最近古本屋でみつけて買ったよ。
「苺をつぶしながら」
「私的生活」
なつかしくて良かった。「言い寄る」を見つけたらもう一度
読みたいから買いたいなぁ。。この乃里子シリーズが一番お気に入り
です。
私は元船場のおかみさんの歌子さんが毒舌をきかせる
「姥」シリーズが滅茶苦茶好きです。
ただの毒舌じゃなくて、田辺聖子のほっこりした感じも
どっかに入ってて、いいんだ。
あと文車日記。「我が愛の磐之媛」って章、本当に感動した。
「新源氏物語」
意訳なんだけど、ここから源氏物語にはまった。
あさきゆめみしはそのあと読んだ。
「鏡を見てはいけません」
何か主人公の食べ物に対する姿勢が好き!出て来る料理も美味しそう
でちょっと料理に目覚めた。
あんまりおせいさんのファンっていない?
あげ期待。
センセイの鞄の川上弘美せんせもすきだっていってたよー。
>>6 センセイの鞄ってつけなくてもわかると思うが
そっか
若い時に田辺聖子読みすぎたせいか、
主人公クリソツのハイミスになってしまった、鬱。
10 :
無名草子さん:02/05/19 19:01
>>9 じゃぁ、私もその可能性アリかも。鬱...。
でも乃里子さんは好きだよ。
11 :
無名草子さん:02/05/20 18:44
美少年は18歳まで、それ以降はトウがたつ、とか刷り込まれたリアル工房の頃。
後に自分が田辺聖子描くところのハイミスに該当する年齢になったときには
驚愕したな。おまけにハイミスみたく1千万もお金ないし・・・
12 :
無名草子さん:02/05/20 19:29
おお、田辺聖子さんのスレだ。
俺は男だけど、好きだよ。
低俗でない「大阪の風俗」を描かせたら、
右に出る者は野坂昭如くらいしかいない。
男だからどれだけ解ってるか疑問だけれども、
出てくる女性はめっちゃ魅力的だよなー。
13 :
無名草子さん:02/05/22 11:58
またハイミスの話読んじゃった。
「夢みるように日はすぎて」
面白かったけどちょっと鬱。。。。
ここに出てるタヨリ水ちょっと作ってみたいな。
日本酒に梅干しを入れて煮て水かグリセリンで薄める。これで本当に
化粧水作れるのかな。
14 :
無名草子さん:02/05/26 21:48
田辺さんのスレがあってうれしい。
自分もハイミスかなあ。
「窓を開けますか?」「朝ごはんぬき?」「風をください」
などなど、10代の終わりから親しんだ作品は多い。
でも最後は絶対幸せになるんだよね。
あとは「私本・源氏物語」シリーズ。
「新源氏物語」が有名だけど、私はこっちが好き。
男の気持ちを書くのもうまかったりする。
ちょっとあせった。美人だったら…(自粛
16 :
無名草子さん:02/06/14 19:29
age
17 :
無名草子さん:02/06/14 19:35
>14
私もそんな感じ。
10代のころ、たくさん読んだ。
ハイミスって言葉、死語になっちゃったよね。
使ってるのは、林真理子くらいだよ。
18 :
無名草子さん:02/06/14 22:30
「愛してよろしいですか?」「風をください」を初めて読んだ頃34歳の女性が
21、2歳のオトコの恋愛対象になる(その逆も)なんて信じられなかったです。
物語としてはもちろんおもしろいんだけど、その点だけは理解できなかった。
そして「すみれ」の年齢を軽く過ぎてしまった今(しかも『ハイミス』)
…ノーコメントということで。
19 :
無名草子さん:02/06/14 23:01
カモカのおっちゃんが亡くなったと聞いた時はショックだった。
@ノハハ@ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ∩^▽^)< リクエストで新スレおめ。 JCBリボ払いで
□……(つ ) \_______
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
/ ∋oノノハヽo∈
/ (∩^▽^) 新スレおめでとうございまーす♪
/ 回……(つ ⊂)
/ | ̄ | (_)_)
>18
そんなことは珍しいことではないという罠。
22 :
無名草子さん:02/06/16 23:58
2ちゃんで田辺聖子スレッドを見るなんて……。
ああカモカのおっちゃんシリーズが田辺初体験だったな。>ご冥福を祈ります
しんこ細工の鶴や雉、新源氏物語もよかったよん。
煽り厨房はこんなオバチャン臭い本解んねえだろ、ブハア。
私も田辺さんの小説やエッセイを10代の頃から愛読していたので、スレがあるのは
嬉しいです。
>>22 『しんこ細工の猿や雉』ですが…。
私の田辺さん初体験は母親が取っていた「暮しの手帖」に載っていたエッセイでした。
(文庫『死なないで』収録の。)それから小説や「カモカのおっちゃん」シリーズや
古典関係のエッセイを読み漁り、現在に至ってますが。
好きな田辺さんの著作の数多い中で1つ挙げるとしたら、やはり『ゆめはるか吉屋信子』。
いつかは田辺さんの書く吉屋さんの評伝を読みたいと思っていた事もあって、雑誌連載
当時から夢中になって読んでいました。
優しさ、暖かさと鋭い洞察と批判という田辺さんの作品の特徴が余す所無く表れていて、
またこれまでの他の人の書いた吉屋さんの評伝に無い解釈も新鮮で、しかしその方が
吉屋さんの実像に近いのでは、とも思わせられるものでした。
あと現在朝日新聞の月曜夕刊に連載中の田辺さんのエッセイ「ゆくも帰るも浪花の夕凪」
は以下で見る事が出来ます。
http://www.asahi.com/osaka/hogaraka/tanabe/index.html
24 :
無名草子さん:02/07/13 23:26
「浪花の夕凪」なんて言い方を知ったのは田辺さんの小説でしたね。
こういう知識もずいぶん身に付いたような。
25 :
無名草子さん:02/07/14 01:01
私は、コメディタッチのんが好き。
『日毎の美女』とか『朝ごはん食べた?(あれ?晩ごはんものも
あったような…女流小説家の家政婦してる主人公の話の方です)』
が好き。
食べ物の描写が好き。
>>26 『日毎の美女』は私も好きです。(また終りの方でこの話とつながっていた事が判明する
『返事はあした』も。)
田辺さんの食べ物の描写が好きという点も禿同です。
>26
『返事はあした』って読んだ事ないんですけど『日毎の美女』の
続編なんですか?だとしたら読みたい…
ちなみにうちの会社、べっぴんさんが多いんですよ。…で、社長が
いつも、女子社員にちょっかいかけてるので、マメちゃんの
気持がよくわかるんです(笑)
>>25 正確には続編ではないですが、『返事はあした』の主人公のルルの同僚で「うどん友達」の
村山クンが、実は『日毎の美女』の村山クンとイトコというのが最終章の彼の話から判ります。
(その彼の話の中で、マメちゃんの名前もちらっと出てきます。)
紛らわしい書き方になってすみません…。
ああっ、またしても…!(しかも2回連続(汗))。
>>25=
>>27でした。
…逝ってきます。
ありがとうございます。でも、結構、この人のって
多いから廃版になってないかな〜
図書館でさがします。
でもルルって見覚えがある名前…ひょっとしたら
読んだ事あるのかも。
32 :
無名草子さん:02/07/16 18:35
保全age
34 :
無名草子さん:02/08/03 22:04
自分はコメディータッチのものが好きだ。
私本源氏物語シリーズ、お聖どん・アドベンチャーとか。
35 :
無名草子さん:02/08/10 11:59
ダメな男をなんですぐに許しちゃうかなー。
現実離れもはなはだしい。
36 :
無名草子さん:02/08/10 12:18
ヌイさん……!?
37 :
無名草子さん:02/08/10 12:21
好きな作品は古典ものが多いかな。
「文車日記」「隼別皇子の叛乱」等。
国文科出身だけあって古典への造型が深い。
読んでいて違和感がない。
38 :
無名草子さん:02/08/11 00:13
今、スヌ−物語読んでます。
そういえば
新井素子と意気投合してたなぁ、どっかの雑誌で。
39 :
無名草子さん:02/08/11 20:33
田辺聖子さん、エッセイも小説も大好きです。
母の本棚からこっそり抜き出して読んでから10年、姉妹で愛読しています。
小説でも、エッセイでも男の人の見方というか、描写がすごく上手ですよね!
中年男性の魅力とか(笑)
「あ〜そうなんだー」って随分影響を受けた気がします。
田辺さんの本にでてくる男も女も魅力的な人ばかりで、そこが一番好きです。
40 :
無名草子さん:02/08/17 08:17
聖子と真理子どっちが美人か、誰か教えてくらはい。
ほっとする笑顔の魅力で田辺さん、に1票。
42 :
無名草子さん:02/08/23 14:09
「婦人○論」カモカのおっちゃんへの追悼文に涙。
立ち読みだったのに…。
お別れ会の写真も掲載されていたんだけど
遺影がとてもいい笑顔でした。
43 :
無名草子さん:02/08/23 23:13
>>42 自分も立ち読みだったんだけど、涙がこぼれそうになりました。
ところどころ笑いも入った田辺さんらしいお別れの挨拶で
おっちゃんも天国で喜んでるんだろうなと思いました。
もう一度読みたいです。
44 :
無名草子さん:02/08/24 04:24
>>23 サンクス! かなり時間かかったけど、全部落とした。
漏れ、横浜だけど、初めての大阪は田辺先生を訪ねる旅にしたいな。
って知り合いでも何でもないんだが。
45 :
無名草子さん:02/09/15 15:02
age
46 :
無名草子さん:02/09/15 16:49
>>40 田辺先生はお人柄の円満さが、顔全体の雰囲気から滲みでている。
翻って真理子女史は…。人相って恐ろしいよ。
47 :
無名草子さん:02/09/16 00:03
確かに、田辺先生を見て根性悪そうとは思わない。
48 :
無名草子さん:02/09/16 00:14
田辺先生のエッセイはどれを読んでもはずれがない。
辛口発言があっても、さらりとして読後感がいい。
作中の清少納言や花散里の描写って、田辺先生が
ご自分を重ねてるように見える…
50 :
無名草子さん:02/09/17 10:24
古典も大好きな田辺センセイ、それもまた良し!
占いで清少納言の生まれ変わりだと言われ、嬉しくて友人に言いふらしたが
周りの反応はイマイチだったと面白おかしくエッセーに書いておられました。
かわいいねー
顔はともかくあんなふうに年をとりたいなぁ
52 :
無名草子さん:02/09/17 12:15
同感。
変な癖も無く料理上手、でも籍は入れずに結婚生活を送っておられたり強い面
もお持ちだった。
越路吹雪を横に押しつぶしたような
54 :
無名草子さん:02/09/17 21:10
このスレが上がっていると、妙に嬉しい。
55 :
無名草子さん:02/09/17 21:21
田辺さんは、ああいう顔だけど(初めて見た時はびっくりした。
それで名前が聖子だから、余計に。)ちっとも、ひがんだ所とかがない。
(いや、あるのかもしれないけど、少なくともそれをちらりとも見せない。)
とっても育ちが良かったんだろうなあと思う。お金持ちとかお嬢さんとか
そういう意味じゃなくて、健やかに育ったって意味で。
お父さんが「聖子ちゃんはかわええ、世界一のお子や」って言って
育てたんだってね。ああ、それでかあと納得した。
56 :
無名草子さん:02/09/17 21:59
>>55
あなたは素敵な方だ。物事のよく解ったこんなファンがいる田辺センセは
幸せだ。
>56
煽り?
違います。田辺センセのファンです。
でも気に障る書き方だったらすみません。
61 :
無名草子さん:02/09/26 02:51
あ〜!!!!!
嬉しい〜〜〜田辺聖子のスレがあった!
好きなんだよねえこの人が・・・と小一時間、、、
できればこのスレage進行になるといいな!
まったり毎日のぞきに来るです。
62 :
無名草子さん:02/09/26 04:58
私も田辺聖子さん大好き。小学生の頃から読んでる。
一番最初に読んだのは「孤独な夜のココア」。田辺さんの本は、
本くに子さんのパステル画の表紙が一番しっくりくる。
特に好きなのは「恋にあっぷあっぷ」と「猫も杓子も」と
「9時まで待って」と「朝ご飯食べた?」と「ダンスと空想」と「スヌー物語」
と.....キリないす。
63 :
無名草子さん:02/09/26 07:39
お聖さんと真理子と、どっちが美人かだって?
お聖さんに決まってるじゃないか。
性格を映し出し、年輪を経て、どんどん、良い顔になってきてるよ。
真理子は、同じ意味で、どんどん醜くなってきてるように思う。
あ、真理子って、林真理子のことだよね。
小池真理子なら、話はちょっと別だが・・・・。
64 :
無名草子さん:02/09/26 07:40
あら、私の声が聞こえたのかしら。
ぶへつ。
65 :
無名草子さん:02/09/26 09:00
大川栄策のレコードで踊るスヌーの話が好きです。
スヌーの黒子となって、白虎隊よろしくキリリとスヌーを踊らせる「おばたん」
巨大なスヌーを背後から操り苦戦する妻の様子を見かねて
「かしてみい!」と交代し、
「なんでわしがこんなことせんならん...」と呆然とする「おったん」
なんちゅう夫婦や。
66 :
無名草子さん:02/09/26 09:31
>>63 同意。
あんなに超個性的な顔で、なおかつ
エエ顔やなあ、と思わせる年の取り方はすごい。
世の「お直し派」は
田辺聖子の顔から学ぶべし。
ほんとに不思議な顔だ。
男にもモテると思う、かなり。
67 :
無名草子さん:02/09/26 09:54
>66
田辺聖子の魅力は少女性だと思うんだ。
主に古典から近代文学(純文学)の解説などを読んでそう感じるんだけれど。
訳知り顔でなく、純粋に「女の子がドキドキして読んでいる」ような視線で勢いのある文章をつづっている。
さらに付け加えたくなるのは、あの方のミーハー性(美形が好きであったりヅカファンであったり)。
ほんとにカワユイ人だなって思える。
時代は「おばちゃん少女」を求めているって思っちゃうよね(笑)。
少なくとも、自分にとってもっとも魅力的な女性は「おばちゃん少女」!
なんか変の方向にもっていっちゃってゴメンね。
68 :
無名草子さん:02/09/26 10:05
>>67 本当に。
「女学生」精神を忘れてないよね。
絶対に上からエラソに物を言わない。
世の矛盾に憤っていても、
あのお聖さんが拳握りしめて
「なんだー!けったくそ悪いぞー」
とやってるような気がして愉快に思うよ。
「ガキっぽいおばはん」は大勢いるが、
人生の機微のわかる「おばちゃん少女」になるのは
大変難しい事ですね。
「こどもごころ」というものが「幼稚」とは違う、と
わかる人っていいよね。
69 :
無名草子さん:02/09/26 12:26
へえ−
70 :
無名草子さん:02/09/26 13:13
田辺聖子さんってAB型だよね。自分もそうなんですけど、そのせいかなー
いちいち共感してしまうのは、と思ってた。
他人との距離感とか、好きな男にも冷徹に監察する目を持ち続ける
ちょっと皮肉な視点とか、、(やや意味不明)
そんなわけで、甘くて冷たい田辺さんの小説が好きです。
71 :
無名草子さん:02/09/26 14:01
優しい文体で、ものすごく深いところを描いている人だと思う。
最近の女流作家にはこういうタイプの人いないね。
72 :
無名草子さん:02/09/26 14:49
血液型で人を分類できると思ってるドキュソと田辺聖子には
何ら共通点はないと思いますが
73 :
無名草子さん:02/09/26 15:28
うちの母親はAB型ですが、聖子さんと違って外ヅラだけ良く、愚図で
ぐうたらですがなにか・・・?
74 :
無名草子さん:02/09/26 20:19
同じAB型だから共感できるのかなーとか書かれると
ちょっとがっかりする...。
私はお聖さんとは違ってA型だけど、それなりに共感するけどね...。
あ、ちなみにがっかりするっていうのは、
そういうことを書く人に対してね。
まあまあマターリ
77 :
無名草子さん:02/09/26 22:26
普通、おばちゃんなんかの少女趣味って
ゴテゴテして悪趣味な感じがするが
お聖さんにかぎってはそんな気がしない。
きらきらと綺麗な物に囲まれて幸せなお聖さんを
想像すると楽しいわあ。
78 :
無名草子さん:02/09/26 23:08
79 :
無名草子さん:02/09/27 01:10
お聖さんだけではなくフツーの主婦でもサラリーマンでも義務以外に自分の好
きなことや好きなものを持つと言うのは大切なことだと思う。
そして機嫌良くすごし他人や家族にもにこやかに機嫌良くしたいと思う。
80 :
無名草子さん:02/09/27 03:03
、、、、、なんか、私の発言で寒々しいムードになってしまったみたいで、
ごめんなさい。76さん、79さん、ありがとう。
そんなに深い意味あって書いたんではないんだけど、、、。
せっかくみんな田辺さんファンなのに、、、
では!
81 :
無名草子さん:02/09/28 19:42
この人の料理本があるんですが、絶版になっていてあきらめていたら、
去年古本屋の100円均一で入手しました。
ちょっと宝物かも。
82 :
無名草子さん:02/09/28 19:48
スヌ−物語の最後に、スヌーが「おばたんは続編を書くって
いってます」ってあったけど、続編って出てるの?
また書いてほしいな〜と思うけど、おったんおらへんように
なってしまったからなぁ…
でも、おったんの死をスヌーがどう受け止めたのかとか
書いてほしいな。
ところで、スヌーやオッサンやローズマリーの写真とか画像って
ある?
>>81 そんなのあるんですか! ぜひ読んでみたいな〜
84 :
無名草子さん:02/09/28 21:05
85 :
無名草子さん:02/09/28 22:49
確かにお聖さんと暮らせば大抵の男はしあわせをかんじるでしょうな。
今「鏡を見てはいけません」読み返してるとこ。
この本に出てくる朝ご飯、どれも美味しそう。明日干し鰺ご飯作りたいなあー
87 :
無名草子さん:02/09/29 23:34
>>84 本当にいい写真ですね!
おっちゃんが今にも陽気に話しかけてくれそう。
「お聖とカモカの対談集(だったかな?)」でお二人が仲良さそうに
お酒を飲みながら、ゲストと話をしてたのが今でも印象的に残ってます。
カモカのおっちゃんのイラストを書いていた孟さんも登場して
3人のお話には大笑いしたりしんみりしたり。
(確か戦時中のお話でした)
「鏡を見てはいけません」そんなに美味しそうなんですね〜。
今度読んでみます。
88 :
無名草子さん:02/09/30 19:46
89 :
無名草子さん:02/09/30 20:30
>>88 私もそのお聖さんの料理本持っています。
実際の我が家の料理にも良く使うし、ところどころのお聖さんのコメン
トが面白く、挿入されている文章も美しいですよね。
90 :
無名草子さん:02/09/30 21:07
復刊.com見てきました。
すっかり忘れていたが、実は登録ユーザーだったので早速一票投じました。
角川から出ていた「花はらはら人ちりぢり」も是非復刊してほしい一冊だな。
ああいうタイトルは文庫でなく、単行本として是非とも蔵書したい。
91 :
無名草子さん:02/09/30 22:33
姥ざかりシリーズ、TVドラマ化したらいいのに〜〜
メイコとかおひょいさんとか原日出子とか出してほしい〜〜!
んで、提供はアテントとパラマウントベッドと
ポリデント。
老人が元気なドラマって良いと思うんだけど。
92 :
無名草子さん:02/09/30 23:03
あの料理本、出来悪いと思う・・・
料理の盛り付け方とか見た目があまり見目麗しくなくて
美味しそうに見えない。
93 :
無名草子さん:02/09/30 23:23
うーん、そうかな・・・。
盛り付けが悪いなんて思わなかったけど。
でも、文字だけでも楽しめるよ。
94 :
無名草子さん :02/09/30 23:24
朝日新聞夕刊の田辺さんのエッセイ「ゆくも帰るも浪花の夕凪」(
>>23も参考)が、
今日の夕刊で終了。月曜の楽しみが…(泣)。(今日の新聞では、田辺さんの
終了記念のインタビューもありました。)単行本もいずれ出るようですが。
>>82 「スヌー物語」の続編は、今年に入ってから集英社から発売された「夢の櫂こぎ
どんぶらこ」になります。
在りし日のおったんの姿は、今読むとしみじみとさせられます…。
>お聖さんの料理本
「田辺聖子の味三昧」は、私も手元において料理を作ったりしています。
特に「なまぶしと焼き豆腐の炊き合わせ」は、私にとっては正に「お袋の味」
です。(関西で育ったので…。)
あと「苺をつぶしながら」を読んで「スミスさんのオルゴール」と「長崎堂の
ボンボン」を見てみたい!と思っていた所に、実物をこの本で見れて、それから
大分経ってから、実際に大阪の心斎橋の長崎堂へ足を運んで、「スミスさんの
オルゴール」を目にし「長崎堂のボンボン」を買った時は本当に感激しました。
私も「デートのメニュー」に出てきたどて焼き(?)の店に偶然入って、
田辺さんのサインが飾ってあるの発見して感動したよ。
「恋にあっぷあっぷ」に出てくるカボチャの煮付けも美味しそうだった、、。
96 :
無名草子さん:02/10/01 00:09
>>94 今日で連載終わってしまいましたね〜(泣)
インタビューが載ってるのを知らなかったのでさっそく見てみます。
「スミスさんのオルゴール」「長崎堂のボンボン」
おお、心斎橋に行かれたんですね♪
オルゴールの音をお菓子にしたら、ボンボンになる
でしたっけ!
私も憧れの夢のお菓子ですヨ。いいなあ〜(^.^)
機会があったら私も行ってみたいです。
(ついでにヨーロッパ通りも探検してみたい!)
>>95 田辺さんのサインも見てみたいなあ・・・。
>95
地下鉄動物園前の「てんぐ」という店でした。
98 :
無名草子さん:02/10/01 00:20
田辺さんのお料理をじっさいにつくったことがあります。
いわしの蒲焼き。おいしかったです。
99 :
無名草子さん:02/10/01 00:24
お聖さん、えらいよね。
生さぬ仲の子を4人も。(3人でしたか?)
可愛くてしょうがなかったみたいに書いてたね。
あんなに「面白がり」のおかあちゃんだったら
子供幸せだね。
100 :
無名草子さん:02/10/01 01:51
そうですね。
学生運動華やかなときだったので、男の子達は途中そういう方面に走りお聖さ
ん夫婦にも反抗したりしたけど、そういう時期を乗り越えて落ち着いたよね。
田辺さんのお料理、私も作ってみたい。
102 :
無名草子さん:02/10/01 07:43
20年ほど前、野坂のコンサートに行ったら、
お聖さんと佐藤愛子がゲストで来てた。
佐藤愛子は、美人だったが「怒りの佐藤」らしく
背筋を伸ばして毅然とした雰囲気。
それに対し、お聖さんは、マッタリ、ほんわか、夢見る少女みたいだった。
結婚するなら、どっちが良いんだろうと考えさせられたのを覚えてる。
103 :
無名草子さん:02/10/01 09:19
>102
10代、20代の頃は単純に美しいものとか愛くるしい様に惹かれるね。
その折々に求めるものは変わると思うんだけれど、人生の中で中年期以降が異様に長くなった昨今、やっぱり田辺聖子タイプの才媛っていうのは益々株を上げるのではなかろうか。
104 :
無名草子さん:02/10/01 10:00
>>103 全くそうだと思う。
しかし、正統派美人でないことをひがまず妬まず、これはなかなか難しいこと
のようだけど答えは簡単。お聖さんの著書を読んで人間の品性を知れば大丈夫。
105 :
無名草子さん:02/10/01 10:24
なんだか盛り上がってますなー(笑)
2ちゃんねるで田辺さんの話おもわんかった。うれすい。
思わず「苺をつぶしながら」読み返しちゃったです
まちがえました。
話できるとは、思わなかった
です。
>>94 ありがとうございます!「夢の櫂こぎ
どんぶらこ」ですか。スヌーたんがまた読める♪
109 :
無名草子さん:02/10/01 19:04
田辺聖子さんって、ペンネームですか?
110 :
無名草子さん:02/10/01 19:14
>>94 私、この夏「長崎堂のボンボン」買いに行ったんですよ。
でも、夏場はお休みなんだそうで...。がっかりしました。
9月からまた製造開始だそうです。
通販も扱ってるそうですが、やっぱりお店で買いたかった..。
(ネットでも頼めるそうですよ)
おせいさんの本を読んで来られる方が多いです、とのことでした。
>>101 復活ドットコムに1票入れましょう。
>>109 本名では?
111 :
無名草子さん:02/10/01 19:30
海外在住です。
沢山の文庫本を日本から持って来てますが、
その中でもおせいさんの文庫60冊を
一番長く繰り返し読んでます。
読むたびに暖か〜くほわ〜んとした郷愁感と
日本での食べ物とかOL時代のこととか思い出されます。
関西出身ではないのにしばらくは、頭の中大阪弁になってたり…(w
>関西出身ではないのにしばらくは、頭の中大阪弁になってたり…(w
そうそう(w 田辺作品読み終わるとそんな感じ。
大阪弁(詳しい内訳は知らないのでひとまとめでスマソ)て
乱暴なイメージしか持ってなかったのに、田辺作品読んで
こんな優しい雰囲気も出せるんだなーと目からウロコが落ちました。
113 :
無名草子さん:02/10/02 16:14
大阪のJR環状線福島駅南徒歩10分のところに田辺さんの出身小学校があります。
大阪市立福島小学校。そこからさらに南に下がったところにある出入り橋キンツバ屋の
キンツバが美味しい(笑)
114 :
無名草子さん:02/10/02 18:03
>>113 おお! 地元密着型の書き込みありがとうございます。
今お住まいの伊丹市関係のお聖さん情報はありませんか?
115 :
無名草子さん:02/10/02 23:32
「ここだけの女の話」っていうのが好きです。
短編が集まってる、結構初期の作品。
116 :
無名草子さん:02/10/03 13:22
伊丹市はいいところですよ。白雪酒造の蔵元で、美味しいお酒と各種料理がいただけます。
お聖さんの自宅は知りませんがね。
117 :
無名草子さん:02/10/03 15:28
宮本輝と、ご近所だそうですね。
118 :
無名草子さん:02/10/04 02:19
今、日毎の美女、読み返してます。やっぱすごく面白い。
で、本読む時、頭の中でキャラを俳優などにあてはめて
脳内ドラマ化するんだけど、
マメちゃん=山田花子
志智アケミ=たまよ(新喜劇の)
くらいかなぁ、今、思いつくのん。
梢ちゃんは誰がキャスティングできるかな〜?
すごい美人なんだよね。しかも関西人女優か。
想像がつかん。
119 :
無名草子さん:02/10/04 06:50
沢口靖子
120 :
無名草子さん:02/10/04 07:58
梢ちゃん役、藤原紀香じゃ…やっぱ合わないか。
(一応関西出身だけど)
梢ちゃんっておっとりした感じを出せる人でないと
役と合わないもんね。
121 :
無名草子さん:02/10/04 08:09
黒谷友香を推薦します
日毎の美女、読み終わった。やっぱり最後の2ページ
で泣いてしまう…村山君、ええ人やぁ〜しみじみ。松茸
すき焼きめちゃくちゃうまそう。ところで、私、この本、
古本で50円で買ったんです。安〜〜
で、梢チャンは、『美女、おっとり、頭が足りない、中絶経験有、二十歳
前後』の条件をみたす、上原多香子がピッタリかなぁ〜と思う(最後のは
噂ですが…)。関西人じゃないけど。
村山君は、藤井たかしかな〜。そんで、会社の男性陣は、『明日が
あるさ』の人たちかな?『明日があるさ』といえば、山田花子と
仲間由紀恵のツーショットを見ると、マメちゃんと梢ちゃんコンビって
こんな感じ?と思います。
123 :
無名草子さん:02/10/06 13:13
>>129 山田花子と仲間由紀恵=マメちゃんと梢ちゃんかー、なるほど。
二人とも感じいいもんね。
ところで
>>116さん、当方実家が宝塚で伊丹に行くには西宮北口だけでなく
塚口で乗り換えなければならず、空港以外行った事が無いのですよ。
梅田や三宮に行ってしまう。
友人に聞くとおっしゃるとおり蔵元もあり、風情のある町並みだそうで、い
つか訪ねてみたいとと思っています。
お勧めのスポットやお店など良ければ教えていただきたいのですが。
124 :
無名草子さん:02/10/06 23:51
白雪酒造の地ビール工房みたいなのがあります。
すんんごく美味しいにごり酒と各種お料理があってサイコーです。
125 :
無名草子さん:02/10/07 00:35
>>124さん
ありがとうございました。
今度実家に帰ったとき必ず行きます。
お聖さんも美味しいもの好きだからもしかしたら行かれていたりして・・・。
126 :
無名草子さん:02/10/07 05:47
>124
いいなあ、うまい酒に各種料理か。
127 :
無名草子さん:02/10/07 18:39
128 :
無名草子さん:02/10/08 01:49
今日の人権擁護の見地に照らして、不当・不適切な語句や表現があるため、
書店では文庫でも探しにくい作品があります。
芥川賞の『感傷旅行』
戦争記憶を綴った『私の大阪八景』
などなど。
おせいさんの作品自体も、古典になりつつあります。
129 :
無名草子さん:02/10/08 09:06
おせいさんの「私の大阪八景」大好き。
うっかり古本屋に売ったりしないよう気をつけようと思った。
130 :
無名草子さん:02/10/08 20:38
確かに、昔の作品は図書館でも「中央図書館」
にまとめてあるし..。(ほかの図書館にはないことが多いかな)
金銭的なことが出てくると、ああ時代を感じるなと思います。
別に田辺聖子さんの作品に限ったことではないけど。
131 :
無名草子さん:02/10/09 10:15
今のうちに集めとくのがいいかもしれないね。
とにかく絶版までのサイクルはやすぎますから。
132 :
無名草子さん:02/10/10 02:44
厨房の頃からファンです。ずっと、初期?の頃の小説
苺を、、、とか、言い寄るとか、返事はあしたとかお気に入りの孤独とか
その辺が好きだったんだけど、大人になって古典物にもひかれて
読み始めました。何度も読んでるから本ボロボロ(笑
引越しする度に捨てたりした本もあるのに、田辺聖子のだけは
ボロボロになっても読みつづけてしまう。
実は、私も、苺をつぶしながら のノリ子のように、離婚しちゃったんだけど
お気に入りの孤独って訳にはなかなかいかないなぁ。
けど、すごく何度読んでもほっとする本です。
133 :
無名草子さん:02/10/10 10:13
132さん
>お気に入りの孤独って訳にはなかなかいかないなぁ。
なるほど・・・。
でも、その一文こそがまるで田辺聖子さんの作品のようですね。
そうやって自分自身の人生を考察して132さんの魅力は増してゆかれるような
気がします。
疲れたときや行き詰った時には聖子さんを読んで機嫌を直しましょう。
ただの読みすがりの人間(ヘンな日本語ですみません)ですが、あなたの書き
込みを見て聖子さんファンはみーんな幸せになったらいいなぁ、と思いました。
私は田辺さんの小説を読むと、毎回最後の一文にぞくぞくします
とくに長編では「恋にあっぷあっぷ」、短編では「石のアイツ」
田辺さんの小説は底が深いです。
135 :
無名草子さん:02/10/25 23:55
あげ
136 :
無名草子さん:02/11/01 09:40
age
137 :
無名草子さん:02/11/04 20:31
ちょっと気恥ずかしいし安易な言葉だけど「いい人生を過ごしてきた人」
だと思う。酸いも甘いもかみ分けたって言うと普通海千山千の訳あり風な
女性を想像してしまうけれど、田辺先生は、もうそういう段階も抜けきって
昇華してるような感じがすごい。
138 :
無名草子さん:02/11/04 20:56
>>137さん
同感です。
身近な人で聖子さんの年代の人は多くいますが(自分の親くらいの年代です)、
なかなか聖子さんくらい自分の責任においていい人生を過ごして来た人はいない。
人にも好かれておいででそれは八方美人などではなく確かな人間性によるものだ
と思う。
世間で聖子さんの容姿をあげつらう人もいるが聖子さんほど人に好かれてないよ
うな気もする。
139 :
無名草子さん:02/11/04 21:11
>>138 やあ、同意してもらえて嬉しい。
いい人生を自分で掴み取ったところが、田辺先生のすごい
所ですよね。おっとり笑っているけれど、その裏に一本筋の通った
矜持がある点が素敵。
我が身を振り返ってみても、うまくいかないことを他人のせいにしたり
簡単に諦めたり、ってことが少なくない分、ああいう生き方には
本当に感嘆するしかありません。
田辺先生が吉屋信子の小説を愛読して評伝まで書いたのも分かる気がします。
吉屋信子という人も、たおやかで素敵な世界を作り上げると同時に、
自分の人生を堂々と生き抜いた人ですもんね。
140 :
無名草子さん:02/11/06 16:38
本当の大人の恋愛が書ける
稀有の女性だと思います!
読後感がとてもいい。
甘くほろ苦く毅然とした
恋愛小説は少ないのです。
141 :
無名草子さん:02/11/13 19:20
あげ
142 :
無名草子さん:02/11/22 22:46
10年ぐらい前によく読んでました。
でも引越ししたとき、本を全部人にあげてしまった。
最近本屋さんでふと目にとまったので、「田辺聖子の小倉百人一首」を
また買って読んでいます。
外国の高校に行ってたので古典をまったく知らない私にも
すごくわかりやすくて面白い!
今日このスレを読んで、恋愛小説もしみじみとおもしろいものが
多かったな〜と思い出しました。
個々の作品名と内容は忘れてしまったので、このスレでよく出てくる
「苺をつぶしながら」からまた読みはじめてみようかな。
143 :
無名草子さん:02/11/27 00:38
最近、書店で田辺先生の本で近影を見たのですが、
ツイン・テールでした…飾りゴムで…ちょっとびっくりした…
でも良い笑顔で安心しました。
144 :
無名草子さん:02/11/27 01:20
>143
スヌーも写ってました?
145 :
無名草子さん:02/11/27 12:52
ファンです...
スヌーは写ってなかった。
多分、新しい本です。ハードカバーで、
カモカのおっちゃんの死のこと
書いてたから。
147 :
無名草子さん:02/11/28 10:24
まあこんなスレがあったとは!
お聖さんの、品のあるほんわかした文体が大好きです。
初めて読んだのは、十代の時で、現在二十代ですが、
一生読み続けて(読み返して)いきたい作家さんです。
よくお聖さんの本のカバーにイラストを本くに子さんが
描かれてらっしゃいますよね。作品にぴったりで、
本当にかわいい。
148 :
無名草子さん:02/11/28 10:28
歌子さんのような、素敵な女性になりたひ。
149 :
無名草子さん:02/11/28 10:39
食べ物の描写!「ぽっちりと」とか表現がいいですよね。
美味しそうで。本くに子さんの絵、ぴったりですよね。
また本くに子さんの絵の女性、ふっくらしていて、
なんともいえない清潔なお色気があって、イイ!
150 :
無名草子さん:02/11/28 18:40
おお、復活してきましたね。
>>149 割と昔の作品に「きつねうどん」を食べるシーンがよくあるのですが、
「ざぶとんほどもあるふっくらとした油揚げをわんぐりと...」
っていうような文章が好きです。
………ざぶとんほど……!?でかっ
152 :
無名草子さん:02/11/29 01:00
本くに子さんのイラスト、いいですよね〜
清潔感のあるお色気、、うんうん、分かります。
ちょっとふっくらしているのがまた魅力的で。
男性から見ても、かわいい女性って感じですね。
153 :
無名草子さん:02/12/07 17:46
男ですが昔読んでました。姉の影響ですが「女の長風呂」から。
小説では「窓を開けますか?」「甘い関係」「夕ご飯食べた?」
エッセイでは「いっしょにお茶を」「星を撒く」などが気に入ってます。
タイトルのつけ方がうまいですよね。
新刊「iめぇーる」も出てますね。久しぶりに読んでみようかな。
154 :
無名草子さん:02/12/08 21:11
新刊出たんですか。知らなかったー。
155 :
無名草子さん:02/12/13 17:49
新刊に、カモカのおっちゃんの告別式での挨拶が載ってましたね。
すっごく良かった。
156 :
無名草子さん:02/12/14 11:32
そうなんですか。
さっそくこれから本屋さんへ向かいます!
このスレ、嬉しいです。田辺センセイはリアルタイムでずーーっと
読んできました。もちろん、小便クサイ娘っ子の頃は、中年ものシリーズの
哀感などというのは実感できず、ただただお話として読んでいましたが。
宝石みたいな言葉がいっぱい詰まってるよね。ときどき恋愛モノに出てくる
「喜びが極まったときに、悲しみに転ずる」という言葉はなんだか胸に
染み入った。そうして、大体恋人の片割れはその後、死んだりするんだけど。
ちょっと話がずれますが、本くにこさんはセンセイにぴったりのイラストだと
私も思いました…が、あの方、ダイエットしたんですね。そしたら、
イラストの女性もスレンダーになっちゃって、以前の優しい甘さみたいな
ものが消えてしまっていました。ガックリ。
158 :
無名草子さん:02/12/19 20:45
新刊、図書館の予約待ちです(買え!といわれるかもしれませんが...)
楽しみです。
159 :
無名草子さん:02/12/20 22:50
ほんとに純粋に疑問なんですが、なぜ、そんな楽しみに待つ本を、
買わないんですか?
田辺聖子が好きで、新刊が出たのを知って、読むのが楽しみ!
って思うほどなら、買っても後悔しないと思うんですが…。
(図書館で新刊を借りる人のことがよくわからないので、ぶしつけな
質問してしまいました。気分を害されたらすみません。)
新刊を図書館で借りる。うーん、本が読める状況も人それぞれ、
なのではないでしょうか?住居のスペースの関係で購入を控えてる、
文庫本化したら買うことにしてる、とかいろんな理由があるんじゃないかな?
私は図書館で予約してまで読みたい!と思う158さんの心情は
ファンだなぁーと思いますけど。ワクワク待ってる時間もいいよね。
もちろん待てないわ〜、と本屋さんにダッシュも楽しい。
どちらの方向からでも、田辺先生の本を読むときは素敵な時間。
161 :
無名草子さん:02/12/26 02:17
158です。
>>159さん
独身の時は欲しい、楽しみな本は全部買っていたのです。
そのころはスペース、お金、何も問題なし。
まあそんなところで...。
>>160さん
フォローどうもありがとう!
本当に、スペースとお金関係に気を使わなくてもすめば
いいのになと思います。
あなたは私の「自由だった」時に今いるのかな、って思いました。
本当に嬉しかったです。
>>161=158さん。
田辺先生の新刊、そろそろ読めましたか?160です。
優しくて、ちょっと切ないレスをありがとうございました。
うふふ、私も既婚者ですよー。スペースとお金に気を使うのも同じです。
ま、少しずつ自分のペースで自分の空間と時間を気長に作っていこうかと。
気楽に参りましょ…って気になりませんか?田辺先生の本を読んでいると。
なんてね。
163 :
無名草子さん:03/01/01 01:26
>>162さん
161=158です。
なんか感傷的なこと書いてしまって...。はずかし。
で、新刊は年末最後の図書館の開館日に借りてきました。
エッセイ集だったのが、思っていたのとは違いましたが、
「おっちゃん」への言葉がすごくよかったです。
本当に、おせいさんは「気軽に」、「ぼちぼち」っていう感じですよね。
だからこそ、今があるのかな、って気がします。
165 :
無名草子さん:03/01/02 00:22
みなさん、最初に読んだおせいさんの本はなんでしょう。
私は「真夜中のココア」っていうやつかな?
古典シリーズのファン。新古今和歌集上下巻が一番好きかなあ・・・。
電車の中なんかで読むので、短い時間にリフレッシュできます。
言葉遣いが綺麗なんだよね。
(^^)
168 :
無名草子さん:03/01/13 22:05
age
169 :
無名草子さん:03/01/17 06:56
いや、まったく作家としての能力に関係ないんだけど、古今東西このひとほど
醜い顔をしたひとを見たことがない。ほんっとにブスだよなあ。恐ろしいほどだ。
天然記念物じゃねーか? こないだも写真につくづく見入っちゃったよ。
どういうことだろうな?
170 :
無名草子さん:03/01/17 07:03
171 :
無名草子さん:03/01/17 12:08
時々お聖さんの容姿をあげつらう人がいるがそういう人って性格悪いし
自分自身も人の事言えるのかい、って人が多い。
お聖さんは才女というだけでなく生活者としても優れているし、文章の品も良い。
>古今東西このひとほど
>醜い顔をしたひとを見たことがない。ほんっとにブスだよなあ。恐ろしいほどだ。
>天然記念物じゃねーか? こないだも写真につくづく見入っちゃったよ。
>どういうことだろうな?
上記のような汚い文章を匿名掲示板に平気で書き込む人は一回お聖さんの本
を読み良き文章にふれて出直してこーい!
172 :
無名草子さん:03/01/17 12:40
>>171 私は田辺聖子のファンだけど、顔がブスって言う人がいても
当然だと思うよ。現に、小さい時、彼女の写真見て、
特殊メイクした怪人かと思って泣いたし。
ただ、別に彼女は作家であって顔で売ってる訳じゃないから
顔がどうこうと言うのは、あまり関係ないけどさ。169も
作家としての能力には関係ないって言い切ってるんだから、
何もそんなにヒステリックに反応することないんじゃない?
173 :
無名草子さん:03/01/17 12:44
この人芥川賞受賞者なのになんで直木賞の選考委員やってるんだろう?
174 :
無名草子さん:03/01/17 19:16
ブスでも愛嬌がある、性格のよさが出てる顔だと思うけど。
若い頃との落差をそんなに感じないのは私だけ?
175 :
無名草子さん:03/01/19 00:03
田辺さんの本のタイトルが好きです。
自分は「孤独な夜のココア」が素敵だなあと思いました。
おおー、孤独な夜にココア、あってるあってる・・とか思って。
なんだかあったかいココアが飲みたくなってきちゃったな(^^)
私、田辺さんが住んでると言う噂のある市で育った者です。
小さい頃から「田辺聖子」と言う名前は知ってましたが、
作品は読んだ事ありません。
数年前から読書にはまり色んな本を読んでます。
そこで、「小さい時から知ってた『田辺聖子』を読んでみよう!!」と思ったんですが、
図書館やブックオフに行くと田辺さんの著作が沢山あり
どれから読めば良いのか分かりません。
田辺聖子スレ住人の皆様、お勧めの本をお教え下さい。
ちなみに、私の好きな作家は野坂昭如です。
177 :
無名草子君:03/01/21 02:21
私は男で30男ですがファンです。
案外田辺さんは男心も痛い所つくんですよね。
「はじめに慈悲ありき」なんて男向け?なんて思います。
「夢とぼとぼ」なんてね
カモカのおっさんなんて男の理想ですな
(^^)
179 :
無名草子さん:03/01/23 20:17
>>176 短編集なんか読みやすくていいと思いますが...。
どれも面白いと思うけど、夫婦物はやっぱり結婚してからの方が
意味(言葉の深み)がわかるっていうか。
>>179 レス、ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。
先日、ブックオフで見かけた田辺さんの本で
私の好きな野坂昭如と酒について書かれたのがあったので
それから読んでみたいと思います。
取り敢えず、田辺さんのエッセイを買いました。
阪神大震災の体験記である「ナンギやけれど・・・」、
筒井康隆と私の好きな野坂昭如との交流、
趣味のお酒を扱った「言うたらななんやけど」の2冊を買いました。
私自身、田辺さんとその本で解説文を書いてる宮本輝が住んでる同じ市で被災したんで
当時の状況を思い出しながら読もうと思います。
182 :
無名草子さん:03/01/27 21:51
おせいさん あげ
田辺さんの顔の美醜について、ってやっぱり出てくるのか。
美人の造作ではないでしょ。でも、あの文章の筆力にそういうこと吹っ飛ん
じゃうんだな〜。そして、美しい人、という印象だけが残る。そこまで
行ったら、もう顔がどーのこーのはどうでもいい、と思ってしまうのは
私だけ?
184 :
無名草子さん:03/02/02 23:38
あげておこう
185 :
無名草子さん:03/02/09 12:12
あげ
186 :
無名草子さん:03/02/10 00:45
初めて読んだのが、「よあけのさよなら」でした。
いまでも、読み終わった時の感動を覚えてます。
187 :
無名草子さん:03/02/10 02:22
この人のいう「おとなの男女」ってすっげぇ含みのある言葉だよな。
なんかすいも甘いも辛みもかぎわけたって感じ。
しかも普通の中年ってところがいいじゃない。
それで嫌らしく無く侘びしく無く。しかも目三角にして気張って無い文章がすきだな。
188 :
無名草子さん:03/02/10 10:45
おせいさん、いろいろつらいことも有っただろうけど、
どうしてそうひょうひょうとしていられるのか。うらやましい限り。
189 :
無名草子さん:03/02/13 20:22
age
190 :
無名草子さん:03/02/15 11:36
エッセイが卓越している。自分を客観的に見つめることが出来る人なんだと思う。だから嫌らしさを感じさせない。
曽野の作品には温かさが感じられないし瀬戸内が恋愛語っているのを見ると、哀れさを感じる。
191 :
無名草子さん:03/02/15 14:52
>>190 なるほどなるほど。
何かものすごく納得しました。
192 :
無名草子さん:03/02/15 22:01
スヌー最高。
おせいさん晩年おっちゃんはなくなるわ。神戸は大変だし
そんな中でまた面白いのを書いてほしいな。
「お聖どんアドベンチャー」の続編とかね
194 :
無名草子さん:03/02/17 08:08
195 :
無名草子さん:03/02/21 22:40
うーーん。ジョゼが池脇千鶴か...。ちょっと私のイメージと違う。
お人形のような無表情な美人顔の子、って感じだったんだけど。
196 :
無名草子さん:03/02/22 00:34
このスレ見てると不思議と田辺聖子さんの本って何度読んでも、
というかいつまでも読み続けていきたい、という人が多いですよね。
そういう私もそうですが。
「言い寄る」と「私本イソップ物語」が私のお気に入りです。
197 :
無名草子さん:03/02/22 14:16
>>194 田辺作品って、今まで映画化されたことなかったんですね。
日常生活の中の些細な機微をすくい上げていくような作風だから
映像だとニュアンスを伝えにくいだろうと思うけど。
以前、「九時まで待って」を田中裕子主演で単発ドラマ化したことがあったけど
これはなかなかよかったです。小道具とか情景とかに気配りがあって
田辺作品を読み込んで作られてると思いました。
田中裕子も、大阪出身でぽわんとした雰囲気で声がかわいらしくて
ヒロインに適役でした。
田辺聖子スレ見つけてビックリ!!
私も大好きです。中1の時に初めて自分で買った小説が
「愛してよろしいですか?」でした。それから幾年月・・
今、自分で持ってないのは聖子先生と時実新子さん共著の
「乾杯〜」??のみ。つい先日ネット書店でやっとやっと
味三昧を入手しました♪送料込で\1,300ナリ。
状態も良く、注文から届くまで2日でした(^^)
エッセイとしても楽しめて満足です。
199 :
無名草子さん:03/03/07 00:09
ん〜女性は若くともその良さがわかるけど
男は30こえてからだな本当の良さがわかってくるのは
とくにアカンタレの男がでてきては「ナンデオレノコトシッテルンダ」
って思います。w
200 :
無名草子さん:03/03/12 23:28
婦人公論新連載age
201 :
無名草子さん:03/03/12 23:53
彼女の小説はなかなか味わいがある。しっかりとフアンがいるのもよく分かる。
しかし彼女の御顔は味わいというより・・・かなりインパク知だ。
(^^)
203 :
無名草子さん:03/03/15 12:43
ジョゼと〜の紹介テレビで少し見たけど池脇意外とイメージにあってたよ。
でも映画ではなくドラマでやって欲しかった。
204 :
無名草子さん:03/03/15 22:34
確かに映画だとかなりふくらませていそう。
205 :
無名草子さん:03/03/16 20:56
このレスの80〜位からしばらく話題になってる
おせいさんの料理の本が古本屋で売ってました。
誰か買わないかな?下井草の大村書店ですが(マイナー)。
私は持ってるから...。
206 :
無名草子さん:03/03/16 22:36
マターリ良スレ
お聖さんは確かに美人ではない、
と言うか、はっきり言って美人とは程遠いけれど、
この上なくいい顔してるよ。
若くてナニの事しか頭に無いような奴に分かれと言うのは酷だけれど、
不惑を過ぎてから少しずつ分かってきたような気がする。
歳をとっても、それが分からない人は、少し心が枯れてるんじゃないかと思う。
208 :
無名草子さん:03/03/19 20:11
おせいさんあげ
209 :
無名草子さん:03/03/27 21:53
そろそろ
210 :
無名草子さん:03/04/01 01:25
>>206 いや、あなたのレスが喧嘩腰で怖いんですけど
(^^)
212 :
無名草子さん:03/04/18 01:09
>>206 前も同じようなこと書いてませんでした?
ちがってたらすみません 以上 あげ
213 :
無名草子さん:03/04/19 22:59
「夢の櫂こぎどんぶらこ」読んだ。
面白かった…けどスヌーなんかキャラかわってるし、
ローズマリーも出てこないし、おじんはあんなことに
なってしまうし(涙)
田辺さんのことは、「おばたん」から「あーたん」になってた。
214 :
無名草子さん:03/04/19 23:42
今日古本屋で「感傷旅行(センチメンタルジャーニー)」100円で
買いました。
215 :
無名草子さん:03/04/20 00:52
1と同じだぁ。
「言い寄る」「苺をつぶしながら」のシリーズが私も一番好き。
今読んでも全然古臭く感じないのが不思議・・・・。
キャラが特別好きでもないのに小説として好きなのって珍しいんだけど。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
217 :
無名草子さん:03/04/26 23:48
>213
「天窓に雀のあしあと」(H5年文庫版刊)ではもうスヌーは「あーたん」て
呼んでるよ。
218 :
無名草子さん:03/05/02 21:32
田辺聖子さんのスレッドがあるなんて嬉しいです。
1番最初に読んだのは「恋のあっぷあっぷ」(かぼちゃ料理や毛皮の
ショール?が印象的)、次は「愛の幻滅」(主人公眉ちゃんが好き)
「私的生活」(乃里公という呼び方が好き)です。
友人に数十冊貸してもらって、今毎日1冊ペースで読んでいます。
文章がとっても上品で素敵だなぁと思います。そして時々グサッとくる
セリフなんかも有るのですが、最後にはさわやかに(ちょっとほろ苦い)
読み終えられる恋愛小説なんて、なかなか他には無いのではないかな。
このスレッドに来られる方たちも文章が落ちついていて、優しそうな印象を
受けます。落ちこんだ時なんかにも読みたくなりますねぇ…。
219 :
無名草子さん:03/05/03 20:56
短編希望 あげ
220 :
無名草子さん:03/05/08 21:45
伊丹あげ
221 :
無名草子さん:03/05/15 20:52
あげておこう
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
223 :
無名草子さん:03/05/22 23:51
山崎に対抗してあげる
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
225 :
無名草子さん:03/05/29 00:13
はいはい
226 :
無名草子さん:03/06/05 23:53
最近どうでしょう
227 :
無名草子さん:03/06/06 10:55
「返事はあした」面白かった〜。主人公のルルちゃんが段々自分を大事に
しようと成長していくとこが良かったです。そして同僚の村山くん。
あんな優しい、人の気持ちを慮ることの出来る男性っていいなぁ。
「美々卯」で2人がいつも食べるうどんすきが美味しそうで…。
ハマグリがパクッと口を開けるとか…。表現がとにかく豊かだと思います。
「白のジャケットに紺のスカート、赤いバッグの女性」のことを
「敵はトリコロールで攻めてくるようだ」なんて!!
228 :
無名草子さん:03/06/06 11:23
私は大阪なんで
話でてくる店、臨場感あって嬉しい。
『たこ梅(おでん)』や『とことん』らしき店とか
結構、実名で登場してますね。
いいのかしらんとかは思ってたけど
まあいいのか。
230 :
無名草子さん:03/06/06 14:35
こんなスレあったんだ〜嬉しい。
おせいさんは小学生のころから読んでます。ずっと好き。
私も関西だから、地元のことが出て来たりしてそれも楽しい。
上のほうで「日毎の美女」のことが話題になってるけど、
「ブス愚痴禄」も面白いですよね。
泣き上戸の天女、だったかな、笑えてせつなかったです。
231 :
無名草子さん:03/06/06 15:34
「愛してよろしいですか?」
って昔ドラマ化されたの覚えてる人いるかなぁ?
スミレちゃん役は名前を失念してしまったけど、
矢富くんは確か時任三郎だった。
あの小説もかなり好き。
232 :
無名草子さん:03/06/06 19:53
>>231 今ぐぐってみたら「三林京子」のようです。
スミレ役とは書いてないけどまあそうでしょう。
でもどんな人だっけ?
233 :
無名草子さん:03/06/06 22:54
>>232 あぁ。そうだった。ありがとう。
今あまり活躍してないかなぁ・・・?
234 :
無名草子さん:03/06/06 23:10
時代劇とかでてる。
235 :
無名草子さん:03/06/07 22:57
大人しい感じの人かな?
236 :
無名草子さん:03/06/16 23:47
しらなんだ!>「愛してよろしいですか?」ドラマ化
なんで気づかなかったんやろ。知ってたら絶対見てたのに。
三林京子さんはNHKの朝ドラ「ふたりっ子」で
将棋の先生(いまはなき桂枝雀師匠が演じておられました)
の奥様役で出演されていたのを覚えております。
踊りか何かの家元のお嬢さんのはず。
落語家として高座に上がられることもあるようです。
今日の朝日で、阪神について書いておられます
面白かった
238 :
無名草子さん:03/06/28 00:28
引っ越しまじかでほとんどの本しまったけど、
お聖さんの本1冊だしてあるよ。
寝る前に、ちと読むのが大好き。
239 :
無名草子さん:03/06/28 16:16
まだ75なんだね、ずっと活躍してるからもっと年取ってるかと
思ってた。
240 :
無名草子さん:03/06/29 00:07
今日、図書館で『iめーる』?借りてきた。
これが最新刊なのかな?
カモカのおっちゃんの御葬式のときの
喪主としての
あいさつが載っていた。
なれそめを始めて知りました。
241 :
無名草子さん:03/07/10 05:15
おせいさん、今はもう使われなくなった「ギャル」(コギャル的な意味で使うことは
あるけど。)という言葉をまだ使ってる・・・誰か教えてやれ。
ドラゴンボール完全版 1〜16巻 絶賛発売中!!
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243 :
無名草子さん:03/07/15 01:47
hikkosikinennage
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
245 :
無名草子さん:03/07/15 22:15
あげ
246 :
無名草子さん:03/07/22 22:28
age
247 :
無名草子さん:03/07/26 22:13
こんばんは。大阪に住んでいる中年男です。いいスレが立ってますね。
田辺聖子さんは、ラジオの「阪神奥様劇場」という朗読番組で、たびたび耳に
しておりました。これが高校生くらいのときかな。
東京の大学に入って、何か、大阪の話しないかなーと読み始めたのが田辺聖子さん
でした。当時の文庫本は、とりあえず千冊制覇しました。社会人になって大阪に戻ってからは
新刊が買えるようになって、どんどん読んでいました。
で、今の嫁さんと初めて会った(電脳見合いシステムで)日に、「田辺聖子さんと
中島みゆきさんのファンです」と一言いってしまったがために、10時間ぐらい話し
込んでしまって、まあ、現在のうちの家庭ができたわけです。
ですから、田辺聖子さんの小説の、ちょっとしたフレーズも、うちでは生き続けて
おります。先週、六甲に久しぶりでドライブに行ったときも、あじさいの花などに
なつかしいものを覚え、「スペインと呼ばれていたホテルは、ここのことかな?」
なんて、夫婦で話していたものです。
夢と現実、そのどちらも、まじめに、きれいに、そして明るく書いてくださる方だなと、思っています。
248 :
無料動画直リン:03/07/26 22:14
249 :
無名草子さん:03/07/27 21:53
1000冊も出てるの?
<247
私も、小説に出てくる「長崎堂のボンボン」を探しに
心斎橋をうろうろした事があります。
田辺聖子さんファンの友達にプレゼントしたら
とっても喜んでもらえました。
251 :
無名草子さん:03/07/28 19:46
私は去年ボンボン買いに行ったら夏場でやっていなかったの...。
残念でした。
252 :
無名草子さん:03/07/31 05:51
田辺さんの小説って5〜6冊くらいしか読んだことないけど
「愛してよろしいですか?」読んだ後、怒りがこみ上げてきました。
自分も昔、10万以上貸した男がいて「返す返す」って言っときながら
そのまま音信不通になった奴がいます。結局貸し損。
お金借りるために自分に会いに来てた男との辛い恋愛経験があります。
ちょっとこの小説の終わり方だけはいただけない。
そんなウマい話があるわけない。
てっきり係長との新しいラブに走って、貸した12万は恋と一緒に溝に捨てるのかと
思いきや、あれだもんな〜。納得いかないエンディングでした。
そんなに人生甘くないんだよ、お聖さん。
あんな凡庸なハッピーエンドってあるかよ。
もうしばらく彼女の小説読みたくなくなった。
スマンネ。あんまりにも頭にきたもんだから。
(そんなんだから男にお金だまし取られるんだよ、っていう煽りあるだろうけど)
スレ汚しゴメン。
253 :
無名草子さん:03/07/31 06:50
254 :
無名草子さん:03/07/31 12:16
あげ
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
256 :
無名草子さん:03/08/02 09:53
257 :
無名草子さん:03/08/05 20:41
>249
ごめんなさい。入力ミスでした。
× 千冊
○ 全冊
258 :
無名草子さん:03/08/05 21:45
こんちわ、随分前だけど「いい寄る」「猫も杓子も」を読んでラストの苦さ(本当に好きな男は身近な女にひょいと持ってかれてしまう)に感じ入ったのを思い出しました。ホント得がたい素敵な作家さんですよね。
長生きしてたくさん作品を読ませてもらいたいです。あ、後NHKで製作された「愛してよろしいですか?」課長役で山城新吾も出てましたね。チョト思い出した。
259 :
無名草子さん:03/08/09 23:34
ちょいとあげ
260 :
無名草子さん:03/08/09 23:39
ムッチリ系の巨乳美女ですね。バイブを挿入されはしゃぎまくっちゃいます。
そのあたりまでは普通のビデオですがそこからがすごいです。
なんと5人連続生姦、中出しに挑戦!オマンコの中はザーメンまみれ!
大量のザーメンが流れ出てくるラストシーンは圧巻ですよ。
無料ムービーあるよ。
http://www.cappuchinko.com/
261 :
無名草子さん:03/08/10 22:57
そうですか、すごいですか
262 :
無名草子さん:03/08/14 12:05
ジョゼと虎と魚たち。本屋で立ち読みして今日買う予定です。
映画、どうなるんだろう。
田辺さんの作品の女性はよろけるけどすっ転ばないですよね。
好きな作品は「鏡を見てはいけません」「お気に入りの孤独」です。
こういうおばちゃんそばにいたら人生なんか勇気わくなあというのが
田辺さんのイメージです。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
266 :
無名草子さん:03/08/20 21:41
山崎記念あげ
267 :
無名草子さん:03/08/23 18:11
age
268 :
無名草子さん:03/08/26 21:35
あげ
269 :
無名草子さん:03/09/03 07:33
age
270 :
無名草子さん:03/09/14 22:11
すみません、「日毎の美女」とか「朝ごはんぬき?」
(たしか小説家の家の住み込み家政婦のはなし)
みたいなコメディ路線(ハッピーエンドで)
のものって他におすすめないですか?
271 :
無名草子さん:03/09/14 22:38
田辺聖子さんのスレがあるなんて嬉しいです。
私は篭にりんごとか、星を撒くとかのエッセーが好きなんだけど、引越しの時になくしてしまって。
角川だから絶版だし。ブックオフ巡りをしようかと。
なんか時々無性に読み返したくなりますよね。
不機嫌な恋人の小侍従って素敵ですよね
272 :
無名草子さん:03/09/18 21:41
>>270 「どんぐりのリボン」とかどうでしょう?
273 :
無名草子さん:03/09/18 21:55
多作だけど、みんな良い作品ですよね。
今日は「小町盛衰抄」を取り出してお風呂の中で読みました。
「文車日記」も好きです。「愛してよろしいですか」初めて読んだ時は30代の女の人ってこんな気持ちなのか−って思っていましたが、いつのまにかすみれの年を越えてしまいました。
ワタル君のような若くてかわいくって優しい男の子は女の理想ですよね。
関西にはこんな男の子がいるのかなーと夢想してしまいます。
274 :
無名草子さん:03/09/21 14:14
>>273 私も気が付けばすみれよりも年上になり、年下男と結婚しておりました。
お聖さんの本には結構「年下と結婚する」というキーワードのものが
多いですね。
275 :
無名草子さん:03/09/21 21:00
「私の大阪八景」は別に入手困難じゃないよ。
岩波新書で普通に手に入ります。
276 :
無名草子さん:03/09/21 21:59
>>273>>274 ワタルくん、イイよね。
ドラマの時任三郎ははまっているような、はまっていないような。
私もあの当時のすみれさんの年齢を越えてしまったけど、
今じゃ当たり前の年齢ですよね。
「言い寄る」の男性も何だかんだ好きなんだけど。
277 :
無名草子さん:03/09/21 22:40
>276
ゴーでしたっけ?
「甘い生活」もドラマ化されたんですよね、私見てないですけど。
「愛してよろしいですか?」のドラマは課長役の山城さんと時任さんのやり取りが面白かったです。
ただ「窓を開けますか?」を見た時は田辺さんの作品には関西弁が重要なんだなーと実感。
主演が松坂慶子さん、林隆三さん、設定も東京になっていて原作の良さが生かされず残念に思いました。
松坂さんも田辺さんのファンそうで本人のたっての希望で実現したそうですが。
278 :
無名草子さん:03/09/29 00:40
大阪弁は大阪(少なくとも関西圏)出身の人でないと難しいですからね。
さんまとかなんか軽い男の役で使ったら面白そう。
最近、ジョゼ虎読んだんだけど「死んだモンになってる」ってのは男じゃ分からないのかなと感じました。
280 :
無名草子さん:03/10/03 23:48
正直、妻武器も池脇もあんまり・・・って感じがして
「ジョゼ・・・」観に行く気しない
282 :
無名草子さん:03/10/04 22:48
「金髪の草原」と主役の2人一緒なんだー。
「金髪の草原」見てないけど、あらすじ読んだら結構変えられてたから
「ジョゼ...」もなあ...。短編から映画にするのは本当に難しいものだ。
283 :
無名草子さん:03/10/09 18:04
あげとくよ
284 :
アキラさん素敵:03/10/12 17:48
「恋にあっぷあっぷ」読みました。非常に感動しました。泣きました。
本当に素敵な方だなぁ・・・田辺先生は。あんな女性になりたいと心の底から思いました。
285 :
無名草子さん:03/10/13 01:14
>>282 「金髪の草原」は大島弓子原作のある意味すごーーーく深い話だからなぁ。
映画化は正直厳しかったね。
漫画はビジュアルあるから、余計映画化は難しいんだけど。
「愛してよろしいですか?」とかは年の差結婚当たり前の今
改めてドラマ化しても面白いかも。
286 :
無名草子さん:03/10/13 14:19
>「愛してよろしいですか?」とかは年の差結婚当たり前の今
>改めてドラマ化しても面白いかも。
私も見たいです。今またドラマ化するとしたらキャスティングはどんな感じになるんだろう。
287 :
無名草子さん:03/10/13 15:06
>285・286
自然に関西弁を使える人達が良いですね。
すみれ・・・沢口靖子(きれいすぎ?)
288 :
無名草子さん:03/10/13 22:01
>>287 綺麗すぎ・・・・。
あと、今ってこの小説が書かれた時代とは年齢の見え方というか
捉え方が全然違うと思う。
すみれって35歳だっけ?今で言うと軽く40歳は越えてるノリじゃないの
かなぁ?今35歳未婚でOLなんて当たり前だもんね。
289 :
無名草子さん:03/10/13 23:45
自然に関西弁が使えて、適度に美人で、仕事ができる感じの女優さん..。
なかなか難しい...。
290 :
無名草子さん:03/10/14 02:34
私としては小林聡美さんにやって欲しいけど、関西弁がね・・・。
291 :
無名草子さん:03/10/14 22:46
藤原紀香じゃスタイルよすぎかな
292 :
無名草子さん:03/10/17 10:06
わかぎえふ
293 :
無名草子さん:03/10/17 10:58
294 :
無名草子さん:03/10/18 01:07
なんかもう少し女っぽさが欲しい。わかぎえふ、豪快すぎる...。
295 :
無名草子さん:03/10/18 01:25
確かスミレさんて背が高くて細身なんだよね?
キャサリン・ヘップバーンのイメージとかなんとか。
・・・って女優・・・誰?
以外に宝塚系にいるかもしれない。
松平健と結婚したの・・あの人素だとそう綺麗って感じでも
ないんで、結構いけるかも。
296 :
無名草子さん:03/10/20 01:48
藤原海苔蚊に一票
297 :
無名草子さん:03/10/21 00:46
のりかいいよね。
あとはいっそのこと
黒木瞳でいくかー。
298 :
無名草子さん:03/10/21 00:57
グロ木嫌だー
299 :
無名草子さん:03/10/21 20:28
松下ゆきとか?関西弁が無理か・・・。
常盤貴子は関西弁うまいんだけどな、チョト違うね。
300 :
無名草子さん:03/10/22 02:06
すまん
300ゲト
↑こういうきり番ゲットを嬉しげにやる人って
バカかと思う。
このスレにもそういうガキがいたのか・・
302 :
無名草子さん:03/10/22 20:20
>>301 あのー、300さんではないけど読んでるほうとしてはユーモアーなくバカとかガキとか
書いてある方が不愉快ですが・・・。
303 :
無名草子さん:03/10/23 01:09
ユーモアー
って。
304 :
無名草子さん:03/10/23 01:40
ここはお聖さんのスレだよ。マターリ行こうよ
305 :
無名草子さん:03/10/24 01:50
ということでマターリと。
ワタル役は誰でいきましょうかね。
大阪弁がすんなり話せて、若手。
細身でそこそこかっこいい。
306 :
無名草子さん:03/10/24 19:19
春情蛸の足
だっけ?ウマーな短編小説集。大好きで、時々引っ張り出しては
舌なめずりしながら読んでる。
307 :
無名草子さん:03/10/25 01:55
>>295 あー。天海祐キ、いいかも〜
ワタルくんは・・・うーん。背が高くて細いコ・・。
わからんわー。
308 :
無名草子さん:03/10/25 15:38
>>306 私もあの話好き。でもあれ、設定はいつの時代なの?
昭和30〜40年代としか思えない古さなんだけど、読み進めると
’80年代くらいに設定してあるようで、その辺、お聖さん、ちょっと
感覚ずれてない?って思う。
すき焼きが美味しそう。うちは東京なので関西風のすき焼きと
言われても、もひとつピンと来ないんだけど、読むたびに
「美味しそう」って思う。
お聖さんのすき焼きに対する愛が伝わってくるというか(笑)
309 :
無名草子さん:03/10/26 12:05
食べ物に対する愛が伝わってくるよね。
「〜を上手にたいたん」とか、煮物好きじゃないけどウウウマソウ!って思うなあ。
>>309 クジラに拘るお父さんの話も良かったなあ。
クジラって一回も食べたことないし、親に聞いても
「あんまり美味しくないわよ。」って言われたんだけど
あの話に出てくる「クジラのすき焼き」や「クジラのハリハリ鍋」
「コロ」とか美味しそうでたまらん(笑)
この間読んだお聖さんのエッセイに「昔、私は料理本を出したが
今見ると「もうしつこくてこんなん食べられへん」という感じである。」
って書いてあった。
お聖さんも、もう素敵な姥ライフに突入したから食べ物の好みが
変わったんだなと感慨深い感じがした。
311 :
無名草子さん:03/10/26 22:13
308さんはずっと関東なのでしょうか?
30代じゃないですよね?給食でも食べてないみたいだし。
私は30代ですが、関西に6歳の頃まで住んでいて(母がバリバリ関西人だったのもあり)
小さい頃よくコロの煮付けみたいなのを食べました。
正直あまり子供が好むものではなく(独特のにおいがあるので)、結構うっとおしかった..。
多分今食べたらおいしいと思うのだろうけど。
しかしお聖さんにはいつまでも元気でいてほしいものです。
312 :
無名草子さん:03/10/28 00:36
>>311 はい、ずっと関東です。親戚も関西方面にはいません。
20代なので物心ついた時にはクジラは調査捕鯨しか
できない生き物になってたような。
周りの人の「クジラ」観を聞くと「多分実際食べたら、そんなに
美味しくないんだろうなあ。」と思うんですが、あの話だと
なんだか主人公のクジラに対するいとおしさみたいのが
伝わってきて、たまらなくうまそ〜に思えるんです(笑)
でも「味噌と同情」(一番最後に入ってる話)の白味噌のお雑煮
だけは美味しそうに思えない。
「まったりとした味噌と牛肉のだしが・・・」って描写読んでも
「まずそう・・」って思ってしまう。
関西の方ではやっぱり白味噌なんですかねえ。
あ、味噌と同情は一番最後じゃなかったかも。一番最後は
河豚の話だったかも。
314 :
無名草子さん:03/10/28 23:37
図書館に行くとなんとなく借りてしまいます。多分古典もの以外は全部読んでいるのだけど。
短編は寝る前に読むのがちょうどいい感じ。
>>314 寝る前に読むと、ほっこり幸せな気持ちで眠れるね。
今の時期、布団から首だけ出してお聖さんの短編読んでると、
布団のあったかさと相まって、すごく心地いい。
>312
私は実家が関西で、現在は関東に住んでいますが、やはり白味噌のお雑煮をよく
食べます。(正月に食べきれなかったお餅があったりすると、正月以外の時期でも
白味噌のお雑煮を作って食べたりしますが。)
まったりとした白味噌のおつゆに、とろとろに柔らかくなったお餅のお雑煮は
かなり美味です。
「おとな」ですよね。
優しくはんなりとしていながら
一本筋がとおっていて自立された女性ですが、
決してぎすぎすしていないのは何故なんでしょ。
したたかで、それでいて夢見る乙女心を失ってないし。
それがお顔に現れているのか
写真見ていてほっとします。
318 :
無名草子さん:03/10/31 21:26
>>316 お、白味噌雑煮ですか。
あれっておもちも「煮る」んですよね。
私も関西出身でたまに白味噌でお雑煮食べます。
319 :
無名草子さん:03/10/31 22:43
お聖さんの顔って、
見れば見るほどええお顔やね。
整形おお流行りのこの国ってなんだろ、と思う。
美しいありようとは。
なんといってもお聖さんはモテるだろな。
320 :
無名草子さん:03/11/01 01:23
>>319 話しを飛躍させすぎ。
お聖さんレベルの人生の達人になれれば
どんな人でも顔は関係ないよ。
でも普通の人はそこまでいけないんだから美醜を気にする。
(まあお聖さんも気にすると思うけどね)
それもまた卑近な真実なんだから、んなことを
いちいち鬼の首とったように弾劾するのは大人気ない。
321 :
無名草子さん:03/11/01 23:31
まあお聖さんも若い頃は色々悩んだみたいだし、
結局結婚は遅かったですよね。
年取ってだんだん味のある顔になっていったと思うんだけど?
でもいまさらどうこう言うことでもないよね。
319さんではないけど、
そだね。美醜を気にしないわよ〜というのも
なんだか嘘くさいし。
結婚遅かったのは、仕事があったからするつもりはなかった、と
ご本人が書かれていましたね。
そこでカモカのおっちゃんが、酒の相手が欲しーっとプロポーズした、と。
323 :
無名草子さん:03/11/06 00:37
若い頃の話(金物屋さんで働いていた頃)ってどのくらい小説の中でリアルなことなのかな。
若い男の子にときめいたりしていたのかな。
324 :
無名草子さん:03/11/09 02:11
あげー
325 :
無名草子さん:03/11/09 02:22
こないだ都内の大学の講演を聴きました。
大変良かったですよ〜。
・・・にしても昔よく思ったなぁ・・・。
この人ここまでシコメで大丈夫なんだろうかと。
多分すごく悩んだと思うわ。悩まないはずが無い。女性なら。
326 :
無名草子さん:03/11/09 02:39
>>325 その辺のことを聞いてみたいよね。
どうやって自分の中で折り合いをつけたのか。
子供時代を書いた「私の大阪八景」ではもっと可愛くなりたいって
神さまにお願いするシーンがあったけど、コミカルで無邪気な感じ
に書いてあった。
思春期以降どう感じたのかを知りたい。
327 :
無名草子さん:03/11/09 11:08
「言い寄る」「猫も杓子も」など、エロいシーンも上手ですよね。
高校生の頃読んでドキドキしちゃいました。
実体験けっこうありとみましたが、そこそこもてていたんじゃないかな?
日経新聞に連載されていた私の履歴書が本になっていますが、お父様に小さい頃から「聖子ちゃんはかわいい、かわいい」と言われて育ったそうですね。
実際の容貌より周囲からどう言われて扱われて育ったかのほうが大きいような気がしますが。
姫野カオルコさんなどは逆の例だそうですし。
328 :
無名草子さん:03/11/10 00:22
>>327 お父様に「可愛い」といわれて育った聖子さんはうらやましいです。
性格のよさはそんなところから生まれたのかな?
「春情...」読んでいてお好み焼きが食べたくなって、
晩御飯に(私よりも作るのがうまい)旦那に作ってもらいました。
329 :
無名草子さん:03/11/10 00:41
>>327 でも、童話じゃないんだから、カワイイと言われても
実際は判ってたと思いますよ。聡明な人だし。
エロいシーンの話ですが、経験がなくても書けますよ。(笑)
経験なきゃ書けなかったら小説家は身体がいくつあっても
足りないです。
330 :
無名草子さん:03/11/10 01:47
そうそう、親がどんなに褒めてくれても、
自分でもこれは違うって悩むんですよねー。
親戚からは「せんべ、せんべ」(お煎餅みたいに平板な顔だから)
って言われたっていうし、
子供同士でもシビアな事言われただろうし。
「ラーメン煮えたの御存知ない」の挿絵描いていた
高橋 孟さんってご健在なんでしょうか、
あの人の描くお聖さんの顔がかわいかった。
331 :
無名草子さん:03/11/15 22:46
七五三記念あげ
332 :
無名草子さん:03/11/24 14:02
お聖さんの作品で「夜明けのさよなら」にも女の子がボーイフレンドにお金貸すシーンがあった。
戻るけど「愛してよろしいですか?」と同じ。
もしかしてお聖さんも結婚前若い男の子にお金貸したことあったのかな?
結婚は40近くでしたから、その前に「センチメンタルジャーニー」みたいな関係があったりして、なんて想像してます。
333 :
無名草子さん:03/11/26 00:02
しかしこのスレも息が長いね。
334 :
無名草子さん:03/11/27 23:35
聖子先生がイソジンでうがいしてる実写が見たい。
CMではアニメーションなので、
335 :
無名草子さん:03/11/28 10:51
なんですか?
そのCMって。
336 :
無名草子さん:03/11/28 13:14
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337 :
無名草子さん:03/12/02 16:05
私的生活と苺をつぶしながらが好きです
もう20年位前の作品ですが今でもたまに読みます
でもなんとなく主役の乃里子をできる女優さん
ドラマ化するとしたら
イメージわかないんだよな 昔からたまに考えるけどいない。
私は「恋の棺」の宇禰と、「不機嫌な恋人」の小侍従は誰かなって考えるんだけど
やっぱり思いつかない。なんかいそうだけど、どこにもいないって感じ。
読むときは、本くに子さんのイラストをイメージしながら読んでるなー
339 :
無名草子さん:03/12/04 12:51
340 :
無名草子さん:03/12/11 22:31
確かに。
なんだっけ、「たより水」だったっけ?それでお肌がぴかぴか...とかいうのがありましたね。
341 :
無名草子さん:03/12/20 19:06
あげ
342 :
無名草子さん:03/12/24 01:30
あげましょう
343 :
無名草子さん:04/01/01 14:07
あけましておめでとー
みなさん、ことしもよろしくね。
344 :
無名草子さん:04/01/01 15:37
「本を読まへんオトナが増えた。 だからコドモみたいな国になってしもた。」
一冊の本と向かい合うことは、現在の自分と向き合うことに似ている。
言葉は、人間の中で、優しさや、知恵のような、大事なものに
変わっていく。2004年
345 :
無名草子さん:04/01/05 00:24
「本を読まへんオトナが増えた。
だからコドモみたいな国になってしもた。」
346 :
無名草子さん:04/01/07 11:23
田辺さんらしくていいねぇ。
正月からいいものを見せてもらったって感じ。
347 :
無名草子さん:04/01/08 01:10
田辺さん未読ですがらしいんだ
直木賞選考委員って、もう変えろ、とかけっこうあちこちでボコボコ言われてるけど
田辺聖子の選評は割と納得できること多いけどなあ・・・
349 :
無名草子さん:04/01/17 21:23
もうすぐ旧正月だからあげておこう。
350 :
無名草子さん:04/01/24 22:28
旧正月も終わったのであげます
351 :
無名草子さん:04/01/25 02:26
「恋の棺」「雪の降るまで」が好き!
352 :
無名草子さん:04/01/27 23:28
猫なで日記、古本屋で100円で買いました。
田辺さんの小説の舞台裏をのぞいてるみたいで
面白かった。
2000円もってファンシーショップに行き
スヌ−ピ−とかおもちゃみたいな雑貨を喜々として
買う田辺さん、めちゃくちゃかわいい!
353 :
無名草子さん:04/02/03 23:43
節分記念あげ
354 :
無名草子さん:04/02/06 00:37
新刊出たね
355 :
無名草子さん:04/02/15 17:51
新刊て何?読んだひといる?
このスレ好きなのであげ
356 :
無名草子さん:04/02/15 19:28
田辺聖子さんスレがあったんですねー。
懐かしくて(最近読んでないので)、スレ全部読んでしまいました。
「愛してよろしいですか?」をドラマ化するなら、すみれを天海祐希、
ワタルを藤原竜也でやってほしいなあ。
357 :
無名草子さん:04/02/15 23:16
皆さんは映画「ジョゼと虎と魚たち」はご覧になったのでしょうか?
私は観てません。
>>357 観てきました。
原作そのまんまではなくて、おせいさんの原作を旨い具合に脚色してるわ。うん。
試写会でおせいさんが感極まって泣いたのもうなずける。
359 :
無名草子さん:04/02/19 00:21
あげ
360 :
無名草子さん:04/02/22 01:30
>>358 泣いたんですか?
インタビューか何かでおっしゃってました?
私も見ようかな。
361 :
無名草子さん:04/02/23 19:14
age
362 :
無名草子さん:04/02/28 17:00
age
363 :
無名草子さん:04/02/28 21:09
海外在住者です。
日本に里帰りする度に古本屋へ行き
おせいさんの文庫を買いあさってます。
私の知ってる日本の生活が小説に書かれているので
ホームシックにかかった時は効きます。
364 :
無名草子さん:04/02/29 02:06
おちくぼ姫、が好き。
中学から高校にかけて、一番好きだった本かも。
読み込みすぎてボロボロになる程繰り返し読んだ。少なくとも3冊は買い換えたw
原作よりもロマンチックにかわいい物語に仕上がってると思う。
今はいい大人になって「あんなうまい話あるかい!」って気分だけど
今でも読むと、心がぽわんってなるんだなあ。
最近久々に読み返した『不機嫌な恋人』。
小侍従に共感してしまって泣けてしまった。
「あのときの水・・・」っていうくだりと、
「私達は欲だけの関係になってしまった(ちがうけどそんな感じ)」のところ。
高校生で読んだ時は華麗で不思議でせつない王朝物語、だったんだけどな。
いまは、身をえぐられるように痛いとこ多いよ。
365 :
無名草子さん:04/02/29 02:30
>>364さん 私も「おちくぼ…」と「不機嫌…」大好きです。「不機嫌…」は年齢とともに味わい深くなりますね。 「愛の幻滅」は二冊目までぼろぼろにしましたが、そのあと売ってなくて切ないです。五月?から出る全集に期待。
366 :
無名草子さん:04/02/29 03:50
>>365 おお同志w
全集出るのですね。ありがとう、チェックします!
367 :
無名草子さん:04/02/29 16:57
全集、どの出版社から出るかご存知のかた教えてください!
>367
集英社だったと思う
田辺さんの作品でおすすめの作品は何ですか?
370 :
無名草子さん:04/03/04 23:08
短編集では、「薔薇の雨」が好きです。
最近読んだのでは、「おかあさん疲れたよ」が好き。
372 :
無名草子さん:04/03/06 17:21
お聖さんの作品で一番初めに読んだのは隼別王子の反乱だったなあ。
厨房の頃は読んでもピンとこなかったけど2年後改めて読んだら、女鳥姫の
「私が死んだら隼別と一緒に埋めて」
という所で泣いてしまいました。小説で泣いたのはこれが初めてでした。
そういえば20年後に続編書くとか言われてたようでしたが、出てましたっけ?
姥ざかりのシリーズ全部読みました 私もああいう
老後をおくりたいものです まあ無理ですね経済が
話にならない かもかのオッちゃん 亡くなっても
お聖さんお元気で
374 :
無名草子さん:04/03/18 01:41
姥盛りほんとにいいですよね。すかっとしたりしみじみしたり…私も生活をあのように楽しみたいです(お金というより心の持ちよう)
歌子さんのように生きるのは やはりお金です
優雅におしゃれに 健康に 人に教えられる技
を持っているって羨ましい でもこれお聖さん
の願望なのかしら
現在婦人公論でエッセイ書いて居られますね。
つい最近しりました。
377 :
無名草子さん:04/04/02 22:50
タカラヅカの90周年記念式典に出席されたらしいですね。
嬉しかっただろうな・・
378 :
無名草子さん:04/04/06 21:38
全集出てますね。全24巻か。
一巻ずつ買おうかなと迷っています。なんと言ってもお金が…。
でも買わなかったら後悔しそう。
379 :
無名草子さん:04/04/07 23:51
今月23日に大阪のリーガロイヤルホテルで、田辺さんの全集発売記念の公演会が!
しかしその日は仕事で行かれません・・・_| ̄|○
×公演会→○講演会
381 :
無名草子さん:04/04/16 23:40
「鏡を見てはいけません」おもしろかった。
でも、内容とタイトルがめずらしく
合ってないような気がしますが…
381さん、それ単行本になっているんですか?
383 :
無名草子さん:04/04/20 11:46
381じゃないけどなってるよ。
映画板に行ったら「ジョゼ虎」がものすごい好評で驚いた。
まあ確かにいい映画だったけど、原作変えすぎ・・・
水族館閉まってちゃダメじゃん。
私も水族館のシーンがない「ジヨゼ〜」なんて、と思った。いやいい映画でしたけど。
ところで全集発売記念で東京、京都、箱根で講演会するみたいですね。
ここの住人で行く人はいるの?
全集装丁がちょっと…
田辺さんの本は本くに子さんのイメージなんで、全集買うかどうか微妙だな…
386 :
無名草子さん:04/06/03 18:01
「愛してよろしいですか」って、NHKでドラマ化されてましたね、
三林京子と時任三郎で。
山城新伍の達者なコメディリリーフぶりが光ってました。
387 :
無名草子さん:04/06/09 22:09
毎日新聞夕刊に全集刊行について特集記事。
388 :
無名草子さん:04/06/09 23:48
389 :
無名草子さん:04/07/06 19:27
揚げ
390 :
えっちロボ ◆R.o.B.o.h. :04/07/06 19:31
カモカのおっちゃん
391 :
無名草子さん:04/07/07 13:17
久々にきました。やっと全部読み終わった。
いつのまにかこんなに伸びててちょっと感動しました。
私も「田辺聖子の味三昧」欲しくて探してます。古本屋さんで。
ないですね〜。。ふぅ(´ー`)
392 :
無名草子さん:04/07/17 04:48
393 :
無名草子さん:04/07/17 05:36
昔付き合ってた子が好きだったので1冊借りて読ませてもらったことがある。
「孤独な夜のココア」だったかな?
なんかジブリのアニメにしたらはまりそうな雰囲気だな、とおもた。
394 :
無名草子さん:04/07/17 13:05
あ
age
396 :
無名草子さん:04/07/20 23:45
>>393 それ3年ほど前の話?
その時、横浜にいたなら私の彼氏かも…。
たぶん別人だと思いますw
横浜には一度もいったことないですよ。
398 :
無名草子さん:04/07/24 18:26
田辺さんの本って口当たりがよくてスラスラ読めるし、ご本人も性格のよさそうな
のんびりした人、って感じだけど、作品見てるとものすごく怜悧で現実をしっかりみる
人って気がする。(ガイシュツだけど)
血液型を持ち出すのは頭悪いかもだけど、そういうところAB型って感じがする。
「恋の棺」とか「恋にあっぷあっぷ」みたいな結末を読むと特に。
399 :
無名草子さん:04/07/24 18:50
暑中お見舞い申し上げます。
400 :
無名草子さん:04/07/27 02:15
>>393 横レスですが、まさか。。。関西ですか?
それなら私の彼氏かも…。そんな人いっぱいいるのかな。
>>400 違いますw
ぼくに「孤独な夜のココア」を貸してくれたのは北陸出身のミホちゃんです!
彼氏に田辺聖子の小説を貸してあげた女性はたくさんいるようですね。
おもしろい!
ネタみたいですが、私も大学生の時、彼氏に田辺聖子の小説貸して
あげましたよ。京都です。
もう4,5年前の話ですが。
404 :
無名草子さん:04/08/11 07:28
この人の全集出るんだね。
失礼かもしれないけど、なんか全集という形式が似合わない気が…
公共図書館にあって、貸し出しスタンプが大量に押されてるのが似合うw
昔、母が彼女のエッセイが好きでよく読んでましたよ。
当時はさほど面白いと思わなかったのですが、最近のは
かなり年輪というかさすが人生の先輩というか、渋みが
出てきていい感じですね。
小説はあんまり読んだことないですが、まあ読みやすいですね。
楽しい、いい話だったように記憶してますよ。
406 :
無名草子さん:04/09/28 11:59:47
サガン女史がお亡くなりになりましたね。。
まだ69歳とお若かったのにビクーリ。
田辺さんの影響でサガンの小説読んだなあ。
>>406 サガンに興味を持ったきっかけは田辺さんだっただけに、逝去の知らせを知った時
真っ先に田辺さんの事が頭に浮かびました。
事実25日の朝日新聞夕刊(関西版)の記事では田辺さんの「こんな若い(注:デビュー
当時18歳)人が女の子らしいふわふわとした、しかも心の琴線に触れる作品を書いた
ことに驚きました。作品にあこがれて、私も大阪弁でサガンを書こうと思いました。」と
いうコメントもあったりしましたが。
408 :
無名草子さん:04/10/09 11:16:42
あげ
409 :
無名草子さん:04/10/09 23:44:41
>>404 うん、私もそう思う。
田辺さんの本は、気軽に読めるスタイルが一番似合ってる。
で、気軽に読んで後からじんわり効いてくるっつうか。
なんか、全集っていうと「どぉ〜ん!」って感じがして
違うような・・・。
田辺さん本人は感無量だろうけどね。
まだこのスレあったんだ。
お陰様でハイミス脱出して可愛い旦那様と幸せにくらしています。
田辺聖子のエッセイにあった「可愛げのある男」を見つけました。
男を見る目が養えたかも、小説、エッセイ。
18歳くらいから林真理子ものと同時進行で読んでたけど、
林真理子さんの小説は、性格が悪くなっただけだったかもしれない。
どっちも面白いんだけど・・・
>>405のお母さんと同じ年齢くらいかも・・私w
林真理子は現実は甘くないのよ!ふんって小説で、
おセイさんの小説は、現実をしっかり見て、
尚且つ夢は大事にっネて感じよね。うまくいえないけど。
「孤独な夜のココア」ってタイトルが好きで、
ひとり暮らし始めたばっかの頃、
ひとりでココアを飲んで盛り上がったっけ。
「恋にあっぷあっぷ」だったっけ?
主人公が毛皮のショールみたいなのを買ってもらうんだけど、
今年はああいうの欲しいなー
よいしょっと
415 :
無名草子さん:04/11/14 13:35:36
全集買おうと思いながら、まだ買っていません。
早めから1冊ずつ買っておかないと、後でまとめて買うには高すぎるし、
と思いながら、それでも高い…と思ってしり込みしてるうちにもう数冊
出てるんですね。
ああーどうしよう、月に一冊ずつとか買おうかな。
416 :
無名草子さん:04/11/16 11:34:09
全集かーどうしようかな。結構場所もとるよねぇ
それより思い出したようにブックオフとかで100円コーナーで買って
思い出し読みするのがいいな。
417 :
無名草子さん:04/11/17 18:05:46
でも私は田辺聖子さんにお金を払いたい。
今までのお礼代わりというか・・・
もちろんこれからの新作も楽しみにしてますが。
邪魔でも読んだことあっても、全集少しづつ買ってます。
418 :
無名草子さん:04/11/24 22:55:04
しんこ細工の猿や雉、読了。
田辺さんと言えば、柔らかな中にやんわり棘を持つってイメージあったけど
これは自伝的小説&随筆だからか、まだ自伝を書くにはまだ記憶が生々しかったのか
かなり自分に対して辛辣というか、ずばずばでびっくりした。
田辺さんの書いたものじゃないみたい、と思ったよ。
割と荒っぽい感じだから。
田辺さんと言えば「人生の達人」みたいなイメージを抱いていたけど
その彼女も色々もがいてもがいてあそこまで到達したんだなあって
思った。(当たり前かもしれないけれど、改めて実感させられた)
「恋にあっぷあっぷ」はいいよね。
ジツの可愛さも好きだし、
ミンクのケープ、紅茶色の薔薇、ブティックのシルクのドレス… デティールも好き。
別荘の場面も好き。
人生のはかなさが出てるところも好き。
のんびり豊かな気分になりたいとき読み返しています。
420 :
無名草子さん:04/11/25 13:04:25
紅茶色のバラ、一度だけプレゼントされた事がある。
何?この色・・と、ちょっと思ったけど、センスのいい色だったのね。
もっと楽しめば良かった。人生を楽しむセンスが私には欠けてるなぁ
もう一度おセイさんの小説読み直そうかな。
バラというと「夜明けのさよなら」を思いだす
あと「田辺先生町を行く」に出てくるバラ園
バラ園の奥さんが出す「大皿のハンバーグ」や「鳥のあんよ」が
おいしそうだと思った
422 :
無名草子さん:04/12/28 14:40:35
田辺先生町を行く?
それって小説?
>>422 「浜辺先生町を行く」の間違いでした・・・
424 :
無名草子さん:05/01/04 16:38:50
味三昧を実家の押入れから引っ張り出して読み返してみた。
大阪に憧れていた十数年前が走馬灯のように・・・
今何故東京都民なんだろう?
425 :
無名草子さん:05/01/05 00:55:56
ふふふ大阪市民じゃないけど、神戸の子です
もし、一人だけ好きな作家あげろといえば
田辺聖子です。ガイシュツだろうが
神戸の震災になついても、慈愛あふれる文章をかいてくださった。
あんなにかわいくて、愛情ぶかくて、ユーモアあって、
それでいて鋭い、批判精神をもちあわせた人はいないと思う。
少女趣味も田辺先生なら・・・ユルス
426 :
無名草子さん:05/01/15 00:43:37
芦屋のtunicという下着・雑貨ブランド。
あそこの商品見ると田辺先生思い出すなぁ
427 :
無名草子さん:05/01/18 21:21:46
「源氏がたり」すごくすごくよかった!
思えば高校時代から、何度現代語訳にすら挫折したことか。
ところどころに聖子さんの解釈が入っていて、古典をこんなにうなずきながら
読めるとは思いもしなかったけど、引き込まれました。
ただ有名な古典というだけでなく、本当に人間を描いたものなんだなぁと
遅まきながらわかりました。最後の章だったか、思っていることと、それを
口に出すことには千里の差がありますのね…と聖子さんが語っておられる
ところで、(物語の筋にはそれほど関係ないかもしれませんが)今の自分の
状況にぴったりのことを話しかけられているようで、思わず涙…。
428 :
無名草子さん:05/01/19 14:36:16
源氏がたりいいですか、今度読んでみよう。
今は「姥」シリーズ読んでいます。
それ以外の現代小説はひととおり読んだけど、歌子おばあちゃん(・∀・)イイ
あんなお婆ちゃんになりたいなぁー
429 :
無名草子さん:05/01/19 21:29:02
姥シリーズ、私も大好きです。
「私的生活」「お目にかかれて満足です」など、大のお気に入りの小説と
全く違う意味で好きです。
かなり笑えるところも多いし、しみじみするところもあるし、寂しさとか
切なさもあるのに軽い感じで描かれている。
出てくる小物にも魅かれます。服装とか、料理とか…(これはどの小説にも
共通ですが)主人公が78歳なのにうっとりして読めるってすばらしいです。
430 :
無名草子さん:05/01/22 03:30:43
田辺聖子いいよな
文車日記を持ち歩いて移動中とかお茶するときとか読んでいます。
こないだ「知盛最期」を帰省のJRで読んでツボにはまって泣けました。
「浪の下にも都のさぶらうぞ」となぐさめられて安徳帝が入水するあたりがもうもう…。
きちんと平家物語を読んでみたいのですが、田辺ファンの方はどなたの訳を
お好みか教えてくださいませんか。お願いいたします。
432 :
無名草子さん:05/01/24 22:51:17
あげ
わたしは高校一年の時に「文車日記」を読んで、大学は国文学を専攻しました。
讃岐典侍日記なんて、これを読んでなかったら読む気にならなかっただろうな。
>>433 私も中学の時に「文車日記」を読んで、大学は国文科に入りました。
この本の中で名前の出て来た「沙石集」も読んでいなかったら存在すら知りませんでした。
(それを大学の演習で扱ったのも懐かしい思い出…。)
>>431で名前の挙がっている「知盛最期」もいいですが「枕草子」の中宮定子の弟の
隆家にスポットを当てた「誇り高き男」も好みです。
「隆家は悲運にくじけず、誇りをもって生き抜きました。定子皇后が、薄命ながら
背の君のみかどの愛を一身に受けて亡くなられたのを、女の命の華とすると、弟の
隆家も、逆境にあって意地をたて通し、男の華を咲かせたと言えるでしょう。」
という結びの一文にも愛着が込められているのもいいです。(大学入試の模試で
刀夷の乱についての問題が出た時、選択肢から隆家の名前を選べたのはこの本(他)
のおかげだったり…。)
田辺聖子さんは、どんな人にも愛情を持った解釈をしてくれるのが
読んでてとても伝わってきていい。
某作家の方が、花散里をケチョンケチョンにけなしていていたんだけど
(地味で色気もなく何の魅力も感じない、みたいな感じで)
聖子さんが、花散里の観察眼とか素直な気性を源氏は愛したんだろうって
書いてるのを読んで、なるほどなって思った。
私本源氏の「色気の里は散り散りの巻(だったっけ)」で大笑いもしましたけどねw
436 :
無名草子さん:05/01/30 22:59:22
ラブストーリー、中年もの(?)、エッセイ、古典…等、いくつか
ジャンルがある中で、それぞれ良さがあるのでどれが一番とは
決められないと思いながらも「お目にかかれて…」「私的生活」
など、マイベストを決めようといつも悩んでいます。
みなさんは、あえて一番を挙げるとすれば何ですか?
437 :
無名草子さん:05/01/30 23:52:41
私の一位は「薔薇の雨」ですね。
次点「苺をつぶしながら」「雪の降るまで」
ああ、でも「恋にあっぷあっぷ」「恋の棺」も・・・
438 :
無名草子さん:05/01/31 00:47:39
決められませんよね…。私もです。次々と挙げてしまう。
「求婚旅行」をずーっと淡々と(?)読んで、最後のところで
昔の手紙を読み返すシーンでぼろぼろ泣きました。
読んで泣く小説が必ずしもいいものとは限らないと思いますが、
いかにも泣かせる内容、というわけでもないのに、なぜか反応
しました。あと、「お目にかかれて満足です」の、舷と愛し合う
ところでも。
439 :
無名草子さん:05/01/31 00:48:38
「いい寄る」を読了した後、
大人の女って悲しいなと思った。
結局無神経で非常識な人間に大事なものを平気な顔して取って行かれて
それでも微笑んでしまう。
自分は高校生でしたが鬱屈した。
「不機嫌な恋人」がベストかな
「いっしょにお茶を」「篭にりんごテーブルにお茶…」も大好きだけどね
>440
同じく!
小侍従が別れを予感しながらつきあい続けたり、
「もし…したら別れる」と言うことは「しないでも別れる」と同義だって
いうくだりに、当時高校生だった私はうなったものでした。
それから10年余、いまだに愛読してます。
与謝野晶子の伝記も好きだなあ。
自分にとってのベストはやはり『ゆめはるか吉屋信子』です。(理由は
>>23)
小説では『日毎の美女』と『返事はあした』、そして『むかし・あけぼの』ですが。
443 :
無名草子さん:05/01/31 20:35:20
恋にあっぷあっぷ、なんとなく題名が恥ずかしいなぁなんて思いながら
初めて読んだとき、最後の最後の展開で「えっ!」って声を上げて
しまいました。忘れられない小説です。
田辺さんの小説には、時々心をぐいっとつかまれる場面がありますね。
いい意味でも、悪い(いやな、ということではなく)意味でも。
一位は決められないな…。
「おかあさん疲れたよ」も大好きです。
444 :
無名草子さん:05/02/02 01:02:14
「お母さん疲れたよ」いいですね。題名でグラッとします。わたしは「秋のわかれ」が好きです 夏になるとよみたくなる
445 :
無名草子さん:05/02/04 23:38:48
「鏡を見てはいけません」の料理のシーンを何度読み返したか。
ご飯に、鯵のあぶったのと海苔と梅干の果肉を散らして…とか。
いろんな鍋物のシーンも大好き。
「お目にかかれて…」の、お弁当の出てくるところも好きです。
どうしてこんなにおいしそうな描写が多いのかと思ってしまいます。
446 :
無名草子さん:05/02/05 00:51:19
お聖さんの料理の本ありましたよね。
現在でも注文すれば手に入るのかな?
小説の中のお料理のレシピがいっぱいだった。
447 :
無名草子さん:05/02/07 13:28:45
>>446 「田辺聖子の味三昧」ですね。
今は絶版でヤフオク等にもなかなかあがってきません。
私は発売してすぐ買いました。とってもいいですよ。
頑張って探してみて下さい!
448 :
無名草子さん:05/02/07 22:20:35
>>447さん
どんなお料理が載っているか教えていただけませんか?
最近のものではないということは、昔の小説に出てくるものですよね。
興味津々です。料理下手だけど…。
449 :
無名草子さん:05/02/09 15:01:50
大阪風スキヤキ、お好み焼き、たこ焼、うどん、などなど。
レシピも素敵だけど、紹介してるお店等もいい感じ。
田辺さんの取り巻き(?)の方々のとっておきレシピなども。
向田邦子さんの料理本に似てるかも
(出したのは田辺さんが先だろうけど)
そうそう、小説の食べ物の部分が引用されてて
そのメニューもチラッと。全部(゚д゚)ウマーな本です。
貸してあげたい・・・
向田邦子さんの料理本は持ってるけど、田辺さんのは持ってない…
450さんに貸してもらいたい気分です
「手づくり夢絵本」のたこ焼きやバラのお菓子見て料理本欲しい気持ちなだめてます
452 :
無名草子さん:05/02/10 08:18:07
薔薇のケーキや薔薇の紅茶、お菓子なんかのページもありました。
薔薇の砂糖漬けやエッセンスで作るんだそうです。
453 :
無名草子さん:05/02/10 23:34:42
「お目にかかれて満足です」に出てくる「津志本さんのバラ」の話が
気になってコアンドローズというお店を調べてみたら、大阪のリーガ
ロイヤルに入ってるんですね。どんなお店か、見に行ってみようかな…。
あと、「苺をつぶしながら」に出てくる長崎堂も、実在のお店らしい
と聞いたのですが、行ったことのある方いらっしゃいますか?
454 :
無名草子さん:05/02/13 14:27:16
長崎堂、私も気になっていますが行ったことありません。
本当に巨大なオルゴールがあるのかな。
455 :
無名草子さん:05/02/14 13:10:29
あります
456 :
無名草子さん:05/02/19 02:12:50
婦人公論のエッセイ、楽しみにしています。
毎回フムフムとうなずきながら読んでいます。
「恋にあっぷあっぷ」は泣いちゃいますよね。
あと、乃里子と剛、すみれとワタル、眉子と東野、何でこんなに
活き活きとしてるというか・・・キャラが立ってるんでしょう。
「お目にかかれて満足です」の航とるみ子が愛しあう場面、
「未だかつて、こんなに美しいベッドシーンを読んだことが無い」って
評してたのは誰でしたかねえ?
林真理子さんだったかなー。
457 :
無名草子さん:05/02/19 12:25:48
いやぁ、女性って作中の物に興味を持つ人って多いねぇ。
再認識した。
これって何なのだろう。想像の世界より具現化した物が知りたいのか?
その冷たさは心をそそった。
女の臀の冷たさや丸みや、服の上からわかる乳房の湿った重みや、
掌いっぱいにあふれるゆたかな大きさや、そんなものを、
すばやく一瞬に、青年にわからせた。
ある短編の一節。すすげえぇ
459 :
無名草子さん:05/02/20 17:18:41
書き写していつも持っていたいような文章がいっぱいありますよね。
もし自分が小説家を目指していたら、まねはいけないとわかっていても
似た表現を使ったりしてしまうと思う。
460 :
無名草子さん:05/02/20 19:53:37
462 :
無名草子さん:05/02/25 20:39:26
田辺聖子の味三昧
amazonのマーケットプレイスにでてたよ。
定価より高く出してて、このスレの方かと・・・???
463 :
無名草子さん:05/02/25 22:51:22
古文は苦手だったけど、田辺さんの源氏などの古典ものは
すんなり入れた。
エッセイなどから見える田辺さんの家庭は
私がずっと目標にしているもの。
全集、ちょっと欲しい。置くとこがない。
>460
どんな作品って「ジョゼと虎と魚たち」の最後の。
2ちゃんにおせいさんスレあったんですね〜。
「むかしあけぼの」はどうですか?
これ大好きなんです。
中宮定子や清少納言のファンになったよ。
「新源氏物語」も好きだけど
「私本源氏物語」のシリーズも、大好き。w
ある程度歳をとってから読むと
現実には「男」も「女」ももっと色んなタイプがいるんだって事を
逆説的に教えられる気がする。そしてだから童心に帰れる訳で。
>>465 >ある程度歳をとってから読むと
>現実には「男」も「女」ももっと色んなタイプがいるんだって事を
>逆説的に教えられる気がする。
すっごくワカル。
>そしてだから童心に帰れる訳で。
わたしの場合は、童心に帰れるってことはないなあ。
むしろ、今、読み返すとせつなくなってしまうよ。
理由はうまく説明できないけど。
467 :
無名草子さん:05/03/21 01:26:14
全集を買おう買おうと思っているうちに半年近く過ぎた。
売れ行きはどうなんだろう。
私はほとんどの文庫本を古本屋さんで集めたので、やっぱりきれいな
形で(?)田辺聖子さんの本を手元に置きたいんだけど、いかんせん
価格に引いてしまう。
そして、全集を買ってもベッドの中で読んだりするのは古本だから
捨てられないんだろうな。
日付が変わる寸前になってしまいましたが、田辺さん誕生日記念カキコ。
469 :
無名草子さん:2005/04/03(日) 04:04:30
こないだ講演会にいってきました
大ファンのおかんにつれられて
声がかわいくて、遠くからでもよく見える色とりどりの服を着て
大粒のダイヤのイヤリングも美しく少しも嫌味がない
流れるような語り口としっかりした話運び
こんな人はもっともっと長生きせんにゃいかん
ずっと元気でいてほしいと思いました
私も彼氏に貸した「嫌妻権」と「ジョゼ」
どうしてこんなに男の気持ちがわかるんだと感心していた
私は数ある著作の中「ヨーロッパ食べあるき」がお気に入りです
焼いたエビが食べたい!
470 :
無名草子さん:2005/04/04(月) 18:53:19
何の講演会だったんですか?
私も行きたかったなぁ…。よかったら内容を教えてもらえませんか?
471 :
469:2005/04/06(水) 13:32:58
>>470 「姥ざかり花の旅笠」の講演です
小田宅子さんの在所の底井野村があった中間市で開かれました
内容は「旅笠」のイントロデュースといったところ
当地の人々にむかしこんな素敵な女性がいたと紹介するような感じ
お聖さんの柔らかい口調の大阪弁を
宅子さんゆかりの地で聞くのはまた格別
おそらく宅子さんの子孫?というか縁戚?とおぼしき人々が
次々控え室に入っていくのも見ました
あれだけ古語漢語に深い教養があるのに
ひけらかし感が全くないのは人格のなせるわざでしょうか
精力的に執筆してくれるのもファンとしてはうれしく
稀有な存在だと思います
ああなりたい、と目標にできる私の理想のおとなです
おかんに言わせるともう神々しいくらい、後光がさして見える
ご本人をこの目で見ても何かまだまぼろしを見てるようで
とても遠い存在に思える
同じ時代に生きられただけで幸せ、だそうです
昔はただふわふわ甘く面白い、とかそういう感想だった。
田舎育ちだけど洋のアンティークやアクセサリーにも憧れる、
自分の欲求をぴったり満たしてくれる!小説だった。
でも30になって読み返すと視点の鋭さ、人間観察力に
ビックリ!深いなぁと味わい方が変わってしまった(苦みが加わった)。
若い頃にここまで行間読み込めたら恋愛で失敗しなかっただろう・・・orz
473 :
無名草子さん:2005/04/27(水) 02:15:07
age
474 :
無名草子さん:2005/05/01(日) 17:08:12
中学生の時、塾の国語の先生が「千すじの黒髪」をくれて
その時にはじめて田辺聖子の本を読みました。
そして今日は「ジョゼと虎と魚たち」の文庫本購入しますた。
評判がいいのでこれから読むのが楽しみです。
かなり前にある若手役者さんのインタビューを見ていたら、ロケの移動の時に読む本
として「ジョゼと虎と魚たち」の文庫本を買ったという話(しかも共演者もその時偶然
「ジョゼと〜」を買っていたという話も)が出ていたのがちょっと嬉しかった。
(映画がきっかけで原作に興味を持ったらしいが。)
田辺さんの小説が好きな者としては、「ジョゼと〜」がその役者さんが田辺さんの小説の
世界に入るきっかけになってくれれば、と思ったりもしたが…。
池脇知鶴のヌードにがっかりして
本で口直ししたいのでは
「ジョゼ(略)」読みました。めちゃくちゃ良かった。
客観的な視点の冷たさと温かさ両方があってチェーホフみたいだと思った。
「うすうす知ってた」とか、なんかすごい。
478 :
無名草子さん:2005/05/22(日) 03:21:57
アゲ
479 :
無名草子さん:2005/05/24(火) 12:06:08
ジョゼ〜は、葉月っぽい美形がよかった。
池脇じゃちょと役不足。
原作でもジョゼは美しいむすめっこのはずだが・・・
うん、原作のジョゼとは全然イメージ違うよ>池脇。
でも不満持って見に行ったけど、池脇の好演に正直驚いた。
演技うまいです、彼女。
481 :
無名草子さん:2005/06/05(日) 21:52:34
確かに原作とイメージ違った。
私は映画を先に見たけど。
でも、より現代的な雰囲気が出ていたように。
妻ぶき君の無邪気さと無責任さ、ゆえの可愛さ、
池脇千鶴の荒っぽい誇りを持った開き直りが、映画でも十分出ていたなあ。
あと、映画では、ラストで未来への前向きな感じが出ていて、あれは好きです。
いい映画だった。
原作はもっと危うい人形のようなジョゼだもんね。確かに違う。
そう、映画のジョゼは「現代のジョゼ」だよね。小説のジョゼは
「小説が書かれた時代のジョゼ」という感じ。
どちらも好き。映画見て、田辺さん、ラストで号泣されたらしいですね。
>>479 >池脇じゃちょと役不足。
釣りだよね?と思いつつ一応。
「役不足」とは…
(1)俳優などが与えられた役に満足しないこと。
(2)能力に対して、役目が軽すぎること。
「―で物足りない」
>483
純粋に言葉の意味を知らなかったんでしょう。
485 :
無名草子さん:2005/06/09(木) 11:22:25
残花亭日暦読んで思ったのは、
最近は「正論」寄りなのかな???って。
というより、「正論」が売れてる
世の中の風潮をクールに観察してるのかな。
>>485 たとえばどのあたりでしょう?
読んだのですが、お聖さんの日々の考え方とかおっちゃんへの想いに
心動かされて、とくに意識しなかったので。
487 :
無名草子さん:2005/06/10(金) 13:31:26
「正論」って何ですか?雑誌でしょうか?
何か政治的な文章があるってことですか?
…質問ばかりですみません。
確かに残花亭日暦では幾つか
>>485さんのいう「正論」寄りらしい文章はあった。
(中国に対する見方とか、首相の靖国参拝に対する見方とか。)
年と共に田辺さんの考え方も変わってきたと言ってしまえばそれまでだけど、どうも
長年の間の読者としては首を傾げてしまう所もあったり…。
>487
「正論」は雑誌になります。
うん、年取ったなあって思った部分あったよ。
詳しく細部を覚えているわけではないので、あれなんだけど
なんていうかこう「女子高生」とか世間が騒ぐ社会現象の中でも、
田辺さん世代には分かりにくそうなもの、そういったものに対する
通り一遍の思い込みによる筆運び、を感じた。
これまでがそういう人ではなかっただけに、やはり老いを感じた。
瀬戸内寂聴もそうだが、この人は古典をネタにしたエッセイや
小説が一番面白いと思う。「私本・源氏物語」とか。
『夢のように日はすぎて』のタヨリさんが人生のフレーズにしている、「アラヨッ」というのが何となく好きです。人生で起こる出来事に対し、重々しくとらえすぎず身軽な感じがいいなと…。
492 :
無名草子さん:2005/06/21(火) 20:46:35
>>488 「死なないで。」に収められている、カンボジアについての一連の文章について、一部左派から妙な抗議が来たようで、出版業界人でなければわからないような窮屈さを感じていたのかも知れない。
「残花亭日瀝」と同時期に書かれた「なにわの夕なぎ」では、カンボジアについて20年たってやっと自由にものを言えるようになったとよろこんでいたからね。
そのへんを考えても、やや「正論」寄りというか、あれは予想外だった。
中朝韓については、これまでおかしいと思っても言えなかった時期が続いていたので、その反動は田辺に限らず一般にあるとは思う。
493 :
無名草子さん:2005/06/23(木) 15:26:28
>490さん
私もそう思う。
彼女の小説はぜんぜんよんでないけど、源氏物語はよかった!
古典にたいする細やかな愛情があるような気がするもの。
494 :
無名草子さん:2005/06/23(木) 16:08:14
うーん、古典も面白いがその下敷きあってこそ
小説も生きてると思う。読み飛ばしそうな所に
ポン、と昔の句や古典の一節が引用されてるので
流石だなぁと唸りますね。
ワタルとすうちゃんのカプールが好き。
でも、「僕のヘップバーン」なのに、
NHKでドラマ化したときスウを三林京子がやって
萎えました。わたるは時任三郎だったしぃ。
496 :
無名草子さん:2005/06/25(土) 09:57:12
古典は私も好きです。
1000年経っても、人間の悩むこと、嬉しいこと、悲しいこと、ときめくことって
変わらないというか、共感できるんだなあというのは、聖子さんの小説を読んで知った気がします。
すごい。でも、そういうものなのかもしれない。
全集は源氏物語だけ持っていますが、あれを適当なページで開いてぺらぺらめくって思いをめぐらせていると、
不思議と現代に生きていく力が湧く。
聖子さんの人間への優しい目が生きてるのだろうなあ。
小説の中によく登場する美々卯のうどんすき食べてみたい。
498 :
無名草子さん:2005/06/28(火) 09:22:50
徹子の取調室
ご出演記念アゲ
>497
割と普通に食べられると思う。チェーン店いくつもあるし。
>498
やっぱり改めてすごいお顔だとオモタ。でも、田辺さんって
声がかわいらしい。77歳とは思えないほどのかわいらしさ。
あー、田辺さんに会える源氏物語関連のバイト、応募しておけばよかったなあ・・・
徹子さんも(ところどころあやふやでしたが)ファンだっていうのが
伝わってきて、すごく良かった!
間違えて「カモちゃん」って言った時は笑った…。
お母様のお話も、おっちゃんの昔話も良かったですね。
>>498さん、教えてくれてありがとうございました。
テレビ欄見ないので、見逃してたと思います。
501 :
498:2005/06/28(火) 18:45:18
502 :
無名草子さん:2005/06/28(火) 22:33:09
おっちゃんのお姿(動画)を拝見できて嬉しかった。
素敵な男性、というか…いい男だなあ。
もじもじして話す若い田辺さんが面白かった。
一歩間違えればブリッコ(こんな言葉もうないか)と思われそうなのに
本当に仲が良くて、嬉しそうにしておられるのでいやみがなかった。
田辺さんの休暇は終ったを久しぶりに読んだよ
最初読んだのは高校生のとき、それから10年以上w経って、主人公に近い年齢になってたので
なんか身につまされたw
あの後どうなったのか、もう少し読みたい感じがするんだけど
最後まで描ききらないから想像の余地があっていいのかな
電車の中で田辺さんの新古今和歌集を読む仲間がいて嬉しいなあ。
「感傷旅行」と「ジョゼ」をブクオフにて購入
「感傷」のほうがツボりましたが「ジョゼ」のタイトル作品もかなりグッときました
次は何読もかな・・・
507 :
無名草子さん:2005/07/19(火) 13:45:47
「うつつを抜かして」の中の、「おとこ商売」という短編が好き。隠れた名作だと思う。
508 :
無名草子さん:2005/07/19(火) 14:45:12
姥シリーズ 久々に読んでみた うたこさんどこかで元気かなあ こんなおばあさんが東神戸に本当にいる気がしてならない。姥シリーズは夏のイメージ。
509 :
無名草子さん:2005/07/19(火) 17:09:17
私も姥シリーズ大好き!!
すっごく面白いし、しみじみ考えさせられるところもたくさんあるし、
いろんな文化や文学もちらちら出てきて、ほんとに名作だと思う。
時々昔のことを回想したりするところも好き。
出てくるおじいちゃん、おばあちゃん仲間も面白いよね。
510 :
無名草子さん:2005/07/21(木) 20:16:24
私が田辺聖子に目覚めたのは、中学生のとき。
実家の近所が小説に登場していたのが
読み始めたキッカケだったけど、
今ちょうど自分がハイ・ミス年齢(32)になって
また読み返したくなりました。
4年前に結婚しましたが、“可愛げのある男”に注目できたのは
本当に田辺作品のおかげ。
511 :
無名草子さん:2005/07/22(金) 18:36:11
田辺聖子 なら、源氏物語がいい。田辺の訳はかなり古語を残していて難しいしおもしろい。
藤壺がないっていう傷があるけど、夕顔からでも全然OKだった。寂聴なんて糞だと思う。
田辺さんの『新源氏物語』は『空蝉』から始まっているけど『桐壺』『帚木』の
内容もうまく要約しながら話を進めているので、これはこれでOKだった。
単なる口語訳でなくオリジナルも加えながら、原作の香気を損なわないように、と
いう細心の注意と工夫も伝わって来るのがよかった。
寂聴訳に就いては内容は措くとしても、筆者の登場人物観で引っかかるものが
あるので(
>>435参照)『源氏』の登場人物に愛着と理解をもって書かれたと
いう点でも『新源氏物語』の方が私は好きだ。
513 :
無名草子さん:2005/07/26(火) 20:46:26
「芋たこなんきん」朝ドラあげ!
514 :
無名草子さん:2005/07/26(火) 21:32:01
姥シリーズも好きですが、
中年ちゃらんぽらん という作品が一番大好きです。
田辺先生の書く人物は、皆、可愛げがあってすごくいい!
「篭にりんごテーブルにお茶…」「お気に入りの孤独」が好き
何度読んでも きゅーんとなる。
ジョゼかあ
読んだ時ちょうど映画やってて片思いの人の見にいったなあ
見た後微妙な空気だったよ・・・
それは微妙〜
518 :
無名草子さん:2005/08/30(火) 23:41:54
age
9/4にCSのチャンネルNECOで夜9:00から『ジョゼ』が放映。
これに音楽つけたくるりは神
見た
良かった
原作には結末部分がないらしいが読んでみたい
田辺さんこんな作品も書くんだね
(主人公がそこそこの年齢の女性、ってイメージが強いので)
522 :
無名草子さん:2005/09/06(火) 13:54:58
ずっと欲しかった「田辺聖子の味三昧」をオクで買ったよー。
見てるだけで作ってないんだけど。すっごくいい本だ。でもなんで林真理子が
出てくるのかがわかんない。
林真理子のこと、田辺聖子は早くから認めてたよ。
お母様のご冥福をお祈り致します。
書道の心得のある方で、確か「新源氏物語」の題字を
書いていらしたような…
525 :
無名草子さん:2005/10/02(日) 06:24:20
>>524 田辺さんは100才まで20年以上ありますね。
変わらず素晴らしい作品を読ませてくださることを望みます。
526 :
無名草子さん:2005/10/02(日) 18:48:10
田辺さんも絶対長生きしてほしい。大好きなんです作品も人となりも。
527 :
無名草子さん:2005/10/05(水) 18:07:07
田辺さんのスレ(って何の略ですか。)なんてものがあるとは。
田辺ファンてほとんどが、40代以上かと思っていたので。
当方もちろんその該当者で、こういうところに書き込みなんて恥ずかしいけど
526さん、ほんとにそう。田辺さんの新作を本屋で発見する幸せよいつまでも。
ほとんどの本が、何度読んでも面白い。こんな作家他にいません。「ほどらいの恋」という
短編集が現在回数記録更新中です。
528 :
無名草子さん:2005/10/05(水) 18:36:10
>>526そうですね。女流作家なのに意地悪なところもギスギスした
ところもなくふんわりとお年を召されて希有な女性だと思います。
宮本輝は近所に住んでるのでたまに田辺さんの自宅にお邪魔して手料理を
ごちそうになってるそうです・・・・・ウラヤマ
529 :
にゃんこ:2005/10/06(木) 23:53:20
今日久しぶりに「言い寄る」「私的生活」を読み返しました。
私は40代。20代から田辺聖子ファンです。
この年になって初めて理解できる部分が多くて、もっとしっかり生きてきたかったな〜と思います。
乃里子シリーズ、ドラマ化してほしいような、「ジョゼ」がひどかったからやめてほしいような・・・
微妙かな〜
お母様、お亡くなりになったんですか?
ついこの前の徹子の部屋で、お元気そうな写真を見たばかりだったから
驚きました。何かエッセイなどに書いておられたんですか?
お母様、長生きされましたよね。
おっちゃんにお母様って続けて亡くなられて気が抜けてしまうかもしれないけれど
ここでまた踏ん張って、「お気に入りの孤独」をエンジョイして、
何か作品を生み出してほしい。
ここの所、小説を書かずにエッセイ、評伝が多くなってしまっているので
最後に自由になった(と言ったら語弊があるかもしれないけれど)田辺さんの
エネルギーに期待したい。
532 :
無名草子さん:2005/11/19(土) 23:25:44
田辺さんの小説読むと、年取る不安が軽くなる。
533 :
無名草子さん:2005/12/07(水) 01:28:58
こんなスレがあるなんて感激!10年ほど前、田辺先生にお会いした(殆どご挨拶のみ…)ことあります。大大大好きなので嬉しくて眠れなかったです。
534 :
無名草子さん:2005/12/30(金) 06:15:50
大阪、京都には柔らかい人間が多いわ なんで東京の人はあんなにぎすぎすなんやろう
535 :
無名草子さん:2005/12/30(金) 07:50:44
いやいや、大阪の公務員さんの職務態度に全国民びっくらこいたことありますから
東京の人の何割かは東京の人じゃないから、ひっくるめて「東京の人」とはいわはらんほうが・・・
536 :
無名草子さん:2006/01/01(日) 17:06:10
お正月の新聞に出てた。
顔が伸びてた。でも元気そうだった。
537 :
無名草子さん:2006/01/01(日) 17:13:33
この前さー、妻夫木主演の「ジョゼと虎と魚たち」をテレビで見た。話が大分変わってて、原作の良さが無くなってた。
538 :
無名草子さん:2006/01/01(日) 18:22:23
映画は映画でとても良かったと思うけど。
原作をそのままなぞっただけ、よりもむしろ全然違うラストにしたことによって
映画としてはぐっとレベルが上がった。
539 :
無名草子さん:2006/01/01(日) 18:37:48
妻夫木が最後号泣してたよね。自分の弱さに泣いてた、あれはちょっと感動。
原作の視点は、ジョゼだったのにね。
ジョゼの視点で、いつ恒夫が去るか?という諦観の危うい心理描写が素晴らしかった。
映画では、ラストに二人が別れちゃって、どーかなーって思った。
凄く仲良かったのに、突然破局ってのが戸惑った。
映画だけ見れば悪くないけど、原作知ってるから、ちょっぴり物足りなさを感じた。
540 :
無名草子さん:2006/01/01(日) 23:41:58
作者のお聖さんは大満足&号泣だけどね。
541 :
無名草子さん:2006/01/02(月) 01:34:46
535無理やり関西弁使う人って気味が悪いよ
542 :
無名草子さん:2006/01/02(月) 20:04:51
私にとっては田辺大明神ってとこかな。ものの考え方とか物腰とかすべて好き。
もちろん作品も愛しまくってます。
一番最近読んだのは『田辺写真館の見た昭和』
聖子嬢ちゃんが家族や周囲の皆からものすごく可愛がられて育ったんだなーって
すごくほほえましかった。
「欲しがりません勝つまでは」が好きだなあ。
女学生時代に級友たちと作った肉筆同人誌がおもしろかった。
「赤毛のアン」に出て来る「物語りクラブ」を思い出したよ。
古今東西、文学少女って変わらないね。
544 :
無名草子さん:2006/01/13(金) 20:33:10
田辺聖子さんさいこー 貢げるなら貢ぎたい
545 :
無名草子さん:2006/01/18(水) 02:18:47
『蝶花嬉遊図』って作品読んだ人いますか?なぜか絶版(私は古書店で購入)、田辺ファンの間でもあまり話題にならない・・・全集に入ってますか?
546 :
無名草子さん:2006/01/20(金) 22:47:11
>>539
ジョゼの映画版。恒夫が出てった後かなえがでてきて愕然とした。
でも良く考えたら「そうだよな〜」って思う。原作よりもより現代風
で男のちゃっかりさと弱さが出てるなって思ったけど。
その分女の強さが清々しくって私は大好き☆
547 :
無名草子さん:2006/01/22(日) 09:26:36
中高時代に、田辺聖子さんの多くの作品に触れられて本当に良かったなと思う
自分は今はすっかり根暗人間になっちゃったけどw、物の感じ方の何割かは
確実に田辺さんに影響を受けました
ギスギスした言葉が溢れてる日々に、彼女の文章に接するとすごく新鮮な感じがする
548 :
無名草子さん:2006/01/25(水) 10:08:15
田辺さんのお陰で可愛げのある旦那様を見つけられたけど、
自分があんな大らかな考え方や気持を持てません。
なんだかギスギスして、田辺さんが風刺的に登場させる
ケチでちょっぴり意地悪な女性みたいな。
そんな自分に疲れてしまう。
のりこみたいに奔放でも困るけど、田辺さんの小説の主人公のように
賢くて大らかな女性になりたいな。
皆様の幸福を祈りまして
テー!!!
550 :
無名草子さん:2006/01/27(金) 18:00:21
551 :
無名草子さん:2006/01/27(金) 19:47:34
今日偶然本屋に行ったら、『ゆうゆう』という中高年向けの健康雑誌の3月号で田辺
さんの特集があった。
その中の田辺さんのインタビューの所には、ご自宅の写真や色々なコレクション
などの写真もあったので、雑誌の対象年齢からは外れているけどつい買ってしまった。
ファンには必見の内容なので、本屋で探してみるとよいかも。
お母様についての話で「川野さんに悪い」と同居を渋ったお母様に、田辺さんが「私の
家をアパートか何かだと思って、その1室を借りるんだったらいい?」と聞いて、「それ
なら行く」と言ったお母様のために、プレート屋さんに『すみれ荘一号室』というプレー
トを作ってもらった、というエピソードが、いかにも田辺さんらしくてよかった。
553 :
無名草子さん:2006/03/04(土) 16:48:52
>552
見たいかも、その「ゆうゆう」
でも一ヶ月前か・・・
554 :
無名草子さん:2006/03/14(火) 09:31:21
>>552 「愛してよろしいですか?」を思い出してしまうエピソードですね。
556 :
保守上げ:2006/03/27(月) 12:17:10
テー!
557 :
無名草子さん:2006/04/07(金) 14:47:25
「愛してよろしいですか?」とか「苺をつぶしながら」とか、時代を
感じさせないよね。
すごく好きだ。
エッセイはあまり・・・だけど小説が好き。
>556
ブー!
靖国参拝
560 :
無名草子さん:2006/05/10(水) 01:42:49
ジョゼあげ
561 :
無名草子さん:2006/05/13(土) 15:57:56
「感傷旅行」何度も何度もアホみたいに読み返してる。
学習することなく何度も男に痛い目にあわされてる森サンが、
本当はいろんなことよくわかっていて・・・せつねぇ。
コレは読んどけ!っていう田辺作品ありますか?なんか薦めて!
562 :
無名草子さん:2006/05/14(日) 00:29:54
「春情蛸の足」いいよ〜
おなかすくけど。
中国北支。部落に八路軍を探しに行く。八路軍がいてもいなくても部落民を集め、
村長や村の主だった人を「兵器は?」と拷問にかける。
村長達の手足を縛り、何かの台の上に寝かせ、口に布をかけ、上から水をたらす。
呼吸するたびに水が入っていき、腹が膨らむ。その上に乗って足踏みすると
口から水を出す。二、三回繰り返すと失神した。
また、後ろ手で木に縛り付け、じわじわ下から燃やす。
何も知らないから白状も何もない。最後は焼くか撃つかして殺した。
>>562 ageた甲斐があった!ありがとう。読んでみます
昨日の毎日新聞、水村美苗さんという人の田辺作品の批評が載ってましたね。
『春情蛸の足』はどれも、すっとぼけたようなうら悲しいようなエンディングがよい。
>>561さん
「私的生活」など有名どころは読んでますか?
長編でよければ、「お母さん疲れたよ」古いけど「求婚旅行」とか…
私は「お目にかかれて満足です」が大好きです。
>>566 「私的生活」ちょうど読み終わったところなんです!やっぱりうまいなあ、田辺先生。
このシリーズのほかの作品は、もう古本でしか手に入らないのですね。
おすすめありがとう。メモして明日(古)本屋めぐりします!
比較的新しいやつだったら「姥」シリーズがいいですよ!
新潮文庫だったかな?
田辺聖子はなんといっても料理の描写ですよね。
「鏡を見てはいけません」の朝ごはんの描写のおいしそうなこと…。
>>564 自分の家は毎日新聞を取っていないので、今日図書館に読みに行きました。
5/14の毎日新聞の「今週の本棚」の水村美苗さん選の「この人・この3冊」が田辺
さんの作品で、挿絵の和田誠氏のイラストも、田辺さんと水村さんが談笑している
様子がほど良くデフォルメされていて実に良かったです。
こちらに書き込んでもらえなかったらその記事を目にする事も無かったと思います。
ありがとうございました。
ちなみに水村さんが「この人・この3冊」で選んでいた3冊、
1.むかし・あけぼの 小説枕草子
2.ゆめはるか吉屋信子
3.田辺写真館が見た”昭和”
これらも田辺作品では必読と思うので、ぜひ読まれてみては。
田辺聖子好きなんだけど、文庫の装丁についてるイラストが嫌だ。
なんかぽや〜んとした絵のもの。
ダサい。
うん、ずーっと昔からのファンの人には「なつかしい」らしいけど
ダサいよね…。もっと現代的な表紙にしてほしいなぁ。
と言って、若い女流作家の単行本(装丁が凝ってるやつ)みたいに
なったらいやなんだろうけど。でも文庫のイラストは正直恥ずかしい。
あれヤダよねえ>ファンシーイラスト
お聖さんは気に入ってるらしいが、受けつけない。
書店で手に取るのが恥ずかしい。
20年以上前のセンスだなーっと思いながら買ってます。
文庫本の装丁を変えたりはできないのかなー。まあ絶版になってる
ものも多いからしょうがないか。
そんな私のおすすめは「愛の幻滅」「窓を開けますか?」
時代は古いんだけど、お聖さんの良さは変わらない。
出版社の系統としてはちょっと違うかもしれないけど、
ちくま文庫とか講談社文芸文庫あたりから出れば、あのイラストなくなるかなあ。
そうそう、ひどいよね…。
でもそこそこ新しい「お気に入りの孤独」とかはすき。
この文庫イラストと「田辺聖子」っていう妙に愛らしい名前(誤解を与えやすいよね)と
プロフ写真でドン引きして、「キモイファンシー小説」って思い込んで
買わない人もいそう。
出版社さん、そろそろ表紙改訂してくださいよ。
実際「ファンシー」ではあるよね。
収集してるものや、ぬいぐるみと写ってる写真を見たりすると、今の人が見ると
首をかしげたくなるようなセンスのものが多いのは否めない。
でも、だからこそ装丁を一新してスタイリッシュな単行本や文庫本にすれば
いいのにと思う。
今売れる作家の本は、装丁がやたらかっこいいよね。
そこまでしろとは言わないけど…あまりにも…。
>>578 センスのズレた聖子先センセイのお気に入りとなると
なかなか外せないんだろうなあ…
ご存命中はこの路線でいくんじゃない?
>>578 うん、ご自宅のぬいぐるみコレクションとか洋服を見てると
「・・・え・・?マジ・・・?」って思う。
なんかドアノブにレースカバーとかつけるようなセンスと相通じるものがありそうなorz
でも、ほんと、578さんの言う通り、せめて「普通の」装丁にして欲しい。
あれは自ら顧客層を狭めているよ。>文庫デザイン
作品自体は普遍的な魅力のあるものも多いんだから。
(ラブストーリーは古くさ〜いのもあるけど)
でも田辺聖子自身は本くに子さんっていうイラストレーターお気にいりだって
前、書いてたからなあ・・・
ドアノブにレースカバー、実際につけてるよ。
かなーり昔のエッセイだけど書いてた。
本の中身はほんと好きだから、文庫本の表紙だけでも「集めたい」って
思えるものにしてほしいな。
582 :
無名草子さん:2006/06/05(月) 15:31:56
20年ぶりに「私的生活」読んだ。
中学生の時に読んだ印象と、30半ばになった今とは
だいぶ違う。
遠回しな書き方だけど、フェラの描写とか出てたんだ。
昔読んだ時は、まったく気がつかなかった。
このシーリズ、今ドラマ化しても古臭くなと思う。
>581
そっか・・やっぱり実際につけていたか・・
まあ田辺聖子くらいになると、それもまた良しかもしれんが
なんかそういうぶっ飛んでる所は、小森のオバチャマと通じるところがあるなあと
思いました。
方向性は違うんだけど、世間の常識とかを吹っ飛ばす面では。
そうそう、私も全然わかんなかったけどシャワーのシーンで出てくるよね。
年取ってタガが外れたおせいなんか無価値だね。
タガ外れてるの?
588 :
無名草子さん:2006/06/19(月) 16:37:18
関西育ちもあってか田辺聖子作品にとても愛着を感じています。
OLのアフターファイブといったベタベタな設定ものにも、その言葉のリズムと
ユーモアがとても心地よいです。
とにかくほっとできる作品で寝る前によく読んでますが、人にどんな作家好きなの
と質問されると、何か一番には答えにくいですな。
まぁヨソ行きではなく日常品の良さとでも言いましょうか。
後半から始まる自分語りが少しウザイです。>588
590 :
無名草子さん:2006/06/22(木) 12:42:07
自分の事伝えてもいいんじゃない?>589
いや、特に知りたくはない>他人のそれと気付いてなさそな自分語り。
何か話題はないかなー
田辺聖子と瀬戸内晴美が反目しあってるって噂は本当?
私は二人とも好きなんだけど。
田辺さんが瀬戸内晴美をチラッと非難してるエッセイを読んだ事が有る。
大したことじゃないの。食べ物の嗜好のはなしでね。
>>594 反目しあってるかどうかは知らないけど、「源氏物語」の花散里の解釈が
全く違うので面白いなーと思ったことがある。
瀬戸内寂聴は花散里を
「性的魅力のないつまらない女」と一刀両断なのに対して田辺聖子は
「きっと話していて飽きない女性だったのだろう」と言ってる。
寂聴さんは出家してもあくまでも「女」なんだなーと思ったわ。
田辺さんは懐が深いよね。
>>595レス有難う。源氏物語が好きな女流作家だけど
田辺聖子と瀬戸内晴美の対談が無いのは文壇界の常識とブログに書いてるの読んで
源氏物語の解釈の相違なのかなと漠然と思ったの。
田辺さんは根は大人しい人だから活発な女性が好きなのでしょうね。
瀬戸内さんは女性的な人なんでしょう。
>>596 田辺さんはどんな人物像に対しても、深く共感してから描いてる感じがする。
仁徳天皇の后の磐之姫や、与謝野鉄幹の前妻の滝野のことも、
普通悪く言われてるけど違う角度から光をあてて。
瀬戸内さんは、自分と相似形の登場人物にぐっと入り込むタイプなんじゃないかな。
どちらの描写も好きだけど、田辺さんは「大人」瀬戸内さんは「女」
って感じがするよね。
しかし、田辺さんの服のセンスはすごいな。誰かも書いてたが。
田辺さんは地味なのが嫌いなのね。振袖で洋服を作ったって聞いた事が有る。
大阪のオバちゃんは派手だけど、もっとチープな気がする。
600 :
無名草子さん:2006/07/27(木) 02:26:05
>>594 仲いいって書いてるよ。エッセイ見ると。
対談も楽しそうにやってた気がする。
601 :
無名草子さん:2006/07/27(木) 21:04:44
>>548 禿同です。
私もこのスレの前のほうで、可愛げのある旦那をゲトできたと報告
した者ですが、自分が田辺さんのような可愛いおばちゃんになれず。
あんな可愛い顔のおばちゃんになりたいですわ。
歌子おばあちゃんもいいなー
久々に私もノリコシリーズを読み返してみようかな。
20代で読んで、こんな中年(当時はそう思ったのよ)になりたいと
常々思っていました。現在40代、子供はまだ1歳・・・
ある意味素晴らしい人生なのだが・・・・田辺先生のお陰です。
602 :
無名草子さん:2006/08/05(土) 20:57:56
今日から田辺さんの文学展が伊丹で開催。
「ひとつきだけの田辺聖子文学館
伊丹市住まい30年ー歌枕の土地に住んでいるのだ!すべて田辺聖子のふわふわ玉」
2006年8月5日(土)〜8月27日(日)月曜休館
会 場 : 柿衞文庫(みやのまえ文化の郷)
午 前 : 午前10時〜午後6時(受付は午後5時半まで)
http://hccweb6.bai.ne.jp/kakimori_bunko/s_kikaku19.html >芥川賞受賞作家、田辺聖子さんの伊丹市在住30周年と、全集の完結を記念し、
>展覧会「ひとつきだけの田辺聖子文学館」を開催いたします。
>田辺聖子さんの、はじめての本格的な展覧会となる本展では、直筆原稿や、
>数多くのユニークな装幀の単行本、そして田辺ワールドの核をなす身辺愛玩の
>美しく愛らしい品々などの多彩な資料の展示を通して、その心あたたまる、
>ゆたかな世界をお楽しみいただきます。
田辺さんの直筆原稿や身の回りの愛用品、その他初公開の品も展示される
ようなので、是非とも行ってみたい。
なんか宇多田ヒカルの最近の歌って、
田辺聖子の作品世界と合いそうな感じがする 妙にカラフルなところが
>>602 (^O^)ワーイ!
今週末にでも行って来よう!
暑いけど・・・。
>>604です
京都から行ってきました〜!
今までに出版された全ての本が並んでて、当然ながらすごい量!
これだけの作品をあの小柄なお体で紡ぎだしていらしたのですねえ。
学生時代の文集みたいな書き物から始まって今に至る・・・。
その他にも身の回りの品がいっぱい展示されてて興味深かったです。
ただ私、ぬいぐるみは大丈夫だけど、いわゆる人形は苦手なんで
市松人形とかはちょっと・・・髪の毛伸びそうで・・・。
あと、ジュモーの人形と彼女の衣装箱、百貨店で衝動買いした
って書かれてあったけど、お値段が・・・目玉が飛び出そうでした。
行ってよかったです。
>>602さん、教えてくださってありがとうございました。
606 :
602:2006/08/17(木) 00:03:23
>>604-605 レポサンクスです。私は明日(というか今日(17日))行く予定でしたので、
>>605のレポでますます行くのが楽しみになりましたよ。
こちらこそ情報がお役に立って何よりでした。
607 :
605:2006/08/17(木) 00:53:39
>>602 明日(今日?)行かれるのですか。楽しんできてくださいね。
ところで私は「風をください」でスウとワタルが宝塚見に行く予定が
すれ違ってしまって会えないくだりがとても好きなんだけど
携帯電話がある今じゃ、考えられない設定ですよね。
まあ、「君の名は」くらい古くなるともう別物、時代物って感じで気にならない
のだろうけど、ちょっと前のお話って返って古さが際立つ感じがされる。
だからって読む気になれないってワケじゃないんですよ。
田辺さんの小説の根底に流れる愛情のやりとりやちょっとした恋の駆け引き、
気持ちの移り変わりなんかは、不変だと思うので何回読んでも楽しいです。
608 :
無名草子さん:2006/08/19(土) 14:49:52
文車日記
隼別王子の叛乱
不機嫌な恋人
新源氏物語
清少納言の話
髭の伴男が出てくる源氏のパロディ
えーと与謝野晶子伝記
田辺聖子の歴史ものが好きだな。
最近読んでないから、書名が出てこない…
35歳でババア扱いだも。昔はなあ〜。
田辺せんせも38で結婚した時の周囲の扱いは茶のみ友達を
見つけはった、だったと書いてるし。
私も展示会(?)行ってこようと思います。ギリギリだけど…。
田辺さんがいらっしゃるわけじゃないですよね。でも手紙とか持って行きたいなぁ。
渡してはもらえないかな。
611 :
無名草子さん:2006/08/22(火) 19:13:44
>>596 田辺聖子全集の何巻かの巻末に対談あるよ。お互いお酒飲んで書いたとか
締め切り間に合わず電話で口頭で伝えたとか。田辺さんは
そんなに嫌ってる感じではなかったよ。瀬戸内寂聴は性格悪そうなんで
内心はどうかしらんが。
【盗作3バカ】のスレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
613 :
無名草子さん:2006/08/23(水) 07:07:55
>>603 宇多田と田辺聖子って、自分も連想した。
愛の反対は無関心、とか。
mixiのコミュに入ろうかなぁと悩んでるんだけど(コミュは全然入ってないから)
ジョゼと虎と大人たち
というコミュがあるのは何なんだ…?本気で間違ってるのかなあ。
>>613 愛の反対は無関心なんて、心理学でも普通に言うぞ。
うん、私も「それ宇多田ヒカルだよね!!」とか言われたことあるけど
誰でも言うだろーと思った。
お聖さんはそういう言葉をたっくさん小説の中にちりばめてあるのが
いいんだと思う。どれか一つだけじゃなくて。
マザーテレサの言葉が元じゃないの?
愛の反対は(憎しみじゃなく)無関心
>>617 いやだからね、誰かが言い出した、発見した言葉じゃなくて
愛にしろ憎しみにしろ情動があるわけでしょ。
それがゼロの状態が愛や憎しみの反対っていうのは
もう使い古された言葉だよ。
YOUっていう漫画雑誌に「あんたが大将」を漫画にしたのが
載ってた。面白かった。
そこで見たけど10月からNHKで芋たこなんきんがドラマになるんだね。
620 :
無名草子さん:2006/08/26(土) 06:44:49
目の前の草だけ抜いてればええねん。
違いの分かるようでは、まだまだ子供です。
621 :
無名草子さん:2006/08/26(土) 06:56:31
世の全ての人間が自分だけの事しか考えないとしたら、当然そこには利害の
対立が生じ、結果どうあっても殺し合いは避けられない。
弱肉強食のスッタモンダの中で、自分だけはどうにかなると思えるその無邪気さ、
他人の事など知らないなどと平気で口に出来る、その想像力や共感力の乏しさ。
子供どころか、あなたは人間以前です。
622 :
無名草子さん:2006/08/26(土) 07:01:01
己が能力を自分の事にだけ使って恥じないのが一般人。
己が能力を自分のためだけに使う事にうしろめたさを感じるのが知識人。
623 :
無名草子さん:2006/08/26(土) 07:14:17
言い換えるなら、強者である己が力に怯え、畏れて、結果人というものに対する
責任に目覚めた者こそが知識人。
日々他者の力に怯え、他人を出し抜く事に汲々としてその一生を終えるのが一般人。
見たけど盗作で賞金500万円とったんだって佐藤って奴!
盗作本「バルタザールの遍歴
↓
【盗作3バカ】のスレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
625 :
無名草子さん:2006/08/26(土) 22:30:56
明日展覧会(?)に行こうかどうか迷ってます。最終日ですよね。
結構家が遠いので…。でもこの機会に行かないと、とも思うし。
行かれた方、おすすめ度を教えてもらえませんか。
ダンスと空想を久々に読見返してんだよね。
神戸マンセー小説だった。神戸は人が生き生きしててだの、
地震がないのが神戸は良い!とか書いてあって、失笑。
失笑って…あの惨事があって笑えるのか…
ダンスと空想は嫌いだな。女マンセー主義がきつすぎる。出てくる男は全員
魅力ないし、女はうるさいしユーモアがあるようで全く無い。
自画自賛すぎ。神戸以外は駄目言い過ぎ。
田辺淫乱
まだこのスレあったんだ。。。
伊丹在住なので文学展行って来ました。そのころローカルチャンネルで田辺さんの
特集(市長との対談とか)繰り返し放送してて、あんまりテレビとかでみたこと
ないからちょっと新鮮だった。
ふわふわした雰囲気でお年は召してらっしゃるけど可愛らしかった。
何処かで会ったりしないかなぁ。。といつも思ったりするけど、会えるわけないよね…
631 :
無名草子さん:2006/09/18(月) 07:15:27
あげ
>>624 そのスレ面白い。盗作で500万円詐欺した佐藤亜紀てのが
「赤裸々告白」してる。 盗作本「バルタザールの遍歴
↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
本人後輪中。盗作犯人同士がバトル?!
633 :
無名草子さん:2006/09/21(木) 05:56:03
NHK連ドラ化を知って、記憶が20年前にすっ飛びました。
亡くなった母が好きだったんですよね。
検索してここに辿り着いて、「日本酒でつくった化粧水」の記述を見て、
まだ元気だった頃の母が突然「お肌にいいらしい」とつくりだし、
冷蔵庫にいくつも壜を入れてたのを思い出しました。
「作り方、何に出てたの?」と何気なく聞いた私に、
少し照れくさそうにしてたなあ。
私も今年40歳、ハイミス、同世代の微妙な男友達がいて。
あの頃、母が読んでいた小説に出ていた女性たちのような日々。
こっそり抱いていた寂しさが、少し和らいだ気がします。
これから、1冊づつ、読んでみたいと思います。
口が臭そう
635 :
無名草子さん:2006/10/01(日) 23:16:49
636 :
無名草子さん:2006/10/04(水) 19:17:36
637 :
無名草子さん:2006/10/05(木) 02:56:32
あげ
聖子を読んだことない人は、大阪のやかましオバンみたいなイメージを持ってるみたい。藤山直美じゃそれがさらに増幅されてしまう……
>638
でも、写真見たらまたそれはそれで「逝ってるメルヘンオバハン」のイメージが・・・
まあ、それを完全否定しきれない面もあるが。
ピンクハウスの服とか堂々と着てたしね; 可愛いモノが好きなんだよね。でも小説は甘すぎないとこがいい
服装や身の回りの小物の趣味は少女っぽいのに
(他にも吉屋信子とか中原淳一とか宝塚とか)
人間の観察眼は驚くほど犀利ってのが、田辺さんの魅力だと思う
かといって作品に辛辣な印象はない。不思議なひとだね
ドラマ、もう少しポヤヤンとした女優のほうがいい気もするが
演技力という点を鑑みればまずは妥当な配役かな。大阪弁もあるしね
田辺氏は藤山寛美のファンだそうだから
643 :
無名草子さん:2006/10/11(水) 12:10:03
藤山直美は、NHKが1979年にドラマ化した
田辺聖子の自伝的小説「欲しがりません
勝つまでは」でも、主役を演じている。
週間アカピのコラムで、小倉千加子さんが、藤山さんのことをほめてるよ
そんな30年も前からいたの?>藤山直美
>>646 子供の時に喜劇俳優だった父親と一緒に
共演したのがデビューだったみたいですよ。
毎朝楽しみ
芋たこなんきん、面白いね。
>647
そうなんですか。
てっきり成人後、30歳くらいからの芸暦スタートかと思ってました。
直美さんの父親は、関西では喜劇の神様(大げさ?)と言われるような人
だから、直美さんも子役の頃から舞台一筋という感じでこられた人ですよ。
あまりちょくちょくテレビに出る人じゃないからそういうイメージなのかも。
いやカンビのことは知ってるけどね。
隼別王子の叛乱、再読。
こういうのも書けるのが田辺さんの奥深さだなー
文章は読みやすいし、装丁変えて出し直せば、中高生の若い女の子の手にも
取りやすくなるんじゃないかなと思う
朝ドラが面白い…
>>653 高校生のとき読んだ。女鳥に憧れたなあ〜
指先でこねた料理をふるまって、「おいしくって?」ときく婢の女の子のエピも
好きだった。また読みたいな。
明日のNHK総合の「土曜スタジオパーク」に田辺さんが出演。
>土曜スタジオパーク−あなたの声に答えます− ▽特集「芋たこなんきん」
>放送日 :2006年11月 4日(土)
>放送時間 :午後2:00〜午後3:00(60分)
>NHK大阪放送局BKプラザから生放送でお送りする。ゲストには大阪を代表
>する作家・田辺聖子さんを迎え、田辺さんのエッセーが原案になっている連続
>テレビ小説「芋たこなんきん」を特集。コーナーゲストとして、ドラマの主人
>公・町子のご近所さんを演じる俳優たちも登場。
朝ドラとこの人の現実はどのくらい同じ?
美人じゃないのに医者と結婚したの? こぶ付だけど。
お医者さんと結婚してたよ。
お医者さんっていっても町医者だから
美人とかこぶ付(旦那さんが)とかってあんまり関係なかったんじゃない?
土曜スタパ見たよ
田辺さん、さすがにお年を召されたな、と思った。
話す内容は、本当に本のままって感じ。
國村隼さんのことを「おっちゃんはあんな瀟洒な紳士やなかったけど」と
言ってたのが印象的。
町医者のほうが大病院より金持ちだったりするのが医者。
あのブサイクのどこに惚れたんだろう?
662 :
無名草子さん:2006/11/05(日) 09:34:18
>>661 アンタみたいな一般人のあほじゃないところ?
この人とか吉本ばななって、お世辞にも美人じゃないけど
作品にひがみ根性がないのがいい。
やっぱり父親にかわいがられて育ったのがよかったのかな。
>>656 見たかった・・・2chをしばらくやってなかったせいで、
見逃したよ・・ヴァカな自分。
徹子の部屋にも7日にご出演するよ。
スタパで告知してたけど、NHK教育で12月から全4回で特集番組があるみたい。
「徹子」観てる スヌーキタ━━━!!!!
あの優しい関西訛りの語り口がいいなあ。
お人形もたくさんいたね。
バッグもお花いっぱいで聖子さんらしかった。
東京でやる「田辺聖子展」って、前に兵庫でやったのと同じなのかな?
うーん、やっぱり・・・お聖さんのファンシー趣味、ついていけん・・・と思った
徹子の部屋。
耳が遠くなってるのか、元々人の話をよく聞かないのか
徹子さんと話が噛みあってない事が何回かあったね。
670 :
りんりん:2006/11/12(日) 14:29:19
私も若いころからずっと聖子さんの小説の愛読者。日本橋三越に来週火曜日に行きます!!
671 :
無名草子さん:2006/11/12(日) 23:19:34
こんなサイトがあるなんて知らなかった。11/7にトークショーがあったのも知らなかった。
行った人詳細教えてください。
>669
うん、かみ合ってなかった・・・orz
少し前に出て話した時は(かもかのおっちゃんの映像なんかも出た回)
そこまで年取られたなぁって感じでもなかったけど
やっぱり家族二人を看取ると、がくっと来るものがあるのかなあ。
聖子展行った人感想聞かせて!!私は明日行きます
「芋たこなんきん」でいしだあゆみが演じる秘書は、時々エッセイに出てくるミド嬢?
火野正平がやってるカモカのおっちゃんのお兄さんは、モデルがいるのかな?
どの本か忘れたけど、カモカのおっちゃんのお父さんが歌う奄美民謡というのが
いい歌詞でじーんとした。
ドラマで聞けるといいな。
今日聖子展行きました。
何気なくのぞいた金券屋さんで非常に安く券をゲット。
着いたのは夕方5時くらいですが、やはり60代以上の方がほとんどでした。
思ったよりも男性が多かったです。
そして私はひどい間違い(展示品の紹介の...)を発見してしまいました。
「爪」という名の学生の頃の文章の紹介が「瓜」だったのです...。
どうにも気になったので受付のおねえさん(入ってすぐだったので)に言いましたら、
「ああ!これ、(他の方にも)言われて伝えたのですけど直してませんねぇ!すみませんでした!」と丁寧に対応してくれました。
つめ と うり じゃ違いすぎますよね。
他はとても楽しかったです。
最後の方に、こまごまとした可愛いものを立体的な額に入れたものがあって(ちょっとしたコラージュ)、
ほしいなと思ってしまいました。
最近のテレビは見ていませんでしたが、ずっといたるところでビデオで放映されていました。
やはり年を召されましたね...。長生きしてほしいなと切に思いました。
>>677 楽しそうなレポートありがとう!間違いを指摘して、良かったですよね。
コアなファンには「あ、これがあのエッセイのあれか!」って楽しめますよね。
私は関西でやるときに行こうと思ってます。
>>676 身内にモデルがいるかどうかは知らないけど、 火野正平の役は
いかにも田辺さんの小説に出てきそう。
まめで、優しくて、女にモテて、金銭にはちゃらんぽらん。
昨日、三越に行ってきました。
「かるた」と「看板」の現物が見られたのが嬉しかったです。笑いをこらえるのが大変でしたが。
誤字の話題が出てましたが、パンフにも発見してしまった…。
アフォリズムをメモってる人が何人かいたよ 言われてみれば禿しく同意だが凡人にはひらめかないんだよね
682 :
無名草子さん:2006/11/19(日) 21:50:10
>>661 まあ、医者といってもコブが5個もいて、姑、小姑がいる。
医者の人も嫁の成り手がいなくて、声かけまくってたのかも。
申し訳ないが、彼女の顔はどうみてもアレだし。
ブサイクとかアレとかよく書く人がいますけど、
若い頃の写真(金物問屋に勤めているとき)の写真とか見ると、
普通に人間の顔だと思いますよ。丸い鼻で愛嬌があって。
顔なんて慣れます。それよりもお互いに話していて楽しい、美味しいものを食べて、
酒を飲んで楽しめる人だったから結婚したんじゃないかと思いますが。
>>682 作家やりながら子育てetcはとてもできないと言うことで
最初は別居結婚してたらしいから、医者の旦那さんも
本当に田辺聖子と結婚したかったと思うお。
いくらしゃべってもしゃべることが尽きなかったと生前おっしゃってたが
そういう結婚って裏山
別居の頃は旦那さんが買ってくれた洋館暮らしだったんだよね
田辺さんの作品中の洋館の描写が好きなので、おっちゃんgj!
>684
個人的にはあれは相当のブスだと思うよ。
そして、あのルックスだったことも彼女を作家たらしめた要因の一つだと思うので
別に貶めようとかそういうつもりは全然ない。
単純に「おお、不細工だなぁ」という印象を抱くだけで。
逆に「普通の顔」だの「性格がいいから」(←わざわざ言わなくても
お聖さんが魅力的な人であることは、読者なら分かること)だの、
イチイチ言わずにいられない人のほうが、擁護のつもりで心に巣食う
「不細工な女は可哀想」という蔑視意識を垣間見せているような気がしてならない。
(そら、美人の方がいいことは事実だけど)
682みたいなカキコはスルーすればいいだけだし。
>イチイチ言わずにいられない人のほうが、擁護のつもりで心に巣食う
>「不細工な女は可哀想」という蔑視意識を垣間見せているような気がしてならない。
すいませんが単に深読みしすぎな気がします。
ファンなのにブスとか不細工とかよく言えるね。
そう?
このスレに、いつも顔のことが出てくると必死になって反論する人がいたんだよ。
>>171 >>186 >>206 >>319あたりね。
お聖さんの顔にそこまで拘ってるのはなにゆえに?と正直不思議だから。
(本人は「私が拘ってるんじゃなくてブスブスうるさい馬鹿がいるから」ってつもりなんだろうけど
端から見てると、あなたが一番拘ってるようにしか見えないという)
ファンだと全てをマンセーしなくちゃいけないというそのノリが
どうしても理解できない。
なんでそんな宗教がかるんだろう。
マンセーとか極端なこと誰も言ってないです。雰囲気悪くなるから出てって下さい
田辺さんは大阪のおばちゃんによくいる顔じゃん
実物を見た時は、山藤章二や高橋猛のイラストと同じ顔だ〜思った
それ以上でもそれ以下でもない
>>691 田辺聖子の世界って、「ブス、不細工」という「正論?のズケズケ言い」に対して
「まあまあ」「そこまでハッキリ言わんでも」と取りなすような感じでしょう。
だから、読者も、ついフォローしたくなるんだよね。
マンセーとは違うと思うよ。
田辺聖子の世界というのが、単純な美人・ブス二択の世界じゃないよね
人間観察が細かいというか
市松人形のような繊細な美少女も出てくれば
やせて頬骨が高いのを気にしている人に、キャサリン・ヘップバーンに似てると言う人あり、
ダンゴ鼻を気にしている子に、そこがかわいらしいと言う人あり、という世界
読者もそういう価値観を共有しているから、「田辺さんは美人じゃないけど味があって」と言いたくなるだけ。
蔑視意識とか言ってる人は、田辺作品のそういう部分には共感しないのだろうか?
セイコはヘチャやけど男にもてたんやで
697 :
無名草子さん:2006/11/23(木) 11:03:47
そういえば、田辺って選挙のたびに稀代の売国奴・土井たか子の親衛隊長
をつとめた香具師だろ?
やはり田辺本人とNHK、あと田辺御用達の版元で少年ジャンプも出してる
集英社って売国奴なのか?
698 :
無名草子さん:2006/11/23(木) 11:42:38
>>687 周囲の人間があなたのことブスと思っててもわさわざ面と向かって口にしたりはしないでしょう?
作品中にも「味のある」「愛嬌のある」ブスって表現でてくるじゃない。
きれいごとじゃなくて結局は人間的魅力だって、大人になってわかるようになったよ。その辺の感覚共有できない人が田辺聖子さんを好きとは思えないんだけど…。
というか
>>687は、「ブスだよ」とわざわざ言うのはよくて
「性格がいい」とわざわざ言う必要がないという理屈が謎w
700 :
無名草子さん:2006/11/23(木) 18:44:10
NHKの朝ドラは彼女の作品世界と同じ感じなんですか?
朝ドラの原作はどれですか?
彼女の代表作は?
朝ドラの原作は特にないですよ
田辺さんの小説やエッセイからいろんなエピソードを組み合わせてる感じ
オリジナル部分もあるんじゃないでしょうか
作品世界と同じかどうかは、見る人によって違うでしょうね
ドラマと小説は違うし
代表作は・・・むずかしいですねえ
恋愛小説、エッセイ、ユーモア小説、自伝的小説、古典文学を題材にしたもの、評伝、と、
ジャンルが多岐に渡っているので
エッセイ・・・カモカシリーズ
古典もの・・・新源氏物語、隼別王子の反乱
恋愛小説・・・私的生活、窓を開けますか
ユーモア・・・姥シリーズ
評伝・・・花衣ぬぐやまつわる
自伝的小説・・・私の大阪八景
個人的にはこのへんが好きですが、人によって違うんじゃないでしょうか
702 :
無名草子さん:2006/11/25(土) 20:23:24
ありがとうございます。レスが少ないのは、人がいないからかな?
別の意見も歓迎します。書き込んで欲しいです。
703 :
無名草子さん:2006/11/25(土) 23:31:22
朝ドラの原作とは言えませんが「浜辺先生町を行く」は
田辺聖子を思わせる浜辺先生が出てきますよ。
ただ子供達に関する記述はほとんどなかったと思います。
古典ものだったら、枕草子をベースに清少納言の事を書いた「むかし・あけぼの」と
「蜻蛉日記をご一緒に」が好き。真逆の作品だけど、どっちもすごく面白かったー
705 :
無名草子さん:2006/11/27(月) 00:39:51
確かにお聖さんは絶世の美女ではないけれど、そんなことどうだっていいって言う風に思っちゃうというか、そんなこと考えないよ。人間として、女性としてのすごい魅力がある。かわいらしいお洋服も洋服だけ見てると引くのだが、お聖さんが着ているのを見ると、着たくなる
706 :
無名草子さん:2006/11/27(月) 00:42:01
人間なんて中身だよ。中身がない人はやはり外見を気にするのかもしれない。
>>704 「むかし・あけぼの」私も好き。一番好きかもしれない。
あれで清少納言像が変わった。
ところで、田辺さんが、「おあん物語」「おきく物語」を紹介した文章が、どの本に載ってるか
ご存じの方はいませんか。戦国時代の女性の落城体験記です。
「文車日記」だと思い込んでいたのですが、読み返したら違った・・・。
不機嫌な恋人、むかし・あけぼの、文車日記、隼別王子の叛乱、千すじの黒髪、
源氏物語の翻案もの(ヒゲの伴男が出てたのは何でしたっけ)
舞え舞え蝸牛
頭に浮かんだのがとりあえずこれだけ。古典ものがほとんどだなー
田辺聖子の古典はロマンの香りがするので大好きだ。
>707
私も記憶を頼りに書くのですが、「炎の女たち」という本に
あったような気がします。
私もおあん、おきく物語好きです。庶民の女が体験した落城、
すごく生々しかったですよね。
>>698 だからね、イチイチ「お聖さんには味があるのよ!」なんて読者がフォローするのが
はっきり言って余計なお世話だと思うんだよね。
そんなこと、あんたがキリキリ言う必要ないでっしゃろつうかね。
で、あなたと意見違うだけで
>田辺聖子さんを好きとは思えないんだけど…。
という決め付けをしちゃう辺りにも「ブス」「不細工」つう言葉にのみ拘って
人の書き込み全然読んでないなあと思うわけ。
>あのルックスだったことも彼女を作家たらしめた要因の一つだと思うので
>別に貶めようとかそういうつもりは全然ない。
>逆に「普通の顔」だの「性格がいいから」(←わざわざ言わなくても
>お聖さんが魅力的な人であることは、読者なら分かること)
って書き込みを見てないのかねぇ。
お聖さんの顔が不細工だからって、お聖さんの価値が下がるわけじゃないのに
「あれは味のある顔なのよ」と言い連ねることが不思議でならん。
不細工じゃいけないのか?不細工で魅力のあるという条件は成り立たないとでも
思ってんだろうか。
なんていうかね、「不細工」ときたら「性格がいいのだ」「味があるのだ」だの
絶対にフォローしなきゃいけないというその力みが却って差別的に感じるんだよ。
顔は不細工、作家としては一流。
それでいいじゃん。
聖子さんは自分の子供は産んだの?
711 :
無名草子さん:2006/11/27(月) 03:52:39
>>709 本人客観的なつもりなんだろうけど、文章が…☆
別にあなたが聖子さんをブスと認定しようが自由なんだってば笑。ただ同意を求めないでくれない?って話。ここの人とあなたは同じ次元にいないと思うからさ。
>711
改行に特徴あるので
>>698と思っていいのかな。
特に同意を求めてるわけではなくて、私はこう思うって話ですが。
どこをどう読んだら同意求めてるように見えるのだろう。
相変わらず、人の書き込み読まない人だなあ。
ここの人、もなにも私もスレ立て当初から「ここの人」なんだけどねw
そういうくだらない仲間意識は勘弁してくれ。
713 :
歌子:2006/11/27(月) 04:09:21
本音でいいのや。
人間、本音で生きたらええのんや。
714 :
無名草子さん:2006/11/27(月) 04:12:37
>>709 あと書き込みはちゃんと読んますよ。
ただ「あのルックスだからこそ」云々というのも…。傲慢というか独りよがりな思い込みかと。
もともと美醜のような俗なものを超えた世界を実感して理解してないと,聖子さんの良さが分からないんじゃないかな。
715 :
無名草子さん:2006/11/27(月) 04:21:10
>>712 「顔は不細工,作家としては一流。それでいいじゃん」
ってまとめられたから,同意を求めないでと言ってるだけです。
というか皆さんスルーしてるのに,私が相手しちゃって雰囲気悪くなっちゃいましたね。ごめんなさい。
聖子さんは実際にお会いして,ちんまりとした声のかわいらしい品のいい方でしたよ。少女のような雰囲気でした。
うははは。
今度はファンじゃない扱いはなくなって、
お聖さんのよさが理解できないですか。
上から目線の決め付けが相変わらず素敵ですね。
まあ自分の都合よく解釈するだけだろうから、
書き込みも目に入ってるだけで、読もうとしてないんだろうけどね。
お聖さんをお聖さんたらしめているのは、ルックスも育ちも全てひっくるめてだから
「あのルックスあってこそ」なんですよ。
まあ、どう書いてもまともに読まなさそうだから、もうレスいいですよ。
☆だの笑だのつけた書き込みで素性は知れたし。
まあ、無理せずこれからもその上から目線のケータイカキコを続けてくださいな、と。
717 :
無名草子さん:2006/11/27(月) 04:30:01
>>716 もう一つだけ。
安心して下さいね。私もあなたも凡人です。
718 :
歌子:2006/11/27(月) 04:30:54
sageも覚えられない携帯厨は困りますな。
いちいち、ageて、なんやらはしたないこと。
まあ人の意見なんてね、同して和せずやなくてええんですよ。
和して同せず、これがあたしたちの理想やないかしらと
あたしおもてるんですよ。
携帯さん、ほんとレスいりませんから。
私もお聖さんに会ったことあるんだけど、でもファンじゃないし
良さも理解できてないんだろうから、書くのは遠慮した方がいいかw
あ、歌子さんだ。
歌子さん、お嫁さんは元気ですか?
相変わらず息子さんは電話でうるさいですか?
720 :
歌子:2006/11/27(月) 04:37:39
>719
あんたもな、少し落ち着きなはれ。
あんた、うちとこのキヨアキ見てたら分かるでっしゃろ。
人に物言う時も、も少しこうやわらかにせなあきまへんで。
かと言って箕面の三男の嫁みたいにトンチンカンなのも困るけどな。
分かりました。
私も歌子さんとこのマンションに住んでた怖いおばさん(名前忘れました)
みたいにならないよう自戒します。
三男の嫁のような正論のズケズケ言いとはこのことか〜
スレが伸びてると思ったら何これ・・・
自分は「おかあさん疲れたよ」も好きだなあ
典型的田辺ヒロインの美遊パートより、その夫の昭吾パートの方が
楽しく読める。そして泣けた
朝ドラ。聖子役の子が美人に代わった。もはや誰が田辺か分からない。
しかも、モテテルし。
中学生の男の子と土手で二人きりになってしゃべるってのは、ありえないよね。
話してる設定も内容も、ドラマで勝手に作りすぎ…。見ていて嫌な場面ではないけど
これはない!って思う。
ん?。仲良くなったなら、土手で話くらいするだろ。
でも、美人ばかりになったな。
いや戦時中のことを書いたエッセイなんかに何度も「男の人(中学生など)
と話したり親しげな様子をすることなど考えられなかった」みたいに書いて
あるよ。道ですれ違う時も絶対に目を合わせないように…とか。
あのシーンは私もびっくりした。
遠藤周作のエッセイなんかだと、近くの女学生をナンパしようとした話があったような
遠藤周作はもちろん相手にされない組だけど
その女学生が佐藤愛子だった、というオチ(←つくり入ってると思うけど)
>>729 遠藤周作は生前テレビ番組で
思春期の頃は女学生がすごくまぶしくて、でも声をかけることもできないので
せめて注目されたいと電車で大騒ぎを演じていた。
のちに佐藤愛子にその話をしたら
「あのサルみたいな一団はあなたたちだったの」
と言われて、男の純情がわかってないと怒った
って言ってたよ。これが事実のような気がするな。
ちなみに佐藤愛子は学生時代にラブレターをもらい
「この非常時に!」
と一喝したらしいw
芋たこなんきんも、女学生と中学生が話をするなんてとんでもない、って雰囲気は出てるじゃん
相手が強引なだけで
愛子の若い頃はかなり美人。人目を惹いたんだろう
そういえば聖子さんのエッセイで
「男は女としゃべらんもん!」だの「(しゃべったら)いっけんまなこに傷がつく」
ってよく言われてたっての読んだことがあるなー
734 :
無名草子さん:2006/12/06(水) 19:30:36
今まで田辺さんの番組を見ていた。
伊丹のご自宅でインタビュアーを迎えての語り、という感じで田辺さんの
佇まいやトークも、お部屋の雰囲気もとてもよかった。
ただし一言言いたいことが。
「万骨を捨てて市井のちりにまじはらむ」は樋口一葉の日記にある言葉で、
決して川柳ではない。
これは田辺さんの『一葉の恋』にもあるのに、アナウンサー、あるいは番組の
製作者は何故こんな間違いを…。
見ました。
田辺さんは淡々と話してるけど、お父さんの話は
どれを聞いても泣けてしまう。
このスレの連中って田辺聖子並に不細工な連中が多そう(笑)
聞きたい事あったがどいつもレスがきもいから消える(笑)
この過疎スレにも煽りが来るようになったか
朝ドラ効果恐るべしw
>>735 樋口一葉の文章に出てくる言葉だったんだ。
私も「川柳?」と不思議に思ったけど…。
なんで川柳だなんて言ったんだろう?
「知るを楽しむ」見ました
「徹子の部屋」では田辺さん年とったなあ・・・と思ったけど
こっちの番組では元気そうでしたね。
自宅だから、リラックスしてたのかな。
会社辞めてから芥川賞取るまでの10年間、無職だったように言われてるけど
ラジオドラマ書いてたんじゃなかったっけ
>737
弔辞は「美声・美貌二つながらに惜しまるゝ」というのを
よみあげてほしいとエッセイにかいてた
豚足がニラとともに炊かれて…あー美味そうだにゃあ。
共食いですね
「浜辺先生町を行く」で、高校生の男の子が送って来たファンレターが
「丁子さん(作中の名前)て素敵な名前ですね」「一度お会いできたらいいのに」とか
思わずニマーとするような内容だったのが、読み進んでいたら最後のほうでいきなり
「先程新聞であなたの写真を拝見しました。はっきり言って大変ショックでしたが
あなたの作品のすばらしさは変わらないと思い、手紙を送ります」
となって笑った。
「知るを楽しむ」第三回
録画をさっき見ました
泣けた・・・
「ワシはあんたの味方やで」は、知ってたけど
田辺さんのおっちゃん評「こんなに優しい人っているのかと思った」
「生まれ変わったら私が優しくしてあげたい」
参った
聖子さんと原由子は顔が似てる
ばしゃ山はおらん!おらんよ!
と言っておこう。
タンビー!
朝日新聞で綿矢りさと対談してたよ
以前、5紙とってた新聞も、今は2紙に減らしたそうだ
朝日はその中に入っているのだろうか・・・
残してるとすると、朝日と産経をとっていそうな気がするけど
750 :
無名草子さん:2007/01/04(木) 21:16:30
心斎橋だっけ?どこかのデパートで「田辺聖子展」やってるんだよね?
去年の夏、伊丹でやってた文学展と同じ内容なのかな?
751 :
無名草子さん:2007/01/05(金) 01:51:50
「私的生活」好きだったなー
まさに震災前の神戸の町。
「言い寄る」「猫も杓子も」
どちらも自立した独身女性の哀歓を丁寧に描いた作品だった。
「夜明けのさよなら」から田辺ワールドに入ったのを思い出してしまった。
まだ高校生でした。
753 :
無名草子さん:2007/01/05(金) 11:32:42
スヌーピーが好きなんですよね。
そう言われてみればお顔もなんだかスヌーピーに似ているような・・
可愛いものが好きなんですね
この間、古本で料理本が出ていたので思わず買ってしまいました
中国の外相、李肇星にもお顔が似ている気がします
755 :
無名草子さん:2007/01/05(金) 16:32:44
>>753さん
すきやきとかお好み焼きとか「とんちりほう」とかが載ってるやつですか?
味三昧、だったかな。今友達に貸してるんだけど、私もあの本がすごく好きです。
>>750 「田辺聖子の世界展」は15日まで大阪の心斎橋そごう本店で開催中。
展示の内容は、去年の8月の伊丹の文学展とほぼ同じだけど、会場のスペース
も広いので、田辺さんの縁の品々、愛用品やコレクションの一つ一つの品が
より近くで見られます。
また会場で発売の図録には、展示品の写真だけでなく、田辺さんと妹さん弟さん
との鼎談や、田辺さんと交流のある方のインタビューもあるので、伊丹の文学
展に足を運んだ方も、もし機会があれば是非足を運ばれることをお勧めします。
>>756さん
教えてくださってありがとうございます!
私も伊丹の時に行ったから、もう行かなくていいかなと思ってたけど
これを聞くとやっぱり行きたくなってきた!
図録、ぜひほしいな。
田辺さん展いってきたノシ 図録も買った
綺麗に陳列された、スヌーをはじめ田辺さん愛蔵の品々
たしかにかわいらしいのだが、ドアのノブにまでカバーをかぶせると
怒ったおっちゃんの気持ちがちょっと分かった
あと、生原稿にほとんど推敲の跡がないのに驚いた。凄い
田辺さんの小説でタイトル忘れたけど、妻が椅子でもドアノブでもなんでもヒラヒラのレースのカバーをかけるんで
うんざりしている男の話があったなあ。
それで、今、男と同棲している「私」は、何もかもむきだしですっきり暮らしている、という話。
まあ田辺さんも、自分のヒラヒラ趣味を、客観的におかしがってるようなところもあるよね。
蝶なんとかっていう…難しい題名のやつかな?
「嬉」という字も入ってたような。違うかもしれないけど。
761 :
759:2007/01/10(水) 22:36:11
>>760 そうそうそれ。
「蝶花嬉遊図」。
丸太のテーブルの「ドデン」とか
鮒寿司のお茶漬けとか、いろいろ思い出して来た。
また読みたくなったよ。実家に取りに行こうかな。
762 :
無名草子さん:2007/01/11(木) 02:28:15
田辺聖子AtoZっていうムックみたいなのが売ってた!
早速読んだよ。おすすめです。昔からのファンには知ってることばかりだけど
丁寧に作ってあって写真もたくさん載ってる!
763 :
無名草子さん:2007/01/14(日) 16:01:27
「田辺聖子の世界展」に行ってきました。
樟蔭卒業生のおば様方が学校の写真を見て「懐かしい」とはしゃいで
おられましたわ。
40代の私が一番若いんじゃないかと思えるぐらいで平均年齢高すぎ。
図録買いました。
色紙とかメモ帳とかいろいろ販売されていましたが値段高すぎ。
>>763さん
明日行こうかどうか迷ってるのですが(家が遠方なので)よかったら
図録や、他に売られていたものについて詳しく教えていただけませんか?
メモ帳って、田辺聖子が書いた文字が入っているとかでしょうか?
765 :
763:2007/01/14(日) 22:00:56
明日なら限定70名ですがサイン会もありますよ。
メモ帳はイラストが入っているのを見ましたが他のバージョンもあるかも
しれません。
色紙が2300円(うろ覚えですがこれぐらいでした)小振りの色紙は
800円で売られていました。
ガーゼのハンカチ(田辺さんのイラスト入り)も2000円を超える値段で
ちょっとびっくりしました。
後は便箋とか絵葉書などがありました。
図録は最初で最後の兄弟鼎談に惹かれて購入しました。
田辺聖子のアフォリズム80選とか全仕事解説(単行本のみの紹介ですが)など
ファンには楽しめる一冊です。
1700円也。
そごうのカードをお持ちなら入場料が100円引きになりますよ。
>>765さん
詳しく書いていただきありがとうございました!今日行ってきました。
サイン会の整理券は終了していましたが、遠くから様子を見てました。
グッズは確かにかなり高かったので、図録のみ買いました。
エプロンとか買った方いるのでしょうか??
>>495 ヘップバーンはヘップバーンでも、オードリーじゃなくてキャサリンだから
三林京子でも、それほど悪くないと思う。
ドラマ見てないけどw
「芋たこなんきん」のオトナになったカンジ君、某所で「時任三郎がよかった」と言ってる人がけっこういて
なぜ?と思ったけど、そのドラマ見てた人なのかも。
768 :
無名草子さん:2007/01/26(金) 10:19:16
先生かばに似てる
派手なかばだよね。
770 :
無名草子さん:2007/02/01(木) 12:51:24
講談社から出てる
「田辺聖子の味三昧」っていう料理本風のを
欲しいって思って色々あたってみたが
絶版、再版なしって回答ばかり。。。(涙)
図書館で借りてきたけど
やっぱり思いついたときに
いつでも読みたいし使いたい!
芋たこなんきんの土曜日の料理コーナー、
「田辺聖子の味三昧」が元ネタだよね。
まあ元々、小説に登場する料理ばかりだけど。
「愛してよろしいですか」のドラマ化でいえば、その昔、
若き日の石田純一が、根岸季衣の恋人役だった、「年下のひと」というドラマがあったです。
田辺さんの著作にインスパイアされて制作されたのかは分かりませんが。
当時の根岸季衣だったら
骨っぽい顔で、「僕のヘップバーン」としても良かったんでないかな、とか思ったもんですわ。
三林さんだとちょっと違うなーと。
芋タコなんきん、おもんない。話があっちゃとびこっちゃとび。まとまりないのう。
たらたら流し見する分にはよろしいよ
元気いっぱい藤山直美が町子つーのがいかん。
足が悪いことを踏まえて、泉谷しげるが女装して主演。これ。
田辺さんは頼まれればほめコメントしかかかん人だからな。
処せ術ちゃう?
単に「坊主憎けりゃ袈裟まで」って感じだな
石原嫌いは勝手だが、それを他人にまで押し付けるな、馬鹿
……と田辺さんの書く解説好きとしては思う
しかし、石原みたいな二流の才人気取りを誉めるような人には
なってほしくないと普通に私も思ったよ。
「司馬さんの大阪弁」なる司馬さんほめのエッセーよんだです。
司馬も田辺さんのこと好意的に書いてて、題名忘れた。
781 :
無名草子さん:2007/03/16(金) 12:24:38
図書館に全集があった!
ワーイ
芋たこなんきんに出て来た「バーカモカ」の看板は山藤章二さんが書いたようで・・
高橋孟さんは引退なさったのでしょうか
高橋さんの絵が、かわいくて好きなんだけどな
山藤さんの絵はおっかない
783 :
無名草子さん:2007/03/21(水) 22:33:11
ここの書き込み全部ざっくり読んだんですが、
楽天乙女ってどれのこと指してるか教えて。
私は百人一首からのファンです、
「私の大阪八景」「欲しがりません勝つまでは」「私の履歴書−楽天少女通ります」あたりが
混ざってると思う
田辺さん、誕生日おめでとうございます!
これからも素晴らしい小説や評伝を書かれる事を期待しています。
…あるインタビューによれば、田辺さんがまだまだ評伝で書きたい人は何人か
いられるらしいが、それが誰なのか気になる所だったり…。
786 :
無名草子さん:2007/03/31(土) 11:14:26
ゲスト出演乙
ミド嬢が美人でびっくりした
田辺さんの作品で読み返したいものがあるのですが…。
主人公はもう若くはない女性。初老の男性とお付き合いをしています。
とある割烹旅館?での逢瀬で彼が彼女に
「下に白いものがちらほらしてきてから、こういうことのほんとの楽しさが分かる」
って感じのことを言う…この短編の題名がどうしても思い出せません。
ご存知の方、どうかお教えください。
パッとタイトルが出て来ないけど、角川文庫の「ジョゼと虎と魚たち」に収録されてると思う
790 :
788:2007/04/14(土) 17:41:54
>>789 dd!「角川」「ジョゼ〜」でググってみたら
どうやら「雪の降るまで」だったみたい。読み返してみます。
ありがとう、助かりました
「まいにち薔薇いろ 田辺聖子 A to Z」買った。
これ、かなりいい本だと思う。
長年のファンだったけど、けっこう知らない本が載ってた。
ジュニア向けなんか全然知らなかったよ。
「鏡を見てはいけません」の再現朝御飯がおいしそうだった。
私もそれ買って、今まで読んでない作品を順番に買いたくなってる。
写真もきれいだよね。コレクションの物とか。
「芋たこ」スレで拾ってきた情報。
現在大阪市立福島図書館で、5月10日まで郷土資料展示「田辺聖子の世界」 が
開催中。
>☆☆☆「田辺聖子の世界−福島・下町育ちの楽天少女−」☆☆☆
>2月27日(火)〜4月28日(土)まで
>好評のため、5月10日(木)まで延長します。
>会 場 福島図書館 郷土資料展示室
>★入場無料
>田辺聖子さん(1928-)は、此花区上福島南三丁目(現在の福島区福島三丁目)に
>あった写真館で生まれ、昭和20年の大空襲にあうまで、多感な少女時代を
>福島で過ごしました。作品の中で、たびたび少女時代の福島に触れています。
>今回は、大阪市民文学賞を受賞した「虹」(ペンネーム木下桃子)を掲載
>した雑誌『大阪人』など、著作の一部と、自筆原稿など関連の資料を展示
>します。
>最 寄 駅:地下鉄野田阪神駅下車徒歩5分
福島区民センター3階(福島区役所のとなり)
規模は大きくなさそうだが、地元ならではの展示のようなので足を運んでみたい。
794 :
無名草子さん:2007/05/19(土) 17:01:17
795 :
無名草子さん:2007/05/19(土) 17:23:55
>>788それは「雪の降るまで」 ではないですか?
確かふぐの白子や海老を食べて「お味が染みて・・・」と男女が
かなり淫靡な会話をする話ですよね。でも何故か淡々として
味わいがある短編でしたよね。
さっき芋たこなんきんスペシャル見たけれど、最終回にお聖さんとミドちゃんが
登場してたんだね。
ミドちゃんの美しさと上品さにたまげました、マジで。
石田あゆみより本物の方がずーっといいじゃんか、と。
田辺聖子さんの短編を漫画化した作品集、『金魚のうろこ』(鴨居まさね画)を読みました。
原作の力はもちろんのこと、絵と脚色がうまく田辺さんの世界観を演出していて、佳作だと思いました。
798 :
無名草子さん:2007/05/30(水) 13:51:44
それ私も読みました。良かったですねー。
YOU最新号でも「よかった、会えて」が載ってますよ。
799 :
無名草子さん:2007/07/17(火) 17:04:33
週刊文春グラビアに登場。スヌーたちも一緒。
「芋たこなんきん」が面白すぎた所為で、
今やってる朝ドラつまんなく感じてスルー気味。
比べるようなもんと違う
田辺祭り 〜2007 夏〜
【日時】8月11日(土)午後6時
【場所】国立北口 旧三菱銀行前
【来場資格】田辺以外の来場者の素性の秘密を厳守出来る方
【連絡用メアド】
[email protected] ※件名に「田辺祭り」と書いて送信
【内容】大生板のコテ田辺けんゆうのアパートに遊びに行くオフです。
田辺は日頃一橋スレでみんなに迷惑をかけているので、
その還元として、田辺から食事などをおごってもらいます。
コースは田辺のアパート→(レストラン→カラオケ→)田辺の部屋で語るを予定してます。
また田辺以外の来場者の素性の秘密は絶対に厳守してください。
803 :
無名草子さん:2007/09/01(土) 22:33:58
YOUで、またまた鴨居まさねさんの絵で、月1で『鏡をみてはいけません』連載中。
頼子の顔の艶がたまらんw
田辺さんは天才だよね。
軽いエッセイからオトナの小説、評伝、歴史モノ・・・
戦争前後の教育を受けたせいもあるけど、知識がハンパじゃないし
もうこんな作家はあらわれないだろうと思う。
今は過小評価されてると思うわ。
「姥ざかり花の旅笠」と「ほっこりぽくぽく上方散歩」みたいなの、
また読みたい。
「言い寄る」三部作って復刊されてたんだね
知らなかった・・・
この三部作って結局、剛ちゃんという男を描くためのシリーズだったのかな、と思う。
出てくる男達の中で、イヤなところもいいところも、一番生き生きと描かれてるよね。
こういうタイプの男、身近にいたらたまんないけど、本で読んでるぶんには本当におもしろい人だ。
成績のいい級友たちはみんな貧乏人で、卒業式に来ているそいつらのお袋たちが
貧乏たらしくて、「日本民族最底辺」だから、「ああいうシケた連中とはアホらしくて競争できない」とか
いつも人をバカにしなきゃ気がすまないとか、
ひとつ間違うと、2ちゃんで荒らしをやりそうな男だけど。
あ、今、書きながら少しむかついたw
806 :
無名草子さん:2007/10/16(火) 01:45:25
あげ
807 :
無名草子さん:2007/11/14(水) 13:10:49
>>805 ハハハ、そうそうすっかり忘れていたけど中々面白い男でしたねぇ、剛ちゃん。
井の中の蛙だけどねー。
お金と外見に恵まれてるから成績とか学問とかそういうものに重きを置いてい
ない訳でしょうが。
んで、それをあっさり口に出すところが、腹黒くなくてかわいげがあると思える
人は思えるのかな。
車買ったりオシャレしたり美味しいもの食べたり綺麗なお姐さんとお出かけしたりで
忙しくて2ちゃんで荒らしをする暇も無さそうだ。
あらすじがあやふやで申し訳ないけど結局主人公に振られて子供が駄々をこねる
ようなみっともない行動をして別れたんだったっけ?
ホンマのアホじゃなかったら人生には思い通りに行かない事があること、自分
の欠けた所、など、理解し成長して素適な大人になるでしょうね。
アホやったら嫌われ者のお金持ちの老人になったりとかかなー。
剛は2ちゃんねるというかネットのことを
「あんなん、貧乏人の暇つぶしや。
あんなんするより乃里ちゃんとええことするほうがずっと楽しいで〜」
って言いそう。
一言多い出しゃばり婆
810 :
無名草子さん:2008/01/11(金) 00:24:29
男と話していると
「それもあるな。」
と言える男が好きだそうだ。
女にはそのセリフが言える人が中々いないのよね。
byラジオ深夜便の正月インタビューより
811 :
無名草子さん:2008/01/12(土) 04:17:47
結構エロイよな
>>812 (´・∀・`)ヘー、そうなのか!
くらもちふさこは私も大好きだった。
今はダメだ。あの絵が。
814 :
無名草子さん:2008/02/09(土) 01:44:02
あげとく
815 :
無名草子さん:2008/02/09(土) 01:47:07
今日はラジオ深夜便
朗読だ!
田辺聖子さん、80歳のお誕生日おめでとうございます!
これからもますますのご健康とご活躍をお祈りしております。
817 :
無名草子さん:2008/06/04(水) 20:16:33
80歳!
どうお元気で。
らくろーしょう2読んだら、老いたり聖子と思ったな。グチばっかで。
ポプラ文庫から「百合と腹巻」が今月発売。
10月予定「おそすぎますか?」
田辺聖子の全集読んでるんだけど、生まれつき脚が悪いんだね。
そのことを知って『ジョゼと虎と魚たち』の小説の事を思い出したら
なんか涙でた。
821 :
無名草子さん:2008/10/21(火) 21:38:50
下がりすぎほしゅ
822 :
無名草子さん:2008/10/23(木) 15:43:08
女性セブンの言い寄るマンガどうよ?あげ
823 :
無名草子さん:2008/10/28(火) 15:59:06
田辺先生、文化勲章受章記念age
ファンだから嬉しい!
カモカのおっちゃんも天国から「ようやったやないか」と喜んでますよ、きっと。
ふと思い出して、久しぶりにこのスレに来たら、丁度そんな知らせが!
すごいすごい、田辺さんおめでとう!
ニュース検索したら、お元気そうな姿も見られて、よかったよかった。
826 :
嵯峨まるみ:2008/10/30(木) 20:42:15
な〜にが文化勲章だよ! アホか!
827 :
無名草子さん:2008/10/31(金) 11:37:09
出っ歯のオバン
わがことのように嬉しい!
おせいさんおめでとう。
授賞式の模様をニュースで見た。おめでとう!
でも車いすだった。。。ショック
私もそのニュース見た。
ショックだよね。
何年か前に全集発刊記念講演が京都であった時は、
手引き+杖歩行だったけど・・・
いつまでもお元気でいて欲しい。
今の田辺なら、元幕僚長と同じで昭和の日本は侵略国家じゃないとか言いだしそう。
834 :
津島恵子:2008/11/04(火) 18:21:29
出っ歯のおばさん
835 :
無名草子さん:2008/11/09(日) 20:45:40
>>1
おっ〜、ブックオフでたまたま、「言い寄る」買って読んだけど面白い、うんうん面白い。
と、今は新書で「私的生活」の途中です。のり子、剛。う〜ん。次「苺…」は楽しみです。奇跡でも
ないと思うけど、文庫「言い寄る」に出会うのは不思議な気持ち。
ありがとう〜谷沢永一先生「人間通」のお薦め「本」→「苦味を少々」読んで納得です。
田辺人間喜劇の始まり。
836 :
無名草子さん:2008/11/09(日) 20:50:31
>>833 侵略国家、云々…戦中戦後派の人たちは必死の想いで時代を送ってるんだ。
何が不足で現代人は、あ〜も喚き散らすのか…馬鹿じゃないのか。
たもがみ君が言っているような現地における貢献は
植民地化の試みに付き物であって、
だから無罪放免というのなら、フランスの北アフリカ支配も
イギリスのインド支配も無罪放免ということになるであろう。
838 :
無名草子さん:2008/11/14(金) 13:21:53
かつては侵略国家だったということに矜持をもて。何を卑屈になってんのか。
839 :
無名草子さん:2008/11/14(金) 20:06:09
過去の清算は決してできないけども、いつまでも戦争の尾を引いていれば
必ず【水爆】が直に我々の眼前に来ると思う
憎しみを清算しなければ平和はこない。決して。
憎しみの清算はやられた側が言うことで
やった側が言いだしたら泥棒のひらきなおりにすぎない。
やった側が言い出したら超かっこ悪い。
あびる優が、だってあの店戸じまり悪かったも〜んて言ってるようなもの。
842 :
無名草子さん:2008/11/17(月) 20:10:12
やった側でも仕方がないと思う。…憎しみが続く限り平和は来ないことになる。
ますますの弱肉強食大世界合戦が再び開始スタートも時間の問題です。
今、過去を清算して心の解決をしてもらわなければ未来の持ち越し50年後〜200年後まで。
「言い寄る」の3部作と「猫も杓子も」をまとめて読んだ。
まだ初期のものだからか、なにわのサガンな雰囲気ぷんぷんでした。
「言い寄る」と「猫も杓子も」は設定やお話がすこし似ているし、
登場人物が一部リンクしてるのも面白かった。
でも一番好きな作品は、小説なら「姥ざかり」かな。
844 :
無名草子さん:2008/11/27(木) 16:09:20
少々KYの感あり
おかまのロココロ調好きとクリソツの悪趣味。
なんだかんだ言ってるが、子供嫌いだよな。ママっこたちと
今、どういう付き合いしてんだろ。
847 :
無名草子さん:2008/11/30(日) 19:42:25
子供嫌いな私は田辺さんの嫌いさが面白い
他人の子供育てるのは大変だったろうけど
残花亭日暦を読むと泣けるわ
あんまり男が女をコケにすると優しさは打ち止めになるてのはわかるような
気がした。(私的生活)
しかし田辺の作品に出てくる男て全員しょもないのばっかな。
取りえが1個か2個で後は全部欠点みたいな。
で、そのなけなしの良さを頼りに一緒にいる、みたいな。
「鏡を見てはいけません」辺りだと子供嫌いが上手く昇華されてる気はした
でもべったりって感じではないね
どこの馬の骨だろうと思いつつ、起きて動いてるところは可愛いみたいな
不細工だし、化粧濃いし。
不細工のくせにポーズとって写真撮られるし。変な婆だ。
852 :
無名草子さん:2008/12/07(日) 12:15:06
関東大震災が起きれば、関西経済の活性化に大チャンス、という発言をした
兵庫県知事の井戸敏三氏。
11月13日に「発言を取消せるなら、取消したい」と記者会見。
一度、発言したことを撤回などできるわけない。それに、撤回発言も非難
轟々となったため、已む無く至った思いつきみたいだ。
それより、この知事の考えていることが、関西財界の多数の本音なにかも
しれないねぇ・・
853 :
無名草子さん:2008/12/08(月) 09:42:26
アニマル柄の服着てその辺あるってる大阪のおばちゃんとおなじセンスやね。
シンプル?それ何?てやつ。
田辺はファッションのこと書かない方がいいよ。
細かく素材だのフリルがどうだの、色の取り合わせの描写見るたびに、
これって作者は自信たっぷりに書いてるんだろうけど、と思う。
855 :
無名草子さん:2008/12/23(火) 08:44:05
クリスマスプレゼントになにか面白い本をあげよと思ってるんだけど。
「私的生活」って彼女に送るような本かな?
何か意味深に捉えられてめんどくさくなる?
それとも単純に面白いで終われるかな?
めんどくさくなる
シモがだらしない女一代記。
大体、出てくる女も男も全員だらしないね。田辺もその辺抵抗ない
タイプなんだろう。
ブスだからセクハラも本気も分からず男なら何でもいい青春を
送った、と見た。
無残な顔面とすごいファッションセンス、でも文才ありなので救いがある。
ブスてのは男に幻想だくものらしいよ。
>>822 漫画の方しか読んでない者の意見。
乃里子が嫌な女過ぎる。
五郎に全くその気がないのと、幼なじみの関係まで壊れるのが怖いからと
ちゃんとしたアプローチが出来ないのは仕方ないとしても、
自分は男作ってヤリまくりなのに、五郎に彼女作られるのは嫌だというのはあまりにも勝手。
水野の奥さんに全く罪悪感感じてないのもどうかと思うし。
仕事は才能もやる気もあるのは分かるけど、男二人を夢中にさせる程の人間的・女性的魅力はないと思う。
美々も美々で、親友が少なからず想ってるのが分かってる男に入籍を求めたり、
それで相手が本気になってくれたからって、そのままちゃっかり一緒になろうとしてるのもなあ。
自分も五郎を本気で好きになったとか、それで乃里子との友情が壊れても構わないとかならともかく、
もっと軽く考えてそうだし。
原作読んだらまた印象変わると思うので、探してみます。
原作どおりやん。
田辺の作品に完全に無償の愛だの、完全に善き人ってのは絶対に出ない。
反対に自覚しないで悪を行う登場人物は、ほぼ全員。
これ知識。
田辺が自分でも書いてたけど、モノ書きで善人はいない。これは本当だと思う。
裏をよんでこその作家。
866 :
無名草子さん:2009/02/05(木) 22:51:16
|∧∧
|・ω・`) 田辺先生、よろしければお茶どぞ
|o旦o
|―u'
この人のおかげで古典が好きになった。
自分が男のせいか、オリジナルの恋愛小説は正直あんまり・・・だけど、
古典の翻案小説や解説本は好きだ。
長生きして下さい。
868 :
無名草子さん:2009/02/22(日) 04:23:59
新源氏、いま読んでるとこだけどすこぶる良いわ
この人の古典物って、これととりかえばや以外には何があるの?
まだかなり抜けているだろうけれど
「むかし・あけぼの−小説枕草子 (上・下)」
「新源氏物語 (上・下・下)」
「霧ふかき宇治の恋―新源氏物語 (上・下)」
↓ ※合わせて五巻という表示も
「新源氏物語 (一・二・三・四・五)」
「田辺聖子の源氏がたり (〈1〉桐壷から松風まで・〈2〉薄雲から幻まで・〈3〉宇治十帖)」
「絵草紙 源氏物語」 挿絵中心
「源氏紙風船」 エッセイ
「春のめざめは紫の巻―新・私本源氏」 かなりの意訳・ギャグ路線
「恋のからたち垣の巻―異本源氏物語」 ↑のシリーズ
「『源氏物語』の男たち―ミスター・ゲンジの生活と意見」
「(田辺聖子の) 今昔物語」
「今昔物語絵双紙」 挿絵中心
「(田辺聖子の) 小倉百人一首」
「(田辺聖子の) 古事記」
「竹取物語・伊勢物語」
「とりかえばや物語」
「おちくぼ姫」 (舞え舞え蝸牛を児童文学用に書きなおしたもの)
「舞え舞え蝸牛-落窪物語-」
「隼別王子のはん乱」
「王朝懶夢譚」
「ひねくれ一茶」
「蜻蛉日記をご一緒に」
「「東海道中膝栗毛」を旅しよう―古典を歩く」
「文車日記 −私の古典散歩−」 エッセイ
「花はらはら人ちりぢり―私の古典摘み草」 エッセイ
「古川柳おちぼひろい」 エッセイ
「おくのほそ道 (古典の旅)」 エッセイ
○「新源氏物語 (上・中・下)」
×「新源氏物語 (上・下・下)」
ついでに、個人的なおすすめは、
「むかし・あけぼの−小説枕草子 (上・下)」
「舞え舞え蝸牛-落窪物語-」
「古川柳おちぼひろい」
「春のめざめは紫の巻―新・私本源氏」「恋のからたち垣の巻―異本源氏物語」
871 :
868:2009/02/22(日) 13:04:53
>>869、870
ご親切にどうもです
こんなにいっぱいあるんですね
早速、舞え舞えあたりから読んでいこう
源氏パロディのやつで、玉鬘が源氏より髭黒のことが好きになるのは
どれに入っているんだっけ。
あれが一番おもしろかった。
873 :
無名草子さん:2009/03/03(火) 11:36:56
>>872 玉鬘が出てくるのは、
「春のめざめは紫の巻―新・私本源氏」
このシリーズはお腹が痛くなるよね、笑いすぎで
光源氏は趣味が古臭いと、若い姫君たちから
陰でバカにされてるのもイイw
あと、シリーズの最初の巻を忘れてた
「私本・源氏物語」
これは、光源氏が明石から帰ってくるまで
「春のめざめは紫の巻―新・私本源氏」
わたしも、これ好き。
今昔物語も面白いよね。
写真を見るたびに思う。
そろそろ冥土に旅立つ日が近づいてきてるな・・と。
後味が悪い作品が意外と多い。
後味悪いの多い?
中絶強要した男とまたよりを戻すとか、不倫とか二股オゲとか
女がきっぱりしてない。ま、それが人生なんでしょうが。
最近読んだひねくれ一茶は良かったなぁ
新源氏物語の次に好きな一冊
ちょっと教えて頂きたくお邪魔します。
ストーリーをなんとなくしか覚えていない短編の題名を知りたいのですが、
主人公が、たぶん女性だったと記憶していますが、何回も夢から目覚めて、
自分はそういえば私はずっと蛇だったとか、鳥だったとか?目覚めるたびに自分は違う動物になっていて・・・
みたいな話です。なんかちょっと邯鄲の夢みたっぽい話で・・・
うまく伝えられなくてすみません。情報も少なく分かりくい説明で、その上もしかしたらそもそも田辺聖子さんの作品ではなかったかもしれなくて、
非常に申し訳ないのですが、ずっと心に残っている作品で、どうしてももう一度読みたいもので
本当に申し訳ありませんが、よかったら情報を頂けるととても助かります。
よろしくお願いします。
8/25 角川書店発行 角川グループパブリッシング発売 角川文庫
光源氏ものがたり(上) 田辺聖子 580円
>>881 ご丁寧にありがとうございます。
田辺聖子さんじゃなかったかもしれません。
すみません。
そこ、行ってみます。
884 :
無名草子さん:2009/07/29(水) 04:22:17
いってらしゃい
シモのゆるい田辺先生
ブっサいっくのくせに、イケイケの他投べ先生。
おじさんが戦死した悲しみを書いてたのに、戦争に行かせた(しかも
脳を使ってない計画、自分が前線に立つ気もない戦争をやらかした)張本人が
まつられてる靖国参拝に賛成する大先生。
勇ましいこという奴に限って、自分は危地には赴かないのよねー。
889 :
無名草子さん:2009/08/27(木) 13:28:59
東条は戦犯じゃないって頑張ってた孫娘はもう選挙に出ないのかね。
>>887 お聖さん、んなこと言ってるの?
でもここ2、3年、妙な保守主義が目に付いてきたなーってのはある。
なんていうか昔あった「しなやかさ」みたいなものが消えてきて、
「あ、これが年取るってことなんだろうか」と。
言ってるよ。残花亭だったかな。
とにかく旦那が亡くなるまでのつれづれを書いたエッセィ。
なんだかんだとりつくろって言ってるけど、継子のことも実際は嫌いだよね、この人。
継子も舅姑、小姑もみんな嫌いなら嫌いでいいから
正直に思ったことを書いちゃえばよかったのにね。
895 :
無名草子さん:2009/09/05(土) 02:48:36
嫌いかどうかは分からないけど(継子シリーズ読んでないから)
とりあえずクールに「他人」とは思ってるだろうな。
その辺はほんとクールな人だとは思うので。
おっちゃんのことは愛してただろうけど、そこは別というか。
「継子のための母」になりきろうとしないところが彼女らしい。
さあ?
嫌いなら嫌いでいいんだよね。なんだかんだ言い訳くさいのが嫌だ。
自分の考えた「大人」のイメージに沿ってふるまってたけど
年取って老い先も短いし金もあるしで、どうでもよくなった。
謙遜も過ぎれば厭味って言い方もあるけど、いいんじゃないかな、
どこまで行きつくのか見たい気もする。武者小路実篤なみになったら
それはそれで。
うーんつくづく趣味悪い。おかまのロココ好き…美輪とか美川とか華道のヒス先生とか
落合監督の自宅拝見みたいな感じ。家は大きいのに狭苦しい。
彼女の書くヒロインのファッションでリアルで想像していいなーと思ったことないんだよ。
900 :
無名草子さん:2009/11/14(土) 00:28:55
900!
始めはいい雰囲気だったレスが…
地金がでてきたって表現は田辺の著作で田辺が自分で言ってたっけ。
>>901 うん
なんだかイヤな雰囲気になってしまったね
もうアンチスレとしか思えない
まともなファンは去ってしまったみたいだ
私にとっては運命の作家さんだな。
この人のおかげで古典に親和性をもったし、彼女の視点のお陰でややこしい大人の事情も受け入れられるようになった気がする。
乃里子も眉ちゃんも醜女のあの子もカモカのおっちゃんも好きだ。
この人の文章というか口調、好きだなあ。
この人の作品に出てくる男女関係にだらしないくせに
うだうだ屁理屈だけは一著前に言う人間が好き。
小説だからちょっと翔んだ(死語w)男女関係も楽しい。
真に受けて真似しちゃうとオサセとか影で言われるんだろうけどね。
孤独な夜のココアが復刻されていたのを見つけて、早速買って読んだ。
「エイプリルフール」を読んで泣いてしまった。
こんな男、実際にはいない。
こんな恋愛は、小説にしか存在しない。
でも、思いがけずに僥幸のような瞬間に巡りあったとき、
人生の美しさに気付くことがあるかも知れない。
少なくとも、そんな瞬間を信じてみたくなる。
田辺先生の小説は、人生って、恋愛って、楽しくて悲しくて、
素晴らしいもんなんだって教えてくれる。
シモのゆるい女と男しか出てこない。
909 :
無名草子さん:2010/05/07(金) 15:30:31
すぬー物語だっけか。自分のことを日本でイチ・ニを争う賢い女と言わせてるのが、恥ずかしい。
しかも自分じゃなく、他作家の口を借りて。もうはずかしー。
本名 ペンネーム 誹謗中傷すると
唐沢俊一 唐沢俊一 有罪
佐伯? kensyouhan 有罪?
なし 検証班 無罪
まぁ、どこの誰かの身分も明かさず、
隠れてコソコソ人の悪口を書き連ねるやつには、
誹謗中傷という言葉は当てはまらないと言うことだ。
わかったか、
>>586?