はトップクラスではない、でFA?
151無名草子さん:03/07/20 13:41
黒岩重吾の古代モノみんな読んじまったんだけど、
他にこの時代おもしろく書いてる人っている?
152無名草子さん:03/07/20 13:57
>>137
2ちゃんねると購買層がかぶるかくらいのことは
思いつかない?
そもそもその「結構」ってのはどっからきてるの?
153無名草子さん:03/07/21 12:12
>>152
マターリといこうよ。
154無名草子さん:03/07/21 22:00
煽って、賺して、騙って、自演。
155無名草子さん:03/07/21 22:34
そういうお前は屁のような……
156無名草子さん:03/07/28 14:32
宇江佐真理「玄冶店の女」幻冬舎`03・5¥1680読了
しみじみとした味わいの連作短編が8編でちょっとした長、中編に
なってる。ただ、文章も描写も良いだけに、主人公の心情が
あっさりしすぎかな。淡々とした表現が好きな向きにはとてもいい。
市井もので、女性同士のこまやかな友情、つきあいも(・∀・)イイ!!
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
158無名草子さん:03/08/02 16:24
海坂藩って、なんて読めばいいの?うなざか?うみさか?
159無名草子さん:03/08/02 20:22
>>158
「うなさか」らしい。
「海坂書房」という時代小説専門の古本屋がある。
ttp://plaza14.mbn.or.jp/~unasaka/index.html
160無名草子さん:03/08/03 13:52
周平スレも誰か書き込んでやれよ(俺以外で)
161無名草子さん:03/08/03 15:37
>159
これはかたじけない。おもしろそうな古書店ですね。
162無名草子さん:03/08/05 23:24
牛島萬右衛門moe
163無名草子さん:03/08/06 20:45
楠木正成を題材にした小説で面白いのないですか?
164無名草子さん:03/08/06 20:56
北方の楠木正成
165無名草子さん:03/08/10 09:16
剣客商売を読んでいると、昼間っから飲みたくなって困る。
結局飲むんだけど。
166_:03/08/10 09:23
167無名草子さん:03/08/11 11:28
>>164
悪党が素材になってるんですか?それとも忠臣?
168無名草子さん:03/08/11 16:08
なんかまた新撰組が始まるそうで・・・
実はさぁ結構いい年なんだけど
新撰組って何かしらないんだよねぇ・・・
超初心者が読んで分かる新撰組の小説を紹介してくらサイ
今になってやっと
なんか面白そうと思い出したのれす
169無名草子さん:03/08/12 00:28
>>168

とりあえず、司馬遼太郎の「燃えよ剣」とか
170無名草子さん:03/08/12 07:07
>168
子母澤寛の新選組三部作
『新選組始末記』『新選組遺聞』『新選組物語』

小説とはちょいと違うが。
171無名草子さん:03/08/12 12:12
俺昔新撰組だったけどなんか聞きたいことある?
172無名草子さん:03/08/12 17:58
>171さん
ほんとですか!?
173無名草子さん:03/08/12 18:51
>171
ジャニーズの新撰組ですか?ジャニーさんはやっぱり衆道なんですか?
174無名草子さん:03/08/13 01:17
むろん、オムロン (古すぎ)
175無名草子さん:03/08/13 12:42
>>168
「沖田総司哀歌」あまり人に教えてない私の大好きな本です。
明日誕生日なんで買いに行ってきます。
176無名草子さん:03/08/13 22:11
戸部新十郎さんがお亡くなりになりました。
つつしんで故人のご冥福をお祈りいたします。
177無名草子さん:03/08/13 22:25
戸部先生のご逝去、まことに残念です。糖尿で片足切断しながらも、
創作意欲は衰えていなかったのに…
178無名草子さん:03/08/13 23:43
「剣風一颯、ふたたび還ることはない」
大好きな文句でした。
戸部新十郎先生のご冥福をお祈りいたします。
179無名草子さん:03/08/13 23:58
この人ほど円熟という言葉がふさわしい作家は
そうざらにはいないでしょう。
晩年の作品群はいずれも高い境地を示す傑作
ぞろいでした。
ご冥福をお祈りいたします。
180無名草子さん:03/08/15 16:28
>>168 司馬の「新撰組血風録」と福田の「新撰組の哲学」が酔い
181無名草子さん:03/08/15 19:16
あと10年もすればめぼしい歴史時代小説作家殆ど逝きそうだな
182山崎 渉:03/08/15 21:34
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
183山崎 渉:03/08/15 23:23
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
184168:03/08/18 17:27
司馬遼太郎の「燃えよ剣」
子母澤寛の『新選組始末記』『新選組遺聞』『新選組物語』
司馬の「新撰組血風録」と福田の「新撰組の哲学」

まじ歴史良くわかんないんだよねぇ・・・
難しそうだけどがんばりまぷ!

>>170
それって小説じゃなくて、何でせうか?
教科書みたいなかんじ?

>>175
作者をお教えくだされ
185無名草子さん:03/08/20 03:10
「黒龍の柩」、新撰組小説の異端だね。
個人的には、非常に面白かったけど。
186無名草子さん:03/08/20 08:40
>184
『新選組始末記』『新選組遺聞』
・研究書として著した物です。
『新選組物語』
・これは小説です。
双方共に読み易く面白いと思います。

『新選組の哲学』福田定良著も手元に有りました。
皆、中公文庫から出版されています。
187175:03/08/22 16:39
『沖田総司哀歌』 森満喜子 著
ですよ〜。小説です。
研究所やその他小説いっぱい出てますから是非読んでみて下さいね。

188無名草子さん:03/08/22 22:17
司馬遼の「燃えよ剣」が最高だよ。 
  「黒龍の柩」、は池田屋からじゃないんですか。
189無名草子さん:03/08/22 23:13
池波正太郎「近藤勇白書」(角川) 近藤勇
        「幕末新選組」(文春) 永倉新八
中村彰彦「明治無頼伝」(角川) 斎藤一

幹部連は出揃ったかな。
ところで、尾形俊太郎という人のその後はどうなったんでしょう?

あとこんなのも
中村彰彦「新選組全史 幕末・京都編 戊辰・函館編」(角川) 子母沢三部作が素っ気無くなった感じ。
黒鉄ヒロシ「新選組」(PHP) 主に子母沢を下書きにした漫画。わかり易くて面白かったです。
190無名草子さん:03/08/26 15:32
>>188
「黒龍の柩」では、山南敬助がよかったですよ。
191無名草子さん:03/08/31 15:53
age
192無名草子さん:03/09/04 18:29
「紀文大尽舞」米村圭伍・新潮社'03/8・\1890読了
面白かったけど、冗長すぎ。3分の2に刈り込めば
傑作になる。随所で笑わせてくれるのは、もう期待通り。
ヒロインが大食いで肥満体っつーのも気に入ったけど
ここはひとつ、顔は美人にしてほしかったところだ。
193無名草子さん:03/09/04 19:56
>>192
お、情報サンクス。
米村圭吾、新作出したんだ。知らなかった。
さっそく買ってきます。
194193:03/09/04 19:58
名前、ちがうやん。
米村圭伍だよぉ(涙
195無名草子さん:03/09/10 02:14
隆慶一郎の影武者徳川家康はかなり面白いと思いました。
池波&山本はなんとなく肌に合わない感じでしたねー。
一時期は司馬にはまりまくってましたが・・・

隆慶一郎のここでの評価は如何ですか?
196無名草子さん:03/09/10 10:04
>>195
隆慶一郎、イイですよね。作者はとうに亡くなっていますが、漫画から
(『花の慶次』だっけ)原作に流入してくる若い読者が一定数いると
思うと、私のような年寄りにもうれしいものです。惜しむらくは、
未完の小説を完成してほしかったことだけですね。
197sage:03/09/10 12:36
御意!
198無名草子さん:03/09/10 12:39
まちがえて上げてしまった。スマソ
199195:03/09/10 18:50
>>196
俺は漫画から流入したのではなく、一時期時代小説にはまってた
時期になんとなく選んで、見つけたんです。
始めはとりあえず司馬作品を殆ど読んで、次に吉川栄治、
で隆慶一郎の小説を見つけたんです。
ほんとに早くお亡くなりになったのが残念・・・
200無名草子さん:03/09/11 00:02
>>199
代わりに岳宏一郎を読みましょう。
経歴が似てるんだよね。
201無名草子さん:03/09/11 01:27
めでたく201げっと
202無名草子さん:03/09/11 02:09
山本周五郎の文庫で新潮記だけ書店にないのはなぜでしょうか?
203無名草子さん:03/09/13 23:53
戸部新十郎「秘剣虎乱」読了
表題作は藤沢周平の隠し剣シリーズみたいな
話だったな。
何はともあれ堪能いたしました。
遺作は出ないのかな?
204無名草子さん:03/09/16 12:01
南條範夫がおもしろい。
しかし、殆ど絶版・・・
古本屋で探して読んでる。
205無名草子さん:03/09/16 13:08
海音寺潮五郎。
いっぱい絶版。
おいらも古本屋でさがしてる。
「平将門」最強
206無名草子さん:03/09/16 17:00
>>195
はじめてこのスレをのぞいたら隆慶一郎の名前を見つけて感激!
月曜日まで東京宝塚劇場で上演されていた「野風の笛」を見て
原作の「捨て童子・松平忠輝」を読んだ時代小説初心者です。
3巻もあって読むのが大変そうと思っていたのに、面白くて
一気に読んでしまいました。
(劇では「大坂城最期の宴」のシーンが良かった〜・゚・(ノД‘)・゚・)
家康にとても興味を持ったのですが、「影武者徳川家康」って面白そうですね。
先に山岡荘八の「徳川家康」を読んでからにしようか迷います。
207無名草子さん:03/09/17 00:13
>山岡荘八の「徳川家康」

全巻、家に持ってた奴は何人もいたが、
読み通した奴をかつて一人も知らない。
あれは、ジジィが子孫に読めといいつつ残したが
子孫も自分で読まずに、そのまた子孫に読めと受け継いでいく
一族の宝みたいな本なのだと思いまつ。
208無名草子さん:03/09/17 09:43
漏れは小説買ってないけど横山光輝にお世話になりますた。
あんまり覚えてないが
209無名草子さん:03/09/17 13:57
>>207
でも全巻読んで損は無い
文中の会話は山岡の腹話術だし、
人間観を投影しすぎの人物描写もほめられないが
戦争経験と漢文の素養が作品に厚みをもたらす

通史や論文を読んだほうがマシに思える矮小な人物しか登場しない
「史実っぽい小説」(一部のね)よりは
はるかに楽しめると思う
もちろん大衆小説としてだけど

210206:03/09/17 17:40
ネットで調べたら、文庫で26巻もあるんですね・・・。読めるか?<自分

宝塚で家康役だった人の、「中学生の時に山岡荘八の徳川家康を読んで
家康に興味を持ち、色々と読み漁った」というコメントを読み、
私もまずそれを読んでみようかと思ったのですが。

恥ずかしながら歴史に詳しくないので読むのに時間がかかるんです。
姻戚関係とか複雑だし、地名も昔の地名がでてくるし、
一週間一冊ペースで半年かかるかも。(;´ー`)。oO
でも読み終わった頃には歴史通(時代限定)になれるかも?
211_:03/09/17 19:07
age
212無名草子さん:03/09/18 20:12
「武家用心集」乙川優三郎・集英社・'03/8・¥1575読了
ここ3年書き溜めた短編八編を納めた短編集。
うーーーん、高レベルは保持してるけど、なぜか物足りない・・・
余韻を残す、と、もうちょっとその後を書いてくれ、のせめぎ合いか。
213無名草子さん:03/09/18 20:42
>>212
なるほど・・・参考になりました。
214無名草子さん:03/09/18 22:32
>>212
乙川はそれが味。
215無名草子さん:03/09/19 21:27
南條範夫氏はまだまだ健在ですね。1908年生まれだから御年95歳ですか。
この年代の作家としては最長老なのでは?ますますのご活躍を期待したいです。
216無名草子さん:03/09/20 01:43
ほんとに作家として健在なの?
ただ生きてるというだけじゃなくて?
「ますますのご活躍」が期待できる状態なの?
217無名草子さん:03/09/20 11:30
口を慎しめ
218無名草子さん:03/09/20 11:31
○ 慎め
219無名草子さん:03/09/24 22:23
作家としても健在だよ
220無名草子さん:03/09/25 00:32
つまらん冗談はよせ。
221無名草子さん:03/09/26 19:01
柴田練三郎「剣は知っていた」読みました。
めっちゃ面白かったです!
こーゆー伝奇ものに目がないんですよ(ヤマフーやリューケー大好きだし)。
シバレンでほかにおすすめは何ですか?
222無名草子さん:03/09/27 14:08
>>221
シバレン(・∀・)イイ!よね。漏れも好きでつ。
三部作の「美男城」「孤剣は折れず」とかは?
あと「運命峠」も面白いでつ。
223無名草子さん:03/09/27 16:53
>>221
「御家人斬九郎」を読んで一緒に脱力しましょう。
224無名草子さん:03/09/28 12:32
>>210
俺いま、山岡家康読んでるけど、読みやすくて面白いよ。
巻頭に地図と家系図があるので、参考になるとおもう。
225無名草子さん:03/10/02 23:05
神坂次郎はどうでしょう
226無名草子さん:03/10/03 01:13
227無名草子さん:03/10/06 03:40
>>206
捨て童子〜は影武者〜と同じ世界なんじゃなかったかな
家康が影武者で秀忠が悪役の
228無名草子さん:03/10/06 03:51
>>24
宮本昌孝だと「青嵐の馬」かな
このなかの「紅蓮の狼」に出てくる甲斐姫さま萌え



ところで誰か「呉・三国志」って読んでる人いる?
漏れは初めて三国志物を通しで読むのはこれが初めてなんで偏ってそうだw
229無名草子さん:03/10/06 08:14
読みましたよ。三国志フェチなので、正史から漫画まで読んでます。
賛否両論あるけれど、北方三国志がお薦めです。
人が立ち上がってきます。死ぬ場面もいいですね。
ほかのものほど、呉を悪く書いてはありません。
呉・三国志は、資料的に呉に詳しいけれど、
物語のダイナミズムにはちょっと欠けたかな、と言う気がしました。
230無名草子さん:03/10/06 08:40
>>228
知ってるかも知れないけど「呉・三国志」のスレ
漏れは買おうかと思ってたけどやめますた。

【閑話休題】呉・三国志【ミッドウェー】
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1064240294/l50
231無名草子さん:03/10/07 00:46
>>229
>呉・三国志は、資料的に呉に詳しいけれど、 物語のダイナミズムにはちょっと欠けたかな、と言う気がしました。

まぁ、伴野朗はだいたいどれもそうです(w
『孔明死せず』というのもありましたね。
232無名草子さん:03/10/07 01:31
伊達正宗の小説では何がオススメですか?
面白いの教えてちょんまげ
233無名草子さん:03/10/07 03:38
>>229
北方三国志は、確かに面白かったですよ。
文庫13巻を10日で読みました。早く読むともったいないと思いながら、引き込まれるんですね。
234無名草子さん:03/10/08 07:15
隆慶一郎の「吉原御免状」。
泣きました。

時代小説は司馬しか読んだことがなかったのですが、
物語として感動できる作家は他に誰が居ますか?
初心者にご教授お願いします。
235無名草子さん:03/10/08 07:21
このスレに出ているのを全部読め。
236無名草子さん:03/10/08 07:35
正座で足が痺れた人は、

 永井 義男「鮮魚師(なまし)」なんかが楽しいよ。

 銚子から魚を江戸に運ぶ話や、肥え運びの話。
237無名草子さん:03/10/08 09:14
>>234
とりあえず続編の「かくれ里苦界行」
238無名草子さん:03/10/08 12:13
現役でいうと佐藤雅美と白石一郎かな。ふたりのあいだに脈略ないけど。
239無名草子さん:03/10/08 12:27
吉村昭は個人的に好きだけど
皆さんの評価はどうですか?
240無名草子さん:03/10/08 14:23
吉村昭…小説というより読みやすい歴史資料つう幹事がしないでもない。
現在「落日の宴−勘定奉行川路聖謨」読んでます。
「生麦事件」も「間宮林蔵」も読みましたが北方の「林蔵の貌」とはジャンル
が違う(w ま、好きで読んでるんですけどね

北方の「草莽枯れ行く」読了、素直に泣けた。
241239:03/10/08 15:26
>>240
そうですか。個人的にはあの淡々とした
語り口がすきなんですけどね
どう受け取るかは読者次第、という印象があります
逆に北方は物語上あえてそうしてるんでしょうが
コイツはこういう人物なんだ的な作者の意識が
強いところが少し苦手です


まあ好みもいろいろですね

242240:03/10/08 16:06
>241
扱う人物にもよるかもね。
氏のいうところの「淡々とした語り口」は、今読んでる
「落日の宴−勘定奉行川路聖謨」にはマッチしていて
よろしいかと思ってますです。
243無名草子さん:03/10/12 00:17
群雲、関ヶ原へ 岳宏一郎と
影武者徳川家康 隆慶一郎

どっちが面白いですか?
244無名草子さん:03/10/13 13:10
北方氏は面白いと思うけど、
漏れにはあの文体が合わない。
残念だ。
245無名草子さん:03/10/14 01:30
>>243
私の趣味から言えば、クールな分だけ岳の叙述に共感する・・・
246無名草子さん:03/10/14 22:04
ここでの津本陽に対する評価はどんなモノだろうか。
下天を読んだが、以前読んだ山岡荘八の織田信長に比べて
必要以上に英雄扱いしていない。
山岡が現代の価値観に合わせて信長を祭り上げているのに対し
物語としてドラマチックに語ることはないが、より史料に忠実な
作品のような気がする。
物語よりも、歴史の事実を知りたい場合、司馬寮よりもマシな
作家と思ったが如何なモノか。
247無名草子さん:03/10/14 22:40
>>246
釣りだろうか?
武功夜話については何も言うまい
山岡「信長」については
「英雄扱い」などしていないし、
「現代の価値観」では書かれていない。
248無名草子さん:03/10/14 23:09
>>247
信長の<カブキ>は、山岡の本だと世を欺く信長の戦略のように
書かれてあったが、信長の天然と考えたほうが自然だと思う。
信長の残忍性についてはあまり触れてない。
愛妻家としても描かれている。
現代の価値観で、受け居られるような英雄像として描いたような
印象を受けた。

>武功夜話については何も言うまい

武功夜話は偽物説のお立場か?
249無名草子さん:03/10/15 01:56
小説なんかで歴史の事実を知ろうとしてんじゃねーよ。
250無名草子さん:03/10/15 02:13
>>244
俺には、これまでの時代小説から脱却したと感じられる北方氏の文体が、
たまらないほどの快感だったんだが。
作品の中で、史観を直接語ったり、歴史の解釈をしていないのも好感が持てた。
いかにも小説らしいと思ったよ。
いまは、水滸伝の新刊が待ち遠しい。
251無名草子さん:03/10/15 09:51
>>250
一連の南北朝物は、確かに画期的で評価に値すると思う。
戦国や江戸ばかりでなく、この時代をほかの作家も書いてくれないかな。
252無名草子さん:03/10/16 10:26
>>249
知障の方ですか?
253無名草子さん:03/10/16 21:51
類似スレ防止Age
254無名草子さん:03/10/17 20:48
>>243
なんで話の中身が全然違うのに比べられるんだ…
255無名草子さん:03/10/18 00:05
>>254
共通点はあるだろうが。
256無名草子さん:03/10/19 13:04
高杉晋作のことをよく知りたいんだけどなにか良い小説あります?
257無名草子さん:03/10/19 16:09
史実知りたいなら小説じゃないほうがよいかと。
258無名草子さん:03/10/19 17:21
生きている所を読んでみたいんだろう?
そういう気持ち、わからんか?
259無名草子さん:03/10/19 18:25
>生きている所を読んでみたいんだろう?
いえ、ちがいます。
260無名草子さん:03/10/19 19:49
エエー!フォローした人の立場はどうなる。。。
261無名草子さん:03/10/19 20:05
またくだ 司馬遼の世に棲む日日でもよんでろや
262無名草子さん:03/10/19 20:25
悲惨な>>258を晒しAge
263無名草子さん:03/10/20 00:03
まあ微笑ましいからスルーしてやれ
264無名草子さん:03/10/20 00:21
>258みたいな人ってたまーにいるよね
265無名草子さん:03/10/20 10:18
なんか、粘着が自作自演してるな。ああ、うっとうしい…
266無名草子さん:03/10/20 13:05
>>258=>>259->>264ってこと?
んなバカなw
267無名草子さん:03/10/20 15:16
>>266
>>262=>>263=>>264
バカはアンタw
268無名草子さん:03/10/20 15:48
いちいち自作自演とかいうなよな。
初心者が得意げによくいうけど、スレをつまらなくするだけだし、
証拠もないんだからいってのしょうがないでしょ?
空気が悪くなるだけなんだからさ。
煽りたいなら他の板にいってやってよ。
板の空気ぐらい読めるようになってよ。
269無名草子さん:03/10/20 18:03
258=265=267
270無名草子さん:03/10/20 19:52
>>268
オマエも空気嫁
271256:03/10/20 21:36
!!
>>259は俺じゃないですよw

聞きかたが悪かったかも、小説を最近よみ始めたもので・・
前から興味あった高杉晋作の小説を読んでみたかったんです
272無名草子さん:03/10/21 01:49
258=265=267=270
273無名草子さん:03/10/21 11:39
歴史小説系のスレに限って粘着ヴァカがいるこの板。
274無名草子さん:03/10/21 16:33
258=265=267=270=273
275無名草子さん:03/10/21 18:32
正直、>>273>>274のお二人とも粘着だと思うのは私だけ?
荒れるだけだから二人とももうこのスレに来ないでね。
276無名草子さん:03/10/21 18:45
>>271さん
定番ですが、山岡荘八「高杉晋作 全三巻」(講談社文庫)。

好き嫌いが分かれると思いますが、直木賞作家三好徹の「高杉晋作」なんてどうでしょ?
学研M文庫から出てます。

277無名草子さん:03/10/21 21:00
>>249がそもそも悪い。ついで>>254か。同一人物かも試練。
>>268もついでに逝ってくれ。文章から推して最低のバカだな。
278無名草子さん:03/10/21 21:12
258=265=267=270=273=277
279無名草子さん:03/10/21 21:20
>>277>>252>>255>>258
俺も粘着だけど、おまえも相当粘着だなw
つーか、おまえは突っ込みのレスばっかりでまともなレスしてねーじゃんw
おれもなw
280無名草子さん:03/10/22 00:26
>>275
ほっときゃふたりともいなくなると思われ。
それまでの辛抱。
281無名草子さん:03/10/22 00:52
>>279
あんた、暇そうだねぇ……
282無名草子さん:03/10/22 00:55
>>280
辛抱なぞしとらんでとっとと書き込めばよかろうに(W
283無名草子さん:03/10/22 01:07
みなさん放置で。
284無名草子さん:03/10/23 21:23
若手の女流作家は江戸時代の小説ばっかだねえ。
285無名草子さん:03/10/23 21:39
馬鹿二匹はどっかいったよ。
みんなでておいでー
286無名草子さん:03/10/23 22:27




毎年、約1万組の日韓結婚。
それに伴なう朝鮮化した混血児。
年間、日本の新生児約100万人のうち、
約1〜2万人の新生児に
容赦の無い朝鮮人の血が流し込まれている。

また、韓国朝鮮人の帰化が年間約1万人も!



287無名草子さん:03/10/26 00:31
司馬遼太郎 司馬主観を駆使。面白くてためになる日本人の教科書。
海音寺潮五郎 時代考証に強く漢字にも強い史伝作家。
吉村昭   徹底した資料に裏付けられたノンフィクション的作風。
藤沢周平 暖かい人間像が得意で、読後感の良さを誇る。初期作は暗い。
白石一郎 海洋時代小説の第一人者だが、なにげに情けない人間を造形するのが得意。
陳舜臣 中国史の開拓者。重要な役どころに空想の人物が配される。
宮城谷昌光 殷を書くために亀甲文字からはじめた。まさに漢字の鬼。
288無名草子さん:03/10/26 12:06
>>287
したり顔で何を書いてるんだ、このバカは?
289無名草子さん:03/10/26 12:06
無能なアフォが偉そうに他人を評価するなよ。
290無名草子さん:03/10/26 12:27
たまにカキコあったかとおもったらこれかよ
291無名草子さん:03/10/26 16:16
もし287が厨房夏侯楙ぐらいなら
バカとかあほとか言われるほどひどくはないと思うけど
司馬については皮肉なのかもね
292無名草子さん:03/10/26 16:23
司馬史観といわず司馬主観とするあたり皮肉なのかも
多分違うと思うけど
293無名草子さん:03/10/26 17:48
歴史好きの悪いところがでているなぁ。
鷹揚に鷹揚に。
294無名草子さん:03/10/27 13:40
北方謙三「三国志」13巻を読み終えたんだが、
予想以上に読ませたね。
なにか新発見をしたみたいで、嬉しい気分。
295無名草子さん:03/10/27 23:29
>>294
具体的に頼むぜ
296無名草子さん:03/10/28 02:14
294
呂布の描き方が秀逸だった。
どんな風に秀逸だったかは、読んでもらうしかないが、
登場人物がみんな立ち上がっていて、心を打つ存在が多かった。
人の死も切なく、主要な登場人物が死ぬたびに茫然としたよ。
戦の描写も、リアリティに溢れていた。
不満は、ある人物の死で結末を迎えるところで、
蜀の滅亡まで書かれていないこと。
すでに文庫化されているものを買ったんだが、すごく得をした気分になった。
297無名草子さん:03/10/28 03:11
おまえはあれだな、
北方三国志なんか読んでる暇があったら
日本語のお勉強しなきゃならんな
298無名草子さん:03/10/28 11:52
>>296
私も、北方三国志は面白く読みましたよ。
ハードカバーの発刊に合わせて買っていたので、待ち遠しかったものです。
それでも2ヶ月に一冊の刊行だったのですよ。
完結してから読み直しましたが、充分に再読に耐えました。
299無名草子さん:03/10/29 22:42
こういうレポートは参考になるな。
読みたくなる。
300無名草子さん:03/10/30 11:16
北方の「三国志」は通俗や思想、観念なんかがすっ飛ばされて
作者の価値観で書かれてる、って感じ。
”歴史”小説、ってところまではいってないんでないかな。
あからさまな泣き演出とか、もう見てらんないって思った。
301無名草子さん:03/10/30 11:45
あー、また歴史小説の定義を間違えてる人がいるよw
302無名草子さん:03/10/30 15:08
空気読まずにすまんが、土蔵の中に首を吊っている商人風の幽霊、神様?
が出てくる短編、誰の作品で何に収録されているか誰か知らない?

奉公がつらくて自殺しようとする、丁稚を励ますんだけど
なかなかイイ話だったんだよ。
303無名草子さん:03/10/30 15:33
>>302
宮部みゆきが書きそうだが・・・・
304無名草子さん:03/10/30 16:33
>>303
そうか宮部か、探してみる
サンクス
305303:03/10/30 16:40
>>304
確認してきた。
幻色江戸ごよみの第九話、「首吊り御本尊」だと思う。
306無名草子さん:03/10/30 21:59
>>301
300じゃないけど「歴史小説の定義」を教えてください
万人を納得させ得る卓見をぜひ教授願います
307無名草子さん:03/10/30 22:28
歴史っぽいこと。
308無名草子さん:03/10/31 02:06
森鴎外が定義しとるね
309無名草子さん:03/10/31 11:45
>>301
>>306と一緒で、自分も興味あるな
310無名草子さん:03/10/31 12:00
>>308
なんだっけ、「歴史そのままに」だっけ?
311無名草子さん:03/10/31 20:59
塩野七生:ローマ人の物語・・・司馬遼太郎:坂の上の雲
藤沢周平:密某・・・陳舜臣:阿片戦争・・・山本周五郎:樅の木は残った
・・・みんな面白かった。
 いろいろ読んだけど、そろそろネタ切れ。あと、何かないかな。
312306:03/10/31 22:23
>>301
そろそろおねがいします
313無名草子さん:03/11/01 02:09
もうちょっと引っ張るよ
314無名草子さん:03/11/01 04:28
また北方ネタだけど、新作が意外にいい。
「杖下に死す」
大塩平八郎の乱だが、平八郎の視点で描いたものではなかった。
読んでると、権力の不気味さが伝わってくる。
しかしよく書くね、この人。
315無名草子さん:03/11/01 14:48
「明治ちぎれ雲」平山壽三郎・講談社・'03/9¥1680読了
貧乏御家人の次男が、幕府瓦解、明治維新、を妻と
くぐり抜け、極貧から、牛鍋屋で大成功していく物語を
男女の間柄の機微をからめて綴った作品。佳品といえなくもないが、
私の好みではなかった・・・・
316無名草子さん:03/11/01 18:34
20代に司遼を読んで「日本人も捨てたもんじゃない」と思い
30代後半からで北方を読み「くたばりぞこないのじじいや、
口先だけでカラッキシ覇気のない団塊の世代など無視して漢らしく
生きるぞ!」と奮い立ち、40になって宮城谷を読みながら
「今のありようは、紀元前から変わってねぇんじゃねえか」
と萎えている単純に過ぎる自分が悲しい…

今、ウイークデイの通勤時に宮城谷、家族と過ごす週末は藤沢を
読みながらシミジミしておりますが…何かお勧めの本あります w
317無名草子さん:03/11/01 22:01
縛れん読んで、枯れちまった自分を恥じてれば?
318無名草子さん:03/11/01 22:01
司馬とか北方とか面白い読み物で歴史を語る馬鹿が跋扈することが、
この国の不幸だな。
319無名草子さん:03/11/02 14:36
・・・と、馬鹿が言ってるよ。
320無名草子さん:03/11/03 00:29
エロイ時代小説のお勧め作品おしえてください。
321無名草子さん:03/11/03 00:59
>>320
とりあえず峰隆一郎を読んで「果てる」と一言のたもうてくだしゃれ
322無名草子さん:03/11/04 13:05
>>314
読みました。歴史小説作家としても評価できますね。
323無名草子さん:03/11/04 16:27
「黒く塗れ」宇江佐真理・文藝春秋'03/9¥1600読了
髪結い伊三次捕物余話・このシリーズは読んではいたけど、
前の話を忘れたりしてたので、単独よりは愛読者向け。
自分はもう読まなくてもいいや。捕物帖ミステリとしては、
第一話の「蓮華往生」の殺人トリックは無理があるし、
読んでて、気持ち悪くなった。
324無名草子さん:03/11/04 21:48
鎌倉幕府ものっていうのかな、源平合戦でない鎌倉時代ものでおすすめは?

やっぱり海音寺の「蒙古」あたりになっちゃうのか?
325無名草子さん:03/11/04 23:39
太宰の『右大臣実朝』とか、、、。
326無名草子さん:03/11/04 23:46
高橋直樹「鎌倉擾乱」
327無名草子さん:03/11/05 01:28
>>326に同意。
328無名草子さん:03/11/05 01:34
高橋直樹、評判良いなぁ・・・
329無名草子さん:03/11/05 07:21
北方氏、藤原純友の新聞連載はじめたね。
「絶海にあらず」というタイトル。
この人の、時代への挑戦の姿勢、私は買います。
330無名草子さん:03/11/05 10:15
高橋直樹といえば、虚空伝説。
331303:03/11/05 21:21
>>330
ツナグとかいったっけか。
あの死なない主人公。
332無名草子さん:03/11/05 21:25
高橋直樹の「闇の松明」はいいぞ。戦国物の短編集だ
333無名草子さん:03/11/05 21:40
324っす
太宰と高橋直樹読んでみます
どうもでした
334無名草子さん:03/11/05 22:52
【報道】TBS「サンデーモーニング」 石原都知事の日韓併合発言編集捏造騒動で「ジャスト」で謝罪★4
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1068036370/

 TBSは情報番組「サンデーモーニング」で、日韓併合に関する
石原慎太郎・東京都知事の発言に誤った字幕をつけたとして、5日、
ほかの情報番組で謝罪した。

 TBS広報部によると、2日の放送で、先月28日に石原知事が
行った「私は日韓合併の歴史を100%正当化するつもりはない」
との発言に「100%正当化するつもりだ」との字幕をつけた。
視聴者の指摘で間違いに気づき、4日に同社のホームページ上に
謝罪文を掲載。さらに5日午後の情報番組「ジャスト」で司会者が謝罪した。

 取材テープの発言部分の語尾が聞き取りにくく、番組スタッフが誤解したという。
335無名草子さん:03/11/09 09:44
西郷隆盛について知りたいのですが何かお勧めの本はありますか?
できれば研究書などノンフィクションが読みたいです。
336無名草子さん:03/11/09 22:38
>>335
日本史板へどうぞ
337無名草子さん:03/11/10 00:12
>>335
徳富蘇峰
338無名草子さん:03/11/12 12:20
宇江佐真理スレは、最初の頃こそ、宇江佐の話題限定で、とか
言ってたけど、最近の書き込みを見ると、このスレ潰しのために
たてたとしか思えない。宇江佐マンセーじゃなかったのが
気にくわなかったのか?
339無名草子さん:03/11/12 14:06
>>338
向こうの住人です。すみません、つい調子にのっちゃってスレ違い書いてしまいました。
こちらも大好きで時々書き込んでいます。潰れませんよ!
340無名草子さん:03/11/12 17:17
>>338
2,3人でやってるだけだもんほっとけ。
最初に重複を注意していた人もいたのにな。
それを無視して結局このざま。

>>339
こっちにくるな。
むこうだけでやってろ。
341無名草子さん:03/11/13 12:05
>>340
同意。覗いてきたけど、歴史小説と時代小説の違いも
わかってない奴らの話なんて、どうでもいい。
つーか、どこをどう読めば>>338のように妄想できるんだ w
342無名草子さん:03/11/13 14:15
>>338

( ´,_ゝ`)プッ
343無名草子さん:03/11/14 04:34
いいさ。
似たようなスレをどんどん立てればいいよ。
そしてこのスレは寂れていくんだ。バカヤロウ。

ムカついたから白井喬二の新撰組よもっと。
344無名草子さん:03/11/14 16:24
>>341
区別つかなくたって良いじゃねーかよ。
区別つくから何なんだ?
調子こくなよなおっさん。
345無名草子さん:03/11/14 22:38
そうやって開き直った上で恫喝するような連中とはかかわらない、ってことだわな
ってことで344は放置ね
346無名草子さん:03/11/17 11:09
歴史小説と時代小説はどう違うんでしょうか?
347無名草子さん:03/11/17 18:54
>>346
http://search.yahoo.co.jp/bin/query?p=%ce%f2%bb%cb%be%
ae%c0%e2%a4%c8%bb%fe%c2%e5%be%ae%c0%e2&hc=0&hs=0
348無名草子さん:03/11/17 18:56
歴史小説と時代小説。よく似通っていますが、微妙に違います。
歴史に忠実にありのままを物語る歴史小説に対し、
時代小説は、史実を基礎にして、作者がさまざまな脇役を配し、
主人公の行動に託して、自分のメッセージを伝えるものであり、
より自由度が高く、エンタテインメントに徹したジャンルです。
歴史小説に較べて、セリフが多いのが特徴で、
通常、「歴史小説」と言われているものの殆どが、このジャンルに該当します。
読後に教訓を学び取れるのが歴史小説なら、
理屈ぬきに「面白かった」と言えるのが時代小説でしょう。
349無名草子さん:03/11/17 19:15
>忠実にありのままを物語

ってる歴史小説はどれで、それを何字で証明できるかな?
350無名草子さん:03/11/17 19:21
>>349さん江
348はここのコピペだから、ここへ逝って調べてね↓
http://homepage1.nifty.com/Woodnote/books/novel%20of%20old%20time.htm
351無名草子さん:03/11/17 21:49
全員架空の人物でも成り立つのが時代小説
さすがにそれだとまずいのが歴史小説
352無名草子さん:03/11/17 21:59
>>350
こーいう恥ずかしい文章を
自サイトに載せられる人って
すごいなー
あほうなままかはずかしさに赤面するか

341
あんたの定義をおしえてくれ

353無名草子さん:03/11/17 23:09
>>352
おまえのレスが一番阿呆にみえるぞw
354無名草子さん:03/11/17 23:23
>>352
宇江佐真理スレに(・∀・)カエレ!
355無名草子さん:03/11/18 15:56
そろそろ本の話をしませんか。
356無名草子さん:03/11/18 15:57
おまえからしろよ
357無名草子さん:03/11/18 16:31
全くだ
358無名草子さん:03/11/18 23:23
時代小説って、女の読み物(男が読んで「も」かまわない)・・・
という気がする。
女性作家が増えたせいか?

359無名草子さん:03/11/19 20:34
「坂の上の雲」「花も刀も」「吉川三国志」おすすめ
360無名草子さん:03/11/19 20:54
そんな有名作品しか読んだ事ないくせに
おすすめもなにもないだろうw
361無名草子さん:03/11/19 21:23
津本陽の鬼の冠がおもしろいらしいがどうなんでっか
362無名草子さん:03/11/19 21:49
>360
なんでそれしか読んだことがないと判る?
363無名草子さん:03/11/20 00:49
コアあファンが集まるこのスレで
おすすめがそれじゃあなあ。
そう思われてもしかたないだろ。
364無名草子さん:03/11/20 01:26
>363
どこがコアファンのあつまりだ。359に少し賛成
365無名草子さん:03/11/20 03:40
賛成つーか自演
366無名草子さん:03/11/20 04:02
>363
> そう思われてもしかたないだろ

全然そう思いませんでしたわ
367無名草子さん:03/11/20 04:04
>366
そりゃあれだ、おまえさんが
歴史小説を有名どころしか読んだことのない初心者だからだ。
別に嘆くことじゃない。
368無名草子さん:03/11/20 04:07
ムカッ
369無名草子さん:03/11/20 09:03
>>361
大東流の武田惣角を描いたやつですね
370無名草子さん:03/11/20 15:53
誰それ
371F:03/11/20 17:30
367>有名どころとは例えば?
372無名草子さん:03/11/20 18:10
吉川英治、司馬遼太郎
373無名草子さん:03/11/23 01:13
隆慶一郎はだめ?
374無名草子さん:03/11/23 01:23
吉川、司馬>池波、山岡>津本>>>>隆慶
375無名草子さん:03/11/23 01:55
>>374
まじかよっ
ショック也。
376無名草子さん:03/11/23 01:59
>>374
有名度ならそんな感じだろうな。
377無名草子さん:03/11/23 08:07
>>373
隆慶一郎はいいですよ。わかる人にはわかるから。
378晒しAGE:03/11/23 08:22
377 名前:無名草子さん 投稿日:03/11/23 08:07
>>373
隆慶一郎はいいですよ。わかる人にはわかるから。
379無名草子さん:03/11/23 10:49
藤沢・池波>司馬・隆慶>>山岡・吉川>>>津本
380無名草子さん:03/11/23 12:09
山風はどうだ
381無名草子さん:03/11/23 12:34
隆慶一郎は活動期間が短かったからなあ。
知名度はどうしてもなあ。
382無名草子さん:03/11/23 12:41
隆慶一朗の「死ぬこととみつけたり」すばらしいと思います。はい
383無名草子さん:03/11/25 13:49
隆慶一郎の知名度が低いといったら、峰隆一郎はどうなってしまうのか
384無名草子さん:03/11/25 17:26
BOOKOFFの店員は、頼むから隆慶一郎のコーナーに
峰隆一郎のエロ小説置かないでくれ。
注意してても間違えて買ってしまうんだよ。
385無名草子さん:03/11/25 22:07
>>384
隆も峰も同じようなもんだろ
386無名草子さん:03/11/26 00:37
隆慶一郎は間違えるほど著作多くないと思うけど。
間違えるやつは頭悪いんじゃない?
387無名草子さん:03/11/26 11:39
著作が多くないのが問題なんだよ
むさぼるように読むと、あっという間に読破してしまうんだよ。
あ〜あ、もう終わりか、って寂しさに捕らわれてるときに
本屋で「峰」を見た瞬間、まだ残ってた!
って確認もせずに買ってしまい、家で呆然としたことがある
388無名草子さん:03/11/26 13:56
隆慶ヲタは、数少ない著作すら覚えられない、と。(めもめも)
389無名草子さん:03/11/26 16:40
宇月原はここか?
それともSF板送りか?
390無名草子さん:03/11/26 16:42
SF板です
391無名草子さん:03/11/26 21:43
>>384
注意しなくても普通間違えんだろw

「時代小説の楽しみ」全12巻縄田一男編
がおすすめ。ありとあらゆるジャンルの時代小説アンソロジー
392無名草子:03/11/26 23:13
『尻啖え孫市』はいかが?
393無名草子:03/11/26 23:28
陳舜臣「耶律楚材」

蒙古人の拷問シーンが好き。
溶かした銀を耳に流し込む。
394無名草子さん:03/11/29 12:06
早乙女貢はどうですか?
会津士魂読んでみたいんだが
395無名草子さん:03/11/29 12:15
>392
げらげら笑える楽しい作品です。
おもちろいです。

>394
独特の早乙女電波を覚悟してください。
>>394
「忍法かげろう斬り」しか読んだ事ないが、エログロだったことしか覚えてないでつ。
397無名草子さん:03/11/29 15:14
早乙女ってやばいの?山本周五郎の弟子だとかでけっこう本も出してるのに
398無名草子さん:03/11/29 18:57
中村彰彦はいかがですか。
直木賞作家なのにいまいち地味ですが
399無名草子さん:03/11/29 20:32
彦の会はつまりません。
400無名草子さん:03/11/29 20:44
中村彰彦は出来不出来の差が大きいと思う
401無名草子さん:03/11/29 20:49
立見師団長いかす
402無名草子さん:03/11/30 15:40
早乙女貢ねえ・・・
あの人土方歳三が嫌いなはずなんだけどね。
鶴ヶ城を見捨てて会津から出てったとかなんとかいってたのに、
土方ものが売れ線とわかると自分も書いたりしちゃうんだからなー。
普段結構偉そうにしてるから余計みっともない。,嫌いなら徹底しろYO!とオモタ。

まー漏れが土方嫌いの話を聞いたのは相当前のことだったから、そのあと
見解を変えたのかもしれんがな。
403無名草子さん:03/12/01 11:27
でも土方の扱いはひどかったらしいね
404無名草子さん:03/12/01 13:18
>>403
ドンナフウニヒドカッタンデスカ?

アリャ、カタカナダヨ
405無名草子さん:03/12/01 15:34
>404
「らしいね」って書いてるような人に質問してもどうにもなるまい。
406漏れは403ではないが:03/12/01 16:25
なんでもしじゅう女とやりまくってる話だと聞いた。
407無名草子さん:03/12/01 23:43
新撰組ヲタクの婦女子を敵にまわすような物語なのか、、
それはそうと、来年の大河ドラマ、土方は誰だったっけ?
408無名草子さん:03/12/09 15:10
安部竜太郎はなかなかいい
最近本出てないけど
409無名草子さん:03/12/11 20:01
司馬を読みまくって
ある真理にたどりついた



        司  馬  は  エ  ロ  イ  


410無名草子さん:03/12/12 00:01
さわやか竜馬と熱血日露戦争、
あと関ヶ原と項劉ぐらいしか知らないときに『国盗り』読んでヒイタ。
とくに「ののさま」のくだり・・・
読者を引き付けるのも大変だな・・・と思った。
『城塞』のハードボイルドなエロとか
『大盗禅師』の倒錯加減は良かった。
『梟の城』の「ケツから精液」もいいね(萎えるけど)
で結論。「読者云々じゃない、これこの人の趣味だ」
411無名草子さん:03/12/12 01:06
司馬の短編の雨女
梟の城、城塞、など見てると
強姦まがいのことをされて女が喜んでる描写が多い
功名ヶ辻は司馬の小説では珍しく
強姦されそうになって反抗してるけど(相手が猿だから、ということもあるが)
412無名草子さん:03/12/12 17:50
「蝉しぐれ」で再会した二人は契りを結ぶわけだけど、
この前のNHKドラマでは、いかにも「肉体関係を持った」
後のようでシラけた。あの文章での描写力というのは
映像では出せないってことだな、、、、
413無名草子さん:03/12/12 20:50

  ∧_∧     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( ・∀・(∩)) < いってらっしゃ〜い
 ( つ日 ´ノ    \___
 と_)_)

414無名草子さん:03/12/13 00:09
山風はその奇想、構成力、文章力に関して
歴史小説家のみならず現代小説家のほとんどの
追随を許さないレベルにある。と思う。
(まあ文章の好みなんて人それぞれだろうけど)
山風以外の誰が
「昼寝睾丸斎」なんてふざけた名前の香具師がいる小説で
読者を感動をさせられる?

ちなみにおれの中では
山田風太郎>>>北方謙三>>>吉川英治>>>山本周五郎>>>>>>司馬遼太郎>>雑兵
415無名草子さん:03/12/13 10:07
北方謙三「楊家将」上下、読んだ人います?
416無名草子さん:03/12/13 12:49
都築先生が亡くなったそうで。
退職刑事などの推理小説も好きでしたけど、
時代小説も大好きでした。
417無名草子さん:03/12/16 11:47
「新川河岸迷い酒」霊岸島捕物控・千野隆司
'03/10¥1785読了。大酒飲みの通り魔や、
下り酒問屋の美貌の女将が船から突き落とされ、、
岡っ引き五郎蔵が事件の解決に、、というプロットは
良いが少々冗長か。なにより、なんで五郎蔵がこんなに
モテるのか説得力ないなぁと思って見返しを読むと、
シリーズの2作目だった、、、最初のを読んでなかったのだ。
第一作は「大川端ふたり舟」だそうです。
418無名草子さん:03/12/16 14:54
>>415
面白いです。
いま興奮しています!
419無名草子さん:03/12/16 23:12
北方謙三『水滸伝』
ここ半年は単行本出版まで待てなくて、小説すばるを定期購読中。
毎回涙を流してしまう。
誰かいない、好きな人?
420無名草子さん:03/12/17 06:24
北方水滸伝好きですね。
個人的には雷横の最期の戦いが最高。
421無名草子さん:03/12/17 10:31
中国ものが出てるので、
塚本青史の光武帝、まだ途中だけど面白い
安能務の三国志演義はがっかりしたけど(演義論だけでやめとけば良かったのに)
422無名草子さん:03/12/17 15:21
安能努は封神演義(講談社文庫版)の翻訳だけでネ申!!!
423419:03/12/17 17:02
>>420
おお!北方水滸伝ファンハケーン!レスTKS
楊志がすごく早く死んでしまったのが残念。
雷横の最期、見事だったね。
あの場面の描写は、読んでいて、隠れて見守っている陶宗旺のような
気分になりました。
阮小五の死も悲しかった。
毎月のすばるでも1人くらいは必ず死ぬので寂しいです。

>>421
光武帝、この前本屋で見つけましたが、上下巻で、一冊2200円でしたっけ?
面白そうだったのですが、文庫が出るまで待とうかと・・・。

>>422
封神演義は、あの分厚い文庫三冊という物量がまずすごい。
全部読むのに時間かかりましたが、面白かったです。

424無名草子さん:03/12/17 18:52
光武帝は上中下。図書館で借りた

封神演義は面白かったんですか?
隋唐演義(途中で辞めた)と三国志演義読んで、
この作家の本を二度と手にすることは無いだろうと思ったんですが。

中国の訳本はどれを見ても面白くない
やたら長い副題があって、ただ事実関係を羅列してるだけ
425無名草子さん:03/12/17 19:03
ちょっと過ぎちゃったが時節柄赤穂浪士ねたでもかたろうぜ

逝け宮から大仏までいろいろありますが。
個人的には「元禄太平記」がおもしろかった
426無名草子さん:03/12/17 19:34
火坂雅志好きな人います?
あんまり有名じゃないけど・・・
427無名草子さん:03/12/17 21:00
フセインが12月14日に小部屋に隠れていたところを
発見された、で、「吉良上野介→忠臣蔵」を連想して人は
私だけではあるまい。火坂雅志ってなんとか忠臣蔵を書いた人?
未読なんだけど、、、
428無名草子さん:03/12/17 21:29
>>427
「忠臣蔵心中」ですね。私も未読ですが・・・
「桂籠」「壮心の夢」「全宗」などお薦めです。
429無名草子さん:03/12/17 22:24
忠臣蔵といえばおれ的には山風の
忍法忠臣蔵と妖説忠臣蔵。
邪道なんだけど、邪道なんだけど、
おもろければおっけーっしょ。

藤澤周平『用心棒日月抄』も忠臣蔵だしおもろいよな。
430無名草子さん:03/12/17 23:27
>フセインが12月14日に小部屋に隠れていたところを
>発見された、で、「吉良上野介→忠臣蔵」を連想して人は
>私だけではあるまい。

(゚д゚)ノ
431無名草子さん:03/12/18 02:10
そうそう、マスコミじゃオウムとおなじなんていってるけどあれは吉良だわなあ
打ち取られずに捕まっちゃってるけどw
432無名草子さん:03/12/18 04:33
東映のまんが映画「わんわん忠臣蔵」ってのが子供の頃大好きで大好きで・・・板違いのはなしだなあ

あと「俵星玄蕃」@三波先生。
一人の浪士が雪を蹴たてて、さく、さく、さくさくさくさく・・・・「先生!」「おおっ蕎麦屋か!」
いいなあ歌謡講談。

史伝だと海音寺「赤穂義士」とかよかったなあ。列伝である「赤穂浪士伝」より全体像がつかめます
433無名草子さん:03/12/18 22:41
そういやオウムの教祖もそうだったなぁ。
でもあの時は吉良とは思わなかったな。
434無名草子さん:03/12/20 17:52
最近には無い演出だけど、隠れていた吉良は、小判を抱えてるんだよな。金の亡者で、すけべ。
本当に悪役だた。
435無名草子さん:03/12/21 14:39
清水義範「上野介の忠臣蔵」や森村誠一「吉良忠臣蔵」
あと、杉浦日向子の漫画(題名失念)等、吉良側から
みた忠臣蔵も面白いですよ〜。上野介を守った忠義一途の
家来たち、地元では名君だったこと、浅野側の理不尽さ、
目から鱗が落ちますた。
436無名草子さん:03/12/21 21:32
清水や森村を本気にすんなよw
437無名草子さん:03/12/22 03:18
でも地元で名君とされてるのは事実だぜ
当方出身が愛知県で吉良町のそばだからよく知ってるが
いまだに「吉良サン(「様」の意味ですわ)」と呼ばれていて、
「吉良」とか「上野介」なんて呼び捨てする地元の人は少な
いよ
438無名草子さん:03/12/22 20:08
森村の時代物は面白いと思うけどね。

>>436
で、おまえは司馬を信じるわけだw
439無名草子さん:03/12/23 01:45
忠臣蔵と言えば、星新一が『ああ、吉良家の忠臣』を書いてたっけ。
今にして思えば、あれが逆転物の走りだったような気がする。

討ち入りについては、同時代人である萩生徂徠と林大学の間で論争になったぐらいだから、色々な見方があっても不思議は無いよね。
440無名草子さん:03/12/23 15:03
>>415
楊家将、読み終えました。
北方謙三という作家の歴史物は初めてだったのですが、
相当の迫力に押しまくられました。
中国物では、三国志買ってあります。
日本物でお勧めをどなたか。
ハマりそうな予感がしています。
441無名草子さん:03/12/23 23:15
>438
司馬なんぞ信じる以前の問題だw
442無名草子さん:03/12/23 23:42
山風信者ぶり発揮で申し訳ないんだが……
『人間臨終図鑑』の吉良は泣けた。
あと漫画だけどほりのぶゆき『江戸むらさき特急』の吉良も泣ける
443無名草子さん:03/12/25 00:05
>>440
「武王の門」、「破軍の星」などの中世物はどうですかね。
444無名草子さん:03/12/26 04:12
>>442

ほりのぶゆきwww
445無名草子さん:03/12/26 23:11
柴錬を前に結構読んでたが
ほとんどの作品でヒロインはメール欄だったような・・
大団円もあったと思うけど。
446無名草子さん:03/12/28 17:20
楊家将、読了。
このスレを見て買ってみたのだが、はずれではなかったよ。
ただ続編がありそうな。
447無名草子さん:03/12/31 01:32
 大御所ではなく、文庫の書き下ろしをやってるレベルの新進作家で
オススメなのは例えばどんな人がいるでしょうか? 峰隆一郎とか、
早坂倫太郎とか、あと最近どんどん平積み面積が増えてる佐伯泰英
とかは数冊読むとがっかりですし……。
 祥伝社文庫以下、徳間文庫、光文社文庫、廣済堂文庫、M文庫、
コスミック時代文庫、双葉文庫など、つぎつぎ書き下ろしが発売され
るのでリサーチしようにもなかなかこれだという作家に巡り会うのが
至難の業です。みなさんのご教授を……
448無名草子さん:03/12/31 16:13
その手の文庫に書いている作家さんでつか?w
449無名草子さん:04/01/01 21:00
 私は大手出版社の編集者ですが何か?
450無名草子さん:04/01/01 21:12
ウソ
451無名草子さん:04/01/05 17:20
だって時代小説家のほとんどが死んだか老齢化している現在、新進作家を
発掘するしかないでしょ。
452無名草子さん:04/01/05 18:34
南原幹雄ってどうなの?
読んだことないんだけど
453無名草子さん:04/01/05 18:49
>>451
何気に結構エロい
454無名草子さん:04/01/05 18:51
間違えた。↑は>>452でつ。
455無名草子さん:04/01/05 19:41
別にエロさはどうでもいいんだが
456無名草子さん:04/01/06 00:26
??
447=449=451なの?
457無名草子さん:04/01/08 07:24
楊家将、まじ面白かったです。
458無名草子さん:04/01/13 22:15
 学研M文庫、今月も怒濤の出版点数ですな。
459無名草子さん:04/01/14 23:26
火坂雅志の「天地人」の情報キボンヌ
460無名草子さん:04/01/22 22:04
童門冬二の話題が出ないな、小説っぽくないからかな?
「小説 榎本武揚」とか「小説 上杉鷹山」なんか結構好きなんだけど、
派手さが無いからか、あんまり読んでる人見たこと無い。
主人公の知名度が微妙なのも一因かも・・・。
461無名草子さん:04/01/22 22:50
同門は糞。もっと勉強汁。
462無名草子さん:04/01/23 16:16
吉川先生の三国志はあまり語られてないけど
皆さんは北方先生と比較してどちらの作品が好きですか?
463無名草子さん:04/01/23 16:27
>>460
「竜馬暗殺集団」は面白かったけれど、この人あんまり難しい言葉使わないせいかときどき
安っぽく見えるときあるね。
464無名草子さん:04/01/23 17:34
>463
だって知識ないもん。
465無名草子さん:04/01/23 19:34
登場人物につられて読んで、つい失敗しちゃうんだよね。文章力まるで無し!
466無名草子さん:04/01/23 20:08
小説としては破綻してる、伝記として読めばまあまあ。
467無名草子さん:04/01/23 22:26
伝記としてはデタラメだらけ。
468無名草子さん:04/01/23 23:50
一回で書けよ。自演にみえるよ。
469無名草子さん:04/01/24 00:02
>>460
俺は好きだぞ。
あと佐藤雅美も好きだ。

他所でも書いたが、平岩弓枝は情報を入れすぎなので、頭に入りにくい
文章と思うがどうだろうか?
470無名草子さん:04/01/24 00:38
>>462
両方読んだけど北方謙蔵のが断然良かった。
心が熱くなった。
それと北方の現代において歴史ものを描く上での基本的考え方が素晴らしい。
おいらもそうだと思った。
471無名草子さん:04/01/24 00:46
>468
ID表示の板ならIDは全部違うはず。
1人が連続レスしてるわけじゃないんだがな。
472無名草子さん:04/01/24 00:57
童門程度の作家に強烈なアンチが
そんなにたくさんいるとも思えないがなw

ま、いいけどなw>>471
473472:04/01/24 01:00
>>461>>464>>465>>467

全部別人ねえw
たくさんアンチがいるんだねえw>>471
474無名草子さん:04/01/24 02:49
>>473
もうやめとけ馬鹿。
475晒しAGE:04/01/24 03:06
474 名前:無名草子さん 投稿日:04/01/24 02:49
>>473
もうやめとけ馬鹿。
476無名草子さん:04/01/24 03:59
>>470
>それと北方の現代において歴史ものを描く上での基本的考え方が素晴らしい。
>おいらもそうだと思った。
もっと詳しく書いて。
477無名草子さん:04/01/24 04:34
網野史観のことだよ
478無名草子さん:04/01/24 06:18
>>440
既出だが、黒龍の柩がいいよ。北方好きな人なら知ってるだろうけど。
三国志よりは楽しい。
三国志は、どの国も君主と対になる創作人物が重要な位置を占めてたね。
だからなのか、半分くらいで飽きた。
479無名草子さん:04/01/24 19:10
>>469
佐藤雅美いいですね。
ただし、展開が毎回同じような気が。。。ちょっとかわった職業の人が毎回小事件解決していって、で一冊とおしての大事件が最後に解決。

読んでない人にはわかりにくい説明ですみません。
480無名草子さん:04/01/25 04:09
>>478
俺は「黒龍の柩」も「三国志」も、両方よかったよ。
「水滸伝」にいまはまっている。
あ、一連の南北朝物は、この国の歴史小説の新しい波だと思う。
江戸幕末物もいいんだな。「草莽枯れ行く」「林蔵の貌」。
北方謙三がいるおかげで、俺はこの二年退屈せずにすんでる。
481無名草子さん:04/01/26 07:48
北方の最近のヒットは「楊家将」でないの?
482無名草子さん:04/01/27 07:36
やっぱ、進行中の「水滸伝」じゃねえの。
483無名草子さん:04/01/27 10:43
「林蔵の貌」読んだばかりだ。幕末前夜の妙な緊張感がみなぎっていた。
「草莽枯れ行く」をこれから読むのだ。
北方先生は60代、70代かと思ってたが、
まだ50代の半ばで、若いんだね。
484無名草子さん:04/01/27 11:23
北方ヲタはこちらにどうぞ↓
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1052173982/

スレが漢、臭くなるし、やたらと変なところに、句読点がつくから来ないでね。
485無名草子さん:04/01/27 14:00
俺はヲタではないし、北方を知ったのはここだった。
歴史時代小説の作家として、当然語られるべき人じゃない?
ヲタは北方スレに集まってて、ここでは歴史物しか語られていないけど。
スレ違いとは思わなかったな。
そんなことより、ほかの話題振りなよ。
486無名草子さん:04/01/27 17:17
同意。>>485
このところ北方氏の新刊はラッシュ状態だから、
話題も集中したのではありませんか?とにかく書きますからね、この方。
若い作家にもっと話題作を書いてくれと、私は言いたい。
北方氏の歴史小説を読んでここに書き込まれるのに、私は抵抗ありません。
書き込んだ人を、北方ヲタと決め付けることはないと思うのですがね。
ほかの話題を振るのが正解じゃないですか。
487無名草子さん:04/01/27 18:55
原理原則を振り回すつもりはないけど

>歴史時代小説の作家として、当然語られるべき人じゃない?

ってことで単独スレッドのある人間の話もここでやるっていうことになると
単独スレッドって無意味だってことだよね。北方に限らず司馬も吉川も池波
も逝け宮もみんな「当然語られるべき」でここでやられても困るのは確か。

ただまあ484は一度氏んだ方がいいとは思う
488無名草子さん:04/01/27 21:47
別に困んないよ。
何で困るの?
489無名草子さん:04/01/27 23:02
何で困らないんだ?
490無名草子さん:04/01/28 03:11
困らないといってる人になぜ困らないって馬鹿かw

困る人は理由があるから困るのだ。
困らない人は困る理由がないのだ。
491無名草子さん:04/01/28 03:15
>>487
北方の単独スレって、ハードボイルドが語られることが多いんだろう。
あるいは、水滸伝の単独スレとか、三国志の単独スレとか。
歴史時代小説というかたちでの単独スレはないよね。
だからここで語られるんじゃないかと思うんだが。
水滸伝と三国志の単独スレは相当活発みたいだから、
その方面のファンはみんなそっちへ行くんじゃない。
ちょっと覗いてみたけど、そこで日本が舞台の歴史時代小説は語られていないよ。
つまり、歴史時代小説に限定した節度があれば、俺は歓迎したい。
492無名草子さん:04/01/28 04:51
自治厨うざ。
歴史小説、時代小説なら司馬だって北方だって語ったっていいじゃん。
スレ違いじゃないんだし。
493無名草子さん:04/01/28 06:10
藤沢周平の「夢ぞ見し」って初期短編読み返してほのぼのとしました。
以上とおりすがり、なんてね。一年ぶりくらいだな、ここ書くの。
ま、またーりとどうぞ。
494無名草子さん:04/01/28 08:18
乙川優三郎が好きだ。切なくてさー、清々しくてさー。
時代小説ってあんまり読んだことなかったんだけど、この人の小説読んで興味もったよ。
この系統での大物は山本周五郎でいいのかな?読んでみよっと。
495無名草子さん:04/01/28 11:12
北方スレがあるんだから、>>484さんみたいに誘導するの良いんじゃない?
あっちの方がよりコアな話が出来るんじゃないでしょうか?
みんなは>>484さんの書き込み読んでムッとしてる?みたいだけど、漏れはちょっと笑ちゃいましたよw
>>487さんに同意です。
>>491
そんなことないですよ?
>>484もう一回見てきて。「日本が舞台の歴史時代小説」ちゃんと出てますよ。
漏れの読んだその手の北方作品で一番良かったと思うのは、、、、、、何だっけ?忘れた、、
菊池竹光?が出てくるやつ。「破軍の星」か「武王の門」どっちかだったと思う。


山岡壮八の「毛利元就」「織田信長」は面白かったのに「伊達政宗」「高杉晋作」は途中で飽きちゃいますね。
両方とも人をおちょくったような描写が延々と続いて食傷気味になってしまいます。
「新太平記」を次読もうかと思うんですが、ちと不安。
496無名草子さん:04/01/28 12:59
津本陽は?
497無名草子さん:04/01/28 13:41
>>495
おまえ>>484じゃんw
なにが笑っちゃっただよw
498無名草子さん:04/01/28 18:27
>>493
俺は藤沢周平は「海鳴り」がベストかと。
499無名草子さん:04/01/28 21:23
今までいろいろ参加してきたが497みたいなのがいるからもうここには来るのやめますわ
500無名草子さん:04/01/28 21:43
そんなこと何でいちいち宣言するの?
引き止めて欲しいの?
他になにか意図があるん?
501無名草子さん:04/01/28 22:38
>>495
「毛利元就」面白いか?
俺はすごく退屈だったけど。
502無名草子さん:04/01/28 22:51
作者中心の話題はそれぞれのスレでやってもらって、
歴史小説の視点の話なら、別にいいんでないの。
あんま自治すると荒れて困る。
503無名草子さん:04/01/29 17:26
山岡の徳川家康を全巻読んだやつってこのスレに何人いるんだろう…
504無名草子さん:04/01/29 19:55
>>503 は〜い
505無名草子さん:04/01/29 20:15
>>496
・「剣のいのち」
・「虎狼は空に」
・中島登を主人公にした連作
あたりの新撰組ものが大好きです。

「剣のいのち」が漏れのベスト1かなあ。

クライマックスの「池田屋」に向けての緊迫感がたまりません。
ラストのオチも決まってます。
506無名草子さん:04/01/29 21:11
このスレで大菩薩峠全部読んだ人はどれくらいいるだろうか
507無名草子さん:04/01/30 00:32
文庫の8巻で挫折。3巻まではすげえ面白い。
その後だれる。
508無名草子さん:04/01/30 11:30
帚木蓬生《ははきぎほうせい》の国銅《こくどう》……新潮社
を読み始めますた。
去年の夏頃、書店でみかけて気になっていた一冊です。
昨日、図書館でハケーン
天平時代、賦役で大仏建立に携わる主人公『国人――くにと』の物語
時代背景、人物設定(賦役人)が新鮮です。
509無名草子さん:04/01/30 17:01
>496
津本初心者だけど
「明治撃剣会」
おもしろかったよ
510無名草子さん:04/01/30 17:45
山田風太郎ファンで隆慶ファンでもある人で
荒山徹の作品が好きな人っている。

漏れ、この人の高麗秘帖で朝鮮史に嵌ってしまった。
韓国でも翻訳されたけど、売れたかなあ…

>>509
津本は薩南示現流もお勧め。
異文化を持っていくことの難しさが良くわかる。
511無名草子さん:04/02/01 13:45
>>510
おお、わかる、わかる。
俺は一番好きなのが山風で、次が隆慶。
(で、次が柴錬という、わかりやすい伝奇ヲタ)

荒山徹は「魔岩伝説」しか読んでないけど、
すごく面白かった。

512510:04/02/01 14:42
>511
おお同士!
高麗秘帖は
李舜臣を暗殺せんとする忍者と
日本のある大名の
命を受けた忍者達の死闘がメインの作品です。
甲賀忍法帖(バジリスクでも)が好きな人にお勧め。
小ネタやオマージュも楽しめる
これで李舜臣がとんでもない海将だというのがわかります。

魔岩伝説は荒山徹の作品で一番楽しめた。
多少韓国贔屓が入ってもいいから
CGで映画化して欲しいところだ。
513無名草子さん:04/02/01 21:01
>>503
)ノシ もう三周目。
514無名草子さん:04/02/04 19:47
津本陽は、ところによっては酷評されてるけど、自分は好き。
>>505の挙げてる、「虎狼は空に」は自分も好きだ。
中島登が主人公の作品っていうと、「幕末剣客伝」だったと思う。
この作家は殺陣の描写が秀逸な気がする。
逆に戦国時代は淡々としすぎてて、物語性を求める読者には
不向きなのかな?
「宇喜多秀家」あたりは読んだけど。
515無名草子さん:04/02/05 23:28
海音寺の『海と風と虹と』を読んでみたいんですけど、
なかなか見つけられません。俺の探しかたがぬるいのかなぁ。
あのレーベル自体あんまり出回ってなさそうだけど、、、、

文春文庫で復刊してくんねえかな
516無名草子さん:04/02/07 13:56
「ふたりの信康とふたりの徳姫」 南條範夫 講談社 読了。
あのお二人のお話では、ありません。一色家の話です。時代も足利義教将軍の時代です。
にもかかわらず、あのお二人と全くかぶるのです。作中にそのことについての言及はありません。
「300年のベール」にしろ、この作家は他の作家にネタを提供するような、作品が多いような気がします。
現代もののミステリーでも使えそうなトリックだと思いました。
517無名草子さん:04/02/08 00:34
>>515

 ときどき古書店に出るけど、いいぞー。やっばり、漢籍をきちんと勉強した
世代の小説家は、文章全体の雰囲気からしてなんか違う。
 でも、海音寺先生クラスで、文庫でさえほとんど売ってないというのは、もの
すごくさびちいでつ。
 ところで、無名の時代小説家で誰かおすすめはいないのかよ?
 藤沢周平も池波正太郎も、ぜんぶ読んじまったからさー
518515:04/02/08 04:53
>>517
そうですかー。読むのが楽しみだなあ。
519無名草子さん:04/02/08 17:51
隆慶一郎はやっぱおもしろ過ぎ
早すぎる死が惜しまれる

520無名草子さん:04/02/09 03:58
 つか、隆慶一郎だけじゃなくて、高名な時代小説家って、早死にの先生方が
多くない?

 隆慶一郎(66歳 死因知らず)
 藤沢周平(69歳 肝不全)
 池波正太郎(67歳 死因知らず。でもきっと胃か肝臓のような……)
 柴田錬三郎(61歳 死因知らず。煙草かなあ……)

 人生70年80年という時代にしては、みんな短すぎる……
 そう言えば乙川優三郎先生も、直木賞受賞の際に、なかなか認められず
に酒に溺れ、体をこわしたと言ってるし……

 時代小説だけじゃないんだろうけど、特に時代小説の場合には、心の優しい
、そして神経の細やかな人が多いような気がする。そうした性格じゃないと
書けないだろうし……それで、酒か煙草かに行っちゃってという……。

 そのほかにも、

 五味康祐(58歳)
 中山義秀(69歳)
 山本周五郎(64歳)

 こうして見ていくと、隆慶一郎先生は、とりわけ早死にしたというのではなく、
脚本から小説に移行してからの活動期間が短かったということですよねえ……合掌。
521無名草子さん:04/02/09 13:07
司馬遼太郎 73歳 も、平均まで生きてないね

あと羽山信樹という作家もこれからという時に早死してまつね

522無名草子さん:04/02/10 23:52
>>521
羽山信樹の「幕末刺客列伝」面白かったなあ・・・
ひどくなまめかしく、それは女への思いであったりあるいは男色一歩手前の友愛だったりする
あの本を読むと、絢爛と、かつはかなげに散る桜が目に浮かぶようだ
523無名草子さん:04/02/12 15:25
>520
池宮大先生は長生きします、間違いない!
524無名草子さん:04/02/12 15:57
だって「高名」じゃないもんな。
別の意味では有名だが。
525無名草子さん:04/02/12 20:43
 池宮のあのひげ面が、最初見たときからどうにも胡散臭くて……
 問題が表面化したとき、「やっぱり勘が当たった」とか思ったもん。
 よく習字の先生とかにいるんだよな、自分を偉く見せようとして、白髪に
白髭で着物着てる人。
526無名草子さん:04/02/13 17:30
>>523
恥知らずな香具師は長生きするよね。
527無名草子さん:04/02/13 19:46
名は体を表わすというけど筆名からして盗作っぽい。
池 宮 彰 一 郎.
528無名草子さん:04/02/13 21:53
>>527
いけなみしょうたろう

いけみやしょういちろう


                ああ、ほんとだ
529無名草子さん:04/02/14 22:08
名前:日出づる処の名無し 本日のレス 投稿日:04/02/14 10:57 cA3hFYC9
ごく一部では「第二のロードオブザリソグ」とか言われて(笑)人気もそこそこ出てる、
"Tales of the Otori"って知ってる? オーストラリア人作家が書いた小説で、
舞台は戦国時代の日本です。

公式サイト
ttp://www.theotori.com/bookgeneral/default.asp

http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/1573223328/qid%3D1023567030/103-9817240-8207836


呼んだ人いるかね、感想よろしく。
530無名草子さん:04/02/15 02:38
YSCの3月発売の文庫新刊予定出ましたね。
531無名草子さん:04/02/16 18:34
 なんか、死んだ何先生は良かったとか、後ろ向きの話が続くと、スレの存亡自体
にもかかわってくるような……
532無名草子さん:04/02/17 22:59
 うう。存亡の危機か。
533無名草子さん:04/02/18 19:02
石田三成の忍城攻めを中心に書いた小説ってありますか?

あと、三国志を読んでみようと思うのですが誰のが読みやすいですか?
ここでは北方がよくあがっているようですが、吉川とかも気になる。
534無名草子さん:04/02/18 19:13
吉川の文体は、読みにくいですよ……。
たぶん現代の我々と、リズムがずれてきちゃてるのではと思います。
535無名草子さん:04/02/18 21:17
でも、基本です。いずれは読むことになると思います。
536無名草子さん:04/02/18 21:49
き、基本かな……
537無名草子さん:04/02/19 03:26
基本は、駒田訳の『三国志演義』。岩波のでもいいけど。
小説として読むなら、私は北方を勧めます。
鮮烈な三国志でした。
538無名草子さん:04/02/19 03:35
 吉川の種施策「鳴門秘帖」は、正直読むが辛いよ。
539無名草子さん:04/02/19 08:19
三国志なら私は柴錬をおすすめします。
540無名草子さん:04/02/19 09:22
岩波の「完訳」か、ちくまの「演義」から読むのがいいんじゃない?

北方はある程度は三国志に馴染んでから読んだ方がいいと思う。
自分は全く薦めないけど。
541無名草子さん:04/02/19 15:29
>>539
 そうそう。柴錬は眠狂四郎ばかりがクローズアップされてしまうけど、三国志いいんだ
よね。なにしろ中国文学専攻だし、その上くだけた文章で入りやすいという。
 北方三国志は、その他をぜんぶ読み終えてしまった人の「最後の手段」という気が(^_^;)
542無名草子さん:04/02/19 23:18
北方の楊家将、けっこう面白かった。
543無名草子さん:04/02/20 00:29
>533
石田三成の忍城攻めの小説なら
風野真知雄の「水の城」が祥伝社文庫から出てるよ。
544無名草子さん:04/02/20 02:28
俺はやっぱり北方だな。
スピード感が違うし、正史とあまり離れていないところがいい。
545無名草子さん:04/02/21 02:40
たとえば「影武者徳川家康」なんて、何万部ぐらい売れたんだろうね。
546無名草子さん:04/02/21 12:26
>>544
>正史とあまり離れていないところがいい。

おひおひ………ご冗談を。
547無名草子さん:04/02/22 17:10
>>533
漏れは吉川勧める。
両方読んだが吉川の方が読み応えがある。というか、
古い言い回しとか、漢文が出てくるところが良い。

北方のも面白いんだけど、人物描写ほとんど一緒じゃない?
熱く書きたいのもわかるんだけどね。あの人のスタイルとして。
それと、語彙不足の感じが、、揉みに揉むとか。気に入ったんでしょうが、、w

それと、日向宗一郎?シリーズだっけ?
あれはもう最悪でしょ。剣の修行の場面なんか読んでられません。

北方は何読んでも全部一緒。登場人物、時代、状況が違うだけの気がする。

548無名草子さん:04/02/22 20:21
>>547
『武王の門』なんか読んでみた?
俺は、三国志に限らず、北方好きなんだけど。
549無名草子さん:04/02/22 22:17
 漏れも北方好きなんだけど、とにかく書きすぎ。自分で、月千枚書くことを自分に
課しているとか書いてるけど、そんなこと課さなくていいがな。
 千枚ってことは、一日33枚強ってことでしょ。休みなしとしても。
 それって、日本の作家の中じゃ最高クラスじゃないかな。筆が荒れるって。絶対。
 キャラの書き込みが不足したり、同じ表現がしつこく出てくるというのは、三国志や
水滸伝に限らずみんなそうだよ。
 好きだけどさ、そういう欠点が目に付いて、読後感を損なうんだよね。
 もうかなり稼いでるんだろうから、じっくり書いて欲しいんだ。一日10枚(月産300枚)
とかでいいじゃん。量より質を狙って欲しい。もうけっこう年取ってきたんだから、枚数じゃ
なく、後世に残るようなものを目指して欲しいと思う。
550533:04/02/22 22:24
>543
ありがとうございます。読んでみます。
ググッたら他にも忍城攻めの本が出てきたので、いろいろ助かりました。

>三国志に関してレスくれた方々
岩波→吉川→柴錬→北方 他
の順で読んでいこうと思います。漢文も古い言い回しも嫌いではないので、
基本から。たぶん、岩波文庫と吉川三国志を平行して読んでいく事になると
思う。あぁ、今から楽しみだ。
みなさんレスありがとうございました。

つーか、いま教育テレビでスーパー歌舞伎の三国志やってるよ(((( ;゚Д゚)))アワワワワ
551無名草子さん:04/02/22 23:53
>>549
いま、北方はそんなに書いてないよ。300から400枚という程度。
『楊家将』なんか2年以上前に新聞連載を終え、じっくりと手を入れていたらしい。
月1000枚自分に課しているなんて、そんな馬鹿なことはないよ。
552無名草子さん:04/02/22 23:56
>>551
 そうか。現状は知らない。
 でも、それは北方インタビューで確かに読んだこと。何の雑誌だったか失念した……。
3〜4年前だったと思う。それだけはガセじゃなくて本当。修行だと言ってた。
 だからもしかしたら、現在はその修行が終わってるということなのかも知れない。
553無名草子さん:04/02/23 00:33
>>548
読んだよ。
あれは面白かった。
何故面白かったかて言うと、暫く北方から遠ざかってたからだと思う。
面白かったと思って続けて読むと、>>549さんが補足してくれてるような状況になる。
1冊読んで3ヶ月ぐらい離れるのが吉かな。
そういった意味では三国志はある意味きつかた。
554無名草子さん:04/02/23 00:43
↑その読み方が正解かも知れない。他の作家の歴史小説や時代小説を読んでから
また戻ってくると、確かにいいんだよね。
555無名草子さん:04/02/23 00:59
>>554
ですね。
俺もホントは北方好きなんだ。
でも今はこういう状態なんでつ、、、
556無名草子さん:04/02/25 17:18
なんて幸せな作家なんだろう。
557無名草子さん:04/02/29 09:48
今、北方、人間講座で『三国志の英傑達』というテーマでやってるね。先週は呂布だったかな。
558無名草子さん:04/02/29 13:20
結構、誠実な喋り方をするね。
559無名草子さん:04/02/29 13:34
 あの性格の良さは、作家の中でも随一。
560無名草子さん:04/02/29 13:52
 来月、「天と地と」の新装文庫本出るね。海音寺ファンとしては嬉しい。
561無名草子さん:04/02/29 15:14
南原幹雄が書いてる冒険・謀略色の強いヤツがかなり好き
「灼熱の要塞」「北の黙示録」なんて一気に読んだな・・
最近、まともな時代小説ばっかりで物足りんが。
長谷川卓に期待するか・・・
562世良田二郎三郎:04/02/29 19:17
「影武者徳川家康」、主人公を取り巻く人たちも魅力的。甲斐の六郎、島左近、風魔小太郎などなど。面白くてぐいぐい引き込まれる。宮本昌孝も隆の作品に影響受けてるみたいだけど、隆よりもさわやかな感じしない?「ふたり道三」は面白かったなー。
563無名草子さん:04/02/29 23:12
忠臣蔵関係の小説で面白いものはありましょうか。
大仏次郎、小林信彦、山風、舟橋聖一、森村誠一以外で。
564無名草子さん:04/03/01 14:58
池宮彰一郎。赤穂浪士側、吉良側から2,3冊本書いている。吉良を主人公とした短編しか読んでいない。けどなかなか面白かった。
565無名草子さん:04/03/01 15:16
定番だが「元禄太平記」
566無名草子さん:04/03/01 19:28
井上ひさしの「不忠臣蔵」
567無名草子さん:04/03/02 22:56
源平の時代でおすすめを教えて下さい。
この時代について殆ど知らないので、初心者にもおすすめなものを
568無名草子さん:04/03/02 23:28
>564
それもまた誰かの盗作じゃねーの。
569無名草子さん:04/03/02 23:48
>567 来年の大河の予習?
とりあえず司馬の「義経」あたりが取っ掛かりにはよいんでないかな。
分量的にも一冊だし、とりあえず司馬は読み易いと思う。

吉川版平家物語が定番で、橋本治版平家物語が個人的にはお薦めなのだけど、いきなり長すぎるし。
あと永井道子が源平モノを沢山書いてます。
570無名草子さん:04/03/02 23:51
>563
藤沢周平「用心棒日月抄」
571無名草子さん:04/03/03 22:06
>>569
いいえ、別に来年の大河の予習ってわけじゃなく、ただ単純に
この時代のことは殆ど教科書程度の知識しかないなあと思って。
やっぱ吉川英治の平家物語が定番ですか。挑戦してみます。
572無名草子さん:04/03/03 22:52
>571
司馬の「義経」は読んでも信じるなよ。嘘八百だからな。
573無名草子さん:04/03/05 17:17
>>533
遅レスだが、三国志なら吉川→陳舜臣(秘本)の順番を勧める

北方の文体は最初はスピード感があって好きだったけど、
読み続けるとお腹いっぱいになる
574無名草子さん:04/03/10 17:26
北方先生の欠点は、語彙が不足してるところだ。
575無名草子さん:04/03/11 03:05
>>574
昔の北方作品読んだかい?
純文学のころの。
凄まじい語彙だよ。『武王の門』なんかにはまだその尻尾があるね。
『三国志』あたりから、平明な言葉をつとめて使うようになったみたい。
その方がむしろ難しいと俺は思うんだけど。
576無名草子さん:04/03/13 01:21
難しい言葉使えば語彙が豊富ということにはならないでしょ。
三国志や日向圭一郎?とかだけ取り上げれば、そう言われてもしょうがないんじゃない?
シチュエーションを表現するのに毎回同じ言葉使ってるでしょ。
揉みに揉むとか拠って立つとかね。
そういう意味で言ってるんじゃないかな。
577無名草子さん:04/03/13 01:22
と、書きつつ先生が出てるTV見てますw
578無名草子さん:04/03/13 01:25
男と男が出会うとき、じゃないだろ!

漢と漢が出会うときだろ!
579無名草子さん:04/03/16 01:02
>>576
『水滸伝』では、それほとんどないと思います。
表現のテクニックとして、選んだ方法なのではないかと思ってますが。
北方ファンとしては、初心者で、まだ中国物だけですが。
今年の吉川英治賞の作品、一番好きです。
580無名草子さん:04/03/16 02:21
「伺候する」

 漏れは、この表現だけで、北方の語彙は少なすぎと判断してます。
581無名草子さん:04/03/16 16:52
>>580
なんでなん?
わしにはさっぱりわからんが。
582無名草子さん:04/03/16 17:05
>>579
水滸伝はまだ読んでません。
>表現のテクニックとして、選んだ方法なのではないかと思ってますが。
これはみんな分かってて敢えて言ってるんだと思いますよ。
同じ言葉で状況を説明する所が多すぎですからね。
続けて読むと閉口してくるわけです。

>>580
これは漏れにもわからんな。
583無名草子さん:04/03/16 21:18
 武士が貴族のもとを訪れるとき、「伺候する」って表現ばかり多用するから、
ものすごく気になった。もっといろんな敬語あるじゃん。
584無名草子さん:04/03/16 21:20
きっと580は、現代語訳源氏物語とか好きなんだよ
585無名草子さん:04/03/16 22:54
>>583
ということは、>>582と同じ理由ですね。
確かにそういう傾向はあるな。
586無名草子さん:04/03/17 12:35
>>582
たしかに、同等以上の立場の相手宅へ行くんなら、趨参、参謁なんかも
ありだろうけど。

たしかに使いまわしの多い作者ではある。
語彙が貧しいと言い切れるかはわからんが、豊かとは言い難い。
587無名草子さん:04/03/17 19:52
昨年3月、黒岩重吾死去。偲ぶということで、お勧めの本は?
588無名草子さん:04/03/18 03:21
 宮本昌孝ってどうよ。
589無名草子さん:04/03/18 11:58
上の方で話題になってたけど、剣豪将軍は面白かったよ
二人道三は評価別れそう。個人的にはいまいちだった。
590無名草子さん:04/03/18 20:51
>>589
 ありがとう。ちと剣豪将軍てにとってみる。
 すでに話題になってたの知らなかった。読み飛ばしてたみたい。
591無名草子さん:04/03/18 21:21
589
あと、読んだことあるのは「藩校春秋賦」
これは良かったけど、藤沢周平の蝉しぐれの方が好きだ
592無名草子さん:04/03/18 22:49
宮本昌孝って隆慶一郎と藤沢周平に影響受けてるみたいだけどどっちにも
及ばないね。中途半端。当たり前か。
593無名草子さん:04/03/18 22:53
信長再臨・「平成三十年」
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/7553/

織田信長

「人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり」
(人間の一生は五十年、この世の営みに比べれば、人生などほんの一瞬のまどろみに過ぎない)

「死のうは一定、しのび草には何をしよぞ。一定かたりをこすよの」
(人生たった一度、後世の語り草となるような何かを成しとげたいものだ)
594無名草子さん:04/03/19 02:16
>>592
 うう。そうなのか。きついなあ……
595無名草子さん:04/03/22 23:06
隆慶一郎と藤沢周平に及ばない程度なら、充分な気がするけど
東郷隆 「銃豪」読了。
596無名草子さん:04/03/23 14:13
>560
買ってしまいました。
ただいま上巻の途中です。
謙信ものならこれが最高峰なのかな?

>587
天の川の太陽

>589
ふたり道三、は漏れもイマイチ。
597無名草子さん:04/03/25 21:17
「天と地と」は唐突に終わるし史実とも乖離してるしあんまり好きくない
598無名草子さん:04/03/26 12:53
俺も未読なんで天と地と新装版ゲッツしようかな・・・・・
なんか亀レスだが南原幹雄は「天皇家の忍者」が
面白かった。
599メモ:04/03/26 18:12
南国群狼伝
600無名草子さん:04/03/30 01:58
既出かな?

乙川優三郎「霧の橋」
601無名草子さん:04/03/30 17:34
三好徹の「興亡三国志」
602無名草子さん:04/03/30 18:56
隆慶一郎、甦らないかなあ・・・最近まじめに考えてしまうよ。
「見知らぬ海へ」、「死ぬことと見つけたり」、「花と火の帝」、「かぶいて候」
どれも最後まで読みたいです。哀しい・・・
603無名草子さん:04/03/31 00:20
>602
同感。
「見知らぬ海へ」、「死ぬことと見つけたり」、「花と火の帝」はなんとなく先が読めるけど
「かぶいて候」は新境地っぽかったんで本当に急逝が悔やまれる。
604無名草子さん:04/03/31 03:20
直木賞の直木三十五の小説って面白いの?
>>597
「平将門」はどうですか?
僕あ海音寺は大好きだな。
歴史小説家の中でも特に雄大なロマンを感じる。
605無名草子さん:04/03/31 10:36
>604

>僕あ海音寺は大好きだな。

やっぱ、ぼかぁ と読むのですか?ひょっとしてヨット持ってます?
606無名草子さん:04/03/31 19:18
サザエとかいう妻がいるんじゃないんですか?
607604:04/04/01 02:09
>>605
「は」と書こうとしたけど「h」を打ち込み損ねて「あ」になっただけです・・・
608無名草子さん:04/04/01 17:37
ぼかあ幸せだなあ( ´∀` )
609無名草子さん:04/04/02 19:05
ばかあ。
610無名草子さん:04/04/03 20:36
柴田錬三郎ではなにがオススメですかね?
611無名草子さん:04/04/04 00:49
赤い影法師
612599:04/04/04 12:27
やっと「南国群狼伝(続・赤い影法師)」借りてきた。
島原の乱がらみか。「赤い影法師」を山風の「魔界転生」と
リンクさせつつ読んだので、変な妄想をしてしまう。むふふ。

610ではないが、>611と眠眠狂四郎以外でオススメきぼんぬ
613無名草子さん:04/04/11 20:43
漏れの大好きな北上次郎が褒めまくりなので
『運命峠』を読んでみたいと思う。
614無名草子さん:04/04/21 07:08
保守
615無名草子さん:04/04/21 17:18
海音寺は合戦の描写がうまい
616無名草子さん:04/04/27 01:52
山本周五郎「天地静大」を読んでるところ。
私がこの時代に生きていたら、周りに流されるだけなんだろうなと
はがゆさを感じながら。

石川五右衛門を題材にした作品はありませんか?
スカッと爽快なのを読みたくなって…
617無名草子さん:04/04/27 22:01
「伊達政宗」読了。
正月の大河総集編見て読み出したわけで…
3ヶ月か…_| ̄|○
618無名草子さん:04/04/28 00:37
最近隆慶一郎氏にはまってました。
ただ話そのものは無闇に面白いものの、人物造形がちょっと食傷ぎみでした。
なんていうか、主役はじめ、それぞれの人物描いたり個性出すよりも、
隆氏の理想の格好良い男像に当てはめることのほうを重要視してるような感覚というか……。
(スケールでかいビックマン/あけっぴろげな男女関係/身分を気にしない/山の民や草の者と親しむ/風流を好む……etc)
一作ごとなら魅力的なのですが、どうも毎回続くようで……。

まぁ基本的にめちゃくちゃ面白いですし
全部読み終わってしまうと、なんでもいいから読みたくなってしまうのですけど…。

それとできましたら、ご教示お願いしたいのですが、
正確な考証より物語として楽しめるものが好きなのですが、
そういったものだと次読むの、他に何がお勧めでしょうか?
できましたら物語にしても、メインは実在の人物が題材のものだと嬉しいです。
他では北方謙三(これも人物ワンパですが…)や山風の叛旗兵あたりも好きです。
619無名草子さん:04/04/28 08:30
>>618
司馬遼太郎の「国盗り物語」なんかかなり面白く読めると思いますよ。
斎藤道三が一介の浪人から美濃一国を手中に収める話から
娘婿に当たる織田信長へとつながる壮大な物語です。
司馬遼太郎ならではの視点で構成されていて、長編ですが一気に
最後まで読んでしまいました。
620無名草子さん:04/04/28 08:43
司馬は面白いのとそうでないのと極端だよな。
余談はあっても良いんだが、もっとうまく溶け込ませられないのかと、、、
割愛するべき物は割愛しろよと、、、
621無名草子さん:04/04/28 09:39
>>620
俺もそう思う。どこか古くなってきてもいる。
622無名草子さん:04/04/28 19:16
>618
途中まで読んで、こりゃ山風を・・・と思ったら読んでいたんですね

半村良  「産霊山秘録」
皆川博子 「妖櫻記」

を激しくお薦めしたいです。
主役は実在ではありませんが、両作品とも歴史上の人物・出来事に絡んでます。
他では海音寺とか今東光の伝奇風な作品も気に入るのではないかと思います。
もしかしたら矢切止夫も楽しめるかも・・・

>616
壇一雄 「石川五右衛門」
作者は火宅の人ですが、これは講談調の直木賞受賞作です。
文体は古めですが、周五郎好きならいけると思います。
623無名草子さん:04/04/28 19:20
山本周五郎みたいなロマンス調な作品書いてる人って他にいないのかな?

山手樹一郎っつーのがそれっぽいかなと読んでみたら見事な羊頭狗肉ですた。
624無名草子さん:04/04/28 19:27
>623
おい。オマイ
山本周五郎と山手樹一郎って名前で似てると思ったのか?
山手樹一郎は桃太郎侍の人。ほのぼの時代小説の巨匠だぞ。羊頭狗肉とはヒドイ・・・
隆と峰を間違えると言う話はよく聞くが。

周五郎みたいなロマンス調というのが良く分からないが、宮部みゆきとか山本一力とかは違うの?
あと、よく引き合いに出される藤沢周平とか。
625無名草子さん:04/04/28 20:53
藤沢周平の「よろずや平四郎活人剣」読みはじめたんですけど
主人公の流派「雲弘流」は、なんて読むんでしょうか
うn(tbs?
626無名草子さん:04/04/28 23:04
>625
うんこうりゅう だ。剣客商売にも出てくる流派である。
627618:04/04/28 23:37
>619
さっそくのご紹介ありがとうございます。
司馬さんのは父がチラホラもっているので、何冊かは読んでいたのですが
それは未読でした。早速読んでみますね。

>622
たくさんご紹介ありがとうございました。
半村氏は戦国自衛隊とか好きでした(主に原作より映画ですが…)し
皆川氏もミステリ系は読んだことありまして、どちらも親しみありますので
これまた探してみたいと思います
628無名草子さん:04/04/29 00:06
>>627
白石一郎の「海狼伝」なんかはどう?
俺はこの人の小説結構好きなんだけど
このスレでは人気がないようで。
629無名草子さん:04/04/29 10:25
徳川秀忠の小説を読もうと思うんですが、戸部新十郎と童門冬二、
あるいは百瀬明治(PHP・ボリューム薄?)・小和田哲男(小説じゃない?)

どれがオススメでしょう?
630無名草子さん:04/04/29 10:34
>629
その中では戸部のが一番小説っぽそうだけど、ジェームス三木の「葵 徳川三代」は駄目かな?
大河ドラマのノベライズだけで、三代となっているが主役は実質的には秀忠のようなものだし。
631629:04/04/29 10:58
>>630
早速ありがとうございます。候補に入れさせてもらいますね。

家康・家光と同時代ものの作品はずいぶん読んでるので、三代ものは考慮してませんでした。

秀忠にスポットあててる作品はあまりなかった(ある意味、隆慶一郎くらい?)ので
あらためて秀忠ものを読んでみようと思った次第です。
632無名草子さん:04/04/29 14:29
>>626
ども。うんこう流で間違いないんですね
音読できないな
633無名草子さん:04/04/30 22:51
>>618
長くて、中国物だが酒見賢一の「陋巷に在り」はどうだろう?
隆慶一郎から影響を受けている部分もあり、面白いと思うのだが。
634無名草子さん:04/05/01 21:26
今日は「梟の城」をフジテレビで放送してますね。中井貴一・・・どうだろうか?
635無名草子さん:04/05/01 22:10
眠狂四郎が好きです
636無名草子さん:04/05/03 08:22
>>632
安心しろ、NHKでドラマ化したときにもきちんと言っていた。

……ドラマの出来具合の評価も(ry
637無名草子さん:04/05/04 22:39
>>634
葉月のくの一興醒め。
真夜中の城の屋根で大声で語り合う忍者萎え。

作り込みは凄いんだけどなあ。もったいない。
638無名草子さん:04/05/06 21:35
江戸時代の小説を順を追って読みたいんですけど、
徳川家綱〜綱吉のご時世でお勧めはありますか?
639無名草子さん:04/05/09 00:56
山本周五郎を読み始めた〜。
一人ならじ、町奉行日記、大炊介始末、怒らぬ慶之助と読んで今正雪。
裏表紙折り返しのタイトルの多さに久々に胸躍らせているところですよ。
640無名草子さん:04/05/10 13:38
>>638
http://www.jidai-show.net/jdnenp00.html
検索したらこんなサイトあった。参考にしたら?

んで、俺も眺めてたら「円周率を計算した男」ってのが気になった
今度読んでみる
641無名草子さん:04/05/11 10:26
>639 俺も今ハマってます。日本婦道記で通勤途中に泣いてしまい恥ずかしかった。
642無名草子さん:04/05/17 10:16
短編の上手さは無敵だと思う。
海外在住なのだが、読むと泣ける。
643無名草子さん:04/05/17 11:03
海外での旅の途中で『さぶ』を読んだとき、
冒頭を読んだだけで号泣してしまった、
という文章を国語の問題で見たことがある。
644 :04/05/18 01:20
藤沢周平の「用心棒」シリーズ、戸部新十郎の「服部半蔵」宮谷昌孝「剣豪将軍
足利義輝」こんなところかな?ああ司馬さんの「燃えよ剣」も。
645無名草子さん:04/05/18 20:43
山周だったら「虚空遍歴」も良い。(泣ける)
646無名草子さん:04/05/19 11:27
黒岩重吾の「中大兄皇子伝」を読み出したが…、めちゃ面白い!
一人称で語られる皇子の内心が絶妙で、サクサク読み進めてしまう。

どうやら古墳・飛鳥・奈良時代にハマりそうな悪寒。
647無名草子さん:04/05/19 13:35
>646
面白いよね。
明日香村、山之辺の道に行きたくて何度か奈良に旅行しました。
648無名草子さん:04/05/19 20:12
「東福門院和子の涙」を読んでる。

天皇家に輿入れした徳川秀忠の娘。和子(まさこ)の話。
全編、女性の語り調子で最初とっつきにくかったが、なかなかどうして面白い。
649無名草子さん:04/05/20 23:12
剣客商売を読んでるけど、
食い物の描写が美味そうなんだよ…腹が減るよ。
650無名草子さん:04/05/23 12:08
651無名草子さん:04/05/24 03:41
閑話休題

みなさんが歴史・時代小説を好むようになったきっかけはどのようなものでしたか?
私の場合は、SF・ミステリーを読みつくし、SFとして読んでいた山田風太郎の忍者
モノから染まり始め、「蝉しぐれ」で胸倉を掴まれました。

翻訳モノでは滅多に出会えない、日本語の味わいというのもあります。
652無名草子さん:04/05/24 04:05
漏れはまず面白いと思った作家の作品を全部読み尽くし、次に後書き等に紹介されてる別の作家の作品を読む。
ってパターンが多い。んで一頻り同ジャンルの作品を読んだ後、全く別のジャンルへジャンプする。
それの繰り返しで所謂乱読ってやつ。
んで、歴史、時代小説を読むに至った経緯は、昔三国志をマンガで読んだ経験があり興味があったので、吉川三国志を読んだ。
それからは上記のように、吉川作品を全部読み、次に山岡壮八、、、と。
今は司馬と池波の併読状態です。
まだまだ読みたい作品、作家が一杯なので当分別のジャンルには行けそうにないです。
653無名草子さん:04/05/24 11:59
このジャンルそのものに全く興味がなかったところ、同僚が貸してくれた
『影武者徳川家康』で発症。病状は隆→池波→藤沢→山周と目下進行中。
654無名草子さん:04/05/24 21:19
最近読んだおすすめ

しゃばけ 畠中恵 新潮文庫
奴の小万と呼ばれた女 松井今朝子 講談社文庫

655無名草子さん:04/05/27 02:52
岡本綺堂と岡本喜八は似ていますか?
656無名草子さん:04/05/27 10:29
同一人物です
657無名草子さん:04/05/31 02:30
>>651
おれは大藪春彦から悪のヒーローの魅力にとりつかれ、
復讐モノ→仇討ちモノ→剣客モノ→武将モノときて、
歴史モノを読んでいるとポツポツ出てくる乱破や忍者に、
「あれ?こいつら何でいつも脇役なんだ?」と興味がわいて、
いま空前の忍者小説ブームがきてる最中。

壇之浦で那須与一が射った扇を見てはしゃいで、
次の矢で的になって死んだちょっとマヌケな平家の人…
まさかそんなヤツが、かの服部半蔵のご先祖さんの弟だったとは。
忍者の歴史も奥が深いんだね。
658無名草子さん:04/06/01 05:35
>>657
面白いですね
漏れは大藪春彦→北方謙三→レイモンドチャンドラーってハードボイルド関係で推移したんだが
大藪春彦はずっと読んでると、銃器の分解組み立て、性能の説明、車の運転の描写、性能の説明に萎え〜になったw
659無名草子さん:04/06/01 10:16
北方、時代小説もハードボイルドテイストだよ。
おれは『活路』が好きだ。
660無名草子さん:04/06/02 19:21
大藪→チャンドラー  5年くらいお休み  隆慶一郎→司馬遼太郎(平行して)池波正太郎→再び隆慶一郎

結局のところ、隆慶一郎なんだなぁと思いました・・・脱出できない
661無名草子さん:04/06/02 20:53
>>660
新作がないんだよな。
言っても仕方ないが。
662無名草子さん:04/06/03 04:50
まともな新作書く人なんているの?
すごい人たちはみんな鬼籍に入っちゃったよ・゚・つД`)・゚・
663無名草子さん:04/06/08 18:22
すごい人って誰さ?
664無名草子さん:04/06/09 12:33
時代小説の範疇に入るかどうかはわからんが、「髑髏城の七人」が最近のものでは面白かった。
ちょっと「吉原御免状」を思い出した。
665無名草子さん:04/06/10 16:09
>663
たぶん
吉川英治
隆慶一郎
司馬遼太郎
山本周五郎
といったところか?
池宮ならまだ生きているが、、、、
666無名草子さん:04/06/10 19:41
池波先生も入れてくだされ
667無名草子さん:04/06/10 21:25
<訃報>滝口康彦氏が亡くなられました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040610-00000018-nnp-kyu
668無名草子さん:04/06/11 12:58
竜馬がゆくを読んで、その後が知りたいので、明治維新のお薦め小説を教えて?
もしくは、もっと先の太平洋戦争突入時の日本を描いたお薦めを教えて?
669無名草子さん:04/06/11 19:20
日清戦争なら「江は流れず」
670無名草子さん:04/06/11 20:04
>>668
峠、翔ぶが如く、坂の上の雲だったかな?
かなり前に読んだ&手元にないんで間違ってるかもしれないが、、、
671無名草子さん:04/06/13 20:28
俗っぽい質問で申し訳ないのですが、十二、三年前に読んだ小説で、
確か八犬伝モノで、お兄さま激ラヴな妹さんが敵方に捕らえられて手篭めにされそうになるも、
貝をぴっちり閉じてセルフディフェンス、しかし色事巧者に菊の門を責められ、
ちょっと女の悦びを感じちゃったりしつつ、でもしっかり純潔は守ったまま、
最後には妖術かなんかで洗脳されて、ラヴ兄と戦って、一緒に逝く。

といった感じの官能色、バイオレンス色の強い作品があったのですが、ご存知ないでしょうか。

この妹さんは湯浴みしながら「このからだはおにいさまのもの……」とか、
そんなようなことをマジ顔で言っちゃったりしてて、結構イっちゃてる感じがして、
当時は笑ってたりしたのですが、なんかいますごく気になって気になってしょうがないのです。
672無名草子さん:04/06/13 21:24
そこまで覚えていたら普通はタイトルとか作者も覚えているはずですよね?
ひょっとして釣りですか?w
673671:04/06/13 22:46
いや、大マジなんですが……。
変に気をまわしてネタっぽく書いたのがまずかったかな。

十年以上前、ただそこにあるもの読み散らかしていた学生時代のことでして、
そんな読み方をした小説群に対して残る記憶というのは、恥ずかしいことですが、
作家名やタイトル、または筋の部分までには及ばず、印象的なシーン単位に留まるのです。

しかもいろいろと混ざくってる。官能にバイオレンス、歴史人物に妖術だから、
魔界転生だっけ? とか思って久しぶりに読んでみたら違うし。

もし、一般的な時代小説読みの方々にとって私の質問は自明、あるいは低俗にすぎて、
特定の作品やジャンルを貶めているようにしか映らないのだとしたら、
これはまったく私の配慮不足に拠るところであります。申し訳ない。
674無名草子さん:04/06/14 22:50
>>671
 「新里見八犬伝」 鎌田敏夫ですね。

 薬師丸ひろ子主演の映画の原作…って事になっておりますが、
ポルノチックな描写はすべて省かれたそうで。当たり前ですが。

 “原作”の方ですと、八犬士中に男装の麗人がいて、敵方の
美剣士に陵辱されるは、乙女のままで毒女に改造される娘が
出てくるは、姫君でさえも官能調教されかかるは…と、やりたい
放題になってますから。

 厨房時代にカドカワノベルスで読んだかな。
…使ったかどうかは憶えていない。
675671:04/06/15 00:29
>>674
おぉー、おー、どうもです。って、アレの原作だったんか!
……灯台下真っ暗闇でした。言われてみれば当時、似てるなぁ、
でも同じ八犬伝だから似てて当たり前かぁ、くらい思ったような気が……。
676無名草子さん:04/06/15 19:23
水野広徳『此一戦』
読んだ?
677無名草子さん:04/06/20 07:28
天草四郎を扱った小説で面白いのないですか?
678無名草子さん:04/06/20 09:11
魔界転生
679無名草子さん:04/06/20 14:09
>>678
(・∀・)イイ!!
680無名草子さん:04/06/20 14:37
扱ってはいるが、四郎自体には期待するなよ。
映画のCMだけ見て、魔界読んだらのけぞった。
四郎w
681無名草子さん:04/06/21 16:14
せがた三四郎を扱った小説で面白いのないですか?
682無名草子さん:04/06/21 21:45
絶版だけど古本屋で探せばあるかも。
『せがた三四郎物語』(アスキー刊、杉森京子著)
683無名草子さん:04/06/22 20:46
あるのかw
684677 :04/06/23 09:22
>>678->>680
サンクス
山田風太郎は最近忍法帖シリーズ読み始めたばかりなので読んでみます。
685無名草子さん:04/06/23 16:14
>>685
ちくま文庫から、短篇全集が配本中だよ。
686無名草子さん:04/06/23 19:03
西洋を舞台にした歴史小説でなんか面白いのない?
687無名草子さん:04/06/23 20:11
>>686
塩野七生でも佐藤賢一でもいいが、ここは取っておきを。


○アレクサンドル・デュマ「ダルタニヤン物語」

ご存知「三銃士」はこの長い長い物語の導入に過ぎない。
ブルボン王朝華やかなりし頃を舞台とした時代物としても読める
というか第二部(フロンドの乱と清教徒革命)、第三部(名誉革命、フーケ失脚、コルベール台頭)は
確実に時代小説の文法に則った作品で。

「歴史小説」をお求めの向きにはちと方向違いかもしれないが、
面白さは保証しましょう。
688無名草子さん:04/06/27 11:24
>>687
第2部がいいんだよなぁ。

講談社文庫全11巻は家宝。
いま手に入るんだっけ?
689無名草子さん:04/06/27 11:38
>>688
>講談社文庫全11巻は家宝。
同じく。表紙がいいんですよ、表紙が。

文庫版は悲しいことに絶版だけど、
ブッキングから復刊されているので入手自体は簡単。
690無名草子さん:04/06/29 02:45
質問です。
戦国時代の海洋小説には
白石一郎「海狼伝」他多数、「波王の秋」(北方謙三著),
「見知らぬ海へ」(隆慶一郎)、二宮隆雄の海洋小説
「戦国海商伝」(陳舜臣)、「天翔ける倭寇」(津本陽)
他に江戸時代、幕末を舞台にした作品はありますが、
戦国、戦国以前の作品はないのでしょうか。
691無名草子さん:04/06/29 09:27
『波王の秋』は、戦国時代ではなく、室町初期が舞台じゃなかったかな。
692無名草子さん:04/07/01 03:01
>>691
そうでした。すいません。
日本の海洋時代小説を探しています。
できれば日本人が主人公の作品がいいです。
琉球、アイヌの作品もあったら読みたいです。
693無名草子さん:04/07/02 07:00
ここで北方を出すの気がひけるけど、『林蔵の貌』にはアイヌも登場する。
俺はすごく面白いと思ったよ。
694無名草子さん:04/07/02 11:52
ちょっと口数が多いのが気になるけどね、、
北方ってあんなに登場人物に自分を語らせてたっけ?
特に伝兵衛。黙っときなさい!って感じだった。
695無名草子さん:04/07/03 08:01
>>693
なんで気がひけるのですか?
696無名草子さん:04/07/03 14:18
>>695
専用スレに行け、と前に言われていたような。
水滸伝と三国志の専用スレはあるみたいだけど、
北方スレは、現代小説が語られる傾向が強いんだよね。
697無名草子さん:04/07/07 09:24
つまらぬことを。
歴史時代小説なら、なにを論じてもよいと思う。
北方氏の作品は、『活路』と『余燼』しか読んでないが、
いい作品だと思ったよ。
698無名草子さん:04/07/07 23:00
いろいろ探してきたが、山本周五郎の話が出来るのはこのスレだけか。
まあ、最近取り憑かれてしまったわけでな。
文庫本たまってきた書棚を見た、40歳年齢離れた母親と山本談話になって、
なんか妙な感じではあった。
699無名草子さん:04/07/08 21:34
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840111103/qid=1089290001/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-7268172-2614763

こういうのが出てますけど、読まれた方おられますか?
700無名草子さん:04/07/12 20:42
>>698
スレあるんだが。
山本周五郎
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1038374224/
701無名草子さん:04/07/13 21:06
北方作品おもしろそうなのいっぱいあるから「黒龍の棺」読んでみたけど
読点の多さがどうしても好きになれなくて挫折・・・
装丁もかっこいいし、他にも北方で読んでみたいのいっぱいあるのに悔しい
702無名草子さん:04/07/14 13:41
北方三国志を図書館で借りて読んだんだが、13巻で終わってるのに気付かなかった。
いつ行っても続きが借りられてるなって思いながら、半年近く待ったんだけど、
ついに我慢できなくなって、10巻以降を借り占めた。
復習のつもりで読み返して、あ、なんだ、ここで終わりなのかって
気付きました。
703無名草子さん:04/07/15 06:20
>>701
惜しいね。あれは、馴染むと快いんだが。
704無名草子さん:04/07/17 01:48
海音寺潮五郎の「孫子」読みおわりました。
海音寺は、さすがに中国古典文学を専攻していただけあって
時代背景とかの描写や説明が詳しくて面白かった。
705無名草子さん:04/07/17 02:34
宮部みゆき「ぼんくら」読了(半日で)。

 確かに、面白い構造の小説ではあるが、文庫版の場合、裏表紙
にてネタバレしているのが悲しいところ。
 ベストセラー作家だけに、読みやすくはありましたが、内容的には
どうだろう…。

 ただ、「若く熱意に溢れた牢医師」の名前が“相馬登”だった時点で
嬉しくなってしまった事は否定できない事実だったり。

…宮部さんって、藤沢周平さんをリスペクトしてたんですなぁ。
706無名草子さん:04/07/20 20:28
なーにがリスペクトだっつーんだよ。英語もしゃべれねーくせに
707無名草子さん:04/07/20 21:32
>>667
誰も滝口康彦氏を偲べるひとはいないのか。
まあ、20年来闘病生活で新刊がなかったからなあ。

長篇「落日の鷹」と短篇「権謀の裏」で、鍋島直茂について
正反対の解釈・人物造形を行っていて、ああプロ作家だ、と
感銘を受けた経験があり。当方鍋島直茂シンパ。
708無名草子さん:04/07/23 01:10
しかし歴史小説とか読んでるほど歴史好きなのに、忠臣蔵において赤穂藩が正義、
吉良が悪とほんとに信じてる奴がいるとはな。
709無名草子さん:04/07/27 23:39
北方謙三「波王の秋」読了。
奇襲攻撃、暫減作戦、新兵器・新戦術の投入とダメコンによる防御・・・
これは南北朝に時代を移したもうひとつの太平洋戦争?
句読点の多さは既出だけど章毎に視点がコロコロ変わる構成にも最初結構躓いた。
710無名草子さん:04/07/28 05:07
>>709
わたしは、視点の移動が快感でしたよ。
スピード感があったし、全体を俯瞰することにもなったと思う。
大体、ほかの作家はそういうの説明でやるんですがね。
視点のない説明、あるいは作者の視点による説明は何とかならんのか、
とずっと思っていたので、北方氏の書き方は新鮮でした。
三度目の日本侵攻計画、つまり第三次元寇は、計画されていたというのは史実みたい。
松浦水軍の奇襲によって、頓挫しているのですよ。
歴史には、まだ書かれていないことが多くあるのですね。
711無名草子さん:04/07/29 23:16
永代橋が落ちた時のことを書いている小説って何かあるでしょうか。
藤沢周平の短編で「永代橋」っていうタイトルのがあったから、
それを期待して読んだら全然関係ない話だったので…。
712無名草子さん:04/07/29 23:45
>>711
杉本苑子「永代橋崩落」はどうですか。
713無名草子さん:04/07/29 23:51
藤水名子さんって、どうですか?
714無名草子さん:04/07/29 23:56
>>712
ありがとう!
図書館行って探してみます。
715無名草子さん:04/08/11 17:42
用心棒もののおすすめを教えて下さい。
ちなみに、時代小説は鬼平、どぶ、かわせみ位しか読んだことがありません。
どちらかと言えば苦手で。でも、新聞小説では高橋克彦、乙川優三郎、ほか読みましたが。
なんで新聞小説だと楽しく読めるのに本だと苦手なんだろう・・・挿絵の有無かなあ?
716無名草子さん:04/08/11 19:36
用心棒日月抄(藤沢周平)なんかいかがでしょうか。
717無名草子さん:04/08/12 05:40
>716
早速ありがとうございます。
藤沢さんの本は一回挫折したきり(漆の実・・・です)なのですが、読んでみます!
他にも用心棒ものを御存知でしたら、是非教えて下さい!
718無名草子さん:04/08/12 14:48
用心棒もの、っていっても間口が広いですねえ。
博徒の用心棒と、商家の用心棒では、活動形態も違うだろうし。

ああ、山手樹一郎の「浪人市場」なんかいいかもです。ヤクザ系とカタギ系の両方のスタイルが登場する。
商家系はやっぱり>>716の藤沢周平「用心棒日月抄」とか、あと池波正太郎の「剣客商売」には、けっこう脇役で商家系の用心棒が出てた気もする。
博徒の用心棒といえば思い出すのは、剣豪くずれの平手神酒ですけど、天保水滸伝の小説ってあるっけ?
719無名草子さん:04/08/13 01:13
>718
ありがとうございます、山手樹一郎さんは名前だけ知っている人でした(桃太郎侍の原作者だとここで知りました)。
ヤクザ系とカタギ系の両方が見られるって面白そうですね、読んでみます。

あと、池波さんの本以外で泥棒もので面白いのがあったら教えてください。
上の方で石川五右衛門についての小説は紹介されてますが。
720無名草子さん:04/08/13 09:22
池波正太郎を除く時代小説で、泥棒もの。。。むずかしいっすw
捕り物帖ものじゃだめなんすかね。

浅田次郎「天切り松 闇がたり」は?←スレ違い?
D.E.ウェストレイクの「強盗プロフェッショナル」とかも。←思いっきりスレ違い
721無名草子さん:04/08/18 10:40
すごいことをききますが、
歴史物の小説って今でもどんどん新しいのが出てるんでしょうか?
司馬遼太郎とか海音寺潮五郎とか吉川英治ぐらいしか知らなくて、歴史って
そんなにぼこぼこと新しいことがわかるわけでもないから新作もそんなに
出るもんじゃないのかな、と・・・

さいきん読書をするようになって、どんどん読んでるんですけど
司馬遼太郎の作品はあらかた読んでしまいそうなので、いろいろ教えてください。
722無名草子さん:04/08/18 12:33
 ぼこぼこ「新事実」がわからんと歴史小説ができんってコトは無い
でしょ。「論文」ならトモカクとして、「小説」なんだから。
 歴史小説の今後ってコトでいえば、これから新しい「書き手」がど
れだけ出て来るのかがモンダイ。ただ、それは歴史小説に限ったハナ
シじゃないけど。後継者問題なんてのは農漁村にだって伝統工芸にだ
ってあるコト。
723無名草子さん:04/08/18 14:49
まあ既存の作家の旧作だけでも、かなり長期間楽しめるから、
最初はあまり作品の枯渇を心配するこたなかろうと思いますよ。

とりあえず、直木賞とか吉川英治文学賞の一覧をつらつら眺めて、
よさげなものを手にとってみてはどうでしょ。
・直木賞 http://homepage1.nifty.com/naokiaward/ichiran/ichiran1-20.htm
・吉川英治文学賞 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E5%B7%9D%E8%8B%B1%E6%B2%BB%E6%96%87%E5%AD%A6%E8%B3%9E

もし「こんな傾向の小説が読みたい」とかあれば、言ってみてください。
きっと誰かが答えるでしょう。
724無名草子さん:04/08/19 10:35
藤沢周平の武家ものが好きなんですが、あらかた読み切ってしまいました。私は
次にどこへ向かえばよいのでしょう?

柴田錬三郎も大半を読みました。池波さんは少ーしケレンが強すぎて苦手。
725無名草子さん:04/08/19 12:25
>>724
一般に言われるのは、山本周五郎か、乙川優三郎でしょう。
山本→藤沢→乙川という芸の伝統は、やっぱりあると思う。この3人似てるよね。
作家さん本人はそれ言われたくないようですが。

あと個人的に、杉本苑子、北原亞以子をお勧めします。
どちらも世界に対するある種の諦念がいい感じ。
で、登場人物にきびしい杉本、やさしい北原。
726724:04/08/19 19:17
>725
さっそくありがとうございます。

山本周五郎は「日本婦女伝」(?)を読んだのですが、どうも今ひとつピンとこない…。藤沢周平の
世話ものがあまり好きではないのと同じ理由だろう…とか自分では分析してますが。しかし、「樅の
木は残った」とか名作と言われるものを読んでいませんので、もう少し努力してみます。乙川優三
郎、杉本苑子、北原亞以子も挑戦してみます。

どうも私の趣味は乱暴に言うと「渋めのチャンバラ小説」が好きみたいです。渋けりゃ渋いほどいい
んですが、殺陣までいかなくとも刀のシーンは欲しい、と。藤沢周平の武家ものはまさにぴったりな
んですよ。似たような趣味の方、いませんかねえ?

727無名草子さん:04/08/20 00:37
>>726
なるほど「渋めのチャンバラ」でしたか。柴田錬三郎の名前で察するべきでした。
じゃあ725は忘れておくれ。路線がだいぶ違います。

上のほうログでは、藤沢周平の隠し剣シリーズと似てる作品として
戸部新十郎があがってましたな。俺は未読ですが、そのうち読もうと思ってます。
728724:04/08/20 10:32
>727
たびたびありがとうございます。戸部新十郎を読んでみます。
と、同時に薦められたものもトライしてみます。新たな鉱脈が見つかると
うれしいなあ
729無名草子さん:04/08/20 12:04
>>724
苦手ならしょうがないけど、池波の剣客商売も勧める
730724:04/08/20 13:55
>729
ありがとうございます。「剣客商売」は五巻まで読みました。面白いけど文体が引っかかりますねえ。
文体が引っかかるけど、おもしろいですねえ。続きも読んでみるつもりです

何度も登場して申し訳ない。次から名無しに戻ります
731無名草子さん:04/08/20 19:36
御家人斬九郎を読んだ流れでシバレンの三国志に手を出したのですが、
トウタクが女の子達の前で男性を拷問虐殺する流れに「うぇっ」となって
以来、手を出していません。

池波、藤沢、平岩、山本周五郎、陳舜臣あたりが大好きなのですが、
お勧めの作家さん、もしくは作品はありますか?
他に読んだ作家さんは吉川英治と隆慶一郎です。

とりあえず、戦国時代モノに挑戦してみたいのですが…
732無名草子さん:04/08/20 19:52
>>731
南條範夫。殆ど絶版になってるけど。
残酷ものも書いているが面白いよ。
733無名草子さん:04/08/21 04:45
戦国時代もの、やはり有名どころは面白かったよ。

司馬遼太郎「国盗り物語」 (斉藤道三、織田信長)
吉川英治「新書太閤記」 (豊臣秀吉)
海音寺潮五郎「天と地と」 (武田信玄、上杉謙信)

むむむ。いやな予感がして調べたら、これみんなNHK大河ドラマじゃん。
自らの凡庸なセンスに忸怩たる思い……。
734無名草子さん:04/08/21 08:14
そんなしょうもないところでオリジナリティを発揮しようとしなくていいよ。
面白いから大河ドラマになったんでしょ。

俺は大河ドラマになったから読んだ口だけどおもしろかったよ。
735無名草子さん:04/08/21 11:35
つまり同じことじゃん
736731:04/08/21 21:04
ありがとうございました。
とりあえず吉川太閤記と南條さんをあたってみようと思います。
737無名草子さん:04/08/21 23:39
>>734
>面白いから大河ドラマになったんでしょ
いやまあ、言われてみればその通りですな。733のうしろ2行は余計でした。

>>736
南條範夫の「変人武士道」は侍の枠に収まりきれない主人公が良かった。
ちなみに三大お家騒動のひとつ、仙石騒動がストーリーの背景になってます。
これが本当の、せんごくもの。……すいません。
738無名草子さん:04/08/22 18:15
春秋戦国を舞台にした小説でお勧めのを教えて欲しい
宮城谷昌光の作品はワンパターンでつまらないからそれ以外で
739無名草子さん:04/08/23 03:42
>>738
宮城谷ファンには物足りないかもしれんが、
中国史素人のワシが面白いと思ったもの。

安能務「春秋戦国志」
数百年の歴史が三巻に凝縮されていて時代の流れがよくわかった。

(漫画だけど)、鄭問「東周英雄伝」
この時代のいろんな逸話が流麗な絵柄でドラマチックに描かれている。カッコエー。
740無名草子さん:04/08/23 10:20
>>732
戦国時代だと真田太平記が好きだけど、池波ファンならもう読んでるかも
733が挙げてる以外だと、ポピュラーなところでは山岡荘八
白石一郎の海賊もの(海狼記)も個人的には好き

>>738
春秋戦国時代を扱ってる作家って他にいるのかな?
陳舜臣の小説18史略は面白かったけど、それ以外にいれば自分も読みたい
741無名草子さん:04/08/25 00:17
>738
史記。
742無名草子さん:04/08/25 11:00
このスレで名前のあがった戸部新十郎と乙川優三郎を読んでみたいのですが、
それぞれ入門に最適な一冊、ってありますか?
743無名草子さん:04/08/26 20:15
>>742
戸部新十郎の『前田利家 上下』(光文社)はどうでしょう。
代表作で入手が容易なものです。
744無名草子さん:04/08/26 20:56
>>743
それ代表作か?
戸部新十郎の代表作は
服部半蔵とかの忍者ものだと思うが。
745無名草子さん:04/08/26 22:18
岩崎弥太郎について描いた小説はありませんか?
746無名草子さん:04/08/27 08:39
『竜馬がゆく』によく登場するけど、そういうのじゃダメか...。
747743:04/08/27 21:52
>>744
間違いなく代表作。
無論、服部半蔵も。
さらに言えば、日本剣豪譚シリーズ、秘剣シリーズも代表作。かつ、氏の真骨頂が発揮された作品。
と代表作だらけになってしまいましたが、
初見の方に長編やシリーズものを薦めるのもどうかと思いまして、単発の作品を挙げたわけです。
748無名草子さん:04/08/29 13:56
>>724-725
俺は藤沢周平好きだったけど、山本周五郎は受け付けなかったな。
749無名草子さん:04/08/30 10:52
>>748
おれもダメだった
750742:04/08/30 13:56
>743 >744 >747
ありがとうございます。さっそくトライしてみます。
751738:04/09/01 02:16
亀レススマソ

>>739
宮城谷ファンというより宮城谷嫌いかも
春秋戦国史は春秋戦国の小説では最初に読んで、
この時代に興味を持ったきっかけになった本だったり

その漫画は漫画喫茶に置いてたりするのかな?
探して読んでみます

>>740
十八史略も既読だったり、あれは面白いですね
諸子百家の中にはかなり有名な人が何人かいるけれど、
時代としてはマイナーな部類だから題材にする人が少ないのかな

>>741
史記を題材にした小説でお勧めのってあります?
本当は原文で読んだ方がいいんでしょうけど、
ちょっと前に漢書を原文で読んで燃え尽き気味なんで
752名無草子さん:04/09/04 23:28
陳舜臣の十八史略が上下巻のと1巻から6巻くらいまで
のとで2種類あるのですが、何か違うのですか?
753無名草子さん:04/09/05 01:45
>>752
中身は同じ。
上下巻のは豪華愛蔵版。
754無名草子さん:04/09/09 10:37
陳舜臣絡みで便乗(?)質問

実録 アヘン戦争 中公文庫 と

阿片戦争 上 滄海編 (1) 講談社文庫
阿片戦争 中 風雷編 (2) 講談社文庫
阿片戦争 下 天涯編 (3) 講談社文庫

は別物ですか?
別物だろうなぁ…だとしたら、どちらが先に出版されたんですか?
755無名草子さん:04/09/11 22:58:28
>>731
遅レスなのですが、
司馬遼太郎「梟の城」はオススメです。

私も藤沢〜池波と来て次はどこへ行こうかと思っていたのですが、
戦国ものの傍流、「忍者」に寄り道してみてはいかがでしょう。

もう、スケールがでかすぎてびっくり仰天しました。
空港の本屋で買って読んだのですが、
旅行のイメージよりもこの本のイメージの方が強かったくらい
面白かったです。

慣れるまで文体のリズムが悪く感じるかもしれませんが、
慣れれば、大丈夫。
なるほどファンが多いわけだ、と頷ける美文もあり
かなり楽しめますよ。
756無名草子さん:04/09/13 12:03:00
>>754
ちょっと検索すればすぐわかる
小説が先に出版されてる
757無名草子さん:04/09/13 18:54:31
実録 アヘン戦争 は小説じゃないのか?
758無名草子さん :04/09/16 23:18:05
真田十勇士が出てくる小説を読んでみたいのですが、
十勇士のでる小説ってどんなのがありますか?
759無名草子さん:04/09/16 23:34:39
>>758
・原点 立川文庫「猿飛佐助」(復刻版)
・そのものずばり 村上源三「真田十勇士」
・変り種 福田善之「真田風雲録」
などなど。

そして、いわゆる真田十勇士とは違うが、
真田忍びを描いた作品と言えば
・池波正太郎「真田太平記」
にとどめをさす。
760無名草子さん:04/09/17 00:16:18
「真田太平記」かぁ
読もう読もうと思いつつ10年位経ってるな、超長編は
なかなか手を出しづらい。
池波氏の本は桐野関連のものは読んだが、氏は桐野がか
なりお気に入りのようだ。
761無名草子さん:04/09/17 11:20:35
>>757
読んでないけど、「実録」の意味からして小説とは違うと思うけど
ちなみに小説アヘン戦争を書いたときのノートをもとにした本らしい

>>760
忍者が強すぎず弱すぎず、忍者の描き方としては一番好き
762無名草子さん:04/09/17 12:30:06
>760
とりあえず軽い気持ちで1巻を手にとってみては?
途中で止められなくなるかもしれませんよ。
763無名草子さん:04/09/18 21:20:44
>>759 立川文庫「猿飛佐助」(復刻版)

は猿飛佐助は一巻のみですか?
764無名草子さん:04/09/19 00:09:14
江戸時代の庶民の生活がリアルに描かれた小説ご存じでしたら教えて下さい。
765無名草子さん:04/09/19 00:22:01
東海道中膝栗毛
766無名草子さん:04/09/19 00:45:41
ありがとうございます!面白そうです。
弥次喜多珍道中読んでみます。
767無名草子さん:04/09/19 08:52:57
おいおい
768無名草子さん:04/09/19 17:29:10
ぜんぜん無名の著者(新垣清って人)、
そして弱小の出版社(壮神社って聞いたことないか?)から
「猿・小説本部朝基物語」って沖縄唐手の達人の本が出てるよ。
期待してなかったからかもしれんが、これがマジで「チョー・面白ろかった!!」。
これヘタすると、「拳剛小説」みたいなモノのシリーズモンでいけるぞ。

欠点は、ちょっと脱字・誤字があること…。それと説明口調になってるところが
あるな。それと題目が少し長い(それも漢字だけ)ということかな。

ただ面白さは、保証する。
騙されたと思って、一度話しの種にでも良いから読んでみろや。
769無名草子さん:04/09/21 03:27:54
用心棒ものでお勧めはないでしょうか?
藤沢周平、佐伯泰英、鳥羽亮等が好きですがめぼしい物は読んでしまいました
今は裏長屋に住んでるが剣は凄腕、糊口を凌ぐために用心棒稼業みたいな設定
が好みです。今だと「居眠り磐音」シリーズが好きです。
770無名草子さん:04/09/21 11:07:15
>ぜんぜん無名の著者(新垣清って人)、
>そして弱小の出版社(壮神社って聞いたことないか?)から
>「猿・小説本部朝基物語」って沖縄唐手の達人の本が出てるよ。

武道版で絶賛されてますな…(長い批評がレスされてた)、
格闘小説だけじゃなくて、歴史小説としても面白いって…。
771無名草子さん:04/09/22 01:48:50

>弱小の出版社(壮神社って聞いたことないか?)

その割には、がんばってますね。
いまヤフーで調べたら、歴史男性作家部門で五位に位置していましたよ。
ちなみに一位は、夢枕 獏さんでした。
772無名草子さん:04/09/22 02:34:06
>>771
他スレより、
>>「猿・小説本部朝基物語」って沖縄唐手の達人の本が出てるよ。
に関して

>夢枕 獏・先生のように、無理にでも興奮させてやろうというケレンもなく、
>堅実な一冊でした。

でもわたし個人としては、獏先生のケレンのある作品が大すきですけどね…。
773無名草子さん:04/09/24 17:07:06
【訃報】白石一郎氏が死去 海を舞台に歴史小説
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1096008610/l50
774無名草子さん:04/09/24 18:26:08
>>773
水上勉さんが亡くなったと思ったら、今度は白石さんまで亡くなられたか・・・。
七十代以上の名作家たちが次々と死んでいくのは何とも悲しい。
どちらも著作は一冊も読んだ事がないけれど、謹んでご冥福をお祈りいたします。
775無名草子さん:04/09/24 22:44:01
>>773
ううむ。残念です。けっこう読んでましたよ。
十時半睡の新刊が文庫に落ちるの待ってたんだけど、
単行本で買ってきちゃおうかな。
776無名草子さん:04/09/25 00:41:34
>>775
東海道を西下中の十時半睡翁は大井川を渉ったところ。
永遠に福岡城下に戻られることはないのか……。
777無名草子さん:04/09/25 02:56:59
777げt
778無名草子さん:04/09/25 15:28:09
会津戦争もので面白いのある?
とりあえず司馬の幕末物は読んだんだが
この辺描かれてなかったもんで
779無名草子さん:04/09/26 02:48:48
『天と地と』を読み終わった。
いいわあ。特に前半が良かった。謙信の成長過程のエピソードが面白いし、合戦の描写に迫力があって興奮した。
海音寺の小説を読んだのはこれが初めてなんだけど、他のも読んでみたくなったよ。このスレでは、『平将門』『蒙古来る』
あたりが挙げられてたけど、やっぱこの辺が面白いのかな?『武将列伝』『悪人列伝』あたりも面白そうだなと思うんだけど、
本屋に置いてないんだよね。困ったもんだ。
780無名草子さん:04/09/26 07:42:55
「孫子」 イイ!!
ただ、これ読んだばっかりに中国歴史物にはまり
我が脳の記憶容量の少なさに悩まされている昨今
781無名草子さん:04/09/26 12:55:03
>>779
平将門は最高傑作
782779:04/09/26 16:58:51
レスありがと。『孫子』に『平将門』ね、メモメモ。
『平将門』は文庫版は絶版になってるっぽいね。ハードカバーは1冊3500円もするし、図書館で借りるしかないか・・・。
トイレで本を読む人がいるって聞いてから、図書館の本とか古本屋の本がちょっと嫌になってるんだけど。うー、記憶を消したい。
783731:04/09/26 22:23:22
おひさしぶりです。
あちらこちらを回って、ようやく手に入ったのは、南條氏の
「出雲の鷹」です。
まだ、読み出して間もありませんが、行間のリズムとの相性は
とてもよさそうです。読み進めやすい。
可愛くない鹿之助と、これから少し付き合ってみようと思います。

みなさま、ありがとうございました
784無名草子さん:04/09/29 20:47:46
このスレ初めて来て、過去ログみたらなんかどうもお決まりのパターンに
なってるようだが、藤沢周平から山本周五郎入って、今は乙川優三郎読んでる。
喜知次良かったわー。
785無名草子さん:04/09/29 20:59:57
>>778
早乙女貢「会津士魂」を薦める、戊辰の全てがそこにある。
ただし、左幕贔屓に加え薩長憎しの内容なのでそこらへんは注意してね。

786無名草子さん:04/09/29 21:03:38
>>784
宇江佐真理もオススメ
787無名草子さん:04/09/30 16:20:04
>>783
南條範夫は短編の名手だから短編から入った方が良かったような気が
するけど、まあ「出雲の鷹」もそこそこ面白いよ。やや冗長だけどね。
788無名草子さん:04/10/01 10:38:45
小松姫(稲姫)の婿選びのエピソードが
書かれてる小説教えてください。
小松っちゃんと信之が主人公になってる
小説があれば一番なんだけど、
婿選びの事がちらっと出てればなんでもいいです。
789無名草子さん:04/10/01 11:41:20
>>773
白石一郎さん亡くなったのにほとんど話題にならないのか。
個人的に、直木賞取った「海狼伝」と
ウイリアムアダムスを描いた「航海者」、
幕末に西洋式海軍を創る「海の夜明け」が好きだった。
航海者の後半はあまり好きじゃないけど、
日本にたどり着くまでと、江戸(だっけ?)への航海のコントラストが好きだった
790無名草子さん:04/10/02 23:25:18
ここ最近水滸伝にこっていて
北方謙三と杉本苑子の水滸伝を読んでいます。
他の作家さんで
この人の水滸伝はおもしろいと思ったのがあったら教えてください。
791無名草子さん:04/10/03 10:35:09
>>788
小松っちゃんの影がちと薄くなるかもしれないけど、信之が主人公というなら
池波正太郎「真田太平記」か。既読な気もするが。
792無名草子さん:04/10/04 17:50:06
>>768
>ぜんぜん無名の著者(新垣清って人)、
>そして弱小の出版社(壮神社って聞いたことないか?)から
>「猿・小説本部朝基物語」って沖縄唐手の達人の本が出てるよ。

このレス見て注文しようとしたら、この本アマゾンでは在庫切れになってますね。
ヤフーのesbooksから購入しました。
面白いですね。↑ここでは歴史モノ男性作家で5,6位に位置してるんじゃない。
良い本は無名、弱小あまり関係無い!! の良い例でしょう。
793無名草子さん:04/10/04 21:00:45

確かに面白いよ。でも編集をもう少しちゃんとしないと……
せっかくの秀作が台無しになっちゃうキワドイ瀬戸際。
794無名草子さん:04/10/04 23:45:18
>>790
私も北方水滸伝、愛読しています。14巻まで進みましたね。
すごいエネルギーです。
795無名草子さん:04/10/05 15:53:05
そういえば、従兄弟に薦められてプレイステーション2の戦国無双、とかいうアクションゲームを年甲斐もなくやってみたのですが
キャラの原案を時代小説にとってるようなものがしきり。
尻食え孫一の雑賀孫一、一夢庵風流記の前田慶次、真田太平記のお江などですが、
ずいぶん変に変えられてるので、見ないほうがいいかも。
796無名草子さん:04/10/05 21:06:28
>>604
向田邦子の「父の詫び状」には、直木三十五の「南国太平記」は夜眠るのがもったいないくらい面白かったってあったよ。
797無名草子さん:04/10/05 21:11:05
北原亞以子や澤田ふじ子って読んだことある人います?
藤沢周平の小説が好きなんだけど、面白いのかな?
798無名草子さん:04/10/08 13:03:58
>私も北方水滸伝、愛読しています。14巻まで進みましたね。

そうですね。でも一口で14巻と言っても、考えてみれば(考え無くても?)
大変な労力なのですよね。量も質も、書くということは大変なことだと思っています。
799無名草子さん:04/10/10 15:49:00
>でも一口で14巻と言っても、考えてみれば(考え無くても?)
>大変な労力なのですよね。

でも歴史モノは、他の小説などと違ってストリーが長大気味になるから
巻が増えるのは普通だと思うが……。良い悪いという意味では無くてね。
800無名草子さん:04/10/10 16:51:02
>>797
頭の悪いやつだ。図書館にでもいって読んでみろや。そんなに時間が惜しいのかね?
801無名草子さん:04/10/10 19:15:14
まぁそぉ言うな…
田舎の図書館の蔵書都会の普通の本屋以下なのさ…
まさに俺がそうなんだが…
部長!申し訳御座いませんでした!帰して下さい!オナガイシマス(泣
802無名草子さん:04/10/12 00:20:44
日経書評を見てたら火野雅志の虎の城をよんでみたくなったんだが
読んだ人いる??感想教えて。
803無名草子さん:04/10/12 09:12:11
白石一郎の「戦鬼たちの海」読んだら、妙にせつなくなった。
お咲が可哀想というか何というか・・・。
2、3日ほど引きずりそう。
804無名草子さん:04/10/12 12:07:47
>>802

この本、ヤフーの歴史小説男性作家では3,4位だよ(上下ね)
ちなみにこの板に出てくる作家では
1,2位が夢枕 獏さん
6位が新垣 清さん

ttp://esbooks.yahoo.co.jp/books/literature/historical_and_jidai_novel/151524/-/sort/1
805無名草子さん:04/10/12 15:11:52

イーエスブックスでは、歴史・男性で
「新選組幕末の青嵐」が五位ですね。
806無名草子さん:04/10/12 15:26:19
木内昇は女性作家だよね。
807無名草子さん:04/10/12 15:35:39
そう!

木内さんは男性とも間違えられるようなペンネーム(だけ?)
ですけど、れっきとした女性作家ですよ。
他に同姓同名で作家の方がいなければ……
808無名草子さん:04/10/12 15:39:43
だったら、誰かヤフー(イエースブックス)に知らせてやれや!
809無名草子さん:04/10/12 23:11:40
>>804 辛抱タマラソになったので三省堂でちょっと立ち読みして買ってきたよ。

また積読本が増えてしまったw 消化しないと・・・・・
810無名草子さん:04/10/13 01:49:13
木内さんって、女性だったのか!? 男性作家部門に入れられちゃって、
チョットかわいそう。
ところで、ヤフーの歴史小説男性作家の順位が変化してますよ。
以下参考までに、今度はだれか女性作家を列挙して欲しいス。

1位 「沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ1」 夢枕 獏
2位 「同上            巻の2」 夢枕 獏
3位 「天切り松闇がたり 第3巻」      浅田 次郎
4位 「虎の城 下」             火坂 雅志
5位 「猿 小説・本部朝基物語」        新垣 清 

以上です。
811無名草子さん:04/10/13 02:04:24
オッ!
浅田さん、上位入ってきたね。
812無名草子さん:04/10/13 13:12:50
>>810

別に競馬新聞じゃないから誰が上位に入っても良いし、
それが小説の価値を決めるわけでもない。


っとは言ってもやはり面白いし、ちょっと気になる。
813無名草子さん:04/10/13 22:05:45
宮城谷「三国志」読み始めました。

100ページ過ぎても劉邦も曹操も出てきません。
相当の長編になる模様、T
814無名草子さん:04/10/13 22:59:51
俺、三国志はあまり詳しくないんだけど、
たぶん劉邦は最後まで出てこないんじゃないかなあ。
815無名草子さん:04/10/13 23:26:37
まぁ言わんとするところは、劉備だろうけどね…イイジャン
816無名草子さん:04/10/13 23:31:08
それにしても、劉備、曹操が出てこないとすると誰が出てきてるの?
腐敗した漢皇室の描写ですか?
817無名草子さん:04/10/14 00:19:47
阿斗じゃね
818無名草子さん:04/10/14 00:44:14
>相当の長編になる模様、T

まあ、覚悟して読み終わることですな!
ガンバレ!
819無名草子さん:04/10/14 00:49:34
まぁ文芸春秋連載のほうも四十二話でいまだに曹操親父アポン、陶謙アポンのとこだしナ
820無名草子さん:04/10/14 11:39:45
中国の歴史小説を時代順に読んでいきたいのですが、
年表のように小説を紹介してるサイト知りませんか?
ぐぐってもなかなか見つけられません。
821無名草子さん:04/10/14 16:36:50
>>820 それは春秋戦国時代と三国鼎立のときが非常に読むものが多くなりそうだな
822無名草子さん :04/10/14 17:24:22
>>820
なんかオモシロソウだねそういうの。
自分もしてみたいんだが一冊目は何から読めばいいと思う?
823無名草子さん:04/10/14 18:47:52
歴史小説は現代からさかのぼって読め。
824無名草子さん:04/10/14 21:08:39
>>822 宮城谷昌光 天空の舟とかの夏殷革命からはじめよう
825822:04/10/14 21:30:30
>>823
順番に読んだ方が歴史の流れが掴み易いと思ったんだが。。。

>>824
サンクス!さっそく明日探してみるわ
826無名草子さん:04/10/14 22:03:06
歴史小説はその頃の時代背景とか、今とは違う人々の考え方とかを学ぶとより面白さが増す。
同じ出来事を書いた作品でも儒教的な解釈を含んだりすると見方が違ってくる。

だから、勉強するノイイ!
827無名草子さん:04/10/14 22:13:22
中国歴史小説時代年表 完成求ム
夏 

周 
春秋戦国 


三国

南北朝


五代



828無名草子さん:04/10/14 22:40:13
かなり偏ってることは承知の上でちょっと埋めてみよう。歴史小説と言えるかどうかアヤシイものもあるが気にしないでくれ。
殷周易姓革命などの時代区分的に狭間にあるものは主観でウェイトが重いと思われるほうに入れる。

夏 ○天空の舟(宮城谷昌光)
殷 ○王家の落日(宮城谷) ○太公望(宮城谷)
周 ○周公旦(酒見賢一)
春秋戦国 ○春秋戦国志(安能務) ○重耳、孟嘗君、他多数(宮城谷)
秦 ○奇貨居くべし、香乱記(宮城谷) ○項羽と劉邦(司馬遼太郎) 
漢 ○霍去病、光武帝、他(塚本青史) 
三国 ○三国志(吉川栄治) ○三国演義(安能務)

南北朝
隋  
唐 ○隋唐演義(安能務)
五代



清 

通史 ○小説十八史略(陳舜臣) ○中華帝国志(安能務)
829無名草子さん:04/10/14 22:53:31
偏った漏れの主観も入れる
夏 ○天空の舟(宮城谷昌光)
殷 ○王家の落日(宮城谷) ○太公望(宮城谷)
周 ○周公旦(酒見賢一)
春秋戦国 ○春秋戦国志(安能務) ○重耳、孟嘗君、他多数(宮城谷)
秦 ○奇貨居くべし、香乱記(宮城谷) ○項羽と劉邦(司馬遼太郎) 
漢 ○霍去病、光武帝、他(塚本青史) 
三国 ○三国志(吉川栄治) ○三国演義(安能務) ○三国志(北方謙三)

南北朝
隋  
唐 ○隋唐演義(安能務)
五代
宋 ○楊家将(北方謙三)○水滸伝(北方謙三)○金瓶梅


清 

通史 ○小説十八史略(陳舜臣) ○中華帝国志(安能務)

中国四大奇書・金瓶梅を読みたいんだけど誰かいい作者いない??
830無名草子さん:04/10/15 01:05:20
山田風太郎
831無名草子さん:04/10/15 10:55:29
>>822
ttp://www.page.sannet.ne.jp/mushio/
宮城谷作品限定の年表ならあった
832820:04/10/15 13:08:08
見つけることが出来ました。でもちょっと読みにくいです
ttp://furong.mabinogion.net/shao_furong/
833無名草子さん:04/10/15 13:15:47
>>830
山田風太郎の『妖異金瓶梅』、ミステリにはまっていた頃に読み、
その後水滸伝にはまっても同じ時代とは気づかず、
再読して初めて「金蓮だ!武松だ!」と感動を覚えた orz。
「金瓶梅を舞台にしたミステリー」
って感じだけど、おもしろいよ〜。>>829
834無名草子さん:04/10/16 01:03:37
北方謙三って、なかなかいいね。
読まず嫌いだったが、はまった。
「三国志」と「水滸伝」しか読んでないんだが、
ほかにも時代物があるみたいだな。
835無名草子さん:04/10/17 01:33:23
北方本はクセがあるが、そのクセにはまったら止められなくなる
836無名草子さん:04/10/17 08:06:07
「武王の門」で嵌って
「破軍の星」で泣いて

司馬が手付けなかった中世物にどっぷり…てな時があったな
837無名草子さん:04/10/17 10:56:47
北方は現代物のハードボイルドはなんか気恥ずかしくて駄目だけど、
歴史物だと良い感じにはまるね。漢が格好いい。
838無名草子さん:04/10/20 22:02:47
北方といえば堅茹卵のイメージが強すぎてドーモ読む気になれない。
ブラッディードールとか・・・
839836:04/10/21 09:07:29
俺もその先入観が強かったことは否定できない。
正直嫌いだった。
何かのきっかけで「武王の門」読んだら少しばかり嵌ったのよ
ま、腰に刀ぶち込んだ男共が切った張ったやってる時代は
生き様そのものが固茹卵だはな
840無名草子さん:04/10/21 13:27:54
>堅茹卵??

って思ったら、ハッ! ハードボイルドのことだったんだ(w
841無名草子さん:04/10/21 13:37:54
硬茹、堅茹、固茹、どっちなの?
842無名草子さん:04/10/21 21:34:35
>>841
細かいことだが、
2つの選択肢の場合は「どっち」だが3つ以上の選択肢がある場合は「どれ」
になるのでは?
843無名草子さん:04/10/21 23:40:41
>>789
「風雲児」はどうですか?
「海狼伝」、「海王伝」、「餓鬼たちの海」と読んで
次はどれにするかちょっと迷ってるんですよね。

あと、「海狼伝」の雷三郎のようなキャラが活躍する作品ってありますかね?
844843:04/10/21 23:43:20
× 「餓鬼たちの海」
○ 「戦鬼たちの海」
う、はずかしです。(白石先生ゴメンなさい)
845無名草子さん:04/10/21 23:49:45
文庫が出た浅田次郎の蒼穹の昴ってどないですか〜〜??
846無名草子さん:04/10/22 02:47:00
秀吉が天下をとってから死ぬまでの小説で面白いの、おせーて。
官僚と大名との対立とか、朝鮮出兵とか、秀頼切腹とかが詳しいやつ。
津本陽の「独眼龍政宗」を読んだら、その辺に興味が湧いたので。
847無名草子さん:04/10/22 03:08:56
↑ごめん。秀次だ・・・。
848無名草子さん:04/10/22 15:57:26
>白石先生ゴメンなさい

返す返すも、惜しい方を失いましたね。合掌!
849無名草子さん:04/10/22 20:25:46
新井白石がどうしたのかと本気でしばし考えた俺。
850無名草子さん:04/10/23 13:44:08
宮城谷の『三国志』には萎えてしまった。
いつまで読んでも引き込まれない。
851無名草子さん:04/10/24 17:38:41
>>850
それは単におまいにむいてないだけじゃないの?
852無名草子さん:04/10/25 10:38:17
>>845
面白いよ。続編扱いのなんとかの井戸はいまいちだったけど
ちなみに、宦官になるためにちょんぎる描写がやたら細かい
853無名草子さん:04/10/25 16:40:49
・・・・・・・ガクガクブルブル(股間を押さえつつ)
854無名草子さん:04/10/27 10:50:37
新井白石でふと思ったんだけど、藤沢周平の市塵みたいに、
地味な政治の駆け引きを書いた小説でいいのはありませんか?
855無名草子さん:04/10/29 20:40:49
>>786
一ヶ月も前のことであれだが、今週から読み始めてみた。
結構良いかも。
856無名草子さん:04/11/04 20:09:14
>>845
自分は好きだ。
李鴻章が格好良く描写されてるのに驚きつつ、良い。
857無名草子さん:04/11/08 20:41:18
伊東一刀斎が主人公の小説で、オススメなのありますか?
858無名草子さん:04/11/08 20:50:53
>>856 蒼穹の昴かってきますた。ただし単行本ですがw文庫嫌いなもので。
三省堂になくてジュンク堂に行って買ってきた。
これから読むデあります!
859無名草子さん:04/11/08 22:32:02
http://www.asahi.com/obituaries/update/1108/004.html?ref=rss
南條範夫先生のご冥福をお祈りいたします。
860無名草子さん:04/11/08 23:59:58
>>859
うああついに・・・
好きだったのにショック
861無名草子さん:04/11/10 12:16:02
白石一郎さんの死でがくっとなってたのになー。
南條氏の作品って、インテリらしい癖があって面白かった。
・・・何冊か読み直してみます。
862無名草子さん:04/11/10 22:59:52
>>857

 先日訃報が伝えられた南條範夫さんの「剣の舞」という作品が、伊藤
一刀斎を主人公にした作品みたいです。古本屋で後ろ書きを読んだだけ
なので、お奨めするわけにはまいしませぬが、参考までに。

 五味さんの「伊藤一刀斎は背番号0」は…さすがに違いますね。
 大好きなんですけれど。
863無名草子さん:04/11/11 00:06:49
歴史小説の血脈が途絶えよとしてるのか?
現役の書き手は津本陽くらいしか思い浮かばない。
864無名草子さん:04/11/12 22:01:50
縄田一男氏編の時代小説傑作集で
南條さんの作品を読んではまったのに、ほとんど絶版・・・で残念です。

残虐の系譜とかいじめ刃傷とか、
他の作家さんとは全く違うテイストで面白かったです。
南條さんで検索すると、『シグルイ』がヒットしますが面白いのかな。
何冊かでも復刊してほしいです。

あと12月に、文春文庫から海音寺さんの短編集でますね。
楽しみです。




865無名草子さん:04/11/12 22:05:59
>>863
そりゃお前が無知なだけ。
866無名草子さん:04/11/12 22:18:07
安部龍太郎の『信長燃ゆ』って面白い?
867無名草子さん:04/11/13 11:11:15
博識な>>865が降臨しますた
868無名草子さん:04/11/13 13:00:46
「信長燃ゆ」って、仁科盛信がクローズアップされてたり
信長の恋情が描かれてて、新聞連載時に楽しみに読んでたけど
終わり方が微妙に中途半端な気がしたのですが・・・?

あの終わり方は単行本も同じなのかな。
869無名草子さん:04/11/13 15:48:38

安部竜太郎の「信長」日経連載中熱読しました。
高村薫が連載を途中降板したので安部さんの
再登場を期待していたら・・・
なんと渡辺淳一の えろ小説 の再登場でした。
高村の前の 池宮 は司馬の盗作でしたね。
日経の読者は最近数年間ついていません。
870無名草子さん:04/11/13 20:00:23
新聞連載って毎週毎週締め切りに追われて書いてるの?
それとも一旦出来上がったものを小出しにしてるの?
871無名草子さん:04/11/13 21:16:59
>>868>>869
結構面白そうですね、「信長燃ゆ」
読んでみよう。題名がカッコ(・∀・)イイ!!
872無名草子さん:04/11/15 00:34:38
三国志以後から晋の成立あたりを舞台にしたいい小説ない??
873無名草子さん:04/11/19 09:06:24
すいません質問です。
10年位前に静岡新聞の夕刊に連載されていた小説で

ヒロインが主人公にペッティングされたけれど
挿入はせず。そのすぐ後に主人公の仲間にレイプされる。

主人公の目が途中から見えなくなる。

という小説の作者とタイトルは何でしょうか?
わかる方がいましたらお願いします。
874無名草子さん:04/11/19 23:25:29
>>864
俺も南條に最近はまったよ。残虐の系譜ってどんな話?つかこの人生きてんの?
875無名草子さん:04/11/19 23:40:39
生きてんの?と質問したけど死んでるね。南條さん。ショック。
876無名草子さん:04/11/20 14:08:50
生きていんの?なんて聞く奴が
死んでいると知ってショックを受けるはずがない。
877無名草子さん:04/11/21 00:28:15
断定されちゃった。
878無名草子さん:04/11/21 02:47:13
そりゃ低能の行動パターンはわかりやすいからな
879無名草子さん:04/11/22 02:15:35
世界史は微妙ということなので、スレ違いかもしれないんですが、
西洋版「三国志」と言えるような大規模(架空)戦記小説ってありますか?
出来ればすでに完結している物がいいです。
880無名草子さん:04/11/23 15:27:00
>>879 塩野七生 ローマ人の物語
881無名草子さん:04/11/23 19:42:28
>>880
完結してない
882無名草子さん:04/11/23 21:13:37
>>881 出来ればだから
883無名草子さん:04/11/23 21:24:57
デルフィニア戦記
884879:04/11/24 00:16:36
>>880-883
ありがとうございます。少し調べてみました、
デルフィニア戦記の方は、大男に勝つ12歳の少女がいたりするみたいですけど、
ファンタジー(ラノベ)っぽい設定が他にもあったりしますか?

ローマ人の方は完結してから読んでみようかと思ってたんですが、
最低でもあと数年はかかるみたいですね。文庫まで待つとなると…
やっぱり待つのは諦めて、少し立ち読みしてよさそうだったら買ってみます。
885無名草子さん:04/11/24 10:00:49
宮城谷昌光の作品に出会ったのが7年前。以来、浅田次郎「蒼穹の昴」でこんなのが
あるのか!と迷走を始め、宮部みゆき、北原亞以子、乙川優三郎と行き、
今になって藤沢周平を読んでいます。
そんな私にオススメの作家さんがいたら、
ぜひ教えていただきたい…。
20代女性ですが、女友達は時代小説を全く読まず、情報交換する仲間がいなくて寂しいです。
時代小説コーナーが設けられていると、おじさま方に並んで物色し、
病院の待ち時間には、隆慶一郎の作品を読みふける日常です。
両国の某博物館に行き、吉良邸跡を見たいがために東京へ行ったときは
楽しかったなぁ…。深川めしを堪能してきました。秋田の角館もよかった。
読了後、その雰囲気を肌で感じたくなる、旅に出たくなるような小説なら
ベストかな…
886無名草子さん:04/11/24 16:38:58
>>885
ネカマ乙
887885:04/11/24 21:08:48
>>886
ネカマじゃありませんよ。
敢えてこのスレでネカマ装う意味は、無いのでは…。
888無名草子さん:04/11/24 21:37:14
まぁまぁ、2chですから
高橋克彦の陸奥三部作(?)「風の陣」、「火怨」、「炎立つ」など如何?
読むなら 「火怨」→「炎立つ」、ついでに「風の陣」かな?
奥州が悲しいほど愛おしくなりました。
で、これら読了後北方謙三の「破軍の星」に巡り会い号泣する w
889無名草子さん:04/11/24 22:05:20
>>887
じゃぁ、子母沢寛の「父子鷹」を薦めてみる。
確かに時代物コーナーでおねいちゃんは見かけんな。
890無名草子さん:04/11/25 00:13:00
風の陣ってどんな話?
891無名草子さん:04/11/25 03:32:14
『破軍の星』、私には最高でした。『武王の門』と並んで。
892無名草子さん:04/11/25 07:52:08
>>890
八世紀中頃の黄金発見に端を発する奥州動乱と、中央政界の血腥い権力抗争を描く大河ロマン。
本篇は全三部構成の第一部であり、奈良朝を震撼させた「橘奈良麻呂の乱」を中心に描く。
蝦夷の若者・丸子嶋足は…(略
893無名草子さん:04/11/25 09:24:29
>>888
「火怨」、「炎立つ」、「天をつく」を読んだけど
ラストがみんないっしょなんだよね。作品自体はおもしろいけど
894無名草子さん:04/11/25 18:54:25
イケナミ師ね!
895無名草子さん:04/11/25 19:09:01
あれ。井上靖はみんなスルーですか?
井上ひさしは入っていて、この人が入っていないのは不満
896無名草子さん:04/11/25 21:57:44
上の一覧に羽太雄平さんが無いけど、無名ですか?
自分は好きなのですが。

徳川埋蔵金の「本多の狐」や、家康双生児説(史疑の派生として)の「二河白道」があります。
個人的には青春小説の「峠越え」推奨。
将来を約された首席家老の息子の癖に頭悪い主人公が、頭の切れる弟や父や親友や、時には藩主にさえ、からかわれ馬鹿にされながら事件を解決していく話。
首席家老も、足軽寸前の微禄も、藩主も、人間臭いのがいい。
勿論、話は緻密で、続編の「新任家老 与一郎」では、意外すぎる黒幕が用意されていたりします。
897無名草子さん:04/11/26 00:09:58
>>892
毎度毎度すいませんが、何文庫から出てますか?
898無名草子さん:04/11/26 00:11:46
サゲたはずがアゲてますた(汗)。すいません。
899無名草子さん:04/11/26 00:18:35
自分で調べることもできない馬鹿は氏ね
これだから最近の若いもんは
900無名草子さん:04/11/26 07:37:10
901無名草子さん:04/11/26 12:29:54
>893
本当は勝てたんだけど、という話の展開ですね。
902無名草子さん:04/11/26 20:19:55
まさかPHPから出てるとは思わなかった。
903無名草子さん:04/11/26 22:45:55
歴史、時代小説に興味があって、2ちゃんでこのスレまで辿り着けるのに、
本のタイトルまでわかって、それについての情報をネットで調べられない
ってのはどういうことなのか、
ここに質問を書く手間よりも、検索窓に書名をコピペする方がずっと
簡単だと思うのにしないのは何故なのか、素朴に理解できない。
904無名草子さん:04/11/27 07:06:23
なんでもママがやってくれたんだよ
905無名草子さん:04/11/27 21:27:55
>>885
>浅田次郎「蒼穹の昴」でこんなのがあるのか!
ちょん切る話しに魅せられたのか
906無名草子さん:04/11/28 09:50:21
>903

そこいらよりも、
ココで訊くのがいいってことだしょ
907無名草子さん:04/11/28 10:18:33
どこから出版されてるか、くらいなら>>900のように
ネットを検索しようね
908無名草子さん:04/12/04 23:58:45
司馬遼太郎の尻くらえ孫市読んでます。
909無名草子さん:04/12/19 14:44:27
新選組!関連書籍スレッド
http://live14.2ch.net/test/read.cgi/nhkdrama/1098104829/l100

大河ドラマ板のスレなので、端々に
大河版新選組の話が絡む流れになりますが
色々紹介されてて良スレです。
910無名草子さん:04/12/20 17:48:34
朝日の視聴者欄をみるかぎり、歴史に人間ドラマを求めるタイプには
好評だったみたいだね>新撰組
ビジネスや人生訓を好むタイプや、史実再現派には不評。

よくもわるくも、新撰組らしい
911無名草子さん:04/12/21 19:05:10
北方謙三の『武王の門』を読んだ。かなり面白かった。男!!って感じ。
912無名草子さん:04/12/22 04:16:50
新垣清の『猿』は書店だけじゃ無くて
出版社でも完売して、増版待ちみたいですね
913無名草子さん:04/12/22 06:08:10
>>912
通常は、売り切れる前に増版かかるはずだが?
914無名草子さん:04/12/22 08:03:47
>>911
俺も読んだ。あんな小説を書く人だとは思わなかった。
ハードボイルドより、ずっと俺の好みだったよ。
915無名草子さん:04/12/23 05:04:49
>>885
浪曲を聴いてみることを御勧めする。国狩り、人斬りとは
違う庶民の息遣いを耳にすることでしょう。時代小説を娯し
む上でも新たな感覚で接することができるようになるかも
知れません。

あえて言えば 皆川博子 「妖櫻記」
916無名草子さん:04/12/23 09:20:31
>>911 914
北方謙三で、ほかにお薦めはありますか?
私は、図書館で借りた「悪党の裔」を読みましたが、ほかのも読んでみたいと思いました。
この作家は、ハードボイルドだけではないのですね。
917無名草子さん:04/12/24 15:11:54
>>912
初版でどれだけ刷ったかで、違ってくるはずだが!?
まあ、売り切れたということは、最初の予想より売上が
好調だということだから、良いことなんでしょう。
きっと・・・!?
918無名草子さん:04/12/24 16:54:30
>>916
波王の秋、楠正成、道誉なりとか面白かった
読み続けると嫌になるけど、ハズレの作品はないから
手当たり次第読んでももんだい無いかも

水滸伝を革命物に書き換えてるのも面白い
919無名草子さん:04/12/24 17:29:46
水滸伝と三国志ですな、絶対。
920無名草子さん:04/12/24 20:12:16
水滸伝を革命物に読み換えるのは昔の中国共産党の意向どうりじゃねーかと
最近高島俊男の「中国の大盗賊」を読んだので思った。
921無名草子さん:04/12/27 22:22:03
友達が面白いって言うんで、仲路さとるの「異戦国史」借りたけど
これって、小中学生が読む小説なのか?
いきなり出出しで萎えた、、、('A`)
922無名草子さん:04/12/27 23:00:17
>>918
確かに続けて読むと嫌になるなw
男を語りすぎw
923無名草子さん:04/12/28 23:38:15
角川文庫から 彷徨える帝 が出ると言うので
本屋を探し回ってしまった。
なんででないの
924無名草子さん:04/12/29 00:23:34
新潮文庫
925無名草子さん:04/12/29 08:22:51
この本は最近知ったので、新潮文庫にあるのは調べて判ったんだけど品切れ。
www.taiyosha.co.jp/bunko/bunko0412_date3.html
↑ここには、今月角川文庫から出る予定になっている。
926無名草子さん:04/12/30 16:46:25
「小説十八史略」みたいに歴史がどんどん流れていくような感じの本で
日本の古代〜近世or近代までをつづった本ってありませんか?
日本史だとものすごく内容薄くなりそうだけど^^;
927無名草子さん:04/12/31 10:13:00
それは研究書みたいなのを読むぐらいしかないんじゃない?けどまあ、日本史の
各時代の主要な人物などで小説にかかれていそうなのは
古代 聖徳太子
鎌倉 源義経(平家物語)、北条時宗
室町 楠正成(太平記)
戦国 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康(小説読むのが面倒なら、横山光輝)
江戸 徳川吉宗、徳川慶喜
あたりのを読んでおけば大体分かるのではないかと、すごい冊数ですが
928無名草子さん:05/01/01 01:04:23
>>927
アフォ?的外れの回答にもほどがある。
小説十八史略読んだことないでしょ?
知らないならレスしなきゃいいのに。
929無名草子さん:05/01/01 09:16:28
>日本の古代〜近世or近代までをつづった本ってありませんか
読んだことないけど、通史はおさえてるつもり
930929:05/01/01 10:13:33
古代に卑弥呼、中大兄皇子追加。というか手っ取り早く通史を知りたければ、マンガ
日本の歴史とかを読むとか
931無名草子さん:05/01/01 13:35:13
通史が知りたいという質問じゃないと思う・・・
932無名草子さん:05/01/01 14:33:17
国語力低下がこのスレにまで、、、。
933無名草子さん:05/01/01 15:33:23
まあ答えとしては「ないからあきらめろ」だなw
陳さんのような本が存在することがむしろ奇跡なのだ
934926:05/01/01 17:52:57
>927
そうなんですよね。結局は各時代ごとの小説を読むぐらいしかできないんですよね。
でも自分としては一時代を濃く読むっていうことよりむしろ時代が流れる中で淡々と
覇権や主要人物が変わっていく様を読んでいきたいんですよね。
内容薄いのは構わないんで。

>933
やっぱりそうですか、お答えありがとうございます。
935無名草子さん:05/01/01 22:17:30
日本史をを通史的に描いた小説って思いつかないなあ。
伝奇小説ならよくある手法なんだけど。
幕末維新のみとかなら似たような雰囲気の小説あるんだけどねぇ。
936無名草子さん:05/01/02 00:13:26
広いわりに中央の政権交代史でしかない中国史と比べて
地方の自立性が高い日本では難しいんじゃよ。
937無名草子さん:05/01/02 02:20:27
通史的な作品は確かに思い浮かばないなあ。
学習参考書の出来のいいやつとか、それこそマンガ日本の歴史とかになるような気が。

それはともかく、通時的に歴史時代小説を読んでいくという試みは結構面白いかもしれない。
作品によって物語世界での歴史認識ががらっと変わってしまうのと、
戦国と幕末が題材豊富すぎて挫折必至という問題はあるがw
938無名草子さん:05/01/02 05:26:41
天皇の世紀をもっともっと長くやれば・・・・w
939無名草子さん:05/01/02 19:36:07
始皇帝〜平安末期までなら橋本治の「双調平家物語」という手もありますが。
940無名草子さん:05/01/03 10:31:30
始皇帝は中国じゃなかったっけ?詠んだことないのでわからないけど。日中の交流
かなにか?
941無名草子さん:05/01/03 14:37:15
中国でっせ。叛臣の歴史でんがな。
942無名草子さん:05/01/04 14:34:32
通史というか、安部龍太郎『血の日本史』(新潮文庫)みたいな
のはあるよね。
943無名草子さん:05/01/05 00:43:15
ぜんぜんちゃうやん
944無名草子さん:05/01/07 00:13:37
>>935
>日本史をを通史的に描いた小説って思いつかないなあ。

森村誠一の「人間の剣」シリーズは
「日本通史」と銘打っているぞ
といっても戦国時代から昭和戦前までだが
945無名草子さん:05/01/07 01:21:19
せめて平安時代からやってくれないと
946無名草子さん:05/01/08 02:18:32
全然話題にでてきてないけど、
城山三郎の歴史小説は結構おもしろいと思うけどどうでしょう?
個人的には「大義の末」がおすすめです
947 :05/01/08 11:26:47
この間、NHKで大化の改新放送していたけど
この時代の小説でお薦め教えてください!
948無名草子さん:05/01/08 11:37:13
>>947
古代史の小説といえばやっぱり黒岩重吾かな。
ごく初期を抜かせばはずれは少ないよ。
オススメは割りと軽めで読みやすくかなり売れた「白鳥の王子 ヤマトタケル」シリーズとか
個人的に黒岩重吾の古代物でもベストだと思った「中大兄皇子伝」(上下巻)かな。
図書館にいけばまずあるんで、お好きな登場人物から選んで読んでみたらいかかでしょうか。
949七資産1970:05/01/08 22:15:54
安部龍太郎氏の『血の日本史』は・・・
通史ではないなあ

国定忠治の息子を主役にした小説を山田風太郎氏が書いていたような気がするが
どんなのだったっけ ?

>>872
柴田錬三郎氏が孔明死後の部分も書いていた気がする
たしか集英社文庫
950無名草子さん:05/01/15 03:51:58
くにみつしろう? の通史ものってありませんでした?
951無名草子さん:05/01/15 13:46:53
邦光はトンデモだからな。
952無名草子さん:05/01/16 20:07:44
「夏の椿」北重人
amazon 絶賛レビュー見て冷やかし半分で買ってみたんだが・・・・これで新人かよ!
江戸好きミステリ好きのツボをつかれた・・・・
953無名草子さん:05/01/17 17:07:54
本人の宣伝乙。
954無名草子さん:05/01/17 17:14:01
つか、レビューも1件だし、100%本人か知り合いだな。
日にちも2004/12発売で、レビュー日が2004/12/05だし。
レビューの内容も読者っぽくないしw
955無名草子さん:05/01/17 19:56:38 ,
出版社の担当じゃね?
956無名草子さん:05/01/17 21:26:46
とすると、一読して惚れた俺も、本人 もしくは担当。ということか。
うむ、次の作品もがんばらねばw
957無名草子さん:05/01/17 21:37:54
海音寺潮五郎の「赤穂浪士伝」上・下を一気に読んで
しまいました。歴史小説なんて短編の方が難しいように
思うが、考証のみならず小説家としての力量の大きさを
感じさせられますタ。
958無名草子さん:05/01/17 22:40:03
海音寺はいいよね。武将列伝とか好きだ。
959無名草子さん:05/01/17 23:20:20
担当や身内がアマゾンやここで宣伝するのをみると逆に叩きたくなる
マナー違反だと思うよ
960無名草子さん:05/01/17 23:48:06

潔癖だな
961.:05/01/18 00:35:51
奥羽越列藩同盟の話を読みたいのですが
お薦めはありますか?
962無名草子さん:05/01/18 09:34:27
当たり障りのないところで、「峠」−司馬遼太郎 など如何?
米百俵の河井継之助のお話ですが、、、
963_:05/01/18 09:37:55
>>962
レスありがとうございます
すいません。峠は読みました。
もう少し詳しく列藩同盟を
知りたいと思ったもので
964836:05/01/18 11:14:44
あっそ、詳しくね、んじゃ
奥羽越列藩同盟(中公新書)等、星亮一氏一連の著作

さて、仕事仕事…
965:05/01/18 11:16:11
836 じゃなくて 962 です。スンマソン
966963:05/01/18 16:05:04
>>964
ありがとうございます
探して読んでみます
967無名草子さん:05/01/18 16:40:40
言葉の織物, 2004/12/05
レビュアー: 円道   Japan
冒頭、暗闇の雨のなかでの甥の殺害、流れ行く川に映る一面の青空、叔父と女、この作品のすべてがこの三ページにある。
一瞬にして現われる青のしじま、その美しさに私は鳥肌がたった。
精緻を極めた江戸の描写、そこに生きる人びとを、私は東京からみたのだ。まさに沙羅双樹、諸行無常である。
作者の言葉への感性とそれに胡坐をかくことのない練磨。脱帽である。


952 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:05/01/16 20:07:44
「夏の椿」北重人
amazon 絶賛レビュー見て冷やかし半分で買ってみたんだが・・・・これで新人かよ!
江戸好きミステリ好きのツボをつかれた・・・・
968無名草子さん:05/01/18 16:47:09
つか、星亮一の奥羽越列藩同盟は小説じゃないじゃん
てきとうやなあ
969無名草子さん:05/01/18 16:53:51
くわしく知りたい、と言われたら研究本をすすめるのは当然でござろう。
970無名草子さん:05/01/18 21:00:00

>奥羽越列藩同盟の話を読みたいのですが
>お薦めはありますか?

読めないようですね
971無名草子さん:05/01/18 21:03:01
> もう少し詳しく列藩同盟を
> 知りたいと思ったもので

読めないようですね
972晒しAGE:05/01/18 21:12:38
>>971
話を読みたいという前提がわからないバカですか?
ましてやここのスレッドタイトル読めますか?
973無名草子さん:05/01/18 21:44:57
>>967
3頁ですべてが分っちゃう小説って失敗作なんじゃ・・
974無名草子さん:05/01/18 22:09:49
>奥羽越列藩同盟の話を読みたいのですが
>お薦めはありますか?

に対する返事は >962

> もう少し詳しく列藩同盟を
> 知りたいと思ったもので

に対する返事が >964

なのだから至極真っ当だと思うのだが、
「詳しく知りたい」のなら歴史板へ行けとでもいって突き放せばいいのかな?
スレタイ読めというなら、この場合質問者に対してだと思うがな、ボクチャン

お前まさか質問者本人じゃないだろうな?だったら(ry
975無名草子さん:05/01/19 00:03:05
なんか空気悪いね
976無名草子さん:05/01/19 00:24:26
>>974
かなり苦しい
977無名草子さん:05/01/19 02:02:55
つーか、要は峠は読んだことがあるから他の小説をってことでしょ?
他の小説読んでもう少し詳しく知りたいってことでしょ?

>>974
ホント苦しいよそれ。
もう少し読解力つけたほうがいい。
いちいち>>961>>963をわけて考える思考は変だよ。
>>963>>962に対するレスポンスなんだから、明らかにつながっているじゃん。
これを至極真っ当と思っちゃうなんてどういう教育を受けてきたのよ?
これがゆとり?
978961:05/01/19 02:38:26
なんか俺の書き込みが荒らしたみたいで
すいません。
979無名草子さん:05/01/19 09:20:01
>>978
みんな次スレに行きたいだけだよ
980無名草子さん:05/01/19 09:26:13
>他の小説読んでもう少し詳しく知りたいってことでしょ?

司馬遼読んで日本の歴史をきわしく知った人ですね。

981晒しAGE:05/01/19 11:18:49
>>974
イタタタ
本当に前提がわからないんだww
至極真っ当ww
982無名草子さん:05/01/19 16:27:11
こういう時だけ進行が早いね
次スレ、どうすんの?
983無名草子さん:05/01/19 16:56:49
>>961
峠を読んで奥羽越列藩同盟をもう少し詳しく知りたくなったのですが
お薦めの小説はありますか?

って最初から書いてりゃ何も問題はなかったのにな。
984無名草子さん:05/01/19 20:13:00
次スレどうする?まだいい?
985無名草子さん:05/01/19 20:15:20
>>983
読み取れないお前がおかしいんだけどな
986無名草子さん:05/01/19 20:42:36
毎日の連載ってどうよ?信長がアレなやつ。
昔、両性具有にされてるのもあったが、人気者は大変だな。


>>949
旅人国定龍次
ずっと前に上巻だけ読んでウナ丼ウマーしか覚えてない。
ミス板に山風スレあるよ。
987無名草子さん
>>985
俺この話題では初レスだよ。
別人が全部同じに見えるようなら病院行った方がいいぞ。