*宮沢賢治*

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1名無しさん@そうだ選挙にいこう
どっどどどう どどうどう
2ホワイト座敷童子:2000/11/16(木) 04:51
「注文の多い料理店」がすき。紳士が味付けされておいしそうになってゆくのが
・・・。
3吾輩は名無しである:2000/11/16(木) 05:18
猫の事務所
4吾輩は名無しである:2000/11/16(木) 09:27
>>3
「かま猫」という猫が他の猫にいじめられる話ですよね。
なぜいじめられるかというと煤で汚れているから、汚れているのは
窯の中で寝るから、なぜそんなことをするのかというと寒がりだから、その理由は
「土用に生まれたので皮がうすいのです」という意味不明の断定。
この話すきです。
5マミミ:2000/11/16(木) 11:42
意味不明の『賢治語』が好きだ!

・赤いシャッポのカンカラカンのカアン
・ドッテテドッテテ、ドッテテド
・キック、キック、トントン
・ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記

ネネムの伝記って、ほとんど、バケモノ用語・・・。
6吾輩は名無しである:2000/11/16(木) 14:22
みんなみんなあはれです。かあいさうです。
かあいさう、かあいさう。
「猫の事務所(異稿)」より。
私はこの終わり方も好きです。
7ホワイト座敷童子:2000/11/17(金) 01:33
「ネネム」好きな人がいてうれしい。
ばけもの麦とかばけもの栗って用語(?)すきだな。
ますぬらひろしの挿し絵だとネネムはさわやか青年だった。
舞台化されたの、見に行けなかった・・・。
8マミミ:2000/11/18(土) 12:44
賢治の描く『山男』は、イケテル!(紫紺染について)
9吾輩は名無しである:2000/11/18(土) 16:07
ひかりの素足がいい
10吾輩は名無しである:2000/11/18(土) 17:02
「土神ときつね」「疑獄元兇」といった異色の作品も忘れてはならんぞ。
11吾輩は名無しである:2000/11/19(日) 01:30
きいろいトマト。
12メーテル:2000/11/19(日) 04:55
銀河鉄道999
13吾輩は名無しである:2000/11/19(日) 06:00
おれアニメ版の最終回泣けたよ
14雁の童子:2000/11/19(日) 10:32
「ひかりの素足」、「土神と狐」も良かった!
「雁の童子」萌えー。
15吾輩は名無しである:2000/11/19(日) 12:47
あの、クラムボンが使ってる「かぷかぷ笑う」っていう表現は宮沢賢治でしたっけね?
16吾輩は名無しである:2000/11/19(日) 14:18
>15 「やまなし」に出てきますー。
17ホワイト座敷童子:2000/11/19(日) 15:42
「土神ときつね」こわかった。ラストの狐の顔は何を訴えたかった
んだろう。

18吾輩は名無しである:2000/11/19(日) 17:54
ザネリわキライだ
19zasiki同時:2000/11/21(火) 02:14
クラムボンは笑った、クラムボンはかぷかぷ笑った。
もらんぼんは焼き肉。
20吾輩は名無しである:2000/11/22(水) 22:43
セロひきのゴーシュ、カッコウの場面が好きです。
21吾輩は名無しである:2000/11/22(水) 23:11
グララアガァ、グララアガァ
22zasiki同時:2000/11/23(木) 00:33
ノンノンノンノン・・・・・・・。
おフランス風表現。
23マミミ:2000/11/23(木) 00:46
どうでもいい話だが、♪キックキックトントンって、賢治を 知らん友人は
「膝蹴り」等の「KICK」であると、独自の解釈を してました。
♪おちまい。
24吾輩は名無しである:2000/11/23(木) 18:54
ジョバンニの「じゃあ僕食べよう」が
妙に違和感を感じるよ
25吾輩は名無しである:2000/11/24(金) 19:24
どなたか賢治の詩の方を読んだ方はおられませんかー?
26吾輩は名無しである:2000/11/24(金) 20:41
あめじゅとてちてけんじや
27:2000/11/24(金) 23:59
ロマサガ1に、「クラムボン」っていうカニのモンスターが出てきて
かなり萎えた。かぷかぷ笑わないし、陸の上歩いてるし。
28反文雀:2000/11/25(土) 00:10
やっぱ、妹との近親相姦に触れないわけにはいくまい
上弦の月を食う獏としては
29吾輩は名無しである:2000/11/25(土) 01:51
やはり詳しくない人が、
「雨雪取ってきて、賢治や。」
と言う意味じゃないの?
とか言ってたらしい・・・
あめじゅとてちてけんじや

おおっ、新説だ!
30吾輩は名無しである:2000/11/25(土) 01:56
まじめに答えてね。
近親相姦は無いでしょ?
冗談だよね?
31ホワイト:2000/11/25(土) 19:44
27>クラムボンファン(?)として許せないわ(笑)。

「ゆきわたり」カセットブックのキックキックトントン♪がリズミカルで
楽しかった。
32吾輩は名無しである:2000/11/27(月) 00:23
このスレ読んで、銀河鉄道の夜を読み直してみたよ。
銀河鉄道の夜って未完だったってことを初めて知った。
あの続きってどうなるんだろう、、、?
近親相姦は、、、冗談だといいなぁ。。
33吾輩は名無しである:2000/11/27(月) 21:43
賢治を精神医学の面から分析した本として福島章著「宮沢賢治」(講談社学術文
庫)があります。トシとの関係については、”第三部二人の世界の精神分析”を
参照してください。
34吾輩は名無しである:2000/11/28(火) 10:55
かしの木やシグナレスが妙にエロティックで子供心にドキリとさせられた。
あれは童話として読んじゃいけないような気がする。
35吾輩は名無しである:2000/11/28(火) 11:35
36>35:2000/11/28(火) 13:25
哀れ キチガイ
意味不明
37名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/11/28(火) 15:30
未完といったら「ペン・ネンネンネンネン・ネネムの伝記」も半端な
ところで終わりなんだよね。最終稿は戦火に焼かれてしまったとか。
38吾輩は名無しである:2000/11/28(火) 16:10
>33
「福島章」!
業界を代表するドキュン学者!
39吾輩は名無しである:2000/11/28(火) 16:14
何か釈然としないな、と思っていたら
それでした>35

胸のつかえがスッキリした!(笑
40吾輩は名無しである:2000/11/28(火) 18:03
銀河鉄道の夜は未完じゃなくって、主にエンディングをいじくり回しているうちにわけが分からなくなって、結局、放り出してそのままになったというのが正しいと思ってたけど、どうなんでしょ?
エンディング型しか4パターンあったとか何とか……。
4140:2000/11/28(火) 18:07
×:エンディング型しか
○:エンディングが確か

鬱だ視の卯。
42吾輩は名無しである:2000/11/28(火) 18:15
>40
死の間際までいじくってたっていうから
「放り出して」ってことはないと思うよ。
43吾輩は名無しである:2000/11/30(木) 12:59
エンディングが4パターンもあるんですか?!
知らなかった、、、それぞれのエンディングは
かなり違った感じなんでしょうか?
44吾輩は名無しである:2000/11/30(木) 14:48
ケンタウル、露を降らせ!
45吾輩は名無しである:2000/11/30(木) 16:35
>43
筑摩文庫の全集に異稿が全部(?)収められてるよ。
4645:2000/11/30(木) 17:10
・・と、書いてみたものの
ブルカニロ博士篇は入ってなかった気がしてきた(^_^;
4743:2000/12/01(金) 22:48
>45さん
ありがとうございます!
ちょいと探して是非是非読んでみたいと思います。
48吾輩は名無しである:2000/12/04(月) 23:58
世界が全体幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない
49吾輩は名無しである:2000/12/05(火) 00:01
彼は共産主義者だからね。
50吾輩は名無しである:2000/12/05(火) 02:00
本人の名誉の為に言っておくけど
「雨ニモ負ケズ」は詩じゃありません、多分・・
51マミミ:2000/12/05(火) 03:25
ずいぶん昔、花巻の賢治記念館に行ったことがあります。
賢治の住んでいた家も、見学しました。オルガンが
置いてあったね。
「シタノハタケニイッテオリマス」(正しい?)の掲示板が。
52吾輩は名無しである:2000/12/06(水) 11:18
ぼくはもうほんとうにみんなの幸いのためならば、
ぼくの体なんか百ぺん焼いてもかまわない
53吾輩は名無しである:2000/12/06(水) 23:48
さいかち淵なら、ほうたうにおもしろい。
54吾輩は名無しである:2000/12/07(木) 00:10
まっくらでござんすなおばけがでそう
55吾輩は名無しである:2000/12/07(木) 01:40
つまらん、所詮寿命が短い作家。
ただの田舎者。
56スリムななし(仮)さん:2000/12/07(木) 01:48
そうとは思えないけどな
57吾輩は名無しである:2000/12/07(木) 14:40
寿命が短いのがどうつまらんことにつながるのか分からん
58吾輩は名無しである:2000/12/07(木) 16:06
>>55
「つまらん」と「所詮」と「ただの」を削除すれば一万歩譲歩して同意してあげよう。これからは口のきき方に気をつけるようにね。
59吾輩は名無しである:2000/12/09(土) 15:58
>>58さん
に同意。
60マーチャ:2000/12/10(日) 02:11
岩手の賢治のふるさと周辺は
ちゃちいテーマパークとか土産物なんかで
すっかり俗化されちまいました・・・。
61吾輩は名無しである:2000/12/10(日) 17:06
でも賢治の生前は相当貧しかったみたいだし
どう思うだろうね
62吾輩は名無しである:2000/12/11(月) 22:12
おいおい。全然貧しくないよぅ。
宮沢マキ(一族のこと)って言われてた位だし。
63名無しさん:2000/12/11(月) 22:31
>49
え、そうなの?共産主義者だったの?
なるほど、そういわれて見れば「オッペルと象」は、プロレタリア文学かもしれん。
地主のオッペルにこき使われる象を、仲間の象たちが救出する話だ。
64賢治が共産主義者?:2000/12/11(月) 23:31
いや、ちがうね。賢治は共産主義の本を読んだり話を聞いたりして
かなり調べたみたいだけど、結局、「だめだ、この思想では
日本は変わりませんね」って投げ出したらしいよ。
49の「共産主義者」っていうのは、感覚的なものだと思う。
65森喜朗:2000/12/12(火) 00:15
共産党の宮沢賢治君は人殺しでありまして、八紘一宇の精神で、
一族郎党誅さねねば、ならぬのです
66吾輩は名無しである:2000/12/12(火) 01:19
宮本顕治と間違うネタか。ハマコーかい(笑)
67名無し丸:2000/12/12(火) 02:29
賢治が何主義だとか、そういう本て考えすぎだと思うのは
私だけ?つきつめるとトンデモ本に紹介されちゃうし。
68吾輩は名無しである:2000/12/12(火) 07:35
http://www.cypress.ne.jp/why/index.html
このサイトいいよ、賢治の作品がそろってる。
69吾輩は名無しである:2000/12/12(火) 07:43
共産が危険視されるようになったのは戦後のこと。
進駐軍による影響によってそのような概念が植え付けられた。
たしかに戦前戦中にも多少の偏見とも思えるものも存在したが現在ほどではない。
7061:2000/12/12(火) 12:28
貧しかったのは東北の農家のことです
勘違いさせてゴメン
71吾輩は名無しである:2000/12/12(火) 19:43
賢治が生前やっていた童話の朗読会に、子供の頃出席した事があるという
お婆さんが随分前にテレビに出てた。童話の内容も良く判らないし、賢治自体
子供のような感じの人だった事が可笑しくてずっと笑いをこらえていた、けど
珍しいお菓子をくれるのでいつも行っていた。といった話をしていたと思う。
何か微笑ましいわ、文学と関係ない話ですまん。
72マミミ:2000/12/12(火) 22:12
これもだいぶ前、NHKで見た番組の話。
農学校の教え子(おじいさん)が、賢治と野原へ出かけた時、
賢治が、奇声を 上げて、飛び跳ねているのを 目撃!!
(速報板なら、おそらくドキュン扱い・・・。(^^;))
クラシックのレコードを 聴かせたり、ハイカラな先生だったらしいね。
73名無しさん@1周年:2000/12/12(火) 22:31
故郷で、法華経を大声で唱えて歩いて回ったりもしていたらしい。天才はこういうエピソードに事欠かない。
74>70:2000/12/12(火) 22:35
そういう意味だったのですね。納得
ってか、賢治もどう思ってるかなって思うけどね、どちらにしろ。
75吾輩は名無しである:2000/12/13(水) 00:13
賢治は、菜食主義者だったのですか?
病気になった時、魚(?)を 食べるのを 嫌がったという
話を 読んだことがあります。
76名無しさん@1周年:2000/12/13(水) 01:39
はい、賢治は菜食主義者です。「ビジタリアン大祭」という童話があります。新潮文庫にも収められていますよ。他の生物を食べなければならないという嘆きはいろいろなところで表明されていますね。(よだかの星など)
7775:2000/12/13(水) 01:48
>76さん、情報ありがとー。
7876:2000/12/13(水) 16:21
ある存在が「抽象的な死の恐怖を感じるか」否かに関係なく、苦痛への感受性を持っているということを根拠にしてその存在を尊重しようということが、賢治の菜食主義の基盤なんだろうね。おもえば生態系って非常に残虐なシステムだよね。喰い喰われどこまでも転がっていく...ここから抜け出したいと考えることは非常に尊い感情だと思うよ。だからしてよだかの星は永遠に輝くのだろうな。
79吾輩は名無しである:2000/12/13(水) 18:18
>71
なんだか人柄が表れてますね
作品から受けるイメージどおりの
おっとりした優しい人だったんでしょうね
80スリムななし(仮)さん:2000/12/13(水) 19:12
ああ いいな せいせいするな……
で始まる詩が非常にすきなのですが、題名とかあるんでしょうか?
修羅に載ってるのかなぁ。
81☆クロボン姫☆:2000/12/13(水) 19:31
賢治はなんであの時代にエスペラント語を勉強しようと思ったのかな
82名無しさん@1周年:2000/12/13(水) 21:41
というか、「あの時代だから」だろうね。いまだったら彼もその言語に興味を持ったかどうかわからないね。
83名無しさん:2000/12/14(木) 00:43
じっさいどうにもたいへんなのだ。
84吾輩は名無しである:2000/12/14(木) 08:16
バカボンみてえだ
85☆クロボン姫☆:2000/12/14(木) 11:29
「下の畑」で賢治が作っていた野菜はレタスやアスパラガスなど
当時としては馴染みのないものばかりだったのであまり売れなかったと
聞いたことあります。いまに例えるとどれくらい新しい試みだったんでしょう
クロ〜ン野菜に挑戦するようなかんじかな。
86未森。:2000/12/14(木) 12:52
遊佐さんも賢治好きなんだ。。
87名無しさん:2000/12/14(木) 21:19
↑はぁ?
何いってんの
88ねぇねぇ名無しさん:2000/12/14(木) 21:49
>50
じゃあ、何なの?
89名無しさん@1周年:2000/12/14(木) 23:39
>>88
50さんは詩ではなく、信仰告白または心境の吐露のようなものだといいたいのでは?まあ評論家の中には詩として評価しない人もいるらしい
90吾輩は名無しである:2000/12/15(金) 03:17
>88
よく言えば自己を戒めるため。
悪く言えば、自分への慰み。

賢治ほどのスタイリストがあれを詩だと考えていたとはちょっと考えにくい。
それに、もし日の目を見せるつもりが少しでもあったのなら、手帳の中だけに
留めておくようなことはしなかったと思う。
91吾輩は名無しである:2000/12/15(金) 09:41
>>40-43
アニメ版は、カムパネヌラが行方不明になって終わります。
92☆クロボン姫☆:2000/12/15(金) 16:40
「春と修羅」の序が好きでメモ帳にも写してるんですけど
意味がよく分からないところがあります。
心象スケッチと受けとって抽象画みたいに眺めてればいいのかなぁ。
93雨ニモ負ケズ:2000/12/16(土) 15:38
>>50 >>88
見田宗介という社会心理学者が大変な賢治研究家(つかマニア…?)でもあって、いくつか
関連研究書を出しています。そのうちのひとつ『宮沢賢治――存在の祭りの中へ――』に、

<ミンナニデクノボートヨバレ>ることを、賢治がわざわざ願望しているわけではない。
そんな不気味なマゾヒズムでなく、ただ存在の祭りの中に在ることが、この社会の価値の
序列を信じる人々の目から見て無にも等しいものであることを、意にかけるつもりはない
ことを宣言しているだけである。
それは賢治を叩きのめした「生活の罠」に対する周到綿密な反撃の装備目録を、あらゆる
悔恨をのみくだしながら点検したものである。自分のたおれたところから、もっと遠く
までゆくためには何と何とが必要か? そんな装備の目録を呪詛のように書きつけた紙
片を握り締めたまま、現実の賢治はその半途に倒れたところから立ち上がることはなかった。

という一文があります。
彼としては、農民とその厳しい生活を共にし「みんないっしょにしあわせに」なりたかった
でしょうが、生来からだが弱く、雨にも風にもやられっぱなしだった。家は裕福な質屋で、
貧しい人の家財によって育ってしまった。生活の罠、というのは、自分の理想に何よりも
自分の生身の体が耐えられなかった事を(この本では)さしています。存在の祭りという
のは「ただ生きて、他の生命と共にこの世界にあることの幸せをさしています。

そんな訳で、私も『雨ニモ負ケズ』は賢治の「こうありたかった、こうであれば<次>は…」
という、自分は死ぬかもしれないが、次があったら(それは自分でなくてもいい)こうありたい、
装備目録だったんじゃないかな、と思います。
ちなみにこの本は岩波から「同時代ライブラリー」で出版されています。
94えるべるばっは:2000/12/18(月) 16:34
猫の事務所の、ラストの一行「わたしは半分獅子に同感です」っていうのが
ようわからん・・・。全面的にかまねこに同情はできないのか。
95名無しさん@1周年:2000/12/18(月) 17:27
>>94
いや、全面的にかまねこに同情しているんだよ。しかしそのほかの猫にも同情しているんだよ(同情というか憐れみ)。そして獅子にも同情しているんだよ。

96吾輩は名無しである:2000/12/18(月) 19:41
>>91

>アニメ版は、カムパネヌラが行方不明になって終わります。

つ〜か、一般的に最終形と思われているバージョンと同じっていうことでしょ?
文庫とかで手軽に読めるかたちで流布してるやつね。

「みんながめいめいじぶんの神さまがほんたうの神さまだといふだらう、
けれどもお互ほかの神さまを信ずる人たちのしたことでも涙が
こぼれるだらう……」
、のくだりが丸ごと削除になったのがちょっと残念だね。
構成の関係ではずさざるを得なかったのはわからなくもないけど、
ちょっともったいないと思うな。
97吾輩は名無しである:2000/12/18(月) 21:54
>>92 くろぼん姫
それで正解と思う。
98えるべるばっは:2000/12/19(火) 02:20
95>なるへそ。どうもです。
99世界@名無史さん:2000/12/19(火) 12:31
>94
事務所の廃止までは行き過ぎだ、ということじゃないでしょうか?
100日本@名無史さん:2000/12/19(火) 12:53
>>81
いやいや、あの時代はエスペラント語が世界共通言語になると本気で信じられてた
時代だったんだよ。ウチの爺さんも習ってた。
だから第2次世界大戦も有識者の間では言語、文化を統一するための最終戦争で
あると思われていたぐらいだった。最終戦争思想は別に石原莞爾御用達という
わけではなかったらしい。
101☆クロボン姫☆:2000/12/19(火) 18:42
>>82 さん
>100さん
エスペラント語の件でレスありがとうございました。
知らないことばかりでお恥ずかしい限りです(^^ゞ
もしよかったらまた教えてください。
賢治の作品はどれもリズムが硬質で魅かれるし
つむがれるイメージも他にないから
時代を越えて皆に好かれるんだと思います。
ちょっと変わったリズムはエスペラントも影響してるのでは?
簡単な単語くらい勉強してみたいです

「ドングリと山猫」に出てくる御者別当(馬車別当でしたっけ?)
小さいころに読んでちょっと怖かったけど
こういうキャラクターを思いつくひとってどんなだろうと思ったのが
わたしの賢治入門でしたとさ。
長くなってすみません。
102天之御名無主:2000/12/20(水) 14:58
100何年もまえにああいうアイディア持ってたなんてすごいなあと思いました。
103ゆき:2000/12/22(金) 10:18
現在ロンドンの大学院でアニメーションの製作中。
卒制に「注文の多い料理店」を使うんだけど、5分ぐらいで出来そうに無い。そのまま作ると多分14分ぐらいになる。
せめて7分ぐらいまでで作ろうと思うんだけど、編集への意見希望。
部屋は6つあるんだけど、それぞれの部屋の説明(メッセージ)いる?
104☆クロボン姫☆:2000/12/22(金) 19:39
わたしの愛する宮澤賢治は自ら一生懸命に生きることで
宇宙や自然の何たるかを語りかけてくれた伝道師です。
あの時代に「銀河鉄道の夜」みたいな作品を書いた日本人がいたって
史実だけでジ〜ンときます。

>ゆきさん
その作品、機会があればぜひとも拝見したいです。
でも何で7分なんですか?
描くのがたいへんだからですか。
あまりクリアな絵じゃなく、ぼんやりゆっくりした感じのアニメがいいなぁ。
「序破急」で最後の犬のシーンだけテンポよく
でも木造建築物の雪の夜の色調…難しそう
それぞれの部屋の説明は和紙のくすんだ張り紙で
扉か壁かどこかにさりげなくピン止めしとけばどうでしょうか。
何もわからんくせにナマイキなこと言ってごめんなさい
発表のときの会場
「ワンダフル!」ってスタンディングオペレーションが見えるようです(^^)
105ゆき:2000/12/23(土) 10:15
>>104☆クロボン☆さま
いやいやこれがですねー、人形アニメなんですよ。プロでも日に3秒しか進まなかったりする恐ろしい仕事でして、14分といったら超大作だったりします。
ちなみに、3分でもちょっと長い作品扱いで、短編15秒の世界です。(笑)
いつもは手描きなんですけどね。
多分いずれ日本のアニメーションの上映会でもやると思いますよ。
106吾輩は名無しである:2000/12/25(月) 03:10
「真空媒体」っていうのがすごかった。
「春と修羅」に入ってたかな?
107       :2000/12/25(月) 07:43
>>104 スタンディングオペレーション

スタンディング・オヴェイション(standing ovation)が正しい。賢治と無関係なレスでごめん。
108>108:2000/12/25(月) 22:32
「真空溶媒」だと思う、、
揚げ足とりスマソ
109天之御名無主:2000/12/26(火) 02:28
103>がんばって下さい。
110☆クロボン姫☆:2000/12/26(火) 12:33
>107さん
恥(^^ゞ

>ゆきさん
ピングーの世界ですね。根気入りそう(゜o゜)
日本での上映会 このスレッドでぜひぜひお知らせください。
111☆クロボン姫☆:2000/12/26(火) 13:12
>ゆきさん
お〜っと!
「根気入りそう」は「いりそう」または「要りそう」であった。
日本語メチャクチャ(文学板なのに…)
遠くロンドンの地でお笑いください
112ゆき:2000/12/27(水) 01:52
>>111
実際のところ、遠く離れて文法もへったくれも無い状態なので、
とても笑える話じゃなかったりします。
113ulsais:2000/12/28(木) 23:14
「十月の末」のなにも起きないところが好き。」
114名無しさん@1周年:2000/12/29(金) 01:28
賢治ってうちのばあちゃんの家に良く来てて、農民に字の書き方とか教えてた
らしいんだけど、すごく献身的な人だったみたいだよ。
話も面白かったみたい。
115セネカ:2000/12/29(金) 04:49
雨にも負ける。風にも負ける。夏の暑さにももちろん負ける。 
116名無しさん:2000/12/29(金) 05:15
子供の頃大好きでした。

今は、

自分がすっかりロクでもないオトナになったのだなというコトを思い知らされる
合わせ鏡。
117さとしに騙された名無しさん:2000/12/29(金) 20:31
4>遅レスだけど。土用っていうのは真夏なので、「真夏に生まれたから皮が薄い」
のでは。意味は通ってると思うよん。
118騙された名無しさん:2000/12/31(日) 13:40
おや、君、川へ入っちゃいけないったら。
119名無しさん@1周年:2000/12/31(日) 15:15
宮沢賢治は、優しい感性の人ですね。
ただ、優しすぎる人は、他人によって傷つけられる事が多いです。
120座敷童子:2000/12/31(日) 19:36
114>ほ〜う。感心。
121     :2000/12/31(日) 22:10
そう言えば以前、「雨ニモ負ケズ」の一節「ヒデリノトキハナミダヲナガシ」の「ヒデリ」は賢治直筆の手帖を見ると「ヒドリ」と書いてある。花巻のことばでは「ヒドリ」でも充分意味は通じるので、正しくは「ヒドリノトキハナミダヲナガシ」に違いない…という意見が話題になったこともあったね。あの論争は結局どういう決着がついたんだろう。確かに直筆の手帖を見ると、はっきり「ヒドリ」と書いてあるのだが…
122吾輩は名無しである:2001/01/02(火) 14:03
>>121

そういうのってさ、本人が出てこない限りは決着つかないんじゃないの?
なんか不毛な気がするけどね。

賢治はもうちょっと哲学的な人だったと思うから、もうちょっと本質的な部分に切り込んで欲しいなぁ。
いや、121の人に言ってるわけではないですよ。
123吾輩は名無しである:2001/01/03(水) 22:15
年末(何日だったか忘れてスマン。12月後半だと思う)の中日新聞一面に、
昔賢治の教え子だった人のインタビューが載ってた。
山で「ほほーう、ほほーう」と言いながら、道のない草木の中を歩いていたとか
フクロウのいる森を賢治先生に教えたら喜んでくれて、小説の題材になったとか。
そんな話だったと思う。賢治のほのぼのした人柄が伝わってくる、良い記事だったよ。

>86
そうそう。オッペルとゾウの朗読CDもあるし。
賢治も未森ものんびり感は一緒だね。
>87
遊佐未森、知らない?
124吾輩は名無しである:2001/01/07(日) 13:31
>>123
賢治のんびりとか浅い議論はやめてくれ
125吾輩は名無しである:2001/01/11(木) 14:13
↑非建設的な意見はやめてくれ
126殿@ぶらり旅中:2001/01/11(木) 18:15
宮沢賢治のファンだと称するやつらのほとんどは、
でたらめな伝記に書かれてあることだけを、強く信じ込んで、
自分勝手な偶像を作って喜んでいるんだ。
やつが相当癖のある人物だったっていうのは、資料としても残っているのに。
宮沢賢治のファンてのは、小学校の教科書に書いてあるイメージを頑なに信じて、
カルト教団の信者みたいにやつを崇拝しているんだ。

でもなにが一番嫌いかって言ったら、
宮沢賢治の悪口は絶対言ってはならないっていう、読書人たちの雰囲気が一番嫌いだ。
なんだか知らないけど、多くの読書人たちは宮沢賢治が好きだって言えば、
尊敬されると思っていやがる。

宮沢賢治の作品なんて、ほとんどが意味不明の未完成ばっかりじゃないか。
あんなもの読んで本当におもしろいって思っているやつがいるのかね。
やつの書いたもので意図が明確にわかるものは、2、3個しかない。
本当にこれに反論できるやつはいるのか?

127殿@虫唾が走るね。:2001/01/11(木) 19:32
奴の作品に共通している、自己犠牲の精神ってやつにも虫酸が走る。
だいたい自己犠牲なんて口走るやつが、どうしてあんな大量の作品を残しているんだ。
あの大量の作品群から見ても、強烈な自己顕示欲があったことは、まぬがれまい。

しかも、出版業が今よりずっと整っていないあの時代に、やつは何度も出版を試みているんだ。
自己犠牲や謙虚さの精神を訴えるために、世に出ようとしたというのかい。
まったく、欺瞞もはなはだしいね。

やつの、超美談的伝記も気に食わない。
若くして病気で死んだりしたら、だいたい嘘っぱちに書かれてしまうが、奴のは極端すぎる。
死んでから有名になったもんだから、ちゃんとした記録があまり残っていない。
それをいいことに、馬鹿な伝記作家たちが、お涙頂戴の物語を勝手に作り上げてしまった。

128(・∀・):2001/01/11(木) 20:44
出たな!アラーシ。
129吾輩は名無しである:2001/01/11(木) 20:47
あがったとおもったら…
>>126
あげあしとりのやうですが
「(作者の)意図が明確にわかるもの」じゃないとおもしろくない
のは、あなたが未熟だからではないでしょうか。
偶像としての賢治を罵倒したい気持ちはわかりますが(私も賢治
崇拝みたような言説にはうんざりします)作品は面白いと思いますよ。
130名無しさん@1周年:2001/01/12(金) 02:48
126,127の要約
みんなに崇拝されててうらやましいな、畜生!
131吾輩は名無しである:2001/01/15(月) 15:59
宮沢賢治の新作が読みたい。
132吾輩は名無しである:2001/01/15(月) 16:59
>>131

次回作は幻冬舎から出るらしいよ(ウソ
133吾輩は名無しである:2001/01/16(火) 01:03
age
134イラストに騙された名無しさん:2001/01/16(火) 09:51
晩年はいろいろ苦労したらしいけど、基本的にそこそこいい生活していたらしいよ。
135吾輩は名無しである:2001/01/16(火) 13:50
>>132
そういえば、同姓同名の詩人・研究者が居ったね。
古本屋にまわったそのひとの詩集がすごい高値を
よんだらしい。
しかも、賢治研究者という。タチがわるい(笑
136☆クロボン姫☆:2001/01/17(水) 10:24
わたしも新作読みたいです。
今に生きてるとどんな作品をプレゼントしてくれるかな。
137吾輩は名無しである:2001/01/17(水) 15:04
現代において賢治はそのピュアな精神に基づき
新作を連発できるかどうか疑問を感じる
138吾輩は名無しである:2001/01/17(水) 16:34
それより以前に売れそうにない。
139吾輩は名無しである:2001/01/17(水) 21:16
現代では賞をゲットできるか
140吾輩は名無しである:2001/01/18(木) 16:02
岩手の賢治記念館に行った。
商業主義に毒されていてなんだかな。
ああいうところでカワイコグッズ売るな!
141(・∀・):2001/01/18(木) 19:11
>140 カワイコグッズってどんなのですか?
142吾輩は名無しである:2001/01/20(土) 16:13
どこにでもある二頭身キャラとか甘さベトベトの菓子など
記念館そのものは良かっただけに残念に思った。
143空耳:2001/01/20(土) 16:25
あそこは散歩コースがあってとても見晴らしがいいよね。
すごい階段だけど。
賢治のお山の絵がすごい良かった。
144 農家:2001/01/30(火) 05:22
農家
145くらら:2001/01/31(水) 06:21
あたくしもヒトリタビして賢治に会ってきたよ
花巻は賢治まつりすぎ。
とはいえその後行った盛岡は啄木ばっか贔屓にしやがって
じぇらしー
146☆クロボン姫☆:2001/02/01(木) 18:29
記念館、行ってみたいなぁ
お弁当持って1日中そこでゆっくりできたら幸せだろうな
147ya:2001/02/04(日) 00:29
俺も遊佐未森好き。
ただ、なぜ遊佐が出てくるの?
このスレの中にいるのか?遊佐さんが(←念の為、さんづけ。。)

で、宮沢賢児って、まあほどほどには好きやけどさ。
でも、ピュアか?
俺は子供ん頃、「グスコーブドリの伝記」が好きやった。
自己犠牲とか、くだらん分析関係なしに、その不思議な世界が好きやった。

よくわからんけど。素朴ってこととピュアってことは違うと思う。

〜ある外人(誰か忘れた、「貝塚」関係やったかな?)から見た日本女性〜
話し掛けると、恥ずかしそうにうつむく日本女性。
次の日、温泉で出会うと、裸のまま立ち上がりくったくなく手を振ってくれた。

言いたいこと伝わるかな?
キリスト教的なピュアと。
自然主義的な素朴さ。
素朴さには、神との契約とは無関係な、生命力あふれるたくましさも醜さもあると思う。

彼が、自分のことを修羅だと言ったように。

なぜだか、植村直己を思い出します。
じゃね。

148ya:2001/02/04(日) 00:42
そうそう。あえて、こんな例を。
マイクタイソンなんかは、ピュアじゃないけど、基本的に素朴な人間だと思う。
宮本武蔵なんかも、人斬り捲ったけど、素朴な人間だと想像します。

まあ、でもさ。たまに、賢児の世界に憧れることはあるかもな。
ずっとだったら現実生活つらいけど。
(こういっちゃあなんだけど)
彼が亡くなった人だからこそ。身近にいないからこそ。
彼を尊敬できるのかもしれないとも思う。


149ya:2001/02/04(日) 00:44
そうそう。あえて、こんな例を。
マイクタイソンなんかは、ピュアじゃないけど、基本的に素朴な人間だと思う。
宮本武蔵なんかも、人斬り捲ったけど、素朴な人間だと想像します。

まあ、でもさ。たまに、賢児の世界に憧れることはあるかもな。
ずっとだったら現実生活つらいけど。
(こういっちゃあなんだけど)
彼が亡くなった人だからこそ。身近にいないからこそ。
彼を尊敬できるのかもしれないとも思う。


150吾輩は名無しである:2001/02/04(日) 01:01
>147
前に遊佐未森さんが朗読CDに参加していたのと、
BSで賢治特集の番組で歌っていたから?

ここにいたら、嬉しすぎる。
151zzz:2001/02/04(日) 20:23
賢治は妹と肉体関係があった。妹の日記に出てくる性交の相手”O”さん
は”おにいさん”のことだろう。当時の性風俗、賢治の作品から考えて、この
”O”さんが全くの第三者とは考えにくい。
でもこの問題をだれも大きく扱わない。150もレスがあるのに言及してるのは
ほんの数個だ。作品とは関係ないとかんがえているのか?僕はそうは思わないが。
(妹は一般人なので名をふせる)
152くらら:2001/02/06(火) 06:13
> 151
賢治は童貞つらぬいたんじゃないの??
あと、結婚する筈だった相手とも、なーんもなかったんだろー?
「岩手病院」で恋してるけど、悶々としてたんだろうなあ。
153ya:2001/02/06(火) 21:41
もしかしてここ遊佐のファン多いの?
>147  どの曲歌ってたの?

>151

俺は難しいことは苦手なんだが、参考になれば。。
心理学には転移(逆転移ってのもある)ってもんがあるんだけれど。カウンセラーはよく、クライエントの父親&母親像(主観的な ex.魔女とか。。)を重ねられやすいらしい。
近親相姦のイメージといったもんも極々当たり前らしい。実際に関係があったかどうかはともかく、賢治ほど深い心の持ち主なら、そういったイメージはあったんじゃないかな?って思う。
ちなみに、つっこまれても答える力ありません。すみません。

ほんでもって、賢治のどの作品が好きですか?
そして、どの作品に近親相姦イメージがあらわれていますか?
(あと、神話とかにはよく、近親相姦イメージは出てくるようです。)
   
154zzz:2001/02/11(日) 00:13
 近親相姦説の最大の根拠は妹側の資料であり、賢治の心理とは、どうでしょう。
妹が”相手(第3者)”を転移して”賢治”にしたてたってことでしょうか?
なぜそんなことを?”相手”に不服があったのだろうか? では彼女の言う
「おろさなくてはならない罪」とは?妹は賢治を男としてみていたが、
賢治は妹を女としてはみてなかった、それで・・・か?
なるほどこう仮定してみると筋を通せますね。「転移」も「罪」も納得がいく。
 しかしです、賢治の妹に対する愛情は無限を思わせます。僕には愛情の強さは
妹→賢治<賢治→妹、だと思われます。ですから近親相姦説に立つのです。
 長くなりましたんで一度締めます
155zzz:2001/02/12(月) 05:58
もっとも名作と思うのは「銀河鉄道の夜」です。失敗作(未完ではなく失敗)
ゆえに逆に心をうちます。ブルカニロのごときB級キャラに説得されるようでは、
ジョバンニは主人公失格です。銀鉄が実は美しい言葉の言いまわしだけで、内容は
プアだ、という説は実際的を得ています。しかしここで問題があります。
なぜ賢治はカンパネルラを主人公にしなかったのか?カンパネルラを主人公に据えれば
物語は収拾がついたのでは?もし収拾がつけば「よだかの星」レベルの作品には
なったろう。少なくとも失敗作・駄作ではない。
 しかしおそらく賢治にはカンパネルラを主人公にするという発想は皆無だったので
はないでしょうか。なぜか。その答を考えると、なんのために賢治は物語を書いて
いたのか、なぜ駄作が人を感動させられるか、賢治にとって妹がどういう存在だ
ったかみえてくるような気がします
156ya:2001/02/19(月) 21:58
むむ。
難しいことが得意な人は少ないようで。

心機一転(ゴメンゴ)


みんなーどの小説のどの一説が好き?
(続けースレッド。。)
157☆クロボン姫☆:2001/02/23(金) 11:21
どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいかりんも吹きとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう
158吾輩は名無しである:2001/02/28(水) 20:15
好きな作家なので揚げ豆腐
159名無しさん@公演中:2001/03/01(木) 16:10
好きなんだけど、信者ってほどじゃない私から見ると信者は美化しすぎってかんじ。
160吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 16:38
吉田司が「宮沢賢治殺人事件」(大田出版)で、賢治の実像を斬りまくったらしい。
だれか読んだ人いない? 教えてくんでスマソ。
161吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 17:20
うーん、賢治は法華の人なのです。日蓮さまラヴなのです。
そこら辺がわからないと、賢治の行動主義、博愛主義、純粋主義はわからんです。
あと彼の感じていた抑圧もね。

賢治にとっては家が抑圧の象徴で(なめとこやまの熊ね)、そこからの逃避先が妹。
でもそんじゃおれぁだめだってんで、賢治は開放を日蓮主義に求めたのよ。
126の言う癖のある行動、てのは多分このあたりなんだろうな。日蓮主義は実践主義
だからね。

賢治が自分を「修羅」と言ったのは日蓮のように苛烈でありたいのに純粋になれない、
て言う血の叫びな訳よ。

”O”の記述が何年だったか忘れたけど、確か賢治がもう上京して貧苦の中で日蓮に
没頭してた時期だったはず。
だからね、賢治が日蓮主義によって開放されようとしていた時期にわざわざ妹と
ねんごろになるのは逆行だし、ありえないのね。(勿論ネタだろうけどさ)
162吾輩は名無しである:2001/03/01(木) 17:29
しかし、作者とテキストは別なのに、テキストを語るには作者を持ち出すしかない、
てのはどうなんだ?
163吾輩は名無しである:2001/03/02(金) 12:23
age
164☆クロボン姫☆:2001/03/16(金) 10:38
キック、キック、トントン
165名無しさん@120分待ち:2001/03/16(金) 13:41
ゆきわたりはカセットブックで聞いたけど、すごく面白かった。
166吾輩は名無しである:2001/03/21(水) 22:46
167ひろゆきわたり:2001/03/21(水) 23:03
ひろゆきつたらたいしたものだ
168名無し:2001/03/22(木) 01:51
age
169>>166:2001/03/22(木) 06:37
コレオモシロイヨ。ワライマシタ。
170☆クロボン姫☆:2001/04/06(金) 14:26
なめとこ山の熊のことならおもしろい。
171吾輩は名無しである:2001/04/07(土) 00:00
つめくさひともすよのひろば
172☆クロボン姫☆:2001/04/07(土) 16:49
堅雪かんこ 凍み雪しんこ
173吾輩は名無しである:2001/04/08(日) 21:07
賢治を朗読してやると子供が喜ぶ。
自然に作品の中に入っていく。
今の小学生の耳に入っていける言葉の力は賢治ならでは。
174☆クロボン姫☆:2001/04/09(月) 20:22
お日さんを
せながさしょえば
はんの木も
くだげて光る
鉄のかんがみ
175☆クロボン姫☆:2001/04/11(水) 19:47
カシオピイヤ
もう水仙が咲き出すぞ
おまえのガラスの水車(みずぐるま)
きっきとまわせ

>173さん
ステキなパパさん(ママさん)です
176吾輩は名無しである:2001/04/11(水) 22:43
賢治の言語宇宙の引力は無限大である。
177KANAI:2001/04/12(木) 15:47
↑ Yes!!
こどもが、はきはきと 遊んでいるのが見えました。
はきはき、はこんな使い方できるんかい。Oh!すばらしい。
例が小さすぎ?
178吾輩は名無しである:2001/04/12(木) 21:51
賢治のゲノムはどこから来て何処へ行くのか。
東北には何処かヨーロッパの匂いがする。
遠い昔ユーラシア大陸を渡って来た人々のゲノムが賢治の脳髄に蘇ってポラーノの広場を夢想させた。
あきたこまちの白いご飯を食べながら、秋田犬の遠吠えを聞いて、そう考えた。
179日本@名無史さん:2001/04/12(木) 22:06
>>178
気候が似ているんだよ。イギリスあたりで兆度秋田県あたりの気温
180吾輩は名無しである:2001/04/13(金) 00:08
はんたうにおれは泣きたいぞ
一体なにを恋してゐるのか
黒雲がちぎれて星をかくす
おれは泣きながら泥みちをふみ。

みちばたの小藪に
からだをおとしたとき
停車場の灯の列はゆれ
気圏も泣いてゐるらしい
181☆クロボン姫☆:2001/04/13(金) 15:40
「まぶしい山の雪の反射です。
わたくしがはたらきながら
また重いものをはこびながら
手で水をすくふことも考えることのできないときは
そこから白びかりが氷のやうにわたくしの咽喉(のど)に寄せてきて
こくっとわたくしの咽喉を鳴らし、すっかりなほしてしまふのです」

桜前線はもうイーハトーボ農学校にも到達したかなぁ?
182吾輩は名無しである:2001/04/13(金) 16:42
このスレ、ファンタジーしてるね。いいなぁ。
183吾輩は名無しである:2001/04/13(金) 22:56
長野まゆみという作家さんも宮澤賢治好きなんでしょうねえ。
自分は最近長野作品を読み始めたところで良く分かって無い部分が多いのでしょうが、
「銀河電燈譜」なんかは賢治が主人公だし、「カンパネルラ」という作品も有るし。
さらに言えば自分は賢治さんについてあまり詳しく無いのですが、「銀河電燈譜」
に出てくる賢治さんの御友人の川島さんは実在の人なんでしょうかね?
184吾輩は名無しである:2001/04/15(日) 12:46
日曜日にはじゅんさいのみそ汁で朝ご飯。
昼ご飯は注文の多い料理店へ家族で出かけよう。
みんなで美味しく山猫料理を頂きましょう。
185吾輩は名無しである:2001/04/15(日) 16:53
一生童貞
186吾輩は名無しである:2001/04/23(月) 20:32
北原白秋は西の詩人であり、宮沢賢治は東の詩人である。
187吾輩は名無しである:2001/04/24(火) 21:19
漢字造形による視覚表現において白秋が勝り、表音造形の聴感構築において賢治が優る。
188リーマン・勤務中:2001/04/25(水) 15:35
賢治の作品はその当時、彼が何を考えていて、何をして、何をしたいって考えていたかと言う軌跡を辿りながら読むとオモシロイよ。

あんなに、人のため、人のためってガンバった人ってあんまいないんじゃないのかなぁ。
賢治の人生と作品をオーバーラップさせると、涙でちゃうね。
189吾輩は名無しである:2001/04/25(水) 16:27
>>186 白秋って、しかし灼熱?な詩を書く人じゃない?賢治の世界
とある意味対極。だから対立項にしてもいいけど。
190吾輩は名無しである:2001/04/26(木) 02:35
>>188
慢の一文字でしたって言ってるのに?
私には賢治はエゴの人に見えるです。
それぞれの読み方ですけどね。
191☆クロボン姫☆:2001/04/26(木) 18:39
>>188さん
なるほどなるほど…勉強になりました
メモしておきます
192吾輩は名無しである:2001/04/26(木) 20:11
>>190
おれも金持ちの道楽息子に見える。だけど好きだよ。
全く逆の方向で同時代、新見南吉も好きだけど。
193190:2001/04/26(木) 22:11
あ、私も好きなんですよ。
どうも雨ニモマケズ的な賢治イメージが主流になっている気がして、
言いたくなってしまうのですよ。坊やだからさ。
194吾輩は名無しである:2001/04/27(金) 05:32
明治文学というのはお金持ちの息子の道楽というのが基本であります。
英国の植民地用軌道よりも貧弱な鉄道を全国に布設した明治経済。
文壇も漱石はいざ知らず貧乏人が喰っていける職域ではなかった。
195吾輩は名無しである:2001/04/27(金) 07:01
今年のじゅんさいのできはどうですか。
196リーマン勤務中:2001/04/27(金) 09:09
確かに世間知らずのボンボンだよなぁ。一生親のスネかじりだった訳だし。

花巻ではまだ、高価だったリアカーに花や、当時まだ普及してなかったトマト、セロリを積んで売り歩いて、(まったく売れズ)他の農民にヒンシュクかってたからなぁ。

道楽息子っちゃあ、そうなんだけど、その道楽が絶えず清い方向を向いていた気がするんだよね。
197吾輩は名無しである:2001/04/27(金) 19:54
北国の青は南国の青と違った青であるという。
言葉の響きも北国では南国と異なる。
叫びと囁きが賢治文学の中で木霊している。
198☆クロボン姫☆:2001/04/28(土) 17:31
>その道楽が絶えず清い方向を向いていた気がするんだよね。

すてきな言葉の使い方だと思います
199吾輩は名無しである:2001/04/28(土) 18:12
セロ引きのゴージュて楽しいな。
セロってチェロのことなの。
200吾輩は名無しである:2001/04/29(日) 13:58
働き者の灰被り猫の話も面白い
201吾輩は名無しである:2001/04/29(日) 14:44
「猫の事務所」だっけ? 哀れを誘うよね。
賢治作品の中では比較的湿度が高くて、そういった意味じゃ、
「ちょっと変わり種かも」と思ってますが、どうなんでしょうか?
気のせいかな?
202吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 18:33
寺山修治と宮沢賢治を結ぶ北国の白い雪糸は確かにあり得るのです。
雪を語るとき修治は湿った東北のほの暗い雪に関心を示し、賢治はさらさらの乾いた雪音に耳を傾けます。
203吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 18:34
修治を修司に訂正します
204吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 18:47
猫の事務所の絵本を読んだことがあります。絵と文がうまく溶け合っていました。
205永守:2001/04/30(月) 19:23
>>201
猫の事務所は確かに哀れだけど、このタイプの主人公は結構多いよ。
「よだかの星」とか。
救いがないことでは珍しいと言えるが、自分はこの作品から>>202 さんの言うように、しんしんとした雪の降り積もる音が聞こえます。。
そういう意味ではとても賢治らしいと思いますが。
206吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 06:37
宮沢の作品中には朝の賢治と夜の賢治がいる。
207名無しさん@公演中:2001/05/01(火) 14:17
あめゆじとてちてけんじゃ
って実際どんな感じで言うのか分からない。いずれ岩手の人に聞いてみたい。
208吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 16:31
「クラムボンには笑った!」
209吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 16:33
クラムボンはワラタ。
クラムボンはかぷかぷワラタ。
210吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 20:40
心地よい言葉の連なりは自然な和音の集合になっているという。
賢治文学の秘密の一つは賢治の言葉の音楽性にある。
211201:2001/05/01(火) 22:04
>>205
そんなことは解ってますって(笑)。
>>206
朝の賢治と夜の賢治は、例えばどれとどれですか?
212吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 22:20
>>205
よだかの星ってどんな話よ?
何が似てるの?
213吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 22:25
214リーマン酔っぱらい中:2001/05/01(火) 23:39
2chに賢治に関心がある人がこんなにいるなんて何かうれしいな。

161サンが言ってたけど、仏教―日蓮宗(法華経)をちょっと理解すると賢治の全体が見えやすくなるよ。

猫の事務所のラストもよだかの星の中心線もね。
215吾輩は名無しである:2001/05/02(水) 01:27
>201
かま猫って賢治の作品の主人公の、典型的な性格と境遇じゃん
変わり種はむしろ又三郎とかだよ
216永守:2001/05/02(水) 01:38
>>1
この言い回しってやはりかなり練られたみたいだね。
どこかで初期設定の風の音を読んだけど、やっぱり今のが一番いい。
どうでもいいけど映画の「風の又三郎」観た人いる?
まあまあだった記憶がかすかにあるんだけど。
217吾輩は名無しである:2001/05/02(水) 01:45
乙ベルときたらたいしたもんだ。
218吾輩は名無しである:2001/05/02(水) 02:08
うん。乙ベルのやつときたら、まったくたまげたやつだ。
219吾輩は名無しである:2001/05/02(水) 02:42
>>216
子役が糞みたいだった
220>>214:2001/05/02(水) 10:00
だからいってるでしょ。
国柱会と日蓮宗をごっちゃにするな!
賢治さんが怒るぞ。
221吾輩は名無しである:2001/05/02(水) 22:17
文学は多元的な価値観を許容することなくして成立しえない。
多面結晶体の様に成長した賢治のフィールドは幅広い。
宗教、文学、農学、音楽など多面に渡る。
ただ、ここはあくまでも文学板であり、パブリックな板である。
2chは元々プライベートな板として意図されて出発してきたが、今日の現実の2chは半ばパブリックの板になってしまったのだ。
これは我が子が成長して親元から離れていく喜びと悲哀ににているかもしれない。
同じように賢治文学もまた賢治の信仰を越えて如何なる宗教を信じる人をも感銘させうる普遍性を獲得している。
この事実を嘆くのではなく共に喜ぼうではないか。
222吾輩は名無しである:2001/05/02(水) 23:50
「あなたの神さまってどんな神さまですか。」
青年は笑いながら云いました。

「ぼくほんとうはよく知りません。けれどもそんなんでなしに、ほんとうのたった一人の神さまです。」
223☆クロボン姫☆:2001/05/14(月) 17:27
あのイーハトーヴォのすきとほった風
夏でも底に冷たさをもつ青いそら
うつくしい森で飾られたモリーオ市
郊外のぎらぎらひかる草の波
またそのなかでいっしょになったたくさんのひとたち…
みんななつかしい青いむかし風の幻燈のやうに思はれます
224吾輩は名無しである:2001/05/16(水) 17:43
age
225吾輩は名無しである:2001/05/22(火) 20:35
スレッド続け〜age
226吾輩は名無しである:2001/05/22(火) 23:54
よだかの星には救いはないのかあるのかは問題ではないと思う。
いうなれば個人に与えられた運命を覆してしまったようなあのラストは、
人間という器から宇宙のおおいなる意志に昇華していく仏教の悟りの境地の
ようにも思えて美しかった。悟りに必要なあの強大な意志の力を見事に描ききった
ところが傑作だと思った。
賢治は確かにボンボンだけど、子供のとき汚い現実に絶望しなかったからメルヘン
というものは書けるんじゃないですか。生活から芸術は生まれないし。
私も彼の一生を思うとなみだがでそうになります。自ら地位を捨てて農民になった
ことを奇麗事だといえばそれまででも、そう思いたくないのです。
227吾輩は名無しである:2001/05/23(水) 00:43
>58
上野のような阿呆は嫌い、という意味だと思います。
228吾輩は名無しである:2001/05/24(木) 16:20
>>227
うみゅ?誤爆か?
229吾輩は名無しである:2001/05/24(木) 18:31
>>228
いや、私怨クンだろ。ほっといて本題に、、、って最近死んでるよな。
ここ。

そいや賢治のサイトでお勧めのお所ってどこかしらんか?
230名無しさん@公演中:2001/05/25(金) 01:27
ツェねずみ、タネリ、ペンネンネンネンネン・ネネム、ペムペルとネリ・・・
一体どの頭がこんな名前をつけようと思うのやら。

チュウリップの幻術・茨海小学校・あと長靴を履いた蛙のお話(題名失念)が好き。
231KZ:2001/05/25(金) 17:00
宮沢賢治の名前の付け方は奥が深いよ。
 歴史上の人物、哲学者、ラテン語、いろんなところから引用してたはず。
232JPB:2001/05/25(金) 22:28
エスペラントもよくつかうよね。
233吾輩:2001/05/26(土) 00:53
世界の人にもっと知らせてあげたいね

外国で読まれてるの?

銀河鉄道なんてけっこうすげえと思うが
234吾輩は名無しである:2001/05/26(土) 01:16
言われてみれば、何ヶ国語に訳されているのでしょう?
235吾輩は名無しである:2001/05/26(土) 01:17
>>233
どうなんだろう?翻訳とかほぼ不可能な気もするけどな、、、
236吾輩は名無しである:2001/05/26(土) 01:22
「くらむぼん」の「かぷかぷ」とかね。訳者泣かせ?
237吾輩:2001/05/26(土) 01:32
こないだアメちゃんの中年おばさんが又三郎の英語版を読んでいた
238161:2001/05/26(土) 01:37
銀河鉄道の夜は英語訳があったな。
あとなめとこ山だかなんだかがフランス語になってたと思う。
239161:2001/05/26(土) 01:41
あ、あと雨にもマケズの中国語訳を読んだことがある。
240吾輩は名無しである:2001/05/26(土) 01:45
「雨ニモマケズ」の英訳をWeb上で見たことある。
241吾輩は名無しである:2001/05/26(土) 01:48
242240:2001/05/26(土) 01:53
いや、これでした>241
ttp://k-space.net/tops/
243名無しさん@120分待ち:2001/05/26(土) 23:52
クラムボンは笑った
クラムボンはかぷかぷ笑った。
モランボンは焼き肉。        続き知ってる人いる?  
244吾輩は名無しである:2001/05/27(日) 04:35
銀河鉄道はロジャー・パルパースさんが英訳してました。彼は詩集も抄訳してますね。
245eハトーボ交通社:2001/05/27(日) 23:50
長らく親しまれてきた銀河鉄道が惜しまれつつ廃線になります。
なお、最終列車の搭乗券は全券販売を終了いたしました。
皆様のご愛顧に銀河鉄道従業員一同深く感謝いたします。
246吾輩は名無しである:2001/05/28(月) 00:17
ええーーっ! 永久パス持ってるのに〜
247吾輩は名無しである:2001/05/29(火) 13:55
>>246
永久パスワラタ
248吾輩は名無しである:2001/05/30(水) 01:27
てめー、ばかか?
249吾輩は名無しである:2001/06/06(水) 12:32
下の畑にいます
250吾輩は名無しである:2001/06/06(水) 18:11
 荒地にうつむいてたっている写真をみると思わず涙がでできてしまう。
辞世の短歌二首もじつに感動する。自分も救えずに彼がやったことは
ただおろおろすることだけだったかもしれないが、なぜか簡単に笑い
飛ばすことができない。今度の新札にはぜひ宮沢賢治の肖像を採用
してもらいたいものだ。
251吾輩は名無しである:2001/06/06(水) 20:17
 井上陽水が宮沢賢治を歌っているのがあるんだよね。びっくりした。
今のご時世じゃあんたみたいにゃいきられないのよー。って歌だった。
252吾輩は名無しである:2001/06/06(水) 21:34
 ユーミンも歌ってたのをわすてはいけない。あれは実にすばらしい
曲だった。孤独な心が五月の緑の町でぽかぽか温まるような。
253吾輩は名無しである:2001/06/06(水) 21:42
えー、曲名おせーてよ
254吾輩は名無しである :2001/06/07(木) 02:14
賢治が妹と近親相姦していたのは、初耳だが、納得できるかな。
俺は、賢治が生涯童貞と思っていたんだけど。
あの、イノセントな世界観は、童貞青年のそれだと感じるものがあるからね。
だが、妹と近親相姦のほうが、自己犠牲とかのテーマはさ、より見えてくるかな。
妹との近親相姦はあったんじゃないだろうか?
255吾輩は名無しである:2001/06/07(木) 02:26
>>253
ヒントかいてるじゃん。緑の町って。
256匿名希望さん:2001/06/07(木) 03:50
精神的には近親相姦だけど、肉体的には疑問だろ。証拠がない
ことを興味本位で仕立てるなよー。
257吾輩は名無しである:2001/06/07(木) 10:56
>>254
過去ログ見れ>>151-161
258吾輩は名無しである:2001/06/09(土) 11:39
セロひきのゴーシェ
259キャンセルヒャハー:2001/06/11(月) 23:20
祖父の家の祖父の寝室の入り口に祖父曰く直筆の「雨にも負けず」が飾ってあった。
縦20センチ横1メートルぐらいの下手な字で色紙?障子紙?(額入り)
本物の可能性ある?そしてどのくらいで売れる?

「雨にも負けず」って宮沢賢治だよね?
260吾輩は名無しである:2001/06/11(月) 23:31
>>259
ばかたれ
261キャンセルヒャハー:2001/06/12(火) 01:12
>>260ごめんやっぱり間違えてた?ごめん・・
262 :2001/06/12(火) 02:55
売るなっつーの
263吾輩は名無しである:2001/06/12(火) 09:40
>>261
ワラタ。あってるかどうか図書館いって調べてこい…
なんでも鑑定団にだしてくれ結果報告もよろしく
264吾輩は名無しである:2001/06/12(火) 14:12
265名前はいらない:2001/06/12(火) 14:15
春と修羅(mental sketch modified)

心象のはひいろはがねから あけびのつるはくもにからまり
のばらのやぶや腐植の湿地 いちめんのいちめんの諂曲模様
(正午の管楽よりもしげく 琥珀のかけらがそそぐとき)
いかりのにがさまた青さ 四月の気層のひかりの底を
唾し はぎしりゆききする おれはひとりの修羅なのだ
(風景はなみだにゆすれ)
砕ける雲の眼路をかぎり れいらうの天の海には
聖波璃の風が行き交ひ ZYPRESSEN 春のいちれつ
くろぐろと光素を吸へば その暗い脚並からは
天山の雪の稜さへひかるのに
(かげろふの波と白い偏光)
まことのことばはうしなはれ 雲はちぎれてそらをとぶ
ああかがやきの四月の底を はぎしり燃えてゆききする
おれはひとりの修羅なのだ
(玉髄の雲がながれて どこぞで啼くその春の鳥)
日輪青くかげろへば 修羅は樹林に交響し
陥りくらむ天の椀から 黒い魯木の群落が延び
その枝はかなしくしげり すべて二重の風景を
喪神の森の梢から ひらめいてとびたつからす
(気層いよいよすみわたり ひのきもしんと天に立つころ)
草地の黄金をすぎてくるもの ことなくひとのかたちのもの
けらをまとひおれを見るその農夫 ほんたうにおれが見えるのか
まばゆい気圏の海のそこに
(かなしみは青々ふかく)
ZYPRESSEN しづかにゆすれ 鳥はまた青ぞらを截る
(まことのことばはここになく 修羅のなみだはつちにふる)
あたらしくそらに息つけば ほの白く肺はちぢまり
(このからだそらのみぢんにちらばれ)
いてふのこずえまたひかり ZYPRESSEN いよいよ黒く
雲の火ばなは降りそそぐ


266吾輩は名無しである:2001/06/12(火) 14:33
>>264
何気に「兄のトランク」ってよいんですよ。
ご冥福をお祈りします。
267吾輩は名無しである:2001/06/13(水) 16:50

どうも間もなく死にさうです
けれどもなんといい風でせう
268吾輩は質問である:2001/06/13(水) 19:20
「ほんとの神様」について、子供と先生?が話す作品、なんでしたっけ?知ってる方います?
269☆クロボン姫☆:2001/06/13(水) 20:08
本日の朝日新聞夕刊より

「イーハトーヴォの人」の弟・清六さん97歳で逝く。
先週は見舞った人の奏でるバイオリンに聴き入っていたという。
賢治たちの待つ「すきとほった」世界に、着いたころだろうか。

黙祷――
270吾輩は名無しである:2001/06/13(水) 23:18
セロ弾きの奏でる楓の響きは青葉の森に溶けていきました。
天気のいい日に犬と森に出かけたら、耳を澄まして歩きませう。
運が良ければ、どこからか楓の響きが聞こえるかもしれません。
271吾輩は名無しである:2001/06/16(土) 13:58
「やまなし」を山梨県の「山梨」と同じアクセントで読んでた…
小学校でそうやって音読した気がするので…
正しくは後ろの方にアクセントなんだよね?
272吾輩は名無しである:2001/06/16(土) 17:38
スーパーファミコンの「イートハーブ物語」おもしろかったね。
273吾輩は名無しである:2001/06/18(月) 02:46
>>265
よく朗読してた。朗読するとわかる。
ドボルザークの新世界かなって。
274吾輩は名無しである:2001/06/27(水) 10:48
宮沢賢治って
275吾輩は名無しである:2001/06/28(木) 10:26
↑なに?
276蜘蛛となめくじと狸:2001/06/29(金) 17:31
もう死にます。さようなら
277吾輩は名無しである:2001/06/29(金) 20:26
原体剣舞連
(mental sketch modified)

   dah-dah-dah-dah-dah-sko-dah-dah
こんや異装〔いさう〕のげん月のした
鶏〔とり〕の黒尾を頭巾〔づきん〕にかざり
片刃〔かたは〕の太刀をひらめかす
原体〔はらたい〕村の舞手〔おどりこ〕たちよ
鴇〔とき〕いろのはるの樹液〔じゅえき〕を
アルペン農の辛酸〔しんさん〕に投げ
生〔せい〕しののめの草いろの火を
高原の風とひかりにさゝげ
菩提樹〔まだ〕皮〔かわ〕と縄とをまとふ
気圏の戦士わが朋〔とも〕たちよ
青らみわたるこう気をふかみ
楢と掬〔ぶな〕とのうれひをあつめ
蛇紋山地〔じゃもんさんち〕に篝〔かゞり〕をかかげ
ひのきの髪をうちゆすり
まるめろの匂のそらに
あたらしい星雲を燃せ
   dah-dah-sko-dah-dah
肌膚〔きふ〕を腐植と土にけづらせ
筋骨はつめたい炭酸に粗〔あら〕び
月月〔つきづき〕に日光と風とを焦慮し
敬虔に年を累〔かさ〕ねた師父〔しふ〕たちよ
こんや銀河と森とのまつり
准〔じゅん〕平原の天末線〔てんまつせん〕に
さらにも強く鼓を鳴らし
うす月の雲をどよませ
  Ho!Ho!Ho!
     むかし達谷〔たった〕の悪路王〔あくろわう〕
     まっくらくらの二里の洞
     わたるは夢と黒夜神〔こくやじん〕
     首は刻まれ漬けられ
アンドロメダもかゞりにゆすれ
     青い仮面〔めん〕このこけおどし
     太刀を浴びてはいっぷかぷ
     夜風の底の蜘蛛〔くも〕おどり
     胃袋はいてぎったぎた
  dah-dah-dah-dah-dah-sko-dah-dah
さらにただしく刃〔やいば〕を合〔あ〕わせ
霹靂〔へきれき〕の青火をくだし
四方〔しほう〕の夜〔よる〕の鬼神〔きじん〕をまねき
樹液〔じゅえき〕もふるふこの夜〔よ〕さひとよ
赤ひたたれを地にひるがへし
雹雲〔ひゃううん〕と風とをまつれ
  dah-dah-dah-dahh
夜風〔よかぜ〕とどろきひのきはみだれ
月は射〔ゐ〕そそぐ銀の矢並
打つも果〔は〕てるも火花のいのち
太刀の軋〔きし〕りの消えぬひま
  dah-dah-dah-dah-dah-sko-dah-dah
太刀は稲妻〔いなづま〕萱穂〔かやほ〕のさやぎ
獅子の星座〔せいざ〕に散る火の雨の
消えてあとない天〔あま〕のがはら
打つも果てるもひとつのいのち
  dah-dah-dah-dah-dah-sko-dah-dah
278吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 14:59
 そして二人は銀笛をとりあげました。
 東の空が黄金色になり、もう夜明けに間もありません。
279吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 17:30
花巻市の童話村で「セロ弾きのゴーシュ」の空白の5日間っていうのを読んだ。
ナメクジとかキノコとか象が出てくるのだがあれは一体?
本当の話なの?
280女郎屋通いを自慢する。:2001/07/05(木) 20:47
>>192
3ヶ月もの遅レス、失礼します。
>明治文学というのはお金持ちの息子の道楽というのが基本であります。
痩せ衰えて死んだ啄木は?
没落士族の娘でだった樋口一葉は?
281吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 21:09
>>280
文学が道楽の延長にあると言うのは否定できない面もありましょう。
一葉は、、、あれは少しだけ違う気もしますが。
282吾輩は名無しである:2001/07/16(月) 17:03
お前たちは何をしているか。そんなことで地理も歴史も要ったはなしでない。
やめてしまえ。えい。解散を命ずる
283☆クロボン姫☆:2001/07/17(火) 10:37
雨はざっこざっこ雨三郎
風はどっこどっこ又三郎
284名無しのミルク瓶:2001/07/18(水) 00:07
あんまり詩の話題がなくてさびしいです。
基本的すぎるけど、「青森慟哭」ってすごい衝撃的で、あの長さのなか、
よくもダレることなく描いてるよなぁ・・・と惚れ込んでいます。
「ギルちゃん」のでてくるあたりがとくに好きです。
285名無しのミルク瓶:2001/07/18(水) 00:12
童話なら「まなづるとダァリヤ」、ちくま全集で読んでみてください。
・・・コハイ。
「あらっ、あのそらのこはいこと。まっくろよ。まっくろの線がうようよよ。
ほんのすこうし赤いところが透いてるわ。あぁこはい。あたし。
もうだめよ。さよなら。あぁさよなら。」
286吾輩は名無しである:2001/07/20(金) 21:08
ageときます。
ミルク瓶もクロボンも蜘蛛となめくじと狸も集って語ろう。
287名無し:2001/07/24(火) 05:01
>183
わたしも長野まゆみは好きで読みますが、彼女の賢治イメージの使い方は個人的趣味に走りすぎていて
すごく嫌いだな。かろうじて「賢治先生」は良い感じ。
芝田勝茂(しばたかつも・小学高学年〜向け)の「雨ニモ負ケチャウカモシレナイ」は、タイトルに退いたが(W)
必死に賢治解釈 をしてる感じに好感がもてました。嫌いだった「雨ニモ〜」が少し好きになれました。
芝田は他の作品もとても面白い。おすすめします。
288文学@名無しさん:2001/07/25(水) 01:17
宮沢賢治の世界的知名度って、どうなんですか?
289名無し:2001/08/09(木) 05:16
嗚呼、岩手に行きたい・・・。行くなら夏だよね。今年いっちゃおうかな。
やっぱり、賢治ファンは岩手には行っとくべきでしょうか?
「やっぱり行ったら実感できたよ!!」ってことがあったら、教えて下さい。
290ななし:2001/08/09(木) 16:17
>>289
賢治ファンなら羅須地人協会は行ってみる価値あるです。
記念館とかは、まあせっかくきたからついでに、
程度に考えておくといいかもしれません
個人的にはイベントがない時期の方が好きですね。
羅須地人協会貸し切り状態とか。
291人間の運命:2001/08/09(木) 18:31
芹沢光治良は、宮沢と同世代です。この両者についての
論文知らない?
292jyxdtf:2001/08/09(木) 20:04
293>:2001/08/09(木) 20:53
サーティワンに「ミレニアム」ってアイスがあるんだけど、なんとなく宮沢賢治とか
長野まゆみを連想させる。ミントアイスにはじけるキャンディーが混ざってるやつ。
294吾輩は名無しである:2001/08/09(木) 21:40
>293
あ、知ってる。
言われてみれば賢治っぽいかも。
295吾輩は名無しである:2001/08/12(日) 11:50
行進曲調の「イギリス海岸の曲(?)」を、以前ラジオで聞いたんだけど、CD収録
されてないのかな。
296名無し:2001/08/14(火) 03:09
賢治的名所って車とかないとまわりづらいって話は本当ですか?
あと、花巻と盛岡はどのくらい離れてるんでしょうか、近いのかな?
その間の、交通費はいくらくらいで、時間はどのくらいかかるのか・・・。
観光本を調べてるんだけどいまいちよくわからない。
貧乏学生なんで安くあげたいし。聞いてばかりで、すみません。

「ミレニアム」良いことを聞いた。食べてみます。
297吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 01:20
293>どちらかというと長野まゆみ風かも。
298吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 05:15
http://www.cypress.ne.jp/why/index.html

ここいいね。全部有るよ。
299吾輩は名無しである:2001/08/19(日) 20:36
おや、きみ、川へはいっちゃいけないったら。
300吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 01:16
下の、畑にイマス!
301吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 02:19
>268
「銀河鉄道の夜」では?
一般に出ているバージョンでは削られているけれど、
異稿のラストの「ブルカニロ博士」との会話の部分のことじゃないかと
思うのですが、違うかな?
302吾輩は名無しである:2001/08/21(火) 01:24
あげ!
303吾輩は名無しである:2001/08/21(火) 23:51
下の畑に逝ってきます
だったらやだね(笑

でも賢治とかって2ちゃんにはまりそう、、
304歴史に残る名文句:2001/08/21(火) 23:54
「共産党の宮澤賢治くんは人殺しでありまして・・・」
BYハマコー
305吾輩は名無しである:2001/08/22(水) 00:59
なんぺ〜
306吾輩は名無しである:2001/08/22(水) 02:44
>>303
2chにはまる賢治ワラタ。変に生真面目なところがはまる要因か
307吾輩は名無しである:2001/08/23(木) 22:26
煽りにまじめに反論しそう。
308吾輩は名無しである:2001/08/23(木) 22:41
>>307
そこがまた可愛くて変にいじられたりしてな。
言ってたら妙に見たくなってきたな。
309草双紙趣味:2001/08/24(金) 02:15
宮沢賢治のイヤな作品(ビミョーだが「嫌いな」ではない)
1位「フランドン農学校の豚」
310吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 02:05
蜘蛛となめくじとたぬき
311吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 02:29
ひかりの素足、やなんだけど
312吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 02:35
グスコーブドリはある時から読めなくなった。嫌というのとは少し違うが。
313吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 12:16
>>309
同意!
後味悪い!
314                         :2001/08/25(土) 18:26
黄色いトマト。
315吾輩は名無しである:01/08/27 21:21 ID:hSm7QoQU
「なめとこ山の熊」もけっこういたい
あと個人的にいじめられっこだったので
「ざしきぼっこの話」の
病気の子の話が…効いた
316吾輩は名無しである:01/08/27 22:49 ID:1bthNmgA
あめゆじゅとてきてけんじゃ
               あってる?(ビク
317                    :01/08/28 02:40 ID:E/wNh9bU
あめゆじとてきてけんじゃ
ってどういう発音で読めばいいのかわからん。
318佐藤信:01/08/28 22:05 ID:t66ObHH.
いま世田ヶ谷でやってる双児の星はつまんねえぞ
319吾輩は名無しである:01/08/28 22:16 ID:eZTIMDww
あめゆじゅとて「ち」てけんじゃ
じゃないっけか?
320                    :01/08/30 23:30 ID:kvW74yCY
あげ。「銀鉄」スレに負けるな!(競うもんじゃないが)
321吾輩は名無しである:01/09/05 00:34 ID:MmvTITcE
畑山博さん追悼番組
再放送あげ
322吾輩は名無しである:01/09/05 00:36 ID:rBkeJPIs
畑山さん今樺太に向かってる途中。
323吾輩は名無しである:01/09/05 00:54 ID:MmvTITcE
賢治の「雨ニモ負ケズ」は
ラヴェルの「ボレロ」と
死直前で書かれたという事で共通してるね。

本当は作者のもっと美しい他の作品を堪能してから
読んだり聴いたりしないと、本当の良さは分からないのに
彼らの入門的に紹介してる、教科書的なものが多くて残念。
324名無し:01/09/08 05:44
畑山博さん、亡くなったんだ・・・。今まで知らなかった。

>323
同意。
325宮沢りえ:01/09/08 13:16
宮沢賢治すきで、大学の講義で宮沢賢治についてやってるの取ったら
宿題で、こんなの出たよ!

・以下の設問に対して自らの考察を記せ

1、宮沢賢治の童話作品を、同年代の日本文学作品と比較し、
  その表現上の 特異性を指摘・説明せよ。

2、賢治は、日本近代化の要素である「学校教育の普及」「鉄道・電線の尾普及」
  にとくに鋭く反応して、それらを童話作品の中に取りこんでいる。
  この二つの内容を指摘し、その作品から読み取ることのできる、日本「近代」
  に対する作家の評価を、共感と懐疑の両面から説明せよ。

……1はあの独特の>>5で言ってる『賢治語』(擬態語、擬音語?)
  とか方言とかかな。
  それにしても同年代の文学作品ってどれと比べればいいんだ?

 皆も考えてみよう!
 …決して楽しようとしてる分けじゃないです。(参考にするくらい・・・)
326吾輩は名無しである:01/09/08 19:54
ははは…どこの大学ですか?
つーか誰だろう出題者…
ヒントくれたら考えてみます!(笑
327吾輩は名無しである:01/09/08 20:02
>>317
学校の授業で、誰か女優さん?が朗読してるカセット聞きました。
そのときの「あめゆじゅとてちてけんじや」が忘れられない。
けんじや♪って感じで・・・わかんねー。
かなりリズミカルでした。びっくりしました。
328宮沢りえ:01/09/08 23:48
>>326

九州のとある国公立大です。
出題者は非常勤講師。

一応宿題は大体済ませたけど比較ってほんとどうやるかわかんねー。
友達は同年代のやつ、太宰治でやってたけど、表現の仕方が違うとか
当たり前のこと書いて、できたとか言ってた。

大体、ジャンルとかぜんぜん違うような気がするが。
誰か手本見せてくだされ!
329吾輩は名無しである:01/09/09 00:12

文学をやっている人の中には、幼稚な人も多くいるのですね
330宮沢りえ:01/09/09 00:17
>>329

文学部じゃないよ。一般教養でとってるんだよ。そいつも。
331宮沢りえ:01/09/09 00:22
>>233

宮沢賢治が、エスペラント語を使ったのはそれを狙ったふしがあるって
言われてるみたいね。

普遍性を持たすために登場人物の名前とかは、書いた後で何度も推敲して
外国っぽくしたりしたみたい。
童話ってこともあったからかな。
332吾輩は名無しである:01/09/09 01:37
黒板に書かれた賢治先生筆「下の畑にイマス」、
消えないようになっているのでしょうか?
333宮沢りえ:01/09/09 03:13
>>332

検索したらその黒板のHPあったよ。
さすがに処置されていると思うよ。
アインシュタインが来日して公演したときの黒板はニスかなんかを塗って
消えないようにして保存してるらしいけど、
賢治の黒板もそんな感じでやってるんじゃないかな。
334326:01/09/09 13:00
宮沢りえさんさんきゅう。
といっても大体すませたとのことだけれど。
もう書いてらっしゃるけど、1はやはり東北方言とかのこと
しか思い浮かばないな。オノマトペなんかも変わってる
気もするけど。
2は勿論『注文の多い料理店』の諸作品、銀河鉄道、又三郎と
散々あるんで大丈夫でしょう。学校に対しては(どうみても
小森陽一を意識した出題のような気がするけど)ある面批判的
だったと思います(小森曰く又三郎とか、どんぐりと山猫とか)
が、電線・線路に関してはちょっと皮肉ったり(月夜のでんし
んばしらなど)しつつも憧れてたような感があります。
たいしたこと書けなくてごめんよ。なんか思いついたらまたかきます
335名無し:01/09/10 03:35
作品をひととおり読んだくらいで、賢治の背景とかには詳しいほうじゃないけど、
賢治先生って、かなりハイカラな物、洋風なもの、新しいもの、好きそうじゃない?
好奇心旺盛で、見たことのない物「変な物」に興奮しちゃうような(笑)私はそういう所にキラキラとときめいたり、共感してます。
あと機械や科学的な物でも、彼が扱うとすごく有機的でみずみずしいですよね。賢治世界ではそれが当たり前なんだけど、他の作家で賢治以前にそれが出来た人って居ないんじゃない?

普通の感想でちっとも役には立ちそうにないね、ゴメン。
でも賢治についての授業なんてうらやましい!
何教わったか、教えてよ。
336名無し:01/09/10 03:40
そうだ、賢治って自分の作品売り込みのために、同時代の詩人とかと交流が多少あったよね。
結構有名な作家もあったはず。そのあたりと比べて見たらわかりやすいんじゃないかな。
賢治自信が「自分が属するのはこのあたりかな」って考えて選んだ人たちだろうし。
337宮沢りえ:01/09/10 06:59
>>334
ちょうど見つけたので張っておくね
「下ノ畑ニ居リマス」の黒板の写真あるところです!
ttp://isweb14.infoseek.co.jp/school/wqm40234/kennji.htm
ttp://www.geocities.co.jp/MotorCity-Pit/4960/tabi.html
上のやつが黒板だけを拡大したやつで、下のやつが家の黒板の側全体
の写真があるので、見比べてみると言いと思う。。。

>>335

講義は、いろいろエピソードとか聞けて面白いよ。
ここで言われてることと同じの多いよ。。。
賢治は鉱物とかいろいろ研究もしてて、ほんとに多彩な人だったみたい。
作品にも結構出てくるね。あと浮世絵を集めてて親にののしられたとか。

>>336
でも、大正期の文学者とかってみんな独特で比べるのも難しい
特に賢治は唯一無二って感じだし〜。
けっきょく特定の作品はあげなかったよ。ありがとうね。
338吾輩は名無しである:01/09/11 07:19
わーい長崎県大生ハッケーン。
339吾輩は名無しである:01/09/11 18:43
>338
え、俺の他にもいるのか…
てことはこのスレに三人?
宮沢りえさんと>338さんとおれか…

2ちゃんねら多いな…
340宮沢りえ:01/09/12 22:41
>>338
わー、長県大ってのがバレバレだったー…
7時っていうことは学校で見てたのかな。。。
期限前にあわてて検索したと思われ。
俺は早めにはじめてて良かった。。。

ところでレポートは提出したのかなー、五時までだったが。
341草双紙趣味:01/09/14 21:31
恥ずかしながら教師なんですが、
賢治ってすっげー学校に違和感もってたと思いますよ。
「洞熊学校を卒業した三人(蜘蛛となめくじと狸)」とか
「鳥箱先生とフウねずみ」とか、教師ってものに対する
悪意が目立つ。(もちろん自分自身へのアンビバレンツも)
「茨海小学校」にもかすかにあるかなー。
同僚の方とかの回想でどうなってるかしらんけれど
職員室でちょー孤独だったんではないでしょうか。
賢治センセ。
え?
「お前とはちがう」?
342 :01/09/15 13:53
341>「洞熊学校〜」はますむらひろしのマンガで読んだんだけど、童話だと
「蜘蛛となめくじとたぬき」じゃないの?別に学校も出てこなくて、3人は地獄へ
のマラソンをしてる・・・とかなんとか。
それとも「蜘蛛と〜」の決定稿が「洞熊学校〜」なのかし??
343吾輩は名無しである:01/09/15 15:17
ますむらひろしのまんがで「銀河鉄道の夜」の習作っぽい話がある、あれ好きです。
344吾輩は名無しである:01/09/20 17:19
私は国文科で、卒論で賢治を扱ってみたいのですが、
ここ5年間に出た宮沢賢治の本や論文で、
これは読んどけ!というものはありますか?
345草双紙趣味:01/09/20 18:19
とりあえず新潮文庫の宮沢賢治シリーズ新編集版は
注釈等かなりよい。見直したぜ!天沢。
346吾輩は名無しである:01/09/20 23:21
精液出したことがないって自慢しているって本当?
347吾輩は名無しである:01/09/23 19:34
国文科にいたころ賢治が好きだっていったら「んなもなぁ子どもの読むものだ」って
一蹴されたんだよ。くやしかったなー。ホントくやしかった。多分一生根に持つよ…
教授のオッケーはでたんですか>>344? 卒論がんばりやー。
348吾輩は名無しである:01/09/23 23:58
age
349吾輩は名無しである:01/09/25 01:07
私も国文科、卒論賢治だったよー。
賢治だった人は他に2人おりました。
子供のよむもの・・って一蹴しちゃう教授もすごいですね。

ここ5年間となると、わからないですが、
とりあえず、学校の図書館で学燈社の「別冊国文学」の宮沢賢治必携、
とか探して読んでみてはどうでしょう?(たぶんここ5年の間に新しいのもでてるはず)
研究本のリストとかものっているとおもいますよ。
350吾輩は名無しである:01/09/25 01:10
僕は卒論李白でした
351吾輩は名無しである:01/09/25 23:49
今日の深夜に、三上博史バージョンの宮沢賢治映画、
やりますね。
352吾輩は名無しである:01/09/25 23:52
BS?
353名無しさん:01/09/25 23:54
>>352
フジテレビだよ。仲代達矢って、まさか賢治の父親の役じゃないだろうな。せめて藤原嘉藤治だったらいいのだが。
354吾輩は名無しである:01/09/26 00:00
良い演技みせてくれるとよいですねー。録画しよっと。
355名無しさん:01/09/26 02:42
げげげ、ヤパーリ仲代が政次郎を演じてるよ…仲代はいい役者だけど、これはいくらなんでもミスキャストだろ。東北弁も総じてヘン。
356吾輩は名無しである:01/09/27 23:29
仲代達矢の父親、だめだった?
私は結構よいとおもったのだけど・・・
357名無しさん:01/09/28 02:53
私が賢治の伝記映画を撮るとしたら、もっと「修羅」的なドロドロした賢治像を描きたいと思う。「イツモ静カニ笑ツテヰル」聖人君子的な賢治像を信じている人も少なくないが、実はあれほど激しい生き方をした人も珍しいんじゃないか?

「土神と狐」という作品があるけれども、あの土神は賢治の中の激しい性格、賢治自身でさえ持て余していた「修羅」的な要素を人格化したものではないかな。
358吾輩は名無しである:01/09/29 00:53
賢治の、暗い作品をアニメ化とか、してほしいです。
それこそ「フランドン農学校の豚」とか・・
暗すぎ?
359名無しさん:01/09/29 00:58
>>358
「銀河鉄道の夜」だって充分暗いと思うが…
360吾輩は名無しである:01/09/29 05:32
賢治のスレなんてあったんですね!

「銀河鉄道の夜」映画よかったですよね
厨房の時インパクト強すぎて3回も見に行ったよ
ビデオまで買った(藁

確かに暗いけど、「死とか信仰心」ってものを
あの小説で生まれて初めて意識したなぁ
361吾輩は名無しである:01/09/29 05:48
土神と狐も覚えてます。結末があまりにも悲しくないですか?
あれ賢治の事だったのか…
362吾輩は名無しである:01/09/29 14:11
あまりへんなをどりをやると
未来派だっていわれるぜ
363360、361:01/09/29 17:11
362さん、それ私に仰っているのですか?
へんなをどりってどういう意味ですか?
私、昨日2ch知ったばかりでここにも初めて書き込んだのに、
何でそんな事言われなきゃいけないの?
宮沢賢治ファンだったから嬉しくて書き込んだだけなのに、
随分意地悪なんですね!
364362:01/09/29 21:20
>>363
いや、春と修羅に入ってる一本木野という詩の一節です。

www.cypress.ne.jp/why/haruto/166ippon.html
↑これ
365362:01/09/29 21:33
かしの木に因縁つけてるのがおもしろいなと思って・・・
(しかもかなり言いがかりっぽい)

誤解を与えたのなら申し訳ない。
366 :01/09/29 22:33
>>363いやん、自意識過剰。
367草双紙趣味:01/09/29 22:44
賢治の未来派観は興味深い
368佐藤信:01/09/29 23:03
演劇化を失敗しました。御免ね
369吾輩は名無しである:01/09/29 23:42
362=364さん、ごめんなさい
すぐあとにレスされていたので馬鹿な勘違いをしました。
2chは意地の悪いレスつける人が多いって聞いていたので
こちらこそ失礼しました
370宮沢りえ:01/09/30 20:26
>>369

ドンマイ!(って自分がいうことじゃないけど・・・)
自分もよく勘違いするよ。掲示板ってこういうところ難しいね。

気にしないでこれからも書きこんでね!

このスレの雰囲気好きなんで。。。
371田中智学まんせー:01/09/30 21:08
電波でもなんでもいいので田中智学と宮澤賢治の関係を書いた本を
紹介してください。私は石原莞爾デムパです。
石原莞爾と宮澤賢治を理解するには日蓮宗の理解がないと
表面だけの知識に終わってしまうような気がしてならないのです。

ところで石原莞爾と宮澤賢治の直接の接触があったとか?
というのが石原莞爾の掲示板で話題になりました。接触が
あったと思われる証拠が上がってます。
372吾輩は名無しである:01/10/01 00:45
半端な時期ですが、来週賢治めぐりに花巻に逝こうと思ってます。
おすすめスポットあったら教えて下さい(とりあえず、安い宿が知りたい)。

でも観光地として俗化されてるんだろーなぁ・・・。けんじワールドとか、ちょっとねえ。
373369:01/10/01 01:43
>370さん
お気遣いありがとう!また書込ます!
374草双紙趣味:01/10/01 08:43
>>371 ちょっと今手元に本がないので自信がないが
吉田司「宮沢賢治殺人事件」に昭和政治史と賢治の危ないカラミが
でてたように思われ
なお本書は小説ではなくあの=u下々戦記」「ひめゆり忠臣蔵」の著者
によるノンフィクション。賢治ファンは一読フン!と冷笑するがあとで
重く効いてくるボディブロウ。おれもこたえたぜ…
375吾輩は名無しである:01/10/02 01:04
>>372
けんじワールドって、どうなんでしょうね?

自分が行くのはあれだけど、
行った誰かに様子をきいてみたい。
376吾輩は名無しである:01/10/05 23:05
童話もいいけど詩もカッコイイぜ
377田中智学まんせー :01/10/06 22:22
>>374さま。ありがとう御座います。
「ひめゆり忠臣蔵」よんだことがあります。
戦前に大日本帝国万歳から戦後、平和民主主義まんせーに何の反省なく
移った人たちへの批判。ちょっと欝になるような内容ですね。
サヨなひとたちには読んでも受け入れられない本。
本当にありがとう御座います。探してみます。
378吾輩は名無しである:01/10/12 17:01
372です。花巻行って来ました。
記念館はなかなかよかった。周りが林になってて、いい散歩コースって感じ。
童話村はちょっと・・・賢治好きは行かない方がいいですね。
379草双紙趣味:01/10/14 13:18
>>377 どーいたしまして、サヨな私でもお役にたてれば…
もっとも「宮沢賢治殺人事件」ではケンジ・カンジの接触は
可能性としかあつかわれてないよーで…
380吾輩は名無しである:01/10/14 13:23
「宮沢賢治の宗教観と創価学会」
というテーマで卒論を書くつもりなのですが、
いかがでしょう?
381吾輩は名無しである:01/10/14 13:58
>380
渋いところに目をつけましたね。
あなたは学会の人?
382吾輩は名無しである:01/10/21 22:58
age
383吾輩は名無しである:01/10/24 12:41
宮沢賢治文学における何らかのドラッグ、あるいは幻覚剤の影響というのは
あるのか、あるとすればその程度は?
「銀河鉄道の夜」における信号灯の明かりの描写などは、
非常に大麻幻覚的であるのだが。
384宮沢りえ:01/10/29 13:56
そろそろ下がってきたのでageもかねての書キコ。

たしかに幻覚っぽい表現あるけど、やっぱりあれは賢治の天性のものだと
思うな。賢治の作品は一般には童話として認知されているけど
SF的な内容も多いと思う。
385草双紙趣味:01/10/29 18:57
初稿「風の又三郎」(風野又三郎)とか
386吾輩は名無しである:01/11/04 21:00
賢治童話ベスト3を挙げていこう。

1銀河鉄道の夜
2セロ弾きのゴーシュ
3どんぐりと山猫
387アンデルセン:01/11/04 21:01
「シグナルとシグナレス」がすごく好きです。
388吾輩は名無しである:01/11/04 21:18
賢治童話ベスト3… 自分だったら

1 銀河鉄道の夜
2 雪渡り
3 いちょうの実

セロ弾きのゴーシュといちょうの実をすっげー悩んだ…
あ、いちょうの実って童話じゃないか?
389吾輩は名無しである:01/11/05 12:56
ペン・ネンネンネンネン・ネネムの伝記がすごく好き。
数年前舞台化されたらしいが、どこの劇団か知ってる人、教えてください。
390岩手に来る人へ。:01/11/05 16:50
けんじワールドは賢治とはなんの関連もなくて
単なる温水プールですよ。
賢治記念館は、子供会とかでよく連れて行かれたけど
子供が好む雰囲気じゃなくて、おじさんおばさんが
大喜びする感じだった。
友達が岩手に来た時連れて行ったけど、微妙な反応で参った。
好きな人にはたまらないかも。
あと、イギリス海岸(だっけ)もそのまま、って感じで
観光スポットなのかどうかも謎。
岩手自体微妙だから、観光スポット化とかいっても
鬱になるような感じじゃないですよ、きっと。
啄木も好きならそっちも行ってみてね。
ついでに、あたしの住んでる市には
サトウハチロー記念館があります。
花巻の隣りだし、そっちもよろしく。
391吾輩は名無しである:01/11/05 17:03
171 :名無しさんの声 :01/10/09 16:13 ID:eamS2whU
ひろゆきは何をやっても絵になるよ
あのオーラは神に近いよ

173 :名無しさんの声 :01/10/10 21:16 ID:nvPoR0V6
>>171
そのオーラ?てのはスポーツ選手のそれとは違うだろ?
幼児愛好者や万引常習者と同じやつじゃない?
人に言えない罪悪を抱えた人間だけが放つ異様な空気というか
こういう奴って刑務所の野生児達には生理的に嫌われるんだよね
はやく西村刑務所入らないかなあ(ワラ


186 :名無しさんの声 :01/10/11 17:34 ID:tIF7M0rI
>>173
確かにスポーツ選手のように肉体を酷使して得た境地じゃないね
同性愛を隠して生きてる奴にああいう雰囲気の奴はいるが
ひろゆき氏はホモではないと思うが、ひろゆき氏の女性的な思考が
信者には神秘的に見えるのでは?
392吾輩は名無しである:01/11/06 00:32
宮沢賢治「注文の多い料理店」と対比できる作品をご存知ないでしょうか?
内容は問いません(文法論の問題なので)同年代の作家で文庫で約12ページほどの短編をご存知の方教えてください。
1つは芥川龍之介にしようと思ってるんですが、もう1つが決まらなくて。
新潮文庫に或る作品だと尚いいです。
393吾輩は名無しである:01/11/07 13:12
雨にも風にも負けないでね
暑さや寒さに勝ちつづけて
1日、すこしのパンとミルクだけで
カヤブキ屋根まで届く
電波を受けながら暮らせるかい?

南に貧しい子供が居る
東に病気の大人が泣く
今すぐそこまで行って夢を与え
未来の事ならなにも
心配するなと言えそうかい?

君の言葉は誰にもワカンナイ
君の静かな願いもワカンナイ
望むかたちが決まればつまんない
君の時代がいまではワカンナイ
394吾輩は名無しである:01/11/07 13:14
日照りの都会を哀れんでも
流れる涙でうるおしても
誰にもほめられもせず、苦にもされず
まわりの人からいつも
デクノボウと呼ばれても笑えるかい?

君の言葉は誰にもワカンナイ
慎み深い願いもワカンナイ
明日の答えがわかればつまんない
君の時代のことまでワカンナイ

君の言葉は誰にもワカンナイ
君の静かな願いもワカンナイ
望むかたちが決まればつまんない
君の時代がいまではワカンナイ
395吾輩は名無しである:01/11/07 13:16
自虐的な詩ですな。
396吾輩は名無しである:01/11/07 14:02
>>395
井上陽水の曲
関係かあるないかは微妙か
397名も無き剣士:01/11/10 03:10
質問があります。
宮沢賢治の作品に『サキノハカといふ黒い花といっしょに』と
いうのがありますが、サキノハカとは一体なんですか。
教えてください。
398吾輩は名無しである:01/11/17 01:24
390の唐突さは一体・・・?
399吾輩は名無しである:01/11/18 16:15
賢治は胃腸が丈夫ではないのに玄米ごはんを食べ、下痢が続いて抵抗力がおちて
病気になったというのは本当ですか?
400吾輩は名無しである:01/11/28 08:15
>賢治は胃腸が丈夫ではないのに玄米ごはんを食べ、下痢が続いて抵抗力がおちて
>病気になったというのは本当ですか?

玄米で下痢するかって。
食物繊維が豊富だからお通じがよくなるんだってば。
白米なんて食べてる方が病気になるわな。

賢治
401吾輩は名無しである:01/11/28 09:36
ケンジは未来派ファシストです
田中智学の弟子っ仔です
402吾輩は名無しである:01/11/28 09:52
>ケンジは未来派ファシストです

テキトーなこと云わないでください。
わたしは未来派科学者です。
芸術と科学の融合を試みるのです。
オゾン層に恐竜の足跡を発見する気鋭の地学者です。

賢治
403吾輩は名無しである:01/12/01 19:16
>>400さん
石原莞爾も玄米食してましたよ。
宮沢賢治もそうなら、田中智学と玄米食って関係あるのかな?
それとも単なる偶然なのかな?
404吾輩は名無しである:01/12/02 11:05
>403
石原莞爾も田中智学も知りませんが、
白米食なんて文字どおり「粕」食べてるようなもんです。
主食にするようなものではありません。
ファンケルの胚芽米とかキッコーマンのネオ玄米とか
最近では炊きやすい玄米も市販されてます。
405吾輩は名無しである:01/12/03 14:20
>357
禿堂。でもぬるいファン団体やPTAや岩手観光教会からクレームつきそう。
406石原莞爾電波:01/12/04 00:10
>>357
以前にもカキコした石原莞爾電波の者です。
私もそう思います。ぬるい議論しかないような気がします。
ざっとこのスレを見ましたが法華経と賢治の関係があまり出てきません。
創価学会もそうですが日蓮宗はある意味カルトなので一般社会では
議論の対象にならないものなのです。でも賢治は確かに日蓮宗の一派である
国柱会の関係者でした。かなり熱心に題目を唱えたりしていたようです。
「彼の隠れた激しさ」=「日蓮の激しさ」とは思いませんか?
文学者としての賢治を語るのはもちろん結構なことですが
宗教者としての賢治を語るのはこのスレでは不適当なのでしょうか。
407吾輩は名無しである:01/12/04 00:12
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408吾輩は名無しである:01/12/11 18:17
賢治で卒論書こうとしてる人いる?
409nanasi:01/12/11 22:01
「かしはばやしの夜」のあやしい画描きに萌へ。
410吾輩は名無しである:01/12/12 00:43
>>408
オレ。
411吾輩は名無しである:01/12/12 03:18
>>371
上田哲が何か書いてたよ。
タイトルは忘れっちゃった。ゴメソ。
分類が910.268だったから宮沢賢治研究の本。
412408:01/12/13 09:15
>>410
提出いつ?テーマは何?
413吾輩は名無しである:01/12/16 20:43
賢治と接続語・指示語についてってレポートが出てるよ。
何かいい資料はないかなぁ
414410:01/12/17 01:46
>>412
提出は今月
テーマは『風の又三郎』について
415吾輩は名無しである:01/12/19 17:41
賢治を童話作家という観点から見て比較対照できる作家って誰がいます?
新美南吉は新しいし、鈴木三重吉とかかなぁ。。。
416理系出身作家便覧:01/12/24 05:16
上田秋成(薮医者)
森鴎外(医学)
斎藤茂吉(医学)
有島武郎(農業経済)
宮沢賢治(農芸化学)
新田次郎(通信工学)
横溝正史(薬学)
安部公房(医学)
星新一(農芸化学)
北杜夫(医学)
渡辺純一(医学)
池沢夏樹(物理学)
瀬名秀明(薬学)
417吾輩は名無しである:01/12/24 09:20
>>416
意外な人が多い。サンキュ

・・・渡辺純一(医学)は、淳一でしょ。
418吾輩は名無しである:02/01/16 02:37
瑠璃色 緋色に
光る この路で
忘れたものが きっと
見つかりましょう

みそらに浮かぶ
星のまたたきは
淋しい人に宛てた
短い手紙

幽けき うたぶえ
星のさえずりを
ここから いつまでも
きいておりましょう
419見せかけ社会:02/01/21 01:32
おおう、やっとこさ見つけたよ賢治スレ
いいねぇ、好きさ賢治
誰が何と言おうと俺は賢治が好きだね
ますむらさんの、賢治関係の本も全部持ってるよ
原作もマンガも手放せないものになってるよ
420見せかけ社会:02/01/21 01:50
「春と修羅」第一集 序 より抜粋

わたくしという現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
(あらゆる透明な幽霊の複合体)
風景やみんなといっしょに
せわしくせわしく明滅しながら
いかにもたしかにともりつづける
因果交流電燈の
ひとつの青い照明です
(ひかりはたもち その電燈は失われ)
これらは二十二箇月の
過去とかんずる方角から
紙と鉱質インクをつらね
(すべてわたくしと明滅し
 みんなが同時に感ずるもの)
ここまでたもちつづけられた
かげとひかりのひとくさりずつ
そのとおりの心象スケッチです

ええ、参りました
この出だしだけで参りました
なんですかこの描写力は?
あなた神ですか?
これ書かれたの、大正十三年ですよ!?
421見せかけ社会:02/01/21 01:52
多重レスすまそ

いつもは心と宗教板あたりの住民なんだけど
こっちにもくるね
よろしく
422吾輩は名無しである:02/01/23 09:20
既にご存じかも知れませんが、
一般書籍板で童話・児童文学板要望に関する意見を募ってます。
もしよろしければ覗いてみてください。

児童文学板要望に関する意見書スレッド
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/1011514108/
423吾輩は名無しである:02/01/23 10:00
>>416
横溝正史は今の阪大薬学部を首席で卒業したそうだね。あと、医者で文
学者という例はめちゃくちゃ多いです。
伊良子清白
加賀乙彦
加藤周一
木々高太郎
北杜夫
木下杢太郎
斎藤茂吉
南木佳士
なだいなだ
林富士馬
藤枝静男
水原秋桜子
森鴎外
渡辺淳一
アーサー・コナン・ドイル
アーチボルド・ジョーゼフ・クローニン
アルトゥール・シュニッツラー
アルフレート・デープリン
アントン・チェーホフ
ウィリアム・サマセット・モーム
ウジェーヌ・シュー
エルンスト・ヴァイス
オスカー・パニッツァ
ゲオルク・ビューヒナー
ゴットフリート・ベン
ジョルジュ・ディアメル
トバイアス・スモレット
ハンス・カロッサ
フリードリヒ・フォン・シラー
ルートヴィヒ・ベルネ
また、広津柳浪や豊田有恒、龍胆寺雄、パウル・ツェラン、ジョン・キ
ーツ、マーガレット・ミッチェル、ゴットホルト・エフライム・レッシ
ング、レオン・ドーデ、オリヴァー・ゴールドスミス、スタニスワフ・
レムなどは医者にはならなかったが医学部出身です。
424吾輩は名無しである:02/01/23 17:49
ケーシー高峯が入ってないな
425吾輩は名無しである:02/01/24 19:02
「宮沢賢治殺人事件」文庫化!
もっとも改訂版…
増補なのか?削除なのか?
426吾輩は名無しである:02/01/27 00:12
宮沢賢治通の皆さんにお聞きしたいのですが、大学の試験で
こんな↓問題が出されました。自分にはサッパリ分からないのですが、
一体全体どういった答えが導かれるのでしょうか?

1.銀河鉄道における遅延について考察せよ
2.なぜジョバンニの父親からの便りがカムパネルラの父親のもとに届いたのか
3.吃音について考察せよ
4.銀河鉄道の夜における教材小説的な側面について考察せよ

4については死後の世界とか宗教観みたいな部分で教材としての側面がある、
と言うことができるかもしれませんが、他はサッパリ・・・
ちなみに授業で取り扱った銀河鉄道の夜は、ちくま文庫から出てる
宮沢賢治全集7に掲載されたバージョンです。

長文&教えて君で申し訳ありません。
427吾輩は名無しである:02/01/27 01:51
420は描写力だかなんだかは知らんけど春と修羅は好き、凄いよね、泣ける
428吾輩は名無しである:02/01/27 14:00
宮沢賢治ラブ!age

>>426
すまん、俺もわからん。
429吾輩は名無しである:02/01/27 19:31
「上弦の月を食べる獅子」は賢治の修羅生がなまなましく描かれていて好きだ。
430吾輩は名無しである:02/01/27 20:42
『ひかりの素足』
431吾輩は名無しである:02/01/29 07:46
いいね、このスレ。一気読みしちゃった。
以下、出先で、手元に資料がないので勘違いがあるかもしれない。
間違いはご指摘下さい。煽りはやめてね(W

1.井上陽水の唄「ワカンナイ」(>>393)は、賢治を下敷きにしてます。
陽水の友人のある作家(失念!)が、この唄ができた経緯をエッセイに書いてます。
夜中にいきなり陽水から電話がかかってきて、
「賢治の「雨ニモマケズ」って、続きはどうだったっけ?」と聞かれ、
電話口で教えた、っていう内容でした。
(記憶に頼って書いているので、細部には誤りがあるかもしれない。)

2.多くの方はご存じかと思うけど、賢治の学校での「奇行」は、
畑山博氏の「教師 宮沢賢治の仕事」に詳述されてます。
(単行本のほか小学館ライブラリー文庫収載)
なかなか感動的な内容。

3.まだ誰も触れてなかったと思うけど、井上ひさし氏にも賢治に関する著作がいくつかあります。
彼は賢治の愛読者だが、決して盲信者ではなく、妹のこと、信仰のことなどで
「悩める賢治」を等身大に描いています。
中でも「イーハートボの劇列車」や、架空のインタビュー「宮沢賢治に聞く」は、
賢治好きなら必読と思います。
432吾輩は名無しである:02/01/29 22:43
>>426
ひょっとして、俺と同じ大学の人?
なんか俺も似たような宿題出されてるんだけど。

遅延って何だろう。
そんなこと、本編じゃ全然触れてないよね?
433見せかけ社会:02/01/29 23:54
>>431
大変参考になりました
ありがとうございます
434426:02/01/30 01:29
>>432
ひょっとしたら一緒かもしれませんね。
宮沢賢治は結構好きなんですけど、テストに出されると拒否反応が・・・

>>431
情報ありがとうございます。
3は盲点でした。今度読んでみます。
435吾輩は名無しである:02/01/30 13:06
どなたか賢治の一生を長くもなく、短くもなく
まとめてあるテキストがあるページを知りませんか??

レポートで5枚分くらいという微妙なまとめ具合希望。
436吾輩は名無しである:02/01/30 13:17
>>435
大学のレポートはズルせずに自分で書きなさい。
437431:02/01/30 13:36
お礼ありがとうございます。

調べてみたら、イーハトボの劇列車は絶版ですね。ごめんなさい。
図書館で借りるしかないかなぁ。

>>436
確かに(w

一応以下を紹介しておきます。
年譜なので、ここから適当に拾えば、分量は調節できると思います。
http://www.city.hanamaki.iwate.jp/main/kenji/nenpu.html

それから、これも有名らしいけど、研究論文の集成サイトがここに
http://www.kobe-yamate.ac.jp/~tetsuro/kenjironbun.html
438435:02/01/31 00:27
>>437
ありがとうございます。おかげさまで助かりました。

>>436
ごもっともです。。。ちなみに高校の卒業レポートでした。
439吾輩は名無しである:02/01/31 00:45

僕の体なんて百回焼いてもかまわない
「春と修羅」ちくま書店より

ジョバンニが食ってた鳥の(かささぎか?)足はうまそう
440吾輩は名無しである:02/01/31 00:48
>>431
 エッセイを書いた作家は沢木耕太郎です。どのエッセイかは忘れた
けど。
441吾輩は名無しである:02/01/31 01:30
>>426の大学試験は別にどうでもいいが、
「遅延」と「吃音」は気になるな。
そんなこと明記されてないし。
それとも俺の読解力が足りない?
442吾輩は名無しである:02/02/01 03:42
>>441
足りてないと思われ
443吾輩は名無しである:02/02/02 19:22
age
444441:02/02/02 19:51
>>442
じゃあ解説してくれ
445442:02/02/03 01:38
俺も足りてないので無理。
誰か神の解説キボン。
446吾輩は名無しである:02/02/03 05:41
無理だ。わからん。
447吾輩は名無しである:02/02/03 18:46
俺もわからん。
448447:02/02/03 18:47
遅延って何じゃらホイ?
449吾輩は名無しである:02/02/03 20:22
426は早稲田大学政治経済学部の文学論のテスト。
ちなみに明日。俺もなんも考えてない…
450吾輩は名無しである:02/02/03 20:57
へー。それくらい自分で考えろ早稲田・・・
しかし俺もわからんな。
451吾輩は名無しである:02/02/03 23:56
426の、わからないや・・・
誰か、うまく解釈できたら教えて欲しいです。
452吾輩は名無しである:02/02/04 00:20
今読み返して見た。遅延って、どこにも書いてないじゃん。
人それぞれに解釈しろってことじゃないのか?
453吾輩は名無しである:02/02/04 02:24
あれは詩人だ。
美代子、石を投げなさい。
454吾輩は名無しである:02/02/05 11:08
で、試験はどうだったんだろう?
455吾輩は名無しである:02/02/14 18:02
ageますよ、賢治さん
456吾輩は名無しである:02/02/24 20:01
「春と修羅」のおもしろい解説書はありませんか?
457吾輩は名無しである:02/02/25 19:09
えっちなやつの心象をスケッチしたら、エッチな心象スケッチができるの?
458吾輩は名無しである:02/02/25 20:30
銀河鉄道めちゃくちゃ難しいんですけど...。
なんか情景描写がわけ分からんというか...、あれは勝手に想像しちゃって
いいんですか?
459吾輩は名無しである:02/02/25 21:48
映画の『銀河鉄道の夜』を見よう、名作。音楽も良し。
460吾輩は名無しである:02/02/26 10:57
河合隼雄の宮沢論はなかったっけ?
461まー:02/02/27 13:58
>>458
「銀河鉄道」というと、満天の星空の中を列車が進むというイメージだけど、
実際は星の描写はない。とどこで読んだような。
462吾輩は名無しである:02/03/01 09:42
中沢新一の「哲学の東北」にも賢治のことがいろいろ書いてあるんだけど
難解だね。わかったひといるのかな?
463吾輩は名無しである:02/03/01 12:51
賢治の解読書はトンデモ本と紙一重。
464吾輩は名無しである:02/03/06 00:43
荒ラシニモマケズ
煽リニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナティンポヲモチ

金ハナク 決シテ働カズ
イツモネットニツナイデヰル
一日ニティッシュ四枚ノ
マスト多クノアセヲカキ

アラユル板ノ空気ヲヨマズ
ジブンノカンジョウヲイレテ
ヨクコピペシカキコミ
ソシテ晒サレ

野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ部屋ニヒキコモリ

東ニ悲惨ナ>>1アレバ
行ッテ晒シアゲテヤリ
西ニ氏ネトレスアレバ
行ッテオマエモナートイッテヤリ
南ニ死ニソウナドキュソアレバ
逝ッテヨシトイッテヤリ
北ニ糞スレヤ駄スレガアレバ
回線切ッテ首吊ッテ氏ネトイヒ

ヒドリノトキハ鬱ダ氏ノウトナミダヲナガシ
ブラクラニハマッテハオロオロダウソシ
ミンナニチューボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ

サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
465吾輩は名無しである:02/03/08 21:44
夢獏の「上段の突きを食らう獅子」の詩、誰か書いて。
466吾輩は名無しである:02/03/09 02:32
賢治の思想はファシズムに通じる部分があるよな。農本主義とか。
「世界がぜんたい幸福にならないうちは、個人の幸福はありえない」
467吾輩は名無しである:02/03/09 02:38
>>466
自覚してたとおもうよそれは(ファシズムということばが当たるか
どうかはわからないが)。
モラリストを目指そうとするなら、どこかに理想のラインを引かなきゃ
ならない。それが偽善とか自己欺瞞とか言われてしまうことを引き受ける
強さがなければ、モラルの作家にはなれない。
468吾輩は名無しである:02/03/09 17:28
ttp://www.geocities.com/hoshi2002jp/top.html
賢治ブームは去ったはずなんだけど、
まだこういうことが起こったりします。
469吾輩は名無しである:02/03/10 23:08
>>465

蹴りにも負けず
突きにも負けず

ってやつでっか?
470吾輩は名無しである:02/03/10 23:31
>464
サイコー ワラタヨ
471吾輩は名無しである:02/03/11 00:12
明日もヒドリだ、ナミダヲナガそー
472吾輩は名無しである:02/03/11 18:26
私の周りであの名作「なめとこ山の熊」を知ってる人が
13人中1人しかいない。
そんなにマイナーな話か?
473吾輩は名無しである:02/03/11 21:09
>>472
そんなことないと思います。
13人中1人ならけっこう多いほうなのでは。
私は「おっぺると象」が好きです。
474吾輩は名無しである:02/03/12 05:25
「タネリはたしかにいちにち噛んでいたやうだつた」とか「ペンネンネンネン
ネン・ネネムの伝記」とかいった題名をつけてしまうセンスって凄いな。高橋
新吉あたりの影響もあったのかな。中原中也は逆に賢治を模倣した雰囲気の詩
を書いていたけれども。
475吾輩は名無しである:02/03/13 20:25
初期宮沢賢治に見られるダヌンツィオの影響について考察せよ。
下位春吉、吉田一穂、日夏聊之介という相異なる3詩人と比較せよ。
476吾輩は名無しである:02/03/24 06:13
ahya
477吾輩は名無しである:02/03/24 07:14
ニュー速+
<国際>アルゼンチンで「島唄」が大ヒット=サッカーW杯代表応援歌に
http://news.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1016658841/
【国際】アルゼンチンで「島唄」が大ヒット=サッカーW杯代表応援歌にPart2
http://news.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1016801542/
アルゼンチン人の人が歌ってる。騙されたと思って聴いてみな。
478吾輩は名無しである:02/03/24 12:38
>472
昔、全集を何度か読んだからその話もタイトルだけは覚えているけど
どんな話だったかは思い出せない…、というレベル。私にとっては。
479吾輩は名無しである:02/03/25 12:08
「風の又三郎」って意外とマイナー。
ろくな参考資料ないと探してたら
http://www5a.biglobe.ne.jp/~accent/matasaburo.htm
は凄い。
卒論提出してから見つかるってのもすごいぜー。

480吾輩は名無しである:02/03/26 14:13
ノンノンノンノン・・・
481吾輩は名無しである :02/03/26 16:21
場違いな質問かもしれませんが、映画でなくて、確か佐野史郎が賢治の声を
やった短編アニメがあったんですが…
どなたか知りませんか?
ラスト畑から汽車が夜空に飛ぶような終わり方だったかも…
482吾輩は名無しである:02/03/26 22:14
クンねずみ萌え
483吾輩は名無しである :02/03/31 00:04
484吾輩は名無しである:02/03/31 11:58
昼のニュースで花巻の工場が閉鎖されると聞きました。
一度も訪ねたことはありませんが、私にとって花巻は文学上の故郷でした。
485吾輩は名無しである:02/03/31 17:27
http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1011111470/
宗教板にも賢治スレあるよ。もしかして既出?
486吾輩は名無しである:02/04/05 12:46
age
487吾輩は名無しである:02/04/05 13:03
タバスコ ザーザー
488吾輩は名無しである:02/04/05 13:22
>>481
宮沢賢治生誕百年記念作品『イーハトーブ幻想・KENJIの春』。
1996年12月14日放送。監督・脚本は河森正治。
監修・天澤退二郎、ますむらひろしで、賢治を始めキャラは
猫に置き換えられている。DVDにもなっている。
489吾輩は名無しである:02/04/05 18:14
>>488
面白い?
佐野士郎は絶望的にアフレコが下手という話を聞いたが。
490吾輩は名無しである:02/04/07 15:10
age
491吾輩は名無しである:02/04/10 19:31
荒ラシニモマケズ
煽リニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナティンポヲモチ
金ハナク 決シテ働カズ
イツモネットニツナイデヰル
一日ニティッシュ四枚ノ
マスト多クノアセヲカキ
アラユル板ノ空気ヲヨマズ
ジブンノカンジョウヲイレテ
ヨクコピペシカキコミ
ソシテ晒サレ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ部屋ニヒキコモリ
東ニ悲惨ナ>>1アレバ
行ッテ晒シアゲテヤリ
西ニ氏ネトレスアレバ
行ッテオマエモナートイッテヤリ
南ニ死ニソウナドキュソアレバ
逝ッテヨシトイッテヤリ
北ニ糞スレヤ駄スレガアレバ
回線切ッテ首吊ッテ氏ネトイヒ
ヒドリノトキハ鬱ダ氏ノウトナミダヲナガシ
ブラクラニハマッテハオロオロダウソシ
ミンナニチューボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
492吾輩は名無しである:02/04/10 19:41
世田谷文学館でやってる「宮沢賢治幻想紀行」という写真展に逝ってきたけど、よかった。
写真きれいだったし、賢治作品の引用文とよくマッチしてた。
また読み直したくなったよ。
493吾輩は名無しである :02/04/10 19:43
銀河鉄道の夜ブルカニロ博士篇で
「このときはこうなのだ」という言葉に驚いた。
地理も歴史も変わるという視点は素晴らしい。
494吾輩は名無しである:02/04/10 20:07
気のいい火山弾age
495吾輩は名無しである:02/04/12 13:46
>>492
それまだやってる?
496492 :02/04/12 19:11
>495 あさってまでだよ。
http://www.setabun.or.jp/

497吾輩は名無しである:02/04/13 22:35
「雨ニモ負ケズ」の一節
「ヒデリノトキハ涙ヲナガシ」が正しいのか?
「ヒドリノトキハ涙ヲナガシ」が正しいのか?
498吾輩は名無しである:02/04/13 23:25
前者ガ正シイト思ワレ
499吾輩は名無しである:02/04/16 14:33
銀河鉄道の遅延と吃音についてヒントが見つかったぞ。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~accent/naritati.htm#野
のちょっと下のほうにある。
「間に合わない惧れと焦り」
500吾輩は名無しである:02/04/16 14:38
↑すまん。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~accent/naritati.htm
で探してくれ。
501吾輩は名無しである:02/04/16 22:28
>>500
膨大すぎる。老後の楽しみに取っておこう。
502吾輩は名無しである:02/04/19 03:02
こういうのできてる。
http://www.kenji.gr.jp/
503吾輩は名無しである:02/04/21 22:38
ヤフーで検索したら4万近くでてきたけど、宮沢賢治って本当にスゴイ人なの?
504吾輩は名無しである:02/04/21 22:40
よみなさいな。いいから。
505吾輩は名無しである:02/04/21 23:41
クラムボンってなんですか?
506吾輩は名無しである:02/04/28 20:34
>505
「やまなし」を読んで、自分で考えてみよう…。

でも、高校くらいの国語の問題でありそうだね。
「ここに出るクラムボンとは何だと思うか。400字程度で答えなさい」
なんていうミニ小論文問題。
507吾輩は名無しである:02/04/30 03:03
508505:02/05/06 14:58
>506
読んだけどわからなかったので。
もしかして、自分で想像しろということですか?
509吾輩は名無しである:02/05/08 17:57
>507
蟹はちがうだろ
510zawa ◆/dFp.sTw :02/05/10 17:38
507さんのように、蟹的雰囲気は感じますね。
でも、私もそうではないと思います。
鉱物かと、思ったこともありますが、これといったものはないね。
死んだんだからねえ。SF的になるし。
解説にも、解からないとあったよ。
511 ◆YejoOYtk :02/05/10 22:08
昔ますむらひろしのことを「ならやたかし」と言って恥
512吾輩は名無しである:02/05/14 04:59
泡?
513吾輩は名無しである:02/05/14 07:58
クラムボンの『JP』は名盤
514吾輩は名無しである:02/05/14 18:52
クラムボンはミジンコです
515吾輩は名無しである:02/05/14 20:42
ク ラ ム ボ ン は 君 さ !
516zawa ◆/dFp.sTw :02/05/14 21:25
そうか、そうだったのか。
517吾輩は名無しである:02/05/14 21:33
「ゲンノショウコの白い花」?ってフレーズが出てくる作品って何???
518吾輩は名無しである:02/05/15 16:47
cram・pon    
n. かぎ鉄; 【登山】 (普通pl.) アイゼン. 
519吾輩は名無しである:02/05/21 01:00
あげ
520七つ森:02/05/21 01:14
おまえらのご近所の賢治なお店の店名を教えれ
521吾輩は名無しである:02/05/21 22:12
522吾輩は名無しである:02/05/24 12:05
風の又三郎の、あの歌はどんなメロディーを
想像しますか?少なくとも映画版で2種類はありましたよね?
523吾輩は名無しである:02/05/24 13:20
>>520
 高円寺の七つ森くらいしか知らんなぁ。昼時に行ったらおしゃべり暇主婦
の巣窟になってて鬱だった。
524吾輩は名無しである:02/05/24 21:48
>>523
阿佐ヶ谷のラピュタには山猫軒もあるね
525吾輩は名無しである:02/05/24 22:18
オッペルは大したものだ
526吾輩は名無しである:02/05/25 03:59
オッペルときたら大したもんだ
527吾輩は名無しである:02/05/25 12:25
のんのんのんのん
528吾輩は名無しである:02/05/25 18:09
新花巻駅前の山猫軒のすいとんは不味かった。
529吾輩は名無しである:02/05/25 21:56
ぼくは大変目にあっている。
530吾輩は名無しである:02/05/26 00:11
......イチニチ4ゴウノゲンマイト.......

食いすぎだっちゅ〜ねん!
531吾輩は名無しである:02/05/26 04:45
           下
        畑 ノ
     居 ニ
     リ
 賢  マ
 治  ス
532吾輩は名無しである:02/05/29 11:13
ほれ。
533吾輩は名無しである:02/06/01 01:10
age
534吾輩は名無しである:02/06/01 12:49
age
535吾輩は名無しである:02/06/01 18:14
基本的な質問。。
どうしてカムパネルラは神様の所ではなく石炭袋に行かなければならなかったのでしょうか?
「自己犠牲」に関して言えば、ジョバンニ=思っただけ、カムパネルラ=実行した
となるのではないでしょうか?
う〜〜む
どなたか教えてPLZ
536山猫:02/06/03 02:19
 >>531 イイ!
537ひのき&ひなげし:02/06/03 02:23
 はらぎゃあてい。
538こしかけ>さる:02/06/03 02:27
 楢夫は、他の童話でも、死と隣り合わせの設定だが。
 なにか、意味があるのであろうか。
539雷龍:02/06/03 02:32
 青木大学士の野宿(蜜柑) はまるヨ
540赤いダリヤ:02/06/03 02:40
 連れていかれたダリヤ、に出てくる鳥の名前、なんでしたっけ?
541吾輩は名無しである:02/06/05 13:02
ブルカニロ博士篇に興味があるのですが、
読む方法をどなたかご存知ありませんか?

542吾輩は名無しである:02/06/05 16:07
>541
http://why.kenji.ne.jp/douwa/ginga_f.html
ココニ載ッテ居リマス
543541:02/06/05 16:17
うわぁ、ありがとうございます!>542さん。
明日、楽しみに読みます!!
544吾輩は名無しである:02/06/06 11:07
カンパネルラは宗教を持っていなかったのかな、と思った。
ブルカニロ博士の宗教が天上で一番、と言っているようにも読める…。
間違った実験、良い実験、ムヅカシイ。
545吾輩は名無しである:02/06/06 15:02
>>540
マナヅル?
546吾輩は名無しである:02/06/09 12:40
age
547吾輩は名無しである:02/06/09 22:58
>>500

そのHPだが、年譜の賢治の亡くなった日が8月21日になってるが、、、
9月21日が正しい。
548吾輩は名無しである:02/06/15 18:42
あめゆじゅとてちてけんじゃ
549吾輩は名無しである:02/06/19 21:21
mage
550吾輩は名無しである:02/06/19 21:27
宮沢賢治ってこわくないですか?
なんかマザーグースっぽい感じがして・・・。
子どもが笑いながら人形の首をとっているみたいな雰囲気があるんですが・・・。
クラムボンも「得たいの知れない不吉の塊」(檸檬)みたいな感じ。
551吾輩は名無しである:02/06/19 21:32
宮沢賢治って有名になったのは死んでからですよね。
どうして生きてる間に認められなかったんでしょう?
宗教がからんでいたからですかね?
552吾輩は名無しである:02/06/19 21:40
>551
すっごく違うと思う
死んでから、と言うよりも
カナ―リ永い期あいだ認知される場合
その始りが本人死後である場合は多い
ゴッホ然り、森田童子もな(死んでね〜けど
553吾輩は名無しである:02/06/19 21:50
>>551
すこ〜し、日本史を学べ。イマとは違うぞ、
マスコミも交通手段も。当時の田舎暮らしの実体というものを
ちょっと知れば、「認められること」の意味がれほど違うか
わかるだろう。
554国語教師:02/06/19 22:05
雨にも負けずとかが、模範視される時代があったからじゃないですか。
宮沢賢治がはやったのって。
文部省の力が大きいきがする。
「やまなし」が普及の名作のように小学校に載っているのもおかしいよ。
クラムボンは難しすぎる。小学校の国語の先生の中でも自分の意見が
言える人は少ないんじゃない。
555吾輩は名無しである:02/06/20 00:00
>>551
自費出版した『春と修羅』は、当時、詩壇でけっこう
話題になったとか。
556春と修羅雪姫:02/06/20 00:06
「五年生っていうのは、尋常五年生だべ。」
「いいえ、大学校の五年生ですよ。」

如才のないかねた一郎くん
557>550:02/06/20 17:05
確かにこわいよ(w
それが普通の童話作家と違うところでしょう。
その怖さってさ、人間がやっている事を遠くから見て示しているような感じ?
業とか罪とかさ。だからゾゾっとするんじゃないかい。
558オーチン ハラペーニョ:02/06/21 00:20
「どんぐりと山猫」の一節

>男はよろこんで、息をはあはあして、耳のあたりまでまっ赤になり

(;´Д`)ハァハァ
559山男:02/06/21 03:05
>>545 サンクス。あの漢字、まなづる、と読むのか。
560吾輩は名無しである:02/06/21 03:43
そもそも宮沢賢治って童話作家ですか?
例えが悪いけど、ゴーマにズム宣言って漫画だけど漫画じゃないですよね。
宮沢賢治が書いてるものって童話の形をしながらテーマは別にあるような
気がするのですが。童話にしては救いようがないものも多いような。
よだかの星とかなんで星になんなきゃいけないのかショックだった。
561後の墓:02/06/21 05:50
久しぶりに太陽を拝んだ。と同時にあるサイトも見た。
宮沢の詩が載っていた。感動的だった。

2ちゃんねるからそちらに移行しようかと思っている。
562吾輩は名無しである:02/06/21 23:19
>555
横レスごめん。
『春と修羅』って、そんなに詩壇に広く話題になったの?
辻潤が激賞したというのは知っていたし、雑誌書評などで
何人かが取り上げているのは見た記憶があるけれど…。
563まどうてください:02/06/22 00:14
「なめとこ山の熊」のラスト近くの熊と小十郎のせりふ

「おお小十郎おまえを殺すつもりはなかった。」
「これが死んだしるしだ。死ぬとき見る火だ。熊ども、ゆるせよ。」

泣かせるねえ。
564森の熊さん:02/06/22 05:02
賢治の世界でも熊は殺されてしまうのか。
565吾輩は名無しである:02/06/22 05:08
森の熊さんって死ぬっけ?
566吾輩は名無しである:02/06/22 08:26
いつかはね。
567吾輩は名無しである:02/06/22 09:18
>564 >565
まずは読むべし。

ttp://www.cypress.ne.jp/why/douwa/35nameto.html
568吾輩は名無しである:02/06/22 09:25
豚さんだって殺される>『フランドン農学校の豚』

賢治の童話の世界は死の秘密を孕んでるの。
569山猫:02/06/22 11:54
もうすぐ昼ご飯の時間です。
ランチメニューを配りますので、皆様お好みの料理をお選びください。
当方の料理人が、いかようにも調理いたします。
そちらのお客さん、虎料理は、メニューにありませんよ。
あーっ。助けて。
570吾輩は名無しである:02/06/22 12:57
みんなみんな死んでしまう。。。

それも、ごくあっさりと。

たぶん自分も
571カンパネルラ:02/06/22 13:30
こどもだって殺される>『ひかりの素足』

これちと悲しい・・・・

でも救いだってあるさ、『銀河鉄道』に乗れば。。
572吾輩は名無しである:02/06/22 19:38
長らく休業させていただいておりました銀河鉄道は一夏の再開が決まりました。
なお、流れ星により発着時間に変更がある場合もございますのでご了承下さい。



573吾輩は名無しである:02/06/22 20:31
>>418

これって なあに?
 銀河鉄道の夜にあるの?

 
574吾輩は名無しである:02/06/23 06:38
宇宙は透明な水で満たされている
575吾輩は名無しである:02/06/23 14:02
576吾輩は名無しである:02/06/24 04:48
さて虔十はその秋チブスにかかって死にました。平二も丁度その十日ばかり前にやっぱりその病気で死んでいました。
ところがそんな事には一向構わず、林にはやはり毎日毎日子供らが集まりました。
お話はずんずん急ぎます。「虔十公園林」

このくだり、初めて読んだとき「すげえ」と思った・・・主人公だと思って読んできた虔十が
「さて」の軽さでぷっつり死ぬんだもん!お話はずんずん急ぎます。
577吾輩は名無しである:02/06/24 08:02
>>571
別に救われてないと思う
578吾輩は名無しである:02/06/25 23:54
つんくは「恋愛レヴォリューション21」のプロデュースにあたり、
「丁丁丁丁丁」を下敷きにしたと思われ。
579吾輩は名無しである:02/06/26 07:05
>>550
>クラムボンも「得たいの知れない不吉の塊」(檸檬)みたいな感じ。
そ れ だ !

チューリップの酒、飲んでみてー
580吾輩は名無しである:02/06/27 06:01
>>535
カムパネルラは金持ちだったんですよ。
581吾輩は名無しである:02/06/27 23:34
貝の火
謎めいた童話だが、ラストの
「泣くな。こんなことはどこにもあるのだ。それをよくわかったお前は、一番さい
わいなのだ。目はきっと又よくなる。お父さんがよくしてやるから。な。泣くな。」
というウサギの親父の言葉には救われる。
582吾輩は名無しである:02/06/30 02:34
誰か! 銀鉄の乗車券を、売ってるトコしりませんか?
583:02/06/30 02:42
 うしろから 五月のいまごろ 黒い長いオーヴァを着た
 医者らしいものがやつてくる たびたびこつちをみているようだ
 それは一本道をいくときに  ごくありふれたことなのだ
 
5842ちゃんねらー:02/06/30 02:46
 きみたちときょうあふことができたので 
 わたくしはこの巨きな旅のなかのひとつづりから
 血みどろになって遁げなくてもいいのです
585吾輩は名無しである:02/06/30 03:11
筑摩の全集って完結したの?
586狂乱の修道士:02/07/03 02:12
「猫の事務所」の中で、虎猫がかま猫に向かって決闘をふっかけようとする場面が
ある。この時黒猫の事務長がどなることで、虎猫の言葉をさえぎる。凡庸な作家な
ら黒猫に「にゃあお」などと言わせてお茶を濁すところであるが、賢治は「ジャラ
ジャラジャラジャラン。」と表現している。意味不明なれど、何ともインパクトが
ある。
587吾輩は名無しである:02/07/03 08:32
すごく真面目な質問させてください。
小学校6年生の読書感想文で賢治を使いたいのですが、
みなさんだったらどの作品を選びますか?
588吾輩は名無しである:02/07/03 19:03
どの作品も選ばない。
589吾輩は名無しである:02/07/03 19:07
>>587
「二十六夜」
590吾輩は名無しである:02/07/03 19:08
小さな子には賢治を読んで聞かせ、
六年生なら、家族の前で朗読させたら
楽しいひと時になるかもしれません。
ある孫が料理店を朗読するのを聞いた祖母が山猫に騙された紳士達を可愛そうと言いました。
その祖母の父は独逸製の鉄砲と洋犬を使って山で猟を楽しんでいたのです。

591吾輩は名無しである:02/07/03 19:10
一般書籍板でやれ糞ども
592吾輩は名無しである:02/07/03 19:18
>>590
狩られた動物も可哀想(ToT
子供に朗読させるのもいいけど、朗読して聞かせるのもよいよ。
以前、賢治映画(なんだか忘れた)のビデオ見てたら、「注文の多い料理店」の
序文の朗読が流れてきてゾクゾクしたことあり。

>>591
お前は子供のころに賢治童話を読んだ経験もなく文学語ったりしてるわけ?
恥ずかしくない?
593吾輩は名無しである:02/07/03 21:34
>591
賢治のなんたるかを知らない糞は出ていきなさい。

>587
できれば感想文向けでなく子どもに読ませられないでしょうか。

594吾輩は名無しである:02/07/03 21:47
「衰弱」というのは間違っている。古井は消費されるためだけに
そこにある言葉の、たやすく説明がつくような平明さから離れて、
ある〈自律的な連鎖〉を示す文を書き付ける。例えば「新潮」
に連作として書かれていた言葉の、この執拗ながらも取り留めの
ない、ただ言葉の魅力が立ち昇ってくるような「文」のあり方:

病室に戻ってひと息ついているとまた呼ばれて別の検査を受けに
行くことになった。呼び出されると張り切って急ぐ病人もあるが、
その日の私は、廊下の途中から湧き上がったみたいに先刻と変らぬ
足取りで歩いている。教えられた階の、病棟ではないようで閑散と
した午後の廊下に、赤や青や貴や緑や、色とりどりに引かれた道
案内の線を、背は立てたままなのでやや遠くへ見込んで進むと、線
をたよるでもないのに、足の運びはあくまでもまっすぐで、どこ
まででも行くようで、途中からまたふっと消えてしまいそうな心地
にもなったが、赤い線はやがて左へ折れた。耳たぶから血を採って
凝固を量るだけの検査だったのですぐに了えて、お大事にと送られ、
ありがとうございますと返して廊下に出ると、同じ道でも往く時と
復る時とでは眺めがまるで違う。身体の自由のいよいよ窮まって
きたせいかと驚くうちに、お大事に、ありがとう、といましがたの
やり取りがもう一度、どこぞの路地でかわされたようにくっきりと
立って、その尋常なはずの、意味がつかめなくなった。

―古井由吉「春の日」(「新潮」2001年6月号)

ここで行なわれていることを技法的に考えれば、古井は主観と客観を
(人称を介することなく)入り混じらせ、またある往復の動きの内に
言葉/観念の挿入を繰り返すことで、「尋常なはずの、意味がつかめなく
な」るまでの「歩み」を引き伸ばし、不安定なものへと転じている。
しかし、安易な批評であれば「差延と異化」とでも読んでしまいそうな
この描写は、描写自体が匂い立つような魅力を放つように仕組まれている
のであり、言葉がまるで〈自律的な連鎖〉を見せて、つまり「色とりどり
に引かれた道案内の線」を自ら辿っていくような感覚を、読者に与えるの
ではないだろうか。それこそが、言葉に「運動の欲求」を感じる古井
ならではの魅力と言えるに違いない。
595吾輩は名無しである:02/07/03 21:49
人がものを知るやり方にはいろいろあるが、直接にものを知るときには直観を使う。ものを考えるときは人は
いつも直観に頼るものだ。しかし、直観するためにはその前にその対象を手に入れなければいけない。しかし、神様
でもない限り、人が対象を手に入れるには、対象のほうが人の心を触発しないといけない。
 この対象の触発に応じて、そのイメージを受け取る能力を感性という。つまり、感性によって人は対象を手に入れるのである。
ということは、感性のおかげで人は物を直観できるということになる。 
 いっぽう、手に入れた対象について考えるのは知性の仕事である。知性が理解するのである。しかし、物を考えると
いうことは、直接にしろ、あるいは何かの目印を介して間接的にしろ、結局は直観、そして人間の場合は感性のお世話になるしかない。
ほかの手段では対象は手に入らないからである。 
 そして、その対象が外から感性を触発した結果が感覚である。直観のうちでこの感覚を通して対象とつながっているものを、経験による
直観という。この経験による直観の対象で、まだわけの分からないものを現象という。 
 しかし、現象を分析してみると、その中には感覚だけでは説明できない要素も含まれている。だから、現象のうちで感覚とつながりが
あるものを、わたしは現象の素材と呼び、この乱雑ににあらわれる現象に整理をつけるものを現象の形式と呼ぶことにする。 
 様々に受け取った感覚に何らかの形式を与えて整理をつけるものは、感覚自身ではあり得ない。だから、現象の素材は経験
によってしか与えられないのに対して、現象の形式は心の中にその全部が先天的に用意されていないといけない。だから、現象の形式は
感覚とは区別して考えることができる。
 わたしは、あらゆる概念のうちで感覚とは関係のないものを(超越的な意味で)「純粋な何々」と呼ぶことにする。すると、感性による
直観は、さまざまな現象に整理をつける純粋な形式として、先天的に心の中に見いだされることになるだろう。この感性の純粋な形式は
同様にして純粋な直観と呼ばれることになる。 
 例えば、物体の概念から、それについて知性が考えること、物質とか、引力とか、分割可能とか、そういうものを取り除いてみよう。
次に、感覚で捕らえられるようなこと、中身が詰まっているとか、表面が硬いとか、何かの色をしているとか、そういうものを取り除いてみよう。
こういった経験によって直観的に知ることのできる要素を取り去っても、なおも残るものがある。それは、物体の持っている大きさと形だ。
これが純粋な直観なのである。この純粋直観が働くには、感覚の対象が外部に現実に存在する必要はない。純粋直観は感性の形式として
心の中に先天的に存在するものである。 
 わたしはこのような経験と関係のない先天的な感性がもっている原理について研究する学問を「超越的な感性論」と呼ぶことにする。(原注)

596色男no,1:02/07/03 21:50
こんばんは、みなさん、私が色男です。
新聞のコラムに、太宰は呼び捨ててそう違和感を覚えないが、松本清張に「氏」あるいは「さん」が着かないと落ち着かないとありました。何故この2人が比較されているかというと問題は単純で、2人とも1909年生まれの同年だからという事で、
時間的経過とその生の形の違いが、違和感を生じるか生じないかの基準になってくる、というものです。他にも往年の名勝負を演じた2人、力道山は呼び捨てで違和感がないのに対して、ルー.テーズは「氏」が着かないと落ち着かない。
ところが三島と同年の劇評家戸板康二(1993年没)が著作の中で三島を呼び捨てにしたところ、三島に「氏」が着かない基準はどこにあるのかと読者からの問い合わせがあった事が紹介されています。
http://laspara.tripod.co.jp/

597色男no,1:02/07/03 21:53
こんばんは、みなさん、私が色男です。
もちろん豊饒の海を意識しています。
私とパーシーは別人です。彼女は私のHPのWEB担当スタッフです。5さんの紹介して下さった
四つの河もふまえています。そういう意味では三島はヒトラーのような独裁のシンボルでもあります。
http://laspara.tripod.co.jp/
598色男no,1:02/07/03 21:55
こんばんは、みなさん、私が色男です。
53氏が紹介してくれたエピソードは修正すべき点があります。酒場で用心棒として雇われていた
安部譲二がボクシングで酔漢を取り押さえたのを見たのが、三島がボクシングを始めたキッカケというのは
本当ですが、三島は日大ボクシング部でスパーリングをも経験していましたが、周りの者は三島の頭部を狙っては
いけないと安部から厳重に注意されていて、その事に気付いた三島は手加減するなと抗議したといいます。
ボクシングをやると脳圧が上がり、下手をすれば三島の知性に疵をつけてしまう事にもなりかねないと説得され、
頭部が保護されるボディービル、剣道に移行したという事です。
安部との関係は三島の最晩年まで続き、安部が安藤組の組員になった時には楯の会に入れ、親分には俺から話をつけてやる、
と口説いたといい、決起の前日には三島行きつけのバーのボトルキープしてある酒を飲んでも良いと、電話があったといいます。
安部は後で、それが三島の別れの言葉であったと気付いたと語っています。
http://laspara.tripod.co.jp/
599色男no,1:02/07/03 21:56
「ゴジラとは何か」という外国人の日米文化比較論のような著作の中で「ゴジラ対キングコング」は怪獣映画による三島論であると面白い考察がありました。
ゴジラは日本であり、キングコングはアメリカ、ギリシャ体験以降の三島は徹頭徹尾みずからをアメリカンナイズされたスーパーマンに化身せしめたのですが、
昭和35年以降はまたしてもゴジラへと回帰するという三島の肉体の履歴を紹介しています。ゴジラとキングコングは対立項ではなくゴジラにしてキングコングというスタンスを三島は取っていたのではないかという意見です。
書店で立ち読みしただけなので著作者名や出版社名は残念ながら記憶していません。
ちなみに「ゴジラ」が初めて映画化された昭和29年には、「潮騒」や「七人の侍」も劇場公開されてます。
600色男no,1:02/07/03 21:57
こんばんは、みなさん、私が色男です。
新聞のコラムに、太宰は呼び捨ててそう違和感を覚えないが、松本清張に「氏」あるいは「さん」が着かないと落ち着かないとありました。何故この2人が比較されているかというと問題は単純で、2人とも1909年生まれの同年だからという事で、
時間的経過とその生の形の違いが、違和感を生じるか生じないかの基準になってくる、というものです。他にも往年の名勝負を演じた2人、力道山は呼び捨てで違和感がないのに対して、ルー.テーズは「氏」が着かないと落ち着かない。
ところが三島と同年の劇評家戸板康二(1993年没)が著作の中で三島を呼び捨てにしたところ、三島に「氏」が着かない基準はどこにあるのかと読者からの問い合わせがあった事が紹介されています。
http://laspara.tripod.co.jp/
601色男no,1:02/07/03 22:00
「きみに中上を語る資格はない」
「え、柄谷はぜんぶ読んでおいてよ。常識だよ」
「うーん、中上の神話的解釈がボクのライフワークだけど」
「(自慢げに)生前の中上さんはねえ〜」
「中上で日本の文学は終わったよ。そんなことも知らないの?」
「きみに中上をあれこれ言われたくないな」
なんて言われるかもよ(w
実名はださないけど、熊野大学関係者に会ったとき↑みたいな感じの人で笑えた。
学校の先生をやっていて、いかにもつまらなそうな人生を送ってそうだったけど。
根暗でモテなそうで、妙におごりたかぶっていて。
この人と話して、あ、熊野大学になんか参加したくないと思った。
あっちもおまえみたいな批評嫌いは来るな!という感じだったけど(w
602 :02/07/03 22:03
ハイデガーの思想はなぜナチと共存できたのか。ハイデガーの思想にたいして、とくに転回以降のハイデガーの
考えについて素朴な疑問が昔からある。なぜハイデガーはナチ加担を内省しなかったのだろうか。周囲はごまかせ
ても自分にうそはつけないのではないか。こいつはやおないやつだ(一筋縄ではいかないという意の熊本弁)というの
が若いころからの印象だった。彼はナチ権力の大学内への介入にたいして闘ったと言明し、その自分を連合軍の権力
はまたも迫害すると居直り続けた。(発言については正確には文献にあたること!)なぜこんな詭弁(それもアーレントを
生涯に渡って騙しおおすこと)が可能だったのか。(*1)

 かつて戦争について小林秀雄も似たことを言った。「僕は無智だから反省なぞしない。利巧な奴はたんと反省してみる
がいいじゃないか」(『近代文学』昭和21年2月号)小林秀雄の居直りは嫌な感じはするが理解はできる。過去を否定し戦後
をあられもなく肯定する時流に棹さしたい気分がよくつたわってくるからだ。しかしハイデガーの狡猾さと小林秀雄の惚けぶ
りは似て非なるものである。小林秀雄の脳天気に卑しさはないが(見苦しさはある)、ハイデガーの尊大さにはひやっとする
ものがある。ハイデガー哲学の地肌を透かしてみると、存在の神秘に魅入られたときの陶酔と、醒めたときの異常な体温の
低さが両義性として混淆している。ここに存在の謎からじかに派生する字面のうえでの謝罪では済まないおそろしいものが隠
れていると私は思う。それは何に由来し、どこからくるのか、それをこの手でつかみたい。
603吾輩は名無しである:02/07/03 23:06
なんだよ、これ。
いつの間に賢治トピが別物に変わってんの?
604吾輩は名無しである:02/07/03 23:28
>>587
銀河鉄道の夜でいいんでない?
605吾輩は名無しである:02/07/04 00:45
>>587
わたしは、「よだかの星」がいいと思います。
606吾輩は名無しである:02/07/04 00:57
>587
どんぐりと山猫もいいよ。
607吾輩は名無しである:02/07/04 01:12
>>587
私は6年の時に『風の又三郎』読みました
608吾輩は名無しである:02/07/04 09:51
蜘蛛となめくじと狸
だな
609吾輩は名無しである:02/07/04 16:27
っていうか
いろいろ読んでみて、
自分がかきたいのをかけばいいじゃないのよさ。
そんな時間ないって?
610吾輩は名無しである:02/07/07 11:30
wage
611としこ:02/07/08 23:19
壊血病で血をげほげほ吐きながら、風がすきとおっている
と言ったり、高熱でうんうん唸っているのに、周りの人が大丈夫ですか
と聞いても、なぁに見ているほどではありません
と言う兄さん・・・
なんだか負け惜しみを言ってるようにさへ聞こえます
612吾輩は名無しである:02/07/09 16:04
>>587
フランドル農学校の豚(だっけ?)
613吾輩は名無しである:02/07/10 00:55
母校の小学校の校歌は、雨にもまけず風にもまけずという歌詞から始まる。
当時は何も思わなかったけど、今になるととても好きだ。
614吾輩は名無しである:02/07/10 02:20
>>613
よければ歌詞、全部知りたい。マジで。
615吾輩は名無しである:02/07/10 19:13
私も知りたいな。
教えてくださいな。

616吾輩は名無しである:02/07/12 22:38
>>613
作詞はどなたですか?
617吾輩は名無しである:02/07/14 15:51
age
618吾輩は名無しである:02/07/22 08:57
今大学のテーマで宮沢賢治を勉強してるのですがもしよかったら以下のテーマに
ついてみなさんの考えを聞かせてください。
1・賢治の自我の特質である風景の関与についての説明
2・「自我は一つの罪である」というのを賢治に即して説明してください。
3・双子の星の主題は何かをイノセントという語を用いて説明してください。
どうかよろしくお願いします
619吾輩は無名草子さん:02/07/22 09:49
>>618
真面目ぶってもダメだよあんた。レポートは自力で書かなきゃあ。
620吾輩は名無しである
>618 丸投げしないで、まず自分がどう思うのか書いてみれば?
それに対するレスなら返ってくるかも。。